「あんたも来たんだ。なら、約束通り、パーティをしましょう?ほら、この子もあんたを待ってるわ」
紀美子はそう言うと、彼女の背中に回りこみ、大きすぎる胸を下から持ちあげて、あたしに向けてタプタプとゆすって
見せた。
「お人形さんみたいで可愛いでしょ?でもね、この子は嬲ってあげるとちゃーんと感じてくれるの。それにね、見て」
紀美子は彼女の両ひざを後ろから掴んで、グイッと一気に開いた。彼女も、文庫本を自分の胸元にひきつけ、本が邪魔に
ならないようにした。
それは何のため?
きっと、あたしが彼女の股間を良く見えるようにするため。
彼女のショーツを見ると、おまんこの部分からお尻にかけて、濃い色に滲みて、テラテラと光る粘液に濡れていた。
「この子も、あんたが来るのを、こんなに濡らして待ってたのよ」
彼女のショーツからは、女の匂いがムワッと漂って、あたしの鼻を通しておまんこを刺激した。
「ち、違うよ。あたしは…」
あたしは必死に湧きあがる肉欲を押さえつけた。でも、何だろう。抑えれば抑えるほど、頭の奥がジンと痺れる。痺れて、
何も見えなくなる。そして周りの音が消える。唯一つ、耳を強く打つ音を除いて。
タタンタタン!タタンタタン!
−初めて逢った日、あたしは彼女が可愛くて、彼女の隅々まで舐め回しました−
タタンタタン!タタンタタン!
−今日は恥ずかしがる彼女が可愛くて、ひたすら彼女のお尻の穴に指を出したり入れたりしました−
タタンタタン!タタンタタン!
−今日も彼女のお尻の穴をいじっていましたが、彼女が大きなおならをしました。こんなに可愛いのに臭いおならをする
彼女が可愛くなって、彼女にいっぱいおならをさせて、匂いを嗅ぎ続けました−
タタンタタン!タタンタタン!
−今日は彼女のおまんこを舐め倒しました。恥垢がいっぱい溜まっていたのでペロペロと舐め取って綺麗にしてあげました。
すると、彼女はおしっこを漏らしてしまったので、おしっこの穴を舌でつつきながら、ゴクゴクと飲んであげました−
あたしの声のない独白が、電車の音にまぎれて映画の字幕のようにフラッシュバックする。そして…
−おしっこはとてもおいしかったです。あんまりにも臭くて下品でおいしかったので、今度あたしのおしっこと彼女の
おしっこで、お茶会を開こうかと思います−
「違う!違う!あたし、そんなヘンタイじゃない!!」
あたしは自分の叫び声で気がつきました。そして、あたしは彼女にいい訳をしたくて、一歩一歩彼女に近づきました。
「こ、これは、なにかの間違いよ、きっと、きっとそうよ!ねぇ、お願い。話を聞いて」
彼女の顔は文庫本で隠れて良く見えません。あたしは彼女が怒っているのかと思い、顔が見えるようにもう一歩
踏み出したその瞬間、彼女は無造作に両腕を突きだし、文庫本のページの角をあたしのおまんこに押し付けました。
「あはぁ!」
鋭く尖った紙の角が、あたしのクリトリスに強く突き立って、信じられない快感が全身に広がった。自分でもわかるくらい
体が紅く、熱くなり、乳首が痛いほど勃起していく。お尻の穴もパクパクと閉じたり開いたりして、全身の性感帯が
あたしを激しく苛みました。
「いいな、すごく気持ちよさそう…ねぇ、あたしにも、あたしのおまんこも苛めて!」
股間を彼女の足に擦り付けながら紀美子が懇願すると、彼女は足の指で紀美子の陰唇をまさぐり、ギューッと挟み始めた。
「いっ!あっ!うああああ!こんな小さい子に、おまんこ挟まれて!おまんこ苛められてる!いいの!!いいのぉ!!」
彼女は紀美子の股間を弄りながら、自分も脚を閉じてモゾモゾと動かし始めた。
「貴方もおまんこ寂しいんだ。なら、あたしが慰めてあげ…ぅぁああああっ!ダメ!つよい、つよいぃ!!」
紀美子が彼女の股間に手を伸ばした瞬間、彼女は足の指で紀美子のクリトリスをギュっと締め上げた。
あたしは、まるで文庫本におまんこを刺し貫かれたように動けなかった、紀美子の痴態を見てもっと強い刺激が欲しくなった。
だから、あたしも甘えた声で彼女におねだりをした。
「あたしにも、気持ちいいの頂戴、おまんこに気持ちいいのを………くぁああああっっ!」
彼女は文庫本をバララララッと荒々しくめくり始めた。ページがめくられる度に、あたしのおまんこは硬いハケで
擦られた様に、何度も何度も尖った角に刺激される。愛液の飛沫が、ページの角に絡まっていやらしく飛び散る。あまりの
快感に、あたしは絶叫した。
「ふぁっ!ふあああ!!ダメ!こんなのダメぇ!本は!読むものなの!おまんこ擦っちゃだめぇ!んんんんんん!!」
「いいの!指がいいのぉ!強く締めて!………っつぁぁぁぁ!!つよい!つよいよぉぉ!!」
「ああああ!文庫本で感じてる!聖書じゃダメなのぉ!角がいいの!さもしいおまんこ、おまんこがぁぁぁ!!
「つよい!つよいぃ!…はぁ、はぁ。もっとつよく、もっとぉ…ぅあああ!つよすぎ、タンマ!タンマぁ!!」
あたしも紀美子も口の端からよだれを飛び散らせながら、獣のように浅ましくよがり狂った。普段のお上品な面影は
まるでなく、全身汗びっしょりで悶え狂うただの変態がそこにいるだけだ。あたしに至っては、海老反りになっておまんこを
彼女に突きだし、本で擦られて悦んでいる有様だ。
あたしは自分がこんなにいやらしいなんて思っても見なかった。でも、不思議と自己嫌悪や罪悪感とかいった感情は
まるで湧かなかった。だって夢だもの。夢だから、どんな事でもできる。どんな変態な事したっていいんだ。
不思議な開放感に満たされながら、あたしはぼやんりと考えた。そうだ、今日はお茶会だ。忘れてた。良く考えたら
今日のゲストはこの子、あたしと紀美子はホストなのだ。ちゃんと仕切らなきゃ。淑女たる者いつまでも悶えていては
いけないのです。
「あっ、あう!…ね、ねえ、んん!皆様…方…ふぁっ!」
わたくしは二人に呼びかけます。お嬢様は…相変わらず本のページをめくり続けています。でも、ちゃんと聞いて下さって
いるようです。紀美子さんはご自分の胸をお揉みになりながら、よだれの糸をたらしつつ熱い瞳でわたくしを見つめています。
わたくしは、おまんこからはしたない汁を垂れながら、よがり声を交えつつ宣言します。
「これから、うあっ!おまんこいいっ!…お、お茶会を始めたいと、おも、思います」
「ああ…すばらしいですわ。早く、早く始めましょう。わた、わたくしは何をしたらいいの?」
「き、紀美子さんは、わたくし、っあん!…と一緒にお茶を…これに入れましょう。お茶を入れるのは、わた、私が
やらせて、んぁ!擦れるぅ!…いただきます。クッキーをお出しするのを、て、手伝ってぇ…」
わたくしは傍らのサイドテーブルにあるポットを、震える手で引き寄せました。
「お嬢様、あい済みませんが、お嬢様にも、お茶をこのポットに入れていただきたいのですが、如何でしょうか」
お嬢様は可愛らしく真っ赤になって、こくんと頷かれました。
「それではお嬢様、私達にお茶を………さもしいおまんこから、下品で臭くて汚い小便茶を、出させて!くださいぃぃぃ!!」
わたくしが叫んだ瞬間、お嬢様は文庫本をバチィン!と強く閉じられました。もちろん、わたくしのおまんこを、卑しい
クリトリスを挟み付けるように。それと同時に紀美子さんのはしたないお豆を足の指をねじり上げられました。
「あひいいぃぃ!!出ちゃう、小便、しょうべんがぁぁぁぁぁ!!!小便しながらイクうぅぅぅぅ!!」
「いやぁぁぁぁ!臭いの!臭い汁出るぅぅ!!イクっ、イクっ!いやぁぁぁ!」
ビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!
あたしと紀美子は嬌声を上げ、おまんこを責め立てる刺激に悶え狂いました。そして信じられないくらい黄色くて汚い
小便をおまんこから一斉に噴き出しました。汚液が小便穴を擦る例えようもない多幸感で、わたしと紀美子の頭は真っ白に
なりました。
「はひぃぃ!!小便!しょうべんとまらないのぉぉぉ!」
あたしは快感に膝をガクガクさせながらブリッジするほどのけぞって、おまんこを天に向けて突き出しました。そして、
小便穴に全神経を集中させて何度もイきました。その間にもビュルルルル!と勢いよく噴き出す小便は紀美子と、あの子の
体に降り注いでいます。
「おしっこすごいぃぃぃ!おしっこ気持ち良すぎるよぉぉぉ!!!浴びて!わたしの小便浴びてぇ!」
紀美子は彼女の脚に満遍なく小便をかけると、彼女をまたぐように長椅子に立ち、彼女の頭から小便の奔流を浴びせかけて
います。紀美子の肛門もパクパクと喘ぎ、浴びせながらイっているようでした。
彼女は四肢をだらりと投げ出し、まるで強姦されたようにぼんやりとした様子で、あたし達の小便を浴びています。
あたしと紀美子の小便は彼女の美しい顔を汚しながら形の良いあごからしたたり落ち、いやらしく膨らんだ胸を犯していきます。
その流れは一旦おへそで澱み、彼女のピンクのショーツに滲み込んでいくのです。
放心しているように見える彼女ですが、ときどき小さい舌をチロチロと出し入れして、自分にかかる小便を舐め取って
いて、どうやら悦んで貰えているようです。でも、彼女の幼いおまんこはまだ放尿していませんでした。
「ああ、ごめんね。まだおまんこ弄ってもらってないんだよね?待ってて。今ねぶり倒してあげるから」
あたしは小便を噴き出したまま彼女に近づきました。そして、いまや彼女の胸に小便を直接かけている紀美子のお尻を
つついて、促しました。
「紀美子、悪いけど彼女を後ろから抱えてあげて。あたし彼女のおまんこ舐めたい」
「…あ、うん、わかった」
放尿の快感でボーっとしながら、紀美子は彼女を抱えあげると、椅子に座りなおして彼女を膝の上に座らせた。その拍子に
落ちた文庫本をあたしは広いあげると、お盆の上に載せた。
紀美子の脚の間からはまだ小便がだらだらと床に零れ落ちている。あたしもそうだ。さっきから小便が終わる気配が全然
ない。後から後から噴き出して、おまんこに弱い刺激を与え続けている。あたしも紀美子も、その弱いけどずっと続く刺激に
イキっぱなしなのだ。終わらない理由はただ一つ、彼女がまだおしっこをしてないからだ。彼女は皆と一緒に放尿して、
仲良くお茶をしたいのだ。だから、はやくイかせてあげなければ。
あたしはよろよろと彼女に近づくと、膝まづいた。それを見た紀美子は彼女の膝を抱えあげ、彼女のショーツを脱がせると、
Mの字に大きく開かせた。彼女は潤んだ瞳であたしを見つめて、小さくハッハッと息をしている。多分イきたくて仕方がない
のだろう。
あたしは脱ぎ捨てられたショーツを自分のおまんこに押し付け、たっぷりと小便を含ませながら、顔を彼女のそこに近づけた。
彼女のぷっくりと膨らんだおまんこは、すでに愛液でぐちゃぐちゃになっていた。あたしはそれを舐め取りながら、彼女の
縦スジに沿ってねっとりと舌を這わせた。
彼女の身体は相変わらず敏感で、反応がとても楽しかった。舌を動かすたびにおしっこがピュッ!と飛び出し、小さな肛門が
キュッと閉じた。彼女はあたしの攻めにイく寸前のようで、艶やかな唇を大きく開けて、よだれを垂らしながら、催促する目で
あたしを見つめている。
「ではお嬢様、はしたなくおイキあそばせ」
あたしはショーツを自分のおまんこにグイグイと押し付けながら、彼女のおまんこに舌を突っ込み、クリトリスを包む皮に
強引に舌先をこじ入れて、それ向き出しにした。そして、クリトリスを舌先で丹念に、しつこく、チロチロとねぶりあげた。
次の瞬間、彼女は目を閉じてのけぞり、脚をガクガクと震わせて全身を弛緩させた。
あたしの口の中に、ビュゥゥゥゥ!と細くて強い水流が当たる。水流はしょっぱくて、苦くて、ほんのり甘いような気がした。
そして喉を伝って、鼻腔いっぱいに彼女のおしっこの匂いが広がった。
「ゴキュゴキュゴキュ…ああ、お嬢様のおしっこ…なんて美味しいの…ゴキュゴキュ…」
あたしは臭い小便を、喉を鳴らして飲んだ。それでは飽き足りず、顔を彼女のおまんこに近づけて顔いっぱいにおしっこを
浴びたり、自分の身体に刷り込んだりして、たっぷりと彼女のおしっこを堪能した。
彼女も自分の失禁にさらなる快感を得ようと、おまんこに力を入れて小さな汚液穴から搾り出すようにおしっこを飛ばした。
ビュビュ!ビュビュ!ビュビュゥッ!
そして自分の放尿で絶頂に達しておしっこを噴き出し、またその快感でさらにおしっこを噴き出し…という失禁悦楽のループに
ひたすらお尻を振り続けた。
「お嬢様…こんなに臭いおしっこを垂れ流しながらイクなんて…はしたないですわよ」
「おしっこじゃなくて、お茶でしょ?フフフ…ほら、早くお茶にしましょ」
あたしはそんな紀美子の言葉にハッとなった。そうだ、彼女のも出たことだからお茶にしよう。
「フフフ…そうだったねわ。さあ、紀美子もおまんこをもっと突き出して。皆のお茶をポットに入れましょう」
紀美子が彼女を抱えたまま、腰を前にずらして、おまんこを突き出した。彼女と紀美子の2段重ねの卑しいおまんこから、
2筋の小便がきれいな放物線を描いて放たれ、すっかり小便まみれの床を叩いた。
あたしは床に蓋を開けたポットを置いて、しゃがんで腰を突き出すと、力を入れて狙いを定めた。3人の小便はみごとに
ポットに注ぎ込まれ、瞬く間にいっぱいの小便で満たされたのだった。
あたしは早速カップと湯飲み(紀美子はカップにしろ!喚いていたが)にポットの中のお茶を注いだ。カップに注ぎ込まれる
琥珀色の液体を見ていると、本当に紅茶のように見える。だが、その液体からほのかに立ち上る湯気の匂いは、紛れもなく
3人のおまんこから噴き出したお茶だ。
あたしはその事実に何故か安堵すると、クッキーの缶を開いて床に置いた。長椅子しかない車内では3人向かい合わせでは
座れないので、仕方なく3人とも床にべた座りした。お尻と脚を濡らす小便はもはや気にもならない。
なぜなら、あたしも紀美子も、そして彼女も、いまだにおまんこから小便を垂れ流し続けているのだから。
でも、まあ、この弱い快感も悪くない。いや、どうせこんなに小便まみれのお茶会なのだから、どうせなら、下品に!
いやらしく!でも優雅に!すごす事にした。
そんなわけで、3人は向かい合わせで座り、カップ(と湯飲み)を片手に、そしてもう片方にクッキーを手にして、
ささやかなお茶会を始めた。
ほのかに暖かいお茶を口に含むと、クリトリスと乳首が痛いくらい勃起するのを感じた。彼女のおしっこはこんなに
きつい臭さはなかったけど、こんなに臭いの、あたしのせいかな?いや、紀美子のだろう。だって紀美子の小便臭そうだもん。
カップを下ろして紀美子を見ると、湯飲みをすすっているのが目に入った。なんだか赤い顔が酒飲みのオヤジのようで、
湯飲みと良く似合っていた。まあ、多分紀美子もこれを飲んで感じているのだろう。クッキーを持った手が、どこかへ
行きたそうにしている。そして彼女はというと、じっとカップを見つめていたが、なにやら決心の表情で一気にそれを煽った。
「ちょ、そんなことしたら」
わたしが声をかけるのと同時に、彼女はビュ!ビュッ!と立て続けにすごい勢いでおしっこを噴き出し、何度か
イったようだった。
「ほら、無理しないの。小さいんだからちょっとずつ飲むのよ?」
そう言って彼女のカップにお茶を注ぐと、彼女はちびちびとすすりはじめた。そしてプルプルと弱い快感に震えている。
そんな愛らしい彼女を見たあたしと紀美子は、顔を見合わせるとクッキーを持つ手をゆっくりと身構えた。そして呑気に
お茶を飲む彼女のおまんこ目がけて一気に突き出した。
「フフフ。おまんこ油断してると、すぐイかされちゃうわよ」
「ごめんね。貴方可愛いから、すぐに苛めたくなっちゃうの。ほら、クッキーでイってね」
不意を突いたあたし達は、彼女のおまんこをざらざらした表面でゆっくりと擦ったり、端をスジに差し込んだりして、
いやらしく彼女責め立てた。あたしたち二人の同時攻撃に彼女は成す術もなく、大きな胸をブルンブルンと揺らせながら
何度もイってしまったようだ。でも、流石に責め立てすぎてグッタリした様子なので、とりあえず止めてあげる事にした。
彼女を存分に責め立てた後、おしっこで柔らかくなったクッキーは甘い砂糖と練りこまれたバター、そしてたっぷり滲み込んだ
臭いおしっこの味がした。
こんな汚いものを食べているのかと思うと、あたしの背筋がゾクゾクとして、おまんこの辺りに言い知れない快感が湧いてくる。
「あんたもおしっこ好きねぇ」
紀美子が茶化して言う。だが、その片手はすでに次のクッキーを手にしている。
「あんたには負けるわよ」
あたしは笑って返す。そして次のクッキーを手にしようとして、クリトリスに急にざらざらした物が押し付けられるのを
感じた。
「あっ、んあ!」
「ちょ、なに!?」
あたしと紀美子が悶える。クッキーを持つ手をたどると、彼女がニッコリと微笑みながら、両手でクッキーを持っていた。
そして二人が何か言う前に、それをグイグイと突きこんできた。
「あ!ダ、ダメよ!食べ物でエッチしちゃダメだっ…んああ!」
「ヤダ、ヤダ!気持ちいい、クッキー気持ちいい!」
あたし達にたっぷりと復讐をした彼女は、小便でふやけたクッキーをふたつ、大きく開けた口に放り込んだ………
こんな調子で、あたし達のお茶会はいつ果てるともなく続いたのだった。そして、朝が来た。
"おはようございます""おはようございます"………
お上品な挨拶が今日も交わされる。あたしもせいぜいうわべだけは上品にして、同じように挨拶をするのだった。
いつもの通り、退屈な一日が始まったのを思ってあたしはもう、溜息も出ないのだった。
でも、一つだけ変化があった。
紀美子が、挨拶をするときに、あたしの顔を見ない。あたしも、紀美子の顔を見ないように挨拶した。そして、今日は
それっきり、会話がない。お互いすぐ隣の席同士なのに。
別に、喧嘩をしているわけではない。ただ、なんとなく相手の顔を見れないだけだ。
いや、なんとなく、というのは嘘だ。
あたしは昨夜の夢をはっきりと覚えていた。全裸の紀美子、むせ返るようなおしっこの匂い、彼女の黒髪、彼女の胸、
彼女のおまんこ…
でも、朝起きてすぐにポットの中を見たけど、なかは空で、とうぜん匂いもしない。カップも湯飲みも同様だ。
だから、アレは確かに夢だったんだろう。ただの夢。紀美子が思わせぶりな事を言うから意識してしまっただけ。現実の
紀美子は無関係。うん、なんかお互い顔をあわすと赤面しちゃったけど、きっと紀美子は風邪、あたしは自意識過剰なだけ。
そうよ!減っていたクッキーも多分あたしが寝ぼけて食べたんだ!起きたらピンクのショーツを握っていたけど、
これはきっとあたしのもの!かなりサイズが小さいけどね!!そして、あの文庫本も!!お盆に載っていた文庫本も!!!
…あたしは思考がグルグルと頭の中を回って、わけがわからなくなってしまった。
今朝目覚めたとき、あたしはおしっこでぐっしょりと湿ったショーツを握り締めていた。そして、お盆の上には、中身の
減ったクッキーの缶と、黒いカバーの文庫本が置かれていた。文庫本はページの角がすこしふやけていて、嗅ぎ慣れた、
おまんこの匂いがかすかにした。
昨日の事は本当にあった事だったの?わけわかんないよ…
机にに突っ伏すあたしとは無関係に、教室に生徒が全員入り終え、あとは始業のベルを待つばかりになった。あたしは
身体を起こして考えるのを止めた。
もうヤメヤメ。いつもの通り退屈な毎日を過ごしていれば、こんなの、そのうち気にならなくなるさ。あーあ、平和が
一番!タンヤオも乗れば更にいいよね!!よし!
始業のベルが鳴り響き、教室のドアがガラッと音を立てて開く。起立を促す声にあたしは必要以上に張り切って起立した。
そして、彼女が教室に入ってきた。小柄で、黒髪の彼女が。
END
------------------------------------------------------------
以上です。お目汚し失礼しました。
乙
GJ
「あひいいぃぃ!!出ちゃう、小便、しょうべんがぁぁぁぁぁ!!!小便しながらイクうぅぅぅぅ!!」
「いやぁぁぁぁ!臭いの!臭い汁出るぅぅ!!イクっ、イクっ!いやぁぁぁ!」
これ系の卑し言葉は好きではないが
題材はGJ
毎度拙作をお読み頂いて有難うございます。GJと言っていただけると
励みになります。
ちょっと今回長かったので、誤字が目立ちましたね。読み返して
萎えたので次は気をつけます。長さは…やっぱ長すぎですかね?
次は今回と同じキャラで放屁自慰物か、集団脱糞+食糞ものを作って
みようかな、と思います。
>638
いつも楽しく読ませて頂いております。
次回は放屁自慰物が良いなあ…
むしろ両方希b(ry
深夜のお茶会の続き物、放屁自慰物を投下します。
--------------------------------------------------------
こんばんは、聖アスタルテ女学院に通ってる「あたし」です。
あの「深夜のお茶会」から1週間が経ちました。あたしはあの夜以来、まったく電車の夢を
見なくなりました。それが何故かはわかりませんが、あまり深く考えないようにしています。
紀美子とは…あまり会話をしなくなってしまいました。あたしはあれから紀美子に夢の話を
打ち明けました。紀美子はあまり驚いた様子もなく、顔を赤らめながら同じ夢を見たことを
話してくれました。
紀美子はあんなのただの夢だと笑ってくれましたが、あたしは浅ましい自分の本性を紀美子に
知られたことが恥ずかしくて、情けなくて、紀美子を避けるようになりました。紀美子はそんな
あたしにも気さくに話しかけてくれていましたが、最近はそんなこともほとんどなくなりました。
それから、あたしはオナニーができなくなりました。どんなにムラムラしてきても、自分の
股間に触れた途端、あの夜の自分を思い出してすぐに興奮が冷めてしまうのです。
−あたしはヘンタイ。ヘンタイはいけない事。いけないあたし。罪深いあたし−
ちがう…あたしは、ヘンタイなんかじゃ、ない…
「はぁ…」
あの日以来、一向に自分と顔を合わせようとしない"あたし"を思い、紀美子は溜息をついた。
時間は昼食どき、普段なら紀美子と"あたし"が最も輝く時間であったが、"あたし"の姿はそこにはなく、
紀美子は食欲が湧かず、皿に盛られた料理を一人つついていた。
「あの子、そんなにショックだったのかなぁ。そりゃあ壮絶な夢ではあったけど…さ………」
そんな紀美子の横に、一人の少女がトレイを持って近づいてきた。
「お隣よろしいかしら」
「どーぞでございます」
紀美子はその人物の顔を見ずに、面倒くさそうに応じた。その様子に微笑しながら席についた
娘は、奈津美という。紀美子と"あたし"のクラスメートであり、いつもつるんでいる仲間だった。
奈津美はいただきます、と手を合わせると、お行儀よく昼食を摂り始めた。紀美子は、黙って
それを見ているだけだ。育ちのいい奈津美は、何かを食べ終えるまでは決しておしゃべりをしない
事を知っていたから。
控えめな食事が終わったようで、いただきました、と手を合わせながら奈津美が声をかけてきた。
「まだ、仲直りしてませんの?」
「喧嘩してる訳じゃありませんことですわ…別に」
「そうでしたわね。本件について部外の私がとやかく言うのは差し控えていましたけれど…
そろそろ訳を教えて頂けませんか?つらそうなお二人を見るのは、わたくしもつらいです」
紀美子は奈津美から目を逸らした。奈津美は紀美子のほうを見たまま何も言わず、紀美子の
決断をただじっと待ち続けた。やがて紀美子は振り向いて、真剣な目をして言った。
「…訳を話してもいいけど、約束して。何を聞いてもあの子の事、絶対に軽蔑しないって」
「…わかりましたわ。此処ではなんですから、寮のわたくしの部屋へ参りましょう」
奈津美はトレイをもってさっさと歩き始めた。紀美子も、珍しくきびきびとそれに従うのだった。
学校から離れたところにある、古びた木造の学院寮に二人はやってきた。紀美子を室内に迎え入れる
と、奈津美は樫の木で作られた扉を閉じ、カギをかけた上にカーテンを閉めた。薄暗い室内で二人は
ベッドに腰掛けたまま、しばらく一言も口をきかなかった。
「夢を見たのよ。1週間くらい前の夜」
紀美子が重い口を開いた。奈津美は何も言わず、じっと聞いている。
「その夢であたしとあの子は電車に乗っててさ。何でかしらないけど、お互いすっぽんぽん。
でさ、電車にはもう一人お客がいるの。小柄で黒髪の、小学生と中学生の間くらいの女の子」
「それは、あなたの夢ですの?それとも、あの子の?」
「不思議なことにね、あたしとあの子はその夜まったく同じ夢を見たの。次の日にお互い見た夢の
内容を確認したけど、気持ち悪いくらい一致してたわ。
…それでね、あの子はその夢に、ティーセットとクッキーを持って来てたの。もしあたしと一緒の
夢を見たなら、彼女とお茶会をしようってね。あたしは湯飲みだったけど」
「まあ、それは素敵な夢じゃありませんこと」
紀美子は下を向いて、何がおかしいのか肩を震わせて笑った。
「クックック…素敵よ?素敵だったわ。…あの夢は、あの電車の夢はね、人の欲望をつかの間叶えて
くれるの。醜い肉欲を心の奥から引きずり出して、それを彼女の身体で満たしてくれるの!
「紀美子…さん…」
「おいしいお茶だった。そりゃそうよね。あたしとあの子と、彼女のおしっこだもの。最高だったわ!
オナニーなんか目じゃないくらいイキまくった!あたしは彼女を裸にひん剥いて、全身におしっこを
かけたわ!あの子は彼女のショーツにおしっこをたっぷり滲みこませながらアソコに吸い付いて、
おしっこを飲んでた!そして二人で彼女を嬲りものにしたの!!」
奈津美は息荒くまくし立てる紀美子を、悲しそうな瞳で見つめた。
「どう、素敵でしょ?あたし達の夢。これがあたしらの大好きなエッチのカタチよ。あたしら二人して
ヘンタイだよね。まあ、あたしは自分の事なんとも思わないわ。だってあたし、いっつもオナニーする
ときはおしっこしながらだから、どうしてもトイレでやっちゃうのよ。
だから、あの夢もなんてことない。あたしはおしっこ好きだもん。奈津美にだってどう思われても平気」
そんな奈津美を見て、紀美子は半ばヤケクソになって続ける。
「あたしは平気だもん。クラスの子にオナニーを広めまくったせいでオナニー神って言われてるし、
こういうキャラだし、あんなエッチを本当にしたいって今でも思ってる。
でも、あの子はあたしなんかよりずっとナイーブだから、自分の本性にショックを受けちゃったんだろうね。
きっとあたしに嫌がられてるって思って、あたしを避けてるんだろうね………こんなことになるなら、
夢の話なんか、するんじゃ…なかった…」
紀美子の声は次第に小さくなり、嗚咽に変わった。そんな紀美子の肩を抱きながら、奈津美はひどく
冷静な声でつぶやいた。
「紀美子さん、貴方は悪くありませんわ。誰も悪い人はいないのです。…あの子は、自分の闇に脅えている
んですのね。さもしい肉欲など、人間なら誰でも持ち合わせている闇の一面に過ぎない。人はそれを
飼い慣らすしかないのです………それに飲まれても、押し潰されても、いけない…」
奈津美は力強く立ち上がると、カーテンを開けた。昼の日差しが部屋いっぱいに満たされる。
「わたくしがあの子を説得しますわ。紀美子さんは吉報をお待ちになって」
「説得って、どうするつもりなの!?」
「わたくしの闇を、あの子に見せます。あの子はこの時間、多分あの場所にいるでしょうから」
紀美子は奈津美の妙な自信に不安を覚えた。
「あんたの闇ってなにさ?何をするつもり?」
奈津美はそっと紀美子に耳打ちする。奈津美の告白を聞いた紀美子は、耳まで真っ赤になった。
「あ、あんた、そんなことしてたんだ!うは………」
「わたくしにだって、いくらでも闇はありますわ。紀美子さんはこんなわたくしを軽蔑しますか?」
奈津美は顔を赤らめながら、しかし両目に妖しい陰を宿して訊いた。
「えーと、正直びっくりしたけど、でも、あたしは奈津美のこと軽蔑したりしないよ。だってさ、普段の
奈津美は…その、なんていうか優しい…いい奴だもん。へへへ、ハズイ事言ったけどこれ大マジ…だよ」
「ありがとう紀美子さん、わたくしを受け入れてくれて。わたくしも、紀美子さんとあの子の闇を垣間見た
程度でお二人を嫌ったりはしません。なぜなら、闇は人のただの一面であって、それが全てではないから。
………あの子も、それをわかってくれると良いのですが」
「そうだよねぇ、ちょっぴりヘンタイエッチが好きなだけで、人畜無害なのには何の変わりもないのにね…」
「フフフ、貴方はいつもの調子に戻ったようですわね。では、わたくしは行きますから、お出になって」
奈津美はそう言うと紀美子を部屋から追い立てて、カギをかけた。
「あー、えーと。あたしは校舎に戻ってるから。その、お、遅れないようにね」
紀美子はそう言うと、奈津美に手を振って歩き出した。そして心配そうに何度か振り返った。
「ええ………きっとあの子、わかってくれますわ」
奈津美はそれを振り切るように、背を向けて歩き出した。
−あたしはヘンタイ。ヘンタイはいけない事。いけないあたし。罪深いあたし−
ちがう…あたしは、ヘンタイなんかじゃ、ない…
−紀美子を避けて、傷つけて。このままでいいの?−
だって、しょうがないじゃない…あたし、ヘンタイだもん…
あーだめだ。一人になるとどうしても夢の事を考えちゃうよ。…はぁ…はやく出てくれよー。
あたしは深みにはまりかけた思考を打ち切って、改めて下腹に力を入れた………が、うんこは
なかなか出そうになかった。
あたし今トイレにいます。寮の共用トイレです。…まあ、当然のごとく女子トイレです。
で、さっきからずーーっとなかなか出ないうんこに悩まされてるわけです。で、個室にいると
いろいろと考えてしまうわけで…
ちなみにまだ昼休みで、あたしはわざわざ校舎のトイレを使わずにここに来てます。学校
から寮まではけっこう離れていて行き来が面倒なので、ここにトイレをしに来る娘は少ないん
です。従って、ゆっくりとうんこをしたい時は、あたしはここまではるばるやってくるの
でした。
「ふんっ………っくぅ!…はぁ、はぁ………んっ………くっ………くぅぅ!…はぁ、はぁ!」
あたしは何度も力んでみたが、今日のはなかなか手ごわくて頭も出てこない。あたしは
もう一息ついて、お腹に渾身の力を込めたその時。
カツ、カツ、カツ…と、このトイレに足音が近づいてくる。
え、うそ、誰か来た!?と焦ったあたしはお尻の穴を締めようとしたが、中途半端に締まった穴
からは、盛大に音を立ててガスが放たれた。
ボブブブブブゥ!
あたしは顔がカァーっと赤くなる。ウソ、バカ、なんでこのタイミングで出るかな!と
派手な音をわざわざ立ててくれた肛門に悪態をついが、時すでに遅し。
足音はこのトイレの前で止まっており、その理由を想像してあたしはますます赤くなる。
これは聞かれた。絶対に聞かれた。もぉ〜、最悪だよぉ…
足音の主はまだトイレの前にいるようで、多分音に驚いて、そして音の正体を知って嘲笑って
いるに違いない。羞恥にまみれたあたしは、見えない相手に早くいなくなれと念を送った。
だが、無常にも相手はこのトイレに用があるようで、足音はカツカツとこの個室に近づい
てくる。そして、そのままあたしのすぐ後ろの個室に入り、ドアを閉めた。カタン!とロックの
かかる音がして、一拍置いて衣擦れの音。どうやら相手も戦闘態勢に入ったようだった。
なんですぐ後ろに来るのよ、離れたところ空いてるでしょうが!と言ってやりたかった。
なぜなら、この古めかしい和式便所は汲み取り式で、当然水なんか流せない。だから、音を
誤魔化しようがない。しかも、換気のためか個室を仕切る壁の下側に10cmほどの隙間があり、
隣の匂いがすぐに伝わってくるのだ。
そしてなにより、先ほどあたしが放ったおならの匂いは、まだ充満している。もちろん、
お隣さんの個室にも。
今日のおならは、自分でも嫌になるほどクサい。たぶん、便秘でうんこが溜まっているから
だろうが、熟成されたうんこのキツイ匂いに思わず個室を飛び出したくなった。
ううっ、クサくてゴメン…と思いつつ、あたしは思い切ってお腹に力を入れ始めた。もういい、
1回おならの音を聞かれてしまったのなら、もう2回も3回も同じだ。さっさとすませて、顔を
合わせないうちに走ってここを出よう!
「くぅぅ!」
大きな声が出るほど、あたしは息んだ。そしてお尻の穴からは出たものは…
ボブッブゥ!ブッブゥ!ブスゥゥゥゥゥ……………ブッ!
なんでおならしか出ないのよ!?もうヤダ………嫌な静寂と強まったおならの匂いに包まれ、
あたしは耳まで真っ赤になりながら、クサいおならを遠慮なく吐き出すお尻の穴を恨んだ。あまりの
恥ずかしさにさっきの勢いはすっかり消え入り、あたしはお尻丸出しのまま、泣きそうになった。
スゥゥゥゥ…フゥッ…
スゥゥゥゥ…フゥッ…
あたしの耳は、隣の個室から聞こえる微かな音を捉えた。そしてある疑問がわく。
隣の人、そういえばさっきから何もしてない。おしっこをするでもなく、うんこをするでもない。
あたしはもう一度耳を済ませた。
スゥゥゥゥ…フゥッ…
スゥゥゥゥ…フゥッ…
さっきから音を抑えてはいるが、まるで深呼吸をしているような息遣い…この、息の詰まりそうな
匂いの中で………あたしは、そんなまさか、という予感にもう一回耳を澄ませた。
スゥゥゥゥ…フゥッ…
………
匂いが霧散するのとほぼ同時に、相手の深呼吸は収まった。そして、個室から動かず、何の音も
聞こえてこない。恥ずかしさよりも好奇心が勝ったあたしは、自分の仮説を確かめるべくもう一度
お腹に力を込める。そして…
ビビビッ、ブピィィィ…ブピプゥッ!プゥッ!ブプゥゥゥ………
恥ずかしさで半開きの肛門は、甲高い音を奏でながら臭いガスをひりだした。さっきよりは
少ないけど、でも十分臭い。これなら、どうだ………
あたしは変に高揚しながら、相手の様子を伺った。
………
スゥゥゥゥ…フゥッ…
スゥゥゥゥゥ…フゥゥッ…
スゥゥゥゥゥゥ…ハァッ…
スゥゥゥゥゥゥ…ハァッ…
相手はやはり深呼吸を始めた。しかも、さっきよりもすこし息が荒い。そして、あたしの仮説を
確信させる"音"がした。
すぅぅぅぅぅぅ…はぁぁぁ…
すぅぅぅぅぅぅ…はぁぁぁ…
んっ…
クチ……チュ………
すぅぅぅぅぅぅぅ、はぁっはぁ…
すぅぅぅぅぅぅぅ、はぁっはぁ…
あたしはちらっと個室を仕切る壁の下側に眼をやった。
その隙間からのぞくのは、異様に壁に接近した下履きの先端と、スカートのすそ。そして床に
ついた手。
これらから察するに、多分隣の娘は壁の近くまで寄って、身体を横倒しにしてあたしの放屁姿を
覗きながら、おならの匂いをオカズにオナニーをしているのだろう。
…あたしのおならがいいんだ…あたしのおならでオナニーしてるんだ、感じてくれてるんだ…
そう思うと、あたしは心が奇妙な暖かさで満たされていくのを感じていた。
そんなにいいなら、臭い匂いをいっぱい嗅がせてあげるよ。トイレの空気を全部おならに変えて、
あなたの鼻を犯してあげる…
胸の奥とおまんこに切なさを感じながら、あたしは壁の向こうの娘に叩きつけるくらいのつもりで
お腹に力を入れた。あたしの肛門は期待通りに汚らしい音を立てて、便臭を撒き散らした。
ボブブブブブブゥッ!ブブブブブブゥ!ブッ!ブッ!ブッ…フゥゥゥッブッ!
ブブッ!ブブブブブッ!ブッ………プゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!
すぅぅ、はぁっ、すぅぅ、はぁ…
ぅっ…く……
クチュ……クチャ………
すぅぅぅぅぅぅぅ、はぁぁぁぁ…
はぁっはぁ…んっ…んぅっ、くぅ……
クチュ、クチャ、クチュ、クチュ
すぅぅぅぅぅぅぅ、はぁぁぁぁ…
隣の娘は息遣いが荒くなり、すっかり興奮しきった様子で一心不乱に自分を慰めている。
自分のおまんこをショーツの上から擦っているのだろう、湿った音がこちらに丸聞こえなのに
まったく気づいた様子がない。
あたしは壁の隙間を見ながら、その娘の自慰を見守っていた。そして…
「くぅ!…うっ!…ぅう……」
押し殺した嬌声が聞こえる。そして切なく床をかく爪と、小刻みに震える下履き。隣の娘はあたしの
おならでイったのだ。あたしのおまんこは満足感と切なさで、ぐちゃぐちゃに濡れそぼっていた。
「便秘、まだ治ってらっしゃらないのね。………すごく、いい香りでしたわ」
あたしは心臓が飛び出しそうになった。あたしをオカズにした娘が話しかけてくるなんて!いや、
それよりも、この声は奈津美!?そんなはずない。あの娘に限ってこんなことするわけが…
「わたくしですわ。奈津美です。ドアを開けてくださいな」
あたしの微かな希望を打ち砕き、奈津美はいつの間にかあたしの個室のドアの外から話しかけてきた。
「貴方のおならの匂いを嗅ぎながら、わたくしはオナニーをしました。そんな醜くてみすぼらしいわたくしを
見て頂きたいのです。」
「な、な、何を言ってるのよ!開けられるわけ、ないでしょうがっ!」
奈津美は信じられないような台詞を吐きながら、ドアの外から話しかけ続ける。
「でしたら、そのまま聞いて下さい。………わたくし、今まで何回も貴方のおトイレを覗いて、そのたびに
オナニーをしました。なんの免罪にもならないけれど、覗くのは貴方だけです」
奈津美、そんなことしてたんだ………信じられない。あのおとなしい奈津美が、あたしのトイレを覗いて、
あたしのおならでオナニーを………あたしのおならでオナニー…
奈津美はある大会社の社長令嬢で、あたしや紀美子とは違う本当の意味でお嬢様だ。言葉遣いは
丁寧で、誰にでも優しい。ちょっととぼけた所もあるが、それも愛嬌だ。顔はちょっと子供っぽいけど
綺麗だし、スタイルもよくて気品に満ち溢れた、あたしの親しくて、ちょっと眩しい友人。
その奈津美がトイレの床にへばりついて、あたしのおならを胸いっぱいに吸い込んでオナニー…
「でも、貴方でオナニーをする度に罪悪感でいっぱいになって、もう…耐え切れなくなって、貴方に
この事を………告白しました」
「奈津美…」
「貴方はきっとわたくしを軽蔑するでしょう。ですから、わたくしは、もう2度と貴方の前に姿を現しません」
「ちょ、ちょっと待ってよ!何言ってるのよ!?考え直して!」
あたしは、思いつめた声でとんでもないことを言い出す奈津美に叫んだ。
「ありがとう。わたくし、その言葉だけで十分です。さようなら」
「馬鹿なこと言わないでよ!いつあたしが奈津美のこと軽蔑するなんて言ったの?オナニーなんて誰でも
してるわ。あたしだって週2くらいでするもの。今ここでして見せてもいい!だってあたし、さっきの
奈津美のオナニーを盗み聞きして興奮してたんだから。あたしのおならでイッてくれたのが嬉しくて、
今だっておまんこぐちゃぐちゃになってる!」
「わたくしはおならで喜ぶ変態なのです。貴方の友達には相応しくないわ」
「おならでイッたのがどうだってのよ!?へーえ、そう?奈津美ってばエッチね!はい、おしまい!だから
なに!?あたしにとってはそのくらいの話よ!あたしなんか、あたしなんかもっと…!」
嫌なことを思い出し、思わず勢いがすぼむあたしに、奈津美は優しく語りかけてくる。
「夢のお話、紀美子さんから聞きましたわ」
あたしはその一言に心臓を握りつぶされたように苦しくなる。あたしのこと、知られた…!
「あなたは確かにヘンタイかもしれませんわ。でも、わたくしとどう違うのですか?いえ、むしろわたくしの
ほうが現実に覗きをしている分、救いようがないくらいですわ」
奈津美の言葉にあたしはハッとなった。この娘は…
「今、あなたは言ってくださいましたわね。"あら、そうですの。貴方ってばエッチですわね。
はい、これにておしまい"…同じ言葉を、そっくりお返ししますわ。わたくしにとっては、あなたの
肉欲など、この程度のお話です。もちろん、紀美子さんにとっても」
あたしの視界が滲む。溢れる涙が、止まらない。そうだ、こんな簡単なことだったんだ。あたし、バカだ…
「こめん…あたし、あたしは…」
「その言葉は紀美子さんに言っておあげなさい。きっと待ってますから」
あたしは奈津美の優しい言葉に、しゃがんだままボロボロ泣いた。
「うん、そうする…」
「それでは、わたくしは………行きますわ」
奈津美がドアから離れる。あたしはたまらず叫ぶ。
「待ってよ!学校辞めないでよ!」
「え?わたくしがなんで学校を辞めないといけないんですの?」
奈津美がとぼけた声で聞き返す。あたしは訳がわからず、モゴモゴと小さい声で言い返した。
「さ、さっきあんな思いつめた声で…」
「あらあらあら、もうお昼休みが終わっちゃいますわね。お先に教室へ行ってますわ。御機嫌よう」
奈津美はわざとらしくごまかすと、走り去っていった。
後にはトイレに一人残された、間抜けなあたし。
あたしは午後の授業をサボって、ひとり自室に篭っていた。ベッドの上で膝を抱えて、呆然と
窓の外を見つめながら、色々な事を考えていた。
奈津美の告白、紀美子のこと、どうやって謝ったらいいのか、そしてあたしの罪。
あたしは自分が許せなかった。紀美子はあたしが謝れば、多分ニッカリ笑って許してくれる。今なら
それがわかる。でも、そうやって簡単に許される自分が、あたしは許せない。あたしは罰を受けなければ
いけないんだ。…こんなことを話したら、あたしはまた奈津美に怒られちゃうな。
あたしはベッドに寝転がって強く願った。誰か、あたしを罰してほしい。友を苦しめ、恥ずかしい目に
あわせたあたしを。あたしは罰が、救いが欲しくて部屋を見渡した。そんなもの、落ちてるはずはないのに。
いや、それはそこに落ちていた。
彼女のピンクのショーツ。そして黒いカバーの文庫本。あたしの、足元に。
あたしは職員室に呼び出され、こっぴどく叱られた。そして、あたし一人で礼拝堂の床掃除の罰を
貰ったのだった。でも、普通は授業をサボったら、この程度の罰では済まないので、あたしは返って
拍子抜けしてしまった。まあ、厳しく「躾」られるよりはいいか…
そして、真夜中。広すぎる礼拝堂の掃除はまだまだ続いていた。正直甘く見ていた。広すぎて
ぜんぜん終わらない。あたしはだらしなく床にへたり込んだ。
「もう、勘弁してよ〜」
「もうちょっと気合入れて掃除せんかい!ですわよ」
「あらあら、これでは何時まで経っても終わりませんわ」
紀美子と奈津美が座り込んだあたしを見て笑った。
結局あたしは紀美子に頭を下げ、紀美子は笑って許してくれた。でも、それでは腹が納まらない
あたしは今夜、この礼拝堂であたしなりのケジメを見せる、と二人に宣言したのだ。そして、見物人は
二人。もちろん、掃除を見せるために呼んだのではない。モップを放り出すと、あたしは言った。
「そろそろ始めるね」
大きな窓から差す月明かりが優しくあたしを照らし出して、あたしを不思議な気持ちにさせる。
窓を見上げると、夜空の月に雲がかかり礼拝堂は薄暗くなった。
あたしは制服のポケットから文庫本を取り出して、スカートを脱ぎ捨てた。
あたしの下腹は、ピンク色のショーツに包まれていた。ただ、ショーツのサイズが小さくて、
あたしのおまんこに痛いくらい布地が食い込み、ぐっしょりと愛液が滲み込んでいた。
紀美子と奈津美が息を呑んだ。
あたしは、まっすぐに彼女達の目を見つめる。彼女達も、あたしをまっすぐに見つめ返す。そして、
あたしは彼女達に背を向けると、正座をしながら上体をゆっくりと床につけ、彼女達に向けてお尻を
突き出した。あたしのお尻は、彼女達から丸見えになった。
あたしは文庫本をゆっくりとショーツに当てる。ショーツの下には、あたしのお尻の穴があった。
「それじゃあ見ててね。あたしのオナニー。あたしの闇」
紀美子は肩をすくめつつ、あたしに微笑んだ。奈津美は、真剣な眼差しであたしを見守っている。
ごめん、あたしバカだから、こんなことしないと、皆と平等になれない………
あたしは文庫本の角を強く肛門に突きたてた。そして捻りながら擦りつけた。肛門に与えられる快楽に
身をよじると、ショーツがおまんこに食い込んであたしを厳しく責め立てる。
「くっ!痛っ…いっ…くっ…ん、いい…んっ…出そう、おなら…出るっ、んんんんんっ!」
ボパパパッ!ボパ!ボフゥゥゥゥ…
文庫本をこすり付けると同時に、あたしは臭いおならをひりだす。勃起したクリトリスがショーツの
しわに挟みつけられ、痛みとそれ以上の快感があたしのおまんこを苛む。
「ねぇ、匂うでしょ…臭いでしょ…くぅっ!…こんな臭いおならしてる、あたしを見て…」
紀美子と奈津美は興奮した様子で、内股を閉めながらあたしを視姦する。
見られていることを強く意識して、あたしはつい恥ずかしさ肛門を締める。でも、あたしは自分を罰する
ために文庫本を肛門に深く突き込む。突き込んで、突き込んて、肛門を苛めれば苛めるほど、快感と、
おならがどんどん湧き出してくるのだ。
ボププゥ!ボプ!ボパパパパ!ボブゥゥゥ!!
「んん!おなら、すっごい臭いよ…あたしのおなら、臭すぎるのぉ!んああっ!」
大きなおならをするほど、あたしの肛門がおならで震え、鼻が曲がりそうな便臭を辺りに撒き散らす。
あたしは少しでも大きなおならを出そうと、お腹に力を込める。そして、力を込めるたび、ショーツが
おまんこに食い込んで、痺れるほどの快感をあたしに与えてくれる。
「うあっ!ふああっ!あたしっ…こうやって…いやぁ!おなら出してる!…みっともなくお尻出して、
肛門をほじくって、んん!…よがってるの!」
バプッ!ブブブブブゥ!ブッ!ブッブッブブブブブゥゥゥゥ!
あたしは、空いた手でクリトリスの辺りを強く引っかくように擦った。愛液がじわじわと際限なく
湧き出し、あたしの手を、床を汚す。
「すごいよ、あんた…すごい匂い…」
「あぁ…なんて芳しい香り…なんて臭いんでしょう…」
紀美子と奈津美があたしのおならを胸いっぱいに吸い込んでいる。そして二人とも、自分のおまんこを
弄り始めた。
あたしはそんな様子を満足げに眺めると、両腕激しく動かし始めた。もうすぐ、フィニッシュが近い。
その間にも、あたしの肛門は汚らしい音を立ててガスを噴き出し続ける。
ブゥ!ブゥ!ブブゥゥ!ブピッ!ブゥゥゥゥゥゥ!
「ああっ、おまんこいい!んああっ、角がいいの!うああ!おなら、とまらないよぉ!!」
ボプゥゥゥボブゥゥゥゥ!ボブッブゥ!ボブッブゥゥ!ボブブブブフブ!
「うああっ!おなら、もっと!もっといっぱい出て!臭いのいっぱいぃぃ、臭いのイイ!おならイイよぉっ!」
ブゥゥゥ!ブゥゥゥゥゥゥ!ブッ!ブッ!ブッ!…ブビビビビッブゥ!
「んんんんん!おならっイク!だめぇ、こんなのだめぇぇぇ!!おならで…ぃっくぅぁあああああああ!!」
ボブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!…ブッ!
「うそっ、あたしもおならいいッ!おならで感じてる!うああああっ!!!」
「あああ、だめっこんなはしたないの…おなら、いいの。ずっと臭いの嗅いでいたい…う!くぅ!!うあっ!」
あたしと、紀美子と奈津美は、立ち込めるおならの匂いの中、仲良くイキました。
疲れて床に倒れこんだあたし達は、ただお互いの手を握って、その温もりをいつまでも感じていました。
見上げる窓には、大きな月。陰り一つない綺麗な満月。いや、正確には陰りが一つ。
あたし達を見守る、少女の影が。
お茶会読み返して堪能してたら次キター
贅沢過ぎて身がもたん・・・・・・
うは…、「個室の秘め事」の最後にENDつけるの忘れてたorz
名前欄に(10/10)って書いてあるのでわかると思いますが、
「個室の秘め事」は終了してます。念のため。
次も今回の続きで、シチュは集団脱糞+浴糞+食糞物の予定です。
早ければ明日、遅くとも明後日のこのくらいの時間に投下します。
では。
ハード物には期待をせざるを得ない
>>653 震えるぞハード!萌え尽きるほどヒート!となるかどうかは
わかりませんが、ご期待にそえるよう頭を捻ってみますw
拙作を期待して頂いている方に大変申し訳ないのですが、
次の集団脱糞物+浴糞+食糞物に現在苦戦中です。
今日中に投下したかったのですがどうも無理そうなので、
明後日のこのくらいの時間を目処にしたいと思います。
では、他の職人さんを待ちつつ消えます。イナイイナイバババ…
つまり詰まって、気分転換に違う話を書いてみました。
ペルソナ3のアイギスで、擬似スカトロ物です。ラブラブ嫌いな方はちとつらい展開です。
--------------------------------------------------------------------------------
「すきです…」
茜色に染まる空の下、少女は背を向けたまま小さな声でつぶやいた。
少女の後ろに立つ少年は、右目に掛かる髪を風に揺られながらじっとその言葉を聞いている。
「すきですきで…わたし、どこか壊れちゃいそう…」
秋風が少女の背中に冷たく吹き付け、少女は小さく震える。
それは、風が冷たいからではなく、その背中を埋めてくれない少年の沈黙が、二人の距離を
少しずつ遠ざける予感に、心が凍てつくのを感じたから。
それでも、少女は審判を待つ罪人のように、彼の言葉を待った。
少女の手は、錆びた柵を切なく握り締める。沈黙に耐え切れず、振り向こうとした瞬間、
少年の手が彼女の手に添えられた。
沈み行く太陽に長く伸びた二人の影が、重なった。
ある土曜の昼下がり、月光館学園寮のラウンジでは数人の男女がたむろしていた。
順平は、付けっぱなしのテレビの前に陣取り、伸びきったカップ麺をまずそうにすすりながら、
時折キッチンにチラチラと視線を送っている。
ゆかりはキッチンに背を向け、コンパクトを取り出したり、マニキュアの手入れをしたり…
しかし、実際は何度も同じことを落ち着きなく繰り返しているだけだ。
美鶴はずっと真田と何事か打ち合わせをしているようで、机の上に広げられた資料−細かい字で
びっしりと埋められた−を手にして話し込んでいる。
天田はコロマルを連れて散歩に出かけた。正直この空気に耐え切れなかったのだろう。コロマル
だけは興味深そうに尻尾を振っていたが。
そして、風花はそんな彼らとキッチンの方を見比べ、居心地の悪さに小さな身体を更に小さく
丸めていた。
キッチンにいるのは、アイギスと少年だった。ただ、その様子は尋常ではなかった。
アイギスと少年は向かい合わせになって座り、正面から少年に抱きついていた。その顔は
満面の笑みを湛え、出会った頃の能面のような無機質さからは想像もつかないほど年頃の、
いわゆる恋する少女の顔になっている。
抱きつかれている色男のほうはと見れば、相変わらず何を考えているのかさっぱり
わからないポーカーフェイスのまま、マイペースにパンをちぎっては自分の口に運んでいる。
そして、テーブルの上の缶ジュースに手を出そうとすると、アイギスがかいがいしくそれを
取ってやり、またアイギスに抱きつかれ…
さきほどからずっとこんな調子の二人であった。いや、この1週間ずっと。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!もう!うっとおしぃんじゃーーーーー!!」
ゆかりと順平が珍しく同調して、咆哮をあげた。噴火を予見してはいたが、それでも風花は、
その勢いに小さく悲鳴をあげて首をすくめてしまった。真田と美鶴は二人のほうを見ないまま、
深い溜息をつくのだった。
目を三角に吊り上げたゆかりと順平は、キッチンでいちゃつく二人(主に少年)に
猛然と襲い掛かり、唾を飛ばしてけたたましく二人を責め立てる。
少年は2台の騒音発生器をぼんやりと眺めながら、こいつらの鼻を押したら早送りでき
ないものかな?等と思考を逃避モードに切り替え、二人がクールダウンするのを待つこと
にした。
ところが、アイギスは何故非難されているのか理解できないといった様子で、目を白黒
させながら余計に事態を悪化させる行動に出た。もちろん、彼女に悪意はない。空気を読む
デリカシーもなかったが。
「ゆかりさんと順平さんの意見を総合すると、長らく抱きついたままであるのが良くない、
ということですね。わかりました。では、別の愛情表現に切り替えます」
アイギスはそう言うと、少年の唇と自分の唇を重ねた。それを前にしたゆかりの髪は瞬時に
逆立ち、鼻が大きく膨らんで、まるで般若の如きすさまじい形相に変わっていく。となりにいる
順平はむしろそちらに驚き、脅えた顔で一歩一歩あとずさっていく。そして、アイギスの一言。
「この状態を維持することとします。問題ないでしょうか?」
少年は心の中で、→「どうとでもしてくれ」という新しい選択肢を発見していた。
少年とアイギスは、岩戸台駅商店街をブラブラと歩いていた。別にここに用事はないのだが、
椅子を振り回すゆかりと一緒にいられるほど我慢強くもなかっただけだ。
アイギスは少年の手を握り、キョロキョロと辺りを物珍しそうに見渡している。そういえば
この辺に連れてきたことはあまりなかったかもしれない。アイギスと二人で喫茶店に入っても、
物を食べない彼女が気の毒なだけなので、なるべく珍しいものが置いてありそうなところに
寄ることにした。
そうして、二人は倉庫を改造した黒塗りの店「ジャンク魂」に入っていった。
「ジャンク魂」は別段本物のジャンクを扱っているわけではなく、古本、中古CDやDVD、
ゲームや食玩に、若者向けの古着や古楽器等、実に多彩な中古品を扱う店だ。
一歩入り口をくぐると店内はいつものように古本が所狭しと積まれ、古いゲームのカセットが
絵馬のように壁から無数に吊るされている。ショーケースには並べられた食玩やフィギュアが
ライトアップされ、おでこにキスマークを骨格標本が派手な色彩のギターを構え、若い男女が
様々なお宝を物色している。
溢れているのは物だけではなく、耳をつんざく洋物のハードロックや古いアイドルの歌、
懐かしいアニメのテーマソングなど様々な音楽が織り成す混沌としたノイズが、店中に響き渡っている。
少年には見慣れた光景だったが、アイギスにはいささか刺激が強すぎたようで、大きく開いた目を
らんらんと輝かせながら、少年をあちらこちらに引っ張りまわし商品一つ一つについて少年に質問し、
大仰に納得し、を繰り返して少年をゲッソリさせるのだった。
気がついた時には彼女は消えていた。僅かばかり焦った少年は、のんびりと店内を歩き回り
アイギスを捜した。しかし、店の周りも含め大概のところは捜したのだか、アイギスの姿はまったく
なかった。少年は、やれやれという顔をして、店の一角、入り口にピンク色のシートが垂れ下がった
コーナーへ入っていった。そこは、いわずと知れた18才未満立ち入り禁止コーナーだった。
アイギスはそこにいた。しかし、何故そこなのか、何故よりによってそこなのか少年は理解に
苦しんだ。彼が目線を僅かに上にやると、そこには「スカトロ、盗撮物」とハートマーク付きで
書かれた札が空調の風に揺られていた。
少年は頭を一つ振ると覚悟を決め、そのコーナーに入っていった。
アイギスは両腕で何本ものDVDを抱え、裏の内容書きや表の写真をしげしげと眺め、感心した
様子で「なるほどなー」とつぶやいた。
何が「なるほど」か。少年はそう思いつつアイギスの頭をグワシッと掴み、自分の方を向かせる。
アイギスはそんな少年に微笑むと、その眩しい笑顔には似つかわしくない説明を始めた。
「これは女性の排泄行動を記録した娯楽作品の模様です。女性の羞恥の表情や、排泄行為、排泄物
そのものに興奮する方向け…だそうです。あなたは、こういったものを見たことはありますか?」
ない。と素っ気なく応じた少年は、DVDを奪って棚に戻すとアイギスの手を引いてそこを離れ
ようとした。だが、アイギスは少年の手を引っ張り返して真剣な顔で言った。
「わたしは、恥ずかしいという感情がわかりません。このDVDのような行為をすれば、それが
わたしにもわかるのでしょうか」
少年は、アイギスが自分に尻を向け、恥らいながらしゃがみこむ姿を一瞬想像した。それも悪く
ない…かも。だが、少年はアイギスの手を強く引っ張り、引きずるようにその場から離れるのだった。
周囲の男性客の、興味深そうな視線が痛かったから。
「わたしは排泄することができません。でも、恥じらいを知りたい。どうしたらいいの…」
店から連れ出した後も、アイギスは寮へ帰る道すがら何度もその質問を少年にぶつけた。物を
食べないし排泄孔もないのだからどうしようもない、と少年が言ってもアイギスは珍しく納得しよう
としなかった。
「わたしは恥じらいを知りたい。あなたに、わたしの恥らう姿を見て欲しい。でもどうすれば…」
寂しげに言うアイギスに、少年は心が強く痛むのを感じた。どれだけ好き合っても、心をつなげても、
身体をつなげられない現実。それは二人の間に大きく横たわるのだった。
アイギスは寮に帰ってから、ずっとふさぎこんでいた。少年も普段以上に押し黙り、少し離れた
位置で彼女をじっと見つめている。昼とは真逆な、それでも居辛いことだけは同様な空気に、天田は
そっと風花に尋ねた。
「アイギスさんたち、どうしたんです?喧嘩ですか。あんなにべたべたしていたのに」
「わたしもさっぱり訳がわからなくて…喧嘩ではないって二人とも言うけど…」
ゆかりも順平も、別に自分達のせいではないだろうに、ばつの悪そうな顔をして小声で何か
言い争っている。真田と美鶴は、付き合い切れんとばかりに部屋に篭ってしまった。コロマルは
力なく自分を撫でるアイギスを、心配そうに見上げることしかできなかった。
風花はそっとアイギスの傍に腰掛けると、これで何度目になるか、彼女を元気付けようと声をかける。
「アイギス、何を悩んでいるのかわからないけど、私でよければ相談に乗るから、一人だけで
悩まないで」
アイギスはそんな風花の顔を見て、寂しげに微笑み返すだけで何も言おうとはしなかった。
それを見ていた少年は決意を鋭い眼差しに乗せ、アイギスの肩に手を置いた。そして、風花に
相談にのってもらえ、と一言い残して階段を上がっていった。
アイギスは目を閉じて胸に手を当て、しばらくじっとしていた。それはまるで少年の言葉を
反芻しているかのようだった。やがて風花に向き直り、言った。
「わたしの、どうしようもない話を、聞いてください」
風花はアイギスを安心させようと、ニッコリ笑って大きくうなずいた。
「うん。リーダー直々のご氏名だから、どんどん頼っていいよ。どんなことでも話して」
寮の2階にある風花の部屋では、アイギスと風花がベッドの上に並んで座っている。
アイギスの告白を聞いた風花は、顔中を真っ赤に染めると、頭を抱えてうんうん唸り始めた。
「う、うんちするところ見せたいって…ロボットだし、どうしたらいいんだろ…」
「風花さんのうんちを借りる、というのはだめでしょうか」
「えっ!?そ、そんなの、だめだよ!だって、それをやって恥ずかしいのはわたしだもの!」
風花はアイギスの突拍子もない提案に、頭を激しく振りながら拒否した。
「やはり恥ずかしいですか?」
「か、彼にそんなのを見られたら、わたし恥ずかしすぎて死んじゃうよ…だいたい、どうして
その…う、うんちなの?お、おしっこなら…って、あああ!わたし何を言ってるんだろ…」
「だめですか…ゆかりさんは、どうでしょうか」
「そんなことを頼んだら、今度はテーブルを振り回して怒ると思うよ」
昼間のゆかりの様子−椅子を振り回しながら少年を追い出した−を思い出して、風花は
ゲッソリしながら答える。あの後、ゆかりをなだめるのがどれだけ大変だった事か。
「その様子では美鶴さんも当てにはできないようですね。…処刑ですか?」
「うん、間違いなく処刑」
二人は顔を見合わせると、情けない顔をして深く溜息をつくのだった。
「コロマルさんにも…嫌だ!って言われてしまいましたし…」
風花は、訊いたんかい!というツッコミを喉元で止めた。うん、コロちゃんに常識があって
よかった。っていうか、借りてどうする気なんだろうか…
風花は先ほどから疑問に思っていることを、アイギスに聞いてみることにした。
「ねぇアイギス。あの、誰かのを借りたとして、それをどうするつもりなの?彼にそれを
"はい、どうぞ"って渡しても意味がないというか、嫌がられるだけだと思うんだけど」
「わたしがそれをお腹の中に入れて、彼の前で出します。それを見てもらえば、わたしは
恥ずかしくなれると思ったのです」
「ちょ、お腹の中って。そんなことしたらアイギス壊れちゃわない?」
風花の当然の問いに、アイギスは得意げな顔で自分の腹部をさすりながら答えた。
「人間でいうところの膀胱と、直腸…とは少し違いますが、それに良く似たユニットがわたしの
身体の中にあります」
「な、なにそれ。なんでそんなものがあるの?」
目を丸くして尋ねる風花に、アイギスは自分のお尻の辺りを撫でながら続けた。
「オルギアモードによって発生した熱を効率よく逃がすために、この前のオーバーホールで
水冷システムが追加されました。そしてこの臀部と、股間接部の空きスペースには、
熱せられた水を貯蔵するタンクと、それを放出するためのリザーバが装備されています」
「そうなんだ。アイギスを形作る技術は日々進歩してるんだね…って、そうか今のアイギスには
その為の排出孔があるんだ」
「はい。普段は下腹部2次装甲に隠れていますが、装甲を強制排除すれば露出します」
アイギスは臀部を包む白い布地をポンポン叩くと、今度は股間部を撫でた。
「ですから、わたしにはDVDで言うところの、はしたないおしっこ穴とうんち穴が装備されて
いるわけです」
アイギスは無邪気な微笑みを浮かべた。アイギスの無垢な想いと、淫らな言葉のあまりのギャップに、
風花はお腹の奥が切なく熱くなるのを感じ始めていた。
風花はアイギスから目を逸らすと、ノートPCを膝の上に広げた。そして、きわめて機械的な
手つきで様々な情報を集め始めた。そして、ある無料動画サイトに行き着いた。
風花はその再生ボタンにカーソルを合わせ、ためらいながらマウスの左クリックを押した。
ノートPCの画面に、寝転がって目隠しをした男が映った。そして、その顔の上に全裸の女が
腰を下ろすと、男はうやうやしく口を開けた。まるで、便器のように。
「これは何をしているのですか?」
風花はアイギスの問いに答えず、これから起こるであろう展開に、思わず口元を押さえた。だが、
その瞳は画面に釘付けになり、顔は上気し、細い両脚は堅く閉じられて彼女自身を締め付ける。
そして、画面の女の肛門から茶色い塊がぬるりと飛び出し、男の口にボトッと落ちた。男は
それをうまそうに咀嚼すると、ゴクッと飲み込んでしまった。画面の女が、"ヤダー、もう…"と
恥じらいの言葉を誰へともなく投げかける。
「う、うそ…ほんとに、食べてる…うんち、食べちゃってる…」
「食べてもらうと恥ずかしいんですね。わたしも彼に食べさせてあげたほうが効率よく恥ずかしく
なれるのでしょうか」
アイギスの言葉など耳に入らない様子で、風花は口に当てた手で無意識に自分の唇をなぞる。
更に、閉じた両脚をモソモソと擦り合わせ始めた。自分でもわかるほど風花は胸が高鳴るのを
感じていた。
動画の女が再び息むと、その肛門から立て続けに黄土色の塊がひり出される。ヌチヌチと粘る
音を立てながら次々と生み出されたそれは、男の口を満たし、溢れ出して男の顔に堆積する。
「すごい…あんなにたくさん…匂いだって、大変なことになってそうなのに…」
「わたしのタンクのほうがたくさん溜まります。わたしなら、もっといっぱい出してあげられます」
妙なことで張り合うアイギスの言葉に、風花は図らずも少年と同じような想像をしてしまう。
口を開けて待つ少年に、恥じらいながらお尻を降ろす全裸の自分を。そして、自分の取って置きを
彼の口の中へ…
男は口の中に詰め込まれた便塊をクチャクチャと汚らしい音を立てながら食べ続けている。
女は"もうヤダ…信じられない…"といいながら、男の顔にニュルニュルと軟便を降り注がせ続ける。
風花は熱に浮かされたような顔のまま脚を擦り合わせながら、動画の女と自分をシンクロさせて
いた。すでにユルユルになり、おなら交じりの便を彼にひりだし続ける自分、自分の出したものを
おいしそうに食べてくれる彼。恥ずかしさで死にそうなのに、満たされる自分、悦んでくれる彼。
止まらない妄想に、風花の脚の動きがだんだん激しくなる。ギュッと閉じて、開いて、何度も
脚を組み替えて。切なく泳ぐ左手が、シーツの端を掴んだ。
「うぅぅっ!…んくぅ!」
突如、風花のつま先がピンと伸び、握り締められたマウスがギチギチときしんだ。彼女のショーツ
には、尿以外の新たなシミが浮かび上がるのだった。
全身を桜色に染めた風花のただならぬ様子に、アイギスが焦った様子で両肩を掴んだ。
「風花さん、どうしました!?」
アイギスの声に我に返った風花は、慌ててノートPCを手元に引き寄せた。
「あの!その…別に、何でもないよ!ち、ちょっとすごい映像だったから、びっくりしちゃっただけ」
「それならいいのですが」
「あ、うん。大丈夫。心配させてごめんね」
「いいえ。…しかし、今の画像は色々と参考になりました。わたしもあのようにしたいです」
「で、でもあんなの食べたら絶対お腹壊すと思う…ほら、どこのサイトでも、食べたらダメとか、
雑菌だらけですぐに吐き出さないとお腹壊すって書いてあるもの。彼を病気にしたくはないでしょ?」
その言葉にうなだれるアイギスを横目に、風花は先ほどの自分をごまかすように手をせわしなく
動かしながら、打開策について思考をめぐらせた。そして、目に留まったあるサイトの内容にその
答えを見出した。
「アイギス!これよ、これ!」
そこには、「究極の選択:チョコ味のうんこorうんこ味のチョコ」と書かれていた。
その夜、寮のキッチンでは三人のかしまし娘による3時間クッキングが行われていた。
「チョコの湯煎で、なんでこんなに時間かかってるのよ…」
ゆかりはぼやきながら、板チョコをパキッと割って鍋の中の容器に放り込んだ。
「ごめんねゆかりちゃん。急にこんなこと頼んで」
「まぁ、他ならぬ風花の頼みだし。それに昼間のあたしもだいぶ大人気なかったし。
ゴメンね、アイギス」
ゆかりは隣でコンソメスープをかき混ぜるアイギスにすまなそうに言った。
「いいえ。わたしのほうこそ、こうして手伝って頂いてありがとうございます」
「二人に任せとくと、朝までにキッチンが壊滅しちゃうから、ね…」
風花は苦笑いしながら、チョコの溶けたお湯を流しに捨てた。そして、こげた鍋を見て
ますます料理の自信をなくすのだった。
「ところで、そのコンソメスープにはなにか具を入れたりしないの?せめて玉ねぎとか刻んで
入れたらいいんじゃないかと思うけど…ってかそんなかき回さなくてもいいってば」
ゆかりは具なしスープを楽しそうにかき回し続けるアイギスを見て、思わず訊いてしまった。
「ところで、コンソメスープとチョコって妙な組み合わせだけど、これどうするの?」
ある意味当然なゆかりの問いに、風花の顔色がサアッと青くなり、アイギスは正直に答える。
「はい、これらは擬似スカト」
「ペルソナァァァ!!」
叫ぶ風花の背後にペルソナ「ユノ」が顕現する。そのあまりにも突飛な行動に、ゆかりはあんぐりと
口を開けたまま、アイギスはキョトンとした表情で固まった。そして、迷惑そうな顔をしたユノは消えた。
風花は肩で息をしながら、引きつった笑顔でゆかりに向き直る。
「こ、これはね!えーと…そう、アイギスと彼の、仲直りのためなの!彼は溶かしたチョコと具のない
スープが好きなのよ!ね、そうだったよねアイギス!?」
アイギスはキョトンとしたまま、「はぁ…」とあいまいな返事を返すだけだったが、風花は
ここぞとばかりに押した。
「ほら!アイギスもそう言ってるし、ぜんぜん変なことないよ!?ね、ゆかりちゃん?」
「う…あ…そ、そう…ね…」
ゆかりは風花の顔を見て、これは深入りしないほうがよさそうだ、と思うのだった。
アイギスは鍋たっぷりのチョコと、同じく鍋いっぱいのコンソメスープを手に、喜び勇んで
自室に戻っていった。風花は心配そうな顔で、アイギスの部屋の部屋のドアを見守っている。
アイギスが溶かしたチョコとコンソメスープをタンクに仕込むには30分ほど掛かるらしい。
風花は、進まない時計にイライラしながらアイギスを待ち続けた。
それから40分ほどが経過した後、ドアが開かれた。そして、何故か制服を身に着けたアイギスが
股間とお尻を押さえながら、ヨロヨロとおぼつかない足取りで現れた。彼女は人間の女性が噴火寸前の
時にそうするように、背筋を伸ばし尻を半ば突き出したような体勢で、スカートの中に手を突っ込んで
股間とお尻をギュッと抑えている。その口からはまるで苦痛に苛まれているような声が吐き出された。
「ぐぅ…くぅっ…ダメ、まだ…ダメ…」
「ア、アイギス…どうしたの?お腹痛いの、無理しちゃダメだよ」
思わず駆け寄った風花に、アイギスは気丈に笑いかける。だが、その笑顔は歪み、まるで汗が
噴き出しそうなほどつらそうな表情に変わった。
「すこ…し、詰め込み…過ぎて、しまいました…リザーバが…緊急排出の、信号を…ぅくっ…出し続けて…」
「大丈夫!?」
アイギスはヨタヨタと廊下を歩き始めた。
「だい、じょうぶ、です…ぅあっく!…なんとか、停止信号でオーバーライド、して…くうぅっ!
彼の、部屋に行かなきゃ…うっぐぅぅ…早く、見せ…て…うぐっ、うぁぁ!ダメッ、まだ出ちゃダメ!」
アイギスが股間と尻を強く押さえつけるが、スカートの前のほうがジワッと濃い色に変わり始める。
溢れたスープは脚を伝いながら白いソックスに滲みこんで、まるで本物のおしっこのように黄色いシミを
作り出した。そして、尻からブビュ!ブプッ!と半固体の破裂する音が響き、床に茶色い流動体がパタッ!
パタタッ!と垂れ落ちた。
ほのかに漂うコンソメスープの香りと、甘いチョコの香りが、風花の鼻を妖しくくすぐる。
「アイギス…あなた…」
アイギスの姿は本当に排泄に耐える女性そのもので、風花はその淫靡な姿に興奮を覚えながら、
肩を貸すことすら忘れて、ひたすら見入っていた。自分の股間に、手を伸ばしながら。
アイギスは点々とチョコを垂れ流しながら、ゆっくり、ゆっくりと少年の部屋に近づいていく。
「もう、すぐ…もうちょっと、だから…ひぃううっ!まだ、いやぁ…」
ビヂュゥ!ビブゥ…
そうやって時々溢れ出るスープとチョコを、必死に手で押さえつけヨロヨロと歩み続ける。そして、
気がつくと、少年の部屋の前に立っていた。アイギスは思考に割り込む警報でクラクラする頭を振ると、
ドアの向こうにいる恋人の名を呼んだ。
しばしの沈黙の後、ドアが静かに開き少年が姿を見せた。アイギスはその姿につらそうな笑顔を
浮かべると、声を絞り出して少年に語りかけた。
「こ、こんばん…は。…今日は、お見せしたい、ものが…あ、あって来まし、た…」
少年はアイギスの手を取ると部屋に強引に引き込んで、ドアを閉めた。そして、そのままアイギスを
乱暴に床に投げ出した。たまらず床に手をついて四つん這いになったアイギスは、股関節部のタンク
に両脚の駆動部を圧迫され、脚をガクガクと振るわせて叫び声をあげた。
「うああっ、ダメ!…せっかく、溜めたのに…ダメ…出ちゃダメぇぇぇぇ!」
アイギスのスカートに瞬く間にスープがしみこみ、じわぁと濃い色が広がりながら垂れさがった。
アイギスの股の間からも、濃い黄色のスープがショーツにろ過されて滝のように滴り落ち、または
アイギスの脚をだらだらと伝いながら零れ落ち、ムワッと湯気を立てて池を作り始めた。
「いやぁぁ!ダメぇぇ!チョコが、全部出ちゃうよぉっ!」
ビュブゥゥ!ビヂュゥゥゥゥ!ビチュビチュビチュゥゥゥ!!
失禁と同時にスカートの尻の部分がモコモコと盛り上がり、甘い香りがアイギスの尻から漂ってくる。
少年はスカートをまくりあげると、アイギスはショーツを身に着けていて、そのショーツはドロドロした
茶色の流動体にこんもりと膨らみ、収まりきれない分がショーツの股の間と、背中の部分からジュルジュル
とはみ出して床にぼたぼたと小山を作った。
「ああ、出ちゃってる…ごめんなさい………わたしの、全部出ちゃってる…」
アイギスは半ば放心しながら、力なくチョコとスープをひり出し続けた。その様を存分に眺めた少年は、
アイギスのショーツに手をかけると、それをずり下げ、顔を近づけた。
「あ………たくさんお召し上がりになってください…わたしの、恥ずかしい、うんち…」
ひり出したての暖かいチョコレートを顔に浴びながら、少年はその淫靡な甘みに満足げな笑顔を
浮かべると、アイギスの脚を掴んで仰向けにして、その身体にのしかかった。アイギスは少年に
抱かれながら、囁くように呟いた。
「恥ずかしいのかどうか、まだよくわかりません。でも、貴方に喜んでもらえて良かった…」
END
-----------------------------------------------------------------------
以上です。お目汚し失礼しました。
ペルソナのスカSSを拝める日がこようとは!!
エクストリームハードコアなプレイなのに
世界観というか原作の雰囲気を壊していないのが素晴らしい
いつの日か気が向いたらでいいので美鶴さんが野グソする話をお願いできませんか><
銀魂はどう?
いいえ、それはトムです。
どっちみち次スレの季節だと思うので、
>>268のを参考にして新スレを立ててきてよい?
そうかもう次スレの季節かあ
次で4スレ目になるんだね
スレ立てよろしくお願いします
668 :
660:2007/07/27(金) 00:09:02 ID:hNGVuki7
乙ですよー
早っw
うめないか
672 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 11:14:12 ID:XM7ennZ9
投降は新スレのほうにした方がいいのでしょうか?
それともこっちのスレ?
>>673 『投稿』はよっぽどの短編(1〜2レス分で終わりそう)じゃない限り、新スレのほうがいいと思うけど (只今492kb)
『 投 降 』 はしなくてもいいぞ。 『 投 降 』 は。w
>>674 なるほど、了解しました。
それと誤爆の指摘ありがとうございますorz
676 :
埋め:2007/08/14(火) 01:23:44 ID:zg9DLqc8
僕が小学生のころ、近所の家に洋子ちゃんという同い年の女の子が住んでいた。
色白な、どこか上品な感じのする大人しい子で、砂まみれで男子どもと混じって球技に興じるような
同じクラスの大多数の女子たちとは少し違う雰囲気を持っていたように思う。
くりっとした大きな瞳と僕の目が合い、その艶やかな黒髪が揺れて甘い香りが漂うたびに、
理由もわからないのに僕は胸の鼓動を早くした。
お互いの母親同士が仲のよかったせいもあって、
同じクラスになった四年生の春から僕たちは毎朝連れ立って学校に行くことになった。
彼女の家のほうが学校に近いので、迎えにいくのはいつも僕のほうだった。
呼び鈴を押してしばらく待つと、たいてい彼女の母親が先に玄関先に出てきて申し訳なさそうにこう言うのだ。
「ごめんなさいね。洋子、まだトイレが済んでないのよ」
僕の母よりもずいぶん若く見え、僕の好きだった女優の○○に似ていたこの人と話すのは
いつでもちょっと緊張した。
やがて廊下の奥から水の流れる音が聞こえ、彼女本人が支度を整えて靴脱ぎ場に現れる。
「洋子、ちゃんとうんち出た?」
僕の目が気になるのか、彼女は母親の言葉に少し頬を赤らめて無言でこくんと頷く。
こんなやりとりのお陰で、彼女の家を出て数分は少し気まずい沈黙と共に歩いていく羽目になるのだった。
ひと月に一度ほど、母に連れ立って彼女の家に遊びに行くこともあった。
だいぶ年季の入った平屋の並ぶ区画に珍しい、二階建てで小さな庭のついた白壁の洋風建築だった。
家では誕生日くらいしかお目にかかれないショートケーキと紅茶が出るためか彼女のためかは定かではないが、
とにかく当時の僕はその日を心待ちにしていた記憶がある。
居間に通されて出されたケーキに舌鼓を打っていると、たいていすぐに子供同士で遊んできなさいと許可が下りた。
そして彼女に手をとられて二階の部屋に上がり、棚を埋め尽くす縫いぐるみに気恥ずかしさを感じながら、
トランプやボードゲームで飽きるまで遊んだ。
おかげで今でも僕はトランプ一組あれば一晩退屈しない自信がある。
その日も僕たちは喧嘩ひとつせず(結局最後まで言い争いひとつすることはなかった)
彼女が押入れの隅から引き出してきたオセロで平和に遊んでいた。
彼女の母親から差し入れされたクッキーとオレンジジュースをめきめき消費して盤上の石に変え、
幾度目かの勝負が終わったときだった。
僕同様床に寝そべっていた彼女が唐突に立ち上がり、コップを洗ってくる、と言い出した。
まだクッキーは皿に半分ほど残っていたのでまとめて行けばいいのにと思ったが、
別段止める理由もなかった。
さてそれからたっぷり十五分は経ったが、彼女は待てど暮らせど戻ってこない。
石を弄んだり残りのクッキーを頂いたりして時間を潰しているうちに、
僕は朝済ませていなかった大きいほうの便意を急に催した。
女の子の、ましてや片思い中の子の家でトイレを借りるのは戸惑われたが、
ほどなくそんな事を言っていられないほど切羽詰りだしたので慌てて廊下に飛び出る。
もはや勝手知ったる他人の家でたどり着いた扉の前には、
しかしすでにうさぎの耳がついた小さなスリッパが陣取っていた。
そして床の隅には二つのコップが揃えて置いてある。誰が入っているのかは明白なはずだった。
だというのに僕は(だからこそ、だったとは思いたくない)まるで当然のように
ドアに耳を押し当てたのだった。
677 :
埋め:2007/08/14(火) 01:28:59 ID:zg9DLqc8
「んぅっ、」
そういえばあの部屋は初夏にはふさわしくないほどクーラーが効いていたし、
出されたオレンジジュースもよく冷えていた。
だから彼女がいま何をしているのか、何をしようとしているのか頭では理解できるのだが、
あの柔らかでいい匂いがする体と、僕の体から毎朝出るあの汚いものを結びつけることが
どうしても出来なかった。
「っく、ふうっ、」
苦しげな息み声の合間に、ちゃぽん、とぷん、と小さな水音が混じる。それが五、六回繰り返されて、
がさがさと紙を弄る音が聞こえてきたので僕はそっと扉から離れた。
案の定、すぐに衣擦れと水の流れる音が続いて彼女が出てきた。
扉のすぐ前に立っていた僕に驚いたようで、コップを片付けるのも忘れて
目を伏せて足早に横を通り過ぎていった。汗の匂いと微かな臭気が後を追う。
入れ替わりに個室に入り、ピンク色のふかふかの便座に腰掛けると、
裸の尻に接した部分にわずかな温かさが残っていた。
温便座の乾いた白々しいものではなく、汗の湿り気を帯びた彼女の体温。
消臭剤のラベンダーの奥にかすかに残った彼女の臭いを、気がつけば僕は深々と吸い込んでいた。
あまり思い出したくないが、十月だかの確か月曜だったと思う。
朝、相も変わらず彼女を待ちながら、彼女の母親と話をした。やはりドギマギしてしまって
ろくな返事はできなかったが、やけに長い時間話していることがずっと気にかかっていた。
「あら、どうしたのかしら。ちょっと見てくるわね」
しばらくして中から、途切れ途切れに会話が聞こえてきた。と言っても、おそらく個室の向こうの
彼女の返事は聞き取れない。母親の声だけがやけに通っていた。
「洋子、まだ出ないの?あの子が迎えに来てるわよ……………あらそう、困ったわね、お薬飲む?
……そう………したくなったら、授業中でも我慢しないできちんと行かなきゃだめよ?」
結局いつもの水音がないまま玄関の向こうに曇った顔の彼女が姿を見せ、
僕におそくなってごめんね、と言った。
僕はなんと返事をしたか覚えていない。
彼女の白いフレアスカートの下、細い腰の中にぱんぱんに詰まった汚塊が眠っている。
そんなイメージが頭から離れず、上の空のまま彼女の隣に並んで歩き始めた。
お互いにほとんど喋らないまま、通学路も半ばまで差し掛かる。
大通りに掛かった横断歩道の前で赤信号を待っているうちに、
彼女の様子がどこかおかしいのに気がついた。
「はぁ………はぁ……、っふぅ」
立っているだけなのに荒い息。落ち着きなく踏みかえられる足。
信号に向けられた目もどこか焦点が合っていない。
顔を見ると、秋も深いというのにいつもより青白い頬の上に玉のような汗が幾筋も伝っていた。
始めは単に溜まったままのものが気持ち悪いだけかと思ったが、
それだけではないことを彼女自身がすぐに証明した。
678 :
埋め:
『プッ、プウッ』
自動車の行きかう騒音の中でも、その音は妙に目立った。
けれど、それが何の音かわかっても僕は彼女のほうを向かなかった。
『プブッ、プーッ!』
内気な彼女のこと、おそらく顔を真っ赤にして恥ずかしさに震えていることだろう。
聞こえていても聞こえなかったふりをするのが、幼い僕が出来た唯一の気遣いだった。
「……うんち、したい」
熱い吐息に混じって呟いた声は妙に歪んでいた。泣いていたのかもしれない。
「……もう、出ちゃいそうなの。学校までガマンできない」
僕は彼女の汗ばんだ手を掴んで、青になった横断歩道を駆け足で渡った。
人気のない朝の住宅地を走る。
本当は近くの公園のトイレまで連れて行きたかったのだが、
半分もいかないうちに彼女がお尻を両手で押さえて立ち尽くしてしまった。
どうしよう、と辺りを見回すと、ちょうど道沿いに一面草の生い茂った空き地がある。
せめてそこまで間に合わせようと肩を貸した。
がくがくと小さく震える彼女の体からは、いつもと変わらないほのかな石鹸の匂いがした。
プッ、プッと絶えずおならを漏らしながら、どうやら草をかき分けて二、三歩進む。
しかし、それが限界だった。
『プウゥーーッ!』
スカートをたくし上げ、崩れ落ちるようにしゃがむのと同時にパンツを引きずり降ろし、
これから始まる長い戦いのファンファーレを高らかに響かせた。
そのまま彼女の隣に立っているわけにもいかないので、僕は草むらから出て
自分から見張り役を買ってでた。
しかし、役に立っていたかというと自信がない。彼女が傷つくと判ってていても彼女の姿を横目で見て
しまうのを止められなかったし、耳は全神経で彼女の立てる音を聞き逃すまいとしていた。
ほんの数メートル先、仕切りもない空間で憧れの女の子が野糞をしている。
その事実とも思えない突飛な事実に、この頃にはすでに芽生えていた僕の中の何かは震えるほど興奮していたのだ。
「はー……はぁっ……んんくっ……」
荒い息と息み声の繰り返しだけで時間だけが過ぎていく。
背の高い草に下半身が隠され、白いお尻が所々覗くだけでここからでは『その部分』は見えない。
しかし彼女の苦しみようから推測するに、あれだけ外に出たがっていた塊は
いざとなるとなかなか出ないようだった。
「んんぐうんっ………っく、ひっく…」
やがて、ためらいを含んだ息みが普段の物静かな声からは想像もつかない唸り声に変わり、
さらに時折しゃくりあげるような声も混じり始めた。
どうしたの、と聞くと、
うんちの先っぽは顔を出してるのに、硬いからお尻が痛くてそれ以上出せないの、と言う。
そういえば土曜の朝呼びに行ったときには、呼び鈴を押してすぐ彼女が出てきた。
おそらくその日からずっとお通じがなく、二日間おなかの中で水分を吸い尽くされた
カチカチの便が出口をふさいでしまっているのだろう。
とはいえ、何も手伝ってあげられることはない。彼女はもぞもぞ動いてしゃがみ直すと、
鼻をすすり上げながら再び息み始めた。