【FFXI】ミスラとまんこしたい10夜目【エロ総合】

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460名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 17:02:58 ID:ZJXuRbtc
天才は忘れた頃にやってくる。
461名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 19:50:55 ID:4fc71M/M
オートマトン工房のガルカも言ってるしな。
おいおい、マトンだって合成品で出来てるわけじゃないんだ。
そんな早急に出来るものじゃない。オマエさんだって
急いで仕上げた粗悪品のマトンなんか欲しくなかろう?
シャラトトでチャイでも飲みながら、気楽に待つと良い、ってな。
462名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 01:08:26 ID:LFI/6Nfs
次はどの作者さんが来るかな?
463名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 01:51:38 ID:pPf3VRCa
保守
464名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 00:23:45 ID:fQE2CUMh
ミカさん懐かしいな…ロンフォ時代からお世話になりっぱなしです…
テキスト保存したのは後にも先にもミカさんだけだ。。
465名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 06:17:46 ID:MR6UOMjJ
うおお!ミカさん来てたのか(*´Д`)ハァハァハァ
466名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 08:55:07 ID:sPTQ+zxI
ミカさんキテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
エロエロミカさんはこうしてできたわけですね(*´∀`)
テラGJ!
467ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:24:30 ID:Rm2woYop
久々の故郷、冒険者用に国が割り当てた小部屋とはいえ自らのモグハウスの玄関をくぐる瞬間は、異国のレンタルハウスでは味わえない
郷愁と安堵感を感じるものだ。・・同時に、少々やり場の無い怒りを覚える事もある。
チッ
モーグリを呼び戻す手続きを忘れた。冒険者の皆さんなら一度は体験した事があるであろうこの感覚。時間をかけて、わざわざ戻って
来た我が家で直ぐに踵を返し、アホめ、とでも言いたげなガードに話しかけてモーグリを呼び戻す手続きをする。さっき擦れ違い
ましたよね、なんて口には出さないが心の声ははっきり聞こえるあの瞬間。それに寒風吹きすさぶこの季節、表を行ったり来たりも
おっくうだ、もういい、ちょっと休んでから何食わぬ顔で手続きをすればいいさ。
暖炉に火を起こし、ベッドにどさりと横たわると部屋を懐かしみながらぐるりと眺める。大分痛んでるな。人が住まない家は思った
以上に早く傷むというのは本当のようだ。特にモグハウスは、レンタルハウスや民間の賃貸住宅と違い、所有者(つまりお国だ)が
手入れをする事はない。冒険者奨励の為に無料で割り当てる代わりに、自分で手入れをしろという算段なわけだ。同じく冒険者に
割り当てられるモーグリが非常に器用で几帳面なハウスキーパーの役割を与えられている事も大きい。しかし、この政策には
誤算があった、冒険者は便利で仲間が集まり易い町に群がるという点だ。冒険者達がジュノやアトルガンに集まるようになると、
ここバストゥークの居住区の冒険者用に急造された安普請な集合住居エリアはかつての喧噪もなく閑散としている。家主を失った、
元々堅牢には作られなかった安宿達はずいぶんと疲弊していた。
468ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:26:22 ID:Rm2woYop
ベッドでぼんやり休んでいたら、知らずのうちに寝てしまっていたのだろう、しかし寒さのあまりブルッと震えて目が覚めた。
窓から差し込む赤い光が、今ちょうど日が沈もうとしている事を伝えている。暖炉はなかなかの勢いで燃えているが・・
すきま風が酷いのかもな。これはたまらないと立ち上がり、部屋の隅々を回り痛んだ箇所をチェックする。すぐモーグリを呼び寄せて、
修繕させようと思ったのだ。木造の骨格に石材やレンガを積み上げ漆喰で固めたバストゥーク様式の家屋だが、造りが粗いせいだろう、
古くなった漆喰が柱や石材から剥離し隙間を作っている。さっさと埋めないと、何カ所もある空気の通り道にうんざりしつつ、
頭上から冷たい空気が流れているのに気が着いた。

見上げると石材の輪郭に沿って黒い筋がある。ひび割れだ、自分の頭一つ上あたりから天井に向かって、石材の間を縫うように走っている。
やれやれ、作業台をひび割れの下に移動させ、少々行儀が悪いが踏み台代わりに使う。背の低いこの机の高さは件のひび割れを
確認するのにちょうどいい。下から見るより大きいな、と確認していると、思ったよりも重大な傷みである事に気が着く。
大きな石材から完全に剥離した部分があり、なんと隣の部屋がちょっと覗けるのだ。こりゃまずい、すぐにモーグリを呼ぼう、
と思ったはいいが・・この穴からすぐ目を離せなくなった。確かずいぶん前はお隣さんはヒゲ面のオッサンだったはずだが、穴から
覗く世界に、美人と表現すべきか、可愛いと表現すべきか、どちらにしろ見応えのあるヒュームの女性が飛び込んで来たのだ。
ああ、俺は何を考えているんだ、ヒゲ面か女性かに関わり無く、覗きなどまともな人間のする事ではない、どっちみちすぐに埋めないと・・
と思ったが、女性の手が肩口にかかりするりと上着をはぎ取った事で、理性に反して脚は作業台の上に調度品の如く居座り動こうとしない。
ちょっとだけ、ちょっとだけなら、僅かな穴から向こう側の世界を少しでも広く知るため顔を上下左右に動かし、穴をのぞく角度を変える。
不味い事に気が着いてしまった。ベッドが見える角度がある。
469ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:28:07 ID:Rm2woYop
上着を脱いだ彼女は、何か作業をする為に部屋の中を移動し、死角へと消えた。その事で冷静さを取り戻し、静かに作業台を降りると
一思案する。覗きなんていうのは、数あるインモラルな行為(特に性的な行為)の中でも、最もある種堂々としていないというか、
小心者のやるしょうもないものだと思っていたが、しかし、いざこうして“覗き穴”と相対するとそれが神秘の世界への扉のように
思えて来る。今ここでモーグリを呼びつければ優秀でおせっかいな彼らはあっという間に穴を塞いでしまうだろう、なんというか、
それはとても惜しい気がする。悶々としている頭に先ほどちらりと見えたベッドがちらつく、妙齢の女性はベッドの上で何を
するのだろう・・頭を冷やそう、そう思ってすっかり日の落ちた商業区に出ると、ガードの脇を素通りし、競売でパテを買った。
まあ、モーグリを呼ぶまでもないだろう、なんというか、壁ぐらい自分で直せるし・・。
その日以来、アルザビを拠点にしつつ、時間がある日の夜は、バストゥークの部屋で過ごすようになった。大半の、そう、
9割以上の痛んだ壁は修復したのでもう十分だろう、たまたま手の届きにくい高所のヒビは残ってしまっているが、生活に支障が
ないレベルまで部屋は修繕された。たまたま、だ。いや正直に言えば、あの穴の魅力に俺は屈したのだ。たいしたものは見えないさ、
そんなつもりで覗いていたがそれが大間違いである事にすぐ気づかされる事になった。
470ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:29:50 ID:Rm2woYop
覗き穴から見える世界は自分の部屋とは全く違う。落ち着いてはいるがエレガンスを感じさせる家具を揃え、雰囲気のいい部屋に
仕上げてある。しかし、妙な事に彼女も部屋にモーグリを呼び寄せていない。モーグリが居るのを見た事がないし、実際呼んで
いればこの穴はたちどころに修繕されてしまうだろうから、呼んでいない事は確かだ。モーグリの居ない部屋は普通の冒険者
にとってほとんど意味がない、にもかかわらずなぜモーグリを呼ばないのか。理由は簡単だった。彼女はモグハウスをいかがわしい
目的で使うセカンドハウスにしているのだ、モーグリが居てはマズいような行為のね。俺が正直期待していた光景は、思ったより
ずっと早く目にする事が出来た。ある日、やけに身なりのいいヒュームの騎士と一緒に部屋に戻って来た彼女は、とても嬉しそうに
二人の時間を過ごしていた。一緒に食事をとり、仲睦まじく寄り添い愛でも語らったのだろう、そうした時間を過ごすうちに男が
辛抱出来なくなったのか彼女の肩を抱きベッドに押し倒す。その後は二人裸になり、彼女が男に貪られる時間が続いた。
激しく攻める男に、彼女はただただされるがままだ、まだ経験が少なく積極的にはなれないのだろうか?しかし彼女の体は魅力的だ、
男がエキサイトするのもよくわかる。大きく開いた脚は健康的で、太ももの筋肉と脂肪の付き具合がよくわかる。さらにその付け根、
最も肝心な部分は男の腰が行ったり来たりしており見えそうで見えないのがもどかしい。男の腰が引くと、まん丸い尻と脚の境や、
内股の脚の筋が作る健康的な凹凸が秘所に向かってすらりと伸びているのが見えるが、脚の付け根から内側にかけてはどうしても
見えない。たわわな胸は振動に合わせて激しく揺れているようだが、たいがい男が抱きついておりやはりよく見えない。覗き穴を覗く
角度を変え、必死にいろいろと観察しようとするのだが、見えそうで見えないのがもどかしい。一人で大いに盛り上がっている男が
最高潮に上り詰めたのだろう、彼女から体を引き抜き、こちらからは背面しか見えないが男が自らのイチモツを擦っているのが動き
でわかる。ビクと痙攣した男の背中は妙に寂しい、性交を第三者の視点から見ると、つくづく男というものは情けない生き物よなあ
と感心してしまいそうだった。彼女は行為が終わってもやはり動かない、満足出来たのだろうか?
471ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:31:30 ID:Rm2woYop
観察する事さらに数日、どうやら彼女はものぐさのようだ、彼女の部屋は片付いている時と散らかっている時の差が極端に激しい。
散らかっている時はやたら値の張りそうな装飾品や服、装備などが部屋中に散乱していた。名のある合成職人なのか、はたまた
大冒険者なのか、そう思う程金目のものが多い。よくよく観察すると装備、服飾の傾向から彼女が吟遊詩人である事がわかる。
さて散らかっている時とそうでない時の差は何であろうか。とても単純な解答だ、男が来る時と来ないとき。例の騎士が現れる
日は部屋がこざっぱりしている。なかなか抜け目ない。
時間が空いた晩はバストゥークに帰るのが俺の日課になりつつあるが、その晩は今までに無く衝撃的であった。彼女が今までとは
別の男を部屋に連れ込んだのだ。初めは我が目を疑ったが・・実用一辺倒の無骨な装備に身を包んだエルヴァーンの戦士を
招き入れ、やはり騎士の時と同じように、とても嬉しそうに過ごした後、体を開いた。又、彼女が性交に消極的なのは、
経験不足だからではなく、行為自体に飽きが来ているからであるようにも見えてきた。大きく脚を広げ、男の下でほとんど
動かないが、時折気怠そうに髪をかきあげている。しかし、どうしても覗き穴のアングルからだと、男の尻と背中ばかりが見え、
正確な所がわからない。この男もエキサイトしているのはわかるが彼女はどうなのだろう、どうもさめているように見えるのだが。
彼女の私生活を覗きだしてそれなりの日が過ぎ、彼女の謎も大分わかって来た。前回のエルヴァーンの出現は衝撃的だったが、
覗きを継続すると実際のところ、騎士と連続して寝る事の方が彼女にとってはレアケースだったのだ。たまたま浮気したとかいう
レベルではなく、彼女は複数の男を取っ替え引っ替えで部屋に招いていた。さらに彼女はただ男漁りに執心している訳ではなく
なかなか戦略的なのだ、部屋に散乱している服飾などは、ほぼ男達の貢ぎ物や、それを売った代金で購入した品であるとかね。
彼女の部屋を訪れる回数が多い男の中に、ヒゲのヒュームがいるが、彼が情事の終わりに、キザったらしく彼女の指に
高価そうな指輪をはめて去って行った事などからもそれが推測出来る。男達の事もわかって来た、知り合いではないがどこかで
見た顔だなと思う男も混ざっていてピーンと来たのだ。どいつもこいつも結構名の売れた冒険者だ、例の騎士は有名な
ハンターLSのエースだし、エルヴァーンの戦士は腕っ節で右に出るものはそう居ない、ヒゲのオヤジは彫金職人の師範だ。
彼女は金を持っていそうだったり、ステータスが高いような男を選んで漁っているということだろう。
472ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:32:58 ID:Rm2woYop
そうやって金と人脈を作ることで、彼女自身も吟遊詩人の中では有名人の部類に入ったらしい、凶悪な魔物の討伐やら何やらで
なかなか名声が高い。元々吟遊詩人自体重宝される存在だが、優れた容姿と、気だての良さ(明らかに演技だろうが)があれば
そういった男達もうまくたらし込めるのだろう。騙されている男達からすれば最低の女だ。まあ端から見ている分には結構
楽しい女だけどね、ベッドシーンも頻繁にあるし覗きをするのに彼女はネタに困らない。
ベッドシーンといえば、覗きだしてからと最近ではずいぶんと様変わりして来た。初めのうちはベッドに横たわると、さっさと
入れとばかりに脚を広げてあとは動かなかったが、最近は大分激しい行為もしている。例えば、騎士の男のしつこい前戯に
我慢しかねたのか、おもむろに相手に跨がり、見事な体を弓なりに反らせて腰を激しく上下させていた。体を反らせているので
たわわな胸は突き出され、激しく揺れる。騎士は嬉しそうに胸に手を伸ばし、攻められながら胸をもみしだく、同じ男として
気持ちはよくわかるというものだ。やはり最初の頃は経験不足だったのか?体が慣れて色々な体位を試しているのだろうか?
その後二人の間で何かやり取りがされたようで、彼女がおもむろに男のモノを引き抜き、手で搾るような動きを始める。
そうなったら覗きは終了だ、他人の射精シーンなんて見たく無いし。
473ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:34:32 ID:Rm2woYop
今日も、自分のモグハウスに帰って来た俺は、そろそろかなと思い作業台の上にそっと上る。部屋が散らかっている、
今日は男が来ない日か、こういう日はもう覗いてもさして特別なことは起こらない。普段なら覗くのを止めるところだが、
彼女の様子がいつもと違う気がする。ずっと何かを気にするように落ち着きのない雰囲気だったが、やがてこちらに背を向けて
じっと立ちつくし何事か思案しているように見える。部屋の片付けでも迷っているのか?そう思っていると、おもむろに彼女が
服を脱ぎだす。今までにあまりなかったパターンだ。彼女はついに下着にまで手をかけ、するすると下ろすと丸裸になり
ベッドの上に寝転んだ。大概、見たくもない男の裸で隠されていたので、丸裸を拝むのはほとんど初めてかもしれない。
ベッドの上は掛布団も無く、彼女の体を隠すものは何もない。何をするのだろう、様子を見ていた俺はいつに無く興奮している。
彼女は股間に手を差し入れ秘部を隠しつつ、いつものように脚を広げて行く。自慰か、これは初めてだ、股間を手で隠して
いるのが実に残念だ、彼女の秘所が見れる最大のチャンスが来たというのにもどかしい。彼女は股間にあてがっていた手の
中指から順番に、ゆっくりと指を折って行く、折られた指は彼女の中へ。空いた手は胸にあてがわれ、搾るように揉み上げている。
どちらも非常に緩慢な動き、ゆっくりゆっくりと指が出入りし、しばらくすると腰を浮き沈みさせるように振りだす。体を反らせて
いて顔は奥の壁の方に向けているので表情は読み取りにくいが、時折苦しそうに右へ左へ首を振る。初めは一本だった指を、
今では三本挿入し、かなり奥まで差し入れているようである。しかし、自慰行為にしてはやたら扇情的だ。あんなゆっくりの
動きでは彼女にとって物足りないのではないか?秘部をまさぐる指の動きはむしろ他人に見せつけているといった風であり、
腰の動きもわざとらしい、ゆっくりと楕円を描くように上下している。まさか、という予感が頭をよぎる、俺に見せつけて
いるのか?そんな事を思った瞬間、彼女の体がびくっと揺れた、膝が、脚を閉じるように痙攣し、足の指がシーツを掴み、
手は動きを止めている。絶頂か。彼女はゆっくりと指を引き抜き、その指で自らの裂け目を大きく開いた。明らかに、
こちらに見せつけている。ばれているのか?不安が俺を襲う。胸をもんでいた方の手がこちらに伸ばされ拳を握る。
その手が、ヒュームの間では割とポピュラーで、親が子供に最も覚えてほしくないジェスチャーの形になる。

Fuck you (クタバレ下衆野郎)
474ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:36:42 ID:Rm2woYop
ピンと天井に向かって伸びた中指、勃起した男性器を模した下品なジェスチャー。完全に覗きがばれている。
背筋が凍る感触に続いて、いやな汗が体中の毛穴から噴き出す。彼女が覗きを通報すれば、しがない冒険者である俺は
一巻の終わりだ、どうする?どうする?頭が混乱して考えがまとまらない・・しかし、彼女は次のアクションに移る。
Fuckジェスチャーは形を維持したまま、中指は徐々に下に向けられる。自分で開いた裂け目の中心にピンと伸ばした中指を降ろし、
遂にはゆっくり差し込んで行く。握った拳に立てた中指のまま、露骨なピストンをする、このジェスチャーが何を示しているのか、
混乱した俺の頭でもうっすら理解出来る。そして数回のピストンの後、引き抜かれた指は再び天井を向き、
手招きのようにクイックィッと折り曲げられる。
Fuck me (犯しに来て)
彼女は何を考えてる?来い、しかも犯しに来い、そう言っているのはわかるが真意が掴めない。従うべきか?俺の下半身は正直に
賛成の挙手を上げているが、どうしたものか。しかしこっちは立場上劣勢だ、従わずに彼女の意図を無視し機嫌でも損ねれば
通報されかねない。相手の意図が分からない以上、彼女の部屋に行ったらそのままガードに連行されるなんて事も想定出来るが・・
やはり彼女の部屋には行くべきだろう、相手の指示通り動いている分には交渉の余地もあるはずだ。かくして俺は覗きがばれた
変態野郎となったあげく、許しを乞いに相手の元に行くヴァナディールで今一番惨めな男と成り下がった訳だ。
475ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:38:18 ID:Rm2woYop
「どちらさまかしら?」
俺がお隣の扉をノックすると彼女は裸にシーツを巻き付け、胸元でそれを押さえながらモグハウスの扉を開けた。
彼女は隣人である俺の顔を知らないようだ、かくいう俺も覗きを始めてこの娘が隣人である事を知ったわけだが。
バストゥークを拠点に使わなくなって数年経つ、時々帰っては来ていたがその間隣人が入れ替わっていたなど知る由もない、
冒険者なんてみんなそんなもんだ。
「あ〜・・穴を塞ぎに来たんだけど。」
俺は極力冷静を装って落ち着いた口調で返事をする。ああ、と彼女が吐息のような声で了解の意を表すと
「あなたが変態さんね、こんなかっこだもの、配達屋か何かだったらどうしようかと思ったわ。ふふ、とりあえず部屋に入って・・」
そういうと彼女はくるりと振り向き部屋の奥に歩いて行く。シーツで隠していたのは体の前面だけだったようで、
背中から尻が丸見えだ、もう見慣れてるけど。豊満な尻が彼女の気取ったジュノの女優のような歩き方のせいでムチムチと
左右に弾ける。逆らうべきではないだろうと素直に彼女の部屋に入る、生活感溢れる部屋だ、そこら中に服やら何やらが
転がっている。俺は普段彼女が部屋に招く男とは数段扱いが劣るらしい。
「わかってるとは思うけど、あなたのやった事はガードなりあなたのご友人に知れたら、それは大変な事よね?」
なるほど、目的は脅しか。
「脅し、ねえ?まあ間違いではないけど。う〜んわかりやすくいうと協定をしたいの、私は。」
協定?何の事だ。
「あなたが私のプライバシーを無遠慮に覗いていた事に問題があるのよ。見られたく無いものって誰にでもあるでしょ?
私生活なんて特にそうだわ。」
ああ、わかりかけて来たぞ。つまり、有名どころの男を漁ってるのがバレるのがマズいんだろう。彼女は貢がせたり何なりを
目的に、その男達の“最高の女性”を演じているんだから。
「そういうこと。だから変態さん、私はあなたが何をしたのか、黙っててあげるわ。そのかわりあなたは
私の事を絶対喋らないの、いいかな?」
かわいらしい口調だが語尾に何ともいえない迫力がある。対等な約束に聞こえるがそうではない、本来覗きをしたというのは
一方的に俺に非がある行為だからだ。そこで彼女は私生活を暴かれ、絶対に知られては行けない事を知られたのだ、
“対等”という力関係は成立しようもない。むしろ、はらわたが煮えくり返えるほど激怒しているのが普通だろう。
彼女からは約束を守らなかった時は通報ですむ話では無くなると言いたげなすごみを感じる。
「あら変態さん、なかなか頭が回るじゃない、そういう事。まあ激怒はしてないけどね。」
俺の返事は考えるまでもなくyesだった。即答だ、見逃してやると言われている以上、それ以外の答えはない。
476ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:40:33 ID:Rm2woYop
「ふふ、よかったわ。私これでもすごい緊張してるのよ?あなたが気持ち悪いオッサンだったらどうしようって
気が気じゃなかったし。」
たしかに、俺がどんな人間か、歳はいくつでどんな容姿でどんな性格なのか解ってもいないのによくこんな呼び出し方を
したもんだ。彼女はゆっくりベッドに近づきながら、
「普通に呼びつけたら逃げられるかもしれないじゃない?少なくとも敵対的じゃあない事をアピールする必要があったし、
意表をつかれたら誰だって真意を確認したくなるでしょ。それに男の釣り方の一つよ。ヤれると思ったら、
どんなに頭の切れる男でも馬鹿になるものよ。」
悔しいがおっしゃる通り。こうしたやり取りの中でも、俺の下半身は萎縮するどころか、ふくれっぱなしだった。
「それに私ね、男を見る目にはちょっと自信があるの。経験ってやつかしら?扉を開けて入って来た男がどんなやつか、
ちょっと話せばすぐに見抜いて相手に合わせた交渉が出来る自信があったの。あなたは小利口で、現実的だけど悪い
やつじゃあないわ。利害関係が一致すればグリップ出来るタイプね。お互い持ちつ持たれつほどほどに、そういうの好きでしょ?」
御名答、あっぱれな女だ。呆れを通り越して感心していると、彼女がベッドに上りだす。腰を曲げ、右手をベッドに着き、
左足の膝をベッドの淵にかける。いざ上らんという体勢でぴたりと彼女は動きを止めた。彼女は空いている左手をするりと
桃尻に当て、そのまま左の尻肉をギュッと握る。俺の視線は彼女の臀部に釘付けになり、がっちりと固定された。鷲掴みされた
柔肉が指の隙間からムニっと溢れ、陰部は引っ張られた事でパカリと開いて彼女の穴を丸見えにしている。なおも彼女は握った
尻を左に引っ張る、柔肉がひしゃげその柔らかさを存分にアピールし、尻に合わせて引っ張られた恥丘とその内側の桃色の
粘膜が左側に歪に広がる。穴も左にゆがんで開き、彼女の体内を覗き見る事が出来る、既にしっかり潤っている。
彼女は首を左に折り、尻越しに挑発的な視線を送って来る。少々わざとらしいまでに吐息をはくが、その声とぷくっとした唇の
動きは男の誘い方を熟知している。わざとらしい、とは思うものの俺の股間は思春期駆け出しの頃の勢いを取り戻していた。
流石だ、これに逆らえる男はそう居ないだろう。
「協定も成立した事だし、どう?“穴”を塞ぎに来たんでしょ、なんてね、ふふ。あんな誘い方をして期待だけ持たせるのも
可哀想だしね。自分でいうのもなんだけど、悪く無いわよ。」
断る理由はどこにもない。だがこれも彼女の戦略なんだろう、一度寝れば知らない仲では無くなる、口約束だけよりずっと
固いというわけだ。そしてその算段は俺相手には正解だ、女っていうのは怖いね。
477ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 02:03:06 ID:Rm2woYop
前戯はさっきの自慰があるので必要がないという、したければどうぞとの事だったが折角なのでお誘い通りにすぐ挿入する。
彼女は先ほどの姿勢のままであり、バックでのスタートとなったが、この女予想以上だ。中は熱く肉汁で溢れている、
そして突くたびにタイミングよくニュクッと締めて来る、たいした腕前だ。あっという間に敏感になって来た俺は、
さすがにここまで早いのはしゃくなので、余裕があるうちに深々と差し込んで落ち着きを取り戻すまで待機の戦術に出る。
彼女がクスリと笑みをこぼし、その間ずっとニュクニュクリズミカルに締めて来る。まるで吸い上げられるようだ、
俺のものが彼女の奥に吸い込まれ伸びて行くような感覚、実際普段より勃起が激しいのだろう、下半身が久々に
全力を出している気がする。ベッドにあがりたいと言われたので、フォークで刺した果物を持ち上げるような
腰の動きで彼女をベッドの上にあげる。おもしろい、と彼女が笑う。
「覗かれてるって、確信したのはごく最近なの。穴を実際探した日ね。でもあなた、多分大分前から
私の部屋を覗いてたんじゃない?」
挿入したままベッドの上を這い、ポジションを確保しながらお互い今回の事件の種明かしを始める。
「やっぱり大分前からなのね。違和感はずっとあったの、私だってそれなりの冒険者なのよ?視線を感じるっていうか、
よからぬ気配ぐらい感じるわ。」
今度覗く時は素人の町娘にしておくよなんて軽口を叩きながら、彼女に体重をかけ胸を後ろから揉みしだく。
柔らかい、サイズも多きすぎず小さすぎず、下の感触を楽しみつつアクセントに最適だ。彼女と寝た男達が皆激しく
興奮していたのが解る、油断するとうっかり腰を激しく動かしてしまい、余裕が無くなりそうになりペースを慌てて戻す。
「実はね、あなたにはちょっと感謝してるの。多分、相当な回数、私の情事を覗いてた変態さんだから気が着いたと
思うけど、私最近夜の調子がいいの。」
確かに気がついてたさ、覗き始めの頃は水揚げされたググリュートゥーナみたいだったが、日を追う毎に激しく
なっていたし。しかし感謝されるような事をした覚えは全くない。
「最近は男と寝るのもすっかり飽きてたの。まあ気持ちはいいんだけどね、いちいち相手をするのが
面倒で相手に任せっきりだったわ。」
飽きる程とはお見それするね。そんな事を言いながら、後ろから彼女の中をほぐすように突く。
「ふふん、男女の仲って結局巡り合わせじゃない?初めてだって結構早かったし、本気で愛し合ったり、
体目当てで遊ばれたり、私はいろいろ経験出来たのよ。で、火遊びの仕方も自然と覚えちゃった訳。」
なるほど、じゃあこの後は期待していいようだな。ぜひ手取り足取り手解きしてもらいたいね。
けど、結局感謝してるってのは何だ?
「ああ、そうね。マンネリの打破っているのはやっぱり刺激が必要なの、大恋愛とか、絶体絶命のピンチとか、
浮気とか、アブノーマルな仕方とか。で、今回は覗かれてる気がするってのが刺激的だったのよ。」
この女、ぜひお友達になりたい気がして来た。色々とすごい話が聞けそうじゃないか。
478ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 02:05:30 ID:Rm2woYop
「最初は気のせいかって思ってたんだけど、あんまり何度も視線を感じたから覗かれてるんじゃないかって思うようになったのよ。
一番プライベートな時間が筒抜けになってるって、すんごいゾクゾクしたんだから。ちょっと怖かったけど。
で、壁の向こうの男が今私のどこを見てるのか想像しながら寝ると、男を覚えてきた頃みたいに体が敏感になるの。
気持ちよかったわ〜、久しぶりよ、だからちょっと感謝してるの。」
俺は素直に感心した、大物だよ。男漁りする女は好きじゃない(大半の男がそうだろうけど)が、別に俺の彼女でもなし。
突然、彼女の体がビクビクと痙攣する。
「あん・・、気持ちよくなっちゃった・・。あなたも遠慮しなくていいわよ、時間あるし。」
自分の女じゃなくても、抱きかかえている腕の中で果ててくれると愛おしい気がして来る。今のもアブノーマルな関係だから?
「うん、名前も知らない変態としてるんだし。覗き事件の集大成って感じかしら?すごくイイよ。」
変態扱いはいただけないが、イイと言われて悪い気がしない男はいないだろう。息を荒げながらも会話は続ける、
喘ぐ時はほとんど演技で行為の最中に会話する事ぐらい普通に出来るらしい、だいたいの女は演技で声を出してる
だけだって誰かが言ってたね。彼女をひっくり返し、大股を開かせて貪る。ああ、結局俺も彼女に騙されてる
男と同じで必死に腰を振っている。男という生き物はすべからく馬鹿なのか、この女の体に魔力があるのか。
多分両方か、なんて思っていると一気に上り詰めて来る。激しい射精感、吹き出すたびに腰を捩じ込むように振る、
自分ではコントロール出来ないほどだ。同族同士はマズいよなあと思いつつも、頭が真っ白になり、
オポオポのように腰を振ってしまう。
「あらぁ、まだまだ若いじゃないの、アッ!まだ出るぅ。・・はんっ。」
最初からかなり我慢していたので、一回抜けて大分楽になる、これからたっぷり楽しもうじゃないか。
上になると彼女が言い、体位を直すと腰を振り始めた。激しく複雑に腰を振り、柔肉が俺によく絡み付いて来る、
混ざり合った二人の精液がよく粘り、長くは持ちそうに無い。彼女の暴れる胸をたまらず両手で捕え揉み回す。
彼女にとって俺程度の男など征服するのは赤子の手をひねる程度の事なのだろう。
479ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 02:07:53 ID:Rm2woYop
まだ本気じゃないけど?と言いいたげな表情で、二度目の射精を少しも堪えきれずに吹き出している俺を見下ろしている。
精子を膣で受け止めながら彼女がのしかかる、射精が終わると体をスライドさせ、自らの胸を搾るように俺に突き出して来た。
吸え、と言っているのだろう、俺はガキに戻ったように吸い付くと、顔面に胸が押し付けられて来る。
ああ、ダメだ、この女には勝てない。
そう思いながら、彼女の胸に必死に吸い付く。結局この後は、彼女の言いなりになる形でめくるめく時間を過ごす事になった。
体位や腰の振り方を指示され、既に出し尽くして普段なら立たないはずの俺の性器も、忠誠を誓う相手を俺から
彼女に鞍替えしたようで、力を振り絞って立ち上がっていた。対面座位で嬲られ続けながらも、彼女の言う通り、
胸や脇を撫上げ彼女に奉仕する。柔らかい尻が俺の股間に打ち付けられる感触がたまらない。耳元で卑猥なささやきと
吐息を吹きかけられ、彼女の絶頂の感想を聞いてると、もう限界のはずの自分の股間がまた無理をして固くなる。
永遠に停まらない彼女の腰の上下動、よく絡み付く膣に搾られ、最早射精しようにも種を出し尽くした俺の性器が
快感だけの絶頂を感じる。絶頂で敏感になったものを膣にねぶられ、俺は情けない事に、ギブアップを懇願した。

ベッドを降りた彼女がすたすたとテーブルに近づくのを、ベットの上で惚けながらぼんやり眺める。
「じゃ今日の事、よろしく頼むわよ。」
彼女は何事もなかったように、ドライな口調である。彼女は少し背中を丸め、自分の下半身を見ているようだった、
二人の愛液に汗が混ざり、膣内で激しくかき混ぜられた事で泡立った液が、股中、太ももまで汚している。
腰を打ち付け合ったので、液は股間中に飛び散っており、俺が今まで見たどんな女性よりも淫らな状態に見える。
彼女はめんどくさそうに手でその液を救い上げ、そのまま指を膣に入れ、かき混ぜだした。後ろで俺が見ている
事など全くおかまい無しだ。ブプッ、っと小さな音がして、彼女の股から俺が流し込んだ精子がドロドロと流れ出て来る。
それを先ほどの手で受け止める、手の平いっぱいの精液が出て来ると、彼女は少し手の上で転がすようにして観察し、
さっとちり紙で拭き取って無造作にゴミ箱へ捨てた。その後ちり紙を何枚か掴み、今度は椅子に座ると股を半開きにして、
股間を拭きだした。女性の事後処理は初めて見る、何か生々しく、あろう事かまた自分のものが反応を始めている、
我ながらあきれんばかりだ。
「ね、ちゃんと穴を埋めてってね。さっきの冗談じゃなくてさ。」
自分の性器を拭きながら、こちらも見ずに彼女が言う。そうだった、そっちが本題だよな。干涸びるかと思う程
搾り取られて、彼女にとっては冗談だったとは、本気でされていたら不能にされていた事だろう、女って怖い。
480ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 02:09:08 ID:Rm2woYop
簡単に着替えて、部屋から持って来たパテを壁の穴に埋め込んで行く、相変わらず素っ裸の彼女はテーブルに
肘立てしながら眺めていた。
「ふーん、器用じゃん。やっぱモーグリはたまに呼ばないとダメなのねえ。ついでに他の壁とか直してよ、
家具とかもさ。お隣でしょ?思うんだけど冒険者も近所付き合いぐらいはするべきじゃない?ねえ、あなたはどう思う?」
いやいやごもっとも、などと適当な返事をしながら作業を進める。
「私の穴にはさんざんパテを流し込んで塞いだんだから、それぐらい丁寧にしてよね。夕飯ぐらいおごるから。」
彼女は発言がオッサン臭い、普段は演技をしてるんだろう。俺の前でも多少は油断せず女性らしくあってほしいね。
一通り作業を終えると(という程大げさな作業でもなく数分かからず終わったが)、彼女が用意した軽食にありつけた。
初めて会ったのに、旧知の友人のように自然と会話が出来る、彼女の社交性のおかげだろう。食事が終わって
最後の最後にお互い自己紹介する、順番はめちゃめちゃだったが、俺にはお隣さんという新しい友人が出来たわけだ。
帰り際、修理代に何でも良いから持って帰ってくれという彼女の申し出を断る。
「どうせ競売にかけちゃうんだから、いいのに。ま、今後ともよろしくね?」
ああ、もちろんいいとも。

遠国の偉い方と知り合う大冒険も良いけど、たまには近所付き合いも悪くは無いかもな、意外な人が住んでるかもしれないしね。
                             
                             おしまい
481ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 02:13:33 ID:Rm2woYop
お久しぶりです。
最近忙しくてヴァナにも滅多にログイン出来ませんですよ。
久々にログインしたら、所属国に居たのでとりあえずモグハに入ったら白豚が居ない。。

そんな感じ(?)が今回の元ネタでしたとさ
482名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 08:52:49 ID:AmvSk7n+
ああ、いいなあこういうの。
軽妙かつ濃厚で、ご馳走様でしたGJ!!
モグ戻すの忘れたあの空しさは確かによくわかるw
483名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 20:38:47 ID:jIiYAGJF
いいね、いいね。
堪能しました。でもこの主人公とお隣さんの関係は一回きりで終わりなんだろうな。
面白かったです。あと、白豚仕事しろ!
484名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 01:06:04 ID:k3ebpNk2
裸族氏キター
相変わらず視点が独特ですな
エロも毎度濃厚でゴチになってます
485名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 20:45:52 ID:+RY5VCUA
裸族氏GJ!
モグ戻し忘れからお隣さんとのエロまで完成度高くてよかった。
私も放置してるSS書くかな・・・このスレは神がいぱーいなので
気後れしますが。。(´・ω・`)
486名もなきタル好き:2007/04/30(月) 21:37:27 ID:AJ/cJahj
お久しぶりですm(_ _)m
ウインダスNPCモノ、最初3部作って言ってたんですが、なんと5部作に
なっちまいました。

博士の異常な愛情?

第1話、どうぞお楽しみください^−^
487名もなきタル好き:2007/04/30(月) 21:39:14 ID:AJ/cJahj
・シャントット博士の淫らな失敗(モルボル×シャントット)
 ウインダス石の区・シャントットの庵。今日も「週刊魔法パラダイス」の記者ヒウォン・ビウォンが、彼女に取材を申し込むチャンスをつかもうと
周辺をうろうろしていることを含めて、極めていつもどおりの、平和な日であった。
 
 しかし、それはあくまで外面だけの話でしかなかった。庵に1歩入るとそこには、この庵の主であるシャントットと、何と…巨大なモルボルが
1匹居座っていた。その大きさは、ほぼこの部屋を埋め尽くすほど。いったいどうやってこの大きさのモルボルを育てたのか、どのようにして
この部屋に持ち込むことができたのか…?それは、このモルボルを育成した鼻の院の研究者と、シャントット本人しか知らなかった。

「ホホホ。これなら、最近とみに忙しいアジド・マルジドの手をあまり煩わさずとも、毎日楽しめそうですわね。」
 モルボルの立派なできばえに、シャントットは感嘆の声をもらした。弟子のアジド・マルジドがお使いから帰るまでには、まだたっぷりと時間が
ある。今のうちに楽しんでしまおう。そう考えたシャントットは、ゆっくりと、まるで目の前のモルボルに見せ付けるかのように連邦軍師制式
コートを脱ぎ、触手の下に仕込まれている、魔法機械じかけのモルボルを動かすスイッチに手を伸ばそうとした。

 ところが。

 まだスイッチに手も触れていないというのに、モルボルの触手がぴくりと動いたのだ。…まさか、暴走?
「あら。まだスイッチも入れていませんのに…っ!?」
 シャントットのつぶやきが驚きの声に変わる前に、触手の1本が彼女の右手にくるくると巻きついた。程なくして他の触手も伸びてきて、左手・
右足・左足をそれぞれ捕らえ、彼女のズボンや肌着を乱暴にむしりとった。シャントットは大の字のように両手足を広げられたまま、空中高くに
持ち上げられてしまったのだ。

「あ…っ……んぁあっ…。」
 まだ裸に剥かれて空中に持ち上げられただけだというのに、既に火のついたシャントットの肉体は、暴走した機械じかけのモルボルに好きな
ように弄り回されるというこのシチュエーションに早くも酔っていた。長い耳から顔、果ては全身までピンク色に染まり、いやらしく腰を振って
モルボルを誘う。蠢く触手達がその挑発を受けないわけがなかった。

 1本の触手がシャントットの胸に伸び、先から生ぬるい粘液を分泌しながら這い回り始めた。更に数本の触手も伸びてきて、申し訳程度に
ふくらんだ胸を揉みほぐしたり、すっかり立ち上がっている桜色の敏感な突起をつんつんつついたりすると、シャントットの口から、普段の
高飛車な口調からは想像すらできないような甘い鳴き声が上がった。
「ぁん…や……あぁっ!…はぁん……っ。」
 その声に気をよくした(?)のか、触手はますます激しく彼女の身体を弄り始める。触手の先端から染み出している生ぬるい粘液は、どうやら
催淫の効果があるらしく、塗り込められる度に全身が性感帯と化していくようだ。
「ぁ……んぁはっ…ぃやぁん!…ぁあぁあ…っ……。」
 催淫粘液でぬらぬらと光る触手が不気味に蠢くたびにシャントットの腰が空中でガクガクといやらしく跳ね、あふれた愛液がぽたぽたと
床に落ちて模様を描いていく。やがてぬらぬらの触手は、その愛液があふれる泉へと突き進んでいった。内腿をにゅるにゅると這い回り、
先端部分で泉の周辺をつつっと撫で回す。ぬるぬる、ぐちゅぐちゅと湿った音が、部屋全体に響き渡る。
488名もなきタル好き:2007/04/30(月) 21:39:57 ID:AJ/cJahj
「あぁっ…は…はやくぅ……はやく来てぇ…!ほしいの、ぬるぬるのがほしぃの…!!」
 自分でも信じられないくらいの淫らな台詞が口から出たことに気づき、シャントットは今さらのように、この魔法機械じかけのモルボルの
暴走が、既に抜き差しならない事態にまで発展していることを悟ったのだ。まずい。理性が残っているうちに何とかしなければ…。しかし
催淫粘液を全身に塗り込められたせいで、ちょっと触れられただけでも全身に電撃が走るほどに感じてしまう。この状態でできることなんて
あるのだろうか?常人であればよがり狂って精神が壊れてしまいかねないような快感の中、シャントットが思いついたのはただ1つ。この庵
もろとも、モルボルを<ファイアIV>で焼き尽くすのだ。印を結ぶために、触手に巻きつかれた両手を頭の上であわせようと両腕を持ち上げたその
瞬間、シャントットの秘裂にもぐりこんでいた触手が、催淫粘液をほとばしらせながら敏感な肉芽をこりこりともてあそび始めたのだ。
「…ぁあっダっメぇ…ぁはあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁ〜っ!!」

 脳裏で真っ白な光が何度も爆ぜ、小さな身体を弓なりにそらせてシャントットはイッてしまった。一度イッたらもう止まらない。触手は嬉しげに
催淫粘液を出しながら、絶頂を迎えてひくひく痙攣している秘裂をかきまぜ、ピンピンにいきり立っている肉芽を何度もこねまわす。
「あぁあぁ〜〜っ!!…はっ……あぁん…ぁはあぁあぁ〜〜ん!!」
 イキッぱなしになったシャントットはもはや理性などひとかけらも残ってはいない。淫らに身体をくねらせ、がくがくと腰を振りたてて、彼女は
触手にもてあそばれるままに何度も何度もイキまくった。と、そのとき。

 ――ガチャ!

「えぇい、お前ごときに話すネタなどない!失せろ!!」どしん!
 お使いに出ていたシャントットの1番弟子にして口の院の院長、アジド・マルジドが帰ってきたのだ。玄関前で彼にすがりつくヒウォン・ビウォンを
突き飛ばし、彼は扉を押し開けた。しかしその瞬間、彼は固まってしまった。
「…!!シャントット博士!?」
 アジドが驚いたのもムリはない。部屋全体を埋め尽くさんばかりの巨大なモルボル。そしてその触手に四肢をつかまれて固定され、さらに
秘所まで触手に侵食され、催淫粘液まみれになっているシャントット。彼は一瞬、何がどうなっているのか分からなかった。
「ん、これは…。」
 アジドの足元に、1本のネジが転がっていた。そして目の前のモルボルをじっと観察して考えをめぐらせる。こいつは本当に生きてるヤツじゃ
ない。おそらく魔法機械の応用で作られたものだ。きっとこのネジが外れたせいで暴走したのに違いない…。
「いったい何に使う気だったんだ…?」
 思わず首をかしげてひとりごちてしまうアジド。しかし、まずはこの目の前の惨状から博士を救わねば。アジドは、モルボルを暴走させている
機械に狙いを定め、素早く魔法の印を結んだ!

「<サンダーIV>!!」ズガシャァーーン!!

 機械部分を激しい電撃が直撃し、モルボルはその動きをとめた。触手もダラリと力を失い、床にドサドサと落ちる。
「うぉっ!…と。」
 間一髪で、シャントットの裸体をお姫様抱っこで受け止めたアジド。とにかく彼女を寝室に運び、粘液を拭いてやらなくては。気を失ったまま
であるにも関わらず、ひくひくと痙攣を繰り返すシャントットの身体を自分のマントでくるんでベッドに横たえた後、アジドはモルボルの間を
くぐりぬけ、暖炉へお湯を沸かしに行ったのだった。
489名もなきタル好き:2007/04/30(月) 21:41:51 ID:AJ/cJahj
相手がモルボルなもんで、第1話は短め…^^;
この週末に、第2話

・アジド・マルジドの贅沢な憂鬱(アジド・マルジド×シャントット)

をうpしまっすO(≧∇≦)O
490名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 07:01:41 ID:jdE4hre4
タル好きさんGJ!
続編も期待してます(・ω・´)
491名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 03:25:19 ID:KomhY3DX
こんばんは。
ヴァナ汁保管庫を読んでたらつい懐かしくて描いてしまいました。

しらかんさんのSSに出てくるティナとジェネです。
ttp://tune.ache-bang.com/~vg/outitem/up/img/15219.jpg
492名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 12:22:59 ID:F4hTg2BO
>>491
超GJ
これでご飯3倍はいけそうでつ(;´Д`)
493名もなきタル好き:2007/05/05(土) 02:24:38 ID:g6p17VLM
ども(゚Д゚)ノでは早速第2話

・アジド・マルジドの贅沢な憂鬱(アジド・マルジド×シャントット)

いきまっすw
494名もなきタル好き:2007/05/05(土) 02:25:42 ID:g6p17VLM
・アジド・マルジドの贅沢な憂鬱(アジド・マルジド×シャントット)

 ――パチパチ…パチッ…!

 暖炉の火が爆ぜる音がして、シャントットは目を覚ました。裸のままではあったものの、身体はきれいに拭かれており、彼女は、何とか自分が
助かったことを悟った。
「…博士?気がつかれましたか。」
 聞き慣れた低い声。アジド・マルジドが部屋から顔をのぞかせた。
「…帰りが遅いですことよ!」
 ホントは危ないところだったのだが、わざと眉根を寄せてアジドをにらむシャントット。しかしアジドは謝らなかった。
「びっくりしたのは俺の方です。これはいったい何なんですか?」
 彼が指しているのは、もちろん先刻の巨大モルボルのことだ。
「わたくしがあのモルボルで何をしていたか、見たのでしょう?」
 シャントットが逆に質問で返すと、アジドは口ごもった。しかし、逃げたい気持ちを何とかこらえる。

「…俺が、忙しいからですか…?」
 最近色々と忙しくて、シャントットの連日連夜のお誘いにも、ろくに応えられない。そんな後ろめたさは、正直あったのだ。しかし、シャントットは
ホホホッと笑って答えをごまかした。
「わたくしが呼べば、あなたは口の院の仕事が立て込んでいるのでない限りはやってきてくれますわ。最近は忙しくてなかなかこちらには
来られないようですけど。」
「…。」
「それはとてもありがたいことだと思っていますわ。でもね、わたくしを大切にする以上に、あなたには大切にするべき人がいるのではなくて?」
 アジドは、シャントットが、自分に恋人がいるのではないかと言っているのかと思った。あわてて首を横に振り、否定の意を伝える。
「じょ、冗談じゃないです!俺にそんな人はいません。女なんてうるさくて煩わしいだけのイキモノなんざ、妹だけで充分です!」
「…うるさいとか煩わしいとか、そんな考えだから、妹さんの気持ちはおろか、ご自分の気持ちすら、分からないのじゃなくて?」
 シャントットの言葉は、とても重要な意味を含んでいたのだが、残念ながら今のアジドには通じなかったようだ。
「い、妹の気持ちなんざ、分からなくたって俺は生きていけます!」
 なぜか真っ赤になって言い捨て、庵を飛び出そうとするアジド。しかしそれを、シャントットの見えない強制を含んだ声が追いかけた。
「アジド・マルジド。こちらへいらっしゃい。」
 さすがにその声に逆らうことはできない。アジドは「失礼します」とつぶやいて、シャントットのベッドがある寝室に足を踏み入れた。彼女は
裸の上半身を布団で隠すように持ち上げ、ベッドに座っていた。
495名もなきタル好き:2007/05/05(土) 02:26:33 ID:g6p17VLM
「…わたくしは…。」
 シャントットがここで珍しく口ごもった。怪訝な顔をして自分を見るアジド。この鈍感な弟子に分からせるには、まずは今の自分の気持ちを
包み隠さずさらけだすしかない…。彼女は改めてアジドの目を見つめ、自分の気持ちを吐露した。
「わたくしは…怖かったのです。鼻の院特製の魔法機械じかけのモルボルが、まさか暴走するなんて。そしてわたくし自身が、それによって
追い詰められていることに、ぎりぎりまで気がつかないなんて。そして、もしあのタイミングであなたが帰ってこなかったら…わたくしは、博士と
いう地位も名声も、一瞬の内に失っていたかもしれません。」
「…。」
 アジドは呆然と師匠の気持ちを聞いていた。天下無敵のこの方が、怖がっていたなんて…俺は全然知らなかった…。
「だから、わたくしには、あなたが必要なのです。くだらぬ民衆のゴシップから、全力でわたくしを守ってくださる、あなたが必要なのです。」
 民衆や冒険者の間では、シャントット博士がアジド・マルジドと連夜お楽しみ、という噂が既に流れていた。それが未だにただの噂だけですんで
いるのは、ひとえにアジド・マルジドがぎっちりと報道規制をしいているからだ。「週刊魔法パラダイス」の記者ヒウォン・ビウォンがずーっと
張り付いていることも知っている。しかしアジドは、彼の取材の申し込みを、今後も一切受けるつもりはなかった。シャントットの名誉を守るため
には、あらゆる取材を受けずにいるしかないのだ。

「俺は、博士を守るためなら何だってします。」
 アジドの言葉は、シャントットに対して「だけ」は、いつも素直だ。シャントットは上半身にかぶっていた布団をはらりと下に落とし、アジドの
浅黒い手に自分の白い手を重ねた。
「わたくしは、怖かったのです。…実を言うと、今も震えが止まりません。アジド、いつものように…。」
 「いつものように」それは、2人の合言葉のようなものだった。彼は、「結局博士は、自分が淋しくて、俺に抱いて欲しかっただけだったのか…」と
頭の中でつぶやきながらも、シャントットの手を握り返しながら、やわらかく唇を奪った。帽子とローブのフードを器用に片手で脱ぎ捨てながら、
アジドはシャントットを巻き込むようにベッドに倒れこむ。ローブをはだけながら彼女を抱きしめ、その長い耳に唇をつけんばかりにささやいた。
「シャントット博士。俺がついています。どうか、気弱なことはおっしゃらないでください。」
「ぁふん…アジド…今日もまた…元気ですことね…。」
 シャントットの手は、アジドのズボンの上から、既にいきり立ち始めているアジド自身を優しくさすっていた。彼は素早くローブとズボンを脱ぎ
捨て、改めてシャントットを抱きしめて唇を貪った。
「……ん。…んふ…ぅんっ…。」
 唇からほほ、長い耳へと順にキスして行きながら、アジドの手は、ゆっくりとシャントットの身体の敏感な部分を的確に刺激し始めていた。胸を
ゆっくりともみしだき、桜色の先端をくりくりと指先でこねてやると、耐え切れないような甘い鳴き声が上がった。
496名もなきタル好き:2007/05/05(土) 02:27:31 ID:g6p17VLM
「ぁ…んはっ……あぁん…。」
「怖かったって言いながら…すごく、敏感じゃないですか…。」
 アジドが長い耳に舌をはわせながらささやくと、シャントットの身体がびくんと快感に震えた。
「ぁ…さっき…んっ……モルボル…に、いじられてたから……ぁああんっ!」
 実際、モルボルに塗り込められた催淫粘液がまだ体内に残っているせいだろうか。シャントットは確かに普段より敏感になっているようだった。
「ここも、すごく、濡れてる…。」
 アジドの片手は、既に愛液がわきでる泉に達していた。ぬるぬる、くちゅくちゅと、わざと音を立ててかき混ぜてやると、シャントットは唇をかみ、
頭を振って快感に耐えている。それを見たアジドは、人差し指でぐちゅぐちゅと泉をかきまぜながら、中指でぷっくり立ち上がった肉芽をこりこり
こねたり、ピンと弾いたりしてみた。
「っはぁん!…はあああああっそれダメぇ…ぃやぁん!…ぁん…。」
 固くかみしめていた唇がもろくもほどけ、甘く淫らな鳴き声がもれる。この方以外に、大切にして守るべき人なんて、いるわけないじゃない
か…。自分の下でびくびくと身体を震わせて悶え乱れるシャントットを見ながら、アジドは思った。その思いを表現するために、あらためて
シャントットをやわらかく抱きしめ、未だ淫らな吐息がもれるチェリー色の唇を、自分の唇でふさいだ。片方の手をずっとシャントットの秘所に
あてがい、敏感な肉芽をこねたり弾いたりしながら、もう片方の手で乳首をこね、さらに互いの舌をからめあわせて蹂躙する。シャントットも
それに応えるように、両手でアジドの頭をぎゅっと抱きしめ、自分から唇をついばみ、舌に吸い付く。そして、もうガマンできないというように、
自らの腰をアジドにすりつけ始めた。

「博士、俺…もう……いいですか?」
 アジド自身ももう待ちきれないようで、ギンギンにいきり立ち、先から透明な露がこぼれ始めていた。それを見たシャントットは、潤んだ瞳の
まま、こくりとうなずいて、身体を開いた。
「きて…。…早く、なさい。」
 いつもの、高飛車な口調が少しずつ戻ってきている。アジドはそれにちょっと安心したのか、彼にしては珍しく、笑みを浮かべた。いきり立った
自身を握り、先端部分でゆっくりとシャントットの入り口をこねてやると、くちゅ、ぬちゅ、といやらしい粘液の音がひびいた。
「博士…いきますよ…。」
 アジドは低くつぶやき、シャントットが力なくうなずいたのを確認してから、彼女の腰を抱いて一気に撃ち込んだ。先程までモルボルの触手が
蠢き、催淫粘液を内側と外側の両方から塗り込められていたシャントットの秘所は、泉のように愛液があふれ、新たな刺激を求めてひくひくと
蠢いていた。博士とモルボルの痴態を見ていたせいか、アジドはいつもより大きく固かったのだが、シャントットのソコは、いともたやすくその口を
開け、アジドのモノを根元までくわえ込んだ。
「ぁっ…ん……いつもより…おっきぃ…ですわっ…!んあぁあっ!やぁぅ…。」ぱちゅん、ぴたん、ぱちゅん、ぴたん…
 いつもよりも余計に淫らな気持ちになっていたシャントットは、今日は自ら貪欲に腰を振って、アジドのモノを締め付け始めた。アジドはいつもなら
自分が動いてシャントットを気持ちよくするべきところだったので、彼女の意外な動きに驚いている。しかしそれはもちろん、彼にとって今までに
ない、とてつもない快感であったことは想像に難くない。
「…はっ…く……っ…うぅ…!」
「イ、イイ、ですわ…アジド……んんぁあっ!…ぁ…わたくし…もぅ…!」
「ぅあっ…く……お…俺…も……っくぁ…!」
 その後、少しの間、2人の肌がぶつかる音と、激しい息遣い、そして、シャントットの甘い鳴き声が部屋に響いた…。
497名もなきタル好き:2007/05/05(土) 02:28:29 ID:g6p17VLM

 ――ぴたんぴたんぴたんぴたんぴたぴたぴたぴた…。

「…っはっ…くぅあっ……出る!!」
 シャントットの中が急激に締まり、アジドは激しく搾り取られるのを感じながらシャントットの中に白濁した欲望を放った。
「んあぁん…やぁイクッ…イッちゃ…ぁ…ぁはぁあぁあぁあぁあぁんっ!!」
 アジドの熱い精が放たれるのを感じながら、シャントットは目の前が何度も激しくフラッシュして弾けていくのをおぼろげに見ていた…。自分
でも信じられないくらいの甘い鳴き声を上げて果てながら…。


…☆…☆…

「…で、このネジが外れていたから、機械部分がうまく制御されてなかったのですよ。」
「ネジ1本であんなことになるなんて、機械もあてになりませんことね。」
 コトがすんで落ち着いたシャントットは、アジドからモルボルの暴走原因を聞き、呆れたように鼻を鳴らした。
「これは、即刻鼻の院に突き返してしまいましょう。」
「そ、それがいいと、俺も思います。」
 シャントットがあっさりとモルボルをあきらめたことに、アジドは内心ほっとしていた。これを使われるたびに、自分も毎回彼女の性欲処理に
借り出されるかもしれないのでは、たまらない。
「…本当は、これがあれば、アジドの手をこれ以上煩わせずにすむと思っていたんですのに…。」
「俺の手を煩わせる…?俺、そんなこと思ってないですよ。」
 シャントットのつぶやきに、アジドは首をかしげつつ、ごくごく素直に返してくる。
「…。あなたのその素直さは、わたくしにではなく、あなたを本当に心配し、思ってくれている方にこそ、見せてあげるべきではなくて?」
 何も分かっていない彼には、今はこのくらいのヒントしか与えてやれない。シャントットは意味ありげにウインクして見せたが、アジドはやはり
首をかしげたままだった。
「…俺には、そんな人、いません!」
 胸を張って言い切ったアジドに、シャントットは呆れつつも高笑いした。
「ホーッホッホッホッホッ!なら、今はそれでもよござんす。…さ、アジド・マルジド。これを鼻の院へ運ぶのに付き合ってもらえて?」
「かしこまりました。シャントット博士。」


…☆…☆…

 ウインダス森の区。手の院の裏庭。
「えぇっ!?カーディアンをそのように改造するのですか?」
 シャントットの極秘の提案を聞いた手の院の院長アプルルは、思わず声を上げて驚いてしまった。対するシャントットは冷静そのものだ。
「そうですわ。わたくしがあなたのお兄様を酷使し続けると、あなたにも『色々と』支障があるのではなくて?」
「…っ?」
498名もなきタル好き:2007/05/05(土) 02:29:16 ID:g6p17VLM
 シャントットが意味ありげに笑いかけると、手の院の院長アプルルは、どういうわけか自分の顔がぽーっと赤くなるのを感じずにはいられな
かった。ややあって、アプルルは真っ赤になったまま、手をぶんぶんと振って言い訳を始めた。
「おおおおおにいちゃんは、シャントット博士がお元気なのが、いちばん幸せなんだと思います。…ウインダスの平和を守るカーディアンを、
そのようなことに使うのは、私にはちょっと…できません…。」
 それを聞いたシャントットの目が、邪悪な光を放ったのをアプルルは見逃さなかった。シャントットはにやりと笑みを浮かべながら、
アプルルの耳元にささやいた。
「なら、アプルル。あなたの秘密にしているネタを、お兄様と、わたくしの庵の周りでうろついている新聞記者にばらしてしまうつもりですけど、
それでもよろしくて?」
 アプルルは一気に青ざめてぶんぶんと首を横に振った。
「いいいいいいいやです、それだけはやめてください!……わかりました。シャントット博士のご期待に沿えるものを、作ってみます…。」

 シャントット博士が高笑いと共に去っていった後、アプルルは一気に憂鬱な気持ちに落ち込んでいた。
「何で私の秘密を、シャントット博士がご存知なの…?おにいちゃんにバレたら、きっとタダじゃすまない…。」
499名もなきタル好き:2007/05/05(土) 02:31:29 ID:g6p17VLM

さて、やっとこの話の一応の主役、アジド兄さんが出てきましたw
次、第3話は、もう1人の主役・アプルルの話です。

第3話

・アプルルの淫靡な実験(カーディアン×アプルル)

こうご期待!
500名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 06:35:41 ID:MxfpR8Xj
やばい、タル好き氏超GJ。
次回のアプルルタンにも期待。
鈍感なアジド兄さんもヨカタ(・∀・)b
501名もなきタル好き:2007/05/11(金) 00:17:04 ID:P43G3acx
第3話、週末にアップの予定だったんですけど、作者が胃を悪くしちゃった
ので、大事をとって休ませていただきますorz

できるだけ早く治しますんで、hktkしながらお待ちくださいませ〜OTL
502名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 00:25:34 ID:EDiCd6qQ
ポン太<お大事にでやんすよ〜
503名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 05:22:57 ID:pESZrB1B
>hktkしながらお待ちくださいませ

…ハクタク!!?wwwwwww





タル好きさんの作品の投下を気長に待ってます、お大事に。
(´∀`)
504名もなきタル好き:2007/05/19(土) 09:00:20 ID:gp/Dh/NI
おはようございます(゚Д゚)ノ
胃の方も落ち着いてきており、治療も今出てる薬を飲みきれば終了という
とこまできました^−^

さて、第3話イキますよー(=>ω<)ノ
505名もなきタル好き:2007/05/19(土) 09:01:22 ID:gp/Dh/NI
・アプルルの淫靡な実験(カーディアン×アプルル)

 ウインダス森の区。そのほぼ中央に、手の院はあった。ウインダスの都を警護し、時にはマスコットキャラクターともなる、通称「カカシ」と
呼ばれる機械人形・カーディアンを製造、教育する政府機関である。
 夕方。戯れにカーディアンにヘンな言葉を教えにくる冒険者達の数もまばらになり、職員達も今日の業務の仕上げに入る頃。手の院の
奥まったところにある院長室の扉はきっちりと閉められ、ご丁寧に内側からカギまでかけてあった。その中では…。

「…よし、これでいいわ。」
 手の院の院長、アプルルが1人でカーディアンの調整を行っていた。しかし、彼女が調整しているカーディアンは、普通にウインダスの街中を
闊歩しているそれとは違う。人間でいう股間に当たる場所(カーディアンは足の代わりに車輪を用いて移動するので、この場合は胴体と駆動
部分をつなぐ場所を指す)に、人間の男性のソレを模した大きな張型のアタッチメントがそびえ立っていたのだ。
「最後は…。…やっぱり私自身で確かめなくては…。こんなこと、他のスタッフには絶対に頼めないものね…。」
 調整を終えたアプルルが部屋の中央にでんとすえてあるベッドに移動すると、カーディアンもついてきた。この特製カーディアンの使い心地を
自分の身体で確かめる。ベッドによじ登ったアプルルは、覚悟を決めてカーディアンに背を向け、帽子とフードをはずしてローブを脱ぎ始めた。
 切なそうに瞳を閉じながら、徐々に一糸まとわぬ姿になっていくアプルル。彼女の脳裏では、後ろに控えているカーディアンが、かつて彼女と
愛し合い、婚約寸前までいった恋人へとその姿を変えていっているところだった。

(…そういえば、あのときもこんな感じだったっけ。彼がこっそりとここの窓から入ってきて、このベッドの横に控えていて。そして…。)
 …そして、存分に愛し合った後、彼はアプルルの頭をなでながら、すまなそうに言ったのだ。
「君とは、これで終わりにしよう。やっぱ俺、あの方の義理の弟になる覚悟なんてできないんだ。身内になるからって決して甘くなんてしてくれ
ないだろうし。いつ死ぬかわかんないってコトになるだろ?俺そんなのイヤだから。」

 いつも忙しくて、いつも赤字決済の山に囲まれている手の院の院長とはいえ、アプルルとて妙齢の女性。しかも優しくて気立てもいいときて
いる。思いを寄せてくる男性は、決して少なくはなかった。…しかし、1つだけ重大な欠点があったのだ。―それは、彼女の兄、口の院院長に
して戦闘魔導団長のアジド・マルジドその人であった。アプルルと結婚するという事、それはつまり、あのアジドの義理の弟になるということ
なのだ。彼の恐ろしさを知る男達は、アプルルが彼の妹であると分かるが早いか、その顔にあいまいな笑みと明らかな恐怖の色を浮かべて、
彼女の前から去っていってしまうのだった。あの婚約寸前までいった彼で、もう何人目であったろうか…?
506名もなきタル好き:2007/05/19(土) 09:02:31 ID:gp/Dh/NI
(あの日も…いつもみたいに、こうやって私が服を脱ぐと、彼も同じように脱いでて、私を抱きしめてくれた…。)
 恋人との在りし日を思い出したアプルルの、何もつけていない股間がじゅんと濡れた。ここはアプルルの大事な研究室。神聖なる仕事場だ。
いくらシャントットから頼まれたことのためとはいえ、スタッフや冒険者達に、自分がこんなことをして甘い声で鳴いているところなんて見せ
られるわけがない。そう思えば思うほど、彼女の股間は熱い液体を徐々に滲ませてくる。…あぁ、私、こんな状況でこんなことして、感じ
ちゃってるんだ…。その確信は、アプルルの理性をただ溶かし、あの時と同じような淫乱な雌へと堕としていくのみであった。

 生まれたままの姿になったアプルルは、ベッドにしどけなく横たわった。身体をはすに開いて誘う仕草をすると、カーディアンはかすかに
車輪の音をさせながらベッドの際に寄ってくる。(当然のことながら)無表情のままアームを伸ばし、アプルルのほのかにふくらんでいる
胸に小さなボールのような指をあてがった。それと同時に、そのボールに仕込まれたバイブレーションが作動し始めた。ウイーーンという
かすかな音を響かせながら、カーディアンはアームを回転するように動かし、アプルルの胸を揉みしだき始めた。時々バイブの仕込まれた
指先が彼女の乳首の周辺をそっとなぞったり、乳首自体をねっとりとこねたりすると、アプルルの口から甘い吐息がもれた。
「…っ…ぁはぁっ……っん…ふぅっ…。」
 窓を閉め切り、扉にカギをかけてあるとはいえ、快感に突き動かされるままに甘い喘ぎ声など出しでもしたら、好奇心旺盛な冒険者は
おろか、スタッフ達に示しなんてつくわけがない。…ここでスル場合は、どんなに気持ちよくても喘ぎ声を出したり、ましてやヨガリ鳴くなんて
ことは絶対に許されないのだ。アプルルは身体が冷えないように毛布を軽くお腹にかけ、角を丸めて口に押し込んだ。しかし、そうしている
間にも、想像の中の彼(カーディアン)はゆるゆると胸全体を撫で回したかと思えば、すっかり立ち上がった敏感な乳首をやや乱暴にこね
まわす。絶妙な力で乳首をこねられるたびに、アプルルの口から耐えきれないというような淫らな吐息がもれる。声を決して出さないように、
彼女は毛布に爪を立て、腰をくねらせる。しかし、その動作も今は、カーディアンがさらに彼女を攻め立てるようにする誘いの行動にしか
ならなかった。
「ふ…っ…んん……はぅっ…ふーっ。」

 快感のあまり腰をくねらせるアプルル。その腰をカーディアンのアームががっちりと押さえ込んだ。残ったもう片方のアームは、当然のごとく
アプルルの下半身へと伸びていく。指のバイブレーションが空気を震わせながら秘裂の周辺をゆっくりとこね始めると、声を出すことができ
ない分、余計に興奮が高まっているアプルルの腰が、激しい快感にびくんびくんと跳ねた。
「ぅふっ!!…ん…はふぅ……ふっくぅ…ん…!」

 オレンジ色の夕日が差し込む院長室で、冒険者やスタッフに見つからないよう声を殺しながら、シャントット博士から頼まれた実験と称して、
かつて愛し合った彼氏に見立てたカーディアンと淫らな行為に耽っている…その事実は、アプルルをどうしようもなく濡らし、感じさせていた。
カーディアンの方も、それをわかっているのだろう。仕込まれたバイブを小刻みに動かしながら、ぬらぬらに濡れた秘裂をゆっくりなぞったり、
執拗にこねまわしたりして、余計にアプルルを濡らし、感じさせていく。やがて、その指先が、もうはちきれんばかりにぷっくりとふくらみきった
敏感な肉芽に狙いをつけた。軽くバイブした指先が、そっと肉芽にふれた、その瞬間。
「はぅっ!!――――ッ!!!」
 アプルルはきつく毛布をかみしめてツメを立て、腰を無意識にびくんびくんとはねさせてイッてしまった。しばらくの間彼女が絶頂の余韻に
ひたっている間、カーディアンはアームで両脚を割り開いたまま、表情のない目でアプルルを見つめ続けていたが、下半身にそびえ立った
アタッチメントだけは全体からぬるぬるとしたオイルを染み出させ、彼女の中に進入していく準備を万端整えていたのだった。
507名もなきタル好き:2007/05/19(土) 09:03:27 ID:gp/Dh/NI
 絶頂を抜け、ようやく息を整えたアプルルの潤んだ目に映ったのは、オイルで全体をギトギトヌルヌルに光らせた、カーディアンのそそり
立ったアタッチメントだった。カーディアンは両腕のアームでアプルルの脚を押さえ込み、張型の先端部分をゆっくりと彼女の秘裂に埋め
込んでゆく。ずぷり、ぬちゅり…。
「…っん……んふ…っ…。」
 先程の指などとは比べ物にならない程の大きな質量がゆっくりとねじ込まれてくる…。実際の人間のモノとは違う明らかな異物感と、それに
よってこれからもたらされるであろう快感への期待で、アプルルは腰をくねらせた。それは傍から見ているだけでもぞっとするほど色っぽい
光景であった。
(…私がこんなことしてるなんて、おにいちゃんは絶対知らないんだよね…。)
 アプルルは、自分がなかなか結婚できない本当の理由を、兄であるアジド・マルジドにだけは知られたくなかった。あの兄がいるから、
自分を好いてくれている男性達が恐れて近づいてこないなんて、その本人に言えるわけがないのだ。きっと「妹を泣かせたのはお前らかぁ
あああああ!!」と怒りの叫びを上げて男達を真っ黒な消炭にしてしまうに違いない。兄は何だかんだいって自分をいちばん心配してくれて
いる。それだけに、結婚できない本当の理由を知ったらどうなるか…。もしシャントットがそれを兄にバラしてしまったらどうなるか…。それを
思うとアプルルは、兄が心配なあまりに余計に結婚や交際ができなくなっていくのであった。
「んふぅっ…はぅ……ふーっふーっ…。」(こんなことになってるのって…おにいちゃんのせいだよ…おにいちゃん…。)
 彼女の思考は、だんだんと甘い快感の波に押し流されていこうとしていた。喘ぎ声だけは出すまいと毛布に噛み付き、ツメをたてて意識を
新たにするが、カーディアンは張型をゆるく回転させながら、ズン、ズンと的確に奥の方まで突いてくる。最奥部の最も感じる場所を、これ
でもかというくらい、的確に突いてくるのだ。

(…おにいちゃん…責任…とってよぉ…!)
 とろけきったアプルルのこんな思考が脳裏をよぎった瞬間、アプルルの身体の奥底で、快感が爆発した。目の前が真っ白にかすみ、思わず
毛布をかんだまま白いのどをのけぞらせ、腰をびくんびくんとはねさせる。
「…っんふぁっ…ぁはぅっ!!――――――ッ!!!」
 カーディアンのアタッチメントは、アプルルがイッた後も数分間、ゆっくりと回転しながら彼女の敏感な部分を抉り続けていた。アプルルは
毛布をかみ、ツメを立て、腰をくねらせながら数分間、満足するまでイキ続けたのであった。


…☆…☆…

 元通りにローブをまとい、張型のアタッチメントを丁寧に水で洗っているアプルル。いとおしむように手でなでて洗っているうちに、彼女の表情
には再び赤みがさしてきている。(…最近何かおかしい…私、また欲情してきてる…?)窓からは先程よりかは幾分弱まった夕暮れのオレンジ
色の光が差し込んでいる。彼女から見えない位置、窓のそばのしげみで、録画用の水晶玉を手に、感嘆のため息をもらす男が1人いた。
「…こ、こいつはスクープだ。世紀の大スクープだ。喘ぐ吐息もつぶやきも、全部鮮明に入ったぞ!」
 「週刊魔法パラダイス」の記者ヒウォン・ビウォンだ。ずーっとシャントットの庵の周辺に張り付いていたはずなのだが、ちょっと腹ごしらえにと
いつもの場所を離れたついでに、港の口の院、森の区の手の院と順番にのぞいて見たらば…まさに棚からぼたもちであった。水晶玉に映る
アプルルのあられもない姿を見ているうちに、ヒウォンの脳裏にあるアイデアが浮かんだ。
「…そうだ。こいつをそのままスクープとして使うんじゃなく…利用してやろう。」

 そうと決まれば善(?)は急げ、だ。ヒウォンは水晶玉の映像がきちんと保存されているのを確認してからカバンにしまいこみ、一路石の区、
シャントットの庵へと急いだのだった。
508名もなきタル好き:2007/05/19(土) 09:06:18 ID:gp/Dh/NI

声じゃなく、吐息だけの喘ぎを表現するのって難しいです(/ω\)

さて、シャントット邸に突撃するヒウォンの運命は…?

第4話

・ヒウォン・ビウォンの甘美な受難(シャントット×ヒウォン・ビウォン)

こうご期待!
509名無しさん@ピンキー
乙!
やばいこれ続きが楽しみだ。
wktkして待ってます。