【涼宮ハルヒ】谷川流 the 16章【学校を出よう!】
凄く面白かった
けど阪中の口調だけが別作品からとってつけたようで違和感強かった
登場させなくても良かったんじゃないかとも思えたくらいの完成度なので
実にもったいない
作者乙
土曜日のバイトも乙
阪中さんは原作でも取って付けたような喋り方しかしない子だと思ったが。
いいアクセントになってたと思う。
670 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 13:38:37 ID:30UBKD+7
谷川仕事しろwww
671 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 13:39:49 ID:VtEDjkSG
最高です GJ
素晴らしい。感謝感謝。
GJ いいもの読ませてもらいました
流れが止まったようなので俺も初投下
「ポッギーゲームやりましょうっ!」
さて、今日も今日とてSOS団アジト、つまり文芸室に集まった拉致被害者たる我々であったが、
本日の涼宮ハルヒ将軍様は何やらゲームをやりたいご様子。して、ポッギーゲームとな。
ハルヒはカバンからコンビニの袋を取り出すと、その袋の中から更にお菓子の箱を取り出した。
現代日本人なら誰もが一度は食べた事があるであろうお菓子、つまりポッギーそれである。
普段ハルヒは俺より早く学校に来ている。が、今日に限って遅刻ギリギリだった。
察するにアレを登校中に買って来たのだろうが、しかしハルヒの行動力は知っての通りである。
それだけなら遅刻するはずもない。コンビニでひとつの商品を買うだけなら1分どころか30秒だ。
「ポッギーゲームですか?」とは朝比奈さん。今日もメイド服が麗しい。
俺はそれを見ながら一日分のエネルギーを補充しつつ、説明はいつもの奴に任せておく。
「なるほど、面白そうですね。朝比奈さん、ポッギーは分かりますね?
ポッギーゲームというのは2人でそれを両端から咥え、少しずつ食べていくゲームです。
当然2人の距離、つまり唇は近づいていきます。心にせよポッギーにせよ、
先に折れた方が負けとなる…そういうゲームです」はい古泉君100点。誰が上手い事を言えと。
相変わらず胡散臭さ全開の古泉の声をBGMに俺の推察は進む。
ハルヒは登校中、それも学校に着く寸前にこれを思いついたんだと考える。
そしてそのままUターン&ダッシュ買出し。あの坂道をそれだけの為に往復したのだろう、あいつは。
これは推察である。しかし根拠もある。チャイムが鳴る直前に教室へ飛び込んで来たハルヒは息も荒く、
しかし楽しそうに目を輝かせていた。決まってハルヒが楽しそうな時、俺は楽しくない事態に陥る。
故にその時俺は視線を合わせなかった。母から習ったのだ、危ない人とは目を合わせちゃいけないと。
「そういう事! という訳で有希、くじ引き作ってちょうだい」
「……」
この推察に少なからず確信を持てるのは、不本意ながらハルヒと俺の付き合いが長いからだろう。
嫌なら何故ハルヒとの付き合いを絶たないのかって? そりゃお前、台風は避けられるもんじゃない。
凡人たる俺に出来ることは、ただ早く通り過ぎるかその被害が少ない事を黙って祈るだけなのだ。
しかし更に性質の悪い事に、その竜巻一歩手前の超怒級宇宙規模大災害の被害を抑える要員さえ
俺、あるいは俺達に任命されていると来た。素直に祈らせる事すら許しちゃくれない。
「こぉらキョンっ!アンタも参加するのよ!」
そう、いつだって涼宮ハリケーンはSOS団直撃コースである。
そして直撃コースじゃなければ今度はそのハリケーンに飛び込んでいかなければならない。
こいつとの縁が切れる頃には、俺は救助隊か自衛隊にでもなれるんじゃないかとしみじみ思った。
長門がノートを取り出して、白紙のページを切り取る。そのまた切り取ったページを更に細く裂き、
今度はラインマーカーで色分けしていく。くじを引き、色が一致した人同士が相手になる訳だ。
「……」
ふと、長門と俺の視線が合った。言外に「どうするの?」と尋ねられている。
どうするもこうするも、どうしようもないだろう。細工は施しようがないし、施す理由もない。
別に誰かとポッギーゲームがしたいという訳でもないし、好きにすれば良いんじゃないか。
いや、強いて言うなら朝比奈さんとやりたいが。
古泉のように軽く肩をすくめてやると、どうやら長門はこちらの意図を理解してくれたらしい。
同じように軽く頷くと、何事もなかったかのように視線を戻してくじ引き作りを再開させた。
然る後完成したくじ引きを各々が引き、そして出た結果は以下の通りである。
長門×キョン
みくる×キョン
古泉×キョン
ハルヒ×キョン
いや、待ってくれ長門。ちょっと待ってくれ長門。頼むから考え直してくれ長門。
全然意図が伝わっていない。いや、伝わっていないだけならまだいい。一体どう解釈したんだこれは。
さっき頷いたのは何だったんだ。違うんだ。好きにしろってそういう意味じゃないんだ。
引きつった顔で再び長門を見る。睨むと言っても良い。すると長門は3mmほど首を傾げてみせた。
いや、こいつは分かっている。分かっていてやってるのだ。つまりすっとぼけられた。
本当に分かっていないなら視線が合った直後に首を傾げたりしない。暫く考えてからやるはずだ。
冗談が言えるようになったのは真に良い事ではあるが、頼むから空気読んでくれ。
このジョークがマイブームな宇宙人の成長を祝う為に頬をつねってやろうとにじり寄り、
そしてハルヒの「何やってるの?」の一声で我に返った。止めないでくれ、これは教育なんだ。
「お前はこのくじ引きを見て何か思う所はないのか」
「何かって? 面白いじゃない、アンタだけハズレくじって。私は好きよ、こういう冗談」
どこが面白いんだ。朝比奈さんはいい。長門もまぁいい。ハルヒ、お前も100歩譲って良しとしよう。
だが古泉、お前だけは無視できん。ある意味楽かも知れんがそれもマトモな男子の間柄だけの話だ。
これが谷口なら軽口を叩き合いながら何だかんだふざけてやる事も出来る。国木田でも同じだ。
だが古泉、お前だけは無視できん。レッドアラートだ。その薄気味悪い微笑みオブラートを近づけるな。
俺の言いたい事を察したのか、古泉は「おやおや」と小さく笑って肩をすくめた。
「確かに、あなたが不愉快に思うのも致し方ないでしょう。しかし一つ失念してはいませんか?」
何をだ、と聞くと、古泉は「そのくじ引きを見せてください」と言って手を出して来た。
ラインマーカーで色分けされたくじ引きの中、こいつだけが異彩を放っている。
そのくじ引きは本来1本につき1色のはずが、何故か4色ものラインが引かれていた。
これを引いた奴は該当する色を持つ人の相手になる、というか全員の相手となる寸法だ。
それを受け取り一しきり眺めると、古泉は再び言葉を継いだ。
「これが長門さんの手によって作られたのは疑いようがありません。実際目の前にしてた訳ですからね」
そんな事はどうでもいい。聞きたいのは、俺が何を失念しているかだ。
「そうですか。では、あえてもう一度言いましょう。これを作ったのは長門さん。そうですね?」
しつこい。ああ、そうだともさ。そうだってばよ。
「その通りです。しかし、これを誰が引くかまでは長門さんは操作しようがありません。
何らかの呪文を使ったとして、この短時間では呪文がどれほど短くても、気付かれずには不可能です」
「呪文は口を動かして行うものですからね」と付け加える古泉。確かに長門の口は動いてなかった。
単に俺が見ていなかっただけだとしても、他の人まで見ていないというのは不自然過ぎる話だ。
勘の鋭いハルヒ、呪文に関してある程度の知識がある朝比奈さん、あるいは古泉。
気付いたなら誰にせよ何かしらのリアクションは起こすだろう。が、何も起きはしなかった。
「つまり古泉。俺がこのくじを引いたのは長門のせいではない。で、じゃあ誰のせいかって言うと…」
「お察しの通りです。例によって『涼宮さんがそう望んだから』という事になりますね」
もう「偶然引いたのが俺だった」という希望的観測すら持てやしない。
SOS団に、ひいてはハルヒに偶然はないのだ。あるのは未来人と宇宙人と超能力者と変態パワーだけだ。
それだけあれば十分なのに、まだ足りんとばかりにハルヒは厄介ごとを持って来る。それも無自覚だ。
例え持って来なくても向こうからやって来るのだから始末に終えない。平和って何だ。自由って何だ。
ようするに、ハルヒが俺の相手となるにはそのくじしかなかった訳である。
それ以外の組み合わせはないし、そもそも俺の持つ色しか誰かの相手になる事は有り得ない。
これが古泉なら古泉は皆とポッギーゲームだし、朝比奈さんでもまた同じ事だ。
だが俺が選ばれた。そして、あろう事か長門のイタズラが便乗されてしまった。
だがなハルヒ。それならどうしてお前がこの奇天烈奇妙なカラフル外れくじを引かなかったんだ。
朝比奈さんとだぞ。長門だぞ。ついでに古泉…はいいとしよう。
とにかく、俺じゃなくてお前でも良かった。それを何故俺が、と問い詰めたいがそこで思考を打ち切る。
それを聞いたらSOS団の山ほどある秘密もおじゃんだ。それに、何よりもっと決定的な確信があった。
こいつは「その方が面白いから」と答えるに決まってる。
取り合えずここまで。
GJ!!
長門のイタズラに吹いたw
鶴屋さん語は難しい… といってみるテスト
楽しい雰囲気で申し分ないのだが、どうして完成してからまとめて投下しないんだろう。
ログ食うからじゃね?
投稿規制もあるし
686 :
古泉 一樹の日常:2006/07/01(土) 15:53:37 ID:DauIUoc2
元気か〜い。今日も頭を抱えている古泉 一樹だよ。
キョン吉と涼宮をなんとかくっつけようとしているがどうにも成功しない。
これもそれもやっぱりキョン吉のアレがいけないんだろうな。
どうにかして二人をくっつけたいんだけどなんとかならないかねぇ?
誰かいい方法教えてくれ。
そんなことを考えながら部室に到着、三回ノック。
計算未来人が扉を開けてくれる。どうやら今回はオレが一番遅かったらしい。朝比奈の顔が普通だったから・・・泣きそうだ
「遅れてすみませんね」とかいいながら入る。
椅子に座る前にボードゲームを取り出す、今日は気分的にチェスだな。
チェス盤置いてどうしようかな〜と考えていると朝比奈が茶をくれる
「ありがとうございます」と言って受け取る、熱い。
ちなみ前回キョン吉の湯のみを壊した朝比奈は日曜キョン吉と出かけることに成功したようだ。
そのためキョン吉の湯のみが別物なっているのはいいんだが・・・なぜか朝比奈のも変っていた。
しかもキョン吉の湯飲みを少し小さくした湯のみ、夫婦用ってやつだろ。
これを最初に使った日に一悶着あったのだがそれは別のお話。
「たいくつね〜何か面白いことないかしら」
オレとしてはないほうがいい、多分キョン吉も同じことを考えているだろう。
まあこういうときは大抵朝比奈とキョン吉が大変な目にあう、オレは関係ない。
とりあえず「はい、そうですね」っていっときゃいいだろ。
「あ、そうだみくるちゃん・・・」
「おい、ハルヒ・・・」
ほらな。
まあこんなのは適当な報告で本番はこの後だ
具体的には長門の終了時刻を知らせる音が響いた後だ。
最近は集団下校しているのだが長門が一人で先に帰ったので涼宮もとっとと帰った。
じゃあオレも帰るか、と思い部室をでて帰ろうとするとキョン吉が扉に背中を預けてたっていたので
何をしているんだと聞いた所「朝比奈さんに用があるんだ」とのこと。
すこーし気になったので『機関』の監視員を使い様子を見といてもらった。
オレのカンも捨てたものじゃない。
キョン吉があろうことか朝比奈にデートを申し込んだのだ。
なんでもキョン吉の友人A谷口が映画のチケットをくれたそうだ。それでなぜ涼宮を誘わない?
理由はこの前湯飲みを買ってもらったために、お礼をしたいとの事。
あの湯飲みは朝比奈がうっかり落としてしまった(本人談、事実はかなり捻じ曲がっている)ものであり、
お詫びの品であるためそれにお礼をするうのもおかしな話だがキョン吉らしい。
朝比奈の返事はもちろんOKだ。隙あらば押し倒そうとするんじゃないかと思う。涎がでてたように見えるのはきっと気のせいだろう。
まあデートぐらいならともかく、朝比奈が何かしようとしたら阻止しなければならない。
それどころかキョン吉のことだ、「自分は朝比奈さんが好きなんだ」と思ってなにかしないとも限らない
あいつも素直じゃないからね、素直になる薬を誰か作ってくれ、二つほど。
機関に連絡、とりあえずその映画のチケットを確保しなくては。
その映画だが、なんというか恋愛ものだ。
あまり有名じゃない映画監督が作ったらしいがその映画で大ヒットしたようだ。
何度かテレビで宣伝を見たことがある。
内容はしらん。
涼宮か長門に応援をたのもうかと思ったがやめた。
涼宮がデートを見て何をするかまったくわからん。最近は力もなくなってきたが逆に一気に来そうで怖い
長門は朝比奈同様キョン吉信者の一人だ。世界改変なんかされた日にはたまらん。
もうしないと言ってはいるが長門的バグデータがすぐにたまるかもしれん。
といわけで二人とも却下、オレ一人で行くことにしよう.
何かあったときのために『機関』の何人かにすぐに出れるように準備しといてもらおう。
687 :
古泉 一樹の日常:2006/07/01(土) 15:54:28 ID:DauIUoc2
オレは今、駅前の広場で隠れている。十一時に駅前で待ち合わせとのことなのでその一時間前から張っている。朝比奈はすでに到着済みで、先ほどからわくわくしながら待っているのが遠くから見てもわかる
ただ・・・さっきからナンパしてくる奴に大して本場の方々でもビビル様なにらみをしなければ誰がみても微笑ましい光景だったろうに。
朝比奈の格好はなんというか大人っぽいものである、普段は(なぜか)できないポニーテールにしてるのは狙いか偶然か・・・
待ち合わせ三十分前にキョン吉が現れる、キョン吉もなかなか大人っぽい。普段は絶対にしないであろう服装で現れた。朝比奈は朝比奈でさっきまでにらみで人を殺しかねん勢いだった目をやめて満面の笑みだ
何度も言うがここだけだったら微笑ましい光景だったろうに。
ここからオレの尾行がスタートする。
電車に乗って移動、この電車というのが実はなかなかのむずかしい。密閉された空間は尾行で気づかれやすいところだ、オレはなんでもない風を装って隣の車両に乗る。
何を話しているんだ? 変な事を話して朝比奈を欲情させるなよキョン吉。
お前の身、そして世界が危ないんだからな。
あの未来人も宇宙人も何をかんがえてるんだろうねぇ? ばれなきゃいいと思ってんのか?
絶対にバレる、なぜかはキョン吉だから。
首尾よく電車内で気づかれることはなかった。周りの人間にはどう見えたんだろうね、オレ。
駅をでると映画館とは反対の方向に歩き出す、どうやら少し時間を潰してからいくようだ。
人ごみの中の尾行は比較的楽で二人を監視しながら歩いてる。
二人は露天をひやかしたり服を見立てたりどっからどうみても幸せカップルだ。
涼宮をつれてこなくてよかった。
二人が公園に入りのんびり散歩をしている、いい加減会話が聞きたい・・・
いいことを思いついたので『機関』に報告をした。
公園にクレープ屋の店が現れる、そいつこそ『機関』の構成員の一人だ。
店には「カップル限定三割引」との宣伝をしてもらう。
二人はちょうどいいと思ったのか店に近づく。
少し話した後クレープ屋をやっている構成員がキョン吉の肩をたたく、これは盗聴器をつけるために指定した、ちなみにこの時。
「よう、兄ちゃん。かわいい彼女だなぁ。うらやましいねぇ」
と朝比奈にも聞こえるように言えとと指定しといた。
朝比奈が顔を赤くしているので首尾よくやっているようだ。
二人が遠ざかるのを確認した俺はクレープ屋に近づく。
「これを」
渡されたのは盗聴器の本体。鞄の中に隠してあるので見つかりはしないだろう。
「そんなに問題なんですか? あの冴えない男が」
「お前には関係ないよ、俺にもね。恋愛沙汰で世界がなくなろうって言うんだからとんでもない茶番だよ」
「その茶番を守っている俺らは道化以下だな」
「なぁ〜に、神様の気分一つでどうにかなる世界だ、これくらいのほうがちょうどいいんだろ」
「そうかもな・・・」
「涼宮は?」
「いまの所は特に、ガキに勉強を教えてますぜ」
ガキ・・・いつかのハカセっぽい子か? 朝比奈と話だと未来に必要な人物らしいが。
「そうかい、ありがとよ・・・あと」
「なんだ」
「おれにも、クレープくれ。腹減った・・・」
「・・・あいよ」
688 :
小泉 一樹:2006/07/01(土) 15:55:43 ID:DauIUoc2
今回はここまで
>>クレープ屋の屋台
機 関 な に し て ん の w
このシリーズおもしろいw
前回に比べて語りにキョン成分が混じってきちゃってるのが惜しいね。
古泉の個性が薄くなってきてる。作者頑張れっ。
現代人の組織の機関なら確かに普段から副業やってそうだなw
>>686-687 乙。
続くとも書いてなかったし前のが短編として完結してる形だったから続きがあったのは嬉しい誤算。
先を楽しみにしとります。
>>涼宮ハルヒの黒日
キョンの記憶喪失ネタって多分本編であるよなと思ってた
「(俺が)記憶を失いでもしない限り」とか言ってたし
一足先にいいもの読ませていただきました
695 :
古泉日記:2006/07/01(土) 17:05:06 ID:owLzjDnf
古泉です。
機関に命じられて、僕はこの「ハルヒ」を監視しに来ました。
どうやら「ハルヒ」は機嫌が悪くなると閉鎖空間を発生させるようです。
そしてその鍵を握る少年がいます。「キョン」です。
彼はどうやら「ハルヒ」の思い人なのですがどうも鈍感のようで
気がついてません。このぐらいの年齢の男なら彼女を作りたいと思うわけで
近くにいる女性についつい告白してしまうと思うんです。
しかし彼はしません。何故なのでしょうか。
傍には朝比奈さんや長門さんがいるからでしょうか。
もしかしてこっちのほうが好きということでしょうか?
しかし僕は最近気がついたのです。
僕が彼「キョン」を好きだということを!!
続く
696 :
キョンの日記:2006/07/01(土) 17:39:55 ID:IT1xHhhz
どれだけ俺がハルヒの横暴に付き合ってきただろうか??
うっとうしい呼び出しにも俺たちはひたすら耐え抜き、朝比奈さんのお姿を拝むためだけに 行っているだけだと思ってほしいね。
見て正直衝撃を受けたの、あの長門の能力とついでで古泉の力だ。ああ、勿論朝比奈さんも時間遡行も加わってますよ心配なく。
てんで最近はハルヒのダウナーな状態は見られなく、いつもと変わらずハイテンションだ。
もうあいつのせいで刺されたり、過去へ行ったするのはこりごりだからな。
精々これ以上の異常現象は起こらないよう、俺たちSOS団は影で色々と頑張るさ。
子供のようなハルヒの機嫌を取るために古泉がまた企画でも考えてくれそうだしな。
でもあいつのやつことは毎度毎度手が込みすぎて、正直なところ少々頭を悩ませてくれる。
すっきりした、こう、なんというか単純明快な企画にしてほしいもんだよまったく。
本当はなんだかんだ言って、楽しんではいるんだがな。俺。
当然ハルヒも楽しんでいることはよくわかる。お陰であの空間も出ないらしいしな。
あさひなさん(大)も最近見かけない。ということは今は平和ってことだ。今はな。
りかいできんことがまた起きる気がするようでしないが、今度は何があるのやら。
がんばってその時は俺たちSOS団がまた奔走すんだろうなぁ。
とうぶんこういったことはナシでただただ、馬鹿やってられたらいいんだがな・・・。
うーむ、そろそろ書くことが無くなってきた。
ごろごろしながらこういうの書いてるとあまりネタが浮かんでこんからな。
ざらっと書いて寝るつもりだったが、そうも行きそうにないな・・・。
いまさらだが、俺が何をしているのかって?
まぁ、あれだ、手日記ってやつだ。
しかし、どうも見直すたびに遺憾を感じる。何だろうな。まぁいい、この辺で終わろう。
ただそう思いながら俺は、日記を投げ出して、ベットに寝そべった。
改行ミス。死んでくる・・・・ネタ文失敗した・・・・
それ以前の問題
バイバイ
これ縦読みだろ。「に」が抜けてしまった訳で。
>>697 いや、なかなか見事。
なんで精子なのかわからんが(W
>>633 記憶の有無にかかわらず、
長門にとってキョンは大事な人だから
冷たい態度はとらないと思う。
記憶を取り戻したあとでも、
キョンは記憶喪失中にあったことを覚えている可能性はあるし、
長門がそのことを考慮していないとは思えないし。
というわけで、冷たい態度じゃなくて、
長門もショックと悲しさで、キョンの顔を直視できなかったり
キョンの「ありがとよ」という言葉にフリーズしてしまったのかな?
鈍いキョンは誤解してしまった、ということで。
そんなわけで上記の点が気になりましたが、全体としては良作でした。
また書いて下さいね。
>>679 長門は、呪文使わなくてもクジの操作程度は出来そう(物質情報を読みとる)な気もしますが。(例:陰謀p.280)
それでも面白そうです。続きに期待してます。
前スレ412です。続きまた少し書きます。
駄文すいませんが。
コンコン
突然ノックする音が聞こえ、
「おーい、お客だよ〜。入っていいかい?」
と大声が聞こえる。声の主は鶴屋さんらしい。
「キョン、開けなさい」
命令口調で言われ、少々気に入らんが仕方なくドアを開けた。
そこにはやはり鶴屋さんがいて、隣には伊藤がいた。
どうやら校内で迷っていたところを鶴屋さんに保護されたらしい。
「じゃ、迷子ちゃんは届けたし、あたしは帰るから。」
「あの・・・・・」
伊藤が呼び止める。
「ん、なんにょろ?」
「・・・ありがとうございました」
「ああ、いいのいいの。これくらいなんでもないっさ。じゃ、またね〜」
そういうと、鶴屋さんは帰っていった。相変わらず明るい人だ。
「・・・・・・・・にょろ?」
伊藤が微かに呟いた。
「どこ行ってたのよ!」
「・・・・・すまん。ついていけばよかった」
伊藤はハルヒの逆鱗を受け、しばしまいっている。
朝比奈さんはハルヒの怒声に怯えつつ、伊藤に茶を渡す。
長門は本から目を放さない。
古泉はいつもの微笑みのまま、伊藤とハルヒのやりくりを眺めている。
「彼がうわさの転校生ですか?」
「ああ。伊藤徹というらしい」
俺が名前を口にした途端、古泉の表情が変わった。
いや、古泉だけじゃない。朝比奈さんも、愕然としている。
長門も、少しばかり驚いているようだ。ほんとに僅かだが。
しかし、すぐに三人とも元の表情に戻った。戻したのだろうか?
「おい、どうしたんだ?」
「い、いえ。少し思い当たる名前でして。もしかしたら、彼が・・・・」
古泉が動揺している。顔はいつものニヤケ面だが、声が少し震えている。
こんな古泉ははじめて見る。いったいなんなんだ。
「ふう」
ハルヒの怒鳴り声がしなくなった。説教終わりみたいだ。
「次から気をつけなさいよ」
「ああ。もう覚えたから間違えん」
「あ〜、もう、イライラする!」
ハルヒは湯飲みのお茶を一気に飲み干し、
「みくるちゃん、お茶」
と湯飲みを机にたたきつけた。ていうか、それは伊藤のお茶だろ。
「いいのよこの際!」
まあ本人がいいのなら別に俺はなんとも言わん。
「・・・・・いいか?」
「なによ」
「・・・・・だめか」
「何も言ってないわよ。ほら、言ってみなさい」
「わかった」
伊藤よ、もう少し自信を持って話したらどうだ?
しかもさっきから点の数が多すぎる。長門でもそこまで多くない。
いや、長門はもっと簡潔すぎるんだな。もう少し喋れ、長門。
「ここは何をするところなんだ?メイドいるし、読書してるし、
微笑んでるし」
きたか、この質問が。朝比奈さんも古泉もしたこの質問。
まあ確かに、傍から見れば俺たちは目的もなしにただ何気なくここに集まる
涼宮ハルヒご一行様だ。
できればして欲しくないんだよなぁ、この質問。
なぜなら、毎回ハルヒのぶっ飛んだ回答には呆れさせられ、うんざりするからだ。
「そうね、あなたにも教えておかないといけないわ」
ハルヒは立ち上がり、堂々と宣言した。
「今一度言うわ。SOS団の活動内容、それは、
宇宙人や未来人、超能力者などを探し出して一緒に遊ぶことよ!」
などとは何だ、などとは。
しかし、俺はこの発言で毎回世界のどこかで時間が止まってしまっているのでは
ないのかと思ってしまう。
だが伊藤はもっと衝撃的な言葉を言い放つ。
「それは都合が良かったな」
「え?」
ハルヒが聞き返す。いや、俺も聞き返したい。
なぜ都合がいいんだ?普通驚いたり呆れたりするだろ、こういうのは。
だが、呆れない理由がすぐに分かった。
「俺は異世界人だ」
全世界は再び停止した。
勿論、嘘である。が、そう思えたからしょうがない。
俺はともかく、朝比奈さんは石化呪文でもかけられたかのごとく固まっている。
古泉はもう微笑んでおらず、これまた朝比奈さんのような状態に。
そしてあの長門でさえ、(ほんの少し)表情を変えて驚嘆していた。
「・・・・・」
ハルヒも黙り込んでいる。そりゃそうだ。
勢いで連れてきた男が、まさか本当にそんなファンタスティックなやつだとは思うまい。
しかし実際は朝比奈さんも、長門も、古泉も、超非科学的な顔ぶれなんだが。
「信じられないか・・・ま、当たり前だけどな」
伊藤は一人話を続ける。
「そりゃ確かに俺はこの世界の人間となんら変わりない姿をしている。
だがそれは単に同じような人間社会が成り立っているだけであって、
本当は違う部分があるか分からん。まあそんなことはどうでもいいが」
まったくだ。
「この世界の人と違うところねぇ、そうだな。
俺は魔法が使える。妥当なところだろ?」
「本当に?」
ハルヒが食いついた。
こいつにとって伊藤は長年待ち続けた存在になるかもしれんからな。
もうすでに近くにいて、気付かないだけでもあるのだが。
「あなた、本当に異世界人?嘘じゃないのよね?」
「ああ。俺は嘘は滅多につかん。それと、俺は徹だ。
名前で呼んでくれ」
「・・・あなたみたいな人を待っていたのよ!」
ハルヒは今までで一番嬉しそうな顔をしている。
そうかー、ついに見つかったかー。おめでとうハルヒ。
ここは素直に称えてやる。俺の負担も軽減するからな。
しかしな、伊藤が本当にそうだとは限らんぞ。
「だから名前で呼んでくれ」
そうか。じゃあ徹。
早速魔法とやらを見せてくれ。いんちきくさいマジックはだめだ。
「そうね、ぜひ見たいわ!」
ハルヒは非常に興奮している。横で朝比奈さんが少しビクついている。
「そうだな・・・・」
さあどうする徹。お前がもし嘘800であんなこと言っていたら、明日にはさめの餌だ。いや、今日中かもな。
「今は何月だ?」
「ん?」
何を言う。今は7月、夏真っ盛りだ。確かめる必要はない。
「プールの水をすべて氷に変える」
「・・・・もしできるとしても迷惑だからやめろ」
「大気を急激に、しかも限られた範囲で変えるのは危険」
長門も反論。珍しい。
「それより、分かりやすい何か身近なものでお願いします」
「そ、それがいいですね」
古泉や朝比奈さんも。何かあせっているのか?
「そうか・・・・じゃあ、何かリクエストでも」
リクエストだそうだ、ハルヒ。
「そうね、じゃ、みくるちゃんの服を手を使わずに脱がしてみて」
「ひぇっ!?」
おい待て、なぜそうなる。
お前は朝比奈さんを実験台に使うつもりか?それは断じて許せん。
見ろ、今にも泣きそうになっている朝比奈さんを。
「・・・・・・・・」
恐怖で声も出なくなったではないか!
「止めておこう。彼女がトラウマにでもなったら大変だ」
「そう?残念」
よく止めた真司。あー良かった。
少し残念な気もするが、朝比奈さんが泣き止んだからいい。
「それに」
まだ何か?
「俺はエロが苦手だ。好きでもない」
ここまでです。
また今度続きを。
709 :
707:2006/07/01(土) 18:57:15 ID:n+ivMfBv
ミスった・・・・・
最後から5行目の名前は仮の名前です。徹でお願いします。
次から気をつけます。
伊藤キター!
あと2kB
次スレは?
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● | いつも通りやれクマ──
| ( _●_) ミ
彡、 |∪| 、`\
/ __ ヽノ /´> )
(___) / (_/
| /
| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
埋め
「んんっ……」
押し殺した知紗の声に、見ている男たちのため息が重なる。
(見られてる。知らない人たちに見られてるのに、セックス、しちゃってる……)
視線を肌に感じる。
身体中の神経が鋭敏になっている。
目を開けた知紗の視野に、何か明るい光が踊った。
大光量の懐中電灯だった。
通路にしゃがみこんだ男の1人が、それを手に持ち、丸見えの結合部を明々と照らし出す。
「だめ……」
知紗の身体が持ち上げられ、また下ろされる。
ゆっくりと、何度も。
「ああぁ……」
敏感な粘膜が熱い肉にこすられる。
真っ赤に充血した襞が巻き込まれ、そしてずるりと引き出される。
快楽の信号が一突きごとに打ち込まれ、腰の奥で耐え難い熱を持ちはじめる。
知紗は潤んだ目で男たちを見る。
ぎらついた視線を彼女の痴態に向ける男たちを。
「見て……見て……エッチな、私を、見て……」
恥ずかしい欲求を言葉にするたび、気持ちよさが増していく。
いつしか知紗の手は陰核の包皮をずらし、赤く尖った小さな芽をむきだしにしていた。
両手の指で、見せつけるように細かくさする。
刺激がうずくような快感をもたらし、懐中電灯の光に照らされて、それがいっそう強まる。
もう手を止められない。
知紗は喘ぎながら、腰をせり出し、男たちの視線を浴びて身体を震わせる。
気持ちよくて、でももっともっと欲しくてたまらない自分がいた。
「だけど、裸になっちゃって、いい度胸」
車内の静寂を乱さないようなささやき声を、その女性は知紗に向ける。
気づかれた、見られたための恐怖と、それが女性であったことによる多少の安堵を覚えつつ、
知紗は手首をつかまれたままどうしていいかわからずにいた。
暗くてわかりづらいが女性はおそらく30歳ほど。
この事態をおもしろがっているかのように笑みを浮かべて、知紗を見つめている。
「離してください」
知紗の言葉にも、女性は反応せず笑みを浮かべたまま。
そして、唐突な台詞を口にする。
「ここで、オナニーしなさい」
知紗は絶句する。まじまじと相手の顔を見る。
「離してください。そんなこと、できません」
拒絶し、つかまれた手首を引っ張る。
「しないのなら、大きな声出しちゃおうか。
きゃー、あなたなんで裸なの、って。きっとみんな起きちゃうね」
知紗は身体を強張らせる。
そんなこと、絶対に、させてはいけない。
まわりの乗客がみんな起きてしまったら、この車内には、身を隠す場所さえなくなってしまう。
「こんなところでのオナニー、きっと気持ちいいよ。
まわりに気づかれちゃうより、そのほうが、はるかにいいと思うな」
気持ちいい。そのひとことが知紗の心をぐらつかせる。
どちらにせよ、選択肢はないも同然なのだ。
「……します」
その答えに、屈辱と不安と、少しの期待をにじませた。