これで終わりです。
区切り方が難しく、途中で間違ったりしました…(特に一番問題なのが35と36)
それでは失礼します。
新たなる詩人の誕生にシーレンの祝福を
とか恥ずかしいセリフを言ってみる
もう一つチャレンジしてみましたが、難しいですね。
ドワ娘の話です。
「何、あんた、友達だって?ふっふっふ〜ん、いいわよ?あたしとあんたは今日から友達ね?」
「アリガトウ.ゴザイマス. トテモ. ウレシイデス. アタラシイ. トモダチガ. デキテ. コンド. イッショニ. オオキイ. オトモダチト. アソベルト.」
あ〜うっざ〜。マジメンドー。何よこのデク。
ドクターカオスもこんなデクしか作れないなんて、これでトーマおやじの向こうを張ろうっていうんだからお笑い草じゃないのよ!ったく身の程知らずは長生きできないってよく言うわね。
「ねね、あのさ、友達っつったら結局アレでしょ?いやアレって言ったらアレなのよ、あれ。
なんだかわかる?もー、あんたずっと寝てたからわかんないかもしれないけどさ、いま友達っつったらアレよ、なんかイイモノ交換してほら、ユウジョーってやつを確認するのがイケテル友達よ?」
「ヨク.ワカリマセンガ.イイモノ.ト.イワレテモ.ナニヲ.サシアゲタラ.イイノカ.ワカリ.マセン。
ケド.エエト.ワタシノ.フクノ.ポケット.ノ.ドコカニ.アッタ.アレ.アレ.アレレレレレ.....」
「だーっ、どこよどこ?ほらどこ?」
なにこわれてんのよこのポンコツ!
あたしは、ウェンディの身体をどつきまわしながら、んじゃなくてたどたどしく動くウェンディの手助けをしながら、あちこちとウェンディのポケットをさわりまくって。
ってあんたポケットたくさんあんのね、なんでよ?ああ、面倒、メンドーよ、ええいこのボケカカシ!
ぼこっ。
あ、ごめん。叩くつもりはなかったんだけど。ついメンドーで手が出ちゃった。あは。
したらあれよ。なんかでた。ぼろっと。
なにあんた、モンスじゃあるまいし。まあいっか。
「エット.ソレハ.ドクター.カオスノ.デキノワルイ.オトウト.ドクター.オカス.ノ.ツクッタ.ヘンナ.モノノ.セッケイズ.デス。
ソンナ.モノハ.クズ.カス.ゴミ.フヌケ.ロクデナシ.ダニ.スケベ.ヘンタイ.ドロボー.ヒッタクリ.ゴキブリ.オヤジノ.ネゴト.デスノデ.ゴミ.デスヨ。
ソレジャ.ナクテ.コノ.アダマンタイト.ネックレス.ヲ.サシアゲ.マ…」
黙って聞いてるとあんたも結構言葉遣いが悪いわね…やっぱり作ったドクターカオスの性格が出てるのかしらね?
「えー、アダマン?んー、どうかなあ、ええっとほらこれって…」
ぱちぱちぱちぱちぱちぱち。テキトーなこといいながら、あたしは頭で一生懸命計算中。
どうすっかなー今これ売りに出してもクリ価格だし。
利益確定するほうがいいのかなあ、それともこのウサンクサイけどなんだかわかんない図に賭ける方がいいのか…どうするあたし!ココがドワーフの勘の見せ所!
と。その時。故郷の村の懐かしいばっちゃんの声がした(ような気がした)。
「カリン。見たことない図を見つけたら、取りあえず押さえておきなよ!
なんでかって?おぼえときなよ?大事な事だからね?
え?なぜって?そりゃあさ!
1 誰も知らない巨人の作ったアイテムの図かもしれない
2 物好きが買うかもしれない
3 そうでなくても 馬鹿に売りつけりゃいい
ってことだからさ!うははははは!」
「こっちの図がいいなっあたし★ほら、あたしはこれをあげるからね!」
あたしは出来損ないのカカシ、じゃなくてまいすいーとふれんどのウェンディに余りものの高級スエードで冗談で作ったカバーでもかけてあげることにした。
「それじゃあバーイ、それあれば雨に濡れなくて済むよ!あ、ここ雪しか降らない?
でもいいや、お似合いだよウェンディ、まっほらまた遊びに来るから、まったねー^^」
あたしはウェンディとバイバイして、さっさときかーん。
早く図に何がかいてあるか調べなきゃ!
〜〜〜ドクター・オカスと愉快なクルーエル・ハイパー・ホラーブル・ワイヤード・キャノン・ゴーレム69号機〜〜〜
ふんっふんっふんっふん〜。ああなんかとてもわくわくする!やっぱ制作図はなんかいいね!楽しいよこれ見てると!
なんてのを感じると、あたしってやっぱり生粋のドワーフなんだなあって思うわけよ。
そうなのよばっちゃんの言うとおりなのよー。だってほら、サイアク誰かに売りつけりゃいいんだし。ってゆーかこの図…なにこれ?見たこともないよ?なにできんのこれ。
あたしはブツブツ言いながら、クランのアジトの隅っこのテーブルのとこの椅子に座って図を広げる。するとあれよ。いつもこうやってあたしが一人で楽しんでるとさ。ほらきた。
「あれ?カリンたん、なにしてんの?面白いもんでもみっけた?」
うるさい体力馬鹿人間。あっち行けよ。馬鹿にこれがわかるはずがないじゃないの。
っていう気持ちをドワーフ語に訳してから話してやる。ほらそうしないとわからないから、馬鹿にはさ。
「うんっとねー、えへへ、ひみつでなのですよぉ〜。わかったらおしえてあげるから、ちょっと待っててね、えへ^^★」
「え〜そんなこといわないで見せてくれよ〜なんかいいもんじゃねえの?
俺に似合う超かっけー鎧とか!うははははは!タダで俺のために作ってくれたらすんげー嬉しいんだけどなあ!」
馬鹿に何を言ってもしょうがないってばっちゃんが言ってた。
…ってことを思い出したから、あたしはその図だけ持って、アジトの隅っこに勝手に作った地下の工房、あたし工房っていう名前の工房のある階段を下っていく。
んで、当然、秘密だから階段の上と、途中と、工房の入り口とにカギ3こかけるんだわ。当然よね。
ドワーフの工房での秘密は仲間にだって漏らさないってのがギルドの掟なんだから!(ギルドっていっても商売敵だし)
ふう、これで大丈夫?かな?
あたしは机の上のガラクタを片付けて、っていうのは面倒だから取りあえず眼に入らないように…
がっしゃーん。
あれなんかスゴイ音がしたけど何?ああっ純白の研磨剤入れてた瓶落とした…アレ今高いのよ!ったくもう!売れば6万アデナするのにまったく。(注:さっき見てきた今のゴス相場)
ったくもう…今度家政婦でも雇おうかなあ。片付け面倒だなあ。
素材とかなんたらの破片だのうんたらの布地だの…整理整頓するゴーレムでもつくれないものかな。
ううんゴーレムじゃなくてイケメン執事ゴーレムとかどう?
そうよそれよその辺のダークエルフの男でも捕まえてきてカタドリして人形つくってあの役立たずヤカンでも突っ込んで…ああっそれじゃ中身がヤカンだからやっぱり役に立たないじゃない!
ったくいい考えはすぐ浮かぶけどうまくいかないのよね!はあ。
っと、そんなことしてる場合じゃないわ!図よ図!うん、なんだっけ?そうそうドクター、ドクターなんっていってたっけ、あのカカシ。
図ってことに夢中で計算してたから忘れちゃったよ。うんとねーあれよあれ。ったく最近物覚えが悪くなってさあ。
あたしもたかだか70年しか生きていないような若者なのに困るなぁ。あ、そうだわかったあれだ!って図のすみっこに名前書いてあんじゃん。そんなこと先に言いなさいよ馬鹿!
「ド ク タ ー オ カ ス」
はあ?何それ?ドクターオカス?オカスってナニヲさ?オカズの間違いじゃないの?
ったくトーマおやじごときいんちきオヤジに負けただけのことはあるわね、カオス兄弟ってのも!
ったくあれよメシのオカズでもつくってるよーな名前のオヤジに何ができんのさ?
材料は何、材料は?
大体こういう図ってコノ辺りにかいてあんだけどさー。
図を作ったらここんとに材料かいとくってのがうちのギルドの掟だから…いちおうドクターカオスもあそこのギルドの所属だったから一緒でしょ?きっと。ほらあった、あたしって頭いい〜。
なになに…?ふむふむ…?
・コンポジットストラップ 500
・強化糸 300
・高級レザー 300
・高級スエード 300
・鋼鉄 300
・エンリア 102個
・型の潤滑剤 204個
・ナッセンのイアリングジェム 4個
・クリスタル:Aグレード 102個
・ジェムストーン:Aグレード 34個
んなあほなああああああああ。なにこれぇぇぇぇ?!
いったいいくらかかるってのよ?!ってゆーかその前にコンポジットストラップと強化糸をこんなに使うのって何さ!
コンポジットストラップなんて今人気のマジェスティックローブだって51個しか使わないってゆーのに!
それに高級レザーとスエードがこんなに…あんたこれでなにすんのよ?いい防具でも作るつもり?なのになんでエンリアに潤滑剤なわけ?わけわかんねー。
ったく。しかもなぜナッセンのイアリングのジェム…。どう見てもアクセサリーじゃないのに…。
…しかしあれだ…あたしにはわかるわ…何か面白いものだってことがね…
これはあたしみたいなちょー優秀なドワーフのウオースミスだからわかるわけよ。
へっへー。あんたらなんかにはわかんないでしょあんたらなんかには。ほらね、ココ見なさい、AクリスタルとAジェムストーンの量!こんだけ使うっていうだけで少なくともAグレードのなんかの装備ってわかるわけよ!
わからないとしたらあんた、あったまわるいんじゃないのぉ〜?ってくるくる指回しながら言っちゃうからね!
まーほら時代はSグレードなんだけどさあ、少なくともカスじゃないってことはわかるわけよ。うん。
しかもこんな図やっぱみたことないしぃ?当たりよ当たり、あとは材料揃えて作るだけね!きっと金余りのお大尽が買ってくれるわよ!
なあんて言ってみたのはいいんだけど。
正直、コンポジストラップ500って、疲れたよあたしは…。
それ以外は在庫からどーにかなったけど、これは集めるのが面倒だったね!それなのに1日であつめきったあたし!エライ!
ってギランの街角で泣きながら露店してたらさっさと集まっちゃったのよびっくりだわ!馬鹿な人間の前で
「えーん、えーん、うちのじいちゃんがこれ買ってこないとうちに入れないって怒るんですぅ〜。
じいちゃんお酒飲んで暴れるんですぅ〜。怖いんですぅ〜。平日の昼間からカップ酒喰らってレース場に入りびたりなんですぅ〜」
とかうそくせーこと言うだけで捨て値で売ってくれるんだもんね!
あ、そうそう、全国の良い子のドワーフちゃんたち、ヤバソウなものを作るときは捨て値で買い叩いた材料使ったほうが、後で後悔しなくていいよ!
高く買って失敗するとなんかこう、重しつけてナルセル湖に飛び込みたくなるからね!
さて。
とんとんかんかんキンキンコンコンカーンカーンカーンジャーンジャーンばきばきばきぐしゃぎゅむんぎゅむんぎゅむん
きゅいいいんいんいんべたべたくるくるすぽん。
できた!早いねさすがあたし。もう完成ですよお兄さん!
…何これ。
骨と鋼鉄で作ったのは椅子みたいなものの骨格で、あとはもうひたすらコンポジットストラップと強化糸をよりによってより合わせて…何これ?
ヘビ?っつーかなんかあれよあれ、どこかで見たことあるなあ。
ああそうそうギラン西のガキドワ研磨剤採掘地帯にいるあれよ、相撲取りをユビくわえて見てるメデューサの頭にひっついているヘビみたいなもんが椅子の中にしまわれてる、って感じ?
はあ?あとなぜかおててっぽいのが2の2の2…で6つ。
んで椅子の表はレザーとスエードで張りまくってあるから一見なんか普通の椅子なわけよ。
なんですとー!あたしつくったのマッサージ椅子?スゴイ効果のあるローブとかじゃなかったわけ?
あとは見せびらかし専用の衣装とかさ?いやその作ってる途中で椅子ってわかったんだけど疑問出る前に作っちゃうのがドワーフ一族の悲しいサガってやつね。
あああ。(もっと言うととりあえず椅子なのにヤカン頭と手足を付けちゃうのはもうドワーフとしての宿命を感じずにはいられない)
うーん、まーいいや、とりあえず座ってみるか…んっこしょっと。
んん、すわり心地は…すんごくいいなあ。肌触りのいいレザーとスエード使ってるしね。
滑らかであたしのマシュマロのようなお肌にもふんわりフィットですよお!クッションもかなりいい具合に効いてるし。
でもそれだけぇ?こんなのどこのジジイが買うっていうのさ!あっそうかジジイなら買うかも…買うのかなあ?
なんて事を思いながら、あたしはふわふわソファーに座ったまま、もう少し図をゆっくり見てみることにしたのよ。
ん、なになに?「正常な機能を発揮する為に潤滑剤は時々補充してください」?
は?正常な機能?ってそーいや潤滑剤って何の役に立ってるわけ?
エンリアをゴリゴリ砕いて潤滑剤に溶かし込んででっかいタンクみたいなのに突っ込んであるだけなんだけど。あ、そうじゃないなああれにパイプみたいなものつなげたし。
なんだろ?ほんと。「スタートスイッチは安全の為に正しい姿勢で着席してから押してください」。
スタートスイッチ?なんなのよそれ。ああこれね?スタートってなにすんのさ、ああマッサージスタートね。
しかし安全のためにとかなにこの親切設計。マッドドクターっぽくないわね!随分礼儀正しいじゃないのあんた。ただのマッサージ椅子の癖にナマイキ。
あたしはんしょんしょと身体をもそもそ動かして椅子にちょこんと座ると、正しい姿勢っぽい格好(両脚をちゃんとそろえて、手をひじ掛けにちゃんと置いて)ひじ掛けの所のボタンを
かちん。
と押した。
したら。
ぷしゅーーーーー。
しゃっきーーーーん。って借金じゃないわよ!そんな縁起でもない音やめてよね?とかなんとか思っていたら。
あれ?ナンデスカコレ?この出来損ない椅子ゴーレムの手が変なほうに曲がったかと思うと、あたしのもみじのおててをぎゅってつかんでますよ?
いやおててっていうか手首。手と手を合わせてしあわせ、じゃなくて手首ぎゅっと握られてる。あれ両方ともいつの間に…
そうしたらほら。
ぐいいいいん。とか椅子が言い出したかと思うと。ぶいーんっていう音と一緒に背もたれが垂れていってさ。
身体の姿勢が無理矢理斜めに。えっと歯の医者に行ったときみたいな感じ?
うん。なにすんのよ一体、とか思っていたら今度は足首のところとひざの所が、椅子から出て来た、見覚えのあるぶっとい紐みたいなもんでくるくると巻きつけられて…
えええええっ、なんで両手両脚に加えておひざまで?マッサージとかでそんな暴れないよあたし?
それともツボを親指でぐりぐりやったりされてすんげー痛いんですか?なーんて間の抜けたことを言っている場合じゃナイデスヨ!
これって完全拘束状態じゃないの!やだちょっとなにすんのよ?
あたしの小さな頭の中に、ぱあっとあのウェンディの言葉が浮かんでくる。
「(…クズ.カス.ゴミ.フヌケ.ロクデナシ.ダニ.スケベ.ヘンタイ.オヤジノ…)」
ああっなんか聞き逃してたのよポンコツカカシの言葉!クズとかフヌケとか口が悪いなあって思ったけどスケベヘンタイオヤジって何さ。
ってこのぶっといひも、触手みたいじゃない!しかも動きが思いっきりスケベヘンタイオヤジ!こらあ、あたしのふともも撫でるなぁ!金払え!
なあんて、気がついたら、2、3本の触手(そういやおかしーとおもったら紐の何本かには高級スエードを張ったんだった)があたしの可愛らしいデーモンミニスカートをぺろっとめくって…
ああっスエードのスベスベ感が逆にぞくぞくしちゃうじゃないのよぉ…じゃなくてふとももの付け根をさわさわとまさぐってる。
あ、こら、やめろこのバカ!やめなさいって!あたしはぎゅっと(こう見えても)きちんと鍛えた脚をうううううううんと踏ん張って太腿を閉じようとした。
ウウン、別に処女とかじゃないけどっ(ってドワーフで処女とかいるはずないって生まれたての赤ん坊じゃあるまいし)、でも安売りはしないのよ。
えーと幾らならどうって言われるとね…いやいやいやいや。違うから。
ほっ。諦めた?というか停止モードかな?頑張ったかいがあった?
あたしの足首とひざに巻きついた変な触手みたいなモノは、あたしがきゅっとふとももを締めると、どうやら動力がストップしたみたいで、それ以上あたしの脚をひろげようとはしなかった。
よかったぁ…。それじゃそろそろ手首のほうのコレも外して…ってあわわわわ!なんで手がもう2つあるのよあんた!
ってそういえば作ったのはあたしだったわね!そーいやよく考えたらパヴェルの迷宮のゴーレムも手が幾つもありやがりましたのもいらっしゃいましたわね、はい。
アレと一緒のつくりですか?ってそういえば設計図になんで手が6つもあるのかって突っ込みながらつくっていたの、あたしじゃないの!
ご丁寧に。手首の次に。二の腕の真ん中よりちょっと上の。ぷりぷりっとしたあたしのわきのすぐ近くのあたり。そこをぎゅうって掴まれる。
あー、思いっきりてこの原理を応用して、座ってる奴に防御させないぜっていうことね?ヤカンの癖に賢いねあんた。
いやぁ…感心している場合じゃないのよっ!
細くて可愛らしいあたしの手首と二の腕をぎゅっとつかまれちゃって、バンザイをさせられるような格好でマッサージチェアに張り付けになる。
それで。お約束?ああっやっぱりやっぱりきたのねえええええ!デーモンチューニックの襟のところからするするとゴーレムの手がやってきましたきましたのですよおおお!
はいってきましたよおお!そしてフロントホックがぷっと押されてあっさり外されて、するすると引き出されてぽぽいっとその辺の捨てられる。
ああっなにすんのよお!高い(というか非売品)んだからねそれ!乳ないからってブラいらないなんて思ってるんじゃないでしょうねアンタ!
って、怒ってる余裕なんてほんとはないんだ、あたし。
「っひょん?」
なにその声、間抜けっぽいって?アンタねーいきなり乳首掴まれたらびっくりするって!息を飲むのとはくのと一緒にしながら声出せばそうなるわけなのよ。びっくりしたらそうなるわけよ。
そうじゃなくてさあんた、もっとこうムードと雰囲気に酔わせてからが大事でしょ?そうでないと感じないでしょ普通?なあんて言う余裕があるのもしらふの時だけなわけですよ。はい。
でもいやーあたしって結構マゾっぽいとこあるみたい。それにほらずいぶんしてなかったからさぁ。
いや男なんて曜日ごとに、いや、あたしの恋人は金よ!なら毎日恋人と一緒っていうわけでほら嘘じゃないでしょ?っつーかあたし行きたい時に行きたいホストクラブいけるぐらい金あるし。
とかなんとか言ってたら。あっこら待て待ちなさいあんた!
「ひぃいんっ!ふひゅっーうううう」
ご丁寧にあたしの可愛い乳首をつまんでそーっと引っ張りながら、でっかい手が吸盤みたいに変形して、あたしの可愛い美(微)乳に思いっきり吸い付く。
そしてじわじわとくる振動っていうか揉み込むような手の動き。…あはっ…ちょ、ちょっとイイかも…だってほら随分お預けだったしぃ。
あたしの周りってビンボー人ばっかりになったからお金払い悪くなっちゃって。あっでもいっぱいいる彼氏軍団が豪華デートに誘ってくれないからっていうだけだからね?
それにほらホストだって空しいわけよ所詮金の付き合いだから。あーそれに当然ウリなんてしてないし、だからなのよだから。ひゃああんっ!
あたしの胸は、イヤラシイ動きと振動の手でもういいように弄ばれ続けた。
胸が後ろから覆われるように吸われて、持ち上げられて左右にぐにぐにって回されてる。
右も左もばらばらな動きでくにくにと弄ばれ、乳首ごと上に引っ張られたり押し潰されたり、ぐるぐる回されたりして猫じゃらしを弄ぶみたいに触られてる。
「いやあっ、なにこれえ、たすけてたすけてぇ!だれかぁ!」
なあんて叫んでみたものの。
「悪いけど(うるせーから)地下工房、防音にしてくれないかなあカリンちゃん?」
「うん、わかった^−^ごめんね^−^ノ(うるせーよこのアホ盟主!)」
っていう暖かい会話をこの間したもんだから、完全防音かつ三段構え施錠超厚扉、に設計してあるんですよこのあたし工房!
上ではきっと、あたしがこんなえっちな状態になってるってのを露ほどにも思わないで、酒かっくらってバカ話してるんだろうなああの野郎!
お前らあたしより年下の癖してナマイキに酒なんか喰らいやがって!ここきてあたしを助けろぉぉぉぉ!
アデンに勇名を馳せるこの血盟の超プリンセス美少女の危機よ、危機なのよ!
早くしないとクソヘンタイドワオヤジの悪魔の作ったできそこないゴーレムのせいで、
『快楽の虜となった肉人形と化して冒険者の性欲処理奴隷に作り変えられる』OR『飲み込まれて一体化した淫乱ゴーレムと化しアナキムちゃんみたいな美少女レイドボスになっちゃう』
かどっちへ一直線の運命なのよ!ヘンタイジジイの考える事なんてきっとその程度!あたしにはわかる!
まずいまずいのよそれじゃあ!だってほらまだ若い身空、これから花も咲きほこるっていうお年頃よ?
そうそうあたしはこれからっていう年頃なんだから、ほら、こういうゴーレムに食われて淫乱奴隷にされるのはいけすかないエルフ娘あたりのお役ってとこでしょでしょ?
そう思ってあたしはがんばってじたばたした。ってゆーかそれだけじゃなくて死んだフリとかもしてみた。でも駄目。
「ひゅうんっっっっっ!あっひぃん!駄目そこぉ!」
死んだフリしてぐったりなってみせたのに、あ、あ、あたし、胸だけで…胸いっぱい揉まれてるだけで…
あのね、一つ言っておくけどね、女の子がひんにゅーだと感じないとかそんなの嘘だからね!現にあたしこんなにもう胸がくがくで身体がくがく。
いやどっちかってゆーとあたし胸が異様に弱いのよ。ほんと。だから基本的にこの可愛くもないしどっちかっつーとうわーなにこれーな造形のゴレの手でも…
くにくにぷにぷに揉まれて…思いっきり吸いつかれて…ああんそんなに回さないでぇ!
でもおかしいよこれ。うんおかしい。絶対におかしい。いくらあたしが胸弱いからって、こんなになるはず…ってあっつううういですう!胸がいつの間にかジンジンするのぉ!
なんか吸い付いて咥えられてる乳首にとろっとしたものがぬぷぬぷと塗りたくられてる…何コレ?
あたし変なの入れてないよ?…はえ?…これもしかして…ああっあれよ、エンリアってすり潰して使うとこんな変な効果が!
って嘘でしょそんなことあるはずっあああっんぬんうんいいいいいいっ!誰こんな使い方考えたの!ってあいつかしないのよねドクター!
胸を覆いつくされたまま、ぶいーんっていう細かい振動が、粘液を通して微妙な感じでずっと伝わってくる。
もうそれが頭がおかしくなっちゃうぐらいイイ!
あたしの頭と感覚のスイッチが思いっきりばっちーんって切り替えられるぐらい気持ちいい!これっていわゆる強制発情モード始動ってやつですかぁ?
いやよそんなのもっとこう海の見えるオーシャンビューのホテルINインナドリルとかで豪華ディナーに招待されたあとでドレビアンワインをボトルで開けて、
「イヤ、ダークエルフ兄さん、あたし、酔っ払っちゃった…」
「フフ…酔った君も素敵だぜ…これからゆっくり俺のモノにしてやる…」
とか言われながらじゃないと!
やばいデスヨやばい。マジであたし強制的にぬっちゅんぬっちゅんオッケーな状態にさせられてる!
ってあああああ。いつの間にかあたしのプリティデーモンチューニックがヘンタイゴーレムのお手手で脱がされちゃってるのよ!
もう上半身裸!さっき二の腕掴んでいた手があたしのおなか撫でまくってる!さわさわ撫でないで!
胸のびくびくってくるスゴイ気持ちイイ直球まっしぐらの気持ちよさと、焦らすように繰り返されるさわさわとした柔らかに撫で回すお腹の気持ちよさが、落差ありすぎぃぃぃぃひいいんっ!
「はあみゅうぇぇぇぇぇぇいぅぅぃぃぃぃぃぃ」
…ドワーフだから色気足りないってわけじゃないのよ?ダークエルフの姉さんだって喘ぎ声そのまま記録したらこうよ?
だってあたしこの間秘密映像記録とったもん、うちの姉さんが男2人連れ込んだとき。あんたらだってうごとかもへぇとかむがとか言いながら出してるでしょ?
って一生懸命冷静に分析してるつもりなのはせめてもの快楽への理性の抵抗。
でもそんなものはあっさり引き剥がされるんですが。ひいんっ!
あたしは頭の中で飛んだ。というか胸とお腹をいじくりまわされて、それだけで意識が飛んで真っ白になった。
一瞬気がつくとあたしは背中を思い切り仰け反らせてあたしの頭のボンボンが少しほころんじゃうぐらいに頭をふるふるさせて。
お口からはよだれがだらだら垂れてて、首筋のところまでべとべとしてる。身体ががくがくしっぱなしでほんとあたし壊れた人形みたいなのよ。
「はあ…はあ…あふう…んん…」
しばらくの間、椅子ゴーレムの機能がぴったりと停止していて、うんともすんとも言わない。
あたしの手首とお腹をしっかりと押さえて捕まえたまま、ぎゅっと拘束されているような感覚がちょっと気持ちいいかもしれない。
なんて事に気付くとあたしって淫乱マゾの気があったのかな、なんてことをもやのかかった頭で考えちゃうぐらい。
でもそうやって拘束されているのは上半身だけで、脚のほうは…ってあれれ?
なんであたし、脚開かされてるのお?
知らぬ間に、ってきっとさっきあたしが軽くイッちゃった時になんだろうけど、閉じていたはずの脚がもう思いっきり拡げられてて、あたしのスカートがペロンとめくられ、可愛らしい下着がさらしものになってる。
手と腕と同じように、ひざと太腿に触手みたいなものがくるくる巻き付いて、思いっきりオマタを拡げさせられてる。で、お約束ですよそこまで来ると。
あたしの視界には、動いてないはずだったのに動いているこのスケベ椅子の新しい触手が、先っぽから粘液をぬるぬる分泌させながら、あたしの大事な所に迫ってきて。
「ひぁっ、やっ、やめてぇっ、そこだめ、だめだめダメェ〜!」
なーんて言うとこういうスケベゴーレムは喜ぶんだろうなああたしが作者だったらきっとそういう機能付けるようん、とか思ったんだけど。
そのとおり!
触手の先がぱっくりと上下に分かれると、ぬめぬめしたものをどろどろにこぼしながら、ぱくっとあたしの下着のクロッチのところに吸い付いた。
その吸い付いた触手は、どくんどくんと波打ちながら、ぬるぬるした粘液を薄い下着越しに送り込んでくる。
それでこれがお約束のヤバメの粘液で。見てる時にはもう十分気持ち悪かったのに、それがこうやって粘液をこすりつけてくるようになるといつのまにかそのヤバさがなんか。
逆に好奇心のほうを刺激し始めるわけなのよ。それって危ないって絶対に危ないって。ってああああ!
触手っぽいのがはむはむって動きながら柔らかく舐め噛んでるよぉぉ!
んちゅ。んちゅっちゅっちゅっちゅーむむむむむむむむむむむ。
「うひいっ?」
あそこの方だけ気にしてたら。また胸。ちょ、ちょっとそんなの反則う!
あそこの感覚が刺激されたり、胸の感覚が刺激されたり。そのたびにぐわんぐわんって振り回されるの。
むちゅ、むちゅ、むちゅ、むちゅ…
ああっなんかとんとん軽く叩かれるみたいに断続的に吸われるのっ!あたしの胸のとくんとくんっていう音と一緒の速さで胸が両方互い違いに吸われるのっ!
なにその親切設計!あたしのドキドキが早くなるほど激しくイヤらしく責めてくるなんて!いやあぁぁぁん!
あたしがそうやって身体をよじりながら身悶えていると…。
それだけであたしのあそこにぴっとり引っ付いている触手が出す粘液のせいで、触手とぱんつの布地があたしの敏感なところに擦りつけられてしまって。
あうっ。
と思ったのも一瞬でした。
ずりゅっ。ずりゅっ。ずりゅりゅりゅりゅるりゅりゅりゅりゅりゅ…
ゆっくり、ねっとり、ぬっぷりと。
どくどくと先っぽから粘液を吐き出しながら、あのぶっとい触手が、あたしの可愛らしいアソコをこじ開けるように入ってくる。
そしてお約束のように先っぽだけが微妙に回転しながらどんどん奥のほうめがけてまっしぐら。狭いところなのに、きついのを無理に拡げてはいってくるようですぅ。
だめ、そこ、そこまでしか入らないからっ。そこまでしか…ああああああぁん!
ずん。って頭まで串刺しにされるような感触。
「あっひやぁああああああんんんっっっ!そこはだめぇええええ!深すぎるうっ!」
一瞬入れられた時、お腹の奥がずんっとした。ほんっとーに奥のほうまで入れられちゃって、お腹の奥が持ち上げられちゃうような、ズキン、って少し痛いような感じ。
「ひくっ、やめてぇっ、いたいよお…」
あたしは思わず涙がぽろっと出ちゃって(うそなきじゃなくて)。
そうしたら、また別の所から出て来た触手が、あたしのほほのところににゅるってやってくると、これまた可愛い舌を出してぺろぺろとあたしの涙を舐めてくるの。
ううっ、ありがとお、優しくしてくれて…って酷い事してるのあんたじゃないの!
でもほんとに危ない、一瞬でもなんかこのスケベゴーレムが優しいって思っちゃったのがほんっとーに危ない!
と思ったら、ほんとに微妙な親切設計のようで。ってひたすら相手の状態に合わせて堕とすように動作するようできてるのかしら?って思うぐらいなのよ。
奥まで入れられちゃった触手は、ずりずりと少し引き抜かれて、丁度先っぽがあたしのお腹の中の敏感な所にずりずりって当たるようになる。
すると思わず声がでちゃったあたしに敏感に反応してか、その場所で触手がぶいーんって振動しながらぐりぐり微妙に回転するの。
「いやっ、だめっ、かき混ぜないでぇ!かき混ぜちゃだめぇ!」
ぐちゅぐちゅくちゅっくちゅっくちゅっ…あふうっ…いいん…気持ちいいん…ジンジンしてくるよおっ…!ムード?はあ?そんなもんは恥ずかしさが言わせるただのいいわけよ!
だって気持ちいいんだもん!ジーンってしてくるのがおなかから身体全体にひろがってきて、熱くなってくるのよ!
そうなってくるともう上半身のオテテ型マッサージ機能のほうも心得たもので。
吸盤の吸い付きがさっきより強いのぉぉぉ!ちゅうううううって吸いつかれて乳首だけくるくる回されているのぉ!
それ大好きなのぉ、そうされると物凄く弱くてあたしおかしくなっちゃうのぉ!
あたしは思わず腰が跳ね上がっちゃって、まるで入れて入れてって腰を突き出して男の人にオネダリしているみたいな格好になっちゃう。ああっ乙女の本能がこわいですうっ!
そうしたら。
ぬちょぬちょぬちょヴうヴヴヴヴヴうううちゅぐちゅぐどくどくどくううちゅちゅちゅっちゅっちゅうううううっ!
いやあかき混ぜないでえ…かきまぜてええええ…もっといくのおおおおっ!
浮いた。あたしはふわっと浮いた。
ぎゅうっと縛り付けられていたはずなのに、椅子のやわらかな弾力を背中に感じていたはずなのに、あたしは浮いた。
浮きながら眼の奥を直接があんって思いっきりハンマーで叩かれたような衝撃が走ったのに、全然痛くなくて。それで生暖かい物の中に包み込まれちゃったみたいで。
「あっひぃぃぃぃいぃいいいいいんんんっっっ!いくいくぃくうううううううっっっ!」
…あたし…なんで浮いてるの…ああそうか…お星様…
なんで…ここ…あたしの工房だよね…
眼の前で星が点滅しながらあたしの視界がぐるぐる回ってる。
あ…気持ちいい…そういや久し振りにイッたなあ…ずっと下手な人ばっかりだったからなぁ…すっごくイイ…ふわふわだよぉ…。
でも。これが普通の生身の男だったら。
まあ気が利いた男ならぎゅっと抱き締めるし、駄目な奴ならぱっと離れたりするから、とりあえずは一息つけるんだけど。(オークだってそんなに連続は無理よ、まあ回復も早いけどね)
そこが機械の非情さって奴で。
あたしのひざを拘束していた触手、大きく脚を拡げさせていた姿勢から、あたしのひざを抱えてぐいんって引っ張る。
すると、あたしのおひざは、あたしの肩のところにくっつけられるようなところまで引っ張られて。
触手が奥まで挿れられたままのあたしの可愛いあそこ、とろとろになってぶくぶくと白い泡みたいなのをお漏らししているみたいなところが、天井に向かって曝け出されるみたいな。
お尻の穴まで、簡単に見えちゃうような…想像するだけで恥ずかしい格好にさせられるの。
「(…そんな、やだぁ…恥ずかしいよぉ…誰かに見られたら…)」
そんなことを考えている暇すらもない。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ。
ずうん、っておなかの奥の方に低く響くような振動が始まったかと思うと。
ヴィんヴィんヴィんヴィんヴィんヴィんヴィん…どくどくどくうっ…ヴぃんヴぃんヴぃんヴぃん…
上から下へとあたしのアソコに突き刺さっている触手の先から、またいっぱい、熱い粘液があたしのおなかの中に吐き出されて、奥の方にどっぱああっって拡がってるの。
いやあ、だめえ、休ませてぇ、しんじゃうよぉ…あひいいいいんっ!
あたしの可愛いアソコをかき混ぜていた触手が、今度はゆっくり、回転を始めて。進んでこないドリルみたいに、あたしの中で回転してる。
いやあ、こすれるよお、擦れちゃうよぉ…おなかのなかが擦れちゃうよおっ…
あたしは口をぱくぱくとお魚みたいにあけて、喉の奥から発情したネコみたいな声を出し続ける。
「ヴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんん…びぃぃぃぃぃぃぃ…あ”あ”あ”ぁぁぁぁぁんん…」
でもそれも。
ふと、ぴたっと止められる。
…な、もう…終わり…なのかな…。
でも…なんか…中途半端…なきが…するんだけど…。
あたしの胸のおてても、きゅうっと吸い付いたままで、乳首をつまんだまま、じっと止まっちゃって。
あ、そうか、もしかして、エネルギー切れたのかも…。
そか、よかった…でも、こんな格好、恥ずかしいよぉ…。
なんて思っていたのははっきり言って大間違いでしたんですよぉ!
にゅう。って、あたしのオマタの向こうに、もう一本。
先がちょっと細めで、でも段々太くなってる奴。それで、途中から、玉をいくつか繋げたような、ネックレスのジェムが繋がったような…
ああっ、それってそれってそれってえええ!
あたしはわかった。はっきりわかった。なんだろこれとか思っていたあたしがバカだったよぉ!
いやっそっちはそっちはだめぇえぇぇぇぇ!そっちはまだバージンなのぉ!
なーんてことをスケベオヤジゴーレムが聞き入れるはずないよね?
っていうかむしろそう言われたら必ず。
挿れる。挿れてこね回す。
そういう機能付けるに決まってるよねぇぇぇ!でもわかっていても言ってしまうのが処女の悲しさなのよ!
ぴと。
つぷ。
つぷぷっ。
いやぁ、先っぽからぬるぬるしてるのが出て、お尻の穴に塗りたくられてるよお…!
ぬ…。
つぬぬぬぬぬぬぬぬ…ぬぷぷぷぷぷ…
ぬぷうっ…ぬぷぷぷぷぷっ…ぬぷぷぷぷぷぷぷっ…!
先っぽが、あたしのお尻の穴に入ってきて。
段々と太くなる触手が、徐々に、ゆっくりとあたしのお尻の穴を押し広げるように入ってくるぅぅぅぅぅぅっ!
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃん!」
お尻の穴が拡げられながら、触手がぬぷぬぷと入ってくると、それに反応するように、前のほうに挿れられていた触手がまた、ヴぃんヴぃんって動き始めて。
前と後ろと、同時に責められてるのおおおおっ!
でも、お尻のほうのは、途中でふっと止まっちゃう。あの丸いジェムの手前で止まってるみたい。
前のほうに入ったままのモノが、ぐちゅぐちゅってイヤらしい音をたてながら、ずんずんってあたしの奥の方を突きまくっているのに、ぴたっととまっていて。
…でも。
つぷっ。
「あうっ!」
一つ…はいったぁ…挿れられちゃったよぉ…っ!
つぷっ。
また一つ。
つぷっ。
さらに一つ。
「も、もう、入れたらだめぇ!」
当然それが、最後のキーワード。
つぷううっ!
全部…タマタマが挿れられちゃったよぉぉぉぉぉ!
そして、お尻に入っている触手が、前後に動く。
タマタマのくびれのところだけがつぷつぷとお尻のすぼまりを刺激して。
あたしは、とろとろとしたものをお尻からこぽこぽって少しずつこぼしながら、タマタマのところを出し入れされてる。
それと同時に、胸がまたくにくにってもまれながら引っ張られて、乳首もこねこねってされて。
前のほうは、楕円を描くようにぐにゅぐにゅにかきまぜられて、どろどろとしたものがあたしの大事なところからこぼれて垂れて、お尻の穴に出し入れしているビーズに絡みついていて…。
ぐちゅぐちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅずっぷぷぷぷぷぷぐっちゅぐっちゅ…
「ひああああんっ、だめえっ、だめぇ、ら…ら…ひぃっ!
だめ…一緒になんてだめぇ…そんなことしな…ひぃぃぃぃっ!」
あたしはまた浮いた。ぱくぱくって口を動かしながら浮いた。きっと何かケモノみたいな変なみっともない声だしてるんだろうなぁ…って思いながら、ふわって浮いた。
背中が沿って、真っ白にはじけて、があんって何度も殴られた。
「イッくううううううウウウウウうううっ!!!」
ぐちょぐちょぐちょぐちょぐちょちょちょちょ…
「ああっもうもうもう…何度も何度もなのよっ!イクぅううう!」
ぬちょぬちょぬちょ…ずぷつぷつぷつずぷずぷずぬぬぬうっ…
また真っ白になって浮く。頭の後ろのところをどおん、どおんって殴られるのに真っ白で…気持ちいい…いいよお…こんなの初めてぇ…!
ダメ…こんなに気持ちよくされたらあたし…おかしくなって狂っちゃうよお…あああああんんっ!いいいっ!
真っ白、真っ白…白白白白白白白白。
エルモアの山の雪の中なのにあったかくて柔らかいのに包まれてるみたいに、真っ白。
あはあ…だめよお…あたしおかしくなって…壊れちゃうよお…。
壊れちゃうよおおおお…!
ふわっと。
本当にふわっと。
その瞬間に。
どっくううううん・・・どくどくどくどくどくどくどぴゅうううううっ!どくうううん!
こぷこぷこぷこぷこぷぷぷぷぷぷぷぷぷっ…とくんとくんとくんとくん…どくどくどくどくううん!
あたしのおなかの中も、そしてお尻のほうにも。
たっぷりと、熱く煮えたぎるような粘液を出しつくされて。
真っ白になっちゃって。
ふわっと浮いた。
手足をびくびくと痙攣させながら、頭をふるふると震わせているあたし。
そのあたしの身体中の硬直が解けると、その瞬間に、あたしを拘束していた触手がすべて外れて、どさっと柔らかなソファーのような椅子に沈み込むように、あたしの身体が投げ出される。
胸は吸いつかれて、触手は前にも後ろにも挿れられたまま―――。
あは…あたしどうなるんだろ…。
やっぱりこのまま一生、このヘンタイゴーレムの一部になっちゃうのかな…。
そしてあたしはずっと、恥ずかしい姿のままみんなに見られて生きていくのかな…。
うん…でも…気持ちいいから…いいか…。
と思いきや。
ぷっしゅううううううううううううううううううう!
プスンプスンプスン…ガガがガガが…しゅぽん。
ひう?
どうやら、このエロゴーレムのエネルギーが本当に切れたらしい。
良かった…のかなぁ…でも…あたし…
もう…コレなしではいられないかも…。
…あ…なんか…ちょっと胸、おっきくなったような気がするなぁ…。
********************
「ううん…。」
あら…ねえカリンちゃん?どこいるの?」
隣の部屋で、あたしの名前をエルフのお姉さんが呼んでいる。
「うーん、こっちよー。ちょっと今、手が離せなくて。でもゆっくりしてねぇ〜?」
ごめんね。ちょっとあたし欲しいものあるし。それにさ、アンタあたしに金返してないからしょうがないでしょ?大体、歌うたいの癖に。それでお金もないのにあのローブ欲しい、このローブ欲しい、あのアクセサリも欲しい、ってさぁ…。ま、いいんだけど。
「ゆっくりって…うん…なんか身体がぼぅっとするんだけど…。
わたし、ちょっと眠っちゃったみたい…。ううん…あれ?どうしてわたし、こんな所に座ってるの?
あれ?なぜ?どうして?」
どうしてってイワレテモねえ。あたしがちょっと盛ったからに決まってるデショ?
エルフのお姉さんが座ってるのは、あたしが改良した、あのゴーレム。
名づけて!
”クルーエル・ハイパー・ホラーブル・ワイヤード・キャノン・ゴーレム69号機!”
ちょっとアレから色々工夫したんだわ。って象牙の塔のメイジを一人締めて吐き出させた、えちぃ薬と出力アップのエナジーストーンを手に入れてきたんだけど。おかげで性能140%上昇(あたし工房比)を実現なのよ!
なわけで、ぽちっと。あたしはボタンを押す。
彼女も、微乳だから胸弱そうだし、こっちのモードでいこうかな?それにうまく言ったらあたしも後で…うふふふふ、なのよ。
ウイイイイイイイイイン。
起動したゴーレムが、しゅぱっと触手(スベスベさも当然アップ)を出すと、瞬く間にエルフのお姉さんの両手両脚、ひざとひじに巻きつく。
で、思いっきり開脚。それと同時に、赤いローブの胸元(あたしが買ってやったんだ、あたしが!)がはらっとめくれて、ふるんと白いお姉さんの胸元がさらされる。
「い、いやあ、何コレぇ?何すんのよ!」
それをみた瞬間に。
「おおおおおおおおおおおおおおおきたああああああああああああ!」
「うっひょおおオオオオオほんとにきたああああああああああああああ!」
「長生きはするもんじゃのう…コレは…ウヒヒヒヒヒヒw」
ここは、あたしが作った特別劇場。
隣には、あのゴーレム椅子が置いてあって、そこにはエルフのお姉さん。
その隣の部屋に、ゴーレム椅子の部屋を中継しているのが、あたしお手製の、ミニ・ブロードキャストタワー。
んで、あたしの隣で、エルフのお姉さんがゴーレム椅子にくくりつけられている様子を覗き見ているのは、人間、オークにドワーフの爺まで、ほんとにいろいろ。
ったく、男ってほんとにスケベどもばかりだわ。ま、いーんだけど。だからあたしの金づるになるってわけよ。
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!何するの!やめてぇぇぇ!」
あ、うん、ちょっとやめてあげるのよ。でもそれってお姉さんの為じゃないんだから。
で、ぽちっと。あたしはミニ・ブロードキャストタワーのスイッチを押す。
「あああっなにすんだけすなぁぁぁぁ!みえねぇじゃねぇかよおおお!これからいいところなのに!」
「ぬがああああああっ見せろオオオオオ!」
「ぐはああああああっ止めないでくれ後生じゃあああっ!」
ん?いいよ?
一人、とりあえず1M払ってくれたらね!あ、今からでも見たい人は来ていいよ?村の掲示板に「新型ゴーレム見学希望」って書いてくれれば、ソッコー連絡するよ?
あはは。したらこの金で今度は話せる島にでも行って、トっぽいヒューマンメイジでも捕まえてくるかな…うふふのふw
それじゃ、連絡待ってるよ〜?
(終わり)
数を数え間違えたり、途中で変更せずに更新してしまいましてすみません。
以上です。
GJ!
機械+触手プレイに萌えますた(*´ェ`*)
難点一つだけだが、改行しなさ過ぎで少し読みづらい。
思いっきりこのジャンル初心者の文章だな。慣れてないから難しいって感じると思われ。
ただそれは文章が下手だからではなくまるで逆で、上手だから。ほんとはどっかのプロ見習いかセミプロ、とにかく筋者の匂いが(藁
かわいそうなぐらい場違い感が強い…(ここは文章が少し長くなると読んでいたこと忘れるラノベ君が時々混じってるから。
いやけなしてるんじゃないよ?
初めの作品(と作者一緒ですよね?)が特にそうだけど、エロ抜きだったほうがいい作品だったろうに…というのが正直な感想です。
お疲れ様でした。
急いで来てみたが書き込むのはここでいいのだろうか・・・
新型ゴーレム見学希望
エルフのお姉さんの続きを今すぐ見せてください(;´д`)っ@
>416
なんと申しましょうか、こういうのって書くの大変ですよね…。
でもお心遣いありがとうございます。
>441
励ましの言葉、ありがとうございます。こちらこそお眼汚しでした。
>442
「ん〜?そこのHuM子さん、興味あるなら見学希望って連絡してね?」
というような感じでしょうか?(w
>443
指摘ありがとうございます。
なるべく気をつけてみたいと思います。
>444
そのとおり、ぶつぶつ言っていたとおり難しい…
後についてはコメントする事ができませんが、初めの作品は確かに
わざわざエロを絡めたという感が強く、DE姉さんからすると
「脱ぐ必然性がないわ!」
というところでしょうか。
ご意見アリガトウございました。(←ところどころにウェンディが残ってる)
よし、次の作者カモン
長めのがドカンときたら512KB超えするかも試練。
449サン、そろそろ次スレを検討してみてくれ。
449 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 19:38:34 ID:DtVOM2HO
十分に検討し、前向きに熟慮したが規制で次スレ立てられないようだ。
>>450任せた。
スレ立て行ってみる
>>415 しっとりとした情景が浮かんでくるような作品でした。すごくよかった。
次回作期待してます。
腐女子臭い物言いの後書きなら本気でいらんからな。
このスレの保管庫を作ってもよかですか?
職人様の意見お待ちしてます
訳のわかんない偉そうな何様レスなら本気でいらんからな。
>>455 心当たりの有る奴しか反応しないものだからな。
いいからこの世から消えろとまでは言わんから、2ch&2ch関連全てから消えろ。
久しぶりに来たら新しいSSが読めていい感じですね。
で、DAT落ち境目にうpするのは正直恐いのですが
その恐怖を快感に変えて、ドカンと長めの行っちゃいますよ。
>>345の続きです。
水晶球に、白いローブの女僧侶と、若い男魔法使いが映っていた。
女僧侶は真っ黒な磔台にX字に拘束されている。魔法使いはその正面に立っていた。
『あなたは信頼できる同僚で、素晴らしい魔法使いだった──どうしてなの、レクター』
白いローブの女が言うと、魔法使いのレクターも言い返す。
『私は何も変わっていませんよ。変わったのはあなたのほうです──セックス奴隷のアンナ先輩w』
そんなやり取りを水晶球が映し出す。
その水晶球の前に、若いヒューマンの娘が立ちつくしていた。
「レクター・・・」
ぼんやり呟く首筋に、突然、黒くヌメ光るレザーを纏った腕が巻きついた。
「ひ?!」
悲鳴を上げる娘の腰に、もう一本黒いレザーの腕が絡みつく。
「──油断にもほどがあるわよ、お馬鹿さんw」
「ス、ステラ?!」娘は叫んだ。「どうやって手錠を・・・」
「ダーリオが外してくれたわ」
「ダーリオのアホ・・・!」
叫ぶリバーを、ダークエルフの女は床に引きずり倒した。
背後からリバーの柔らかい胴体に太腿を回して締め上げ、耳元に唇をつけて冷たい声で囁く。
「殺してあげようか。私のフィオレを裸で放り出した代償に」
「レ・・・レクターを・・・呼ぶわよ・・・っ!」
「そうは行かないわ」ステラは微笑んで、リバーの首をねじ上げた。
「うぐ」
Wisをするには、ふつうに会話をするよりも集中を要する。首を締められたり揉み合っていたりするときは、Wisをする余裕はない。
「Wisしようとしたら、締めるからね」リバーの耳に囁いて、ステラは腕の力を緩める。
「こ・・・殺してやる」リバーが叫ぶが、その声には涙が混じっている。「ころして・・・うぐッ」
ステラが、緩めた腕をもう一度締め上げた。
リバーの目は宙を泳いで焦点を失った。
「目を抉られても、腕を離しはしないわ──目と喉を交換してみる?」
ぱくぱくと魚のように口を動かすリバーに、ステラは腕を緩めた。
「・・・くそっ」リバーが涙混じりの声で言った。「裏切っ・・・くそダーリオ・・・」
リバーの手がステラの黒いオペラグラブをひっかく。と、コォォォーンと高く澄んだ音が響いた。
クリスタルの鳴く音だ。続いて、淫靡な震動がその黒いレザーの表面を包む。
ステラが身に纏っているのは、薄く引き延ばして魔法で加工されたクリスタルレザー。衝撃を受けると音叉のように長い間震動し、バイブレーションするようにできている。
「ふッ──ふふふ」ステラは淫らな笑いを洩らした。「いいわ。もっと抵抗してごらん」
「この変態、レズ女・・・」
「可愛がってあげるわ、お嬢ちゃん」
ステラの、首を締めていないほうの腕がするりと下りて、リバーのローブの胸元に潜り込んだ。暖かいリバーの肌をまさぐり、ブラジャーを掌で包み込む。
リバーは無言で集中を始めた。途端、ステラの腕がミシッと音を立てて細い首を締め上げる。
「えぐ」リバーはWisに失敗して目を白黒させる。
ステラはかすれた声で笑いながら、リバーの胴体に絡めていた脚を解いて、体勢を入れ換えた。
首を離し、ローブの胸元から手を引き抜いて、ぜえぜえ喘ぐリバーを仰向けにする。そのウェストにまたがって、馬乗りになった。
美しいダークエルフの女尻に、ふさふさと黒い馬の尻尾が揺れる。ステラの腰には、いまだに幅1cmしかない黒いバンドしかつけられていなかった。
ぬめ光る黒いレザーに包まれた綺麗なバストラインが水晶球の映像の光に浮かび上がる。
ステラはリバーの両手首をまとめて握り、床に押さえつけた。
「・・・やめて。マジで」リバーはか弱い声で言った。「私、レズじゃないから。お願い」
「願いごとをしろなんて言っていないわ」とステラ。「黙っておとなしくしてればいいのよ」
「キモイ」リバーはそっぽを向いた。
が、その胸は明らかにふだんよりも激しく、早く、上下していた。
「可愛いお馬鹿さんねw」ステラは笑った。
「馬鹿にすんな」
「お前は馬鹿よ、お嬢ちゃん」
「うるさいなぁッ・・・!」泣きながらリバーがステラを睨む。「汚いオマンコくっつけんな!」
その瞬間、リバーの頬が力いっぱいビンタされた。
打擲の音と、リバーの頭が床にぶつかる音が同時に起こるぐらい激しい一発だった。
「私を侮辱するな」
ステラが刃のような声で言う。
リバーは目を泳がせながら、ぐったりと横になっていた。
「私を汚いなどと呼ぶな、馬鹿娘」
「・・・なら、私のことも」泣き声で、しゃくり上げながらリバーが口答えする。「馬鹿って言うな・・・!」
「お前は馬鹿よ」
「馬鹿じゃない!」リバーが泣き叫ぶ。「くそダークエルフ」
また強烈なビンタがリバーの頬を襲う。リバーの目がどこかへ飛ぶ。
「お前は馬鹿よ。レクターなんかを信用して、抜き差しならないところまで来て──自分が悪人ではないことに気がついた」
「う・・・」
「お前は可愛いおバカさんよ。レクターなんかに夢中になって」
「うるさい・・・なぁっ・・・」
リバーの瞳に涙が盛り上がった。
ステラは薄く笑いながらリバーの顔に美貌を近付け、リバーの小さめの胸に手を乗せる。
ゆっくりと、その胸の頂点を掌で押し包む。
「──硬くなってるわよ、ほら」微妙に嘲笑を含んだ笑いを浮かべる。「いやらしいおバカさん」
「う・・・うぅ・・・」リバーのすすり泣きが、少しずつ熱っぽくなっていく。「ちくしょ・・・う・・・」
低くて甘い声がそれに重なって響く。
「おとなしく言う通りにしなさい。可愛いおバカさん──レクターなんか、忘れさせてあげるわ」
「・・・いい眺めだな」
戸口で、女たちには聞こえない小さな囁き声がした。
「うむ」低い声が答える。「いい尻だ」
「ステラじゃねえw リバーだよ。見ろ、もう喘いでやがる」
わずかに開いた戸口から、ダークエルフの男とオークの男が部屋の中を覗いている。
水晶のぼんやりとした光の中で、ステラとリバーは女同士キスを始めていた。
「──さ、ドン、俺たちも仲間に入れてもらうとしようぜ。ステラはお前にやるよ」
扉の中に忍び込もうとするダークエルフの襟首を、オークの手がむんずと掴んだ。
「仲間を犯すのは好まん」
「心配するな、仲間に入れてもらうだけだ」
忍び込もうとするダークエルフの襟首を、オークのドンがまた掴む。「血を見るぞ、ダーリオ」
「あの程度の女に負けるかよ」
「ステラを殺すことになると言っている」
「・・・そうだな」ダーリオは不満そうに呟いた。「確かに、惜しいな」
「あの娘は諦めろ。もうステラのものだ」
「俺が欲しいのはあいつじゃねえぜ」ダーリオが少し熱のこもった声で囁く。「フィオレお嬢様さ」
「なら尚更だ。諦めろ」
「石頭めw」
喘ぐリバーの声に混じって、水晶球から審問官の声が聞こえた。
「──オホン。えー、では、被告人アンナ司祭とxxxJSxxx側の証人レクターさんに交互に発言してもらい、事実を明らかにしたいと思います」
アンナが、レクターを見つめていた瞳を上げ、妙に火照った美貌を太った司祭に向ける。
涙だけでない、妖しげな熱のこもったアンナの視線に、マイノーズは声を上擦らせた。
「いた──オホン、オホン、異端審問被告人、アンナ司祭。あなたはこのムービーが事実であることを認めますか?」
「このムービー」というのは、この審問のきっかけとなった凌辱ムービーのことだった。
そのムービーの中で、二年前のアンナ──処女だった女僧侶アンナはxxxJSxxxに何度も繰り返し犯され、処女肉に彼の精液を注ぎ込まれ、性奴隷の刻印と呼ばれる儀式を施されていた。
アンナがこの異端審問に呼ばれたのは、ムービーの中で怪しい儀式を受けていながらそれを神殿に隠していたこと、JSの凌辱によって性的な快感を得、昇り詰めていることが理由だった。
──少なくとも、表向きの理由はそのふたつだった。
「・・・はい」囁くようにアンナが答える。「私は・・・ああやって強姦されました」
「このムービーが事実であることを認めるのですね?」マイノーズが重ねて聞いた。
「・・・はい」
「つまり、処女のクセに立て続けに五発も巨根の男を咥え続け、きっちりアクメも覚えたというわけだ」
ヒューマンの騎士、ベイン卿が鷲鼻を上下させながら言った。
「ち・・・!」アンナは息を切らせた。「違います! そういう意味では・・・」
アンナの頬にカッと血が昇るのを、男たちはニヤニヤ笑いながら見ている。
「見ればわかるでしょう?! 私はJSに強姦されて・・・」
「JSのデカ魔羅に馴染まされ、最後にはマン汁垂らしてヨガっていたな。──見ればわかるw」
ベイン卿に言われて、アンナは息を飲んだ。トロリと潤んだ瞳で鷲鼻のヒューマンの騎士を見る。
「それは・・・あの刻印で、おかしくなったからです。自分で望んだわけでは・・・」
「どう言い逃れるかと思っていたら、魔術のせいだとは」ベイン卿がせせら笑った。
「本当です! あれは性奴隷の刻印と言って、女を呪縛するための──」
「では、刻印についての質問に移ろうと思います。が、その前にムービーについて他に主張したいことは?」
アンナは首を振った。「・・・いえ」
「証人レクターさん。いまのアンナ司祭の主張について、反論は?」
「ありません」レクターは微笑んだ。「見ればわかることですから、ねw」
アンナは唇を噛み締め、悔しそうな目でレクターを見つめた。
「では次に、刻印について。今度はレクターさんに先に発言して頂きます。証人レクターさん。このSSを見てください」
でっぷり太った審問官の男が、非常に大きく引き延ばされたSSを一枚、両手で掲げる。
広げられたSSには、危ういほど若い娘の裸体が映っていた。
白い太腿を大きく開き、カメラのほうに秘部を向けて、少女らしさの残る下半身を撮影されている。上付きの秘裂のすぐ上からお臍のあたりにかけて三色の蛇が這っている。少女の秘裂は、真っ白なザーメンと処女の血で紅白に濡れていた。
そのSSは、凌辱ムービーの刻印を打たれた直後のシーンを、SSに撮り下ろしたものだった。
「やめて!」白いローブの女僧侶が手足の枷をガチャガチャ言わせながら叫ぶ。「見ないで、レクター!」
「アンナ先輩ですね。よく撮れてますね。こんなに薄い毛をしてたんですねw」レクターは彼女を嘲笑う。
「う・・・ううっ・・・ひどいわ、レクター・・・ひどい・・・」
「レクターさん、この赤、白、黒の三色に分かれた呪文は何ですか?」
「それが性奴隷の刻印です」とレクター。
「刻印とは何ですか? 知っていることを説明してください」
「性の交わりのために使われる特殊な入れ墨で、男の精液を呪的に取り込み、女がセックスを楽しめるようにするのです」
「なんと邪悪な・・・!」ベイン卿が怒りの声を洩らす。
「この入れ墨を持つ女は、精液を注がれることで快感を得ます。また、生命力も得ますので、食事や睡眠を減らしても健康でいられます」
「つまり?」審問官が先をうながす。
「つまり」レクターはニヤリと笑った。「女をサキュバスにするための入れ墨ですよ」
「なんだと・・・!」
審問官たちは色めきたった。
「ということは、この司祭は昼も夜もなく精液を注がれて生きてきたというのか?!」とベイン卿。
「レクターさんの証言について、何か反論はありますか、被告人アンナ司祭?」
泣きじゃくるアンナがのろのろと顔を起こした。
目の前には巨大なSSがあって、少女だったアンナが無残な姿でこちらを見つめている。
「私は・・・私にはもう、その刻印はありません。自分で封印して・・・」
「いま話題にしているのは当時の話だ。現在のお前ではない」とベイン卿。
「レクターさんのいまの証言に対しては、何ら反論はないということですか?」
「・・・ひとつ、補足することがあります」
「どうぞ」
「あの入れ墨は精液を魔力に変えます。だから、女は妊娠しなくなります。ただし、鍵の入れ墨を施した男の精液だけは変換できないようになっています。
連合はそれを使って、女を性奴隷としてこき使います。だから、性奴隷の刻印と呼ばれるのです」
「なるほど」
「それから・・・」言いかけたアンナは、半端に口を閉じた。「いえ、何でもありません」
「つまり、この聖女ヅラした女司祭アンナは、異端の司祭に入れ墨を施してもらい、寝る間も惜しんでエルフどもと背徳の交わりを結び続けたのだ!」
ベイン卿に混ぜ返されて、アンナは絶望的に呻く。「違いますッ・・・」
「まあ、まあ。いまは刻印についての発言にとどめましょう。アンナ司祭が淫乱であるかどうかは、また別の問題としますw」
マイノーズ審問官はぬけぬけと卑猥なことを言いつつ、「では次」と場を仕切った・・・。
500KB超えたら24時間でDAT落ちすると聞いたのですが本当でしょうか
そのへんよくわからないので一度止めますね。
エロくなくてすみません。近いうちにエロいとこまで行きますので、今日はご容赦を・・・。