【冒険を】MapleStory エロパロ2【始めよう】
>>517 エロパロなのにえちぃよりもドラ子の可愛さに眼が行ってしまう俺リプレ
ラブ空間に置いてかれ傷心なD子は俺が拾って大事に愛してあげますね
>>520 >>521 これならロリ属性の無い>519も大満足ですネ、・・・バーローwww
普通の♂×♀は書く気無いですかと割合本気で頼みこんでみる
だが断る D子は俺のモノだ
>>8787 女の子がお○んぽとか使ってはいかん!いや、エセ情報鵜呑み感が逆に可愛いがね
本編もいよいよ両者の別ルートが終わり合同5Pが始まっ(ry
526 :
759:2006/12/22(金) 00:30:19 ID:JGpzJ3Zw
架奈視点に
「紫呉はまだなのかー 随分長い散歩だなァ」
扉を開けながら周りを見渡す斬賊さんの声
火魔「お前らもな」
斬賊「俺らはオルビスまで散歩してたんだYO」
あき「今度あんなことしようとしたらまた撃つかんね」
斬賊「も、もちろんしませんとも!
あきの紐ぱんを闇炉さんに売り付けるためにエリニア行きの船に乗るなんて!」
斬賊さんがオーバーリアクションで首を横にふるふる
途端にあきちゃんの杖がふわーっと光ります
斬賊「…!……!!」
キリ子ちゃ…じゃなくてシールのせいでしゃべれない斬賊さんは
スローのせいでのろのろと鈍くなった自分の体で精一杯「いやいや」を表現
それからごそごそと紙と鉛筆を取り出して、ゆっくりと文字を書きます
『安心しろ。闇炉さんはロリ(ユミイユ好き)だから』
あき「マジックコンポジs…」
「きみたちもしぐれくんのお友達?」
そのとき、あきちゃんの詠唱を遮ったのはあいちゃん
あいちゃんはあたしの後ろにちょっと隠れて
(主にあきちゃんの意味で)怯えた様子で、こそっと尋ねます
ゆき「あ、あたしがあいちゃんに紹介してあげるね?(斬賊さんしゃべれないし)
女の子があきちゃん。斬賊さんには少し厳しいけどみんなには優しいから安心してね
それから男の子が斬賊さん。よくあきちゃんに怒られてるけどおもしろい人だよー」
あき「あきでーす。紫呉がお世話になりましたー(半分棒読み)」
斬賊「(万能薬飲んで)俺が斬賊です、お嬢様。
何か困ったことがあればなん゙な・り゙・と(あきちゃんにつねられながらも最後まで言い切る)」
あい「うん♪あきたんに斬くんよろしくね☆ それにしてもしぐれくんどこ行ったのかなあ?」
あいちゃんが、親鳥を探す雛みたいに座ったまま背伸びして窓の向こうを覗き込みます
ゆき「散歩だからそんなに遠くは行ってないと思うんだけど…」
火魔「それは自分への言い聞かせかな」
ゆき「ぅ…火魔さんのいじわるー… あたし探しに行こうカナ…」
斬賊「カナッペは心配性だなー」
ゆき「だって… っていうか、カナッペ?」
斬賊「可愛いだろ?へへ」
斬賊さんは自慢げに親指ぐー
527 :
759:2006/12/22(金) 00:32:27 ID:JGpzJ3Zw
あい「ねぇねぇ、斬くんなんかヘンだよ? ゆきたんはカナッペなの?カナッペはゆきたん??」
斬賊「あいちゃんは気にしなくていいんだよ。グリーンダヨー」
火魔「……二人が戻ってきたら街に降りてエリニアあたりに行ってみるか」
グリーバさんと隅で話をしてたらしい火魔さんが続けて
火魔「考えたんだが、エリニアの妖精ならそういう不思議なことに詳しいかも知れない
ハインズ様の部屋には本もたくさんあるし、ハインズ様自身も何か知ってる可能性もある」
斬賊「妖精か…あいにく俺にはロリ属性は―…」
あき「(わざと遮るように)じゃーそれまでちょっと休ませてもらうねー。 カナッペ(笑)の小屋借りるよー」
ゆき「あ、うん。いいよ〜」
あい「?? あきたんまでカナッペ??」
ぱたぱた ばたん
それからしばらくはお茶とお菓子と井戸端会議してたんだけど、斬賊さんだけは
斬賊「ちょっと出て来るわ」
というと、あたしたちの返事を聞かずに出て行っちゃった
つづく
*〜〜〜〜〜〜*
今日は質問のお便りが来ているので紹介しますね
Q:あきはジーンズという設定のはずですがその状態からスチったんでしょうか?
スカートなら(何百歩も譲って)可能なのかも知れませんけど
物理的にはジーンズを一度脱がさないといけないですよね?
そのあたりはどうなってるんでしょうか?
(前スレ
>>759さんより)
A:着衣の設定忘れてたなんて言えn(ry
528 :
759:2006/12/22(金) 00:43:23 ID:JGpzJ3Zw
ダンディとかなっぺの部屋、間取りほとんど一緒なんだな
そういえばダンディが作ったんだっけか
次はエロスの気配がするので、裸ネクタイで待たせてもらいますよ
妖精にもロリ以外の属性居るから安心だ!ショタとか天使とか
どうでも良いけど口滑りすぎにも程があるだろうw
グリーバさんの小屋のカーペット…
カナッペの小屋…
カナペット…
第34話 「オチ。」
〜ホテル xoラブホテルox 304号室〜
ガクガクガクガクガク ガク ガク
キリ子「・・・! ! !! !」
無い胸を自らの手で弄りながら、キリ子が力賊の上で腰を振り続ける。
もともと自らのツボを知っているが故の動きであるが、
いかんせん、蜜壷に比べて肉棒が大きすぎるため、全てのツボを同時に刺激する事となり、
それがより深い快感をキリ子に与えていた。
もっとも、それが好きな男のモノであるという事実が、快楽の最大の原因であったが。
キリ子「! ! ・・・! ・・・・・・!」
その証拠に、数分ベッドを揺らしては休むという展開が続いていた。
休んでいるのではなく、単純にイっているが故の休止期間なのであろう。
キリ子が達するたびに、蜜壷が収縮し、肉棒をきつく絞る・・・
その繰り返しに、力賊は完全に体力を消耗し、気絶するのが先か、射精するのが先かという
状況に追い込まれていた。
そんな状況が10回ほど続いたところで、ついにキリ子が力賊の上に崩れ落ちた。
力賊(やっと終わってくれたのかな・・・)
その安堵は、貪るようなキリ子の口付けで崩され、上も下も繋がったまま、再び腰が振られ始めた。
力賊(げ・・・限界だ・・・ これ以上絞られたら・・・ 出るものも出そうに無いのに・・・・・・)
だが、限界を迎えていたのは、力賊だけではなかった。
ミシッ
キリ子・力賊「「?」」
ベキッ!
キリ子・力賊「「!!!!」」
ドン!
力賊「うっ・・・!」
キリ子「はぅっ・・・!」
力賊(ゃべ・・・ 出ちゃった・・・)
老朽化したベッドが振動に耐え切れず、最初に脱落した。
そのままの体勢で30センチほど落下した力賊は、衝撃と振動とで、
最も深く刺さった状態でキリ子の中に、貯蔵庫の最後の中身を放出した。
その衝撃で、キリ子もまた達し、満足げな声を漏らした。
しばしの沈黙の後、キリ子が先に口を開いた。
キリ子「・・・・・・」
力賊「そうか・・・ 満足したか・・・ 良かった・・・」
キリ子「・・・・・・」
力賊「ああ、お前がしていたいだけ、このままで・・・いてあげるけど」
力賊「ベッドの代金、弁償させられる前には帰ろうな。」(F7
キリ子「・・・」(F2
こうして、恋人達の夜は過ぎていった。
〜ホテル xoラブホテルox 3階 廊下〜
D子「ったく・・・ホントに体力あるんだか・・・この男ってば。」
ドラ子「すまないな、また手伝わせてしまって。」
完全に力尽きた剣騎を、2人が抱えて運んでいる。
両手に花というよりは、むしろ要介護認定と言った方が正しいような状況だ。
力賊「エレベーター遅いな・・・」
キリ子「・・・」
エレベーターホールで、下りエレベーターを待つ二人。こっそりと、2人の手は繋がれている。
そして、ドラ子達もまた帰るためにエレベーターホールへやってきて・・・
ドラ子・D子・力賊・キリ子「「「「あ。」」」」
(ギャフン END)
次ィ回予告! 「だから70%は信用するなって言って・・・え?」 乞うご期待!
次回はクリスマスネタです。 みんな安心しろ! オレもクリスマスは一人だぜ!
>>518氏
先の展開言っちゃイヤーン
でもまた今回も予想の斜め上を行くように頑張りますぜ。
>>519氏
>>520氏がいいものを書いてくれたので(ry
>>520氏
クソワラタwww
次回はハインズバージョンを激しく希望。
>>522氏
安心してくれ。オレも一人だ。
そしてクリスマスネタもちゃんと書く!
次回は新シリーズの前に、ドラ子とD子でクリスマスネタです。
当然、マトモではありません。
ふたなりヘレナ様GJ
>>524氏
だめだ! 独占は許るさん!
>>525氏
独占はゆるs(ry
5pを文章で表現するのは、今のわしでは無理なんじゃよ すまんのう。
>>759氏
闇炉(キュッキュッ・・・)
転職教官「何書いてんだ・・・」
闇炉『斬賊君、気に入った。うちに来て転職教官をファックしていいぞ。』
転職教官「ギャーこいつ何書いてやがる」
闇炉「むしろ質問の答えとしては『スチルの達人の前には、ズボンなど無いも同然』なのでは。」
転職教官「超スピードで両方の紐をほどいて、そのままずらして取ったとでも?」
闇炉「その通り。」
転職教官「そんなの出来るわけ無いでしょ・・・常識的に考えて・・・」
闇炉「ならば、やってみせようか?」
転職教官「ちょ、やめ、アッー!!」
>>520 残念ながら俺はクルセだ。
キチンと分身ぶった切ってやったぜ!!1
ほほぅそれは随分と締りの良い菊m・・・ゲフンゲフン
>>759 バレたら修羅場!バレたら修羅場!天然で助かってるよ本当
全裸が俺らのユニフォーム、手袋靴下は飾りです
>>8787 属性と状況の違う二つの同時進行という微妙に難しげなSS展開、無事終了お疲れ様でしたGJ!
最初から最後まで余すところ無く見てきましたがこのグループで幾つでも作れそうな魅力があるw
いつも以上に予想がつかない次回予告&クリスマス投下?にロマンティックが止まらない
>>8787氏
全投下GJ 締めまで萌え+ワロさせてもらいました
新シリーズも楽しみにさせて頂くがその上クリネタもとは聖夜に寝させないつもりか神さん・・・!
>>531 さらに一文字変えていやんな想像をした奴手を挙げろ
アレ…オレダケ?(´・ω・)ノ
クリトリスイブ? なにそれ
定期的に投下してくれるGJな職人方が居るとは本当恵まれてるようだなここ
次回投下の故意に恋するD&Dを激しく期待させて頂きます
今回から参入の新NPCについてだが
キャラ自体微妙というかメイプルぽく無いのは残念
……萌えが足りないので補充せんと(*−ω)
540 :
759:2006/12/24(日) 00:17:27 ID:dbOju1We
「ふーっ」
斬賊(おれ)は溜め息に似た深呼吸をひとつして
グリーバさんの小屋の隣、一回り小さい建物の前に立つ
そして扉に手の甲を添えるとスナップで軽くノックする
こんこん
「…はーい」
返事があったことに少しだけ驚いた
声の主(あき)が休むと言ってグリーバさんの小屋を出てから10分は経っただろうか
俺はてっきり寝ているものだと思ったからだ
それでも万が一(開けたらあきの下着姿→拷問なんて展開)を考慮して小さくしたノックに返事があった
なんとなく声に力を感じないのは眠いせいだろうか
斬賊「俺だけど…も、もしよかったら入ってもいいかな?」
あき「…なに?用事?」
斬賊「いや…特に用事ってわけでもないんだけども…」
あき「…まぁいいよ。どうぞ」
斬賊「し、失礼します」
ゆっくり小屋へと入る
カナッペの別荘(?)とは言え、ここは不便な雪山だ
想像していた「女の子らしい部屋」とは違い、本当にグリーバさんの小屋を一回り小さくしたような内装だった
あきはというと、こちらに背中を向けてベッドに横になっている
紅いポニーテールの髪が、肩までかぶった布団に広がっている
斬賊「寝てたのか?」
あき「別に」
相変わらず向こうを向いたまま、あきは答える
表情は見えないが声色から不機嫌そうなのが伺える
斬賊「こ、これから寝るところなら喜んで出てくぜ?」
あき「それじゃなんのために来たのさ」
斬賊「いや…それは…」
あき「…いいから居なよ」
斬賊「は、はい…」
枕元に置いてあるJr.ペペの白いお腹がカチコチと時を刻む
この音、普段は気にならないくせに、気まずいときに限ってうるさく感じる
「…あのさ」
先に沈黙を破ったのはあきだった
あき「謝りに来たの?」
斬賊「ん?何を?」
あき「…もういい」
斬賊「あ、いや、そう!あきの下着スチったりそれを売ろうとしたことを謝り来たんだよ!」
あき「あと数えきれないくらいの痛い発言の分もね」
斬賊「は、はい…すいません…」
支援ヽ(`Д´)ノ
542 :
759:2006/12/24(日) 00:21:45 ID:dbOju1We
カチコチ カチコチ
斬賊「…正確にはさ」
あきはもぞもぞと動くことで返事をする
起きてるというアピールだろう
斬賊「なんつーか…今日はつっこみに愛がないってか…」
あい「元々ないよそんなの」
斬賊「あ…いや……すいません…」
カチコチ
斬賊「それでさ、俺がやり過ぎたかなって…もしかしたらあきを傷つけるようなことしたかなって…」
あき「……」
斬賊「もし、そうなら…さ、このとおり…って見てねえけど、このとおり、謝るから!」
あき「…土下座したって変わんないよ」
斬賊「さ、さすが…背中からでも俺の行動が見えますか…」
カチコチ カチコチ カチコチ
あき「…違うの」
斬賊「はい?」
あき「だから…あんたがやり過ぎたとかそういうんじゃないの」
斬賊「じゃ、じゃぁ一体…?」
あき「たぶんアレのせい」
斬賊「…と、言いますと…?」
あき「…女の子の日」
斬賊「三月三日がなにか…?」
あき「はぁ…話す気なくした。違うし」
斬賊「だーァ!ごめんなさいごめんなさい!この無知で愚かな俺に教えてくd―…」
あき「…―生理」
恥ずかしいのか、ぽつりとつぶやくように短く言った
斬賊「…セーリ?」
あき「そう。 …今日二日目だからきついの。たぶんそのせい」
いくら俺でも多少は聞きかじったことがある
個人差はあるものの、二日目というのは生理の中でもピークな時期で
その日一日、下腹部に鈍い痛みがついてまわるとか
ついでにホルモンバランスがどうのこうので、性格や機嫌も不安定になる人、事もあるとか
斬賊「そ、そうだったのか…」
あき「そうだったの」
斬賊「いつも大変だな…?」
あき「別に。慣れたし」
斬賊「そ、そうでございますか…」
またしばしの沈黙を耐えているとき、俺はあることをひらめいた
生理のときはお腹をさすってやれば楽になると聞いたことがある
そう。今まさにその知識を生かすときじゃないかと!
543 :
759:2006/12/24(日) 00:40:34 ID:dbOju1We
斬賊「そうだ、俺があきのお腹さすってやろうか?」
あき「要りません」
斬賊「ナ、ナンデサ」
あき「なんか信用できないし、あんたにおなかさすられるとかきもい」
斬賊「き、傷つくなあ…」
あき「何かしてあげたいって思うなら何もしないで」
斬賊「はい…」
あき「…でも」
斬賊「ん?」
あき「気持ちは受け取っといてあげる」
斬賊「そ、それはどうも…」
カチコチ カチコチ カチコチ
もはやこの音すら苦痛に感じなくなってきた
あきの鋭く指すような、不機嫌さ100%の声を聞くより遥かに心地良い気さえする
そんなこと思う俺って…
沈黙が与えるマイナス思考に、本当にそっとしてやろうかと思い始めたとき、あきが口を開いた
あき「ごめん…やっぱちょっとさすって…」
斬賊「あ?あぁ…相当きついのか?」
あきは答えず、肩の布団を自らめくる
背を向けて横になってるせいか、いつもより細く見えるウエストがあらわになる
俺はベッドに右手をつき、あきの後ろから左手を伸ばす
むにゅ
あき「…そこ胸」
斬賊「みみみ、見えないからままま間違えただけなんだぜぜ?」
あき「胸、張ってて痛いんだから気をつけてよね …んしょ」
仰向けになるあき
重力に引かれてティーカップ(の皿)のように控え目に膨らむ胸の上下する幅が小さい気がする
やっぱり苦しいのだろうか
俺は今度こそ狙いを定めて手を伸ばした
つづく
544 :
759:2006/12/24(日) 00:42:43 ID:dbOju1We
次回予告
今日も微妙な区切りに…
おかしいナ…一応ざっとですけどちゃんと調整してるはずなのに…
そして今回も2レス程度に終わらせるつもりが全然終わりそうにありません(pAq;)
つまるところ、この2人のお話が少し続きます。
おたのみしに♪
>>529さん
場所が場所なのでワガママは言ってられないってことで。
手抜きじゃないですよ?
というか今更すぎる設定をマウスでぐりぐり書いてUPする私が馬鹿っぽく思えてきました(pAq;)
特別絵が上手ってわけでもないのに…
あ、でも部屋の雰囲気をなんとなーくでもいいので理解して欲しかったんです!
と、ここまで書いてから「読者の想像力に任せる」ほうがいいのかなあとか思ってきてちょっと後悔…
>>530さん
斬賊はいつもこんな役目です。
じゃんけんたんの件でいい思いしたので(?)おあいこってことでっ
そういえば男の子の妖精さんもいましたね〜 うっかり忘れて…('A';)
>>87878さん
やっぱり鉢合わせしちゃったワァ
質問の答えに「あ、そうかっ」とリアルに納得してしまいました。 テヘ
今度からはもう少し考えるようにします('A';)
>>535さん
「実はとってもヤキモチ妬き」という設定を今思いつきました(後付け)
>全裸が〜 というのが語呂よくてなぜか「すげぇっ」と感心してしまいましたっ
でも風邪には気をつけてくださいね?
第35話 「MG 1/100 ザクII ジョニー・ライデン少佐機」
〜ギルドハウス〜
あの激しい夜から数週間後の、クリスマスイヴの近くなったある日。
一年を通じて温暖なビクトリアアイランドでは、12月でも暖かな日差しを受ける事が出来た。
剣騎はギルドハウスの庭の隅で、防塵マスクをつけたまましゃがみこみ、作業を行っていた。
もちろん、今日もPT狩りに誘われなかったため、暇を持て余していたからだ。
そんな剣騎に、同じくPTに誘われなかった、鈍軍が声をかけた。
鈍軍「精が出るね・・・ 何やってるの?」
剣騎は作業の手を止めると、振り返って言った。
剣騎「今日は風が弱いから、サーフェイサー吹いてる。悪いが、近くで火使わないでくれよ?」
鈍軍「プラモ作り・・・?」
剣騎「そ。」 プシュー
鈍軍「・・・・・・コーヒーでも・・・入れるよ・・・(´;ω;`)ブワッ」
剣騎「悪いね。」プシュー
剣騎は再び作業に取り掛かったが、ギルドハウスに最年少のメンバー達が帰ってきた為、手を止めた。
ユミ子「ぷんぷーん!」
イユ子「ぷんぷーん!」
プリ子「ただいま〜」
鈍軍「お帰り〜」
剣騎「お帰り。何だよ2人とも。随分機嫌悪そうじゃないか。」
ユミ子「ユミ、まちがってないもん!」
イユ子「イユも、ぜったいまがちってないもん!」
鈍軍「?(´・ω・`)」
剣騎「?」
2人を保育園まで迎えに行っていたプリ子が、状況の掴めない男2人に説明した。
プリ子「保育園でね、男の子とケンカしたのよ。『サンタさんはいるかいないか』で。」
鈍軍・剣騎「「あー。」」
ユミ子「サンタさん、いるもん!」
イユ子「いなくないもん!ぜったいいるもん!」
ユミ子「けんにいちゃん! サンタさん、いるよね!?」
イユ子「サンタさん、ぜったいきてくれるよね!?」
突然の質問に、剣騎は多少驚いたが、すぐに優しく諭すように言った。
剣騎「・・・ああ、サンタさんはいるよ。」
ユミ子・イユ子「「やったー!」」(F2
剣騎「・・・でも・・・」
ユミ子・イユ子「「でも?」」
剣騎「いいこの所にしか来ないから、2人とも早くお家に入って、うがいと手洗いをなさい。いい子はみんなそうしてるぞ?」
剣騎の力強い言葉に、顔を見合わせてにっこりと微笑む2人。サンタがいるという事実の確信と、
サンタが来る為の条件の理解が、その笑顔を作らせたのだろう。
ユミ子・イユ子「「はーい!」」 トテテテー
ギルドハウスの中に駆けて行く2人を見て、プリ子が感心しながら剣騎に言った。
プリ子「あんた・・・結構、子供の扱い上手いのね。」
剣騎「ああ、まぁな。」
プリ子「・・・ところで、隅っこで何やってたの?」(F2
剣騎「プラモにサーフェイサー吹いてた。」
プリ子「・・・・・・」(F6
剣騎「なんだよ。」
プリ子「・・・今日のオヤツはドーナツだから・・・ひと段落したらいらっしゃい・・・」(F4
剣騎「何で泣いてんだよ!」
鈍軍「コーヒー、淹れておいたから・・・。(´;ω;`)」(ジュースティングの隙間から涙ダダ漏れ
剣騎「わけわかんねぇよお前ら!」
〜その夜、ギルドハウス、剣騎の私室にて
剣騎「良い子は〜 ダ・メ・だ・ぜ キンテキ〜♪」(鼻歌+小声
一人、机に向かってプラモを塗装する剣騎。ヘッドフォンからはお気に入りの音楽が流れている。
誰にも邪魔されない趣味の時間を、剣騎は満喫していた。
だが、その平穏は、突然勢いよく開かれたドアと、女性の叫び声とで、一瞬のうちに破壊された。
ドラ子「剣騎ィィィィィッ!!!!」
次回! 「クリスマスの来訪者」 やっぱり1レス1話では無理があったぜフゥハハハァー!
新シリーズ開始。クリスマス編。
次回はエロっつーよりも・・・なんだろう・・・
・・・反省会?(不吉な響き
その後、いよいよクリスマス向けに暖め続けてきたネタが行きます。
おたのにしみ。
>>535氏
アリガトウゴザイマス。
今後もこのメンバーで話が進んでいきますので、
お楽しみください。
>>536氏
すまんな! むしろ新シリーズがクリスマスネタなんじゃよ!
まぁ、みんなはこの後どういう展開か大体予想つくかもしれませんが。
あと、投下完了する頃には年が明けてる気が。
キリ子「・・・・・・」
1話1レス体系をやめればいい? あ、そうか。
キリ子「・・・・・・」
力賊「だからお前、そこまで言ったら失礼だから。」
>>538氏
アリガトウゴザイマス。
でも今回ドラ子さんは1行、D子に至っては登場無しでごめんなさい。
ドラ子「ちょっと」
D子「ツラ貸しな」
え? いや、 なんであんたらそんなに仲良・・・アッー!
>>539 見てきましたが、オレもあれはどうかと思いました。
ネクソンナニモワカッテナイヨ! インドジンウソツカナイヨ!(錯乱
>>759氏
男には、生理の辛さがわからないように、
女性には、キンテキの辛さがわからないといいます。
でも、お互いに理解しあう事でフラグ立ち→恋愛超特急、出発進行!となるような予感!!!!
キリ子「・・・・・・?」
力賊「それはつまり、斬族君にキンテキしていいって事ですか?と。」
チガウヨ! 彼をいじめちゃ駄目だよ!
キリ子「・・・・・・?」
力賊「そうする事で、あきさんが心配してくれるんじゃないか?と。」
その展開は無いだろ・・・常識的に考えて・・・
キリ子「・・・!」チーン
ハウッ
闇炉「やっぱりガンダムは初代に限るのう!」
転職教官「・・・なんでジム作ってるんすかアンタ。」
第36話 「来訪者、1人目」
〜ギルドハウス・剣騎の私室 深夜〜
ドラ子「剣騎ィィィィィッ!!!!」バーン
剣騎「?!」
ヘッドフォン越しでも充分すぎる程聞こえる叫びに、思わず剣騎は筆を誤った。
剣騎「ぁ・・・(変なトコまで塗ってしまった・・・まだ修正効くけど・・・)」
ドラ子「・・・!」
首だけ振り返った先のドラ子の表情に、剣騎は何も言えないまま硬直してしまった。
先に沈黙を破ったのは、ドラ子の方だった。
流石に、ノックもせずに怒鳴り込んだのは悪いと思ったのだろう。顔を背けながら、謝罪の意を表した。
ドラ子「ぁー・・・いや、すまん、まさか一人でしていたところだったとは・・・
・・・でも、酷いじゃないか。私がいるというのに一人で済ますだなんて・・・
オマエが言ってくれれば、私はいつでもどこでもOKだというのに・・・」
何か勘違いしているようだ。
剣騎「いや、別にヌイてないから・・・」
ドラ子「そうなのか?」
剣騎「よく見ろ。プラモに色塗ってたんだ。」
ドラ子「あ・・・そうなのか。ならいいんだ。」
安堵の溜め息を漏らすドラ子。その様を、剣騎は頭の上に巨大な?マークを出しながら眺めていた。
剣騎「・・・で、何の用?」
頭上の?マークを消すために、剣騎が問いかけた。
するとドラ子は、この部屋に来た本来の目的を思い出したようで、再び慌しく動き、ポケットから何かを取り出した。
ドラ子「そうそう、これを見せに来たんだ。」
ドラ子が、白いハンカチのような、小さな布を差し出した。中心に、赤黒い小さなシミがある。
剣騎「?」
差し出されたものの意味が、全く理解出来ない剣騎。
ビデオ録画を命じられた猿よりも困惑している様子に、ドラ子からヒントが出された。
ドラ子「これはパンツだ。私の。」
剣騎「へぇ・・・(色気の無い言い方だなぁ・・・)」
ドラ子「へぇじゃない、まだ、どういう事かわからないのか?」
苛立ちを隠せなくなってきたドラ子が、布を広げ、パンティーとしてわかりやすい姿を示す。
ドラ子「この位置に赤い染み! どういう事かわかるだろう?!」
剣騎「・・・・・・?????」(F6
ドラ子「あー・・・もー・・・!」
ドラ子「生理だよ! セ・イ・リ! メンス! 月の物! あの日!」(F5
剣騎「あぁ・・・。」
気の無い返事に、ついに怒り心頭に達したらしく、座ったままの剣騎に馬乗りになるドラ子。
ドラ子「あぁじゃない! まだわからないのか?!」
胸倉をつかまれ、ガクガクと揺すられる剣騎。混乱状態で、もはやなされるがままだ。
ドラ子「この間あれだけ膣内に出してもらったのに、妊娠してなかったって事でしょうが!」
剣騎(生理・・・膣内出し・・・妊娠・・・)
剣騎の頭の中で、ついにパズルが完成し、?マークが!マークに変わった。
剣騎「あ、あーあーあーはいはいはい・・・」
ドラ子「やっとわかったか。」
目の端に、既に多少涙がたまっているドラ子。
揺さぶりは止まったが、未だに胸倉はつかまれたままだ。
ドラ子「そういう事だから、生理が終わり次第、また中にたっぷりと濃いのを出してもらうから。」
この世に、こんなに幸せで残酷な宣告があるだろうか。
剣騎の上から降り、ドアに向かって進んでいくドラ子。
ドラ子「だから絶対一人で処理したりするなよ! したくなったら、私が上とかで何とかするから!」
そう言い残すと、ドラ子は荒々しくドアを閉め、部屋を出て行った。
足音が遠くなっていき、剣騎は頭を抱え、溜め息をついた。
父親にならずに済んだという安堵と、既に追い詰められているという諦め・・・
数分間の静かな考察の時は、窓からのノックで終わりを迎えた。
次回! 「窓からの来訪者」 乞うご期待!
ぶふっ 約束どおりの熱い展開ktkr
4次オワタ確定なのにドラ子は良い子じゃ;;
>>759氏
この生理でお腹を擦るというシチュは自分的に恐ろしくつぼに嵌るんだよなぁ
何というかエロさは少ないのだがぬくもりと雰囲気と仄かな旨みが
えちぃしたら外道だけど一レスと言わず続けてくれると嬉しいGJ!
>>8787氏
ドラ子のテンションが変○クール並になってきてるwだがそんな所も愛しいよハァハァ
あと弓子と弩子キャラどころか素で低年齢じゃないすか!炉どころじゃないよペドだよ!
闇路じゃないよペドロだよ・・・!乳児までいける自分には全く問題無いけど(最低
良く分かってらっしゃる
お腹をさする、肩を揉む、頭を撫でる等がたまらんネ
>>759 直接的なエロスは無くてもペッティングや愛撫好きの私にこのシチュは会心だ
長くなるのは歓迎だからじっくりねっとり?頼みます
>>8787 今まで控えのキャラがゾクゾク登場、日常1シーンをこんな感じで見たい
ドラ子の愛し方に気合い入り捲ってる感が素敵にワロタw
流れ的に次はD子…波乱の予感?
第37話 「サンタって、服違ってたらドロボウと間違われるよね。」
〜ギルドハウス・剣騎の私室 深夜〜
剣騎(窓から・・・だよなぁ・・・)
ノックの音は、明らかに窓の向こう側から聞こえてきていた。
わざと色の濃いカーテンを使っているため、窓の向こう側の様子は確認できない。
断続的に続いたノックの音の後、聞こえてきたのは、何かを引き裂くような音だった。
剣騎は嫌な予感に包まれ、勢いよくカーテンを開いた。シャッ
D子「あ。」
剣騎「・・・・・・。」
窓の向こう側にしゃがみこんだD子が、窓のカギ近くにガムテープを貼り付けているところだった。
しばらくの沈黙の後、剣騎は素直にカギを開け、D子を中に招き入れた。
D子「いやー、サンクスサンクス。」
剣騎「サンクスじゃねえよ・・・ 何やろうとしてたんだオマエ・・・」
D子「いや、あの方法なら窓ガラスが割れても音が出ないって聞いたから。」
剣騎「その前に、割ろうとするなよ。人の部屋の窓を。だいたい何だよそのカッコ・・・」
あらためて、D子の服装を確認する。
先端に白いポンポンのついた真っ赤な帽子、ファーが襟元・裾にまきつき、
綿玉のようなボタンのついたミニのワンピース、肘まで伸びた真っ赤なレザーの手袋、
そして、絶対領域を作り出す、真紅のニーソックス・・・
もちろん、要所要所に白のファーのアクセントがいかされている。この服装は・・・
D子「何だよって・・・サンタさんに決まってるでしょ。」
剣騎(すごいやラピュタは本当にあったんだ!!! もう辛抱たまr)
剣騎「いや、そうじゃなくて・・・なぜ、サンタギャルなんだよ。」
D子「この時期なら、このカッコなら怪しまれないから。」(しれっ
全く悪びれもせずに答えるD子に面食らう剣騎。
D子は、そんな剣騎を気にもせず、部屋の中を勝手に探索し始めた。
D子(へぇ・・・結構、わかりやすい「男の子」な趣味なんだ・・・)
本棚のところどころにあるロボットのプラモや、美少女フィギュアを眺めながら歩き回るD子。
その様子を、ベッドに腰掛けて見ている剣騎。
視線の先は、もちろん・・・
剣騎(・・・あの「絶対領域」とワンピースの上からわかる尻のライン・・・ サンタってレベルじゃねえ・・・)
わかりやすい男だった。
D子「ふーん・・・」
剣騎「・・・っつーか、お前、何しに来たんだ。」
剣騎の問いかけに、足を止めるD子。
D子「んー、べっつにー?」
剣騎「別にって・・・ 窓割ってまで入ろうとしてたヤツの言う台詞か、それが。」
D子「・・・ほ、ほんとに大した理由じゃないのよ?!」
剣騎「・・・・・・」
D子「べ、別に、バイト先の制服が時節柄サンタ服だっただけで・・・」
剣騎は立ち上がると、背を向けたままのD子に近寄った。
D子「ちょ、ちょっと驚かせてやろうと思っただけで!
・・・ほ、ほら、時節柄、サンタ来てたりしたら、ちょっと嬉しかったりするじゃん?
そんだけの事だから! ホントに、ちょっと寄っただけだから!」
剣騎はそのままD子を背中側から抱き締め、耳元で囁いた。
剣騎「サンタじゃなくても、オレはお前が来てくれただけで嬉しいぜ・・・」
そのまま、耳たぶを軽く舐める。
D子「ひんっ!」
剣騎「サンタギャル、似合ってるぜ、D子。」
硬直したままのD子に、優しく声をかけ、背中側から乗り出し、唇を重ねる。
ゆっくりと、長いキスの後に、D子は肩を震わせながら言った。
D子「・・・もう! 優しい事言わないでよ・・・!」
だが、恋人ムードは突然開かれたドアからの来訪者で、一気にブチ壊された。
ユミ子「けんにいちゃん、ごほんよんでー!」(F2
イユ子「よんでー!」(F2
剣騎・D子・ユミ子・イユ子「「「「!!」」」」
次回! 「あまいあまいクリスマス」 乞うご期待!
とりあえず今夜分のネタ投下は終了。
3レスいっぺんに書いた方が良かったかなあ・・・
でも、サンタって大体この時間に来るものというイメージがあるので、
なんとなくこういう形の投下にしてみました。
>>548氏
まだ終わっちゃいねーぜーッ
そして筆者であるところの俺は現状ナイトなので
4次にワクテカが止まりません。
PTよりも、一撃の破壊力に。
>>549氏
あの2人が低年齢なのには理由が色々とあります。
例えば・・・ペドロさんへのニーズとか・・・
でも登場人物は全員18歳以上のバーローwww理論なので問題ありません。
闇炉「ちょっと剣騎と入れ替わってくる。」
転職教官「やめろ。」
>>550氏
波乱どころか大波乱にしてみました。
次回以降をお楽しみに。
次の投下は、25日夜23時以降の予定です。
それではアデュー。
>>552 よう俺たちのサンタクロース
今度のプレゼントは5Pかい?豪勢だねぇ
>?マークが!マークに変わった。
メタルギアを思い浮かべた
>>8787 ドラ子の明け透けにも程がある性格は良いw、D子はもう公認の愛人でOK
ギルドハウスの類・・・Maple的に実用性は皆無かもしれんが欲しいよなぁ
次回はエロス展開突入か 悪いことを教えられる前に急ぐんだ鈍騎
>>759 結構前からエロパロ住人の私だがこのシチュは初めて見るのでwktk
ここからどんな展開に行くのか楽しみにさせて頂きます
登場時からエン・エステル・ティニぐらいのょぅじょで想像してた俺は勝ち組
人間としては間違ってるけどなw(*´∀`)ロリサイコー
同じ学校に通ってる姿を夢想して和んでしまったがどうしてくれる
第38話 「先手必勝」
〜ギルドハウス・剣騎の私室 深夜〜
各人の思考
・剣騎:うわやっべーなんでこんな時にこの2人が来ちゃうんだよいやお預けくらった事よりもこの状況をなんて(ry
・D子:えーなんでなんでなんでこんなちっちゃなコ達がいるのここんちどういう事どうなってるの(ry
・ユミ子、イユ子:あかいおぼうしにあかいおようふくでしらないひと・・・
思考で最も早く結論が出たのは、2人組の方だった。
ユミ子・イユ子「「サンタさんだーっ!!ヽ(*´∀`*)ノ」」
剣騎・D子「「!!」」
トテトテとD子に駆け寄り、足にしがみつく2人。
口々に感情を声に出しているようだが、子供の声ゆえ、正確には理解できない。
だが、その分、無垢でストレートな「うれしい」という感情がぶつかってくる。
2番目に結論が出せたのは剣騎だった。
2人の声が響かないよう入り口のドアを閉め、3人とは少し距離を置いた位置に立ち、
いかなる対応も取れるよう、身構えた。
結局結論が出せなかったD子は、足元ではしゃぐ2人を制御する事が出来ず、剣騎に目で助けを求めた。
ユミ子・イユ子「「ヾ(*´∀`*)ノシ キャッキャ」」
D子(どうしよう・・・どうすればいい?)
剣騎(おkオレに任せろ)
剣騎はうなずくと、D子の脇に、ユミ子とイユ子に視線を合わせるためにしゃがみこんだ。
剣騎「いやぁ、バレちゃったか〜、実はケン兄ちゃんな、サンタさんとはお友達だったんだよ。」
D子の足にしがみついた2人の顔が、尊敬と感動を交えて剣騎の方を向いた。
ユミ子「すごい!」
イユ子「しゅごい!」
だが、イユ子はD子の顔を見つめると、疑問に満ち溢れた表情に変わってしまった。
D子「ど、どうしたのかな〜?」
イユ子「サンタさんなのにオヒゲないよ? なんで?」
その言葉に、ユミ子もD子の顔を見る。やはり、表情が曇ってしまった。
ユミ子「おんなのひとだよ? サンタさんおじいちゃんじゃないの?」
D子「え、えーっと〜・・・」
助けを求めて、D子が剣騎を見ると同時に、疑問の塊となった2人も剣騎を見る。
D子(ちょっとアンタなんとかしなさいよ!)
剣騎(まだ、あわてるような時間じゃない。)
剣騎「いやぁ、サンタのお爺さんは、一人だけじゃみんなのお家を回れないからね。
お姉ちゃんみたいな、お手伝いの人をたーくさん雇っているんだ。
だから、このお姉ちゃんに欲しいものを言っておけば、ちゃんとサンタのお爺さんに伝えてくれるから!」
ユミ子・イユ子「「ほんと?!」」
再び2人がD子を見上げる。ピュアな視線にたじろぐD子だが、何とかいつもの気丈さで答えた。
D子「ほ、ホントよ! お姉ちゃんに言ってくれれば、ちゃーんとサンタさんに伝えておくから!」
ユミ子・イユ子「「(*´∀`*)」」
ユミ子「じゃあね、じゃあね! ユミ、プルキュアレッドへんしんセットがほしい!」
イユ子「イユも! イユも! プルキュアブルーへんしんセット!」
D子「え、えーっと、ちょ、ちょっと待ってね・・・」
D子(紙とペン! はやく渡しなさいよ!!)
剣騎(おk 焦るなD子)
D子「えーっと、ユミちゃんがプルキュアレッド変身セットで、イユちゃんがプルキュアブルー変身セットね。」
剣騎(D子、左利きなんだ・・・知らなかった・・・)
ユミ子「あとね! あとね! ・・・ごほんよんで!!」
イユ子「よんで! おねえちゃんよんで!!」
D子「え・・・」
剣騎(ここはオレの借りでいいから、読んであげて。)
D子(わ、わかったわよ!)
D子「はい、じゃあ読んだら良い子はオネムだからね。」
ユミ子・イユ子「「はーい!」」
D子はベッドに腰かけ、ユミ子とイユ子を両脇に座らせると、ゆっくりと、優しく絵本を読み出した。
D子「ここは、サンタさんの住むクリスマス村。 そこに住んでいる真っ赤なお鼻のトナカイさんは・・・」
挿入歌:「赤鼻のトナカイ」 歌・メイプル少年少女合唱団
真っ赤なお鼻の トナカイさんは
いつもみんなの 笑いもの
でもその年の クリスマスの日
サンタのお爺さんは 言いました
「暗い夜道はピカピカの お前の鼻が役に立つのさ」
いつも泣いてたトナカイさんは
今宵こそはと 喜びました
ユミ子「zzz...」
イユ子「zzz...」
D子「おし、まい、っと・・・寝ちゃったのね。」
床に座っていた剣騎は、2人が寝たのを確認すると、ユミ子を抱えあげた。
剣騎「すまんな、頼みついでに、イユ子も抱いてきてくれないか? ベッドに寝かせにゃならん。」
D子「OK。」
眠ってしまった2人を割り当てられた部屋まで運び、ベッドに寝かせ、風邪を引かないよう、きちんと布団をかける。
静まり返った廊下を、剣騎とD子は静かに歩いて、部屋まで戻ってきた。
D子はベッドに、剣騎は床にそれぞれ腰かけ、深い溜め息をついた。
剣騎「・・・すまんな、サンタさん。」
D子「いや、あの子達の夢を壊すわけにいかないし・・・アンタの機転が利いたからよ。」
暫くの静寂の後、D子が疑問を口にした。
D子「でも・・・なんであんな小さな子達がいるの? あの子達は何なの?」
剣騎「・・・・・・答えなきゃ、ダメだよな・・・・・・」
D子「・・・・・・。」
剣騎「あの子達はな・・・ ・・・孤児なんだ。 戦災孤児を引き取って育ててる。」
D子「戦災孤児?! まさか、4年前の?」
剣騎「そうだ。」
D子「でも、孤児なら孤児施設に入れるべきじゃ・・・」
そこまで話した時、剣騎の顔から普段の明るさが消え、目つきも険しくなった。
剣騎「すまんD子、この話・・・また今度ゆっくりにさせてくれないか。」
D子「・・・・・・」
剣騎はD子の正面に座りなおし、タバコに火をつけると、深く紫煙を吸い込み、ゆっくりと吐き出した。
剣騎「・・・頼む。」
D子「・・・わかった。」
タブーに触れたとき特有の、重苦しい空気が場を包み込んだ。
その空気は、剣騎がタバコを消し、D子が口を開くまで続いた。
D子「・・・・・・ところでさ。」
剣騎「?」
D子「あの、まさかとは思うけど、もしかして・・・座りなおしたのって・・・」
剣騎「・・・・・・いや別にいいアングルを取るためとかそういう理由ではムギャ」
立ち上がりながらの、真正面からのD子の蹴りをマトモ顔面に食らい、剣騎はまっすぐ仰向けに倒された。
そのまま顔面を踏みにじられる剣騎。
D子「あー・・・! もー・・・! ちょっと見直したかなと思えばこの男は・・・!」
顔面に押し付けられた足がどかされ、剣騎が多少自由を取り戻す。
D子「・・・・・・何か言い残す事は?」
剣騎「・・・・・・その服なら・・・白より赤の方が似アッー!!」
足が股間に突き刺さるように直撃し、容赦なくズボンの上から肉棒が踏みにじられた。
〜挿入歌 「かなまらのトナカイ」 歌:メイプル成年成女合唱団
リッパなチ○コの トナカイさんは
いいものあるけど マゾヒスト
でもその年の クリスマスの日
サンタのお姉さんは 言いました
「一人で過ごすクリスマス お前のソレは役に立つのか」
言葉で責められ トナカイさんは
悦びの声を あげました
次回! 「サンタさん大はしゃぎ」 投下遅れて本当にすいませんでした。orz
おつ ないた;;
今気付いたけどこのスレ容量完走間近だった。
あと10レス以内に終了っぽい。長文は無理。
我こそはという方、561からスレ立てお願いします。
やってみて無理なら次の人にバトン渡してくだしあ。
テンプレはお任せします。
よし、俺が立てる
>>8787氏
上手くエロ展開をスルーしやがりましたな、だがほのぼの展開に和んだのでいつもと違う意味でGJ!
ちょい不良少女は子供に対して面倒見が良いという慣習に違わないD子が愛しいよw
過去話も出てきて続編を期待できそうな本編 次スレでも宜しく大将
>>562 お疲れさん、家に来てミニイエティ(新密度287)をFUCKして良いぞ
>>8787 前半のなごみ分、後半の不穏分が共に挿入歌二番で吹き飛んだw
完全子供思考の弓弩に(*´∀`)しつつ剣Dの相変わらずSMな関係にあぁ…愛人ぽいなぁと感j
今スレではお世話になりました(下半身)、次スレもクオリティ維持で頑張ってくださいな
>>558 相変わらず良い仕事だよGJ!最後のだけで既に大ハッスルもいいところなんですがw
あぁ駄目だ・・・背景にどんなシリアスがあっても可愛すぎるぜ弓弩コンビ 性的な展開は何時で(炉
では埋めついでに
「本当に本当にありがとうございます〜」
涙でくしゃくしゃの顔を綻ばせて何度も頭を下げる彼女 良いから鼻水を拭け
これだけ喜んでもらえれば冒険者冥利に尽きるとも言えるが反応に困る
「わかったわかったそれは良いから報酬くださいな」
「はっ、これはすいません気も利かず!」
そう言うと何やらでかい袋を取り出し中を漁りだす
「えーと、あれ?鼻がもう残ってないや、飾りつけも・・・とするとこれだけかな?」
笑顔でこちらに向き直ると
「はいっどーぞトナカイのミルクです!」
どうやら目的のものは残っていなかったらしい 時の運とはいえこれはこれで凹む
まぁ何も無いよりはまし・・・ん?
持った感じに違和感を覚える 妙に軽いというか試しに振ってみても音の一つもしない
「これ中身入ってないみたいなんですが」
「あややや・・・困りましたねぇ」
困ったというかこれでは数十分視線に耐えながら店を行ったり来たりした苦労が報われない
「他に何か無いんですか?」
「むぅ、今丁度他の子も買出しに行ってて代わりになるような・・・あ、そうだ」
しばらく頭を抱えていたがやがて何かをひらめいたらしく立ち上がると
おもむろにきぐるみ?の胸毛がある部分に手をかけた
「えいっ」
もろん
「!?」
年を表すように小ぶりな、だが確かに存在する二つの膨らみ
毛皮が覆う身体に現れた純白のそれは違和感がありながらも逆に・・・って
「ちょっ、ちょっとオマエ何ヤッテンダヨ」
「何って中身が無いなら入れようかと・・・ボクもトナカイですし」
何を言い出すんだこの娘は 大体乳が出るような歳にはどう考えても見えない
もとい妊娠経験どころか男性経験すらあるとは思えないのに
「それはそうかもしれんがもう少し恥を」
「いーえ!それじゃボクの気が治まりません!ちゃんと最後まで恩返しさせてもらいますっ」
そう宣言すると俺の持っていた空瓶を引ったくり無い胸を張る
彼らからすれば自分達は動物、故に見られても平気なのだろうか
そんなことを思っている内に準備は完了したらしく彼女はゆっくりと胸全体を撫ぜ始めた
無論、俺の目の前で
「んっ・・・ふぅっ・・・」
気ぐるみの掌は蹄では無いがモコモコと厚いため扱い難そうに自らの乳房を揉みしだいていく
まだ色が薄く幼さが残る乳頭が寒さのせいもあってかたく尖っていき、胸にはじっとりと汗が滲むのさえ解る
慌てて眼を逸らすが既に遅く先ほどまで欠片も感じなかった雌としての彼女を認識するのに十分だった
「ハァ・・・ハァ・・・何で出ないんだろう、やっぱりボクは半人前なのかなぁ・・・」
焦りのせいか先ほどまで落ち着いていた涙がぽろぽろと地面に落ち続け
もみくちゃに揉みしだかれた胸は寒さも相まって白から赤へと色を変え始めている
しょんぼりと力なくうな垂れるその姿を放っておくことは出来ず俺は思わず声を掛けた
「他人に揉まれると乳の出が良くなるらしいぜ?」
実物と話す前のNPC画像だけで見て想像したトルは一人称ボクのちんちくりん系だったんだが
上の画像にも出てたとおり一人称アタシで意外としっかり対応な娘でした
あんな顔で泣いてるのがそうだとは思わなかったのよ、故に当時のままだが謝らない
>565
ハートヲームいいね
゚∀゚)o彡゚ おっぱい!おっぱい!
搾乳物とはまたマイナー所な・・・だがワッフルワッフル
わ、ワッフル・・・ワッフル・・・
べ、別にどうしても続きが読みたいって言ってるわけじゃないんだからねっ!
誰かいるか?
ああ、次スレ立っていたのかorz