【ヤクザ】マイ☆ボス マイ☆ヒーロー【生徒】

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1名無しさん@ピンキー
たくさんの降臨お願いします!
2名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 16:40:48 ID:/DBnBN9K
弐に降臨する
3名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 17:29:47 ID:bUzuuAAn
スレ立て乙(*・∀・*)
4名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 17:37:17 ID:bUzuuAAn
ひかりたん大好き´∀`
四に降臨
5名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 22:53:41 ID:mKqW4UIQ
5
6名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 09:31:11 ID:x6AsFluF
マッキー×ひかり
7名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 02:24:06 ID:4J/HErGY
まきお×南先生
8名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 23:17:33 ID:OIqPEPIO
まきひか
9名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 22:10:04 ID:pEY3WavA
ひかりのおぱーい攻めする星野くんの話キボン(´Д`*)
10名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 21:35:33 ID:aam07y3T
過疎りすぎwwww
801板の100分の1以下のレス数だな
11名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 23:23:22 ID:FK5MCV/q
のびないね
12名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 05:51:15 ID:9HVesd5t
まだ先が見えてないせいもあるんだろう。

マッキー×鉄仮面
13名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 17:25:55 ID:bIlu5x2W
マッキー×鉄仮面に一票
14名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 22:55:52 ID:nOu6rCYh
ほしゅ
15名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 00:30:19 ID:koqRUFyH
保守
16名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 00:31:23 ID:MIAr/M1c
保守。ついでにマッキー×ひかりに一票
17名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 02:07:17 ID:pLFmWtBW
jj
18名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 02:47:59 ID:2k3ySeMo
マッキーは妖精なのか素人妖精なのか
そんな事を気にしながらまきひか期待
肝試しの人間模様で色々探れそうだ
19名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 11:41:37 ID:YOzhdnHe
職人さんこないかな(・ω・`)
20名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 18:59:23 ID:9X73K+gG
ひかりたん
21名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 13:10:12 ID:Oiqt0aeD
22名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 17:04:21 ID:FIhY7JPI
桜ナントカ×ひかり
23名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 02:24:55 ID:e2KRrsIj
マッキー×ひかりが好きだコノヤロウ
24名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 08:57:24 ID:oAhQ9GQr
ナンカ文句あっかコノヤロウ!ファー!?
25名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 10:22:52 ID:25nwzwAi
いざセックスするとなると真喜男×ひかりだとひかりが攻めなキガス。まきひかでかわいい真喜男がみてみたいww
26名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 22:44:34 ID:lK4DCEcg
ヤグザなんだから犯り慣れてるとオモ
27名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 00:54:09 ID:I8Qo2Cxt
いやいや、相手はマジ惚れした女だからな
28名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 08:55:43 ID:Q9wBpE/s
多分、真喜男はひかりに中々手をだせないとおも
だからひかりが…
29名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 11:25:45 ID:oekSAd2U
期待あげ
30名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 16:49:55 ID:umc54+Jz
星野くんは?
31名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 21:17:51 ID:Q9wBpE/s
>>30
誰と??
32名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 09:18:46 ID:H1K7PS9g
さくら何とか
33名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 14:13:23 ID:iWRDk/lS
桜なんとか
きんもー☆
34真喜男×ひかり:2006/08/22(火) 03:02:23 ID:DAZT41BZ
とりあえず真喜男×ひかり書いてみた。このドラマ大好きなのに、土曜はうちがチャンネル合戦なせいで、
いつもちゃんと見れない。まるまる見落としてる回もある。なので呼び方とかキャラとかいい加減です。違う
ところがあったら訂正お願いします。特にひかりのキャラがよく分からない……。

===============
「厄日だぜチクショウ」
真昼とは思えない真っ黒い空を、バスの窓越しに見上げ、俺は小声で呟いた。
雷様の野郎、俺がバス下校する日を狙って夕立かますとは、いい度胸してやがる。
街で見かけたら、空気読むことの大事さを拳で教えてやるからな、覚えとけ。
子どもの頃にお笑い番組で見た、全身色物タイツにアフロ頭の雷様をぼこぼこにするのを
想像すると、ほんの少しむかつきが納まった。

いや、待てよ。むかつくならまず、迎えの車を出せなかった和と黒井だ。何でも、
和が突然モウチョウとかいう病気でぶっ倒れて、一緒にいた黒井が救急車を呼び、
そのまま付き添って病院に行っちまったらしい。しかも、救急車に乗ってる間に鍵を
落っことしたとか。
組から連絡を受けたとき、晴れてるからまぁいいか、と安請け合いした俺もバカだったかも
しれない。俺が学校の昇降口を出た途端、青かった空が嘘みたいに黒々と曇っていき、校門に
辿りつく前に土砂降りになっていた。歩いて数分のバス停に着くまでに、このざまだ。バスに
駆け込んでもう5分にもなるのに、未だに髪の先から雨が滴っている。
モウチョウぐれぇ気合で治しやがれ、馬鹿野郎。
坊主頭の舎弟のにやけ顔を思い出しながら、俺は窓にぐしょ濡れの頭を押し付け、ぎりぎりと
歯を食いしばった。

「榊くん?」
へっ、と振り返ったとき、俺はどんな顔をしてたんだろう。少なくとも、外を睨んでたときの
メンチ顔ではなかったらしい。彼女―――梅村さんは少しも怯えず、いつも通り、天使のような笑顔でそこに
立っていたからだ。彼女も雨に濡れたらしく、二つに束ねた髪の先から、ぱたぱたと滴が垂れている。
「バスで会うの初めてだね。隣、いい?」
「どっ……どうぞどうぞ!」
俺は隣の椅子に放置していた鞄を光速で回収し、席を空けた。鞄の下に隠した胸で、少し以前から俺を悩ませている、
あの痛みが荒れ狂っている。養護の先生によると、これは樵の仕業らしい。
―――やめろ、樵……この距離じゃ、梅村さんに聞こえるだろうが!
心の中で怒鳴ったが、樵はまったくの無視を決め込んでいる。薄く触れた彼女の腕、シャツから覗く白い二の腕、
雨に濡れたせいかいつもより強く香るシャンプーの匂い、そんな何でもないはずのものが五感を刺激するたび、
樵は狂ったように激しく、俺の胸に斧を突き立てた。
「はうっ……!」
「どうかした?」
「い、いえ、何でもないです!あるわけないです!」
「そう」
にこっ、と彼女はまたしても清らかに笑う。樵は、今度は激しく斧を上下させるのをやめ、深く抉ることにしたらしい。
さっきのが荒波だとしたら、今度のは津波だ。飲み込まれそうになるのを懸命にこらえ、俺は正面から梅村さんに
向き合った。
ガキの頃、喧嘩に負けたとき、親父が俺にアドバイスをくれた。恐ろしい相手にほど、正面から立ち向かえ。
こそこそしたら、その瞬間に負けると思え。
何だか知らないが、この子はある種、めちゃくちゃ「恐ろしい」。気ぃ抜いたら、根こそぎ持っていかれる。
俺は全身全霊をかけて彼女と目を合わせ、自然な会話を試みた。
「梅村さんは、いつもバスですか?」
「うん。駅までバスで、そこから電車。榊くんは、いつもは歩き?」
「いや、リムジ……はい、あの、無理強いされて、遠いんですけど、歩いてます」
「この雨じゃ、歩くの無理だよね」
いつの間にか走り出していたバスに揺られ、俺は思いのほか普通に彼女と話せていた。彼女のタオルを借りて
頭と顔を拭く、という離れ業もこなした。
何だ。簡単じゃねぇか。
姿の見えない樵をあざ笑いながら、俺は勝ち誇った。それがいけなかったのかもしれない。
35真喜男×ひかり:2006/08/22(火) 03:04:10 ID:DAZT41BZ
「きゃっ!」
不意打ちのように、バスは乱暴に左折し、右隣に座っていた彼女の身体が、大きく傾いた。
はにゃ?と思ったときはもう、遅かった。俺の二の腕に、彼女の身体が―――いやぶっちゃけ胸が、ぺっちょりと
張り付いたのだ。樵の反応は早かった。
―――ぐわあぁぁぁ!!
その柔らかな感触に、俺の全身は一瞬にしてビッグウェーブに攫われた。
―――樵いぃぃ!!殺す気か!!!
溺れながら樵にメンチを切るも、例によって奴は聞いてない。それどころか、多分にやにや笑っている。でなければ、
あんなことは起きないはずだ。
「ごめんね、榊くん……」
「いやいや、大丈夫っす、よ……」
ちょっと語尾が怪しくなりながらも、懸命に平静を装う俺の目に、とんでもないものが飛び込んできたのだ。
上目遣いで申し訳なさそうに俺を見上げている彼女の、胸。ろくに照明のないバスのせいで分からなかったが、間近で
見たら、お前。こら、樵。
シャツ丸透けじゃねぇかよ。ブラがピンク色じゃねぇかよ。目を凝らしたら谷、谷、谷間……!!
―――ノオォォォーー!!
俺は膝ごと180度旋回し、彼女から身体を背けた。
落ち着け。落ち着け、俺。何がブラだ、谷間だ。女の身体なんか、飽きるほど見てるじゃねぇか。それも、抱いたら一晩で
何十万とかかるような、極上の女の身体を。なのに何でこんな、普通の、素人の、女子高生の胸なんかで、こんな動揺
してんだ。どういうことだ。これも、樵のなせる業なのか。
「ごめん、ごめんね、榊くん。私、うっかりして、気に障ったよね、ごめん」
彼女が何か言っている。しかし、とてもじゃないが向き直ることなんかできない。またあれを見たら、俺は発狂しかねない。
高校を卒業する前に、豚箱入りになりかねないのだ。
「ごめん……」
俺はとにかく樵を静めるのに必死で、消え入りそうな彼女の声さえ、耳に入らなかった。

がくん、と身体が上下する。バスが停留所に止まったらしい。雨に濡れているせいもあるだろうが、薄汚れた感じのビル街だ。
この辺は小奇麗な住宅街だけだと思ってたが、ちょっと入り込むとこんなところもあるんだな。
わざとどうでもいいことを考えながら、やっと落ち着いてきた胸を抑え、深呼吸する。これだけ沈静化すれば、話しかけても
大丈夫だろう。あのブラ……いや、胸にさえ注意すれば、大丈夫、いける。自分を鼓舞するようにきっと目を上げ、右隣の
梅村さんを振り返る。わざとらしいぐらいの作り笑いと、「すいません、急にバス酔いしちゃって……」というさりげない
台詞で、フォローは完璧なはずだった。
しかし、俺の計画は打ち砕かれた。台詞とか笑い以前の問題だった。俺の隣席にはそのとき、猫の子一匹いなかったからだ。
いや、猫にいられても困るんだが。訳が分からず、きょろきょろと見回した先、窓の向こうに、雨の中をずんずんと歩く彼女がいた。
横殴りの雨のせいで、彼女の前髪は額に張り付いて伸び、目を覆ってしまっている。そのせいで、表情は分からない。ただ、
唇は真一文字に引き結ばれていた。
手と額と鼻で窓に張り付き、茫然とそれを見送る。いつの間に。まずいぞ、さよならも言えなかった。いや待て、梅村さんは
ここで降りるのでいいのか?駅って言ってなかったか?駅って終点じゃなかったか?
再びがくん、とバスが揺れ、歩き去る彼女と反対に走り始めたとき、俺は天井を突き抜けるような勢いで手を挙げ、叫んだ。
「はいはいはい!降ります!降ろして下さい!」
「あー?駄目だよ、バスが同じ停留所に二回も三回も停まるわけねぇだろ」
かったるそうにバスの運転手が言ったこと、耳元で何かが切れるような音がしたこと。覚えているのはそこまでだ。
36真喜男×ひかり:2006/08/22(火) 03:05:48 ID:DAZT41BZ
「梅村さん!」
怯える羊の目をした運転手を置き去りに、俺は梅村さんの背中を追いかけた。俺が声をかけた途端、何故か走り始めた彼女を、
夢中で追いかける。
駄目だ梅村さん。あんた間違えてる。そっちは駅じゃない!
意外とうっかりな彼女のおさげが、背中でひょこひょこと揺れている。距離を詰めるにつれ、その様子がはっきりと見えるようになり、
手に取れるほど近づき、ようやく俺は彼女の二の腕を掴んだ。
駄目っすよ、急いでる時ほど、進んでる道が正しいか確認しなきゃ。
学級委員らしい示唆に満ちた台詞が思いついたことに満足し、俺は口を開きかけた。しかし、その台詞は一文字も音になることは
なかった。俺の手を振りほどき、きっと睨んできた彼女の目が、真っ赤に泣き腫らしていたからだ。
「あ……の?」
訳が分からず、かくんと首を傾げる。その間にも、梅村さんの目からはぼろぼろと涙が零れ、白い頬で雨と混じった。
「榊くんって、変」
やけにきっぱりと、彼女は言い放った。
土砂降りの雨に頭と肩とを殴られながら、俺はぽかんとその言葉を聞いていた。
「何考えてるのか全然分からない。にこにこしてたと思ったら、急に怒ったり、口もきいてくれなくなったり。全然……意味分からない」
言葉の最後に、彼女はうっと喉を詰め、嗚咽した。
しゃくり上げて泣く彼女を見るうち、新手の樵がまた、俺の胸を穿ち始める。これは俺にも分かる。罪悪感ってやつだ。どうしようもなく
非道なヤクザを、うっかり再起不能にしちまったとき、似たような感じを覚えた。今のと比べれば、屁みたいなものだったが。
あわあわ、と訳の分からない言葉を発しながら、俺はとりあえず、持っていた鞄で彼女を雨から庇った。俯いたまま泣き続ける彼女を
見ながら、必死で考える。俺が何をしたんだ?こんなに、泣かせるほどのことをしたのか?自分がバカなことをこんなに呪ったことはない。
90秒経っても、結局答えは見つからず、とりあえず屋根のあるところへと、彼女の肩を掴んで歩き始めた。
ついさっきの怒りようが嘘のように素直に、梅村さんは素直に従ってくれた。多分、泣くのに必死だからだ。手の下で、細い肩が不定期に
跳ね上がっている。そのたび、罪悪感は目の前の大雨を吸い込むかのように膨れ上がっていった。

喫茶店でも、と思っていたのに、立ち並ぶビルはどれも事務所や会社ばかりで、雨宿りできそうなスペースもない。どっか適当なところに
押し入って、中にいる奴を脅し上げて強引に休んでいこうか、とも思ったが、梅村さんを前にそれはできない。この間の肝試しでバレかけた身元が、
本格的に割れてしまう。梅村さんが俯いて泣いているのをいいことに、俺はぎらぎらとガンをつけながら、客商売の店を探した。
そして一応、見つけた。見つけたが。これはありか?ありなのか?俺は雨を受けながら、白目を剥くまでその「店」の看板を凝視した。
看板には、これ以上ないほどくねくねと曲がった字で、「ホテル・ヴィーナス(はぁと)」とあった。
だけどまぁ、考えようだ。ラブホテルなら、タオルはある。着替えるスペースもある。俺さえ気をしっかり持てば、何も困ることはない。
嫌がる女の子を無理矢理組み敷くほど、俺は落ちぶれてはいない。
腹を括ると、俺は彼女の肩をぐっと抱き、「ホテル・ヴィーナス」へと足を踏み入れた。

高校生は駄目、と言い掛けた受付のおっさんをメンチ切って黙らせ、薄暗いエレベーターに乗った。梅村さんはようやく顔を上げ、
不思議そうに辺りを見回す。
「ここ……?」
「あ、ホテルっす」
ぎょっとして目を剥く彼女に、俺は慌てて弁解した。
「いや、変な意味じゃなく、雨がやむまでと思って。その……誓います!絶対に、命賭けて、俺は指一本あなたに触りません!」
右手を高々と掲げて宣誓する俺を、彼女は呆気に取られたように見上げた。それから「そう」と呟き、まただんまりを決め込んだ。
ほっと息をついた途端、エレベーターはがくんと揺れ、目的の階に停止した。今日はよく、ガクンとする日だ。
37名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 07:44:08 ID:JVG9x2YB
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━!!
38名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 08:56:28 ID:HTBnanCK
超期待GJ!
39名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 11:13:38 ID:6152Hqej
(・∀・)イイ!       うん
40名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 12:39:31 ID:wqlNMRHK
うぉー久しぶりにきたら神きてた!続きが楽しみ!(´∀`)
41名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 14:11:49 ID:Coo7ouPW
ネ申キテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
GJGJ!期待と共に賑わうことを願ってage
42名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 15:49:29 ID:670h23FQ
素敵だよ素敵すぎるよ
ネ申!
続きもおまちしてまーす!
43名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 16:39:09 ID:Q0mgIAkB
まきひか大好きだよまきひか。GJ!!!
神、続き楽しみにしてます。
44名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 17:16:10 ID:qSV9eRJX
星野くん
45真喜男×ひかり#:2006/08/22(火) 20:07:27 ID:DAZT41BZ
―――あぁぁぁん?!
部屋に入った途端、俺は叫びかけた口を慌てて抑えた。何だこの部屋は。半分どころか、8分の7ぐらいベッドじゃねぇか。設計者はどこの
どいつだ。情緒とかもののあわれとか、そういうの知らねぇのかコノヤロー。
梅村さんも同じようなことを思ったのか、戸口で立ち尽くしている。まずい。この雰囲気は非常にまずい。
俺は両手でばしっと額を叩き、焦る心を懸命に宥めた。考えろ。与えられた状況のなかで、何ができるか。兎の目だ。俺は部屋に踏み込み、
部屋の中心(=ベッドの中心)に膝立ちし、周囲を360度見回した。そして、人一人ようやく立てそうなスペースを目敏く発見する。
それはクローゼットの手前、開いた扉を遊ばせるための隙間だった。俺はスライディングする勢いでクローゼットにとびつき、中からタオルと
着替えを取り出すと、梅村さんに投げ渡した。ぽすん、とそれらが梅村さんの腕に納まるのと同時に、俺もまた、クローゼットとベッドの隙間に
入り込む。防空壕に逃げ込んだかのように頭を抑えながら、俺は叫んだ。
「風呂場で着替えてきて下さい!」
「……はい……」
気圧されたような彼女の声と、風呂場の扉がぱたんと閉じる音を聞いて、俺はようやく息をついた。少し前の俺なら、靴下に隠してた煙草全部
吸いきる勢いでふかし始めてただろう。だけどそれができないせいで、俺は正面から現実と向き合わなきゃならなかった。
あの、薄くて立て付けの悪そうな扉を一枚隔てた向こうで、梅村さんが着替えをしている。華奢で白いあの手が、濡れたブラウスのボタンを
一つ一つ外し、ついにはあのピンクのブラまでも……。
―――ファーーー!!
掌の下、異常に顔面が熱くなってるのを感じる。認めたくねぇ。認めたくねぇが。
―――これが思春期ってやつか、チクショウ。
すっかり春真っ盛りになってしまった頭と頬と胸と股間とを、俺はその狭い狭い空間で痛いほど持て余していた。

扉が開いた。俺は喧嘩前の目で、勢い良く顔を上げる。あくまで自然に接することだ。着替えを想像して発情してたなんて知れてみろ、
俺は彼女に一生顔向けできない。
「あの、榊くん」
「はいっ」
元気よく返事をして、立ち上がる。予め出しておいた、自分の分のタオルと着替えをかたく抱き締め、梅村さんに向き直った。
何のことはない、一言二言交わしてから、「俺も着替えます」と浴室に立て篭もればいいだけのことだ。
それなのにどうしちまったんだ俺よ。何故、指一本動かせない。そのくせ男の一本をそんなにいきり立たせて、どうしたってんだ俺よ。
たかだか―――梅村さんがバスタオル一枚巻きつけた姿でそこに立っている、それだけのことで。
俺はぱくぱくと口を動かしたが、一言二言はいっこうに出てこなかった。
「ち、違うの、私何も……ただ、これ」
梅村さんは可哀想なほどしどろもどろになって、俺が手渡した着替えを広げてみせた。それは、杉本彩を髣髴とさせる、皮製のボンデージ水着だった。
顎が外れるほど口を開けながら、俺はバスタオルと着替えを取り落とす。見れば、俺の着替えも皮製で、やけにぴっちりしたホットパンツとベレー帽と
胸元の開いた皮ジャン……ああもう、連想したくもねぇ。ハードゲイと杉本彩でどんなプレイしろっていうんだ、『ホテル・ヴィーナス』。
過剰サービスとはこのことだ。
「せ、制服……着ようと思ったんだけど、私、慌てて……トイレに、シャツ落としちゃって」
彼女の声が弱弱しく震える。いかん。また泣かせてしまう。
俺は掌で顎先を押し上げ、無理やり気を取り直した。
「いやいやいや!問題ないっす!シャツはあの、俺が洗いますから!そ、それまで、あの……」
言いながら、そんなことできるはずはないと俺は気付いていた。シャツを洗いに浴室に行くには、彼女とすれ違わなきゃいけない。タオル一枚だけの、梅村さんと。
そして目の前には、余計なぐらいでかいベッド。何もせずにいられたら、俺は俺じゃない。
再び防空壕に潜り込み、俺は頭を抱えた。
「いや、その……俺、見ないんで、その辺に座ってて下さい。俺ここにいますから」
最後の言葉は、自分に言い聞かせていた。
46真喜男×ひかり#:2006/08/22(火) 20:09:39 ID:DAZT41BZ
目の前に裸同然の女を前にして、お前何びびってんだ、童貞か。ぐだぐだ言ってねぇで食っちまえよ。耳元で囁いた、俺の声をした悪魔を、俺は
右カウンターでぶちのめし、踏み潰し、口の中に放り込んでばりばりと粉砕した。
相手は「女」じゃない、梅村さんだ。俺にピンクのシャープペンを貸してくれた。何もかも投げ出したくなるほど惨めなとき、いつも隣にいて、
励ましてくれた。そんな子を、身体が命令するまま抱いてみろ。俺は、生きていけなくなる。
俺は歯茎から血が出そうなほど奥歯を噛み締め、時間が過ぎるのを待った。正確には雨がやむのと、いくら叩き潰しても際限なく増殖する悪魔が
絶滅してくれるのを、待った。

「榊くん」
「はひっ?!」
856匹目の悪魔を食い殺した辺りだったろうか。彼女の手が、そっと俺の肩に置かれた。肩に手、ということは、あの胸は、俺の後頭部のすぐ傍に。
瞬時に、頭の中が祭りになった。祭りも祭り、リオのカーニバルだ。火が踊る、花吹雪が踊る、水着美女が踊る。
「マンボ!」
「えっ?」
「あっ、いや、なんすか?」
「代わるよ。今度は私がそこ、榊くんがベッド。ずっとその格好じゃ、脚痛くなるよ」
俺の体育座りを心配してくれているみたいだ。何て優しいんだ、梅村さん。ますますもって、俺は耐えなければならなくなった。
いつの間にか3000匹ぐらいに増えている悪魔を次々と薙ぎ倒しながら、俺は梅村さんの手を払った。
「いや、大丈夫です。俺、狭いところ好きなんで」
「でも」
「いいんですってば!」
いきおい、声が大きくなった。大声は普段から出しているので、深い意味はない。なかったのに。

彼女はまた、泣いてしまった。俺はぐしゃぐしゃと髪を掻き乱しながら、膝の下まで頭を落ち込ませる。馬鹿野郎。ヤクザ者に怒鳴られて平気な
女子高生がいるか。三次関数が分からなくてもそれは分かれ。俺は拳骨で一発自分の頭をぶん殴ると、立ち上がって彼女に向かい、頭を下げた。
「すみま……」
「ごめんね」
なのに謝ったのは、彼女のほうだった。俺はきょとんとして、顔を上げる。ベッドの上で、膝を崩して正座している彼女は、不思議といやらしさを
感じさせず、むしろ凛としていて、俺も悪魔どもも押し黙って見惚れるしかなかった。
「私、いつもこうなんだ。鈍いっていうか……ドジだし。いつも何か空回りして、その気はなくても、人を怒らせちゃうの。
順も、多分私のそういうとこに嫌気が差して、私と距離置いたんだと思う」
彼女は頬をつたう涙を手の甲で拭き、次の涙をこらえるように、ぐっと息を詰めた。
そのとき、俺は何故だか無性に、桜なんとかを往復拳打したくなった。
「挙句に逆ギレして、榊くんにあんな酷いこと言って……意味分かんない、なんて。分かんないのは私が鈍いせいなのに。ごめんね」
「……え、あ……」
「ごめんなさい」
47真喜男×ひかり ◆vvJM9B6sWI :2006/08/22(火) 20:13:23 ID:DAZT41BZ
言い切って、彼女が泣き出す。俺は頭をフル回転させて彼女の言葉を飲み込んでいた。
鈍い。ドジ。逆ギレ―――分からねぇ。一体何のことだ。この子が一体何をしたってんだ?考えても考えても、彼女がこんなに自分を責めている
意味が、俺にはさっぱり分からなかった。
俺は今度は、こめかみに拳骨を食らわせた。また「分からない」ことに逃げようとしている自分を、踏み止まらせるために。バカだからって甘えるな。
分からないなら、今分かることだけでも、この子に伝えてやれ。
「う、梅村さんは……鈍くなんかないです。空回りもしてないし」
やっとの思いで、それだけ。当然彼女が泣き止むはずはないから、また言葉を探す。不思議と、次々に言うべきことが見つかった。彼女はこんな風に
自分を嫌うべき女の子じゃない。未だに三角形の合同も証明できない俺だが、これだけは簡単に証明できる。
「人の心、ちゃんと分かってます。じゃなきゃ俺、あんなに何度も、あなたに励まされたりしてません。俺もみんなも勝手だから、助けが
欲しいくせに意地張って、つっぱねたりもするけど……それは俺達のせいで、あなたは何も悪くありません」
しゃくりあげていた彼女の背中が、次第に凪いでいく。目を上げた彼女の顔は、もう泣いてはいなかった。そのことに勇気づけられ、
俺は一気に畳み掛けた。
「ほんとです!球技大会も追試も、夏期講習も避難訓練も、全部あなたがいてくれたから……シャープペンとか、『がんばろうね』とか、
そういうの一個一個……すげぇ、有り難くて、だから……それに俺、今日だって、一度も怒ってなんかいません」
「……じゃあ、何でバスで、急に黙っちゃったの?さっき怒鳴ったのは?どうして?」
―――どうして?
不意を衝かれて、俺は息を飲んだ。説得している間、ベッドに身を乗り出していたせいで、彼女の全てが、手を伸ばすまでもなく届くほど、
近くにあった。濡れたままこっちを見上げるリスみたいな眼も、泣き跡で上気した頬も、裸の肩も、剥き出しの腕も―――布きれ一枚に包まれただけの、
彼女の身体も。
そのとき、俺は悪魔の声を聞いたんじゃなく、悪魔になってたんだと思う。ほとんど無意識に、俺は彼女の唇を奪い、磨き上げた石みたいに白いその身体を
押し倒していた。

==========
大分長くなってしまったので初トリップつけたかったんですが、失敗してしまいました。
これはできてるだろうか。お目汚しすいません。
48名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 21:00:04 ID:wqlNMRHK
ネ申!
なんか感動しました…続き頑張ってください(・ω・´)
49名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 21:05:20 ID:BhzojENh
キター!!!!!!!!!!!
50名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 21:14:36 ID:Q0mgIAkB
神キテターーー!!マッキーもひかりも可愛いよ可愛いよ可愛いよ。
51名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 21:28:05 ID:IUBEW8Ge
ネ申キテター!

続きを楽しみに待ってます。
52真喜男×ひかり ◆vvJM9B6sWI :2006/08/23(水) 01:39:41 ID:uCIddV/z
「んっ……う……!!」
驚いて声をあげる彼女の舌を、肉食獣の獰猛さで捕らえ、味わう。その感覚は、今までどんな女にしたキスとも違っていた。火傷しそうに熱くて、
舌が溶けそうなほど甘い。強いて言うなら、荒熱をとる前の、焼きたてのプリンに似ていた。
「……ん、ん……!!」
いくら貪っても足りなくて、唇を離せない。どういうわけか、いつもは痛い樵の攻撃さえ、何だか気持ち良い。スーパーマリオでいうと無敵に
なった感じだ。俺は息をするのも忘れて、夢中でキスをしていた。
「さか、き、くん……」
正気に返れたのは、唇を離したとき、彼女が虚ろに呟いてくれたおかげだった。焦点を取り戻した目で見下ろせば、文字通り眼と鼻の先に、
梅村さんの顔がある。普段は二つに束ねてある髪が、シーツに広がって艶々と光り、ピンク色の可愛い唇もまた、キスの名残で濡れて光っ……キス?
「ファーーー!!!」
俺は生まれて初めて、後ずさりをした。それも、尻をつき、後ろについた手と投げ出した足で地面を漕ぐ、一番格好悪いやつだ。
「すいませんすいませんすいませんすいません!!!」
背中で壁に激突するや、俺は土下座で謝った。
「や、やだ、やめてよ榊くん」
「ほんとすいません!!もうしません!!死んでもしません!!」
ベッドに額をめりこませながら叫ぶ。だけど何度言っても、そんな言葉は無意味だった。俺は誓いを破ったのだ。
何てことだ。サルか、俺は。
「こうなるから、俺、恐かったんです」
「恐、い……?」
「その、バスで……梅村さんのシャツが透けてて、ブ、ブブブブブラが見えたり!タオル一枚だったり!そういうの見てたら、さっきみたいに、
見境なくなるっていうか、あの……俺サルです!すいません!」
叫びながら謝り倒し、更に深々と額をベッドにこすりつける。梅村さんは「サルって……」と呆れたように言うと、ゆっくりと身体を起こした。
女神のように優しい手が、俺の髪にそっと触れる。
「謝らないで。だって私……」
頼む。いくらあなたが優しくても、これだけは笑って許したりしないでくれ。下手すりゃ、ファーストキスだろう。殴るなり蹴るなり罵るなり
好きなようにして、俺の罪を償わせてくれ。

「嬉しかったし」
「え」
思いがけない言葉に、俺はきょとん顔で梅村さんを振り仰いだ。頬を染めて、もじもじと恥じらう姿が、いつにも増して可愛らしい。
「う、嬉しい……?」
「だって、私、あの……もう!全部言わせないでよ」
梅村さんは真っ赤になって、掌でベッドを叩くと、ぷいっと背中を向けた。
「榊くんだったらいいの!変なこと考えても、キス、しても……」
おい。おいおいおい。これはまさか。
今、俺の頭に電球を突き立てたら、七色に輝くだろう。蛍光灯でも多分いける。
「梅村さん。それって……」
「全部言わせないでって言ったでしょ!」
ばたばたと、彼女はベッドの上で拳を弾ませる。見えないが、顔は多分真っ赤だろう。何だ。何なんだこの可愛い生き物は。
俺はたまらなくなって彼女を抱き寄せ、ガキみたいにおっかなびっくり尋ねた。
「キ……キスまでっすか?それ以上は?」
彼女の肩がぴくんと上下し、ほとんど同時に、蚊の鳴くような返事が返ってきた。
「い、いいよ……いいけど!」
付け足す声だけがやけに厳しい。俺は「待て」をされた犬のように凍りつく。
「私、は、はは初めてだけど……いいかな」
『初めて』のところで完全に声のひっくり返った彼女の答えに、俺の全身はめでたく雪解けを迎えた。
ありがとう神様、仏様、運命をつかさどる全てよ。俺達、幸せになります。空から差す虹色の光にさんさんと照らされ、俺は
満面の笑みを浮かべた。
53真喜男×ひかり ◆vvJM9B6sWI :2006/08/23(水) 01:41:11 ID:uCIddV/z
―――とはいったものの。
いざ、梅村さんに覆いかぶさったところで、俺は臆病風に襲われた。
―――初めて、か……。
さもありなん、と思わせる、染み一つない滑らかな肌。汚れを知らない、とはこのことだろう。
俺なんかが抱いて、ぶっ壊れたりしないだろうか。喧嘩においてもセックスにおいても、俺は百戦錬磨だが、今までの戦いでは、
相手もまた百戦錬磨だった。その俺が処女を抱くなんて。鉄パイプをもって赤ん坊に殴りかかるみたいなもんじゃないのか?
―――ええい、ぱぱよ!
『どうにでもなれ』という意味らしいその言葉を心の中で叫び、俺は梅村さんの身体からタオルを剥ぎ取った。

「はわぁっ?!」
現れた肢体に、俺は卒倒しかけた。陶器製の人形といわれても、多分信じただろう。それほど、彼女の裸は美しかった。
若鹿のよう、とでもいうのか。決して貧相ではないのだが、しなやかに細く、整っている。発展途上の胸と、
よく締まったウエストのラインが目に眩しい。
「どうしたの?」
「あ……あんまり綺麗だから、つい」
彼女は俺の言葉にさっと頬を染め、はにかんだ。その笑顔に、俺はまたも樵の一撃を食らう。
つい口をついたのだが、素直に褒めて良かった。また『何でもない』なんて誤魔化せば、彼女を不安にさせてしまったことだろう。
決めた。何でも素直に言おう。
俺は新たな決意とともに、彼女の身体にむしゃぶりついた。
「きゃっ!」
「すげぇ綺麗です、梅村さん」
首筋と肩と背中とを、順繰りに撫で回し、耳朶に舌を纏わせながら囁く。
「鎖骨とか、耳とか、全部……食っちまいたいぐらい、綺麗だ」
「んっ……」
恥ずかしそうに、梅村さんは眉を寄せた。それさえ可愛くて、今度はついばむように、彼女の唇にキスをした。
わざと音を立ててやると、彼女は照れたように笑う。
「何か、恥ずかしい」
彼女の初々しさが微笑ましくて、俺も少し笑い、彼女の双丘に手を伸ばした。キスの後で胸に行くのは、いつもの手順だ。

―――はにゃ?
しかし、俺が余裕ぶっこいてたのはそこまでだった。手の内にある、この感覚。この張りと滑らかさ、そして柔らかさ。
俺はそいつを知っていた。
―――これは……まさしくアグネスプリン!!
俺は身体をずり下げ、まじまじと梅村さんの胸に見入った。形はそれほど似ていないが、感触はほぼそのままだ。
ということはこのてっぺんのやつは……さくらんぼ?まさかこんなところで、ちょっぴりデラックスになったアグネスプリンに
出くわすとは。俺は夢中で目の前のプリンをたいらげた。
「あっ……やぁっ!!」
頭の上から、梅村さんの切なげな声が降ってくる。俺はその声と、口の中で食むプリンの甘さと、左手で掴んでいるもう一つの
プリンの柔らかさに酔った。右手で探り当ててみれば、尻朶もちょっとプリンっぽい。同時に3つのプリンを貪り、俺は
幸せの絶頂にいた。

それから、どこに触れているときでも、俺は必ず片手か唇で、梅村さんのプリンを食っていた。
「榊、くん……私の胸、好き?」
「好きです!」
おずおずと尋ねてくる声に、間髪入れず即答する。面食らったように目を見開き、彼女はまた、はにかみながら俯いた。
「だけど、そんなにしたら、おっきくなっちゃうよ」
「いいです。どんなになっても、俺は梅村さんのプ……胸、好きですから」
一瞬本音が出そうになりながらも、俺はきっぱりと言った。彼女のほうからキスしてきてくれたのは、そのときが
初めてだった。
「へへ……嬉しい」
ぼっ、と顔が熱くなるのを感じる。これがあれか。想い想われるってやつか。初めての感覚に、俺は胸まで熱くしていた。
幸せで、どうかなっちまいそうだった。
54真喜男×ひかり ◆vvJM9B6sWI :2006/08/23(水) 01:43:27 ID:uCIddV/z
「あ、待って!」
指を挿れようとしたとき、彼女が弾かれたように叫んだ。悪戯が見つかった子どものように、俺はその場で固まった。
何でだ。もう十分濡れてんのに。やっぱり恐いのか。それとも、俺の鼻息が荒くなってんのがばれたのか。
俺は無意識に鼻から下を手で覆いながら、「どうしたんですか?」と問いかけた。
「だって、さっきから私ばっかり、色々してもらってるよ」
人形みたいだった彼女が、よいしょと身を起こす。人形のままでも、俺はいっこうに構わなかったんだが。
「そういうの、マグロっていうんでしょ?」
「マ、マグ……」
俺は絶句した。凄いこと言うな、最近の女子高生は。
「私も何かする」
「いや、いいですよ、俺は……おかげさまで、その、すげぇ元気ですし」
そうなのだ。マイサンときたら、触れられてもしゃぶられてもいないっていうのに、視覚や手のお相伴に預かるだけで、
はちきれそうなほどりんりんになっている。高級枕営業の姐さん達に構われ慣れてるとは、到底思えない。
このうえ何かされたら、最悪、即起爆する。一触即発ってやつだ。
そんな俺の息子事情を知って知らでか、梅村さんは今までの大人しさを取り返すかのように、ずいっと身を乗り出した。
「駄目!ちゃんとするから」
「ちゃんと、って……」
「本で読んだから、大丈夫。知ってるよ」
梅村さんは俺のそれをまともに見て、一度驚いたように身を竦め、それでも果敢に手を伸ばしてきた。
何という勇気。俺は自分のもんだから見慣れてるが、こんな奇っ怪なもの、初めて見たら目を背けるのが普通だろう。
彼女の身体を隅々まで見せてもらったが、どこもかしこも、綺麗なものばっかりだ。その彼女が、こんなものに
触れようとするなんて。
俺は彼女の、儚げな風貌に似合わない勇気に感服した。

梅村さんはまず、俺の男の部分を力任せに擦り上げた。
「いでっ……!!」
「あ、ごめん!」
彼女は慌てて手を離した。おろおろと「ごめんね」を繰り返す彼女に、俺は無理にでも笑顔を向ける。人一倍気ぃ遣いらしい彼女を、
心配させてはならない、その一心だった。たとえここに焼き鏝を押されても、俺は笑っててやろう。
「や、大丈夫っす……ええと、とりあえず、唾で濡らしてもらえますか?手につけるのでも、直接でもいいんで」
「唾?」
「はい。ぬめり、っていうんですか、あの、擦れないように……」
彼女は感心したように自分の両手を見て、「唾か……」と呟き、ぺっぺと一生懸命に細い指を濡らした。それから唾液を纏った手で、
痛くてちょっと萎えた俺の息子に、おずおずと触れる。腫れ物を扱うようにゆっくりと動く手が、あんまり気持ち良くて、俺は
腑抜けた声で喘いでしまった。
「うわ、や、っべ……」
「痛くない?」
「いや、もう……気持ち良すぎです。いきそう」
情けなくも上擦った声でようやく告げると、彼女は心から嬉しそうに笑った。根気良くろくろを回す職人のように、
彼女は単調に俺のを擦り続ける。緩急を自在に操るプロの技よりも、何故だかそれは何百倍も気持ち良かった。
それは多分、その手が、他の誰でもない、梅村さんのものだったからだ。
俺は天井を仰いで息をつき、懸命に暴発をこらえた。もし叶うなら、いつまでもこうしていたい。確かにそう思っていたのに、
人間ってやつは……いや、俺は何て強欲なんだろう。気が付くと、俺はかすれた声で彼女に懇願していた。
「梅村、さん……それ、舐めてもらえませんか」
「えっ……これを?」
「はい。あ、嫌ならいいです」
彼女が断れないと知っていて、俺は卑怯にも付け足した。一番嫌っていたはずの、計算高い男に、俺はなっていた。恋ってやつは、
人をどこまでも醜く、ずるくさせるらしい。ツルゲーネフも見落としていた真実を、俺はそのとき見つけた。
彼女はひどく真剣な顔で手の中のものを見据え、やがて思い切ったように目を閉じると、それに口を寄せた。
55真喜男×ひかり ◆vvJM9B6sWI :2006/08/23(水) 01:45:03 ID:uCIddV/z
―――うおっ?!!
だが、いざやられてみると、うろたえたのはむしろ俺のほうだった。彼女の舌が俺の筋に沿って這う。上へ、下へ。それだけのことなのに、
俺は何かやばい薬でも嗅がされたみたいに、色んなもんが飛びそうになっていた。
―――なっ……何だこりゃ?!一体……!!
目を細めて眉をしかめ、一生懸命舌を遣う、彼女の横顔。それを見るうち、俺はその異常な快感の正体に気付いた。
―――コノヤロー、いつの間に……?!
内心で怒鳴りつけても、もう遅かった。俺の胸をしつこく苛んでいた、あの樵。あいつがいつの間にか下降して、そこにいやがったのだ。
樵はざまぁみろとでも言うようににやりと笑い、俺のゴールデンボールに斧を振り下ろした。痛みはない。ただ、圧倒的な快感が
押し寄せて、俺は一溜まりもなかった。
―――ファーーーーっ!!
その獣じみた叫び声を、口に出さなかっただけ、自分で自分を褒めてやるべきかもしれない。自制心なんて、そのときの俺には欠片も
なかったのだから。小学校のときの夢精以来、俺は初めて自分の意思に拘わりなく、ぶちまけてしまっていた。

いや、褒めることなんかない。一つもない。白濁まみれで、ぽかんとしている梅村さんの顔を見て、俺はそう確信した。
「すっ……すいません!」
サイドボードから奪い取るように何枚ものティッシュを摘み出すと、俺は必死で梅村さんの顔面を拭いた。
何やってんだ。これじゃ、どっちがバージンか分かんねぇじゃねーか。
自棄のように次々とティッシュを繰り出しながら、俺は泣きそうになっていた。生物の時間にえころじぃってやつを習ったばかりだが、
今の俺には梅村さんの顔を綺麗にすることのほうが大事だ。
「すいません!」
「い、いいよ、ちょっとびっくりしただけ」
大量のティッシュに溺れながら、彼女はそれでも気丈に言った。ティッシュをかきわけるようにして現れた、彼女の顔は、
何故だか幸せそうだった。
あんなもんをぶっかけられたっていうのに。俺は梅村さんの心の広さに改めて感激し、その頬を手で包んで、唇を寄せた。
「ちょっ……今、汚いよ!」
「いや、俺のですから」
「あ、そっか」
ふにゃりと笑う彼女の顔に、いくつものキスを落とす。あれの生臭さを覚悟していたが、あらかた拭き取られたせいか、彼女の花みたいないい匂いに
掻き消されていた。
56名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 03:08:34 ID:+rWYgJ/v
GJGJGJGJGJ!!
57真喜男×ひかり ◆vvJM9B6sWI :2006/08/23(水) 06:26:01 ID:uCIddV/z
改めて彼女の女の部分に触れると、驚いたことに、さっきよりも濡れていた。ずっといじってなかったのに。
処女でも、相手のを舐めてて感じることなんかあんのかな。俺は慎重に指を動かし、彼女から溢れ出るものを弄んだ。
「んっ……あ……」
ひくひくと、胸の下で彼女の身体が震える。取れたての若鮎はこんな感じかもしれない。柔肉を押し広げ、呼吸するように蠢く芯を弄うたび、
彼女は可哀想なぐらい素直な反応を見せた。
このぶんなら、大丈夫だろう。俺は深呼吸をすると、何も入れたことがないという、その小さな穴に、人差し指を突き入れた。
「いっ……!!」
しかし彼女は、下半身の全てを強張らせ、俺を拒んだ。俺は大腿の内側を撫でて、力を抜くように諭す。すぐにでも奥まで押し入りたいのを、
反対の手で手首を捕まえて抑えた。乱暴にするな。本当にぶっ壊しちまう。すっかり内面に同化した悪魔に、俺は懸命に言い聞かせた。
ゆっくりと、彼女の中で指を動かす。指に纏わりつく、襞の一つ一つが、ひどく温かくぬめっていた。そのくせ、指一本がいっぱいいっぱい
みたいに、ぎゅうぎゅうに締め付けてくる。
この中に、指なんかじゃない、一番挿れたいものをぶちこむ。それを想像するだけで、俺のげんきんな息子はむくむくと元気を取り戻した。
「梅村さん……なんでこんなに、濡れてるんですか?」
「えっ?」
彼女は面食らったように声をあげた。その声に、俺もまた「えっ」と同じ台詞を返しそうになる。
しまった。何を聞いてるんだ俺は。いや俺じゃない、今のは息子が。うちのバカ息子が。
泡を食う俺に、彼女は目を伏せて答えた。
「わ、分かんない、けど……多分、榊くんが喜んでくれたからだと、思う」
「俺?」
意外な答えに、俺は間抜けな鸚鵡返しをしてしまった。梅村さんは、怒ったような照れたような赤い顔で、早口に言った。
「だって……好きな人が喜んでくれたら、嬉しいから……そうじゃない?」
黒々と潤んだ、リスの瞳が、虚勢を張って勇ましく見上げてくる。その可愛らしさにしばらく見惚れていたが、後でもっと重要なことに
気付いた。
好きな人が喜んでくれるから。何てことだ。これは物凄い、コロ何とかの卵だ。これまで何百人もの女を抱いてきたが、俺はついぞそんなことは
考えなかった。挿れたはめたの世界じゃない、もっと崇高な、いわゆるひとつの……。
それ以上考えると髭の剃り跡が余計濃くなりそうなので、止めた。俺はもう辛抱たまらず、ぱっつんぱっつんに張った息子を構えた。

―――うっ……わ……!!
押し入ったそこは、想像以上だった。狭い。きつい。食いちぎられる。いや、でも食いちぎられてもいい。
俺は阿呆みたいに白目を剥き、ぽかんと口を開けて、その感覚に溺れた。
まだ先を挿れただけなのに、こんなんで大丈夫なのか。さっき出したばっかなのに、もういっちまいそうだ。
際限なく開かれていく口を、あるとき俺ははっと閉じた。馬鹿野郎。心配すべきは俺じゃない、梅村さんだ。
見れば、彼女は顔をしかめて、必死に痛みに耐えていた。
「う、めむら、さん……抜き、ますか?」
「ん、ん……大丈、夫」
彼女は弱弱しく笑い、気遣うように俺の二の腕をそっと撫でた。
「でも……」
「いいの。大丈夫だから……早く」
梅村さんはなおも強がって、力を振り絞るように上身を起こした。そして、俺の耳に唇を寄せ、囁く。それは本当に小さな、風の吹く音に紛れてしまいそうなほど、
儚い声だった。なのに、俺の耳に、何よりも心に、深々と刻まれて、永遠に消えることがない。そういう声だった。
―――さかきくんに ぜんぶ あげる
58真喜男×ひかり ◆vvJM9B6sWI :2006/08/23(水) 06:29:26 ID:uCIddV/z
「ーーーーっ!!」
高く叫んだのは彼女だった。だけど俺も多分、何かを叫んでいただろう。すっかり自失して、俺は彼女の中で暴れ狂っていた。
彼女の奥と、そのまた奥とを、何度も何度も往復する。びしゃびしゃと、俺の先走りとも彼女の蜜ともつかない液が、弾け飛んでは
シーツに零れた。
「あぁっ!あぁっ!や……あぁぁっ!!」
彼女の甲高い悲鳴が、耳に突き刺さる。それさえ、何故だか心地良い。
「はーっ……はーっ……」
俺は捕食前の肉食獣のように、深い呼吸を繰り返した。べろりと彼女の耳裏を舐め、浅く腰を動かしながらその時を待つ。
この一回で精根尽き果てても構わないと、本気で思った。
「っ………!!」
彼女が身を強張らせると同時に、俺もまた、真っ白な光を見た。痙攣するように蠢くそこへ、どくどくと己を注ぎ込む。
何度も何度も、彼女の中でそれを突き立てて……その先を何も覚えてないところを見ると、そのまま眠ってしまったらしい。
夢の中で、俺は彼女の全部を―――さらさらと流れる黒い髪を、プリンのように甘やかな胸を、しなやかに細い身体を、
抱き締めていた。

「榊くん」
深刻そうな彼女の声に、俺ははたと目を覚ました。腕の中に、彼女がいる。彼女を抱いていたのは、どうやら夢ではなかったらしい。
にへっ、と笑う俺に、やや引き攣った笑みを返すと、梅村さんはおずおずと口を開いた。
何を言ってくれるんだろう。「私、幸せ」か。「結婚しちゃおっか」だったらどうしよう。どこまでも前向きににやける俺に、彼女は
意を決したように言った。
「これ、どうしよう」
「これ?」
「うん………これ」
彼女は困ったように、人差し指で「下」を指差した。その指を追いかけ、俺の視線は下へ、下へと下降していく。そして、
「えぇぇーーー?!」
繋がりっ放しの俺と彼女の急所を発見した。慌てた引き抜こうとするが、押しても引いても、何故か抜けない。
縋り目で彼女を見ると、彼女もまた泣きそうになっていた。
「起きてからずっと、離そう離そうって思ってるんだけど……外れないの。こういうものなの?違うよね?どうしよう……」
どうしよう、って言われても。
俺は子どもの頃に見たワイドショーニュースを思い出していた。その昔、こういうことになって救急車で担ぎこまれた芸能人カップルが
いたらしい。子ども心に、どんなに恥ずかしかっただろうと同情していた。その立場に、自分がなるとは。しかも、生まれて初めての
恋の相手、梅村さんと。
俺はぐらぐらと揺れる頭で必死に考えた。救急車だと。それはまずい、絶対無理だ。恥ずかしいのは勿論だが、最悪の場合、
モウチョウで担ぎ込まれてる和の野郎と鉢合う。梅村さんと合体したまま、俺は舎弟に何て声を掛ければいい?
『よう和。モウチョウぐれぇ気合で治しやがれ。救急車ってのはなぁ、こういうどうしようもねぇ時に乗るもんだ!』
―――言えるか、バカヤロー!!
俺は必死で、梅村さんから息子を引っこ抜こうと足掻いた。最悪切り落としてでも、自分で何とかしなければ。般若の形相で
奮闘していた俺は、ある時梅村さんの気配に気付いた。この感じ。すげぇ来てる。心配オーラ来てる。あと少し放っておいたら
彼女は言うだろう、『ごめんね。私、どうしたらいい?』と泣き出さんばかりに潤んだ瞳で。
俺は彼女に、にかっと笑顔を向け、明るく言った。
「大丈夫っす!よくあることですから!あの、女の子が寝てたほうが外れやすいらしいんで、ちょっと寝ててもらえますか?」
「そうなの?」
はい、と快活に頷く俺に、彼女はやっと安心して微笑むと、ことんと枕に頬を落とした。数分の内に、すうすうと寝息を
たて始める。その無防備な寝顔に、俺まで何だか安らいで、まるで子どもにするみたいに、おでこに口付けてしまった。
何だってしてやろう。彼女がこうして眠れるように、天使みたいに笑ってくれるように。
そう思ったとき、胸に走ったのは、痛みではなく、ほんの一瞬だけ血の沸くような、温かな感覚だった。
樵も、ずいぶん人間が丸くなったらしい。俺はとんとんんと胸を叩くと、そのまま後ろ手に手を泳がせた。指先に当たった
通学鞄を器用に手繰り寄せ、ケータイを探し当てる。数回のコール音の後、守役の声が聞こえた。
「俺だ。医者連れて来い。……ここにじゃねぇ、そっちにだ。電話口に聞くだけで足りるからよ。……何科?知るかコラ、何でも科連れて来い!
……ああ、腕さえ良けりゃ何でも構わねぇ……いや、一つだけ条件がある。口の堅い奴にしろ」
59真喜男×ひかり ◆vvJM9B6sWI :2006/08/23(水) 06:30:04 ID:uCIddV/z
ぐだぐだと長いうえ、色々といい加減で申し訳なかった。「ひかりのおっぱいアグネスプリン」と言いたいだけだった。
今は反省している。
ご支援ありがとうございました。
60名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 11:00:29 ID:VDGzSmg0
GJGJGJ---!!!
すっごい良かった!!
61名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 12:17:15 ID:Hbjs0hcI
GJ!!!!!神!正に神!
62名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 18:34:02 ID:w5BTBzhA
GJ!!!!!!!!!!
また書いて下さい(o^∀^o)
63名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:20:42 ID:8bHrtaau
神すぎる!!!GJ!!!!!
64名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:31:39 ID:7kQk/4uw
ネ申!
まきひかってすごいいいなあ…。GJ!!
65名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:41:00 ID:MmEo3kyn
<真喜男×百合子>

夕暮れ時のセントアグネス高校。3Aの教室ではクラス委員長の榊真喜男と担任の南百合子が
2人、見つめあっている。真喜男の目からは一筋の涙が、いままさに零れ落ちようとしていた。
   私ったら・・・何を黙っているの?(毎日、学校に来なさい。どんなにつらくても、
   毎日学校に来なさい。)そのセリフを心の中では何度も繰り返している。
   彼の悩みを受け止めて、教師としての的確なアドバイスをしなければならない。
   なのに・・・彼の瞳を見つめていると・・・何も言えなくなっている自分がいる。
百合子は思わず手を伸ばして、そっと真喜男の頬に触れた。
真喜男の頬は流れる涙で濡れている。
次の瞬間、百合子は真喜男の唇にそっと自分の唇を重ねていた。
「っ?!」
真喜男の驚いたような瞳を見た瞬間、百合子は我に返った。
   ?!・・・私ったら生徒になんてことを!
「ごめんっホントに!ほんとにゴメンなさい!榊君の涙を見ていたら・・・つい」
真っ赤になった百合子のありふれた言い訳を遮ったのは、真喜男の唇だった。
ぶあつくて湿った唇が百合子の薄い唇をやさしく包み込む。優しいキスだった。
百合子は嬉しさと戸惑いで胸がおしつぶされそうになっている。
   ずっと思いつづけていた。だけど自分では認めたくなかった。
   ・・・私・・・榊君のこと好きなんだ。
百合子が自分の思いを認めた瞬間、真喜男はそっと唇を離した。
「先生・・・ありがとうございます・・・俺のこと、心配してくれてるんすよね。」
「榊君。」
「はい。」
「先生ね・・・あの・・・榊君のことが」
もう一度今度は激しいキスで百合子の言葉は掻き消された。
真喜男の大きな手のひらで肩を抱き寄せれられ、すっぽりと体全体が真喜男の大きな体に
覆われている。真喜男は思わずいつものテクニックを使っていた。
百合子の下唇を甘がみしたかと思うと、少し煙草の匂いの残るぬめぬめとした舌で
百合子の唇を舐め上げた。唇全体で百合子の唇を覆うようにしてやさしく吸い上げると
百合子は思わず「はぁん・・・」かわいい喘ぎ声をあげてしまう。
   何!?こんなキス・・・はじめてなんだけど?すごい・・・唇ってこんなに
   感じるものなの?ていうか17歳でこんなキスができるってどういうこと?
「先生・・・」
百合子が真喜男の胸の中でそっと目を開けると、
さっきまでの涙とは違う何かでうるんだ瞳を、こちらにむけていた。
「・・・ん?なぁに?」
肩で息をしながら、平静を装った百合子が答える。
「このまま抱きしめててもいいですか?」
さっきまでの激しくそして優しいキスをした真喜男と同一人物をは思えない
はにかんだ顔でそっと真喜男が聞く。
   ・・・かわいい!
「ここだと誰かが来るかもしれないわね。榊君さえ良ければ・・・先生のうちに来ない?」
自分の口にした言葉に少々驚きながらも、もう戻れないと百合子は心を決めていた。
   好きだって認めてしまうと、何だか気持ちが楽になったわ。榊君がいやだって
   言ったら、今日のことは忘れよう。うん!そうしよう!
「近いんすか?」
もちろん真喜男が断るはずがない。
「そうね、ほんとにすぐそこよ。あっ別にムリにじゃないのよ。悩みを聞くにはここだと
 誰か来るかもしれないし・・・それに」
いまさらといった言い訳をしどろもどろで繰り返す百合子の手をぐっと握りしめると
真喜男は耳元に唇をよせて、湿り気を帯びた声でささやく。
「先生わかったから。はやくいきましょう。」
ぞくっと腰のあたりにうずきを感じた百合子は、黙って頷き、歩き出した・・・
6665:2006/08/24(木) 00:46:18 ID:MmEo3kyn
 誰にも見つからずに部屋まで来られて良かった。何とか言い訳できるかもしれないけど、
   やっぱり面倒だもんね・・・男子生徒を部屋に連れ込んでるなんて言われたら。
「散らかってるけどゴメンね〜どうぞ入って入って!!」
「・・・お邪魔します。」
散らかってなどいない、小奇麗な1DKの小さな玄関。真喜男はちょっと緊張気味で
靴を脱いでいる。百合子の胸の中にはさっきのキスの動揺が残りながらも、照れからか
何だか饒舌になっている。
「え〜〜っとコーヒーでも入れよっか?あ、ジュースとかの方がいいなら・・・」
ぐいっと真喜男は百合子の腕をつかんで引き寄せた。あっと言う間に百合子は
すっぽりと真喜男の胸の中にいた。
何も言わずにキスしようとする真喜男に形ばかりの抵抗をする。
「だめ・・・汗・・・かいてるし・・・」
すっと顔をひいて百合子の顔を優しく見つめると、真喜男は耳元に
「でも・・・先生の匂いが消えちゃいますよ・・・?」と熱くささやいた。
    このコ・・・慣れてるよね?!どう考えても。さっきのキスといい・・・
「じゃ、髪だけでも下ろさせて?」
意を決して百合子は言った。
まだ耳元から首筋にやさしく吐息をふきかけていた真喜男だったが、無理強いする
様子はない。
百合子はすっと真喜男から離れ、微笑みかけるとバスルームへと入った。
後ろ手にドアをしめると、耐えられないような、それでいて胸のうずくような緊張から
解放され、百合子は思わずため息をもらした。
    慣れてる・・・でも、そんなのどうでもいいことかもしれないわね。
    今、私に必要なのは彼で、彼に必要なのは・・・
そこまで考えて、その思いを振り払うように百合子は髪をおろした。
丁寧にブラッシングすると鏡の中の自分に微笑みかける。
    そうだ・・・グロスグロス・・・あと油浮いてないかな?眼鏡は外す?
    う〜〜ん。外すか。外した方がいいな。よし、かわいいかわいい。
    歯磨きしたいけど、歯磨き粉の匂いがしたらちょっと興ざめするかな。
    我慢しよ・・・あっストッキング・・・は脱いで。
    ほんとはシャワー浴びたいけどなぁ。とりあえずビデ使ってと。
こんな風にいそいそと準備していると、さっきまでの緊張が嘘のようで、
胸がすっと軽くなる。
    うん!大丈夫!がんばろっ☆
よく分からない励ましを鏡の中の自分にかけると、百合子はバスルームから出た。
・・・どきんっと胸が鳴った。
真喜男はソファに座り、窓から外を眺めている。夕焼けが彼の横顔をほんのり赤く染めて
気が遠くなるくらい、美しく見えた。
そして、彼の目には相変わらず悲しげな涙が盛り上がっているようだ。
ドアの閉まる音でハッとこちらに目線を向けると、真喜男は驚いたような表情で立ち上がった。
百合子の胸からは、さっきまでのワクワク感がどこかに消えて、この場から逃げたしたい
ようなむなしさが吹き荒れていた。
「先生・・・すっごく綺麗です。」心の底からそう言っているように思えた。
百合子は黙ってうつむく。
「先生?顔・・・あげて。」
しばらくの沈黙のあと、半ば強引に真喜男は百合子の顔を上に向かせると
じっと目を見つめて、もう一度言った。
「先生。すっごく、すっごく綺麗ですよ・・・」
顔をはさんでいる手から逃れようとしたそのとき、
真喜男の唇が百合子の唇を優しく包んだ。そして唇をこじ開けてくる真喜男の
舌を受け入れた瞬間、最後に残っていた百合子の迷いも吹き飛んでいく。
「さ・・・かき・・・くん」切れ切れながら真喜男の名を呼ぶ。
大きな真喜男の両手で耳をふさがれる。自分達の唇がたてるぐちゅぐちゅというイヤラシイ
音だけが、百合子の頭の中に響いている。
     だめだ・・・このキス。・・・気持ちよすぎる。
6765:2006/08/24(木) 00:48:25 ID:MmEo3kyn
唇が離れた合間を見計らうと、百合子は真喜男の手をとりベッドルームへ向かった。
小さなベッドの前で、激しくキスしながら、真喜男は百合子のブラウスのボタンを
2つだけはずした。百合子の真っ白な総レースのブラジャーに包まれた乳房が少し見えている。
真喜男は首筋、耳、そして胸元を優しく舐めていく。そして時々はさまれるあのキス。
百合子はもう我慢できなかった。
「ふぅ・・・んっ はぁ・・・や・・・んん〜〜〜っ」
真喜男は息を荒げながらも、百合子の胸や大事なところには手をのばそうとしない。
百合子のブラウスやスカートは乱れに乱れているが、真喜男は脱がしてもくれない・・・
     あぁぁ・・・もっと。もっと激しくしてほしい!
髪の毛に手をさしこんでいる真喜男の熱っぽい瞳を見つめながら、心の中で叫ぶ。
真喜男は「ん?」という表情で、百合子の唇や耳を親指で優しく触っている。
「お・・・ね・・・がい。」
震える声でそう言った瞬間、真喜男はブラウスを剥ぎ取り、百合子の乳房を優しく
揉みはじめた。びんびんに立ちあがっている乳首をクリクリと親指でこねると、
スレンダーな体のわりには大きなおっぱいを下からすくい上げるように愛撫する。
ブラの上からとは言え、精神的にじらされていた百合子にはたまらない刺激だった。
思わず、ひざから崩れそうになると、そのまま優しくベッドに倒れこんだ。
百合子の耳を舐めながら、真喜男は乳房へねちっこい刺激を与えている。
ずり下げられたブラの隙間からとびだすような勢いでびんびんになったピンクの乳首が
ブルンッと顔をだした瞬間、真喜男が思わず吸い付く。
「ひゃぁっ!あっあっあっ!あんっ・・・さか・・・き・・・くぅん!!」
真喜男は乳房を全て口におさめるかのように大きく含むと、優しく下で乳首を転がしている。
唾液を乳房全体にたらしては、じゅぼじゅぼと音をたてて乳首を吸い上げる。
     どうしよぉ・・・すんごいやばい!気持ちよすぎるよぉ・・・
百合子の腰に鈍い快感が走る。
ぬらぬらと濡れた唇からは快感を伝える可愛らしいあえぎ声が絶え間なく出つづける。
百合子が思わず腰をくねらせていると
「先生・・・すっごく、かわいい。おっぱい、きもちい?」
舌を思いきり伸ばしてべろべろと乳首を舐め上げながら、上目使いに真喜男が問い掛けてくる。
「やだっ・・・恥ずかしいよ・・・」
その声を聞いて我慢できなくなった真喜男は、ブラジャーを取り去ると、
腕で自分の体を支え、真上から百合子の体を見つめた。
「かわいいよ。ほんとに・・・すんごく・・・」
固く目を閉じていた百合子がそっと目を開け見上げると、愛しそうに自分を見つめている
真喜男の瞳とぶつかった。
「うれしい・・・」
唾液でべとべとになった唇と乳房が、濡れてきらきらと光っている。
普段はまとめた黒髪がベッドに広がって、頬を上気させている百合子は、
神々しいくらいに美しかった。
6865:2006/08/24(木) 01:10:17 ID:MmEo3kyn
真喜男は百合子の隣に体を横たえると、首筋から耳への愛撫を再開した。
もちろん右手では、相変わらず乳首に刺激を与えつづけている。
耳元で聞こえるはぁはぁと言う荒い息使いが、百合子の快感をさらに高めていた。
    もぉ・・・下も・・・触ってほしいよぉ・・・
うずくような快感に、思わず太ももをこすりあわせる。
それに答えるように、真喜男が乱れたスカートを取り去った。
百合子はもう既に小さなショーツ一枚になっているのに、真喜男は制服姿のままだ。
唇をあわせながら、そっと真喜男のシャツのボタンを外そうとした。
すると、真喜男は百合子の手をぐっと押さえると、片手で荒々しく自分のシャツの
ボタンを外し、下に着たTシャツも脱ぎ去った。
浅黒い胸板があらわになると、百合子は思わずため息をもらす。
    すごい・・・綺麗。
思わず、真喜男の裸の胸に顔をうずめて乳首にキスすると
我慢できないように真喜男はうめき声をあげた。
「せんせい・・・好きだよ・・・」
そのセリフを聞くと、さっきまで押し込めていた思いが百合子の頭の中によみがえる。
    ・・・梅村さん。榊君は・・・きっと梅村さんのことで泣いていたんだよね・・・
     彼が今ほんとにこうしていたいのは・・・多分・・・彼女。
そこまで考えたとき、不意に百合子の瞳から涙がこぼれた。
百合子の唇を吸っていた真喜男がすっと顔をあげると、百合子は涙を隠そうと
するように真喜男の耳元に顔をうずめてささやく。
「先生も・・・だよ。榊君のこと・・・だいすき・・・」
真喜男は顔をもちあげて、百合子を見つめなおすと百合子の瞳をまっすぐに見詰めた。
「俺・・・ちゃんと先生のこと、見てるよ。先生のこと考えてキスしてるよ。」
百合子は自分の気持ちを見透かされていることに驚いて目を見開く。
そんな百合子の思いを受け止めるように、優しく真喜男は続ける
「先生の気持ち・・・全然気づいてやれなくて・・・ごめん。
 でも、もう分かったから。俺・・・バカだけど。すっげぇ馬鹿だけど。
 ちゃんと先生のこと見てくから。」
それだけで、百合子にとっては充分だった。
自分から真喜男の唇に吸い付いて、激しく舌を絡めていく。
真喜男は百合子の激しいキスを受け止めながら、ぐちょぐちょに湿った
百合子の白いレースのショーツに手をのばして、上からぐいっと無骨な手をさしこんだ。
「んむぅ!?ふぅんっ・・・」
恥ずかしいくらいに濡れている。
「せんせい・・・すっごいよ・・・」
どろどろのおまんこに指を這わせながら、嬉しそうに真喜男はつぶやいた。
愛液まみれのクリトリスへ優しく刺激をはじめると、百合子はそれだけでもうイキそうだ。
もちろん、真喜男の唇と舌はせわしなく乳首への愛撫をつづけている。
「んっん〜〜〜っや・・・やだ・・・だめだよぉ・・・」
「な〜にが?どうしたの〜〜?」
今まで聞いたことのないくらい意地悪な聞き方で真喜男は、
百合子の唇をついばみながら聞いた。
ちゅっちゅっといやらしい音をさせながら
「ん・・・どうしたい?」真喜男がキスしながら聞く。
「や・・・んっ・・・はぁん!好き・・・さかきくん・・・大好き!!」
真喜男の首に両手を回して腰をうごめかせ、百合子は涙を流しながら小さく叫んだ。
「・・・!」
我慢できなくなったように、真喜男はズボンを脱ぎ捨てた。
そんな真喜男の姿が嬉しくて、少し冷静さを取り戻した百合子は
すかさず体勢を入れ替えると、真喜男の瞳をみつめながらそっとボクサーパンツを
ずりさげていく。すると、勢いよく真喜男のペニスがはじき出されるように
飛び出した。
6965:2006/08/24(木) 01:11:48 ID:MmEo3kyn
     ・・・!!すっごい・・・!?こんなのはじめて見たよぉ・・・
百合子はどす黒い真喜男のペニスを愛しさと驚きの混じった目で見つめた。
どくんどくんと脈打つような真喜男のモノは、太くて長い。そして17歳のモノだと
は到底信じられないくらいにどす黒かった。
     絶対・・・17歳じゃないでしょぉ!?でも・・・う〜ん!
     なんでこんなに愛しいのかなぁ・・・
思わず百合子はペロっと亀頭を舐め上げる。
     んん〜しょっぱいよぉ・・・かわいい!もうだめだぁ〜
可愛い薄い唇を思いっきり開くと、百合子は真喜男の大きなペニスをじゅぼじゅぼと
飲み込んでいった。
「ふぉいふぃ・・・」
「ふわぁっせんせい!?だめだって・・・そんな!・・・んっ」
真喜男が可愛く叫ぶ。
百合子はどんどん嬉しくなって、ちゅぼちゅぼと根元を横から咥えながら、
唾液とガマン汁でにゅるにゅるになった亀頭を手でこすりあげた。
「ちょっ・・・やばいよ・・・せんせぇ!」
肩ではぁはぁと息をしながら、必死の形相で百合子を止めると
真喜男は照れくさそうに笑った。
「すっげぇって。まじ、せんせぇの体やばいから・・・」
百合子は嬉しさで顔を赤らませていると、ガバっと真喜男に組み敷かれた。
「せんせぇのも舐めたかったのになぁ・・・もぉ・・・ちょっとガマンできない・・・」
いつのまにか真喜男の大きなペニスは百合子のおまんこのすぐそばにあり
今か今かと結合のときを待ち焦がれて小刻み震えているようだった。
右手で百合子の左手をぎゅっと握り、もう一方の手は百合子の腰に添えられている。
じっと瞳を見つめて、そぉっと真喜男は腰に力をこめた。
ぐちゅぅ・・・恥ずかしさで思わず目を閉じた百合子の耳元に真喜男の熱い吐息がかかる。
「・・・だぁめだって。ちゃんと俺のこと・・・見て。」
そっと目を開けると、優しく微笑む真喜男がいる。
ふっと百合子も笑顔を返した瞬間。
ずちゅぅーっという音をさせながら真喜男の巨大なペニスが、
百合子の濡れそぼったおまんこをこじあけた。
「・・・!!」
喜びと快感と衝撃のないまぜになった感動が百合子の腰をつきぬけていく。
真喜男は突き上げることなく、ひとつになった部分をゆっくりと楽しんでいるようだ。
「あぁ〜〜〜すんごい。せんせぇの・・・超きもちいいッ!」
「さ・・・かき・・・くんの・・・すごいよぉ〜〜なんなのコレ?!すごいよぉ・・・」
じわっとあふれる涙を、真喜男が舐めながらゆっくりと腰をふりはじめた。
激しくではなく、密着させつつもぐじゅぐじゅと膣内を圧迫する真喜男のやりかたは
百合子を狂おしいほどに感じさせていく・・・
「・・・ふっ・・・んっ〜ハァハァんっ〜〜〜っっ」
百合子の可愛い唇からはいやらしい喘ぎ声がとまらず、びんびんの乳首は真喜男の
胸にこすりつけられ、真喜男のモノが突き刺さったおまんこからは時折ドロリっと
愛液が垂れていくのが分かる。
真喜男はその部分に手をやると、結合部分をくりくりと触りながら
「すっげぇ・・・いっぱい入ってるよ・・・どろどろだよ・・・」必死で
何かをこらえるようにささやいた。
ハァハァと荒い息遣いを耳元に受け、下半身からはずんずんと激しい快感が襲う。
百合子は限界まできていた。
「さかきくん・・・もぉ・・・だめかも・・・?」
「ん・・・お・おれも・・・出そうだよぉ・・・」
      なんで?なんでこんな可愛いこと言うの?おちんちんはこんなに
      すっごいくせにぃ・・・!
ここまできても激しく出し入れはしない。ねっとりとキスしながら、真喜男は
挿入したままで腰をぐちゅぐちゅと揺する。
真喜男の陰毛にこすれたクリトリスから、脳に突き抜けるような快感が走った瞬間
「ヤッ!!!!!イクッ!!!!!!」
真喜男の舌に舌を絡ませながら、百合子は達していた。
かろうじて射精をこらえた真喜男は切なそうな表情で百合子の締め付けに耐えつつ、
乳首をぐちょぐちょと舐め回している。
7065:2006/08/24(木) 01:12:55 ID:MmEo3kyn
「んっんっ・・・」涙をぽろぽろこぼしながら、百合子はじ〜んっと腰から広がる
快感の波に飲まれていた・・・ほんの少しの時間だが意識朦朧としていたようだ。
だんだんとはっきりとしてきた百合子の頭に真喜男のかすれた声が聞こえた。
「俺も・・・いい?」
声もなく何度も百合子は頷く。
真喜男はくっと体を離すと、百合子の細い足を持ち上げて体ごと横に向ける。
自分の腰を百合子の足の間にはさみこんで、嬉しそうに百合子の体を見つめると、
自分の欲望を思いっきり打ち付けるように、激しく出し入れを始めた。
「はっはっはっはぁぁぁ〜〜〜っっ!!!」
さっきイッたばかりなのに、百合子の子宮はずきずきするような快感をおぼえる。
「な・・・なんかっ出そぉ・・・おしっこ・・・出そぉだよぉ〜〜〜〜
 ダメダメぇぇぇ〜〜〜!!!」
もはや叩きつけるように繰り出される真喜男の腰使いに、百合子は涙を流してさけぶ。
「・・・イイよっ?せんせぇ・・・なんでも出していいよっ・・・」
限界寸前の真喜男が百合子の唇をぶちゅぶちゅと吸いたてながらささやく。
「イっ!!!ホントに出ちゃぅ〜〜〜!!!!」
「俺もっ!!イクっ!!!」
ぶしゅっという音がして百合子は潮を吹きながら二度目の絶頂に達していた。
同時に真喜男もおまんこからペニスを引き抜くと、思いっきり百合子のお腹に
欲望をぶちまけていた。
「さかきくんっお口に入れて!飲みたいよぉ〜〜〜」と百合子が懇願する。
ほとんど出し終わったペニスを百合子の口元まで持っていくと
じゅるる〜〜〜っと頬をへこませながら、真喜男のペニスを吸い上げた。
のどをならしながら、ちゅっちゅっと亀頭にキスする。
その間も百合子はじっと真喜男の瞳を見上げていた。
「はぁぁ・・・先生・・・超かわいい・・・」
2人してベッドに倒れこむと、真喜男は優しく百合子の唇を吸った。
「先生・・・ほんとに・・・愛してる。なんで・・・俺ってバカだよな〜
 なんで・・・先生のこんな気持ちに全然気づかなかったんだろう・・・」
百合子は嬉しくて、また少し微笑んだ。
「先生・・・」
「榊君・・・・・・」
2人は抱きしめあったまま、とても幸せで深い眠りに落ちていった。
7165:2006/08/24(木) 01:28:58 ID:MmEo3kyn
にちゃんに書き込むのもはじめてで
めっちゃドキドキしましたぁぁ〜〜〜
誤字脱字があったりしてホントにごめんなさいっ!
不快だったら読み飛ばしてくださいね〜〜〜☆
自分ではかなり興奮してますけどぉ〜〜〜w
72名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 01:35:56 ID:FECgmhs2
>>71
ものすげー釣り師かもしれないと思いつつ、
いちおう。

とりあえず、途中改行どーにかしてくれ。
演出のつもりなんだろうが、読みにくい。
7365:2006/08/24(木) 01:46:43 ID:MmEo3kyn
途中改行・・・ごめんなさい!!
全然わかんなかった・・・
フツウに自分で見てみると大丈夫なんですが
ブラウザによってはヘンに見えるのかな??
ほんとにごめんなさい!
削除とかって出来るんでしょうか・・・
7465:2006/08/24(木) 01:53:28 ID:MmEo3kyn
メモ帳で書いてたので、ちょこちょこ改行したりしてました・・・
読みづらくてごめんなさい!
次からはもっと読みやすく頑張ります!
あと、ほんと〜〜に書き込むのはじめてだったので・・・
6年くらいロムしてて、はじめてかきこむのコレってどうよ・・・って気もしますが。
75名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 11:20:34 ID:5kPe3ed+
乙です!!
とてもGJGJGJでした d(ゝω・*)
やはりはじめて書き込むのですから慣れない所もあるのでしょう。
けど作品はとても面白かったです★
また書いて下さい!!
7665:2006/08/24(木) 18:00:35 ID:MmEo3kyn
75さん!ありがとう〜〜〜♪
70の続きを真喜男×ひかりで書いたので書き込んでみます!
ヘンなところあったら教えてください〜☆
あとちょっと前置きが長いかも・・・なのでイヤな方はスルーしてくださぁい!


<真喜男×ひかり>
<榊君の態度・・・やっぱりおかしい・・・>
先日、数人のヤンキー達から絡まれ、拉致されそうになったひかりを助けてくれてから、
確かに真喜男の様子はおかしかった。明らかにひかりを避けていることもあった。
しかし、3日前・・・あの日から真喜男の瞳には、ひかりは映らなくなっているようだった。
<・・・南先生。>
そう。南百合子の真喜男を見つめるまなざし。真喜男の優しい笑顔は今や彼女にだけ向けられている。
2人は休み時間やお昼休みを利用して、屋上で何やら楽しそうに過ごしていることが増えていた。
「わたしのことなんて・・・忘れちゃったのかな。」この日も食堂には真喜男の姿はない。
「何?何が???」早紀がフシギそうに聞く。
「あっ!やだ声出てた?あはは〜〜〜ごめんごめん。何でもないよっ!」
ムリに笑うひかりの姿は痛々しく、友人達や遠くで見つめる桜小路の心配そうな顔を見るのは今のひかりには苦痛でしかなかった。
「あぁ〜〜〜っ!!あったし忘れてた!売店でノート買ってこなきゃいけないんだった!先行くね。」
ひかりは小走りに食堂を抜ける。
・・・と、渡り廊下をはさんだ向こう側に、笑いながら屋上への階段をのぼっていく百合子と真喜男の姿が見えた。
<やっぱり・・・2人は・・・>
思わずひかりの足は2人の後を追っていた。


「・・・・やぁだっ!榊君ったら何言ってるの!?あははっ」
楽しそうに笑う百合子の声が聞こえる。
盗み聞きなんて、自分がするとは思っていなかった。
<何か・・・情けなくなってきたな。でも、ほんとのこと、知りたい。>
「でね。明日・・・とかどうかな?今日は職員会議があって遅くなるから・・・」
ひかりの胸がはねる。真喜男の声はくぐもって聞き取れない。
「うん!じゃぁ明日。うちで・・・いいよね?」
<先生の・・・家に行くの?>
「・・・んっんん・・・もぅ・・・だめだよぉ。こんなとこで・・・んっ」
<なに!?なんなのコレ・・・?キス・・・してる?>
「もう〜明日ゆっくり会えるんだから・・・ね?何か美味しいもの作ってあげる♪」
2人が立ち上がって、こちらに歩いてくる音がする。
<隠れなきゃ・・・>
こぼれる涙をぬぐうヒマもなく、ひかりはドアの陰に身をひそめる。
ちらりと見えた2人はまるで恋人同士のように、一点の曇りもない笑顔だった。

<どうしても・・・榊君から直接話を聞きたい。>
放課後、思いつめた表情でひかりは真喜男の机に近づいていく。
「あの・・・榊君・・・」
真喜男はさっと目をそらすと、
「桜なんとかぁ・・・」
桜小路のそばに行くとなにやら一言ふたこと言葉を交わして帰っていった。
「・・・ひかり。」桜小路の同情するような瞳に耐えられなくなったひかりは
「あっ順・・・じゃぁねっ!またあしたねっ!」
ムリに元気な声をあげると、カバンをつかんで小走りに教室を後にした。
<もぉ・・・おうちに行くしかないか・・・追い返したりはしないはず・・・てかそう信じたいよ・・・>
涙を流さないように、手のひらの地図に目をやる。
以前、調べておいた真喜男の家までの地図だ。
7765:2006/08/24(木) 18:02:45 ID:MmEo3kyn
<結構遠いな・・・この辺だよね。>
バスと電車を乗り継ぎ、ひかりは真喜男の自宅の前に立っていた。
「え・・・?まさか・・・ココ?!」
まさに「豪邸」と言った風情の真喜男の屋敷の前には、黒塗りのリムジン。ひかりが目を丸くしていると
「う・うめむらさん?!」
心底驚いたような表情の真喜男が車から降りてきた。
学校の制服ではない。黒いシャツにオールバックの真喜男はもはや高校生には見えない。
「榊君・・・」
一瞬でひかりは全てを理解した。
<そうか。そうだったんだ・・・おうちを継がなきゃいけないって・・・榊君・・・そうだったんだ>
「ごめんね・・・学校じゃ話聞いてもらえないと思って。」
<この前・・・私が暴力嫌いって。そう言ったから・・・だから・・・>
「あのっちょっとだけ・・・おうちに入ってもいい?」
呆然としていた真喜男だったが、ここまで来たひかりを拒むわけにもいかない。
それにほぼ間違いなくヤクザだとばれてしまった以上、ひかりに何らかの説明をしなければいけないのも事実だった。
「・・・どうぞ。」
真喜男はひかりを屋敷の中へと案内する。
黒井とカズの驚く顔を一瞥すると
「何か飲み物・・・梅村さん何にしますか。」
低い声で真喜男が聞く。
「わたしは・・・いいです。いらない。」
思わず首を振る。普段の真喜男の姿はここにはないようだ。
「部屋行くから。」
黒井に入ってくるなとばかりに告げ、ひかりは真喜男の部屋に招き入れられた。
バタンとドアが閉まると、息苦しさでひかりの顔は上気する。
「梅村さん・・・ぼく・・・いや俺のうちのこと、もう・・・わかりましたよね。」
真喜男はうつむいたまま聞いた。
ひかりは黙って頷く。
「だから・・・俺のこと・・・もう放っといてもらえませんか。」
思わずひかりは顔をあげる。
「俺は・・・梅村さんたちとは住んでる世界が違うんです。」
首を振りながら、ひかりは真喜男の腕にすがりついた。
「っ!なんでっ!?なんでそんなこと言うの?」
真喜男は顔をあげようとしない。
「・・・南先生。」
真喜男がはじかれたように顔をあげ、じっとひかりの目をみつめた。
「南先生は・・・いいの?」
「知ってるんですね・・・俺・・・そうです。俺は南先生と・・・」
言いかけた真喜男の言葉を遮るように、ひかりは真喜男の胸の中に飛び込んだ。
「ごめん!・・・言わないで。わかってる。でも・・・榊君の口からなんて・・・聞きたくないよ・・・」
消え入りそうな声でひかりは続けた。
「わたし・・・私だって・・・榊君のこと・・・私のほうが、榊君のこと好きだよ!」
そう言うと、心を決めたように真喜男の瞳を真正面から見据えた。
「・・・!」
真喜男は驚きとほんの少しの喜びの見え隠れする瞳で、穴のあきそうなほどひかりの顔を見つめている。
「梅村さん・・・が?俺のこと・・・?」
恥ずかしそうにコクリとひかりが頷いた。
「でも・・・暴力嫌いって・・・言ってたし・・・おれのうち・・・ヤクザですよ?!」
「確かに・・・意味のない暴力は嫌いだよ。でも、榊君は違う!榊君は・・・私にとって・・・ヒーローだもん」
真喜男の心につけた傷を癒そうと、ひかりは一生懸命言葉をつないでいる。
ふっと真喜男は微笑むと、そのままぐっとひかりを抱きしめた。
「ありがとうございます・・・もう、その言葉だけで、充分です。」
「榊君・・・お願いがあるの。」
78名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 22:29:02 ID:fOKLWzq+
おじょうちゃんは巣にお帰り
7965:2006/08/24(木) 23:28:36 ID:MmEo3kyn
78さん・・・気分を害されたようですみません。
読み飛ばしてくださいね・・・
っとか言いつつ、書き込んじゃぉ〜〜っと!!
一生懸命書いたので誰かに見てもらいたいもん。


少し顔を離すと「ん?」とひかりの顔を覗き込む。
一呼吸置いて、ひかりは意を決したように告げる。
「あの・・・このまま、私のこと・・・抱いてほしいの。」
さらに驚いた顔をする真喜男の唇に、ひかりは背伸びして可愛い唇をおしつけた。
その瞬間押し込めた思いを爆発させるように、真喜男は両手で小さなひかりの顔を包み込むようにすると思い切り唇を吸った。
舌で少し唇を開くようにさせ、優しくねっとりと自分自身の舌を差し込んでいく。
「うっん・・・く・・・んんっ」
生まれて初めてのキス。
<キスって・・・こんなにすごいんだ・・・>
ぼぉっとする頭でひかりが考えていると、荒々しい仕草でベッドに向かって押し倒される。
「きゃっ!」
ぐっと頬を挟まれ、見上げると真喜男の真剣なまなざしが目の前にあった。
普段とは違ったオールバック。いつもよりずっと凛々しく感じる瞳は欲望に濡れている。
「ほんとに・・・いいんですね。」
こくっとひかりは頷く。二つに結った髪の毛をゆるりとほどくしぐさは、思いもかけず色気が漂っていた。
「ぜんぶ・・・してほしい」
真喜男の瞳から目をそらさずに、ひかりはゆっくりと言った。
軽く頷くと、真喜男はやさしく白い首筋へと唇をはわす。
その間も休みなく手を動かし、ひかりのブラウスのボタンをひとつひとつ丁寧に外していく。
次第に胸元ははだけ、可愛いピンクのブラジャーにつつまれたきめの細かい胸元が露になった。
部屋には首筋から耳へと繰り返されている優しいキスの音がぴちゃぴちゃと響いている・・・
「んっんっ・・・」
必死で喘ぎ声をこらえるひかりの耳元で、真喜男がちょっとだけ意地悪そうなイヤラシイ声で囁いた。
「はぁっ・・・大丈夫・・・こえ・・・聞かせて。」
熱のこもった吐息でひかりの理性はどこかへ吹き飛んでいく。
「はぁんっやだぁっ〜はず・・・かし・・い・・・」
真喜男も自らのシャツの前ボタンを全て外すと、ひかりの体へと裸の胸を密着させてくる。
「あぁ〜〜っ梅村さん・・・梅村さんの肌・・・気持ちいいよ・・・」
嬉しい。そう言おうとした瞬間、真喜男の大きな手のひらで乳房を思いっきり揉みあげられた。
<えっそんな・・・いきなり?!>
小ぶりだが形のいいおっぱいを痛いくらいにグリグリと揉みしだく。
我慢できないように、真喜男はひかりのシャツとブラジャーを奪い取った。
「やっ!」
慌てて両手で隠そうとするひかりの腕を、ぐっと持ち上げ頭の上で手首を押さえつける。
さえぎる物が何もなくなったひかりのおっぱい・・・つんっと上に立ち上がった乳首はピンク色に震えていた。
「っ・・・やだよぉ〜〜!恥ずかしいよ・・・」
ひかりは恥ずかしさで目をぎゅっとつぶった。
真喜男は無言のまま、乱暴ともいえる仕草でおっぱいを舐めまわした。
わざと舌をだらりと出した状態で、べろんっと乳首を舐め上げては、乳房全体を口に含んで甘噛みする。
びんびんに立ったピンク色の乳首は、真喜男の舌で、唇であっというまにべちょべちょに濡れそぼっていった。
「!!!やぁぁ・・・ぁぁんっ!はぁ・・・あっあっあぁっ!!!」
初めての刺激にひかりは涙をにじませ、首を左右に激しく振った。
ぶちゅぶちゅっちゅぼっ・・・
<どうして・・・こんなに激しく・・・?でも、どうしよぉ〜〜〜すっごい気持ちいい・・・>
執拗に指で乳首への愛撫を続けながら、胸にキスの雨をふらせている真喜男の横顔を見つめていると、
ひかりは次第に幸福感に包まれていった。
<やっぱり、好きだな・・・わたし。榊君じゃなきゃ・・・だめだなぁ・・・>
まるで心の声が聞こえたように、ふっと真喜男は愛撫をやめて自らのシャツを脱ぎ去ると、ひかりの耳元に唇をよせた。
「おれ・・・梅村さんの・・・ぜんぶが見たい。」
こらえきれないような囁きを聞くと、ひかりの腰に突き抜けるような快感がはしる。
「いいよ・・・わたしも。さかきくんに、わたしのぜんぶ・・・見て欲しいから・・・」
微笑みながらひかりがつぶやくと、その唇を荒々しい真喜男の唇がふさいだ。
80名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:56:02 ID:1ZIRc3YD
本当に6年ロムってこれなら永久にロムってたほうがよかったなw
8165:2006/08/25(金) 00:01:53 ID:MmEo3kyn
80さん。ごめんなさい・・・
何か・・・結構へこみますね!!!
こういうやり取り見慣れてたつもりでしたが。
82名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 01:06:35 ID:HuZGinpG
21歳から6年ロムってたとして現在27歳。
27歳でこれか…
83名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 02:47:48 ID:myZQNjLo
27歳OLのコピペ思い出した。

他の板で6年という可能性もあるがまあ6年うんぬんなんて嘘で21歳以下が妥当なとこ。
84名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 02:54:10 ID:evyu54HT
>>82-83
細かいことはいーじゃん。
8565:2006/08/25(金) 08:30:03 ID:/JCzno5T
何だか私のせいでヘンな流れになってしまって・・・
ほんとにすみませんでしたっ!
空気も読めずに面白くないものを書いちゃって、反省してます。
このスレッドを楽しみにしている方に申し訳ないので、
どうか私のところは読み飛ばして、楽しいスレに戻ってください!
お願いします。
あと83さんの言う通り、こういう板に来たのがつい最近で・・・
って言い訳は余計ですね!ではでは☆☆
86名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 09:56:59 ID:az38kggt
まじ死ねよ。
87名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 12:54:36 ID:evyu54HT
よってたかって女の子をいじめるスレはここですか。
新しい職人さんも参入しづらくなるし、大概にしようよ。
88名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 14:01:52 ID:tywLf+uU
>>85>>87みたいのがいるから空気が悪くなる。折角の楽しいスレが台無しだ('A`)
89名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 14:25:17 ID:vfZOOHWY
俺は>>87に賛成。
いつまでも下手な職人叩いてても、始まらんだろ。
90名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 16:18:41 ID:GQZF3mI/
作品投下はありがたいし、作品を叩こうと思ってるヤツはまずいないだろ
でも職人自ら空気読めなさすぎる発言したら萎えるし荒れる元
叩かれてるのもそこだろ

ま、>>65はもういないみたいだし、この話終らせていいと思うけど
91名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 01:45:00 ID:dSP7N77g
たった一度の邪神降臨ぐらいで過疎るなよ!
アグアグアグネス!!age
92名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 09:04:41 ID:HGbi2wem
まきひかage
93名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 12:25:11 ID:e9ZLYtfl
はにゃ!?
94名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 09:56:41 ID:hJyYl6nY
期待あげ
95名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 10:20:27 ID:BtL0uQNl
age
96桜小路×ひかり ◆3zNBOPkseQ :2006/08/29(火) 00:17:06 ID:oTvdVNpd
桜ひか(まきひか前提)を書いてみました。ごめん、非エロ。
========================================================
夏が往く。いつの間にか夕闇に包まれている屋外を見遣り、梅村ひかりはふっと息をついた。
ほんの数日前まで、この時間はまだ、夕焼けが明々と照っていた。いとあはれなり、と3人で見惚れたあの夕日は、
今どこにあるのだろう。机の上のプリンの包みを抱き締め、ひかりは目を閉じる。
もう少し。もう少しだけ待たせて下さい。
誰にともなく願いを掛けながら、ひかりは瞼の裏に、夏の化身のような想い人の姿を描いた。

かたん、と扉の開く音に、ひかりははっと目を上げた。期待に輝く、猫に似た涼やかな瞳は、一瞬だけ悲しみに
揺らぎ、それから親しげな笑みを浮かべた。扉を開けた男―――桜小路順は、幼馴染である彼女に対し、にこりともせずに
きゅっと唇を引き結ぶ。
「おかえり。今日も図書室?」
「………」
順は答えずに、視線を落としたまま自分の席へと歩き、帰り支度を始めた。向けられた背中が、どんな言葉より雄弁に
語っている。
ほんとバカだな、お前。僕はもう知らないぞ、と。
ひかりは敏感にそれを察し、不貞腐れた風を装って、おどけた。
「何よ。そんなツンツンしなくたって、順に食べろなんて言わないもん。全部自分で食べるんだから」
「……それ全部?太るよ」
背を向けたまま、順は短く言った。それでも十分に伝わる優しさ―――同情としか、ひかりは思っていなかったが―――が
却って辛くて、ひかりは無理に言葉を繋げた。
「弟たちにもあげるもん!うちは4人もいるんだからね、足りないくらいよ」
「お前の弟妹、卵アレルギー治ったの?」
ぐっ、とひかりは二の句に詰まった。いくら幼馴染だって、弟たちのアレルギー事情まで覚えているとは思わなかった。
最近少し喋るようになったものの、もう何年も疎遠だったというのに。
順は、必要なものを詰め終えたらしい通学鞄を、叩きつけるようにして机に置くと、傍らの机に手を置いて、
ひかりを見下ろした。彼が右手を突いているのは、順とひかりの席を隔てる、たった一つの机である。
「お前さ、いい加減にしろよ。毎日毎日、未練がましいったらありゃしない。一体僕に何個プリン食わせたら
気が済むんだ?こんな試すようなこと続けるぐらいなら、直接言ったらいいだろ。まだ好きですって。
避けられて辛いですって。でなきゃお前……」
「言わないでよ」
ひかりは順の言葉を遮り、両手で耳を塞いだ。

『放課後、教室で待っています』
たった一言ルーズリーフに走り書き、彼の鞄に忍ばせるだけで、ひかりには精一杯だった。来る日も来る日も、彼の好きな
プリンを抱えて待ち続ける。どんなに虚しく、身を切るように悲しくても、そうすることでひかりは、一縷の希望を持っていられた。
昨日は用事があったのかもしれない。今日は風邪気味だったのかもしれない。明日はきっと来てくれる。そうやって自分をごまかし、
待ち続けることができたのは、彼からまだ何も、決定的なことを言われてはいないからだ。

「私が好きでやってるんだから、いいじゃない。そんな酷いこと言うなら、放っといてよ」
泣き顔を見られたくなくて、ひかりは机に突っ伏した。正論を説く順の言葉は、一つ一つがひかりの胸に突き刺さり、彼女の
心を抉った。
「……僕もそうしたいよ。できるんなら」
順は呟くと、ひかりの前の席の椅子を引き、後ろ向きにこしかけた。机の上の袋をがさがさと漁り、すっかり慣れた手つきで
プリンを取り出す。
「……っ無理に……食べなくても、いいったら……」
しゃくりあげて切れ切れになったひかりの声に、順はもはや何も答えない。黙々と、修行僧の面持ちで手の中のプリンを
たいらげる。その気配に、ずたずたに傷ついていたひかりの心は、ほんの少しではあるが、確かに救われていた。
空のプリン容器が、ひかりの右隣の席に、2つ3つと積み上げられていく。
机に頬をつけたまま、ひかりはふと、目だけを上げた。
「プリン……ちょっとは好きになった?」
「全然」
心から不味そうに顔をしかめ、順は即答する。開け放たれた教室後方の窓から、涼やかな夜の風が吹き抜けた。
97名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 01:50:21 ID:Q1tM8kyz
すごい良いよ!GJ
98名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 22:46:48 ID:pyDPG/je
あげ
99名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 17:31:27 ID:NK0F+yK+
学園ものでも、からっとして明るいやつってエロにしづらいんだよなぁ。
100名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 00:55:55 ID:B2Uak8rL
保守ageついでに100ゲット
101名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 23:37:52 ID:pjH36rFY
次回のバレンタインはネタが豊富な予感
102名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 08:15:42 ID:dAEuIJLn
最終回まではdat落ちさせねぇぞこの野郎!
103名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 15:54:57 ID:rshqABDz
期待age
104名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 19:59:09 ID:psDwAkOB
最終回まで1週間もないんだね……
それまでに作品投下されないかな??
105名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 15:37:12 ID:mcSzb13v
明日は最終回age
106名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 00:02:28 ID:LPBO+LpH
正直感動した
大人になったら…あんな事もこんな事も…!
107名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 14:25:10 ID:mV9PIact
大人になったひかりとマッキーが再会する話プリーズ
108名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 18:37:26 ID:MxaS5Pz6
まきひかage
109名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 20:51:55 ID:elVPelFC
age
110名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 21:06:17 ID:DIoaK4mC
私待つわ〜まきひかを待つわ〜♪
111名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 22:49:34 ID:GJdCil5J
最終回からこっち、妄想が止まらず……。
おバカな話ですが保守がてら投下してみます。
112プライベートレッスン 1:2006/09/20(水) 22:51:37 ID:GJdCil5J
「若、百合子先生がいらっしゃいました」
「……お通ししてくれ」
関東鋭牙会三代目若頭・榊真喜男を、彼の元担任教師・南百合子が訪ねてきた。

「お久しぶりです、先生。お電話頂いた時は驚きましたが…、来て下さって
 嬉しいです」
「こちらこそ、突然ごめんなさい。――でも良かった、元気そうね」
「はあ……、まあ、相変わらずです。先生もお変わりなく」
「ええ……」

「失礼致します」
トレーを持ったカズと黒井が入ってくる。
「先生、よくいらして下さいました。その節は大変お世話になりまして」
「オレの新作プリンアラモードです!紅茶に合うと思います、どうぞ!」
黒井はうっとりと百合子を見つめ、カズは興奮気味にカップをテーブルに並べた。
「あ、ありがとうございます……」
「おう、ありがとな、カズ。黒井もわざわざ」
「いいえ。他ならぬ百合子先生に失礼があってはいけませんので。ではごゆっくり」
渋く決めると、黒井はカズを引っぱって退室した。

「いただきます」
百合子は品良く紅茶に口をつける。
真喜男が口を開く。
「あの、先生……。今日はどうして、うちに…」
百合子はカップを置いて、くすっと笑った。
「変よね、いまさら、家庭訪問だなんて。……でもね」
ひと呼吸おいて、部屋をぐるりと見回す。
「卒業したみんなが、時々顔を見せに来てくれるの。先生元気だった?とか、
 今こんなことをしてるんだよ、とか。でも、あなたは――、あなたは気を遣って、
 二度と学校の門をくぐろうとしないでしょうから…。だから、来たの、私が」
「はあ」
真喜男は切ない顔をして、百合子が話すのを聞いていた。
113プライベートレッスン 2:2006/09/20(水) 22:53:55 ID:GJdCil5J
「だってね、誰が来ても、最後は『マッキーどうしてるかなあ』になるんですもの」
そういって微笑む。
真喜男は切ない顔を笑顔に変えようとして変な顔になった。
「そうっすか……、みんな…」
「そうよ」
「嬉しいな…、ああ、会いてえなあ、みんなに。――でも、会えねえ」
「榊くん……」

真喜男は目を細めて横を向く。
「俺は相変わらずヤクザだ。堅気のみんなと気軽に会うわけにはいかねえ」
何か言おうとする百合子を制して続ける。
「俺のせいで怖い思いをさせた。校長先生の好意を無にしてメンツを潰しちまった。
 これ以上、迷惑はかけられねえ……んです」
百合子は反論できずに口をつぐんだ。

しょんぼりとした百合子に気付き、真喜男は慌てて明るい声を出す。
「みんなにはよろしく伝えて下さい。そうか、みんな元気かあ。……あ、そうだ、
 先生も、ほら、生徒の事ばかり心配してないで、彼氏とか、ね、どうなんですか?」
「いないわよ、そんなの」
百合子は怒ったように言う。
「またまた。先生は取っ付きは悪いけど、美人だし、回りが放っとかないでしょう」
「いないって言ってるでしょ!」
ばん、とテーブルを叩いた衝撃で食器が悲鳴を上げる。
「――先生?」
114プライベートレッスン 3:2006/09/20(水) 22:56:05 ID:GJdCil5J
顔を紅潮させ、涙ぐんだ百合子が震えた声を出す。
「す…好きな人はいるわよ。でも……、大人になって初めて好きになったその人は、
 元…生徒…だし、今は…手の届かないところにいる人なんだもの…!」
「……え?」
真喜男が問い返すと、百合子の目から涙がこぼれ落ちた。
「誰にもこんな事言うつもりじゃなかった……。でもどうしても会いたくて…、
 自分でもどうしようもなくて……。いけない事だって分かってるのに……」
「先生……」
「教師失格だわ。ごめんなさい、忘れて!」
百合子は顔をおおってすすり泣く。
真喜男は言葉が見つからず、苦い顔でその姿を見ていた。

沈黙して何事かを考えていた真喜男だが、やがてテーブルに手をついて身を乗り出すと
百合子の耳元に囁いた。
「先生。俺は先生にたくさんの事を教えてもらった。逆に、俺が先生に教えてやれる
 なんてこたあ、ロクなこっちゃねえ。が……」
息を継ぎ、かすかな低い声。
「最高のセックス、教えてやろうか」

びくっと百合子の体が凍り付く。
「どうする、先生……」
細い肩が小刻みに震えているのに気付き、真喜男は焦った。
「あ、今のは、じょ、冗談です、悪い冗談。すみません、本当にすみません」
「…榊くん」
「はい?」
百合子は涙を拭って、膝に置いた手をぎゅっと握りしめた。
「教えて……ちょうだい」
「え・」
真っ赤な顔で目を閉じて、やけくそで叫ぶ。
「教えて!私に!」
「……は、はい」
115プライベートレッスン 4:2006/09/20(水) 22:57:50 ID:GJdCil5J
「しかしさすがは百合子先生、若に惚れるとはお目が高い」
黒井は防災センター兼緊急指令室で、若頭プライベートルームの監視カメラを
チェックしている。
「黒井さん、周囲5メートルの人払い、完了しました」
カズが入ってくる。
「よし。若、ご存分に!」

真喜男の寝室に隣接した浴室から、純白のバスローブに身を包んだ百合子が出てくる。
先にシャワーを浴び、黒のバスローブを着た真喜男は、ソファに座ってグラスを
傾けていた。
「――髪を下ろすと、別人みたいだな。どっちもきれいだけどよ。……飲むかい」
「………」
百合子は目を伏せて、口を開かない。
「怖けりゃやめるぜ」
首を振って答える。
「…やめないで」

真喜男は立ち上がって、百合子に歩み寄った。
ゆっくりとした動作で体に腕を回す。
黒いバスローブの中に、白いバスローブの体がすっぽりと包まれる。
「ほんとに小せえな…」
細い顎を指で持ち上げ、少し開いた唇にそっと唇を当てる。
「あ……」
一瞬硬直して、くにゃりと力の抜けた百合子を抱き上げ、真喜男はベッドに向かった。

「…くちづけで気を失うとは、何と言う清らかさだ」
黒井は静かに感動している。
「アニキ、カッコイイっす!シブ過ぎっす!」
カズは目を潤ませてこぶしを握っている。
116プライベートレッスン 5:2006/09/20(水) 22:59:50 ID:GJdCil5J
ベッドの上の百合子が目を開けた。
横から頬杖をついて眺めている真喜男と目が合う。
「キスも初めてか?」
「……悪い?」
じろりとにらみ返す仕草が懐かしくて、真喜男は小さく笑った。
「いや…。じゃ、始めましょうか」
そう言って寄ってくる体が裸なのに気付いて、百合子は叫び声を上げる。
「きゃ、ちょっと!」
「…あの、先生?男子更衣室にずかずか入ってましたよね?」
「そんなことあったかしら。別に何も感じなかったけど」

真喜男は苦笑した。
「同じようなモンじゃないすか」
「ち、違うわよ……」
「これから、抱かれるからか?」
真顔になった真喜男は、百合子の耳の下に唇を当てた。
「は、ぁあ…っ…」
首をすくめるのに構わず、点々とキスを落としていく。
「あ…ぁ、さか……、く…ん」
小さな頭を抱え込むようにして、唇を吸う。

「よぉし、アニキの攻撃開始だ!」
「百合子先生が…、男子更衣室にずかずか……」

唇を押し当てるだけのキスが、ねっとりと絡み付くキスに変わり、百合子の体が
火照って汗ばんでくる。
奥まで差し入れた舌を絡め合う唇の端から唾液が漏れる。
「ん、くっ……。は、ぁ…あ……」
「覚えがいいぜ、先生…」
百合子は焦点の合わない目で答える。
「だめ…、頭の芯が、溶けてきたわ……」
「いいんだよ、なんも考えなくて」
再び細い首筋に唇を当て、片手でバスローブの襟を開いてゆく。
117プライベートレッスン 6:2006/09/20(水) 23:03:18 ID:GJdCil5J
「だ、だめよ!」
両手で襟をかき寄せる百合子に、真喜男は目を瞬かせる。
「いやでも、脱がないと、やりにくいっつーか…」
「そ…う?」
「俺なんかもう、さっきから脱いでますから」
百合子の目に、真喜男の体が飛び込んでくる。
太い首、広くて大きい肩、背から肩を超えて入っている彫物、厚い胸板。
年上の男の、濃密で魅力的な香り。
じゅん、とまた頭の芯が溶ける。

抵抗をやめた細い手をそっとどけて、真喜男の指がバスローブの紐をほどく。
襟を広げると、身頃が左右に分かれて、白い裸身があらわになった。
「あ……」
「隠すこたねえ。きれいだぜ、最高に。今まで何百って女を抱いてきたが…」
「――何百っ!?」
「…うそです、えーと、十…五人、くらい?」
真喜男は一瞬目を泳がせるが、真剣な表情で百合子を見下ろす。
「先生は、顔もきれいだし、体もきれいだ。だが何より、心がきれいなんだ」
「榊…くん……」
「そんな女は世界中探したってどこにもいねえ。先生の他にはな」

黒井は感動に打ち震えている。
「若……。人を見る目も一流におなりだ…」
カズは猿のように頭をかきむしっていた。
「キタ、キタ、キターーッ!!」
118名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 23:06:25 ID:GJdCil5J
こんな感じで。
好みのカプリングでないときはスルーして下さい。

リクエストが許されるなら、喜一×椿(若い頃)希望。
119名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 23:33:07 ID:eD0jckwd
>>118
GJ! 萌えました!!
黒井とカズワロスwww 「ご存分に!」ってw
120名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 01:28:55 ID:dRvplwa9
>>118
設定といい文章といい超gj。
続ききぼん。
121名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 18:44:12 ID:mjW6xl8N
キターーーー!!!とっても素晴らしいっす!!続きぜひお願いします!!
122名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 19:47:29 ID:9Agozhqc
GJ!GJ!GJ!
は、はははは早く続きが読みたいーーー!
123名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 22:13:02 ID:BiD7MxnB
アニキンダーが893にリンカーンされるSSおねがいしまふ
124名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 14:01:52 ID:4HCmljCe
萩原さんカモーン
125名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 06:28:28 ID:oYoLFoos
>>123
801板に池wwwwwwwwww
126名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 00:25:01 ID:Mo9Ib98w
星野くーん(・ω・`*)
127名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 16:26:13 ID:OhNJVdVN
レス下さってありがとうございます。
続きいかせて頂きます。
128プライベートレッスン 7:2006/09/24(日) 16:27:35 ID:OhNJVdVN
百合子は袖から腕を抜くと、おずおずと真喜男の背を抱いた。
白い指が鮮やかな彫物の上を滑る。
真喜男はそっと百合子の胸に触れた。
「んっ」
小ぶりな乳房を手の中に包み込み、じわじわと押し揉む。
「あぁっ…、くっ……」
体を震わせる反応を楽しげに見ながら、押し上げた乳房の先端を唇で吸う。
「あ、んんっ…!」
そのまま手を下げ、カーブを描く脇腹をなぞって、臍の下へと指を這わせる。
「うぅっ……!」
百合子はぎゅっと目を閉じ、唇を噛んで、身をこわばらせた。
真喜男の指が淡い茂みの間に入ると、声を殺して首を左右に振る。

すべての動作を止めて、真喜男は優しく囁いた。
「なあ、先生」
百合子は目を開け、涙ぐんだ瞳を真喜男に向ける。
「初めてじゃ怖いのも無理ねえが…、いいんだぜ、もっと声出して」
上気した頬がさらに赤くなった。
「なんてえか……、あ、ほら、交換日記と一緒だよ。キャッチボールだ、男と女の」
「え?」
「男は女の反応を見る。痛けりゃそう言えばいいし、よけりゃ盛大によがればいい。
 よがる女を見ると、男も気持ちいい。やる気が上がる。もっとよがらせたくなる。
 そうやってお互いよくなっていきゃあ、最高だろ、分かるか?」
「う…ん、なんとなく…」
「キャッチボールっつっても、使うのはタマよりサオなんすけどね、はははははは!」
百合子はきょとんと真喜男を見ている。

「あちゃ、スベってる」
「心をほぐす気遣いは素晴らしいですが、百合子先生に下ネタは通用しませんぞ、若」
129プライベートレッスン 8:2006/09/24(日) 16:29:17 ID:OhNJVdVN
「まあ、そういうわけだ。だからよ、思いっきり感じてくれ」
はにかんでうなずいた百合子は、真喜男の首に腕を回した。
真喜男の指が伸び柔肉に触れる。
「あっ」
外にあふれ出た蜜を指先でかき混ぜながら、百合子の耳に囁く。
「良かったら、ちゃんと言えよ」
「…気持ち…いいわ……」
「少し入れるぜ」
肉襞の潤いを確認するように、真喜男の中指が差し込まれる。
「あっ……、はああぁ…」
「ああ、熱くて柔らかくて、たまんねえ……」
ずりずりと小さく前後させると、百合子が背を反らして声を上げた。
「あっ、ああっ、さかき…く……!」
「可愛いぜ、先生」
「ばか…、ぁっ、あ・あぁ…ん……」
百合子は真喜男にしがみついて小さく腰を揺らす。

「いいよ、そのまま一回イってみな」
喘ぎながら百合子が問い返す。
「え、どう…するの?…分から…ない…」
真面目な不器用さが可愛らしくて、真喜男は小さく笑った。
「大丈夫だよ。ちゃんとイかしてやるから」
巻き付いた細い腕を首からほどいて、百合子を見下ろす。
華奢な脚の間に入り、膝の裏を持ち上げる。

黒井は思わず2カメをズームさせた。
「おおっ、慎ましやかな秘所までもが、神々しいほどに美しい…っ!」
声が上擦っている。
130プライベートレッスン 9:2006/09/24(日) 16:30:50 ID:OhNJVdVN
「やっ、お願い、やめて…!」
真喜男がその部分に顔を近付けると、百合子が顔色を変えてもがいた。
「恥ずかしいの…。だめ…、だめよ……」
「恥ずかしい上等だぜ。裸になって、自分をさらけ出す。それがセックスだ」
「で、でも…」
「俺を見てみろ。先生や年下のガキ共に、バカさらけだしてたじゃねえか。
 俺が恥ずかしくなかったと思うのか?…毎日が羞恥プレイだったぜコノヤロウ!
 だが、あん時、自分をさらけ出したからこそ、今の俺があるんだ」
「榊…くん……」
「俺にできて、先生にできないわけがねえ。そうだろ」
「わかったわ…」
百合子は目を閉じると、抗っていた体の力を抜いた。

「いい子だ」
「子供扱いしな……、ぁっ、ああああ!!」
ピンク色の秘裂を、真喜男の舌がえぐった。
百合子の上体が大きくはね上がる。
舌は容赦なく秘裂に入り込むと、ぐりぐりといやらしく蠢く。
「あっ…、ぁっ、あ・はぁあ……!」
反射的に閉じようとする脚を荒々しく広げ、上下に大きく舐め回す。
「ぁ、あ――っ!…や…ぁ、……めぇ…」
あふれ出す蜜液をじゅるじゅると音を立てて吸い上げながら、真喜男は喉の奥で
獣のように唸った。
「…ぁあっ、あ…あ……、さ…かき……く…」
百合子は胸の上で祈るように組んでいた手を真喜男の頭に伸ばした。
こらえがたい快感にどうしていいか分からず、真喜男の髪をぐしゃぐしゃとかき乱す。
131プライベートレッスン 10:2006/09/24(日) 16:32:57 ID:OhNJVdVN
舌は、ぷくりとふくらんだ小さな肉芽を見つけだし、円を描くように嬲りはじめた。
「――っ…!」
声にならない悲鳴が上がり、百合子の体がびくんと震える。
休む間も与えず、肉芽を吸っては離し、離しては吸う。
「は……、ぁ・うっ…!…へん……に、なっちゃう……」
百合子は涙を流して、息も絶え絶えに訴える。
真喜男は中指を蜜壷に滑り込ませた。
熱く濡れた膣壁を楽しむかのように、方向を変えながら小刻みに動かす。
「はぁ…っ、あ…ぁっ…!…たすけ…て、助けて…っ……」
下腹部に凝り固まった奇妙な疼きが怖い。
真喜男は口を離さずに唸り、中指をぐちゅぐちゅと出し入れする。
「……あっ!…ぁ、ぁ・あー…っ!!」
真喜男の頭を腿で挟み、手で抱え込んで、百合子はひくひくと体を震わせた。
しばらくその姿勢でいたが、やがて人形のように手足の力が抜ける。
脚の間から頭を上げた真喜男は、長い前髪をかきあげ、濡れた唇をこぶしで拭った。
秘唇から中指を抜くと、とろとろと蜜がこぼれ落ちる。

「ああっ……アニキ!超エロカッコイイっす!オレ一生ついて行きます!」
「百合子先生……。何と可憐な乱れ方なんだ……」
カズも黒井も目を潤ませていた。

百合子は目を覚ます気配もなくすやすやと眠っている。
バスローブを羽織った真喜男は、グラスを傾けながら百合子を眺めていた。
「…ったく、可愛い寝顔しやがって。早く起きねえと犯すぞコラ」
口の端で小さく笑ってつぶやく。
途端にぱちりと百合子の目が開いた。
「うわ!…すんません、今のは冗談ですから。本気にしないで」
「なんのこと?また寝てたのね、私。ごめんなさい…」
「いやあ全然」
132プライベートレッスン 11:2006/09/24(日) 16:35:44 ID:OhNJVdVN
百合子は何度も目をこすったり瞬きしたりして、ある一点を見ている。
「何かしら、それ……。ぬいぐるみ?」
「は?」
「榊くんの膝の上……」
真喜男のバスローブが盛り上がっている。
咄嗟に百合子に背を向け、真喜男は言いにくそうに答えた。
「いやあの……これは、…ち…、○ん○ん…」

「うっは、アニキの最終兵器が超巨大起動だ!!」
「あ、あれが、百合子先生の中に……。若、くれぐれも無茶は……っ」

「あ…!そ、そうよね、ぬいぐるみなわけないわよね」
「そうっすよ、大体どうやったらぬいぐるみに見えるんだか。…あははは……は」
言葉が途切れて、気まずい空気が流れた。

百合子が伏し目がちに口を開く。
「続けましょうか…」
真喜男は肩ごしに百合子を見た。
「あの、これから本番なんですけど、怖く…ねえですか?」
百合子は左右に首を振る。
「ううん。…新しいことを学ぶのは楽しいわ。好きな人となら、なおさらよ」
「――上等だ。優等生だぜ、先生は」
真喜男はにっと笑うと勢い良くバスローブを脱ぎ捨て、百合子にのしかかった。

はげしいキスの応酬のあと、真喜男が熱い息で囁く。
「触ってみるか?」
ずっと百合子の下腹部に触れていた物のことだ。
真喜男が少し体を持ち上げ、百合子はそろそろと指先を伸ばす。
固く、奇怪な形をしたそれは、体の器官というより、何か特別な生き物のようだった。
熱く脈打って、時々体を震わせる。
手の中に包んでそっとなでてみると、それは喜んで首をもたげ、同時に真喜男が
吐息を漏らした。
「いいぜ、先生…」
両手の指を回して、上下に動かす。ごつごつした表面だが、先端だけが柔らかく丸い。
切れ込みをそっと指でなぞると、濡れていてぬるりと滑る。
真喜男が苦しそうに眉をしかめた。
133プライベートレッスン 12:2006/09/24(日) 16:38:54 ID:OhNJVdVN
「榊くん……、大丈…夫?」
「大丈夫なわけねえだろ、気持ち良すぎだコノヤロウ…。――じゃあ挿れるぞ、先生」
「は、はい…」
体を起こした真喜男にすべてまかせて、百合子は力を抜いていた。
脚を広げられ、熱い肉柱の先が秘裂にあてがわれる。
真喜男が体を重ね、ぐいと突き上げた。
「は……、く・う…ぅ!」
何が起こったのだろうと思うくらい、大きな物が体の中に侵入してくる。
「――あ……、あぁっ……!」
百合子は悲鳴を上げる。

真喜男は動きを止めた。
「痛えならやめるがよ」
「何…言ってるの。やめないわよ…」
「……ならいくぜ」
真喜男が体を進めると、引き裂かれるような衝撃が下腹部に走った。
「は…、あぁあ……!!…さ、…さかき…く…ん…、さかき…く……んっ!!」
鼻にかかった涙声が、真喜男を呼ぶ。
「……っ!…あ…、……うっ!……は、ぁ…あっ、……!」
肉柱がじりじりとめり込んでゆく間、ひきつけるような浅い呼吸が続いた。
「…すっげえ、いいや………。けど、きつすぎるぜ……」
真喜男は快感に顔をしかめ、唸った。
息も絶え絶えな百合子の、真っ赤になった頬をなでてやる。
「頑張ったな。動かねえでこのままいるから」
百合子は目に涙をためて真喜男を見上げ、こくんとうなずいた。
134名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 16:42:31 ID:OhNJVdVN
もう少し続きますが、今日はここまでで。
また後日にでも投下させて下さい。
135名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 17:08:54 ID:zp0ZWGD8
待ってたよ!!GJ!!!!!続きぜひ待ってます(*´Д`)
136名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 19:51:34 ID:NCBwBppf
騙しリンクや広告の少ない優良アダルトサイトリンク集
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/frontire1017
137名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:40:57 ID:80cWySdC
>>134
すげーそれぞれのキャラがらしくてイイ!
続きも待ってます
138名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 23:41:57 ID:+eDZrXge
>>134
GJ!笑えるエロ(・∀・)イイ!!
139名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 01:50:47 ID:IipKubf3
>>134

ところどころの気の抜き具合が堪らんwwwwwwwwww
超GJ!!!!!!!!!
140名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 09:37:51 ID:HxUMYKzH
ぬいぐるみ超巨大起動ワロス
なにげにスケベオヤジwな黒♯さんテラモエス
141名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 21:48:00 ID:z8t5yp3f
間が空いてしまいました。
続きを投下致します。
142プライベートレッスン 13:2006/09/28(木) 21:48:47 ID:z8t5yp3f
その愛らしい表情に、真喜男が硬直する。
「くっ……やべえ!…出る…ッ…!」
肉柱が熱く痺れ、固く切なく、制御不能ラインを超えそうになる。
歯を食いしばって、わなわなと全身を震わせていたが、とうとう踏み止まった。
「――く・はぁっ…………。どうだ……、止めたぜ…………」
百面相を見ていた百合子に誇らしげに言う。
「大丈夫だ。一滴たりとも先生の中には漏らしゃしねえから、安心しな…!
 ここで孕ませちまったら、校長先生にますます顔向けできねえしよお!」
「ちょっと、父は関係ないでしょ!」
痛みも忘れて百合子がどなった。
腹圧がかかり、デリケートな肉茎が粘膜にぐいぐい絞られる。
「あぁっ、先生、ちょ…、まっ……!」

「中出しはまずいな。カズ、例の物は?」
「へい、アニキ御用達の『マグナムキング超薄XL』を1ダース差し入れてありやす!」
「ようし、良くやった!」
「エヘッ」

「先生、ちょっと抜くぜ……。やっぱゴムつけねえとヤバいわ」
「え……、――きゃぁ…っ…!」
内臓が抜け出るような衝撃に、百合子は声を上げた。
百合子の体内から引き抜いたペニスは、泡立った蜜と細い血の筋をまとわりつかせ、
凶悪なまでに屹立していた。初めてなのにこれが入ったのだ、さぞ痛かっただろう。
「……ごめんな」
小さく口の中で言う。
143プライベートレッスン 14:2006/09/28(木) 21:49:28 ID:z8t5yp3f
ベッドサイドテーブルのジュエリーボックスの蓋がずれているのは気付いていた。
開けてみると、愛用のコンドームが一包ずつバラで入っている。
「気が利くじゃねえか、カズよ」
真喜男はそれを一つ口にくわえると、片手でぴっと包みを引き裂いた。
コンドームが空中高く弧を描く。
落ちてきたそれを二本の指で捉え、目にも止まらぬ速さで装着する。
「待たせたな、先生」
「……はい?」
5秒も経っていなかった。

「先生は初めてだし、なるべく痛くない方向でいきましょう、ね」
「は…あ」
真喜男は百合子の隣に寝そべると、百合子の脇に手を入れて抱き上げる。
「よっと」
「きゃ…」
「俺の上になって下さい。これなら、あんまし奥には入らねえし、楽でしょう」
真喜男の大きな体の上で、百合子が四つん這いになる。
「挿れますよ」

「あ、この角度、すげえ……」
カズが3カメをズームさせると、ベッドの足元からあおった画が大映しになった。
「アニキの巨砲が、そびえ勃ってる…」
144プライベートレッスン 15:2006/09/28(木) 21:50:12 ID:z8t5yp3f
百合子の白く丸い尻を抱え、自身に手を添えて、真喜男が腰を持ち上げた。
赤く熟れはじけた秘唇の中心に、巨大な肉柱がゆっくりと入る。
「…は、あ……ぁ!」
百合子が背を反らせる。
真喜男の目の前で、可愛らしい乳房がぷりんと揺れた。
すかさず舌を伸ばし、その桃色の先端を舐める。
「ん…っ…!」
いきなりの二点攻めに、身をよじるしかない。

半分ほど挿入したところで、真喜男が唸った。
「ああ、たまんねえ……。――先生、痛えか?」
「さ、さっきほどじゃ…」
「動いていいかな」
「…うん…」
真喜男は大きな両手で白い尻をなで回しながら、くい、と腰を上げる。
「…ああぁ…ぁ…」
切なくも艶っぽい嬌声が百合子の唇から漏れた。
「イイ声で鳴きやがって……。聞いてるだけでヤバくなるぜコラ」
真喜男はにやりと不敵な笑みを浮かべた。

決して急がず、むしろ緩慢に、真喜男は腰を上下させる。
ゆっくりと出没する肉柱に引きずられ、赤い肉襞が伸び縮みし、形の良い肛門が
開いたりすぼまったりする。
圧倒的な太さを誇る肉柱は大量の蜜で濡れ、てらてらとその威容を光らせていた。
145プライベートレッスン 16:2006/09/28(木) 21:51:03 ID:z8t5yp3f
虚ろな目をしたカズが、ごくりと唾を飲む。
「く、黒井さん……。アニキで抜いたら、オレ、人間失格っすよね……」
血気盛んな若者には刺激が強すぎるのだろう。
黒井はカズの肩を叩いた。
「カズ、お前の気持ちは良く分かる。…だがな、今はお二人を見守ることが
 俺達の務めじゃないのか」
カズはハッと目を見開く。
「すいやせん、オレが間違ってました…!…最後までアニキを、いやお二人を、
 キッチリ見届けさしてもらいやす!!」
頭を垂れるカズに、黒井は黙ってうなずいた。

「あぁ…っ、は…ぁあ…」
熱い塊が出入りするのに慣れてくると、こうして肌を合わせて繋がっていることが
永久に続いても構わないように百合子には思えた。
大きな手の感触は優しく、ずっとなでていて欲しくなる。
「んっ……。…さかき…くん……」
真喜男の広い胸に頬をつけると甘い声が出た。
尻を抱えていた手が、背中を滑って上がってくる。
「ぁ……」
百合子の髪に潜ると、頭を抱え、引き寄せた。
唇を荒々しく貪られる。
「んっ、……ん、…ふ……」
146プライベートレッスン 17:2006/09/28(木) 21:51:42 ID:z8t5yp3f
エロティックなキスに反応して、膣がきゅっと締まる。
真喜男は喉の奥で唸りながら、腰の突き上げを速めた。
「ん…っ…!」
口中を蠢く舌で、膣内を熱い肉柱で蹂躙され、百合子の体は蕩け出した。
知らず、拙いながらも、真喜男の動きに合わせて腰を揺らす。
「ん、…んっ、…ふ、…ぅ…ん」
激しい摩擦の中に鋭い快感が生まれ、下腹部に凝縮する。
じんじんと発熱する感覚が限界まで高まり、突然はじけた。
「……ん、くぅっ!…あっ、ぁ・あー……っ!!」
膣が休みなく波打って肉柱を締め上げる。
真喜男の首に額を当て、肩にしがみついて、百合子は小さく身を震わせた。

百合子が達したのを見届けると、真喜男は顔をしかめる。

「――ぅあ!…があぁっ!!……うおおおおおおおおおお――――!!!!!」

空に向かって雄叫ぶと、百合子の尻を鷲掴んで腰を突き上げた。
肉柱はひと回り膨張して根元からびくびくと大きく震え、果てしなく吐精する。

カズは魂が抜けたように椅子に倒れ込み、目を閉じて幸せそうに微笑んだ。
目尻から一筋、涙が頬を伝う。
黒井は静かに立ったまま、汗ばんだ手を握っていた。

放心状態から覚め、真喜男はふううっと大きなため息をついた。
「危うく先にイくところだったぜ…。なんで今日はこんなにいいんだチクショウ」
顎の下で目を閉じている百合子をちらりと見る。
「また寝ちまったのか。やべえ、やりすぎたかな……」
「――起きてるわよ」
「うはぁっ!…お、脅かさないで下さいよ」
「間近であんな大声出されて、寝られると思う?…まだ耳がおかしいわ」
「すいません……」
147プライベートレッスン 18:2006/09/28(木) 21:52:38 ID:z8t5yp3f
百合子はくすっと笑う。
「相変わらず、声が大きいのね」
「はあ、まあ……。すいません」
「謝ることないわ。いいじゃない、榊くんらしくて…」
少し感傷的に言って、頬をつけた真喜男の胸の、青黒い複雑な模様を指でなぞった。

「はぁんっ」
真喜男がぴくんと動く。
「…えっ、何!?」
「いや…。なんか、今日は感じやすいっつか…。なんでですかね、先生?」
「……私に聞かないでよ。今はあなたが教師でしょ」
百合子は頬を染めて、怒ったように言う。
「あ、ああ…そうでした、はい」
最高のセックスを教えてやる、と啖呵を切ったのは真喜男自身だ。

宙を睨んで考えていた顔が、小さく歪んだ。
「…第二弾か…」
「えっ?」
「ちょっと動くなよ」
百合子の体を片腕に抱きながら、もう片方の手を伸ばしてティッシュをごそりと
つかみ取り、目にも止まらぬ速さで股間の使用済みコンドームを取り外す。
それを球状に握り固め、手首のスナップをきかせて投げると、ひゅんと風を切って
トラッシュボックスに鋭いシュートが決まった。
「待たせたな、先生」
「……は?」

「じゃあ続きを」
そう言って腕の中の百合子をくるりと抱え、体を入れ替える。
「あ…っ」
百合子の上体が、無数の枕の上にふわりと乗った。
真っ白な可愛らしい乳房が真喜男の目の前で揺れる。
148プライベートレッスン 19:2006/09/28(木) 21:54:49 ID:z8t5yp3f
真喜男はそれを見つめるとおもむろに口を開いた。
「……頭がおっぱいでいっぱいです」
「や、ちょっと……!」
百合子は慌てて両腕で胸を隠す。
「あ、前にやったんすよ、英語で。なんか今急に思い出したわ」
「そんな例文、あるわけないでしょ!」

「さっすがアニキ、アレの最中でも知識があふれだしちまうんですね!」
「ああ、それもすべて百合子先生のご指導の賜だ」

「私はおっぱいのことしか考えられません、だったかな?…ま、いいや、どっちでも」
真喜男は百合子の腕をあっさり解くと、つんと立った桃色の先端に吸い付いた。
「あ――、だめ…!」
百合子は悲鳴を上げる。
唇に包まれた乳首を舌が舐めこすり、もう一方の乳房もやわやわと揉まれる。
「あ・はぁあ…っ…」
抵抗すらできず、百合子は背を反らせて胸を突き出した。
音を立てて乳首を放すと、尖らせた舌先で嬲る。
「や…ぁ…、あ、…うぅっ…」
百合子は目を閉じていやいやをし、力の入らない手で真喜男の肩を押す。

「ああ、柔らけえ…。食っちまいたいくらいだぜ……」
唇の端を舐めて吐息まじりにそう言うと、唇の先で先端をかすかになぞる。
「あ・あっ…、…め…、…だ…めっ…」
百合子は切なげな表情で真喜男の頭を抱え、身をよじった。
もじもじと動く脚が真喜男の胴をはさんで上下する。
充血した肉芽が毛深い腹にこすれてちゅくちゅくと疼く。
149名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 21:55:59 ID:z8t5yp3f
とりあえず。
ずっと占有しているみたいですみません。
次で最後です。
150名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 01:28:45 ID:eal+fPS7
え・・・やめちゃやだ・・・つづけて・・・おねが・・い・・
151名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 07:52:26 ID:gifhD7uT
( ゚∀゚)o彡゜ おっぱい!おっぱい!!

152名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 10:53:32 ID:6vlOVDR8
百合子先生かわいいよ。
凄くイイ。
153名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 19:48:23 ID:BvnAdZJI
こんな萌えたSS久しぶりwww
続き楽しみw
154名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 21:22:39 ID:D6+Jt4uR
GJ!
脳内スクリーンで上映されてますw
続き待ってますwww
155名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 01:13:58 ID:3VdH3DjJ
嬉しいお言葉、ありがとうございます。
土曜日のうちに投下したかったのですが……。続きです。
156プライベートレッスン 20:2006/10/01(日) 01:15:54 ID:3VdH3DjJ
腰が小さく動き始めたのに合わせ、真喜男は愛撫に拍車をかけた。
大きな手で形が変わるほど揉んだかと思えば、尖った乳首をきりきりと指先でつまみ、
熱い舌で舐め回して激しく吸い上げる。
「んーっ…!…あ…、ぁ・あ………!!」
腰を押し付け、真喜男の頭を抱きしめて、百合子がのけぞった。
真喜男の腹の下で柔肉を震わせ、やがて静かになる。

くたりと枕に埋もれた百合子を見下ろし、真喜男は体を起こす。
透明な蜜で濡れている腹に手をやると、にっと口の端を歪めた。
「上達が早えな。教えがいがあるってもんだ」
再びジュエリーボックスからコンドームを取り出すと、光の速さで装着する。
真喜男がベッドの上に膝立ちになったと同時に、百合子が体を起こした。
「……っと…!」
美しい鼻先と、ゴムのてかりをまとった凶悪な肉柱とが、ぶつかりそうになる。

「?!」
目の前に屹立する異様な物体に、百合子は顔色を変え、息を飲み、身をすくませた。
「……先…生」
その姿を見て、真喜男も凍り付く。

……こんな顔、前に見たな……。――ああ…そうだ…。あん時だ……。

破ったシャツの下から彫物が現れた瞬間。
高校三年生の榊真喜男がこの世から消えた瞬間。
やはり自分は住む世界が違うのだと、痛いほど思い知らされた瞬間。

…また、あんな顔をさせちまったのか……。
真喜男は声も出ず、動くこともできなかった。
157プライベートレッスン 21:2006/10/01(日) 01:18:27 ID:3VdH3DjJ
「…どうしたの、榊くん」
柔らかな声。
優しいカーブを描く、美しい唇。
「えっ…」
ぴたりとくっついてくる温かな体。
「好きよ……」
刺青の入った背中をきつく抱きしめる小さな手。

「せ、先生……」
凍った体に血が流れ始める。
瞼の裏がかあっと熱くなって、真喜男は固く目を閉じた。
壊れてしまいそうな細い体に腕を回す。
「…先生…っ…」
切なくて狂おしいほど、百合子が欲しくなる。
唇を探して噛み付くようにキスをしながら、切れ切れに言う。
「挿れてえよ……。挿れさしてくれ、…頼む、先生………」

百合子は真喜男の頬をなでた。
「…もちろんよ。…来て……」
「ああ…」
キスが止まらず、二人はもつれて横倒しになる。
倒れてもなお、真喜男は百合子の頭を抱え込んで唇を吸った。
「…う…ぅ…、ん…んん……っ…」
少しずつ百合子の体を組み敷いて上になる。

唇を離し、はあはあと肩を上下させながら百合子の脚の間に入ると、
柔肉に肉柱を当て、ぐぐ、とめり込ませた。
「…ぁ・ん…っ!」
百合子が声を上げて小さくのけぞる。
真喜男は動きを止め、心配そうに百合子を見た。
百合子は微笑んで、不安げな真喜男を見上げる。
その瞳を見つめたまま、真喜男はゆっくりと体を進ませた。
158プライベートレッスン 22:2006/10/01(日) 01:19:43 ID:3VdH3DjJ
ごつごつした肉柱が膣壁を押し広げ侵入する。
「はぁ・あ……!」
百合子の体がせり上がる。
「ううっ……」
先端が膣の最奥に触れると、真喜男は息を吐いた。
苦しげに息をはずませている百合子の額を、そっと指でなでる。
「わかんねえ…、なんかわかんねえけど、もう、最高に気持ちいいぜ、先生……」
百合子はにこ、と笑って真喜男の首に腕を回し、キスをした。

「ん、んん……っ」
眉をしかめて呻いた真喜男がこらえ切れずに腰を動かすと、熱い肉襞が
ぬめぬめとまとわりついて、肉柱を搦め捉えようとする。
百合子の顎に添えられていた大きな手が、細い首、張りつめた乳房、
しまった脇腹に触れながら、尻に下りてゆく。
滑らかな尻肉を掴んで楽しんだ後、腿をなで、膝を抱えて脚を折り曲げる。
そうやって両脚を曲げさせ、しっかりと自分の胴を挟ませた。

大きく開かれた秘唇に、ずるりと肉柱がめり込む。
猛り膨れた先端が、肉襞の最奥部を擦り上げる。
「あ…、ぁ、…あ…っ」
下腹を突き抜ける衝撃がたまらなく甘美で、百合子は細く、甘い声を上げた。
「…は…、あぁ、…ぁ…」
肉芽が疼いてひくりと動く。

「……っ、さかき…くん……」
広い背中一面に描かれた青い雲龍と、それに絡み付く白い手足。
静かな部屋に、二人の熱い息と、かすかな水音が響いていた。
159プライベートレッスン 23:2006/10/01(日) 01:21:06 ID:3VdH3DjJ
「うぅ…」
荒い息を続けていた百合子が、喉を押さえ苦しそうな声を漏らした。
真喜男が動きを止める。
「ごめ…さ…い、喉が…乾いて…」
「そうか…。――よし」

真喜男は百合子の体の下に手を入れると、ぐいと引き起こした。
肉柱を挿れたまま百合子を前に抱えた真喜男は、そのままベッドをおりる。
「きゃ…!」
慌てた百合子に笑いながら言う。
「落としゃしねえよ」
部屋の中をのしのし歩き、特設ミニバーの冷蔵庫をがん、と足で開けた。
ミネラルウォーターのボトルを取り出すと、キャップを噛んでねじ切り、吐き捨てる。
上を向いて水をがぶりと口に含むと、百合子に口移しした。

「――ん…っ、んっ、…んく…っ…」
百合子は喉を鳴らして飲む。
飲み終わると、真喜男は再度ボトルの水を含み百合子に飲ませた。
「ん…っ…、ん、…ん……」
二人の唇の端からこぼれた水が胸を濡らす。
「…っ、は…ぁっ……。あり、がと…」
口中の水を飲み干した百合子が大きく息をつく。

「戻るぜ」
真喜男がベッドに歩むと、百合子が震え声を上げた。
「…どうした?」
「気持ち…いいの……。もう、だめ…かも……」
恥ずかしげに白状する表情を、真喜男は愛しそうに見る。
「いいよ、イっちまいな」
160プライベートレッスン 24:2006/10/01(日) 01:22:31 ID:3VdH3DjJ
真喜男はベッドの上に座ると、百合子の尻を抱えてゆっくりと上下させた。
肉柱が、充血した肉襞を擦りながら出没し、蜜液を溢れさす。
「……あ、あ…っ、…ん・んっ……!」
じゅぷじゅぷという淫猥な音に理性が飛ぶ。
いつか百合子は真喜男の動きに合わせるように、腰を前後させ始めていた。
「……先に俺を殺ろうってのかコラ」
真喜男は口を歪めてつぶやく。

尻からウエスト、胸へと手を移動させて、真喜男は柔肉を突き上げた。
淡く染まった尻が、肉柱が抜け落ちそうなほどに跳ね上がり、すぐに落下して
深々と肉柱をくわえ込む。
「…あ…、さかき…くん……、…さか…き…くん……」
うわごとのように言って真喜男の首を抱き、下腹を真喜男に押し当てると、
百合子は体をこわばらせた。
「さかき……く…んっ…、――あぁ・あ………!!」
白い喉を反らせ、がくがくと全身を震わせる。

真喜男は舌を伸ばし、その白い喉を舐めた。
「……最高…だぜ、…先生………」
極限まで怒張した肉柱が、肉襞の痙攣に激しく絞られる。
百合子の細い体を抱きすくめると、真喜男は歯を食いしばった。
「ぐ…ぅう、……ん・ああぁ……っ!!」
抑え続けた射精の衝動を解放し、欲望を一気に噴出させる。

数分後、百合子を抱いたまま、真喜男は糸が切れたようにベッドに倒れ込んだ。
そのまま部屋は静かになる。
161プライベートレッスン 25:2006/10/01(日) 01:24:35 ID:3VdH3DjJ
息を詰め見守っていたカズが、大きく息を吐いた。
「……今日のアニキ……、テクだけじゃねえって言うか…、なんか熱くて、
 すげえ気持ち入ってて……。なんつうか、胸にガツンと来やした」
「そうか」
「にしても、これじゃ南先生、もう他の男なんか目に入んないんじゃねえですかね?」
それはお前だって同じことだろうと思いながら、黒井は頬を緩めた。
「うむ。もしも百合子先生が四代目を産んで下すったら…素晴らしいのだがなあ」

黒井の頭に夢が広がる。
仲睦まじい若夫婦。二人に良く似た愛らしい赤ん坊。甲斐甲斐しく赤ん坊のおむつを
取り替えるカズ。そんな幸福な風景を見守る自分。
「あ、それいいっすね。梅村さんはまだまだ未成年で学生だし、桜小路のヤローも
 狙ってやがるし」
黒井は我に返った。
「いや…、今のは俺の勝手な妄想だ、誰にも言うんじゃねえぞ。もちろん若にもだ」
「へい。わかっておりやす」

真喜男は食堂の中を走っていた。
目前のカウンターには美味しいプリンが並んでいる。
カウンターの向こうにはなぜかエプロン姿の百合子が、女神の如く微笑んでいた。
後に続く者はなく、堂々トップを決め、百合子の肩を抱いて真喜男は勝ち誇る。
と、プリンが突然けたたましく鳴った。
「はぁっ!?……なんだ?!…なんでプリンが鳴るんだコノヤロウ!!」
真喜男はプリンを引っつかんで凄む。
プリンから声がした。
「気持ち良くお休みのところ恐縮ですが、若、そろそろお時間です」
162プライベートレッスン 26:2006/10/01(日) 01:26:46 ID:3VdH3DjJ
「んあ…?」
黒井からの内線電話だった。
「夜も更けて参りました。名残惜しいですが、先生にはお帰り頂く時間かと」
「ああ……。分かった…、ちょっと待ってろ」
「はい」
真喜男は受話器を戻し、肩に頭を乗せて眠っている百合子を見た。

ふっくらした唇を少し開け、安心しきった顔。
「先生……」
艶やかな頬を、絹の髪を指でなでる。
「起きろよ、先生……」
華奢な肩をそっと揺するが、起きる気配はない。
真喜男は困り顔で前髪をかき上げた。

今度は少し強めに肩を揺する。
「おい先生、起きてくれ。彼氏のいない女教師が朝帰りってのはマズいだろうが」
「…何ですって?」
百合子がむくりと頭を上げた。
「わっ、てつ仮面」
「やめなさい。一気に目が覚めたわ」
「すまねえ。もっといろいろ教えてやりてえんだが、そうも言ってらんねえ時間だ」
「えっ…、そうなの?」
百合子は体を起こして時計を探す。

バスローブを羽織った真喜男は、百合子にも着せかけてやりながら耳元に囁く。
「シャワー浴びて帰りな。肌に移り香が残ってるといけねえから」
情事に慣れた男の言葉遣いに背徳の匂いを感じ、胸がどきっとする。
素直にうなずき、百合子は浴室に入っていった。
163プライベートレッスン 27:2006/10/01(日) 01:29:29 ID:3VdH3DjJ
「あーあ…、手ぇ出すなって言われてたんだよな……」
百合子の後ろ姿を見ながら、真喜男は頭を掻く。
「おう、親父にゃ黙ってろよ、黒井」
そう言って1カメを睨んだ。
モニターを見ていた黒井は頭を下げる。

浴室から出てきた百合子は隙なく身支度を整えていた。
真喜男も黒い服に身を包み、髪をきっちり縛っている。
百合子は唇を噛んでうつむいていたが、思いきって顔を上げ、口を開いた。
「――今日は本当にありがとう。楽しかったわ」
「俺もです、先生」

少し緊張がほぐれて、百合子に笑顔が戻る。
「…榊くん…、案外、教師に向いてるかも」
「え?」
「熱くて、まっすぐで、本気で、人をぐいぐい引っぱって行くとこ、とか…」
「ヤクザつかまえて何言ってんすか、先生」
「…そっか。でも少なくとも、聡明で優秀なリーダーになるわね。お父様のように」
「な…んで、親父が出んだよ…」
戸惑いと照れくささで、真喜男は少年のような表情になる。
くす、と笑って百合子は歩き出した。
「行きましょう」

中庭では黒井とカズが二人を待っていた。
「あの…、遅くまでお邪魔してしまって、すみません……」
ばつが悪そうに百合子が詫びると、黒井は慈父の笑みを浮かべた。
「いいえ、本日は若の為にありがとうございました。また、いつでもお越し下さい」
そう言ってカズと共に一礼する。
「は、はい……」
164プライベートレッスン 28:2006/10/01(日) 01:31:12 ID:3VdH3DjJ
「若、それでは俺がお供して、先生を間違いなくご自宅までお届け致します」
「おう、頼んだぞ、黒井」
「承知しました。では先生、参りましょう」
百合子は真喜男を見上げた。
「さようなら」
真喜男はまぶしそうに百合子を見て、頭を下げる。
「…今日はどうもありがとうございました」

歩きかけた百合子がふと止まって、振り返った。
「わからない、って言ってた事……、宿題にしましょうか」
「え?」
行為中、真喜男が何度も自問していた言葉だ。
「ああ…あれ……」
「私も考えるから、あなたも考えて」
「ああ…はい、わかりました…」
百合子は小さく笑ってうなずくと、黒井の後に続いた。

「宿題っすか。大変ですね、アニキ」
「……まあ…、もう答えはわかっちまったんだけどな…」
真喜男はこぶしで左胸をとん、と叩いた。
「――カズ」
差し出した右手の指にカズは煙草をはさみ、火を点ける。

百合子が去った風景をしばらく眺めていた真喜男は、ふうっと煙を吐いた。
「行くぞ」
「ヘイッ」
紫煙で霞んだ闇に背を向けて、部屋の中に消える。

――完――
165名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 01:34:38 ID:3VdH3DjJ
以上です。最後までお読み下さりありがとうございました。
今気付きましたが、偶然28レスでしたw

最終回直後に降ってきた妄想を必死で書き留めていた二週間、
書いていて楽しかったです。
ドラマ世界にはまるのが心地よいドラマでした。
このスレがあったことにも感謝です。
長々書かせて頂いてありがとうございました。
166名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 02:00:39 ID:zmbpatoA
GJ!!!お疲れ様でした。
心から感動しました・・・もっともっと読みたいです!
167名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 12:56:17 ID:VxHRvyjv
終わったよ〜(泣)
本当に素晴らしい作品ありがとうございました!!!!
またなにか思い浮かんだら書いて下さい!!お待ちしております!!
168名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 13:42:52 ID:V1nYX9q1
お疲れ様でしたー
28レスしっかり堪能させていただきました(´д`*)
169名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 21:09:12 ID:slTdPhfT
>>165
ダメだ…未だにポーっとして
現実社会に戻れない
また新作を書いてくだ〜たい。
170名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 23:50:55 ID:CKdkMor9
お疲れ様でした!!!
雰囲気がうまく捉えられてるので、頭で映像思い浮かべながら楽しく読ませていただきましたww
百合子先生との恋もいいですねw
171名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 01:06:06 ID:74ZY+sR8
165です。
どちらかというとお下品でおバカな話だと考えていましたが、
あたたかいレスを頂き恐縮しております。
その後降りてきた妄想は「それいけ!アニキンダーの中の人!」という、
これでどうやってエロパロを書けと?なフレーズだけ……。
そんなわけで、しばらくは読み手に回っていたいと思います。

勝手に読んでみたいリスト
 梅村さん(思い出して胸きゅん)
 萩原さん→桜小路(お節介のつもりがマジに)
 安原くん×奥本さん(高偏差値カップルの初体験)
 諏訪部くん×田中さん(ツンデレ同士)
 喜一パパ×水島先生(純情プラトニック)
 百合子先生(妄想ワールド暴走)

……な感じで、お礼かたがた、リクエストさせて頂いたり。
長文失礼致しました。
172名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 17:00:51 ID:pkNefew2
アグネスage
173名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 00:53:55 ID:94EkVIU8
まきひか〜神再降臨待ち
174名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 12:08:35 ID:x4VdVCtF
ひかりー
陵辱!!キボン
175名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 03:19:03 ID:SEs87VQw
ドラマと共に、このスレももう終わりなのか・・・?
176名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 23:43:02 ID:V6j1EX86
こんな気持ちになるぐらいなら……このスレなんか知らなきゃ良かったよ
177名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 00:16:17 ID:iKvu4O3S
終了でいいじゃん
あげんなようざい
178名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 10:01:37 ID:Iqdzm/aF
>>176
マッキーワロス
ネタ振りくらいはしてみそ
萌え談義から書いてくれる職人さんもいるかも試練
179若き桜なんとかの悩み:2006/12/02(土) 19:11:08 ID:5Cxb2DLb
桜なんとかとひかりのその後です。文芸調エロ度3%未満だ、文句あっかコノヤローで、スマソ
sage進行中なんで、マターリ投下w
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大学へ続く並木道。ここを初めて通ったのは、桜の咲く頃。それが、今ではすっかり
紅葉の季節になっている。本当はひかりと歩きたかったんだ、この道。
ひかりの家があんな事になって、奨学金が貰える大学しか行けないのは分っていた。
でも、この並木道。一緒に歩きたかったよ、ひかり。

隣りを歩く早紀に、罪悪感を覚えながらも、桜小路はひかりを想っていた。

小さい頃は良かった。なんにも考えずに、ただ無邪気に遊び戯れた頃が懐かしい。
小学生までは同じマンションだったから、学校が終わって帰宅しても、いつも一緒だった。
互いの家で遊んだり、近くの公園でブランコに乗ったり、砂遊びしたり。
ひかりは女の子らしく、公園でブランコに乗るより、ままごとや、お姫さまごっこばかり、
したがったけど。順のお嫁さんになるって言って、よく窓にかかってた
レースのカーテンを体に巻きつけてたな、あいつ。

順のお嫁さんになる、か。レースのカーテンをベールに見立てて、頭にかぶりながら、
確かにそう言ったひかり。ごっこ遊びの延長で出た言葉だとは、分っているけど。
ひかりは今、初めての恋に苦しんでいる。どんなに想っても、手の届かない、
住む世界が違う男、僕の大事な親友でもある男に恋している。。。

ひかりは、いつまでマッキーを待つつもりなんだろう。
マッキーが、ひかりを極道の世界に迎え入れる事は、決して無いだろう。
勝手な想像だけど、それがマッキーだと思うから。一時は手に入れかけた
ひかりを、僕に譲るような形で振ったマッキー。ひかりの気持ちを知りながら、
それを無視して諦めたマッキー。

どんなに苦しんだだろう。二人とも。僕も。そして多分、今は早紀も。

桜小路は、自分の横に並んで歩きながら、昨日見たテレビの話を明るくしている早紀を見て、
『巻き込んで、ごめん。』と心の中で謝った。そして、この夏の出来事を思い出して、
また胸が苦しくなった。保健の水島先生が、かつて言った言葉。
”本当の恋とは苦しいもの”そうだ、苦しい。苦しいよ、ひかり。


今年の夏。あの夏は、僕にとって多分、一生忘れられない夏になると思う。あの日。
うるさいくらい、蝉が鳴いていた。宿題で出されたレポートを書きながら、
でも集中できなくて、ぼんやりしていたら、かあさんの呼ぶ声がした。

「順君、順くーん。ひかりちゃんが来たわよー。」

180若き桜なんとかの悩み:2006/12/02(土) 19:14:59 ID:5Cxb2DLb
ええ?!ひかりが?慌てて部屋を飛び出すと、玄関にひかりが立っていた。
「こんにちは、順。元気だった?」僕の顔を見ると、ひかりはにっこり笑って挨拶した。
その笑顔に胸がぎゅうっと締め付けられるように苦しくなって、「ああ、別に。」
ぶっきらぼうに答えたら、母さんに頭をはたかれた。「もう、この子ったら!
ひかりちゃんが綺麗になって、照れてるんですよ。さ、上がって。」
「あ、いえ。いいんです。今日は写真の焼き増しを届けにきただけなんで。」
「写真。。。?あ!!」「ほらあ、忘れてた。」

卒業して4ヵ月後、大学が夏休みに入ってすぐ、クラス会をしたんだ。マッキーは
来なかったけど。最後まで諦めきれずに、マッキーを待ってたひかり。みんなは、
どうしてマッキーが来ないのか、ちゃんと察していたけれど。分っていたから、
星野君が伊吹君にみんなの写真を沢山撮らせて、榊に届けろって最後にフィルムを
渡してくれたんだ。それを、ひかりが「あたしが現像に出して、みんなの分も焼き増しするから。」と僕から取り上げたんだっけ。

「で、マッキーには届けたの?」恐る恐る聞くと、ひかりは首を横に振った。

「ほらほら、立ち話しもなんでしょ。ひかりちゃん、上がって。」
母さんがひかりの腕をひっぱると、ひかりも苦笑しながら、
「じゃあ、少しだけ。お邪魔します。」と上がった。

「ひかりちゃんも順君も、オレンジジュースで良い?」部屋に入る僕達の背中に
声をかける母さんに「あの、すぐに帰りますから、おばさん、どうぞお構いなく。」
ひかりが笑顔で答えた。

「順の部屋、久しぶりだね。最後に来たのは、文化祭の練習の時だっけ。」
部屋に入ると、懐かしそうにひかりは部屋の中を見回した。そうだ。
あの時は、マッキーもみんなといっしょにいたんだ。

「適当なとこに座って。」と言いながら、僕はベッドに腰掛けた。ひかりは、
ずっと前にマッキーと一緒に試験勉強した時に座ったのと同じテーブルの位置に
クッションをずらすと、そこに座った。「「なんか、懐かしいな、順の部屋。」

まずい。クラス会で会ってから、まだ10日ほどしか経っていないのに、ひかりは
またきれいになっている。クラス会の晩、4ヶ月ぶりに見たひかりは、軽く髪に
パーマをかけていて、ゆるやかなウェーブが動くたびに揺れて、なんだか急に
大人っぽくなったように感じ、どぎまぎしたのを思い出した。

今日のひかりは、半袖に前ボタンが涼しげなワンピースだ。暑いからか、
クラス会の時と違って、今日は軽く束ねてアップにしている。ひかりのアップは
初めて見た。すごく似合っていて、大人っぽくて、うなじが色っぽくて。。。あ、まずい。

自分の体の素直な変化に、舌打ちしたくなった。さり気なく腕を伸ばして枕をつかむと、
抱えるようにして、膝の上に置く。と、母さんがドアをノックした。

「レモンジュースとシュークリームよ。ひかりちゃん、どうぞ。」
「あ、すみません、おばさん。」
ひかりが丁寧にお礼を言っている。僕は、枕を膝の上からどかせられる状態じゃなくて、
「あ、僕のはそこに置いといて。」とテーブルを指差した。はいはい、と返事しながら
母さんが「順君、お母さんね、ちょっと買い物に行ってきますから。2時間ぐらいで
戻ってくるけど、その間に新聞の集金が来るかも知れないんで、宜しくね。」
と言って、出て行った。

母さんが部屋から出て行くと、2人は無言になった。空気がちょっと重くなってきた。
181若き桜なんとかの悩み:2006/12/02(土) 19:17:02 ID:5Cxb2DLb
気まずくなってきた沈黙を破るように、ひかりが立ち上がり、写真を持って、ベッドの
僕の横に座った。「ほら、順。みんな、楽しそうに写ってるよ。」そう言って、僕に
写真を差し出す。でも、僕は隣りに座ったひかりの体に意識がいってしまい、
せっかく静まりかけていた下半身に、またどくんどくんと血が集まってくるのを
感じて、焦った。やばい。非常にやばい。

「隣りに座ると暑いよ、ひかり。あっち行ってジュース飲んだら。」
精一杯、平静を装って、テーブルの方を顎でしゃくる。
「もう、順ったら。また意地悪になった。」ひかりはぷーっとふくれた。
違うんだ、ひかり。意地悪じゃない。このままだと僕は。。。
お願いだ、横に座らないでくれ。

でも、僕の心の叫びを見事に無視して、ひかりは写真を楽しそうに選んでは、
「ほらあ、ね?」なんて言いながら、僕に見せる。僕はそのたびに、ぎこちなく
笑って頷くしかない。

隣りで俯いて写真に見入るひかりの、華奢な首筋。その首筋にうなじの後れ毛が、
汗ばんでからみついている。そして、女の子特有の匂いと、制汗スプレーの
フローラルの香料が入り混じった香りが、間断なく僕の鼻腔を攻めてくる。

突然、ひかりが小声で何か呟いた。「え?何か言った?」

「榊君が写ってないの。」ひかりが膝の上に置いた手の甲に、涙がぽたりと落ちた。ああ、頼む。泣かないでくれ。泣きたいのは、こっちだよ。

「ひかり。。。」呼んだ声が少し変だった。喉がからからだ。
名前を呼ばれ、ひかりが顔を上げて、僕を見た。涙で一杯の目。

駄目だ!!涙を見た瞬間、頭の中で何かがスパークした。もう限界だ。

僕はひかりの体を荒々しく自分に引き寄せると、抱きしめた。うなじに顔を埋めると
汗で湿った首筋からは、彼女本来の体臭が、メスの匂いを放っていた。思わず、
首筋に唇を這わせ、吸った。ひかりは驚愕のあまり、最初は硬直し、首筋を吸われて
我に返ったのか、「や!順、止めて!!」と叫んで、僕の体を押し戻そうとした。

女の子って、こんなに柔らかくて非力な生き物なんだ。僕の両腕の中から必死に
逃げ出そうともがくひかり。僕の胸に両腕を突っ張らせ、僕の顔から必死に自分の体を
逸らせ、遠ざけようと抗うひかり。「ねえ、順ってば。止めてよ!どうしちゃったの?」

ひかりが抵抗すればするほど、下半身はどくどくと激しく脈打つ。僕は、
嫌がるひかりの両腕を掴むと、ベッドの上に引きずり上げ、抵抗を奪うように、
彼女の体の上に馬乗りになった。そして着ていたTシャツを脱ぎ捨てた。
僕に組み敷かれたひかりは、僕がTシャツを脱いだ事で、何をされるのか完全に
悟ったようで、抵抗が激しさを増した。

でも、ひかりは知らない。暴れれば暴れるほど、抵抗すればするほど、
僕の欲情の火に油を注いでいるって事を。
僕は、左手でひかりの両手首を彼女の頭上で押さえつけ、
彼女の下半身を僕の両足で押さえ込み、彼女の体の自由を完全に奪った。
「いやああああ〜!順、やめてえええ!!!」ひかりが叫ぶ。ごめんよ、ひかり。
でも、止まらない。止められない。この先、一生許されなくても構うもんか。

「ひかり、ずっとこうしたかったんだ。」呟きながら、僕は彼女の上に
体を倒していった。


182名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 11:16:29 ID:uRnK9Efk
おおっ、久々にktkr!
桜なんとかにこんな度胸があったとは、見直したぞw

続き、wktkしながらマターリ待ってます
183若き桜なんとかの悩み:2006/12/03(日) 16:40:51 ID:9fz/FoU2
両手は頭上で僕の左手に押さえ込まれ、膝の上には僕が乗っているから、
僕の顔を殴る事も、僕の体を蹴落とす事も叶わない。
ひかりは、それでも抵抗を止めなかった。上半身を何度も左右に揺らして、
なんとか僕を自分の体の上から振り落とそうと無駄な努力を続ける。
そんな彼女の抵抗を自分の体の下に感じて、彼女をこれから征服するんだという興奮に、
下半身が痛いほど怒張していた。

僕は唯一空いている右手でひかりの頬を撫でながら、左の耳元に口を近づけ、
その耳たぶを甘噛みし、舐めた。それから耳の穴に舌を差し入れた。
ひかりは「ひゃっ!」と小さく叫んで、身をよじらせた。
その声としぐさが、更に欲情を煽った。

僕は、マッキーよりもひかりの事を知ってる。小さい頃から知ってるんだ。
誰よりも、マッキーよりもひかりの事を好きだ。この気持ちだけは、ひかりを
想う気持ちだけは、マッキーにも誰にも、絶対に負けない!!

耳から頬に唇を戻し、それからひかりの唇にキスをしようとすると、気配を察して
ひかりが顔を思い切り逸らした。顔を逸らされた為に行き場を失った僕の唇は、
ひかりの首筋に辿り着いた。耳たぶの下から首筋の辺りに何度も舌を這わせ、耳にも
キスを繰り返す度に、ひかりの上体が大きくのけぞって、彼女の胸が僕の胸に柔らかく
押し当てられる。

「ひかり、ひ、かり。好き、だ・・・よ。ひ、ひかり。」僕はうわ言のように
ひかりの名前を繰り返し、繰り返し呼んだ。早く彼女の全てを見たい。彼女の中で
とろけてしまいたい。一つになりたい。いたぶるように、耳から首筋に舌を這わせると、
ひかりが「!!」と息を吸い込み、体を振るわせた。ああ、ひかりを僕で満たしたい。
もっと、もっと彼女に僕を感じてほしい。僕もひかりを感じたい。

僕は右手を彼女の頬から首にかけて愛撫していき、そして彼女のワンピースの
前開きのボタンを一つずつ、はずしていった。3番目のボタンまでを開けると、
彼女の胸のふくらみに手が届いた。ああ、ひかり。レースっぽい生地が手に触れた。
その生地に包まれるように、ひかりのふくらみが。。。ああ、はあ。はああ。
僕は熱に浮かされたように、はあっ、はあっ、と激しく息を弾ませて、
乱暴にその生地を、ブラジャーを上にたくし上げ、彼女のふくらみを開放した。

「いやああ!!」ひかりが小さく細い悲鳴を上げて、身をよじった。ひかりが体を
よじるたびに彼女の全身が波打ち、彼女を押さえつけている僕の両足の間を、
股間を刺激する。ああ、ひかり。僕はもう、ああ、いい。とってもいいよ、ひかり。
184若き桜なんとかの悩み:2006/12/03(日) 16:50:50 ID:9fz/FoU2
「ねえ、順。お願い、もうや・・んっ!!!」ひかりの言葉は途中で途切れた。
僕が彼女の唇に自分の唇を重ねたから。ついに。そう、ついに僕はひかりの
甘やかな唇を征服した。ひかりは「んあぅっ!」と声にならない声を出し、
顔を激しく左右に振って僕の唇から逃れようとする。

僕は、そんな可愛い抵抗に、胸にまで降りていた右手を彼女の顎に添え、
顔の動きも封じ込めると、更に激しく彼女の口を吸った。
でも、ひかりは歯を食いしばって僕の舌の進入を防ぐ。

「ひかり。好きだよ。ずっと好きだったんだよ?」
僕はひかりの抵抗が切なくなってきた。どうしてそんなに嫌がるんだ、ひかり。
こんなに好きなのに。左手で相変わらずひかりの両手首を押さえつけたまま、
右手を彼女の首の下から肩に回すと、上から強く彼女の体を抱きしめた。

「好きだ。ずっと、ずっと好きだった、ひかり。ひかり。」
僕はただただ切なくて、絶望感にも似た感情に突き動かされるように、
強く彼女を抱きしめながら、彼女にこすり付けるように、自分の体を激しく上下に
動かし、狂ったように下半身を彼女の体に押し付けた。そして何度も
「好きだよ。ずっとずっと、好きだったんだよ、ひかり。」と繰り返し、呟いた。

そうやって彼女を狂おしく抱きしめていると、ひかりの全身から、力が抜けていくのを感じた。

ひかりが抵抗を止めた。とうとう、僕を受け入れる気になったのか!
僕は愛しさと感激で、彼女の両手首を押さえつけていた左手をはずすと、彼女の上に
覆いかぶさったまま、その左手で彼女の頭を、髪を撫でた。
アップに結っていた髪はすっかりくずれてしまっている。

ジーンズを脱ごうと性急に上体を起こすと、ひかりが、さっきまでの激しい抵抗が
嘘のように、やけに静かに横たわっているのに気付いた。ひかりの顔を覗き込むと、
彼女は目を閉じて、静かに涙を流している。
そして、口が何かを囁くように動いている。その唇をじっと見つめて、
彼女が声を出さずに囁いている言葉を読み取った。

「サ・カ・キ・クン」

僕が、ずっと好きだったと打ち明けたから、抵抗を止めたんだと思った。
僕の想いを受け止めてくれたんだと思った。でも実際は、僕の動きを止められないから
抵抗を諦めて、目を閉じて僕をマッキーだと思い込もうとしたのか?
僕じゃなくて、マッキーに抱かれている、と?そんな。。。
185若き桜なんとかの悩み:2006/12/03(日) 17:00:03 ID:9fz/FoU2
僕は、体中の血が一気にすーっと引いていくのを感じた。さっきまで狂おしいほどに
猛っていた下半身も、今はみじめなほどに萎んでいる。僕は脱力して、
彼女の体の上から体をくるりと右に回転させ、彼女の横に仰向けになった。

「順、ごめんね。」隣りでひかりがポツっと呟いた。どうして、ひかりが謝るんだ?
謝らなければいけない事をしたのは、僕なのに。僕は気力を振り絞って上体を起こすと、
傍らに横たわったままのひかりの顔を見下ろした。ひかりは今は両手で顔を覆って、
泣いていた。指の間から、涙がポロポロと零れ落ちていく。

ひかりの顔が見たい。僕は、顔を覆っているひかりの右手に触れた。僕の手が彼女

の手に触れた途端、ひかりはびくっと体を強張らせた。

「もう、何もしないよ、ひかり。だからもう、泣かないで。」

僕はそう声をかけると、彼女の頭を撫でた。ゆっくりと、優しく。
手で愛情を語れるなら、僕の手は今、幾百万回も愛の言葉を叫んでいる。
哀しくて、辛くて、それでもひかりが愛しくて、僕の手は優しく頭を撫で続けた。
こんなに泣かせてしまった。自分の激情をただ彼女にぶつけて、
ひかりの意思を全く無視してしまった。マッキーよりも、彼女を想っているなんて。
思い上がりだった。マッキーなら、決してこんな無理強いはしない。
彼女の気持ちを知りなが、住む世界の違いをわきまえてひかりを振ったマッキーだった。
僕は、決してマッキーには敵わない。。。

僕は唇をかみ締め、彼女の頭を撫でながら、「ごめん、ひかり。」もう1度呟いた。
すると、ひかりが顔を覆っていた両手をはずし、僕の顔をまっすぐに見上げた。
彼女の目が僕の目とぶつかった。泣き濡れた目は、赤くなっている。
うさぎみたいだ。ふと、うさぎ小屋でマッキーと掃除していたひかりを思い出した。

「順。あたしこそ、ごめん。本当にごめんね。」またひかりが謝った。
僕は多分、泣き笑いの表情をしたと思う。「どうして、ひかりが謝るの?
謝るのは、僕の方でしょ。」そう言う僕の声は、かすれていた。

ひかりは静かに首を横に振ると、「順の気持ち、ずっと気付かなかった。
順は、いつも近くにて、近過ぎたから。だから逆に順のこと、男として見てなかった。
あたし、鈍感過ぎたね。榊君のこと、順にいっぱい聞いてもらった。あたし・・・
榊君の話ばかりしてた。ごめん。順、ごめんね。」

僕は呆然としながら、彼女の言葉を聞いていた。男として見ていなかった、か。
幼馴染って、こんなもんか。世間には結婚する幼馴染もたくさんいるってのに。
ああ、泣きたいのは、こっちだよ、全く。
完全に、完膚なきまでに叩きのめされたって感じだ。
186若き桜なんとかの悩み:2006/12/03(日) 17:01:57 ID:9fz/FoU2
やがて。ひかりが上体を起こそうとしたので、手を添えて助け起こした。
「髪、ぐしゃぐしゃになっちゃった。」そう言って、ひかりは髪をまとめていた
かんざしを抜いた。かろうじて一つに留まっていた髪は、纏めていたものが
無くなって、はらり肩に背中に落ちてきた。驚くほど綺麗で、胸が痛くなった。

彼女は抜いたかんざしを口にくわえ、手櫛で髪を梳かすと、髪を後ろで一つに纏め、
両手で髪をくるくるとねじっていき、小さなお団子を作ると、口にくわえていた
かんざしを右手で器用にそのお団子に差し込んだ。
僕は、儀式のようなその動作を、黙ってただ見つめていた。

髪をアップにし終わると、ひかりは僕に笑顔を向けた。「そろそろ、帰らなきゃ。」
また、僕に笑顔を見せてくれるの、ひかり?僕は胸が痛くて苦しくて堪らなくなり、
彼女の横で体育座りになると、顔を膝の上に伏せて、堰を切ったように泣き出した。

ひかりはそんな僕の頭を、さっきまで僕がしてあげたように、優しく撫で、
それから背中をとんとんと優しく叩いた。
まるで「いいよ、わかってるよ。」とでも言っているかのような、叩き方だった。

嗚咽が収まると、ベッドの上に並んで体育座りをし、両膝を抱え込みながら、
僕達は少し会話をした。

「そんなにマッキーの事が好き?」「うん。好きだよ。」即答かよ。
「どこが好き?」「うーん。全部、かなあ。」
「駄目だよ、ちゃんと具体的に。」「じゃあ、順は榊君のどこが好き?」
「熱いところ。一生懸命なところ。今だから分るけど、陰で僕達の事を色々と
助けてくれてた事。でも、強いのにそれを見せずにいた事。それから、」
「もう、いいってば。」クスクス笑いながら、ひかりが遮った。

「あたしたちってさ。」「うん?」「二人とも、榊君の事が本当に好きなんだね。」

そうだよ、ひかり。ぼくもマッキーが大好きだ。マッキーは僕のヒーローだもの。
思い出が切なく胸を満たし、会話が少し途切れた。

「あたし、もう帰るね。」「ああ。」「おばさんに、宜しく。」「わかった。」

そして、ひかりは部屋を出ていった。僕はベッドの上で体育座りしたまま、
ひかりを見送った。窓を閉め切っているのに、それまで聞こえなかった蝉の鳴き声が
また、うるさいほどに響いてきた。

ひかり。さようなら。

夏が、蝉の鳴き声が、嫌いになりそうだ。


桜ひか編・終
187名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 23:07:07 ID:LfGfZCUg
落涙しますた

胸が苦しいよ…。
188名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 00:02:47 ID:P2lzDJoH
せ、切ない……!
桜なんとかをなんとか幸せにはしてやれんだろうか…
辛すぎるっ……

なにはともあれ、職人様GJです!
189179−186:2006/12/04(月) 02:47:30 ID:Gy6+YTh8
sage進行中に、密かに投下してみました。
過疎スレにも読者がいたとは。感想、ありがとうございました。

桜なんとかは、早紀とめでたく?童貞あんど処女喪失致します。
が、しかーし。書いてる途中で、熊田一家の若頭と百合子先生との異色の組み合わせが
エロエロと脳内に下りてきてしまった・・・年内には、どっちか投下します。

他の職人さんも、カムバックよろすく。
sage進行で、マターリ逝きましょう。
190名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 15:57:19 ID:h+p9EVhZ
>>189
超GJでした。面白かったです。
ドラマの続きはたぶんこんな感じじゃないかと思ってたので。
(まあここまで桜何とかが頑張るかどうかはアレとして)
「初恋は実らない」ってよく言うけど、三人共なんて切な過ぎ。

仮死スレを甦らせてくれてありがたう。
草葉の陰から応援してますw
191名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 16:03:44 ID:h+p9EVhZ
ついでに
名作もじりのタイトルもGJですた。
192極道の中心で愛を叫ぶ:2006/12/05(火) 17:18:35 ID:nxQeFCw+
ゆりくま・出会い編

ジャンル:パロ & 恋愛

エロ度: 第一章・ゼロ、
     第二章・中度
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

やあ、俺の名前は田村功、通称タコ、誕生日は1987年11月10日の19歳。
高校中退して盛り場をうろついていた俺が、チンピラに絡まれて
ボコボコにされてたところを、熊田一家に拾われたのは、2年前。
俺を拾ってくれたのは、熊田組の若頭だ。

俺の兄貴の若頭には、秘密がある。まず第一に、2代目の親父さんの1人息子で
次期組長なのに、体に彫り物を入れていない事。まあ、夏に開襟シャツが
着られるってメリットはあるけどね。次に、《負け犬の遠吠え》って諺の意味も
知らなかったくせに、一応高校を卒業している事。

そして最後に、あの関東鋭牙会の若頭、トルネードに対する異常なまでの対抗心。
トルネードの行く処、必ずチェックして先回りし、偶然を装って「おう、榊ぃ。」
って行く手を遮る。一歩間違えばストーカーだよ?

801な893?って腐女子的疑惑も浮上しているようだ。
ま、兄貴は女しか抱かないけどね。
193極道の中心で愛を叫ぶ:2006/12/05(火) 17:21:17 ID:nxQeFCw+
第一章 大いなる誤解

新宿3丁目の汚い路地裏の雑居ビルの一室。鋭牙会のシマを荒らす事が目的で、
密かに作られた熊田一家の新宿出張所だ。裸電球が、時折パッパッと
点滅する薄暗い事務所の奥に、不似合いなほどに高級なマホガニーの机と
リクライニング式のでかい椅子が置かれ、そこに熊田が座って片足を机の縁に置き、
たばこを吸っていた。

「おい、タコ。」「は、はい。」いきなり呼ばれて、タコは直立不動の姿勢に
なった。「電球、取り替えとけって言っただろ。点いたり消えたり、
パッパパッパと目がチカチカすんだよ。何とかしろ、ごらぁ!」舎弟のタコを怒鳴りつけ、
寿命の消えかけた電球を交換させながら、熊田はイライラした気分を持て余していた。
そこに、やっと待っていた男が走りこんできた。それは頭を丸めた、どう見ても
海坊主の池照ヒロシだ。「ぼっちゃん、いえ、若頭、突き止めました!!」
海坊主は、熊田が幼い頃から側にいたので、今でも時々坊ちゃんと呼んでしまう。

「おう、ありがとよ。で?」顔を上に向け、口から紫煙をふーっと吐き出しながら、
熊田が先を促す。「へえ。やっぱりトルネードには意中の女がいました。」
「そうか、やっぱりな。」「へえ。こいつらです。」海坊主は胸の内ポケットから
写真を3枚、取り出した。「こいつら?1人じゃねえのか。」
「はい、3人います。どうぞ。」と、その3枚の写真を熊田に差し出した。

が、すぐには受け取らず、熊田は「どれがナンバーワンだ?雑魚に用はねえ。
1番の女の写真だけ、見せろ。」と言った。海坊主は言い難そうに
「そ、それが。この3人の女全員がトルネードのお気にで、大事にしているようです。
甲乙つけられないというか、ナンバーワンというよりオンリーワンっていうか。」
「はあ?意味わかんねーわ。ま、いい。寄越せ。」と、手を差し出して写真を受け
取った。

一枚目の写真を見て「ふん、乳臭え。まだガキじゃねーか。」鼻で笑う。
2枚目を見て「へ、こんなニコリともしねえ、仮面かぶったみたいな女が
良いのかよ?」と笑い出す。「まあ、こんな気の強そうな女ほど、ベッドでは
いい声で鳴きそうだがよ。」この気の強そうな女がベッドではどんな狂態を見せるのか、
そのギャップを想像して、熊田は唇を舐めた。「へ、いいじゃねえか。悪くねえ。」
そして3枚目の写真を見て
「うっ、こ、これは・・・」まるで雷に打たれたように、硬直した。
「・・・2代目の女じゃねえのか?」「いえ、トルネードの女です。」
「あのスカした皮コートの女じゃねえのか。」「いえ、トルネードの女です。」
「あの家の爺の・・・」最後まで言わせず、海坊主が「いえ、トルネードの女です。」
と答えた。

熊田の手から写真がぱらぱら、と机の上に落ちた。「俺はな、榊の野郎にだけは
負けたくなかった。俺が唯一ライバルと認めた男、それがトルネードの榊だ。
俺もあいつも、ちっちゃな頃から悪ガキで、15で不良と呼ばれたよ。」
ふっとニヒルな笑みを浮かべる熊田。海坊主は『また始まった・・・』という顔で
首を振った。『うちの坊ちゃんも、早いとこトルネードに負けを認めてくれたら、
一皮剥けるんだがなあ。』
194極道の中心で愛を叫ぶ:2006/12/05(火) 17:24:09 ID:nxQeFCw+
そんな海坊主の気持ちに気付くでもなく、熊田が言葉を続けた。「俺はなあ、
かつあげでも、万引きでも、あいつにはひけを取らなかった。」『子供の頃は、
そんな事を競ってたんですか・・・』海坊主はため息を押し殺しながら胸の内で呟いた。
「女の数だってそうだ。あいつに負けた事はねえ。バレンタインに金粉まぶした
チョコだとぅ?!俺なんか、ダイヤモンド粒チョコ入りだったぜ。」

『それは、トルネードに負けさせない為に、組のもんが先回りして
用意させたチョコです。』心の中で海坊主が明かす。

「3丁目に開店したクラブ夕子のママを、ベッドの中で攻めて攻めて攻め抜いて、
俺の方が良いと白状させた事もあった。テクニックでもあいつには負けてねえ。」
熊田の独白は続くが、
『いや、トルネードはクラブ夕子のママには、手え、つけてねえし。』
と海坊主は心の中で突っ込みを入れる。

「あのカジノのルーレットの金髪女だって、Oh!Oh!って叫びながら、
涙ながして俺の方が良いと認めた。」『あ、そっちも手え付けてねえし。
ってか、坊ちゃん。フライング多すぎ。』

「榊が、【は行】で女いかせる技を会得したと聞いて、俺はオーソドックスに
【あ行】でいかせる技を極めた。」そして、熊田は目を瞑り、今まで抱いた女達に、
しばし思いを馳せた。

つんつん、と海坊主の袖を誰かがひっぱった。タコだ。「あのう、池照さん。」
「おめーがイケテルって呼ぶなあああ!殺すぞ、ごらあ。」海坊主が鬼の形相で
タコを睨み付けた。「す、すみません。でもあのう、【は行】とか【あ行】とか、
兄貴、何の事言ってるんすか?」

「ああ。おい、タコ。お前、女抱いて逝く時、どんな声出す?」
「い、いやだなあ。イケテ・・・あ、テルさん。ええと、自分のあれなんて
自分で聞く機会無いから、よくわからないけど、多分、ああっとかおうっとか、
言ってるような気が・・・」「女の方は?」聞かれて、タコは思い出したように
ニヤニヤして「へへっ、そりゃあもう、あああ、とかいぃ、とか。」
「だろ。あ、とかい、とかお、つまり【あ行】だ。【あ行】ってのは、
人間の自然の摂理に叶った本能の叫び声だ。ところがよ、トルネードは。」
ここで、海坊主はぐっと声を潜めた。「はい?」タコも思わず身を乗り出す。
195極道の中心で愛を叫ぶ:2006/12/05(火) 17:26:15 ID:nxQeFCw+
「なんと、【は行】で逝かせるらしい。」「えええ?」
「自分はファーファー叫びながら、女をヒーヒー喘がせるって話だ。」
「あっ【は行】だ!トルネードって、すごいんすね。」

「おい、そこの二人!何をコソコソくっちゃべってるんだ。」「あ、すみません。」
海坊主とタコは同時に謝った。「とにかく、だ。俺は榊に、でけえダメージを
与えたい。最後の手段で、あいつが一番大切にしている女を浚って俺のものにして、
俺がいなきゃ、生きていけない体にしてやろうと思った。
陵辱と恥辱の限りを尽くして、な。」熊田は薄い笑いを浮かべた。

はあ、とタコと海坊主は神妙に聞いている。
「だが、榊の野郎が、こんなに女のストライクゾーンが広かったとはよ・・・」
いきなり、熊田は机をバーンと両手で叩いた。「くそう!!!俺は、俺は・・・
俺のストライクゾーンは、こんなに広くねえんだよ。」バン、バンと何度も
激情を叩きつけるように机を叩く熊田。

やがて、頭を抱えて机に突っ伏してしまった。
「池照よぅ。俺は、負けたよ。榊に完敗だ・・・」

熊田がバンバンと机を叩く振動で、3枚の写真が、ぱらぱらと床に落ちた。
1枚目には、女子大生になったばかりの、可憐なひかりが。2枚目には、
授業中らしい、めがねをかけた無表情の百合子が。そして3枚目には、
緑茶をおいしそうにすする水島先生が写っていた。


第二章 陵辱

『ああ、もう。遅くなっちゃった。』
百合子は、新宿の雑踏の中を走っていた。久しぶりに大学時代の友達4人で、
東口の近くにある東南アジア料理のレストランで食事をしたのだが、話が弾んで
気付いたらもう10時を過ぎていた。これから、もう1軒飲みに行く、
という彼女たちと別れ、駅に急いだ。もう大人なんだし、おしゃれなバーで
飲みたい気もしたけれど、明日も仕事だ。二日酔いのむくんだ顔で、
教壇に立ちたくはなかった。「いいじゃん、ちょっとくらい。」
「そうだよ、行こうよ、百合子お。」と誘う友人達に、
ごめんごめん、今度は休みの前日に会おうよ、と約束して、なんとか解放してもらった。

『あたしって、本当に損してる。嫌だな、この性格。
自分で自分の出会いの可能性を低くしちゃってる。判ってるのに・・・』

そんな考えごとをしながら急いでいたせいか、前方不注意になって、
誰かとぶつかってしまった。「あ、すみま・・」謝りかけた途端、
「どこ見てんだ、この婆あ!!」ものすごい罵声を浴びせられた。体が恐怖ですくむ。
「ご、ご、ごめんな・・さ・・・」震えて喉に声が絡みつく。
ちんぴら風の柄の悪い3人組だった。
196極道の中心で愛を叫ぶ:2006/12/05(火) 17:28:30 ID:nxQeFCw+
「おい、こんなめがねザルの婆あ、相手にすんなよ。」1人が言うと、
百合子がぶつかったらしい男は、ちぇっと舌打ちし、「前見て歩け、めがね婆!」
と悪態をつき、そのまま立ち去ろうとした。と、3人目の男が
「へえ、こいつ。めがねかけてるけど、悪くねえぜ。」と言って、
いきなり百合子の顔をつかんで、他の2人の方に向けさせた。
「へえ、婆かと思ったら、若いねーちゃんじゃねえか。」
「おう、こりゃあ、上玉だぜ?」3人は下卑た笑い声を上げた。
道行く人々は、係わり合うのを恐れ、みんな顔を伏せて、そそくさと通り過ぎていく。

百合子は、足ががくがくと震えていた。百合子の顔を仰向けにさせた男は、
その手を離すと、いきなり彼女の胸をコートの上からまさぐった。
「きゃ、な、何をするの!!」慌てて百合子はその手を振り払った。
「へっへ。いい声で泣きそうだな、この女。」他の2人も、舌なめずりをする。
「さ、ねーちゃん、来な。」百合子がぶつかった男が、百合子の腕を掴んだ。
「やめて下さい!誰か、だ・・」叫ぼうとする百合子に、ちっと舌打ちすると、
男は百合子の後ろに回りこみ、左手で彼女の口を覆って声を封じた。そして、
右手で百合子の細い両の手首をやすやすと捕まえると、握った手に力を加えた。

『痛い!』激痛が、両の手首に走る。男は耳元で「おとなしくしな。さもないと、
手首、折れるぜ。」とささやく。そして、百合子の体を押し出すように無理やり歩かせ、
路地裏の方に向かった。迷路のように入り組んだ路地裏には、休憩所がたくさんある。
普段は、こういう獲物が手に入ると、3丁目の神社に連れ込んで姦る事が多い。
が、こんな上玉は、明かりが煌々とついた鏡張りの部屋で一晩中、たっぷりと
可愛がりたい。他の2人も慣れたもんで、何も言わずに付いて来た。

男はそんな二人を首だけで振り返り、「俺がぶつかったんだから、
一番乗りは俺だぜ?」と確認した。後ろの2人は、「ああ、いいぜ。その代わり、
たっぷり泣かせて、いい声を聞かせてくれよなあ。」と言って、卑しく笑った。
そんな3人の会話を聞きながら、百合子はどうして私が?とショックのあまり、
茫然自失の状態で、歩かされていた。

青白い蛍光灯が煌々と照らすのは、部屋の中央にその存在を誇示する巨大なベッド。
3方の壁は鏡がはめ込まれていた。この部屋に突き飛ばされるようにして
入れられた百合子は、まずその異様な部屋に息を呑んだ。鏡張りの部屋など、
見た事がなかったからだ。「さあ、ねえちゃん。まずは服、脱ぎな。」
「ヒョーッ、ストリップショーの始まり始まりぃ〜!」男達がはやし立てる。
「だ、誰が!!嫌よ。なんであなた達なんかの前で!」百合子は顔を真っ赤にして叫んだ。
197極道の中心で愛を叫ぶ:2006/12/05(火) 17:30:09 ID:nxQeFCw+
彼女をここまで引っ張ってきた男は、物も言わずに百合子に近づくと、
両手を後ろでねじ上げた。それから、彼女のコートのボタンを右手ひとつで器用
にはずしていき、最後に後ろでねじ上げていた手を離すと、
肩のあたりからコートを下に勢いよくひっぱった。あっけないほど簡単に、
コートが脱げてしまった。だが、コートが脱がされる勢いで、
百合子は床に転んでしまった。「立ちな。」男は短く命令した。
百合子は恐怖に震えながら、両手を床につき、それからなんとか立ち上がった。
と、男は今度は彼女のブラウスの襟を両手で掴み、引き裂いた。
いきなりで、男の手を払う暇も無かった。「きゃあああ!」
百合子は思わず悲鳴を上げて、両腕で体を覆った。

「ほら、もっと声、出しな。」
男はそう言うと、胸を隠そうとしている百合子の両腕を掴むと、
片手でそれを掴みなおし、万歳させるように上に持ち上げた。そして、
空いている方の手で、引き裂かれたブラウスの残骸を、その体から剥ぎ取っていく。
ビリビリと引き裂かれていくブラウス。
「いやああ、やめて、お願い、やめて〜〜!!!」絶叫に近い百合子の叫びは、
男達の笑い声に遮られた。「へっへっへ、いい声だぜ。ほら、もっと泣けよ。
もっと嫌がれよ。」男達は、完全に慣れていた。

このまま、この男達に陵辱されてしまうのだろうか。
百合子は、男性経験こそ無かったが、それがどういう行為であるかくらいの知識は
あった。嫌だ。絶対に嫌だ。こんな形で、こんなけものみたいな男達とだなんて。
嫌。嫌。絶対に嫌。嫌悪感に身震いした。

だが、男は構わず、今度は百合子のスリップに手をかける。それは、
ブラウスよりも易々と引き千切られた。今、百合子の上半身を覆うのは、
白い総レースのブラジャーだけ。「へえ、高そうなブラジャーつけてんなあ。
あんた、結構良い給料、もらってるだろ。」男はそういいながら、自分の体を
百合子の後方に移し、楽しんでこの様子を見ていた2人に声を掛けた。

「おい、参加させてやるよ。俺は腕を押さえてるから、どっちか1人こっち来て、
ねーちゃんの胸、揉んでやりな。」「よし、俺が!」男の1人が勢いよく前に
飛び出してくると、いきなり百合子のブラジャーを上にたくしあげた。
「きゃ、な、いやああああ!!!」あまった1人の男は、
「くぅう、堪んねええ。おい、もっと声出させな。早くしろ。」と急き立てる。

「へ、待ってろって。今、良い声で鳴かせるからよ。」そういうと、
両手で百合子の形の良く柔らかい胸をこね回した。決して大きくはないが、
適度な弾力と張りが、形の美しさを保たせている。そして、その頂には
ピンクの花びら。男は両手で双方のふくらみを円を描くように揉みしだき、
リズミカルにぐりぐりとこね、そして時々両の親指で乳首をこする。
「ねえ、やめなさいよ。いや、いやあ、やめてよ!」百合子は身をよじって
その手から逃れようとするが、後ろから別の男にしっかりと体を押さえつけられていて、
体の自由がきかない。男は、両の親指でこすっていた花びらが、
刺激を受けて徐々に立ってきたのを見て、百合子に卑猥な言葉を浴びせた。
「ねーちゃん、嫌がってる割りに、ここ、立ってるぜ。おい、良治。見てみな。
このねーちゃん、乳首、おったててやんの。」良治と呼ばれた男は、
「おい、次は俺にな。」と言って、今まで百合子の胸を、乳首を弄んでいた
男の体を押しやると、身をかがめていきなり百合子の乳首を口に含んだ。
198極道の中心で愛を叫ぶ:2006/12/05(火) 17:31:55 ID:nxQeFCw+
「ひ、ひゃああああ!!」初めての感触に、百合子が叫ぶ。後ろから百合子を
抑えていた男は「っくしょう、たまんねえな。ねえちゃん、良い声だぜ。」
そう言って、硬くなった自分の分身を、後ろから百合子のお尻にぐいぐいと押し付けた。

男は咥えていた乳首を一旦離すと、百合子の方を見上げて、くっくと笑った。
「乳首、ピンク色だね、ねえちゃん。あんまり男に吸わせた事ないでしょ。」

そして、今度はわざと音を出して、ぴちゃ、ぴちゃ、と舐めだした。
舐めて、吸って、舌で転がして。味わうように・・・

気持ち悪い。吐きたい。なのに・・・ 百合子は、自分の体の変化に
気付いていた。気持ち悪いはずなのに。吐き気を催す相手なのに。なのに、
この執拗で容赦ない乳首への快楽攻めに、自分の意思とは無関係に硬くなっていく乳首。
恥ずかしかった。自分の体が憎かった。死にたい。もういや、やめて。離して。

「おい、もう充分だろ。最初はおれの玩具になるんだからな。」後ろで
百合子の体の自由を奪っていた男が、乳首を厭らしく嬲り続ける男に言った。
男は、名残惜しそうに口から乳首を吐き出すと、最後に未練たらしく、
ぺろりと舐めあげた。その気色悪い感触に、百合子は「ひぃっ!」と身をよじらせた。

「さ、そろそろ下の方も、脱がせるか。」男が仲間2人に声をかけると、
2人とも「いよっ、待ってましたあ〜!!!」と囃し立てた。
え?下も?本当に全部脱がされるの?ここで?こんな人達に?あたしは・・・
後ろで男はまた百合子の手を左手ひとつに持ちかえると、
右手でスカートのホックに手をかけた。百合子はびくっと体を震わせると、
懇親の力を振り絞って「いやああああ、やめてええええ!!!」と絶叫した。
199名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 21:33:20 ID:px9tYUze
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 続き!続き!
 ⊂彡
200名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 11:35:27 ID:Pp6SuvzQ
>>193の3枚目の「トルネードの女」の予想が当たって悶絶した
熊田一家の情報収拾能力ヤバスw
201極道の中心で愛を叫ぶ:2006/12/07(木) 17:32:44 ID:2+tjSVWm
感想、乙。実は、文芸調やパロの方が書いてて楽しい。

とっとと裸に剥いて、がんがん突っ込んでって展開でも良いが、
香椎の顔が浮かぶと、筆が止まる。
ドラマを録画して何度も見ると、こういう弊害がw

後でまた少し、投下します。長くてスマソ。
202極道の中心で愛を叫ぶ:2006/12/08(金) 12:30:43 ID:rTW+Mt8h
第三章 危機一髪

その少し前。「あ、兄貴。なんか変な3人組が女に絡んでます。」
タコが道の反対側を指差した。「知るか。こんな時間に1人で歌舞伎町を
ふらつく女は、男に姦られたい欲求不満女なんだよ。」いい加減な事を言って、
熊田はそのまま行き過ぎようとした、その時。

「あれ、ぼっちゃん。いえ、若頭。あの女は・・・」海坊主が目を凝らした。
「あれ、榊の女ですぜ。」「何ぃ?!」榊の名前に、思わず熊田は反応した。
よく見ると、確かに2枚目の写真の女だ。「どうします、若頭。」海坊主が尋ねる。
「けっ、知るかよ、榊の女なんざ。」そう吐き捨てて、熊田は行き過ぎようとした。
が。「おい、池照。俺より先に、あの3人が榊の女の味見するってのも、癪だな。」
海坊主は、承知しましたというように、手下の2人に目配せした。
2人は了解のしるしに頷いて、道の反対側、ちんぴらたちが消えた路地裏に走った。

「若頭、こちらです。」さっき路地裏に消えた手下2人の内、1人が
汚い7階建ての雑居ビルの6階に、熊田を案内した。薄暗い廊下の片側は窓、
反対側にはドアがずらっと並んでいる。エレベーターからほど近い、2番目の
ドアの前に、もう1人の男が見張るように立っていた。

その男は熊田たちの姿を認めると、「ここです。」
押し殺した声で、そのドアを指差した。
と、中から女の絶叫が響いてきた。
『やべえ、遅かったか?!』慌てて熊田は、そのドアを蹴破った。

ドアを蹴破り、中に入ってまず熊田の目に飛び込んできたのは、
女の白い上半身だった。ブラジャーが首元近くにまでずり上げられ、
双の乳房が、ピンクの乳首が・・・

「きゃああ、何よ。もう、何なのよおぉ!!」百合子は新たな男の侵入に、
また自分を陵辱する人間が1人増えるの?と絶望の内にも数学教師らしく、
条件反射で人数を数えていた。

背後で百合子のスカートを今まさに下ろそうとしていた男、そしてその手前で
下卑た顔で囃し立てていた2人の男は、突然の侵入者に最初は驚いたが、
入ってきたのが1人だけと見て取ると、こっちは3人だとばかりに
「何だ、てめーは。」「オラア、邪魔すんな!」「殺されてえのか!!」
と各々が余裕たっぷりに威嚇し、大声で怒鳴った。

熊田は、そんな怒鳴り声に動じるはずもなく。ニヤッと笑うと、
「その女を離しな。」と低い声で言った。

薄く笑った凄みのある顔、ドスのきいた声。
ちんぴら3人は長年の経験から、それが極道者だと瞬時に気付いた。

3人対1人なんて生易しいもんじゃない。こいつの後ろには、一体何人のやくざが
控えているのか。自分達は地雷を踏んだのか?この手にした獲物は、
実はとんでもないものだったのか?部屋中に緊迫した空気が充満する。

と、百合子の両手を後ろ手に締め上げていた男が、その手を離した。
急に開放された百合子は、ヘナヘナと崩折れるように床にへたり込み、
次いで慌ててズリあげられていたブラジャーを元の位置に戻した。
203極道の中心で愛を叫ぶ:2006/12/08(金) 12:35:44 ID:rTW+Mt8h
「お前ら、目障りだ。とっとと失せな。」熊田がドアの方を顎でしゃくった。
男達は媚びへつらうような笑顔で「いや、すみませんね。あの、こちらさんに
ご縁のある方とは存じませんで。」ヘラヘラとご機嫌取りのように言い、
出て行こうとしたその時、熊田の耳に男達の1人が、仲間に何か言うのが聞こえた。

「ちっ、あいつ鋭牙会だぜ。」

鋭牙会。榊という単語の次に聞きたくない言葉。この開襟シャツの俺様が、
夏でも襟袖ぴっちりで暑苦しい、あのカラスの鋭牙会だとぉ?!
目も眩むような怒りで、熊田は一番近くにいた男の背中を、蹴り倒した。
男は、2メートルほどぶっとんで、廊下に転がった。

「おい、池照。そいつらに、ちょいと礼儀ってもんを教えてやんな。」
熊田は入り口の陰に控えている海坊主に、低い声で命令した。
「へい。」短く答えて、海坊主は手下に目で合図した。廊下に控えていた舎弟達が、
ちんぴら3人をどこかに引きずって行く。

「え、ちょ、ちょっと待って下さい。すみません、すみません、
もうしませんから。」3人が口々に必死で謝る声が、どんどん遠ざかっていった。

さて。では、この榊の女の味見でもしようか。

熊田は、親切で助けたのではなかった。
自分より先に榊の女に手をつけようとした奴らを、排除したまで。
ちんぴらを追い払ったら、当然榊の女を犯すつもりだった。
幸い、ベッドはまだ使われていない。他の野郎の精液でベタついた
シーツの上で女を抱くなんざ、まっぴらだからな。

熊田は、放心して床にへたり込んでいる百合子の前に行くと、
榊の女の顔をよく見ようとしゃがみ込んだ。その時。

百合子が上半身にはブラジャーしか着けていない事も忘れて、
いきなり熊田の首に両腕を巻きつけ、抱きついた。そして、
「ありがとう、ありがとう。」と何度も繰り返しながら、大声で泣き出した。
「怖かった・・・ヒック、すっごく怖かった・・・ヒック、ありがとう。」
子供みたいにしゃくりあげながら、熊田に抱きついて泣く百合子。

??? えーと・・・

熊田は想定外の百合子の動きに、戸惑った。心底、驚いてもいた。
熊田の予想では、自分の事を榊から聞かされている(はずの)この女が、
俺をきっと睨み付け、「熊田一家の助けなんか要らないわよっ。
あたしを誰だと思ってるの!」と啖呵切るはずで、そこを俺が
「なんだとぉ、このアマぁ!!調子に乗るんじゃねえ!」
と怒鳴りつけて、ベッドの上に放り投げ、暴れるのを押さえつけて、
へっへっへ、と犯っちまうはずだったんだが・・・



へっ、ありがとうって言われるのも、悪くねえな。


ーーーーーーーーーーーーーーーー

軌道修正、やっとでけた。駄文長文、スマソ zro

204名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 01:21:29 ID:fLyX+7NN
うーん、軌道修正しない方がよかつたですね。

205名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 23:48:58 ID:gxjoKqtH
エロが失われたのは残念だが、この方がマイ★ボス マイ★ヒーローらしくはあるかもな。
このまま水島先生を襲いに行って、完全にアウトの筈が逆レイプされて、極みの技によって
逝ってしまい水島先生の舎弟となる熊田が見たい。
206名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 12:25:26 ID:uoHkJUTB
みずくま編

保健室のドアがガタガタっと鳴ったのは、廊下の窓から吹き込んでくる
木枯らしのいたずらだと思った。こんな遅い時間に生徒が来るはずがない。
だが。「おい。」低い声がした。驚いて戸口を振り返ると、見知らぬ男が立っていた。
予期せぬ訪問者。「あなた、誰?」

熊田は答えず、ずかずかと保健室の中に入ってくると、簡易ベッドの周りの
カーテンをしゃーっと開けた。なるべく、この榊の女を見ないようにして。
他の女を思い浮かべれりゃ良いんだ。そう、俺が目を閉じてりゃ、デキルさ。

・・・・・・・

な、なんだ、このババアのは・・・匂いもいいぜ、ババアのくせに・・・
いや、ババアだからこそ、うまいのか?あふう、ふうぅ・・・ああ。
ああ、うまい。うま過ぎだぜ、ババア・・・ うまいだけじゃねえ・・・ 
熱い。ああ、ふうううう・・・

あうっ! 突然、その熱さに直撃された熊田は、頭を激しく振って、身悶えた。
うううぅ・・・

「ごめんなさい、ちょっと熱すぎたようね。ふうふうしながら、飲んでね。」

水島先生はすまなさそうに、舌をやけどして悶絶している熊田に声をかけた。

って感じか?

すまん、ちょっと逝ってくる。
207名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 22:25:39 ID:ta/OqrC9
美喜男は、女が充分に濡れているのを確認すると、時間を惜しむかのように、
一気に女の秘所を貫いた。
「ひいぃっ、あうっ!」女はシーツを掴んで、のけぞった。

美喜男の無駄な贅肉のないその体は、女の両足の間で、
しなやかにグラインドする。そして、女の両足を肩の上に担ぎ上げると、
猛り狂った男根を、更に奥深くにまで突き入れた。

「あうっ、ふ、深いわ、す、すごい、はぅ!!」
女は狂ったように腰を振り始めた。
「うっ、はああ、うッ」美喜男は、女の反応を見ながら、
更に激しく腰を打ちつけ・・・たところで、胸のランプが赤く点滅を始めた。

「くそう、もう90秒か。」

美喜男は、90秒以上激しい運動のできない己の体を呪った。


パロって・・・ なんか楽しいね。
208名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 16:26:19 ID:Jg/J/G6r
そして、また誰もいなくなった・・・でつか。
209名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 16:28:04 ID:Jg/J/G6r
うわああ、ageちまった。スマソ
210名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 16:33:32 ID:v9fpBBGm
>>203の続きがあるなら、遠慮せず投下汁。
住人もromもいなさそうだし好き放題やっちまえ。
新しい世界を見せてくれ。
211名無しさん@ピンキー
そういえば、ピンク板って年内閉鎖だっけ?好きな話がいくつかあるから、
スレごと保存しとこかな。もう、投下はなさそうだし。