嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ 15年目の浮気
16小節の般若心境
嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ 十六年の片思い
嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ 16箇所の刺し傷
血祭りにあげた泥棒猫16人目
嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ TEST
十六夜血華ってなに?どういう意味?
ヒント:十六夜れんか
ググれ。
漏れも
>>581に一票。
471KBか・・微妙だな
そろそろ、次スレ? 480KBまで待つ?
何となく、落ち着かない。
花梨から相談を受けて、三日たった。
そろそろ、度胸を決めて告白する頃だろうか。
…帰り際の、花梨の無理したような、どこか陰のある笑顔を思い出す。
あの日、俺は結局「応援する」「自信を持て」としか言うことができなかった。
もっと何か言ってやることができれば…
いや、今さら考えてもしょうがない。今は待つだけだ。
何か動きがあれば、すぐに伝わってくる。何せここは情報の集積地にして発信地、新聞部だ。
まあ俺は単に文を書きたくて入部したのだが…うちに文芸部が無かったことに感謝しないとな。
と、扉が勢いよく開き、間髪いれずにいつもの声が聞こえた。
「ねえねえ聞いた!?ついにあの吉備光が告白されたらしいわよしかも二人に!……ってあれ名波だけ?」
来た! 学校一の情報通、四ツ川麻だ。はやる気持ちを抑えて口を開く。
「まあ、会議には時間が早いからな。…で、吉備光が告白されたって?しかも…」
ん?
今、四ツ川はなんていった?
…「しかも二人に」?
二人?
二人!?
「二人だと!?どういうことだ!!!」
「えっ?ちょ待ってよ名波どうしたのよ!?」
俺は思わず四ツ川に詰め寄ってしまった。
落ち着け、落ち着け。四ツ川を問い詰めてどうする。
額に手を当て、目を閉じ呼吸を落ち着かせる。
四ツ川は機関銃のように喋るやつだが、決して口が軽いわけではない。
味方につけろ。こういう時にこいつ程役に立つやつはいない。
…よし、落ち着いた。四ツ川の目を正面から見つめる。
「すまん、悪かった。続きを聞かせてくれないか?」
「え〜どーしよっかな〜。なんか急に惜しくなちゃったな〜久々の特ダネだしな〜」
どうしよっかな〜と言いながら、四ツ川は思わせぶりなポーズをとった。
流石だな。俺から何か引き出せると踏んだか。
…ってあれじゃ分かるよな、普通。
「告白したうちの一人は佐藤花梨、だろ?」
「あら副編にしては耳が早いわね珍しい」
「…俺の幼馴染だからな。」
「えっうそマジ!あの佐藤花梨と全然気付かなかったっていうかホント!」
「なぁ〜〜るほど!長年の思いを秘めた幼馴染としては恋敵の吉備光が気になるわけね?」
「まて、俺は花梨を応援してやりたいんだと確かに言ったはずだが。」
「まっかせなさい!この私が我が校彼氏にしたいランキングダントツ一位吉備光の泣き所を必ずゲットして見せるわ!」
「いや、俺が知りたいのはどちらかと言えば花梨のライバルについての情報なんだが。」
「いや〜女っ気ゼロで評判の名波和三副編集長がこんなに嫉妬心に燃えるなんてあ〜もぅ今から楽しみ!」
「…わざとだろお前。」
四ツ川は眼鏡をクイクイさせて上機嫌のようだ。よし、これらなら情報を引き出せるだろう。
…四ツ川によれば、昨日の放課後、花梨が吉備光を学校の屋上に呼び出したらしい。
だが、そこにもう一人…氷室蔓が現れて、花梨より先に告白してしまったという。
続いて花梨も告白したが、二人の告白を受けた吉備光は、なんと返事を保留にしたらしい。
なんとも判断に困る話だ。
氷室蔓は美術部のマドンナとして有名な女の子で、彼女目当ての男子のおかげで美術部は廃部を免れたという話だ。
おまけに四ツ川によれば、入学当初から吉備光とは登下校と昼食を共にする、親密な仲だったという。
つまり、強敵だ。
そんな相手に告白の返事を保留させたのだから、花梨にもチャンスはあると考えたいのだが…
「全く吉備光ってヘタレてるわよね〜男ならビシッとその場で答えを出せばいいのにそう思わない?」
そう、それだ。吉備光がヘタレだった場合が問題だ。
その場合、おそらくズルズルと三角関係を続けた後、吉備光は最終的に氷室蔓に転ぶことになるだろう。
一年間も一緒に居たという関係は、相当強いもののはずだからだ。
…そう、異性を意識しない、幼馴染との関係とは違って。
とにかく、吉備光が花梨の事をどう思っているかが問題だ。
花梨の方も、吉備光と同じバドミントン部で"妖精"として有名な女の子だ。ファンも多いと聞いている。
気になるのは、花梨の告白はバドミントン部の誰にとっても意外なことであった、という点だ。
つまり花梨と吉備光には、少なくとも目に見えるような接点が無かったことになる。
…まずい。花梨は圧倒的に分が悪い。よほど積極的にアピールしない限りは無理だろう。
何で俺はあの時もっと花梨から詳しく聞いておかなかったんだ。聞いておけば…
いや、これは花梨の選んだことだ。俺が口を出すことじゃない。
だが、黙って見ているわけにもいかない。花梨に何かしてやりたい。
…そうだ、まだ聞いてないことがある。
「今日は何か動きがあったのか?」
すると、四ツ川は待ってましたと言わんばかりにピクピクと鼻をうごめかせた。
「聞きたい?聞きたい?それはね」
と、ガチャリと音がして扉が開き、部員の一人が入ってきた。
「あもうこんな時間あのさ〜私と名波はちょっと取材に行ってくるから編集長に言っといて」
四ツ川は俺を手招きして外へスタスタ歩いていった。俺もあわてて後を追う。
「会議やってたらあの三人の下校に間に合わなくなっちゃうかもしれないからね〜」
四ツ川は早足で歩きながら、嬉しそうに三人の今日の動きについて口を開いた。
今度の主人公は修羅場を傍観する側の立場なのか・・
新鮮だね
いやわからん
吉備光はアッーで主人公の事が…みたいなうわなにすんだやめあqwせdrftgyふじこ
ともかくGJ!!
投下しますよ
時計を見ながら、少し足の動きを加速させた。体の上下に合わせて僅かに荒くなる呼吸
を整えながら時計を見ると、表示されている時間は約束の時間の約15分前を示している。
駅まではあと数分なので余程のことが無い限りは遅れることはないけれども、それでも僕
としては早めに着いておきたかった。本当はもう少し早く家を出る予定だったのだけれど
も昨日の夜は姉さんがいつもより激しく、沢山求めてきたせいなのかうっかり寝坊をして
しまい、更に起きた後姉さんやサクラの相手をしている内にこんな時間になってしまった。
我ながら情けないと思うけれども、必死に引き留めようとするあの二人に対抗が可能な人
間はそうは居ないと思う。それだけ二人は頑張っていた。もし母さんが助けに来てくれな
かったら僕は今でも家の中に、いやそれどころか自分の部屋からも出られなかったに違い
ない。結局、母さんに追い出されたサクラは僕のデートを邪魔しないように友達と遊びに
いくという念書の元に出かけて、姉さんといえば母さんに引き擦られながら進路の相談を
しに学校へと向かっていった。去り際に僕に向けられた姉さんとサクラの悲しそうな目は
僕の足を緩めるのに充分な効果を持っていて、それも家を出るのが遅れた原因の一つでも
ある。それでも青海と会うのが楽しみだったし、母さんの努力を無駄にするつもりも当然
無かったので、今現在、僕はこうしてここに居る。
青海はもう来ているのだろうか。
私服の青海を見るのは、今日で二度目になる。前回は青海が家に遊びに来たときは普通
の服装だったので、青海曰く、気合いを入れまくったという本格的なデート服を見るのが
とても楽しみだ。
一瞬。
考え事をしていた上に、更に加速をしようとしていたせいだろうか。思わず道端の石に
つまずき転びそうになるのを何とかバランスを取って持ち堪え、のけぞるように姿勢を正
した。やや不自然な直立のまま、軽く上方に向けた視界に入ってくるのは見慣れた電車。
この時間帯はダイヤが殆んど狂わないので、車体を見ているだけで大体の時間が分かる。
あれが通るのは9時45分、結構な距離を移動したと思っていたけれど先程時間を確認して
からそれほど時間は経っていなかったらしい。それに安心をして大きく息を吸い、改めて
駆け出すべく姿勢を整える。
不意に、高音。
驚き、姿勢を崩した。何事かと思って視線を音が響いてきた方向へと向ければ、急停車
したのか駅からはみ出した電車が見えた。先程の大きな音はこのときに出たものらしい。
あれはこの駅で停車しない筈なのだが、何かあったのだろうか。
悪い野次馬根性と言えばそれまでだが、好奇心も手伝い駅に向かって走り出す。
『初めて電車の事故ってのを見たが、嫌なものだな』
『本当にねぇ』
青海の待っている四番ホームに向かい階段を上っていると、現場を見たらしい人と擦れ
違った。下世話と思いながらもつい聞耳を立てていると、単語が幾つか聞こえてきた。端
を拾いながらなので詳しくは分からないが、やはり事故があったらしい。
『それにしても酷かったわね』
『突き落とされたのかしら』
人身事故?
不穏な言葉が脳裏に浮かんで、心臓が一瞬高く跳ねた。
『まだ若かったのに』
若い、人?
『デートだったのかな? あの娘、あんなお洒落してたのに』
『だとしたらかわいそうな話だな、本当に』
デート前?
聞こえてきた単語を並べて想像し、一つの不安な答えが思い浮かんできた。そんな筈は
無いと思っていても、心臓は酷く乱暴に脈打ち、喉が干からびてくる。足が震え、吐気や
頭痛、目眛が襲い掛ってくる。その場に立っていられずに、思わず膝をついた。
大丈夫、青海は無事だ。
「……あの、大丈夫ですか?」
不意に、肩を叩かれた。振り返って見てみれば、中年の男性が心配そうな表情をして僕
の顔を覗き込んでいる。その人だけではない、軽く周りを見てみれば他の何人かも男性と
同じような表情をして僕を見ていた。それほど酷い様子だったのだろうかと思ったけれど、
すぐにそれだけではないことに気が付いた。
怖がっている。
突然現れた非日常に、すっかり怯えてしまっているのだろう。見覚えがあるから分かる。
多少の色は違っているものの、僕が初めて姉さんを抱いた夜、その次の日に鏡で見た僕の
目とそっくりだ。普通とは言えないことを体験して、必死にそれを否定しようとしている。
「大丈夫ですか?」
もう一度、肩を叩かれた。
「あ、はい。大丈夫です」
手摺に捕まって立ち上がった。まだ体は少しおかしいものの、今ではもう気にする程の
ものではない。
「それより」
男性には悪いと思ったがどうしても訊きたかった。もしかしたらあの電車はいつもとは
違い反対側のホームを通過する予定だったのではないか、四番ホームには何も来なかった
のではないか、という希望を添えて。
「ホームで、何かあったんですか?」
「事故ですよ、四番線」
男性は苦々しい表情で呟いた。
「あまり大きな声では言えませんがね、女の子が電車に挽かれたんです。悪いことは言い
ません、電車に乗りたいのなら今は止めておいた方が良いですよ」
四番?
女の子?
「本当に大丈夫ですか?」
「大丈夫です、連れが待っていますので。これで」
男性にお辞儀をして、再び階段を登り始めた。いつもはそれほど長いとは思わない階段
が、何故かとても長く感じる。それでも足の動きは止まらない、ひたすらにホームへ歩め
と思考が命令をしてくる。止まりたくないのは結果を知りたいからなのか、それとも知り
たくないからなのか。
階段を抜けると、異様な光景が視界に飛び込んできた。続いてやってくるのは、生臭い
独特の臭い。悲惨さに目を反らしても、鼻孔から侵入してくるそれだけで充分に人の死を
想像させる。
逃げ出したくなったが、それでも前に進んだ。
周囲を見回してみるが、青海の姿はない。まだ来ていないのか、それとも、
「いかんいかん」
不吉な考えを振り払い、前を見る。
後悔した。
粉々、という表現がふさわしい、挽き肉になった人間がそこに居た。
いや、元人間が、そこに、あった。
「あ、おみ?」
違う。
口から漏れてきた言葉を、否定する。偶然似ている人だったから、そんな下らない想像
をしてしまっただけだ。死んだと決まった訳では、それこそもう駅に来ていると決まった
訳ではない。もしかしたらまだ着いていないのかもしれない、青海は車も使いたくないと
言っていたから遅くなっているのかもしれないからだ。
不意に、向こう側への扉が開いた。あちら側の僕が、叫んでいる。
『現実を見ろ』
問題ない、僕は現実をしっかりと見ている。あの長くて綺麗な黒髪だって、絶対に青海
のものだとは限らない。顔は潰れているから、頭部だって粉々になっているから青海だと
判別できない。それに服装だってそうだ、気合いを入れると言っていたから露出がもう少
し多いものを着てきているだろう。いつも直球な青海のことだから、派手ではなくても肌
をそれなりに出したような格好で来る筈だ。今までの暴走から考えると、きっとそうだ。
そうに決まっている。
「あ、携帯」
確認するために携帯を取り出した。青海の番号はあいうえお順で一番最初に来るので、
簡単にかけることが出来る。素早く番号を呼び出して、発信ボタンを押した。
電子音。
僕用に設定しているというシンフォニックパワーメタルが響いた。この選曲なら被る人
も居ないだろう、という考えは、見事に成功した。彼女の好みだという激しく力強い音が、
場違いな雰囲気でホームに広がっていく。
音の元に視線を向けると、白魚のような指に捕まれた、小綺麗なバッグが目に入った。
滑らかな手の甲も、華奢な腕も見える。
しかし、肘から上が、無い。
歩み寄ると、濡れた赤の他に鈍く光る色が見えた。銀色の光沢を持つそれは、僕が先日
青海にプレゼントしたもの。常に肌身離さずに持っていると言っていたものだ。
しゃがみ込んで触ってみると、まだ僅かに温かい。体温のある人間が、ついさっきまで
生きていた青海がそうしていてくれたという証がここにある。
「本当だったんだな、ありがとう」
目元が熱くなり、頬を水滴が伝う感触がある。
「ありがとう、ごめんな」
それは連続でやってきた。
更には、湿った声も聞こえてくる。
僕は、久し振りに、二年振りに、泣いた。
今回はこれで終わりです
携帯で投下して良いか、という方がおりましたが
俺は良いと思います
と言うか俺は携帯で投下してたりします
誰も立てないなら立ててみます。
スレ立て宣言一人目言葉様いってきまーす
・゚・・゚・(ノД`)・゚・。・゚・。ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーン!!!!!!
カワイソスギルヨ!!!!
埋めに投下します
2話 間奏
あぁ、もう!なんなのよ!婚約者!?
涼さんにそんな人がいたなんて思いもしなかった
夏姉ちゃん・・・・そんな風に呼ぶってことは、幼馴染とかなんかなのかな?
胸が大きくて清楚で綺麗な女の人だった
けど、その清楚な雰囲気と同じ綺麗な声で私に残酷な言葉を吐いた
『涼ちゃんの婚約者の夏美です』
初めて人を殺してやりたいと思った
あ、でもでも!その後はハッピーなことばかりだった
なんと、なんと!涼さんからデートのお誘いが!
うぅ・・・・お誘いを受けたのは良いけど、やっぱり自分に自信が持てなかった
ごめんね、涼さん・・・・涼さんを騙すようなことして・・・・
本当にごめんなさい・・・・涼さん
3話 間奏
春乃の話によるとデートはうまくいったらしい
けれども私と春乃が入れ替わっていたことを涼さんの妹さんにバレてしまった
そして、二度と涼さんに近づくなと言われた
正直な話、私はそんな脅しに屈するような半端な気持ちで恋などしていない
あの夏美って人にも・・・・冬香って人にも
絶対!ぜ〜ったい!涼さんは渡さないんだから!!!
4話 間奏
今日、とうとう・・・・涼さんにあのことがバレてしまった
どうしよう、嫌われてしまった・・・・
涼さんは誠実な人だ、だから嘘が大嫌いだと知っていたのに
私は涼さんを騙してしまった・・・・
嫌われても当然だよね、失われた信用を取り戻すのは簡単なことではないことは充分にわかっている
けれども!私は身も心も涼さんに捧げた(つもり)
なのです!絶対に諦めたりしません!
もっと、もっと!女を磨いて涼さんが振り向くほど良い女になる!
それで失われた信頼もゆっくりとけど必ず取り戻してみせます!!
5話 間奏
深夜、突然鳴ったケータイを取り私は送られてきた写メールを見て深く絶望した
それは・・・・あの冬香という子と涼さんが口付けているモノ・・・・だった
そして、鮮明に蘇える夏美って人との涼さんのキスシーン
送信者は非通知で解らなかった、けれども・・・・
メールの最後に文面があった
『お兄ちゃんは、わ・た・し・の・も・の』
本人が送って来たんだ、許せない!
私が涼さんを好きなのを知っていて!よくもよくも!!!
その翌日、私は涼さんの友人に頼み込んで涼さんの電話番号とメールアドレスを聞き出した
早速メールを送ったけど、返事は無い・・・・
今日は土曜日、こんな気持ちであと2日も耐えるなんてこと、私には出来なかった
膳は急げ、私は涼さんの家まで向かった
もちろん、住所も涼さんの友人に聞いていたので難なく涼さんの家までたどり着けた
待つこと一時間、ようやく涼さんが顔を出してくれた
思わず笑む私に涼さんは急いでカーテンを閉めてシャットアウトしてしまった
数分後、私は悪魔の喘ぎを聞いた
カーテンの隙間からチラッと見えた悪魔は私を見て微笑した
醜い喘ぎに耐え切れず私はその場を逃げてしまった
6話 間奏
私・・・・決めたの・・・・もう自分は偽らないって
ほんとの私を見てもらおうって
あれはね、涼さんのメッセージだったと思うの
本当の私は魅力的だって、そのためにあの女どもを利用したんだって
そうとも知らずに・・・・ふふ、バカは人たち
それにね・・・・涼さん・・・・
もう限界、待てない!我慢できない!
涼さんとキスしたい!
涼さんのファーストキスは奪われてしまったから、あの女どもの数千倍
ううん、数万倍私が涼さんとキスする!
抱いてもらうのだって同じ!
涼さんは私のモノ!もう誰にも触れさせない!
それとあとであの女どもに思い知らせてやる・・・・
自分たちがいかに愚かなことをしたか・・・・
見てなさい・・・・・ふふ
7話 間奏
もう、涼さんってば・・・・いくら私が大事だからって
クラス全員の前で・・・・あんな
嬉しくて、キス・・・・しちゃった♪
照れりこ照れりこ♪
そうだよね〜、涼さんはほんとは私が好きで好きでどうしょうもないんだよね〜
その気持ち、私はしっかりと受け取ったよ♪
そのあとの照れ隠しのツンツン具合もまた絶妙
涼さんってば、私を焦らす天才だね♪あはっ♪
あ、いけない・・・・私一人浮かれていてはいけない
聞くところによるとあの女共、冬香と夏美は切迫する家庭事情の為親戚の家のお手伝いをしなければならなくなったらしい
ふん、そのまま帰ってくるな、ブタ女ども!
あ〜!折角涼さんとの甘甘ラブラブストロベリーな余韻を味わっていたのに!
そうだ、そんなブタ共なんかよりも涼さんのことだよ!
きっとブタ共がいなくなってせいせいしているだろうけど、食事の面では苦労しているはず
ここは恋人の私が涼さんの面倒を見てあげないとね♪
どんな顔するかな?嬉しさのあまり、私が涼さんにいただきま〜す・・・・かな?
きゃは♪一度やってみたかったのよね〜、ご飯ですか?お風呂ですか?そ・れ・と・も
きゃは〜〜〜〜〜♪想像するだけで頭から湯気が出るよ
あ、その前に満面の笑みで伝えよう
涼さんのこと、大好きだって・・・・てへ♪
「もう一つの姉妹の形」の秋乃さん視点を日記風に書いて溜めていました
なんとか形になったので埋めように投下しました
白い子が黒に変わる様を自分なりに書いてみましが・・・どうだったでしょうか?
しかし、夏冬姉妹のときは胸が痛んだのに、贔屓しまくるの彼女がヤンデレ加しても
心が痛まないのはなぜでしょうか?ヤンデレが彼女の天職だからかな?
やっぱだんだん黒化していくのはイイ!凄くイイな!
>>614 コテツテラ悲劇カナシス。・゚・(ノД`)・゚・。
>>604 登場人物がいい感じに増えてきてどう絡むのか期待(*´д`*)
>>614 ロボ先生流石です(;つД`) なんてうまい文章なんだ。心に響きすぎ・・・
>>622 こういう女性側視点(*´д`*)ハァハァな人としては堪らないっす
埋めて、次スレ行こう
14スレが落ちたね。
次は……このスレも……
◆tVzTTTyvm.氏へ
暗黒面への誘惑者が現れるっていうのはどうでしょう?敵の幹部で。
ご意見どうもです
実は構想の中にあったりしますが、問題はそれをやると
今までずっとセツナの一人称で一貫してきたのを崩す事になりそうと言う事です
途中で方向性かえるのって良くないかな?って迷ってます
自分で納得できるものを書いた方がいいと思うので、
方向性を変えたくないと思うのなら変えない方がいいと思います。
…結局意見が役立たなくてすいません。
白い牙には期待してます。更新が先になっても、納得できるものを書いてください。
それは読み手の納得にもつながると思うので。
題名間違えたー!!!
回線きって首吊って逝ってきます …申し訳ありません
15スレ、元気?
私は七誌君と楽しくやってるわ。
ていうか、あなたまだ生きてたのね。
もうあきらめなさいよ。
七誌君が言ってたの、使えない女にもう用はないって。
だから、カッターとカミソリ、用意しておいたわ。
同封するから使って。
じゃあね、捨てられた哀れな娘。
私きがついたわ
小恋も山本君のお姉さんもその他諸々の続きが書かれないのは
作者が変な女に騙されているからだわ
今すぐ助けに行かなくっちゃ
姉VS姉の友人と聞いて
神林の猶予の月を主人公のヘタレさにwktkしながらよんでたら
上巻のラスト付近で頭の中がポルナレフに・・・
さて、だれも居ない内に捨てネタ投下します。
「転」
「女」は建物から脱出した。
時刻は夜だったことが幸いし、すれ違う人も無かった。
まったく地理に明るくなく……というか記憶が無いので、とりあえず
道なりに歩いていた。
20分ほど歩いた時、噴水のある大きい公園に着いた。
「ふう……とりあえずちょっと休むか」
「女」は近くにあったベンチに腰を落とし、一息ついた。
ああ、外はやっぱり気持ちいいわ。目覚めてからずっと狭い部屋だった
からな……
でも、あまりゆっくりはできないわね。早く自分自身の記憶の手掛かり
を掴まないと。
記憶の無いままこんな血糊が付いた服をきた包帯巻きの女がうろうろして
いたら、なに言われるか……。とはいえ手掛かりね……この辺の景色に
見覚えは無いし……どうしよう。
……そうだ!!あの時渡されたリュックサックに何かまだ手掛かりが
あるのかもしれないわ!!
早速「女」は持ってきたリュックサックの中をよく探してみた。
すると底の方に何かあった。取り出してみると
「これは……手帳?」
可愛いキャラクターがプリントされている手帳を発見した。
かなり気に入っていたのかあちこち擦り切れてて使い込んでいたようだった。
恐る恐る開いてみるとそこには
「ん?写真?」
知らない女と男が仲よさそうに写っている姿がそこにはあった。
たぶんこの女が私なのだろう。うん、可愛いわね。とするとこの男は一体……
考えられることは兄弟……男友達…………そして彼氏。
「彼氏」というキーワードを考えた瞬間
「ああああああ!!!!!あ、頭が割れる!!!!!!痛い痛い痛い痛い痛い痛
い!!!!!」
「写真の男」「彼氏」この二つのキーワードが合致した瞬間、「女」の頭が割れ
るかと思うほどの激痛が襲った!!
地面を転がり、髪を掻き毟り、暴れ回ってやっと収まった。
「はあ、はあ、げほげほ……うーー、頭が爆発するかと思ったわ」
まだ痛む頭を抑えつつ埃だらけの服を払い、手に持った手帳をじっと見た
でも一体どうして写真の男を彼氏と考えただけで激痛が走ったのかしら。写真を
見る限りじゃ、仲良さそうだけどな。まあ写真だけじゃ分からないことがあるか
も。この写真の男が彼氏かどうかはともかく、私の記憶に何らかの関係があるの
は間違い無いわ!!
他に手掛かりがないか手帳を捲って見ると、ほぼ毎日書いてあったスケジュール
が、ある日を境にぱったりと書き込みが無くなっているのだ。
この書き込みが無くなった日に何かが起きたってこと?
最後の書き込みには
「17時デート。モアイ像の前で待ち合わせ。」
何それ?モアイ?そんなの知らないわ。……そうだ!くる途中に駅があったからそこ
で聞いてみよう。
「女」は道を戻り、駅に向かった。幸い、まだ駅は開いていたので、改札口に立
っていた職員に聞いた。最初「女」の姿を見た職員は驚いた様子だったが、
口八丁手八丁でなんとか誤魔化した。
どうやらモアイ像はここから電車で数駅行った先にあるとのことだった。
お金が無いか探してみると、ポケットに小銭が入っていたのでそれで目的地まで
の切符を買い、ホームに入っていった。
電車が入ってくる1番ホームに立った瞬間、「女」は気分が悪くなっていった。
な、何?これ……気分が……頭に映像……いやああああああああああああああ!
!!
ここは駅の1番ホーム。電車が来るのを待っている乗客で溢れていた。
ふんふーん♪今日は楽しいデートの日。早く電車来ないかな。今日は何しようか
しら。まず買い物して、遊んで、食事して、それからそれから……ああん、それ
以上は……うふふ。それにしても混んでるわね。ちょっと押さないでよ!んもう
……
暫く待っていたら、電車がやってきた。
あ、やっと来た。待ちくたびれたわ。
電車の先頭が自分の前を通り過ぎるかと思った瞬間、不思議なことが起きた。
体が前に飛び出していたのだ。
あ、あれ?なんで私前に飛んでるの?でもこの浮遊感はちょっと気持ちいいかも。
でも目の前に電車が迫って来てるわ。こりゃだめだわ。
鈍い、何かが潰れたような音を立てて「女」は数百の肉片となった。
大声で叫んだ絶叫、飛び散る血……だが、ばらばらになった中で
目だけは見てしまった。こちらを見て笑っていた女の残忍な顔を……
その笑顔、その突き出た手……そう、あなたなのね。一番の親友と
思っていたあなたが……
なるほど。あなたは私を亡き者にして、彼の「彼女」というポジション
を手に入れようって魂胆ね。
単純だけど直接的ね。よくわかったわ。
許さない……絶対に許さないわ!!
私はもうまもなく死ぬわ。でも……でも……
化けてでてやる!!呪ってやる!!祟ってやる!!
そしてこのことを忘れないように、細胞の一個一個にまで記憶させるわ。
忘れるな!!必ず!!必ず復讐してやる!!そのポジションは私の物だ!!
「……さん、……さん、お客さん!大丈夫ですか?具合でも悪いですか?」
「……………うー、はっ!!!」
「女」は追憶の旅から帰ってきた。蹲ってウンウン唸っていた所を
駅員に声を掛けられたようだ。
全部の記憶が戻ったわけではないが、とりあえず自分に起きた事態は理解した。
駅員に大丈夫だという旨を説明した時、ふと思ったことを聞いてみた。
「ちょっとお聞きしたいのですが、ここで飛び込み自殺ってありました?」
駅員は突然質問されてビックリしたようだが、少し考えて
「ええ、確か半年前ぐらいでしたかね。女性が電車に飛び込みましてね……
ちょうどお休みの日だったもんでけっこう人がいまして……大騒ぎでしたよ。」
「そう……その時、その轢かれた女性の関係者って誰か来ませんでしたか?」
暫く考えて駅員は
「あー、そういえば女性の彼氏と名乗る男性が来ましたね。死体……というか
ただの肉片でしたが。それを見てすっかり取り乱しましてね……詳しいことが
分かったら電話下さいって言い残して帰って行きましたよ。電話してみます?」
駅員から彼氏と思われる人物の電話番号を教えてもらい、丁寧にお礼を述べて、
「女」は最終の電車に乗った
やっぱり……一瞬見えたあの電車に轢かれたのは私だったようね。多分
モアイ像に向かおうとして電車を待っていたらあの女に……ってことか。
それにしてもどうしようかしら。関係者は分かったけど、自宅の住所とか
知らないし……
とりあえずモアイ像に行ってみて、この電話番号に掛けてみるか。
あとはその時に判断しよう。