いもうと大好きスレッド! Part3

このエントリーをはてなブックマークに追加
792名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 19:00:41 ID:p5YX+wqD
「あ行」
あい、
かずみ、
さおり、
たえ、
なな、
はつみ、
まゆ、
やえ、
らん、
わかこ、

「い行」
いずみ、
きょうこ、
しずか、
ちえ、
にこる、
ひみこ、
みずき、



「お行」
おとこ、
こゆき
そーにゃ、
ときこ、
のりか、
ほづみ、
ももや?
よしの、
ろみな、

四十四股かけてる兄者は只者ではない。
793名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 22:49:56 ID:ijzOmI+I
>>792        ちょっと待て、妹はドシタ? 
794猫好き:2007/08/10(金) 11:10:03 ID:W8Qg9ZU7
猫が好き。でも妹すばらしいっ!!

これを組み合わせたら、わけわからない妄想へとつながった。
稚拙な文章だけど、投下していいかな?かな?
795名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 11:23:51 ID:A3ykldP2
もちろんおk、短文おk!
796猫好き:2007/08/10(金) 11:35:48 ID:W8Qg9ZU7
『猫の生活』

「お礼で〜すにゃ」

目が覚めると、そこは知らない天井だった。

体を起こすと、どうやら僕は知らない部屋で寝ていることが分かった。
寝起きの頭で考えてみる。この部屋はどうやら女の子の部屋だと気付く。だって、こんなにたくさんのぬいぐるみがあるから。偏見かも分からないけれど、ぬいぐるみって女の子のものみたいな感じがある。
薄暗い部屋に、窓にかかったピンクのカーテンから明るい光がさしこんでいる。試しにベッドから降りて、カーテンをあけて外を見てみる。やっぱり知らないところだ。
797猫好き:2007/08/10(金) 11:37:31 ID:W8Qg9ZU7
それと、この部屋の他にもうひとつ分からないことがある。
僕は多分死んでしまったはずだ。かなり曖昧な表現だろうけれど、きっとそう。 あの全身の痛み、今までにない寒気と急な、落ちるかのような眠気。どれも自分が死ぬということが本能で分かった。だけど…
「……ひてて」
頬をつねってみる。痛いや。僕は普通の高校生だった。好きな人だっていた。憧れの先輩もいた。

だけど、僕はみんなに女の子っぽいっていわれる。近所のお姉さんの影響か、僕は小学校に入るまで、自分は女の子だと思って過ごしていたから、無理ないと思う。
今でも、僕の心は男っぽいのか女っぽいのか、なんだか複雑。
798猫好き:2007/08/10(金) 11:40:56 ID:W8Qg9ZU7


そんな僕は、猫が大好きなんだ。

うちでは飼えないから、近所の野良猫たちとじゃれて遊ぶことが日課だった。

最初は彼らも警戒するけれど、ちゃんと話せば分かるんだよ、みんな。
 ぷにぷにした肉球。柔らかな毛。かわいい耳。彼らと遊んでいると、かわいくてかわいくてそのままとろけそうな気分になる。これが、至福のひととき。
 そんなある日。確か火曜日だった。
僕は下校途中、道路の真ん中で立ち往生している猫を見つけた。あれは…山吉だ!!あいつは気が弱いから、出るに出られないとすぐ分かった。助けにいきたい。
でもこの道はみんなスピードをだすから、僕ら人間でも危険。どうしようか迷っていると、山吉が僕に気付いたらしかった。嬉しそうにしながら、決意を固めて、僕の元に走って来る。

だけど、僕はトラックが走ってきているのが分かって…僕は彼を助けた。僕は助からなかった…はず。
山吉は僕に抱かれたままこっちを見て、ニャーニャー鳴いていたから無事と分かった。

だから、僕がここに居るのはおかしいんだよなぁ。
799猫好き:2007/08/10(金) 11:42:59 ID:W8Qg9ZU7


考えてても仕方がない。僕は部屋から出てみることにした。

窓の反対側にある扉に手をかける。あ。鍵があるのか。しかし鍵はかかっていない。そっとドアをあけると…廊下が、って当たり前か。
廊下に出てみると、隣の部屋から、僕と同じタイミングで男の人が出てきた。
無言で顔を見合わせる。
「………」
「………」
「…………えっと」
「…………」
「…………あの」
この男の人、かなりのイケメンだ。と思ったのもつかの間、ギュッて抱きしめられた。
「へっ!?」
「か、かわいいっ!!」

男の人が肩に手をかけたまま少し体を離すと、僕の体を上から下まで、感無量といった感じで眺めていた。「あ、あのあのっ」
「あぁ、この控えめな胸が、この可愛らしい顔が、細い腰が、何もかもいい!!」
「…えっ?胸?」
その時僕は気付きました。僕は女の子のパジャマをきていて。胸元からなかを覗いてみると、ちょっとした膨らみがあった。

どうやら僕は女の子になっていたようです。なんで?
800猫好き:2007/08/10(金) 11:44:46 ID:W8Qg9ZU7


「はっ!!ご、ごめん!」と、男の人はどうやら自分のしていることにやっと気付いたらしく、ぱっと手をはなした。

僕はまだ自分の置かれている立場を受け入れられなくて、ただ立ち尽くしていた。すると、男の人は優しげに微笑みながら、 こう言った。
「君が妹かぁ!いやぁ…正直言って初めて聞いたときはビックリしたんだ。親父が再婚してて、しかも僕に妹ができるって言うもんだから。」
(え?ということは、僕は妹?だって話してるの僕と男の人しかいないもんね。)

「ち、ちょっと興奮してしまった…ごめんね。親父から聞いてるだろうけど、俺、東条孝行(とうじょうたかゆき)。君は?」

(え?名前?え、何がなんだか…)でも、それは口から勝手にでてきていた。

「えっと…舞(まい)…です」
(あれ?そうだったっけ?) なんだかそうだった気がしてくるのだった。

「ん?てことは…なるほど、名字はじゃあ東条でいいみたいだね。いらっしゃい、舞ちゃん」
彼…孝行さんの微笑みは何故か僕をドキドキさせた。
801猫好き:2007/08/10(金) 11:48:03 ID:W8Qg9ZU7


あれから僕は一階に降りて、ダイニングで一緒に朝食をとった。孝行さんは一人暮らしをしているらしく、料金はとても美味しかった。
「けれど、夜遅くに家に来たんだね。来たの気付かなかったよ」

話しているときも、孝行さんは終始ニコニコしていた。彼の優しさが伝わってくるようだった。なんだか、この人のためならなんでもしてあげたい気になってきてしまうくらい。

「そんなすまなそうな顔しなくていいよ。気にしてないし。」

あと、あの部屋は孝行さんは何もしていないと言っていたから、僕がこの家に来てから、僕自身がやったことになる。覚えてないや。
ただ、ひととおりこの状況を理解したところで、僕は1つ聞きたいことがあった。

「えっと…あの…お兄ちゃん」
勝手にそう口走っていた。いや、これは僕の素直な気持ちからかもしれない。僕は嬉しかったんだ。家族のいない僕に、どうやら本当の家族ができたことに。
802猫好き:2007/08/10(金) 11:49:37 ID:W8Qg9ZU7


そして、お兄ちゃんは、悶えていた。ちょっと心配になって、
「お兄ちゃん、どうかした?」
と聞くと、さらに悪化してしまった。席を立ってお兄ちゃんに駆け寄る。
「ねぇ、お兄ちゃん、大丈夫?」
「かはぁ!!」
お兄ちゃんはまるで拳銃で撃たれたかのように胸を押さえて床に倒れる。
僕はお兄ちゃんを抱き起こす。そしてお兄ちゃん息も絶えだえに…

「もっかいお兄ちゃん、て言ってみて…」
と言った。

「へ?お兄ちゃん何を」
「うはぁっ!!」
「えぇっ!?ねぇお兄ちゃん、一体何が」
「あぁっ!!」
苦しそうにもがくお兄ちゃんを見て、凄く心配になっちゃうけど、何だか幸せそうだった。
803猫好き:2007/08/10(金) 11:51:31 ID:W8Qg9ZU7

その話しは急だった。そして驚いた。
親父には再婚相手がいて、その相手と新婚旅行をするらしく、その娘…すなわち俺の義理の妹が俺の家に来るって言うもんだから。

それに、いろいろと不安もあった。某サイトのスレに書かれているような、ツ○デレだのヤ○デレだの、あと、キ○ウトだったか。俺の妹はそうであってほしくはないなぁ。
キモウトって…かわいそうだな。えっ?キモの意味が違う?いや、知らないし。

けれど、そんな不安は朝一番に吹き飛んだ。
正直言って…俺の妹像にジャストミートだった。ど真ん中ストレート。僕とか言ってくれたらパーフェクトゲームだよなぁ。現実の女の子にはそうそういないもんだけど。

あと親父から、彼女はさびしがりやで人見知りすると言われていたから、いいお兄ちゃんになるぞ!と決意を固めていた。

すると…どうだ。
「えっと…あの…お兄ちゃん」
「お兄ちゃん、どうかした?」
「ねぇ、お兄ちゃん、大丈夫?」
「へ?お兄ちゃん何を」
「えぇっ!?ねぇお兄ちゃん、一体何が」

早速お兄ちゃんで来たかっ!!やられました。それに可愛らしい。ショートカットの髪がなんだか猫を思わせる。それに天然なのか…本気で心配してるよ。
804猫好き:2007/08/10(金) 11:52:28 ID:W8Qg9ZU7
ついでに言うと、胸が当たって…気持ちいいな…。

はっ!!だが!俺はお兄ちゃんになるんだった!彼女が一人前になるまで、見守ってやれる、いい兄貴に!!―――――――

「はぁ、はぁ、いや、大したことじゃあないよ。ありがと」
はははと笑って返す。

「そうなの?よかったぁ。やっとできた本当の家族なんだもん…し、心配しちゃった…」

(へ?本当の家族?母親がいるんじゃないの?)
しかしそんな思考は次の瞬間には消し飛んだ。
「あっ、忘れてた!僕、学校って…」

あ、今度こそ萌え死にました。
805猫好き:2007/08/10(金) 11:54:50 ID:W8Qg9ZU7
ひとまずこんなとこです(汗)

やっぱ他の人たちと比べて見劣りするなあ(;´∀`)

きっと続きます(笑)
806猫好き:2007/08/10(金) 11:58:12 ID:W8Qg9ZU7
ちょwwwww

料金→料理
です!

脳内変換ヨロ(汗)
807名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 22:46:02 ID:kwuCCkSq
あれだな、何と言うか文体が某撲殺小説に似てる


猫好きで妹萌えの兄者ってまんま俺だな…GJ!
808名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 11:17:53 ID:s3RSvWRM
乙でした
ただ主人公が二人いるように感じる、どっちかにしないと収拾がつかなくなりそうかと
809名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 21:55:06 ID:Uy1HcI8y
主人公というか語り手が2人いるのは間違いない。
だがそんなことよりも、最後の一文の意味がサッパリ分からない。
810名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 00:14:47 ID:zuXJWqmA
僕っ娘だったからじゃね
811名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 00:57:32 ID:+jkkmF0X
そうか学校云々はお兄ちゃんのセリフじゃないのか。そういえば伏線があるな。理解した。
812名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 18:07:45 ID:HH0twWdr

 気がついたら、妹が俺の腹の上に乗っていた。

「…あついね、」

 そう呟くひかりの額から、汗の粒がぽたりと落ちる。テレビから聞こえて
くる、甲子園の試合開始を告げるサイレンが頭の奥のどっかでずっと響いて
いた。

「…どけよ」
「いやだ」

 スカートから伸びる白い太もも、シャツからうっすらと透けるブラ、そし
てほんのりと香る、甘いシャンプーの匂い。
 ひかりって、こんなにませてたか?この間まであんなに小さかったのに。

「…親父たち隣に居る」
「知らないよ、そんなの」

 唇に当たる、柔らかい感触。そういえばこいつ、小さい頃『おおきくなっ
たら、おにいちゃんのおよめさんになるの!』なんて言ってたっけ。懐かし
い。
 そんな事を考えていたら、スボンのチャックを開けられた。

「おにいちゃん…」

 そんな甘い声は、俺に使うモンじゃないだろ?

 頭が回らない。
 もう、考えることを放棄した。
813名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 18:10:14 ID:HH0twWdr
改行間違ったorz
814名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 18:27:28 ID:f+4ij5mP
乙&支援  改行ミスは続きを書いてお詫びにするんだ、早くぅ〜  ギンギン
815名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 23:21:48 ID:YtfxijjK
wktk(・∀・)
816名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 01:37:56 ID:IZiaffQr
tntn
817名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 15:10:55 ID:Ljzw86go
drdr
818妹じゃなくなった日:2007/08/22(水) 19:03:22 ID:qKR4tSdk

 喉がじりじりと痛む。
 体中が熱くてだるくて、鉛になったみたいだった。

(いまどきクーラーが付いてない学校なんてウチくらいじゃないの…)

 ぼーっとする頭でどうでもいいことを考えながら暑苦しい毛布を蹴り上げたら、横から聞き慣れた声がした。
 ゆっくりと重い瞼を上げる。

「おー、起きた」
「…お兄ちゃん?」
「迎えに来いって、先生から電話あった。親父たちは仕事で来れねーってさ」

 大学の夏休みはなげーの。
 そう言って、お兄ちゃんは私の額に手を添えた。

「あちー」

 昔は良くこうやって熱計ってもらったなあ。
 いつの間にかその手のひらも大きく、ごつごつと男の子らしくなってしまって、
昔の面影なんて無いのだけれど。
 うっすらと湿っているそれの心地良さに、再び目を閉じた。

「保健の先生が戻ったら、病院連れてってやっから。帰ったらお粥も――――」
「…お兄ちゃん、」

 油断している浅黒い腕を、ぐいっと掴んだ。
 引き寄せられたお兄ちゃんはびっくりした顔してる。その顔になんだか罪悪感を感じるけれど、今しかない。
 今日、今なら、この熱のせいに出来ると思った。
 ごめんね、お兄ちゃん。すき、すき、大好き。
 頭の中で何度も呟きながら、お兄ちゃんの首にするりと腕を回した。
819妹じゃなくなった日:2007/08/22(水) 19:04:37 ID:qKR4tSdk
 お兄ちゃんの薄い唇に、夢中で自分のそれを押し付けた。
 安っぽい保健室のベッドが、きゅっと音を出して軋む。
 肩を押し返す強い力に気付かないフリをしながら、角度を変えて何度も何度も口付けた。
 キスって、こんなに気持ちいいものだったっけ?今までにケンちゃんや遠山先輩としたどのキスも、比べものにならない。

「ばっ…!お前なに、して…」

 無理やり私の顔を引き剥がして、お兄ちゃんは唇を手の甲で懸命に拭う。泣きそうな顔をしたお兄ちゃんを見るなんて、何年ぶりだろう。
そして私も泣きたくなった。

「…春香、」
「お兄ちゃんが…すき」
「は、」
「ずっと、すきだったの…!」

 その瞬間、これまで堪えていたものが、ぶわっと溢れ出した。

「泣きてぇのは俺だよ、ばか…」

 涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔を、お兄ちゃんはそっと抱きしめてくれた。
 ちょっと汗くさいけど、そこも好き。

 結局その後は先生が来てしまって私達は慌てて離れたけど、私は絶対諦めない。
 お兄ちゃんが振り向いてくれるその日まで。
820名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 14:21:27 ID:tzg5OrAX
>>818-819 GJ! 何か良い雰囲気を秘めた兄妹かと
次はこの話以前の微笑ましいエピソードとか、この後の爽やかデートなどを期待してるy
821名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 15:17:28 ID:DGg58OqC
GのJです!
822お初です:2007/09/01(土) 12:59:58 ID:uo8NxmQJ
 ここを前からROMってて、文才ゼロのくせになんか書いてみたいと何度か挑戦したんですが、
うまくスレの雰囲気にあったものが書けず、結局出来たものはただの妄想垂れ流しになってしま
いました。下手な上に、かなり人を選ぶ展開になっているため、その時は速攻で右から左へとい
う事でひとつ。

 僕が、妹の玲菜を女性として意識し始めたのがいつ頃からだったのか、記憶ははっきりしない。
父が、僕が小6、玲菜が小3の時に仕事中の事故で亡くなり、母が、僕を産んだ時から休んで
いた看護師の仕事をまた始めた為、彼女が夜勤の日など、僕ら兄妹はかなりの時間を二人きりで
過ごす事になった。

 玲菜は、小さいころは本当にガリガリのゴボウみたいだったのに、最近は、細いのは細いまま
なのだが、陸上クラブを始めたせいもあってか、手や足のカーブがしなやかものに変わってきて
いた。
肩までのショートカットに包まれた小さめの顔は、クラブ練習のせいで結構日焼けしていたが、
ほんの少し目じりが上がった、いつも楽しそうにクルクル動いている目や、これもなぜかいつも
ニコニコしている薄桃色の小さな唇などを、僕は自分でも知らない間に見つめていて、ハッと
気付いて自己嫌悪、という事が特に最近多くなってきていた。 

 そんなある夜の事。玲菜は、体にピッタリとした下着っぽいタンクトップと、いつも部屋着として
はいているシンプルなショートパンツ姿で、僕からゲームのコントローラーを奪おうと奮戦していた。
 彼女は、小さいころと変わらず、全く考えなしにこうやって密着してくるのだが、やせてるくせに
妙に柔らかなその感触は、特に最近の僕には耐え難いものになってきていた。
 そんな僕の肩に、そのタンクトップの小さなふくらみがフニャッと当たった瞬間、僕は思わず
怒鳴っていた。
「ったくうっとおしいなあ!しつこいんだよ!」
 言った瞬間に後悔したが、まさしく後の祭。一度も僕に怒鳴られた事のなかった彼女は、あっと
いうまに真っ青な顔になり、やがて唇をふるわせながら部屋から飛び出していった。僕は今、自分
がなにをしてしまったのか、自分でもはっきり理解できないまま、気付いたら全身にじっとりと冷
や汗をかいていた。

 翌朝も、僕は混乱したままだった。顔を洗いに洗面台に行くとそこには玲菜がいて、彼女は一瞬
ビクッとして怯えた表情になりながらも、恐る恐る
「あ、あの、おにいちゃん…」
と話しかけてきた。
だが、僕はどんな顔をして何を言ったらいいか分からず、フイッと顔を背けて、そのままその場
を立ち去ってしまった。

 今まで並んで走っていた電車も、ポイント一つであっさり北海道と九州に別れていってしまう。
今思えば、あの日はまさにそんな感じ。
 あの日以来、玲菜は、母親には全く依然と変わらず接していたが、僕との会話は激減し、やがて
僕を完全に無視するようになっていった。当然母はおろおろしていたが、僕からは何も言うことは
できず、玲菜に理由を聞いてもただ「…別に」というだけらしく、「思春期なのかしら、そのうち
直るのかなあ」とひたすら気を揉んでいた。
823お初です:2007/09/01(土) 13:01:04 ID:uo8NxmQJ
そんな空気のまま、僕は高校に、玲菜は中学に入学した。
 彼女は陸上部に入り、遅くまで練習して更に日に焼けていったが、あいかわらず僕との会話は全
くないままだった。

 たしか、6月の半ばごろだったと思う。
 夕方、僕が2階の自分の部屋のベッドに寝転んでぼんやりしていると、階段を上がってくる2つ
の足音がした。母と玲菜かとも思ったが、母は今日は夜勤のはずであった。その次の瞬間、僕は心
臓が止まりそうなショックを受けた。彼女の部屋のドアを開ける音とともに、男の声が聞こえてきた
のだ。
「おー、ここが玲菜ちゃんの部屋?チョーかわいいじゃん!」
「もー先輩、見ないでくださいよぉ、じゃ今冷たいお茶持ってきますから」
「ほんと無理いってゴメン。急にのど渇いちゃってさあ、ほんと飲んだらソッコー帰るから」
「アハハ、別にそんなに慌てなくていいですよぉ」
と笑いながら彼女が1階に下りていく。
 僕の心臓は限界まで高鳴り、頭がパニックでグルグル回っていた。玲菜が男を部屋に入れた…
いや、部の先輩にお茶を飲ませてあげるだけだろ…でも誰もいない家に…いや僕が帰っている事
に気付いているのか…

 やがて、彼女が部屋に戻る音がした。二人は、どうも部活の顧問の話でかなり盛り上がって
いたようだったが、突然ドスンという音ともに、
「イヤッ!やめて!」
という玲菜の叫び声が聞こえた。
僕は、僕は、どうするべきなんだ?!
もみ合うような音、壁に足か手が当たったのか、ドンという音が響く。
「大丈夫だって、乱暴にしないよ、すぐ終わるからさ」と荒い息で話す男の声がした。それで
もしばらく彼女は抵抗していたようだが、そのうち彼女の部屋からは、男の荒い息と、ベッド
がギシギシいう音しか聞こえてこなくなった。

 男が「ゴメン、ほんとゴメンね。でも僕マジだからさぁ」などとほざきながら帰っていた。
5分ほどなんの物音もしなかったが、やがて彼女が部屋を出て、ゆっくり1階に下りていく
足音がした。ずっと、なにか脳がしびれっぱなしのような感覚だった僕も、誘われるかのよう
に1階におりていった。
 彼女は、洗面台の鏡の前で、乱れた制服姿のままで呆然と立っていた。
 僕は、何を言うのかも思いつかないまま、彼女に
「…玲菜…」
と声を掛けた。
彼女は雷に打たれたかのようにこちらを振り向き、サッと青ざめると
「イヤッ!」
と叫んでトイレに飛び込んでしまった。
 やがて、彼女の大きな鳴き声が聞こえてきた。僕は、一時廊下に立ちすくんだままその泣き
声を聞いていたが、やがて無力感に包まれつつ、自分の部屋に戻り、布団を頭から被って横に
なった。僕はその夜、一睡もできなかった。
824お初です:2007/09/01(土) 13:02:49 ID:uo8NxmQJ
 その部活の先輩とやらは、それから週に1、2回部屋に来るようになった。そのたび、二人
が何かを話し、笑い、ベッドをきしませる音が僕の部屋に響いた。僕は、その音を聞きながら、
自分の心のバランスが崩れはじめてきた事を自覚していた。
 男ができたというのに、彼女の表情は、なぜか段々暗いものになっていった。僕とはもうず
っと言葉を交わしていなかったが、最近は母にさえあまりきちんと返事をしないようになって
しまっていた。母は本当に悩み、彼女に色々話しかけるが一向に会話にならない。
 僕は、母の切なそうな表情を見て、ある決心をした。

 ある夜、Tシャツにショートパンツ姿の玲菜が、ソファーに寝転んでうつろな顔でテレビを
見ていた。彼女が大好きなお笑い番組なのだが、ほとんど内容は頭に入っていないようだ。
 僕はリモコンを手にしてテレビを消す。一瞬ポカンとしていた彼女だったが、ハッと気付くと
「何すんのよ!」
と激怒しながらソファーから飛び起きた。
「まあ、ちっと聞けって」
「あんたと話すことなんか何もないよ!」
あんたときたよコリャ。だがめげてる場合じゃない。
「あのなあ、何だよ最近の母さんへの態度。僕に対しては別になんだっていいんだけど、
僕らのためにがんばってる母さんにあれはないだろ」
彼女が、真っ赤な顔をして、涙を浮かべながら僕をキッとにらむ。正面から彼女の顔をこ
んなにはっきり見たのはどれくらいぶりだろうか。こんなときにアレだけど、彼女はやはり
とてつもなく可愛かった。しかし、その可憐な唇から思い切った毒舌が飛び出す。
「何よ偉そうに!妹のセックスを盗み聞きしてハアハア言ってるようなヘンタイに説教なん
かされたくないわよ!」
 僕は、心の中で何かがストンと抜け落ちてしまったような気がした。やがて、体中が怒り
でしびれるような感覚がする。いっとくが、こっちが部屋にいるのにそっちが勝手におっぱ
じめるだけだし、僕は妹のセックスの声でオナる程悪趣味じゃない。ああヘンタイですか。
上等じゃん。
825お初です:2007/09/01(土) 13:04:33 ID:uo8NxmQJ
僕は彼女に歩み寄ると、生まれて初めて彼女をひっぱたいた。
 頬を押さえ、一瞬呆然としていた彼女だったが、次の瞬間猛然と僕に飛び掛ってきた。
中1とはいえ、陸上で鍛えてる彼女はかなり手ごわい。僕は、その細い体をソファーに投
げ飛ばすかのように押さえ込むと、Tシャツを一気に捲り上げる。
 彼女はブラをしていなかった。真っ白な細い体。まだ本当にふくらみはじめの小さな胸。
僕はその体を抱きしめるようにしながら、その小さな丘の上のさらに小さな薄桃色の突起
を夢中でしゃぶりはじめた。
 彼女が
「やめて!…イヤッ!…やめてぇ!」
と悲痛な叫び声を上げ、必死で暴れるが、僕を押しとどめる何の効果もない。
 ほんとうに彼女の体はどこもかしこも温かく、柔らかく、スベスベで、いつまで撫で回
していても飽きない気がした。だが、そうもいってられない。
 僕は、片手で彼女の上半身を押さえ込みながら、もう片手で一気に彼女のショートパン
ツとショーツを引き下ろした。
彼女が「ヒッ!」と小さく息を呑む。
 正直、僕の体で彼女を押さえつけているため、彼女の下半身の様子が良く見えないのが
ヘンタイの兄としては残念だったが、今すべき事はそれではない。
 僕も、ズバッと自分の短パンを脱ぎ去ると、隙をみて、暴れる彼女の細い両足の間に、
何とか腰を割り込ませる。僕は、すでにギンギンのチンポにとりあえず唾を擦り付けると、
それを片手で握り締め、激しく暴れるターゲットを狙う。
僕の、痛いほど張り詰めたチンポの先端が、温かく柔らかな彼女の部分に押し当てられ
ると、彼女の悲鳴と抵抗が一層激しくなる。ぶっちゃけ初めての僕は正確な場所と角度が
良くわからず、彼女のその部分を僕の先端でグリグリこね回す形になり、彼女はその度
悲鳴を上げていた。
しかし、やがて先端がグッと入り込む感覚があり、「ここか!」と一気に腰を進めると、
まさにメリメリメリッという感じで、僕のチンポが彼女の胎内にめり込んでいった。
「ア…イヤァァァ!!」
と彼女が絶叫し、ビクンと体を硬直させる。ああ、その彼女の中の感触といったら!!
 柔らかさ、温かさ、なめらかさが、一体となって強い圧力で僕のチンポに襲い掛かり、
それだけで僕はイキそうになってしまう。あわててグッとこらえて深呼吸し、最初
は徐々に、やがて調子にのってズボズボ抜差しを始めた。
 
レイプしながらいうのもなんだけど、今僕の目の下で汗びっしょりで横たわっている
彼女はやはり魅力的だった。日に焼けた、整った顔立ちは、今はボーッとしたような表
情をしている。細い首から肩に続くなめらかなラインや、ぼくのグロテスクなチンポを
突き込まれるたびに小さく揺れる真っ白な胸がぼくの目を奪う。
 僕は、たまらず彼女を強く抱きしめ、より激しくチンポを出し入れする。
 彼女が
「アッ…ヤ…ふ、ふか…こわい…イヤ…こわい…」
とうなされるような声をあげる。僕に触りたくないのだろう、その手はソファーの背を
食い込むほど強く握り締めている。
もう限界だ。僕は彼女の華奢な体を更に強く抱きしめ、ひときわ深く彼女にチンポを
ねじ込むと、その温かい胎内に、多分生まれて一番大量の射精をした。
 彼女は、腰をビクリ、ビクリとさせながら、ただ
「…ア…ア…」
とうめくだけだった。

 …玲菜は、僕に背を向けるように、裸のままソファに丸まって横になっていた。僕が
いまさらどう声を掛けようか迷っていると、彼女がポツリと
「…出てって…」
とつぶやいた。
僕は、さっき自分が脱いだパンツを拾い上げ、黙ってノロノロと部屋から歩き去った。
部屋から出て行く直前、僕がチラッと振り向くと、彼女は同じ格好のままだった。その
真っ白な股間から、精液がひとすじ太腿を伝って流れ落ちるのが見えた…

…力尽きたorz…こんなに長くてエロ1回、しかもイレプ…ここの連投のルールはどうなっ
ているのか…だが待たれずとも俺はまた来る 
826名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 13:42:48 ID:xk8Cr5TO
GJ! 心理的明暗のついた作品だなぁ 伏線も気になる、続きキボンヌ
雰囲気は他の作品に影響しない程度で自由だと思うし、妹好きというイメージを壊さなければいいんじゃない
連投については誰かの感想が入るか、日にちを跨げば良いと思われ
827名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 21:45:28 ID:TuspBFjS
イイヨイイヨー続編も読みたい
828お初です2:2007/09/01(土) 22:42:36 ID:uo8NxmQJ
ああ、ちゃんと読んでくれてた人がいたなんて…
>>822-825 の続きです。もうかなりフツーです。

 彼女をレイプし、激しい後悔の念に苛まれながら次の日の朝を迎えた僕は、もう頭の中が真っ
白状態であった。もちろん、彼女に何をどうされても文句の言えない立場であった。
 だが、結論から言うと、彼女の様子は全く変わらなかった。朝も、学校へ出かける時も、帰
宅しても、そしてその夜も。
彼女は、母が出勤前に用意した食事をチンして無表情で詰め込み、さっさと風呂に入ると、
いつもはテレビをそのまま占領するのだが、今日は黙ったまま部屋に上がっていってしまった。
 
結局僕は何がしたかったんだろう。ずっと彼女のために何かしてあげたくてウジウジしてい
て、思い切って説教をしてみたはいいが、トチ狂って結局はレイプときた。ハハハ、ひどいな。
 もうなりふりかまっちゃいられない。土下座でも裸踊りでもなんでもする。僕がこの家を出
て済むならそれでもいい。とにかく、彼女がこの家でまた笑って暮らせるようになるためには、
なんだってやってやると、僕は固く決心した。

 2階にあがり、彼女の部屋のドアをノックするが、返事はない。ドアをそっと開けると、彼
女は真っ暗な部屋の中で、壁の方を向いてベッドに横たわっていた。レースのカーテンから差
し込む月の光が、彼女のつややかな髪と、夏掛けから覗く細い肩を照らしている。
 二人ともしばし無言だったが、やがて僕が意を決して口を開こうとすると、彼女が
「…なに?…またレイプ?…」
となんの抑揚もない声で言った。
僕は一瞬言葉を失い、ガクッと肩を落としながら言った。
「…ごめん…なんて今更言ってもしょうがないんだけど…でもごめん…」
「……」
「なんか僕、今もずーっと頭が変になっちゃってて…実は、はっきり自覚してはいなかったん
だけど、僕やっぱりずっと玲菜の事が好きで…」
 彼女の肩がビクッと動く。
「…でも、そんな玲菜とうまくいかなくなって、玲菜に彼氏ができて、母さんとギクシャクし
て…どうしたらいいか分かんなくなって、玲菜への気持ちで頭爆発しちゃって…あんな…」
玲菜は無言のままだ。僕は土下座して
「…とにかく、ゴメン。僕が悪かった!」
と誤ると、
「…何謝ってるの」
彼女が言う。
「え?」
「…自分の何が悪かったって言うの」
と彼女がゆっくりと体を起こしながらこっちを見た。
「え…それは…ほら…無理やり…」
「何にもわかってないじゃない!適当に謝ればいいと思って!」
「そんな事ない!僕は…」
「うるさい!」
彼女は、ベッドの上で夏掛けをグシャグシャに握り締めながら、大粒の涙を流し始めた。
「お兄ちゃんに嫌われたと思って、理由がわからなくって、そのうちあいつにあんな事されて、
でも隣の部屋にいたお兄ちゃんは助けてくれなくて、なんか全部どうでもよくなっちゃって、
でもあいつと付き合っててもゼンゼン楽しくないし、なんかそのうち生きてるのもやんなっ
てきちゃって…」
僕は、ダムが決壊したかのような彼女の言葉の奔流に巻き込まれながら、必死で色々な
事を思い出していた。確かに、あの男に初めてヤラれちゃった時だって、あれは今思い出せ
ばレイプ以外の何物でもない。
でも、あの時僕は、『そうはいっても二人は好き同士で、もしあわてて飛び込んでいって
邪魔になっちゃ悪いかなあ』と気を使って…いや、違うな。ゼンゼン違う。
僕はピエロになりたくなかった。半ば以上レイプと疑っていたはずなのに、いざ飛び込んで
「何お兄ちゃん、盗み聞き?」とあっという間に蹴りだされるような、無様な目にあいたくな
かった、ただそれだけの事だった。
 僕は、あの時の自分と、今までそれに気付かなかった自分に猛烈に腹を立てるとともに、はっ
きりと心に決めた。「それなら、今ピエロになればいい」と。それで彼女に拒絶されれば、それで
何もかも決着がつく。
829お初です2:2007/09/01(土) 22:43:20 ID:uo8NxmQJ
 僕は、相変わらずグシュグシュ泣いている彼女をいきなりぐっと抱きしめると、
「玲菜、好きだ!」
と叫び、彼女にブチュッと唇を重ねた。
 はじめ面食らっていた彼女だったが、やがて真っ赤になり、唇を振りほどいて怒り出す。
「な、なにいってんのよ今更!わたしもう先輩といっぱいHして、もう、そんな…」
とわめきながら暴れる彼女を更にギュッと抱きしめ、とにかくブチュブチュキスをする。
 最初は僕の腕の中でやたら暴れていた彼女だったがそのうちグッタリし、やがて軽く息を
弾ませながら、僕のTシャツの胸元をギュッと握りしめ、
「…ン…チュ…ムグ…ンッ…」
と、僕のキスに積極的に答えてくるようになった。
「…いいの?」
と彼女が上目がちに聞く。そのきれいな目には、見ているほうが切なくなるほど切実な光があった。
「うーん、こっちのセリフだねそりゃ」
と僕は答え、僕の気持ちも彼女に伝わればと願いながら彼女をみつめる。やがて、どちらからと
もなく唇を重ねあい、互いの舌を求め合った。
いや、僕は正直ベロチューをなめていた。AVなんかでみると、「うーん、ちょっとキモいな」
とさえ思っていたのに、いざ自分でしてみると、その、舌がヌメりながら擦れあう感覚に僕は腰
までしびれてしまい、チンポがトランクスの中でたちまちギンギンになってしまう。玲菜もなんと
なく切なげに腰をモゾモゾさせ始めていた。
 僕の抜け目ない手は彼女のTシャツの裾からすでに侵入済みで、彼女の、まだまだ発展途上
ながら形のいいバストをひたすらやさしく揉んでいた。小さな乳首が、僕の手の平の下でたち
まち固くなるのがわかり、彼女は、「…ア…ハァ…」と湿ったようなため息を、耐え切れないか
のように漏らす。
 僕はもうたまらなくなり、「キャッ」と小さく叫ぶ彼女をたちまち全裸にし、自分もたちま
ちすっぽんぽんになる。
 彼女は、覆いかぶさるような格好の僕の股間を見て小さく息を呑み、「あ…大きい…」とつぶ
やいた。そりゃ中坊と比べりゃあねえ。もちろん悪い気はしないが、しかし、彼女の頭の中には、
今その比較対象の映像が再生されている訳で、それはかなり面白くない。
 
早く一つになりたいのは山々だったが、僕はとにかく昨日堪能できなかった彼女の体を良く
見てみたかった。
「もう、ヘンタイ!恥ずかしいからイヤ!」
と抵抗する彼女の足元に座り込み、立てたまま閉じた彼女の両膝にそっと両手を置いて、じっ
と待つ。やがて、僕の不退転のエロ心に根負けした彼女は、
「…イジワル…バカ…」
と顔を真っ赤にしながら、固く閉じていた立て膝を少しずつ緩める。
 部屋は暗く、月明かりの中、部屋のもの全ては色を失いモノトーンと化していた。
 だが、玲菜の引き締まった下腹部や、まだほとんど毛がはえていない滑らかな丘。そして、
その下の、薄ピンクの2枚の扉がピタリと閉じて並んでいる様は、鮮明に僕の脳裏に焼きつ
いた。
 僕はやや震える指で、その柔らかな桃色の扉をそっと左右に開く。かすかにニチャッと音
がして、彼女が「アッ」と小さく声を上げる、僕はその中を覗き込み、なぜ彼女がそんなに
恥ずかしがっていたのかを知った。
もちろん、見られる事自体も恥ずかしかったのだろうが、今僕の指で押し広げられている
扉も、その中でかすかにヒクリ、ヒクリと息づくピンク色の中身も、全てがすでに彼女自身の
出した粘液でかなりネチョネチョになってしまっていたのだ。なるほど、これは恥ずかしい。
 僕はもう彼女が愛しくてたまらなくなり、いきなりそのピンク色の肉のなかに深々と舌を
差込むと、その露をジュルッとすくい上げた。彼女は「ア…ヒッ!」と激しくのけぞり、腰
をブルブルッと震わせた。
それからしばらくの間、僕の舌と口が、そのピンク色の部分をくまなく蹂躙した。
 特に、合わせ目の上部からほんのちょっと頭が覗いている小さな桃色の突起は、
「…おにいちゃん…そこほんと感じすぎるから…強くしちゃイヤだよ…絶対ダメだからね」
と彼女から言われて、
「もー、お笑い好きはこれだからなあ、いわゆるフリだろ。わかってるって」
と、舌でほじくり出し、そのまま歯で軽く噛んでしごきあげると、
「ア…バカッ…カハッ…ヒギィッ…」と引き締まった小さなお尻をグンと突き上げ、桃色の
合わせ目からコポリ、コポリと濃い体液を流しだす。
はしたなくも大きくそのしなやかな足を広げきっているため、愛らしい後ろの窄まりが
ヒクッ、ヒクッとうごめいてるとこまで丸見えでいとかわゆし。
830お初です2:2007/09/01(土) 22:45:15 ID:uo8NxmQJ
 さて、もう十分だろう。僕は彼女の上に乗る。ボウッとしていた彼女が気付き、日に焼け
た細い腕をごく自然に僕の首に回す。僕は、今まで散々もてあそばれ、ほぐれきった彼女の
合わせ目に、パンパンに張り詰めた先端をグッと差し入れた。だが、それを更に中に送り込も
うとすると、待ちきれなかった彼女が、自分でグイッと腰を突き上げてきたのと拍子が合っ
てしまい、僕のチンポは、強く締め付ける彼女の中の圧力にもめげず、そのほとんどが一気
に彼女にねじ込まれ、いきなり彼女の奥の奥にゴリッと激しく突き当たってしまう。彼女は
激しくのけぞり、「ガ…ハッ」と喘ぎとも悲鳴ともつかない声を上げると、お尻をブルブルッ
と震わせ、グッタリしてしまった。どうも一発で撃墜されてしまったらしい。
 あとはもうテクニックもへったくれもない。僕は、ひたすら彼女の敏感な粘膜をまんべん
なくカチカチのチンポで擦り上げ、彼女は何度も何度もイキ続けた。
二人のつなぎ目からは、僕のチンポが出入りするたびに、ジュボッジュボッというはした
ない音がして、そこからあふれ出た彼女の体液がシーツをビシャビシャにしていた。
 やがて、彼女の内部のクッ、クッという締め付けのペースがだんだん早まってくる。僕は
クライマックスの予感に、彼女の細い腰を抱え込むと、まるで彼女を突き殺さんばかりに激
しく腰を打ち付けてる。やがて彼女は長い悲鳴のような声をあげながら、
「おにいちゃん!つかまえて、玲菜の事つかまえてて!」
と死に物狂いで僕にしがみついてきた。
程なく僕は、本当にちぎりとられるかと思うほど激しく収縮し続ける彼女の内部に、昨日と
勝るとも劣らない、大量の精液を叩きつけたのだった。彼女はその噴出に合わせるかのように
ビクン、ビクンと腰を痙攣させていたが、やがて完全に意識が飛んでしまったようだった。
 僕はしばらく射精の余韻を楽しんだ後、まだある程度固いままのチンポを、ごくゆっくりと
抜差しした。その刺激に「ンッ…ア…」と彼女が身悶えしながら意識を取り戻す。そして、そ
んなにまで激しくイッてしまった自分に気付いて真っ赤になり、
「バカ!ヘンタイ!」
と僕にハードビンタをかました。僕のせいかよー、あ、まあそうか。エッヘン、というほど
偉いわけではない。

 玲菜は、僕の胸にもたれながら、まだ半分固いままの僕のチンポをその細い手で軽く握り
締め、もてあそぶかのようにゆるやかに動かしていた。そして、ニヤニヤ思い出し笑いをしな
がら、うっとりした表情でつぶやいた。
「そっかー、これがセックスなのかぁー」
僕がジト目になる。
「なんだよぉ、とっくに先輩さんとバッチリしてたじゃんかよ」
「へっへーん、まあそうですけどねえ」
と無意味にお姉さんぶった彼女は、すぐまたエロ記憶の世界に意識が飛んでしまい、
「でもねえ、セックスってほんとはこんな感じだったんだあ…やだもー何かエロ過ぎキャー!」
と叫びながら、なんかハイテンションで僕のチンポをガシガシこすり始めた。
「ちょちょちょやめなさいよもう」
といいつつも、またもやムクムク起き上がってきた愚息。その様子を、美しいつぶらな目でジーッ
と観察していた玲菜は、
「あのさあ、ヘンタイお兄ちゃんとしては、どうせ次あたりはあたしのココで…」
とその小さな桜色の唇を指で押さえ、
「…したいなあなんて思ってるんでしょ? まあ、私としても、どうしてもっていうんなら1回
くらいはしょうがないかなあ、なんて…」
僕はまたジト目になってしまう。
「ったく先輩さんに変な事ばっか教わっちゃって、うちのエロ娘はもー」
と言うと、彼女はあわてて首をふる。なんでも、彼は何度か強引にそれをさせたがったらしいのだが、
彼女はそれは断固拒んだらしい。
「だって、なんかキモいじゃん。でも、まあ、これなら、お兄ちゃんがぜひっていうなら…」
と何かモジモジと回りくどい事を言ってる様子が可笑しくなり、
「チッ、しょうがねえなあ、オラオラ顔出せよオラオラ」
と彼女の頭をそっと引き寄せ、まだ二人の体液に汚れたままのチンポを、彼女の暖かく柔らかな
唇に、遠慮なく深々とねじ込んだ。
 彼女はたちまち目を潤ませ、
「…ン…ムグ…ん、もうこのヘンタイ…ングッ…」
といいながら、そのなめらかな喉の奥まで、愛しげに僕のチンポを飲み込んだ。
831お初です2:2007/09/01(土) 22:47:12 ID:uo8NxmQJ
 結局その後、彼女の口に1発と、中に更にもう1発出してようやく落ちついた僕たちは、ベッドの
中で抱き合いながら、お互いのこの1年間の事を、先を争うかのように話した。いくら話しても話が尽
きる事はなかった。
 そして、これからの事も話した。
 まず第一に、二人の事は、特に、母には死んでも知られてはならないという事。文字通り死んでもだ。
 例えば将来、母が亡くなって二人で墓参りをしたとする。花を手向け、二人そろって墓前に手を合わせ
る、その心の中でさえ嘘をつき続けるのだ。
 第二に、やはり心配なのは妊娠の事だが…
「え、生理まだなの?!」
「うん、まあそろそろかも知れないけど、まだうちのクラスにも何人かいるよ」
 はあ、そうですか。大人びて見えるからとっくかと思っていた。
「どーせヤリ放題だラッキーとか思ったんでしょう、このエロアニキめ」
とからかう彼女をグッと抱き寄せると、その耳元で囁く。
「ああもちろん、これなら何十発も何百発もいつでも玲菜にぶち込めるからね。朝も昼も夜も、いつ
だって玲菜のアソコが僕の精液でタプンタプンの状態にしてあげるよ」
 玲菜の目がたちまちトロンとして、切なげに僕にしがみつく。フッフッフ、小娘が、僕をからかう
など十年早いわと言いつつも、結局僕も自分で言ったセリフに自分で盛り上がってしまい、僕たちは
そのまま4発目に突入してしまった。

 僕たちが、未来永劫このままでいられるとは、さしもの僕も信じてはいない。でもまあ、
そんなこと言ったら、地球だってあと50億年ぽっちで太陽に飲み込まれちゃうんだし。
 それなら、こんなに可愛らしい生き物が、汗まみれでなって僕の名前を呼びながらしがみ
ついてくる今この瞬間があれば、ひとまずはそれで満足すべきじゃない?

 長々と拙文におつきあいいただき、ありがとうございました。
832名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 12:57:22 ID:zBQ5iyz/
GJ! 玲菜カワイイよぉ〜 なのでこの後の兄妹での、街角デートで萌える話なんてのは、ど
833名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 17:09:36 ID:ttrRhKIJ
表現がいい感じw
834名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 21:18:33 ID:LasX0XUh
GJです。
これが初作品ってまじっすか?このスレで初、じゃなくて?
これで数こなして書き慣れたら…

最後の「僕たちが未来永劫〜」のとこ、良いなぁ。 「50億年ぽっち」とかさ。
なんか主人公の「俺幸せだぜー」感があふれてる感じw

続編/新作を待ってます。
835名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 21:30:10 ID:6X6RfMl/
GJ! 萌える続編キボンヌ

さて、今このスレは490KBなので、次スレ建ててくる
SS投稿などは Part4まで待ってくだされ
836名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 22:12:03 ID:6X6RfMl/
建ちました。 以降SSは、新スレにお願いしますね
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1188824773/
837名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 21:08:58 ID:QmKuf6wp
>>1
838名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 17:25:35 ID:1KSeKeRp
           ,,-"          __,,,,----,,,,,,    ヽ、
          /"       ._,,-‐'""      ""'''‐-、 ヽ、
         /"        /   _,,,,,,,,----,,,,,,,    "‐-、ヽ
        /"../       /,,-‐'''"       "'''''‐-,,   ヽヽ
       ./ ./       |:::::             | "'‐、 "ヽ
      / ./        |  _,-    _,,    / / |   `ヽ、ヽ
      / /       /-‐"  _,,-‐'". ,/ /  / . | | |  .| ヽ
     ./ /       ,.'__乂_,,-‐'"  _/  // /  || | |  .| ヽ
    /       .|  /-=-;;;_,,二;;;、,,,,'"_,,-‐" //  .| | | ||  | .ヽ
    /      |    ."、  ,, ,,"'''‐、‐、  //   | .| | | |  |   .|
   /      .|     |.ヽ "'"丿 ヽ."/'"      |__|_|_||  .|ii  |
   /       .|     |  ~"'''''"        ,,..ニ二,,  /;|  || |  .|
  /       ||     |  〃         / / ""/;;|  .|| |.| /
  /         |;|     |            .!;;;'"_/  ./;;; | / /ν
 /         .|;;;|       |             ""  ./ .   |'"
../         |;;;;|      |          (::  〃./ : :: .|
/         .|;;;;;|     |       ,__  "   /: : : :: : :|
         .|;;;;;;|     |_         _,,,-‐'": : : : :: : ::|
        /---|     |.~‐、    _,,-‐''";;;:;:;:;;;; : : :   : : |
        |   .|     | ::::"''‐l'";;;;;;;:;:;:;;;;;;;;;:;;;      : : |
         |   |     | ' '  .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;;;;.  ::  ::::::|
       丿   |     |ヽ、  |:::::::;;;;;;;;;:;:;:;;;;;;;  :: : :::::::|
     i‐‐'"~.    .|     |  "‐┴‐-、;;;,,::::::;;;;;;;  : :: : .::::::i:|
    .丿    ‐‐--|     |_       "|:::;;;;;; : :.:.:.: :::::::i.|
    丿       .|     | "''‐、,     |ヾ,;;;;; : : :..:.:.:.::::::i..|
. _,-‐'"         |     |‐-、,,,~"'‐-、,,,|_ .|;;;;;: : :.:.:.:.:.::::::::|
"            |     |   ~     ノ;;;;;; : :::.:.: ::..:::::|
             |     |.       ´.`、;;;;; : :::::::::.:.:.::::::|
                                     1乙です
839名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 17:28:32 ID:1KSeKeRp

                                          ,. - ― - 、
                                        ,∠二二_`ー、  \
                                       / ./ i | `ヽ`i | \
                                       / ./ /l. ト、|   `| |   `、
                       ___            f! 〃ム. i l \辷_ ノ .!     ヽ
                      __`二ニ三``丶、_       Vゝh、. ゞ' '´bしiヽ  |    丶
                   r'二´__          ` ー- 、__,ノ| トj 、、、、亠-イ  |⌒i   丶
                        ̄¨ ー- 、 _.. - '' " ̄   ヽ` _,,/   ノ_ノ    丶
                       __.. - '' イ ̄/    __.. - '' " ̄      /.|       丶
               _r┬nr'´  ̄    / _∠.-一''''¨ // , -―- 、__,/ |        丶
              くヽ. ! l. L___/./      //./       ヽ、_  l          \
               /   _⊥    // ̄¨ ー- 、_//.__/        //   `、          \
               y'´ ̄ ⊥、   '´      ___.. −/         //.    `、        |!、 .`、
               V/   亠-、_____  r'二._  /     ,rー'   //     ∧       亅i   !
               ノ  r─ - -   ム/./-、r二_ブ゙     /      // ,  ,'  // .',       ,' .!  }
               \/        レ'/こ). /     / ̄`丶、  //ノ / .//  .i      /  |  .i
               /         `ー'´(/     /⌒ー- 、 `'v'〈'´ / //.  ノ    _,ノ゙    l ,'
              {  /      /⌒'´     /!      `丶、 \_,ィ/  /` ー ´     / /
                 レ'        く        /``'        ./ヽ/  ./        _//
              h       / 丶_   ,.へ、 .i        , ゙ .,/ _, -'´          _,,ノ゙_/
             /       /  / ` ー ´   `ーl        U ├' ´            ̄
           /        /   /        l            i
          h__/     /   ./           .l´ ̄`¨` ー- 、 _   t
        / ̄        /   /           ,ノ' ⌒ヽ.  \   `丶丶
       /          /     /        /     \.  \   , '.i
      /            /     ./       /        ヽ  `,/  .l
       i           /    /      /          丶  ,'    イ
     l         /    /     /               } ノ  _/j
     /         /    /    /               , - ´¨ ̄  .,'
    ノ          /    /   /             /       /
   h           /    /  /                /        /
   ゞ        /    / ./               /          ,. ´
  ./       /    ,.'/              /        /
  /       /     /            /           /
840名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 17:32:16 ID:1KSeKeRp
                     /: : ::/,..r-..': : : : : : : :‐-..._\:: : : : : ヽ
                    /: : : //: : : : : :/: : : : : : : : : : ヽ.\: : : ; i
                   / : : /: : /:/: : :// : /: : : : :ヽ: : : : :\l : : : l
                   / : : /: : //: : / / :/l:/|:: : :|i: :l: : : : : : :\: : :|
                  l : : ! : ://l :/  |: / |:| l:: : ::ハ:::l : : : |:: : : : : : |
                  |_,. っ : ||! |/―‐ |/-l:| l:::: :| l::ハ : ::l: : : : |: : |
                ノ`'"ーミヽ:|<:´フ.`ヽ、 `l  ヽ:::|‐レ- l:: /::V :ノ:: |
                l | `l┐ヽ ):| ヽ!:::ノ        7)..ヽ レ |::::::::::: : |
               //   \`::::|丶            ┘:::ノ/|::::::::::::::::|
               /     ヽ- 、       l.       ノl::::::::::::::::|
               l         \       |::      /ノ|:::::::::::::|
               >..、        ヽ   ` '      /::::::|::::::::::::::|
            __ノ_:::::lヽ 、       |  ` ..−      /::::::::l::::::::::::::::|
       _....r ´    \|::::::::::/     / 、      . イ:::::::::::::/:::::::::::::::::l
       |フヽ、         |: : ::/    /:::::::ヽ _ .‐::´/: : :ヽ::::::::l::::::::::::::::::::::l
       /   \   ...::  ,l -/\__/ : : ::::::::::: : /: :    \l :::::::::::::::::::::l
       |    ゝ..:::: /´   \__` >     /     /|: :: ::::::::::|::::::l
       |    ヽ:::::  /      ::|   ヽ-、   __ / ヽ| : :::::::|ヽ::::::l
       l     \/      i::::    :::::)__..-ー ´ハ ..::| : : : ::::::l   >::l
       l      l       l     ::::/ : :/l: : : / :ハ:ノl| : : : : ::::|_ノ::|::::::l
        l      l       |    ..::::|/::/   /  /::l:::|::::| : : : : : :l   :l::::::::|
841名無しさん@ピンキー
Part3はあと1KBで落ちます
Part4建ちました、新スレへどうぞ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1188824773/