>197おもろかった!他のも楽しみにしてるよ!
ダーヴィト、ラインハルトってセクース上手そう。でも2人とも性欲はあまりなさそう。
保守
もうだめだ漫画でヤーコプ見ると「秘密の三角ゾーン」思い出すww
あなたの作品がまた読みたい!
ヤーコプ×ユリ って、パロディならではの組み合わせの妙だわな
原作読んでたら、絶対に思いつかないカップリングだ
姉ロッテ様一筋かと思ったけど
美形の女王様なら誰でもいいのかも
ゲルユリよみたい・・・
>205胴衣だたりする。
クラウスがユリを女だと気づいたシーンで眠ってるのをいいことに
体のあちこちを触ってしまう話キボン!
>207のリクに沿えるかわかりませんが、
普通気づくだろって話だがユリウスが起きないこと前提で無理やりかきました・・。触るどころかかなり変態チックなコトもしてしまうので
興味あるかただけ・・ドゾ。
(後日、イザーク編も投下予定)
<<クラウスの場合>>
こいつが女だと分かったのはついさっきだ。劇の最中に右手に傷を負ったおまえを俺が、自分の都合で無理やり走らせた。
冷え切った体を自分の体温で温めながら出会って今日までのことを
思い返していた。
転入早々俺と取っ組み合い水をかぶり、逃げるように帰っていったおまえ・・・。
学内演奏会で震える手を握ったときのその手の小ささ柔らかさ・・・。
久々に登校した俺にすがりつき泣きじゃくるおまえ・・・。
細い肩を抱くような形でしばらくこいつの寝顔を見ていた。土気色だった唇に赤みが戻り少しづつ俺の体温で頬の色を回復させてきている。
ひとまず安心した。
ここまでお前を走らせ手しまったことを悔いながら、
仲間との連絡がとれないことには不安を感じたが、とりあえず胸をなでおろす。
しかし安心したと同時に、ふと考えてはいけないことを思いついた。
こういうときこんな状況でありながらどうして自分は男なのだと恨みながら、・・触ってみたいという考えを捨てられないのが本音だった。
・・・でなくとも、俺はいつからか日々高まってくる告げることのないこいつへの気持ちを押し殺していたのだから・・・。
こいつが女だと気づかなかったらどうだったか・・男としてのお前に特別な思いを抱いたかもしれない。
それが女だと分かったいまならなおさらだ。
その相手がいま体を密着させ俺の腕の中にいる・・・。お前と2人きり。他に誰もいない。
俺は気持ちが抑えきれず、きづけば頬に触れ唇を指でなぞっていた。
耐え切れず、いつしか自分の唇をおまえのそれに押し当てていた。
いつ誰がくるかもわからないこの場所で、きづかれぬようあくまでゆっくりと・・・。
また気がつくと、自分の舌で唇をなぞっていた。
時々、くっと唇に力がはいり、起きてきそうな気配がするたび舌を離した。
何往復もするうちにこいつの唇はおれの唾液で、怪しく光っていった。
俺が光らせた唇がもし、開いていればまちがいなく差し込んでいるだろう俺の舌。
本当なら唇ををこじ開けたい・・!
だが、さすがに気づかれるとまずいのでやめた。
今度は、口にすっぽりと納まってしまうかわいい小さな耳をしゃぶりたてた。
体勢的に左耳にしか無理なのだが。
耳梁を舌先で何度もなぞり、耳孔に入り切るかぎりまで舌を埋め込んだ。これもきづかれぬようにあくまでゆっくりと、息が荒くなるのを押さえながら・・。
その舌を首筋に移す。舌を這わすうち、あまりの柔らかさに吸い上げたい衝動にかられ、
わかるかわからないほどの薄い跡を――しっかりと――残した。
―――後日こいつがまったくきずいていなかったようのでとても安心したのだが。
鎖骨のラインをなぞりながら胸元へ。
演劇用の衣装が皮肉にも体の線に沿うように密着していたので手で、布を持ち上げないと上からその下を
覗き込むことはできなかった。
それに苛立ちを覚えながらそれでも見たい衝動を抑えきれず、右腕で体を支え
バランスをとりながら、ひだり指でぐっと衣装を上に持ち上げ、中をのぞいた。
美しさにため息をそっと漏らす。
大きくはないが、――これでは誰も気づかないわけだと納得したが――そう思いながらもその2つの隆起は
女であることを
しっかりと主張していた。
もう少しみえないかと服を右斜めうえにぐいっと持ち上げると、右の白いふくらみの先に、かわいい薄桃色の尖りが見えた。
またもやため息が漏れる。
さっきから俺のズボンの中のモノが、下着をいたく押し上げている。
これでも起きないかと、反応をみながらも、抑えられず両ひざで上半身を、右ひじで頭を支え、落ちないようバランスをとると、
服の中に手をいれ、右の膨らみを円をかくようにゆっくりと弄んだ。
俺の手の中で柔らかいそれは自在に形を変え、指を食い込ませる。
そのあまりの柔軟さと心地よさに手の動きを早めてしまう俺。
顔と胸をかわるがわる見る。
表情が少し動くものの、全く気づく気配がない。
それが俺をもっといけない奴に変えていく。
薄桃色の尖りに俺の指が何回も当たり、最初に見た以上に硬くとがってきている。
我慢できなくなった俺は一度、服から手を抜くと自分のひとさし指に唾液をからめ、
もう一度手を差し入れ、そこをそっと転がす。
「・・ん・・」
気づいたか・・!!
こいつの眉間に少し皺がより、唇が震えた。それを機にピタッと俺の指は動きをとめ様子を伺ったが、
ただの寝言だったかのようにまた深く寝入るのを見届けると、同じ動きを繰り返した。
命を狙っていつ追っかけてくる奴らがいるかも分からないこんな状況の中で、眠っているのをいいことにおまえに
こんなことをしている俺は最低な奴だ。
――最低な奴だ。
そう思うが手は動きをやめられず、男の悲しい性をあざ笑うかのようにズボンの中では
俺のモノがさらにエレクトし、びくびくと脈うっている。
それがこいつのちょうど俺の上に乗っかっている尻のふくらみに食い込むので気持ちがよく、ぐいぐいと何回か押し上げてみる。
と、すぐに、柔らかで弾力のある小ぶりな尻の肉がボインッボインッと、俺自身を押し返すように弾む。
あまりの刺激に俺は射精しそうになったので、ただちにやめ、肩ではあはあと息をついた。
危機一髪。
情けないほどに反応してしまう自分の肉体が情けなかった。
――好きな奴だから仕方ないのか・・?自分に問いかける。
悲しいかな一度ついてしまった欲望の火はもうとめられそうにない。
当然違う場所も触りたくなった。――女を証明するもうひとつの場所を。
下着の中が痛く苦しいので、着衣をゆるめると、自身を引き出した。
胸を弄っていた手をはずし、右肩を支えなおすとゆっくりと、左手を
・・・ゆっくり脚のほうから差し入れる・・。
じかに見られないのが悔やまれたが、締まりのある内腿の感触を楽しむようになであげながら
脚の間に到達する。
立て割れの窪みを指をなぞってみる。
――もう、まちがいなく女を確信させられた――。
何度もソコをなぞるうち、さらに深く埋め込まれそうな場所を指先が見つける。
そこを下着越しに指先を埋め込ませる。何回も浅く埋め込ませるうちに、指先に湿った感触を感じ出す。
少し戸惑った。しかしすぐに、それは俺の喜びへと変化した。俺の指に反応している・・!
こいつの体が少しぴくっとした。
起きたか・・?
それでも起きなかった。いやもう起きてほしいぐらいだった。もしくは誰かきてほしかった。そうすればここで止められたのに・・。
頭の中のほんの片隅の良心の部分が弱弱しくささやく。
けど、実際は・・・。
ついに、貪欲にもその薄い下着を横にずらし、手を差し入れる。女の体ってのは眠っていてもこういうことになるのか・・。
いろいろな疑問を投げかけながらそこを弄る。
先刻の俺の行為で、そこは蒸れたように熱気を帯び、触れたとたん指をぬるっとすべらせた。
とたん、俺のモノもビンっと腹をたたく。
上下にこするうち、溢れるものが量を増してくる。
それをすくい取って口に持っていき、舐めてみる。すこし酸味がかった味がするが少しも嫌ではない。
それよか愛おしさが増すばかりだ。これがお前の味か・・。
救ってはなめる。また救ってはなめる。
起きるなよ――。誰も来るなよ――。
自身の先からあふれ出す透明な液体を指ですくい、こいつの粘液と混ぜ合わすようにしながら
浅く指を埋め込ませた箇所をこねまわし、
直に指先を埋めてみる。
クチュッと音がして
少しでも間違えば今にもヌルリと
指が根元まで入ってしまいそうな感じがたまらない。そうすればさすがに気づくだろう。
挿れたい衝動に耐えながら何度もそこを指先だけで攻める。
そこがこいつに似合わず、こんなにも淫らな水音を立てている。
こいつのと俺のとが混ざり合っている・・そう思うだけですべてが爆発してしまいそうだった。
やがて指がその上を求める。わずかしか生えていないと思われる柔らかなうぶ毛のような感触があり、
その下に小さな尖りが触れた。ごくりと唾を飲む俺。
そこを下の粘液を絡めながらゆっくりと指の腹で刺激してみる。
「・・ン・・っ」
わずかな声とともに、ユリウスの体がぴくりと動き、表情が少し動いた。
とたん、俺も動きを止めた。心臓が早なる・・。・・ただ、目は開いていなかった。
こんなにして眠っているのか・・。いや、じつは気づいていて、わざと起きないふりをして俺の指に身をまかせていたら・・?
あるわけないが、ついそんなことを思うとまた堪らない。
――起きてしまってもいいぞ。いっそ俺の身体でお前をかき乱したい。
――起きてこんなことをしている俺に幻滅し、お前に嫌われたくない。
2つの重いが交差する。
でも、やはり後者が勝っている。
こいつが寝言だか、喘ぎ声だかわからない声を小さく漏らすたびに、俺は動きを止めて顔をみた。
どっちにしろ、その声はますます俺を高ぶらせたが・・。
擦っては離すを繰り返すたびにそこは硬く立ち上がり、いよいよ堪らなくなった俺は
ついに自身を扱きながら、そこを擦った。
「うっ・・!」
呻き声がもれるほど、格段に気持ちが良く、こいつを擦る指のスピードがあがる。
こんなこともう止めなければ・・いつ気づくかというスリルでさえいつしか俺にとっての
発奮剤でしかなくなった。
「ンッ・・ンッ・・」
ユリウスの唇が半開きになり、呼吸が少し速くなり、頬が高潮しているのは気のせいか・・。
あまりの興奮から、俺はかなり強い力で自分とこいつのソコを擦っていた。
腰の奥から再びじわじわと駆け上がるものを感じると、ついに耐え切れなくなり
間一髪でズボンからハンカチを取り出し、
――そこに自分の欲望をビュルッとぶちまけた・・・。
――何やってんだ俺は。
呼吸が落ちつき、自分のしていたことに、ようやく我に返ると急いで
ハンカチを折り返し、証拠を残さぬようにこいつのソコを拭った。
自分の服を整え、こいつの服もきれいに整えた。
何事もなかったかのように・・・ずっとおまえを抱いていた―――。
この日以降、こいつに近づくことはもとより、まともに顔を見られるようになるのに時間が
かかったのは言うまでもない。
これは、告げることのない思いとともに、墓場までもっていく俺だけの秘密であるから。
終
変態クラウススマソ・・。
これも変なことしちゃうイザークなので興味ある方のみ・・。
<<イザークの場合>>
僕っておかしいのかな・・相手は男の子なのに一緒にいると心臓がドキドキしちゃうんだ。
同じ日に音楽学校に転入してきて、一緒に帰ったりお茶したり、僕の部屋にも何回か遊びに来たこともあった。
とても仲良くさせてもらってる。
彼は、男の子にしておくにはもったいないぐらいきれいな顔をしてて、髪の毛も金髪で艶々してて
体の線も細く華奢で。力だって僕よりずっと弱くて・・・。
窓で出会ったから?たとえ相手が男の子でもあの窓で出会ったからこんなに意識しているの?
真剣に悩んでいた。初恋?なのに相手は男の子だってことを。
誰にも相談できなかった。だれに言ったところでたぶん笑われ、軽蔑されてしまうのではないかと
思ったから。
男が男を愛するなんて・・。
相手は僕を気のおける友達としか思ってくれていないようだし・・・。
けれどある日、女の子だと言われてからは君の体ばかり見るようになった。
もちろん君の顔も、少し気の強い性格も、声も全部好きだ。
けれど、その日からどうしても見てしまうんだ・・体を・・。
たしかに、男の子よりも腰がほそくくびれているのがわかる。
わずかだけど、制服越しに胸の膨らみもわからないでもない。だから、君は蒸し暑い季節でもブレザーを脱がないんだね。
音楽室で、窓から外を見てたとき、君は意識しないだろうけど、前傾姿勢でお尻を突き出しているのを見たとき、
僕はとても興奮したんだよ。
それと・・言いにくいけど、あれから自分を慰めているときだっていつも思い浮かぶのは
君なんだ・・。
性別を隠してさえいなければとっくに君に告白しているよ・・。
ケガをしたユリウスがぼくの家に倒れこんできたときは驚いた。
何があったかわからないけど女の子なのに、可哀相に腕に銃弾をうけて、
・・痛かっただろうに・・。
今は鎮痛剤と薬がよく効いたようで、よく眠っているから安心したけれど。
取り乱していたゲルトルートを何とかなだめて帰し、部屋にはようやく静寂が訪れた。
2人の女の子が静かな寝息をたてている。
僕も眠ろうと思った。
2つのベッドが埋まっているので、床にごろんと寝転がった。
けれど時々うなされているのか、ベッドがきしみ小さく声を漏らすユリウスが
気になって僕も浅い眠りと覚醒を繰り返した。
気になってベッドサイドに駆け寄る。
「ユリウス。痛い?」
返事はない。額にうっすらと汗を浮かべて眠っている。
僕は彼女の左隣に体を横たえると、そっと手を握った。
その手は少し汗ばんでいた。僕よりもずっと小さく皮膚が薄い。指も細い。
守ってやりたいと思わせるような手。思わず握りしめた。
こうしていれば少しは安心かな・・。
そうして眠ることにした。
手から伝わる温もりが、僕を幸せな気持ちにさせた。
こうしているとまるで恋人同士みたいだ・・。
きみが男子生徒としてでなく僕と窓で出会っていたら普通にこうして手をつなぎながら歩き・・。
そうか、一応『恋人』なのかな・・。ひとり苦笑した。
―――けれど、こんな状況なのに、僕はこうなったことを心のどこかで喜んでいるかもしれない。
これは思わぬチャンスだと心の邪の部分が叫びをあげる。
良心が慌てて否定するが、あっさりかき消される。
こんなかわいい子を横に、眠れるわけもない。
大好きなユリウスを横にして・・・!
握っていた手をゆっくりと口に持っていく。柔らかい手のひらにそうっと口づけた。
ああ・・大好きだユリウス・・・!
言葉にして言う日はいつになるんだろう・・。
石鹸のようないい香りが鼻をつつむ。
しばらくその香りを楽しみ、口をつけたり・・そうっと舐めてみたりした。
小さな指先を口に入れたりもする。
かわいい手だな。
時々、彼女の手がぴくんと動くたびに僕もハッとして慌ててその動きを止めた。
次に彼女の手を違う場所に移す僕の手はとても震えていた。
・・・バカなことをかんがえてはいけない・・・!
だって自分の考えたこととは思えないから・・・。
とんでもない考えだやめよう・・。
ものすごく深い嫌悪感をかんじながらも
何かに操られたように、君の手をそこへ導いた。
「ぁっ・・!」触れたとたん強烈な快感が脳天を突き抜けた。
はじめて他の人がそこに触れている。
あまりの気持ちよさについ声を漏らし、慌てて口をつぐむ。
気づかないか確認しながら、彼女の手に自分の手をのせて一緒にゆっくりと動かす。
「はぁぁ・・ぁぁっ・・・」
あまりの刺激に声が漏れる。
でも物足りなくなり
いつのまにか、チャックをあけてかたく反り返った僕自身をひきだし、
じかに手を置いた。
―――イザーク・ゴットヒルフ・ヴァイスハイト―――
ぼくの名前はこれだ・・
けど今の僕はそうか?
何が・・何が全知全能の神だ・・!!
僕はいま彼女にどこを触らせている・・?いま起きたらどうするんだ・・?
僕は最低だ・・最低だ!
やめろっ、やめろったら!
心が弱弱しく叫ぶ。
けれど手の動きは止まらない。手に手を重ね、ゆっくり擦り続ける・・・。
「ふぅぅ・・はぁぁ・・はぁぁ・・」
ああ・・気持ちがいい・・気持ちがいい・・!
ユリウスの手が・・僕を・・!
だめだだめだだめだ・・やめなければ・・!
ああ・・ユリウス・・ユリウス・・!
だめだ・・・
ああ・・とまらない・・!!・・気持ちいい・・!!
ユリウスッ・・・!!
「ぅあっ・・うぅっ・・!!」
ユリウスッ!!!
夢から覚めた。
あまりの気持ちよさに僕は声を漏らしながら射精した。
それは自分のシャツめがけて飛び散り
すぐに生臭い臭いを発した。シャツがドロドロだ・・。なんてことを・・。
今の声、聞こえたかな・・
「・・ン・・」
少しユリウスが動いた。
今の声で起きたろうか・・寝言だった。
ああなんてことを・・。ユリウスの手を戻す。冷静になった僕は情けない気持ちで
いっぱいになり、着替えてまた横になった。
これで少しは落ち着いて眠れるだろう・・もう寝よう。
ごめんユリウス・・。
気づかれなかったのが幸いだ。
目を閉じて眠るんだ!目を閉じて・・!
ああ・・
ところが、時すでに遅し。
間を置かずして次なる邪が、もう僕の心に入り込んできていたのだ。
・・・見たい・・・。見たいよ。きみの体が・・・。
女の子の体が・・。
眠ってるんだ。いいじゃないか・・。
そう叫んでいる。
僕はまるで獣だと思った。
―――神様今夜だけ僕を見逃してください。―――
とうとう僕はユリウスの隣に座り込んでしまった。
顔をみながら毛布を静かにめくる。
たったひとつの一枚の布をを隔てて、そこにユリウスの生肌がある。
そっと、ひとつひとつ上からボタンを外していく。
手が震えて、ひとつのボタンにも時間を要す。
それがかえって僕を焦らせる。股間にまた血液が流れ込んでくるのを感じる。
全てのボタンがはずされた。これを横に開けば・・!
そっと・・そっと開いていくとだんだんと白い上半身が僕の目の前で姿を現していく。
もう、いますぐにでも見れるんだ。心臓の鼓動が高まる。
こわごわと、やっと指3本分だけ開いた。まだ上の膨らみは確認できない。下に目をやると
白くなめらかな肌の中央に小さな窪みがあった。
ユリウス・・かわいい・・
指先でその窪みをゆっくり何度もなぞり、穴に指先を埋め込む。
周りの肌もすべすべしてとても気持ちがいい。
あまりのかわいさに、何度も同じ事をくりかえしてしまう。
その度にまわりの肌がひくっ、ひくっと小さく震えた。
意を決してごくりと唾を飲む。シャツをゆっくり左右に開いていく。すると中央から左右に向かって肌がなだらかに
盛り上がりだした。ある頂点に向かうように・・。
「はぁぁ・・」
またごくりと唾を飲み込みながら思いっきりシャツを開いた。
ああ・・・!
すごい・・。すごいや・・!
これが女の子の・・ユリウスの・・胸・・!
あまり大きくないけど、ちゃんと膨らんでいる。乳首もピンク色ですごくかわいい・・
僕は夢中になり、君が眠っていることを一瞬忘れてそれを、両手で掴んだ。
「うわ・・」
・・気持ちがいい。胸ってこんなに柔らかかったんだ。ふわふわだ!掴んだ指がむにゅって埋もれて・・!
夢中で顔を埋めてみるといい匂いがした。鼻をすりつけ、頬を寄せた。ペロペロと舐めた。ああユリウス!
ユリウスの胸・・!癒されるような・・懐かしいような・・そんな感触!
下腹部は再びドクドクと心臓の鼓動に合わせて脈打ちだした。
しばらく、感触を楽しむうちに2つの頂点が掌に当たり、硬く立ってきているのに気づいた。
そっと摘まんでみる。ユリウスの体が小さくぴくりと揺れ、少し口元を動かしていたので
一瞬手を離した。再び寝入るのを待つ。
待っている間ももどかしい。
気がつくと夢中でそこを吸っていた。まるで乳飲み子のように。
口の中でそこはさらに硬さを増した。それに夢中になり、しばらくやめられないでいた。
ズボンの中が苦しいので、再びいきり勃ったものを下着の中から出した。
君がもし目をあければ、僕のは丸見えになってしまうけれど・・。
ここも・・女の子なんだよね・・毛布をもっと下げると手を下に移した。
皮肉なことに今日はズボンを脱いでいるから
君の白い小さな下着が目に入ってしまう。
少し足を開き、ちらちらと顔に目をやりながら
その足の間に吸い寄せられるように鼻を近づけた。
これが女の子の匂い・・?なんだか少し甘酸っぱいような
匂いがする。しばらく夢中で鼻を鳴らした。
ちょうど窪みに鼻が埋まる。下着越しに女性の形を感じとる。
やっぱり男の子とぜんぜん違うな・・。上下にそうっと擦っているうちに下着越しになにか湿り気を感じ始めた。
何だろうこれ。甘酸っぱい匂いが少し強くなったみたいだ・・。
指がそこを押すたびにクチュ、クチュと小さく音がなる。
そのうちかるく触れるだけでも下着越しに指が濡れるようになった。
何だろう・・どんどん増えてきてる。
ああ・・すごい・・じゅくじゅくいってる・・。
下着の上からでもこんななのに・・
この中はどうなってるのかな・・じかに触っちゃったらどうなっちゃうんだろう・・
・・触ってみたいな・・
硬直の先から透明の液が溢れた。
触りたいな・・さすがに起きちゃうかな・・?
でも・・触りたい・・
いま僕の心の、ものすごい罪悪感のほんのごく一部に、もうどうなってもいいという愚かな感情がある。
人間は、一度踏み外してしまうとそう簡単に吹っ切れてしまうものなのか・・。
これが人間くささなのだとしたら、僕はとても人間くさい・・。
もう神様はいまの僕の、謝罪の言葉さえも聞いてはくれないだろう・・
せめて、今日君がズボンを履いていたらここでやめられたのに・・。
言い訳がましいよ僕・・。
ユリウス・・ごめん・・!
意を決するとぐいっと下着を横にずらした。
・・うわあ・・!
瞬間ごくりと唾を呑む。
これが女の子の場所・・!左手で下着を押さえたまま右指でそっと割れ目をゆっくり広げてみる。
開いたそこから、さっきよりも増して甘酸っぱい匂いが上がってきた。
「ンッ・・・」
声がすると、パッと離して・・を繰り返す。
ここからこんなにも溢れてきてたんだ・・!
すごいな・・奥まで見える。中までピンク色をしている・・きれいだ・・。
きれいだユリウス・・!
指で触るとヌメヌメしている。ここが男と女が繋がる場所なんだ・・
僕はたまらず、自身を握り締めると強く扱きはじめた。
・・繋がりたい・・ユリウスと繋がりたい・・!
ああ・・挿れたい・・。ユリウスの、ここに・・ここに、挿れたいよ・・!
ユリウス・・大好きだ・・!
気がつくと、片手で扱きながら僕の舌はそこに伸び、ぴちゃぴちゃと舐め上げていた。
少しも嫌じゃない。かえって愛おしさが増してくる。
「・・ンンッ・・」
上の突起に当たると、ユリウスの体がピクンと動き、寝言みたいな声をあげ、
ドキッとさせるが起きてはいないようだ。
僕の息は犬の嘆息呼吸みたいに、どんどん早く、荒くなる。
唾液と粘液の絡む音が、さらに僕を駆り立てる。
舌が、その窪みにまちがえてプチュッと埋まり込んでしまいそうになるたびに
あることを想像し、
下半身に強烈な昂ぶりを覚えた。
ユリウスの温かい場所を上下に舐めるたびに、下半身に限界を感じてきた。
とうとう我慢できなくなった僕は、思わず、お腹の上に射精した。
雪のような白い肌の上に、僕の白いものが飛び散る。
そのまま脱力し、ユリウスの上に倒れこんでしまいたくなったが。
気持ちを抑え、丁寧に汚れをふき取った。
すべて証拠に残らないように元通りに戻すと、
君の柔らかい唇にそっとぼくの唇を重ねた。
次の日から、君が近づいてくると今まで以上に動揺するようになった。
明るくばれないように振舞ったが、
罪悪感と共に、はずみとはいえこんなことをした自分を責め続けた。
それでも、君の残像がいつまでもしっかり脳裏に焼きついていた。
君に思いを告げる日は来ると思う。けれど、この秘密は墓場まで
持っていかなければならない。
終
おぉっこんなに早く...!ありがとうございます!
しかしユリが知らない間に2人とBまでいってたとはww
変態なクラウスにワロタ
変態クラウスorz
*続 アネユリ のその後思いついたままにかきます。
百合苦手な人注意です。
あの日からユリウスを見るアネロッテの目は違っていた。
ユリウスも自分を見る女の目の異様なギラつきに背筋をゾクリとさせていた。
ユリウスは微妙に距離をとり、会話も差し障りないものですませていた。
あの日の自分の体に、おぞましさと嫌悪感を持っていたが、
どうかしていただけなんだと自分を納得させ、ようやく昇華しようとしていた。
1週間あまりたっても妖しい視線を送ってくるものの、ほかは特に変わったことも
無かったので、安心してしまっていた。
今日、部屋に呼ばれるまでは・・・。
「ユリウス。どうして私を避けるの?」
話があると部屋に呼びつけ,
ユリウスに近づくアネロッテ。
・・あなたの僕を見る目が怖いだけだ・・。
「ねえユリウス。あなたと私はこれからも協力していかなきゃ
ならないでしょ?2人で。だから、もっと・・仲良くしましょう。」
「仲良くって・・僕にはそんな趣味はないよ!もう十分でしょう?」
「そう言わないで・・。私はあなたがかわいいのよ。
私にすべて任せて・・ね?でないと・・・」
手にはヤーンの日記を持ち、それを見せ付ける。
「・・ばらしてしまうわよ。」
ユリウスは脅しに閉口する。
アネロッテの手がユリウスの胸に伸びる。
「・・やっ・・!」
「・・おねがい。ユリウス・・」
「でも・・それだけは・・いや・・だっ・・!」
ユリウスはアネロッテに胸を弄ばれながらも思考を巡らせた。
このまま、体を彼女の好きにされていくのはかなわない。
ではどうしたらこれからやめてくれるだろう。
この女の気持ちが自分に傾いていることは分かった。
では・・?
駄目もとで、口を開いた。
最後の切り札として・・・。
「ぼっ・・僕が・・あなたを・・。」
「・・えっ・・?」
アネロッテの動きが止まる。
「・・駄目ですか?」
「ユリ・・ウス・・?」
ユリウスはアネロッテの手をのけると、首筋に口づけ、耳もとで囁いた。
「僕が・・あなたを愛しては駄目ですか?」
「ユリ・・ウス・・。」
耳にかかる熱い吐息に、しだいに力が抜けていく。
返事を待つ間も、その耳を小さな舌でちろちろと蹂躙していく。
通じるだろうか・・。
直接届く卑猥な音と、吐息が
アネロッテの体に早くも小さな火を灯らせはじめた。
「ひぃぁ・・ぁ・・ぁ・・・」
「ちゃんと、答えてください。」
もう一方のしなやかな指先は、腰のラインをなぞっている。
「どうしますか?」
ユリウスは動きを止めた。
「あ・・だ・・抱いて・・」
アネロッテは狐につままれたような気持ちになった。自分から仕掛けたことなのに
どうして・・。けれど、このときすでに心臓の鼓動は上がり、
股間が自分でも分かるほど熱く濡れてきているのが分かった。
そして、早くもすべてを委ねたい気持ちになっていた。
大好きなユリウスに。
「よく言えました。」
主従関係が逆転した瞬間だった。
ユリウスはアネロッテの唇に口をつけ、舌先でちろっと舐めた。
アネロッテはすぐ応じ、ユリウスに抱きつきながら、舌を割りいれようとする。
けれど口をかたく閉ざし、舌の侵入を拒む。
「まだです。」
「どうし・・て?」
哀願する声はすでに甘く上ずったものに変わっている。
「条件があります。」
「今日限りだと誓うんです。僕があなたを抱くのも、その逆でも。
それでよければ服を脱いで、ベッドに横になってください。」
「・・ぁ・・ぁ・・・。」
「それなら、これもやめてしまっていいですか?」
密着させていた体を離し、腰骨から臀部に這わせていた手を止める。
「わ・・わかった・・誓う・・わ・・。」
アネロッテは着ていたものを取り去り、下着をつけただけの姿になった。
言われたとおり、体を横たえる。
唇を押し当て、やっと舌の侵入を受け入れるユリウス。
「はっ・・ふっ・・んん・・う・・っん・・ユ・・リウ・・!」
想いを込め、
ピチャピチャと唾液を絡め、ユリウスの舌に吸い付く。
すばやく裏筋をとらえると、そこを小刻みにちろちろと舐め上げた。
ユリウスはアネロッテの熟練された舌業にまたもや感心した。
アネロッテはこうしている間にも、昂ぶっていく。
もはや相手が女でもユリウスなら構わないと思っていた。
「思ったとおりきれいな体してますね。胸も大きい。」
女らしい曲線を描くアネロッテの体を見て、
均整のとれた体とはこういうことを指すのだとユリウスは思った。
ユリウスの白い手が胸に触れようと伸びた。
「・・ぁぁ・・ぁっ・・・」
自然と声が漏れる。
今のアネロッテは男の人に抱かれるよりもずっと気分が高揚している。
本気で想いを寄せている相手だからだ。
心臓の鼓動は高鳴りっぱなしだ。
「まだ触れてもないのに、何を感じているのです?」
「・・えっ・・そ・・その・・」
ユリウスは少し楽しそうだ。
大好きなユリウスの手でこれから快感を与えてもらえることへの喜びに
触れられなくても、胸の突起は硬く立ち上がっていた。
「・・いや・・」
羞恥から身をよじって逃れようとする。
「いや、じゃ無いですよ?やめます?」
ユリウスはちょこんと上に跨ると、
ニッと笑い、丈の短い夜着からのびる白く細い両の内腿でアネロッテの腰をしっかりと
挟み込んで固定した。
素肌と素肌が吸いつき合う。
「はぁぁぁ・・・・」
白くみずみずしい内腿がむにっと腰に吸いつき、アネロッテは、また溜め息を漏らす。
こうして密着しているだけでも、秘所から熱いものが流れ出るのを感じていた。
しかも、上に跨るユリウスの夜着を下から見上げると、裾が短いため
その脚の上に、もう少しで履いている下着が見えそうなのであった。
それにも異常な昂奮を覚えた。
ユリウスは、どう愛していいかわからなかったが、手で、舌で、唇で
その豊満な乳房にできるだけの愛撫を施した。
触れたところが自在に形を変えていく・・・。
「はぁ・・あっ・・あ・・・んっ・・」
男の人とは違う、滑らかな手と舌の感触に、また慣れていない愛撫の仕方に
くすぐったくなるような、けれど決して嫌ではない快感に震えるアネロッテ。
胸に吸い付く形よく愛らしい唇から「ちゅぱっ、ちゅぱっ、」と卑猥な音が漏れている。
「・・いやらしいわね・・ユリウス・・」
必死で抗う。
「・・いやらしいのは、僕にこうされて喜んでいるここでしょう?」
そういってすっかり硬くなった乳首を舌で転がした。
柔らかな金髪の毛先が胸の上を緩やかにくすぐる。
間近で、自分を愛撫するユリウスの美しい顔に、長い睫毛に酔いしれるアネロッテ。
「はっ・・あっ・・・あぁ・・んっ・」
舌をちろちろと覗かせながら、乳首を舐め、猫のような上目遣いを断続的に送るユリウス。
アネロッテは7つも年下の妹にすっかり主導権を譲り渡してしまっていた。
ユリウスは自分のすることでこんなに変化していく彼女を見て、
一種の快感を覚えていた。
「これも脱いでください。」
下着を指差す。
「・・えっ・・それは・・・」
ここまできて、すべてを見せるのが恥かしく、下着はつけたままにしていた
ことに気がつく。
「してほしくないのですか?あなたがこの間してくれたように・・。」
「や・・でも・・ユリウス・・そこは・・いや・・」
間髪いれずに指が下着の上から秘所に触れる。
「嫌がっている割には湿ってせんか?ここ。」
「・・・はぁぁ・・ぁっ!・・・」
ユリウスが下着ごしに指で縦筋をなぞると、すぐに溢れた愛液がその指を濡らした。
「こんなかわいいねえさまが見れると思っていませんでした。
別人のようですね。」
触れられると同時に、体はすぐに快感を求めた。
アネロッテはすばやく下着を脱ぐ。
「よくできました。ごほうびです。口を開けてください。」
その通りにすると、ユリウスは上からつつー・・っと唾液の糸をを垂らした。
女はそれを美味しそうにごくりと飲み込んだ。
「今からあなたがしてくれたようにしてあげます。」
そう言うと、布切れで両手首をあげ、緩く縛りつけてしまった。
「やっ・・ユリウス・・?」
「だって、このほうが格段に面白いってこの前教えてくれたじゃないですか。」
「・・・」
アネロッテは手を拘束されたまま、次の動きを体で期待するだけとなった。
と、股間に熱い吐息を感じる。
ユリウスが覗き込むように秘所を見ている。
アネロッテの内腿や、足の付け根を羽毛のように指先でなぞっている。
女の子にこうして間近で見られたのは初めてだ。
またユリウスも初めてである。
自分のあの場所もこうなってるんだと思うとユリウスは急に恥ずかしくなった。
成人女性の恥丘に豊かに生えそろったものを見ると、
この年齢にして、自分にほとんど毛が生えていないことを思い出した。
・・すごい・・
この間ねえさまは
僕のがほとんど無いことを内心笑っていたのではないか・・。
そう思うとまた顔を赤らめた。
肝心の場所には触れず、その周りに手を這わすばかりのユリウスを
アネロッテはもどかしく唇を震わせ、見つめた。
「・・何か、言いたそうですね。」
アネロッテはさらに訴えかけるように彼女を見た。
「・・・駄目ですよ。ちゃんと言ってくれなくちゃ。」
手は、相変わらずその間近を這い回っている。
秘唇は愛撫を求めんとばかりにひくひくと蠢いている。
「舐めて・・。」
ユリウスがようやく舌をちろっと出した。
「こんな風に・・ですか?」
ユリウスは下から上にそこをわざとゆっくりひと舐めした。
口に酸味が広がる。
「・ひぃあっ・・・も・・もっと・・」
何回か繰り返すと、アネロッテが腰を震わせ、押し殺したような嬌声を上げた。
・・変な味だ・・。こんなものをねえさまは美味しそうに舐めていたのか・・・。
ユリウスは少し顔をゆがめた。そしてあることを思いついた。
「ひぃあ・・・っ」
アネロッテの、目を布で覆うと、頭の後ろで括った。
「ちょ・・どこいくの・・まだ・・」
ドアの閉まる音がした。
ドアが開き、ベッドがへこむと共に、秘部にドロッとしたものを感じた。
何か塗りつけるような感触だ。
「ねえさまのこともっと美味しくしてあげます。」
そういうと、まんべんなくその箇所や、
周りにドロドロしたものを塗りつけた。
何か甘い匂いが昇ってくる。
ユリウスは再び舐め始めた。
「ひぃああっ・・んっ・・ああ・・あっ・!」
そこは蜂蜜と愛液が交じり合って、甘酸っぱい味を醸している。
すばやくなめないと、流れ落ち、ベッドがべたべたになってしまう。
だから舌の動きは早まる。
「やあああああっ・・ああ・・んっ・・ひぃあっ・・やっ・・ユリウっ・・!」
ひくついたそこを、捜し求めるように、秘豆を、非壷の入り口を舌が動き回る。
ぴちゃぴちゃ、ちゅちゅっと水音が鳴り響く。
「いやっ・あああんっ・・ああ!」
秘豆の皮が剥きあがり、かたく尖って震えている。
ユリウスの陶器のような白い顔が、混合液の飛沫でみるみる汚れていく。
中にも入っていないか、舌で掻きだすようにそこを舐め続ける。
味がなくなるまで全体を舐めまわした。
「あああんっ・・あああっっ・・・!!」
やがて、アネロッテが上体を反らし、びくびくと痙攣しながら
ユリウスの頭を内腿で挟み込んだ。
「・・い・痛っねえさ・・っ・・」
そして、ばったりと脱力した。
「わ・・悪い子ね・・」
「なかなか美味しかったですよ。」
アネロッテはまだ少し荒い息をついている。
やっと目隠しから開放された目は、官能の色に染まっていた。
「こんなに汚れてしまいました。」
ユリウスが頭を下げ、顔を見せ付ける。けむるような金髪がアネロッテの横顔を隠す。
アネロッテが申し訳なさそうに、顔についた飛沫を丹念に舐め取った。
舐めとっていたはずの舌は、いつしかさんご色の唇を割り入り、
口腔内を這い回り、少女の唾液を吸い上げていた。
すると、また痺れるような新たな欲望が生まれてくる。
ユリウスはぱっと顔を離した。
「そんなとこまで汚れていないでしょう?」
「やっぱり、これはまだ外せませんね。」
そういうともう一度、布で目隠しをしてしまった。
「ひゃ・・」
アネロッテの秘所からは新たな蜜があふれ出し、
もどかしそうに腰をくねらせている。
「次はどうしてほしいですか?」
欲望を見抜かれたがアネロッテは答えない。
「あの時ぼくに言わせたくせに・・。言わないともう帰っちゃいますよ。」
思わず慌てて引き止めるアネロッテ。
「わ・・わかったわ・・指・・入れて・・ちょうだい・・。」
秘壷を探り当て、指をあてがう。
けれど、見るのは愚か自分のもろくに触ったことがないユリウスの指は
おぼつかず、少しずつ埋め込みながら震え始めた。
「ひぃぁぁ・・っあぁん・・」
アネロッテにはその指の振動も、じれったく遅い挿入も焦らされているようで
かえって堪らない快感になった。
「くっ・・っはぁ・・ぁっ・・」
けれど、
あまりの挿入の遅さに痺れを切らしたアネロッテは
ついに懇願した。
「・・はっ・早く・・もっと・・ひと思いに・・!」
ユリウスはぎゅっと目を瞑ると一気に中まで突き入れた。
「ああっ・・・!」
同時に2人の声が上がる。
アネロッテは焦らされていたために快感が一気にこみ上げた。
ユリウスは自分の指が根元まで入ってしまったことに驚きを隠せなかった。
そして自分の中にもアネロッテの指が入っていたことを思い出し、
女の体は本当に不思議だと思った。
アネロッテはまるで男の子の筆おろしでもしたような気分になった。
「ユリ・・ウス、驚いているの?かわいい・・。
それでいっぱいかき回して。」
もはやアネロッテに羞恥の色は無かった。
ユリウスがゆっくりと抜き差しを始める。
男とは違う細くしなやかな指が中でくちゅくちゅと音を立てている。
その新たな快感に息を荒げるアネロッテ。
かき回すほどに密量が増し、指の滑りを増す。
「・・はぁぁっ・・ぁっ、あっ・・」
指を2本に増やし、抽送を繰り返すと、親指の先がその上の突起に当たる。
「・・あっ・・はぁ・・あっ・・!」
「ここですか?」
いいながら断続的に突起にも刺激を与える。
大好きなユリウスの指は慣れない手つきでも、
どんな男のそれよりも、一番早くアネロッテを快楽の頂へ導いていく。
「ユ・・ユリウスッ・・はぁっ・・もうっ・・!」
アネロッテの声が切羽詰る。
「・・いいですよ。ねえさま。」
ユリウスは空いている片手で目隠しと手の拘束をを外してやった。
すると、アネロッテがすぐにユリウスに抱きつく形となった。
肩肘で体重を支え、そのままぐいぐいと奥を突き上げる。
「ひぃああっ・・ああっ・・あああ〜〜っ・・・!!」
アネロッテはユリウスに抱きつきながら
指を抜けなくなるほどに締め付け、絶叫した。
そして、その後うわごとのようにつぶやいた。
「・すきよ・・ユリウス・・すきよ・・」
指を抜くと、どろりと愛液が流れた。
「なかなかいい顔見せてもらいました。」
ユリウスは痙攣し、起き上がれないままのアネロッテに毛布を
かぶせてやると足早に出口へ向かった。
「これでおあいこですね。」
そう言うなり、金髪をひるがえし部屋を出ていった。
アネロッテは余韻に浸りながらユリウスを見送り、
夢から覚めたように、すこしずつ意識を取り戻していった。
その日以降、アネロッテがユリウスに必要以上に近づくことは無くなった。
ヤーンの日記はユリウスが部屋に持ち帰り、暖炉で燃やされて灰になった。
あとは、アネロッテが自分の秘密をばらさないと信じ続けるのみであった。
以上。たいへんお粗末さまでした。m(__)m
GJ!はちみつぷれい藁。
>ユリウスの陶器のような白い顔が、混合液の飛沫でみるみる汚れていく。
なぜか萌えた。
>「よくできたねレオニード。ごほうびだ。口を開けて。」
その通りにすると、ユリウスは上からつつー・・っと唾液の糸をを垂らした。
男はそれを美味しそうにごくりと飲み込んだ。
勝手に変換して(;´Д`)ハァハァ
242 :
名無しさん@ピンキー :2006/10/23(月) 00:43:55 ID:QD5xDa0I
ごめん名前欄あなたのまちがえて名前かきこんでもた。
すまない。
ユリ攻め(*´Д`)ハァハァ
ゲルユリも読みたいなぁと言ってみる...
ユリウス攻めのレオ×ユリが読みたい…と言ってみる
ユリが小悪魔的にレオを...レオもびっくり!
もっとイザークにユリちゃん抱かせてあげて・・!
どんなシチュでも美味しくいただくので・・!
ユリ攻めイザ受けが読んでみたいといってみる
ダーヴィト&ユリウスでおながいしまつ・・・どうか!
離婚後にアデールが自分の気持ちに気づき押さえられなくなって...。
だれでもいいのでキボンヌ〜
ダーヴィトとマリア姉さんのももっと読みたいなm(__)m
気長に待ってる。
レオニードが出てくる話なら和姦でも陵辱でもなんでも頂くので頼む
結婚後まもない頃を勝手にモーソーしました。めちゃくちゃかも...
「おいで。」
肌と肌とを触れ合わすことにまだほとんど慣れていない新妻を後ろから抱きかかえるようにしてソファに腰を下ろした。
下ろされた黒く艶やかな長い髪をそっとのけると、白いうなじから甘い女の香りが立ちのぼる。
「何度見てもきれいだ...」
少し多めにワインを飲んでいたせいか、薔薇色に染まった頬。
そこに優しく口づける。
そのまま、耳、首筋にそっと...何度も唇を押しあてていく。
夫の吐息を肌で感じ、僅かに肩が震える。
鎖骨の下の膨らみにそっと手をあてがうと、びくんと身をよじり逃れる仕草をした。
「まだ..怖いですか?」
「..そ..そんなこと...」
言いつつも、2つの膨らみは妻の両腕でがっちりと覆い隠されてしまい、入る隙もなくなってしまった。
「..待ちますよ。いくらでも。」
いつもと全く変わらない調子の優しい声が妻を少し安心させる。
安堵から腕の力が緩む。
上手く言葉には出せないが、この人はこんな不器用な私に如何なる時も、歩調を合わせてくれる..
ずっと待っていてくれる。
そんな気遣いが一言では表せないほどに堪らなく嬉しい。
年上の私が、いつもこの人の優しさにすっかり甘えてしまっている。
守られている実感。
けれど、こんなでいいのだろうか?
もっと私が年上らしく、しっかりしなくてはいけないのではないか...?
私なんかでいいのだろうか..?
この幸せを与えてもらうばかりで、私から与えてあげれているだろうか?
また、いつもの堂々巡りが始まった。
「ふふ...いまあなたが何を考えているかわかりますよ。
もっと素直になっていいのです...。自分に自信を持ってください。
ま、どんなあなたでもかわいいですけどね。
...大好きですよ!」
「・・・」
そんな言葉でふと我にかえる。
この男に何回同じセリフをを言わせたら気がすむのだろう...。
また甘えてしまった...。
それでも嫌な顔ひとつせず何回でも言ってくれる。
ああ..そんなあなたが..私も..大好きよ...!
―――大好き―――この言葉を本当はあなたに言いたくて堪らないのよ...!
夫の舌が妻の白い首筋に這わされた。
そうしながら指は鎖骨の綺麗なラインをなぞっている。
男の指といえば、間近で見たことは無かったが、
もっと無骨で大胆で粗野なイメージが強かった。
けれどこの人のは違う。
大きいながらもしなやかで、繊細で...それがまるで心の内を示しているようであった。
そんな指のうごきに吸い寄せられるように肌の神経が敏感になっていく。
優しく撫でるような舌と指での愛撫に、思わず声が漏れそうになる。
けれど、必死で堪える。
そんな妻の姿が夫にはとても愛おしくてならなかった。
早く声が聴きたい。
けれど焦らず、この楽しみをじわじわと先延ばしにするのもまたいい...。
手はゆっくりその下に降り、ガウンの中へ入りこもうとしていた。
妻が咄嗟に胸をかばおうと手を置く。
けれど一瞬だけ早く夫の手がその下に滑り込み、ガウンの下の柔らかな膨らみを包み込んでいた。
「・・・」
その手は膨らみを下から上へ擦り上げるように動き、その指の腹で固く尖った蕾をとらえると
優しく
転がしはじめた。
「何か...言いたそうですね。」
「..な..なに...も...」
「嫌ならやめましょうか?」
そういいながらも、指の動きは止まるどころか、ますます楽しそうに先端の蕾を転がしていく。
息があがっていくのが自分でもわかる。
「...意地悪な...ひと...。」
違う。そんなことが言いたいのではない。
本当は、今こんなにもあなたを求めている。
「ふふ...意地悪でいいです。
けれど、どれだけ、あなたが僕を夢中にさせているか分かります?」
「..そ...そんなこと...」
「とりあえず..今から、もっと幸せにしてあげます。」
妻はおずおずと振り返った。
少し強気な眼差しに長い睫毛が学生時代に愛した妹を彷彿とさせる。
振り返ったその先にはいつもと変わらぬ男の笑顔がすぐ近くにあった。
「大好きだ。マリア。」
妻は溢れ出しそうな涙を堪え、黙ったまま夫に唇を求めた。
舌を絡めあう水音がしばらく部屋に響いた。
―――いつも言わせてばかりで...本当にごめんなさいね。
終わり。
読んでいただいた方、ありがとうございます。
>>251-254 乙! 続き! 続きをぜひ!
>>249 レオアデ、去年途中まで書いてたの。そしたら消えたの。初のSSだったのに。
他のSSはいくつか書いてみたんだけど、消えたものを書き直すには、 なかなかモチが上がらない。
アデールとレオ様のカップルは、思い入れが強くて…。 だから誰か書いてくださいまし。
少し前にエロ不足のダヴマリ書きますた…。窓の中で(主役級で)唯一、未来が感じられるこの二人は大好き。
249様と好みが似ているかも。てか、私信と自分語りでスマン。
>>255 こんなに早く読んでもらえて..トンクスです。
レオアデ初夜かいたものです。
レオも好きだけど
アデールもマリアバルバラも相手をすごく愛してるのに
逆のこと言ったり素直になれなくて不器用で少し損してしまう?ところが萌えなんです。
この2人少し共通点あるかな...。
>254続きと>249のSSも考えてみますね。
255様の作品萌えましたよ!マリアバルバラの心理描写、うんうんと
うなづきながら読みました。オル窓外伝にも出てきて欲しかった2人です。
こちらこそ長くなりスマソ...。
257 :
名無しさん@ピンキー :2006/11/01(水) 18:54:09 ID:b/+ZdT5Q
>254 イイねイイね!wktk!
>254続きです。
妻を優しく横たえると、ベッドは2人の重さで柔らかく沈み込んだ。
夫は先刻よりも増して激しく妻の口腔を蹂躙する。
繊細な舌使いで歯列をなぞりあげ、舌を絡めとリ
音を立てて吸い上げる。
控えめに応じていた妻も、次第に粘膜を擦り合わせる心地よさに
酔いしれ、頭の後ろに手をまわした。
唇の隙間から漏れ出る吐息が、夫を煽り立てる。
長く深い口づけの間に、ガウンの紐がそっと解かれ、
その間に入り込んだ大きな手が乳房をを回すように愛撫し
柔肌に指を埋め込ませていた。
じわじわと
脚の間から溢れ出る液体には、いまだ慣れず
違和感から両脚をぴたりと閉じる。
夫は閉じられた脚を無理に開かせようとはせず、つま先から徐々に
這い上がるように、唇と舌で丹念に愛撫していく。
同時に、つま先から快感が上へと駆け上がり、太腿を優しく
擦りながら舐め上げられるころには、徐々にその脚を開いていくのだった。
そうして、女性らしい妻の裸体のあらゆる曲線を、隆起を、窪みを時間をかけて
蹂躙し、
ようやく、開かれた脚の間の潤った部分にたどり着くと、
妻の反応を見ながら、敏感な部分を巧みに弄び、のぼりつめる直前まで
高められたかと思うと、ふと別の敏感な場所を弄ぶ。
その意表をつくような動きが、妻の体に官能の炎を呼び覚ましていった。
「あ...あの....っ...ぁ....」
「...言わなくていいですよ。触っていたら分かりますから...。」
見透かされ、情けないほどに夫の動きになすすべもなく、絆されてしまっている。
脚の間からは、夫の立てる音が恥ずかしいほどに鳴り響いている。
「でも、もう少し楽しませてください。」
言いながら、指の動きを早める。
それに舌の動きも加わった。
「...ダ....ヴィ.......ト......」
「...ん?」
一番敏感な蕾を断続的に刺激され、全身が小刻みに震える。
口からこぼれる吐息は、どう押さえても
自分でも分かるほどに、艶を含むものへと変わってしまっていた。
「..ぁ....ダ....もうっ........」
「もう...嫌なのですか?.....あはは冗談ですよ。
今からもっと素敵なあなたを見せていただこう...。」
「..っ..そ..んな言い方.....」
顔では笑っているものの、夫の方も限界まで高まっていた。
そうして....肩肘で妻を押しつぶさぬように
体重を支えると
体温を分け合うように全身を密着させながら、体を繋いだ。
経験の浅い新妻だが、初めのような引き裂かれる痛みは徐々に無くなり
一体になる悦びを少しづつであるが、全身で感じることができるようになっていた。
高まった胸の鼓動が互いの胸にダイレクトに響きあう。
「は...ぁ..!...きれいだ....!」
繋がった状態で直情的に囁かれ、嬉しいながらも
顔を合わすことが照れくさく、目を閉じてしまう妻。
そんな妻を焦らすことなく、様子を伺うように腰を使い始める。
ゆっくり突き上げながら、耳を甘噛みし、喉元を舐め上げると
妻の口から恥じらいを含んだ嗚咽が、断続的に漏れ始めた。
いつしか2人の間に言葉は途絶えていた。
聞こえるのは熱い吐息と、ベッドが軋む音、そして...夫が妻の体を行き来する
淫らな水音のみ.....。
そっと目を開けてみると、いつもの紳士的な笑顔ではなく、少し苦しげに目を細め
微笑んで自分を見つめる真っ直ぐな瞳があった。
そんな夫を愛しむように、指と指を一層強く絡めた。
夫の顔に浮かぶ汗が時々滴となって落ち、妻の顔のそれと混ざり合いながら
筋を作って流れる。
夫の存在を存分に肌で感じる悦びに妻は溺れた。
やがて、胎奥で熱い液体が弾ける感覚とともに
体が張り詰め.....ゆっくりと弛緩していった...。
心地よい疲れが訪れた。
「幸せよ...ダーヴィト...。」
妻は照れながら自らの想いを告げる。
ずっと言いたかった言葉だ。
「幸せにしてもらっているのは僕のほうですよ。
あなたはどんどん素敵になる...。」
すかさず返し、優しく妻を抱きしめる夫。
妻は嬉し涙を悟られぬよう、夫の胸に顔を埋めた。
―――もう...あなたは何度私を泣かせるの...。
...もうしばらく...こうしていて頂戴...。
終わり。
ありがとうございました。
264 :
名無しさん@ピンキー :2006/11/03(金) 11:11:25 ID:cve0nbEA
未来ある二人にGJ!
レオアデも期待!
265 :
名無しさん@ピンキー :2006/11/04(土) 10:08:18 ID:+BDojt+l
ごちですた!過疎に負けず
age
レオニードはげしく期待!
レオニード×ユリウス、投下します。
「おまえの本当の名は、ユリウス・レオンハルト・フォン・アーレンスマイヤ。ドイツ人だ。
おまえのためにこれを作らせた。持っていくがよい」
「レオニード!」
机の上に投げやりに放り出された小さな手帳と目の前の黒髪の男をユリウスは呆然と見比べた。
手帳の中にはたった今告げられたユリウスの名と、どこで撮ったのか正面向きの彼女の写真……刻印まで入っている。そして、ドイツ語らしき地名の記述。
記憶を失っているユリウスにすらそれが何であるかは一目瞭然だった。
「パス……ポート?」
ユリウスの声が震える。
いや、声だけではない。手も足も、まるで糸の切れかけたマリオネットのようにがくがくと小刻みに震えていた。
「そうだ。偽造させるのに苦心した。これを持っておまえの国へ帰るがいい」
淡々としたレオニードの口調からは何の感情も読み取れない。
本心を隠すためにあえてそうしているのか、それとも心底から冷静なのかをはかりかねてユリウスは混乱した。
「レオニード、どうして?……ううん、理由なんか聞きたくない。ぼくは……ぼくは、あなたの側にいたいんだ!!」
ようやくそれだけを口にするとユリウスはレオニードに縋りつこうと両手を伸ばした。
衝撃が大きすぎて自分の足だけでは最早立ってはいられなかったのだ。
だが、ユリウスの手は虚しく宙をかいただけだった。彼女の手が軍服の裾を掴む直前に、レオニードがすっと体をそらしたのだ。
「あ……っ!」
「早くドイツに帰れ。いいな」
床にくずおれたユリウスを氷のような目で一瞥した後、レオニードはとどめの一言を残して立ち去っていった。
「レオニード!!」
「……ス、ユリウス?」
「あ……」
肩に触れた手の暖かい感触にユリウスはゆっくりと目を開けた。
月明りだけがさしこむほの暗い室内をおずおずと見回す。
美しい装飾の施された天蓋つきの広いベッド、白い壁。いつもの寝室だ。
そして、隣にいるのは……
「レオニード……!」
夜の闇をそのまま映したような黒髪に黒い瞳、逞しい胸は数時間前の情事の名残を残してかほんの少し汗ばんでいる。
いつもと変わらない恋人の姿にユリウスは安堵の溜息をついた。
「随分うなされていたぞ、大丈夫か」
心配そうにレオニードが覗きこむ。
「嫌な夢を、見て……不安で……」
「……そうか。なら、しばらくこうしていよう」
レオニードは大きな胸の中にユリウスをふわりと抱き込むと、柔らかな金髪をゆっくりと撫ぜた。
「あ、あの……ごめんなさい。起こしてしまって……」
「気にするな」
消え入るような声で謝るユリウスを抱き締める手に力を込めるとレオニードは、彼女の額に触れるか触れないかのキスをした。
レオニードは不安に怯えるユリウスをいつも落ち着いた態度で受け止めてくれる。
氷の刃と呼ばれる程の冷静さは実は揺るぎない信念や優しさと表裏一体になっているものだといつの頃からかユリウスは気付いていた。
「愛してるよ……レオニード」
心をこめてそう囁くとユリウスは、レオニードの背中に手を回す。
レオニードを失いたくなかった。
「ユリウス……」
それまで子供をなだめるように髪を撫ぜていたレオニードの手に微妙な力が加わった。恋人の髪を撫ぜる動きに変化する。
「レオニード……」
もう一つの変化を示しはじめた彼の体の一部をそっと握るとユリウスは優しくしごいた。
「う……っ」
レオニードの口からこらえきれないように吐息がもれる。
その反応を見てユリウスは、固くなった男の先端に小さな音を立ててくちづけた。そのまますっぽりと口に含む。
「ユ、ユリウス!?そんなこと、しなくてもいい!」
「ううん……レオニード、今夜はぼくにあなたを……愛させて」
驚いて止めようとするレオニードを制するとユリウスは舌を使ってレオニード自身を舐めはじめた。
体を重ねる時はいつも受身で、このような行為は初めてのユリウスは正直どうしていいのかよくわからなかった。
だが、切なげに目を閉じて次第に呼吸が荒くなってくるレオニードをちらと見上げてユリウスは、これでいいのだろうとさらに激しくぴちゃぴちゃと熱い塊に舌を這わせた。
唇で柔らかく挟みながら口内で愛撫を加えるたびに、その部分はさらに大きく膨脹していく。
「ん、ぐぅ……すご…大き……い」
既にソレは口内には収まりきらない程になっていたが、それでもユリウスは一生懸命しゃぶり続けた。
「ユリウス」
ユリウスの頬を挟んで上向かせるとレオニードは彼女にくちづけた。
そしてそのままユリウスを組み敷き、上の体勢をとる。
「あ……」
「今度は、私の番だ」
欲望を宿した瞳をユリウスに向けるとレオニードは再び彼女にくちづける。
軽く閉じられた両足を膝で割ると、敏感な芽を指で探りあてていじりはじめた。
「あぁっ……あ…レオ…あん……気持ち、い……」
すっかり潤ったその部分はずぶずぶとレオニードの指を飲み込んでいく。
「私のモノを咥えながらこんなに濡らしていたのか……すごいな」
「いや……あ…」
紅潮した顔を覆い隠そうとしたユリウスの両手を掴み、細い手首をシーツに縫いとめるとレオニードは意地の悪い笑みを浮かべてユリウスを見下ろした。
「……で、どうして欲しい?」
「え……?」
「言ってみろ、どうして欲しいのか」
「あ……ああ……っ」
そそり立った先端で敏感な芽をこすられてユリウスはひくひくと身をよじらせた。
「どうして欲しい?」
「い……入れ…てっ、あ、あなたを中で感じさせてぇっ!」
満足気に微笑むとレオニードはユリウスの膝を抱え上げ、一気に最奥まで貫いた。
「ひぁ……あぁあぁんっ…レオニー…ド……すごく……いい…っ!」
「ユリウス……私もだ……!」
激しく律動しながら何度も互いの名を呼び、きつく指をからめあった。
唇を吸い、吐息を交換する。
「レオニード……ぼく、あっ…しあわ……せだよ……ぁんっ」
「ユリウス……!」
二人は同時に意識を手放した。
(レオニード……)
情事の後、眠りこんだレオニードの横顔をユリウスは見つめていた。
高い鼻、長い睫毛。無造作に乱れて額に張り付いた黒髪をそっと指ではらう。
いつかは本当の別れが来るのかもしれない。さっき見た夢のように。
でもどうか今だけはひとときの優しい眠りを。
空がかすかに白み始めている。あとどれだけ眠れるのかわからなかったがユリウスはレオニードの胸に顔をうずめて目を閉じた。
終わります。
ありがとうございました。
271 :
名無しさん@ピンキー :2006/11/05(日) 05:51:20 ID:74isWRcs
270様
ハァハァ乙です!私もちょうど書きあがったので鬼畜レオで・・・。
かぶるとこがあったらスマソ・・・。(後日3P陵辱編を予定しています。)
272 :
レオニード&ユリウス1:2006/11/05(日) 06:24:03 ID:74isWRcs
記憶喪失。彼女にとって、また恋人アレクセイにとっても悲劇でしかないこの出来事は
一人の男にとっては思いがけないチャンスであった。
何度自分を否定しても、これを喜んでしまっている自分がいた。
(これでユリウスと私を繋ぐものに弊害はなくなった。)
これを恋というものだと気づくまでに時間を要したが
事実、彼女はすっかり変わってしまった。
強気な性格が丸くなり、言葉使いも柔らかくなり・・。
そしてやぶれかぶれに彼女を抱いた夜も、拒まず応じた。
あれも私に気があるということか?
それからレオニードはユリウスと体を重ねる度に
彼女にのめりこんでいく自分をとうとう否定できなくなっていた。
はじめて会った時からだったのかもしれない・・・。
ユリウスと私を繋ぐものに弊害は亡くなった。
―――そして今夜も。
「はぁ・・・・ぁ・・・んゎっ・・・・・んん・・・」
レオニードの舌が下着のみをつけた
ユリウスの口腔とと胸の先端の固く尖りきった蕾を交互に蹂躙している。
くちゅくちゅと音を立てながら、柔らかい舌を絡めとり、ねっとりと胸の先を弄る。
広く寒々しい室内にユリウスのすすり泣くような嬌声が響き渡る。
腰の奥から溢れ出す蜜を感じ、震える内腿を狂おしくすり合わせている。
「下はどうなっているかな・・・。」
「はっ・・・ぁっ・・っ・・いやぁっ・・・」
力なく嘆願しても容赦なく
厭らしく口の端を上げながら楽しむように男の指が下着の上から窪みに触れた。
273 :
レオニード&ユリウス2:2006/11/05(日) 06:44:49 ID:74isWRcs
白くすらりと伸びた脚線を片手で撫で上げながら、もう片方の指で秘裂を上下に擦ると
下着をゆうに通り越して溢れた蜜が、レオニードの指をじゅくっと濡らした。
下着の中で秘豆はかたく立ち上がり、無骨な指がそれを軽く引っかくように上下に細かくさする。
「っあっ・・あっ・・あっ・・・駄目・・・レオニード・・ぁんっ・」
白い肢体が小刻みに震える。
「ふふ・・気持ちいいか・・。嫌だ嫌だと言っている割にはこんなにいやらしく濡れているぞ。」
レオニードは淫らに光った指先をユリウスの顔の前で舐めてみせた。
「・・・いやぁっ!」
羞恥に目を閉じるユリウス。
蜜が充満した秘裂は、
ショーツとと肌がべったりと張りついて、性器の形をあらわにしていた。
レオニードはユリウスの耳に口づけ、吐息を吹きかけながら低く囁いた。
耳の奥をこまかく振動させるようなバリトンの低い声にユリウスの華奢な身体はピクリと小さく反応する。
「こんなものつけていてももう意味が無いな。じっくりと中を見てやろう。」
「・・っきゃぁっ・・・」
レオニードは腰の下に手を廻し、口でショーツをずり下げ、片足だけを抜いた。
秘裂とショーツの間には透明の糸が長くひいた・・・。
水分をたっぷり吸い込んだショーツが小さくなり、もう片方の脚に絡まった。
レオニードは、両腿を開き押さえると、透明な蜜で淫猥に光り、ひくひくと脈打って充血しているそこをぎらついた笑みで眺めた。
「見っ・・いで・・」
しばらくつづく視姦に絶え入り顔を高潮させるユリウス。
そこに鼻先を近づけるレオニード。
どんなに口先で拒んでいても、そこはまぎれもなく男の情欲を掻き立てる雌の匂いを発していた。
「・・・っやぁっ・・・!」
「くく・・美味そうだ。」
274 :
レオニード&ユリウス3:2006/11/05(日) 07:52:52 ID:74isWRcs
レオニードは身を起こすとユリウスの両手を頭の上に上げ、紐でゆるく縛りあげた。
「やだっ・・なにすっ・・・・」
「心配はいらない・・・。」
怯えおののいたユリウスの白く美しい裸体をしばらく上から眺め、
もう一度深く口づけた。
舌同士がぴちゃぴちゃと絡み合い、淫猥な音を出す。
「っっ・・んっ・・っ・」
ユリウスの口から堪らず漏れた吐息は、自分でも驚くほどなまめかしいものだった。
そして顔を下に移し指でゆっくりと女の割れ目をめくると、ぬちゃっと厭らしい音をたて、
薄桃色の内部が晒された。
月の光にてらてらと反射し、妖しく光るそこにレオニードは
無遠慮に舌先をのばし、広げた中心を上下にずるっと舐め上げ、徐々に小さな膣口の周辺に的をしぼり、
じらすように
ぐるぐるとなぞりはじめた。
舌の動きに応じて膣口が小さく震える。あつい息も絶えまなくそこにかかる。
「・・はぁっ・・・恥ず・・かし・・・やめ・・て・・んぁっ・・」
「ふ・・ここは恥ずかしがっておらぬがな・・。」
男女の行為にまだ慣れきっていない女の弱弱しい抵抗がむなしく空を切るばかり。
ユリウスが顔を赤らめ、身をよじる様が愛おしくてならず、
抵抗されればされるほど、レオニードの中心は熱く昂ぶった。
膣口に唇を密着させてズッ・・ズッ・・とわざと羞恥を煽るように音を立てて蜜を吸い上げると、
舌を膣内にゆっくりと突きこんだ。
「・・・んんっ・・・んぁんっ・・・」
ヌメヌメとした異物感と、かかる熱い吐息にイヤイヤと激しく被りをふるユリウス。
しかし、出し入れが始まると内腿を震わせ、知らず快楽の吐息を漏らしてしまうのだった。
「ここはこんなに熱く私を咥え込んでいるぞ。」
「んっ・・ぁぁっ・・っ・・んっ・・」
ほとばしる愛液は口では受け止められず、シーツにまで大きな染みをつくった。
「ふっ、いけない子だ。こんなに溢れさせて・・。おしおきをせねばな。」
275 :
レオニード&ユリウス4:2006/11/05(日) 09:13:46 ID:74isWRcs
この男のためだけに貞操を許したばかりのユリウスの小さな膣口を
無骨な二本の指が、いびつに形を歪めながら押し入った。
ぐちゃぐちゃと抜き差しさせると、また悦楽の声を漏らしだした。
「・・・あぁぁっ・・ぁっ・・」
「私の指を痛いほど締め付けてくるぞユリウス。」
「・・言わ・・・ない・・でっ・」
「そうか!」
レオニードは指を入れたまま、先程まで触れないでおいた蕾の薄皮を舌で剥き上げると
小刻みに振動を与えるように刺激し始めた。
「ぁぁっ・・そこはっ・・駄っ・・ぁぁんっ・・」
「ここが・・いいのだな?」
「・・っんやっ、ちがっ・・」
「違うのならばもっとしても大丈夫だな?」
「・・っあっ・・・」
「痛いだけが仕置きではないのだぞ。どう感じるか言ってみろ。ユリウス。」
「・・っあぁっ・・・」
二本の指はぐっと折り曲げられ、天井をぐりぐりと擦りあげる。
「ほらっ、ほらっ」
蕾をくすぐる舌先にも力を入れ、ぐいぐいと擦りあげる。
「・・ぃ・・ぁぁっん・・やっ・・はぁぁ・・んっ・・!」
(もっと。もっとだユリウス。おまえが感じたままに私に伝えてみろ・・)
「っぁんっ・・いいっ・・もうっ・・すごくっ・・ぁぁっ・・」
「さすがだ。覚えの早い身体だな・・」
愛撫のスピードをもっと上げてやる。
ユリウスの白かった裸体は快楽のために全身赤みが差し、頬は高潮し、
腰から下の筋肉が絶えず収縮し、尿意に似たような、やるせない快感がひたひたと押し寄せた。
「・・はぁぁっ・・もうっ・・・!」
276 :
レオニード&ユリウス5:2006/11/05(日) 10:39:42 ID:74isWRcs
ユリウスの身体全体がガクガクと震えだしたときだった。
「まだだ。」
「んっ・・・?」
レオニードは全ての動きをぴたりと止めた。
急に止められてしまい、疼きを持て余すユリウス。
男は自分も着ていた服を脱ぐと、鍛え上げられた大きな裸身を晒した。
そして体の中心には、見ようによってはグロテスクなまでに、
エラの張った太く長い逸物が天を仰ぐように猛々しくそそり立っている。
先端の割れ目から滴り流れる汁が、それをさらに助長していた。
ユリウスは恐怖と期待の入り混じった目で何度目かの未だ見慣れないそれを凝視する。
「ぁっ・・」
レオニードはユリウスの脚をぐいっと広げ、M字に固定した。
そして、その逸物をぬめ光った秘裂に押し当て、
上下に擦った。存分に刺激をうけた場所の快感が冷めやらぬまま
また刺激されて、それだけで頭が真っ白になりそうである。
「はっ・・ぁっ・・レオ・・」
愛液を下から塗りたくるようにして、かたくしこった秘芽にも先端を擦り付ける。
「・・っいやぁっ」
すぐに内壁がひくひくと蠢きだしレオニードの侵入を求めだす。
「どうされたい?」
(今すぐにでも欲しい・・!・・レオニード・・お願い!)
「モノ欲しそうな目をしてるだけでは駄目だ。言ってみろ。話はそれからだ。」
「・・んっ・・いやっ・」
被りを振りながらも、先端を膣口に埋め込み、ぬぷぬぷと出入りさせられると
疼きが高まってくる。腰が徐々に競りあがってきた。
「ぁぁっ・・ぁくっ・っ・!」
「相当苦しそうじゃないか・・・
私を咥え込んで、ひくついているこちらの可愛い口みたいに素直になるのだ。」
レオニードは意に介していないようだ。
「・ぁ・・はぁっ・・っい・・わせない・・でぇっ・・」
ユリウスの頬は羞恥と快楽で真っ赤に染まっていた。
「さあ・・言わないと抜いてしまうぞ。」
「・・っ・・・欲しっ・・・・・」
「それでは駄目だユリウス。
私はもっと淫らな懇願が聞きたいんだ。おまえの口からな。」
(どうしてこんなに意地悪なのだろう。この人は!)
今にも埋まりこんでしまいそうな勢いで浅く、でもその先は入るか入らないかの深度で
小刻みに腰を使うレオニード。
大きく腫れ上がった先端で入り口を軽く突かれる度、極限だとばかりに怒張にすがりつき、痙攣する秘唇。
もはや生殺しの状態のそこは、早く慰みが欲しくて、不覚にも愛液をどくどくと溢れさせていた。
277 :
レオニード&ユリウス6:2006/11/05(日) 11:30:42 ID:74isWRcs
数ヶ月前この娘がはじめて保護され、この邸にやってきたときは
このような間柄になるとは思ってもみなかった。
なにしろ私はおまえを男だと信じて疑わなかったのだからな・・。
けれど、おまえの存在は氷の刃といわれた私の心にまで入り込み
きっ先を狂わせ、正常な判断力さえも奪ったのだからな・・。
たいした女だ・・。
こんなに美しい金髪の女がいま自分の下で全てを曝け出し、服従しようとしている・・。
「おねがいっ!・・レオ・・ニードっ・・入れてっ!・・ひ・・とつに・・なり・・たいっ・・!」
「よく言えたな。」
レオニードは、縄を解いてやり、端正な顔をほころばせると腰を突き出した。
ズブッと湿った蜜音を立てながら、血管を浮き立たせた怒張がユリウスをめいっぱい押し広げ、
嬉しそうに脈うちながらヌルヌルの中心に飲み込まれていき、最奥にたどり着いた。
中に溜まっていた愛液が一気に結合部から溢れ出す。
「ユリウス・・っ!」
「・・っあぁあっんっ・・気持ちっ・・いいっ・・レオっ・・!」
「素直になったな」
待ち焦がれたものを与えられ、涙まじりの声でレオニードを見上げ
腕を絡めながら快感を訴えるユリウスに
レオニードも顔をしかめ、早くも迫り来る射精感を堪えた。
278 :
レオニード&ユリウス7:2006/11/05(日) 13:21:07 ID:74isWRcs
「もっとよくしてやるぞ」
レオニードはユリウスの唇に、頬に、額に、首筋に口付けながら
内壁を擦りはじめた。
「あぁっ・・あぁっ・・あぁっ・・」
火照った体をさらに蝕むように震え上がるほどの快感をレオニードの腰から送り込む。
腰を送るたび、えらの張った怒張がごりごりと内壁を抉り、
彼女の腿をうち震わせ、甘やかな嬌声をあげさせる。
「・・あぁっ・・んんっ・・」
(・・僕の中で・・!たまらない・・!レオニードっ・・!)
「こんなのはどうだっ・・」
根元を押し付けるように最奥をグリグリと小刻みにつついたかと思うと、
腰をゆっくり回しながら抉り、次々と不規則な快感を与えていく。
それがユリウスの灯り始めたばかりの官能の炎を一段と大きくする。
「・・・っぁあぁっ・・っぁあっんっ・・いぃっ・!」
動きを変え、最奥を突き上げると、その度にユリウスの腰が狂ったように跳ね上がる。艶かしく腰を躍らせ
恍惚の表情を浮かべ、金髪を揺らす姿を上から見て、この上なく美しいと思った。
「おまえの体が、私をきつく締め付けながら厭らしい音をたてているぞ。見てみるか?」
「・・ぁんっ・やっ・・だぁっ・・!」
レオニードはお構いなしに、ユリウスの脚を両肩にかけると腰を高く持ち上げた。
そのまま両膝を耳につくほどぐぐっと前に押した。
見えたのは、怒張が深々と刺さり、蜜をまといながら、紅く色づいた秘肉をめくり上げ
出し入れされることを受け入れている自分の身体だった。
「んゃっ・・」
そんな結合部から目が離せないユリウス。
ズププッ・・ズプッ・・と結合部から漏れる淫らな水音もすぐ近くで聞こえる。
「・・恥ずっ・・かしいよっ・!・・」
「恥ずかしがっていても・・おまえの中はこうして嬉しそうに私を咥え込んでいるぞ。」
そんなレオニードの羞恥を煽る言葉に、体はすぐ反応し新たな蜜をじゅくっと
溢れさせた。
レオニードは隙を見て、そのままユリウスの膝を担ぎこむと、角度をつけて大きく腰を使い
落とし込むように激しく突きこんだ。
「っぃ・・ぃゃあっっ・・!」
「嫌かっ?」
ユリウスは首を激しく横に振る。
「ぁあぁっ・・っすごいっっ!・・っレ・・オっ・・ニードっ・・んんっ!」
「何がだ?」
「っいじ・・わるっ・・っんぁんっ!」
「・・もっとだ。そらっ!どうだっ!」
激しく腰をぶつけ、ユリウスを壊してしまいそうなほど貪欲に抉る。
「んやっ!駄っ!そんっ!激しっ!ぁんっ!」
言いながらも、体の中心は夢中でレオニードを締め付けることをやめられない。
「ユリウスっ」
白い愛液が結合部から弾け飛ぶほどの激しい交合に、レオニードの息も上がり
ユリウスの内部の快感に
尿道を駆け上がる体液を眉をしかめながら押さえた。
(もう少しおまえとこうしていたい・・。)
レオニードの堪えるような息遣いがユリウスの脳髄をさらにとろけさせていく。
「んやっ!・・はっ!・・っん!・・っぁんっ!・・つっ・・おかしくっ!・・な!・・っちゃうっ・・!」
内部がぎゅうぎゅうと締め付け、ユリウスの堪えきれない様子を見てとり、レオニードは一層深く最奥を突き上げた。
「はぁっ、ユリウスっ好きだっ!」
「レオっ・あんっ・ぼくもっ・・!」
二人は苦しげに互いの名前を呼び合いながら腰を震わせ、同じ高みに登りつめていった。
そうして息が整うまで優しい口づけを交し合った。
ユリウスを腕に抱く度に、怖いほど彼女への愛おしさが増していく。
「ずっとそばにいて・・ね・・レオニード」
ユリウスが涙をひと筋流した。
天使のように微笑みながら小さく呟き、隣のレオニードに細い腕を絡めた。
もはやレオニードの方がユリウスのいなくなる事に恐れを抱き始めていた。
「私はどこへも行かぬ。」
レオニードの長い指がユリウスの真珠のような涙を拭った。
終わります。ありがとうございました。
>>280さんへ
この二人は別れずに亡命先でマターリと愛欲生活を送るんですよ。
とそんな設定で少し書いてみましたので、よかったら読んで下さい。
初夏のパリは花の香に包まれていた。
華やいだ雑踏は亡命貴族の足跡を覆い隠すのに好都合でもあった。偽名で買い取った
高級アパルトマンには豪奢な調度がしつらえてある。そして、天蓋の付いた絹の褥に
は豊かな金髪を這わせたまばゆい裸身があった。
「ロシアを出てからのあなたはまるで魂のない人形のようだね。僕の身を、心を・・・
すべてを捧げてもあなたを僕のものにする事はできないの?皇帝陛下への忠誠と祖国
への愛・・・あなたの中にあるのはいつもそれだけなんだ!」
ユリウスは自分の肩を抱き寄せる男の手を払いのけ、ベッドから体を起こした。
情交の跡が色濃くその白い肌のすみずみに捺されている。
「わかっていない、おまえは…」
レオニードはその先の言葉を飲みこんだ。皇帝陛下を国をも失い、それでもなお自分が
永らえているのはユリウス、他ならぬおまえがいたからだと。
煌く肢体を前に言葉を弄すことなどしたくなかった。レオニードはユリウスの両腕に指
をかけ、強引に床へ押し倒した。頬を伝う涙を吸い、紅い唇を割ってその中から柔らか
い舌をむさぼった。下腹の茂みに指を差し入れ、微熱を帯びたぬめりを確かめる。
つい先刻自らが放った精と花の女神の蜜がそこにはあふれんばかりだった。二本目の指
も差し入れ、蜜壷のすべてを掻き出すかのようにゆっくりと深く、激しく素早く抽送を
繰り返す。レオニードの舌はユリウスの言葉を封じた後、なだらかな弧をえがく白い双
丘の頂を交互についばんでいた。いや…小さな抗いの声はいつしか嬌声に変わっていく。
おそらくユリウスは気付いていないだろう。その声がどんな媚薬よりも雄の本能をかき
たてることを。世界中で自分にしか聞く事の出来ない、天上からの官能の調べに
レオニードは酔いしれていた。熱に浮かされたように彼の愛撫は早く激しさを増してい
く。そして、それに応えるユリウスは背を反らし腰を浮かせ、いつしかその身すべてで
もっと強い快楽を欲するようになっていた。すべてがあふれだし、自分の中心はからか
らに乾いているような気がする。早く自分を満たして欲しい。この渇きを癒すのは彼の
情欲の塊だけなのだから。
「やめて…もう…」
ユリウスの哀願が喘ぎ声の下から聞こえた。
「いつも僕だけがこんなにめちゃくちゃにされて…あなたはいつも平然と乱れる僕を見
ているだけ…」
碧い瞳には深い哀しみが湖のようにたたえられている。その視線はレオニードの双眸に
まっすぐに注がれていた。
「平然として居られぬから、こうしておまえをめちゃくちゃにしている。たとえおまえ
が忘れることがあったとしても、私はあの男の名を忘れることはない。おまえの体を手
に入れても、心のすべてを手に入れることは出来ないのだと。」
ユリウスは微かに笑った。二人ともなんと傲慢で愚かな人間なのだろう。愛することが
そのすべてを支配し奪うことに、いつの間にかすり替わっていたのだから。
「ねえ、レオニード。あなたは欲深い人だ。記憶の底に眠るもうひとりの僕がアレクセ
イ・ミハイロフを愛しつづける事さえ許せないの?今ここでこんなにもあなたを愛して
る僕がいるのに…なぜ僕を信じられないの?」
愛しさがこみあげてきた。
この娘を心の底から欲している自分に改めて気付かされた。レオニードはユリウスの耳
朶を噛み、返礼の言葉を耳に滑り込ませた。
「その言葉そっくりおまえに返してやる。国を捨て、皇室再興の夢さえ捨てて今おまえ
を抱く私をどうして信じられない?」
もうそれ以上の言葉は要らなかった。
律動に震える肌に、逞しくそれを捕らえる腕。吐息に甘いうわごとが混じり、再び繋が
りあう恋人たちを夜の静寂がより深い奈落へ落としてゆく。
漆黒に塗りこめられた夜の底。
パリに白夜はなく、二人の罪を晒す明かりはどこにもなかった。
>>267‐269は私なのだが……
>>281‐282あなた誰?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
284 :
名無しさん@ピンキー :2006/11/06(月) 09:09:38 ID:5EJCH6sD
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
もうみんなありがとう!やっぱレオユリが一番!
また思いついたら書いてほしい!
職人様がた。萌え殺す気ですか?
でもまた萌え死にたいのでレオニード投下ヨロシク!!!
続きでも大歓迎!!!
期待期待期待!!!!!
イザーク×ユリウスも好み → 告白した夜のSSだれかかいてくれないかな
いつまでも
ぼく ぼく
言ってるユリウス
きんも〜
>287 まあ書き手さんたちに嫉妬しなさんなw
イザユリも(・∀・)イイ!
290 :
>>281:2006/11/09(木) 03:35:14 ID:I8/cjMLh
>>267さま、ごめんなさい。私の言葉足らずなレス付けが誤解を招いてしまいました。
私は
>>267さまとは別人です。あの素敵なレオユリ読んでたら、つい私も書くぞ!と
いう気になりまして・・・あまり深く考えずに投下してしまったのです。
あんまりエロくないうえに、台詞のクサいあまあま物で申し訳有りません。
レオユリは美味しかったのですが、いくつか続いたので、そろそろ他のカプ
は如何でしょうか?
>>13のイザユリの続きとか読みたい方います?あと、リュドミールがユリを
襲うのとか、アレクとの新婚ベタベタ物、ドミ兄とアルラウ姉さんとかチラシ
裏にネタがあるので、需要の高そうなのから清書しようかと・・・
土日あたりになりそうですが。
↑
こいつバカじゃねえの?
誘い受けかまってちゃん超ウザス
↑こいつアホじゃねえの?
自分じゃ何も書けないくせに超ウザス
>290
>>13のイザユリの続きとか読みたい方います?あと、リュドミールがユリを
襲うのとか、アレクとの新婚ベタベタ物、ドミ兄とアルラウ姉さんとかチラシ
裏にネタがあるので、需要の高そうなのから清書しようかと・・・
土日あたりになりそうですが。
↑
そこまで書いたのならその4作品すべて期待してる。順番は気にしないので。
ユリたん(*´Д`)ハァハァ
>「っあっ・・あっ・・あっ・・・駄目・・・レオニード・・ぁんっ・」
ハアハアハアハアハアハアハアハア・・・・・・・・・・・!!!
ユリウスたんに挿れたい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
もちつけ
>>290他
誰がどれを書いてて、どれを書いた人がどれを書いた人と同一人物とか、
どーでもいいし、興味ない。
考察するつもりもないので自由に書いてください、皆さん!!
だれか鬼畜に攻め抜くアレクセイかいて!!!!!
>>299 同意
獣になったアレクセイを読みたい!!!