>>457 あー………その手があったか………と思ったらレスが返ってきたので大丈夫でした。わざわざありがとうございます。
>>458 確かに例が極端過ぎた………スマソ(汗)
うーん………そうですね、こっちも曖昧な答えで申し訳無いですが戦闘力は高校鉄拳伝タフを若干マイルドにした感じぐらいで考えてます。
修羅の門より少し上くらいが適当…ぉk。大体把握しました。
後は………彩と刹の関連性もストーリー上必要となってくるので日本神話をモチーフにした伝奇も絡んできます。
>>446の続き、投下します。
※
「ぐっ………!?」
咄嗟に自分の頭を鷲掴みにしている掌を振り払おうと試みるものの、細くたおやかな指はその見た目に反して尋常でない力が込められ、女の柔肉に食い込んでいく。
「うっ………うぅ!?」
まるで万力にでも締めあげられているかのように顔は微動だにせず、
女は唯一動かせる四肢をただひたすら暴れさせてもがく事だけしか出来なくなっていた。
「ククク…………人が死を前にして足掻く姿はいつ見ても無様だな」
喉の奥から絞り出したような低い声で陰気に笑いながら刹はスーツ姿の女を冷徹な眼差しで見下している。
そびやかす肩にトレンチコートを纏ったこの化生は捕獲した獲物をどう屠ろうかと思案を巡らせているのだ。
コールタールを含んでいるのかと錯覚してしまう程に淀みきっていた瞳は猛禽類のようにギラつき、屍のように蒼白い肌は心なしか先程より血色が良くなっている。
そして先刻まで不機嫌かつ冷淡な態度に塗り固められていた表情には地獄の鬼女よろしく薄気味悪い微笑を浮かべていた。
紅を塗った唇は三日月に裂け、その隙間から覗く尖った犬歯は栗色髪の陽気な少女を連想させるが、
彼女のそれは愛嬌の一つにすら見えず、まるで血肉を貪る為に存在しているようにすら思えてくる。
「さぁ、イエス様に祈祷は捧げたか?最も………無神論者の私が連れていく所は天国でも地獄でも無いがな」
芝居の台詞のように紡がれた言葉はそこで途切れ、
次の瞬間には闇に浮かぶ二つの輪郭は元の位置から消えていた。否、動いていたと言った方が正確であろう。
「きぇあぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」
闇夜に狂気を孕んだ絶叫が女の鼓膜を否応なく震わせる。
僅かに遅れた思考から自分は眼前の刹に片手のみで宙を浮かされ、身体を運ばれたのだなと判断した。
恐らくこのまま身体をゴミのように投げ捨てられるのだろうとも悟っている。
だが、生憎この赤毛の死神はその程度で妥協するなどと甘えた考えは持ち合わせていない。
丹頂の翼のようにコートの裾が翻り、大地を蹴るに向いているとは言えないハイヒールタイプのブーツで
器用に暗闇を疾走する刹は自らの手に収めた女の頭を後ろに存在する廃工場の外壁にあらん限りの力で叩き付けた。
その動作に技巧、策謀といった言葉は存在せず、力任せ、暴力といった単語が酷く似つかわしい。
後頭部は苔(こけ)や黴(かび)が張り付いて薄汚れた外壁と刹の掌にサンドイッチされ、女の頭部から噴出した血糊と脳漿(のうしょう)がコンクリート製の壁にへばり付いて醜悪なウォールペイントを施していた。
「がっ………あっ!?」
恐らく生涯で一度も経験した事が無い衝撃とグチャッという嫌な音が聞こえてきた女は延髄から背中に
流れる生暖かい感触と痛みすら越えた致命的な外傷に意識が朦朧としており、
女の目は遠く彼方にある世界を見つめている。
「折角だ。動く標的の撃ち方………教えてやろう」
それまで頭を掴んでいた手の力を緩めて女の顔を
解放し、五指を投げたしたままの左手をスーツの襟元に滑らせてからそれを
無造作に掴みあげると右腕を振り上げ、細やかに手入れされた長い爪で女の顔を掻きむしった。
「ぎゃあっ!!」
本人の趣味なのかネーブルカラーのマニキュアの上にネイルアートで彼岸花の
模様をあしらった爪は鷹爪と呼ぶに相応しく、研がれた白刃のように切れ味は
鋭い。刹は自らの身体で産み出した凶器を用いて容赦なく女の皮膚や肉をガリガリと裂き、鼻や唇、頬や額などと言った部位に惨い裂傷を刻んでいった。
「ククククク…………貴様のような屑でも血の色だけは綺麗だな。そこは誉めてやろう」
賞讚の言葉とは裏腹に、刹は二回、三回、四回と爪で女を顔に斬撃を見舞い、原型すら留めない状態まで女の顔面を切り裂き続けた。
やや高価そうな白いコートや肌に返り血を浴びる事も構わず、ひとりきし血まみれで動かなくなってしまった女を痛ぶった刹は爪と指の隙間に挟まった皮膚や
真っ赤に染まった肉片を
一瞥し、今度は女の両肩に手を置いてから耳まで裂けんばかりに口を目一杯に
開け、牙のように尖った犬歯を女の首筋、そしてそこに位置する頸動脈へ吸血鬼が生き血をすするかの如く噛み付いた。
この頸動脈は脳に血液を送る為に存在する重要な血管である。
柔道や総合格闘技、ブラジリアン柔術で見られる決め技、チョークスリーパー、三角絞め等は腕や脚でここを絞めあげる事によって相手の脳に血液を行き届かなくさせて失神、俗に言う
『落とす』事が出来るのだ。
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁっ!!!」
断末魔、正にその言葉が当てはまるような雄叫びを上げて女は眦をカッと見開いた。
肉と頸動脈に犬歯が突き立てられ、ギチギチと牙が首筋をえぐっていく。
痛覚が身体を蝕み、最早女は虫の息同然だった。
「ぐぅぅぅっ……………ぐぁっ!!!」
獅子のうめきにも似た声を発しながら刹はクルミを噛み砕くように歯に力を込め、首の骨にまで達している歯で延髄を砕いた後、生肉を噛み千切った。
ブチブチという皮と肉の一部分が身体から離れる音がすると同時に女の総身は雷に打たれたかのように数秒に渡って痙攣し、
やがて絶命の時を迎えた。
先刻から見せている刹の闘い方は人間が行うものとは常軌を逸していた。
爪で皮膚を切り裂き、歯で肉と血管、髄までも砕き、そして噛み千切る…………それは武術、格闘技といった人間が理性と本能とを
調和し、長い歴史を掛けて築き上げてきたものではなく、獣が生存の為に他の種族を喰らい、貪り尽す事だけに徹した闘争本能剥き出しの闘い方だった。
以上です。
>>460のアンカー訂正。厳密には
>>446ではなく
>>449の続きです。
それと、刹のシーンは次回で一応終わり、次から本編のエピローグもちょっとずつ進められるようになってきたので終わったら本編再開します。
うわー!なんか人殺してるー!?www
脳髄ぶちまけるほどの腕力、肉を引き裂く爪、喉元を食いちぎる牙。
この人はどうみてもモンスターです。本当にGJでした。
怪物を倒せるのは怪物だけという事か
>>464の続き投下します。 ※グロ注意※
―――「………フンッ、よりにもよって機嫌が悪い時の私に襲い掛ったのが運の尽きだったな」
首筋と頸動脈を噛み切った際に千切れた肉片を口腔で吟味しながら地面に倒れこんだ女の亡骸に侮蔑の視線を向けて鼻を鳴らした。
生前の面影すら残さないまで顔を切り刻んだ事によって飛散した血はトレンチコートの襟元や白貌という言葉が当てはまる顔面に付着し、生々しい血痕が残っている。
そして掌やコートの袖口、中指に嵌めたカルティエのシルバーリングまでも赤黒い鮮血でべったりと汚れているが、本人はそれを拭うのも面倒だと言わんばかりに五指を力なく広げ、
腕を下げたままにしている。
今しがた人を殺めたというのに刹は罪悪感など微塵も感じてはおらず、むしろ
“邪魔な虫を殺した”程度にしか思っていない。
ワインレッドに染めた豊かな巻き髪が風で揺れるのも構わず、右半分を街灯に照らされ、左半分を暗闇の中に影を落としている顔には歩いていた時と同じ不機嫌な表情を張り付かせていた。
「さて………と」
細かく噛みこんだ肉片を喉に通してから刹は死体をどうするかと考えていた。
このまま放置しておけばいずれ誰かに発見され、厄介な事になる。
廃工場とはいえ人が通らない事は無いのだ。そうなれば自然と警察が介入し、事件にも発展するのは自然の成り行きであろう。
「そうだな………腹も減っている事だ。餌には丁度いい」
何かを思いついたのか、
再び唇の端を吊り上げて不気味な笑みを作り出してから刹はゆっくりと骸に手を伸ばし、死体の右腕をまるで木に生った果実をもぎるかのように容易く引き千切った。
肩口の皮膚と肉が裂けてブチブチという音が漆黒の闇の中に響き、最後にゴキッという固く、硬質な音が聞こえると腕はスーツの生地ごと亡骸から分離し、
腕は刹によって握りしめられていた。
「まぁコイツの身体ひとつでも腹の足しにはなるだろう」
物騒な言葉を吐いてから刹は大きく口を開け、そのまま千切った腕にかぶりついた。
生肉、そして骨ごとその鋭利な犬歯でバリバリと噛み砕きながら刹は噛み切った二の腕の一部分を口の中で咀嚼している。
その様は飢饉にあえぎ、やむなく人の肉を喰らう者とは違い、刹はまるで極上の料理に舌鼓を打つかの如く心の底から会心の喜びを見せて人肉を貪っているのだ。
※
やがて腕一本を胃袋の中に納めると今度は死体を仰向けに転がして馬乗りになり、スーツを鷹爪で荒々しくぞんざいに切り裂いてから露出した腹部の皮膚をまるでバナナの皮でも剥くかのように引き剥がし、
彼岸花のネイルアートを施した爪で胸から臍に掛けてを入れ、縦一閃に切り裂く。
まるで魚を包丁でさばくように、或いは手術の時に使うメスのような切れ味である。
その傷口を両手でこじあけるようにして無理矢理広げると大腸、胃袋、肋骨、肺、心臓といった内臓器官とそれを保護している骨が姿を現した。
ガマ口のように広がった傷口へ頭から突っ込むような体勢になって容赦なく死体の内部をバリバリと食い荒し始めたのだ。
その光景は吐き気を催す程凄惨なものであり、最早人間の行動ではない。
今の刹は血肉に飢えた野獣、或いは仏教の中で存在する餓鬼そのものだった。
自らの手で屍に変えた女に慈悲の気持ちすら表していないこの赤毛の女にとって己以外の生物は全て餌としか見なしておらず、
目の前の死体も単なる補食の対象でしかない。
大腸に牙を突き立ててそれを引きずり出し、グチャグチャと噛みしめていく。
心臓は掌で掴みとり、これも中から引きずり出して天に掲げるとあらん限りの力を込めて握り潰し、ポタポタと滴り落ちる血を喉を鳴らして飲み干している。
そして己の手中でクシャクシャに丸められた心臓をも口の中へ放り込み、貪り始めた。
※
情け容赦ない蹂躙により、死体から滲み出た血糊で刹と死体との周りは真っ赤な血の池と化していた。いつの間にか死体の中に収まっていたはずの臓物は綺麗に失くなっており、下半身すらも食い尽されて残すは上半身のみとなっていた。
血の色をした髪は更に紅く染まり、小綺麗な服も血だるまになって無惨なものに変わり果てていた。
それでも尚続く刹の“食事”は不快で耳障りな音を闇夜に響かせている。
彼女のおぞましい地獄絵図とも言える人喰いの晩餐は、未だ終わることを知らない……………………
神薙 刹 編
END
以上でライバルキャラの出番はひとまず終了…………突っ走ってみたらこんなん出来た。
グロ描写で気分害した人すんません。
ホントに化け物出てきちゃったよ…………
おい〜wwwww!なにこのエヴァ初号機wwwww
>>419さんの御意見レスであった
彩=お腹一杯の時のライオンとするならこっちは対極的に
刹=常に飢えたライオンというイメージで書いたらこんなんになりましたww
確かにエヴァ初号機でありバイオハザードですねコイツ……………
オレもエヴァを思い出したw
食っちゃうのは微妙だが相手を容赦も慈悲もなく扱う様はオレ好きだ。
>>473 ここまでやるなら、彩も触発されて刹に噛みつく位はやってくれ。
いや、別に食わんでもいいから
噛みつき合いって凄っ
>>474 気に入ってもらえたみたいで良かったです。これから彩と闘わせたり暴れさせたり(笑)とライバルキャラ、ダークヒロイン(もう一人の主人公的存在)として見せ場をどんどん作っていきたいのでよろしくお願いします〜
>>475 >ここまでやるなら、彩も触発されて刹に噛みつく位はやってくれ。
だいぶ先の話になりますがそういうシーンも入れる予定なのでご安心(?)下さい。
ただ次のバトルからは彩にダーティーな闘い方はさせず、
>>420みたいに主人公として正統派、爽やかなボーイッシュ娘として書いていきます。
それと………今後は彩が花とするなら刹は根っこ、茎として書いていくつもりです。根っこや茎の部分があるからこそ花が咲き誇るように刹に汚れ役を請け負わせる事で彩を主人公として引き立てていくという形で
彩にはストリートアイドルって感じがあったからね
裏通りで喧嘩もやってるモー娘みたいな…夜が来る!の七荻鏡花みたいなの勝手にイメージしてた
彩に一方的に痛めつけられるちより会長も見てみたいんですがw
刹様「ガブシュ!!」
ズキューーーーーーン!!!!
野郎1「すげぇ!!刹様が女の頸動脈を噛み千切りやがったーーーーー!!!」
野郎2「俺達でも出来ないような事を平然とやってのける、そこに痺れる憧れるーーーーーーー!!!」
刹様「私は人間を辞めるぞ彩ーーーーーーー!!!
URYYYYY!!!!」
てか人間の積もりだったのかよ!w
刹の強さの秘密は石かm(ry)
>>478 ストリートアイドル………では無いッスね。彩はこれといってアイドル業やってる訳じゃありませんし。ストリートファイト好きな女の子って感じなんで鏡花よりもストZEROの春日野さくらに近いイメージで書いてます。その内また彩のイラスト投下してみますね。
>>479 え〜と………ちより戦はあれが限界。というよりも本編ではちよりに噛ませ犬フラグは立てる予定無いッス。
本編の方、一ヶ月も間が空いてしまいましたがようやく書けました。エピローグその1投下します。
エピローグその1
「失礼します」
檜で作られた重厚な扉を二、三回ノックしてから音を立てないよう静かに開け、彩はうやうやしい態度で室内へと入る。
平素は苦しいからという理由で絶対にしないリボンタイをきちんと締めてワイシャツのボタンも全て閉じ、七分に捲っている赤茶色のブレザーも襟元までしっかりと正して着ている。
頬と瞼にはちよりとの一戦で付いた裂傷が生々しく刻まれており、右足には包帯を当て木と一緒に巻いている。
動かすだけでも僅かに痛むのか脚を引き摺りながら歩いていた。
端から見てもちよりや楓のように入院していなければいけない状態なのだが彩自身がそれを拒否し、そのまま自宅療養という形を取っていた。
あの闘いから数日経った今日、理事長直々に呼び出しを受けて今に至る。
「怪我の具合はどうですか?美島さん」
執務の為に使う大きめの木机に両手を置き、革張りの椅子に背中を預けた白髪の媼(おうな)が久々に再会した孫娘を見るような笑みを向けて静かに口を開く。
「はい………お陰さまで大分良くなりました」
目の前の媼に対して滅多に使う事の無い敬語を用いて一礼する。
ちよりとの闘いの件で烈火の如く怒られるか延々と
説教されるかと思って覚悟していた彩はわざわざ自分の体を心配してくれた理事長に対し思わず恐縮してしまう。
学園の生活態度のせいで礼儀作法は皆無だと思っている生徒や教員が多数いるが、彩は決して粗野粗暴という訳では無い。
ただ生まれつき堅苦しい事が苦手なだけで人並みに作法は知っている。
「そうですか………まだ完治していないのに御足労お掛けました」
「い、いえ!とんでもありません!!
私自身がしっかりとケジメを付けたいから自分から
来ただけであって決して辛いとは思っていません。
どうかお気になさならいで下さい!!」
普段は『ボク』で通している一人称を『私』に変え、予想だにしていなかった労いの言葉に思わず慌てふためく。
さしもの彩も年上にここまで下手に出られると困惑してしまう。
「そ、それで理事長………お電話で話されていた私
に対する処分というのは……どうなりましたか?」
柄にもなくこれ以上気を遣わせる訳にはいかないと
判断した彩は半ば強引に自分に対する処分を求めた。
「えぇ、そうでしたね……………ここから本題に入ります。
率直に申し上げると………美島さん、貴方には本日を以ってこの学園を去っていただきます。
これは先日の職員会議で私を除く教職員全員の意見で決まりました」
その言葉を聞いた瞬間、彩は理事長の目を見据え、言葉が終わるのを待たずに口を挟んだ。
「待ってください理事長。天草会長、五條先輩、
そして桐生さんはこの件に関して非はありません」
「何故………そう言えますか?今回の件はまず
五條さんが美島さんに私闘を仕掛け、次に天草さんが貴方の言葉に乗じて私闘を行ったと聞きました。
勿論桐生さんも貴方の手伝いをしていたのを生徒の大半が証言しています」
「それは違います。
正しくは五條さん、天草会長は私の普段の行いを咎めた際に私と口論になり、
それに腹を立てた私が無理矢理キックボクシング部のリングに上がらせ、私闘をさせたのです。
そして桐生さんはその時、私の共謀者になるよう脅迫したんです。ですから三人に何ら咎はありません」
我ながら酷く苦しい嘘だった。筋も全く通っていない支離滅裂な理屈と言い訳。だが、ここで引く訳にはいかない。
引いてしまえばちより、楓、友美に学園での自分と同じ問題児の烙印を押されてしまう。
特に友美はこんなどうしようもない自分を理解し、友人になってくれたのだ。
これからその友人が学園で後ろ指を差されて生活しなければならないという事を彩には看過する事は出来なかった。
泥を被るのは自分だけでいい。
端から見ればこんな得にもならない自己犠牲は馬鹿馬鹿しいとしか言い様が無いだろう。
だがそれでも構わない。
返吐が出そうな青臭い友情だと思われてもいい。
下らない自己陶酔だと蔑視されてもいい。
何が何でもこの意地を貫き通す。
それが彩の胸に宿る一つの意志だった。
「お願いします…………処分を取り下げてくださいとは言いません。
せめてあの三人には寛大な処置を…………お願いします!!」
最後の部分だけ語気を荒くし、両膝と両手を床に付けて頭を下げた。
そこにいるのは喧嘩屋を自負して常日頃から陽気に振る舞う少女ではなく、
友人達をかばう為だけにプライドも我も捨てて理事長に土下座する一人の少女、美島彩だった。
しん、と静まりかえる室内で彩は床に額を擦りつけるような体勢で目を瞑りながら理事長の言葉を待つ。
「美島さん………まず頭を上げて下さい。
この学園でそのように頭を下げる礼は教えていませんよ」
椅子から立ち上がった理事長は彩の前まで歩み寄り、膝を折ってしゃがみ込んだ。
銀縁の眼鏡越しに見える柔らかな眼差しが彩を捉えて離そうとしない。
ゆっくりと頭を上げて上目遣いに理事長の顔を無言で見つめながら彩はその口から紡がれる返答を待っていた。
「そうですね…………では、天草さん、五條さんが退院して無事復学したら三人には後日学園内でのボランティア活動を行ってもらいます。
それを一週間やり通せば
今回の処分は取り下げます。これは職員の会議では決めず、私の一存で決定させて頂きます」
「え?………っていう事は」
「はい。現段階で彼女達の処分は保留にさせて頂きます」
その言葉を聞いた瞬間、
彩は破顔して喜色が溢れんばかりの笑顔に変わった。
「ありがとうございます理事長!!………痛っ!!」感謝の辞を述べてから勢いよく頭の下げた彩はその反動で額を床にぶつけてしまう。
ゴツッという固いものと固いものが衝突した鈍い音が響き、ぶつけた額に赤みが差している。
「フゥ………やはり貴方も絵里さんの娘ですね。他人の為に自分の犠牲すら省ない所はそっくりです」
「っつぅ〜〜〜〜〜………え?」
ずきずきと痛む額を手で抑えながら膝立ちで理事長の顔を見つめる彩は意外な人物の名前を聞いて目を見開いたまま文字通り膠着した。
「お母さんを………知ってるんですか?」
「えぇ。昔、絵里さんはこの学園の生徒で私の教え子でしたからね。
あの人もよく問題起こしては私に怒られていたものです。
それでもあの人は肝が座っていました。
怒られても悪びれない様子で笑っていましたし………今となってはいい思い出です」
「そうだったんですか………………」
「あの事件さえなければ…………彼女も普通にこの学園を卒業出来たんですけどね」
理事長はそれまで柔和な笑みを浮かべた表情に陰を差し、伏し目がちになる。
「あの………事件?」
とりあえず今日はここまでです。
ちょっとエピローグは長くなるので2〜3くらいに分割しますね。
GJ!
次は伝奇的昔話かな?かな?
彩「あっやあやにしてあげるよ♪」
すいません。↑のエピローグで一文抜けてましたorz
>>483の理事長のセリフ、>「えぇ、そうでしたね……………ここから本題に入ります。
率直に申し上げると………美島さん、
貴方には本日を以ってこの学園を去っていただきます。
これは先日の職員会議で私を除く教職員全員の意見で決まりました」
というセリフの後に続く文です↓
退学。それが彩に下された処分だった。今までのぞんざいな生活態度、生徒とし
て規律を乱す行い、そして先日行われたちよりと楓との私闘が決定的となりこの
処分が下されたのは当然と言えよう。
合意の上での私闘とはいえ、結果的に彩は
二人の生徒に怪我を負わせ、病院送りにしてしまったのだ。
学校側も彩に弁解の余地は無いと言えよう。
下手をすれば警察沙汰にもなっていたのだから。
とはいえ彩に落胆の様子は無い。彼女自身それは覚悟していたし、もとより自分はこの
学園にふさわしくはないという事も自覚している。
それ故彩は頭を垂れようとはせず、背筋を伸ばして毅然とした態度で真摯にその
結果を受け止めた。
「そして………この件に直接関わった天草さん、五條さん、桐生さんの三人もし
ばらくは停学という処分も決まっています。そして………キックボクシング部も
当面の間活動停止という処分を………」
という後に
>>484の最初、>その言葉を聞いた瞬間、彩は理事長の目を見据え、言葉が終わるのを待たずに口を挟んだ。
「待ってください理事長。天草会長、五條先輩、
そして桐生さんはこの件に関して非はありません」
というふうになります。マジすいません
491 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 20:17:22 ID:GZwGmYCO
sage
ああ…学園物の定番のやり取りGJ!
バトル物とか書いているとこの手のシーンに妙に熱が入ったりする時ってあるよね、それかバッサリ無視するか。
何はともあれバトルシーンだけの作品ではなく、一つの物語の体裁を整え始めたのが分かるな。
エピローグその2、投下します。今回で本編は一旦終了です。
エピローグその2
あの事件という言葉に彩は小首を傾げ、年相応の皺が寄った理事長の顔を訝しげに見つめる。
母親が何か学園にいられなくなるような問題でも起こしたのだろうか。
確かにあの破天荒な性格をした母親なら問題の一つや二つ起こしてもおかしくは無いが、理事長にここまで陰鬱な表情をさせる程の事をしたのだろうか。
「美島さん、この話は少し長くなるのでまずは椅子に座りましょう。いつまでも床の上に座っていると制服も汚れてしまいますしね」
「え?………あぁ、はい」
彩の心情を見透かしたように銀縁眼鏡を掛けた老女は先程までの陰鬱な表情を払拭していつもの温厚な笑みを彩に向ける。
しばし物思いに耽っていた彩は理事長の言葉で我に返り、両膝を付いていた体勢からおっとり刀で立ち上がると本来は接客用として
使われている豪奢な赤いソファーに両足を揃えて座り込んだ理事長とガラス張りのテーブルを挟んで向き
合う形になってソファーに腰を下ろした。
素材もショッピングモールで市販されている普通の物とは全く違うそれは座っただけでも彩の腰を沈ませるのに十分な代物だった。
父親の書斎にも似たようなソファーが存在しているが、
家に居る時のように脚を投げ出すような真似はせず、形だけでも正しく両足を揃えて着席する。
普段のアクティブな彩からは想像も付かない位の大人しさである。
「そうかしこまらなくていいですよ。これから話す事は年寄りの長話だと思って聞き流して下さっても結構ですから」
「は、はぁ………」
理事長の謙虚な物言いに彩は額に掛る栗色の前髪を指で横に掻き分けながら生返事を返すだけで後は何も喋ろうとはしなかった。
※
―――かつて江戸初期の時代、奥河氏十一万石の城下町として栄えていた県庁所在地、明野宮(あきのみや)市。
山々に囲まれた市は都心に比べれば人口は劣るものの、昼夜問わず人通りが多く、市街地は活気に満ち溢れている。
南西に位置する郊外には彩の住む閑静な住宅街、
そこより五キロ離れた高台には楓、ちより、友美が住んでいる物見山(ものみやま)という高級住宅地、
市内の中央には観覧車がシンボルともなっているアミューズメントパーク等、
大まかに分けて五つの地区に区切られている。
そして明野宮駅西口より栄えている市街地のメインストリートの片隅や公園、
裏通りの広場では大衆の娯楽、或いは賭博の対象としてストリートファイトが毎週末に開催されている。
東口には平日、様々な制服に身を包んだ学生達が行き交うスクールゾーンとなっており、そこから三笠ノ宮学園の生徒を送迎する為のスクールバスも存在している。
普段よりも幾分か人通りの少ない平日の正午、東口の駅前ロータリーの道路脇には白塗りのレクサスがハザードランプを点滅させて停車していた。
国産車ではない為ハンドルは左側に付いており、運転席が国内産のセダンとは違って逆になっている。
座席全ての窓は黒いスモークシードが貼られて外部から車内の様子はハッキリと見えず、
運転席の窓が僅かに開けられただけで他は全て締めきられている。
市内とはいえ、こんな地方ではおよそ場違いとも言える外車の中には一人の女以外誰も乗っておらず、
車の持ち主であり、運転者でもある本人は運転席のレザーシートに腰を沈め、
アームレストに肘を乗せて頬杖を付きながら煙草をくわえていた。
いささか品が無いようにも見て取れるが、気怠そうにしているその格好はかなり様になっている。
淡く鈍い色をしたスモーキーブロンドの長髪は束ねる事無くそのままにして、
目はレイバンのサングラスを掛けている為完全には見えない。
だが鼻は高く、ピンクのルージュを引いたふっくらと厚みのある唇、白人特有の透き通る程に白い肌。
顔立ちや肌の色からしてまず日本人では無いと断言出来る。
自身がデザインしたアメジストカラーのワンピースドレスを見事に着こなし、
太股の付け根まで切り込まれたスリットから覗く粉雪のように白い脚が露になる事も構わずハンドルの下で脚を組んでいた。
ほぼ締めきられていると言ってもいい空間は彼女自身が身体と服に吹きかけている香水の匂いと煙草の煙とヤニ、
臭い消しとして置かれているビーズが詰まったポットから放たれる瑞々しいライムミントの香り等、
様々な香が入り混じった何とも形容し難い複雑な異臭と車内を真っ白に見せる程の煙草の煙が車内を蹂躙していた。
だが、当の本人はそんな匂いをかいでいて気分が悪くなった様子など微塵もなく、寧ろその香を心地よく鼻に感じているように見える。
形の良い耳にイヤホンを嵌めながら何やら含み笑いを浮かべ、くわえていた
パーラメントを細い人差し指と中指の間に挟んで口から離し、おもむろにイヤホンを外してダッシュボードの中から車検証や洋楽の
CD、チュッパチャップスと一緒に無造作に放り込まれていた携帯電話を取り出した。
鼻唄混じりに女は携帯電話を操作して発信ボタンを押し、スピーカー部分を耳に押し当てる。
やがて二、三回程コール音が鳴ってからスピーカーの向こうでガチャッという音が聞こえた。
「はぁい、こちらエレジーちゃんよぉ」
「………いい加減その頭の悪い喋り方を治せ。品格を疑われるぞ」
女の間延びした口調とは違い、ひどく淡々とした
口調ではあるがやや呆れたような声が電話越しに聞こえる。
だが、口調は正反対であってもお互いの口から紡ぎ出される言葉は同国の人間も舌を巻く程流暢なクイーンズイングリッシュであった。
「んもぅ、いいじゃなぁい。この喋り方はアタシのチャームポイントなんだからぁ」
「いいから早く用件を言え。こっちはお前のように暇ではない」
「ツレないわねぇ………まぁいいわ。用件はターゲットの報告よん」
「どうだ?ターゲットの動きは?」
「うんとねぇ、どうやら学校を退学になっちゃったみたい。
それと一緒にお友達の方も停学処分受けそうになったんだけどぉ……………土下座して処分取り消そうと理事長に頼み込んでたわよぉ」
二人の会話からしてどうやら女は三笠ノ宮学園での彩と理事長のやり取りを盗聴していたらしい。
オーディオに見せかけたそれはどうやら盗聴器からの電波を受信する為のもののようだ。
繋がれたイヤホンはその会話を一語一句漏らさない為、又は外部に知られないようにする為に付けていたと思っていいだろう。
「そうか………ご苦労だったな」
「いえいえ〜………ところでレイニー」
「何だ?」
「ホントにあの甘々ちゃんが例の一族なのぉ?どんな凄い奴かと思ったら………まだまだ子供のチビッ娘じゃなぁい」
「人を見掛けで判断するな。仮にもあの御方を苦しめた美島絵里の娘だぞ」
「う〜ん、いまいち信用出来ないのよねぇ〜。
ほらアタシってさ〜実力も解らない相手を無闇に警戒するのとかあんまり好きじゃないのよぉ」
「お前は手を出すな。あの御方から釘を刺されているだろう」
「はいはい。レイニーちゃんはあの御方の信者様ですもんね〜」
「……………言葉に気を付けろエレジー」
「もぅ、冗談だってばぁ………あの御方の事になると直ぐ怒るんだからぁ」
怒気を含んだ相手の声に臆する事もなくエレジーは首に付けたホワイトゴールドのネックレスを見つめながら相変わらずの口調で言葉を続ける。
「………無駄話はこの辺にしておく。引き続きターゲットの監視を怠るなよ。
私は神薙を尾行してた奴と連絡が取れなくなっているから奴に代わって私が神薙を監視する」
「はいは〜い、頑張ってねぇ〜」
相手に見えないにも関わらず、広げた掌をひらひらと振りながら電話を切り、
携帯電話を閉じるとエレジーはパーラメントをくわえ直してから唇を吊り上げて再び含み笑いを浮かべていた。
サングラス越しに瞳を妖しく輝かせ、片手でハンドルを握り締めてからもう片方の手でサイドブレーキを解除し、アクセルを軽く踏んでゆっくりと車を発進させた。
「フフフフフ…………遥か昔、倭の国に存在した神を護りし戦民(いくさだみ)、御神護(ミシマ)一族。伝承が本当かどうか確かめさせてもらうわよぉ、美島…………いいえ、御神護 彩ちゃん。……………フフフフフフフフ」
意味深な独り言を呟いてからロータリーをぐるっと一周して東口を出ると白塗りのレクサスは市街地を離れ、やがて何処かへと消えていった。
―天草ちより戦 END―
以上です。本編はひとまず終了。やっと終わりました…………書き初めてから約五ヶ月、色々と右余屈折やおかしな所もあったと思いますが皆さんのGJレス、
感想、御意見レス等が励みになりました。
これからもこのSSはまだ続いていきますのでまたどうかよろしくお願いします。
>>488 すんません。伝奇的昔話はもうちょっと先なんです。だからとりあえずそのナタを置いt(ry)
>>493 このSSを書いてる時に、あれも書きたいこれも書きたいと色々欲張ったら風呂敷がかなり広がってしまったので読んでる人に
バトルだけでなく、ストーリーやキャラクターも楽しんでもらおうと思って一つの物語として整えました(まだまだ脳内段階ですが………)
かなり長編になりそうな予感なので今から少し不安です………(汗)
骨を捻る主人公
心臓に思いっ切り膝蹴り入れる生徒会長
人を喰うライバルキャラ
…………人外しかいねぇじゃねぇか
どうも、亜佐倉です。
自サイトの方に彩対ちより戦(本編のみ)をまとめておきましたので報告します。
小ネタの方はもう少し整理してからまとめますね。
それと………今回は変な終わり方したので「何だこれ?」と思った方もいらっしゃるとは思いますが、
次の奴がこれに繋っていきますので次もよろしくお願いします
〇小ネタその3(?)投下します。
>>355の続き。 ※脱糞描写有り、注意。食事中、或いは耐性の無い方は閲覧控える事をお勧めします。
小ネタその3(?)
「くぅぅっ!!」
間近に迫った便意を必死の想いで耐えるちよりは
必死の形相で彩に接近し、両手で彩の細い首を掴んで首相撲の体勢になった。
一刻の猶予も許されないと行った様子でちよりは焦りながらも彩の上体をコントロールする。
(は、早く終らせないと……出てきちゃっ………………美島さん、恨まないで下さいね!)
この試合を早く終らせなければ今度は小水を漏らすだけでは済まなくなる。手遅れになって脱糞してしまえば自分を慕ってくれている下級生や同級生の前で無様な姿を晒してしまう。
そうなってしまえば自分はその屈辱を背負って学園生活を送らなければならない。いや、これからも背負い続けなければならないのだ。令嬢として、生徒会長としてのプライドがちよりの身体を動かし、普段からは想像も付かない力を身体に与えてくれる。
「ハァッ!!」
鋭角に曲げたちよりの膝が彩のみぞおち目掛けて
襲い掛る。
だが、焦っていた為か、ちよりの膝は僅かに軌道がズレてしまい、鳩尾ではなくその下、つまり彩の腹部に差し迫っていた。
「うわっ!!ち、ちょっと………ちより会長、お、お腹、お腹はダメェっ!!」ちよりと同じく、便意と闘っている彩にとって腹を打たれるという事は致命的にあった。
もし、膝蹴りが腹に直撃すれば打たれたショックで我慢していたブツが肛門から出てしまう。それだけは何が何でも避けたかった。
だが、幾ら彩が懇願した所で一度放った膝蹴りが引き戻される訳でもなく、無情にも鋭角に曲げた膝はこれ以上と無い位見事な角度で彩の腹部へと突き刺さった。
「うぶぅっ!!」
膝蹴りに悶絶しながら彩は自分の意思とは無関係に菊門の活約筋が緩み出しているのを感じていたが、自分の力では最早止める事は出来なかった。
(だ、ダメ、もう……………限界)
目尻に涙を浮かべた彩はこれから訪れるであろう“事態”に対してどこか諦めにも似た感情が芽生えていた。
ブリュッ!!ビブブブブッ!!ボビュルッ!!ビチビチビチッ!!ブビュビュビュビュビュッッッッ!!!!ブブッ!!ブシューーーーーーーーッ!!!
凄まじい破裂音と共にとうとう大量の下痢便が彩の直腸、そして肛門を通じて溢れだし、穿いていたディープグリーンのハーフパンツは臀部の部分だけ茶色い染みが滲み始めていた。
(ひゃうぅぅぅぅぅぅっ!!…………で、出ちゃったぁ……う、ウンコ………ウンコ漏らしちゃったぁ、ケツ穴からウンコいっぱい出ちゃったよぉ………止まって、お願い止まってぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!)
懸命に自分の身体に言い聞かせるものの、尻穴はそんな事などお構いなしと言いたげに尚も開き続け、
堰を断ち切った濁流の如く泥状の軟便を吐き出し続ける。型を留めない軟便は
ハーフパンツの裾から脚を伝ってボトボトと流れ落ち、真っ白なキャンバスの上に糞塊の小山を作っていた。
茶色と黄土色の混じったその下痢便には胃の中で最後まで消化されなかった食物がヘドロのようになって糞と混じり合い、汚物特有の凄まじい腐臭が辺りに充満し始めている。
(はうぅぅぅぅっ………止まらない、止まらないよぉぉぉっ………うぅっ、ひっく)
止める事の出来ない脱糞に思わず彩はちよりに首を抱えられた体勢のままポロポロと大粒の涙を両目から流し、おえつを漏らしながら泣き出してしまった。
ブビッ!ボブブッ!!ビシュビシュ、ブプゥ〜、プシュッ!!ビリュリュリュリュ!!
悲壮感を隠す事もなく悲しみに満ちた彩に対し、尻穴は彩を茶化すかのように糞便と一緒に腹に溜ったガスを噴出し続け、糞便の小山の頂きはまた高くなる。
(こうなったら……………)生まれつき淡い茶髪の前髪から覗く瞳にドス黒い焔を燃やし、自分にこんな醜態を晒させた生徒会長を睨み付ける。
脱糞によって頭の何処かの線がキレた彩は青いグローブ越しに拳を握り締め、ちよりの腹に標準を定めた。「ちより会長…………道連れだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」
首を掴んでいたちよりの両手を無理矢理引き剥がし、彩は拳をちよりの腹目掛けて打ち込んだ。
小ネタその3は以上。次回が小ネタのラストになります。
俺夕食カレーだったよ…orz
でもGJ!弱さを晒す彩可愛えぇ!
腹責め好きとしても良い作品と認めざるを得ない
師走で忙しいだろうけど乙でう!
>>506 えーと…………その、色々とすいませんorz 次に小ネタ投下する時は食事時控えます。
住人の皆さんも年の瀬で忙しかったりするとは思いますが体調等に気を付けて下さい。
508 :
名無しさん@ピンキー:
エロパロってより本格格闘小説だな。
しか〜〜し GJ!! 獏先生の餓狼伝ファンの俺的には亜佐倉GJ!
小ネタでエロいのほしぃーー がんばれ