『壮絶なドミネート2』

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918アレ??:2008/10/25(土) 23:29:09 ID:ww7CKI7R
>>917さん

いえいえ、そんなこと気にしないで下さい。
ご承知のとおり遅筆で、しかも投下の間隔が長いという
しょーもないヤツですから。
私みたいなのが大きな顔していたら、読んでくださっている皆さんに迷惑ですしね。

女子高生たちと夜の学校……大好きなシチュです。
続きを楽しみに待っています!
919910:2008/10/26(日) 15:34:43 ID:o1SjtVC0
んじゃお言葉に甘えて。
次回からドミネートに入ります。

校舎の中に入った4人は固く手を結びながら歩いていた。
胃の中に大きな空気の塊が出来、押し上げてくるような恐怖感を全員が感じていた。

ギッ、ギッ、、、、、

4人の体重を支えている床が不気味な音を立てながら4人の後を追うようにしている。
「大丈夫だよ」
進むにつれて、奈美の手を握る力が強くなる優香に優しく奈美がいう。

ルナも恐怖で手が震え始めてきた。
しかし自分のために他の3人が動いてくれているのに、自分が恐怖をあおるような真似をしたくなかった。
ルナが恐怖を押し込めようとすればするほど、恐怖が膨れあがってくる。
「〜〜〜」
しかし、ルナが押しつぶされそうになった瞬間、包むようにそっっと小夜は力をこめた。
ルナは小夜の顔を見ると、ルナの方を優しく見つめていた。
無表情ではあるが、『大丈夫だよ』と伝えているのが瞳の奥から伝わってきた。
この少女も同じく恐怖を感じているに違いない
普段冷たいと思われがちな小夜だが、思いやりに満ち溢れていることをルナは知っていたが、このときは泣きたくなった。
小夜はルナの手を握り、優香の手を握っている。

2階を過ぎ、3階を超え、最上階へ何事もなくたどりつけた。
アレだけの脅迫文を出しておきながら、4人とも何も起きないことが返って不気味だと感じていたが、それは恐怖を増幅させる効果しかないことはわかっていたので、何も口にしなかった。

「ここね。」
手紙に指定された教室に4人がたどり着くと、奈美が率先して言った。
教室の扉を開こうとすると、小夜が一度静止する。
「ちょっと待って。」
そう言い、小夜は携帯を取り出す。
「・・・優香。」
小夜は優香に声を掛ける。
「ん?」
「ごめん、私の携帯電池が切れてる。今何時か教えてくれる?」
ずいぶん長く感じはしたが、ただ門から4階まで上がっただけだ。10分も経ってないだろう。
優香は携帯のふたを開き、答える。
「22時10分だけど?それがどうしたの?」
「そう、、、。ずいぶん長く感じたけど、10分くらいで済んだんだ。」
「3時間くらいに感じた。」
ダッ!
小夜の台詞に気が緩んだように優香が軽口を聞こうとした瞬間、小夜は優香の首筋を手刀で思い切り叩きつけた。
920910:2008/10/26(日) 15:35:17 ID:o1SjtVC0
強烈な不意打ちに優香は崩れ、ルナと奈美は予期せぬ事態に瞬間的に声を失った。
そして次の瞬間、奈美が小夜に詰め寄ろうとするが小夜は右手を前に出し静止する。
「ここに来るまで、私はずっと優香を警戒してたから、何か罠があるとしたらこの教室」
「だからその前に敵には眠ってて貰う。」
小夜は無表情に優香を見下ろし、静かに言う。
「敵?何言ってるの?」
奈美は小夜の言っている意味がわからず険しい表情を浮かべる。
「ここに着いたときから、優香の怯えは演技ぽかったからずっと気になってた。」
「そして、今確信した。」
小夜は右手を前に出しながら、奈美を見据え、優香を見下ろしながら言った。
「携帯で時間見て。」
「え?」
時間に何があるのかと、奈美とルナも疑問に思いながら、携帯を取り出す。
「あれ、圏外?」
ルナはすぐに反応する。
「そう、この状況なら絶対に気が付くことを彼女は言わなかった。この中では一番おびえてた癖に。」
「でもそれだけでっ!それに時計に意識が行ってたら誰だって」
「同じように怖がってたルナはすぐに気づいた。危険回避は必要だよ。特にこういうときはね。」
奈美が次の言葉を言うまでに小夜は口を挟みそれを許さない。
小夜がこういう態度をとるのは今までで初めてだった。
「違ってたらしっかり謝るから。」
奈美は何かを言おうとしたが、辛そうにしている小夜を見て、言葉を飲み込んだ。
友達を疑うことに彼女も心を痛めていたのだろう。
奈美はここだけはひくことにした。しかし怒りは覚えていた。
気を失う優香を背負いながら、静かにいった。
「後で優香がシロだって証明されたら、絶対に謝らせるから。」
小夜は目をそらし、悲しそうに頷く。
「うん。」
ルナは今起きた事態についていけず混乱した。
優香が犯人?
小夜はルナの混乱をよそに、教室をそっと空ける。
教室の真ん中に金庫がひとつ置かれているのに気づくと罠ですといわんばかりに中央に置かれていた。
921名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 01:03:40 ID:XxfCPuaq
久々に来たけどアレ??さんはほんと凄い
ハイレベルな格闘ドミ小説がいつの間にか激エロのエロコントになってるし
新しい作家さんにも気を使うし
しょーもないどころか最高のヤツですよ
間隔が短ければさらに良いんだけど

>910

次回に期待
頑張って!

922名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 01:07:25 ID:SdKXSCAV
910もアレさんも乙
910さんも文章上手いし期待しております
923名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 23:17:58 ID:+13ysiAj
全力疾走しながら保守
924名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 09:22:23 ID:vx/ZdnE3
全裸疾走しながら保守
925名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 06:40:04 ID:9xhack/c
つなぎってわりに間があくなあ…ブツブツ…そういえば転校生さんの続きもどうなったことやら…
…転校生といえば小林聡美、今年も”やっぱり猫が好き”やるのかしら?…
926アレ??:2008/11/12(水) 21:50:27 ID:H0Igj0NC
ようやく惨めな書道を終えた“パンティ仮面”二人は、よろよろと立ち上がると
「い、いかが? これで私たちが“パンティ仮面”だと納得できたでしょう!」
と言いながら、自身の名前を書いた和紙を蘭子たちに見せた。
しかし。
「ナニこれ? “パ”の丸が大きすぎるわ!」
「“ン”の字もヘンよ! これじゃあ“ソ”としか読めないわね!」
「レッドの書いた“テ”なんてまるで郵便局のマークだわ!」
「グリーンの“ィ”も小文字じゃなきゃいけないのに、やたらとデカいし!
それ以前に縦線が上まで突き抜けちゃってるから、“イ”どころか十字架マークにしか見えないわ!」
「これじゃあ、とてもアンタたちをあの伝説のスーパーヒロイン“パンティ仮面”と認めるわけにはいかないわね!
残念でした!
……さあ、もういっぺんやり直しなさい!」
聖や伸江の冷酷な言葉を浴びた二人の裸女は、再び羞恥の書道をおこなう羽目になったのだった。
しかも、“パンティ仮面”たちの屈辱は、それでは終わらなかった。
全校生徒の注視するステージ上で美麗な裸身をうねらせ、サインを書き終えるたびに、あそこが悪い、ここが悪いと“作品”を批評され、そのたびに二度、三度と書き直しをさせられたのだ。
“顔”にパンティを被った二人の裸女が、やっと目の前の敵たちの納得のいくサインを終えたのは、じつに八枚目を書き上げたときであった……。
927アレ??:2008/11/12(水) 21:51:42 ID:H0Igj0NC
「ホホホホホ、まあ、これで本物だと認めてあげましょうかしら?」
二人のサインを両手に持って眺めていた蘭子が嘲笑う。
「そ、そうですか! ならば、今すぐ戦うことに、し、しましょうか!」
股間から忌まわしい筆を外したパンティ・レッドは、勇んでそれに応じたが、性器に入れた張型の先の筆を使って、不自然な体勢で書道を繰り返したため、
その裸身は水から上がったばかりのように大量の汗に濡れ、息も完全にあがってしまっていた。
隣では、アヌスから筆を外した汗水漬くのパンティ・グリーンが、ハァハァと荒い息で呼吸をしている。
「お待ちください、蘭子さま」
そんな三人の間に、いきなり聖が割って入った。
「どうかなさったの、聖さん?」
「はい、この二人を“パンティ仮面”と認めるにはまだ早いと思います」
「ホホホ、それは何故ですの?」
「はい、たしかにこの二人は股間の筆でサインして見せました。
しかし、たかがサインひとつに本物が八回も書き直しをするでしょうか?
私には、限りなく疑わしいと思えるのです」
「ホホホホホ、それもそうですわね。
では、もう一度書き直させればハッキリすると云うことですわね?」
「いいえ、それよりも、もっといい方法があります」
そう言って小芝居を終えた聖は、美麗な裸身を汗でぐっしょりと濡らした二人の裸女に向き直り、口を開いた。
928アレ??:2008/11/12(水) 21:52:53 ID:H0Igj0NC
「純粋で人を疑うことを知らない蘭子さまは、アンタたちが本物だと認めてくださったけど、この私は欺けないわよ!」
その言葉に、パンティ・レッドはムキになって反駁する。
「な、なぜです?
私たちは、オ、オマンコと、ケ、ケ、ケツの穴で、ちゃんとサインしてみせたではありませんか!」
「ふん、30分も時間かけといてナニ寝言いってんの?」
“顔”に赤いパンティを被ったスタイル抜群の裸女の抗議を鼻で笑った聖は、続けて驚くべき言葉を口にした。
「そうだわ!
たしかパンティ・レッドと云えば、“二つの口を持つ女”という異名を持っていたはずよ!
そう呼ばれるのは、彼女は普通の口の他に、“身体のどこか別のところにある口”で喋ることが出来るからだって!
しかも、サインし終えたときは必ず敵に向かって、その“別の口”で宣戦布告するという話よ!
ふふふ、そこの赤いパンティを顔にかぶった、パイパンのくせに腋毛なんか生やした赤いお尻のヘンタイオバサン!
もしあんたが本物のパンティ・レッドだと証明したいなら……今すぐ“別の口”でナンか喋ってみなさいっ!」
929アレ??:2008/11/12(水) 21:53:46 ID:H0Igj0NC
その瞬間。
会場中の女生徒たちから悲鳴と絶叫が迸った。
「や、やめてぇ、蘭子さま!」
「ま、まり子先生にそんな酷いことだけはさせないでくださいぃっ!」
それも無理はないだろう。
まり子先生の特技が“腹話術”であることは、全校生徒衆知の事実だったのだ。
それには、もちろん理由がある。
中学生時代に起こったあの忌まわしい事件から逃れ、姓名を変えてこのミッション系の女子学園に入学した若き日のまり子先生は、恵まれない人々のために尽くそうと、ボランティア部に入った。
そして、部員たちと老人ホームや孤児院、養護施設といった場所を、月に二度のペースで慰問してまわっていたのだ。
しかし、向上心の強いまり子は、みんなで歌を歌ったり、子供たちに絵本や紙芝居を読んで聞かせるだけではもの足りないと感じるようになっていた。
(もっともっとみんなを楽しませたい……!
もっとみんなの笑顔が見たい……!)
そう思いはじめていた頃、ある孤児院を慰問したおり、ひとりの女性と出会った。
彼女は、本業の合間に福祉活動を行っているプロのパフォーマーであり、なかでも腹話術を最も得意としていた。
そのパフォーマンスに魅了されたまり子は、彼女に腹話術を教えてくれるよう、熱心に頼み込んだのだ。
彼女は喜んで承知してくれた。
しかも幸いなことに、彼女の家は学園から電車で20分もかからないところにあり、学校の終わったあとに教わりに行くのに不都合はなかった。
930アレ??:2008/11/12(水) 21:54:41 ID:H0Igj0NC
彼女から腹話術の基礎を教わったまり子は、忙しい学園生活の合間をみては独学に励んだ。
それは、高校の三年間だけにとどまらず、やはりボランティアサークルに所属していた女子大の時代も同じだった。
その抜群の運動神経で“伝説の天才”とまで謳われた春野真理子が、七年もの間真剣に取り組んだのだ。
大学四年の頃には、プロと比べてもまったく遜色無いほどの実力を身につけてしまっていたのも当然といえた……。
“天使たちの花園”とまで呼ばれる、このミッション系の女子学園では、社会奉仕活動に力を入れている。
そのためもあって、毎年秋に行われる文化祭では特別に、普段は男子禁制の学園に、近くにある施設の子供たちを招待する慣例になっていた。
昨年の文化祭で、この体育館に集まった子供たちの前で、可愛らしい女の子と男の子の人形を抱えてステージに上がり、その人形たちを使ってまり子先生が披露した素晴らしいパフォーマンス。
全ての生徒たちは、はっきりとそのことを記憶していたのだった……。
931アレ??:2008/11/12(水) 21:55:37 ID:H0Igj0NC
(ああ……!
わ、私は、こんなことをするために腹話術を教わったのではありません……!)
パンティ・レッド、いや、赤井まり子先生は、惨めさと屈辱に泣き叫びたいのを必死にこらえながら、おずおずと両手を自らの秘奥に伸ばす。
そのとき、絶妙のタイミングで仇聖が声をかけた。
「あらぁ?
“別の口”ってソコのことだったのぉ?」
心臓を抉るような仇敵の言葉を聞いた、“顔”に赤いパンティをかぶった美教師の、タレ目がちの目尻に涙の珠が浮かぶ。
このまま、8歳も年下の少女の足下に崩折れ、ひれ伏して許しを請いながら、大声で泣き叫ぶことが出来たらどれほど幸せだろう?
しかし、それでは蘭子に命じられた“演技”を放棄することになってしまう。
「……く、くうっ……くく……」
(な、泣いては駄目! た、耐えるのよ、真理子……!)
美しい朱唇がワナワナと震えたが、キリキリと歯を喰いしばった“伝説の天才”は超人的な精神力でそれをこらえた。
そして、再び白魚のような指で自らの秘奥を大きくくつろげる。
その瞬間、堰き止められていた花蜜がまたも溢れ出し、ステージ床までトロトロと糸のように流れ落ちた。
(ま、真由子ちゃん……どうか軽蔑しないで……!
いいえ、どんなに軽蔑してもいい、でも、どうか、私のことを嫌いにならないで……!
この惨めなステージが終わったら、私と……私と……!)
932アレ??:2008/11/12(水) 21:56:50 ID:H0Igj0NC
まり子先生と真由子が、この惨めなエロコントを必死に演じているのにはそれなりの理由があった。
じつは、蘭子の奴隷となった彼女たち四人はこの一週間の調教で、レズビアンの関係を結ばされてしまっていたのだ。
二台並べられたベッドの上で、カップルを組むよう命じられた相手と舌を絡め合い、お互いの性器を嘗めあい、双頭の張型やペニスバンドで前後の秘奥を犯し合う……。
固い友情で結ばれた親友たち、敬愛する恩師、愛する教え子たちとそんな関係を持たされてしまった彼女たちの惨めさは筆舌に尽くしがたいものだった。
しかも、それに加えて、聖や詩織、伸江、魔百合、真澄とも無理矢理レズらされるのだ。
だが、そのカップリングにはひとつだけおかしなところがあった。
レズ調教と云えば、誰もが真っ先に思い浮かべるであろうカップルが、ただの一度も成立していなかったのだ。
そう、教師と生徒という立場を超えて、心の底からお互いを求め合い、愛し合う二人……。
赤井まり子先生と、草野真由子。
この二人だけは、あの屈辱の敗北の日から今日に至るまで、肉体を重ねるどころか、キスさえも許されていなかった。
二人は毎日、親友、そして教え子と絡み合う“最愛の人”の姿を、官能の嵐の中、隣のベッドから見ているよりなかったのだ……。
じつはこれこそが、このエロコントを成功させるために鬼龍院蘭子が二人に投げたエサだった。
『ホホホ、今回のお芝居をうまくやりおおせることが出来たら、お前たちに“愛し合う時間”をたっぷりと与えてあげますわ!
もちろん、“お互いのはじめて”もね。
でも、もし失敗したら……お前たちが愛し合う機会など、今後永遠に与えませんわよっ!」
そう、真由子の処女と、まり子先生のアヌスの処女が奪われないままであった理由は、ここにあったのだ……!
933アレ??:2008/11/12(水) 21:59:09 ID:H0Igj0NC
>>828 転校生さん

転校生さんの小説の続きがとても気になっているのですが、現在はお忙しいのですか?
もしお時間の空いたときでもあれば、是非執筆してくださいね。
934アレ??:2008/11/12(水) 22:06:32 ID:H0Igj0NC
>>906さん

この展開はさすがにバカバカし過ぎますか?(汗)
小学生レベルの発想ですよね……

935名無しさん@ピンキー:2008/11/13(木) 07:55:22 ID:ypZ7eKwE
とっくにドミネートで無くなってるのは確かです
936名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 20:11:29 ID:VLFGE3DB
うわぁ〜、続きが来てる〜。給料日と同じくらいうれしい〜。さあ、ゆっくり読むぞ〜。
937名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 22:05:48 ID:VLFGE3DB
すばらしい。今回は背景の叙述で屈辱はあまり進展がなかったけど、安易に進まず
じわじわと堀を固めていくというか…やはり、すばらしい。
938名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 22:35:28 ID:uuIcyyL2
なんかキャラに魅力が無くなった・・・
空白の調教のほうが良かった
939名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 08:01:04 ID:IMgXXocF
じゅうぶん魅力的なキャラだと思う
アレ??さん頑張ってください
バカバカし過ぎるぐらい恥ずかしいことさせるのが丁度いいと思います

940名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 10:59:18 ID:wO0Qf/vk
ばかばかしいことが恥ずかしいことだと思う。うーん、ス・テ・キ!
941名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 18:25:39 ID:iePqKhto
ちょっと静かすぎないか?
942名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 21:58:44 ID:zmwzUcnf
上げ
943名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 07:39:47 ID:oQjDplu3
保守
944アレ??:2008/12/14(日) 15:27:11 ID:jNk0BsZY
その瞬間。
ステージ上の大スクリーンの画面が切り替わった。
「きゃあ―――――っ!」
「ひいぃぃぃぃぃぃっ!」
その画面を目撃させられてしまった全校生徒たちから悲鳴と絶叫が迸る。
それも無理はなかったろう。
そこには、パンティ・レッド自らが両手の指で大きく割り開いた女性器が、どアップで映し出されていたのだから……!
ヌラヌラと花蜜に濡れ光る、幾重にも重なった肉襞は、彼女たちが憧れ、心から尊敬してきた、気品に満ちた美教師の姿からはとても想像できないほど、生々しく、ある意味グロテスクでさえあった。
そして。
生徒たちの悲鳴が収まるのを待っていたかのように、その肉襞がパクパクと開閉し、言葉を発したのだ。
945アレ??:2008/12/14(日) 15:28:09 ID:jNk0BsZY
『わ、私は、学園の平和を守るためにやって来た、スーパーヒロイン!
パ、パンティ・レッドですっ!』
その声は、まり子先生の普段の声……しっとりと落ち着いたトーンの声……とは明らかに違った。
まるで、小学生の女子児童のような……もっとはっきり云えば、美少女アニメのキャラクターのような、いわゆる“アニメ声”であったのだ。
しかも、その声が聞こえていた間、肝心のパンティ・レッドの口は、開いているのか閉じているのか判らないほどであり、どう見ても彼女の女性器が喋ったとしか思えない。
しかし。
その声は、誰もが一度は耳にしたことがあった。
昨年の文化祭で、この体育館に集まった子供たちの前で、可愛らしい女の子と男の子の人形を抱えてステージに上がり、素晴らしいパフォーマンスを披露したまり子先生。
そのときに生徒たちが聞いた声こそ、この“アニメ声”だったのだから……。
946アレ??:2008/12/14(日) 15:29:18 ID:jNk0BsZY
「ホホホホホホ、ああ可笑しい!
お、お腹がよじれそうですわ、ホホホホホ……!」
「あははははっ、“シリ子” ……じゃなかった、パンティ・レッド!
なかなか良い芸を持ってるじゃないの!
アンタのオマンコが喋ってるとしか思えないよ、あはははは……!」
「こういうのって、花電車芸っていうんだっけ?」
笑い転げる仇敵たちに、パンティ・レッドは猶も“別の口”をパクパクと動かして呼びかける。
『わ、笑っていられるのも今のうちですっ!
鬼龍院蘭子とその手下どもっ!
あ、あなたたちだけは、絶対にゆ、許しませんっ!
あなたたちのご両親に代わって、この“パンティ仮面”が、きついお仕置きをしてあげますっ!』
その“アニメ声”を聞いた三國伸江(Z)がにやにやと笑いながら蘭子ら六人の前に出てきた。
「へえ! “きついお仕置き”って……どうする気なの?」
いつの間に用意したのか、その右手には、長身の彼女にはやや短めに思える竹刀が握られている。
その竹刀の柄には“桃井”と書かれていた。
それは、あの運命の第一試合で、伸江が桃井久美から奪い取った竹刀だったのだ……!
947アレ??:2008/12/14(日) 15:30:13 ID:jNk0BsZY
伸江の手にする凶器を見たパンティ・レッドだったが、彼女に怯む様子はまったくない。
“顔”に赤いパンティを被ったスタイル抜群の裸女は、相変わらずぐしょぐしょに濡れそぼった無毛の淫裂から花蜜を溢れさせつつパクパクと動かしながら、“アニメ声”で高らかに笑った。
『あ、あははははははっ!
こ、この“パンティ仮面”相手にそんな、う、薄汚い竹刀なんかが通用すると思うのですか?
お、おヘソがお茶を沸かしちゃいますっ!』
「“薄汚い竹刀”って、コレ“ちくび”ちゃんの愛刀なんだけどねえ!
まあいいわ、かかってらっしゃい!」
薄笑いを浮かべたまま、伸江は右手で持った久美の竹刀の剣尖を、パンティ・レッドの顔にピタリと向けた。
するとパンティ・レッドは、ぬらぬらと濡れた“別の口”を、くちゅくちゅと開閉させつつ“アニメ声”をはげました。
『し、竹刀など、“パンティ仮面”の前には割り箸も同然ですっ!
そ、その証拠に、あ、あなたごとき相手は、指一本も使わずに倒して見せましょう!』
948アレ??:2008/12/14(日) 15:31:17 ID:jNk0BsZY
驚くべき宣言をおこなった“顔”に赤いパンティを被ったスタイル抜群の裸女は、ステージ上を数歩下がり、伸江と3メートルほどの距離を置くと、すんなり伸びた両脚を大きく広げ、思い切り腰を落とす。
そして、両手を使って無毛の淫裂をパクパクと動かしながら“アニメ声”で叫んだ。
『く、くらいなさいっ!
ひ、必殺! “パンティ・スーパーバスト・ハイパーソニック”っ!』
同時に、両手を後頭部で組んで短い腋毛の密生した腋の下を晒し、激しい勢いで上半身を揺さぶりはじめる。
すると、パンティ・レッドのスレンダーな肢体にはアンバランスなほどの大きさと瑞々しさ、そして、ふっくらとした柔らかさを誇る、素晴らしい半球型の乳房が、ブルルン、ブルルンと物凄い勢いで揺れ弾みだした。
ペチペチペタン、ペチペチペチピタン!……
形良くボリュームたっぷりのまろやかな二つの膨らみが、それぞれ激しくぶつかり合い、不規則なリズムでマヌケな音を奏でる。
その音は、ステージ天井から何本も伸びる高性能集音マイクでしっかりと捉えられ、スピーカーをとおして全校生徒の耳に届けられていた……。
949名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 23:57:32 ID:rtI3BgKD
おお!ひと足早いクリスマスプレゼント!ありがたや〜。
うれしいのですが、またまた待ち遠しい時間の始まりでもあり、複雑な心境です。
できましたらお年玉もください。
950名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 09:55:46 ID:Zp8p5z4p
アレ??さん乙です
エロコント編もバトルに負けない読み応えですね!

次スレを立ててくださる方にお願い
このスレのアレ??さんの投稿をまとめてコピペしていただけませんか?
そのほうが読みやすいと思います
どうかお願いします
951名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 00:12:08 ID:a6X3dKx3
>>950

なんという他力本願
952名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 02:17:13 ID:bjd/bHY+
関係ないけど
ヌギスタってサイトいいね
953名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 20:15:27 ID:Zjt3TgG/
ヌギスタ 確かにストーリーが堕ちていく屈辱感いっぱいでいいのだが、女の子のスタイルや顔がいまいち
954名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 21:31:54 ID:KynWA4E8
あの凄い世界観にクラクラする
955名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 00:19:06 ID:DvJyGyTM
shine
956名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 20:42:24 ID:P5SDDN7u
ikiru
957アレ??:2008/12/21(日) 17:46:05 ID:Tf0bzFJe
ペチペチペタン、ペチペチペチピタン!……
汗の飛沫を飛び散らせ、豊かな双乳をブルルン、ブルルンと揺さぶり続けるパンティ・レッドは、両手を後頭部で組んだまま大声で叫ぶ。
「い、いかが?
“パンティ・スーパーバスト・ハイパーソニック”をくらった感想は?
こ、この衝撃波には耐えられないでしょう!」
しかし、必死に乳房を揺らすパンティ・レッドの正面に立つ伸江は
「あはははははっ!
ぜ〜んぜん効かないわ!
バカじゃないのアンタ! あははははははっ……!」
と笑いこけた。
すると、“顔”に赤いパンティを被ったスタイル抜群の裸女は、大げさに驚愕する。
「そ、そんな!
この“パンティ仮面”の必殺技が全く通用しないなんて!」
そして後ろを振り返ると、呆然と立っているパートナーに呼びかけた。
「パ、パンティ・グリーン!
私の隣にいらっしゃい!」
958アレ??:2008/12/21(日) 17:46:55 ID:Tf0bzFJe
「は、はいっ!」
パンティ・レッドの声にそう返事したパンティ・グリーンは、レッドの隣に並ぶと、しなやかな両脚を大きく広げ、思い切り腰を落とし、両手を後頭部で組んでレッドと全く同じポーズをとる。
(ま、まり子先生……)
(ま、真由子ちゃん……どうか、我慢して……)
今にも涙がこぼれそうな瞳と瞳を、哀しげに見交わした“パンティ仮面”二人は、呼吸を合わせて大声で叫んだ。
「ひ、必殺! “ダブルパンティ・スーパーバスト・ハイパーソニック”っ!」
すると、二人の裸女の四つの乳房が凄まじい勢いで揺れ弾みだす。
ペチペチペタン、ペチペチペチピタン!……
「ホホホホホホホ!
な、なにをしているのかしら、あのおバカさんたちは? ホホホホホホホホ……!」
「あははははははっ! 今度はダブルだってさ!」
「ひー可笑しい!
も、もうカンベンしてよぉ!」
プルルン、プルルンと乳房を揺らし続けるパンティ・グリーンは、憎みて余りある蘭子らが(爆笑のあまり)お腹を押さえて苦しげに身をよじっているのを見ると、隣のパートナーに呼びかけた。
「あ、あれを見て! パンティ・レッド!
と、とうとうやっつけたわっ!」
959アレ??:2008/12/21(日) 17:47:57 ID:Tf0bzFJe
その声に、“顔”に赤いパンティを被ったスタイル抜群の裸女は、ブルルン、ブルルンと乳房を揺らしながら、なぜか泣いているようにも聞こえる声で返事する。
「あっ、あたりまえです、パンティ・グリーン!
私たち“パンティ仮面”にか、かなう敵なんて、この世にいるはずないのですっ!」
しかし。
そんな二人の裸女につかつかと近づいた伸江は、“ダブルパンティ・スーパーバスト・ハイパーソニック”なる技で自分を攻撃中の“パンティ仮面”たちの頭を、無造作に久美の竹刀で
パコン!
ポコン!
と叩いてツッコミをいれた。
「いつまでバカ丸出しのヘンタイダンスを踊ってれば気が済むの!
いい加減にしなさいよっ!」

観客席でその一部始終を見つめる全校生徒たちは、すでに悲しみや怒り、絶望などとうに通り越して、目の前で展開されるエロコントをただ呆然と見つめていた……。
960アレ??:2008/12/21(日) 17:48:57 ID:Tf0bzFJe
叩かれた頭を両手で押さえてうずくまった“顔”にパンティを被ったスタイル抜群の裸女二人は、大げさな驚愕の表情を浮かべて叫ぶ。
「そ、そんな! “ダブルパンティ・スーパーバスト・ハイパーソニック”が通用しないなんて……!」
「レ、レッド、どうしましょう?」
おろおろしているパンティ・グリーンに、パンティ・レッドは焦り気味に答えた。
「だ、大丈夫です、グリーン!
私たちには、まだ“あの技”がありますっ!」
そして、再び伸江と距離をとり、両手を後頭部で組んで短い腋毛が密生した腋の下を晒し、すんなり伸びた両脚を大きく広げ、思い切り腰を落とす。
すると、それと察した“顔”に草色のパンティを被った裸女は、レッドの真後ろに立つと、その両手をパートナーの腋に添えた。
これで準備が完了したのだろうか、パンティ・レッドは、あきれ返った顔の伸江にむかって大声で叫んだ。
「わ、私に“この技”を遣わせるとは大したものと、い、いちおう褒めてあげます!
で、でもこれであなた達もお終いですっ!
く、くらいなさいっ!
ひ、必殺! “パンティ・ダイナマイトボディ・ウルトラスクリーム”っ!」
その声と同時に、レッドの背後に立つグリーンが、両手を後頭部で組んでいるパートナーの、短い腋毛が密生した腋の下をコチョコチョとくすぐりはじめる。
「ウ、ウヒヒヒヒヒィ!……ムヒョオホホホヒョ!……」
すると、パンティ・レッドは、豊かな乳房をブルルン、ブルルンと揺れ弾ませるだけではなく、両脚を大きく広げたスレンダーな肢体をクネクネとくねらせながら泣き笑いはじめたのだった……。
961アレ??:2008/12/21(日) 17:50:00 ID:Tf0bzFJe
>>949さん
お待たせしました。

>>950さん
私もそう願っています。
半年もお休みしてしまったこともあり、このスレへの投下はホントに少なかったんですよね。
読みやすさを考えてくださって有難うございます。

今年はこれで最後です。
皆さん、良いお年を!
962名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 23:42:02 ID:kgbAi+on
年内は諦めていたのでビックリ!今年もたくさんのプレゼントをありがとうございました。
アレ??さんこそ良いお年を! まり子先生の大ファンより
963名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 03:05:47 ID:ir71Co13
次の展開は無いのかね
蘭子への復讐等
964名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 19:33:45 ID:7BKQdDZn
>>963

蘭子はドミネートなんて生ぬるいから
法的に抹殺してもらいたい
965名無しさん@ピンキー:2008/12/28(日) 23:55:12 ID:+BlYLbhe
伝聞だがあらゆる作家が一番苦心するのは魅力的なヒーローやヒロインではなく
「こいつだけは絶対許さん」と万人に思わせるような魅力的な悪役を創り出すことらしい
その点この小説は大成功しているよね

966名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 06:33:27 ID:RnS6cODQ
結構許せるんだけどな。

967名無しさん@ピンキー
>>965
それはあくまでも一般的な小説や映画の場合。
SMの場合は、美女を責め嬲る悪役のほうがファンの夢を叶えてくれるヒーロー。
つまり・・このSSの真のヒロインは蘭子様だったんだよ!!