こういうスレもあっていいのでは?
どんどん欲望を盛り込んでいきましょう
これはひどい
それでお前は燃え上がれるのか?
4 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 21:41:35 ID:aNGQ/d5g
ある意味いける
5 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 08:39:11 ID:9HYMWu7G
漢のほうが美形とか?
思いっきり腐女子向けだが
7 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 04:22:07 ID:VkVu7opt
120キロくらいあるクソ大デブの急所を蹴っ飛ばしてやったよ
タマに足の甲が見事命中!
そのデブ、硬直したみたいにピクリとも動かなくなっておもしろかった
デブなんて見かけ倒しで喧嘩弱っちいの
>>7 いやいやいやいやいや。
120キロもあったら見かけからして普通に弱そうだろう。イジメカコワルイ。
9 :
囚われの女 ◆nYSV5HYG9o :2006/07/08(土) 13:58:40 ID:GconKP2f
高校一、いや日本一キモい男、油田 臀介(あぶらだ でんすけ)。
身長176cm、体重92kg。容姿は醜く、デブ。顔は油テカテカで、野獣の如く毛深い。
唯一の長所は柔道部で鍛えた強靭な肉体。と言ってもマッチョではなく力士体型。
ホームルームが終わったところ。
油田が、ある女子の横を通り過ぎと、「くせぇんだよ、こっち来るな豚!」。
いつものことだが油田はひどく女子から嫌われている。
私が友達の美香と一緒に帰ろうとしているときだった。
そのとき、肉の塊がぶつかってきた。(最悪…油田だ)私は「ぃやだぁっ、私に当たらないでよ!」と言った。
この学校での油田の扱いはまさに害虫だった。この害虫と仲良くする女子がいれば、その女子は間違いなくいじめの対象になる。もっとも油田と仲良くなろうなんて思う女子は誰もいないが。
私が下駄箱で靴を履き替えようとして、靴を取り出すと一枚の紙が。
“ブルマを預かった。返してほしければ○○スーパー裏へ来い。 油田”
私は慌てて美香に「先に帰って、私用事があるから」と言って別れを告げた。
(冗談じゃないわ!油田なんかにブルマを触られたなんて知れたら、みんなから絶対にバカにされる)
私は誰にも見られていないことを確認して、○○スーパー裏へ行った。
そこには不吉な笑みを浮かべる油田がいた。
油田はブルマを持ちながら「ほら、ブルマだ。返してやるよ。」と言った。
私は油田に詰め寄り、ブルマを取り返した。「この害虫最低!キモいんだよ、バカ…」と言いかけたそのとき、口が白く湿った布で覆われた。「ちょっと!離して…」
10 :
囚われの女 ◆nYSV5HYG9o :2006/07/08(土) 13:59:23 ID:GconKP2f
気がつくと、見知らぬ部屋のベッドの上に寝ていた。
私は背中の後ろで両手を縛られ固定されていた。
「やっと目が覚めたかい?」そこには全裸の油田がいた。
「ちょっと!離してよっ!」
油田は少し微笑んで、私のブルマをかぐ。「いい匂いだ…俺はずっと美咲のことが好きだった。」
「冗談じゃないわ!あんたなんか大嫌い!」
油田が私のシャツをつかみ引きちぎる。「観念しろ。お前は俺のもんだ」
油田はブラジャーをはぎとると、それをクンクン匂う。
「ふっふっふ。」不吉に笑いながら、油田は私のおっぱいをもみ、乳首をいじ始めた。
「デザートの時間だ。」そう言うとおっぱい丸ごとほうばる勢いで口でくわえる。硬直した乳首を執拗なまでになめまわす。「将来ここから母乳が出るんだよな。そんときが楽しみだ。」
私は寒気がした。「楽しみって、あんた…」
「今からつくるんだよ、俺と美咲の子供を。」絶望感にうちのめされた。
油田は私の両足の腿をつかんで押さえつけると、頭をミニスカートの中にもぐりこませた。
「いやっ!」私は必死に両足をばたつかせようとするが、油田の力は強くビクともしなかった。
油田が顔をパンティにこすりつける。「いい香りだ…」
油田が頭をミニスカから出した。今度は股間を思いっきり鷲掴みにされた。
油田の毛深い手のひらと太い指が、あそこを力強く覆い、もまれていく。
「…ぁ…ぁっ」感じたことのない刺激を受けていく。
「そろそろ子供をつくろうか」
「いや!・・・お願いだから許して!もう害虫扱いしないから!」泣きながら懇願する。
「もう遅いよ」
一気にパンティを脱がされた。油田がパンティの内側のマンコが当たってた部分を匂い、なめる。
「ちょっと濡れてる、うまいぜ。」
「この変態!」
油田が私の両足をつかんで左右に開く。
「やめてっ!」油田が太く茶色いちんこをまんこに近づける。ちんこの先端からはどろぉ〜とした透明の液が垂れていた。
そして突っ込まれた。
「ぃやぁぁぁぁっ!!」
油田は私の両足を持ち上げ、激しくちんこを出し入れした。
「ハァ、ハァ…」2人して呼吸が乱れていた。
私のあそこの奥の方で、暖かくてドロドロしたものが発射された。
私は地獄のどん底に突き落とされた気分だった。油田はちんこを抜く気配がない。
「もういいでしょ?…はやく、その汚らわしいちんちんを取ってよ…」
油田は「まだ満足できるわけないだろ」とにやついた。
その後私は、けだものの廃液を2回も子宮に浴びせられた。
私のまんこからは、もうこれ以上は飲み込めないと言わんばかりに精液が溢れ出す。
私には、もはや動く気力さえなかった。
油田は正体不明のチューブを手に、それを亀頭にぬりつけている。すると、またちんこをまんこに突っ込んできた。
もう3回も4回も変わらない。油田を満足させて、解放してくれるのを待つしかなかった。
油田は思いっきりちんこを奥に突っ込んできた。
「ぁぁあっん!!」私のあそこの奥にある何かに突き刺さるような感覚。
油田は動かなかった。ただ私のまんこの奥にちんこを目いっぱい突っ込み押し当てていた。
私は油田に抱かれたまま動かなかった。もはや抵抗しても無駄だと思ったから。
抵抗するより油田に従って、満足させて…満足してくれれば解放してくれる、と甘い希望にすがるしかなかった。
いつの間にか寝てしまった。すっかり朝になっていた。油田は私を抱いたまま「おはよう」と言って、ベッドに転がっていたチューブを指差す。昨日油田が亀頭にぬっていたものだ。
それを見ると“超強力瞬間接着剤”の文字が。
私は計り知れない絶望と恐怖につつまれた。
「これから、ずっと一緒だよ」
そう言うと油田は、私のまんこに勢いよく放尿した。
ちんこが突き刺さった膣口から、油田の暖かい黄色いしっこが漏れていた。
11 :
囚われの女 ◆nYSV5HYG9o :2006/07/08(土) 14:03:58 ID:GconKP2f
なんか鬼畜な内容なので、こんな結末嫌だって人のみ↓どうぞ
おまけ
枕もとから電子音が鳴っている。
目を開けると、私はいつものように自分の部屋で寝ていた。
「美咲ー!早くしないと遅刻するわよ!」お母さんの声がした。
昨日、彼氏と一緒に見たアダルトビデオ“囚われの女”を思い出した。
私は、彼氏に会うと
「あんたが、あんなビデオ見せるから変な夢見ちゃったでしょ!!」って言ってやった。
「どんな夢?」
「秘密〜♪」
私は決めた。もう二度とアダルトビデオなんて見るもんか。
GJGJ!!!
デブの童貞っぽさがよく出ていてよかった
13 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:39:52 ID:+BPiLeJD
つまらないこじつけの11はいらないけど
接着剤は流石にドン引き
14 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 10:43:56 ID:4l4mTKy/
>>5 しまった、勘違いしてた
てっきり不細工な女が男を犯すスレかと
>>14 事前に気がついてくれて命拾いしたぜええええええ!!
陵辱もののエロゲとかでも主人公がイケメンだと勃たない。
キモ男が犯してこそ真のエロゲ
17 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 17:55:29 ID:Whf1OHvE
>>16 俺もそう思う
美女がキモ男に犯されるシーンこそいい!
18 :
1/6:2006/07/16(日) 11:48:39 ID:jJDq84QL
放課後、古書店に立ち寄るのが片瀬理沙(かたせ・りさ)の日課だった。
背中の辺りまで伸ばしたまっすぐな黒髪に、生真面目そうな顔。十七歳の女子高生にし
ては長身だが、その割に顔は小さい。いわゆるモデル体型である。古風なセーラー服と紺
色のプリーツスカートがそんな体形によく似合っていた。
理沙はゆっくりと本棚の一冊に手を伸ばす。横目で見ると、書店の店主は退屈そうにあ
くびをしていた。理沙の『行動』には全く気づいていない様子だった。今だ。ごくり、と
息を飲む。抜き取った本をゆっくりと自分の鞄へ移す。まだ、店主は気づいていない。
と、
「片瀬」
突然自分の名前を呼びかけられ、理沙はどきっとして振り返った。
立っていたのは薄汚れたジャンパー姿の中年男。にやけた垂れ目に大きく出っ張った鼻、
肉厚の唇。醜い顔だちが生理的な不快感をもよおす。
「毒島(ぶすじま)先生……」
理沙の声に抑えきれない嫌悪が混じった。校内で、特に女子生徒からは最も嫌われてい
る教師だ。不細工な顔だちや不潔な身なりのせいもあるが、なによりもセクハラの噂が絶
えないところが一番の原因だろう。
「こんなところで会うとは奇遇だな。これ、落ちたぞ」
毒島が地面に落ちた文庫本を拾いあげる。カバーには律義にも彼女の名前が書かれてい
た。
「本、好きなのか」
「え、ええ、まあ」
丁寧に礼を言って、文庫本を受け取る。わざわざ本を拾ってもらって何だが、理沙は毒
島とあまり関わりたくなかった。
「おっと待てよ」
立ち去ろうとした理沙を毒島が呼び止める。
19 :
2/6:2006/07/16(日) 11:49:54 ID:jJDq84QL
「なんです?」
彼はにやにやと笑ったまま、無言で彼女に迫る。間近で見ると、ますます気持ちの悪い
顔だった。おまけに息も臭い。理沙は顔をしかめて、後ずさった。
ちらりと腕時計に視線を落とすと、四時三十分。学習塾の講習が始まるまであまり時間
がない。
「すみませんけど、私急ぐんです。これから塾がありますから」
「塾通いか。優等生なんだな」
毒島は馬鹿にしたように鼻を鳴らす。
「だから、ストレス解消ってわけかい。『あんな真似』をしてるのはよ」
二人の間に流れる、不気味な沈黙。彼はニヤリと笑い、告げた。
「お前さあ、万引きしてるだろ。先週は凹凸書店、その前は〇×書店で」
一瞬、心臓が止まるかと思った。
「……な、なんのことです?」
理沙の声がかすれる。
(まさか。万引きのことは誰にもバレてないはず)
それは軽い気持ちで始めた憂さ晴らしだった。勉強勉強の毎日で彼女のような優等生に
はストレスがたまるのだ。書店での万引きは、ささやかなストレス解消手段だった。ほん
の軽い気持ちで繰り返してきた行為。誰かに気づかれているとは想像したこともなかった。
男はにやにやと笑ったまま懐に手を入れる。自信たっぷりに差し出した携帯電話を見て、
理沙の顔がさらに青ざめた。
「とぼけたって無駄だ。証拠もあるんだぜ、ほらよ」
携帯電話の画面に写った荒い画像。書店の文庫本スペースで、理沙が一冊の本を学生鞄
に入れる瞬間を捕らえた写真だった。
20 :
3/6:2006/07/16(日) 11:50:29 ID:jJDq84QL
「ど、どこでこんな……」
ここまであからさまな証拠写真まで突き付けられては、言い逃れのしようがない。
「たまたま見かけたんで撮っておいたのさ。しかし携帯電話ってやつは便利だよな。いつ
でもどこでも写真が撮れる」
「お、お願いです、学校と親には言わないでください」
理沙が震える声で懇願した。
「最近は学校に対する世間の風当たりも強くてな。こんなことが公になると、下手すりゃ
退学だな」
「た、退学……?」
「万引きで警察沙汰になれば、よくて停学だろうな。まして退学にでもなったら両親が悲
しむぜ。せっかく苦労して合格した難関私立高校を、あっさり退学だなんてよ」
毒島が彼女をいたぶるように告げる。
「黙ってほしければ……ちょっと付き合ってもらおうか」
「つ、付き合うって?」
「黙ってついてこい」
毒島の言葉には、有無を言わせぬ不気味な迫力がある。相手の抵抗を根こそぎ奪ってし
まうような、奇妙な雰囲気とでもいうのだろうか。理沙は完全に、相手のペースに巻き込
まれていた。
「そう怖がるな。悪いようにはしないからよ」
理沙と毒島は古書店を出ると、連れ立って公園まで歩いた。
「ここだ」
言われるがままに男子用の公衆トイレに入る。理沙も、さすがに毒島の要求を完全に理
解していた。
(毒島先生、私にエッチなことするつもりなんだ。口封じの見返りに……)
こんな醜い中年男を相手に体を許すなんて、想像するだけでもゾッとする。だが理沙は
抵抗できなかった。退学──毒島の投げかけた言葉が思考を完全に麻痺させていた。
21 :
4/6:2006/07/16(日) 11:51:14 ID:jJDq84QL
狭い個室のドアを閉めると、毒島が傲慢な口調で命令した。
「ここで股を開いて、俺の相手をすれば黙っててやる。写メールの記録も全部消してやる。
どうだ?」
理沙は十七歳になる今まで、一度も男と付き合ったことはない。勉強一筋の優等生だっ
たせいもあるが、正真正銘の処女だ。このままでは見知らぬ男の手によって処女を失って
しまう。だが、断れば退学だ。
「退学か、それともたった一度だけ俺にヤられるか。好きなほうを選べ」
(そうよ一度だけ……一度だけ我慢すればいいんだわ)
「……わかりました。その代わり、絶対に黙っていてくださいね」
「おう。俺は、女は脅すが、女との約束は守るぜ」
毒島が告げると、理沙はとうとう観念した。
(こんな不細工なオジさんが初体験の相手になるなんて悔しいけど……万引きのことを黙
っててもらうためだものね)
「こんな場所でするんですか? もし人が来たら……」
「人のいる場所でヤるからこそ興奮するんだろうが。そら、さっさとパンツを脱げ」
下卑たにやけ顔で命令され、理沙は言われた通りに制服のスカートとショーツを降ろす。
「そこに座れ」
理沙が洋式便器に腰掛けると、男の手で両足を広げさせられた。毒島はズボンを降ろし、
十二分に膨張したペニスを取り出すと、熱い先端部を亀裂にあてがった。
「お前からお願いするんだ。『入れてください』とな」
「そ、そんな……恥ずかしいです……」
「言え」
毒島の目がぎらつく。理沙はごくり、と息を飲んだ。
「い、入れて……ください」
理沙は屈辱に耐えて、彼に挿入を促す。中年男のたくましい体がのしかかってきた。
濡れてもいない入り口に硬いモノが押し当てられ、どくん、と心音が高鳴った。
「もしかして男は初めてか」
毒島の熱い息が首筋に吹きかけられ、肌が粟立った。
22 :
5/6:2006/07/16(日) 11:52:09 ID:jJDq84QL
「初めて……です」
恥ずかしさを堪えて、理沙は告白する。
「こりゃあいい! 清純女子高生の処女を奪えるってわけだ。じゃあ遠慮なくいくぜ」
毒島は哄笑とともに大きな尻を抱え込むと、容赦なく下腹部を突き出した。
「んぐっ!」
股間に熱いものが押し入ってきた。挿入の痛みと灼熱感に理沙はキツく唇を噛み締めた。
「はぁぁっ……!」
男子トイレの中だということも忘れて理沙は大きな声を上げた。肉孔を強引に押し広げ
られる苦痛に呻き声が漏れる。
「あ、あう……ううっ……!」
彼が根元まで挿入し終えるまでの間、理沙は長く尾を引いた呻き声を漏らし続けた。
「はあ、はあ、はあ、入ってる……!」
肉棒がみっちりと隙間なく満たしているのを実感する。理沙は荒い息を吐き出しながら、
たった今自分の処女を奪った男を見つめた。
毒島は満足げに笑っていた。汚れを知らなかった女体を征服し、自分の所有物であるこ
とを誇示している。
「ふふ、処女だけあってキツキツだな。俺のをグイグイ締め付けてくるぞ」
「ああ、嫌ァ」
理沙は拒絶の言葉とともに首を振る。
「そうら、動くぞ! すぐによがり狂わせてやる」
胎内で男の体が動きはじめた。便器をギシギシと揺らし、強烈なインパクトで腰をたた
きつける。さらに指で理沙の肉芽をいじり、刺激していく。やがて背筋からじわりと快感
が駆け登ってきた。
「どうだ、気持ちよくなってきただろう」
「そ、そんな、嫌……違います」
理沙は必死で首を振り、毒島の言葉を否定した。無理やり自分の処女を奪った男との肉
交で快楽を覚えるなど、これ以上ない屈辱だ。だがそんな感情とは裏腹に、彼女の秘壷は
しとどに濡れそぼち、男の抽送を抵抗なく受け入れてしまう。
23 :
6/6:2006/07/16(日) 11:52:42 ID:jJDq84QL
「よしよし、可愛い娘だ」
毒島は満足げに笑うと、彼女の上体を抱きすくめ、唇を奪った。
「んぐっ!」
これが理沙のファーストキスだった。舌と舌をからませ、互いの唾液をすすりあうディ
ープキスだ。同時にゴツゴツとした両手がセーラー服の上衣をたくしあげ、両乳房をもみ
しだく。その間も、杭打ち機のようなピストン運動は続いている。
とうとう、理沙の中でなにかが切れた。
「はぁっ、イってしまう……! はぁぁっ、こんなの駄目ッ!」
ついさっきまで処女だった娘とは思えない絶叫を上げる。
洋式便器に腰掛けている理沙の肢体が、びくんびくんと痙攣した。生まれて初めてのオ
ルガスムスに達したのだ。荒い呼吸を吐き出し、ぐったりと四肢を投げ出した。
「へへへ、堕ちたな。これでお前は、俺の肉奴隷だ」
毒島はにやりと笑うと、ひときわ強く下半身をたたきつけた。肉茎を深々と押し込んだ
まま動きを停止する。
「そうら、中に出すぞ。俺の子供をしっかり孕んでくれよ!」
「はぁぁぁっ、イクうっ!」
理沙の体の奥に熱いものが放出された。膣に、直接射精している。最後の一滴まで胎内
に注ぎ込むと、毒島は満足したように体を離した。
「ふう、よかったぜ。またヤりたくなったら、声をかけさせてもらうからな、優等生」
彼がトイレの個室から出て行くと、後には理沙だけが残された。洋式便器に腰掛け、あ
られもなく足を開いて、激しいセックスの余韻に浸っている。
「はあ、はあ、はあ……あのオジさん、私の中に出したのね」
痺れるような快感の残るワレメの奥から、どろり、と熱い精液がこぼれ落ちる。白濁し
た精液が便器に溜まった水の中へ流れていくのを、理沙はぼんやりと眺めていた。ぽっか
りと口を開いた秘孔からは、後から後から精液があふれ出てくる。
「こんなに出されたんだ……妊娠しちゃうかもしれないな、私」
どこか人ごとのようにつぶやき、理沙は熱いため息をついた。
24 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 16:52:18 ID:OKQM1Yjz
素晴らしい!!
一見ありふれたシチュエーションだがイイ!
やっぱキモオヤジが無垢な女子学生を徐々に制服していくのがたまらんのだ!
GJ!
ここは実に下衆野郎が集うスレですね
俺も下衆
>>23GJ
是非このまま出産編まで続けてほしいものですGJ!
<<24
<<28
じゃあ23の続き、投下します。
現代国語を教える教師の声が静かな教室を流れていく。いつもは熱心にノートを取る片瀬理沙(か
たせ・りさ)だが、今日は上の空だった。
背中まで伸ばしたまっすぐな黒髪に、生真面目な印象を与える顔だちは美少女の部類に入るだろ
う。すらりとした長身はいわゆるモデル体型である。古風なセーラー服と紺色のプリーツスカート
がそんな体形によく似合っていた。
「ふう」
教科書にロクに目も通さず、何度もため息を漏らす。昨日の夜、塾に向かう途中で起きた出来事
が頭から離れなかった。
毒島(ぶすじま)先生が突然声をかけてきて、彼女が万引きをしている証拠写真を突き付けた。
そして万引きのことをバラされたくなければ言うことを聞け、と脅してきたのだ。バレればよくて
停学、下手をすれば退学になる。彼女は従わざるを得なかった。
公衆トイレに連れ込まれた理沙は、そこで十七年間守り通してきた純潔を奪われた。
(もしかして、夢だったのかな)
股間に残る痛みと異物感がなければ、本当に悪夢を見たと思って忘れてしまいたかった。
「そういえば、この間は塾の授業にいなかったね。病気でもしたの」
隣の席の西崎浩一(にしざき・こういち)が小声で話しかけてきた。彼は学級委員長を務めてい
て、図書委員の理沙にも積極的に話しかけてくる。理沙はクラスの男子とそれほどよく話すほうで
はないが、彼とは通っている塾が同じということもあり仲は良かった。恋心、とまではいかないが
異性として意識しているのは確かだ。
「あ、うん、ちょっとね」
「まさか塾をサボってデートでもしてたとか」
口を濁した理沙に西崎が冗談めかして聞いてくる。一瞬、心臓が止まるかと思った。
昨日の、中年教師との生々しい性体験が脳裏によみがえる。硬くて太いもので貫かれ、処女膜を
破られ、熱い子種を注ぎ込まれた。圧倒的なセックスの快楽によがり狂った、淫らな記憶。
「……まさか」
一呼吸の間を置いて、理沙は無理やり笑顔を浮かべてみせた。西崎は訝しげな顔で彼女を見返し
た。彼の視線から逃げるようにして窓際に目を向ける。
「!」
窓の外に見覚えのあるシルエットが見えた。下品な表情を浮かべた中年男だ。ガマガエルに似た
その顔を見た瞬間、理沙は全身の血液が逆流するのを感じた。
(毒島先生……!)
昨日、理沙の大切な処女を奪った憎い男が教室をのぞき込んでいる。しかも──その手にある写
真は理沙が書店で万引きをしている写真だ。もともと携帯電話の写メールに保存されていたものを
パソコンでプリントアウトしたのだろう。
(そんな! 万引きの写真はデータごと消してくれる約束なのに)
理沙は思わず席を蹴って立ち上がった。
「か、片瀬さん?」
驚いた顔の教師に理沙は早口でまくしたてた。
「あの、その……私、気分が悪くて……保健室に行ってきていいですか」
「え、ええ。……お大事に」
いつも真面目な授業態度が幸いして、教師は何の疑いもなく信じてくれた。こういうとき優等生
は得だ。理沙は教室を出ると血相を変えて走った。呼吸が自然と荒くなる。校舎裏にある閑散とし
た中庭に出ると、そこで毒島が待っていた。
「初体験した感想はどうだ、優等生のお嬢さん。気持ちよかっただろ? セックスが病み付きにな
ったんじゃねえのか」
ぬけぬけと語る男に対し、理沙はカッと頭に血が昇るのを感じた。
「だ、誰が……! 脅されて、無理やりエッチされて、そんなこと思うわけないじゃないですか!」
「おいおい、大きな声を出すなよ。周りに気づかれるぜ」
あやすような毒島の口調。理沙は怒りを押し殺し、低い声でたずねた。
「……なんの用ですか」
「用って……言わなくてもわかるだろ」
毒島は片手に写真をひらひらとかざした。やはり理沙の万引き現場を捉えた写真に間違いはなか
った。処女を与えてまで交わした約束があっさりと反故にされてしまったのだ。
理沙は悔しさに耐えかねて、ふたたび怒声を発した。
「約束が違います! 写真のデータは消してくれるって……」
「俺もそのつもりだったんだがね。勿体ないって気持ちになっちまったのさ」
毒島は全く悪びれた様子もなく言った。
「一回くらいじゃ満足できねえんだよ。もう一回しようぜ」
と、息が触れそうなほど顔を近づけた。不細工な顔立ちを目の当たりにし、理沙は思わず顔を背
ける。毒島は彼女の頬をつかみ、無理やり自分のほうを向かせた。
「な? あと一回だけだ。今度こそ約束は守るからよ」
「……信用できません」
「なら、お前に携帯電話ごと渡すさ。俺の前で写真のデータを消せばいい。それなら確実だろ」
「確実も何も──一回だけだ、って昨日あれほど言ったじゃないですか! ちゃんと約束を守って
ください」
理沙が声を荒げる。
「退学になることを思えば、一回や二回俺に抱かれるくらいどうってことないだろ」
「卑怯よ……!」
「お前ともう一度ヤれるなら、多少の卑怯なことにも手を染めるさ。滅多にない上玉ってやつだか
らな、お前は」
欲望にぎらついた彼の目を見た瞬間、抵抗は無意味だと悟った。
「本当にもう一回だけなんですね? 今度こそ約束を守ってくれますね?」
「さっきから言ってるじゃねえか。今度はデータごと消すんだ。これ以上お前を脅すことなんてで
きやしないさ」
(どうせ、もう処女を失ってるんだもの。もう一回くらいは仕方ないわ。我慢しよう……)
理沙は覚悟を決めた。
「じゃあ、放課後にでも──」
「放課後? そんなに待てねえよ。俺はもうビンビンなんだぜ」
「……まさか、ここでするつもりですか? 今は授業中ですよ」
「なーに、俺は今の時間、授業がないんだ。問題ないさ。ほら、早く脱げよ」
(学校の中でなんて……そんな)
理沙は屈辱に唇をかみしめながらもプリーツスカートとショーツを手早く降ろした。人が来る前
に終わらせてしまわなければならない。
毒島は興奮の吐息を漏らしながら、理沙の背中を校舎の壁に押し付けた。
「処女を失ったばかりの赤剥けオマ○コか。美味しそうじゃねえか」
じゅる、じゅる、と音を立てながら、理沙の花びらを貪っていく。クンニリングス、という行為
自体は知っていたが、実際に男に性器をなめられるのは初めての体験だった。ぬめぬめとした感触
の舌が、ヒダや敏感な肉芽から内部の粘膜までをくまなく舐めまわしていく。膣も恥毛もよだれで
ベトベトに汚すと、毒島はようやく理沙の秘部から唇を離した。
「そろそろ濡れてきただろ。入れるぞ」
毒島はジッパーを降ろしてペニスを取り出すと、処女を失ったばかりの秘唇に先端をあてがう。
ぐっと腰に力を入れて、たくましいモノを打ち込んだ。
「んぐっ!」
たった一度しか男の侵入を許していない秘孔が、逞しいモノで隙間なく埋め尽くされる。
「やっぱり処女をなくしたばかりだけあって、よく締まるな」
奥まで貫くと、毒島が激しく腰を振り始めた。
「んっ、んんっ!」
暴虐な抜き差しに、理沙は長い髪を振り乱した。毒島が正面から豊満なバストを鷲掴みにした。
モデル体型の長身が身悶えする。
ちゅくっ、ちゅくっ……互いに擦れる性器に合わせて粘膜が音を立てる。リズミカルな抽送が続
くうちに、しだいに下肢全体を痺れるような快感が覆っていく。
「感じてきたようだな、理沙」
みずから腰を揺すりはじめた理沙に毒島が言った。いつのまにか理沙、と名前での呼び捨てにな
っているが、今の彼女にそんな細かいことを気にする余裕はない。
「ち、違います。感じてなんか……」
否定の言葉は自分でも驚くほど弱々しい。膣と子宮が燃えるように熱かった。卑劣な手段で自分
の処女を奪った憎い男に貫かれているはずなのに、どうしようもなく気持ちよかった。
「俺ももう少しでイキそうだ。淫乱な万引き娘には罰として中出ししてやる」
毒島は口の端を吊り上げ、意地悪く笑った。理沙の顔を自分のほうに引き寄せ、無理やり唇を奪
う。上下の歯を割って口の中に舌が侵入してきた。
「んぐっ……お、お願い! 中だけはやめて! あ、赤ちゃんが……!」
首を振って暴虐な口づけから逃れ、理沙が懇願する。昨日は無我夢中でまったく抵抗できなかっ
たが、中出しには当然妊娠のリスクを伴う。二度も許すわけにはいかない。こんな男の子供を身ご
もるなど考えただけでも吐き気がする。
「どうせ昨日も中出ししてるんだ。一回も二回もたいして違わねえだろ」
毒島がふたたび理沙を抱きすくめ、キスを浴びせかけた。
「んぐぐ……そ、そんな……んむっ……駄目ぇ!」
塞がれた唇の間から甲高い悲鳴が漏れた。理沙は男の体を胎内から弾き出そうと腰を必死で振り
たくる。毒島は両手で尻をつかんで固定し、抵抗を封じた。
「もう逃げられないぜ。俺の子供をきっちり孕ませてやるからな」
凌辱者は飽くことなく腰をぶつけ続け、やがてその動きが停止する。
「出すぞ、理沙。出すぞォ!」
「い、嫌ァッ!」
びゅくっ、と体の奥に熱い液体がほとばしった。
「はあ、はあ……。また……中に出すなんて……」
好きでもない男の体液を子宮に注がれた汚辱感と妊娠への恐怖で、理沙は茫然自失となった。
中年教師は勝ち誇った顔でゆっくりと女子高生の体から離れる。ぽっかりと開いたままの秘孔か
ら、濃く白い液体がひとすじ流れ落ちた。
「おっと、これで終わりだと思うなよ。もう一度だ」
中出しされたショックと激しいセックスの余韻で、理沙はぐったりと壁に背中をもたれかける。
「舐めろ」
毒島がだらりと垂れた肉茎を突き出すと、もはや抵抗の気力はなかった。理沙は精液をしたたら
せる下半身を丸出しにしたまま、その場に跪き、肉棒をくわえる。生まれて初めてのフェラチオだ
った。彼女の口の中で男のモノはあっというまに隆々となった……
──授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響く。
「片瀬さん、どうしたんだろう。授業が終わっても戻ってこないなんて」
西崎は空白のままの隣席を見つめた。気分が悪い、と言って教室を出ていったきり、理沙が戻っ
てこないのだ。
彼にとって、理沙は同じクラスになって以来ずっと気になる存在だった。それなりに美人だしス
タイルは抜群。何よりも頭の回転がよくて、話していて飽きない。
それに、男と見れば簡単に体を許すような周りの軽い女たちと違って、性格も真面目そうだ。き
っとまだ処女に違いない。いまどき珍しい清純派だと思う。
彼はそんな理沙に惹かれていた。ほのかな恋心といってもよかった。
「見舞いがてら保健室まで行ってみるかな」
彼女と話すためのちょうどいい口実だ。西崎は弾んだ口調で席を立ち、教室を出た。
と、中庭の近くまで差しかかったとき、聞き馴れない中年男の声が飛び込んできた。
「もう濡れてるじゃねえか。また入れてほしいのか」
「で、でたらめ言わないでください。濡れてなんていません」
西崎は閑散とした中庭をのぞき込んだ。そして、息を飲んだ。
中庭には二つの人影があった。がっしりとした体格の中年男と長身の女子高生だ。
(片瀬さん……!)
憧れの少女が白い下肢を丸出しにして男と向かい合っている。モデルを思わせるすらりとした両
脚。白い股間の付け根には黒々とした茂みが見える。憧れの少女の秘部を目の当たりにし、西崎の
下腹部はカッと熱くなった。若々しい肉柱が充血し、下着を突き上げ、甘くうずく。
だが、彼を驚かせたのはそれだけではない。理沙と向き合っている男の存在だ。脂ぎった顔つき
の醜い男は──
(毒島先生? なんで二人が……)
異常な光景に呼吸ができず、西崎は口をぱくぱくと開閉させた。壁に身を隠し、二人の様子をそ
っとうかがう。
「嘘つけ、ヌルヌルだぜ。どうやら淫乱優等生は一回くらいじゃ満足できねえらしいな」
「そんなぁ、違います……!」
男がにやりと笑うと理沙は慌てて首を振った。
「壁に手をついて後ろを向け。もう一回ブチこんでやる」
「も、もうやめてください。授業も終わったし、そろそろ人が来てしまいます」
「こんな場所、誰も通りゃしねえよ。さっさとしろ。あの写真をバラされたくはねえだろ」
「……わかりました」
理沙は唇をかみしめてうなずくと、壁に手をついてお尻を突き出した。剥き出しになった真っ白
なお尻を目の当たりにして、西崎は皿のように目を見開く。
男は秘孔の縁に肉茎をあてがうと、理沙は男を迎え撃つようにグッとお尻を突き出した。
(ま、まさか……本当にこんな場所で?)
西崎がごくり、と息を飲む。そんなはずはない。あの真面目な理沙が、学校の中で中年教師とセ
ックスしようとしているなんて……
「挿れてやるぞ、理沙」
毒島は挿入を味わわせるようにゆっくりと腰を進めていった。ぐちゅっと小さな音がして、理沙
の尻の合間に肉茎が沈み込む。
「あぁ……!」
体の中心部を深々と貫かれ、理沙は眉を寄せて喘いだ。
西崎は呆然とその光景を見つめた。ほのかな恋心を抱いていた少女が、自分の目の前で他の男と
交わっている。清純な処女だと思っていた娘はとっくに男を知っていたのだ。しかもその相手はガ
マガエルのように醜い中年教師……ショックで目の前の景色がぐるぐると回るようだった。
「うお、二回目だってのにギチギチに締めつけてくるぞ。
……おい、のぞき見してるヤツ。そんなところで見てねえで、こっちに来いよ」
と、理沙に挿入した姿勢のまま毒島がいきなり振り向く。西崎の表情が固まった。どうやら毒島
は、最初から彼がのぞいていることに気づいていたようだ。
「あ、あの、僕は……その……」
「お前、学級委員長の西崎だよな。覗き見とはいい趣味してるじゃねえか」
「に、西崎くん……!」
こちらを向いた理沙の顔は完全に真っ青だ。
「片瀬さん、君、なんで……」
西崎はかすれる声でそうたずねるのが精一杯だった。
「なんでも何も見たまんまだろ。優等生のくせしてとんだ淫乱女子高生なんだよ、理沙は。呼び出
すたびに俺に股を開きやがる」
「う、嘘だ! 片瀬さんはそんな子じゃない!」
「なんだあ、お前もしかしてこの女に惚れてんのか。残念だったな、俺が先にいただいちまったぜ。
いまどき珍しく処女だったな、へへへ。惚れた女のバージンを他の男に奪われちまって悔しいだ
ろうが、ま、世の中早いもの勝ちなんでな。あんまり恨むなよ」
男が勝ち誇ったように笑う。西崎は怒りとショックのあまり言葉を失った。握り締めた拳がぶる
ぶると震える。
「ま、せっかくだからよく見ていけよ。大好きな女がヨガり狂うところを、よ」
「や、やめてください。彼の前でこれ以上は……!」
理沙が頬を紅潮させて叫んだ。
「ん、なんだ、こいつのことが好きなのか?」
「そ、それは……その……」
「その顔は、気になる存在、ってとこか。へへへ、いいじゃねえか。未来の彼氏になるかもしれな
い男の前でヨガらせてやるからな。そらよっ」
男が腰を動かし始めた。膣の端から端までを探るように腰を微妙に左右させたかと思うと、不意
に、ずんっ、と真っすぐ突いていく。緩急をつけたピストン運動だった。
西崎は動くことも言葉を発することさえできずに、その光景の前に立ち尽くしていた。ぐちゅっ、
ぐちゅっ、という粘液が擦れる音だけが無人の中庭で静かに響く。
「あんっ……気持ちいい」
とうとう理沙の閉じていた唇が小さく開き、吐息交じりの声が漏れた。男は円を描くように腰を
振りながら、豊かな尻を両手で鷲掴みにした。
「あああん、気持ちいいっ!」
ペニスをさらに深く突き刺すと、理沙は快楽をあらわに叫んだ。もはや西崎に見られていること
も気にならないらしい。背中越しに首をねじ曲げ、男と貪るようなキスをかわす。
「ん……むっ。ああっ、あああん!」
ぴんと四肢を突っ張らせ、背中を弓なりに反らせて痙攣する。ふだんの優等生然とした姿からは
信じられない乱れっぷりだった。ごくり、と喉が鳴った。西崎は下半身を痛いほど勃起させながら、
理沙の痴態を凝視する。
「俺もイキそうになってきたぜ。どこにザーメンを出してほしいんだ、理沙」
「そ、外に……お願いです、彼の前で中出しなんてしないでください……」
「ほう、そうか。じゃあ、お望みどおりオマ○コの中に俺の子種を注ぎ込んでやろう」
「そ、そんな、違……!」
理沙が必死の形相で首を左右に振る。腰をよじり、なんとか男の体を膣内からはじき出そうとす
るが、毒島はがっしりと彼女の尻を固定して離さない。
「おらっ、中で出すぞ……ううっ!」
毒島は天を仰いだかと思うと、理沙の背中に折り重なってブルッと腰を震わせた。
「駄目、ああーっ……熱っ……!」
理沙は拒絶とも喜悦ともつかない艶めかしい声を上げた。男がゆっくりと体を離した。たくまし
い肉茎から垂れた白い糸が理沙の股間につながっている。
男が理沙の中に直接精液を発射したのだ、と西崎は悟った。憧れの美少女が不細工な中年教師に
子種を植え付けられてしまった。その事実が彼を異様なほど興奮させた。
「はあ、はあ、はあ、はあ」
理沙は荒い息を吐き出し、快感と屈辱の余韻に浸っているようだった。豊かな尻の合間に、精液
にまみれた女子高生の性器があった。
「次はお前も犯るか?」
毒島の誘いに、西崎は魂の抜けたような足取りでゆっくりと理沙に近づいていった……
37 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 20:26:21 ID:5UBipkII
当然のように過ぎていくはずだった青春が醜いものによってことごとく崩されていく…
こういうのがたまらんのですよ。
長身でモデル体型というのもそそります。
よく表現もできていると思います。GJ!
38 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 17:51:35 ID:2yc6ROsl
いかん、どうやら自分には鬼畜属性はないようだ
話は変わるが、ここ、初めは陵辱だが途中で純愛に鞍替えするのも有り?
39 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 18:04:21 ID:2yc6ROsl
>>38 わかりやすく言うなら、鬼畜ゲーの純愛エンドなんだが
つまり鬼作×幼女だな。
いけ
41 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 20:45:30 ID:wzL1k2ss
途中から純愛なら大いにアリだな
42 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 23:58:08 ID:KfY8Cbr/
hosyu
鬼畜系が苦手な方はスルーお願いします。ブサイク男×ロリ顔女教師で。
「毒島(ぶすじま)先生のセクハラははっきり言って度が過ぎてますっ」
平松佐知(ひらまつ・さち)の前で一人の少女がまくしたてた。セルフレームの眼鏡が知性的な
美貌によく似合っている。三年生の栗原美紅(くりはら・みく)。学内トップの成績を誇り、水泳部
のエースでもあり、さらにこの高校の生徒会長まで務めている。文武両道を絵に描いたような少女
だった。
「挨拶代わりに体に触るのは当たり前っ。授業中に卑猥な冗談は言うし、更衣室を覗かれたって話
も聞きますし、初キスを無理やり奪われた、って私に泣きついてきた子までいるんですよっ。ここ
まで来たら犯罪です、犯罪っ」
ばんっ、と机をたたいた拍子に彼女の豊かな胸が眼前で揺れた。美紅は、90センチはあろうか
という巨乳の持ち主だ。くびれた腰に豊かな尻、完璧といっていいグラマラスボディを誇っている。
羨ましい……と、佐知は思わず見とれてしまった。一体何を食べれば、胸や尻があれほど育つの
だろうか。いわゆる幼児体型の佐知はコンプレックスを感じる。
大人びた美紅とは対照的に、佐知はジュニアアイドルのような童顔だった。ショートボブにした
髪型が可愛らしい顔だちによく似合っている。声のオクターブが高いせいか、いまだに学生と間違
われることもしばしばだ。高校生、大学生に勘違いされるくらいは普通で、一度など中学生と間違
われたことさえある。年齢より若く見られるのは悪いことではないが、念願の高校教師になった以
上もうちょっと威厳が欲しいと思う佐知だった。はっきり言って、目の前の少女は佐知の百倍くら
い威厳を備えている。
(あたしも頑張らなきゃな……)
「ちょっと聞いてるんですか、平松先生っ」
「あ、うん、聞いてる聞いてるっ」
美紅の怒声に、佐知は雷に打たれたように顔を上げた。頼りないなあ、という気持ちを言外に込
めて美紅がまくしたてる。
「とにかく、きちんとしてくださいねっ。私たち皆、すごく迷惑してるんですからっ」
「が、がんばります……」
「『がんばる』じゃなくて、確実にやってくれなきゃ困るんですっ」
「わ、わかったってば……わかったから、あんまり怒鳴らないで、お願い……」
佐知はすっかりタジタジだ。
「そ、それに……毒島先生だって悪気はないのかもしれないじゃない」
「そんなはずありませんっ。あれは確信犯ですっ。だいたい男なんて誰も彼も、女の尻を追いかけ
ることしか考えてないんですからっ」
「いくらなんでもその考えは偏ってるような……」
「男なんて皆ケダモノなんですっ。先生みたいに大学卒業しても処女だと、男の生理がわからない
かもしれませんけどっ」
「うっ……」
何気に辛らつな一言だった。二十二歳を過ぎても男っ気がなく(キスまでなら大学時代に経験が
あるが)、未だに処女という現実を佐知はひそかに気にしている。学生時代、あっさりと初体験を済
ませていく周囲の女友達の中で、佐知ひとりだけが取り残された格好だった。性への好奇心は人一
倍あると思うのだが、なかなか最後の一線を越える機会が訪れない。それに、なんだかんだ言って
も、初めてのセックスは本当に好きあった相手としたかった。
「そ、そりゃあ、あたしはまだエッチしたことないけどさ……そんな言い方しなくたって……」
「教師のくせに生徒の前でいじけないでください」
「栗原さん、怖い……」
「とにかく、これ以上毒島先生にセクハラをさせないよう説得してくださいっ。頼みますからね、
もうっ」
最後まで真っ赤になって怒りながら美紅は去っていった。
「あーあ、あたしにもあれくらいのパワーがあればな……」
思わずため息が漏れる。最初から最後まで彼女に圧倒されっぱなしだった。彼女は生徒で、あた
しは教師なのに。
「まだまだダメだなあ、あたしってば……」
生徒から信頼され、また自分も生徒を信頼する。そんな教師になるのが佐知の夢だ。その夢の実
現のためにも、こういった問題をコツコツと解決していくことが大事なのだろう……たぶん。
「よーし、がんばるぞっ」
大きな瞳を輝かせ、佐知が叫んだ。突然大声を出した彼女に周囲の生徒がくすくすと忍び笑いを
漏らした。
──放課後になった。
その日の担当授業がすべて終わり、佐知は職員室でプリントの整理をおこなっていた。彼女の受
け持ちは英語だ。普段は舌足らずな話し方をする佐知だが、英語の発音に関しては自信がある。
……まあ、英語の教師なのだから発音がきれいなのは自慢にならないかもしれないが。
佐知はちらりと隣の席に視線を走らせた。にやけた垂れ目に大きく出っ張った鼻、肉厚の唇。ガ
マガエルそっくりの醜い顔をした中年教師が気だるげにタバコをふかしていた。
彼の名前は毒島。彼女の隣の席に座るベテラン教員だ。何かとよくない噂が付きまとう教員だっ
た。この学校に赴任して三年が経つが、セクハラの噂が絶えないのだ。前の学校で教え子を妊娠さ
せ、中絶までさせたという噂さえある。
そんないわくつきの毒島教諭は佐知にとってもっとも苦手な相手だった。担当の学年が違うため、
普段はあまり話しかけることもない。だが美紅に頼まれた手前、ここは彼女が責任を持って用件を
切り出さなければならない。
「あ、あの、毒島先生」
勇気を振り絞って、佐知は声をかけた。毒島はタバコを口の端にくわえたまま面倒くさそうに振
り返った。面と向かうとまた一段と醜い顔だった。あまり正面切って話したくない。
「あん?」
「実は……生徒からヘンな噂を聞いたんです。毒島先生にかかわるものなんですけど……」
「俺の?」
「セ、セクハラに関するものです」
佐知の声が一オクターブ跳ね上がった。声が上ずっているのが自分でもはっきりと分かる。案の
定、毒島は不機嫌そうな顔をした。にやけた目を細めて佐知をにらみつける。
「なに?」
「とある生徒から相談があったんです。ぶ、毒島先生、何か心当たりはありませんかっ?」
「……込み入った話らしいな。そういうことなら、続きは別の場所で話さねえか?」
「別の場所?」
「そうだな……夏町あたりまで繰り出すか。ここじゃ何だからよ」
周囲にはまだ他の教師も残っている。話を聞くにも他の教員の耳に入らない場所のほうがいいか
もしれない。夏町はこの辺りでは随一の繁華街だ。飲み屋で話そうということだろう。セクハラと
いう話題が話題だけに、素面よりも酒の席のほうがいろいろと話しやすい。
「わかりました」
佐知がうなずくと毒島は小声でとある店の名前を口にした。最近オープンしたダイニングバーで、
酒はもちろん小粋な料理が若い女性を中心に人気を集めている。佐知も一度行ってみたいと思って
いた店だ。周囲に誘う相手がおらず、まだ一度も行っていないのだが。
佐知と毒島は連れ立って駅前のダイニングバーに入った。奥の座席まで進み、生ビールで乾杯す
る。まずは当たり障りのない話題で三十分ほどを過ごし、ビールジョッキを一杯二杯空にしたころ
佐知は本題を切り出した。
「そ、それでセクハラのことなんですけど……」
もちろん美紅の名前は伏せた上で、彼女が語った事実について毒島を問い詰める。酒が入ってい
るせいか、気弱な彼女にしてははっきりとした追求だった。
「そいつは俺をセクハラ教師だと訴えるわけだ。証拠はあるのか?」
毒島が焼酎をあおった。緊張気味の佐知とは対照的にまるで動じていない。酒臭い息を吹きかけ
られ佐知は眉を寄せる。
「し、証拠?」
「俺のほうが名誉毀損で訴えたいくらいだぜ、ったく。だいたい俺は友好を深めるためのスキンシ
ップをしてるだけなんだ」
「スキンシップ……?」
「俺は前の学校でも散々嫌われていて、ね。女生徒には臭いだの変態だの……今の学校ではうまく
やっていきたいと思って、積極的にスキンシップを図っているわけだ。セクハラ呼ばわりされるの
は心外だぜ」
毒島が熱く語りだした。この不細工な中年男の言葉には、有無を言わせぬ不気味な迫力がある。
相手の抗弁を根こそぎ封じてしまうような、奇妙な雰囲気とでもいうのだろうか。相手のペースに
巻き込まれるのを感じながらも、佐知は彼の話に耳を傾けてしまう。
「俺は生徒に信頼され、自分も生徒を信頼するような教師を目指している」
その言葉に、佐知は雷に打たれたような衝撃を受けた。それはまさに彼女自身が目指している境
地でもあった。
「毒島先生……」
彼女の瞳が潤んだ。自分はもしかしたら彼のことを誤解していたのかもしれない。
「飲めよ」
毒島がすすめた焼酎に口をつける。ぐっと一息飲むと、熱い吐息が漏れた。
「なかなかいい飲みっぷりじゃねえか。気に入ったぜ。ほら、もっと飲め」
毒島がさらにジョッキを薦めてくる。セクハラ被害を訴えるための場だったはずが、いつのまに
かただの飲み会へと変わっていく。彼の酒の強さは底なしだった。毒島のペースについていくうち
に、気がつくとテーブルの上には空のジョッキやコップがあふれていく。
──目の前が不意に揺れた。
(あれ、なに……これ……)
急激に意識が薄れていく。酒には強いほうだが、さすがにアルコールが回ったのだろうか。
「どうした」
「あ、いえ、目の前がぐるぐるして……」
「飲ませた甲斐があった……じゃねえや、大丈夫か」
「え、えーっと……大丈夫れす……」
「へへ、相当にアルコールが回ったらしいな。計画通りお持ち帰りできそうだぜ。たっぷりとお前
の体を楽しんでやるからな、平松先生」
「え、どういう意味れすか……?」
佐知はろれつが回らなくなっていた。目の前がますます揺れる。体に力が入らず、ふわふわと宙
に浮いたような感覚がある。次の瞬間、彼女の意識は暗転した──
──下肢を襲う甘い感覚に佐知は目を覚ました。いつの間にか佐知は一糸まとわぬ裸身をさらし
ていた。着ていたスーツは床の上に乱暴に投げ出されている。体の上に感じる肉の重み。口の中に
頬張らされている太く熱い感触。
佐知はようやく、自分が男性器をくわえ込んでいることに気がついた。いわゆるフェラチオの態
勢だ。生まれて初めての行為だった。
「んっ……はむっ……」
驚きの声を上げようにも、太いペニスが口の中を満たしていてロクにしゃべることもできない。
一方で、薄いヘアに覆われた無防備な秘処を男がぴちゃぴちゃと舐めあげる。小さな膣口を刺激し、
肉ヒダを丁寧にかきわけて、ぬめぬめとした舌が侵入する。女芯がカッと熱くなるような快感に甘
酸っぱい愛液が分泌され、女性器全体を濡らしていく。
「気がついたかい、平松先生」
男が顔を上げて彼女のほうを向いた。肉厚の唇は汚らしいよだれでベトベトだ。
(毒島先生……!)
佐知はつぶらな瞳を見開き、くわえていたモノを吐き出した。
「あ、あたし、なんで……」
「酔っ払って、自分の家に帰りたくない、なんて言うもんでね。俺の家で介抱してたのさ」
毒島が立ち上がると、赤黒い男根が股間で醜く揺れる。
「ひっ」
生まれて初めて目にするグロテスクなペニスに佐知は思わず顔をそむけた。
「なかなか、初々しい反応だ」
毒島は嬉しそうに腕組みして佐知のオールヌードを見下ろす。佐知の裸体は未だに十代の少女の
ような瑞々しさを残していた。ひかえめに膨らんだ小ぶりな乳房は、量感こそないが形のよい美乳
だ。まるで清純な少女そのままの滑らかな臀部を、毒島の手が無遠慮に撫でまわした。
「すっかり濡れてるじゃねえか。中学生みたいなロリ顔してるくせに、とんだ淫乱教師だぜ」
「そ、そんな、あたしは……」
ジュニアアイドルのような童顔が羞恥に赤らんだ。残った理性と勇気を振り絞って叫ぶ。
「だ、第一これって……これこそセクハラじゃないですか、毒島先生」
「セクハラ? あんまり真面目ぶるなよ。セクハラってのは性的な『嫌がらせ』のことだろ。あん
たの体は嫌がってないぜ」
毒島は余裕たっぷりに佐知の股間へ手を伸ばす。ぷっくりと充血した肉芽を指でいじられ、背筋
を電流のような快感が走った。
「はあぁぁぁぁっ……!」
「感じるんだろ? 気持ちいいんだろ? 大げさに考えるなよ。飲み屋でも言ったように、友好を
深めるためのただのスキンシップなんだからよ」
佐知はすべてがどうでもよくなってきた。酔いがかなり残っているせいかもしれない。頭の中が
ぼうっとして、だるい。理性を圧倒的な悦楽の波が押し流していく。
「さあて続きといくか。今度はもっと気持ちのいいことをしてやるぜ」
毒島が彼女の両足の間に体を割り込ませる。下腹部がじわりと潤んでいるのが分かった。嫌悪感
さえ催す中年教師が相手だというのに、初めて触れる男の肌に興奮を抑えられない。
「こいつが欲しいんだろが。可愛い顔してセックスに興味津々なんだろ、ん?」
毒島は己の分身を握り、熱く火照った先端で女子中学生のように小さな合わせ目を突っついてき
た。先ほどのシックスナインですっかり潤んだ入り口はほどよく開き、少し力を入れただけでも奥
まで入っていきそうだ。毒島は先端をあてがい、肉孔をなぞるようにしてまさぐった。敏感な部分
に甘くくすぐったい感触が走る。いわゆる素股に近い行為が、性的に初心な佐知には何ともいえぬ
ほど快感だった。
「このまま奥まで突っ込んじまうか、ん?」
「そ、それ以上は入れちゃダメです。あたし、まだバージンですからっ……」
性器の舐めあいくらいなら許せたが、挿入となればまったくの別問題だ。バージンのままでいる
ことに焦りはじめる年代とはいえ、成り行き任せに初体験を済ませたくはなかった。
「大丈夫大丈夫、ちょっと先っぽを入れるだけさ。奥まで入れなきゃ処女を守れるだろ。清らかな
体のままだ」
「でも……」
「あんただって感じてるんだろ? 佐知先生の体はもっと続けてほしい、って言ってるぜ」
「……本当に奥までは入れないんですね? 先っぽだけなんですね?」
この一線だけは譲れない、と佐知は何度も念押しした。
「騙して処女を奪うほど悪党じゃねえぜ、俺は。お互いに酔ってるんだ。挿入は無理でも素股くら
い許してくれてもいいだろ? な? な? 職場の皆には絶対に言わないからよ」
どうやら毒島には、彼女の処女を奪おうという気持ちはないらしい。その言葉に安堵すると同時
に、
(なにも実際にセックスをするわけじゃないんだし、せっかくだから楽しんじゃおうかな)
酔いの回った頭でそんなことを考える。佐知も毒島もお互いに社会人だし、しかも今日は酔って
いるのだ。これくらいの戯れは構わないだろう。
「ち、ちょっとだけなら……」
佐知が頬を赤らめてうなずくと、毒島は熱い切っ先で膣の入り口をぐりぐりと圧迫してきた。先
端部で肉溝をなぞられるたびに不思議な快感がこみ上げる。挿入こそされていないものの擬似的な
セックス体験に佐知は陶然となった。
「あ……イイ感じ……」
「そうかそうか、俺も気持ちいいぜ」
「奥に入れちゃダメですからね。絶対にダメですからね」
「分かってる分かってる」
毒島がにやけた顔を近づけてきた。激しい擬似抽送に喘ぎながら、佐知は無意識のうちに目を閉
じる。気がつくと中年教師に唇を奪われていた。
「んっ……はむっ……!」
ぬめりのある舌が唇を割って侵入してくる。口の中に舌を入れられたのは、大学時代の彼氏を相
手にして以来、三年ぶりのことだった。貪るようなディープキスに佐知は息苦しく喘いだ。
「んっ、んむっ……!」
さらに男の手が小柄な女体をまさぐってくる。小ぶりだが形のよいバストを乱暴に揉みしだかれ
た。両胸の乳首を交互に舐められる。ぬちゃぬちゃと舌を這わせられると、甘い刺激に乳首が立っ
てきた。
と、
「──油断大敵だぜ、佐知っ」
毒島がいきなり佐知の腰を一気に引き寄せる。それは不意打ちのような一撃だった。たくましい
肉棒が狭い入り口を強引に押し広げ、膣の奥深くまで一気に潜り込んだ。
「きゃあっ、痛いっ」
下腹部を襲った突然の鋭い痛みに、佐知は我に返った。
「へへへ、入れてやった。佐知のバージンを奪ってやったからな」
「嘘……ホントに入っちゃったの?」
佐知はあっけなく訪れた処女喪失に呆然とする。想像していたような痛みはなかったが、股間に
クイが挟まっているような強烈な異物感があった。自分が処女でなくなった、と言うことがまだ信
じられない。
「お、奥までは入れないって……」
「悪いな。あんたがあんまり可愛いんで我慢できなかったんだ」
「あたし、初めてだったのに……ヒドい!」
約束を破られ、処女まで失ってしまった佐知は思わず声を荒げた。見上げると、毒島の顔は佐知
の体に初めての証しを刻んだ征服感で満ちていた。
こんな醜い中年男相手にバージンを捧げてしまうなんて……
初体験は本当に好きな人としたい。佐知にもそんなロマンチックな夢があった。だが、それはた
った今打ち砕かれてしまった。自分はもう処女ではない。これから先、素敵な恋人にめぐり合えた
としても、自分の初めてを捧げることはできなくなってしまった。
「まあまあ、そんなに怒るなよ。入っちまったモンは仕方がねえだろ。お前だって楽しんでたじゃ
ねえか」
「…………」
「で、感想はどうだ? これが男のものだぜ」
「なんか、ヘンな感じです……お腹の奥が熱くって……」
「今からセックスの味を教えてやるからな。たっぷりと味わいな」
中年教師はきゅっと締まったヒップを引き寄せ、おもむろに抽送を開始した。ぱんっ、ぱんっ、
と勢いよく肉と肉の打ち合わされる音が鳴りひびく。
「き、きゃあっ……動いてる……」
胎内を揺さぶれるような衝撃に佐知の小柄な体は浮き上がりそうになった。処女が相手でもまっ
たく手加減のない激しい抽送だ。股間にあふれた愛液が毒島のペニスと擦れあい、ぬちゃ、ぬちゃ
……と湿った音をたてた。
毒島が上体を倒し、小ぶりな乳房に吸いつく。乳首を舐めまわしながらもリズミカルなストロー
クを続けていく。胸と腰の刺激が連動し、じーんとした感覚が華奢な四肢を震わせた。
「中がザラザラしていて、いいオマ○コじゃねえか。こんな名器を持っていて今まで処女だったと
はな。へへ、勿体ない話だぜ」
「あっ、はぁぁっ……」
処女を破られた下半身に甘い痺れが走りだした。感じている。自分は生まれて初めての性行為で、
しかも好きでもなんでもない相手との交わりで、はっきりと快感を覚えている。熱い悦楽が増して
いくにつれ、理性はしだいに薄れ、白い裸身が自然と動きはじめた。
「あはぁぁぁんっ」
「ロリ顔に可愛い声で喘いでくれるなんてたまんねえな。初めてのセックスでここまで感じるなん
て、淫乱の素質があるんじゃねえか、佐知」
いつのまにか名前で呼ばれていることも気にならない。セックスがこんなにも気持ちのいいこと
だとは考えていなかった。周囲の女友達が、学生時代に次々と処女を捨てていった気持ちがようや
く分かった。好きでもない相手に純潔を奪われたショックなど、いつのまにか頭から吹き飛んでい
た。頭の中が真っ白に弾け飛ぶくらいの、悦楽の嵐──びくんっ、と背中が反り返り、一瞬体が宙
に浮いたような錯覚があった。
「ダメ、イクっ、イッちゃう!」
生まれて初めて味わうオルガスムスの愉悦に、佐知は四肢をぴんと張って絶叫した。
「ああーっ、イクう! イクっ、イクうぅぅぅっ!」
「おらっ、俺もそろそろイキそうだぜ。たっぷりとオマ○コに注いでやるから、下の口で最後の一
滴まで飲み干せよ!」
中に出す……その言葉に佐知は理性を取り戻した。考えてみれば毒島は避妊具をつけていない。
「ま、待って、中で出しちゃダメです! 赤ちゃんができるからダメえ!」
「妊娠したときは、産むなり堕ろすなり好きにするんだな」
「やめてください、毒島先生! ホントに赤ちゃんができちゃう!」
佐知は必死で下半身をひねり、胎内から男の体を押し出そうとする。だががっちりと腰全体をつ
かまれていて逃げることができない。かつて毒島が教え子を妊娠させた……不吉な噂話を思い出し、
佐知は目の前が真っ暗になるような絶望感を覚えた。
「嫌っ、中はダメ、中は嫌あっ」
「お前の奥にたっぷりと出してやる。そら、もうイキそうだ。そらっ、そらっ」
毒島の腰の動きが切迫したものになっていく。種付けへのカウントダウンが始まり、佐知は絶叫
した。
「ダメ、ダメえ!」
「出すぞォ! おおおおおおっ!」
毒島が激しく腰を揺すって動きを停止する。膣の中で熱いほとばしりが弾けるのを感じ、佐知は
か細い悲鳴を上げた。ドクドクと放出され、胎内が雄の子種でたっぷりと満たされる。
「嫌あ!」
「うー……ん。いいね」
美しい新人女教師にこころゆくまで射精して、毒島は満足そうだった。
「ああ、中に出すなんて……ヒドいです、毒島先生」
ショックと敗北感で佐知は両手で顔を覆った。今日が危険日なのかどうかも分からないが、いず
れにせよ膣内に射精された以上、妊娠する可能性はある。
彼は全く無頓着な様子で、佐知の体から離れた。内ももの辺りに薄赤い破瓜の血がこびりついて
いる。離れたあとも、開いたままの佐知の股間から白く濁った液体がひとすじ流れ落ちた。
GJすぎる。
うおおおおおおおおおおおおお
何だこの神スレは!
じつにいい外道ですね
まさに外道!!GJ!!
栗原さんはもちろんの事、生意気な女教師とかその他もろもろ犯っちゃって欲しいね。
「ただいま」
栗原美紅(くりはら・みく)は自宅のドアを開けた。深い知性を感じさせる美貌に、思いっきり
のよいショートカットとセルフレームの眼鏡がよく似合っている。ルックスだけでなくスタイルも
抜群だ。90センチはあろうかという巨乳の持ち主で、くびれた腰に豊かな尻、完璧といっていい
グラマラスボディを誇っている。
「あら、お帰りなさい、美紅さん。今日も遅いのね」
台所から母親の紅子(べにこ)が出迎えた。二十歳で美紅を産んだため、今年で三十八歳になる。
高校生の一人娘がいるとは思えないほど若々しい母親だった。下手をすると、美紅と姉妹に見える
ほどだ。
「生徒会の打ち合わせがあったのよ」
彼女は高校の生徒会長を務めている。さらに学内トップの成績を誇り、水泳部のエースでもある。
まさに文武両道を絵に描いたような少女だった。母親はそのことを折に触れ、他の家の母親に自慢
している。
「ご飯はどうするの?」
「いいわ、今日は帰り道に済ませてきたから」
後輩の少女とふたりでファミリーレストランに寄ってきたのだ。生徒会の打ち合わせよりも、む
しろこっちで時間を取ったために帰宅するのが遅れたのだった。
「そうそう、今回の実力テスト、また学年一位だったのね。この間は水泳部の大会で表彰されたし
……文武両道って、あなたのような人のことを言うのよ、きっと。お母さん、本当に鼻が高いわ」
「日ごろの勉強の結果よ。水泳部の大会で優勝したのも日頃の練習の成果。特別なことじゃないわ」
美紅が余裕たっぷりに微笑んだ。成績のことを褒められるのはいつものことだった。成績優秀、
品行方正、文武両道。彼女の学校生活はその三語に彩られている。
「この調子でがんばるのよ、美紅さん。今の成績ならお父さんと同じ東大合格だって夢じゃないわ」
「東大……ね」
美紅は小さくため息をついた。受験生になったせいか、最近の母は二言目には「東大」を連発し
てくる。彼女自身、東京大学を第一志望にはしていたが、こう毎日のように言われるとさすがにう
んざりする。もっともそれをいちいち態度に出すほど彼女は子供ではない。表面上はあくまでも柔
らかく、優しく、理想の娘を演出してみせる。
「ありがとう、お母様。私ももちろんそのつもりよ。どうせ大学に行くならナンバーワンのところ
にしないとね」
「まあ」
「尊敬するお父様と同じ学び舎で勉強ができるなんて、こんなに幸せなことはないものね」
「まあ」
美紅は次から次へと母親が望むような言葉を連発した。ちょっとあざといかしら、と心の中でつ
ぶやく。能力においても性格においても非の打ち所のない──完璧な人間を演じるのも、これはこ
れで疲れるのだ。
「頼もしいこと。今の言葉を聞けば、お父様もきっとお喜びになるわね」
表情を輝かせる母を尻目に、美紅は自分の部屋へ引き上げた。
受験勉強に加えて、部活での練習、さらに生徒会長としての仕事もある。自分で思った以上に体
が疲れていたのだろうか、ベッドに入るとすぐに睡魔が襲ってきた。意識が白いもやの中に沈んで
いく。
気がつくと、美紅は巨大な影と対峙していた。ああ、いつもの夢だわ、と思った。浮浪者風の醜
い男だった。欲望に血走った目。荒い鼻息。よだれのしたたる唇。下半身にそそりたつ──
「下品な男ね」
グロテスクなものを直視して、美紅は嫌悪感をあらわにした。節操もなくそそり立つなんて、男
の欲望の象徴のような器官だと思う。男なんて誰も彼も、女の尻を追いかけることしか考えてない。
男なんて皆ケダモノ。それが彼女の男性観だった。官僚の父と良家のお嬢様である母から、貞淑な
女性に育つよう徹底した教育を受けているのだ。
「滅茶苦茶にしてやるぜ、生徒会長さんよ」
全裸の男が近づいてくる。股間で赤黒いイチモツが揺れている。
「汚らわしい。あなた程度の男が私に近づかないで」
美紅は顔を真っ赤にして怒鳴った。男は動じない。にやにやと余裕たっぷりの様子で彼女に抗弁
する。
「なにが『汚らわしい』だよ。本当はお前自身も望んでるんじゃねえのか」
「望んでいる?」
「ヤリたいんだろ? セックスに興味津々ってわけだ」
「ば、馬鹿なことを……」
「知ってるんだぜ、お嬢様。お前が毎日のように自分の部屋でオナニーしてることを」
「なっ……!」
美紅は絶句した。それは誰にも知られてはいけない彼女だけの秘密だった。ふだんは完璧な人間
を演じていても、美紅とて人並みに性への好奇心はある。下半身のうずきを抑えきれずに、人知れ
ず自慰にふけることもあった。
「へっへっへ、そんな顔すんなよ。オナニーくらい誰でもするだろうが」
「わ、私は……そんないやらしいことしないわ……」
「無理するなって。もっと気持ちのいいことを教えてやるぜえ」
巨大な影がのしかかってくる。股間を大きく開脚させられ、その中心部に熱いものがあてがわれ
る。
「犯してください、と言え」
「誰があんたなんかに!」
「汚してください、って言えよ。欲しいんだろ?」
「いい加減にしてっ」
美紅は頭にカッと血が上るのを感じた。ぬるりとした感触が股間を這い回る。男の先端部が彼女
の肉溝を刺激している。何度も擦られているうちに、美紅の背筋を悩ましい官能が這い上がった。
「き、気持ちい……い……」
「ん、なんだって?」
「わ、私を──」
美紅の中で何かがはじけた。
「汚してください……」
「ひゃはははは、とうとう本音が出たな」
男の哄笑が遠く響く。
──気がつくと、朝になっていた。
「私ったら何て夢を……汚らしい」
息も荒く、美紅はベッドから上体を起こした。そっと下着に手をやると、汗ともそれ以外のもの
ともつかない体液でぐっしょりと濡れていた。最近、こんな夢をよく見る。シチュエーションはま
ちまちだがいずれも性的な内容のものだった。自分の中に淫乱な素質があるのだろうか? 美紅は
一瞬不安になった。貞淑な女性であるよう務めてきた自分の中に、こんないやらしい妄想が──
(いいえ、これはただの夢。思春期のせいよ。生理的な反応だわ)
美紅は無理やりに自分を納得させてベッドから出る。ネグリジェに染みを作るほど濡れた股間が
気持ち悪かった。
放課後になり美紅はひとりで生徒会室に籠もっていた。彼女の高校生活は生徒会長としての職務
と水泳部の練習、その両方で多忙を極めている。おまけに最近は何人もの生徒からとある苦情が寄
せられ、そのクレーム処理に追われているため、目が回るような忙しさだ。
苦情の中身は毒島(ぶすじま)という中年教師によるセクハラだった。性的な言動や体を触れる
といった行為は数知れず、授業中にもかかわらず、校内の中庭で女生徒を相手に淫らな行為をして
いた、という噂さえある。この間、美紅のクラスの担任教師である平松佐知(ひらまつ・さち)に
セクハラのことを毒島に問い詰めるよう頼んでおいたのだが、その後もセクハラの噂は一向にやむ
気配がない。
「もうっ、本当に頼りにならないんだから。あの先生は」
美紅は不満げに眉を寄せた。
「やっぱり他の先生に頼んだほうがよかったかしら。といっても、うちの高校にはロクな教師がい
ないものね……誰に頼めばいいことやら。はあ……」
思わずため息が漏れた。自分の周囲には無能で無気力な人間ばかりだ。生徒も、教師も、頼まれ
た仕事ひとつ満足にこなせない。美紅は、自身が勉学もスポーツも万能なせいもあり、無能な人間
が大嫌いだった。己の能力を磨こうともせず、他人と競い合おうともせず、無為に日々を過ごして
いる人間を見ると激しい怒りを覚える。
「会長、頼まれていた書類をお持ちしましたぁ」
生徒会室のドアが開き、一人の少女が入ってきた。一年の星野(ほしの)なるみ。美少女ぞろい
と評判の生徒会メンバーの中でも美紅に見劣りしない、可愛らしい少女だった。透明感のある綺麗
な栗色の髪が特徴的だ。といっても染めているわけではない。祖父が外国人だという話で、髪の毛
の色も隔世遺伝とのことだ。気弱そうな外見とは裏腹に機転がきき、美紅も彼女には好感を覚えて
いる。やはり優秀な人間と接するのは気持ちがいい。
「あら、またラブレターですか? 大変ですね、美紅先輩……じゃなかった、会長」
なるみは机の上に無造作に置かれた未開封の手紙を見て、無邪気に微笑んだ。
「美紅、でいいわよ。どうせ他に誰もいないし、堅苦しい呼び方をしなくてもいいわ」
「えへへー、じゃあ美紅先輩ってお呼びしますね❤」
なるみはまるで恋する乙女のように頬を染めた。
「それにしてもあいかわらずモテるんですねー。今までに貰ったラブレターの数、もう二十通を越
えたんじゃないですか?」
「三十七通目よ。いいかげんにうんざりしてしまうわ」
今までにもらったラブレターの総数を、美紅は律儀に数えていた。もっとも返事を出したことは
一度もない。実際、差出人にはロクな男がいなかった。ナンパにしか興味のない軽薄男から、常に
美紅よりも下の成績しか取れない中途半端な秀才、果てはクラスでも評判のデブオタまで……
自分に釣り合う男などそうはいない。不遜やうぬぼれではなく美紅はそう自負していた。そして
自分にふさわしい相手でなければ絶対に交際などしたくない。
「美紅先輩って彼氏いないんですねー。不思議だなー」
「なるみこそ誰かいい人はいないの?」
「えっ、あたしですかぁ? あたしなんてダメですよー。地味だし、男の子と話すだけで緊張しち
ゃうしぃ……」
「なるみは可愛いもの、自信持っていいんじゃないかしら。私が男なら放っておかないわよ」
「そ、そうですかっ? クラスの女の子には、男と手も握ったことがない、ってよく馬鹿にされる
んですけどぉ……」
「あら、私だって」
美紅はにっこりと上品に笑う。
「そうね……男の子と手くらいは握ったことがあるけどそれ以上の経験はないわ。付き合ったこと
もないし、当然バージンだからね」
もっとも彼女の場合はその気になれば彼氏の一人や二人くらいすぐに作れるし、初体験の相手だ
ってよりどりみどりだ。それをしないのは人並みはずれて貞操観念が高いことが理由だった。もし
も初体験をするなら結婚する相手と……それくらい古風な考えが美紅にはある。
「ば、バー……ジン……?」
バージン、という単語を口にするのが恥ずかしいらしく、なるみの頬がりんご色に染まる。美紅
は後輩のそんな態度を微笑ましく思った。
──生徒会長としての書類仕事を終えると、美紅は水泳部へと急いだ。すでに五時を回っている。
最近、忙しさにかまけて練習をさぼり気味だった。
「こんな時間から練習するんですか? ハードですねぇ……」と、なるみは驚いた顔をしていたが、
夏の大会も近いことだし練習を怠るわけにはいかない。三年生の美紅にとっては、この大会で引退
となるのだから。
正規の練習時間が終わっているためプールに部員の姿はない。美紅はスクール水着に着替えてプ
ールサイドに進んだ。紺色の生地を90センチのバストが窮屈そうに押し上げている。高校生離れ
したグラマラスな体型は、飾り気のない水着の上からでも余計な贅肉がないのが一目で分かる。
誰もいなくなった夕闇のプールに美紅はひとり飛び込んだ。水面を切り裂くようにしてクロール
で進んでいく。夏の大会に向けて、彼女が出場するのは50メートル自由形とメドレー、そしてメ
ドレーリレーだ。水泳部のエースである彼女にかかる期待と責任は大きかった。
泳ぎながら、美紅は自分自身のことを思い起こす。学校の中では誰もかれもが美紅に頼ってくる。
生徒はもちろん教師までもが。能力のある人間の宿命、といってしまえばそれまでなのかもしれな
いが……しかも家に帰っても『よい子』の完璧人間を演じなければならない。隙を見せることも、
弱みを見せる相手もいない。そんな生活に疲れることもあった。
父も母も友達も、誰も本当の自分を見てくれない。本当の私って何なんだろう。
すべてにおいて完璧で。すべてにおいて優秀で。無能な人間が大嫌い。
完全無欠な存在。当然のように生徒会長に推薦され、満更でもない気持ちで引き受けた。
でも本当は──
白い水泡を上げて、華麗なフォームで美紅が泳ぐ。この瞬間だけはすべてを忘れることができる。
何も迷わず、何も考えず、泳ぐことに──ただひとつのことだけに向き合うことができる。だから
こそ、この瞬間がたまらなく好きだった。泳ぐことですべてを忘れ、すべてから開放される。美紅
にとって至福の瞬間。
無心で泳いでいるうちに、迷いが次第に吹っ切れていく。心が研ぎ澄まされていく。今はただ目
前に迫った大会に全力を尽くそう。生徒会長としての職務を全うしよう。自分を慕ってくれるもの
がいる限り、その人たちのために頑張ろう。
暗い水面を華麗に切り裂き、美紅は泳ぎ続けた。
練習を終え、美紅は更衣室に引き上げた。すでに夜の八時を回っている。校内にはほとんど誰も
残っていないだろう。当然、更衣室内は無人だ。美紅は大きめのスポーツタオルを取り出して、体
中についた水滴を丁寧にぬぐった。三時間以上も全身運動を繰り返し、四肢が心地よい疲れに覆わ
れている。
ふと美紅は違和感を覚えた。狭い更衣室の風景。狭いロッカーがまっすぐ両脇に並んでいる。い
つもの見慣れたレイアウト。だが──何かが違う。
何かが、変だ。
「なによ、あれ……」
美紅は目をしばたき、ゆっくりと歩を進める。
「もしかして、盗撮カメラかしら?」
天井と壁の境目……一見して死角になるような場所に小さなカメラが設置してあった。
「いつのまにこんな──」
「なんだよ、もう気づいちまったのか」
ふいに背後から声がした。驚いて振り返ると暗がりに人影がある。いつのまに更衣室に忍び込ん
だのだろうか。にやけた垂れ目が特徴的な、醜い中年男だ。
「あ、あなたは……」
セクハラの噂が耐えない外道教師、毒島だった。
「せっかく仕掛けたってのに無駄に終わったか。生徒会長さんの生着替えビデオなんて高く売れる
と思うんだがな。どうだ、やらせでもいいから俺に撮らせてみねえか? 儲けは山分けでいいから
よ」
「何を言っているの……!」
「何ってビジネスの話さ。教師の安月給じゃロクな暮らしができないんでね。アダルト商品で一儲
けをしようと思っても罰は当たらないだろ」
毒島の言っていることは完全におかしい。美紅は背筋がぞっとするような恐怖を覚えた。
「だ、誰かっ……」
「おっと」
急いで逃げ出そうとしたが毒島の動きが一瞬早かった。すばやく両腕をねじりあげられ、壁に押
し付けられる。
「は、離しなさいっ」
「おうおう、気が強いことだねえ」
「馬鹿にしないでくださいっ。あなた、自分が何をやっているのか分かっているのっ? こんなこ
とが明るみに出れば、PTAや教育委員会が黙っていないわよっ」
「明るみに出れば、の話だろ」
毒島の口の端が邪悪に釣りあがった。
「もみ消せばいいだけだ。これまで俺はずっとそうしてきた。これからも──」
ただならぬ気配を感じ、美紅は本能的に後ずさる。だが毒島の動きのほうが早かった。普段の鈍
重そうな外見からは想像もつかないほどの機敏な動きで飛び掛った。あっと思う間もなく押し倒さ
れ、組み伏せられる。毒島は手近に落ちていたスポーツタオルを使い、美紅の両手を縛り上げた。
まるで何度もそういったことを経験しているような手馴れた動作だ。いや、おそらく何度も経験し
ているのだろう。セクハラ教師、女生徒を陵辱する外道……数々の噂はやはり真実だったのだ。
美紅は両手を後ろ手に縛られたまま仰向けに転がされた。
「うう……」
「いい眺めだな、生徒会長さんよ」
毒島がいやらしい目つきでグラマラスな肢体を見下ろした。厚手の生地が股間のワレメに深く食
い込み、男の視線に無遠慮にさらされている。
「くっ、じろじろ見ないで……いやらしい!」
毒島は太ももを強引に押し広げ、両脚の付け根に顔を近づけた。布地が食い込み、性器の形をく
っきりと浮き上がらせている。蛇を思わせる長い舌が、水着の上から美紅の股間を突っついた。ぴ
ちゃぴちゃと卑猥な音をたて、敏感な部分を余さずに舐めあげていく。
「濡れてきてるぜ、美紅」
「美紅、美紅、って馴れ馴れしく名前で呼ばないでよっ」
「まだまだあふれてくるぜえ。淫乱な生徒会長さんだ、おい」
「くぅっ……」
抵抗もできずに女の一番大切な部分を弄ばれる屈辱感に、美紅はきつく瞳を閉じた。毒島は思う
存分秘処をいたぶると、彼女の体を引っ張ってうつ伏せにした。冷たい床に密着して、見事に膨ら
んだバストが潰れている。
「な、なにを……」
「何をって……決まってんだろ」
美紅は後ろ手を縛られたまま、尻を高く掲げるような態勢を取らされた。オスに屈服する獣の姿
勢だ。
「ま、待って、私初めてなのっ、バージンなのっ、だからお願いっ」
美紅はプライドをかなぐり捨てて絶叫した。こんな男に懇願するなど屈辱以外の何物でもない。
だが処女を失うよりはマシだ。
「ほう、これだけのダイナマイトボディのくせしてまだ処女なのかよ」
「お願いだから……」
悲痛な叫びが無人の更衣室に響き渡る。
「生意気な生徒会長さんにはお仕置きが必要だ。教師を馬鹿にした罰を受けるんだな」
水着の布地をずらされ、あらわになったヴァギナに熱い先端が押し当てられた。美紅はグラマラ
スな肢体を揺らし、必死で抵抗した。だが後ろ手に縛られている態勢では男を押しのけることはで
きない。毒島がのしかかり、背中にかかる体重が一気に増した。
「本当にやめてっ……教育委員会に訴えるわよ!」
「訴えてみろ。その代わり、お前が俺にハメられたことも明るみに出るぜ」
「くっ……」
美紅は絶句して抵抗を止めた。もう駄目、男の人のアレを私の中に入れられてしまうんだわ──
緊張に身を固くする。
「そうら、大人のおんなになりなっ!」
「はぅぅぅぅぅっ!」
肉の花びらを左右に押し広げ、ぐいっ、ぐいっ、と暴力的な勢いで異物が侵入してくる。美紅は
なすすべもなく自分が純潔を失う瞬間を耐え忍ぶしかなかった。四つん這いの姿勢のまま体の最奥
までをあっけなく貫かれた。
「あっ、あぁぁぁぁぁ……!」
股間が火の出るように熱い。内ももをヌルヌルとしたものが伝っていく。それが破瓜の血だと気
づき、美紅は激しいショックを受けた。清らかな体のままで、いつか現れるであろう大切な人に処
女を捧げたい……美紅が思い描いていた未来のヴィジョンは今、あっさりと毒島に踏みにじられて
しまった。
「私、傷物にされてしまったのね……もうお嫁にいけないわ」
「おいおい、男と一回ヤッたくらいで結婚できないってか。随分と古風じゃねえか」
「……あなたなんかには分からないわよ。結婚まで純潔を守ることがどれだけ大事か……きちんと
した家庭に育った、きちんとした女性なら当然のたしなみだわ!」
「きちんとした家庭? きちんとした女性? なんだよ、それ? 本当にそう思ってんのか、栗原」
すべてを見透かしたような毒島の言葉が響いた。
「お前はバージンであることに縛られてるだけだろうが。貞操観念って鎖で自分を縛ってるだけだ。
本当は処女なんて邪魔なモンだと思ってたんじゃねえのか、ん?」
「…………」
「本当はお前自身が、こんな風に犯されたいと望んでたんじゃねえのか」
美紅は唐突に、下卑た男に犯された夢を思いだす。あの時自分はたしかに濡れていた。犯される
夢を見ながらも興奮し、欲望さえ覚えていたのだ。
(私は……私の本当の望みは……)
成績優秀、品行方正、文武両道──すべてにおいて完璧な人間。そんなふうに形作られた自分自
身のイメージから抜け出したい。鬱屈した気持ちが性的な夢を見させていたのかもしれなかった。
(私は……)
ならば毒島に処女を奪われたことで、美紅は変わることができるかもしれない。完全無欠な自分
も、完璧な人生のヴィジョンも所詮は嘘っぱちなのだ、と心のどこかが告げていた。生きるとは─
─もっと格好悪くて、もっと汚れていくことではないのか。
「お前を解放してやるよ。男ってモンを教えてやる。そら、いくぜっ」
毒島がバックから突き込んできた。力ずくで征服した美尻を抱え、激しいピストンを浴びせかけ
る。処女を破られたばかりとはいえ、思ったような痛みはなかった。美紅の成熟した体は、覚えた
ての性に順応を始めていたのだ。
「どうだ、これが男にハメられるってことだぜ。さあ、お前も腰を振れ。俺にたっぷりと奉仕する
んだ」
「こ、こうかしら……」
「お、初めてにしてはうまいじゃねえか。文武両道の栗原はエッチでも優等生ってわけだ」
「嫌ぁ……そんなふうに言わないで」
美紅は羞恥に頬を赤らめた。慣れない仕草で尻を打ち振り、全身をリズミカルに揺する。二人の
リズムが一体化していき、美紅はすっかり汗まみれになった。まるで全力で泳いだ後のように体の
芯が高ぶっている。分泌された愛液が粘膜を蕩けさせ、背後からペニスを打ち込まれるたびに疼く。
(私……感じてるのね。こんな下劣な男に犯されているというのに……)
ぐちゅ、ぐちゅ、と結合部から淫らな音が響く。
「どうしてなの? どうしてこんなに気持ちがイイ──あぁぁぁぁっ!」
美紅はそれ以上深く考えないことにした。今はただ、初めて知った大人の世界をじっくりと堪能
したかった。グラマラスな上体を引っ張りあげられ、中年男の膝の上に乗る格好となった。いわゆ
る背面座位の態勢だ。90センチの巨乳をもみしだかれ、先端を舐めまわされ、乳首が自然と固く
しこりだす。
「おらっ、イッちまえよ!」
「はうっ、はぁぁぁぁっ!」
ショートカットにした髪を振り乱して美紅は切なく喘いだ。背筋が感電したようにジン、と痺れ
ている。自慰では得られない圧倒的な愉悦に、白い裸身が激しくわなないた。
「あぁぁぁっ、もっと、もっとぉっ……はあっ、はあっ……!」
エクスタシーに息を切らせる美紅の耳元で、毒島が突然叫んだ。
「ううっ、俺もイキそうだっ。濃いヤツを中で出すからしっかり受け止めろよ」
「えっ、ナマで射精するするつもり? そんなことして妊娠したら……」
自分の生理の周期は当然把握している。今までバージンを守ってきたとはいえ、聡明な美紅は性
的な知識にも通じていた。今日は──危険日だ。
(膣に射精なんてされたら……今日ならきっとできてしまう。絶対に駄目よ)
女を食い物にすることしか頭にない中年男の子供を身ごもり、途方にくれる自分の姿が脳裏に浮
かんだ。一方で、恋人でもなんでもない男の子供を妊娠してしまうというシチュエーションの、そ
の途方もない背徳感に彼女は激しく燃え上がる。
(こんなに気持ちイイんだもの……我慢できないわ! 私……私、もうどうなってもいい!)
「出すぞ、美紅! 中に出すからな!」
膣の奥まで思いっきり挿入され、どくっ、どくっ……とたっぷり精液を注入された。
「あ、ドックンドックンしてる……はぁぁぁっ、奥まで出てるぅっ」
胎内に直接射精されたことを感じ、美紅は拒絶とも歓喜ともつかない複雑な喘ぎ声を上げた。
(……勢いに任せてやってしまったわ……避妊してないのに……私ともあろうものが危険日にこん
なことを……)
「ふーっ、中出ししてやった。気持ちよかったぞ、美紅」
毒島がぶるぶると腰を揺すって肉棒を引き抜く。先ほどまで閉じきっていた肉唇はぽっかりと口
を開き、垂れ落ちた精液が湯気を立てていた。
「くく、今ごろ腹ン中で受胎してやがるかもな。もう取り返しがつかねえぞ。ま、せいぜい元気な
赤ん坊を産んでくれよ。認知はしねえけどな」
毒島が満足そうに言い放つ。美紅は放心状態で更衣室の床にひざまずいていた。
朝っぱらから素晴らしいものを見てしまった・・・・
おおっ、たまらんねぇ
GJ!
GJ!!次はぜひほしのなるみを、
期待
閑散とした会議室の窓から初夏の日差しが照りつける。生徒会長の栗原美紅(くりはら・みく)
は書類の山に埋もれて、ため息をついた。
「各部からの追加予算の申請に、6月の第一文化祭の企画立案、おまけに苦情処理もあるのよね…
…いくら私でも殺人的な仕事量だわ」
「仕事が山積みですねー」
生徒会書記を務める星野(ほしの)なるみが書類をのぞきこんだ。透明感のある綺麗な栗色の髪
が特徴的な少女だった。セミロングの栗色の髪は染めているわけではない。外国人の祖父からの隔
世遺伝だ。可愛らしい顔だちに小柄な背たけと華奢な手足が相まって、人形のような印象を与える。
「次から次へと仕事が舞い込むって感じだわ。大会も近いし、水泳部の練習にも時間を割きたいん
だけれどもね」
「今度の大会で引退なんでしたっけ?」
「そうよ、三年生は7月の大会で引退。なるみも応援に来てね」
「はい、もちろんっ」
美紅から直接誘われ、なるみの頬がぱっと熱くなる。生徒会に入り、彼女と出会ってから二ヶ月
あまりになるが、美紅の存在はなるみにとって憧れそのものだった。成績優秀、スポーツ万能、教
師からの信頼も厚い万能の才女。第一志望は東大で、将来は日本を動かす官僚になるのだろう。お
まけに校内でも一、二を争う美人だ。知性的な美貌に、思いっきりのよいショートカットとセルフ
レームの眼鏡がよく似合う。おまけに90センチはあろうかという巨乳の持ち主で、女子高生離れ
したグラマラスボディを誇っている。
完璧な人間って本当にいるんだ……美紅と接するたびに憧れと羨ましさを感じてしまう。
一方の自分には特にこれといった取り柄もない。勉強は得意なほうで、常に学年で十位以内をキ
ープしている。が、それも全国でトップクラスの成績を誇る美紅に比べれば、どうということもな
いだろう。
劣等感が強い性格だ、と自分でも思う。だからこそ逆に、美紅に対して強烈な憧れを感じるのだ。
「あたし、カメラ持っていきますねー。美紅先輩の勇姿をばっちり収めちゃいますからっ」
なるみの瞳が燃える。美紅が上品に苦笑した。
「はりきりすぎよ、なるみ。それじゃ、まるでカメラ小僧じゃない」
「嫌だなー、そんな男の子たちと一緒にしないでください。あたしの気持ちはもっと純粋ですよぉ」
「ごめんごめん。大会になると、女子生徒の水着姿目当てにカメラ小僧が出没するのよ。競泳用の
水着って生地も薄いし。結構透けてしまうのよね」
「美紅先輩、スタイルいいですもんねー。カメラ小僧の標的になるのも当然かも」
「ファッションショーじゃないんだし、私は泳ぎのほうを見てもらいたいわね」
「でも羨ましいなぁ。あたしなんて痩せっぽちだから……」
スレンダーな体型はなるみのコンプレックスだった。
「あら、可愛くていいじゃない。胸だってけっこうあるでしょ」
美紅が微笑みながら体を寄せてきた。90センチを越えるバストが肩のあたりに触れる。柔らか
な感触になるみはどぎまぎとした。自分のとは全然違う、ボリュームのある乳房だった。
「どうしたの、顔が赤いけど?」
「い、いえ、なんでもないですっ……」
なるみは慌てて首を振った。心臓が破れそうなほど波打っている。
「そういえば、苦情処理って何です? そんな仕事来てましたっけ」
「私のところに直接来た話なのよ。内容はセクハラ問題」
「セクハラ……ですかぁ?」
なるみが嫌な顔をする。
「二年にすごいセクハラをする先生がいるって、噂で聞いたことがありますよ」
「毒島(ぶすじま)先生のこと? 実際、クレームが来てるのも、彼に関してなんだけどね」
「セクハラなんて最低ですねー」
潔癖な彼女には我慢ならない。
「なるみって男嫌いなのね」
「嫌いっていうか……怖いんですぅ。乱暴だしガサツだし野蛮だし……」
「ま、男がケダモノって意見には同調するわ」
「美紅先輩ってバ、バー……ジンなんですよね」
なるみが羞恥に口ごもりながら言った。性的な経験が皆無のため、性に関する言葉を口に出すだ
けで緊張してしまう。
「……そうよ」
なぜか美紅は一瞬、口ごもった。
「あたしたちは清らかな乙女でいましょうね、美紅先輩。あたしたちの青春はこの生徒会っ。男な
んて要りませんよねっ」
「その意見もちょっと極端な気がするわよ」
「いいえっ、男の人なんて汚らしいだけなんですっ。あたしたちは聖なる乙女のままでいるべきな
んです──いつか白馬の王子様が現れるまでっ」
「はいはい」
どんどんヒートアップするなるみの演説に、美紅はただ苦笑しているだけだった。あたし、何か
おかしなこと言ったかな? となるみは首をかしげた。
──書類仕事がひと段落し、二人は同時に席を立った。
「また水泳部の練習ですか?」
なるみの問いに美紅は首を振った。
「その前にちょっと寄るところがあるから」
「寄るところ?」
「その……ちょっとね」
「忙しいんですねぇ」
「ええ……まあ……」
美紅の口調は妙に歯切れが悪い。どことなく後ろめたそうな表情だ。何かあるのかな、と不審な
気持ちを覚えながら、なるみは生徒会室を出ていった。
下駄箱の付近は生徒の数がまばらだった。すでに四時を回っているせいか、大半の生徒は部活動
に行くなり、帰宅している。校内に残っているのは少数だった。なるみが一年生用の下駄箱に向か
うと、通路の前方から見覚えのある少女が歩いてきた。
二年生の鳩ヶ谷薫(はとがや・かおる)。なるみや美紅と同じく生徒会執行部のメンバーで副会長
を務めている。意志の強そうな瞳にくっきりとした輪郭は、水準以上の美少女といっていい顔だち
だ。健康的に日焼けした小麦色の肌と活動的なショートヘアがスポーティな印象を受ける。
「こんにちは、副会長」
なるみは礼儀正しく頭を下げた。
「あれ、こんな時間まで残ってたの? 今日って生徒会の仕事あったっけ」
「美紅先輩……じゃなかった会長が忙しそうだったので、お手伝いしてたんです」
「へえ、感心感心。ボクの代わりに頑張ってくれよ、なるみちゃん」
薫が屈託なく笑う。まるで男の子みたいなしゃべり方だった。彼女は自分自身のことを『ボク』
と呼んでいて、それがボーイッシュな彼女の雰囲気によく似合っていた。
「副会長はこれから帰られるんですか」
「ボク? ボクは走りこみに行くつもり。夏の大会に備えて下半身を鍛えなきゃね」
薫はソフトボール部で二年生ながらエースを務めている。それほど長身ではないが、ウインドミ
ル投法の使い手でかなりの剛速球を投げるらしい。また他のスポーツにも万能で性格も明るく、ク
ラスの人気者だと聞いたことがあった。美紅とはまた違った、だが同じように人の上に立つタイプ
と言えるだろう。
「会長が居残りしてた仕事って例のセクハラ問題かな。最近、セクハラの噂が多いんだよね」
「そんなに噂になってるんですか?」
「ボクが仕入れた情報ではね」
薫がまことしやかに語りだす。彼女は噂話をするのが大好きなのだ。もっとも彼女が語る噂話は
半分以上がデマか大幅に脚色されたものだった。まあ、ネタとして聞いている分には退屈しないの
で、なるみはいつも話半分の心積もりで聞いている。
「校舎の中庭で二年生の女子生徒とエッチしてたって目撃談から、英語の平松先生を自宅に連れ込
んだのを見たって話もあるし」
「そ、そう……なんですか」
「あれ、なんか顔が赤いな。こういう話は苦手?」
「し、下ネタはちょっと……」
「あははは、下ネタってこの程度で? なるみちゃんって本当にウブなんだね」
「だって……恥ずかしいものは恥ずかしいんですよぉ」
「そうそう、夜の更衣室で栗原先輩が襲われたって噂まであるんだよ」
「嘘!」
なるみは思わず声を上げた。周囲の生徒が驚いたように視線を向ける。そんなことが全く気にな
らないほど頭に血が上っていた。
「美紅先輩……会長が、そんなこと……」
「噂だってば、う・わ・さ。そんなにカリカリしなさんな」
「だ、だって……」
なるみは目の前が真っ暗になるようなショックを受けていた。優しく美しい憧れの先輩が、見る
も醜い中年教師に襲われたなど──いくら無責任な噂話だとはいえ許せない。
「もう、ムキにならないでよ。なるみちゃんって本当に栗原先輩のことが好きなんだね」
薫が無邪気に笑った。
「もしかして……百合?」
「『ゆり』って何です?」
「女の子が好きな女の子のこと」
「ばっ……」
なるみの頬がたちまち真っ赤に染まった。
「馬鹿なこと言わないでください、副会長っ。あたしの美紅先輩への気持ちはそんなんじゃありま
せんっ、もっと純粋でプラトニックな──」
「女の子同士の恋愛なら、プラトニックなのも百合なんだけど……」
「と、とにかくっ、あたしと美紅先輩をそういう風に呼ばないでくれますかっ」
はあ、はあ、と息も荒く、なるみが叫ぶ。さすがの薫も圧倒されたようだった。
「わ、わかったってば。わかったわかった……」
なるみは肩をいからせて校舎を後にした。
薄暗い倉庫を美紅は一歩一歩進んでいく。心臓が早鐘のように打っていた。
──この私ともあろうものが、柄にもなく緊張しているわ。
今は使っていない古い倉庫だ。体育館の裏手に位置し、人の通りもほとんどない。倉庫の中に誰
かが入ってくる心配はなかった。この隔離された場所に、彼女はとある男から呼び出しを受けた。
深呼吸をひとつすると、彼女はその人物と対峙した。
「よく来たな、美紅。待ち遠しかったぜ」
「毒島先生……」
美紅は自分の声が情けないほど震えているのを自覚した。暗がりの向こうにいるのは冴えない容
姿の中年男だった。垂れ目がちの醜い顔。ガマガエルそっくりの顔。
美紅の──『初めての男』だ。
「す、水泳部の練習があるんです。今日は早めに済ませてもらえませんか」
「ん? 早めも何も、お前のほうから誘ってきたんじゃねえか」
「そんな! 違います、私は──」
美紅の知性的な美貌が哀れなほど歪んだ。冴えない中年男にエリートの自分が貶められる屈辱感
で全身がカッと熱くなる。
「男が欲しいんだろ? 覚えたてのエッチが気持ちよくてしかたないんだろ? ヤリたくてヤリた
くてたまらないんじゃねえのか、ん?」
「私は……」
それ以上は言葉にならなかった。先日、無人の更衣室で毒島に襲われ、美紅はなぶりものにされ
てしまった。処女を貫かれ、体中を犯され、ナマで精液をたっぷりと注ぎ込まれた。生まれて初め
て味わうセックスに我を忘れるほどの快感を覚え、絶叫した。
貞操観念の強い美紅にとってはおぞましい体験だった。だが同時に、忘れることのできない鮮烈
な体験でもあった。その後、美紅は数回にわたって毒島に呼び出され、そのたびに犯されている。
必死で抵抗すれば拒否できたかもしれない。だが──なぜかあまり抵抗する気になれず、毎回毒島
に体を許す羽目になっていた。この十日間で二回……今日も入れれば三回目だ。
両親は彼女の身に起こった異変には気づいていないようだ。美紅のことを未だに清純な体だと信
じているのだろう。もっとも、一人娘が学校の教師に犯され、処女を失ったなどと知ったら卒倒す
るに違いない。特に母親は。
「嫁入り前の娘がなんてこと……傷物にされてしまうなんて」
そんなふうに嘆く母の紅子(べにこ)の姿が、目に浮かぶ。美紅自身も女性の処女性に関しては、
同じような観念を抱いていた。ただし毒島によってバージンを奪われるまでは、だ。無論、今でも
結婚まで処女を守ることを大切だとは考えている。だがそんな貞操観念以上に、性の神秘を知って
しまった開放感のほうが大きくなっていた。すっかりセックスの快楽の虜だ。
堕ちた生徒会長──いや堕とされたのだ、この外道教師によって。
「こっちへ来いよ。もっと俺に近づけ」
「…………」
美紅の足が止まった。すらりとした長身が羞恥と戸惑いで震えている。この男の前に進むという
ことは、この男に体を委ねるという意思表示だ。セックスの快楽への期待と、こんな男に身を任せ
る屈辱感とが心の中でせめぎあい、美紅の心を葛藤させる。
「自分の意志でだ。自分からおねだりするんだ。犯してくださいってな」
美紅は催眠術にかけられたように力なく歩み寄った。下半身が熱を持ったように、だるい。思考
がぼうっと麻痺していて何も考えられなかった。
「お、犯して……」
「ん、聞こえんな?」
「私を犯してくださいっ、めちゃくちゃにしてっ」
美紅は恥も外聞もなく叫んだ。
「よーしよし、よく言えたな」
毒島は服を脱ぎ捨てて全裸になった。中年太りの丸い腹の下で、グロテスクなペニスが垂れ下が
っている。美紅の知性的な美貌が淫らな期待に輝いた。
「お互いに楽しもうぜ。まずはこいつを元気にしてもらおうか」
「じゃあ、口で──」
「おっとフェラチオならこの前やってもらったからな、今日はパイズリだ。お前の自慢のオッパイ
で俺のを勃たせるんだよ」
「わかりました」
美紅はうなずくとセーラー服の上衣を脱ぎ、ブラジャーも思いきりよく取り去る。90センチを
越える豊かな双丘をあらわにすると、中年男の足元にひざまずいた。他人の前に膝を付き、性の奉
仕をするなど屈辱だ。だがセックスへの期待感から、今の美紅は自発的にそういった行為を取るこ
とができた。白い両乳房で雄のペニスを挟み込み、ゆっくりとしごき始める。
グラマーな上半身を揺すり、柔らかな双丘でペニスの敏感なポイントを責めたてていく。量感の
ある乳房がいやらしく変形し、男のものをさまざまな角度から挟みつける。だらりと垂れていた肉
根はたちまち鉄のように硬くなった。
「本当に何をやらせてもうめえな、美紅」
とびっきりの美少女にパイズリをさせながら、毒島は気持ちよさそうにうめいた。
「教えれば教えただけ、どんどんテクを覚えていきやがる。将来はエリート官僚なんて目指さずに、
風俗嬢になったほうがいいんじゃねえか」
「い、嫌、そんなこと……」
美紅は思わず手を止め、風俗嬢になるなどとんでもないことだった。
東大卒業→国家一種公務員試験に合格→エリート官僚への道を歩み、ゆくゆくは父と同じ、いや
それ以上の地位まで上り詰める。それが美紅が描いている人生のヴィジョンだ。
無論結婚相手は自分と同等の階層、能力を持った優秀な男を選ぶ。間違っても目の前にいるよう
な、性欲の権化を選ぶつもりはなかった。
「そろそろ本番といくか」
制服のスカートを乱暴に降ろされ、ショーツも取り去さられた。抜けるように白い、むき出しの
下半身があらわになる。男を迎え入れるように、美紅が床の上に仰臥した。毒島はすらりとした両
脚を荒々しくM字に開き、肉茎を女体の中心部にあてがった。
ぐい、と腰を押し出すと、たくましい分身が狭い肉の通路を突き進んでいく。すでに処女を失っ
ている膣は抵抗なくたくましい牡の器官を受け入れた。
「はあ、はあ」
根元まで貫かれるとグラマラスな裸身が痙攣した。毒島は腰を前後に動かしはじめた。じゅくっ、
じゅくっ、と湿った音をたてて、狭い膣を野太いペニスが出入りする。
「はあ、はあ、はあ」
「おっ、感じてるのか? 学校の中じゃエリートかもしれねえが、俺にとっちゃお前はただの肉便
器だからな。そこんところを忘れるなよ、生徒会長さん」
「んっ、んんんんんっ!」
熱っぽい突きを何度も受け、美紅はショートカットの髪を振り乱して、激しく身悶えした。豊か
な乳房がぷるんっ、と魅惑的に揺れ動く。毒島は白い女体を抱きすくめて無理やり唇を奪った。
「んぐっ……はむっ……」
美紅は積極的に相手の舌をむさぼり、濃厚なキスを楽しむ。口の中にどろりとした唾液を流し込
まれて陶然となった。長い長いキスを交わした後、毒島のピストン運動が一気に激しさを増す。
「もうすぐ……イキそうだぞ!」
「あ、駄目、私も……もう」
先に絶頂に達したのは美紅のほうだった。嫌悪感さえ覚える嫌な男との性体験でエクスタシーに
導かれてしまう。屈辱と快楽が同時に駆け上り、あられもない絶叫を上げる。。
「私、イクっ! もう駄目……もうイク、イクぅッ!」
「お、おぅっ、締まるッ……俺もイクぞッ!」
毒島は美紅の膣から肉棒を引き抜くと、立ち上がり、数回しごいて発射した。
「きゃっ、あ、熱いッ……! んっ……!」
白く濃い精液が美紅の顔に降りかかり、思わず顔をしかめてしまう。セルフレームの眼鏡にまで
精液がこびりつき、視界が白く濁った。
「はあ、はあ、はあ、はあ……」
むっとするような精液の臭いが鼻を刺激する。濃厚な液で顔中がベトベトだった。
「今日は顔射してやったぜ。気持ちよかっただろ、美紅」
汚らしい精液で思う存分美紅の顔を汚し、毒島は満足げだった。
「……処女だったときには、こんな快感があるなんて考えもしませんでした」
美紅がポツリと言った。床に散乱している服のポケットからハンカチを取り出し、精液に汚れた
眼鏡と顔を丁寧にぬぐう。
「もう処女じゃねえんだ。存分に楽しめよ。俺が飽きるまで、な」
「もう処女じゃない……か」
──あたしたちは清らかな乙女でいましょうね、先輩──
不意に、なるみの言葉が脳裏をよぎった。
私はもうバージンじゃない。いずれは自分にふさわしい階層の男性と結婚するのだろうが、その
ときに純潔な体を与えることは、もうできない。
汚れてしまった。毒島によって淫らな気持ちを教え込まれてしまった。
だがなるみは違う。彼女は清純そのものだ。これから先、少女マンガに出てくるような理想的な
恋愛やロマンチックな初体験をすることだって可能だろう。
なるみは、自分とは違うのだ。
そう考えた瞬間、狂おしいほどのたぎりが胸の奥からこみ上げてきた。どろどろと煮えたぎるよ
うな気持ち。なるみの清らかさと処女性が美紅には眩しすぎた。
セルフレームの眼鏡の奥で、美紅の瞳が妖しく輝く。
「──毒島先生」
手早く下着を身にまとい、彼女は立ち上がった。口の端にぞっとするほど邪な笑みが浮かぶ。
「私の後輩で、ひとり可愛らしい女の子がいるんですけど──興味はありませんか?」
「ほう」
毒島がこちらを見た。その顔が欲情に輝くのを確認し、美紅はごくりと唾を飲み込んだ。
「処女か?」
「はい。男と手を握ったこともない、正真正銘のバージンです」
間髪いれずに応える。この中年男が処女に対して異様なほどのこだわりを見せることは、短い付
き合いでも理解していた。案の定、毒島は涎を垂らさんばかりの顔で美紅に詰め寄る。
「名前はなんだ」
「…………」
美紅の表情が止まった。混乱する思考の中で理性がふたたび顔を出す。私は何をやっているのだ
ろう? あれだけ私を慕ってくれている後輩を、こんな男に売り渡そうだなんて。つまらない嫉妬
で──
「名前を聞いてるんだぜ。お前から言い出したんだろうが。俺は処女を食うのが一番好きなんだ。
勿体ぶってねえでさっさと言えよ」
(つまらない嫉妬……?)
そう、嫉妬していた。汚れてしまった私。清らかなままの、なるみ。
「彼女の名前は」
大きく息を吐き出して、美紅がその名前を告げた。
「星野──なるみです」
──星野なるみ編、後半に続きます。
GJです!!
楽しみです。ハチャメチャしちゃって下さい。
83 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 15:12:09 ID:nnAfikg7
期待あげ
84 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 16:19:21 ID:7oE6HwoI
ぶすじま先生に嫉妬
寝ずに待ってる俺ガイル
86 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 03:52:51 ID:32YK7XbN
作者さんGJです。
あと、今まで出てきた女の子のその後の話も書いて欲しいです。
全員、妊娠してるんですよね?
ほしゅ
hosyu
本命は遅れて登場って奴か
じらしてくれるゼーwww
──星野なるみ編、後半部を投下します
テレビの占いで見た今日の運勢は、最悪だと出ていた。
美人占い師が今日の運勢を占ってくれる人気コーナー。おひつじ座のなるみの運勢は十
二星座中十二位だった。年頃の少女らしく彼女は占いの類を気にするほうだ。何か嫌な予
感がしていた。それがとうとう的中したらしい。
(本当に最悪だなー……)
なるみは心の中で深いため息をついた。彼女を取り囲んでいるのは三人の肥満体。三人
とも制服をだらしなく着崩し、はみでたシャツがどうしようもなく不恰好だ。
彼らのことは噂で知っていた。工藤(くどう)、千葉(ちば)、半田(はんだ)。学内でも
札付きの不良三人組だった。いずれも百キロを越す肥満体で、三人が並ぶと見苦しいの一
言だった。暑苦しさに小さく眉を寄せる。肥満体の三人に囲まれると周囲の気温までが上
がった気がする。
「おい、ちょっと付き合えよ」
「大丈夫大丈夫、痛くしないから」
「ひゃはははは、お前それ表現がストレートすぎ」
放課後、帰宅しようと下駄箱に向かっていた彼女に、三人組が突然因縁を吹っかけたの
だ。理由も何もない。たぶん彼らにとっては面白半分なのだろう。たまたま目に付いたな
るみを怖がらせて楽しもうということなのかもしれない。だが彼女にとってはいい迷惑だ
った。
「なあ、いいだろ」
「俺ら先輩だぜ」
「彼女もいない寂しい青春を潤してくれよ」
「ひ、ひぇ……」
獲物をなぶるような彼らの言葉。恐ろしくて体が動かない。
「かわいそうに。怯えちゃってるよ、この子」
ぶよぶよとした手が伸びてきて、無遠慮に胸元をつかまれた。小柄な割に意外なほど膨
らんだ乳房を乱暴にもみしだかれる。
(い、痛い……気持ち悪い……)
男と手を握ったこともない少女にとっては、不愉快以外の何物でもなかった。今すぐに
でもやめてほしかった。だが三人組はにやにやと薄ら笑いを浮かべたまま、行為をやめよ
うとしない。逆に、調子に乗ってますます責めたててくる。
彼らの傍若無人な振る舞いも金持ちの息子という立場あってのものだ。工藤は大病院の
跡取りで、取り巻きの二人もそれぞれ重役の息子らしい。世の中に怖いものなし、という
感じだった。
「黙ってついてくればいいんだよ。俺たちと気持ちEことしようぜ」
「フーゾク行くにも、高校生じゃ一苦労でな」
「処女でも大丈夫、俺たちが手取り足取り教えてやるからさ」
遠慮会釈なく浴びせられる卑猥な言葉。誰か助けて──なるみは必死の思いで、周囲を
見回した。その場には数人の生徒がいたが、いずれも遠巻きに見ているだけだ。誰一人助
けに入ろうとする者はいない。
──そのときだった。
「ちょっと何をしているの、あなたたち」
凛とした声とともに現れたのは美紅だった。知的な美貌を紅潮させ、彼らをにらみつけ
る。なまじ美人なだけに本気で怒ると迫力満点だ。
さすがの三人組も美紅の迫力に気圧されたらしい。舌打ち交じりに一歩退いた。
「ちっ、生徒会長さんかよ」
「いいところで出てきやがって……」
「少しは場所をわきまえなさい。ここは校内よ。あなたたちが普段たむろしている繁華街
じゃないんですからねっ」
「ちっ、俺らに向かってそんな口──」
「よせ」
リーダー格の工藤が取り巻きの肩を押さえる。
「こいつに逆らうとPTAとか色々うるさいしな……おい、行くぞ」
「覚えてろ」
月並みな捨て台詞とともに三人はすごすごと退散した。
「助かったぁ……」
なるみはほっと安堵の息をついた。やはり美紅はすごい。ものの数秒で学内でも札付き
の不良を退散させてしまった。さすがに生徒会長の実力というか、まるで魔法を見ている
ように鮮やかな手際だった。
「ありがとうございました、会長」
二人っきりのときは彼女を『美紅先輩』と呼ぶなるみだが、周りに他にも生徒がいると
きはきちんと役職で呼んでいる。
「下駄箱の近くで生徒同士がもめてるって聞いたから、慌てて駆けつけたのよ。まさかあ
なただったなんてね……あいつらにヘンなことされなかった、なるみ?」
「は、はい、大丈夫です……」
なるみはか細い声でうなずいた。まだ胸の動悸が止まらない。本当に怖かったのだ。
「今、時間あるかしら」
「え、ええ」
「少し付き合ってくれない?」
なるみはふと違和感を覚えた。いつもの美紅じゃない。眼鏡の奥の瞳が妙に輝いている。
理由は分からないが異様なほど興奮しているように見える。
「美紅……先輩?」
「あなたとお話したいのよ。いいでしょう、なるみ」
そっと肩を抱き寄せられた。90センチを越える柔らかな乳房の感触が二の腕に触れる。
たちまち彼女の心拍数が跳ね上がった。恋する乙女のようにうっとりと頬を染めて、美紅
を見つめる。
──なるみちゃんって、もしかして百合?
先日、鳩ヶ谷薫に言われた言葉を不意に思い出した。百合──それは女の子が好きな女
の子のこと。あたし、ひょっとしたら美紅先輩のことを……?
「行きましょう、なるみ」
耳元で囁かれ、小さな吐息が吹きかかった。なるみは壊れた人形のように何度も何度も
うなずいた。
──連れて行かれたのは生徒会用にあてがわれた小さな会議室だった。生徒会の集まり
がない日は使用しないため室内は無人だ。カーテンの合わせ目からオレンジ色の夕日が差
し込んでいる。室内はなるみと美紅の二人っきりだった。
「本当に迷惑な連中よね、工藤くんたちって。金持ちの子供だから何をしても許されると
思っているんだわ」
美紅が苦々しげに眉をひそめる。
「ああいう連中もいるんだから、気をつけなくては駄目よ。なるみは可愛いんだから。あ
なたを狙っている男の子はごまんといるのよ」
「そんな、あたしなんて……」
「自信をもっていいわ、なるみ。あなたは本当に可愛い──私が嫉妬してしまうくらい」
美紅がまっすぐになるみを見つめた。眼鏡の奥の、吸い込まれそうな瞳。
(なんて綺麗な人なんだろう──)
なるみは息を止めて、彼女の美貌を見つめる。ゆっくりと美紅が近づいてきた。
「どうしたのかしら」
「ち、近づきすぎっ……ですぅ。恥ずかしい……」
息が触れそうなほど顔を近づけられ、なるみは四肢がひとりでに震えるのを自覚した。
心臓が痛いほど鼓動を早める。
「恥ずかしがることはないでしょ? 私たち女の子同士なんだし」
「で、でもぉ……」
「私ね、あなたともっと仲良くなりたいの」
「あ、はい、あたしも」
なるみが息を弾ませる。
「あたしも美紅先輩と仲良くしたいですぅ」
「ねえ、なるみ。キスしたこと、ある?」
美紅が唐突にたずねた。もちろんなるみにはキスの経験などない。男の子と手を握った
こともないくらいだ。
「キスしてみない?」
美紅の顔がふたたび近づく。なるみの呼吸が詰まった。
今、美紅先輩はなんて言ったんだろう? 聞き間違いだろうか。美紅先輩と……キス?
「私が相手じゃ、嫌?」
「そ、そそそそそそんなことないですっっっ」
なるみは力強く首を振った。
「あたし、ずっと美紅先輩に憧れてたんですぅ。あたしのファーストキスを……貰ってく
ださい。初めてのキスは先輩と、ってずっと思ってたから……」
「じゃあ、目をつぶって」
「は、はいっ」
ゆっくりと瞳を閉じる。心臓の鼓動が、高鳴る。ばさり、と窓のカーテンが揺れ動く音
が聞こえた。続いて、かつかつと言う足音。美紅が近づいてくる。
いよいよ初めてのキスを美紅先輩と──
唇にねちゃ、という感触があった。口全体に肉塊を貼り付けられたような異物感。美紅
には悪いが、はっきり言って気持ちが悪かった。キスってこんな感じなんだ……なるみは
ほんの少し失望を感じた。
(キスって、もっと甘い味がするんだと思ってたのにぃ……)
それでも憧れの先輩と唇を重ねた興奮で、自然と呼吸が荒くなる。なるみはそっと目を
開き、相手の顔を確かめた。
……ガマガエルそっくりの顔が視界に飛び込んできた。
「き、きゃあっ!?」
なるみは悲鳴交じりに跳び下がった。一瞬、自分の身に何が起こったのかわからなかっ
た。頭の中が真っ白になり、パニック状態だ。
「う、うそ、美紅先輩……なんで……」
美紅は、ガマガエル男の後方で腕組みをしている。なるみはようやく先ほどのキスの相
手が、この醜い中年男であることに気づいた。
「あたしのファーストキスだったのに……ひどい!」
「へへへ、ごちそうさん。一時間近くも、この部屋に隠れていた甲斐があったぜえ」
中年男──毒島は唇についた涎をぬぐった。
「騙してごめんなさいね、なるみ」
美紅の口の端に邪な笑みが浮かんだ。
「私だけ汚れたままというのが耐えられなかったのよ」
「何を──何を言ってるんですか……?」
「私はね、なるみ。あなたの思っているような女じゃないの。いやらしいことが大好きな
……淫らな女なのよ。あなたも一緒に汚れてちょうだい。そうすれば私たちはもっと仲良
くなれるわ。本当の友達になれる──」
「そ、そんな……うぐぅっ」
毒島の顔が近づいてきて再び唇を奪われた。強引なキスを続けながらなるみのセーラー
服の上からバストを鷲摑みにする。上衣をたくしあげられ、さらにブラジャーまでめくら
れて、形の良い乳房があらわになった。
男が完全に本気であることを悟り、なるみの顔がサッと青ざめた。
嫌っ、犯されちゃう……! 美少女は必死で手足をばたつかせる。
毒島がなるみの髪に手を伸ばした。骨太の手がセミロングにした髪の毛を乱暴に引っ張
る。
「なんだあ、この髪の色は? 染めてんのかよ」
「ち、違います、これは生まれつきで……」
なるみは思わず抗弁した。彼女は外国人の祖父を持ついわゆるクオーターだ。透明感の
ある栗色の髪の毛は隔世遺伝で、彼女自身気に入っていた。
「嘘つけよ。どう見ても下品な茶髪だろうが。校則違反だぜ」
「そんなぁ……」
「学生のくせに色気づきやがって。どうせお前らはオトコのことしか頭にねーんだろ。男
と見れば、誰にでもホイホイ股を開く薄汚い牝豚だ」
「ひ、ひどい……」
「牝豚には教育的指導が必要だな。教師として──」
毒島が力任せになるみを突き飛ばした。綺麗な栗色の髪が床の上で散らばる。がっしり
とした体にのしかかられ、なるみはまったく身動きが取れなくなった。
「やめてぇ、離してくださいっ……」
「イキがいいな。お互いに楽しもうじゃねえか」
全力の抵抗も毒島はまったく意に介さない。セーラー服の上着に続いて紺色のプリーツ
スカートとショーツを一気にずりおろし、指先で敏感な部分をまさぐった。
「ひっ……」
なるみのつぶらな瞳が恐怖に見開かれる。
「くくく、やけに堅いな。美紅の言ったとおりバージンなのか?」
毒島がニヤリと笑うと、たちまち彼女は押し黙った。
もちろんなるみは生娘だ。いつか素敵な恋人が現れるまでは純潔を守りたい……そんな
必死の思いも、この男の欲望の前では無力だった。
「どうなんだ?」
「…………」
「どうなんだって聞いてるんだぜ、なるみ」
「た、助けて、美紅先輩! あたし、男の人なんかに……されたくないっ」
なるみは美紅に向かって必死の形相で叫んだ、
期待していた返答はなかった。いつもなるみを助けてくれた美紅。いつも優しく微笑ん
でくれた憧れの先輩──その美紅が、今は冷ややかになるみを見下ろしているだけだ。
「どうして……」
「私ね、毒島先生に犯されたの。生まれて初めてのセックスだったのに思いっきりよがっ
て、危険日なのに中出しまでされて、イッてしまったのよ」
突然の告白になるみの思考が止まる。美紅先輩が目の前の醜い中年教師にレイプされた
……とても信じられない話だった。
「う、嘘……」
かろうじてそれだけを口にした。美紅は妖艶な微笑を浮かべて首を左右に振った。
「嘘じゃないわ。
だからあなたにもバージンを捨ててもらいたいの。毒島先生にその相手をお願いしたの
よ。いいわよね、なるみ? 一緒に汚れてちょうだい」
「憧れの先輩がこう言ってるんだ。ロストバージンの覚悟はいいな」
毒島がカチャカチャと音を立ててベルトを外し、スラックスを脱ぎ捨てた。中年特有の
だぶついた腹の下で赤黒い男根が揺れていた。間近で見た、その器官のあまりのグロテス
クさに、なるみは思わず涙ぐんでしまう。
気持ち悪かった。あんな気持ちの悪いモノが自分の体の中に入ってくるなんて、想像し
ただけで嘔吐しそうだ。
毒島がなるみを押し倒し、濡れてもいない肉のくぼみに膨らんだ先端をあてがった。彼
女はそれ以上言葉が出ない。美紅の視線に魅入られたように身じろぎひとつできない。ず
ぶり、と先端部が膣の入り口を押し開き、潜り込んだ。
「はぁぁぁ、駄目ぇ!」
膣の中に異物が潜り込む異様な感覚に、なるみは悲鳴を上げた。
「どうした、まだ先っぽが入っただけだぜ」
「お願い、もう許してください……」
「さあ? お前の大好きな美紅先輩が許してくれたらな」
毒島が先端を挿入したまま、わざとらしく美紅を見やった。
「駄目よ、なるみ。あなたはここで処女を失うんだから」
「そういうわけだ、じゃあ続きといくぜ」
毒島はずぶっ、ずぶっ、となるみの膣にペニスを埋没させていく。処女膜が破れ、毒島
の分身が根元まで埋まり込んだ。秘腔の縁から流れ落ちた乙女のしるしが、床の上に赤い
点となって滴った。
「汚れたのね、なるみ。もう清らかな乙女じゃないわ」
美紅が薄く笑って、なるみを見下ろす。
「ひどいです、美紅先輩。あたし、初めてだったのにぃ……!」
なるみは顔を覆い、嗚咽した。無垢な体をこんなヒヒオヤジに汚されてしまったことが
悔しくて堪らなかった。いつか白馬の王子様が現れるまでは清らかな乙女のままで──少
女らしい夢も、憧れの初体験もすべて台無しにされてしまった。
「素敵よ、なるみ。清らかだった頃のあなたよりも、今の穢されてしまったあなたのほう
がもっと素敵だわ。これでやっと私と同じになれた──」
「美紅先輩と……同じに……?」
毒島は容赦なく動き出した。狭い肉洞を強烈にこすりあげる。
「い、痛いですぅ……もっとゆっくり動いてくださいっ……」
「我慢しろ、すぐに気持ちよくなるからな」
「痛い……痛あい……!」
膣を裂かれ、子宮ごと押し上げられるような鈍痛になるみは悲鳴を漏らした。
「だから我慢しろって言ってんだよ、おらっ」
毒島がリズミカルに少女の細腰を揺する。むき出しの性器と性器が擦れ合い、ちゅく、
ちゅく、と湿った音を漏らす。下腹部の肉がぱんっ、ぱんっ、と連続して派手な音を打ち
鳴らす。卑猥な音のハーモニーが清らかだった少女の官能を掘り起こしていく。
(な、なんなの、この感じ──
あたし、ひょっとして感じてる……? 無理やりエッチなこと……されてるのに……?)
毒島がなるみの上体を引っ張りあげた。俗に言う対面座位の態勢だ。真下から子宮に向
かって突き上げられると、背筋がゾクゾクと痺れ、全身に鳥肌が立った。下腹部全体に甘
い波紋が広がる。
「嫌がってるわりにお前の中はグチョグチョだぜ。本当は感じてるんじゃねえのか」
「そ、それは……くぅっ……ち、違います……感じてなんか……」
悲鳴を上げながらも、なるみは徐々に喘ぎはじめていた。胎内を埋め尽くす肉根の感覚
に慣れてきたせいかもしれない。男の一突き一突きが未知の快楽を呼び覚ましていく。
「気持ちいいんだろ? これがお前の本性だ。お前は男に貫かれるのが大好きな淫乱女な
んだよ」
「そ、そんな、違いますぅっ」
だがそんな言葉とは裏腹に栗色の髪は激しく乱れ、腰がひとりでに揺れだした。理性で
は否定しながらも、体のほうがすっかり結合の快楽を受け入れているのだ。
(ああ、どうしてこんなことに……これがあたしの本性なの? あたしってこんなに嫌ら
しいオンナノコなの? 教えて、美紅先輩──)
思わず美紅のほうを見る。セルフレームの眼鏡が蛍光灯に反射し、ぎらぎらと不気味に
光っていた。
「どうやら下の口のほうが正直なようだな。俺のモノを締め付けてくるぞ」
「あっ、あっ、ダメ、美紅先輩の目の前で……こんな!」
腰から這い上がってくる快楽に優美な裸身が弓なりに反り返った。
「気持ちイイって言えよ」
「い、嫌ですっ」
「言いなさい、なるみ」
美紅が背後からなるみを抱きすくめた。豊かな双丘の感触が背中越しに感じ取れる。
「一緒に汚れましょう。あなたも快楽の奴隷に──」
「み、美紅先輩……」
顔を背中のほうに向けられると、美紅の柔らかな唇が重なってきた。憧れの先輩との初
めての口づけ──同姓に唇を奪われる妖しい感触になるみは陶然となった。ぬるり、と舌
が侵入してきて、あっというまに舌を絡めとられる。
「『あたしは生まれて初めてオマ○コにハメられて、死にそうなほどヨガっている淫乱女で
す』だ。言ってみろよ」
毒島が正面から乳房をわしづかみにした。まだ芯が硬く未成熟だが、意外に量感のある
バストだ。乱暴にもみしだかれると、なるみは痛みに眉を寄せた。
「さあ、言え」
「言いなさい」
「あ、あたしは……」
前後から命令されて、なるみの思考は完全に麻痺した。とろん、と夢うつつの視線を空
中に漂わせてつぶやく。
「生まれて初めてオマ……」
言葉が、詰まった。
「オマ○コ、だろ」
「だ、駄目、言えません……」
いくらバージンを失ったとはいえ、性的にはまだまだウブななるみにとって、それは口
にするのも恥ずかしい言葉だった。あまりにも卑猥な単語だ。
「気持ちいいんでしょう、ココが」
柔らかな手がなるみと毒島の結合部を撫であげた。敏感な肉芽をさすり、耳元に甘い吐
息を吹きかける。
「私もね、毒島先生に犯されて信じられないくらいのエクスタシーを感じたわ。あなたも
そうよね、なるみ?」
「あたしは──」
なるみの中で何かが音を立てて崩れ落ちた。震える声音でゆっくりとその言葉を口にす
る。
「あたしは生まれて初めてオマ……オマ○コにハメられて……死にそうなほどヨガってい
る……淫乱女です……」
「はははは、よく言ったな」
「うぅぅ……」
あまりの屈辱に、きつく閉じた瞳から涙がこぼれ落ちる。毒島が哄笑した。ラストスパ
ートとばかりに抽送を早めていく。なるみは唇をかみ締め、喘ぎ声を押し殺した。
「駄目……くっ、あぁぁぁっ! はぁぁっ……!」
「うっ、出すぞ! しっかり受け取れぇっ!」
毒島はなるみの腰をがっしりと固定すると、初々しい膣にドクドクと注ぎ込んだ。
「んっ!? あぁぁぁっ……!」
生まれて初めて体の中に味わう、異様な熱。中年男の体液をたっぷり注入されて、なる
みは絶頂へと押し上げられた。汚れを知らなかった子宮が濃厚な精液でたっぷりと満たさ
れていく。
「あ……熱いよぉ……」
ぬぷっ、と汚れたペニスが引き抜かれた。精液と愛液、そして破瓜の出血で、肉茎の表
面はどろどろに濡れている。
「はあ、はあ、はあ……」
なるみは、カエルのように無様に両脚を広げたままの格好で息を荒くした。下半身に力
が入らず、膝を閉じることができない。白い内股に血と精液がつたっている。
「さあ、肉奴隷としての後始末も教えておこうか」
毒島は、なるみの前に体液と破瓜の血にまみれたモノを突き出した。美紅が体を支え、
ぐったりとした彼女を立たせる。
「あなたのお口できれいにするの。それが肉奴隷としての作法よ」
なるみは虚ろな顔でうなずき、男の足元に膝まずいた。そっとペニスに顔を近づけると
ムッとするような性臭が鼻をつく。なるみは自分の処女を奪った男の肉茎を口に含み、舌
で清めさせられた。
果てたばかりだというのに、肉棒はすぐに隆々と回復した。
「二日も抜いてないせいで溜まってんだ。今日はお前ら二人の体に、存分にぶちまけさせ
てもらうぜ」
この醜い中年男はまだまだ何度もなるみを犯し抜くつもりらしい。想像を超えた男の欲
望だった。
背後で、衣服が床に落ちる音が小さく響く。振り返ると美紅が制服を脱ぎ始めたところ
だった。これから二人一緒にこの男に犯されるのだ──絶望と歓喜の狭間でなるみは立ち
尽くした。見事な裸身を惜しげもなくさらし、美紅がなるみの隣に並ぶ。
陵辱は、始まったばかりだ。
>「あたしは生まれて初めてオマ……オマ○コにハメられて……死にそうなほどヨガってい
る……淫乱女です……」
(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ
男も最低だけど女の安っぽさもやな感じだな。
何か「地位や名声のためなら、プライドも処女もこのデブサイクに捧げちゃうっ♪
えーいご開帳パッカーーー♪♪」て感じだもん。軽すぎて拍子抜けする。
男がデブサイクとしたら、普通女だったら寸前の寸前で
「いやー!やっぱりこんなのとなんてダメー!!無理ー!!」
なんて手ごろな本で殴ってぼこぼこにするくらい激しく抵抗してほしいものだ。
あ、ゴメンここ「犯される女」のスレだったね。
GJ!!!!!
できればもっと無理やり感が欲しかったけど、本当に良かったです。
続編希望!!
ほす
お前らGJだぜ!
お前もGJだぜ!
どいつもこいつもGJだぜ!
結局、隣町まで買いに行くことにした。
(やっぱり知り合いに見られるわけにはいかないものね)
片瀬理沙(かたせ・りさ)は心の中でつぶやく。
背中まで伸ばしたロングヘア、真面目そうな顔だちをした美少女だ。十七歳の女子高生にしては
長身だが、その割に顔は小さく、すらりとした四肢。いわゆるモデル体型である。古風なセーラー
服がそんな体型によく似合う。
理沙は高校に入学したときから常に学年トップの成績を維持し続けてきた。親は一番になること
を期待し、理沙もまたたゆまぬ努力でその期待に応えつづけた。いつからだったろうか。その期待
がプレッシャーになり、重荷に変わったのは。
最初は軽い気持ちで始めた万引きだった。優等生というレッテルを背負うことが億劫になったの
かもしれない。行きつけの古書店で初めて文庫本を一冊盗んだとき、えもいわれぬ開放感を覚えた
のだ。それからというもの彼女は万引きを繰り返すようになった。ストレスを紛らわせるには手軽
な方法だった。もちろんいけないことだと分かっている。だがやめられなかった。店に大きな被害
を与えないよう、盗むのはせいぜい二、三冊にとどめるのがせめてもの良心だった。
そして──天罰がくだる。
学校教師の毒島(ぶすじま)に万引きの現場を写真に撮られ、それをネタに脅されたのだ。写真
を親や学校に公表しないことを条件に処女を奪われた。公衆トイレの中というロマンチックのカケ
ラもない場所で、好きでもなんでもない相手との初体験。力ずくでハメられ、処女膜を破られ、膣
と子宮にたっぷり精液を注ぎ込まれた。その後、もう一度毒島に脅され、学校の中庭でふたたび犯
された。さらに偶然通りかかった学級委員長の西崎に現場を目撃された。ほのかに憧れを抱いてい
た彼の目の前で絶頂に達したうえに、中出しまでされてしまった。
勉強一筋で真面目に生きてきた少女にとって嵐のような性体験だ。毒島は西崎にも理沙を犯すよ
うに命令したが、彼は童貞だったらしく理沙の中にうまく挿入できなかった。結局、ほのかな恋心
を抱きあっていた二人の性行為は未遂に終わり、その後西崎とはなんとなく気まずくなってしまっ
た。
……それから一ヵ月が経つ。最近熱っぽく、体が疲れやすい。授業中に吐き気を覚えるときもあ
る。本で調べた妊娠の初期症状によく似ていた。
毒島にはたった二度抱かれただけ。いずれも膣内に直接射精されたが『命中』する確率は高くな
いはずだ。だが生理が来ない。理沙の生理周期は安定しているほうだから、そろそろ来なければお
かしい。
もしかして、妊娠したのかな……?
その可能性を思い浮かべると不安でたまらなくなる。
逡巡の末、理沙は妊娠検査薬を買うことにした。市販の検査薬はかなり精度が高く、陽性反応が
出ればまず妊娠していると考えて間違いないらしい。ただ同じ町内だと知人に出会う可能性がある。
妊娠検査薬を買っているところなど、絶対に見られるわけには行かない。そこで隣町まで買いに行
くことにしたのだ。
「……さ、理沙ってば」
気がつくと、気が強そうな美少女が自分をにらみつけていた。クラスメートの朝霧瞳子(あさぎ
り・とうこ)だ。自分の考えに没頭していた理沙は、瞳子とふたりで帰宅路についていたことを思
い出す。
「無視しないでよ、もう。さっきから何回も呼んでるんだけど」
「あ、ごめんなさい。ちょっと考え事をしていて……」
「考え事?」
「ううん、なんでもない」
妊娠したかもしれない、などと言うわけにはいかない。
「ここ何週間か、理沙の様子が暗いから心配なのよ」
理沙はドキッと言葉を詰まらせた。
「もしかして何かあったの、理沙? あたしにできることがあったら力になるよ」
瞳子が真剣なまなざしで理沙を見つめる。文化系と体育会系で正反対の性格を持つふたりだが、
なぜか妙に気が合い、友人づきあいをしている。
瞳子は見るからに勝気そうな美少女だった。釣り目がちの瞳に形のよい眉。綺麗な黒髪をポニー
テールにして、赤いリボンで束ねている。すらりと伸びきった四肢はモデル体型の理沙と比べても
まったく見劣りしない。
「あ、ううん、もう終わったことだから」
理沙が言葉を濁した。そう、すべては終わったことだった。一ヶ月前、校内で毒島に抱かれた後、
約束どおり携帯電話に残った写真のデータを消してもらった。もう万引き現場の写真をネタに脅さ
れることもない。今度こそ彼女は解放されたのだ。
大切に守ってきた処女を失いはしたが、あの出来事は野良犬に噛まれたようなものとして忘れる
つもりだった。
「……もしかして恋の悩みってやつ?」
「い、嫌だな、そんなんじゃないよ」
理沙は慌てて否定するが、瞳子は分かったとばかりに軽く肩をすくめた。
「あーあ、理沙もとうとう彼氏持ちか……先越されちゃったな。あたしなんて剣道一筋で男も寄っ
てこないっていうのに」
「だから違うのよ、瞳子ちゃん」
「羨ましい……」
「違うんだから、もう」
瞳子は剣道部に所属している。去年は一年生ながら県大会でベスト4まで進んだ腕の持ち主だ。
運動の苦手な理沙にとってはそれだけでも憧れてしまう。背中に背負った皮袋入りの竹刀が、彼女
の凛々しい美貌と相まって格好良かった。
「でも、男が寄ってこないなんて不思議。瞳子ちゃん、綺麗だし、モテそうなのにね」
「ぜーんぜん。皆、あたしのことを男勝りだって敬遠するのよ。ひどいと思わない? あたしだっ
て女の子っぽいことさせれば、それなりにできるんだけどな」
瞳子が不満げに口を尖らせた。男顔負けの勝気な性格をしている彼女が、実は意外に乙女趣味で
あることを理沙は知っていた。剣道一筋とはいえ、瞳子も十七歳のオンナノコなのだ。
歓談しているうちに分かれ道に来た。
「じゃあ、私は塾があるから。これで」
「じゃあ、また明日ね」
瞳子はひらひらと手を振って去っていく。理沙は大きく息を吐き出し、駅に向かった。瞳子に嘘
をついてしまった。今日が塾に行く日なのは本当だが、妊娠検査薬を買うためにサボるつもりだ。
子供のころから勉強一筋だった理沙にとって、塾をサボるのは生まれて初めての経験だった。
電車に乗って隣町まで行くと、理沙は足早に薬局へ向かった。店内に視線を走らせ、知り合いが
いないか何度も確認する。しばらく探すと目的のものを発見した。三十分以上逡巡し、恥ずかしさ
を堪えてようやく購入する。レジで精算をするときには顔から火が出る思いだった。その年で妊娠
したの? と問いたださんばかりの店員の視線が痛かった。
検査薬の使用方法は箱の裏面に書いてある。スティック状の尿吸収帯に数秒間自分の尿をかける
と、一分で結果がわかる。妊娠していることを示す陽性反応の場合、スティックの中央部にある判
定窓に赤紫のラインが出るようだ。逆に妊娠していなければ、赤紫のラインが出ない。陰性反応と
いうやつだ。
理沙は薬局を出ると近くのトイレに入り、スカートを下ろして便器にしゃがみこんだ。
「どうか妊娠していませんように……」
検査スティックに尿をかけた。思わず、きつく目を閉じた。結果を見るのが怖い。
お願いだから陰性反応が出ますように……! お願いだから……お願いだから……お願いだから
……!
ひたすらに祈り続ける一分間。心臓の鼓動が早鐘を打つ。体中の血流が逆流しそうなほどの緊張
感がこみ上げる。
やがて──1分が経った。
理沙は大きく息を吐き出し、ゆっくりと瞳を開く。白い検査スティックの中央……判定窓の部分
に視線を走らせた。
赤紫のラインが見えた。
「そ、そん……な……」
喉がカラカラに渇いて、うまく声が出ない。陽性反応だ。理沙は青ざめた顔でトイレを出た。
思考がぐるぐると回っている。自分が妊娠していることが信じられなかった。お腹にそっと手を
当てる。引き締った腹部はまだ膨らんでもいない。
(赤ちゃん……私の中に、毒島先生の赤ちゃんが……)
もちろん妊娠検査薬は百パーセントの結果を示すものではない。だがその精度は高く、理沙の妊
娠はほぼ間違いのない事実だろう。まだ高校生なのに妊娠してしまった……真っ暗な絶望感が目の
前を暗くする。
と、
「お、片瀬じゃねーか」
トイレの出口で声をかけてきたのは三人の少年だ。いずれも理沙と同じ高校の制服をだらしなく
着崩している。
「あなたたちは──」
理沙が顔を上げた。彼らのことは噂で知っている。工藤(くどう)、千葉(ちば)、半田(はんだ)。
学内でも札付きの不良三人組。脂ぎった顔。突き出た丸腹。ぶよぶよとした手足。いずれも百キロ
を越す肥満体で、三人が並ぶと見苦しいの一言だった。
三人とはいちおう同じクラスなのだが、彼らは出席日数の半分以上をサボるため、ほとんど口を
利いたこともない。いったい私に何の用だろうか、と訝る理沙に、彼らは単刀直入に話しかけた。
「よう、優等生。お前、あのオッサンに毎晩ヤラせてるんだって」
「えっ?」
「とぼけんなよ。生物教師の毒島だよ。あのセンコーとヤッてんだろ? 前に、学校の中庭でヤッ
てるところを見たんだ」
「そ、それは……」
理沙は心臓が口から飛び出しそうな錯覚を覚えた。一ヶ月ほど前、毒島に抱かれたのは授業中の
出来事である。まさかアレを誰かに見られているとは思わなかった。もっとも彼らは平常からしょ
っちゅう授業をサボっているし、アレを目撃していてもおかしくはないのかもしれない。
「お前みたいな優等生が学校の中でセンコーとなあ……俺らもビックリしたぜ」
「お前と毎晩ヤれるなんて、くそっ、毒島のヤツ……」
「ち、違います……」
確かに毒島に体を許したことはあるが、毎晩など勘違いもいいところだった。彼に体を許したの
はたったの二度。それだってもう忘れてしまいたい、忌まわしい記憶なのだ。
「ケチケチしねーで俺たちにもヤラせろよ。こっちはロクな女もいなくて溜まってんだよ」
「フーゾク行くにも、高校生じゃなかなか……な」
理沙のすらりとした手足が小刻みに震える。
剣道が得意な瞳子が一緒にいれば、こんな連中蹴散らしてくれるだろうに……理沙は悔しくて歯
噛みした。せめてもの希望を込めて、彼らに見えない位置から携帯電話を取り出し、後ろ手で発信
ボタンを押した。瞳子の携帯電話にワンコールを送る。
(助けて……瞳子ちゃん)
「やっぱさあ、毒島とは援助交際なわけ?」
「金さえ払えば、俺らにもヤラせてくれんの?」
千葉と半田が口々にたずねながら近づいてくる。理沙は思わず額をぬぐった。肥満体二人に迫ら
れ、なんだかこちらの体温までが上がったようだ。
「お金なんて……」
もちろん、いくらお金を積まれようと好きでもない男に体を許すつもりはない。いや、毒島にだ
って万引きのことをネタに脅されなければ、絶対に抱かれたりしなかった。
「オッサン相手ならエンコーするかもしれねえけど、俺ら相手に金なんていらねーだろ。同級生の
よしみでちょっと付き合えよ」
工藤がいきなり理沙の胸を鷲摑みにした。突然の暴挙に理沙は口をパクパクと開閉させた。
「ひょお、胸でけー。いったい何カップなんだよ。前から触ってみたかったんだよな」
「や、やめてください……」
理沙はか細い声で拒絶する。三人の不良に囲まれ、恐怖感で思考が麻痺していた。助けを求めて
周囲を見回す。トイレの近くには会社帰りのサラリーマンや学生らしき人影がいくつかあったが、
誰もが見てみぬ振りをしていた。
「なに見てやがんだ、コラァ! ブッ殺されてーのか!」
不良たちの恫喝に周りの人間はいっせいに視線を逸らした。こういうとき世間は冷たいものだ。
ドラマや漫画と違って、身の危険を冒してまで見ず知らずの人間を助ける者などそうはいない。
と、理沙の手から何かがこぼれ落ちた。
「ん?」
工藤が興味深げに拾い上げる。白い小さなスティック。中央の窓部分から赤紫色のラインが見え
る。三人組の表情に驚きの色が浮かんだ。
「おい、これ妊娠検査薬ってやつだろ。しかも陽性反応が出てるな。お前、妊娠してんじゃねーの
か?」
理沙の表情が凍りついた。
「はははは、学年一の優等生が腹ボテか!」
「相手は誰だよ。やっぱ毒島のオッサンなのか」
「お、お願い、大きな声を出さないで……」
自分が妊娠したことを大声で叫ぶ不良たちに、理沙は震えながら懇願した。いくら隣町とはいえ、
誰が会話を聞いているかも分からないのだ。
「まあ、女子高生が教師の子を身籠りました、なんて絶対に知られたくないよな」
「は、はい」
息を呑んでうなずく。
「心配すんなよ、俺らも鬼じゃねーから」
「お前がちょっと付き合ってくれれば、このことは黙っておいてやる」
「付き合うって……?」
「バラされたくなかったら……分かってるよな?」
三人の少年の目に濁った欲望が宿っている。
理沙は、覚悟を決めた。
──三人の肥満少年に囲まれ、人気のない林の前に連れ込まれた。乾いた風にむき出しの地面。
あたりに建物の類はなく、誰かが通りかかることはまずないだろう。
「脱げよ」
デブの不良たちは単刀直入に命令した。
「あのブサイクなセンコーの前でできたんなら、俺らの前でも脱げるだろ?」
「え、でも……」
工藤は理沙の返事も聞かずに襲い掛かった。左右の二人に目配せをすると、一斉に六本の手が伸
びる。
「んんーっ!」
地面に押さえ付けられ、破かんばかりの勢いで服が剥ぎ取られていく。手も足も押さえ付けられ、
一切の身動きを封じられると、ものの数分で、理沙を覆うセーラー服も下着も全てが取り去られた。
無防備な裸体を男たちに囲まれる恐怖で心臓が激しく波打った。
理沙のオールヌードは見事の一言だった。170センチを越す長身に豊かな胸とくびれた腰、す
らりと伸びた四肢は高校生離れした色香を放っている。
「勉強ばっかしてるくせに、いいカラダしてんじゃん!」
「胸もでかいし、肌なんてすべすべだぜ」
欲情に取り付かれたデブたちが力任せに体をまさぐった。すらりとした脚を大股に開かされると、
理沙はこれから行われる行為のおぞましさに目を見開いた。
「じゃあ一番手は俺がもらうぜ」
工藤がズボンとブリーフを脱ぎ捨て、下半身をむき出しにする。脂肪のたっぷりと詰まった丸い
腹が理沙の両脚の間に割り込んだ。脂分でべとつく肌が内ももに触れる。肥満体特有のねとついた
感触が気持ち悪かった。工藤は濡れてもいない柔肉に男性自身をあてがい、グッと押しつけた。
「入れるからな。いいだろ、片瀬」
「い、嫌です……もうこれ以上は……っ」
理沙はストレートヘアを振り乱して首を振った。せっかく毒島から解放されたのだ。好きでもな
んでもない男に体を許すのはもう二度と御免だった。だが重量感のある肥満体にのしかかられ、理
沙の体力では到底はねのけられない。どれだけ体を強ばらせても、男の侵入を阻むことは出来そう
にない。
(嫌……! 私、このまま犯されてしまうの……!?)
「ナマで挿れちまうけどいいよな? どうせもう妊娠してるんだ。ゴムなしの中出しでも全然オッ
ケーだろ、優等生?」
「だ、駄目ぇっ、私は──」
工藤が太腿をつかみ、弾みをつけて腰を大きく一突きする。理沙がきつく目を閉じた瞬間、粘膜
の中に硬いものが入ってきた。さらに顔の前に回った二番目の男、千葉に肉茎で口を塞がれる。強
制的なフェラチオだ。遠慮なく口内に押し入れられたそれで、理沙は窒息しそうになった。
「噛むんじゃねーぞ……舌、使え」
「んむっ……はっ……んっ……」
熱くて太いものを口に含まされ、理沙は目を白黒させた。そうしている間にも、彼女にのしかか
っている工藤が力任せに腰を進め、ずっ、ずずっ、と少しずつペニスが膣内に侵入させていく。
(絶対に嫌っ、こんな汚らしい人に──)
全身を硬くして、男の体を弾きだそうと力むが、なにしろ相手の体重が重すぎてビクともしない。
ろくに抵抗もできないまま彼のペニスは容赦なく潜り込んでいく。やがて太いクイのような感触が
膣いっぱいに収まった。
「へへ、奥まで入ったぜ。どんな気持ちだ、片瀬。お前みたいな優等生が、俺みたいな落ちこぼれ
のデブに汚いモノ突っ込まれたんだぜ」
工藤が理沙の胎内でピクピクとペニスを動かした。
「あ……」
毒島とはまた違う摩擦感がある。体の中に男が侵入したのは、毒島に続きこれで二人目だ。
「うう……ひどい……こんなことって……」
本来なら相手にもしないようなデブ男にあっけなく体を奪われてしまった──悔しさをかみ締め
る間もなく、男の身体が理沙の中でゆっくりと動きはじめた。胎内の奥の奥まで潜り込んだモノが
下半身全体をずんっ、ずんっ、と突き上げる。
「お、俺、もう出るっ……!」
そのとき口を犯していたペニスが弾け、据えた匂いの粘液が口内を満たした。
「ぐっ……くふっ……」
全てを放出しきった後、粘ついた糸を引きながら肉茎は引き抜かれた。同時に、理沙の胎内にも
ぐりこんでいるペニスに強く揺さぶられ、注がれた白濁が唇から零れた。
「んっ、はぁっ……」
入れ替わるようにして三番目の男、半田が理沙の引き締まった腹部にのしかかる。すでに張り詰
めたものを、理沙の豊かな双丘の間に挟みこんだ。いわゆるパイズリの態勢だ。たわわに揺れるバ
ストの谷間を硬いものが上下に往復する。時折唇の付近まで突きつけられる先端部に、理沙は半ば
無意識に舌を這わせた。
「おいおい濡れてきてるぞ。いいのか? 俺らみたいなデブに犯されて気持ちいいのか、優等生?」
工藤が愉快そうに叫んだ。桃色の結合部には白く泡だった粘液がまとわりついていた。言われた
とおり、理沙の体は彼らから与えられる刺激に自然と反応していたのだ。意に沿わぬセックスを強
いられているはずなのに、なぜ──
自分は本当に淫乱な娘なのだろうか?
快楽の波が下肢全体に波紋のように広がっていく。理沙はいつのまにか夢中で腰を振っていた。
やがて、快感が頂点に達したとき理沙は堪えきれずに叫んだ。
「あぁぁぁっ……イキそう! 駄目ぇ、こんなのって……ああああっ!」
「ううっ……俺ももう出るぞ! グゥゥッ!」
激しかったピストン運動が緩やかになり、理沙の胎内で肉根がビクビクと跳ねた。
「きゃっ、熱っ……な、中に出てる……駄目っ、イっクうぅぅぅぅっ!!」
膣いっぱいに注ぎ込まれたスペルマの感触に、理沙はめくるめくオルガスムスへと押し上げられ
た。どくっ、どくっ……しばらく胎動を続けていたそれは、理沙の子宮に熱い樹液を放出しきると、
ゆっくり引き抜かれた。強ばっていた全身の力が抜けていく。ただ彼を迎え入れるため開かれた膝
だけが、ガクガクと震えていた。
「あーあ、汚ねえな。お前の精子でベトベトじゃねーか」
「俺らもヤるんだから中で出すなよな」
「中出し上等じゃねえか、どうせもう妊娠してるんだし」
工藤が膣の入り口に指を差し入れ、引き抜いた。その指には、たった今彼自身が吐き出したばか
りの精液がべっとりと絡みつき、白く光っている。このデブ男に体の奥まで征服された証だった。
「どう、俺たちとのセックスの感想は?」
「あ……気持ちよかった……です」
犯された屈辱も忘れ、理沙は半ば呆然とした気持ちでそう答えた。正常な理性が完全に麻痺して
いる。力ずくで体を奪われた悔しさを、圧倒的な快楽が塗りつぶしていた。やっと開放される……
そんな安堵感もあった。
しかし、欲望に飢えた少年たちはまだまだ許してくれなかった。ひくひくと痙攣している入り口
に新たなペニスが押し当てられる。先ほどまで理沙のパイズリを楽しんでいた半田だ。
「次は俺だ」
「え……このまま続けて?」
唖然とする理沙の問いかけにニヤリとうなずき、半田は腰をグッと押し込んだ。
「……ああっ!」
さきほど拡張されたばかりの割れ目に深々とペニスを埋め込まれる。工藤が放出した精液と理沙
の愛液が潤滑油となって、彼の男根はあっさりと最奥まで埋め込まれた。
「うお、すげえ締まる。やっぱフーゾクのヤリマン女とは全然違うな」
半田は感激したように叫んだ。
「じゃあ俺は後ろを貰ってやるか。こっちはたぶん処女だろ」
「えっ、う、後ろって……!?」
先ほどまで理沙に強制フェラチオをさせていた千葉が進み出る。
「おい、半田。二穴責めといこうぜ」
「オーケー」
半田は理沙の上体を引っ張りあげ、いわゆる座位の態勢に移行する。
「に、二穴……!」
彼らの言葉に理沙の顔が青ざめた。すでに処女は失っているが、さすがにその部分は許したこと
がない。本来は排泄に使う器官なのだ。
「そ、そんな無理よ……入るわけないわ!」
千葉は有無を言わさず背後からのしかかり、いきり立ったものをアヌスに押し当てた。
「お願いだからやめ──ひぐっ!」
理沙は瞳を丸く見開いた。朱鷺色の窄まりに先端部を容赦なく押し込まれたのだ。熱い塊が肛門
の入り口を通過した。狭い肉の関門をこじ開けてペニスがさらに侵入する。
「ああ……あぁぁッ!」
理沙の全身から脂汗が吹き出した。直腸全体に拳を押し込まれるような圧迫感で吐きそうになる。
千葉が全体重をかけてずぶり、と刺し貫くと、硬くてたくましいモノが肛門から直腸へとめり込ん
だ。
「はぁぁぁッ!」
理沙は背中を弓なりにして絶叫した。直腸にペニスが根元まで埋まっているのが実感できる。本
来は排泄に使う器官をセックスのために無理やり拡張されてしまったのだ。
「後ろのバージンは俺が奪ってやったんだ。嬉しいだろ、片瀬」
「う……ん」
「はじめて二本入った感想はどうだ?」
「ん……変……な感じ」
頭の中が真っ白になるような衝撃の中、理沙はうつろな口調で喘いだ。上下からサンドイッチ状
態の抽送が始まり、すらりとした裸身が激しく揺さぶられる。
「はぁっ、待って……もっと……もっと、ゆっくり……あぁっ、お願いだから……」
理沙があまりの苦しさで途切れ途切れにうめく。千葉はまるで意に介さず直線的に腰をたたきつ
けた。肛門に深々と肉の杭を打ち込み、強烈にえぐる。理沙は白い顎を仰向けてあえいだ。
「うぐうう、うぅ……!」
初めてのアナルセックスはやはり体への負担が大きい。暴虐な抽送から逃れようと、ガクン、ガ
クンと理沙の体が大きく跳ねる。千葉はまるでロデオでもするように、跳ね踊る肉体を巧みに制御
した。結合が解けないように細心に、ただ激しさは減じずに尻の穴をえぐっていく。生まれて初め
て受け入れさせた異物を理沙の括約筋が強く締め付けた。
「うぅ、キツいな。そら、出すぞ」
千葉はその後、数回動いて腰を止めた。うっと呻くと理沙の直腸にドクドクと射精する。
「熱ッ、あぁぁッ!」
体の奥に熱い噴射を感じ、理沙は四肢を突っ張らせた。デブ男の放った精液が、腸の奥まで届く
かのように注ぎ込まれていく。
「ふう。初めてにしてはなかなか良かったぜ」
千葉は美少女のアヌスを十分に堪能するとペニスを抜き取った。拡張された尻の穴から、ごぽり、
と白濁液がこぼれ落ちる。
「はあ、はあ、やっと終わったの……?」
半ば虚脱状態の理沙を前から貫いている半田が、続いて絶頂に達した。
「ぐぅ、締まるッ……俺も出すぞぉッ!」
子宮に熱いほとばしりが弾けるのが分かった。
しかしセックスの余韻に暮れる間もなく、工藤がふたたび理沙の体にのしかかる。二度も精液を
注入された膣口はあっけなく男のものを受け入れた。工藤は嬉しそうに笑うと腰を振りはじめた。
──後はその繰り返しだった。誰かが理沙の中に発射して果てると、すぐに次の男へ交代し、そ
のまま膣や口、アヌスに射精するまで腰を振りたくる。いったい何回分の精液を体の中に発射され
たら解放されるのだろうか。絶望とともに理沙の意識がゆっくりと遠のいていく……
毒島先生以外のキャラでくるとは…、個人的には毒島先生の方が好きですが今回もGJでした。
他の奴隷たちもデブ共に犯されそうだな。
相変わらずいい仕事
縛りとか薬とかも見てみたいです
とりあえずGJ!!
122 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 21:56:38 ID:NleHL2Fc
あげとくか
そして保守
124 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 19:35:12 ID:0AxJxB5A
さらに捕手
午後最後の授業を終え、毒島は渡り廊下から職員室へと向かっていた。
6月──初夏は眼福な季節だ。制服が白い夏服になり、目を凝らせば女子生徒の下着が透けて見
える。セーラー服の上からでも瑞々しいバストラインが見て取れる。人目も気にせずにやけながら、
目についた女生徒を片っ端から視姦する。
私立黒儀式(くろぎしき)高校。それが毒島(ぶすじま)の勤務する高校の名前だ。生徒数は三
学年合わせて八百人程度。いちおう進学校に分類されているがそれほど勉強一辺倒でもなく、いち
おうミッション系に分類されているがそれほど宗教色が強いわけでもない。そんな高校だ。
毒島がこの高校に赴任して三年が経つ。前の学校で教え子を妊娠させ、それが原因でクビ同然に
追い払われた彼は、とあるコネを使って黒儀式高校までやって来た。半ば島流し同然の扱いだが、
この学校のことは気に入っていた。生徒にしろ教師にしろ、とにかくやたらと美少女や美人ぞろい
なのだ。『獲物』の宝庫といってよかった。
毒島は今年の四月に入ってからだけでも、すでに四人の女を陵辱している。
優等生の美少女、片瀬理沙(かたせ・りさ)を。
童顔の新米女教師、平松佐知(ひらまつ・さち)を。
グラマラスな生徒会長、栗原美紅(くりはら・みく)を。
人形のように可愛らしい娘、星野(ほしの)なるみを。
立て続けに襲い、純潔を奪ってやった。清らかな体をなぶり尽くし、精液を注ぎ込んでやった。
(さて次はどいつにするか──)
処女を犯す──それは、穢れていない無垢なものに己の証を刻みこむこと。自分が初めての男な
のだと、一生消せない烙印を刻みつけること。
それが彼の生きがいであり、生きる目的そのもの。教師という職業を選んだのは、常に新鮮な女
子高生と接することができるからだ。今までに58人の処女を奪ってきたが、まだまだ足りない。
まだまだ、犯し足りない。
(どいつもこいつも食べごろだな、くくくく)
廊下を行く女生徒たちを眺める。次はどの女を犯してやろうか。SMチックに緊縛プレイなども
いいかもしれない。そういえば倉庫に使っていない麻縄があったな。後で取ってこよう。
色々と妄想をたくましくすると、それだけで下半身に血流が集まってくる。知らぬ間に勃起して
いたようだ。毒島とすれ違った女子生徒たちが、信じられないといった顔で股間部が膨らんだスラ
ックスに視線を走らせる。
(こういうのもセクハラって言われるんだろうな。ま、俺の知ったことじゃないが)
毒島はちょっとした露出狂の気分になって心の中でほくそ笑んだ。
と──前方から、他の女生徒たちに比べてもひときわ目立つ二人の少女が歩いてきた。
いずれも水準以上の美少女だ。その内の一人はよく知っている。綺麗な栗色の髪をセミロングに
した少女──星野なるみ。先日、毒島の手で処女を奪ったばかりだ。
もう一人も、話したことはないが名前だけは知っていた。学園中の美少女のデータは毒島の脳内
に刻み込まれている。
相原陽子(あいはら・ようこ)。一年生。ゆるくウェーブのかかったロングヘアとヘアバンドが特
徴的な少女だ。眉がきりっとしていて意志の強そうな印象を受ける。
毒島が独自に入手したデータによると、彼女のスリーサイズはB92、W59、H93。高校一
年生にしてFカップの巨乳。おまけにスカート丈もぎりぎりまで短くしていて、その下からのぞく
白い素足が妙になまめかしい。
(今すぐ食っちまいたいぜ、くくく……)
「ちょっと、どこ見てるんですか」
陽子がムッとした顔でにらんだ。毒島は彼女の足に視線を這わせたまま平然とうそぶいた。
「スカートの丈が短すぎる。校則違反だろ」
「女子高生のナマ足に見とれていたようにしか思えませんけど」
陽子が即座に反論する。生意気な少女だ。まだ一年生の癖に。
「教師のくせに生徒をいやらしい目で見ないでください。セクハラで訴えますよ」
「おいおい、俺は純粋に生活指導の面から観察していただけだぜ。やましい気持ちなんてないさ」
「どうだか。学校中で評判ですよ、毒島先生はセクハラ教師だって」
陽子が鼻を鳴らした。
(はなっから俺を見下した態度──こいつはお仕置きが必要だな)
毒島の瞳の奥に暗い炎が燃え上がった。彼は、自分を馬鹿にするものは決して許さない。まして
相手が美少女なら──ヤルことはひとつだ。
「もういいです。行こう、なるみ」
「え、ええ……」
去っていく二人の女生徒を見つめながら、
「次の獲物は……決まりだな」
つぶやく毒島の口元がほころんだ。
陽子は肩をいからせ、憤然と叫んだ。
「ホントにキモいよね、あの先生。あたしの足やら胸やらジーっと見ちゃってさ」
「毒島先生のこと……?」
なるみが妙に萎縮したような態度を見せた。彼女は男と手を握ったこともない、と噂されるほど
初心な少女だ。ああいう脂ぎった男は見るのも苦手なのだろう。
「毒島先生相手によく言い返せたねー。勇気あるんだ、陽子ちゃんって」
「相手が先生だろうと言うべきことは言わなきゃね。完璧セクハラだよ、あれって」
陽子はまだ怒りが収まらない。きりっとした眉を吊り上げて、怒りの言葉をぶちまける。
「あんな変質者、なんで教師に採用するんだろ」
「まーまー、落ち着いて陽子ちゃん」
「それに比べてケンジくんは──」
最近付き合い始めたばかりの恋人のことを思い、陽子の瞳がとろん、と潤んだ。夢見心地という
やつだ。
柏木(かしわぎ)ケンジとは中学の先輩後輩だった。当時彼は野球部、陽子はテニス部に所属し
ていて、同じ運動部同士たまに話す機会があった。
陽子が高校に入学し、二人はふとしたことから再会した。当時を懐かしんで話しているうちにす
っかり意気投合し、やがて付き合うことになった。平凡な馴れ初め。どこにでも転がっていそうな
話。だが陽子にとっては、ひとつひとつの会話、出来事がかけがえのない思い出だった。
陽子には強いコンプレックスがある。
自分には──何一つない。中学のときのテニス部も中途半端に終わってしまったし、勉強が得意
なわけでもない。友人の数も人並みか、それ以下。
とりたてて取り柄も特徴もない彼女がたった一つだけ手に入れた宝物──それが恋。
ケンジとの恋だけが、陽子のすべてだ。
「なるみも早くいい人見つけなさいよ。なんだったら紹介してあげようか」
「あ、あたしは別にぃ……」
「いつまでも引っ込み思案じゃ駄目だって。なるみは可愛いんだから、その気になればすぐに彼氏
ができると思うんだけどな。だいたいあなただって彼氏欲しいでしょ。年頃なんだから。
たとえば男の子とキス……したいと思わないの?」
我ながらオバサンくさい口調かな、と思いつつも問い詰めてしまう。
「…………」
なるみは顔を赤らめ、うつむいてしまった。男女の話題が徹底的に苦手な少女なのだ。
「あたしね、この間しちゃったの」
「したって、何を?」
「キスよ、キス。ファーストキス! この間の日曜にケンジくんと……きゃー、恥ずかしいっ」
臆面もなくのろけてしまう。頬にかーっと熱がのぼるのが分かった。
「なるみはキスしたことないでしょ」
「……ええ、まー」
なぜか口ごもるなるみ。頬が真っ赤だ。
オンナノコらしくて可愛いなあ、と微笑ましく思いながら、陽子は先を続ける。
「そろそろあたしもバージン卒業かな。素敵な初体験はやっぱ女の子の夢だね」
「そ、そう……かな」
「あははは、ごめんね。なるみ、こーいう話は苦手だったよね」
階段の前まで来たところでなるみは足を止めた。
「あたしは生徒会があるから行ってくるねー」
「素敵な先輩がいるんだっけ」
なるみがいつも話してくれる三年生の生徒会長のことを思い出す。直接の面識はないが、名前は
よく知っていた。栗原美紅(くりはら・みく)。成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗……非の打ちど
ころのない才女らしい。そしてなるみが普段から自分のことのように自慢する、憧れの先輩。
「うん、美紅先輩──じゃなかった生徒会長のお手伝いしようと思って。えへへー」
なるみは少し照れたような顔で微笑んだ。嬉しそうに頬を緩め、階段をあがっていく。
(まるで恋する少女みたいね)
陽子は、彼女の去っていく姿を見送った。
なるみと別れた後、陽子は校庭まで出た。野太い掛け声があちこちから聞こえてくる。その中心
部に、ひときわ背の高い、精悍な少年がいた。
陽子の想い人──柏木ケンジ。二年生ながら、野球部で4番を打つ強打者。バッティングピッチ
ャーから次々と強烈な打球をかっ飛ばしていく。
と、その側に健康的に日焼けした、小麦色の肌の少女が駆け寄った。くっきりとした顔の輪郭と
活動的なショートヘアがスポーティな印象を与える。
鳩ヶ谷薫(はとがや・かおる)。ソフトボール部に所属している二年生で、ケンジとは家が隣同士
の幼なじみという話だった。ここからでは何を言っているのか聞こえないが、顔を寄せ合い、妙に
親しげに話している。
(な、なんなのよ、あの女。いくら幼なじみだからって、ケンジくんにあんな馴れ馴れしくしてっ)
たちまち頭の中が沸騰する。次の瞬間、考えるよりも先に体が動いていた。
「ストーップ、ケンジくんに近づきすぎっ」
グラウンドに土煙を上げるほどのスピードで、二人に向かって爆走する。あっけにとられたよう
にケンジと薫が振り向いた。
「な、なんだよ、陽子。練習中に……」
「け、ケンジくんはあたしのカレなんだからっ。あんまり馴れ馴れしくしないでくださいっ」
陽子は顔を真っ赤にして叫んだ。
「馴れ馴れしいって、ボクのこと?」
薫が自分の顔を指差してたずねる。自分のことを『ボク』と呼ぶのが、ボーイッシュな彼女の雰
囲気によく似合っていた。間近で見ると、悔しいがかなりの美少女だ。
「もうすぐケンジの誕生日だね、って話してただけだよ」
「た、誕生日くらい、あたしも知ってますっ」
陽子が力説する。カノジョとして当然の知識だ。
「ケンジくんの趣味も血液型も女の子の好みも好きな芸能人も全部知ってるんだから」
「それくらいならボクも知ってるよ」
薫が屈託なく笑う。邪気のない笑み。強敵だ。
「ううー……」
悪い人ではない、と分かっていてもつい薫をにらみつけてしまう。
「そろそろいいだろ。練習中にいつまでも女二人と喋ってたら、他の部員に笑われちまう」
ケンジが照れくさそうにそっぽを向いた。案の定、他の野球部員たちに「お、彼女か」などとか
らかわれている。確かに、これ以上ここにいても練習の邪魔になるだけだ。
陽子はグラウンドから離れ、おとなしく下駄箱の付近まで戻った。
(あーあ、追い払われちゃった……)
仕方がないので、遠くからケンジの練習姿を眺めるだけで我慢する。夕方近いせいか、あたりに
生徒の姿はなかった。陽子ひとりだけが彼氏の練習が終わるのを待ちわびている。
(傍から見たら寂しい絵柄だろうな、あたし)
陽子は自嘲気味につぶやいた。相変わらずケンジは練習の合間に、薫と仲良くしゃべっている。
(あたしのことは追い出したくせに、彼女とは喋ってるじゃない)
冷静に見れば、幼なじみとして普通に会話をしているだけなのだろうが、それでも胸の奥がどう
にもざわついてしまう。
嫉妬──していた。
「何やってんだろ、あたし。これじゃただのヤキモチ焼きだ……」
はあ、とため息が漏れる。
陽子は、薫ほどケンジと過ごした時間は多くないし、なるみほど女の子らしくもない。
だが、そんな自分をケンジは選んでくれた。恋人として。だからこそ、もっと彼にふさわしい存
在になれるよう、女を磨かなければならない。
(あたしはあたしだもんね、頑張ろうっと)
決意を新たにする。
そのとき、ふいに背後で気配が生まれた。言いようのない悪寒が背筋を走りぬける。
「え、なに……?」
陽子は怪訝に思って振り返る。柱の影に黒いシルエットが見えた──ような気がした。黒い影は
柱と柱の間を縫うようにして近づいてくる。不気味な気配に肌が粟立った。
(なに……なんなの……!?)
けっして速くはないが、一連の動作には驚くほど無駄がない。まるで獲物を狙う猟犬のよう。気
がついたときには、間近に接近を許していた。ガマガエルそっくりの顔が視界を覆う。
「!? あなたは毒島せんせ……」
呆然とつぶやいた瞬間、視界の端に青い光が映った。
「……っ!」
電流のスパークだ、と認識したとき、わき腹に強烈な衝撃が走った。
スタンガン──
自分の身に何が起きたのかを理解するより前に。
陽子の意識は暗転した。
「う……」
気がつくと薄暗い教室の中だった。無人の空き教室で、分厚く閉じたカーテンの隙間からわずか
に夕日が差し込んでいる。
陽子は、縛られていた。
天井の梁に結ばれた太い麻縄で全身を緊縛されている。両手は後ろ手の状態で、さらに胸元で交
差するように乳房を囲い、ロープが食い込む。体に力が入らないよう絶妙に手足を戒めていた。
「お目覚めかい」
目の前にブサイクな中年男の顔があった。間近で臭い息を吹きかけられ、陽子は顔をしかめる。
「毒島……先生」
「さっきは散々好き放題言ってくれたな。セクハラで訴えるだの、キモいだの……お仕置きの時間
がやってきたぜ」
中年男の目が異様にぎらついている。少しずつ記憶がよみがえる。下駄箱のところでスタンガン
の一撃を受け、気を失った。あのときの相手はやはり毒島だったのだ。こんな空き教室に監禁して、
一体何を考えているの──陽子は恐怖を覚えた。
「あ、あたしをどうする気なんですか……?」
「生活態度の悪い生徒には教育的指導ってやつが必要だ」
「こ、こんなことをして許されると思ってるの? 訴えますよ!」
「おうおう、元気がいいねえ。が、自分の立場をわきまえたほうがいいんじゃねえか」
「これ、さっさとほどいてよ! ケンジ君が待ってるんだから。一緒に帰る約束をしてるのよ」
陽子は思わず声を荒げた。ロープがセーラー服の上から肌に食い込んで痛い。
「せっかく縛ってやったんだ。自分がどれだけエロい格好をしてるか、よく見てみろ」
毒島が大きな姿見を持ってきて、陽子の姿を映し出した。高手小手で縛られ、麻縄が食い込んで
巨乳が強調されている。こうして正面から見ると、思った以上に卑猥な姿だった。
「や、やだ、こんな格好……」
陽子は羞恥心に頬を赤らめた。
「さっき言ってたケンジ君ってのは誰だ? 彼氏か?」
「そ、そうよ」
「彼氏持ちかよ。最近の女子高生はすぐに色気づきやがる」
「色気づくなんて言い方やめてください!」
陽子は思わず抗弁した。ケンジとは純粋で真っ当な交際をしている。欲望とか、よこしまな気持
ちではない。それを馬鹿にされるのは許せなかった。
「どーせ、相手の男とヤりまくってんだろ? やれやれ結婚前の娘が処女をカンタンに捨てちまう
のか。そのへんのコギャルと一緒だな」
「あ、あたしはまだ処女ですっ」
陽子は顔を真っ赤にして怒鳴った。誰にでも股を開くようなコギャル風情と一緒にされたくなか
った。一番大切な人のために守っている、女にとって一番大切な証。
「ほう、処女か」
毒島の目つきが変わる。中年特有の脂ぎった顔が近づいてきた。
「な、なにを……うっ!」
先日、ケンジとファーストキスをすませたばかりの唇を強引に奪われる。唇の上をヌメヌメとし
た感触が這い回って気持ちが悪かった。
「んんっ、嫌……むぐぐ……」
陽子の顔が苦悶に歪む。初キスに続き、生涯二度目のキス。自分の意に添わない強引な口づけ。
(いや……いやよ、こんなの……!)
屈辱感に体がカッと熱くなった。だが相手を押しのけようにも両手を縛られていては、なす術が
ない。さらに毒島は陽子の唇を上下に割り、舌を突き入れた。口腔内をねっとりとした不快な感触
が這い回る。先日の初キスで、ケンジは舌まで入れてこなかった。生まれて初めて体験するディー
プキスに陽子は目を白黒させる。
「ふう」
毒島はようやく満足したのか唇を離した。陽子は憎々しげに中年教師をにらみつける。口の中ま
で男の唾液でべとべとに汚れて、不快だった。
「女の子を縛り上げて、無理やりキスするなんて! この外道!」
「外道か? ありがとうよ。最高の褒め言葉だぜ」
毒島は肉厚の唇をゆがめ、下品に笑った。手ぬぐいをポケットから取り出すと、手早く陽子に猿
轡をする。
「ぐ……んん……」
うめき声しか漏らせなくなった陽子に向かって、男の手が伸びる。上着のセーラーを外され、ボ
タンを引きちぎる勢いで胸元を開かれた。ブラをずらされ、たわわな乳房がぷるんっ、と揺れる。
92センチ・Fカップの自慢のバストだった。
「一年にしちゃ巨乳じゃねえか。彼氏にもまれてデカくなったのか、んん?」
「ぐー、むむ……」
(駄目、見ないで!)
ケンジにも見せたことのない胸を、よりにもよってこんな汚らしい男に見られるのは我慢ならな
かった。毒島は陽子の抗議を意に介さず、豊かな膨らみをぎゅっとつかんだ。縄で締め上げられパ
ンパンに張って突き出たバスト。乱暴にもみしだき、ぬめぬめとした舌を這わせる。何度もねちっ
こくいじられ、敏感な先端が反応する。
「お、乳首が立ってきたぜ。感じてるのか」
「ぐっ、うう……」
「何とか言ってみろよ。日ごろ馬鹿にしているオッサンになぶられる感想はどうだ? といっても
猿轡をされちゃ喋れねえか。くくく」
「んんーっ!」
(駄目、ケンジくん以外の人に……こんな!)
「彼氏より気持ちイだろ、んん? ついでにキスマークをつけといてやる。彼氏にバレたらちゃん
と告白するんだぜ。あなた以外の人に散々いじられて、感じてしまいましたってな、くくくく……」
毒島は後方に回ると、今度は紺色のプリーツスカートをまくり上げた。ショーツをずらされ、胸
に続いて尻もあらわになった。真っ白い尻肉を毒島の手が撫で回す。ぱあんっ、と肉が鳴った。豊
かな尻を平手で思いきり打たれたのだ。
「言っただろ。生活態度の悪い生徒にはお仕置きが必要だってな」
毒島はニヤニヤと笑いながらスパンキングを繰り返す。たちまち臀部が痺れ、感覚がなくなって
きた。尻を打たれるたびに、制服越しに麻縄が食い込み、肌が悲鳴を上げる。
「尻が真っ赤だぜ。彼氏が見たらどう思うかな」
「んぐぐぐ……!」
「さーて、そろそろ本番といくか」
毒島がにやりと笑い、後方から引き締った臀部を抱え込む。熱く張り詰めたものがあてがわれ、
貝のように閉じた肉溝をなぞりあげる。
(や、やだ、そんな……!)
緊張と恐怖で歯がガチガチと鳴ったまま止まらない。
「け、ケンジ君に捧げるための、大切な処女ってか」
「んんんんんっ!」
お願い、それだけは許して──猿轡で言葉を封じられている陽子は、目線で必死に訴えかける。
(お願い……お願いだから。なんでもしますから、それだけは!)
「へへへ、いくぜえ。処女喪失の覚悟はいいか」
粘膜が触れ合い、硬い切っ先が秘唇を左右に押し広げる。陽子は必死で体を揺らした。麻縄が全
身に食い込むが、痛みにもお構いなしにぎしぎしと動き続ける。縄がますます乳房に食い込むが、
そんなことに構っていられない。
「んんんんーっ、ぐぅっ!」
(嫌―っ! こんなキモい男となんてダメ! 絶対、無理よぉ!)
「そんなに嫌なら目いっぱい抵抗してみろよ」
(た、助けて誰かっ! け、ケンジくんっ!)
愛しい恋人の名前を、心の中で必死に叫ぶ。声を出せないので、赤ん坊のように首を左右に振っ
て拒絶の意志を示す。しかしロープで後ろ手を縛られ、男の力で下半身を抱え込まれていてはそれ
以上の抵抗もままならない。
毒島は容赦なく尻を固定すると、硬直した肉棒を侵入させてきた。力任せで乱暴な挿入だった。
(嫌ァ、入れちゃ駄目ェ!)
陽子はきつく目を閉じた。絶望感で、もはや相手を正視することもできない。
「ふっ」
短い呼気を吐き出し、毒島が下腹部をたたきつけた。ぐちゅり、と熱いものが根元まで押し込ま
れた。
「ぐっ、がぁっ!」
猿轡越しに、自分でも驚くほど獣じみた絶叫を上げてしまう。体の奥で膜が押し広げられる感覚
があった。肉棒が根元まで埋没すると、陽子は縛られたままで体を反り返らせた。獣の態勢で、ふ
たりの性器が繋がりあっている。
「どうだ、入ったぜ」
「う、ぐぐ……」
生まれて初めて『男』を迎え入れてしまった。毒島は処女の胎内の感触を楽しむように、体を動
かさず静止している。陽子は思考を停止し、目の前の現実を必死に否定した。
(これは夢よ……あたしがこんな目にあうわけがないもの)
必死でそう思いこもうとする。だが、それで現実が変わるわけではなかった。下半身を襲う疼痛
と圧倒的なまでの圧迫感がその事実を伝えていた。
自分はもう処女ではないのだ。
(ああ、ごめんなさいケンジくん……あたし、もうあなたに処女をあげられない……)
「へへへ、彼氏のためにトンネルを開通してやったんだ、感謝しろよ」
許さないから──陽子は殺意すら籠もった視線を毒島にたたきつけた。
「おうおう、何だよ、その目は? お前の初めての男はケンジくんじゃねえ。この俺だ。
いくら悔やんでも憎んでも、お前が俺に純潔を捧げたって事実は変わらないんだぜ」
初体験に抱いていた甘い幻想は無残に砕け散った。自分の身体の上に馬乗りになっているブサイ
クな中年男が初めての相手──
「じゃあさっそく本物のセックスを味わわせてやる。愛しのケンジくんの代わりに、この俺がたっ
ぷりとな!」
毒島が腰を動かし始めた。ぎし、ぎし、とロープが揺れる。
「んっ……ぐぅっ」
ゆっくりと動かしているつもりなのだろうが、それでも処女を失ったばかりの陽子には辛い。
「これくらいは我慢しろ。そのうちに痛くなくなるからよ」
毒島は腰の動きを緩めようとしない。力強い抽送を容赦なく突き込んでいく。パワフルな一撃一
撃に、陽子の体は浮き上がりそうになる。ゆさゆさとバックから揺さぶられると、下を向いた巨乳
がなまめかしく揺れ動いた。
(うっ、くっ……ケンジくん……!)
「ケンジくんのことはもう忘れろ。お前は、俺専用の肉便器にしてやる」
(肉便器──)
絶望的な、その単語を心の中で反すうする。
「俺の欲望を排泄するためだけの便器だ。お前は」
(そんな……あたしは、そんな……)
「うう、締めつけてきやがる。そろそろイキそうになってきたぜ」
毒島はいったんペニスを引き抜き、陽子の前に回った。猿轡を外すと、ぬらりとした肉棒を口元
に突きつける。
「え、なに……?」
「しゃぶれ」
目の前の肉棒は、彼女自身の破瓜の血と毒島の先走り液でべとべとに濡れていた。すえた匂いを
放つそれから、思わず目を背ける。毒島は陽子の髪をつかみ、無理やり正面を向かせた。口の中へ
乱暴に肉茎を突っ込まれ、しゃぶらせられる。強制的なフェラチオ。延々と、十分以上も口でさせ
ると、毒島はようやく放出した。
ドクッ、ドクッ……信じられないほど大量の精液が噴出し、陽子の顔と髪を白く汚した。強烈な
顔射に陽子の口から熱いため息が漏れる。
「あ、ふっ……」
「もう一度だ」
毒島はまだビクビクと痙攣を続けている男根を突きつけた。
陽子に後始末をしろ、ということなのだろう。もはや抵抗する意志すらもなく、目の前のグロテ
スクな器官にしゃぶりついた。中年男のペニスはすぐに隆々となる。驚くべき回復力だ。
ふたたび尻をつかまれ、一息に突き入れられる。二度目だけあって破瓜のときよりもスムーズな
挿入だった。根元まで貫かれると、荒々しい往復運動が始まった。
「あくっ、うぅっ」
思わず漏らした声には、甘やかな喘ぎが混じっていた。股間からは血以外のものがヌルヌルと垂
れ落ちていた。レイプされているにもかかわらず、女体の防衛本能なのか愛液が分泌される。引き
裂かれた膣がくちゅ、くちゅ、と淫らな音で鳴っていた。
胎内が熱く火照っている。後ろから貫かれるたびに、白い尻が跳ね上がり、豊かな乳房がぷるる
んっと震える。
「あ……痺れる……アソコの中が擦れて……熱い……ああ」
陽子は今まで体験したこともない異様な灼熱感にうっとりとなった。毒島は腰をローリングさせ、
緩急をつけ、執拗に下半身を責めたてる。縛られたまま乳房をもまれ、肉芽をいじられ、臀部をつ
かまれ、アヌスにまで指を突っ込まれる。あらゆる性感を刺激され、陽子は絶叫した。
「ああっ、あああああああっ!」
「おらっ、よがれ! 恋人以外の男に突っ込まれて、よがるんだ、陽子!」
「あっ、あふっ、気持ちいい!」
ときどき自分の部屋に籠もってするオナニーよりも、はるかに気持ちがよかった。ひとりで敏感
な部分をいじり、淫らな妄想で自分を慰める行為とはまるで違う。
ケンジくん以外の男に犯されているのにどうして──これがセックスの快楽なの?
圧倒的な刺激に意識が白くかすむ。
「だめ、いっちゃうぅ!」
全身から力が抜けた。
「どうだ、感じたか」
「は、はい、すごく……」
口からよだれを垂らしながら、陽子はうっとりと返事をした。
「じゃあ、俺もイカせてもらうぜ。いいよな」
「はい……」
「お前の中にナマでぶちまけてやる」
陽子の顔色がハッと変わった。
「ま、待って! ナマでって──中出しってことですか? 赤ちゃんができちゃうんじゃ……?」
「お前は俺のザーメンを受け止めるだけの肉便器だ。便所がいちいち文句垂れてんじゃねーぞ」
「い、嫌、それだけは許して!」
陽子はあわてて体を揺すった。必死で男の体をはじき出そうとする。
処女を奪われたことは、野良犬にでも噛まれたのだと思って忘れることもできる。たった一度き
りの事故としてケンジも許してくれるかもしれない。だが妊娠してしまってはもはや取り返しがつ
かない。陽子の人生がメチャクチャになってしまう。
「お願い、出すなら外に! さっきみたいに顔にかけてもいいから! お願い、やめてぇ」
「そうら、孕め! 孕ませてやるぞォ!」
「な、中は駄目なのっ! ああ、駄目え!!」
熱湯のような精液を体の奥底に注入され、陽子は絶叫した。胎内にはっきりと残る灼熱感が、膣
に直接射精された事実を物語っている。
「どうしよう、妊娠しちゃう……! ケンジくんに何て言えばいいの……!」
「ごちそうさん。まあデキちまったときは、ケンジくんにお願いしてパパになってもらうんだな。
くくくく……せいぜい立派なガキを産んでくれよ」
毒島は満足そうに立ち上がった。そそくさとチャックを閉めて立ち去る。陽子は緊縛されたまま、
ぐったりと身を投げ出していた。絶望的な初体験に凍りつきながら……
137 :
おわりに:2006/08/14(月) 20:30:31 ID:5t8Pb2ik
PINK存続か否かが明日分かるらしいので、もしかしたらこれが最後の投下に
なるかもしれません。
今まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
もし存続ならまた投下したいと思います。
138 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 17:49:05 ID:hW4qtFvL
俺も始めて知った。新しい獲物まで出てきたのにこれで終わりだと悲しすぎる。
>>137 乙です。
8月16日になったけど、今のところは普通に書き込みできるな
以前もそんな話(鯖終了)があった気がする。
それはそうとGJ。
また読みたいお
GJ
GJ
新肉便器は何回でも抜けるなぁ
おかわり下さい
144 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 00:23:40 ID:KMC0KMrv
期待上げ
PINK存続の行方がよく分からないのですが……今のところはまだ書き込みできるようなので
SS投下します。
相原陽子(あいはら・ようこ)は虚ろな気持ちのまま自宅にたどり着いた。
「おかえりなさい」
出迎える母親から視線を逸らすようにして家の中に入る。無性に体を洗いたかった。バスルーム
に飛び込むと慌ただしくお湯の蛇口をひねる。
シャワー口から熱い湯が吹き出してきた。激しい湯に肌を打たせながら、陽子は丹念に体を洗い
だす。ぼうっとしていた頭が少しずつはっきりしてきた。
中年男の丸い腹とたくましく勃起した器官が、脳裏にまざまざとよみがえる。今日の放課後、陽
子は突然中年教師に拉致され、生まれて初めてのセックスを経験した。
下腹部の奥にはまだ鈍い痛みが残っている。股の間に太い杭が挟まっているような、不快な異物
感。陽子が純潔を失った証しだった。
自分の下半身におそるおそる秘唇に指を這わせる。
「んっ……」
ひとさし指を狭い入り口に押し込んだ。簡単に、根元まで通ってしまった。いままで膣の奥にあ
った抵抗がなくなっているのが何とも奇妙な感じだ。
(あたし、ホントに処女じゃなくなったんだ……)
自分が男を知ってしまったことがいまだに信じられない。なんだか夢の続きを見ているような気
持ちだった。
(あたしはケンジくんと付き合ってるのに、他の男に処女を奪われてしまうなんて──どうしても
っと抵抗できなかったんだろう……ああ、許して、ケンジくん!)
シャワーを浴びながら心の中で絶叫する。恋人である柏木(かしわぎ)ケンジに対し、罪悪感が
胸の中で膨れ上がる。
毒島(ぶすじま)の言葉が脳裏によみがえった。
陽子を犯し、教室を出ていった後、しばらくして毒島は戻ってきた。
「俺の肉奴隷になれ」
「ど、奴隷……?」
「なに、飽きたら開放してやるさ。ちょっとの間の辛抱だ」
「そ、そんな──誰があなたなんかに!」
「こいつを見ても、同じセリフが吐けるかな?」
毒島が取り出したのは一枚の写真。デジタル撮影されたそれは、緊縛された白い裸体と覆いかぶ
さる男の姿が映っていた。
陽子と毒島の姿が。
「なっ……!?」
陽子は呼吸が止まるほどの衝撃を受けた。
「人生でたった一度しかない処女喪失だ。一部始終を隠しカメラで撮っておいたんだよ」
「ひどい……ひどすぎるわ!」
まぶたの奥が熱くなり、涙がこぼれおちた。どこまで陽子に屈辱感を与えれば気が済むのだろう
か、この男は。
「処女喪失ビデオは高く売れるからな。こいつを元手に一儲けするかな」
「や、やめて……」
「教師の安月給じゃやってられないんでね。たまにこういうことして儲けさせてもらってるのさ。
ま、高校教師の特権ってやつだ」
毒島は平然とうそぶいた。
ビデオが売り出されれば、多くの男が陽子の痴態を目にすることになるだろう。もしかしたら、
ケンジもそれを目にするかもしれない。
嫌だ。彼にだけは知られたくない……
「お願い、それだけはやめてください。あたし、なんでも言うことききますから」
「じゃあ、奴隷決定だな」
「…………」
「ケンジくんに知られたくないんだろ?」
それは陽子にとって殺し文句だった。
「……わかりました」
拒否権は──なかった。
「あんなブサイクな男の……エッチ奴隷か」
冷たい雫に打たれながら自嘲気味につぶやく。下腹部の奥にぬるりとした感触があった。あわて
て手をやると、白濁したものが垂れ落ちてくる。
「やだ、これって……男の人の精液?」
毒島に中出しされたことを思い出し、陽子の顔がこわばった。
好きでもなんでもない男の子供を妊娠するかもしれない──
そう考えただけで心が暗くなるほどの絶望を覚える。陽子は恐怖にかられ、必死で膣の入り口に
シャワーを押し当てた。指でクレヴァスを押し広げ、冷たい水を当てて奥まで洗浄する。汚された
跡がほんの少しでも残らないよう最後の一滴まで押し流す。
(デキてませんように……デキてませんように……デキてませんように……)
呪文のように陽子は必死でつぶやいた。
翌朝。黒儀式(くろぎしき)高校に向かう一本道を一組の男女生徒が歩いていた。
女生徒のほうはゆるくウェーブのかかったロングヘアとヘアバンドが特徴的だった。整った顔立
ちに、眉がきりっとしていて意志の強そうな印象を受ける。まだ高校一年生ながらFカップの巨乳
は彼女の自慢だった。スカート丈もぎりぎりまで短くして、白い素足が色っぽく見える。
「昨日はなんで来なかったんだよ、陽子」
周囲の生徒に比べてもひときわ背の高い、精悍な男子生徒がたずねた。彼女の恋人、柏木ケンジ
だ。
「ケンジくん……」
問われた彼女──陽子は思わずうつむいた。罪悪感から彼の顔をまともに見れない。
「俺、ずっと待ってたんだぞ」
昨日はケンジと一緒に帰る約束をしていた。もちろん、彼女もその約束を覚えていた。
だが──
「ごめんなさい」
陽子は頭を下げるしかなかった。昨日は、処女を奪われた直後の姿をどうしても見られたくなく
て、ケンジに見つからないようにひとりで帰ったのだ。
「……なんかあったのか、陽子」
「えっ?」
「顔色悪いぞ」
「あ、ううん……なんでもないよ」
陽子は力なく首を振る。
純潔を汚されたことは、まだケンジに言っていない。言えるはずもなかった。
処女じゃなくなっても、ケンジくんはあたしのことを好きでいてくれるのかな──
毒島に犯された後、何度も何度も自問自答した。
許してくれるかもしれない。
許してくれないかもしれない。
自分以外の男とセックスを──それも初体験を済ませた女を、彼は今までどおり恋人として扱っ
てくれるのだろうか?
陽子には自信がなかった。それでなくても彼はモテるのだ。もっと魅力的な恋人がいくらでも見
つかるだろう。わざわざ傷物になった自分と付き合い続ける意味はない。
──俺の言うことを聞けば、彼氏には黙っていてやる。
陽子を犯した後の、毒島の言葉を思い出す。
──俺は女は脅すが、女との約束は守るぜ。
外道な男だが、今は彼が約束を守ってくれると信じるしかなかった。後は、陽子さえ黙っていれ
ば、ケンジには気づかれない話だ。
(ごめんね、ケンジくん。でも、あたし──あたしはやっぱり、あなたと別れたくない)
彼に秘密を持つのは心苦しい。だが真実を打ち明ける勇気もない。苦渋の選択だった。
ケンジの恋人でい続けるために。
彼女にとってかけがえのないものを守るために。
「いつも元気が取り柄だろ、お前。本当にどうしたんだよ」
「大丈夫だってば」
「もしかして、あの日か?」
デリカシーのない質問だった。いつもなら怒るところだが、陽子はあいまいに笑ってごまかした。
生理で気分が憂鬱なのだとでも思ってもらったほうがまだマシだ。
「今日は一緒に帰れるのか」
「……ごめんなさい、今日もちょっと」
陽子が首を振った。ケンジの表情が険しくなった。
「付き合いわりーな。さっきからなんだよ。もういい」
ぷい、と機嫌を損ねたようにそっぽを向く。ケンジは気分屋なところがある。機嫌がいいときは
優しくしてくれるが、一度気分を害すると突然口を利かなくなったりもする。陽子は激しい危機感
を覚えた。いま、二人の距離が遠ざかるのはまずい。
「ま、待って」
陽子は必死で彼を呼び止めた。
「あたし……」
心臓が破裂しそうなほど苦しい。動悸が、止まらない。
「なんだよ」
ケンジが振り返った。ただならぬ雰囲気を感じたのか、怪訝そうな顔で彼女を見る。
「あたし──」
それ以上、言葉が出てこない。
あなたのことが好き──
ただそれだけの思いで陽子はケンジの傍にいる。いつも一緒にいたい。いつも彼の存在を感じて
いたい。だが、その気持ちをどうやって表現すればいいのか分からない。どうすれば彼に伝わるの
か分からない。
「なんなんだよ」
うつむいたきり何も話さない陽子に、ケンジが苛立った様子を見せた。彼にはきっと理解できな
い葛藤。
あたしはもう汚れてしまった──それでも彼に想われたいと願う。恋する心は欲張りだから、ど
んなことが自分の身に起きても彼に好かれていたい。たとえ卑怯と罵られても、処女を失ったこと
を隠し通していたい。
「明日は……一緒に帰ろうね」
陽子は小さくつぶやいた。
そう、明日は。明日こそは。
なんとしても毒島から解放される方法を見つけなければならない。
休み時間。次の授業のため上階の教室に向かう途中、階段で中年教師とすれ違った。
(毒島先生──)
陽子の表情がこわばった。無意識に奥歯を食いしばる。
ケンジに捧げるはずだった大切なバージンを奪った、憎むべき男。
「おいおい、つれねえな。挨拶くらいしろよ」
毒島がにやりと肩をつかんだ。陽子は全身の血液が逆流するのを感じた。
「気安く触らないでください」
「おや? 昨日はお触りオッケーだったじゃねえか」
「あ、あれは……全身を縛りつけておいて何言ってるんですか!」
思わず怒声を上げると、生徒たちが驚いた顔で陽子を見た。彼女はあわてて階段の隅に引っ込み、
小さな声で毒島に問いかける。
「何か用ですか」
「用がなければ話しかけちゃいけねえのか?」
「あたしたちは……別になんでもないんですから」
「なんでもない? ほう。処女を捧げた男に対して、ちょっと冷たいんじゃないか。俺たちは昨日、
ひとつに繋がりあったじゃねえか。愛し合った仲、ってやつだ」
「っ……!」
陽子は絶句した。彼女にとって毒島が初めての男、という事実は決して消えないのだ。
「それにしても気合入れたメイクだな。俺のためにめかしこんできたのか?」
意識的に派手めにしたアイメイクで、きりっとした目元を強調。買ったばかりのリップグロスで
唇にぷるるんとした質感をつけた。ゆるくウェーブのかかったヘアはワックスでしっとりと仕上げ
ている。
我ながら今日のメイクはうまくいったと思う。だからこそ毒島の言葉に、陽子は過敏に反応した。
「ち、違います。勘違いしないで!」
周囲の目もおかまいなしに、顔を真っ赤にして怒る。
ケンジと付き合うようになってから、彼にふさわしい女になれるよう努力を続けてきた。女を磨
くため、雑誌でメイクのやり方をいろいろと研究したり、自分にあった髪型を模索したり……野球
部のスターであるケンジは女生徒に人気がある。さらにケンジの幼なじみである鳩ヶ谷薫(はとが
や・かおる)の存在もある。仲がよさそうに顔を寄せ合って話す二人のことを思い出すと、胸をか
きむしりたくなるほどの嫉妬を覚える。
──うかうかしていたら誰に横取りされるかわかったものじゃない。
だから、もっと魅力的な女になるために努力を怠らない。いつまでも、陽子だけを見ていてくれ
るように。
少なくとも、こんな不細工な男の目を楽しませるために女を磨いているわけではないのだ。
「彼氏のため、か。けなげだねぇ」
毒島が嫌みったらしく嘲笑する。
「もっとも実際にお前を楽しむのは、この俺だがね」
「くっ……」
「放課後、屋上に来い」
「えっ?」
「昨日の続きだ。待ってるからな」
それだけを言って、毒島は去っていく。
昨日の続き──
陽子はその言葉を反芻し、肉奴隷としての生活が始まったことを実感した。
放課後。
──屋上にいたのは毒島だけではなかった。
「へえ、ホントに来たよ」
「まだ一年かよ。胸でけー」
「おいおい、俺たちにもヤらせてくれるって話、嘘じゃねーんだろうな」
丸々と太った三人組の少年が彼女を見ている。
いずれも制服をだらしなく着崩し、はみでたシャツが不恰好だ。彼らのことは噂で知っていた。
工藤(くどう)、千葉(ちば)、半田(はんだ)。学内でも札付きの不良三人組で、いずれも百キロを
越す肥満体だった。見るからに暑苦しいデブ三人組。
「あ、あなたたちは……」
「俺が呼んだんだよ」
毒島がニヤニヤと笑う。
「ほら、約束のブツだ」
リーダー格の工藤が包み紙を差し出す。手のひらにおさまるほどの大きさのそれを、毒島はにや
りと受け取った。
「ありがとさん、と。じゃあお前ら、こいつを好きにしていいぜ」
「一緒に、って……?」
「持ちつ持たれつさ。俺はこいつらから『あるモノ』をもらう。その交換条件としてこいつらにお
前をヤらせてやる」
彼らは一様に邪まな笑みを浮かべて陽子を見た。邪まな──欲望にあふれた目。特に、自慢のF
カップバストのあたりに強い視線を感じる。四人の視姦を受けて、彼女の体が恐怖に震えた。
「や、約束が違います! 他の男の子とエッチするなんて──」
「おや、俺以外の男が相手じゃ嫌か? 随分と好かれちまったな。彼氏に聞かれたら嫉妬されそう
だぜ」
「そんな意味じゃないわ!」
「彼氏にバラされたくなかったら──言うことを聞いてもらうぜ」
陽子の抗議にも毒島は表情を変えない。約束を破ることなど何とも思っていないのだ。陽子はこ
の男を甘く見ていたことを悟った。彼が約束を守る保障などどこにもない。だからといって要求を
断れば、彼は平然とケンジにすべてをバラすだろう。
──自分はこのまま彼らの慰みものになるしかないのだ。
「どうすればいいんですか……?」
悔しさを堪えて陽子はたずねた。
「ここでオナニーしろ」
「……えっ?」
一瞬、聞き間違いかと思った。
毒島が顔を近づけ、陽子の耳元に生暖かい息を吹きかけた。
「聞こえなかったのか。オナニーだよ、オ・ナ・ニ・ー」
「あ、あたし、そんなこと……」
人前で──それも同年代の少年が見てる前で自慰をするなど、考えただけで身震いしてしまう。
「したことねえのかよ。嘘はよくないぜ」
「ないことも……ないですけど」
ためらいがちに答える。
「ほう、どれくらいするんだ?」
「い、言えません……そんなこと!」
「お前は黙って質問に答えてりゃいいんだよ。拒否権なんて最初からないんだぜ」
毒島が陽子の顎をつかみ、無理やり自分のほうを向けた。垂れ下がった目がいやらしく彼女を見
つめている。中年男のねちっこい視線を真正面から受けて、抵抗の気力が萎えていく。
「週に二回くらい……です」
恥ずかしさを堪えて告白した。
「どんなふうにするんだ? ここで見せてみろよ」
「ひょお、こいつのオナニーショーを見せてくれるのかよ」
「サービスだ。持ちつ持たれつ、だろ」
「話がわかるセンコーだな。お前、気に入ったぜ」
不良と外道は通じ合うのか、毒島と工藤がにやりと笑いあう。
「おら、とっとと始めろよ。みんな待ってるんだぜ」
「……わかりました」
陽子は屈辱に震えながらスカートを下ろし、ためらいがちにショーツも脱ぎ捨てる。下半身を丸
出しにして屋上に設置されているベンチに腰掛けた。
白い指先が股間に伸びる。肉溝を上下にさすりながら、クリトリスを刺激する。も
瞳をきつく閉じ、ケンジのことを思い浮かべた。せめてもの現実逃避だった。
ケンジに全身をさすられ、体を重ねているシーンを頭の中でイメージする。いつも部屋の中でオ
ナニーをするときに思い浮かべる場面だ。
本当なら彼と素敵な初体験をするはずだったのに……後悔と怒りを押し殺し、陽子はひたすらに
自慰行為を続けた。
「はぁ……あぁぁっ」
下半身を中心に電流のような痺れが走り、体が波打った。こんな状況ながらも女としての生理的
な反応で、陽子は感じ始めていた。もう一方の手でセーラー服の上衣をたくしあげ、大胆に乳房を
もみしだく。92センチのバストがブラジャーからこぼれおち、ぷるんっと揺れた。
「んっ、くぅ……!」
「たまんねーな、そろそろこいつとヤらせろよ、毒島」
工藤が息を荒げて言った。学生服のズボンの前は、すでにパンパンに膨張している。他の二人も
似たような状況だ。
「わかったわかった」
毒島は陽子に自慰を中断させた。セーラー服のスカーフを後ろからスルッと取り去り、後ろ手に
縛る。
「また、縛るの?」
陽子がたずねた。先ほどまでの自慰で顔が紅潮しているのが分かる。体全体が快感の波で熱く、
だるくなっていた。理性が麻痺してしまったのか抵抗しようという気持ちが薄れてしまっている。
──どうせ処女を失っているのだし、秘密を守れるなら犯されても仕方がないか。そんな後ろ向
きな気持ちになっていた。
「縛られるの好きだろ? 初体験のときも緊縛プレイだったしな」
「縛られながら処女喪失かよ。変態だな」
背後で毒島と工藤が嘲笑する。陽子にとっては思い出したくもない屈辱的な体験だ。ケンジにだ
けは、絶対に知られたくない経験。
「一番手は俺だからな」
「またお前からかよ。いっつも工藤が抜け駆けじゃねーか」
「この間、片瀬とヤったときだって一番手だったし……ま、しょうがねーけど」
文句を言いながら、千葉と半田は逆らおうとしない。三人組の序列は、工藤が頭ひとつ抜けてい
るようだ。
工藤は陽子の両脚を荒々しくM字に開き、肉茎を女体の中心部にあてがった。ぶよぶよとした肥
満体が前方からのしかかってくる。両手の動きを封じられている陽子はされるがままだった。
「あ、あの、コンドームをつけてください。お願いします……」
犯されるのは仕方がないとしても、せめてスキンを着けてほしかった。生でセックスをして、こ
れ以上妊娠の危険を冒したくない。
「うるせー、俺はナマ派なんだよ」
「お願いです、避妊してくれないと、あたし……」
「ナマのほうが気持ちいいんだからガタガタ言うなよ。お前は黙って俺らにヤられてりゃいいんだ」
避妊を懇願する陽子を、工藤は全く受け入れようとしなかった。ぐい、と腰を突き出すと、彼の
分身が熱く狭い肉の通路を突き進んでいく。先ほどの自慰で十分濡れていた秘孔はあっけなく男の
ものを受け入れてしまう。
「嫌っ、ナマで入れちゃ……はあぁぁぁぁぁっ!」
たくましい牡器官の侵略を根元まで受けて、陽子の体が痙攣した。
毒島に続いて同年代の少年にも体を許してしまった。誰とでも気軽にエッチするコギャルのよう
な女子高生をあれだけ軽蔑していたというのに、気がつけば自分のしていることも彼女らと同じだ。
(ああ、もう駄目……どうしてこんなデブたちに!)
「初めてじゃないって割にはキツキツだな。まるで処女を犯してるみてーだ。そら、動くぞ」
工藤は丸々と太った腰を前後に動かしはじめた。じゅく、じゅく、と湿った音をたてて、狭い膣
を野太いペニスが出入りする。
工藤は激しいピストンを浴びせながら、敏感な乳首をつまみあげる。
「ビンビンに勃ってるぜ。感じてるんだな」
「ち、違います、あたしは……はぁぁっ!」
体が無意識のうちにびくんっ、と跳ねた。
「はあ、はあ、はあ」
熱っぽい突きを何度も受けると、陽子はゆるくウェーブのかかった髪を振り乱し、激しく身悶え
した。工藤は白い女体を抱きすくめ、無理やり彼女の唇を奪う。
ぶちゅ、ぶちゅ、と下品な音を立てて、陽子の唇を吸いたてた。舌を絡め、濃厚な接吻を浴びせ
られる。ねちゃねちゃと唇を吸い合いながら、工藤はさらに強烈なピストン運動を浴びせかけた。
深々と埋め込まれた男根が一段と大きくなり、体の奥をぐりぐりと刺激する。
「もうよがってるじゃねーか。」
「本当は期待してたんだろ? ヘタクソな彼氏じゃ満足できねーってわけだ」
「感じてるんだな? もっと声出せよ。校内に聞こえるくらいになぁ」
実際、陽子は感じていた。こんなデブどもにいいように犯されているというのに、甘い快楽を貪
っている。死にたいほどの屈辱だった。
(どうして、こんなに気持ちがいいの……? あたし、こんなにエッチな女の子だったの?)
ぶよぶよとした手が肉溝をなぞりあげる。
「ん、くっ……!」
「おいおいメチャクチャ濡れてるぜ。どこまで淫乱なんだ、この女」
「足、もっと開けよ」
「ぶっといもの突っ込まれて、ぬめぬめ光ってるぜ。やらしー眺め」
「い、嫌ァ、言わないで!」
陽子も、両脚で少年の太った体を引き寄せるようにして、より深くペニスを迎え入れた。太った
体からべとついた汗の匂いがしたが、もはや気にならなかった。
硬い亀頭が子宮を力強くノックする。若者らしいパワフルな抽送。全身を揺さぶられ、豊かな乳
房がリズミカルに揺れ動く。
「うぅ、締まるッ……奥がヒクヒクしてるぜ!」
「はあ、はあッ……あぁぁっ……」
同年代の少年から与えられる官能を貪ぼりながら、陽子は夢中で喘いだ。荒々しい息遣いととも
に工藤のピストン運動がより一層速くなる。
「おいおい、俺にも楽しませろよ」
半田が待ち切れないように催促した。
「しょうがねーな、ほら」
工藤は膣を貫いた状態のまま陽子の上体を抱え起こした。騎乗位の態勢に移行すると、半田が背
後から臀部に覆いかぶさった。
「へへへ、俺はケツを使わせてもらうぜ」
「ひっ、そ、そこは」
陽子の菊花に逞しいものが押し当てられた。
「ふんっ」
全体重を込めるようにして、彼がお尻の穴にペニスを打ち込む。
「んっ!」
陽子の前の処女はすでに奪われているが、アナルを犯されるのは初めての体験だった。快楽で括
約筋が緩んでいたのか、思ったよりもスムーズに異物が呑み込まれていく。
「はぁぁぁぁっ!」
膣とアヌスを同時に貫かれ、陽子は絶叫を上げた。上下からサンドイッチにされて抽送を浴びる
と、陽子の体が激しく揺さぶられた。
「はぁっ、待って……もっと、ゆっくり……」
「お前らばっかりズルいじゃねーか。俺は口をもらうぞ」
千葉が横から、隆々とそそりたった肉根を陽子の口に含ませた。ゆるくウェーブのかかったロン
グヘアをつかまれ、喉の奥まで強引に突きこまれる。
「んぐっ!」
口、膣、アナルの三つの穴を同時に犯されて、陽子は目を白黒させる。
「ぐぐぐぐ……」
(も、もう駄目ぇっ……!)
肉棒で口を塞がれながら鼻息を荒くする。心では嫌がっているが、体のほうが言うことを聞いて
くれない。全身に甘い痺れが走る。意識が白くなり、理性が消えていく。体中の血液が下半身に集
まっているようだ。
やがて、三人の少年は陽子の中で順番に果てた。
まずフェラチオをさせていた千葉が口の奥にねっとりとした体液を放つ。次に、半田が陽子の尻
穴を貫いたまま、直腸内にドクドクと射精した。
「あぁ、出るッ! 出るぞ、陽子!」
最後に工藤が己のモノを深々とねじこむと、アソコの一番奥でペニスがビクビクと脈動するのが
分かった。じわっ……と熱い感触が膣の中に広がっていく。
「……中でイッたんですね……」
陽子は思わずため息を漏らした。結局、避妊せずに中出しされてしまった。これで妊娠したら誰
の子供かも分からない。だがもはや抗議する気力も、怒る気持ちすら失せていた。圧倒的な快感だ
けが陽子を埋め尽くしていた。
工藤は射精した後も、膣にペニスを埋め込んだまま体を静止させている。後輩の胎内で思う存分
射精した征服感に浸っているようだった。
「おいおい、ゴムつけてないんだろ。中に出したのかよ」
「まあな。よっ……と」
工藤は太ったお腹を揺すり、陽子の膣から肉棒を抜き出した。ぽっかりと口を開いた場所から白
く濁ったものが、どろり……とこぼれ落ちる。
「お前の精子でベトベトじゃねーか。妊娠したらどうする気だ?」
「腹ボテの後輩とエッチするのも悪くねーだろ」
「へへへ、言えてる」
「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ……」
膣と、それ以外の二つの穴にも熱いスペルマを流し込まれ、陽子は息も絶え絶えだった。
もう何も考えられない。あたしはこのまま堕ちていくんだ。
男たちの、欲望の排泄場所として──
いいなぁ、ハァハァですよ、GJ。
女の子が、ブサイクやらピザ男に犯されるシチュエーションでしか感じなくなってしまう、というのは、
このスレのヒロインがたどる末路の一つとして、非常に好ましいと思うのですよ。
もう、イケメンの彼氏に抱かれても何も感じないくらいな。
むぅ・・・・・・。三人組と毒島はグルだったのか。
GJ最高!
髪つかんでの強制イマラチオは自分的にはかなりつぼです!!
陽子は犯されて即不良との取引の種にされたのか。
毒島に気に入られなかったんだなw
三人組から毒島が何受け取ったか気になるなぁ
次の獲物用なのか、すでに喰った奴に使うのか
俺のお気に入りはロリ教師なので彼女の再登場をこそりと希望したりする
捕手。
もうそろそろ、なにかタイトル付けてもいいんじゃなかろーか、毒島先生シリーズ。
『黒の儀式』
タイトル考えるのは苦手ですがつけてみました。23の続きHになります。
『連続密室婦女暴行事件』
新聞の三面記事に小さな見出しが載っている。
三日前に佐伯姫菜(さえき・ひめな)が解決した事件だ。
県内北部を中心に起きた連続婦女暴行事件。犯人は被害者の部屋に押し入り、レイプした後、必
ず現場を密室状態にして去っていく。警察の必死の初動捜査も犯人逮捕には至らなかった。そこで、
女子高生探偵として、幾つもの事件を解決した実績のある姫菜が助っ人として駆りだされた。姫菜
の推理は的確に犯人を追い詰めていき──やがて事件は終結する。
犯人はミステリーマニアの、まだ十四歳の少年だった。そして最初の被害者の弟でもあった。
彼は自分の姉に睡眠薬を飲ませ、こん睡状態にしたうえで犯した。さらにそれだけでは飽き足ら
ず、姉に似た女性を片っ端からレイプしていく。歪んだ欲望を暴走を続け、事件が解決するまでに
十七人もの女性が被害にあった。
「レイプの動機は、近親相姦願望。密室にした動機はただの遊び心。理由もなく、ただ欲望のため
だけに罪を犯す──世も末かな」
ふう、とため息を漏らす。警察は密室の意味ばかりを追い求め、犯人像を絞り込めなかったのだ
が、姫菜は逆に動機と被害者の共通点から犯人像を割り出した。
「もともと密室に大した意味なんてなかったんだよね」
ミステリー小説ならいざ知らず、現実の事件などそんなものだ。分かってみれば何ということは
ない単純な事件。だが──得てしてシンプルな答えほどたどり着くのが難しい。
姫菜はため息混じりに新聞をたたんだ。
足元まで届く、艶のある黒髪。明るい光をたたえた瞳。絶世の、といってもいい美少女だが、よ
く動く明るい表情のおかげで、美貌よりも親しみやすさが印象として残る。
「さっきから何ひとりごと言ってるの〜」
背後から抱きかかってきたのは、姉の春菜(はるな)だった。
「ち、ちょっとお姉ちゃん」
姉が豊満な乳房を顔に押し付けてきて、姫菜は窒息しそうになる。むっとするような女の香りに
心ならずもどぎまぎした。女子大生とは思えないほどの色香。まだバージンの姫菜と違い、姉は男
を知っている。それも、おっとりした顔に似合わず経験豊富なのだ。
「や、やめてってば、苦しい……」
「あら、ヒメが解決した事件じゃない〜」
新聞を拾い読みする春菜。ヒメ、というのは姫菜の愛称だ。
姫菜はようやく姉から離れると、学生カバンを手に立ち上がった。
「じゃあ、あたしはそろそろ行ってくるね」
「今日から、新しい高校よね。気をつけて〜」
私立黒儀式(くろぎしき)高校──それが彼女の転校先だ。6月いっぱいは隣の市にある白天(は
くてん)女学院に通っていた。
「でも、また犯罪捜査なの〜? あなたはただの高校生なんだから警察に任せておきなさいよ〜。
わざわざ転校までしなくても……」
「警察だけじゃ頼りにならないから、あたしがいるんじゃない」
「探偵ごっこもほどほどにね〜。捜査目的で転校するのって、これで三回目でしょ〜」
「ごっこじゃないよ。実際にあたしが犯人見つけた事件は三十件以上あるもんっ」
思わず力説してしまう。
「怒らないでよ、ヒメ。冗談だから〜」
「お姉ちゃんみたいな被害者を出したくないから、あたし頑張ってるんだよ」
姫菜の声が沈んだ。
「被害者って言い方はやめて。私はもう吹っ切れてるつもり〜」
対照的に、あっけらかんと笑う春菜。二十歳そこそこの娘らしからぬ、淫蕩な微笑み。姫菜は思
わずうつむいてしまう。確かに姉は、あのときのことを引きずってはいない。それは姫菜とてよく
分かっているのだ。
「でもね──」
姉は変わってしまった。
変えられてしまったのだ、あの男に。
三年前──まだ高校生だった春菜は、当時通っていた高校の教師に犯され、妊娠した。姉は中絶
し、相手の教師は追放同然にその高校を去っていった。
その後、姉は無事卒業し、現在は黒儀式大学に通う二年生。毎日楽しそうに大学生活を謳歌して
いる。
(でもやっぱり……昔のお姉ちゃんと違う)
清楚だった姉が性の虜となってしまった。あさましい快楽に狂い、数え切れない男と関係を持っ
た。姉が今でも複数のセックスフレンドと交友していることを、姫菜は知っている。
許せなかった。
姉を、ではない。姉を変えてしまったあの男が、だ。彼を憎み──やがて姫菜は性犯罪そのもの
を憎むようになる。
IQ180の頭脳を生かし、一年半前から探偵まがいのことをやるようになった。身近な事件を
手始めにいくつか解決しているうち、姫菜はいつしか警察にその能力を認められるようになる。
知る人ぞ知る女子高生探偵──
今では、警察のほうから(むろん非公式にだが)協力を求められることもしばしばだ。
そして今──
新たに起ころうとしている事件のために黒儀式高校へと赴く。
姫菜の、戦いが始まる。
「今日は転校生を紹介しまーす。さあ入って、佐伯さん」
担任の平松佐知(ひらまつ・さち)に促され、ドアを開けて入ってきたのは、足元まである黒髪
をなびかせた美しい少女だった。よく動く明るい瞳がクラス中の生徒を見回す。生徒の半数──男
子生徒たちの息を飲む気配が伝わってくる。
「佐伯姫菜ですっ。今日から黒儀式高校三年二組に転入してきました。あ、ちなみに愛称はヒメで
す。みんな、よろしくねっ」
姫菜が元気よく挨拶をした。
「うおおおおおっ」
男子生徒がいっせいに声を上げる。まるでアイドルコンサートのようだ。
「か、可愛い!」
「彼氏いるの?」
「趣味は?」
「スリーサイズは?」
「男性経験は?」
「特技は?」
「つ、付き合ってください!」
質問の集中砲火だが、姫菜は特に驚かなかった。彼女が高校を転校するのは、三回目。新しいク
ラスで自己紹介をするたびに、こういった光景が繰り返される。三回目になるとさすがに慣れたも
のだ。
むしろ姫菜よりも、担任教師のほうがオロオロとしている。
「あ、あの、あなたたち、佐伯さんは転校してきたばかりなんだから、その、あんまりそーいうこ
と聞くのは……」
可愛らしい先生だな、と姫菜は微笑んだ。童顔で、おまけにアニメ声優のように声のオクターブ
が高いせいか、下手をすると中学生くらいに見える。ショートボブにした髪が可愛い顔だちによく
似合っていた。
正直、教師としては少し頼りない印象だが、生徒に対して一生懸命な様子は好感が持てる。
「だから、その、少し静かに……お願いだからー」
相変わらず騒ぎ立てる男子たちに、佐知はほとんどパニック状態だ。
「みんな、言うこと聞いてぇ……」
「──いい加減にしてくれないかしら」
見かねたように一人の女生徒が立ち上がった。セルフレームの眼鏡をかけた知性的な美少女。背
が高く、制服の上からでもグラマラスな体形が見て取れる。
「今日から私たちのクラスメートになる人に対して、少しぶしつけじゃない? 綺麗な子が来たか
らはしゃぐ気持ちは分からないでもないけど、男子はもう少し自重して。幼稚園児じゃないんだか
ら」
さすがの男子生徒たちも、彼女の一喝であっさりと静まり返る。
「それから、あなたもあなたもですよ。もっとしっかりしてください、平松先生」
「ご、ごめんね、栗原(くりはら)さん」
「ごめんね、じゃないです。教師が生徒をコントロールできなくてどうするんですか」
「うう……反省します」
佐知がぺこりと頭を下げた。
「えーっと、じゃあ佐伯さんの席を決めなきゃね──」
ここぞとばかりに話題を戻した。
「え〜っと……どこがいいかな……」
おろおろと迷う。
「もうっ、しっかりしてくださいって言ったばかりでしょう」
彼女が苛立った顔で叫んだ。
「栗原さん、怖い……」
「私の後ろのスペースが空いてますから、とりあえずはそこでいいでしょう。ちゃんとした席順は
後日きちんと決めればいいんですから。
さあ、佐伯さん、今机と椅子を準備するから、こちらへお掛けになって」
「はーい」
姫菜は案内された席に移動する。眼鏡の少女はクールな口調で自己紹介をした。
「栗原美紅(くりはら・みく)です。この学校の生徒会長をやらせていただいてるわ。よろしく」
「あたしは佐伯姫菜。ヒメでいいよっ」
姫菜が明るい声で答える。
「じゃあ佐伯さん、放課後に校舎を案内するわね」
「ヒメ、でいいってば」
──放課後になり、姫菜と美紅は連れ立って学内を回った。五階建ての校舎は数年前に新築した
ばかりとあって広々している。
「そういえば、噂で聞いたわよ。学内編入試験のときに受けた知能テストで、あなたのIQ数値が
180だったって」
「いやーまあ、あたしって天才だし」
姫菜はあっけらかんと笑う。
「自分で自分を天才とか言わないで」
「あたしの唯一の取り柄なんだから、ちょっとくらい自慢させてよ」
「変わった人ね……」
姫菜は、学内のあちこちに張ってあるビラに目を留めた。
『不審者に注意』
ビラにはそう書いてあった。ご丁寧にもイラストつきで、ごつい男が華奢な少女を追いかける絵
柄がリアルな筆致で描いてある。
「ねえ、これって?」
姫菜がたずねると、美紅は眉を寄せて説明した。
「最近、暴行事件が多発しているのよ」
「暴行事件……」
「先月の中ごろからかしら。夜道で女性が襲われたり、一人暮らしの女性の家に不法侵入してレイ
プしたり……何かと物騒なの。
登下校のときには佐伯さんも気をつけてね。男なんてみんなケダモノなんだから」
「──陵辱ピエロか」
姫菜は反射的につぶやいた。美紅が怪訝そうな顔をする。
「えっ、なにかしら?」
「あ、ううん。なんでもない」
『陵辱ピエロ』というのは警察内で使われている俗称で、なかばコードネームのようになっている
呼び名だ。被害者の目撃談によると、犯人はピエロを模した覆面をかぶっている。そのためについ
た呼称だった。もちろんこの呼び名は一般には知られていない。警察とつながりのある姫菜はその
呼称を知っているが。
ピエロの覆面の下に、どんな素顔が隠されているのか──それを暴くのが姫菜の仕事だ。
(そしてもう一つ──『ハレイション』)
心の中でつぶやく。
即効性の睡眠効果と媚薬効果を伴う、悪魔のクスリ。そのレイプドラッグが黒儀式町に出回り始
めている。誰かが横流しをしているのだ。
一体誰が──その人物を突き止めることもまた、彼女がこの町に来た理由だった。
陵辱ピエロとハレイション、この二つこそがターゲット。憎むべき、敵だ。
「必ず突き止める──天才女子高生探偵の名にかけて」
姫菜は足元まである黒髪をばさっ、とかきあげた。気合を入れるときの癖。まだ見ぬ犯罪者に対
する、宣戦布告。
と──
ショートボブの髪を揺らし、あくせくと走ってくる小柄な人影があった。担任教師の佐知だ。
「まったく、教師が廊下を走るなんて」
美紅が隣で軽く舌打ちする。風紀にうるさい性格のようだ。
「きゃうっ」
突然、佐知は妙な悲鳴をあげて転んだ。
「何もないところで転ぶ人って、初めて見たかも」
姫菜はなかば呆然と女教師を見つめる。その横で美紅が呆れたようなため息を漏らす。
「いつものことよ。トロいんだから」
「あ痛たたたたた……」
佐知は、可愛らしい顔をしかめて起き上がった。姫菜は心配になって声をかける。
「大丈夫ですか? 随分急いでるんですね」
「う、うん、ちょっと今日は約束が……」
「急いでるのは分かりましたけど、廊下を走らないでくださいね。もしかして彼氏とデートです
か?」
美紅が唐突にたずねた。とたんに佐知は顔を真っ赤にしてうろたえる。
「えっ!? えっと……それは、その……」
「噂になってますよ。社会科の上野先生と一緒にいるところを夏町で見かけた生徒がいるんです」
「あ、あははははは……バレてたんだね」
「ようやく男ができたんなら、いいかげんに処女を卒業したらどうです? とっとと大人の女にな
ってください」
美紅が辛らつな言葉を投げかけると、佐知は居心地の悪そうな表情で頭をかいた。
「あはは……処女を卒業って言っても、あたしはもう……」
「ん?」
「あ、ううん、なんでもない。あたし、仕事を片付けなきゃいけないから職員室に戻るね。それじ
ゃ、二人ともまた明日ねっ」
佐知はにっこりと手を振り、走り去っていく。
「だから廊下は走らないでって言ってるのに……」
美紅が舌打ちした。
夜の職員室で、佐知は何度も時計に目をやった。浮き立つ気持ちを抑えきれず、仕事がまるで手
につかない。
(早く上野先生に会いたいな……)
今日は同僚教師の上野と、夏町まで行って飲む約束をしていた。社会科を担当している彼とは最
近交際を始めたばかりだ。端正なルックスとそれに似合わぬ熱血な性格で生徒からの人気も高い。
教師として尊敬できる相手であり、また異性としても十分に意識する相手。五つ年上の彼は、子供
っぽい性格の佐知をうまくリードしてくれる。
(そういえば、噂になってる、って話だよね)
生徒から、上野との交際を冷やかされたことを思い出す。照れくさかったが、同時に幸せも感じ
ていた。大学時代以来、三年ぶりにできた恋人なのだ。佐知は有頂天だった。
残務整理をしているうちに、気がつけば七時近くになっていた。職員室に残っているのは、佐知
と隣の席の教師だけ。にやけた垂れ目に大きく出っ張った鼻、肉厚の唇。ガマガエルそっくりの醜
い顔をした中年教師だ。気だるげにタバコをふかしながら、パソコンをいじっている。
「毒島先生……」
佐知は、初体験の相手の名をつぶやいた。
五月の中ごろに、彼と二人で飲みに行き、酔っ払って連れ込まれたのが彼のアパートだった。何
もしないから、と騙され、結局は処女を奪われた。
佐知にとってはほろ苦く、また同時に甘酸っぱい体験でもある。初体験は本当に好きな人とした
かったからショックだった。だが、それ以上に初めて経験したセックスで絶頂に達してしまったこ
とが、鮮明に記憶に残っている。今でもそのときのことを思い出すと、ジン、と下半身に疼きが走
るほどだ。
「聞いたぜ、佐知」
突然、毒島が声をかけてきた。タバコの煙をふーッと吐きかけ、
「上野と付き合ってるんだって?」
「そ、それは……」
佐知は口ごもった。
親しくなったきっかけは一月ほど前に同僚教師数人で行った飲み会だった。隣に座った上野はそ
の席で熱心に教育論をぶっていた。
生徒を信頼し、自分も信頼されるような教師になりたい──佐知と同じ目標を熱く語る彼を、佐
知は強烈に意識した。
──だから彼に誘われたときは本当に嬉しかった。
「動きがぎこちないね。もしかして平松先生って処女?」
彼のアパートで抱かれたとき、緊張で身をこわばらせた佐知に対し、上野が聞いてきた。
「あたしは……その……えっと……」
口ごもる佐知の態度を勘違いしたのか、上野は有頂天で覆いかぶさってきた。
「処女なんだね。嬉しいな、僕が平松先生の初めての男になれるんだ。まあ、僕も経験豊富ってわ
けじゃないけど。大丈夫だよ、痛くしないから」
──結局、佐知は自分がバージンではないことを言い出せなかった。もっとも彼女の男性経験は
毒島にたった一度抱かれただけだ。完全な処女ではないが、ほとんどそれに近い状態といっていい。
上野は最後まで佐知のことを処女だと信じたまま、二人にとっての初セックスは終わった。
「初めてでも、血って出ないもんなんだね」
「え、えっと、その、まあ……」
終わった後、怪訝そうな顔をする上野に対して、あいまいな言葉でごまかすしかなかった。
(あたしには男性経験があります、って正直に告白すればよかったのかな。でも……)
嘘をついたことには罪悪感があるが、あまり恋人に話したい過去ではない。まして彼女の初体験
の相手は職場の同僚なのだ。うかつなことを言えば、上野と毒島の間で大喧嘩になるかもしれない。
「俺に断りもなしに他の男にヤられたわけだ?」
「そ、そんな、あたしは──」
「牝奴隷の立場をわきまえないなら、お仕置きが必要だな」
毒島がゆらり、と立ち上がる。独特のオーラに気圧され、佐知は後ずさった。
「お願い、今日は上野先生と約束があるんです。帰してください……」
「『初めての男』の言うことが聞けないのかよ」
この不細工な中年男の言葉には、有無を言わせぬ不気味な迫力がある。相手の抗弁を根こそぎ封
じてしまうような、奇妙な雰囲気とでもいうのだろうか。佐知は、相手のペースに巻き込まれるの
を感じながらも反論できない。
「うう……」
「脱げ」
「こ、こんな場所で……?」
「他の教師どもは皆帰ったんだ。かまいやしねえよ」
「駄目です、あたしには上野先生が……んっ!」
最後まで言わせず、毒島はいきなり佐知の唇を奪った。柔らかい唇を押し開け、舌がこじ入れら
れる。くちゅくちゅと音を立てて吸われ、ねっとりとした唾液を流し込まれた。上野にされた軽い
キスとは全然違う、ねちっこいディープキス。
「うるせえんだよ。俺は、俺の好きなときに女を抱く。相手が処女だろうが、彼氏持ちだろうが、
人妻だろうが──関係あるかよ」
毒島はようやく唇を離すと、佐知を席から立たせた。乱暴な手つきで服を脱がせていく。
駄目だ、逆らえない。
佐知はうつむいたまま無抵抗だった。怖い、というよりも、彼が発する引力のようなものが佐知
の抵抗感を封じていた。相手が初めての男だからなのだろうか。今の自分には上野という恋人がい
るのに、こんな醜い中年男のされるがままになっている。
やがて十代の少女のような瑞々しい裸身があらわになった。ひかえめに膨らんだ、形のよい乳房
がかすかに震えている。小さく締まった臀部を、毒島の手が無遠慮に撫でまわした。
(ああ……ごめんなさい、上野先生。でも、あたし……)
「そうだ、いい機会だからこいつを試させてもらうぜ」
毒島は机の引き出しから何かを取り出した。包み紙をはずすと白い錠剤が現れる。飲料水に溶か
し、無理やり佐知に飲ませた。
「んくっ……」
押し付けられたコップから口の中に苦みが広がっていく。ウイスキーを薄めたような味。
「なんです、これ?」
「生徒からもらった魔法の薬さ」
毒島の手が伸びてきて、胸の先端部を軽く弾いた。
「……んっ!」
甘い喘ぎ声が漏れる。軽く触れられているだけなのに頬がかーっと熱くなった。心臓の鼓動が異
様なほど高まっているのを感じる
(な、なんなの、この感じは──まさか、さっきのクスリのせい?)
急激な感覚の変化に佐知は戸惑いを隠せない。毒島の手が佐知の胸に、脇に、へそに、股間に─
─次々とのびてきては絶妙のタッチで撫でさする。
全身が火照り、肌が汗ばんできた。下半身全体が熱をもったように、だるい。
気がつくと下着を濡らしていた。
(やだ。ちょっと触られただけで、あたし、こんなに……)
毒島は小ぶりな乳房を鷲づかみにしながら、ささやいた。
「感じてきたか。上野の下手くそなテクニックと比べてどうだ?」
「き、気持ちいいです……はぁっ」
アニメ声優のような声で、甘く喘ぐ。
「そろそろ入れてやる。俺の腰にまたがれ、佐知」
「は、はい……」
言われるがままに大きく股を広げ、毒島の上に腰を下ろす。露出した肉茎がむき出しの粘膜に触
れた。
「上野と付き合ってるのに俺に抱かれたいんだな? お前の処女をブチ抜いた極太棒が忘れられな
いんだな? この淫乱女教師が」
「だって、あたし……体中が熱くて……どうにかしてほしくて……」
佐知は熱に浮かされたような口調で言った。上野を裏切るという罪悪感は頭の中から吹き飛んで
いた。
あたしを、埋め尽くしてほしい。
熱いもので胎内をいっぱいにしてほしい。
まるで自分とは別の意志で突き動かされているように、ただそれだけしか考えられない。毒島が
にやりと笑って、腰を突き上げる。屹立したものが秘孔を左右にかきわけ、侵入した。
「すっかりヌルヌルじゃねえか。一突きで奥まで入りやがったぜ」
根元まで貫かれると、すぐに激しい抽送が始まった。性器同士の摩擦がじゅぷ、じゅぷ、と淫ら
な音を奏でる。毒島は下から連打を食らわせながら、控えめな膨らみにかぶりついた。乳首を甘噛
みされると、それだけで電流のような刺激が駆け抜ける。
「けっ、乳首が勃ってきたぜ。小っちぇオッパイのくせにここが急所かよ」
毒島になおも乳首を噛まれ、佐知の背筋がぴんと反り返った。
「あんっ、ああんっ……! 熱いっ、体が熱いのぉ……!」
対面座位で深々と貫かれたまま、悲鳴とも嬌声ともつかぬ声を上げる。
「ふふ、あいかわらず名器だな。中がザラザラして、俺のモノを締め付けてくるぜ」
毒島は満足げに腰を突き上げる。佐知の小柄な裸身が大きく浮き上がった。
「はああっ、もう許してください……」
強烈な快楽によだれを垂らしながら佐知は嘆願した。毒島は低く笑うと、彼女の顔を自分のほう
に向かせ、唇を吸いつけた。舌で唇を上下に割り開き、中年男の唾液を口の中に流し込む。
「どうだ、気持ちいいか?」
「駄目、あたし……あたし、エッチになっちゃう……ああんっ!」
幼げな顔に淫蕩な表情を浮かべ、佐知は叫んだ。上野に抱かれたときとはまるで違う。彼の責め
は単調で淡白なものだったが、毒島のはパワフルで、それでいてねちっこい抽送だ。
下半身全体が燃えるようだった。膣と子宮が熱く火照っている。これが本物のセックスなんだ。
セックスってこんなに気持ちのいいものなんだ……高ぶる官能とともに佐知は喘ぎ続けた。
──そのとき、机の上に置いた携帯電話の着信音が鳴る。
「鳴ってるぜ。出ないのか?」
「だ、だって……」
「いいから出てみろよ」
再三促され、佐知はこわごわと携帯電話を手に取った。
「もしもし、平松先生?」
力強く、暖かな声が受話器から流れる。佐知は思わず携帯電話を取り落としそうになった。
「上野先生……!」
「約束の時間になっても来ないから、心配になって。どうかしたのか?」
夢中でセックスしていたので気がつかなかったが、待ち合わせの時間は大幅に過ぎていた。受話
器を持つ佐知の視線と男の視線が絡み合った。毒島は佐知の膣にペニスを埋め込んだまま、にやに
やと事態を静観している。それどころか、ゆっくりと体を動かし始めた。
「んっ、くぅっ……」
胎内をぐちゅ、ぐちゅとかき回され、抑え切れない喘ぎが漏れる。
「な、なに? 何をしてるんだ?」
「な、なんでもありません……くぅっ」
力強く体を揺さぶられながら、佐知はなんとか声を押し殺す。毒島とセックスしているところで
す、などと言えるわけがない。
「気持ちいいんだろ? 遠慮せずによがってみろよ。いつまで我慢できるかな、そらっ」
毒島が強烈に腰を突き上げた。
「んっ、あぁぁぁぁっ!」
「新型ドラッグ『ハレイション』──効果抜群だな、くくく。工藤のやつと取引して正解だったぜ」
「さっきから妙な声が聞こえるよ。何かあるの、平松先生」
「あ、あたし……」
「セックスしてます、って告白しちまえよ」
毒島が耳元でささやいた。
「お前の本性を恋人の前で告白するんだ」
「そんな……」
「言えよ、佐知。言わなきゃ、これ以上抱いてやらねえぞ」
「嫌っ……途中でやめちゃうなんて嫌です」
佐知は激しく首を振った。
「う、上野先生」
意を決して口を開く。
「あ、あの、あたし……男の人とするのは初めてって言ったけど……あれ、嘘なんです」
「嘘? 君、処女じゃなかったのか」
「今まで言い出せなかった……許してください」
これ以上言ってはいけない。取り返しのつかないことになる。
理性では分かっていても、言葉があふれ出して止まらなかった。
「本当は別の人に処女を捧げたんです。処女だったのに死ぬほどイカされて、たっぷりと中に出さ
れました。子宮の中まで汚されたんです。
でも気持ちよかった──
あなたにエッチされるより……何倍も感じてしまいました、うふふ」
受話器の向こうで上野が息を飲む気配が伝わる。
自分は取り返しのつかないことを言っている。せっかくできた素敵な恋人を失いかねないことを
口にしている。
だが──どうしても止まらない。理性が完全に麻痺している。浅ましい快楽だけが今の佐知の真
実だった。
「くくく、俺ももうすぐイキそうだ。どこに出してほしい、佐知?」
「な、中に──」
佐知は夢中で叫んだ。
「中にちょうだい!」
「いいのか? デキちまうかもしれねーぞ」
「いいの! 妊娠しちゃってもいい! だから中に出してぇ!」
上野のことなど、どうでもよく感じていた。それがクスリのせいなのか、それとも自分の奥底に
秘められた淫らな心のせいなのか。佐知にはもはや分からなかった。
今はただ、この焼けるような快感だけに身を浸していたい。佐知は獣のような絶叫とともに腰を
振り続けた。
「──ってことだ」
毒島が佐知から携帯電話を取り上げ、極悪な笑みを浮かべた、
「残念だったな、上野。お前の彼女は、好きでも何でもない男に中出しをせがむ淫乱女だってこと
さ」
「その声──毒島先生か! あ、あんた、平松先生に何やってんだ!」
「何やってるって……ナニやってるんだよ。へっ、この女は俺の肉奴隷だ。お前が青臭い恋愛感情
で付き合うのは勝手だが、俺は俺で好きなときに頂くぜ」
「ど、ど、ど、奴隷だと! ふざけんなよ、平松先生は俺と付き合ってるんだ」
「男の嫉妬はみっともねえぜ。ま、飽きたらお前に返してやるから、それまで我慢するんだな」
毒島の動きが早まっていく。
「そら佐知、フィニッシュだ。本当に中で出していいんだな? 俺のは濃いから、一発で妊娠しち
まうぜ、くくく」
「いいのっ、中でドクドク出してっ! あたしを──あたしを孕ませてぇぇぇっ!」
「よし、出してやる!」
毒島は思いっきり腰を突き上げ、佐知の清らかな胎内に熱いものを発射した。
「あ、熱っ……イっクふぅぅぅぅっ!」
子宮を精液で直撃されて、佐知はさらなる高みに押し上げられた。獣じみた嬌声を上げて、積極
的に膣内射精を受け入れる。頭の中が真っ白に爆発するような快感だった。
「はあ、はあ、はあ……」
佐知は毒島のたくましい体に抱き着くような格好でもたれかかった。激しいセックスの余韻で息
も絶え絶えだった。
「ふう、良かったぞ」
毒島は満足げに笑って肉棒を引き抜いた。四十代とは思えないほどたくましい肉棒から生暖かい
精液の湯気がのぼっている。
「嘘だろ、本当にヤッたのか? 中に出したのか?」
「お前もしつこい野郎だ。俺と佐知はズボズボにヤッたし、孕んじまうくらいたっぷりナマ出しし
てやったさ」
「てめえ、ふざけるな! 俺の佐知を──」
「──もういいですよ、上野先生。はっきり言ってウザいです」
佐知が毒島から再度電話を奪った。
「ひ、平松先生、君まで何を言ってる?」
「あたし、せっかく気持ちいいのに、邪魔しないでください」
「お、おい、平松せんせ──」
佐知は通話を一方的に切ると、淫蕩な瞳で毒島を見た。
「これで終わりにしちゃ駄目ですよぉ……もっとください」
GJ
獲物がまた増えて今後が楽しみです
gj
薬物まで出てきたか・・・・・・。
GJ!
ぜひ次の獲物はねっちりいたぶってくださいw
暇だったんで今までの話をまとめてみた
黒の儀式・1 片瀬理沙×毒島
黒の儀式・2 片瀬理沙×毒島・その2
黒の儀式・3 平松佐知×毒島・その1
黒の儀式・4 栗原美紅×毒島・その1
黒の儀式・5 栗原美紅×毒島・その2
黒の儀式・6 星野なるみ×毒島
黒の儀式・7 片瀬理沙×三人組
黒の儀式・8 相原陽子×毒島
黒の儀式・9 相原陽子×三人組
黒の儀式・10 平松佐知×毒島・その2
次の獲物は誰だろ……?
名前が出て犯られてないのは、ソフトボール、探偵、剣道の3人。
再登場するやつもいるだろうし、こんなに登場人物が増えると、ちゃんと終わるのか心配になってくるな・・・・・・。
永遠に続いてくれるなら嬉しいけどw
俺的には探偵がいいかな
気の強い彼女をじわじわいたぶって屈服させるシチュ。
鏡とかでモノが出入りするのを見させるとかもありかなぁ
俺、名探偵コナン見ててよく思うんだけど。
小学生で正体を隠している彼が、もし間違った推理で、他人に冤罪をかけてしまったら、誰が責任取るんだろうな、とか。
この少女探偵さんが、自信満々で毒島先生を犯人扱いするんだけど、
あっさり警察が真犯人を捕まえてしまって立場を無くす、ってのも見てみたい。
183 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 19:44:28 ID:d/YNuEHA
初めは嫌がって抵抗するけど薬のせいで屈服して姉と同じ道を…みたいな
初回は無理やりで、呆然としてると薬飲まされて二回目突入、てのどうだ?
>>184 (・∀・)イイ!
でも、俺的にはソフトボール部のボクっ娘がいいんだよな……
すっかり忘れてたが会長の母親も名前つきで登場してるな。
やられてない女キャラは
>>180と合わせて4人。
>>182 コナンは他人眠らせて、その人が解決してる様に見せてるんだから、責任とるのは当然眠らさせた人でしょ
本当に見てんの?
スレ違いスマン
でもSSの内容としては良さそう
スレ違いスマン
>>187 だから、眠らされてる人が責任をとるのは当たり前、てのを前提にして言ってるよ、それくらいわかるってば(笑)
他人を隠れ蓑にして、成功の手柄を与えているうちはいいけど、
失敗したとき、隠れ蓑にされた人が背負わされる社会的責任に対して、
コナン君は無自覚なんじゃないか?ってくらい、安易に小吾郎さんを利用してるから。
彼が得る確信は、間違うことはないんだろうけどさ、漫画だから。
だけどもし、推理に失敗して、蘭の父親に冤罪事件を犯させてしまったら、コナン君はどうするつもりなんだ?……と。
コナン好きとしてはなかなかにいい議題だとは思うがスレ違い
頭使わずはぁはぁしようぜ。
190 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 09:07:40 ID:fzC/bsdU
hosyu
変なのがよりついたら困るし、下げとこうぜ。
>>188 そぉいう事か、いや悪かったな…
その辺はわからんがスレ違いで荒れても困るしwktkしながらSS待とうぜ
そういや学校でのエッチには王道の体育倉庫というのがあるな
ソフトボールや剣道の女の子は最後の片付け任されて一人になったとこを…てのもありだよな
転校生が来たことにより、黒儀式(くろぎしき)高校三年二組では臨時の席替えが行われた。
藤村絢音(ふじむら・あやね)の隣の席に、その転校生が座ることになった。
名前は佐伯姫菜(さえき・ひめな)。天真爛漫な性格の美少女。噂では編入試験の際におこなわれ
た知能テストで180というとんでもないIQ数値をたたきだしたという。
(とても、そんなに頭がよさそうには見えないけどね)
絢音は隣の席の美少女を横目で見ながら、そう思う。
今は昼休みだ。校庭に出てスポーツに興じるもの、友人と談笑するもの、携帯電話のメールを夢
中で打つもの、次の授業の予習をするものまで、各人各様の過ごし方をしている。
「ん、なに見てるの?」
絢音の読んでいる本を、姫菜が横から覗き込んだ。
「棋譜よ」
絢音はそっけなく答える。
凛とした容姿にミディアムヘア。姫菜ほどの群を抜いた美貌ではないが、十分に美少女の水準に
入る整った顔だちだった。小柄でスレンダーな体つきは、あまり色気があるとは言えないかもしれ
ない。
性格は──気が強いと自分でも思う。
「棋譜ってなに?」
「将棋の対局──試合のことだけど──で打たれた手順を書いたものよ。それを見れば、二人の対
局者がどういう順番でどういう手を打ったかが全部分かるの。棋譜をひとりで並べて研究するのも、
大事な練習になるからね」
「将棋してるんだね。女の子なのに」
「女が将棋しちゃ悪いの」
絢音はかちんときた。
「あ、いや、悪いとかじゃないけど……珍しいかなって」
「女流棋士なの、私」
ついムキになって、絢音は自分のことを語る。
「女流棋士?」
「女の、プロの将棋指しのこと」
その女流棋士の養成機関である育成会に入会して二年。去年下半期のリーグ戦を全勝し、今年の
四月から女流棋士になったばかりだ。
絢音は攻撃的な将棋が持ち味で、主戦法は三間飛車。プロになってから三ヶ月あまりだが、現在まで負
けなしで連勝記録を伸ばしている。
先月から始まった女流トーナメント戦でも一回戦を難なく突破した。もちろん、狙うは優勝だ。
勝ち進んでいけば女流名人や女流王位などタイトルホルダーとも当たるだろうが、一歩も譲る気は
ない。
「だから休み時間にも棋譜を読んでるんだ。勉強家なんだねー」
「私はもっと強くなりたいの。女だからって理由でナメられたくないもの」
「女だから……?」
「女の棋士は男に比べて一段下に見られがちなのよ」
絢音が不満を口にする。
「私はそんな風潮を変えたいの。一般棋戦の中には女流枠が設けられてる大会もあるから、まずは
そこの出場を目指す。最終的な目標はもちろん優勝よ。私が男性棋士を破ってタイトルのひとつで
も取れば、女流棋士の実力が証明されるもの」
「燃えてるねー、絢音ちゃん」
「誰にも負けたくないだけよ」
絢音が力強く言った。
「特に男には──絶対負けたくないわ」
と、
「あ、これって詰め将棋だよね。クイズみたいで楽しそう」
「素人には無理よ」
上級編、と題された詰め将棋を指差す姫菜に、絢音がそっけなく言った。プロの絢音なら、数分
も考えれば解ける問題だが、素人の彼女にはまず無理なレベルだろう。
その言葉に触発されたのか、姫菜はムキになって本を読み始める。
「あ、馬鹿にしないでよ。あたし、こういうの得意なんだから」
桂馬って前にしか動けないんだ。あ、金って斜め後ろには動けないんだっけ、などと言ってると
ころが典型的な素人だった。
「ほらほら、私もその本読むんだからいいかげんに返して──」
「先手2二飛成、後手同玉、先手3四桂、後手1三玉、先手2四金──で詰みじゃない?」
「えっ……!?」
「この詰め将棋の答え。合ってる?」
さらりと告げる姫菜に一瞬言葉を失った。
「将棋は素人だったんじゃ……」
「素人だよ。まー、でもあたしって天才だし」
あっけらかんと笑う姫菜。
(私でも即答できないような詰め将棋の問題を、一瞬で──まさか、この短時間で将棋のツボを抑
えたというの……?)
微笑む彼女を、絢音は呆然と見つめた。
「将棋ってのも結構面白いね。いつかお手合わせしてよ、絢音ちゃん」
将棋の素人というのが嘘でなければ、彼女自身が言うようにとんでもない天才ということだろう
か。IQ180という噂も案外本当なのかもしれない。
(佐伯姫菜──何者なの、この子)
戦慄が、絢音の体を震わせていた。
太った体を揺らし、一人の男が繁華街を歩いていた。脂ぎった肌、ロクに洗濯もしていないシャ
ツがはちきれそうなほどの肥満体。
(あーあ、あんまりカワイイ子がいないなぁ)
周囲を見回しても、髪の毛を派手に染めたり、むやみやたらと露出の激しい女が目立つ。ギャル
系は彼の好みではなかった。やはり女は清楚なのが一番だ。
(最近、清純派って少ないからなぁ)
ふと電気店のショーウインドウを見ると、テレビの画面にローカルニュースが映っていた。
『黒儀式町が生んだ天才棋士』という見出しで、現役高校生の女流棋士がインタビューに答えてい
る。切れ長の瞳とミディアムヘアが特徴的な美しい少女だった。凛とした容姿は、まだ十代であり
ながら勝負師の雰囲気を感じさせる。
「将棋指しの女の子、か。いいなぁ。ボクのツボだなぁ」
男はよだれを垂らさんばかりの顔で、テレビの画面を食い入るように見つめる。
「うふふふふふ」
「な、なにこいつ、一人で笑っちゃって」
「気持ち悪いな」
隣を歩いていたカップルが気持ち悪そうに顔をしかめ、男を避けていく。そんなことには無頓着
に、彼はテレビの中の美少女を見つめている。
「うまそうだなぁ……いただいちゃうか」
ぶよぶよとした手がカバンの中に伸びる。そこに入っているのはピエロを模したラバー製の覆面。
素顔の彼はどこにでもいるような平凡な男。特に誰からも注目を受けることのない、うだつのあ
がらない男。
だが覆面を身につけたときの彼は、ひとつの異名を持ってこう呼ばれていた。
──陵辱ピエロ、と。
翌日の土曜日、絢音は近くの公民館に赴いた。今日はここで師匠の主催する将棋の研究会がある。
休日なので大きめのシャツにスパッツという私服姿だった。絢音は女の子っぽい格好よりこういう
ラフな格好のほうが気に入っている。
公民館の一室に入ると、師匠の竹内(たけうち)九段が出迎えてくれた。五十代にさしかかろう
かという壮年の偉丈夫。一流の勝負師だけが持つ鋭い『気』をまといながらも、表面上の態度はあ
くまでも穏やかで紳士的だ。
絢音の、もっとも尊敬する棋士だった。
「最近は研究会をサボる若手棋士も多くてね。向上心がいまひとつ足りないというか……その中で
君は真面目なものだ。毎回、欠かさずに来ている」
「私、もっと強くなりたいですから」
「いまどきの女子高生としても珍しいくらい真面目だよ。私の娘は恥ずかしながらコギャルだから
ね。君とは大違いなんだよ」
「コギャルと一緒にしないでくださいね。いくら師匠でも怒りますよ」
絢音が鼻を鳴らす。竹内は降参だとばかりにため息をついた。
「やれやれ、気が強いところだけはよく似てるよ」
研究会は月に二回ある。高校生の彼女に配慮してか、竹内はたいがい土曜日に開催してくれてい
る。師匠の優しい気遣いにはいつも感謝していた。
やがて時間になり、若手から中堅どころまで全部で八人の棋士が会場に集まる。
「初めて会う人もいるかな。彼女は藤村絢音さん。私の弟子で、今年の四月から女流棋士としてデ
ビューしたんだ。みんな、よろしく頼むよ」
竹内が、研究会に来た棋士たちに絢音を紹介した。
よろしくお願いします、と一礼した絢音に対し、ひとりの棋士から野次が飛んだ。
「育成会で将棋漬けじゃ、男と付き合う暇もないだろ。もしかして男を知らないんじゃないか?」
「ほう、女子高生で処女なんて、いまどき珍しいじゃないか」
「なんなら、オジさんが相手してやろうか。一万円でどうだ?」
「俺なら三万円出すぞ、どうだ」
彼の言葉に便乗し、下卑た笑い声があちこちで起こる。
(どうして男って、こう下品なんだろう。下ネタばっかり……)
舐められてはいけない。絢音は堂々とした態度で言葉をたたき返した。
「一万や三万じゃとても足りませんね。たしかに私は処女ですけど、安売りする気はありませんも
の。私が欲しいのなら──全財産を積むくらいの気概を見せてもらいたいわ」
「う……」
野次を飛ばした棋士がたじろいだように言葉をつぐむ。
「まあまあ、若い娘が来てはしゃぐの気持ちは分かるが、セクハラはいかんぞ。我々は将棋の研究
のために集まったんだ。そして彼女も君たちと同じ棋士。立場は対等なんだからね。
──すまなかったね、藤村くん」
「あ、いえ……いいんです」
ただひとり大人の対応をしてくれた師匠に、絢音は感謝する。
「さっそく研究会を始めようか」
竹内の主催する研究会では、タイトル戦などで打たれた棋譜を研究することもあるし、メンバー
同士で打ち合うこともある。今日は出席者がそれぞれ対戦し、それから棋譜を検討するということ
になった。
絢音の相手はプロ七段の男性棋士・丸川(まるかわ)。眼鏡をかけた神経質そうな小男だ。
「やれやれ、女子高生が相手か。今日こそは竹内先生とお手合わせできると思ったのに」
丸川は将棋盤の前に座るなり、おおげさにため息をついた。
「女子高生だといけないんですか?」
「私はプロ棋士七段だよ。わざわざ土曜日に研究会に来て、ついこないだまで奨励会にいた小娘な
んぞと対局せねばならんとは……やれやれ」
「奨励会じゃなくて育成会です」
絢音が即座に否定した。
奨励会はほとんどの会員が男で構成されたプロ棋士養成機関。一方の育成会は『女流』棋士養成
機関で、もちろんそのメンバーはすべて女性だ。女性が奨励会に入り、女流棋士ではなくプロ棋士
になる道もあるのだが、今のところそうなった例はない。
一部の女流棋士が男性棋士に勝つことも珍しくなくなってきたとはいえ、棋士の世界では、まだ
まだ男と女の間に壁があるのが実情だった。
「あー、どっちでもいいよ、そんなもん」
丸川は馬鹿にしきった様子で、ぱたぱたと扇子を扇いでいる。分かっていて、あえて言ったのだ
ろう。女である絢音を一段下に見ている態度があからさまだった。
嫌味な奴──絢音は彼の態度にかちん、ときた。
(私の棋力を見せ付けてやるから。見てなさいよ……男なんかに絶対負けない)
──対局が始まった。
先手は、絢音。飛車を7の筋に移動し、積極的に攻勢に出る。彼女の得意戦法である三間飛車。
守りよりも攻撃を重視し、急戦を仕掛けて一気にカタをつけるのが彼女のスタイルだ。
「三間飛車か。意外にマイナーな戦法を使うんだな」
丸川がせせら笑った。後手である彼は、強力な防御型である穴熊囲いで絢音の攻撃に対抗する。
対局は、攻めの絢音に守る丸川という構図になった。
「言っておくが、攻撃一辺倒では上には行けんぞ。どんな戦法もまんべんなく指せる実力があって
こそ、真に強い棋士だ」
「対局中ですよ、丸川先生。検討は、対局が終わってからにしてほしいですね」
「生意気な……指導してやってるというのに」
丸川の眉間に険しいしわが寄った。
彼の言うとおり三間飛車はあまりメジャーな戦法ではない。だが絢音はこの戦い方が好きだ。
自軍の守りをあまり固めず、速攻で攻めこんでいく。もちろんこちらの攻めを凌がれ、反撃を受
けたときには、あっけなく敗れるリスクはある。
だからこそ、攻撃あるのみ。やるか、やられるか。
常にがけっぷちに留まるような戦い方が、彼女は気に入っていた。
「ん……むむ……ぐぐぐ」
対局が進むにつれ、丸川の額に汗がにじんでいく。眼鏡の奥の瞳がひっきりなしに揺れる。明ら
かに動揺していた。
「く、何て素早い攻めだ……! 男の棋士でも、ここまで三間飛車を使いこなせる者などそうはい
ない。それをたかが女子高生が……馬鹿な」
「将棋に男も女もありません。女の棋士だからって舐めないでください、丸川先生」
絢音は角や桂馬を巧みに駆使し、相手の防御を崩していく。いまや丸川は防戦一方だ。
「それと──負けたときは『負けました』と、ひとこと言ってくださらないと」
扇子をたたみ、挑発的に相手の目の前へと突きつける。
「だ、誰が負けだ! 貴様、先輩に向かって」
「勝負の世界に先輩も後輩もありません。ついでに──男と女もね」
「ち、長考するっ」
丸川は絶叫した。他の棋士たちが驚いたように二人を見やる。
「ほう、丸川先生を相手に──やるじゃないか」
「女子高生と侮ったか?」
「いやいや、いい手筋だよ。次は私とも手合わせ願いたいな」
他の棋士たちの目の色が変わる。
絢音は胸がすっとした。師匠以外の棋士たちに、ようやく彼女の実力を認識させたようだ。目の
前の対戦相手は歯ぎしりして盤面と絢音を交互ににらみつける。
「研究会の対局で長考ですか、丸川先生」
わざとらしくため息をついてやった。公式戦ならともかく、こういった研究会での対局は早く差
すのが基本だ。一日しかないのだから余計な時間はかけられない。
手詰まりならさっさと負けを認めて、その後の検討に入りたいのだが──プライドが邪魔をして
それもできないのだろう。半端な実力の癖に威張っているやつなど、得てしてこんなものだ。
「いさぎよく投了すればいいのに。みっともない」
「投了だと! 誰がお前みたいな小娘に降参するか。この私が女なんかに……ぐぐぐ」
丸川は顔を真っ赤にしてうなりながら、盤面を凝視する。
勝ち筋など、もはやどこにもないのに。どう守ろうとも、絢音の攻めのほうが数手早い。丸川の
王はもう詰むしかない。
──薄っぺらいプライドに振り回されて、こんな簡単な手筋も見えなくなっているのか。
絢音は目の前の男を哀れだと思う。
「ま、せいぜい考えて気づくことですね。どうあがいても自分の勝ちはない、という現実に」
絢音は席を立った。待つのも馬鹿馬鹿しいし、トイレにでも行ってこよう。
部屋を出る前にもう一度振り返る。
丸川は一心不乱に盤面を見つめていた。いい気味だ。
絢音はトイレを済ませ、洗面台の前で軽く髪を整える。
「まだ長考してるのかな、丸川のやつ。いい加減に投了してほしいわね」
盤面の前でうなっているであろう小男の姿を思い浮かべると痛快だった。
「自分が馬鹿にした相手に完敗するってどんな気持ちなんだろ。これだから男ってやつは。プライ
ドばっかり高くて、嫌になっちゃう」
口元に自然と笑みが浮かぶ。
と、そのとき、背後に気配を感じた。
今日はこの階を使っているのは、絢音たちの研究会だけ。だからこの階にいる女性は彼女だけの
はずなのだが……
一体、女子トイレに誰が?
怪訝に思って振り返る。
そこには誰もいなかった。
「気のせいかな」
思った瞬間、ふたたび生まれる気配。まるで誰かが息を殺して、この場所に潜んでいるようだ。
薄気味悪くなって、絢音は周囲をにらみつけた。
「誰? まさか、丸川──」
負けた(まだ相手は投了していないが、実質もう勝負はついている)腹いせに襲い掛かってきた
のだろうか。
瞬間、腹部に重い衝撃が走った。
当て身──?
意識が暗く、遠ざかる。
──気がつくと、トイレの個室の中だった。
「むぐぐ……」
手ぬぐいのようなもので猿轡をされ、声が出せない。さらに両手も後ろ手に縛られ、便座の上に
座らされている。
「うふふふふ」
目の前には丸々と太った男がいた。どういうつもりかピエロを模した覆面をかぶっている。
「乱暴な真似してごめんねぇ。ちょっとボクに付き合ってもらいたくってさ」
乱暴な真似? では先ほどの当て身は彼が食らわせたものなのか。
「女流棋士の藤村絢音ちゃんが、今日、この公民館に来るって聞いたからさ。待ち伏せしてたんだ
よね」
(何で、私を──)
猿轡で言葉を封じられているため、瞳で訴えかける。男はその疑問を感じ取ったのか、嬉しそう
にぺらぺらと喋った。マスクに変声機を仕込んでいるらしく奇妙にエコーのかかった声だ。
「ローカルニュースでキミのことを一度見たことがあるんだよぉ。黒儀式町が生んだ美少女棋士っ
てね。そのときから気になっててさぁ。食っちゃいたいなぁ、って」
絢音が女流棋士としてデビューした後、町のローカルニュースの取材を受けたことがある。確か
つい先日放送されたはずだ。そのときの映像を見て、男は犯行を決意したらしい。
「あ、自己紹介がまだだったね。んー、まあ本名は言えないけどねぇ。警察に捕まりたくないし。
警察じゃボクのことを『陵辱ピエロ』とかって呼んでるらしいけど……とりあえず、そう名乗って
おくかな」
(陵辱……ピエロ……?)
不審者に注意、と学校にビラが貼ってあったことを唐突に思い出す。だが正直言って、ひとごと
だと思っていた。自分がこんな事件に遭遇するなど夢にも思っていなかった。
「いやー、テレビで見るより実物のほうがずっとキレイだねぇ」
ぶよぶよとした手がシャツを脱がせ、ブラジャーもむしりとった。膨らみの少ない、なだらかな
胸があらわになる。
「おや、随分とかわいらしいオッパイだねぇ。まるで小学生みたいじゃない」
「っ……!」
絢音の頬がカッと熱くなる。Aカップの小さな乳房はひそかなコンプレックスなのだ。
男が彼女の胸元にむしゃぶりついた。淡いピンク色の乳輪を吸いたてられる。絢音は軽く眉をし
かめ、んっ……と、声を漏らした。サイズこそ小さいが、絢音にとって乳房は敏感な性感帯だ。肉
厚な唇と舌で舐めまわされているだけで乳首がぷっくりとしこってきた。
「ビーチク勃ってきたね。いやらしー眺め」
「うう……」
「もう我慢できない。そうら、ご開帳―っ」
陵辱ピエロは調子に乗ったのか、スパッツとショーツも無理やり脱がせてしまった。足を蹴り上
げて抵抗したが、脂肪だらけの太った体には何発蹴りこんでもダメージを与えられない。
またたくまに、一糸まとわぬ絢音の下半身が露出した。
(こんなの……恥ずかしい)
年頃になってからは親にも見せたことのない秘所が、見ず知らずの男の前であらわになる。ヘア
は薄く、その下には瑞々しい桃色の秘唇が息づいていた。男の侵入をまだ一度も許したことがない、
聖なる処女地。
「うふふふふ、いただいちゃうよぉ」
陵辱ピエロは態勢を入れ替えた。自分は便器に座り、絢音の体を自身の腰にまたがらせる。いわ
ゆる対面座位の状態だ。
ズボンのジッパーを下ろし、すでに勃起しきった肉棒を剥き出しにした。硬く張り詰めた先端が
秘孔の入り口をまさぐってくる。ツーッと撫でられると背筋が粟立った。
(嫌っ、そんなもの入れないで!)
結婚するまでは処女で……と考えるほど潔癖ではないが、だからといって処女を軽く見るつもり
もない。やはり初体験はちゃんと好き合った人としたかった。こんなわけの分からない男に奪われ
るなど死んでも御免だ。
(絶対嫌っ、こんな奴に──)
絢音は必死で体をよじるが、万力のような力で抑え込まれていてビクともしない。
将棋ならどんな屈強な男にだって負けないのに。駒ひとつでどんな男にだって立ち向かってきた
のに。よりによってこんな知性のかけらもなさそうなデブ男に……屈辱で気が狂いそうだ。
「そうら、入れちゃうよぉ。うふふふ」
男の体がゆっくりと、えぐりこむように侵入する。堅く閉じた肉の割れ目を押しひろげ、熱いモ
ノが体の中に沈みこんでいく。濡れてもいない秘孔を強引に割り裂かれる苦しみで、絢音の眉が険
しく寄った。
(くっ……痛い! あぁぁぁっ……)
「我慢するんだよぉ。すぐに終わるからね」
彼女をなだめながら、男はさらに肉棒を押し進める。くちゅっ、と湿った感触とともに、熱いも
のが体の最奥まで埋めこまれた。
(痛いっ!)
こんな頭の悪そうなデブ男が、私の初体験になるなんて──絢音の心は屈辱と敗北感で煮えたぎ
るようだった。
「あれぇ、初めてだったんだね」
陵辱ピエロは結合部をのぞきこみ、下卑た笑い声を上げた。無残に押し広げられた秘孔から赤い
筋がしたたっている。
「将棋ばっかりやってて、男を作る暇もなかったのかな? ボクがキミの初めてのオトコかぁ。こ
りゃあラッキー」
「んっ、んぐぐぐーっ!」
絢音は燃えるような目で彼をにらみつけた。男は肉棒を埋め込んだ姿勢のまま、ピストンを始め
るでもなく、ゆさゆさと体を揺すってみせる。
「どう、男の感触は?」
胎内がはちきれそうなほど太く、大きなものが彼女の中を満たしていた。生まれて初めて味わう
異物感だった。ああ、自分は処女でなくなったのだと実感する。
「どうやら声も出ないようだね。っていうか、猿轡されてるから喋れないのか」
陵辱ピエロはにやりと笑い、
「もう猿轡は外してもいいかな」
器用な手つきで猿轡を外す。ようやく口元が自由になり、絢音は大きく息を吐き出した。
「はあっ、はあっ、はあっ……」
「助けを呼びたければ呼んでもいいよ。ただし、ボクに犯されたみっともない姿をみんなに見られ
ることになるけどね」
「っ……!」
絢音の表情が凍りついた。こんなデブの覆面男と対面座位でつながっている姿を、先輩棋士たち
に見られることを考えるとゾッとする。特に丸川あたりには絶対に見られたくない。レイプされた
肉体的苦痛よりも、こんな状況を見られる恥辱のほうが絢音にははるかに耐え難いことだった。
陵辱ピエロがゆっくりと動き始める。
「んっ、くうっ……!」
男を知ったばかりの敏感な粘膜が容赦なく摩擦された。ぴりぴりと痺れるような痛みが体の内側
に走る。苦痛から逃れるために、絢音は思わず腰を浮かせた。
「おっと、逃がさないよぉ」
陵辱ピエロは細腰を両手でしっかりとつかみ、ぐいぐい引き戻してしまう。絢音は激しいピスト
ンの苦痛に、顔をしかめて必死で耐えた。ほつれたミディアムヘアが、汗ばんだ頬や額に何本も張
り付いている。
「うっ……くぅ……んんっ……!」
すぐ隣の会場にいる棋士たちに万が一にも気づかれないよう、絢音は必死で声を押し殺す。
マスクから露出した口元が歪み、下品な笑みを形作った。力強く腰を突き上げ、絢音の体を淫ら
に翻弄する。お腹の奥まで肉茎をえぐりこまれるたびに、絢音は裸の上半身をのけ反らせた。
「こんな……こんなのが本物のセックスだなんて……」
気持ちよくも何ともなかった。こっそりと読んだエッチ系の雑誌に載っていた、めくるめく快感
などどこにもない。最悪の初体験だった。
「もう嫌……早く終わつて」
男は抽送を続けながら、絢音の裸の胸に手を伸ばす。小さいが張りのある乳房をギュッとつかま
れ、乱暴にもみしだかれた。右手でささやかな膨らみを弄びつつ、左手で彼女の上体を抱き寄せる。
「ほうら、こっち向いて。キスしようよぉ」
「い、嫌っ、むぐぐぐっ!」
嫌がる絢音の顔を無理やり自分のほうに向かせ、男が唇を重ねてきた。ぬめりのある唇が、絢音
の清らかな唇にぴったりと覆いかぶさる。
(私のファーストキスが……!)
さらに陵辱ピエロは唇を強引にこじ開け、舌を侵入させようとした。絢音は思わず唇を閉じ、そ
れ以上の侵入を防ごうとする。陵辱ピエロは、閉じあわされた唇を舌の先でべろべろと舐め始めた。
気持ちが悪い。
それが絢音の、記念すべき初キスの感想だった。
「んんんっ……」
ピストンするたびに、初めて男の挿入を許した膣が肉茎を締め付ける。その強烈さに陵辱ピエロ
は五分ももたずに音をあげた。
「えへへへ、そろそろ出そうだよ。このままナマで出しちゃっていい?」
「だ、駄目よ! 中は絶対駄目ぇっ!」
絢音が激しく抵抗した。体を震わせると便器がぎしぎしと揺れる。それでも男の両手は彼女の腰
をがっちりと捕まえ、離さない。
(嫌、逃げられない──)
焦る彼女に、陵辱ピエロはだらしなく笑った。
己の快楽がすべて、という表情だった。おそらく絢音が妊娠しても、彼の心には痛くもかゆくも
ないだろう。罪悪感というものが決定的に欠落している。
「ううっ、そんなこと言われたってガマンできないよ……あ、もう出そう!」
「中に出したら、殺してやるから!」
絢音が顔を真っ赤にして叫んだ。
「う、ううっ、だ、出すよ……っ! もう、イクッ!」
男は肉棒を押し込み、ぶるん、ぶるん、とだぶついた腹を震わせる。次の瞬間、絢音の胎内にお
びただしい量の精液がほとばしった。
「あ!? あぁーッ、嫌ぁッ!」
無防備な子宮が男のエキスで汚されていく。
(もう駄目……中に出されてしまうなんて)
これで私は妊娠するんだ。レイプ魔の子供を……絢音の心が敗北感に沈んでいく。
ドクドクと最後の一滴まで膣内に射精し、男の口元に蕩けるような笑みが浮かんだ。太った体を
揺すり、絢音の膣から肉棒を引き抜く。
「ふーっ、気持ちよかった。サイコーだったよ、絢音ちゃん」
陵辱ピエロはかちゃ、かちゃと音を鳴らしてズボンを引き上げ、ジッパーを閉めた。絢音の両手
の拘束を解き、意気揚々と去っていく。
後には絢音一人だけが残された。だらしなく両脚を開いたまま、便座に腰掛ける。すでに猿轡も
両手の緊縛も解かれているが、動く気力がなかった。男なんかに負けない。気丈なプライドはすで
にズタズタだった。
「あんな男に──」
先ほどまで堅く閉じられていた肉孔は、無惨にもぽっかりと口を開いている。膣の縁から破瓜の
血が混じった白い体液が垂れ落ちた。。
「男なんかに……!」
自分が汚し尽くされた証が便器の中に流れていく様子を、絢音はぼんやりと見つめていた。
陵辱ピエロまで登場かw
乙でした。
GJ〜。
金田一少年風だな。
超GJ!!
凌辱ピエロさんはマニアック路線担当と見たw
209 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 10:34:30 ID:HS2zYG20
GJGJ!!!!
「デブオタ嫌いのコスプレイヤー娘」を捕まえて
中出しコスプレイプビデオ撮影とか、いかがですか凌辱ピエロさん!
ティッシュ片手に新作待機中…
第12話投下します。
>>125-136、
>>145-156の相原陽子編と関連してます。
朝もやの残る歩道に白い息を吐き出し、少女が駆ける。
朝五時からのロードワークが鳩ヶ谷薫(はとがや・かおる)の日課だった。意志の強そうな瞳に
くっきりとした輪郭は、水準以上の美少女といっていい容姿だ。健康的に日焼けした小麦色の肌。
活動的なショートヘアがスポーティな印象を与える。
ソフトボール部で二年生エースを務める彼女にとって毎日の走りこみは欠かせない。ピッチャー
にとって重要なのはコントロール。そのコントロールを支えるのは足腰の強さだ。全国大会への出
場権をかけた県予選が大詰めを迎えた今の時期は、なおさら足腰の鍛錬を怠るわけにはいかない。
往復で十キロを走り、薫は家に戻った。脱衣場に入るのももどかしく下着姿になる。体中が汗ば
んでいて、早くシャワーを浴びたかった。
浴室に飛び込み、蛇口をひねる。小麦色に日焼けした肢体にシャワーの水流が飛び跳ねる。
「ふーっ、いい気持ちっ」
薫は幸せなため息をついた。運動の後のシャワーはもっとも爽快なひと時だ。
シャワーを浴び終えると、シャツを羽織ってベランダに出た。ブラジャーもつけていないし、し
なやかな下半身を覆うのは薄いショーツ一枚。
「まあ朝も早いし、誰も見てないよね」
ベランダの欄干に座り、町の風景を見おろす。こうやって、薄く日の出の光が照らす町並みを見
るのが好きだった。
と、
「お前、パンツ見えてるぞ」
真向かいのベランダから声が響く。あわてて視線を向けると、一人の少年がにやけた顔で彼女を
見ていた。さっぱりとしたスポーツウェア姿。薫同様、朝のロードワークに行ってきたらしい。
「う、うるさいっ。どこ見てんだよ、もうっ」
「俺だっていまさらお前のぱんつくらい見たって、どうも思わないけどな」
彼は柏木(かしわぎ)ケンジ。家が隣同士で、同い年の幼なじみだ。小学生になる前からの付き
合いだから、もう十年以上になるだろうか。
黙っていれば精悍な顔だちなのだが、薫の前ではふざけた態度ばかり取るため台無しだった。最
近ひとつ年下の彼女ができて、よく薫にのろけてくる。
そんな彼に対して微笑ましさと、そして──いくばくかの寂しさを感じる。幼なじみとして男女
の垣根を越えて付き合ってきても、どちらか一方に恋人ができれば、やがては疎遠になっていくの
だろうか。そう思うとたまらなく切なくなる。
胸をよぎった寂しさを押し殺し、薫は憤慨したように唇を尖らせる。
「まったく……そんなんじゃ彼女にも嫌われちゃうぞ」
たしか二人が付き合ってから一ヶ月ほど……男と付き合ったことのない薫には分からないが、今
が一番ラブラブな時期ではないのだろうか。
(ラブラブ……か)
ケンジの彼女──相原陽子(あいはら・ようこ)とケンジが睦まじく過ごしている様子を想像す
ると胸が苦しくなる。無性に切なくなるのだ。まるで心に大きな穴が開いてしまったような、喪失
感だった。
てっきりのろけてくるかと思ったが、ケンジの顔が曇った。
「ん、どうかした?」
「最近、陽子が俺のこと避けてるみたいなんだよ」
ケンジがぼやく。
「避けられてる? へえ、あんなにラブラブだったのに……」
意外な話だった。どちらかというと陽子のほうが照れて逃げるケンジを追いかけるイメージだっ
たが。
「一途そうなコじゃない。大事にしてあげなよ」
「今度、デートにでも誘ってやるか。……お前も早くいい男見つけろよ。
俺、Wデートってやつ、ちょっと憧れてるからさ」
ケンジの言葉が妙に寂しく聞こえる。
(ボクが他の男と付き合ってもいいの、ケンジ?)
心の中でそっと問いかけ、
「ばーか、ボクはソフトボール一筋なのっ」
必要以上に明るく振舞ってみせた。
「頑張ってるよな、ソフト部。あとひとつ勝てば全国大会に行けるんだもんな」
全国大会は8月5日から8日までの四日間かけておこなわれる。全国48校の代表となるため、
薫の所属する黒儀式(くろぎしき)高校ソフトボール部は県予選を戦ってきた。エースピッチャー
の薫が全試合を完封で抑え、とうとう決勝戦までコマを進めた。
全国まで、あとひとつ。
薫は目を輝かせて語った。
「決勝の相手は白天(はくてん)女学院。強敵だよ」
白天女学院は県大会最多優勝回数を誇る、強豪高校。全国大会常連というやつだ。
「試合は日曜日だったよな。俺も応援に行くよ」
「いいの? 彼女とデートとかしなくて」
「ばか、お前の晴れ舞台だろうが。そっちを優先してやるよ」
「幼なじみのよしみで、ね」
薫が小さく笑う。
「じゃあ、さ。もしボクが優勝できたら──ご褒美ちょうだい」
「ん、ご褒美?」
怪訝そうな顔をするケンジに向かって、薫は思い切ってリクエストしてみた。
「ボクの……ファーストキス、もらってくれる?」
「いっ!?」
二人の間に沈黙が流れる。薫は頬が熱くなって、相手を正視できない。
やがて──どちらからともなくクスリと笑いがこぼれた。
「シリアスな顔で何言ってんだよ、お前」
「あはははは、ジョーダンだよ。ジョーダン」
薫はますます頬が赤くなった。
(ケンジには……もう陽子ちゃんがいるんだもんね)
寂しい、現実だった。
──放課後になった。
「ん、あれは」
ソフトボール部の練習に向かう途中、前方から歩いてきたのは相原陽子だった。ゆるくウェーブ
のかかった髪とヘアバンドが特徴的な少女だ。一年生ながら90センチを越えそうな、巨乳の持ち
主。スレンダーな体形の薫はそれだけで気後れしてしまう。
彼女はケンジと付き合っていて、薫とも面識があった。
……もっとも、彼女は薫に対してあまりいい印象を持っていないようだが。
「元気ないじゃない。ケンジとはうまくいってる?」
挨拶もなしにすれ違おうとした陽子に、薫が明るく笑いかける。
「鳩ヶ谷……さん」
「最近、陽子が俺のこと避けてるみたいだ、ってケンジがボヤいてたよ」
「…………!」
「ねえ、ケンジとはどこまでいったの? キスくらいは当然として、最後までヤッちゃったとか?
あー、もう、青春だよね」
女の子が相手だとつい下ネタに走ってしまう。そうでなくても彼女は噂話のたぐいが大好きなの
だ。つい調子に乗って、余計なことまで口走ってしまうこともしばしばだった。
「ヤッちゃった、って……表現がストレートすぎますよ」
陽子は軽く眉をしかめた。ボクってこの子に嫌われてるなー、と薫はため息をつく。
「ごめんごめん、悪気はないんだけどさ……あれ、なんか髪の毛に白いのこびりついてるよ? 絵
の具?」
「さ、触らないでください」
陽子は血相を変えて、薫の手を振り払った。荒んだ目で彼女をにらみつける。
「陽子ちゃん……?」
そのとき、陽子の携帯電話が鳴った。ハッとした顔で薫に背を向け、電話に出る。
「も、もしもし……工藤さんですか?」
低く押し殺したような声。まるで他人に聞かれるのを恐れるような、小さな声。
「こ、困ります……昨日から三日連続じゃないですか。さっきだって口で……してあげたばっかり
なのに……髪の毛に精液がついて……あ、いえ……なんでもないです。だけど、あたしは……そ、
そんな、すみません、逆らうなんて……でも、今日は危ない日だし……」
なにやら怪しげな会話だった。
「わ、わかりました、すぐに行きます……」
「どうかしたの」
「なんでもないです! いちいち詮索しないでください」
電話を切った陽子はふたたび薫をにらみつけた。
まるで追い詰められた獣のようだ。彼女との付き合いはそれほど深くないが、少なくともこんな
表情をする女の子ではなかった。とにかく恋愛に関しては純真で一途。ケンジも彼女のそういうと
ころを気に入って、付き合っているのだと思う。
なのに、今の陽子の様子は──
「ねえ、本当になにかあったのなら、ケンジにでも相談してみなよ。あるいはボクでよければ何で
も聞くし」
「あなたなんかに何が分かるんですか!」
陽子が突然、怒鳴った。
「毎日毎日を楽しそうに過ごしてるあなたに! お気楽に過ごしてるあなたに!
クラスの人気者で、ソフトボール部のエースでおまけにケンジくんの家とは隣同士の幼なじみ…
…あたしには何にもないのに、なんであなたは何もかもを持ち合わせてるのよ」
「陽子ちゃん……?」
彼女が何に激昂しているのか理解できない。薫には想像できない何かを抱えているようだが、陽
子の表情から具体的な何かを読み取ることはできなかった。
「あたしにはこれといった取り柄はないし、ケンジくんとの思い出だってあなたほどたくさんある
わけじゃない。だけどケンジくんはあたしの彼氏です。あたしだけの彼氏なんです。
幼なじみだろうと何だろうと、絶対に渡しませんから!」
ライバル心むき出しのまなざしだった。立ち尽くす薫に背を向け、陽子は去っていった。
ソフトボール部の練習を終え、薫は体育倉庫の前にいた。黒儀式高校には体育倉庫が二つあり、
彼女がいるのは第二倉庫のほうだ。第一倉庫は老朽化していて、現在では使っていない。
薫はソフトボール部のユニフォーム姿だった。赤いシャツとストッキングに白いパンツ、サンバ
イザー。胸には黒儀式高校の文字。選手は1から25までの好きな背番号を選べるのだが、彼女は
プロ野球のエースピッチャーを意識して18番を背負っている。
「いよいよ、三日後ね」
そう言って彼女の隣に腰掛けたのは、女性教師の松浦杏子(まつうら・きょうこ)だ。彼女は学
生時代にソフトボールでインカレに出たことがあり、その経験を生かしてソフトボール部の顧問兼
監督を務めている。
軽くカールした茶髪。きつめのルージュとアイシャドーがゴージャスな美貌を引き立てている。
豊満なボディを包むのは、ぱりっとした黒いスーツだ。
「はい、とうとう三日後──」
薫の所属する黒儀式高校ソフトボール部は全国大会出場権を懸けて、白天女学院と対戦する。
「もしかして緊張してる? 白天女学院は県内ナンバーワンの攻撃力だものね。私たちは守備型の
チームだから、エースの出来次第で勝敗は決まるわ」
「速球だけじゃ抑えきれないかもしれませんね。もっと変化球も混ぜて、タイミングを外していか
なきゃ……」
薫がグッと拳を握り締めた。
鍛え抜かれた足腰と天性の手首の強さから繰り出される、百十キロを越える速球が彼女の最大の
武器だ。試合では八割以上このボールを使う。真っ向からの力勝負にこだわりがあるからだ。
百十キロといっても、けっして遅い球ではない。ソフトボールは野球よりもピッチャーとバッタ
ーの間隔が短いため、体感速度では野球をはるかに凌ぐ。ソフトボールにおける時速百十キロの速
球は、野球に置き換えれば百五十キロクラスの剛速球になるのだ。
実際ここまでの試合で、薫はほとんどストレート一本で相手校を抑えてきた。彼女の速球を攻略
できたチームはひとつもなく、ことごとく完封してきた。
だが決勝の相手は県内最強の打撃陣をそろえる白天女学院。さすがに単調な速球一本槍では通用
しないだろう。チェンジアップやドロップのような変化球も混ぜていかざるを得ない。
「あら、珍しく弱気なのね。いつもは剛速球勝負のくせに」
「違いますよ。確かに怖いけど……でもドキドキする。嬉しいんです。それだけの相手と戦えるっ
て幸せなことだもん」
練習試合で何度か対戦しているため、白天女学院のレベルは承知している。完封したこともある
が、逆に打ち込まれたこともある。
だからこそ薫の闘志はみなぎっていた。一流のスラッガーを相手にしたときに沸き立つのが、真
のエースだ。
「日曜の試合はケンジも見にきてくれるし──」
思わずぽつりとつぶやくと、杏子が敏感に反応した。
「ケンジ? ああ、例の幼なじみのカレね。あれから進展はどうなの」
「し、ししししし進展って……ボクは別にあんなヤツのことなんか何とも思ってませんから!」
思わず声が上ずった。ふだん友達相手に過激な下ネタを言ってるときよりも、ずっとドキドキす
る。杏子が苦笑した。
「やれやれ、高二にもなって初心なこと。ソフトボールと違って、恋愛は直球勝負じゃないのね」
「だから違いますってば。あいつには……可愛いカノジョがいるんだから」
「え、そうなの?」
「だから、ボクとケンジは幼なじみ止まりですね」
──幼なじみだろうと何だろうと、絶対に渡しませんから!
先ほど陽子に言われた言葉を思い出す。
「ま、幼なじみなんてそんなものですよ。実際に幼なじみ同士でカップルになるなんて漫画の世界
だけですし。第一あいつって本当にガサツでお調子もので、彼氏にするなんてとてもとても……」
ちょっと強がりっぽいかな、と思いつつ薫は全力で否定してみせた。
杏子は──何も言わない。逆にそれがありがたかった。
下手に慰められると、泣いてしまいそうだ。
「じゃあ、私は先に帰るわ。倉庫の後片付けお願いね」
「はい、杏子センセ」
薫一人が部室に残された。
「ケンジ……」
切ない吐息が漏れた。彼を、異性として意識しているつもりはなかった。だがケンジに彼女がで
きたと聞いたとき、どうしようもなく寂しい気持ちになったことも事実だ。
(ボク、本当はケンジのこと……)
それ以上思考を進めることを感情が拒んだ。
「さっさと片付けして、ボクも帰ろっかな」
薫以外の部員は一足先に帰っている。今日は、試合前の最後の調整のために軽く汗を流すだけに
留めたのだ。
薫は扉を開けて体育倉庫の中に入った。土埃のかぶった倉庫内には、ハードルや跳び箱、マット
などが無造作に置いてある。ソフトボール部のバットが一本、床に落ちていた。
「用具は大切に扱ってほしいね、まったく」
たぶん一年生の誰かだろう。明日注意してやらなければ。
と、
「なんだ、まだ残ってる奴がいたのか」
背後で声がした。逆光に浮かび上がったのは、ブサイクな顔だちの中年教師。
「毒島(ぶすじま)先生……」
薫は反射的に顔をしかめた。セクハラ教師との噂があり、実際ほとんどの女生徒から忌み嫌われ
ている。正直言ってあまり関わりたい相手ではない。
まして、誰もいない体育倉庫の中で……こんな場所でセクハラされたら助けを呼べない。
「あ、あの何か用ですか?」
いつでも逃げ出せるように毒島から距離をとった。
「工藤から手に入れたこのクスリ……こいつにも試してやるか」
毒島がぼそりとつぶやく。
「えっ?」
「いや、なんでもねえよ。差し入れだ」
毒島がスポーツドリンクを渡した。
「ソフトボール部は今週の日曜日に決勝戦なんだってな。ま、がんばれよ」
「……あ、どうも」
意外と生徒思いのところがあるようだ。薫は驚きながらも紙コップ入りのドリンクを受け取った。
ちょうど喉が渇いていたところだ。
少し苦い味がする、変わったスポーツドリンクだった。
しばらくすると、体中がカーッと熱くなってきた。特に下腹部のあたりに、異様な熱がこもって
いる。
(なに、この感じは……!?)
自然と呼吸が荒くなる。自分の身に起きた突然の変調に、薫は戸惑いを隠せなかった。
「どうした、薫?」
「あ、いえ、体がヘンな感じで……」
名前を呼び捨てにされたのも気にならず、薫が答えた。腰の奥が火照っている。スポーツブラの
奥で乳首が勃起しているのが分かった。異様なほど全身が敏感になっていた。
「『ハレイション』の分量を増やしてみたが……効果は抜群だな。ヤリたくてヤリたくてたまらな
い、って顔してやがる」
「えっ、なんのこと……」
薫の瞳にとろん、と霞がかかる。
「たまにはボーイッシュなのも悪くねえ」
唐突に毒島の顔が近づいてきて、叫ぶ間もなく唇を奪われた。
(ち、ちょっと……!)
首を左右に振り、嫌々しているところを壁にぶつけられた。唇を押し開き、無理やり舌を挿入さ
れる。逃げる舌を捕まえ、なぶるようにしゃぶる。
「はあっ……」
暴力的なディープキスから開放されると、薫はため息交じりに男の足元に崩れ落ちた。
「なっ、ななっ、なにすんだよ!」
大切なファーストキスを奪われた怒りよりも、驚きのほうが先に立っていた。
それに──何なのだろうか、この感じは。
体中が火照って……妙に心地よい。
もっと触ってほしい。もっと色々してほしい。
そうしないと腰の芯に灯った、この奇妙な疼きを抑えらない。
「お前がかわいかったからさ。初めてのキスの味はどうだ? 美味かっただろ」
「……気持ちよかった」
薫は顔を赤くして、それ以上の声が出せない。
「ふん、男みてえな喋り方してても立派なオンナだな。いっちょまえに赤くなりやがって」
「……バカ、なに言ってるのさ」
「もっと、いろいろしてほしいか?」
「だ、ダメだよ、エッチなことする気でしょ」
薫は弱々しく立ち上がり、毒島と距離をとった。激しく首を振り、薄れていく理性を必死で立て
直す。
「陽子から全部聞いたぜ。どうせ愛しのケンジくんはお前のものにならないんだ。お前はお前で楽
しんじまえばいいんだよ」
毒島が薫のユニフォームを脱がせ始めた。
「だって、ケンジには可愛らしいカノジョがいるんだもん……ボクと違って健気そうで、胸なんか
も大きいし……」
薫はなぜか抵抗できなかった。
(どうせケンジにあげられないなら──初体験の相手が誰になっても……いいか)
薫が投げやりにつぶやく。
処女を失うとか、純潔な体じゃなくなるとか、そんなことはどうでもよかった。ただこのモヤモ
ヤとした気持ちを吹っ切りたかった。
「そうら、ご開帳」
ユニフォームの上下をすべて脱がされ、小麦色に日焼けした裸身があらわになった。健康的でス
レンダーな肢体。未発達のこぶりな乳房と、まだ毛が生えそろっていない秘唇を恥ずかしそうに両
手で隠す。
「よーし」
毒島は下半身丸出しとなった。赤黒い肉棒はすでに屹立している。
「ひっ」
短い悲鳴を上げて、薫は顔を背けた。
「なんだ、見たの初めてか?」
毒島はニヤリと笑ってマットの上に寝そべった。
「おまえのイヤラシイ口で俺のモノを元気にしな」
「えっ、あの……」
「フェラチオしろって言ってんだよ。分かるよな、フェラチオ? んん?」
フェラチオという言葉の意味は知っているが、実際にやったことは勿論ない。高角度でそそりた
つグロテスクな器官に薫はおそるおそる唇を近づけた。不気味に脈打つ茎の部分に、遠慮がちに舌
を這わせる。
「あー、じれってえな」
毒島は苛立ったように叫び、自分の上にまたがるように言った。
薫は毒島の体をまたぎ、シックスナインの態勢を取る。巨大な亀頭を口にくわえた。張り出した
雁の部分が口の中に引っかかって苦しい。思わず吐き出しそうになったところを、喉の奥まで強引
に突きこまれた。一方で、毒島は彼女の未開発の性器に顔を埋めていく。
「……っ!」
薫は声にならない声を上げた。男の舌が誰にも触れさせたことのない秘所に押し入っていく。お
ぞましい舌が入っていくにつれて、薫は眉をしかめた。
「おら、口元がお留守になってるぜ。フェラを続けやがれ」
「は、はい……んぐっ、はむっ……」
裏筋に必死で舌を這わせる。友達と一緒に隠れて見たレディースコミックに載っていたテクニッ
クの真似だった。
「くくく。意外にうめえじゃねえか」
デリケートな粘膜を中年男の舌が舐めまわす。入り口をこすり、肉芽を刺激する。あらゆる快感
のポイントを刺激され、膣全体がきゅっと収縮した。
「んん……あっ」
「オツユがあふれてきたぜ? 気持ちいいのか」
薫がこっくりとうなずくと毒島はにたりと笑った。
「これからもっと気持ちよくなるぜ。ほら、ケツ向けろ」
薫は言われるがままに、マットの上で四つん這いになった。オスに屈服する獣の姿勢だ。毒島が
引き締った尻を高々と抱え上げる。汚れのない小麦色の下半身をぐっと引き寄せた。
ウエストにグッと指が食い込む。すっかり硬くなった肉棒が敏感な部分にあてがわれた。
「今からぶち込んでやるから、よく覚えとけよ、てめえが処女を奪われる瞬間をな」
中年男の熱く硬いものが、性器を左右に押しひろげながら入ってくる。
「うっ!」
ぴりっと下半身に痺れるような感覚が走り、薫は声を上げた。
「くっ、こいつはキツイな」
うれしそうに声を漏らしながら、毒島はぐいぐいと腰を押し進めた。処女膜の抵抗感をものとも
せずに、たくましいものが侵入していく。
生まれて初めて味わう異物感に薫は声も出ない。息をひそめるようにして、自分が処女と決別す
る瞬間を待っている。
「んっ!」
ずちゅ、と奥まで押し込まれる感触があった。
「入っ……た? ボク、処女じゃなくなったんだ……」
薫は軽く吐息を漏らした。スポーツをしているせいか思ったほど痛みはない。
「ケンジ……!」
思わず幼なじみの名をつぶやく。
精悍な少年の笑顔がきつく閉じたまぶたの裏に浮かび、そして消える。もう永遠にかなわない、
彼との甘い初体験の夢……
(しょうがないよね、ケンジにはもう他の人がいるんだから──)
グッと唇をかみ締める。
「くくく。いただかせてもらったぜ。確かに処女だな。このキツキツの感触はよ」
「んっ……!」
胎内をみっちりと満たされている感触があった。奥まで届いている。膣の中が収縮して、陵辱者
の肉茎を締め付けているのが、自分でも分かる。
「ん、血が出ねえな? スポーツやってるせいか。おい、本当に男は初めてなんだろうな?」
「はい、ボクはバージン……です」
「はははは、そうかそうか。ま、もうバージンじゃねえわけだが。じゃあ、さっそく味合わせても
らうぜ」
毒島が動き始めた。
「あっ……くうっ……」
がくがくと引き締った下腹部を揺さぶられる。たっぷりと滴る愛液が潤滑油になっているためか
スムーズな抽送だ。一突きごとに膣の中を重い衝撃が走った。
さらにアナルにも指を突っ込まれた。
「ひっ、そこは……」
「こっちの穴でも感じるのか? 男みてえな喋り方のくせに、随分と淫乱なボクっ娘だぜ」
直腸内の粘膜を指でぐちゅぐちゅとかきまわされ、刺激される。二穴同時に責められ、薫を襲う
官能の波は爆発的に高まった。
男根で膣襞をこすりあげられるたびに、アヌスの中を弄られるたびに、じわりとした快感が沸き
上がる。薫はせつない声をあげた。喘ぎ声を出さずにいたら、気が狂ってしまいそうなほどの悦楽
だった。
「あっ、あはあっ! き、気持ちいいよう……!」
薫は背中をエビのように反らせて、快感を訴えた。
「くくく、男の味を覚えやがったか。それとも『ハレイション』の分量が多すぎたのかな?」
「ハレイ……ション?」
「媚薬ってやつさ。おかげで気持ちイイだろ」
この快感がクスリによってもたらされたものなのか、薫の性感が豊かなのか、そんなことはどう
でもよかった。初めて知った性の愉悦をもっともっと味わっていたかった。体中を男の精液で汚し
尽くしてほしかった。
──そうすれば、きっとケンジのことも吹っ切れる。
毒島はさらに上下運動を加速した。
「あっ、あぁ、あぁぁぁっ」
切なく喘ぎながら、薫は体の芯が高ぶってくるのを感じた。
「ねえ、チューして。ボクの口の中、先生の唾液でベトベトにしてよぉ」
薫は自分から毒島の首に両腕を回し、肉厚の唇に自分の唇を触れ合わせた。ブサイクな男とのキ
スに陶然となる。積極的に舌を差し入れ、互いの唾液を交換する。まるで恋人同士のような激しい
ディープキス。
毒島はキスをしたまま腰をグラインドさせ、猛烈な勢いで腰をぶつけてくる。襞という襞をこす
られ、子宮の奥まで突き上げられ、腰の芯がカッと熱くなった。
スレンダーな裸身が波打ち、男を迎え撃つように腰を上下させる。
「あっ、ああっ……あっあっあっ……!」
何もかもを忘れ、獣のように大声を上げる。
「そろそろフィニッシュといくか」
「出して! ボクの中に、いっぱい! ドクドク注ぎ込んでぇ!」
激しいオルガスムスが近づき薫は絶叫した。もはやスポーツに打ち込む元気少女の面影はどこに
もない。快楽をむさぼる一匹の牝でしかなかった。
「くくく。初体験で中出しをリクエストとは、淫乱の素質があるぜ、お前。望みどおり俺のザーメ
ンを腹の中一杯に注ぎ込んでやる」
毒島はとどめとばかりに腰のピッチを上げる。薫の体の奥に中年男の精液がたっぷりと注ぎこま
れた。
「ああっ、奥で出てる! あ。ビクッビクッ、てしてる、あぁぁぁぁっ!」
胎内に熱いものをたっぷりと注ぎ込まれ、薫はオルガスムスに達した。高々と掲げた尻がびくっ
びくっと震え、四肢が断続的に弛緩する。体の芯に鮮烈なスパークが散っていた。
毒島がゆっくりとペニスを引き抜いた。清らかな膣に収まりきらなかった精液が何条もの白い筋
となって滴り落ちる。
「いっぱい出されちゃった……」
薫は上体を起こすと、大股開きになった。ぬちょ、と湿った音を立てて、自らの指で秘肉を開い
てみせる。清らかだった肉洞の奥から、白濁した体液と愛液とが垂れ落ちてくる。
薫は恍惚とした表情で毒島を見つめた。
「はぁ……気持ちよかった」
wktk wktk
GJ!
GGGGGGGJ!!!!
いとも簡単にボクっ娘を肉奴隷化するハレイション(と毒島テク)、恐るべしw
GJ!!!!!!!!!
相変わらず素晴らしい。
恋人は肉便器だわ、幼馴染は薬漬けだわケンジ君に寝取られ属性があったらたまらないだろうな。
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
さぁ次はいよいよ?
1.黒髪ポニテ剣道少女が犯されまくる
2.天才美少女名探偵がヤラれまくる
3.毒島と陵辱ピエロの801
4.新たな犠牲者が現れる。
たとえば読書好きな知的少女が図書室でやられるとか。
>>231 3はマジ勘弁
少し季節づれたけど浴衣やって欲しいな
女友達または彼氏と花火行ったのにはぐれて毒島に…みたいな
5.再び陽子の性奴隷描写
探偵さんは物語を終わりに向かわせるキャラクターのような気がする。
浴衣シチュなら、修学旅行の宿泊先の旅館で、
たまたま一緒になった他校の女子生徒を、その場限りの一発レイプとか、
新婚旅行に来てた新妻をヤッて孕ませるとか。
>>234 やめてくれ
この話が終わったらこのスレはどうなるんだ!!
>>236 当然23氏の次のシリーズが始まるんだよw
浴衣ならやはり花火大会だろう。
でも修学旅行はおいしいな
俺は待つ
俺も待つ
学校でも待つ
じゃあ俺も
つかおまいら、待つばっかりで自分で書こうとかしないのかよw
>>210さんのネタを一部使わせていただきました。他の方のネタやリクも、いつも参考にさせて
もらってます。以下、黒の儀式・第13話です。
夏町(なつまち)は市内でもっともにぎわう繁華街だ。午前十一時という時間帯のせいか、大学
生らしき若者たちでごった返していた。
人ごみを縫うようにして、一人の男が道を行く。脂ぎった肌、ロクに洗濯もしていないシャツが
はちきれそうなほどの肥満体。
「カワイイ子はいないかなぁ」
彼の好みは清楚な少女。いかにも遊んでいそうなOLや、色気ムンムンの熟女には食指が伸びな
い。穢れを知らない美少女を犯している妄想を膨らませるだけで、腰の奥から渇いた欲望が込み上
げてくる。
「また適当な女の子を見つけてヤッちゃうかなぁ、ハァハァ……」
誰にも聞き取れないよう小さくつぶやく。
彼はすでに十人以上の女性を──哀れな獲物をその毒牙にかけていた。あるときは夜道で、ある
ときは人気のない林で、あるときは公衆トイレで……
いずれも完璧なまでに成功し、首尾よく女体を堪能できた。
どうやら今までに犯した女の誰かが被害届を出したらしく、連続婦女暴行事件としてニュースに
なっていた。
だが彼に不安はない。
──自分だけは捕まるはずがない──
犯罪者特有の奇妙な自信。
陵辱は、回を重ねるごとに心は大胆になっていく。何度も成功するうちに、失敗への不安は消え、
奇妙な自信だけが増大していく。
彼はいわゆるデブオタだ。同人誌やらオタゲやらにハマりまくっているし、部屋はアニメのポス
ターやフィギュアだらけで、おまけにエロ同人誌が床を埋め尽くしている。
そのせいで周囲の女にはまるで相手にされない。気持ち悪がられ、避けられることもしばしばだ。
そんな鬱憤晴らしに始めた『ゲーム』だった。
肉体的な快感もさることながら、精神的な愉悦が大きかった。本来なら自分など相手にしてくれ
ないであろう娘たちを力ずくで陵辱し、屈服させる。そんなシチュエーション自体に激しく興奮を
覚えるのだ。
と、ひとつのポスターが目に留まった。
アニメや漫画のキャラクターに扮した女性たちがポスターを彩っている。
「コスプレコンテスト、か」
オタクである彼にとってはなじみの深いイベント。そうだ、今回のターゲットはコスプレイヤー
にしよう。
「うふふふ、美味しそうな女の子が見つかるといいなぁ」
よだれを垂らしながら、男がつぶやく。
ぶよぶよとした手がカバンの中に伸びる。そこに入っているのはピエロを模したラバー製の覆面。
素顔の彼はどこにでもいるような平凡な男。特に誰からも注目を受けることのない、うだつのあ
がらない男。
だが覆面を身につけたときの彼は、ひとつの異名を持ってこう呼ばれていた。
──陵辱ピエロ、と。
黒儀式(くろぎしき)高校二年七組の教室。
「お、落合(おちあい)さんってコスプレするの?」
突然の質問に、落合琴美(ことみ)は戸惑った視線を相手に返した。
「この間、コスプレイベントで落合さんを見かけたんだよぉ」
クラスメートの肥田(ひだ)が今にもよだれを垂らしそうな顔でたずねる。学生服がはちきれそ
うなほどの肥満体。脂ぎった肌に室内灯が反射して、テカテカと光っているのが気持ち悪い。
「今週末のイベントにも出るの? ボクは『三人そろってプリッキュラ』なんかが好みだなぁ、ハ
ァハァ……『暑宮ハルヒ』とか『灼眼のシャララ』も悪くないけど」
と、額の汗をタオルでぬぐった。
(気持ち悪いなー。童貞のデブオタはこれだから……)
漂ってくる体臭、汗の匂い、不潔そうな髪、脂ぎった肌──見ているだけで生理的な嫌悪感が抑
えきれなくなる。
「ねえねえってば」
「…………」
琴美は彼を黙殺し、後ろの席に移動した。
可憐な印象を与える少女だった。両サイドでシニョンにした髪がその印象を高めている。それほ
ど背の高いほうではないが肉付きがよく、童顔とは裏腹の、大人っぽい色香が漂う。
「デブオタ嫌いなんだね、琴美」
クラスメートで友人でもある西園万里子(にしぞの・まりこ)が声をかけた。
「童貞デブオタなんて最悪っ……もしかして、あたしのこと夜のオカズにしてるんじゃないかな。
あー気持ち悪い」
琴美は憤慨した口調でグチをこぼす。それを聞いて万里子が小さく苦笑した。
「童貞童貞って馬鹿にするけど、あんただって処女じゃない」
確かに彼女は生娘だった。こっそりと購入したアダルトアニメ雑誌などで、エッチな知識だけは
同級生以上に蓄えているが、実体験はゼロに等しい。
「マリは経験済みなのよね。真面目そうな眼鏡っ娘のくせに」
琴美は羨望を交えて、彼女を見やった。
プラスチック製の黒縁眼鏡に釣り目がちの黒い瞳。人目をひく美少女と言うわけではないが、そ
れなりに整った顔だちだった。全体的な印象は真面目そうなのだが、唇の横にあるホクロがどこと
なく淫蕩なアクセントを添えている。
「眼鏡っ娘は関係ないけど、まあそれなりにはね」
万里子はこともなげに言って、眼鏡のつるを押し上げた。
確か彼女の初体験は高校一年生のときで、相手はクラスメートの男子だと聞いている。その彼と
はすでに別れたのだが、今は大学生の彼氏がいて、週に二回はエッチするらしい。万里子は学年で
も五本の指に入る優等生だが、男性経験のない琴美と違って『それなり』のことをしているのだ。
「っていうか、オタクって言わないでよ。あたしはただのアニメ愛好家よ」
琴美のお気に入りはアニメから漫画、ゲームまで多岐にわたる。お気に入りの漫画は『テニスの
大王様』、アニメなら『ダンガムSEED』。その他にもギャルゲー全般は当然押さえているし、美
少年キャラ同士の恋愛を描いた同人誌にもはまっている。
いわゆる腐女子なのだが、彼女としてはその名で呼ばれるのは好きではない。
「それの度が過ぎてるのをオタクって言うんじゃ……」
「失礼しちゃうな」
鼻を鳴らす琴美。万里子はやれやれ、といった感じで肩をすくめた。
「あんたも早くオトコ見つければ? 可愛いんだからモテるでしょうに」
「あたしの周りはデブオタばっかりだもん」
「オタクが嫌いなの? 自分もオタクなんだからいいじゃない」
「オタクって言わないでってば。
っていうか、あたしはデブのオタクが嫌いなのっ。かっこよければオタクでも全然オッケだよ。
──むしろ話題が合うからオタクのほうがいいかも」
「イケメンのオタクなんて、なかなかいないんじゃない?」
冷静な万里子のツッコミに琴美はため息をついた。
「まあ、そうなんだけどさ……あーあ、やっぱあたしの恋人は二次元にしかいないな」
「二次元って、どんなのが好きなの?」
「『テニスの大王様』の越前キュンとか、『ダンガムSEED』のアスリンキュンとか……」
琴美が目を輝かせた。
彼女が今上げたのはいずれも人気漫画やアニメのキャラクターだ。帽子をかぶった生意気な性格
の美少年や、藍色の髪をした美形のパイロットの姿を思い浮かべ、うっとりとなる。
はっきり言って現実の男なんかより断然カッコいいし、素敵だった。熱っぽく語る琴美に対し、
万里子はどこか冷めた口調で答えた。
「……ごめん、全然分からないわ。アニメも漫画もほとんど見ないし」
「勉強ばっかりしてないで、少しはアニメや漫画も見なさい」
「普通、逆だ思うけど……」
「あ、これ、この間のイベントでコスプレしたときの写真。どう?」
琴美が思い出したように何枚かの写真を取り出した。昨日現像が上がったばかりのものだ。真っ
先に万里子に見てもらいたくて、学校まで持ってきたのだった。
「けっこう露出激しいのね」
胸元が大胆に開いた衣装を身にまとった琴美の写真を見て、万里子が口元を緩めた。格闘ゲーム
に出てくる女忍者キャラのコスプレで、胸元だけでなく太もももあらわになっている。白い肌がま
ぶしかった。
「まあ、ゲームのキャラだからね」
「琴美って制服じゃ目立たないけど、こうして見るとけっこう胸あるわね。童顔だし、ロリで巨乳
なんて男から見たらたまんないんだろうなぁ」
「なんか中年オヤジみたいな口ぶりだね」
万里子が唐突に彼女の胸をもみしだいた。柔らかなタッチで豊かな胸を刺激され、琴美は半ば本
気で顔を赤らめた。
「や……ちょっと、マリってば」
「うん、やっぱ巨乳だ。しかも柔らかい……私にも少し分けてもらいたいもんだわ。この胸があれ
ば、男なんて瞬殺でしょ」
「き、巨乳って言わないでよ。恥ずかしいよ」
「男はたいがい巨乳好きよ。私が今付き合ってる彼氏だって、パイズリしたいパイズリしたいって
うるさいんだもん。ま、私の胸じゃパイズリできないけど」
「ぱ、パイズリって、そんな大きな声で……もう、マリのエッチ」
「隠れエッチな優等生ってのも男のツボらしいわよ」
万里子が淫蕩に微笑んだ。
週末になり、『コスプレBONバー』という名前の県内イベントで、コスプレコンテストが開かれ
た。参加者の中には琴美もいる。
『コスプレBONバー』は県内で定期的に開かれるるイベントだ。琴美もほぼ毎回出場している。
前回は『テニスの大王様』の越前リョーキチで、その前は『ダンガムSEED』のラクベルのコス
プレをやった。
「いらっしゃいませ、ご主人様〜」
彼女はステージ上で可愛らしく科を作った。
今回はコスプレの王道ともいえるメイドだ。
清潔感のある白いエプロンと紺色のワンピースの組み合わせ。すらりとした脚を覆うガーターベ
ルトとストッキング。シニョンにした髪型を彩るのはレースのカチューシャ。エプロンには大き目
のフリルがついていて、琴美の可憐な印象を高めている。
「メイドの琴美と申します。はじめまして〜」
おおおおお、と観客席がどよめく。カメラのフラッシュがいっせいに瞬く。
(あ〜あ、どっかにイケメンいないかな)
表面上は笑顔ながらも、観客席を見てため息をついた。見渡せど見渡せど、周囲には暑っ苦しい
までのデブオタばかりだ。
彼らはカメラを手に、ステージの最前列に群がっている。下からのアングルばかりを狙って、写
真を撮ろうとする。丈の短いスカートをはいているので、下手をすると下着が見られてしまいそう
だ。さすがに恥ずかしくなり、
「あ、あの、やめてください……」
遠慮がちに言うが、彼らはまるで止めようとしない。
(もうっ、なんなのよ、この人たち)
琴美は内心憤慨した。
──と、その中に見覚えのある顔を発見する。
(肥田……)
同じクラスのデブオタ少年が息を荒げて、彼女の太ももの辺りに視線を這わせている。嫌悪感で
鳥肌が立った。
(あんたなんかに見せるために、コスプレしてるんじゃないんだからね)
琴美がコスプレを始めたのは一年半ほど前。きっかけはアニメのイベントを見に行ったときに、
ステージ上で映えるコスプレイヤーたちを目にしたことだった。
アニメや漫画でしか会えないキャラクターを現実の世界に降臨させる、という作業に琴美は魅せ
られ、自分でも始めるようになった。
コスプレの衣装代は平均して一万から二万円ほど。まずコスプレをしたいキャラクターのイメー
ジ画を描き、型紙を作る。大好きなキャラクターになりきるための設計図作り。琴美はこの作業が
一番好きだった。
それから布などの材料をひいきの手芸品店で買い、一着につき十日くらいで作る。
そうして作った衣装で、月に一、二回はイベントに出る。
一年半ほどのコスプレ歴で五十着近くの衣装を作った。おかげでミシンは使い慣れた。勉強もス
ポーツも人並みだが、家庭科の成績だけはいつも5だ。
華やかな衣装をまとってステージに出ていても、舞台裏では苦労もある。
だが琴美はコスプレが好きだった。同じ趣味を持つ友人も増えたし、やっぱり好きなアニメキャ
ラや漫画のキャラになりきるのは楽しい。
「今日は投票制のコンテストなので、ぜひぜひっ、あたしに一票をお願いしますね、ご主人様〜」
気を取り直して、琴美が微笑む。ふわり、と丈を短くしたスカートがはためき、ガーターベルト
がのぞいた。
おおおおお、と観客席が再びどよめいた。
チャイムが二度、鳴った。
万里子がアパートを訪ねてくる予定時刻だったことを思い出し、琴美はあわてて立ち上がった。
大盛況のうちに、コスプレコンテストは終わった。彼女は準グランプリ。グランプリを取ったの
は、普段から親交がある女子大生のコスプレイヤーだった。三票差だったし、もう少しでグランプ
リを取れたと思うと少し悔しい。
「送ってあげようかぁ、えへへへ」
ちなみにコンテストが終わった後、肥田がにやけた顔で声をかけてきたが無視してやった。
(下心がありありなのよね。ホントにデブオタって気持ち悪い。なんであんなのが同じクラスにい
るんだろ)
メイド服姿の琴美がため息をつく。
万里子が彼女のコスプレ姿を見たい、というので、家に帰ってからわざわざもう一度着替えたの
だった。
今回のメイド服は自分でもよくできたと思う。白いエプロンと紺色のワンピース、丈を短めにし
たスカートの下にはガーターベルトとストッキング。定番中の定番だが、鏡で見ても我ながら可愛
いと思った。
実際、ひいき目なしに拍手の数だけなら、彼女がダントツだったのだ。
「あーあ、優勝したかったな」
もう一度ため息をつく。
琴美は両親の仕事の都合で、アパートを借りて一人暮らしをしている。周囲にはほとんど一人暮
らしの人間がいないため、万里子などは週に二、三回の割合で彼女のアパートに遊びに来る。泊ま
っていくこともしばしばだ。ほとんどたまり場になっていた。
今日は琴美がコスプレコンテストに出ていたし、万里子のほうも学習塾があったため、夜の訪問
となったわけだ。
もう一度、チャイムが鳴る。
「はーい、今開けまーす」
琴美がドアを開ける。
──視界に飛び込んできたのは、でっぷりとした腹部だった。
「えっ……?」
「こんばんは〜。あれ、まだメイド服だったの? いやー、ステージ衣装そのままでカワイイねぇ。
ハァハァ……」
男が鼻息も荒く告げて、玄関口に押し入った。汚らしいシャツとジーンズ姿。でっぷりとした体
にリュックサックを背負っている。
だが何よりも奇妙なのは、目元と口元をのぞく顔全体を覆った、ピエロの覆面だった。
「あ、あの、あなたは……ひっ」
突然、頬にナイフの腹を押し付けられた。ピタピタとなぶるように、ナイフが何度も当たる。
室内灯の下で、銀色の刃が不気味な照り返しを放つ。
彼女は恐ろしさに息を飲んだ。
「キミの名前はぁ?」
覆面男がたずねた。琴美は唇を震わせるばかりで声が出ない。
「そんなに怖がらないでよ。殺したりしないってばぁ」
彼女を安心させるように、男は穏やかな猫なで声を出した。
「ひっ、ひぃぃ……」
恐怖にかられ、部屋の奥に逃げ込もうとする。男は地響きを立てて突進し、間合いを詰めてきた。
あっというまに部屋の端に追い込まれてしまう。壁に背中が当たり、琴美は震えながらデブ男と向
かい合った。
「な、なんなんですか、あなたは」
「怖がっちゃって。ほんとにカワイイなぁ、ハァハァ」
ピエロの覆面の下で露出した口元が笑みの形を浮かべた。
「残念だけど本名は明かせないんだなー。ま、陵辱ピエロとでも呼んでもらえればいいよ。うふふ
ふ」
(陵辱ピエロ……?)
ふざけた名前だ、と思った。
と、デブ男がいきなり琴美を抱きすくめる。バランスを崩し、床の上に倒れこんだ。すかさず陵
辱ピエロが彼女の上になる。重量感のある体にのしかかられて身動きが取れなくなる。
頬をつかまれ、無理やり唇を奪われた。
「んんっ……!?」
口を塞がれ、悲鳴を上げることもできない。
(やだっ、こんなのがあたしのファーストキスになるなんて……)
暴力的に奪われた初キスに、琴美は眼を白黒させた。陵辱ピエロはねちゃねちゃとお互いの唾液
を混ぜ合わせ、無理やり飲み込ませようとする。
「ぅんっ! んぐぐぐっ……」
口の中にどろりとした唾液が侵入し、琴美は息を詰まらせる。汚らしくて、気持ち悪い。ファー
ストキスの思い出が台無しだった。暴虐的なディープキスを十分ほど続け、陵辱ピエロはようやく
唇を解放した。
「ふうー、美味しかった。もしかして琴美ちゃん、キスは初めてだったのかなぁ?」
琴美は身を震わせたまま言葉が出てこない。
「顔が真っ赤だねぇ。そーかそーか、ファーストキッスを奪っちゃったかぁ、うふふふ」
「……ひどい」
「最高のキスだったよぉ、ハァハァ」
唾液でたっぷりと濡れた唇が笑みの形につりあがった。それからおもむろに彼女の両脚を強引に
開き、スカートをまくり、ショーツをむしり取ろうとする。下着を脱がされる行為には、琴美もさ
すがに激しく抵抗した。だが男の力は意外なほど強く、まるでかなわない。
抵抗もむなしく、琴美のショーツは床に投げ捨てられた。
「ハァハァ、開けゴマ〜ってね」
男はスカートをまくりあげ、じっくりと禁断の秘部をのぞきこむ。
「高校生にもなって薄いヘアだね。小学生みたいにツルツルだよぉ」
琴美の顔が羞恥で赤く染まった。初々しい肉の割れ目もぷっくりとした肉芽もすべて見られてい
る。万力のような力で両脚を押し広げられていて閉じることもできない。
「嫌……見ないでください」
「うふふふ、味見しちゃおっかなぁ」
ねちゃ、ぬちゃ、と音を立てて、男の舌が肉の入り口をまさぐった。
「あ!」
びくんっ、と体が自然に反応した。背中が反り、四肢が痙攣する。行為としてそういった愛撫が
あることは知っていたが、アソコを舐められるのは生まれて初めての経験だ。
(い、嫌ァ……気持ち悪い)
女の一番大切な部分を舌で蹂躙されるおぞましさに唇をかみ締める。陵辱ピエロはしばらくの間
彼女の性器をあじわっていたが、やがて満足したのか体を離した。
「えへへへ、そろそろ本番といくかぁ」
ズボンとブリーフを脱ぎ捨て、いきりたったモノを取り出す。だぶついた腹の下で赤黒い肉棒が
そそり立っている。生まれて初めて間近で見た男性器はとてもグロテスクだった。
「嫌! 嫌! 嫌あああ!」
男がのしかかってくると、琴美は反射的に相手の顔をつかんだ。キスを奪われ、性器を舐められ
たが、最後の一線だけは……バージンだけは死守したかった。
「絶対、嫌! こんな男に──」
勢いで髪の毛を二、三本引っこ抜いてしまう。
「痛っ……てめえ、なにすんだよ!」
陵辱ピエロの口調が変わる。
「俺に逆らうんじゃねえ! ぶち殺されてえのか」
「ひ、ひぃっ」
琴美はかすれた悲鳴を飲み込んだ。
「……っと、思わず感情的になっちゃったねぇ。うふふふ、ごめんごめん」
陵辱ピエロは元の口調にもどり、琴美の割れ目に先端をあてがった。
(嫌だぁ……犯される……あたし、このまま顔も知らない人にヤラれちゃう……)
琴美は恐怖のあまり、もはや声も出ない。アニメや漫画とはまるで違う。圧倒的にリアルで、生々
しい男の性欲。
焼けた鉄のように熱い感触が、堅い肉の合わせ目を割り広げた。
「そうら、入るからね。最初はちょっと痛いけどガマンするんだよぉ」
だぶついた腹を琴美の体に乗せると、陵辱ピエロは腰を押し込んでいく。
(処女じゃなくなっちゃう……お願い、これ以上入れないで)
琴美の悲痛な想いもかなわず、体内に侵入してくるモノの勢いは止まらない。未通の場所に道を
つけられていく痛み。琴美はカチューシャをつけた頭を激しく振った。
──やがて男のモノが膣の最深部までねじこまれた。
「ああーっ!」
琴美は絶叫した。
痛い──ものすごい激痛だった。だが肉体的な苦痛以上に、処女を喪ってしまったという精神的
なショックが琴美を打ちのめしていた。
漫画やアニメのような素敵な恋愛、理想的な初体験を夢見ていた。年頃の娘にとって一番貴いも
のが、卑劣なやり口で無残に散らされてしまった。
「痛い……お願いだから抜いてください」
股間に太いクイが挟まっているような異物感があった。
「だぁめ、これから気持ちイイことするんだからさぁ」
陵辱ピエロは鼻息も荒く、腰を上下に揺らしはじめた。堅いペニスが打ちこまれるたびに、腰の
奥に重い衝撃が走る。テクニックも何もない。ただ女体を貪るためだけの交わりだった。
「うっ……ううう……」
琴美は何も考えられない。人形のように相手に揺さぶられるのに任せていた。
浅く、深く、浅く、深く。
汚らしい肉棒が自分の胎内を出入りする感触を、呆然と味わう。死にたいほどの屈辱と絶望だけ
が心の中を支配していた。
「うふふふ、メイド娘の中出しコスプレイプをハメ撮り……ネットで有料配信したら儲かるかなぁ」
陵辱ピエロは傍らのリュックサックからハンディタイプのビデオカメラを取り出した。だぶつい
た腹を突き出しながら、レンズを琴美に向ける。
「やめて……やめてください。お願いだから撮らないで……」
可憐なメイド少女の顔が屈辱に歪んだ。
「おやめください、ご主人様、じゃないの?」
「えっ……」
「メイドコスプレしてるんだから、それなりの喋りかたしてくれなくちゃ」
ビデオカメラを彼女の眼前に突きつける。
「……お、おやめください、ご主人様」
琴美は唇をかみ締めながらつぶやいた。
「いいなぁ。メイドを犯してるって感じだよ、うふふふ……あ、イキそうになってきた」
男の腰の動きが切迫したものになっていく。
「このまま出しちゃおっかな」
「だめぇ、中に出さないで!」
琴美はあわてて叫んだ。いくら生娘だったとはいえ、膣内に射精されればどういう結果をもたら
すかは知っている。初体験がレイプの上に妊娠などしたら、自殺するかもしれない。
「お願い、お願いです、止めて、許して! あああ!」
ひたすら許しを乞い、助けを求めて泣き叫んだ。
「ご主人様、でしょ。メイド口調じゃなくなってるよ」
太った腹を揺すりながら陵辱ピエロが笑う。
「キミはコスプレイヤーなんだから、もっとキャラになりきらないと」
「な、中にだけは出さないでください……お願いです、ご主人様……こ、琴美にお情けを……」
「お情けを、か。じゃあ、ぶっかけにしよう。ほら、こっちを向いて」
陵辱ピエロがペニスを引き抜いて、立ち上がった。
「は、はい……」
琴美は無我夢中で男の足元にひざまずいた。牝として服従する姿勢。中出しを免れるなら、これ
くらいは平気だ。屈辱的な姿勢をを取った彼女に向かって、男がペニスをしごき上げる。
どくっ、どくっ、と亀頭の先端から精液が勢いよく噴射した。おびただしい量の白濁液が清潔な
メイド服を汚した。
「はあ……」
精液まみれの琴美が大きく息を吐き出す。膣内射精だけは免れたことにホッとしていた。
「おや、お礼の言葉がないなぁ?」
「あ、あたしのようなメイドごときにお情けをいただき……くっ……あ、ありがとうござ
いました、ご主人様……」
屈辱感をかみしめながら、白く汚された琴美がうめく。
──だが悪夢がこれで終わったわけではなかった。
「まだまだ夜は始まったばかり。たっぷりと楽しませてもらうからねぇ」
先ほど放出したばかりだというのに、男のモノは隆々とそそり立っていた。破瓜の血と二人の体
液に塗れながら、でっぷりとした腹の下で元気に脈打っている。
「ま、まだするつもりなの……?」
想像を超えた男の性欲に、琴美は愕然とうめいた。陵辱ピエロはハンディビデオを床において固
定すると、あぐらをかいて座った。精液まみれのメイド服を着た琴美を、自分の腰の上にまたがら
せようとする。
「ほらほら、早く座ってぇ。正常位ばっかりじゃ飽きちゃうからね、ハァハァ」
彼女は言われるがままに、背中向けの状態で男の腰にまたがった。いわゆる背面座位の態勢だ。
紺色のスカートをまくられ、腰をグッと据えつけられた。
処女を失ったばかりの秘孔に硬い先端部があてがわれる。破瓜の血でまみれた性器に太いものが
押し込まれた。
「あ、くぅぅっ……」
琴美は眉を寄せてうめいた。二度目の挿入のせいか、処女喪失時ほどの痛みはない。それでも、
口の中に拳を突っ込まれたような圧迫感で息も絶え絶えになった。
根元まで貫くと陵辱ピエロは太った腹を動かし始めた。
「んっ、ああっ、あああっ……!」
下半身を打ち上げられるたびに、胎内を突き破られそうな恐怖で琴美は喘いだ。永遠とも思える
苦痛の時間が過ぎ、やがて男の腰の動きがピッチを上げ始めた。
「うう……もうイキそうだよ。このまま中に出してあげるからね」
男がわざと腰の動きを止め、ニヤリと笑ってみせた。
「えっ?」
さっきは中出しを許してくれたのに?
琴美は驚愕に背後を振り返る。ピエロの覆面が歪んだ笑みを浮かべていた。
「最初に言ったよねぇ。中出しコスプレイプビデオを撮影するって」
「お、お願いです……中だけは……中だけは許して……」
琴美は涙声で懇願する。陵辱ピエロは──今度は許してくれなかった。
「へへへ、甘いんだよぉ。ほうら、ボクのザーメンの熱さをたっぷり味わわせてあげるっ!」
男が腰を深々と打ち込み、動きを止める。同時に、琴美の膣に熱いほとばしりがドクドクと注ぎ
こまれた。
「──っ!」
男が体の中に直接射精したのだと悟り、琴美の瞳が張り裂けんばかりに見開かれた。射精されて
いる……顔も知らない男の子種を、先ほどまで処女だった胎内に植えつけられている。
「ふぅ。ごちそうさまでした、と」
陵辱ピエロはだぶついた腹を揺すり、膣から肉棒を抜き取った。とろり……と膣の入り口から、
白く濁った体液がこぼれ落ちる。
「うう、嫌ァ……」
「オマ○コから垂れ流しだねぇ。うふふふ、エッチな眺め」
中出しされた性器に男が太い指を突っ込む。ねちょ、ねちょ、と湿った音を立てて、膣の中をか
き回した。
「ボクのセーエキを子宮まで届かせて、確実に孕ませてあげる。ほうら、ほうら」
言葉通りに子宮の方向へ精液を塗りこめていく。より妊娠の確率を高める行為に、琴美は真っ青
になった。
「嫌……やめてぇ」
ねちょ、ぬちょ、と静まりかえった部屋に、淫らな音だけが妙に大きく響いた。
そのとき──チャイムが鳴る。
「!?」
「琴美、入るわよ」
がちゃり、とドアが開く音。続いて足音が近づいてくる。
「あれ、開いてる……?」
リビングに姿を現した少女は、息を飲んで立ち尽くす。眼鏡をかけたスレンダーな少女だった。
「琴美……」
「マリ……!」
琴美は大股開きの格好のまま友人を見つめた。レイプされたショックですっかり失念していたが、
そろそろ彼女が訪ねてくる時刻だった。ドアの鍵は開きっぱなしだったから、部屋の中まで入って
きてしまったのだ。
「に、逃げて、マリ……」
琴美は涙声でつぶやいた。
「おや、次の獲物までご到着? 嬉しいなぁ、ハァハァ」
男の瞳が不気味に輝く。立ち上がった陵辱ピエロの下腹部で、破瓜の血と白い精液に染まった一
物が跳ね上がった。
万里子は驚きと恐怖の表情を浮かべたまま立ちすくんでいる。
「お願いだから、逃げて……」
琴美の願いはむなしく踏みにじられ──
さらなる陵辱の幕が開く。
……西園万里子編に続きます。
乙でした。
女とはいえ二人でかかればピエロを撃退できそうだが・・・・・・無理なんだろうなw
GJ!
GJGJ!!
じゃあ早速だが俺も…
>>260 ん、新職人さん? (・∀・)イイヨイイヨー
262 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 20:34:44 ID:NAfKjym7
私怨
sage
sage
sage━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
そろそろ保管庫が欲しいところだ
267 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:37:07 ID:1C0Rhbxt
激しく同意。だが俺では力及ばずだ。
他人頼りあげしとくか
268 :
260:2006/09/12(火) 00:58:01 ID:1C0Rhbxt
で、俺も初SS書こうと思うんだけどやっぱ主人公JKになっちゃいそうだけどおげ?
23氏の邪魔になるならやめるけど…
269 :
23:2006/09/12(火) 01:11:22 ID:4D5nh4PW
>>268 邪魔だなんてとんでもないです。
SS投下楽しみにお待ちしてます。
あ、どうもです。
ありがとうございます。
2、3日内に投下したいと思いますのでお互い頑張りましょう。
271 :
アホ大房:2006/09/12(火) 02:32:37 ID:1C0Rhbxt
「やだ〜、そんな事無いって〜」
廊下を歩いてる女子生徒2人組の一人、相沢 香憐(あいざわ かれん)は友達の栄子とじゃれ会っていた。
白い雪の様な肌に赤みを帯びた頬、本人もお気に入りの耳に掛けたセミロングの真っ黒な髪は、天使の輪と呼ぶに相応しい光沢を放っていた。控えめな目の中にも、瞳は髪と同じ色に輝き、芯の通った凛々しさを感じさせる。
決して目立つほどの美人では無いが、その柔らかくも強さを秘めた雰囲気に、狙いを定める男子も少なく無い。
「でもやるよねー、香憐も。なんで急にヒロインなんてやろうと思ったの?」
中学からの友達、栄子が訪ねる。高校初めての文化祭で1年B組は演劇をやる事になった。香憐はそのヒロインに自ら立候補したのだ。中学までは控えめそのものだった香憐を知る栄子が驚くのも無理は無い。
「え?えーと…なんとなく誰もやんなそぉだったし、たまには悪く無いかなぁ?って」
いつもよりも顔を赤らめ答える。
嘘半分、本当半分の答えだった。
控えめな自分を変えたい、自分がどれだけ注目されるのか、二つの意味で自分を試してみたかった。
高校に入ってから9ヶ月(現在1月)、2人の男子に告白された。もちろんもっとされた子もいるが、モテテるのも悪く無いと天狗になってる自分もいた。
「ふ〜ん。本当しっかりものだね」
たわいもない話をしながら、劇の練習所である体育館に向かって二人は歩いて行く…
キンモー☆な内容でスマン
みんなの反響によって続けるか決めます。
やっぱ読書感想文にあらすじだけ書いてたような奴には厳しいかな
がんがれ
何故だろう、こんな鬼畜なスレなのに
感動で涙が止まらない(つд;`)
よし、みんなネタが切れたりした時に支援出来るように、
俺もエロ書きに挑戦してみるか。
275 :
アホ大房:2006/09/12(火) 03:56:36 ID:1C0Rhbxt
>>274 頑張ってくれ
俺も頑張って二個目投下、行くぜ!!
276 :
アホ大房:2006/09/12(火) 03:59:33 ID:1C0Rhbxt
「あーあ、すっかり遅くなっちゃったなぁ」
劇の練習が長引いて、すっかり外は暗くなっていた。
チェックのマフラーを首に巻き、急いで自転車をこぐ。学校から香憐の自宅までは自転車を飛ばせば20分程度だ。
5分くらいこいだところで、遠くから車の爆音が聞こえて来た。
「うるさいなぁ、何が楽しんだろ」
地元の暴走族に呆れていると、その音は次第に近づいて来て、香憐の自転車を通せんぼする様に一台のシャコタンが止まった。
「??」
香憐が戸惑いと恐怖であたふたしてると、その車の窓が下り、ブサイクな3人が顔を出す。運転席のモヒカン、助手席の金髪、後部座席のアフロ、みんないっぱしのヤンキー気取りだ
「ねーちゃん、こんな時間に一人で危ねぇな」
「補導しちまうか?」
「いいねぇ、結構かわいいじゃん」
ドイツもコイツも勝手な事を言っている。
「ちょっ、何ですか?急いでるんで失礼します!」
「待てよ!!」
香憐が強引に車と道の間を抜け様とした時、車が前に動いた
ドン―
「キャッ」
自転車が車にぶつかった。幸い怪我はなかったが、中からアフロが出て来た
「あーあへこんじまったよ」
「マジかよ。買ったばっかだぜ」
運転席からモヒカンが顔を出す。
「あーあこりゃ弁償だな」続いて金髪が下りて来た
「き、傷なんかどこにも…それにそっちが…」
香憐は必死に無実を訴える「あぁ?俺らが悪いってのか!?」
アフロが怒鳴りつける
「ひっ…」
香憐は溢れそうな涙を抑える
「あぁいいよ。とりま車乗せろ」
モヒカンが他の二人に指示を出す。
「だってさ。オラ乗れ!!」
「ヤダ!!やめてください!!」
「うるせー、さっさと乗れっつってんだろ!!」
金髪が先に乗り、車内にマフラーを引っ張る
「本当に困ります!!」
「あぁもう面倒臭ぇ」
金髪がマフラーを勢いをつけて引く
「やめて…ウッ」
香憐は失神した
「お一人様ご案内♪」
アフロが後から乗りドアを閉めると、車はどこかへと走りさって行った…
277 :
大房:2006/09/12(火) 04:01:45 ID:1C0Rhbxt
急遽作ったから疲れた
よし、もう寝る
↑よく考えたら最後のはまだ犯られてなかったな
281 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 22:40:00 ID:1ff4pB37
黒の儀式
昔、工藤の親父が息子の担任女教師(処女)を手込めにして、
その女教師が痴女になり、精通を終えたばかりの厨房工藤をイタズラ
いきさつを知った工藤が不良になる・・・て伏線はどう?
282 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 02:43:05 ID:TZTYH2wU
やっぱ、美少女はデブや不細工に犯されるべきだよな。
その美しさはデブを欲情させるためだけに使われるべきだわ。
ブサイク×美少女の陵辱は激しく萌える
イケメン×美少女の和姦は激しく萎える
ここは俺しか居ないインタネトですね
285 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 23:22:40 ID:s40aJ9+H
西園万里子(にしぞの・まりこ)は、予備校の授業を受けていた。今日は土曜日だが、この予備
校では夏期の特別補習をおこなっている。
「琴美(ことみ)は今ごろコスプレのイベントで頑張ってるのかな……」
万里子は黒儀式(くろぎしき)高校に通う二年生だった。プラスチック製の黒縁眼鏡に、釣り目
がちの黒い瞳。群を抜いた美少女ではないが、それなりに整った顔だちだ。全体的に真面目そうな
雰囲気を漂わせているが、唇の横にあるホクロがどことなく淫蕩さを感じさせる。
「私もちょっと試してみようかな、コスプレ……」
前に写真を見せてもらったが、可憐な彼女の容姿とあいまって可愛らしく映っていた。万里子は
別にオタクではないし、アニメや漫画にも疎い。だが現実の生活ではまず着ることのないような衣
装をまとい、別のキャラに『変身』するというのはなかなか楽しそうだった。
と、
「隣、いいかしら?」
声をかけてきたのは、黒髪ストレートヘアの少女だった。あまり認めたくはないが、万里子より
も数段美人だ。反射的に万里子の眉が険しく寄った。
「片瀬(かたせ)さん……」
彼女──片瀬理沙(りさ)は、クラスこそ違うが同じ黒儀式高校の二年生だ。二ヶ月ほど前から
顔見知りになり、予備校ではよく隣同士で座る。
もっとも彼女の存在自体は一年前から知っていた。理沙は、中学で常に学年トップの成績を誇っ
ていた万里子を初めて二位へと転落させた相手なのだ。
勉強において負け知らずだった万里子にとって、それは大きなショックだった。
さらに理沙はモデルのようにすらりとした長身で美貌の持ち主である。万里子もそれなりに整っ
た顔だちをしているが、純然たる美少女の理沙に比べればどうしても見劣りしてしまう。
成績で負け、容姿でもかなわない。その事実が万里子を激しく嫉妬させた。
──片瀬さんにだけは負けたくない──
そう思って一年間必死で勉強を続けてきた。容姿ではどうあがいても敵わないが、勉強なら努力
次第で逆転することもできる。そう信じて、がむしゃらにがんばった。
だが、万里子は一度も理沙に勝つことができなかった。中間試験や期末試験がおこなわれるたび
に学内に張り出される順位表で、一番上に名前を刻むのは常に理沙であり、彼女はその下だった。
どれだけ努力しても、勉強しても超えられない……厳然たる壁。
彼女を見るたびに、劣等感が抑えられなくなる。
「ええ、どうぞ」
万里子は表面上、こともなげに答えた。理沙は軽く礼を言い、長い髪を揺らして座った。
予備校の授業が始まった。
──最近、片瀬さんの様子がおかしいのよね。
万里子はノートを取りながら、横目で理沙の様子を見た。
今日も授業中に、頻繁にトイレに行っていた。
トイレが近い、とかいう問題ではない。お腹をこわしているのかとも思ったが、こう授業のたび
に続くと、何か別の理由がありそうな気がする。
だいいち何度も席を立たれると、隣に座っている万里子としても授業に集中できない。
「あらあら、真っ青じゃない。もしかしてつわり? 真面目そうな顔して妊娠でもしたのかしら?」
理沙が席に戻ると、万里子は自分でも驚くほど辛らつな言葉が出てしまった。別に理沙に対して
恨みがあるわけではないが、ライバル心が先にたち、つい言葉がきつくなってしまう。
理沙は答えなかった。
まるで万里子の言ったことが真実であるかのように、うつむいている。
「冗談よ。そんな顔しないで」
万里子は肩をすくめた。真剣なリアクションをされると、こっちが一方的に悪者のようだ。いく
らなんでも冗談だと受け取ってほしい。
理沙はいきなり立ち上がった。
「なによ?」
「気分、悪くて……私、早退するわ」
口元を押さえ、理沙は教室を後にした。
まるで──本当につわりのようだ。
(まさか……ね)
教室を出ていく理沙の後ろ姿を、もうひとつ隣の席の少年が心配そうに見つめる。
西崎浩一(にしざき・こういち)。クラスは違うが同じ塾に通っていることもあり、万里子ともそ
れなりに仲は良かった。
「あら、彼女が気になるの?」
「い、いや、気になるってわけじゃ……」
「そういえば同じクラスじゃなかったっけ? もしかして付き合ってるとか」
「……違うよ。僕と彼女はただのクラスメートだ」
西崎の顔に一瞬さびしげな表情が浮かんだ。
なるほど、片思いか。万里子は一人で納得する。
「ま、がんばりなさいよ」
「うるさいな、君こそ彼氏とかいるのかよ」
「いるわよ」
万里子は少し優越感を覚えながら答えた。
「友達の紹介で知り合ったの。二つ年上の大学生よ」
「へえ、真面目そうだけどちゃんと彼氏はいるのか」
「マジメそうだね……か。初めて会った人には必ず言われるわ、それ」
万里子が肩をすくめた。それから悪戯っぽく笑って、付け加える。
「ある程度親しくなると、純情そうだけど意外に……って言われるんだけどね」
(まあ、実際ムッツリスケベだしね、私)
万里子は心の中でつぶやいた。
実際、彼女は勉強一筋のガリ勉では決してない。ティーンズ雑誌のエッチな特集を読むこともあ
るし、他校の生徒や年上の大学生と合コンだってする。真面目な優等生として見られることに抵抗
があったからである。自分だって生身の少女だ。性欲だって人並みにあるし、男とエッチなことが
したい。
初体験は高校一年生のときで、相手はクラスメートの男子だった。その彼とはすでに別れたのだ
が、今は大学生の彼氏がいて、週に二回はエッチしている。
彼女の男性経験はその二人だ。フェラチオやシックスナインくらいは経験しているが、中出しや
アナルセックスあたりは未経験だった。女として性病や妊娠のリスクから身を守るのは当然と考え
ている。
(でもセックスって、思ったほど気持ちイイものでもないのよね)
ほとんど毎日のようにするオナニーでは軽いエクスタシーを味わえるが、彼氏とのセックスで本
物のオルガスムスを体験したことは一度もない。
初めての相手はただ入れて出すだけ、といった感じだった。相手も童貞でお互い初めて同士、と
いう理由もあったのかもしれない。それに引き換え今の彼氏はそれなりに女性経験を積んでいて、
ベッドの上でも万里子のことを責めてくれる。だから前戯は気持ちいいのだが、肝心の本番がイマ
イチだった。
(気持ちよさにアンアンあえぐのは、漫画やAVの世界だけってことね)
一度で良いから、気を失うほどの絶頂を味わってみたいものだ、と思う。それこそエロ漫画やA
Vのように。
「意外に……なに?」
彼女の言った言葉の意味が通じなかったのか、西崎が不思議そうに首をかしげる。万里子は呆れ
たようにため息をついた。
「それ以上言わせないでよ。私だってオンナノコなんだから」
──チャイムを鳴らしたが、返事がなかった。
「琴美?」
予備校の授業が終わり、軽く夕食をとった後、万里子は琴美のアパートを訪れた。
琴美は両親の仕事の都合で、アパートを借りて一人暮らしをしている。友人の中で一人暮らしを
しているのは琴美だけのため、彼女の家はちょっとしたたまり場になっていた。
万里子のリクエストもあって、琴美はコスプレ姿で待ってくれているはずだ。楽しみだった。
「琴美、入るわよ」
約束していたのだし、留守ということはないだろう。万里子は何の気なしにドアに手をかけた。
がちゃり、と音を立てて、ドアはあっさりと開く。
「あれ、開いてる……?」
鍵はかかっていなかった。
玄関で靴を脱ぎ、リビングへと進む。視界に飛び込んできた光景に、万里子は息を飲んで立ち尽
くした。
「琴美……」
「マリ……!」
可憐なメイド服姿の琴美が、床の上で大股開きになっている。その傍らにはピエロの覆面をかぶ
った肥満体の男。覆面の脇……首の後ろから髪の毛が乱雑にはみ出している。
「に、逃げて、マリ……」
琴美が涙声でつぶやいた。
「おや、次の獲物までご到着? 嬉しいなぁ、ハァハァ」
覆面男の瞳が不気味に輝く。立ち上がった男の下腹部で、破瓜の血と白い精液に染まった一物が
跳ね上がった。
万里子は驚きと恐怖に立ちすくんだ。膝に力が入らず、震えが止まらない。
「お願いだから、逃げて……」
(け、警察を──)
万里子は覆面男から距離をとった。男よりも自分のほうがドアまで近い。部屋を出て、すぐに警
察に電話すれば──
「おっと、逃がさないよぉ」
男は琴美にナイフを突きつけた。
「!」
ゆっくりと刃を引く。彼女の頬に赤いものが一筋刻まれた。
ひっ、と琴美が息を呑む。
「や、やめてぇっ……」
万里子は思わず声が裏返ってしまった。
「跡が残るほど強くは傷つけてないよ。けどキミが逃げるなら、今度は一生跡が残るくらいの傷を
つけようかな。このキレイな顔を傷つけられたくなかったら……」
「ひ、ひぃっ……」
琴美が真っ青な顔で悲鳴を上げる。
「琴美にひどいことしないで……」
「じゃあ、今度はキミがボクの相手をしてよぉ。コスプレイヤーの次はメガネっ娘ってのもいいか
なぁ、ハァハァ……」
「あんたなんかに……」
恋人のいる身でこんなデブ男に体を奪われるのかと思うと、死にたいほどの屈辱だ。
「琴美ちゃんを傷つけたくはないでしょ? ん?」
琴美とは高校に入ってからの付き合いだ。性格はまるで違うが、妙にウマがあって一緒に時間を
過ごしてきた。楽しい思い出だってこの一年で数え切れないくらいある。万里子にとってかけがえ
のない親友だった。
「わかったわ」
(ごめんね、神代(かみしろ)さん。一度だけだから──許して)
心の中で大学生の彼氏に謝る。
貞操観念を軽視するわけではない。だが意に沿わぬ相手に体を許すのはしょせん一時のことだ。
それに心まで相手に売り渡すわけではない。一時の屈辱と引き換えに、一生残る傷跡から琴美を守
れるなら安いものだった。
(一度だけ──体だけだから。心は渡さないからね)
そう、こんな男に心なんて許さない。ちょっと汚いモノをアソコに突っ込まれるだけ。生身のバ
イブでも使っていると思えばいいのだ。
「じゃあ、手始めにこのコを縛ってもらおうかな。ボクのリュックにロープが入ってるからさ」
万里子は言われたとおりに、琴美の両手を後ろ手に縛った。彼女の股間から鮮血が流れ落ちてい
ることに気づく。
(本当にヤられちゃったんだ……琴美は処女だったはずなのに)
怒りで、体が小刻みに震えた。
「あれ、もしかして怒ってる? 大事なお友達がエッチなことされちゃって」
「女の子にとって初体験がどんな意味をもつのか……分かってるの!?」
万里子にとっても初体験は一生の思い出だ。もうその相手とは別れてしまったが、だからといっ
て初体験の思い出が汚れるわけではない。
それを、こんな形で──
女にとって一番大切な思い出を無残に踏みにじった男に、激しい怒りを覚える。
「たしかにバージンだったねぇ。記念すべき琴美ちゃんの初体験はボクがいただいちゃったよ、ハ
ァハァ。琴美ちゃんだって、刺激的なロストバージンを経験できて嬉しいんじゃないかなぁ」
「……人でなしよ、あんた」
「その人でなしに、今度はキミが犯されるんだよぉ、うふふふ」
こんな男にこれから体を許すのだと思うと吐き気がする。
だが……琴美を守るためだった。彼の目的はあくまでもセックスだろう。自分のことを犯せば、
満足してそれ以上ひどいことはしないはずだ。
隙を見て助けを呼びたいが、下手に騒ぐか、抗う素振りを見せれば、男は躊躇なくこと身を傷つ
けるだろう。
そう思わせるだけの圧迫感が、目の前の男にはある。
(一度だけ……一度だけの我慢よ。そうすれば琴美を守れる)
生理的な嫌悪感を押し殺し、必死で自分に言い聞かせる。
「キミにも脱いでもらおうかな。まずはボクの目を楽しませてくれなくっちゃ」
万里子は覆面男をにらみつけ、投げやりな態度で服を脱ぎ始めた。下着に手をかけたところで、
一瞬動きが止まる。
男の瞳がまっすぐに彼女を見据えていた。鈍く光る刃が、琴美の頬に押し当てられる。
万里子は観念してブラジャーを取り去り、ショーツも思いきりよく脱ぎ捨てた。凹凸の少ない、
スレンダーな裸身があらわになる。巨乳ではないが、控えめな膨らみの中で大き目の乳輪が自己主
張している。
「琴美ちゃんと違って、オッパイ小さいんだねぇ。でもお尻がキュッと締まって美味しそうだよ。
じゃあ、さっそくキミも縛ってあげるからねぇ」
ビニールの紐を取り出し、手際よく万里子の細い両手首を縛り上げる。男の顔が接近し、荒い息
が吹きかけられた。強烈な口臭だった。
「これで動けないねぇ」
両手首を縛り終えると、男は満足そうに言った。
「ボクのことは陵辱ピエロって呼んでくれていいからねぇ」
(陵辱……ピエロ?)
ふざけた名前だ、と思った。
「心配しなくても、ちょっとばかり気持ちイイ思いをさせてもらうだけさ。お互い楽しもうよ」
「くっ……」
「キミの名前をまだ聞いてなかったね。琴美ちゃんはマリって呼んでたけど」
「万里子、よ」
投げやりな口調で答える。
「万里子ちゃんかぁ。じゃあ、さっそく琴美ちゃんのオマ○コをきれいにしてもらおうかな」
「きれいに、って?」
「もちろん、キミのお口でだよ。親友なんだから、それくらいできるよねぇ?」
「く、口で……!?」
万里子はさすがに顔を引きつらせた。いくら性体験があるとはいえ、そんなプレイはしたことが
ない。まして同性の性器を──だが陵辱ピエロはこともなげに言葉を続ける。
「ロストバージンの血とボクのセーエキでドロドロのぐちょぐちょになってるんだもの。このまま
じゃ可哀想でしょ? 綺麗にしてもらわないと」
陵辱ピエロの命令に従い、万里子は琴美の下腹部の前に顔を寄せた。充血した肉孔がパックリと
口を開き、中に注がれた白濁液をぽたぽたと垂らしている。
「本当に、ヤられちゃったんだ……」
生々しい精液をこぼしている膣を目の当たりにして、万里子が呆然とつぶやいた。
清純そのものの秘孔に汚らしい男の侵入を許したことが、いまだに信じられない。ついさきほど
まで、琴美は処女だったはずなのに……
「早く舐めなよ。ボクが汚しちゃったものをキレイにふき取るんだ」
精液と破瓜の血が混じりあい、強い性臭を放つ器官に、万里子は唇を押しあてた。
「舐めて舐めて。琴美ちゃんのラブジュースを吸って、飲むんだよぉ、ハァハァ」
「や、やめて、マリ……」
友人に自分の陰部を舐められる、という状況に、琴美の頬が真っ赤に上気する。万里子は無言の
まま彼女の股間に顔を埋めた。ぴちゃぴちゃと音を立て、精液をすすり飲む。
今の彼氏相手にはフェラチオをしたこともある。精液を飲んだ経験もあるが、これほど強烈な苦
味は初めてだった。今まで付き合ってきた彼氏たちのに比べて、はるかに濃い。
「くっ、けほっ……」
万里子はむせかえりながらも、必死で親友の秘所を清めた。
「本当にやめて、あっ、ふぅっ……」
琴美が悲鳴混じりにうめいた。恥毛がよだれと精液でべとべとになっている。
「二人だけで盛り上がっちゃつまらないな。ボクも混ぜてよ」
男は鼻息を荒くしながら、万里子の秘所に顔を埋めてきた。
「あっ……やぁっ……」
ぴちゃぴちゃ、とミルクをなめるような音が淫らなハーモニーを奏でる。
「じゃあ、そろそろ本番といこうかな」
陵辱ピエロが、琴美の下腹部から万里子を引き離した。
「二人並んで、そこに這いつくばるんだ」
万里子と琴美は二人そろって四つん這いにさせられた。彼女たちの丸いお尻をぴたぴた叩きなが
ら、陵辱ピエロが満足げに笑う。
「女子高生のお尻が二つ並ぶと壮観だねぇ。琴美ちゃんのお尻は肉付きがいいし、万里子ちゃんの
は締まってるし。どっちも美味しそうだよ、ハァハァ」
親友と並んで体を論評される屈辱に、万里子は頬を赤く染めた。陵辱ピエロはなおも琴美の肉溝
を撫で上げ、指で万里子の秘壷をいじり、クチャクチャと湿った音を響かせる。
「まずは──万里子ちゃんからだ」
男が赤黒いペニスを突き入れてきた。
(ごめんね、神代さん)
心の中でもう一度彼氏に謝罪する。他の男にヤられたことを知ったら激怒するだろうが、レイプ
だったといえば許してくれそうな気もする。なんだかんだ言って、万里子には甘い彼氏なのだ。
(あなたを好きだって気持ちには、何の曇りもないから──だから許して)
熱く脈打つモノが、万里子のからだの奥を貫いた。
「はぁっ……」
彼女にできたのは小さなうめき声を漏らすことだけだった。セックスの経験は何度もあるが、無
理やり体を奪われたのは、もちろん生まれて初めてのことだ。
「ん、やけにすんなり入ったな……そっか、初めてじゃないんだね?」
「…………」
「答えてよ。キミは処女じゃないんだろ」
「そうよ。とっくに経験済み。残念だったわね、処女を犯せなくって」
万里子はせめてもの抵抗に嫌味っぽく言ってやった。
「……純情そうな顔してヤることヤってるじゃない」
陵辱ピエロの顔が一瞬悔しげに歪んだ。処女に対して、こだわりがあるのだろうか。
「じゃあ、思いっきり突いてもダイジョーブだね、そうらっ」
まるで処女を奪えなかった腹いせのように、男のピストンが激しかった。万里子が処女でないせ
いか、最初から激しいスパートをかけている。
「うぅ、締まる……気持ちイイよ、万里子ちゃん」
満足そうに陵辱ピエロが叫んだ。狭い肉襞の弾力を堪能しているようだ。いったん万里子の膣か
ら肉茎を抜くと、今度は琴美の豊かな尻を犯す。
数十秒おきに、四つん這いの姿勢で並ぶ万里子と琴美の性器に交互に挿入していく。
「んっ……んんんんっ……い、痛くしないでください……」
万里子の隣で、琴美が苦しげに眉を寄せている。処女を失ったばかりとあって、強いピストン運
動をされるとまだ痛いのだろう。陵辱ピエロはおかまいなし、といった様子で好き勝手に腰を振る。
見かねた万里子が声を上げた。
「琴美は初めてなんだから……もっと優しくしてあげて」
「ふーん、ならキミには激しくしてあげるよ。そうら」
陵辱ピエロが今度は万里子の中にインサートしてきた。太いもので膣の中を乱暴にかきまわされ、
万里子はこらえきれずに声を上げた。
「あっ……くふぅっ……」
「万里子ちゃんの中は柔らかくて蕩けるようだし、琴美ちゃんはキツキツだなぁ。どっちもイイよ
イイよ!」
陵辱ピエロは万里子の顔を無理やり後ろに向け、唇を重ねてきた。ぶよぶよとした肉塊を口に押
し込まれたような不快な感触。
思わず顔をしかめた彼女の口内に男の舌がねじこまれる。
「む……」
口の中を散々舐めまわされ、べとつく唾液を注ぎ込まれた。
陵辱ピエロは万里子とのキスを堪能すると、今度は琴美の頬をつかみ、強引にキスを奪う。
「ひゃ……んむ」
ぐちゅぐちゅ、と二人の舌が絡み合う音。その間もピストンの手は緩めない。
琴美の中に思いっきり突き込みながら、万里子の薄い胸をもみしだいた。尖った乳首を指ではじ
かれ、あんっ、と声を漏らしてしまった。
そうかと思うと琴美の膣から肉棒を引き抜き、今度は万里子に挿入する。引き締まった下腹部を
揺さぶり、膣の粘膜を激しく摩擦しながら、琴美の豊かな尻を撫で回す。
「あん、あああっ」
「んくっ、もっと……優しく……」
交互に犯される二人の声が淫らなハーモニーを奏でた。
やがて二人の膣の感触をたっぷりと味わい、二十回以上挿入した後、陵辱ピエロはは射精感を覚
えたようだ。
「そろそろイキそうになってきたよぉ……琴美ちゃんにはさっき中出ししたし、今度は万里子ちゃ
んの中でイクからね」
「ま、待って……中はダメよ。出すなら外にして」
あわてて万里子が注意する。
「うふふふ、キミは男とヤリまくってる遊び人女子高生なんだから、中出しくらいどうってことな
いでしょ」
「え、エッチのときはいつもコンドームをつけてるわっ。私、そんなに馬鹿じゃないもの」
万里子が抗議するように叫んだ。
前の彼氏のときも、今の彼氏とも、セックスの時には必ずスキンを着けている。一度、前の彼氏
が生で挿入しようとして、断ったこともあるくらいだ。女として性病や妊娠のリスクから身を守る
のは当然だった。
「避妊には気を使ってるのよ。そこらのギャルと一緒にしないで」
ナマで挿入されたのだって今日が初めてなのだ。自分の身は自分で守る主義だった。
「避妊には気を使ってる? ふーん」
陵辱ピエロがうなった。
「いい話を聞いたよ。なおさらキミの中に出したくなった」
「嫌、ダメっ」
「出すよぉ」
「嫌、やめてっ」
万里子が必死の形相で体をよじる。なんとかして胎内から男のものを抜き出そうとする。
陵辱ピエロは万里子の腰回りをがっちりと抱え込み、それ以上の抵抗を封じた。
「おおっ、もう出るよぅ」
じらすように何度も告げられ、万里子はとうとう涙目になって懇願した。
「お願い、やめてぇ……」
「しょうがないな。じゃあ中出しだけは勘弁してあげるよ」
腰をゆっくりと引く。万里子の顔に安堵の色が浮かんだ。
「──なんてねっ」
男はふたたび肉棒を深々と挿入した。
「えっ……?」
万里子が呆然と瞳を見開いた。男は最後に膣内でひとこすりすると、
「そらっ、出るゥゥッ!」
嬉しそうに顔を歪めると、男の動きが止まった。次の瞬間、身体の奥に熱いものがジワッと広が
っていく。
「あ……あ……あ……」
男のペニスが胎内でビクビクと痙攣していた。
(中に出されたんだ……)
万里子にとって生まれて初めて味わう膣内射精だった。
今までに二人の男性とセックスを経験したが、膣の中に直接射精されたことは一度もない。たと
え心から愛し合っている恋人が相手でも、必ずスキンをつけてもらっていた。
女として、不用意な妊娠や病気の感染から身を守るために──当然のたしなみだった。
それなのに顔も知らないような男からのレイプで、生まれて初めて膣内での射精を受け入れてし
まった。
「うふふふふ。どう、ナマ射精の味は。気持ちイイでしょ、ん?」
(もし子供ができたら……もしレイプ犯の子供を身籠ってしまったら……ああっ!)
ショックのため万里子はしばらくの間、凍りついたように身動きを止めていた。
「ああ、気持ちよかった。処女の琴美ちゃんと違って、こなれたオマ○コだったよ。ボクは清純派
が好きなんだけど、たまにはキミみたいな非処女もいいね」
「もう……いいでしょ。いい加減に私たちを解放して」
バックで貫かれたまま万里子が言った。
「えー、まだだよ。まだボク、ヤリたりないもん。二連発、いってみよっか」
「ちょ、ちょっと、まだヤるの!?」
万里子が目を白黒させる。今までに付き合った男性はいずれも一度出せば満足してしまって、二
回連続でしようとすることはなかった。
「今度はこっちの穴を試してあげる」
彼はずるり、と肉棒を抜き取ると、万里子をうつ伏せにしてお尻を抱え上げた。
「ま、まさかお尻の中に……」
彼はニヤリと笑うと、リュックサックからローションを取り出して菊穴の周辺に塗り始めた。た
っぷりローションを塗り込んで揉みほぐすと、後ろの穴はヌルヌルと柔らかくなった。ひくひくと
蠢くお尻の窄まりに、張り詰めた亀頭があてがわれる。
「後ろは初めてみたいだね。息を吐いて……入れるよ、そうらっ」
「だめ、やめて、だめ……んっ!」
お腹の奥を突き上げる勢いで、たくましいペニスが押し入ってきた。ローションで緩くなった括
約筋は意外なほどスムーズに肉棒を飲み込んでいく。
いやっ、という声をあげることも出来ないうちにアナルのバージンを奪われてしまった。今まで
誰にも許したことのない領域だ。
「あぁぁぁぁぁ……やめてぇぇ」
「前の処女は他の男に奪われちゃったけど、後ろの処女はボクがもらったからね」
皺が目一杯伸びきったアヌスの環をくぼませ、引っ張り、陵辱ピエロは腰を前後に往復させた。
ずるっ、ずるっ、と熱いものが腸壁を擦っていくのが分かる。
「んっ、んんんっ!」
重い体にのしかかられ、暴虐的にアヌスを犯され続ける。がくがくと腰を揺さぶられ、両脚がひ
とりでにピンと張り詰めた。
「だめ、苦し……ひぐっ!」
万里子はシーツの上に崩れ落ちた。後背位で尻を貫かれ、激しく身悶えることしかできない。
「こんなこと……神代さんにもされたことないのに……」
「うふふ、アナルに関してはボクが初めての男だからねぇ。あ、もうイキそうだ」
直後、括約筋を押し広げ、牡の性器が一段と大きく膨らんだ。
「出すよ、うぅっ!」
万里子の直腸の中に男の精液がほとばしる。二度目とは思えないほどの大量の精液が彼女のお尻
の奥を汚した。
男が肉棒を引き抜く。ぽっかりと拡張されたアヌスから白いものがこぼれ落ち、膣から垂れ落ち
る精液と合流して、床に白濁した染みを作った。
「前にも後ろにもナマ出しされた感想はどう? こんなこと、彼氏にもされたことないでしょ」
荒い息をつきながら告げる男に対して、万里子は唇を噛み締め、悔しさもあらわに睨みつける。
「くっ……!」
「二人まとめてごちそうさまでした、と」
陵辱ピエロはビデオカメラをリュックサックにしまい、部屋を去っていく。
後には、汚され尽くした二人の少女だけが残された。
GJ!
GJ
しかし同じ処女相手でも、ピエロと違って薬なしでも最後にはいかせてしまう毒島先生はテクニシャンなんだな
オニャノコにしたらそっちの方が終わったあと屈辱なんだろか
>>299 ピエロは処女どころか非処女の万里子相手にヨガらせることすらできない
つまり
BUSUJIMA(処女でも非処女でもイカせる)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>(凌辱魔としての超えられない壁)>>>>>>>デブ三人組(ジェットストリーム
エロアタックで非処女の肉便器をヨガらせる)>>>>>>>>>>>>ピエロ(ひたすらヤるだけ)
だな
毒島先生はヤった女を自分の虜にするからな。
今日も生徒会室で4Pだろうし、ピエロごときとは格が違うよ。
やはり清楚な美少女が汚らわしいブ男に凌辱される、というシチュはよいでつね
美少女がイケメンに犯されても、絵柄的にはワカーンに思えてしまってどうにも萎える……
ピエロが毒島先生じゃないの?
f´'´ ノ ヽ l 、 \!
l / / // ,.ィ´ !', ト、 ヽ. ヽ
. レ′, / //_,..イ// ,| l |lλぃ い. ',
} / { ‐7Ζ_∠!イ 〃 /リ,}/┤!」l 小 !
ノ i| 八//'゛ -`l 〃 /ノ'´ j ! |l/| iイ/
ヽ|l//イ ャ''Tェ歹''`y゙/ 'ヾ歹¨リ`イ!ノ//
) 〃A ``''''"´ '^ r; `'''"´/クK/
Y/ !トヘ. //// //// /.ィi| ;| ピエロの正体は毒島先生でしょ
|i( l|`Ti\,___ '⌒) ,∠lj_|iリ 私は最初から気づいてたけどね
{い ヾLr┤:.:.:.:.`:、__,,..イ;:.::.:./勹_」!
``ァ;=<´ ̄``ヽ:ヽ;‐-/;/``Tr-.、
〃::::::::`ヽ;:.:.:.:.:.:.:.:.`幵:.:.:.:.:.: i|:::::::〉
( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_ な、なんだってー!
\/ /
 ̄ ̄ ̄
俺は、
毒島センセ→ガマガエルみたいな感じの40代後半のオヤジ
ピエロ→絵に書いたような30歳前後のデブオタ
という別々な人のイメージがある…。
そしていつか二人が組んで女の子を犯す日を夢見てる(*´Д`)ハァハァ
f´'´ ノ ヽ l 、 \!
l / / // ,.ィ´ !', ト、 ヽ. ヽ
. レ′, / //_,..イ// ,| l |lλぃ い. ',
} / { ‐7Ζ_∠!イ 〃 /リ,}/┤!」l 小 !
ノ i| 八//'゛ -`l 〃 /ノ'´ j ! |l/| iイ/
ヽ|l//イ ャ''Tェ歹''`y゙/ 'ヾ歹¨リ`イ!ノ//
) 〃A ``''''"´ '^ r; `'''"´/クK/
Y/ !トヘ. //// //// /.ィi| ;| ピエロと毒島先生は別人でしょ
|i( l|`Ti\,___ '⌒) ,∠lj_|iリ 私は最初から気づいてたけどね
{い ヾLr┤:.:.:.:.`:、__,,..イ;:.::.:./勹_」!
``ァ;=<´ ̄``ヽ:ヽ;‐-/;/``Tr-.、
〃::::::::`ヽ;:.:.:.:.:.:.:.:.`幵:.:.:.:.:.: i|:::::::〉
( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_ さっきと言ってること違うー!
\/ /
ここは美少女がデブサイクにヤられるシチュに萌えるスレだと思うが、ここのスレ住人はどんなタイプの女の子が
ヤられるのが一番萌えるんだ? ちなみに俺は清純な優等生のタイプ。王道だけど……
だから、ここのSSで言うと第一話とかがお気にだったりする。
どんなタイプでも良いw
このSSでのお気に入りは肉便器タン
性格のキツイのを嫌がりながらもよがらせるというギャップに燃えるんですよ
病んでるな俺
高慢で傲慢な地位の高い女が、相手の容姿や性格を嫌悪しているのに、
快楽に溺れて、屈服していくシチュが好き
プライドの高い男嫌いなタイプ。
女流棋士の子がおきにいりだ。
寝取りが好きな俺としては、カッコイイ恋人がいる女の子を寝取って奴隷にするのが好きだな。
寝取られる男にしてみれば、デブ、ブオトコ、オヤジに取られたりしたら悔しさ倍増だしね。
毒島先生くらいになると、ブオトコなことが、かえって武器になってるというか。
ここって意外と住人いたのな
俺を含めて2、3人しかいないのかと思ってたよ……
おれもいるぜ
男も知らないボーイッシュなスポーツ娘が無理矢理「女」にされる、というシチュエーションに萌えるので、
野球娘はいつかケンジ君の前で毒島先生の肉奴隷(もしくは妊娠)宣言をしてもらいたい。
個人的には、口では最後まで凌辱に抵抗して欲しいがw
ここのSSで言うなら肉便器と妊娠した優等生かな
>>311 君とは趣味が合うなw
てことで、緊縛処女強奪は萌えた。
…ああ、でも酔わされて言いくるめで処女奪った先生の話もちょっとツボにきたw
このスレを巡回スレにしてるんだが、他にも不細工な男に美少女・美女が犯されるシチュのSSが
載ってるスレってある?
そういうのを探して他スレを見て回ったんだが、エロパロ板って全体的に和姦系が多い気がする
けど、それじゃ俺は萌えられねーんだ……orz
…最近過疎ってるが、痴漢スレならご要望に近いかも。過去には結構いい奴あったよ。
無理やりなら人間に限らんでいいなら触手・怪物スレなんてのもある。
和姦もあるが、相手が人外だから無理やり系が多い。最近の無理やりは牛頭のミノタウロスだった。
自分は他にはエロパロ保管庫を地道に探してる。
>>320-321 情報トンクス。まずは痴漢スレと孕ませスレから探してみるよ
女の子がきちんとキャラ立ちしてて、なおかつそんな女の子が
汚いオサーンに犯られてしまうようなSSがあれば蝶最高だ
もちろん、このスレも引き続き巡回するが
だいたいそれ系の被害者は女子高生か人妻なんだよな。
20〜25ぐらいの中途半端な年齢のやつを書いてくれる神はいないものか。
20〜25ぐらいの年齢っていうと女子大生とかOLとか?
確かに、このスレのSSって、餌食になるのはほとんどが女子高生だしな
誰か別路線のSSを書く職人が降臨するのを待つしかないんじゃなかろうか
俺も20代が好きだな
学生とか人妻やら幼女やら分かりやすく記号化しやすいものの方が、書き手も楽なんだろうな。
20代は肌が荒れきっているわけでもなく、一人暮らしをするようになって
経済的にも余裕が出てきて自分の体にお金をかけれるようになり
キレイになってきてる上に処女じゃないという個人的にはかなりいい年代だと思うんだがなぁ・・・
326 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 03:25:38 ID:Ihp8OtJp
ふと思ったんだけど、
このスレ的には「版権キャラ」ってのはアリなの?
いや、誰彼が読みたい読みたくないは別にして。
版権キャラ+ブサイク=村越
…まあ素直にMCスレ池という話か。
デブやブサイクが犯す話ならOKじゃね?
331 :
23:2006/09/20(水) 21:11:21 ID:jUyZZfXp
>>330 まとめ作成お疲れ様です。
見やすくてとても良いと思います。
2、3日中にまた投下したいと思います。
いっそのことパロディでもよくね?例えば喜作さんが純愛系のエロゲのヒロインを犯すとか
個人的には
「“デブやブサイクな男”が女を犯す」
という基本構図さえ押さえていれば、対象は誰でもおk
オレの脳内では伝説の教師毒島がイケメン主人公達よりも先に純愛系のヒロインどもを犯して―って感じのシナリオが出来上がってるんだがオレにはあいにく文才がないんだ
誰か小説の書き方教えてくれ
俺も基本図があってればオリジナルでもパロでもかまわないな
黒儀式(くろぎしき)高校。
早朝の体育倉庫の中で黒い影が折り重なり、うごめている。くちゅ、くちゅ、と湿った音が淫猥
に響く。
「もっと気を入れてしゃぶれよ、薫」
跳び箱の上に腰掛けた中年男が傲慢に命令した。垂れ目がちの不細工な顔だち。腹のだぶつきが
目立つ薄汚れたジャージ。ズボンはマットの上に無造作に投げ捨てられ、そそりたった肉茎が露出
している。
「んっ……むっ……はぁぁっ」
醜い男の足元に跪き、肉茎に奉仕しているのは対照的に美しい少女だった。セーラー服の上衣だ
けを身にまとい、下半身にはスカートも下着も穿いていない。袖口からのぞく小麦色の肌と、一糸
まとわぬ引き締った下半身がスポーティな印象を与える。
彼女は可愛らしい唇で亀頭を包み込み、裏筋に舌を這わせていた。すぼめた頬とちろちろと動く
舌とで汚らしいモノを圧迫し、擦りたてていく。ショートヘアを必死で揺らしながら、覚えたての
性戯を実行する。
「モーニングセックスの相手にわざわざお前を選んでやってるんだ。ありがたく思え」
男……毒島(ぶすじま)は彼女の髪をつかむと、自分のイチモツを一気に喉奥まで押し込んだ。
「んっ、ぐぐぐぐぐっ!」
少女……鳩ヶ谷薫(はとがや・かおる)は息が詰まったのか、目を白黒とさせている。毒島は少
女のすぼまった口を女性器に見立て、腰を勢いよくたたきつけた。暴虐的なイラマチオだ。
「へっ、どうしようもないスケベ女だな。ソフトボールの練習もサボって、エッチの練習ばかりし
てやがる。
わざわざ朝錬に付き合ってやってるんだ、早いところ上達しろよ。この俺の肉奴隷として、な」
「は、はい……んっ、んんっ」
毒島は薫を乱暴に突き飛ばした。薄汚れたマットの上に、鍛えられたスレンダーな肢体が倒れこ
む。
彼女を初めて犯し、処女を奪ったのもこの体育倉庫だった。犯された二日後に薫は毒島の元にや
って来て、もう一度抱いて欲しいと懇願した。
初体験の、すさまじいまでの快感がどうしても忘れられなかったらしい。毒島は自宅アパートま
で薫を招き、そこで彼女を犯し抜いた。
それから自分の肉奴隷になるよう誓わせたのだ。
以来、こんなふうに好きな時間に呼び出し、性欲処理をさせているのだが……
「確か幼なじみが好きだったよな、お前」
毒島が言うと、とろん、と濁っていた薫の瞳に生気が戻った。快楽に喘ぐ淫乱な牝から、恋する
純情乙女の瞳へと。
「こんなになっちまったら、もう憧れの幼なじみに振り向いてもらうのは無理だな。俺が散々ヤっ
ちまったから、ガバガバの中古マ○コだぜ。いいかげんに諦めろ」
「……ボ、ボクは……」
中古、という言葉に反応したのか、薫は悲しげにうつむいた。憧れの幼なじみに処女を捧げるこ
とを夢見ていたようだが、いまやかなわぬ望みだ。薫の処女も、ディープキスも、フェラチオも、
膣内射精もすべて奪ってやった。後はアナルを調教すれば、彼女の『初めて』はほとんど征服する
ことになる。
「だ、だってケンジには彼女がいるんだもん……可愛らしくて、女のコらしくて、胸なんかも大き
くて……ボクみたいな貧乳のオトコ女じゃ無理だよ……」
「飲め」
毒島がコップを差し出した。
コップの中の飲料水には、とある薬を溶かし込んである。この学校の生徒で、大病院の息子でも
ある不良生徒、工藤寿夫(くどう・ひさお)と取引して手に入れた薬だった。新種のレイプドラッ
グ『ハレイション』。いわゆる催淫効果と、睡眠効果を併せ持つ非合法なクスリだ。
その効果は絶大で、処女の薫に使ったところ初体験から連続で絶頂を味わい、最後には痴女のよ
うに自分からセックスを求めてきた。
無論、クスリなどに頼らなくても女をイカせる自信はあるが、クスリによって性的興奮状態に陥
らせた女生徒を犯すというのもなかなか乙なものだと思っていた。
「どうせケンジとは恋人になれないんだもん……なら、他の男とエッチなことしたっていいよね…
…ごめんね、ケンジ……」
自分自身に言い訳をするように薫は媚薬を飲み干した。数分の間を置くと、たちまち彼女の顔が
上気しだした。ハレイションの凄いところはこの即効性だ。海千山千の風俗嬢だろうと、男を知ら
ない清楚な処女だろうと、あっというまにセックスの虜に変貌させてしまう。
「へっへっへ、下のオクチからも涎を垂らしてやがる。
感じてやがるのか? 犯してほしいのか?」
「は、はい……」
薫ははあ、はあ、と息を乱れさせて、中年教師を見つめた。
「俺にハメてほしいんなら、ちゃんと自分の口からお願いしてみろ」
「ボ、ボクの中に入れてください」
「声が小さい。聞こえねーぞ。どこにナニを入れてほしいんだ? んん?」
ただ要望されて挿入するだけでは物足りない。清楚な少女に卑猥な言葉を叫ばせてこそ、毒島の
嗜虐心は満たされる。
「だからボクの中に……」
「中って言われてもどの中だ? 口の中か? ケツの穴か?」
「いじわる……」
薫はすねたように上目遣いで毒島を見上げる。ねっとりとした牝の視線。毒島は、女っけのない
ボーイッシュな娘が、いつのまにか一人の『女』になっていることを実感した。
(いや女にしてやったんだ、この俺が。へっ)
「ボ、ボクの──」
薫は顔を真っ赤にして叫んだ。セーラー服の上衣をまとったまま、露出した下半身を大股開きに
する。しなやかな両脚の付け根に、薄い恥毛に覆われた秘唇が見えた。
「いやらしいアソコに先生のオチ○チンを突っ込んでくださいっ」
肉の入り口をぐにゃり、と両手で開き、薫が懇願する。すでに男を知っている秘肉は柔らかく伸
び広がり、男を迎え入れる期待でひくひくと蠢いていた。
「へっへっへ。生徒にお願いされちゃ、教師としてかなえてやるしかないな」
毒島は喜々として薫にのしかかり、固く膨れ上がったモノを小さな膣口にあてがった。ぬちょ、
と水っぽい音が無人の倉庫に響いた。
薫は挿入の期待感を表情ににじませ、毒島を見つめている。
「ふんッ!」
毒島は力を込めて突き込み、奥まで届かせた。柔らかな粘膜が彼のペニスを甘美に締め付ける。
初めて抱いたとき薫はまだバージンだったが、その後何度か抱いたことで、性器のほうも幾分開発
されたようだ。
「どうだ、気持ちいいか?」
毒島はピストン運動を始めた。正常位で激しく突かれながら、薫はギュッと目を閉じている。
「ケンジ……ケンジぃ……ああっ」
頬を赤らめ、小さくつぶやく。どうやら頭の中で幼なじみに抱かれているところをイメージして
いるらしい。
「目を開けろ」
毒島は抽送を続けながら命令した。
「えっ?」
「お前を犯している男の顔をよく見ろ。ケンジじゃねえ。俺がお前を抱いてるんだ」
「……!」
「どうだ、気持ちいいか」
雁首を引っ掛けるようにして膣内を刺激してやる。その一方で力強く腰をグラインドさせ、抽送
に変化をつける。媚薬の効果もあって、少女の反応は劇的に変わった。
「ボ、ボクは……ああ……ダ、ダメっ……はあ、はあ……」
「気持ちいいんだろ。好きでも何でもない男に抱かれてヨガってるんだよな? 幼なじみに悪いと
思わねえのか」
「い、いまは言わないでっ。ああんっ、気持ちいいです!」
薫は半開きにした唇からよだれを垂らしていた。小麦色の下半身が汗で輝き、ほのかに赤らんで
いる。
「あぁぁっ、深いッ……! もっと突いて、お願い、突いてぇっ!」
毒島の胸に圧倒的な征服感が押し寄せる。教室では明るく健康的で、性の匂いなどまるで感じさ
せない美少女が、自分の前では娼婦のような媚態をさらしているのだ。
「くっくっく」
低く笑うと、毒島は薫の顔を自分のほうに引き上げ、唇を吸いつけた。舌で唇を上下に割り開き、
中年男の唾液を女子高生の口の中に思う存分流し込む。
「こっちでも感じるんだったよな、お前」
野生的な口づけを続けながら、キュッと締まったお尻に手を伸ばす。尻肉をぎゅっと鷲づかみに
し、さらに窄まりの中に指を突っ込んだ。ぐりぐりと乱暴に直腸粘膜の中をかきまわしてやる。
「はぁっ、ダメ、感じちゃうよぉ……! んっ、来るぅっ!」
薫は毒島から唇を離し、嬌声を上げた。年頃の少女らしい可憐な悲鳴だ。
我慢できなくなったのか薫は自ら腰を振り、すらりとした脚を男の腰に絡めてきた。ソフトボー
ルで鍛えた強靭な脚力で毒島の腰を引き寄せる。膣の締め付けと相まって、毒島は一気に射精感が
高まってきた。
と、そのとき、
「ああああ……イ、イクゥ!」
がくん、と薫の体が力を失う。どうやらエクスタシーに達したようだ。
「どうする、今日はぶっかけてやろうか?」
わざと体を離そうとすると、薫は両脚を毒島の腰に絡め、ギュッと引き寄せてきた。
「い、いやっ、抜いちゃダメだよ……ちゃんと中に出してぇ」
甘えた声で懇願する。
「ボクのお腹の中に熱いのいっぱいちょうだいっ」
「よし、出してやるぞ!」
思いっきり腰を突き上げると、薫の膣に熱いものを注ぎ込む。もちろんゴムなどつけていない。
濃厚なザーメンを生でたっぷりと放出してやった。
「あ、熱っ……イっクぅぅぅぅっ!」
子宮を精液で直撃されて、薫はさらなる高みに押し上げられたらしい。ついこの間まで処女だっ
たとは思えない獣じみた嬌声を上げる。妊娠のリスクよりも快感を求める気持ちのほうが強いのか、
彼女は積極的に膣内射精を望んでいる。
(もっとも、嫌だと拒否したところで無理やり中出しするだけだがね、くっくっく)
「はあ、はあ、はあ……」
薫は上体を起こすと、毒島のたくましい体に抱き着くような格好でもたれかかった。激しいセッ
クスの余韻で息も絶え絶えという様子だ。
「ふう、良かったぞ」
毒島は清らかな女子高生に中出しした喜びに浸る。肉棒を引き抜くと、驚くほど大量の精液が薫
の膣口からこぼれ落ちた。いちいち今日が安全日なのかどうかを聞いていないが、今ので妊娠した
可能性もある。
(まあ、そのときはそのときだな。好きでも何でもない男の子供を身籠った、って絶望する顔を眺
めるのも乙なモンだ)
と、心の中でほくそ笑んだ。
「ふう、とりあえず一発抜いて、すっきりしたぜ」
ジャージのズボンを穿くと、毒島は薫に背を向けた。
「倉庫の戸締りはきちんとしておけよ、薫。お前、運動部なんだからよ」
「はあ……はあ……わ、わかり……ました……」
息も絶え絶えに答える薫を残し、毒島は体育倉庫を後にした。
薫は体育倉庫の片付けをすませ、制服に着替えると教室へと向かった。
膣の中に出された精液が太ももをつたって流れてくるのが気持ち悪かった。
「やっぱりシャワー浴びればよかったかな」
朝のロードワークをした後、家でシャワーを浴びてから学校に来ているのだが、先ほどの交わり
でまた汗をかいてしまった。
「いつまでもこんな関係を続けてちゃダメだよね。ケンジに知られたら軽蔑されちゃうよ……」
ふう、とため息をつく。
(でも気持ちよかった……)
下半身を中心に痺れるような快感が残っていた。激しいセックスの余韻で体中が火照っている。
好きでも何でもない男に肉壷のように扱われる今の関係に、納得しているわけではなかった。だが
肉欲に負けて、二度三度とあの男に抱かれてしまった。
(今のままじゃダメだ……全国大会もあるっていうのに)
彼女の所属するソフトボール部は先日の決勝戦で宿敵白天女学院を破り、全国大会出場を決めて
いた。全国大会は来月に行われる。エースの彼女はコンディション管理に気を遣わなければならな
い時期だ。
セックスの快楽におぼれている場合ではない。
(わかってはいるんだけど……ね)
ふう、ともう一度ため息をつく。
「あれ、鳩ヶ谷さんじゃない。うふふふ、おはよう」
前方から太った体を揺らして一人の男子生徒が歩いてきた。学生服が内側からはち切れそうなほ
どの肥満少年だった。テカテカと脂ぎった肌が生理的な嫌悪感をもよおす。スポーツマンタイプの
精悍な幼なじみ──柏木ケンジと比べると雲泥の差だった。
(嫌だなぁ、見てるだけで気持ち悪いよ。デブオタってこれだから……)
薫は思わず顔をしかめてしまう。
(最近、ニュースでやってた連続レイプ事件ってのも、こういう暗くて気持ち悪い奴が起こすんじ
ゃないかな)
偏見で人を見てはいけない、と分かっているが、ついそんなふうに思ってしまう。
「なんか今日の鳩ヶ谷さん、色っぽいね〜、ハァハァ」
息も荒く、肥田が近づいた。漂ってくる体臭、汗の匂い、不潔そうな髪、脂ぎった肌──身だし
なみに気を使うということをしないのだろうか、この男は。
「汗だくだね、毎日朝練してるの?」
薫は彼のことが苦手だった。
典型的なデブオタで、口から出てくるのはアニメやゲームの話題ばかり。しかも女子と話してい
ると息が荒くなってきて、ほとんど変質者に見えてしまう。
きっとクラスの女生徒を夜のオカズにしてるんだろうな。
そんなことを考えるとますます嫌な気分になる。
「悪いけど、ボク、急ぐから」
そそくさと逃げるように、薫はその場を去っていく。
「……なんだよ、ちょっと話しかけただけなのに……そんなにボクと話すのが嫌なのかよぉ」
彼女の後ろ姿を見つめる肥田の瞳は、異様にぎらついていた。
──まるで変質者のように。
体育倉庫で薫を犯した後、毒島は職員室に戻ってきていた。
「工藤のやつから手に入れた『ハレイション』も残り少なくなってきやがったな」
机の引き出しを開け、ひそかなため息をついた。ハレイションは錠剤タイプのドラッグなのだが、
一回の使用分量が多い。面白がって何人かの女生徒に試しているうちに早くも底をついてきた。今
日、薫に使ってしまったから、後二、三回も使えばなくなるだろう。
「……ま、クスリなんぞに頼らなくても、俺様のテクがありゃあ、どんな女もイチコロなんだがな」
そんなことを考え、ひとり悦に入る。
もっともクスリを使ったプレイはそれなりに気に入っていたし、使用用途もいろいろとある。で
きれば工藤に頼んでハレイションを補充したいところだ。
「朝からご機嫌なんだね」
ニヤニヤとほくそ笑んでいた彼の視界に一人の少女が現れた。
足元まで届く、艶やかな黒髪。意志の強そうな大きな瞳。アイドル並みの美少女が多く在籍して
いる黒儀式高校だが、その中でもひときわ目立つほどの美貌だった。
(確か三年の転校生だったな。名前は佐伯姫菜(さえき・ひめな)。身長は160センチ。スリーサ
イズは上から85、57、86)
均整の取れたスタイルを嘗め回すように見つめる。彼女のボディサイズに関する数字はいずれも
独自に入手したデータだ。学園中の美少女の情報が毒島の脳内には刻み込まれている。
「……なんだ、お前」
毒島は訝しげに聞いた。
まだ朝のホームルームが始まる前の時間帯だ。こんな時間に生徒がやって来るなど珍しい。まし
て嫌われ者の毒島をわざわざ職員室まで訪ねてくる女生徒などまずいない。
「あなたに用があるの、毒島先生」
姫菜の眼光は一介の女子高生とは思えないほど鋭い。その強烈さに、毒島はほんの一瞬たじろい
だ。
「佐伯春菜(さえき・はるな)という生徒を知ってる?」
「佐伯春菜?」
「三年前、白天(はくてん)女学院に在籍していた生徒よ。彼女は同校の担任教師にレイプされ、
妊娠した──これだけ言えば思い出したでしょ」
「白天女学院……あいつか」
毒島の口元に笑みが刻まれた。白天女学院とは、彼がこの黒儀式高校に赴任する前に在籍してい
た高校だ。
内気そうにはにかむ清楚な美少女の姿が脳裏によみがえる。
彼は今までに六十人の処女と、それに数倍する女を犯してきた。女に対して飽きっぽく、一度手
に入れた獲物には執着心をなくすことも多い彼だが、その女のことはよく覚えている。
顔も、アソコの具合も最高だった。清純そうな外見に似合わず、犯せば犯すほど性感を開発され、
淫らになっていった。避妊にまるで気を使わない毒島が凌辱を繰り返しているうちに、彼女はとう
とう妊娠してしまったのだが──
今までに犯した中でも、最も印象に残っている少女のひとりだ。
「あたしのお姉ちゃんだよ」
「ほう」
毒島がうなった。
「場所を変えましょうか」
まるで親の仇でも見るかのような強烈な視線。
(いや、姉の仇、と言うべきかな)
毒島は心の中であざ笑う。姫菜の提案に乗って二人は職員室を出た。ひと気のない階段の踊り場
で中年教師と女子高生が対峙する。
「春菜はどうしてるんだ? あれから三年ってことは、今ごろ女子大生か」
「お姉ちゃんはあなたの子供を中絶したよ」
姫菜が燃えるような瞳で毒島をにらみつけた。
「あなたは責任を問われて、白天女学院を追われ──この学校に流れついた」
「何だおろしちまったのか。どんなガキが産まれるのかと期待したんだがな」
「ふざけないでよ! 好きでもなんでもない男の子供なんて産めるわけないじゃない」
「はははは、そりゃあそうだ」
姫菜の怒声に毒島は哄笑を返した。
「で、何の用だ? まさか、俺を追ってここまで転校してきたのか。愛しいお姉ちゃんのかたき討
ちってか。あるいは──お前も俺に抱かれにきたのか」
ねちっこい視線を姫菜の全身に浴びせかけた。ルックスだけでなくスタイルも抜群だ。均整の取
れた肢体に形良く盛り上がった胸の膨らみ、腰から尻にかけてのまろやかなライン。
ごくり、と思わず生唾を飲み込む。
「じ、冗談言わないでよっ、誰があなたなんかに」
姫菜の顔が紅潮した。
「お姉ちゃんをあんな目にあわせて、あなたは良心の呵責を感じてるの?」
「良心? 良心ねぇ……ま、俺の辞書には載ってない言葉だな。虫唾が走るってやつだ」
「──でしょうね。こうして向き合って確信した。あなたは心の底からの外道だよね」
姫菜が悔しそうにうめく。
「お姉ちゃんのことがあって、前の学校を追われて、またこの学校で教師をやって……
でも何ひとつ変わっていない。反省も後悔もしていない。女の子を……性欲処理の道具くらいに
しか考えていないんだ。反吐が出るよ」
毒島は相手の非難を平然と聞き流した。
しょせんは正義感ぶった十代の小娘のたわごとだ。この社会を支配するのはたった一つのルール
──欲望という名の正義だけだと、毒島は考えている。
なぜ、この小娘はそれが分からないのか。
「反吐が出るのはこっちのほうだぜ。これだから処女の小娘は青臭いってんだよ」
「し、処女って……」
「雰囲気でわかるぜぇ。お前からは生娘の匂いがプンプンしやがるからな」
頬を赤らめた姫菜を前にして、毒島は愉快げに体を揺らした。
「ここはヤリがいのある小娘が多くて退屈しねえぜ。その筋にハメ撮りビデオでも流せば、ひと稼
ぎできるしな」
「その筋?」
「デブやブサイクに犯される女を見て興奮する──
そんな輩が集まって形成しているネットワークがあるのさ。俺みたいなブサイク教師にはうって
つけの仕事でね。ここの生徒のハメ撮り写真から実録エロDVDまで──小遣い稼ぎに利用させて
もらってるぜ」
「外道……!」
姫菜の体が小刻みに震えた。
「女の子は──あんたたちの売り物じゃないっ」
拳を固めて飛び掛かる。そのとき、横手から伸びたしなやかな腕が姫菜の拳をとらえた。
「えっ……?」
「そこまでよ。教師に殴りかかるなんてどうかしてるんじゃない、佐伯さん」
凛とした声が響く。
「栗原……さん」
姫菜が驚いた顔でその人物を見つめた。生徒会長であり、姫菜のクラスメートでもある栗原美紅
(くりはら・みく)が彼女の腕を抱え込んでいた。
(いいタイミングでフォローに入るじゃねえか。さすがは俺がじっくり仕込んだ肉奴隷だ)
毒島はほくそ笑みながら彼女を見た。
美紅はショートカットの髪形をした知性的な美少女だ。セルフレームの眼鏡がその美貌をより引
き立たせている。スタイルも抜群で、90センチはあろうかという巨乳にくびれた腰に豊かな尻。
セーラー服の上からでも完璧なグラマラスボディが見て取れる。
「どうして、ここに」
「佐伯さんが職員室に行ったきり帰ってこないから、探しに来たのよ。そしたら階段の踊り場で口
論する声が聞こえて、ね」
「どうして止めるの? あたしと毒島の話、聞いてたんでしょ。この男は、純真無垢な女の子を食
い物にする外道なんだよ」
「ええ、知ってるわ」
艶然と笑う美紅。グラマラスな肢体を毒島にからめるようにして、
「よく知ってるわよ──この人が外道だってこと。数限りない女生徒を犯してきた凌辱魔だってこ
ともね」
言って、毒島の脂ぎった唇に可憐な唇を重ね合わせた。唇の間から赤い舌がのぞき、男の口内に
侵入する。
美紅のほうから積極的にキスしてきたことに軽い征服感を覚えながら、毒島は豊かな膨らみに手
を伸ばした。セーラー服の胸元から乱暴に手を突っ込み、ボリュームのある乳房を鷲づかみにする。
こりこりと乳首をしごきながら、もう一方の手をスカートに差し入れ、股間に手を這わせる。
「んんっ、はむっ……そんなふうにされたら感じてしまいます……あ、んあぁ」
美紅は上気した顔で彼の愛撫に応えた。乱暴に指を突っ込むと、膣の中からぬるりとした粘液が
あふれてくる。すっかり開発されきった感度抜群の肉体だ。
姫菜は愕然とした顔でうめいた。
「あなた、まさか──」
「残念だったな。こいつはとっくに俺の性奴隷なんだよ」
美紅とのねちっこい口づけを中断し、毒島が勝ち誇った。半開きの唇からよだれを垂らしながら、
美貌の生徒会長が毒島にしなだれかかる。
毒島は女に対しては飽きっぽく、一、二度抱いた女はヤリ捨ての使い捨てが基本だ。しかし美紅
のことは気に入っていた。高校生離れしたグラマラスな肉体も魅力だし、彼が要求すれば風俗嬢で
もためらうような性的サービスを喜々として行ってくれる。
お高くとまっていた完璧主義者の美少女がみじめな性奴隷に落ちぶれたという事実が、彼をこと
のほか興奮させる。
「毒島……!」
「俺はそろそろ行くぜ。女生徒一人にかまってるほど俺は暇じゃねえ」
今日はとある女子生徒に『仕込み』をしてある。今日の夜は、彼女を使ってたっぷりと楽しむ予
定だった。
「毒島っ」
姫菜が叫んだ。
「あたしは性犯罪者を絶対に許さない。
必ず追い詰めてやるからね。あんたが、この学校で女の子たちにしたことを全部暴いて」
「ふん、まるで刑事気取りだな」
「刑事じゃない。あたしは──」
姫菜は真っ向から毒島を見据えた。
「探偵よ」
教師と言う立場を利用し、この高校の女子生徒や女教師の痴態を収めた画像を、裏ルートでその
筋に流すのが毒島のもうひとつの仕事だ。決して表には出せない、裏のアルバイト。当然危ない橋
を渡っているのだが、彼はぎりぎりのところで証拠をもみ消している。目の前の小娘に証拠をつか
まれ、追い詰められるほど、自分は落ちぶれていない。
「探偵気取りで俺を告発しようってのか。可愛いモンだぜ、処女のお嬢さんはよ」
毒島はもう一度、彼女の均整の取れた肢体に視線を走らせた。姉に負けず劣らず美味しそうな獲
物だ。
「俺に近づきたいんなら、せいぜい気をつけるんだな。お姉ちゃんと同じようにバージンを奪って
やろうか。いっそのこと俺の子を孕んでみるか、ん?」
「っ…………!」
「はははは、楽しみだ」
絶句する姫菜を尻目に、毒島は上機嫌で踊り場を後にした。
「毒島……!」
姫菜は、毒島と美紅の去った踊り場で一人立ち尽くしていた。
彼は、姉を汚した憎むべき男。性犯罪者を憎み、性犯罪事件を捜査する少女探偵になるきっかけ
となった男。
「とうとう……出会えた」
乾いた声でうめく。
探そうと思えば、彼を探すことはできた。だが姫菜はあえてそうしなかった。
彼に会って、自分が憎しみ一色に染まるのが怖かったのだ。彼を憎みながら、その彼に出会うこ
とを姫菜はひそかに恐怖してきた。
その恐れを埋めるように、姫菜は次々と性犯罪者と戦ってきた。
密室連続婦女暴行事件を起こした『ミツハシ』という名の少年。
家出した未成年の少女を格安の独自ルートで風俗産業に売り払う『暗黒女衒・崎川』。
レイプで女性の根性をたたき直すという、歪んだ考えに取り付かれた変質者『レイパーマン』。
彼らはすべて姫菜の推理で追い詰められ、警察に逮捕された。一人捕まえるごとに、恐れは己の
推理能力への自信へと変わっていった。
そして今は、謎の覆面暴行魔『陵辱ピエロ』を追っている。
「あいつを追いかけたことは一度もないのに……」
毒島が黒儀式高校にいたことを知っていて転校してきたわけではない。転校してきたのはあくま
でも陵辱ピエロを追ってのこと。だから彼と出会ったことは全くの偶然だ。
「偶然、なんだよね」
非科学的な思考は好きではない。だが、これでは運命というものを信じたくなってしまう。姉を
汚した男と、汚された姉の妹。出合うべくして出合った二人。運命の、対峙。
「運命、か」
姫菜は自嘲気味に笑った。
姉のことを知って、なお平然と笑っていられる毒島が憎くて憎くて気が狂いそうだった。どろど
ろとした怒りが胸の奥で渦巻いている。十八年間の人生で、ここまで人を憎んだことはなかった。
あのとき美紅に制止されなければ、間違いなく毒島を殴っていただろう。人を傷つけることを何
よりも嫌う、彼女が。
復讐心に染まった自分を、醜いと姫菜は思った。
──始業のチャイムが鳴る。一時間目の授業が始まったのだ。
「今は、毒島のことは後回しだね。あたしの標的は陵辱ピエロだもん」
言いかけて、電流のように突然その考えが脳髄にひらめく。
「同じ町に陵辱魔が二人もいるのか……あるいは──」
あるいは彼こそが──姫菜の追っている陵辱ピエロの正体なのか?
始業のチャイムが鳴るのをひとごとのように聞きながら、姫菜はいつまでも立ち尽くしていた。
朝っぱらからハァハァさせてくれるッ!
職人さま、GJでございます・・・。
350 :
乙女vs毒島:2006/09/22(金) 11:07:03 ID:KoretIpa
あれから三年 毒島は竜鳴館に転任していた
毒島「さぁて今日は誰を食べようかな?…お!あんなところにうまそうな女が!」
毒島はそういうとその女性のところに近づいて行った
毒島「やぁ!こんにちわんこそば」
乙女「なにかようですか?」
毒島「いやぁちょっと君に用事があるんだ あとで体育舘の裏に来てくれるかな?」
351 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 11:17:09 ID:KoretIpa
乙女「…はい わかりました」
黒金乙女はなんの疑いもなく頷いてしまった
毒島「(くっくっくw馬鹿な女だ)じゃあ待ってるよ」
このとき毒島は自分がまさか死ぬとは思っていなかった…そう毒島は乙女のことをただの女だと思っていたのだ
誰かこの先書いて
美紅はいつの間にやら完全に奴隷化してるんだなw
ボクっ子の事は毒島も気に入ってるみたいだしピエロとの対決が楽しみだ。
まだ毒島シリーズに出てない属性ってなにがある?天然キャラと妹キャラって出た?あとお嬢様キャラ なければ書いてあげてもよろしくてよ
俺実を言うと毒島シリーズのクールキャラが好きだった あのつよきすの椰子なごみみたいなキャラ
>>353 性知識に疎い子ってのはどうだろう。
あと内向的な子はまだかな。痴漢にあっても我慢して耐えちゃうような…
人 妻 キ ャ ラ が居ない!!
358 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 06:26:53 ID:h5Qg7SoO
金髪ツインテールお嬢様は?
>>353 優等生(まじめ)、優等生(非処女)、ロリ、才色兼備、レズ、彼氏持ち、男嫌い、ボクっ娘、コスプレは出た
次はツンデレが来るとみた!
360 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 13:45:28 ID:UzLCo4+8
後は不良と、現役高校生アイドルと、内向的ぐらい
いちおうsageとく
……しかしこのスレ、最近書き込みが増えてきたような気がするな
最初のほうは過疎り気味だったが
362 :
いつかの続き:2006/09/23(土) 17:03:34 ID:m+zr/P6C
「おい起きろ」
「ん…んん」
モヒカンの男に頬を叩かれ香憐は目を覚ました。
「!!」
「おっと、でかい声出すなよ。その可愛い顔が台無しになるぜ」
目の前にナイフを付き当てられ香憐は声も出なかった。
周りを見回すと、イヤラシイピンクのライトが当たった部屋だった。
マフラーがベッドの足に結ばれていてほとんど動けない
「ま、こんなとこで騒いでもただのSMプレイにしか思われ無いだろうけどなケケ」
「違ぇねぇ」
横からアフロと金髪が現れた
「私を…どうするつもりなんですか…?」
涙声になりつつも香憐は必死に訴える。
「な〜に簡単な事さ、アンタは俺の車を傷つけた、でもアンタは顔を傷つけられたく無い。そうだろ?」
香憐はコクリと頷く。
モヒカンは香憐の頬をチロチロと舐め回しながら続ける
「金も払えない、じゃああとはどおするんだ?」
「…?」
「こぉするんだよ!!」
モヒカンはいきなり香憐の頭を抑え、唇を奪った
「ヒァッん…うんん」
香憐は押し返そうとするが、所詮男の力に勝てるはずが無い
いやらしく舌が入りこんで口の中を掻き回す。香憐の初めてのディープキス…
「あぁっ、ん!?」
引き寄せられ、胸を掴まれる。制服の上からとは言え、誰にも触られた事の無い香憐にとってはかなり苦しかった。
「いやぁ…」
「わかっただろ?これからお前には奴隷として俺らを満足させてもらう…」
モヒカンが下半身をまさぐりながら言う。
「ど、奴隷…?」
「あぁ、だが安心しな。ただの奴隷じゃない、肉奴隷…いや、肉便器だからよ」その指がパンツの上からクリトリスをキュッと摘まんだ。
「いや…そんなのイヤァァ!!」
恥辱は、始まったばかりだ…
363 :
アホ大房:2006/09/23(土) 17:07:22 ID:m+zr/P6C
みんなゴメン。
今ちょっと忙しくて続きが書けそうもありません。
これから薬とか、バイブつけたまま演劇とか書きたかったけど無念…
誰か続き書いてくれたら嬉しいです…
私生活が落ち着いたら、また続きを投下してくだされ
俺はそれまでマターリ待ってる
365 :
アホ大房:2006/09/24(日) 13:28:39 ID:/C0zPTym
>>364 ありがとう
本当、こんな鬼畜なスレなのにいいヤツばっかだな
(ρД;)
366 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 19:27:32 ID:fL2q6/t8
毒島シリーズ書いてる人に毒島vs格闘娘を書いてほしい
毒島にヤラれそうになったところを護身術で返り討ちにするとか
367 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:13:36 ID:NCBwBppf
>>366 そんで途中で薬が効き始めてムフフなことに・・・?
369 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 05:10:42 ID:jV66Ku+w
>>368 その流れ最高!!
激しくその展開を熱望!!
,.., ,...,__
,...::-‐''"/ ``ー 、
、_,;ー'" / `"'-,
`ー=, / / ヽ
,/ f \ `l、
l/'i / /´rヾMFヾ \ ヽ 、 .1 チッチキチー
! | l l ヾ(::::: ヽ〉ヽ)ヽ `l ミ ー .、 |
| {レヽ〈:::~``'' ´ ソ |! l } ミ. ミ ト
レヽ,;:::''''`':;|;il~,. -‐' ル )ノl / ミ ノr^,ヾ !
ゝ l;ュ=≡{., (;;,(ニ===、-.l! li /ソ ;;)|./
`!;ェ‐・オ ""'''< `・ーz'ー'~ |/ フ;;i |!
|:'""`')' ^ヽ;` ̄,. -‐'^ i|;;;;ノ/\ー-、-.,_
!;:.. .:;i| ;, ~、´ ,/ |,..ノ; \ ゝ ヽ``)、.,_
``ヽ(__,,,,...) \_,,..-' |;;; |〉 トli ヽ
|::::::::J..,,_ ^ヽ, : 1, ;!;: /l、 ) |
ヽ::r,―--一' . , il/::: :: / ! ; /
.//'i`ー-'´; ' ;. ',/;;;::::: .:::::∧ } ヽイ
/ / L.;_';_._,`.ノ;;;;;;:::::::...::::::::::/ ヽ l ´{
/ |/::::::::::/;;;;/;;|;;;;;:::::::::::::::::::::::( 〉{ 〈
/ /:::''''''''/;;;/ :::::|::::::::::::::::::::::::::ト / 〉 |
| / |;;〈 ::|::::::::::::::::::::::::::::\/ / {
よぉ兄弟、そろそろ圧縮がくるぜぇ……
372 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 12:05:56 ID:pNHeFMvb
友達を毒島に犯されて復讐に燃える主人公(宗七)と毒島の邪気を刀に封印するべく立ち上がったヒロイン(瞳子)
二人で毒島のアジトにたどり着いたのはよかったが宗七が毒島の奴隷達に捕まってしまった!それを盾に瞳子は毒島に脅され…
__ ∧_ヘ__
_,,, --‐''''''''/ ''-!:::::ヽヽ、>
___ ,/:::::_::::ヘ::::::/ '''!::ヽ:ヽ::!'
/ >'":::::::::!ミ,,ハヽ::~!'''''' ̄!ヽ:::::ヽ:::!
∠___/:::::::/::!:::! ヽ:!:::!::::!:::!:::!::ヽ::!:::!ヽ
///::::::::!:::!:::!:! !-‐!''!'''''!/:!::!ヽ:!:::! ヽ
/r//!:::::!::!::::!:,,!,,!.. !!:::リ,,、、リ へ!:::::/!::::! ヽ
/::::!::::!:::::!:::ヽ-'"リヽ リ. "、、、、 !ゝ/::/::!::!::! !
/::::::!:::::ヽ:::!:::::ヽ'r''"" 、 ノ!-'/::::!:::!::! /!
/::::::::::/::,rヘヽ:::!ヽ ``` __ ノ/:::::/::::::/:::!:!//
/;;;;; ,/::/ /:::'':::!:\__ (:::::::::/:::::::/::::!'''~
,, -- ''"::::__,,,../ /:/:ノ::!::::!_:::~!''''''', ii::iヽ::::ノ:::::/ みんな、圧縮にそなえてhosyuするのよっ
/:::::,r''''''~ ̄ , -‐''''''~'''''"::::::/"--,-\~~ !:!.!:! '--i'''''''!--、
/:::::/ /:::,r-/::::::::::::::::::/ ヽ、! ヽ、 //,,ヽ''--!__ ! ! !
!:::::::! /:::/ /::::::::/::::::::::::ヽ ヽ. >''' >=!ヘ__/ .! ! ヽ
!::::::! !:/ (::::::::/::::::::::::::::ヽ ヽ! \///Vヽヽ ヽ/ /
\:::! !:! ヽ::::/::::::::::::::::::::ヽ, ! ,,,-''"/ ヽ ノ ! ヽ/
\!_ !::! !:::!:::::::::::::::::::::::::ヽ, ヽ< / ./ 丿 !
\'==-\!:::::::、--、::::,-!ヽ, ヽ ∨ ! / /
\;;;;;/ !::::! ヽヽ、 ヽ ! /
ヽ! ! ヽ ! ! /
! ヽ / / .!
.! ヽ/ ! !
!__/\ ! /ヽ、
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ヽ ヽ:::::: .....::::::::::/:::::::: ::::::::::: ::::::::::::::,,, /: : : : : : : : : :::::/: /:!
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ヽ,/:::::::::::::::::::::::::::: : : : ::::::::::::/::::::::::::::::::::::...........:::::::::::::::.../::::::!
現在795スレ……
ま、このスレが落ちることはないだろうがいちおう捕手っておく
期待保守
オナ禁しつつ待つ
377 :
教祖誕生:2006/09/29(金) 17:19:58 ID:Zl4yvQZ9
保守代わり
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「それでは、みなさん。万物平均主義とは、全てを平均かする…」
「はあ…」
モニターを見ながら美由紀はため息をついた。
「今回は俺のイニシエーションを受けることの出来る有資格者はいるのかな」
美由紀の横で真貴人(まきと)が顔に出来たニキビを弄りながらつぶやいた。
「なにをため息ついている、美由紀。俺様の秘書ではご不満か」
真貴人はスカートの上から美由紀のおしりを撫でつつ、そう言った。
「い、いえ不満など。次期、教祖様であられる真貴人様の筆頭巫女であることは、私にとって最大の栄誉でございます。」
美由紀は真貴人の手を払いのけたいのを我慢しながら返事をかえした。
「うーん。興奮すると冷静に霊視できない。美由紀、悪いが舐めてくれ…」
真貴人はそう言いながら、ベルトを外しズボンを脱ぎいだ。
そしてベルトの跡がくっきり残った贅肉の固まりのような腹をさすりながらイスに座り直すと、
美由紀の手を引張り半分カワのかっぶた自分の股間の前に美由紀の顔を持ってきた。
「じゃあ、頼むぞ」
真貴人がいうと、美由紀が股間に顔を埋めようとした。
パシーン。舐めようとする美由紀の顔をいきなり真貴人は平手で殴りつけた。
「おいおい、これは儀式なんだから、ちゃんとしろ。別にお前は俺の彼女でもなんでもないんだからな。」
「も、申し訳ございません。万物の霊長の長であられる真誇人様の代理人にあらせられる真貴人……」
一通りのセリフを述べると、美由紀は真貴人の汚れた足の指にキスをして股間を舐めはじめた。
真貴人は美由紀が口上を述べだすと、美由紀のことを無視してセミナー会場を移すモニターに目を向けた。
やっぱり、いくら真誇人先生のご子息でも、尊敬できないものは尊敬できない。
ましてや好きになることなど絶対無理だわ。
美由紀は真貴人の股間を吐きたくなるのを我慢しながら舐め続けた。
378 :
教祖誕生:2006/09/29(金) 17:20:50 ID:Zl4yvQZ9
新興宗教『幸の杜』、開祖真誇人が起こした万物平均主義をうたう宗教団体である。
初めは小規模なセミナーグループだったのに、真誇人のカリスマ性と学生を使った大学や短大での勧誘を武器に徐々に勢力を拡大してきた。
万物平均主義…世の中は天才によって動かされ、馬鹿によって壊されている。
しかし、天才も馬鹿も時として狂気を呼ぶ。
よって、世は凡人によってのみ運営されなければいけない。
そして、血統は収束し全ては一つにかえる。
要するに、サラブレッドと駄馬を掛け合わせて平均的な馬を作っていき
最終的に優劣のない社会を作ろうってのがこの教義のいいたいところである。
その教えのとおり、教祖真誇人は高身長、高学歴、男前の自分に合わせたように、低身長で頭が悪く、とてつもないデブで不細工な嫁をめとった。
そして生まれてきたのが真貴人である。
しかし、残念ながら平均とはいかずに見た目は全て母親で頭の良さは全て父親に似た子供だった。
子供の頃から見た目のせいで、いじめられ続けてきた真貴人は正確もだんだんゆがんでいき、いつしか全ての人間を恨むようになった。
そして、万物平均主義に反した我が息子を忌諱し、美人信者達をまわりに侍らし母を顧みない父にも復讐することを誓った。
379 :
教祖誕生:2006/09/29(金) 17:21:49 ID:Zl4yvQZ9
そんなどす黒い怨念を抱えながら高校生になった真貴人は私立の進学校に通っていた。
ニキビ面、デブ、チビ、もてない要素を全てもち男子校に通う真貴人は、当然女っ気など無く、
最後に女の友達といえる子がいたのは小学校の低学年かという有様であった。
そんなある日のこと、帰りの電車にいつものようにつり革を両手で持ちながら乗っていると突然、
「キャー、ち、痴漢です。この人が、あたしのおしりを…」
女の子が真貴人の手を掴みながらそうさけんだ。
「ち、ちがう。りょ、両手、両手…」
真貴人より背の高いめがねをかけた美少女の女子高生に、真貴人はどもりながらそういった。
「あなた、いつもあたしのこと見てるでしょ。気持ちわるいわ。」
たしかに、いつも犯したいと思いながら見ていたが痴漢なんかしたこと無い、両手でつり革を持ってたじゃないか、真貴人は言葉にならない言葉を心の中で発した。
そうこうしている内に駅で駅員につまみ出され、めがねの美少女と一緒に真貴人は役務室に連れて行かれた。
そこで、数人の駅員にかこまれ
「ほんとのこと言えよ」
「学校はどこだ」
「警察呼ぶぞ」
「家の人…」
攻められ続けていくうちに、真貴人はだんだんパニックになって、
「つり革を両手で持っていたっていってるだろう。おれは痴漢なんかしてねーよ。」
と役務室全体に響きわたる声でかつれつよく叫んだ。
そうすると、急に駅員達が
「そうだよな。痴漢なんかしてないよな。」
「両手でつり革持ってたもんな。」
とか口々に言い出した。
その流に驚いた、めがねの美少女が真貴人達のいるの机までやってきて
「ど、どういうことですか。こ、こんな奴のいうことを信じるの」
と半ばパニック的に駅員に詰め寄った。
状況に驚きながらも、真貴人は父親が説教しているシーンを思い出し、めがね美少女の目を見ながら
「僕たち、前から知り合いじゃないか」
といってみた。
「え…? そ、そうだったわ。」
めがねの美少女は腑に落ちないって顔をしながらも、自分を納得させるようにそうつぶやいた。
真貴人とめがねの美少女が謝りながら役務室を出ると、真貴人はすぐにめがねの美少女腕をとって手を組むかたちにした。
「な、なにするの」
めがねの美少女が真貴人にそういうと何食わぬ顔で
「僕たち、恋人同士じゃない。なにいってんの?」
と真貴人は切り返した。
「そ、そうね…。えーと?」
「真貴人、酷いな彼氏の名前忘れるなんて。えーと?」
「由美子、酷いなあ、ははは」
そのままモデルでも通用しそうな美少女とチビデブっていう不釣り合いなカップルはそのままいちゃつきながら、電車へと向かっていった。
そしてその日の夜、不釣り合いなカップルは童貞と処女をなくした。
380 :
教祖誕生:2006/09/29(金) 17:22:45 ID:Zl4yvQZ9
それからの高校生活の3年間、真貴人は他の奴にばれないようにしながら由美子と付合い、自分の能力を見極めるモルモットとしてありとあらゆることを由美子にしてみた。
3年間の実験で、おおよそありとあらゆることを命令できるという結論に至った。
最初のうちはムチで叩いて正気にもどらないかとか、偉そうにけつの穴を舐めろと命令しても拒否されないかとか恐々試していたが。
だんだんエスカレートし3年目になると、
友達を紹介させて3Pしてみたり、小遣いのために出会い系で売春させてみたり、
調子に乗ってホテルの廊下を素っ裸で走らせてみたりしたが、
由美子はめがねの奥の大きい目を曇らせることなくありとあらゆる命令に従った。
その間、由美子は2回子供を堕ろすこととなったが記憶すらも操作できる真貴人にはどうってことのないことだった
そして高校の卒業式の後、由美子に用意させた高級ホテルの一室で悔いのないように思いっきり彼女を抱いた後、
真貴人は由美子を椅子に座らせめがねを外させると彼女にこう語りかけた。
「3年間ありがとう。由美子のおかげで自信を持ってこれから生きていけるよ。
今から、この部屋を出ると、3年間僕と遊んでいたことは全部忘れてね。
幸い女子大に通ったみたいだから、遊んでいた時間は全部図書館で勉強してたことにするといい。
後、今の体つきじゃ処女ってのにも無理があるから、大学に入ったらすぐに“童貞”の彼氏を見つけて、処女、ははは、処女を捧げるといい。絶対痛がってやれよ。それから…」
真貴人は、いろいろな約束事を由美子に植え付けると彼女にベッドで眠るように指示して、一足先に部屋を出た。
ホテルから出ようとする由美子とすれ違うと、由美子…めがねの美少女は何か汚い物でも見るような目で真貴人を一別した。
そして、なにも意識することもなくホテルから出て行った。真貴人は心の中で自嘲気味に、さよならとめがねの美少女にもう一度いった。
381 :
教祖誕生:2006/09/29(金) 17:23:25 ID:Zl4yvQZ9
春休みが終わる頃、真貴人は父親である真誇人に会いたいと電話した。
「ああいいよ、本部の事務所にいるから」
どうせ、大学にも行かず働きもしない息子が金の無心だろうぐらいの感覚で真誇人は返事をした。
「美由紀君、真貴人がきたら事務所に通してくれ」
真誇人は、今一番のお気に入りである美由紀という名の筆頭巫女…まあ秘書にそれだけいうと教壇の収支報告書に目をやった。
今夜も美由紀君を誘って見るか、真誇人は一人そうつぶやいた。
ファッション誌の読者モデル兼女子大生という肩書きの美由紀をセミナー会場で見つけたのは先月のことだった。
黒のロングヘアーにくっきりとした顔立ちで会場の中でも一際目立っていた。
あまりの美しさと清楚さに目を奪われ、なんとか口説き落としてアルバイトとして教団事務に入れたのが先月のことである。
そして、その日の歓迎会の帰り半分酔っている美由紀を半場強引にホテルへと連れ込んだ。
20歳にもなるが彼氏らしい彼氏もいないというし絶対男を知らないなと、真誇人は思っていた。
「せ、先生…。奥様が…」
女になる痛みに耐えながらそんなことを言ってくる美由紀のかわいい声を思い出しながら、真誇人は年甲斐もなく股間が熱くなるのを感じた。
しかし、真貴人が来たという内線が真誇人を現実にもどした。
「真貴人君って、本当に先生の息子さんなのかしら」
お茶たてながら、美由紀は独り言のようにつぶやいた。
「ね、美由紀。いってたとおり。本当にびっくりでしょ。アレが親子なんて」
先輩の一人が美由紀にそう話しかけてきた。
「もう、先輩。そんなこと言わない」
美由紀は、軽く先輩を窘めながらお茶を真誇人の部屋へと運んでいった。
お茶を出し終わると、美由紀は座りながら万物平均主義のことを考えていた。少なくともここには平均主義はないな、働いている人って恐ろしいくらい綺麗な人ばかりじゃない。先生も格好いいし、昨日の夜も…。いやいや。
私もちょっとぐらい自信あったけど、鼻へし折られちゃったな…。あの息子さん一人で平均化されてたりして…。それは失礼か…。
美由紀がいろいろなことを考えながらぼーとしていると、
「おおい。美由紀君、ちょっと部屋に来てくれ」
先生が呼ぶ声が、本部事務所に響いた。
382 :
教祖誕生:2006/09/29(金) 17:24:46 ID:Zl4yvQZ9
「はい、なんでしょうか」
美由紀が部屋にはいると、ぼうと突っ立てる真誇人と教祖席に座る真貴人が目に入ってきた。
「美由紀君、そこに座ってくれ」
真誇人が美由紀を来客用のソファーに促すと、美由紀はいぶかしがりながらもソファーに腰をかけた。
「早速なんだが、万物平均主義の実践のために、僕は息子に教祖の地位を譲って隠居生活に入ろうと思う。そこで、君に息子の教育係になって欲しいんだ」
「あ、あたしがですか…?」
驚きのあまり美由紀はすっとんきょに答えてしまった。
「わたし、まだ、入りたてですし、先輩のほうが…」
「もう、とにかくきまったんだ。じゃ、後はよろしく、僕は世界中のブスを幸せにする義務があるから、じゃ」
「せ、先生」
真誇人が出て行った部屋のドアを見ながら、美由紀は気まずそうにソファーから立ち上がった。
「こんにちは、どうも。親父にいちばん綺麗な子をていったけど、本当に綺麗だ…」
真貴人はすきっぱぎみの歯を見せて笑いながら、手を差伸べた。
「い、いや」
半ば生理的に、美由紀は手を引いた。
「ひどいなあ、美由紀」
呼び捨てにされたことでかっとなりそうになりながら、美由紀は教祖席に座る次期教祖…真誇人をにらみつけた。
この教壇も終わりね。アレが次期教祖じゃ…わたしも先生とのことは忘れよう…そう思いながら部屋から美由紀が出て行こうとすると、
「ちょっと待って。ソファーに座れよ。美由紀」
「はい」
返事をしながら、何か見えない力に押し戻されるように美由紀はソファーに座った。
「美由紀に質問するね。俺のことどう思う」
真貴人の声が脳内に響くと、美由紀は嘘がつけなくなり全てを正直に話した。
「は、はい。正直、気持ち悪いです。先生のご子息とはとても思いません…」
自分の外見のことをボロカスに言われながらも、半笑い気味の真貴人はさらに質問を続けた。
「じゃあ、彼女いるように見える。エッチの経験はあるように見える」
「とてもじゃないけど、いるように見えません。エッチの経験は先生のお力で…」
そういわれて、ちょっとむっとなった真貴人はさらに続けた。
「じゃあ、美由紀はエッチの経験あるの?」
「……? わ、わたしは…」
顔を赤らめて躊躇するので、真貴人は語気を強めながらつづきを促した。
「先月…先生…に、飲み会の後…疲れたからホテルで休んでいこうといわれて、その時…」
「へえ、でエッチは好きなの…」
「それは、その後、毎晩のように先生に教育されましたから…いやん…」
「親父のことは、好きなの?」
「先生は、奥様もご子息もおられますし、わたしはただ…先生に喜ばれたいだけで…」
やっぱり…親父もこの能力を持っている…真貴人はそう確信した。
しかし、親父は自分の見た目の良さとか話術で上手くいってるつもりなだけだ。
俺と違って自分の能力に気付いていない、真貴人はそう結論づけた。
「先生のことは、敬愛しています」
美由紀は、はにかみながら真貴人にそうきっぱりと答えた。
真貴人は、その後、オナニーのこととかファーストキスのこととかゲスなことを聞き、最後に美由紀の目を見ながら次のように話した。
383 :
教祖誕生:2006/09/29(金) 17:26:39 ID:Zl4yvQZ9
「もう、ラブラブなのはずっと経験してきたからいいや。美由紀、今後も親父を敬愛して、俺に嫌悪を持ち続けるといい。
ただし、敬愛する親父から託された俺の命令は絶対だ。
どれほど心の中で嫌がっても逆らえない、逆らおうとすると親父の顔が頭に浮かんで逆らえなくなる。
わかったな」
「はい…」
美由紀は何かに頭を叩かれたような状態で返事をした。
「じゃあ、キスしようか、美由紀」
「は、はい」
この半漁人みたいな顔とキスするなんて考えられない。と思いながら美由紀が目を閉じ震えながら我慢していると
「馬鹿か、教育係だからお前から俺にキスしてくるんだよ」
そう真貴人が怒鳴った。
「わ、わかりました」
目を閉じぶるぶる震えながら、口を併せて来る美由紀の鼻の穴に真貴人は笑いをこらえながら舌先をねじ込んだ。
「ぎゃあ」
あまりの驚きに、美由紀は真貴人を突き飛ばして涙目になりながら鼻を拭った。
「お前が、見ずにしようとするから、失敗するんだろ。ちゃんと俺の顔を見て、舌を絡め取るようにキスしろよ。この馬鹿。お前の鼻くそ付きになたじゃねえかよ」
真貴人がそういうと、美由紀は気持ち悪さで吐きそうになりながらも覚悟を決めたかのように真貴人にキスをした。
キスをしながら、真貴人が美由紀のおしりを撫で、胸を揉みはじめると、美由紀は軽く抵抗を示した。
しかし、真貴人ににらみつけられると美由紀は嫌悪感を見せながらもされるがままにするしかなかった。
口を離すと、美由紀は肩で粋をしながらソファーの下にひざまずいた。
「まだまだ、これからだよ。美由紀…。親父から学んだテクニックの全てを今晩教えてもらうからね、せんせ」
真貴人はそれだけいうと、美由紀にアゴで事務所にかえるように促し、自分はトイレに向かって歩き始めた。
真貴人は心の中でこう叫んでいた。
教団を乗っ取って好きかってするのはこれからだ、俺が万物平均主義を実践してやる。
(了)
384 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 17:29:22 ID:+VVveT4g
保守上げ
ここって毒島先生シリーズ以外は投稿しないほうがいい?
今日暇だったからデブやおっさんに輪姦されるやつ書いてみたんだが。
教祖誕生GJでした。
ちょっと誤字が気になったけど、スレの主旨に沿った爽快感は楽しめた。
あと、最後の投下確認の件、そういう言い方は誘い受けとも取れるので、控えたほうがいい。
投下に関しては無問題。
むしろ、一人の職人さんに頼ってるスレのほうが不健康でいけない。
申し訳ありません、
>>384と教祖誕生は別の人ですね、勘違いしてました。
すいません。
>>385 レスサンクス。
誤解を招く書き方をしてすまん。
のちほど投下します。
待ってるぜ
>>384さん、お気になさらず投下して下さい。楽しみにしてます。
以下、今回のSSです。
教室の中にかすかな振動音が響く。
「んあっ」
体の奥で甘い痺れが走り、星野(ほしの)なるみは体をのけぞらせた。
「どうかしたの、なるみ?」
隣の席の相原陽子(あいはら・ようこ)が訝しげな顔をする。
「あ、ううん。気にしないで……あふっ……」
「なるみ?」
「ほ、本当になんでも……んくっ……ないから」
喘ぎ声が漏れる唇を押さえ、必死でごまかした。
なるみは、透明感のある綺麗な栗色の髪をした少女だった。セミロングの栗色の髪は外国人の祖
父からの隔世遺伝で、染めているわけではない。
可憐な顔だちに小柄な体つき。華奢な手足はまるで人形のような印象を与える。勉強は得意なほ
うで、常に学年で十位以内の成績をキープしていた。
「い、一時間目は英語よねぇ。えっと教科書は、と……」
ごまかすように英語の教科書を探すふりをする。母親がアメリカ人と日本人のハーフのせいもあ
り、英語は得意分野だった。
なるみの話を聞いて、陽子がぎょっとした顔をする。
「嘘、今日英語の授業あったっけ!? あたし、昨日の宿題やってくるの忘れてたよ」
「あたし、全部やってきたから……ノート貸してあげるね」
「本当に? やったね、なるみ、感謝っ」
陽子は安堵のため息をついた。なるみは彼女の様子にふと違和感を覚えた。いつも明るい笑顔を
絶やさない表情に、どことなく翳りのようなものが見える。
「お疲れみたいね、陽子ちゃん」
「だって工藤さんたちが一晩中……あ、いえ」
「ん?」
「なんでもないわ」
陽子はなぜか顔を赤らめ、話題を変えた。
「……最近、なるみって雰囲気変わったよね」
「そうかなぁ?」
なるみは首をかしげた。
「おとなしそうな顔して、どことなく色香が漂ってるっていうか──もしかして彼氏できた?」
「嫌だな、陽子ちゃんってば」
なるみが苦笑する。
「ま、なるみは男の子と手をつないだこともないって感じだもんね。今時、そこまでの清純派って
珍しいわ。ほとんど天然記念物よ、天然記念物」
「あ、ひどぉい」
友人の辛らつな言葉に、なるみは頬を膨らませる。
そして、心の片隅でため息を漏らす。
いつか白馬の王子様が現れるまでは清らかな体でいるべきなんだ。だから理想の相手が現れるま
で処女を貫こう。
そんな風に思っていた時期が、なるみにはあった。
だが今は──性の悦楽を体の芯まで刻み込まれてしまった、今は。
もう、あのころのあたしには戻れない。
なるみは下腹部に意識を向けた。
そこには禍々しいまでに巨大なバイブが埋め込まれている。彼女を『支配』している男の仕業だ。
時折、思い出したように振動し、膣の中を刺激する異物感が、なるみの官能を呼び覚ましていく。
「ふっ……あんっ……」
また喘ぎ声を漏らしてしまった。陽子が本格的に不審げな顔をする。
「ねえ、なるみ、本当にちょっと変だよ。なんか喘いでない?」
「そ、そんなこと……ないよぉ……んっ」
──二ヶ月前、なるみは純潔を失った。
相手はこの高校に勤務する毒島という名の中年教師。お世辞にも美男子とはいえない。彼女のよ
うに可憐な少女の初体験の相手としてはまるで似つかわしくない、ブサイクな男だった。
なるみは放課後の教室に連れていかれ、憧れの先輩である栗原美紅(くりはら・みく)の前で激
しいロストバージンを経験した。セックスなど生まれて初めての体験だったのに、強引に処女膜を
貫かれ、たっぷりとイカされ、無垢な胎内に汚らわしい子種を植えつけられた。
清らかに生きたい、と願っても、一度開発されてしまった体は自然と快楽を求めてしまう。なる
みの理性はそれに抗うことができなかった。
今の彼女に、セックスに無垢だったころの面影はどこにもない。
(今度はどんなエッチをするのかなぁ……あーあ。あたし、すっかりエッチなオンナノコになっち
ゃった……)
気がつくと、淫らな期待に胸を高鳴らせている自分がいる。
色香が出てきたのかどうかは自分では分からない。処女を失い、夜な夜な男の精液を浴び続けて
いるうちに、なんとなく体つきが変わってきたような気がする。
純真無垢な乙女から、大人のおんなへと──
「よ、陽子ちゃんこそ野球部の先輩と付き合ってるんでしょう」
なるみは話題を変えた。
「ラブラブなの? うらやましいなぁ」
「え、ええ、まあね」
陽子はなぜか口ごもり、気まずそうに顔をそらす。
(もしかして彼氏とケンカでもしたのかなー……?)
やがて一時間目の授業が始まった。遠隔操作か、あるいはタイマー設定でもしているのだろう、
時折思い出したようにバイブが振動する。膣に埋め込まれたローターが胎内全体に振動を伝える。
(あ……イイ感じ……)
なるみは陶然となって呼吸を荒げた。じーん、と下腹部に甘い痺れが広がっていく。
(やだぁ、授業中なのに……あたし、イっちゃいそう……ああ、イク)
危うく声が漏れそうになるのを必死で抑え込む。スカートの奥で内もも同士をこすりあわせ、も
ぞもぞと体を揺らす。
周囲の生徒が不審そうに彼女を見るが、下腹部を中心に湧き上がってくる快感に、自分の動きを
抑えられない。
「ひゃうっ」
と奇妙な声を上げてしまう。
膣内を微妙な振動で刺激され、なるみはもぞもぞと内ももを擦り合わせた。とろり、と膣口から
愛液が分泌されてくるのが分かる。漂ってくる性臭のせいか、隣の席に座る陽子が不審そうな顔で
なるみを見た。
(あたしが濡れてるの……気づいたのかなぁ)
なるみもさすがに頬を赤らめた。
(もう。毒島先生ったら一日中バイブをつけてろなんて……いくらなんでもやりすぎよ)
昼休みになり、なるみはひとり廊下を歩いていた。
「っ……!」
突然、胸の奥に不快感がこみ上げてきて、その場にしゃがみこんだ。胸の奥がむかつき、気持ち
が悪い。
「うう……」
口元を押さえる。吐いてしまいそうだ。
(なに……この感じは……)
最近、時々こんなふうな不快感を覚えることがある。体調を崩しているのだ。
夜遊びのしすぎのせいかもしれないが。
と、
「だいじょうぶ、なるみ?」
顔を上げると、知性的で凛とした顔だちが視界に飛び込んできた。
「美紅先輩……!」
「気分でも悪いの? 顔色が青いわよ」
「あ……いえ、あたしは……」
か細い声で答える。憧れの美少女を前にして思わず緊張してしまう。
「だ、大丈夫です……」
なるみが処女を失ったのは美紅が原因だった。
彼女に騙されて無人の教室に連れ込まれ、なるみは毒島に犯された。好きでもなんでもない相手
に純潔を奪われ、大きなショックを受けた。
そんななるみに美紅は艶然と微笑んだ。
一緒に汚れましょう、なるみ──と。
その言葉が、なるみを狂わせた。美紅と同じ相手に処女を捧げたことに、誇らしささえ感じた。
(あたしは──美紅先輩と同じになったんだ)
倒錯した愛情がなるみを変えていき、その後は美紅とともに毒島の性奴隷となった。
授業中、放課後に関係なく呼び出され、何度も何度も絶頂に導かれた。夜の公園に呼び出され、
そこを根城としている浮浪者たちとセックスするよう、毒島に命じられたこともある。二ヶ月前ま
で男と手をつないだこともないような無垢な少女は、いまや何十人もの男に体を許した淫乱娘とな
っていた。
最初のころは、好きでもなんでもない不特定多数の男とセックスをすることに心理的な抵抗感が
あったが、美紅とのレズプレイや毒島がもたらす性的絶頂により、今ではすっかりセックスの虜と
なっていた。
美紅先輩、あたしはあなたと一緒なら──どこまでも堕ちていけます。
潤んだ瞳で憧れの美少女を見つめる。それはもはや崇拝といってもいい感情だった。
「本当にだいじょうぶ?」
「ええ……」
なるみは頬を紅潮させてうなずく。
「今日は毒島先生から呼び出しがかかってるんでしょう。私も行くから、また後でね」
「美紅先輩は部活ですか」
「ええ、大会が近いもの」
美紅は水泳部に所属している。一方でこの学校の生徒会長を務めながら、水泳部でもエースとし
て活躍していた。才色兼備、文武両道という言葉がこれほど似合う少女を、なるみは他に知らない。
「じゃあ、また後でね、なるみ。たっぷりと可愛がってあげるから」
なるみの唇にかすめるようなキスを与えると、美紅は長身をひるがえし、颯爽と去っていく。
──やっぱり格好いいなぁ、美紅先輩。
なるみは熱いため息をついた。
──夜の公園に押し殺した喘ぎ声が響く。白い裸体が悶えていた。淡い月明かりが、十代の少女
特有の瑞々しい肢体を照らし出す。
「んっ、くぁっ……」
甘い喘ぎ声を上げているのはなるみだった。華奢で小柄な裸身と、それにそぐわない意外なほど
量感のある乳房。
「言われたとおりにしてきたか、なるみ」
「は、はいぃ。一日中、アソコの中にバイブを入れてました……」
毒島の問いになるみが答える。口の端からよだれが垂れ落ちた。一日中、刺激を受け続け、体が
おかしくなってしまいそうだった。
早く満たしてほしい。
熱くて太いもので、あたしを貫いてほしい。
欲情にまみれた瞳が醜い中年教師に向けられる。なるみはベンチに座り、膣からバイブを抜き取
った。濡れそぼった花びらを自分の指で左右に押し開く。
「なんだよ、おい。ぐちょぐちょに濡れてるじゃねえか」
「嫌……恥ずかしいですぅ」
なるみはさすがに顔を赤らめた。
「たまんねえ眺めだな」
「まったくだぜ」
「お、今日はこんなカワイイ子がハメさせてくれんのかよ」
毒島の声に反応して、茂みから十数人の男が現れた。この公園を根城とするホームレスだ。みす
ぼらしい格好をした初老の男。他にも三十代くらいの男や、まだ二十代らしき青年まで交じってい
る。
以前にも別の場所で、毒島の命令で見ず知らずのホームレスとセックスさせられたことがある。
今回も同じ趣向のようだ。
「へへへ、ねーちゃんのアソコをよく見せてくれよ」
「オマ○コ指で開けよ。俺らによーく見えるようにしろや」
「は、はい」
なるみは素直に従った。親指と人差し指で媚肉をぐにり、と広げて見せる。乙女にとってもっと
も秘められた場所があますところなく見られている。彼らはズボンのチャックを開き、中からいき
りたったモノを引っ張り出した。
なるみは驚いて、ひっ、と小さく叫んだ。浮浪者たちは開いた割れ目をじっと見ながら、顔を近
づけた。くんくんと鼻を鳴らして、匂いを嗅ぐ。
「いやらしい匂いだぜ……」
「おとなしそうな顔してるのにスケベなオマ○コしてるじゃねーか」
「もうたまんねえな」
なるみの羞恥心を煽るように、彼らは下品な言い回しを使った。彼女を後ろ向きに立たせると、
お尻を突き出すように命令した。
ベンチの縁に手をつき、言われたとおりの格好をすると、浮浪者たちは息を荒げて後ろから視姦
した。
(嫌だなぁ……お尻のほうから見られるなんて)
きっと性器もお尻の穴も全部見られている。今までに二十人を超える男に犯されたとはいえ、や
はり自分の秘所を見られる羞恥心は消えない。
「おい、サボってないで、こいつらのモノにご奉仕してやれよ」
毒島が声をかけた。彼女にとっては絶対的とも言える、支配者の声。
「は、はいぃ……」
「お、しゃぶってくれるのか」
「じゃあ、俺も」
「お、俺も」
「俺もだ」
浮浪者たちが次々とズボンを下ろし、汚らしい肉棒を完全にさらけだした。なるみは彼らの足元
にひざまずくと、目の前の肉茎を飲み込んだ。さらに両脇の男のペニスを左右の手で一本ずつつか
み、しごき上げていく。
「あー、たまんねえや」
前方の男がなるみの栗色の髪をつかみ、ペニスを頬張らせたまま激しく揺さぶった。ショートボ
ブにした綺麗な髪が乱れ、なるみは息も絶え絶えに喘ぐ。
「んっ、ぐぐぐぐ!」
「はははは、いい光景だな」
毒島は彼らのプレイに加わらず、ベンチに座っていた。彼の下半身には長身の少女がとりつき、
ぴちゃ、ぴちゃ、と湿った音を発していた。
(美紅先輩……)
横目で視線を走らせると、美紅が露出した肉棒に奉仕していた。頬をすぼめて醜悪なペニスをく
わえこみ、ダイナミックに顔全体を上下させる。毒島は気持ちよさそうに表情を緩めながら、片手
に持ったビデオカメラでなるみの痴態を追いかけている。
「お、イキそうだ」
「男を知らなさそうな顔して、やたらとフェラがうまいじゃねえか……お、出るぞ」
「うおっ、俺もっ……」
なるみに口唇愛撫や手淫を受けて、浮浪者たちは次々と達していった。たくましい屹立からいっ
せいに精液がほとばしり、なるみの裸身に降り注ぐ。
「んっ、熱いぃ……」
濃厚な樹液を全身に浴びて、なるみは小さく喘いだ。嫌悪感はない。汚された、という嗜虐的な
感慨があった。
と、
「可愛いわよ、なるみ」
精液で体中がベトベトに汚れたなるみを見て、美紅は嬉しそうに微笑んだ。唇の端から白いもの
が垂れ落ちているところを見ると、毒島の精液を口で受け止めたのだろう。
「二ヶ月前までは男の子の手を握ったこともない、清らかな女の子だったのにね。こんなにエッチ
になるなんて、あなたのロストバージンをお膳立てした甲斐があったわね」
美紅はなるみと同じく全裸だった。90センチを越える豊かなバストにくびれた腰。まろやかな
カーブを描く女体は、高校生離れした色気を醸し出している。
「おいおい、せっかく生身の女が目の前にいるんだ。せっかくだからヤッていったらどうだ?」
毒島が面白半分に提案した。
「こいつはオトコのことしか頭にねーんだ。男と見れば、誰にでもホイホイ股を開く薄汚い牝豚な
んだよ。ほら、こいつらにおねだりしろ」
「あ、あたしを犯してくださいっ。ぶっとくてたくましいオチ○チンであたしのオマ○コをぐちょ
ぐちょにかき回してくださぁいっ」
以前の彼女なら口にすることもできなかったような、卑猥な言葉の羅列。だが性奴隷へと調教さ
れてしまった今では、いくらでも口にすることができた。
無論、羞恥心はあるが、それにもまして支配者である毒島の命令に絶対服従するのだという意識
を、心の髄にまで叩き込まれてしまっているのだ。
「さあ、誰からでもけっこうですから……あたしの中に突っ込んでぇ」
なるみは地面に四つん這いになり、瑞々しいお尻を突き出した。魅惑的な眺めにホームレスたち
はいっせいに硬直する。生身の女性とのセックスなど長らく経験していないのだろう。彼らの目が
煮えたぎる欲望で異様な光を放った。
美紅が彼女に向かい合うような格好で、同じように四つん這いになって尻を突き出す。
「じゃあ、次は俺だな俺」
横手から声が響き、四十代くらいの中年浮浪者が歩み寄った。
「俺も交ぜろよ」
さらに眼鏡をかけた浮浪者がその隣に並ぶ。中年男がなるみに、眼鏡男が美紅にそれぞれ覆いか
ぶさった。一体何ヶ月風呂に入っていないのかも分からない、汚らしい手が小尻を抱え込み、硬い
ものをそこに押し当てる。
ぬぷ、という感触があって、一気に硬いモノが入ってきた。
「あっ、はぁぁぁぁっ!」
前戯も何もない力任せの挿入だった。すでに十分濡れそぼっていたそこは、あっさりと男のモノ
を呑み込んだ。
「はぁんっ、入ってくるっ!」
深々と貫かれ、なるみは嬌声を上げる。見ると、美紅も同時に膣を貫かれたところだった。
「あん……すごい……固い」
汚らしい浮浪者のイチモツが奥のほうまで届いている。バイブとはまるで違う、生身の肉棒に征
服されたのだという充実感。
「アー、気持ちいい。女子高生は締まりが違うよなあ。キツキツだぁ」
中年男が蕩けるような口調で叫ぶ。硬くて大きなペニスが体内で前後に動きだした。
横目で見ると、眼鏡男が美紅の豊満な乳房をもみしだき、パワフルな動きで膣をえぐっている。
剥き出しの粘膜同士が激しく擦りあい、結合部から体液がこぼれ落ちている。
「あ、あんっ、ああんっ!」
美紅の口から甘い喘ぎ声が漏れた。
(美紅先輩、気持ちよさそう……)
美紅の豊かな性感になるみは驚きを隠せなかった。挿入されたばかりのはずなのに、もう快楽の
虜となっている。
(あたしは……まだちょっと痛いのにな……)
多少濡れているとはいえ、強引に粘膜を擦られると膣の中がヒリヒリとする。なるみは苦痛をご
まかすために体を前に突き出し、美紅にそっと唇を重ねた。
「んちゅ、んんんっ……」
互いの舌が絡み合い、唾液を交換する。
「入ってるところが丸見えだぞ」
「汚いチ○ポが、ねーちゃんのマ○コに出入りしてる」
「ははは、ケツの穴までよく見えるぞ」
浮浪者たちが囃したてる。なるみを貫いている男はピストンを続けながら、意外にボリュームの
ある乳房を揉んだり、前に回した手でクリトリスをいじってくる。
「ん、くぅ」
すでに何十人もの男と交わり、開発され尽くした体はすぐに反応を示した。結合部から愛液がし
たたり、ぐちゅぐちゅと湿った音を響かせる。いつしか膣の痛みは消えていた。
「あ、気持ちイイ……」
なるみは美紅から唇を離し、うっとりと喘いだ。全身が溶けるような快感を覚えていた。我慢で
きなくなって、自分からお尻を揺さぶってしまう。はしたない、と心の片隅で思ったが、浅ましい
快楽に体が止まらなかった。
「ダメだ、見てるだけなんてガマンできねえ」
二人の美少女が繰り広げる性の饗宴に、他の男たちがいっせいに群がる。
「俺はこっちをもらうぞ」
「お、俺もだ」
「きゃっ、そこは……」
なるみを貫いていた男が態勢を入れ替え、腹の下に潜り込んだ。騎乗位のような態勢になったと
ころで、別の男の肉棒が彼女の窄まりに押し当てられる。
「あ……そこは違……」
数十人の男に体を許してきたなるみだが、その部分はまだ処女だった。本来、性交に使う場所で
はないのだ。そこに男のものが入るなど、考えたくもなかった。
「お、お尻はダメぇ。口でしますから……」
「へっへっへ、こっちの穴でもヨガらせてやるぜ」
「ダメ、入れちゃダメぇ」
みしっ、と菊穴を割り裂く感じで、熱いものが押し込まれる。ずんっ、と腹の底まで響く衝撃と
ともに、浮浪者のペニスが直腸の奥まで埋め込まれた。
「い、痛い……ですぅ」
なるみは形のよい眉を苦痛にゆがめた。引き締ったお尻が小刻みにわなないている。
「お、こっちは初めてだったのか」
「うう……」
なるみは涙を流しながらうなずく。
「へっへっへ、俺が後ろの処女を奪っちまったわけだな」
アヌスを犯した男は容赦なく動き始めた。
「ひあっ、んあぁぁぁっ」
なるみは可愛らしい声で絶叫する。初めて味わう肛虐の刺激はあまりにも強烈だった。直腸内の
粘膜を引っ張られ、強引に拡張されていく感覚。膣とは比較にならない、異様なまでの異物感。
見れば、美紅も同じような格好で膣とアヌスを同時に犯されている。なるみと違って、美紅のア
ナルはすでに何本もの肉棒をくわえこんだ経験があり、第二の性器として十分に開発されていた。
その態勢で器用に半身を起こし、両サイドの男のものをそれぞれの手で愛撫している。
「どう、私のカラダ? 本来なら、あなたたちが一生かかっても触れられないような……あんっ…
…現役女子高生を犯して……んっ……いるのよ。気持ちいい? 気持ちいいわよね……?」
自分の体に群がる浮浪者たちに艶かしい視線を向ける。まるで愚民に君臨する気高き女王のよう
に。
(すごい、美紅先輩──)
憧れの先輩の淫靡な姿になるみは激しく興奮した。いつのまにかアナルを貫かれた痛みも忘れ、
きゅん、と下腹部が甘く疼く。自分もあんなふうにメチャクチャに犯されたい、そんな倒錯した肉
欲が湧き上がる。
「お、締め付けがキツくなってきたな。感じてんのか」
「やっ……そんなぁ……」
「うひょ、たまんねえな。見てるだけなんて拷問だぜ」
衆人環視の中で犯されるのは、いまだにすごく恥ずかしい。慣れるということがない。だがその
羞恥心すらも、快楽へと変わっていく。
「もっと……もっと、あたしを犯してぇ!」
なるみは恥も外聞も忘れて悦楽の声を上げた。別の男が、横から乳房をわしづかみにして乳首を
吸いたてると、なるみの声はますます甲高くなる。
二人が繋がりあっている部分から、ぐちゅ、ぐちゅ、という水っぽい音が聞こえてくる。見知ら
ぬ男に犯されながら、彼女は濡れていた。羞恥心と快楽の狭間で、なるみは必死で腰を振りたてた。
「ああ、たまんねえ。イキそうだ!」
アヌスを犯している浮浪者は苦しそうな声で叫び、動きのピッチを上げていく。
「あたしもイキそう……イカせてくださぁい!」
なるみは男を挑発するように自分からお尻を振った。
処女だったころには、そんなことをしている自分が想像もできなかったな……そう思いながら、
彼女自身もたまらなく興奮した。
「ああ、イキそうだぜ、ちくしょう……」
アヌスを貫いている男がなるみの腰をつかみ、奥のほうまでググッと突き込んだ。その衝撃で彼
女は一気に昇りつめる。
「あああッ……あたしも、もう駄目、イクっ、イク、イクう! ああああ、イクう」
急に頭の中が真っ白になったかと思うと、がくん、と力が抜けてしまった。
なるみがイッたことを確認すると、男は直腸を擦り上げる動作を一気に加速した。
「俺もイクぞ、ねーちゃん! ケツの中に出すから、しっかり受け止めろッ」
叫んで、浮浪者はぶるっぶるっと腰を震わせた。同時に、お尻の奥に熱い吹き出すものがドクド
クと流れ込んでくるのを感じた。
射精している。本来排泄に使うべき穴に、どこの誰とも知れない男の子種を注入されている。
「はぁぁぁぁっ、あ、熱ッ……!」
なるみはうっとりとした顔でオルガスムスの声を上げた。男はドクドクと最後まで放出すると、
満足したように肉棒を引き抜く。可愛らしい尻の合わい目から、どろり……と白い樹液がこぼれ落
ちた。
GGGGGJ!!
GJ
生徒会は公衆便所のすくつ(←なぜか変換できない)ですね。
ハッキリ言って
日本語として正しくないからですね。
「巣窟」は「ソウクツ」で変換されます。
そんなふいんき(←何故か変換出来ない)悪くなるような事言うなよ。
うん。それは雰囲気(ふんいき)と読むんだね
ふいんき(←なぜか変換できない
そのとうり(←なぜか変換できない)
がいしゅつ(←なぜか変換できない)
しゅずつ(←なぜか変換できない)
加藤わし(←なぜか変換できない)
ほっぽうりょうど(←なぜか返還されない)
童貞(←なぜか卒業できない)
見つめあうと(←素直におしゃべりできない)
自衛隊(←なぜか派遣できない)
せんたっき(←なぜか変換できる)
空気(←なぜか読めない)
確信犯(←なぜか誤用だと言われる)
Romantic(←止まらない)
GJ!
なるみ妊娠か??
GJ!!!
>>405 何十人とやったらしいからなぁ。99%だろ
なるみと紅子が堕ちる過程も書いて欲しいけど、先も気になるなw
当初の目的である陵辱ピエロを少女探偵の活躍で捕えて周囲の賞賛をあびた頃
毒島は完全に外堀を固めて姫菜を追い詰める準備が整っていた
……みたいな展開が見たいですな
>404
誰か突っ込んでやらんと
処女スキー
孕ませスキー
寝取られスキー
鬼畜スキー
の四大属性持ちの俺は、このスレでの勝ち組
なら俺も勝ち組〜
414 :
410:2006/10/01(日) 21:17:11 ID:1psn0dDW
寝取られが死ぬほど嫌いな俺は、このスレでは異端らしい。
つまり
「彼氏持ちの処女が、生理的に受け付けない程のキモい男に無理矢理ハメ倒されたあげく、容赦無く孕まされる。」
というシチュに、愚息がのっぴきならない反応を示す俺のためのスレという事は理解できた
誰か毒島の暴走を止める奴はいないのか?たま姉でもま〜姉ちゃんでも誰でもいいから止めてくれるキャラを出して
いや俺はこのまま暴走してくれたほうがいいんだが・・・・
だってパターンが同じだし
, -‐ ''' ─ 、
/-=‐、 \
///////\ ヽ.
////////| ヽ
i'/////// i_ 'i
////////} |
,'-‐ー─−"彡ハ/ ,,,,,、 !'
!爻从ヽ从艾爻/ .-‐=〃<F
〉艾从ヽ.r'}川{ ',
`/|刎ソ¨/リハト. i,,,,_ i!
-‐ ' ヽ/ /川从ミ\ ∠,,,天ヽ"
\|爻从艾爻'‐'礼爻州
-=テ ヽ从爻从艾爻リi_iレl.
\ _ ヽ父爻从艾分文ミト
\ \从父爻从艾爻
ヽ、ヽ从爻从艾爻ミ
` \ル从艾从
ミ'
「ワンパターンかどうかは重要ではない。ハァハァできるかどうかが重要なのだ」
(1945〜1999 リョジョクスキー・ナカダスィビッチ)
主人公「実はですね毒島さん 俺に好意を寄せてくれる少女が何人かいましてね
どうです?」
毒島「うむ どんなのが揃ってるんだ?」
主人公「そりゃあピンキリですよ 一人五万で罠に陥れますけどどうします?」
毒島「もちろん処女なんだろうな?」
主人公「非処女です。っていうか、むしろビッチです」
( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_ な、なんだってー!
\/ /
ヒロイン「ぶっ殺す」
>>384の投下を心待ちにしている俺ガイル
毒島先生シリーズ以外のSSもどんどん投下してかまわないと思うんだが……
427 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 20:17:43 ID:bEAbYwSn
安芸
ほっしゅ
,.::'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::``丶 、
/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ::::::、`丶、
,:':: .:::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::: :::..`ヽ、`` ヒロインを寝取ることなら誰にも負けないよ
/::: :: :::.:: ::::::::::: : . :: :::::::: ::: :: :::::::::.. :: :::.. . ::::;;:::::\
/::::: .:: .:::::::::::::::::: .:::: ::::::::::: : : . :. ::::::::::. . ::::::::.:ヾ`丶、ヽ、
,':;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ` 丶
l:l'l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::ヽ
!' !:::::::::::::::::::;::::ト:;:::::::i:;::::|;::::::::::::::;::;イ:::::::::/::::::::::、:::::ヽ
|:::;:::::::::::::::ヾ、|_ヽ;:::|ヽ:| ';:::::::::/|ノ,,!:;ィ:;/::::;:::::l:::iヽ::::l
|::ハ::::::::::::::::ト、ニ'‐ヾl‐-! i:::::/''ソ;;;レ;:イ:::::;:::;:::|ヽi ヽ::l
!' ヽ;:::::::::::;ヽ´"''''´ ∨ ´ /:;::::::::;::::| ' ヽ;|
!|:;:::::::::ヾヽ .::::: ! /ィ::::イ;ハ:::| '
!'|:ハ;::::ヾ'` :::: ,' /;::::!レ' ヽ!
lハハ:lヽヽ、. ─_-;‐ ,.イ::;イ' |!
/`:::::::`:::`ー:.、__/:::;!/ ´
_,..ィ \::::::::::::::::::i|::::::::::|ヽ
_,.. -‐'' ´ l| \::::::::::::|l::::::::::l ヾ`ヽ 、
' "  ̄ _,... -‐'l | /ヽ \::::::l|:::::::/〈\ ヾ、 ` ' - 、 _
_,.. -‐'' ´ ,.!l,、'´/ \.゙i|:::/ \ | li ` 丶 、 `丶 、
ヽ ,. -=''"''´ ´ \!/ ` ヾ'=- 、 ` 丶 、 i
だれだよ
,.::'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::``丶 、
/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ::::::、`丶、
,:':: .:::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::: :::..`ヽ、`` 友達の婚約者を寝取った上に、
/::: :: :::.:: ::::::::::: : . :: :::::::: ::: :: :::::::::.. :: :::.. . ::::;;:::::\
/::::: .:: .:::::::::::::::::: .:::: ::::::::::: : : . :. ::::::::::. . ::::::::.:ヾ`丶、ヽ、 幼なじみの婚約者まで寝取ってやったぜ
,':;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ` 丶
l:l'l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::ヽ このスレ的にはオーケーだろ?
!' !:::::::::::::::::::;::::ト:;:::::::i:;::::|;::::::::::::::;::;イ:::::::::/::::::::::、:::::ヽ
|:::;:::::::::::::::ヾ、|_ヽ;:::|ヽ:| ';:::::::::/|ノ,,!:;ィ:;/::::;:::::l:::iヽ::::l
|::ハ::::::::::::::::ト、ニ'‐ヾl‐-! i:::::/''ソ;;;レ;:イ:::::;:::;:::|ヽi ヽ::l
!' ヽ;:::::::::::;ヽ´"''''´ ∨ ´ /:;::::::::;::::| ' ヽ;|
!|:;:::::::::ヾヽ .::::: ! /ィ::::イ;ハ:::| '
!'|:ハ;::::ヾ'` :::: ,' /;::::!レ' ヽ!
lハハ:lヽヽ、. ─_-;‐ ,.イ::;イ' |!
/`:::::::`:::`ー:.、__/:::;!/ ´
_,..ィ \::::::::::::::::::i|::::::::::|ヽ
_,.. -‐'' ´ l| \::::::::::::|l::::::::::l ヾ`ヽ 、
' "  ̄ _,... -‐'l | /ヽ \::::::l|:::::::/〈\ ヾ、 ` ' - 、 _
_,.. -‐'' ´ ,.!l,、'´/ \.゙i|:::/ \ | li ` 丶 、 `丶 、
ヽ ,. -=''"''´ ´ \!/ ` ヾ'=- 、 ` 丶 、 i
なるほど。
すると君はデブで不細工なわけだ
ああガンダムね
// .:. .::::::::::::{ ,イ .: . .:. / ∧
/イ :.::::::::::::::ヽ/:、/ : ::i:! :.:i:l; .:.;イ/ ノヽ
{ ::::::::::::::::::ノ!::/.: . ::、从.::lハl';. .:::;/ ´lィ´ 、 ヽ
ヽ :::::::::/. |;:{:i:: l. . :::{`,ィゞミ、ヽ.::/l l/:/ .l ll
`i ,.-'´ _,イ::"';';:';.:.、:.:::'、、{‐'´}` ヽl イ=イノ:. ;i:./l
. }/ /::::{::::{ 7ト`.-ヽ、ヾ  ̄` 、 ヒ/7//ル'
/ /:::::::::::`ヾ..、l::: ::l `゙` , ノ彳'′
‐r'′ / :::::::::::::::::`}l::: : l ,,...._‐ / { わたくしのキラはデブでも不細工でもありませんわ
{ /ノ . .:::::::::::::::::フ!l:: : : ト、 ‐ `/:. !l
..', // .::.::::::::::::::::;イ !l::: :. :.', `丶、 ィ::::: : ',ヽ 引きこもりでニートですけど……
-'"´ ..____,, ィ" `l:l;::';:::.. ;:.', / ̄ .{:::;:: :. '、
=ニ二~-― 、 ̄ \ jハ:::ト、:::.ヽヽ j{ヾヽ、ヽ:::;:::::.. 丶
,r'" ̄丶 ヽ 丶! ヽ:::.ヽソ',', `_jj_`ヽ、:;::::::.`丶
/ \ ヽ ヽ__ヽ::. ! .Yヽ ',‐r-;ゞミ、:::.ヾヽ、
ヽ ./ 丶 ヽ {;;;;ハ:: l=l ', 7`゙iヽ {_ヽヽi `ヽ
:::} { 、 \ ヽl;;;;! }:ノ: :l ! l /::::::', l: : :}} ';l /
小説系のスレででかいAAはやめたほうがいいと思う
わざとならしらんが
っていうか寒いから。
──月明かりが照らす夜の公園で性の饗宴は続いていた。
「あっ、ああぁぁぁぁあっ!」
栗原美紅(くりはら・みく)は同時に五人の浮浪者を相手にしていた。口、膣、アナルを貫かれ、
さらに両脇の男のペニスをそれぞれの手でしごいている。
下からは膣に突っ込んだ男が、背中からはアヌスを犯している男がそれぞれ美紅の体を揺さぶっ
てくる。
膣の中が甘く疼いていた。毒島とセックスするときのような鮮烈な快感はないが、複数の男に責
めたてられる刺激もまた別の良さがある。
「んむっ……ふんんんっ……!」
美紅は豊かな尻を振りたくり、淫らな往復運動に務めた。両手にこぼれそうなバストが動きにあ
わせて派手に揺れる。
知的な美貌が赤く染まった。
……二ヶ月前、無人の更衣室で美紅は毒島に犯された。
きちんとした教育を受けた女性は、軽はずみに肌を許してはならない。もしも初体験をするなら
結婚する相手と──そんな貞操観念を持っていた美紅にとっておぞましい体験だった。
だが同時に、生まれて初めて味わうセックスに我を忘れるほどの快感を覚えてしまい、忘れられ
ない鮮烈な体験になってしまった。
その後も美紅は定期的に毒島に呼び出され、そのたびに犯されている。抵抗することはできなか
った。好きでもなんでもない男にこれ以上肌を許すべきではないという理性と、セックスの歓びを
もっともっと味わいたいという欲望とが、彼女の中でせめぎあい──
勝ったのは、欲望だった。
無論、今でも結婚まで処女を守ることを大切だとは考えている。だがそんな貞操観念以上に、無
理やり教え込まれた性の悦楽を求める気持ちのほうが大きかった。
もはや抗うことができないほどに、美紅は毒島の虜だった。
そして彼女の気持ちは、妹のように可愛がっていた後輩へと向いた。
星野(ほしの)なるみ。一年生にして生徒会書記をつとめ、生徒会長である彼女の片腕とも呼べ
る存在。
その当時、なるみは処女だった。男と手すら握ったことのないほど、一点の曇りもなく純粋無垢
な娘だった。
そして──そんな彼女に美紅は激しく嫉妬した。
自分だけが処女を失い、なるみは光り輝くバージンのままだなんて許せない。だから彼女も、自
分と同じにならなければならない。自分と同じように汚れなければならない。
歪んだ嫉妬が美紅を暴走させる。
レズっ気のあったなるみを誘惑して放課後の教室に連れ込み、そこで待ち構えていた毒島が彼女
の純潔を散らした。結果、なるみは美紅同様、無垢だった体にセックスの快楽を刻み込まれ、毒島
の肉奴隷へと成り下がった。
── 一緒に汚れましょう、なるみ──
美紅が放ったこの一言が、なるみを狂わせた。
なるみは自分のことをどう思っているのだろうか。美紅がなるみを変えてしまった。清らかな聖
女を、淫らな娼婦のような女へと──
やはり恨んでいるのだろうか……美紅がそんな思いにふけっているうち、彼女の体に群がる男た
ちが早くも絶頂を迎えたようだ。
「おおう! もう、出るっ! 出すぞぉ!」
「駄目よ、イカないで。まだイっちゃ駄目」
美紅はまだ十分に満足していない。一方的に欲望を吐き出されるのは御免だった。
「うおおおっ!!」
アヌスを汚している浮浪者は彼女の制止を振り切って叫び、腰を痙攣させた。
「あ、出てる……」
美紅の直腸に熱いものがドクドクと注ぎ込まれた。アヌスの奥に広がっていく精液を知覚し、彼
女は小さく喘いだ。
「……早いのね、もうちょっと楽しませてくれてもいいのに」
美紅はかすかに眉をしかめてフェラチオを中断する。が、緩やかな快感が股間から這い上がって
きて、すぐにうっとりとなった。
一方で残る四人の男たちも一気に絶頂感が高まったようだ。
「くっ、俺も……俺ももう出そうだ」
「気持ちいいよ、おねーさん。イッていい?」
「お、俺もだ」
「俺もイッちまうよ」
「うふふふ、皆我慢できないのね。いいわよ、イッて。私の口の中でもアソコの中でも好きなとこ
ろに出しなさい」
美紅はふたたびフェラチオを始めた。
四人の浮浪者は表情を弛緩させて、なおもピストンを加速させる。
「ザーメンをたっぷりくれてやるからな。いやらしい口で全部受け止めろよ」
美紅の口に突っ込んでいる若い浮浪者がぶるぶるっと全身を震わせた。次の瞬間、可憐な唇の奥
に大量のザーメンが注ぎ込まれる。
「んむっ!」
(ああ、こんなにいっぱい……んっ、苦くて素敵な味……!)
口内いっぱいに広がるザーメンの苦味に、美紅は陶然となった。
「よーし、俺たちはキレイな顔にぶっかけてやる」
さらに膣を貫いている男が肉棒を勢いよく引き抜き、両脇の男たちとともに美紅の顔に向かって
勢いよく射精した。
「あ、来る……熱いわ……!」
嫣然と微笑みながら美紅は口内に発射された精液を飲み干し、さらに三人の男の放った精液を顔
中で受け止める。セルフレームの眼鏡も知的な美貌も、真っ白い精液でべとべとに汚された。顔だ
けでなくショートヘアにも白く濁ったものがこびりついている。
美紅は全裸のままゆっくりと立ち上がった。先ほどまでの激しい性交の余韻にうっとりとしなが
ら、なるみの方に歩き出す。
「はんっ、はぅぅっ、あぁぁぁっ!」
栗色の髪の少女が、小柄な裸身を揺らしながら喘ぐ。なるみは膣と口を同時に犯されていた。先
ほど生まれて初めて男を受け入れたアヌスからは、間断なくスペルマが垂れ堕ちている。
「んっ、んんんっ!」
横に立つ男の肉棒に塞がれた唇から小さな息が漏れる。騎乗位の態勢で下になった男から、リズ
ミカルに突き上げられる。
「お楽しみね、なるみ。随分と気持ちよさそうじゃない」
月明かりに白い裸身を照らし、美紅が近づいてきた。
(美紅先輩、きれい──)
なるみは思わず息を飲む。男たちに汚され尽くしたグラマラスな女体は、神々しささえ感じさせ
た。
「私も混ぜてもらうわよ。一緒に楽しみましょう」
美紅はなるみと向かい合わせになる形で、彼女を騎乗位の態勢で貫いている男の腹部にまたがっ
た。むき出しの性器を、男となるみの結合部にこすりつける。ひくひくと蠢く肉孔が吸い付くよう
になるみの性器に合わさり、擦りたてる。
「んくぅ、んあぁぁっ!」
新たな刺激を受けて、なるみの裸身がビクビクと震えた。
「あらあら、真っ赤になって。本当、可愛いわ」
美紅の顔が近づいてきて、男の肉棒に口を塞がれているなるみにそっと唇を重ねた。
と、なるみの膣を下から犯している男がふいに叫んだ。
「うう、俺もそろそろ出そうだぞ!」
加速度的にピストン運動のピッチが上がっていく。下から突き上げるような腰の動きに、なるみ
の小柄な体が跳ね上がりそうになる。なるみは男の肉棒から口を離し、美紅と熱烈な口づけを交わ
しあった。お互いの舌が生き物のように蠢き、ぴちゃぴちゃと妖しい音を立てて、貪りあう。
「あぁ、イクゥ……あたし、またイキますぅ!」
彼のペニスがひときわ強く打ち付けられた瞬間、津波のような快感が幾重にも折り重なって押し
寄せてきた。先ほどに続いて二度目のオルガスムスだ。
びくん、びくん、と小柄な女体が痙攣する。
「あああああああああああっ」
膣口からぴゅっ、ぴゅっと盛大な飛沫が飛び散った。限界まで我慢したあとの放尿に似た、心地
よい虚脱感。股間を中心に、じん、と甘美な痺れが駆け上っていく。
「うふふ、潮まで噴いて。よっぽど気持ちよかったのね」
「はあ、はあ、はあ、はあ……」
呼吸を荒げるなるみに、美紅が愉快そうに微笑んだ。
「すっかりエッチな女の子になったわ、なるみ。素敵よ」
「美紅先輩……」
なるみは頬を染めて美紅に抱きついた。小柄な彼女はちょうど美紅の豊満な乳房に顔を埋める格
好となる。赤ん坊のようにバストにむしゃぶりつきながら、乳首に舌を這わせた。
「あら、生意気にも攻撃してきたのね」
美紅は嬉しそうに言うと、お返しとばかりになるみの乳房に手を這わせた。小柄な割には意外な
ほどボリュームのある双丘を繊細なタッチで刺激する。乳首をぴん、と弾かれると、なるみはたま
らずに喘いだ。
「やっ、気持ちいいですぅ……」
「おいおい、女だけで楽しんでるんじゃねーぞ」
置いてけぼりを食らった格好の浮浪者たちが、いっせいに二人の美少女を責めたてる。
貝合わせの快感に加えて、口をなぶられ、膣を撃ち抜かれる。汚らしいペニスを無垢な体に押し
付けられ、擦りつけられる。
断続的に訪れるエクスタシーに意識がぼうっと薄れていった。
「あたし、どんどんエッチになっちゃう──」
もう清らかな女の子には戻れない……このまま堕ちていくんだ……
すっかり開発されてしまった柔襞が肉の悦びにわなないている。
「ああ、たまんねえ……イクぞ」
膣を責めたてる男が呻いてなるみの腰を固定し、ブルブルッと体を痙攣させた。
「ねーちゃん、俺のザーメンをたっぷりくれてやるからな。ほら、いやらしいマ○コで全部受け止
めろ」
浮浪者はこのまま中出しするつもりのようだ。今までの調教で数え切れないほど膣の中に射精を
受けているなるみは、もちろん今さら抵抗する気などなかった。
「はい! あたしの中にいっぱい出してください!」
「へへへ、よーし。俺の子種汁で孕ませてやる」
浮浪者は耳元でそんなことを言いながら、これが最後とばかりに激しく突いた。
(あ、くるぅ……)
そう思った瞬間、ペニスがぐぐっと固くなり、熱いほとばしりが膣の中で弾けた。
「んんんっ! 熱いのが、あたしの中に出てる……! 男の人のミルク、あたしの中にいっぱい入
ってくるぅッ……!」
なるみは長い長い悲鳴を上げて、その熱い感触に耐えた。子宮の入り口に男性の体液を直接浴び
せられる、独特の感覚。顔や体に精液を浴びせられたり、口の中に出されるのも悪くないが、やは
り膣に直接射精されるのが一番気持ちいい。
膣の中を締め上げるように力を入れると、男はニヤニヤ笑いながら最後の一滴まで出し切った。
「へっへっへ。見ず知らずの男に中出しされてイっちまうなんて、顔に似合わずスケベな娘だぜ」
「あぁぁ……」
浮浪者が離れると、なるみは急に体の力が抜けて、その場にズルズルとへたり込んだ。
(ナマで射精されちゃった……)
社会の最下層にいるような男たちが自分の一番清らかな部分を汚したのだと思うと、ものすごく
興奮する。あたしはこの中の誰かの子供を孕んでしまうかもしれない。決して受け入れてはいけな
い行為をあっさりと許してしまった背徳感。自分の中に秘められた被虐性に、なるみはすっかり目
覚めていた。
見知らぬ男たちとのプレイはほとんどが中出しでフィニッシュしている。むろん妊娠のリスクは
あるが、そのスリルがまた堪らない快感を呼ぶのだ。
大股開きで地面に座り込み、自分の秘所を見下ろす。じゅくっ、と薄赤色の秘孔から子種汁が流
れ落ちた。体の奥まで征服された証だった。
「へっへっへ、次は俺だぁ。待ちきれなかったぜ」
「俺もだ。腰が抜けるまでヤらせてもらうからなぁ」
先ほど加われなかった浮浪者たちが次から次へと、二人の美少女に群がっていく。性の饗宴はい
つ果てるともなく続けられる。
……毒島の構えるビデオカメラが、彼女たちの淫靡な姿を静かに映し続けていた。
──連続婦女暴行事件についての報告書より抜粋──
『被害者の供述によると、犯行の際にはピエロを模した覆面を着用している模様。変声機を使用し
ているため、声から犯人の年齢を特定することは困難。身長は百六十から百七十程度。体重は八、
九十キロほどの肥満体型。
犯行現場は黒儀式町とその隣接する市町村に限られており、夜の公園や公衆トイレの中、被害者
の自宅までさまざまである』
「年齢不詳で肥満中背体形の男なんて、ゴマンといるんだよね。はあ、どうやって容疑者を絞り込
めってのよ……」
黒儀式警察署内の小会議室で、朝霧環(あさぎり・たまき)は捜査資料を片手に眉を寄せた。ま
だ火の消えていないタバコを灰皿に押し付け、立ち上がる。
毛先を尖らせたワイルド風味なショートヘア。凛と整った美貌に釣り目がちな瞳。ボリュームの
ある胸が警官の制服を窮屈そうに押し上げている。
室内には三人の警察官がいた。環以外の二人はともに三十代の警部で、警視である彼女の部下だ
った。二十代半ばの環のほうが三十代の彼らよりも階級が上なのは、彼女が国家公務員一種試験を
受かって警察庁に入ったキャリア組だからだ。
「被害届が出ているのは三件。ですが実際の被害者はその数倍はいると見込まれています」
「レイプ事件はこれだから、ね」
レイプ事件の難しいところは「親告罪」であることだ。被害を受けた女性が訴え出ないかぎり立
件することができない。
複数の人間による集団暴行であれば親告罪でなくなり、被害者の訴えがなくても立件できるが、
今回の事件はあくまでも単独犯。被害者が訴え出なければ、警察として動くこともできない。
「たしかあの高校には警視の妹さんも通ってらっしゃるんですよね」
林警部が生真面目な表情を崩さず言った。
「瞳子(とうこ)なら心配ないよ。四六時中竹刀を持ち歩いてるし、剣道の腕だけなら私より上だ
からね」
黒儀式(くろぎしき)高校剣道部で最強の呼び名を欲しいままにしている妹を思い出し、環が言
った。
「姉妹そろって、男勝りですか」
近藤警部が太った体を揺するようにして笑う。
「うるさい。一言多いわよ」
「す、すみません……。けど、いくら剣道の達人だからって、犯人が黒儀式町近辺にいるとなると
心配じゃないですか」
「案外、あんたが犯人なんじゃないの? デブだし」
環が揶揄した。犯人は八、九十キロほどの肥満体型と報告されており、近藤のデブ体型と似通っ
ていた。
「あ、ひどいですね。デブだからって理由だけで犯人扱いしないでくださいよ」
「あははは、ジョーダンだジョーダン」
切符のいい口調で環が笑う。
「ジョーダンに聞こえないんですよね……」
「しかし、一向に犯人の足跡がつかめませんね」
今度は林が発言した。
「少しずつ追い詰めているはずよ。少なくとも犯人はこの町の近くに住んでいることと、大まかな
背格好はわかっているんだから。行動時間や行動範囲を分析すれば、犯人像を絞り込めるはずだ」
「いっそのこと、警視が体を張っておとり捜査したらどうです? 警視くらいセクシーなら、どん
なおとり捜査も一発でしょ」
確かに環は自分のスタイルに自信を持っていた。張りのあるEカップの乳房は、十代の小娘など
寄せ付けない熟した色気を放っている。
「……シメるぞ。っていうか、おとり捜査は違法だ。警官ならそれくらい知っておきなさいよ」
「す、すみませんでしたっ」
へらへら笑っていた近藤が顔を引きつらせて謝る。林はしょうがないな、という表情で言った。
「あんまり捜査が長引くとまた上がうるさいですからね。いっそのこと『ミアミア』の助けを借り
ますか?」
「シメるぞ。私ら刑事が簡単に素人に頼らないのっ」
ミアミア、という言葉に環が柳眉を逆立てた。
「でも、天才でしょ。実際、この辺の事件は、検挙率の三分の一があの子の手柄だし」
「美人女子高生探偵か。うーん、萌えるなぁ」
「すごい美少女だもんな。けっこう胸もあるし」
「二人ともデレデレしないっ。それとヘンなあだ名で呼ぶのはやめなよ。オタク丸出しじゃない」
「だって似てるんですもん」
ミアミアとは『ダンガムSEED』というアニメ番組に出てくるヒロインの名前だ。明るい表情
と流れるように綺麗なロングヘア、胸の大きさなどが彼女とよく似ているらしい。環はそのアニメ
を見たことがないので、実際に似ているのかどうかは分からないが。
「どいつもこいつもオタクばっかりなんだから」
環は二本目のタバコを取り出し、火をつけた。
性犯罪者は絶対に許さない──そう言い放つ美少女の姿を脳裏に思い浮かべる。悔しいが自分た
ちではお手上げの事件でも、彼女ならあっさりと解決してくれるかもしれない。強姦魔や卑劣な女
衒から通り魔的な変質者まで、数十人もの性犯罪者を捕らえてきた現代の探偵。
「佐伯姫菜(さえき・ひめな)……か」
環はゆっくりと紫煙を吐き出し、その名をつぶやいた。
──出会いは偶然で、そして唐突だった。
隣町の寂れた産婦人科を通りがかった姫菜は、ちょうどそこから出てきた一人の少女と鉢合わせ
した。
「あなたは──」
同じクラスの藤村絢音(ふじむら・あやね)。ミディアムヘアに凛とした容姿は、いかにも気が強
そうだ。小柄でスレンダーな体つきはグラマラスではないが、高校生らしい清潔感があった。
姫菜とは隣の席同士で、たしかプロの女流棋士だと言っていた。
男嫌いだという噂を聞いたことがあったが、産婦人科から出てきたところを見ると、それなりに
やることをやっているのだろうか。
姫菜はそんな下世話な想像をしてしまい、思わず頬を赤らめた。
だが──絢音の様子は明らかにおかしかった。
「どうしたの、絢音ちゃん」
沈黙が流れる。
「うるさい……」
絢音はそっぽを向いた。きつく握り締めた拳が震えている。
目じりに光って見えるのは、涙だろうか。
(泣いてる──)
姫菜は呆然と立ち尽くした。この状況、この反応で導き出されることはひとつだ。
「まさか、無理やり?」
レイプされた。そういうことなのだろうか。
絢音からは返事がかえってこない。
それが答えだった。
彼女は、犯されたのだ。
「絢音ちゃん──」
姫菜は胸が詰まるような悲しみを感じ、絢音に手を伸ばす。性犯罪捜査を経験する中で、その被
害者と何度も何度も接してきた。
望まぬ相手に汚されて絶望する者、自暴自棄になる者、復讐に燃える者、そして──性の虜とな
る者。
「う、うるさい」
絢音は彼女の手を乱暴に払いのける。
「ひとりで抱え込まないで。あたしが味方になるから」
「私は汚されたのよ。もう戻れない!」
絢音が絶叫した。
「男なんかに……あんな奴なんかに!」
「汚された……?」
「ピエロの覆面をした男……トイレに押し入ってきて、無理やり……私だって抵抗したけど……力
じゃかなわなくて……」
唇をかみしめ、悔しげにうなる。
ピエロの覆面をした男──その言葉に姫菜ははっとなった。
──陵辱ピエロだ。
姫菜は二つのターゲットを追いかけてこの町に来た。そのうちのひとつが連続婦女暴行事件の犯
人……通称『陵辱ピエロ』。
「初めて……だったのに」
絢音が鬼のような形相で姫菜の胸倉をつかんだ。
「初体験があんなやつなんて! 嫌っ! 私の初体験を返してっ」
強烈な眼光に姫菜は何も言い返せない。
かける言葉が見当たらない。
「あ、絢音ちゃん……自暴自棄にならないで」
「あんたなんかに分かるもんかっ」
ぱあん、と乾いた音が鳴った。
強烈な平手打ちが姫菜の頬を襲ったのだ。
「同情されるのが一番嫌いなのよ。あんたなんかに憐れみを受けると虫唾が走るわ!」
息を荒げ、絢音は去っていった。姫菜はそれを呆然と見送ることしかできない。
彼女はただ友人の傷つく姿を見ていられなかっただけだ。
自分にできることがあるならしてあげたい。癒せるものなら癒してあげたい。
だが、それが絢音にとっては憐れみと写ったのだろう。耐え難い屈辱だと──
「ごめんね、絢音ちゃん……」
姫菜はうなだれた。
と──
その脇を、一人の少女が足早に通り過ぎていく。
(あの子は──)
栗色の髪をショートボブにした可愛らしい少女だった。華奢な手足がまるで人形のような印象を
与える。
「おっと、今は絢音ちゃんを追いかけなきゃね」
姫菜は足元まで届くストレートヘアをばさりと振って、走り出した。
リノリウムの匂いがする無機質な診療室で、なるみは若い女医と向かい合っていた。二ヶ月前に
処女を失って以来、定期的に通っている産婦人科だ。
「一ヶ月ですよ」
女医が事務的に告げると、なるみは表情を凍りつかせた。
「い、一ヶ月って……?」
言葉が喉の奥に引っかかってうまく出てこない。
確かに生理が遅れてはいたが一週間程度のことだった。特別珍しいことでもなく気にしていなか
ったのだ。
「おめでたです」
周りの景色がゆっくりと回り始めた。目の前にいる女医が妙に遠く見える。
「あたしが……妊娠?」
なるみは、かろうじてそれだけを口にした。
喉がカラカラに渇いていた。
一ヶ月前というと、毒島はもちろんのこと、すでに何人もの浮浪者に犯された後だ。そして、そ
のほとんどの相手に膣内射精された。
──誰の子供なのかも分からない。
「や、やだなぁ、冗談ですよね?」
なるみは冗談めかして尋ねた。
そう簡単に妊娠なんてするわけがない。
心のどこかでそんな風に軽く考えていた。実際、なるみと同様、美紅もいろんな男に中出しさせ
ているが、いまだに妊娠した兆候はない。比較的安全な日にばかり犯されていたこともあるだろう
が……
それに中に出されるのが、やっぱり一番気持ちいい。自分の膣の中でビクビクと相手の男根が震
える感触。好きでもない男の子種を注ぎ込まれたのだという背徳感。
それが堪らなく心地よくて、なるみは積極的に中出しを望んでいた。
いつか孕んでしまうかもしれない……そんな背徳的な想像すら快楽に置き換えて、なるみは数え
切れないほどの回数の膣内射精を楽しんできた。
(それが、こんな結果になるなんて)
「きちんと検査をした結果ですよ。あなたは現在妊娠一ヶ月。間違いはありません」
女医はゆっくりと首を振った。
「相手の心当たりは?」
「あ、ええ、まあ……」
思わず言葉を濁す。
「まだ学生さんみたいですし、できればご両親と相談したほうがいいんじゃないでしょうか」
「お、親に!? い、いえ親は──」
たちまち、なるみの顔が真っ青になった。
もちろん、親になど言えるわけがない。何十人という男とセックスにふけったあげく、誰のとも
分からない子供を身籠ってしまったなどと……
「どうして、あたしだけが……」
心臓の鼓動が急に高鳴る。息苦しくて、胸が痛くなってきた。
「どうして……」
こんなことになるのなら、もっとちゃんと避妊しておくのだった。快楽に負けて、妊娠のリスク
に対しておろそかになっていた。膣内に射精される、ということに対して、あまりにも無防備だっ
た。
(きちんとコンドームをつけてもらえばよかった……ああ!)
今さらながらに後悔する。やり場のない気持ちに栗色の髪の毛を激しくかきむしる。
「ちょっと、どうかしたんですか、星野さん?」
「うう……」
心配そうな女医の声も、もはや頭に入らない。なるみは、自分が後戻りできない道に足を踏み入
れたことを実感した。
「助けて、美紅先輩──」
憧れの少女の姿が脳裏に浮かんで、そして消えた。
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
相変わらずいい仕事してくれる
そしてとうとう妊娠確定キタ
不粋なことを言って申し訳ないが、生理が1週間遅れてるなら妊娠1ヵ月ではなくて妊娠5週だと思うよ。
妊娠1ヵ月という診断はありえないんよ。
妊娠の起算日は最終月経初日だし、最終月経から1ヵ月の時点ではまだ妊娠判定の基になるホルモンは全然増えてないから医者でもわからないんだよ。
いちゃもんつけてるわけじゃないんだけど、感じ悪かったらごめん。スルーして下さい。
話はちゃんとおもしろいと思ってて、続きを楽しみにしてます。
そこまで細かいこと気にすんな。
>>450 そうだったのか!
447の医者のセリフは
「一ヶ月ですよ」→「妊娠五週目ですよ」くらいに脳内補完してもらえるとありがたいです……
ご指摘どうもでした
ハヤカワミステリ文庫なみに登場人物表が必要になってきたなあ
キャラ設定もさることながら誰がどこまで調教されてるのかとかで
今後は姫菜&環と毒島&ピエロのタッグ対決?
本家孕ませスレは和姦推奨みたいな流れになってるんで、鬼畜系の孕ませが好きな俺は
こっちのスレでハァアァさせてもらう
他のキャラも早く妊娠しないかな
>438->441のアナザー
京一「……」
麻衣「……」
京一と麻衣は呆然とその光景を見つめていた
麻衣「き、京くん?け、警察に連絡しなくてもいいの?」先に声を掛けてきたのは久代麻衣だった
京一「わ、わかった!オレ警察呼びに行ってくるから麻衣はここにいてくれ」
麻衣「う、うん」
数分後…
麻衣(遅いなぁ 京くん)
背後に人がいることに気付くことなく呟く
麻衣「っ!?」麻衣は背後の人物に口を手で塞がれた
??「しぃー 静かにね?」
麻衣はうんうんと何度も頷く
??「じゃ手を離してあげる♪」
手が離されると同時に麻衣は後ろを振り向く
麻衣「冴香さん!?どうしてここに?」
冴香「ちょっとさっき京一に会って、ね♪驚いた?」
訂正数分後→数十分
>>456 この後麻衣と冴香は毒島&浮浪者軍団に見つかり、よってたかって襲われ、
さらに駆けつけた京一の前でリンカーンな展開に
……なればいいな、と妄想してみる
459 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 19:14:41 ID:oeZID+OX
今更書いてなんだけど版権キャラってあり?
エロパロ板なんだし問題なしじゃないか
461 :
アナザーワールド:2006/10/08(日) 19:42:29 ID:oeZID+OX
冴香「それにしてもあの制服黒儀式学園のじゃない しかもあそこにいるのは確か毒島…」
冴香は隣にいる麻衣に聞こえる程度の声で話す
麻衣「え?あの毒島先生ですか?」
冴香「そうよ ほらあそこ」冴香は毒島のいるベンチを指差しながら ふと考えた
冴香(なんであの不細工でなにかとイヤな噂しか立たない毒島が…)
462 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 22:25:19 ID:oeZID+OX
冴香(それになんでビデオカメラなんか持ってるの?イヤな予感がする)
冴香「今日はもう帰りましょう」
麻衣「え?でも京くんが…」
冴香「大丈夫♪あいつには後で連絡しとくから♪」
冴香は麻衣を連れて帰って行った 一人の少女が二人のことに気付いていたのをしらずに…
美紅(ふふふ…あの服装は雪見ヶ丘学園ね 彼女達も毒島の餌食に…)
>>462 乙。
ところで次スレの話題をするのはまだ早いんだろうか?
あと二、三回投下があればこのスレが埋まると思うんだが。
その時の美紅はなるみを陥れたときの表情をしていた
毒島「どうした美紅?」怪訝に思った毒島が話掛けてきた
美紅「いえ 実は毒島先生に二人ほど紹介したい少女がおりまして」
毒島「ほぅ…」
美紅「今度連れてきます」
毒島「ふむ 楽しみにしているぞ」
465 :
アナザーワールド:2006/10/09(月) 09:47:24 ID:d8keS/ru
翌日
いつもの学園への通学途中
京一「ふわぁ…眠ぃ なんで昨日帰っちまったんだよぉ あの後で警察に謝ったんだぞ 警察が連れて来たら誰もいなくてさ」不満げに麻衣に話し掛ける
麻衣「ごめん…冴香さんが帰ろうって言うから…」
京一「冴香姉かよ!あのクソ女ぁ俺を置いてぇ…麻衣は冴香姉みたいにはなるなよ」と溜息をつく
麻衣「あはは…」麻衣は苦笑いを浮かべる
466 :
アナザーワールド:2006/10/09(月) 10:18:14 ID:d8keS/ru
その頃 冴香もまた通学途中だった
冴香(ふぅ…昨日は変なものを見ちゃったな それにしてもあそこにいたのは毒島だけじゃなく確か…)
考え事をして歩いていると背後から声が聞こえてきた
??「あなたが友村冴香さんね?ちょっとお話いいかしら?」
冴香「いいけど…あなたの名前は?」
美紅「栗原美紅よ よろしくね」微笑みながら美紅が答えると冴香は後ろを振り向いた
冴香「美紅、ね…で、話って何?早く話してくれないかな?これから学校なの」少し苛立ち気に答える
美紅「そんな怒らないで そこの喫茶店で話ましょう」
冴香「ふざけないで さっきも言ったけど今急いでるの!」
ついに冴香の怒り出してしまった
美紅「ふぅ…仕方ない、か」冴香の怒りなど気にせず美紅は諦めたように最後の手段に出た
冴香「じゃそうゆうことで」そう言って冴香が振り向いた瞬間何かが背中に突き付けられた
美紅「悪いけど動かないでね♪安心して殺すつもりはないわ」
冴香「くっ…!」ナイフを突き付けられては冴香にも成す術がなかった
美紅「怨まないでね これも毒島の命令だから…」美紅は悪気もなく答えた
冴香「だからと言ってどうしてわたしなの!何が望み?」
美紅「まぁ敢えて言うならあなたの身体かな あの不細工な毒島にあなたの処女を捧げるためよ♪あなたの幸せを奪ってあげる」笑顔で答える美紅に冴香は彼女はイカれてるんだと思った
冴香「麻衣には近づかないで…大人しくするから」麻衣だけには幸せになってもらおうと願った
美紅「麻衣?」知らない風に美紅は答える
冴香「知ってるくせに…どうせ昨日わたし達が見ていたこと気付いていたんでしょ?」
美紅「ふふふ…冗談よ♪わかった彼女には近づかないわ さ、あそこの車よ」美紅が指差す先には駐車場があり、そこには白塗りのワンボックスが停まっていた
美紅「あそこで毒島先生がお待ちよ…」
ワンボックスに向かいながら冴香は話し掛ける
冴香「ねぇどうしてあなたは他人の幸せを邪魔するの?そしてあの毒島に付き従うの?」
美紅はその質問に間をおいて自嘲しながら
美紅「…わたしはあの毒島に処女を奪われたの 好きでもなんでもないむしろ嫌悪感すら覚えていた相手にね でも感じてしまった…それから脅されて毎日犯されて続けたわ そう犯されていくごとに毒島のテクニックに惹かれていったの」
冴香「もういいわ 気分悪い話ね…イヤなこと思い出させてごめんね 」冴香は美紅の話を途中で遮った 聞いていられなかったのだ 毒島の悪態ぶりを
美紅「別にあなたが謝ることじゃないわ…」美紅は苦笑いしながらワンボックスの後部ドアに手を掛ける
冴香(そうなんだ…美紅も被害者なんだ)
美紅「毒島先生失礼します 約束の少女の一人を連れてきました」事務的に美紅は答えると後部座席に乗り込んでいった
美紅「さ、入って」
冴香「うん」冴香も美紅につられて乗り込もうとしたが
冴香「あぁ!?な、なにやってるのあなた!?」冴香はそのワンボックスの中で行われていた光景に目を疑った
なんとそこには毒島の他に三人の少女がいたのである 二人は毒島の両脇に、もう一人は毒島の前にひざまついて毒島のイチモツをしゃぶっていたのである
冴香「あ、あなた達何やってるの!?今すぐやめなさい!」冴香が怒鳴るのも聞かず彼女達は行為を続ける
美紅「彼女達もねぇ数カ月前までは清純な女の子だったんだけどね 薬と毒島のテクでこうなっちゃのよ まぁ今ひざまついて毒島のしゃぶってる女の子はわたしが罠に嵌めたんだけどね♪」
三人の少女か……一人はなるみとして、後の二人は誰だろ?
ボクっ娘? ロリ教師? 優等生? あと、陽子もいたな
次スレ、テンプレはこんな感じでどうだろうか?
デブやブサイクな男に美少女・美女が汚されてしまうシチュエーションに萌えるスレッドです。
二次でもオリジナルでもOK。
新規の職人さん歓迎。
荒らし防止のため「sage」進行推奨。
※「デブやブサイクな女」が男を犯すスレッドではありません。
朝の佐伯家──
テレビでは、若い女性アナウンサーがこの地方のローカルニュースを伝えている。
ここ数週間、市内で急増している連続レイプ事件。黒儀式(くろぎしき)町でも何人かが被害届
を出しているということだった。
被害者は──確実に増えているのだ。
「大騒ぎしすぎね。別に一度や二度ヤられたからって減るものでもないし」
佐伯春菜(さえき・はるな)は朝食のハムエッグを頬張りながらあっけらかんと笑う。二十歳そ
こそこの娘らしからぬ淫蕩な微笑みだった。おっとりとした顔だちと、それに似合わぬ豊満な胸は
Gカップを誇っている。
「お姉ちゃん……」
姫菜(ひめな)は複雑な気持ちで姉を見つめる。
ボブカットの姉とは対照的に、艶のある黒髪は足元まで届いている。明るい光をたたえた瞳。絶
世の、といってもいい美少女だが、よく動く明るい表情のおかげで、美貌よりも親しみやすさが印
象として残る。
「むしろ刺激的なエッチができてラッキーなくらいよぉ。あーあ、私も誰かに襲われたいな〜。
最近、セフレともマンネリなのよね〜」
「お姉ちゃん!」
姫菜は思わず声を上げた。長い髪を振り乱して、立ち上がる。
──初めて……だったのに──
男に乱暴され、涙ぐむクラスメートの姿を思い浮かべた。
「いくらなんでも、そんな言い方あんまりだよ」
「あら、何をムキになってるの〜」
春菜はあっけらかんとしている。セックスに対する倫理観が、姫菜と姉ではまるで違うのだ。
「セックスなんて大したことじゃないのよ、ヒメ。あなたもそのうち初体験を済ませればわかると
思うわ〜」
ヒメ、というのは春菜が好んで使う、姫菜の愛称だった。
「あたしは……そんな軽々しくエッチなんてできない」
「あらあら、ウブなのね〜。一度エッチの気持ちよさを知ったら、病み付きになるのに。私みたい
にね」
黒儀式大学に通う彼女が大学内外を問わず複数のセックスフレンドと交友していることを、姫菜
は知っている。
「気持ちよければそれでいいじゃない。貞操観念なんて今の時代には死語なんだから〜」
「……ごめん、大きな声を出して」
姫菜は姉から背を向けた。
これ以上、春菜と顔を合わせたくなかった。
握り締めた拳が、かすかに震える。
大好きだった姉が変わってしまった姿を見るのは、耐え難い苦痛だった。
清楚だった姉はもうどこにもいない。
毒島という男によって、汚されてしまった。
それが堪らなく哀しかった。
「ヒメ?」
「あたし、もう行くね。学校に遅れちゃうから」
姫菜はそれだけを告げると、家を後にした。
*
昼下がりの陽気に、ベランダで鼻歌を歌う。
「ふう」
洗濯物を干し終わり、鈴村貴子(すずむら・たかこ)は小さく息をついた。
貴子は結婚四年目の主婦で二十八歳。夫とは大学時代から付き合っていた恋人同士で四年間の交
際を経て、結婚した。OL二年目だった貴子は結婚を機に寿退社となった。
現在は一歳になる赤ん坊もいて、幸せの絶頂といってもよかった。
ボブカットにした髪型が上品そうな顔だちを引き立たせている。清潔な白いエプロンを豊満な胸
元が押し上げていた。十代の少女には決して醸しだせない、成熟した女体の色香。
「今日の晩御飯、何にしようかしら」
洗いざらしのシャツをぱん、ぱん、と音を立てて広げながら、貴子がつぶやいた。
昨日は肉の炒め物とサラダという組み合わせだった。時間をかけて煮物なども作りたいところだ
が、つい簡単なメニューですませてしまう。育児が忙しいせいもあるが、最近料理に関してはサボ
り気味なのだった。
「よく考えたら、ここ一週間似たような献立ばっかりね。今日はさすがに違うメニューにしないと
まずいかな……」
まあ、二、三日同じような料理を出したところで、喜んで食べてくれるような優しい夫なのだが。
夫はビジネスマンとして多忙な日々を過ごしている。今年で三十一歳。働き盛りだ。
特に今は大きな仕事を抱えているらしく、連日深夜の帰宅だった。
(おかげで、ここ三週間くらいご無沙汰よね)
体の奥がきゅん、と疼いた。
──清楚に見えて、案外エッチだね。
ベッドでの、夫の言葉が脳裏をよぎる。
貴子の男性経験は夫を入れて二人だけだ。初体験の相手は高校時代の彼氏だった。いまどきの女
性としては少ないほうだろうか。
夫は生涯二人目の男性で、貴子は彼によって性の悦びを教えられた。
「今夜あたり……誘ってみようかしら? でも疲れてるだろうし……」
ふう、と熱いため息をつく。
考えるだけで下腹部にかすかな熱が広がっていく。
(欲求不満なのかな、私……)
「安産型のお尻じゃない。そそるよねぇ、ハァハァ」
不意に、背後から声が響いた。
機械を通したような、不気味なエコーのかかった声。
貴子はびくっとして振り向く。
リビングに人影があった。赤ん坊が寝ているベビーベッドの脇を通り、ゆっくりとベランダにや
ってくる。
「人妻ってのもそそるよねぇ、ハァハァ」
丸々と太った男だった。目と口の部分が開いたピエロの覆面をしている。ぎらつく瞳はまっすぐ
に貴子へと向けられていた。
「ひっ……」
貴子は思わず後ずさった。男の瞳に宿る尋常ではない欲情を感じ、金縛りにあったように足がす
くむ。
(ど、どうやって入ってきたの……?)
「鍵が開けっ放しだったよ、無用心だねぇ」
まるで彼女の心を読んだように男が答える。
「だ、誰……なの……?」
「ボク? ボクかい? 悪いけど本名は言えないんだ。捕まっちゃうからね。ま、人呼んで陵辱ピ
エロってとこかなぁ」
ピエロの覆面をかぶった男が不気味に笑う。あっと思うまもなく貴子は壁に体を押しつけられ、
両肩を鷲づかみにされながら唇を奪われた。
「んむっ……んんっ……」
突然のことに貴子は逃げようという考えも浮かばず、キスをされ続けた。反射的に唇をぴったり
と閉じて、男の侵入を防ごうとする。陵辱ピエロ、と名乗った男は閉じ合わさった唇をぺろぺろと
丹念に舐めてくる。
「ぐぐぐ……」
舌の先が強引に唇を割り開き、無理やり口に押し入ってきた。ぬめぬめとした感触が彼女の舌や
歯を舐めまわす。貴子はつかまれている肩に力を入れて、じっと耐えた。
(私、夫以外の人とキスしてるんだ……)
夫以外の男性とのキスなど高校生のときの彼氏以来だった。思わず、頭がカーッと熱くなる。
「ふう。女子高生もいいけど、人妻の唇は美味しいねぇ」
唇を離すと同時に、巨体が襲い掛かった。ピエロの覆面から露出する口元が釣りあがり、笑みを
形作る。
(あなた、助けて──)
貴子は絶望に瞳を見開く。
短い悲鳴が──上がった。
*
黒儀式高校三年二組の教室。朝のホームルームが始まる前の時間帯は、生徒たちの喧騒に満たさ
れている。
「おはよう、絢音(あやね)ちゃん!」
姫菜は隣の席に座る少女に明るく挨拶をした。
ミディアムヘアの美少女の名前は藤村絢音(ふじむら・あやね)。姫菜が追いかける性犯罪者『陵
辱ピエロ』の被害者だった。
先日、そのことを知った姫菜は味方になることを申し出たが、絢音に激しく拒絶されてしまった。
(まだ怒ってるのかな、絢音ちゃん……)
絢音は手元の本に目を落としたまま、振り向こうともしない。
(こーいうときこそ、きちんと挨拶しなきゃ駄目だよね)
姫菜は気を取り直し、もう一度声をかけた。
「おはよう、絢音ちゃん」
「…………」
「おはようっ、絢音ちゃん」
「…………」
「おは──」
「……しつこいわね、聞こえてるわよ」
藤村絢音は柳眉を寄せ、不機嫌そうに言った。
凛とした容姿にミディアムヘアの美少女だ。目元がきつめでいかにも気が強そうな印象を与える。
「話を聞いてよ、絢音ちゃん」
「あなたと話すことなんてないわ」
姫菜は小さくため息をついた。
──朝、昼と何度も話しかけたが、まるで取り付く島がなかった。
放課後になり、姫菜は帰宅しようとしている絢音を追いかけ、話しかけた。
「えっと、今日は将棋の練習はないの?」
「……研究会は土曜日だから」
「あ、そうだ、今度あたしとも勝負してよ。あれからちょっとは勉強したんだよ、詰め将棋」
「どうして私があなたみたいなド素人とやらなきゃいけないのよ。私はプロの女流棋士なんだから。
馬鹿にしないで!」
「す、少しは気がまぎれるかもしれないし」
「気がまぎれる? やっぱり私のことを憐れんでるのね!」
「あ、いえ……それは……」
どうやら絢音の逆鱗に触れてしまったらしい。姫菜の、相手に対する言葉の選び方がまずかった
のだ。
「ひとごとだと思って──気休め言わないで!」
「ひとごと……」
「あんたには何の関係もないことでしょう。正義感ぶるのはやめてよ! 迷惑よ」
「──ひとごとじゃないよ」
姫菜が頭を振った。
確かに自分はお気楽かもしれないし、レイプされた経験もない。絢音が抱えている苦しみを、本
当の意味で理解することはできないかもしれない。
(だけど──)
何の関係もない──今の言葉だけは聞き過ごせない。
「あたしだってお姉ちゃんが性犯罪の被害にあってるんだから」
姫菜がまっすぐに絢音を見つめた。。
「お姉ちゃんは変わってしまった……変えられたの。もう、昔のお姉ちゃんはどこにもいない。
だから、あたしは性犯罪を憎んでる」
「…………」
絢音は口をつぐんだ。
「だから、あたしは性犯罪と戦うって決めた」
「佐伯さん……」
「それでも、あなたと関わる理由が不十分だっていうなら──友達になりましょう」
「とも……だち?」
唐突な姫菜の言葉に驚いたのか、絢音は口をぽかんと開いている。
「ダメ、かな? あたし、友達付き合いは下手だけど……がんばるから」
姫菜が照れくさそうに笑った。
「友達なら、無関係でもなんでもないでしょ。もう少し……もうちょっとだけでいいから、あたし
に心を開いてよ」
「…………」
絢音はふたたび口をつぐむ。それから意を決したように顔を上げた。
「変わってるわね、あなたって」
「えへへ、よく言われるよ」
「それにお節介よ」
「それもよく言われる」
「先に言っておくけど、あなたのことは気に入らないわ。妙にへらへらしちゃって、緊張感っても
のがないんだもの。
あなたなんかと友達になるなんて真っ平よ」
凛とした瞳が姫菜を見据える。
「だけど、私と同じような痛みを背負ってるのね。あなたも」
絢音の表情がふっと緩んだ。
「あいつを捕まえるのに協力してくれる?」
「当たり前でしょ。男なんかに──やられっぱなしじゃすまさない。私の処女を奪った報いを受け
させてやる」
気丈な態度で絢音が叫んだ。
「……ありがとう、絢音ちゃん」
そのとき──姫菜の携帯電話が鳴った。
ディスプレイに移ったのは、知らない番号だ。
誰だろう、と首をかしげながら、姫菜は電話に出た。
「もしもし?」
「初めまして、だね。佐伯姫菜ちゃん」
受話器の向こうから流れてきたのは、変声機越しの不気味な声。
「……誰なの?」
「うーん、本名は言えないなぁ。でも、あだ名のほうなら知ってるんじゃない? キミが毎日毎日
追いかけてる男の名前」
「……まさか」
受話器を握る手がかすかに震える。ごくり、と息を飲み込み、その名を呼んだ。
「陵辱ピエロ……!」
「ピンポーン」
受話器の向こう側から楽しげな声が流れる。
「ボクを捕まえるために動いてるんだって? 警察から接触があったんでしょ」
「──随分と情報が早いじゃない」
「キミのことは噂で聞いたことがあるよぉ。性犯罪者を何人も警察送りにしている、生意気な女の
子探偵がいるってねぇ」
「噂……?」
「ミツハシくんから、ね」
「どうしてその名前を……!」
姫菜の表情が変わる。
ミツハシ、とは以前に姫菜が解決した『連続密室婦女暴行事件』の犯人だ。
「性犯罪者同士のネットワークさ。同好の士ってのは引かれあうものなんだよ」
「何が同好の士よ。ヘドが出る」
姫菜が吐き捨てた。女性を性処理用の道具としてしか見ない、最低な犯罪者の集まりだ。
そういえば、毒島も以前似たようなネットワークの存在を示唆していたことを思い出す。
デブやブサイクに犯される女を見て興奮する──そんなネットワークが存在する、と。
そして女子生徒や女教師の性的な画像をそこに売りつけている、と毒島は言っていた。
「怒らないでよ、ミアミアちゃん」
「えっ?」
「警察内でそう呼ばれてるんでしょ。ダンガムSEEDのミアミアに似てるからって。ハァハァす
るなぁ。今度、ミアミアのコスプレしてよ、うふふふ」
「アニメオタクのピザ男に付き合う趣味はないよ」
姫菜が断じた。
「女を無理やり犯すことしかできない。まともな恋愛したことないでしょ、あなた」
「なに?」
「普通にアプローチしても相手にされないから、こんなことしてるんだよね。覆面をしているのは、
自分の容姿に自信がないから? デブな上にブサイクだもんね」
姫菜が挑発すると、面白いほど簡単に陵辱ピエロは乗ってきた。
「デブだと? ブサイクだと?
俺を見下すんじゃねえぞ! 俺は何十人って女とヤってきたんだ。処女を奪ってやった。中出し
してやった。征服してやったんだよ!」
「そっちが本性か。ボクちゃん言葉より似合ってるんじゃない?」
「て、てめえ……」
「こんな事件を起こして、いつまでも逃げ切れると思ってるの? 町のローカルニュースで話題に
なってるんだよ」
「警察が動いてるってことを言いたいのかい? 彼らがいずれボクを捕まえるとでも?」
陵辱ピエロは余裕の口調だった。
自分が捕まるわけがない。犯罪者特有の、肥大化した自信。
「警察なんてダメダメだね。ボク、もうこの町の女の子を二十人以上ヤッちゃったけど、全然捕ま
る気配ないし。あいつらはムノーの集まりだよ。ムノー、ムノー」
「警察なんて関係ない」
姫菜は真っ向から宣戦布告した。
「お前は──この佐伯姫菜が捕らえる」
そう、これは姫菜自身の戦い──
*
陵辱ピエロは静かに受話器を置いた。
「『お前は──この佐伯姫菜が捕らえる』か。勇ましいセリフだねぇ」
下半身丸出しの男は、エプロン姿の貴子をニヤニヤと見下ろしている。
貴子はベランダに突然現れた陵辱ピエロに取り押さえられた。そしてあっというまに押さえつけ
られ、手錠で両手を縛られた。
もちろん、抵抗はした。
だが……
『逃げたり、叫んだりしたら、カワイイ赤ん坊がどうなってもしらないよ』
ナイフを片手ににやにやと脅されると、抵抗の気力が一気に萎えた。
自分はどうなっても、赤ん坊には指一本触れさせたくない。
母としての使命感──いや、本能だった。
おとなしく言うことを聞けば、子供を守ることができる。たとえ、体を汚されることになったと
しても。
(ああ、あなた……ごめんなさい)
夫への罪悪感を無理やり心の中で押し殺した。
(でも赤ちゃんを守るためなの。分かって)
「まずはボクのをしゃぶってもらおうかな。人妻なんだからフェラチオくらいお手の物でしょ」
「あ、あの、せめて部屋の中に……ここじゃ人目がありますから」
「バカだなぁ、人目があるから萌えるんじゃない。ま、ここはベランダとはいえ、ここはマンショ
ンの八階だし、そうそう誰かに見られることはないだろうけどさ」
──もしも、こんなところを近所の住人に見られたらおしまいだわ。
貴子は戦慄した。
主婦同士の情報ネットワークはあっというまに広がっていく。この瞬間を目撃されれば、すぐに
夫の耳にも入るだろう。
だが、彼女に選択の余地はなかった。一刻も早く終わらせるしかない。
貴子は意を決して、男と向き合う。目の前にはでっぷりと太った腹と、そそり立つペニスがあっ
た。グロテスクな男根は中太りで、細身の夫とはかなり形状が違う。
(男の人のアレって、人によってこんなに形が違うのね……)
そんなことを思いながら、貴子は必死で男の肉茎に奉仕する。四年間の結婚生活で夫に仕込まれ
た技を駆使し、舌を這わせ、頬でペニスを締め付ける。
「うっ、けっこう手馴れてるねぇ……さすが人妻だ」
陵辱ピエロは気持ちよさそうにうめいた。
「よーし。まず一発目、イクよ……うっ!」
貴子の口の中で男のペニスが膨れ上がったかと思うと、苦い味がじわり、と広がった。射精した
のだ、と気づく。
「うふふふ、気持ちよかったよぅ」
陵辱ピエロは半萎えのペニスを抜き取り、貴子の顔になすりつけた。
「あ……」
鈴口に残っていた精液が彼女の頬を汚す。さらに左手の結婚指輪にもペニスを押し付けられ、精
液をすりつけられた。夫婦の大切な証が、白濁したものに汚される。
「じゃ、続きといこうか」
「お願い、乱暴なことしないで」
「じゃあ、ソフトに犯してあげるよぉ」
骨太の手が貴子のブラウスをたくしあげる。豊かな双丘があらわになった。量感のある乳房を鷲
掴みにし、さらに乳首に吸い付いてきた。
「子供を産んでるわりにはキレイな体してるよねぇ。オッパイも見事なもんじゃない?」
男の唇が露出した乳首に吸い付いてきた。
「あ……感じる……」
貴子は思わず快感の声を漏らした。背筋に痺れるような感覚が走り、体をのけぞらせる。
夫との性生活が遠ざかり、知らない間に自分の体は飢えていたのだろうか。秘所の奥に熱が宿っ
ているのを感じる。
濡れていることを自覚し、貴子は少なからぬショックを受けた。
自分は見知らぬ男に襲われて、興奮しているのだろうか。
「そろそろ準備オッケーみたいだね。処女の女子高生と違って、経験豊富な奥様は濡れ濡れみたい
だし」
「ち、違う……違います、濡れてなんか!」
「またまた、パンツに染みができてるよぉ。ほらあ」
スカートの中に手が入ってきて貴子は身震いした。スカートをたくし上げられ、下着があらわに
なる。その中心部には恥ずかしい染みが浮き出ていた。
淫らな証をしげしげと覗きこまれ、貴子は羞恥に頬を赤く染める。
(いやっ、それ以上見ないで……)
男はさらに太ももの内側に手を入れ、無言で脚を開けと命ずるように力を入れた。
「…………!」
一瞬ためらった後、貴子はおずおずと脚を広げた。
「あ、そ、そこ……」
太い指が無遠慮に下着を取り去り、肉のスリットに進み入ってくる。首を振り回して床に後頭部
を擦りつけながら、貴子は心のどこかで少し……ほんの少しだけ男の愛撫を楽しんでいた。
(嫌だ……私、夫以外の人に……?)
興奮している──
その事実に貴子は愕然となる。陵辱ピエロは愛撫をつづけながらズボンを脱ぎはじめた。
(やっぱり最後までするつもりなのね……)
もはや抵抗感はなかった。抵抗する気力は根こそぎ失われていた。
陵辱ピエロはむっちりとした太ももを抱え上げる。黒々とした茂みの中心部に熱いものが押し当
てられた。貴子の上にのしかかる男の体が一気に重量感を増す。
「くふっ!」
ふくよかな花びらが盛り上がり、左右に押し広げられた。陵辱ピエロは熟れた秘孔にグッと全体
重をかけて差し込む。
「んっ、んんんんんっ……いやぁぁぁ……!」
充分に潤っていたそこは、まるで吸いこむように太い肉茎を呑み込んでいく。貴子は悲痛な気持
ちで、夫以外の男を受け入れる罪悪感に耐えた。
夫以外の男性が貴子の体に侵入するのは十年ぶりのことだ。柔らかな粘膜を割り裂き、人妻の膣
洞を肉茎が突き進む。
「そうら、入っていくよぉ。ダンナと比べてどう? ボクのほうがおっきいし、太いし、硬いし、
気持ちいいでしょ? ね、気持ちいいでしょ?」
陵辱ピエロは貴子の唇に濃厚なキスを与えながら、ぐいぐいと肉棒をねじ入れる。猛々しい怒張
が人妻の肉壷に根元までめり込んだ。
(こんな──こんな感触っ……ああ!)
夫とのペニスの違いをはっきりと感じ取る。この陵辱魔の肉棒の固さ、大きさ、たくましさは夫
とは比べ物にならない。
「奥さんのオマ○コ、温かいねぇ」
男は勝ち誇ったように言うと、ゆっくり抽送を始めた。
「奥さんの中、ヒクヒクいってるよ。どんどん締めつけてくる……ああ、気持ちいい。女子高生と
はゼンゼン違うよ、ハァハァ」
「ああ、駄目。そんなにしたら壊れてしまいます……お願い、もっと優しく……」
夫のスマートな腰使いとはまるで違うパワフルなピストン運動を浴びて、貴子はたまらず悲鳴を
あげた。少しでも衝撃を和らげようと白いヒップを揺すりたてる。繋がっている部分から、ぴちゃ、
ぴちゃ、といやらしい音が断続的に響いた。
ここ一週間というもの、ずっと待ち望んでいた性行為──だが相手が見知らぬ陵辱魔では気持ち
が悪くて、嫌悪感しか沸いてこない。
「お願い、早く終わってください……」
屈辱と罪悪感をかみ締め、貴子がうめく。
「なーに言ってんの? たっぷり楽しませてくれなきゃ。なんせ三日ぶりのオマ○コなんだから」
「いやっ、早く終わって、早く抜いてぇ」
貴子の哀願にも耳を貸そうとしない。頬をにやつかせて腰を揺らし続けた。淡白な夫と違い、ね
ちっこく責めてくる。
「うぅっ、十代のおにゃのこもイイけど人妻もイイねぇ。処女と違って、アソコの中が柔らかくて
ヒクヒクして……ボクのチ○ポが蕩けそうだよぉ」
年齢の割には引き締まった腰をつかみ、激しいピストンをたたきつける。
その動きに合わせて人妻の体が揺さぶられ、豊満なバストが波打った。
陵辱ピエロは夢中になって貴子に口づけする。互いに舌を吸い合い、唾液をすすりあった。
「お願い……もう許してぇ」
「ダーメ、まだボク、イッてないもん」
陵辱ピエロはバックの体勢に移行すると、ふたたび人妻を貫いた。後ろ髪をつかみながら、熟れ
た腰を激しく揺さぶる。貴子はベランダの手すりにつかまり、必死に耐えた。
「んっ、んんんっ!」
貴子の口からくぐもった悲鳴が漏れる。
背後で赤ん坊の泣き声が聞こえた。さっきまで寝入っていたはずだが、ベランダの物音のせいで
目を覚ましたのだろう。
「だめ、子供が見てる……」
貴子は羞恥に体を震わせた。いくら物心がついていないとはいえ、一歳になる子供の目の前で夫
以外の男とセックスしている場面など絶対に見られたくない。
母親として、絶対に越えてはいけない一線だと思った。
だが陵辱ピエロは一向に気にした様子がない。
「うふふ、ちょうどいい性教育じゃない」
「やぁぁぁ……お願いですから、せめて赤ちゃんから見えない場所で」
「だぁめ」
男はますます激しく腰をぶつけてくる。
母として、あるまじき行為……だがそんな背徳的な気持ちが、逆に貴子の官能を揺さぶっていた。
背筋からぞくぞくっとした痺れが這い上がる。
胎内に、電流にも似た疼きが満ちてくる。
(ど、どうして……私、見知らぬ男に汚されてるのに──!?)
貴子はいつしか背中越しに感じる、力強い躍動に酔っていた。
自分は、こんなにもセックスに飢えていたのだろうか。
慄然とする貴子を尻目に男の動きはどんどんスピードアップする。セックス経験の豊富な人妻は、
男の射精が近いことを感じ取った。
「そろそろイキそうになってきたよぉ。どこに出してほしい、奥さん?」
「く、口に……口にしてくださいっ」
貴子が慌てて言った。夫のいる身で膣内に射精されるわけにはいかない。中出しだけは絶対に許
容できなかった。
「中だけは絶対にダメ、口にお願いっ!」
「口かぁ。じゃあ、お望みどおり──」
陵辱ピエロの顔に残忍な笑みが浮かんだ。
「下の口にたぁーっぷり出してあげるよ」
「えっ、うそ、嫌ぁっ! 膣はやめてっ」
高速ピストンに膣をえぐられながら懇願するが、陵辱ピエロはおかまいなしに抽送を続ける。
がっちりと両脚を抱え、逃げられないようにしてペニスを打ち込んでいく。
「うるさい、中に出すんだよ。ボクの子供を孕ませてあげるからねっ。ううっ……」
「ダメ、膣に出しちゃ……ああーんっ!」
陵辱ピエロがピタリと腰の動きを止め、貴子の膣に濃い体液をたっぷりと注ぎ込んだ。
「ああ……」
久々に味わう膣内射精の感触に、なぜかため息が漏れる。妊娠への恐怖感以上に何とも言えない
充実感のようなものを感じていた。
「イクぅ……」
軽いオルガスムスを感じ、貴子はうっとりとつぶやいた。
「どう、中に出されて凄く感じたでしょ?」
「え、ええ……よかったわ……」
思わずそう返事してしまった。女体の不思議さか、精液を受け止めたことでどこか満足している
自分がいた。愛する夫のものではない、どこの誰とも知らない男の精液だというのに……
「どっちが父親だか分からなくなっちゃったねぇ」
陵辱ピエロがニヤニヤと笑う。
「だいじょーぶだよ。孕んじゃったら、ダンナの子供として出産すればいいじゃない。そこの赤ち
ゃんとは異父兄弟になっちゃうけどねぇ」
GJ!ピエロも美少女探偵に宣戦布告してこれからの対決に激しく期待です。
GJ!!
対決わくわくして待ってます
…毒島とピエロどっちが先に彼女屈服させるんかなぁ
>>487の書き込みを見て、
毒島とピエロが立位で探偵の前後の穴を交互に付き捲ってる絵が浮かびますた
なんかイメージ的に
とにかく儀式の人GJ。
GJ!
gj
ピエロ君は1回1回女を変えなきゃならないから大変そうだな。
陵辱ピエロの『陵辱』ってなんて読むの?リア中でゴメン
くじょうりょ
493 :
駄文:2006/10/13(金) 16:22:13 ID:wF73+kHw
一人の少女が数人の夜盗に囲まれていた
少女「ハァ…ハァ…そこをどいて!」少女が夜盗の一人に殴りかかった…が、ガードされてしまった
頭「おい、嬢チャン俺はその龍玉をおいてけば見逃してやるって言ってんだ」
少女「いやよ!これはじいちゃんの形見だもん」
頭「ちっ!しょうがねぇ お前ら押さえ付けろ!」
手下「へい親分!」夜盗が一斉に少女に襲いかかった
494 :
駄文:2006/10/13(金) 16:34:50 ID:wF73+kHw
少女「よっと!おっと!?危ないなぁ!」夜盗の攻撃を余裕で避けていく
少女「何するんだよ!危ないじゃないか!」少女は怒りながら棒を構えた
頭「くっ!」
少女「やぁ!たぁ!」ドカッ!バキッ!グキッ!少女は次から次へと夜盗を倒していった
残るは頭ただ一人
頭「ひぇええ…ど、どうもすみません!ごめんなさい!もうしませんからお許しを」頭は土下座して謝ってきた
少女「…わかった もうすんじゃねぇぞ」
少女はきびすをかえした―その瞬間《ボンッ》と音がして煙が発ち始めた
495 :
駄文:2006/10/13(金) 16:40:14 ID:wF73+kHw
少女「なんだぁ!?」少女は驚いて口をパクパクしている
頭「へへへ…こんなこともあろうかとカプセルを持っておいてよかったぜ この煙は催眠ガスさ」頭はいつの間ニかガスマスク着用していた
少女「く、そ……」少女は眠ってしまった
不細工な教師が島の学校に赴任してくるってシナリオができました
ハヤカワミステリ文庫風・黒の儀式登場人物表
毒島……外道教師
姫菜……美少女探偵
陵辱ピエロ……変質者
その他の美少女……獲物
このスレ見てて、ふと制服処女って昔のエロアニメを思い出した
ブサイクな校長先生に美少女が処女奪われるやつ
499 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 03:07:21 ID:yXrce9KP
美樹本
美樹本晴美は清純派の女の子
彼氏であるシンジとの関係も大切にしていた
「あたしたち、まだ早すぎるよ……」
たがい、ふたりだけの時間を過ごしているとき、校内放送で突然呼び出される
疑問に思いながらも校長室に向かった美樹本は、振る舞われた紅茶を口に運んだ
すると体に異変が生じてきて……
「とっくに経験済みかと思ったが、いまだ処女とは! ワシのためにとっておいたのか」
「そんなぁ、違います」
「先生はなぁ、前からお前に目をつけてたんだぞ」
「い……いや! お願いです! それだけは……やめてください!!」
↑
つづきません
私の名前は宮原有希子(ゆきこ)。無事就職も決まり、後は卒業を残すだけという大学四年生です。
就職活動は順調に終えた私ですが、付き合って半年になる彼氏との仲は少しマンネリ化していまし
た。
彼との関係がギクシャクとしだした中で、精神的に不安定になっていたせいもあるのでしょう。
私は締め切りを過ぎてから卒業論文を提出するという重大なミスを犯してしまったのです。この論
文が通らなければ、最悪の場合留年となってしまいます。
せっかく就職まで決まったというのに……私はなんとか締め切りを延ばしてくれるよう、担当教
授に頼みに行きました。
「そう言われても、レポートの提出期限は過ぎてるわけだしねえ」
私のゼミを担当する島村教授は嫌みったらしく言いました。
ハゲの上にデブ、というルックスのせいでゼミの女子学生全員から嫌われている教授でした。も
ちろん私も彼にはいい印象を持っていません。こんな機会でもなければ一対一で話したいとは思わ
ない相手です。
「ルールはルールだからねえ。ただ期限を伸ばしてください、と言われても僕としても困るわけだ
よ。わかるだろう、宮原くん」
教授はそこで言葉を切りました。意味ありげに私の体を眺め回します。自分で言うのもなんです
が、私は容姿にはそれなりに自信がありました。とある新人女優に似ているとよく言われるルック
スと艶のあるセミロングの髪の毛が自慢です。胸はDカップだし、四年間続けてきたテニスのおか
げで引き締ったプロポーションだと思っています。
そんな私の腰回りを見る彼の目付きはもう、エッチなことでいっぱいのようでした。
(セクハラ教授)
私はひそかに心の中で毒づきました。体をじろじろ見られたくらいで叫びだすほど純情ではあり
ませんが、セクハラまがいの視姦ははっきり言って不快の一言です。
「といっても、私も鬼じゃないからね。君がこの後付き合ってくれるなら、今の件を考え直しても
いい」
「ほ、本当ですか」
私の声は自分でも驚くほど冷たく、乾いたものでした。提出期限が過ぎているとはいえ、そんな
ものは教授の胸先三寸でどうとでもなるのでしょう。論文を受け付けてさえくれれば、無事に卒業
することができるのです。
ただしそのためには彼氏を──八重澤(やえざわ)くんを裏切り、教授に体を許すことが条件と
なります。
「どうかね、宮原くん」
教授の問いに私はごくり、と息を飲み込みました。
……ラブホテルに向かう車の中で私は何度も考え直しました。が、この機会を逃せば留年するこ
とになるかもしれません。将来のために、一度だけ……たった一度だけなら、八重澤くんもきっと
許してくれるはずだと思いました。
ラブホテルに到着し、私たちはその一室に入りました。私が先にシャワーを浴び、その後、彼も
浴室へと向かいました。島村教授がシャワーを浴びている間、私は胸がドキドキして、何度も深呼
吸をして落ち着かせました。
八重澤くん以外の男性に体を許すのは、大学一年で初体験して以来三年ぶりのことなので、待っ
ている時間がとても長く感じられます。
「いやまさか、ゼミの中で一番清楚な君をこうしてベッドに誘えるなんてね。実は、君の裸を想像
して、年甲斐もなく何度もオナニーをしてきたんだよ。ああ、夢みたいだ」
シャワーを浴びて出てきた島村教授が私をベッドの側まで連れていきました。私がベッドの端に
腰掛けると、彼は欲情をあからさまにして首筋にキスしてきました。
「教授、約束は守っていただけるんですよね。論文のこと……」
私は何度も念を押しました。
「もちろんだとも。君とこうして付き合えなくなるのは寂しいからね」
まるで、今後も私との関係が続くかのような言い方です。でも、もはや後戻りはできません。私
は何も言わず、教授の言うまま唇に吸い付きました。
バスローブを脱がされ、ベッドの上に押し倒された私は、あらためて裸を見られていることが恥
ずかしくなりました。
「やはり若いな。肌が白くてすべすべしている」
肌の感触を確かめるように、首筋や鎖骨のあたりに何度も唇を這わせ、両手で私の胸をやんわり
と揉んできました。島村教授の愛撫は八重澤くんよりもずっとしつこくて、貪るように舌を這わせ
てきます。それが的確に性感をついてきて、体がじわりと疼いてきます。
「ところで、宮原くんはヴァージンなのかな? マジメそうな顔をしているし、もしかしたら男性
経験がないんじゃないかね」
「あ、いえ……初めてじゃないです」
「なんだ、男を知っているのか。マジメな顔しても、いまどきの女子大生らしくセックスの経験の
一つや二つはあるということだな。それじゃあ、ひとつ君の体験を話してもらおうか」
教授は愛撫を続けながら、言いました。私に今までの男性遍歴を語りながら、目の前で自慰をす
るように命令したのです。もちろん私に拒否権などありません。羞恥心に耐えながら、大学一年の
とき、酔った勢いで行きずりの相手に処女を捧げた話から、前の彼氏、そして今の彼氏である八重
澤くんとの関係まで……今までの男性との経験をすべて喋らされました。
「ほう、君の初体験の相手は多田くんかね。生まれて初めて男のペニスを迎え入れた感想はどうだ
った? 清楚な見かけによらず、君は三人もの男に体を許しているんだね」
「ああ、お願い……もう許してください」
嬉しそうに表情を緩める教授を前にして、私は股間に指を潜らせてオナニーを続けていました。
「彼も僕のゼミにいたんだよ。ほら、彼にペニスを突っ込まれたときのことを思い出して、オマ×
コをいじるんだ。濡れてきただろう。ああ、もう我慢できない」
島村教授はそそくさとコンドームをつけると、私の太ももをぐいっと開き、片手を添えてしっか
りと挿入してきました。
「あっ……!」
膣が広がり、からだの奥まで串刺しにされると、私は思わず喘ぎ声を発しました。八重澤くん以
外の男性が私の体に入ったのは久しぶりのことです。
(ごめんね、八重澤くん。今日だけだから……一回だけで終わるから許してね)
彼氏以外の男性に身を任せてしまった罪悪感が心をよぎります。思わず閉じたまぶたの裏に、彼
の顔が浮かんで、すぐに消えました。
「ああ、たまらない。宮原くんの中で僕のモノがグイグイ締め付けられてるよ。奥まで入っている
のが分かるかい?」
「は、はい……」
「やはり女子大生とのセックスはいいね。最高だ。そら、動くよ」
彼の腰がグイグイとリズミカルに動きだし、それに合わせて私の体もベッドの上で激しく揺れま
した。中年男性とは思えぬ、なかなかパワフルなセックスです。
「どうだい、気持ちいいだろう。こう見えても、若い娘の相手は得意なんだよ。今までにも、君と
同じ頼みをしてきた何十人という女子大生を、相手にしてきたからね」
腰の動きが微妙に変化して、私の一番感じる角度を探しているようです。本当に気持ちいい……
硬い感触が膣の中をえぐり、教授の言葉どおり快感が込み上げてきます。
「あっ、ああ、んんんっ!」
私はもう何も考えられずに、イッてしまいました。彼の背中に腕を回してしがみついたまま、体
を痙攣させます。その後も、パワフルに腰を使う島村教授のセックスに、何度も何度もエクスタシ
ーを味わわされました。アソコが気持ちよすぎて何がなんだかわかりません。私がぼうっとしてい
ると、彼が急に焦ったような声を出しました。
「ああ、み、宮原くん、僕もいくよ。あ、いくぅっ……!」
島村教授は根元まで押し込むと、私のワレメの中でドクドクと射精しました。
コンドーム越しに発射されても、私は終わったことにホッとして、そのままジッと動かずにいま
した。何度も絶頂に達したせいで、なんだか考えるのも面倒くさかったんです。
──位と引き換えに島村教授に体を許してから二週間後、ふたたび彼から電話がありました。
「はい、宮原です」
「友人の角田教授に君のことを話したら、ぜひ会いたいということでね」
「会いたいって、私にですか」
「彼は君にたいそう興味を持っているそうだ。僕の言っている意味、分かるよね?」
島村教授の言っている意味はすぐに分かりました。また、この間と同じことをさせられるのでし
ょう。今度は、角田教授を相手に。
まだ卒業が確定していない以上、断ることはできません。ここまで来たら、私にも覚悟ができて
いました。どうせ一度八重澤くんを裏切り、島村教授に体を許しているのです。こうなったら一度
も二度も同じことです。
私はもう一度、教授たちに身を任せることを決断しました。
島村教授から連絡を受けた翌日、私は彼に連れられて、角田教授の研究室を訪れました。
「ほう、君が宮原くんかね」
出迎えたのは島村教授と同年代の中年男性です。
ぎょろっとした目に、タラコ唇。そしてロクに手入れもされていない無精ひげ。島村教授に負け
ず劣らずのブサイクな外見をしていました。
私は初対面の教授を相手に、緊張気味にうなずきました。
「は……はい」
「島村くんの言うとおり、なかなか清純そうな子じゃないか。こんな娘が我々のような中年オヤジ
の相手をしてくれるのかね」
「清純そうな見た目だがね。残念なことに処女ではないよ」
「まあ、いまどきの女子大生なら男性経験の一度や二度は当たり前だろう。僕はそれほどこだわら
ないよ。どれどれ」
角田教授はすぐに私の隣に座ってきて、両手を握り締めてきたのです。
「白くてきれいな手だ。すべすべしている」
私の手はそのまま教授の股間にもっていかれました。指がズボンに触れ、そこがもう大きくなっ
ているのが分かりました。
角田教授は気持ちよさそうに体を揺すると、私を抱き寄せてキスしてきました。無精髭が唇のま
わりに当たるのが気持ち悪かったです。さらに教授は勢いを増して、私を研究室の床に寝かせまし
た。スカートをまくられ、ストッキングをくるくると降ろされます。
「あ、あの、本当にここで?」
人けのない研究室とはいえ、学生が通りかかるかもしれません。ですが、角田教授はそんなこと
を全く気にしていないようでした。ショーツも取り去られ、太腿を大きく開かされました。
「あの、私、何も用意してないんです」
性急にのしかかり、今にも挿入しようとする角田教授に、私はあわてて言いました。
私はゴム派です。酔った勢いや安全日などに中出しを許したことは何度かありますが、やはり妊
娠や感染への不安もあって、コンドームをつけてセックスをすることがほとんどでした。
もちろん現在の彼氏である八重澤くんとのセックスでも必ずスキンをつけてもらっています。い
くら愛し合っている恋人が相手でも、コンドームを付けないペニスを膣の中に受け入れるのはゾッ
とします。
「その……避妊してくれないと困るんですけど」
「心配しなくていいんだ。中には出さないから」
私の体の上で、角田教授がささやきました。有無を言わせぬ口調でした。
「僕は基本的にナマ派なんでね。ましてせっかく現役女子大生とセックスできるんだ。ナマで挿入
しないともったいないだろう。じゃあ、入れるよ」
大きな亀頭がぐっと入ってきた瞬間、私は息を飲み込みました。膣の入り口が開いて、すごい圧
迫感を感じたのです。
「ああーっ……!」
男性の象徴を胎内いっぱいに呑み込んでしまうと、私は絶叫しました。コンドームを使わない、
いわゆるナマでセックスをするのは随分と久しぶりです。
角田教授はゆっくりと腰を揺らし、私の肉体を堪能しているようです。片手で乳房をわしづかみ
にし、もう一方の手で膨れ上がった肉芽に指を這わせます。
「ひっ、んあっ……!」
巧みなテクニックで打ち込まれると、私の体が激しく波打ちました。ぱんっ、ぱんっ、と肉の打
ち合わさる音が響き、剥き身の肉棒が膣を激しく出入りします。やっぱりナマだと官職がぜんぜん
違います。
「あっ、駄目ッ、イッちゃう!」
私はほとんど悲鳴に近い嬌声を上げました。膣をえぐりこむような熱っぽい突き込みに身悶えし
てしまいます。互いの肉の結合部が泡立ち、湿った音が聞こえてきました。
「腰を揺らして! ほら、動くんだ!」
角田教授が興奮した口調で叫んでいます。
「ううっ……!」
私の体の上で、角田教授の体が硬直して反りかえりました。
「きゃっ、熱っ……!」
突然、体の奥深くに生暖かいものが注ぎ込まれました。脈打ちながら吹き出る粘液を、自分の体
が受け止めている感触。私はそのときになって初めて、膣内に直接射精されてしまったことを悟り、
大きなショックを受けました。脳裏に、妊娠の二文字がくっきりと浮かび上がります。
「中には出さないって約束したじゃないですか……! もし妊娠したら……!」
「ああ、スッキリした」
角田教授はぶるぶると体を揺すると、私の中から出て行きました。
胎内にはまだ生暖かい感触が残っています。角田教授はいっこうに気にしていない様子で、肘枕
をつきながら平然と言いました。
「君があんまり可愛いから我慢できなかったよ。ま、いい医者を知ってるから、妊娠したらそいつ
に頼めばいい」
私は激しい怒りを覚えました。妊娠したらどうしてくれるのよ、という気持ちを込めて、教授を
にらみつけました。角田教授はおどけた様子で肩をすくめます。
「そんなに怒るなよ。今どきの女子大生ならナマ中出しの経験くらいあるだろう?」
「……彼氏とエッチするときは、いつもコンドームを付けてますから」
私は押し殺した声で答えました。確かに膣内射精の経験がないわけではありませんが、最近は全
くといっていいほどありません。
「ふふふ、僕は、今の彼氏にも許したことのないナマ中出しをさせてもらったわけだ。で、僕の子
種汁を受け入れた感想はどうだい? 気持ちよかっただろ、ん?」
「それは……」
正直に言うと、たしかに気持ちよかったんです。もちろん妊娠の不安はありますが、スキンをつ
けたセックスでは味わえないスリルと充実感は言葉では言い表せない快感です。
「股を開くんだ、宮原くん」
角田教授は萎えたペニスをタオルでぬぐいながら、私に命令しました。
「えっ?」
「君の中に出された精液を自分の指でかきだすんだよ。僕がたっぷりと注ぎ込んだものを島村教授
にも見せてあげるんだ」
「あ、はい」
私は言われたとおり大股開きのポーズを取り、指で割れ目を押し広げました。
体のある部分から、何かが滲み出していく感触……先ほど膣の中に注ぎ込まれたばかりの精液が、
どろり、と垂れ落ちてきたのです。
「どうだい、いい眺めだろう。女子大生にナマ中出しだ」
「宮原くんのアソコから白いのがこぼれてきている。本当に、角田教授にいっぱい中に出されたん
だね。いや、これは絶景だ」
ふたりの教授は私の精液まみれの股間を見つめながら、子供のように喝采しました。
「僕もこの間、宮原くんと寝たとき、中出しすればよかったよ」
「なに、今日はたっぷりと注ぎ込めばいい。彼女も拒まないだろう。ん、宮原くん?」
「は、はい……」
角田教授の言葉に私は静かにうなずきました。否、とは言わせない雰囲気でした。すでに膣の中
に射精を受けてしまっている以上、一度も二度も同じことです。
「次は僕の番だね、宮原くん。さあ、しゃぶってもらおうか」
島村教授がにやにやと笑いながら、私の上体を抱き起こしました。
「いまさら逃げられると思ってないだろ。ほら、くわえるんだ」
「は、はい……」
赤黒いペニスを剥き出して仁王立ちする男の前に、私は跪かされました。屈辱的な仕草ですが、
もはや気になりません。私は奴隷のように両膝をついて、頭を下げ、島村教授のペニスを捧げ持ち
ました。おそるおそる、透明な液がにじむ先端を唇に含みます。
「たっぷりご奉仕するんだ。これから宮原くんの中に入るんだからね」
私の屈辱感をあおるように、教授が絡むような口調で言い放ちました。不慣れながらも舌を這わ
せていると、彼のペニスはみるみるうちに硬く膨らみました。
「よし、もういいだろう。床に手をついて、後ろを向くんだ」
島村教授は、私にお尻を突き出す格好を取らせました。背後からのしかかり、濡れるアソコに堅
い先端をあてがいました。十分に濡れそぼった花びらを押し分けて、ぐいっ、と押し込んできます。
角田教授の放った精液が溜まってる中に、ナマのペニスが乱暴に入ってきました。ああ、複数の
男性にレイプされるのって、きっとこんな感じなんやろうなあと思いながら、その硬いモノを受け
止めました。
「ああっ」
深々と根元まで貫かれると、私の上半身がひとりでにエビ反りしました。
「じゃあ、僕ももう一度楽しませてもらおうかな」
角田教授が私の前に立つと、頭を引き寄せてきました。そそり立ったペニスで口元をつつかれ、
彼の要望に気づきました。私は自分から積極的に口を開いて、隆々とした肉茎を頬張りました。
「本当にスキモノだね、君は。まったく最近の女子大生ときたら、勉強もせずに男とセックスする
ことばかり考えている」
島村教授が笑いながら、パンパンと腰をたたきつけます。
「う、ぐむ、ん」
口に角田教授のペニスを入れられたまま、私はくぐもった声を出しました。
二人の男性のペニスを、口と膣に同時に挿入されるのは初めての経験です。島村教授が肉茎を出
し入れするたびに、下腹部を強烈に突き上げられます。
「ん、ん、ん、んんっ!」
口にペニスを埋め込まれているため、私は鼻でうめき声を発しました。二人の男性にオモチャに
されるのは、八重澤くんとのセックスとは全く違う強烈な快感でした。
「ア、アアッ、イクよ!」
最初に果てたのは角田教授でした。口の中にドクドクと射精され、苦い味が口腔いっぱいに広が
りました。
「はあ、はあ……」
飲み込めなかった精液が、唇の端から白く垂れ落ちました。
「ぐぅっ、締まる……僕もそろそろイカせてもらうよ」
島村教授は苦しげにうめくと、徐々に腰の動きを速めていきました。腰を小刻みにピストンされ
ると、私も一気にエクスタシーへと昇りつめました。
「あっ、イ、イイッ……はぁぁっ、もっと奥まで!」
ガクガクとバックから激しく揺さぶられると、私は快楽の叫びとともに絶頂へ駆け上がっていき
ました。思考が完全に真っ白になって、麻痺していきます。
「あぁーっ、イクッ、イクゥーッ!」
「ううっ、僕ももう駄目だ……中でイクよ、宮原くん!」
島村教授はペニスを最深部まで押し込み、動きを止めました。
その直後、どくっ、どくっ、と熱い体液が子宮にたっぷりと浴びせられました。
「ああ、熱いのが私の中に出てる……!」
膣内射精も二度目となると、もう抵抗しませんでした。私はジッと動きを止めたまま、胎内いっ
ぱいに宿った熱さを感じ取っています。中年男性の子種を最後の一滴まで膣に植え付けられると、
私はうっとりとした気持ちで島村教授を見上げました。
「はあ、はあ。私の中に出してくれたんですね、教授」
「そうだよ。僕の精液を君の中にナマで注ぎ込んだからね。気持ちよかったかい?」
島村教授は射精後の感触を楽しむように、膣の中でペニスを動かしています。
「は、はい、中に出されるのって素敵……」
私は頬を火照らせ、抜け殻のようにぐったりと体を投げ出しました。お腹の中が生暖かい感触で
満たされているのを感じ、とても満ち足りていたんです。妊娠の不安はいつのまにか頭から吹き飛
んでいました。ただ、心地よい疲労に身をゆだねていたのです。
「ふう、よかったよ。宮原くんが中に出させてくれるなんて夢のようだ」
島村教授もすっかりご満悦の様子でした。女子大生の膣に中出しできたことがよほど気持ちよか
ったのでしょう。満足そうに息をつくと、私の中から出ていきました。
とろろっ、と白濁液がぽっかりと拡張された膣から逆流するのが分かりました。
【終わり】
「寝取り・寝取られ総合スレ・3」の23〜29に有希子の初体験のときの話を投下していますの
で、興味のある方はそちらもどうぞ。
それでは。
新作投下キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
避妊よりも快感を求めて結局妊娠。
青さがあっていいねいいね。
この美少女達が今度は性感染症に苦しむ姿を見てみたい。
あ、グロになる?板違い?
>>514 彼氏持ちの清純派女子大生(もちろん美女)がブ男に襲われ、処女を奪われる
↓
自棄になった女子大生は彼氏とH
↓
彼氏、性病に感染(女子大生がブ男から性病をうつされていて、それがさらに彼氏にうつった)
「俺は童貞だったんだから君から病気がうつったとしか考えられない。真面目な処女だと思ってたのに、
このヤリマンが!」
と、彼氏激怒
↓
女子大生、フラれる
という筒井康隆の小説を昔読んだことがある。
いま考えればこのスレ向きの話だったかもしれない。
516 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 23:40:54 ID:bmwPalag
保守あげ
いや、そんな頻繁にさらされてる白猫とかメカ様ほどではないんだが
プギャー杯でPP高すぎで○○は升(ryとか言われたんで何だコレってファビョっただけだお
レイプスレにROCOさんのSSが投下されてたよ〜
ブサイクな同級生に精液便所にされてしまう女子高生の話
孕ませ、寝取られ完備です
「あなた達いい加減にしなさい!一人をよってたかって虐めて」一人の少女がイジメの現場を見て注意します
彼女の名前は朝倉奈緒子 凛々しくて正義感溢れる美人です
彼女が注意するとそのいじめっ子達はさっていきました
「大丈夫?あなたも何か言い返せないの?男のコでしょ!さっ立てる?」彼女はイジメられッ子(不細夫)に呆れながら手をさしのべます
「じゃね」彼女は立ち去っていきます
彼女の後ろ姿を眺めながら不細夫は思います
(彼女もしかして僕に惚れてるのかなぁ でも彼氏いるしなぁ)
そう朝倉奈緒子には彼氏がいます。名前は星野渉 明るく元気な腕白少年です
(彼は邪魔だなぁ)不細夫が不敵な笑いを浮かべました
(そうだ 呼び出そう!)放課後不細夫は渉を呼び出しました
「あ、あの!」不細夫は喋るのが苦手です
「ん?どうした不細夫?」それでも渉は微笑みながら答えてくれました
「ほ、放課後体育館裏に来てくれませんか?」
「うん わかった」ちょっと警戒しながら頷いてくれました
―放課後ー
(遅いなぁ不細夫の奴自分から呼び出しておいて)渉は後ろに忍びよる影に気付かず待ち続けます
と、突然《バチッ!バチッ!》と音がしたと同時に渉は気絶してしまいました
そう、不細夫は愛用のスタンガンで渉を眠らせたのです
(ふふふっ さぁて渉を柱に縛りつけて…と)渉を縛りつけたら次に渉のポケットから携帯を取り出して電話帳から朝倉奈緒子の名前を探します
(朝倉奈緒子…朝倉奈緒子…と、見つけた)
(さぁてなんてメールしようかな♪)不細夫は不敵な笑いを浮かべながらメールを打っていきます
《渉は預かった返して欲しければ今夜八時体育館裏に来い 警察には知らせるな 知らせたら命はない》(…とこんな感じかな あと友達の肝夫にもメールしとこ♪)……―
数十分後―
約束通り奈緒子がやってきました
『はぁ…はぁ…や、約束通り来たわよ さぁ渉を返して』奈緒子は人影に話し掛けます
「いやぁホントに来るとは思わなかったよ」人影は答えます
(え?その声は…)奈緒子はその声に聞き覚えがありました
『あなたは誰なの?』奈緒子はその声の持ち主を確認せずにはいられませんでした
「僕ですよ ホラ今日虐められてた 朝倉さんは僕のこと好きだから助けたんですよね?」
「あ、あなた!いい加減にして!わたしはただいじめがあったから助けただけよ!誰があんたみたいな不細工なイジメられッ子を好きになるってゆうの!?」
思わず奈緒子から本音が漏れてしまった瞬間
「…るせえ…うるせえ!このアマ!おい、肝夫その女を取り押さえろ!」どうやら奈緒子は不細夫の逆鱗に触れてしまったようです 奈緒子は後ろにいる肝夫には気付いていませんでした
『きゃ!な、何するのよ!』肝夫は奈緒子を後ろから取り押さえます
「ふふふ じゃテメーの彼氏も不細工にしてやらぁ!」そういって縛りつけられている渉の顔を数発殴りました
『やめなさい!』奈緒子が怒鳴ります
「やめなさいだぁ?やめてくださいだろ?」そう言ってまた数発渉の顔を殴ります
「ぐっ!」渉の顔が苦痛に歪みます
『わかりました!もうやめてくださいお願いします!』奈緒子はそんな渉の顔見て不細夫に懇願します
そんな奈緒子を見て「素直じゃねぇか…だがしかし、ただやめるわけにはいかねぇな…そうだなまずそのブラウスを脱いでもらおうか」笑いながら不細夫はそんなことを言ってきました
『ふざけないで!さっきと言ってること違うし渉がいる前でそんなことできるわけないでしょ!』
「じゃあこいつがどうなってもいいのか?なぁに心配いらねぇよこいつは今気絶してるからな」そう言ってスタンガンを渉に突き付けます
『わ、わかったわよ…ちょっと離してくれる?脱げないでしょ』そう言って肝夫を睨みつけます
527 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 03:58:23 ID:dwT5UKp3
「離してやんな 変な真似してみろスタンでこいつを殺すからな」
『わかったって言ってるでしょ!』そういってブラウスを脱いでいきます
「ブラウスを脱ぎ終わったら膝まずいて肝夫のイチモツをしゃぶるんだ!」
今日のところはここまで
乙
残り10KB切ったし、誰か次スレ立ててくれないかな……
残念ながら俺は立て方がわからん
俺もわからん
……とりあえず言っとく
次スレマダー
531 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 00:57:42 ID:W0cF4QmB
自称152センチ(実際は149センチくらい)のキュートボディーに愛くるしい
清純な顔。何人もの男が「こんな娘と結婚したい」と真剣に思っている。清純美人、
頭がよくしっかりしている、料理も上手い、性格もいい、こんな素晴らしい娘はそういない。そんな娘が、惜しげもなく、清純なランジェリー姿をみせている。特に清い花柄ブラジャーに包まれたボインの膨らみはエロい。
監督「こんな美人の清いブラジャーを見れるなんてすっごいいいよなぁ!」と、珠紀をおだてる。
珠紀はニコニコしながら、「わたくし、ボインを男性に触っていただいたことが、
ございません。淑女のたしなみとして、はたちになるまでには、ボインを男性に捧
げたいと思っております。お友達が男の方に、ボインを揉んでいただいた話を聞く
とすっごくうらやましく思っております。きょうはあこがれの方にわたくしのボ
インをたっぷり触ってもらえるって聞いておりまして、超ョ〜愉しみにしてまいり
ましたのよん」
532 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 11:50:47 ID:VsyB9i5+
次スレの40に神絵師降臨!
533 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 11:51:56 ID:VsyB9i5+
……間違えた。レス番40じゃなくて39だったorz
次スレの39に神絵師降臨!!!
埋め立て用
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535 :
埋め:2006/10/23(月) 20:19:39 ID:VsyB9i5+
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536 :
埋め:
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