練習用殴り書きスレッド2

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645名無しさん@ピンキー

【105号室 中村 夏樹(なかむら なつき)】



「いやー、ちょうど良いところにっ!!」

三郎を迎えたのは、ベッドに腰掛けたショートカットのボーイッシュ少女。
パジャマ姿ではあるものの、すでに入院患者とも思えない元気さ、快活さがある。

「ボク、オッチャンに頼みがあってさっ、どうやって連絡つけようか、考えてたところなんだっ」

誰がオッチャンか、と一瞬ムッとした三郎だったが、相手は小学6年生、普通に考えて、彼女から
見れば十分にオッチャンである。
三郎が悲しい現実を受け入れて用件を聞くと夏樹は、

「ボクのマンコが治ったら、またエッチしてよっ」

と、あけすけに言った。



三郎が、世話話ついでにその理由を訊いてみたところ、彼女はこれまた唐突に、

「実はボク、今までアニキとセックスしてたんだ」

そんなことを話し始めた。
そういえば、昨日の番組収録中も、彼女の言葉の中に兄との相姦を臭わせる発言があった。
どうしてお兄さんと? と三郎が話を促すと、夏樹はその、本来は後ろ暗い行為のはずである近親
相姦を、なんでもない事のように話し始めた。

「女の子に全然相手をされてなかったアニキが可哀想でさ、ずっとボクがエッチさせてあげてたんだ」

なるほどそういうことなのか、と曖昧に相づちを打ちながら話を聞いていると、

「だけどね、どうも、昨日のボクとオッチャンのエッチが、今までで一番興奮したみたいでさ」

などとまた、奇妙な方向に話が転がり始めた。
三郎は、理解が及ばない状況を確認するように、念を押してみる。

「みてるだけなのに?」

「うん」

「なんか、悪く言われてたのに?」

「うん、そういうのが好きなヒトだったみたい。困ったアニキだよ、まったく・・・」
646名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 03:38:51 ID:O+L2/ySf

行為の最中、三郎の巨根と性技によがり狂い、感極まって思わず「アニキよりもスゴイ!」と叫んで
しまった。男であれば、自分の女が、自分より他の男に夢中になる様を見せつけられるのはたまら
ない。あまつさえ比較されて貶められるなど、かなりプライドが傷つくはずだ。
しかし、彼女の兄は、どうもそれがツボだったらしい。

やれやれ、といった風に深く溜め息を吐いた夏樹。しかし、その表情からは、自分の兄への侮蔑や
憐憫といった感情は読みとれない。

「情けなくて困ったアニキだけど、悪いヤツじゃないんだ」

口では悪く言っているものの、決して嫌っているわけではない。意外と兄思いなんだなと三郎は
彼女に好感を抱いた。

「で、オッチャンに頼みがあるんだ」

頼み、といわれて三郎は、それほど深く考えることなく頷いた。昨日の番組、双方了承の上での
性交であったとはいえ、幼い身体に負担を強いた事実を、三郎は心苦しく思っていた。だから、
償いと言うほど大げさなものではないが、相応の事であれば応じてやるつもりでここに来たのだ。
三郎が、その『頼み』の内容を聞いてみると、夏樹はあっけらかんと、

「ボクとエッチしてるところを、アニキにこっそり見せてやって欲しいんだ」

笑顔で、そういった。


それから、夏樹が三郎の携帯番号とメールアドレスを聞いてきたので交換することになった。病院
内なので携帯の電源は切ってあったから、直接その場で送りあうことも出来ない。夏樹は、プリクラ
の貼ってある可愛らしい名刺を財布から数枚取りだし、写りの良い写真をしばらく吟味してから一番
気に入ったものを三郎に手渡した。
三郎はといえば、ポケットに入っていた煙草の紙袋を破り、手早く番号をメモして渡した。受け取った
夏樹は、その無骨な仕草を見て、ダサッ、と苦笑した。

やはり自分はオッチャンなのか、と静かに傷ついた三郎であった。



【夏樹エピローグフラグ】