練習用殴り書きスレッド2

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657名無しさん@ピンキー

【206号室 牧田 まゆり(まきた まゆり)】




ひとつ、聞きたいことがある。



「あのさ、あのとき言った言葉、覚えてる?」

目の前の、ベッドに横たわる小学6年生の少女。
緩いウェーブのロングヘアを簡単な三つ編みに編み込んで、上品な笑みを浮かべている。
年端もいかない、といって形容してしまえば、その後ろ暗さを感じて三郎は目を背けてしまいそうになる。
だがそんな上品な雰囲気を醸し出す少女であっても、三郎は彼女が大人であることを知っている。
なにせ、昨日彼女を抱いて、絶頂にのたうつ女のイキ顔をはっきり見てしまったからだ。

三郎は彼女、牧田まゆりの病室を訪れてからしばらくのやりとりを済ませ、彼女の身体が大丈夫なのか、容態を確かめたあとにようやく話を切りだした。

「『やっぱり』人間の男の方がいい、って言ったよね?」

自信なげに、三郎が尋ねる。
たかが、言葉のあやだろう。しかも、セックスの最中、その最後の盛り上がりに気分が高ぶって思わず発した言葉。
少々言葉尻が怪しかろうが、些末なことだ。

だが、その『やっぱり』が、人間の男と何を比べているのかが、非常に気になる。
あくまで、わざわざ、『人間の』と言っている限りは、その比べる何かは、人間ではないのだ。

三郎は恐る恐る、そのことをどのように聞けばいいのか、手探り模索の末、言葉を選んでいると。
彼女、まゆりは答えた。
おっとりと。

「はい、やはり『イヌ』より人間の方がキモチイイですよね、セックスの相手は」


658名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 23:03:40 ID:3vfiJomJ



彼女が言うには、セックスの興味に負けて上級生と関係したのは、小学5年生の頃。
それから何度か、その上級生、そしてクラスメイトと交わったが、満足のいくセックスではなかった。
今だから、と彼女は答えるのだが、やはり相手は子供であり、男性器も小さかった。
しかも経験が浅く、女性を喜ばせることなどに気が回らない。
それを言うなら、と三郎も思うのだが、この少女、まゆりだって子供だ。
女として成熟していない身体で得られる快感など、たかが知れているだろう。

だが、たった数回の、限られた年齢の男との情交で彼らを見限ってしまった彼女は、
それでもつきない性の興味から、禁断の快楽を得てしまった。

「なんだか、飼っている『ポチ』のアレが、気持ちいいんじゃないかって思えてしまって」

で、試してみたらしい。

三郎は、それで良いのか小学生、と頭を抱えた。



「でも、これでやっと、まともなセックスに戻れそうです」

なんだか朗らかに、まゆりは言った。
イヌとの性交、などという不条理な行為を否定したわけだから、それでいいのだろう、と三郎は納得する。
自分とのセックスによって、普通のセックスを見直してくれたというのならば、それはそれで甲斐もある。
・・・まぁ、この年齢でそれほどセックスにのめり込むというのも考え物だが。



「そういうわけで、リハビリといってはなんですが、今度また私とセックスしてくださいね?」

それで良いのか、小学生?!



【まゆりエンディングフラグ】