【葉月】ときメモGSシリーズでエロパロ【佐伯】

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1名無しさん@ピンキー
2が発売目前だし、ここはひとつどうだろうか
2名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 15:08:41 ID:94QWVlGr
2get
3名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 17:41:37 ID:v24XYM21
3get
4夜の海:2006/07/29(土) 23:14:56 ID:mr2VVRFJ
「なあ、知ってる?この海には人魚がいたんだぜ」
佐伯君の囁きが私の耳をくすぐった。
振り返ってみたけれど、夜の砂浜ではおぼろげな輪郭しかわからない。
「見たことあるの?」
つとめて明るい声でたずねてみた。
時々佐伯君は、別人のように雰囲気が変わってしまう。
いつもの私だけへのいじわるな態度じゃなくて、苦しそうな切ないような。
何か悩みがあるんだよね?バイト仲間で同じ学校の私にもいえないようなことが。
そんな佐伯君の変化に気づくたび、打ち明けて欲しいと願うけれど、バイトの帰りに送ってもらってる今は、なんだか怖い。
夜の闇に包まれて、波の音を聞いている今は。
「あるよ」
佐伯君の足が止まった。
「あはは。でもいたってことは、今はいないんだ?」
「おまえ、わかってて言ってるんじゃないかと思うね」
「え?」
きっと眉間に皺を寄せて苦笑いしてる。
「そうだよ。人魚をこの海にいられなくさせたのは・・・」
ふいにきつく抱き寄せられて、後の言葉を聞き取ることはできなかった。
5名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 00:32:45 ID:o9Rbq4ud
hosyu
6名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 23:23:56 ID:b/ijFYex
hosyu
7名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 18:11:10 ID:EB/4sH1F
神光臨待ってます
8名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 20:46:12 ID:AwZGNN4t
前にスレあったよね? 保管庫も
9名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 02:44:06 ID:f4mgZyfg
テンプレ持ってきた

1 名無しさん@ピンキー sage 2005/06/08(水) 03:50:51 ID:3zZVoHdT
素敵なエロ話でスカーッとしましょう♪
エロエロハッピーエロハッピー!!
○SSの神のご光臨お待ちしております。
○sage進行でおねがいします
○雑談OK!
SS貼り付け前や感想を言う前の“気配り”を忘れずに。
過去ログ及びローカルルールや
ローカルルールにするまでもない注意書きは>>2-10辺り
10名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 02:44:39 ID:f4mgZyfg
9 次回テンプレ(改正済み部分のみ) sage 2005/06/11(土) 23:20:15 ID:5Jn56XOJ
909 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2005/06/05(日) 12:13:04 ID:BonBsPd4
●気配り例(ローカルルール)●
1.鏝半は連作以外は避ける
2.エロナシはスレ違いなので避難所なり各サイトへ投稿
直接行為がなくてもエロい雰囲気のものは投稿可
3.特殊な設定が出てくる場合は最初に宣言をして嫌な人がスルー出来るようにする
※特殊設定の例:鬼畜・3P・百合・当て馬・ライバル
その他主人公×男キャラ以外で波紋を呼びそうな場合や
設定上名前だけの登場の場合も各々考えて随時宣言して下さい
4.「こんなの@@(キャラ名)じゃない」等の意見は避ける
5.470KB辺りorレス数970で新スレを立てる
※新スレ即死防止に、職人さんがSSを準備してある状態で立てるのが望ましい

●ローカルルールにするまでもない注意書き●
1.名前欄は 「タイトル」 にしていただくと、倉庫管理の人が助かるかもしれません。
2.1話完結の場合は 何分の何 と名前欄に書いていただくと、割り込みが防げます。
3.続きものの場合は、「今日はここまでです」と言っていただけたら、
続きがあるのかどうか分からなくて書き込みタイミングを迷っている
私達が書きこみしやすいです。
11名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 02:45:27 ID:f4mgZyfg
10 次回テンプレ(改正済み部分のみ) sage 2005/06/11(土) 23:22:18 ID:5Jn56XOJ
前スレ
【葉月】ときメモGSシリーズでエロパロ【佐伯】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1154153236/
ガールズサイドでエロ萌え 8
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118170251/
ガールズサイドでエロ萌え 7
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1082134029/
ガールズサイドでエロ萌え 6
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1059833496/
ガールズサイドでエロ萌え 5.5
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045920058
ガールズサイドでエロ萌え 5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1045/10456/1045617301.html
ガールズサイドでエロ萌え 4
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1035647717
ガールズサイドでエロ萌え 3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1026/10269/1026922511.html
ガールズサイドでエロ萌え 2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1026/10261/1026148760.html
ガールズサイドでエロ萌え
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1025/10254/1025465341.html
【有志ページ】
●SS保管庫●
http://gs-ss.s7.x-beat.com/
12名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 09:17:24 ID:/FPZUGBd
ほしゅ
13名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 16:07:35 ID:ZvD/J3j6
携帯から保管庫に入る方法を誰か教えてくれorz
14名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 16:09:09 ID:ZvD/J3j6
携帯に保管庫から入る方法を誰か教えてくれorz
15名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 16:15:28 ID:9gGYYgP+
携帯でなんでもできると思ったら大間違い。頭を冷やせ
16名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 04:37:47 ID:KA34hKdr
若×主人公書こうとしたが難しいな
ネタが漠然としか思い付かん

花屋×有沢が見たいんだがどうだろう
17名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 19:04:08 ID:r41/BK+X
志波×主人公が見たいな。
つうか奴の場合、室内ブール三回目の後とか、
夜布団の中で絶対思い出しハァハァしてそうだ。
18名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 23:18:41 ID:+x80SYun
氷上×主人公に萌える。
19名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 01:54:32 ID:M3sA/5RS
志波のためにあるようなスレだなwww
20名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 02:46:18 ID:+2DLtB80
志波三回目室内プールの「よし」は、
「(こんなカッコであんな密着したらちんこ固くなってるのバレるよなー
やべーよなーでもここで断ったらかえって不審がられるかもしれないしなー
そうだこういう時はおかんのヌード想像すればいいって誰かが言ってたなー
おかんのヌードおかんのヌードおかんのヌード〜
ふ〜なんとか収まったぜー急げー今のうちだー) ・・・よし」
というくらい深い意味合いが込められてると思う。
21名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 02:58:25 ID:c6N197Zi
若は「育ててあげる」がエロく感じた。
あんなさわやかで可愛い言い方だけどさ……
声が優しげでエロいんだよ若……
22名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 03:46:20 ID:kQrZljqk
まあ中の人が元来鬼畜攻な人だからなー。
ついなんか裏があるんじゃないだろうかと思ってしまうよ。
必殺仕事人の八丁堀みたいにな。


そういう妄想もいいかも。
23名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 05:04:42 ID:kGp48JnO
若主の始めてのお宅訪問を書きたいんだが、
ゲーム中は若の家デートなかったよな?
でも卒業してからより、在学中に訪問設定っての方が書きたい…
24名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 08:00:19 ID:c6N197Zi
>23
ゲーム中でお宅訪問欲しかったから、読めたら嬉しい!
若の家はアパート&猫が居るってことしか情報なかったよね。

若主はゆったり純愛でもS若でもどっちもおいしそう。
本スレかどこかに以前あった「1より2の方が主人公がグラマーに見える」
って書き込みにも萌えるな。実際プレイしたら2は割とおっとりタイプだったし。
25名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 18:56:45 ID:SF+vrTvT
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカツルツルピッカピカ
 (0゜∪ ∪ +
 と__)__) +
26名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 20:24:37 ID:V6+5oUPS
1日に1レスあればしなないと思うから、
普通にエロ妄想してればいいんでないか?
私は近いうちに、1の書きかけしあげてくるよ。
2はまだゲームする時間がなくて。
27名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 23:26:25 ID:zgv+pU2Y
「どうして欲しいんです?言わないとわかりませんよ」

とか、優しい声で言葉責めしそうだ。若。
28名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 23:27:13 ID:zgv+pU2Y
(´・ω・`)ごめん、sage忘れた…
29名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 12:21:35 ID:8LKlDVKH
無垢な氷上を鬼畜主人公が犯すのキボン
30名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 19:51:00 ID:vg7HGmID
猫ハウス訪問書きたいが、なかなかエロに突入しない…
前後に分かれそうなんだが後だけエロでも平気?


ブツの大きさは花屋と志波がツートップだろうか
クリスのお国柄と若のアメリカ経験がどの程度か…
氷上は童貞でFAだな
31名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 20:13:42 ID:ub2MP1KJ
若はなー。 好きになったことないとか言ってたし、アメリカ時代に異性経験が
あったのかどうか。
どう設定していいのか悩む。
32名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 20:53:55 ID:vm3rWyip
ほしゅ
33名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 21:49:29 ID:2dYcxRi0
さすがに経験なしってことはない気がする……>若
ちゃんとした恋愛の末の肉体関係は、持ったこと無いかもしれないけど。
34名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 02:26:57 ID:iclNSxiV
若、童貞設定も良いけど個人的に

女性経験は豊富だけど、好きだからというより礼儀として行為に至っている
心だけは童貞キャラというのも捨てがたい
35名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 02:51:32 ID:Lo5zG6U0
>34
有り得る感じだな。

個人的には若以外はほぼ全員チェリーだと思っている。
ハリーなんか、ほっぺに事故チューで3年間悶々としてたような奴だぞ。
36名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 03:30:26 ID:rd3Gj8L0
花屋は童貞なんかなぁ
37名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 03:58:42 ID:UHTbovR1
若は年齢や過去がイマイチはっきりしないね
でも読みたい

「せんせー!先生は女性との経験はあるんですか?」
「一時期ある女性(ry」
38名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 23:50:03 ID:+30NVpUu
キテルで修学旅行の教頭が来た時の台詞みて
オマイ、もう一度見回りが来て一緒に隠れたら何する気だ?とwktkしてしもた。
押し入れで触り放題?(;´Д`)ハァハァ
それとも布団の中で触り放題?(;゚∀゚)=3
テーブルの下で・・・はちと無理か。
39名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 00:28:57 ID:NylmjJl5
>>38
それならテーブルの上で
40名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 01:04:28 ID:8cpOBb6+
隠しもいいよな
いじっぱりな2人の初体験とか
41名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 02:38:50 ID:UUBN7AHh
若って自分のこと僕で良かったっけ?
42名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 02:54:09 ID:xyEylpQ6
多分それでおk
43名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 02:58:25 ID:XEEyrFbl
いつもは「先生」時々「僕」
そんな若萌え
44名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 03:52:11 ID:OvirHB+Q
若 ハァハァhァ!!!!!
45名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 04:39:14 ID:erlql12v
主人公鈍感なのに無意識誘い受けがスゴいな
志波との家デートなんか押し倒されても文句言えない
志波×主妄想だけならガンガン浮かぶのにSSとして纏まらねー
46名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 16:00:33 ID:p6ykdWbD
志波の心の中見てみたい。
主人公ちゃんはすべての男に狙われてるとか思ってそう
47名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 16:55:29 ID:E4QqwUBS
とりあえず本編見て浮かんだ妄想

ちんこを出しながら
「見ろよ〜ほらほらほら」
と嬉しそうに言う花屋

「ホテル行こうぜ。君、意地っ張りだから自分からは言ってくれないだろ」
な隠し
48名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 19:48:36 ID:xyEylpQ6
恥ずかしくないですよ、
恋人に欲求をぶつけることは人間としては自然な事ですから

と言いつつデイジーを脱がす若
49名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 20:56:51 ID:zKL5UucL
>>47

最初のだけは想像が難しいww
でも後の二つはリアルに言いそうだ
50名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 21:15:29 ID:dsoh+wVB
>>47
隠し違和感ねえww
51若×デイジー 0:2006/08/10(木) 21:46:55 ID:UUBN7AHh
病気若との超捏造話を書いてみたんだが。
これじゃ灯台のはセカンドキスじゃねーよって突っ込みはナシで。
あとどうしてもエロの部分が書けなくて朝チュンならぬ夕チュンみたいになっちゃったお。
そんなんでよければ読んでください。
あ、27さんのセリフいただきました。
52若×デイジー 1:2006/08/10(木) 21:47:49 ID:UUBN7AHh
『熱』


昨日、若王子先生が学校を休んだ。
他の先生の話しだと風邪で熱がでて起き上がれないらしい。
『先生1人暮らしだよね。 ゴハンとか大丈夫かな』
今日は日曜日だし、心配になって朝からお見舞いに行くことにした。
以前貰った年賀状の住所を頼りに尋ねていってみると。

「ここが先生のアパートかぁー。 ……ちょっと凄いかも」

あった。築何十年も経ってそうなボロアパート。 まさにそんな感じ。
「教師って、お給料安いのかな」
取り合えずカンカンと音がする安っぽい錆びた鉄の階段を上って該当すると思われる部屋の前に立つ。
表札がないからちょっと心配だけど……ドアを叩いてみる。
ドンドンと叩いてみてもなかなか出てこない。
まさか意識を失って倒れているとかそういうことじゃないよね?
「先生! 大丈夫ですか?」
心配で思わず大きな声を出してしまうと、それから部屋の中で人が動く気配がしてドアが開いた。
53若×デイジー 2:2006/08/10(木) 21:48:10 ID:UUBN7AHh
「キミか。 どうしたの?」
「先生!!風邪大丈夫?……じゃないみたいですね」
いつものスッキリした若王子先生とはかけ離れた格好。しわくちゃのパジャマで、ちょっと無精ひげで
髪が飛び跳ねてて、熱で顔が赤い。目がぼんやりしている。あこれはいつもか。
「先生、ひょっとして何も食べてないんじゃないかと思って。心配で……」
「あー、大丈夫ですよ。そんなに心配してくれなくても。熱があるだけですからちょっと寝ていれば直ります」
「でも、先生、すごくつらそうですよ。 フラフラしてるし。 私おかゆ作ったら直ぐ帰りますから」
ここで追い返されて溜まるかと私が必死で食い下がると、ちょっと困った顔した先生が言った。
「……えーと、やっぱり先生と生徒が自室に二人っきりってのはちょっと……まずいかと……」

…………そうか、そうだよね。 先生には先生の立場がある。 困るのは先生なんだ。 
先生の迷惑になるのは良くないもんね。

「そうですね。 じゃ、じゃあ、あの、これ!お湯であっためるだけで食べられるレトルトのおかゆも
買ってきたんです。これ食べてください! あ、それとこれヒ○ピタ! 貼るだけで熱下げてくれる
優れものです。 それと解熱剤! もう飲んでるかもしれませんけど念のため。 おかゆちゃんと食べてから
飲んでくださいね。 えっと、御代は結構ですから。 この前一週間も補習してもらったし。 
そのお礼ですから。 それじゃ、あの…えーっとえーっと……………私帰ります!!お大事に!サヨナラ!」
先生におかゆもろもろが入った買い物袋を押し付けて帰ろうとした、そのとき腕をつかまれた。 
54若×デイジー 3:2006/08/10(木) 21:48:29 ID:UUBN7AHh
「あの……」
「エ?」
「あ!そ、そのーーー。」
「ハイ」
「……ちょっと頼まれてくれますか」
「ハイ?」
先生の足元には部屋の奥から現れた猫がニャーニャーとまとわり付いている。
「…………猫のエサが切れて、さっきから『エサくれー、エサくれー』って枕元で猫にニャーニャー言われて
寝られなくて困っているんです。良かったらネコ缶買ってきて欲しいのですが」
そう言いながら拝まれてしまった。
「いいですよ」
「良かった。助かります。 あ、えーと、お金。 そこのスーパーのペットコーナーで買えるから」

早速スーパーに行って買って帰ってくると、今度は部屋のドアの鍵は開いていた。
「どうぞ、狭い部屋ですけど」
部屋は寝込んでいたという割にこざっぱりとキレイだった。 
洗い物とか溜まってるかと思ったのになー。つまんないの。
「先生、起きてて大丈夫なんですか? 私やりますから寝ててください」
「あ、うん……。じゃあ、よろしく」
55若×デイジー 4:2006/08/10(木) 21:48:50 ID:UUBN7AHh
パカリとネコ缶を開けてエサの皿にあけてやると、どこからやってきたのか猫が一匹足元をするりとすり寄ってきた。
「ナー」
「あ、あなたが若王子先生の猫なの? はじめまして。先生の教え子です。ヨロシク!」
「ナー」
「あ、そうだ。エサだよね。 はい。これでいいのかな? 水も要る?」
「ナー、ナー」
ペチャペチャとエサを食べ始める。 かわいいー。それに人懐っこいなー。 初めてあった人間なのに恐がらないな。
「先生はお熱だしてるから、起こしちゃダメだよ?いい?」
「ナー」
「お? 私の言ってることが解るの? おりこうさんだねー」
「ウナーン」
「夜の分は私が帰る時に、また皿に入れとくね。 だから先生を『エサクレー』って起こしちゃダメだよ?」
「ナー」


先生にもおかゆを食べさせて、その後食器を洗っていると、いつのまにか先生は寝てしまったみたい。

56若×デイジー 5:2006/08/10(木) 21:49:09 ID:UUBN7AHh
「先生、寝ちゃった?」
「…………あ、スミマセン。つい、うとうとしてしまいました」
「うとうとじゃなくて熟睡しないと熱下がりませんよー。 あ、そうだ。ネコ缶のついでにモモ缶
買ってきたんです。食べれますか?」
「モモ缶?」
「熱を出したらモモ缶でしょ? 私も熱を出すとよくお母さんに食べさせてもらいましたもん」
「……そういうもんですか」
「そうですよ? ハイ、アーン」
「ヘ?」
「ハイ、アーン」
「アーンするんですか?」
「あ、私ったら。いつもお母さんにやってもらってたからつい!!すみません。大人の人にヘンですよね」
「……アーン」
先生はちょっと照れたように口を開けた。
口の中にフォークで小さく切ってあげた黄桃を入れてあげると、嬉しそうに咀嚼している。
「冷たい。 口がさっぱりして気持ちいいですねー」
「でしょ? はい、もう一つアーン」
「ン、アーン」
先生は本当に嬉しそうだ。
「アメリカに居たときは熱を出しても、医師やクスリを与えられただけで、部屋にいつも一人。
誰もが僕の身体を心配してくれましたけど、それは研究に支障がでるからであって、
誰も僕のことを心配してはくれなかった」
「先生……」
「風邪をひいてこんな暖かな思いをしたのは初めてです。 これは熱が見せた幸せな夢なのかなあ」
「………………先生」
57若×デイジー 6:2006/08/10(木) 21:49:30 ID:UUBN7AHh
そんな寂しいこと言わないで。
そんな私の思いが顔に表れていたのか先生がにこりと微笑んで、でもいつもの先生では到底言いそうに
ない言葉を口にした。

「キミも食べてみますか?」
「えっ?」
「かるく口を開けて」
「えっ?」
先生は皿から小さく切った黄桃を口に含んで、私の顎を摘んで唇を合わせた。
「う……ウ…ン」
先生の口の中から冷たい桃が入ってくる。そしてそれを追いかけるように先生の舌も入ってきて、
私の舌と桃と絡み合う。
舌の裏をくすぐるように舐められて背筋がゾクゾクする。
「ふわあぁ……うむ…………ぅんン」
ごくりと桃を飲み干す。
先生の唇から濃厚に漂う桃の香りと、自分の舌に残る感触と甘さにクラクラしてしまう。
「せ…んせぇ」
先生は熱のせいか顔が赤く息も荒い。 いや、息が荒いのは私かな。もうよく解らない。
「なんですか?」
「せんせぇ……私……」
「どうして欲しいんです? 言わないとわかりませんよ」
「せんせぇ。もっと……食べたい」
「困った生徒ですね」
そういうと先生は今度は桃は含まずにいきなり深いキスをしてきた。 先生の舌が私の舌を追いかけて
室内にくちゃくちゃと水の音が響く。初めてのキスとは全然違う。 気持ちよすぎて頭の中がボーっとする。
先生の息、熱い。
58若×デイジー 7:2006/08/10(木) 21:49:47 ID:UUBN7AHh
「僕の中にこんな気持ちがあったなんて……」
「……『こんな気持ち』?」
「愛おしい、でも教師である僕にこんなことさせるキミの無防備さが憎い。
絶対に我慢しなきゃならない、でも全然我慢できない。
やさしくしたい、でも今直ぐに引き裂きたい……もうムチャクチャです。
自分の感情がコントロールできないなんて……初めてですよ。 これも熱のせいかな」
「それなら、私……熱に『ありがとう』って言います」
「……もー、キミはぁ」

そのまま布団に押し倒された。
布団、先生の匂いがする。
いつもの先生じゃない、真剣な顔をした先生がすぐ目の前にいる。
「声出さないで。 ここ安普請だから」
「…え…あの……ガンバリマス……」
「先生は今日は熱で理性というリミッターがぶっ飛んでいますので、キミの限界とか考えられそうにありませんから
先に謝っておきます。ごめんなさい」
その後に言おうとした『先生、大好き』って言葉は口をキスで塞がれていて言えなかった。
59若×デイジー 8:2006/08/10(木) 21:50:16 ID:UUBN7AHh
    □■□

セックスに疲れて、でも満たされて眠っているキミの横で僕は幸せを噛み締める。
汗をかいたせいか、持ってきてもらった薬のせいか、熱はすっかり下がっていた。
今は意識がハッキリしているので、以前からあんなに僕の願望から目を逸らせてきたのに、
ついに彼女に手を出してしまった事に激しい後悔。
教え子にして許されることでは絶対にない。
しかし、これが僕の本当に心の底で望んでいたことだと思うと、自覚できて
良かったとも思える。 でないと僕は自分の願望を見て見ぬフリを永遠にしてしまいそうだから。

さっき熱がピークで朦朧としていたときキッチンから聞こえてきた、キミと猫のやさしい会話。
シンクの水が流れる音、皿がカチャカチャ鳴る音。
いつかキミに話した僕の『将来の夢』。
あのときは漠然としていたけど、本当はこんな毎日を思い描いていたのかな。
キミとこの部屋、いやもっとマシな部屋がいいけど、キミと僕と猫と皆で毎日ほんわかした毎日を送れたら……。

「先生。どこにもいかないよね……」
「ええ、どこにもいきませんよ。 ずっとココに居る」
「よかった」
そう言って安心して眠ってしまったキミ。

(でもどこかへ行ってしまうのはキミのほうじゃないのかな)

60若×デイジー 9:2006/08/10(木) 21:51:04 ID:UUBN7AHh
もうすぐ三学期。
三学期が終わればキミはあの学園を卒業する。 学園を卒業すればキミは学園に来なくなる。
僕はずっと学園で先生のまま。 キミは僕の事なんて忘れちゃうんじゃないかな。
いままで僕の周りで『若ちゃん』『若サマ』とまとわり付いてきた女の子達のようにね。
ふらりとやってきて数日居ついてエサを貰って、でもいつのまにか来なくなっている猫みたいに、気まぐれな女の子達。
キミももしかしたら……

そのときのショックに、僕は耐えられるのかな。

「ナー」
今まで気を利かせてどこかに遊びに行っていたのか、ふいに現れた猫が僕達を包む布団の上に無遠慮にのっかり、
そして丸くなって寝てしまった。
「大丈夫。 まだ僕は信じることができるよ。 キミは他の猫とは違うから」
そういって猫の頭をなぜてやると、猫が僕の睡眠を散々邪魔したくせに文句をいうような顔でまたナーと一言鳴いて
直ぐに眠ってしまった。


糸冬


======
以上です。
お付き合いくださった皆様、ありがとうございます。
本当は押入れの中にネコ缶の山と洗濯モノや食器の洗い物の山があることはデイジーにはナイショです。
61名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 22:04:57 ID:xyEylpQ6
神GJ!!!!!1111
素晴らしいです
微エロでもよいですね
62名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 22:24:00 ID:pz5ajAtU
GJ!GJ!若サマテラモエス
63名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 23:18:12 ID:VoOKr0oQ
キタコレ 超GJ!
そして、地味にぬこたんもGJ!
64名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 23:55:40 ID:8cpOBb6+
ネ申  降  臨

若への愛しさと神への愛しさが溢れてきた
65名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 00:19:53 ID:jW6dxlc0

GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ!!!!!!
66名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 00:48:51 ID:yG/v6vnw
神愛してる
67名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 06:52:45 ID:W6tUqtrc
志波×水着エプロン主人公
68名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 12:32:11 ID:a7/dxDJ9
理性を抑えきれない氷上×主人公
69名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 01:16:32 ID:zM0j9GLO
結局いつものノリで、ムードも何もないキテル×主人公
70名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 11:41:29 ID:saOXUkxl
>>69援護
71名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 12:48:49 ID:qKVMU3jd
猛獣(志波)×小動物(デイジー)
72名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 13:04:13 ID:Fqqw2Sq9
漏れはデイジー×志波派
73名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 22:25:53 ID:aPGSS6R7
小動物デイジーに懐かれて理性のきれた志波
74名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 02:24:13 ID:4SkMyyqA
志波3回目部屋デートで洋服がキャミとデニム
ミニスカだったデイジー。
臨戦準備万端です。
75名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 05:08:57 ID:4yYxWdiK
志波大人気ww
76名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 15:21:39 ID:9PdBE3jL
キテルと主人公の甘甘で
77名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 15:41:27 ID:p4LvS1XE
今度志波の家にいくときは季節省みず水着で行こうと思う
78名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 20:34:51 ID:JLzE5qhh
ならばキテルの部屋に行く時はスク水で行こうと思う
79名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 09:46:14 ID:51MKto7Q
キテルとデイジーの濃厚チョッププレイ希望
80名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 14:27:18 ID:EALAkF8c
マジレスするとスク水はプール・海以外のデートでは着れない罠

てことでキテル希望
81名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 15:10:11 ID:8vODyq5O
好きな色=水着の色だったら褒めてくれるんだろうか…
82名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 15:59:16 ID:cJz1AJT7
姫子×デイジーで鬼畜百合
83名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 16:09:00 ID:mVIbWg3+
姫子のお付き2人に羽交い絞めされたデイジーに姫子が悪戯して
「はしたないわデイジー…クス」とかいったりするんですね
84名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 16:54:13 ID:3MnmKBmg
>>83
冬コミ三日目に出そうだな
85名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 16:59:05 ID:bb4C8/ET
水着エプロンで客から悪戯されまくるデイジーたん希望
86名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 21:36:37 ID:kB+/ew/3
そしてその後、苛立つキテルと店の裏でやってしまえばよろしい
87名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 21:38:05 ID:7SXKFx6O
「頼むよ!もう耐えられないんだ…!」
88名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:58:43 ID:BLwhFndJ
なんか書いてみよう!と思ってふと気付いたんだけど、SS中に主人公の名前出す場合、名前どうすればいいんだろう?
いくらなんでもデイジーじゃギャグだよね…?
89名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:01:16 ID:+P1ds8UM
こなみみなこ
9088:2006/08/14(月) 23:11:38 ID:BLwhFndJ
ほんとに?
91名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:24:01 ID:bYDDxUlm
漏れ名前考えるの面倒だから
コナミミナコにしてる
92名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:30:58 ID:2YXNpQwm
>>88
デイジーだと確実に笑ってしまうww
こなみみなこでも別に平気だと思うけど、うまいこと名前出さない職人さんが多くないかな
ともかく>>88に期待してテカテカしてます
93名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 00:23:01 ID:BUzzNMub
家デートの時はいつもピュア水着(黒)で出かけている私が通りますよ、と。
私の目が悪いせいか、どうみても下着にしか見えないんだ。
冬はさすがにデイジーが可哀想なので、ショールをつける。
94若×デイジー 9:2006/08/15(火) 00:40:57 ID:Y3fNJrfJ
水着エプロンでバイトしてたら、ときめき状態の若に見つかって
「こんな格好のバイトは先生が許しません!」とマジ切れしてキテルと火花パチパチ。
その後、先生が強引にお持ち帰りしてお仕置き。

……これなんてエロゲ?
95名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 01:05:28 ID:5BC0qCn7
つ「ときメモGS 2nd Kiss X-RATED」

ところで今回GS2で非童貞はいるんだろうか?
96名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 01:06:59 ID:2tIT1lTH
・・・デイジー?
97名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 01:07:30 ID:2tIT1lTH
おっと男じゃないやwww
98名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 01:20:54 ID:5BC0qCn7
なんていうか、処女だが非童貞でも納得は出来る。<デイジー
99名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 07:32:09 ID:b02EwDZV
上でも出てたけど、順当に行って若、花屋は非童貞じゃないかな。
若は通過儀礼的に、花屋は高校時代に少しだけって感じ。
100名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 10:25:05 ID:TlhvBrJ/
運動は疲れるからキライって若、
セックルはどうするんですか(´д`)
101名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 10:30:13 ID:nAmRlHl5
若なんかは美女をあてがわれていたんじゃマイカ?
研究に支障が出たら困るとかなんとか。
今までスポーツのように思っていたがデイジーと出逢って……
という若キボン。
102名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 11:34:13 ID:w9WsWxRV
先生は大人だから、バイプだって使っちゃうんです。
103名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 11:37:57 ID:LhFwUDft
デイジーに「ご奉仕」させた後、
「はい、よくできました」と言う若キボン。

いや、攻略スレの方で、学園演劇スチルの若が
S属性、とか言われてたもんで…
104名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 11:45:40 ID:w9WsWxRV
×バイプ
〇バイブ
予測変換の馬鹿!

確かに若はドSっぽい。「教えてあげる」でゾクゾクしたw
105名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 11:54:12 ID:w9WsWxRV
ゴメ…「育ててあげる」だよ…

徹ゲーのせいかもしれないから寝てくるorz
106名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 12:19:44 ID:WfLrMn0G
>>105
若はそこはかとなくS臭するね
育ててあげる発言も、自分好みに育てるの好きそうだし
普通に最中でも「ここがいい。ピンポンですか?」とか
「先生は大人だから●●●だってしちゃいます」とか口に出すの憚る事でも
楽しそうに言って実行に移すに違いない
107名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 13:12:10 ID:vnJ/inCg
志波は中学時代野球部止めて荒れてたころ経験済みとかあっても納得できる
氷上とハリーが童貞なのはガチ
108名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 13:39:41 ID:1wWwLuf+
氷上は婚前交渉なんてとんでもない!とか思ってそう
109名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 17:06:23 ID:nAmRlHl5
でも下校時の飲食は〜何て最初は言いながら、
主人公に好意を持つにしたがってそれもオッケー、に変わるところを見ると
自分の欲望には割と忠実なタイプと見た。>氷上
110名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 20:02:07 ID:COvFjZxb
食欲と性欲は繋がってるというから、主人公が食べてるのを見てちょっとキてたりしてな
111名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:24:30 ID:tG5r26Ib
若×デイジーでSS初挑戦してるんだけど、難しいね。
設定、シュチュエーションが命だと思うんだけど、誰かヒント下さい。
112名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:39:47 ID:TlhvBrJ/
補習エロ
陸上部合宿エロ
黒板化学式スチルのいつもと違う雰囲気の若で化学室エロ

すごい短絡的でスマソ
若×主 激しく読みたいから頑張れ
113名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:40:15 ID:Y3fNJrfJ
やっぱ学園内でのエチキボーン
114名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 22:07:04 ID:WfLrMn0G
とき修でエロ
告白後の灯台でエロ

しかし112タンの補修エロも堪らん
放課後2人きりの補修なんてもう保健体育の補修しか考えられない

同じく読みたいので>>111さんがんがって
115名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 22:14:00 ID:MG3flnRM
「若は結婚するまでなんにもしなさそう。つまらん」
と思っていた私の考えがこのスレで改められたw
116名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 23:09:42 ID:g3IjwQNX
>111
デート中に雨が降って二人ともびしょぬれに
なってしまったので、先生の家で雨宿り…とか ベタ?
111タン、 ガンガレ、超ガンガレ
117名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 23:16:19 ID:w9WsWxRV
>>115
若はきっとすぐに手を出すはずw
118名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 23:52:45 ID:q4wDk3V3
あの氷上がどうやって手を出すのか興味ある
真っ赤になりながらも決死の覚悟で押し倒したりしたらヌゲー萌える!

>>111
卒業後、若ハウス訪問1回目で……とか
先生大人だから家訪問1回目だって事に及んじゃうんです
119名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 00:21:28 ID:bg1meO7L
一瞬家庭訪問に見えてびびった。
家庭訪問でも事に及ぶ若テラスゴス
120名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 00:50:34 ID:DMBhzVFO
若はせっかく天才科学者なんだから媚薬エロがいいと思う
121名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 01:50:56 ID:TY+Cgxxm
ビーカーコーヒーの中には媚薬が、とか。
122名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 07:08:54 ID:SGBdZZ/5
おまいら妄想しすぎw
(・∀・)イイヨイイヨー 神がんがれ!
123名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 11:23:50 ID:mSCtFzO/
びびびび媚薬若!禿萌えー!

「そんなに欲しいんですか?……困った生徒ですね」

ギャーエロい。
124名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 12:41:38 ID:ExxzD0gT
ビーカーコーヒーの流れで、くたくたになったデイジーたんを化学準備室に連れ込んで頂きたい

…はば学に準備室があるのかは知らないけど
125名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 13:02:14 ID:ceEuM9xC
ハリーネタ禿しくキボンヌ!!!!
126名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 14:12:35 ID:o1ubCtQe
白衣若と制服デイジーを…ハァハァ
127111:2006/08/16(水) 14:25:07 ID:jJEKG84/
111です。現在鋭意作成中です。
そこで質問なのですが、若の家ってやっぱり布団かな?
ベッドの方が書きやすいんだけど・・・
128名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 14:25:10 ID:8TVjLbvi
そんなに怖がらなくてもいい・・・・
先生ちょっと手伝うだけだから
129名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 14:27:55 ID:mSCtFzO/
>>125
神!頑張って下さい!
イメージとしては布団だけど、ベッドでもいいとオモ。
ベッドの場合、すごいギシギシいいそうなヤツでヨロシクw
130名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 14:37:47 ID:l3htxB7A
そうそう、パイプベッドとかの、安っぽ〜いベッドのイメージだなw
131名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 15:04:05 ID:fQGrzzMp
恥じらい効果を狙ってわざと安っぽいベッドを置いてるのか若w
132名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 18:11:55 ID:0hqja8vh
30分刻みでココをチェキしてる自分…
\(^_^)/ オワテル
133名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 19:02:33 ID:ExxzD0gT
>>132
ナカーマヽ(´∀`)ノ
134111:2006/08/16(水) 19:09:51 ID:jJEKG84/
111です。
若×デイジーでss完結しました。
今から投下します。

一応、10話完結の予定です。
少しの間、書き込みをご猶予いただければ幸いです。
135若×デイジー1/10:2006/08/16(水) 19:11:03 ID:jJEKG84/
伝説の灯台に先生は私を迎えにきてくれた。
先生を追いかけ続けた私の高校生活。
勉強に部活におしゃれに恋に、先生のために自分を磨いてきたと言っても過言じゃない。

なんとなくお互いの気持ちを分かっていても、決して越えてはいけない
先生と生徒のラインがそこにはあった。
そんな、私と先生の微妙な関係は、卒業式の日の2度目のキスで終わりを告げ
二人は晴れて恋人同士になった。
・・・はずなのに、未だに先生と生徒の関係を抜け出せないでいる。

卒業から2ヵ月。私は大学生になった。
でも、二人の関係は、高校時代とほとんど同じ。
変わったことと言えば、どこでもいつでも手を繋いでいられるようになったこと、
先生が私を名前で呼んでくれるようになったこと、かな。
デートしてはキスをしてさよなら。
私が見つめると優しく微笑んでキスをしてくれる、大好きな人。
すごくすごく大事にされてるけど、なんか寂しい。


・・・もっと深く繋がりたいと願う私はいけない子ですか?先生・・・
136若×デイジー2/10:2006/08/16(水) 19:11:35 ID:jJEKG84/
そんなある日のデートの帰り道。突然、雨が降り出した。
瞬く間に濡れていく二人。
駆け込んだ神社の軒先で雨宿りをしていたけど、まだまだ雨はこれでもかとまだまだ続く。
降りやむ気配は一向にない。
このままでは埒があかないと、先生は着ていた上着を私の頭からかぶせてくれ
「・・・ここなら僕の家の方が近い。ちょっと走ろうか。」と言った。
先生の匂いのするジャケット。
どしゃぶりの雨の中、先生のアパートまで二人で走った。

間もなく先生のアパートに到着。
噂には聞いていたけど、なかなかの年代モノ。木造2階建ての2階。
初めて訪れた先生の部屋。先生の匂い。
初めてなのになんだか懐かしい感じがするのは何故だろう。
6畳と4畳半の和室。家具は、ちゃぶ台と小さなタンスとその上にラジオ。
・・・そして、小さなスチール製のベッド。
昭和の香りってこういうのをいうのかな。
私はなんだか嬉しくなった。
137若×デイジー3/10:2006/08/16(水) 19:12:10 ID:jJEKG84/
二人とも本当に濡れねずみ。お互い顔を見合わせて少し笑った。
濡れた衣服が体にまとわりついて、私の下着や体のラインをあらわにしている。
・・・先生は気づいているのだろうか?

先生はぐっしょり濡れたシャツを脱ぎ捨てて、露出された両肩にバスタオルをかけた。
「先生のスウェットでいいかな?今、着替えるもの出すから」
先生はタオルも持ってきてくれて、濡れた私の髪を拭いてくれる。
先生の裸の胸元が目の前にきて、目のやり場に困る。
思っていたより広くて厚い胸。・・・いやだ、どこ見てるんだろう私。
私の髪に触れる長くて美しい指。ドキドキが止まらない。

心の動揺を紛らわすため、私も先生の髪を拭いてあげることにした。
「先生も早く拭かないと風邪ひいちゃいますよ? 」
少し驚いた顔。ここまで走ってきたから少し上気した頬。
濡れた髪もあいまってなんだかセクシー。ついじっと見つめてしまう。

「・・・あんまり見つめられると、先生なんだか恥ずかしいですよ。」
ごめんなさい。先生。でもお互い濡れた体はどうすればいいの?このまま?
私の洋服はどうすればいいの?
138若×デイジー4/10:2006/08/16(水) 19:12:47 ID:jJEKG84/
「今、君はえっちなことを考えている。ピンポンですか?」
・・・先生には全部お見通しってわけですか。
「じゃあ、先生は何を考えているんですか?」
「さあ、先生の目を見れば分かるかもしれません。」
いたずらっぽく笑って、先生は目を閉じた。

通った鼻筋。涼しい口元。私の愛してやまない先生の全て。私の前に差し出される。
ヨクジョーってこういうことをいうのかな?
私は先生の首に腕を回し、そっとキスをした。

先生は少し驚いた顔をしたけど、すぐ形勢逆転。
私のあごをつまむと深い深いキスをした。ある時は私の舌を追いかけ絡め、
ある時は歯の裏や唇の輪郭をなぞってくる。ぞくぞくする。大人のキス。
二人の間にタオルが落ちた。

キスだけでこんなに頭の中が真っ白くなって、体の中心が熱くなるなんて
今まで知らなかったよ、先生。
唇が離れた瞬間、銀色の糸が二人の間を繋ぎ、自分のものとは思えない甘い吐息が漏れた。
瞳が潤み、体が熱くなっていくのが自分でも分かった。
139若×デイジー5/10:2006/08/16(水) 19:13:26 ID:jJEKG84/
「君のそんな顔を見たら、先生、もう止まらなくなっちゃいました。
先生は大人だから、これ以上のことだってしちゃうんです。いい?」

先生だったら何をされたっていいんです。決まってるでしょう?
言葉では答えず、私は先生のシャツのボタンに手をかけた。
先生の唇が私のおでこ、頬、耳朶に、そして首筋、鎖骨へと落ちていった。

二人でもつれるように絡み合い、お互いの服を脱がせあう。散らばる残骸。
先生も私もお互いの顔に頬に首筋にとキスをする。燃えあがるリビドー。
ベッドに倒れこむ。もう上半身はブラジャーだけ。
「・・・ここ、壁薄いから、声出さないで」
先生、私はじめてだから声が出ちゃうかなんて、わかりません。
でも、努力します。小さく頷くと先生は私の背中に手を回し、ブラのホックを外した。

カーテンを閉めていても、まだ外灯がわずかに洩れる。
柔らかな光の中、晒される私の胸。恥ずかしい。思わず手が胸にいってしまう。
「可愛いです。もっとよく見せて。」
先生にそう耳元で囁かれた途端に私の手は力をなくし、先生に容易く動かされた。
140若×デイジー6/10:2006/08/16(水) 19:14:15 ID:jJEKG84/
先生の両手で優しく時に激しく、色んな形に姿を変える私の胸。
まるでその部分だけで生命を持っているかのように、多彩な表情を見せる。

先生のキスが胸にも降りてくる。
私の白い肌にいくつもの小さな赤い花が咲く。
胸の先端が色を変え、固くなっていくのがわかる。
先生はそれを口に含み、舌で弄ぶ。
私の口から、声にならない吐息が洩れる。もうどうにかなってしまいそう。

次第に二人の体が汗ばんでいくのが分かる。
二人の汗と先生の唾液とが、私の体の上で一つになっていく。

はじめての快感にじっとしていられず、私が体をよじらせると
ベッドは小さくきしんだ音をあげた。
「・・・だめ。逃がしません。」
先生が私の耳朶を甘噛みし、意地悪く耳元で囁くと、熱い吐息がかかった。
甘い旋律が走る。
・・・先生、あんまりいじめないでください・・・
141若×デイジー7/10:2006/08/16(水) 19:14:49 ID:jJEKG84/
先生のキスが、指先もつま先も通過して、再び胸、そしてお腹おへそに降りてきた頃には
いつのまにかスカートは取り去られ、私は小さなショーツ1枚になっていた。
絶え間なく降りそそぐはじめての感覚に、もう恍惚としていた。

「今、すごくいやらしい顔していますよ。」
一番最後に私の一番敏感なところに触れる。
長い指が私の中心を下着越しになぞった。私の中心が更に溢れる。
これまでの刺激で、もう既に蜜がぐずぐずに溶け出していたのに。
「・・・こっちはもっといやらしい。」
・・・先生のイジワル・・・

先生に導かれ、私が腰を浮かすと下着は完全に取り払われ、
私は生まれたままの姿になった。恥ずかしい。
見ないで。でも、やっぱり見て。見ないで。見て。交錯する気持ち。もうぐちゃぐちゃ。

「可愛い。このまま見ていたい衝動にも駆られますね。でも、続けちゃうけど。」
もう、どこまで意地悪なんだろう、先生ってば。
142若×デイジー8/10:2006/08/16(水) 19:15:20 ID:jJEKG84/
先生は私の膝を軽く開くと、私の中心に顔をうずめた。
舌を尖らせて少し広げるように、縦に奥に与えられる刺激。
先生だめです、溶けちゃいます。もう吐息だけでは収まらない。
私は口元を自分の手を覆う。これ以上恥ずかしい声を先生に聞かれないために。

先生の舌の熱さと自分の熱でもうどうかなってしまいそう。
もうこれ以上、自分の意思では止められない声
ああ、もう、もう、もうだめです先生。変な感じ、変・・・熱い。助けて先生。
・・・その時、白い閃光が走った気がした。体が、痺れた。
  
   
ふと、我を取り戻すと先生は私を抱きしめて、髪を撫でてくれていた。
さっきまでの意地悪っぷりが嘘のような優しい表情で。
私が先生の首に腕を回すと、先生はきつくきつく私を抱きしめた。

足を絡め、体をぴったり密着させるとごわごわした質感がした。
そういえば先生はまだズボンをはいたままだったね。
まだ、先生と結ばれてはいないんだ。私ははじめての快感に呆けた指先で
のろのろと先生のベルトに手をかけた
・・・先生と早く繋がりたいです・・・
143若×デイジー9/10:2006/08/16(水) 19:15:54 ID:jJEKG84/
私の中はもう充分に温められていたから、
その後の行為は苦痛を伴わないものと予想していた。だけど、実際は違った。
先生が少しずつ侵入してくると、かってない痛みが私を襲う。
心配そうな顔をして先生が私の顔を見るから、私はなんとか笑顔を浮かべて頷いた。
・・・続けてください、先生。多分、幸せな痛さだから。
先生は私の唇にキスをすると、私の奥まで一気に貫いた。

奥まで満たされると先生は、ため息にも似た吐息を漏らした。
男の人でもこんな声が出るんだね、先生。
・・・今、最高にセクシーな顔してる。私だけが見られる特別な表情。

最初は浅く、次第に深く、角度を変え、私の中で動く。その動きは次第に激しさを増す。
先生の眉間が少し歪み、苦しそうな顔。うめくような声を上げた。
髪を乱して。汗を流して。
最初は痛みに貫かれていた私の中も、次第に甘い感覚に覆われてくる。
自然と私の腰も動いてくるから、スチールのベッドも大きく揺れ、悲鳴をあげていた。
ああ、私もどうかなっちゃいそうです、先生、助けて。

その時先生は、私を名前で呼んで、私の中で、大きくビクリと揺れて
私の上に倒れこんだ。
144若×デイジー10/10:2006/08/16(水) 19:16:28 ID:jJEKG84/
何故だろう。自然と涙が溢れた。
嬉しいのに、こんなに幸せなのに、涙が出るなんてはじめて。
先生は私の髪を撫ぜながら、私の涙をなめとってくれる。

二人で見つめあってたら、なんだか不意におかしくなってきて二人で笑った。
すごく幸せな気分だったから、そのまま二人で抱き合って頬を寄せて。

「先生・・・あのね。」
話しかける私を先生が制する。
「これからは、名前で呼ぶこと。分かりましたね?」
「はい・・・貴文さん・・・」
二人でおでこをぶつけて、見つめあって笑った。

最後にもう一度目があったから、あの時灯台で交わしたような
優しいキスを交わした。

本当に好きになった二人が、はじめて結ばれた後のはじめてのキス・・・
145111:2006/08/16(水) 19:17:29 ID:jJEKG84/
以上です。

初ssで時間がかかりましたが、面白かったです。
ヒントを下さった姐さん方、ありがとうございました。
146名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 19:37:07 ID:esA4iN1n
GJです!
萌えました!
147名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 19:45:51 ID:PXOBSeWm
>146
sageて下さいね
148名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 19:48:28 ID:niJ5P9Q/
萌えるのと同時に綺麗な文章にため息でました…GJ!!
149名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 19:55:23 ID:997Q2tw6
GJ!! ありがとう。
何だか自然にそうなった感じが出ていて良かった。

今回は何か書いてみたいなあ……。
でもまだ妄想入り乱れすぎてまとまらない感じだ。
150111:2006/08/16(水) 20:25:30 ID:jJEKG84/
致命的エラー発見!

>>139

先生だったら何をされたっていいんです。決まってるでしょう?
言葉では答えず、私は先生のシャツのボタンに手をかけた。
先生の唇が私のおでこ、頬、耳朶に、そして首筋、鎖骨へと落ちていった。


の箇所、2行目を

言葉では答えず、私は先生の瞳をただじっと見つめた。

と読み変えてください。
もし、保管庫に入れていただけるなら、訂正版を使用していただけないでしょうか?


だって若は最初に上半身裸になっていたんだ。
その後も服を脱がせあったとか書いてあるし。
どうしてこういう凡ミスって、読み返しの時には気が付かないんだろう?

もうダメダメです。


151名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 20:33:39 ID:zSOawyCp
ついでに誤字を指摘。

×かってない
〇かつてない
152名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 20:48:25 ID:TY7lV8M+
どんまい!若×デイジー萌え〜!

学園祭で着たツバメのきぐるみプレイとか見てみたい・・・・
うさぎさんもへびさんもつばめさんも美味しくいただいちゃいますよ?
153名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 21:57:40 ID:V+5tZvRp
>>111神 
おつかれさまです!
おつかれさまです!

提案したシチュが採用されててウレシス
154名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 22:04:50 ID:o1ubCtQe
>>111
激萌えですどうもありがとう・・・GJ!
155名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 22:26:06 ID:g7oEcYY5
神GJ!
ありがとう…明日からの仕事も頑張れそう
156名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 23:14:46 ID:gkzz9mAA
ヤバイ。今花屋話書いてたんですがモロにネタが被った orz

結局年上の理性を突き崩すには雨に頼るのが一番なんですかね……
157名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 23:33:32 ID:g7oEcYY5
ネタがちょっと被ろうと気にしない!
大切なのはキャラへの愛と話を書いてくれるその気持ち
158名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 23:36:25 ID:gkzz9mAA
>>157
不満を持つデイジー→デートの時に雨が降る→自宅に避難→風呂上りに欲情
の流れまで完璧に同じだったから。今別パターンのを書き出したよ。
デイジーが小悪魔になるけど問題無い?
159名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 23:38:36 ID:mSCtFzO/
激しく萌えました!
うわヤベ、安普請イイ!
ビンボーも萌えるなぁ……。
これで初SSとは。文章凄く読みやすかったです。GJ!!
160名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 23:42:36 ID:tIqYEPyD
花屋SSщ(゚Д゚щ)カモォォォン
>>157の言うとおり、大切なのはキャラへの愛!楽しみに待ってます
161名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 23:44:57 ID:YlRnKj6Z
>>158
щ(゚Д゚щ)wktkして待ってる
162名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 23:55:01 ID:gkzz9mAA
ありがとうございます。

ところで今回デイジーの名前を出したいのですが「小波みなこ」でよろしいでしょうか?
ダメなら彼女なりデイジーにしますが。
163名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 00:32:21 ID:RIlxBUVA
いいとオモ。
あるいは説明書で使われてる名前で海野あかり、とか。
164名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 00:46:30 ID:0eFGQZjJ
あかりはうっちー思い出しちゃう…
とか言ってみる
wktkしまくって待ってます!
165名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 03:09:28 ID:nMTcnKVE
若はボロアパートやら何やらで布団のイメージだけど
アメリカ育ちならベッドの方が落ち着くのかな?

なんだか昔 どうして日本人は床の上で寝られるのか〜的な台詞を聞いたような気がして・・・
166名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 04:02:15 ID:jbX8minH
志波と花屋のイベント見て
志波×デイジー校内プレイ→花屋に見つかって3P突入とか妄想した。
やっぱりこういうのって賛否分かれる?
167名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 07:09:19 ID:yF9tPdLg
>>165
それアスカじゃんw
168名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 09:40:59 ID:3V+nvF+a
>>166
エロパロなんだし注意書きさえあれば良いと思うよ。

自分は小波はちょっと抵抗あるから、「海野あかり」で書こうかと。
ちょっと志波に挑戦中。普通の展開すぎて物足りないかもw
169名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 14:53:04 ID:nMTcnKVE
>>167
バレないと思ったらソッコーでバレたww
そうか年齢的にもそういう世代が多いのかw
170名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 19:44:38 ID:u/nN0icM
ここの発展に期待!

若がハジけて化学室で事に及んで
「先生ダメですよ!ここ、学校…!」
「すいません、先生、自分が教師だってこと忘れてました。」
なSSキボン
171名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 20:41:13 ID:+WU8t/zK
>>170タン

>「先生ダメですよ!ここ、学校…!」
>「すいません、先生、自分が教師だってこと忘れてました。」

素でワロタ!イイ!
172名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 21:25:31 ID:ELznoacw
>>170
イイー
173名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 21:32:27 ID:kx6irLD0
>>168
志波スキなんでウレシス
がんがってくれ!
174名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 21:45:58 ID:aeU/WYTT
志波は性欲強そうだ。
背徳感を感じながらデイジーをネタに
オナヌーしてそう
175名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 22:05:54 ID:jH5s2Yi5
蠍座は性欲が強いんですよ。しかも絶倫。
176名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 22:09:47 ID:ntnvr5vl
2回目の出会いで運命を確証した隠しは
卒業まで、ひたすら自家発電なのかな?(´・ω・`)ムナシス
177名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 22:11:23 ID:blRhYdej
168ではないんですが、今志波×デイジー描いてます。
微エロで純愛ぽくなったんですが、需要ありますか?
無理やりエロに行けなかった…orz
178名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 22:16:11 ID:jbX8minH
>>177
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
179名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 22:19:59 ID:kx6irLD0
>>177
需要ならここに!
ワクテカして待ってます
180名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 22:26:52 ID:3V+nvF+a
需要はともかく、書きたいように書いたらいいんじゃないか。多分。
微エロで純愛なんて、喜びこそすれ、まったく問題ないかとw

志波で無理やりエロは自分も、とりあえず今は書けない。
ってことで、卒業後の純情な?初Hの予定。ネタ被ったらごめん。ちなみに自分は>>168
時間との戦いでちまちま書いているから、すぐには無理だけど投下が目標。
とりあえず、花屋期待してるよ……щ(゚Д゚щ)
181177:2006/08/17(木) 22:29:43 ID:blRhYdej
安心しました。
修正をしたら投下します。

多分明日には…
182名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 22:55:51 ID:gMwYwy7W
テカテカしてまってます
神がんがれ、超がんがれ。
183名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 22:56:43 ID:FTfEKzby
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)  ワクワクテカテカピカピカシバシバ
 (0゚∪ ∪ +   
 と__)__) +
184名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 23:55:53 ID:VD2BxTA9
花 屋 話 に 超 期 待 し て い る。
185名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 00:18:49 ID:ryraLvt1
氷上は早漏
186名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 00:34:52 ID:+ODG6eQR
確かに一発目は入れる寸前で出ちゃいそう
でも二発目は意外と長持ちしちゃうんですw
187名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 01:19:42 ID:ABLKnZH5
⊂二二二( ^ω^)二⊃マダーブーン
188名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 11:26:14 ID:LBpO4y0H
カッチャンデイジーワクワクテルテル
189名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 12:17:00 ID:vtUxQ0+8
このスレ、テルテルしてたりシバシバしてたり楽しいなw
んじゃ自分も
ワクワクワカワカ
190名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 14:43:48 ID:UgH0Kzhq
今ハリー話作ってるのだが、
需要がなさそうだorz

そんな自分はハリー最萌え…
191名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 15:08:32 ID:D0rxePH/
あるよ!あるからあきらめないでorz>ハリー
192名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 15:08:44 ID:kvl5bEM6
だから、需要需要と言うなってば。誘い受け?
キャラへの愛があればそこに需要はあるに決まってる! うん、そのはずだ。
ワクワクテカテカハリハリ
193名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 15:53:25 ID:9eHsGc2G
>>190
自分もハリー&志波最萌えだから安心汁!ワクワクテカテカ
>>192のいうとおり好きキャラなら自信持ってがんがれ
194名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 17:32:58 ID:oo6MUR1Q
需要がなんだ!!
むしろその話でキャラに興味なかった姐さん方を
惹き込んでやるぜ!!くらいの意気込みで行こうぜ!
投下待ってる!ハリーに萌えさせてくれ!
195名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 17:35:19 ID:upG/yPhu
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)  ワカワカテルテルヒカヒカシバシバハリハリ
 (0゚∪ ∪ +   
 と__)__) +
196ププル:2006/08/18(金) 17:46:23 ID:D3JkfL3E
初カキカキ(笑)
花屋×デイジーとか萌え!!
でも花屋と志波に犯されるデイジー萌え!!!
197名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 17:48:50 ID:VQLv/PzR
>>195が見境なくなっている件について。
198名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 18:17:58 ID:wini7sv6
>>196
ここは21禁です。
一般掲示板と勘違いしてる方は巣にお帰るか、一生ROMっててください('A`)

なんで2系でコテハンとか(笑)を見ると物凄く痛々しく見えるんだろうな。
まさに2マジック。
199名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 18:18:50 ID:D0rxePH/
>>195よくばりさんめwwwwwww
200名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 18:19:19 ID:wini7sv6
お帰るってなんだよ、自分。
反省して何か妄想してくる。
201名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 18:48:59 ID:rfHvJZAz
>>200
罰としてその妄想をここで垂れ流すように。
以上。
202名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 20:29:59 ID:GR1AhnTL
デイジー以外のカップリングが好きな姐さんはいらっしゃいませんか?
203177:2006/08/18(金) 20:34:13 ID:gpEfX8fw
志波×デイジー
書き上がりましたので投下します。
かなりの微エロですので、あまりエロに期待しないで頂くとありがたいです。
204志波×デイジー:2006/08/18(金) 20:35:10 ID:gpEfX8fw
天気は良かった。
快晴といって言い。
会話は少なめだが、二人そろってゆっくりと歩く事が彼女には幸せだった。
不思議な感じだなぁ…
大分背の高い彼に分からないように、彼女は心の中で呟く。

「京都に行かないか」

そう志波に言われたのは大学が春休みに入る前だった。
断る理由なんて何も無い。
彼女はすぐに返事をかえした。
それから数日後、二人は京都に立っていた。

京都についてすぐに、志波に散歩に誘われた。
205名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 20:35:42 ID:vmi9U6tE
今、キテル×デイジーで書いてます。
何かリクエストとかありますか?
206志波×デイジー:2006/08/18(金) 20:35:49 ID:gpEfX8fw
どこに行くかも分からないまま、志波について行く彼女。
変わっていく風景に記憶の糸が絡まる。
…どこかで。
記憶の糸を必死でたどる。
何かを考え込む彼女を横目で見ても、志波は何も言わない。
そんな時、眉根に皺をよせた彼女の目の前に、落ちてくる白い花びら。
パズルの最後の一個がはまった時のように記憶が戻ってくる。
桜の花吹雪。
そうだ、ここは修学旅行で!
「やっと思い出したか」
志波は少し意地悪な笑顔を彼女に向ける。
「ごめんなさい、今思い出しました」
上目遣いに謝る彼女の頭を志波が大きな手でくしゃっと撫でる。
「やっと見れたな」
川沿いの幻想的な風景。
白い桜の吹雪。
「ありがとうね、志波君」
青空と桜吹雪に彩られた志波の笑顔。
幸せな彼女はずっと志波の手を握り締めた。
207志波×デイジー:2006/08/18(金) 20:36:24 ID:gpEfX8fw
外で食事をしてホテルについた時には、もう辺りは暗くなっていた。
少し高台にあるそのホテルは、タクシーの中から白いお城に見えた。
「…高そう」
志波がカウンターでチャックインする間、彼女は少し離れた場所でぼんやり彼の背中を見ていた。
その言葉が、吹き抜けのエントランスでため息のように彼女の口をつく。
この旅行の費用は全部、志波が出していた。
ケーキ屋のバイトをまだ続けているから余裕があるの大丈夫と何度も訴えたが、志波は聞き入れなかった。
「誘った方が払うのは当たり前だろ」
その言葉を最初に聞いた時、昔に聞いたなと感じた。
ああそうだ、竜子さんだ。
彼女は懐かしい人を思い出す。
そう言ってよく竜子さんはお茶を奢ってくれた。
今思い返せば、二人は良く似ている。
彼女が少し思い出の中に浸っていると、志波がカウンターから戻ってきた。
「部屋、7階」
208志波×デイジー:2006/08/18(金) 20:36:59 ID:gpEfX8fw
エレベーターの中、無口な二人がいた。
その沈黙は部屋の前まで続く。
最初に声を出したのは、志波。
「こっちがお前の部屋、俺は隣だから」
え?
彼女が驚いた顔で志波を見つめる。
「歩きっぱなしで今日は疲れただろう、ゆっくり休め」
ゆっくりと目の前で閉じられる彼の部屋の扉を彼女は不思議な気持ちで見つめていた。

彼女は部屋のお風呂でお湯を張りながら、ぼんやりと考えていた。
…本当に、これでいいのだろうか。
彼女は自分に問いてみる。
出会ってから4年。
灯台で口付けを交わしてから1年。
二人の仲は、それ以上進んでいない。
原因は難しくない。
自分であると彼女は思っている。
209志波×デイジー:2006/08/18(金) 20:37:50 ID:gpEfX8fw
志波君は優しいから、私の嫌がる事は絶対にしない。

彼女は彼との関係を拒んでいる訳ではない。
言ってしまえは、踏ん切りがつかないだけなのだ。
志波以外に付き合った男性は居ない、もちろん男性経験は皆無だ。
彼女自体、世間的に積極的といわれるタイプの人間でもない。
志波が過保護になるくらいのぼんやりだ。
ゆっくりな彼女と、過保護な彼氏。
過剰な思いやりとささいな触れ違いが理由だ。

暖かいお湯に肩まで浸かりながらも自問自答は止まらない。

「はるひちゃんにも怒られたしな…」
久しぶりに会った親友は彼女に世間一般のカップルの常識を切々と語った。
「好きなら、当たり前」

志波君はどう思っているんだろう。
正直、今回の旅行の話が出た時、覚悟をした。
彼女が世間的にどんなにゆっくりな時間を歩んでいても、恋人同士になった者たちが
1年間、何も無い事はやはり異常なんだろうと考えるようになった。
なのに。
二人は今日、別々の夜を過ごす事になっている。
そうしたのは志波なのだ。
210志波×デイジー:2006/08/18(金) 20:38:24 ID:gpEfX8fw
ほっとした気持ちがあったのは確か。
でも、この切り捨てられたような寂しさはなんなんだろう。
私は、どうしたらいいんだろう?
答えはでない。

一時間後、彼女は志波の部屋の前に立っていた。
気持ちに整理がついた訳ではないけれど、会いたい気持ちに嘘はなかった。
何度も部屋をノックしようとしては、立ち止まる。
かれこれ10分以上こうやって志波の部屋の前に立っている。
帰ったほうがいいのかな。
他の人が見たら、私、すごい変な人に思われるんだろうな。
自分自身に苦笑しながらも、もう一度手を上げる。
突然、彼女の指が扉に届く前に、扉がすっと開いた。
「やっぱりお前か」
志波は上半身裸で濡れた頭にタオルを被ったような姿で立っていた。
「あ、ごめん、お風呂の途中だった?」
姿が姿だけに、気恥ずかしくて彼女は彼から視線を外す。
「いや、終わった所。どうかしたか?」
「…少し、お話がしたいなって思って」
やや不自然な笑顔をつくる彼女。
その笑顔に気がつかない志波ではない。
「入れ」
211志波×デイジー:2006/08/18(金) 20:39:10 ID:gpEfX8fw
「私の部屋とちょうど左右対称なんだね」
彼の部屋をゆっくりと眺めながら、彼女がつぶやく。
志波が彼女にソファーを勧めるので、それに従う。
「何か飲むか?」
志波はTシャツを着ながら話しかける。
「ううん、いらない。ねえ志波君」
「何だ」
「どうして、私が立ってるって分かったの?」
「ドアから人の気配がしたから、なんとなく」
「そっか」
それ以上話題が続かなく、彼女は黙り込む。
変だと思われてるよね、私。
でも、何て言っていいのか分からない…
彼女の中で結論はまだ出ていないのだから分かるはずも無い。
それでも、何か会話を続けようとする彼女。
「あ、あのね、私…ね…」
少し高い声がうわずる。
何故か彼女は自分が底なし沼で必死にもがいている様に感じた。
私、馬鹿みたいじゃないかな。
212志波×デイジー:2006/08/18(金) 20:39:54 ID:gpEfX8fw
下を向く彼女の視界にふいに志波が入ってきた。
大型肉食獣のようなしなやかで大きな体を出来るだけ小さくして、彼女を覗き込む。
「…今回の旅行は、お前と桜を見に来たかっただけだ。それ以外の理由はない」
先手を取られて驚く彼女。
まだ言葉の樹海を彷徨っている彼女に志波は笑う。
「無理はするな」
彼女のあせりも、健気さも理解したうえで志波は笑ってみせる。
出来るだけ彼女の不安が消えるように。

ふいに彼女の大きな目から涙がこぼれ落ちた。

こんな時に泣き出す事が卑怯な事だと感じていても、どんなに止めようとしても
湧き上がってくる感情を殺すことが彼女には出来ない。
志波君は優しい。
でも。
213志波×デイジー:2006/08/18(金) 20:40:28 ID:gpEfX8fw

「…志波君が、好き」

彼女は、ゆっくりと、はっきりと、志波を見つめて言葉を伝える。

「志波君が、大好き」

どんな痛みにも、どんな苦しみにも屈しないような獣が、射られたように目を見張る。
きっと志波の心を縛るのも、動かすのも、彼女だけ。

「き、今日はずっと、し、志波君の、そばにいちゃ、駄目かな…」

彼女は最後の勇気を振り絞る。

短い沈黙が、果てない時間に感じる。
志波の目を見ることが出来ない彼女は下を向いたまま、宣告の時をまつ。
「…いいのか」
志波は短くそう、彼女に告げる。
彼女は大きくうなずいた。
214志波×デイジー:2006/08/18(金) 20:41:16 ID:gpEfX8fw
薄暗い部屋の中、志波はTシャツを脱ぐ。
オレンジの小さな明かりにたくましい志波の体が浮かぶ。
それからまるで殉教者のように、ベットの端に座る彼女にひざまずく。
彼女の手を取り、指に口付けをする。
恥ずかしさのあまり目を伏せる彼女の頬に触れ、額から目蓋に、頬に同じように口付けを繰り返す。
そして、ゆっくりと彼女の小さな唇に触れる。
指でなぞりながら、小さく口付けを交わす。
一度見詰め合って、深く吸い上げる。
志波は初めて彼女の柔らかな唇を舌で割って入る。
きちっと並んだ歯をなぞり無理に舌を絡める。
「…」
今まで、こんな口付けを交わしたことの無い彼女は悲鳴のようなため息のような声を出す。
怖いだろうな…
心の中で志波は呟く。
彼女の体は緊張で硬い。
初めてなら尚更だ。
志波は名残惜しむ舌を彼女から引き離した。
安堵した彼女はほっとしたような息を漏らす。
それから志波は彼女の服に手をかけボタンを外してゆく。
この年で誰かに服のボタンを外してもらう経験は無い。
恥ずかしさのあまりに彼女は更に頬を赤くする。
「あ、あの、志波君、私自分で脱げるから」
志波の手を慌てて制すが志波はやめない。
「志波君、ねえ」
彼女の必死の訴えに志波は一度手を止めて、彼女の顔を見て意地悪く笑う。
「役得、だろ」
「…そんな役得ないよ」
いたずらっ子のような志波に、彼女は少し笑ってしまう。
彼女の緊張が少しだけ、解ける。
215志波×デイジー:2006/08/18(金) 20:41:48 ID:gpEfX8fw
彼女の服のボタンを外し肩から服の中に手を潜り込ませ、ゆっくりとベットに横たわらせる。
「…あっ」
感じやすい場所のせいか、彼女は身をよじる。
志波はしっかりと彼女を抱きしめ逃がさない。
首筋から耳たぶをたっぷりと吸い舐めあげる。
「んんっ!」
声を上げるのが恥ずかしいのか、彼女は必死で耐える。
志波は回した手で背中を愛撫しながら唇は彼女の胸のふくらみへ。
彼女は自分がどこかに落ちて行くような感触に抗おうとする。
しかし強い快楽の波は彼女をどんどんと知らない場所に押しやってしまう。
すでに、快楽なのか苦痛なのか分からない場所にいる。

怖い!

正体の分からない恐怖が彼女を引き込む。
このまま逃げ出したい気持ちが襲ってくる。
でも決してそれは口に出さない。
今の彼女を引き止めるのは、きっと志波への想い。
我慢しなきゃ。
恐怖で泣きそうになるのをこらえている時、志波が止まった。
彼女がずっと閉じていた目蓋を開ける。
目の前には、辛そうな志波の顔があった。
216志波×デイジー:2006/08/18(金) 20:42:31 ID:gpEfX8fw
「…やめよう」

彼女は一瞬理解できなくて、小さく「えっ?」と呟く。
「無理してる、お前」
そんな事ない!と彼女は否定したいのに声が出せない。
必死になって首を横に振る。
「泣くな、俺はお前を泣かせたいんじゃないんだ」
志波の低い優しい声。
彼女に向けられる全てを許すような微笑み。
「…ごめんなさい」
こらえきれず彼女は涙を流して声を搾り出した。
優しい志波君。
「泣くな」
「だって、志波君優しすぎるよ…」
「そうでもない」
少しおどける様に言う志波につられて、彼女は少しだけ笑う。
でも彼女の胸の罪悪感のようなしこりは消えない。
そんな彼女の気持ちに答えるように志波が口を開く。
「…これ以上何もしないから、抱きしめてもいいか?」
彼女はゆっくりとうなずいた。
217志波×デイジー:2006/08/18(金) 20:43:04 ID:gpEfX8fw
志波は背中に回した手に力を入れて胸に顔を埋める様に彼女を抱きしめる。
痛いほどに。
彼女の胸元で小さく志波が呟いた。

「…こんな風に、ずっと触れたかった」

その言葉が、ストンとなんの抵抗もなく彼女の胸に落ちた。

好きな相手と愛し合うこと。
肌を重ねること。
自分を抱きしめる愛しい存在。

恐怖は手の中に落ちてきた雪の様に溶けていく。

彼女はゆっくりと志波の頭を抱きしめる。
志波に負けないように力強く。
「…うん」
彼女の柔らかな胸で、志波が小さく何か呟いたが、彼女の耳には届かなかった。
218志波×デイジー:2006/08/18(金) 20:43:37 ID:gpEfX8fw
彼女が目を覚ました時には、カーテンの隙間から明るくなりかけの空が見えた。
まだ、だいぶ早い時間らしい。
横を向くと志波の安らかな寝顔。
その寝顔に不思議なほど幸福感が沸く。
彼女は体を動かして腕枕をしてくれている志波の胸元に顔をうずめる。

目が覚めて、部屋をひとつキャンセルしようって言ったら
志波君どんな顔をするかな。

想像をめぐらしながら彼女は志波と同じ世界に落ちていく。
219177:2006/08/18(金) 20:44:09 ID:gpEfX8fw
初めてSS挑戦でかなり読みにくい部分があったかと思います。
何度の見直したんですが、誤字脱字がありましたらごめんなさい。

168さんのネタにおもいっきり被ってしまい
正直悩んだんですが。
書きたいように書いたらいいという言葉に背中を押してもらいました。

楽しかったです、読んでくれた姐さん方々ありがとうございます!
220名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 20:51:35 ID:lmVbApQv
志波キターーー!!!
221名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 20:53:56 ID:zSbRXtAU
リアルタイムで読んでしまったー、GJ!

ところで、この続きはあるんだよね?
志波がちょっと大変だと思うんだよ色々とw
もうちょっといい思いをさせてやってくださいお願いします
222名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 21:04:50 ID:hmk5/Swj
GJ! GJ!! GJ!!!
デイジーカワユス!
223名無し:2006/08/18(金) 21:08:29 ID:D3JkfL3E
志波ーー!!
キテルはもう是非愛ある嫉妬無理矢理(笑)
224名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 21:11:18 ID:eNusYjZK
エロもいいけど、微エロもさいこーですたい!

177神タン、グッジョブ!!!
225名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 21:21:56 ID:d1lx1Lps
177の職人さんGJ!
読んでてドキドキした。志波カコイイよ志波(*´Д`)
自分も続き読みたいので、時間が許せばまた投下お願いします!
226名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 21:28:52 ID:4sY3L3uU
GJ!あぁ、ここの小説は本当に質が良いなぁ
227名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 21:32:57 ID:Klpkfi8f
GJ!くはあああ〜、と溜息が出ました。もちろん萌えで!
228名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 21:37:42 ID:kvl5bEM6
うわ〜GJ!GJ!
すっごい志波っぽいね!
デイジーもけなげで可愛らしい。
書いてくれてありがとう。
229名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 21:49:16 ID:oo6MUR1Q
GJーーーーーーーーー!
甘酸っぱいドキドキ感でいっぱいだよ!
初SSでこれなんて…デイジー…恐ろしい子!!
230名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 22:07:20 ID:X4350HAm
8月の終わり。
「夏休みの宿題が終わらないよー!助けてくれなぁい…?」
受話器から聞こえる甘えた声に思わずクラッときてしまった。
氷上格、高校2年生。彼女の家には一度しか行ってない。それも玄関までだ。
深呼吸をして玄関を空けると彼女は白いワンピースを着て出迎えてくれた。
彼女の部屋は「今時の女の子」といった感じの普通の部屋だった。
ただ彼女からいつも香る桃のような匂いがふわり漂っていた。

彼女の宿題を手伝うがなかなか終わらない。
それどころか「疲れたよ〜」なんて言って彼女はベッドに寝そべってしまった。
彼女は単純に疲れただけだと思い込もうとするが、
顔にかかる赤茶の髪の毛、半開きな桃色の唇、汗の粒が付いた細い首…。
気付いた時には彼女の唇に触れてしまっていた。
ハッとなって「しぅ、すまない!」と変な声で謝ってしまった。
彼女はそんな僕を見てニコッと笑って、…


と、いった事を妄想してますた。ゲーム未プレイなのに…。
スレ汚しスマソ
231テテルテル:2006/08/18(金) 22:40:35 ID:D3JkfL3E
いやぁここ本当に文章上手い方ばかりだ!!
敵わない(笑)




好きだと思った。



私だけに本当の佐伯くんを見せてくれたり、

からかうようにチョップしてきたり、


「バーカ」って笑いながらはにかむ顔とか


声も




好きだと最初から思ってた。



佐伯ラブ(笑)
232名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 22:46:37 ID:lmVbApQv
半年ROMれ
キモイんだよお前
何がテテルテルだよ
233名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 22:52:18 ID:kvl5bEM6
>>202
自分はゲームではライバル宣言すら避けるほうだ(登場もさせない)。

だけど、デイジーがいないことを前提とするなら、
志波×チョビは面白いと思う。ありえないけどw
もし公式が、ハリー×密、クリス×竜子、氷上×はるひだったら、
くっつけてみせてもいいかと思うくらい。やりとり面白そう。
でもデイジーそっちのけは切ないので、全く関係ないのに限るかな。
234177:2006/08/18(金) 22:55:46 ID:gpEfX8fw
読んでもらって、すごく嬉しいです。
実は、投下するとき手が震えてました。
初めてでがーっと2日で書いてしまったので
過去の他の方の作品に比べるとレベルが低いような気がして…
でも、少しでも姐さん方の琴線に触れることが出来たのなら、幸せです。

続きは正直考えてないんです。
今はまだ、この一本でいっぱいいっぱいなので。
ただ、志波がこれじゃ可愛そうなので、出来るならまた書きたいです。

本当にありがとうございました。
安心して名無しに戻ります。
235名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 22:57:17 ID:6bOGpTsz
>>233
正反対な性格の組み合わせってなんかいいな。
確かに面白そう。
236名無し:2006/08/18(金) 23:11:26 ID:D3JkfL3E
ROMってなに?
237名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 23:13:32 ID:geyKwg69
>>177GJ

志波ED見たばかりというのもあって禿しく萌えた。続きが読みたーい
238名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 23:42:17 ID:kJFpeSJ+
まだ上がってないキャラで書こうと思うんだけど、
これといって思いつかんので誰かネタください。
239名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 23:44:32 ID:GR1AhnTL
自分は若王子×密みてみたい!
今ではうかがい知れる過去がありそうな二人・・・
いちいち言うことが詩的で二人だけの世界を作りそう
240名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 00:21:53 ID:t+yaayO8
>>177
GJ!!!
志波最萌えなんでリアルにハァハァせずにはいられなかった(*´Д`)ハァハァッ…
続きも姐さんが書きたくなったら書いてください
自分はそれを超望んでるガナー
241名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 01:23:48 ID:v5cwbfPI
天地×デイジーを書いてるんだが、はね学の制服ってどうなってるんだろう?
強姦モノなんでデイジーが自分で脱ぐのは無理で、
ワンピースってかなり脱がせづらいと思うんだが…
242名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 01:24:27 ID:GJEeL8Ne
そこで体操着ですよ
243名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 01:25:44 ID:zGm/BnMI
デイジー×氷上ネタをひとつ
氷上に迫るデイジー
動揺のあまりふと眼鏡が落ちる(ずれるでも可
かけ直してあげるデイジー
「私のこと、ちゃんと見てて」的発言

このあとは欲情した氷上×デイジーにしてもウマーかもしれん
244名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 01:31:22 ID:v5cwbfPI
>>242
体操着…文化祭準備中のつもりなんでいいかもしれん
いっそ制服の上から乳を揉ますか
245名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 01:40:04 ID:zGm/BnMI
>>241タン
背中チャックでワンピースだとオモ
冬服はケープみたいなのの中がよく分からないから夏服にする手もありかと
期待ワクテカで待ってます
246名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 01:44:29 ID:oMzjkvfl
>>244
ここは男らしく引き裂いてください
247名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 01:53:30 ID:D62sdvTB
>>246
応援部で鍛えてる天地なら簡単に引き裂けそうだ。
248名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 01:55:48 ID:g2+W/pSn
隠し×デイジーの話読みたいなあ
「君、意地っ張りだから自分から脱がしてなんて言わないだろう?」
「言えるよ!……………………………………………早く脱がして」
みたいなのキボン(*´д`*)ハァハァ
249名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 02:04:39 ID:NoXEJBYw
>>190
発売前からハリー最萌え、今ではハリーしか見えない私はテッカテカになりながら待ってます
250名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 02:05:46 ID:t+yaayO8
>>248
そ れ は 萌 え ざ る を え な い
251名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 02:50:49 ID:LjPQ2edi
>>248
殺 す 気 か


…萌えすぎて呼吸困難
252名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 03:03:03 ID:oMzjkvfl
むしろ、脱がせてというどころか、ムキになって自分から脱ぎ出すデイジー
ちょっとしたジョークのつもりだった隠しはその状況にドキドキしつつも
「やっぱり、意地っ張りだよな…」と言いながらデイジーに手をのば(ry
253名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 03:49:12 ID:osv0+jDo
想像力豊かな志波の、黒うさデイジーとのエロ夢落ちなんて需要あんのかね?

突き上げる度、長い耳がぴょこぴょこ、おっぱいがぷりりんして……ダメか_| ̄|〇
254名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 04:04:23 ID:b4b44rff
そのまま下着まで自分で脱いでしまいそうな勢いの彼女を慌てて止めた。
咄嗟に掴んだ細い手首がかすかに震えているのに気付き、苦笑する。
「全く、君はどこまでも意地っ張りなんだな…」
そう呟いてむき出しになった細い肩を抱き寄せる。
怖がらないで、そんな想いを込めて彼女の髪に口付けた。
額、目尻、頬、顎、と僕は彼女に口付ける。
最後に重ねた唇はやっぱり少し震えていて、それでも僕の背中に手を回してくる彼女が健気で、愛しくて…。
普段よりも執拗に彼女を求めてしまいそうになる自分を必死に押さえこむ。
怖がらせたくない、優しくしてあげたい、という気持ちは紛れもない本音なのに
このまま無茶苦茶にしてしまいたい衝動が湧き上がって来るのもまた事実で…。
「…ん」
彼女の唇からくぐもった声が漏れて、僕は名残惜しい気持ちを押さえて彼女の唇を開放する。
「…苦しかった?」
「…ううん。大丈夫」「また、そうやって意地を…」
言いかけた僕の唇を彼女が塞ぐ。
「本当だってば。…だから、もっとして…?」


ごめん、続けられないorz
255名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 06:11:18 ID:xxXMC8Rw
>>236
書き込むなって言ってんだよボケ
256名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 08:07:22 ID:dScKO6yy
今キテル×主人公で最後の仕上げ中です。

初SSな上に若干ネタがかぶっていて…
不安だらけですが頑張ってまとめてます。

夜には投下予定です。
257名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 10:52:51 ID:LjPQ2edi
>>254
G J !!

さっき、デイジーを途中で変換ミスしたら出意地ーって出てきた
意地wwww

>>256
激しく待ってる。ワクテル
258名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 10:59:57 ID:eXY+uAeM
ワカワカテカテカ
259名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 11:50:13 ID:9xonVCGg
>>256
楽しみすぎる!!
260名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 12:28:29 ID:dScKO6yy
>>257>>258>>259さん、
>>256です。
背中押してくれてありがとうございました。
勇気でました!
それでは、キテル×デイジー投下します。
261キテル×主人公 :2006/08/19(土) 12:30:21 ID:dScKO6yy
「うわぁ…潮風って気持ちイイけどなんかベタベタする」

佐伯くんと臨海公園で遊んだ後、花火にいく予定だった私は予想外の肌のベトつきにちょっぴり不機嫌だった。
ドラッグストアで買った素肌サラサラシートも気休め程度にしかならず。
「お前がはしゃいでふねのへさきが波きるのが見たーいとか言うからだろ、バーカ。」
佐伯くんが私の髪をクシャクシャと撫でる。
「プッ、なんかお前髪くるくるしてねぇ?天パ?」
「ちょっとクセ毛なだけだよっ。湿気かなぁ…あーあ…今朝頑張ってアイロンで伸ばしたのに…」

「俺は別にお前のくるくる好きだけど。そんなに気になるなら花火始まるまでまだ時間あるし、俺んちでシャワー浴びてけよ。」
「シャワー……。」「…バッ!別に!変な意味じゃねーぞ!バカかお前!!」
「うん。じゃあそうさせてもらおうかな。私の家まで帰ってると花火、間に合いそうにないし。」
「…えっ?!あ…ああ。」
「…?」

私と佐伯くんは何だかギクシャクしたまま海沿いにある彼の家に到着した。
「これ、タオル。あと俺の…さすがにジャージはでかすぎるか…Tシャツと短パンな、ここ置いとくから。」
262キテル×主人公:2006/08/19(土) 12:34:18 ID:dScKO6yy
佐伯くんがクローゼットを閉める。
「あっあとお前の服貸せよ、ハンガーかけて風通しといてやる」

…いつになく口数の多い彼が何だか可愛くて。つい、笑みがこぼれてしまう。
「んだよ、ヘラヘラ笑ってないで早く行けよ。これで花火見れなかったらお前、チョップだからな」
「はいはい。」
手早くシャワーを浴びた私は、タオルで髪をふきながら、佐伯くんの匂いのするTシャツに袖を通す。
…うわぁ。ぶかぶか。佐伯くんて、こんなに肩幅広かったんだ…。
丈も、私の膝上位まである。
…これなら短パンはかなくても絶対見えないや。洗濯物増やすのも悪いし、いいやコレで。

部屋をノックし、中に入ると、佐伯くんは何故か小さな悲鳴をあげた。
「わぁっ!」
「えっ?!なに…?」
「いや…その…お前…短パンは?」
263キテル×主人公:2006/08/19(土) 12:37:16 ID:dScKO6yy
ベッドに腰掛けてクッションをボフボフと殴っている。
「ああ、Tシャツでじゅうぶん隠れるし、汚すの悪いから。あったたんで机の上に置いてあるよ。ありがとね。」

「…お前なあ…」
佐伯くんが耳まで赤くして私から目をそらす。

ぐいっ

「えっ?」
強い力で手を引っ張られてベッドの方へ引き寄せられた。
佐伯くんも、バランスを崩して、2人は折り重なるようにベッドに倒れた。

「お前が…悪いんだからな…どうしてそうやっていつも…お前が無意識でやってるのはわかってる…だけど…もう耐えられないんだ!」

重なった佐伯くんの胸はとても熱くて、ドッドッ…と飛び上がるように大きな音で心臓が鳴っている。

そして、濡れたままの私の髪を優しくかきあげると、おでこにキスをした。
…ひとつ。ふたつ。
次第にまぶた、耳たぶ、頬と移り、唇と唇が触れ合った。
目と目が合う。

優しい、穏やかな瞳。
「…お前って髪だけじゃなくて、まつげもくるくるしてんのな」
「そう…かな…」
私の上の、真っ直ぐな視線。すぐ側には佐伯くんの顔。
こんなに密着したのは初めてで、恥ずかしくて心臓が爆発してしまいそうだ。
私は、ゆっくりと目をつぶった。

264キテル×主人公:2006/08/19(土) 12:39:50 ID:dScKO6yy
「ダメだ…すげぇ…可愛い…」
耳元で溜め息まじりの佐伯くんの声がする。そうして、また、キスの雨が降ってきた。
…卒業式の後に灯台でしたあのキスや、デートの帰りに海辺でするキスとは全然違う。
甘くて、とろけるような長い長いキス。
265名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 12:41:36 ID:3tO14OJR
せめてsageてもらえないだろうか
266キテル×主人公:2006/08/19(土) 12:46:12 ID:dScKO6yy
(緊張してsage忘れてました!本当にすみません)

私は体の奥からボーっとしていた。

ーその時。

コンコン…と部屋をノックする音が聞こえた。
「瑛?玄関にサンダルがあったけど。お嬢さん来てるのか?」
マスターの声だ。
佐伯くんはガバッと立ち上がり、髪を整えて
「あ、ああ。うん。」
と返事をした。
真っ赤な顔のままで。

ドア越しに声が聞こえる。
「そうか。やあ、いらっしゃい。パンケーキを焼いたんだ。手作りのジャムもある。部屋の前に置いておくからコーヒーの冷めないうちに2人でおあがり。それじゃあ、お嬢さん、ごゆっくり。」
パタパタ…とスリッパの音が遠ざかると、私と佐伯くんは上がりきっていた肩をフッとおろし、溜め息をついた。

「全く、じいさんもやってくれるぜ…」
熱を計るみたいにおでこに手をあてて、慎重にドアを開けマスター特製のパンケーキとコーヒーの乗ったお盆を部屋に入れる。

「あちーな。エアコン、入れるか」
部屋の窓を閉め、ブラインドをおろす。…これで、本当に、2人きり…。
静かな部屋には波の音と、エアコンのファンの音。
どうしよう…
その時、突然後ろから抱きすくめられた。
267キテル×主人公:2006/08/19(土) 12:50:19 ID:dScKO6yy
「なあ…お前、俺の事、好きか?」
「…うん」
「子供の頃、初めてお前に会った時から俺の気持ちは変わってない。俺だけのものになって…くれるか?今がいやなら…その…俺、我慢するから…」

不安そうな顔で私の顔を覗き込む。
不安そうな顔で私の顔を覗き込む。
…ずるい。ずるいよ。
私は、目を閉じて、佐伯くんの唇に自分のそれを重ねた。

今度は止まらない勢いで押し倒された。
重ねた唇から、柔らかい舌が滑り込み、私も遠慮がちに絡ませた。
ピチャピチャといらやらしい音が響く。
「んんっ…」
たまらずに声がもれる。
私の首筋を佐伯くんの熱い舌が這いまわる。
「やぁ…っん…」
私のどこから、こんなにいやらしく甘い声がでるんだろう。
「すっげぇエロい…可愛い。もっと聞かせて…」
Tシャツの中に佐伯くんの手が入ってくる。ぎこちない手つきでブラのホックを外す。

私の胸がぷるんと揺れて解放される。

268キテル×主人公:2006/08/19(土) 12:59:00 ID:dScKO6yy
Tシャツ越しにもはっきり見てわかるほど、乳首が固くなっていた。
私の頭の中はピンク色のもやがかかっていて、それは、今まで経験した事のない、切ないようなふわふわした快感。
…私の中で、何かが流れ出ている。

私がぼんやりとしていると、佐伯くんはお盆の上のパンケーキを手にしている所だった。
「このジャム、じいさんの手作りなんだ。俺、ガキの頃からコレが大好きでさ。…でも、今はそれより大好きなもんが目の前にあるんだ。」
私のTシャツを脱がすと、胸の上にアプリコットジャムをひとすくいのせた。
「ひぁっ…ん…冷たいよ…」
感じ易くなっている私の体は、それだけでどうにかなりそうだ。

「すげぇ美味そう…」
ペロリとジャムを舐める。
「あぁんっ…」
佐伯くんは悪戯っぽい瞳で私の顔を見ながら胸のジャムを舐め取っていく。
ところが、乳首の近くになると、わざと唇を離してしまう。
…私の理性は、とっくに飛んでいた。
「はぁぁん…いじわる…」

もう中は蜜が溢れてグズグズだ…。
269キテル×主人公:2006/08/19(土) 13:00:41 ID:dScKO6yy
「なんだよ?どうして欲しいの?」

…本当にいじわるだ。。
「…んっ、ふっ…ちゃんと、ココも舐めてぇ…」
私は佐伯くんにねだる。
「…はい。よくできました」

熱っぽい舌が、私の乳首をレロレロと舐め、優しく転がされる…。
私は、佐伯くんの指についたジャムをピチャピチャと音をたてて舐めた。
佐伯くんも時折、
「はぁはぁ…くっ…」
と苦しげに喘ぐ。
私は余りの気持ち良さに腰が浮いてしまう。
佐伯くんの指が下に伸びると、驚くほど簡単に迎え入れてしまった。
ヌルヌルとしたそれをクリトリスに擦り、クチュクチュといやらしい音を立てる。
「あはぁぁ…ん…いやぁ…恥ずかしい…よぉ…」
佐伯くんは指を止めてはくれず、
「お前今、すっげぇいやらしい顔してる。」
と舌を絡ませてキスをしてくる。
270キテル×主人公:2006/08/19(土) 13:14:18 ID:dScKO6yy
「んっ…ぁぁん」

佐伯くんは指に絡みついた私の蜜を舐めた。
「ちょっ…やだ…」
「…お前の味。甘い。」
恥ずかしさで掌で顔を覆う。
「もっと、くれよ。」
耳元に囁く甘いかすれた声。
もう私は佐伯くんの言いなりだ。

私の足を優しく開かせると、その間に顔を埋める。

猫のように下から上へと舐め上げ、その後にはかき混ぜるように舌で愛撫する。「やぁっ…!あっ…ああぁん…」

味わった事のない感覚。
佐伯くんの口から漏れる吐息さえ敏感に感じてしまう。
「んっ…あはぁっ!やぁ…ダメぇ…こわ…さ、えきくん…私っ…」

びくん、と体が一揺れし、私は果てた。
同時に子宮の中がヒクヒクと躍動し、佐伯くんが欲しくてたまらなくなった。

「佐伯くん…」
涙目で彼を見上げる。
私の肩に力が入ってるのが伝わっているのだろう。
私を気づかうように、安心させるように、体を包み込む。

「怖いか…?」
「だ、大丈夫。」
「俺の事だけ見て。俺の事だけ考えろ。」

広い肩幅。大きな手。真っ直ぐに私を見つめる強い瞳。
271キテル×主人公:2006/08/19(土) 13:28:24 ID:dScKO6yy
そして佐伯くんはこぼれ落ちる寸前の私の涙にそっと唇をつけた。

ゆっくりと彼が入って来た。
私を気づかって、入り口でためらうように居場所を探している。
傷口が張り裂けるような痛みの中で不思議と苦痛よりも快感の波に飲み込まれていく。

私の体、どうなっちゃったんだろう…。
私の小さな入り口から、彼を全部飲み込んでしまいたい。
懸命に愛してくれる彼を見ると、きゅんきゅんと自分の中が締め付けられる感覚におそわれる。

「おいバカ…そんなに締めるなっ…」
佐伯くんの顔が苦痛に歪む。
そして腰の動きがひときわ早く打ちつけるようになり、びくんと体をのけぞらせると途切れ途切れにかすれた声で私の名前を呼び、佐伯くんは果てた。

「あー、すげぇ照れる…つーかどんな顔したらいいかわかんねぇ」
耳まで赤くなって私の髪を乱暴にクシャクシャと撫でる。
ーまだ、息が荒い。

「一生、俺のそばにいろ、な…」
「うん…」

もう一度長いキスをする。

その時、ブラインド越しに一瞬部屋がパッと明るくなって、続いてドーン!という音。

「しまった…花火!」
2人は、顔を見合わせて笑った。

fin
272名無し::2006/08/19(土) 13:33:07 ID:BpHlMcN2
キテル!!!!!凄い良いです!!!
273名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 13:34:04 ID:dScKO6yy
以上、>>256です。
初SSにテンパって途中sage忘れたり、つたない文章でお目汚し、すみませんでした。
274名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 13:37:00 ID:utlDQ+4D
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
256神、GJ! GJ!!
キテル可愛いよ、ハァハァ…
デイジーのTシャツ姿にキョドってる所が堪らん。

あと、「ダメだ…すげぇ…可愛い…」にやられますた。
脳内でキテル声で再生されて昼間っから萌え死にそうです。
本当に本当に萌えなSSを有難う!! よし、もう一回読み返してくる。
275名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 13:40:35 ID:LjPQ2edi
良すぎてどうしようかと思った。
超絶GJ!!!!!
マスターがジャマに入るのとかイイヨイイヨー!!
276名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 13:54:11 ID:dScKO6yy
>>256です。
ガチガチにビビりながら書いたのですが、みなさんの温かい言葉に励まされました。
ありがとうございます!

時間あけて、今度は隠し×主人公の意地っ張りものに挑戦してみます。
277名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 14:03:46 ID:9xonVCGg
キテル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
最高でしたハァハァハァハァ GJすぎ
マスター、中の状況分かってたのかなww
つかその後抱きすくめるあたりがもうたまりませんハァハァ
もう耐えられないんだ!にもワロタ
ってか隠しまで書いてくれるんですか! どこまで神なんだ。拝ませてください
278天地×デイジー 0/7:2006/08/19(土) 14:48:09 ID:6gv49IjH
トン切りスマソ。天地×デイジーをSSを投下したいと思います。
SSを書くのも投下するのも初めてなので、上手くできなてないかも
しれませんが、目を通してくれれば幸いです。

ED3狙いで天地とキテルの間をふらふらしているデイジーに天地がやきもきする話です。
あと、強姦モノなので苦手な人スルーおながいします。
天地が頭がイカレててひどい鬼畜なので、それも苦手な人はスルーよろ
279天地×デイジー 1/7:2006/08/19(土) 14:49:53 ID:6gv49IjH
「先輩、今週の日曜あいてますか?」
「天地くん…ごめんね、その日は用事入ってるの」
「…そうですか。それじゃあ仕方ないですね」
「本当にごめんね。今度埋め合わせするから。じゃあ」

「……」

先輩がわからない。
優しくしたかと思えばそっけなくなるし。
今までの女の子たちとは違う、僕の方が手のひらの上で転がされている。

(それに最近、佐伯先輩とえらく仲良しじゃないですか)

よく一緒に帰ってるし。二人三脚もふたりで出てたし。
ふたりは付き合ってるって噂まで出てるんだよ。
そこのポジションはちょっと前まで僕だったのに。
先輩とキスして、運命を感じて、僕はここまであなたを追ってきたんだ。
初めてのデートだって、先輩から誘ってきたんでしょ?
クリスマスだって初詣だってバレンタインだって、僕らはいつも一緒だったでしょ。
散々気のある素振りを見せて、僕が二年生になったら魔法がとけたみたいに冷たくなった。

佐伯先輩は先輩といる時だけ、愛想笑いを止める。
それだけではらわたが煮えくり返りそうになる。嫉妬で気が狂いそうになるんです。
280天地×デイジー 2/7:2006/08/19(土) 14:51:07 ID:6gv49IjH
「先輩」
「天地くん、どうしたの?」

先輩は文化祭の学園演劇の準備で大忙しだった。
演目は『人魚姫』。先輩が演じるのはもちろん主役の人魚姫。
人魚姫が恋する王子の役は佐伯先輩…

「先輩、忙しそうですね。あの、お時間少し取れますか?」
「いいよ、今ちょうど一段落ついたんだ」
「劇の準備は順調ですか?」
「うん!この前ね、衣装を合わせてみたんだ。まだ仮縫いだったけど。
 すっごく綺麗なの。しっぽのところはスパンコールで、遠くからでもキラキラして見えるんだよ」
「へぇ〜!素敵ですね。先輩似合うんだろうなぁ。見てみたいな」
「それは本番までのお楽しみ!」

先輩は無邪気に笑った。裏表のない本当に美しい笑顔。
くやしい。
僕は嫉妬で醜く歪んだ顔で、それは先輩のせいなのに。
くやしい。くやしい。くやしい。

「…天地くん?」
「先輩、ちょっといいですか?話があるんです。とても大事な話なんです。
 だからここじゃないところがいいんですけど」
「…う、うん。どうしたの?」
281天地×デイジー 3/7:2006/08/19(土) 14:52:23 ID:6gv49IjH
文化祭前は部活が強制に休みになる。
がらんとした運動部の部室棟。僕は後ろ手で鍵を閉めた。

「どうしたの?話って」
「…わからないの?」
「えっ?」
「僕が何を言いたいのか分からないの!?」
「ど…どうしたの、天地くん、変だよ」
「変だよ。僕の頭の中おかしくなっちゃったよ。先輩が悪いんだ」
「え?…きゃっ!」

先輩の肩を掴んで押し倒す。大きな音が響いた。
先輩は何が起こっているのか把握できてないようで、ぱちぱちと瞬きを繰り返した。

「あまちく…」
「ここまでされてまだわからない?先輩の天然はもう病気だね」
「あ…天地くん、何するの…こわいよ…は、はなして」
「犯すんだよ。これから、先輩を。だから離すわけないでしょ」
先輩の体が強ばる。
「…冗談よね?」
冗談?バカ言わないで。そんなわけないでしょ。
やるなら徹底的に。

僕が先輩の服を脱がしにかかると、先輩もさすがに察したのか本気で暴れ出す。
「ちょ、やだ!天地くんやめて!大声出すよ!」
出せばいいよ。先輩がいくら叫んだって、今の時期ここは誰も近づかない。
もし見つかったって、僕はもう退学になっても警察に捕まっても構わないから。
282天地×デイジー 4/7:2006/08/19(土) 14:54:05 ID:6gv49IjH
「…先輩、佐伯先輩とはえっちした?」
「なに…!」
「…そう」
「ちがっ…私は佐伯くんとは何も!」
「ふぅん…」

制服を脱がせるのがわずらわしい。何でウチの制服はこんなのなんだ。
しばらく格闘していたけど、先輩も暴れるし、もう脱がせるのは諦めた。
制服の上から胸を触る。
「やわらかい…先輩、胸おっきいね」
制服の上から胸を舐めまわす。唾液でベタベタになって、色が変わってしまった。
「…いやらしいね」
「いやぁっ」
一瞬力が抜けた隙をついて、足の間に身体をねじり込ませる。
黒いパンストを破り、下着の上から舌を這わせる。
「くっ…」
「先輩、もし気持ちいいんなら声出して」
「…ッ!」
先輩は下唇を噛み締めて必死に声を抑えた。
いいんだ。わかってるから。

「…うそつき。気持ちいいんでしょう?感じてるんでしょう?
 下着がぐしょぐしょになってるのは僕の唾のせいだけじゃない。
 先輩はとんでもない変態だね。犯されて感じちゃうなんてさ」
「ッ、最低!離して!!」
先輩はすごい勢いで僕を睨みつけた。
僕はかまわず先輩の下着を脱がせて、溢れてくる蜜をすくいとるように舐める。
先輩の熱い吐息。甘い愛液の匂い。そしてこの状況。
時間を忘れる。気が狂いそう。
283天地×デイジー 5/7:2006/08/19(土) 14:55:36 ID:6gv49IjH
ジッパーを下ろす。早く先輩に入れたいって、さっきからはち切れそうなんだ。
「僕の、結構大きいでしょ。顔に似合わないって言われちゃうけど」
先輩はまるで凶器を見るようなおびえた目つきだった。
「い…いや…やめて…天地くん…おねがい…」
先輩はよりいっそう激しく暴れるけど、僕は男なわけで、か弱い先輩との体格差は歴然だ。
腰を押さえつけて入り口にあてがう。先輩の身体がビクッっと跳ねた。
勢いに任せて無理矢理ねじり込む。
「ぎゃぁッ!!グ…い、痛…ッ!!!」
「せ、先輩ッ!きっつ…ちぎれるっ!」
「痛…いたい!抜いて!むり、むりっ!!」
「せ、せんぱ、息、吐いて」
「むり、むりだってば…う…うぅ…」
先輩は声にならない悲鳴をあげて、僕の侵入を拒んだ。
何とかすべて押し込めたけど、先輩の中は熱くて僕を喰いちぎろうとするくらい絞めつけるから、少し動いただけでイってしまいそうだった。
僕は先輩の呼吸が落ち着くまで待って、ゆっくり動き始めた。浅く、深く、グラインドさせる。
「せ、先輩、ほら、見て!僕たち今繋がってるんだよ」
「う…いや…こんなの…嫌、ひどい」
「ひどい、だなんて。僕は夢のようです」
夢にまで見た、僕は先輩とひとつになってる。
何度も何度も、先輩の淫らな姿を想像してオナニーしてた。
あのときの背徳感はどこかに吹き飛んで、僕は今先輩を犯してる。
抵抗することに疲れて、先輩は人形のように動かなくなった。ただ歯を食いしばって、痛みを堪えて、行為が終わるのを待ってる。
284天地×デイジー 6/7:2006/08/19(土) 14:57:48 ID:6gv49IjH
「はぁ…先輩っ…すごく、気持ちいい…」

やばい、何も考えられなくなる。気持ちいい。
頭の中、先輩でいっぱい。
先輩、ごめんね、痛いよね。すぐ終わるから、もうすこしガマンして。
そして、愛してます。誰よりも。
身体の動くまま、何度も激しいピストン運動を繰り返した。


「せんぱ…やば、出そう…!」
「え…?」
先輩の顔が一気に青ざめる。
「いやッ…抜いて!天地くんおねがい!赤ちゃんできちゃう!!」
「あぁ…いいですね…僕と先輩の、赤ちゃん…」

「はぁ…先輩っ…すごく、気持ちいい…」

やばい、何も考えられなくなる。気持ちいい。
頭の中、先輩でいっぱい。
先輩、ごめんね、痛いよね。すぐ終わるから、もうすこしガマンして。
そして、愛してます。誰よりも。
身体の動くまま、何度も激しいピストン運動を繰り返した。


「せんぱ…やば、出そう…!」
「え…?」
先輩の顔が一気に青ざめる。
「いやッ…抜いて!天地くんおねがい!赤ちゃんできちゃう!!」
「あぁ…いいですね…僕と先輩の、赤ちゃん…」
「いや、やめてぇ!!!やだぁぁぁッ!!!!」
「先輩、あいして、るっ…ハァッ、く、あぁッッ!!」
「いやぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

僕は先輩の中に熱い精液を注ぎ込むと、重なるように倒れ込んだ。
285天地×デイジー 7/7:2006/08/19(土) 14:59:16 ID:6gv49IjH
◇◇◇◇

「うっ…うぅ…ぐす…」
僕が後処理をして、唾液と精液でベタベタになった制服をきれいにしてあげている間も先輩はずっと泣き続けていた。
「天地くん…ひどい、ひどすぎるよ。わたし何か悪いことした?何で?」
「先輩が悪いの。僕をこんなにさせたのは先輩だから」
「わからない…訳わかんないよ…」
「わからない?…そう」
「グスッ…うっ…わかんないよ」
「…楽しみだなぁ、僕と先輩の赤ちゃん。どっちに似ても絶対かわいいんでしょうね〜」
「うう…っ、うわああぁぁぁんっ!!あああ!!」
泣き叫ぶ先輩の頬にそっとキスをする。
僕と先輩のセカンドキス。
「…先輩、愛しています」

糸冬


以上です。
制服をどうやって脱がすかは皆さんにいろいろ意見をもらったんですが、結局脱がずにやっちゃいました。
実は天地未攻略なので、不備があったかもしれませんが許してください。
286天地×デイジー 7/7:2006/08/19(土) 15:00:22 ID:6gv49IjH
あっ!なんか6/7がおかしくなってますねorz
すみません
287名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 15:14:59 ID:4BjYAPVK
おお〜、GJ!!!!
切羽詰った天地いいね〜。爆弾点灯してそう。

今回はED3があるせいか、実際のプレイに沿ってるような胸の痛みが……。
288名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 15:25:30 ID:Z61eZqX3
強引エチ好きなんでこういうのも(゚д゚)ウマー
ED3の為に他のキャラのパラ上げてるときは、対象キャラはこんな感じ
に煮詰まってるんだろうなー。
289名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 15:25:46 ID:vAPfCG5S
乙です。二股デイジーに制裁って感じでGJ!!
爆弾点灯っていうか既に爆発して放置されてるんじゃないかというぐらい切羽つまってるw
290名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 15:57:58 ID:eXY+uAeM
まったく同じED3強姦ネタを考えていた私が通りますよ。
291名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 16:02:19 ID:4BjYAPVK
サラニキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ワクワクテカテカ
292名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 16:57:28 ID:pRD2HUqu
若と天地のS度ってどっちが上だろうか。
293天地×デイジー 7/7:2006/08/19(土) 17:23:17 ID:6gv49IjH
278です。感想いただけてうれしいです。
今度は氷上×デイジー書いてみたいです。
自分の最萌えは志波です。神のご君臨お待ちしてます(´∀`)
294名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 17:23:22 ID:eXY+uAeM
「先生は大人だから、スパンキングだってしちゃうんです」
295168:2006/08/19(土) 19:50:29 ID:4BjYAPVK
志波書き中にちょっと浮かんだキテルを投下しようと思います。
エロはなしですが、深読みすれば微エロ……読めば分かるかと。
彼の部屋に遊びに来て彼が寝ちゃって、デイジーが傍に寄って顔を近づけたという流れです。
卒業前のときめき状態。ちょっとだけハリー風味?

ちなみに今似た状況での志波を書いてます。卒業後の初Hで。
内容はぬるいですが、投下は2,3日中には……。
他の職人さんがたのSSも楽しみにしてますノシ
296キテル×デイジー(微エロ):2006/08/19(土) 19:51:06 ID:4BjYAPVK
「わぁっ!」
 目をうっすらと開けた、と思ったら、佐伯くんはすごい声で飛びのいた。
「あ」
 目、覚ましちゃった……。
「おまえ、いま、何して……」
 びっくりした佐伯くんの顔。何言ったらいいか分からない様子で、口をぱくぱくさせてる。
「ん? 可愛いなあって思って」
「可愛いって、それ、おまえが言うか……って、そうじゃなくて……」
「寝てる顔、小さな子みたいだったよ?」
「…………」
 うーん、黙り込んじゃった。
 確かに子どもみたいって言われたら嫌だよね。
 私は、彼が拗ねるか怒り出す前に、素直に謝っておくことにした。
「ごめんね?」
「……またそういう……。……ああもうっ」
「?」
「おまえはしばらく半径5m以上近づくな! 見るのも禁止! 離れろ、こら」
「ええ〜? 寝ちゃったのそっちなのに……」
 しぶしぶ離れると、うしろで佐伯くんのくぐもった声がする。
「人の気も知らないで……」
「えっ?」
 何て言ったんだろう。ぼそっと言うから聞き取れないよ。
「もういい……」
 はあ、と大きく息をつく佐伯くんに、私は、しばらく何も言わないことにするしかなかった……。




・終わり・
297名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 20:01:07 ID:Wyb1Wg7H
そう言うと先生は露わになった私のお尻を一撫でし、容赦なく同じ手で平手打ちした。
パアンッ!
耳をつんざくような音が部屋中に響く。
「いたっ…い…」
壁に背を預け座り込んだ先生。その膝の上に跨る、お尻を丸出しにした私。
それだけで私の頭はおかしくなりそうだった。


という妄想をしちゃったジャマイカ!
298名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 20:11:37 ID:Wyb1Wg7H
連投スマソ。
>>296わぁ、更新不足で空気読まずに書き込みしてしまっていた。申し訳ない…。
>>294の一言にインスパイアされて…。
キテルにチョップされて逝ってくるノシ
299名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 20:48:20 ID:ks7ca86+
>>261
G J!初めてでジャムプレイとはやりおるなキテルww
セリフもキテルらしくて萌え転げました。こんないいもの読ませてくれてありがとう!
>>279
鬼畜天地キタ━━━(;´Д`)ハァハァ
天地の黒さ全開で萌えました。このあとどうなっちゃうんだろうww
300名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 21:05:51 ID:eXY+uAeM
>>298
(・∀・)人(・∀・)インスパイアGJ!
スパンキングを提案した私が来ましたよ。

次のSS投下までの暇つぶしにどうぞ

─────

「あァんっ!」

バックで突かれながら音高く尻を叩かれて、私は堪らず声を上げた。
力が入った拍子に、胎内で暴れている先生をきつく締め付けてしまう。
お腹の下に枕を入れて、腰を突き出した恥ずかしい体勢。
これだけでも恥ずかしくてたまらないのに、先生は言葉でも容赦なく私を嬲る。

「小波さんは恥ずかしい子ですね。
僕にこんなことをされて悦んで…ほら、またきつくなった」

背後から覆い被さっている先生が、私の耳元で囁いた。
耳にあたる息が熱い。
先生も興奮しているんだと思うと、お腹の辺りがきゅんと疼いた。
既にびしょびしょになってしまっている接合部から、蜜が吹き出して先生を汚す。

「おやおや。また感じちゃったんですか?」

「ぁ…だってぇ…」

「わかってる。お尻を叩かれると気持ちいいんでしょう?
小波さんはいやらしい女の子だから」

グプッ、グプッ、
そんな音をさせて硬い肉棒が膣内を擦る。
先生はゆっくりと入口近くまで引き抜いたそれを、再び力強く打ち付ける動きを繰り返した。
柔らかいお尻の肉を手で鷲掴んだかと思うと、時々気まぐれにバシッと叩く。
301名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 22:18:53 ID:y9PKw/sw
デイジー×キテルに挑戦中なのだが。
肝心の本番で筆が止まったーーーー!

みんなオラに元気を分けてくれ!!!
302名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 22:24:28 ID:4BjYAPVK
もしや小悪魔デイジーなのかそれは…!? >デイジー×キテル

>>298
いや、こちらこそすみません…。微妙なのが割って入ってしまった。
2、3日中と書いたけど、早ければ志波、今晩仕上げられそう。
皆様のお好みの志波&デイジーかどうかは書いていて自分でも分からなくなってきましたが…。
とりあえず投下してスッキリしたい。ところです。
303名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 22:27:16 ID:jsAN7A6Q
>>301
よし頑張れ!それ頑張れ!!
この屈折した萌えと妄想力、>>301に届け!!w
304名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 22:29:42 ID:eXY+uAeM

私は体を震わせて本格的に喘ぎ始めた。
自分でも信じられないほど甘ったるい声が出る。
先生の言う通り、私はいやらしい女の子なのかもしれない。
だってこんなにも気持ちがいいんだもの。
打ち込まれた熱い杭が内部の粘膜を擦るたび、今までに感じた事のない快感が全身を駆け巡った。

「あんっ、せん…せぇ、せんせぇっ…んあぁんっ!」

うわ言のように叫び続ける内に、先生の動きが早くなる。
私を追い詰めるのと同時に、先生も限界が近いからなんだとわかった。

「小波さ、ん…凄くイイ…君は、本当に…」

先生が呻く。
シーツは激しい躍動のせいで皺を刻み、その純白のシーツを必死に掴む私の指は、床を突き抜けて落ちて行ってしまうような体を繋ぎとめようとして白くなっていた。

「は、あうっ、ん…っ、あ、はあぁっ!」

頭の中がめちゃめちゃになっていくようで、もう何も考えられない。
先生のモノが奥深くを貫いて、ビクビクと脈打っている。

「あうっ!…せんせ、ああぁぁんっ──!」

真っ白な光が弾けた気がした。
四つん這いのまま背中を仰け反らせて私は喉から悲鳴に近い叫びを絞り出し──次の瞬間、体中から全ての力が抜けていった。
305名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 22:37:05 ID:eXY+uAeM
「んぅ……くっ、ん…」

胎内で弾けた先生の熱い精が流れ込む感触。
先生は腰を揺すって全てを注ぎ込もうとしている。
背中からぎゅっと抱きしめられた。
まだ荒い息をついている唇が耳たぶに触れてくすぐったい。

「気持ち良かった…ピンポンですか?」

シーツにぐったりと伏した私に、先生はそう言って笑った。
シている時とは全然違う、無邪気な笑顔で。

END
306名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 22:55:40 ID:eXY+uAeM
携帯の調子が悪くて、ブツ切り投下スマソ
(´・ω・`)おまけに名前欄にカプ入れ忘れてるし…
神降臨までの繋ぎにと思ったんだけど、かえって邪魔になってたら
申し訳ないです。
307名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 23:00:09 ID:Z61eZqX3
GJ! リアルで見ました〜。
若スキーなんで萌えたです。
308名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 00:38:25 ID:C4MmH1S4
ハリー物書いてるのだが、
微エロしか書けない上、やたら長くなっちまうorz
309名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 00:56:43 ID:rH1MpwJS
ハリー大好きなので読みたい! 電波つピピピ…
志波書いてると言った者ですが、重大なミスが見つかり、明日以降で…スマソ
どうしても展開がエロくならない……このアタマどうにかしてくれ
310名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 01:14:34 ID:pzkkVLqG
>306
GJ!若サマいいよー
311名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 01:50:47 ID:GxUyMNR1
水差すようで悪いけど
このスレ職人さんの作品執筆中の途中経過みたいなレス多いのが気になる
誘い受けっぽく見えるからできれば控えて欲しい
皆待ってるから出来上がった時に堂々と来ればいいと思う
でもいつもいい作品ありがとう職人様方
312ハリー×デイジー0:2006/08/20(日) 02:22:39 ID:C4MmH1S4
一応書き上がりました。
ハリーへの愛を持って頑張って書きました。
何かおかしな点等ありましたら、レスお願いします。
携帯厨なのでうpにかかりますが、お時間頂けると幸いです。
313ハリー×デイジー1:2006/08/20(日) 02:23:38 ID:C4MmH1S4
「半年か…」
卒業の日、オレンジ色に染まる砂浜で、
アイツに3年分の想いを伝えた。
そして2度目のキスをした…

それから半年、俺は音楽活動をしながらフリーター、
アイツは保育士として働いている。
時間を見つけて、なるべく一緒にいる様にしている。
高校時代と変わった所は、お互いの気持ちが通じ合った事。
それ以外は高校時代と何ら変わりはない。
…不満な訳じゃない。
けどオレだって男だ。アイツとやりてぇ…じゃなくて!
もっともっとアイツの事を知りたい。
もう一歩踏み込んだ関係になりてぇんだけど、
オレのこの性格のせいもあり、なかなか上手く言い出せない。

「今日こそは…!」
意を決してアイツに電話をかけた。
プルルルルル…
「もしも〜し」
いつもの明るい声。
「オッス!今暇か?」
「うん。今帰って来たとこ」
「オレんとこ来ないか?…あ、ヘンな意味じゃねぇぞ!オレんち遊びに来いって事だ!」
携帯越しに微かに笑い声が聞こえた。
「コウ…毎回家遊びに来いって言う度に弁解しなくても解ってるから…フフッ。
今から着替えて行くよ。」
「お、おぅ!待ってっかんな!」
ピッ…
完全にバカにされてんなオレ…まぁ仕方ねぇよな…
取りあえず気合い入れる為に、家だけど髪立てるかな。

そうこうしてるうちに…
ピーンポーン…
「…来たっ!」
いつもと違う緊張感…
ガラガラガラ…
「お、オッス!」
314ハリー×デイジー2:2006/08/20(日) 02:26:41 ID:C4MmH1S4
「オッス!あれ?どうしちゃったの〜家なのに髪立てちゃって」
「べ、別に意味はねぇよ!」
「ふ〜ん。じゃおじゃましま〜す」
慣れた面もちで家の中に入っていった。
心臓バクバクのオレとは相反して、
いつもの様に完全にくつろいでいる。
赤いホルターネックのキャミに、黒いスリットスカート…
こういう日に限っていつも以上に露出度の高い服きてやがる…
(コイツ…こんなに胸でかかったっけ?)
ついつい赤いキャミの胸元に視線を集中しちまった。
そんなオレの視線に気づいたのか、
「何見てんのぉ?」
「見てねぇよ!」
「嘘だぁ、顔が真っ赤だよ?フフッ」
「うるせぇ!何でもねぇよ、バーカ!」
「ひどーい!」
「…はぁ…俺ら成長しねぇよな…。あの時と一緒…」
言葉をつまらせている…
暫くの沈黙の後、オレは口を開いた。
「なぁ…」
「ん?」
「オマエさぁ、今のままで満足か?」
「何が?」
「高校時代と何も変わってねぇじゃん、オレら」
「そうだね…」
「…オレは…その…もっとオマエの事知りてぇ…つぅか…」
「…それって…」
高校時代からもう一つ変わった所があった。
コイツが有り得ねぇ程の鈍感ではなくなった事。
「…いいか?いいよな?」
無言で頷いたのを確認したと同時に、
しっかりと抱きしめた…そして唇を重ねた。
あの頃より成長した胸が、
オレの胸に押しつけられた。
それだけでどうかなっちまいそうな程だ。
315ハリー×デイジー3:2006/08/20(日) 02:28:51 ID:C4MmH1S4
どんどん心拍数が上がっているのが自分でわかった。

髪に触れながら、頬から首筋へ唇を這わせた。
「…ん」
艶っぽい溜息…今まで聞いた事のない声。
ゆっくりとベッドに倒れ込み、
オレは更に右手を胸へと滑らせ、優しく感触を確かめた。
掌に収まりきらない程のボリューム、
そしてその柔らかな感触…
「…服、いいか?」
何となく確認してしまった。
今更拒絶される筈もなく、キャミを取り去った。
大人びた服の下から姿を表したのは、純白のブラ。
意思表示なのか、少し背中を浮かせていた。
そこから背中に手を回しホックを外し、ブラを取り去ると、
立派に成長した胸が姿を現した。
乳首はもう既にその存在を誇示していた。
その部分を避けるかの様に、
白い胸全体にに舌先を這わせた。
じらしってやつ…
それと同時に左手で揉みしだいた。
「あ…んっ…」
顔を紅潮させ、甘い吐息を漏らす姿を堪能した所で、
乳首に軽く舌先を当てた。
ピクリと反応した。
それを口に含み、舌先で転がした。吸いついてみた。
その度に反応を返してくれる姿に、
ますます心拍数はあがって行った。

脇腹から身体のラインをなぞり、
316ハリー×デイジー4:2006/08/20(日) 02:30:31 ID:C4MmH1S4
右手を下半身へと移動させた。
スリットの隙間から手を入れ、あの部分へ…
下着の上からでもその部分の形がハッキリ解る程、
もうぐっしょりだった。
「オマエ…スゲェな…」
更に顔を赤らめ目を反らす姿がたまらなく可愛かった。

右手の中指でその割れ目を優しく上下になぞってみる。
「あ…んふっ…あんっ」
スカートを捲くし上げ、ぐっしょりの下着を取り去ると、
初めて見る生身のソコは、
ヒクヒク脈打ちながらイヤらしく糸を引いてた。
膝を割り、ソコの真正面に顔を近づけると、
「…恥ずかしいよぉ…」
小声で呟く。
「平気だっつうの。」
と言って、割れ目の糸を舌先で舐め取った。
でもってその舌で割れ目の奥の充血した突起を舐め上げた。
更にその下の口にも舌を這わせた。
幾ら舐め取っても溢れてくるやらしい液体…
今まで以上に甘い艶声を漏らしている…
(大丈夫だよな?感じてくれてるって事だよな?)
初めての不安に駆られながらも、
右の中指に溢れ出る液体を絡め、ソコに突き刺した。
指を締めつける…
その中も脈を打っているのが解る…
その指を出し入れしながら問いかけた。
317ハリー×デイジー5:2006/08/20(日) 02:34:45 ID:C4MmH1S4
「…気持ちいいのか?」
「う…ん…あぁっ!んふっ…」
声にならない声で答える。
最っ高に愛おしく感じた。
それと同時にオレの一部ももういっぱいいっぱいだった。

「…挿れてもいいか?」
頷いた…
オレはベルトを外し、もういっぱいいっぱいのモノを晒け出した。
そして枕の下に準備してあったコンドームを着けた。

左手で頬に触れ、優しくキスをした。
「痛かったらごめんな…」
そう言ってオレの起立した部分を、割れ目の奥へ当てがった。
そして先端から少しずつ挿れた。
「…んっ!いた…っ」
「悪りぃ!…大丈夫か?」
慌てふためくオレに対して、
「…大丈夫だから…ね…?」
オレの背中に腕を回してきた。
「わかった…ごめんな…もう止まんねぇ…」
ゆっくり奥へと進め、少しずつ動いてみる。
「あふっ…ん…あぁ…」
収縮を繰り返すその中…
締め付けられるオレのモノ…
体温を感じて…
最高の快感だった…
ライブでステージに立ってる時とは違う、
好きな女と心も身体も繋がってる瞬間…

果てそうなのを必死で我慢した。
慣れない、ぎこちないかもしれない…
けど初めてなりにがむしゃらに動き続けた…

318ハリー×デイジー6:2006/08/20(日) 02:36:49 ID:C4MmH1S4
オレの背中に回った手に段々力がこもる。
「あぁっ…あんっ…あっ」
声にならない声がオレの海馬まで響き渡るみてぇだった。
「んっ…コ…ウっ…!」
「あ?!」
最早余裕の無いオレは必死になりながら応える。
背中の手に更に力が込められ、
「…コウ…っ愛…してる…!」
絞り出すような声でそう言った…
「オレもだっつ〜の!」
…やべぇ
ライブ以外に、世の中にこんな幸せな瞬間があったのか!

オレは一気に絶頂への階段を駈け上る様に激しく突いた。
「あぁっ!…あぁっ…あふ…もぅ…ダ…メ…!!!!」

その声と同時にオレは果てた…
オレの欲望はドクドクと脈を打ち、
初めて愛する女の中で放たれた。

二人揃って肩で呼吸をしながら、
顔を見合わせ微笑んだ。
そして彼女の鼻先に優しくキスをした。
そんなこんなでオレの初体験は終わった…
と思っていると、
「ねぇ、何でコウはTシャツ着たまんまなのよ?」
…そう言えば脱いでなかった。
「別に脱がなきゃいけねぇ決まりはねぇだろ!」
「脱いでる余裕なかったとか?」
イタズラな笑みを浮かべながら言う。
「うるせぇよ!」
「また顔が真っ赤…ふふっ」
「うるせーったらうるせー!」


一歩進んだオレ達。
やっぱりこんな感じには変わりない。
319ハリー×デイジー終:2006/08/20(日) 02:41:31 ID:C4MmH1S4
投下終了です。
一応ハリー視点な感じで書いてみました。

皆様の感想が怖いですが…(((゚д゚;)))

ハリーへの愛を持って書いた事だけは確かです!!w
320名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 02:51:01 ID:CwtrOQES
GJ!GJ!GJ!神!
投下にリアル遭遇なんて初めてだったよ
自分ハリー最萌えなんで禿げ萌えた
321名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 10:23:54 ID:6YW03wxw

      ∧∧     ∧∧     ∧∧    ∧∧    ∧∧    ∧∧     ∧∧
キタァ━━(*゚∀゚)━━(,*゚∀)━━(  *゚)━━(   )━━(゚*  )━━(∀゚*,)━━(*゚∀゚)━━ン!!!
     と  つ   /  つ     l  、)   と  |    ⊂ 〈   r 、  ⊃   と ⊂)
    〜(_,,つ   〜  〈     〜  )   /  〜  と  〜   ヽ、_ノ〜   〉  つ
       し'    (/"ヽ)    (,/し'     し"ヽ)    し'     (,/      .し'")

待ってましたよハリー!ハリーらしくてマジでいいっ!
同じくハリー最萌えなので投下嬉しかったです。
322名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 11:05:11 ID:d0B5idNK
キターーー!!!!
姐さんのハリーへの愛、伝わったよ!!ハゲ萌え!!
コウ呼び好きなんでそこにも萌えた(*`Д´*)ハァハァ
323名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 12:22:01 ID:C4MmH1S4
ハリー×デイジー書いた者です。
初SSだったので不備な点あったかと思いますが、
萌えて下さった方がいて良かったです(ノД`)゜。・

ハリーではなくあえてコウ呼びにしました。
324名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 12:57:29 ID:dopiwTdk
>>323

乙です。
文章はうまいし、テンポもいいからいい意味ですいすい読めました。
ただ、全部同じペース配分で書かれてたからあれあれ……といううちに終わってしまった印象です。
何か一つエピソード入れればイイコトありそうな予感。
偉そうでゴメン。
文章好きなんで次出来たら是非読ませてホスイ。
325名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 13:23:37 ID:01Hyvkwi
>>324
>>323はお前さん専用の萌え製造機じゃないぞ。
誤字脱字の指摘ならともかく、内容に関する注文は身勝手すぎないか?
エロパロ板はみんなで萌えを分かち合う場所なんだから、個人の好みからくる批評は控えた方がいいと思う。
326324:2006/08/20(日) 13:51:50 ID:dopiwTdk
内容に関する「注文」……ねえ。

以前、別スレだけど投下して長い時間放置されたことがあったのさ。
何度もリロードして、すごい不安だった。

>>323さんのレス見てその時の事思い出したから書き込んだんだけど、余計なお世話だったみたいだね。
ごめんね。
327名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 14:40:57 ID:gmhvjptN
な に や ら 殺 伐 と し て 参 り ま し た !


空気読まずに志波×デイジーの激しいセクロスマダー(・∀・)/∪⌒☆チンチン
328名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 15:05:04 ID:wqeVUoMB
デイジー「志波くんが好きなの!!」
志波「まっ、待て!」

ギシギシアンアン

志波「俺は…取り返しのつかないことを…」

というのをお待ちしています。
329名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 15:18:06 ID:e67zHtxe
>>328
そのままデイジーが誘って第二ラウンド突入キボン

あとこれは自分の勝手な意見なんで、気に入らなかったらスルーしてほしいんだけど
職人さんの呟きが多ければ多いほど、勘違いした人間がからみやすくなる気はしてるので、
夏という時期も含め、職人さん方はそれを理解した上で呟いたり投下した方が良いかもしれない
せっかく書いてくれたのに嫌な思いしたりしたら読み手も悲しいしやるせないし

とりあえず自分もマターリしつつ、無駄に晴れ着で職人さん待ってます
330名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 15:21:47 ID:jm5VQoHY
今までROM専だったけど全部読んでハァハァしてます。ネ申ありがとう。
温水プール帰りのスク水で待機してます
331名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 16:37:52 ID:C4MmH1S4
323です。
何か私の投下で雰囲気が悪くなってしまった様で…
申し訳ないですm(_ _)m
続きも考えていたのですが暫くは投下控えます

最後に、どんなものでも意見を頂けるのは、
次への参考になるのでありがたく思います。
332名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 17:08:25 ID:39iLt5xh
前文とあとがき程度じゃなくて、リクキボンとか進行状況報告はイラネってことかと思ったんだが…
読解力?シラネ(・∀・)
333名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 18:37:34 ID:JYd3h37v
確かに進行状況報告とかイラネ
誘い受け臭を激しく感じる
334名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 18:54:52 ID:iTzp8yq2
>>331
まぁまぁ、GJ

テンプレに
・執筆の進行状況報告は控える
入れればいいんじゃない?
漏れ個人としてはこういうところで作品批評をされるのは好きじゃないから
(執筆者としても他者としてもね)それもいれてほしいけどな
335名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 18:59:42 ID:e67zHtxe
個人的にはリクキボンとか進行状況報告はいらないと感じるけど

>329で言いたかったのは、単純に職人さんの発言回数が多いほど、時期的にもからまれやすくなるってことで。
初投下の人が多いみたいなので尚さら、叩かれたり荒らしに嫌なこと言われたりする可能性があるのを
わかった上で発言した方が良いんじゃないかなって、自分が勝手に思っただけだから

このスレ自体も板一覧の上の方にあるし、予防策として一応言ってみたけど…
それで職人さんが逃げたら意味ないねorz
スマソ
336名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 19:08:42 ID:rH1MpwJS
まあ自分も「需要ないかな?」とか「書こうと思うんだけど○○」な発言は、
誘い受けっぽくて気になるほうなんだけど、
(悩むより、書いてしまえという気になる)
このスレは初SSの人が多いみたいだし(自分もそうだが)
ネタとか、進行での悩みとかのレスにはある程度頑張れと返したくなるけどな。
書くと分かるけど、ものすごく緊張するものだし…。

という意見はこのへんにして、ハリーSSの人、良かったよ!
ハリーっぽくて所々で笑い、萌えさせていただきました。ありがとう。
ちょっとハリーより余裕なデイジーもイイ……。
337名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 21:06:54 ID:i5PPVkco
まあ、そんなことより予告のあった花屋神はいつ降臨するのかってことですよ。
情け容赦のない萌殺される様な花屋を望んでおります、少佐。
338名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 23:07:19 ID:fTn7zcvS
>>313
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
GJGJGJ!!!
やりてぇとか正直なハリーにワロス萌えス
程よくうわてなデイジーもGOOD。二人とも可愛い!
萌えをありがとうございました。おかげで今日はいい日だ
339名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 00:56:38 ID:zF3mgpuA
>>324>>326
言ってる意味がわからん
>>312さんのペース配分でちょうど良く読めたよ?

たいそう萌えました
ありがとう>>312さん
340名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 01:50:06 ID:Gte6P+zk
神ありがたいよ神

ぴったんこぴったんこ言ってるクリスは対面座位とか
お似合いかなと思う。密着度が高そうでなんかそういうイメージ。
341氷上×デイジー妄想:2006/08/21(月) 01:55:54 ID:OV0R0/yR
 高校卒業後、何度目かのお部屋デートでの出来事。


「ねえ、格くんってさ、すっごく紳士的だよね?」
「紳士的?それはどういう意味でかな?」
「だってさ、私たち、付き合って半年以上経つけど、あの……ほら、ね?なんていうか……」

もちろん、3回目以降のキスがないわけじゃなかった。
でも、それはふわりと唇を重ねるだけのもの。
デートでは手をつないだりもするけれど、まだ抱きしめられたことはなかった。

「えーと……コホン。つまり君は、僕たち二人の関係が……その、
今時の大学生の標準的なレベルに到達していないと、そう言いたいのか?」

わざと遠回りな言い回しに、上ずった声。
これは、照れるような話をするときの格くんの癖だ。

「あっ、もちろん触れ合うだけのキスもいいんだけど……」
「き、君は、今のままじゃ不満だと……つまり、先に進むことを望んでいるのか?」

(そんなストレートに聞くなんて、格くんってば女心を分かってないんだから!)

恥ずかしさで耳まで赤くなるのを感じながら、私は無言で頷いた。

「!?」

部屋の風景が引っくり返って、目に入ったのは天井と、私の顔を覗き込んでいる格くんの顔。
一瞬何が起こったか分からなかった。
……格くんに、押し倒されちゃった。
華奢な体つきに見えるけれどやっぱり男の子、
こんなに力があったんだな……と思っていると、
格くんの顔が近づいてきた。私は目を閉じる。

格くんの指が私の唇をこじ開ける。
いつもの軽いキスとは全く違う、激しい、貪るようなキス。
初めての感触に、頭がぼうっと痺れるようだった。

「僕は、紳士的なんかじゃない」
唇を離すと、困ったような顔で格くんが呟いた。
「本当はずっと前から、こんな風に君に触れたかった。
でも、こんなことしたら君に嫌われるんじゃないかと思って、
そして、僕の理性が抑えきれなくなるんじゃないかって……怖かったんだ」
「そんな、嫌いになるだなんて……私だって、格くんに触れたかったよ。」
「本当に?」
「うん」

再び、激しいキス。
温かくて柔らかい舌が、優しく私の口の中でとろけていく。
思わず吐息が漏れる。

「ん……」

格くんは、少しの隙間も許せないとでもいうように、強く強く私を抱きしめた。

(少し痛いよ……それに……)

「格くん、あのね」
「ん?」
「下の方……あ、当たってるの」
「……っ!」                                   <終>
342名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 02:09:06 ID:ejssxylq
ぶほっ!

神の投稿終わるまで待っていようと思ったら
唐突な<終>に茶ー吹き出してしまた。

続きキボンヌ(*´Д`)
343名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 02:09:38 ID:ita//n/5
>>326
投下してもずっと放置、だったらそれまでの出来だったんじゃないの。
書いたからってレスは必ずつけるという決まりはないんだしさ。
>>341
いい所で終わり杉w続き求む

そういやこのスレ的にクリスってどうなの?自分、まだ攻略してないんだけどwww

344名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 02:10:32 ID:Ysj9usfU
>>341
うはwww氷上が青臭くて良いカンジですねGJ!

そして自分も真咲×デイジー投下します。
345真咲×デイジー 1/6:2006/08/21(月) 02:12:05 ID:Ysj9usfU
「かんぱーい!」
 ガラステーブルの中央には綺麗に盛られた数種類のおかず。そして山盛りにされた白米。
 端には可愛らしく造られたババロアとゼリー。そして二人の手にはガラスのコップ。
 ちなみにコップの中身であるが、真咲の分は柑橘系のサワー、もう一つはオレンジジュースである。
「やっぱ先輩って凄いですね。私こんなに上手に作れませんもん」
「ハハッ。やっぱ説得して学食のメニューから案をもらってきただけのことはあるな」
「でも彼女としては少々悔しくもありますね」
「んだよ。デザート美味そうだぜ、マジで。それで十分じゃねーか」
 片手でチューハイを煽りながら、空いた手で彼女の頭を撫でる。するとたちまち可憐な笑みを見せた。


 彼らが灯台の祝福を受けてから早半年。真咲と居たい一心で二流大学に入ったものの学年や講義の関係で時間はずれていた。
 しかし「出来る限り昼飯を一緒に食べる」や「休日はなるべく一緒に過ごす」等の約束で二人の距離は急速に縮まっていた。


 ところが彼女、こと小波みなこは付き合いに不満を感じていた。
 別に真咲の女癖や酒癖が悪かったり、ホラー映画を強要したり、性癖に問題があるわけでも無い。
 この半年、実際には出会って3年以上の月日が流れても、あまりに清すぎる交際だったのだ。
346真咲×デイジー 2/6:2006/08/21(月) 02:13:34 ID:Ysj9usfU
「美味しい!先輩やっぱりすごい!」
「あー、あんまりがっつくんじゃありません。女の子がはしたない」
「だって先輩のが美味し……ゴホッ!」
「あー。ほら言わんこっちゃない!」
 そう言いながら手に持っていたコップを渡す。それをみなこは勢い良く飲んだ。
「……はー、死ぬかと思った」
「急いで食うからだ。飯は無くなんないぞ」
「えへへー。だって先輩の作るご飯、本当に美味し……」
 そこまで言うと、みなこは真咲の肩に寄りかかる。
「ん?どした?」
「何か、暑いです」
「暑い?クーラーはかけてるぞ?」
「ん……でも暑い」
 ちなみに今日のみなこのファッションはキャミソールに半袖のカットソーを重ね着し、ボトムは白い太腿がはっきり見えるミニスカート。
 どうまかり間違えても「暑い」という単語からは程遠いように思える。
「ハハ。じゃあ暑いなら上着脱いでおけよ」
 軽い、冗談を言ったつもりであった。しかし、真咲はまだ気づいてはいなかった。

「……ん。じゃあ遠慮無く」

 自分が先ほど飲ませたものはオレンジジュースではなく、自身のサワーだったことを。
347真咲×デイジー 3/6:2006/08/21(月) 02:14:37 ID:Ysj9usfU
「ちょ、ちょっとみなこ!?」
「先輩が脱げって言ったんじゃないですかー」
 唇を尖らせ、拗ねた口調でそう言うみなこを見て、真咲はこいつ可愛いなー、などといった感想を心中で暢気に述べる。
 しかしながら事態は殊の外、暢気なことを考えている場合でも無くなってきていた。
「……まだ暑い」
 そう言いながら今度はキャミソールに手をかける。そして、考え事中だった真咲を一気に冷静にした。
「だー!待て!早まるな!」
「だって暑いんですもん」
「男の部屋で気軽に洋服脱いじゃいけません!」
「気軽にじゃないもん!真剣だもん!」
 良く見ると、一般規格よりも大きめな瞳は充血し、涙が溜まって溢れそうになっている。心なしか頬も赤く、その表情はひどく扇情的であった。
 その様子を見て真咲はようやく気づく。自分の先ほど飲ませたものはジュースではなく、酒だということに。
「あのな、みなこ。お前は酔ってるから……」
「うるさいれす!せんぱい!」
 そう言いながら、みなこは真咲に詰め寄る。そして、お互いの呼吸を感じ取れる距離にまで近づいた。
「お、おい……」
「せんぱい……私って、そんなに魅力無いですか?」
「……は?」
「半年も付き合ってて手ぇ出さないのおかしいって……言われたん、れす」
 言葉が詰まり、あとはしゃくり上げる声が響く。
「……あのな、みなこ」
「だから、わたし……」
 言葉が切れる。まさか、急にアルコールを飲ませたせいで……と危惧した真咲は顔を覗き込む。
 その瞬間、彼の顔を両方の手のひらで包み、引き寄せた。

「もう、我慢の限界」
348真咲×デイジー 4/6:2006/08/21(月) 02:15:18 ID:Ysj9usfU
 そのまま重ねられた唇。普段の二人がしないような、激しく舌を絡ませる口付け。
 部屋には妖しい水音が響く中、真咲は予想していなかった一連の展開にひどく混乱していた。
「ん……」
 しかしながら、目の前に居る彼女はひどく蠱惑的で。欠片しか残っていない理性がどこかへ飛んでいきそうになる。
 お互いの口内が柑橘系の苦味になった頃に、ようやく唇が離される。
「みなこ……」
「今日は、せんぱいの言うこと聞きたくありません」
「いいから聞きなさい。そして服に手をかけない!」
「やだ!あつい!」
 言うが早くみなこはキャミソールを脱ぎ捨てる。そしてそのまま、真咲をゆっくりと押し倒す。
「ふふっ、せんぱいってば顔真っ赤」
「ば、バカ!何やってんだお前」
 部屋着のジャージのジッパーを下ろしながら妖しく微笑む。いつもと違う種類の笑みに動揺しながらも何とか肩を押し返す。
「ほら、みなこ。お前酔っ払ってるだけだから、その、絡むんじゃありません」
「絡んでませんもん!本心だもん!」
「語尾がおかしい!あー、だから脱がすな!」
「わたしだけ脱いでるのふこーへーですもん!それに、わたしせんぱいの全部がほしい」
 潤んだ、意志の強い瞳。一度言ったら聞かない、ちょっと頑固な性格。そんな所が、そんな表情を、真咲は愛しく感じた。
「……後悔すんなよ、みなこ」
 正面から抱きしめる。するとみなこは上機嫌を表すように明朗な口調で言った。
「せんぱい、だいすきれす」
 そう言いながらもう一度みなこから口付ける。今度は唇を重ねるだけの、いつものようなキスだった。
349真咲×デイジー 5/6:2006/08/21(月) 02:15:57 ID:Ysj9usfU
「ん……」
 熱の篭った声が部屋の中で響く。真咲の手のひらで胸は形を変え、そしてみなこは成すがままになっていた。
「せんぱ……くすぐったい」
「んだよ、余裕あんなー」
 クスクスと笑う吐息は真咲の耳にダイレクトに届く。そしてみなこは真咲の首に腕を回す。
「でも、きもちーよ、せんぱい」
「……そうかよ」
 多少ぶっきらぼうにそう言うと、真咲はスカートに手をかける。ボタンを外すと、重力に従ってするりと落ちていく。
 まだ誰にも踏み入れられていないソコを、真咲の指で撫でる。
「ひゃっ!……ぅあ……」
 そこで慌ててみなこは自分の口を塞ぐ。すると真咲は片手で髪を撫でながら囁く。
「どうしたんだよ?さっきまでの威勢は」
「だ、だってきもちよくて……声が、あっ!」
「……我慢すんな、声」
「えっ……?」
 潤んで、焦点のあまりあっていない瞳がぼんやりと真咲の方を向く。
 紅潮した頬、息をして嬌声を紡ぐ紅い唇、剥き出しになった白い肩や足。その全てを見てから彼は続ける。
「我慢するな、全部。その代わり、俺だって我慢してやらないからな」
 そう言いながら再度指を這わせる。今度は確かに、彼女が感じている声が部屋に響く。
「やぁっ!せんんぱ……わたし、おかしくなっちゃう!」
「いいんだよ、それで」
 髪にあった手が頬に伸びる。そして真咲はみなこの表情を見ながら言う。
「お前が気持ちよくなってくれなきゃ、俺が困る。だから、もっとおかしくなれよ」
 そのまま、何か言おうとする唇を塞ぐ。そしてそのまま、無骨な指を激しく動かした。
「ふぁっ!もう、だめだよ、せんぱい!」
 唇を離すと漏れる喘ぎ。その声一つで、指が激しく動いていく。
「もう、わたし……ダメェッ!」
 真咲の背中に鋭く爪が立てられる。瞬間、みなこの体が弓なりにしなった。
350真咲×デイジー 6/6:2006/08/21(月) 02:16:39 ID:Ysj9usfU
 真咲の肩に顔をうずめるみなこ。しかしその様子がおかしいことが真咲はすぐに分かった。
「コイツ……寝やがったな」
 すやすやと、小さな寝息をたてながらみなこは瞳を閉じてしまった。
 慣れない酒と、慣れない好意で疲労やら何やらが蓄積してしまった結果だろう。
「にしても……安心しきった顔で眠りやがって」
 今までしていた行為で見せていた表情とはまったく真逆の、純粋無垢な寝顔。だからこそ恐ろしいのだ。
「とりあえず、俺以外の酒だけは飲ませないようにしておこう。うん」
 そこまで言うと、真咲はみなこを抱えて立ち上がる。
 純粋に、彼女の眠りを妨げないためにベットへと向かった。
351真咲×デイジー:2006/08/21(月) 02:17:25 ID:Ysj9usfU

以上です。
あんまり萌えない作品な挙句先輩を生殺しな目にあわせてしまいました。

だが反省はしていない。
352名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 02:22:59 ID:OnEAwPDh
>>351
反省なんてしなくてイインダヨ!
GJGJGJ!!!!!!!!!!!!
花屋最萌えー(*´Д`)ハァハァ
353名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 02:47:05 ID:ejssxylq
GJ!
じゅうぶん萌えましたよー
生殺しの先輩はデイジーが正気の時に改めて(*´Д`)ハァハァ
354名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 02:52:28 ID:XpA9nW28
>>340
クリスのエロって全然想像できない…どんな感じなんだろう。
職人さんのSSでいつか見れる日を望む

>>341
続きマダー?

>>351
うおおおおおおおおおお
グッジョオオオオオオオオブ!!!
花屋の頼れるお兄さんな雰囲気が存分に出てて萌えた!
355名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 04:01:43 ID:MRJfP8Qr
>>351
GJGJGJ!!
ヌゲー萌えた、未攻略だったけと次は花屋特攻するよ!生殺しモエス!
356名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 06:05:00 ID:7tYY0C2h
>>351
朝っぱらから言わせてもらうが 超 G J !!!
先輩と志波の幼なじみコンビは優しい性格のせいか生殺し合いますねw
ひとまず激萌え
357名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 06:31:41 ID:kqzE9Zj5
朝から花屋GJ!
でもって志波はまだか……_| ̄|〇
極太のモノを咥えさせられたり、入口でグリグリつっかえさせられてアンアンいうデイジーが見(ry
358名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 10:12:23 ID:YC5p0UQ7
>351
マダー?して一晩寝たら花屋神キテタ──(゚∀゚)──!!
GJGJ!光の速さで超GJ!!
359名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 10:59:36 ID:FF2ioWGy
おー神が続々と!
志波スキーだから生殺し状態の志波のその後が気になる!
個人的には二人乗りウォータースライダーでのエロネタが見てみたい
360359:2006/08/21(月) 11:52:44 ID:FF2ioWGy
サゲ忘れたすまん
361名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 13:12:50 ID:U7u3dNWc
氷上「ハァハァハァハァ」
デイジー「わぁ…格くんの大きい……でもこれ、歩く時とか困らない?」
氷上「いっ、いつもこんなになってるわけないだろうっ!……って何を言わせるんだ君はーっ!」
デイジー「そっ、それもそうだよね」



氷上&デイジーというと、こんなドタバタ初体験しか思いつかないor2

神降臨キボン
362名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 13:36:34 ID:+3wZzJCJ
>>361
二人のやり取りに麦茶吹いたw
歩く時にまでああなってたら確かに困るw
363名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 15:35:35 ID:XcnqrUxR
でも歩いてる最中におったってしまって
ズラしてみたりトイレにかけこんで冷やしておさめたりする氷上も見てみたい
364名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 16:42:54 ID:DmmXN4wu
志波に弟子入りするんだ氷上www
ウォータースライダーの密着も乗りきった男だ志波は
365名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 18:46:22 ID:kqzE9Zj5
でも耐え切れなくて、我慢の限界来たらサンスクリーンでねとねとプレイ頼んだり、
虫刺されの痕ハアハアしながらペロペロ舐めたりしてましたよ志波!
あとデイジーの脱ぎ脱ぎ妄想したり、ジェットコースターや夏の噴水で過保護ったりwwwwベタ惚れかよwwww
366名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 19:23:27 ID:bI2pny7V
それが志波クオリティww
367名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 20:49:30 ID:zJmr6Fb2
志波くんはおヘソがちら見えしただけでハアハアしたハリーを見習って下さいw
368名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 21:21:57 ID:kqzE9Zj5
キャラスレ立てられるとすれば、“GS2の志波はエロすぎww”だよな。
公式であそこまでやらかしたことにかなりビックリした。でも志波ハァハァ(*´д`)ハァハァ
369301:2006/08/21(月) 22:25:00 ID:FMVAssff
デイジー×キテル投下します。
以下の条件がお肌に合わない方は華麗にスルーしてやってください。

1:キテルが終始ヘタレ
2:デイジーは清純じゃないと!
3:ヌルイエロに用は無い
4:いきなり本番でシチュも何もあったもんじゃねぇ

それでは初投下なもので不備等ございますがよろしくお願いいたします。
370デイジー×キテル 1/8:2006/08/21(月) 22:26:12 ID:FMVAssff
「……っ!!」

先刻まで一心不乱に彼女の上で腰をグラインドさせていた彼が、ふいに短く息を吐くと、
ぐったりと彼女の肩に額を付けた。その様子で彼女もまた、彼に起きた異変に気づく。
「…佐伯くん?」
恐る恐る問いかけてみる、が彼は何も言わず黙ってズッと彼自身を彼女の中から引き抜く。
無言で外したコンドームの様子は彼女の予想通りのものだった。
「悪ィい…。また先にイッちゃった…」
既に使用済みになってしまったそれをゴミ箱に放りながら、彼がうなだれて言う。
「今日こそ俺、お前を満足させたかったんだけどな」
「そんなことないよ、私いつもちゃんとしてもらってるよ?」
うなだれる彼の様子があまりにも痛々しくて咄嗟に彼女はフォローする。
彼と身体を重ねること数度。初めの頃こそあの特有の痛みのせいで中々行為を愉しむ
ことも難しかった彼女だが、最近ではその痛みも無くなり、彼の指で、唇で、舌で
何度もその行為の悦びを感じることは多々あった。
だがしかし。
どういうわけだか彼と身体を繋ぎ合わせての行為では、どうにも彼女は達するまでに行かない。
理由は明白で、彼女が頂点を迎える前に、彼が終点を迎えてしまうのだ。
371デイジー×キテル 2/8:2006/08/21(月) 22:27:17 ID:FMVAssff
「つーか、スゲェ情けねぇ。俺」
ベッドに腰掛けて、頭を抱えてまで彼は落ち込んでしまった。
「だからそんなことないって!佐伯くんが、その…早くいっちゃうのはそれだけ私のこと
好きでいてくれるからでしょう?」
「早くっていうな。つか何を根拠に」
「大学の友達に聞いたの。男の子って好きな女の子とほど、その…早いって。特に10代くらいは」
必死の目で落ち込んだ自分を何とか慰めようとするその様子は、瑛にとって何よりも嬉しい。
だけど今の彼にとってはフォローされればされるほど自分の情けなさを痛感させられる。
「お前、大学で何勉強してんだ」
ごまかすように彼女の髪をくしゃくしゃと撫ぜ回す。
「でも、うん。その友達の言う通りかもな。俺、お前が好きで、好き過ぎていつも
どうにもできなくなっちまう」
そして、彼女の髪をかき回していた手を止めるとそっと彼女の頬に触れる。
「でもな、男はやっぱ、好きな女に満足してもらえるのが一番嬉しいんだよ」
そう言うと彼はひとつ、盛大に溜め息をつくとまたうなだれてしまった。
これが初めてのことではないだけに、彼の心のダメージは相当のもののようだ。
彼女はしばらく黙ったまま、そんな彼に寄り添うこともできずにただその横顔を見つめていたが、
ふと何かに閃くとベッドに座り込んだままの彼の足元にうずくまった。
372デイジー×キテル 3/8:2006/08/21(月) 22:28:06 ID:FMVAssff
「ねぇ佐伯くん?」
「ん?」
「疲れてる?今日はもう、するのやだ?」
「いや…疲れるほどしてねぇし」
自暴自棄に、彼が笑う。
「じゃ決まり。しばらく私の好きにさせてね?」
そんな彼の笑顔とは対照的に晴れやかな笑顔で彼女はにっこり笑うと、その右手をそっと
彼の股間に伸ばした。
「バッ…お前何する気だよ!」
「…私の好きにさせてってば」
むくれたように彼女が上目遣いで言う。そんな可愛い恋人の様子に彼が逆らえるはずもない。

彼女がそっと手のひらで包むだけで、彼の分身は軽く硬直する。
「佐伯くん、可愛い」
なんだかおかしくて彼女がクスクス笑うと今度は彼がむくれた。
「可愛いとかいうな。大きさはわりと自信あんだけど…ってオイ!」
彼の抗議もお構いなしに彼女は手のひらを、指を次々と彼自身に沿わせていく。
親指で先端をなぞり人差し指から順に下から上へ指の腹をこすり付けるようになぞる。
それだけで、先ほどまで彼と一緒にうなだれていたモノが次第に元気を取り戻した。
その様子に嬉しくなって、彼女の行為は更にエスカレートする。
先ほどの名残か、これから起こることの先走りか、先端に滲む液体を舌の先で
ちょろりと舐めた。
「うっ…く…」
頭上から彼の艶かしい声が聞こえる。彼のこんな声を聞くのは初めてだ。
そして舌先を尖らせると先端の下のくぼみを丹念になぞっていく。
彼自身に唇を沿わせているので、今度は空いた手で竿の裏側の柔らかい部分を
やさしく揉む。自分の柔らかい胸を彼が優しく触ってくれるときのように、
爪を立てず、ゆっくり深く。
373デイジー×キテル 4/8:2006/08/21(月) 22:29:15 ID:FMVAssff
そうやって彼女がしばらく舌と指を使って彼の一番敏感な部分を攻め立てている
間、彼はずっと歯を食いしばっていた。先ほどは彼女の不意打ちでうっかり
声を漏らしてしまったが、これ以上彼女に情けない部分を見せたくない。
そんな彼を挑発するように、時折彼女が「声出していいのに?」とばかりに
上目遣いで彼を盗み見るものだからたまったものではない。
本当なら自分に一心不乱に奉仕してくれる彼女の姿を見ていたいのだが
それを必死で我慢して彼はされるがままになりつつただ天井を仰いでいた。
「おい…もういいぞ…?」
彼を口に含んだ彼女が彼自身の脈打つ部分を舌で探り当て、その部分を盛んに
攻め立て始めた頃、彼は耐え切れず彼女に声をかけた。
「え?」
一旦、彼から唇を離し、やはり上目遣いで彼女が応える。
「もう…ヤバイ。またイッちまう」
そう言う彼の息は絶え絶えだ。
「あ、そうか。今度は一緒にいくんだもんね。つい夢中になっちゃった」
悪びれずに彼女は言うとベッドサイドに用意してあった新しいコンドームの袋を手に取った。
「付けてあげるの、初めてだね」
細い指がピリッと袋を開封する。
「いい!そこまでしてくれなくていい!それくらい自分でやる!」
ひったくるように袋から出したばかりのソレを彼は奪い取ると
彼女に背を向けてなにやらゴソゴソしだした。
「遠慮しなくてもいいのに」
少し残念そうに、彼女は呟いた。
374デイジー×キテル 5/8:2006/08/21(月) 22:30:13 ID:FMVAssff
「じゃ、もう一回ベッドに座ってね」
今まで散々大胆な行為をしてきたにもかかわらずここに来て彼女は少し恥ずかしそうに
言うと、彼の肩に手を置き抱きつくように彼に跨った。
「今度は何をする気だ…」
「え?察してよ…」
少し恥じ入りながら既に準備万端整った彼自身に手を添えて自分の秘部へと導く。
そして入り口にしっかりあてがうと、そのままゆっくりと彼女は腰を落としていく。
「は…あ…っ」
溜め息を漏らすようなささやかな彼女の声を彼は耳元で聞いていた。
彼女の意図はいまだ全て読みきれないが、不安よりも期待が遥かに勝っている自分がいる。
「じゃ、頑張れ」
己自信が全て彼女の中に収まりきると彼は彼女の背中を優しくポンポン、と叩くとそう言った。
「うん、頑張るね」
眉間に浅いしわを刻みながらニッコリ笑うと彼女はゆっくりと腰を動かし始める。
始めは自分の中のものを確認するようにゆっくりと。次に今度は何かを探るように上下に、左右に。
その緩慢なながらも淫靡な動きが彼にはもどかしく、我慢できずにとうとう彼もまた下から腰を突き上げる。
「あ、佐伯くん、マダ…」
「まだ、じゃねぇよ。俺を殺す気か」
「もうちょっと…」
待って、と彼女が小声で囁く。『頑張れ』と言ってしまった手前、彼は観念して自分の動きを
中断した。
「マジで死ぬぞ。俺」
「じゃあ触って?いつもしてくれるみたいに」
「あ?ああ、そうだな…悪ぃ」
ずっと彼女の腰を支えていた彼の手がそっと彼女の背中を撫で上げた。
それだけで、甘い吐息と共に彼女が身体をしならせる。
そしてもう片手で眼前の胸を揉みしだくと片方の胸の頂を口に含む。
いつもはただ、その行為すらがむしゃらで、貪るように行っていたものだが
主導権を彼女が握っているからか、いつもよりも労わるように彼は彼女の
感じやすい部分に触れていく。
「ん…佐伯くん…そう…触っていて…」
切れ切れに彼女が言う。
375デイジー×キテル 6/8:2006/08/21(月) 22:31:03 ID:FMVAssff
その間も彼女は己の中を探るようにゆっくりと様々な角度で腰を動かしていたが
ある一箇所にに瑛の物が触れると「あ」と一言唇から言葉を零した。
「ん?どうした?」
「うん、あのね、見つけたかも」
そう言うと彼女は今度は深く、彼の物を先ほどの場所に突き立てる。
「あっんんっ…やっぱり…」
「いいのか?ここ」
「うん」
「そっか」
そこでようやく、瑛は彼女の意図を汲み取った。

そうなんだよな、ただがむしゃらに動いてたって、俺だけ気持ちいいんじゃダメだよな

そこで彼は一度彼女をぎゅっと抱きすくめると掠めるように軽くキスをする。
「じゃ、そろそろ俺も参加していいか?」
「うんお願い」
少しうつむいて頷く彼女の唇をもう一度塞ぐと今度は舌を割り込ませ、深く口付ける。
何度も角度を変えて口付ける間に胸や背中に伸びていた彼の両手はしっかりと彼女の腰を
支えている。これでもう準備万端だ。
「は……あ、あっ!」
何度目かの口付けの後、酸素を求めて彼女が唇を話した隙に、瑛は大きく彼女を突き上げた。
「あっ!んんっさえき、くん!」
ようやく開放された彼が何度も力強く彼女を突き上げる。彼女もまたそれに呼応するように
上下に腰を揺らす。しかし次第に余裕がなくなりつつ彼の動きに彼女は耐え切れず、
彼自身を宥めるようにギュッと彼に抱きついた。
376デイジー×キテル 7/8:2006/08/21(月) 22:32:15 ID:FMVAssff
「あ!ダメ!」
「何が?!つかもうお預けなしな!」
「そうじゃ、なくって…はぁ、ペース、はや、い…」
「あ」
また同じことを繰り返すところだった。
彼は一度動きを止め、そっと彼女の肩口にキスをする。
「なんか、今回は完璧お前に主導権渡したほうがイイみたいだな。やっぱ俺、突っ走しっちゃいそう」
「うんまかして」
今度は彼女のほうから動き出した。彼の物がギリギリ抜けるところまで腰を上げ、一気に落とす。
「あ、ん!」
自身の体重がかかる分だけ、深く感じるのかいつもよりも彼女の声は高い。
瑛は彼女がバランスを崩さないように腰を支えながらも、眼前で乱れる彼女の乳首をたまに舌で弄ぶ。
もちろん、彼女のペースにあわせて、下半身からも刺激を与えることも忘れない。
「は、く…あぁ…ん」
時には激しく、深く。時にはゆっくり、浅く。様々なリズムと角度で彼女は彼をリードする。
汗で頬に張り付いた髪もそのままに、乱れる彼女の艶やかな表情を恍惚と彼は眺めていたが、
やがて彼女のなかが次第に収束して行く感じを己自身で感じていた。
なかに取り込んだ彼自身を、絡み取るように吸い付くように。
「っつ…もしかして、イキそう?」
「う、ん…ね、今度はペース、上げて……」
応える代わりに瑛が強く彼女を突き上げる。先ほど彼女自身が探り当てた「一番感じる部分」
に何度も何度も刺激を与える。
「あ、はんっんっ」
次第にその嬌声も高く、早くなっていく。
「佐伯くん、あたし、もう、」
そう言うと彼女はぎゅっと彼の背中に両腕を回ししがみついた。
自分の裸の胸に当たる、硬く尖った彼女の乳首の感触を感じながら、彼は彼女の最奥を貫く。
瞬間、彼女の中は急速に収縮し、彼をこれまでにないほど締め付けた。
それと同時に頭の中が弾ける様に真っ白に染まる。
その真っ白の世界で、まさに絹を裂くような彼女の絶頂の声を彼は聞いた。
377デイジー×キテル 8/8:2006/08/21(月) 22:33:02 ID:FMVAssff
「うんっ…」
達した後、半ば意識朦朧としている彼女から再び自身を引き抜いたとき、その感触に

甘い声を零しながら彼女は肩を震わせた。
いまだ余韻に浸る彼女の身体をそっとベッドに横たえて啄ばむ様に何度も唇を重ねる。
「くすぐったいよ」
そう抗議しながらも、されるがままになっている彼女の汗を、瑛はぬぐってやった。
「初めて、ちゃんと二人で最後までできたね」
満足そうに、彼女が笑う。
「つーかお前凄いってことがよく解った」
「そんなことないよ?」
「いやスゲェって」
そして彼はおもむろにベッドサイドに手を伸ばした。
「で、お前疲れてるか?」
「え?うんちょっとだけ…」
「そっか。でももうちょっと付き合え」
「?」
「なんかさっきのでコツが解ったような気がするんだ」
そう言ってニヤリと笑う彼の手には未開封のコンドーム。

『おさらい』の時間はまだまだ続きそうだった。
378名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 22:35:19 ID:FMVAssff
以上です。
自分の中でキテルは
何だかんだ言ってフツーの男の子=エッチも最初は下手?
ていうか早漏?になってしまったのでこんなネタになってしまいました。

お目汚し失礼しました。
379名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 22:41:25 ID:fU1QZTm/
ウヒョ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
GJGJ!!イメージ通り!!
キテルはこういう事不器用だと思ってたよ私もww
完璧そうで完璧ではないのがキテルの魅力。最高です
コツを掴んだキテルの続きを見たいww
380名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 22:47:41 ID:d8dp52E7
はじめてリアルタイムに遭遇した。
楽しませていただきました。ありがとう
381名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 22:48:27 ID:+3wZzJCJ
イイ!!イイ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
凄いリアルな感じでGJ! GJ!!
379さんの3〜4行目に同感です。うわー、凄い萌えるw
読めて嬉しかった。378神よ、ありがとう!

そしてコツが分かってきたキテルがそのうちデイジーをアンアン言わせられるように
なるのを妄想してニヤニヤが止まらない…(*´Д`)ハァハァ
382名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 23:55:44 ID:UNztGj2A
ハァ━━━━━━ *´Д`* ━━━━━━ン!!!
ネ申 光 臨 … ! !

相手を満足させられない自分に落ち込むキテルかわいいよキテル
383名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 00:05:48 ID:FbX560NN
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
超GJ!!
へたれキテル萌え(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
384名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 00:24:31 ID:PDAWfvu7
GJGJGJG!!!!!
王子はなんでもソツなくこなしちゃう天才だったけど
キテルはヘタレ上等!!!そこが可愛い!
ヘァ━━━━━━(*´Д`)━━━━━━萌え!
385名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 01:01:19 ID:n+jg9dBY
ヘタレキテルに禿萌え尽きました……
386名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 01:09:36 ID:UByIpCNq
超GJ…萌える(´∀`*)


ちょっと質問、小説で使うつもりなんですけど
ニガコクの正式名称って苦手克服部?
387名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 03:11:56 ID:aLl+QoMi
チョーGJ萌えたよ

ニガコクは確か苦手を克服する会だったはず
388名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 03:15:31 ID:1saoOcVq
ごめん…
萌えすぎて気の聞いた言葉出ない…

超 絶 G J !!!!

>>386
苦手を克服する会じゃなかったっけ?
389名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 03:56:42 ID:qzp0in1k
神々GJです

ふと思ったんだが若はエチーの時も侵入角とかねじれモーメントとか計算するのかな
「ベクトル方向にねじれモーメントがはたらいて、…慣性抵抗と重力、抗力の和が…いける!」
萌えるんだか萎えるんだかww
390名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 09:54:44 ID:aQyY0cJ9
>>389
で、ダーツの時のように自慢げに言うわけだ。

「ああっ!せんせぇスゴいぃっ!」
「僕が本気を出せば、ざっとこんなもんです。スゴいでしょ?」
391名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 10:12:55 ID:Pd5wscCJ
「先生……初めてなんて思えないです……」
「初めてじゃありませんよ」
「え!?」
「以前少しそういう生活をしていたことがありましてね。
犠牲になってくれた鳥さんウサギさんありがとうございました」
(……どういう生活してたんだろう)


……やべぇ。何か別の会話と混じってしまった。
392名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 10:50:40 ID:mIgOSzJt
若が初めてだったら引くなぁw
393名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 11:03:57 ID:laa+lOth
>>378
出遅れたけどGJGJGJ!!!
ヘタレキテルを待ってた!
もう神としか言いようがない
394名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 11:19:40 ID:UByIpCNq
>>387,388
dクスです!訊いておいてよかった・・・
395名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 11:52:42 ID:roWwbjvI
>>378
良すぎて何度も読み返しちゃったよ
G J!!萌えをありがとう
へたれキテル超最高!!デイジー主導権萌え
396名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 12:31:16 ID:pA0bgx0H
職場からだけど花屋SS超GJ!!!!!!!!!!!!!!!!
キテル職人さんも悶絶GJ!!!!!!!!!!!!!!!!
やべぇ萌えすぎて午後からの仕事手につかねぇwwwww
397378:2006/08/22(火) 22:54:05 ID:JmQxcHO6
エロは初めて書いた上にヘタレキテルだったもんで
正直、ガクブルしながらの投下でしたが
ここの姐さん方に楽しんで頂けたようで嬉しいです。

よーし調子に乗ってパパ次も頑張っちゃうぞー
398名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 23:19:23 ID:rs7X8+qH
>>397
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカスッテンコロリン
 (0゜∪ ∪ +
 と__)__) +
399名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 23:35:23 ID:uVjMUwiH
>>397
グゥレイトォです!
次も楽しみにしてます!
400名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 23:50:34 ID:SPFiM0lH
志波×デイジー投下します

1、処女だけど青カン
2、処女だけどバック
こんな優しさの無い志波が嫌って人スルーでお願いします。
401名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 23:50:38 ID:WXh0JYmE
このスレ初めてだが、何か自分も書きたくなってきたw

氷室の義理の妹デイジーが氷室と若に…

「氷室さんのファーストキスの相手は、先生です♪」

「……妹の最初は私だが?」

1と2の教師共演の妄想が止まらないよorz
教師萌えスマソ
402志波×デイジー 1/9:2006/08/22(火) 23:52:00 ID:SPFiM0lH
「んっ……。」
志波君とのキス。
高校生活最後の日に大好きな灯台で志波君とキスしている。
嬉しかった、ずっと好きだった志波が迎えにきてくれたこと、
合わさっている唇がとてもあたたかい。

「……んぅうっ……。」
キスに夢中になっていた私の胸を志波君の大きな手が包む。
「ふ……んんぅ。」
服ごしとはいえ志波君に胸を触られて私の心臓は大きく跳ねた。
志波君の指がかすかに力が入る。私の感覚がすべて胸にいっているみたいで
重なる口より志波君の手が気になって仕方が無い。
「すごい……ガチガチ。」
志波君のかすかな笑い声に私はゆっくりと目をあけた。
口が離れていたことにも気付いてなかったらしい。
「わ、笑うこと無いじゃ……だって志波君が、む、胸なんか触るから……。」
言葉にして初めて自分の胸に目をやると志波君の右手は未だに私の左胸から離れていない。
「し、しばくっ……あ、あの……。」
何か言いたいのに言葉が上手くでない。志波君の顔も恥ずかしくて見られない。
うつむく私の耳元で志波君が囁く。
「……いやか。」
「っ……あぁ。」
403志波×デイジー 2/9:2006/08/22(火) 23:53:03 ID:SPFiM0lH
志波君の甘い囁きと共に私の胸の先端を志波君の指がかすめる。
信じられないほど甘い声が出て恥ずかしい……。
志波君の指に力が入り、ゆっくりと志波君の指で私の胸が形を変えていく。
「はぁ……んっ。あっ……。」
制服の上から触られているとはいえ志波君に触れられていると思うだけで幸せで、
何も考えられない。
「キス……しよう。」
志波君の言葉で私は顔を上げる。目を合わせるのが恥ずかしくて閉じたまま……。
唇に降りてきたぬくもりは先ほどと同じもの。
でも、それだけじゃ足りなくて私は唇を開く。
「んっ……ふっあぁあむ……ちゅ。」
私の開いた唇から進入した舌は私の口の中をかき回す。
口の端からは唾液が零れ落ちたが気にできないほど志波君が欲しくてキスを受けていた。
「んんっ……。」
息苦しくなって、志波君の背中を叩く。
「ふはっ……。」
離れた唇からは唾液が糸を引いた。
「ふぁ……しふぁ……くんと……ふぁながってる……。」
呂律が回らない。頭がぼーとする。
志波君が触れるだけのキスをしてくれて夢心地の私の頭がさめる。
404志波×デイジー 3/9:2006/08/22(火) 23:54:10 ID:SPFiM0lH
「しば……くん。だいす……き。しばく……すきぃ。」
「あぁ……俺もだ。」
「うれし……。」
私は志波君が好きだから、こんなことされても嬉しいんだ。嫌じゃない。
私の中から熱いものが零れ落ちるのを感じ、足を擦り合わせる。

濡れてる……。

志波君に気づかれるのがいやでまたうつむいてしまう。
でも出てくるものは止まらなくて足をすりあわせることがやめられない。
「……どうした……。」
「な、なんでもないよ。」
動揺した感情がそのまま声として出てしまう。
「なんでもないこと……ないだろ。見せてみろ。」
志波君、絶対気づいてる。
「ひゃぁ!! 」
太ももを撫でられてたまらず大きな声が出てしまった。
「あっ……やぁ、志波く……や。」
「……俺に、見せて……。」
志波君の質問に答えられず、
「ど、こを……。」
あえてとぼけてみたり……。
「くっ……俺に、言わせたいのか。」
意地悪い時のからかうような志波君の口調、志波君楽しんでる。
正解であろう部分には触れず、志波君の手はその場所に触れるか触れないかの内太ももを撫でるだけ。
405志波×デイジー 4/9:2006/08/22(火) 23:55:08 ID:SPFiM0lH
「はぁ……んっ志波くんの……いじわる……あぁ。」
「お前のほうが……俺をいじめてたくせに。」
「ふぁ……そ、そんなことしてないよぉ。」
「した……だから。」
「はぁう! 」
「しかえしだ……。」
耳の裏を舐められて快楽が全身を駆け巡る。
これ以上、中途半端な快楽を与え続けられたら頭がどうになってしまいそう。
私は力の入らない体を起こし、手すりにしがみつくと志波君の前に腰を突き出していた。
考えたらとても恥ずかしい格好だけれど、恥ずかしさよりこの熱を治めて欲しい欲望の方が勝っている。
「志波君、しばくっはぁこれで……いいのぉ。」
「せいかい。」
志波君の両手が私のお尻を掴む。
「あっん。」
「染みてる……。」
「そんなこと言わないで……恥ずかしいよぉ。」
ショーツがぎこちない指使いで下ろされていく。
「はぅ、あはぁ。」
初めて私は自分でも見たことの無い部分を他人晒している。
恥ずかしくて手すりの握る手に力が入る。
「あ、あんまり見ないで……。」
「もう、見てる。」
志波君の息が私の敏感な部分にかかる。
406志波×デイジー 5/9:2006/08/22(火) 23:56:05 ID:SPFiM0lH
「みちゃやぁ……あんっあぁはっぁ、しば、しばくん。」
私の股の間に顔を埋めて舐めている、志波君が。
「あぁ、あっふぁぁああ。」
志波君の舌が割れ目を行きかう度にピチャピチャと音が響く。
「女は……ここが弱いんだったか。」
意識が朦朧として志波君の言葉が聞き取れない。
「あぁ!! 」
何かをつままれて私は快楽のあまり甲高い声を上げた。
自分でも初めての大きな声。
自分の声の大きさに吃驚して辺りを見回す。
ココが外だということをすっかり忘れていたのだ。
「大丈夫……誰も気づきやしない。気づいてもかまわない……。」
ジッパーの下ろす音。
見てみたいけれど怖くて振り向くことが出来ない。
「あっ……。」
お尻に当たる熱くてとても硬いもの、想像だけだけれどコレが志波君のものなんだ。
「志波君……あの。」
「俺、初めてだからやさしく出来ないかもしれない。」
「ううん、志波君大丈夫。」
その言葉を合図にあの硬いものが穴を押し広げて入ってきた。
407志波×デイジー 6/9:2006/08/22(火) 23:57:02 ID:SPFiM0lH
「うっ……くっ。」
志波君が少しずつ私に近付くたびに引き裂かれるような痛みがはしる。
足がガクガクと振るえ手すりにしがみついていないと今にも崩れ落ちてしまう。
「はぁ、うぅ。」
痛さに耐えるように全身に力が入る。
「力を抜け……。ハァっ目、開けてみろ。」
瞼にも力が入っていたのか私の目はかたく閉じられていた。
志波君の言葉にゆっくりと目を開ける。
紅い光が目を刺す。
目の前に広がる大きな海と水平線に沈んでいく夕日。
「きれ……い。」
「お前はこの景色を見ているだけでいい。」
こんな綺麗な世界で私は志波君と一つになる。
なんだかとても特別に思えて嬉しくて涙が出る。
安心と同時に脳にまで響く痛みが走った。
私のお尻に暖かいものを感じる、志波君の温もりだ。
「私達、一つになれたんだね。」
「あぁ、頑張ったな。」
志波君の大きな手が私の頭を撫でてくれる。
私の大好きな場所で大好きな人と一つになれたこと。
408志波×デイジー 7/9:2006/08/22(火) 23:57:54 ID:SPFiM0lH
「私……しあわせ。志波君、動いて。志波君と最後までしたいよ。」
「まだ、痛いだろ。」
「ここまできたなら大丈夫だよ。だから、志波君。」
「……わかった。」
手すりを握る私の手の上に志波君の手が重なる
背中に志波君を感じる。
私を気遣ってかピストン運動を避けてくれた志波君の優しさがとても嬉しい。
「っはぁ……。」
志波君が感じてくれてる。
握られた手が汗ばむ。志波君の熱い息が、声が耳を通るたび私も志波君しか考えられなくなって。
痛みが薄れていく……。
頬を掠める志波君の汗、私の中をかき回す志波君のもの。
目の前に広がる大きな海を見てるとこの世界に二人しかいないみたい。
「勝己君っ、だいすき……あっ、くぅ。ず、ずっといしょ、一緒。」
「あっ、はぁ……もち、ろんだ。」
志波君の手に力が入る。言葉にしなくても頷いてくれているみたいで嬉しい。
「ごめっ……あ、俺だけはぁきもち……くっよくなって。」
「充分だよ、はぁはぁ今、私凄く……気持ち良いもん。」
「うそつけ……っ、でもその言葉だけで凄い……うれしい。うあぁ。」
切羽詰った勝己君の声が響いたかと思うとたった一度勝己君は私を大きく突き上げた。
衝撃にめまいがしたが甘いしびれが全身を駆け巡った。
私の中で勝己君のものが波打ち、私の中で全てを吐き出した。
409志波×デイジー 8/9:2006/08/22(火) 23:58:52 ID:SPFiM0lH
「志波君、大丈夫。」
「はぁ、くそっ。俺だけイっちまった。すまない。」
着崩れた服を直しながら志波君はため息をつく。
「しかも中に……だしちまった。」
私は立ち上がると今立っているコンクリートに目をやった。
全てを飲み込めずあふれ出した白い液体が水溜りを作っている。
その近くに真新しい血痕がコンクリートに染み付いていた。
「志波君、私ココで志波君と一つになれたこと凄く嬉しいよ。
高校生活最後のこの日大好きな場所で大好きな人と一緒になれたんだもん。これからもずっと一緒だよね。」
なかなか立ち上がらない志波君に口付ける。
「それとも中にだして後悔するってことは、志波君ずっと私と一緒にいてくれる気ないのかな。」
「……なんだよ、それ。」
「赤ちゃんできたら結婚してくれないのってこと。」
「っ!! 」
志波君の顔が朱に染まる。
「あ、あたりまえのこというな。ったく、俺を動揺させることばっかり言って、からかって面白いのか。」
「えっ。」
「この前の海で好きとか、俺の家に招待したときは服を脱げとか、
プールでは、ウォータースライダーであの小さい輪の中で密着だぞ。
思えば、よく耐えた……俺……。自分に拍手送りたい。」
「私からの虐めってそれ。だから、しかえし。えっ……。」
「わかってないだろ……。まぁ、同じ気持ちって分かった時点でタガ外れたけど。」
「それくらい、わかるよ。……我慢してたんだ、カワイイ。」
「……まり……らうな。」
その後言葉はなかったけれど無言に差し出された手、私はその手を離すまいと強く握った。
410志波×デイジー 9/9:2006/08/23(水) 00:00:07 ID:B3RA7qnC
志波君は「俺だけイってしまった。」と言ったけれどあの時私も絶頂を迎えたのではないかと思う。
志波君と一つになれたと思えたあの瞬間。
私は灯台に行くたびに思い出すだろう、一つになった証をみるたびに……。











とはいえ、こんな思い出絶対忘れること無い。
だって、卒業式の日に告白された場所ですぐHなんて印象残るよ、絶対に。
411400:2006/08/23(水) 00:02:47 ID:B3RA7qnC
以上です。
姐さん方に比べたら酷い文章でもうしわけないっす。
きっと、志波はあの告白のときタガが外れてデイジーの胸くらいは触る
と思ったら出来た作品です。
本編の志波はデイジーに翻弄されてカワイソス。
412名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:04:57 ID:KriGRh2A
志波×デイジー切実にキボンヌハァハァ(*´д`)ハァハァ
413名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:05:02 ID:B3RA7qnC
>>401
すげ、おもしろそう。楽しみにしてる。
ついでに氷上も出して4(自粛
414名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:06:23 ID:2n6gKdBZ
リアルでみれちゃったよ。 GJ!
415名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:09:32 ID:KriGRh2A
>>402
キテタ━━(゚∀゚)━━!!
神よありがとう〜萌〜
416名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:10:23 ID:GhYl+U3X
>>400
初めてリアルタイムで見た
待ってましたシバデイジー!GJ!!!
漏れてしまって足すりあわせるデイジーオメガモエス(;´Д`)ハァハァ…
417名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:19:15 ID:P6GDLzwH
志波×デイジー神様の直後なんでものっそ緊張しますが、
若×デイジー投下させてもらいます。

在学中、3年目のバレンタイン直後くらいで、
一応氷上視点です。
初めてなの。やさしくしてね。
418若×デイジー+氷上 1/9:2006/08/23(水) 00:20:38 ID:P6GDLzwH
近頃、生徒の間でよからぬ噂が囁かれている。

化学教師・若王子貴文と、女生徒・福原しのが「デキてる」というものだ。

我が校では男女交際は禁止されていない。
しかし、教師と生徒との間での不順異性交遊となれば話は別だ。

社会的モラルに反する上に他の生徒達にとって著しく公平性を欠く。
それは正しくない事だ。

まずは当人達に事実の確認を。
そしてしかるべき指導を行わなければいけない。


放課後、早速彼女の教室に足を向ける。
しかし教室の前に辿りついた時にふと気が付いた、

僕は、なんと問いただせばよい?
419若×デイジー+氷上 2/9:2006/08/23(水) 00:21:52 ID:P6GDLzwH
そもそも彼女と若王子先生が交際しているなどというのはくだらない噂に過ぎな
い。
それを真に受けて「君は若王子先生と交際しているのか」と聞くのか?
『何言ってるの氷上くん。そんな事あるわけないじゃない』
そう言って笑い飛ばしてくれればまだよい。
『なんでそんな事聞くの!?氷上くん酷いよ!』
そんな風に不快感を覚えさせてしまったら…。
もし、嫌われてしまったら…。

嫌われる?
彼女に好かれようが嫌われようがなんて事はないではないか。
僕は一体何を気に病んでいるやら…。

「氷上くん?」
「うわぁ!!」
背後から突然声をかけられ、氷上は思わず大きな声を上げた。

「ご、ごめんなさい!驚かせてしまって…」
「あ、あぁ小野田君か。こちらこそ取り乱した所を見せてしまったようだね」

つとめて冷静に、コホンと咳払いをする。
確か千代美は彼女ととても仲が良かったはずだ。
呼んできてもらおう。そう思い頼んでみると、

「もう帰りましたよ」
「もうか!?まだ下校時刻になってものの10分しか経っていないぞ?」
「え、えぇ。用があるらしくて…」
氷上の狼狽した様子に、なぜか千代美が申し訳なさそうに身を縮こませた。
420若×デイジー+氷上 3/9:2006/08/23(水) 00:22:42 ID:P6GDLzwH
そうか、いないか。ならば真実の究明は延期しなければならないな。

氷上は内心、無自覚でホッとした。
ついでだ。と千代美に例の噂について聞いてみよう。
「彼女と…その…若王子先生は仲が良いというは本当か?」

千代美の耳にもその話は届いている。
親友である少女の半ばゴシップとも言える噂など、いつもであれば否定していたであろう。
しかし思いを寄せる少年と話をしている事に少々舞い上がってしまっていた。

「仲は良いですよ。バレンタインの時なんかも、
手作りチョコを送ったら喜んでもらえたと言っていましたし」

「何!?」

再び大きな声を上げた氷上に千代美はびくっとした。

教師は確か義理チョコしか貰ってはいけないはず…。
それを手作りチョコだと!?
僕など市販の…おそらく義理であろうというものしか貰っていないのに…。

これは、若王子の方にも真意を確かめる必要がありそうだ。

キラリと眼鏡を光らせると、
「時間を取らせてしまってすまなかったね」と、
未だ小動物のようにぷるぷるしている千代美に礼を言って、
化学室へと足を運んだ。
421若×デイジー+氷上 4/9:2006/08/23(水) 00:23:27 ID:P6GDLzwH
「失礼します」

化学室の奥にある化学準備室の扉をノックしたが返事がない。
放課後は大抵ここか職員室。もしくは顧問をしている陸上部の練習を見るためにグラウンドにいるはず。

ここではなかったか。

踵を返して次は職員室へと向かおうと扉手をかけた時だ。
廊下からぼそぼそ若王子の声がしてくる。誰かと話しながらここへと向かって来ているようだ。
その「誰か」の声を聞き分けた瞬間、氷上はなぜか化学室の一番後ろの机に身を隠していた。

ガラリ、と教室の前の扉が開く。

「良かった。もう誰もいないみたいですね」
若王子の声。

そして

「今日は化学室のお掃除無い日ですからね」
彼女の声。
422若×デイジー+氷上 5/9:2006/08/23(水) 00:24:31 ID:P6GDLzwH
なぜ誰もいないと良いのだ?
そうか、きっと若王子は彼女の勉強を見てやるのだ。
それ以外に教師と生徒が二人っきりになる必要などあるのだろうか。
いや、無いに決まっている。
そもそも自分はなぜこのような出歯亀のようなマネを?
今ならまだ「探し物をしていた」等の理由でここを退去する事ができる。
さぁ格よ。早く帰って受験勉強に勤しもうではないか。

必死で思考を巡らせた結果、氷上はそっと教室の後ろの扉から出ようとした。

しかし

「後ろのドアの鍵を閉めて来て貰えますか?」
「はい、先生」
ぱたぱたと小走りで彼女の足音が近づいてくる。
慌てて氷上は近くの机の影に身を潜めた。
「あ、カーテンも閉めておいて下さいね」
「はぁい」

くすくすと笑う彼女の顔が見えた。
頬を染め、嬉しそうに微笑んでいる。
その目には若王子しか映っていないのであろう。
隠れている氷上になど全く気づく事もなく、
再び小走りで教壇の方へと戻って行った。

どくどくと、心臓が音を立てている。
これから起こるであろう事を、氷上は察してしまった。
423若×デイジー+氷上 6/9:2006/08/23(水) 00:25:16 ID:P6GDLzwH
若王子は戻ってきた少女をひょいと抱き上げ、ストンと教壇の上に腰掛けさせた。
二人の目線が同じ高さになる。
照れたように笑いあうと、二人の唇が重なった。

教壇の上はよく滑る。
若王子は彼女の体をくるりと反転させると、背後から腕を回して抱きしめ、
そっとその首筋に顔を埋めた。
くすぐったそうに、嬉しそうに。鈴を転がすような笑い声が聞こえる。

男の手がシュルリ、とケープを結んでいたリボンが解いた。
ワンピース状になっている制服の背中のチャックがゆっくりと口で引き下げられ
てゆく。

ジ…ジジ……。

音と共に、彼女の白い肌とうすいピンク色のブラが露わになる。
「ひゃあっ……!」
ふいに彼女が声をあげた。
どうやら若王子の唇が背中に触れたらしい。
肌の上をかすめるように唇でなぞり、
所々でチュッチュと音をたてて吸い付く。
「ん…っ、ふぅ…」
一生懸命声を押し殺す彼女の反応を楽しむように、にこりと笑い、
背の窪みを舌で舐め上げた。

「やぁっ…!せんせ…」
唇は肌の上をさまよいつつも、ぷつりとブラのホックが外された。
ふるんとこぼれ出た彼女の乳房。
それを背後から大きな手が揉みしだき、
柔かい実は手の中で形を変える。
424若×デイジー+氷上 7/9:2006/08/23(水) 00:26:06 ID:P6GDLzwH
「本当にキレイな肌です…。痕をつけてもいいですか?」
興奮で少し上ずった声で、男は問いかけた。
声が出ないように口を押えていた彼女は、いやいやと首を振った、

「聞こえないですよ」

いじわるく囁くと、きゅっと胸の突起をつまみながら、背中を強く吸った。

「あぁぁぁっ……!!」

その声を聞いて、氷上はもう我慢できなかった。
わずかに残る理性でもってできるだけ静かにベルトを外し、ズボンのチャックを
引き下ろした。
熱い塊りの先からは既に先走りの液が漏れ、白い布地がぽつりと濡れている。
粗相をしてしまったような恥ずかしさよりも、今は欲望のほうが勝る。
トランクス派ではない彼は、尻より下まで下着をずりおろし、昂りを握った。

その作業の間にも片時も離さなかった視線の先には、夢想していた少女の痴態。
胸ははだけ、捲くりあがったスカートと太ももの辺りまで下ろされた黒いタイツ
と薄いピンク色の下着。
首筋に顔をうずめ、背後から胸を弄びながら、片手は彼女の秘部を指でかき回し
ている。

チュクチュクという水音と彼女の押し殺した嬌声。そして時々聞こえる、興奮の
色を交えた若王子の荒い吐息。

「すいません…もう…」
チュプッという音を立てて指を引き抜くと、若王子は彼女の足に絡みつくタイツ
と下着を脱がせた。
「や…せんせい…まだこわい…。」
怯えた声で彼女が告げる。
425若×デイジー+氷上 8/9:2006/08/23(水) 00:26:42 ID:P6GDLzwH
「ゆっくり、入れますから…受け入れて…」
しばしの沈黙。
小さく彼女は頷いた。
「ありがとう」
彼女がはにかんだのが見えた。
そっと二人の顔が重なり、カチャカチャとベルトを外す音が聞こえる。
落ち着いた態度は崩さないが、やはり内心若王子も昂っているのだろう。
ズボンとパンツをいっきに下ろすと、はち切れそうなソレが出てきた。
手早く避妊具を装着する若王子を見る彼女の顔に、再び緊張の色が浮かぶ。

「大丈夫」

優しく頭を撫でると、先ほどの言葉通り
彼女の中へとゆっくりと挿入した。
「〜〜〜〜〜っ!!」
涙目で頬を紅潮させ、痛みを堪える。そんな少女の姿も若王子、そして氷上にと
って欲望を更にかきたてる燃料でしかなかった。
「動き、ますよ?」
少しの間の後、、予告と同時に腰を動かし始めた若王子の背に彼女の白い手が絡まる。
ぬぢゅぬぢゅという、肉をかき混ぜる卑猥な音が化学室に響き渡る。
音に合わせて氷上の手も上下した。

教師と生徒でこのような事を…なんて反社会的で汚らわしい事を…。
こんな事はやめさせなければならないんだ。

そう思いながらも二人の情事を黙って覗き見、そして自慰に耽っている。
嫌悪感や罪悪感、そして今までに味わったのこの無い性的興奮で氷上の頭の中は
ぐしゃぐしゃになっていた。
彼女の小さな喘ぎ声、湿った肉と肉がぶつかり合う音。
初めて目の当たりにした性交の現場は、真面目な少年には刺激が強すぎた。
もう少しで達してしまう。その時氷上の耳に若王子の声が聞こえた。

「今日も、君を見ている男子がいましたよ」

どきりとして一瞬手が止まる。
426若×デイジー+氷上 9/9:2006/08/23(水) 00:27:34 ID:P6GDLzwH
「きっと彼らもこうやって…君とこんな事をしたいと思っているんでしょうね…」
修道女を思わせる清楚な制服を脱がせ、
その下の肌に触れたいと。
服の上からもわかるその豊かな胸を揉み、乳首を転がし、
ぐっしょりと濡れた花弁に指を入れ悦楽の声を上げさせたいと。
そして…。

「でもダメです」
「君は、」
「僕のモノなんです」

そう言うと彼女の体を一際強く突き上げた。

「ひあぁぁぁぁ!!」
仰け反った彼女の体を逃すまいと、若王子は強く抱きしめ口付けをした。
「ん、ふ…せんせ…」
深い口付けを繰り返すうちに彼女の口の端からは涎が垂れ、その雫すらも惜しむ
ように丹念に舐め取られる。

若王子の限界が近づいてきたのか、ピストン運動が早くなってきた。
白衣の背にすがり付く少女の手に、さらにぎゅっと力が加わる。
「せんせ…すき…」
「はい…」
「だいすき…っ」
「僕もです」

小さくうめき声をあげ若王子は体を震わせ、
それとほぼ同時に、氷上は手のひらに精を放出した。
ぱたりぱたりと、受け止めきれなかった白濁液が床に落ちる。

情事を終えた二人はお互いの服の乱れを直し合い、手早く教壇を拭くと教室を出て行った。
誰もいなくなった化学室で、氷上は半ば放心しながら先ほどの事を思い返した。

噂は本当だった。
二人は愛し合っているのだ。

氷上は泣いていた。

もう一つ知った事がある。


僕は、彼女が好きだったんだ。
427417:2006/08/23(水) 00:28:51 ID:P6GDLzwH
以上です。

すいません、1/9でデイジーの名前消し忘れていました。
脳内アボーンしてください…。
自ジャンルもろ出ししちゃいましたorz
428名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:33:55 ID:blANVDkF
GJGJ!!!
初めてリアルタイムで遭遇してしまったよ。
ソフトSな若とデイジーのラブラブは可愛いし、
氷上は切ないし、チョビはプルプルしてるし、楽しませていただきました。
個人的には

「でもダメです」
「君は、」
「僕のモノなんです」

に萌えつきました。
学校でラブラブ密会、最高です。
429名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:35:59 ID:4bbPlpdV
最後の氷上のモノローグが切ない
GJでした
430名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:37:09 ID:9ULDGJ7L
コルダの歌のFLAMEっての試聴したらいきなり英語で吹いたw
しかし上手いな
431名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:37:51 ID:B3RA7qnC
>>417
リアルで読ませていただきました。
でもすっごく良かったです。
だから、だから、氷上に救済の手を……。
氷上カワイソス。

自分のつたない文章を神と言ってくださってありがとう。
姐さんの文章の方が神です!!
432名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:38:01 ID:9ULDGJ7L
すいません。誤爆しましたorz
433名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:44:24 ID:0P93ljYN
志波×デイジーも若×デイジーも氷上もイイ!(*´Д`) 
幸せえええええ
434名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:53:16 ID:gpSWAgNm
今まさに氷上ED3狙いで若と2股プレイ中だったので萌えたーーー(*´д`*)ハァハァハァアハァ
しかしうっかり他の男達の評価下げてしまったのでセーブアイコン若なのに
灯台に意気揚々と氷上が来てしまった'`,、('∀`) '`,、

テルデイジー待ってます
435名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 00:56:53 ID:X2WwXNaT
>>417
GJ!!
氷上切なくて萌えました(´д`*)
436417:2006/08/23(水) 01:01:12 ID:P6GDLzwH
GJコール、心からありがとうございます。

・卒業前に初めてキスをした場所でえっち。
・独占欲丸出しな若(ソフトS)
・氷上の自慰(白ブリーフ着用)
というのが書きたかったんです。

改めまして431姐さんGJ!
自分も辛抱たまらん志波が脳内を駆け巡ってますw
氷上は無事クリア後に書かせてもらいたいと思います。
437名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 03:57:26 ID:GyanAZN/
福原しの・・・
438名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 04:05:13 ID:BCCB04aS
言ってやるなよ…
439キテル×デイジー:2006/08/23(水) 04:41:44 ID:gpSWAgNm
若祭りの最中に空気を読まずキテル×デイジー投下します。

※若当て馬で瑛のED3狙いプレイ中
※同じ週に若とテルに誘われ(目をつぶってくれ)、好感度調節で若とデート
※時期的には3年目12月前半くらい?

若先生スキーなのにごめんね先生。
440キテル×デイジー 1:2006/08/23(水) 04:44:10 ID:gpSWAgNm
その日、私はせんせぇに誘われて冬の海を散歩していた。
実は瑛くんにも誘われていたのだが諸事情によりせんせぇを優先させてしまった。

もちろん服は、せんせぇごのみのエレガントでバッチリ好印象。
「ずいぶん歩きましたね。少し疲れませんか?喫茶店でお茶でもして帰りましょうか」
「そうですね」

せんせぇは少し考えて、とんでもないことを言い出した。

「そういえば、佐伯君の働いているお店はこの近くでしたね。
先生、前から一度行ってみたかったんです。行きましょう」

私は口から心臓が飛び出すほど驚き、なんとかせんせぇを止めようとした。

「えっ!せんせぇ、でも…急に行ったら瑛く…、いえ、佐伯君戸惑うかも…」
「大丈夫ですよ。今日の僕達はただのお客さんですから♪」

にっこりと微笑まれ、それ以上止める理由を思いつけなかった私は
瑛くんがお店に出ていないことをひたすら願いながら珊瑚礁へと向かった。


カランカラン…

「いらっしゃいま…せ」
441キテル×デイジー 2:2006/08/23(水) 04:45:56 ID:gpSWAgNm
聴きなれた珊瑚礁のドアベルが響き、
常連の女性客の相手をしていた
瑛くんが笑顔でこちらを振り向いた。

うわ…瑛くんひきつってる…あれはWデートで遊園地に行ったときの顔だ。

「若王子先生…と、お前…いや、君。
お二人ですか?他に生徒はいないんですか」
「佐伯君こんにちは。
先生、ちょっと美味しいコーヒーが飲みたくて来ちゃいました。
この席座ってもいいかな?」
「あ、はい、どうぞこちらへ。ご案内いたします」

せんせぇは、瑛くんの質問を綺麗にスルーすると私に笑顔を向けた。

「さ、こちらにおいで」
「は、はい」

いつになくレディーファーストなせんせぇに連れられて、
海側の席に腰を下ろす。

「ご注文はお決まりですか?」

もういつものお店バージョンで接客してる瑛くんに
内心ドキドキしながら
珊瑚礁ブレンドを2つお願いした。

「ごゆっくりどうぞ」
442キテル×デイジー 3:2006/08/23(水) 04:47:17 ID:gpSWAgNm
瑛くんが運んできてくれたコーヒーをゆっくりと口に含んだ私は、
このあと起こる事態を予想できるはずもなくせんせぇと談笑していた。
瑛くんの笑顔の裏に隠された想いを知ることもなく…。

*************

「さて、そろそろ帰りましょうか。送っていきます。
佐伯君、美味しかった。ごちそうさま」

しばらくコーヒーの香りとおしゃべりを楽しんだ私達は、席を立つことにした。

「ありがとうございます。……なぁ、ちょっといいかな」

急に瑛くんに呼ばれて、買ったばかりのオレンジのジャケットを羽織りかけていた私は焦った。

「な、何?」
「ちょっと、この後急に団体の予約が入って困ってたんだ。
もし時間があったら手伝って欲しいんだけどな」

本当に困っているらしく、瑛くんは綺麗な眉をハの字にしていた。
週二回とはいえ、私も珊瑚礁でバイトの身。
それに、瑛くんが頼みごとなんて滅多にしないし…どうしよう…

「えっ…でも…」

チラリとせんせぇを見ると、心配そうな視線と交わった。

「それは大変だ。残念ながら僕はこれで帰りますけど、
君、佐伯君のこと手伝ってあげて下さいね」
「え、いいんですか?せっかく誘って下さったのにすみません」
「若王子先生、助かります。
遅くなったらちゃんと僕が彼女の家まで送っていきますのでご安心下さい」
「わかりました。じゃあ、頑張って。
コーヒー美味しかったです。二人ともまた学校で会いましょう」

そう言い残し、先生は珊瑚礁を後にした。
443キテル×デイジー 4:2006/08/23(水) 04:48:19 ID:gpSWAgNm
「瑛くん、私着替えてくるね」
「…ああ、頼む」
バイト用の衣装に着替えるため、店の奥にあるロッカーへと向かった。
女の子のバイトは私だけなので珊瑚礁の一部屋を使わせてもらっているのだ。
それにしても瑛くん、私にピンチヒッター頼むくらいだからほんとに困ってたんだな…。
団体のお客様ってことは、何かのパーティーかな?

そんなことを考えながらジャケットをハンガーにかけ、タートルネックのセーターを脱ぐ。
ツイードのスカートのホックに手をかけたとたん、いきなり部屋の明かりが消えた。

「きゃっ!?」

あわてて薄暗い中をスイッチのある場所まで行こうとしたが、誰かに腕をつかまれて
強く引っ張られ、バランスを崩して『誰か』と共に床に倒れこんだ。
思わず叫び声を上げようとして、嗅ぎなれたコーヒーの薫りが鼻を掠めて思いとどまる。

「え…?瑛くん…?」
「ウルサイ。なんなんだよお前。
人の誘い断っといて他の男とデートかよ」
「ちょ、ちょっと瑛くん!私着替え途中なんだけど!」
「…こんなもん、脱げよ。
お前にはこーゆーの似合わないよ」

なんと、瑛くんは無理やりスカートを脱がせようとする。

「ちょっと、ヤダ!何するの、離して!」

私は瑛くんがどうしてこんなことをするのかさっぱり分からず、がむしゃらに抵抗したが
サーフィンで鍛えた男の子の力に勝てるはずもなく、ついにスカートは剥ぎ取られた。
冬とはいえ暖房の効いた室内、全力で抵抗したために私の体はうっすらと汗ばみ、
全身がピンク色に染まり涙目になっているのが自分でも分かる。

「う…ひっく……瑛くんひどいよ…」

力の入らない体の代わりに、組み敷かれた下から瑛くんをにらみつけた。
薄暗くて良く見えなかったけど、瑛くんがごくりと喉を鳴らすのが気配で分かった。

「…お前が悪いんだからな…」

そうつぶやくと、瑛くんは私の両手を自分の首から抜き取ったタイでまとめあげ、
ブラの上から胸にそっと触れてきた。
最初は少し遠慮がちに触れていた指が次第に強くもみしだくように動き、
私の胸は瑛くんの手の中で自在に形を変えた。
444キテル×デイジー 5:2006/08/23(水) 04:49:09 ID:gpSWAgNm
「すげ…やわらかい…」
「んっ…てる、くん…もう…やめよ…?」
「ウルサイ。無理。諦めろ」
「ちょっ…本気なの…?」

ここまできても、まだ瑛くんはふざけてるだけだと
思い込もうとしていた私の考えは打ち砕かれた。

「本気。お前が悪い」
「さ、さっきからお前が悪い悪いって…意味わかんないよ…」
「なんでわかんねーんだよ。いいよわかんないなら。
…わからせてやるよ」

低い声でそう言うと、瑛くんは抵抗して身をよじる私をものともせずブラを押し上げた。

「い、いやっ…!…っは、う…んぁっ」

瑛くんの熱い舌が私の胸を嘗め回す感覚に、意識とは無関係に声が漏れてしまう。
執拗に吸ったり弄くったりされ、先端は硬く形を現していた。
瑛くんは片手をずらすと私の耳の後ろに指を差し入れ、髪を少し引いて顎を上げさせキスをした。
事故の時のような触れるだけのキスとは違い、にゅるりと進入してきた舌が私のそれと絡む。
逃げて縮こまる私の舌を追いかけ、絡ませ合い歯列の裏側をなぞられると
初めての感覚に、思わず状況を忘れて背筋を甘い痺れが駆け上がってきた。

「ふぁ…て、るくん…だめだよ…」
「今さら何言ってんだよ、お前こんなになってるぞ」
「ひぁっ!やだ、やめ…」

いつの間にか瑛くんの片手は私の下腹部に伸び、
自分でもあまり触れたことのない場所をショーツの上からなぞられる。
胸への刺激とキスでそこはぐっしょりと濡れ、ショーツの意味を成さないほどだ。

「なあ…ほんとは分かってるんだろ?」
「あっ…ん、ぅ…っ」
445キテル×デイジー 6:2006/08/23(水) 04:49:51 ID:gpSWAgNm
問いかけながらも瑛くんの綺麗な長い指がショーツの横から直に私に触れ、蜜をからめとる動作をする。
答える前に再び唇をふさがれ、甘いキスをしながらショーツを抜き取ると瑛くんは指を1本、挿入した。

「…っ」
「俺、もう…耐えられないんだ…お前が他の男と一緒にいるのを見るのも」
「う…、ぁ…やぁ…い、いた…いよ…」
「それを想像するのも」

更に1本増やし、輸送を繰り返しながら語りかけてくる瑛くんの声は
今まで聴いたことのないくらい切なかったけど、与えられる刺激が強すぎて
言葉の意味を深く考えることができなかった。
瑛くんの指は私の中をさぐる様に往復し、ふいにある一点を突いた。

「ひあぁっ!」
「…ここか?」
「やっ、ダメ、瑛くん!ん、あ…は…ぁぁあ…っ!!」

瑛くんがソコを集中して攻め立てる。次第に頭の中にチカチカと電流が走り、
白い光がスパークしてはじけた。
びくんと足がしなり、全身が自分のものじゃないみたいに小刻みに痙攣する。
初めて迎えた絶頂感に荒い息をつきながら半ば放心している間に
カチャカチャと金属音が聞こえた。

「…?」
「…入れるぞ」
「え、ちょ、待っ…」
「待たない。このまま他のやつにお前をさらわれるくらいなら
俺はもう待ったりしない」
「ひっぁ…や、いた、いた…い…!!ん、む」
446キテル×デイジー 7:2006/08/23(水) 04:50:53 ID:gpSWAgNm
瑛くんはそれ以上もう何も言わず、奪うように激しくキスしながら逃げ出しそうな
私の腰を抱え、達したばかりでヌルヌルになったそこに自身をあてがい
ゆっくりと、でも確実に進入してきた。

「くっ…キツ…ちから、抜け、動けな…い」
「…ッ、む、り…!」

あまりの痛みに足が小刻みに震える。初めてってこんなに痛いの!?
私はぼろぼろと涙をこぼしながら浅い呼吸を繰り返した。
拘束されていた手首はいつの間にか緩んで自由になっていたけれど、
もう抵抗する気にはなれなかった。

「てるく、ん。私、瑛くんの、こと、好きだよ…ッ」
「!!なっ…」
「だから、も、泣きそうな顔、…はっ…しない…で」
「…!馬鹿…泣いてんのは、お前だろ…」

そう、痛くて泣いてるのは私のはずなのに、まるで
瑛くんは子供が泣くのを一生懸命こらえてるように唇を噛み締めていた。
私は自分の浅はかさを呪った。
瑛くんはこんなに本気を見せてくれた。なのに、傷付けるようなこと…。

「てる、くん。ごめんね、私、ごめ…」
「馬鹿、もう、言うな…」
「んっ、は、ああっ…んッ」

しばらく留まっていたおかげか、多少慣れたのか先ほどよりスムーズに
油送できるようになった。瑛くんは私の上で何かに耐えるように
眉を寄せてきつく目を閉じ、浅く、深くピストンを繰り返す。
瑛くんの背中から、そして綺麗な顔からもたくさん汗がふきだして
ぽたぽたと、形のいい顎を伝って私の上に雫が垂れた。

「く、俺、もう…っ!」
「んっ、あ、あっ、てるく、瑛くん…!」
「……ッ!!う、あっ!!」

瑛くんは激しく腰を動かすと、一回ビクッと痙攣して動きを止め、
2、3回搾り出すようにグラインドさせたあとため息と共に私の中から自身を引き抜いた。
447キテル×デイジー 8:2006/08/23(水) 04:52:47 ID:gpSWAgNm
「う、俺、自分だけ…ごめんな」
「ううん…いいの。あのね、私、わかったから…」
「そ、そっか。あ!俺、生で…」
「あ、うん、多分、大丈夫…だと思うけど…」

保健の授業を思い出し、なんとなく計算してみたけど確実じゃないのは事実だ。

「いや、もしそうなっても俺、責任取るし」
「えっ…それって…」
「あっ」

二人で真っ赤になってしまった。顔を見合わせて、どちらからともなく笑う。

「ふふふ。なんか、せんせぇには悪いけど幸せだな」
「他の男の話、すんなよ」
「あっ、ごめんね?」
「…罰として、もう一回やる」
「ええええっ…って、そうだ!瑛くん団体のお客さんはどうなったの?」
「バーカ。嘘に決まってんだろ。もう、今日はCLOSE出してきた」

なんっ…!

「えええええー!ひどい!!!」
「ひどいのはどっちだ!あんな似合わない服着やがって…。
お前、今後着ていいのは公園通りのあの店のやつだけだ!
それから二度と他の男と出かけんな!」
「なにそれ!横暴!」
「うっせー、やんぞ!」
「ちょっと、きゃーっ!」


……お互いの気持ちを確かめ合った私達だけど、
これからもケンカはしょっちゅうだろう。
でも、この幸せな時はいつまでも続くはずだ。
このときめきが続く限り…



糸冬
448名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 04:54:46 ID:gpSWAgNm
お目汚し失礼しました。先生ごめん。
またROMに戻りますノシ

次は若デイジー書けたらいいな。
449名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 05:20:07 ID:DI7mrfK/
GJGJ!(*゚∀゚)=3ハァハァ
朝から来て良かったよ
450名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 06:50:21 ID:GyanAZN/
幸せな若デイジーもよろしくおねがいします!!!
GJです・・・やっぱアレか、キテルは早漏れなのかw
451名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 06:52:39 ID:KriGRh2A
昨日は大漁だったな(*´д`)テラウレシス
452名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 06:55:37 ID:KriGRh2A
途中送信スマソ。

いつも萌えさせてくれてありがと職人様方GJ!!
453名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 08:28:47 ID:cYQWbt94
うおー、氷上デバガメも若横恋慕も萌えたー!
やっぱ嫉妬って重要な萌え要素だなぁ。
神々乙です!
454名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 10:28:30 ID:KriGRh2A
>>442が見れない(´・ω・)何故だろう?
455名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 11:30:05 ID:CTNWlu1l
早寝してた間に大漁キターー!!
志波も氷上もキテルも萌えた萌えたハァハァ!
神々ありがとう…本当にありがとう…
また待ってます!

>>454
専ブラだったら何かNGワードにひっかかってるとかじゃない?
456名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 12:04:00 ID:8ppDnrbO
>>417
m9(^Д^)プギャーーーッ

457名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 12:33:51 ID:RweF9z8I
キテル嫉妬キター!愛のある無理やり大好物なんでむさぼり読みマスタ。

若×デイジー←氷上、「君のこと見ている男子が〜」のあたりで
氷上の存在に気づいていてわざと見せ付けてる鬼畜若が浮かんでしまう……。
禿モエス。

両職人様GJ!
458名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 12:46:11 ID:FT0l7FDP
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
459名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 15:11:22 ID:lhK0G1fv
456 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/08/23(水) 12:04:00 ID:8ppDnrbO
>>417
m9(^Д^)プギャーーーッ
460名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 15:40:18 ID:8ppDnrbO
>>459
なんでぁたしがプギャーされるの?
意味わかんないw
461名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 17:01:32 ID:AtJXh3S3
>お前、今後着ていいのは公園通りのあの店のやつだけだ!

これ大爆笑w GJでした!
462名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 18:07:48 ID:V3Dtskut
>>460
まあ感想は人によって色々あるだろうから別にいいんだけどさ
全角数字と「ぁたし」ってきんもー☆
463名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 19:19:49 ID:39jcR5Nq
正確には
きんもーっ☆でお願いします
464名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 20:13:21 ID:B3RA7qnC
400です。
自分の作品GJ言ってくれて皆アリガトン!!

で、おまいらダーク物いける?
調子乗って書いたんだけど、引かれるかもしれん。
一応出来てるから大丈夫なら投下するが。
465名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 20:33:57 ID:6BtCkZpw
>>464
注意書きすればおk。つか書いたなら投下しよーぜー
466名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 20:34:46 ID:6BtCkZpw
sage忘れスマソ
467名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 20:37:20 ID:+x/WVW4H
どういうのを書いてるけど需要あるか、みたいなのは誘い受けだからイラネ。
投下する時に注意書きだけしてくれ
468464:2006/08/23(水) 20:42:59 ID:B3RA7qnC
???×主人公←キテル投下します。

キテルが異常なほど黒いです。キテル最萌えの人は尚更注意してください。
内容は強姦ですので苦手な人は注意を。
???は誰でも良いです、好きな人入れてください。
469???×主人公←キテル 1/6:2006/08/23(水) 20:44:12 ID:B3RA7qnC
彼女のことを聞きたい、いいよ俺なんでも知ってるから教えてあげる。


問1、彼女の初恋の相手は?
  
  A,俺
昔浜辺で会った事のある男の子だって。それ俺のことだよ。

問2、彼女の初デートの相手は?

  A,俺
高校一年の時の4月かな、遊園地行ったんだよね。

問3、彼女のファーストキスの相手は?

  A,俺
昔、浜辺であったときにしたキスが彼女のファーストキス

問4、彼女の初めて付き合った彼氏は?

  A,……俺じゃない
ここまで全部俺なのに、おかしいよな。だから俺、直す事にしたんだ。

問5、彼女の初めてのセックスの相手は?

  A,俺
まだだけど、今このときから俺になるんだ……。



470???×主人公←キテル 2/6:2006/08/23(水) 20:44:48 ID:B3RA7qnC
「はぁはぁ……。」
ぐったりとベッドの上で横たわる彼女。
何もつけてない美しい肢体をさらしている。先ほどまで必死に抵抗していたけれど力尽きてしまった。
必死になって抵抗して、男の俺の力に叶うはずないのにそんなあきらめの悪い所もたまらなくカワイイ。
目元から頬にかけて零れ落ちる涙、口からだらしなくたれ流れる唾液、
体のあちこちから吹き出る汗、そしてあそこからは愛液彼女の体液が彼女の体を濡らしている。
「どうした、もう抵抗する力ない? 」
大きく膨らんだ二つの山のピンク色の頂に舌を這わせるとビクビクと体を震わせる。
「んあっ。」
こんな甘い声を初めて聞くのも、俺。
彼女カワイイ乳首に吸い付くのも赤ちゃんじゃなくて俺が初めて。
「ひゃあぁぁぁあ。も、もうあっやぁ。」
「チュぷ、うまっ。」
彼女の胸は魅力的でとても離れがたい。他の部分も味わいたいけれど胸だけでもいってしまいそうだ。
そうだ、今度は胸でしてもらうか……。
「さ、さえきくっ……おねがっ……もうやめて。」
「なんで、お前も気持ちいいくせに。」
「きもち……よくなんかないっ!! 」
471???×主人公←キテル 3/6:2006/08/23(水) 20:45:22 ID:B3RA7qnC
彼女の下腹部に手を伸ばし濡れ細っている部分をわざと音を出して擦る。
「これのどこが気持ちよくないって、なぁ。」
クリトリスを強く擦ると彼女は嬌声を上げて仰け反る。
そして二、三度ベッドで跳ねるとぐったりと沈んだ。
「いったのか……見てみろよ、俺の指糸引いてるぜ。」
彼女の目の前で先ほどまで彼女の濡れた部分を擦った右手の人差し指と中指を開く。
指の間で細い糸が引いている。
目を見開いて彼女はそれを覗き込む。
「か……かんじてなんかぁ。」
「こんだけ証拠あるのにまだそんなこというお前も可愛いけどね。」
指の間の細い糸に舌を伸ばし彼女の愛液を舐め取った。
「……!! 」
「これだけ気持ちよくなったら大丈夫だよな。」
「な、なにが……。あ……はぁん。」
「俺も気持ちよくなりたい。」
俺の硬くなったものを強引に触らせる。
「いや……いやぁ……。」
俺の手を跳ね除けると俺のものを触れた手を見て恐ろしいものを見るような目で見つめていた。
俺のものの感触を思い出しているんだろう。
「これがお前に入るんだ。」
「えっ……、いや。本当に許して、私が何……したのよ。」
カタカタと大きく震えだす。俺を怪物か何かと間違えているんじゃないか。
ただ、あるべきことをしているだけなのにな俺。
「これじゃ、私あの人に合わせる顔なくなるよ。」
彼女の大きな瞳から大粒の涙が零れていく。
「あの人って……。」
「佐伯君も知ってる私の好きな人のことよ! 」

 おれのしってる、こいつのすきなひと

「違うだろ、お前の好きな人は……おれだろ。」
472???×主人公←キテル 4/6:2006/08/23(水) 20:46:00 ID:B3RA7qnC
彼女の唇を奪うと同時に俺のものは彼女に埋まった。
「うむぅぅぅぅ、あぁぁぁあっあえああ。」
彼女の声にならない声が部屋中に響く。
ブチッという音が聞こえたかもしれない。
彼女が強く俺にしがみつく。あまりの強い力でしがみつくものだから彼女の爪が俺の肌に食いこんだ。
「うぐっ。」
痛い……俺の背中は血が出たかもしれない。
でも、きっと彼女の方が辛かっただろう……。
彼女の目からとめどなくあふれる涙を指先で拭った。
もしかして俺、とんでもないことをしているじゃ。
「どうして……わたしが……こんな目に……痛いよ、痛い痛い助けてよぉ……くん。たすけてぇ。」
「……あぁ、違う、ちがうぅっぅ。」
ふいによぎった罪悪感は彼女の言葉でかき消された。
「あいつの、あいつの名前なんて呼ぶなよ、呼ぶなぁ! 」
彼女の口から他の男の名前が出るなんて許せない、許せないゆるせない。
何も考えたくなくてがむしゃらに突き上げる。
突く
突く
部屋中に飛び散る俺と彼女の汗、彼女の涙。
悲鳴に近い彼女の嬌声とベッドのきしむ音、ピストン運動で起こる水音が部屋に響く。
彼女の中はあまりに熱くて狭くて俺のものを締め付ける。
彼女と一つになってる。
誰よりも先にあいつに奪われる前に、一つになってる。
それが、こんなにも嬉しい……。
473???×主人公←キテル 5/6:2006/08/23(水) 20:46:36 ID:B3RA7qnC

俺はそのまま快楽に任せて彼女を突き上げ、彼女の中へ全てを吐き出した。






「問5、おまえの初めてのセックス相手は?
 Answer,それは俺 ベッドの血が処女の証」

「問6、おまえの初めて孕む子供の父親は?
 Answer,それは俺」

彼女の大きな瞳が俺を射抜く。

「お前、自分の月経の周期知ってるか。
 規則正しい生活を送っているお前はその周期を乱したことがない。
 つまり、今日が排卵日なんだよ……。」

俺はお前のことはなんでも知ってるって言っただろ。
さぁ、未来の質問にも答えてあげるよ。
だって俺は彼女のことならなんでもわかるんだから……。

474???×主人公←キテル 6/6:2006/08/23(水) 20:47:09 ID:B3RA7qnC
問6、彼女の初めて孕む子供の父親は?

  A,俺
今頃、受精しているんじゃないか。

問7、彼女の今後の恋人は誰?

  A,俺
他の男の子を孕んだ女なんて誰が愛する。俺しかいないだろ。

問8、彼女と結婚する男性は?

  A,俺
できちゃった結婚かもな。まぁ、それでも幸せならいっか。

問9、彼女と添い遂げる男性は?

  A,俺
ぜったい、はなしてなんかやんない……。

問10、彼女のことを一番知っているのは?

  A,俺
おまえのことずっと……あいしてるよ。
475464:2006/08/23(水) 20:50:38 ID:B3RA7qnC
以上です。
>>467
すまない、次からきをつけるお。

一応裏設定では隠し×デイジーになってます。
本当はデイジーの幸せな部分も書いて対比させたかったけれど、
無駄に長くなったので全カットしました。
もしよろしければ一部分だけでも楽しんでください、ドゾー
『没ネタ その1』入学式での恋人二人のやり取り
「ユキ、遅いよ!! 」
頬を膨らませてその青年に近寄る、彼女。
「遅いよって人ごみに流されたのは君じゃないか。」
「私は流されてないよ、ユキが流されたんだよ。」
「この際どっちでも良いよ、だからはぐれない様に手を繋ごうって。
 君が恥ずかしがるから……。」
「!! 」
彼女の顔が真っ赤に染まっていく。
「喧嘩するほど仲がいい、典型的な例ですね。」
なんだか無性にそのやり取りが俺にはとても気に食わない。
小野田の言葉も加わってさらに気分が悪い。


『没ネタ その2』実はキテルが主人公に質問してた
「4問目。」
「なんか初めて付き合った人って質問だったりして。」
「あたり……答えろよ。」
彼女は小声で答える。
「……ユキ。」
「お前の付き合っている人は赤城……一雪。」
「お、おかしい!初彼が高校卒業してからなんて。」
恥ずかしさを吹き飛ばすように大きな声で暴露する、彼女。
「おかしいよ……。」
「うぅ、今幸せだからいいじゃない。こんなこと絶対ユキにいっちゃやだよ。」
おかしいよ、お前の隣にいるのが俺じゃないなんて。
「あっ、幸せって言ったこともユキには言わないでね。
きっと舞い上がっちゃうから。」


以上です
ツンデレ、デイジー(*´д`)ハァハァ
誰か隠し×デイジー投下を……。
我に萌えをください。
477名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 21:06:26 ID:+x/WVW4H
……お疲れ。
478名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 21:07:16 ID:HVkyRjXD
NGIDって、便利だな
479464:2006/08/23(水) 21:37:33 ID:B3RA7qnC
すまん、今度はやっぱり萌えをメインに書くよ。
自分で書いてて気持ち悪くなったんだ。
だから聞いてみたかったんだよな……。
480名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 21:44:47 ID:TR0y6dgn
何かが違うような……
481名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 21:44:54 ID:6BtCkZpw
>>479
小説的にはこういうのも新鮮でGJなのだが、
>>476が余計だったと思う。
482名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 21:48:24 ID:B3RA7qnC
>>481
アリガトン。
調子乗りすぎだったわけだな。
これから気をつける。
皆、ごめんなさい。
483名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 22:02:22 ID:i2gpJWYI
始まり方に狂気を感じてゾクゾクした。
少しキテルのキャラ(話し方)に疑問を持ったけど
そこは脳内補完・修正しとくよ(・∀・)
乙でした。
484名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 22:06:11 ID:2n6gKdBZ
漏れは嫉妬萌えなんで、大変美味しく頂きました(゚д゚)ウマー
嫉妬ネタもっとщ(゚Д゚щ)カモォォォン
485名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 22:17:04 ID:miWeH3iN
乙です。
こうゆうブラックな話、自分は嫌いじゃないよ。
萌えは人それぞれだからなw
それに投下する前に聞いていた訳だから気に入らない人はヌルー。
>>464 の書く話好きだから、これからもSS投下楽しみに待ってるよw
486名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 22:32:43 ID:RQ3V0v7Y
まぁ取りあえず、書く方も読む方も>>9-10のテンプレを再確認って事で。
女性主体のスレだからこそ、お互いに気配りは大切だと思うのさ。
487名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:02:44 ID:jxTo+any
天地XデイジーSS投下します。
デイジーは魅力パラ250オーバーで学力パラ0の設定です。
488天地Xデイジー1:2006/08/24(木) 00:06:54 ID:5KxU4uLJ
放課後、応援団とチア部の合同ミーティングが行われていた。
僕の隣には先輩が座っている。
先輩は真剣にミーティングを聞いているフリをして、僕の手をそっと握ってきた。
応援団の先輩達にバレたら殺されるだろうけど、僕はその手をギュッと握り返す。
先輩はいつも僕をデートに連れまわしたり、ちょっかいをかけてきたりするくせに
、平気で別の男と帰ったりする。
そして、僕とのファーストキスの事すら覚えていないと言うから、本当に困った人だ。
489天地Xデイジー2:2006/08/24(木) 00:08:31 ID:5KxU4uLJ
ミーティングも終わり、僕が一人で後片付けをしていると先輩が顔をのぞかせた。
「天地君、手伝うよ」
さっきの誘惑なんてまるで忘れてしまったように、先輩はテキパキと後片付けをこなしていく。
僕はその無防備なうしろ姿をじっと見つめていた。
「これで、窓は閉め終ったよ」
そう言って、先輩は僕の方を振り向いた。
「あ、あのさ。さっきみたいなのは、学校では禁止だよ。バレたら、応援団の先輩達に殺されるからさ」
「手を握った事よね。どうして?」
「先輩って応援団のみんなにモテているんだよ。自覚ない?」
「えっ、本当?」
本気で驚いているから、手に負えない。
490天地Xデイジー3:2006/08/24(木) 00:10:13 ID:5KxU4uLJ
「本当、って……。僕の状態見てて分からないかなぁ。先輩と仲良くしているせいで、
応援団の先輩達に目をつけられちゃってるのに」
「そうなんだ。知らなかったよ……」
「もう、四面楚歌の状態でさ。とにかく大変なんだよ」
「しめんそか?」
「テストで赤点が無くなったら教えてあげるよ。
それより先輩、始めてのキスの事、本当に忘れてるんだよね?」
「う、うん」
「じゃあさ、またやり直しをしようよ、ね」
そう言って、僕は先輩を抱きしめた。
先輩の甘い匂いが鼻先をかすめる。
491天地Xデイジー4:2006/08/24(木) 00:11:51 ID:5KxU4uLJ
「またするの!? 私思うんだけど、ファーストキスのやり直しなんて無理だよ。
それに、学校はだめだって、今、天地君が言ったばかりだよ」
「今は二人きりだし、問題ないじゃん。早く、目を瞑りなよ」
「えっ。で、でも」
「いいから、大丈夫だって」
僕は、手のひらで強引に瞼を閉じさせる。
だけど、先輩は戸惑いと緊張で、硬く体を強張らせていた。
「先輩、緊張しすぎだって。何度も練習してるんだから、リラックスしてよ。
そんなに強く口を閉じていたら、キス出来ないしさ」
それでも、先輩の緊張はなかなか解れない。
だから、僕は親指で先輩の硬く閉じられた唇にそっと触れてみた。
492天地Xデイジー5:2006/08/24(木) 00:13:01 ID:5KxU4uLJ
「先輩の唇って……綺麗な色だよね」
そう言いながら、指の腹で何度も何度も先輩の唇に指を這わせた。
柔らさを確かめるように、なぞったり、弾くようにしながら執拗に触れる。
「ん……」
先輩の唇は少しずつ緩くなって、僕を迎え入れるように開き始める。
ちらりと覗く舌がもの欲しそうに動き始めたけれど、気付かないフリをして焦らし続ける。
「あ、天地……君……」
うわごとのように僕を呼びながら、先輩の唇が妖しく蠢き始めた。
吐息も甘く、薄く開かれた瞳も潤んで艶を増している。
先輩は僕の嫉妬心を掻き立ててばかりだ。だから、ささやかな仕返しが必要だ。
「先輩、まだキスもしていなのに……。もしかして、感じてる?」
囁くように問いかけながら、耳を弱く噛んだ。
すると、先輩はピクンと体をしならせる。
493天地Xデイジー6:2006/08/24(木) 00:14:19 ID:5KxU4uLJ
「耳も感じたんだ。……先輩は敏感だね」
唇はぷっくりと赤く潤み、まるで誘っているみたいだ。
僕はその誘いに応えるように細い腰を引き寄せ、ゆっくりと顔を近づける。
柔らかい唇を割り、舌を先輩の口内に差し入れた。
僕の来訪を待ちわびていたように、先輩の熱い舌が絡み付いてくる。
口内を掻きまわし、歯列をなぞる。
ぎこちない動きながらも、先輩もそれに応えようとする。
上顎の敏感な部分を攻めると先輩は体を擦り付けるように密着させてくる。
僕は硬くなり始めたものを先輩にぐっと押し付けた。制服越しなのに、まるで先輩を犯しているみたいだ。
長い長い時間をかけて唇を重ね、粘膜を刺激し、舌を絡めあう。
494天地Xデイジー7:2006/08/24(木) 00:15:56 ID:5KxU4uLJ
「ん……ふぁ…ん」
くぐもった先輩の喘ぎ声で僕は我に返る。
息苦しさにお互いの唇を解放すると、くちゅりと卑猥な水音が響いた。
溢れた透明な唾液が先輩の顎を伝っている。
「どうだった? 今回のキスは?」
僕は鼻先を擦り付けながら、先輩に尋ねた。
「も、もう、へとへとだよ」
そう言うと、先輩は僕との距離を取ろうと身をよじった。
「逃げちゃダメだって」
僕はまた先輩を強く抱き寄せ、先輩の顎に伝った唾液を舐め取った。
先輩はくすぐったそうに首をすくめる。
495天地Xデイジー8:2006/08/24(木) 00:17:17 ID:5KxU4uLJ
「私……不思議なの。こんなに嬉しくて、絶対に忘れたくないのに、
ファーストキスを忘れるなんてできるのかな?」
先輩はどうしても忘れた事が納得できないようだ。
「忘れちゃってるのは、先輩なんだから仕方ないよね」
わざと大げさに、ため息をついて見せる。
「天地君が覚えているファーストキスって……一体どんな風だったの?」
「もっとすごかったよ。あの時は酸欠で倒れそうだったよ」
「これ以上なんて……」
「どっちかっていうと、今のは、ファーストキスを100点とすると……25点くらいかな」
「そ、そうなの? ファーストキスの時って、そんなにすごかったの?」
先輩は目を大きく見開いて驚いている。
496天地Xデイジー9:2006/08/24(木) 00:21:44 ID:5KxU4uLJ
「それはもう、全然違うよ。
だから、今回も練習って事で、また今度にちゃんとしたファーストキスをしようよ」
「え〜!もう、無理だよ」
「ダメ。僕が合格を出すまで、赤点のファーストキスは何度でもやり直しだからね」
そう言って、僕は先輩を見つめた。
先輩は僕の腕の中で、恥ずかしそうに笑っている。
そんな先輩が可愛くて、僕は先輩の頬に、事故の時ような軽いキスをした。


終わり

以上です
キスしか書けなくてスミマセン
精神と時の部屋で修行してきます

497名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:24:50 ID:w2yI2gx7
>>496
キスだけなのにこんなにエロス漂う小説は初めてだよGJ!
是非とも大きくなった3年生天地様の続編を書いて欲しいです。
498名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:49:26 ID:QnzbXwtD
おばかさんデイジーモエスww
499名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 01:38:59 ID:eRkFjjAm
>>496
天地にこんなに萌えたの初めて…GJ!!!
学力パラ0のデイジーカワユスw
500名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 01:49:02 ID:+4SVL2Es
赤点ばっかで補習しててもデイジーがかわいくて
思わず(*´д`*)ハァハァハァアハァしちゃう若先生が見たいです

そんな自分はまだ補習イベ見てない_| ̄|○
501名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 03:00:10 ID:ADRjyH66
キスにこだわった描写が何よりもエロイ!!
「酸欠で倒れそうだったよ」ってwwww明らかにおかしいだろwww
それに疑問を持たないデイジーカワユス
超GJ!続編希望w
502名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 04:31:28 ID:mBkczB2y
>>496
激しくGJ!
おつむが弱くても魅力満点なデイジーの威力スゴスw
天地だけじゃなくて全キャラデイジーに参ってそうだww
503名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 04:47:03 ID:GHOWHmKW
>>496
GJ!いいねぇいいねぇ!大好きこうゆうの
キスだけってのか純粋過ぎるが上にエロいというかなんというか
今後も正常すぎて正常じゃない、清純すぎてむしろエロい、みたいなの頼みます!
504名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 10:07:58 ID:zqvJEhb4
ふと思ったんだけど、ここに投下した自分の作品を
後から自分で本とかにしたい時って何か問題あるのかな。
トリップ付ければオケなのか?

ふと浮かんだ疑問だからスルーしてもらってオッケーなんだけど。
505名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 10:41:23 ID:WfB/dUms
本って同人誌?
506名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 11:05:33 ID:RHgJaiZX
本番かと思った
507名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 11:23:20 ID:nPSMfqf+
・投稿者は、投稿された内容及びこれに含まれる知的財産権、
(著作権法第21条ないし第28条に規定される権利も含む)その他の権利につき
(第三者に対して再許諾する権利を含みます。)、掲示板運営者に対し、無償で譲渡することを承諾します。
ただし、投稿が別に定める削除ガイドラインに該当する場合、投稿に関する知的財産権その他の権利、義務は一定期間投稿者に留保されます。

本だしたいなら、自分のサイト作って発表なりするのがいいんじゃないかな。
508名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 12:23:36 ID:pJ/AJnJc
ID変わってるけど>>504です。
そか、2ちゃんのガイドラインを参照すればよかったんだ。
当たり前のことに気づかなかった。
疑問が解けました。丁寧にどうもありがとう。
509名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 12:25:36 ID:Pxe9Jyrw
>>440
遅レスだけど果てしなく萌えました
強引なキテルいいよキテル
デイジーにも萌えた。GJ!
510名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 12:26:15 ID:Pxe9Jyrw
うわsage忘れごめん!
511<続投>ハリー×デイジー0:2006/08/24(木) 15:24:33 ID:cbgc/dDU
以前、ハリー×デイジーを投下した者です。
同じ設定でまた書いてみました。
今回は前回より賛否両論になると思いますが、
感想頂けると嬉しいです。
512<続投>ハリー×デイジー0:2006/08/24(木) 15:25:32 ID:cbgc/dDU
アイツと初めて…してからも、
オレらは今までと変わらずバカ言い合いながらも仲良くやっている。
…心も身体も…な!
あ、そうそう。
最近オレのバンドも軌道に乗り始め、着々と動員も増えている。
順風満帆とはまさにこの事。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
―とある日…
今日のライブはマジ最高だった!
あがり症も大分克服されてきたおかげで、最高に気持ちよく歌えた。
やっぱステージの上で聞く歓声はたまんねぇ…!
打ち上げもそこそこに、帰路についていたその時、
アイツからの着信音が鳴り響く。
「オッス!どうした?こんな夜中に」
時計は午前1時を示していた。
「お疲れ、コウ!」
「おぅ!ちゃんと見てか?!オレのかっこいい姿をよ!」
「勿論だよ!惚れ直しちゃったっ。」
「あったりめぇだ!」
「でさぁ、今から2人で打ち上げしない?あそこで。」
「いいけどよぉ…もう1時過ぎてっぞ?」
「大丈夫!頑張ったご褒美にいいこいいこしてあげるね、ふふっ」
「はいはい。じゃあよぉ、今から迎えに行くから待ってろよ。」
「は〜い」
電話を切り、足早にアイツんちへ向かった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
513<続投>ハリー×デイジー2:2006/08/24(木) 15:27:24 ID:cbgc/dDU
アイツを連れて、臨海公園へ向かった。
こんな時間なせいもあって、人影は殆どない。
何故この場所かって?それはオレのイメトレの場所だから。
この場所はオレにとって欠かせない場所だかんな。
何度もこの場所に助けられた気がするんだ。
近所のコンビニで買った缶ビールを空け、乾杯した。
「お疲れ〜。」
「やっぱ夜の煉瓦道からの眺めは最高だね…」
「昼間や夕方とは違った良さがあるよな…」
「そうだね…」
ベイサイドブリッジと街灯の明かり、静かな波の音、潮の香り、
そして隣にはコイツがいる…
すっげぇ落ち着ける瞬間。
…………………………
暫しの沈黙が続く。
彼女の手がゆっくりとオレに向かって伸びてきた。
「オマ…!ちょ…何する気だよ?!」
「良く頑張ったね、いいこいいこ」
「………っ」
勝手な勘違いをした事と、いいこいいこされた2つの恥ずかしさで、
顔から火が出そうな勢いだったので、
そのまま無言で俯いた。
そんな中、目の前にしゃがみ込み、上目遣いでオレの顔を見上げながら口を開く。
「あれ?どうした?物足りないの?」
お得意の小悪魔スマイルを浮かべている。
514<続投>ハリー×デイジー3:2006/08/24(木) 15:28:24 ID:cbgc/dDU
そのまま無言で俯いた。
そんな中、目の前にしゃがみ込み、上目遣いでオレの顔を見上げながら口を開く。
「あれ?どうした?物足りないの?」
お得意の小悪魔スマイルを浮かべている。
「…そんなんじゃねぇよ!」
自信なく小声で呟くオレ。
全て見透かしたかの様に笑う彼女の手は、オレの胸の辺りに伸びてきた。
薄いTシャツの上から、オレの中心を探り当てるの容易だ。
その中心をやんわりと撫でる…
「オマ…マジで…やめろ!」
手が止まり、オレの哀願を受け入れたのかと思わせると、
Tシャツの下へと掌が滑り込む。
そして中心を直に弄ぶ。
手を払い除ける事は簡単かもしれない。
でも、羞恥心と自制心がごちゃ混ぜ状態で上手く頭が働かない。
「………っ!」
無意識に声にならない声が漏れる。
オレの身体は羞恥心とは反対にどんどん敏感になって行くのがわかった。
そんな反応を面白がってか、彼女は立ち上がりオレの膝に跨る。
そして首に手を絡め、唇を重ねてきた。
いつもにない攻撃的なキス。
動揺するオレを余所目にぺちゃぺちゃといやらしい音を立てながら、
舌で巧みにオレの口内を舐め回し刺激する。
左手ではオレの胸元を弄ぶ。
「…コウ、可愛い…ふふっ」
515<続投>ハリー×デイジー4:2006/08/24(木) 15:29:38 ID:cbgc/dDU
耳元でそう囁くと、耳朶をちゅっと吸い上げられた。
「…んあっ…」
背中に電気が走ると言うのはこの事を言うのか…!
ふいにぎゅっと抱き締められる。高さ的に非常にオイシイ…じゃなくて!マズい体制。
オレの顔面は、目の前の育ち過ぎた胸に押し付けられた。
「…あれぇ?」
「…んだよ…?!」
「ここが窮屈そうだよ…?」
膨張しきった下半身を確かめる様にやんわりと撫でる。
「オマエがこんな事しなきゃ…!」
「恥ずかしいと興奮する…変態、ふふっ」
さっきから常に真っ赤なオレの顔を指差し笑う。
下半身に伸びた手はベルトを外していた。
「ちょ…!」
もうそれ以上は言葉が出ねぇ…確かにコイツの言う通り、
こんな状況でも敏感に反応するオレはどMなのか…?
そんな事を冷静なのか冷静じゃないのかわからない中考えている間に、
オレの膨張しきった熱塊はズボンの圧迫から開放されていた。
それと慣れた手つきで扱かれる…
オレのポイントを熟知しているからであろう、
ものの数秒で絶頂ギリギリに達してしまった。
「…んんっ!」
こんな誰が見てるかわからない場所でオレはぶっ放つ訳にはいかねぇ!
下唇を噛み締め、必死に耐える。
すると追い討ちをかけられた。
516<続投>ハリー×デイジー5:2006/08/24(木) 15:31:01 ID:cbgc/dDU
跨っていた膝から降り、地べたにひざまづく。
そして熱塊を口に咥え、耳を劈く唾液音を立てながら、
まるで生き物の様に舌先を這いずり廻らせ、前後する…
徐々にスピードを増し、激しさを増して行く…
…………………もうダメだ!
そう思った瞬間、リミッターは開放された。
と同時にオレの精はぶっ放たれた…彼女の口内に…
瞬時にとてつもない罪悪感に苛まれた。
「わりぃ!!!!早く吐き出せ!」
ふるふると首を横に振る。
そして彼女の喉内を何かが通過するのが見て取れた。
『ごっくん…』
「オマエ…!何やってんだよ!」
慌てふためくオレを尻目に、微笑んでいる。
「平気だよ、大好きな人だもんっ」
罪悪感に苛まれながらも、その微笑と言い草が堪らなく愛おしかった。
オレは力一杯抱きしめた。
517<続投>ハリー×デイジー終:2006/08/24(木) 15:32:47 ID:cbgc/dDU
「ねぇコウ…?」
「あ?」
「…恥ずかしくないの?」
「恥ずかしくなんかねぇよ!」
「…早くしまった方がいいよ…」
「…何を………?!?!?!?!?!?!」
オレは、罪悪感と愛おしさの余り、
下半身をそのままに彼女を抱き締めていた。
慌ててズボンを上げ、それをしまう。
「…やっぱりコウは変態だ…ふふっ」
「ちげーよ!」
…この小悪魔な感じも嫌いじゃねぇんだよな…

<終>


以上です。
小悪魔デイジー&ヘタレハリーですw
518名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 16:25:41 ID:AdDwjz7Y
>>511
GJ!待ってた!!
ヘタレハリーにも激しく萌えたが、小悪魔デイジー最モエw
519名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 16:48:19 ID:SEN41xgO
…じゃなくて!に萌えました。GJGJ!
520名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 18:59:37 ID:ADRjyH66
デイジーには誰も勝てないなw
ハリーかわいいよ!萌えた!
521名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 21:03:43 ID:sVAYLD0z
デイジーの小悪魔!

だがそれがいいw
522名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 21:49:03 ID:gCk7hFtU
栗栖で書いてみたいなぁって思いながら、
栗栖はデイジーの名前を連呼しそうなイメージがあって書きづらいな。
523名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 22:05:08 ID:injOHPuG
そこで「小波みなこ」
もしくは「海野あかり」
設定ですよ!
524名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 22:52:08 ID:MmGEM5d6
「あかり」がプロデューサーの名前でさえなかったら、使いやすいのになw
525名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:01:13 ID:eiUvgv1T
遊×デイジー(4年後)をひとつこしらえてみました。
一応ED2がベースになってます。
無駄に長い上に行為描写はなしに等しいですが、それでもかまわない方だけドゾー。
526遊×デイジー 1/11:2006/08/24(木) 23:02:17 ID:eiUvgv1T
あの頃。たった5センチ背が伸びた、たったそれだけのことで、
おれはずっと心の中で思い描いていた『しあわせな未来』を幻視した。
それが、いつの間にか幻視どころじゃなくなって、おれのココロを侵食して
もう間違いなく現実になるもんだって思って疑ってなかった。

ま、結果はというと、ものの見事にコドモ扱いの玉砕だったわけだけど、さ。

今になってみると、よくわかる。
春から大学生になろうってゆーヒトからしたら、ようやくランドセルを下ろせた
おれの言うことなんか、コドモのたわごとにしか聞こえなかったんだろうな、って。
だから、笑ってあんなこと言われなきゃならなかったんだ。

あのときは本当に悔しかった。
なんでおれはコドモなんだろうって、早く大人になりたいって、
そればっかり思って過ごしてた。

おねえちゃんが言ったように、「もう少し大人になったら」って
ずーっとずーっと心の中で待ち続けた。


そして今年の春、おれは高校2年になる。

***********

おれはいつものように携帯のアラームで目を覚ました。
7時30分。あったかい布団は恋しいけれど、今日だけは2度寝なんてできない。
のっそりと起き出してカーテンを引き、窓を開けて換気をする。
冬の冷たい空気の中に、少しだけ春めいた日差しが混じっていた。
527遊×デイジー 2/11:2006/08/24(木) 23:03:22 ID:eiUvgv1T
こんな朝は、あの日のことを思い出す。
お姉ちゃんを窓越しに叩き起こして、遊園地へ連れ出したあの日のこと。
あれから4年もたつのに、記憶はどうにも鮮明なまま。
イコール、あの約束だっておれの中ではずっと生きていた。

身支度を整えて、姿見の前に立つ。
おれは制服じゃなく、昨日のうちに用意していたスーツに袖を通した。
ネクタイは、この1年でずいぶんうまく結べるようになった。

背だって、たかだか5センチで一喜一憂してたあの頃を思えば嘘みたいにでっかくなった。
いつの間にか声も低くなって、少しコドモじみてた髪は、すっきりと短く整えられて。

きっと今度は、卒業する彼女の隣に並んでも、誰も笑ったりしない。
それはきっとお姉ちゃんだって例外じゃないはず。
窓の外、向かいの部屋の様子を伺う。物音ひとつない。
きっともっと早くに、着付けのために家を出てしまったんだろう。

卒業式の場所はわかってる。時間も。
あとは予約してある花束を受け取って、卒業証書を手にしたお姉ちゃんのもとへ駆けつけるだけ。
・・・そして、おれが少しは大人になったってことを認めさせるだけだ。


イベントホールは卒業生と見送りの学生、そしてOBでごった返していた。
ざわめきと歓声。着飾った卒業生。
・・・合間に、まるで仮想パレードみたいな格好のヤツ。
ところどころで胴上げされて人が宙を舞ってる。つーかすげぇカオス。
528遊×デイジー 3/11:2006/08/24(木) 23:04:44 ID:eiUvgv1T
この人ごみの中でどうやってお姉ちゃんを見つけようかと少し途方にくれたそのとき、
間違うはずのない、聞き慣れたあかるい笑い声が耳に届いた。
声がした方向に人を押しのけて進む。

間違いなかった。
何度か見たことのある山吹色の振袖に、濃い緑の袴。
赤みがかった髪は、軽く結い上げられ小花が散っている。普段とは違った姿。
おれは人並みの間から、ただ、見惚れてぼうっとしていた。

だから、まさか先に見つけられて、声をかけられるなんて思ってなかった。

「・・・くん、遊くん?」
「ん・・・、うわあああああああああああっ!?」
「うわーっじゃないよー、どうしたの?」
ほにゃっとしたいつもの笑顔を向けられて、ついいつものおれになってため息が出る。
「どうしたのじゃないよ、お姉ちゃん」
長い長いため息を、お姉ちゃんがちょっとわらう。やっぱり、かわいい。
「卒業おめでとーって言いに来たのっ。ハイ」
大きな花束を、ばさっとぶっきらぼうに渡す。
お姉ちゃんはきらきらした笑顔でそれを受け取ってくれた。
「ありがとー、でも帰ってからでよかったのに」
「ううん、いいんだ。ちょっとおどかしたくてさ」
すっごく驚いたよ、と、にっこり笑ってくれる。

これだけでもう十分すぎるほどしあわせだけど、今日の目的はこれだけじゃない。
「あのさ、おね・・・」
「もー!こんな所にいたんですかー!写真撮るって言ったのに、探しましたよー!」
小柄なおねえさんと、ほかにも何人か、袴姿のおねえさんたちがぞろぞろ集まってきた。
お姉ちゃんがゴメンと謝ってるところを見るに、みんな友達みたいだった。
529遊×デイジー 4/11:2006/08/24(木) 23:06:06 ID:eiUvgv1T
「ゴメン遊くん、ゼミの友達と写真撮る約束してて」
「あ、じゃあおれ撮ってあげるよ。カメラかして」
「ん」

おれがお姉ちゃんからカメラを受け取ると、わたしもわたしもとカメラが押し付けられた。
順番にシャッターを切っていく。
たくさんの花束。ピースサインと笑顔。
みんな同じのはずなのに、おれにはお姉ちゃんだけが輝いて見えた。

撮影が終わると、あわただしくカメラをそれぞれに返す。
みんな受け取ったそばから、挨拶を交わすとみんな別の方向へ散っていく。
最後に、小柄なおねえさんがおれの所に来て
「ごめんなさい、彼女に会いにきたんでしょう。あの子そういう事ぜんぜん言わないしわたしも聞かないから、知らなくて・・・お邪魔しました」
と、心底申し訳なさそうにつぶやいて、ぺこりと頭を下げるとどこかへ行ってしまった。

「・・・彼女」
彼女、って、言った。お邪魔しましたって。今。
・・・って、おれ彼氏ってこと?彼氏に見えたってこと?

「何にやにやしてるの」
「べっつにー」
お姉ちゃんに見つかって、少し気恥ずかしくなる。
・・・でも、もしかしたらチャンスかもしれない。

「お姉ちゃん・・・おれ、今さ」
「なあに」
「小柄なおねえさんに、『お邪魔しました』って言われた」
「ちよちゃんかな・・・お邪魔しましたって、なんだろ?」
530遊×デイジー 5/11:2006/08/24(木) 23:07:16 ID:eiUvgv1T
鈍さは相変わらず、か。伝わるとも思ってなかったけど。
相変わらずのざわめく人波の中で、にこにこわらうお姉ちゃん。
人並みはめいめいが会話に夢中で、他の人たちの話し声なんて聞いちゃいないだろう。
言うなら今だ、と、おれのなかの何かが叱咤する。

「・・・お姉ちゃんの彼氏に見えたみたい。おれ」

ざわめきの中の、たったひとつのたわいもない言葉。
だけどおれとお姉ちゃんにとっては、大きな意味のある言葉。
すぐに、おたがいの言葉以外は耳に入らなくなった。

「遊くん」
「お姉ちゃんが高校卒業するとき、おれが告白したの、覚えてる?」
「忘れてないよ、忘れるわけない」
お姉ちゃんが少しだけ微笑む。
「・・・子供だと思って、煙に巻いたよね」
「そんな言い方」
「だって、そうじゃん・・・ねえ、お姉ちゃん」
「・・・・・・」
まっすぐにお姉ちゃんを見つめた。お姉ちゃんも、おれを見つめ返す。
「おれ、背も伸びた。体も大きくなった。少なくとも、彼氏と間違えられるくらい」
「・・・・・・」
「・・・おれ、少しは大人になったかな。なったよね?」
「・・・遊くん」
あのとき交わした言葉を思い出したのか、お姉ちゃんが息をのむ。
「おれがもう少し大人になったら、お姉ちゃん、彼女になってくれるって約束したよね」
「うん。した・・・ね」
「もう少しってどれくらい、っておれが問い詰めたら、もう少し大人になったら教えてあげる、って言ったよね」
「・・・うん」
531遊×デイジー 6/11:2006/08/24(木) 23:08:35 ID:eiUvgv1T
「ねえ、お姉ちゃん」
お姉ちゃんの頬が、少し赤い。
おれがこれから何を言うのか、きっとにぶいお姉ちゃんでも、さすがにわかってるはずだ。

「今のおれには、教えられない?おれ、お姉ちゃんにとって、まだコドモ?」
「・・・・・・んだ」
「え」
ぽそりとささやかれた言葉が聞き取れず、聞き返す。
お姉ちゃんは頬を真っ赤に染めて、おれに微笑みかけてくれた。

「こんなに大きくなっても、約束、忘れなかったんだ・・・」
「忘れるわけないじゃん。本気だって言ってたろ、おれ」
「でも、あの頃は」
「コドモだったから、そのうち忘れると思ってた?」
「うん・・・ごめんね」
「ごめんじゃ済まさない。ねえ、おれもう大人だよ」
「・・・そうだね」

「おれの、彼女になってよ・・・約束だよ」

あの頃、お姉ちゃんを見上げて、精一杯真剣に紡いだ言葉。
4年越しの今、少し下を見下ろすように、少しだけ微笑んで同じ言葉を紡ぐ。
・・・返事を待つ間に心臓が爆発しそうなのは、今も昔もかわりないけれど。

お姉ちゃんは、真っ赤になってもじもじと自分の指先とおれの顔を何度も見比べて。
そして、俯いて黙りこくったかと思うと――本当にかすかに、こく、と頷いた。
532遊×デイジー 7/11:2006/08/24(木) 23:10:16 ID:eiUvgv1T
「・・・ホント?」
こくり。今度ははっきりと頷く。
「ホントに、ホント?」
お姉ちゃんの顔を覗き込むようにして、答えをねだる。
「・・・どんどん大きくなってく遊くん見て、ずっとどきどきしてた。ホントだよ」

「やったー!!」
周りにいる人たちがぎょっとした顔で振り返る。でもそんなことはどうだっていい。だって嬉しいんだ。
4年越し、ううん、もっと長い間こころに灯してきた恋が、ようやく実ったんだ。
今にも踊りだしそうなおれを見て、お姉ちゃんはまだ少し頬に赤みを残したまま笑い出した。

「ね、ホントなんだよね?昔みたいに茶化さないよね?おれと、付き合ってくれるんだよね?」
「そうだよ!もう・・・遊くん、はしゃぎすぎ」
そういうとこはまだまだコドモだね、と、のほーんとわらうお姉ちゃんを、ぎゅっと抱きしめる。
甘い匂いと体温を腕の中に感じながら、今日は隠しておくつもりだった思いが頭をもたげた。
人間の欲にはキリがない。
想いが伝わればそれでいいと思っていたはずなのに、あれもこれもとどんどん欲張りになっていく。

「・・・あのさ。お姉ちゃん」
きっと唇を結んだ。
これからおれが何を言いたいかをおぼろげに察したのか、お姉ちゃんも真剣な顔でおれを見る。
「遊くん」
「おれ、お姉ちゃんと」
続こうとした言葉は、お姉ちゃんがおれの唇に押し当てたひとさしゆびで遮られた。
「ストップ。先にわたしの話、聞いて」
「・・・なに?」
「わたし・・・これから行くところがあるんだ」
「あ」
そっか、卒業式だもんね。
他の、友達とかと約束があったっておかしくないよね。
「そうだよね・・・ごめ」

「違うの、最後まで聞いて?・・・そこに、遊くんも一緒に来てくれないかな」
533遊×デイジー 8/11:2006/08/24(木) 23:11:21 ID:eiUvgv1T
・・・そして、おれとお姉ちゃんはホテルの一室にいた。
お姉ちゃんが、夜の謝恩会までの休憩と着替えのためにデイユースを予約してたんだって。

今、お姉ちゃんはシャワーを浴びている。
おれは上着を脱ぎネクタイを緩め、ベッドに腰掛けてテレビを見ていた。
落ち着かなくて、何度もチャンネルを変える。
ホテルといっても、ごくごく普通のビジネスホテルの、狭苦しいシングルルーム。
バスルームから漏れる水音が、どれだけテレビの音量を上げても耳に届く。

「・・・あーっ!もー!」
ぐしゃぐしゃと頭をかきむしって、背中からベッドに倒れこんだ。
今、ドアひとつ隔てて、生まれたままの姿になったおねえちゃんがシャワーを浴びてる。
そう考えただけで、創造してしまう。どうしようもなくなってしまう。
ほんのひとかけらの理性が、おれの中で頑張ってる。これがはじけ飛んだら、もう何をするか自分でもわからない。

(なんとか、収めないと・・・)
ソコが自己主張をはじめたことには、水音が耳について離れなくなったときから気づいてた。
今どうにかしないと、ヤバイ。
おれは本能でそう悟り、ゆっくりとベルトを緩め、ジッパーの金具に手をかけた。
そのとき。

「ゆ・・・遊くん・・・っ」
「なっ、何っ!?」
心臓が飛び上がる。気づけば、水音は止まっていた。
人影はない。ドアは閉まったまま足元から明かりが漏れている。見られたわけじゃない、大丈夫。

「どうしたの、お姉ちゃん」
もう今更だと思うけど、冷静を装って声をかける。
「き、着替え・・・持って入るの・・・忘れた・・・」
534遊×デイジー 9/11:2006/08/24(木) 23:13:25 ID:eiUvgv1T
そのどうしようもなく情けない響きに、がくんと肩の力が抜ける。
「着替えって・・・お姉ちゃん・・・」
「カバンに入ってるの・・・今から取りに出るから!目瞑ってて!絶対だからね!?」
「わ・・・わかった・・・」

必死な響き。おれは言われたとおりに目を閉じた。
何度も「いい?」と確認されて、何度も大丈夫と返事をして。
そしてようやく、キイ、と扉が開く音がして、お姉ちゃんが出てきたのがわかった。
薄目を開けて見てみよう、いやダメだ、でも見たい、でも約束した・・・

葛藤で頭の中がいっぱいになる。ついでにズボンの中もいっぱいいっぱいだ。
もうだめだ、怒られたっていい、おれもう大人だって言ってるのに
こんな状況に持ち込んどいて、何もされないって思い込んでるお姉ちゃんが悪いんだ!

意を決して、ほんの少しだけまぶたを上げる。
さっきまで見ていた部屋がぼんやりと霞んで見える。その片隅に、肌色の影。
まだよく見えない。もうすこし目を開けようとした、そのとき。

両頬を包まれるような感触。そしてすぐに唇にふわりとやわらかい熱が降りてきて、一瞬で離れた。
(え)
驚いて、思わず目を開けてしまう。
おれの目の前で、バスタオル一枚のお姉ちゃんがわらってた。

「こら。目、瞑っててって言ったでしょ」
535遊×デイジー 10/11:2006/08/24(木) 23:14:53 ID:eiUvgv1T
「お・・・お姉ちゃん・・・」
くすくす笑いながら、またお姉ちゃんが近づいてくる。これ、夢じゃないかな。
ベッドに倒れこんだままうたたねしてて、都合のいい夢を見ちゃってるんじゃないだろうか。
「夢じゃないよ」
お姉ちゃんが、おれの頭の中を盗み見たみたいに囁く。
「お姉ちゃん」
「・・・ね。さっき式場で言いかけたの、こういうこと?」
そういうと、おれが返事をするよりも早くまたキスをする。
お姉ちゃんの舌先がちろりと唇をなぞり、すっと離れていった。
「・・・・・・」
呆然として動けない。ことばが出てこない。
確かに、キスしたかった。でもそれは、おれなりにいろいろ考えてて、こうしたいなーってシチュエーションなんかもあったりして。
でも、全部がぶっ飛んだ。
まさか、あのお姉ちゃんが、こんなふうに仕掛けてくるなんて思ってなかったから。

ずっと黙ったままのおれをどう思ったのか、お姉ちゃんがおずおずと口を開く。
「ごめん、もしかして・・・こういうの、嫌だった?」
「嫌じゃない」
それだけ言うのが精一杯だった。
「嫌じゃない、だから」
「・・・だから?」
ああきっと今おれ真っ赤だ。カッコ悪い。
こんなに大きくなったのに、中身は何も変わっちゃいない。もっと大人になりたいのに。
こんなふうに翻弄されるんじゃなくて、おれがお姉ちゃんを翻弄してやる、なんて思ってたのに、現実はまるで逆。
すべてが予想外の展開で、体も心ももう我慢の限界だった。

「もっと、したい・・・ねえ、させてよ、お姉ちゃん」

言うなりおれは、お姉ちゃんの肩をつかんでがむしゃらにくちづけた。
536遊×デイジー 11/11:2006/08/24(木) 23:15:58 ID:eiUvgv1T
「ああー、なんか・・・いまさら恥ずかしくなってきた」
「ホントにいまさらだよ」
髪の先まで布団にもぐって出てこないお姉ちゃんと、少し余裕が戻ってきたおれ。
テレビが淡々と夕方のニュースを読み上げているのを、二人並んで聞くともなしに聞いていた。

「・・・お母さんがね」
お姉ちゃんが、少し布団から顔を出した。
「遊くんが卒業式の日程聞いてきたって言ってたから。来ると思ってたんだ」
「そ、そう・・・なんだ」
おばちゃんめ、内緒にしてくれって言ったのに。
「だからね、わたしもできるかぎりのことしてみました。ホテル取るとかはやっぱり大人のすることかなって」
えへへ、と舌を出すお姉ちゃん。大人なんて言いながら、その表情はあの頃と何も変わらない。
「おれだって大人だよー」
「まだ未成年だけどねー」
「・・・う・・・」
「あはははっ」
今度はおれが布団にもぐる番だった。屈託のないお姉ちゃんの笑い声が聞こえる。
おれが主導権を握れるようになるのは、どうやらまだまだ先のことみたいだ。

「・・・ね。お姉ちゃん」
「なあに?」
「もっかい、キスしていい?」

「・・・いいよ」
小さな窓から差す夕陽に照らされたお姉ちゃんが、ふわりと微笑む。
柔らかな髪、綺麗にカールしたまつげ、すべらかな頬。何もかももう全部がおれのもの。
順番に指を滑らせて、最後にたどり着いたつややかな唇に、ゆっくりと唇を重ねた。

 Fin.
537名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:20:42 ID:w2yI2gx7
>>536
イイヨイイヨー。GJ!
事後語りから幸せオーラがいっぱい伝わってきますネ!
遊くんED2を見ようという気にさせられました。勿論断って。
538名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:24:08 ID:kO6rt5ms
おおお…!リアルタイム初!
そしてGJ!遊君スキーなので非常にドキドキさせて頂きました(´Д`*)
539名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:30:03 ID:2vB0+zo2
GJ!GJ!遊くん恰好良かったです(*´д`*)
540名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:38:05 ID:6VC9RU+h
激しく萌えました!!
マジでGJです!
凄く素敵な文章を本当にありがとうノシ
541名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:45:42 ID:+4SVL2Es
(;´Д`)ハァハァ (*´Д`)/lァ/lァ (*` Д´)//ア//ア!!
遊君よかったね!
そして自分440だが>>509さん他、GJほんとにありがdです。
また機会があったらがんばって書いてみます、そして早く全員のEDを見ます…
542名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:48:04 ID:GHOWHmKW
ED2見てきたばっかだから更に遊くんやべぇえeeeeeeeeeeee!!萌え
よかったね遊くん…(ノД`)
543名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 00:06:32 ID:N5hNZr2u
どなたか氷上を最後までさせてやって下さい(´・ω・`)
544名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 00:50:29 ID:y9wk1B/A
氷上は永遠のチェリーボーイですww
妖精になるのです。
545名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 00:58:58 ID:sOugj8r5
もしくは魔法使いになww
546名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 00:59:27 ID:7nNsW5XR
>>544
泣けた。・゚・(ノД`)・゚・。
547名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 01:06:38 ID:+3Za1yLM
お隣くんSSキター!おねいさんなデイジーがまた良いですなGJ!!

以下短いですが志波独白。


いつからだろう。目の前で屈託なく微笑む彼女に昏い感情を覚えるようになったのは。
自分に光を与えてくれた彼女をいとおしく思う一方で、その太陽のような輝きを奪い去ってしまいたくなる。
陥落させて、自分だけのものにしてしまいたい、願望。
何気ない仕草でその手を繋いで。はにかむ少女にこの爛れた劣情はあまりに残酷だ。
大事にしたい。護りたい。でも自分のものだと抉って刻みつけてしまいたい。
近い未来を予感しながら、志波は目を伏せた。
548名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 01:23:41 ID:vFJsAFuS
>>544
私もここで泣くとは思わなんだ。
GJGJ、ありがd
遊くん、オメ!
549名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 01:26:18 ID:vFJsAFuS
スマソ、>>526宛だ。
550名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 02:10:40 ID:MwOZ50Hb
ここはキャラ萌えのみでしょうか。
ときめもGS製作の原動力になったという
プロデューサーの青春時代を振り返ってのコメントに萌えてしまって
出来心でSSを書いたのですが…
551名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 03:19:07 ID:5AIdYqmC
お隣おめでとう…!!
翻弄したいのに、まだまだ子供でデイジーに翻弄されてるお隣が
たまらなくよかった!
文章も上手くて気持ちよく読めた!GJ!
552名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 05:41:51 ID:VEb1bw+a
>>550
意味がわからない。
まさかうっちーのSSですか?
そんなものは自分のサイトで公開するか
チラシの裏にでも書いてしまっておきたまえ
553名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 07:15:28 ID:/wR3KB0T
うっちーのSSwwwwwwww
554名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 07:23:55 ID:ux7qtgBF
走召ネ申が生まれるというのか……!?
555550:2006/08/25(金) 08:16:08 ID:rO8ozCSO
やはり、チラシ行きですよね
うっちー妄想がどこまでも広がって、あの髪形まで愛しくなる始末です
本当に病気です、ありがとうございました
556名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 08:30:09 ID:QPerMKmt
正直ナマモノは感心しない。
しかるべき場所に逝きなさいな。
557名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 10:13:27 ID:7huxBD9F
逆になんでここでうっちーSS書いてもいいと思ったのか教えてくれwww
558名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 10:46:35 ID:FvvHlh4u
>>550
ゴメン、正直きもい
559名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 11:51:32 ID:zfmyMftL
うっちーのブログに投稿するなよw絶対するなよw
560名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 12:45:59 ID:j7hlcEN+
>>559
それ日本の芸人さんの(ry
561525:2006/08/25(金) 13:43:04 ID:73AmwYql
姐さん方GJ大変ありがとうです。
誰もお隣とか言ってないのにいきなり投下とか自分的に冒険でしたが
思い切って落としてよかったなと思いました。
あと>>537姐さん、ED2はOKするのをお勧めしますw

次は朝チュンとかじゃなくてちゃんとしたエチーを書いてあげたい・・・
また何か書きあがったら落としにきます。
562名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 16:09:37 ID:w/sIiqNm
haa hあh あは はあははははははあああああああはははあはあはあはあハアッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!
563名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 21:47:59 ID:4wWxsiAe
L5発病ですか(´・ω・`)
564名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 22:11:13 ID:73AmwYql
まさかここでL5という言葉を見るとは思わなかった。開くスレ間違ったかと思ったw
565名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 23:13:16 ID:XmMae642
早く雛見沢に帰れ。

そして若×デイジーキボンヌ。
566名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 23:22:53 ID:w/sIiqNm
ぐぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ

デデデデイジーハァハァ
567名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 23:35:04 ID:y03akKYK
L5志波はエロ方面に妄想向かいそうだと思うんだ。
天地はおはぎに針しこんでないか疑いそうだと思うんだ。
568名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:15:56 ID:1PgBHPzq
遊んであげる
おいでL5志波

569名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:40:20 ID:OUtS2c3g
一つ俺は深呼吸をついた。
クールになれ。ああそうだ、クールになるんだ志波克巳。
目の前にいるのは彼女じゃない。
ただの幻影だ。
クールになれ。目を凝らせ。凝らすんだ。

……それでも俺には彼女にしか見えなかった。
彼女の姿をしたモノは彼女のコエで彼女のものとは思えない艶めいた唇で俺を誘う。
『    』
微笑みながら俺の上に跨ってくる。
そして、耳元にその唇を近づけ囁いてきた。
『      』
何を言ってるんだ?
いや、もうどうでもいい。
俺はその、彼女のてらてらと濡れた唇にそっと触れた。

『』
『』
『』

裸体を曝け出す彼女に俺は唇を寄せる。
瞳に、唇に、喉仏に乳房に、そして全てに。
その度に彼女は声を出して喘いでいた。
昼間の顔とは違うその苦しそうなそれでいて恍惚とした表情に更に嗜虐心が駆り立てられる。

『  』

「もう、いいか……?」
限界が近づいた夢現の中で温もりと重みをこの手に感じながら問うと、彼女は頷いた。
そして俺は──。



思いつき短文。L5じゃなくてL3くらい?
これ以上は志波の命に関わる気がしてやめます。

そして花屋×デイジーきぼん。
570名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 01:09:24 ID:A6Bh5xeW
文素敵だしエロいのにwwKOOLwww
571名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 01:27:58 ID:sPomKlNM
KOOLかっちゃんktkrwww
569は責任もって「人魚のなく頃に」を完成させること。

あと同じく花屋×デイジー激しくきぼん。
572名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 01:39:21 ID:OUtS2c3g
あ、いいね。人魚。
デイジーだと思ってたものは実は正体が人魚(だと幻覚で思ってた)で、
人魚と思ってたものは実は岩www
そしたら注意書き必要だよね。

志波×ただの岩。
573デイジー×キテル:2006/08/26(土) 02:13:42 ID:1PgBHPzq
発病しないよう雛見沢に戻る前に短いの投下。
エロじゃねえええええ!!!!です。すまない(´・ω・`)

心配症デイジー(海野あかり)×余裕でてキテル

「すごかったね!」
夜の中で水色の浴衣のそでが金魚みたいにたゆたう。
あかりが手まで付けて喜ぶ姿と、その隣で俺が笑う姿とは
2人で花火大会に行くようになった数年前からずっと変わっていない。
変わったのは、一緒に行く約束をするのにどちらかがどもりながら電話
をしなくなったってことと、自然と手をつなぐようになった俺達の関係だけ。

「迫力あったな」
「だね!来年も行こうね」
「ああ」
いつもみたいに皮肉まじりな言葉も軽口も出なくて、喉に声がひっかかってる。
それはいつもと違う、いつもより大人びたこいつのせいだ。遠慮のなくなった
最近は、素直に自分のそういう感情を認めていた。よーするに俺はえろい。
・・・まだ素直に言葉には出来ないけど。

「瑛、聞いてる?」
「ん?・・・わるい、なんだっけ」
「さっきからぼーっとしてるね、って言ったの」
怒ったように唇をとがらせた姿はいつも通りに写った。
無意識に笑みがこぼれたけど、次の瞬間に合った目がひどく不安げで驚く。
それは紛れもなく俺のせい。いつも幸せそうに笑ってるあいつがこん
な目をするのは、一度きりしか見たことがなかったから。あの、冬の日しか。

ざざぁ、と波の音が耳につく。何時の間にかあの日にあの場所に来ていて、
それがきっとあいつの記憶を呼び覚ましたのだろう。
俺の言葉は多分、俺の予想以上にあいつの深い所を傷つけたんだろうなと今更思った。
だからことさらに明るく、でも気持ちを込めて言った。
「ばーか、もう離さないって言ったろ。信じろよ」
「・・・うん、好きな人のいう事だもんね、信じてるよ」
・・・なんかやっぱ俺、相変わらずかなわねーってか一生かなわない気がしてきた
「でもね。信じるのと不安に思うのは違うみたい」
あはは、と力なく笑う姿は頼りなげにゆれる。
強いのか弱いのか分からない、曖昧な所は物語のお姫さまみたいだ。

あの頃は、こいつを安心させられるだけの強さがなかった。
弱さに気づかせてくれて、代わりに強さをくれたのはこいつ、目の前の、ぼんやり
してるのかしっかりしてるのか分かんないチビ。

(たしか、アパートに前においてったこいつの服あったよな)
たまにはいいか。恋人が怯えてるような時には、素直に言葉にしてみるのも。
けど俺は根が屈折してるから、今はこいつの不安を吹き飛ばすしか出来ない。
安心させるのはそう、もっと身体が近付いた時。

「安心させてやるよ、一晩かけてじっくり」
「な・・・っ」
「ほら行くぞ。実はさっきから我慢してたんだ」
「・・・!!!信じらんないっ!人がまじめに、」
「お詫びに何回も喜ばしてやるから許せって」
「わーーーーー!!何言うのよ、聞こえない聞こえない!!!」
真っ赤にした顔を見て内心ほっとする。

「浴衣ってそそるよな」
調子に乗った俺に、けっこう本気なチョップが飛んできた。
・・・んな恥ずかしそうな顔でされても、よけい煽るだけだけどな。
574名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 02:43:05 ID:IwHnN7QA
>>573
そのまま浴衣エロ激しくキボン

>>547
独白後の志波のデイジーへの態度が気になるお是非続きキボン

>>567
L5とかL3とかわからないが、いいな文章。やっぱり雛見沢の話はいいっぽいね。


漏れ、実は>>467です。調子にのったやつです。
この前はすみません、
でも自分のつたない文章好きっていってくれる人がいてくれて凄い嬉しかったです。
また書いたので投下します。
氷上×デイジー
・氷上がへたれです
・バイブレーション使ってます。
苦手な方スルーよろしくお願いします。
575氷上×デイジー 1/7:2006/08/26(土) 02:44:22 ID:IwHnN7QA
「んっくぅ……」
「あっ、ごめん……。痛かったんだね、君のそんな辛い顔みてられない。今日はやめよう。」
これは私と彼の初体験。
初めての私を気遣ってくれたこととても嬉しかった。

二度目。
「くぅっぅ。」
「あっ……ご、ごめっ。」
また、彼が私を気遣って最後までできなかった。
嬉しいんだけど、彼に悪い……。

三度目。
三度目の正直をしんじていたけれど、二度あることは三度あり。
三度もやれば私だって気持ちは決まっているのに……。

四度目。
「今日はやめておこう。」
私と繋がるのが嫌なのかと疑ってしまいそう。
「格君、私と一つになるの嫌なのかなぁ。」
「そ、そんなわけないだろう!!ただ、君がそんな辛そうな顔するのが見てられないんだ。」
576氷上×デイジー 2/7:2006/08/26(土) 02:45:29 ID:IwHnN7QA
五度目。
今日もやっぱり失敗。
「私が処女だから格君は最後までできないんだよね。」
「……。」
「瑛君、勝己君、コウ、くーちゃん、翔太君、貴文さん、真咲先輩、赤城君。」
「な、なんだいったい。しかも貴文さんとか赤城君って誰だい。」
「私に告白してきてくれた人たちなんだけど。
貴文さんは若王子先生で赤城君ははば学の生徒会の人、格君もあったことあるよ。同じ大学だし……」
「君は本当に魅力的だから告白してくる人も凄い人ばかりだ……。先生まで……。」
「感心している場合じゃないよ。で、誰がいい。」
「は!? 」
「だから格君の為にバージン捨ててくるから誰なら許してくれる。
私は貴文さんとか真咲先輩あたりが上手そうな気がするんだけど。
くーちゃんだとちょっと困るかも、イギリスだし、
遊君って手もあるけど、さすがに中学生は……。」
「き、君は何を考えているんだい。」
「だって、格君がしてくれないんだもん。」
「それは君が辛そうだからで……、でも、他の人に君をあげるなんてダメだ! 」
格君と一つになりたいんだもん。ここまでのばされたら逆に不安になっちゃうよ。

六度目。
「あれだけ……釘さしたのに。」
結局、失敗……。
「本当に、誰かとしてこようかな。」
「また、君は!! 」
怒るくらいならしてくれたっていいのにな。






そして……
初体験から2ヶ月の七度目。
577氷上×デイジー 3/7:2006/08/26(土) 02:46:22 ID:IwHnN7QA
「あっ……はぁ。」
初めての頃より感じやすくなったし、
格君と繋がれないもどかしさが欲望となって私の体は濡れやすくなってしまった。
「いたるくっ……今日こそ繋がりたいよぉ。」
「あ、あぁ。」
格君が自分のものを私の入り口にあてがう。
それだけでくちゅりと水音が響く。
「早く、はやくぅ。」
入り口を押し広げて入ってくる。
入り口の部分はもう痛くない……。
「あぁ……いたるくぅ。」
「ここから……。」
「うん、うん。」
未だに進んだことの無い未知の部分……。
格君の目が緊張で開いたままになっている、私だってドキドキする。
「くっ……。」
「ふぁぁぁ、いっ、くぅぅ。」
裂かれるような痛みが走ったとたん、私の中に入っていたものは抜け空虚感だけ残る。
「い、格君……。」
「やっぱり無理だ。君にそんな顔させるのは。」
結局、無理……。
「……、わかった。」
私はもう限界だった。
「これじゃあ一生できないよ。だから……。」
私は鞄から箱を取り出す。
578氷上×デイジー 4/7:2006/08/26(土) 02:47:29 ID:IwHnN7QA
「なにをするんだい! 」
「今、自分でバージンなくすの。他の人は嫌なんでしょ。」
箱の中から取り出し、手にとったものを舐め上げる。
「ふぁぁ、見て。格君と同じ大きさのもの通販で買ったの。」
「えっ……。」
格君もものを愛する時と同じように私は手の中にあるバイブレーションを舐め上げる。
「ちゅ……ぷふぁ。みてぇ、今から私はこれで処女を散らすの。格君、見ててそして待ってて。」
「ちょっと待ち……。」
格君の静止する声を無視して私は格君の前で足を広げる。
先ほどまで格君の入っていた部分の入り口に右手に持ったバイブをあてがう。
入り口を擦るだけで同じように水音が響く。
ゆっくりと推し進めていく。快感が体中を駆け巡る。
「あぁ……はぁん。」
目をゆっくり上げると目の前で格君のものが私の中に入れた時よりも大きくなっているのがわかる。
「私で、興奮してくれてるの……嬉しい。」
格君、早くあなたと一つになりたい。
だから、私は処女を捨てます!!
格君にもらって欲しかったけれどね……。
「やめたまえ! 」
「えっ。」
右手がつかまれて私の中のバイブが引きずり出される。
「格くっ……。」
格君に力強く抱きしめられたことを感じたとたん脳天に響くくらいの激痛が走った。
いきなりのことで頭がチカチカする。
579氷上×デイジー 5/7:2006/08/26(土) 02:48:26 ID:IwHnN7QA
格君に抱きしめられている感覚さえない。
「……だ……ぶかい。……くん。」
「……。」
「大丈夫かい。」
「う、うん。いたっ……。」
意識がハッキリしてくるのと同時に下半身がズキズキと痛む。
「痛いかい。でも一緒になれたよ。」
「……。」
痛みの中で感じる脈打つもの。
「君の中はとても狭い……。」
「痛い……? 」
「僕は……っとても気持ちいい。」
涙が溢れる。
「い、いたいのかい。」
「痛くない、痛くないよ格君。」
下半身の痛みから来る涙じゃなくて、格君と一つになれたことが嬉しくて涙がでる。
「いたるく、いたるくん、格君!! 」
「それだけの元気があるなら大丈夫そうだな。
……ごめん、ずっと待たせて。」
「うん、うん。」
「そういえば、君これ使ったことあるのかい。」
私の右手にはまだバイブが握られていてその手を格君の左手が撫でるように触れてくる。
「あっ……。」
「僕が思うに使ったことあるだろう。例えばココとかに。」
私の右手からそっとバイブを抜き取ると私のもう一つの入り口にあてがった。
「ひゃぁ。はぁん。」
「くっ……やっぱり……君はこれを入れる時怖がらなかったからね。使ったことがあると思ったよ。」
バイブの先端が私の中に埋まる。
「あぁ、ぁぁああ。」
580氷上×デイジー 6/7:2006/08/26(土) 02:49:20 ID:IwHnN7QA
「欲しがりすぎだろう、くっ……。」
格君に全部ばれてる。前はしたことないけど、格君とのHが上手くいってなかったとき性欲が押さえられなくて私はこれに頼った。
初めは痛かったけれど慣れるとすごく気持ちよくて、格君を思ってずっとこれで慰めてたの。
格君と同じ大きさくらいのコレで私は後ろを自分で開発した……。

後ろにも欲しい欲しいって私は今格君におねだりしてる。
言葉にしなくても子宮がうずいて格君のものを締め付けていた。
「あぁ……いたるくぅん。」
「君が気持ちよくなれるなら……はぁ。」
「あぁ、……はぁん。あぁあああ。」
前に格君、後ろにバイブ。お腹が少し苦しいけれど、先ほどの痛みは全然なくなっていた。
「いたるくっ、スイッチ、スイッチ入れて。」
「あぁくぅ。」
犬みたいだ、私。自分の欲望を満たしたくてご主人様にすがりつくような犬。
自分で腰を動かしておねだりする。
「……っあ。」
格君の頬は赤く染まり荒い息を吐く。私の中でさらに大きく脈打ってくる。
「これじゃ、もう僕が先にいってしまう。」
格君は震える体を押さえながらバイブのスイッチを入れた。
「ひゃぁぁあああああああ。」
私の後ろのバイブが勢いよく回りだす。
それと同時に押さえていた欲望を剥き出しに格君が腰を動かす。
「はぁ、んっぅっぅううあぁ。」
さらに気持ちよくなりたくて気持ちよくなることだけを求めて私の腰も自然と動いていた。
「ふぁ、くる。くぅあぁっぁああああああああああああああああん。」
全身にかけめぐり脳天に突き抜けるような快楽。
今までに経験したことの無い絶頂で私は意識を手放した。

581氷上×デイジー 7/7:2006/08/26(土) 02:50:20 ID:IwHnN7QA
体がダルイ……。
瞼だけをゆっくりあける。
目の前にひろがる男の人の胸。耳元で聞こえる規則正しい寝息。
下半身にいつもとは違う異物を感じる。
「格君……。」
あのまま二人して気絶するように眠ってしまったのだろう、私たちはまだ繋がっていた。
あれは夢じゃなかったと言われているようでとても嬉しい。
「ラッキー7。七回目にしてようやく一つになれたね。」
こんな日は一日ずっと一緒にいたいな。体もだるいしもう少し長く繋がっていたい。
そうだ、今日はもう時計を止めてしまおう。
格君もきっと笑ってゆるしてくれる……。

私は、後ろのバイブを抜いて放り出した。
きっともう使うことが無いだろう、だってもう私には格君のものがあるから。


一つになって一緒に疲れて、一緒に授業サボってこれからも一緒にいたい、
まずは一緒の夢を見ようか……ね、格君。
582574:2006/08/26(土) 02:52:22 ID:IwHnN7QA
以上です。
氷上を妖精にしてあげられないくてスマソ。
姐さん方のお目汚しにならなければ嬉しいです。
では……。
583名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 03:01:55 ID:2sTOIav9
ハァハァ(*´д`)ハァハァ
584名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 03:03:25 ID:2sTOIav9
ゴバークしますた○| ̄|_
585名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 04:02:45 ID:mnjRuAE3
最強小悪魔だな…
先輩後輩先生までも…!!
586名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 04:15:06 ID:9Ui5BkJd
氷上頑張ったな…GJ!

ところで、S2キャライメージって、S→天地、先生。M→氷上。
ノーマル→志波、真咲、クリス。へたれ→ハリー、瑛
…って感じなんだろうか。
587名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 10:00:48 ID:u32dNWgr
>>586
あー、そんな感じ
へたれが両方大好きだ……
588名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 12:28:18 ID:2sTOIav9
いや。
瑛はブチ切れタイプなのでへたれ⇔鬼畜を行き来してるよww
589名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 13:05:33 ID:of/lnAJe
志波も過保護なのに独占欲強いっていうか嫉妬深いから
そこはかとなくS臭がするなw
ハリーはガチヘタレだと思う
だがそれが良い
590名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 20:54:40 ID:LGhEwykX
(*´д`)はふーん
591名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 21:38:50 ID:E6P7wyfY
きっと隠しもノーマルだろうなあ案外言葉攻めが上手そうだ
592名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 21:58:05 ID:11yV4fW3
君は意地っ張りだから…って、
軽くS入ってない?
593名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 22:40:01 ID:uPX8/aUo
隠しはSかもに同意。
でも、隠しとのデイジーはMに見えないw
…S同士のエチーもまたいいものかも?(*´Д`)
594名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 00:37:47 ID:u8d6rnv5
いや、きっとツンデレなのだろう
595隠し×デイジー:2006/08/27(日) 06:14:47 ID:b13lIsLZ
赤城君が、外に聞こえないように声をひそめて
私の耳元で囁いた。
くちびるが耳に触れそうな近くで、吐息が耳にかかってしまう。
「……んっ……」
ぞくりとして、思わず身体が縮こまる。
私の小さな変化を、彼は見逃してくれない。
「あ……。
へえ……ひょっとして、今ので感じちゃった?」
「……っ!そんなこと!」
今、私の顔は火がついたみたいに真っ赤っ赤になったはず。
ここが暗くてよかった。

彼はため息をつくと、やれやれともう何度も聞いた言葉を言う。
「ホント、意地っぱりだな、君は。」
「意地なんて!赤城君が変なこと言うからだよ!」
よ! まで言う前に、唇を奪われた。
噛み付くようなキス。唇が離れては、また合わせられて
やがて舌が割って入ってきた。
やだ、頭がぼおっとしちゃう……
抵抗なんてできるわけもない。必死で赤城君にしがみつくだけ。

離れた唇から熱い息がもれる。
ドキドキして胸がはりさけそう
息を殺したいけど、苦しくて喘いでしまう。
赤城くんの唇はまた私の耳元をくすぐっている。
これ以上はほんとにダメ。やめてお願いだから……

「こんな時まで意地はるなよ」

いつもより低く響く赤城君の声。
背筋になにか走った。あそこが熱くてじんじんする。
耳から首筋へ、唇と舌でねっとりとなぞられたとき、
躯の奥から、どっと溢れ出すのを感じた。
「…………!」
声にならない声が出てしまう。
すっと赤城くんの目が細くなった。

躯が離れたのを感じて見上げると、彼はうすい微笑を浮かべている。
「……さ、そろそろ出ようか?」
えっ?
またそんな意地悪を言う。
私がどんな状態かわかってるくせに。





というのを想像したじゃないか。>>593
596名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 08:05:43 ID:p3JKj5W+
>>595
続きキボン
597名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 11:05:34 ID:NHGAH8i2
>>595
こらこら、いいとこでやめるんじゃない。神よ。
598名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 11:10:31 ID:0qER52uu
>>595
こんないいところでやめるなんて
デイジーの気持ちといっしょだ
「続き、して…!」
599名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 21:20:27 ID:hx8Udcv5
595神がある種一番のSな件について。
焦らしプレイですか…!?ハァハァ
600名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 22:53:54 ID:hx8Udcv5
ごめん、連投になるけど
デイジーを小波みなこで書いてたら、どうにも文章の見た目に違和感が…。
漢字変換上位にある「美奈子」にしちゃっても、読み手さんは平気だろうか。
全国の美奈子さんが迷惑かな。
601真咲×デイジー 12/0:2006/08/27(日) 23:51:42 ID:I0h5S4Ky
※これから真咲×デイジー夢を投下しますが下記注意点に引っかかった人はスルーしてください。

【注意】
無駄に長いです。
恐らくこのスレ1のエロです。
花屋が別人かもしれません?
前に投下された作品と微妙に被っていますorz
ど素人作品なので読みにくいです。
長い文書も初なので区切りがヘンかもしれません。
設定はデイジー卒業後です。

以上の事でも、どんとこい!と言ってくださる方は次から宜しければご覧下さい。
602真咲×デイジー 12/1:2006/08/27(日) 23:52:28 ID:I0h5S4Ky
今日は以前に真咲が二流大学のカフェのランチ改良版をご馳走してくれるというので
今朝作ったばかりのデザートを持って、お昼ちょっと過ぎに真咲の所に伺うところだ。

「ふふっ楽しみだなぁ」

以前から真咲が、ただ食料を摂取するためだけに
作っているという感じではなく、おいしく食べるために一工夫しているという話を
嬉々として語っている様子からして、かなり期待できそうな真咲のランチ招待に
心を弾ませていた。

「私も宣言通りデザート作ってきたけど美味しいって言ってくれるかな?」
「1個試しに食べてみたけど、結構上手く出来たと思うのよね…」
「真夏だからプリンよりもゼリーの方が涼しげで良かったかなぁ?」

と、ご馳走になるのが楽しみなのと、自分が作ってきたデザートが果たして料理上手であろう
真咲の口に合うのかどうか心配なのとで、色々考えている内に真咲の家に着いた。


ピンポーン


ドアのチャイムを鳴らすと、直ぐにガチャリとドアが開いて真咲が現れた。

「おぅっ時間ぴったりだ。道に迷わなかったか?」
「もぅっ子供じゃないんですから迷ったりしませんよ。」
「ははっそうかそうか、じゃ狭っくるしい所だけど遠慮せずに上がれよ。」
「ありがとうございます。じゃあ遠慮なくお邪魔させて頂きます。」

真咲の家に上がると、ひとり暮らしという事であまり広さは無いが
整頓されていてスッキリとした印象をうける部屋だった。
603真咲×デイジー 12/2:2006/08/27(日) 23:53:03 ID:I0h5S4Ky
真咲はカウンター式のキッチンに移動しながら話しかけてきた。

「もう殆どメシは出来ているから、そっちの椅子にでもかけて待っててくれ。」
「えっでも、何かお手伝いしますよ?」

と、真咲に続いてキッチンへと移動した。
ちらと様子を見ると、フライパンやボウルに既に調理済であろうおかずがあった。

「いいってホント。実はもう殆ど出来ていて盛り付けるだけの状態なんだ。」
「分かりました、じゃあお待ちしています…って忘れていました。
 はい先輩、約束していたデザート作って持って来ました。」
「おっサンキュ。コレは冷やしておいた方がいいものか?」
「プリンなんで冷やしておいてもらえると後で美味しく頂けると思います。」
「いいな、プリンか。じゃあ食後のデザートに頂くかな。」
「そうですね、先輩のお口に合うといいんですけど。」
「合う合う、何てったって前に貰ったチョコも美味しかったし、お前が作ったものなら
 安心して食べられるってなもんだ。」
「そこまで期待されちゃうとちょっと後が心配なんですけど…?」
「大丈夫だって。ほら、話している内に盛り付け終わったから、デザートは冷やしておいて
 今は真咲特製ランチを召し上がれ。」
「わぁっカフェのランチよりも、ずっと美味しそうですね〜」
「おぅっ美味しそうってだけじゃなくて味にも自信があるぞ。んじゃ食うか。」
「はい、じゃあ私がテーブルまで運びますね。」

真咲がデザートを冷蔵庫に仕舞い込んでいる間に、
盛り付けられたランチプレートをテーブルへと移動した。

「では頂きます。」
「はい、召し上がれ。」

604真咲×デイジー 12/3:2006/08/27(日) 23:56:47 ID:I0h5S4Ky
「…美味しい。」
「そーだろ〜?今回特に自信があるのは真咲元春特製サラダだ!」
「ええ、とってもこのサラダ美味しいですけど、なんだか珍しい野菜が入っていますね?」
「おぅっちょっと今まで使った事の無いハーブを使ってみたんだ。これは使ってみて大正解だったな。」
「へぇっそのハーブって普通のスーパーとかで売っているんですか?」
「売ってると思うぞ。コレもスーパーで買ったし。今普通のスーパーでも色々なハーブや
 西洋野菜が増えたきたから、いつか挑戦したいと思っていたんだよなー。」
「そうですね、名前を見ても実物をみても調理方法が分からない野菜や果物がこの頃増えてきましたよね。」
「そーなんだよ。だが、今回サラダに自信があるってのは何も珍しいハーブを使ったからじゃないぞ?」
「えっ?」
「特製サラダに使っているドレッシングは、何とこれまた真咲元春特製手作りドレッシングってなワケだ。」
「えぇっ!ドレッシングまで手作りなんですか?」
「ふっふっふっ驚いただろう?ドレッシングもなー凝りだすとチョット奥が深いっていうか、
 少し他のものを加えるだけで、違う味になったりするから面白いんだよ。」
「わー、それじゃ色々な工夫と自分好みの味に辿り着くまでに試行錯誤が大変そうですね〜」
「ん〜、でもコレを加えるとああいう味になるんじゃないか、アレを加えてみるといいかも。と
 想像するのは楽しいぞ。」
「ふふっ何だか先輩らしいですね。」
「そっか?あーもう何だか照れるじゃねえか。ほらまだサラダあるからおかわりするか?」
「はい、頂きます。」
「よーし…っとドレッシング台所だったな、取ってくるから待ってろ。」
「あっ私が取りに行きますよ。」
「そうか?軽量カップに入っているのがそれだから、…分かったか?」
「はい、ありました。今そっちに持って行きますね…キャッ!」


ドッターン!!!!


「おいっ大丈夫か?あーこりゃかなり派手に転んだな。どうだ痛い所はあるか?」
「いえ、特に痛めた所は無いんですけど、ごめんなさい折角のドレッシングが…」
605真咲×デイジー 12/4:2006/08/27(日) 23:57:43 ID:I0h5S4Ky
転んだ拍子に当然手に持っていたドレッシングはこぼれてしまい、
床はもちろん、髪と上半身全体にもその被害は及んでいた。

「そんなもんまた作りゃいいんだから気にすんな。それよか良かったな怪我がなくて。
 それしてもお前どうしたら何も無い所で転べるんだ?」
「う〜自分でも分かりません…。それよりどうしようこの状態…。」
「そうだなぁ、そのままっていう訳にもいかないから、とりあえずお前は風呂に入って
 次は服の洗濯だな。まぁ乾くまでは俺の服でも着てガマンしてろ。
 まぁこの天気だから結構直ぐに乾きそうだけど。」
「いえっガマンだなんてとんでもない…。すみませんが片付けた後でお借りしますね。」
「片付けなんていいって、それよりも早く服を洗濯して乾かした方がいい。
 帰るまでに乾かないと困るだろ?床は俺が拭いて置くからお前は直ぐ風呂に入れ。
 洗濯は脱衣所にあるから入っている間にでも回しておけ。」
「でも汚したのは私ですし、そんな事までお願いしちゃうのは心苦しい気がして…」
「なんだこんな事くらいで…。つーかこんな時くらいお前は甘えていいんだよ。」
「えっ?」
「俺は…お前の、そのっ…彼氏な訳だし。彼女が大変な目にあっている時に手助けするのは当然だろ?」
「っ…///////」
「っだ、だから、風呂と洗濯機の説明してやるから早く来い。」
「はい…////」


風呂場の脱衣所に着くと、真咲が洗濯機の説明を始めた。

「全自動だから、服を入れた後ボタンを押すだけで基本的にはOKだ。
 んでもって、洗剤はここで、もしネット使うならここにあるから。
 残念ながらコレには乾燥機能はついていねぇんだよ。ま、その分操作は簡単なんだけどな。
 どうだ?家のと違うだろうけど簡単だろ?使い方で分からない所はあるか?」
「いえ、大丈夫です。すみません、じゃあお借りします。」
「いいって遠慮すんなって。じゃあ分からない事があったら呼べ。
 俺はお前が着れそうな服を用意して置くから。」
「はい。」
606真咲×デイジー 12/5:2006/08/27(日) 23:58:15 ID:I0h5S4Ky
真咲が脱衣所を出た後に、服を脱ぎ、洗剤を入れ洗濯機を廻そうととしたが

「!……これも一緒に洗濯しちゃえばいいかな?」

と、なにやらゴソゴソと横のランドリーボックスにあった
恐らくこれから洗濯するであろうタオルを一緒に入れて洗濯しはじめた。




洗濯機が回っている音が真咲が居る部屋にも響き出し、彼女が問題なく洗濯機を
使えた事に安心しつつ、何とか彼女が着れる服を探していた。

「うーん、当然の事ながら全部俺サイズだからあいつには全部大きいな。
 しょうがない、Tシャツと短パンでガマンしてもらうか。」

脱衣所に向かうと、シャワーを使っている音が洗濯機が回っている音に合わさって聞こえてきた。
一応、外から真咲が中にいる彼女に向かって声をかけた。

「おい着替え持ってきたけど、脱衣所に入って平気か?」
「はい、今はお風呂場にいるので大丈夫です。」

と返答が返って来たので、脱衣所に入り洗濯機の上に着替えとバスタオルを用意して
再度お風呂場に居る彼女に向かって声をかけた。

「着替えとタオル洗濯機の上に置いておくからな。」
「ありがとうございます。上がったら使わせて頂きます。」

と、先ほどよりも近くで声が聞こえてきて、お風呂場と脱衣所を経ただてている
一枚のすりガラスのドアを開けると最愛の彼女が自分の家の風呂に入っているんだと
意識してしまい、一気に顔が赤くなった。
607真咲×デイジー 12/6:2006/08/27(日) 23:58:50 ID:I0h5S4Ky
「おぅっ遠慮なく使え。」

と、返答して彼女に不信感を与えないように静かに、尚かつ最速で脱衣所から脱出した。

「あっぶね。何考えようとしていたんだ。ダメだ、危険な事を考えそうになっちまった。」
「………。」
「取りあえずアイツが出てくる前に、床掃除しよう…。」

変な想像をする前にと、ドレッシングまみれになった床を掃除し始めた。
幸いフローリングだったので比較的簡単に掃除し終わる事ができた。
丁度、道具を片付け終わった少し後に彼女が上がってきた。

「先輩、お風呂と洗濯機とお洋服お借りいたしました。」
「おぅっなんだ意外と早く出てきたんだ…な……」

と、応えて振り返ったら、そこには風呂上りで・ぶかぶかの自分の服を着て
洗濯したばかりの彼女の服を吊るした洗濯ハンガー持っている彼女がいた。
手に持っている洗濯ハンガーには、彼女の服と後で洗濯しようと横に置いておいた
タオルがぶら下がってた。

「あの先輩、洗濯した服を干したいんですが、ベランダに持っていってもいいですか?」
「あぁいいぞ、何だ横に置いてたタオルまで洗濯してくれたのか。んな気ぃ使わなくていいのに
 っつーか干してやるから、それ貸せ。」
「いいえっこれくらいは私がやります。」
「そうか?それじゃベランダはそこだから吊るしておけな。」
「はい。ありがとうございます。」

頑なに彼女は真咲の申し出を断り、自分でベランダへと出て軒先に洗濯ハンガーを吊るしに行った。
608真咲×デイジー 12/7:2006/08/27(日) 23:59:40 ID:I0h5S4Ky
(…やっべ〜コレは想像していた以上にクるものがあるな…。)

などと真咲が考えている間に彼女がベランダから帰ってきた。

「先輩、ありがとうございました。」
「いいんだって、気にすんな。じゃあ気ぃ取り直して、お前が作ってきてくれたプリン食べるか。」
「はい、ん〜でも今日の真咲先輩のランチを食べた後だと、ちょっと自信ないかもしれません。」
「大丈夫だって、ほれ俺が持って行くからお前はテーブルにいっとけ、これをダメにされたら
 俺のダメージは計り知れないからな。」
「もぅっ!先輩ったら!そう何度も転びませんよっ。」
「ははっ悪ぃ悪ぃ。」

と、話をしてる間に、箱を開けプリンを取り出した。

「おっでも見た目はかなりいけているぞ。こりゃ味にも期待大だな。」
「だといいんですが」

彼女が作ってきたプリンを皿に盛り付け、真咲がテーブルへと移動した。

「んじゃ頂きますっと」
「はいどうぞ召し上がれ(おいしいって言ってもらえたらいいなぁ…)」


「んっこれ俺が食べてきたプリンの歴代TOP3に入るくらい美味い、二重マル!」
「わぁ嬉しい……って本当ですか?」
「なんだよ、お世辞じゃないかって疑ってんのか?そんなんじゃなくてマジで美味いって。」
「はぁ〜良かった。私が作ったプリンの中でも今日はちょっと自信作が出来たんですけど
 先輩お料理上手だから、お口に合わなかったらどうしようとずっと考えていました。」
「んな事ないって、お前だって結構料理上手じゃないか。今度このプリンのレシピ教えてくれ。」
「はい、いいですよ。今度会うときにコピーして持ってきますね。」
「っと思ったけど、やっぱいいや。」
「えっ?」
「このプリン食べたい時はお前に頼むからまた作ってきてくれ。」
「!…はいっ!」
609真咲×デイジー 12/8:2006/08/28(月) 00:00:37 ID:I0h5S4Ky
「よーしデザートも頂いた事だし、本日のお待ちかね真咲元春厳選のDVD鑑賞会の開催だ。」
「うぅっそれってやっぱりホラーですよね?」
「そうだ、中でもこれはホラー映画史に確実に残るであろう名作でな、是非見せないと
 と、思っていたんだよ。」
「ううぅ〜…」
「じゃあ、部屋を暗くして雰囲気つくって見ような、その方がより怖く感じられるから。」
「うううぅぅぅ〜」

と、怖がる彼女だったが、真咲は嬉々として部屋の電気を消し、遮光カーテンを閉め、
テレビの電源を入れ、DVDをセットした。

「よーし準備オッケー。ほら早くこっちこい。」
「………………………はい。」

手招きされて、テレビ前に設置されているソファに移動し真咲の横に座ったと同時に
真咲がリモコンでDVDの再生ボタンを押した。

(!…ううっ怖いよ〜なんで先輩はこんなに怖いの平気なんだろう〜)

真咲オススメのDVDだけあって、その内容はかなり怖い内容だった。
横で何度か短い悲鳴を上げたが、集中している様で真咲の視線は画面を向いたままだった。
恐怖から少しで逃れようとしてなのか、自然と真咲の方に寄っていき、今では肩が触れ合う
程度にまでお互いの距離が短くなっていた。
そろそろ物語りも終盤に差し掛かった頃。

「キャアアアアー!!!」

と、あまりの恐怖に彼女が悲鳴を上げて横にいた真咲の腕にしがみ付いた。
実はしがみ付かれてやっと彼女との距離に気が付いた真咲だったが、
その腕の感触で一気に現実へと戻ってきた。
610真咲×デイジー 12/9:2006/08/28(月) 00:01:09 ID:I0h5S4Ky
(うおっやわらかい、っていうかやわらか過ぎる。………コイツ今絶対にノーブラだ…)
「うううっ〜もー怖くてやだー」
「っ…ちょっと待て。お前…もしかして今ノーブラだろ?」
「あっそう…でした……。」

そう言われてパッと真咲の腕を放し、自分の腕を交差して胸を隠した。

真咲はフーと溜め息をついて
「ドレッシングの被害はそこにまで及んでいたっていう事か。」
「はい。」
「洗濯物タオルまで洗ってくれたのも、洗ったブラを隠すために気付かれないようにした為っていう事だな。」
「はい。」
「…お・ま・え・は〜、ガマンするほうの身にもなってくれ。彼女と一緒に部屋で二人っきり、
 しかもその彼女は自分の服を着てさらに風呂上り状態。しかもノーブラで腕に抱きつく。
 これは襲われてもお前文句1個も言えないぞ。前にも言っただろ?女としての慎みを持てって。」
「…ごもっともです。」


「…って、もーダメだ。その姿もそうだけど、顔真っ赤にしてこっち見ているお前可愛過ぎる。」
「せっ先輩。」
「本当はもっといいシチュエーションでって考えていたんだけどなー。今日はもうお前が悪い。」
「!」
611真咲×デイジー 12/10:2006/08/28(月) 00:01:42 ID:I0h5S4Ky
そう言うと、真咲はキスをしてきた。
何度も角度を変えてのキスは、今まででも数えるくらいにしかキスしたことのない彼女にとっては
初めての刺激的なキスだった。
「せ・先輩…」
と言った隙に、口内に真咲の舌が入り、彼女の舌を絡み合わせていく。
「んんっ」
激しく侵食されていく口内の感覚に酔いしれている中、真咲の手が胸へと移動した。
「あっそこは…」
ちゅっちゅっとキスを繰り返しながら
「んっさっきも感じていたけど、すっげぇ柔らかいお前の胸。服の上から触っても分かるくらいに。」
最初は片手で触っていたが、今度は両手で彼女の胸を触っていく。
何度かその感触を味わった後、服のすそから手を侵入させて直に触り始めた。
「やっ先輩、そんなっ直に触っちゃ…」
彼女の顔は更に赤くなり、初めて異性に触られる感覚に耐えていた。
「こんなの序の口。これからもっと凄くなるんだぞ?」
「そっそんな…ヤッ」
服を捲り上げられ、ついに真咲の目の前にあらわになってしまった自分の肌を見て
更に羞恥心が高まっていく。
「綺麗だ…。」
「もう先輩見ちゃ…ヤダ…よ。」
と、彼女は腕で自分の胸を隠そうとしたが、真咲の手によって阻まれた。
「隠しちゃダメだ。こんな綺麗なもの隠すだなんてもったいない。」
「ヤッ、見ないで…」
光が殆ど射さないこの部屋でも彼女の胸がいかに白く丸みを帯びているかが分かった。
視覚によって与えられた刺激によって真咲の手の動きもさらに激しくなっていった。
「先輩、そんなっ…に激しく…されたら…いた…い…です。」
「ああっ悪い、じゃあ…」
612真咲×デイジー 12/11:2006/08/28(月) 00:02:47 ID:I0h5S4Ky
そういうと真咲は彼女の胸へと顔を移動させ胸の突起の周りを刺激し始めた。
「えっ?…あっやぁん…そんな舐めちゃ……」
「…そんな顔して言っても説得力が無いぞ?」
「ヤッ顔見ちゃダメッ!見ないで…」
と、彼女が顔を両手で隠し始めたが
「顔も隠すの禁止!っていうかオレで感じているお前を見ていたい。」
「ヤダ、そんな事言わないで…」
「いいの、そんな顔をしているお前もカワイイから見ていたいんだ。」
「もうヤダ〜」
と、言いつつも彼女は涙目になりながらも目だけは隠すのはやめた。
「ん、カワイイお前の姿全部オレに見せてくれ。」
真咲はそう言いながら彼女の硬くなった彼女の突起を口に含んだ。
「アァッ!」
今までの受けた刺激の中で最上級の刺激を受けて彼女の体はビクッと跳ねた。
「ヤッま、まさ…きせん…ぱ…い、そっ…こそんな風に舐めちゃダ…メ」
顔を覆っていた手を真咲の頭に持っていき止めようとするが、あまり力が入らず
殆ど添えるだけの状態となっていた。
「そうか?それじゃあ…」
と言うと真咲は片手で彼女を抱きしめつつ口付けをし、もう片方の手はお尻から太ももを撫でていた。
「んんっ」
深く口付けをした後、耳のウラから首筋へとキスを繰り返し、その後鎖骨・胸元・下腹部へとキスを
しつつ移動した。
613真咲×デイジー 13/12:2006/08/28(月) 00:04:28 ID:I0h5S4Ky
ついに、下腹部の終点地点まで辿り着いた時
「もうちょっと足開けるか?」
彼女は、おずおずと足をほんの少しだけ開いた。
「悪ぃ、もっと開いて欲しいんだわ。」
「っ!」
もう少しだけ彼女が足を広げ始めた。
「…恥ずかしいか?」
顔を真っ赤にさせた彼女がコクンと頷いた。
「ゴメンな。」
と言うと同時に彼女の足掴んで少し強引に足を開かせ、真咲の体を中に移動させた。
「//////!!!」
今の格好を真咲に見られているのと、想像以上に足を開かされている自分の姿を
見ていられなくて、ギュッと彼女は目をつぶった。
その間にも真咲の手は彼女へと移動し、先ほどからの愛撫で濡れたそこへと辿り着いた。
初めてであろう彼女を傷つけないように、そっとその場所に触れた。

「アッ!」
彼女自身から発してる水音に、先ほどまではこれ以上に無いと思われた顔をさらに真っ赤にさせ
彼女の体がブルブルと震えだした。
「ヤッ…そ・それ…なんかだ・め。それいじょ…う触っちゃ…アァッ!」
今まで以上に彼女から嬌声が聞こえてきて、直ぐにでも達してしまいそうなくらいだった。

(…そろそろか?)
「………お前、本当にいいのか?」
真咲が彼女に問いかけると、コクンと彼女は頷いた。
「そうか、力…出来る限り抜いていろ。」
「はい。」
真咲自身が彼女の元へと辿り着き、ゆっくりと中に入っていった。
「――――――――っひ、あ!…っあ、うっ…!!」
「くっ…キツッ…」
「いっ…んッ……くぅ〜」
「ごめんな、痛いだろうけど馴れるまでもう少しだけガマン…な?」
「っ……は…い」


馴れない彼女を気遣って、そのまま動かさずに抱き合った状態のまま数分が立ち。
ギュッと真咲に抱きついている彼女の腕の力加減からも、痛さをガマンしている事が分かり
最愛の彼女に痛い思いをさせているのが自分かと思うと、少しばかり後悔もした。
「いいんだぞ、もっときつく抱きついたり、爪を立てたりしても。それで少しでも痛さがまぎれるなら
 オレからお願いしたいくらいなんだから。」
真咲の言葉に対してフルフルと首を振る彼女。
「いいんです、私は大丈夫です。それに少し馴れてきましたから…先輩……もう……動いても……
 …だ・大丈夫です。」
今まで真咲の胸につけて下向きだった顔を、真咲の方へ顔を向けて彼女がそう言うと
「っ……あーもう本当に反則だ。」
「な・何?」
「こんな状況でもそんな事を言うお前は可愛過ぎるって言ったんだ。悪いがもう本当に止まらないからな。」
「え?っあっ…そんな……先輩…いきなり、は…げしくっ
 ……やっ…………んんっ……アァッ………先輩……先輩!」
614真咲×デイジー 13/13:2006/08/28(月) 00:05:19 ID:I0h5S4Ky
彼女が頂点に達した後、その直後に真咲も果てた。
頭を撫でるだけでまだ少しびくつく彼女を軽く抱きしめながらキスをすると。
彼女の方からも抱きついてきた。
「んっ?どうした?」
「ふふっ…先輩にハグしてもらうのって幸せだなぁって思って。」
柔らかい微笑を浮かべながら彼女がそう言うと真咲は
「そうか、オレもお前とこうして抱き合えるなんてまだ先だと思っていたけど
 想像以上に幸せで、想像以上に嬉しい。」
と、彼女と同じように微笑んで返した。
「先輩、大好きです。」
「オレも。…いや大好きじゃ足りないな、お前の事を愛している。」
「っわ・私も愛しています。」
真咲のセリフに語尾が段々と小さくなりながらも彼女が言った後
「ほーらっ、そんな顔されたらまた押さえが利かなくなるだろ?」
「!、せっ先輩っ!!」
「ははっ冗談だって………
 なぁ、あの時花壇でお前とぶつかっていなければどうなっていたんだろうな、俺たち?」
「先輩?」
「ん、いや、ふとした時とかに思うんだよ、どうなっていたのかなって?」
「大丈夫ですよ、先輩。」
「何がだ?」
「私はあの時にぶつかっていなくてもアンネリーにバイトに入りましたし、そこで初めて出会った
 先輩の事も好きになっていたと思いますから。」
「…そうか。そうだよな。」
「そうですよ!」


そう、あの時にぶつかっていなくても、例えアンネリーに私がバイトで入らなくても
きっと先輩とは巡り会えていたと思います。
だって私たちは灯台の伝説で結ばれた2人なんですから。


Fin
615601:2006/08/28(月) 00:08:33 ID:lOheYRjp
ごめんなさい、ペース配分間違えて12/と書いてしまいましたが
実際には13/でした…。

無駄に長い文章で申し訳ございません。
読んでくださった方こそネ申です。

じゃっちょっと逝ってきます。
|出口| λ............トボトボ
616名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:20:08 ID:PZXS+j0F
志波ネタマダー(・∀・)/∪⌒☆チンチン
617名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:21:53 ID:VQBVKxLF
>恐らくこのスレ1のエロです。

その自信の根拠が禿げしく知りたい。
まぁ…乙。
618名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:21:58 ID:PZXS+j0F
志波ネタマダー(・∀・)/∪⌒☆チンチン
619名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:24:59 ID:Tam8M70u
批判じゃないつもりだけど、
他の文法はともかく、///////は文章としておかしいので止めたほうがいい
620名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:27:43 ID:nN0xZQoc
>恐らくこのスレ1のエロです。

これさえなければ普通に楽しめた。乙。
621名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:37:56 ID:PZXS+j0F
>恐らくこのスレ1のエロです。

( ゚д゚)


( ゚д゚ )


( ゚д゚)
622名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:41:15 ID:zxQxZh/a
>>610乙!
花屋イイヨーイイヨー!!楽しませてもらたよ。
623名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:43:27 ID:41O0u1HT
///////だけは勘弁
624601:2006/08/28(月) 00:44:07 ID:lOheYRjp
すいません皆さん、生ぬるいエロで…。
書いている途中は、かなりエロくしたつもりだったのですが
読み返していると、アレ?そんなでも無い?っていうかぬるい…。

……もう一回逝ってきます。
625名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:45:51 ID:t4b1hnSx
このエロパロスレ1の長さです。
の間違いじゃない?
と希望的観測
626名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:50:56 ID:+qLph/2F
>>624
まあ細かいことを気にしなきゃそこそこ楽しめたけどね、乙
ただ/////とか「」の文末に句点をつけているところとか
文章を書く上で明らかにおかしいから生ぬるいエロかどうか気にするよりも
そこんところ気をつけた方が良いと思うんだけど
627名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:51:16 ID:BdliuGDH
>624
いや、エロがうんぬん以前に
自分が投下する作品に対してあまり誇張表現をしない方がいいんじゃないかと……

ついでに言うと、ここみたいな場所では///は敬遠されるから
あまり使わないが吉だと思う

でも投下はありがたかった
乙です
628622:2006/08/28(月) 00:52:54 ID:zxQxZh/a
ごめん>>601宛てだった。
…間違えてもいないけど一応スマン
629名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 01:12:01 ID:nN0xZQoc
新作嬉しいからどんどん投下キボン
神々の続編もお待ちしてます(*´Д`)wktk
630名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 01:23:59 ID:PZXS+j0F
とりあえず志波ハァハァ(*´д`)ハァハァ


小柄なデイジーに挿入した時、お腹触るとゴリゴリと自分のアレを感じて、感慨深げになぞりあげたりする志波ハァハァ(*´д`)ハァハァ
631名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 01:34:11 ID:nN0xZQoc
どんなに小柄でもそれはないんじゃ……
身体の構造を考えてくれ
632名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 01:46:14 ID:IyERXkNp
花屋×デイジーのカーセックスきぼん
633名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 01:49:14 ID:qZ0O6wGE
花屋「ギシギシ」
デイジー「アソアソ」
634名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 01:54:27 ID:6qgT78nF
>>633
ちょwww確かにそうだけどwww

バカッ!ヽ(`Д´*)ノ
635名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:35:20 ID:PZXS+j0F
>>633
ロリものでよくあるんだよ。
肉付き薄くて穴が小さいから、ティンティンが腹筋ごしに浮き上がる、てのが。
まあリアルは知らないが…志波ならなんでも許すw
でもアナルとかしなそうだ
636名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:44:40 ID:qZ0O6wGE
ギシギシアソアソ
  ____ ____
___|_ □ □|__
|____________|   
 ●   ●  
637名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:46:03 ID:BEHte42U
>>635
ゴメン、きもい……。
そんな志波デイジーは、自分はイヤだ。
まあみなけりゃいいだけの話だが。
638名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:59:42 ID:nN0xZQoc
つか、それ生理もない小学生幼稚園児クラスの
犯罪的ロリものじゃないの?
性的に成熟した高校生以上でそれはないし
635は男の人でつか?
639635:2006/08/28(月) 10:25:47 ID:PZXS+j0F
男と疑われたのは初めてだw
スマソ、コアすぎるネタだったね_| ̄|〇
640名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 10:42:15 ID:XjDRd7UC
志波厨キモすぎ
エロゲーでもやってれば?
641名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 11:11:05 ID:mdVgWgut
志波のエロネタに暴走しがちなのもわかる
だがここは エ ロ パ ロ だ
苦手ならスルーするか別の話題振ればいいんじゃないか?
642名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 11:17:11 ID:Tam8M70u
投下する際、ひとつの枠内に何行程度、等の目安とかはある?
あと一行に何文字くらいが丁度良いかとか。
細かいと見難いんだろうけど今ひとつ分からない。
643志波×デイジー:2006/08/28(月) 11:48:42 ID:bYpvIx0f

「少し休めば良くなるから、肩を貸してくれ」

灯台でお互いの想いを確かめあった後、志波君にそう言われて
灯台入口の階段に腰を下ろす。

そうだ、志波君は高い所が苦手だっけ。
さっきまで平気そうだったのに、なんて思ったら少しだけおかしくなって
つい笑みがこぼれた。
そんな私を見て憮然とした表情を浮べた志波君は、私が座った所より
1つ高い段に座り込み、そのまま後ろから私を抱きこみ、肩に顔をうずめた。

「笑うな」
…そのままの態勢で話すのは反則。
志波君が話すと息が…唇が首筋をなぞり身体が震えてしまう。

「ん、どうした?寒いのか?」
さっきのお返しとばかりに笑いを含んだ声できかれても答えられない。
そんな私に、今度は耳元で志波君が囁く。

「…暖めてやろうか」
囁かれた内容に身体の震えも止まる。
志波君は繋いだままだった右手を離し、そのまま私の身体の線をなぞるように
上下に動かし何事もなかったかのように立ち上がった。
「これから家に来い。暖かい飲み物でも出してやる」

悪い。ちょっと調子に乗ったな…。なんて、目を逸らせながら呟く志波君を
見たら、愛しい気持ちがあふれてきて堪らなくなった。
忘れないでね。私だって志波君が大好きなんだから。
そう思いながら勢いよく立ち上がり、ぴったり志波君に身体を寄せ、
聞こえるか聞こえないかくらいの声で呟く。

「飲み物より、志波君に暖めて欲しいな。」

終わり
644名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 12:20:02 ID:FoEqKMXn
志波厨は処女臭がする
645名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 12:37:21 ID:VeUKZKgz
要らんこと言っちゃ駄目だ
646名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 13:32:01 ID:WIW95DsP
>>642
書き手のためのスレがあるからそこでしらべておいで。
どこにあるかわからないってのはなしな、21歳以上なんだから
647名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 13:45:32 ID:Tam8M70u
志波を投下しづらい雰囲気になってきたんじゃないのか?

>>646
ありがd
648名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:25:40 ID:Dy83t5ZX
神を待つ。
649名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:26:42 ID:zvNeBgI+
えらい遅レスだが、天地×デイジー投下してくれたお二人GJ!!感謝です!
床ローリングしまくり。
650名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:31:14 ID:tpf820Ji
天地はやっぱりSだよね
651名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:45:11 ID:bzJwTFEC
S度大
       若・隠し
        
        天地
        志波
普通     クリス
        真咲
        佐伯
        針谷
        氷上
M度大




こうですか!?
652名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:50:11 ID:glTWWaVO
いつのまにS二大巨頭に?
653名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:59:14 ID:zvNeBgI+
デイジーに攻められて、しごかれつつも生意気な口をきこうとする天地…
なんてのも萌える。
天地ならオールオッケーさ。白天地、黒天地、ドンと来いっ!!おっしゃあ!
654378:2006/08/29(火) 00:13:19 ID:cLrmvyIi
以前攻めデイジー、ヘタレキテル投下したものですが。
調子に乗って志波×デイジー投下します。
今回のご注意は以下です。

・着たまま。
・校内
・手っ取り早くエロを読みたい方は4、5あたりからドゾー。

それではちょっと読みづらいかとは思いますが
宜しくお願いいたします。
655志波×デイジー1/8:2006/08/29(火) 00:14:45 ID:cLrmvyIi
小さな窓から覗く小さな空は今にも重たい水の粒を落としそうなほど、どんよりと暗い色をしている。
その日の部誌を書くため、部室にひとり居残っていた彼女はその空の色を見て小さく溜め息をついた。
「早くしないと、降られちゃうなぁ」
小さくそう呟いたとき、ギィと古い建物特有のきしんだ音をさせて部室の扉が開いた。
「あれ志波くん、まだ居たの?」
扉をくぐるようにして部室に入ってくる長身の人物に、彼女は話しかける。
「ああ、ちょっと監督と話があってな」
言いながら、彼女が向かい合う長机に近寄るとそこに広げたノートを覗き込む。
「そっちは部誌か。ご苦労さん」
「モタモタしてたから一番最後になっちゃって」
「みんなもう帰ったのか?」
「うん、ほら、夕立来そうでしょう?」
そして再びチラリと窓の外に彼女は視線をやる。と、それを待っていたようにポツンと大きな音が狭い部室内に響く。
ポツン、ポツン、ポツン。
次第にテンポを早くしてトタンの屋根に響くその音に、彼女と彼は顔を見合わせた。
「降ってきっちゃった…」
「だな」
「志波くん、傘持ってる?」
「持ってない。というか、傘は止めたほうがいいな」
言いながら彼が顎で小窓の先を指し示す。どんよりと垂れ込めた雲のところどころで、まだわずかではあるが光が漏れている。
「雷まできちゃったかぁ」
「ま、観念して夕立が通り過ぎるのを待つしかないな。送っていってやるから」
慰めるようにぽん、と一度彼女の肩を叩くと彼は机から離れて自分のロッカーを無造作に空けた。
ポケットに捻じ込んでいた野球帽の形を整え所定の位置に置くと、無言で練習用のユニフォームを脱ぎだす。
「ちょ、ちょっと志波くん?!」
慌てて彼女が声を上げる。
「何だ?」
「何だっていきなり何してんの!」
「…着替え」
それ以外の何に見える?とばかりに小首をかしげた時には既に、彼は上半身裸の状態だ。
「い、いきなり私の目の前で着替えなくても…」
目のやり場に困った彼女が視線を逸らしながら抗議してみるが、やはり彼は不思議そうに首をかしげた。
「…何を今更」
656志波×デイジー2/8:2006/08/29(火) 00:15:34 ID:cLrmvyIi
確かに、彼とは何度もプールに泳ぎに行ったこともある。夏の海に海水浴に行ったこともある。
それ以上に、お互い裸の状態でお互いの気持ちを確かめ合ったこともある二人だ。
確かに「今更」と言われれば今更かもしれないが、それでも二人っきりの狭い部室内で
いきなり上半身だけとはいえ裸になられればつい焦ってしまうのが乙女心だ。

「お前は?」
何もイキナリ脱がなくったって、と言い訳のように小声でブツブツ言い出していた彼女に
彼が急に声をかけた。
「え?な、何?」
「着替えどうするんだ?まさかそのまま帰ろうって言うんじゃないよな」
そう彼に言われて自分が未だ体操着のままでいることを彼女は思い出した。
いつもなら一度教室に戻ってから着替えるか、部員を全員部室からたたき出してから着替えるか
しているのだが、教室に戻ろうにも雨は既に土砂降りの域に達している上、
部室内も無人とはいえない状態だ。
「雨が止んで、志波くんに出てってもらったら着替えるから、いい」
「だからいまさ…」
「いいの!」
皆まで言わせず、ぴしゃりと彼女は言い放つ。
そしてそんな乙女心を理解してくれない彼を視界から追いやろうと、再び部誌に視線を落とすが
何せ狭い部室内でのこと。嫌でもチラチラと彼の着替える姿が視界に入る。
さすがに彼女は諦めてノートを閉じるとパイプ椅子から立ち上がり、彼が一番視界に
入らなそうな窓辺へ移動した。
「うわぁ。雷近くなってきたなぁ」
独り言のつもりで、そう呟く。
657志波×デイジー3/8:2006/08/29(火) 00:16:55 ID:cLrmvyIi
そんな挙動不審気味な彼女を彼はしばらく不思議そうに観察していたが、彼女は窓の向こうに顔を
向けたまま一向に口を開こうとも、こちらを見向きもしそうに無い。
ならば今のうちに着替えを済ませてしまうかと彼は着替え用のTシャツをロッカーから引っ張り出した。
そのとき、不意に何かの音が彼の耳に聞こえてきた。
Tシャツを掴む手を止めて、その音が何だろうと彼は耳を澄ませる。
それはメロディーだった。
呟くように、囁くように、途切れそうなかすかな声で窓辺の彼女が口ずさむ。
彼の知らないメロディー。
「それ、何の歌だ?」
手にしたTシャツもそのままに、彼が尋ねる。
「うん?えーっと、何だったろう。洋楽だけど」
そう答えると、やはり彼に見向きもせずに彼女は続きのフレーズを口ずさむ。
「洋楽なんか聴くのか?」
意外に思って、尚も彼は訊いた。
「ちょっとだけね。これは…あっそうだ!思い出した。確か前見た映画の曲」
そこでようやく彼女は彼に向き直った。そして次いで目を丸くする。
「まだ着替え終わってなかったの?」
「…誰と見た映画だ?」
彼の口調は今度はやや詰問するような口調だ。
「誰って…ひとりだよ。テレビでやってたやつだもん。志波くんどうしたの?」
先ほどとは明らかに目の色が違う彼を、彼女は気遣った。と同時に何だか気まずい
ような気が唐突にして、再び彼女は視線を窓の外に逃がす。
「私が歌ってる曲が何とか、誰と映画に行くとか、どうしていきなりそんなこと
気にするの?何だか志波くんちょっと変だよ」
あせる気持ちを抑えられず、つい彼女の口調は早口になる。
「あ、ああ…済まない」
半ば条件反射のように彼は謝る。
「ただ、知らないことがまだ沢山あるんだと思って」
「知らないこと?」
「お前について、知らないこと」
再びこちらを向いた彼女の視線を捕らえるように、彼はしっかりと言った。
658志波×デイジー4/8:2006/08/29(火) 00:17:39 ID:cLrmvyIi
「そりゃあ、いっぱいあるよ。お互いの知らないことなんて。だって…出会ったのだってほんの二年前だもんね」
困ったように彼女は笑顔を作ると三度、視線を彼から外した。
だからさっきまでロッカーの前に立っていた彼が自分のすぐ背後にまで忍び寄っていた
ことになど全く気付かないでいる。
少し、うな垂れたように窓辺に寄りかかる彼女の首筋を、彼はじっと見つめた。
肩に掛かるほどの髪をその指先で左右にそっと掻き分ける。その感触に、
彼女はビクッと肩を震わしたが、彼はそれもお構いなしにそのまま彼女のうなじに唇を押し付ける。
「ん…」
小さく彼女が声を漏らしたと同時に彼は彼女のうなじから耳の後ろへと唇を移動させる。
「志波くん…、今、首に跡つけたでしょう?」
「ああ…」
小声で問う彼女に彼はその耳元でやはり小声で答える。その囁きのような低い声に、彼女の世界は一瞬
でグラリと揺らぐ。
「どう、したの、急に…」
「雨が止むまで、ただ何もしていないのは時間が勿体無いと思わないか?」
言いながら今度は彼女の耳の裏を舐め上げる。

知り合ったのは、ほんの二年前。同じ高校に進学して、偶然知り合って、いつの間にか休日を
一緒に過ごす様になって、そして身体を重ねるまでになった。
けれどこの時間はいつまで続くのだろうか?
知り合って三年目の春にはきっともう、彼女とは同じ場所に立っていることは無いだろう。
それまでに、自分は彼女の全てをどれだけ知ることができるのだろう?
時間は有限だ。
そのことに急に気付いた彼は、ただこの雨宿りの時間ですら無為に過ごすことを惜しいと思う。
659志波×デイジー5/8:2006/08/29(火) 00:18:37 ID:cLrmvyIi
そして彼はひょいっと小柄な彼女を軽々と抱き上げると、先刻まで彼女が向かっていた
長机に彼女を座らせた。
「時間が勿体無いって…何する気なの?」
唇を尖らせながら、上目遣いで彼をにらみつける彼女の唇を、塞ぐ様に彼は彼女に口付ける。
初めは触れるだけの軽い口付け。次に少し距離を置いて、舌先で唇の輪郭をなぞるように
一巡するとそのまま彼女の口内に舌を差し込む。
「ん、んん…」
彼のその急な口付けに、彼女はただなす術も無く両手を膝の上に揃えたまま受身となっていた
が、やがてその両手に彼の指先の感触を感じた。
深く彼女に口付けたまま、彼は自分の両手を彼女の両手に重ねていた。
指先で手首の骨をゆっくりとなぞる。
続いて手の甲の、骨と骨の間の窪みを指の腹で軽く押すようになぞり、
彼女の細い指を確かめるように己の人差し指と中指で一本一本丁寧に絡め取る。
何度も唇の角度を変えて、酸素を吸うたびに、彼女は指先に触れる彼自身の指の
感触に恍惚とした気分になる。
ただ手首から先を繰り返し触れられているだけなのに、どうしてこんなに気持ちが良いのだろう?
「志波くん…」
気付けば求めるような甘い声が、唇からこぼれだした。
「足りないか?」
唇がまだ触れ合う距離で囁く彼の声に、無意識に彼女は頷く。
彼は無言で指先に絡めていた手を次第に腕のほうへと這わせた。
柔らかいひじの内側を軽く握り、長い指を体操着の半袖の隙間から差し込むと、ゆっくりと肩を撫でる。
そうやって両腕が彼の愛撫から解放されると、たまらず彼女はその指先を裸のままの彼の胸に伸ばした。
鍛え上げられた彼の浅黒い胸に触れ、その筋肉の流れに沿って彼女は指を動かす。そして腰ごと、彼に
身体を寄せるとその裸の胸へ体操着越しに自分のふくらみを押し付けた。
「…邪魔だな。この布」
そう言うと彼は彼女の体操着を一気に捲くり上げる。しかし肩と首はそのままに、鎖骨の辺りで
手を止めると鎖骨の下、ちょうど彼女の胸のふくらみがはじまる辺りを何度も親指でなぞり、
その谷間に顔を埋め、軽く口付けを落とす。
唇を離すと、白い肌の上に小さな花が浮き上がった。
「これも、邪魔だな」
660志波×デイジー6/8:2006/08/29(火) 00:19:19 ID:cLrmvyIi
そして白いレースで幾重にも飾られた下着の下部に噛み付くと、そのままズルリと体操着と同じ場所に
引き上げた。
「し、志波くん、なんか今日、変」
いつものように直線的に彼女の肌を晒すのではなく、少しずつ、肝心な部分だけを覗かせるように
する彼の行為に彼女は頬を染める。そうしてる間も彼の手は体操着の下の晒されないままの肩や
空気に晒したばかりの腹をゆっくりと撫でている。
「たまには、いいだろう?」
そしてその唇は、やはり晒したばかりの胸のふくらみを愉しむようになんども谷間のあたりを
往復しては吸い付く。
やがて腹の辺りを撫でていた手がゆっくりと上がり、下から包み込むように彼女の胸を揉みしだく。
親指で先端の部分をこすり、中指で先端の周囲の輪をゆっくりとなぞる。もう片方の胸は先ほどから
尖らせた舌先が執拗に責め立てている。
「あ、はぁっ…」
じっくりと敏感な部分を責められて、次第に彼女の思考も追いつかなくなる。
一度は止めた手を再び彼の裸の上半身に伸ばし、お互いの身体を探るように伸ばすお互いの腕に
絡みつける。その鎖骨を、そこから伸びる腕の筋肉の形作る端正な筋を彼女は指先に記憶させるように
丹念になぞっていく。
次第にお互いの息が上がっていくのを感じると、ねだるように彼女は彼を盗み見た。
そしてそれに応える様に、彼は彼女の胸の中心を吸い上げ、上半身を攻め立てていた手を
膝の裏に移動させた。
「あ、ダメ。志波くん、これ以上は、ダメ」
「どうした?」
「だって、やっぱりここ、部室だし…もし誰か来たら…」
ねだっておいてそれはないだろう、と彼は思いもしたが、仕方ないとばかりに彼女から身体を離すと黙って
部室の戸口に向かい電気のスイッチを消し、そのまま扉に鍵をかける。
「これで誰も来ない」
「でも、あのね、今日ゴム無いし…」
「それなら問題ない」
言うや否や彼は自分の左隣のロッカーを無断で開くと中をあさり始めた。
「ホラ、こいつなら持ってると思ったんだ」
そう言って彼が手にしたのはよく見慣れた未開封のそれ。
確かそのロッカーの持ち主はルックスも良く、性格もマメで女子に多大な人気を
博しているチームメイトのロッカーだ。
「ちょっと…モテる男の子の実態を見た気がする…」
「男子高校生なんてこんなモンだ」
気を取り直して、再び彼は彼女に向き合うと仕切りなおしのようににやさしくその頬に
口づけをした。
661志波×デイジー7/8:2006/08/29(火) 00:20:18 ID:cLrmvyIi
体操着の短パンを脱がせもせず、彼は布の隙間から指を侵入させる。
既に濡れそぼっているそこを指先だけで探り、あっさりと彼はその中心を探り当てた。
人差し指と薬指でそこを押し広げ、中指で力強く撫で上げる。
「ん!」
突然の刺激に、彼女は声を上げ背中をしならせる。
「は、ああ、んっ…」
何度も中指を上下させ、彼女の芯を刺激する。先ほどまで彼の上半身を探っていた
彼女の指先はそれすらの余裕すらなくなり、ただ彼の二の腕を強く掴んだままだ。
「志波くん…」
下半身への愛撫に、すすり泣くような声を漏らしながら彼女は彼の腕にすがりつく。
頭を下げ、必死に呼吸している彼女の首筋から先ほど彼が口付けた痕が覗いた。
彼は彼女に覆いかぶさるように再びその首筋に舌を這わす。
右手は彼女の中心を何度も往復したまま、左手の手のひらでその柔らかい
内腿の感触を愉しむ。
部室の外に降る雨はいつの間にか激しさを増している。
だから部室内の彼女の掠れるような高い嬌声も、彼が指先で奏でる淫靡な水音も、彼が
たまらず自身を彼女に埋め込んだ時に叫んだ彼女の声も何もかもを掻き消してくれた。

体操着と下着を片足のひざの辺りにまとわり付かせたまま、彼女は大きく足を開いて
彼を受け入れていた。彼が激しく彼女を突き上げるたびに彼女が腰掛けている
机が大きく揺らぐ。きっと錆びた鉄と木が軋む音もしているのだろうが、
外の雨のせいで彼女には何一つ、部室の中の音は拾えなかった。
ただ聞こえるのは耳元で時折喘ぐ彼の呼吸と、胸の奥でドクドク言う自分の心音。
「あ、はぁっ…んっ」
無意識に腰を使う彼女を支えるように、彼は彼女を抱きしめ深く唇を重ねる。
それだけで繋がった部分が更に感じるようで、彼女は大きく腰をくねらせた。
二人の限界は近かった。
だけどまだ、知らない部分は沢山ある。
まだ触れたことの無い部分、まだ口づけをしたことのない部分。
もっとより、彼女を満足させるために彼ができること。
だから彼は彼女を突き上げながらも、ひたすらその大きな手のひらで彼女の全身に触れる。
指先で、唇で、様々なところに触れ、痕を付けて行く。
「あ、あぁ!」
そして初めに口付けた首の後ろを彼の指が触れたとき、彼女が大きく身体を仰け反らせた。
次第に収束する彼女自身に追い討ちをかけるように彼が早いスピードで突き上げる。
うなじを何度もやさしく撫で上げながら。
662志波×デイジー8/8:2006/08/29(火) 00:21:44 ID:cLrmvyIi
ようやく練習用のユニフォームを脱ぎ、制服に着替えて彼が振り向くと、
やはり制服に着替え終わっていた彼女が盛んに自分の腕を鼻先に持っていっていた。
「何やってんだ?」
「…なんか私、志波くんくさい」
クンクンと、鼻を鳴らしながら彼女が文句を呟く。
「くさいとは何だ。俺は犬か何かか」
一応は恋人である自分に向かって言うに事欠いて「くさい」とまで言われた彼は
あからさまに憮然とした顔で言う。
考えても見れば、真夏の部活動で汗を流した後の肌で抱き合ったのだ。
実際、汗臭いどころの話ではない。
「犬って言うか、もうケダモノだよね」
そんな不機嫌面な彼氏など気にせず、彼女は笑いながら鞄をあさると携帯している
パウダースプレーを取り出した。
「うーんコレ使ってもなんか意味なさそう…」
「…というか、お前はそんなに俺の体臭が嫌か」
そこまで言われると、いくら彼でも傷付くものだ。
「え?嫌じゃないよ?できればこのまま寝ちゃいたいくらいだよ」
「は?」
「嫌いじゃないもの。志波くんの匂い。ちょっと汗臭くて、泥臭くて、でも好き」
照れくさいのか、スプレーの缶をじっと見つめたまま顔を上げずに彼女は
一気にまくし立てる。
「でも、流石にこのまま家には帰れないじゃない?」
そして今度は共犯者のような笑顔で彼に向き直った。

確かに。彼女だけでなく彼自身にも彼女の移り香が残っている。
それを隠すことなく帰宅できるほど、彼らは大人ではない
「そうか、参ったな…」
言いながら彼は何気なく首をめぐらせた。そして視界の隅に捕らえた
小窓から、夕立が既に通り過ぎたことを確認する。
「雨、止んでたんだな。気付かなかった」
「夢中だったもんね」
再び、彼女がおかしそうに笑う。
「あ、ねぇ提案」
「何だ?」
「雨も上がったし、どっかシャワーが使える所に寄ってから帰らない?」
そう言う彼女の頬が少し赤く染まって見えるのは、きっと彼の気のせいではないだろう。
「そうだな。寄り道して帰るか」
彼女の提案をあっさり受け入れると、彼は鞄を手にした。
まだまだ彼には知らなくてはいけないことがあるから。
「あ、ちょっと待ってよ」
帰り支度がまだ済んでいなかったのか、慌てて彼女がスプレー缶を鞄に戻した。
そしてあの歌を口ずさみながら、いつものマイペースぶりで帰り支度を始める。
途切れ途切れに聞こえる、消えてしまいそうなかすかな声。
ふいに、彼はそのメロディーを愛しく思った。

ああ、そうだ。この後はまず、このメロディーのことを訊いてみよか。
時間は有限だ。
だから彼らはもっとたくさんの時間を使って抱き合わなくてはならないのだ。
663378:2006/08/29(火) 00:23:04 ID:cLrmvyIi
以上でした。
どんなにテンパッててもコンドーム描写を必ず入れてしまう自分は
きっとモラリストなんだと言うことに気付きました。
今後もゴム描写に全身全霊を掛けたいと思います。

ちなみに元ネタはス/ガ/シ/カ/オ、の夕立って曲なんだが
知ってる姐さんいたら嬉しい…。
664名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 00:29:53 ID:5F29IAUl
>>663
GJ!!初リアルタイム
ゴム描写あると嬉しいよデイジーを大切にしてる感があって
665名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 00:36:55 ID:CdLKrX0R
ごちになりましたー!(´∀`*)
高校生でもゴムはつけなきゃダメよね。
彼女をいたわってほしいわん。



と書いた自分は今、氷上がゴムは1枚で大丈夫なのか不安になって
念のため2枚も3枚も重ねようとする図を思い浮かべてしまった・・・
666名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 00:41:09 ID:SwHwrsWV
高校生じゃなくてもゴムはなくてはイカンよ、と真面目に言ってみる。
とりあえず現代舞台でゴム描写は普通だと思う、っていうかそのほうが良い。
書かずとも基本的なマナーだと思う。
っていうか、雰囲気に流され&衝動的なセックスで、わざわざ事後に
「生だった」「責任とるから」っていうの普通に書かれるけど、萎えるよ自分は。
女だからか。
でもエロ主体だとそのほうが燃えるのかね、難しいもんだ……

志波大変楽しく読みました! 全体的に雰囲気があってよかった。
乙カレー。コンドーム描写含め、今後とも頑張ってください。
667名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 00:45:34 ID:DH4M6iNp
乙です!ごちそうさまでした!!
668名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 00:46:24 ID:c099Qbb4
GJGJ!めちゃめちゃ萌えたよー!
ゴムネタはあったほうが臨場感があるねー。ケダモノ志波萌えた。
あと、もてる男の子の実態はなるほどと思ったwww
ゴチでした。
669名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 01:03:15 ID:d8US3kvF
志波デイジー神グッジョオオォォブ!
ゴム描写は絶対必要!とまではいわないけど
あったらあったで彼女大事にしてる感があって萌え倍増。
ところでシャワー使えるところ寄るってラブホってことでOK?
670名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 01:31:03 ID:YJ+f0qz1
花屋×デイジーを書いてみたので投下します。
拙い文章ではありますが、同じ花屋萌えの方に少しでも萌えていただければ嬉しいです。
設定としましては、

・卒業後で、ふたりはすでに何度か関係を持っています
・カーセックスです
・いつチャンスがきてもいいように常にゴムを持ち歩いているような花屋です

それでは投下します。
671花屋×デイジー1:2006/08/29(火) 01:32:04 ID:YJ+f0qz1
今年もここへやってきた。
「メリークリスマス、だな」
「はい。メリークリスマス、元春さん」
お互い、顔を見合わせて笑いあう。

去年、高校最後のクリスマスパーティに遅刻してしまった私を車で送ってくれた元春さんが、
その途中で連れてきてくれたこの場所。
その後、伝説の灯台でめでたく恋人同士となった私達は今年のイブもここへやってきていた。
「なつかしいなー、あれからもう一年たつのか」
「そうですねー……、あの時はすみませんでした。お仕事で疲れてたのに迷惑かけて…」
「んなの……あの時も言ったろ?オレにとっては最高のイブになったって。あやまるなよ」
そう言って元春さんは、私の頭を優しく撫でた。
「…はい」
「よし。…そろそろ冷えてきたし、車に戻ろうぜ」
頭に乗せた手をするりと下ろし、私の手を取る。
「そうですね」
そのまま手を繋いで車へ向かった。

エンジンをかけると、薄暗い車内に灯りがともった。
「さーて、じゃあ部屋に戻るか。元春特製・クリスマススペシャルディナーを食べてもらわなきゃな」
「ふふふ、楽しみです」
「…ほんとは豪華なレストランでディナー、といきたいところなんだがな。悪い。来年はオレも社会人だからきっと連れて行けると思う。そのときまで待っててくれな」
「そんなの…。元春さんのスペシャルディナーを独り占めできるんだし、私充分です」
「ははっ…ありがとな」
笑って、元春さんが私の頬を撫でた。
そのままゆっくりと顔が近づいて、唇が重なる。
しばらく優しいキスを交わしたあと、また手のひらで頬を撫でながら元春さんが笑った。
「お前はホント、かわいいやつだなぁ」
慈しむように頬を撫でる指先。言葉と行動で私を可愛がる元春さん。
その内、指先が頬から耳へと移ってくすぐるように動いた。
「ひゃっ…あぅ」
指の動きに感じて、おもわず声が出てしまう。
「…なんだ?お前…………もしかして感じたのか?」
いじわるそうな笑みを浮かべた元春さんは、さらに耳をくすぐり始めた。
「もっ、元春さん!もう、やだ、だめですって…きゃっ!」
「お前、耳弱かったんだな〜、弱点見っけ」
「もう!やめてくださ…やっ」
私の制止はおかまいなしに、元春さんの指はからかうように動く。
「あっ、ひゃっ…」
耳たぶから、耳の裏側、這うように動く指先。
「ダメ…って…あ、あっ、……あん…」
執拗に刺激を受けつづけたせいか、漏れる声にいつのまにか甘みが帯び始めた。
「は…あっ…んっ…あ、あ…」
「…………」
元春さんのいじわるそうな笑みが消えた。
「…悪い。オレ、スイッチ入っちまった」
「…え?」
672花屋×デイジー2:2006/08/29(火) 01:33:43 ID:YJ+f0qz1
そういうと元春さんは、私に覆い被さり唇を塞いだ。
「んっ…」
すぐに舌が進入してきて、深いキスへと変わる。
口の中でお互いの舌がもつれ合い、くちゅくちゅと卑猥な音を立てた。
唇から漏れる唾液で、少しだけ乾燥していた元春さんの唇が湿ってゆく。
そんなことにもいやらしさを覚え、私はキスに夢中になった。

すると私の座っている座席がいきなりガクン、と後ろに倒れた。
「!?」
見上げるとそこには私を見つめる元春さんの姿。
「………」
その眼差しは……事に及ぼうとする時の、ベッドの上でのあの眼差し…
「も、元春さん!?」
「………」
元春さんは何も言わず、そのまま私の首筋に顔をうずめてきた。
「んっ!」
唇が首筋をなぞるように動いて私を刺激する。やさしく、いやらしい愛撫。
撫でるように、這うように動く唇。
同時に、胸元には元春さんの手が迫っていた。
「!」
手のひらで胸を揉むように動かしながら指先で乳首を擦るようにされて、私の体をあからさまな快感がびくびくと襲う。
(そんな…車の中なのに…これ、キスだけで終わる雰囲気じゃないよ…!)
いけない、とめなきゃ、けど…
「もとはる…さ…」
「……いやだったら、拒んでくれ」
「………」
いけないと思う気持ちの半面、彼の腕の中で幾度かの夜を過ごした私の体は拒むどころかその先を求めてしまい、抵抗することができなかった。
「……んっ、あっ、んんっ…」
「……もうどうなってもしらねーぞ」
そう言うと元春さんは太ももの内側に手を滑り込ませた。
673花屋×デイジー3:2006/08/29(火) 01:35:08 ID:YJ+f0qz1
指は、太ももの内側から足の付け根へとゆっくり、ゆっくりと伸びてくる。
そしてショーツのところまでたどり着くと、割れ目のラインへするりと撫でるように進んできた。
「や、あっ!」
割れ目に沿うように、ゆっくりとなぞりながら動く指。
秘所を伝う快感に、私の中から生暖かいものかジワッと溢れてきてショーツが湿る。
指は溝にそって何度も往復され、湿り気はどんどんショーツに広がってゆき、水をこぼしたようにびしょぬれになった。
「すごく濡れてるな…」
「…っ、あ…だって…」
「もう下着の上からじゃ、足りないか?」
そう言うと元春さんは中へ指を差し込んできた。
「!!」
ショーツ越しに触られていた時とは比べものにならないような快感に、身体がびくんっ。と跳ね上がる。
指は秘所を埋めるように割り込み、上下にゆっくり擦るように動いていく。
「う…んん…っ」
ヒダをかき分けるように動く指。
秘所からは堰を切ったように愛液が溢れ出し、元春さんの指をどんどん濡らしていく。
「溢れてくるぞ…」
「あ…やぁっ…」
「閉じて…やらなきゃ…」
元春さんの指が滑るように内部へと侵入してきた。
「あぁぁっ……!」
悩ましげに声を上げた私に元春さんは優しく口付けると、
「コラ…あんまり大きな声、出しちゃ駄目だぞ…?」
なんて事を言った。
そのくせ、元春さんは指で容赦なく中をかきまわすのを止めようとしない。
「いじ…わる…っ!」
私は快感に耐えるように元春さんの身体にしがみついた。
指が秘所の内側、ざらざらした壁を押すように擦り上げる。
私はこうされるのにたまらなく弱い。
「っ…あっあ…んっ…あ…やあぁ…」
声を上げることを禁じられ、それがかえって欲情を煽ったのか愛液はすでに
指から滴り落ちるほどに溢れていた。
「指なんかじゃもう足りないか…」
元春さんは秘所から指を引き抜くとズボンからソレを取り出し、
鞄に入れてあったゴムを開けて装着した後、愛液の溢れる場所へ一気に突き入れてきた。
「!!あっ…あああっ!」
私の腰周りを両手で抱きこみ、力強く打ち付けてくる。
「やぁぁっ!だめっ…そんなにしちゃ…声が…ああっ!」
「しかたないな…」
そう言うと元春さんはキスで私の唇を塞いだ。
「んっ…んんんっ…」
これでもう大丈夫、と言わんばかりに元春さんはいっそう力強く腰を突き上げる。
激しい行為にひどく軋む座席。
奥へ、奥へと打ち付けられ、そのたび快感の波が身体を駆け抜けゆき、私を翻弄する。
「んっ…んー!うんっ…!んんっ…!」
私はただ、元春さんの首筋にしがみついて耐えるしかない。
声に出せないのがこんなにもどかしいなんて…!
静かな車内にはぐちゅぐちゅといういやらしい音と、ギシギシと軋む座席の音だけが響いている。

そんな切ない我慢から開放されたのはそれから数十分後だった──。
674花屋×デイジー4:2006/08/29(火) 01:37:00 ID:YJ+f0qz1
「………」
「ほんっっとに、すまん!」
「………」
「…許してくれ…ないか?だめだよなぁ〜…」
「…私もちゃんと拒まなかったですし」
「!」
「アナスタシアの新作ケーキ食べ放題、で許してあげます」
「た、食べ放題!?」

ニコニコ笑う私を見て、青ざめる元春さん。
そんな青ざめるほど私が食べると思ってるのかな…失礼しちゃう。
でも青ざめてオロオロしてる元春さんがなんだか可愛かったから、やっぱり許してあげようかな。
675670:2006/08/29(火) 01:38:14 ID:YJ+f0qz1
以上です。
改行がちゃんとできていなくてすみません_| ̄|〇

普段こういったものを描く事がないので拙い出来ではありますが、
花屋への愛だけでなんとか書き上げました。SSって難しいですね…。
何度か見直しましたが、誤字脱字等ありましたらすみません。
676名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 01:39:07 ID:c099Qbb4
GJGJ!初リアルタイム遭遇でwktkしました。
真咲萌えなので最高によかったよー!
いじわるから余裕がなくなる花屋テラモエス
677名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 02:42:37 ID:AgVxVMJT
678名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 02:52:11 ID:AgVxVMJT
>>660
>>658
が見れない…なんでだろ(´・ω・)
あ、職人様方GJです
679名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 03:24:47 ID:6m0mX7AO
>678
見られるよ? 普通に。

花屋GJでしたー! わー! 花屋最萌なので嬉しい!
…でも今まさに私も花屋書いてる。花屋続いちゃうなぁ…orz
680名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 07:31:34 ID:YepjohXY
>>654,670の職人さん方
GJです、どっちもそれぞれ萌えました。
やっぱりゴム描写ある方が描写無しより大事にしてる感じがしていいね。
(と言っても別にゴム無し全否定ではないんだけどね)

>>678
専ブラで見てるならログ再取得してみてもダメかい?
それでダメならNGワードか何かで引っかかってるとか。
681名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 08:01:51 ID:epXJLbtr
佐伯  被害妄想S ⇔ ちょいヘタレノーマル
   (チェリー 好きな女じゃなきゃ嫌派だから。)
志波  野獣S
   (済み 野球やめて投げやりになっていた時期に誘われるがまま。)
氷上  M
   (チェリー 婚前にして良いものではない為。 が、襲われたら弱い筈。)
ハリー ちょいヘタレノーマル
   (チェリー 好きな女じゃなきゃ嫌派だから。)
クリス お茶目ノーマル
   (済み 向こうにいる時年上女性数名と。普段口でエッチな発言する割にプレイは普通)
天地  本性S ⇔ 相手に合わせ作為的にMも化
   (済み 中学の時、家庭教師に襲われたがすぐに形成逆転。男に誘われるのが一番
    不快な悩み)
先生  変態チックS
   (済み 少年時、初めは人体的な興味で試す。以後向こうにいる時は数人の
    セフレがいたほどの百戦錬磨)
花屋  ノーマル
   (済み 高校時代付き合ってた彼女と。)
隠し  S
   (??? 最中に口数多そう)

自分的にこんなイメージ。今志波書いてるけど、エロまでが遠い・・・。
682名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 08:55:32 ID:l9VbWB5Y
志波デイジーも花屋デイジーも超GJ!!
おまいらだいすきだ!!!!
683名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 09:35:18 ID:O8Jb81Z8
GJ!!!萌えた…

ゴム表現は愛を感じて好きかも。
しかし同じくらい中田氏も好き…。

俺のモノ!なマーキング的なやつ。
684名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 11:26:25 ID:FIcIJgB0
>男に誘われるのが一番不快な悩み
ワロスwwwww
685名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 11:57:40 ID:5m3eY8Uv
志波最萌なんでウレシー。神ありがとう。
指先の描写だけでスッゲ萌えたよ…
ここの職人さんはクォリティタカス
686名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 13:58:40 ID:2b9FZcDx
志波デイジーよかったー!!!!!!
禿しく萌えさせて頂いた
687名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 15:59:20 ID:l9VbWB5Y
もへもへしたアハァ
688名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 18:16:47 ID:T6SNMHx7
花屋(*´д`*)ハァハァ 楽しませていただきました!
689名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 18:26:26 ID:AgVxVMJT
自己解決しますた。みんなありがd
>>658志波一択!
野獣ハァハァ(*´д`)ハァハァ
690名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 20:26:16 ID:+/5j2xQt
花屋GJ!!!
691名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 02:58:47 ID:iP7trJed
花屋にGJしてるw
たしかにいい仕事だ花屋
692名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 06:29:38 ID:XWdpJ3wt
>>655 >>656 >>657 >>658 >>659 >>660 >>661 >>662
志波(*´д`)ハアハア
693名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 07:37:56 ID:Ynuq9eZE
>692
そんなレスのつけ方初めて見た…

いらぬ世話かもしれないが次からは最初と最後の番号を-で繋いだらいいとオモ
694名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 08:27:51 ID:TOfTKJEt
たまに携帯から神の文章を読み返したい時あるんだけど、
あんまり文が多いのはまとめてでは表示されなくて、
1レスずつしか読めない…。

なので自分は692のレスの付け方が大変重宝した。
695名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 14:59:25 ID:kxxlvwAs
後ここでSS投下されてないキャラって、
クリスだけだよね?

出てないの書こうかと思ったが、
クリスは非常に情景が浮かびにくいorz
696名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 15:11:48 ID:nYia4lqL
クリスは可愛いエチーになりそうだな
クリス萌えなんで695に期待!
697名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 16:06:56 ID:YiXxnaUw
クリスは意外にSに見える……のは自分だけでしょうか
698名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 16:20:34 ID:hsJXLEWD
―――ある日の昼下がり
「なぁなぁ、予行演習の成果試してみぃひん?」
「試す?今部屋だし馬はいないよ?」
「ボクがお馬さんになるねんv」
「???」
「いっぱいぎゅーして、いっぱいちゅーして、いっぱいぴったんこして、
そんでボクがお馬さんになるねんv」
「それって…」
「さぁ?…なんやろ?若ちゃん先生に聞いてみ?」

<終>

てな感じで何時まで経っても始まらない…orz
699名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 17:42:27 ID:2Qlm2IF6
クリスめちゃくちゃ好きだけど
エロ方面がぜんっぜん浮かばない…

なので職人様のSSに期待!
700名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 18:20:37 ID:ETck4U1N
なんかクリス×デイジーって対面座位なイメージ…
701名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 19:15:20 ID:YF6FvuDX
>>700
対面座位でゆらゆらかあ、いいね!ジョイジョイ!
702名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 22:27:51 ID:2cTwQ4yX
密着する体位が好きそう
ラブラブなのしか想像出来ない


いっちょ頑張ってみるよ
703名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 23:52:16 ID:VQAFKHQg
クリスにはすごく萌えたけど関西弁なのがネックな気がする。
書き難そうとか嘘臭くなりそうとか。
704名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 00:37:11 ID:S+a2fCEB
エッチの時だけ標準語、ってどーだ?w
705名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 00:40:14 ID:PCFLRly2
クリス「Yes! Yes! I'm coming...」
706名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 00:58:55 ID:E9j+Zfti
>>705
それ標準語じゃなくて世界の共通語www
707名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 03:36:51 ID:0FwkbAYx
共通語じゃなくね?
708名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 12:05:55 ID:vBAMZy+I
ぐっさんとか秋刀魚さんがよく真似する「オーイエスオーイエス」なら共通語だな。
昔ちーたんでやらかした赤恥が…
709名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 16:52:22 ID:ZX0uF6uB
エッチな外国人設定のはずなのに「二人で海外旅行(日帰り出来ない)」で混乱する奴だからなあ……>>695に期待
710名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 21:35:58 ID:Bz45XVw/
ちょ、おまいら質問。
はね学の女子制服冬バージョンて、
あれワンピースは背中にチャックがある、でFAだよな?
711名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 21:50:40 ID:k1553gJt
>>710
公式見解は分からないが、まぁワンピースだし
無難に背中チャックでFAで大丈夫だと思う。
712名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 22:08:10 ID:Bz45XVw/
>>711
DA・YO・NE!!
むしろ背中チャックじゃなかった時の着脱方法を問いたい小一時間問いry

んで思ったんだが、あの制服って脱がさずヤる場合
挿入自体はまあスカートだからパンツだけ脱がせば可能は可能なんだが、
じかに胸を揉みたいとか思ったらそれはもう面倒な手順になるんじゃないかと
いかがですか?
713名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 22:11:33 ID:qaCyNYD8
そうだね。
1みたいにスカーフが乱れているだけでセクシーになったり
情事を臭わせることもできないし
胸元をはだけるのも無理。
2の制服は見た目もガードが固そう。
714名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 22:17:56 ID:+oj6xHcD
2の制服ってなんとなくミッションぽい感じがするけど違うのよね。
ガードが固いってのは、つまり脱がし甲斐があると思えば!

──ケープのリボンをほどいても、素肌に辿り着けるのはまだまだ…
が、がんがれ、学校でエチ狙ってる男子!
715名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 23:01:57 ID:XPdupZnv
今志波書いてるけど・・・エロまで長くてもアリかな・・・?
だるかったら無視してくれればありがたいんだけど。

ところでデイジーたちの高校って私立なの?
志波ってピッチャー?バッター?
事故チューなし設定で7割出来上がってます。
716名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 23:04:13 ID:QCDlMn+9
>>715
私立かどうかは取説読めば分かる。聞く前に自分で調べれ
717名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 23:05:34 ID:+oj6xHcD
だから経過報告イラネってば

バッターだと思う。バッターだったらポジションどこだろ。内野っぽいけど。
718名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 23:47:48 ID:XPdupZnv
>>717
あ、経過報告しちゃ駄目だったの?ごめんなさい。
>>716
取説汚して捨てたからわからなかったです。
じゃあネットで調べればって感じですね。すみません。
私立でしたね。じゃなきゃあんな制服ないですよね。
719名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 23:50:29 ID:qaCyNYD8
投稿する前にそのスレ一本も読めないような人は投稿しなくていいですよ
720名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:03:49 ID:db4HYJti
>>718
私は経過報告楽しみだけどな
ま、ガンガレ!志波なら読みたい
待ってるぞ
721名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:18:50 ID:lHDmKpJo
>志波ってピッチャー?バッター?

未攻略ですか。
経過報告は誘い受けだからやめろって。
次スレではテンプレ>>1に入れなきゃダメね。
722名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:39:35 ID:f1DqV+im
釣りですか?
っていうか釣りじゃなくても読みたくない臭いがするw

取説、汚れたからって捨てるかな〜普通?
そもそもそこまで汚れるって滅多にないんじゃ……
723名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:41:27 ID:wsnwsGrW
ここのスレって厳しいみたいね
報告もNGか
724名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:43:26 ID:ITTr+zXn
誘い受けになっちゃいますか。そですね。
駄目ならもうしません。すんません。
ただみんなそつなくエロまで持ってってるから、
このスレはエロまで長めだといけないのかなって。
それが気になって。
725名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:49:24 ID:ITTr+zXn
>>722
汚い話、ゲーム中トイレ行ってたら猫がかなりやばい液体系の
ゲロ大量にして・・・。
呪いました。
釣りじゃないです。
読みたくないなら書く時ちゃんと前報告しますから、
せっかく頑張って書いたんで載せるくらいは許してくれたらありがたいです。
726名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 01:04:10 ID:f1DqV+im
どうでもいいけど、いい加減黙ってほしい。
取説の話出したの自分だけど、それ弁解しなくていいから。理由いいから。
エロまで長めだといけないって意味不明だし、正直、諸々の発言で萎える。
もう返事も馬鹿馬鹿しいからやめておくよ。

載せるのを許さないなんて権利は誰も持っていない。
投下されたのを読むか読まないか、選ぶ権利はそれぞれにあるけどね。
それじゃおやすみノシ
727名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 01:06:48 ID:f1DqV+im
もちろん、投下する職人さんのほうにだって、
投下するかしないかの選択があるわけですよ。一応追記。
728名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 01:28:28 ID:zQwSMsW8
tu-ka一年くらいROMった方が良いんじゃね?
じゃなきゃ普通の投稿系サイトにでも投稿したら

スミマセン釣られましたほんとスンマセン
729名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 02:14:04 ID:hiIWe5fH
以下長文でスレ住人に意見+提案
嫌な方はスルーでヨロ


別に擁護じゃないんだが…これまでの流れを見てると
正直、>724の発言だけじゃなくこのスレ自体に問題があった気もする

一度本スレに貼られた挙句、2発売直後でみんな需要>供給だったから
ログ見てみると職人さんマンセー>ルール遵守状態でもあったし、
職人さんにも初SSや初投下、つまりこの板の職人としては初心者の人が多かったよね

それが悪いわけではないけど…この板にあるスレの中では、まるでSS投稿サイトのようなノリだなと思ったことはあるし、
経過報告やリクキボン等、ちょっと違うんじゃないか的な書き込みが嫌だったら
スレ住人の方も職人さん達にある程度はルールを守って
投下してもらえるようなふいんき(何故か変換できない)を作ってかなきゃ駄目なんじゃないかな
730名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 02:25:48 ID:lHDmKpJo
1の1本目からこのスレにいて、投下もしている者だけれど
ルールを守る人は、投下する前に
スレのふいんきを見てルールも見てから投下するもの。
それができない人に注意するのは何も悪くないですよ。
投下してほしいばかりに、初心者職人と職人予備軍にへこへこする必要はないです。
731名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 04:26:57 ID:vLtKh63J
それもなんか違わないかな?
ヘコヘコするのとお互い敬うのは違うけど、その言い方だと明らかにカドが立つよ。
職人さんは、読んで感想いってくれる人、時に批判くれる人を大事に、
読む専門の人は、自分が書けない分、書いてくれる人に敬意を払うのが当たり前ってテンプレにもなかった?
1の1本目から投下してるっていう枕詞は、「常連のいうことがルール」みたいにいいたいように聞こえるよ。
特に職人予備軍や初心者職人て言い方はどうかと思う。
職人さんだって最初からうまいワケはないんだし、すぐ刺々しくならんで、長い目で見ましょうよ。
732名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 04:33:03 ID:hiIWe5fH
自分の言い方が悪かったのかもしれないけど、
>投下してほしいばかりに、初心者職人と職人予備軍にへこへこする必要はないです。>729ではまさに↑を言いたかったんだが

別に読み手>書き手とは考えてないし、投下してくれるのは本当にありがたい
だけど、ルールとかがわかってなかったり、わかろうとしなかったりする職人さんがいた時に
このスレでは職人離れを危惧してあえて突っ込まずマンセーしてたように自分には見えた
で、それをしてたら新規の職人予備軍もそのスレのふいんきにならって気軽に投下しようとして、
結果、空気嫁とかルール嫁みたいな書き込みしちゃうだろうなと思うんだけど…
733名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 04:41:19 ID:hiIWe5fH
追記

ちなみに自分は初心者だろうと予備軍だろうと熟練だろうと
職人に投下してほしいばかりにスレ住人がへこへこする必要はないと思う
初心者がどうとかじゃなく単純に空気やルール読もうぜーって話でね
734名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 04:53:41 ID:9e/Twpz5
空気空気というが、今読んできた無印スレ1の空気なんかは
相当ヤバさ満開だったけど
あれはスレ草創期だったから、なの?
735名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 08:13:50 ID:VXLrl9By
もう投下したい奴は問答無用で投下してくれ
需要があればウケるし、なけりゃそれまでだし、叩かれるのが恐くて投下出来ないならしないほうがいいよ


つうわけて志波マダー?隠しマダー?氷上マダー?www
736名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 09:08:59 ID:rbAhJLwG
てかこの流れじゃ誰も投下できないよ。
>>715は、このスレを隅から隅まで熟読して半年ROMる事を推奨。
>>729>>730>>732の様な人は、ネ申な職人の個人サイトへ行けばいい。
初心者や予備軍だからって言う言い方はオカシイ。
ネ申な職人以外は投下してはいけないきまりはない。
嫌な方はスルーでヨロ って言えば何言ってもいい訳じゃない。

と言うことで、
テンプレ、空気、ルール熟読。理解できない奴イラネ。
理解してから、下手でも何でもどんと投下しろ。>書き手

誘い受けや経過報告読んで萎えたならその作品読むな。
誘い受けや経過報告同様、それに対する過敏な反応・非難イラネ。>読み手

これでいいジャマイカ。

そして、ここで一発空気を変えてくれる方からの投下を待つ!
737名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 10:00:17 ID:hiIWe5fH
しつこくてスマソが>736にちょっと追加した方が良い気がする

・この板では基本的に投下内容が良ければ「GJ!」等のレスが、
逆にレスがなければそれが感想と言われているので、投下の際はそれを了解した上で。

このエロパロ板そのものが初めてって人が多い印象を受けたから
一応これも次回テンプレに貼っといたらどうか


ついでに揉めてスマソかった
このスレの状態をスルーできずに馬鹿な提案した自分も大概厨だなorz
738名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 12:15:50 ID:UV1t78Sr
次の投下を全裸にケープ着けて待ってます
+   +
 +∧_∧  ドキドキ
 (0゚・∀・) ワクワク
 ∠_人ゝ
 (0゚∪ ∪ + テカテカ
 と_)_) +
739名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 13:44:34 ID:fWvljx/J
ちょwwまさしく『下に何か着てください』www
740名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 13:46:50 ID:vLtKh63J
志波×デイジー(・∀・)/∪⌒☆チンチン
741名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 13:56:00 ID:a6Imb5zF
>>738-739
ウーロン茶吹いたw
742名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 14:05:03 ID:9e/Twpz5
裸ケープに素でそそられつつ投下
残念ながらキテル×デイジーです。許せ>>740

<諸注意>
・デイジーの名前は「小波美奈子」
・ハリーとお隣が名前だけ出てくるが特に当て馬等ではない
・エロまでがものすごく長い。ロングロングスポーツタオルくらい長い
・長いわりにエロは薄め。むしろ寸止め
・この話の半分はご都合主義で出来ています
743キテル×デイジー 1/13:2006/09/01(金) 14:06:51 ID:9e/Twpz5
彼女が謎のパーカー男に呼び止められたのは、
四時間目前の小休憩、次に授業がある化学室への廊下を急いでいる時だった。
「美奈子これハイ」
目深にフードを被った風体はあからさまに奇怪だったが、
その独特の焦ったような口調で相手が佐伯であるとわかった。
「佐伯くん?…なに、これ?」
差し出された物体に素直に手を伸ばしながら確認する(本当はそれ以前に
その扮装の意味を質したくはあったが)。
「鍵。楽器庫の」
「え?」
「昼休み、それ使って中入って待ってて。俺もなんとか撒いて行くから」
「え?」
「そんだけ。あと俺より遅れたらチョップ。じゃ」
言うだけ言って颯爽と身を翻すパーカー男。動きに一切無駄がない。
彼が校内で話しかけてくる時は大抵こんな具合だった。
なるべく人目につかない場所でもって、素早く用件だけを伝えて去る。
誰かに目撃され「噂」になるのをとにかく避けたいらしいのだが…
ついに変装まで駆使するようになったかと、その執念になんだか
敬意すら感じる彼女であった。
(佐伯くん、隠密活動に慣れてきたなあ…)
744キテル×デイジー 2/13:2006/09/01(金) 14:08:26 ID:9e/Twpz5
昼休み。

言いつけ通り彼女が楽器庫で壁に背を預けつつ体育座りで待っていると、
約5分遅れで彼がやってきた。
「美奈子いる!?」
まだパーカーだ。
「いるよ」
「…よし。チョップなしだな」
入るなり、素早く内側から鍵をかけ、大股で歩み寄ってきて彼女のすぐ隣に腰を下ろす。
フードから顔を出し、天井を仰いで息を吐く。
「あーーーーー疲れた…」
「お疲れ様。どうしたの?」
「どうしたのっておまえ、バカ。今日がなんの日か言ってみろ」
「えっと、バレンタイン……あっ、そっか」
「そうだよ。なんであんな鬼気迫る目で追ってくるんだよみんな。意味わかんないよ」
そう、今日は泣く子も黙るバレンタイン。普段控えめな女子でさえ、何かにとりつかれた
ようなテンションを身に纏う摩訶不思議な一日。当然「学園の王子様」としての地位を
確立している彼のこと、疲弊速度は普段の比ではないのだろう。
…と、他でもない、彼の「カノジョ」である彼女がのんきに考えてしまうのには理由
がある。彼女は家が近い特権を利用して朝、登校時に手作りチョコを贈呈済なのだった。
彼はとても喜んでくれた。『あとで、一緒に食べようぜ。どっかに隠れて…』
「それで変装までしてるの?」
「うん、針谷から借りた。おかげでサイズ合ってないんだ…とか言ったら
怒るよなあいつ。…てか暑ッ!」
言って乱暴にパーカーを脱ぎ出す彼。汗を含んで乱れたその前髪に、彼女は
そっと指を伸ばして毛先を整える。
まるで愛犬の毛並みを慈しむように。もう一度。
「…お疲れ様」
「……ほんと、疲れた」
745キテル×デイジー 3/13:2006/09/01(金) 14:10:31 ID:9e/Twpz5
ふと、彼の瞳がやわらいだ。母親を見つけた子供みたいに。露骨に安堵を含んだ
目で見つめられ、なんだか気恥ずかしくなって彼女は傍らにある
バスドラムへと視線を泳がせる。
整然と並べられた漆黒のケース郡。主に吹奏楽部が練習に使用するのだろう、
帰宅部の彼女には縁のない、見慣れない楽器達がそこにはたくさん保管されている。
「あれ?でもなんで、佐伯くんが楽器庫の鍵なんか…」
「それも針谷から借りた。ほらあれ、あいつのギター」
親指で指された先を見ると、確かに見覚えのあるアコースティックギターが
棚に立てかけられている。
「授業してる間はここに置かせてもらってるんだってさ。ちゃんとブラバン顧問の
許可取得済。勝手に合鍵を作ったのは内緒らしいけど」
「ええっ?そ、それって…」
「まあ、いいだろ針谷の話は。…つか俺、腹減った。チョコ、食べていい?」
言って彼はズボンのポケットから、朝彼女からもらったチョコレートの包みを
取り出してみせる。
「わあ、持ってきてたの?」
「言っただろ。一緒に隠れて食べようって」
「そうだけど…てっきり冗談かと思ってた」
「いつだって本気。それが俺流。開けるぞ」
言うが早いか、慎重に包装を解いていく彼。内容物の外見に関しては、
朝の時点で既に賛辞を頂いてあるので心配はしていないのだが。
問題は味。
こればかりは、実際に食べてもらうまで結果がわからない。
彼女は内心ドキドキしつつ、彼がそれを口に運ぶ様を見守った。
746キテル×デイジー 4/13:2006/09/01(金) 14:11:34 ID:9e/Twpz5
まず一口。
「…………」
「……ど、どうですか…?」
ひとしきり味わってから、指に付着したココアパウダーを舐め取りつつ
彼は彼女を一瞥する。
少し、びっくりしたような面持ちで。
「…なんか、うちのコーヒーに合いそう」
「あ、よかった!実はそれを一番に考えてレシピ練ったんだ。
せっかく佐伯くんに食べてもらうんだし」
「マジかよ。おまえ、結構すごいな…」
「えへへ。で、おいしい?」
「あ、うん。それは、普通に…全然…」
「どっち?」
「……おいしい。すごく」
相変わらず素直に感想を述べるのを嫌がる彼だが、その照れたような
笑顔に彼女は心から満足した。
「なんか、安心したら喉渇いちゃった。自販機でなんか買ってくるね」
「あ、ダメ」
立ち上がりかけた彼女の腕を掴み、彼は手を再び制服のポケットへと突っ込む。
「え?」
「時間がもったいない…あ、いや、だ、だからそういうこともあろうかと…
実は買ってあるんだおまえの分。…ハイ」
そう言って差し出されたのは、彼女が普段から愛飲している
缶コーヒー(正確には缶カフェオレ)に間違いない。
「いいからお子様は、大人しくそれ飲んでなさい」
「…ありがたいけどなんか言い方が納得いかないよ、それ」
「そんなミルクたっぷり砂糖たっぷり着色料たっぷりの量産飲料を
飲めちゃうヤツはお子様で十分だ」
こういう時、彼の舌は驚く程滑らかになる。この屁理屈屋さんめ、と
思いつつあえて反論はせず、彼女はもう一度床に腰を落ち着け、
缶コーヒーのリングプルを押し開けた。
747キテル×デイジー 5/13:2006/09/01(金) 14:12:39 ID:9e/Twpz5
一口飲んでから、
「そういや佐伯くんて、かたくなに缶コーヒー飲もうとしないよね」
ふと思いついて、すぐ横の彼を覗き込んだ。彼は二つ目のチョコレートを口に
運びつつ、
「だって、邪道だそんなの。風味も色合いも話になんないし。コーヒーの風上にもおけない」
「こだわりがあるなら無理に薦めないけど。結構おいしいのにな」
「……へえ?」
突然、缶を握った方の手首を強く捕まれ、引き寄せられて彼女はバランスを崩す。
そのまま缶に口をつけるのかと思いきや、彼の唇はその上を跳び越して
彼女の唇に衝突した。
「…!」
不意を突かれて侵入を許した彼の舌が、口内に残ったカフェオレの味を
全て舐めとろうとするように動き、やがて離れた。
思いがけないキスに唖然とする彼女の前で、彼はふと、思案げに眉根を寄せる。
「……。悪くないけど、どっちかわかんないな」
「…え?」
「コーヒーがおいしいのか、おまえがおいしいのか」
あまりの発言にさらに絶句する彼女に向かって、ちらりと人の悪い笑みを浮かべる。
人気者の彼が、決して彼女以外の人間の前では見せない、
悪戯っ子のような笑顔。
非難する気力すら削がれて、彼女は膝を抱えて溜息をついた。
心臓が、今にも胸元を突き破って飛び出してきそうだ。
(もう、かなわないよ、佐伯くんには…)
748キテル×デイジー 6/13:2006/09/01(金) 14:13:59 ID:9e/Twpz5
「ねえ、佐伯くん」
「ん?」
「わたしってどんな味?」
順調に残りのチョコを消化していた彼がそこでやや、唐突にむせた。
彼女にしてみれば、純粋に頭に浮かんだ疑問符を口にしただけに過ぎなかった。
が、今度は彼が意表を突かれて彼女の顔を見つめる番だった。
「…どんな味って」
「うん」
「うんじゃなくて。……いや、待て、ちょっと考える時間をくれ」
「うん…」
彼女から目を逸らし、黙々とチョコレートを口に運ぶ彼。その表情は試験前の
ように悩ましげだ。
ひとしきり思案に思案を重ねたらしい沈黙の末、
「……カピバラの味?」
放たれた答えに、さすがの彼女も気色ばんで乱暴に缶を置く。
「佐伯くんは!カピバラを!食べたことがあるんですかっ!?」
「あるわけないだろ。シッ、てか、声が大きい!」
「佐伯くんが失礼なこと言うからだよっ。それにほら、いつのまにか
チョコあと一個しか残ってないじゃない!一緒に食べようとか言っといて
ひどい!わたしの分は!?」
「げ、ホントだ」
本気で驚いたように彼が目を丸くする。残りひとつとなったチョコレートと、
己の指先とを交互に見つめている。真剣に無意識の上での
行動だったのかもしれない。…意外に食い意地が張っている。
749キテル×デイジー 7/13:2006/09/01(金) 14:14:55 ID:9e/Twpz5
「でも、大体作ったのおまえだし。味見ぐらいしてるだろ、家で?」
「……う」
痛いところを突かれて彼女はおろおろと視線を逸らす。が、それを見過ごす
彼ではない。
「小波さん?目が泳いでるけどどうかした?」
わざとらしいまでに優しい追及の声。見ると、顔に張り付いた
笑みまでもが王子仕様。
「実は…遊くんに食べてもらっただけで、自分では、して…ない」
「……なんだって?」
王子から一転、彼の声音がマイナスの磁気を帯びる。
慌てて彼女はブレザーの袖を掴んで弁解した。
「だ、だって時間がなかったんだもん!仕上げに意外と手間取っちゃって、
あああああれでも結構トッピングにこだわってるんだよ、べべべ別に
今朝寝坊したなんてことは全然、」
「どうでもいいけど。ユウくんて誰?」
「…え?」
「ああ、隣のガキだっけ。小学生なら、まあ……どうでもいいけど」
勝手に不機嫌になったかと思ったら今度は勝手に自己完結。
次々に表情を変える彼の奔放さに、慣れている筈の彼女さえ
やや呆然としてしまう。…本当に、子供のような人だ。むしろお隣の
遊くんよりも子供。始末に終えない程身勝手。みんなの前で見せる、
記号化された王子様キャラからは想像もつかないくらい、
彼女の前の佐伯瑛は、無邪気で、無造作で、無神経で、無防備だ。
750キテル×デイジー 8/13:2006/09/01(金) 14:17:01 ID:9e/Twpz5
ふと、訊いてみたくなった。
「ねえ。どうして一緒に食べようって思ったの?わざわざ学校で」
「…は?」
「別に帰ってからでもよかったでしょ?むしろ、そっちの方が
二人でゆっくり食べれたのに。おいしいコーヒーだって淹れられるし」
体育座りのまま、やや首をかしげて瞳を覗き込むと、
彼は何故か慌てて体の向きを変え、
「……学校で食べたかったんだよ」
ぼそりと呟いた。
「?だから、どうして?」
「ウルサイなあ。…ホラ。チョコやるから食え、カピバラ。あーんしてみ」
最後の一個を鼻先にぶら下げられ、釈然としないながらも彼女は素直に
口を開いた。
すぐに口内に甘い味覚が広がるかと思いきや、彼が無表情のまま
チョコをやや右上の方向へずらしたので、仕方なくそれを追いかける。
今度はチョコは左方向へ移動。仕方なく追いかける。もちろん口を開けたまま。
「…………ぶっ」
しばしの往復移動後、耐え切れないといった風情で彼が笑い出す。
それも腹を抱えて床に突っ伏すというオーバーアクションつきで。
「アハハ、カピバラ!おまえほんっとカピバラ!絶対動物園にいる!」
「もうっ!なんなのよ!」
もんどりうって笑っている彼の二の腕に、小刻みにチョップをお見舞いする。
が、いっこうにダメージを与えられる気配はなく、逆にその手首を掴まれて
腕の中に引き込まれてしまった。
彼が素早い動きで体の向きを反転させる。彼女の背が床に押し付けられ、
後頭部が側にあった何かの楽器ケースに軽く衝突した。
751キテル×デイジー 9/13:2006/09/01(金) 14:18:00 ID:9e/Twpz5
「いた…っ」
「あ、ワリ!」
焦ったような謝罪の言葉が存外に近くから聞こえ、彼女は痛みで衝動的に
つむっていた目を開いた。
(……うわ、)
至近距離に、彼の顔がある。
長い睫毛と、黄昏時の海に似た深い色をした瞳。
それが、今は熱っぽく潤んで、まさしく夕陽を反射した水面のように揺れている。
「ゴメンな…ぶつけちゃったな、頭」
少しかすれを含んだ低い声。口に出して伝えたことはないが、彼女は彼のこの、
時折甘えているようにも聞こえる鼻にかかった声が好きだった。拗ねた子供
みたいなしゃべり方も。加えてよしよしと頭を撫でられて、痛みなんてたやすく
どこかへ飛んでいってしまった。……なのに。
「これ以上、バカになったら困るもんな」
「……佐伯くん?今すぐ大声で先生を呼んだっていいんですよ?」
「ウソだよ。冗談だよ。機嫌直せよ、今度こそちゃんとチョコあげるから」
などと明言した側から、彼は手にした最後の一粒を自らの口に含んだ。
「あ、ちょっと!」
そしてそのまま、有無を言わさず彼女の唇に覆いかぶさった。
「……んっ…」
舌と、チョコレートと、唾液の織り交ぜられたものが彼女の口内を
激しく駆け巡る。
先刻したキスでは、彼の舌は口内にあったカフェオレの味を払拭するかのごとく
動いたが、ここでは逆に、チョコレートの味を存分に堪能させるかのように
時間をかけ、念入りに彼女の中を行き来した。
が、やがて二人の交わす熱に溶かされ、口内でチョコレートが跡形もなく消えて
しまった後も、しばらく彼が彼女を解放することはなかった。
752キテル×デイジー 10/13:2006/09/01(金) 14:20:15 ID:9e/Twpz5
「……おいしいだろ?」
ようやく唇を離して彼が訊く。
彼女はかすかに瞼を開け、濃厚すぎるキスの余韻に浅い呼吸を繰り返し
ながら、答えた。
「わかんないよ…。こんなの、佐伯くんの味しかしないもん」
「…………」
そこで彼がもらした吐息が、笑おうとして失敗して出たものだということを、
無論彼女が知るよしもない。
「…おまえ、ほんと卑怯」
「え?」
「かなわないよ…ほんとに…」
脱力した彼の体重が、重力に伴って彼女の上にのしかかる。自然、胸の
ふくらみに彼の胸板がのってきて、彼女は羞恥と圧迫感を覚えた。
「…ん、重いよ、佐伯くん…」
答える声はなく、いつのまにか背中に回っていた両手が器用に
ワンピースのチャックを下ろしにかかっている。
「さ、佐伯くん!?」
「ん」
「待って、ここ学校!お昼休み!」
「ん」
「んじゃなくて…」
彼女がどんなに体をよじっても、同い年の男子生徒の、それも全体重をかけての
拘束を跳ね除けるには及ばない。彼は難なくその指を背筋からワンピースの内部
へと滑り込ませ、矢継ぎ早にブラジャーのホックを外していった。次いで強引に、
だが飽くまで彼女の間接を痛めないやり方でワンピースを襟元から引き下ろし、
たわんだブラジャーに隠された彼女の胸元をあらわにした。
「あ。俺の好きなやつだ」
その下着は淡い水色で、過不足なくあしらわれたレース装飾が
いたく彼のお気に召した一品だった。指摘されて彼女は赤くなる。…なにせ
バレンタインなのだし、放課後は彼の家(同時にバイト先でもある)に呼ばれて
そういう展開になるかもしれないことを想定した上で選んだもので
あることは否定しない。…が、まさか学校内で、あまつさえ昼休みに
お披露目する羽目になろうとは。彼女は自分の甘さに歯噛みした。
753キテル×デイジー 11/13:2006/09/01(金) 14:21:17 ID:9e/Twpz5
「……んっ…」
既に拘束を解かれた後のブラジャーは、彼の手がほんの少し
布地を上にずらしただけで、簡単に丸みを帯びた乳房とその先端を
空気中にさらけ出した。
彼は惜しみなく両手を用いてそこに触れた。左右同時に手のひらのうちに
包み込んで、転がす。指先に少し力を込めただけで、自在に形状を
変えるその柔軟性、弾力感。彼はみるみる埋まりこんでゆく自身の指と、
彼女の肌の色を見比べて今更のように感嘆した。
「相変わらず、白いよな…」
「……、」
佐伯くんが黒いんだよ。彼女は軽口でそう応戦しようとしたが、声にならなかった。
彼がつと右の突起を口に含んだ。舌先でなぶられ、強く吸われて彼女のそこは
みるまに硬質さを帯びてゆく。そうして浮かびあがった突起を、今度は逆に、
彼の舌の表面が平らにならすように丁寧に舐め上げる。下から上へ、何度も。
それからひとつ、すぼめた唇で息を吹きかけ、溢れそうになる声を必死で
押し殺している彼女の耳元に囁いた。
「声。ちゃんと聞かせてよ」
「…だって、誰か来たら、」
「鍵ならちゃんとかけたから。そんなにデカくなきゃ平気…な?」
それでもかたくなに声をもらそうとしない頑迷さに、彼もまた意固地になる。
思うまま乳房を弄んでいた右手を、素早くワンピースの裾から侵入させた。
「…!や、…」
太ももから下腹部へと這い上がってくる指の感触に、彼女は慌てて
身をよじった。
「し、下は嫌、だめだよ…!」
「ウルサイ」
754キテル×デイジー 12/13:2006/09/01(金) 14:23:07 ID:9e/Twpz5
聞きたいのは嬌声であって拒絶ではないとばかりに、三度唇が覆いかぶさって
きて彼女の訴えを封じる。その隙に、半ば剥ぎ取るような乱雑さでショーツが
取り除かれる。そこにチョコの包装を解いた時のような丁寧さは微塵もない。
彼の指が性急に彼女の秘部へと触れた。入り口を探り当てようとするかのごとく
上下に蠢く。と、唐突に指先を飲み込んだ窪みがあるのを確認し、まだそこが
十分に潤っていないにも関わらず、強引にその奥へと侵攻を開始する。
「…ッ!痛い、佐伯くん、やめて…っ」
無理やり唇から逃れた彼女が半泣きに近い声を上げる。…処女のように。
「ウソ。だってこんなに指入んのにさ…」
ゆっくりと、彼女がその存在を無視できないくらいの丹念さで、
彼の指が出し入れされる。
ねっとりと。
「ほら…今、一番奥まで入ってる。…わかるだろ?」
「…ん…、や…」
「すっごい熱い。おまえん中…」
内膜を擦られるのと同時に、外部にある敏感な突起を親指の腹で
刺激され、否応なく溢れてくる快感と愛液。摩擦が減り、自然勢いと速度を
増す中指の動き。いつしか泥水をかき混ぜるのに似た水音がそこに生じる。
彼が耳朶の裏側で低く笑った。
「やらしい音…。聞こえてる?」
「ん、ぁ、あ…お願い、言わないで…」
「美奈子」
荒い呼吸を繰り返しながら彼が彼女の名を呼ぶ。その切迫した響きを聞いて、彼女は。
(…なによ)
(佐伯くんの方が、動物みたいじゃない)
755キテル×デイジー 13/13:2006/09/01(金) 14:24:55 ID:9e/Twpz5
「美奈子。…してもいい?」
訊かれても、指の動きが止まらないままでは満足に答えることもできない。
かわりに彼女は喘ぎながらも腕を伸ばし、制服の上からそっと、彼の股間に
手を当てた。そこは予想通り、今にも破裂しそうな程の質量と熱を持って
いびつに膨れ上がっていた。
紅潮した彼の顔に、苦痛に似た影がよぎる。かすかにうめき声のような息が
もれる。こんなにつらそうな表情で求められて、拒めるはずがないのだ。
(ずるい人…)
いつだってそう。彼は子供のようなあどけなさと、精悍な青年のたくましさとを
使い分けて知らず自分を夢中にさせる。その狡猾さと無意識の引力に、逆らえる
筈なんてない。
「……ちゃんと、つけてくれるなら、いいよ」
触れた熱源をなだめるように撫でながら答えると。彼は得意げな笑みを
浮かべ、ズボンのポケット(奇しくもチョコの包みと缶コーヒーが出現したのと同じ場所)
からコンドームを取り出して口の端に咥えた。歯で難なく封を噛み切る。
「四次元ポケットみたい…」
「……はあ?」
「なんでも出てくるね。佐伯くんのポケット」
せめてもの皮肉を込めて彼女は呟く。喘ぎ声の合間に。
「おまえさあ…もうちょっと色気のある表現しろよ。だからお子様なんだよ」
憮然と言って、彼はようやくネクタイを緩める。自分ばかりを脱がせておいて、
彼の制服には未だほとんど乱れがない。その理由を彼女はちゃんと知っている。
だって今は2月。真夏生まれの彼は、寒さに弱い。
(どっちがお子様なんだか)
あえて口には出さず、彼女は半ば観念したような気分で、本格的にのしかかってくる
彼の重みを受け止める。できれば早めに終わってくれればいいな、と、
タイムリミットの迫る昼休みに思いを馳せながら。

<おわり>


おそまつさまでした!
おつかれさまでした!
756名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 14:34:17 ID:Yix/K/Nf
>>742
GJ!乙かれ
注意書きあったけど、いい文章でぐいぐいひっぱってくれたもんだから
ちょww寸止めかよwwwwと突っ込んでしまった
757名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 14:39:29 ID:HzOaOKHA
ふとのぞいてみたらこんな時間にリアルタイムktkr!!
二人ともかわいすぎる……ていうか、キテルがすごくキテルだよ!
やばい、ものすごくツボに入った……神よありがとう。GJでした!
……で、続きは?w
758名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 14:43:05 ID:miwn0Nac
GJ!!
掛け合いもキャラらしかさがあっておもしろかったし、エロ描写も良かった!
激萌させてもらった。乙!
759名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 15:19:14 ID:7l4HvOkF
テンポ良くてよみやすかった!GJ!!!!

そして自分も言わせてもらう。
寸止めかよwwwwww
760名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 16:20:28 ID:2+GvJzUD
神GJ!!
キャラの味が出てて美味しくいただきました。
761名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 17:10:20 ID:8poSWvSS
eros!!!!!
神乙でした!!
そして…


寸止めかよwwwwwwww
762クリス×デイジー0:2006/09/01(金) 18:27:51 ID:1eBKVANi
皆様お待ちかね…
ではないかもしれないけど、
今まで出てないクリス×デイジー投下します!
かなり文章が雑ですが…

・非常に書きにくかった…orz
・微エロで精一杯な上ギャグみたい
・デイジー&くーちゃん表記。
 (クリスばデイジーとは呼ばんのでご安心あれw)
・微エロギャグですが、ラブラブぴったんこでジョイジョイしてます!!

携帯厨なので、うpに時間がかかりますが、
お時間頂けると幸いですm(_ _)m
763クリス×デイジー1:2006/09/01(金) 18:31:36 ID:1eBKVANi
「くーちゃん!」
「あかん〜…今日も可愛いすぎる〜v」
「もう、またそんな事言って…」
灯台での告白からもうすぐ半年が過ぎようとしていた。
クリスの仕事は相変わらず忙しく、二人が逢える時間は限られていた。
そんな中でも、お互い時間を作ってはぴったんこしている。

「なぁなぁ」
「どうしたの?」
後ろからぴったんこした状態で、耳元で囁く。
「もっとぴったんこした〜いv」
「これ以上どうやって?」
振り返り不思議な顔をするデイジーに対し、
「邪魔なもんがあるやん。」
「邪魔な物?」
「うんうんvこんな布切れ纏ってたら綺麗な君の肌が見えへんし、
ぴったんこしててもあったかさ半減やろ?」
クリスの手はタンクトップの裾を引っ張っていた。
躊躇い俯くデイジー。
「…それは…服脱いでって事?」
「うんうんv君の一番綺麗な姿が見たいねんv」
「・・・でも恥ずかしいし…」
「そっか…ボクも見せたら君も恥ずかしくないやんな。そうしよv」
そう言うと徐に服を脱ぎ捨て、一糸纏わぬ姿を曝け出した。
外国の血が流れるクリスの身体は、日本人とは違っていた。
細すぎず太すぎない程良い肉付きに、透き通る様な白い肌…
それはまるで均整の取れた彫刻の様だった。
「…くーちゃん?!」
初めて見る父親以外の裸体に戸惑い顔を赤らめるデイジー。
「さぁ次は君の番やで。早く見せてv」
「…恥ずかしいからあっち向いてて。」
「えぇ〜…まぁしゃあないな。わかった」
そう言ってデイジーに背を向けた。
(…恥ずかしいけど…覚悟決めなきゃね!)
決心を固め、タンクトップ、プリーツスカート、そして下着…
全てを脱ぎ捨てた時、再度羞恥心が湧き起こる。
た。
うっすら浮かぶ鎖骨、程好い大きさの乳房、白い肌…
「…めっちゃ素敵v」
目を細めうっとりした顔つきのクリス。
そして彼女の淡い桃色の唇にちゅーをし、そしてぎゅーってした。
「思った通りや。こないしてる方が何倍もあったかい…」
「…くーちゃん…」
デイジーはそっとクリスの背中に手を回し身体を委ねた。
「…あかん〜。もう我慢でけへん…!」
764クリス×デイジー2:2006/09/01(金) 18:36:12 ID:1eBKVANi
デイジーを両手で軽々と抱き上げる。俗に言うお姫様だっこというものだ。
そのまま見慣れたクリスの部屋のキングサイズのベッドに下された。
高級感漂うそのベッドは今まで体験した事のない程弾力を持ち、
デイジーの身体を優しく包み込む。
「君の事が大好きや…ホンマに…」
再度口付ける。さっきのちゅーとは違う…もっともっと深いちゅー。
温かい舌と舌が絡み合う。
緊張のあまり固まるデイジーの髪を優しく撫でる。
「えぇねん、君は何にもせんで。ボクがいっぱい君の事愛したげるから。」
耳元での囁き。吐息が耳を撫でる。
何も言わずこくりと頷くデイジー。
笑顔で頷き返すと再々度口付ける。
その唇は、瞼、耳、顎、首筋と場所を変えていく。
それはデイジーの緊張の糸を解き解すかの様に優しく、そして丁寧に落とされてい
く。
「綺麗やで…」
手を胸元へと伸ばした。壊れ物を扱う様に優しく触れ、感触を確かめる。
肌理細やかで白い柔らかなその乳房の真ん中で、
桜色のその中心はとても映え渡っていた。
舌先で突起の周囲をなぞってみる。
「…ぁ…ふぅん…」
思わず声が出てしまった事に恥ずかしさを隠せなくて、両手で顔を覆うデイジー。
「我慢せんでえぇんよ。君のその声も、この身体も、ボクは全部大好きなんやから…v」
顔の前の手を取り払い、その手の甲にちゅーをした。
再度胸元の桜色の中心を舌先でなぞる。今度は突起の先端にも、舌先は触れる。
「…んんっ…」
まだ控えめなデイジーの声。
クリスはその突起を口に含み、口内で舐め上げる。
「…っあぁ…っん」
「そうそう。もっと可愛い声聞かせてv」
左胸にあった手は、脇腹をなぞりするすると下半身へとおりていく。
膝の隙間から内腿を撫でる…
その手は既に密が溢れる秘境へと到達しようとしていた。
「いっぱい感じでくれてんねんな…めっちゃ嬉しいv」
指先に溢れ出る蜜を絡め、未開の秘境を開いた。
そしてそこにある蕾を密で潤った指先で愛撫する。
「…っはぁんっ…!…くー…ちゃん…ダメ…!」
「もっといっぱい感じてえぇんよ…ダメやないよ」
秘境からは、くちゅくちゅと猥らな水音が奏でられる。
「…あぁっん!」
悲鳴にも近いデイジーの声は、クリスの指が秘境の奥地へ侵入した合図だった。
中指を少しずつ且つゆっくりと出し入れする。
そして腹側上部の少しざらついた部分を擦る。
指先の動きに合わせて、撓るデイジーの身体。
765クリス×デイジー3:2006/09/01(金) 18:39:00 ID:1eBKVANi
「…はぁんっっ…!…もう…」
デイジーの言葉を遮るかの様に、外の蕾を親指で捏ねる。
「だめぇぇぇぇぇ…!あぁぁぁ…っっん!」
放心状態でベッドに横たわるデイジー。
「大丈夫?痛くなかった?…でもイってくれたんやんなv」
「…うん。全然痛くなかったよ。イったかはわかんないけど…」
「良かったぁ〜vでもな、まだ終わりやないで。見て?」
笑顔でクリスは自分の下半身を指差す。
その先には、起立したままのクリス自身があった。
「うん…わたしもくーちゃんと一つになりたい…」
「ありがとう…v」
それと同時にデイジーに多い被さり口付けた。
部屋の照明にクリスの長い金髪が更に金色の輝きを放っている。
先程の余韻で、デイジーの秘境は充分過ぎる程の潤いを持っていた。
ベッド横のラックからコンドームを取出し、それを自身に装着した。
「痛かったらゆうてな?」
「うん…」
緊張からか初めての恐怖からか、全身に力が入り、硬直しているのが声からも伺える。
それを察したクリスは、デイジー耳元から優しく髪をかき上げ撫でる。
「大好きやで…これからもずう〜っと。一生ラブラブでぴったんこしてよな…v」
耳元で囁きながら、少しずつ自身を秘境の奥へと侵入させる。
「…っっ!」
痛みに歪む顔。しかしそれも時間共に慣れてきたのか、
少しずつ表情も穏やかになってきた。
それを見計らい、少しずつ出し入れする。
デイジーを気遣い、優しくゆっくりと出し入れする。
「君の中…めっちゃあったかい…最高やで…」
徐々に出し入れのスピードは増していく…
「…はぁんっっ!…くー…ちゃ…ん!」
クリスはデイジーを抱き起こし、自分の腿の上へ抱きかかえた。
そして下からしなやかな腰使いで突き上げる。
目の前で、そして自分の上で乳房を揺らし舞うデイジーに
最上級の愛おしさを感じたクリスは、力いっぱい抱きしめた。
そして更に動きは激しさを増して行った。
「あぁぁっ…んぁあっぁぁぁ!」
激しい声を上げるデイジーをベッドに倒し、
一気に絶頂への階段を駆け上った…


766クリス×デイジー終:2006/09/01(金) 18:40:39 ID:1eBKVANi
暫しの間、力尽き横たわっていた二人の沈黙を破る様にクリスが口を開いた。
「…あか〜ん…」
「え?」
「…ますます君の事が好きになってしもうた…。
あんな可愛いん反則やわ〜…」
「またそんな事言って…ふふっ。上手いんだからぁ」
「ホンマやって〜!ほらっ!」
「…えぇ!」
さっき尽きたはずのクリス自身は、未だ完全体のままだ。
「もう一回可愛い君が見た〜いv
ジョイジョイ」
「えぇ?!」
「冗談や。でもまた可愛い君、見せてなv」

<終>



以上です。
短い上に微妙…w
皆さん笑ってやって下さい…or2゛
767740:2006/09/01(金) 19:29:34 ID:vLtKh63J
>>742
GJ!全然許すよ(・∀・)ニコニコ
さりげにコンドーさんの袋を噛みちぎるキテルに萌えた…
768名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 20:33:24 ID:9Y2ViWlL
>>742
すっげぇ、キテルがちゃんとキテルだー!
めっさ萌えた。ありがとう、神サマ。

っつか
おそまつさまでした!
おつかれさまでした!
に吹いたw
あなたのセンス大好きだー。

>>762
くーちゃんかわいくて優しくてええなぁ。
こちらもごちそうさまでした〜。
神々の熱き競演、楽しませてもらったよ!
769名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 20:40:41 ID:miwn0Nac
vイラネ
770名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 20:46:14 ID:f1DqV+im
デイジーってつけないと書きにくかったのかな?
vも受け付けないたちなんだが、内容は良かったよ! 乙カレー!!

クリスって素でエロにいけそうだとは思っていたが、まさに癒し系……
771名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 21:12:27 ID:CrTuByyA
>>742
GJGJ!萌え萌えです!
キテルイイ!!

>>762
難しいと言われてるくーちゃん話なのに
よかったよーーー。こちらもGJ!ほんわか萌えでした。
自分もv不要派だが、くーちゃんには合うね。
772名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 21:24:24 ID:1eBKVANi
クリス×デイジー書いた物です。

自分も普段はv付けない派なんですが、
ゲーム内での会話で使われていたので使ってみたのですが…


次からは気をつけます
すいませんでしたm(_ _)m
773名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 21:33:37 ID:8poSWvSS
くーちゃん神乙!!
癒された〜。
774名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 22:40:33 ID:4CVYb9oo
>>742
GJ過ぎて死にそうになった
キテルが、シナリオ書いた人が書いたんじゃね?ってくらい実にキテルだ
同時に職人さんの愛を感じますwエチーに至るまでのやり取りもすごい可愛いよ(;´Д`)ハァハァ
寸止めwでも、もしエチー抜きだとしても十分すぎるくらい萌えられた。
ありがとうございます!ありがとうございます!

>>762
私も「v」受け付けない人間だけど、クリスなら自然な気がしたw
癒し系クリスGJでした。
775742:2006/09/01(金) 22:54:52 ID:9e/Twpz5
遅ればせながら皆様この度は労いのお言葉並びに「寸止めかよ」の大合唱を誠に
ありがとうございます!
ありがとうございます!
ついでに背中チャック説に賛同して下さった>>711-714辺りの姐さん方も
ありがとうございます!
ありがとうございます!
おかげでケープ取る描写を入れ忘れました。もうチャックしか頭に無かった

それでは名無しに戻ります
今後他の神々が、あの厄介な冬服をどう料理して下さるかwktr(゚∀゚)
776名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 23:07:56 ID:rGi5GW5d
>>775
勝手に上半身ケープのみワンピース半ぬがしデイジーを想像し
禿萌えてましたw
つけっぱなしもイイヨイイヨー!
777名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 23:08:37 ID:tquswdsH
>>742
服のチャック良かったよw
いやチャックだけじゃなくて細かいとこの視点も良かった。

>>762
クリスかわいいなぁwテンポ良く読めた。
ゲーム内でもアレは使われてたから自分は違和感なかったよ。
クリスはしゃべり方のおかげでもともとゲーム内でも平気だったし。

職人さん乙かれ様&萌えをありがとう!
778名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 23:21:46 ID:6xjh7fkZ
出遅れたが>>775の姐さん(゚д゚)ウマーな話をdでした。
キテルハァ━━━━━━ *´Д`* ━━━━━━ン!!!
キテル像がすごくしっかりしてて、違和感がなかった。

クリスの姐さんもGJでした(*´∀`)クーチャソ…ポッ
デイジー呼びに吹きそうになるのをこらえながら読んでたよwww
779名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 00:40:12 ID:UItx14Jr
ケープのみ着用エチーってなんかエロイな(*´д`*)
780名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 01:03:05 ID:Do36qTqr
>>772
vじゃなくてJISコードでハート出せばいいんじゃない?
確か「& # 9 8 2 9」の半角で出たと思ったんだが。
781名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 01:10:38 ID:hKEnjuzC
>>742

まさにキテルだなーGJ
寸止めだと注意書きがあったのに話にひきこまれてしまい、
「ここまで来て寸止めかよ!」と突っ込んでしまったー。
782名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 02:13:14 ID:yMjrnJL4
>>742
他の姐さん方も言ってるけど、
読みながら何度も「これなんてサエキテル?」と問いかけてしまったwww
なんかもう全員分書いて欲しい。すごいリアルなの読めそう。
超超超超乙でした!! またの御光臨をお待ちしております!!w
783名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 02:23:52 ID:oaDY3YVT
&hearts;の半角でも出るよ>♥
784名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 04:31:44 ID:C5SHu8K+
>>742がキテル最萌えな自分にはGJ過ぎて寝れなくなった
責任とってまた近いうち投下してくれ神(´・ω・`)
785名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 09:51:09 ID:m1yKysbd
おはようございます!
おはようございます!

昨日ときめき1年目文化祭目指してる時に見た図書室サボりイベントで妄想がひろがりんぐwww
だったので志波×デイジー投下。
SSなんて立派なもんじゃない、ほんのり漂う偽者臭でも良ければブランチ程度にどうぞ。
786志波×デイジー:2006/09/02(土) 09:52:04 ID:m1yKysbd
「ここに居ろよ」
そう言うと少し強引に隣の椅子に座らされた。
「し、志波くん!これから授業だしそれに誰かに見られたら…」
そんな言葉お構いなしに志波くんは私の手を握ったまま寝る体勢に入っている。
「おやすみ」
こうなったらもう抵抗できない。
「…こんな大きな子供のお母さんになった覚えはありませんよ?」
小声で悪態ついてみると志波くんはむくりと顔を上げた。あ、ちょっとムッとしてる。
「…っ」
ぐいと引き寄せられ唇に少し乾いた、けど柔らかい感触が当たる。
男の人の唇ってこんな感じなんだ、なんて思う辺りまだ自分に余裕があると気付く。
「志波く、んッ!」
一度離されたかと思ったらまた口付けられた。
今度は生暖かいモノが口の中に入ってくる。
「ん…ふっ、はあっ!」
息苦しくて恥ずかしくて頭の中がぐちゃぐちゃになってきた所でやっと解放された。
「親子じゃこんなおやすみのキスしないよな?」
知らないよそんなの!って言いたかったけど今の私には息を整えるだけでいっぱいいっぱい。
「じゃ、今度こそおやすみ」
再び寝る体勢に入る。もう!本当にマイペースなんだから!
「…そうだ」
そのままの体勢で話し掛けてきた。こ、今度は何…?
「今みたいな時は鼻で息しないと窒息するぞ」
「志波くんのバカッ!」
787名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 09:54:03 ID:m1yKysbd
こんだけ。
はね学がときメモってフィールドじゃなかったら志波は速攻手出しそうな気がする。
他の奴に手出されるくらいならさっさとツバ付けとくぜ!みたいな感じで。
788名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 11:02:10 ID:2QxLS8c2
ありがとう今日もこれで生きられます
志波GJGJGJGJ
789名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 16:05:06 ID:2/9p8MUt
ちょっとした若妄想垂れ流し投下します。

Hだけ、前後の背景まるで無し。
軽くS若。

それで良い方はお目汚しにドゾー。
790若×デイジー 1/2:2006/09/02(土) 16:06:14 ID:2/9p8MUt


「おや? 君のここ、もうこんなになっちゃってますよ?」

先生が、愛液でびしょびしょになっている私の中心を触りながら言う。

「あ、あ、……あ!」

先生の指。先生のきれいな長い指。
翻弄される私は、足を大きく開いて腰を浮かせて、まるで娼婦のように先生を誘っている。

「いやらしい子だ……僕は大好きですけど。」

先生の指が、つぷりと私の中に差し込まれた。

「ふ、あっ……」

びくん、と身体が痙攣する。
出し入れされる先生の指が2本になり、私の一番感じるところをくっ、とこすりあげた。

「ん………っ!」

それだけで私は軽く達してしまう。

「もういっちゃったんですか? ……そう。じゃあもういい?」

まだです。まだ全然足りない。
私は恍惚とした顔で、哀願するように先生を見る。

「じゃあ、どうして欲しいか言ってごらんなさい。」
791若×デイジー 2/2:2006/09/02(土) 16:07:15 ID:2/9p8MUt
にっこりと微笑む先生は、まるで天使の顔をした悪魔のよう。

「先生の……挿れて下さい」

「僕の、何?」

そう言いながら、先生は私の上に覆い被さると、胸の突起を舌でまさぐる。

「……あ……ああ、あっ。」

快感に大きく仰け反った途端、先生の重みが身体から消えた。

「ちゃんと言わないと、してあげません」

顔を真っ赤にしながら、私は要求された答えを口にした。

「よくできました。じゃあ、ご褒美。」

固くなった先生のものが、勢いよく私に打ち込まれる。
急激に充足した私は、嬌声をあげながらそれを悦ぶ。
先生、先生。大好きです。

「……いいこだ。解ったよね。君は僕のものです。」

がくがくと揺さぶられながら意識が遠のく。

そうです。私は先生のものです。
いつまでも、ずっと、永久に。




★★★

おしまい。
おそまつさまでした。
792名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 20:28:59 ID:UsnvjdoV
>>785
GJ!!志波、いいなあ志波。

>>789
改行が多いのがちょい気になったけど、でも美味しく頂きました
793名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 22:18:21 ID:IV8QIVS+
3年生文化祭の後日にキテルの部屋で
ウエディングドレスを着せたデイジーとエチーになると
いうシチュを妄想して、我を忘れるほど悶えてしもた…。
ネタに困った神がいれば、このシチュで書いてもらえたら幸せだ…。
794名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 23:30:17 ID:HMq1BtTc
花嫁プレイktkr(・∀・)
そして夜明けの海を一緒に見るんだなw
795名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 23:34:21 ID:+tWg7g9a
スクール水着でウエディングドレスで喧嘩バカップルでよければ
796名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 23:44:58 ID:YtqlwV8U
塚、水着ウエイトレスでスク水だったらそりゃもう最強だろうが、
珊瑚礁は今後別の店として思われるんじゃなかろうか。
『スク水DAY』とかさ。
797名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 00:29:50 ID:tfXN2QWU
で、そのうち猫耳DAYだのメガネっ娘DAYだのがどんどん
加わってコスチュームプレイまっしぐらなわけですね(・∀・)
798名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 00:38:34 ID:lwPec6Kt
どこのキャバクラですかそれは
799789:2006/09/03(日) 00:40:27 ID:cUKz50Qn
>>792
読んでくれてありがとう。
投稿してから改行直してないことに気づき orz
次回があれば、気を付けます。

>>793
ウェディングドレスでエチー!禿萌え。
誰の場合でも萌えそうです、それ。
水着で誰もいない岩場でとかもいいなー。
800名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 02:10:44 ID:p0hyoBbg
とりあえず>>795とコスプレ喫茶珊瑚礁にwktkしながら
布団に入るとするよ
801名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 08:26:18 ID:/mhuyskE
制服について本気出して考えてみた



背中チャック肯定陣営─┬─じゃなきゃ脱げないよ派(リアリズム追求派・穏健派最大派閥)
               │
               ├─襟元にホックもついてるよ派
               │   │
               │   ├─キテル器用だから歯で外すよ派
               │   │
               │   └─ハリーいつもうまく外せないよ派─そして逆ギレだよ派(母性本能過多派)
               │
               └─結局氷上は卒業まで指一本触れられないよ派─風紀委員としての己と戦うよ派(葛藤萌え派)



背中チャック否定陣営─┬─あれはジャンパースカートだよ派(物理構造無視派)
               │
               └─毎朝魔法で変身してるんだよ派(幻想主義過激派)
                   │
                   ├─呪文はムーンプリズムパワーメイクアップだよ派(懐古派)
                   │
                   └─今時変身に呪文なんか使わないよ派(プリキュア派・21禁板につき弾圧)


どっちでもいいよ陣営─┬─パンツさえ脱がせば事足りるよ派(合理主義派)
               │
               ├─志波は毎回破くよ派(過激派最大派閥)―弁償代ばかにならないよ派
               │
               ├─天地だって破くよ派─でも事後に涙目で謝るよ派
               │
               ├─クリスとの行為でほころびた袖口を密に縫わせるよ派(血の色みどり派)
               │
               ├─花屋は制服ならなんだって萌えるよ派
               │
               ├─若は制服も征服も大好きだよ派(サド王子推奨派)
               │
               └─隠しはそのうちはば学の制服プレイを要求しそうだよ派
802名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 10:26:30 ID:NtctPKf4
>>801
志波が毎回破くってww



萌えたお(*゚д゚*)
803名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 12:15:58 ID:U4OcnQPL
志波「ふん!」
ビリィィィィッ!
主人公ちゃん「いやーんまいっちんぐ☆」

こうか
804名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 13:12:11 ID:aYXhnNpl
つまり志波や天地が学校で事に及んだ場合、その後のデイジーはノーパンだということか
805601:2006/09/03(日) 13:16:52 ID:61FMgURo
>>804
逆じゃね?その場合パンイチだろ?
806名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 18:13:08 ID:HcG9Sto/
ジャージに着替えるか、最初からジャージになっとくか
807名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 19:08:33 ID:NtctPKf4
ジャージだと捲くり上げてやれる罠
808名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 21:30:24 ID:MwH9XX+U
>>801
ワロタw
809名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 00:07:33 ID:QiN0A+2j
おばんでございます!
おばんでございます!
うっかりキテル×デイジーの新作が目標としてた部分まで書きあがっちまったんで
ひとまず投下させてもらいまノシ

<諸注意>
・デイジーの名前は「小波美奈子」
・舞台=珊瑚礁という設定の都合上マスターががっつり絡んでくるが
 無論当て馬等ではない
・話全体がものすごく長い。竜子姐さんのスカート丈くらい長い
・長いので完結していない。前後編の前編なので今回投下分に関しては
 エロシーン皆無。その分後編はほぼ全編エロになる悪寒
・この話の残り半分は近日中に投下出来る予定です
・あと文章が一昔前のコバ○ト文庫にありがちなこっぱずかしいノリなので、
 そういうの苦手とする方は各自回避して下さい。原則的に自己責任でお願いします
810キテル×デイジー前 序/6:2006/09/04(月) 00:08:56 ID:QiN0A+2j
その日のことを思い出そうとすると、いつも初めに朝ニュースで見た天気予報
が頭に浮かぶ。
『はばたき市周辺は曇りのち雨。夕方以降、ところにより雷雨を伴った激しい雨が降るでしょう』
「うわあ、雨だって。ユーウツ…」
鏡台に座って髪をブローしようとしたら、普段より苦戦していよいよ憂鬱になった。
これも全部湿気のせい。
「傘、ちゃんと持って出なさいよ」
母親の呼びかけには素直にハイと返事をした。
なのに彼女は、あっさり傘を忘れて家を出た。
(それすらも運命だったかもなんてもちろん考えたりしないけど)
でもその朝、もし彼女がきちんと傘を持って登校していたら。
少なくとも、その晩彼女が彼に抱かれることはなかった。
811キテル×デイジー前 1/6:2006/09/04(月) 00:09:55 ID:QiN0A+2j

<前編>

「おや。降ってきたようだ」
最初に雨音に気づいたのは、窓から一番離れた場所にいたカウンター内のマスターだった。
「瑛。悪いが傘立てを出してきてくれないか」
「はい」
「あ、わたし行きます!」
テーブルを拭いていた手を止めて彼女は名乗りを上げた。物置には自分のいる場所が
一番近い。おまけに佐伯は開店準備の一環としてシフォンケーキを切り分けている最中
だった。ここで作業を中断させるのも忍びない。
物置から、鉄製のやや重い傘立てを出してきて店の外へと運ぶ。古びているが、
どこか趣のあるアンティークの調度品。扉を開けると、カラカラン、と上部にぶらさがる
カウベルが小気味のいい音を立てた。ドア脇に傘立てを置いて空を見上げる。初秋の
午後四時半。雨雲に覆われた空はどんよりと重く、降り注ぐ大粒の雨が、
道に敷き詰められた赤褐色のタイルを見る間に焦土のような色へと変色させていった。
「ボケっとしてんな」
「いたっ」
後頭部に軽い痛みが走る。振り向くと、扉の隙間から佐伯が手と上半身だけを覗かせて
じっと睨んでいた。
「濡れるだろ。早く中入れよ」
「チョップすることないじゃない、いちいち」
「口で言うより体に叩き込んだ方が早いってテレビで昔ムツゴロウさんが言ってた」
「わたしは動物じゃないよ!それに、ムツゴロウさんはそんなこと言いません!」
「おまえにムツゴロウさんのなにがわかるんだよ?」
「こらこら二人とも」
軽口を叩きあいながら店内に戻った二人を、老成したマスターが苦笑を浮かべつつ迎える。
「そろそろ開店だよ。じゃれ合うのもいい加減にしなさい」
「じゃれてない!」
「じゃれてません!」
二人同時に否定してから同時にダッシュして洗面所へと向かう(すれ違いざまマスターが
笑いをこらえているのが目に入った)。飲食店は衛星管理が命である。開店前には
念入りに手を洗うのが従業員の鉄則だった。客用の化粧室を兼ねている
洗面室はそれほどに広くはない。一度に洗面台の前に立てる定員は大人一名が限度だ。
タッチの差で先にシンクに辿りついた彼女が急いで蛇口をひねる。業務用のシャボンを
掌に載せて泡立てているところに、背後から覆いかぶさるようにして佐伯の手が
伸びてきた。
「……わっ、」
「今日、お客少ないかもな」
すぐ耳元で声がする。背中にぬくもりと重みがかかる。咄嗟に動きが止まる
彼女の手に佐伯のそれが重ねられ、泡立てた筈の石鹸を横取りしていった。
「こんだけ降ってる中、海来たがるバカもいないだろうしさ」
「…う、うん……」
「俺はどんな海だって好きだけど」
「…で、でも、海とか関係なく、ほら、佐伯くん目当てで来る常連さんがいるじゃない?
そういう人はきっと、この程度の雨なんかに負けない、」
「手。止まってる」
佐伯の手が、改めて彼女の手の甲に触れた。両側から包み込むように、優しく。
そのままぬるついた泡と共に丁寧に揉みほぐされる。指と指の隙間、間接の裏側に
至るまで。念入りに。最早洗われているのか愛撫されているのかわからずに、
ひたすら硬直する彼女に向かって、軽く水で流した後、去り際に彼が囁いた。
「客少ないからってサボんなよ。給料どろぼう」
その、短い揶揄のフレーズを。
彼女は本当に音声で聞いたかどうか自信がない。
もしかしたら、肌に触れる吐息と、耳朶に埋め込まれた唇の動きから
直接読み取ってしまったかもしれないと。
そんな馬鹿げたことを考えるくらい、その時深刻に彼女は動揺していた。
(……心臓、止まるかと思った…)
812キテル×デイジー前 2/6:2006/09/04(月) 00:10:45 ID:QiN0A+2j

 * * *

実際佐伯が予想した通り、その日の客足は驚くほど少なかった。
元々少人数での運営を前提とした狭い店舗なので、一度に何組もの客を入れられる作りには
なっていない。とはいえ、ろくに客の団体が重なることもなく、完全にゲストがゼロという
時間すら発生するような状況では、自然ウェイトレスも手持ち無沙汰にならざるを得ない。
そんな時、彼女はそれと気づかれぬよう、店内掃除用のモップを手にしたまま、
そっとカウンター内にいる佐伯の姿を観察する。
長い指で、慎重にコーヒー豆を計量する仕草を。手元に集中するべく伏せられた睫毛が
頬に落とす繊細な影を。整髪材で整えられた頭髪から、一房こぼれ落ちた前髪が
間接照明に透けて放つ不思議な光彩を。……ただ、飽きもせずに見つめる。
もう、本当はわかっている。毎日のように繰り返すありふれた光景、時間。それなのに、
どうしてこんなにもいとおしく感じられるのか。どうしてこんなにも目が離せないのか。
(……本当は)
(わかっている)
(わかりきっている)
おそらくそれは、お互いに。

そんな穏やかな時間を切り裂くように“彼ら”が客として訪れたのは、閉店時間の迫る
午後九時すぎのことだった。
明らかに「いちげんさん」と思われるそのグループは、およそ二十歳前後の
少年四人で構成され、雰囲気や言葉遣いが、お世辞にも上品とは呼べない類のもので
支配されていた。
大方ナンパ目的で海にきた田舎のフリーターといったところか。来店の動機も
単なる雨宿りとみて間違いなさそうだった。とても「珊瑚礁」の空気に馴染んでくれるとも
思えなかったが、店を訪れた以上客は客、彼女は普段通りの接客態度でもって
彼らをテーブルへと案内し、にこやかにオーダーを訊いた。
「えーっと、とりあえず生4つ」
「ごめんなさい。お酒は置いてないんです」
「うっそマジ?チューハイとかも全然?」
「はい、ごめんなさい。あの、一応喫茶店なもので…」
「そんなんで流行ってんのここ。ちゃんと」
少年の間に、悪意に満ちた笑いが広がる。彼女は顔から苦笑だけは消さないようにしつつ、
胸のうちで強く祈った。どうか、背後のカウンターにこの人たちの声が届いていませんように。
ボリュームの絞られた有線放送のボサノヴァ、その慎ましすぎる存在感を、
初めて恨めしく感じた。
「てか、おねーさんさー。…カワイくね?」
唐突に、壁際の席に陣取った少年からそんな声がかかった。
「…え?」
「うん。カワイーカワイー。服もカワイー」
「な。なんつーんだっけこういうの。最近ハヤリの…」
「メイドじゃね?」
「おうそれそれ!メイドっぽいメイドっぽい!ねえねえ、『ご主人様』っての言ってみてよ」
増長した少年たちの盛り上がりを前に彼女は途方に暮れる。……この手のトラブルは
初めての経験だ。弱弱しい「ごめんなさい」の繰り返しと困ったような笑顔で場を繋ぎつつ、
頭の中で必死に切り抜ける方法を模索する。
(…どうしよう)
(どうしたらいい…?)
813キテル×デイジー前 3/6:2006/09/04(月) 00:11:37 ID:QiN0A+2j

「てかさー。このエプロンてぇ、どっから脱がすわけ?」
立ち尽くす彼女の、すぐ側の席の少年が脈絡なくエプロンの腰紐を掴んだ。
「え……きゃっ!」
引っ張られて彼女はバランスを崩し転倒しそうになる。紐を掴んだ少年がいるのとは、
逆方向の背後側へ。
のけぞりかけた背中がかたい何かに衝突して止まった。腰の辺りにいつのまにか
回されている腕がある。どうやら彼女を引き寄せたのは少年ではなく、背後にいる
存在らしかった。彼女はしきりに瞳を瞬かせつつ、首をねじってその相手の顔を見上げた。
「……佐伯、くん」
「お客様。うちはメイド喫茶ではないんですよ」
彼女を後ろから抱きかかえたまま彼は少年に笑顔を向けた。研ぎ澄まされた
業務用のキラースマイル。それからもう片方の手に持っていた水の注がれたタンブラーを、
エプロンの紐を離そうとしない少年の頭上で逆さまにした。
「ウワッ…!」
降り注ぐ、氷水よりも冷たい声。
「ついでにお触りパブでもない。わかったら今すぐ出ていけ」

「…な、なんだよてめえなにすんだ!」
向かいの席に陣取った別の少年が乱暴に椅子を蹴って立ち上がった。
その時。
「申し訳ございません」
びしょぬれの少年に向かって、真新しいタオルを差し出した人物がいる。
他でもない、マスターであった。
そのほぼ直角に折り曲げられた体躯が示すのは、迷わぬ恭順の姿勢。謝罪の意志。
謝られた少年も虚を突かれたようだったが、それよりも。
抱き寄せられたままの彼女には、身を寄せた佐伯が如実に息を飲んだのが
わかった。腰に回された腕の筋も、引きつったように動かない。
「本当に申し訳ございません、お客様。うちの従業員がとんだご無礼を致しまして…
この店の店長として、心から謝罪致します」
“従業員”。
触れ合った佐伯の体から、急速に体温が失われていった。
「ちょ、ちょっと、待ってよマスター、」
「佐伯くん。君も謝りなさい」
「だって、でもこいつらが……!」
「瑛」
そう呼んだ彼の祖父の声は、決して厳しいものではなかった。
無論叱りつけるようなものでもなく。諌めるような冷たさもまるでない。
それでも、彼はそこで撃たれたかのように、一切の動きを止めた。
「謝れないのなら奥へ行っていてくれないか。少し、頭を冷やした方がいい」
「…………」
唐突に、彼女の背中から全てのぬくもりが消えうせた。
彼女は振り向かず、いや正確には振り向けずに、遠ざかる足音と扉の閉まる音から
彼が地下倉庫へ姿を消したことを悟った。
814キテル×デイジー前 4/6:2006/09/04(月) 00:12:19 ID:QiN0A+2j

 * * *

マスターはそれからかなりの時間をかけ、丁寧に少年たちに頭を下げ続けた。
少年たちは大量の捨て台詞と、輪をかけて大量の不快感だけを店に残し、
笑いながら去っていった。
気を張っていた彼女には相当長い時間に感じられたものの、時計を見ると
まだ九時半にもなっていない。閉店時刻まであと三十分。が、マスターは
疲れた様子もなく、いつも通りの笑顔を浮かべ、
「今日はもう店じまいとしましょうか」
と言って、自らエントランスに施錠をし、地下倉庫へと彼の孫を呼びに行った。

戻ってきた佐伯の顔色は、想像していた程悪くない。
ただ、自分で衝動的にかき混ぜたのだろう、綺麗にセットされていた髪が
散々に乱れており、襟元に結ばれていたタイも姿を消していた。
「おまえ、いいからもう帰れ」
彼女と目が合った瞬間にそう言った。
「…でも、まだ閉店の準備が」
「そんなのどうだっていいから。帰れよ、早く!」
「……、」
半ば怒鳴りつけられるように急かされて、彼女は彼の横を擦り抜け、入れ替わりに
地下へ続く階段を駆け下りる。そこは彼女にとっての更衣室でもあった。倉庫に入り
扉を閉め、壁際のハンガーラックから乱暴に制服を抜き取ろうとしたところで、
ふと違和感を覚え手を止めた。
(…?香り、が)
制服に鼻先を近づけ、匂いを嗅いでみる。胸元付近の布地から、かすかにキリマンジャロの
芳香が漂った。それもミルによって挽かれる前の、豆の段階でしか嗅ぐことのできない、
濃厚な香り。
ここへ来てすぐに制服から着替えた彼女には、無論その香りを付着させるような時間はない。
そもそも、素人の彼女は未だにコーヒー豆自体には触らせてもらえない立場だった。
ウェイトレスたる彼女の仕事は接客と配膳、それから軽食の調理、皿洗い。「給仕の
分際で豆に触ろうなんて百億年早い」というのが他でもない“彼”自身の口癖だったから。
(…でも)
(じゃあなんで、わたしの制服にコーヒーの香り、が…?)
そこで更に気がついた。足元に、佐伯が脱ぎ捨てたと思われる群青色のタイが
落ちている。…おそらく彼はここにいたのだろう、先刻まで。優に六畳程はある地下倉庫の片隅、
奇しくも彼女の制服がかけられているハンガーラックの、すぐ間近に。
わざわざこの場所を選んだ上で。
何らかの形で、彼女の制服に手を触れながら。
815キテル×デイジー前 5/6:2006/09/04(月) 00:13:01 ID:QiN0A+2j
(…!!)
カッと一気に血の沸騰するような感覚が彼女を襲った。
なんて馬鹿馬鹿しい想像だろう。考えるだにおこがましい、下卑た妄想。こんな憶測は
彼に対して失礼だ。…でも、そうわかってはいるのに、彼女はその時、そこでどうしても
制服に袖を通すことができなかった。
彼の移り香が残るワンピース。
今身に纏えば、きっと彼自身の手に全身抱きしめられているような錯覚で、
一ミリも動けないに違いない。

結局給仕服の上に上着だけを羽織って倉庫を出た。制服は鞄の中に無理やり
押し込んで手に持った。フロアに出てからも、決して佐伯の顔を見ないようにしながら
早足でエントランスを目指す。扉の前についたところで、一度立ち止まってマスターに
のみ向き直って会釈をした。
「…お先に失礼します」
「お疲れ様。今日は嫌な思いをさせてすみませんでした」
また明日。どこまでも優しいマスターの声に、乾いたドアベルの音が重なる。
外は相変わらずの豪雨だった。
頬に、風にあおられた雨粒が容赦なく衝突する。
そして気がついた。朝の天気予報と母の声。
「わたし……傘持ってきてない」
もう一度、傘を借りに珊瑚礁の中へ引き返すという選択肢はとても選ぶ気には
なれなかった。
店内ではきっとマスターと佐伯が、腹を割って話を始めている頃合だ。
バリスタの師匠と弟子として。飲食店の責任者と従業員として。血のつながった
祖父と孫として。…そして、人生の大先輩とそれを目標とする前途ある青年として。
その会話を邪魔できる資格など、部外者の自分にある筈もない。
佐伯もきっと聞かれたくないと思う。だから店の中へ戻ることはできない。でも
走って帰るにはこの雨は激しすぎる。
「……どうしよう」
しかたなく、彼女はその場にしゃがみこんだ。頭上には店の小さなアーケードがあり、
ある程度は彼女を水滴から守ってくれる。このまま雨足が弱くなるまでここにいよう。幸い
この大雨で中の話し声は聞こえない。その部分では罪悪感を感じる必要もないし。
そう、ただちょっと、ほんの少しの間雨宿りをさせてもらうだけ。彼女はそう自分に
言い聞かせた。そうやって納得させようとした。自分をうまく騙そうと。…でも、失敗した。
(違う)
彼女は気がついてしまった。いつのまにか頬を伝っていた雫の中に、雨粒以外の
液体が混じっていることに。
(全然、雨宿りなんかじゃない)
ただ単に帰りたくないだけだった。
ただ自分が、彼の側を離れたくないだけ。
このまま追い払われるような形で、今夜別れてしまうのが耐えられない。
(佐伯くん)
彼女は彼を想った。抱えた膝に顔を埋めて彼を想った。耳元で感じた彼の声を。
抱き寄せられた瞬間の腕のたくましさを。マスターに名前を呼ばれ、子供ようにふるえていた
指を、呼吸を。傷ついたような瞳を。香りと共に残された彼自身の、想いを。
(佐伯くん)
(佐伯くん佐伯くん佐伯くん)
頭の中が、彼のことでいっぱいだった。
否、頭だけではない。髪の先からつま先まで、体中が彼への想いで溢れ、飽和しそうなくらい。
「…バカみたいだよ」
自嘲気味に呟いたら、また新たな涙が零れ落ちた。
制服を身につけるのを避けたところで、なんにもならなかった。
結局彼女は動けない。家に帰ることも、店に戻ることもできないまま、こうして
ひとり、途方に暮れている。
816キテル×デイジー前 6/6:2006/09/04(月) 00:15:10 ID:QiN0A+2j

そのままどれくらいの時間を浪費したのだろう。
頭の上で、にわかにカウベルの鳴る音がして、彼女は反射的にその場に立ち上がった。
「おや、美奈子さん」
「!……マスター…」
「驚いた、まだいたんですか?」
店から顔を覗かせたマスターは、腕に鞄と外套を提げており、どこかへ出かけるような
格好をしていた。
彼女は慌てて頭を下げながら、
「す、すみませんこんな時間まで!あの、えっとその、雨、雨がやまなくて!傘を家に
忘れてきてわたし、しかたなくここで雨宿りを、」
「雨?」
やや不思議そうなマスターの声につられて空を仰ぎ見る。「…あれ?」 そこには、
ただ曇天の夜空が重苦しくのさばっているだけだった。…いつの間に止んだのだろう。というより、
一体自分はどれだけの時間ここにうずくまっていたのだろう(もしかしたら寝てしまって
いた?)と、今更ながら羞恥に苛まれつつ、彼女は真っ赤になった顔を押さえ再び頭を下げた。
「す、すみません!もう帰ります…」
「いやいや、待って下さい。こんな大雨の中帰ったら風邪をひきますよ」
「……え?」
「うん酷い雨だ。まだまだ止みそうもない。もう少しだけ雨宿りしていって下さい。
僕は今から出かけますけれど」
「……え?」
「あれはもう自分の部屋におります」
咄嗟に声を失う彼女をさりげなく店内へと押し込む。入れ替わるように自分が外へ出ながら、
マスターはにっこりと微笑んでみせた。
底なしに深い声で、
「僕はね、美奈子さん。今日はお客様の手前ああいった態度を取りましたがね。
正直なところとても嬉しかったんですよ」
「…?」
「瑛が、あそこであなたのために、あんな風に怒り出したことが、ものすごく。
嬉しくてしかたがなかった」
「…………」
彼女は黙ったままマスターを見た。口を開くとまた泣いてしまいそうになったから。
ただ潤んでゆく視界を瞬きで、精一杯クリアに保ちつつ、彼に…彼女の大好きな彼に、
よく似た双眸を持つ初老の紳士を、ひたすら懸命に見つめ返した。
「あの子は大急ぎで大人になろうとしている。子供でいることをなにかの罪のように
思っているふしがある。…見てて哀れでね。でも同時に、とても眩しくもあります。
たまに羨ましいくらい。僕くらいの年齢になってみなければわからないかもしれないけど、
若さとは素晴らしいものです。急いで脱ぎ捨てて得することなんかひとつも無い。
どうせいつかは失われてしまうものなんですから。…だからね、美奈子さん。僕は今日、
あなたのことで子供っぽく取り乱す瑛のことが可愛くてしょうがなかった。怯えたような
あなたごと、なにかの宝物みたいに思えた。そう、もっと言えばあの客の彼らごと。
でも僕はもう老人です、そこに混ざることはできない。ですから僕は、僕のやるべき事を
やり、とるべき立場をとりました。結果あの子を少し傷つけてしまったけれど。…でも
瑛にはあなたがいる」
「……マスター」
「行ってやって下さい。あれはきっと、あなたに会いたがっている。あなたがあれに
会いたいと、ここでひたすら願ってくれたように」

言ってマスターは水溜りを器用に避けつつ坂を下っていった。近くにある知人が経営する
バーへ行くのだという。その姿が見えなくなるまで彼女はそこに立ち尽くしていた。
不意に湿った突風が室内へと吹き抜け、背後にあるカーテンをばたばたと鳴らした。彼女は
慌てて店の扉を閉めた。ひとつ、深呼吸を挟んで、内側から慎重に鍵をかけた。
それから。
手にしていた鞄をカウンター席の一脚に載せると、ひそやかな足取りで奥にある
二階への階段を昇り始めた。

<後編へ>
817名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 00:17:08 ID:QiN0A+2j
6/6で改行多いって怒られたのでここで…


おそまつさまでした!
おつかれさまでした!
818名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 00:20:52 ID:m5/ToHTk
リアルで読んでた!

乙です! 超乙です! GJGJ〜!!
後編、後編を早く…!ハァハァ
809姐さんの後だと投下しづらいYO!!
819名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 00:48:07 ID:QcuXoHlj
乙です。エロパロでこんな真剣に読み進めたのは
初めてかもしれんwww

ちょうど自分もキテルデイジーで雨の日の珊瑚礁話を
書いてたけど>>809のの続きが気になってしゃーない
820名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 01:39:30 ID:YNVKpG/1
(*´д`)イイヨイイヨ〜GJ!
純粋に文うまいね。こなれた感じするわ〜
821名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 01:45:48 ID:6cUxlIqF
>>809
ktkr

キテルもデイジーもいいがマスターもいい、すごくイイ
822名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 02:04:06 ID:ratJgBqq
キテルもデイジーもお互いをしっかり思いあってて
もどかしい感じがドキドキします。
マスターも超イケテマス、マジヤバスギ(*´Д`)
823名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 11:00:48 ID:5dXfcgxD
手を洗ってるシーンが良すぎです!
後編wktkして待ってます
824名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 11:24:10 ID:j+I6w/SP
キテルの続き、ゴロンゴロンしながら待ってます!
ここは萌えの宝庫だ(*´Д`)
しゃーわせになれる
825名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 13:32:23 ID:AqKCrXzQ
最 高 だ
文章上手くて読ませるヨーマスターも素敵。惚れた。
つ、続きを早く!!w
826名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 16:01:00 ID:VmLz9g6Z
>>804
エロ無いっていうから普通に読み進めたのに…
洗 面 台 シ ー ン の エ ロ さ は 異 常

つか姐さんてば>>742の寸止め姐さんですか?
827名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 16:37:14 ID:7yJoCSjH
遅レスだが>>207の「チャックイン」にふいたw
828名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 17:05:24 ID:QvsuO+06
>>809
もうもうGJスギ!!
うまい、ホントにうまいよー。
キテルが愛しくてたまらん。マスター素敵だ。

>>826
但し書きの感じと挨拶運動と文章の感じで
寸止めと同じネ申かと自分も思った。

続き心から待ってます。
829名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 18:04:46 ID:m5/ToHTk
豚斬ってごめん。
キャラ達が履いてる下着って…トランクス派? ブリーフ派?
最近ブリーフ派って少ないような気もするけど、描写の段階で迷ってしまって。
まさかフンドシ派とか…。
クリスが「お尻のカタチが〜」とか言ってTバック派でも私は驚かないが。
830名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 18:28:55 ID:Fber0mOW
メッティはグンゼの白ブリーフに決まっておろう
831名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 19:07:38 ID:yLrGW5Ea
つボクサーショーツ
832名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 19:28:18 ID:j+I6w/SP
キテル、志波、花屋、隠しはボクサーショーツな気がする。
ハリーは派手な柄のトランクス。
天地もトランクス。可愛いキャラ物を姉ちゃんが買ってきてそう。

氷上がブリーフなのはガチ。若はビキニ。

そしてクリスはノーパン。
833名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 19:41:40 ID:SvkuFYDs
ちょっとエッチどころか漢度MAX!!
834名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 20:06:13 ID:Ga0xXnEv
>>809
正直あまり期待せずに読んでたんだが
ちょっとうるうるしてしまった。
後半楽しみに待ってます!!
835名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 22:29:19 ID:T7H+Ajz1
>>809
ネ申と呼ばせてください。文体が好みです
後半もwktkしながらお待ちしております
836名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 22:53:05 ID:kD0rvzAw
>>809

なかなか読ませますね〜後半楽しみ
837名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 22:54:16 ID:GHhd2rSx
>>832
ノーパンktkr
制服のズボンの下でぷらんぷらんさせてるのかよ!!
838名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 23:35:04 ID:T7H+Ajz1
クリスはぞうさんパンツとか履きそうなイメージ
ノーパンも良いけど健全な10代男子には高いハードルだw
839名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 23:37:21 ID:CubsivbN
>>838
ぞうさんパンツワロタw
天狗さんパンツも好きそう
840名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 23:53:48 ID:j+I6w/SP
クリスは自由な人だから、下半身もパンツなんかに捕われず自由かな、と思って
思わずノーパン発言してしまったよ。orz 確かにハードル高いよなw
正直スマンカッタ
841真咲×デイジー 0/11:2006/09/05(火) 00:15:54 ID:xmjkYDBW
809姐さんの後編も気になるけれど、その後だと凹んじゃいそうなので
みんながwktkしてる空気を読まずに初SS投下します。
真咲×デイジー。

*真咲がなんだかちょっぴりヘタレ気味
*その上デイジー(こなみみなこ)は初体験
*更にエロパロのくせに薄味っぽい
*エロパロって何で一人称で書く人多いのかな、と思って
三人称を基本に書いてみたら、なるほどちょっと書きにくかった…orz

誤字脱字があったらすみません。
神待ちの暇つぶしにでもなるといいな。
842真咲×デイジー 1/11:2006/09/05(火) 00:17:01 ID:xmjkYDBW
昼休みでなくても、大学のカフェテリアはいつも多くの学生達で賑わっている。
時間でいえば今は第二講目の筈なのだが、その片隅でコーヒーをすすっている真咲元春などは、
予期せぬ休講で空いた時間をもてあましている学生達の一人だった。
「よう、ほら返すぜノート。サンキュ」
「…ん? ああ」
いつの間にそばに来ていたのか、親友というより悪友である櫻井が借りていたノートを返しても、
真咲はぼんやりとした視線を宙に迷わせるばかりで、どこか浮ついて見えた。
その手に包まれたカフェテリアのまずいコーヒーも、すっかりぬるくなってしまっているようだった。
量から見て、口を付けた様子はない。
「今そこでゼミの子に合コン誘われたよ。くっそ、金ねぇ時にばっか誘うなっつんだよな。
お前も誘われたんだろ? 行く?」
櫻井が会話の種を振ってやっても、返ってくるのは生返事。
「なに、どした? まーた花屋の彼女の事でも考えてんのかよ」
「な…んでっ」
途端に真咲は息を詰まらせる。
わかりやすい反応を見せる友をからかいながら、櫻井は彼の向かいの席に腰を下ろした。
「お前が考えてる事くらいわかるよ。よーしよし、話を聞こうじゃないか。で、彼女が何だって?」
好奇心一杯の目でテーブルに身を乗り出してくる櫻井に、真咲は「うるせえな」と吐き捨て、
ひとつ小さく溜息をついた。
こうなると櫻井は話を聞き出すまで動かない。真咲はこれまでの付き合いからそれを学んでいた。
しかしどこかほっとする。真咲自身、誰かに話したい気持ちもなくはなかった。

「……みなこがな」
「うんうん」
「大学に進学してから、高校ん時よりもいろんなこと…、いろんな、ことを言い出すんだ」
「うん」
「だから…その、『先輩は優しすぎるから、私を大切にしてくれてるだけなのよね』とか…」
「…ん?」
「やけに神妙な顔で『先輩、本当に、私のことが好きなんですか?』とか……好きだって言ってんのに、だぞ?」
「馬鹿かお前は」

言いながら思春期の如く頬を染める真咲を遮って、櫻井が一喝した。
話せと言ったは自分だが、無性に目の前の男をぶん殴りたくなった。
何のことはない、ただの惚気話ではないか。
真咲はいきなり自分を馬鹿呼ばわりする櫻井を、じろりと睨んだ。しかし効果はありそうにない。
「だから、どうしたらいいんだって、悩んでるんじゃねーか」
「何を悩む必要があるってんだ?
いつまで頼れるお兄さんやってるつもりだよ。据え膳てのは食って欲しい奴に出すもんだろが。
…ちなみに聞くけどな、お前等、どこまでやったわけ?」
「どこまで…って」
頬を紅潮させて言い淀む様子に、櫻井は半ば呆れた。
「まさかと思うけど、出会って三年、付き合って二ヶ月? 三ヶ月?
いまだにお手々つないで喜んでるレベルってこたぁないよな?」
「んな訳ねぇだろ。…でも、どこまでって言われても」
なるほど、その口調から察するに、スキンシップはそれなりにあるけれど、最後までは至っていない、そんなところか。
更に真咲はそんな櫻井の予想を裏付けた。
843真咲×デイジー 2/11:2006/09/05(火) 00:18:05 ID:xmjkYDBW
「勿論そういう気持ちにもなるよ。でもいざとなると、手を出しちゃいけないような気がして。
なんていうか、その、そばにいるだけでこんなに幸せなのに」
「ごちそうさま! 彼女、欲求不満なんじゃないの? そんなに勿体ないなら俺が…」

「…先輩?」

不意に割り込んできた声に、二人の男はぴたりと黙った。
傍らには、柔らかそうな茶色の髪を肩口で切りそろえた少女が一人。
いや、年の頃を思えば、少女ではなく女性と言うべきなのかもしれない。
こんな美人がこのガッコにいたのか、と目を奪われている櫻井が誰何するより先に、応えたのは真咲だった。
「みなこ、なんでここに」
櫻井が目を見開く。
「こっちの台詞ですよ先輩。えっと、待ち合わせって、まだでしたよね? だってお昼ご飯一緒にって」
「二講目あったんじゃなかったっけ?」
「そうですよ。でも来てみたら掲示板に休講って書いてあって」

「へー、同じガッコだったとは知らなかったなー」
割り込んできた親友の声に、真咲は一瞬ばつの悪い顔をする。
そうだ、こいつがいたんだった。
「やっぱりだ。想像通りかっわいいなー。
何だよ真咲、同じガッコに来たんなら紹介してくれたっていいんじゃね?」
「あの…?」
「つーか何? はね学で常に校内1位とかって聞いてたけど?
君の進路でこいつまで悩んでたのに、一流じゃなくて二流に来たのって、やっぱり真咲のため?」
果報者だね真咲〜、と捲し立てる櫻井に、「余計な事言うなって!」と真咲が慌てた。
「だから会わせたくなかったんだ!」
「あっ、もしかして……えっと、櫻井さんて、この方ですか?」
何か思い当たるところがあったのか、みなこは真咲に尋ねた。答えたのはもう一人の男だったが。
櫻井は始終にこにこと愛想のいい笑顔で言った。
「そうそう。嬉しいなー、いつか電話で話したの、覚えててくれたんだ。
みなこちゃん、今度俺と遊ぼうよ。俺だったらこいつと違って、君を『大人扱い』してあげるのに」
「櫻井!」
最後まで言わせず、真咲は冷めたコーヒーを櫻井に押しつけて立ち上がり、そのままみなこの肩を押して出口へと促した。
「行こう、みなこ」
「えっ、でも先輩、櫻井さんが」
「あいつはいいの!」
戸惑うみなこを連れて、そのまま真咲は歩き出す。
背後で座ったままの櫻井に振り返り、人混みの壁越しに「後で覚えとけよ!」と捨て台詞を残していった。
櫻井はただ、はっは、と笑っているだけだった。
844真咲×デイジー 3/11:2006/09/05(火) 00:19:10 ID:xmjkYDBW
この日、真咲とみなこは昼食を一緒にとる約束をしていた。
みなこが高校を卒業したあとも、二人が出会うきっかけとなった花屋アンネリーのバイトは続けていたが、
そもそもシフトがあまり重ならない。
同じ大学に通っているのだから、せめて平日のお昼くらいは一緒にとも思うのだが、
授業の少ない四回生と入学間もない一回生では、流石に毎日という訳にもいかない。
真咲は昨年の内に卒業後の就職が内定していたが、そのためにはまず卒業せねばならず、
あと一つ足りない単位もあるし、卒論のレジュメも催促されてもいる。要するに暇ではない。
二人は、こうして都合の良い日を見つけては、待ち合わせるようにしていたのだった。
待ち合わせの場所は、いつも決まって学校の外。
みなこは、足早に校門をくぐりぬける大きな背を追いかけた。
ようやく若葉の揃った並木道、その背はどんどん小さくなっていく。
「待って、待って先輩、ちょっと早いよ」
何しろ、長身の真咲とみなこではコンパスが違う。みなこは駆け足になった。
歩調を弱めた真咲が、背後の足音が近づいてくるのを待って、口を開く。
「あいつの事なんか、気にしなくていいんだからな」
息を切らせて追いついたみなこは、いつもの定位置、真咲の左側に歩を並べた。
みなこが真咲の腕をそっと掴んで、顔を見上げると、不機嫌そうな表情がそこにあった。
気にしなくていいとは、誰に向けての言葉なのか。
「何が大人扱いだっつの。馬鹿なのはあいつじゃねーか。……昼飯、どうする?」
…一緒のお昼がいつも外なのは、学校だと櫻井さんがいるからですか?
そんな事を尋ねみたくもあったが、みなこは言葉を飲み込んだ。
きっと彼は図星で、黙ったままでいるのだろうなと想像すると、くすりと笑いが込み上げてくる。
「先輩は?」
「うーん、そうだなぁ、午後の授業まで時間もあるし…」
遊園地でのお化け屋敷などでもない限り、この年上の彼氏はいつも、みなこの希望を優先してくれる。
ふと思いついて、みなこはいつにない我が儘を言ってみることにした。
それでも彼は、きっと聞き入れてくれるに違いない。
「ねえ先輩。 今日はいつもより早く会えたから、時間もあるし…」
先輩の作ったご飯、ほら、この前言ってたカフェ丼、食べたいな。ね、先輩、作って?

--------------------------------

一人暮らしをしている真咲の部屋は、大学からはそう遠くない。
昼時ということもあって、朝夕の通勤通学ラッシュほどには本数もなかったが、目当てのバスはいくばくもなくやってきた。
真咲は普段は車に乗っているが、大学への通学は専らバスだった。
みなこと一緒のこんな時には、車での通勤もいいなとも思うのだが、車では毎月の駐車場代が馬鹿にならない。
バスに揺られること数分、更に徒歩で数分のところに、真咲の部屋はあった。
「あんまり片付いてないけど、いいか?」
真咲は言葉にしないが、余り釈然としていなかった。
なんでこんな事になったんだ?
カフェ丼は確かに、いつか食べさせてやると言っていたのだが。
「いつものことでしょ、先輩。…おじゃましまーす」
みなこは部屋の主を目の前にそう言い置いて、履いていたサンダルを脱いだ。
845真咲×デイジー 4/11:2006/09/05(火) 00:20:08 ID:xmjkYDBW
あまり広くはない、典型的なワンルーム。シングルの狭いベッドにこたつテーブル、作りつけのクローゼット。
以前にホラー映画のDVDを観るために、一度だけ来たことがあった。
…泊まったことは、まだないけれど。
「すぐできるから、座って待ってろ」
「うん」
座ってろと言われ素直に頷きはしたが、果たして何処に座ればいいのか。
男子学生の独り暮らしにしては片付いているのだろうとは思うが、こたつテーブルやベッドの周りには、
テレビ番組の雑誌やDM、フライヤー、洗ってはあるようだが畳まれてはいない衣服などが点在している。
座る前にまずはこれかな、と手始めにDMやフライヤーなどの紙を集めることにした。
やがてみなこの目に止まったのは、ゴミ箱に突っ込まれている紙の束。
単身者用のアパートなどではよくある投げ込みチラシだった。
文字ばかりで愛想のないチラシだが、よく見ればいかがわしい単語が並んでいる。
「…………」
みなこはそれを、ゴミ箱の奥へと押し込んだ。

真咲は、狭いながらも機能的なキッチンで、冷蔵庫の中を物色していた。
男子学生の部屋の割に調理器具や食材が揃っているのは、趣味の延長みたいなものだ。
「さて」
冷蔵庫から取り出した残り少ないキャベツをそのまま水洗いし、リズミカルに切っていく。
よくありがちな短冊状ではなく、ちゃんと細い千切りなっていた。
下手な女よりよほど手際がいいだろう、と真咲が自画自賛していると、突然、背中に何かが触れた。
「うおっ」
みなこだった。もっとも、この部屋にはいま真咲とみなこの二人しかいないのだから当たり前だ。
みなこが、真咲の背中に張り付いている。
「お前な〜、オレいま包丁握ってんの! 料理中! …待ってろって言ったろ?」
両脇から腹の方へ回された白い手を、撫でるように叩いてやる。
叱ってはいるが、怒っているというより、真咲はただそれ以外の反応に困ったからだった。
背中に恋人が張り付いているのだ。胸元の柔らかいものが押しつけられている感触がする。
そういえば今日のみなこは、かなり薄着だったような気がする。
そう思ったが最後、体中を巡る血液が、一箇所に集まり始めた。
(…落ち着け、落ち着け元春〜)
「ごめんね、先輩」
「あー、はいはい、別にいいよ。メシ作るの好きだし。時間もあるし」
「そうじゃなくて」
真咲の背中に額を押しつけて、みなこは首を横に振った。
「ごめんなさい、先輩。…櫻井さんとの会話、全部聞いてた。ううん、その前からずっと」
「全部って」
恋人の思いがけないそんな言葉に、真咲は動揺を隠せなかった。
「先輩が一人で座ってたから、驚かせようと思って後ろの席に座ったんです。でも」
驚かせる前に櫻井さんがきて、それで…と説明する声も、まるで耳に入ってこない。
あの時、みなこに聞かれては困る事まで言っていたような気がする。
846真咲×デイジー 5/11:2006/09/05(火) 00:21:02 ID:xmjkYDBW
「合コン、行くんですか、先輩?」
「なっ、何だよお前まで! 行かないよ。行く訳ないだろ」
背後のみなこは、一層強く「うん…」と張りのない返事を一つ。

先輩を誘いにきた人、美人だったな。胸なんかこう、すごく大きくて、腰もくびれてて。化粧も上手。
真咲先輩って結構セクシーな服好きだし…ああいう人、実は好みのタイプだったりするんじゃないかな。
私みたいなのじゃなくて……そうだ、同じ学科で仲良くなった、あの子も。
あの子…昨日は全然眠れなくて…って、首筋にキスマークつけて来てたっけ…。

「…欲求不満なのかな、わたしって」
そうかもしれない。自分の問いに、自分で答えた。
こうして背中から抱きついて、彼の匂いを感じるだけで、こんなにドキドキしている。
(先輩に、気付かれちゃうかな…)
しかし真咲は、自分自身の意志とは別に沸き起こる卑しい劣情と戦っていた。
かろうじて、何気ない振りをして話すことに成功した。
「櫻井が言ってたことか? だから気にしなくていいんだって、あいつの事は」
「やっぱり魅力ないですか?」
「みなこ、お前なぁ」
真咲は泣きそうな声で呟くみなこに一層うろたえて、握りしめていた包丁を置いた。
キャベツの千切りは、まだ途中のままだ。
なんとか彼女をなだめようと、体をぐるりと回して、みなこの体を正面から受け止める。
柔らかい。
「そんな事言ってないだろ…っ、俺はみなこが……大切だし」
「わかってます。…先輩、優しいから」
優しいから、と自分を評してくれるみなこの声が真咲に突き刺さる。
自分の欲望に素直になれないことを、責められているようで。
「でも、そういう事でしょう? 私のこと、抱いてくれないのって……私に魅力、ないのかなぁって…思って…」
「みなこ」
「いつもしてくれるキスも、とっても優しくて…」
(やだ、涙、出そう…)
声が震えてくるのは止めらなかった。
「私も、先輩のそばにいるだけで嬉しいよ? でも、
いつも一緒にいたいとか、もっと近くにいたいとか、触れたいとか触れられたいとか、
…先輩のものに、なりたいとか……そんな風に思ってるのって、私だけなんですか…っ?」
みなこの足元に一つ、音もなく水の粒がこぼれた。
「な、泣くなって! 泣くことないだろ!」
「泣いてなんかいませんっ」
こんな時に強がりを言うのは、みなこの性格だった。真咲もよくわかっている。
強がって、それでいて小さく震えるむき出しの肩を抱きしめる。
衝動に身を任せると、少し心が軽くなる気がした。
847真咲×デイジー 6/11:2006/09/05(火) 00:21:53 ID:xmjkYDBW
「…ごめんな、みなこ。そんなのお前に言わせてしまって。
欲求不満なのは、俺の方なのに」
頭上から降ってくる気遣わしげな声に、みなこの内側に愛しさがこみ上げてくる。
みなこは、ふるふると首を振って擁護した。
「俺がみなこに手を出さないでいるのは……」
そう前置きをして、真咲は話し始めた。
みなこが好きで好きでたまらない事。
花屋で出会って、意識し始めてからずっと我慢している事。
体だけが目的だとは思われたくなかった事…。
「一度そういう関係になったら、俺、みなこに溺れる自信あるし…」
自信っていうか、ほら…な、と言葉を濁して照れたように頭を掻いた。
みなこは、そんな真咲が愛しくて、愛しくて。
(私は、この人が好き)
胸の奥を、じんわりと温かな感情が包み込んだ。
この人を好きで良かった。
「溺れてくれて、いいのに……」
無条件で好きだと言える。なんて素敵な事だろう。
真咲の両の手がみなこの頬を包んで、涙をぬぐっていく。
その手に導かれるまま、大好きでたまらないこの優しい男を仰いだ。
触れあう唇。
その内に真咲がその身をかがめて、みなこと視線の高さを合わせた。
互いにゆっくりと唇を開き、口づけは段々と深くなっていく。…いつもと同じ仕草で。
それでもやはり離れがたくて、みなこは真咲の頭に両腕をまわす。
真咲の大きな体に押されるように、そのまま冷蔵庫のドアに押しつけられた。
「先輩…? …ん…っ」
真咲の舌先がみなこの上顎の裏をなぞり、緩やかな快感を生み出していく。…みなこは気付いた。
これは、いつものキスではない。
息も出来ないくらい舌を絡み合わせながらも、真咲の両手がみなこの頬から項をたどり、
肩の丸みを確かめ、ゆっくりと、脇の下を撫で下がっていく。
「…ん……っ」
口づけながら何かを押し殺したようなみなこの声に煽られながらも、真咲は頭は妙に冷静だった。
そういえば以前に女を抱いたのはいつだったのか、もう正確には思い出せない。
みなこと出会ってからは無沙汰になっていたので、少なくとも三年以上は前のことだった。
こんなに細くて、こんなに温かく柔らかいものだっただろうか…?
みなこのキャミソールの下に潜り込ませた手が、彼女の柔肌を這い上がり、ストラップレスのブラを押し上げた。
小さくはない胸に直接触れられて、みなこが身をよじる。
「せ、先輩…っ」
「………いやなら言うんだぞ。…多分、もう止められそうにないから………」
いつになく真剣な顔で見つめてくる真咲に、また、涙がこみ上げてくる。
(先輩はいつでも、わたしの事を思ってくれてる)
こんな時まで優しいなんて、反則です、先輩。
「いやじゃない……」
「みなこ」
「…続けて? わたし、先輩が欲し…!」
848真咲×デイジー 7/11:2006/09/05(火) 00:22:47 ID:xmjkYDBW
最後まで言うより早く、再びみなこの口を真咲のそれが塞いだ。
舌が生き物のように絡み、混ざり合った唾液がみなこの口元からこぼれて、
喉元までまくり上げられたキャミソールに糸を引いて落ちた。
しかし、服のことなど、もうどうでもよかった。
二人が今ここにいる。それ以上に重要なことなど無いのだから。
(頼れるお兄さんも、これで終わり)
ならば理性など、捨ててしまえばいい。

柔らかいのに弾力のある乳房が、真咲の手の中で形を変えていく。
すっかり硬く立ち上がった双丘の頂を摘み上げられ、甘い快感がみなこの全身を駆け抜けた。
「あぁ…んっ」
みなこの声を自由にした真咲が、桃色に色づくその頂を口に含み、焦らすように舌先で触れてくる。
頂を舌でこね、吸われるたびに、そこから絶え間なく襲い来る快感の波に翻弄され、みなこは自分が、
次第に湿り気を帯びてくる内ももを擦り合わせて、腰を揺らめかせていることに気付かなかった。
体が熱い。
熱くて、ぐらぐらして、立っていることもままならず、目の前の恋人にしがみつく。
真咲は、彼女の首筋に舌を這わせる。細い腰を抱き、自らの熱の集まる中心へ引き寄せて応えた。
「ん…っ、せんぱい…あ……ああ……っ」
真咲の右手が、みなこの内ももをゆっくり撫で上げ、やがて行き止まりへと辿り着く。
「濡れてる…」
「はぁ…っ、や……ああ…っ」
茂みが透けて見えるみなこの薄いショーツはすっかり濡れて、そこだけ色が変わって見えた。
真咲の指先がショーツを押し下げ、茂みの奥にひそむ入り口に触れると、そこは既に蜜で溢れていた。
「ああぁ…ん…っ、あ、ああ…っ」
真咲の長い指が、ぬるみを助けに少しずつ狭い割れ目の中を進んでいく。
ゆっくり指を動かし、奥に分け入っては戻り、指を二本、三本と増やすにつれ、そこは一層蜜を溢れさせた。
指の動きも、次第に激しくなっていく。
「あっ…ああぁ…っ、ん、うん……や、いや…ああ…んっ」
真咲の左手が背筋を這い上がる。ブラのホックを器用に外し、それを足元へと落とした。
真咲が、みなこの耳元で囁く。
「…止められないって言ったろ?」
小さく、蜜のかき混ぜられる淫猥な音が聞こえる。
その音すらもまるで耳からみなこを犯しているようで、もう何も考えられない。
これまで経験したことのない快感の波が、急激に押し迫ってくるのがわかる。
まだ僅かに残っていたみなこの意識を攫って体中を駆けめぐり、代わりに、
みなこには“何か”としか表現できない未知のモノが、彼女の中から溢れ出そうとしていた。
「んあっ、や、せんぱい…っ! な、なに…? や、やだ、ああっ、は、あ、ああっ、あああ…っ!!」
蠢く指先が隘路の奥に辿り着き、あるポイントに触れた時、みなこの体が跳ねた。
真咲の指と襞の間から、蜜とは違う液体がどぷりと噴き出す。
それは真咲の手首にも届き、半端な位置に下げられていたショーツまでもしとどに濡らした。
「あ、あぁ…ん…」
真咲がぬるりと指を抜いてもなお、みなこは弛緩しきった体を間欠的に大きく震わせていた。
その手でショーツを脱がされても、抵抗など出来るはずがなかった。濡れたショーツが、ぽとりと床に落ちる。
呆然としているのは、彼女だけではなかった。
“何か”にまみれたその手を見て、真咲はみなことは別の衝撃を受けていた。
「みなこって…はじめてだよな? それで潮吹くって、なんか…」
「…え…?」
「…っ……。……ベッドに行こうって言ったんだよ」
はぐらかすのが、精一杯だった。
849真咲×デイジー 8/11:2006/09/05(火) 00:23:34 ID:xmjkYDBW
(先輩の筋肉って、結構キレイについてるんだな…)
真咲がTシャツを脱ぐ仕草を、みなこはベッドの上からぼんやりと眺めた。
身につけているものはすでに無く、すっかり裸にされている。
まだ体に力が入らない。それどころか、素肌に触れるタオルケットにさえ感じてしまいそうだった。
「初めてなんだろ?」
ベッドの端に腰を下ろして、真咲は尋ねた。みなこはかぁっと顔を赤らめ、首を縦に振って答える。
真咲が彼女の両側に手をつく格好でのしかかってきて、どきりとした。
こうして見上げると、彼がまるで別人のように思えた。
今し方キッチンで、それこそいろいろ経験したばかりだというのに、何かしら暗い感情が込み上げてくる。
誘ったのは間違いなく自分だったし、勿論、それがどういう事なのはわかっているつもりだった。
それなのに、恐怖とも不安ともつかないこの気持ちはなんだろうか。
「…ごめんな、今ちょっと余裕無いから、気遣ってやれなくて」
軽く、一瞬触れあわせるだけの口づけをする。
一度。二度。…何度も。
みなこの体の内側に立ちこめていた雲が、口づけのたびにゆっくりと晴れていく。
不安など、あるはずがない。
さっきも今も、こうして自分に触れて可愛がってくれるのは、誰よりも愛しい人なのに。
「好きです、先輩……ん…っ…好き…っ」
「…だから不安だったんだろ?」
わかってるよ。
そんな言外の言葉を聞いたようで、みなこは所在なげな両手を、真咲の肩へとまわして引き寄せる。
彼の素肌は、熱を帯び、汗ばんでいた。
キスをする度、手を動かす度に、肩の筋肉の動きを感じる。
真咲は履いたままだったジーンズの前立てをくつろげ、下着ごと腿の辺りまで引き下ろした。
窮屈げにそこに収まっていたものが、勢いよく飛び出してきた。
それは既に限界まで立ち上がり、みなこの痴態を目の前にして張りつめていた。
ジーンズの後ろのポケットからスキンを取り出し、脈打つそれに手際よく被せていく。
一連の行為を目にしたみなこは、思わず身を竦ませた。
(あれが、私の中に入ってくるの…?)
真咲がみなこの膝に手を掛けた時には、思わずそうさせまいと抵抗してしまった。
しかしかなう筈もなく、膝を胸につく程に押し上げられ、濡れきった場所を彼の眼前に露わにされた。
「ん…あぁ……っ」
奥から分泌される蜜にすっかり溢れかえったみなこの秘められた入口に、今にも暴発しそうなものを宛う。
真咲はすぐには入ろうとせず、秘裂を守る襞にその身にこすりつけて、蜜を纏わせてゆく。
それが正に、襞のすぐ上にある敏感な所を直接刺激する格好で、みなこは我を忘れて身をよじらせた。
「……やっ、あっ、ああっ………先輩、せんぱい…っ」
淫らに蜜にあふれ、劣情を誘ってやまない入口に、真咲は張りつめた自分自身を突き立てた。
「あっ……痛…っ」
はたと一瞬、動きを止める。それでも抜き出したりはせず、己を締めつける隘路をじりじりと侵してゆく。
みなこの中は温かくて、受け入れたものにまとわりついて放さない。
真咲はそれだけで達してしまいそうになった。
850真咲×デイジー 9/11:2006/09/05(火) 00:24:24 ID:xmjkYDBW
じっとして、みなこの体が馴染むのを待って、なんとか衝動をやり過ごす。
「先輩…?」
「名前で呼べって……ほら、呼んでみ?」
言って、彼はゆっくりと腰を動かし始めた。
みなこの内側の壁が蠢き、放すまいと抵抗し、その摩擦が、二人に至上の快感を生み与えてゆく。
言葉にならない。ただ、頭の中が真っ白になるばかりで。
「…ああ…っん、も、……元春…さん…っ」
「もう一回…っ」
更に腰を突き上げる。何度も、何度も。
真咲のものが奥の奥まで届いて、中を蹂躙していく。襲い来る快感の嵐に終わりはないように思えた。
(溺れるのはきっと私の方…)
「元春さ……っああ、あ、はぁっ、…あぁ…っ!
…いい…っ、や、あぁっ、い…く、…もう駄目…っあ、ああっ、ああぁ…んっ!!」
「…う、ぁ……っ!」
みなこが意識を手放したすぐ後に、真咲も身を強張らせて放出した。

--------------------------------

先に気が付いたのは、みなこだった。
本来の寝覚めにはあるはずのない強い陽射しから逃げるように背を向け、ぼんやりと目を覚ます。
目を開けてまず飛び込んできたのは男の裸。
驚いて確かめる。隣で未だ安らかな寝息をたてているのは、恋人である真咲だった。
狭いシングルベッドの上、抱き合う恰好で二人は眠っていたのだった。
「…………!!」
しかも自分自身は何も身に付けていない。途端に、眠る前の事が鮮明に思い出された。
かーっ、と血が駆け上ってくる。何を今更とも思うのだが、やはり恥ずかしい。みなこは頬を赤らめた。
隣では真咲が、そろそろ眠りも浅いようで、一つ寝返りを打った。
(先輩と…しちゃったんだ…!)
…なんだか不思議な感じがする。いつかとは思っていたし、そうなりたいと願ってもいたけれど、
いざこういう場面になると、どうしていいのかわからない。
それまでの行為も初めてなら、その事後ももちろん初めてなのだ。どういう態度でいればいいのだろう?
取り敢えず、まずは服を着るべきだろうか? と思い至り、自分の着ていた衣服を探してみる。
キャミソールとミニスカートは真咲のTシャツと共にベッドの下に落ちているのだが
ブラとショーツは遠く離れたキッチンの床にあった。しかも、床は濡れている。
なぜ濡れているのかは、考えたくなかった。
…こういう場合、着る着ないとかではなく、それを取りにそこまで行くのも気恥ずかしい。
真咲が起きて、何気なくそれを拾い、「洗って乾かしてる間、お前どうする?」などと言われたらそれもどうしよう。
(いつか、こういうのも慣れちゃうのかな…?)
「おはよう」
不意に声を投げかけられてどきりとする。真咲が目を覚ましたようだ。
みなこは、これもまた今更ながら、タオルケットを掴み上げて慌てて胸元を隠した。
真咲が小さく笑った。
851真咲×デイジー 10/11:2006/09/05(火) 00:25:12 ID:xmjkYDBW
「大丈夫か? …その、体、だるかったりとか」
まだ覚醒しきってはいないのだろう、ぼんやりとした様子で、けれどもみなこを気遣ってくれる。
大丈夫だよと、みなこは笑みを浮かべることで答えた。
「…昼間ですよ、先輩」
不満そうに、ベッドの上に腰掛けるみなこの腰を引き寄せる。
もう暫くこのまま、と彼は再び目を閉じた。
(先輩、なんだか可愛い)
眠ってしまうわけではなく、ただ、目を閉じてじっとしている。
何をするでもなく、お互いの体温を感じながら、緩やかな時間を過ごす、ただそれだけなのに。
それだけなのに、何故か心地よい。
「もっと早くに、こうしてたら良かったな…」
小さく呟く真咲の声。同じ事を考えていたのだろうか。
そうだ、何も身構える必要などなかった。
体を繋げた前も、後も、こうして一緒にいられる。
一緒に、満ち足りた時を共有できる。
独り不安がっていた自分を思い出して、みなこは苦い笑みを漏らした。
真咲が、どうした、と問いたげに見上げてくる。
探るように触れ合わせた指先を絡めて、言葉を促した。
「私、先輩と………したら、世界がもっと劇的に変わるんじゃないかって思ってた…」
真咲はぶはっと吹き出した。
ようやく身を起こして、みなこを後ろから抱き寄せる。
「ははっ、何も変わらないよ。変わるものなんて何もないだろ。
…ただ、まぁ、色々注意しなきゃいけないのと、デートの帰りがちょっと遅くなるのと…」
彼はデートの度に行為に至るつもりなのだろうか。遠回しにそう宣言されたような気がする。
「と? なんですか?」
「そうだなぁ、可愛がったり可愛がられたり、苛めたり苛められたりってのが増えるくらいか」
「苛められちゃうんですか、わたし? 先輩に?」
真咲の笑顔に、意地の悪い影がよぎった気がして、みなこが問い返した。
「名前」
「えっ」
名前で呼べって言ったろ?
真咲の力強い腕に抱きすくめられ、耳元で囁かれたその言葉。
彼が言わんとしていることを如実に思い出し、みなこは真っ赤になった顔をタオルケットに埋めた。「苛められてる!」
そんなみなこを抱えたまま、真咲は声を上げて笑った。
こんな時間が、ずっと続くといい。そう思いながら。
852真咲×デイジー 11/11:2006/09/05(火) 00:26:46 ID:xmjkYDBW
甘い時間は続かない。
流石にそろそろ起きなければと真咲が一つ伸びをすると、見計らったように腹の虫が鳴いた。
タオルケットに顔を隠したままで、みなこのなめらかな裸の背が震えた。…笑っている。
「あ〜…運動したら、腹が減ったな。そういや昼飯を一緒にって言って………えっ?」
真咲の視線の先には、彼が毎朝アラームを掛けている目覚まし時計。
独り暮らしを始める時に両親がくれた、やたらと音の大きなものだ。
その針が示しているのは…。
ベルの代わりに、血の気の引いていく音が聞こえた気がした。
情事の余韻に浸っている場合ではない。真咲は跳ね起きた。
ただならぬ様子を感じて、みなこも顔を上げ、彼を伺う。
「…先輩?」
「午後っ! やばい、午後イチの講義でなきゃ、最後一つの単位が…っ!」
しかし、真咲がどれだけ慌てても、時計は午後二時四十五分。
すでにその授業は終わっているとわかっていても、留年がかかっているのだ。慌てる他にない。
不意に、脳天気な音楽が聞こえてきた。
「何だよこんな時に!」
通学に使っている鞄の奥に埋もれてしまっている携帯電話。こんな時に限ってなかなか取り出せない。
ようやく引っ張り上げた時には、もう着信のメロディは止まっていた。届いたのは、電話ではなくメールだった。
メールのタイトルは『何やってんだ馬鹿!』である。
差出人の欄には、見慣れた名前。

『この幸せ者! 腰が抜けちまえ! 代返しといた。みなこちゃんによろしく』

「…………」
そのまま出掛けるでもなく、当たり前のように隣に戻ってきた真咲を、みなこは訝しげに見つめた。
単位がどうとか言っていたのに、この恋人は再び体をまさぐり始めたのだ。
「学校、行かなくていいんですか?」
「…うん。櫻井が、みなこによろしくってさ」
それで全てを察したのか、みなこは微笑んで、真咲の愛撫に応えた。
「いい人ですよね、櫻井さんて」
あの親友を素直にいい人と評するには幾らか抵抗があるが、真咲は今だけは彼に感謝した。
恩を着せられてもいい。次に会う時には冷やかしてくるだろうが、それも甘んじて受けよう。
「そうだな」
次の講義は週末を挟んだ月曜日。まだまだ時間はあるのだから。


刻みかけだったキャベツはすっかりしおれて、その夜、コンソメスープに姿を変えた。
真咲特製のカフェ丼は、今日もお預け。


*******************************

以上でっす。コピーペーストでも時間かかるのね…。
読んでくれた方、お疲れさまでした〜
853名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 00:35:08 ID:xBnCXohf
乙カレー!!
すごく良かった! 真咲に萌え、デイジーに萌え、二人に萌えたよ、GJ!!
ああこの心を何にたとえようw

842さんこそお疲れさまでした。
ありがとうありがとう。
854名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 00:39:10 ID:7Ey36GhV
こんな時間まで張り付いていたかいがありました。
GJ!やっぱ櫻井っていいキャラだなー。
855名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 01:11:42 ID:H9hp6RAp
花屋キター!
最高に萌えました。GJ!GJ!櫻井もGJ!
もう、萌えすぎて眠れそうにありません(;´Д`)
856809:2006/09/05(火) 04:18:47 ID:cs4di4d1
遅くなりましたが皆様、拙作に労いのお言葉と丁寧なご感想を誠に
ありがとうございます!
ありがとうございます!
ぶっちゃけ「もったいぶらずに完結させてから投下しろやゴルーア!(゚Д゚)」くらいの反応も
覚悟してたんで、あたたかいレスの数々にほっこりと人心地です。後編もガンガル!

んでウザがられるの覚悟でひとつだけ個レスさせてくだちい
>>826
やめてくんない!
「寸止め姐さん」てあだ名やめてくんない!wwwww
でもピンポンです。
つR1ボタン
857名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 04:28:19 ID:cs4di4d1
>>841
ネ申 k t k r !!
導入部からエロシーンへの流れ、事後のほんわかムードまで
余すところなくGJ!!クォリティ鬼タカス!!
みなこたんと花屋お似合いすぎて入り込めないんで
櫻井は私が頂いていきますね(*´Д`)つ<櫻井

>>829
キテル=ボクサーは譲れない
が、個人的には毛筆体で「粗品」とプリントされた
のし袋風のトランクスを穿いてもらいたい
858名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 08:02:15 ID:8R/i8J3v
>>841
花屋デイジーGJ!描写が丁寧で素晴らしかったです!そして櫻井にマジ萌え。
おかげで朝まで眠れませんでした(*´Д`)ハァハァ

>>809
やっぱり姐さんだったのか!後半ワクワクテカテカしながら楽しみにしてます!
姐さんのマスターにテラモエス(´ω`*)
859名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 20:13:50 ID:nGB5WWHi
>>851
中身が粗品だとでも彼は言いたいんだろうか
いやしかし粗品といいつつ中は全く粗品じゃなくてもいいなどと考えてしまったじゃないかw
860名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 21:05:44 ID:cs4di4d1
>>859
いや、単に自分がキテル=粗チン説を推したいだけ。
逆にいいもん持ってそうなのは天地かな
志波と花屋の次辺りに天地だといい。あくまで願望ですけれど
861841:2006/09/05(火) 21:27:07 ID:xmjkYDBW
よかった、華麗にスルーされなくて…! ありがとう、ありがとう。
…神に神って言われた…!
もっと精進して出直してきます。

>859 >860
粗チンなキテルは違和感ないなw
と思っていても「やっ、そんな、大きい…!」とか取り敢えず言ってやる小悪魔デイジーもセットで
862氷上×デイジー 0/11:2006/09/05(火) 23:38:44 ID:7Ey36GhV
ササッ((((・_・)
いまこの流れならうpできそう。
暇つぶしという割りに長いですが、ドゾー。

氷上×デイジーでつ。
捏造多いので注意。
863氷上×デイジー 1/11:2006/09/05(火) 23:39:14 ID:7Ey36GhV
『問5より難しい問題』


残暑厳しい八月の終わり。 あと二週間ほどで夏休みが終わる。 そんな頃の日曜日。
彼女から電話が掛かってきた。

「氷上くん、あの、お願いがあるの……その……な、夏休みの宿題!数学の!あれ解らない問題が
いっぱいあって……よかったら教えてくれないかなって……」
「ああ、お安い御用だ。それなら図書館で午後1時に」
ここまで話したところで彼女に遮られた。
「あの、よ、良かったら氷上くんのうちに……行ってもいい? 教えて貰うのに、わざわざ暑い中
外出させるの悪いし……あの……その……良かったらでいいんだけど……」
「解った! 数学だけじゃなくてキミ、まだ他にも教えてもらいたい宿題があるんだろう?」
「えっ!?あ……ああ、そう!そうなの。 科学なんて全然解らなくてちっとも手に付かなくて」
「そんなことだろうと思った。 しょうがないな。 そういうことならなるべく早くこちらに来なよ」
「本当!? ……ありがとう。 その、お願いします」

その電話を切って暫くしてから、僕の家には今、両親は遠くの親戚の家に用事があるとかで出かけて
いて次の日まで留守であり、僕の他には誰もいない事を思い出した。
(しまった。 こんな状態なことを彼女にワザと黙っていたと思われたらどうしよう……)

まるで自分に下心があるみたいじゃないか。 
864氷上×デイジー 2/11:2006/09/05(火) 23:39:33 ID:7Ey36GhV
これからこの家に彼女が来たら、僕達は二人っきり……。 
いやいや。彼女はただ僕に宿題を教わりにくるだけなんだ。 なのに、もし僕が彼女に変な事をしたら
確実に嫌われて口すら利いてもらえなくなるぞ。ここは平常心だ。 
彼女の方から急に、今日家に来たいって言ったんだ。 
だから家族が留守だってしかたがないことなんだ。僕がおろおろすると逆に変に思われる。 
普通にしていればいいんだ。
しかしその僕の思惑は数十分後、見事に打ち砕かれる。

「こんにちはーー!!氷上くん!!」
玄関を入ってきた彼女は………………………………………………………………。
ノースリーブの真っ赤なキャミソールにジーンズのホットパンツといういでたちだった。
家に迎え入れた僕はそれを見た瞬間、クラっときた。

(これは一体どんな修行なんだ。 この状態で彼女と二人きり、本当に最後まで平常心で乗り切れるのか?)
「ごめんね、急におしかけちゃって。 お邪魔しまーす。 あれ?氷上くん? ぼーっとして、大丈夫?」
「ん!? あ、ああ!! 大丈夫だ。 ちょっと立ちくらみかな、ハハハ」
「毎日、まだまだ暑いもんねー。 あ、ジュースとお菓子、買ってきたよー。」
「ハハハ、そうか。ありがとう……ははは……」

 そういえば最近、僕が彼女を意識しだしてからというもの、彼女の何気ないしぐさに、こう……言葉が悪い
が『ムラムラ』くることが多々ある。
でも、それは僕が正常な男子であるだけで、仕方ないことなんだ、と……そう思い、ずっと我慢している。
欲望に従い、したいことをするのは紳士としては失格だ。 そんなことは彼女も望んではいまい。
僕達はまだまだ『健全なおつきあい』というものをするのが当然な年齢なのだから。
865氷上×デイジー 3/11:2006/09/05(火) 23:39:48 ID:7Ey36GhV
テーブルを挟んで二人で宿題を広げる。
腕の金色の産毛一本一本まではっきり見ることができるくらい近い距離。

(遠めで見ても可愛いけど近くで見ると更にかわいいな……肌すべすべツヤツヤしてて、まつげが長くて、
髪もサラサラ。それに……いい香りがする。 シャンプーかな、コロンかな)

ふんわりと漂う花のような香りにクラクラくる。 こんなに近くにいるのに、もっともっと近くでこの香り
を嗅いでみたい。 
あの柔らかそうな肌に触れてみたい、髪もあの無防備に晒されたうなじも、鎖骨も、その下の柔らかそうな
膨らみも……。そしてリップ?でキラキラ光る唇を思う存分奪いたい……。
良く見ると彼女の肩は日焼けしていて、赤くなっていた。
キャミの肩紐では隠し切れない日焼け跡の白さが妙な生々しさを強調している。

(僕以外の誰かと海に行ったのだろうか。 どんなヤツと? どんな水着を着て?)

水着跡で、勝手に際どい水着を付けて浜辺で寝そべる彼女を想像した。
エロチックな甘酸っぱさと嫉妬心のほの苦さの混じった複雑な気持ち。
キミは僕がこんなことを考えているって知ったらどう思うのだろうか。
きっと軽蔑される。 それは間違いないだろう。

「ねえ、ココ、このページの問3が解き方が解らないんだけど」
「は、はい!?」
唐突に声を掛けられて思わず声が裏返ってしまった。 ヘンに思われたか?
「? これだけど」
「えーっとどれ?」
トーブルを挟んで座る彼女が前かがみになってドリルを差し出してきた。

(うっ……)
866氷上×デイジー 4/11:2006/09/05(火) 23:40:13 ID:7Ey36GhV
キャミソールから白い胸の谷間が……みえ、みえ、みえて……。 
まったく日焼けしてない、普段目にする腕や足の色とはまったく異なる、透き通るような真っ白な肌の部分。
カーーーーッと頭に血が上った。 ……下の部分にも。 急激に充実してズキズキしだした。
「す、すまないが、今すぐ帰ってくれ」
「え……。どうして……?」
「いいから早く」
「そ、そんな。……私、氷上くんに今見放されたら、絶対に8月31日までに宿題終わらないよ」
僕の気も知らないでノンキに涙目で見上げるキミ。 ああ、このままカーペットに押し倒してやりたいよ。
でもそんなことは絶対にできない。 
一刻も早く彼女をここから追い出さないと、僕は自分の行動に自信が持てない。

「キ、キミは一体、どういうつもりなのかな」
「えっ?」
「この家には今、キミと僕しかいないんだ。 やっぱりこういうの良くないと思わないか? 
そ、それに男の部屋にそんなに露出度が高い服を着てきて。 いくら僕でもその……女の子とずっと二人きりで
いたらどうなるか解らないって思わないのか? ひょっとしてあれかな、僕は男として見られていないって
ことかな。 安全パイってヤツなのか? ただ勉強を教えてくれる、便利なヤツ?
だからそんなに無防備なのか? そーなのか!?」

もう、我ながら最後の方は何を言っているのか解らなくなっていた。 
ただ解っていたのは事態は最悪で、もうダメだ、彼女に嫌われた、という言葉がグルグル頭を回っていた。
「いいよ」
その時、聞いた彼女の言葉が自分でも信じられなかった。
「いいよ、氷上くんとならどうなっても」
「ヘ?」
彼女は顔を真っ赤にして、でも挑むようなまなざしで僕を見上げる。
「女の子が男性の部屋に行くのに、わざわざ露出度が高い服を着てくる気持ち、少しは考えてよ!」

(って、ま、まさか……ええぇ?)
867氷上×デイジー 5/11:2006/09/05(火) 23:40:35 ID:7Ey36GhV
じゃあ僕が今まで必死に耐えていたのはなんだったのだろう。 
今日だけじゃない。 帰宅途中だって、山や博物館のときだって、この間の花火のときだって。
散々、チョップされたり服ひっぱられたりされるたびに、本当はギュっと抱きしめたり、キスしたりしたかったのに。
それでも僕は必死でキミに嫌われないように何もしないように我慢してきたのですが。
ひょっとしてそれは彼女にとって意に沿わない結果だったということなわけですか?

「私、もう帰る。 露出狂の私が悪かったです。 ごめんなさい!!」
椅子から立ち上がると、彼女はテキパキと宿題をカバンにしまって帰り支度を始めた。
「だ、ダメだ!」
「……帰るの!」
廊下を玄関に向かってズカズカ歩いて行く彼女の腕を僕は思わず引っ張った。
「帰らないで……ください。 お願いします」
そのまま後ろから覆うように抱きしめる。 逃げられると困るので、強く強く抱きしめる。
「…………」
「……あの、あの!……キスまでですか? それ以上もいい……の?……ど、どこまで……いいですか?」
小声で確認すると、彼女はうつむいたまま答えた。
「氷上くんなら……氷上くんの好きにしていいの。何してもいいの!!
私だってこんな服、ほんとは好きじゃないの! でも、……氷上くんが何もしてくれないから……氷上くんが悪いの!」

そうだ。彼女はいつも清楚でエレガントな服装を好んでいた。
なのに最近妙に肌が出た服装になったな〜とは思っていたが、それがそういう意味だったとは。
868氷上×デイジー 6/11:2006/09/05(火) 23:40:54 ID:7Ey36GhV
「ごめん……本当にごめん。 僕がバカだった。 お願いだから、帰らないで」
ここでイヤだと言われても、僕はもう彼女を帰せない。
でもそんないっぱいいっぱいな僕より、やっぱり彼女のほうがうんとススんでいた。
「……シャワー浴びていいかな……私、汗かいてるし」
「えっ!あ、シャワー!? いいよ、もちろんだよ」
シャ、シャワー!?ってことは

 最 後 ま で し て も イ イ っ て こ と な ん で す よ ね ?

「ねえ、シャワー。……一緒に浴びる?」
「はい!?よ、喜んで!!」
顔を真っ赤にしてちょっと怒った顔で振り返った彼女の、そのかわいらしい仕草に、つい即答してしまう。
僕もきっと顔、真っ赤だろうな。
「じゃあ。私、先入って待ってる」
すこぶる薄着の彼女は脱衣所に入るとパパっと着ていた服を脱いで浴室に入った。
すぐに水音が床に弾ける音が響きだす。

僕が急いで服を脱ぎ捨てて浴室に入ると、シャワーの水しぶきの中で彼女は入り口に背を向けるように立っていた。
メガネを取ってしまったのでシャワーの湯気も合わさってかなり周囲がぼやけている。
彼女の身体もぼんやりしてる。 だけど、肩から背中、腰へのなだらかなくびれ、かわいいお尻。
僕は必死で眼をこらしてそれらを脳裏に焼き付ける。
水着の日焼け痕はビキニだった。

何処もかしこも好きに触ってみたい。そんな興奮を抑えつつ、手を伸ばして後ろから抱きしめる。
そのまま両手で胸をすくう様に持ち上げ、ふにふにと感触を確かめるように揉んでみる。
869氷上×デイジー 7/11:2006/09/05(火) 23:41:09 ID:7Ey36GhV
(凄い。こんなに柔らかいんだ)

柔らかくて、すべすべしていて、手に吸い付くみたい。 
ずっと……ずっと触ってみたかった。 その感触が今、僕の手の中にある。なんだか信じられない。
夢中になってふにふにしていたら
「あ……や……」
くすぐったそうに身じろぎをする彼女。
「ご、ごめん。痛かった?」
「ううん、……もっと強くしても平気だよ」
「そう、なのか?」
もうちょっと力を入れてこんどはモニュモニュしてみる。
「ん……ぅ……」

(なんだか先が尖ってきた。 気持ちいいのかな)

「クスッ もう……氷上くんおっぱいばっか触ってる」
「えっ!あ、だって……ず、ずっと触りたいって思ってたし」
「いつから?」
「ずっと前から……だよ」
「ずっと前から? 我慢してたの?」
「……うん。 あ、ああ、いや、その……」
「…………そっか。フフ」
こんなことを言ったら嫌われると思ったのに、なぜか彼女は満足げだ。 まったく女心は解らないことばかりだ。
870氷上×デイジー 8/11:2006/09/05(火) 23:41:34 ID:7Ey36GhV
いつまた『帰る!』と言われるかとビクビクしていたが、彼女のご機嫌が良くなったので、僕自身も
リラックスして、ちょっと余裕ができた。 後ろから胸を揉みながらうなじに口付ける。
さっき自分の部屋で『いつか触ってみたい……』と盗み見ていたところ全てに、くまなくキスの雨を降らせる。
キスを段々上にずらして耳たぶを甘噛みしたところで彼女がか細いが声を上げたのを聞いた。
「ん……やん」
その声がもっと聞きたくて、今度は手を胸から下にずらしていく。 わき腹をくすぐるように撫でて彼女
を驚かせないように徐々に下げて……多分一番敏感な部分にそっと指を伸ばす。 するとビクンと身体が
跳ねる。 そこはもうシャワーよりも熱いしずくが溢れていた。
そこのツンと硬くなったしこりの部分に指を擦り付けると彼女の体がまたビクンとのけぞり、今度は少し
大きく喘ぎ声をあげた。

女性の裸を生で見るのは初めてだけど、流石に高校生にもなれば今自分が触っているのが何かという知識
くらいは持っている。
生徒会で実施した持ち物検査で、男子生徒から没収されたと思われる成人向け雑誌。
女性の喜ばせ方とかを特集した記事を、なんとなく眺めながらクダラナイと思っていた自分自身が、
まさかそれを実行するときが在学中にくるとは思ってもみなかった。

「やん……あぁ……」
「感じやすいんだな……」
「い、イヤァ……」
必死で声を出すのを我慢しているみたいだ。
そのまま今度は彼女の顎を取って後ろを振り向かせるようにして強引にキスをする。
唇をこじ開けて舌を入れて、いっぱいキスをする。
「……好きだ……」
「うぅん……あむ……、わ、私も、氷上くんのことスキ……」
キスを続けながら右手でクリトリスを、左手で乳首を引っかくように擦ると、細い身体をヒクヒクと
跳ねさせて、身を捩っている。 刺激が強すぎる愛撫から逃げようとするみたいに。
でもそのまま強引に愛撫を続ける。 
「だ、だめ……そんなにしたら……あっ……んんぅ」
クリクリと指で刺激を続けるとどんどん彼女の声が大きくなっていく。
871氷上×デイジー 9/11:2006/09/05(火) 23:41:55 ID:7Ey36GhV
入れたい。今すぐ中に入りたい。
でも、今日は避妊具がない。彼女にそういう意味でのリスクを負わせるわけにはいかない。
男として、ここはやはり僕は我慢すべきなんだろうな……。

彼女は既に自分で立っていられないようだったので、ここでバスタブの縁に腰掛けさせた。
ちょっと不安そうな、恥ずかしくて居たたまれないような、そんな顔で僕を見上げる。
その瞳に僕の嗜虐心が刺激される。

「足、開いて」
「えっ?」
「見たい。キミのここ」
「そ、そんな……こんな明るいところで?」
「僕の好きにしていいっていったよね」
「う……。氷上くんのむっつりスケベ」
「そういうこと言うんだ」

僕は彼女の足を強引に開かせて、太股の間にしゃがんで身体で足が閉じられないようにした。
「や、やだ! ……、そんなにジロジロみないで……」

(ほ、本当にピンクだ。 ……僕しか見たことが無い……んだよな)
太陽の光もまったく届かない場所。
呼吸があがって息苦しい。 ついハァハァと息が荒くなる。 
872氷上×デイジー 10/11:2006/09/05(火) 23:42:11 ID:7Ey36GhV
「キミのここ、ヒクヒクしてる」
「やだ、もう! 見ないでって! そんなに顔近づけないで!!」
「眼鏡がないから良く見えてないし、大丈夫だよ」
「うそ! そんなに近かったらいくらなんでも見えるもん」
「好きにしていいっていったよね?」
「ううぅ……こんなのイヤぁ」
顔だけじゃない、身体中を真っ赤に染めながらそれでも足を閉じるのを必死で耐えている。
涙目で目じりを赤くして恥ずかしがるその媚態にゾクゾクする。

僕は堪らなくなって、甘い香りを放つそこを舌でつつきだした。
ペチャリ、ペチャ、ペチャ
「や、もう、そんなのだめ!! ちょ、舌、そんなところにいれちゃヤダ!!」
「確かにキミには今まで鈍感な僕が肩透かしな思いをさせてきたと思うけど、
僕だって積極的なキミに、どんなに今まで我慢してきたか、これからたっぷりと教えてあげられると思うよ」
ヂュルヂュル ペチャペチャ
クリトリスに吸い付くようにして嘗め回す。
「ひゃ、ああぁ。 もう、もう、やめてぇ……」
舌を動かしたまま、指を一本ツプリと挿入してみた。 すると彼女の身体がビクンッ!!と大きくしなって
真っ白な太股がピクピクしだす。
グチュ……プチュ……
指を動かす度に浴室に恥ずかしい音が響く。
熱くて指に絡みつくみたいだ。 トロトロとしずくが垂れて、バスタブの縁を伝っている。
「ストップ! お願い、氷上くん、これ以上されると、私……」
彼女の哀願を無視して、少し強めに指で中をえぐりながら、クリトリスを甘噛みする。
「も、あああぁ、イヤ、だめ、私、まだ、いきたく……な……ああぁあああん!!」
彼女の体が一瞬ビクンとそった後、小刻みに痙攣する。
873氷上×デイジー 11/11:2006/09/05(火) 23:42:30 ID:7Ey36GhV
「ハァハァ……、あ…、ん……」

強張っていた身体が次第に弛緩していき、このままバスタブのフタの上に屑折れて眠り込んでしまいそうなので
なんとか彼女の身体を起こし抱きかかえた。
「このままだと風邪ひいちゃうよ。……僕の部屋に戻ろう」
「ん……」
彼女は快感に酔いながらしばらく全体重を僕に預けぐったりしていたが、やがてなんとか立ち上がり、
二人で手早くシャワーを浴びなおしてバスルームを出た。

この後もっと彼女を堪能したかったのだが、彼女の宿題が僕の家に来る口実ではなく、本当にほとんど
出来ていない&書いてあっても間違っていることに気が付いて、嫌がる彼女を説き伏せて今度はマジメに
宿題を教えた。

(明日早速避妊具買ってこよう。 あ、でも次回はいつ? というか次回……あるのかな…………)

僕から誘ったほうがいいのだろうか。 でも何て言って?
今度はいつしますか、と聞くのか? ……そんなバカな。 自分の思考のくだらなさについ、乾いた笑いが
漏れる。
「ハハ」
「なに笑ってるの? 思い出し笑い? えっちなのー」
「そんなんじゃないよ」
「それより早く、宿題教えてよー。 この問5の部分、全然まったく、これっっぽっちも解らないもん」
「はいはい」

僕にとっては問5の問題よりもよっぽど難しい問題だ。
取り合えず、その問題は置いておいて、彼女の周りに他にもいる、彼女の引力に惹かれているヤツラを
これからどうやって叩き落そうかと考えていた。


糸冬
874名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 23:43:55 ID:7Ey36GhV
以上です。 
寸止めスマソ。

お付き合いくださった皆様、ありがとうございます。

|)彡 サッ
875名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 23:53:27 ID:ethsfQMG
リアルタイム遭遇ー!
メッティ可愛いよメッティ(´Д`*)
876名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 23:59:08 ID:Y3rZM16s
GJ!
でもまだ最後までさせてもらえないメッティwwwww
877名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 00:04:43 ID:w4P0SYo9
メッティデイジー、キター!
初めてリアルタイムで遭遇したよ!(*´Д`)ハァハァハァハァ
積極的なデイジー可愛い…
そんなデイジーに負担かけない様に我慢する氷上、偉いよ氷上
878名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 00:12:41 ID:5X3qlGXF
809さんのキテル×デイジー作品が神過ぎて、おこがましいんですが、
ちょうど書き終わったので、失礼します。

**諸注意**
・志波と竜子が付き合ってる
(しかも、志波の性格がちょっと違うかも。)
・デイジーは「瑛くん」「竜子さん」「志波くん」って呼んでます。

369さんのデイジー×キテルにちょっと影響受けてます。
(萌えさせてもらいました!)

初投下なのでお手柔らかにお願いします。
879名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 00:13:51 ID:5X3qlGXF
「あんた、まさかイったことないのかい?」
「ちょっと・・・竜子さん、声大きいってば!」
放課後の教室。
女の子が集まって、話す内容なんてまぁ大体決まってるもので。
瑛くんと付き合い始めて以来、竜子さんも志波くんとのことを、少しだけ話してくれるようになった。
もちろん9割方は、竜子さんが私の相談に乗ってくれているんだけど。
「佐伯って、がっついてそうだけどな?」
「竜子さん、ヒドイよ〜。それ、どういう意味?」
「言葉通りの意味だよ。あぁ、でもがっついてるだけで上手くない・・・ってことか」
「ちょ、ちょっと!そんな言い方やめてよ。それに別に瑛くんが下手とかそんなんじゃ・・・ないと・・思う・・・」
「でもイけないんだろ?それじゃ、やっぱり下手なんだろ」
「なによ、そう言う竜子さんたちはどうなの?」
「そんなの解りきってるだろ。言わずもがなだよ、志波は。」
「あー・・・確かに」
お喋りについつい夢中になって、ここが学校ってことだとか。
彼氏を待ってるんだとか、そんなことがふっと頭から抜けてしまう。
だから全然、気付かなかった。

「随分、楽しそうな話してるな」
その声がした方、教室の扉をばっと見ると、志波くん。
・・・と、横には、瑛くん。
こっちを見ないで、身体ごとそっぽ向くように横向きに立ってる。
「見かけによらず、はっきりしてんのな。」
「え?ちがっ・・・」
「おい、帰るぞ」
こっちを見ないまま、瑛くんが怒ったように、拗ねたように言ってそのまま歩き出してしまう。
ヤダどうしよう、って悩んでる暇なんてない。
今しなきゃいけないのは瑛くんの誤解を解くことで。
鞄を持って、急いで瑛くんの後を追う。
「瑛くん、あのね・・・」
「今日、珊瑚礁に寄って行けよ」
真っ直ぐ前を見たまま、こっちを見ようとしない。
絶対傷ついてる・・・よね、コレは・・・。
「それは、いいけど・・・」
気まずい沈黙の帰り道。
どうしよう、こんな瑛くん、初めてだ。
880キテル×デイジー:2006/09/06(水) 00:16:10 ID:5X3qlGXF
「準備中」の札がかかった珊瑚礁の扉を開けて、瑛くんが止まる。
早く入れ、ってこと。だよね・・・?
見つめ続けた背中をゆっくりと追いかける。
「おい」
ガチャ、って扉の閉まる音と一緒に、瑛くんの声。
話しかけてくれたことが嬉しくて、鍵を差しっぱなしで慌てて振り向いて返事をする。
「なに?」
「俺、おまえのこと好きだ・・・」
・・・え?
私の目を真っ直ぐに見つめて、瑛くんが言った。
今までの空気とか、あんな話を聞かれたあとだってこととか。
色んなことで頭が一瞬真っ白になる。
今、瑛くん、好きって言ってくれた・・・?
別にそれが珍しいことなワケじゃない。
瑛くんは2人きりの時は、すぐに私に触れたがるし好きだって言葉も、恥ずかしがりながらもきちんとくれる。
時には悪戯っぽく、時には溶けそうに甘く、時には優しく。
でも今日の瑛くんの顔は、今までに見たことがないくらい真面目で、それにひどく大人びてて。
その瞳から、目を逸らせなくなってしまった。

先に、瑛くんが動いた。
「上がれよ」
その声にハっとして。
「あ、うん・・・」
通いなれた瑛くんの家なのに、おかしいくらい緊張して、靴を脱ぐのにてこずってしまった。
荷物を部屋の隅に置くと、瑛くんはいつもの定位置、ベッドの前に腰を下ろして膝を立ててもたれる。
とりあえず私もいつも通り瑛くんの横に、一旦座りはしたもののやっぱり2人の間に流れるのは沈黙で。
気まずいな、そう思って立ち上がった。
「なんか喉かわかない?たまには私が・・・」
言いかけて瑛くんの傍から離れようとした時、パシッて手首を掴まれた。
瑛くんの方を見ると、さっきとはまた全然違う、少し苦しげな目で、私を見上げてて。
「いらない。それより、話がしたい」
『話』・・・間違いなく、さっきの話のことだと思った。
でも、何をどう言えばいいんだろ?
何を言っても瑛くんを傷つけてしまう気がして、どうすればいいかわからない。
もう既に傷つけてしまったには違いないんだけど。
「座れよ」
そんなこと考えて戸惑ってるのがわかったのか、ぐいって強い力で瑛くんの方に引き寄せられて。
瑛くんの足の間にガクッと膝をついて、バランスを崩してその肩に寄りかかってしまった。
「あっち向け」
促されるまま、瑛くんの足の間に、瑛くんと同じ方向を向いて座る。
顔、見たくないってことなのかな・・・?
でもそれにしてはすぐ後ろに瑛くんはいてくれるし。
何がしたいの?話じゃないの?
瑛くんの突然の行動に一人パニックに陥ってると、後ろから肩をぎゅって、強く、抱きしめられた。
881キテル×デイジー:2006/09/06(水) 00:17:09 ID:5X3qlGXF
「瑛・・・くん・・・?」
「大丈夫だから」
「え?」
「おまえのこと、めちゃくちゃ好きだから」
相変わらずよくわからなくて、頭の中ではパニックが続く。
でも抱きしめてくれる腕と、背中に感じる温かさで。
次第に落ち着きを取り戻した。
抱きしめてくれる腕に、そっと手をやってみる。
瑛くん、震えてる・・・?
「瑛・・・くん・・・」
「だから」
肩を抱く力が、一層強まる。
「不安に思うこととか・・・不満とか。全部話して欲しいんだよ」
不安に思うこと、瑛くんを傷つけるんじゃないかってこと。
不満に思うこと・・・これを、きっと瑛くんは誤解してる。
セックスでイけないことなんて、ちっとも不満じゃない。
瑛くんが気持ちよければそれで嬉しいし、私だって、気持ちいい。
ただ、イくってことが、よくわからないだけ。
そう、それだけなのに。

「ね・・・話聞いてくれる?」
「わっ、こっち向くな」
瑛くんの方に振り向こうとした私の肩に、瑛くんが顔を埋めてしまった。
「実は結構いっぱいいっぱい。面と向かってこんな話出来る程俺大人じゃねーんだよ。」
その瑛くんの言葉を聞いて、なんだか急に、瑛くんの気持ちがわかった気がした。
顔を見て話せないのは・・・きっと、怖いからだ。
さっきから好きだって言ってくれてるのも、たぶん自分を安心させたいから。
俺は好きだから。
何を言われても、好きだから。
そう言い聞かせて、覚悟を、してるんだ。
違うのに。全然そんなの必要ないのに。
すごく瑛くんが、愛しい。
震える手で抱きしめてくれる、この人が本当に好きだ。
882キテル×デイジー 4/12:2006/09/06(水) 00:19:17 ID:5X3qlGXF
「瑛くん・・・」
首を傾けて、肩に埋める瑛くんの頭にコツン、て挨拶。
「誤解だから。大好きだよ?瑛くん」
ピク、って瑛くんが少し動いた。
落ち着かせるように、震える腕を優しく撫でる。
「エッチ、気持ちいいよ?」
「・・・でもおまえ、イってないんだろ?俺だって、そんなこと解ってたよ」
「え・・・」
肩から、瑛くんが顔をあげた。
視線がぶつかる。
「けどどうしたらいいのかとかわかんねえし・・・」
照れたような、困ったような顔。
「でも今日は」
意を決したように。
真っ直ぐ、私を見つめて。
「おまえを、とことん気持ちよくさせるから」

肩を抱く瑛くんの手が解かれて、私を見つめたまま今度はその手が両胸を包む。
今、このまま・・・?
「瑛くん、やだまだ明るい・・・カーテン閉めて・・・」
「駄目だ」
私の訴えは即座に却下された。
今まで、明るいところでなんてしたことないのに。
恥ずかしいからヤダって言ったら、瑛くんはいつもちゃんと少しは暗くしてくれた。
「恥ずかしいよ・・・」
「俺から、頼みがあるんだけど」
そう言いながら、胸を包む手が優しく動き始める。
「ん・・・何・・・?」
「今日は、声我慢すんな。おまえ、いつも我慢してるだろ。それ、イけない原因のひとつなんだよ」
そんなこと急に言われて驚いて目を見開く私の唇に、ちゅって音を立てて。
瑛くんの唇が一瞬触れた。
「今はマスターも居ないし、声我慢しないことと。あと今日は明るいまま、このままで抱かせろ」
目の前に、すごく真剣な瑛くんの瞳。
こんな瞳で見つめられたら、嫌だなんて言えない。
「でも・・・恥ずかしいってば・・・」
嫌だとは言えないけど、出来るならやっぱり、少しでも暗くして欲しい。
私の言葉に、瑛くんが優しく微笑んだ。
「当たり前だろ。俺だって恥ずかしい・・・」
「瑛くんも、恥ずかしいの?」
「す・・・っげー恥ずかしい。でも、お互いの恥ずかしいとこ見せ合うのが、セックスだろ?」
「あんっ」
耳に、フゥって瑛くんの吐息。
耳元に低い声が囁く。
やだ、やけに色っぽい。
「俺たち多分、本当のセックス、まだしてないんだよ。だから、今日はいっぱい愛するからな」
「・・・ちょっと手加減して欲しいかも・・・」
「だーめーだ。もう俺火ついちゃったし」
ニって右の口角を上げて悪戯っぽく笑って、その手が私のブラウスのぼたんをひとつずつ外していく。
広げられるブラウスから覗く自分の肌がほんのり赤いのが、はっきり見えた。
初めてのエッチってワケでもないのに、心臓がこれ以上は無理ってぐらい早鐘を打つ。
883キテル×デイジー 5/12:2006/09/06(水) 00:20:37 ID:5X3qlGXF
「瑛くん・・・ドキドキして苦し・・・」
はだけられた左胸に触れる瑛くんの手に、力がこもる。
「もっともっと、ドキドキしろよ。ワケわかんなくなるぐらい、俺を感じろ」
優しく私を見つめるその瞳が閉じられて、唇が近づいて、そっと触れる。
まるで、初めてのキスの時みたいに。
一瞬離れて、今度は瑛くんの舌が私の唇をゆっくりなぞった。
自然に開く唇に、侵入してきた舌が丁寧に口内を這い回って。
見つけられた私の舌が絡め取られて、深く、深く。
抱きしめられる身体から、力が抜けていく。
触れ合う唇からはちゅく、っていやらしい音。
その音が耳の奥に響いてだんだん何も考えられなくなってきた。

その間にもブラの上から両胸を包み込んで優しく揉みしだく手が、敏感な先端を発見したようで。
布の上からでもはっきりわかるぐらいに存在を主張するソコを、瑛くんの指が挟んで微妙な刺激を与えてくる。
「んっ・・・」
「気持ちいいか?」
喘いで離れてしまった唇から、嬉しそうな瑛くんの声。
そんなの、気持ちいいに決まってるのに。
「好きな人に触られるてるんだもん。気持ちいいに決まってるでしょ」
恥ずかしくなって、ちょっと拗ねたように言ってみる。
「ああ・・・そうだな」
そう言って、ブラのカップを下げられた。
ぷるん、て胸が飛び出て、ものすごくいやらしい。
今度は直に、その先端を摘まれる。
「やっ」
「ぴんぴんに尖ってる」
「あ・・・・言わない、で・・・」
胸の先端をくにくにと指でこねられて、どんどん硬さを増していくのが自分でもわかる。
荒くなる息を受け入れるかのようにまた瑛くんの唇が重ねられて、だんだんその唇が首筋へと降りていく。
下腹部がじゅん、て潤むのを感じて、この後ろから抱きしめられる体勢がひどく落ち着かない。
行き場のない手で、瑛くんの太ももを掴む。
それが引き金になったのか、右手が、スカートの中に侵入してきた。
「今日のおまえ、すごい・・・」
下着の上からでもはっきりわかるぐらい、私のそこは湿ってるみたいで。
少し触れられただけで、くちゅ、っていやらしい音が聞こえた。
「あっ・・・」
中心を何度か押したかと思えば、ゆっくりと上下に動き始めて。
布越しに、もどかしい快感が身体を走る。
下着の上からなのに、ぷちゅって音がして。
自分がどれだけ感じてるのか、それで余計思い知らされた。
「直接触るぞ・・・」
「ん・・・触っ・・・て・・・」
いつもよりも時間をかけて、丁寧に愛撫されて。
普段だって気持ちいいけど、なんだか今までに感じたことのない心地よさを感じた。
いつもよりずっと、愛されてる、って。そんな気がする。
「んふぅ・・・」
「わっ・・・やわらけー・・・」
下着の中に瑛くんの大きな手が侵入してきて。
むに、って全体を掴まれた。
「おまえ、すげえ感じてるだろ?すごい柔らかくなってる」
そう言って、ちゅぷ・・・って指をナカに差し込まれて。
骨ばった指の感触が、じわじわと快感を高めていく。
激しく動くわけじゃなくて、感触を確かめるみたいに、内壁をじっくり撫でられて。
隅々まで瑛くんに知られてる、なんて気がしてくる。
884キテル×デイジー 6/12:2006/09/06(水) 00:21:47 ID:5X3qlGXF
「瑛くん・・・も、いいよ?」
腰にあたる瑛くん自身がとっくに硬いことぐらいわかってて、苦しそうだなって思って。
ひとつになることを、自分から促す。
「まだだ」
「・・・ひぁっ」
親指の腹で、キュッてクリトリスを擦られた。
ココをイジられるとなんだか瞬間的に快感が高まる気がして、好きだけど苦手。
なんだか自分が自分じゃなくなるみたいで、怖い。
「おまえ、ココ好きだろ?」
「んっ・・・わかんな・・・」
「だっていっつも途中で嫌がるじゃん」
「え・・・?」
「イヤって言われたら弱いから今までは我慢したけど、今日は駄目だ」
そう言って、二度三度、ちょっと強く擦る。
「今日はイヤって言わせない」
「ふっ・・・」
唇を、塞がれて。
指の動きが強まると同時に、湧き上がる快感も急速に強まる。
下から何かがどんどん込み上げてくる気がして、自分が自分じゃなくなる気がして。
「やだ瑛くん、なんか怖い・・・なんかくるぅ・・・」
唇を強引に離して、瑛くんに訴える。
快感で滲む涙の向こうに見えた瑛くんは、すごく優しい顔をしてて。
「そのまんま、俺に身体預けて」
安心させるように、額に、頬に、口付けを落としてまた唇を合わせて。
胸を揉む手と、ナカで蠢く指、クリトリスを擦る指の動きがまた強まった。
下腹部から湧き上がる快感が、今度は一気にぐって高まったかと思った瞬間。
「んんっ」
ビクって、身体が震えた。
頭の中で、何かがスパークしたみたいな、そんな感じ。
「あ・・・今、軽くイったか・・・?」
「えぇ・・・?」
ハァハァ、って。
荒い息を整えるのに精一杯で、喋れない。
「指、すごいキュゥキュゥ締め付けられたから」
「・・・イ・・・ったのか、な?」
そう応えると、瑛くんの顔が本当に嬉しそうにくしゃってなって。
胸を揉んでた手を離してギュってその腕で私を抱きしめて。
チュ、って短いキスをくれる。
「一回イったら、たぶんもう大丈夫だな。ちゃんと気持ちよくなれる」
「私・・・今までも十分気持ちよかったよ?」
「けど、やっぱ一緒にもっと気持ちよくなれる方が俺は嬉しい」
「・・・うん」
885キテル×デイジー 7/12:2006/09/06(水) 00:22:37 ID:5X3qlGXF
すっごく嬉しそうに瑛くんが笑顔で言ってくれるから。
なんだかそれだけできゅぅって、また下腹部が反応しちゃう。
「じゃあ、もっと。気持ちよくなろ・・・?」
私だけが気持ちいいんじゃなくて、今度は2人で。
私の言葉に、もっともっと、嬉しそうに瑛くんが笑う。
その表情に、心がじわぁってあったかくなった。
この人は、どれだけ私を夢中にさせるの?
床からベッドに移動するって流れで、瑛くんが手早く自分の服を脱ぎ始める。
私も脱がないとダメだよね・・・って思って、のろのろと立ち上がって。
恥ずかしさから、瑛くんに背を向けた。
「おまえ、遅い」
明るいところで全部脱いじゃうの、恥ずかしいな・・・って思いながらもブラウスを脱ごうとしたら、
後ろから、瑛くんに抱きしめられた。
「・・・これじゃ脱げないよ?」
「俺が脱がせるからいいんだよ」
そう言って私の髪にキスをして。
抱きしめてた腕を解いてするする・・・って私の肩からブラウスを抜いてしまう。
器用に片手でプツ、ってブラのホックを外したかと思えば、もう片手はスカートのファスナーを降ろしてて。
パサッて音を立てて、スカートとブラが床に落ちた。
あとは、ショーツだけ。
「うりゃっ」
「えっ・・・わっ!?」
お腹に瑛くんの両腕が回って、フワッて身体が浮いた?
と思った次の瞬間には、ベッドにドサッて倒されてて。
私の上に、瑛くんが覆い被さってた。
「やー、もうっ。びっくりした」
「ちょっと恥ずかしくなくなっただろ?」
髪を優しく撫でながら、瑛くんが笑う。
そういえば、今の一瞬は恥ずかしいとか・・・感じなかった。
でも、そう言われてまたちょっと恥ずかしさが戻ってきてしまう。
瑛くんの、広い肩幅とか、綺麗な鎖骨とか。
こんなに近くで、はっきりと見るのは初めてで。
その男らしさに、胸の鼓動が早くなる。
「恥ずかしがるなよ」
そんな私の気持ちを察したのか、瑛くんの唇が安心させるように額に降りてきて。
5秒くらい、ゆっくりと口付けを落とす。
唇を離した瑛くんと目が合うと、微笑んで。
「おまえ、すごい綺麗。俺生きてて良かった・・・」
なんて。
大真面目にそんなこと、とびっきり優しい顔で言うから。
「バカ」
って。笑ってしまう。
瑛くんの笑顔は、身体中に優しい気持ちを広げてくれる。
886キテル×デイジー 8/12:2006/09/06(水) 00:23:44 ID:5X3qlGXF
「んっ・・・」
「もっと、声出せ」
頬、首筋、肩、鎖骨・・・
瑛くんの唇で触れられた部分が熱を持って、身体中が熱くなっていく。
その熱さを少しでも外へ出したくて、どんどん私の呼吸は、荒くなる。
瑛くんの両手が、胸を少し強く掴んだ。
逞しくて、すごく大きな手なのに、私に触れるときは、びっくりするぐらい、優しい。
絞るように、胸を揉みあげて、その尖った先端を、ちゅって音を立てて交互に吸う。
「ふぁっ・・・」
反応に気をよくしたのか、今度は舌を使って、ねっとりと舐めたかと思えば、突っつくように刺激されて。
もう片方の胸を包む手も、指で器用に先端を転がし続ける。
快感が、止まらない。
無意識に両足を摺り寄せてしまう。
下腹部が、信じられないくらい潤ってるのが自分でもわかった。
もぞ、って動いたのが伝わったのか、瑛くんが身体を起こす。
「悪い、これだけ残してた」
そう言って。
ショーツに手をかけて、ゆっくりと引きおろす。
「すご・・・糸ひいてる」
一瞬意味がわからなくて、ちょっと身体を起こしてその部分に視線をやると、ソコから、ショーツに透明な糸。
あんまりにも恥ずかしくて。
「やっ・・・」
またベッドに沈み込むと同時に両手で顔を覆った。
自分が今どんな顔をしてるのか、全然想像出来ない。
少なくとも、とてもじゃないけど恥ずかしくて瑛くんには見られたくない、って思った。
両足からショーツが引き抜かれてすぐ、顔を覆う手に、唇の感触。
「おい、手のけろよ。キス出来ないだろ?」
「む・・・無理」
「じゃ、しょうがない」
え?
あっさりとしたその返事に、思わず瑛くんを見ようと、顔を覆う両手を開く。
次の瞬間、唇にキスが降りてきて。
「無理やりしちゃえって思ったんだけど」
また悪戯っぽい笑顔。
「・・・意地悪」
「おまえ、可愛いな」
今度は、ゆっくり唇を合わせて、深い深いキス。
その間に、くちゅ・・・って瑛くんの指が二本、私のナカに、侵入してくる。
異常に潤ったそこは、何の抵抗もなく瑛くんを受け入れた。
それどころか・・・指じゃ、物足りなささえ、感じてしまって。
「ね・・・瑛くんが欲しいよ」
「俺も我慢の限界」
もう、ダメ。
瑛くんをもっと、感じたい。
887キテル×デイジー 9/12:2006/09/06(水) 00:25:19 ID:5X3qlGXF
「ちょ・・・っと、嘘でしょ?」
「おまえが俺が欲しいって言ったんだろ?」
「言ったけど・・・」
身体をぐいって起こされたかと思うと、足の上に私を乗せて、今度は自分が寝転んで。
私に、挿れろ・・・って、促す。
瑛くんの足に座る私の目の前に、瑛くんのソレが、あって。
恥ずかしくて直視は出来ないけど、すごく大きくて、硬くなってることは、よくわかった。
「瑛くん・・・本気?」
「俺の、早くおまえの中に入りたくて苦しいんだけど・・・」
「・・・もぉ・・・」
私だって、早く瑛くんを感じたくて。
仕方ないから、瑛くんのお腹に手を置いて腰を浮かせる。
「ぁんっ」
瑛くん自身の先端と、私のソコが触れて、まるでキスしたみたいな、ちゅ・・・って音がした。
それだけで十分快感が走って、なかなかその先・・・腰を落とすことが出来なくて。
潤んだ目で助けを求めるように瑛くんを見ると、一瞬、瑛くんが腰を浮かせた。
でもつる、って滑って、上手く挿入らなくて。
「駄目だ、やっぱおまえが頑張れ」
「えぇ?そんな・・・」
「ちゃんと俺のを支えないと無理みたい」
「じゃ、瑛くんが持っててよぉ・・・」
「おまえとしてるのに、自分の手の感触なんか感じたくない」
「・・・優しいのか意地悪なのか、どっちなのよ」
恥ずかしいところを触れ合わせたまま、そんな会話。
気がつくと、愛液が瑛くん自身につたうようにどんどん滴り落ちてて。
もう、ダメ早く挿れたい、って。限界。
熱い瑛くん自身に手をやって、支えるようにそっと握って。
ぐぷ・・・って瑛くんを、受け入れていく。
888キテル×デイジー 10/12:2006/09/06(水) 00:26:19 ID:5X3qlGXF
「んはぁ・・・・」
自然に、熱い息が漏れる。
身体の中に、熱くて、逞しい、瑛くんがいる。
じゅぷって完全に受け入れると、しばらくは動けなくて。
じっと、瑛くんの瞳を見つめた。
「ヤバイ・・・この光景は、めっちゃクる」
目を細めて、瑛くんが言う。
「・・・え?」
「そんな色っぽい顔で見んな、ただでさえこの体勢エロくてヤバイのに」
快感を耐えてるのか、少し苦しそうな顔。
そう言われて、それこそ全身が瑛くんの瞳に映ってることに気がついて。
急に恥ずかしくなって、瑛くんに抱きつくように身体を倒した。
あぁもうやだ、必死で気付かなかったけど、こんな姿、思いっきり晒してるんだ・・・!
そうやって身体を倒すときの、微妙な振動さえ快感になって。
なんだかすごくいやらしいコになった気がして、本当に恥ずかしくなってきた。
「あれ?もう終わり?」
瑛くんの肩に顔を埋める私の頭に手をぽん、て置いて。
もう片手は優しく背中をさすってくれる。
「・・・十分頑張ったと思わない?」
そう言った私の顔を、見えるように両手でくいって自分の方に向かせて。
唇に、短いキスをひとつ。
「よく出来ました」
瑛くんが、ニッて笑う。
その顔が可愛くて、今度は自分から唇を重ねて。
同時に、瑛くんの手がヒップをぐって掴んで、下から突き上げ始める。
自然に私の腰も動き始めて。
2人で夢中で、快楽に溺れだす。
キスだって、貪るって表現が正しいような、そんなぐちゃぐちゃなもの。
だけど、気持ちいい。
889キテル×デイジー 11/12:2006/09/06(水) 00:27:02 ID:5X3qlGXF
ふいに、瑛くんの動きが止まる。
どうしたんだろ、って思う間もなく、私の背中に腕が回って、私を支えながら、起き上がった。
「あっ・・・深っ・・・」
繋がったまま、瑛くんの上に乗って、向かい合う。
自分の体重がまたずしって結合部分にかかって、今までに感じたことないくらい深くまで、瑛くんを感じた。
「好きに動いてみろよ」
耳元で、熱い息と、瑛くんの声。
顔が見えちゃうのは恥ずかしいから、首に腕を回してぎゅって抱きついて。
前後に、ゆっくりと動いてみる。
「んふぅっ・・・・」
こうすると、クリトリスが擦れて、すごく気持ちよくて。
じわりじわりと、快感が高まっていく。
「気持ちいいか?」
「んっ・・・気持ちい・・・瑛・・くんは・・・?」
「や、もう最高」
自分で激しくなんて動けないからゆっくりとした動きなんだけど、それが逆に繋がってるって、すごく感じられて。
抱き合ってることも合わせて、なんだかすごく幸せな、満たされた気持ちになった。
だんだん、瑛くんのイタズラな舌が、首筋を這って、下に向かい始めて。
べろって胸を舐めて、先端をちゅうって吸う。

「瑛くん・・・も、なんか、つらい・・・かも」
ビク、って、小さな刺激が、やたらと大きな快感に感じられて。
よくわからないけど、いつもとは、全然違う気がした。
「じゃ、いくぞ」
そう言って。
ヒップを掴んで、瑛くんが、突き上げ始めた。
自分で動くのとはまた桁違いに、高まる快感。
「あぁっ・・・あっあっ・・・」
とにかく、離れないように、落ちないように。
しがみつくのが精一杯で。
声を我慢するとか、そんなこと何も考えられなくて。
ただひたすら、快感に、身を任せた。
「・・・ぅあ」
瑛くんが、低く呻いたような気がしたけど。
私の目の前が、なんだかチカッてなって。

白い世界が、広がった。
890キテル×デイジー 12/12:2006/09/06(水) 00:28:00 ID:5X3qlGXF
「ふーん、それで?」
「それで・・・って。ん、と実はそのあとマスターに起こされるまで気がつかなくて」
「佐伯は?」
「普通にお店で働いてた。」
「アンタじゃあ、まっぱで寝てたの?」
「ちょっと、まっぱとか言わないでよっ!ちゃんと制服着てたし・・・」
「へー、やるじゃん佐伯」

またいつもの放課後。
来週の日曜のダブルデートの計画について話そうと、竜子さんのクラスまでやって来たら、
始まったのは、この間の話の続き。
瑛くんの汚名(?)を返上すべく、ついつい熱く、話に没頭してしまう。

そう、没頭、しちゃったのだ。

「ま〜た〜、おまえらは〜・・・」
突然、ズカズカと教室に入ってきた瑛くんが大きな声で言う。
ヤバ、聞こえてた・・・?
「佐伯も話に混ざる?なかなか楽しいよ」
「混ざるわけないだろ。おまえ、いい加減にしろよ」
「ご・・ごめ・・・」
「佐伯は混ざらないのか?」
素知らぬ顔をして、竜子の横の椅子に志波くんが座った。
あ・・・志波くんも、聞いてた・・・?
「志波〜・・・!」
「おまえは混ざらないんだろ?」
竜子にシッシとばかりに手を振られ、瑛くんは怒り沸騰といった感じ。
「ふーん、なかなか佐伯は教えがいがあるな」
相変わらずの無表情で、志波くんが瑛くんに向かって言う。
ん・・・?教えがい・・・?
「志波!余計なこと、言ってんじゃねーよ!」
瑛くんが赤くなりばがら、志波くんの首に飛び掛ろうとしたけど、志波くんはそれを機敏に避ける。
「何?佐伯のやつ、志波に何か相談してたの?」
「まぁ、ちょっとアドバイスしただけだ」
「どんなアドバイス?」
そんなことを楽しそうに話す、誰が見ても大人な2人と。
照れてあさっての方向を向く瑛くん。
肝心の私はと言えば、志波くんの発言を聞いて、
詳しくはわからないけど、私たち2人のことをなんだかすごく知られてる気がして。
怒りたいような、恥ずかしいような、よくわからないもやもや。
もう・・・新たな悩みが、出来そうじゃないコレじゃ。
そう思ったんだけど。

帰り際に。
「愛されてるな」
って志波くんが言ったから。
今日のところは、許してあげようかと思う。
891名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 00:30:02 ID:5X3qlGXF



以上です。

最初、タイトルとか番号とか入れ忘れてごめんなさい。
焦ってました・・・
お付き合いくださったみなさん、ありがとうございました〜!
892名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 00:35:12 ID:xpGi3Bqd
>878
おおう、リアル遭遇キタww GJGJ〜!
なんですか、ここんとこ神級の投下多いね! 幸せ!
でも三点リーダー(…←コレ)覚えるといいよー

いま464kb越えてますね。そろそろ次スレの季節。
893名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 00:37:18 ID:Zyvg+llY
>>878さんGJです!
ここんとこ神光臨しまくりで嬉しい
894名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 00:39:02 ID:B9G1UXu+
GJ!!超萌えた。二人とも可愛い!
生きててよかったにワロスww
895名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 00:43:51 ID:w4P0SYo9
メッティデイジーに続いてキテルデイジーの
リアルタイム遭遇キター!

萌えすぎて今夜も眠れそうにないよ(´ω`*)
神々、GJ!
896名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 00:50:09 ID:Cy+pSufX
キテルと主人公の幸せさに涙出てきた
897878:2006/09/06(水) 00:57:48 ID:5X3qlGXF
三点リーダー覚えます、ごめんなさい…

読んでもらえて嬉しいです。
私も、幸せで涙出そう
次スレでも投下できるように、精進します!
898名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 01:13:17 ID:Nui/OSeo
自分369ですが、自分が以前投下した為に
幸せな作品を読めて…幸せ倍増!!!!
よーしパパも精進するぞー!
878さんGJでした!!!
899名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 01:15:55 ID:PUhMXUpc
氷上×デイジー萌えました!
氷上のセリフがスバラスイ!

志波×竜子が読めないため878さんのキテル×デイジーは嫁ません残念
900若×デイジー:2006/09/06(水) 02:55:45 ID:VHg6Gnhs
だれも若誕しないので二日遅れですが祝いますね。
若王子先生もきっと三十路近いだろうし結婚させてあげます。
ちなみに名前は『小波美奈子(旧姓)』にしておきます。
901若×デイジー 1/5:2006/09/06(水) 02:56:34 ID:VHg6Gnhs
 大事な人は作りたくない。ううん、いらないと思っていたんだ。
 裏切られるのが怖いから。裏切られて、傷つくのが嫌だから。

 そう、思っていたのに。


「お疲れ様です、貴文さん」
 ホテルのスイートルーム。そこにはラベンダー色のドレスを見事に着こなしている彼女の姿。
 ドアの方までやってきてくれた彼女は笑顔で近づいてくる。その暖かな笑顔だけで、十分だっていうのに。
「ううん。君が出迎えてくれたから疲れなんか飛んじゃいました」
「ホントですか?嬉しいなぁ」
 額に軽く口付けるとくすぐったそうに肩をすくめる。その表情を見て、また僕は穏やかに笑った。


 9月4日。この日は特別な意味を持つ日になった。
 僕の元教え子であり現在は……ちょっと照れますね、奥さんになってくれた美奈子さんとの結婚記念日。
 自分の誕生日に無頓着だった僕に「これで忘れたら私怒りますからね!」と言いながら日付を指定された。

 挙式でも結婚式でも皆にからかわれて……というよりも一部からはすごく睨まれたりして。
 西本さんからは「若ちゃん気立てのええお嫁さん貰えて良かったな! で、いつから付きおうとるん?」なんて言われて。
 彼女は顔を真っ赤にしながら「はるひちゃんのイジワル!」と言って。先生、良い物見れちゃいました。


「挨拶はもう良いんですか?」
「ええ。ちゃんと教頭先生にも長期休暇するって言いましたから」
「……貴文さんのクラスのコ達には悪いけど、私すごく嬉しいです」
「どうして?」
 少しだけイジワルな質問をしてみる。答えが分かってても聞かずにはいられない。
「だ、だって……二週間も、貴文さんを独り占め出来るから……」
 少しだけどもりながら、小さい声でそう言う。やっぱりそういう姿が愛しくてたまらない。
「ねえ、美奈子さん。お風呂に入ろうか」
「え……?」
「先生、君とお風呂に入りたいです」
 昔から良く使う言い回し。こう言えば君が断れないって知ってて言ってしまう。イジワルでごめんね。
 そして、今回も予想通り。君は声に出さずに、顔を赤くしながら首を縦に振った。
902若×デイジー 2/5:2006/09/06(水) 02:57:06 ID:VHg6Gnhs
「もう入って良いですかー?」
 ガラス一枚隔てた向こうには、もう彼女が居る。中で何やらしているらしく僕は5分くらい待ちぼうけ状態だ。
「もうちょっと待って下さい!」
「えー。でもこれ以上待つと風邪をひいてしまいます」
「なら服を着て待って……」
「はい、時間切れです」
 そう言いながら入ると、浴室全体が薔薇の香りに包まれている。そして、浴槽からは泡と、彼女が顔を覗かせていた。
「まだ、完全に泡立ってなかったのに……」
「それは済みませんでした。寒かったからつい」
 いつもと違う雰囲気なのはバスルームが広いせいだろうか?それともこの香りのせいかな?
 どちらにせよ、お風呂に一緒に入ったのははじめてだから凄く、ドキドキしている。
「……貴文さん、どうかしましたか?」
「えっ? あー、いやその……」
 初めてこの子に触れた時のように緊張してしまう。僕の汚い部分を知られてしまう恐怖と、君を得られる高揚を感じたあの時みたいだ。
「浴槽に入っても良いですか?」
「え、あー……ドウゾ」
 そう言いながら浴槽の端に寄る彼女。髪は纏めて結い上げて、白いうなじは妙に、艶やか。
「そんなに避けないで下さい。嫌われてるのかな? って勘ぐっちゃいます」
「あ、そういうんじゃなくってその……先生の身体が、綺麗だなって」
 やや?
「普段、こんな明るい所で見れないし……その……」
「僕に欲情してくれたんですか?」
 浴槽に入ってから、彼女に近づく。藤堂さんがメイクをしたらしい顔の、桜色の唇を見つめる。
「ピンポンですか?」
「……ピンポン、です」
「良く出来ました。ごほうびですね」
 そう言いながら、唇を指先でそっと撫でる。そしてそのまま、吸い寄せられるようにキスをした。
903若×デイジー 3/5:2006/09/06(水) 02:57:49 ID:VHg6Gnhs
「ふあっ……」 
 白くてすべすべの肌。両手は君の胸の形を変えて、唇はただ君のうなじに吸い付いていた。
「貴文……さん?」
「や、すみません。いつもうなじは隠れてるからつい惹かれてしまいました」
「もうっ」
 クスクスと微笑んでいる彼女の表情は今日は見えない。後ろから抱きしめている体制は、やっぱり好きじゃないかもしれない。
「美奈子さん」
 耳元で囁くと、彼女の身体がびくりと揺れる。
「僕は、君の可愛い顔が見たいな」
 そう言いながら身体を180度回転させる。すると、桜色の頬をした君の顔。
「……やっぱり、可愛い。それにとても綺麗だ」
「貴文さんだって……色っぽいです、とても」
「やや、それは嬉しいですね」
 髪にキスをしてから唇を下に滑らせていく。胸のてっぺんまで辿りつくと、その周囲をそっと撫でる。
「あっ……くすぐったい」
 湯気と、君の感じる声が篭って反響する。エクスタシーを感じるその顔は、僕だけしか知らない顔。
「もっと、聞かせて。君の声」
「やん、はずかしっ……」
 指は腰から太腿のラインをなぞり、そこからそっと内側に移動させる。泡で見えない行為は、ひどく僕を煽る。
「ひゃっ! 貴文さぁ……」
「すみません。見えないからちょっと手元が不安定です」
「……イジワルです、やっぱり」
「先生は大人だからイジワルもしちゃいます。エッヘン」
 そう言うと、割れ目の中に指を差し込む。意地悪な笑顔で微笑むと、顔を真っ赤にした君はそっぽを向いてしまう。
「駄目ですよ。僕はもっと君の顔が見たい」
 行為を中断して頬に片手を添える。すると、横を向いたままの彼女は紅潮したままの頬で言う。
「私は貴文さんのイジワルな顔は見たくありません」
「やや、それならどんな顔が良いですか?」
「……笑ってる顔が、良いです」
 それは、100点をあげたくなるような回答。顔もこっちを向いていれば120点だったのに、残念。
「じゃあ、ちょっと反省します。だからこっちを向いて?」
 そう言いながら空いている手で唇に触れる。まだ僕の好きな色は落ちてはいない。
「僕も辛いからもうイジワルはしません。だから、ベッドに行こう」
904若×デイジー 4/5:2006/09/06(水) 02:58:21 ID:VHg6Gnhs
 お互いに一糸纏わぬ姿でベッドに移動する。勿論彼女の搬送手段はお姫様だっこ。
 最後まで頑なに拒否してたのを強引に連れて行ったら「約束と違います!」と怒られてしまった。
 やや、これもイジワルになるなんて。僕の勉強不足でした。

「ベッド……ふかふかですね」
「これくらい大きな方が良いですか?」
 そう言いながら僕は彼女に覆いかぶさる。そして、息がかかる位の距離に近づいてから言う。
「僕は、そんなに広くない方が良いです。美奈子さんの体温を感じたい」
 良く潤ったそこに指を入れる。それは果たしてお湯なのか、それとも別のものなのか。
 声が漏れ、彼女が高まっていくのを感じる。顰められる眉、肩は浮き上がり、髪は乱れていく。

 それらの、全てが扇情的で。

「……良いですか?」
 とろんと、快楽を感じるままの瞳で見つめられる。
「きて……貴文さん」
 どんなものよりも甘く感じる彼女の声。その声に、瞳に酔わされて、僕……いや、僕達は繋がる。
「ああっ! たかふみ、さ!」
 額には前髪が張り付いている。それをゆっくり剥がしてから、僕は律動をを開始する。
「ふあっ……すご……」
「いい、ですよ。美奈子さん」
 多少無理しても微笑んで、安心させて。初めて抱いた時から僕はこれをずっとし続けてきた。
「このまま、イっちゃって下さい。僕も、すぐに追いつきます!」
「……ああっ!」
 彼女の指がシーツを掴んで白くなる。頭を動かす度に汗がきらきらと飛んで、とても綺麗。
 往復するタイミングを早めると彼女から漏れる声もまた変わってくる。
「も……ダメぇ! これ以上は……イっ!」
「僕も、もう限界です」
 そう言いながら彼女の唇に触れる。その瞬間、彼女が僕のものを締め付けた。
905若×デイジー 5/5:2006/09/06(水) 03:00:04 ID:VHg6Gnhs


 しばらくして目覚めると、彼女は穏やかに寝息をたてていた。ただでさえ慣れない行事だったのに無理をさせすぎたかもしれない。
 それでも、この特別な日に、特別な何かをしたかったんだ。それはひどく傲慢で、押し付けがましい感情だけど。
 申し訳ない、という感情と事後の余韻を感じたくて彼女の髪をなで始めた。
「……ん……」
 身じろぐ彼女。そしてベッドサイドに小さな箱があることに気づいた。
「これは……」
 メッセージカードがある。それを開くと、見慣れた文字列。

『誕生日おめでとうございます。これからは拙い私ですが、一生幸せにします』

 そんな、プロポーズめいた言葉。髪を撫でる手を止めてから僕は彼女の隣に並ぶ。
「有難う。僕は今最高に幸せです」
 一緒の布団に入って、それから彼女の体温を感じることが出来るように近づく。
「これからも宜しく。可愛い僕の奥さん」
 目覚めたら。改めてお礼を言わなくちゃ。それからプレゼントを一緒に空けるんだ。
 腕に彼女を抱きしめながら、僕は瞼を閉じた。


 その日、僕は久々に夢を見た。僕の大事な人たちが、僕の帰りを待つ、あたたかな夢を。
906若×デイジー:2006/09/06(水) 03:00:48 ID:VHg6Gnhs
少々ヌルいですがこれにて終了です。
907名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 03:19:18 ID:w4P0SYo9
若王子デイジー新婚さんキター!!!
とぼけた口調がゲーム中の若のイメージぴったんこで萌えますた(*´Д`)ハァハァ
若、デイジー、末長くお幸せにナー

今夜は神の投下に三回も立ちあえた!何だ、この幸せな夜。ますます眠れない
908名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 04:06:23 ID:FXoml15g
若デイジーktkr!
先生良かったね良かったね。
くー、幸せで泣けた。
神ありがとう!
909名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 07:56:50 ID:9KTYoEzD
朝からイイもの見ますた……ありがとうありがとう神!
910名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 08:27:40 ID:+HhZ/lI0
若もデイジーも幸せそうで良かった!
おめでとう!そしてありがとう神!!
911名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 09:50:36 ID:Z4qUUrGs
ずっとROM専だったんだけど、あまりの神々しさにレス
>>809の続き楽しみにしてるよ…これから毎日覗きに来ますw
>>862の氷上の可愛さにローリングしてたら
犬にドアノックされてびびった。ちょっと転がり過ぎて警戒されたもようwwww

本当に神だらけでびっくりだよ
>>907みたいに夜見てたら、興奮の余り寝れなかっただろうなw
912名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 11:37:39 ID:hDsJXR6I
そろそろ次スレ準備しとく?
>>809さんの続きを待つ余裕もないような
913名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 17:43:43 ID:YhDzcCXS
若誕もいいけど日比谷渉誕もお忘れなく!
裸ケープで神待ち。
914若×デイジー0:2006/09/06(水) 18:22:55 ID:hofmZDvs
先程のネ申の後に非常に投下しにくいですが…
勢いで若×デイジー行っちゃいます!!w

<内容・諸注意>
・若が鬼畜通り越してイカレてます
・キテル(名前のみ)とデイジーつき合っている。
・キテル本命、若横取り設定。
・微レイプ描写有り。

上の様な内容が頂けない方た、
ヌルーでヨロシクです。


それではスタート!
915若×デイジー1:2006/09/06(水) 18:23:47 ID:hofmZDvs
卒業してからもうすぐ1年が経とうとしていた。
卒業後、一流大学に進学した美奈子は、
毎日充実したキャンパスライフを送り、そして瑛からの惜しみない愛情に日々満たされた生活を送っていた。

そんなある日。
いつもの様に大学での講義を終え、家路についていた美奈子に、
声を掛ける一人の男。
「小波さん…?」
自分の名を呼ぶ聞き覚えのある声に、美奈子は振り返った。
そこには1年前と何ら変わりはない、若王子の姿があった。
「あ、若王子先生!お久しぶりですー!」
「お久しぶりですね。あんまりキレイになっているので先生ビックリしちゃいました」
「そんな事ないですよ」
謙遜する美奈子に対して、若王子は飄々とした表情で口を開く。
「そうだ、小波さん。良かったら今から僕の家に来ませんか?
もう教師と生徒ではないですし、問題はないでしょう。
コーヒーでも飲みながら、少しお話でもしよう」
教師と生徒ではなくなったとは言えど、元生徒であると言う立場は変わらない。
若王子の突然の誘いに少し戸惑うも、深く考える事はせず、了承した。
-------------------------------------------------------------------------------------------
若王子のアパートは、大学のあるはばたき山地区から歩いても然程距離はない場所にあった。
築数十年は経ってるであろう古びたアパート。
海風によって腐食の進んだ階段を上った2階の角部屋が若王子の部屋だった。
「あんまりキレイじゃないですけど。さぁどうぞ」
ドアを開けると、玄関には白・茶・黒の3匹の猫が帰りを待ち侘びていたかの様に彼の足元に纏わりついていた。
「おやおや。お腹が空いたのかな?さぁ、気にせずどうぞ」
「あ、はい。おじゃまします」
部屋の中は、こざっぱりしていると言うより、何もないと言った方が正しいであろう。
6畳一間にふとん、小さなラジオ、そして小さなテーブル以外何も無かった。
「ちょっとご飯をあげてしまいますので、適当に座っていてください」
そう言って、3匹の猫に向かい笑顔で言葉をかけながらネコ缶を与えている若王子。
高校生活では見る事に無かった微笑ましい姿に美奈子は思わず笑みが零れた。

猫達のお腹も満たされた所で、2人はコーヒーを飲みながら話し始めた。
高校時代の思い出話から、大学の事などを話した。
916若×デイジー2:2006/09/06(水) 18:26:44 ID:hofmZDvs
は思わず笑みが零れた。

猫達のお腹も満たされた所で、2人はコーヒーを飲みながら話し始めた。
高校時代の思い出話から、大学の事などを話した。
そんな中で若王子は急に話題を変え、美奈子に質問を投げかけた。
「そう言えば…佐伯くんとはどうなんですか?」
予想外
917若×デイジー2:2006/09/06(水) 18:28:42 ID:hofmZDvs
そんな中で若王子は急に話題を変え、美奈子に質問を投げかけた。
「そう言えば…佐伯くんとはどうなんですか?」
予想外の若王子からの質問に驚く美奈子。
「え…先生どうして知ってるんですか…?」
「卒業式の日、ちょっと用事があって、先生海辺に居たんです。
そしてふと灯台の方を見たら、君と佐伯くんがキスしてる所を見ちゃいました」
まさか誰かに見られているとは思いもしなかった美奈子は、顔を赤らめ俯いた。
「そうだったんですか…。佐伯くんとは…今も仲良くしてますよ」
「……………………」
「どうかしました?」
言葉を詰まらせる若王子に疑問を投げかける。
「…どうしてなんだ?」
「え?」
「…どうして佐伯くんなんですか?」
「どうしてって言われても…」
「化学室での事故があってから、君は3年間、
いつも僕と一緒に過ごしていたじゃないですか。
君も僕と同じ気持ちで居てくれてる、そう信じていた。
なのに…どうして…。僕はずっと君の事だけ見ていたんです!
あの日も…君を探して海辺に行ったんです。
それなのに灯台で君は佐伯くんと…!」
突然の告白にうろたえる美奈子。
「…でも…先生は先生で…わたしは生徒…」
「そんなのは関係ないんです!」
初めて聞いたかも知れない程の若王子の大声に美奈子の声は掻き消された。
「僕は…初めてこんなに女性を愛おしいと感じたんだ。
この1年間も君の事が頭を離れなかったんです。
今でも…そしてこれからも君の事を愛してる!」
その言葉と同時に、若王子の薄い唇が美奈子の唇に吸い付いた。
その反動で畳に押し付けられる。
「んんっ・・・!や・・・っ」
今までに体験した事のない強引なキスに、美奈子の目からは止め処ない涙が溢れている。
そんな美奈子の涙など見向きもせず、彼女の白い首筋に深紅の花弁を落とした。

若王子の行動はどんどんエスカレートする。
襟元で締められたネクタイをするりと解くと、
頭上で重ね合わせた美奈子の手首をそれで縛り自由を奪う。
止まる事を知らない手は、キャミソールとストラップレスのブラを同時に捲り上げ、
弾けるかの様に露になった乳房を揉みしだいた。
「…せ…先生…お願…いします…もうやめ…て…」
涙を流し哀願する美奈子に若王子は言い放つ。
「君が悪いんです…僕を裏切るから…」
若王子の濡れた唇は、乳房の頂を吸いそして噛み付いた。
「いや…!や…めて…!」
918若×デイジー3:2006/09/06(水) 18:31:43 ID:hofmZDvs
首をそれで縛り自由を奪う。
止まる事を知らない手は、キャミソールとストラップレスのブラを同時に捲り上げ、
弾けるかの様に露になった乳房を揉みしだいた。
「…せ…先生…お願…いします…もうやめ…て…」
涙を流し哀願する美奈子に若王子は言い放つ。
「君が悪いん
919若×デイジー3:2006/09/06(水) 18:33:46 ID:hofmZDvs
必死に抵抗する美奈子。しかし、大の大人の男の力に勝てるハズなどない。
脇腹をなぞり、下半身に滑り落ちた手に、タイトスカートと下着はあっと言う間に取り払われた。
「いやだと言いながらも…これは何ですか?」
秘裂から溢れ出る密を指に絡め、美奈子の目の前に差し出す。
「君は嘘つきです。イヤだと言いながらも本当は僕に感じている…ピンポンですね」
「…そんな…そんな事ないです!」
指先を自分の口内に運び入れ、蜜を綺麗に舐め取る。
唾液で濡れた指がつぷっと美奈子の体内へと差し込まれる。
くちゅくちゅとイヤらしく淫らな音を奏でながら、膣内を掻き回す。
外側では、密を絡めた親指の腹で雌芯を擦る。
「あぁぁぁぁぁ…!」
「我慢なんてする事はないんです。もっと素直に僕を感じればいいんだ!」
膣内の一番敏感な部分を擦った時、美奈子の身体はビクンと跳ねた。
「やや?ここがいいんですか?」
一気にその部分を執拗に攻め続ける。1本だった指を2本…そして3本へと増やす。
「や……もう…い…や………」

若王子の股間は、ズボンの上からもゆうに確認できるほど、
大きくはちきれんばかりになっていた。
そのズボンを脱ぎ捨て、紅く聳える硬く太い欲棒を曝け出す。
「小波さん…これからです。君はこれから全身で僕を感じるんだ」
美奈子の身体を跨ぐ体制でそう言いながら若王子は、欲棒を彼女の固く結ばれた口元へ付ける。
そして両膝を持ち上げ、眼下に剥き出しになった秘裂の奥へ一気に欲棒を突き刺した。
「あぁぁぁ!」
悲鳴にも似た叫び声。
「力を抜いてください…こんなに締め付けられてしまうと先生すぐにイッちゃいます」
そんな若王子の声も耳に入らない程、美奈子の意識は遠のき始めていた。
「…さえ…き…くん…」
「その名前を口にしないで下さい!」
何かが壊れたかの様に激しく腰を振る若王子。
声も出さずただ涙を流し続ける美奈子。
そんな二人の相反する感情が交錯する。
「こ…小波さん…先生もう我慢できません…」
「やっ!…止めてください!中にだけは…!」
「…っんあ…!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
生暖かいモノが美奈子の体内へと流れ込むのがわかった。

   「もう君は僕を忘れる事はできないです。
たくさん感じていました…ピンポンですね?」

920若×デイジー終:2006/09/06(水) 18:36:50 ID:hofmZDvs
ネクタイで縛られた痕、首筋の深紅の痕、体内へと流れ込んだ欲望の液体…
そして美奈子の心の中に残した傷跡は生涯消える事はないだろう。
忘れる事はできない=消せない傷跡
これが若王子の真の目的だったのかもしれない。

<終>



以上です。

2がおかしくてスイマセン…

そして若萌えの方スイマセン!!
自分には若が鬼畜ドSにしか見えないorz

苦情殺到覚悟です!!

921若×デイジー追:2006/09/06(水) 18:39:06 ID:hofmZDvs
2に次いで3もオカシイorz

1回目の2と3は飛ばして下さい。

逝きます…
922名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 18:52:04 ID:1hcbThCG
降臨は嬉しいんだが、スレの状態も考えんか?
次スレ立つ前に容量オーバーで落ちるぞ。
923名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 19:02:16 ID:xpGi3Bqd
鬼畜若キタww 
ほんわか幸せ新婚若の次に投下してくるあたりもなんかスゴw

今484kbです。
次の投下は次スレまで待ったほうがいいかもね。
私はさっき別板でスレ立てできなかったところなので、誰か立ててくれると嬉しい。
924名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 19:08:38 ID:LgbRJtTA
>>9-11のテンプレでいいならスレ立てできるけど、足すことある?
925名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 19:10:27 ID:YtpNq5pF
>>924
自分も行こうと思ってテンプレみてたんだが
ロカルにするまでもないルールのところでいいから
「いくら書き手でもリクキボン・進行状況報告・需要ある?等の誘い受は嫌われます。」
を追加してほしい。
926名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 19:19:29 ID:LgbRJtTA
OK。とりあえず立ててきますので少々お待ちを。
927名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 19:36:27 ID:LgbRJtTA
ときメモGSシリーズでエロパロ 2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157538411/

ひねりのないスレタイですまない。思いつかず。_| ̄|○
ローカルルールはとりあえず足したって感じだから、再考したほうがいい、かもしれないね。
928名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 19:39:56 ID:Xxh0KttP
立てようと思ってテンプレ見直して完成したーと思って戻ってきたら
もう立ってたのね。>>924乙。
929名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 21:48:59 ID:2qyNFwUb
GJ! 鬼畜若スキーなのでおいしくいただきました。
しかし本文以前に諸注意の
>>・若が鬼畜通り越してイカレてます

にワロタwwww
930名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 22:34:43 ID:VHg6Gnhs
新婚若デイジーを書いたものです。皆様GJコールを
ありがとうございます!
ありがとうございます!
エロパロなのに口調ばかりを気にしてましたが受けてよかったです。

幸せ小説を書いた反動で鬼畜若書きたいナーとか思ってたらすでに書かれてましたね。
先生、思わずびっくりしちゃいました。
931名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 01:12:22 ID:or4sUQOy
>>878のと同じ作品を個人のドリサイトで見たことがあるんだが、
まさかそのサイトのご本人様じゃないよな?
言い回しとかはキテルや竜子姐さんにあわせて多少変えてあるけど、
ちょっと話が似すぎてると思う。
ジャンルが違うからってパクリ(・A・)イクナイ!!
932名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 14:19:55 ID:fm6VNN9P
メッティの
すまないが今すぐ帰ってくれないか?にワロタ
933名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 17:55:01 ID:Tp/xl9/X
>>878
完璧パクリでしょ。
ジャンルが違うからバレナイと思ったのかもしれんが…

934名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 18:55:47 ID:Mq39QNhT
パクリなので878は保管しないでもらいたい。
935名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 22:25:06 ID:rRqRJVWD
パクリっていえばさー。
先に書いてうpした姐さん達の作品の後、その作品の中の設定を少しずつ貰って
書いてる人がいるよね。
なんか気になるんだけど。
936名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 00:19:23 ID:p9Z8WotT
元ネタ有名なのかな、皆わかるんだね…

>>935
それはいいんでない?事前に書いてる人もいなかったっけ?(影響受けてますって)
ある程度キャラクターの設定って重なる事もあると思うし
読んでたら知らずに影響も受けるだろうし
そこまで気にならないかな
937名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 00:42:23 ID:vQeGQ4tx
同じく、元ネタまったくわからない。
2chだからパクリがあっても仕方がないとまで言わないが
パクラーは才能がないからパクるんだし
パクって書いたものが称賛されても、それはパクリ元が良作品だからで
放っておけばいいよ
938933:2006/09/11(月) 00:50:34 ID:hyuw3pic
元ネタというか、あるドリサイトのお話をまるパクリしてる。
キャラすげ替えただけ。
台詞とかは微妙に変えてるところもあるけど、ほぼ同じ。
939931:2006/09/11(月) 05:00:41 ID:wWzCtUKI
参考にしたとか影響受けたとかそういうレベルじゃない。
元の作品を読んだことがある人なら、パクリだってすぐにわかるよ。
元々のサイトにも失礼だから、自分も保管庫には入れないで欲しい。

何を思ってパクったのか知らないけど、オリジナル以外は投下すんなよ…。
940名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 07:27:41 ID:ZtOSuMa/
内容が似てたってだけなんじゃなくて、挿げ替えパクだったのか……。
941名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:32:45 ID:WP/BkTGe
878のパクがガチだとしたら878の
>369さんのデイジー×キテルにちょっと影響受けてます。
の一文もなぁ。
パク元の管理人さんだけでなく369氏にも失礼な話だ。
942名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:54:16 ID:iiJyX+ee
今2スレで投下してる職人さん
頑張れ超頑張れ!携帯から大変そうだが、正座して待ち構えてるよ
と、向こうに書けないからこっそり応援。今は届かないけど
943名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 01:05:05 ID:kdSQF0XM
あれってひょっとして今現在、手打ちしてるのかな。
それならヌゲー。
絶対にまねできないよ。
944名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 01:11:27 ID:TOPZVv0R
前の若デイジーの人も携帯からだったよね
20分置きくらいに投下されてて、直打ちしてるんだなーと思ってた。
すげーよ…。

携帯でゲームとメールをしすぎて右手親指が腱鞘炎になったことあるよ。
ハラシマの真っ最中で治すのに二ヶ月かかりました…。
携帯職人の人は気をつけてくだされ〜。
945名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 01:22:57 ID:kdSQF0XM
メールで送ってくれたら変わりにうpするよ、と言いたい。
いくらなんでも20分置きで書き込み数10越えとかあったら、いったいいつ終わるんだよ。
ワクテカしてるけど、無理せずに限界が来たら寝てくれるといいのだが。

こういう場合、dぎれても誰も文句いわんだろ。
946名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 23:49:40 ID:wPhBwJH6
>>945
言わない言わない
私なんて、読み手なのに我慢できず寝てしまったしw

タイトルに分子/分母&今日はここまで宣言があると嬉しいかなとは思うけどね
947名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 19:40:47 ID:8Dau3Mta
>分子/分母&今日はここまで宣言
気配りパラが並にある人はしているはず
テンプレ2にも書いてある
948名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 23:18:59 ID:XbJ14egP
>947
946が言いたいのは、
携帯で直打ち投下の職人さんには、分子/分母の表記も難しいからなー
という事じゃないのかな
949名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 14:10:06 ID:2SGGs0VV
確かに携帯じゃ分数提示は難しいだろうけど、ここまで宣言なら容易だろうさ
950名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 17:53:29 ID:17/ul3bN
本スレにエロパロのURLを書いたヤシは市ね。
おかげで職人さんがうpしてる途中でキボン書き込みしたり、終了宣言来る前に
マンセー書き込みするし。
職人さんがここ初めての人も多いみたいだけど、それ以上にROMも初心者が
多くてマナー無視されてて困る。
未成年も多いんだろうな〜 ┐(゚〜゚)┌ヤレヤレ 
951名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 01:26:48 ID:qGfeqWCx
>>949
IDがGSだ
そしてSGだww
952名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 13:23:30 ID:+rWNf788
萌梅
953名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 05:06:16 ID:wTQnaD3q
保管庫更新されてたんだけど、管理人さんが盗作疑惑の作品について知りたい事あるそうだよ。
盗作元の作品知ってる方は、保管庫のBBS確認の上、連絡してあげて下さいな。
954名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 19:44:41 ID:d5upDdoV
盗作・盗用はマジでやめようぜ
955名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 03:28:17 ID:ggEX+b2r
作者の書き込みがないところを見るとマジでパクりなのか
956名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 10:03:01 ID:YoUCRrH7
盗用だったみたいだね
>>878の文章の書き方が普通に感じ良かったから色々ショックだ

369の姐さんに影響受けてるって文章も失礼極まりないな…
望みとしては元の作品の書き手さんだという可能性位だけど
何も言ってこないんだから、本当にパクりなんだろうね
957名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 18:52:21 ID:E2arH6+s
書き手の立場から言わせてもらうと、
例え同じネタのを書こうとして、
自分の以前のを下書き(お手本?)としても
全部書き直すよ。
ネタパクリ状態でも
自分のサイトでなら(企画とかネタとかで)やるかもしれんが、
こんなところではやりません。

せってせっっせっていをつかせっせていをつせっていをな人いたな
958名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 18:58:09 ID:IljvF7r5
スマソ、専ブラの調子が_| ̄|〇
959名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 21:52:06 ID:O7uEF2a7
声にだして読むとめちゃめちゃ読み辛いwww
960名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 22:24:45 ID:L+1wApjL
>>957に対する>>958の解説の一言と>>959の突っ込みが面白すぎて
涙が出るほど爆笑してしまった
盗用のことでちとボミョンな気持ちだったがすごく和んだよ(*´∀`)

でも何が何でも盗用はいかんなーと思う
もし>>878の作品を書いたのが盗用元の作品の書き手さんなら
影響云々の文はないはずだし、なんつーかやり方がちょっとな…
961名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 23:19:26 ID:hYjkkeKG
本気で文章書いたことが無いんだろ。
例え2次創作でも、表現することに真剣に取り組んでたら
マルパクなんて恥ずかしくて出来ないよ。
単なる目立ちたがり。
962名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 23:36:44 ID:GcEhTwZA
「GJ!」ってレスがそんなに欲しかったのか
他人の作品パクってまで
963名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 00:05:11 ID:7Ah+c8PF
「幸せで涙出そう」とまで書いてるのにね
今となっては白々しいことこの上ない
皆が萌えを形にしてるのが読んでて楽しい理由なのに
パクリは本当ガッカリだよ

>>957
スクラッチしてるのかと思った
964名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 01:42:18 ID:n5We4MHd
>>957
氷上並みにどもってるww
965名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 18:30:35 ID:idOsAPYv
パクる人って、簡単に賞賛をあびたいか
元ネタをかいた人、もしくは投稿した場所へのいやがらせなんだよね。

文章がそれほど上手でなくても、
二次作品だし、萌えがあれば
楽しめる人がいっぱいいるのに。
(傾向と対策はちょっと必要だけど)
966名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 03:54:33 ID:DUh8ET8d
乙って思うなら書き込めばいいのでは?
乙コール少ねっ!って思うなら書き込めばいいのでは?
とかね、思うわけです
967名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 12:27:02 ID:le4SMkrZ
age
968名無しさん@ピンキー
>>966
自分で書いたSSに自分で乙やらGJやら書き込むワケにもいかんだろw
なにしろID出るからここは。