オルフェウスの窓でエロパロ

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1名無しさん@ピンキー
池田理代子作「オルフェウスの窓」でエロSSを書いて下さい。

ルール
♀×♂オンリー!
出された物は残さず食べる。
どうしても肌に会わない物は黙ってスルー汁!
煽り、誹謗中傷は厳禁。現れたら放置。
2名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 22:28:06 ID:qODdGMMv
栄光の23get
3名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 12:23:05 ID:gdDfTFwD
陵辱、鬼畜も大歓迎
4名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 16:21:13 ID:f/2aFo+h
具体的には誰と誰のがいいの?
5名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 18:29:17 ID:f/2aFo+h
ユリウスxクラウス?
6名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 20:32:09 ID:KRxc+oUF
ユリウス×レオニードもいいね。
7名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 04:26:03 ID:UsP3dsO/
1.ユリウスXクラウス

2.ユリXアレク

3.ユリXレオ

4.ユリXダーヴィト

5.ユリXイザーク

6.ユリXモーリッツ

他、思いつくのはSMぽくなりそうな・・

7.アルラウネXアレク

8.アネロッテXヤーコプ

ぐらいかな。


8名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 09:04:12 ID:UsP3dsO/
文才ないけど、考えてみまつ〜。
他、どなたでもオナガイシマツ!
9名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 20:31:31 ID:x6L0oTGs
職人さん、お待ちしております。
10名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 20:49:17 ID:x6L0oTGs

  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |
__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人
  // ||::::::                             ::::||
 //  ||:::   ∧∧        ∧_∧           ::||
     ||   (^O^)      (*^ヮ^*)             :||
     ||   r'| つ日    日と   つ、           :||//
     ||   l.(_| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|___) |              ||
     ||   || ̄.|__l__j___l___j__j__l_|. ̄ ̄||              ||
 ̄ ̄ ̄ ̄~" ||  |_|       |_|..   || "~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

髪タン、投下まってまーす(・∀・)



11名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 22:46:36 ID:Gy99xzrk
捕手
12名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:12:56 ID:4mVmp32S
ネ申とか崇められて喜んでるカス
13名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 02:09:17 ID:SLmt9py9
>>1タソ、スレ立て乙
前スレ落ちてしばらく経ってたから、我慢出来ずに自分で立てようかと方法を調べてる
トコだったの。

ユリ×レオが好物ですが、好きキライありませんので、職人タソ、おながいします。

私が書くなら、4部のユリウスとイザークかな。


僕はユリウスを塔から引きずるようにして下ろした。
「危ないから、もうここへは入っちゃいけない。」
彼女の手を引いて、そのままアーレンスマイヤ家に向かおうと思った。けれど、僕の中の何かがそうさせなかった。このまま昔のように二人で歩き続けたら・・・僕の部屋で
昔のように話をしたら・・・ほんのわずかでも彼女の記憶の扉は開かれないだろうか?

「ねえ、ユリウス。あの頃もこうやって君が学校帰りに僕のアパートに来たことがあったね。君に1曲プレゼントした事もあった。あの部屋には
フリデリーケもいて・・・いろんな事があった。本当に何も思い出せないのかい?」
窓際の古い椅子に腰掛け、うつろに空を眺めるだけの彼女に話しかけた。
「クラウスが・・・いたんだ、あの窓に」
僕に振り返ることもなく、抑揚のない声が返ってきた。
彼女の肩に手を置き、その白い貌を覗きこむ。近寄れども、触れれども、わずかの反応もない。生きながらも人形だ。
青く澄んだ瞳の蒼さは昔のままだけれど、かつての輝きはない。あのはじけるような彼女の姿を思うとただひたすらに哀しくなる。
僕の声が君に届く事はないのだろうか。青春時代そのままに君の心にあるのはクラウスへの想いだけだというのだろうか?

「これでも、思い出さないかい?」
僕はぼんやりと座るだけのユリウスを背中から抱きしめた。
あの別れの日、雨の夜。なぜ僕はもっと君を強く抱きとめなかったのだろう。後悔、かもしれない。あの日の僕はあまりに若くて弱かった。
今なら・・・そう今なら、遥か遠くへさまよい帰って来ないままの君の魂を、この体に引き寄せるほどに力強く愛せるかもしれない。

それは愚かな願望か。いや、それはおそらく欲望というのだ。

僕はユリウスの両肩に手をかけ、彼女を自分のほうへ向かって立ち上がらせた。あの夜の口付けを記憶のままに再び・・・


とまあこんな感じで。もし需要があれば、週末に投下しちゃうかもです。
ただしエロパロどころかSSも書いた事がないので、どの程度の文の長さなら投稿できるかすら知らない〜





14名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 05:43:26 ID:OULexwry
>13タン いいっ!^^続き気長に待ってまつ!
15名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 08:41:20 ID:InBVLfL/
>14
イイところで終わってしまった〜。早く続きが読みたいな。
16名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 08:41:52 ID:InBVLfL/
アンカーまちがた。>>13でした。
17名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 17:24:23 ID:OULexwry
私は、神でも職人でもなく、
パロもSSも書いたことない初心者でつが、なけなしの知恵を
しぼって製作中。

多忙でつが、なるべく近いうち、HNをカプの名前にして、投下しまつ。


18名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 23:08:02 ID:1OmwLDpp
かまってちゃん
19名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 23:37:16 ID:cA4Ab/Me
マリア・バルバラお姉さまの話が読みたい。
20ユリウスXクラウス:2006/08/26(土) 18:25:46 ID:yShyeB7U
スレ主様スレ立て乙です。まとまりのない文章で
慣れないですが書かせていただきます。



   演奏会も成功のうちに終わり、日差しが強くなってきた初夏の
サンクトゼバスチアン。
「のれい。」クラウスに言われるがままに、僕はボートに乗っていた。
  そこで、聞いた言葉に耳を疑った。
「ロシアへ帰る。」「・・・・!!」

・・・・そうなることは心のどこかで承知していた。


けど、僕はあまりの早すぎる衝撃の言葉に
何も返す言葉がなかった。

クラウスに肩をつかまれ、顔が、体が熱くなっていく。
「いいたいことがあれば言っちまえ。」

このままでは、心のうちを伝えてしまいそうだ・・!
 そう僕は、愛してはいけない人を愛してしまったのだ。
そんな自分をごまかすかのように、自分から水に飛び込んだ。
 
ザッバーン!!



21ユリウスXクラウス@第2話:2006/08/26(土) 18:49:38 ID:yShyeB7U
 自分でも、バカなことをしたことはわかっていた。・・・僕は泳げないのだから・・・!
けど、表情を読み取られまいととっさに取ってしまった行動だ。

(ああ恥ずかしい。クラウスあきれただろうな・。)けど、そんなことを考える余地は
もうなく、
たちまち僕は水の中に吸い込まれるようにして、おぼれた。
顔が沈む。口の中に水が入ってくる。咳き込みながらもがいた。
(こわいっ!た、助けて!苦しいっ・・!うぐっ・・ごぼごぼ・・・)

・・・僕は何をやっているのだろう・・・

そのとき、水の中で力強く僕は抱きかかえられたのだった。
そこからの記憶がない。



 目を覚ましたら、見覚えのある風景が、目に飛び込んできた。
ああ、クラウスの部屋か・・。僕はあのまま気を失って・・。

机のほうに目を向けると、愛する彼の背中が。(ああ、クラウス!クラウス!)
と、そこで僕の意識がはっきりと戻った。

・・・・・・・・どっ、どうして僕がここに?
・・・・・・・・ふっ、服は!!??

ぼくは、今自分が何を身に着けているのか確認するのが怖くてたまらなくなった。
(大丈夫!今着ているのは自分の制服だ!)と、自分に気休めを言ったのも
つかの間。

壁にかけられた自分の制服を見て、その思いは絶望にかわった・・。


22名無しさん@ピンキー :2006/08/26(土) 19:08:27 ID:yShyeB7U
へたな文章ながら、読んでいただいてありがとうございます。
とりあえず今日はここまでにします。
23名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 22:26:22 ID:BdhE286P
乙です。続き楽しみにしてますよ。
24名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 00:16:30 ID:K1ApHFSa
ザッバーン!!
25名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 00:36:29 ID:TLabk4Xe
意表をついてユリウス×ゲルトルートとか!?
♀×♂オンリーだったかorz
モーリッツ×フリデリーケ陵辱モノとか?
自分はなーんにも書けないくせに、妄想ばかり広がるわ…
26名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 23:10:24 ID:a7LNtNgv
ダーヴィトとバルバラ姉さまで…
27ユリウスXクラウス@第3話 :2006/08/28(月) 21:46:31 ID:Lf1m7htb
>20>21の続き・・

(僕は今、何を着ている?)
かなり大きなシャツとズボン・・クラウスの制服だった。

気配に気づいたのかクラウスがこちらを見た。
「おっ。気づいたか?」「・・・。」「ほんっとにお前の突拍子のない
行動にはいつも驚かされるぜよ。風邪引かなくて良かったぜ。
今となりの変人にお茶をもらってくる。」「・・・。」

ガチャ  「ほら、飲めよ。あったまるぜ?」クラウスのさりげない
対応が余計に僕を締め付ける。
「クラウス・・・。・・た?」「うん?」「見・・た?僕の・・か・・から・・
だ・・」必死に切り出した。
「ああ、見た。おまえ、男のくせに線が細くて驚いたぜ?」「そうじゃなくて
・・気づいた・・でしょ・・?」「・・・。」
僕は、まっすぐにクラウスを見る。
「そう、僕は女の子。クラウスやみんなのこと今まで騙してた。ごめん。僕は・・」

「やめろ。言わなくていい。俺は誰にも言うつもりはねえ。俺にとってユリウスは
変わらず大切な学友だ。それだけだ。家まで送るよ。服はやる。」「・・・。」
帰り道中、クラウスと僕は一言も会話を交わさなかった。

続きます。


28名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 22:25:49 ID:STmIlvmC
ザッバーン!!
29ユリウスXクラウス@第4話 :2006/08/28(月) 22:27:58 ID:Lf1m7htb
(クラウスはどう思っただろう・・。クラウスとはもう、会えないな・・)

皆が寝静まった静かな屋敷の廊下を歩きながら思い、自分の寝室のドアを
あける。寝ようと思ったとき、
主治医、ヤーンの姿に気づいた。(ああまたか。)
「かわいいユリウスや。
だいぶ待ったぞ。へっへっへ・・ほら、服をぬいでこっちへおいで・・。」

「16歳の少女の体はいつみてもおいしそうだ。ジュルッ・・。いつも言うが、私の言うことさえ
素直に聞いていれば、おまえの秘密は絶対にばらさないぞ。」

早く終わらせたい一心で僕は服を脱ぎ捨て、相手に抱きつく。あとはお決まりのパターンで
事が進む。
強引に口をこじ開けられ、舌を入れられる。喉の奥まで舌が入り吐き気がこみあげる。

その後、あまり豊かとはいえない
乳房を揉みしだき、かわききったアノ場所に指を入れられ、強引に押し広げられる。
僕は感じているふりをして大げさな声をあげ、相手を挑発する。

ヤーンのモノが入る寸前には、自分の唾をアノ場所につける。
あとは、30秒我慢すればいいだけだ。

ヤーンは僕からモノを抜くやいなや、顔めがけて気持ちの悪い白い液体を放つと、
いそいそと部屋を出て行った。

この屋敷にもう1人・・・秘密を知っているヤーコプも月に何度か僕の体をもてあそぶのだ。
僕の秘密をばらさないという
条件を飲む代わりに、彼らは体を許すという屈辱を僕に味わわせてくる。
もう半年もこんな状態がつづいている。
僕の心は空っぽになり、行為の間、他のことを考える余裕さえ生まれていた。

はじめは激しく抵抗したが、母のためだ・・。すべて母のため・・。もちろん母にこのことは
話していない。
僕はこの屋敷の男どもの欲望の対象になっていた。

それから1週間がたった。

ー明日に続きます。






30名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 22:32:43 ID:Lfa1jprR
>>29
wktkして、待ってるよ。
31名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 01:14:01 ID:ciO4f4h9
ヤーコプとのアレをもっとkwsk
32ユリウスXクラウス@第5話 :2006/08/29(火) 16:01:13 ID:pWcDJJN+
>29の続き・・

学年末試験も終わり、休暇は目前まで迫っていた。何とかクラウスに気持ちだけでも
聞こうと思い、「一緒に帰ろう。」と、切り出してみたが「悪いな。今日は
先約がある。」と、かわされ、ダーヴィトと行ってしまった。
落ち込んだが、気まずいまま終わるのも嫌だった。

「待ってよ。ユリウス。僕と帰ろう。」呼び止められ、イザークと帰った。
イザークもいつか気づくのだろうか・・。
 
家に着くと皆出かけていて、ヤーコプだけが残っていた。
こんな日は、相手をせがまれる。「ユリウス様、お願いします。」
僕も慣れきってしまい「ヤーコプ、僕の部屋へ・・」冷静に言う。

ヤーコプの気持ちがアネロッテにあるのは知っていた。
だけど、アネロッテに全く相手にされない彼は、僕にアネロッテを
演じさせて快感を貪っている。可愛そうな男だ。

彼が万が一、僕の秘密を流したら僕も彼の変態的な性癖を暴露するつもりでいる。

ユリウスが帰ってきたままの洗っていない足を、ヤーコプの鼻先に突き出すと
彼はフンフンと鼻を鳴らしながら匂いを嗅ぎ続ける。「ああっ、ユリウス様の匂い・・!」
やがてペロペロと、指の間、爪の間まで丹念に嘗め回す。

「ヤーコプ洗い足りないよ。もっとすみずみまで!」といって、アネロッテの鞭でビシッビシッと彼の頬を打つ。
彼は「あうっ・・!」と言って足の指を口に含む。

「ついでに靴も洗っておいてよ。」といって、今度は靴を舐めさせる。
秘密を握られているという弱みさえなければ、彼はきわめて動かしやすい男だった。

僕はなれた手つきで彼をベッドに縛りつけ、手足をベッドに拘束した。
あまりにばかばかしく、そのまま放置してやろうかと思ったが、立場上、「仕事」をこなさなければならない。

「その・・ユリウス様の・・を・・下さい。」「何?聞こえないよヤーコプ。」
「ユリウス様の・・お、おしっこ・・僕に飲ま・・せてください!!!」



ーだいぶ脱線しましたが、明日に続きます。





33名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 21:31:05 ID:sqVz3T34
>>32
よかった!感動した!!続きが楽しみだ
34名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 22:46:25 ID:ciO4f4h9
>ヤーコプも月に何度か僕の体をもてあそぶのだ。

>>32
逆になっとるがな
35名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 07:52:52 ID:sXLZTS2V
まとめて書いてくれないとしらけるよ!!
36名無しさん@ピンキー :2006/08/30(水) 09:22:37 ID:yOEtufGU
ごめんなさい。文才の無さから不愉快な印象をあたえてしまいましたので、
もうここでやめておきます。
他の作品楽しみにしています。

37名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 21:10:17 ID:zc6+iYy2
つまんねー
せめてまとめて投下しろと思ったが
>>32を読んで、俄然評価が変わった
この路線で頼む!

「ユリウス様の・・お、おしっこ・・僕に飲ま・・せてください!!!」

た・・・たまらぬぅ・・・
38名無しさん@ピンキー :2006/08/30(水) 21:37:09 ID:yOEtufGU
>37 私よりずっと面白いのを書きそうなうな>37タン。

>32の続きはまかせた!たのみます!
39名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 00:14:29 ID:rF5CB2F0
ユリウスはいろんな男に黄金水を飲ませているに違いない
40名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 07:56:05 ID:dixvfIgf
>39 ぶわっはっはっはっ!!!!

  朝からワロタWWW
41名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 07:58:24 ID:dixvfIgf
イザークにも飲ませてあげたらさぞ喜ぶことだろうに・・・!
421905 (1):2006/08/31(木) 10:34:48 ID:dixvfIgf
*ありえないカプだけど投下します。原作に不忠実かもしれません。
かなり人格崩壊?直接的な表現含むので
 苦手な方はスルーを・・。


  同志達との打ち合わせが終わり、1人暮らしのアレクセイの部屋に残ったのは姉のような存在で
心を許せるアルラウネ。
「ボルシチ作っておいたわ。あとで温めてたべてね。」「ああ、いつも助かるぜ。」
「今日は早く終わったし・・久々に飲まない?」「いいね。」ウォッカをあける。
2人に程よく酔いがまわり、思い出話に花が咲く。ーその時はこんな展開など
予想もつかなかったー

「それにしてもあなたはだんだんドミートリィに似てくるわ。そう、私
昨日とてもおかしな夢を見たのよ。キスする夢よ。その相手がドミートリィではなく
なんとあなただったのよ!おかしいでしょ。フフフ・・」
「それは意外な相手だったね。」

ここ数年、婚約者の死を乗り越えられず笑うことすら忘れていたアルラウネが久々に無邪気な
笑顔を見せる。
「こんなに笑ったのは何年ぶりかしら〜。あなたがいてよかったわ。」と言って立ち上がったとき
足元がふらつき、とっさにアレクセイが支える。
「大丈夫?」「やぁね。私もすっかりお酒弱くなったかしら。」
2人のブラウス越しに胸と胸が密着している。
凛とした強い女性の見せるいつもと違う弱い一面にドキドキした。
アルラウネも数年ぶりに男の人の体に触れて、胸が早鐘を打った。
「俺の胸に、・・その・・あたってるよ・・。」
「キャッ・・。ごめんなさい。」パッと離れる。
「・・・。」
「今日はありがとう。じゃ・・」
「・・・試してみる?」
「えっ?」
「俺とのキス。」
「・・・・・な、何言ってるのよ。あれはただのゆ・・んっ・・んん・・」
「こんな感じだったの?」

パシンッ!アレクセイの突然のキスにうろたえ、思わず頬を打つ。
「ちょっといきなり何!?冗談はよしなさ・・んん〜・・んんん〜・・ふっ・・んっ・・あっ・・」
口をあけた隙に、舌を入れたディープKISSをされてしまった。
不本意にもいつのまにか、アルラウネの方も夢中で舌を絡めていた。

ズチュ・・ズチュ・・ズチュ・・・
静まり返った部屋に舌と舌とが絡まりあう卑猥な音だけが
響く。
どのぐらいしていたのだろう・・
「はぁっ。はぁっ。・・」(アレクセイ、いつまでも子供だと思っていたのに
・・結構うまいわ・・やだ・・私、この子のキスで感じてしまってるわ・・)

「今日のあんた、あまりに可愛かったから俺もつい・・でも・・」(軽はずみでやってしまったつもりが
体にスイッチが入ってしまった・・)
「はぁっ。はぁっ・・。わっ私達今日は飲みすぎたのよ。・・どうかしてたわ。
さっ、ボルシチでも食べて・・」(まだドキドキしているわ・・)
「今俺は・・・。」
「・・ん?」
「・・・ボルシチより、あんたが食べたい。」
自分で発した言葉に驚いたが、
アレクセイは勢いよくアルラウネをベッドに押し倒していた。
「・・アレクセイ・・・」
下からアレクセイを見つめるアルラウネの声はかすれていた。

431905 (2):2006/08/31(木) 13:06:24 ID:dixvfIgf
(俺は・・何をしようとしている?こんなことはやり慣れてるが
兄キの元婚約者だ・・。恋愛感情じゃない。今なら・・何とかやめれる!・・でも・・)

(しばらくこんなことがなかったからドキドキしただけよっ・・。
ドミートリィーと影が重なって・・。でも・・もう少しだけ・・)

再び激しく互いの唇を吸いあう。
そうしながら慣れた手つきでアルラウネのブラウスのボタンは外され
下着をとる。白い上半身があらわになり豊満な2つの果実が露になった。
髪をほどくと、ベッドいっぱいに腰まである黒い髪が、海のように広がった。
やっと口が離され、「あんた、女らしい体してるな・・。」とつぶやく。
(兄貴はこの体を何度抱いたんだろう・・。)アルラウネは恥ずかしかった。

アレクセイもシャツを脱ぎ捨てる。広くたくましい肩と、引き締まった腹筋に
アルラウネは顔を手で覆った。 が、指の隙間からセクシーな体をしばらく
まじまじと眺める。(いつの間にか・・こんなに大人になって・・)

大きな手からこぼれ落ちそうな張りのある白い乳房をやさしく揉みしだきながら
耳を甘噛みし、耳の穴を下で嘗め回す。「う・・ん・・いやよ・・くすぐったいわ・・」
首筋に下を這わせ、鎖骨をなぞり、2つのふくらみの桜色の頂を口に含み、吸い上げ、もう片方の手で
転がすと、「い・・いやぁっ・・ん・・んんっ・・はぁ・・ん・・んっ・・」と甘い吐息を漏らした。
熱い肌と肌の感触がなんとも心地よい。そして、下の方に
硬くて熱い塊があたるのを感じ、心臓の鼓動はさらに加速した。

アルラウネはやっとの思いで口にする。
「はぁ・・は・・い・・いけ・・ないわ!やっぱり・・や・・めましょ・はぁ
こんな・・こと・・はぁっ・・はぁっ・・」
「ここまでしたのに・・?あんただって俺の口ン中かきまわしてきたじゃん。今日は責任とってもらうぜ。
それにここだって、こんなに・・」
アルラウネの一番熱い湿った場所に
指が入る。

ヌチュ。
「・・ぁあああああっ・・!」


44名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 13:12:00 ID:dixvfIgf
>43
15.16行目の「下」は「舌」の間違いです。スマソ。
451905(3):2006/08/31(木) 15:09:15 ID:dixvfIgf
アルラウネの中は指1本でも相当な締まり具合で、指を出し入れするにもかなりの力
がいった。けれど、シーツはビショビショに濡れ、生まれたままの姿になったアルラウネの
膝が、少しずつ開かれていく・・。アレクセイもズボンと下着を下ろした。

ヌルッ、ヌルッ、ヌチャ、ヌチャ、クチュ・・・・
(ああっアレクセイ・・なんてとこ触ってるの・・やめ・・やめなさいよ。
その手の・・動きを早く止め・・なさいよ!感じちゃうじゃないっ・・ううん、やっぱり・・やめないで・・ああっ)

やがて2本に増やされた指のピストンの感触を味わいながらアルラウネの思考回路はほぼ麻痺
に近づいた。「もう・・いや・・よ・・はぁっ・・はぁっ・・はぁっ・・」 次は3本になった
指が折り曲げられ、天井をつつきまわす。「んっ!、んっ!、んっ!、、あは・・・ん!・・
や・め・・んんっ!・・あんっ!・・」
アレクセイの下腹部は痛いほど、腹につくほどそそり立っていて、先端からは先走り汁が
滴っていた。そして、アルラウネの熱っぽい喘ぎを聞くたびに
限界に近づいた。(ううっ・・俺も・・かなりやばいぜ・・)
今すぐにでも交わりたい気持ちを必死で抑え、指の動きを強めた。
そして、親指で秘豆に強弱をつけて責めを開始した。
そうしながら胸の先端を手のひらで転がす。

「キャッ!!!・・何・・す・・イヤッ・・あ!・・んっ!・・ダメっ・・いいっ・・!!!」
アルラウネの膣がさらにきつくきつく締まりはじめ、もはや限界を悟ったアレクセイは
指を抜き取ると、たまらなくなり自身の大きな高まりをアルラウネの入り口にあてがった。

「きゃあっ!!!」
「さっきから嫌、嫌って・・。そんなに嫌ならやめるか?・・」
「え、ええ・・もう嫌よ・・やめ・・ましょ・・。こんな・・こ・・と・・。」
何の説得力もない弱々しい声で答える。
「じゃ、もうしねえよ。やめるぜ。」
アレクセイが体を離したのと、アルラウネの手がとっさにアレクセイのモノを
ぎゅっと掴み入り口に導いたのとはほぼ同時だった。

「いやっ・・ねがい・・・づけて。」
「えっ?」
「つっ・・続けてっ!!あなたの・・その大きいの、ほしいっ!!私の中をっ、そっ、それで
メチャメチャに掻き回して!!お願いっっっ!!!!!」
   

*次で最後にしますが時間のあるときに続きをかきます。









461905(終):2006/09/01(金) 00:14:37 ID:+M3Io166
「ひっく、はっ早く・・ちょうだい!!ひっく・・アレクセイのxxx私のxxxに・・はめてぇっ!!お願いよ!!」
泣の懇願をする。(可愛そうに、欲求不満だったんだな・・。アルラウネ結構ヤラシイな・・)
「わかった。・・手加減はしねぇぜ。」(兄貴ごめん!彼女をいただく!)
 
ズズ・・ズブズブ・・・「あああ・・っ!!いいわ!!奥に当たってるぅぅぅ!!」(まだ半分しか入れてねぇけど・・)
ズンッ!!!!「あああんんっっっ!!大きい!!」(やべぇ〜・・なんて締め付けだ・・ああっ・・うっ・・)

アルラウネはしびれるほどの高揚を感じていた。自然と背中に足を絡めていた。
「ズプッ、チュプッ、グチュッ・・・」
粘膜どうしがこすれ合う卑猥な音とともに、ベッドがリズミカルにきしむ。
アレクセイの腰が深く入るたびに結合部から愛液がじわんっ、じわんっと溢れ出る。
ピストンに合わせて白い乳房がプルンっプルンっと上下する。

「あぁっ・・!あぁっ・・!あぁっ・・!ああんっ・・!ああんっ・・!」
こんなに乱れていても、彼女はやはり妖艶で美しかった。
怖いほどの快感に絶えかね、彼女の内側からは熱い液が数回にわけて勢いよくほとばしった。

「・・アレクセイ、もっと・・早く、激しいのちょうだい!!」アレクセイは持続させるために
「ラスプーチン」の顔を思い浮かべながら臨むことにした。アルラウネの片足を肩に掛ける。
腰の動きを早め、舌と舌を絡め合う。
「んんっ・・!!ふぅっ!んんっ・・!!ふぅっ!んっ・・!!」口と口の間から行き場をなくした吐息が
漏れ出るのが何ともいやらしい。やがて、 アルラウネのもう片方の足も肩にかけると、乳首を口に含み、舌でつつきながら
さらに激しく突き上げる。膣の収縮が加速を増してくる。

「ああっ!!・・あっ!・・気持ち・・い・・い・!!アレ・・ク・・も・・う・・我慢・・でき・・ないっっ!!イクっ!!イッちゃう!!!
ああああんっ・・・!!!ああああああああんんんんんんんっ・・xxxxxxx!!!!!!!!!!」
彼女の中がびくん!と大きく波うつと、激しく昇天してしまった。

そして、アレクセイも絶頂期のあまりに激しい収縮に絶えかねた。「はぁっ、はぁっ、中に、中に出して〜!!」
と言われたときには大量の精子を再奥に
放っていた。
「うっ・・!」 ドピュッ!!!・・ドピュッ!!・・クピュ・・ピュ・・ビクン・・

「大丈夫?俺、激しくやりすぎた?」
「・・・よかったわ・・とても・・!。でもこれは事故。明日からはただの同志に戻るの。」
いつもの彼女に戻った。帰り支度を整え、
「じゃ、行くわね。」
「行くって・・イキたいの?また・・?もっと激しいことしてみる?」からかってみる。
「もうっさよなら!!!」顔を真っ赤にしながらも、熱い余韻の残る下半身に
新たな強い疼きを感じてしまう彼女なのであった。


*終わり*

乱文、お目汚し失礼しました。
47名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 19:21:15 ID:+M3Io166
スレを長々と占領してしまいごめんなさいでした。
ネ申の降臨待ってます。
48ゼバス1:2006/09/02(土) 00:09:15 ID:r+ZeSgfy
気楽に読んでください・・・。

「遅くなってごめん。イザークはっ!?クラウスはっ!?」
「フフフ・・帰ったよ。」カチャリ。
「なっ何するんだっ。はなせ!・・ん・んぐぅ・」
「う・・ん、ユリウスの口の中はおいしい!唾液も最高〜!」
「いっ痛っ!!噛むことないだろ・・イテテ」
「こっ、これ以上やってみろっ!大声だすからなっ!!」
「残念。もうみんな帰って残ってるのは僕とユリウスだけ。
今日は演奏会前の最後の音あわせだったろ?そんな大事なときに君は遅れてきた。
だから・・」
「だから・・?」
「たっぷりと時間をかけておしおきしてあげなくちゃね。」
「ひぃ!や、やだ。ごめんなさい。ダーヴィト・・。ひっく・・」
「そうやっていつも泣く。」
プチ・・プチ・・プチ・・パサッ
「ひっ・・!何をするっ!」
「うわぁぁっ。制服の上からじゃわからなかったけど、やっぱり女の子だ。
かわいいおっぱいが2つ並んでるね。揺れてこまるだろ?
そろそろブラジャーつけないとね。」
「・・あっ・・!さ、触るなっ!いやだったら・・!」
「マシュマロみたいに柔らかいよ・・!ああ・・いいね・・」
「へ・・変態!!」
「おっと、女の子が足蹴りなんて・・だめだよ。」
「ううっ・・」
「ほらっ先がこんなに固くなってきた。気分はどう?」
「やめ・・ん・・はぁ・・」
「抵抗しないんだ・・。どうやら気持ちよくなってきたみたいだね。
おしりの感触も最高だよ。」
「助け・・てクラウ・・ス、はあ・・はあ・・」
「・・・いつも君は僕の目の前でクラウスクラウスって・・。僕の気持ちなんかおかまいなしに・・。」
「ダ・・ダーヴィト、ごめんなさい。謝るから・・許して。」
「それはどうかな・・。ユリウスの体で思う存分遊ばせてくれたらね!」
「は?」




49ゼバス2:2006/09/02(土) 00:11:50 ID:r+ZeSgfy
「僕の胸・・触りまくって、そんなに・・楽しい・・かい・・?」
「ははぁ・・胸だけじゃ物足りなくなってきたか・・そうか。ちょっと下いくね。」
「なっ何!?」
「う・・ん腰のくびれがまたいい!あっ、か〜わいいおヘソだ!ちょっと中を掃除させてもらうよ〜。」
「ちょっ・・くすぐったいったら・・。」

「もういい・・だろ?君のことだから女の人の体なんてあきるほど・・」
「・・ね、ユリウス。パンツの中、気持ち悪くない?おそらくびしょびしょだと思うんだけど・・。」
「うう」
「ほーらびしょびしょだ!!さぞ気持ち悪かったろう。ここもお掃除してあげなくちゃね。」
・・ダーヴィトが・・気持ち悪いって・・。

「なんだか喉がかわいてきたなぁ。あっ、ちょうど美味しそうなジュースが溢れてきた!
今飲んであげるね。  んっ、ごくっ、ごくっ・・」
「・・・っ!!!」
や・・やめろよダーヴィト。そんな「キタナイ」とこ舐めたら病気になっちゃう・・よ?
あ・・そんなところ「広げ」・・ないで・・。
「おおっどんどんジュースが流れてくる。飲み放題だな、こりゃ。ぺロ・・ペロ・・ぺロ・・」
あ・・や・・やめて・・くれ・・!


50ゼバス3:2006/09/02(土) 01:32:28 ID:r+ZeSgfy
「もう・・気が済んだ・・だろ?もういい・・だろ?」
「ユリウス、僕がいま触ってるのが処女膜だよ!うわ〜予想通りきれいなピンク色だ!
ここはね、男性器が入ったら破れて血がでちゃうんだ。知ってた?」
「ひっ・・・!ひぁっ!!・あ・・!」
「ごめん。ちょっと痛かったね。クラウスに・・あげたかった?」
「??」
・・言っている意味が・・ぜんぜんわからない・・クラウスに・・あげるとは・・?
「残念だな。彼はきみが完全に男だと信じてるからね。」

-----クチュ、クチュ、執拗に処女膜をこねくりまわすダーヴィトの手--------

「ダーヴィト。このことは内緒にしててあげるから、だから・・もう
その手を・・抜い・・て。」
「でも、僕が飲んであげないとジュースが・・止まらないよ?」
(クラウス、イザーク、どうだ羨ましいか?あのユリウスの愛液を今俺が存分に味わって
るんだ!)

「ほら、僕の手にもこんなに・・君のお汁がこんなについちゃったよ。ぺロリ・・。」
「もう・・いい・・だろ?」
「あのさ、じつは僕のズボンの中も今大変なことになっちゃってるんだよね。
何とかしてもらわないとな。15.6歳の女の子だったら普通こういうもの、大好きだよな?」
チャッ・・スルスル、ストン。
「!!!!!」

51ゼバス3:2006/09/02(土) 01:42:49 ID:r+ZeSgfy
大きい・・大きいよ・・!男の人にこういうものがついているのは知ってたけど・・!
「びっくりした?ごめんごめん。これが後で大活躍するんだ。あっ・・ユリウスに
そんなに強く握られてると・・また大きくなっちゃった・・」
・・・大活躍?・・いったい何?・・・
「一旦手を離してもらおうか。・・よし。あっまたジュースが・・。
もしかして僕のこれ見て興奮した?男勝りな性格とは裏腹に、エッチなおXXこだなぁ!」
------------------------------------------------------------------------
「さっ、楽しいことはじっくりと!!もう1回足開いて〜。もっと、もっと。
うん、いいね。よ〜く見えるよ!それはそうと、全く抵抗しなくなったな。
ユリウスももしや、楽しくなってきた?」
「さ、寒い・・。風邪ひいちゃうよ。」
「ちょっとここのかわいいお豆さんついばみますよ〜。・・カリっカリっ・・」
「きゃあああ!!・・あ・んっ・・」
「すぐ感じちゃうんだな〜。いやらしい顔もかわいいよユリウス。そろそろ
メインイベントの為にこの中も慣らしておかないと・・。ジュポッ・・!」
「くっ・・う・・あ・・あ・・ん」
もしや・・僕・・ダーヴィトに・・変なとこ触られて・・感じて・・る・・?
「痛〜いっ!」
「さ・・すが、処女の中は狭いな・・。ユリウス、今指で触っているのが子宮の入り口だよ。
この奥で赤ちゃんが育ち、ここからでてくるんだ。
将来の、君と僕との赤ちゃんが・・ね。」
「か・・勝手に決めないでくれよ!」

「痛かったか。ごめんな。そしてここがGスポットっていって、こうやってグリグリすると
女の子は・・」
「ひゃっ・・・んぁっ、あっ・・あん・・ああ・・・ん・・!」
「・・てな風に感じちゃうわけ。女の子の体は性感体の宝庫なんだ。神秘的だよな。ほんとに
ユリウスはすぐ感じちゃうんだね。」
「・・性教育はもう・・いいから・・今からでもやめてくれ・・ない?」


つづく
52ゼバス5:2006/09/02(土) 14:03:18 ID:r+ZeSgfy
・・僕・・気が遠くなりそう・・だよ・・なんか・・とても変な・・気分・・。
「あっ・・うぅっ・・!」
ピシャーッ ピシャーッ ピシャーッ
・・ぼ、僕今・・おもらし・・した・・?あ・あ、この歳で!もう人生おしまいだ・・!
「おぉっ、潮吹いちゃったのか・・!すごくHな顔で感じてたもんな。」
・・潮・・・?ああ、床がびしょびしょだ・・。あとで掃除が大変だ・・。
「こんなに気持ちよくなってくれて嬉しいよ。次は僕のを気持ちよくさせてくれる?
口あけて・・。」
「んっ・・んぐ・・」うわぁ・・!
「そうそう、そのまま口をすぼめててね。ちょっと動かすよ。」
「んっんっんっ・・うえっ・・」
「ユリウス気持ちいいよ。頑張って。初めてにしちゃうまいね。あ・・ああ・・!」
・・アゴが・・外れそう・・・んっ、さっきより早くなってきた・・!
「ぐっ・・・!!」
うわぁ・・!苦いものがたくさん・・!何?は・・吐きそう!!
ごくん。わっ・・飲み込んじゃった・・・
「飲んでくれたのか・・!感動だ・・!」
「うっ、ゲホッ、ゲホッ・・もうこれで・・終わりだろ?僕を・・解放して・・!」
「・・おしおきはここまで。よくがんばってくれたから今度はごほうびだ・・!」
「・・・?」
「初めてだし、正常位でいくか・・床に・・寝て。」
・いや・・だ・・こわい・・けど・・抵抗・・できない・・・!


53ゼバス6:2006/09/02(土) 14:06:47 ID:r+ZeSgfy
「最初痛いけど、我慢してね。すぐ気持ちよくなるから・・。」
「やっやめて、いやあ!!・・・・・・ああああっ!!!痛・・い・・!!」
「泣かないで。静かに・・おし。力を抜いて・・楽にして・・」

は・・やく・・抜いて・ちぎれ・・そうだ・・
「だいぶ・・開いたかな・・?いくよ。」
「あっ・・あっ・・あっ・・」
・・・出したり・・入れたり・・しないで・・なんか・・擦れる・よ・。
「ああっ、ユリウス・・いいよ・・!」
・・あれ・・なんか・・気持ちいい・・かも・・?
「あ・・ん・・ああ・・っ・・その・・ダーヴィ・・ト・・もっと・・早く・・して・・!」
「ああっ。もっと、早く・・してやるよ・・!」
「んっ・・ああんっ・・ああぁん・・もっと・・もっと・・!」
・・あ・・あ・・僕・・おかしい・・どっか行っちゃ・・いそうだ・・!
「はぁ・・んっ!ああ・・ク・・クラウスッ・・いいっ!!ああ〜んっ・・!」
「僕も・・最高だ・・・」
「ああっ!ああんっ!!クラウスっ!もうダメ・・!ダメ〜〜〜!!」
びくんっ、びくんっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・
・・うっ・・ドク・・ドク・・ドク・・


・・血が・・生理・・?いや、処女膜がどうとか・・言ってたな。
「ユリウス、ありがとうな。ごちそうさま!」
「もう・・2度とこんなこと・・するなよ・・・。」
「・・最後、クラウスクラウスって叫んでたな・・」
「・・・。」
「いっそのこと、あいつに告白しちまうか!?ん?」
「・・・。」
「・・さっきみたいなキモチイイこと、してくれるかもよ?」
「・・・う!!」(//赤面//)
-------------------------------完-------------------------------------

ありがとうございました
54名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 22:10:03 ID:ZVHq5fnB
笑わせて萎えさせる作戦か。
55名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 22:17:18 ID:b0DxqEtU
・・・
56名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 11:18:06 ID:hJdrcSX8
「本当によく眠っているな。」ユリウスは相当疲れがきたのか、帰途の馬車の中で眠ってしまった。
なんて無垢な姿。今なら触れたことのないその髪にも頬にも
容易に触れてみることができるというのに・・・。そんなこともせず私はしばらくその寝顔に見いっていた。
屋敷につくまでのこの短い時間。

 程無くして少しまどろみ始めた私の右肩に重みを感じた。ユリウスが私の肩にしなだれかかり、頭を預けてきたのだ。
体は、普段かは考えられない程に密着している。昼間ほどのまぶしさは無いものの、その金色のゆるやかな長い髪からは甘い香りが立ち昇り
私の鼻腔を満たし始めた。そのなんともいえない香りは私の欲望をかきたてるのには十分だった。

恋心なのか・・?この娘に・・?
けれど、あの男に対する優越感のようなものはあった。もう何年もひとつ屋根の下で暮らしているという事実が。
この狭い空間に2人きりだということが。
その香りと、次に彼女のすることがやがて、私のいつもは冷静な思考能力を完全に麻痺させた。

「レ・・オ・・ニード」そうつぶやくとしなだれかかったままのユリウスの白くて細い左手が私の上におかれた。それは
不本意にも自己主張をはじめた私の男性の上だった。





57名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 14:45:01 ID:hJdrcSX8
本当に眠っているのか・・?しばらく女性と肌を合わせていない私には、それだけでも十分な刺激であった。
それも私が密やかに恋心を抱いているやもしれぬ彼女の手。

「寝言だったのか・・」私は彼女の白い左手の上に自分の手を重ねた。
きめ細やかなその肌は寒さのせいか青白く、指先に触れると氷のように冷たかった。
しばらく、自分の手で彼女の指先を温める。
 彼女の手から青みが引いてきた頃、手を戻してやろうかと思ったが、私の体が、手が、そうさせるわけがなかった。
(もうしばらく、こうしていていいだろう・・)

「レオニード・・?僕・・」彼女がゆっくりと頭を上げた。手と手が触れ合ったままだ。
「ああ、よく眠っていたよ。」「あはは・・。」その吐息は砂糖菓子のような
甘い香りがした。それが再び私の体の中の熱い何かを呼び覚ます。

ユリウスの指が私の掌にゆっくりと、一言一言文字を刻む・・。私には都合の良すぎる思いがけない言葉であった。
・・けれど間違いない。到着まであと少しであった。

   「・・ア ナ タ ガ ス キ・・」
58名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 15:23:57 ID:hJdrcSX8
ろうそくの灯りの中で、彼女の一糸まとわないその姿は美しかった。かすかな灯りが、彼女の肌の白さをより際立たせる。
体を庇うこともせず、真っ直ぐな瞳で私を見つめる。まろやかな肩から伸びる長い両腕。
乳房は厚みこそ薄いものの十分な張りをもち、頂上の突起は薄桃色をしていた。
女性特有のくびれを持った細い腰。

しばらく彼女の体に魅せられ、食い入るように眺めまわす。手を首筋に触れ、鎖骨をなぞり、乳房を包み込んだ。
私の手にすっぽり納まってしまうそれでいながら、充分な張りと弾力を持っていた。
小刻みに震えているのが、胸から私の手を通して伝わってくる。

徐々に堅さを増してきた2つの頂を指の腹で転がすと、たまらず彼女が小さな吐息をもらした。
左手は胸から離さず、右手を彼女の頬に添え、はじめて唇を重ねた。

初めはお互いの温もりを確かめ合うようなささやかなそれであったが、次第に激しさを増し舌を絡めあうまでになっていった。
「本当にいいのだな・・」
ユリウスは下を向いたままゆっくりとうなずく。

そんな無意味な言葉を吐いてみるも、後戻りできるわけがない。
私は決心を固めるとユリウスを抱き上げ、ベッドの上に仰向けに寝かせた。


ここで一旦区切ります。






59名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 21:04:59 ID:yNHApEv3
>>58
(;´Д`)ハァハァ
60名無しさん@ピンキー :2006/09/04(月) 23:37:52 ID:g+yu5qZv
(;´Д`)ハァハァ
61名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 05:00:36 ID:NFVbHACy
いつまで一旦区切ってるの??
こんなに長く続きを書かないくらいなら、
初めから何も書かなくていいよ!
イライラするから。
62名無しさん@ピンキー :2006/09/06(水) 05:34:35 ID:6T5FVRIf
彼女の髪、額、頬、まぶたに優しく口づけの雨を降らせる。緊張を少しずつほぐすように・・。
首筋から鎖骨にかけて舌でなぞり、やがてそれは2つの膨らみに辿り着く。
片方の薄桃色の頂上を口に含み、甘噛みしながら舌の先でつつく。
もう片方は指先でそっと転がす。「ふぅ〜・・んっ・・」

胸に熱い息がかかるのと、乳房への愛撫でユリウスはため息のような吐息を漏らし始めた。
(恥ずかしがっているな。無理もない。)ユリウスは自分の口から出た声に自分で驚いていながらも、
必死で声を出すまいとしている。あるいは欲望を堪えているようにもみえる。 それが初々しさをより一層醸し出し、
私の中心を熱くした。 うっすら汗ばんできたきめ細かな肌が、私の手に吸いつく。

手のひらで細いウエストのラインをゆっくり撫で下ろし、徐々に下に下っていく。
間近にある一番敏感な部分をわざと避けるように、白く張りのある内腿を優しくさすり上げる。
それから他の女性には試したことは無かったが、ユリウスの華奢な足首やくるぶし、ひざの裏、足指の間や裏も舌を尖らせ、嘗め回してみた。
「んっ・・あっ、そんなところ・・レ・・オ・・」くすぐったいような甘い感覚がユリウスを襲う。(なるほどここも感じるのか・・。もう少しこうしていよう。)

こんな感情は初めてだった。この行為が自分の快楽の為だけでなく、たっぷりと時間をかけ相手を喜ばせてやることが
自分の喜びになるとは・・。レオニードにとっても初めての気づきであった。

ユリウスの自身のものは見せまいとして膝はまだ固く閉ざされている。

「レオニード・・もう一度」ユリウスが口づけを懇願する。
私は、体重をかけないよう上に重なると、彼女の口の中を味わう。
その間に自分の膝で彼女の膝を割り、十分潤っているだろうとたやすく検討のつく場所に指を
入れてみる。口と口の間から彼女の少し苦痛を伴った喘ぎがもれる。その下のシーツまでも湿っていた。

2本に増やした指を出し入れする速度をあげていくと、次第にたくさんの熱い蜜が指に絡み付いてくるようになり
ジュプ、ジュプ、ジュプ・・と卑猥な音を立て始める。私は貫きたい衝動に何度も駆られてはギリギリのところで
平静を取り戻す、を繰り返していた。
苦痛と快感の狭間でさまよっているかのような彼女の顔は赤みを増し、額に髪が張り付いていた。











私の方はと言うと
63名無しさん@ピンキー :2006/09/06(水) 09:49:24 ID:6T5FVRIf
私の方はと言うと 、熱く反り返った下腹部は脈打ち、先端からは先走りが少しずつだが絶えず溢れている。
かなり我慢も限界に近づいたころ、ユリウスが何かつぶやいた。

「・・次は僕が」と言うやいなや、私の熱いそれに白い手を伸ばし捕らえると、ぎこちない手つきで上下に擦り始めたのだ。
ああ、そんなことをされては・・。ややもすると、上半身を起こして口に含みそうなしぐさをした。「・・ユリウス。」「どうしたら・・いい?」


私はユリウスを抱きあげると一度きつく抱きしめ、下に寝転び、ユリウスを上にまたがらせた。
彼女は、すぐに事態が飲み込めたように上から私のものをそっと口に含み始めた。先を含み、割れ目に舌を這わせながら唾をたくさんつけたであろう右手で上下にしごいている。
私からは、先ほどあれだけ隠していた彼女の見たことのない薄桃色の割れ目の部分が、膣口がはっきりと下から拝める形となった。

彼女は私にこんな態勢で下から覗き込まれ、恥ずかしいとは思うが、一心不乱に私のものを口で嘗め回しているためか
先ほどのような恥じらいは感じられなかった。私も彼女のやや小さめの柔らかい白い尻を
両手で掴むと、蜜に溢れた割れ目にそって舌で行き来した。
肛門まで舐めると、彼女の口の動きは少し鈍くなり体をぴくっと振るわせた。

それから今まで触れなかった小さな芽をはじめて舌先を尖らせてリズミカルにつつくと、
そこはすぐに充血し、固さを増した。ユリウスは体を小刻みに震わせ、私への動きはほとんど止まりかけていたが
それに抗うように、私のものを根元まで含んだ。

急激に温かくぬるっとした感覚に襲われ、今度は私の方が一瞬動きが止まってしまった。
が、私も彼女の内部に舌をずぶりと埋め込み、親指でクリトリスの刺激を続けた。

わざとぴちゃぴちゃと音を出してやる。彼女はようやく快感というものにおきなく体を委ね始め、
上下運動に熱い吐息が混じり始めた。私は聞いたこともない、私の耳しか知らない彼女の声に
再び私の体温が上昇し始めた。





69(シックスナイン)の表現がかなり難しすぎます(汗)でも取り入れたかったので・・。おわかりいただけたでしょうか・・
また、あいた時間に続きを書きます。もうしばらくお付き合いください。








64名無しさん@ピンキー :2006/09/06(水) 22:45:59 ID:6T5FVRIf
「あっ・・ううっ!」ふいに私の中の熱いものがこみ上げ、ユリウスの口の中に果ててしまった。彼女は突然の口腔を満たす液体に戸惑っていたようだが、
それをこぼすまいと懸命に飲み込んでくれたのだ。

椅子に腰掛け、私の膝の上にユリウスを向かい合わせに座らせる。ろうそくに照らされた金色に光る髪に、そっと手串を通す。形良く膨らみをもった唇を指でなぞる。
「ユリウス。お前に無理させてしまったな。」
「大丈夫だよ。」
それだけ言うと、ばら色に染まった頬を緩め優しく微笑んだ。そんな彼女はどこからみても女であった。
再び彼女の内部に指を滑らせると、そこはすでに柔らかく私を迎え入れる準備をしていた。
両胸の頂を先ほどより強く吸うとすぐに固く膨らんだ。
私の下腹部も急速に回復をみせる。
「レオニード、ぼく・・」
ユリウスが覚悟を決めたように私に囁いた。


くびれた白い腰を掴み、抱き上げると椅子にすわったまま貫いた。彼女の腰をゆっくり、ゆっくり下に沈めていく。
彼女は徐々におびえた表情になり私にしがみついてきた。背中に回された細い腕に、指にそれとは思えぬほどの力がこもる。
肩越しにある顔はおそらく苦痛に耐えているのだろう。全身をガクガクと震わせ呼吸にもそれが伝わる。

最奥までたどり着き、数年間の時を経て私とユリウスの体は初めて繋がった。やっと合わせた彼女の顔には汗の玉と、幾筋かの涙のあとが光っていた。それをひと筋ひと筋舐め取り、乳房を優しく包みながら頬や唇に優しく口づけていく。
そうするうち、彼女の体のこわばりが徐々に解け、内部が熱く潤っていく。
そのタイミングを見逃さずわたしは小刻みに彼女を突きあげた。
「あっ、あんっ、んっ・・」
律動に合わせて彼女の口から恥じらいを伴った喘ぎが漏れる。ユリウスの表情は苦痛に耐えていたものから歓喜のそれに変わっていった。

それを見届けると、私はさらに深く激しく何度となく突きあげた。彼女の声にすでに恥じらいはなくなっていた。
ヌチュ、ヌチュと卑猥な音をたて、彼女の細い体の中をレオニードの力強く太い肉棒が、愛液と赤いものをまとい激しく出入りする。
「あああっ・・!レ・・オ・・!!」
ふいに彼女の中にうねるような収縮がはじまり、爪が背中に食い込み、体をのけぞらせて白い喉を見せた。
私もその収縮に自分自身の全てを開放し、燃え尽きた。


繋がったまま静かな時間が流れた。夜も更けていた。
「僕、本当にレオニードが好きだよ。」涙で睫毛を濡らした彼女が私を見上げた。
「私もだ、ユリウス。」
今まで以上に彼女が愛おしくなり強く抱きしめた。

また長い口づけを交わすと、そのままユリウスとベッドに倒れこんだ。


    終わります。長文、乱文お読みいただきありがとうございました。
65名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 02:16:33 ID:njU0boDO
 >61 大人になりましょうね〜。
66名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 03:01:57 ID:njU0boDO
GJ!! レオのユリへの愛情が伝わってきます〜!
67名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 18:15:16 ID:w34jsbAR
レオニード(;´Д`)ハァハァ・・・
68名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 23:09:38 ID:xyN9nZuf
「僕」言わない方が好みなので
脳内変換して読みますた
もっと鬼畜なのも書いてくれ
69名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 04:32:13 ID:LUBq7RfU
「あああっ・・!レ・・オ・・!!」 (;´Д`)ハァハァ

初体験でイッちゃうユリちゃん。(;´Д`)ハァハァ
70名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 21:41:28 ID:xLC5yZN4
イク時にクラウスの名前を呼んでレオ様に折檻されてほすぃ
71名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 22:50:05 ID:RPchf97l
ユリウスがウラヤマ
一度もイッたことないよ ・゚・(ノД`)・゚・。
72名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 23:30:08 ID:LUBq7RfU
あくまで勝手な妄想・・・まじめに読まないで


アネロッテ---SMプレイ、攻め、ムチ使用
アルラウネ---騎乗位が上手そう(ときにムチ使用)
ユリウス---正常位好き、すぐイッちゃう、受け
カタリーナ---自分の快楽よりも相手に献身的に尽くしそう、イッたことがなさそう
フリデリ−ケ---カタリーナと同じく、
マリアバルバラ---変な体位を極端に嫌がるが、嫌々ながらも最後は乱れまくるかも


ダーヴィト---キスでとろけさせ、クンニだけでイカせる、特技は言葉攻め、女性の体の性感帯を全て知り尽くしている
モーリッツ---リードされることを極端に嫌う、じつは自信がなく、最中「気持ちいい?」
      と、何度も聞く
ヤーコプ---M,早漏
レオニード---じっくり時間をかけて相手をイかせる、SEXが強そう、どんな体位でもうまくやってのける
アレクセイ---征服欲が強そうでバックが好き、フェラ好きでじつは顔射も好き
イザーク---ノーマル好き、バックなどは気おくれがする
リュドミール---喰われてしまうタイプ?

 
     
73名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 00:22:31 ID:xXJdllm6
>>13の続きを気長にお待ちしております。
74名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 01:04:09 ID:eVhBzd6/
>>72
うん、絶対モーリッツは「いい?」って聞きそうなタイプ。ウザいな〜
「素敵だった。こんなの・・・初めて・・・」とか答えてやれば喜ぶだろうよ。
アレクセイは明かりつけてやりたがったり、「我慢しないで声出せよ。
おまえの声色っぽいぜ」とかいってオレ様的に主導権握りたいタイプではないかと。
レオニードはテクニシャンだと信じたいが、アデールとは上手くいってなかったよう
なので、実は不能だったとか・・・いや、ユリならOKなんだろう。
イザークは教会の教えを守って正常位オンリーでしょ。フェラとか商売女みたいだって
怒っちゃいますよ、多分。でもイッちゃうとか。
75名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 01:55:39 ID:2a5mw+14
>72>74 
モーリッツ/まちがいない。立ててあげないとふくれそう。
イザーク/フェラでイってしまった自分に自己嫌悪。何日間も悩みつづけ本末転倒。
バックなんて動物のすることだ。でも、ロベルタの騎乗位はまんざらでもない。

レオニード/あまり興味なし?ユリとやっていたらそこで初めてSEXの喜びを知るかも・・
アレクセイ/自分のモノに自信を持ってそう。バックから入れ、高速ピストンでガンガン突きまくり、
      終われば急速に冷める。「・・・って言えよ。」と、かなり卑猥な言葉を言わせたり。
ユリには違うだろうけど・・。「俺とやる女は全員イかせる自信があるぜ。」みたいな。
ダーヴィト/挿入そのものより手や舌業で何回もイかせてそう。
      へんな体位は好まない。SEXはそんな強くないかも。
ヤーン/とにかくしつこくねちねちと。入れてからはすぐ終了。
フリデリーケ、ガリーナあたりはまちがいなく喘ぎ声が可愛いだろう。



76名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 14:04:58 ID:2a5mw+14
カタリーながいろいろな医療器具を使いまわし・・。リクエストすれば浣腸まで。
アルラウネはフェラ、手こき上手。
>71腰の下に枕をあてがう。屈曲位でクラウスの高速ピストンを受けながらダーヴィットの濃厚なD-KISSと、巧みな指使いで乳首をころがされ
  る。
  確じつに何回も逝けますよ。
  レオとロスでもいいか。  
77名無しさん@ピンキー :2006/09/10(日) 13:36:32 ID:FqPujXLs
いま・・クラウスのが・・入ってる・・そのまま・・キーボード打てなんて私には・・あっ・・
そんなに・・動か・・ないで・・あっ・・
78名無しさん@ピンキー :2006/09/10(日) 19:50:01 ID:FqPujXLs
「ユっユリウスっ!やめないか!部屋に帰りなさい!」
これが夢ではなく現実だと悟るのにしばしかかった。
温かい感触を唇に感じ、目を覚ましたら彼女の唇と重なっていたのだ。
いったいいつから私の部屋に・・

私は立ち上がり、ユリウスの手を引くと背中を押しドアの方へ歩かせた。
ユリウスは私を振りほどき、振り返ると挑戦的な目で私を見上げ、すばやい手つきで私の
着衣の前を開き、下着をひきずりおろした。私の意志とは逆に熱くそそり立った男性をつかむと先端に舌を絡めながら上下にしごき上げた。

「あなたは以前から、怪我をした僕に頬をよせて抱きしめたり、手を握ってきたり。つまりあれだ。
僕に気があったんだろう?」
「あれは同情だったというのがわからぬか?ふっ、まだ青いな。これだから女は・・。
だいたい私はお前なんぞに・・」
「はん・・」
彼女は自分の衣服に手をかけると次々と脱ぎ捨てた。
床に、彼女の脱いだものがふわり、ふわりと落ちていく。薄い下着1枚になった彼女が私を睨み
口の端に笑みを浮かべている。雪のように真っ白で、華奢ながらもなめらかな曲線を描いた体。
私は数年ぶりに見る女の体に目を見張った。いや、見るつもりなどはなかった。
ユリウス、お前は一体どうしてしまったのだ。

「あなたの望み通りのことをしてあげるよ。」
彼女は私の背中に手を絡め、深く口を吸い、レオニードの首筋に赤紫の花をいくつも散らしていく。
「なっ。やめないかユリウス・・」
「ふふっ・・」
彼女が挑戦的に微笑み、その薔薇色の唇ががまた私の男性を根元まで含んだ。








79名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 21:57:43 ID:syn+ZBF8
>>74-76

不覚にも笑ってしまったではないか
80名無しさん@ピンキー :2006/09/10(日) 22:42:26 ID:FqPujXLs
ユリウスはこちらを上目遣いで見上げながら口をすぼめ、男性をキュ〜っと吸い上げ、緩めまた吸い上げる。これを幾度も繰り返した。ユリウスの口腔内でレオニードのものは先にも増して膨張した。
私の息は荒くなり、気が付くとユリウスの白く柔らかい胸を激しく揉みしだいていた。
「あ・・・ん」
薄桃色の両の先を2本の指でやや強くリズミカルにこねると、彼女が口を離し、驚きのような喘ぎ声を漏らした。

この娘、男のすることが分かっているのだろうか。
いや、分かっておらぬな・・。
ふん・・気があるのはどちらの方だ・・。こんな小娘なんぞ私は・・。
けれど、こんな小娘なんぞに私は自制が効かなくなってしまったのだ。

レオニードはユリウスの秘部を隠していた薄い下着に手を掛け、乱暴にずリ下げると荷物のように肩に彼女をかつぎ、ベッドに押し倒した。

膝を力任せに開かせ、あらわになった女性の部分を舐め回す。
そこは、すでに湿り気を帯びており、舐めるほどにぴちゃぴちゃと音を立てた。
ユリウスは私に押さえられ、身動きが取れない。
次いで、小さな固い芽を親指で細やかに刺激しながら内部に舌をずぶりと埋め込み、幾度も出し入れした。
「あっ・・あっ・・」
彼女はついにその刺激に耐え切れないかのように再び声を上げた。

「ユリウス。私はそなたのような小娘に時間を割いているほど暇ではないが、止めておくなら今のうちだ。」
「あなたの・・好きなようにさせてやるって・・言っただろう・・。」
「そうか、それでは少しなら付き合ってやってもよいぞ。」


私はユリウスの白く長い両足を肩に掛けると、ぐんと一気に最奥まで押し進めた。














81名無しさん@ピンキー :2006/09/10(日) 22:58:28 ID:FqPujXLs
彼女はきつく目を閉じ、震えながら痛みに耐えていた。内部は狭く、私のものを痛いほどにくわえ込んだ。
震えている彼女を、むしろめちゃくちゃにしてしまいたいという自分でも恐ろしいほどの思いに駆られ、
収まっていたものを1度引き抜くと、勢いをつけて何度も深く腰を打ちつけた。
「あっ!あっ!あっ!・・」
その度に彼女は今までに出したことのない叫びに似た声をあげた。

しかし繋がった部分からは次第に淫らな液が溢れ出していった。声にも変化が現れる。
レオニードは一度男性を引き抜くと、体勢を変えてユリウスに手を付かせた。
突き出された形の良い白い尻をしばらく上から見下ろした。そして、片手でも掴めそうな細い腰を両手で掴むと、また突き進めた。

「ああんっ、あっ、あんっ、んっ!・・」
それは、先ほどより深く突き刺さり彼女の声を確実に変えていた。

膣がきつく収縮し、波打つ。いつしかユリウスはレオニードの行為に何度も昇りつめていた。
私の方も彼女の中に何度も射精し、どちらともわからぬ液にまみれ、ぐちょぐちょと音を立てても一心不乱に突き続けた。

どのくらいの時間がたったのだろうか。
部屋は私が放った液体の鼻を突く匂いが充満し、ベッドには赤色を含んだ染みが多数できており行為の凄まじさを物語っていた。
「願いが・・かなってよかったね。早くこう・・なりたかったんだろう?」
そう言うと彼女は力なく笑い、足を引きずるようにして、出口に向かった。

私は何も言い返せぬまま彼女の後姿を呆然と見送っていた。
本当にこの娘は・・。

けれど気がつくと両腕に彼女を抱きしめていた。

終わり。





82名無しさん@ピンキー :2006/09/11(月) 11:19:44 ID:TkZf7o6M
>78-81乙!!レオニード強ぇえ!!ユリイキすぎ!!
>75イザクかわええ。
>72アレク、顔にかけれるもんならかけてみぃ!  
83名無しさん@ピンキー :2006/09/12(火) 13:55:57 ID:ejhXrQ5/
>81乙です。近いうちにイザークとユリ投下するかもです。(1部の)
84名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 22:53:37 ID:Y0WG6sKk
思わせぶりな奴に限ってヘタレ
黙って投下しろや
85名無しさん@ピンキー :2006/09/12(火) 23:50:53 ID:ejhXrQ5/
>84申し訳ない 時間のあるときに書くんでもうちょい待ってほしい
86名無しさん@ピンキー :2006/09/13(水) 00:10:17 ID:pBIsUNa5
>84 つか書いたことないやつに限って自己チューな不満をわざわざカキコする大人気ないのが多いんだよ。
  大人なら黙って待てないんかよ。
>85謝るこたないって。
 
87名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 00:13:47 ID:4G9aHPdP
時間のあるときに書くんでもうちょい待ってほしい
もうちょい待ってほしい
待ってほしい




ギャハハハ(≧▽≦)彡☆バンバン
88名無しさん@ピンキー :2006/09/13(水) 00:19:13 ID:pBIsUNa5
>85 てかキャワユス
  男の子か?
89名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 08:16:05 ID:o0C62/NZ
>85
待ってます ノシノシ
90名無しさん@ピンキー :2006/09/14(木) 10:11:00 ID:evONYPcD
>76 SS化希望!
91名無しさん@ピンキー :2006/09/15(金) 17:19:13 ID:dPdGuqUr
マリア&ヴィルクリヒ、けっこう萌えかも!
92名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 19:07:15 ID:GjG6MN99
“我が不滅の恋人”路線のエロパロが読みたい!!!
93名無しさん@ピンキー :2006/09/16(土) 16:03:13 ID:5dKRwlzD
イザユリ。駄文ですがよろしくおねがいします



ユリウスの唇は温かく柔らかだった。僕は初めて女性と、そっと唇を重ねていた。少し前まで男性ととして見ていた彼女に初めて恋をし、初めて愛の告白をした。
今、友達以上の関係を築く瞬間が近づいている。
ユリウスの顔がもう一度僕の顔に近づいた。髪の香りが、甘やかな吐息がふわっとイザークの鼻腔をくすぐる。

「この続きをしてほしいぐらい好き?」金髪の少女の口から出るとは思えぬ挑発的で大胆な発言であったが、僕は縦にはげしく首を振っていた。
「もちろんだよ。ユリウス。どんなにこの日を待っていたかわからないよ。」

もう一度、今度は深い口づけを交わした。イザークがたどたどしくユリウスの口内に舌を侵入させると、ユリウスは激しい舌づかいで応じた。
「んっ、ふぁっ・・」むしろイザークの方から熱い吐息が漏れ、口腔内で動き回るユリウスの柔らかい舌に酔う。

どのような順序で進めていけばよいかもわからないが、彼女のシスターリボンをするすると解き、シャツのボタンを上から順に外していく。
そして女性であることをいち早く再確認するがごとく、白い膨らみに触れる。それはイザークの節くれだった手の中に、絶妙な弾力を伝えた。
あまりの柔らかさにため息をつきながら、夢中でそれを堪能した。
「・・痛っ」
「ご、ごめんっ」
胸に加えた手の圧力を緩めると、白く透明感のある首筋にいくつもキスを落とした。


94名無しさん@ピンキー :2006/09/16(土) 16:03:48 ID:5dKRwlzD
このなめらかな肌にまた、イザークの唇が吸い寄せられ、強く、強く首筋から胸にかけていくつも赤い跡をつけ、そうしながらユリウスのまろやかな肩からブラウスを外していく。
ブラウスが両手首までするりと落ち、膨らみかけた2つの乳房の先につんと上を向いた薄桃色の尖りが露になった。

ブラウスを手首から外し、イザークはそれに身とれ深く息をつくと、その尖りに焦るようにちゅぱちゅぱと音をたて、交互に吸い付き、舌先で舐め回した。それは口の中で見る見るうちに固い感触に変わる。
「んっ、くぅ・・」ユリウスが身を震わせながら、その細い指でイザークのシャツのボタンを外し、ベルトをかちゃりと緩めて、
男性の敏感な場所を探り始めた。その指先が、その場所をいともたやすく探り当て先端の当たる部分に透明な染みをつくった下着から出し、じかに握りしめると、
イザークはぴくっと体をのけぞらせ、ユリウスの胸の頂をさらにきつく吸い上げた。

イザークの男性はユリウスのなめらかな手の感触ににわかに血管を浮き立たせ、反り返り生き物のように波打っていた。
95名無しさん@ピンキー :2006/09/16(土) 16:04:20 ID:5dKRwlzD
そのままユリウスを仰向けに寝かせると、ズボンを足首まで下げ、自分も一糸まとわぬ姿になった。
白くすらりと伸びた肢体、男のそれとは明らかに異なる細くしなやかな曲線を描いた腰のライン、
その中心には美しく縦にくぼんだ臍があり、それらのすべてがこれほどまでに女であることを主張し、イザークを惹きつける。
そのまぶしすぎるほどの裸体をしばらく眺め回した。

---本当に女の子だったんだね。神様・・今日ほどあなたに感謝しない日はありません。これからこの少女と契らせていただきます---
イザークは目頭を熱くした。

そんな様子を不思議そうに見たユリウスは、イザークをまっすぐ見上げると口の端を少しあげた。頬は上気しているためか薔薇色に染まっている。
イザークはハッと我に返ったようにユリウスの目を見つめ返すと、もう一度ユリウスの肌に唇を近づけた。
細い腰を右手の腹で撫で上げながら、その臍に舌先を這わせ、ちろちろと舐めあげる。
少しくすぐったいのか身をよじり、くねらせる。



96名無しさん@ピンキー :2006/09/16(土) 16:53:20 ID:5dKRwlzD
ユリウスのたった一つ身にまとっていただけだった下着をゆっくりとずらしていく。下着と
秘部との間に透明な1本の糸を引き、腿の中間に下着が降りたときにそれは切れた。

そしてユリウスはためらいがちに膝を開くが、その行為にあまり恥じらいのようなものは見られなかった。
それが、つまりそう・・以前にクラウスと関係をもったことをイザークにも確信させた。
クラウス以外には考えられない。そこまで深い関係であったことがさらにショックを伝えた。

イザークは軽く狼狽し、嫉妬を覚え頭に血が上るのを感じたが、今この瞬間は僕のもの・・それどころか、
クラウスは居ない・・決して戻ってくることはないのだ。これからは僕が・・。
それがクラウスとの約束でもあった。

もう一度気を取り直すと、ユリウスの熱く湿った内部に指をうずめていく。その場所を見るのも恥ずかしかったが、指で感触のみを感じていた。
ユリウスの内壁が指を締め上げながらのみ込み、奥へ奥へと導いた。
再びイザークの理性は遠のき、体に熱がこもり始めた。

2本の指でリストを奏でるように力強くスタッカートで内部の天井を弾きながら、指をグラインドさせるたびにぴちゃっ、ぴちゃっと
暖かな愛液がとめどなく流れた。
「んっ、くぅ、はぁっ・・」自分の指に答えるユリウスの甘い吐息と、見たこともない悩ましげな表情、卑猥な水音、指にまとわりつく感触、
それを感じながらイザークの男性は再び膨張し、先走りをぽたぽたと滴らせ脈打った。
97名無しさん@ピンキー :2006/09/16(土) 16:57:44 ID:5dKRwlzD
ユリウスの内部の感触が飛躍的に柔らかく変わり、その一方で指をきつく締め付ける。
それが男性を迎え入れる準備が出来たということは
初心であるイザークにも本能的に理解できた。

「ユリウス。入るよ。」
ユリウスは返事をする変わりに白い腕をイザークの背中に回した。何度か湿らすように鈴口を入り口に擦りつけ、
腰を前へおし進めた。ユリウスの入り口はとても狭かったが、内部へ向かうにつれて広く、熱く一気に最奥へイザークを迎えた。
「はぁ・・んっ!」ユリウスが体をぴくっと震わせた。

初めての生暖かい湿った感触がイザークを包み、身震いしてしまうほどの快感に驚嘆した。
「ユリウス・・。嘘みたいだよ。あ・・あ・・すごくいい・・!君はな・・んて綺麗なんだ・・!」
イザークの口から震えをともない、次々と言葉があふれる。

ユリウスは、黙ったまま僕の口を静かに手で塞いだ。
98名無しさん@ピンキー :2006/09/16(土) 17:03:34 ID:5dKRwlzD
その瞬間から、イザークの理性は完全に吹き飛び、気がつくと夢中で己を突きたて
ユリウスの内部を幾度も擦り上げていた。
「あっ・・!あっ・・!ユリウスっ、いいっ・・!」激しく突きながら、ユリウス以上にイザークの口から上ずった女性のような甘い喘ぎが漏れた。
フリデリーケの戻ることのないいつもなら静まり返った狭い部屋に、卑猥な水音と二人の息遣いが響き渡る。

ユリウスの白い足も自然とイザークに絡み付いていた。最奥に精を放ち、ユリウスの上に力なくぐったりと倒れこむまで
長い時間がたったのか、すぐだったのかは分からない。

天使のように眠るユリウスを傍らに見つめているうちにイザークも心地よい疲労と眠気に襲われ、まどろみに落ちていった。



終わります。ありがとうございました。

99名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 20:29:46 ID:vLUiUa+5
>98
乙&GJ!!
イザユリスキーにはたまりませんでした(;´Д`)
100名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 22:28:18 ID:BJBef+Fo
誰か レオアデ 頼む
101名無しさん@ピンキー :2006/09/17(日) 01:42:11 ID:mXaLZb1P
>98乙です。イザークかわいいです!
102初夜1 :2006/09/17(日) 16:52:59 ID:mXaLZb1P
初夜のレオニード・アデールです。あくまで予想なのでめちゃくちゃかも・・



夜も更け、心地よく眠りにつき始めたアデールはただならぬ気配を
感じ目を開け、
とび起きた。
「なっ・・何なのですか?いつお入りになったの?
気味が悪いわ!ずっと見ていらしたの?」
ベッドの縁に腰掛け、任務を終えたレオニードが
軍服姿のままこちらを
見ているではないか。
「悪いか?」彼は表情ひとつ崩さない。
「夫婦ではないか。たとえ義理でもこうして夜を共にすることが
あっても不思議でははなかろう。」
”義理”という言葉にアデールは棘を感じ、返す。
「あ・・あなたが任務に差し支えるから別室で眠りたいと
仰ったのでしょう!?」頭に血が昇っている。

結婚の儀を終えてから
数ヶ月経つのに、1度もこのようなことがなかった。
レオニードの激務のためすれ違いも多く、仕方のないことだが
かといって
女から誘うものではないとアデールも鷹をくくっていた矢先の
ことだったのである。

「嫌か?」
もちろん拒むつもりではない。
ただ、突然の出来事に動揺し頭が整理できないだけなのである。
103初夜2:2006/09/17(日) 16:54:14 ID:mXaLZb1P
アデールは答えない。
するとうつむいたままのアデールの顎をレオニードがくいと持ち上げ、
半ば無理やりに唇を重ねた。結婚の日以来2度目の口づけ---。

吹雪の中を帰ってきたためか、唇が少し冷たい。
アデールが思わず口を開いた瞬間に、彼の舌が入り、
手はアデールの
頭の後ろに回され、固定されたために逃れられない。
アデールの口の中で舌が動き回る。
アデールもまだ夢から覚めていないような不思議な感覚で
彼の舌を堪能し始めた。

冷えていた唇がアデールのそれで少しずつ熱を帯びた。
義理で結婚したとはいえ、
彼はどう思っているのか分からないが、アデールのほうは
彼の凍てつくような瞳、冷静沈着で的確な所、
自分を崩さない冷静な態度に自分にはない
男らしさを感じていた。

・・そして床を共にした時彼は
どのようにいつもの彼でなくなるのか・・
そんな事も何度か想像していた。

未だ混乱状態から抜けきれていないアデールの
夜着が次々と脱がされる。
104初夜3:2006/09/17(日) 16:54:59 ID:mXaLZb1P
はじめて彼の前に雪のような白い素肌をさらしたアデールは
とっさに両腕で胸を隠した。
「あまり・・見ないでくださる?」
横を向き、うつむいたままのアデールに少し愛おしさを感じた
レオニードはその頬を撫でると、静かに腕をのけ白く柔らかな乳房を
ゆっくり揉みはじめた。
「はぁ・・っ」
時々その先端に指があたると、アデールの中に何か甘いものが
湧き上がってきた。
「私だけこんな・・。あなたも脱いでくださらない・・?」
頬を赤らめたアデールがつぶやいた。
105初夜4:2006/09/17(日) 16:55:59 ID:mXaLZb1P
はじめて目にするレオニードの体はさすが軍人だけあって広い
骨組みに筋肉がほどよく
隆起し、鍛え抜かれたものだった。
広い肩、厚い胸板、引き締まった腰に
アデールはしばし目を見張った。

彼女の内部には少しずつ熱がこもり始めていたので
乳房の先端を唇で吸われながら交互に舌先でつつかれると、
意志に反して甘い吐息が漏れはじめた。

「・・んっ、・・」
彼はそれでも呼吸ひとつ乱さず、仕事をこなすように
交互に乳房を愛撫する。
アデールはその一方で自分だけ
声を漏らして乱れ始めてきていることが
恥ずかしくなり、唇をかみ声を押し殺した。

それを見て半分楽しむかのようにレオニードの舌の動きは
早まり、一方の手では休みなく先端やその周りを指先が
這い回っている。

「ふぅっ、あ・・ん」
口は勝手に開かれ、自分のものではないかのように声が漏れる。



106初夜5:2006/09/17(日) 16:56:54 ID:mXaLZb1P
「ふっ、どの女でもやはり皆同じなのだな・・」
レオニードは意味深長な言葉をつぶやいた。
あのアデール姫とは思えぬだらしなく開かれた膝を見て・・。
アデールはまた頭の中が熱くなったが反論できるわけもなく
頬を赤らめた。

そう言うやいなや、レオニードの手は下に下りていき
繁みの中の柔らかく蜜であふれた淫烈を
上下に指先で数回なぞったかと思うと
チュプという音をたて、指を内部に埋め込み、出し入れを
開始した。その動きは次第に早くなっていく。
そして、舌先で淫核をつつきまわす。

「やぁっ・・!あ・・んっ!」
アデールは頬を上気させながらも
まだ少し残された理性と戦っていた。
レオニードが時々アデールの顔をちらとみると、
アデールはまた目を背けた。
107初夜6:2006/09/17(日) 18:21:53 ID:mXaLZb1P
秘口からはとろりとした蜜が指に絡みながらあふれ、
シーツにしみを作っていた。
内部がレオニードの指を締め付け、ひくりと痙攣しだすと
舌の動きを止め、指をさっと抜き彼女の上に覆いかぶさった。

「いいか?」肉棒の先端を入り口にあてがいながらも
相変わらず冷静な態度を崩さない
レオニードは顔を背けたままの彼女に聞くと、
彼女は観念したかのように目を閉じた。


108初夜7:2006/09/17(日) 18:22:51 ID:mXaLZb1P
十分な潤いに満ちた膣内はレオニードの先端が入ると、
あとを急がすかのように蠢きながら、肉棒を飲み込んでいった。
そしてヌルッと最奥にたどり着いた。

「・・ああっ・・」彼女から自然と声があふれ出た。
アデールにはこの経験は初めてではないが
もう何年間も無かったので、感覚が薄れていた上に
普通よりもやや大きい彼のものが入ると、内部がじんと疼いた。

レオニードは様子を伺うようにして、ゆるゆると腰を
動かし始めた。。
腰が打ち付けられるたびに少しずつ
感覚が戻る。甘い疼きが膣内に広がりはじめた。

「どうだ?」
「あ・・あん・・いや・・」
すると、彼は腰の動きをぴたりと止めてしまった。
少しばかり静かな時間が流れる。

ついにアデールが背けていた視線をレオニードに
向け、見上げた。
「つづけ・・て」搾り出すようにつぶやくと、
頬を上気させ、潤んだ大きな瞳で
もう一度レオニードを見上げた。

上から見下ろしたレオニードの
射るような黒い瞳にいつもにはない優しさがこもっていた。

109初夜8:2006/09/17(日) 18:23:41 ID:mXaLZb1P
レオニードはアデールの唇にそっと唇を重ねると、
再び動き出した。

アデールの膣内は彼のものに少し慣れてきている
ためか、痛みを感じなくなり、
代わって快感が支配しはじめた。

「あなたっ・・あっ・・んっ!いい・・わ!」
彼の動きに合わせて開かれた口元から
甘美な吐息が漏れる。
レオニードはアデールの以外な部分に、
だんだんと愛おしさを感じ、
最後の攻めを開始するがごとく
激しく突きこんだ。
クチュックチュッと粘膜どうしの
擦れる音が、広く寒々しい室内に轟く。

「あぁっ!あんっ・・!はぁっ・・!あああ〜っ!!」
レオニードが最後に深く突きこみ、果てた瞬間に
アデールも背中をのけぞらせて、体が宙に浮く感覚に襲われた。

その晩は、初めて同じベッドで眠りについた。
アデールは余韻が冷めず持て余していたが、
横に眠る彼の初めて見る寝顔が、いつもに無いほどに無垢で
その寝顔をしばらく見つめるとつぶやいた。

「あなた、いつもご苦労様。」



ありがとうございます。
110名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 22:54:16 ID:mXaLZb1P
勝手なモーソー失礼しました。他の作品も楽しみにしてます。
111名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 23:22:37 ID:MYEg0JKu
おお、台風の中、神が!よかったよ。
でも「どの女でも皆同じなのだな」と最中に言われたら
自分は冷める。アデール姫はMっぽいのか?
などと思いながら楽しませていただきました。乙でした。
112名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 23:58:47 ID:mXaLZb1P
>111トンクスです!
113名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 02:02:40 ID:KOdSRgo3
ああ、お願いしてこんなに早く神が現れるとは(泣)。
ありがとうございます。

>「どの女でも皆同じなのだな」

侯はそれまで、どんな人といたしてたんだろう…。
「男とはやはり違うものなのだな」じゃなくてヨカタ。
114名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 11:19:08 ID:xmtrbM0t
>>113
笑ったじゃねーか
115名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 13:38:40 ID:GhjvCQ5O
>>113
>侯はそれまで、どんな人といたしてたんだろう…。

妄想すると、「風と共に去りぬ」でバトラーが懇意にしてたベルみたいな
タイプの女性とかいそう。別に商売してる人じゃなくてもいいんだけど。
レナーテみたいに「囲ってた」という存在ではなくてもっと自由な立場の。
結婚前も結婚後も続いてたっぽい感じで。
自分じゃ書けないので妄想だけでスマソ
>>119や他の神様、新作お待ちしてます
116名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 19:08:12 ID:bd9x+YIr
 モーリッツ・フリデリーケ書きます。1部のモーリッツってDVの気質ありかも?
あまりエロくないかもです。

(1)

モーリッツはフリデリーケの細い手首を強く掴むと、無理やりに唇を重ねた。
顔が近づきすぎているためか見えないが、フリデリーケが唇を、体を震わせ、怯えていることが伝わった。
そのまま唇を噛み切られそうな気配を感じ、唇を離した。

いつものようにフリデリーケを誘い、自室でお茶を飲みいつものように送り届ける。そんな日々
を繰り返していたが
好きな女に対してそれだけではとうてい物足りなくなり、いつしか彼は
体に熱いものが突き上げるような感覚に
襲われていた。
そしてついに行動に出ようと決めたのである。

「いやぁぁ!!誰かぁ!!」
筋書き通り、フリデリーケは手を振りほどくと
甲高い声で叫び、助けを求めるべく部屋の出口へ向かった。

それを後ろからハンターのごとくとっ捕まえ、羽交い絞めにし、
その耳元にささやく。
「僕の女になってくれれば不自由はさせない。前からいってたろ?
生活も保障する。
それは君の兄さんにとってもいいことだと思わないかい?」
「イヤッ、イヤッ、離して!」

117名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 19:11:52 ID:bd9x+YIr
(2)
彼女を捕らえている力を緩めずに続ける。

「前に体を売るって・・言ったよな?最初は
可憐な乙女のの口からそんな言葉がでて、
さすがに驚いたが・・おもしろいじゃないか。僕は本気なんだ。」
耳元に息を吹きかけるようにささやく。痛いところをつかれた。
「あっ、ああ・・」

モーリッツの自室は壁が厚く、めったに人も入らないのでこの広い
屋敷内にフリデリーケの細く甲高い声など響くわけもないのである。
つまり、助けを求めても無駄なのである。

「はっ、離して!」また、抵抗が強まる。
「このっ強情め!」思わず頬を張った。パシンと乾いた音が広い室内にこだました。
頬を右手で押さえ、狼狽したフリデリーケにもう一度告げる。
「いいか?僕だって君の愛らしい顔にできれば傷なんかつけたくないんだ。」
そう言うと、小柄な軽い体を抱き上げベッドへ押し倒した。
無理やりであった。
「イヤ・・」
先ほどの勢いをなくした小さな子羊が、これまた小さくなった叫びをもらす。
118名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 19:16:30 ID:bd9x+YIr
(3)

「いい子だね。悪いようにはしないよ。」
こう見えても、いざとなると肝心なところで気の小さいモーリッツは、
めちゃくちゃに犯してやりたいという願望があり、何回もシュミレーション
しておきながら
服を引き裂いたり、首筋に跡をつけるなど証拠になり公に事がばれることに
この上ない恐怖を感じ、はやる気持ちを抑え、ゆっくりと1つ1つ
フリデリーケのブラウスのボタンを外していった。
何より、彼女に嫌われてしまうことが怖かった。

それに、モーリッツにとってこれは人生初めての経験であり
相手が愛するフリデリーケなのでなおさら・・・。
本当はとても喜ばせてあげたいだけなのだ。

指が震えていたため、なかなかボタンを外せないでいたが、
やっとすべて外し終えると、肩からブラウスを外した。
小さな肩を震わせ、フリデリーケは抵抗をあきらめた。

顔は下を向き、あらわになった
上半身を両腕で隠している。

もう1度口づけをして、たどたどしく舌を絡めた。
モーリッツはなかなか手をのけないフリデリーケに
少し苛立ちを感じると、見たさから力いっぱいに彼女の腕を
のけて、露になった乳房をまじまじと見た。
「キャッ・・」
それは細い体のわりには、ほどよく隆起していて彼女が息を
する度に生き物のように上下した。

モーリッツの息は荒くなり、震える両手でわしっと双乳を
掴むと少々荒々しく
揉みはじめた。
「・・つっ!」
とっさに手を緩めたが
同時に彼の体に熱いものがみなぎる。

119名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 19:27:16 ID:bd9x+YIr
(4)
桜色の先端に口を寄せ、赤子のように吸い上げたり舌先で舐めてみたり
すると、少しばかりか固く尖るのが感じられた。

彼女の息遣いが少し変わった気がした。

スカートは脱がさずに中の男性とは違う
小さな下着のみを下げ、足を上げて抜き取り、
下からスカートの中に頭を入れると、羞恥から閉じた膝を力いっぱい開かせた。
「あっ!!」
彼女がきつく目をとじ、また震えだした。

よく、女性のそこは濡れているものだと学友に聞いていたが
全く違っていた。まだ、体も年齢的にも未成熟で
開発がなされていないのであろうか・。

それでも、初めて目にする未知の部分に目を釘付けにし、
溢れ出しそうな興奮を抑え、顔を近づけ「1番感じる場所」
といわれている部分を指で撫で回したり、その周りに
指を這わせたりしてみた。
思い切って舌で舐め上げたりもしたが、
感じているというよりは
くすぐったさを堪えているようであった。

モーリッツは少し自信を失いかけた。けれども、
自分の体のほうは先へ急ぎたがっているので
指に唾液を絡めると
未知なる場所へ少しずつ進めた。

「つ・・っ。う・・。」
ものすごい抵抗を伴いながら少しずつ少しずつ指が埋め込まれる。
彼女の顔から汗が流れ、ボリュームのある前髪が額に張り付きだした。
「あ・・う・・」
痛みを逃すためか、彼女の両手はぐっとシーツを掴んでいた。

苦しそうな姿を見、痛む心とは裏腹に
下半身の欲望だけが先走りしている。

120名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:45:38 ID:bd9x+YIr
(5)
ようやく根元まで指が差し込まれた。
マニュアルにもある通りに出し入れしてみる。
「つぅ・・あ・・あぁ」
初めの何回かはすべりのよかった指も、
唾液が乾くとすぐに内壁の皮が指にくっつきだした。
その度に彼女が顔を歪める。
焦る気持ちを抑え
その度に唾液をたっぷりと指に塗りなおす。

かなりの時間をかけても痛さが勝っているようで、
フリデリーケの膝はガクガクと震え
胸にも汗を光らせていた。
指の出し入れをしながら、そっと口づけた。
頬、首に、鎖骨に・・。
そうしているうちに、指を滑らせる潤いが唾液によるもの
だけでないことが確認できた。

「はっ・・はっ・・あっ・・」
彼女の表情も少し緩み、
ぬるっぬるっと先ほどとは明らかに違う感触を確かめた。
指と肌の合わせ目を見ると、
内部から湧き出ている液が光り、
再びモーリッツに強い疼きが湧き上がってきた。

モーリッツはもう待てないというように
指を抜き、スカートをまくり上げると
一気に彼女に覆いかぶさった。

一瞬彼女が怯えた目でこちらを見上げる。
そして押し入っていく。なかなか思うように入らず
膣壁が異物を捕らえたかのように
押し戻そうとせめぎあう。

「ああっ!あああ〜〜っ!!」
ようやく根元まで入ると
フリデリーケが目をギュっと閉じ激痛に悶える。
それは予想を遥かに超えた痛みで
シーツを掴む手の下には汗じみができ、
目から涙が溢れ出した。

121名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:48:21 ID:bd9x+YIr
(6)

一方でモーリッツはその余りの締め付けに、温かさに、
狂ってしまいそうな程の快感に、理性や筋書きなんてものは
ガラガラと音を立てて崩れ去った。

はあはあと肩で荒く息をつくと、しゃにむに腰を打ちつけた。
「あっ!あっ!いやぁ!!ああ〜!おね・・が・・!やめ・・!」
涙交じりのフリデリーケの悲痛の叫びはもう彼には届かず、
天蓋の付いた広いベッドのギシギシという音が鳴り渡った。

「フリデリーケ・・どうだっ?いいだろっ。」
いかにも慣れているかといった強がりな台詞をフリデリーケの耳に送り込む。
「アっ!あうっ・・!アぁ!」
彼の台詞ももうフリデリーケの耳には届かず、ひたすら
激痛に耐えながら終わることを祈るのみであった。

モーリッツに快楽の頂が見え、己を引き抜くと
半ば目をうつろにしたフリデリーケの体を両手で起こし、半開きの彼女の
口の中に欲望のすべてを吐きだした。

それは事態を飲み込めない彼女の口からすぐに漏れ、
胸を、腹を伝い流れ落ち、シーツに染みを作った。
そしてフリデリーケはそのまま気絶して倒れこんでしまった。

(とんでもないことをした・・!)
理性を取り戻した彼は、自分のしたことを振り返り
自分を責めた。
「ごめんよ。ごめんよ。」
ぐったりしたフリデリーケに布団をかぶせてやり
横たわる肩を撫でながら、謝りつづけた。

すっかり夜になった帰り道中、確かにモーリッツから
本日の報酬を受け取った。それは予想を超越した高額であった。
もう嫌われた、これきりなんだと
絶望的な気分で肩を落としているモーリッツに対して
彼女は、意外な決心をしていた。

(これもおにいさんへの愛の形よ・・!これからも
やってみせるわ。誓ったんだから・・!)
報酬を手に握り締めながらそう、自分に言い聞かせていた。
122名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:58:02 ID:bd9x+YIr
終わりです。(鬼畜?)エロは難しい・・ありがとうございました。
123名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:44:56 ID:9nZKfxdV
かわいそうなだけでエロくないから安心汁
124名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 20:09:30 ID:0jRgySeh
1部のクラウスとユリウス。
駄文投下失礼します。
125クラウス&ユリウス(1):2006/09/19(火) 20:11:51 ID:0jRgySeh
演奏会の打ち上げが終わると夜もだいぶ更けていた。
カチャリ・・。窓を薄く開けていたからか頬に風があたる。ユリウスはクラウスに支えられながら寄宿舎の部屋に入った。

珍しく酔いが回っていた。少し足もとがふらつく。
「調子にのって飲むから。ほらよ。」「ありがとう・・。」
手渡されたコップで水を飲む。飲みすぎたのは明日から又休暇で会えなくなる辛さをごまかすためだった。
そして酔ってしまえば、クラウスと少しでも長くいられると思ったから・・。
1人で帰るなんて今日のユリウスにはできなかった。

クラウスはユリウスをベッドに寝かせて「しばらく寝てろ。」と軽く口づけをした。
・・ああ・・・。
上から見下ろすクラウスの瞳が優しかった。
ユリウスはその後本当に睡魔に襲われ、泥のように眠ってしまった。

ハッと気づいて目を開けた。時計に目をやると2時間あまり経過している。
かなり気分もいい。頭もはっきりしてきた。
机に向かい何やら書いているクラウスのところに歩いていった。

「おお、気分はどうだ?いびきかいてよく寝てたぜ。」
「気分はよくなったよ。いびきなんて・・うそだろ?」
「待ってろ。送ってやるから。今支度する。」
・・ああ、帰りたくなんてない。・・

ユリウスは思い切ってクラウスの唇に、唇を寄せ自ら舌を忍ばせ絡み合わせてみた。
一瞬驚いたクラウスの顔が見えたが、目を閉じて口腔内を掻き回した。
手がクラウスの亜麻色のストレートの髪をかき抱く。
「んンっ・・ふぅ・・ンっ・・」
ユリウスが普段は出すことのない色香を帯びた吐息を漏らす。
126クラウス&ユリウス(2):2006/09/19(火) 20:15:27 ID:0jRgySeh
クラウスは深呼吸をしてパッとユリウスを引き離すと、立ち上がった。
ユリウスの体の内側にはすでに火が灯り、その火はメラメラと燃えはじめていた。
心臓の早鐘は酒の入っているせいだけではない。
そして、大胆な言葉が16歳の少女の口から吐き出される。

「今日は・・帰らないよ。家にもそう言ってある。」
「ユリウス・・。」一緒にいたい気持ちはもちろんクラウスにもあった。しかし・・。
「明日からまた・・会えなくなるんだ・・君は・・アル・・ウネ・と・・。だか・・ら・・いい・・だろ?
ずっと・・一緒・・いた・・い。」
涙声になり、クラウスを見上げ、言葉を詰まらせながらも思いを込めて言った。
それが何を示すのかはこの年頃の男女にはわかりすぎるほどだ・・。

「本当に・・いいのか?」
クラウスも言いながら、自分では押さえることのできない熱い昂ぶりを感じていた。
ユリウスはゆっくりうなずくともう一度背伸びをし、クラウスの唇に口づけた。
シャツ越しに心地よい体温が伝わる。体を密着させて、互いの唾液を交えながら再び激しいキスを繰り返す。
ヌチュっ、ヌチュッと絡み合う舌が、静かな部屋に濃密な音を伝えている。
127クラウス&ユリウス(3):2006/09/19(火) 20:20:17 ID:0jRgySeh
2人にこの体験は初めてではなかったが、演奏会準備などで忙しかったどころか、
2人きりになれることもめったに無く、下手をしたらそのまま休暇へ
入るところだった。

初めての体験はユリウスの体に激烈な痛みをもたらしたが、それをはるかに上回る言葉にはできない快感と一体感を与えた。

そして、早足で毎日が過ぎ、しばらく会えなくなることを思うとここ何日も、
2人きりになれる作戦を練らずにはいられなかったのだ・・。

体を合わしてしるうちに、ユリウスのお腹のあたりに熱い塊が触れるのを感じた。
以前、自分の体を射抜いたそれである。
それを感じ取ると、ユリウスの息は上がり、クラウスのシャツのボタンを上から順に外した。

シャツの前を全開にし、
首筋や胸板、程よく筋肉のついた引き締まった腹に唇を落とし、ヘソの溝に舌先を這わせながら、降りていき
腰に手を回し、ズボンの前をきつそうに突っ張らせている高まりをもう片方の手の平で撫で上げた。

それは布地の上から触れても、ユリウスの手に硬さとはち切れんばかりの膨張を伝え、
ユリウスを高ぶらせた。
クラウスは呼吸を少し乱しながら、ユリウスの月の光に透けるような金髪を指で透いた。
128クラウス&ユリウス(4):2006/09/19(火) 21:24:05 ID:0jRgySeh
膝立ちになったユリウスはクラウスのズボンのベルトを緩め、チャックを下げると下着からその熱い硬直を引き出した。

その硬直に右手を添え、
先から溢れる腺液を舌先でちろちろと舐めすくう。舌があたるたびに、舌との間に細く透明な糸をひき、その硬直は血管を浮き立たせながらぴくっぴくっと脈打った。

クラウスはユリウスの意外に大胆な行動に驚いたが、先にだけ当たるユリウスの温かい舌の感触に広い肩を震わせている。
そして、じれったい動きに時折その口へ自身を、一気に差し込みたい衝動に駆られた。
ユリウスの舌は先端の割れ目部分を細かく行き来しながら、上端部のみを口に含んだり出したりし、
唾液をたくさん絡めている。

クラウスの息は上がり、手はシャツ越しのユリウスの胸を手の平で擦っている。
ユリウスの胸の尖りが硬くなり、それをクラウスの指がつまみ上げると
「あっ・・」
と思わず声を漏らし、一瞬口が離れてしまう。
それでも以前にしたことを懸命に思い出しながら、口腔いっぱいまでキュ〜ッと吸い上げ、緩め、裏筋の血管を舌先でなぞる。
ユリウスの唾液により、それは淫らに光っている。

硬直を口に入るだけ頬張り、チュパッチュパッと卑猥な音を立て吸い上げながら出し入れを繰り返すと、先程にも増して
ユリウスの口いっぱいに膨れ上がった。
ユリウスもその硬さと大きさを感じると息を荒げ、下半身がじんと疼き、触れなくても
自身の熱い液が下着を通過し、ズボンに染みてきていることがわかった。

クラウスは肩で大きく息をし、限界を感じはじめると、思わずユリウスの頭を抱え込み勢いをつけ無意識のうちに腰を打ち付けてしまった。
ユリウスもその腰を掴み、唇をすぼめて応じるが、激しい出し入れに「うっ、うっ・・」と呻きを上げる。
何回か出し入れするうちに、それは限界まで反り返った。

「・・出るっ・・!」クラウスはそれを引き抜こうとしたが、ユリウスはもう1度握り締め
口いっぱいに頬張るとものすごい速さで激しく出し入れした。

「あっ!うっ・・!」白濁液が勢いよく噴射され喉の奥を直撃した。
むせ返りそうになりながらも、ユリウスはこぼすまいと
白い喉をごくりと何回か鳴らして、飲み干した。
わずかに口の端から数滴こぼれ、胸へ伝った。

クラウスは大きく息をつきながらユリウスの髪を撫で、汗ばんだ額に
口づけた。





129名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 21:27:34 ID:0jRgySeh
時間あるとき書きに来ます。
130クラウス&ユリウス(5):2006/09/20(水) 02:54:32 ID:QOGaik/p
やっと一人が寝られるぐらいの狭いベッドの上にユリウスを寝かせる。
うっすらと汗ばんだ背中に風で冷やされたベッドの感触が心地よい。
金髪の少女の白い裸体が、明るい月明かりによってひときわ白く浮き立った。

「ん・・ふっ・・」
ユリウスの2つの形よい膨らみはクラウスの大きな手で、回すように撫でられたり優しく甘噛みされたりりしていた。
つんと上を向いた先端を強弱をつけて吸われると上ずったため息が口をついて溢れる。
時々顔を見られるのが堪らなく恥ずかしく、クラウスの顔を直視できない。
そして、口から漏れる吐息も聞かれてしまうのがやはり恥ずかしい。

クラウスの手が下に降り、蜜で溢れかえった淫烈をなぞる。
その下のシーツにはすでに染みが出来始めていた。
「はぁ・・あ・・あまり・・見な・・い・・で・・恥ずか・・しい・・」
「どうして?もっとよく見せて・・。」
クラウスが口の端を上げた。
顔にカッと熱が上るのを覚えた。頬が赤く染まる。
それでなくても今日は月が明るく、かなりはっきり見えてしまうのに・・。
それでも、クラウスの指技によって徐々に膝は開かれるのであった。

「んっ・くぅ・・」
クラウスの2本の指はユリウスの秘口に埋め込まれ、蜜をさらに溢れさせながら出入りし、内部をかき回す。
そして、親指が時々その上の敏感な場所に触れる。
「はぁっ!・・っ・・!っ・・!。」
「ここか?」
一旦指を抜きとると、
右手の人差し指と、薬指で大陰唇を押し広げ、中指の腹で容赦なく小刻みに淫核を捏ねまわす。
その部分はすぐにクラウスの指に硬く反応した。
「あっ・・いやっ・・そこはっ・・」
「かわいいぜ。もっと声出して・・。」
「やめっ・・あ・・あぁっ・・」
ユリウスの体に、電流が走る。
クラウスのは余裕の表情で、ユリウスの反応を楽しむように中指の運動を続ける。
「やっ・・やめっ・・おかしく・・なっちゃう・・!」
131クラウス&ユリウス(6):2006/09/20(水) 04:06:46 ID:QOGaik/p
中指が離れたと思ったら、今度は舌で淫核の包皮をむき上げ、
芯をあらわにすると直につつきまわし、吸い上げ、またつつきまわした。

「ひぁぁっ!あ・・あっ!いやっ・・」
はじめての意表をついた攻めを受け、また体にわけの分からぬ電流が流れた。
ユリウスが声を上げれば上げるほどクラウスは攻撃を強めた。

やがて彼女が白くほっそりとした太ももをプルプルと震わせ
両手でシーツをつかみ出すと、クラウスは口を離し、舌をユリウスの内部に
滑り込ませ、親指で同じ場所を愛撫する。

「あ・・ああ・・あ・・・あ・あ・・あ・あ・」
這い回る舌と指の感触にぞくっとし、ユリウスは意志とは関係ない喘ぎ声を上げながら
ぴくっぴくっと体を震わせ、汗が滲み出し、白い体をピンク色に染めていた。
クラウスはユリウスの色を含んだ喘ぎと、美しく悶える表情を見て、再び内部に突き上げるものを感じた。

出し入れする舌にも内壁からの締め付けが感じられるようになると、もう一度2本の指を
深く出し入れした。その度にピチャンッ、ピチャンッと音をたて、透明な愛液があふれ出る。

「くぅ・・あぁ・・は・・んっ・・」
これが男子生徒として、音楽学校に通うユリウスの姿である。けれどこうして男の人の愛撫を受け、
羞恥に顔を赤らめ、よがっているのも
クラウスしか知らない女のユリウスなのである。

内壁が小さく震えだすと、親指で淫核に刺激を加えながら、2本の指の腹で恥骨の裏のざらついた天井を
力強くこすった。
「あっいやっ・・こんなのは・やっ・・あっ!」
「いいぜ!ユリウス。」
ユリウスは事が飲み込めないまま、なすがままにされている。
クラウスは続ける。天井が厚みを増す。締め付けが強まる。痙攣が激しくなる。
「ああっ・・もうっ・・!あっ、あっ!・・ああ〜!!」

クラウスの指を何度も締め付けながら、内壁がびくんと痙攣し、そこから透明の蜜が勢いよく飛び散り、ベッドに
点々とした染みをいくつかつけた。
「はぁっはぁっ・・」
ユリウスはうつろな目で虚空を見上げた。



もうしばらくお付き合いください。今日中には投下できると思います。
132クラウス&ユリウス(7):2006/09/20(水) 15:15:04 ID:QOGaik/p
ユリウスの前髪は、額に張り付き頬は薔薇色に上気し、体から湯気が立ち昇りそうなほど
体が熱く火照っていた。甘い香りが下からクラウスの鼻腔を掠める。

 明るい月が少し傾き始め、違った角度から2人を照らし出した。窓から入るすき間風が肌を心地よく冷やしていく。

呼吸が落ち着き、意識が戻り始めたユリウスは自分の開ききった膝に気づき顔を赤らめて
慌てて膝を閉じ、体を丸め、肩まで毛布を被った。
「くっ・・!」
クラウスはそんなユリウスの慌てぶりを見て吹き出したが、そこに堪らなく愛おしさを感じ
柔らかい頬を撫でた。

「ねぇ、もし君が僕を女の子だって気づかなかったら君はどうしてた?」
「さぁな。俺はダーヴィトとは違うからな・・」
「ダーヴィトって・・やっぱりそうなんだ・・。」

水で喉を潤しながらそんな会話が少し続いた。

クラウスはユリウスがこれから先もずっと
男性でいることを思うと心が痛んだ。俺がこの地を離れた後も・・・
柔らかくうねる金髪、陶器のような白い肌、同じく金色を呈した長い睫毛
薔薇色の形よい唇、顔だけ見てもこんなにも女性であるのに・・

ユリウスは白く滑らかな手で、体の違いを確かめるかのように
横に寝るクラウスの胸板を撫でている。
その手は腹を伝い下に降り、そして硬さを取り戻した部分に・・。
それはヘソに届きそうなほどすでに硬く反り返っている。

再び交わされた長く、熱い口づけに体が芯からとろけそうになる。ユリウスは自分の内から再び温かい粘液が流れ出すのを感じた。
クラウスの指が敏感になった秘口に触れてみると、柔らかくぽってりと濡れそぼってヌルヌルとした感触を示す。

ユリウスの上に被さり、己をあてがうとユリウスもすぐに膝を開き応じた。
それでも痛みを覚悟し、身を硬くし、震えながらも応じようとするユリウスに優しくキスを
落とすと、深く貫いた。
133クラウス&ユリウス(8):2006/09/20(水) 15:17:05 ID:QOGaik/p
「はぁっ・・んんっ・・!」
突然に内腔をいっぱいに押し広げられたと思うと子宮の入り口当たりに強い
圧迫感を感じ、一瞬呼吸が苦しくなる。

「クラ・・ウスっ・・!」
それでも以前のような激痛はなく、変わりに何か得体の知れないものが体を支配し、
白くくびれた腰が2.3回ぴくんと浮き上がった。もう怖くはなかった。
気づけば腕がクラウスに絡み付き、内壁が彼を締め付けている。

クラウスは貫いたまま動くこともせず、ユリウスの美しくも妖艶な姿に
目を見張り、しばらく感慨に浸っていた。真っ直ぐに降りた亜麻色の髪が
ユリウスの肩の辺りを隠している。見つめられて彼女は
少し視線を反らす。

「あ・・あ・・おね・・がい・・」
頬を赤らめながら懇願する。羞恥に満ちた彼女の顔とは裏腹に
内壁がひくひくといやらしく彼を誘っている。
顔と、声と、その締め付けだけでも絶頂感が彼に襲い掛かる。
動いてしまうことが恐ろしく感じられる。こんなのは初めてであった。

そのユリウスをずっと見ていたくもあった。
依然動かずその様子に見入っているクラウスにたまらず懇願を続ける。

「おねがい・・動い・・て・・!」
「ユリウス・・俺っ・・」
限界を感じ、クラウスは激しく腰を上下させた。
134クラウス&ユリウス(9):2006/09/20(水) 16:16:17 ID:QOGaik/p
「あっ!はぁっ!ンっ!んんっ、はぁンっ!クラ・・ウスッ・・!」

やっと与えられた望みどおりの快楽に、ユリウスの理性は崩れ去り、以前とは違い狂ったように艶やかな喘ぎを漏らした。
ベッドがギシッギシッと軋む。
結合部からは溢れかえった愛液が、律動と同時にピチャッ、ピチャッと激しく飛び散った。
腰全体にも甘い疼きが蓄積していく。

「ユ・・リ・・っ」
クラウスはこのまま果ててしまうことを惜しく思い、冷や汗を出しながら射精感を間一髪で押さえると、
己を引き抜き、ベッドから立ち上がった。
「クラ・・ウス?」
不思議そうに見ているユリウスを起こし、立ったまま向かい合わせに抱き上げる。
軽く華奢なユリウスの体は彼の力強い腕によってひょいと簡単に持ち上がった。

ユリウスの腕は自然とバランスをとるようにクラウスの背中へ回される。
何が起こるかわからないかのようにきょとんとするユリウスの細い腰を
大きな右手で掴み上げ、左手で己を支えるようにして、ぬらぬらと光る入り口へあてがい
パッと右手を離し、下から貫く。

「あふっ・・!んっ・・!」
ユリウスの腰に突然ズンっと重い、子宮を突き破られそうな強い衝撃が走り
息がつまる。背中へ回した腕が離れて落ちそうになり慌ててしがみつく。

「はんっ・・!あふっ・・!はふっ・・!んぅっ!・・くぅっ!」
ユリウスが苦しげに搾り出すような声をあげる。

彼が歩くたびに呼吸が苦しくなる程深く突き刺さり、脳天を凄まじい
有無を言わさぬ快楽が駆け抜ける。この恐ろしいほどの快楽に身を委ねてしまうのが恐ろしく、腰を引きたくても
逃れたくても、こんなに串刺しにされていては逃れられるはずもない。
振動が指先まで伝わり、その度に足指がギュっギュッと曲がる。

「ひぁっ!あんっ!ダメッ!あふっ!ダメッ!」
幾度も絶頂に追い上げられては、絶頂の余韻に浸る前に次の絶頂が待ったなしにユリウスに
襲い掛かり、喘ぎ、狂う。その度にずり落ちそうになっては、しがみつく。
息も絶え絶えになる。苦しい。
それでも、むしろやめないで欲しいと思うこの気持ちは何なのだろうか。
135クラウス&ユリウス(10):2006/09/20(水) 18:08:06 ID:QOGaik/p
真夜中近くなり、外気温が下がり部屋が幾分冷やされても寒さを感じないほどに
体中の血液は沸き立っていた。相変わらず、月明かりがまぶしい。

ユリウスは煙るような金髪を揺らし、全身に玉の汗を浮かべ、くびれた腰を淫らに踊るように揺らめかせながら、小さな胸をふるふると
震わせ、ベッドの淵に腰掛けたクラウスに向かい合わせに座り、足を開いて投げ出し、
下から射抜かれていた。

ユリウスの白く細い身体に、クラウスのそれは痛々しすぎるほどに突き刺さり、
ぐいぐいと思いを込めるように突き上げながら、根元では秘豆をこすり、硬く尖った胸の頂を唇で吸い上げる刺激に
16歳の金髪の少年、いや少女はすっかり参らされている。

「あっ、うっ、だめっ!いいっ、いいっ!」
言葉で言い表せないほどの快感に、我をも忘れ、睫毛をぬらし、咽び泣くしかない。

また絶頂の波が近づくと、背中が無意識のうちに反り返り出し、つま先が震えながらぐいんと折れ曲がりはじめる。
より強い快楽を自ら求めるように・・。

「クラウスっ!だめっ!・はぁっ!・・あんっ!」
先ほどから、絶頂をこらえていたクラウスの身体ももはや限界で、
左手で白い腰を引き寄せ、右手でユリウスの頭を支えると再び舌を絡めた。

絡めながら深く激しく子宮を何度も打ちあてる。
「はうっ・・ん!はふっ・・!んんっ・・!」
口を塞がれ、切なげな吐息を漏らしながら、ユリウスもできる限り舌を吸い返す。
神経が狂いはじめているからか、尿意を押さえれるか、押さえられないかの限界にもきている。

ユリウスの中で彼のものが最大限に膨らむのを感じ取ると、本能的に身体を動かしその先端に
最奥をぴたりとあてがった。
やがて熱いたぎりが勢いよく子宮の奥に注がれ、心地よくユリウスを満たし、
その刺激がまた膣の収縮を促し、最後の絶頂を迎えた。
「ああああっ・・・!!」

  この瞬間、自分が男生徒であることを忘れ、このまま身ごもってしまってもいいと思った。
136クラウス&ユリウス(11):2006/09/20(水) 18:10:54 ID:QOGaik/p
朝日がキラキラと、狭い寄宿舎の部屋を明るく照らしていた。

ユリウスはまだ正しく寝息をたてるクラウスに口づけ、毛布を掛けなおすと
制服を着て、シスターリボンをキュッと結んだ。
鏡に向かい髪に手ぐしをかけた彼女の顔も
髪も艶めいていた。

もうすぐアルラウネがここに迎えにくる。コップを2つ用意し、
クラウスの机に手紙をしのばせると、そっと寄宿舎の部屋をあとにした。
 カチャッ。

クラウスは一瞬、物音にハッとしたが、再び深い眠りに落ちた。


  ここで終わります。長々とお付き合いくださりありがとうございました。
137名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 00:12:08 ID:EBNmFHX7
>>136ただ純粋にキミに言いたい。
  ありがとう。
  作中カーニバルでクラウスがユリを女と気づく時点で何も無かった
  のがもどかしいと思うのは俺だけか・・

138名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 03:39:43 ID:Ok/DzpyK
                         ∧_,,∧   <さぁ、祭りだお!!みんないくぉ!
                       /\. (`・ω・´) /ヽ
                    | ● ⊂   ⊃ ● |
                    ヽ/@/   く \ /     _____
                       (ノ⌒ヽ)           ̄ ̄ ̄ ̄
         ____     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
     ̄    ̄ ̄ ̄     // -_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-  = ―         ____
                 / / -_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_\          ̄ ̄ ̄ ̄
               /,, / ― ― ― ― ― ― ― ― ― = ―
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          ∧_,,∧アイヨー  ===†††††††¶┌┐¶†††††∧_,,∧ ヨッシャー
  □二□二(・ω・´) 二二二二二二(  二二二二二二(・ω・´) 二二二二二二|  ( :: ______
        ⊂ 三=    ( ::             ⊂ 三=    (   ⌒  ::    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         (    = (  ::(  ⌒ '⌒::       (    \  (  ⌒ ' ⌒::
          し⌒丶 )  (⌒' ⌒'            し⌒丶 )   ( ⌒' ⌒
139名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 05:10:50 ID:eI6t97qo
ユリウス「君がどうしてもって言うなら、いいよ。」
イザーク「・・どうしても!!」
140名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 16:27:26 ID:dqmAJ5Fq
ドミートリィへの罪の意識を抱えながらも初めての快楽に病みつきになり
逃れられなくなり本末転倒なアルラウネ。

こんなのどう?禿萌えでない?


141名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 19:01:36 ID:dqmAJ5Fq

           : ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜..
   ミ /彡       :::.゜。 ゜早く、降臨しないかな〜
..ミ、|ミ //彡     休日だから、忙しいのかな〜
ミ.|.ミ/ ./.|            :::.゜。 ゜・。゜゜エロを午後のテイタイムに. .  . .
.|//|.  [] ∧v∧        Will come to you   ゜゜。・。゜
/.  []    (〃゚ー゚)           :::.゜。 ゜・。゜゜. .  . .
┬┬┬┬┬-O∞O‐┬┬
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142名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 23:19:35 ID:JkTvwRJw
>>141
きもいおばさん
143名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 14:12:03 ID:1RXFDsAM
調教したつもりがされてしまうアネロッテ。
「あひぃいん!」
144名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:15:05 ID:NCBwBppf
騙しリンクや広告の少ない優良アダルトサイトリンク集
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/frontire1017
145名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 03:30:24 ID:k3V8t5Xp
1タン
ルール違反は承知なのですが

百合の妄想が止まらない・・
アネロッテ&ユリの百合かいてもいいですか?
またはバルバラ&ユリで。
または2姉妹攻め&バルバラ姉さま受け。
もしOKもらえればかかせていただきます。
146名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 11:28:59 ID:4POAGmS4
145
読みたい・・・。
147名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 21:41:31 ID:5KaniDBN
>>145
待ってます!
148名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 21:45:21 ID:k3V8t5Xp
ありがとうございます!
百合どころかここも初めて書くのでヘタレかもしれませんが・・。
では・・近いうち落とします。
149名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 21:09:36 ID:hPStcMM4
「シチューよりお前が食べたい」「あ・・んヒゲがいたいよ」
の続きも誰かかいて〜
150名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 21:36:08 ID:8QlcfvO5
>>145禿げ同!!!
151名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 03:25:50 ID:ipg37ruU
捕手
152アネロッテ&ユリウス:2006/09/30(土) 09:08:38 ID:HujWK3Ye
カキコできなくなってたので遅れましたが、アネロッテ攻ユリ受です。
百合ものなので苦手な方スルーを。





父アルフレートが死を遂げ、しばらく騒然としていたアーレンスマイヤ家
もようやく日常を取り戻していた。父の死を悼むものは誰もいない・・。

悼むどころか、
「もし正当な相続権が無いことが分かれば・・」
そんな事を言うアネロッテ姉さまのこともこれから
警戒してなくてはならなくなった。
あと2年・・性別を隠すのは思った以上に大変であった。

 夜、窓を開けていても頬に当たる風が心地よい季節を迎えていた。
ユリウスはひんやりした廊下を、白く滑らかな肢体を大胆に露出した
夜着にガウンを羽織って歩いていた。

(アネロッテ姉さまがこんな時間に話ってなんだろう。
めずらしいな。)
僕は、アネロッテ姉さま部屋のドアをたたいた。



  *続きも書いてたのですが消えてしまいました。また夜に書きにきます。
153名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 13:26:27 ID:Z9HjJe3+
まとめて投下しなかった話に良作なし

誘い受けウザス
154アネロッテ&ユリウス:2006/09/30(土) 23:59:26 ID:HujWK3Ye
「まあ、ユリウス。中に入って。」
言うやいなや、いつもは見ないユリウス細くスラリと伸びた肢体
に目がいった。
「・・男の子にしておくにはもったいないような、きれいな足ね・・。」

・・落ち着かない。少し話したら早々においとましよう・・。

「座ってユリウス。思えばあなたとゆっくり話もしたこと
なかったわね。兄弟なんだからたまにはゆっくりと話しましょ、ね。」
温かい紅茶が注がれ、亡くなったアルフレート氏の話や、
ピアノの話、学校の話、そんな世間話をした。

特に込み入った話もなさそうなのでそれほど警戒することも
ないかと思えた。
けれど・・。

「ユリウスも・・大変よね。私なら絶対にできないわ。」
「・・?」
「学校でも、家でも、姉である私の前でも・・ね。」
「おねえさま・・?」

・・やはり、ばれていた?・・いつ?・・?
さきほどまで和んでいたかと思われる空気が
一瞬にして凍りついた。
何か・・言わなくちゃ。

ユリウスは思わず身を乗り出していた。
「・・僕のことで何か知っているのですか?」
声が震えていた。
「ヤーン先生の日記にね。興味深いことが書いてあったのよ。
それを今から私が確かめてあげようと思って。ふふ・・。」

「怖がらなくてもいいわ。ユリウス。ちょっと確かめるだけよ。」
アネロッテ姉さまはすばやく近づくと、ガウンの下に手を入れ、
ユリウスの右のふくらみを掴んだ。
「なっ・・!。」
155アネロッテ&ユリウス:2006/10/01(日) 00:05:20 ID:1/jGsjXh
・・力がはいらない。本来なら普通の女性より力もあり、
学校でモーリッツとも互角に喧嘩しているぐらいなのに、
アネロッテ姉さまなど簡単に振りはらい、逃げることができるのに。
これから起こることの恐怖を思うと、力が入らなかった。

「は・・ん。確かに。ないこともないわね。」
そう言ってこんどは、夜着の下から直に掴んできた。
形を確かめるように色々な角度から揉み、不適な笑みをうかべた。
胸を乱暴に揉まれ、少し痛かった。


「・・んっ・・。お姉さま。どうか、口外しないでください。
特に母さんには・・母さんを
追い詰めないでください・・!。」
情けなくも、弱みを握られた今のユリウスにはその言葉しか思い浮かばない。

アネロッテはいつも強気なユリウスの初めて見る媚びるような大きな瞳を
間近で見てしばらく優越感に浸っていた。
あのいつも反抗的なユリウスが私に食い下がっている。
けれど、それ以外に何か別の感情が沸き上がってきた。

「ユリウス。私あなたの秘密を知ったときは、財産目当てのために
あなたを共犯者として利用しようと思ったわ。
だから、いま口外することはかえって危険なのよ。」
「だったら・・。」
「・・けれど、言わない代わりにあなたが女であることを
もっと確かめさせて。」
「・・お姉さま・・?」
ユリウスは安堵したのも束の間、今度は別の変な恐怖感に苛まれなくては
ならなくなった。

ガウンと夜着を力ずくで一気に左右に開くと、
ユリウスのふくらみかけた白い両胸がアネロッテの目に晒された。
156アネロッテ&ユリウス:2006/10/01(日) 02:19:55 ID:1/jGsjXh
・・何をしようというんだ・・。
「そんなに確かめたいのなら、全部脱ぎましょうか?」
ユリウスは口外の危機から脱した安堵感からか少し強気になっていた。
女同士なのだし・・別に見られても・・。

そして、自らガウンと夜着を一気に肩から外し、下着をつけただけ
の姿になった。
アネロッテは意外な行動に、唖然としてユリウスを見た。
少し躊躇したが、下着にも手をかけるとそれも一気に脱ぎ捨て、
アネロッテの目の前で雪のように白い裸身を披露した。

「どうですか?おわかりになったでしょう。僕は女です。」
その手はどこを隠しもしない。その目は少し挑戦的だ。

アネロッテは目を見開いてユリウスの全身を眺め回した。
まるではじめて女性の裸体を見る男がするように上から下まで・・。

大きいとは言えないが丸く膨らんだ胸、細く括れた腰、すらりと伸びた
肢体。透き通るような全身。・・本当に女の子・・。
同じ女でありながら、いや少し前までは男の子だと
思っていたのに・・なんてはかなげな愛らしい体をしているのだろう。

アネロッテは自分以外に
他の女性の容姿を羨んだことは無かったが、
ユリウスを見て、純粋にきれいだと思った。

それに、光に透けそうな肩まで伸びた金髪、涙を含んだ大きな瞳、
同じ色をした長い睫毛、
柔らかい頬、薔薇色の形よくふくらんだ唇、こんなに近くで
見たことが無かっただけに、改めてそれらも
同じ女から見ても本当に美しいと思った。
どうして疑ったことがないのかというくらい・・。

気づいたら吸い込まれるようにユリウスの首筋に自らの唇が赤い跡を
つけていた。
157アネロッテ&ユリウス:2006/10/01(日) 02:35:29 ID:1/jGsjXh
「アネロッテ姉さま・・!?」
アネロッテは自分がいまどんな感情を抱いているかもわからず、
とりつかれるように、ユリウスの首筋から鎖骨あたりまで唇を這わせ、
夢中でいくつかの赤い跡をつけていた。

アネロッテのつけている香水が強く上がってくる。

ユリウスも自分の身に何が起こったか分からなかった。
呆然と立ち尽くしている。

やっと離れたあと、
アネロッテは自分の息がとても荒いことに気づいた。
あまりに綺麗だからとはいえ、女性にこのようなことを
してしまう自分がショックであったが。

本来の目的はこの子の体を見、確認し、
以後、思い通りに利用するだけでいいと思っていたのに・・。
この短時間の間にどうだろう。
・・この私が不覚にも・・。

けれど触りたい・・。もっと・・。この美しい身体を・・。
そしてこの子の美しい顔が私によってどうなるのか、もっと見たい・・。

飲みかけの紅茶はもう湯気をたてていなかった。
薄く開いた窓が、ピンク色のカーテンを揺らしている。

アネロッテはユリウスを壁に押しやると片手で胸を円を描くように
優しく掌で愛撫しながら、自らの唇をユリウスの唇に押しつけた。
胸の弾力と唇の弾力がすぐにアネロッテを翻弄した。

ユリウスは驚き、口が半開きになっていたためアネロッテの
舌はすぐにその口腔内に滑り込んでしまった。
「んっ・・」
ユリウスはさらに驚き、声をあげてしまった。

158アネロッテ&ユリウス:2006/10/01(日) 02:36:14 ID:1/jGsjXh
アネロッテも女性の身体に触れ、唇を合わせる初めての経験に
自分自身,
驚いたが、その意外な心地よさに驚嘆した。
滑らかな肌。甘い吐息。舌の柔らかさ。
・・むしろ男なんかよりずっと・・。

ユリウスは女にこういう事をされる自分がショックだった。
僕の何が、アネロッテ姉さまにこんなことをさせたんだろう。
口が離れた。

「姉さまっ何をするんですかっ!」ユリウスはアネロッテの
口紅で真っ赤になった自分の口元を拭った。

「いい?このことは口外しないのよ。もし口外したら、
私はネグリジェを引き裂きユリウスに襲われたと言うわよ。
そうなったら・・困るでしょう。
大人しくしたら・・悪いようにはしないわ。」
自分でも、つくづく男が吐くようなセリフだと思った。
けれど、もう止められない。
「・・・。」
ユリウスは混乱したまま仕方なく口を噤んだ。

ユリウスの胸に顔を落とすと、その薄桃色の尖りを口に含んだ。
舌先で幾度もそこを舐め上げる。
「いや・・姉さま・・」
はじめてのくすぐったいような感覚に身体が震える。

ユリウスの普段とトーンの違う声がアネロッテを刺激し、
もう夢中になり、舌は舐め上げる速度を増し、時に強くそこを吸い上げた。
チュパッ、チュパッとアネロッテの唇から淫音が発せられる。
ユリウスはこの音に耳を塞ぎたくなった。
「ぁっ、いや・・だっ・・」

・・ユリウス・・かわいいわよ・・もっと乱れて・・
159すまん、エロが足りない。:2006/10/01(日) 03:09:11 ID:uegC2ZB2
「このクラスのホテルにしては、なかなかいい食事でしたね。」
「確かに料理長の腕はよかったわね。でもわたしはもっと地味なホテルでもよかったくらいよ。」
「ここだってじゅうぶん地味なほうですよ。新婚旅行の宿としては。」

「し、新婚旅行ですって!? まあ…よくもそんな…」

「気恥ずかしいことを」と言いたいらしい。

「違うんですか? ぼくはてっきり新婚旅行だと思っていたんですが。」

ホテル内のレストランから並んで出てきた二人は、女のほうが十も年上だが、
会話の様子だけではそれが逆転しているように思える。

「こちらに商談があったから、その『ついで』です!」
「『ついで』とはひどいなあ。確かに『ついで』みたいな日数ですけどね。」

娘時代からの長い長い恋と、家を守るために青春を費やした女に、
ようやく訪れた「守ってくれる人」は腹違いの妹のかつての学友のこの男だった。
派手なことを好まない女は教会で二人だけの式を挙げ、
それでも少しは自分をあまやかしてもいいか、と計画したのが、二泊三日の
「商談のついで」のこの旅行。本当は、商談のほうがついでだったのだけれど、
そうとは言い出せない女だった。

「でも『ついで』ってことは、それ自体は否定してないわけですね。安心しました。」
「安心…?」
「旅行の目的が商談のみでない…ということは、ぼくはだいじな花嫁と甘い時間を過ごすことが
許される…ということでしょう?」

「あ、あ、あなたって人はもう…!!」
女は耳まで真っ赤になりながら、床を踏み抜く勢いで男を追い越し、
部屋に向かったが、ドアの前で立ちつくした。
160すまん、エロが足りない。:2006/10/01(日) 03:11:39 ID:uegC2ZB2
少しだけ遅れて男がやってきた。女を怒らせていながら、余裕の笑みさえたたえている。
ポケットから出したキーでドアを開け、中へ入るように促した。

「さあ…そんなに怒らないで。せっかくの素敵な夜なんですから、
もう少しロマンティックな会話をしましょうよ。」
「あなたがそうさせないのよ! からかってるんだわ…年上の…こんな…」

目いっぱいに涙をためている女をソファに掛けさせ、隣に腰を下ろすと、
子供をなだめるように語りかける。

「どうしてからかっていると思うんです?」
その目はやさしく、少しだけたしなめているようにもみえる。

「だって、あなたったら、年下のくせに、何もかもわかったような顔をして…わたしは…わたしは…」
「からかってなんかいませんよ。ついちょっかいを出してしまうのは、あなたがかわいいからです。」
「ほら、そうやってすぐ…!」
「だって本当だから仕方がない。年は関係ないって言ったでしょう?
それともぼくのことがまだ信じられない? 籍まで入れたのに。」

男はおどけながらそう言ったが、急に真顔になった。

「幸せになることが怖いですか? あなたには、幸せになる権利がある。
これまで人の何倍も苦労してきたんだ。」
161すまん、エロが足りない。:2006/10/01(日) 03:12:30 ID:uegC2ZB2
男の言うとおりだった。幸せなのに、怖くて仕方がないのだ。
ずっとひとりで強く生きてこなければならなかった。
年の離れた可愛げのない自分を、この男は無条件に愛してくれる。
だけど…信頼できるとは思っていながらから、目が覚めて、全てが元に戻っていたら…?

「ぼくはこれまで浮き草のように暮らしてきたけれど、あなたのことは初めて「守りたい」と思った。
 そんなにぼくは信用なりませんかね。二回もプロポーズさせられるとは!」

「ごめんなさい…違うわ…。つい臆病になってしまって…信じてる…」
「そう! よかった。ぼくを幸せにしてくださいね!」
162すまん、エロが足りない。:2006/10/01(日) 03:13:36 ID:uegC2ZB2
「え!?」女が噛みつこうとすると、
「あなたが幸せなら、ぼくも幸せだから。」
「……!!」

女の驚いた表情を見届けてから、男は頬を掠めるようなキスをした。
うれしくて、可笑しくて、言葉にならなかった。無邪気な笑顔が小憎らしい。
でもこの笑顔がいとおしい。この笑顔に救われている。
「まったくもう…あなたって人は…」うれし涙が止まらない。

ひとしきり抱擁をし、ゆっくり腕を解くと、
「さあ、お先にバスをどうぞ。ぼくはその間に作戦を練ります。」楽しげに言う。

「ああ…! だからあなたって人は…大嫌いよ!」
「あはは、ぼくには『大好き』と聞こえますよ!」
「知りません!」

わざとバタン、とバスルームのドアを閉めた。
わかっている。自分の不安と心の凝りをほぐすために、
この男はいつもわざとそんなふうな態度をとるのだ。生来の気質もあるのだろうが。
こんな他愛もないやりとりが、本当は大好きだ。
163すまん、エロが足りない。:2006/10/01(日) 03:15:05 ID:uegC2ZB2
交替でバスルームに入った男が、湯気をまといながら出てきた。
男が出てくるまでの間、どう振舞えばよいか、ずっと考えていた。
いや、正直に言えばこの男を愛し始めたときからずっとだ。
とうとうその時が来てしまった。気を紛らわすために少しだけ飲んだ酒など、利きはしない。
もういい。この人には何を隠しても見透かされるだろう。取り繕う理由もない…。

「お待たせしました。ぼくの大事な花嫁。」
「きゃ…!」

言うなり女を抱き上げて、ベッドへ運んだ。

「あなた髪が…まだ濡れてるわ。」
いまさら時間稼ぎをしたところでたかが知れているのに。

「だいじょうぶ。ぼくのはほっといてもすぐに乾きます。」
そう言って男は、女のゆるく結っていた髪をほどいた。

「髪を下ろした姿も素敵ですね。」髪を撫で、唇を長く重ねた。
いつもの気丈さはどこかに置いてきてしまったかのように、女は言葉をほとんど発しない。
だがそれが、本来の彼女の姿だ。女は言葉の代わりに、男の情熱に必死に応える。
男は余計にいとおしさを感じる。

そっとガウンをはだけさせると、女は下着を身に着けていて、少々驚いた。
しかしそれで、男は確信した。半ば予想はしていたけれど。
女の反応を見ながら、少しずつ下着を取り去った。

「きれいだ…」
「お、お世辞はいらないわ。わたしなんか…」
「『わたしなんか』って、もう二度と言わないで。今度言ったら寝かしませんよ。」
「!!」
「ぼくは美しいものにはうるさいんです。本当のことしか言いません。」
だから隠さないで…。ぼくに全てを見せて…」

女は身をゆだねた。かなり年下だけれど、包み込むやさしさと内に秘めた強さを感じる。
頭も切れるが、人の痛みがわかる男。だからこそ、惚れたのだ。
かつて長く引きずった恋。確かに自分は恋をしていた。でもやはり、愛とは違う。
164すまん、エロが足りない。:2006/10/01(日) 03:16:13 ID:uegC2ZB2
翌朝。
目が覚めた女は、すぐ横にある、男の寝顔に見入っていた。
「どうして種の保存行為に人は溺れるのか」と思っていたが、
こんなにも心が満たされるものだと初めて知った。
これからは、この人と一緒に歩いていくのだ。

ふいに男がパチリと目を開けた。「早起きですね、ぼくのかわいい人。」

「おはよう…」慌てて視線を外した。

「寝起きもチャーミングだ。昨夜も素敵でしたよ。」
「『素敵』って…よくもまあ朝から…」
「どこが素敵だったかお教えましょうか?」

「まったくもう…」苦笑しながら女は言った。「聞いてあげてもいいわ。」

165すまん、エロが足りない。:2006/10/01(日) 03:23:24 ID:uegC2ZB2
はっ、アネユリさんもしかして途中だった!? 最後の投稿からしばらく間が開いてたんで…。
ちゃんと読んでから投稿すればよかった。割り込みスマン。
166名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 14:36:46 ID:vnRf+h6+
>>165 G.J.
167アネロッテ&ユリウス:2006/10/01(日) 15:02:12 ID:1/jGsjXh
>>165いえいえ、乙です!まさかのダヴマリうれしい。

168アネロッテ&ユリウス:2006/10/01(日) 15:06:09 ID:1/jGsjXh
本来の目的とは大きく外れたことをしていると分かっていても
アネロッテはもう自分を止められなかった。

ユリウスの白い双丘の先端はアネロッテの舌により、すっかり形状を
変えられてしまった。
「んっ・・くぅ・・」
意志とは関係なく、漏れてしまう声にユリウスも自分で驚く。

 財産目当てでこの家に乗り込んできた憎かったはずの少女の口から
恥ずかしげに上ずった吐息が漏れるたびに
この少女がだんだん愛おしくなり深く深く口づける。

チュプ・・ンっ・・チュプ・・
以前、学友のダーヴィトに無理やり唇を奪われたことはあったが、
深い口づけを経験していないユリウスにはこれは刺激的だった。

女同士とはいえ、アネロッテの口づけは・・
・・一瞬夢中になり、心で自分を叱咤した。

・・そういえばお姉さまは男の人に熱をあげたことはないな・・

口を離すと、透明な唾液が糸をひいた。

アネロッテはユリウスがこれを嫌がってはないことを確信した。
ユリウスの白い腿には、何やら液体が伝い下りはじめ光っていたのだから。

それはアネロッテをますます高ぶらせ、当然のように次の行為へ
導く。
伝い下りた液をなすりつけるようにしながら、内腿をなでまわすと
指先で誰も触れたことの無い、ヌメヌメとした割れ目をなぞった。

「きゃあっ・・!」
突然、触れられたこともない場所に触れられ、一気に我をとりもどした。
「それ以上は、もう、しないで・・。やめて・・下さい!」

頬を赤らめたユリウスをなだめるように言った。
「ここまできてやめたら、もったいないわよ。
やめないでと言わせるようにしてあげるわ・・。」
不適な笑みがアネロッテの顔をさらに不気味にさせる。
169アネロッテ&ユリウス:2006/10/01(日) 15:41:07 ID:1/jGsjXh
「ほら、もうこんなにして・・。
これはあなたが気持ちいいって出した蜜の味よ。」

アネロッテは絡みついた愛液を2本の指でぬちぃぃっと伸ばすと
無理やりユリウスの口に入れた。
甘酸っぱい自分の液体を自分の口で無理やり味わわされた。

女の細い指がこんどは少女の中に埋め込まれてゆく。
「つっ・・うぅ・・。」
ユリウスははじめての激烈な痛みに唇を噛む。
涙が頬を伝う。

・・僕の秘密を守る代償がこれ・・?どうかしている。・・たすけてかあさん・・かあさん・・。
心の中で弱い叫びをあげていた。

「すぐ楽にしてあげるわ。だから・・泣かないで。」
細い指は愛液を潤滑油にしながら、ずぶずぶと埋め込まれていった。

アネロッテ自身、女がどうされると喜ぶかはわかりすぎるほどに分かっていた。
ゆっくりとユリウスの腿の間に頭を割り込ませ、
よく見えるようにすると、唇を若い秘芽に近づけた。

そしてそこを舌でぴちゃぴちゃと嘗め回すと同時に
指はテクニカルにユリウスの内部をかき回し始めた。

「いやっ・・あっ・・!」
ユリウスの体はぴくっとのけぞった。
こんな場所を舐める姉にも、なされるがままになる自分にも
失望した。

170アネロッテ&ユリウス:2006/10/01(日) 15:58:13 ID:1/jGsjXh
舐められている屈辱と
卑猥な音をたてる舌の感覚に背筋がたえずぞくりとしたが、
同時に意志と反する何かがユリウスの体に押し寄せてきていた。
それを知るのが怖く、逃れようと腰をくねらせる。

それがアネロッテの目にはユリウスが快感に打ち震えているようにしか見えない。

「やめ・・てください・・やめ・・て・・。その・・指も・・あっ・・」

ずるっ・・ぴちゃっ・・ちゅ・・
アネロッテの指に又新たな蜜がまとわりついてきた。
おまけにひくひくと締め付ける。
ユリウスのまだ未熟かと思われる秘芽は小さいながらもその存在を
しっかりと示し始めた。
少女のあどけなさを残すその場所から似つかわしくないほどの愛液が
溢れ、アネロッテの掌までぬらし、それがかえって淫らであった。


「んはっ・・やぁっ・・いやっ・・」
アネロッテは頬を上気させ、苦痛とも快感ともわからぬまま悶えるユリウスの
顔を本気で美しいと思った。

「いいわ、もっとよ。もっと。ユリウス。」
さらに指と舌の動きを早める。
171アネロッテ&ユリウス:2006/10/01(日) 15:59:22 ID:1/jGsjXh
「んぁっ・・あぁっ・・」

時々、アネロッテの顔が楽しそうにこちらを見上げる。
下からは絶えず甘い香水の香りが昇ってくる。
・・世の中にこんなことがあったなんて・・。しかも女性同士で・・。

自分の口から漏れる声をもはや自分では抑えられない。


指が、舌が、自分の恥ずかしい場所を這い回る。
腰全体に温かい血液がたまるのを感じ、膝はガクガクと震えだした。

「ユリウス。素敵よ。もっと素直になって。ほらっ。」
もう片方の指で、胸の先をつまみ上げ、
芯をむき出しにしたあどけない秘芽を強く弱く吸い上げた。
「あっ・・!あっ・・!僕・・んっ、もうっ・・」
172アネロッテ&ユリウス:2006/10/01(日) 16:32:01 ID:1/jGsjXh
アネロッテはユリウスの限界を指で感じとると
指と舌の動きをぴたりと止めてしまった。

ユリウスは急に我にかえり、アネロッテを見おろした。
息が上がっている。さっきまでの自分の様が急に恥ずかしくなった。

「お姉さま・・?」
「もう、やめておく?」
自信たっぷりに笑い、ユリウスを見上げた。

ユリウスの顔が冷静になるのを見計らい、また同じ事を繰り返しては
やめた。

「はぁっ・・はぁっ・・」
・・よく分からないが、その先にもっと何かがある・・
そんな気がしてきた。
それを知るためなら・・。もはや羞恥心など今のユリウスには
どうでもよかった。
アネロッテの指と舌がとても魅力的に見えていた。

「どうする?」
「・・ねがい・・づけて・・」
「な〜に?聞こえないわ。」
「つっ・・続けてください!」
「そうこなくっちゃ!」
173アネロッテ&ユリウス:2006/10/01(日) 17:09:24 ID:1/jGsjXh
・・はっと気がついた時には、アネロッテの体にもたれかかり、座り込んで
全体重を預けていた。腰全体がひどく重く、熱い。
下腹部が時おり、とくんと脈打つ。

「ユリウス。かわいかったわよ。あ・・ら、泣くほど良かったのかしら?」
アネロッテが指や手のひらににべっとりついた
ユリウスの愛液を愛おしそうに
なめている。

母の顔が・・そして、
いま一番思い出したくないクラウスの顔が
浮かぶと、急に罰が悪くなりやりきれなくなった。
僕は・・自分の姉に・・。
首や胸につけられた跡を見て皆はどう思うだろう・・。

「お姉さま・・もう・・部屋に帰ります。」
ユリウスは立ち上がった。
「待って。ちゃんと私にもお礼をしてもらわなくちゃ・・」
アネロッテはにやりと笑った。

そしてまた唇が近づいた。
174アネロッテ&ユリウス:2006/10/01(日) 17:10:42 ID:1/jGsjXh
終わります。お目汚し失礼しました。
175名無しさん@ピンキー :2006/10/02(月) 00:39:55 ID:7fS053f1
久々に来たら盛り上がってた!

ダヴマリタン、アネユリタン乙です!!
ダー様のエロ表記無しがかえってそそられたよ。

>「待って。ちゃんと私にもお礼をしてもらわなくちゃ・・」
アネロッテはにやりと笑った。

ハアハアその続きもかいてほすぃ・・
176名無しさん@ピンキー :2006/10/03(火) 18:48:48 ID:1sR0tzAF
百合ってエロいもんなんだな・・(;´Д`)ハァハァ・・
マリア姉さんとユリのもよみたい〜
神よろ!
177名無しさん@ピンキー :2006/10/04(水) 04:45:49 ID:9w5flu9G
神タン>173のつづきをもっとヤラシクかいて
ユリをもっと乱れさせて(;´Д`)
   
178名無しさん@ピンキー :2006/10/05(木) 23:55:36 ID:OfKZ4+53
はげど。
179続 アネユリ :2006/10/06(金) 15:22:52 ID:jUAQaL35
リクくださった方いたので、続きかかせていただきました。
鬼畜度あがってます。百合苦手な方スルーで・・。




キスの嵐の後、ガウンを羽織っただけのユリウスをベッドへ促し
すばやく布で目隠しをすると、バンザイのポーズのまま、縄で手首をしばりあげた。

「わっ、ねえさまっ・・何を・・!」
「大丈夫。しずかに・。もっとおもしろくしてあげるから・・!」

手と目の自由を奪われたままベッドに仰向けに寝るポーズをとらせた。
そのまま、ガウンの前を左右に開く。
胸や、鎖骨には先ほどの「跡」が赤くいくつも浮かび上がっている。

・・きれいよ。ユリウス。・・・
さらけだされた脇の下にむしゃぶりつき、わき腹を舌で何度もなぞった。
ウエストのあたりが、ぴくぴくとくすぐったそうに震える。
そのまま、お腹、臍、足の付け根を丹念になめまわす。

どこに触れても舌に吸い付いてしまうような、潤った、
なめらかな肌に・・。

「どう?どこから攻められるかわからないほうが、格段におもしろいでしょう?」
答えないまま白い体を震わせている。
・・この人は今までどんなことを・・どんな人と・・?
思わず想像せずにはいられない。

手は、白い胸をもみしだき、乳輪の周りを円をかくようにくるくると指先でなぞる。
もう片方の手は、足の付け根や内ももをまさぐるが、秘所にはけして触れない。
それを、気の遠くなるほど執拗にくりかえす。

先ほどと違い、明らかにポイントをはずされ、じれったささえつのる。
・・・僕はいったいどこに触れて欲しいんだ・・・・・

「このままでいい?ちゃんと言わなきゃこれ以上触らないわよ。」
元来、気が長いほうではなく、じれったいことを好まない彼女は
腹さえたつ気分に追いやられた。耐えきれず・・屈辱的な思いで懇願をする。

「・・もっと・・触ってくだ・・さい・・。」
「どこを?」
「む・・胸の・先を・・ねえさまの・・手と・・し・舌で・・・。」
「手だけでなく、舌もですって?・・16のくせに。ずいぶん淫らなのねあなたって・・。」

「ほうら。こんなかんじかしら?」
2本の指で、胸の頂をつまみながらずらし、口はもう片方の先端を
吸い上げた。
とたん、その刺激が下腹部へつながり、膣がしまり、熱い蜜をじわっと溢れさせた。
「ここ、いいの?」
唇をふるわせて、アネロッテの動きに準じながら金髪を揺らめかせ
小さくうなずいた。

・・いやだ・・どうしようもなく・・かわいいわ・・・
反抗的で強気な気質なのに、すこし前とは思えぬほど素直で、手の動きに
体を小刻みに震わせるユリウスに、どうしようもない愛おしさを感じ、
ますます惹かれていく自分を否定できなくなった。
180続 アネユリ :2006/10/06(金) 15:25:42 ID:jUAQaL35
頭が下におりると、ユリウスは反射的に足をぴたりと閉じた。
あふれ出していたみだらな液で合わせた内ももがにゅるっとすべった。

「ちょっと!・・誰が足閉じていいっていった?」
思わず声を荒げた。
「・・・。」
「いまさら何を恥ずかしいっていうのよ。・・もうっ・・・。」
言いながら、閉じられた脚の間に強引に指をすべりこませ、そのまま
一度「知ってしまった」場所へ指を侵入させた。
その指はクチュと簡単にのみこまれていく・・・。

・・・すごい・・・
そこはすでに熱く潤みきっており、何度か出し入れするだけで
アネロッテの手のひらまでぬらした。

「ぐちゅぐちゅいってるわよ。ここ。これ以上したらどうなるかしら・・ね?」
卑猥な言葉に、ユリウスは耳をふさごうと思ったがその手は上で
縛られていることを思い出し、唇をかみしめた。

指を2本に増やし、中で折り曲げて天井をつつきまわしてみる。
すると、閉じられていたひざがガクガクと震えながら、弛緩し、開いていった。
「ンッ、ンッ、ンッ・・・」
指の動きに合わせ、声を抑えようと口を閉じるも、鼻から吐息が抜け出て
しまう淫猥さは、アネロッテをますます高ぶらせ、指のスピードをあげさせていく。
181続 アネユリ :2006/10/06(金) 15:28:28 ID:jUAQaL35
いつの間にかアネロッテの顔は、そこをのぞき込む形となり、
執拗に、一点を攻めていた。
「きれいよ。ユリウス。ねえ。聞こえてる?」
天井は指の動きにこたえるように厚みをまし、やがてふくれ上がっていった。

「・・ね・・ねえ・・さまっ・・アっ・・んはぁ・・!」
たまらず、口を開いたそのときだった。
とつぜん透明のさらさらした無味無臭の液体がピシャーとしぶきを上げて、何度も噴き出し、
アネロッテの顔や髪に直撃し、それは口の中にも入った。

「はっ・・ごめん・・なさい・・ごめんなさい・・」

・・・すごい。まさか私がここまでさせるなんて・・・
自分の体におこったことが理解できず、ただ小声で謝りつづけるユリウスに対し、
女の体の神秘に感激しながら、アネロッテは一人このうえない優越感を感じていた。

・・すごい・・からだ・・・

・・・ますます・・あなたが・・かわいくなったわ・・・
182続 アネユリ :2006/10/06(金) 15:29:39 ID:jUAQaL35
「もう・・こんなに濡らして・・。悪い子ね。おしおきよ。」
何かわからず打ち震えているユリウスの赤く充血した秘口に、自らの舌を尖らせて
ぐっと奥まで刺しこんだ。

「・・・っ!!」
・・ニュルッ・・チュポッ・・・
指と違い、ぬるぬるとした感触と熱い吐息にたまらず声をあげる。

「んぅっ・・は・・はぁぁん・・」
「・・かわいい声あげちゃって。まだ足らない?」
舌の動きを早める。
「そ・・そんなっ・・やっ・・」

「そうねぇ・・わたしがいまあなたに何をしてるのかと、その感想を言ってくれたら
もっとよくしてあげるわ。言わなかったら・・これもやめるわよ。」
「・・ねえさま・・ひとが・・わるい・・」
「あ・・ら、ここまでしてもらっていながら・・?。そう!じゃ、やめておく?」

そう。たしかに自分の姉にここまでさせてしまっているのだ。けれど、
それとは逆に快楽をもとめずにはいられない自分に
くやし涙があふれ、覆っている布を滲ませた。それでも・・!!

「い、いま・・ねえさまの・・したが・・ぼくのなか・・を・・」
「中を?」
「でた・・り、はいったり・・して・・ます・・」
「で、どうなのよ?」
「す、すごく・・いいで・・す・・」
最後の言葉は消え入りそうだった。

「うふ・・いい子。」
183続 アネユリ :2006/10/06(金) 15:33:53 ID:jUAQaL35
舌を抜き差ししたまま、固く立ち上がった秘芽を指先でこねあげ、反対の手の指で
胸の突起をくりくりと転がすと、すぐに内壁が舌をつよくしめつけた。

(思いっきり乱れて・・ユリウス・・!)
・・あっ・・また・・おかしくなっちゃう・・・!
「・・はぁっ!んっ!んっ!んんぅ〜〜っ・・・!!」

入り口から奥に舌を飲み込むように、膣肉が何度もうごめき
腰を痙攣させ、細い体は電気を流したかのように何度もはねた。
そして、愛液をびちゃびちゃと流れさせ、アネロッテの口のまわりをさんざんにぬらした。

少しの間、白い体はこまかく余韻に震えていたが、目と手の拘束を
解いてやるころには、目を閉じ完全に意識を遠のかせていた。


薔薇色に上気した頬を撫でながら言った。
「聞こえていないだろうけど・・言うわ。わたし、本当にあなたを愛しているかもしれない。
あなたがこの家に来たときはあんなに憎かったのによ。これほど、何かしてあげたいと思ったのもはじめて・・。
これから・・
ずっと、この家にいてくれたなら・・うれしいわ・・。」

自分でも何を言っているのやらと苦笑すると、
唇をそっとユリウスのそれに押し当てた。



以上。お粗末さまでした。m(__)m
184名無しさん@ピンキー :2006/10/07(土) 01:01:26 ID:2elM6aS8
ハァ━━━━━━ ;´Д`; ━━━━━━ハァ
185名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 17:19:56 ID:/Abb2N5+
>>149
誰か書いてくれないかなぁ...。
186名無しさん@ピンキー :2006/10/08(日) 01:24:39 ID:J4L6P06K
>>183 エ..エロ...。またかいて..。
187名無しさん@ピンキー :2006/10/09(月) 01:50:29 ID:eUps/t4S
アネロッテ&ユリウスのカップリングって作中でもなんかアヤシイ妄想したな。
アネロッテって愛されても愛した人いなかったし余計・・。
クララ&イザークって無理あるかな・・
188名無しさん@ピンキー :2006/10/10(火) 02:34:57 ID:jIHW+5tJ
鬼畜レオニード ハアハア
189名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 09:44:59 ID:IhtbLxSm
第一部の絵が好きな自分。レオニードもあの時の絵柄で見てみたい
190名無しさん@ピンキー :2006/10/10(火) 11:49:52 ID:jIHW+5tJ
3部からの絵はアゴがしゃくれててキモい
191名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 00:30:19 ID:V5bSMN7c
しゃくれってああいうのをいうの?
自分はあの絵は鼻の下が長くなって、ついでに鼻の穴が正面向いてて
あごが長く四角くなったな、と認識していた
192名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 00:44:12 ID:3G7qAm7x
>>189
あたしもそのレオさま見たいなあ。イザークのコワモテバージョンみたいなかんじかな。
イザークといえば、一部の間にアホアホマンからスゲー男前に変身しちゃってるよね。

>>190、191
あたしは「ハナクロ時代」とひそかに呼んでいます。だって鼻が黒いんだもの。
193名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 00:53:14 ID:6UmYWuVg
ユリウスのマタニティは綺麗だったけどね〜。
194ヤーコプの独白:2006/10/11(水) 03:01:39 ID:OhCkGeAY
32タンスマソ・・。>32の続き「ユリウス様の・・お、おしっこ・・僕に飲ま・・せてください!!!」
勝手に考えました・・ユリとヤーコプのみの話です。興味のある方だけどうぞ。





<<ヤーコプの独白>>

「なっ・・!」
「何回もいわせないでください・・いま私はたいへん喉がかわいております!ユリウス様のおしっこ・・いえ、聖水が飲みたいのです!お願いでき・・ますか・・?」
私は必死の思いで伝えました。

「そんなものが飲みたいのか・・。まったくおまえの変態さにはあきれたな。アネロッテねえさまが気の毒なくらいだ・・わかったよ。すればいいんだろ?」
「はっ・・ありがとうございます!!ありがとうございます!!」まさかのお許しに、まるで子供が念願のおもちゃを手にしたように胸が躍りました。


当主はわたしに目隠しをされました。
これから起こることへの期待が私の胸を膨らまします。ベッドがギシッとはずみ、ひたひたと足音がなりました。
ここを降りて離れていったようです。

やがて部屋の隅あたりから何かの容器の底を、水が打ちつける音が響いてきました。
  ・・・・・・チョロチョロチョロ・・・・・・・
ああ・・ユリウス様の女の聖域からかがやく聖水がいま流れ出ているのだな・・!
立っているのか、はたまたしゃがみ込んでいるのか・・。どのような格好でこの少女は用を足しているのか・・。
妄想がふくらむと同時に、下半身がふくらみました。ああ・・この金髪の少女の放尿が見てみたい・・!

手足は縛られていて見られないけれど、
その水音を聞きながら、ズボンと下着を足元まで降ろし、少女の秘唇から
かがやく聖水を噴射させている姿を想像するだけで、私の男性はズボンの中でみるみる硬直してきました。
しばらくその水音は続き、弱くなり・・つと止まりました。


再びベッドがきしむと「チャポン・・」という音が聞こえ、目隠しが外され、手足の拘束が解かれました。
ユリウス様が壷をかかえておられます。
「ああ・・ありがとうございます・・!」

身を起こした私に貴重な壷が手渡され、こぼさぬようしっかりとその壷を抱えると、私は中に顔をつっこみ、まずは胸いっぱいに香りを吸い込みました。
ユリウス様の豊潤な聖水の香り!!髪にまけないほど黄金に輝くこの色!!ああ・・生きててよかった!飲むのがもったいない!!何回も深呼吸をしました。
 が、あまり気の長くない我が家の当主様、やはりじれったそうに私を見ます。


「飲むのか飲まないのかっ?いちいち大げさな男だなっ!」
「ああっ、はいっ。すぐに飲ませていただきます。」

当主様は業を煮やしたように私の口に壷を押しつけると、それを傾け始めました。
「こぼしたら承知しないからなっ。」
「・・あいっ・・」

少女の体温が残る生温かい水がどんどん流れこみ、私の口腔を満たしていきます。
まろやかな甘みと少しの塩気、さらっとした喉ごしを与えながら・・。

もっとゆっくりころがすように味わいたい・・。それなのに当主様は角度をあげて壷を傾けられるので、せっせと飲み下さないと
溢れてくるため、私は嚥下するのに必死でした。
こぼしたらどんなおしおきが待っているのだろう・・。不覚にもそれは10回ほど喉を鳴らして飲み終えたうちの2回ほど口の端から溢れ、服に流れ落ちてしまいました。
195ヤーコプの独白:2006/10/11(水) 03:09:27 ID:OhCkGeAY
気分は最高でした。後味を愉しみながら、私は口の中に残る余韻に酔っておりました。

「プハーッ・・ごちそうさまでした。感激しました!また・・飲ませてくださいね・・!」
聞いておられるのか、ユリウス様の目は私の胸の筋となったシミを追い、下へ辿っていきました。

それを怪訝そうに見ていた目の色が何かにきづいたように、みるみる怒りの色にかわっていきました。
お怒りになられた顔も私はこよなく愛しておりますが・・。

「こぼしたなヤーコプ。・・覚悟しろよ。」
「ひゃい?」

「ああっ・・」
当主様は私のズボンを下げ尻をだすと四つんばいにさせ、鞭を手に握りました。アネロッテ様が幾度となくわたしの手をお打ちになったその鞭です。
不安と期待が胸をよぎります。

―――ビシッ!ビシッ!―――
「あうっ!あつっ!ひゃぁっ!」
当主様は背後へまわり、その美しい金髪と美貌ににあわぬほど乱暴に、髪を振り乱し、容赦なく鞭を尻に打ちおろします。
痛さから声が抑えられません・・。
「まったく情けない声出してっ。」
「あうあうっ!」
「締まりのない尻だっこのっ!」
―――ビシッ!ビシッ!ビシッ!―――

―――しかし、あるときから痛烈な言葉と激烈な痛みで尻はこんなに腫れ上がっているにも関わらず、思いがけない感覚が私を襲いました。
言いにくいのですが・・なんだかとてつもなく気持ちがよいのです。恥ずかしながら・・私の男性は勃立してしまいました。
快感を悟られずに悲鳴をあげながら、・・・・・もっと、もっと打ってください・・・・・心ではそう叫んでおりました。


何十回目かについにそれは終わりを迎えました。
「ふぅ・・疲れたぁ。もうやめだ。」ユリウス様はそのままベッドに倒れこみました。言葉は乱暴でも体力はやはり女の子なのです。

さきほどの尻の快感で気づかなかったのですが、横たわられたその姿、
放尿のときズボンを履き忘れたのか、
私を男として意識しないためなのか、白い腿から下をあらわにしておりました。そしてその上には目にしてはいけない秘密の三角ゾーンが見え、下着越しに縦筋のくぼみまでみえてしまったのです。
「ハッ・・」
女を知らない私には相当に強い刺激でした。
私の体はすぐ反応し、その体に覆いかぶさり、指は反射的にそのオンナの縦筋にふれ、なぞってしまっていました。ああ、ユリウス様の割れ目がはっきりと・・。

「なっ・・!!なにをするっ!!」
ユリウス様がのけぞり、脚を閉じすごい形相で睨みます。
「ああああごめんなさいっ。でもっ・・」
閉じられた少女の白い脚の美しさがまた、私を突き動かします。

「脚、とっても・・きききれいですね。」
今度はは脚をなでまわします。
下半身が、もう限界とばかりにユリウス様を求めています。そう・・・もう限界なのです!

私の35年間、今まで機会にめぐまれず、溜めに溜めていた欲望が、みるみる頭をもたげたのです。
予定には無かったけれど、
いままで脚先以外さわらせておくれにならなかったこの少女への我慢の限界がついに今日・・。

「ユリウス様・・。私だって・・」
「??」
「私だって・・男なのですよ!!ユリウス様っ!!」
196ヤーコプの独白:2006/10/11(水) 03:17:46 ID:OhCkGeAY

私はもう止まりませんでした。
ユリウス様を目いっぱい押さえつけると、美しく膨らんだ唇を奪いました。
「わっ!誰がそこまでしていいっていった・・!ちょっ・・!!んっ・・やめろぉっ!!」
「もう、我慢できません!!」

―――ビリビリビリ!!

「きゃぁぁぁっ!!」
「ユリウス様!ユリウス様!」
強引だと分かっていても唇を押し付けながら、ブラウスを引き裂きました。はじめて見る女の・・それもユリウス様の裸・・!
小ぶりな、しかし白く丸い胸、くびれた腰、肉付きの薄い腹の中央にある形よくへこんだ縦長のヘソ。

――ドクンっドクンっドクンっドクンっ――――
そのどれもがますます私を刺激し・・・・・・・・
「ユリウス様ぁ・・はぁ・・すごくきれいですよ!!」
そこからの私はもう獣同然でした。


「お許しください!お許しくださぁい!!」
私はもがく少女を押さえつけながら、胸を撫で回し、下着の横から温かい場所に指をねじ込みました。
ヌチャヌチャと指を夢中でその中をかき回しました。
「んっ・・ヤーコプッ!!やめろっ!!」
「いやです!!いやです!!」


下着を剥ぎ取り、両足を掴み広げると、脚の間に顔をうずめはじめて見るピンクのきれいな秘唇に感激しながら、口の周りや鼻までぬらし、オンナの蜜をぴちゃぴちゃと嘗め回しました。
「やだっ気持ち悪いっ!ヤ、ヤーコプ!」
どんな言葉も気になりません。

んむっ・・ぺろっ・・はむっ・・
ユリウス様の甘酸っぱい蜜は、今の私には最高の媚薬で、私はどんどん動物へと狂っていきました。
蜜壷の入り口に唇をつけ、ズチューっと中の蜜をすすり上げては、上の小さな突起をなめ回しました。

「ユリウス様の蜜・・とても美味しいですっ。ぷはああっ・・」
「んっやだっ・・!もうっやめっ・・」
「やめませんっ・・はぁっ、はぁっ・・」
20も年下の少女の声は、こんな私の慣れない愛撫にも少しずつ色を帯びてきている・・そう感じました。
197ヤーコプの独白:2006/10/11(水) 03:23:35 ID:OhCkGeAY
「ユリウス様!失礼します!」
「ひぁ・・っ?」
我慢の限界にきた私は少女を四つんばいにし、己を一気にねじこむと、腰を掴み、我を打ち付けました。
「・・ぁあッ!!」
「ユリウス様の中っ!!はぁっ・・気持ちっいいです!!熱くてっ・・グチョグチョしててっ・・ぅぐはあっ・・気持ちいいっ・・!!」
これが男女の合体というものか・・すばらしい!!ただただ目からウロコでした。

「やだっ・・やだっ・・!離れっ・・てっ!あっ・・」
「やめませんっ。ごめんなさいっ、ごめんっ、なさいっやめられっ・・ませんっ!」
私が織り成す、パンパンという音と、グチョグチョという淫らな音が室内に響きます。

あんなにいつもは強気なユリウス様が私のすることで主導権を私に・・それはもう感激でしたよ・・。

「気持ちいいっ・・!気持ちいいですっ!ぐはああっ・・!ああっ・・!」
「やめっ、あっあっ、ヤコっプ・・!」
ユリウス様の言葉がだんだんと崩れてきました。感じてくれているのですね・・。
嬉しさから離すまいと白く小ぶりなお尻をむにゅっとわしづかみにすると、一層大きく腰を奮いました。

「あっあっいやっ・・はぁっ!・・」
「ぐはあああああっ・・・・・!!」
ユリウス様の中がびくんびくんと定期的に私を締め付けはじめたとき、私も事切れてしまい、
合体は射精をもって終わってしまいました。


「はあぁぁぁ・・ユリウス様とてもよかったです・・・。」私は35年目にして男女の合体の素晴らしさを痛感しておりました。
「こ・・このやろうっ!誰もそこまでしていいって・・今度したら鞭で今日の倍はひっぱたくからなっ。まったく!」
裸で頬を薔薇色に染めて怒るユリウス様は、今日は一段と綺麗な気がしました。


この日から、私は毎回ユリウス様に聖水、合体を求め、仕返しに鞭で打たれるという三重の天国を味わっております。

『鞭』。今ではその言葉を思い浮かべただけで、体が反応してしまうのですが、それはアネロッテ様にも・・誰にも秘密です・・。



198名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 06:28:06 ID:Tbdub7Qp
>>195
>秘密の三角ゾーン

つ、つぼったw
漏れ、先生のファンになったよ
199名無しさん@ピンキー :2006/10/11(水) 14:39:11 ID:OhCkGeAY
>198 トンクス!よんでくれた方がいてヨカッタ。
200名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 15:23:32 ID:6UmYWuVg
35年間になぜかワロタ
面白かったよ〜!
201名無しさん@ピンキー :2006/10/12(木) 00:04:56 ID:TcTpfJfG
>197おもろかった!他のも楽しみにしてるよ!

ダーヴィト、ラインハルトってセクース上手そう。でも2人とも性欲はあまりなさそう。
202名無しさん@ピンキー :2006/10/14(土) 18:20:26 ID:sdokr9ox
保守
203名無しさん@ピンキー :2006/10/15(日) 19:50:30 ID:LRzxsMP+
もうだめだ漫画でヤーコプ見ると「秘密の三角ゾーン」思い出すww
あなたの作品がまた読みたい!
204名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 20:06:44 ID:aup5XiOc
ヤーコプ×ユリ って、パロディならではの組み合わせの妙だわな
原作読んでたら、絶対に思いつかないカップリングだ

姉ロッテ様一筋かと思ったけど
美形の女王様なら誰でもいいのかも
205名無しさん@ピンキー :2006/10/16(月) 23:21:08 ID:GU/mX6fn
ゲルユリよみたい・・・
206名無しさん@ピンキー :2006/10/17(火) 09:54:49 ID:1BK96GgX
>205胴衣だたりする。
207名無しさん@ピンキー :2006/10/18(水) 22:43:49 ID:kodJfd5q
クラウスがユリを女だと気づいたシーンで眠ってるのをいいことに
体のあちこちを触ってしまう話キボン!
208クラウスの場合:2006/10/19(木) 15:27:36 ID:r83caD+S
>207のリクに沿えるかわかりませんが、
  普通気づくだろって話だがユリウスが起きないこと前提で無理やりかきました・・。触るどころかかなり変態チックなコトもしてしまうので
興味あるかただけ・・ドゾ。
(後日、イザーク編も投下予定)





<<クラウスの場合>>

こいつが女だと分かったのはついさっきだ。劇の最中に右手に傷を負ったおまえを俺が、自分の都合で無理やり走らせた。
冷え切った体を自分の体温で温めながら出会って今日までのことを
思い返していた。

転入早々俺と取っ組み合い水をかぶり、逃げるように帰っていったおまえ・・・。
学内演奏会で震える手を握ったときのその手の小ささ柔らかさ・・・。
久々に登校した俺にすがりつき泣きじゃくるおまえ・・・。

細い肩を抱くような形でしばらくこいつの寝顔を見ていた。土気色だった唇に赤みが戻り少しづつ俺の体温で頬の色を回復させてきている。
ひとまず安心した。

ここまでお前を走らせ手しまったことを悔いながら、
仲間との連絡がとれないことには不安を感じたが、とりあえず胸をなでおろす。

しかし安心したと同時に、ふと考えてはいけないことを思いついた。

こういうときこんな状況でありながらどうして自分は男なのだと恨みながら、・・触ってみたいという考えを捨てられないのが本音だった。
・・・でなくとも、俺はいつからか日々高まってくる告げることのないこいつへの気持ちを押し殺していたのだから・・・。
こいつが女だと気づかなかったらどうだったか・・男としてのお前に特別な思いを抱いたかもしれない。
それが女だと分かったいまならなおさらだ。

その相手がいま体を密着させ俺の腕の中にいる・・・。お前と2人きり。他に誰もいない。

俺は気持ちが抑えきれず、きづけば頬に触れ唇を指でなぞっていた。
耐え切れず、いつしか自分の唇をおまえのそれに押し当てていた。
いつ誰がくるかもわからないこの場所で、きづかれぬようあくまでゆっくりと・・・。

また気がつくと、自分の舌で唇をなぞっていた。
時々、くっと唇に力がはいり、起きてきそうな気配がするたび舌を離した。
何往復もするうちにこいつの唇はおれの唾液で、怪しく光っていった。
209クラウスの場合:2006/10/19(木) 15:36:43 ID:r83caD+S
俺が光らせた唇がもし、開いていればまちがいなく差し込んでいるだろう俺の舌。
本当なら唇ををこじ開けたい・・!
だが、さすがに気づかれるとまずいのでやめた。

今度は、口にすっぽりと納まってしまうかわいい小さな耳をしゃぶりたてた。
体勢的に左耳にしか無理なのだが。
耳梁を舌先で何度もなぞり、耳孔に入り切るかぎりまで舌を埋め込んだ。これもきづかれぬようにあくまでゆっくりと、息が荒くなるのを押さえながら・・。
その舌を首筋に移す。舌を這わすうち、あまりの柔らかさに吸い上げたい衝動にかられ、
わかるかわからないほどの薄い跡を――しっかりと――残した。


 ―――後日こいつがまったくきずいていなかったようのでとても安心したのだが。

鎖骨のラインをなぞりながら胸元へ。
演劇用の衣装が皮肉にも体の線に沿うように密着していたので手で、布を持ち上げないと上からその下を
覗き込むことはできなかった。
それに苛立ちを覚えながらそれでも見たい衝動を抑えきれず、右腕で体を支え
バランスをとりながら、ひだり指でぐっと衣装を上に持ち上げ、中をのぞいた。

美しさにため息をそっと漏らす。
大きくはないが、――これでは誰も気づかないわけだと納得したが――そう思いながらもその2つの隆起は
女であることを
しっかりと主張していた。
もう少しみえないかと服を右斜めうえにぐいっと持ち上げると、右の白いふくらみの先に、かわいい薄桃色の尖りが見えた。

またもやため息が漏れる。
さっきから俺のズボンの中のモノが、下着をいたく押し上げている。
これでも起きないかと、反応をみながらも、抑えられず両ひざで上半身を、右ひじで頭を支え、落ちないようバランスをとると、
服の中に手をいれ、右の膨らみを円をかくようにゆっくりと弄んだ。

俺の手の中で柔らかいそれは自在に形を変え、指を食い込ませる。
そのあまりの柔軟さと心地よさに手の動きを早めてしまう俺。
顔と胸をかわるがわる見る。
表情が少し動くものの、全く気づく気配がない。
それが俺をもっといけない奴に変えていく。
210クラウスの場合:2006/10/19(木) 15:42:35 ID:r83caD+S
薄桃色の尖りに俺の指が何回も当たり、最初に見た以上に硬くとがってきている。
我慢できなくなった俺は一度、服から手を抜くと自分のひとさし指に唾液をからめ、
もう一度手を差し入れ、そこをそっと転がす。
「・・ん・・」
気づいたか・・!!
こいつの眉間に少し皺がより、唇が震えた。それを機にピタッと俺の指は動きをとめ様子を伺ったが、
ただの寝言だったかのようにまた深く寝入るのを見届けると、同じ動きを繰り返した。

命を狙っていつ追っかけてくる奴らがいるかも分からないこんな状況の中で、眠っているのをいいことにおまえに
こんなことをしている俺は最低な奴だ。

――最低な奴だ。

そう思うが手は動きをやめられず、男の悲しい性をあざ笑うかのようにズボンの中では
俺のモノがさらにエレクトし、びくびくと脈うっている。

それがこいつのちょうど俺の上に乗っかっている尻のふくらみに食い込むので気持ちがよく、ぐいぐいと何回か押し上げてみる。
と、すぐに、柔らかで弾力のある小ぶりな尻の肉がボインッボインッと、俺自身を押し返すように弾む。
あまりの刺激に俺は射精しそうになったので、ただちにやめ、肩ではあはあと息をついた。

危機一髪。
情けないほどに反応してしまう自分の肉体が情けなかった。
――好きな奴だから仕方ないのか・・?自分に問いかける。

悲しいかな一度ついてしまった欲望の火はもうとめられそうにない。
当然違う場所も触りたくなった。――女を証明するもうひとつの場所を。

下着の中が痛く苦しいので、着衣をゆるめると、自身を引き出した。
胸を弄っていた手をはずし、右肩を支えなおすとゆっくりと、左手を
・・・ゆっくり脚のほうから差し入れる・・。

211クラウスの場合:2006/10/19(木) 15:52:33 ID:r83caD+S
じかに見られないのが悔やまれたが、締まりのある内腿の感触を楽しむようになであげながら
脚の間に到達する。
立て割れの窪みを指をなぞってみる。
――もう、まちがいなく女を確信させられた――。

何度もソコをなぞるうち、さらに深く埋め込まれそうな場所を指先が見つける。
そこを下着越しに指先を埋め込ませる。何回も浅く埋め込ませるうちに、指先に湿った感触を感じ出す。
少し戸惑った。しかしすぐに、それは俺の喜びへと変化した。俺の指に反応している・・!
こいつの体が少しぴくっとした。

起きたか・・?
それでも起きなかった。いやもう起きてほしいぐらいだった。もしくは誰かきてほしかった。そうすればここで止められたのに・・。
頭の中のほんの片隅の良心の部分が弱弱しくささやく。
けど、実際は・・・。

ついに、貪欲にもその薄い下着を横にずらし、手を差し入れる。女の体ってのは眠っていてもこういうことになるのか・・。
いろいろな疑問を投げかけながらそこを弄る。
先刻の俺の行為で、そこは蒸れたように熱気を帯び、触れたとたん指をぬるっとすべらせた。
とたん、俺のモノもビンっと腹をたたく。

上下にこするうち、溢れるものが量を増してくる。
それをすくい取って口に持っていき、舐めてみる。すこし酸味がかった味がするが少しも嫌ではない。
それよか愛おしさが増すばかりだ。これがお前の味か・・。
救ってはなめる。また救ってはなめる。

起きるなよ――。誰も来るなよ――。

自身の先からあふれ出す透明な液体を指ですくい、こいつの粘液と混ぜ合わすようにしながら
浅く指を埋め込ませた箇所をこねまわし、
直に指先を埋めてみる。

クチュッと音がして
少しでも間違えば今にもヌルリと
指が根元まで入ってしまいそうな感じがたまらない。そうすればさすがに気づくだろう。
挿れたい衝動に耐えながら何度もそこを指先だけで攻める。

そこがこいつに似合わず、こんなにも淫らな水音を立てている。
こいつのと俺のとが混ざり合っている・・そう思うだけですべてが爆発してしまいそうだった。
212クラウスの場合:2006/10/19(木) 16:04:40 ID:r83caD+S
やがて指がその上を求める。わずかしか生えていないと思われる柔らかなうぶ毛のような感触があり、
その下に小さな尖りが触れた。ごくりと唾を飲む俺。

そこを下の粘液を絡めながらゆっくりと指の腹で刺激してみる。
「・・ン・・っ」
わずかな声とともに、ユリウスの体がぴくりと動き、表情が少し動いた。
とたん、俺も動きを止めた。心臓が早なる・・。・・ただ、目は開いていなかった。

こんなにして眠っているのか・・。いや、じつは気づいていて、わざと起きないふりをして俺の指に身をまかせていたら・・?
あるわけないが、ついそんなことを思うとまた堪らない。
――起きてしまってもいいぞ。いっそ俺の身体でお前をかき乱したい。
――起きてこんなことをしている俺に幻滅し、お前に嫌われたくない。
2つの重いが交差する。
でも、やはり後者が勝っている。

こいつが寝言だか、喘ぎ声だかわからない声を小さく漏らすたびに、俺は動きを止めて顔をみた。
どっちにしろ、その声はますます俺を高ぶらせたが・・。
擦っては離すを繰り返すたびにそこは硬く立ち上がり、いよいよ堪らなくなった俺は
ついに自身を扱きながら、そこを擦った。

「うっ・・!」
呻き声がもれるほど、格段に気持ちが良く、こいつを擦る指のスピードがあがる。
こんなこともう止めなければ・・いつ気づくかというスリルでさえいつしか俺にとっての
発奮剤でしかなくなった。
「ンッ・・ンッ・・」

ユリウスの唇が半開きになり、呼吸が少し速くなり、頬が高潮しているのは気のせいか・・。

あまりの興奮から、俺はかなり強い力で自分とこいつのソコを擦っていた。
腰の奥から再びじわじわと駆け上がるものを感じると、ついに耐え切れなくなり
間一髪でズボンからハンカチを取り出し、
――そこに自分の欲望をビュルッとぶちまけた・・・。
213クラウスの場合:2006/10/19(木) 16:10:44 ID:r83caD+S
――何やってんだ俺は。

呼吸が落ちつき、自分のしていたことに、ようやく我に返ると急いで
ハンカチを折り返し、証拠を残さぬようにこいつのソコを拭った。
自分の服を整え、こいつの服もきれいに整えた。
何事もなかったかのように・・・ずっとおまえを抱いていた―――。



この日以降、こいつに近づくことはもとより、まともに顔を見られるようになるのに時間が
かかったのは言うまでもない。
これは、告げることのない思いとともに、墓場までもっていく俺だけの秘密であるから。



214クラウスの場合:2006/10/19(木) 16:21:36 ID:r83caD+S
変態クラウススマソ・・。
215イザークの場合 :2006/10/20(金) 19:38:53 ID:PEBo3Al/
これも変なことしちゃうイザークなので興味ある方のみ・・。

<<イザークの場合>>

僕っておかしいのかな・・相手は男の子なのに一緒にいると心臓がドキドキしちゃうんだ。
同じ日に音楽学校に転入してきて、一緒に帰ったりお茶したり、僕の部屋にも何回か遊びに来たこともあった。
とても仲良くさせてもらってる。
彼は、男の子にしておくにはもったいないぐらいきれいな顔をしてて、髪の毛も金髪で艶々してて
体の線も細く華奢で。力だって僕よりずっと弱くて・・・。

窓で出会ったから?たとえ相手が男の子でもあの窓で出会ったからこんなに意識しているの?


真剣に悩んでいた。初恋?なのに相手は男の子だってことを。
誰にも相談できなかった。だれに言ったところでたぶん笑われ、軽蔑されてしまうのではないかと
思ったから。
男が男を愛するなんて・・。
相手は僕を気のおける友達としか思ってくれていないようだし・・・。

けれどある日、女の子だと言われてからは君の体ばかり見るようになった。
もちろん君の顔も、少し気の強い性格も、声も全部好きだ。
けれど、その日からどうしても見てしまうんだ・・体を・・。

たしかに、男の子よりも腰がほそくくびれているのがわかる。
わずかだけど、制服越しに胸の膨らみもわからないでもない。だから、君は蒸し暑い季節でもブレザーを脱がないんだね。
音楽室で、窓から外を見てたとき、君は意識しないだろうけど、前傾姿勢でお尻を突き出しているのを見たとき、
僕はとても興奮したんだよ。

それと・・言いにくいけど、あれから自分を慰めているときだっていつも思い浮かぶのは
君なんだ・・。
性別を隠してさえいなければとっくに君に告白しているよ・・。
216イザークの場合 :2006/10/20(金) 19:41:34 ID:PEBo3Al/
ケガをしたユリウスがぼくの家に倒れこんできたときは驚いた。
何があったかわからないけど女の子なのに、可哀相に腕に銃弾をうけて、
・・痛かっただろうに・・。
今は鎮痛剤と薬がよく効いたようで、よく眠っているから安心したけれど。

取り乱していたゲルトルートを何とかなだめて帰し、部屋にはようやく静寂が訪れた。
2人の女の子が静かな寝息をたてている。
僕も眠ろうと思った。
2つのベッドが埋まっているので、床にごろんと寝転がった。

けれど時々うなされているのか、ベッドがきしみ小さく声を漏らすユリウスが
気になって僕も浅い眠りと覚醒を繰り返した。
気になってベッドサイドに駆け寄る。

「ユリウス。痛い?」
返事はない。額にうっすらと汗を浮かべて眠っている。
僕は彼女の左隣に体を横たえると、そっと手を握った。

その手は少し汗ばんでいた。僕よりもずっと小さく皮膚が薄い。指も細い。
守ってやりたいと思わせるような手。思わず握りしめた。
こうしていれば少しは安心かな・・。
そうして眠ることにした。
217イザークの場合 :2006/10/20(金) 19:44:36 ID:PEBo3Al/
手から伝わる温もりが、僕を幸せな気持ちにさせた。
こうしているとまるで恋人同士みたいだ・・。
きみが男子生徒としてでなく僕と窓で出会っていたら普通にこうして手をつなぎながら歩き・・。
そうか、一応『恋人』なのかな・・。ひとり苦笑した。

 ―――けれど、こんな状況なのに、僕はこうなったことを心のどこかで喜んでいるかもしれない。
これは思わぬチャンスだと心の邪の部分が叫びをあげる。
良心が慌てて否定するが、あっさりかき消される。
こんなかわいい子を横に、眠れるわけもない。
大好きなユリウスを横にして・・・!

握っていた手をゆっくりと口に持っていく。柔らかい手のひらにそうっと口づけた。
ああ・・大好きだユリウス・・・!
言葉にして言う日はいつになるんだろう・・。

石鹸のようないい香りが鼻をつつむ。
しばらくその香りを楽しみ、口をつけたり・・そうっと舐めてみたりした。
小さな指先を口に入れたりもする。
かわいい手だな。
時々、彼女の手がぴくんと動くたびに僕もハッとして慌ててその動きを止めた。

次に彼女の手を違う場所に移す僕の手はとても震えていた。
・・・バカなことをかんがえてはいけない・・・!
だって自分の考えたこととは思えないから・・・。
とんでもない考えだやめよう・・。

ものすごく深い嫌悪感をかんじながらも
何かに操られたように、君の手をそこへ導いた。
218イザークの場合 :2006/10/20(金) 19:48:32 ID:PEBo3Al/
「ぁっ・・!」触れたとたん強烈な快感が脳天を突き抜けた。

はじめて他の人がそこに触れている。 
あまりの気持ちよさについ声を漏らし、慌てて口をつぐむ。
気づかないか確認しながら、彼女の手に自分の手をのせて一緒にゆっくりと動かす。
「はぁぁ・・ぁぁっ・・・」
あまりの刺激に声が漏れる。
でも物足りなくなり
いつのまにか、チャックをあけてかたく反り返った僕自身をひきだし、
じかに手を置いた。


―――イザーク・ゴットヒルフ・ヴァイスハイト―――

ぼくの名前はこれだ・・
けど今の僕はそうか?
何が・・何が全知全能の神だ・・!!
僕はいま彼女にどこを触らせている・・?いま起きたらどうするんだ・・?
僕は最低だ・・最低だ!
やめろっ、やめろったら!

心が弱弱しく叫ぶ。
けれど手の動きは止まらない。手に手を重ね、ゆっくり擦り続ける・・・。



「ふぅぅ・・はぁぁ・・はぁぁ・・」
ああ・・気持ちがいい・・気持ちがいい・・!
ユリウスの手が・・僕を・・!
だめだだめだだめだ・・やめなければ・・!
ああ・・ユリウス・・ユリウス・・!
だめだ・・・
ああ・・とまらない・・!!・・気持ちいい・・!!
ユリウスッ・・・!!
219イザークの場合 :2006/10/20(金) 19:52:39 ID:PEBo3Al/
「ぅあっ・・うぅっ・・!!」
ユリウスッ!!!

夢から覚めた。
あまりの気持ちよさに僕は声を漏らしながら射精した。
それは自分のシャツめがけて飛び散り
すぐに生臭い臭いを発した。シャツがドロドロだ・・。なんてことを・・。
今の声、聞こえたかな・・

「・・ン・・」
少しユリウスが動いた。
今の声で起きたろうか・・寝言だった。
ああなんてことを・・。ユリウスの手を戻す。冷静になった僕は情けない気持ちで
いっぱいになり、着替えてまた横になった。
これで少しは落ち着いて眠れるだろう・・もう寝よう。
ごめんユリウス・・。
気づかれなかったのが幸いだ。
目を閉じて眠るんだ!目を閉じて・・!

ああ・・

ところが、時すでに遅し。
間を置かずして次なる邪が、もう僕の心に入り込んできていたのだ。

・・・見たい・・・。見たいよ。きみの体が・・・。
女の子の体が・・。
眠ってるんだ。いいじゃないか・・。

そう叫んでいる。
220イザークの場合 :2006/10/20(金) 19:55:31 ID:PEBo3Al/
僕はまるで獣だと思った。
―――神様今夜だけ僕を見逃してください。―――

とうとう僕はユリウスの隣に座り込んでしまった。
顔をみながら毛布を静かにめくる。
たったひとつの一枚の布をを隔てて、そこにユリウスの生肌がある。
そっと、ひとつひとつ上からボタンを外していく。
手が震えて、ひとつのボタンにも時間を要す。
それがかえって僕を焦らせる。股間にまた血液が流れ込んでくるのを感じる。
全てのボタンがはずされた。これを横に開けば・・!

そっと・・そっと開いていくとだんだんと白い上半身が僕の目の前で姿を現していく。
もう、いますぐにでも見れるんだ。心臓の鼓動が高まる。
こわごわと、やっと指3本分だけ開いた。まだ上の膨らみは確認できない。下に目をやると
白くなめらかな肌の中央に小さな窪みがあった。

ユリウス・・かわいい・・
指先でその窪みをゆっくり何度もなぞり、穴に指先を埋め込む。
周りの肌もすべすべしてとても気持ちがいい。
あまりのかわいさに、何度も同じ事をくりかえしてしまう。
その度にまわりの肌がひくっ、ひくっと小さく震えた。

意を決してごくりと唾を飲む。シャツをゆっくり左右に開いていく。すると中央から左右に向かって肌がなだらかに
盛り上がりだした。ある頂点に向かうように・・。
「はぁぁ・・」
またごくりと唾を飲み込みながら思いっきりシャツを開いた。
221イザークの場合 :2006/10/20(金) 20:00:13 ID:PEBo3Al/
ああ・・・!
すごい・・。すごいや・・!
これが女の子の・・ユリウスの・・胸・・!
あまり大きくないけど、ちゃんと膨らんでいる。乳首もピンク色ですごくかわいい・・
僕は夢中になり、君が眠っていることを一瞬忘れてそれを、両手で掴んだ。

「うわ・・」
・・気持ちがいい。胸ってこんなに柔らかかったんだ。ふわふわだ!掴んだ指がむにゅって埋もれて・・!
夢中で顔を埋めてみるといい匂いがした。鼻をすりつけ、頬を寄せた。ペロペロと舐めた。ああユリウス!
ユリウスの胸・・!癒されるような・・懐かしいような・・そんな感触!
下腹部は再びドクドクと心臓の鼓動に合わせて脈打ちだした。

しばらく、感触を楽しむうちに2つの頂点が掌に当たり、硬く立ってきているのに気づいた。
そっと摘まんでみる。ユリウスの体が小さくぴくりと揺れ、少し口元を動かしていたので
一瞬手を離した。再び寝入るのを待つ。

待っている間ももどかしい。

気がつくと夢中でそこを吸っていた。まるで乳飲み子のように。
口の中でそこはさらに硬さを増した。それに夢中になり、しばらくやめられないでいた。
ズボンの中が苦しいので、再びいきり勃ったものを下着の中から出した。
君がもし目をあければ、僕のは丸見えになってしまうけれど・・。


ここも・・女の子なんだよね・・毛布をもっと下げると手を下に移した。
皮肉なことに今日はズボンを脱いでいるから
君の白い小さな下着が目に入ってしまう。

少し足を開き、ちらちらと顔に目をやりながら
その足の間に吸い寄せられるように鼻を近づけた。
これが女の子の匂い・・?なんだか少し甘酸っぱいような
匂いがする。しばらく夢中で鼻を鳴らした。
ちょうど窪みに鼻が埋まる。下着越しに女性の形を感じとる。
222イザークの場合 :2006/10/20(金) 20:03:17 ID:PEBo3Al/

やっぱり男の子とぜんぜん違うな・・。上下にそうっと擦っているうちに下着越しになにか湿り気を感じ始めた。
何だろうこれ。甘酸っぱい匂いが少し強くなったみたいだ・・。
指がそこを押すたびにクチュ、クチュと小さく音がなる。

そのうちかるく触れるだけでも下着越しに指が濡れるようになった。
何だろう・・どんどん増えてきてる。
ああ・・すごい・・じゅくじゅくいってる・・。
下着の上からでもこんななのに・・
この中はどうなってるのかな・・じかに触っちゃったらどうなっちゃうんだろう・・

・・触ってみたいな・・
硬直の先から透明の液が溢れた。
223イザークの場合 :2006/10/20(金) 20:11:47 ID:PEBo3Al/
触りたいな・・さすがに起きちゃうかな・・?

でも・・触りたい・・

いま僕の心の、ものすごい罪悪感のほんのごく一部に、もうどうなってもいいという愚かな感情がある。
人間は、一度踏み外してしまうとそう簡単に吹っ切れてしまうものなのか・・。
これが人間くささなのだとしたら、僕はとても人間くさい・・。

もう神様はいまの僕の、謝罪の言葉さえも聞いてはくれないだろう・・

せめて、今日君がズボンを履いていたらここでやめられたのに・・。
言い訳がましいよ僕・・。

ユリウス・・ごめん・・!
意を決するとぐいっと下着を横にずらした。


・・うわあ・・!
瞬間ごくりと唾を呑む。
これが女の子の場所・・!左手で下着を押さえたまま右指でそっと割れ目をゆっくり広げてみる。
開いたそこから、さっきよりも増して甘酸っぱい匂いが上がってきた。
「ンッ・・・」
声がすると、パッと離して・・を繰り返す。


ここからこんなにも溢れてきてたんだ・・!
すごいな・・奥まで見える。中までピンク色をしている・・きれいだ・・。
きれいだユリウス・・!
指で触るとヌメヌメしている。ここが男と女が繋がる場所なんだ・・

僕はたまらず、自身を握り締めると強く扱きはじめた。

・・繋がりたい・・ユリウスと繋がりたい・・!
ああ・・挿れたい・・。ユリウスの、ここに・・ここに、挿れたいよ・・!
ユリウス・・大好きだ・・!

気がつくと、片手で扱きながら僕の舌はそこに伸び、ぴちゃぴちゃと舐め上げていた。
少しも嫌じゃない。かえって愛おしさが増してくる。

「・・ンンッ・・」
上の突起に当たると、ユリウスの体がピクンと動き、寝言みたいな声をあげ、
ドキッとさせるが起きてはいないようだ。
僕の息は犬の嘆息呼吸みたいに、どんどん早く、荒くなる。

唾液と粘液の絡む音が、さらに僕を駆り立てる。
舌が、その窪みにまちがえてプチュッと埋まり込んでしまいそうになるたびに
あることを想像し、
下半身に強烈な昂ぶりを覚えた。
224イザークの場合 :2006/10/20(金) 21:17:17 ID:PEBo3Al/
ユリウスの温かい場所を上下に舐めるたびに、下半身に限界を感じてきた。
とうとう我慢できなくなった僕は、思わず、お腹の上に射精した。


雪のような白い肌の上に、僕の白いものが飛び散る。
そのまま脱力し、ユリウスの上に倒れこんでしまいたくなったが。
気持ちを抑え、丁寧に汚れをふき取った。


すべて証拠に残らないように元通りに戻すと、
君の柔らかい唇にそっとぼくの唇を重ねた。

次の日から、君が近づいてくると今まで以上に動揺するようになった。
明るくばれないように振舞ったが、
罪悪感と共に、はずみとはいえこんなことをした自分を責め続けた。
それでも、君の残像がいつまでもしっかり脳裏に焼きついていた。

君に思いを告げる日は来ると思う。けれど、この秘密は墓場まで
持っていかなければならない。




225名無しさん@ピンキー :2006/10/21(土) 00:21:02 ID:hNHrjdmp
おぉっこんなに早く...!ありがとうございます!
しかしユリが知らない間に2人とBまでいってたとはww
226名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 04:25:02 ID:XFNzh+8H
変態なクラウスにワロタ
227名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 23:06:49 ID:gIPPoSrl
変態クラウスorz
228ユリウス→アネロッテ:2006/10/22(日) 22:14:52 ID:O2CjBba5
*続 アネユリ のその後思いついたままにかきます。
百合苦手な人注意です。







あの日からユリウスを見るアネロッテの目は違っていた。
ユリウスも自分を見る女の目の異様なギラつきに背筋をゾクリとさせていた。
ユリウスは微妙に距離をとり、会話も差し障りないものですませていた。

あの日の自分の体に、おぞましさと嫌悪感を持っていたが、
どうかしていただけなんだと自分を納得させ、ようやく昇華しようとしていた。

1週間あまりたっても妖しい視線を送ってくるものの、ほかは特に変わったことも
無かったので、安心してしまっていた。
今日、部屋に呼ばれるまでは・・・。
229ユリウス→アネロッテ:2006/10/22(日) 22:17:38 ID:O2CjBba5
「ユリウス。どうして私を避けるの?」
話があると部屋に呼びつけ,
ユリウスに近づくアネロッテ。

・・あなたの僕を見る目が怖いだけだ・・。
「ねえユリウス。あなたと私はこれからも協力していかなきゃ
ならないでしょ?2人で。だから、もっと・・仲良くしましょう。」
「仲良くって・・僕にはそんな趣味はないよ!もう十分でしょう?」
「そう言わないで・・。私はあなたがかわいいのよ。
私にすべて任せて・・ね?でないと・・・」
手にはヤーンの日記を持ち、それを見せ付ける。
「・・ばらしてしまうわよ。」

ユリウスは脅しに閉口する。
アネロッテの手がユリウスの胸に伸びる。
「・・やっ・・!」
「・・おねがい。ユリウス・・」
「でも・・それだけは・・いや・・だっ・・!」

ユリウスはアネロッテに胸を弄ばれながらも思考を巡らせた。
このまま、体を彼女の好きにされていくのはかなわない。
ではどうしたらこれからやめてくれるだろう。
この女の気持ちが自分に傾いていることは分かった。
では・・?

駄目もとで、口を開いた。
最後の切り札として・・・。
230ユリウス→アネロッテ:2006/10/22(日) 22:20:47 ID:O2CjBba5
「ぼっ・・僕が・・あなたを・・。」

「・・えっ・・?」
アネロッテの動きが止まる。
「・・駄目ですか?」
「ユリ・・ウス・・?」
ユリウスはアネロッテの手をのけると、首筋に口づけ、耳もとで囁いた。
「僕が・・あなたを愛しては駄目ですか?」
「ユリ・・ウス・・。」
耳にかかる熱い吐息に、しだいに力が抜けていく。
返事を待つ間も、その耳を小さな舌でちろちろと蹂躙していく。
通じるだろうか・・。

直接届く卑猥な音と、吐息が
アネロッテの体に早くも小さな火を灯らせはじめた。
「ひぃぁ・・ぁ・・ぁ・・・」
「ちゃんと、答えてください。」
もう一方のしなやかな指先は、腰のラインをなぞっている。
「どうしますか?」
ユリウスは動きを止めた。

「あ・・だ・・抱いて・・」

アネロッテは狐につままれたような気持ちになった。自分から仕掛けたことなのに
どうして・・。けれど、このときすでに心臓の鼓動は上がり、
股間が自分でも分かるほど熱く濡れてきているのが分かった。
そして、早くもすべてを委ねたい気持ちになっていた。
大好きなユリウスに。

「よく言えました。」
主従関係が逆転した瞬間だった。
ユリウスはアネロッテの唇に口をつけ、舌先でちろっと舐めた。
アネロッテはすぐ応じ、ユリウスに抱きつきながら、舌を割りいれようとする。
けれど口をかたく閉ざし、舌の侵入を拒む。

「まだです。」
「どうし・・て?」
哀願する声はすでに甘く上ずったものに変わっている。
「条件があります。」
231ユリウス→アネロッテ:2006/10/22(日) 22:29:37 ID:O2CjBba5
「今日限りだと誓うんです。僕があなたを抱くのも、その逆でも。
それでよければ服を脱いで、ベッドに横になってください。」
「・・ぁ・・ぁ・・・。」
「それなら、これもやめてしまっていいですか?」
密着させていた体を離し、腰骨から臀部に這わせていた手を止める。

「わ・・わかった・・誓う・・わ・・。」
アネロッテは着ていたものを取り去り、下着をつけただけの姿になった。


言われたとおり、体を横たえる。
唇を押し当て、やっと舌の侵入を受け入れるユリウス。
「はっ・・ふっ・・んん・・う・・っん・・ユ・・リウ・・!」
想いを込め、
ピチャピチャと唾液を絡め、ユリウスの舌に吸い付く。
すばやく裏筋をとらえると、そこを小刻みにちろちろと舐め上げた。
ユリウスはアネロッテの熟練された舌業にまたもや感心した。
アネロッテはこうしている間にも、昂ぶっていく。
もはや相手が女でもユリウスなら構わないと思っていた。


「思ったとおりきれいな体してますね。胸も大きい。」
女らしい曲線を描くアネロッテの体を見て、
均整のとれた体とはこういうことを指すのだとユリウスは思った。

ユリウスの白い手が胸に触れようと伸びた。
「・・ぁぁ・・ぁっ・・・」
自然と声が漏れる。
今のアネロッテは男の人に抱かれるよりもずっと気分が高揚している。
本気で想いを寄せている相手だからだ。
心臓の鼓動は高鳴りっぱなしだ。


「まだ触れてもないのに、何を感じているのです?」
「・・えっ・・そ・・その・・」
ユリウスは少し楽しそうだ。
大好きなユリウスの手でこれから快感を与えてもらえることへの喜びに
触れられなくても、胸の突起は硬く立ち上がっていた。
「・・いや・・」
羞恥から身をよじって逃れようとする。

「いや、じゃ無いですよ?やめます?」
ユリウスはちょこんと上に跨ると、
ニッと笑い、丈の短い夜着からのびる白く細い両の内腿でアネロッテの腰をしっかりと
挟み込んで固定した。
素肌と素肌が吸いつき合う。
「はぁぁぁ・・・・」
白くみずみずしい内腿がむにっと腰に吸いつき、アネロッテは、また溜め息を漏らす。
こうして密着しているだけでも、秘所から熱いものが流れ出るのを感じていた。

しかも、上に跨るユリウスの夜着を下から見上げると、裾が短いため
その脚の上に、もう少しで履いている下着が見えそうなのであった。
それにも異常な昂奮を覚えた。
232ユリウス→アネロッテ:2006/10/22(日) 22:38:05 ID:O2CjBba5
ユリウスは、どう愛していいかわからなかったが、手で、舌で、唇で
その豊満な乳房にできるだけの愛撫を施した。
触れたところが自在に形を変えていく・・・。

「はぁ・・あっ・・あ・・・んっ・・」
男の人とは違う、滑らかな手と舌の感触に、また慣れていない愛撫の仕方に
くすぐったくなるような、けれど決して嫌ではない快感に震えるアネロッテ。

胸に吸い付く形よく愛らしい唇から「ちゅぱっ、ちゅぱっ、」と卑猥な音が漏れている。
「・・いやらしいわね・・ユリウス・・」
必死で抗う。
「・・いやらしいのは、僕にこうされて喜んでいるここでしょう?」
そういってすっかり硬くなった乳首を舌で転がした。

柔らかな金髪の毛先が胸の上を緩やかにくすぐる。
間近で、自分を愛撫するユリウスの美しい顔に、長い睫毛に酔いしれるアネロッテ。

「はっ・・あっ・・・あぁ・・んっ・」
舌をちろちろと覗かせながら、乳首を舐め、猫のような上目遣いを断続的に送るユリウス。
アネロッテは7つも年下の妹にすっかり主導権を譲り渡してしまっていた。

ユリウスは自分のすることでこんなに変化していく彼女を見て、
一種の快感を覚えていた。


「これも脱いでください。」
下着を指差す。
「・・えっ・・それは・・・」
ここまできて、すべてを見せるのが恥かしく、下着はつけたままにしていた
ことに気がつく。

「してほしくないのですか?あなたがこの間してくれたように・・。」
「や・・でも・・ユリウス・・そこは・・いや・・」
間髪いれずに指が下着の上から秘所に触れる。
「嫌がっている割には湿ってせんか?ここ。」
「・・・はぁぁ・・ぁっ!・・・」
ユリウスが下着ごしに指で縦筋をなぞると、すぐに溢れた愛液がその指を濡らした。
「こんなかわいいねえさまが見れると思っていませんでした。
別人のようですね。」

触れられると同時に、体はすぐに快感を求めた。
アネロッテはすばやく下着を脱ぐ。

「よくできました。ごほうびです。口を開けてください。」
その通りにすると、ユリウスは上からつつー・・っと唾液の糸をを垂らした。
女はそれを美味しそうにごくりと飲み込んだ。
233ユリウス→アネロッテ:2006/10/22(日) 22:42:42 ID:O2CjBba5
「今からあなたがしてくれたようにしてあげます。」
そう言うと、布切れで両手首をあげ、緩く縛りつけてしまった。

「やっ・・ユリウス・・?」
「だって、このほうが格段に面白いってこの前教えてくれたじゃないですか。」
「・・・」

アネロッテは手を拘束されたまま、次の動きを体で期待するだけとなった。
と、股間に熱い吐息を感じる。
ユリウスが覗き込むように秘所を見ている。
アネロッテの内腿や、足の付け根を羽毛のように指先でなぞっている。
女の子にこうして間近で見られたのは初めてだ。
またユリウスも初めてである。
自分のあの場所もこうなってるんだと思うとユリウスは急に恥ずかしくなった。


成人女性の恥丘に豊かに生えそろったものを見ると、
この年齢にして、自分にほとんど毛が生えていないことを思い出した。
・・すごい・・
この間ねえさまは
僕のがほとんど無いことを内心笑っていたのではないか・・。
そう思うとまた顔を赤らめた。
234ユリウス→アネロッテ:2006/10/22(日) 22:50:07 ID:O2CjBba5
肝心の場所には触れず、その周りに手を這わすばかりのユリウスを
アネロッテはもどかしく唇を震わせ、見つめた。

「・・何か、言いたそうですね。」
アネロッテはさらに訴えかけるように彼女を見た。
「・・・駄目ですよ。ちゃんと言ってくれなくちゃ。」
手は、相変わらずその間近を這い回っている。

秘唇は愛撫を求めんとばかりにひくひくと蠢いている。
「舐めて・・。」

ユリウスがようやく舌をちろっと出した。
「こんな風に・・ですか?」
ユリウスは下から上にそこをわざとゆっくりひと舐めした。
口に酸味が広がる。
「・ひぃあっ・・・も・・もっと・・」
何回か繰り返すと、アネロッテが腰を震わせ、押し殺したような嬌声を上げた。

・・変な味だ・・。こんなものをねえさまは美味しそうに舐めていたのか・・・。
ユリウスは少し顔をゆがめた。そしてあることを思いついた。
「ひぃあ・・・っ」
アネロッテの、目を布で覆うと、頭の後ろで括った。

「ちょ・・どこいくの・・まだ・・」
ドアの閉まる音がした。


ドアが開き、ベッドがへこむと共に、秘部にドロッとしたものを感じた。
何か塗りつけるような感触だ。


235ユリウス→アネロッテ:2006/10/22(日) 22:56:07 ID:O2CjBba5
「ねえさまのこともっと美味しくしてあげます。」
そういうと、まんべんなくその箇所や、
周りにドロドロしたものを塗りつけた。
何か甘い匂いが昇ってくる。

ユリウスは再び舐め始めた。

「ひぃああっ・・んっ・・ああ・・あっ・!」
そこは蜂蜜と愛液が交じり合って、甘酸っぱい味を醸している。
すばやくなめないと、流れ落ち、ベッドがべたべたになってしまう。
だから舌の動きは早まる。
「やあああああっ・・ああ・・んっ・・ひぃあっ・・やっ・・ユリウっ・・!」
ひくついたそこを、捜し求めるように、秘豆を、非壷の入り口を舌が動き回る。
ぴちゃぴちゃ、ちゅちゅっと水音が鳴り響く。
「いやっ・あああんっ・・ああ!」
秘豆の皮が剥きあがり、かたく尖って震えている。
ユリウスの陶器のような白い顔が、混合液の飛沫でみるみる汚れていく。

中にも入っていないか、舌で掻きだすようにそこを舐め続ける。
味がなくなるまで全体を舐めまわした。
「あああんっ・・あああっっ・・・!!」
やがて、アネロッテが上体を反らし、びくびくと痙攣しながら
ユリウスの頭を内腿で挟み込んだ。
「・・い・痛っねえさ・・っ・・」

そして、ばったりと脱力した。

236ユリウス→アネロッテ:2006/10/22(日) 23:01:19 ID:O2CjBba5
「わ・・悪い子ね・・」
「なかなか美味しかったですよ。」

アネロッテはまだ少し荒い息をついている。

やっと目隠しから開放された目は、官能の色に染まっていた。
「こんなに汚れてしまいました。」

ユリウスが頭を下げ、顔を見せ付ける。けむるような金髪がアネロッテの横顔を隠す。
アネロッテが申し訳なさそうに、顔についた飛沫を丹念に舐め取った。

舐めとっていたはずの舌は、いつしかさんご色の唇を割り入り、
口腔内を這い回り、少女の唾液を吸い上げていた。
すると、また痺れるような新たな欲望が生まれてくる。

ユリウスはぱっと顔を離した。
「そんなとこまで汚れていないでしょう?」
237ユリウス→アネロッテ:2006/10/22(日) 23:04:12 ID:O2CjBba5

「やっぱり、これはまだ外せませんね。」
そういうともう一度、布で目隠しをしてしまった。
「ひゃ・・」

アネロッテの秘所からは新たな蜜があふれ出し、
もどかしそうに腰をくねらせている。

「次はどうしてほしいですか?」
欲望を見抜かれたがアネロッテは答えない。
「あの時ぼくに言わせたくせに・・。言わないともう帰っちゃいますよ。」
思わず慌てて引き止めるアネロッテ。
「わ・・わかったわ・・指・・入れて・・ちょうだい・・。」

秘壷を探り当て、指をあてがう。
けれど、見るのは愚か自分のもろくに触ったことがないユリウスの指は
おぼつかず、少しずつ埋め込みながら震え始めた。

「ひぃぁぁ・・っあぁん・・」
アネロッテにはその指の振動も、じれったく遅い挿入も焦らされているようで
かえって堪らない快感になった。

「くっ・・っはぁ・・ぁっ・・」
238ユリウス→アネロッテ:2006/10/22(日) 23:08:46 ID:O2CjBba5
けれど、
あまりの挿入の遅さに痺れを切らしたアネロッテは
ついに懇願した。
「・・はっ・早く・・もっと・・ひと思いに・・!」

ユリウスはぎゅっと目を瞑ると一気に中まで突き入れた。

「ああっ・・・!」
同時に2人の声が上がる。
アネロッテは焦らされていたために快感が一気にこみ上げた。
ユリウスは自分の指が根元まで入ってしまったことに驚きを隠せなかった。

そして自分の中にもアネロッテの指が入っていたことを思い出し、
女の体は本当に不思議だと思った。
アネロッテはまるで男の子の筆おろしでもしたような気分になった。

「ユリ・・ウス、驚いているの?かわいい・・。
それでいっぱいかき回して。」
もはやアネロッテに羞恥の色は無かった。
ユリウスがゆっくりと抜き差しを始める。
239ユリウス→アネロッテ:2006/10/22(日) 23:12:31 ID:O2CjBba5
男とは違う細くしなやかな指が中でくちゅくちゅと音を立てている。
その新たな快感に息を荒げるアネロッテ。
かき回すほどに密量が増し、指の滑りを増す。

「・・はぁぁっ・・ぁっ、あっ・・」
指を2本に増やし、抽送を繰り返すと、親指の先がその上の突起に当たる。
「・・あっ・・はぁ・・あっ・・!」
「ここですか?」
いいながら断続的に突起にも刺激を与える。
大好きなユリウスの指は慣れない手つきでも、
どんな男のそれよりも、一番早くアネロッテを快楽の頂へ導いていく。

「ユ・・ユリウスッ・・はぁっ・・もうっ・・!」
アネロッテの声が切羽詰る。
240ユリウス→アネロッテ:2006/10/22(日) 23:14:09 ID:O2CjBba5
「・・いいですよ。ねえさま。」

ユリウスは空いている片手で目隠しと手の拘束をを外してやった。
すると、アネロッテがすぐにユリウスに抱きつく形となった。
肩肘で体重を支え、そのままぐいぐいと奥を突き上げる。

「ひぃああっ・・ああっ・・あああ〜〜っ・・・!!」

アネロッテはユリウスに抱きつきながら
指を抜けなくなるほどに締め付け、絶叫した。
そして、その後うわごとのようにつぶやいた。

「・すきよ・・ユリウス・・すきよ・・」


指を抜くと、どろりと愛液が流れた。


「なかなかいい顔見せてもらいました。」
ユリウスは痙攣し、起き上がれないままのアネロッテに毛布を
かぶせてやると足早に出口へ向かった。

「これでおあいこですね。」

そう言うなり、金髪をひるがえし部屋を出ていった。
アネロッテは余韻に浸りながらユリウスを見送り、
夢から覚めたように、すこしずつ意識を取り戻していった。


その日以降、アネロッテがユリウスに必要以上に近づくことは無くなった。
ヤーンの日記はユリウスが部屋に持ち帰り、暖炉で燃やされて灰になった。
あとは、アネロッテが自分の秘密をばらさないと信じ続けるのみであった。




以上。たいへんお粗末さまでした。m(__)m










241ユリウス→アネロッテ:2006/10/23(月) 00:38:36 ID:QD5xDa0I
GJ!はちみつぷれい藁。
>ユリウスの陶器のような白い顔が、混合液の飛沫でみるみる汚れていく。
 なぜか萌えた。

>「よくできたねレオニード。ごほうびだ。口を開けて。」
その通りにすると、ユリウスは上からつつー・・っと唾液の糸をを垂らした。
男はそれを美味しそうにごくりと飲み込んだ。

勝手に変換して(;´Д`)ハァハァ

242名無しさん@ピンキー :2006/10/23(月) 00:43:55 ID:QD5xDa0I
ごめん名前欄あなたのまちがえて名前かきこんでもた。
すまない。
243名無しさん@ピンキー :2006/10/24(火) 09:06:02 ID:nyqItYC0
ユリ攻め(*´Д`)ハァハァ
ゲルユリも読みたいなぁと言ってみる...
244名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 15:16:21 ID:KP254eqj
ユリウス攻めのレオ×ユリが読みたい…と言ってみる
245名無しさん@ピンキー :2006/10/25(水) 21:02:53 ID:DwVNHKeX
ユリが小悪魔的にレオを...レオもびっくり!
246名無しさん@ピンキー :2006/10/26(木) 11:55:11 ID:NaoZ8hOP
もっとイザークにユリちゃん抱かせてあげて・・!
どんなシチュでも美味しくいただくので・・!
247名無しさん@ピンキー :2006/10/27(金) 12:42:15 ID:KYX+cPON
ユリ攻めイザ受けが読んでみたいといってみる
248名無しさん@ピンキー :2006/10/28(土) 17:26:37 ID:l8E4f28m
ダーヴィト&ユリウスでおながいしまつ・・・どうか!
249名無しさん@ピンキー :2006/10/29(日) 22:15:09 ID:Y+LTwWok
離婚後にアデールが自分の気持ちに気づき押さえられなくなって...。
だれでもいいのでキボンヌ〜
ダーヴィトとマリア姉さんのももっと読みたいなm(__)m


気長に待ってる。
250名無しさん@ピンキー :2006/10/30(月) 00:50:10 ID:ytWtdoa/
レオニードが出てくる話なら和姦でも陵辱でもなんでも頂くので頼む
251ダーヴィト&マリアバルバラ :2006/10/30(月) 20:50:16 ID:ytWtdoa/
結婚後まもない頃を勝手にモーソーしました。めちゃくちゃかも...




「おいで。」
肌と肌とを触れ合わすことにまだほとんど慣れていない新妻を後ろから抱きかかえるようにしてソファに腰を下ろした。
下ろされた黒く艶やかな長い髪をそっとのけると、白いうなじから甘い女の香りが立ちのぼる。
「何度見てもきれいだ...」
少し多めにワインを飲んでいたせいか、薔薇色に染まった頬。
そこに優しく口づける。
そのまま、耳、首筋にそっと...何度も唇を押しあてていく。
夫の吐息を肌で感じ、僅かに肩が震える。
鎖骨の下の膨らみにそっと手をあてがうと、びくんと身をよじり逃れる仕草をした。
「まだ..怖いですか?」
「..そ..そんなこと...」
言いつつも、2つの膨らみは妻の両腕でがっちりと覆い隠されてしまい、入る隙もなくなってしまった。
「..待ちますよ。いくらでも。」
いつもと全く変わらない調子の優しい声が妻を少し安心させる。
252ダーヴィト&マリアバルバラ :2006/10/30(月) 20:53:27 ID:ytWtdoa/
安堵から腕の力が緩む。
上手く言葉には出せないが、この人はこんな不器用な私に如何なる時も、歩調を合わせてくれる..
ずっと待っていてくれる。
そんな気遣いが一言では表せないほどに堪らなく嬉しい。
年上の私が、いつもこの人の優しさにすっかり甘えてしまっている。
守られている実感。
けれど、こんなでいいのだろうか?
もっと私が年上らしく、しっかりしなくてはいけないのではないか...?
私なんかでいいのだろうか..?
この幸せを与えてもらうばかりで、私から与えてあげれているだろうか?
また、いつもの堂々巡りが始まった。

「ふふ...いまあなたが何を考えているかわかりますよ。
もっと素直になっていいのです...。自分に自信を持ってください。
ま、どんなあなたでもかわいいですけどね。
...大好きですよ!」
「・・・」
そんな言葉でふと我にかえる。
この男に何回同じセリフをを言わせたら気がすむのだろう...。
また甘えてしまった...。
それでも嫌な顔ひとつせず何回でも言ってくれる。
ああ..そんなあなたが..私も..大好きよ...!
―――大好き―――この言葉を本当はあなたに言いたくて堪らないのよ...!
253ダーヴィト&マリアバルバラ :2006/10/30(月) 20:55:56 ID:ytWtdoa/
夫の舌が妻の白い首筋に這わされた。
そうしながら指は鎖骨の綺麗なラインをなぞっている。
男の指といえば、間近で見たことは無かったが、
もっと無骨で大胆で粗野なイメージが強かった。
けれどこの人のは違う。
大きいながらもしなやかで、繊細で...それがまるで心の内を示しているようであった。
そんな指のうごきに吸い寄せられるように肌の神経が敏感になっていく。
優しく撫でるような舌と指での愛撫に、思わず声が漏れそうになる。
けれど、必死で堪える。

そんな妻の姿が夫にはとても愛おしくてならなかった。
早く声が聴きたい。
けれど焦らず、この楽しみをじわじわと先延ばしにするのもまたいい...。
手はゆっくりその下に降り、ガウンの中へ入りこもうとしていた。
妻が咄嗟に胸をかばおうと手を置く。
けれど一瞬だけ早く夫の手がその下に滑り込み、ガウンの下の柔らかな膨らみを包み込んでいた。
254ダーヴィト&マリアバルバラ :2006/10/30(月) 21:07:50 ID:ytWtdoa/
「・・・」
その手は膨らみを下から上へ擦り上げるように動き、その指の腹で固く尖った蕾をとらえると
優しく
転がしはじめた。
「何か...言いたそうですね。」
「..な..なに...も...」
「嫌ならやめましょうか?」
そういいながらも、指の動きは止まるどころか、ますます楽しそうに先端の蕾を転がしていく。
息があがっていくのが自分でもわかる。
「...意地悪な...ひと...。」
違う。そんなことが言いたいのではない。
本当は、今こんなにもあなたを求めている。
「ふふ...意地悪でいいです。
けれど、どれだけ、あなたが僕を夢中にさせているか分かります?」
「..そ...そんなこと...」
「とりあえず..今から、もっと幸せにしてあげます。」


妻はおずおずと振り返った。
少し強気な眼差しに長い睫毛が学生時代に愛した妹を彷彿とさせる。
振り返ったその先にはいつもと変わらぬ男の笑顔がすぐ近くにあった。

「大好きだ。マリア。」
妻は溢れ出しそうな涙を堪え、黙ったまま夫に唇を求めた。
舌を絡めあう水音がしばらく部屋に響いた。

―――いつも言わせてばかりで...本当にごめんなさいね。



終わり。




読んでいただいた方、ありがとうございます。
255名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 00:50:15 ID:qQVdM1Hn
>>251-254
乙! 続き! 続きをぜひ!

>>249
レオアデ、去年途中まで書いてたの。そしたら消えたの。初のSSだったのに。
他のSSはいくつか書いてみたんだけど、消えたものを書き直すには、 なかなかモチが上がらない。
アデールとレオ様のカップルは、思い入れが強くて…。 だから誰か書いてくださいまし。

少し前にエロ不足のダヴマリ書きますた…。窓の中で(主役級で)唯一、未来が感じられるこの二人は大好き。
249様と好みが似ているかも。てか、私信と自分語りでスマン。
256名無しさん@ピンキー :2006/10/31(火) 01:41:48 ID:v20M09lf
>>255
こんなに早く読んでもらえて..トンクスです。
レオアデ初夜かいたものです。
レオも好きだけど
アデールもマリアバルバラも相手をすごく愛してるのに
逆のこと言ったり素直になれなくて不器用で少し損してしまう?ところが萌えなんです。
この2人少し共通点あるかな...。
>254続きと>249のSSも考えてみますね。


255様の作品萌えましたよ!マリアバルバラの心理描写、うんうんと
うなづきながら読みました。オル窓外伝にも出てきて欲しかった2人です。
こちらこそ長くなりスマソ...。
257名無しさん@ピンキー :2006/11/01(水) 18:54:09 ID:b/+ZdT5Q
>254 イイねイイね!wktk!
258ダーヴィト&マリアバルバラ :2006/11/02(木) 03:13:43 ID:fX8JoYNs
>254続きです。


妻を優しく横たえると、ベッドは2人の重さで柔らかく沈み込んだ。
夫は先刻よりも増して激しく妻の口腔を蹂躙する。
繊細な舌使いで歯列をなぞりあげ、舌を絡めとリ
音を立てて吸い上げる。
控えめに応じていた妻も、次第に粘膜を擦り合わせる心地よさに
酔いしれ、頭の後ろに手をまわした。
唇の隙間から漏れ出る吐息が、夫を煽り立てる。
長く深い口づけの間に、ガウンの紐がそっと解かれ、
その間に入り込んだ大きな手が乳房をを回すように愛撫し
柔肌に指を埋め込ませていた。
259ダーヴィト&マリアバルバラ :2006/11/02(木) 03:16:38 ID:fX8JoYNs
じわじわと
脚の間から溢れ出る液体には、いまだ慣れず
違和感から両脚をぴたりと閉じる。
夫は閉じられた脚を無理に開かせようとはせず、つま先から徐々に
這い上がるように、唇と舌で丹念に愛撫していく。
同時に、つま先から快感が上へと駆け上がり、太腿を優しく
擦りながら舐め上げられるころには、徐々にその脚を開いていくのだった。

そうして、女性らしい妻の裸体のあらゆる曲線を、隆起を、窪みを時間をかけて
蹂躙し、
ようやく、開かれた脚の間の潤った部分にたどり着くと、
妻の反応を見ながら、敏感な部分を巧みに弄び、のぼりつめる直前まで
高められたかと思うと、ふと別の敏感な場所を弄ぶ。

その意表をつくような動きが、妻の体に官能の炎を呼び覚ましていった。
260ダーヴィト&マリアバルバラ :2006/11/02(木) 03:19:35 ID:fX8JoYNs
「あ...あの....っ...ぁ....」
「...言わなくていいですよ。触っていたら分かりますから...。」
見透かされ、情けないほどに夫の動きになすすべもなく、絆されてしまっている。
脚の間からは、夫の立てる音が恥ずかしいほどに鳴り響いている。
「でも、もう少し楽しませてください。」
言いながら、指の動きを早める。
それに舌の動きも加わった。
「...ダ....ヴィ.......ト......」
「...ん?」
一番敏感な蕾を断続的に刺激され、全身が小刻みに震える。
口からこぼれる吐息は、どう押さえても
自分でも分かるほどに、艶を含むものへと変わってしまっていた。
261ダーヴィト&マリアバルバラ :2006/11/02(木) 03:23:32 ID:fX8JoYNs
「..ぁ....ダ....もうっ........」
「もう...嫌なのですか?.....あはは冗談ですよ。
今からもっと素敵なあなたを見せていただこう...。」
「..っ..そ..んな言い方.....」
顔では笑っているものの、夫の方も限界まで高まっていた。

そうして....肩肘で妻を押しつぶさぬように
体重を支えると
体温を分け合うように全身を密着させながら、体を繋いだ。
経験の浅い新妻だが、初めのような引き裂かれる痛みは徐々に無くなり
一体になる悦びを少しづつであるが、全身で感じることができるようになっていた。
高まった胸の鼓動が互いの胸にダイレクトに響きあう。
「は...ぁ..!...きれいだ....!」
繋がった状態で直情的に囁かれ、嬉しいながらも
顔を合わすことが照れくさく、目を閉じてしまう妻。

そんな妻を焦らすことなく、様子を伺うように腰を使い始める。
ゆっくり突き上げながら、耳を甘噛みし、喉元を舐め上げると
妻の口から恥じらいを含んだ嗚咽が、断続的に漏れ始めた。
262ダーヴィト&マリアバルバラ :2006/11/02(木) 03:25:14 ID:fX8JoYNs
いつしか2人の間に言葉は途絶えていた。
聞こえるのは熱い吐息と、ベッドが軋む音、そして...夫が妻の体を行き来する
淫らな水音のみ.....。
そっと目を開けてみると、いつもの紳士的な笑顔ではなく、少し苦しげに目を細め
微笑んで自分を見つめる真っ直ぐな瞳があった。
そんな夫を愛しむように、指と指を一層強く絡めた。

夫の顔に浮かぶ汗が時々滴となって落ち、妻の顔のそれと混ざり合いながら
筋を作って流れる。
夫の存在を存分に肌で感じる悦びに妻は溺れた。
やがて、胎奥で熱い液体が弾ける感覚とともに
体が張り詰め.....ゆっくりと弛緩していった...。
263ダーヴィト&マリアバルバラ :2006/11/02(木) 03:29:52 ID:fX8JoYNs
心地よい疲れが訪れた。

「幸せよ...ダーヴィト...。」
妻は照れながら自らの想いを告げる。
ずっと言いたかった言葉だ。
「幸せにしてもらっているのは僕のほうですよ。
あなたはどんどん素敵になる...。」
すかさず返し、優しく妻を抱きしめる夫。
妻は嬉し涙を悟られぬよう、夫の胸に顔を埋めた。


―――もう...あなたは何度私を泣かせるの...。
   ...もうしばらく...こうしていて頂戴...。



終わり。



ありがとうございました。

264名無しさん@ピンキー :2006/11/03(金) 11:11:25 ID:cve0nbEA
未来ある二人にGJ!
レオアデも期待!
265名無しさん@ピンキー :2006/11/04(土) 10:08:18 ID:+BDojt+l
ごちですた!過疎に負けず
age



レオニードはげしく期待!
266名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 02:10:15 ID:n/TcPI8m
レオニード×ユリウス、投下します。
267レオニード×ユリウス:2006/11/05(日) 02:11:30 ID:n/TcPI8m
「おまえの本当の名は、ユリウス・レオンハルト・フォン・アーレンスマイヤ。ドイツ人だ。
おまえのためにこれを作らせた。持っていくがよい」
「レオニード!」
机の上に投げやりに放り出された小さな手帳と目の前の黒髪の男をユリウスは呆然と見比べた。
手帳の中にはたった今告げられたユリウスの名と、どこで撮ったのか正面向きの彼女の写真……刻印まで入っている。そして、ドイツ語らしき地名の記述。
記憶を失っているユリウスにすらそれが何であるかは一目瞭然だった。
「パス……ポート?」
ユリウスの声が震える。
いや、声だけではない。手も足も、まるで糸の切れかけたマリオネットのようにがくがくと小刻みに震えていた。
「そうだ。偽造させるのに苦心した。これを持っておまえの国へ帰るがいい」
淡々としたレオニードの口調からは何の感情も読み取れない。
本心を隠すためにあえてそうしているのか、それとも心底から冷静なのかをはかりかねてユリウスは混乱した。
「レオニード、どうして?……ううん、理由なんか聞きたくない。ぼくは……ぼくは、あなたの側にいたいんだ!!」
ようやくそれだけを口にするとユリウスはレオニードに縋りつこうと両手を伸ばした。
衝撃が大きすぎて自分の足だけでは最早立ってはいられなかったのだ。
だが、ユリウスの手は虚しく宙をかいただけだった。彼女の手が軍服の裾を掴む直前に、レオニードがすっと体をそらしたのだ。
「あ……っ!」
「早くドイツに帰れ。いいな」
床にくずおれたユリウスを氷のような目で一瞥した後、レオニードはとどめの一言を残して立ち去っていった。
「レオニード!!」
268レオニード×ユリウス:2006/11/05(日) 02:16:45 ID:n/TcPI8m
「……ス、ユリウス?」
「あ……」
肩に触れた手の暖かい感触にユリウスはゆっくりと目を開けた。
月明りだけがさしこむほの暗い室内をおずおずと見回す。
美しい装飾の施された天蓋つきの広いベッド、白い壁。いつもの寝室だ。
そして、隣にいるのは……
「レオニード……!」
夜の闇をそのまま映したような黒髪に黒い瞳、逞しい胸は数時間前の情事の名残を残してかほんの少し汗ばんでいる。
いつもと変わらない恋人の姿にユリウスは安堵の溜息をついた。
「随分うなされていたぞ、大丈夫か」
心配そうにレオニードが覗きこむ。
「嫌な夢を、見て……不安で……」
「……そうか。なら、しばらくこうしていよう」
レオニードは大きな胸の中にユリウスをふわりと抱き込むと、柔らかな金髪をゆっくりと撫ぜた。
「あ、あの……ごめんなさい。起こしてしまって……」
「気にするな」
消え入るような声で謝るユリウスを抱き締める手に力を込めるとレオニードは、彼女の額に触れるか触れないかのキスをした。
レオニードは不安に怯えるユリウスをいつも落ち着いた態度で受け止めてくれる。
氷の刃と呼ばれる程の冷静さは実は揺るぎない信念や優しさと表裏一体になっているものだといつの頃からかユリウスは気付いていた。
「愛してるよ……レオニード」
心をこめてそう囁くとユリウスは、レオニードの背中に手を回す。
レオニードを失いたくなかった。
「ユリウス……」
それまで子供をなだめるように髪を撫ぜていたレオニードの手に微妙な力が加わった。恋人の髪を撫ぜる動きに変化する。
「レオニード……」
もう一つの変化を示しはじめた彼の体の一部をそっと握るとユリウスは優しくしごいた。
「う……っ」
レオニードの口からこらえきれないように吐息がもれる。
その反応を見てユリウスは、固くなった男の先端に小さな音を立ててくちづけた。そのまますっぽりと口に含む。
「ユ、ユリウス!?そんなこと、しなくてもいい!」
「ううん……レオニード、今夜はぼくにあなたを……愛させて」
驚いて止めようとするレオニードを制するとユリウスは舌を使ってレオニード自身を舐めはじめた。
体を重ねる時はいつも受身で、このような行為は初めてのユリウスは正直どうしていいのかよくわからなかった。
だが、切なげに目を閉じて次第に呼吸が荒くなってくるレオニードをちらと見上げてユリウスは、これでいいのだろうとさらに激しくぴちゃぴちゃと熱い塊に舌を這わせた。
唇で柔らかく挟みながら口内で愛撫を加えるたびに、その部分はさらに大きく膨脹していく。
「ん、ぐぅ……すご…大き……い」
既にソレは口内には収まりきらない程になっていたが、それでもユリウスは一生懸命しゃぶり続けた。
「ユリウス」
ユリウスの頬を挟んで上向かせるとレオニードは彼女にくちづけた。
そしてそのままユリウスを組み敷き、上の体勢をとる。
「あ……」
269レオニード×ユリウス:2006/11/05(日) 02:21:13 ID:n/TcPI8m
「今度は、私の番だ」
欲望を宿した瞳をユリウスに向けるとレオニードは再び彼女にくちづける。
軽く閉じられた両足を膝で割ると、敏感な芽を指で探りあてていじりはじめた。
「あぁっ……あ…レオ…あん……気持ち、い……」
すっかり潤ったその部分はずぶずぶとレオニードの指を飲み込んでいく。
「私のモノを咥えながらこんなに濡らしていたのか……すごいな」
「いや……あ…」
紅潮した顔を覆い隠そうとしたユリウスの両手を掴み、細い手首をシーツに縫いとめるとレオニードは意地の悪い笑みを浮かべてユリウスを見下ろした。
「……で、どうして欲しい?」
「え……?」
「言ってみろ、どうして欲しいのか」
「あ……ああ……っ」
そそり立った先端で敏感な芽をこすられてユリウスはひくひくと身をよじらせた。
「どうして欲しい?」
「い……入れ…てっ、あ、あなたを中で感じさせてぇっ!」
満足気に微笑むとレオニードはユリウスの膝を抱え上げ、一気に最奥まで貫いた。
「ひぁ……あぁあぁんっ…レオニー…ド……すごく……いい…っ!」
「ユリウス……私もだ……!」
激しく律動しながら何度も互いの名を呼び、きつく指をからめあった。
唇を吸い、吐息を交換する。
「レオニード……ぼく、あっ…しあわ……せだよ……ぁんっ」
「ユリウス……!」
二人は同時に意識を手放した。

(レオニード……)
情事の後、眠りこんだレオニードの横顔をユリウスは見つめていた。
高い鼻、長い睫毛。無造作に乱れて額に張り付いた黒髪をそっと指ではらう。
いつかは本当の別れが来るのかもしれない。さっき見た夢のように。
でもどうか今だけはひとときの優しい眠りを。
空がかすかに白み始めている。あとどれだけ眠れるのかわからなかったがユリウスはレオニードの胸に顔をうずめて目を閉じた。
270レオニード×ユリウス:2006/11/05(日) 02:22:34 ID:n/TcPI8m
終わります。
ありがとうございました。
271名無しさん@ピンキー :2006/11/05(日) 05:51:20 ID:74isWRcs
270様 
ハァハァ乙です!私もちょうど書きあがったので鬼畜レオで・・・。
かぶるとこがあったらスマソ・・・。(後日3P陵辱編を予定しています。)
272レオニード&ユリウス1:2006/11/05(日) 06:24:03 ID:74isWRcs
記憶喪失。彼女にとって、また恋人アレクセイにとっても悲劇でしかないこの出来事は
一人の男にとっては思いがけないチャンスであった。
何度自分を否定しても、これを喜んでしまっている自分がいた。
(これでユリウスと私を繋ぐものに弊害はなくなった。)
これを恋というものだと気づくまでに時間を要したが
事実、彼女はすっかり変わってしまった。
強気な性格が丸くなり、言葉使いも柔らかくなり・・。


そしてやぶれかぶれに彼女を抱いた夜も、拒まず応じた。
あれも私に気があるということか?
それからレオニードはユリウスと体を重ねる度に
彼女にのめりこんでいく自分をとうとう否定できなくなっていた。
はじめて会った時からだったのかもしれない・・・。
ユリウスと私を繋ぐものに弊害は亡くなった。
―――そして今夜も。




「はぁ・・・・ぁ・・・んゎっ・・・・・んん・・・」
レオニードの舌が下着のみをつけた
ユリウスの口腔とと胸の先端の固く尖りきった蕾を交互に蹂躙している。
くちゅくちゅと音を立てながら、柔らかい舌を絡めとり、ねっとりと胸の先を弄る。
広く寒々しい室内にユリウスのすすり泣くような嬌声が響き渡る。
腰の奥から溢れ出す蜜を感じ、震える内腿を狂おしくすり合わせている。
「下はどうなっているかな・・・。」
「はっ・・・ぁっ・・っ・・いやぁっ・・・」
力なく嘆願しても容赦なく
厭らしく口の端を上げながら楽しむように男の指が下着の上から窪みに触れた。
273レオニード&ユリウス2:2006/11/05(日) 06:44:49 ID:74isWRcs
白くすらりと伸びた脚線を片手で撫で上げながら、もう片方の指で秘裂を上下に擦ると
下着をゆうに通り越して溢れた蜜が、レオニードの指をじゅくっと濡らした。
下着の中で秘豆はかたく立ち上がり、無骨な指がそれを軽く引っかくように上下に細かくさする。
「っあっ・・あっ・・あっ・・・駄目・・・レオニード・・ぁんっ・」
白い肢体が小刻みに震える。
「ふふ・・気持ちいいか・・。嫌だ嫌だと言っている割にはこんなにいやらしく濡れているぞ。」

レオニードは淫らに光った指先をユリウスの顔の前で舐めてみせた。
「・・・いやぁっ!」
羞恥に目を閉じるユリウス。

蜜が充満した秘裂は、
ショーツとと肌がべったりと張りついて、性器の形をあらわにしていた。

レオニードはユリウスの耳に口づけ、吐息を吹きかけながら低く囁いた。
耳の奥をこまかく振動させるようなバリトンの低い声にユリウスの華奢な身体はピクリと小さく反応する。
「こんなものつけていてももう意味が無いな。じっくりと中を見てやろう。」

「・・っきゃぁっ・・・」
レオニードは腰の下に手を廻し、口でショーツをずり下げ、片足だけを抜いた。
秘裂とショーツの間には透明の糸が長くひいた・・・。
水分をたっぷり吸い込んだショーツが小さくなり、もう片方の脚に絡まった。
レオニードは、両腿を開き押さえると、透明な蜜で淫猥に光り、ひくひくと脈打って充血しているそこをぎらついた笑みで眺めた。
「見っ・・いで・・」
しばらくつづく視姦に絶え入り顔を高潮させるユリウス。
そこに鼻先を近づけるレオニード。
どんなに口先で拒んでいても、そこはまぎれもなく男の情欲を掻き立てる雌の匂いを発していた。
「・・・っやぁっ・・・!」
「くく・・美味そうだ。」
274レオニード&ユリウス3:2006/11/05(日) 07:52:52 ID:74isWRcs
レオニードは身を起こすとユリウスの両手を頭の上に上げ、紐でゆるく縛りあげた。
「やだっ・・なにすっ・・・・」
「心配はいらない・・・。」

怯えおののいたユリウスの白く美しい裸体をしばらく上から眺め、
もう一度深く口づけた。
舌同士がぴちゃぴちゃと絡み合い、淫猥な音を出す。
「っっ・・んっ・・っ・」
ユリウスの口から堪らず漏れた吐息は、自分でも驚くほどなまめかしいものだった。

そして顔を下に移し指でゆっくりと女の割れ目をめくると、ぬちゃっと厭らしい音をたて、
薄桃色の内部が晒された。
月の光にてらてらと反射し、妖しく光るそこにレオニードは
無遠慮に舌先をのばし、広げた中心を上下にずるっと舐め上げ、徐々に小さな膣口の周辺に的をしぼり、
じらすように
ぐるぐるとなぞりはじめた。
舌の動きに応じて膣口が小さく震える。あつい息も絶えまなくそこにかかる。
「・・はぁっ・・・恥ず・・かし・・・やめ・・て・・んぁっ・・」
「ふ・・ここは恥ずかしがっておらぬがな・・。」
男女の行為にまだ慣れきっていない女の弱弱しい抵抗がむなしく空を切るばかり。
ユリウスが顔を赤らめ、身をよじる様が愛おしくてならず、
抵抗されればされるほど、レオニードの中心は熱く昂ぶった。
膣口に唇を密着させてズッ・・ズッ・・とわざと羞恥を煽るように音を立てて蜜を吸い上げると、
舌を膣内にゆっくりと突きこんだ。
「・・・んんっ・・・んぁんっ・・・」
ヌメヌメとした異物感と、かかる熱い吐息にイヤイヤと激しく被りをふるユリウス。
しかし、出し入れが始まると内腿を震わせ、知らず快楽の吐息を漏らしてしまうのだった。
「ここはこんなに熱く私を咥え込んでいるぞ。」
「んっ・・ぁぁっ・・っ・・んっ・・」

ほとばしる愛液は口では受け止められず、シーツにまで大きな染みをつくった。
 「ふっ、いけない子だ。こんなに溢れさせて・・。おしおきをせねばな。」
275レオニード&ユリウス4:2006/11/05(日) 09:13:46 ID:74isWRcs
この男のためだけに貞操を許したばかりのユリウスの小さな膣口を
無骨な二本の指が、いびつに形を歪めながら押し入った。
ぐちゃぐちゃと抜き差しさせると、また悦楽の声を漏らしだした。
「・・・あぁぁっ・・ぁっ・・」
「私の指を痛いほど締め付けてくるぞユリウス。」
「・・言わ・・・ない・・でっ・」
「そうか!」
レオニードは指を入れたまま、先程まで触れないでおいた蕾の薄皮を舌で剥き上げると
小刻みに振動を与えるように刺激し始めた。
「ぁぁっ・・そこはっ・・駄っ・・ぁぁんっ・・」
「ここが・・いいのだな?」
「・・っんやっ、ちがっ・・」
「違うのならばもっとしても大丈夫だな?」
「・・っあっ・・・」
「痛いだけが仕置きではないのだぞ。どう感じるか言ってみろ。ユリウス。」
「・・っあぁっ・・・」
二本の指はぐっと折り曲げられ、天井をぐりぐりと擦りあげる。
「ほらっ、ほらっ」
蕾をくすぐる舌先にも力を入れ、ぐいぐいと擦りあげる。
「・・ぃ・・ぁぁっん・・やっ・・はぁぁ・・んっ・・!」
(もっと。もっとだユリウス。おまえが感じたままに私に伝えてみろ・・)
「っぁんっ・・いいっ・・もうっ・・すごくっ・・ぁぁっ・・」
「さすがだ。覚えの早い身体だな・・」
愛撫のスピードをもっと上げてやる。
ユリウスの白かった裸体は快楽のために全身赤みが差し、頬は高潮し、
腰から下の筋肉が絶えず収縮し、尿意に似たような、やるせない快感がひたひたと押し寄せた。
「・・はぁぁっ・・もうっ・・・!」
276レオニード&ユリウス5:2006/11/05(日) 10:39:42 ID:74isWRcs
ユリウスの身体全体がガクガクと震えだしたときだった。
「まだだ。」
「んっ・・・?」
レオニードは全ての動きをぴたりと止めた。
急に止められてしまい、疼きを持て余すユリウス。
男は自分も着ていた服を脱ぐと、鍛え上げられた大きな裸身を晒した。
そして体の中心には、見ようによってはグロテスクなまでに、
エラの張った太く長い逸物が天を仰ぐように猛々しくそそり立っている。
先端の割れ目から滴り流れる汁が、それをさらに助長していた。
ユリウスは恐怖と期待の入り混じった目で何度目かの未だ見慣れないそれを凝視する。

「ぁっ・・」
レオニードはユリウスの脚をぐいっと広げ、M字に固定した。
そして、その逸物をぬめ光った秘裂に押し当て、
上下に擦った。存分に刺激をうけた場所の快感が冷めやらぬまま
また刺激されて、それだけで頭が真っ白になりそうである。
「はっ・・ぁっ・・レオ・・」
愛液を下から塗りたくるようにして、かたくしこった秘芽にも先端を擦り付ける。
「・・っいやぁっ」
すぐに内壁がひくひくと蠢きだしレオニードの侵入を求めだす。
「どうされたい?」
(今すぐにでも欲しい・・!・・レオニード・・お願い!)
「モノ欲しそうな目をしてるだけでは駄目だ。言ってみろ。話はそれからだ。」
「・・んっ・・いやっ・」
被りを振りながらも、先端を膣口に埋め込み、ぬぷぬぷと出入りさせられると
疼きが高まってくる。腰が徐々に競りあがってきた。
「ぁぁっ・・ぁくっ・っ・!」
「相当苦しそうじゃないか・・・
私を咥え込んで、ひくついているこちらの可愛い口みたいに素直になるのだ。」
レオニードは意に介していないようだ。
「・ぁ・・はぁっ・・っい・・わせない・・でぇっ・・」
ユリウスの頬は羞恥と快楽で真っ赤に染まっていた。
「さあ・・言わないと抜いてしまうぞ。」
「・・っ・・・欲しっ・・・・・」
「それでは駄目だユリウス。
私はもっと淫らな懇願が聞きたいんだ。おまえの口からな。」
(どうしてこんなに意地悪なのだろう。この人は!)
今にも埋まりこんでしまいそうな勢いで浅く、でもその先は入るか入らないかの深度で
小刻みに腰を使うレオニード。
大きく腫れ上がった先端で入り口を軽く突かれる度、極限だとばかりに怒張にすがりつき、痙攣する秘唇。
もはや生殺しの状態のそこは、早く慰みが欲しくて、不覚にも愛液をどくどくと溢れさせていた。
277レオニード&ユリウス6:2006/11/05(日) 11:30:42 ID:74isWRcs
 数ヶ月前この娘がはじめて保護され、この邸にやってきたときは
このような間柄になるとは思ってもみなかった。
なにしろ私はおまえを男だと信じて疑わなかったのだからな・・。
けれど、おまえの存在は氷の刃といわれた私の心にまで入り込み
きっ先を狂わせ、正常な判断力さえも奪ったのだからな・・。
たいした女だ・・。
こんなに美しい金髪の女がいま自分の下で全てを曝け出し、服従しようとしている・・。

「おねがいっ!・・レオ・・ニードっ・・入れてっ!・・ひ・・とつに・・なり・・たいっ・・!」
「よく言えたな。」

レオニードは、縄を解いてやり、端正な顔をほころばせると腰を突き出した。
ズブッと湿った蜜音を立てながら、血管を浮き立たせた怒張がユリウスをめいっぱい押し広げ、
嬉しそうに脈うちながらヌルヌルの中心に飲み込まれていき、最奥にたどり着いた。
中に溜まっていた愛液が一気に結合部から溢れ出す。
「ユリウス・・っ!」
「・・っあぁあっんっ・・気持ちっ・・いいっ・・レオっ・・!」
「素直になったな」
待ち焦がれたものを与えられ、涙まじりの声でレオニードを見上げ
腕を絡めながら快感を訴えるユリウスに
レオニードも顔をしかめ、早くも迫り来る射精感を堪えた。
278レオニード&ユリウス7:2006/11/05(日) 13:21:07 ID:74isWRcs
「もっとよくしてやるぞ」
レオニードはユリウスの唇に、頬に、額に、首筋に口付けながら
内壁を擦りはじめた。
「あぁっ・・あぁっ・・あぁっ・・」
火照った体をさらに蝕むように震え上がるほどの快感をレオニードの腰から送り込む。
腰を送るたび、えらの張った怒張がごりごりと内壁を抉り、
彼女の腿をうち震わせ、甘やかな嬌声をあげさせる。
「・・あぁっ・・んんっ・・」
(・・僕の中で・・!たまらない・・!レオニードっ・・!)
「こんなのはどうだっ・・」
根元を押し付けるように最奥をグリグリと小刻みにつついたかと思うと、
腰をゆっくり回しながら抉り、次々と不規則な快感を与えていく。
それがユリウスの灯り始めたばかりの官能の炎を一段と大きくする。
「・・・っぁあぁっ・・っぁあっんっ・・いぃっ・!」
動きを変え、最奥を突き上げると、その度にユリウスの腰が狂ったように跳ね上がる。艶かしく腰を躍らせ
恍惚の表情を浮かべ、金髪を揺らす姿を上から見て、この上なく美しいと思った。
「おまえの体が、私をきつく締め付けながら厭らしい音をたてているぞ。見てみるか?」
「・・ぁんっ・やっ・・だぁっ・・!」
レオニードはお構いなしに、ユリウスの脚を両肩にかけると腰を高く持ち上げた。
そのまま両膝を耳につくほどぐぐっと前に押した。

見えたのは、怒張が深々と刺さり、蜜をまといながら、紅く色づいた秘肉をめくり上げ
出し入れされることを受け入れている自分の身体だった。
「んゃっ・・」
そんな結合部から目が離せないユリウス。
ズププッ・・ズプッ・・と結合部から漏れる淫らな水音もすぐ近くで聞こえる。
「・・恥ずっ・・かしいよっ・!・・」
「恥ずかしがっていても・・おまえの中はこうして嬉しそうに私を咥え込んでいるぞ。」
そんなレオニードの羞恥を煽る言葉に、体はすぐ反応し新たな蜜をじゅくっと
溢れさせた。
279レオニード&ユリウス8:2006/11/05(日) 14:56:42 ID:74isWRcs
レオニードは隙を見て、そのままユリウスの膝を担ぎこむと、角度をつけて大きく腰を使い
落とし込むように激しく突きこんだ。
「っぃ・・ぃゃあっっ・・!」
「嫌かっ?」
ユリウスは首を激しく横に振る。
「ぁあぁっ・・っすごいっっ!・・っレ・・オっ・・ニードっ・・んんっ!」
「何がだ?」
「っいじ・・わるっ・・っんぁんっ!」
「・・もっとだ。そらっ!どうだっ!」
激しく腰をぶつけ、ユリウスを壊してしまいそうなほど貪欲に抉る。
「んやっ!駄っ!そんっ!激しっ!ぁんっ!」
言いながらも、体の中心は夢中でレオニードを締め付けることをやめられない。
「ユリウスっ」
白い愛液が結合部から弾け飛ぶほどの激しい交合に、レオニードの息も上がり
ユリウスの内部の快感に
尿道を駆け上がる体液を眉をしかめながら押さえた。
(もう少しおまえとこうしていたい・・。)
レオニードの堪えるような息遣いがユリウスの脳髄をさらにとろけさせていく。
「んやっ!・・はっ!・・っん!・・っぁんっ!・・つっ・・おかしくっ!・・な!・・っちゃうっ・・!」
内部がぎゅうぎゅうと締め付け、ユリウスの堪えきれない様子を見てとり、レオニードは一層深く最奥を突き上げた。
「はぁっ、ユリウスっ好きだっ!」
「レオっ・あんっ・ぼくもっ・・!」
二人は苦しげに互いの名前を呼び合いながら腰を震わせ、同じ高みに登りつめていった。
そうして息が整うまで優しい口づけを交し合った。


ユリウスを腕に抱く度に、怖いほど彼女への愛おしさが増していく。
「ずっとそばにいて・・ね・・レオニード」
ユリウスが涙をひと筋流した。
天使のように微笑みながら小さく呟き、隣のレオニードに細い腕を絡めた。
もはやレオニードの方がユリウスのいなくなる事に恐れを抱き始めていた。
「私はどこへも行かぬ。」
レオニードの長い指がユリウスの真珠のような涙を拭った。



  終わります。ありがとうございました。














280名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 17:27:37 ID:STWC9jUp
>>267-269
GJ!!!!!!
でも、この二人結局別れちゃうのかな
281レオユリ・亡命編:2006/11/06(月) 04:55:59 ID:MoxJDo7B
>>280さんへ
この二人は別れずに亡命先でマターリと愛欲生活を送るんですよ。
とそんな設定で少し書いてみましたので、よかったら読んで下さい。


初夏のパリは花の香に包まれていた。
華やいだ雑踏は亡命貴族の足跡を覆い隠すのに好都合でもあった。偽名で買い取った
高級アパルトマンには豪奢な調度がしつらえてある。そして、天蓋の付いた絹の褥に
は豊かな金髪を這わせたまばゆい裸身があった。

「ロシアを出てからのあなたはまるで魂のない人形のようだね。僕の身を、心を・・・
すべてを捧げてもあなたを僕のものにする事はできないの?皇帝陛下への忠誠と祖国
への愛・・・あなたの中にあるのはいつもそれだけなんだ!」
ユリウスは自分の肩を抱き寄せる男の手を払いのけ、ベッドから体を起こした。
情交の跡が色濃くその白い肌のすみずみに捺されている。
「わかっていない、おまえは…」
レオニードはその先の言葉を飲みこんだ。皇帝陛下を国をも失い、それでもなお自分が
永らえているのはユリウス、他ならぬおまえがいたからだと。
煌く肢体を前に言葉を弄すことなどしたくなかった。レオニードはユリウスの両腕に指
をかけ、強引に床へ押し倒した。頬を伝う涙を吸い、紅い唇を割ってその中から柔らか
い舌をむさぼった。下腹の茂みに指を差し入れ、微熱を帯びたぬめりを確かめる。
つい先刻自らが放った精と花の女神の蜜がそこにはあふれんばかりだった。二本目の指
も差し入れ、蜜壷のすべてを掻き出すかのようにゆっくりと深く、激しく素早く抽送を
繰り返す。レオニードの舌はユリウスの言葉を封じた後、なだらかな弧をえがく白い双
丘の頂を交互についばんでいた。いや…小さな抗いの声はいつしか嬌声に変わっていく。
おそらくユリウスは気付いていないだろう。その声がどんな媚薬よりも雄の本能をかき
たてることを。世界中で自分にしか聞く事の出来ない、天上からの官能の調べに
レオニードは酔いしれていた。熱に浮かされたように彼の愛撫は早く激しさを増してい
く。そして、それに応えるユリウスは背を反らし腰を浮かせ、いつしかその身すべてで
もっと強い快楽を欲するようになっていた。すべてがあふれだし、自分の中心はからか
らに乾いているような気がする。早く自分を満たして欲しい。この渇きを癒すのは彼の
情欲の塊だけなのだから。



282レオユリ・亡命編 続き:2006/11/06(月) 04:58:02 ID:MoxJDo7B
「やめて…もう…」
ユリウスの哀願が喘ぎ声の下から聞こえた。
「いつも僕だけがこんなにめちゃくちゃにされて…あなたはいつも平然と乱れる僕を見
ているだけ…」
碧い瞳には深い哀しみが湖のようにたたえられている。その視線はレオニードの双眸に
まっすぐに注がれていた。

「平然として居られぬから、こうしておまえをめちゃくちゃにしている。たとえおまえ
が忘れることがあったとしても、私はあの男の名を忘れることはない。おまえの体を手
に入れても、心のすべてを手に入れることは出来ないのだと。」

ユリウスは微かに笑った。二人ともなんと傲慢で愚かな人間なのだろう。愛することが
そのすべてを支配し奪うことに、いつの間にかすり替わっていたのだから。
「ねえ、レオニード。あなたは欲深い人だ。記憶の底に眠るもうひとりの僕がアレクセ
イ・ミハイロフを愛しつづける事さえ許せないの?今ここでこんなにもあなたを愛して
る僕がいるのに…なぜ僕を信じられないの?」

愛しさがこみあげてきた。
この娘を心の底から欲している自分に改めて気付かされた。レオニードはユリウスの耳
朶を噛み、返礼の言葉を耳に滑り込ませた。

「その言葉そっくりおまえに返してやる。国を捨て、皇室再興の夢さえ捨てて今おまえ
を抱く私をどうして信じられない?」

もうそれ以上の言葉は要らなかった。
律動に震える肌に、逞しくそれを捕らえる腕。吐息に甘いうわごとが混じり、再び繋が
りあう恋人たちを夜の静寂がより深い奈落へ落としてゆく。

漆黒に塗りこめられた夜の底。
パリに白夜はなく、二人の罪を晒す明かりはどこにもなかった。
283名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 08:48:35 ID:maMDt/DH
>>267‐269は私なのだが……
>>281‐282あなた誰?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
284名無しさん@ピンキー :2006/11/06(月) 09:09:38 ID:5EJCH6sD
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
もうみんなありがとう!やっぱレオユリが一番!
また思いついたら書いてほしい!
285名無しさん@ピンキー :2006/11/07(火) 00:22:40 ID:qzosLWAa
職人様がた。萌え殺す気ですか?


でもまた萌え死にたいのでレオニード投下ヨロシク!!!
続きでも大歓迎!!!
期待期待期待!!!!!
286名無しさん@ピンキー :2006/11/08(水) 10:22:45 ID:YAEqOYa6
イザーク×ユリウスも好み → 告白した夜のSSだれかかいてくれないかな
287名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 14:51:13 ID:wVhk3EvY
いつまでも
ぼく ぼく
言ってるユリウス
きんも〜
288名無しさん@ピンキー :2006/11/08(水) 15:07:42 ID:YAEqOYa6
>287 まあ書き手さんたちに嫉妬しなさんなw
289名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 03:22:59 ID:8AdUkkx6
イザユリも(・∀・)イイ!
290>>281:2006/11/09(木) 03:35:14 ID:I8/cjMLh
>>267さま、ごめんなさい。私の言葉足らずなレス付けが誤解を招いてしまいました。

私は>>267さまとは別人です。あの素敵なレオユリ読んでたら、つい私も書くぞ!と
いう気になりまして・・・あまり深く考えずに投下してしまったのです。
あんまりエロくないうえに、台詞のクサいあまあま物で申し訳有りません。

レオユリは美味しかったのですが、いくつか続いたので、そろそろ他のカプ
は如何でしょうか?
>>13のイザユリの続きとか読みたい方います?あと、リュドミールがユリを
襲うのとか、アレクとの新婚ベタベタ物、ドミ兄とアルラウ姉さんとかチラシ
裏にネタがあるので、需要の高そうなのから清書しようかと・・・
土日あたりになりそうですが。
291名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 08:20:41 ID:lDk6eTWO

こいつバカじゃねえの?

誘い受けかまってちゃん超ウザス
292名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 09:25:46 ID:P7xZaPND
↑こいつアホじゃねえの?

自分じゃ何も書けないくせに超ウザス
293名無しさん@ピンキー :2006/11/09(木) 09:34:57 ID:BqopCYjt
>290>>13のイザユリの続きとか読みたい方います?あと、リュドミールがユリを
襲うのとか、アレクとの新婚ベタベタ物、ドミ兄とアルラウ姉さんとかチラシ
裏にネタがあるので、需要の高そうなのから清書しようかと・・・
土日あたりになりそうですが。
              ↑
そこまで書いたのならその4作品すべて期待してる。順番は気にしないので。 
294名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 18:55:03 ID:w75IKCW/
ユリたん(*´Д`)ハァハァ
295名無しさん@ピンキー :2006/11/10(金) 19:12:04 ID:i1l/lfxp
>「っあっ・・あっ・・あっ・・・駄目・・・レオニード・・ぁんっ・」

ハアハアハアハアハアハアハアハア・・・・・・・・・・・!!!
296名無しさん@ピンキー :2006/11/10(金) 20:45:17 ID:i1l/lfxp
ユリウスたんに挿れたい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
297名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 23:30:31 ID:w75IKCW/
もちつけ
298名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 01:04:50 ID:7yA13QGX
>>290
誰がどれを書いてて、どれを書いた人がどれを書いた人と同一人物とか、
どーでもいいし、興味ない。
考察するつもりもないので自由に書いてください、皆さん!!
299名無しさん@ピンキー :2006/11/11(土) 13:53:31 ID:vwTgDIek
だれか鬼畜に攻め抜くアレクセイかいて!!!!!
300名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 16:54:20 ID:RGgqWD1x
>>299 同意

獣になったアレクセイを読みたい!!!
301名無しさん@ピンキー :2006/11/13(月) 18:39:57 ID:BFrsaIJ/
ドイツ時代のユリウスの寝巻きって性別を隠してる割りに、なんであんなスケスケなの?
体のシルエットまるわかりだしw
誰の趣味であてがわれた寝巻きなのか・・
2人の姉さまは普通っぽいの着てるのに。
302名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 20:02:17 ID:B2tU77sW
ヤーン先生の趣味
303名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 17:17:35 ID:owXzytdS
ヤーン先生は脚フェチでつか
304名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 21:25:58 ID:W61a6Eke
ヤーン先生とユリウス母はもちろんそういう関係だったんですよね?
305名無しさん@ピンキー :2006/11/14(火) 21:43:32 ID:IyXpmhwx
ヤーンはレナーテを襲おうとしてユリに殺されたから、未遂に終わってると
思う。
ヤーンが医者の立場をあくどく利用してユリをセクハラしちゃう話
も読んでみたいな〜
306名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 23:27:27 ID:XdmEdJFf
>305 それイイネエ
307イザーク×ユリウス :2006/11/15(水) 18:45:26 ID:tN66ELgr
一部(告白後)のイザーク×ユリウスです。好みでない方はスルーお願いします。










「ユリウス!!ユリウースっ!!」
今ならまだ……!
一人の少女を見送ったばかりの少年はどしゃぶりの中なりふり構わず戸外へ飛び出した。


強くつめたい春の雨が両者を濡らしていた。
2.3度振り払われた少女の細い腕を今度はしっかりと掴まえる。
金色の髪は顔にはりつき、毛先からは絶えず雫が滴り落ちている。

「どうして…追いかける?」
少女の言葉に、少年は雨音にかき消されないよう、一言一言に力をこめて言った。
「やっぱり放っておけない!好きだから!」
嘘のない力強い言霊が胸に突き刺さる。そのまま、思いのたけをぶちまける。
「僕なら急に目の前から姿を消したりしない!君を不安にさせない!君に悲しみの涙を流させない!」
すっかり見抜かれていた…。もうここには戻らないことを…。
「イザーク…」

「窓で出会ったからじゃない!きっかけはそうでも、僕は一人の女の子として君を見てきた。
ずっと、ずっと。この気持ちは誰にも負けない。もう離したくない。だから、どこにも行くな!」
膨れ上がった思いが堰を切ったように口をついて溢れ出る。
イザークの頭の中でクラウスの言葉が甦える。

『おまえが彼女をまもってやるんだ。』

「ぼくは…」少女の肩が震えだした。雨で頬が濡れていても泣いているのだとすぐわかった。
「ごめん…痛かった?」手首を強く掴んでいた手を緩める。
「そうじゃなくて…」
イザークはユリウスを抱きしめた。折れそうに細い体をさっきよりももっと力強く…。
「…イザーク…。」涙が止まらない。自分がしようとしていたことの
重さに我にかえる。
「好きだから…危険な目にあわせたくないんだ!…僕に君を守らせて!」
「ああぁ…」
少女は嗚咽した。目の前にいる守ってくれる存在を
自ら振り捨てて危険を冒そうとしていた自分にもう一度気がつく。

2つの大きな決心の間で大きく揺れながら、少女の腕が少年の背中にそっと廻された。
そして、その腕には徐々に力がこもっていった。
308イザーク×ユリウス :2006/11/15(水) 18:51:18 ID:tN66ELgr
粗末な部屋で、2人はいつともなく唇を合わせていた。
冷え切って、濡れたままの体をしばらく寄せ合いながら…。

「さあ着替えないと、風邪をひいてしまう。僕はあっちに行ってるから。」
その後訪れた沈黙をあわてて破ったのはイザークの方だった。
大き目のガウンが渡される。フリデリーケの物
はすべて処分してしまったらしい。
見たところこの家には見当たらない。思い出して辛くなるからであろう…。
すっかり、学生らしい殺風景な部屋といった感じだ。

「大きい。腕なんかこんなに余ってる。はは…」
「あはは」袖口をふって見せながらやっとユリウスが笑った。
笑ってくれたことに、心底ほっとした。
聞こうとは思わないが、僕の部屋に突然やってくるときは必ず君に何かあったときだから。
一年前の冬だって、雪の中をずぶ濡れで…。
離してはくれないが、性別を偽っていることも含め、僕にはまだまだ知られたくないことが
たくさんあるのだろう。


再び気まずい空気が流れる。
「と、とりあえず今日は疲れただろう?明日になったら送るよ。
僕はあっちの部屋で眠るからユリウスはここで。」

努めて平静に言い、粗末なベッドを指差す。しかし、次の瞬間ふと目にとびこんだ
大きすぎるガウンの間からのぞく
白い鎖骨が、胸元が
少年を落ち着かなくさせた。あわてて目を背けても、瞼の裏に鮮烈にやきついて離れない。
体の奥からなにか熱いものが競り上がってくる。

もっと見てみたい、という、男なら誰にでもある女の体への興味。
そんなものではない。愛しい存在だからなおさら…。

(大切にしたい。でも…。)
ガウンというたった一枚の布に包まれているその下を想像すると、
心臓が波打ち始めるのが自分でもわかった。
自分の不順な考えを慌てて振り払う。が、身体は徐々に熱くなり、欲望は膨らむ一方で…。
湧き起こってくる身震いとともに、少年の下腹部はすでに変化をはじめていた。
(嫌われてしまうだろうか?)

だが、その思いは杞憂にすぎず、言葉なんかいらなかった。もっと知りたい!
そう思った瞬間には、少女をもう一度、抱きしめてしまっていた。
「イザーク?」
一瞬ひるんだユリウスは、込められた腕の力からすべてを悟った。
自分がイザークを愛おしく思う気持ち、揺ぎ無い気持ちをそのまま自分に伝える強い瞳。
それがユリウスを決心させたのだった。
309イザーク×ユリウス :2006/11/15(水) 18:54:05 ID:tN66ELgr
吸い寄せられるように、2人の唇はもう一度重なる。
イザークは重ねた唇をゆっくりとずらし
ユリウスの下唇を自分の唇で挟みこんできた。
「…っ…」
ユリウスが驚き、声を出そうと口を開いた途端
舌が口腔内に滑り込んだ。
舌先が直接触れ合う感覚に、体中が総毛立つ。

息が出来ず、空気を求めて大きく開けられたユリウスの唇を、
イザークはさらに侵入し、嘗め回した。
「んっんん…」
自分の舌を舌で擦られ、どうしたらいいのかと戸惑っているうちに口が離れた。

口と口との間に唾液が糸を引いていることに気付き、
金髪の美少女は顔を真っ赤に染め、慌てて深呼吸した。緊張している。
心臓が口から飛び出しそうとはこういうことをいうのか。

「はぁぁ…ユリウス。」イザークが口元を拭いながら歓喜のため息を漏らした。

高まった緊張と昂奮ではやる心を抑えつつ 、イザークは白く細い首筋にキスを送った。
そして、体を覆っているガウンに手をかけた。
「!」
瞬間、前を腕で覆うしぐさをするが、
イザークの手が、ゆっくりそれを払いのけた。

なだらかな肩と、その下の二つの膨らみが露になる。イザークはその美しさに狂喜した。
「きれいだ!ユリウス…」
ユリウスは、うつむき頬を染めている。
310イザーク×ユリウス :2006/11/15(水) 18:57:28 ID:tN66ELgr
白いふくらみにそっと手を伸ばし、薄桃色の尖りを摘まんでみる。
「んっ…」
経験した事の無い感覚に、震える唇から思わず声が漏れ、慌てて口を噤む。
初めて他人に見られ、触れられる戸惑いに、自分の鼓動が大きく耳に響く。

イザークは、いつも目にしていた涼しげな美少年風の風貌とは
対象的なはじめて聞く少女の声にすこし驚いた。
それはユリウスも同じだった。自分の出した声が自分のものとは思えず、動揺する。
肩が小刻みに震えている。

「…やっぱり、怖いかい?怖い…よね?」
「…ううん、びっくりしただけ…大丈夫…」
どこまでも優しいイザーク。その気持ちが嬉しく、ユリウスは鼻の奥が少し痛くなった。

「…僕のも触ってみて」
昂った己ににユリウスの手を導く。
それは着衣の上からもわかる程に硬く熱く、ユリウスを驚かせた。
恐る恐る細い指で撫でると、ぴくりと脈打った。

「うっ…」ふれられると同時に、今度はイザークが声を出す。
「大き…い…ね」
「はぁ…、ほ、他のは見たことないけど…男としては標準…じゃないかな…?」
まともに返答するイザークにすこし噴出しそうになりながらも
ただひたすらに男の体というものに驚き、少し恐怖を感じ、
どう扱っていいかもわからず、掌でさするように撫でる。

(とても硬い…)
「あっ……ユリウス、気持ちい…」
イザークが苦しげに眉をひそめ吐息を漏らし始める。
「あ、ありがとう、もうっ…」
爆発してしまいそうになり、あわててユリウスの手をのけた。
311イザーク×ユリウス :2006/11/15(水) 19:01:12 ID:tN66ELgr
イザークの手は夢中で胸のふくらみをもてあそんでいた。
(柔らかい。こんなに柔らかかったなんて…)

突起に触れられるたび、そこが硬く立ち上がり、
腰の奥から疼く様な不思議な感覚が這い上がってくる。
(自分の体じゃないみたいだ…)

同時に、少年は片手を下にも伸ばし、小ぶりな尻のふくらみを揉み掴んだ。
男とはちがうユリウスの肌の柔らかな感触を、両手でいっぱいに味わう。
その悦びに酔いしれ、手の動きも早まる。
(やっぱり、女の子なんだな…)

「イ…ザ…ク、なんだ…か…立ってられない…」

ユリウスの胸に顔を埋め、頬を寄せてみると、石鹸とも香水ともつかぬいい香りがした。
皮膚の下からはユリウスの鼓動が大きく耳に届いた。
その早さから自分に負けないぐらいの緊張がよみとれる。
膝もガクガクと揺れている。

「じゃあ、ここに寝て…」
ユリウスを優しくベッドに寝かせ、上からゆっくり覆いかぶさった。

腰にまきつくように肌蹴けたガウンが、ユリウスの半裸となった上半身を艶かしく見せている。

「ユリウス、もっと、見たい。いい?」
腕を胸の前で交差し、脚をよじって恥らいながら、ユリウスは軽く縦に振った。
イザークは大丈夫と微笑んで、額に口付けると腰紐に手をかけ、ゆっくり解いた。
これで小さな布以外、何一つ体をさえぎるものはなくなった。
312イザーク×ユリウス :2006/11/15(水) 19:03:41 ID:tN66ELgr
きめの細かい白い肌に、しなやかな体の曲線に息を詰め、
イザークは生唾をごくっと飲み込まずにはいられなかった.

「…綺麗だ!」

聞かせたのではない、自然と出た言葉だった。

互いの鼓動が雨音と重なり合い、部屋中に響き渡っているようだ。
イザークは高まりを押さえきれず、自分の服も剥ぎ取った。
ほぼ生まれたままの姿になった2人は照れたように顔を合わせ、少し笑った。

唇を、首筋、鎖骨へと這わせうす桃色の尖りを吸い上げる。

「んっ…」
夢中で吸い付く唇と、かかる熱い息は再び、ユリウスの下腹部に違和感を生み出した。
イザークは赤子のように執拗に尖りを攻め続けた。
舌先ではじき、唇で優しくこすり、唾液を含ませて… 。

「やっ…ん……」
下腹部の違和感は、疼きのようなものに変わりだし、流れ出る蜜が下着を濡らすのをかんじた。


「びしょびしょに濡れてるよ…ここ。」
乳房から唇を離し、これ以上はないほどに濡れた下着の上に触れたイザークの手が
下着をゆっくりとずらしはじめた。

「…やっ…恥ずかしい…イザーク」
「恥ずかしがることないよ。」

すでに抑制のきかないイザークの手はユリウスの弱弱しい抵抗を聞き流し、
足先からそっと下着を抜き取った。
反射的にとじようとする両足の間にすばやく身体を差し入れ、少女の聖域に顔を近づけた。
「ちょっと…待っ……」
甘酸っぱい香りが鼻をかすめる。

「ああ……」
これは、感激のあまりイザークの口からひとりでに漏れたため息である。
まだ茂みの薄い割れ目を指でそっと開くと、中からトロリと透明な液体が流れ出た。
313イザーク×ユリウス :2006/11/15(水) 19:07:04 ID:tN66ELgr
「女の子のここを見るのは初めてだ…」
「いや…イザーク……」

自分でも見たことのない場所を、こないだまで同じ学校の制服を着て、
仲良くじゃれあっていた少年にじっくりと観察され,
羞恥のきわみに追いやられる。
耳まで染め、両手で顔を隠してしまったユリウスをかまうことなく
イザークの指は神々しいまでに綺麗なピンク色の秘唇をそっと広げ、下から上に舐め上げ、
窪みに溜まった液体を吸いあげた。

「イザーク、だめ、汚っ…いから…」
なまあたたかい舌の感触をかんじ慌てて制す。
「そんなことない。ユリウスのだもの。綺麗だよ。とても。」
「いやぁ………」

見られるだけでなく、溢れた蜜をすすられている。
足を閉じたくても、イザークの身体にさえぎられている。
何度も何度も、温かい舌が這い回るうち、
羞恥と、それを上回りはじめた不思議な感覚に、ユリウスの思考はかすみだす。
固く強張っていた脚の力は徐々に抜けていった。

イザークは軽く笑うと、割れ目の上の方にある小さな突起を見つけ、
大切なものを扱うように口づけた。
「ひゃ…っ」
ユリウスの腰が跳ね上がる。
「ここ?ここが気持ちいい?…じゃあもっと…」
イザークは断続的に突起を嬲りはじめた。
次第に薄皮の中から顔を覗かせるもっと鮮やかな色の芯を連続してしゃぶりたてる。
314イザーク×ユリウス :2006/11/15(水) 19:11:31 ID:tN66ELgr
「ひゃっ……んんっ、イザーク、や、やめ…て」

腰をよじり、必死にイザークの舌から逃れようとするが、両膝を押さえつけられ、抵抗がきかない。
「だーめ。もっと気持ちよくなってくれなくちゃ。」
ユリウスの哀願を無視して、おもしろがるように続ける。

(ユリウスにもっと厭らしくなってほしい…)
緊張とは裏腹に、好きだからこそ現れるイザークの中の男としての悪魔がそうささやく。

「どう?」
「どうって…んぁっ…よ、よく…わからな……けど…」
「けど?」 呼吸は荒くなり、なにか焦燥感のようなものがこみ上げたが、
そんな自分を見られていることの方が恥ずかしくてたまらない……。

「…ぁっ…んんっ…ほんとっ…やめ…て……」
「あは。ユリウスの声かわいい。やめられない。」
「もう…、ひどいよ。…イザーク」

好きなだけ芽を弄んでやっと満足したイザークはその下の小さな入り口を指先で軽くなぞると、
指を根元まで突き入れた。

はじめての感覚に、顔を真っ赤に染め、涙をためながらユリウスは左右に頭を振る。
イザークも熱くまとわりつく壁に驚きながら、沈んだ指をゆっくりと指を動かす。
「…や…ぁんっ……」
喉を仰け反らせ、身体全体を震わせるユリウスを、さらにイザークが攻め立てる。
「んん……っ」
どこに力を入れていいのかもわからない。
クチュクチュと音を立てながら透明な液体が指に絡みつき、溢れてシーツまで流れ落ちてゆく。

「すごい、中がヒクヒクしてる…」
「はっ…はずかしいよ…音…が……」
言葉をさえぎり、2本の指を埋め、
中の柔らかい肉壁をかき回す。
「はっ…ぁっ……」
「痛い?」
「大丈…夫……んっ…」

快感なのか何かはわからないけれど、イザークに触れられるたびにひとりでに声がでてしまう。
少し開かれたユリウスの唇から切なげな声が漏れるたびに、イザークの己も限界に近づき、
腹を何度もうちつけた。

指を抜くと下着を取り、小さなピンク色の膣口に、はちきれんばかりの先端をおし当てた。
ちゅっと音を立て、触れ合った接点に蜜が絡みつく。
当てられた先端は、硬く熱くドクドクと脈打っていて、ユリウスの緊張を煽った。
315イザーク×ユリウス :2006/11/15(水) 19:13:36 ID:tN66ELgr
「挿れるよ。」
ユリウスの表情が少し強張る。無言のまま頷き、唇を結ぶユリウスの腰を抱き締めると、
ゆっくりと中へ進んでいった。

柔らかく濡れた内壁が、絡みつきながらイザークに熱を伝える。
十分に潤っていたとは言え、ユリウスの
狭い場所は強すぎる圧迫に悲鳴をあげた。
一方でイザークは熱いヌメリと締め付けに、震えあがった。

最奥にたどりついたとき、
感動と共に、窓で出会ってから男の子だと思っていた長い日々を得て、
今日までの思いがイザークの脳裏に走馬灯のようによみがえってきた。
今この少女が自分に抱かれているなんて信じられない。
けれど、この快感の前にそんなものは一瞬で消し飛んでしまった。

「あはぁ…ぜんぶ…入っちゃ…った……」興奮でイザークの声は変声期の少年のように
に裏返っている。
「気持ちいい…ユリウスの中…すごく…温かい…」

ユリウスは何か応えたくても、痛みに言葉がでない。
それでも、イザークのうっとりとした表情を見ていると満足感を覚えた。
316イザーク×ユリウス :2006/11/15(水) 19:16:35 ID:tN66ELgr
しばらく、自身を包み込む小刻みに収縮する壁をイザークは楽しむ。
気を抜けばすぐにでも果ててしまいそうなほどの快感をぐっと堪える。

「大丈夫?動いても」
金髪の少女は汗を浮かべながら、微かに笑ってイザークを見上げた。

それを合図に、ゆっくりと、動き始めた。
するとさらに膣は締まり、イザークは眉をしかめた。
動きによって少しずつ慣らされていくユリウスの中は、次第に奥へと導く様に蠢きだした。

「…ユリウスっ…いいっ、…すごくっ!」
腰の動きが、次第にはやまっていく。
擦れあう感覚を一瞬でも途切れさせまいとするかのように、
本能に導かれるまま、大きく腰を揺らめかせる。

「んっ…ぁっ…イザーク…っ…」

熱い塊が貫く形容しがたい感触にとまどい、ユリウスは思わずイザークの腰を掴んだ。
絡む蜜音が大きさを増す。やがてイザークが大きく膨らみ、ビクビクと脈打ちはじめた。

腰に廻したユリウスの手にも力が入る。
その手に助長され、最後に深く深く奥へと己を突き立てた。

「くぁっ……!」
ユリウスの中の気持ちよさに耐え切れなくなった瞬間。
腰ががくがくと痙攣し、熱い欲望を、最奥に何度も放った。

「あ…っあぁっ…ごご、ごめんっ、ユリウっ…ぁっ…!」
しばらくそれはつづく。
体の奥ふかくで熱い液体がはじける感覚に、ユリウスも腰を震わせた。
そのままイザークは脱力し、ユリウスの髪に顔を埋め、余韻に震えた。
高まった心臓の鼓動が胸から胸へ響きあう。
317イザーク×ユリウス :2006/11/15(水) 19:20:05 ID:tN66ELgr
「ほんと…ごめん…痛かったよね?あまりに…気持ちよかった…から、つい」
「ううん、イザークが気持ちよくなってくれたなら…ぼくはうれしいよ…」
ユリウスはそっと微笑んだ。

顔をあげ、ユリウスを見下ろすイザーク。
「ユリウスのこと、もっと好きになった…」
声は震えだし、目には涙が溜まっている。 それはやがてユリウスの頬に落ちた。
一滴、また一滴……。

「イザーク…?」この少年がはじめて自分にみせた涙であった。
「君がどこか遠くへいって、帰ってこないような気がしたんだ…」
「あ……」
「もう…戻らないかと…ひっく…」

イザークはユリウスに体重を預け、小刻みに体を震わせてぼろぼろと涙をこぼした。
涙はしばらくとまらなかった。
ユリウスは泣いている間ずっと彼の頭をよしよしと撫でていた。

泣き止むと、ユリウスの顔をもう一度覗きこんだ。
「ごめんユリウス。格好悪いとこみせて…」
「…ごめん…心配かけてたんだね……」

ユリウスは大丈夫と被りをふる。
「ありがとう、イザーク」
繋がったままの腰をゆっくりと動かすと
イザークの男性は再び硬度を増し、ユリウスの中を満たしはじめていた。
イザークが確かめるように問いかける。
「このまま、いい?」
「…ん」
318イザーク×ユリウス :2006/11/15(水) 19:22:35 ID:tN66ELgr
そうして、もう一度動き出した。
開き始めたばかりの空間は、正直なところまだ痛んでいたが、
イザークの律動にユリウスは身体をゆだねた。

やがて痛みだけではない穏やかな波間に漂っているような心地よい快感が訪れる。
白い身体が自分の動きに合わせて軽やかに揺れ、
すけるような金髪が波打つ美しさにイザークは酔いしれた。
恥ずかしげに漏れるユリウスの吐息が、擦れあう蜜音が、
イザークを駆り立て、さらに激しい腰つきを繰り出させる。
たまらず、ユリウスがすがりつく。

「ユリウスっ、すきだっ、ユリウスっ…!」
「イザ…っ…!」

押し寄せる波は徐々に大きくなり、ユリウスの身体を大きく緊張させたあと、
ばったりと弛緩させた。
すべてを解放した二人は、愛しむように口づけを交わすと、汗ばんだおでこをくっつけて笑い、
そのまま身を寄せ合って眠った。


結ばれた喜びと高揚感から、なかなか眠りにつけず、イザークは何度も目をあけ、
傍らで眠る愛しい寝顔を見つめた。
やがて本格的な睡魔が訪れる。
ユリウスは夢を見ていた。
行ったことのない氷のように閉ざされた真っ白な都にひとりで降り立つ夢だ。
相当寒いのだけれど、景色が綺麗で…
大きな河があって…その街には、何か大きな希望があって…。
短い夢だったけれど…。

「ありがとうイザークヴァイスハイト」……イザークの耳にそんな言葉が聞こえた気がした。
たしかにユリウスの声だった。……夢だろうか?


眩しい朝の光の中、目を覚ますと、ユリウスの姿はどこにもなかった。
(きのうの出来事も、夢…?)
しかしシーツに残されたユリウスの「証」が、心地よくけだるい自分の体が、
夢ではなかったことを思い知らせる。
(ユリウス!?)


ひと晩抱いた少女への甘く哀しい思いを胸に、ウィーンへ発ってからも、
その思いを断ち切るには一年かかった。
けれどどこかで信じていた。もう一度出会えると……。生きていると……。
319イザーク×ユリウス :2006/11/15(水) 19:25:03 ID:tN66ELgr
 月日は流れ────

あのころと変わらない町並みの古ぼけた窓の下、ただならぬ懐かしい人影に。ひと目でわかった。
けむるような金色の髪も、しなやかな体躯も。
……彼女だと。

変わっていなかった。抜け殻のようになり、変わり果ててしまった表情をのぞいては……。
長い年月の間に何があったのかはわからない。けれど……

イザークは窓を見上げた。
(あの頃のはじけるような笑顔をもう一度。)
その思いはイザークを決心へと導いた。

僕が守りたい。彼女を笑顔にするまで。ユリウスが一日も早くこの腕の中に戻ってきてくれるように…。
いつか僕とユリウスの真ん中でユーベルが笑う日がくるように…。
2人を見下ろす窓は…伝説は二人を勝利させるだろうか……?
ぬけるような青空が、古い街並みを今日も照らす陽の光が
イザークの背中を押しているかのようだった。
もう一度窓を見上げ、それからゆっくりと歩を進め、僕達は近づいた。




以上です。長文お読みいただいた方ありがとうございました。

320名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 20:44:07 ID:VlP9vZUL
>>307-319
GJ!!イザユリ大好きだありがとう!!
また読みたいです〜
321名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 08:43:37 ID:89CF+eJF
GJ!!
すごく(・∀・)イイ!!
322名無しさん@ピンキー :2006/11/16(木) 23:02:05 ID:LiNpG0sV
>320-321 ありがとうございます。
323名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 01:42:58 ID:ah7BFvwr
すごくよかったGJです!!
4部のイザークは319のようであってほしかったけど
やっぱり肉体関係有り無しの差なのかな。
原作の4部ではユリウスはイザークにとって
青春の日の淡い恋の思い出って感じになっちゃてるよね。
324名無しさん@ピンキー :2006/11/18(土) 23:51:30 ID:zL41h6C1
GJ!!よかったです!!ここの2人キャラでてるし、めちゃくちゃかわいいなぁ・・。
325名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 10:13:42 ID:Hnbv5ECY
  *  *  *  *  *  *  *


「――あ、っ」
かたん、と音を立ててユリウスの膝が床に付く。
ずり落ちた下着が脚に絡んで、崩れた体勢を立て直せない。
繋がった部分ごと下に持って行かれそうになった俺は、ユリウスの胸を包んでいた両手をずらし、
腰を抱えて強く引き上げた。
「――ん、んあぁっ!」
中が擦れ合う刺激に、一際高い嬌声が上がる。
力の抜けてしまった上半身はもう壁に辛うじて引っかかっているだけになり、
初めは身体を支えていた細い手も、シンクの縁を弱々しく掴むだけになっている。
呼吸の音は早く、浅い。手のひらに伝えられる肌の感触は熱くて、纏ったままの服が急に邪魔に思えた。
「……移動しよう」
え?と聞き返そうとするユリウスが振り向くより早く、背後からの姿勢のまま抱き上げる。
「や……ちょっと、やめ……!」
膝の下に手を入れて持ち上げ、少し重心を後ろに傾けて、俺の胸に凭れ掛からせる。
「はぅん!」
重力で余計に密着させられた結合部分から、押し出された体液が滴り落ちた。

小さな子供を抱えるようにしたまま寝室へと急いだ。

326名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 10:14:20 ID:Hnbv5ECY
寝乱れたままのベッドに、枕は。
口元を歪めて、ユリウスごと乱れたシーツに倒れ込んだ。
「ひゃぁんっ」
衝撃で奥にぶつかり、ユリウスが甘い悲鳴を上げる。
うつ伏せた白い身体に覆い被さったまま、緩く腰を揺すってみる。
角度や深さを変えながら、少しずつ少しずつ。
本当はそんなことをしなくったって分かっている。この女が感じる場所、好きな角度、反応する言葉。
それでも今は、確かめたかった。ユリウスを。ユリウスの身体を。

その身体は俺の胸の下、シーツに頬を押し付けて、執拗な責めに堪えている。
腰の動きは止めないまま、俺は片手を白い脚に這わせた。
半端に引っかかっている下着を、爪先へ向けて引き下ろす。
ユリウスが僅かな抵抗を見せた。
「やぁ……んっ……」
「何が?」
ここまでされておいて、厭だも何もなかろうに。
「自分で……脱ぐ、から、いっ……いったん、抜いて……」
「……いやだ!」
囁いて、細い両腕を頭の上に纏め上げる。
捲り上げられたまま胸に引っかかっていたシャツを引き上げ無理に脱がせる。


327名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 10:15:01 ID:Hnbv5ECY
散々焦らしながらこちらも服を脱ぎ終えると、俺は繋がったままのユリウスの身体を反転させた。
濡れた蒼いの瞳と、まともに向き合う。
ほんの少し色素の薄い、真っ直ぐな目は、
自分でも気付かない何かまで貫いてしまうようで。

その揺ぎ無さに、惹かれた。

「……ユリウス」
薄く開いた唇に、キスする。
温かくて、柔らかくて、微かに甘い――俺の知っているユリウスの、唇。
――そうだ、俺は知っている。この感触。この温度。

頼りない腕を掴んで、首の後ろに回させた。
的確に掴んで、ユリウスは俺の頭を強く抱き寄せる。
もっと深く。
尖らせた舌で、融けるほど濡れた内側を探る。
行儀良く並んだ小さな歯の形、俺のより薄く柔らかい舌の感触。
貪るようにひとつひとつを確かめながら、繋がった腰も更に深く、奥へ奥へと潜り込ませる。
擦れる度に、中が、融ける。
「んっ……んぅ」
只でさえ荒かった息が忙しく苦しげになり、呻きに似た声が唇から漏れる。
手のひらでか細い背中を包み、丸い膨らみに胸板を押し付けて、体中の皮膚で腕の中の女を味わう。
ユリウスの脚が俺の腰に絡み付いた。
繋がりが一層深くなる。正体も判らないほどの内側へ、呑み込まれる。
張り詰めている頭の真ん中が、霞む。
蕩ける。
「ふ……っ、ん、ん」
抵抗しようとするように、体が勝手に動いた。
強引に、乱暴に、好き勝手にユリウスを揺さぶる。
絡んだ粘膜が一層熱を帯び、質感を増す。
「――んん!」
ユリウスの背が反り、鋭く上がったその声を唇の奥へ呑み込んだ瞬間、
引きずられるように俺も、頂点を超えた。


  *  *  *  *  *  *  *
328名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 14:29:05 ID:fCEcBvUh
ネ申キテルー
ユリたんハァ━━*´Д`━━ン!!!!!!!!
キッチンプレイのとこをもっとkwsk
329名無しさん@ピンキー :2006/11/19(日) 14:50:56 ID:MU/Ousee
すんげエロい(*´Д`)
330名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 16:26:24 ID:Hnbv5ECY
相手はアレクセイだよ!
登場してこないので、元の原稿をオル窓風に書き直して投下...。
331名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 17:03:51 ID:YDX/CbTw
GJ!!
最近投下が多くて充実してるね!
職人様方、乙です(*´∀`*)
332アレクセイ×ユリウス@キッチン:2006/11/20(月) 08:42:31 ID:2AcFXFx5
 *  *  *  *  *  *  *

誰かと暮らす快楽を、大切な人がいる快感――。

分かってた。
俺は、それを手放せなくなる。
不本意な別離でしか、結末を迎えられなくなる。
だから近付けない様に、近付かない様にして来たんだ。

卑怯だと言われても仕方なかった。見捨てられても文句は言えなかった。
俺は俺なりに、必死だったんだ。
遠ざけておく為の言い訳を、俺にもお前にも用意しなくてはいけなかったから。


……本当は、気付いていた。
俺はお前に救われていた。

愛されているのだということが、目眩がするほど嬉しかった。
認めたくなかった…。

……呆れるほど長い時間をかけて。
不器用に段階を踏んで、恐る恐る手を伸ばして、ずっと焦がれていた眩いものを、抱く。
ユリウス。
もう決して放さない俺を許してくれたから、だから俺は漸くお前を抱いた。
お前無しじゃもう、どうしようもない。
333アレクセイ×ユリウス@キッチン:2006/11/20(月) 08:44:54 ID:2AcFXFx5
――奇妙な渇きで目が覚めた。
カーテン越し、薄明かり。疎らに鳥の声。
陽射しはないが、雨の音もしない。
陽が昇る直前、世界が息を詰めて新しい一日を待っているような、ぎりぎりの夜明け前。

……なんで、こんな時間に目が覚めるんだ?
ぼんやりと天井を眺めて考えてみる。
……あー、昨夜、珍しくさっさと寝ちまった。
偶の早寝は逆に堪える。
この渇きもきっとその所為だ。
水でも飲んでまた眠ろう。

半分這いずる様にしてベッドから抜け出す。
霞んだ頭を叩き叩きキッチンの扉を潜り、顔を上げると、振り返ったユリウスが目を丸くした。
「どうしたのこんな時間に?」

――――?

一瞬、頭の芯が揺らいだ。
目を擦り、ユリウスを見る。いつも通りのユリウスだ。
俺のシャツに下着、無造作に身に着けて、サモワールに片手を掛けている。
「当然、昼までは寝てるもんだと思ってたのに。ご飯、当分出来ないよ? また寝る?」
迷惑がっているような素振りで、けれど申し訳なさそうに、言ってユリウスはまた俺に背を向けた。
「……いや……」
朝飯なんか、どうでもいい。
334アレクセイ×ユリウス@キッチン:2006/11/20(月) 08:46:03 ID:2AcFXFx5
ユリウスから目を離せないまま、無意識に椅子を引いていた。
背を向けたままのユリウス。
その後姿を、見るとも無しに見ている。
無防備に晒された膝裏と、力を入れる度に微かに揺れる腰が何となくいやらしい。

「……俺にも、紅茶くれ」
「はいはい」
気軽で陽気な返事。火にかけられたサモワールがしゅんしゅん音を立て始めた。

空のカップをテーブルに置いて、ユリウスが笑った。
「ちょうどいいわ、ベッド空けておいてね。ベッドなおすから。また寝るんならソファ使って」
「……何だよ、俺は邪魔者かぁ?」
ちょっと不貞腐れたように、半分甘えたように、不満を口にする。
「えーえー、邪魔に決まってるじゃないか、そのでかい図体! 言う通りにどいててもらいます。今日は家中すっきりさせるんだから!」
ユリウスが大袈裟な呆れ顔で応える。
慣れたやりとり。そうだ、これが日常。照れてしまうくらいに甘ったるい毎日だ。
「今日はいい天気になるらから、出来るだけのことはやっとかないとね」
まーったく、張り切っちゃって。女ってよく分からんのなぁ。
335アレクセイ×ユリウス@キッチン:2006/11/20(月) 08:47:04 ID:2AcFXFx5
 *  *  *  *  *  *  *

――ユリウス?

「――――!」
思わず腰を浮かせた。
冷たい汗が毛穴を駆け上り、ざわりと鳥肌が立つ。
かちりと音を立ててユリウスがサモワールの火を消した瞬間、
俺は後ろからユリウスを抱いていた。


腕の中に丁度納まる、馴染んだ身体。
これは夢だ。そうでなければ幻覚。
だから、抱き締めたらきっと消えてしまう。
力を込めたらきっと目が覚める。
ああやっぱり夢だった、と、俺に納得させてくれ!

――強く強く抱き締めたのに、ユリウスは消えない。目も覚めない。

「……アレクセイ」
穏やかな、ユリウスの声。
俺の名を呼ぶ、遠い、懐かしい響き。
もう一度、強く腕を巻き付けて、目の前の髪に唇を押し付けた。

「アレクセイ」
今度は静かに、呟くように。
ユリウスはそっと手を持ち上げて、俺の腕に重ねた。
余計なものは何もかも削ぎ落とした軽さで。


手を滑らせて、柔らかな乳房に指を喰い込ませる。


「…………」
その優しさにつけこんで、俺は静かに名を呼んだ。

「……ユリウス、」
*  *  *  *  *  *  *
336アレクセイ×ユリウス@キッチン:2006/11/20(月) 08:54:59 ID:2AcFXFx5
>>325->>327

私は職人ではないの、元ネタがあるの...。

でも内緒!
337ヤーン×ユリウス:2006/11/21(火) 02:57:58 ID:GGB6YEUu
注)セクハラ、陵辱、このカプに嫌悪を感じる人はスルーお願いします。






医者としてのプライドを傷つけてはいけないという
この男への百歩譲った気持ちが15年間も
そこまでのことをさせていた。

必要以上に体を触られる。過剰に長く疑わしい診察。
近年、それがエスカレートしてきた。
でも、この男のそれしかしらない少女は、これが異常だと確信するのに長年かかった。
今日のはいつもとは比べ物にならない特異なものだった。
嫌な予感すら感じる。


「ユリウス。お母さんから診察の依頼を受けてとんで来た。
なんでもこの寒い時期、肺炎が流行っているからね。
ここに座って。口をあけてよく見せて。」

中年男の顔が至近距離にきた。ヤニ臭い息に吐き気がこみあげる。
息をとめて、耐えていると覗き込むように顔を近づけた男の唇が軽くふれた。
「なっ・・!」
「ああ動かないで。見えなくなる。
なに、今のは覗き込んだ弾みで君の唇に触れただけだ。
そうカリカリしないで。」

男は悪びれる風もない。
(くそ。この男。)

「ああ、喉の奥が少し赤いね。風邪のひきはじめだろう。
予防としてこれを出しておくから、今飲んでおこう。」

水と一緒に出された錠剤を飲む。
「次は、胸の音を聞かせてもらうよ。さあ、いつものように上を脱いで。」
言われたとおり、シャツを肩から外した。

「ほお。また胸が少し膨らんだようだね。乳首も上を向いていて形もいい。
きれいなピンク色だ。」
指の腹で乳首をさすった。
「うっ・・いま診察と関係ないだろう?」
(胸の大きさや形など診察と全く関係ないはずだ。)

「はい大きく吸って。吐いて。また吸って。はい。次は背中ね。」
ユリウスの抗議をものともせず、
露出した上半身のいたるところに聴診器をあて、
胸の音をひろっていく。

「うん。音はとてもきれいだ。次はちょっとおなかを見てみようね」
 男はそう言って、腹部を指で押し始めた。
時たまウエストのラインを撫でさするように往復しながら……。
338ヤーン×ユリウス:2006/11/21(火) 03:06:47 ID:GGB6YEUu
「痛いところはある?」
「…いいえ」
「……ここは?」
「大丈夫です………」
「問診も行うよ。生理は毎月順調にきている?」
「いえ…順調では…」
「経血の量や痛みは?」
「そんなに……。ただ、いつも始まるとお腹が痛くて……」
「心配しなくてもいい。はじめの数年間は量も周期も一定しないのだから。
生理痛も若い子にはよくある。あまりに痛むようなら
我慢しないでいいなさい。
薬を出すからね。」
「は、はい。」

「さあ次は触診だ。いつものように胸に触れさせてもらうよ。」
「……先生それはもういいです。薬も飲んだことだし、もう……」
「何を言っている。おまえさんの体を思ってのことだ。さあ……」

男の手が、いたいけな胸に重なった。
やがて、両手でぐいぐいと全体を揉みしだき、乳首を2本の指でずらすようにつまんでくる。
「うっ……先生…?」
「前から言っていると思うが、手で触れることで、
病変をすばやくみつけることができるのだよ。
早期発見といって、これがなにより確実な方法なんだ。」

摘まんでいた指の動きが指の腹で、転がすような動きに変わる。
「ほ、ほんとに触診なの?こんな触診が……!」
「しぃっ。静かにしていなさい。集中できなくなる。」

男の指は、なおも悪戯を繰り返す。
触診だと言われれば何も言えない。とても疑わしい気持ちで応じる。
ただ、ひとつわかっているのは、中年男の息が何だか荒いことだ。
そして、自分の息も少し上がってきている。
こんな男に触られているのにどうして………?

「くっ………」
白かった肌は執拗に弄ばれて赤くなり、頂点は硬く尖ってしまった。
物理的な接触で硬くなるだけだということをこの少女は全く知らない。

「も、もういいだろう?やめろよっ!」

(やれやれ、その気の強さがたまにきずだ。顔はあれほどそっくりなのに、
性格が母に似なかったのが残念だ。)

「乳首の硬さは正常だ。それはそうとおまえさん、
触診でまさか昂奮してしまっているのではないだろうね?
熱があるわけでもないのに顔がやけに赤いぞ。」
「なっ……!」
否定はできなかった。確かに顔が熱い気がするからだ。
339ヤーン×ユリウス:2006/11/21(火) 03:12:24 ID:GGB6YEUu
「胸に異常はない。弾力もすばらしいよ。はは。
  次は、女性器の発育が正常かどうかを見るために下着もとってもらおうか。」

「えっ?それもついこないだ……!」
「なに?お母さんから言われているのだよ。よーく診てくれってな。
もし、君に異常があって大事な
お母さんを心配させることになっては手遅れだろう?
ひいては君自身のためにもだ。脱いでもらおう。
 いまさら恥ずかしくもないだろう?」

母の名を出されてはひとたまりもない。
少女はしぶしぶと、ズボンと下着に手をかけた。

「まずは膣粘液の状態を調べるから、下着をみせてみなさい。」
中年男は渡された下着のクロッチ部分を広げ、目に近づけて観察し、鼻に押し当てた。
「ふむ。匂いは正常だ。」
そして、その部分をペロッと舐める。
「なっ……変態っ!ふざけるなっ!」

「……口のきき方には気をつけなさい。
この期におよんでまだ私を信用していないのかね?
おまえさんの体に異常がないかは医者である私が判断することだ。
そのために、こうやって細心の注意を払って診察している。

いいか?私は免許がなくとも、医師としての熱意とプライドは人一倍なのだよ。
だから15年間自分の時間をさいてでも、おまえさんを診てきた。
これは私の熱意なのだ。なのに、変態呼ばわりされてはたまらないな。
能書きはいいから、私に任せていなさい。」

(……くそう……)
ユリウスは奥歯をぎりっとかみ締めた。
この男の意図がまったくわからず、とても不気味だ。

「味にも異常はない。それにしても、この下着、ずぶぬれだな。
まるでお漏らしでもしたみたいだ。ははは。」
「…ふざけるな!」

それもそのはず。あれほど胸を弄ばれていたのだから。
けれど、ユリウス自身はその自覚はまったくなく、理由もわからない。
生理的に濡れるということをわかっていない。
男はそれを承知でからかっているのだ。

「そう怒らないで、ベッドに横になって。内診させてもらうよ。
膝を立てて……足をできるだけ大きく開いて」
「………」
「いまさら何を隠すこともないだろう?」
ユリウスは、腑に落ちない思いで言われたとおりにした。
340ヤーン×ユリウス:2006/11/21(火) 03:18:42 ID:GGB6YEUu
「うん。よく見えるね。」
ヤーンは脱脂綿で手と陰部を消毒してから
少女の花びらを一枚一枚めくり、中を観察した。

「性器に異常はない。中まで綺麗なピンク色だ。では、
子宮頚管の粘液を採取するから、力を抜いてリラックスして……」

ごつごつした男の指が、膣壁を押し広げる。
「痛っ………」
「息を吐いて───いつものように──そう…!」
「うむ。おりものがよく伸びている。排卵日が近いだろう。
あと2週間ほどで生理も来るだろう。」
ここまではいつもどおりの診察であった。

「今日はもう少し、詳しく調べさせてもらうよ。」
そういって指でぬるぬると割れ目を往復し、
液を絡めるように小さな芽をくすぐりはじめた。
「ぁっ……なにを……」
思わず、ユリウスの体がのけぞる。

「ああ……説明なしでは不安だな。悪かったよ。
これはクリトリスの反応が年相応かどうかを確かめているんだ。
ここは物理的な刺激を受けると、男性のペニスと同じように勃起するのだよ。
自分でいじってみたことはないかい?」

「ないよ。わかったから……変な手つきで触らないで……」
「変なだと?おまえさん。何か思い上がっていないか?
私は医者だ。女の体ぐらい見慣れているし触りなれているのだよ。
これは仕事としてやっているのだから。」

ヤーンは、あくまで真意を見抜かれぬよう、事務的な語調を崩さず
刺激の速度を速めた。同時に膣に指を埋め込む。

「ぅぅ………」
なんて強引な診察だとは思ったが、あまり怒らせたら、
かあさんがとばっちりを食らってしまうのではないか。
その思いが、ユリウスの抵抗を留まらせた。

「うん。正常な反応を示しているね。皮も剥けてしっかり勃ってきているよ。
それにつれて、膣も柔らかくなってきている。収縮もいいね。」

「わかったから、もうやめてください!」
ユリウスは触れられている場所が、明らかに熱を帯び、電気を流されたように
ビリビリとするのを感じていた。
341ヤーン×ユリウス:2006/11/21(火) 03:27:24 ID:GGB6YEUu
「まだだ。君は自慰行為をしたことがないかね?オルガズムの体験は?」
「何だか分からないけどないよっ!もう……」
「この齢で自慰の経験もないのか。ウブだな……。
では一度経験しておくといい。このまま続けるよ。おとなしくして。」

「そんなこと今診察と関係あるのか?」
「おまえさん、こんな中途半端なとこではやめられないよ。
思春期に入り、正常に発育を遂げている体なら、
自慰をして性的昂奮を得ると、絶頂を迎えることができるんだ。
君の発育を知るためにもこれは重要だ。
私はね、いい加減なやりかたが嫌いなのだよ。念には念を、だ。
自分の体のことをよく知ることは大切だからね。
それとも自分でしてみるか?」

「嫌だよ!」
「では私に任せていなさい。
ほら、こうして指の腹でクリトリスに摩擦を加えて……」

「ひ………ひぅ……………」
(何だこれは……早く終わって……ああ……かあさん!)

「感じてきたか?物理的な刺激と、性的昂奮は紙一重だからね。
いい感じだよ。」
男はユリウスが何も知らないのをいいことに
女の体の仕組みを分かった上でいじわるく言い放つ。

「では、せっかくだから私が特別に違う刺激も与えてあげよう。」
ヤーンは指と変わって舌を使い出した。小さく尖った芽を舌先で
ぐるぐると舐めまわす。
と、同時に指の抽送の速度も上げはじめた。
「きゃぁあ!ぁっ……」

「気持ちがいいだろう?ユリウス。体を見ていればわかるよ。
女は男にこうされるとたまらないのだよ。
……ああ……すごく濡れてきたね。」
(いやだ!気持ち悪い!助けて……!)

驚きと恐怖で抵抗の言葉がでない。この中年男を跳ね飛ばす力ぐらいはあるが
なぜか体の自由がきかない。

性器を舌で舐められているというおぞましさ。屈辱的な感覚に。
熱にうかされているようだ。いつもの体とまるで違う。
それでも、この責めに耐えようと必死でシーツを握り締めたが。

はやく逃れたい!
342ヤーン×ユリウス:2006/11/21(火) 03:33:31 ID:GGB6YEUu
「や、や……め……ろ!」
「診察中だ!万が一抵抗したら裸のまま、姉様たちの前におまえを晒すぞ。
いいのかね?」

男の声が低く変わった。
嫌な予感がまさに的中したのである。
だが、ヤーンの脅しをきっぱりとはねつけることはできない
自分の意志を押し通せればいいのだが、結果的に母に迷惑がかかってしまうだろう。
耐えるしかなかった。
早く終わるように祈りながら。


だがまさに、もう手遅れなのであった。
風邪薬だといって、飲まされたのはじつは弱い媚薬で、
外陰部や膣内にまで誘淫剤を塗りたくられていたのだから。

男ヤーンは、前々からユリウスの母レナーテとの結婚を考えていて
近日は、病床の当主がなかなか逝かないことに
痺れをきらし、彼女と早々契ってしまおうという気であった。
そのつもりで以前、彼女に迫っているところをこの娘の目撃により
無にさせられたのだ。

男には確信があった。
この娘は、驚くほどの母親思いなのである。そして母も。
では、娘の方を完全に犯ってしまったら、
さすがに母思いの娘は、心配をかけまいと
このことを母に言えないに決まっているという……。
金が無理なら体でいいだろう。
母親が無理ならこの娘で。
それがこの男を今日の計画に導いたのである。

343ヤーン×ユリウス:2006/11/21(火) 03:41:37 ID:GGB6YEUu
「ぁっ……ぁあっ………」
(どうしてしまったんだ……!体が熱い………!)

「とてもいい声だユリウス。完全に発情した女の声だね。
その声で私も興奮してきたぞ。さあ我慢しなくていい。
もっと声を出して…。」
(薬の効果は絶大だな。)

ここから先、少女の口から出るものは言葉で無く、吐息のみになった。
何も話す余裕も考える余裕もない。記憶すらも途切れがちだ。

「はぁっ………ぁっ…………」
(いやだ……こんなのは……どうして……力が入らない)
「そうか?もう達しそうなのか?よしよし。
安心しなさい。私も一緒に達してあげるからね。診察はここまでだ。
はぁ、はぁ………」

男は、鼻息荒くズボンを緩めると不気味な逸物を引っ張り出した。
指をぬくと同時にそれで少女を貫いた。
「あっ、あああっ………!」
「おお、締まる……!やはり若い体はいいな……。はぁっ……。」
少女が悲痛の叫びを上げる。
だが、薬の所為か、それより快感のほうが強く抽送がはじまると、
すぐに体じゅうが疼きだした。

「はっ……ぁあっ……」
「気持ちいいか?いい声だ。おまえさんは本当に美しい。
だが、感じている顔はもっと美しいぞ。私も最高だ。
もっと速くしてやるぞ。」
「んっ!…ん!…んっ!…ぁっ………!」
(………誰か……!)

「いつ達してもいいぞ!はああっ、私もそろそろだ。
安心しなさい。おまえさんと一緒に達してあげるぞ!」
少女はこの男と強制的な絶頂を味わうとともに、気を失った。
それは男にとって、天国の瞬間だった。

まさか後日、この男が、
少女の手にかけられて本当の天国にいってしまうことになるとは
このとき誰が予想できたであろうか。




終わります。お目汚し失礼しました。


344名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 12:05:53 ID:cQGH6I2p
> まさか後日、この男が、
> 少女の手にかけられて本当の天国にいってしまうことになるとは
> このとき誰が予想できたであろうか。

最後でワロタよ(ノ∀`)
しかしGJ!!
エロくて良かった!
345名無しさん@ピンキー :2006/11/21(火) 12:47:58 ID:GGB6YEUu
>344 ありがとうございます。励みになります。
346主治医×美少女:2006/11/22(水) 18:54:02 ID:DrFLAk+5
ヤーン×ユリウス の別バージョンです。
注)セクハラ、陵辱、このカプに嫌悪を感じる人はひきつづきスルーお願いします。













「今日は診察に加えて大事な話をするよ。もう少し前に話せたらよかったのだけれど
お母さんからも以前から頼まれているのでね。
これは医者の私からおまえさんに教えておかなければならない、
女性のからだとホルモンについてだ。

おまえさんはいま15歳。今思春期真っ只中だ。
女の子なら10〜18歳くらいを思春期という。
この時期は第二次性兆期ともいって、子供から大人の体に変化していく過渡期にあるのだよ。
簡単に言うと女性なら、胸が膨らみ始め、体は丸みを帯び、生理が訪れる。
そのくらいは自分の体でもうわかっているね。

それと、自慰行為を行い始めるのもこの時期だ。
男性ならほぼ100パーセント。
女性は80〜90パーセントの人が思春期以降に経験し………」

「……もういいよ。明日は早朝ミサがあって早いんだ。寝かせてくれないか?」
「もういいとは何だね?おまえさんの大切な体の話だよ?
これは医者として私から話しておかないとならないことなのだ。」
「………」
「話を戻す。おまえさんは自慰をしたことがないかね?」
「……何?」
「知らなかったとは…それではいけないな!
15にもなって性欲も無いとはかなり心配だよ。
…では今日はそれを教えてあげよう。特別に。あっ、まだ服は着ないで。」

男はベッドに座って膝を三角に折るように少女を促した。
そしてその背後から、少女の体を自分の足で挟み込むようにして座る。

「自分の体をよく観察し、知っておくことは大切だからな。
よく見えるように足を開いて。」
(ほほぅ…何も知らなかったとは。これは開発のし甲斐がある。)
347主治医×美少女:2006/11/22(水) 18:57:28 ID:DrFLAk+5
「さあ、はじめよう。鏡を使って説明するよ。」
少女は鏡に映った自分の体の秘められた部分にぞくりと鳥肌が立った。

「……ああ、はじめて見るから驚いているのだね。これが女性器だ。
おまえさんのはちっとも異常ではない。むしろ他のより綺麗なピンク色を
している。ここのひだも、クリトリスも小さめでとても愛らしいよ。
まずはざっと説明をしよう。

今私がつまんでいる一番外側のぷっくりした膨らみが大陰唇。
そしてそれより小さい内側のひだが小陰唇。
この小さな穴が膣の入り口だ。

セックスのときに男性のペニスがここに入ることになる。
それから出産のとき赤ちゃんの通り道にもなるのだ。
ああ、ちゃんとよく見ていて。

……ここが尿道口。そして
この上の小さな突起がクリトリス。これが発達したものが男性のペニスだ。
男性は自慰のときに
ほぼ全員がペニスのみを刺激するが、女性の場合はここ以外にも刺激する箇所がたくさんある。
女性の体は性感帯といって感じやすい部分が多いのだ。
それは今からやってみような。

な?鏡を使うと分かりやすいだろう?男とは違い、自分では見えない箇所だからね。」

男は少女の手を胸に置き、その上から自分の手を重ねた。
「ではまず、自分の胸を揉んでごらんなさい。」
「嫌だよ!どうしてそんな……」
「それではいつまでたっても終わらないぞ?仕方ないな。では今日のところは
私がしてあげよう。次からは自分でするのだぞ。」
「どうして……」
男は、半ば強引に
片手に丁度納まるような乳房を包み込むようにゆっくりと揉みはじめた。
348主治医×美少女:2006/11/22(水) 19:00:52 ID:DrFLAk+5
「何故だか聞いてきたね。そう、その興味こそ女性の体の神秘にふれる第一歩だ!
何故これが必要なことなのか。
行為の利点を説明するぞ。
女性が自分の体をよく知るのはもちろん大切なこと、
それから、この自慰行為によって性的興奮を高め、オルガズムを得ることによって
体内からエストロゲンという女性特有の性ホルモンが分泌される。

おまえさんは生理の周期も一定でないし、生理痛もあるといっていたな。
まさにこのエストロゲンが分泌されると
女性の性機能も安定し、生理もきっちりくるようになるし、
それこそつらい生理痛も少なくなるのだよ。

また、胸やお尻に、女性らしく張りをもたせ、肌をみずみずしく若く保てることができる。
体にとってこれは得することばかりなんだ。」

そういって手の平全体で乳房の肌触りを楽しみながら、徐々に尖ってきた先端を
掌で転がし始める。

「だんだんと乳首が硬く尖ってきたね。ではもっと感じるように唾液をつけてみるぞ。」
男は言うが早いか、両の桜色の頂に自分の唾液をまぶした。
指で摘み、引っ張り、ときに陥没させるように押す。

「つっ……ぅっ……」

電気を流されたような刺激が少女の胸を襲う。
が、その感覚が何かは全くわからない。

「胸全体にだいぶ張りがでてきたぞ。もうひとつの変化を感じないか?
お腹の奥がじんじんと疼いてくるのがわかるかい?
乳首からの刺激を受けると
その信号が子宮にまっすぐ届いて、子宮収縮を促すのだよ。このあたりだ。」

男は、片手で薄い繁みを撫でながら、唾液で光る先端を指の腹を小刻みに動かし、
その速度を上げていく。

「……いっ、いや…だ………」
「それと同時に膣液が流れ出してくるのがわかるかい?ほら、鏡をよく見て。」

鏡に映ったものは、自分すらろくに触れたこともない場所を
ごつごつした中年男の毛深い指が上下に行ったりきたりしている
おぞましい図であった。
しかも、その部分全体が,
原因不明の液でピカピカと光っている。
349主治医×美少女:2006/11/22(水) 19:04:26 ID:DrFLAk+5
「さ……さわるな…この変態……!」
「触らないと何も進まないぞ?」

少女はもがいてみたが、男の片腕がそれをすばやく制した。
「これは変なことでもなんでもない。自然なことだ。
ほらだいぶ膣液がしみ出てきたね。
気持ちよくなってきている証拠だ。

しばらくはここをなぞったり掌全体で撫で回して徐々に刺激を強めるといい。」

(はじめてでここまで濡れるのはやはり、
先ほど飲ませた媚薬が功を奏しているといったものだ。はは。)

(か、かあさん……助けに来て)

男は片手で乳首をいじりながら、もう片方でぷっくりとした若く成熟しきっていない
陰唇全体をなで擦ったり、
膣口に指を浅く出し入れしながら、首筋や髪に鼻を埋め、匂いを堪能した。

それは、さきほどまで学校で授業を受けていたためか、
男子生徒達の汗のまじった匂いと
太陽を浴びた匂い、
甘やかな桃の実のような少女の香りとが入り混じり、
なんとも若いエネルギーを発散させていた。

(若いってすばらしいな……)
そのきめ細かな首筋を吸いたい衝動にかられたが、さすがに意図を探られてはならない。

「ほら。私の掌まで濡れてきたぞ。おまえさんの可愛いクリトリスも充血してきた。
ここをこうして2本の指で挟みこむようにぐるぐると廻して……」

「ぁ………く………っ」

初めて触られるそこの違和感にユリウスはまともに声も出せなかった。
ただ、胸への刺激ですでに高められていた身体は、
その刺激に敏感に反応しはじめていた。

「ほら、だんだんよくなってきだろう?ここは女が一番感じる場所なのだよ。」
少女の初々しい秘唇からは、男の悪戯によりさらに蜜があふれ出し、
膣口が生き物のようにヒクヒクと震えているのが鏡をとおして嫌でも見えてしまう。

(ああ……嫌だ!こんなのは………もうやめてくれ………)
350主治医×美少女:2006/11/22(水) 19:11:57 ID:DrFLAk+5
「では、もっと感じるようにクリトリスの皮を自分で剥いてみようか。」
「い……いやだよ!」
「……そうか。見られていては恥ずかしいな。
では、私が剥いてあげよう。」
「へんたいっ………!」

男は、尖った芽を下から上に軽く弾いた。すると、
薄皮の中から、もっと鮮やかな色の芯が
外気に晒された。

「ここに、膣液をまぶすようにして………人差し指と中指で大きく割れ目をひろげて、
中指でクリトリスを円を描くように擦る。
すると…………ほら………」

「きゃっ……! うっ……!」
少女が軽くのけぞった。呼吸も乱れ始める。体が汗ばんできているのが肌をとおして
男にも伝わってくる。
「んん……や、やめ……て……んっ……」

少女が鏡を見ていられるのはここまでで、何かを否定するように顔を横に振ると
瞳をぎゅっと閉じた。
(ああ、体がおかしい……どうして……)

その初々しい反応に、男は成熟した女を抱くときとはまた違う期待感を覚えた。
「そうか、鏡を見るのが恥ずかしくなったか。では鏡は置いておこう。
ここにも指を入れてみようね。
いつも内診でやっているここだ。けど、今日は指を増やしてみるよ。」

鈍い痛みが体の中心を貫くのを感じた。少し意識が戻り始める。
「い、痛っ………!」
「痛かったら呼吸で逃して……そう……全部入ったぞ!。ここも慣れるとかなり
気持ちがいいからね。」

男は爪で傷つけないよう注意深く2本の指を押し込み、
芽を強弱をつけてこすりながら、抽送を開始した。
内部に溜まっていた透明の液体が、指との結合部からプチュッと溢れ出す。

「んはっ!………もう……やめ…て……ぁぁっ」
「何を言っているんだ。これからだよ。本格的に気持ちよくなるのは……。
おまえさんは快楽を得ることを恐れているのかな?
これは背徳行為でも何でもないのだから、罪悪感をもつことはないのだ。

エクスタシーを強く感じれば感じるほどエストロゲンの恩恵を、
より多く受けることができるのだから。
これは体にもとてもいいのだぞ?
ほら、ほら、素直に快楽を受け取りなさい。」
351主治医×美少女:2006/11/22(水) 19:16:56 ID:DrFLAk+5
男は好き放題まくしたてた。

「はぁっ…………いやっ…………」

「それにな、女性の自慰は膣内をうるおし、雑菌を排出させる効果まであることが
医学会で実証されているのだよ。すべて私に任せなさい。」

少女の意識は再び曇り始めた。これが男の目的の前義であるともしらずに、
背を預けるように
男にもたれかかるしかなく、どうしようもなく気だるい疼きがこのうえない屈辱とともに
腰に溜まる一方だった。

ふと見ると、頬までも紅色に染まり始めている。
うつむきかげんで肩を震わせ、
緩やかなカーブを描く金髪もふるふると揺れている。

やがて3本に増やされた指の抽送にあわせ、
ズッチュ……グッチュ……ヌッチュ……と
、蜜が粘着質な音を奏で初めた。

それに伴い少女の体も、痛いほどに男の指を食いしめていく。
(こいつはすごい! なんて締まりぐあいだ!さぞ楽しみだな!)

男はその「時」が近いことを悟った。

「んっ………ぁ、はぁっ………っ………」
「いい声がでてきたね。お前さんの中も私の指も、びしょぬれだ。
そうだ。声を出すことをためらわなくていい。
女は聴覚からの刺激で感度がさらに高まるのだからな。」

(ああ………どうして………力がはいらない……!)

「うん。子宮がだいぶ下りてきている。ほら、入り口ではぐいぐい締め付けながら
膣の奥は風船みたいに膨らんできているぞ。オルガズムが近い状態だ!」

少女は背後の男の声をどこか遠くで聞いているような聞いていないような錯覚に陥った。
同時に、自分の体であるような無いような浮遊感が訪れた。
352主治医×美少女:2006/11/22(水) 19:32:10 ID:DrFLAk+5
「はっ…ぁっ……ぁっ………」
(意識が……もう………助けて…)

「どうだ?イキそうかっ?どうだっ!?」

 少女にかける声が次第に大きくなる。返事はない。
摩擦の速度も最高潮に達した。男の鼻息も荒くなっていく。

「遠慮しなくていいぞ!恥ずかしがらずに……さぁ!」


(おお、この娘がはじめて達するぞ………!
まさか私が導いてやれるとはな………!)

呼吸が速く浅くなり、はりのある白い内腿の筋肉がぷるぷる震えだす。
男の肩に預けていた首が反り、顎が上がり、膣内が痙攣しはじめていく。
男も夢をみるような心地で、その瞬間を待った。

少女は男の指を急速に締め上げながら、全身を硬直させ、生まれて始めての絶頂に達した。
その瞬間男の唇は少女の唇に吸い付いていた。

(ああ……天国のようだ。しかしただでさえ狭いのに、
達した後だから指を抜くのにコツがいるな……
………意識の戻らぬうちに頂いてしまわないとまずいのだけれどな………)
353主治医×美少女:2006/11/22(水) 19:35:13 ID:DrFLAk+5
少女が意識を取り戻しはじめたときにはもう遅かった。
無免許医師ヤーンと、完全に「一体化」していたのだから……。


「ユリウス。子宮の入り口に私のモノが届いているのがわかるか?
ほら、コリコリして私も気持ちがよいぞ。
ここも女性の性感帯なのだよ。体を張って教えてやろう。」

「なっ……きさまっ…!」

「一度達すると、女は何回でも達することができる。
私に遠慮しないで、いくらでも達していいぞ。乱れたところをみせてくれ。
美しいユリウスよ。」

男は動き始めた。
「あっ……なっ、なにを……ぁっ、ぁあっ!」
(ああっ……そんな!……)

「ああ本当に美しい。私はおまえさんとこうなれて幸せだ。
おまえさんの主治医になれたことに感謝している。」

「いやっ……ぁあっ………」
「気持ちがいいだろう?さあ、何回でも天国に行かせてあげるぞ。」
「――っ、んっ…!あっ…!はぁっ…!ぁっ…!」

こうして媚薬の効力はてき面に発揮され、少女は中年男に何度も天国に行かされた。


――――この男こそ、後日、少女に逝かせてもらうことにになるのだが。







再度、お目汚し失礼しました。


354名無しさん@ピンキー :2006/11/23(木) 18:53:41 ID:vin9qW09
萌え死ぬかと。(*´Д`)乙です!!
355名無しさん@ピンキー :2006/11/24(金) 02:37:16 ID:FsPV4DMY
2作品(*´Д`)めちゃエロかったGj!
パロでなくとも実際それに近いことはされてそうユリたん。
ヤーン医師が仮にレオニードのようなイケメンだったら
このパロさらに萌えまくったな〜!
356名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 03:25:16 ID:dqx1swvg
GJ!!
ユリたんカワユス(*´∀`*)
357触診 1/2:2006/11/25(土) 09:04:11 ID:aIiBnYtQ
これもヤーン×ユリウスです。これも好みでなければスルーお願いします。





「体に異常がないかどうか診させてもらうよ。
いつもと違って今日は女性器の中までを丹念に調べさせてもらうからね。
では、膝を立ててそこに寝よう。」

主治医ヤーンは脱脂綿で自身の手と、寝台の上の少女の秘部全体を消毒した。

「では指を入れるからできるだけ力を抜いて、息をゆっくり吐いて」
中年男のごつごつした指の感触は、執拗に繰り返される内診により
いいかげん慣れてはきてはいたが、今日はそれが生き物のように縦横無尽に暴れまわるのであった。

「本当にこんなのが………触診なのか!?」
「今までにない感じで違和感を感じるだろうね。けれど少し我慢しててね。」
いつものような会話のやりとりに代わりは無かったが
その動きは男の一物が出し入れされる動きと同じだった。
少女はこれを全くわかっていないが、疑わしい思いは募る一方であった。
動きにつれて本能的に溢れた蜜が、しだいに指を光らせていく。

「たくさん出てきたね。
すべりが良くなって調べやすいよ。ユリウス。その方がおまえさんも楽だからね。」
ユリウスは徐々に、違和感以外のほかの感覚を覚え始めていた。

(何……これは…)
「せん…せっ…もう、いいっ!指を……抜い…て」
羞恥もまざり、真っ赤な顔で哀願する少女に、男は抜く気配を一向にみせない。
「いやいや、こんな中途半端なとこで止めるわけにはいかない。いい機会だから念入りに調べておいたほうがな。」
「う…うそ……だ…こんなっ…」
男は膣の奥まで、くまなく指を滑らせた。子宮口やその周りを今度はぐりぐりとなぞる。
「んくっ………」
奥をつつく中指の動きに合わせ親指が、敏感な芽を押し揉むかたちとなり、
ユリウスの腰はそのたびにぴくぴくとはねた。
自分でもろくに触れたことのない場所への
電流のような未知の刺激に押さえようと思う声が鼻から抜ける。

「んっ……ふっ……………っ……」
「奥はどうやら異常なしだな。次はここだ。いや、ここかな。」
指が粘膜を掻き回すような動きになったり、くすぐるような動きになったり変速的に動き回るたびに、
ジュポ………グチュ………と、淫猥な水音までが上がりだす。
それは少女の耳にも届き、ひどい羞恥を煽った。
(もう……やめてくれ………!)

生理の時のような勢いで吐き出される
腰の奥からのどろどろとした流れを自分でも感じはじめていた。
358触診 2/2:2006/11/25(土) 09:08:34 ID:aIiBnYtQ
「……おっと、ここがどうも怪しいな!ちょっと詳しく見てみよう………」
指を第一関節まで引き出し、恥骨の裏のざらざらした場所をとらえ、折り曲げた指の腹でぐいぐいと擦る。
「ああこれはやはり!……入念に診ておいたほうがいい。」

「こっ…こんな……いやっ………ぁんっ…ぁぁっん…………!」
診察の内容に強い疑惑を感じながらも、少女はシーツを握り締め、
甲高い声でついに喘ぎだした。
(は…早く…終わって…)

子宮から搾り出された蜜がヤーンの指の間を滴り落ち、シーツまで彩りはじめた。
男は艶めき出した美女の声に昂奮し、擦り上げる指にもついつい力がはいる。
(何て可愛い声で鳴くんだユリウス。いつものおまえさんと別人のようだ。
強がっていてもやはり、声も体も女の反応を示すな。)

それはいつまで続くのかと思うほど執拗に続いていった。
中の壁は膨れ上がり、男の指を徐々にきつく食い占めていく。
(いいぞ…いいぞ…!)
流れ出る蜜がさらに粘度を増してきた。
小さな突起も硬く立ち上がって、薄皮の中から真珠色の芯が顔を見せ始めた。
そこまで調べ上げるように親指も小刻みに動く。

「……ぁあんっ」
「よしよしいい子だ。もう少しで終わるぞユリウス!もう少しだ!」
(気持ちがいいか?いいに決まっているよな。それはもう女が喜ぶことをやっているのだから……)
少女の耳に男の声はすでに入らない。

絶望感にまみれながらも、自分の中に隠された快楽を無意識に体で求めるのみとなっていた。
普段は不快な、ごつごつした中年男の指の節までがこのときだけは
新たな刺激となって、いたいけな粘膜をたたみかけるように襲った。

指が出されるたびにそこから紅く染まった肉も一緒に引き攣れて淫猥に顔を覗かせる。
片手で掴めそうな細い腰が浮き上がりはじめた。
次いで痙攣しだした内部に、男が頃合を見て深く突き入れたときである。
「―――っぁああ!」
ついに少女は、中年男の指をギュッと咥えこんだまま、全身を震わせ、達してしまった。
男は嬉しそうに口元をゆがめながら、若い女膣の収縮と脈動を、それが済むまで存分に堪能した。


意識が戻り始めたころには、指は抜けていて毛布も掛けられていた。
「よし。診察は無事に終わった。膣内に異常はなかったよ。
今肺炎が流行っているから気をつけたまえ。次は半月後に来る。」
それだけいうと医師は部屋をあとにした。
少女はその後姿を力の入らない体で呆然と見送る。
自分の身に何が起こったかも分からずに…。


無免許医師―――ヤーンは、邸の者達に下卑た笑いを悟られないように足早に
アーレンスマイヤ家をあとにした。
「さぁ次回はどんな触診をしようか。ははっ…はははは……!」




終わります。ありがとうございました。


359名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 16:33:24 ID:Uh8SzCTo
直接的なのもいいがこういうのもええなぁ!
360名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 08:56:33 ID:StlhdVg8
ヤーンはイイトコどりだなw

リュドミール×ユリウス
モーリッツ×ベッティーナ
ダーヴィト×ユリウス

あたり読んでみたいな〜
361名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 23:42:16 ID:2hXaurWJ

憲兵がユリタンたべちゃうのたべたいな〜〜
ありそうな話なのになぜ話がないのだ・・!?神玉キボン濡
362名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 19:52:08 ID:Y3Cym/VS
家宅捜索で
不審なものを所持していないか、憲兵に服を脱がされ体の隅々まで調べられるユリたん
363名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 20:41:21 ID:gPrjeHW9
362様ぜひかいてください!!
364名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 17:09:32 ID:XnwXzsx1

http://www.computerpodmovies.com/mgp415/silverOliviamgp2LltMp.htm
ユリたんハァハァ
こんな体型かと・・・!
下の毛の色は違うけど・・
365名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 22:26:55 ID:gklWdgIq
たしかになwだが俺がユリウスたんたべたいな
366名無しさん@ピンキー :2006/12/02(土) 16:17:02 ID:WBsVwq93
ユリウスになりたいな!
367名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 17:09:10 ID:Qydfl8g7
レオになってユリたんをたべたいな!
368名無しさん@ピンキー :2006/12/02(土) 17:20:59 ID:WBsVwq93
喰われるならば、おねだりしてたアレクセイがいいな!!!

軍人のゴツゴツした指よりは、ヴァイオリニストのしなやかな指!
369名無しさん@ピンキー :2006/12/02(土) 17:31:00 ID:WBsVwq93
アレクセイ!あなたのヴァイオリンとして素敵な音色を奏でたい!!!
370名無しさん@ピンキー :2006/12/02(土) 17:41:23 ID:WBsVwq93
レオニードは、アデールを欲求不満にさせてるじゃない?

SSでは何故か、ご活躍だけど???
371名無しさん@ピンキー :2006/12/03(日) 04:53:31 ID:kHMz6Zv/
アリョーはセクースも情熱的でロマンチックと思ふ (かつテクニシャン… 裏山)
アルに告ろうとしたときに、"男らしくとびきりロマンチックに…"ってたし、ユ
リとの初夜には、部屋中花イパーイにするってた

女性の求めるものを、ちゃんとわかってると思われ
372名無しさん@ピンキー :2006/12/03(日) 09:01:19 ID:dTMIcAvn
「E-mail」欄にsage
373名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 09:12:28 ID:0ZtItG2K
アリョーwww
きもっ
374モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 21:32:36 ID:gvktcw5c
*襲われかけたユリウスをクラウスが助ける話。(長文&クラウスとは非エロです。)
 それでも良いという方だけお読みください。







 そっと目を開け、顔を上げてみると見慣れた風景が目に入った。
けれど、静まり返っている。
今日行くことになっているレッスン室ではないのは確かだ。

「……お目覚めかね?アーレンスマイヤ家の跡継ぎくん。」
聞きなれた少年の声。喧嘩し慣れた相手。
そのほかにもいつも少年を取り巻いている2人。
……どうしてここに?

「…な…なんの真似だ!?」
状況が飲み込めない。
身動きを取ろうとして……取れなかった。
どうやら後ろで手を拘束されているらしい。
そのまま壁にもたれかかるように座らされている体勢だ。
3人が自分を見下ろすように詰め寄ってきた。
いったいどういうことなんだ?

少し──思い出した。
8番レッスン室に向かおうとして廊下を歩いているところを
突然誰かに口を押さえつけられ……。両脇を抱えられて……。

「演奏会のときはうちのママをどうも。」
「なんだ……その時の仕返しがしたいと?」
「仕返しなんて人聞きが悪いなあ。むしろ御礼といわせてくれ。うちのママが大事な君の相棒の
すばらしいピアノ演奏をあやうく中止するところだったからな。それを君が引き止めてくれた。」
「ずいぶんと大層なんだな。お礼ごときにこの拘束とその人数はいらないと思うけれど?
正々堂々と一対一でどうだ?」

「ふふふ…ユリウス。僕にはひとつ興味深いことがあってね。今日はひとつ
礼も兼ねてそれを確かめてみたいんだ。」
「…何の話だ?」

何か嫌な予感を感じつつも、努めて冷静に言葉を返した。
「合同レッスンの音合わせにいかないといけない。
君達に付き合っている暇などないんだ。」
「ははー。それでは君次第ですぐ終わらしてやってもいいよ?」

ライバル視している──ピアノ科の奨学生に激しい対抗意識を燃やす少年の瞳が妖しく光った。
興味深いこととは、以前金髪の美少年と取っ組み合ったときに
偶然触れた体の一部が妙に柔らかい気がしたことだった。
375モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 21:35:11 ID:gvktcw5c
それはブレザーの上からでも十分感じ取れる弾力だと記憶している。

自分のことを「僕」と呼ぶ美少年。
男にしておくのは勿体ないほどの美しい金髪。
ブレザーに包まれていては一見性差を感じさせないが
この年齢にしてずいぶん線の細い華奢な身体。

男にしておくのは勿体ない………華奢……まさか――。
つまりあれからこの少年の性別に強い疑惑を感じているということ。

「君の興味なんて知らないがなんだ?早く終わらせてくれよ。みんなに迷惑がかかる。」
「ああ。では失礼して……」
少年の手があろうことか自分の胸に伸びた。

(え……!?)
そのままゆっくり撫で回していく。
少女の唇が僅かに震えたが、表情はなんとか崩さずどうにかじっと相手を見据えることができた。
「…ふふ…何をしているんだモーリッツ?」
「君達よく見ていろ。こいつの顔の変化を。」
「これが本気でお礼をしているつもりか?僕にそんな趣味はない。
礼なんかいらないからその手をのけてくれ。」

だが少年の手は止まらなかった。
取り巻きのラルフと、
カール(←勝手につけた名前ですご了承を…)が今にも泣き出しそうな顔で申し訳ないと言いたげに
美少女を見下ろしている。

その表情から確実に身に迫る危険を少女は察知した。
男子生徒として生きていれば
こういうことも起こりうるかもしれないと考えてみないこともなかった。
もちろん転入時からずっと。
それだけに、自分なりに用心深くしてきたつもりだった。

───決して動揺なんかしてはいけない。
自分に言い聞かせてきた。
取り乱しでもすれば、真っ先に秘密がばれてしまうことになりかねないのだから。
母の顔がすぐに浮かんだ。
次いで、アーレンスマイヤ家を追い出される自分と母の姿……。
路頭に迷い泣き崩れる母の姿……。
学校に留まらず、もしこれが家に知れたら……!

なんとしてでも、いま「男子生徒」を演じなくては!
演じきれるだけ……!
落ち着いて。そう、冷静に……。
そして取り返しのつかないことが起こる前にここから逃げださなくては!

376モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 21:38:21 ID:gvktcw5c
こうして数分の間、誰一人として口を開くものはなく、
ただ、二つの手がブレザーを擦る刷れた音と少年少女の呼吸の音だけが、
午後のレッスン室に響いていた。
ただその中で、一人の少女呼吸だけが少し乱れ始めていく。

明らかに触れられた箇所が熱く熱を孕んできている……。
「ん……もう……いいだろ?君がしていることの意味が全くわからない。」
「……おかしいなぁ。どうも男の体を触っている気がしないんだ。やけに柔らかいんだここが。」
「何を言っているんだ?同性の体を触っておもしろいか?この変態。」

(同性…ねぇ。…ふふふ…!いつまでそうして虚勢を張っていられるかな。)

ブレザーを着てしまえば気づく人はいないであろうほどのわずかな隆起だったが、
確かな弾力を少年は感じていた。おそらくこれが女性の乳房の感触なのだろう。

「息が荒いぞ。感じているんではないだろうなユリウス。『男』の癖に
触られて感じてしまう方がよほど変態でないか?」
そう言うと、ブレザーの下に手を差し入れた。
「!!」
(ああっだめだ!さすがにこれではばれてしまう!どうしよう!)

「なっ、なに…?モーリッツ。」
胸の体温が心音とともに直接掌に届いていく。先程よりももっと柔らかく沈む感触が……。
(やっぱり……!!そんなことが!でもなぜ女が?)

少年は掌の中心に硬く尖ったものを感じると、それを引っかくように擦った。
「っぅ……なんだよ………」
思ってもみない刺激に今度は声が漏れた。唇に力が入る。
そこだけ電気を流したように変に敏感になっていくのがわかる。

(いいさ。ゆっくり楽しんでやるユリウス。君が白状するまでだ……)
「やはり君は同性に触られて感じる変態だな。それにしてもおかしい。
男のものにしては、やけにここが大きくないか?」
掻かれた刺激で、さらに膨らみはじめた尖りを思い切り摘まみ上げる。

「は……んっ…や……やめて……くれ」
先ほどまでの落ち着きは消えうせ、声は高く上ずった。
不覚にも出した声に反応し、少年達も疑わしげに目を見張る。
377モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 21:41:27 ID:gvktcw5c
「嬉しいよ、ユリウス。こんな風に君の体に最初に触れる男が僕で。」
「どういう……い…いみ……だ?」
胸に触れているモーリッツの息も当然上がりだす。
いけ好かない相手であってもやはり女の体なのだから……。

はっと我に返る少女。気づけば自分は哀願の眼差しで少年を見上げている。
いくら普段口では負けていなくても、その尊厳と心は崩壊寸前だった。
だが、そうは言っていられない。
普通の女の子ならこの段階でとっくに叫び、助けを求めるだろう。
しかしこの少女に限っては、どんな展開が訪れようとも相手に秘密だけは守らせるのが
一番賢明なことも絶望的ながら確かである。
少年は自分に向けられた哀願のまなざしに強い快感を覚えた。

ユリウスのこんな表情が見られるなんて。
自分に対してあのユリウスがこんな媚びたような目をするなんて。
少年二人も少女の意外な表情に目を見張る。

「さっきまでの余裕がまるでなくなったな。
隠された同性愛の素性を知られまいと必死なのかユリウス。
それとも………個人的になにか特別な事情でもあるのかな?
硬く尖っているここの状態を僕達がじかに見てやろうか?」

(………え!?)
ユリウスは迫り来る最悪の予感に眩暈さえ感じた。
駄目だまずい!いっそ叫んでしまおうか。
待て。叫ぶ……。叫んだところで…………誰かに助けを求めたところで
来てくれた奴らが秘密を漏らさないと限るか?
クラウスやダーヴィトでさえもだ。

誰をあてにすることもできそうもない!
ああ………悔しいが今日のところは形だけでも屈してしまおうか?
そう思っている間に、ビリっと音をたてて胸元がはだけられた。
378モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 21:43:49 ID:gvktcw5c
「……!!」
うっすら汗ばんだ上半身にひんやりした空気が当たる。
はじけとんだボタンが2〜3個床に落ちる乾いた音がする。
咄嗟に目を瞑った。自分が息を飲むのと少年達のそれとは同時だった。
なだらかに膨らんだ乳房が、目の前の男達にさらけ出された。

それは成熟しきったふくらみでなくとも、綺麗な薄桃色の頂を湛え,十分魅惑的だといえた。
おまけに、皮肉なほどに先程の甚振りで その頂点が淫猥に自己主張しているのだ。

「うわ本当かよ……!ユリウスの胸が…膨らんでる………!」
「ああ……信じられない……このユ……ユリウスが女だなんて。胸があるなんて……!」
「腰周りなんて…細すぎるよな…。」
「まるで気づかなかったよ……。」

取り巻きの少年達はしゃがみこみ、間近でめずらしいものを見るように次々に口走った。
(どうしよう……!!)
「柔らかそうだ……触ってみたい……もう我慢できない!」
「…うわっ!……ほんとに柔らかいよ!!触ってみろって。ラルフも!」
「うっ…あぁ〜プルプルしてる…!たまんない……!やば…興奮してきた…!」
「うぅ…はじめて触ったよ…女の胸……!」

手と目からの刺激で、男達の下半身に勢いよく血液が流れ込む。
当然、この場を取り仕切っている本人も例外なく。
「うっ…あっ!お前ら…や…やめ…ろよ…!」
少女は頬を真っ赤に染めて少年達を睨んだ。
目の端には悔し涙が滲んでいる。

4つの手が興味深げに白い乳房を掴んだり、乳首を摘んでみたりしているのを止めもせず、
モーリッツは意地悪く言った。
「ふふ。この胸は……どうみても男のものではないよね。ユリウス。ん?
それでもって……もちろんここだけの秘密にしておいてほしいってことだよねえ?」
「………」
黙ったままのユリウスを構わず二人の少年の手をようやく制すると、
顔を近づけ思い切り乳首に吸い付いた。
379モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 21:47:21 ID:gvktcw5c
「あぁっ……!や、やめ…て…!」
もう片方の手は生き物のように空いた乳房を弄っている。
「君が何か言うまで、これはやめない。」

唇をすぼませて蕾を交互に吸いたて、時に舌全体で転がすたびに、
堪えるような少女の荒くなりかけた吐息を頭上から感じる。
舌の先で転がされると自分でも不思議なぐらい甘美な感覚と共に、甘い声が出た。

「はぁっ………や、やっ……めっ…モーリ…っん…」

それに刺激されたように舌の動きも早まり、周りの少年達の息も上がった。
「す……すごい!モーリッツに乳首舐められて…色っぽい声出してる…!」
「ううぅ…どんな官能本よりいける……!僕も…我慢できない。」

少年達の手は無意識に自分の股間を押さえていた。
「なんだ…。可愛い声も出せるんじゃないかユリウス…君でさえもだ。」
(ちきしょう……!!)

少女は、これで許されるわけがないと分かりながらもついに口を開いた。
「わかっ……た。モーリッ…ツ、みんなも……。このこと…誰にも言わないで。」
怒りとは裏腹な沈みきった声であった…。

あの気の強いユリウスが自分にひれ伏している。
征服感は予想以上で、モーリッツはつい笑い出したくなってしまった。
380モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 21:49:10 ID:gvktcw5c
「よく言ったな。で、賢いユリウス嬢なら僕達三人にこんな重要なお願いが簡単に通るはずないと
もうわかっているよな?
だったら君に選ばせてやる。
このまま逃げて秘密をばらされるか、秘密を守る代わりに今日一日奉仕するか。」

(奉仕………。)
絶望的な提案に少女の目から涙がいく筋も流れ、肩はがくがくとゆれはじめた。
睫毛も細かく震えている。

選択の余地なんてはじめからあるわけもなかった。
モーリッツは返事を躊躇し、愕然と俯くユリウスの顎を上げ、唇を激しく吸いたてた。
それに対して抵抗する意志すらなくし、思いのままに唇を、口腔までを蹂躙される。
時折口の隙間からちゅく…と、湿った音が漏れる。

思春期真っ只中の少年達はその図にさえも悶絶した。
一見してみれば、いつも取っ組み合っている者同士とは思えない、むしろ愛し合っているに十分な光景。
自分が我慢すればいい……いま逃げればあまりに大切な人をも巻き込んでしまう……。
失うものが大きすぎるから……!

美しい男女の接吻に生唾を飲み込みながら、傍らの2人はなりゆきをじっと待った。
むろん待つ必要なんてなく、どちらを選ぶかなど誰にとっても分かりきったものであったが。

「……当然、後者だよな?」
流し込まれた唾液が少女の口からすこし溢れ出た。
答えられなかった少女は少年の問いかけのままに、微かに頷いた。

「……モーリッツ。手を解いて。君達に脱がされるぐらいなら自分で脱ぐから。」
一通り泣いてあきらめのかかった声で告げた。
急にしおらしくなったユリウスに勝ち誇り、安心しきったのか肩をぽんと叩くと、
しびれるほどにきつく結ばれていた手首のシスターリボンをするりと解いた。
381モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 21:55:37 ID:gvktcw5c
自由になった手で自らのズボンを緩める。
少年達の顔が再び期待の色に染まった。
「……逃げたり…しないから。」
少女は囲まれた中心に立つとズボンをゆっくりと下ろした。

ストンと床に落ちる音と共に白くすらりとした脚線があらわになり、
6つの痛いほどの視線がつま先から張りのある腿に向かってかけあがっていく。
そして秘めやかな少女の脚の間へ……。

上半身は開かれた状態。
薄い下着の布があどけない女陰の割れ目にわずかに食い込んでいる。

「……うわぁぁっ……たまらない…!」
「…おお…すごい…」
すこぶる扇情的な眺めを前にして、たちまち少年達の股間は勢いよく張り詰めた。


ぼんやりする頭で歓声を聞きながら、覚悟を決め、露出した下着に手をかけたそのとき
「まだ、いい。」
低く言われた。
少年達が少し不満げにモーリッツを見る。

「まあ僕はこうみえても寛大なほうだからな。君の敗北に沈んだ顔を見れたことが一番の収穫だ。
今日のところは口で我慢してやってもいい。」
「……どういう意味…」

全く意図がつかめず、いぶかしげに見るユリウスを膝立ちにするよう促した。
着衣を緩め、少女の眼前に自身を突き出した。こんなもの初めて見た。
しかも見たこともない形状に怖気づいた。
「……!!」
柔らかな頬に硬く立ち上がった逸物を押し当てられる。
「これをその可愛い口で咥えてくれって言ってるんだ」
382モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 21:58:12 ID:gvktcw5c
口元に持ってこられたそれと、言葉の主を呆然と交互に見つめるユリウス。
「奉仕だよ奉仕。ユリウス。こんなに重大な秘密をこの僕達に口止めしてもらうかわりなんだからさ。」
少年の一人も焦れたようにはやしたてる。

半分悪い夢を見ている心地で、恐る恐るソレに手を添えた。
そして数瞬の沈黙。
遂に決心したのか、自分に何か言い聞かせるように深呼吸すると、
観念したように震える薔薇色の唇をゆっくりと開き始めたのだった。

傍の視線も張り詰めた空気の中、その一点に注がれる。
この後訪れることが予想されるもっとひどい屈辱を感じると、唇の、全身の震えを止めることなんてできない。
ゆっくり唇で包みこむと、中でピクンと反応し、さらにそれは堅さを増した。

見下ろす少年はニヤニヤと口元を歪めると、ユリウスの口内に入るだけ押し込んだ。
「んぐっ………!」
「「おおっ……!!」」

ユリウスの中で、守られていたプライドが決壊した瞬間である。
喉奥に異様な圧迫感を覚え、味わったことのない苦みを感じる。
反射的に押し出してしまいそうになるが、両手で頭を掴まれてしまった。
苦しそうな少女とは対照的に少年の顔は恍惚としたものに変わった。

「…言っておくが歯をたてたりするなよ。」
そういうや否や腰を前後にゆすりだした。
何度もえづきかけるしぐさを
かまう事無くこわばった塊が小さな口内を犯し続ける。
口の端から唾液が流れていくのを感じた。
383モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 22:00:40 ID:gvktcw5c
苦しい。悔しい。
実際のところほんの数分にも満たなかったが、気の遠くなるほど少女にとっては長い時間に思えた。
少年達もまばたきを忘れ、口と肌の接点を食い入るように見つめる。
唾液と粘膜がピチャピチャと絡む音が、室内の空気を揺るがせた。

柔らかい舌の感触はもちろん、突きこむたびに苦しそうに歪むユリウスの端正な顔が
モーリッツの快感に更なる拍車をかけ、一気に限界が迫る。
更に激しくユリウスの顔を動かしながら、自分の腰も動かした。

「むっ、ぐっ…んっ…!」
好き放題に顔を揺さぶられ、口の端から溢れた唾液がレッスン室の床にポタリと落ちる。
またその動きに合わせて肩まで伸びた金髪が夕日を透かしながらフワフワとうねる。
「ううっ…!!」

加虐者のうめき声と共についに快楽の堤防が決壊した。
にわかに生臭い液体が口内にあふれかえった思うと、
頭をぐっと押さえつけられ、鼻を摘まれたため
抵抗する事もできないまま、それをごくりと飲み込んでしまう…。

少年は一滴もこぼすまいと長い時間吐精し、ようやく縮み始めた棒を
そっと引き抜いた。
棒と口との間には半透明の糸が引き行為の激しさを物語る。
384モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 22:02:07 ID:gvktcw5c
「なかなかやるじゃないかユリウス。嬉しそうに飲み干して…。美味しかったか?」
「ぐ…ごほっ……。」
くやしいが濃厚に絡んだ液が喉につかえ、言葉が出なかった。

「…おい。君達も飲ませてやれよ。まだ飲み足りないって顔してるから。」
「い…いやっ…!」
モーリッツが後ろに回りこみユリウスを羽交い絞めにした。
「今日一日はとことん奉仕してくれるんじゃないのか?」
少年達は顔を見合せ順番を決めるような所作をとると、にやにやしながら一人近寄ってきた。

「…悪いなぁユリウス。」
言葉には僅かにまだ遠慮が見られるが、実際の行動には何の躊躇もなかった。
「うはっ気持ちいい…」

当たり前のようにねじこまれ、欲望のままに口内をかき回される。
また、後ろから廻された片手で乳房を揉みしだかれ、他方の掌で太股の内側を、尻を撫でられた。
それだけでは飽きたらず、やがて閉じた脚の間にまで手が伸び、下着越しに秘部をなぞりあげられる。

「……んんっ……!」
そのうち、生暖かいしっとりした湿り気が指に感じられた。
(ふふふ…!)

想定はしていたがやはり、その手がためらいもなく下着の中に入り込むまでに時間はかからなかった。
(ああ…やめて!触らないで…!)
秘部全体を這い回っていた指が小さな突起を捉えると、
なじるように、それを転がしはじめた。

「んっ…!…んぐっ…、は…ふ、……は、…むっ……!」

何ともいえない奇妙な感覚にユリウスは強く反応してしまう。
こんな状況で触れられているのに、こんな相手なのに
自分でも不可解な声が漏れる。

胸と、下着の中の芯を同時にいじられ少しずつそこが鬱血していくような……。
顔が上気してきて、鼓動も早くなってきて……。
385モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 22:03:57 ID:gvktcw5c
「なあ。ここ濡れてきちゃってるよユリウス。嬉しいなあ。僕の指でこんなに感じてくれてるんだぁ。」
猫なで声でささやき、後ろから吐息を吹きかけながら、首筋を吸う。
柔らかい尻の割れ目に回復した硬い棒をこすりつける。

「気持ちいいんだろう?…そう感じると、女は濡れるものなんだ。知ってるか?」
自由がきかない体を甚振られ、口の中のおぞましさに耐え、悔しいなんてものではないはず。
それなのに……自分の反応が理解できない。
(ああっ…その手を離してぇっ!)

気づくと、すべての少年の欲望を飲まされたところだった。
放出しきった男子達みな満足した顔で床にへたりこんでいる。
ユリウスもようやく終わったんだと脱力し、その場にがっくりと崩折れてしまった。
「…うっ、ごほっ、ごほっ……」

舌にまとわりつくねっとりとした後味に、吐き気が襲い思わず背中を丸め両手で口元を押さえる。
そんな背中を誰かの手が擦った。
「大丈夫かぁ?ユリウス嬢。君にはちょっともったいないぐらい贅沢なものを飲ませたようだな。
まぁ喉の渇きは癒せたか、ははは…」
「……」

床には飲みきれずこぼれたものや、飛沫のあとが白くおびただしい。
その一部は髪に、そして白い胸元にも流れている。
体の内も、外にもその匂いがこびりついてしまったようだ。
自分がひどく汚されたように感じる。
ユリウスがズボンを拾いに,床を這いずったときである。
386モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 22:06:20 ID:gvktcw5c
「まだ着なくていい……これで終わりだと思った?『お嬢ちゃん』?」
「もう…いいだろ?奉仕したら解放してくれるんでは……?」
「僕達は君にいい思いをさせてもらった。
だが今度は君のことも気持ちよくしてあげなくちゃ不公平だろ?なぁ。」

声の主は周りの少年に目配せした。一も二もなくうなずく少年達。
「それに、…僕達は自分の一番大事な場所を君に見せてやったんだ。
今度は君のもみせてもらわないと不公平だよ?」

理不尽な言い草に、怒りを通り越してユリウスの背中に悪寒が走った。
まるで、自分からその行為を望んでしたかのように言い放つのだ。
「ここまでして…ど…して…こ、こないで…約束がちがっ…!」
あまりの恐怖に立ち上がれない。
3人の影がにじり寄る。

「ひ…卑怯者っ!来るな……!」
「僕達をなめてもらっちゃあ困るよ。」
手と尻を後ろにつき、震えながら後退りする細い足首を何者かが掴んだ。
「やぁっ!…来ないでっ……!」
「さて、そろそろ君の大事な場所も見せてもらおうか…」

むき出しにされた16の瑞々しい肢体というご馳走を前に、
腹をすかせた肉食獣のごとく性欲に富んだ健全な思春期の男子達が
この密室で、襲いかからないなんてことは、まずあり得るわけもなかった。

今の状況で何を言おうが、男達を挑発しているにすぎない。
387モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 22:09:17 ID:gvktcw5c
ついに 何者かの手が下着を引っつかみ、太腿までぐっと引き下ろした。
「きゃぁぁぁっ!!」
反射的に、少女は叫んでいた。
閉じあわされた脚の間に、薄く柔らかな金色の恥毛が晒される。
少年達の息が荒くなる。

「いやぁっ……!!」
目から新たな涙が滲んだ。
「…はぁ…はぁ、勿体ぶらないで…ユリウス早く…早くこの下も見せてくれよぉ…!」
「いいや…もっと暴れて…。もっと抵抗して…!そのほうが僕たち燃えるから…!」
ありったけの力で抵抗するも、3人に押さえつけられてはどうにもならない。
いや、1人でもきっとそうだろう。

身長ではまだ男子達に負けていなくても、この年齢の男女差はもうしっかり出てしまっているのである。
必死に太腿を閉じ合わせ最後の肌を守ることぐらいしかできない。

「そうかじゃあまず胸から…」
『嬲』と書いてまさに字のごとく2人の少年が同時に体を挟みこみ、淡い突起に吸いついた。

「ひぃあぁっ…いやだ…!気持ち悪い…っ!離し…!離してえっ……!!」
ユリウスがびくびくと身をくねらせた。

「あぁぁ…どうして?僕達がここいっぱい吸って気持ちよくしてあげるからさ…?」
「もうこんなに立たせちゃって…嫌だなんて嘘だろう?」
少年達の口調は興奮ぎみながらも、不気味なほど優しいものに変わっていた。
その余裕が少女に勝ち目がないことを意識させる。
それでも、身をよじり抵抗した。

2人の頭に隠され、向こうが全く見えないが、
その間にも下着が脚から完全に抜き取られていくのをたしかに感じた。
(ああっ……!)

「この変態どもっ…!」
「ああ、その気の強い君を征服していくのがたまらないんだ……!」
何を言っても無駄なのである。

すこし慣れてくると少年達は口で吸いたてながら手では臍のあたりや、腰のライン、
淡い恥丘の上などをさすりはじめた。
1人1人違う舌使い、唇の動きにむずがゆいような…とにかく、さっきよりもっと強烈な電流が走る。
何の感覚だかわからない。

だが、それを快感とだけは認めたくなく、唇をきつく結び、手に汗を握った。
脚をばたつかせてもがいていたため、モーリッツの目には大事な秘部がはっきり曝け出されてしまった。

「ほら、ユリウス……。 ここが、また濡れてきてるよ?嫌がる割には 結構感じてるんだろ?」
そう言いながら、秘裂に指を滑らせ、ユリウスに聞こえるように水音を立てるモーリッツ。
触れる指の動きに合わせ、個所の肉がぴくっと動くのが自分でも分かった。
そしていつのまにかその動きを完全に許してしまっているのだ。
388モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 22:10:59 ID:gvktcw5c
明らかにいま辱めを受けているはずなのに、その箇所が次第に切なくなり……。

この4人誰一人として性的な経験もまだ無く、少女は自分の秘所をも慰めたことすら無かった。
だから、これは触れるものにも触れられる者にも相当な刺激であるはず。
しかし、それだけではない。

(どうして…。嫌な目に合っているはずなのに、こんなに荒々しく触られているのに
どうして嫌でなくなってくるのだろう…)
 ユリウスは混乱していく心を、正常に戻そうと必死に努めた。
だが、指が敏感な芽を摘んだとき、ついに体がびくんとはね、理性が狂いはじめた。

「あっ…ぅんっ……」
変わり始めた声色に少年達の下半身が大きく疼く。

「その声…いい…!もっと出して……。もっと喘いで…!!」
「よかった。結構楽しんでくれているんじゃないか!」

昂奮した少年達の舌や手の動きは一気に早まり、ユリウスの正常な思考を乱していく。
巧みではないものの、2つの口唇と、6つの手に一度に全身を弄られ、
ユリウスの全身は小刻みに揺れ始めていた。

「ぁっ…やぁっ……はぁ…ぁぁっ…」
「あぁぁ…何ていい声なんだユリウス…!」

いつしか少年達の顔は花の蜜に誘われる虫のように、ふっくらとした少女の秘唇に向けられていった。
それはまだピンク色の中身がわずかに顔をのぞかせるいたいけな一本の縦線であったが
悪戯によって小さな芽が硬く充血し、
その筋全体に蜜がまとわりつく様は見るものたちを煽った。

そしてその蜜が床まで伝い流れてきているのである。
今までにない大きな歓声があがる。

「うわっ……すごい…!これが女の……!!」
「おぉおぉ……ついに見ちゃったよ………!」
3人がかりで膝を押さえつけ、しばらく男どもは女の秘唇を食い入る様に鑑賞した。
初々しさと打って変わって誘うように蠢く小さな膣口に、雄の本能が堪らなく刺激される。
早くそこに身を沈めたいと……。
389モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 22:12:52 ID:gvktcw5c
「……ああなんて格好だ。ふふ…丸見えだよユリウス…」
「…もう…やめてくれっ…!!そんなことして楽しい!?」
「楽しんでいるのは君のほうだろ?こんなに濡らして…」

女の最も恥ずかしい部分を露出させられることに、はげしい屈辱がこみあげる。
顔から火が出るような羞恥に泣き叫ぶが聞くものは誰もいない。

「…それで止めるくらいなら、はじめから何もしないよ。」
(……悔しい……情けない)
モーリッツは静かにささやくと花弁を思い切りおし広げ、膣口のまわりを撫で始めた。
指先に助長され、奥から蜜がこんこんと湧き出てくる。

何十本もの指が、秘唇のまわりやぷっくり膨らんだ尖りを興味深げに擦りはじめた。
初々しい孔にも1本の指先がツプリと沈みはじめる。
蜜のためか、滑りよくあっという間に未通の膣内に異物を迎え入れてしまったのだった。
390モーリッツ他×ユリウス:2006/12/03(日) 22:15:18 ID:gvktcw5c
「おおっ…根元まで入った……!」
「──っ…んはっ…!…うっ…」
例えようのない感覚に細く括れた腰が反り返り、尻は浮き上がる。

「君は僕たちにここを犯されて喜んでいるんだ。それを証拠にヌルヌルしてる。なんて淫らな女だ…」
「ほらほら…女の子はここが気持ちいいですねー? もっとして欲しいかなぁ?」
乳房にも手が伸びる。

「…ん…んんん…っ…あぁ…あっ…い…やぁ…だぁ…!」

薄皮の剥けた蕾をこねられ、
中をズボズボと出し入れされるたびに呻くように漏れる声を抑えることができない。
触れられると、女の体は防衛本能で蜜を出す──そんなこと純粋無垢なこの少女に知る由もなかった。

当時は、投げかけられる言葉をそのまま
真実のように受け取って、消え入りたいほどの羞恥にながく苦しんだ。
もちろん、少年達に女体のしくみがわかる者もなく、ただ目の前の少女が淫らなだけだと
ひたすら決め付け、悦び勇んでいる。

だが、そう言われるとまるで暗示にかかったようにそういう気分になってくるのもまた事実であった。
粘性を帯びた水音と、悲痛の嬌声、男の荒い息遣いが日暮れの一室に響き渡る。
391名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 22:17:27 ID:gvktcw5c
「いやっ…ぁはぁっ、だめっ…もうっ…許してぇっ…!」

「…許して欲しければおねだりしてごらん。ここに欲しいって…」
全身を使って拒んだが遅すぎた。
上に覆いかぶさってきたモーリッツの股間が秘裂にしっかりと押し当てられていたのだ。

「やっ…それだけは…!やめっ…おねがいっ…!」
普段は凛としたまなざしがいっそう恐怖に歪んだ。
「ふふ。これからじゃないか。楽しいのは…。君は僕達の玩具になるんだ…」
(誰か気づいて…!もう誰でもいい…!通りかかって…!早く…!)
入り口を探るように少年は先端を滑らせている。

日は沈みかけ、この部屋もすでに薄暗い。
上にかぶさるモーリッツの表情もよく読み取れない。
遠くの部屋でどうやら音あわせが始まったようだ。
ピアノ、ホルン、チェロ、その他いろいろな音色が聞こえてくる。

そして、その音色の中に混じる独特の奏法の調べを少女の耳がはっきりと聞き分けた
瞬間、無意識のうちに、あらんかぎりの声を張り上げ叫んでいた。

「クラウスーーーっ!!助けてーーーーーーーっ……!!!」

少女の口をそっと手が塞ぐ。
「おうおう、悲劇のヒロインか。馬鹿だなぁ……助けを呼んだところで、
君の痴態を見せ付けるだけだぞ?ユリウス。」
「もういいからさっさとやっちゃえよ…。」
「すぐ気持ちよくなるって…。」

(…確かに馬鹿なのかもしれない…無駄な叫びだ…ぼくはこうして汚れていくしかないんだ……
これさえ耐えれば……明日から何も無かったと思って生きていける……秘密は守られる……)
少女は絶望し、双瞼を閉じた。
もっとも恐れていた瞬間を覚悟して……。

男根の先端が、入り口を捉え密着する。
モーリッツが押し入ろうと体重をかけた。
(かあさん…!かあさん…!かあさん……!!)

しかし───
この耳が、かんじた。
バイオリンの音だけがいつしか止んでいるのを。
勢い良くドアが打ち明けられる音を。
「チッ」と舌打ちした男子達が蜘蛛の子を散らすように退散していく靴音を。
そのまま少女は虚脱し、その意識は濃い闇に葬られていった。
392名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 22:22:38 ID:gvktcw5c


「…ああっ、もう許してっ…!!」
「ユリウス…」
「いやああっ…!!やめて…!!」
「…落ち着け。…俺だ」

さらりとした真っ直ぐな髪が頬をくすぐった。
温かい、少し煙草の香りのするシャツごしの胸の感触に、
低く落ち着いた声色に、ようやく少女の意識が戻りはじめる。

バイオリン科の彼は華奢な体を胸に抱きかかえていた。
「…ぼく………」
はっとして服を確かめる。……着ている。
「見た……よね…全部……はは…あはは…」
笑ったような泣いたような表情に少年は心を痛めた。

少女は顔を背けたまま言った。
「クラウス…このことは…」
「…言うものか。」
「…聞か…ないの?ぼくがなぜ……」
「ああ、聞かない。誰かに言うつもりもない。」

しばし、沈黙がつづく。
一度に起こりすぎた出来事に今となって震えがくる。
「辛かったな…だがこのことは一日も早く忘れて……」
「忘れる…?そんな簡単にどう忘れろって言うの…?第一これからぼくは…!」
「……こうなったのはおまえのせいじゃないだろ!?」
つい語気を荒げる。

その通りだ。ぼくはどこまで甘えているのだろう…。助けられていながら。
「……ごめん。ぼくが言い過ぎた。ほんとごめん。…ありがとう。助けてくれて…帰るよ。」

クラウスがぼくを思って言ってくれていることは分かっている。
 けどその優しさが今は痛くて、耐えられなくて…消えてしまいたい。
"好き"だとか、"愛してる"といった言葉が欲しいとは言わないから、せめて、
いまのぼくを肯定して欲しい。

「…何も聞かずに言って…。ぼくはぼくでいいって…おねがい。
クラウス、何も聞かないで…それだけ言って…」
「…お前でいい……ユリウス!…そのままで居ろ!!」
鳶色の瞳が真っ直ぐ自分を見た。

「…俺にとってのユリウスはお前ひとりだ!今は何も考えるな!」
クラウスの手に力がこもった。
「…あり…がとう。」

「ユリウス……。男の俺に女の痛みは悔しいが分からない。分かりたくても…。
その代わり今から気のすむまでここで泣け!だが、最後はおまえの力で乗り越えてほしい。」
そう言って、大きな胸にユリウスの小さな頭を引き寄せた。
言葉の途中で少女の目から、堰を切ったように涙が次々と溢れ出していた。
393名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 22:24:26 ID:gvktcw5c
(クラウス……!!)
頬を押し付けてシャツの布をぐっしょり濡らし、泣きながら時々顔を見上げすべてを話していた。

──財産目的のために自分は生まれてからずっと男として生きていること。
──秘密を漏らさないかわりだといって今日3人に関係を迫られかけたこと。

「怖…ひっく…かっ…たこ…わかっ…たっ!…ひっく…こわか…ったぁぁっ…!!」

驚きもせず、ずっと黙って聞いてくれた。
優しく身体を抱きとめ背中をさすりながら。
そうされているうちに心に少しづつあたたかい火が灯り始める。
今この場所でだけは、彼の前でだけはありのままの自分でいていいのだと心から思えた。

言葉にしなくても、目と目がお互いの気持ちを伝え合い、
そのまま愛しむような口づけを交わした。
月明かりに照らされた一室で、今この瞬間だけは女の子としての自分で────。

その後、居残りのレッスンで遅くなったという理由でユリウスは
無事、家に送り届けられた。
394名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 22:26:25 ID:gvktcw5c
数日もたたないうちに、思いもよらないことがあった。
あの3人が謝ってきたのである。彼らみな涙ぐんでいた。
モーリッツはユリウスの言葉で初めて自分の根底にあった気持ちに気づき、
その後深く落ち込んだ。

「…もう怒ってないよ。でも、どうでもよくはない。たぶん忘れる事もない。
君たちの事はずっと覚えてると思う。…いい印象ではないにしてもね……。」
ユリウスは素早く身を翻すと、クラウスのもとへ駆けていった。

ロシアへ発つまでの短い間、自分が女でいられるひとときを
僅かな時間であったが彼と共に一日一日大事にすごした。





終わります。ありがとうございました。


395名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 22:38:04 ID:N/I5HMyh
ネ申キテル━━━━━´Д`;;;ハァハァ━━━━━━━!!!!!!
GJ!!!!エロくてよかった
396名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 22:26:36 ID:b5xCgOzM
GJ神
やっぱりゼバスはいいな
397名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 23:57:05 ID:UmrFMwjR
GGGGJJJJ!はぁ・・はぁ・・
ゼバスの男子たちにいたぶられイキっぱなしのユリたんも見てみたいな。(*´Д`)
398名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 20:17:35 ID:RwbkjD7K
ユリとモーリッツって案外萌える!!

>>362憲兵に襲われるもアレクセイがたまにしかかえってこず
欲求不満になりかけていたので、ちょっと触られただけでアンアンよがってしまうユリたんハァハァ・・・
399名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 17:42:55 ID:GEaOxBj9
書きにげ 


「ユリウス様…」
いつもはおさげに結っている黒髪をほどくとほんの少し大人びて見える。
しなやかな指が少女の幼さを残す胸の突起を擦った。

「あっ…ああん……ユ…リウス様ぁっ…」
「しっ…かあさんに聞こえてしまうよ。」
そのまま唇を塞がれた。温かい。
水を含んだように柔らかいユリウス様の唇。
私がはじめて知った口づけ。

自分より一回り小柄な少女の黒くつややかな髪に手串を通す。
空いてる右手は幼い曲線を描いた腰を辿って下へ下へ……。

「あまり、声を出しすぎないように気をつけて…」
溢れかえらんばかりの泉を捉えた指が、内壁をくすぐり始めると唇の間からくぐもった吐息が漏れた。
「んっ……ん……」
快感に耐えようと眉根を寄せ、月夜にも明るく幻想的に光る金髪をかき抱く。
「感じやすいんだね。ゲルトルート。」

辛いことがあった時、怖い夢を見たとき、幼い日を思い出し泣きたい気持ちになったとき
わけもなく不安になったとき
そんな夜はいつからか、自分の足がユリウス様のお部屋に向かうようになっていた。
ユリウス様はそんな私を静かに受け止めてくれる。

布ごしに柔らかい2つの胸が押しつぶされ形を変え、至近 距離となった
黒目がちな瞳と碧い瞳が合わさる。

やがて夜着を脱がせあい、赤ちゃんに戻ったように胸を吸い合う。
互いの一番感じる場所を指で、舌で探り合う。
ときにもどかしく、じれったく……。
眠たくなるまで……。
そうするうち本当の深い眠りが訪れてくれる。
心音を感じながら、肌を寄せ合うと一人で眠るよりずっと気持ちがいい。
恥ずかしくなんてない。自分と全く同じものを持ってる女の子の体だから……。
「好き」をもっと深く確かめ合うだけ。

一度はあきらめた。
男としてのユリウス様を愛した自分を。
けれど、今のユリウス様はもっと好き。
もう一つの芽生えはじめた愛情をこれからゆっくり大切に育んでいこうと思う。

END

400399:2006/12/06(水) 19:03:49 ID:GEaOxBj9
百合注意と書き忘れました。ごめんなさい。
401名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 20:24:24 ID:BZRZ1/jI
GJ
だがsageてくれ
402名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 23:16:48 ID:4dZ/h1te
>>397 イイ!
 憲兵ものもキボ!
403名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 13:14:44 ID:yLg/FDjO

ドミートリィ、アルラウネ誰かおねがいします。
モーリッツ、ベッティーナ  クララ、イザークも読みたひです。
404名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 10:41:37 ID:8cs0YyLE
ダーヴィト×ユリウス (*´∀`*)
405名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 04:23:43 ID:JIE1Gc3D
>>399
GJ!
406名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 16:58:37 ID:Hy0ysgPK
ダーユリ
レオユリ
憲兵ユリ
きぼんぬ
407名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 19:10:19 ID:U6TzcaYB
>>399
長編きぼんぬ。
408名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 02:24:49 ID:UKX0v7qs
ドミアル ダーユリ ベティモリ よみたひ!
409名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 21:05:33 ID:h75yfboN
ゲルトルートがユリを攻めちゃうやつ・・
410名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 23:07:51 ID:4rpUsfn/
校長先生ユリ・・ ハァハァ
411名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 23:56:03 ID:OknD55W0
>>399
はぁはぁ。詳しく。はぁはぁ。
412名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 07:15:03 ID:UHofTVjA
メ欄にsage
413名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 03:39:38 ID:Dp5Kgj8i
書き逃げ  レナーテ×ユリウス




「ユリウス来なさい。母さんの前だけでは自分を曝け出していいのよ。
いつも窮屈な思いをさせて…母さん本当に悪いと思ってるわ。だからこうして夜だけは…誰も見てやしないのだから…
安心して。ほら、服を脱いで…。」

「……えっ?」

「母さんになら見せてくれるでしょう?あぁ、だいぶ胸が出てきたわね。私に似て形が良くて安心したわ。
でもまだ晒を巻くほどではないわね。制服を着込んでしまえばわからないものね。」

「か…あさん?……ぁっ!」
「こうすると気持ちいいでしょう?ユリウス。ほら、こっちも…。」

「あっ……やっ……」
「感じる場所も母さんと同じね。親子って不思議ね。ここも同じかしら…」

「…なに?」
「少し痛いけど我慢してて…きっとすぐよくなるわよ。」

「いっ……!」

「痛かったら母さんの指を噛んでいいわ。」

「でっできない…そんな…ぁっ…ことっ」

「だいぶほぐれてきたわね。もう大丈夫。もっと足の力を抜いて…」

「かあさ…なん…か…変……」

「気持ちよくなってきてるのよ。ほら…。」

「やぁっ……」

「母さんにはこれぐらいでしかあなたを喜ばせてあげられないから…。」

「そんな…ことないっ…ぼく…かあさん…――はぁっ…!すき…だよっ」

「…うれしいわ。母さんもあなたが大好きよ。やっぱりここもよく似ているわ…。…気持ちいい?」

「ぁぁっ!…か…かあさぁぁっ……き…気持ちぃっ…んんっ!」
「もっとよ。ほら!母さんにつかまってていいから……!」
「―――っ!!」

「…母さんこれから時々あなたの部屋に来て寝てもいい?」
「もちろんだよ。ぼくだけのかあさんだもの…。でもさっきのは一体何だったの?」

「☆$Σ………。」

「……よくわかんないや。何だか急に眠たくなってきた…。おやすみ。かあさん。」
「おやすみ。ユリウス。」


END
414名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 03:41:21 ID:CCvMkTvZ
深夜に乙でしGJ
415名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 15:02:57 ID:lE6KrL/e
>>413ツボ押し上手なレナ母の話だねコレハww
416名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 18:57:59 ID:a4HM1bkG
やっぱ年末になると人が減るな。書き手さんがたも忙しいのだろう・・・
417名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 20:26:01 ID:Np6gbLyM
だれかユリウスとマリア姉さんかいてくれないかな〜…。
418名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 03:25:11 ID:JR4l/6A5
基本的に何でもありがたく頂くよ
今までに無かったイザークとロベルタの初夜→ロベ攻めなんかでもいいし。
419名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 21:26:56 ID:j9wt0YVw
どんな短編でもいい!


ネ申よ・・・!
420名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 14:29:05 ID:lm+yB5CG
陵辱もの。
421名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 20:05:18 ID:Oy9x6802
年の瀬だ・・
422名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 20:26:44 ID:kwahOeoi
イザーク×ロベルタ(短いですが…)






「やだ、どうしてかしら。こんなに幸せなはずなのに…」
涙をぽろぽろとこぼし始めた新妻を夫が抱きとめた。
この日がくるきっかけとなったあの日━━━病院でしてくれたと同じように…。
けれど今はその温もりを一番近くに感じる。
意外と逞しい胸に気づく。

夫婦としての初めての行為を終えてまもない肌が汗で冷たく、それすら今は心地がいい。

妻は背中に腕を廻したまま、夫の首筋に口づけた。
そのまま、胸を伝い、下腹部にたどり着くと
隆起をはじめた己を口に含んだ。

「ロ…ロベルタ…!?」

初めて受ける女性からの突然の快楽に、驚きをかくせない夫の手が、震えながら髪をまさぐる。
右手を沿え、舌先で先端の割れ目に丹念に往復させる口元から目が離せず、
腰まで届くまっすぐな髪を指で愛撫する。

夫の荒い呼吸に限界を感じ取った妻の口が、そっと離れた。

夫を仰向けに促すと、その上に跨り、ゆっくり腰を沈めていく。
どちらの口からも、同時に長いため息が漏れた。
そのまま、規則正しい上下運動を妻は繰り返す。

「…ロベルタ…ぁぁっ……」

涙は頬の上で跡を残していつしか乾いていた。
「ねぇ。私達…これから…もっと…幸せに…なれる…わよ…ね。」
「…当たり前だ。」

うっすらとそばかすの浮いた妻の顔。
決して端正とはいえないが、今までに見たどの表情よりも今日は美しく見える。
幸せに満ちた優しい顔。
それに深い満足感を覚えながら、夫は妻の動きに身を任せた。



END
423名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 20:26:27 ID:HaSHg4Aq
>>413
ハァハァ…
424名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 22:50:34 ID:yVCfo3Y7
イザークとユリウスの別バージョンがまた読みたいっ!
425名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 11:02:37 ID:YxG1W/pI
レオユリもスキーだが、レオアデを再び待ってる俺がいる・・。気長に待ってる。
426名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 10:49:53 ID:DwVNHKeX
ヴェーラがレオニードにセックスされてたら萌えてたんだが
427名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 17:04:57 ID:u9TeR47b
ヴェーラですか!?それは新発想…
…想像すると、う〜ん……似過ぎでどちらがどちらか分か
428名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 22:05:27 ID:cA+7k7NA
白夜のしじまに二つの物陰が映る。
豪奢かつ美麗なる、スウィートの片端に館の主の趣味により
ネオロココ式に設えられた寝台とその周り。
金色と黒色の混ざった、薄暗闇の中に絹の敷布とミンクの上掛けを波打たせる物陰。
「レ…オ…恐いよ。いやだぁ…」、儚いが美しいソプラノが響くと、
金色の髪をまさぐるがっしりとした手が
「私だ、お前は私の中にある。私はお前の内にある。」
そう言いながら、細く手折れそうな手首をつかみ、そっと
その二人合わさった部分に導いていく。
黒髪はピタリと付けたその居丈夫の体躯を緩め、
接合の部分に細い手首を滑り込ませてやる。
ゆっくりとその繋がりを確認させる。
薔薇の花びらのような愛しいひだが包みこんでいる硬く膨張し脈打つ証。
花びらの先にある、普段は小さな尖りが硬さを持ち脈打っているのも、
確認させるごとくじっくりと、武骨な指を細い指に絡ませて導く。
「ほら。」
確かめさせながら、体躯を揺らし自身の抽送を加えて行く。
金髪はやっと安心したかのように囁いた。
「全部欲しい。」
「あぁ、全てやるぞ」
いささか小粒の膣口に大柄な体躯にふさわしい大きめの証を収めて行く。
その絶頂感に候はたまらなくなる。奥深く打ち込み子宮を感じる。
「レ…オ…ニード。嗚呼つ。熱いんだ。あなただ」
びくっっびくっと証が黒髪の想いを爆発させて、失神している金髪を苦しいほどに抱きしめる。
もう、幾とせもこうしてきたのだ。お前を抱き、私は初めて…。

429名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 01:55:10 ID:HOyNqIVN
歳末の忙しい時期に、職人様たち投下乙です。
来年も待ってますよノシ
430名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 11:48:11 ID:zwa5CYmk
>>426
すごい思いつきだなwユスーポフ兄妹攻め→ユリも想像してしまった。
来年の投下にも期待!
431名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 18:24:01 ID:1d4Fzcp3
「先生早くぼくの小説ちょうだい。 さみしいよ!」
BY ユリウス
432名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 21:36:34 ID:DxWsscuR
「まあ焦るな。じっと待っておれ」
433名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 00:32:11 ID:ZJfEBV7m
>>428 「レオニード、もっと………」
434名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:01:01 ID:aA5JwGIc
「ほら、ちゃんと広げてみせるんだ…もっとだユリウス!」
「ぁ…先……生」

うつむいた金髪の美少年風の少女の口からは、もうまともな言葉が出なかった。
膝は小刻みに震え、これから起こるであろうことを予想し、覚悟するのみだ。
頬を染める少女に構わず、彼の目は全体を眺め回し
やがて、その部分にしっかりと向けられていった。

「本当に真っ白だな…。」
のぞき込む男の目から、どこを隠す術もない。
軽く指で触れると、教授はそこに印をつけた。

「そしてここは……あぁ…全く使ってないようだ…!。」

ああ……もう言わないで…!
次々とありのままの実態がタバコの香る口から告げられ、
ついに恥ずかしさから目をつぶる。

「広げてみたこともないんだろう?こんなところ……」
「……ヴィ…ルクリヒ先生」




「……近頃どうしたっていうんだ?
転入時のやる気が感じられない。このままでは留年の心配をしなければならなくなる。
こんなことはさせたくないが、
レッスン前に
まずはラテン語を10回暗誦してきなさい。わかったね?」
「……すみませんでした。」

やっと自分に返された教科書を手に、少女は重い足取りでレッスン室を後にした。





END


435名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 01:49:04 ID:bwOQIDSY
教科書に勉強の形跡が無いことで罰則を食らったユリウスたんと解していいのだよな?
妄想力がすごいなみんな。。。
鳴呼。俺も今年は何か投下してみたひ。
436名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 10:29:00 ID:izLJ2o0T
ヴィルクリヒ自体が何かセクスィだ
男子生徒からもモテていたにちがいない
437名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 21:31:48 ID:pSjgf73b
ヘルマンはレオ同様、
バ○に違いない……
438ユリウス×ゲルトルート:2007/01/07(日) 20:02:47 ID:mQvnpueA
※百合苦手な方スルーしてください。エロは薄めです。





「───凝っておられますね。今日は一段と……。」
「ああ、ありがとう。気持ちがいいよ。」

カチカチに凝っている、身長のわりに薄い肩や背中をいつものように指で圧しながら、
金髪の少女の積年の苦を感じ取ると、また心が痛んだ。

生まれつきの精神的な重圧を余儀なくされている彼女を、体だけでも少しでも楽にできればと
ひっそりと東洋医学の本を書斎から持ち出し、夜な夜な読みふけり、
指圧を実践しはじめたのだ。

首の後ろ、肩、背中、腰、くるぶし、土踏まず、足指と小さな指が下へ下ってゆく。
もちろん彼女を喜ばせてあげたいという動機からであったが、
これが思いのほか好評で
彼女の反応が自分にとっての喜びともなり、喜ぶ彼女を見たいがための楽しみにもなっていた。

夜のひととき、この時間だけは互いが出会う前の
幼い日のことや、昼間あったことを話したりできる
一日の中で唯一和んだ時間だといえた。

「本当は女の子として生きたい。」
母にも告白できなかった思いを吐き出し、
涙が止まるまで黒髪の少女の小さな肩を借りたこともあった。
439ユリウス×ゲルトルート:2007/01/07(日) 20:04:55 ID:mQvnpueA
彼女にだけは、自分の性別を思い切って告げて良かったとユリウスは思えるのだった。
また、ゲルトルートにとっても同じことがいえた。

聞いたときの衝撃は言葉に表せない程大きかったが、今となっては、友の域を超えた
━━━身分の差を感じさせないといっては少々あつかましいが━━━
彼女を誰よりももっと身近に感じられるようになった。

本当の家族のように、心の内をさらけ出してくれる彼女が、何より愛おしい。


少女の細い指で体をほぐされていると、あまりの気持ちよさに
眠ってしまうことも多々あった。

「でも、どうしてそんなに上手なの?どうやって覚えたの?」
「あ、ああ…これは指圧に詳しい知人がいてまして…」
「知り合いにそんな人がいたの?意外だな…」

気持ちよさから、端正な顔をうっとりと緩めている彼女に、自分の疲れなど一切吹き飛んでしまう。
指圧や、会話の途中で眠ってしまった金髪の少女の髪を
母のような気持ちで、愛おしげに撫でるのだった。
(明日はユリウス様とどんな話をしよう……)
440ユリウス×ゲルトルート:2007/01/07(日) 20:09:18 ID:mQvnpueA
「……ート」
「ん……」
「朝だよ」

上から降る澄んだ声に、目にした景色は、見慣れた狭く埃っぽい一室では無かった。
自分に相応しくない、広い豪華な天蓋つきの、すなわちユリウスのベッドで目覚めたのだった。
いつのまにか隣で……。

一気に頭が冴え渡り、ガバッと起きると座った体制のまま手と頭をベッドにつく。
「ごめんなさいっ!私ったらここで一晩……」
だらしない真似をした自分があきれられてしまったら……という不安がよぎったが。

「……僕は嬉しかった。」
上から降る言葉に思わず顔を上げた。
「隣に居てくれて。」
「ユリウス…様?」

「…いつも、助けられてきたのは僕のほうかもしれない。
君が近くに居てくれて、その笑顔を見ていると、なんて言うか、ほっとするんだ。
うまく言えないけど、最近では、この家に来てよかったって思えるようになったというか…。
だから…僕に謝らないで。」

ゲルトルートはいつものひだまりのような笑顔に、少し照れを含ませた。
「…ユリウス様。少しの間、こうしていていいですか?」
「…いいよ」
ベッドに座り込んだままユリウスの薄い背中に手を廻し、
身をもたせ掛ける。
寝汗交じりの冷やっとした肌が互いの体温で、じんわりと暖められていくようだ。
441ユリウス×ゲルトルート:2007/01/07(日) 20:12:10 ID:mQvnpueA
「厚かましい…ですよね…」

ユリウスは黙ったままゆっくり首を振った。
座高の差から、
頬の当たる場所がちょうど喉元のあたりになる。

寝乱れした夜着の胸元は、昨夜より広く開き
目線を下にやると、朝の光に目に眩しいほどの白い皮膚に透けた何本かの細い青紫の静脈と、
美しい造形物のような鎖骨が見える。

そしてその下には……確かなふくらみが、白い皮膚を押し上げている……。

頭をもっと下にさげ、耳を押し当て、身体の奥に心臓の鼓動を聞いた。
体格の分だけ、自分より大きく感じられる、自分にもある女の器官。
つんと尖った頂点の高さに、頬を押し返してくる弾力に、布ごしにも整った形を思わせる。

少女は、陶然として鼻を寄せ、胸元に鼻孔を収縮させた。
柔らかく、微かに甘い香りがする。
香水などつくられたもので無く、それが想いを寄せる人の生身の体から発せられているものであると認識した途端、
頭の中が、痺れた。

だが、こうしていると不思議に心地よく、何故だか懐かしくもあり、
頬を房に、くいっと押しつける。
442ユリウス×ゲルトルート:2007/01/07(日) 20:15:17 ID:mQvnpueA
「ゲルトルー…ト…」

小さな頃、もしくは赤ちゃんの頃、自分にもやはり母親が居て
埋ずもれた遠い記憶の中で、こうやって甘えていたことがあったのかもしれない……。

 顔だけで無く、こんなに美しい身体をお持ちなのに、彼女はこれを偽るのに服で身を隠し、
終止神経を尖らせて……。
 こうして何年間も………。
やるせない思いと涙が同時にこみ上げる。

頬の当たる方とは別の乳房の輪郭はいつしかたどたどしく手でなぞられ、
重さを確かめるように、持ち上げられた。
包み込むように,房全体をそっと掴むと、自分の小さな手には少しばかり余ってしまう。

それが柔らかく押しつぶされ、くにゃりとひしゃげる。
指の力を緩めると今度は弾むように押し返してくる。
その気持ちよさに、もどかしい手つきでそれを繰り返した。
443ユリウス×ゲルトルート:2007/01/07(日) 20:23:06 ID:mQvnpueA
幾分に、それに温められた掌に、柔らかさとは対照的な
突き上げる一点を感じ、それを爪の先で軽く掻くように擦ってみる。

金髪の少女が息を飲み、肩はぴくんと上がり、そのはずみでベッドが軽く弾んだ。
こくりと唾を飲み下す音が聞こえる。
それをのぞいては、この一室はまだ、朝の静寂に包まれていた。

わずかに開いた口を閉じられないまま、両手でシーツを握り締めるユリウスが急に
いじらしくなり、
左胸にぷくりと立ち上がった粒を、指の腹で少し強めに何度も擦る。

「はっ………」
自分の奥がきゅう、と収縮していくのをユリウスは感じた 。
こんどはゲルトルートの細い肩口に掴まる。
小さな指先が、高さを増した一点をいきかうたびに、微弱な電流が下腹から腰に流れ、
太腿の内側にへんに力が入る。
そこが今にも、つってしまいそうだ。

言い表せないような感覚に体中がもぞもぞする。
どうしていいか分からないといった様に、裾からすらりと伸びた
白い両腿がピタと合わされる。
ほっそりとしたふくらはぎの筋肉までが、ときおりピンと張りつめる動きとなる。
444ユリウス×ゲルトルート:2007/01/07(日) 20:25:40 ID:mQvnpueA
深く息が継げず、どこか抑えたように浅く、
とまどいがちに不規則に変わっていくユリウスの息遣いに、
また、自分の指がそれをもたらしていることに
悶々とした感覚が、ゲルトルートの中にも芽生え始める。

硬く膨れた乳首を擦りながら、自分の中心が潤い、
それが下着に少しずつ伝っていくのを肌で感じた。
吐く息が、今までに無く熱い。

上半身の中のほんの小さな指と肌との接点がちりりと痺れ、
熱くなっていく異様な感覚に、
何故だかこれ以上されては自分が保てなくなりそうで、
その怖さから、指先から,
ユリウスは思わず身をよじって逃げた。

夜着には、くっきりと先程は無かった豆粒のような形が浮かび上がった。
金の睫毛が、微かに震えている。
止まった刺激にようやく安堵したかのような深い息を、ふぅとついた。
ゲルトルートは一瞬ひるんだが、夜着の合わせにさっと両手を掛けた。

「ゲ……ル……」
「ユリウス様……!」

小柄な体に見合った甲高い声が空気を軽く揺るがす。
今すぐにでも布を左右に肌蹴け、あらわになった膨らみを、
硬く立ち上がったものを,
もっと執拗に弄んでみたくなった。

透き通るような胸元から分かるように
それに続く下の膨らみもきっと雪のように白いのだろう。
445ユリウス×ゲルトルート:2007/01/07(日) 20:27:34 ID:mQvnpueA
じかに撫で、そして先の尖りを口に含み、吸いあげ……。
合わせ目を手で掴んだまま、布の下の柔らかさを、先の色を、形を、
さらには、舐めて咥えた時の舌ざわりまでを想像してみる。

同じ性の身体であるのに、これほどまでに欲してしまう自分に驚く。
もっとくっつきたい、触りたい……。
こんな身の上でありながら浅ましくも、ユリウスを深く知りたい一心が、
今の少女の頭であり、体だった 。

けれど、きっと見捨てられてしまうだろう……。
激しい葛藤がつきまとう。

だが、見下ろした碧い瞳がまぎれもなく動揺に揺らめいていることに気づくと
これ以上はいけないと、両手をパッと離した。

「…ご…ごめんなさい!私…なんて事を……身分もわきまえずに……」

全てが爆ぜてしまいそうな思いを、今にも見透かされてしまいそうで
懸命にベッドの敷布を睨む。
ユリウスは夜着の前を片手で軽く押さえた。

「……謝ってばかりだな」
「え…」
いつもの声の調子に、そして普段どおりの
涼しげな目元にすっかり戻ったユリウスがふっと笑いかけた。
446ユリウス×ゲルトルート:2007/01/07(日) 20:30:06 ID:mQvnpueA
少しほつれた黒く長い髪を指でするすると解かしていく。

「……自分のことをそんな風に言わないで欲しい」
「…ご…ごめんなさい」
「また謝る…。びっくりしたけど、その……嫌じゃなかった」

吐息がかかるほど間近に迫った顔の、肌のきめ細かさに
どこまでも深い瞳の碧に再び目を奪われる。
金髪の少女は目を少し細めると、長い指ですっと黒髪の少女の、高潮した頬を撫で、
小さな唇を羽根のようになぞった。

この身をすべて任せてもいいと思えるほどに愛しい人の指が、
やっと自分の肌に触れている。
熱いのは、彼女の指なのか、自身の肌なのか、
もう、そんなことも分からなくなるくらいに、心臓が早鐘をうつ。

唇が小さく震え、ぞくっと身体じゅうが総毛立ち、
何かを求めるように、無意識に目を閉じていた。

その刹那、触れるか触れないかの温かさを唇に感じたのは一瞬の出来事だった。
感慨の雫が頬を伝ったのは
長く待ち焦がれていたものが自分に、思いがけなく重なったからである。
447ユリウス×ゲルトルート:2007/01/07(日) 20:35:36 ID:mQvnpueA

「ゲルトルート!そのじゃがいもっ、徹夜に持ち込む気かい?」

これで何度目かわからない。
その一日、唇に重なった温かさを、ふくらみの柔らかさを
頭の中で繰り返し再現している。

まだ信じられないような朝の出来事が、
変わらぬ日常に埋もれてしまうことが惜しまれる。

夢と現実の狭間にいるような心地が強かったが
知らず、掃除や野菜の下処理の手が止まっているところを、
使用人たちに繰り返し、何度も注意されるのだった。

ついでに緩みきった表情までをも指摘されたのは言うまでもない。

「あの子は恋をしている」「一人前にも綺麗になった」
鋭い女たちの勘により、その噂が邸中に広まるのに数日と要さず、
ひやりとしたが
その相手までを言い当てる者はとうとう誰ひとりとていなかった。

終わり



※エロがあまりなくてごめんなさい。
448名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 12:29:07 ID:U1GNai6z
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !
興奮した
449名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 10:05:29 ID:wIzQ+W59
乙です。ゲルトルートにはもっと生きててほしかったよほんと……!!!

今漫画読んでて思いついたんだけど、イザユリが校長先生の部屋でナイフを見つける場面
に ブラックスって犬でてくるよね。
ブラックスがユリの体をクンクンペロペロしまくって、イザが犬に本気で妬くとかはどうだろう?

だれか書いて……ウマーな人。。。



450名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 16:01:30 ID:hFfa2Q4r
>>449
えええwww
ブラックスって♂なのか?
犬のことは詳しくないが♂犬はやはり、女が好きなのか?
451名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 21:08:41 ID:4MF3bpaU
>>426>>449SS化希望
452名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 16:20:06 ID:fhNe9EBT
ヴェーラあるいはマリア.バルバラに優しく慰められるユリの話が読んでみたい
453名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 10:38:10 ID:lApnWT3v
2ch閉鎖の危機!!
ここ楽しみにしていたんだけどな・・orz
どこか引越し先に投下場所を設けられたらいいのに・・!
454名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 01:34:36 ID:F+FQYLxx
↑PINKは2CHとは別物なので大丈夫と思いますが…
念のため投下します。
455ダーヴィト×ユリウス:2007/01/14(日) 01:36:48 ID:F+FQYLxx
カーニバル後「どこまで自分を追い込む気だ」のセリフ後。
好みでない方はスルーお願いします。






「…まだ、かあさんがいなくなったことに
慣れないんだ。頭ではわかっていても…部屋の前を通る度に、かあさんが
いるみたいでつい部屋をノックしてしまう…」

もはや何から話せばいいかも分からなくなるほどに、ここ数ヶ月色々な事が起こりすぎて
気づくとそんな言葉をボソリと口にし、横たわったまま自嘲気味に笑っている少女。
少年は、話を聞かれていたことに一瞬戸惑ったが、ソファーの前で屈むとユリウスの顔を見た。

使われていない一室に、新春のまだ弱弱しい午後の光がカーテンにさえぎられ
互いの表情は、近づかないと細かいところまでよく読み取れない。

目のふちに涙を溜めているのがわかると、少女の手を握った。
一瞬顔をひきつらせ、ぴくっと体を震わせたが、忌まわしい出来事が記憶に新しい中、
今は人の温もりがじんわりと心に染み入ってゆく。
大きな手に包まれている細い指先。

たったそれだけのことが、少女の口を不思議なほど開きやすくさせる。
そういえば、クラウスも演奏会前に震えていたぼくの手をこうして包んでくれたことがあった…。
クラウス…。薄れ行く意識の中で気づけば何度も叫んでいた名前。
456ダーヴィト×ユリウス:2007/01/14(日) 01:39:27 ID:F+FQYLxx
「ねえ……どうして、大事な人はみなぼくの前からいなくなってしまうんだろう…」
ひとりごとにも聞こえる彼女の言葉を、少年は軽く頭を撫でながら黙って聞いていた。

「…怖い。これ以上ぼくと関わった人達が、いなくなっていくことが…
これからどうすれば…。好きなんだ。君も、イザークも。この学校も…。」
紅をひき、化粧を施しているためか、ぐっと大人びて見える口元から紡ぎだされる言葉の端々に、
涙が混じる。

「ダーヴィトにも…今までたくさん助けてもらった。支えられてきた。
ぼくにとって君も賭けがえのない存在なんだ。……だから、これ以上僕にかかわると…」
ここで少年ははじめて遮った。

「だから…僕と関わることに負い目を感じているのか?僕はいなくなったりしない。
それに何にしても…おまえの喜ぶ顔が見たくてしてるだけのことさ。悪いほうに考えるな。」
少女はすこし落ち着きを取り戻したかのようだった。
「…また後で様子を見にくる」
457ダーヴィト×ユリウス:2007/01/14(日) 01:42:21 ID:F+FQYLxx
「まってっ、ダーヴィト!」
ユリウスはやおら立ち上がると、後を追うように続けた。
「さっきの言葉の意味を…」
少年は、足を止め振り返った。

返事を半分覚悟したような、思いつめたような表情で少女は立っていた。
「ぼくは自分を追い込んでなんか……」
その瞬間、ユリウスに驚くべき状況が待っていた。
薄暗い部屋で間近にあるダーヴィトの顔。

「今まで、辛かったな…。」
「えっ…」

頬を伝い淡く輝く涙の一筋に口付けが降りる。
「もう、そんな顔をするな。」
少女の胸にズキンと衝撃が走った。
「ど…同情…なのか?」
「違う」

少年は今にもまた涙の落ちそうな碧い瞳を覗き込んだ。
「ユリウスの気持ち、分かりたいって思う。かけがえのない人を失う怖さ…知っているから…」
「ダーヴィト…」
「それに、ずっと無理してきたおまえを…もう見ていられない。
少しでも楽になるなら僕に、よりかかっていい。本来の自分のままで…」

ユリウスはハッと顔をあげた。
だがそれもつかの間で、ひどく安堵した自分に驚いた。
こんな言葉を誰かにかけてもらいたかったのかもしれない。
458ダーヴィト×ユリウス:2007/01/14(日) 01:48:55 ID:F+FQYLxx
「できるだけ考えないようにしてきた。今まで」
震えながら出る言葉に、少年が全てを見透かしたように、つなぐ。
「……自分が女であることを……。」

ユリウスは顔を上に向け、まばたきしながら落ちそうな涙を堪えた。
「僕も、できるだけ考えないようにしてきた。
ユリウスをできるだけ男だと思い込もうとしてきたさ。けれどもうこれ以上、できそうもない。」



少年はあの日のようにもう一度、唇を押し当てていった。
「んっ」
15の冬の日にされたような、重ねるような口づけは一瞬で、それは激しいものに変わっていった。
唇にのった紅が落ちてしまうほど、顔の角度を何度も変え、食むように、時々表面を舐めるように
貪っていく。
「ダーヴィト…」
そのまま、背中を、腰の曲線を掌で辿られ
驚いたユリウスは反射的に体を離そうと、両拳で 彼の胸を叩く。
その抵抗が少年に火をつけたのか、その手が柔らかい尻のふくらみをすくい上げた。
上半身がきつく密着し、逃げられない。
「っ……!」
少年は合わすことなどもうないと思っていた女の唇に酔いながら、
終わらせたはずの感情が、いまになって自分をあざ笑うかのようにこみあげてくるのを感じた。
愛おしさとともに湧き上がる、恐ろしいまでの自分の中にある欲望。
大事にしてあげたいが、こんな綺麗で汚れないものを今すぐ自分ひとりで穢してしまいたいという
本能。
卑怯なやり方だと思った。
だが、いまさらながら、この少女をもう誰のものにもさせたくないという欲がもたげていく…。
その心までも…。
なぜか今ここで、手放してしまえば、目の前の少女がどこか一人で遠くへ行ってしまうのではないかとさえ思えて
ならなかったのだ。
失ってしまうことを考えるほうがおそろしかった。

未だ彼女の口からこぼれるかつての後輩の名。
彼への苛立ちなのか嫉妬なのかなんともいえない感情に、皮肉なほど
飲み込まれそうだった。
そのことで、自分の気持ちを無理に封じ込め、
その名を聞いても平然と笑っていられるふりをしてきただけなんだと気づく。

459ダーヴィト×ユリウス:2007/01/14(日) 01:53:58 ID:F+FQYLxx
何か言おうと重なった唇を動かすが、少年がそれをさせない。

口腔に押し入ろうと、唇の間に舌を割り込ませるが、少女の歯がかたくかみ合わされていた。
それならと、思い切って女のふくらみに手を伸ばす。

「ん……!」
ユリウスの抵抗が激しくなった。
懸命に顔を横に振ろうともがくが、頭を手で固定され自由がきかない。
大きな手にすっぽりと収まるふくらみを揉み掴み、その中心が硬く立ち上がってくのを待つように
掌を押し付け、焦れた手つきで全体を撫で回し…。

やがて、掌に主張してきた乳首の先を、衣装の上から爪先で引っかくと、感じたことのない刺激に
くたっと力が抜け、その唇が緩んだ。

突起への刺激を止めないままはじめて入った小さな口の中全体を、長い舌で嘗め回し、
歯列をたどっていく。自分のものと混ざり合った甘い唾液をすすり上げる。

「んん…ふっ……」

驚きと困惑を含んで鼻から抜ける少女の吐息に、膨れ上がる己を感じながら、
頭の芯が痺れるような快感を感じた。
もっとユリウスの「女の部分」を極限まで知りたくなった。
尚も奥で、怯えるように縮こまっている舌を絡め取り、裏筋を舐め上げる。

「ん…ぅっ…っ!」

口の端から溢れた唾液が、鎖骨まで伝っていき、それを追うように舌を這わせていき
衣装の胸元をぐっとひき下げた。
460ダーヴィト×ユリウス:2007/01/14(日) 01:56:20 ID:F+FQYLxx
「きゃっ……!!」

先ほどの愛撫によって先を尖らせた片方の胸がふるんと小さく弾み、顔を出す。
慌てて隠そうとする手を押さえながらじっくりとそれを眺める。

「…ユリウス!」
真っ白なふくらみの先端に、そこだけぽつんと淡い桃色の色彩がのっている。
外気に晒された乳房に手が添えられ、熱い吐息がかかり、少女は目をかたく閉じた。

「こんなに…綺麗な体なのにな…どうして…」

男の声はやっと聞こえるぐらいに小さく、掠れていた。
その後の言葉は、『…男でいなければならないんだ?』と、少女の耳には聞き取れた。
ガクガクと震えながらユリウスは涙を溜めている。
男は、ほおばるようにしてその白い乳房を舐め上げはじめた。

「や…んっ…ゃっ…!ダーヴィ…ト…!」

薄桃色の頂点を口に含み、吸い上げると、堪えたような吐息が女から漏れる。
温かな舌がくるりと淡く色づいた乳輪をなぞれば、全身が痺れるような感覚がした。

「あぁ…っ…」
突然でありながらあまりに甘美な感覚に、抵抗しようとする意志すらそぎ取られそうになる。
弄られているのは胸なのに、呼応して溢れる下半身の液体が下着を通り越し
柔らかな腿に伝いだす。

その、異様な感触に内腿をぴたりと寄せた。
少女の思いがわかるのか、乳首を吸いながら男の手が衣装の裾から入り、
張りのある太腿をゆっくり這い上がっていく。
461ダーヴィト×ユリウス:2007/01/14(日) 02:02:24 ID:F+FQYLxx
「何を…しようというの?」

女は依然起きていることが信じられず、震える声でそう聞くことで精一杯だった。
男は答えようとしたが、腿に伝う蜜に興奮を隠せず
無言のまま、性急に脚の間のまだ閉じあわされた少女の秘裂をなぞりだした。

「んっぁあ……」
そこには熱い蜜が充満していて布ごと指を滑らせていく。
布越しにいきかう指の感触に、内腿を震わすユリウス。
ようやく解放された乳房の先は、すっかり突き出て唾液で光っている。
それがもう自分のものでないような気がして、ただ唖然と眺めた。

そうしているうちにも少年の頭はいつの間にか屈んでいて、太腿のあたりに寄せられていく。
クチュ…と音がして指先が布ごと、秘められた入り口に沈められた。

「くっぁ…くぅっ」

クプクプと浅く出し入れされる未知の刺激とともに、
下腹が重くなり触れられている部分がたまらなくうずいてくる。

もう片方の手で、長いドレスをたくし上げ、薄桃色に染まりだした
瑞々しい太腿にキスを重ねていく。
時々肌を吸い上げ、ところどころに赤い花を散らした。
男は、頭のすぐ上の脚の間、秘口に指先を出し入れしながら、次第に高まっていく水音を聞いていた。
下着で受け止め切れない蜜が、繊維の間から漏れ男の指を濡らした。

「…っぁ…いや、っ」
とぎれとぎれになる 抵抗の言葉を耳にしながらも、その実ひくひくと蠢く秘唇に耐えいり、
下着を横にずらして、秘裂全体をあますことなく嘗め回した。

「ひぁっ……だめ…そんな…とこ…」
理性と葛藤し続けるユリウスが逆に嗜虐心を煽り、可愛いくてならなかった。
462ダーヴィト×ユリウス:2007/01/14(日) 02:07:04 ID:F+FQYLxx
小さく尖った芽は赤く充血し、剥けるほど舐められ、
気づくと、はあはあと息をつきながら脱力して、力なく膝を折った少女を床に寝かせていた。

長いドレスを一気に腹まで捲り上げると、
こじんまりとした臍を中心に湛えた薄く白い腹がまぶしく目に飛び込む。
華奢でありながらも少女と大人の狭間にある危うげな腰の曲線に、男は我を忘れた。

何度も少年から自分の名を呼ばれ、
抵抗を試みるも、ユリウスの思考は霞み、腰から下にまるで力が入らない。
足から腹までが妙に涼しく感じるだけである。
どうしようもなく疼く、秘められた場所を除いては…。

高潮した顔をぷるぷると左右に振っている間も、男の手は膝を割りにかかった。
蜜を吸い、女性の形を透かしている下着をよけ、
すべすべした太腿の真ん中にある白く膨らんだ左右の陰唇を両指で開くと、
そこは湯にまみれ、男を狂わせるような雌香が鼻をくすぐった。

果実を握りつぶしたような湿った音を立てて、ピンク色に濡れ光る秘唇にむしゃぶりつき、
舌全体で狂ったように舐め上げる。

「はぅぅぅ…ぅっ…!」
ユリウスの声高な悲鳴が小さく何度も上がる。
口がつき、離れるたびにぴちゃぴちゃと音がし、舌と女性器の間に蜜の架け橋が何度も
伸びた。
463ダーヴィト×ユリウス:2007/01/14(日) 02:15:46 ID:F+FQYLxx
体を見られることはおろか、
次から次へと与えられる慣れない行為に、嫌悪すらかんじるのに、
巧みな愛撫で高められた体は熱く、いまや荒い息をつくことしできない。

少年からの半端でない熱意と愛情が十分感じられる分、
抵抗したり叫んではしのびない気にすらなる。
けれど、これがいつまで続くのか、また自分の体の変化が怖い。

女性の表面をしゃぶっていた舌を尖らせ、少年は狭い膣奥までに蜜を味わうように差込み、抜き、
奥で複雑にうねるひだ1本1本を感じとっては、溢れた蜜を飲み干していった。

「んぅぅっ……はぁっ…」

声に連動するように、舌がびくびくと収縮する膣壁に締め付けられる。
上唇が女豆を刺激するたびに、腹が小さく波打ち、新たな蜜が奥から吐き出されてくる。

1本の縦線に近かったそこは唾液と蜜であふれかえり、舌で広げられ
美しいピンク色をした肉びらが少しはみ出ていた。
亀裂全体が淫猥に光り、髪と同じ色をした淡い恥丘までを
ぐっしょりと濡れそぼらせている。

男に一気に焦燥感がかけぬけ、口を離すと自らのズボンのベルトに手をかけた。
「ユリウス…」
耳元でそう言ったが、少女はそのままがっくりと意識を手放してしまった。
ここまでして、自分のしたことに少年は気づいた。
ユリウスがここで気を失っていなかったら……二度と離れられなくなっていたかもしれない。
464ダーヴィト×ユリウス:2007/01/14(日) 02:36:39 ID:F+FQYLxx
薄っすらと目を明けると心配そうに覗く少年の顔があった。
ソファに寝かされ、衣装は元通りに直されている。

「ほんと悪かった…驚かせて」
少年は、もう合わせる顔がないといった風に、目を伏せた。
「…」
「おまえがあまりに綺麗で、どうしようもなかった…」

「こうなったのが…ダーヴィトで…よかったよ。」
少女は唇を少し動かし、わずかに微笑むとまた瞳を閉じた。

この笑顔を、そしてこの日を境に、学校で金髪の少女を見かけることは二度となくなった。
ユリウスにとってもう一人の大切な人
━━校長先生を彼女の目の前で亡くしていたこと━━━をダーヴィトは翌日に知ることになる。
休暇明けに、この街からユリウスの消息が途絶えたと聞くが、不思議と驚くことはなかった。


その後、ダーヴィトの夢の中に頻繁に現れた金髪の少女は、
美しいドレスを身に纏い、亜麻色の髪をした少年と手を取り合い、笑いあっていた。




終わります。ありがとうございました。
465名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 13:56:18 ID:PDQFgW6B
Gj!
466名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 00:22:35 ID:xu8sIAaO
グッジョ。しかしアレクセイ人気ないな‥(*_*)
467名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 10:49:03 ID:cIGipAx6
>>464
リクdでつ。
欲言えば本番あってもよかったけどね。
それから憲兵に襲われる話、気になります。
468名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 00:04:14 ID:EeFc4Lq8
だれか「おにいさまへ」のスレ立ててくれないだろうか。
サン・ジュスト様のSS激しく読みたいよ…
469名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 01:55:25 ID:Z9XRtzDD
>>468はげ同。
蕗子さんetc読みたい。だが俺のでは立てられない。
470名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 14:53:51 ID:TUZKaOgP

ヤーコプかヤーンがレナーテの見てる前でユリを食べる話がよみたい
レオニードとヴェーラの近親相姦でハァハァしたい
471余貴美子が結婚して大ショック:2007/01/19(金) 00:21:22 ID:r4dxWvWB
マリアバルバラに萌えるんだよな
熟女の色気で。。ユリと違って乳でかそう

またダヴィマリ読みたいです
472名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 01:16:39 ID:H75WkpRf
>>471
ユリはBぐらいかなって思ってる。
たしかにマリア姉さんは隠れ巨乳ぽい。
Eぐらいありそうだ。

レオニードって…でかそう……
473余貴美子が結婚して大ショック:2007/01/19(金) 01:42:50 ID:r4dxWvWB
姉妹でもこればっかりは違うもんなあ
小さめも大きめもどっちも好きです
474名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 01:34:46 ID:MKNLFyJb
好きなだけマリア姉さんのおっぱい吸ったり
まんこ舐められるダーヴィドが羨ましい
475名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 03:32:54 ID:LG/TmqDg
ナイスバデイかもしれんが50だぜよマリア姉……
漫画だからいいけど…

あー…ユリのあの美脚を好きなだけ触ったり
足の裏や指の又や爪の間を舐めたり
わきの下を吸ったり
クンニしたり
しまりよいマンコに中田氏しまくったアレクが裏山
476名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 03:38:42 ID:MKNLFyJb
おおーーアレクセイも羨ましいな
最終的に孕ませたし何回やったんだって話だ
マリア姉は上がっちゃってるから逆に中田氏し放題
477名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 04:07:59 ID:LG/TmqDg
ユリに好きなだけ足コキしてもらったアレクが裏山

ユリは下半身フェチなアレクと好相性だったのでしたW
478名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 21:45:46 ID:MKNLFyJb
ユリのきれいな足を舐めたいわあ・・・
479名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 09:54:18 ID:zXgfVcv7
マリア姉の熟した胎内に包まれたい。
おっぱいに顔をうずめて眠ってみたい。

ユリたんの全身を舐め回したい。特に足を念入りに。
つま先の匂い嗅いでみたい
激しい69で舐め合いたい
長い足を絡められながら突き上げたい
舌を絡め合いながらフィニィッシュしたい
細い腰に巻き付いて眠りたい
480ダーヴィト:2007/01/22(月) 04:22:45 ID:3BBhxulW
アーレンスマイア家へ・・・・
こんどはすばらしい性春を篭絡しに

481名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 13:02:46 ID:kEgmHy24
>>471余貴美子で思い出したけど、彼女も50らしいが色気あるな。
他に50代でも岡江久美子とかもイイ!今まで50って孫がいるイメージで萌えは感じられなかったが、見方変わってきた…マリアさんも全然OK!
マリアさん尻もでかそうだ。
482名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 16:48:54 ID:q1Fu6lMi
483名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 01:40:49 ID:eHQWR1tp
そういえば余貴美子ってマリアのイメージと重なる
日本人だったらあんな感じだったのかも
484名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 02:33:12 ID:DPCAgM4M
余さんいいね。マリアバルバラは日本人でいえば紀香みたいなメリハリ体型を想像してしまう。
レナーテも乳でかそうだ。
かたせ梨乃→今年50歳。豊満美熟女も捨てがたい。
年いって痩せすぎは痛々しいけど、若いなら胸や尻薄くても足長スレンダー系かっこいいと思う。
なのでユリも全然オK(日本人だと栄倉奈々、吉川ひなの、栗山千明みたいな感じか‥)
485名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 02:49:02 ID:eHQWR1tp
余貴美子の顔にのりかのスタイルって感じだね=マリア
レナーテはしっとりと
内面からにじみ出るお色気で高橋恵子あたりを想像してしまう・・。
確かにユリウスは栄倉奈々のようなスレンダー美少女だね


それにしても豊満美熟女さいこうっす

486名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 01:09:05 ID:mIWvOxNz
マリアバルバラのネグリジェ姿もなかなかヨカッタ(4部だけど)
髪下ろしたらほんとユリに似てる 4部ではこの姉妹一回ぐらい、一緒に風呂入ったりしたのかなぁ
487名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 01:19:54 ID:GHBlELvP
ユリはあの時魂が抜けたようになってたから
マリが体を洗ってあげてたかもね
アソコまで丁寧に
488名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 01:29:21 ID:mIWvOxNz
そうか〜体も満足に洗えないぐらいになったんなら、着替えの仕方や月イチの時の 対処法もわかるわけないだろうな=ユリWWW
489名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 02:18:01 ID:GHBlELvP

>>488マリア・バルバラ「あらユリウス、ズボンが汚れてるわ
手当てするから、こっちにいらっしゃい」
ユリウス(顔を赤らめて)「ああ、、僕としたことが・・・」
マリア・バルバラ「恥ずかしがることないのよ、誰でも一度は失敗するんだから」
ユリウス「マリア・バルバラ姉さまでも?」
マリア・バルバラ(下をうつむき)「え〜ぇ・・(ボソッ)」
あれはまだ初潮が来て間もないころだったわ(遠い目)」
ユリウス「それって相当昔話ですね」
マリア・バルバラ「うっ・・うるさ〜〜〜い!」

ダーヴィト「・・・(///)」(いたたまれず、読んでた本に突っ伏す)

ああ、続かない エロくなくてスマソです

よろしかったら誰か続きを・・・
             
             
490名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 12:12:02 ID:mIWvOxNz
↑おもしろいWW >>487のお風呂編もよみたい。
491名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 02:52:53 ID:U0q1xLo9
>>490
まさかのコメントが!!ありがとうございます 嬉しいです 
お風呂編いきます。ユリウス元気だし(汗)
設定性格めちゃくちゃです すみません

マリア「こうして二人でお風呂に入るのって初めてじゃないかしら?」
ユリウス「そうだね。女同士だけど少し照れくさいや・・・」
マリア「あなたが女だって知った時は本当に驚いたわ。とても綺麗な体してるのね。」
ユリウス「僕は女の人の裸を近くで見たのは初めてなんだ。
マリア・バルバラ姉さまだって、綺麗だよ。
胸は大きいし。それに・・・・黒い」
マリア「な、何が?!何が黒いの?」
ユリウス「(下腹部の方向を指差す)」
マリア「そ、そりゃ〜髪が黒いんだもの!下の毛も黒いのは当然のことだわ!!」
ユリウス「クラウスのは茶色だったな それで◎&%$が・・・でね
あの時はチョメチョメが〜+〜*?で・・・」
マリア「そこまで聞いてないから!生々しすぎるわ!!」

ダーヴィトがニヤニヤしながら姉妹の会話を立ち聞きしていたのは
言うまでもない。。知らぬは二人ばかりなり


やっべ やっぱり続かない>< 中途半端でごめんなさい






492名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 03:11:00 ID:r4j7wHCZ
夜中に乙です。それにしてもワロタよWWW
6年も暮らしてたから色んなことあったよね、きっと。
リクるとすれば、マリアが起き上がれないぐらいの熱を出して
ユリが口移しで薬を飲ませてみるとか
一緒に寝たことぐらいはありそうだね この姉妹。
493名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 01:19:52 ID:QFNWbBNs
>>491GJ!
2つとも腹いたいほど笑いました!
このコンビ最強だ…!
マリアバルバラ好きなのでまた書いてください!
494491:2007/01/26(金) 02:03:24 ID:p+s5pmSz
クヲリティ低い作品を読んでくださり、しかもコメントまで頂き
ありがとうございます
>>492>>493
またネタが浮かんだら書かせて頂きます
2ちゃんで予想以上にマリアの人気が高かったのがうれしかったです^^
495名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 23:10:35 ID:ovwAHauo
>>491

久々に覗いたらこの姉妹が…!
私もマリア・バルバラ好きです。
また、思いついたら投下願います。

しかしユリウスって初潮いつぐらいだったのだろう??

496名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 03:18:30 ID:29XDt0Xb
イザ×フリの禁断ものが読みたいです。
497名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 03:40:41 ID:EVtyTbw3
ユリウスは12歳くらいかな>>495
血の匂いがするぞとクラウスに言われてたときは既に(以下自粛)

>>496同じく激しく読みたいです。
498名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 12:55:55 ID:gXp00eUp
>>497
「12を過ぎたころから…」の独白どおりユリウスはそのぐらいで始まってそう。
思いつきだけど、ユリウスの初潮の話を>>491さんにお願いしたい。
レナーテの反応が見たい!
499名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 03:16:59 ID:SjFkh70O
イザをユリがお口で奉仕っていうのも読んでみたい
500名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 15:12:04 ID:x3V66I1q
レオがフリデを優しく激しく調教っていうのを某スレで見て
禿げ萌えた(;´Д`)ハァハァ
まず無理だろうが…
501491:2007/01/29(月) 02:37:04 ID:lsyGM3Ks
>>498
リクエスト有難う御座います!

ユリウス「母さん、、、来たんだ」
レナーテ「学校早退して来たの?具合でも悪いの?」
ユリウス「・・・・僕は病気になったかもしれない」
レナーテ「(自分のおでこをユリウスに当て)
おかしいわね、熱も無いし、、でも顔が青いわ」
ユリウス「血が・・・・・」
レナーテ「血?」
ユリウス「血が止まらないんだ・・・」
レナーテ「ええ?!どこ?!喧嘩でもして怪我でもしたの?
母さんに見せて御覧なさい!」
ユリウス「見せられる場所じゃないよ!母さんの鈍感!」
レナーテ「(・・・・ひょっとしてもしや・・・」
レナーテ「・・・ユリウス、あなたは男の子として育ってきたけど
とうとう赤ちゃんを産める体になったのよ、おめでとう!」
ユリウス「はあ?!」
レナーテ「でもこのことは母さん以外の人に言っては駄目よ。
気付かれても駄目なの!なった時は脱脂綿を重ねてね(〜〜と処置方法を教える)」
ユリウス「・・・わかった。とりあえず、僕は死ななくて済むんだね」
レナーテ「そうよ。健康に育った証よ。大人の女性の仲間入りよ(にっこり)
お赤飯を炊かなきゃね♪」
ユリウス「日本か!(どつく)」
レナーテ「三月三日は女の子の日でね・・・」
ユリウス「日本かって!(どつく)」

お目汚し失礼しました。。

502名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 10:44:14 ID:MR2piUHt
ありがトン!最後のオチGOO!ギャグテイストの
話も大好きです!またネタが降りたらよろしくです!
503491:2007/01/29(月) 13:12:31 ID:lsyGM3Ks
コメントありがとうございます!
最後のオチをタカアンドトシに頼ってしまいました。。
またネタが浮かんだら性懲りも無く書かせていただきます^^

他のレベル高い職人さん達のをみて色々感動しました
504名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 19:34:06 ID:Fg30jEOf
レオユリが激しく夜みたい
505名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 21:34:25 ID:6ez3Uwmr
イザーク、クラウス、ダーヴィト、ヴィルクリヒ
モーリッツ5人が、ユリの肢体に群がって、裸に剥き、蜂蜜をぬりたくり
ユリを舐めまくるというのを想像してみたが・・・




SS化は無理だろう…
506名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 00:33:15 ID:yPudQOoj
どのきゃらでもいいから陵辱物がみたい
507名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 20:26:37 ID:OqIcDb2U
ユリがびっくりしちゃうぐらいの、ものすごいスピードで、レオニードの>>508を出し入れしてるところを一度見てみたいものだ。
508名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 20:27:57 ID:jDRAzZFK
本棚の本
509名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 01:42:49 ID:EnSKjZ3O
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1170175192/
本スレ立てといたよ。沈んでたみたいだから。
宜しければきてください
510名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 21:05:02 ID:oRd0bVDZ
ユリも恥ずかしがっちゃうようないやらしい音を立てながら、
レオはユリの>>511を夢中で舐めました。
511名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:28:12 ID:7AZLWgRH
部屋の床
512名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 02:23:46 ID:Cdf8ydsD
マリアとカタリーナ
マリアとレナーテが読みたい。
でもレズ物は禁止なのか
513名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 03:01:20 ID:0jtnU+MG
>>512たとえばどんなシチュ?詳しくおねがい。
514名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 11:06:10 ID:KcJk21AO
>>512新発想だな。
カタリーナとはまた意外だ…。マリレナ、マリカタどっちが攻めなのかものすごく気になる!
じつは へルマンとマリアバルバラの関係に萌えるんだけど、
難しいかな…。ヘルマンも掴み所ない感じだし。
姉ロッテとは容易に想像できるのに…
515名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 14:23:45 ID:Cdf8ydsD
アネロッテは先生に媚薬を飲ませてそのまま・・・ってすぐに思い浮かぶ。
一度眠り薬飲ませてキスまでしてたし。

考えてみたんですが
どことなく中性的な雰囲気を持つマリアバルバラがタチで。
でもレナーテが途中から燃えてきて反対に・・・みたいな。
マリアはアルフレート似だからレナーテが昔の情事を思い出してきた とか
マリアはこの体をヴィルクリヒ先生が・・!って興奮したりして
でもこの二人はプラトニックな関係なんでしたっけ キスどまりで

一方マリカタは、イザークに振られたカタリーナがマリアバルバラのところに来て
泣いていたというユリウスの話があるので、
マリアが話を聞いて慰めていくうちに・・・って感じで。
ヘルマンとマリアバルバラも萌えるね。
でも設定が中々思いつかないです。
ピアノを教えている最中、ヴィルクリヒが若き日のマリアに欲情して
っていうのは安直過ぎるし。
516名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 14:27:32 ID:0jtnU+MG
>>515
読んでるうちに激しく萌えてきた!読みたい!
515様御自らかいてほしい!
できたらどちらのカプも・・!
517名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 15:12:44 ID:Cdf8ydsD
うわー 恐れ多いです。
妄想は幾らでも出来るけど文章力がアレなので・・・
でも浮かんだらいつか書かせていただきます。
518名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 21:00:02 ID:gh8wq8if
>ピアノを教えている最中、ヴィルクリヒが若き日のマリアに欲情して

いやあ是非みてみたい
519名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 21:07:04 ID:0jtnU+MG
>>518うん。レナとユリが似ていて、ユリとマリアが似ているなら
レナとマリアも似ているに違いない。

似ている彼女を見て何かあっても不自然ではない・・。
520名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 01:29:32 ID:hA6j4PAN
>>519 ヴィルクリヒにとって、マリアバルバラ(もちろんユリも)は愛した人 にも、復讐相手にも似ているので、複雑だな。
けど、その危うさに大いにモユル!

ヴィルマリ読みたい。
マリレナも518さんのシチュにはげ萌え! レナーテは長年ごぶさただった分激しく燃えるんだろうな…
521名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 09:43:41 ID:4wpwD3dW
イザーク×ゲルトルート(ユリの性別を知ってショックなゲルをなだめる感じ)
は、無理あるかな・・
522名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 14:40:45 ID:pfiWlln4
>>521
それも萌える。
523名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 15:14:33 ID:4wpwD3dW
もしくは、ユリの性別にショックを受けたゲルが
ユリに似ているマリアに求めてしまう。

マリア「どうしたの?」
ゲル「なんでもあり・・ません」
マリア「尋常な泣き方じゃないわ・・何があったかいってごらんなさい。」
ゲル「何でも・・ありません。ひっく、でも、少しこうしていてもいいですか?」
マリア「話したくないことなのね?仕方なうわね・・。」
ぎゅっと抱きしめる。
ゲル「あつかましいお願いなのですが、今晩お部屋へ行ってもいいですか?」
マリア「へんな子。構わないけれど・・」



みたいなのは不自然かな・・
524名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 21:48:53 ID:pfiWlln4
>>523
超GJです!!!
マリゲルもいいなあ・・・これは想像してなかった組み合わせですが
ぜんぜんいけます
マリのツンデレ、ゲルの可愛さがたまらない!!
続き読みたいです
525名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 02:14:46 ID:Sg+Xzphl
マリゲルつづきかいてほしい!!

レナーテって若かりしアル似のユリにはぁはぁしたことなかったんだろうか。
つうか、アル、マリ、ユリ、レナ、の4人同じような顔なんだよな。
ヴィルクリヒがクリームヒルト以降 母と酷似なユリに手出ししてしまう。
それに耐えかねたレナが、「娘の変わりに私を!」←ある意味チャンス到来。みたいなのもある話かもな。
526名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 22:36:33 ID:egF0Y35a
マリレナ
マリカタ
マリゲル
イザゲル

ほか


何でも来い(^^)
527マリ×ゲル:2007/02/04(日) 03:10:20 ID:6ExKxsI0
>>523
続きのようなものを書いてみました。
みんなが寝静まった夜、ゲルトルートはマリア・バルバラの部屋を訪ねた。
仄かに甘い香水の香りが部屋に立ち込めている。
「(いつか一度だけ、私にも付けて下さったマリア・バルバラ様の香り・・」
「まだ浮かない顔をしてるのね。寒いから早くお入りなさい。」
読書の最中だったマリア・バルバラは、意外にも温かく彼女を迎え入れた。
普段の威厳に満ちあふれた表情と違い、ここで見せる笑顔は柔らかく優しい。
長い睫毛が影を落とす。美しい横顔が、金髪の想い人を髣髴とさせる。
マリア・バルバラは無駄の無い流麗な動作で紅茶を入れた。
「さあ、お座りなさい」ベッドの横にある小さなテーブルに二人は向かい合った。

暫し続く沈黙を打ち破ったのは意外にも小柄なソバカスの少女だった。
「マリア・バルバラ様、愛する事が許されない方を忘れるにはどうしたら
いいんでしょうか?」大きな瞳を真っ直ぐに向ける。
「前にも言ったでしょう。諦められる想いなら、
燃え上がる前に冷ましなさいと・・・。私に言えるのはそれだけしかないわね。」
マリア・バルバラは半ば突き放すような口調で応えた。
「でも、、もう遅いんです、私みたいなソバカスだらけのブスは恋をする資格は無いって分かってるのに」
洋酒を持ってきてゲルトルートの紅茶に数滴入れた。
「自信をお持ち。お前は十分に可愛いわ。きっとその内、素敵な殿方が求婚しに来るでしょう」
と言うと、ゲルトルートの真っ直ぐな髪を撫でた。
「本当にお前は磨き甲斐があったわ。正直に言うと、こんなに変わるとは思ってなかった・・・
私が女なのが惜しいくらいよ」
とマリアはクスッと笑う。冗談だとは分かっていてもドキリとする。
「これからも、お化粧や着付けの仕方を教えてあげるからまた来なさい。
でもね。これだけは忘れないでいて頂戴。派手に着飾るだけが女の嗜みじゃないのよ。
さ、これを飲んだら早く部屋に戻って寝なさい。」
といつもの硬い表情に戻り、マリアは読みかけの本に手を伸ばした。
「マリア・バルバラ様、差し出がましいお願いだとは分かっていますが、こ、今晩
だけ、一緒に居させて下さい。あ、あの私は部屋の隅で寝ますから!どうぞお構いなく」
ゲルトルートは自分でも何を言っているのかが分からなかった。でも、
この女と夜を過ごしたいという気持ちだけは確かだった。
「・・・はぁあ?!」一瞬、鳩が豆鉄砲を食らったような顔になるマリア。
無理も無い、アーレンスマイヤ家で一番気難しく、とっつき難いと自認している
マリア・バルバラにとって一緒にいたいと申し出る者、しかも召使だなんて前代未聞なのだから。
528マリ×ゲル 続き:2007/02/04(日) 03:11:23 ID:6ExKxsI0
「無理を言ってすみませんでした・・・あの、、やっぱり部屋に戻ります」
「・・・・お待ち。今の精神状態じゃ仕事を安易に任せられないね。
今晩はここに泊まってお行き」
そう言うとマリアは部屋の灯りを消し、ベッドの横のランプをつけた。
すると、部屋の隅にショールを纏い、丸まってもごもご動くゲルトルートの姿
がシルエットとなって浮かび上がった。
「お前、、まさか、本気でこんなところで寝るつもりだったの!?」
「はい、、私はここで十分に満足ですので、お嬢様は気になさらずに・・」
「いいからこっちにいらっしゃい! お前が良くても私が気になって
眠れやしない。その上、風邪でも引かれたら厄介だからね」
内心、マリアは笑いをこらえるのに必死だった。
「す・・・すみません・・」

ベッドに入ってもお互いに微妙な距離を保ち、。
ゲルトルートはまんじりもせずにいた。
「(私ってば、なんて事を・・・こんな貴い方の隣で眠れるわけも無いのに)」
チラリと横を見るとマリアの寝顔が見えた。
「(ユリウス様・・・あなたは何で女なのですか?同じ女だと分かっていても
諦める事が出来ないのに)」
「・・・・まだ眠れて無いようね・・。」
再び視線を戻すと真っ直ぐにゲルトルートを見つめるマリアの顔があった。


今日はこれで〆ます 
まだエロに到達できないです・・・ごめんなさい
529名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 09:56:02 ID:JGjA/sJY
ゆっくりでいいから完成させてから落としてちょ><
530マリ×ゲル 続き:2007/02/04(日) 15:12:53 ID:6ExKxsI0
>>529 失礼致しました>< 以後了解します。


長い睫毛の切れ長の瞳、形の良い鼻、理知的な口元、
陶器のような白い肌。それらを艶やかで豊かな黒髪の巻き毛が縁取っている。
あまりの美しさにゲルトルートは息を呑んだ。
「(今まで気付かなかったけど、こうしてみるとなんて美しい方なんだろう)
それに、ユリウス様にそっくり・・・。)」

マリア・バルバラはゲルトルートを抱き寄せた。
「あっ・・!」
ふいに柔らかな感触に頬が触れた。生まれて初めて感じる人の温もり。
規則正しい、緩やかな鼓動が薄い布地を通して伝わってくる。
「マ・・マリア・バルバラ様・・・」
「私が小さい時、怖い夢をみて眠れなかったりすると、
お母様はいつも私にこうして下さってたの。」
マリアはゲルトルートの髪を撫でて額や頬にキスをした。
その間も視線をゲルトルートから逸らさない。
「彼に、恋してるのね・・・」
名前こそ言わないものの、ゲルトルートは一瞬ビクっと肩を振るわせた。
「えっ わ・・わたしは・・・私は・・・その・・・」
全部、彼女に見透かされていた。たちまち顔が赤くなる。
弁解が終わらないうちにゲルトルートの唇がマリアの唇で
塞がれていた。最初は優しく唇で挟み、次第に激しくゲルトルートの口内に
舌が侵入してくる。「んんっ・・・!」戸惑いを隠せないが、
今まで感じたことの無い、不思議な快感にとろけそうになっていた。
「いいこと?お前は私のようになっては駄目。忘れなさい」
そう言うとゲルトルートの細い首筋に唇を這わせ、
ネグリジェのボタンを外し、その隙間から白い手が膨らみ切っていない
可憐な乳房を片手で弄ぶ。熱い吐息が顔に掛かる。
「ああ、それだけはやめてください、、、うっうっ・・」
ゲルトルートは羞恥心と情けなさで居た堪れなかった。

「そのつもりで、私の部屋に来たんでしょう?」
泣きじゃくっているゲルトルートに容赦ない言葉を放つ。
その微笑が悪魔のように妖艶で。
自分でもわかっていた。私はこの人にも抱かれたかったのだと。
もう逃れられない・・・。
531マリ×ゲル 続き:2007/02/04(日) 16:53:42 ID:6ExKxsI0
マリアは立ち上がると後ろを向き、身に纏ってるものを全て脱ぎ捨てた。
細い背中、くびれたウエスト、よく実った果実を思わせる形のいい尻、
程よく肉がついた太ももに、すらっと伸びた長い脛。
ゲルトルートは同性の成熟した見事な肢体に
目を奪われずにはいられなかった。
マリアはゲルトルートの背後に回り、愛しそうに頬擦りをし、
細い肩に腕を回して抱きしめた。
「ああ、マリア・バルバラ様・・・。」
「私の可愛いゲルトルート。今は、私の事だけを考えていて頂戴。」
マリアゲルトルートのネグリジェを脱がし始めた。
そして、少女の膨らみを再び弄び、桃色の乳首を舌で幾度も愛撫した。
「い・・や、、あ、あ、あん! 」
ゲルトルートはくすぐったさのほかに、体の奥に疼くような感覚が芽生えてきた。
初めての強い刺激に耐えられず、思わずマリア胸元に突っ伏した。
ドレスを着てる時には想像もつかない、豊かな二つの膨らみが触れる。
ゲルトルートは恐る恐る手を伸ばし、丸い先端をチョコンと指で押した。
弾力があって柔らかい。今度は試しに揉んで見る。どこか懐かしい感触。

稚拙な愛撫にマリアがクスクスと笑う。
「あ、あの どうすれば その・・感じるようになるんでしょうか・・」
「安心なさい、今から教えてあげるわよ」
マリアはゲルトルートの細い腿を掴み、膝を割リ開く。
「あっっ いやっッ やめて下さい・・・!」
生えそろってない茂み、色素の薄い内部、全てが露になった。
「お願いです。やめて下さい・・・」
マリアが意地悪く笑う。
「本当にやめてほしいのかしら。もう濡れているじゃない」

532マリ×ゲル :2007/02/04(日) 22:07:57 ID:6ExKxsI0
細い指をピンク色の秘所に滑り込ませた。
クチュっと淫らな音がする。
「いやらしい子ね、まだ大した事はしてないのに」
更に強くグチュグチュと指をゆっくり内部に押し進める。
「い、痛い・・はぁっ はぁっ」
「慣れてないだけよ すぐに良くなるわ。お前は指で慰めたりしないの?」
「そ、そんな事、うう、言えません・・・ ああんッ」
「ふふふ、正直に言わないとやめてあげないわよ」
マリアの汗ばんだ額に髪が張り付き、恍惚な表情をする。
同じ女から見ても淫靡に見える。
敏感になってる秘所に舌の感触が加わった。
「キャアっ そんなところ いやです あん、あ、 やめ・て・・ああっ!」
マリアの舌は、敏感になって膨らんでいる女芽を中心に舐め回し
指を巧みにスライドさせていた。
少女の頬は紅潮し、マリアの繊細な愛撫で全身が快感の波に襲われ、極限状態になっていた。
マリアがそんな彼女が愛しく感じられて、つい意地悪を言いたくなる。
「さあ、正直に言っておしまいなさい。誰のことを想ってどんな風に
自分を慰めてるの?」
「許してください・・・それだけは言えませ・・うっ ああぁッッッ」
指の速度が増し、その都度女芽を撫で上げる。
新たな蜜がトロっと奥から流れ出た。
「言います、だから許して・・・ユ、ユリウス様のことを想って毎晩 ・・・
指で・・・あん あっあっあっ いやああああっ!!!」
ゲルトルートは頭が真っ白になり、自分でも何が起こったか把握できないでいた。

気が付くとマリアが上から見下ろしていた。ゲルトルートも服を着ている。
「気が付いた?正直なおりこうさん。さっきは手荒な事をして悪かったわね」
そういうと、頬に優しいキスをした。
「さっきも言ったけど今日の事は忘れるのよ」

ゲルトルートは自室に戻りベッドの中でさっきまでの事を反芻しては赤面していた。
(でも、・・・とてもよかったわ・・・。)
ゲルトルートは誓った。
近いうちにマリア・バルバラ様を必ずイかせて見せる。と・・・。

とりあえず完

これで一旦終ります。途中で気が付いた事は
攻められるはずのマリアがタチになってしまいました。。
533名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 23:49:57 ID:BQm0DTPa
リクdです!Gj!
マリア姉さまが意外にエロくてよかった!
>「・・ユ、ユリウス様のことを想って毎晩 ・・・ 」
ってゲルもエロい!

よかったらマリ×ユリもお願いします!
4部の「ナイフが無い」って言ってるあたり、一緒に寝てそうだし・・。



534名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 00:53:06 ID:U0q1xLo9
マリゲルを書いた者です。
>>533
読んでくださってありがとう御座いました
何だか全体的にグダグダになってしまいましたw
ユリマリもその内ネタを思いついたら投下してみます。
535名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 02:31:32 ID:r4j7wHCZ
マリア姉さんのエロさと包容力が感じられてよかったよ!
4部ではユリウスと同じようなネグリジェ着て、髪も下ろして、似てるシーンあるね。
マリユリで、あるとすれば

「ユリウス、最近のあなたは見ていられないわ。
一人にすると何しでかすかわからないし…いいから今日は私のベッドへ」

夜。
「姉さま…でも…ナイフが…」
「気にならないように抱いててあげるわ。」
「どうやって?」
「ほら。」
「姉さま。あったかい…。」
「すごく細いのね。でもやっぱり女のからだしてるわね。」手が胸に…。
「っあ、姉さま…なんかそこ触られたら…」
「何か思い出しそうなのね!?」

みたいな感じかな…。 できたら続きおねがいしたいです。ぺこり…。
536名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 16:45:32 ID:DwVNHKeX
>>532GJ!
  マリアバルバラも、愛しい人を想ってなぐさめてるのか
非常に気になったよ。
ゲルトルートの「誓い」がいつかSSになることも希望するww

私からもマリユリ希望!
537名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 16:52:41 ID:CJ4i4oBL
たっぷん☆お姉チャーで検索してえええ♡
538名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 21:37:40 ID:U0q1xLo9
>>535
いいアイデアをありがとう御座います。
この設定萌えました! 
多分、近いうちにマリユリの続きを書きたいです。
>>536
読んでくれてありがとう御座いました!
ゲルトルートタチ編もまた書きたいです。
539名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 22:28:27 ID:DwVNHKeX
楽しみにしてます!!^^
540名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 22:05:44 ID:dveMclKL
>>538 マリ&ユリwktk!
541名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 01:56:49 ID:c0cX5LyE
期待!
542名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 02:48:04 ID:Sh97RuO7
マリア&ユリ激しく読みたい!だれか書いてくれないかなぁ…。
543名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 22:31:18 ID:J+6C+0tx
>>542読みたい!
544名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 23:28:52 ID:jm70YRmn
保守
545名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 13:24:50 ID:S/+EjFZo
ふと、マリアバルバラは
モーリッツとは何かがあったのかと妄想した。
同じホテルに泊まってたし。
でもお互いにタイプじゃないか・・・。
ありえ無すぎるカップリングだ
でも、モーリッツは髪型がヴィルクリヒと似てるので
マリアの方が面影を追い求めて って感じで
う〜ん・・・
546名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 14:40:04 ID:3FUTEpxk
おお!それは思ってもみなかった!髪型W
傷心を抱く者同士…

おもしろいかもな…。
547名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 14:49:12 ID:ImzurI2u
ヴェーラにアデールが。レオを思い出して・・ってさらにありえないw
彼女達合わないもんね。
548名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 04:05:47 ID:uON4k+Zn
他板で見たけど、マルト×モーリッツ
マルト×ベッティーナならありえそう。(結婚前)

自分的にはヴェーラ×ユリもイイ!
ユリは彼女を慕ってるし帰国中はずっと二人きりだったし…。
549名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 23:23:02 ID:7KWLydVo
それ萌える!是非読みたいでs
550名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 03:13:41 ID:89pVrUOM
>>535さんのアイデアを元にしました ユリ×マリです
(近親相姦物なので、苦手な方はスルー願います)
※文章を一部拝借させて頂きました

「ユリウス、最近のあなたは見ていられないわ。
一人にすると何しでかすかわからないし…いいから今日は私のベッドへ」
夜、マリア・バルバラはユリウスを自分の部屋に呼び寄せた。
「ユリウス・・・ダーヴィトも言っていたけど、あの事はもう気にしなくていいの」
そう言うとニッコリ微笑んだ。
「姉さま…でも…ナイフが…」
「気にならないように抱いててあげるわ。」
「どうやって?」
「ほら。こうやって」
ユリウスはどこか懐かしい香りと温かさに安らぎを感じた。
「姉さま。あったかい…。」
ユリウスはゆっくりと目を閉じてマリアに体を預けた。
「すごく細いのね。でもやっぱり女のからだしてるわね。」
マリアは改めて妹の細さ、いとしさを感じずにいられなかった。
長く伸びた透けるように光る髪、自分の肩にすっぽりと収まってしまう
華奢な体。
「(これで、今まで女だと気付かなかったなんて・・・)」
マリアは実の妹と知りながらも、体中を愛撫してしまいたい欲望に駆られた。
「(いけない事だとは分かってるけど、この気持ちは止められないわ)」
「・・・マリア姉さま?」
ユリウスは訝しげに顔を上げた。
「ユリウス、私を許して」
マリアは低い声で呟くと細い腕を掴み、ユリウスの唇を奪った。
「いやっんっ んんっ」
ユリウスは同性の、しかも実姉の行為に驚きながらも受け止めた。
「・・・姉さま 姉さま・・ああ・・・」
「ユリウス・・・とても綺麗よ」
マリアの右手は器用にユリウスの寝巻きのボタンを外していく。
ユリウスは自分の胸のふくらみに姉の手の感触を感じた。
「いつの間にこんなに成長したのかしら とても柔らかいわ」
「っあ、姉さま…そこ触られたら…」
「感じてきたのね・・・」
マリアは好色そうに微笑むと薄い桃色の先端に唇をつけ優しく吸い上げ、
舌を這わせた。
「ああっ!マリア姉さま・・そこはいやっ・・あんっ・んっ・・・」
「何か思い出してきた?」


551名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 04:18:34 ID:89pVrUOM
遠い過去、こうして自分を抱いた事がある。
逞しい肩と腕、亜麻色の真っ直ぐな髪、熱い体・・・
「う、・・・・!」
ユリウスは激しい頭痛を覚え、姉の腕に絡みついた。
「ユリウス?!どうしたの?!」
「大丈夫・・・少し頭が痛くなっただけだよ・・」
マリアは心底申し訳無さそうにユリウスを抱きしめる。
「マリア・バルバラ姉さま・・・お願い 続けて・・・」
ユリウスは自ら姉の顔を引き寄せキスをした。
マリア自分も衣服を脱ぎ、ユリウスの上に重なり合った。
姉の体温、心地よい乳房の重み、茂みの感覚がユリウスに伝わる。
自分よりも大きな、全てを包んでくれそうな柔らかな体。
「・・・私、重くない?」恥ずかしそうに姉が訊く。
「平気 男の人はもっと大きくて重いから」
「んまあ!あなたってば、、どこでそんな事を・・・!」
内容はともかく、こうやって軽口を叩くのも数十年ぶりだ。
二人は抱き合いながらクスクス笑った。
マリアは再びエロモードに突入、
妹の肉付きの薄い耳たぶから細い首筋をカーブを描くように口付けをした。
ユリウスは潤んだ瞳で姉を見つめた。
「姉さま、、僕、何だか変な気分になってきちゃった」
「そう?もっと気持ちよくさせてあげる」
マリアはそう言うと薄い金色の茂みに指を這わせ中の桃色の女芯を
探った。ぴちゃぴちゃと淫らな音がする。
「ああっっ!ああ・・っんあ・・・はあ・・はあ・・姉さま・・」
「ねえ、ユリウス・・・私のも触って」
マリアはユリウスの手首を掴み、黒い茂みに指を忍びこせた。
コリっとした女芯の感覚を確かめ、更に奥に指を進めると
ぬるっとした熱い粘液が溢れていた。
「あなたの体と・・・一緒でしょ・・?」
ユリウスはマリアの中をゆっくりと愛撫した。
「ん・・・うっ・・ああ!・・あん・・もっと・・」
「もっと、どうすればいいの?」
「こうよ」
マリアはユリウスの秘所に指を差し入れ、舌で女芯を愛撫した。
「いやっ!姉さま そこはダメ・・・っ!あん あ、ああんっ!!!」
ユリウスは舌での慣れない愛撫に嫌悪感を抱きながらも快楽の波に乗っていた。
「凄く濡れてきたじゃない。このままいっちゃいなさい」
マリアは舌を更に激しく動かし、指を強く出し入れした。
「マリア姉さま・・・・いやあ ダメっ・・僕・・んっあっあっ ああああ!!」
「ユリウス、あなた、とてもよかったわ。愛してるわ」
マリアは優しく額にキスをした。
「今度はマリア姉さまの番ですよ・・・」
ユリウスは絶頂の後の心地よい疲労に漂いながら呟いた。
「ユリウス、私はもういいのよ。あなたを抱けたことで十分に満足したの。
それに、隣の部屋のダーヴィトが起きてしまうかもしれないわ」
といって微笑んだ。


一応完です。 ああ、なんか前回のゲルトルート編と表現が被ってますが
お許しくださいませ。。


552名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 09:59:33 ID:WWtelC35
拙い妄想をSSにしてもらえて… 待っててよかったGJです!
一部のノリが少し入っててよかった!
この姉妹すきだぁ、また思いついたら書いてください!
553名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 17:17:48 ID:89pVrUOM
よんでくれてどうもありがとう御座いました!
後で読んだら文章が壊れてました。。失礼致しました
554名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 00:21:30 ID:8NDJ7z1f
切なくなったり和んだりした!GJ!!
555名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 13:12:23 ID:LhB23GFg
ハアハアしたよ!また書いてね(^^)v
556モーリッツ×マリア・バルバラ:2007/02/24(土) 04:13:07 ID:14JHcgN4
※有り得ないカップリングですので肌に合わない方はスルーをお願いします

ウィーン。美しい音楽の都、仕事のついでとはいえ街中をドライブする
のは心が弾む。そして、仕事上のパートナーとはいえ、
麗しの御婦人も助手席にいる。
「こうしてるとまるで僕たち恋人みたいですね。」
「奥様がいらしゃるのに、冗談でもそんな事言うもんじゃないわ」
・・・.相変わらず冗談も通じないお堅い人だが。
車が珍しいのか、街行く人が僕らを振り返る、実にいい気分だ。
そろそろ日が暮れてきた。僕らはまたホテルに戻る。

PM:19:00 ホテルのレストランで夕食。
マリア「明日はどこの商会から回りにいきましょうか?」
「ホテルにいる時ぐらい仕事の話はよしましょう。せっかくの夜なんですから」
それにしても、ここの料理は中々でしょう?」
「ええ・・・そうね・・。」
もっと豪華なドレスを着たらさぞかし目を引くだろうに・・・。
「この間まではほんの子供だったのに、
あっという間にパパになって・・・月日が流れるのって早いのね」
彼女はワインをいつの間にか一本空けて、トロンとした目で僕を見る。
(これはいけるかも!)
「ベッティーナさんとは上手く行っていて?」
「息子が出来てからはさっぱりです ハハハ・・」
「そ、そんな事を聞いてるんじゃないわよ!あなたってば相変わらず失礼な方ね!」
年不相応な反応が面白くて、ついからかいたくなってしまうのだ。
「続きは僕の部屋で色々お話をしましょうかね 仕事のパートナーとして
お互いの事を知る必要がある」
「だっだれが行くもんですか!!」
「では、今晩あなたの部屋に行ってもいいですかね。」

PM21:00 彼女は無言で席を立ち去ってしまった。
今度と言う今度は本気で怒らせてしまったようだ・・・。
取り敢えず、後で部屋に行って謝るしかない。
557モーリッツ×マリア・バルバラ:2007/02/24(土) 05:03:59 ID:14JHcgN4
PM21:30 僕はシャワーを浴びながら謝るタイミングを考えていた。
明日にしようか、それとも今晩にしようか・・・。

PM22:00 考えた末、勇気を振り絞って僕は隣の彼女の部屋の前に立つ。
ノックをする手が震えている。
ドアを開けた瞬間、得意技の平手打ちか枕が飛んでくるかもしれない。
コンコン・・・コンコン・・・
・・・返事が無い。もう寝たのだろうか・・・。
「こんな時間に何か御用?」眠そうに目をこすりながら部屋の主が現われた。
とっさに身構えたが、もう怒ってない様だった。
半乾きの長い黒髪と胸元の大きく開いた白いネグリジェ、石鹸の匂い・・
ホッと安堵したら、いかん、今度は急に下半身に血が集まってきた。
「明日も早いんだから、もう寝ましょう。おやすみなさい」
僕はもう少しで閉まるをドアを脚で開けた。
「ちょっと待った!さっきの事謝りたいんです。ワインでも飲みませんか?」
われながら必死だとは思うけど、もう誰にも止められない。
どうにかご機嫌取りは成功した。
「美味しいわね。これはあなたの農場で取れた葡萄の?」
「ええ、取って置きのワインです。」
PM23:00
彼女の緊張は大分解れてきた。
僕達はいつの間にか二人でベッドに腰掛けていた。


ごめんなさい
眠たくなってきましたので続きは明日の夜書きます。
ネタはもうしあがってます><














558名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 16:05:48 ID:pc/Pgu8w
wktk!!
559モーリッツ×マリア・バルバラ:2007/02/24(土) 20:58:51 ID:QsOLbQ4t
「久し振りに飲みすぎちゃったみたいだわ・・・年を取ると弱くなるのね」
「ははは、全部で2本近く空けちゃいましたね。これだけ飲めれば十分ですよ」
彼女は既に泥酔していて、ろれつも回らなくなっている。
そして、僕にもたれかかった。
「ああ、ごめんなさい・・なんだか酔ってしまったわ」
初めて見た時から、ずっと大きい人だと思っていた。
でも今はこうやって僕の腕の中にすっぽりと収まっている。
「いけませんよ、ここで寝ちゃ。ちゃんと布団の中で休まなくては」
「ええ、そうね・・・あっ!」
何たる幸運。彼女はつまづいて僕の上に覆い被さる形になった。
その勢いで彼女を押し倒し、強く抱きしめ唇を奪い、舌の感触を確かめる。
「んっ・・・んん・・・。ちょっと モーリッツ、なにをするのっ!!」
彼女は得意技を仕掛けようとしたが、
酔っていて力が入らないらしい。こうなったら完璧にこっちのペースだ。
僕は宙ぶらりんになった細い手首を掴み
キスの続きをする。色っぽい溜息がこぼれる。
何時もの強気なマリア・バルバラはここにはいない。
「ああっ・・ヴィルクリヒ先生・・・」
僕を抱きしめながら聞き覚えのある名前を呼んだ。
「え?」
彼女はずっとあの人の事を愛しつづけてきたのだ。

もしかして、僕の事をヴィルクリヒ先生と錯覚している・・・?

560モーリッツ×マリア・バルバラ:2007/02/25(日) 00:48:06 ID:gs3QwgIT
まさか、この世に彼はもういない・・・。

僕が乳房に触れた瞬間、ビクっとして怯えた目で見つめてきた。
この人は多分、今まで誰にも抱かれた事が無いままで・・・
「大丈夫、優しくしますから・・・」
ワインのせいか、変わった環境になったせいか、
彼女の肌はほんのりピンク色に染まっている。
愛とも恋とも違う。だが今はこの女が愛しい。
彼女もまた、慣れない異国の地で心細く人肌が恋しかったんだろう。
「嫌になったら、言って下さい。」
露になった、形のいい豊かな乳房を舐め回す。
「んあっ・・はあっはあっ・・・そのまま・・・」
再び僕は彼女にワインを含ませキスをした。

PM24:00 カーン! いよいよ第一ラウンド開始! 
僕の心にゴングが鳴り響く。彼女の吐息も更に激しくなる。
今までの溜め込んだ性欲を一気に発散しているようだった。

レロレロ・チュパチュパ・モミモミ・・・。
乳房の愛撫が終り、臍周りを舐め上げる。
「いやんっ!くすぐったいわ ここは駄目っ」
思ったよりも陥落させるのは容易かった。

しかし、ここまで乱れてくれるとは フフフ・・。

そして、恥ずかしがる彼女の手を跳ね除け
大きく脚を広げさせ、彼女の最もエロい部分を御拝見!
大陰唇が・・・プックリ・・・
妻のとは違ってふっくらしている。
顔同様、人それぞれアソコも違うのか〜。
僕は今更ながら感心した。
「いやっ そんなに見ないでっ!もっと灯りを暗くして・・」
彼女は羞恥心の余り顔を手で覆い隠している。
この処女らしさがたまらない。
「わかりました」
僕は黒い茂みを掻き分けて、最も敏感な部分に触れた。
指でグリグリすると彼女は一層歓喜の声を上げて腰のダンスを踊る。
「気持ちいい?」彼女は無言で頷く。
しばらくするとクチュクチュと淫らな水音が響いてきた。
561モーリッツ×マリア・バルバラ:2007/02/25(日) 03:12:54 ID:gs3QwgIT
もっと下に手を伸ばし、濡れそぼったそこに指を入れる。
誰にも触れられた事が無い、秘密の場所。
やっぱり痛むのか時折彼女は苦痛に顔を歪めている。
「痛い?」
「ええ、でも大丈夫・・・」
今度はゆっくり浸入を試みる。
暫くすると強張っていた体が緩み、新たな蜜が溢れ出してきた。
「こんなに濡れてますよ。」
僕は指についた糸の引くほど纏わりついた蜜を見せて
それを舐めとって見せた。
「そ、そんなこと・・あっ!」
弁解をする隙も与えず、茂みに顔を埋め中にある蕾の皮を剥き、
吸い上げる。その瞬間、彼女の鋭い悲鳴が上がった。
「いやっこんなとこ舐めるなんて・・お願い、やめて!」
彼女が涙を浮かべて懇願し、脚を閉じようとしても、
舌先であらゆるところを探った。
「嫌だといっても、ここはもっとして欲しいって言ってますよ?」
赤く肥大してきた蕾をくりくりとこね回すと全身が小刻みにゆれる。
「いやっもう・・これ以上・・・はあっはあっ・・」
彼女の目は潤んで焦点が定まっていない。
「そろそろ、いいですかね」
「?」
562モーリッツ×マリア・バルバラ:2007/02/25(日) 03:16:57 ID:gs3QwgIT
僕は体勢を整え、充血した器官の挿入を試みた。
「いやっ・・いっ 痛い・・!もうやめて!」
思ったとおり初めてだった。
彼女が腕で押しのけようとするが僕は強く抱きしめ腰を沈める。
「もう少し、我慢してください。その内良くなりますから」
彼女は泣き顔になりいやいやと首を振る。
その様子が年上とは思えぬほどとても可愛らしい。
かつての新婚初夜は妻もそうだった。
クチュックチュッ
僕が動くたびに蜜が溢れ出して来た。アソコの中はとても熱くきつい。
背中にしがみつき、時折爪を立ててくる。
・・・このままだと早々にイってしまいそうだ。
痛みが和らいできたのか、どこか笑みを浮かべているようにも見える。
「もう、痛くない?」
彼女は恥ずかしげにこっくりと頷く。
僕はもっと速く腰を動かした。
熱い吐息が顔にかかる。どちらかの汗かももう分からない。
彼女は脚を絡ませ、全てを僕に委ねている。
中の収縮が激しくなり、もっと僕自身を締め付ける。

もう限界が近い。

「ああっ!もうイく!出るっ!!」
「私もっ!!・・・・・ ああああっ!」
彼女の背中がカーブを描いた。
このまま中に出したかったが、腹に子種を吐いた。

僕達はいつの間にか、抱き合ったままで眠りについてしまった。

563モーリッツ×マリア・バルバラ:2007/02/25(日) 03:21:51 ID:gs3QwgIT
AM2:00 喉が渇き、目がさめる。
熟れた柔肌を存分に味わった後で猛烈な後悔が襲う。
寝息を立てて裸で横たわる彼女に服を着せて、布団をかける。
そして軽いキスをして部屋を出た。

AM8:00 結局一睡も出来ずに朝を迎える。
駄目だ、自分のした事とはいえ、責任とってくれとか
妻と別れろとかいわれたらどうしよう・・・。ましてや貴族の娘だぞ。
何よりも恐ろしいのは、回りに知られる事だ。
もしもベッティーナにこのことがばれたら・・・。

コンコン

やばい、彼女だ!!

「はい、おはよう御座います」僕は緊張を隠して挨拶をする。
「寝坊したのね、目が赤いわ」
変わった様子が無く、いつもどおりだ。
「あ、あの、昨日は・・・」
「フフッ・・・私ってばあの後酔って眠ってしまったのよね。
あなたには本当に迷惑かけたわ。」
・・・覚えてない?
「でも、不思議ね、私、体が重くて違和感があるの。」
「!!!!!きっ気のせいですよそれか、多分二日酔い!」
「・・・そうね」
ホッよかった・・。だけど何故だか少し残念だ。
彼女の後姿を見送りながら、昨日の淫らな出来事を思い浮かべてみた。
・・・朝立ちか 全く男って奴は、僕って奴は・・・。

AM9:00 僕らは車に乗って商談に出かけた。
彼女の凛とした横顔は昨夜とは別人だ。
(これは開発したら偉いことになるぞ。これ以上何も出来ないのが残念だが・・)
「モーリッツ、私の顔に何か付いていて?よそ見運転しないで頂戴。危ないわ」
「は、はい・・・」

この二日後、僕は友人のイザークと再会して、初恋の少女に生き写しな
女性に出会い、もっとその後、
身も心も恋に溺れ××な関係になってしまうわけだが
・・・・人生波乱万丈だ。
564名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 03:29:55 ID:gs3QwgIT
後日談

数十年後

ひとしきり濃厚な情事を終え、ベッドに横たわるダーヴィトとマリア・バルバラ。
「私、あなたがはじめての筈なのに、痛くなかったの・・・」
「なあに、気にする事無いさ、女の体は千差万別。」
ダーヴィトはタバコを燻らす。
「まあ、!随分とたくさんの女性の体を知ってるのね!」
「嫉妬してくれてるんだね、嬉しいよ。今は君だけだ。」
ダーヴィトは年上の新妻を抱きしめた。



565名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 18:17:56 ID:CPa/aYFR
違和感なく読めたよ!モーリッツ目線楽しませてもらった(^^)ホントに乙!!
566名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 19:53:58 ID:3vAD2Gai
読んで下さいましてありがとう御座いました!
567名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 20:03:45 ID:TEceCFIW
神が降臨してたんですね!

マリアバルバラが覚えていなかったのが、安心したような残念なような。
でも萌えさせて頂きました。
568名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 12:44:08 ID:FUqKI5S+
>>564GJ!!
569名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 22:35:01 ID:N/ar5tDP
ちょっとスレを覗かないうちにマリア姉さんパ・ラ・ダ・イ・ス・☆
ダヴィマリも良いけど、百合で受けな姉さんも見たい。
570名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 02:01:45 ID:PS4gIhmd
また最初から全部目を通したけど改めて萌えさせていただきました。
同じく百合受けマリアも見たいです。
571名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 14:50:04 ID:UfZeh30O
マリ受け気になる・・!
572名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 04:44:37 ID:V0DARXCZ
だれかマリを攻めてぽ
573名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 16:19:33 ID:0ZFZ5fxl
じゃあマルトで攻めさせてみよう!
574マリア・バルバラ×マルト:2007/03/04(日) 02:38:29 ID:/kKc5QHk
※百合ものマリア受けです。前半はエロ少な目で、マイ設定が所々ありますがご了承ください・・。

季節は夏、午後の土砂降りの最中、マリア・バルバラはキッペンベルク家に
向かっていた。「マリア・バルバラ様、到着しました。」御者は馬車を止めた。
「ひどい土砂降りだわ・・帰りまでにやんでくれるかしら・・・」
どこか心細げな面持ちでドアを開けると、
モーリッツを始めとした家族が温かく出迎えてくれた。
ベッティーナは生まれて間もない赤ん坊を抱いている。
そして、一人見知らぬ女が立っていた。唇にはベージュピンクの艶やかな
口紅が引かれていた。印象的な大きい切れ長の瞳がこちらを見つめる。
「紹介します。こちらは僕の従姉のマルト。
多少変わった所があるけど・・・いい人です」
「ちょっと、それどういう意味?モーリッツ。」
周囲からどっと笑いが起こる。マリアも釣られて笑った。
「仲が良さそうで何よりだわ。私は・・」
「あっと、自己紹介は要らないわ。マリア・バルバラ・フォン・アーレンスマイヤ
さん。あなたの事は友達のカタリーナから根掘り葉掘り聞いています」
と、微笑んだ。マルトからは仄かにバラの香りがする。
(華やかで美しい人・・でも不思議な雰囲気だわ・・・)
マルトはマリアを隅々まで眺めて、
「素敵だわ・・・」と呟いた。
同性からこんな視線を向けられた事は無い。マリアは躊躇した。
575マリア・バルバラ×マルト:2007/03/04(日) 02:39:41 ID:/kKc5QHk
下げ忘れた・・・・orz すみません。

数時間後、モーリッツと仕事の打ち合わせを終えたマリアは帰り支度をしていた。
すると、マルトが駆け寄りマリアの腕を取った。
「ねえ、もう帰ってしまうの?雨まだやみそうに無いわね。私、あなたと話したい事がたくさんあるの
今日と明日は泊まって行かない?」
「ありがとう、でも、家に帰ってもまだやることが残ってるのよ・・」
「こんな土砂降りの中帰るの?!レディに冷えは大敵よ。それにどんどん雨は強くなっていくわ。」
キッペンベルク夫人も「そうよ、お仕事の話も終わったし、我が家でゆっくりなすって。
それに、あなたのような素晴らしい方がマルトのお友達になってくれたらどんなに嬉しい事かしら」
モーリッツも後ろで頷いている。
「分かりましたわ、では暫くお世話になります」
「着替えは私のを貸すわね♪」と、マルトの弾む声。
ここまで押されたのでは断れない。マリアはキッペンベルク家に泊まる事にした。
夕食中、マリアもすっかり打ち解けて談話を楽しんでいた。
真向かいに座るマルトがマリアと目が合うのを確認するとソーセージをフォークで刺し、意味ありげに
先端をチロチロと舐めて食べて見せた。マリアはそれを見てハッと赤面する。
マルトがウィンクをしてクスっと笑う。勿論誰一人気付かない。
(なんて不謹慎な・・・なんなのかしらこの人は・・・)
マリアはやるせない気持ちでぐいっとグラスのワインを飲み干した。
「ねえ、マリアさんって、今付き合ってる方はいらっしゃらないの?」
マルトが悩ましげな視線でじーっと見つめて聞く。
「わ、私は・・・」マリアの目が泳ぐ。
「やめろよマルト、そんな事ここで聞くことじゃない」
モーリッツが助け舟を出してくれたお陰で何とか黙秘権が守られた。
「フン、、一丁前に紳士ぶって。ねえ、お食事も済んだし
一緒にお風呂入りましょうよ」
「い、一緒に?!」「女同士だもの、たまにはいいじゃない。ね?」
(この私が年下の娘に翻弄されるとは・・・)

二人は浴室に向かった。
よく磨き上げられた大理石の見事な浴室にマリアは目を奪われていた。
そして浴槽には深紅のバラの花弁が優雅に敷き詰められている。
「素敵でしょう?今日は特別なの」
マルトはマリアの背後に回り肩に手を乗せた。
マリアは一瞬ビクンと肩を揺らす。
「背が高いのね。それに、いい匂い・・」
肩に置いた手がじりじりと乳房に伸びた。
「な、なにをするの!」
「うふ・・・冗談。あなたも早く脱いで・・私は中で待ってるわ」
マリアはますます頭が混乱した。この娘は何を考えてるんだろう。
576マリア・バルバラ×マルト:2007/03/04(日) 03:41:58 ID:/kKc5QHk
マリアは苛立ちに似た気持ちを抑え、浴室に入った。
湯気で視界が白くなる。
マルトは既に体を洗い終え、浴槽に入り、花びらで遊んでいた。
「予想以上に、素敵な体をしてたのね」
マリアはとっさに胸元を隠す。
「うふふ・・全部見ちゃったもの。今更隠す必要無いわよ」
「あなたって人は・・!」
「じゃあ私の体も見て・・・」
マルトが立ち上がると
なだらかな肩、細身な体に似合わずたわわに実った乳房、
ヴィーナスを思わせる腰つきが浮かび上がってきた。
異性でなくても、釘付けになる体つきだ。
マリアは一瞬見惚れた自分を打ち消すべく、シャワーの水圧を強めにしてあびた。
「良かったら体洗うの、手伝うわよ」「結構よ!」「やっぱりね、ウフフ・・・」
石鹸の泡にまみれてマリアが髪や体を洗ってる時も視線が感じられた。
「マリアさんは綺麗よ。体も・・・見ていて飽きないもの」
「私をからかうのはいい加減にして頂戴!」「本当の事よ」
マルトは声のトーンを落とし、真顔になる。
一刻も早くマリアは部屋に戻って休みたかった。
「もう出ちゃうの?じゃあ私も上がるわ」
マルトが浴槽を跨いだ瞬間、茶色の濃い茂みと割れ目が露になった。
「!!!!」「後で話があるわ。着替えてから私の部屋に来てくれない?」
マリアの困惑した顔を満足げに見てから、マルトはバスローブを翻し
浴室を後にした。
「はぁ〜〜〜〜〜」マリアは深い溜息をついた。
モーリッツが変わっているといってた意味を理解した気がした。
用意された寝巻き、夏物とはいえ、丈が異様に短い。
(あの人は同性愛者?・・・。もしも誘われたらなんて断ればいいのかしら)















577マリア・バルバラ×マルト:2007/03/04(日) 05:14:11 ID:/kKc5QHk
マリアはマルトの部屋のドアをノックした。
彼女も丈の短い寝巻きを身に着けている。それどころか薄地で
ピンク色の乳首まで透けて見えている。マリアは目のやり場に困ってしまう。
「まだ凄い雨ね。マッサージするからベッドの上でうつぶせになって」
「マッサージ?!」「得意なのよ。オイルを使うから、服も脱いでくれる?
心配しないで、肝心な部分はタオルで隠すから」

マリアは胸中複雑ながら、ベッドの上にうつぶせになった。
「凄く肩がこってるわね、でも肌のきめが細かくてオイルがすぐに馴染むわ」
マルトの暖かな手の感触が背中をスルスルと丁寧に撫で上げていく。
香油の匂いが部屋中に立ち込めてきた。
「あの、お話って?」あまりの心地よさに睡魔に陥りかけながらマリアが聞いた。
「さっきの続きなんだけど、マリアさんは男の方とお付き合いした事あって?」
「・・・無いわ。この先も結婚できるとは思っても無いし。
今は書類の山と仕事が恋人だわね」と、半ば自嘲気味に答えた。
「意外とあなたのファンは多いのよ。男友達にもお付き合いしたいって人が結構いるの。誰か紹介しましょうか?」
「お気持ちだけ頂いておくわ。」
「真面目な人なのねえ。人生はもっと楽しまなくちゃ」
マルトがマリアの頭上に移り、脚を開き、首のつぼを押す。
白い内腿に赤いバラのタトゥーが小さく一輪咲いていた。
「あっ!あなた、これ・・・」
「気付かなかった?綺麗でしょう。16の時に彫って貰ったの」
刺青なんて極道者か娼婦しか彫らないものと思っていたマリアは愕然とした。
「カタリーナは最近、イザークとあなたの話題が大半よ。
目がキラキラして、まさに恋する乙女ね・・・」
「恋って・・・、私は女よ」「なにも女は男にだけ恋する訳じゃない。
それに、一人の人だけを好きになるとは限らないわ。」
「理解に苦しむわね」
「私は両方愛せるのよ。男も女も」マルトが好色そうに笑う。
(やっぱり・・・・!!)
「あなた、カタリーナには何もしてないでしょうね」
「彼女とは純粋なお友達よ。同性なら尚更相手を選ぶわ
・・・そんなことよりも、先生の事がまだ忘れられない?」
マルトの声色の変化とともに生暖かい吐息が耳に振り掛かる。
そしてマリアの耳に舌の湿った感触が感じられた。
いつの間にかマルトはマリアの背中の上に重なっていた。


今日もまた眠くなってきたので続きはまた明日の夜に書きます。。
グダグダですみません。。





578マリア・バルバラ×マルト:2007/03/05(月) 01:56:38 ID:qGSiuE19
「私、あなたのことが本気で気に入ってしまったの。今晩だけでも恋人になって」
マルトはマリアの髪をクルクルと指で回し、耳を甘噛みしながら囁きかける。
「私には・・うう・・そのような趣味はないわ、どいてちょう・・だい・・」
「マリアさんのもう一つの噂、ご存知?ずっと結婚しない理由・・」
マルトが強めに乳首を摘む。。マリアの高い悲鳴が上がる。
「ヤ、やめて頂戴・・・人を呼ぶわよ!」
「叫んでもこの広い屋敷の中、誰もこないわ。あなたって人は街中の
女の子がどのような目で見てるかちっとも気付かないのね。鈍感。」
マリアはマルトを押しのけ頬をピシャリと打った。
「私はあなたと違うわ。いっしょにしないで!」
瞳にはうっすらと涙が滲んでいる。
「フ・・・これだからドストレートな人は世話が焼けるのよ。マリアさんは
女の人も好きになれる筈よ。長年の直感! 」
マルトは怒るどころか、クスクス笑い、頬を抑えマリアににじり寄る。
マリアは本気でこの女はどこかおかしいんじゃないかと恐れを抱き始めていた。

「部屋に戻るわ。今回の事は誰にも口外しませんから。おやすみなさい」
マリアが逃げるように部屋を出ようとすると、マルトは光よりも早く駆け寄り、
腕をドアに強く押し当て口付けをした。「うっ・・!いや・・・・ん・・・ん・・」
柔らかい唇が触れる。舌が唇をマリアの唇を強引にこじ開け、口内をヌメヌメと
這い回る。マリアは甘美な痺れを感じ、体中の力が抜けていくのを感じた。
「うふふ・・・キスも初めて?」灰色の大きな瞳が艶かしく光を放っている。
初めて会ったときから深入りしてはいけない女だと直感が悟っていた。
両性を愛せる女がこんな間近にいるとは思っても見なかった。
ましてや自分を好く女なんて。悉くペースを崩され、全く合わない人に
いつものようにはっきりと嫌悪感を表せなかったのは何故か・・・。
マリアは考えながらも、タコの糸が切れたようにくたりと床に座り込んだ。
「女同士のキスも悪くないでしょ」

目の前の好色な女神は回答を求めてはいない。マリアを優しく抱き寄せた。
「キスだけでイッちゃったなんていやらしい人。もっと気持ちよくさせてあげるわ」
「離して!もうその手には乗りませんからね!」マリアが手を振り払う。
だが、虚勢の言葉とは裏腹に脚の間からじわじわと温かいモノが溢れてくるのを感じていた。
(女相手に濡れるなんて・・・)「早くベッドの上で眠りましょ。悪いようにはしないから」
マルトはマリアの気持ちなどお構いなしに服を脱ぎ、手招きをする。
自分に惹かれ始めている事を知っていたのだ。

マリアはもう糸の切れた人形ではない。舌や唇を使い言葉を交わす。
マルトは自分の乳房を押し付け、マリアの細い首筋から鎖骨まで丹念に舐め上げる。
マリアは初めて受ける強い刺激に戸惑いながらも、快感に応え始めていた。
(女の体が、こんなに柔らかくて抱き合ってるだけで気持ちがいいなんて・・・)
「んっ・・・ あ、あ、あん」
「マリアさん、もっと声聞かせて・・・」
マルトはマリアの乳房をもみし抱き、色素の薄い可憐な乳輪に吸い付く。
片方の手は下腹部に伸びていた。
579マリア・バルバラ×マルト:2007/03/05(月) 03:36:00 ID:qGSiuE19
しなやかな指が漆黒の茂みを掻き分け、一番敏感な突起にたどり着いたとき、
マリアの体が仰け反った。指の速度が加速する。
汗ではない湿り気を帯びて指の動きが滑らかになる。
「いつも、したくなったらここを指で慰めてるの?」
マルトは官能的な厚めの唇をきゅっと上げ笑う。
「い、意地悪な事・・聞かないで頂戴・・ああっ!」
「私もするの。ここを舐められてる所を想像してね・・もっと脚開いて」
「そこは、そこだけはいや・・・!」
マリアは恥ずかしがり、脚を閉じようとしたがマルトは半ば強引に開かせた。
そして、まるで果実を貪るかのように充血した突起やピンクのビロードの中を
音を立て吸い、舐め上げた。時折指でグチョグチョとあふれ出た蜜をかき回す。
マリアは身をよじりながら、声を上げる。
「あなたの××××、とても美味しいわ・・・」局部に熱い吐息が掛かる。
マルトの淫らな言葉で蜜が溢れ、既にシーツに染みを作っていた。
「ああ、マルトっ、、・・・ああっ・・ハアっハア・・っあああっ・・・!」
「初めて名前呼んでくれた」
うれしそうに顔を上げると、また舌全体を使って局部をさらに激しく舐め回した。

マリアの顔が上気して、体が細かく震えて始めていた。マルトはまだ舌の動きを止めない。
そして唾液と愛液でヌラヌラと淫靡に光った突起をジュルジュルと吸い上げる。
「イクの?イクの? もっと声を出して、、聞かせて・・」
「あんっ! 駄目っっ!!あっあっあっああ あーーーー!!」
580マリア・バルバラ×マルト:2007/03/05(月) 03:37:08 ID:qGSiuE19
マリアの意識は一瞬遠くなった。まだ息が荒い。
「マリアさん、やっぱり最高だったわ 」
マルトは感無量といった表情で口の周りの混ざり合った体液を手で拭い、
キスをした。そして、思いがけない言葉を口にした。
「私も気持ちよくしてくれないかしら?」
「で、でも私は初めてで・・・どうすればいいのかわからないわ」
「まずは、乳首舐めてみて。」
マリアはマルトの瑞々しい豊かな乳房を両手で掴み、
言われるままに乳首の先を舌でつついた。
「もっと強く吸って、軽く噛んで、、そう、、いいわ、、、
 あん!あん、、、ふあっっ!あん、ああああ!!!」
全身を使って恥ずかしがらずに派手によがる。これも経験の差だろうか・・。
「次は、ここを舐めて」マルトは長い脚を開き、自分で陰部を押し広げた。
「あなたってば、なんていやらしい女なの・・・」マリアもお返しに皮肉を言う。
内腿の鮮やかな赤いタトゥーとピンク色の内部がエロティックな眺めだ。
マリアは一瞬躊躇したが、ぽってりと膨らんでる突起を舐め上げた。
甘酸っぱい匂いとしょっぱさが口に広がる。
(マルトさんは美味しいって言って舐めてたけど、よく分からないわ)
マリアが舐めれば舐めるほど愛液が溢れ出してくる。
「もっとクリちゃん強く吸って、、奥まで舌を入れて、かき混ぜて、、
ああっ上手よ ああっ!もうイク!うああ イク 逝っちゃうーーー!!」
マルトも脚をがくがくと痙攣させて体を大きく波打っている。
マリアも不思議な充実感を感じていた。

「初めての人にイかされちゃった・・・。なんか悔しいわ」
「何言ってるの、その気が無かった私を誘ったのはマルトの方でしょ」
情事の後、二人はベッドの中でピッタリと寄り添っていた。
マリアは会ったときとは違う、どこか少女っぽい横顔を心底かわいいと思った。
「明日天気が良くなったらお庭を散歩して、午後からはお買い物に行くの。
マリアさん、一緒に行きましょうよ」
「ええ、いいわよ。楽しみね・・・」
「手を繋いで歩いてもいいかしら。みんなに自慢したいの」
「どうぞ、ご勝手に」
 「それで、夜は・・・またしましょ?」
マルトの目が期待に輝く。
「・・・・いいわ。でも本当にこれで終りですからね!私はノーマルなんだから」
「はいはい、でもまたしたくなったらいつでも連絡してくれてもいいのよ♪」
「もう、しつこい!!」

マリアはそっぽを向いて寝てしまった。
マルトも明日の情事に胸を弾ませながら眠りについた。



581マリア・バルバラ×マルト:2007/03/05(月) 03:41:33 ID:qGSiuE19
読んでくださりありがとう御座いました。
582名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 09:34:36 ID:y0izca8u
良かった。
エロくないキャラでエロは最高!
カタリーナのエロも読みたくなってきた。
583名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 17:19:50 ID:jVXNEuD3
最近意外なカプも増えてきておもしろい(^^)v
モリマルとか、またダヴィマリも読みたいなぁ。
584名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 03:07:03 ID:UCBLvwHo
GJ!!なるほどモーリッつながりね!
カタリーナ攻めのマリアさんなんて無理あるかな…
585モーリッツ×マルト:2007/03/06(火) 03:13:21 ID:rOI85ooj
マルト「フリデリーケとはあれから上手く行ってるの?」
モーリッツ「この間キスはしたよ」
マルト「やったじゃない!その先は?」
モーリッツ「・・・先って・・(赤面」
マルト「ってことはまだチェリーなのね」
モーリッツ「(頷く)」
マルト「じゃあ私が全部教えてあ・げ・る。」
モーリッツ「えええ?!」
マルト「女を一人前に抱けてこそ真の男になるのよ。」
モーリッツ「でも、初めてはやっぱりフリデリーケがいいや。
お金を積めば何とかなるかな?」
マルト「ばっかねえ!女の性欲はお金で買えないわ。
しばらく私で大人しく練習しておきなさい。
上手くなって彼女を喜ばせるのよ。さ、服を脱いで」(二人とも服を脱ぐ)
モーリッツ(こんなおっぱいがでかくなってたんだ。アソコの毛もフサフサだ!)
マルト「早くパンツ脱いで!あっもう立ってる 可愛い ジュボジュボ(しゃぶる)」
モーリッツ「うううっうああっ もう出ちゃいそうだよ・・」
マルト「一回出しちゃいなさい ジュボジュボ」
モーリッツ「ふああっ!!!出る!! ドピュッ(一回目放出)」
マルト「うわ・・・にが・・こんなに溜め込んでたのね 飲みづらいわ ジュルジュル」
マルト「溜めすぎはマナー違反よ。彼女と会う前は一回オナニーしてきちんと抜いておきなさい」
モーリッツ「マルトのおっぱい舐めたい・・・」
モーリッツ「凄く柔らかい・・・チュパチュパ」
マルト「もっと舌を使って、ああっ!いいわ・・・」
マルト「思春期の女の子はおっぱいが硬いから強く揉んじゃ駄目よ」
モーリッツ「うん・・・次は下を触りたい」
586モーリッツ×マルト:2007/03/06(火) 03:14:27 ID:rOI85ooj
マルト「下って何処?ちゃんと名前を言って」
モーリッツ「(小声で)アソコ」
マルト「アソコじゃわかんないわ。ちゃんと名前で。
エッチな本読んで知ってるんでしょ?(モーリッツの勃起物に触る)」
モーリッツ「××××・・・(ボソッ)」
マルト「(脚を開く)ここに指を入れて・・・もっと早く入れて! ああんっ」
モーリッツ「凄く濡れてヒクヒクしてる それに熱い・・・」
マルト「ここも触って・・ 女の子の一番感じる場所なのよ(隠核に指を誘導する)」
モーリッツ「段々大きくなってきたよ」
マルト「男の子の勃起と一緒。感じてくると大きくなるの・・あんっ いいわ・・」
モーリッツ「ここって舐められる?」
マルト「舐めて・・・」(モーリッツの顔の上にまたがる)
モーリッツ「うぷ・・毛がくすぐったい・・なんか変な味がするよ ピチャピチャピチャ」
マルト「これが女の味なの・・ ハアッ んあっんっあっあっあ!」
モーリッツ「フリデリーケも? ピチャピチャピチャ」
マルト「んああっ!中々上手になってきたわね・・・気持ちいいわ あっあっあっ」
モーリッツ「もう入れたい・・」
マルト「ううん、もっと奥よ・・・ってここは違う穴よ お馬鹿!」
モーリッツ「どうやったら入るのか分からないよ・・・」
マルト「仕方がないわね(騎乗位の体勢になる)」
モーリッツ「入った、入ったよ うあっ凄い締め付けだ・・やばい・・でちゃうよお」
マルト「(正常位になる)まだいっちゃだめよ もう少し我慢して・・もっと腰動かして
ああっ」
モーリッツ「我慢できない・・はあ、はあ、、出ちゃう・・・うあああああっ」
(第一ラウンド終了)
マルト「初めての割には良く出来たわ。65点!」
モーリッツ「セックスって気持ちよかったんだな・・・これで脱童貞だ!
クラスの奴らにも自慢できるぞ」
マルト「まだまだ、もっと腕を磨いてからにしなさい。舌使いはまあまあいいけど
持続力に欠けるわね。ピアノばっかりじゃなくてセックスのレッスンしなくちゃ」
モーリッツ「僕、頑張るよ。フリデリーケをイかせて見せる!」
マルト「もしも彼女と上手く行かなかったら、譲ってくれる?」
モーリッツ「そんな事出来るもんか!!大体どんなタイプがすきなのさ?」
マルト「そーねー、年下でも年上でもいいの。
一言で言うと、ケバくなくて清潔感のある人。要は自分の色に染めたいのよ うふ」
モーリッツ「自分にないものを求めるんだな(ボソッ)」
マルト「なんか言った?!」

おわり

お目汚し失礼しました・・・

587名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 03:25:10 ID:rOI85ooj
>>582-584
感想をありがとう御座いました。前回のも書いた物ですが
マリア受けとカタリーナの攻めもいいですね。
ネタが浮かんだらその内投下します。
588名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 01:31:26 ID:ut3MCt7v
>>581GJ!出来たら続編も読みたいです。
589名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 03:13:48 ID:B6DfjO46
>>587
おもしろかったよ!
マルトにかかればみんなW
この勢いだとアナスタシア×ユリもいけるかも…?
ドイツでクラウスと恋人同士だったことを告白してしまうユリ。
「この美しい唇を彼が…こんなふうに、」
気付いたらチュッ…

一線を超えたと思い込んだアナスタシアがとまらなくなり、
ユリの体を触り、なめ、
「彼はここにもこうして唇を…」
「ちっ、ちがっ…あ…ん…」
って無理あるね、さすがにW
590名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 02:20:48 ID:SGZyb7jj
>>589
アナスタシアとユリもいいですね!
いろいろと妄想を書きたてられる書き込みに萌えました
上から順を追って書いていきたいです
591名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 00:41:19 ID:umZDriA7
保守
592名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 02:10:57 ID:U7RWk/gm
マリカタ、アナユリきぼんぬ
シューラとユリを想像したけど・・怖すぎた・・
593名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 02:48:10 ID:iParnEQO
レオユリもまた読みたい
594名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 03:45:18 ID:t8/qndoA
イザユリも好きだ。。
595名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 01:05:57 ID:J6enS2Bz
神待ち保守。
596Mein unsterbliche Geliebte ◆tsGpSwX8mo :2007/03/29(木) 16:20:27 ID:YDMmKewJ
"さらば、我が不滅の恋人"と言い残し、屋敷を後にしたことを、俺は後悔していた。…一度くらい抱いておけば良かった…。二度もチャンスがあったのに、何故二度ともキスだけで終わらせてしまったのだろう…?

「どうしたの?彼女の事を心配してるの?大丈夫よ。彼女には護衛が」
597名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 16:42:36 ID:YDMmKewJ
↑これ削除お願いします(>_<)
598名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 02:46:19 ID:qYDvhSMu
いや続きを・・!
599名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 21:25:08 ID:6aD41FES
ユリのオシッコ飲みたい。
600憲兵、陵辱注意(1):2007/04/02(月) 03:27:20 ID:izra50+E


「僕は一人暮らしだ。ここには何もない。」
彼の思想の詰まっている空間へと続く扉は本棚によって、その姿を隠してある。
それでも男たちは、ばさばさと本を落とし、台所から、引き出しから
乱暴に物で溢れかえらせていった。

2人、幸せを育むこの空間が荒らされていく様子を耐えられない気持ちで、
見るともなく見ていた。
片付けには相当時間がかかるだろう。
いや、そんな問題じゃない。
なんとしても守り抜かなければ。
ただ一人彼が守ってくれている自分のこの命も、そして、本棚の奥、愛する人の思想が詰まるすべても…。
601憲兵、陵辱注意(2):2007/04/02(月) 03:31:06 ID:izra50+E
「何も無かったぞ。」
「よし。ひきあげるか」
「ったくこんな無意味な捜査いつまでやらせんだよ。また今日も帰れねえよ!」
「…おい待て。」
男どもは戸棚のウォッカを見つけると当たり前のように割り空け、
2.3口ずつ煽って瓶を空にした。


「そういや…こないだ来た時はこんな女住んでいなかったな」
「女じゃないだろ」
「………」
「ふん…女みたいな男じゃないか。いくぞ」
「ったく、服みりゃ分かるだろ!」
ユリウスは男たちと目をあわさぬよう俯いた。

「待て…待てよ。女じゃないのか…?」
「確かに、男にしておくにはもったいないようだ。この金髪。この肌。」

「近づかないでくれ……!さわるな…。」
「ほう。女のものにしても、これ程美しい金髪は見たことが無い…」
「女…なのか?」
「………男だ!」
ユリウスの声は緊張からうわずった弱弱しいものに変わっていた。

「この際男だろうが構わん。うまそうだ。俺はこいつを食いたくなってきた。ぐへへ。」
「おまえ本気かよ!?」
「ま、たいした金にもならねえ仕事を夜更けまでしているんだ。
俺達にも娯楽が無いとやっていけねえからな。男でいっか。」

「お、おう。はやいとこやっちまおうぜ」
「へへ…よしきた。」

602憲兵、陵辱注意(3):2007/04/02(月) 03:34:31 ID:izra50+E
「な…なにする気だ……!」
金髪を舐めるように見つめると男たちはにじり寄ってきた。
衣服の中にしのばせてあるピストルを、震える手で握り締める。
使い方は覚えたばかり。
もしも時のため…。


「これ以上近寄ると…!」
ユリウスは、3人の男にピストルを向けた。
だが、極度の緊張からか引き金を引く手がかじかみ、おぼつかない。
男たちの顔は酔いのせいもあるのか、一向に恐れをなさない。

「へへっ…やってみろよ。」
その一人が、それを勢いよく蹴り上げると、
黒い無機質な塊が、あえなく宙に舞った。
「あぶない坊っちゃんだな、全く。」

一人が後ろに回りこみ、ユリウスを羽交い絞めにする。
前に立った男はユリウスの着ているシャツを、ビリビリと音を立てながら
裂いていった。

「・・っきゃぁああああっ!!」
「騒ぐなっ」
血の気が引いた頬にナイフの先が突きつけられる。
それが軽く食い込み、ぴりぴりとした冷たさと痛みを感じる。

「…見ろよ女だ!」
「ほう……なかなかの胸だ。わからんものだ。」
「こいつぁまだ若いな。乳が上向いて張ってら。」
「おとなしくしてればいい思いさせてやるって。」

品定めするように男たちの視線が突き刺さり、触れさせたことのない乳房を……。
たったひとり愛する人のためだけに晒したことのない肌をこんなにもたやすく……。

ユリウスは身に起こったことを理解できずにいた。
603憲兵、陵辱注意(4):2007/04/02(月) 03:38:53 ID:izra50+E
「久しぶりの女に分身が早くも暴れていやがる。」
「おおっ先輩もまだ若いっすね」

男は股間のふくらみを見せびらかすようにズボンから解放させると2.3回扱いて見せた。
ユリウスはそれが視界に入るか入らないかのところで、さっと目を伏せた。

「なんだぁ?生娘じゃあるまいし。はじめて見るわけじゃないんだろ?」
「ほら、好きなんだろ〜?」
その槍でぺシ、ぺシとかるく頬を打つ。
生臭い匂いが鼻につく。
「………」
(アレクセイ…お願いだ。帰ってきて……!!)

腰にあたる冷たい感触とともに小さな布がナイフで切られていく。
隠すことも許されず、女の白い体は餓えた肉食獣どもの為に簡単に晒された。

「あなたたちにも、家族がいるんだろう!?どうしてこんなことができる?」
女の目からひと筋の雫が伝った。

「それがなんだ。俺らはなぁ、死に物狂いで稼いだ金を手に、命からがら帰っても
いい顔なんてされねえんだ。
子供の食いぶちにもならねえって女房にどやされてんだぞ?じゃ、どこで鬱憤はらせというんだ?え?」
その顔は醜くゆがみ、無精ひげが目立っていた。

「ふん、全くだ。」
「分かったか?おとなしくしてれば気持ちよくさせてやるからよ?」
「俺らにこんなこと話させるな。楽しませてやるっつってんだ」
「………」

酒臭い息が強くかかる。
「さっそくご開帳といきますか」
「あっ…やめっ……やっ!!」

(アレクセイ!!)
ユリウスは心の中で叫んだ。
大の男3人に囲まれ、最悪の結果が頭によぎった。
604憲兵、陵辱注意(5):2007/04/02(月) 03:57:18 ID:izra50+E
「これが、おマ…。ク、クリ○リス…!!」
「童貞は黙って見ておけ。」
「クリもビラビラも小せえし、上品なマ○コだ…!あんまり使ってなさそうだな。」
なれた手つきで弄る男2人の少し後ろから、興味深げに覗きこむ若い男。

口をかたく結ぶも、おあずけになった女体への刺激に、
鼻から自制のきかない吐息が漏れはじめる。

「雌の匂いがプンプンしてきたな!へへ…もっとか?」
ユリウスは必死に首をふる。
乳首を弄る指の動きが増す。
埋め込まれた3本の指が壁を刺激すれば腰が小さくはねる。

「へへ、俺の、でかいだろ?アンアン言わせてやるよ」
亀頭でユリウスの濡れたクレバスをぐりぐりとまさぐった。
それは、蜜のためにすぐに黒々と光りだした。

「どうだ?欲しくなってきたか?」
棒全体を亀裂にこすりつけ、腰をゆすると、硬く尖った女芯が擦られ、
男を知っている膣口がさそうように動く。

「だめ…それだけは…!」
「なんでだ?すでに欲しがってるぜ?」
(駄目だ…ああ、アレクセイ!!)
605憲兵、陵辱注意(6):2007/04/02(月) 04:08:44 ID:izra50+E
「待てよ。独り占めかよ?口でもやらせろ」
「あ、わりぃ。この女があまりに欲しそうだったんでな」


女は立てひざにさせられ、口内奉仕をさせられながら、
うめき声のようなものを鼻から漏らしだしていた。
「欲しくなったらいつでも言いな。」
「………」

必死に顔を横に振る。
「しかしいい女だ」

男は、陶器のような背中と髪の香りに興奮を煽られ、後ろから怒張を秘口に宛がった。
「いくぜ」
「!!」
ユリウスが激しく首を振る。

「強情な女だ。だがそれがいい…」

一番大事な体の中心に押し当て、それは何の抵抗もなくグプリと突き刺さった。
(ああ!!)
「ふぅっ…んんっ…!」
「うはああ…きっつ。根元までぐいぐいと締め付けてきやがる…うう」

男は冷や汗をかきながらアヌスに力を込め、何とか危機を脱した。
「せ…先輩。もしかして…」
「るせえっ。何でもねえよ!」

男は後ろから乳房をわし掴みにすると猛然と腰を振るいだした。
ごつごつした手の中で、乳房が弾み、掌にあたる尖りはこすれ、充血する。
「うぉぉっ、おおっ…いいぞっ…」

興奮しきり金の髪に鼻を埋めると、ますます速度をあげて突きあげる。
突き上げられるごとに、女の喉の奥からくぐもった声が押し出され、
望まない快楽が腰に広がっていく。

口の端からは量を増した涎が伝い落ちた。
その表情も、幾分かなまめいてくる。
606憲兵、陵辱注意(7):2007/04/02(月) 04:14:43 ID:izra50+E
「…んふっ!…ぅっん」

「おおっ!男のモノ咥えながらなんて色っぺえ声出すんだ…!」
「こいつはたまんねえ。」
「この女慣れてるな……」

口腔内の質量もみるみる増していく。
「おい、オマ○コいいのは分かるが、こっちのおしゃぶりも留守にしなでくれよ」
口内を犯す男はもの足りなさそうに腰をゆすった。

「僕も…我慢できません!」
そばで傍観していた、一番下っ端の男が抽送に乱れる長い金髪の一房を手に取った。
 そして、その美しい弦を逸物に絡みつけ、猛烈に扱き始める。

複数の金の糸の刺激は、目の前で交わる男女の扇情的な光景とともに、
男をあっという間に愉悦に引き込み、終旋へと向かわせる。
「う…うっ……ぶっかけてやるっ…くっ…!」

若い男は、溜まりに溜まった白濁を金髪へぶちまいた。

うめき声とともに、仁王立ちで口内を犯していた男が
そして続くように、腰を揺すり続けていた男が次々と果てた。

607憲兵、陵辱注意(8):2007/04/02(月) 04:22:54 ID:izra50+E
むっとするような匂いが一度に部屋中を満たした。
女は上下の口から、ポタポタと白濁を流し、床へ倒れこんだ。

休む間も与えられず、白い体に複数の手が伸びる。
「ねがい…や…め」
「おい見ておけ。ザーメン垂れ流して穴がひくついてるんだ…こんな卑猥なものないだろ?」
「す…すごい…」
「次は俺が味見といくか」
男たちの股間は程なくも、完全に臨戦状態にあった。

 「こんなに濡れてきちゃってら!お前さん結構すき物だな。
もっと突いてやるよ。オラッ、オラッ…!」
「あっ…あっ…あっ…」
「同時にクリを弄られるとたまんないだろ?」

後ろから覆いかぶさり
動物のように腰をふるう男は、前に回した指で女芯をつまんだまま離さない。
絶頂を惜しむように一物が引き抜かれた。


力なく崩れ落ちそうになった女を、今度は
腰だけを高くあげる格好をとらされる。

「ああ、なんてそそる格好だ…」
「さっさとぶちこんでやれよ」
「――…あぅぅ…」

激しすぎた交わりに声も出せないほどに打ちのめさせていたのに…
灼熱の暴君はまた侵略を開始する。

「………うっっ!」
後ろからの強烈な突き上げに、ぐったりしているはずの身体は勝手に反応しだす。
608憲兵、陵辱注意(9):2007/04/02(月) 04:36:48 ID:izra50+E
「おい!いつまで入れてんだよ。こいつに変わってやれよ。」
「あっ…ああわりぃ。俺たちあまり相性良かったもんで。な?お譲ちゃん。」
「何言ってんだか…」

男は果てても金髪に抱きついたまま抜かないでいた一物を、
ようやく引き離した。

「おまえはじめてなんだろ?」
「………」
「いいな。記念すべき一発目がこんな上物でタダでやれてよぉ。」
「ほらやっちまえよ?」
男たちは、ユリウスを仰向けにさせると、
若者の剛直をユリウスの秘穴へあてがった。

「できません…!この女性は泣いています。」
ユリウスと、腰をひいた若者の瞳がカチと合っている。

「お前、ここまできて笑わせるな。へたれだな。」
余計なことは考えるな。チン○をここに入れて腰を振るだけだ。
びっくりするほど気持ちいいぞ!」
「さっさと捨てちまえよ」
ユリウスが涙目で若者を訴えるように見た。

下っ端の若い男は首を振り、目を閉じると
「うわああああああ!!!」と吠えながら
ユリウスの肢体にのしかかっていった。
609憲兵、陵辱注意(10):2007/04/02(月) 04:43:10 ID:izra50+E
意識を取り戻すと、部屋はしーんと静まり返り、
無残に散らかった書物や食器だけがむごい現実を物語っていた。

 覚醒するにつれ、さんざん蹂躪されたからだの奥がひどく痛む。
髪には糊のように乾いた残骸がこびりつき、腿に大量の白濁が流れ落ちた。

いつ帰るかわからない夫のためにも、ふらふらになった体で片づけを始める。
笑顔で迎えなくては。あなたを。
命が助かっただけ良かったと思わないと…!
疲れて帰る彼を心配だけはさせてはいけない。

引き裂かれ、ボロボロになった衣類が暖炉の中で、ごうごうと音をたてて燃える様を
しばらく見つめていた。

ふっきるように
バスルームへ向かい、湯でおぞましい記憶ごと洗い流す。
ようやく「汚れ」が流れていく気がした。
髪も、触れられた部分も。

切れるほど噛んだ唇からは血が滲み出していた。
さんざん弄ばれた乳房に、石鹸をつけ有り余るほどの力でごしごしと擦る。
ふくらみ全体が赤みを帯び、熱を孕むほど……。
610憲兵、陵辱注意(11):2007/04/02(月) 04:47:28 ID:izra50+E
 洗いながら、ユリウスはいつの間にか泣いていた。
男どもの、欲望の体液が依然として溢れてくる蜜壷に、
自らの指を入れて奥まで掻き出すように洗う。

湯気とともに、むっとした雄臭い匂いが上がり、
悔しさとともに、掻き出す指の速度はどんどん上がっていく。
「アレクセイ……」
皮肉にも、先程の余韻で中は痛みを伴った疼きを取り戻していく。

記憶の断片をかき集め、自分に起こった異変を反芻する。
すると、くやしさがさらに増す。

(あなたの身体がこんな…!)
いつの間にか入れる指を増やし、ぐちゃぐちゃにかき回しながら
愛する夫の名を何度も呼んでいた。
泣いたような、女の荒い息遣いがしばらくの間バスルームにこだました。
611憲兵、陵辱注意(12):2007/04/02(月) 04:55:24 ID:izra50+E
 何日目だろう。一人で朝を迎えるのは。
眠れない目をぎゅっと閉じ、惰眠を貪っていたときだった。

独特の靴音とともにドアの開く音。
考えるより、足のほうが速かった。

「ア…レ……」
それだけで妻の足は、その扉のほうへ向かっていた。
ああ、夢なのかな。あの人ならこんな時間にかえってくるわけが無いんだ。
夢でもいい。会えたんだから。

「あなたを待ってたよ。ずっと」
夫は透き通るような金髪を抱きすくめると、長い口づけを交わした。
「長いこと待たせてすまない。俺も、会いたかった。ユリウス。」

「……今すぐに、ぼくを抱いてほしいんだ。」
金髪は顔を伏せながら、照れたようにはにかんだ。

「ユリウス」
とび色の瞳が、その恥らった碧い瞳を覗き込む。

(アレクセイ。ぼくは大丈夫。こんなにあなたを…)
アレクセイは何も聞かないでいてくれた。

夢なら言える。普段は恥ずかしくて言いにくいことも。
夫はそのまま妻を抱きあげ、二人だけの空間へと向かった。

会えない日数分、話したいことはたくさんある。
けれどいま出てくるのは夫の名だけだった。
いま求めるものは言葉なんかじゃない夫の温もりのすべてだった。

「あっ…んっ…ぁあんっ、アレク…セイ…!」

夫が家を空けて8日後。
そしてあの出来事から3日後のことである。

 妻のしなやかな体は何度も昇り詰め、
何度目かの絶頂の果てに夫の腕の中に力強く抱かれ、少し笑みを浮かべたまま、
ぐったりと意識を手放した。
612憲兵、陵辱注意:2007/04/02(月) 04:56:42 ID:izra50+E
終わります。
長文読んでくださりありがとうございました。
613名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 12:59:24 ID:pztBwOoO
まさかの投下うれしいよ!ありがとう〜〜〜!!
614名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 13:05:09 ID:+Fe5eeeI
お昼に頂きましたwよかった!エロくていい!ご馳走様でした。
615名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 15:27:06 ID:F7+Uuv8U
>>613>>614
dです。
616名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 02:43:09 ID:JD3vbcKY
GJ!!最後ユリちゃんがかわいかった(;´д`)
617名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 14:33:14 ID:3LRaFtlD
レオユリがまた世みたいです。
618名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 00:10:50 ID:HpemnYzQ
ガチンコレイプでもいいのか
オル婆クオリティ
619名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 12:12:28 ID:pltfybCe
ゲルユリきぼん
620名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 19:43:00 ID:JbkS3i5A
マリア姉さんマダーーーーー??
621名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 23:43:13 ID:PGNCBM81
>>620
以前に書いたものですが前言撤回します。
ネタがどうも浮かばなくてすいません
他の職人さんの降臨を期待します
622名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 17:14:11 ID:+9T6QxFK
>>617
懐かしの方に投下されてたお
623名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 18:05:20 ID:DfGCsJ8g
どのカポでもいい。
投下きぼんぬ
624名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 02:17:01 ID:3FQS6l33
ユリに足コキしてもらいたい
625名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 01:31:43 ID:0PqDDY88
あ〜おなかすいたな〜・・・
626名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 02:05:01 ID:A7TilNMb
レオ様のお話が読みたい。
たまにはアデールがお相手でもいいかも。
627名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:25:40 ID:Llck5O02
クラウス×ユリウスが久しぶりに読みたい…
話し変わるけどベルばらの次スレないのね…
628名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 03:00:18 ID:w8FczOzT

ユリウスの子供生きてたんだね♪

629名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 03:17:20 ID:gPYWNYKw
アレクユリの子供ができたときのってどんなエチだったんだろうと考えてしまう
630教えて〜:2007/04/30(月) 21:22:47 ID:cOdhqVny
>628
ほかでも見たけど、ユリの子供生きてたって、、どこの情報??
たしかなの??
631名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 23:48:43 ID:LkyrmaLg
そのスレを見れば簡単にソースが出てくると思うのだが。
632名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 06:04:01 ID:3AxU8Ao0
>>630

公式で作者が詳しく書き込んでるよ
633名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 09:21:13 ID:Nhs8ySEB
レオアデ製作中(`・ω・´)
634名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 13:17:59 ID:XWkerpdM
>>633期待!
635教えて〜:2007/05/01(火) 13:26:27 ID:fUV8v3/o
>632
公式見ました〜
長年の夢がかなうかも。。。会いたいなぁ、、
636名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 21:29:09 ID:3AxU8Ao0
M本さんじゃなくて池田先生に描いてほすいな…
637名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 22:53:27 ID:Nhs8ySEB
レオユリの続きを楽しみに待つてます(`・ω・´)
638名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 20:39:15 ID:X+Uc/kl0
>>633
ウキャー! 待ってます。レオアデが一番好きなの…。
639名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 15:23:49 ID:7CNPoSRu
今のところレオアデ、レオユリ、ダーユリは投下予定なんだな。
どれから来るんだろ。
楽しみ!
640名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 13:51:00 ID:OMkASTNy
イザユリ普段は萌えないけど
なんかこの2人可愛くて捨てがたい・・・
641名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 09:18:11 ID:l21K7erM
伊作と百合は童貞と処女でしどろもどろなHをするんだろな。
あ。アマーリエ後の伊作君は童貞じゃないか・・・
642名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 00:26:24 ID:XKVxQlmJ
懐かしの方のエロパロがストップされたorz
こっちにお引越しでよろし??
こっちでまったりエロ談義〜〜〜。もちろんパロも・・。
643名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 01:47:04 ID:Ov0Wkwks
エロ談義はいいんだけど
たとえば「レオ様と……」とかの妄想書くのはここでは恥ずかしいな…
結構妄想スレ楽しかったのに。
644名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 02:06:23 ID:3naCenjv
やっぱりそうだよね・・。軽〜いおバカ妄想はやっぱり
妄想すれじゃないとねえ。こっちじゃ過疎るだろうし。
645名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 02:23:39 ID:sGvqKRmB
板替えで妄想スレ立ててみました。
コード出せなくてごめんなさい。
題名少しひねってあります。

【萌え雑談】オルフェウスの魔女【妄想もOK】(少女漫画板)
646名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 03:42:03 ID:sGvqKRmB
↑板違い&題名不適切のため早速削除になってしまいました・・・
題名と中身を再検討してみます
647名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 04:54:04 ID:IcDneW01
少女漫画板ではまずいですね。ルールが。
漫サロンはユリでなんとかがあるしねぇ・・・
あとは難民?
648名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 14:14:39 ID:sGvqKRmB
ここ(妄想もOKで)1つに絞ろうか、こことキャラ萌えスレの2つにしようか検討中です。
649名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 16:16:43 ID:IcDneW01
空気を読まずにレオアデ ラスプーチン襲撃後のお話投下しますが、
よろしゅうございますか?
6501/11:2007/05/12(土) 16:22:18 ID:IcDneW01
ラスプーチン襲撃後。

レオニードはロストフスキーや兵士達とアデールの邸から去ろうとしていた。

「ま・・・待って!待ってくださいあなた!」
アデールの声にレオニードが振り返った。
「おねがいです。今夜はここにいてください!」
泣きながらアデールがレオニードの背中に取りすがる。

一瞬、兵士達の間にどよめきが走ったのを、レオニードが
手を上げて制した。

「怖いのです。とても・・・とても一人では眠れません」
自分にしがみ付き、少女のように震えて涙を流すアデールを見下ろした。

このようなアデールを見るのは初めてだった。
いつも着飾って男共から取り巻かれ、女王のように華やかに笑う彼女。
そして目を吊り上げて自分を罵るような言葉を吐く彼女。
それが結婚してからの彼女の姿だった。

扉近くから二人を見ているロストフスキー。

泣きじゃくるアデールをそっと抱き締めるレオニード。
「わかった。無理もない。今夜はお前の側にいよう」
「ああ・・・あなた・・・レオニード」
レオニードに縋り付いたままほっと息をついた。

「ロストフスキー。兵士を邸の周りの見張りに付けろ。
わたしはアデールと一緒にいる。何かあったらすぐに報せろ」」
「・・・わかりました」
ロストフスキーは兵士に指示を出して邸の外に出た。
6512/11:2007/05/12(土) 16:22:49 ID:IcDneW01
アデールの部屋へ戻ると、祈るように両手を固く組んで震える彼女がいた。
メイドが持って来たお茶に手もつけず、ただ震えている。
アデールの震えが伝わってテーブルの豪華なカップが
カチャカチャと音を立てていた。

うしろから、肩をそっと抱くレオニード。
「すまなかった・・・わたしとはとうに縁が切れてるお前を
このような目に遭わせてしまった」

肩に置いたレオニードの手に、アデールが白い手を触れた。
「いいえ。いいえ。妻としてあなたのお役にたちたかったのです。
何も妻らしい事もしないまま、お別れしたので辛くて・・・」
言葉に詰まった彼女の瞳から涙が零れ落ちた。

「アデール」
肩に置いた腕をのばし、背後からアデールの身体を抱き締めた。
決心したように、アデールは言った。
「あ、あなた・・・今夜は・・・わたくしと一緒に・・・
眠ってくださいませんか?」
うつむいて目を閉じた。
「怖くて・・・一人では・・・」
彼女の口から出た意外な言葉に驚くレオニード。

あれ程にわたしと床を同じにするのを嫌がっていたのに。
6523/11:2007/05/12(土) 16:23:25 ID:IcDneW01
今更・・・
もう長い事夫婦の営みは途絶えている。
夜な夜な遊びまわるようなわたくしを抱いてくれるはずはないわ。
それでも今夜はせめて側で眠ってくれるだけでも・・・
神の裁きを待つ罪人になった気持ちでレオニードの返事を待つ。

「わかった」

その言葉にアデールは安堵と心に暖かいものが満ちるのを感じた。

つかつかとアデールの側に寄ったレオニードは、涙を浮かべた目で
自分を見上げるアデールをふわりと抱き上げ、寝室へ入っていった。

そっと、労わるようにベッドへ下ろすと、優しく口付けをした。
何かが吹っ切れたようにアデールがレオの胸にしがみつく。
「あなた。あなた。わたくしを抱いて・・・お願い」
誇り高い彼女から出て来たその言葉にレオニードは戸惑った。

揺らめく蝋燭の薄明かりの中で、二人は固く抱き合った。
暖かい・・・
お互いの温もりを感じたのはもしや、今夜が初めてかもしれない。
6534/11:2007/05/12(土) 16:23:56 ID:IcDneW01
いつも義務のような営みだった。
レオニードがベッドから去ると、自分の体の半身がしんしんと冷えて来る。
満たされない心と身体を抱き締めて自分に言い聞かせてきた。
仕方がないのだわ。
わたくしは愛されてはいない。

愛してるという言葉など、どこか違う世界の呪文のようだった。
いつも遊び歩いている男達なら、「愛してるよ、アデール」
そう事も無げに発してくれていた言葉。
何の価値もない小鳥の羽毛よりも軽い言葉。

今、初めて、お互いのぬくもりを感じている・・・
レオニードの厚い胸に顔をうずめ、背中に回した手で改めて
夫だった男(ひと)の逞しい身体を知って頬が熱くなった。

身体をすっと離したレオニードに、ふっと寂しさが蘇り、
名前を呼ぼうとしたアデールの唇に、レオの唇が重なった。

優しい口付け。この男がこんなに優しい口付けを・・・
押し分けて潜入してきた舌に、自分の舌を絡めとられながら
眩暈を覚えたアデールは、レオの首へ真っ白な腕を回した。

口付けだけなのに、疼いてしまう身体。

愛してます。愛してます。あなた・・・
発せられる事のない言葉。
皇帝の命令で別れた時も飲み込んでしまった言葉。

アデールの目から涙が零れ落ちた。
6545/11:2007/05/12(土) 16:24:31 ID:IcDneW01
「何故泣いている?」
アデールの額に自分の額をあてて、レオニードが言った。
そっと目を開けると、あの凍て付くような冷やかな瞳ではなく、
そこには心配げに自分を見つめるレオの瞳があった。

「い、いいえ・・・どうしても今日のことが・・・」

自分が本当に言いたい言葉を飲み込んで言った。
レオがアデールの肩を抱き寄せた。
「お前には恐ろしい目に遭わせてしまった。すまぬ。
あの坊主め。わたしの妻にあのような淫らな真似を・・・
いくら神父とは言えあやつは天国へは行けまい」

(無論わたしもだが・・・)
ふっとまた、いつものようにシニカルな笑いを口元に浮かべた。

わたしの妻・・・?

アデールは心の中で反芻した。わたしの妻。わたしの妻。
確かに。確かにそう聞こえたわ。
レオニードはわたくしをそう呼んでくれた。

再び、アデールの唇が塞がれた。吸い尽くすような口付け。
レオニードの手がアデールの豊かな乳房に伸びた。
ゆっくりと、優しく、また力強く、その乳房を揉みしだく。
「ん・・・っ」
唇はいつの間にかアデールの口元を離れ、首筋、耳、肩へと伝っていった。
そして、片側の乳房を揉みしだきながら、無防備になっている
もう片側の乳房へ舌を這わせた。
敏感な頂点はすでに突出して、レオニードの唇に応えている。
「はあ・・・・っ」

赤い唇から思わず漏れる甘美な声。
6556/11:2007/05/12(土) 16:25:55 ID:IcDneW01
こんな声で悦ぶのか。
自分の妻のその時の声さえ知らなかった事を改めて知った。
もっと啼かせてみたい・・・
レオニードは愛撫を進めていった。

なだらかな腹部を撫で、括れた腰を撫で、下腹部に手を進める。
ふっくらとした恥丘を撫で、柔らかな茂みに手を伸ばす。
茂みの奥に指を進めると、そこは既に彼女の愛液が溢れていた。
「・・・感じているのか?」
「そ、そんな事お聞きにならないで・・・」
アデールは顔を両手で覆って弱弱しく答えた。

「そうか・・・そうだな」

茂みにそって指をはわせると、愛液がからむ淫らな音がした。
「あ・・・っ」
上下になぞった時、ビクンとアデールの体が反応した。
「ここか?」
少し意地悪さを含んでレオニードがアデールの耳元で囁く。
もう一度指を這わせ、敏感な部分を指先で撫でた。
「んっ・・・ああっ。あなた・・・」
恥じらいを忘れて声を上げるアデール。
愛撫に陶酔する彼女の顔をレオニードは美しいと思った。

アデールの反応に惹かれるように、レオニード自身も
血が集結して行く。
(まだだ)
脈打つそれをなだめる。
6567/11:2007/05/12(土) 16:27:08 ID:IcDneW01
愛液に導かれるように、彼女の体内にゆっくりと指を差し入れた。
また弾かれたように身体をよじるアデール。
「い・・・や」
「何が嫌なのだ?お前の身体はこんなに悦んでいる」
冷静を装ってまた彼女の耳元で囁く。
静かな部屋に淫靡な音とアデールの声が響く。
「はぁっ・・・んっ」

自分の愛撫に顔を上気させ、身をよじって快感に悶えるアデールの顔を
レオニードは見つめていた。
こんな顔を見る事はなかった。その顔も、声も、今は全てが
自分の欲望を掻き立てる。

愛撫を続ける手をアデールが止めた。
「どうした?」
潤んだ瞳で哀願するようにレオニードを見つめた。
「も・・・もうだめ・・・来て・・・」荒い息で囁くように告げた。

ふっと笑い、その唇に口付けをしてレオニードが身体を重ねる。
白い足を抱え、自分を待ち受けているアデールの秘部へ、
痛い程に怒張している自分自身を押し当て、一気に貫いた。
「あああっ!」
身体を仰け反らせて声を上げた。
6578/11:2007/05/12(土) 16:28:11 ID:IcDneW01
激しく腰を打ち付ける度、アデールとレオニードの繋がった部分は
淫らな音を立てる。
レオニードの動きにあわせ、ベッドがギシギシと鈍い音で軋んだ。

ああ・・・この男がこんなに激しかったなんて。
抜き差しを繰り返したかと思うと、かき回すように腰を揺する。
「はぁっ。あ・・・ん。ん・・・っ。あぁっ」
突き上げられ、身体の内(なか)をかき回され、
その度に快感で漏れてしまう声を自分ではどうすることも出来ない。
シーツを掴み、口元に持って行くのをレオニードが遮った。

「そのままでいい。お前の声を聞いていたい」
微笑するレオニードの瞳をみつめたアデールは、掴んだシーツを離した。
ええ。聞かせてあげるわ。
あなたが知らないわたくしの声を。
夫に蹂躙される妻のはしたない声を・・・

抑制しなくなったアデールは、レオニードにしがみ付き、
自らも腰を充て喘ぎ声を上げた。
絶頂が近くなった時、
「ああ・・・愛してます愛してますあなた。あなた」
啼きながら堰を切ったようにアデールは愛の言葉を繰り返す。
絶頂の瞬間、しがみ付いたレオニードの背中に爪を立て、
何筋もの傷を残した。

「わたしもだ・・・アデール」
絶頂に達する時でさえも冷静に見えるレオニード。
汗をしたたらせ、眉間にしわを寄せて「う・・・っ」と、
思わず漏れそうな声を噛み殺し、妻の体内の奥底に昂りの全てを放った。
6589/11:2007/05/12(土) 16:29:28 ID:IcDneW01
自分の上で果て、汗にまみれ、荒い息遣いをしているレオニードを
アデールは優しく抱いて、その身体に口付けをくりかえした。
「すまない。重いだろう」
自分の身体から離れようとする夫の身体を抱きとめた。
「いいえ・・・しばらくこのままで・・・」
その重さが心地よかった。

「でも、朝までこのままですとわたくし、つぶれてしまいますわね」
アデールの言葉にレオニードは「ははははは」声を上げて笑った。
この人が笑うなんて。
「お前をつぶすわけにはいかぬな」

横になった姿勢で、また二人は固く抱き合った。
アデールの綺麗な額に口付けをするレオニード。
レオニードの逞しい胸板に口付けをするアデール。
黙ったまま、お互いに口付けを繰り返した。

「このまま朝まで一緒に眠ってくださる?」
「ああ」
「本当にですか?」
「本当だ」優しい笑顔で答えた。
レオニードはそっとアデールの頭の下に腕を伸ばした。
65910/11:2007/05/12(土) 16:30:35 ID:IcDneW01
「寒くないか?」
「ええ。あなたと一緒ですもの」はにかむ様に頬を染めた。
腕枕をされ、きゅっとレオニードにしがみ付き、アデールは目を閉じた。
幸せだわ・・・こんな幸せが本当は欲しかった。
本当に・・・幸せ・・・
幸福感と安堵感の中で、アデールはすぐに眠りに落ちた。
レオニードは幸せそうな妻の寝顔を見つめていた。
さっきまで自分の腕の中であられもない声を上げていたとは思えないほど、
その寝顔は安らかだった。
感じたことのない愛しさがレオニードの胸に込み上げていた。

同じ頃、邸の外でロフトスキーがアデール姫の部屋をじっと見上げていた。

朝。
アデールが目を覚ました時、既にレオニードの姿はなかった。
レオニードが寝ていた部分はまだ暖かかった。
涙は出なかった。

わかってましたわ。
あなたはまた、軍人として生きるために行ってしまった。
昨日の夜を・・・わたくしは一生忘れません。
愛してます。レオニード・・・わたくしの夫。
レオニードの温もりの残るベッドで、またアデールは目を閉じた。
66011/11:2007/05/12(土) 16:33:00 ID:IcDneW01
異国へ亡命したアデール姫は、居間でユスーポフ候自決を知らされ、
お茶会で招かれていた客人たちの前で、その場に倒れた。
心配する召使達はおろおろして、アデール姫の部屋の扉の前を
右往左往し、彼女のすすりなく声を聞いた。

だが、次の日には凛として、いつもと変わらぬアデール姫が居た。

誰もが口を噤んであの話題に触れぬよう、暫くの間空気が
ピリピリと張り詰めていた。
そんなことにはおかまいなしに、今日も客人に笑顔を振りまく女主人。

客人達が去った後、アデール姫は暮れ行く日差しが入る窓辺に立った。

そこからは見えない遠い遥かな母国。
愛しい夫が眠る国へ思いを馳せる。
(愛しています・・・レオニード。今までもこれからも)
そう心で呟いて目を閉じる。

夫婦になったのにいがみ合ってた頃の二人。
お義父上とヴェーラとリュドミールをこよなく愛していたあの人。
皇帝陛下の軍人として生きる事を誇りにしていたあの人。
ドイツから来た金髪の美しい少年。
そして離婚とラスプーチン襲撃。
様々な思い出が彼女の胸を横切っていった。

「安心なさって。わたくしは大丈夫ですわ、レオニード」
(あなたはわたくしを愛してくれた・・・)

アデール姫は自分の大きくなったお腹を愛しそうに撫でた。

《END》
6611-11:2007/05/12(土) 16:37:03 ID:IcDneW01
長文かつ拙い文章で申し訳ありません(´ω`)
モロ表現が苦手なので遠まわしな表現ですみません・・・
662名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 17:02:07 ID:sGvqKRmB
な、なんと・・最後の一行が・・・・!
幸せな気持ちになりますたGJ!!!
663名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 18:02:06 ID:BMvY4n3v
>>IcDneW01さま
待ってました。ありがとうございます。涙が出ました。
私が書きかけて放置してあるネタとかなりシンクロしていて、
驚きとともに喜びが。

アデールが少しでも報われてほしいと思う気持ちは、一緒なのですかねー。
664名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 18:02:54 ID:BMvY4n3v
上げちまったので
665名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 23:58:58 ID:IcDneW01
>>662-663
拙い文章読んでくださってありがとうございました。
離婚後、レオへの愛を知ったアデには幸せになって欲しかったです。
ラスプーチンの時の捨て身とも言える彼女の頑張りが良かった・・・
666名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 00:20:34 ID:Em+A2b11
>>665
すっごい、よかったです!!!二人の気持ちが丁寧にかかれてて、
エッチまで自然な流れで・・切なくてエロくてとてもいいです。
また何か書いてくれたら嬉しいです!
667名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 20:37:27 ID:+1033CMj
>>IcDneW01様
表現がきれいで良かったです。
この2人、オル窓の中でも特に好きなので最後は泣けました!

>>663様ももし完成したら、是非読みたいです。
668名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 02:56:12 ID:YVm1NSAo
>>666-667
ありがとうございます。
個人的願望でハピーエンドにしちゃったです。
生まれてくる子はレオによくにた男の子でしょう。きっと・・・
669名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 09:58:14 ID:60recnsy
ラスプ暗殺後に一度だけってのはよく妄想したな…。
最後の「感謝しているアデール」のコマが好きだ。
670名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 13:00:21 ID:QLWgGZ9E
イザユリ
ダーユリ
レオユリ
が、希望!
671名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 10:02:30 ID:kB2ET++t
保守
672名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 20:04:13 ID:X59Jy0Wi
レオユリは懐漫に投下したのならあるけど・・・
673名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 19:34:40 ID:vMCcygFA
保守でござる
674名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 15:21:56 ID:Ie+UpxSD
ほしゅ♪
675名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 02:36:51 ID:vDla0bcf
>672
ぜひっ
676名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 01:40:23 ID:oNkIRN4d
あぶねー・・!
保守
677名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 15:02:12 ID:MsNknM9a
イザユリも好き。
678名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 15:06:40 ID:ZKuzIqfs
hosyu
679名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 14:25:29 ID:SsoVSuT6
保守
680名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 20:55:18 ID:8+283oU4
テスト
681名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 13:30:41 ID:bCk7rqJP
保守
682名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 20:54:24 ID:lHBkL5Q8
投下してくり〜〜
683名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 02:12:34 ID:yHVIx1iY
こっち、行ってみたら?

【キャラ萌え】オルフェウスの窓【なりきりも】 2

http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1183308726/901-1000
684名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 00:12:14 ID:liDTY8w5
保守る
685名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 04:35:01 ID:IrPoznOx
以外なとこでイザ&フリデが読みたいかも!
686名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 08:41:47 ID:4WTZV47/
おいらはやっぱりユリクラかな!!職人さん投下待ってます
687名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 13:08:32 ID:/OURFxLn
【キャラ萌え】オルフェウスの窓【なりきりも】 第4
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1184903946/l50#tag4
ピンクキャラサロン
688名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 21:50:35 ID:RIJxWCr5
    ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧( ´∀`)< あげ
 ( ⊂    ⊃ \____
 ( つ ノ ノ
 |(__)_)
 (__)_)

689名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 00:09:33 ID:K8KCv8/P
保守あげ
690名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 13:47:48 ID:/5VmJtoE
保守保守保守〜!
691名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 16:22:54 ID:vO2lU66g
もちろん保守!
692名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 18:37:59 ID:tIz2GrdL
hosyu
693名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 14:14:13 ID:POwDsN+S
保守あげ
694名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 12:40:53 ID:3+hnHWcK
hο∫hμ..._〆(゚▽゚*)
695名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 12:28:56 ID:kcykjD4X
保守つづきだけど、誰かが必ず保守しに来てているところにこのスレへの愛着を感じる^^
696名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:06:33 ID:MSYeY0vE
 夜の庭 その1

「まったく、お前という奴は…
この借りは、今度必ず返すから覚えておれよ」

その言葉も、彼女にとって天上の調べにしか聞こえず、
ユリウスはシーツの中に潜り込み、幸福で一杯になった顔だけ出して微笑み返し
た。

       ――――――――――――――――――――――

今夜も夫人のサロンからは絶え間なく華やかな嬌声があふれ、
脂粉の香りと音楽は深夜まで広い庭の隅々まで満たしていた。

「こっちだ」

足音を忍ばせて二つの陰がサロンの窓から程近い植え込みのほうへと消えていった。
帝都の空は今宵は雲に覆われて、月の姿を隠している。
束の間の夏を楽しむように噴水の水音がサロンからの調べに戯れていた。

腰の高さ程ある茂みの中は窓からの明かりに照らされて予想以上に明るく、
ここへ来て急に怯えた表情を浮かべるユリウスが消え入りそうな声で囁いた。
「もし誰かに見られたら‥‥」
「かまわん、ここは私の屋敷だ。私だとわかれば向こうが逃げてゆく」
レオニードは不敵な笑みを浮かべた。
でも‥‥
体を重ねるようになってまだ日も浅く、慣れたとは言い難い。
今度は外でと言われた時には好奇心と期待感のほうが大きかったが、
いざその時を迎えてみると逃げ出したくなってしまうのだった。
しかも、こんなに明るいなんて。
「いまさら何だ」
「‥‥‥、恥ずかしいよ‥‥」
「ではやめるか」
レオニードの眼はからかいの色を浮かべていたが、
やめるかと言われても、やめれば後で倍、恥ずかしくなるかも知れない。
ユリウスはどう答えてよいかわからず、レオニードの胸に顔を埋めた。
「いいな‥?」
「‥‥‥うん‥‥」

レオニードはユリウスのシャツを開き、白い胸をあらわにする。
あいかわらずまるで処女のように怯えた色が瞳に浮かぶ。その瞳を見るたびに
また何か教えてやりたくなる。
ユリウスはすっかりかり身を硬くしてレオニードの口づけを受け入れたが、
いつものようには応じられない。
なるほど、怖いのか。
胸のふくらみを探っていた手を離し、金色の髪を梳いてやる。
そうしてやりながら唇を首筋から耳朶、耳の後ろに押し付けていった。
レオニードの吐息を間近に感じてユリウスの冷たくなっていた指にも温かみが次第に戻ってくる。
彼の頚に腕を回しすがる様な目をしてもう一度唇を求めた。
ユリウスは侵入してきた彼の舌をまさぐり、絡めあった。
むさぼるような激しい口づけに応じるユリウスを、レオニードは柔らかな夏草の上に横たえた。
697名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:07:19 ID:MSYeY0vE
 夜の庭その2

夜空を背景に、その闇そのもののような漆黒の黒髪、黒い瞳。
その頬をサロンの明かりが濡らす。
貴婦人たちの甲高い笑い声が聞こえた。
明け方まで続くその声に以前は苦々しさを覚えたレオニードだったが、
いつしか何も感じなくなり、今夜に至っては気持ちを昂ぶらせる要因のひとつに過ぎない。
レオニードはユリウスのシャツもズボンも取り去り、下着一枚だけにすると自分も脱ぎ去り、
サロンにいる人々から護るように覆いかぶさった。

夏草と土の匂いが新鮮だった。
ユリウス、綺麗だ‥‥。
深く口づけてから喉元にも唇を押し当てる。
ここに痕を付けるのは今まで避けていたが、
もう、そんなことはどうでも良くなってきた。むしろこうして印を刻み付けたい。
おまえが欲しい。
レオニードはユリウスの下半身に手を滑らせた。

薄い絹の下着の上から手を触れるともうそこはわずかに濡れはじめているのがわかった。
そこをなぞりながら耳元で囁く。
おまえも‥‥私を欲しがっているようだな、
レオニードの言葉に、恥じらい身を縮めるユリウスから最後の一枚を取り外す。
庭で全裸にされてしまった。
部屋の中でもまだ恥ずかしいのに、今は夜空の下、外に放り出され身を護るものは何もない。
なんとも頼りない感じに、レオニードの体で自らの体を覆ってもらう他なかった。
細い腕を伸ばし彼を求めた。

夜の風がゆっくりと雲を流し庭の木々の梢で静かに葉擦の音をたてているが
二人のいる植え込みの中には届かなかった。
レオニードはユリウスの夜目にも真っ白な乳房に手を添え、掬うように揉みながら、
桜色の頂を口に含み、舌で弄んだ。
時々軽く歯を立てながら吸うと細い体を弓なりに反らせた。
「あ‥‥」
ユリウスの口から押し殺すような切なげな甘い声が漏れる。
体を重ねるたびに新しい反応を見せ、声の色も微妙に変わってゆくこの少女に
恋など何の価値もないものと決め付けていた自分が夢中になろうとは。
言葉で伝えることが出来ないならば行為で伝えることとしよう。
レオニードはさらに唇と舌をユリウスの脇の下へと這わせていった。
698名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:07:53 ID:MSYeY0vE
 夜の庭その3

ユリウスのほうもレオニードに初めて抱かれ男を知ったあの嵐の夜からずっと  
彼に触れられた感触や体の重み、その時の熱い吐息が四六時中思い出され、
ぼんやりとしている事が多くなっていた。
レオニードの顔を見ると恥ずかしくなり顔が赤らみ胸も高鳴ったが、
彼のほうは表情ひとつ変える事無く、以前と全く同じ態度のままだったのが
ユリウスにとって救いだった。

「あ‥だめ、くすぐったいよ‥‥」
そう言うが腋の下の窪みに初めて受ける愛撫に体中がぞくぞくする。
レオニードはユリウスの反応を察したのかますます口を押し付けてきた。
そうしてそのままわき腹を這って行き、華奢なウエストラインを辿り、下腹部に至ると
そこはとばして太腿のほうへ下りていった。
早く肝心な部分に行きたいという気持ちもあるが、楽しみを後回しに出来る余裕がレオニードにはあった。
しかしユリウスのほうは焦らされているような気持ちになり、感覚が一層高研ぎ澄まされてくる。
なめらかな肌の太腿の内側をいたぶった挙句、次こそはと思う意に反して足首を掴んで持ち上げられた。
何をされるのかと思う間もなく、つまさきを口に含まれた。
ユリウスは驚いてレオニードに捕まえられた足を引っ込めようとしたが、彼の力は思い知らされている。
力を抜くとレオニードの舌がにユリウスの足指の間に入り込んできた。
再びこそばゆさと快感がないまぜになりユリウスを翻弄する。
「あ‥‥あん‥‥」
足先から伝わってくるじんとした快感は体の中心を通って頭まで痺らせる。
「ああ‥レオニード‥‥もう‥‥」
「どうしてもらいたい」
‥‥‥‥‥‥。
ユリウスからの返事はなく、もじもじと身をよじるのみ。
「もう一度聞く、どうしてもらいたいのだ」
「い‥‥や‥」
ユリウスは小さく叫んだ。
「そうか」
ユリウスが恥ずかしがるのを見たくてつい意地の悪いことを言ってしまったが、
もとより、男女の行為に馴れていないこの娘にまともな返事など期待していない。
レオニードはユリウスの両脚に手を掛けると大きく開かせた。

夏草の上にユリウスの秘部が露になった。
自ら望んだものの、庭の中でそこを晒されるのはひどい羞恥を憶える行為だった。
しかも、夜とはいえサロンからの明かりで全てはっきり見て取れる。
レオニードの熱い視線を感じて思わず脚を閉じようとしたが、手を離してもらえるはずもない。
「綺麗だ‥‥‥」
そうつぶやくレオニードの視姦にしばらくのあいだ耐えていたが、
それでも体は反応してしまい、新しい蜜液がみるみる奥からあふれだす。
「ふふ、正直な体だな」
「い‥、いや‥‥見ないで‥‥!」
ようやく声が出せた時、レオニードが捕らえていたユリウスの両足を自由にしたが、
閉じようとした太腿の内側に彼の黒髪がふれた。
699名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:09:52 ID:MSYeY0vE
 夜の庭その4

レオニードの指がユリウスの秘肉を探り始める。
もうそこは濡れそぼって指が滑ってしまうほどの有様で、そのことをユリウスに告げると
声にならない小さな声を出して身をちぢめた。
その反応を愉しむようにレオニードはじっくりとユリウスの肉襞の一つひとつをなぞっていく。
すると硬くしていた身体の力が抜けていき、甘い吐息を漏らし始める。
一番敏感な突起を指で捉えると切なげな声をあげて身をよじった。

クリトリスに与えられる絶え間ない刺激に加えて、また別の指が膣口から熱く潤む内部に滑り込んできた。
はじめはゆっくりと、やがて激しく膣内をかき回す。羞恥心を煽るような音がユリウスの耳にも届く。
その音と向こうから聞こえてくる人々の話し声、笑い声が重なった。
背徳感を伴う甘い疼きに、ユリウスは手を伸ばしレオニードの黒髪をぎゅっと掴んだ。

レオニードはユリウスの膣から指を引き抜くと、今度こそそこに口づけを落とした。
ゆっくりとあちこちに口づけたあと、秘肉を確かめるようにそろりと舌を這わせる。
ユリウスの反応を見ながらさらに
まるで熟れきった果実の舌触りと果汁を楽しむように秘肉をもてあそび嘗めまわした。
熱い舌をクリトリスの周囲に旋回させたあと軽く歯を当てたり強く吸ったりすると
ユリウスはもう堪らなくなって、艶めいたあえぎ声をあげ続ける。
どうだ、ユリウス。
そして襞をめちゃめちゃにいたぶりあふれ出る蜜をすすると
膣の中に舌先を入れるとそのまま奥まで入れて内部の感触を楽しみ味わった。
ユリウスの膣口はまるで口づけを返すように、
レオニードの唇と舌の動きに合わすように絞まったり緩んだりを繰り返す。

始めてこの行為を受けた時の恥ずかしさはまだ今でも忘れられない。
しかしされるごとに快感はまして 全身の神経がレオニードの舌の動きに集中する。
膣からはとめどなく蜜があふれ、掬いきれなかったものは草をぬらした。
「レオニード、お願い、もう‥‥‥」
耐えられない、といった風にユリウスが哀願するが、
レオニードは、まだだ、と言うと再びユリウスのクリトリスを口に含み、
さらに膣の中に手のひらを上に向けて指を2本挿入した。
抜き刺しするだけでなく、指をやや曲げて上部を圧迫するように擦る。
絶え間なく溢れ出る蜜はレオニードの指から手の甲をつたい手首のあたりまで濡らした。
ユリウスはもう限界を迎えようとしていた。
指で感じるユリウスの膣内は熱く締まって震え始め、絶頂が近いことをレオニードに伝える。
「このままいってもよいぞ‥‥」
「だ‥‥って‥‥‥」
今まではレオニードと共にその時を迎えていたのに、今夜は自分だけが翻弄されて、
しかも愛撫だけで達してしまいそうな自分が恥ずかしい、と
最後に残った理性でユリウスは踏み止まっていたのだが、両腿が震えだすのは止められない。
「我慢しなくてよいのだぞ」
レオニードのその言葉に、ユリウスの心の壁が崩れ落ちた。
快感の波にのまれ、激しい痙攣とともにユリウスは絶頂を迎えた。
中に入れられている指から収縮を繰り返しうねるような肉の動きが伝わってくる。
気泡を含んだ蜜液がレオニードの指に纏わりつきとろりと流れ落ちた。
700名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:11:45 ID:MSYeY0vE
 夜の庭その5

強張っていた手足から緊張がとけ、草の上にぐったりと投げ出された。
レオニードはユリウスの胸にふきだした小さな玉のような汗を舐め取ってから、
ユリウスの顎に手を添えて唇を重ねる。
一度頂点を迎えたユリウスの体は今までとは打って変わってしなやかになっていた。
サロンの人の気配を気にして身を固くしていた先ほどまでと違い、
レオニードにやわらかく身をゆだねてくる。
風向きが変わったのか、むせ返るような脂粉の香りが時々ここまで漂って来るようになった。
不愉快な匂いだ‥‥、レオニードはユリウスの金色の髪に顔をうずめた。
ユリウスの体は熱く、先ほどの絶頂のなごりでわずかな刺激にもビクッと激しく反応する。
「今度は私の番だ」
レオニードはそう言うとユリウスの秘部にペニスの先を擦り付けた。
そうしながら深く口づけして腰をゆっくりと動かすとそれは先走りと蜜でぬるぬると滑った。
敏感になっているユリウスの秘部は、それだけの刺激で再び熱を帯びてくる。
ペニスの先端を膣口にあてがい、蜜をすくいとるような動きをさせると
そのままクリトリスのほうへすりあげる。
ユリウスの膣はレオニードのペニスを求めて熱くひくつき始めた。
ユリウスは今までに無いほど乱れ、それを求めて声を上げる。
その様子を楽しむように、レオニードは焦らし続け、さらにペニスの先端だけを
ユリウスの膣口に浅く埋め込むような動作を繰り返した。
その度毎に期待し裏切られることでユリウスは自分を見失いそうになっていた。
「ああ、レオ‥‥も‥う‥‥」
今にも泣き出しそうにユリウスが懇願する。
「‥‥何が欲しい?言ってみろ、何が欲しいのだ」
わかりきったことをどうしてわざと聞くのだろう、
しかもいつもと同じ、全く冷静に査問するかのような口調で?
「言わぬといつまでもこのままだぞ‥‥」
「レ‥‥オ‥、いや‥‥いや‥、お願い、来て‥‥‥」
可愛そうなほど乱れるユリウスにレオニードの方もそろそろ我慢の限界が近づきつつあった。
「ふっ、おまえにはかなわんな」
そう言うと口づけを落とし、熱く怒張したペニスをユリウスの膣口に押し当てた。
待ち望んだものを与えられる歓びに、もうそれだけでユリウスの膣はひくつき、
そこから熱い感覚が全身に波のように広がる。
ユリウスは最高の感度でレオニードを迎え入れることになった。
レオニードのペニスはユリウスの膣口を痛みを感じる寸前まで拡げて内部に侵入し、
ユリウスの膣もうれしそうに音を立ててそれを飲み込んだ。
「あああぁぁ!!」
レオニードも聞いた事の無いような声を、体をのけぞらせながらユリウスが上げた。
いくらなんでもこの声は今音楽の止んだサロンにまで届くだろう、
驚いたレオニードはユリウスの口をその大きな手でふさいだ。
「んんんっ!」
「しい、今は声を上げるな」
声を上げる自由を奪われながらも
ユリウスの膣内は咥え込んだレオニードのペニスを奥のほうへと誘うように蠢く。
レオニードはゆっくりと腰を進めて行き止まりのさらにその奥の部分に到達させた。
どうだ、ユリウス‥‥
待ち望んだものを与えられ、いっぱいに満たされたそこからはさらに熱い蜜が溢れ出る。
701名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:15:20 ID:MSYeY0vE
 夜の庭その6

繋がったよろこびを目と目で交わすと口をふさいでいた手を退けて、
しばらくの間深く口づけを交わす。ユリウスの吐息は甘くなり、レオニードを酔わせた。
不快な脂粉の匂いのせぬ少女。
体にも、その瞬間の表情にさえもまだ熟れきっていないあどけなさが見て取れる。
だが、どの女よりもこの少女は私を夢中にさせ、心をかき乱すのだ。
女など低能でつまらん生き物だ、という信念に近い思い込みをこの小娘は私から取り上げて、
あろうことか、今このような場所でこんなことをする人間に私を変えるとは。

自己への抑制を失い乱れつつある自分に呆然としながら、
下腹部から湧き起こる熱感にレオニードは我を忘れそうになる。
やがて自分のほうから腰をもじもじと動かし始めたユリウスに促されるように
彼女の両脚を肩に担ぐと、浅く深く強弱をつけて、時には掻き回すように腰をうごかす。
レオニードの動きに合わせるようにユリウスも悦声を上げた。
「どうだ、いいか?ユリウス」
「あ‥ん、すごく、いい‥よ‥‥‥レオ‥‥」
喘ぎながら言うその声はどこまでも甘く、レオニードの欲望を掻き立てる。
空いた両手で乳房を揉みしだくとユリウスの膣肉が反応し、ペニスに絡みつくように締まってきた。
「ああ、私もいいぞ‥‥ユリウス」
二人の体の動きに柔らかな夏草が押しつぶされて、濃い緑の香りに包まれる。
その香りは心の奥底に潜んでいた野生の本能、と言ったものを目覚めさせ、
室内での行為では気づかなかった感情が頭をもたげてくる。
レオニードは獣のように荒々しくユリウスの全てを奪おうとし、
ユリウスのほうも求められるものを全て差し出そうとする。

突然、レオニードはユリウスを抱え込むと体を起こし、力任せに繋がったまま立ち上がった。
ユリウスの両腿を腕に抱えて
そのまま激しく下から何度も突き上げる。
「あ‥‥あ‥‥だめ‥‥!」
「もっとだな‥!」
ユリウスは喘ぎながら、まるで暴れ馬にしがみつくようにレオニードの逞しい頚に両腕をまわす。
強烈な刺激と密着感にわれを忘れて絶頂感が見え始めて来たその時、
夜空を覆っていた雲が風に流されて、庭木の梢の上あたりに月が姿を見せた。
月の青白い光がスポットライトのように二人の姿を照らし出したように思われて、
さすがのレオニードも少々驚いて膝をつき、再び茂みの中に隠れた。
ユリウスを横たえさせてからレオニードはその足首を掴み、思い切り持ち上げて大きく開かせると
達する寸前だったところを先延ばしにされてどうにもならないほど疼いているそこを再び剛直で貫いた。

702名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:19:46 ID:MSYeY0vE
夜の庭その7

「あああ!」
ユリウスの嬌声が月明かりの庭に響く。
脚をV字に開かれ陵辱されているかのような姿のユリウスの膣の最深部に潜り込んだレオニードの切っ先は
子宮口を擦り、熱くとろけるような快感を与える。
角度を変えながら力強く何度も貫かれたそこはひくつき、ペニスに絡み付くように締まってくる。
「くっ‥‥!」
レオニードが初めて快感に耐え切れず声を漏らした。
それと共に彼のペニスはユリウスの膣の中で納まりきらないほど膨れて反り返った。
一方ユリウスは自身の中で熱く奔放に振舞うそれに怯えながらも彼を求め続ける。
「ああ‥‥レオニード、もっと‥‥」
先ほどからサロンの音楽と賑やかなざわめきが聞こえ、気取った男の話し声、女の笑い声が交錯する。
自分たちが今ここで何をしているのか、あの人たちは知らない。
感じることは怖れでも後ろめたさでもなく、むしろその逆の‥‥。
今ここにこうしている人は、この邸の当主、レオニード・ユスーポフ侯。
こんな気持ちになることを全てわかっていてここに自分を誘ったのだろうか。
不思議な高揚感の中でユリウスはレオニードに行き止まりのさらにその奥の部分を激しく突かれ始めた。
レオニードから与えられる快感は夜毎に違い、最初はそれが何かもわからなかったのに、
今夜は自分の膣内に様々な角度や深さで出入りするペニスの熱さや形まではっきりと感じ取ることが
出来るようになっていた。
突かれる時の圧迫感、抜かれる時の肉襞を引っ掛けられる感じもたまらない快感であり、
それをいっそう強く感じ取るためと、レオニードを離したくないと言葉で伝える代わりに、
快感の波に押し流されそうになりながら、ユリウスは意識してそこを強く締め付けた。
「うっ‥!」
つられるようにレオニードが声を上げた。
体を重ねるごとにユリウスがますます良くなっていくことにレオニードは驚き、すこし怖くなって来た。
このままこの娘の官能に囚われて自分を見失いかねなくなりつつある自分に。
だが、もうどうにもならないところまで来てしまったようだ。
むしろ今はこの関係が断ち切られることに不安をおぼえる。
レオニードは掴んでいた足を離し、ユリウスを強く抱きしめて乱れた呼吸のまま激しく口づけ、舌を絡ませた。
「ユリウス、愛している。おまえは私だけのものだ、誰にも渡さぬ‥‥!」
狂おしげにそう告げると、
ふだんの氷のような冷ややかな瞳の奥に熱情の炎が燃えさかり、
ユリウスを焼き尽くすかのような眼差しで見詰めた。
「レオニード、なぜ‥‥?僕はあなたのものだよ‥‥?」
違うのだ、真実をおまえは知らぬ、私は卑怯な男なのだ‥‥!
レオニードは心の中で叫ぶと、その思いを振り切るように熱烈にユリウスを攻め始めた。
繋がったままユリウスの身体じゅうに口づけの痕を付けていきながら
無茶苦茶に腰を動かし続けた。

703名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:22:21 ID:MSYeY0vE
 夜の庭その8
 
「ああああぁ!レオニード、レオニード、レオ‥‥」
レオニードの動きがユリウスの声を揺るがし、肌の触れ合う音と結合部の淫らに湿った音、
そしてレオニード自身の呻き声があたりに響いた。
レオニードはユリウスの膣の奥に突き当たってもさらに突き、
抜く時はズボッと抜けるくらい一気に抜いた。
ユリウスの両手はレオニードの大きな背中に華奢な指をくいこませ、
腰に絡めた両脚は痙攣し、つま先が反り返る。
レオニードのペニスを飲み込んだ膣もうねるように波打って、さらに奥へと誘い込む。
その動きにレオニードの方も急激に高まってきた。
結合部からあふれ出した熱い蜜はレオニードの下腹部から股まで濡らしてもさらに次々とあふれ続け、
ユリウスが捕らえて離さないはちきれんばかりのペニスは、
収縮の動きに子宮口に吸い込まれそうになりながら、限界の時を迎えようとしていた。
いけない、先にいってしまっては‥‥!
必死で踏みとどまりながらユリウスの最奥の肉に怒張の先を擦りつけ続けているうちに、
ユリウスがひときわ高い叫び声を上げ、体を硬直させてのけぞったかと思うと、
ものすごい力でしがみ付いてきた。
同時に膣も激しく収縮してレオニードのペニスを押し出しかねないほどだったが、
その力を腰で受け止めると反対に子宮口にぶつかるほど押し戻した。
するとユリウスの膣内の収縮も吸い込むように変化して、
レオニードも大きな快感の怒涛に巻き込まれてしまった。
「う!ああぁっユリウス!」
眉間に皺を寄せ快感を噛みしめながら呻き、ありったけの精液をユリウスの子宮へ送り込んだ。
「レオ‥‥感じる‥‥!」
ユリウスは子宮の入り口に注ぎ込まれる温かいレオニードの精液を感じて、それを最後の一滴まで
搾り取るように膣を収縮させた。

いつのまにか晴れ渡った夜空の月が帝都を照らし、
ユスーポフ邸の庭に植えられた様々な大きさの木々はそれぞれ陰を作っていた。
その中のひとつからユリウスの忍びやかな声が漏れてくる。
「あ‥‥も‥う‥‥レオ‥‥‥」
折り重なった二つの陰がうごめく。
乱れた金色の髪が草の上に広がり、月光を浴びてきらきらと輝き、
白い裸身をくねらせながら三たびの愛撫を受けていた。
「もうすこしだ‥‥、きれいにしてやるから‥」
二度の絶頂を経たユリウスのそこは、熱く濡れそぼって今も白濁まじりの蜜をあふれ返らせている。
レオニードが優しく舌を這わせただけでピクピクと震えて歓びを表し、襞は厚みを増して紅色に染まってくる。
二人の体液が混ざり合ったものを舐め取り、膣口から中に舌を入れて溜まった蜜を掻き出しては、
唇をつけて強く吸ったが、いっそう奥から新鮮な蜜が湧き出してきた。
ユリウスのほうはレオニードの舌の動きだけでもう堪らなくなり、喘ぎながらあっというまに達してしまった。
レオニードはその様子を楽しんでいたがユリウスはすっかり恥じ入ってしまい身を縮めた。
「恥ずかしがることなどないぞ」
「あなたの舌だけで‥‥いやだ、恥ずかしいよ、‥‥僕は‥おかしくなっちゃったんだ‥‥」
「ふふ、おかしいのかもな」
「あなたは酷い人だ、僕をこんなにして‥‥」
そう、私は酷い男だ、おまえに何も知らせずこんなことをしている。
レオニードはユリウスに添うように草の上に寝転び夜空を仰いだ。
満月には人を狂わせる力があると言う。
そのとき、ユリウスの手がレオニードの下腹部にふれた。
704名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:36:19 ID:MSYeY0vE
レオ
ユリウス、人の事ばかりで自分の涙が拭えていないぞ。
(たおやかな上半身を逞しい片腕で抱く。涙を軍服の袖で拭う)

ユリ
レオニード、ぼくはそんなに泣き虫じゃないよ・・
でも、あなたの顔を見た途端に強がっていた心がくじけそうだ・・・・
(広い胸に顔を埋める)

レオ
「やはり強がっているのではないか・・・
この馬鹿者が・・!」
無骨な指で髪を撫でる。

ユリ
「だってあなたはずっと仕事ばかりでぼくのそばにいてくれなかったじゃないか!
 すごくさみしかったんだ、・・・ずっと・・がまん・・・・」
とめどなく流れ落ちる涙。

レオ
「おまえは本当に何も分かっていないのだな。
そばに居たくなくて私が外していたとでも思っていたのか・・・?

・・・ならばこうしていよう。」
(ユリウスの涙を指で拭うと唇を優しく重ね、大きな体躯で彼女の上半身を覆うように抱きとめる)

ユリ
重ねられたレオニードの唇の熱さに、身体の中から湧き上がってくる感覚にとまどいながら
彼の屈強な首に腕をまわす。

「ごめんなさい、あなたを責めるつもりじゃなかったんだ。
ぼくのことをもう嫌いになったんじゃないかって・・・」

レオ
レオニードは、不安がるユリウスの問いかけに言葉よりも態度で返す。
首に廻された彼女のほっそりとした両腕に寄せられるように
深く唇の奥に舌を差込み、ねっとりと口中を蹂躙する。
705名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:40:31 ID:MSYeY0vE
○ユリ
自らの口中に差し込まれたレオニードの舌に自分の舌をからませ、強く吸うユリウス。
その口づけは次第に欲望を宿したものに変わってゆく。
身体をそらせ、胸のふくらみを彼の胸に押し付けながら、消え入りそうな声で囁いた。

「おねがい、このままぼくを抱いて・・・・」

○レオ
体温を感じるまでに押し当てられたユリウスの乳房が
彼の広い胸板でいとも簡単に押しつぶされる。
その乳房の質感を感じとると、
彼にも痛いほどの昂りの炎が燃え盛り始めた。

レオニードは軍服越しのその昂りにユリウスの手を導き、自らの手を重ねる・・・

○ユリ
導かれた手に感じるレオニードの自分への渇望。
それが嬉しくも、怖ろしくもあり、
ユリウスはひざまずくと戸惑いながらぎこちない手つきでズボンのファスナーを下ろした。

いつもは薄暗い寝室ではっきりとは見えなかったレオニードの熱く高ぶったペニスを
今こうして目の当たりにすると
思っていたよりも遥かに逞しく、これほどのものをいつも自分は体の中に受け入れていたのだということが怖くなり、
はじめての時の痛みが身体によみがえってくるような気がしたが、
それを制して、そっと両手でそれを包むとおそるおそる先端を口に含み、舌を這わせた。

○レオ
「う・・・」
突然あたたかいユリウスの口中に我を包み込まれ、
レオニードの腰は久しく行っていない自慰行為の終焉さながらに痺れた。
そのまま身を任せているとどこまでも高みへと昇らされてしまう。

それでも快感には抗えず、
自らのペニスをユリウスの唇へ深く挟み込ませてしまう。
レオニードの腰は知れず小刻みに動き、ユリウスの唇からは高ぶったペニスが
出たり入ったりを繰り返す。

手はいつのまにか下に伸び、ユリウスの鎖骨を辿ると乳房の頂を
指の腹で弄んでいた。

○ユリ
レオニードの手が乳首を弄び始めると、ユリウスはそちらに気をとられそうになったが、
ここは強いてその快感に身をゆだねる事はせず、
いつも自分が彼にしてもらっていることをそのまま返してあげようと
口に含んでいる彼の熱い欲望の塊に意識を集中した。
やがてユリウスは
自らの口の中でますます膨張してきたレオニードのペニスにどうしたらよいかわからなくなり、
一度口から出すと今度は裏側の筋に沿って舌を這わせながら彼の顔を見上げた。
眼を閉じ、知らず顔を左右に振る彼に、これでいいのだろうと
さらに片手で根元を掴むと上下にしごきはじめた。


706名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:41:35 ID:MSYeY0vE
○レオ
「ユリウス・・」
レオニードはペニス全体に絶え間なく与えられる刺激に絶えかね、
ユリウスの口中には透明の先走りが少しずつ流れ込んでいた。

候は絶頂感をこらえきれずに、にわかにユリウスのズボンを剥いで下着も取ると、
シャツだけを肩にかけ状態にさせ、ユリウスを自分の顔の上に、膝立ちに跨がせた。
下からはユリウスの白い太ももの奥にすじ状になった薄桃色の粘膜の割れ目が見える。

それは愛撫を加えていないにもかかわらず、
すでに光るものでぐっちょりと濡れそぼり、花弁からは
今にも蜜が水滴になって滴り落ちてきそうであった。

その、うまそうな肉に舌なめずりする肉食獣のように
くまなく視線を突き刺したあと、ユリウスの膝をもっと大きく開かせた。
先程よりもそこははっきりと、開きかけた膣口、尿道口とその全貌をあらわにした。
もう少しで垂れそうだった蜜は、舌先が秘裂に少し触れただけで
舌を伝ってすぐにレオニードの舌根に、そして口中に流れ込んできた。

口内に広がる女の味に駆り立てられたレオニードは、
舌全体を使い、薄桃色の秘裂をむしゃぶりつくすように
なめずり回した。

○ユリ
普通であれば到底耐えられそうに無い恥ずかしい格好をレオニードにさせられたものの、
不思議な事に、今はそれが快感をより高めて行く。

自分の秘裂に絶え間なく掛かるレオニードの熱い息と
肉襞の奥、膣口の周りまで無遠慮に侵入して無茶苦茶に動き回る彼の舌。

その熱くヌルヌルした質感はユリウスの理性を完全に失わせ、
自分でも驚くような艶めかしい声をあげながら、
ますます脚を大きく開いて腰をさげ、もっと舐めて欲しいと言わんばかりに
両手で自らの小陰唇をめくってレオニードの顔に押し付けるようにした。
「おねがい、もっと奥まで・・・!」
707名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:46:09 ID:MSYeY0vE
○レオ
「まだだ」

レオニードは押し付けられたユリウスの秘唇、また拡げられた膣口に、
反射的に舌を深く差し込みそうになりながらも
惜しむようにそれを抜くと、
今度は先程から触れておかなかった場所に舌の先をあてがった。

小さいながらも勃起し、手で拡げられたことによって
薄皮がめくれ上がり、中の真珠をのぞかせたて淫猥な姿になったクリトリスを
根元から先へしごくように何度も舐めあげる。

○ユリ
「んんっ・・!」

レオニードの舌使いによりクリトリスから全身に拡がって行く電流のような快感に
ユリウスは腰から崩れ落ちそうになりながら辛うじて耐えた。
俯いて見ると、あらわになった自分のピンク色の肉芽を
さも美味しそうに様々な向きになぎたおすレオニードの舌が見えた。

その光景から眼が離せなくなるユリウス。
その眼から入ってきた刺激により膣の奥から大量の蜜液が溢れ出し、
それがレオニードの舌の動きにあわせてピチャピチャと淫猥な音を立て
ユリウスの耳を犯した。

やがてもう限界になりつつあったユリウスは、レオニードの舌から逃げるように
身体の向きをかえて跨り直し、彼の下腹部に覆いかぶさるような姿勢をとると、
力強くそそり立つ彼のペニスを口に深く含んだ。

708名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:46:45 ID:MSYeY0vE
○レオ
しみひとつない白桃の実のような、ユリウスの小振りの尻が顔の前にある。
その中心は、まだ刺激を求めるかのようにひくひくと蠢きながら
次の刺激を待ちわびている。

自身への刺激が加えられていることにあいまって、少し大胆に
熟れた果実にむしゃぶりつくような音をたて、尻の間から滴ってやまない甘酸っぱい蜜液をすすりあげながら
秘唇を上下に舐め、その花弁が徐々に口を開いてくると
膣奥の粘膜まで味わうように舌を刺し込み、舌の抜き差しを繰り返した。

「もうよいぞ・・」

そして自分のほうを向いて座りなおすように、ユリウスを促し、
恐ろしいまでに大きく怒張したペニスを握らせる。
ユリウスの唾液でギラギラと光ったレオニードのペニスの先は、
それを見下ろすユリウスの顔に向かって真っ直ぐにそそり立っている。

見下ろすユリウスからは、ペニス先端の筋と、
案外しっかりと口をひらいたレオニードの尿道が見てとれる。

「自分でおまえの中に導くがいい」

レオニードはユリウスの腰を少し浮かせると、ユリウスと一緒に自分のペニスを握り、
2.3度大きくしごいた。

ぬかるみの中心に亀頭を突き立て、蜜で濡らすように小刻みに秘裂をさすった。
亀頭の先が、濡れきった膣の中に少しもぐるが、決してそれ以上突き上げることはせずに、
ユリウスの最奥に飲み込まれるのをひたすら待つ。
709名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:52:30 ID:MSYeY0vE
○ユリ
もはやどちらの体液かわからなくなった液体で濡れそぼつ自身の秘裂にあてがわれた
びくびくと脈打つレオニードのペニスをユリウスは
初めてのことに戸惑いながらも一度腰を浮かせるようにしてそこから離すと
右手で中ほどを握った。
初めこそややもすれば怖れを抱く対象だったそれが今は愛しい。

心を決めて方手で秘唇を開かせ、もう片方の手で握ったペニスを膣口にあてがう。
一瞬ためらったが亀頭の先端を迎え入れた後、体重をかけて腰を沈ませると
それは狭い場所を広げながらぐ、ぐ、と奥へ突き刺さってきた。
「は・・・ぁんっ・・!」
押し入ってきたペニスに押し出されるようにユリウスが声にならない声を出した。
十分な刺激を与えられていたユリウスの膣はもうそれだけで
軽い絶頂感を迎えてしまいそうだった。

○レオ
少し鰓の張ったレオニードの昂ぶったペニスは、
みるみるうちにユリウスのぬかるみに締めあげられながらヌルリと差し込まれ、
あれだけ存在感のあったその姿を、完全にユリウスの体内へと消した。

また、外気に当てられて少し冷やりとしていたそれは、
ユリウスの膣内ですぐに温められ、軽く果てて小刻みに震える膣粘膜に
さらに大きく怒張した。

「ユリウス・・・」
深く繋がったユリウスの膣の上底をペニスの先に熱く感じながら、
一気に突き上げてしまいたい衝動を抑え、
もう少し、この軽く酔ったような快感に浸る。
片手だけでも廻ってしまいそうなユリウスの細い腰を撫でさすりあげ、
胸にかかった金髪を軽く払うと、その上の二つの乳房を廻すように揉む。

「自分で動いてみてよいのだぞ・・?」
レオニードは少し意地悪い笑みを浮かべながらユリウスを見上げた。
710名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:54:01 ID:MSYeY0vE
○ユリ
初めての体位はユリウスにまた新しい快感を与えつつあった。
自分の秘裂の内部の肉がすべてレオニードの恥骨に密着し、
いつもより更に深い挿入感を得る事が出来、さらに動いてみてもいいと促されて
身体を前に倒すと
今度はクリトリスが彼の恥骨にあたった。
ユリウスはどうしていいかわからないままにそれを擦り付けるように身体を動かしてみる。
すると、膣の奥まで深く埋まり込んだペニスから得られる強い圧迫感を伴う快感と、
クリトリスが擦られる鋭い刺激がない交ぜになるのだった。

ユリウスは身体が溶けてしまいそうな感覚に思わず喘ぎ声をあげながら
金色の髪を振り乱し、白い美しい両の乳房をゆらせて
レオニードの上で乱れた姿を惜しげもなくさらしだした。

○レオ
上で揺れる桜色の色彩を先にのせた二つの果実。
緩やかな曲線を描く腰まわり。
つややかな髪をおどらせ、ユリウスが動くたびに、
恥骨と恥骨、そして金と黒のものが擦れあう。

その間にはさまれて刺激される、はちきれどうに膨らんだクリトリスへの快感に、
ユリウスの動きは早まり、息はさらに弾んでくる。

大胆かつ妖艶なユリウスの姿に、思わず「美しい」と呟きそうになる口を噤み、
漆黒の瞳の奥に焼き付けるように乱れる姿を見据えながら、
レオニード自らも、その狂おしい快感に浸った。
クリトリスのオーガズムに達した気配をみせ、脱力したユリウスの上体を
自分のほうへ倒させ、絶頂がおさまるまで繋がったまま深くキスをする。

「初めてにしてはなかなかだったぞ・・・次は私だ」

ユリウスの息が整うのを待ち、
ユリウスの体勢をもう一度ととのえ、さっきの体勢にまっすぐ座らせると
その白い腰をレオニードは大きな両手でぐっと掴む。

そして、腰をしっかり密着させ、固定したかと思うと
今度はものすごい速さで膣奥を突き上げ始めた。
711名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:54:40 ID:MSYeY0vE
○ユリ
レオニードの激しい突き上げにユリウスは甘い悲鳴を上げた。
「あっ・・!そんっ・・!だめっ・・・!レ・・オ・・・!」
レオニードの動きに合わせるように艶めかしい嬌声が部屋に響く。

一度頂点を迎えているユリウスの膣内はいっそう熱く柔らかく
レオニードのペニスを咥え込み、その繋がった部分からは
下になっている彼の股間まで流れ落ちてゆくほどの大量の蜜がとめどなく溢れてくる。
そうするうち再びユリウスの膣内は二度目の絶頂に向けて
うねり始め、レオニードのペニスにからみつき、いっそうきつく締め付けた。

「あぁん!はぁっ、すごくいい、レオニード・・・!」
ユリウスは快感のあまり体を後ろに大きく反らせると、
偶然にも膣の前面に存在する強烈な快感をもたらす部分にレオニードのペニスが
擦られるかたちとなり、
気が遠くなりそうなほどの感覚に我を忘れたユリウスは彼の腰の動きに合わせるように
自らも腰を上下させて貪欲に快感をむさぼった。
712名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:55:31 ID:MSYeY0vE
○レオ
「うっ・・・・・ユリウス・・!」

レオニードの口からも感嘆の息が漏れる。
ユリウスの膣があの瞬間に向けてペニスをしごき、波打ち始めた時、
レオニードは無意識的に、上体を素早く起こして座り、
繋がった体勢のままユリウスの細い体をすっぽりと抱きしめ、
唇を貪っていた。

そのまま、ベッドのスプリングを利用するように
ペニスの先を子宮に打ち当てるように強く突き上げ、
ユリウスの中への抽送を再開すると、キスで少し緩んでいた膣肉が再びギュッと
締まり、ペニスの動きに狂おしく反応する。

レオニードは目の前で快感に顔を歪めた愛おしいユリウスの唇に
何度も口付けながら、
花のように甘く吐き出される吐息を漏らさぬように口内に飲み込む。

ベッドは彼の動きに合わせてギシギシと音をたて、
その音は次第に早く激しいものに変わっていく・・・・。
713名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 02:56:27 ID:MSYeY0vE
○ユリ
「ぁぁああっ!レオニード!レオニード!」
突き上げられるたびにユリウスは仰け反りそうになるものの
愛する人から離れてなるものかとレオニードの逞しい頚にしがみ付きながら身体を密着させる。

ユリウスの膣を一杯に押し広げ満たしているレオニードのペニスははちきれんばかりに
怒張し、子宮口を押し上げる。
その感覚はユリウスの胎内を揺るがし、大きな快感のうねりとなって彼女を飲み込もうとしていた。
「ああ、もうだめ!レオ!お願い、一緒に・・・!!」
ユリウスの涙交じりの快感を訴える声に、先に限界を迎えそうになりながら
何とか踏み止まっていたレオニードも頂点を目指して動きはじめた。
「あっ、はあっ!レオ、ニー・・・ぁああああ!!」
ユリウスが一瞬恍惚の表情を浮かべたかと思うと、ひときわ強い力でレオニードにしがみ付いてきた。
同時に膣もペニスをきつく締め上げ痙攣し、レオニードも激しい快感に巻き込まれる。
「ああっ、ユリウス!!」
お互いの名を呼び合いながら二人は同時に高みへ登りつめていった。

 
しばらくそのままの体勢で乱れた息を整えると、抱き合ったままゆっくりとベッドに倒れこんだ。
そして長い口づけを交わした後でユリウスが
「ごめんなさい、レオニード・・・」と、
小さな声で謝った。
「何の事だ」
「ぼくの事を嫌いになったのかと思った、なんて言って。 あれは嘘だったんだ」
申し訳なさそうにレオニードの腕の中で身を縮めるユリウスに
レオニードは返事をしなかったが、
彼の大きな身体から笑っているような震えがユリウスに伝わってきた。

ENDE
714名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 10:40:23 ID:Olnh79hm

   扉

旦那様はあの娘にお手を付けたのでは・・・
召使の一言を、そんな馬鹿なと一笑に付したアデールだったが
心に刺さった棘に促されるようにその晩賑わうサロン抜け出して
今まで一度も自ら行った事の無いレオニードの寝室へと向かう。
あの、女を見下し軽蔑しきっている男が、今度は自分の監視下に置いているあの娘を
慰みものにして弄んでいるのだろうか。
召使に手を付ける男など今時珍しくも無い。
だがこと彼に限ってはそんな一般常識で量れる男ではなく
自分に裏切られた憂さ晴らしにそんな事をしているとも思えない。
一体、何が起きているのだろうか、
結婚以来常に自分に敗北感を与え続けるレオニードという男の瑕疵を見出す事が出来るなら
自分は対等の立場に立てるかもしれない。
あなたも私と同じ、ただのありふれた人間の一人に過ぎない、
そう痛罵できるのだから。

奇妙な期待感と僅かな怖れを抱き広大な廊下の向こうにレオニードの寝室に続く書斎の扉を認める。
この扉は常に鍵が掛かっておらず、今夜もその例外ではなかった。
だが。
真っ暗な書斎に一歩足を踏み入れた途端その足は歩むのを止めた。
奥の寝室の扉が僅かに開き、中から明かりが漏れていたが
漏れてくるのはそれだけではなかったからである。
身体を揺るがされているであろうことが容易に想像が付く、
規則正しいけれどもひどく乱れた、聞き覚えのある女の喘ぎ声。
踵を返して戻ろうと思えば戻れたが、どういうわけか引き寄せられるように
開いた扉に近づいてアデールは中の様子を伺い見た。
715名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 10:42:30 ID:Olnh79hm

ベッドサイドに置かれたランプの火は絞られる事もなく明々と灯っているものの
広い寝室全体を照らすことはなく、扉の付近は闇に包まれていた。
そのほの暗い室内の奥、かつて自分が一度も許されなかったベッドの上に
重なり合い深く求め合うレオニードとユリウスの姿があった。
ベッドの軋む音に合わせるようにユリウスが甘い嬌声を上げる。
律動を繰り返しながらその腕に抱くユリウスがいとおしくてたまらぬように
彼女に何度も口づけしながら低い声でなにごとか囁くレオニード。
彼の声はおそらく誰も聞いたことの無いであろうやさしい響きがやどり、
その言葉にうなづきながら、濡らした瞳で天使のような微笑を返すユリウス。
そこには普段の少年のようなユリウスの姿はなく、
また、氷の刃と呼ばれるほどの冷酷無比な男の姿もなかった。

やがて二人はより深く結合しようと体位を変える。
レオニードはユリウスの両膝を肩に掛けると身体を前に倒して体重を彼女に預け、
はじめはゆっくりと、そして徐々に激しく律動を始めた。
するとユリウスの声は先程までとは明らかに違う歓びの声に変わった。
幾度となく愛する男の名を呼ぶのは、
熱くとろけるような快感を与えられ続けられているためなのだろうか。
二人が深く、浅く結合する度にその部分から聞こえてくる熱い湿った音と
レオニードの荒い息使い、ベッドが激しく軋む音、
そしてなにより彼を昂らせているであろうユリウスの別人のような喘ぎ声、
それらが渾然一体となって、主の趣向に叶ったどこか寒々とした雰囲気の寝室を
別世界のように変えていた。

もうたくさん、これ以上は。理性ではそう思っても足がその場を立ち去ろうとしない。
そして眼さえも自らの理性を裏切って、ベッドの上で繰り広げられる
彼女にとっては屈辱とも言える光景を凝視してしまう。
716名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 10:43:30 ID:Olnh79hm

やがてユリウスがレオニードに何か伝えたらしく
レオニードは動きを止めて肩に担いでいた彼女の脚を下ろして少し体を離したが
その時ユリウスが捉えたまま離さぬレオニードの剛直が体液でぬめ光っているのがこちらからもはっきりと見えた。
だがそれも再びユリウスの中に飲み込まれて行くと
レオニードは大切なものを守るかのように彼女に覆いかぶさり、金色の髪をなでてやりながら
耳元に何か囁くと唇を重ねた。
その口づけが欲望を宿したものになるのと時を同じくして彼の腰の動きも激しさを増してゆく。
美しい獣のようにユリウスを愛し抜くレオニードの背中に光る汗。
その背中に細い指を食い込ませながら両脚も彼の腰にからませるユリウス。
レオニードこそがユリウスの囚われ人に見えたその瞬間、
ユリウスのいっそう高い声が寝室に響き、続いてレオニードも体を強張らせた。
ユリウスに強く腰を打ちつけながら熱い精を注ぎ込んでいるであろうレオニードの背中から
力を失った彼女の手がシーツの上にぱたりと落ちた。
意識を失わせるほどの絶頂とはどれ程のものだろう。大袈裟に語られる事はあっても
それが真実存在する物かどうかは疑わしかったが
今、眼前で起きた出来事はその存在を証明して余りある。
レオニードが慣れた様子でユリウスの頬を手で軽く叩き、名を呼んで目覚めさせると
永遠に離れないのではないかと見ている側に思わせる程の長い口づけを交わし始めた。
やがて重ねられた唇の隙間からユリウスの忍び笑いがこぼれると
ようやく唇を離し、さらに耳朶、首筋、のどへと順に口づけを落として行くレオニード。

無力な少女に手を付けて弄ぶ夫を嘲笑するつもりでここに来たはずが
その思いは完全に打ち砕かれ敗北感にまみれた自分がいる。
これ程までに女に心を許した夫の姿を見ることになろうとは。
戦争しか能の無いような冷徹な仮面の下の、自分には決して見せる事の無かった素顔。

レオニードがユリウスの臍のまわりに舌を這わせた後、
身体を滑らせて頭を両脚の間に埋め込むと、ユリウスの声は
くすぐられているような押し殺した笑い声交じりのものから、溜め息を交えたせつなげな声に変わった。
立てられた両膝が小刻みに震えているのがこちらからもわかる。
レオニードの逞しい腕がユリウスの体の上を這い上がって行き、桜色の乳首を探り当てると
指で挟みこみ乳房ごとぐっと掴んだ。

女を蔑み、かえりみようともしなかった冷淡な男。
あの素性も知れぬ少女は臆することなく彼だけを頼りにし、
彼のほうもまた心の中に隙間を抱えて生きていたのだろうか。
孤独な者同士の魂が呼び合ったとでも言うのだろうか。
717名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 10:45:37 ID:Olnh79hm

レオニードは身体を起こし、ユリウスの両膝の裏に手を回し大きく開かせると、
お互いに欠けているものを補い合うかのように
再び力がみなぎっていた自身をゆっくりとユリウスの中に突き込んだ。
ユリウスは声にならない声を上げながら
自らの奥へと向かって侵入して来る熱く脈打つそれの動きが
見ている側にも伝わってくるかのように脚をこわばらせ、身体を弓なりにのけぞらせる。
そしてそれが最奥にたどり着いたらしき時、ユリウスの苦しげだった表情は
一転してレオニードを受け入れた歓びと快感を訴える表情に変わり
脚の力が抜けていくのが見て取れた。
そんなユリウスの様子に満足そうな笑みを浮かべたレオニードが何かひとこと言うと
その途端、ユリウスの顔に羞恥の色があらわれる。
しかしその言葉もユリウスにとって快感をより高める媚薬でしかなかったらしく
彼女自身の内部の変化に、堪らないといった表情を見せたのはレオニードの方だった。
堰を切ったように狂おしく腰を動かし始めた彼の息遣いと触れ合う肌の音がこちらにも聞こえて来るようである。
まるで一つの肉体になったかのように深く繋がり、
それでもなお飽き足らずさらに互いの魂までも融合させようというのか
激しい行為のさ中にも見詰め合い愛の言葉を交わす二人。
レオニードから与えられる極限の快感と幸福感にユリウスの双眸からは涙があふれだした。


ここに来てようやくアデールは扉の前を離れる事が出来た。
その背中をレオニードの名を呼びながら次第に昂って行くユリウスの喘ぎ声が追いかけて来る。
耳を塞ぎたくなる思いで書斎の中程まで歩を進めたアデールの足に何かが絡み付いた。
暗闇の中、目を凝らすとそれはその場に脱ぎ散らかされた二人分の衣服だった。
こんな所で、無用心な・・・。
的外れな感情だったが、さも忌まわしげに足をそれらから離そうとした次の瞬間、
彼女は突如、はっとして今しがた離れたばかりの寝室の扉を振り返った。

あの人が鍵を掛け忘れる事など絶対にないのだ。
これはすべて計算されつくし、周到に用意された、自分への無言の意思表明。
そう思い至った時、自分が立っている足元に亀裂が走り、
そして崩れ去って行く如き錯覚にとらわれた。
しかし――
これは自分が今まで、そして今もしている事と寸分違わぬ事なのだ。
眩暈を起こしたような足取りでやっと書斎から廊下へ出ると
頭の中が白くなり、体も自分の体ではないようで、そのまま壁に手を掛ける。
あの人は皇帝の姪だという事で仕方なく自分と結婚したに過ぎないのだから。
いずれはこんな風になってしまう夫婦だったのだ・・・。

アデールの背にいきなり男の声が掛かったのはその時だった。
サロンの女主人の姿が見えなくなったのを不審に思った客人たちに問われて
彼女を探していたロストフスキーだった。
言葉こそ慇懃なものだったが、彼の灰色の瞳はすべてを見透かしていると言いたげに動きが無い。
アデールは彼に背を向けたまま、何事もなかったかのように顔を上げてサロンに向かった。


  <終わり> 
718名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 18:37:23 ID:Ks0E6FBL
GJGJGJGJGJGJGJGJ!!!!!!!1
719名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 18:38:19 ID:Ks0E6FBL
オル窓万歳!!!!!
720名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 18:39:14 ID:Ks0E6FBL
職人様たち、素敵な作品をありがとう!
721名無しさん@ピンキー
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