1 :
名無しさん@ピンキー:
オリジナル・二次創作を問わず、男一人対女複数をテーマにした物語を書くスレです。
基本的には複数プレイや、そこに持っていくまでの過程を中心にしたいですが、
二股三股等、とにかく男一人が複数の女性と関係を持つ話もOKとします。
・∀・)スキ(・∀・)スキ(・∀・)ダイスキ
(・∀・)スキ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(・∀・)スキ(´∀` )<ハーレムはいいぞ。語れ!
(・∀・)スキ( ) \_____
(・∀・)スキ| | | (・∀・)スキ
(・∀・)スキ(_(_) (・∀・)スキ
(・∀・)スキ(・∀・)スキ(・∀・)スキ
外部リンク集 ハーレム小説リンク集
ttp://www11.plala.or.jp/FX_junkyard/harem.htm
2 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 12:38:29 ID:4SW7e3xD
3 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 12:46:23 ID:89ua6UkR
ああ、U-1ですか?
5 :
とくめー:2006/06/14(水) 17:55:22 ID:rLHwGoS1
乙です
>>1お疲れ様です
グロ系の作者が一人嵐に堕ちました
よそのスレですが漂着注意
特徴はあげと萎えレス
発見じはスルー願います。
そしてスレの発展を願い
ワッフルワッフル
即死ってありましたっけ?
保守でワッフルワッフル
新スレに移行した記念ということで一つ紹介してみる。
「BornClunkers」の「夏色塾 〜知りたいことがとまらない〜」
塾の講師の主人公が教え子二人と親戚の女の子と関係する話。
炉なので注意
あそこならむしろマムズバリボーを紹介するべきじゃ。ガイシュツだっけ?あほらしい主題歌がきらりと光る
月曜日は、気が強くて、それでいて家庭的な三月(ミツキ)と新婚さんエッチ。
火曜日は、乱暴者だけど実は寂しがり屋な流火(ルカ)を公園で放置プレイしたあと、たっぷりと愛してやる。
水曜日は、大人しくて気弱な那水(ナミ)をM調教して、性奴隷として犯しまくる。
木曜日は、優しくて癒し系巨乳の夕木(ユキ)に、ソープ系のテクで奉仕させる。
金曜日は、遊び人にみえて実は純情な紗金(サキ)と深夜の繁華街で青姦。
土曜日は、ようやく△学生になったばかりの土萌(トモエ)とスク水プレイ。
日曜日は、まだ○学生の日曜子(ヒヨコ)を含む、実の娘7人全員と盛大な8P。
友達よこれがわたしの一週間の仕事です。
テュリャテュリャ テュリャテュリャテュリャテュリャリャー テュリャテュリャテュリャテュリャーリャー
こーゆーの、だれか書いてくれないかなぁ。主人公(男)は7人姉妹の父親。
日曜子は、濡れたパンツもあったかいでしゅら、とか言い出すスケベで明るい女の子。
以下、てきとーに考えたプロット。
母親が昔(日曜子を産んですぐ)に死んで、父親が男手ひとつで7人姉妹を育ててきた。
だから姉妹全員お父さんが大好き。
だが、父親は性欲が強すぎる体質があり、年頃の娘達にそれを向けないように、風俗や自慰で何とか凌いできた。
母親代わりでがんばってきた長女の三月が父親の自慰を目撃し、不憫に思って自分の体を差し出す。
自分も父親が大好きだし、風俗に行くお金もいらなくなるので家計も助かる、と考えての行動。
父親は、娘の誘惑に葛藤するが、彼女の気持ちを汲んで、とうとう関係を結ぶ。
それを次女の流火が目撃し、事情を聞く。姉にばかり負担をかけたくない、自分も父が好きだから、と関係を求め、ローテーションに加わる。
それを三女の那水が目撃(以下略。日曜子まで繰り返す)
こうして、父親と娘達の関係が出来上がった。
しかし、父親は、いつまでもこのままではいけない、と思い、再婚を決意する。
自分が持っている会計事務所に勤める若い女性、休美(やすみ)と交際を始める。
休美は、彼の娘たちとも仲良くしたいと考えていたのだが、彼女達は自分達から父親を奪おうとする休美を嫌う。
そして娘達は、父親と自分達の関係を休美に暴露し、彼女を追い出してしまう。
ショックに打ちひしがれる休美。
そして彼女は、街で日曜子と出会う。休美から逃げ出す日曜子だが、誤って道路に飛び出してしまう。
車に跳ねられそうになる日曜子だったが、休美がそれをかばったおかげで無事助かる。
しかし休美は瀕死の重症。駆けつけた父親、娘達は輸血を求められる。
身を挺して妹を助けてくれた休美に、娘達は罪悪感を抱き、輸血に協力する。
数ヵ月後、休美が無事退院、わだかまりの消えた娘達と合わせて9P。
休美を新しい母親に迎えて、大団円。美しい家族愛。
でも今度は、女が8人に増えたおかげで、一週間のローテーションをどうやって組むかでケンカが始まりましたとさ、どっとはらい。
みたいな感じ。
曜日と共に妻を変える(女を亭主を変える)って話星新一であったな。
全然ハーレムじゃあ無いんだが。
↑みす(´・ω・`)
×女を亭主を変える
○女も亭主を変える
漏れが知ってるのは岬ケイゴ(漢字失念)。
パラレルワールドのからみで曜日ごとに妻が変わる。
同じくハーレムじゃなくってスマソ。
つうか、だれも名前のことをつっこんでやらんのか?
日曜日が日曜子なら、月曜日は月美だろうに。
三月と月美にどれほどの差が……?
まとめサイトのひっぱろにあるやりたい放題〜(二次MC)がハーレムに含まれるなら、そこの下にあるBBS劇場過去ログの催眠術もハーレムだと。
ちなみに続きは現行ログに完結まである
>>25 催眠術よかったよ。村越出てくるんじゃないかとどきどきしたんだが、よかった。
mc好きな自分としてはかなりツボな作品でした。
最近の双恋スレは両方と付き合う事よりどっちか一人と付き合うとかオリキャラ
と組ませようとする傾向にあるからイマイチ好きになれないなぁ。
男なら二人(かそれ以上)一緒に面倒見てシアワセ〜が王道じゃろ。
知らないで寝取られ作品を読んでしまうと自分で自分に殺意
を持ってしまうナ。なんでこんなモノ読んでるんだ俺はっ!と。
31 :
28:2006/06/18(日) 18:45:19 ID:N60hgVN0
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめ(ry
「ヒロイン寝取り」じゃなくて「ヒロイン寝取られ」でした orzサイアク
>>29氏に言われて誤記に気が付いたよ。鬱勃起する趣味なんてナイヨ。ラブラブハーレム大好きだよ。
NTの投稿掲示板を言い出すと、
夜華系列のサイトを結構引き出さなきゃならんようになるからやめといたほうがよくね?
なんで?
此れは未だ紹介されていないと思うが・・保管庫管理人さん如何でしょうか?
「えろちか千夜一夜」の中の「名門女子校は親子丼食べ放題。」
tp://www.ermitage.jp/~erotica/cgi-bin/sdoc.cgi?page=diary/diary&num=69
男の先生が生徒、母親、女教師など数百人の女性と関係を持つ話です。
ざっとだけど
>>35を流し読みしてみた。
62歳処女のババァはないだろ、さすがに。
もちろん、エルフの62歳じゃなくて、普通の人間バァちゃんね。
そろそろ前スレ二作品が恋しくなってきた(´・ω・`)
じゃあちょっと俺の質問に答えて時間潰ししてくれ
このスレ的に
・淫乱なお姉さん系(非。NTRとかは無し。一途)
・池沼気味のロリ(処。言語障害みたいなの持ってる子)
・僕っ子主人公(♂。十代くらいの真面目な少年)
これはあり?教えてエロい人達
今両氏に触発されて何か書こうかと思ったんだけどちょっと気になった
いろいろ初めてなんだ。小説も、エロパロも
多分、ファンタジー系になる。キュンキュン氏と方向性が被るとアレなのでこちらは
ちょっと真面目な感じで書こうかと思う
その程度なら聞くまでもないだろう
最近、静かだなぁ…また、ハーレム作品紹介して場つなぎしようかな(ボソ
時に、ココを楽しみにしてる人って他にどんな属性を持ってるんだろうか?とか思った
自分は、寝取られ・輪姦(男多数→女1人or複数)・救い様の無い陵辱とかはNG。
逆に、男が1人でさえあれば読もうと思えば大抵のジャンルを読めてしまったりする。
男1人でも、相手の女性に執着しないようなのは苦手だけども。
同じ嗜好を持つ人なら、その人の他の嗜好も楽しめるんじゃないかと思って聞いてみたいと思った。
浮上させておく
>>40 ビッチ(二見BBのツンデレとか)、陵辱、ポイステ破滅、下げ渡し。
以外ならひゃhh、
>>38 ガンガレ蝶ガンガレ。ただショタが主人公でなく♂X♂なら要トリップな?フタでも必要だからさ
>>41 ちょ、ズレて、でもヤれるならガンがってくださいませ
>>39<(_ _)>
やっぱハーレム形成するのなら自分の「モノ」になった女性に対する
執着心は必要だよな。
おいらもNTR、輪姦、レイプ(逆も含む)は不可やな。
調教の一種としてのプレイ風の陵辱(了承済み)ならOKだども。
輪姦乱交、寝取られ、ヤリ捨ては不可。特に後ろ二つ。
陵辱はあんまりキツ過ぎなければ可。寝取り万歳。
良悪問わずハーレムの女への執着が無いのは論外。
じゃあそろそろ、今夜中に投稿します。
キタ━━━(゚∀゚)━━━????
輪姦、NTR、陵辱、ヤリ捨て、流血沙汰(破瓜除く)、極端なロリ(それこそ1桁とか)、鬱エンド、レイプ。この辺がアウト。両者合意の上でのソフトSMは許容範囲内。
結局のところ愛が無きゃ駄目なんだよ。
よしっ!
>>46通り投下すっぞ!
エロ特化の幕間だっ!
夜。
まだ俺の旅が始まってから一週間も経っていない。
ここがこの世界に来てから初めてやってきたコミュニティだ。
それまでは森の中をずっと歩き続け、夜はもちろん野宿。
固い地面に寝馴れていない俺にとって、ベッドはなによりも恋しいものの一つになっていた。
ようやく人のいる場所につき、宿屋でベッドに眠れることに密かに胸を躍らせていたのだが……。
正直、この扱いってどうよ?
確かにさ、宿屋の部屋の数が足りなかったっていうのはわかる。
男の俺が、女性と同室に泊まることはできないってのもわかる。
だけど、これは流石にやりすぎなんじゃないでしょうか?
今、俺は村の木に縛り付けられています。
おまけに猿ぐつわも噛まされています。
いくらなんでも酷いんじゃないでしょうか?
そりゃま、俺なんてクソの役にも立ってない上、素性もわからず挙動も不審な怪しい男ですよ。
川でみんなが水浴びしているところを、知らないとはいえ近づいたりしました。
ええ、不覚にも、そこいらに転がっているようなシチュエーションですが、うっかりみんなの裸を見てしまいました。
だけど、正直、これはないんじゃないかと。
社会的に人生終わるようなことではあれど、物理的に人生終わらすほどの大罪じゃないと思うんですけど?
俺だってそのとき、十二分に報いを受けたじゃないですか。
ただ俺は不運で不注意だっただけなのに、みんなして「俺が死なないように、できるだけ苦しむように」殴って。
うう……かくも厳しい道を経なければ、栄光にたどりつけないというのかッ!
なんとか、この村に野党やら危ない野生動物が寄りつかないことを全力で祈りつつ、俺は必死に眠ろうとしていた。
眠らないと明日に響く。
例え、体を縛る縄がきつく食い込んでいても、眠らねばならない。
さもなければ、またレフレさんのザオリクに頼ることになってしまう。
「……ううううう」
しかし、残念ながら俺の祈りは通じなかった!
くそう、神様。
今回という今回だけは本気で呪い殺してやるぞ!
目の前に突如現れた灰色の獣。
口から涎を垂らし、威嚇するようにうなり声をあげている。
お、狼だッ。
い、いや、ちょっと待て!
狼は人を食べないって犬神さんちの明さんが言ってた!
ほ、ほ乳類の頂点に立つ人間に敬意を払ってるって言ってた!
人間てクソマズイからほとんどの生き物が人間なんて食わないって言ってた!
しまった、ここはファンタジーの世界だ。
あらゆる論理はここでは通じないと疑ってかからないと痛い目に遭うんだった!
第一ウルフガイの人の言うことを全部信じる俺も少しどうかしてた!
落ち着け、落ち着け、俺。
落ち着いたら、何かいい策を思いつくかもしれない。
はっ、そうだ! センヴィーだ。
今は夜で誰も見ていない!
センヴィーを魔法の小瓶から出して、この狼を倒して貰おう!
……あっ、しまった!
俺、木に縛られているんだった!
腕が動かな……。
蝶、ピンチ。
「う、むぅ! むぅぅぅ!!」
狼に〜食われたら〜、ザオリクが〜、効きません〜……。
狼は一際大きく咆哮し、涎を辺りに撒き散らして、俺に飛びかかってきた。
大声を上げて助けを呼ぼうとしても、猿ぐつわをつけられていてくぐもった声しか出ない。
こ、こうなったら……る、るーるるー、るるーるるー。
歌だ! 歌を歌えばきっと世界は救われる!
なんでか俺もわからないけど、マクロスの人も歌を歌って救われた!
だからきっと、歌を歌えばいいんだ。
うふ、うふふ!
そうだ、歌だ、あはははは!
見える、見えるぞ、何かが見える!
海だ、海が見える!
変な白い巨体が横たわってる、赤い海が!
あーはっはっはっは!
「危ないッ!」
俺が現実逃避しているときに、またもや助けが入った。
ああ、お袋さま、今日もまた生き延びることができそうです。
決して無事平穏とは言い難いですが、何とか。
一瞬、精神が異次元にワープしたけど!
ルーちゃんが狼に向かって飛びかかり、手に持っていた小刀で狼の首に穴を開けた。
ぶしゅ、ぶしゅと血が飛び散り、狼は悲痛な声を漏らしながら、絶命した。
本当、ルーちゃんには助けられっぱなしだな。
もうルーちゃんには足を向けて寝ることなんてできねぇ。
た、助かった……。
何度も死ぬような目に遭い、何度か実際に死んでいるが、この恐怖感だけはぬぐえない。
「大丈夫だった!?」
ルーちゃんはそう言って俺を縛っていた縄を、血まみれのナイフで切った。
束縛から逃れて、どっと体が前のめりになる。
倒れそうになったところを、ルーちゃんに支えられる。
う……かっこ悪い……。
ルーちゃんは無言で、俺の頭の後ろに手を伸ばして、猿ぐつわを外してくれた。
「……はぁはぁ……」
苦しかった……ストレートに肺に入る空気が心地よい。
「大丈夫だった?」
何度目かの科白を聞く。
俺は、恐怖によって少し虚脱状態になりながらも、小さな声で「大丈夫」と答えた。
「まさかこの村にまでモンスターが出てくるなんて……」
村にモンスターなんて普通でないらしい。
よくよく考えてみれば、あんな狼のモンスターが夜に出てきているのならば、
この村の人達は、勇者率いるパーティに討伐を依頼していただろう。
昼間の、あのモンスターの群れにしろ、本格的に狙われているようだ。
「ごめんね。事態を甘く見てた……」
それ以前に、水浴びしているところを覗いていた(本当は覗いてないけど)とはいえ木にくくりつけるのはどうかと思う。
ルーちゃんは、俺がここに縛られるときに最後まで反対してくれていたけど……。
はぁ……ダメダメだぁな。
結局、不運が原因だとはいえ、己の身からでた錆びみたいなモンだ。
何度も昇天しているがゆえ、自分の命を軽く見てしまう節がでてきてる。
このまま、死に対する恐怖を感じなくなってしまったら、もうお終いだろう。
これからは、本気で命を守ろう。具体的にはレフレさん辺りから。
「ありがと。助かったよ」
いつまでもルーちゃんにもたれかかったままだとカッコワルイ。
ちゃんと二本の足で立ち、精一杯の虚勢として髪をサッとかきあげた。
まあ、こんなことをしたところで男の威厳なんて何もないだろうけど、一応、念のため。
「……」
月が明るく辺りを照らしている。
現代日本の都会とは違い、満月の夜は結構明かりが無くても見える。
ん?
「ど、どしたの?」
ルーちゃんの目元に、月の光を強く反射するものがあった。
ルーちゃんがまた泣いている。
「う、うん……また、守れなかったなあって……」
「は?」
「今日も……ボクが君を守るって言ったのに、結局、守りきれなかった」
ああ、村につく前の話か。
そういえば、モンスターに襲われたとき、守ると言われたけど、
結局、俺は死んじゃった。
いつも通り、レフレさんに殺られて。
やれやれ、ルーちゃんは泣き虫だな。
まあ、人が死んだときってのはこういうのが通常の反応なのかもしれないが。
むむ……俺自身、俺の死に無頓着になっているから、正常な反応を異常と感じてしまう。
だけど、一々気にしていたら、それこそ俺の精神がおかしくなってしまうし。
いい加減な性格であるから救われていることもあるわけで。
まあ、どうでもいいや。
嗚咽を漏らしながら、泣き始めたルーちゃんの頭をぽんぽんと触った。
「気にしてないよ」
そういう問題じゃないことはわかっているが、
俺としてはルーちゃんが約束を果たせなかったことを責める気はないし、
第一責めるような立場でもない。
けれど、うまい慰めの言葉が思い浮かばず、とりあえずここらへんで勘弁してもらいたい。
「でも……」
やれやれ、面倒くさい子だ。
ルーちゃんの体を引き寄せ、そっと抱きしめた。
狼の血のにおいがツンと鼻を刺激する。
「俺は、感謝してるよ。
実際、どうやっても現世に復帰できない死に方をしているところを、何度も救ってもらったし」
「で、でも……生き返れる、って知ってても、死ぬのって、怖いでしょ?」
……うん怖い。
「正直なことを言うと、何も覚えてないんだよ。
怖かった、なんて思っていたのかどうかさえもあんまり覚えてない」
前置きに反して、嘘をついた。
死ぬ寸前は、超怖い。
ザキとかザラキとかかけられると、時折見てはいけないものを垣間見てしまう。
あ、だめだ、考えるな、俺。
そ、そのことは封印すべき記憶だった。
……ふう、忘れた。
今、何を考えていたんだっけ?
「だから、さ。あんまり気にしないで欲しいんだよ」
俺の精神衛生上において、気にされると、ちょっと重荷に感じてしまう。
なんだかんだ言って、レフレさんが殺るにしろ死ぬのは俺の責任であるからだ。
やっぱり、体を鍛えよう。
ザキを喰らっても死なない体になるように。
……それは無理か。
「……」
しばし無言のまま、二人は抱き合った。
月夜に、返り血を浴びた男女二人が密着している光景は、さぞ猟奇的だっただろう。
村の人達が夜になったら誰も起きていないことは僥倖だった。
「……あの、ね」
「ん?」
「ちょっと、今、いいこと考えちゃったんだ」
ルーちゃんが俺の胸に顔を埋めながら言った。
やや鼻にかかった声を出していたが、もう泣いてはいないようだ。
「何?」
「ボクが、勇者だっていうことはもう言ったよね?」
「ああ、聞いたよ」
ルーちゃんは勇者だそうだ。
ピアトーユ王国というところの、代々勇者の名を馳せてきた家の一人娘。
娘であり、若くもあったが、才覚溢れ、剣術、槍術、斧術、その他格闘技能全般、
戦術学問、魔法学問、その他色々な学問においても秀逸な成績を残し、
勇者の家系、ドラコノ家の中でさえ希代の勇者と呼ばれているらしい。
変なババアが「お主が勇者じゃ」とか言って、任命された俺と何もかも正反対だね。
この話を聞いたとき、とんでもない人に手を出してしまったとビビったが、
当のルーちゃんは、ニコニコ笑いながら、俺のことを慕ってくれているので、
あまり深く考えて、ルーちゃんを不安がらせるのはやめた。
「実はね、みんなには知られていないことなんだけど。魔王が復活したんだって」
俺は、少し戸惑いながらも相づちを打った。
ババアに言われて知っていたことではあったが、
俺は一応記憶喪失状態ってことになっているので、悟られるわけにはいかなかった。
「……どうしたの? 驚かないの? 魔王が復活したんだよ?」
「い、いや、ビックリ……あ、そうだ。お、俺記憶がないからいまいち実感がわかないんだけど……」
実感がわいたとしても、俺、何度も死んでいるから、そんなにびっくりしないな。
「そう?」
するとルーちゃんは何故かトーンダウン。
なんで?
怖がってた方が良かった、なんてこたないだろうけど。
「ま、いいや。あのね、それでね。ボク、すっごいこと考えちゃったんだ」
「うん、何?」
ルーちゃんが俺の体から顔を離した。
見上げるように見ているルーちゃんの顔。
少し赤くなっているように見える目に浮かぶ瞳には、月と俺の顔があった。
なんとなく、ぞくりとした。
ルーちゃんが考えた、すごいこと、が何なのか。
それは推測できなかったが、
ルーちゃんはただ、何とかして俺を喜ばせようとそれだけしか考えていないように見えた。
「あのね、ボクね」
「お……おお」
「君のために世界を救うよ」
ニパッと笑い、そう言った。
え? ……はい?
頭がちょっと思考能力低下させちゃった。
「誰でもなく、何でもない。ただ君のために、世界を救うよ」
……まいったな。
なるほど、それで。
ちくしょう、かわいいじゃないか、ちくしょう。
ババアに勇者として召喚された俺に、そのことを言うのはちょっとした皮肉だけどね!
「あ、あれ? どしたの? 驚かないの? 君のために世界を救うんだよ?」
「え? 驚いてるけど?」
「むー……」
なんだか納得のいかない様子。
これでも心臓がバクバクしているんだけど。
恋人が勇者だったら言われてみたい台詞のナンバー1に輝くであろう言葉を言われ、
興奮しない男なんていない。
「むー……飛び跳ねて、ありがとうって言ってキスしてくれるかと思ったのにー」
……誰やねん、俺。
そんなアホ丸出しの人じゃないわい。
「キスして欲しかったの?」
「え? う、うん……まぁ……ね。恋人にだったら、キス、してもらいたいと思うのが普通だよ」
一瞬、ルーちゃんは苦い顔をした。
何かに怯えるような、そんな目をしてこっちを見上げてくる。
「え、っと……ボクと君との関係って……恋人、でいいのかな?」
「じゃないの?」
「……いいの?」
何を言っているんだろう?
一応、ルーちゃんは俺のこと好きだし、俺も好きだ。
彼氏彼女の関係を一歩先行く関係かと思っていたんだけど、何か問題が?
「俺としては、そういう関係の方がいいなあ、なんて思っていたけど。何か問題でも?」
「え……えぇっと……その……センヴィーさんのこと……」
「……あ」
しまった、忘れてた!
このパーティでハーレムを作ることが俺の目的だった!
確かにとっても魅力的だが、ハーレムを作らねばならないとババアが言っている以上、
それに従わなければならないだろう。
うん、ババアが言っていたから。
だから、俺が個人的にハーレムを作りたいとか、そういう風に思っているわけじゃないぞ。
ナツメとにゃんにゃんプレイしたり、バカエルフを組み伏せて従わせてみたり、
寡黙なティーに羞恥プレイしたり、レフレさんの巨乳で俺の巨根を挟んでもらったり、
クーヤたんとアクロバティックプレイしてみたり、アルさんのデレを堪能したり、
姫様と禁断の恋プレイしてみたり、姐さんに「あぁっ、主殿……」と艶やかな声で言って貰ったり
してほしいわけじゃないよ? 本当だよ? 本当にだよ?
……ごめん、また嘘ついた。
「せ、センヴィーも恋人だよ。うん、ルーちゃんも恋人。二人恋人。もっと増えるかもなあ……」
遠い目にして、言った。
「そ、そういうの……ボク、あんまり、いいものだとは……その、思わないんだけど」
ルーちゃんは恐る恐る、上目遣いで言ってきた。
まあ、普通は、そうなんだろうなぁ。
ルーちゃんの気持ちもよくわかる。けど……。
「……それは、「ボクのことはいいからセンヴィーさんを幸せにしてあげて」って言っているの?」
「そ、そうじゃないよ! そんなんじゃないよ!
な、なんで、そんな意地悪を言うの!? 分かっているくせに」
「じゃあ、センヴィーに「悪いけど諦めてくれ」って俺が言わなきゃならないのか?
ああ、かわいそうなセンヴィー。俺も愛していて、あいつも俺のことを愛してくれているのに、
状況が二人を許さず、捨てられていく……」
「やめてよ!」
うわ、罪悪感がじわじわ押し寄せてくる。
ルーちゃんの方が確かに言っていることが正しくて、俺の方が間違っているのだから。
それを無理矢理説得させようなんて、ねえ。
例えお天道様が許しても、俺の良心が許さねぇ。
「……逆の立場になったら、ルーちゃんだって嫌だろう?」
「で、でも……」
「なあ、俺に一つ任せてくれないか?
見た目通り、情けなくて、取り柄もなくて、よく死んでる俺だけどさ。
なんつーか……その、二人を幸せにする自信はあるんだ」
また嘘ついた。自信なんてこれっぽっちもない。
だけど、自信があるかないかじゃなくて、こういうのって、やるかやらないかだと思うのよね。
大口叩いて、逃げ道塞いで、もう前にしか進めないようにしてやろう。
そして、進退窮まって、投下予告出したのに、夜、眠くて寝ちゃうんだ。
……何をわけのわからんこと考えているんだ、俺。
「だっ、だからさ。お、俺に任せとけ!」
もう何がなんだかわからなくなって、ビシィと言った。
ふはは、そうだ、俺は勇者だったんだ!
な、何一つ怖いことなんてないさ!
あはは! あははははー!
お、俺に任せとけ! よっ、俺、おっとこまぇ〜!
「……」
俺の啖呵を聞いたルーちゃんは、ぽかーんと口を開けて俺を見ていた。
何言ってるの、このバカ、とでも言いそうだ。
言われたらごめん、俺、手首切って自殺する。
「よ、よっ、カツキ君、おっとこまぇ〜」
……勇者同士、俺とルーちゃん、テレパスみたいなものがあるのか?
俺の背中をばんばんと遠慮無く叩き、憎いね憎いね、と続けて言う。
オヤジですか、アンタは。
「いやあ、流石にボクの惚れた男だねっ! 人間とは思えない甲斐性持ちだなんて!
でも、言葉違えたら、殺すよ」
ひっ! る、ルーちゃん、目がマジなんですけど……。
「あ、ああ、し、死ぬ気で頑張るから、そこんとこヨロシク」
「ん、頑張ってくれたまえ。応援してるよっ。でも、いまいち信用ならないなぁ〜」
「……どうしたら信用してくれるのかね? 俺の勇者様は」
「キスして」
「誉れ高き勇者様の信用を勝ち取るのにキスだけなんて、随分安いね」
「まあそりゃあ、誉れ高き勇者様の信用はキスだけで手にいられるもんじゃないよ。
でもね、恋する乙女の相手なら、愛する人のキスだけで、信用だけじゃなくて心まで奪えちゃうんだよ」
くそう、なんだその恋する乙女思考は。
なんだかとてつもなく負けたような気がするぞ。
く、くやしい……ビクビクッ
「んっ……」
ロマンチックに言うならば、虫の鳴き声に包まれて、月の光に浮き彫りになった二人の影が一つになった、
っていうんだろう。
でも実際には、辺りにいる虫の鳴き声はお世辞にも上品なものじゃなかったし、
片方は狼の血にまみれている状態での、接吻だった。
まあ、現実はこんなもんさ。
それでも、気分は高まるのだから不思議なもんだ。
頭の中にあった自制心とか理性とか、そういうものが、一気に吹き飛んだ。
狼の血のにおいに混じって、ルーちゃんの汗の匂いを感じると、とてつもなく彼女のことを欲してしまう。
それはルーちゃんも同じようで、激しく吸い付いてくる。
あまりにも激しすぎて、男の俺が押し倒されるところだった。
「……んっ」
ようやくルーちゃんが首を離してくれた。
だらんと銀色の糸が二人の口に繋がっているのが、とても淫靡に見える。
ルーちゃんは、んふふ、と笑って、その糸を舌で巻き取るように動かした。
「惚れ直しちゃったぞ、この、この」
肘でつんつんと胸を突かれる。
調子に乗っているように見えるけど、顔を真っ赤にさせて言っている。
照れ隠しがむしろ返って裏目に出ていた。
「ね、もう一回、いい?」
「With pleasure」
「……え?」
無意味に横文字なんて使ってみる。
意味が分からなかったのか、きょとんとしているルーちゃんの唇を、今度はこっちから奪った。
驚いて、ルーちゃんの目が大きく開かれたが、じきにとろんと垂れて、瞼が閉じた。
そのタイミングを見計らって、ばっと離れ、そのまま後ろにダッシュ。
「へっへーん、勇者様から大事な大事なキス奪ったぞ〜」
思いっきりおどけて走り出す。
さっきまでずっとやりこまれていたから、せめてもの反撃だ。
ものすごい子どもっぽい。
だが、それがいい。
「こ、こらー! 返せー!」
きょとんとしていたルーちゃんも、ジョークに気が付いたのか、ノリノリで追いかけてくる。
民家がすぐ近くにあるので、二人とも小声だ。
ルーちゃんはすぐさまおどけて逃げる俺を追いかけてきて……って、速!
割と本気で走っていたので、20メートルくらいの距離があったのに、
0.5秒とかけず、その距離を縮めた。
びょ、秒速40メートル……に、人間じゃねぇ……。
100メートルを走って、記録は2.5秒。
カール・ルイスもがっくしだ。
しかもどうみてもおちゃらけていて、本気で走っていません。
今更だけど、ここはやっぱり俺の世界の物理法則が色々通じないみてーだ、アハハハハ!
「捕まえたっ!」
全力で逃走したのも虚しく、ルーちゃんに捕まってしまった。
しかも、腕を捻り上げられて。
海岸線で「あはは〜ボクを捕まえて〜」「よし、捕まえて食べちゃうぞ」というシチュエーションの場合、
ルーちゃんを捕まえられるのは、ルーちゃんが地球を一周してきた瞬間だと思う。
げに恐ろしき、異次元の世界!
「勇者様の大事なキスを返せ! この小悪党!」
ズゴアーン……。小、小悪党……。
ちょ、ちょっと目の前がクラッと……。
おふざけとはいえ、魔王って言われたかった。
「んふふ……食べちゃうよ」
んで、結局押し倒されて、唇を蹂躙されまくった。
近くの木に寄りかからされて、俺の頭が押しつぶされそうなくらいルーちゃんは
頑張って俺の口の中に舌を入れてくる。
え? お、俺が受けなの?
い、いやまぁ、俺が受けでもかまわないけどさ。
むしろカモーン、だけど。
……ルーちゃんが謝って、俺を殺さない限り。
前例があるだけにちょっとトラウマ。
「んっ……」
引き抜かれたルーちゃんの舌が、そのまま俺の顎へと伝う。
カミソリが荷物の中に入っていたので、ちゃんと毎日ヒゲを剃ってある、つるつるの顎に舌が這っていく。
なめくじが這ったかのようなぬめりが顎中に広がると、次は首の下へと移る。
「気持ち……いい?」
ルーちゃんが聞いてくる。
うっ、その上目遣いは反則だよ。
首を縦にふるしかないじゃないかい。
俺は情けないながら、その通りだ、と首を振った。
「んふふ」
ルーちゃんは相変わらず、とろけそうな笑みを浮かべて、そろそろと膝立ちで下がった。
「ね? せっくすしよっ。ボク、もう限界なんだ……」
ルーちゃんはそういって、ズボンに手をかけ、一瞬前のめりになった。
膝元まで下ろされたズボン、パンツには銀色の糸がゆっくりと垂れ、
秘部を隠さないようにと、ルーちゃんは上着の裾を手で持っていた。
黒い陰毛に粘性のある水滴が付着し、その奥には……。
うっ……チンコ勃ってきた。
「あ、ちょっと待って」
俺は咄嗟にとあることを思い出して、首に手をかけた。
首には、さっきルーちゃんが舐めた感触と残滓が残っており、ぬるりとしていた。
俺の指先が鉄の鎖を見つけ、そのままそれをたぐり寄せようとしたとき、その手をルーちゃんに奪われた。
「え?」
俺はセンヴィーを呼ぼうとしていたのだ。
首にかけたネックレスについているのは魔法の小瓶。
フタを外せば、なんとかの猟犬よろしく、虹色ならぬ銀色の煙が噴出し、
いまかいまかとビンの中で出番を待ちわびているセンヴィーが現れる。
ビンをコルク栓を軽く外すはずだった手が、今、ルーちゃんが主導権を握っている。
おおよそ信じられないことではあるが、俺の手首を掴んだルーちゃんは、
それをそのまま自分の股間へと導いていた。
俺はその奇態にびっくりして手を引っ込めようなどという、「愚かな」の一言に尽きるようなことをしようとしたが、
そこはルーちゃん、流石にしっかりしている。
というか、がっちりしている。
俺の腕は、比較的強い力で引っ張ったはずなのに、ぴくりとも動かなかった。
ただ、俺の肘関節が軋んだだけだった。
どういうことかと説明すると、赤ん坊が大人の手を引っ張っても大人の手はびくともしないだろう、
と、そういうことだ。
つくづく、男のプライドとかをいともたやすく粉砕してくれる世界だな、ここは。
などというどうでもいい不満は、一瞬にして吹き飛んだ。
指先に感じるざらざらとした感触。
後に、何か柔らかいものにとって代わられ、繊細な神経が幾多にも走る箇所に熱さを感じた。
今度こそ本当に情けないことに、びっくりして手を引っ込めようとした。
全身全霊を持って、だ。
しかし、それもルーちゃんの、快楽混じりで、本調子でない手の力によって阻止された。
ち、ちくしょう……お、俺は腰抜けで貧弱かよぅ……。
『 その通り 』
黙れ、ウィンドウ!
貴様はこんなことをする役割はないだろう。
戦闘時さえ、どうでもいいことと俺が死んだことしか表示しないくせに、こんなところに出張ってくるな、ボケが!
「あっ……自分の指とはっ、ぜんぜんっ、違うよぉ……」
さっきまで、お馬鹿思考が、官能の波によって吹き飛んだというのに、
また再び変なことを考えていた。
いや、今のはウィンドウがいけないんだが、それで気をそらされた俺にも原因はあるだろう。
とまれ、またもう一度、俺の指で悶えるルーちゃんの方へと意識が向いた。
気が付かなかったが、俺の人差し指は第二関節まで、熱のある粘液に包まれていた。
「いいっ、いいよぉ……」
ルーちゃんは目を閉じ、震える手で俺の手首を掴んでいる。
吐息が俺の顔にかかり、それがとてつもなく熱を持っていることを知った。
俺の指で歓喜に震え、息を吸ったり吐いたりするまにまに断片的な言葉を紡いでいた。
俺は、この状況でするべきことをした。
多分、ただ指を突き込まれた……あ、いや、突き込んだだけで身もだえているルーちゃんの頭には、
その当然の行為も頭の中になかったはずだろう。
例えあったとしても、正常な判断力を失くしている状態であって、
それをまさか俺がすることはしないだろう、と勝手に考えていたであろうことは、想像に難くない。
でなければ、俺がそれをしたことによって、彼女がこうまで過剰な反応を見せることはないはずだからだ。
で、結局何をしたかって?
指を入れて、しかしまだ中の感触を完全には味わっていないんだ、やることと言ったら一つだろう。
そう、動かしたのだ。
「あっ! ひっ、あああああっっっ!! そ、そんっ、なっ!!」
みしみしと音を立てる、俺の手首。
超痛い。
そして蘇るトラウマ。
俺の首に腕を回し、そのまま折ってしまった。
俺の首を絞め、そののち腹にパンチをお見舞いして……。
あーお。
や、やらなきゃ……やられる……。
気が付いたら、俺の人差し指がルーちゃんの中にすっぽり入り込んでいた。
まだルーちゃんは処女でなくなってから、一度も陰茎を挿入していない秘部に、だ。
俺の手首を掴み、握り『千切ろう』としていたルーちゃんの手から、力がふっと抜けた。
「いぃぃぃぃぃぃっ!!」
ルーちゃんはなんとも形容しがたい声を上げ、ゆっくり膝を折り、俺の上に乗った。
その動きは、きわめて重力に即しており、彼女の意図する動きは外部から見ただけでは皆無であると推測できた。
まあ、簡単に言えば、力が抜けて倒れただけなんだけど。
ルーちゃんはひゅーひゅーと奇妙な呼吸音を上げ、俺の上にいた。
俺の上着を掴んで、俺のちょうど胸板に頭を預けている。
力が抜けているのかと思いきや、ルーちゃんはぽつりぽつりと言葉を漏らし始めた。
「ぜん、ぜん、気持ち、よかったよ……」
「全然」は「全然〜ない」として用いるのであって、「全然気持ちよかった」というのは誤用だ。
でも、一々それを指摘するほど、俺はトンマじゃない。少しは空気を読めるのだ。
ただ、俺がそういう言葉について何の教養もないと思われるのは釈なので、念のため注釈をつけておく。
彼女が、何故そういう風な謝った言葉を使ったのか、などそういう類の追求は是非遠慮していただきたい。
「あの、ね……カツキ君……」
「ん?」
「好き……だよ」
どうしてこう何度も何度も、この子は俺のことを好きと言うのだろう。
なんで飽きないんだろう? とても不思議だ。
ちなみに二度目の疑問は、言外に「俺が好きと言われること」が飽きない、という意味もある。
飽きないだけじゃなく、ちょっと照れくさい気持ちに馴れない、という文句も追加してもいい。
「気持ち、よかった……うん、すっごく、気持ちよかった。
一人でやったときなんて比べものにならないくらいに」
「一人で?」
俺が言うと、ルーちゃんは顔を下げた。
かわいらしいおでこが見えなくなって、非常に残念だったが、
そのかわりに、ルーちゃんの黒い髪の中からぴょこんと出ている耳が、
月のぼんやりとした明かりでもわかるくらいに真っ赤になっていることに、
俺はルーちゃんをかわいらしく思えた。
「したんだ、一人で」
途端俺はなんだか意地悪くなっていた。
ルーちゃんは、思わぬ追撃に更に身を縮こませ、耳を赤くしている。
快楽によって、思考能力が鈍り、とっさに思っていることが口から漏れてしまって、
他人には、あまり知られたくない自分のプライバシーをしられてしまったのだから無理もない。
思春期の女の子だったら、明日自殺してたっておかしくない。
ルーちゃんにとって幸いだったのは、彼女が思春期から逸している年齢だったのと、
聞かれた相手が、まあ、俺以外誰もいなかったこと、かな。
もっとも、その二つのうち後者は、俺にとっても幸いなことでもあったけど。
「で、誰のことを考えながらしたの?」
ルーちゃんいじめは、それからしばらく続いた。
先の質問をルーちゃんに投げかけても、当然そう簡単には答えてくれない。
ただ頭を下げて、俺の抱擁から逃げようとするだけだ。
が、俺も粘った。
頑張って、しつこく耳元で囁き続けた。
何が俺を熱狂的にまで突き動かしたのか、それは
イギリスの有名な登山家が言った「そこに山があるからだ」という名言に一種通ずるところがあるだろう。
ただ、「山」が「ルーちゃん」という限定的な個人に代わっているだけで。
ルーちゃんがついに「カツキ君を思ってしたのぉ」と言ったのは、俺にひょいと持ち上げられ、
木によりかかって座る俺に、ルーちゃんが覆い被さるようにして座らせてからしばらくたってからだった。
中々、説明するのが難しいが、俺の膝にルーちゃんの膝の裏が来、俺の腰辺りにはルーちゃんの太ももが乗っている。
少しずれて、腹の上にはルーちゃんのその引き締まった尻が乗っかかって、ルーちゃんの背中は俺の胸あたりに寄りかかっている。
言うなれば、俺が人間椅子になってそれにルーちゃんが座っている状態だ。
ただ、その人間椅子には、とても長くて太くて固いのが自慢の突起物がつけられていて、
突起物はルーちゃんの膝より上、腰下より少し下、二本のふとももの間に鎮座ましましていた。
その突起物は、ルーちゃんの敏感な箇所に触れ、小刻みに人間椅子が動くたびに、そこを擦っている。
「ん……あぁ……もう我慢、できないよぉ……」
素股とは元来男が気持ちよくなるための行為だが、女の方は全く感じないというわけでもない。
でも、イくのには相当苦労するだろう。
現に、結構な時間を費やして擦っていて、「いれてほしかったら、誰のこと考えて一人でしたのか教えて」
という脅しが、功を制したほどだ。
ルーちゃんのクリトリスをそっと指で撫で、摘むようなことはせずに、もどかしさを募らせてやった。
「まだ一回しかしてないのに、ルーちゃんはエッチだなぁ」
そう、俺とルーちゃんはあのババアの屋敷以来一回もシていないのだ。
パーティに参加したときから、どこへ行っても人目がつくし、
仮に人目のつかないところに行くと怪しまれる。
みんなが寝静まってからヤるといっても、火番と辺りの見張りのために常時誰かが起きていて、
返って夜の方が危なかった。
だから、一週間近く経った今、村について二人っきりになった機会で二回目をシようとしたのだ。
え? よく我慢できたな、って?
HAHAHA! セックスとかそれどころじゃねぇよ。
毎日なんべんも死に、ただでさえ馴れない旅に重い荷物背負って長距離を歩くとなれば、
自然と体に負荷がかかり、疲れ勃ちすらしませんでしたYO。
まあ、それでも一回ヤったら、体力と気力が回復して尚かつレベルも上がるから問題はないんだけどね。
日常ではヨワヨワな俺だが、夜は腎虚も腹上死にもならない上に体液が媚薬である疲れ知らずで不死身の無敵超人なのだ。
逆にルーちゃんは毎日隠れてオナヌーしてたって言ってた。
それで、夜俺のことを見て、俺がオナヌーしていないことにとても腹が立った、とか滅茶苦茶なことをさっき言われました。
もう何がなんだかわからないくらい激しく抱いてあげる、ということで許してもらえることになったけど、なんだかなあ。
「ん。ボク、えっちなの……でも、でもぉ……カツキ君だからだよ。
相手が……カツキ君だから、えっちになっちゃうの……責任、取って」
責任を取る前に、俺はいい加減首の鎖をたぐり寄せ、魔法の小瓶を取り出すと、勢いよくコルク栓を抜いた。
おっと、コルク栓はちゃんとポケットにいれておかな。
小さいから無くしたら大変だ。
「あっ、あぁん、ご主人様ぁ! 切ないですぅぅぅぅぅ!!」
こっちもこっちでビックリだ。
コルク栓のフタを取ったら、ハクション大魔王までとはいわないが、
何かしら決め台詞を言って、センヴィーが飛び出てくるかと思いきや、
センヴィーはこれまたセクシーな声を上げ、地面に座り、
足をM字に開いて、一人でお盛んになっていたのだ。
思わず目が点になる俺。多分、ルーちゃんもびっくりしていただろう。
魔法の小瓶を開けてビックリ、出てきたのは一人オナニーする魔族、なんて、どこの洒落ですか、それは。
「なんで、なんで、一週間も放置プレイをぉぉぉぉ!」
外に出ているのにも気付いていないのか、レオタードとビキニの合いの子のようなセクシーな衣装の中に手を突っ込み、
ぐちょぐちょとここまで聞こえてくる卑猥な水音をならしまくり、未だオナニー励み中。
一日四回やらなかったら、多分俺を襲っていたと当時を語る、某ボク女勇者様だって顔負けだ。
声をかけるにもかけられず、そのままにしておいたら、
センヴィーがまな板の上にいる鯉を包丁でトドメをさしたときの最後のぴくぴくみたいな動きをして、
ようやく止まった。
惚けた目で辺りを見回し、ようやく今の状況が分かってきたようだ。
顔色が赤くなり、次に黄色く、最後には青くなっていった。信号機みたいだ。
こちらがずっと黙っていると、センヴィーはおずおずと手をパンツの中から引き抜き、
濡れた手をふとももに擦って液体をなすりつけ、ゆっくり立ち上がり、頭を垂れた。
まるで何もなかったかのようなそぶりで言った。
「お呼びでしょうか、ご主人様」
ちょっと無理がありすぎた。
「ね……ねぇ、今のって……」
ルーちゃん、いけない、それは禁句だ!
見て見ぬふりをしてあげるのが、大人ってもんだ!
「……い、今の、とはなんのことでしょうか?」
センヴィーは汗だくで答えた。
口を開いている今も、額から新たな汗が噴出し、流れ落ちている。
二人とも、よくやるなぁ。
「カツキ君の名前を言って、オナニーしていたことだよ」
ぐっさり言うなよ、ルーちゃん。
センヴィーが石になっちゃってるよ。
ルーちゃんに何の意図があるにしろ少々センヴィーがかわいそうになってきた。
少し助け船を出してやろうと、ルーちゃんの柔らかいお尻を撫でた。
ルーちゃんはびくりと体を震わせて、撫でられたことに反応をしてくれる。
そのまま軽くぺしぺしとはたいて、ゆっくりと持ち上げる。
ずずず、と俺のペニスに粘膜がこすれる感触がある。
「ふぁっ……そ、そんな急に動かされたら……」
持ち上がったルーちゃんの尻から、手を離す。
ルーちゃんはそのまますとんと落ち、また粘膜が擦られた。
「はぁぅ、だ、だめだよぉ……」
ダメだ、と言う割には抵抗しないのは何故か。
そして、手も自由なのに俺を抑えたりしないのは何故なのか。
答えはCMの後。
「ほれ、センヴィーも加われよ。お前が嫌なら構わないけど」
「え、あ、はい……」
石になっていたセンヴィーが、ようやくレジストした。
まだ少し動きがぎこちなくて、ダメージの名残を残しているが、
俺の出してやった助け船にはなんとか乗れたようだ。
センヴィーはそろそろと近寄ってくる。
「あっ……む、胸は弱いんだって……」
「て、言う割には、さらしをつけてきてないじゃん」
「そっ、それは……やっ、やっぱりこういうときにはそういうのがない方がいいかなと思って……」
ごにょごにょ言ってごまかそうとしている。
かわいいなあルーちゃんは。
服の裾から手を入れていじっていただけだったが、上着を大きくまくりあげさせた。
視覚効果が相まって、感度アップが見込めるだろう。多分。
と、そこへ、不意打ちが襲ってきた。
ルーちゃんの股から覗く、俺の亀頭を何かが柔らかく包んだ。
センヴィーか……。
俺の一物は故あって、超巨大砲身なのである。
もちろん、その先端にある発射口も常人よりも遙かに大きいスケールだ。
それでいて感度はそのまま、とゆー夢の様なモノだ。メンズドリームだ。
ぬるりとした感触が、くるくると右回りに俺の亀頭を撫で擦る。
流石元レズ。
何人のおんにゃのこをその毒牙にかけたのか、俺はご存知ないが、テクニックは確かだぜ。
「は、ひゃああ! そ、そこはだめ、弱いの……」
センヴィーは俺のモノだけでは飽きたらず、ルーちゃんにも襲いかかった。
俺のモノとルーちゃんのアソコの間に舌を滑り込ませ、ルーちゃんの突起を露出させていた。
ここからではかろうじてしか見えないことが非常にもどかしい。
「はぅあっ……ず、ずるいよぉ……二人でなんてぇ……あんっ、あっ、ダメなのぉ」
「んなこといって、本当は嬉しいんだろ? ゲヒャヒャ、初めてじゃあるまいし」
などとゲスなことを下品な笑いを添えて言ってみる。
うん、俺、馬鹿だ。
「……う、うん、好きなのぉ……」
……そこであっさり認めますか、あなたは。
まぁ、正直でとてもよろしいのだが、シチュエーション的には台無しだ。
今度みっちりねっちょり教えてあげないと。
「んじゃ、ま、スキモノのルーちゃんにご褒美あげちゃおっかな」
「ん……あぁ……」
脇の下に手を入れ、ふにゃふにゃになったルーちゃんを持ち上げる。
センヴィーも俺のしたいことがわかったのか、俺の手からルーちゃんを受け取ると、
持ち上げて、くるりと反対を向かせた。
「ほら、入りますわよ」
センヴィーは、ルーちゃんを抱きしめるように支え、そのまま俺のマグナムの位置を固定すると、
ゆっくりと手を下ろしていった。
「はぁぐぅうう」
俺の一物は、何度も言うようだがビッグだ。
ビックリなほどビッグだ。
ルーちゃんの入り口にはどう見ても入りそうもないサイズなのに、これが人体の秘密なのか、
抵抗はあるものの、裂けたりせずにルーちゃんの中にずぶずぶと埋まっていく。
ルーちゃんの中は、焼きたてのパイの中のように熱くて柔らかかった。
まるで何かの生き物であるかのように蠕動し、すれるたびに粘液の心地よさを感じる。
「ふ、ぁ……ふぃ、いい、よぉ……おっき、く、て、熱ぃ……」
そのまま重力に負けてルーちゃんが俺の方に倒れてこようとする。
が、その直前でセンヴィーが間に入った。
「な、んで……」
「いくらご主人様の寵愛をうけてらっしゃるルーミさんとは言え、わたくし、そこまで譲歩する気はありませんの」
俺の上に倒れたかったんだろうルーちゃんに、センヴィーは言った。
センヴィーはここぞとばかりに俺に擦り寄ってくる。
その仕草が可愛くて、センヴィーの頭を撫でてやる。
羊のような固くねじ曲がった角の感触が心地よい。
「まあ、俺としてはセンヴィーもルーちゃんも同じくらい愛してるよ」
センヴィーの角に軽くキスしてやる。
うん、ルーちゃんにはルーちゃんの良さが、センヴィーにはセンヴィーの良さがあるのだ。
例えば、膣の締め付け具合とか、胸のサイズとか。
……俺ってひょっとして最低?
「んんっ、ご主人様……お世辞とはいえ、センヴィーは嬉しいですわ」
「お世辞? そんなつもりで言ったんじゃないけど」
「ふふ、別にわたくしのことはお気になさらないのでもいいのですよ。
あなたは人間、わたくしは魔族。
魔族であるわたくしが、ご主人様に愛されるわけがありませんもの」
は、はあ?
なんでそうなるかな……倫理観とか道徳観の違い?
ぶっちゃけ俺は異世界の住人だから、そーゆーのはわからんなぁ。
そういや、センヴィーが俺のことを人間だと知ったときにすごく驚いていたけど、
こーゆーことだったのか。
異世界からきた俺には、歴史的人種の対立なんて知らないしなぁ。
「馬鹿だなあ。そんなこたぁないさ。
センヴィーは美人だし、俺のことを好いてくれてるんだろ?
んだったら、種族の違いなんて小さいもんだ」
「……ですが」
「んにゃ、お前も自分が魔族とか俺が人間だとかどうとか気にするな。
今度気にしたら、耳を噛みちぎっちまうぞ」
そういって、センヴィーの耳たぶをはむはむした。
ん、美味なり。
「しかし……いっ、痛ッ」
センヴィーが顔をしかめる。
俺が耳を強く噛んだからだ。
気にするなちゅーてんのに……と思いつつも、耳を噛めたことにちょっとラッキーとか思ってたりして。
「ほれ、気にしたから耳を噛み千切るとこだった。
そんなに俺のことが信頼ならんの?」
まあ、俺のことが信頼ならないと一番思っているのは、何を隠そう俺自身だけどな!
でも、せめてかわゆい女の子には信頼されたいと思ってしまう、男の不思議。
強く噛んで、後が残っている耳の後を、ぺろぺろ舐めた。
センヴィーは、その深い食い込みに舌が触れるたびに切ない声を漏らす。
「……まだ信じられない?」
舌を表面から段々と穴の方へと移動させていく。
俺も大概の耳フェチの変態である。
「んんっ……」
耳もおいしいが、センヴィーの頭をもっとこちらに寄せ、今度は頭の角を舐めた。
角は固く、ごつごつしていて、味も特になかったが、なんかいい。
なんかいいんだ。
言葉に表せないが、角を舐めるとなんだか興奮する。
うまく説明できないけど……なんというか、角フェチになってしまいそうだわさ。
「ん、あっ……おやめください、ご主人様」
「やだっ、センヴィーが信用してくれるまで舐めまくる」
「し、信頼しますからぁ……つ、つのを舐めるのはやめてください……」
ちっ! もっと舐めたかったのに……。
渋々舌を引っ込め、代わりにセンヴィーの口を吸った。
センヴィーは、突然キスされたことに驚いて目を剥いていたが、
媚薬効果のある唾液を流し込んでいくと、次第にとろんとした目に変化してきた。
毎度ながら、反則的効能だ。
「はぁ、ご主人様ぁ〜……」
唇を離すと、センヴィーの熱い吐息が顔にかかった。
センヴィーはすっかり熱に浮かされ、キスを中断されたことに不満を抱いていた。
気持ちはやまやまだが、センヴィーの後ろからにゅっと出てきた二本の手が俺のほっぺたをつねってきたのだからしょうがない。
「ぶーっ! なんでボクを放っておいて、二人でラブラブな空気作ってるの!」
「ひょ、ひょーがなひらろ!」
「ちょっと、ルーミさん! 邪魔なさらないでくださる!?」
「ボク抜きでラブラブするなんて許せないよ!」
「では、わたくしも返して聞きますが、わたくしがビンの中にいる間、
ルーミさんは一度たりとも、ご主人様とラビュラビュなことをなさらなかったんですこと?」
「……うっ」
「うっ」
「ほれ見たことですか。あなたはいいですわよ。常時ご主人様と一緒にいられるのですから。
わたくしはあの狭いビンの中でずっとご主人様が出してくださるまで一人だったんですのよ!?
ご主人様の立場とご事情も大変わかりますので、特に異論を申すことはしませんでした。
ですが、せめて外に出ている間にはご主人様のぬくもりをあなたより受けてもよろしいんじゃなくて?」
「ぼ、ボクだって、いちゃいちゃしたかったけど、人の目もあったし、カツキ君素っ気なかったし!
だ、抱いてもらうのだって、今日が二回目なんだから!」
「ええ、そこらへんはわかりますわ。ですから1番手をお譲りしたのです。
あなたはその上何を望みますか、いくらルーミさんとは言え、ご主人様を全面的に譲り渡すことはしませんことよ」
「えっと……あの……」
「折角一番に抱いて貰っても、カツキ君がこっち向かずに他の女とイチャイチャしてたら意味がないじゃん!」
「わたくしだって、御主人様といちゃついてもらっても、中に頂けないことに大変な不満を持ってますわ」
「ねえ……喧嘩はやめよぅよ……」
「う、ううう、このー、理屈じゃないんだー、ボクとカツキ君との愛はー!」
「それはわたくしも同じ事ですわ!」
「な、仲良くしよぅよぅ……」
「うるさいよ!」
「お黙りになって!」
「……」
頼むよ、頼むから、俺の上で喧嘩しないで。
いつトドメ刺されるのかドキドキなんだから。
かといって、これ以上下手に口出ししたら、それはそれで殺されそうな予感がばりばりだ。
「根性もその角みたいにねじ曲がってるんじゃないの?」
「んまっ! この角はクルスノール家でも秀逸で、非常に美しいラインの角だと評判がありましたのよ!?
ご主人様だってこの角にご執心で、さきほど丹念にお舐めなさったのですよ!」
「げろげろー」
「なんですかその態度は! 貧乳のくせに」
「そ、そ、それを言ったなーッ! よ、よくもよくも、このオナニー大魔族めっ!」
や、やややや、やめてよぅ。
本当に怖いよう!
なんか、ちっこい火の玉が、もうすでに密着した二人の間で交差してるよぅ!
こ、こうなったらっ。
「謝ったって許してあげないよ!」
「こちらこそ、もう容赦しませんことよ!」
「俺は一抜けたっ」
上に乗った二人をはねとばし、その場から立ち上がる。トホホだ。
久しぶりに楽しい夜が迎えられそうだったのに、こんなんだったら、いつも通りじゃないか。
しかも、火の玉とか殺人パンチが何かの拍子で俺の方に向く可能性がとても高いし。
「喧嘩したいのなら、勝手にやってね。俺はもう関わらないから」
すちゃっと手をあげ、一秒でも早くこの第一種戦闘区域から脱出しようとした。
うん、今後は、一人一人呼ぶことにしよう。
今この状況で俺が死んだら、ちょっとマズイことになる。
レフレさんに言及されること間違いなしだ。
あの人は何をさせても、もしくは俺が何をしても、俺を殺す人だからなぁ。
連鎖的に死亡回数が増えていくよ。
まあ、裏技がないわけじゃないんだけど。
「じゃ、そゆことで」
俺は川に向かおうとした。
理由は二つある。
一つは局所的に濡れてしまったところを水浴びして落とすため。
あと、もう一つの理由は、この集落が燃えさかったとき、川の中にいれば安全だということかな。
「え? ちょ、ちょっ……」
「お、お待ちになって!」
えーっ、まだなんかあるのぅ。
もう本当に勘弁してくれよ。
こんなんだったら、普通に木に縛られてた方がマシだったよぅ。
「ぼ、ボクを捨てる気なのっ!?」
「ご、ご主人様、どうか御慈悲を……」
「は? 何言ってるの?」
「そ、そんな、嘘だよねぇ? う、嘘って言ってよ!」
え、何? 何?
「嘘」
とりあえず、言えって言われたから言ってみた。
「じょ、冗談はよしてよ! も、もう喧嘩しないからぁ」
「は、はぁ……」
「せ、センヴィーが悪かったですの。ですから、ご主人様、お気をお鎮めになってくださいませ」
喧嘩をしていた二人は、突然俺の方を向き、にじりよってきた。
手には、火の玉がめらめらと燃えさかったままで。
やばい、やばいヨー。
あれに触ったら、やけどどころじゃナイヨー。
「お、おわぁ! よ、寄るな!」
「そ、そんなカツキ君! 本気なのっ!」
「ま、待て! その手の火を消してからだな! 落ち着いて話を!」
「ご主人様ぁ! し、信用しろっておっしゃってくださったのに……」
「と、止まれ、センヴィー! お願いだ、止まってくれ!」
懐から、HPが500回復する回復薬を数粒取り出した。
ドラムロール式HP表示だ。
上半身と下半身が離れちゃった♪ とか
左半身と右半身が離れちゃった♪ とか
足なんて飾りです(以下略) とか メインカメラがやられ(以下略) とか
流石はターンX、ターンAのお兄(以下略) とか
ミンチよりひで(以下略)、とかそういう風な方向性の即死条件が揃わなければ、
咄嗟に薬を飲んで蘇生することができる。
でも、できればこんなものを使いたくない。
「カツキ君!」
「ご主人様ッ!」
「ぎゃぼーーーーーーーーっ!」
……無理でした♪
「……ったく、捨てられたかと思ったって?
それで、手に火がついているのを忘れて抱きついて、
うっかりで俺を殺したってわけか」
「は、はぃ……」
「申し訳ありません……」
二人は俺の前に正座している。
正座って何? とか聞いてきたので、わざわざ教えてまで、だ。
流石に俺とて、無意味とかうっかりで殺されて気分はよくならない。
例え、レフレさんに「無意味で」「うっかりで」「悪意が時折見える方法で」殺されていても、だ。
喧嘩をおっぱじめたことしかりで、少し教育が必要のようだ。
俺のことを取り合って喧嘩するのは、ちょっと優越感が刺激されるけど、
この二人は取り合っている最中に、俺を半分に千切っちゃいそうだから、そうも言ってられない。
炭化した俺の体の一部が地面に落ちている。
非常にえぐい。チンコ萎える。
今は、その体の一部は薬の効能によって……かどうかは知らないけど、再生して、
真新しいピンク色の肌になっているが……どうもやるせない。
「いいか、まず最初にこれだけ言っておこう。
俺は、まかり間違ってもお前らのどっちか片方でも捨てるようなことはせん!
命賭けて誓ってもいいよ」
俺の命は5円くらいの価値しかないけど。
ルーちゃんとセンヴィーはキラキラした目で俺を見てくる。
ふっ、俺とて男だ。好いた女を捨てるような真似はしねぇのさ。
「だが、だがな。喧嘩は頼むからやめてくれ。
俺の命がジ・エンドしたらどーしょーもないだろ」
ついでに世界まで滅びるのだ。私的にも公的にもとっても不利益。
「俺だって人間だから、至らぬところはたくさんあるだろう。というか、至らぬところだらけだろう。
でもな、お前らが仲良くそしてラブラブハッピーになるよう尽力するから、
頼むから、喧嘩するのはやめてくれ。あと、俺をもうちょっと大事にしてくれ」
悲痛な頼みだった。もう、本当に、マズイです。
肉体的な面より、精神的な面がヤバイです。SAN値下がりまくりで、幻覚が見えるんよ。
お、お前らに夜うなされて飛び起きるつらさがわかるきゃーっ!
自分の記憶から何故か抹消されてる、俺の死亡シーンが唐突に脳に浮かんでくる怖さがわかるきゃー!
なんだかトラウマを貰いすぎて、どれがどれだか全く整理ついていない状態だ。
ルーちゃんとセンヴィーは二人同時に視線を合わせ、
罰悪そうにしつつも俺に「喧嘩はしない」と言ってくれた。
これがどの程度の効力を持つ約束なのか、現時点ではなんとも言い難いが、
まあ、間を取り持つのもハーレム主の仕事の一つだろう。
ただ、本格的なバトルに発展した場合は、速攻で逃げなきゃ確実に死ぬから難しいところだ。
誰かもう一人くらい良識のある人を引き入れれば、俺よりもずっと効率よく統制してくれるだろうが、
……そういう人に心当たりがない、あってもハーレムに引き入れるのは非常に困難なのが現状だ。
でもまぁ、まだ二人、という俺一人で全力を尽くせば、ひょっとしたらひょっとするかもしれない人数であるからして……。
やばい、考えたら胃が痛くなってきた。考えるのはもうやめよう。誰だって最初は初めてなんだ。
これから徐々に経験を積んで、結果的に俺の能力がうまくつけばいい。
そう、多くの問題に悩みながらも、俺と他の人と力を合わせて乗り越えてこそ、より強い結束が生まれるのだろう。
と、綺麗に閉めておこう。
実際のところ、俺には人心把握術の心得もあるわけじゃないし、
今みたいに紅茶を飲むのに必要な程度の挙動で俺を殺せる女性二人が、俺を奪い合うバトルを仲裁した経験だってない。
まったくのぺーぺー状態なのだ。
性欲なんかで彼女達の心を手に入れたけど、
はっきり言って、もし俺の血の効果がなかったら、一生縁のない女性達なわけでして。
「ごめんね、カツキ君」
「ん、あぁ、別にいいよ……」
「だ、大丈夫? すごく顔色が悪いけど」
顔色も悪くならぁな。
「あー、二人とも、今日はもうお開きにしよう。
センヴィーはしばらく外にいてもいいけど、人に見られるなよ。
ルーちゃんはもう自分の部屋に行って寝なさい」
「え?」
「ダメですわ!」
「だ、ダメですわ、って言われても……俺の胃もそろそろ限界で……」
意外と噛みついてきたのはセンヴィーだった。
頼む、と言ってもしぶとく食い下がってくる。
「ですから、わたくしは一週間我慢したんですよ?
暗くて狭くて、非常に自由の制限された場所で一週間!
ようやく日の目を見ることができたと思ったら、
ご主人様の精も受けられずまたあそこに戻るなんて納得できません!」
「い、いや、その意見は全くごもっともなわけですが……」
しどろもどろしている俺に、センヴィーがしなだれかかってきた。
「お願いです、ご主人様。
センヴィーの子宮が疼くんです……この浅ましい女にお情けをくださいませ」
と、耳元で囁いた。
これを引き受けなければ男じゃなかろう。
だが、男がさっき言った言葉をすぐに撤回していいんだろうか?
「う……そうしたいのもやまやまだがな。
明日も早くにここを出て、ピアユート王国とゆーところに行軍しなきゃならなくて、な。
疲労を残すと地獄になるわけで……」
「ご主人様の精を頂けないのでしたら、センヴィーは舌を噛んで死にます」
「……」
あちゃー、なんでこう言うことを聞いてくれないもんか。
センヴィーは少し舌を出し、それを歯で軽く挟んでいる。
「……わあったよ! わかったから、脅すのはよせ。
まったくもう……主人を脅迫するとは悪い奴隷だな」
センヴィーは舌を引っ込め、微笑んだ。
その横でルーちゃんも、さきほどのセンヴィーと同じく舌を口に挟んでいるのが恨めしい。
これじゃ、どっちが主人でどっちが奴隷なんだかわからねーよ……トホホ。
「しょうがない奴らだな。でもいいか、喧嘩したら俺は即行で逃げるぞ!
例えそれが口喧嘩でも、だ。
というか、多分、口喧嘩より先まで事態が進行してたら俺の命がもう手遅れっぽいしな!」
すげー気苦労だ。
死なないためにはHPがたくさんあればいい。
HPを増やすためにはレベルを上げなければならない。
レベルを上げるためには、セックスするかモンスターを倒すかだ。
どちらが楽なのは言うまでもないだろう。
だが、死ぬ確率がどっちもどっちという状況ははっきり言ってどうよ?
まあ、要するにそれもレベルを上げれば解決することはそうなんだけどさ。
……でも、さっきの小さな炎の魔法……一番弱い火球魔法らしいけど
『ルーミ と センヴィーヴァ の 合体攻撃!
カツキ は 100029354のダメージを受けた!
カツキ は 致命的なダメージを受けた! 』
と、表示されたんだけど……俺はあと一体いくつレベルを上げればいいのかな……。
誰か、誰か教えてよ!
FFですら見ないよ! こんなばかでかい桁のダメージ!
一体俺の最大HPの何百万倍だよっ!
オーバーキルにも程が過ぎるッ!
まあ、単純なHP量だけの問題じゃなくて、俺の防御力と魔法防御力が、
何故か『マイナス』のせいなのかもしれないけどな!
……。
い、いぢわるだ……ここの世界の神様はとてつもなくいぢわるだっ!
「わ、わかったよ!」
「右に同じく、ですわ」
ルーちゃんとセンヴィーはお互いを見合わせ、渋い顔をしながらも言った。
元が対立している相手同士だったので、俺というかすがいがあったとしても、
まだ仲良くすることは難しいのだろう。
なるべく、そういうのは改善していきたいところだが、にんともかんとも。
「……んじゃあ、まず、二人とも服を脱いで。
あ、そういやセンヴィー、音消しの結界が張れるっつってたな、それを頼む。
「もうしてますわ」
「用意周到だな……ルーちゃんを下、センヴィーを上にして寝てくれないか?」
ま、それはそれとして、お楽しみ、お楽しみっと。
二人ともいまいち何をするのかわかっていないようだったが、
無言で服を脱ぎ、俺の指示通りにしてくれた。
「ほら、足開いて」
「あっ! は、恥ずかしいよぉ」
「開かないと入れないよ? ていうか、入れられないよ?」
「う、うぅ……カツキ君はいぢわるだよぉ」
「それはこの世界の神様だって」
「?」
「あ、いやなんでもない、ただの独り言」
少し段になったところで二人を寝かせる。
少し小柄だけど頑丈なルーちゃんが下、そして少し大きめで胸がぷるっぷるしているセンヴィーが上。
一般的に貝合わせと呼ばれるやつだ。
「ルーちゃん、お手を拝借……」
「ひ、ひあっ! ご、ご主人様、一体どこを……」
「うあっ、ぬるぬるするよぉ、気持ち悪い〜」
「な、なんですってぇ!」
や、やばい、逃げろッ!
「あ、いや違うっ! な、なんだかぬるぬるしてて気持ちいいな〜、あははは」
「お、おほほほ、ルーミさんったら」
なんか少し危なかったが、なんとかギリギリセーフなところだったろう。
口喧嘩したら俺がすぐに逃げるということを学習したのか、すんでのところで喧嘩は回避。
ま、まあ、俺も少し悪かった。
ルーちゃんの手を無理矢理センヴィーのあそこにもっていって、その手で開かせたんだから。
一瞬たじろいだものの、なんとか気を取り直した。
はぁ、怖い。
情事ですら命がけだ。
指を一本立てて、センヴィーの開かれた秘部にそっと差し入れる。
「ひゃぐっ!?」
ぬちという音がして、指がセンヴィーの中へと埋まっていく。
センヴィーは俺の指が入っていくにつれ、背筋を反らす。
愛液が指の間からとろとろと溢れ、下のルーちゃんの秘部に垂れていく。
「ご、ごしゅじん……さまぁ……いいです……」
センヴィーの膣はとてもよくほぐれていた。
流石は大オナニー魔族だ。
ほとんど前戯は必要なさそうだ。まあ、ルーちゃんもどっこいどっこいだけど。
指を一番奥まで差し込み、膣のしめつけの調子を見る。
「ふぅっぐ……ご、ご主人様……すごく、いいです。
ゆびだけで……こんな……ぜんぶいれられたら……せんう゛ぃー、どうなっちゃうのか……」
「じゃあ、もうやめる?」
「ら、らめぇ! そ、そんな、またおあずけされたら、きがくるっちゃいますぅ」
ふむ、もうできあがっているな。誠に早くて手間いらずだ。
指を引き抜くと、軽く湯気があがった。
「いくぞ」
月明かりのあまりよく見えないところで、肉棒の狙いを定めた。
ん、中々、難し……こんなもんか。
「はやく、はやくくださぃ〜」
あいよ。 そんな尻を振ったら狙いが外れるぞ。
「はぁあああああ! いいっ、はいってきますっ! うっくぅぅぅ! 中にっ、ぐぐぐって!
なかっ、中はどうですかっ!? センヴィーの中、気持ちいいですかぁ、御主人さまぁ〜」
「ああっ、いいぞ、センヴィー! 最高だっ!」
が、しかし、それほどセンヴィーにかまっていると、下の御仁が怒り狂います。
絡みついてくる膣壁に後ろ髪をひっぱられる思いだったが、一旦腰を引いて、一物を抜いた。
「んにゃあああ! だ、だめです、抜いたら、だめで……っすぅ」
センヴィーが俺を逃がすまいと膣を締めてきたが、それでも強引に引き抜いた。
膣を締めすぎたのが悪かったのか、抜いた瞬間、雁首が大きく膣を抉って、センヴィーはのけぞった。
そんな自業自得なセンヴィーを気にかけず、今度は下の方にねらいを定めた。
センヴィーから垂れに垂れた愛液が、べたべただ。
もとよりべたべただったそこが、いい感じに混じり合って淫靡さを醸し出している。
更にべたべたになった一物を当て、腰を前に動かすと、ぬるりと中に入っていった。
「あっ……い、いいよ、入ってきたよ」
少々ルーちゃんの方が余裕があるみたいだ。
軟らかい肉の中へと、ずぶずぶと入り込む俺の熱いブツ。
センヴィーとはまた違う膣の感触が楽しめた。
ほどなく奥まで到達すると、その瞬間、膣は突如牙をむいた!
それまではねっとり絡みつくようだった感触が、一気にペニスを圧殺するかのような締め付けに変わる。
「ぐあっ……」
や、やられたぜ、ルーちゃん。
さっきからやけに静かだと思っていたが、こんな策を練っていたとは……。
ギチギチに締められた膣では、ちょっとやそっとの力で動こうとするのは不可能だ。
というか、もはや痛い領域に突入している。
流石は勇者、しっぺで俺の腕を粉砕できそうな筋肉の持ち主だ。
括約筋も半端じゃないぜ……。
「ぬ、抜けないんだけど」
「えー、何がぁ〜?」
しらじらしく答えるところが、ちょっとなんか腹が立っちゃうぜ。
第一、こんなんじゃルーちゃんだって楽しめないだろうに。
そこまでして俺を独占したいのか。さっきの俺のこっ恥ずかしい宣言を返せ!
「ご、ご主人様ぁ。いつまでもセンヴィーのことを放置しないでください」
む、むぅ……。
「そう言われても、ぬ、抜けなくて、痛くて……」
だがしかし、センヴィーを喜ばすのは何も俺の一物だけではない。
チンパンジーがアウストラロピテクスになったとき、得たものは何だ!?
四足歩行から二足歩行に移行し、絶望的なほど移動力を失って、尚かつ得た物は何だ!?
それは手だ! 英語で言えばhand。とりたてて英語で言う必要はないけどな!
職人レベルに達すれば米に写経ができるほどの器用さを持ちうる人間の第二の武器だ!
「ふぁっ!」
目をつぶったままでも、十円玉を認識できるという指先で、センヴィーの豊満なお胸をいじくり倒す。
乳首、乳輪、果てはスペンスの乳腺尾部(胸のふくらみの外側、乳首から斜め45度下から脇の下までの裾野にある性感帯)まで、
縦横無尽に指でこねくりまわした。
「あっ……そ、そんな強くされたらっ……」
「ん? 強くしない方がお好みか?」
では今度は、性感帯すれすれのところを指でそっとなぞってやろう。
「あ……」
乳首の先端をかすめるようにいじり、乳輪の色の変わる部分のところのやや外側をなぞる。
触れて貰えない悲しさか、センヴィーの吐く息は切なさがこもっているようだ。
「ふぅっ……あっ……」
センヴィーは突っ張った腕をぷるぷる振るわせ、微妙な振動で俺の指に胸を押しつけようという真似をしてきたが、
おっとそうはいかねぇ、とばかりに腕を引っ込める。
「危ない危ない、センヴィーは触って欲しくないんだよな、うっかり触るところだった」
誰もそんなこと言ってないが、そこらへんは事実改変。
「そ、そんなこと……言って……」
指で勃起した乳首をぴしっと弾いた。
焦らされていた状態から、一気に瞬間的な強い刺激を受けたことにより、センヴィーは言いかけた言葉を喉に引っ込めた。
「やっぱり強くされるのが好きなんだ」
このまま勢いで押し切ってしまおう。
更に耳をハムハムや、角を舐め始めて、更にセンヴィーを追いつめていく。
何か言おうとしたら、こっちを向かせ、口を塞ぐ。
「ん……あぁ……うんっ……」
センヴィーが上にいたことが幸いか、アクロバティックな体勢をとらなくとも、
ルーちゃんの上から動くことができたため、密着感をキープしたままキスなどの行為が行えた。
センヴィーも満足していて、激しく舌を絡めてくる。
もちろん問題が解決しているわけじゃない。
腰を引いても、ルーちゃんが一緒についてくるという状況は未だ変わらず。
膣痙攣を起こしたかのように食いついて離れないルーちゃんの膣は、スッポンのように俺を離してくれない。
そのくせ、上でセンヴィーと戯れているととても機嫌を悪くするのだ。
「不公平だよっ! センヴィーさんばっかり構って!」
不公平はどっちやねん、と。
これじゃ、さっきの構図と全く同じじゃないか。
「んっ……って言われてもルーちゃんは食いついて離してくれないじゃんか。
動こうにも動けないし、いつまでもルーちゃんに構っていたら今度はセンヴィーが……」
「むーっ、人のせいにするの?」
「え? いや、人のせいも何も……俺としてはルーちゃんをかわいがってあげようと思うのだけど、
ルーちゃんが強く締め付けて拒否してくるからして……」
途端、膣の締め付けがひっこんだ。
「ボクがいつ締め付けたっていうのさ!」
え? いや……まあ、いいか。
この程度の理不尽なら、むしろかわいいの調味料。
真の理不尽は、出会い頭にザキの詠唱だからな!
まあザキだから回避できたけど、ザキとは黒い煙の広がり方が違うザラキだったら回避しきれずにアウトだった。
「じゃ、動くよ、勇者様」
色々とつっかかる部分はあったけれど、ゆっくり腰を動かした。
動けなくなるほどの締め付けはないけれど、それでもキツイ。
粘液にまみれた膣の摩擦は、俺の一物に確かに大きな快楽を与えてくれる。
「ご主人様ぁ……」
センヴィーが体を起こし、俺の口に吸い付いてきた。
生き物のように蠢く舌が、俺の口腔を舐めまわす。
俺としてもなめ回されてばっかりではなく、自分から舌を絡ませる。
「ふ……あっ……やっぱりいいよぉ。ん、んっ、んんっ……カツキ君の……すごい、感じるっ」
腰を動かす段階になってしまえば、調子のいいことにルーちゃんは不満を消し飛ばしてしまったようだ。
センヴィーもルーちゃんも俺を奪い合おうとしているものの、やはりセンヴィーの方が一歩下がった立ち位置にいるのか、
快楽に悶えるルーちゃんをうらやましそうな目で見ているものの、それだけで何も言わなかった。
ただちうちう口を吸う力は、段々と強くなっていく。
そっと腰を引き、ルーちゃんの子宮口をつついていた一物を抜いた。
同時にセンヴィーの舌と絡み合っていた舌をほどき、再びルーちゃんの上に寝かせる。
「ら、らめらよぉ……」
回らない舌でルーちゃんは言う。
「ぬいちゃ……切ないよぉ……」
「ごめんな。でもセンヴィーにもしてあげなきゃ不公平だろ?」
「だ、だったら、キス……してよ。いま、してたでしょ……」
こりゃまた、よく見ているこって……。
そのご要望に応えるために、身を大きく乗り出し、センヴィーの顔の横を抜けルーちゃんとキスした。
「んっ……ふっ……」
ルーちゃんの唾液の味が口の中に広がっていく。
センヴィーとはまた違った趣のある味だ。
キスもそこそこに、再び体を元の位置に戻す。
「む、むぐぅぅ!」
……なんだかセンヴィーがルーちゃんにキスをしだしたが、これは無視だ、無視。
いい加減放出したいと猛っている一物をセンヴィーの秘部に添える。
さっき一度いれたときの型がまだ残っているのか、さっきよりもよりすんなりと中に埋まっていく。
「くぅぅ!」
センヴィーの背中が反る。
すすす、と指先で背中のスジを撫でると、今度は反対方向に折れた。
膣もその動きに対応して、締め付けが微妙に変わってくる。
「うっ……」
ここ何日か射精していなかったせいもあり、更に今まで耐えきった我が肉棒は今この瞬間に果てた。
まだ半分も入っていない状態で、精液がセンヴィーの中に放出される。
やはり濃さと量が半端じゃなく、実際に目にしていなくともペニスの感覚だけで尋常ではないことが感じられた。
そして、情緒もへったくれもない、やたら明るいSEの後に、ウィンドウが表示される。
「 ヤマモト カツキ : 勇者 LV19 HP 38/38 MP 15/15
特殊技能:異世界の勇者の血 エロ妄想LV9
精神:自爆 自爆 自爆 自爆 脱力 感応
魔法:チンカラホイ −MP2 」
……なんかやたらこぎれいになったな。
やるところまでやったから、もう満足したんだろうか。
わけのわからない特殊技能は、この世界の作りというか、そういうものに根本的なつながりを持っているような感じがしたが……。
ふと、脳裏に、晩年の歯の抜けたろくに発音できないババアの気味悪い笑い顔が蘇る。
ああ、これも記憶の奥底に沈めておいた方がいいだろう。
「ふっ……ふんっ……」
同時に絶頂を迎えたセンヴィーは、ルーちゃんの上でくたりと倒れた。
未だ亀頭をぐいぐい締め付けてくる膣から、一物を抜くと、勢いよく陰部から精液が吹き出てくる。
「す、すごい……」
我ながらすごい量を出したものだ。
それでいて猛烈に濃い。まるでゼリーのようだった。
俺の自慢の一物は、それでいて無敵。
あれだけの精液を放っても未だ萎えることを知らない。
レベルが上がったことにより体に活力がみなぎり、疲れが吹き飛んだ。
状況が許せば、いつまでもセックスしていられるだろう。
男としてこれ以上素晴らしい体はない。
例え、一日に死亡回数が二桁突入していたとしても、だ。
間髪いれず、もう一度センヴィーの中に一物を突き入れた。
自分の精液で満たされたセンヴィーの膣は、ぬるぬるでぐちょぐちょだった。
しかし、ぬるぬるでぐちょぐちょでありながらも、強く締め付けてきて、その感触がまた絶品だ。
「ふぁぁ! そ、そんな……」
またもやセンヴィーの膣に放ちたい欲求が沸いてくる。
が、それを理性の力で押しとどめて、引き抜いた。
亀頭がセンヴィーの膣の中にあった精液をかきだし、白濁液が下のルーちゃんを汚す。
上に反りすぎて、下を向かない肉棒を指先で下に動かし、ねらいを定め、再びルーちゃんの中へとレッツゴー。
自分の白濁液で汚れた一物が、同じく俺の白濁液で汚れたルーちゃんの秘部に当たる。
「いいよ、来て! 来て! ボクにも、カツキ君の子種、いっぱいちょうだいっ!」
俺の白濁液を、ルーちゃんの膣壁になすりつけるように腰を動かす。
ルーちゃんが、一週間前までは処女だったルーちゃんが、こんなに乱れるだなんて……。
いや、一週間前もこれぐらい乱れていたわけだけど。
「きゃふっ! あっ、だ、だめぇっ、そんっ、な……激しくっ、しちゃ、だめぇっ!」
一回奥に差し込むたびに、上に乗っているセンヴィー……
気が付いたら失神してるセンヴィーが跳ねるほど、体を反らしている。
ずりゅ、ずりゅ、と音を立てて、ルーちゃんのアソコにグロテスクなブツが埋まっていると思うと。
「ぐっ……」
割と一回したら我慢できなくなるたちなのか、限界を感じた俺は、
腰をより深く打ち付け、ルーちゃんの最奥にまで到達した。
「いっ、い……」
いく、と言いたいのだろうが、うまく言葉にならないまま、ルーちゃんはがくがく震えた。
子宮口に強い圧迫を与え、細波がうつように膣壁が動き、絡みついて、締め付けた。
「ぐ、ぐふぅ……」
ルーちゃんの子宮を目掛け、全く量も質も衰えない第二射を勢いよく発射した。
まるでペニスの先端に目があるかのように――実際あったとしても暗くて何も見えないだろうが――
俺の精液がルーちゃんの子宮の中に入っていくのがわかった。
センヴィーの意識のない体が、度重なるルーちゃんの飛び跳ねに屈し、
ほんの少しルーちゃんの体からずり落ちた。
ルーちゃんの顔が月明かりの元にさらされ、少し顔を離している状態でも、細部にわたってルーちゃんの顔が見ることができた。
ルーちゃんの顔は、惚けていた。
いつも、屈託のない笑みを浮かべているときも、ときには驚きうろたえているときも、怯えているときも……
いや、俺が襲ったときの表情ね、一番最初の……あるいは、俺もまた見たことがない悲しんでいるときも、
その表情には凛々しさが含まれているだろう。
勇者として育てられているがゆえに、おそらくはボーイッシュな存在になっているルーちゃんが、
その顔を完全に崩していた。
勇者という肩書きも、力持ちで武術の達人というそういった日常的な面も消え去り、
そこにはただ男に抱かれ、精液を子宮に満たされた女の顔があった。
それは至福にまみれ、恍惚とし、見るものを吸い寄せる不思議な魅力に溢れていた。
「……」
結局、二人は俺をおいてけぼりに失神してしまった。
俺はそうっと二人を寝かし、髪の毛を撫でた。
汗にまみれていたものの、二人の髪の毛はさらさらで、触っていて心地よい。
青白い月を夜空に仰ぎながら、俺はその夜を過ごしていった。
……まあ、ルーちゃんじゃないけど、俺もこの子らのためだけに世界を救おっかな。
ただ俺が死にたくないだとか、世界は救わなきゃならないから救うとか、
世界を救ったあと、俺は勇者で女が入れ食いになるからとか、
そういった理由は二の次、三の次として、まず俺が好きになって、俺のことを好きになってくれた女の子のためだけに、
この世界を救ってやってもいいかなあ、とそんな気持ちが心の中にありまして。
……姐さんに頼んで、剣術を教えて貰おう。無理のない範囲で。
段々暗くなってきた。
夜明け前が一番暗い。
もうそろそろしたら夜が明けるんだろう。
髪の毛を撫でて結構な時間が経ってしまった。
そろそろ二人を起こさないとな。
……あと二発だけ、やっていいよね?
俺も一物が精液無限弾のディーンレヴでインフィニティ・シリンガーになったっていうのに、
たった二発で済ませるのはちと辛いのですよ。
続く。
BONUS STAGE 集計!
戦闘成績!
四戦 四勝 0敗
16回死亡!
・レフレシーギにザキを唱えられ 死亡
・レフレシーギがカツキ蘇生のため、ザオリクを唱えるが失敗、
半分だけ生き返ったが、術が不完全のため 後に死亡
・レフレシーギがカツキ蘇生のため、ザオリクを唱えるが失敗、
一旦生き返ったが、魔力の過剰注入により 死亡
・レフレシーギがカツキ蘇生のため、ザオリクを唱えるが失敗、
カツキではない何かの魂が肉体に宿る、厳密に言えばカツキではないが、
後にレフレシーギのザキにより 死亡
(上三つの死亡事実は、カツキ本人は認知していない
尚、記憶を抹消する魔法を魔女『ソルチスティーノ』が提供
彼女の配慮ある行動が、ザオリクを唱える過程に伴うであろうカツキの発狂を防いだ)
・荷物が重すぎて 死亡
・荷物が重すぎて 死亡
・荷物が重すぎて 死亡
・ナツメのパンチを受け 死亡
・ナツメのキックを受け 死亡
・ナツメのドラゴンスープレックスを受け 死亡
・レフレシーギがカツキ蘇生のため、ザオリクを唱え、一回で成功、
しかし、レフレシーギがその事実を気に入らず、ザキを唱え 死亡
・レフレシーギにザキを唱えられ 死亡
・レフレシーギはザオラルの詠唱に失敗 死亡
・レフレシーギにザラキを唱えられ、巻き込まれ 死亡
・レフレシーギに背後からベホイミを唱えられ 死亡
・火に焼かれて 死亡
カツキ殺害ランキング
一位 レフレシーギ・ヴィヴォプレーナ(僧侶) 九回
二位 ナツメ(ワーキャット) 三回
荷物(荷物) 三回
ルーミ・ドラコノ(勇者) 三回
三位 センヴィーヴァ・クルスノール(魔族) 二回
ヤマモトカツキステータス 詳細版
「 ヤマモト カツキ : 勇者 LV21 HP 42/42 MP 19/19 状態:やる気十分
特殊技能:異世界の勇者の血 いのる エロ妄想LV9 きんだんのちから
精神:自爆 自爆 自爆 自爆 脱力 感応
魔法:チンカラホイ −MP2
能力補正:運 −500000000000
物理防御力 −5000
魔法防御力 −6500
知能 +250
素早さ −5
甲斐性 (台詞により変化) 」
獲得アイテム!
なまぐさいキノコ
にんにくじょうゆ おろしだれ
もずく
なまけもの
しじみの化石
次回予告!
ルーミやセンヴィーヴァのために強くなる、と一念発起した異世界の勇者「ヤマモト カツキ」
早速次の日から、糸目女侍に修行をつけてもらうことになった!
しかし、そこへクール格闘家が目をつける!
逃げろ! カツキ! モビルスーツと素手で戦える人がお前を狙っているぞ!
捕まったら、お前の死亡回数の上昇率は指数関数だ!
ニャンニャンプレイもあるでよ!
さて、幕間もこれにて終了。
いつものごとくエロが薄くてすいません。
次回より、腹黒猫戦に入ります。
主人公死にまくっていますが、私も死にそうです。
連載四回目にしてピュアテキストで確実に150KBを越えてるんですから。
ちなみに、前回のアンケートの結果と、私の独断と偏見と愛と正義により攻略順番が決まりました。
レズ女魔族 → ボク女勇者 → 腹黒猫娘 → バカエルフ → 巨乳僧侶
→ 変身竜娘 → クール格闘家 → 無口魔女 → ツン騎士(前編) →
糸目女侍 → 夢見る姫様 → ツン騎士(後編) → ラスボス
この順番はまだ開発途中の画像であり、予告なく変更される場合もあります。
その点はご了承ください。
GJレスをいつも授けてくれている方に感謝。
そして、この作品を保管してくれていらっしゃるとくめー氏に感謝。
次回は少し時間を置いてから投稿します。
実は八割方書き終えてたりするんですけど、推敲やらコンピーターの中にぱちぱち打たなきゃならないやら色々ありますので。
い、いや、他のスレで他の作品投下したいからじゃありませんよ?
GJ!
続きが楽しみで仕方が無い。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 ワッフル!ワッフル!
⊂彡
GJ!
やばい、面白すぎるwwww
むしろ、他のスレの他の作品を追っかける勢いで待ってるよっ!
GJ!
さてどうなる猫娘戦。
GJ!
某所ではナイススルー、落ち着いた投下は御美事です
[イッパイ=アッテナ]なヌコ娘編に
ワッフルワッフル
GJ!
天然系の次にツンデレ系のエルフ持って来るなんて完璧杉。
キュンキュン氏、毎回GJです。
てか、他スレでも活躍してるのですか…
そちらの作品も拝んでみたいなぁ。どちらで投稿してるんですか?
>>87 このスレ以外での活動は、本人から明かさない限り聞かない、ってのがマナーかな? と思うがどうか。
(職人さん起因でスレ違いの話題を振らせることになるから)
せっかくコテトリつけてくれてるんだから、それでググるだけでも結構ヒットするので、まずは自分で何とかするように。
当然のことだけど、感想は当該スレにて。
キュンキュン氏、超GJ!
合間には居るネタがまたww
90 :
89:2006/06/22(木) 19:17:46 ID:xV1YKz3N
誤字ってたorz
>>88 そっか、そうだよね。
スマン、配慮が足りなかった。
言われたとおり、ググって頑張ってスレッド見つけてくるよ。
毎回面白いす〜
オナニー大魔王に笑った笑ったw
>キュンキュン氏
女を次々に落としていくだけで、自分のものにした後はさっぱり出番なし、
なんていうのは味気なさ過ぎてせっかくのハーレムを生かしてない気がするので
今回のように今まで登場した女性を複数からませてのプレイは非常に嬉しいです。
できればこれからも、ハーレムを作っていく途中の段階の「幕間」を挟んでもらえると
大変ありがたいです。
あとカツキには光のドレスを着てほしいです。
女装カツキタンハァハァ
ではなくて
レフレさんが光のドレスを着たカツキにザラキを撃ち込んで反射されて死んでしまい一騒動起きる
なんていう展開があっても面白いかなーと
ミラーシールドでもいいですけどね。
再開してるのを発見したので紹介。
著者こば「君と僕」
サイト名未定
ttp://k.jj.cx/ ギャグ調の催眠もので周囲にいる女性を手当たり次第。
エロ描写は薄いにもほどがあるんだけど、シチュエーションは好きなのが多い。
初代スレ162神の復活はないのだろうか・・・・・・・
作者のサイト行けば?BBSででも最近動きが見られないが・・・
俺的にはE=MC^2に投稿してる夢の続きが気になって仕方がない
>>96 おお、同志よ!
夢の続きと碧色の黄昏はどうなるのかいまだに気になってる漏れガイル
作者に動きがあるだけに諦めきれない。
( ・∀・)人(・∀・ )
夢の続きはなかなか話のつくりが凝ってると思うんだ。
お仲間が多いな
確かに夢の続きや碧色の黄昏はハーレムだし
作者サンは、今でも2chのチェックしているようであれば
ぜひこの一連のカキコも読んで、読者が多いことを知って欲しいものです
自分も「夢の続き」は好きだ。
ただ、自分が好きなトコ言うとネタバレになりかねないから言えないのが残念。
てか、催眠というジャンルの作品にはハーレム・最終結果ハーレム
というものが多いよね。
ただ、ジャンル的に地雷も多くてなかなか紹介作品を発見できないが…
確かに催眠ものは地雷が多いような気がする。
個人的にグッときた作者は↑の人と洗脳戦隊の作者。
102 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 23:48:15 ID:oNG6y5+W
地雷の無い催眠ものって他に何かありましたか?
ついでに自分は、ニャルフェスがグッときた。
抹茶で言えばファンタジーシティーかねぇ。
マリオネットはどうだろうか。あの作品の魅力はハーレムものとしてではない気もするが。
>100
>ジャンル的に地雷も多くて
言われてみると確かに
MC系って意外とこのスレで好まれるようななハーレム作品は無いのだねえ。
あらためてE=MC^2を眺めてみたら、複数の女の子が出てきても
レイプ的な方向に話が進むのが大抵か。
でも一応、moonlichやミルクハーレムもMC系だよね。MC系とは銘打ってないけど
>104
ま、確かにマリオネットの面白は、ハーレム性からくるものではないだろーね
Panyan氏の「ここはEDEN」とかの方が、純粋にハーレム系かなあ
>>105 『ここはEDEN』はなあ。好きなんだが、2以降は漏れの中で存在しないことになってる。
『夢の続き』や『碧色の黄昏』といい、自分の中では主人公が葛藤するほうがいいようだ。
漏れはハーレムスレ住人としては異端なのかも試練
>>106 男の主人公「いいのかなあ……こんな、二股、三股なんて。男として間違ってるんじゃあ……(悩 」
女の子達「いいの! 私たちがアナタのことが好きなんだからっ、だからいいじゃない!!」
……というのが好きというところで、とても同意ですw
>>107 MCものは、その「好き」が偽物っぽいところにさらに葛藤があるわけで。
前にそっち系の作者間で、MCにおける純愛とは何かで盛り上がってたね。
>>106 「ここはEDEN」の2nd seasonからって何かショッキングな事有ったっけ?
寝取られたり、男の第三者が割り込む事も無かったと思うけど…
あと、自分も主人公が葛藤するのは好きだよw
>>107氏の様に、現状に悩みながらも周りの女性の与えてくれるものに結局流されていったりとか、
悩んでいながら新たに女性を惹きつけてしまい、以下無限ループになるとか…
>>108 ハーレムは基本的にMC的要素ないと成立しづらいからね…
>>109 黒歴史扱いしたのはちょっと言いすぎだったけど、
なんつうか、普通のハーレムものになってしまったというか。
最初あった主人公の”罪悪感”がなくなってしまったような。
1の最後で受け入れるという選択肢をとった以上そうならざるを得ないのかなあ。
>>110 お前サグラダファミリアがつぼだろ
俺も
>>111 サグラダファミリアって何よ?
検索しても見つからん。おせーてくれ。
>>112 ここのリンク集から洗脳戦隊があるとこに行けばみつかるよ!
>>111 ( ・∀・)人(・∀・ )
そういやサグラダファミリアももう1年になるのか…
>>107 ここの人たちはそういうのが好きなのか?
個人的にはそういう女主導のハーレムは、どうも主人公がへたれっぽい点が気になる。主人公が女たちに共有を許容してもらう程の男なのか、と思ってしまう。
主人公が作中何らかの形で男を見せてくれれば気にならないのだが
117 :
107:2006/06/25(日) 22:26:41 ID:mBpJ8NCE
>>116 >主人公がへたれっぽい、女主導のハーレム
少なくともワタクシは、そういうの好きです。
ま、好みは人それぞれですからねえ。
ワタクシはワタクシで、苦手なシチュってのはありますし。
だからといって、こういった場で他人の嗜好にケチをつける気はありませんが。
へたれな男が何故かモテてしまう、そのありえなさが好き。
イケメンで頼りになる男がモテても当たり前すぎて充実感がないし、
なにより主人公に感情移入できない場合が多い。
まあ、純粋にエロだけの作品ならどんな主人公でも全然大丈夫だけど。
強いて言うならハーレム状態を嬉しがって欲しい。
あまり迷惑がってばかりだとこれも感情移入できなくなることがあるし。
MCでもその能力を持っているという点で一芸に秀でている
のだからある程度素直に「おれって実はちょっとだけスゴい?」と思える
程度のヘタレ系主人公くらいまでかな俺が許せるのは。
そういう感覚で見るとこのスレ発祥の「へたれエロ勇者」はツボだな。
「ここはEDEN」の場合は罪悪感うんぬんというより俺の場合後半は
女同士のカラミが多くなってきた事かねぇ。
どのみちMCという題材の元で話を進行するのなら全部やっちまうか
最初の二人を徹底的に愛する方が良いと思うがな。
際限なき欲望と支配の肯定か箱庭的楽園の構築かの二択だけど。
罪悪感というのを第一に持ってきてしまうと主人公が鬼畜でない場合は
ふつー精神が持たないからエロエロには持って行きにくくなっちまうから
俺は気にしないけどなー。
男は一部の点では傲慢に生きていい生き物だと思うぞ。
・女は愛されることを求め、理解されることを求めない。
byワイルド
確かに女主導型は最近ちょっと食傷気味
まあ人様の創作物にケチつける気もねえけど
しっかりけち付けてるだろ。お前の個人的な理由で
122 :
とくめー:2006/06/26(月) 13:40:09 ID:aNHj6WF+
個人的にはヘタレ主人公はイヤ。
主人公
123 :
とくめー:2006/06/26(月) 13:41:28 ID:aNHj6WF+
個人的にはヘタレ主人公はイヤ。
自分の好きな、自分を好いてくれる子の為に、
リスクを負えない奴に、ハーレムの主というか、
女と付き合う資格があるとは思えない。
主人公が多少ヘタレでも、いざというとき女たちのためなら体を張れる男なら別に構わないと思う。
というかそれが最低限の条件かと。ハーレムの主としても、物語の主人公としても。
だが主人公のそういう魅力が一切なく、ただ優しいだけのヘタレ主人公のためのダダ甘なハーレムは、
個人的にどうかと思う。以前そういう話を読んだ時にそう思った。
完璧超人の主人公が片っ端から女をオトす話のほうが人気なのか?
何かスゴイ論争(?)に発展してるなぁ…
女性主導で普段は流されてても、ココぞ!と言う時には
男を見せてくれれば性格云々はいいかなぁ。
エチーの時も、日常も女性主導じゃチョット悲しいけど
ドチラかで激しさを見せてほしいなぁ…例えになるか分からないけど「皇帝陛下は15歳!」みたいなのとか。
最初は、状況に流され気味だけど、絶対譲れない線ないしは折れない信念があるとことか…
じゃあここぞというのを見せてくれるなら
ブサイクピザデブやガリガリキモオタでも(ry
求めるものはあんま違わないような気がしてきた
ヽ(・∀・)ノ● ウンコー
129 :
107:2006/06/26(月) 19:02:23 ID:JD8kxLL9
>>122-123 とくめー氏
>個人的にはヘタレ主人公はイヤ
>女と付き合う資格があるとは思えない
保管庫でこのスレの作品を預かってる人間が、
そんなこと言うのはあまりよくないでしょう。
せめて、名無しさんで書き込めばいいのに
別に悪かないと思うよ、保管庫管理人がコテで好き嫌い言うのも。
その好き嫌い(あくまでもスレ違いにならない範囲)で保管庫収納を選り分けるわけでもなし。
管理人の趣味に合わせてSS書かなきゃいけないわけでもなし。
そう割り切ったら、普通の住人と変わらんよ。
基本的に、どっちの主人公もありなんだから、もっとおおらかに受け取るべきでしょ。
むしろ、自分の好みと食い違う主人公であっても、
あえて肯定的に読んでみるくらいのお気楽さを持ってみるというのが、一つの楽しみ方だと思うんだけど。
つっかかって来る人が出るかもしれない、っていいたいんじゃね?
何かしらコテで特定のことを言ってるとそれに気にくわない人が出てくる可能性もないってぇわけじゃないんだし。
まあ、それほど心配することでもなさそうだけどな。
あ、もちろん、
どっちの主人公も絶対に認めろって言ってるわけじゃないからね。
あんまり読み手の主張ばかりが強すぎると、職人さんのヤル気に影響しそうだから、ほどほどにな。
133 :
とくめー:2006/06/26(月) 19:55:50 ID:aNHj6WF+
名無しにしようと思ったら、名前消す前に操作ミスって書き込んじゃったんだよー。
122まで書いちゃったら言い切るしかないじゃないか。しくしく。
フォローしておくと、私の言うヘタレってのは、
鳴海孝之みたいな覚悟も向上心もない奴のことで、
戦闘力が弱かろうと、女の子にフォローしてもらおうと、
現在進行形で成長中のポップ系キャラ(横島とか)は、
当てはまらないんで安心してくださいねー。
皆、チョットした好き嫌いはあれど、最終的に
ハ ー レ ム 大 好 き
に集約するよね(*´∀`)ヨキカナヨキカナ
あと、抹茶(E=MC^2)でハーレム作品を1作見つけてきた。
NISIさんの「家庭教師-家庭教師紀子の場合-」
主人公は高校生、お相手は女子大生(処女)が2人。
最初は1人で、途中友達を1人引き込む形。
エロ小説の主人公に資格だの魅力だののこだわりなんて持ちたくない、エロければ充分だ。
せめてエロ小説くらいは余計な事は考えずに気楽に楽しみたい。
今ちょっと書いてたんだけどモテる理由付けって難しいね。
薬とか能力とかだと楽だけど、他の人の作品との差別化ができないし、
かといってイケメンとか普通にモテる奴は書いててなんか嫌。
そんなあなたにもてるじゅも(ry
>>136 SS書いてるのか、頑張れ!
資格や魅力なんかの議論してるみたいだが、
主人公の内的要因によってハーレムを構築するんじゃなくて、
社会的な理由からハーレムを作らなければならないことになってたらどうなんだろ?
世継ぎを作らなければならないためにハーレムが用意されていたり、
何かしら力のある身分の主人公が、他の地方の有力者から人質として送られた娘を
囲わなければならないとか。
そういうのはそういうので個人的にオッケーだったりする。
主人公しか男がいない世界、とかのおばか設定なら思い悩む必要ねえぜフゥワハハハ
ここは女だけの惑星に不時着したとかアマゾネスの村に捕らえられたとか、
女だけの種族に男を教えるとかだね……。
今こそ、中2の女子弓道部員惑星が現れるときだw
行ってみたいな、そんな星に。
保管庫管理人だからケチつけたらいかんて誰だそんな言論統制引く
暴君はw
ボランティアで保管庫維持してもらっている上に利用もさせてもらってるのに
コメントつけたらいかんてーのは都合のいい論理だな。
>今こそ、中2の女子弓道部員惑星が現れるときだw
オイラもいってみてぇよそんな星。
というかピクミン思い出しちゃったな。
144 :
とくめー:2006/06/28(水) 07:21:05 ID:EPe2VIy2
コテハンというのは、より多くの奉仕と人徳を求められるものなのですよ。
名のある者の勤めというわけです。
日本の社会は権力や権威に極めて甘くできてますが、
2ちゃんねるがそうでないのはみなさん周知のとおり。
偉い誰かの言うことに誰も逆らえないようなトコよりは、
目立つ奴が袋叩きされるトコの方がなんぼかましですね。
ってーわけで、 さあ僕を殴って!(もっと!)
ジャア オコトバニアマエテ・・・
( ・∀・) | |
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
>>144 _/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 /
147 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 14:24:58 ID:2jNBzd3a
オレモオレモ・・・
( ・∀・) | |
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
>>144 _/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 /
ソコマデイウナラ エンリョナク
( ・∀・) | |
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
>>144 _/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 /
オマエモダナ
( ・∀・) | |
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
>>146 _/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 /
>146
ガッ!
∧_∧
(,, ・∀・) | | ガガッ
と ) | |
Y /ノ .人
/ ) .人 < >_∧∩
_/し' < >_∧∩`Д´)/
(_フ彡 V`Д´)/ / ←
>>144 / ←
>>146 アダムとイヴだ
神様に選ばれた主人公の男と多数の女が新しい世界を創るためにうふんあはんするんだよ
そして全員時間概念もすっ飛ばした神様的ポジションにいるからいつでもはめ放題w
というのを授業中に閃いた
イデに選ばれて新しい世界で生まれ変わるために因果地平の彼方的ポジションに
まで読んだ
イデの力でありとあらゆる人間がアフロヘアに
まで読んだ。
俺のハーレム皆アフロ
まで読んだ。
俺がアフロでアフロが俺で
までかいた
>>150 > というのを授業中に閃いた
大学、だよな?
もしくは定時制の……
21歳未満なら カ エ レ
31歳、哲学専攻後期(博士)過程終了
現在臨時講師として「西洋哲学史概論T」
を必死で講義中ピコーンと閃いた
という可能性もなきにしも。
>157
えらく具体的だなw
158 :
157:2006/06/28(水) 19:42:21 ID:nZlhFiyJ
>156
ダターヨ
自己レスorz
素直クールなおにゃのこに子種発射を求められるシチュもええなー。
どうしても変態クールなおにゃのこに変換されてしまう
俺の長門のことか
>>12がリンク集に登録されていないのは何故だろう?
炉だから?
163 :
とくめー:2006/06/29(木) 20:48:07 ID:na2Fjkq6
>>162 初見でSSサイトに見えなかったから。
まぶらほ、ハピレス等二次創作系は具体的にどれのことかー、
とかよーわからんかったし、原作にとくに執着が無いので……
(好きな作品なら地の果てまで調べたかもw)
さて諸兄、ハーレムといえど無節操に人数を増やすばかりではないだろう。
選りすぐりの少人数ハーレムを構築するとしたら、諸兄はどんな人選を行う?
自分なら、仮に4人とするなら……
1、箱入り系清楚可憐子。丁寧語で話す。純情で真面目でやや内気。
2、ボーイッシュ系ボクっ子。貧乳・ショート。明朗快活で物怖じしないが恋愛・H系統には奥手。
3、無表情系ロリっ子。ゴスロリだとなお好ましい。つるぺた。素直クール系。返事は「…ん。」喘ぎも「…ん!」
4、ツンデレ系高飛車っ子。スタイルがいい。普段はナマイキだが強引にいくと押し切られてしまう。
次点でおっとりおねーさん系、エロエロハデハデねーちゃん系、元気な妹系など。
どうでもいいけど自分から打って出る場合ハーレムでカバーできる
人数ってせいぜい4か5人が限界だな。
相手の方からも誘ったり積極的に絡んでくるのなら10人くらいまで
行けるんだろうけど。
>>164 俺なら、
1、純情一途娘。尽くし系普段はおとなしいが恋人(主人公)のことになるとものすごく
積極的。
2、ちょっとぶっきらぼうで素直クールな娘っ子。主人公のことを「君」と呼ぶ。
3、ツンデレ委員長か図書委員。普段はものすごく真面目だけど主人公の事や噂話
には「耳ダンボ」になる。気にしていないようで実はいつも主人公の事を気にかけている
ちょっと独占欲強め?
4、ほんわか系家庭的少女。兄妹が多くて料理を作るのが大好き、面倒見が
よく後輩や友達に好かれている。だけど一番一緒にいて欲しいのは・・・。
人妻×4でよろ
人妻の娘も良いぞ良いぞ
4人という流れなら
母、叔母、姉、妹
4人……
幼馴染(世話焼き系)、同級生等(素直クール)、義姉(しっかり者)、義妹(ややツンデレ)、で
義姉の策略がハーレム創りに一役買っていたりするといい
しかし、回答者の好みの年代がハッキリ出てしまう質問だ……
……五つ子で男1女4、女は一卵性の四つ子さん。
状況によって妹として甘えられたり、お姉さんとして使われたり甘えたり。
一卵性多産児(双子とか四つ子とか)にフェイバリット興奮する俺マイノリティ。
>>172 全く同じ外見のクローン12人とやりまくるSSがあるくらいだから、似たような趣味の奴も少なくないだろう。
ジャンゴ=フェット×ボバ=フェット×クローントルーパーの乱交キボン
>>173 シャア少佐と同じ性癖か(幼女はべらしたいが為にアクシズでプルシリーズを生産)
少佐の場合はハーレムより幼女の方に重点がいっているが。
4人ならば、東西南北、四天王に座する女将軍もいいな。
このスレか修羅場スレかでURLを発見したんだけど
エロ要素は殆どない奴でたしか実妹の愛称が「とー」とかって名前で
後幼馴染の名前が輝・耀でたしかハーレム要員は全員新聞部に属してて
部長の名前がこだま?とかって奴なんだがURLなくしてしまって困ってる
どんな名前の奴だっけ?たしか更新が頻繁にあった
>>178 そんだjけ固有名詞に覚えがあって、なぜググル先生に聞かないのか。
自分で調べてから人を頼る、そんなの常識だよ。
>>178の情報だけでググったら、アッサリ見つかったぞ。
ごめん 俺もぐぐったけどわかんなかったよ・・・
DIOッ! 君がッ 教えるまで 泣くのをやめないッ!(´;ω;`)
181 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 23:56:07 ID:E32TqmX4
少年と熟女
投稿小説晶子と加寿子
ココ、エロパロ板だからスレ違いっぽいけど…
非エロ・もしくは性行為を匂わす地の文だけしか
出てこないハーレム物っていうのも読んでみたいよなぁ…
てか、非エロ一次創作(オリジナル)を紹介する板ってあるのかな…
2ch広いから見当つかんよ。
184 :
とくめー:2006/07/02(日) 00:31:26 ID:3bJhnIIQ
某所で製作者さまと激闘中、とくめーです。
よい子のみんな、自演はしちゃダメだぞ!
>>182 板の趣旨には
>一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、
>およびオリジナル・パロディを問わないエロ小説創作等を行う板です。
とあるから、二次の非エロ、一次のエロ創作は可だけど、
非エロのオリジナル小説は、板違いらしいです。
とはいえ、エロパロ板の非エロ禁止は厳密なモノじゃないし、
非エロ小説情報出しても、別にいいんじゃないでしょーか。
実はリンク集にも、ぽつんと一作だけ非エロが載ってたりします。
もちろん書き込むかは情報出す側が決めることですから、
あんまりクレクレするのもどうかとは思いますが。
>>184 匿名掲示板なのに自演をしないのは逆に失礼
>>178 「常夏の水たまり」かのう。
エロなしはあまり興味ないんでざっと見ただけだけど、
ほんとに濡れ場はすっとばしてるみたいね。
ハーレムだけど濡れ場がないというのはメインデッイシュのないフルコース(懐石料理
でも可)みたいなもんで味気ない気がする・・・・。
そこだけあっさりしていてもいいからやっぱり性交渉の場面はあったほーが俺として
は好きだな〜。
非エロハーレム小説自体あんまり読まないからあまりコメントは付けられないが。
>>178 今読んでるんだけどなかなか面白いね。
そういえばハーレムリンクには情事が子と細やかに書いてる奴しか貼ってないけど
逆に
>>178の奴みたいに非エロハーレムとかも探せばありそうだけど誰か知っていたら
紹介してくれない?
最初はともかく中盤あたりからいきあたりばったりすぎて話として破綻してる気がするが
190 :
DI0:2006/07/02(日) 04:00:34 ID:qqxTK3kC
>>180 ジョースターの血に免じて(笑)
新聞部 こだま 輝
で先生に聞いたら、2、3番目にキャラクター人気投票が出て来たので、そこから辿った。
ごめん、リロってなかった(笑)
カッコワルー(÷)
こ・・・これはどうしたことだ
はッ!! まさか・・・まさかDIOの能力はッ!時をt(ry
直接描写なし、『匂わせる〜ギシギシ』クラス
EVA二次 『Green Gables』
ヘイトも(一部の作品に)ある上、更新止まってるが完結長編もあるいいところだ。
>>193 匂わせる〜ギシギシってのが全然HITしない・・・
もう少し詳細な奴を教えてください
ギャグの延長という事では読めるけどエロじゃないので
あまり読んでない>Green Gables
>>194 そりゃ属性表現だからそれでヒットしたらすごいと思うぞ。
というかタイトルでググれば普通に上位に出てくるよ。
ハーレム好きならばもちっと粘れや。
すまんすげーー勘違いしてたw
直接描写なし、『匂わせる〜ギシギシ』クラス
EVA二次 『Green Gables』
これ普通に二作品かと思ってたw
『匂わせる〜ギシギシ』
『Green Gables』
でさ〜
必死にギシギリぐぐってたよ・・・
ちなみにエヴァのは見た事あるけど面白いが完結してないから
更新する気もないと思うし残念だ
>>183 教えてくれてありがとう。そっか、同人板だったのか…分からないはずだ。
>>184 とくめー氏、ご指摘ありがとうございます。クレクレをするつもりでは無かったのですが、
>>182読み返すと、「読んでみたいなぁ」ってモロに言ってましたorz
まぁ、ふさわしい板を紹介していただいた事ですし非エロはソチラで、
ココでは引き続き発見したエロ創作を書き込んで行こうかと思います。
↑
「童貞にしか乗れないスーパーロボットがあるとして」
1 番組の途中ですが名無しです[] 投稿日:2006/06/29(木) 13:20:45 ID:HqU1PqcE0 ?#
パイロットになって、悪の組織の女幹部とか
全身タイツっぽい戦闘員の女の子とかに
童貞を狙われる日々を送りたい
というスレのまとめと言うか抜粋
小説ではなかった。
余計なお世話と思ったが、読みに行って「なんじゃこりゃヽ(`Д´)ノ」と怒る人が居ないように。
>>199 GJ。お前のIDのがスーパーロボットっぽいよ
201 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 14:14:38 ID:ZQYzE5GK
禁断少女が俺を追いかけて来るんだが
どう対処したらいい?
203 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 13:47:07 ID:3AXrBxlV
ヤっちまいなー
禁断狒狒になるかも
その少女が、たった一人しか現れないうちは、このスレに来る資格はないよ。
3P以上が出来るようになるまで我慢するんだ。
205 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 21:29:36 ID:r5zG64r7
エロ勇者マダー?
もう少し君はエレガントに事を進められないのか
そんな事では、禁断少女に会えはしないぞ
>>205 エロ勇者は、今非番でパチンコに行ってるって言ってた。
なんかね、フツーのアラブのハーレムのような
扇動的な雰囲気溢れる薄暗い照明のひっそりした宮殿での
王様と奴隷(もしくは愛人)達のハーレムが読みたい。
そこに他国のお姫様とか攻め落とした時に浚って来た女剣士とか
入りたてで初心な処女奴隷とかの組み合わせならもう最高
ハンニバル戦争時代のローマなんかをモデルにしたらそういうの書けそうじゃね
周りの国から人質取りまくってたし、殲滅作戦やって都市の住人全員奴隷にしたりしてたし
誤解でもいい。たくましく書いて欲しい。
塩野じゃあ誤解が上塗りされるだろ…
ヘタに戦記ものにウェートがシフトしてしまいエロとどっちつかずで
テンションも上がらず結局未完 になるのを恐れる
中出し専科の ペルニス帝国の野望
でも、読んで来い
グロ注意ナ
もしそういうアラブっぽいハーレムだったとしたら、
王様は若い美形のにーちゃんか、それとも
皮下脂肪の間に汗が溜まってるようなニートデブオタのような
鬚生えたブサ親父か、
どっちが通例だと思う?
精悍なおじさま
五歳児
一見放蕩っぽくてもやるときはやるにーちゃん
王様は事情があって男として育てられ、宮廷の権力闘争の結果王位に就く事になった少女。
主人公は種馬として女装してハレムに入った少年。
しかし、アラブ系のハーレムはリアルであるから萎えるな
だって、愛が無いんだもん・・・もん。
222 :
219続き:2006/07/08(土) 02:56:21 ID:nAw8dpaN
そして、ハレム内で唯一自分の秘密を知る主人公と男装の王様とは深い絆で結ばれ、
主人公は他の寵姫達の嫉妬を一身に受けるわけですよ。
で、最初は暗闇の中で王の身代わりとして寵姫達を抱いていたんだけど、
毎晩アフンアフンしているのを見ているうちに、王様も辛抱たまらなくなって主人公を押し倒す。
結果、腹ボテになった、最近政務にも関心を持たずハレムに引きこもるようになった(様に見える)王と、
その傍らに付き従う王を骨抜きにした毒婦(主人公)。
その二人を排除して下克上を目論む腹黒大臣。
二人の情報を探るためにハレム入りした大臣の孫娘。
最初は目の敵にしていたんだけど、なんだか最近は主人公を見ているとおかしな気分になってしまう寵姫達。
庭の池に落ちて、男だとバレてしまったり、
黙って欲しければ私も抱いて、と迫るハレムの女性警護員。
更にランプの精に本当に女にされてしまったりと、イベントも盛りだくさん。
最後はなし崩しに大円段。
後日談として二世のやはり女装が似合う少年の、愛と勇気と愛液に塗れた冒険談も。
・・・ってお話、誰か書いてくれないかな。
実際のアラブのハレムは観光客を誘拐拉致して
目を潰して無理矢理加えるらしい
と、萎える情報を
でも常に訳分からんことが行われてる世の中だから、実際こういうのもあるんだろう。
可哀想に。
流れを無視しハーレム作品を紹介。
「雪の向こうの桃源郷」の「ハーレム勇者」。
ただ話数がまだ少ない上に、書きかけの話がいくつもあるのはちょっとどうかと思うが、
ハーレムっぽくていい感じかと。ちなみにブログ掲載。
ハレムってタブーの事
ハレムって女子校
ハレルヤ!!
>>226 大丈夫か?
疲れてるんだったら、無理しないで休みを取れよ?
>>227 大丈夫か?
疲れてるんだったら、無理しないで休みを取れよ?
>>228 大丈夫か?
疲れてるんだったら、無理しないで休みを取れよ?
229 :
とくめー:2006/07/08(土) 14:05:25 ID:uJvAlhB7
>>228 大丈夫か?
疲れてるんだったら、無理しないで休みを取れよ?
ちなみに私はこれから東京ドームのラクーアという温泉に行ってきます。
『男二人で』
230 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 14:05:26 ID:8uhvi9fT
なんだこの流れwww
さて、今日もwktkしながらへたれエロ勇者さんと、Pakuriさんを待つか。
絶望した!
いつの間にか自分の名前と作品名がへたれエロ勇者になっていたことに絶望した!
ちなみにwktkしても無駄です、まだ一行もパソコンに打ってないので。
話自体は出来ているのですが。
よく見たら、要らぬ誤解を生み出してしまいそうな誤字があったので修正。
>>232 >いつの間にか自分の名前と作品名がへたれエロ勇者になっていたことに絶望した!
いつの間にか自分の名前と作品名が同じ物と思われていたことに絶望した!
HN=キュンキュン
作品名=へたれエロ勇者
以上、これより黙りこくって続きをぼちぼち書き始めます。
完成まで結構かかる算段ではありますが。
235 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 16:29:42 ID:xTil2kQM
待ちますよ・・・秋まで
好きな作家に遅筆が多い俺なら4年までは待つことが可能
でも韓国時間で十年後は勘弁な。
永遠におとずれない十年後だな。
239 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 20:13:57 ID:/nps6vCo
なに、某佐藤大輔氏の儲でもある私には一年や二年はどうってことないですよwwwwwww
orz
やべ、俺がもう一人いる。
新刊マダー?
俺たち三兄弟説
あれ、仲間がいるよ?
実は俺たち大家族説
ここは俺が多いインターネッツですね
アダムとイヴが本当なら、俺たち全員近親相姦
↓アッー!ネタ禁止
↑しゃぶれよ
なにげにネタバレ
新城も何気にハーレム的状況だからね〜
将来的に初姫様もらえるのは確定だし、もしかしたら本物の姫様も
手を付けちゃうかもしれないしね。
皇国の守護者はあれで終わったのか?アルスラーン戦記は完結まで何年かかるのか?
と考えている佐藤大輔に加えて田中芳樹ファンである自分が通りますよ
皇国は新城がカミンスキィのオカンとネーチャン達を手込めにするその日まで続きます。
え?バルクホルンの妹もでしょ?
顔がじゃがいもじゃないという保障はないが
デブリックの細君、コースティリアも追加しないとね
企業モノでもいいな〜>ハーレム
大企業の創業者一族の落とし子が主人公だったり、メガコーポの重役や幹部
で秘書やら愛人がいぱーいとか。
東京NOVAみたいな感じになるかもしらんが。
企業モノ……
召しませMoneyは婚約者以外にもメイド長さんとか思考操作されてる貴族のお嬢様とか秘書の人とか
そういった意味でも期待していたのだが更新止まってるんだよなぁ
パシストの四卷はまだか! 信長も!
ああっ女神さまって狭い家で女神三人と暮らしてるハーレムアニメみたら
一緒にお風呂入るとか入らないとか言ってた
いかにも童貞が妄想しそうな無料ソープだなと思って羨ましかった
パナマ3マダー?じゃねいや
地力のある作家が10年位かけてハーレムものやってくれんかなあ
いや皇国やA君じゃなく、あくまで主題がハーレムものな
ブログ形式で書かれたのって、見にくいと思うのは自分だけかな。
うちが知らないだけでなにか、順番に読み方ってあるの?
御大で燃え上がれるおまいらへ
軍艦を彼女って呼ぶから九九九艦隊計画ってハーレムだよな!
>259
軍艦を彼女と呼んでハアハアしたいのなら「軍艦越後の生涯」読むべしw
>ハーレム
魔法使いの爺さんから女にモテまくる魔法(呪いでも可)をもらう&かけてもらう
というパターンとか。
実は、主人公は遠い惑星のとある王家の血筋に連なる者でむかーし流れ着いた
その星の王子が現地(つまり地球人)の女性とできちゃって子孫を残したんだけど
本星ではその王族の血筋が絶えそうなので生存している王家の血筋の中で
一番血が濃そうな主人公に王様&種馬になってもらおうとして異星人のおにゃのこ
や従者、謎の秘密結社の幹部やらなにやらがやってくるというのはどうだろうw
>>260 その流れ着いた惑星ってのは
中2の女子弓道部員惑星
のことですね!?
前、メタルマックスとかマッドマックスみたいな世界観で、
女性型アンドロイドハーレム話考えてた。
廃墟と化したビルの中にたくさんの戦闘用アンドロイドを見つける主人公。
もう長い時間放置されっぱなしで起動しないだろう、
けどセクサロイドとしては使えるから好事家に高く売ろうと思って、
覆ってるケースをどかそうとしたら一斉に起動して、主人公をマスターと認識してしまう、という感じで。
>>263 じゃあ、そのネタでいっちょうやってもらうしか!!1
……もちろん、今の連載が完結してからな(ボソ
ドンマイ。
己のハーレム妄想パワーを試してみようと、友人の部屋にあるアイテムを無造作にチョイスして、
ハーレムストーリーを捏造したことがある。
主人公は、悪の手から秘宝を守る冒険者で、建機や特殊車輌型の巨大メカで敵と戦う。
各メカに搭載の女性人格AI達に指示を出すため、コントローラーにコード入力。
「発進シフト!アイシャ、イリス、ウェンディ、エリカ、オルガ、GO!」
みたいな感じ。
彼女達はそれぞれ、精密作業用人間型義体をもち、主人公に夜のケアも行う。
こんなネタを転がしてSSを書いたことがある。
>>265のドンマイは
>>263宛てね。
昨日もアンカーミスして、自分に休養を勧めた俺。阿呆でした。
>>261 それがいまだにネタとして使われるとは……。
嬉しいやら恥ずかしいやら(笑)
やべえ。本当に最近全く書いてない。
というかアイディアが全然出てこない。
誰か今書いている続きになりそうなネタをくれないですか?
もらってもいつまでかかるか分からないけど…
>>265 セクースのときは「合体シフト!アイシャ、イリス、ウェンディ、エリカ、オルガ、6Pフォーメーション!」
とかいうのか
>>268 一体どんなアクロバティックなフォーメーション組むんだろ?
6人ピラミッドの2段目までを組んで一人一人後ろからとか?w
>>267 前スレ153氏=原案者のネタは
>主人公の警護をする忍者妹の隙をついて襲い掛かる武者三姉妹。
>長女・剣術大学生(暴れん坊)、次女・薙刀高校生(大和撫子)、三女・弓術中学生(気弱奥手)。
>主人公の、普段は役に立たない特技が効果的に発動、その場の機転で撃退し、寝返らせる。
>(ここで武者姉妹丼)
>三姉妹を雇っていたのは武家の末裔の女の子(鎧武者娘・野心家)で、主人公の婚約者から埋蔵金のありかを聞き出すのが目的。
というのが忍者姉妹丼の後に来てるわけなんだが…
1.「一夫一婦制の現代において、3人もの女性を侍らせるとはハレンチな!」と、憤怒する武者姉妹。
忍者姉妹の時のように屋上に呼び出されるか、校舎裏にでも呼び出される(呼び出し方法はやはり果たし状か?
埋蔵金のありかを聞き出すついでに、「複数の女性と同時に付き合うなんて不誠実です!」という。これに対して
主「形はどうアレ彼女たちを無碍に扱ったことは無い」→武「ならソレを証明して御覧なさい!」
と言った具合に話が流れ(?)Hに突入。
原案にある”無駄な特技”は、忍者姉妹との朝の奉仕等で獲得した複数の女性を同時に愛する能力ということにして
武者姉妹を見事陥落させる。で、「証明されたついでに主人公に心酔、忍者姉妹と同じく仕える事に」みたいな流れ。
2.「一夫一婦制の現代において、女性3人と諍いも無く暮らせるとは…デキる!!(謎」と、興味(好奇心)を抱き近づく武者姉妹。
埋蔵金のありかも聞かなければいけないが、何故問題なく暮らせるかも気になる姉妹。
武「秘訣は何なの?」→主「(Hから先に入って、なし崩しになんて言えないよ…)」→武「教えてくれないなら、ココで切腹します(オィオィ」
てな訳で、Hに突入(爆 後は1と同じ流れ。
オプションとして、忍者姉妹の時のような媚薬に代わる「兵糧丸」をストーリーに絡めてみたり(または、主人公を絶倫仕様に鍛えるか
忍「何かあった時の為に…」→主「まさか、ホントに使うことになるとはね。トホホ」みたいな。
こんなん出ましたけど、どうでしょう??創作意欲を刺激できれば幸い。
ヤンジャンのガールフレンドみたいな軽いノリのハーレムモノとか
例えはもっと一般的なのにしる
二次元ドリーム文庫か仏蘭西書院の美少女文庫みたいな軽いノリのハーレムモノとか
>>269 ID:3Pおめ。
>>267 氏の第1話を読んだとき、主人公の「犬使い」能力が、
元ネタでいうところの「普段は役に立たない能力で三姉妹を撃退する」に対する伏線になってるんではないかと思ってました。
三姉妹が彼を襲う理由は、騙された、雇われた、あたりが無難でしょう。
その分、主人公に負かされた後に惚れ込むプロセスは三者三様であれば楽しいのでは?
弓道部ハアハア。
鎧武者子は、威勢がよくて腹黒いけど、どこか憎めないマヌケさがある感じ?
副官は気が弱いタイプにして、武者子にいいようにこき使われるとか。
声は能登で。
>>272 IDが4Pだぞw
さすがハーレムスレ。
あくまでも
>>274は元ネタ準拠の案なので、それらを無視して完全別ルートに向かうのもありかと。
あと、エチプレイ案。
三姉妹。
とりあえず身動きを封じるため、それぞれの武器を利用して拘束。薙刀M字開脚とか。忍者姉妹が主人公をたきつけるor媚薬効果で三姉妹をコマす。
なんてのはいかが?
武者=主人に忠実=犬 → 犬使い発動
>271
ズベやNTR多いから苦手だ、あれ
>274
俺も俺も>犬使い
pakuriさんは、犬使い能力設定を掘り下げても膨らまない?
279 :
Pakuri:2006/07/10(月) 02:42:52 ID:D0KBoIRW
携帯からですまん。
誤解を招く表現ですまん。
三姉妹で悩んでたんじゃなくて閑話休題代わりの
双子と姫の絡みを悩んでたんだ。
三姉妹はプロット出来てるし犬も出るっす
双子と姫の絡み……。
昼食後の運動にもう一回双子とHして、夕方くらいに姫とHして、夜にみんなで4Pとか?
>>280 活力弁当と称して媚薬(つーか精力剤)入りの弁当を姫にも食べさせて
くんずほぐれずの乱交プレイちゅーのは駄目か?
>>280 食後の運動かぁ… うーん、そんな感じで言ってみようかな。
それとも後回しにして三姉妹編に行っちゃうか。
言うのもあれだがエロ小説って面倒くさいなorz
>>281 どうにもそれだと痴女っぽくなっちゃうだろうし、このスレの皆は抵抗感ないものかな?
>>282 >痴女
俺は主人公だけに対してならおk。
でも、クスリを使うよりは、「主人公自身が媚薬」の方が好みかも。
>>282 >痴女
程度にもよるけれど、大体おk。双子の初Hのときくらいならほぼ問題なし。
ただ、クスリをあんまり濫用するのは大変なので、ほどほどで。
285 :
281:2006/07/12(水) 21:42:42 ID:bY9HkTwP
痴女プレイっちゅーかこの女は俺(僕)のものだーみたいな感じで
マーキングしておきたいっちゅー欲望を出すのもいいかなと思った
んよ。
余談だども。
昨日購入したいちごの同人誌でハーレム気張りすぎて体調崩しちまって
女が他の男共をつまみぐいっちゅーパターンがあって萎えちまったよorz
>>285 「黒エロは別腹」な俺でもそのシチュには萎える。
独占欲を満たしてかつ愛も求めるというのがハーレムだしな。
正統ハーレムではなくても俺はこっちの路線が(・∀・)イイ。
男が不甲斐無い、ととるのか、女が多淫すぎる、と考えるのか。
もしくは両方なのか。
そうなると、男女多人数の乱交と変わりないと思えてくる。
やっぱ、性欲以外の愛情が伴った、スキスキセックルがいいよ、俺。
一人対十二人の、ハーレム黄金比で。
>>289 そーゆーご都合主義のハーレムものって
男が何の取りえも無いヘチマ野郎だからなえる
ぶっちゃけきもい
男に、何も取り柄が無い、わけではない。
たいていの安易な企画ハーレムものの主人公には、「優しい」という美点がある。
優しい以外に取り柄が無い、というべきかな。
故に、八方美人、優柔不断になりやすいんだけど。
このての企画ものは、ユーザーが自己投影をさせて楽しむものだから、敢えて「優しい」以外の特徴を持たせないことが多い。
無個性な主人公を、ユーザーが補完して感情移入するのが、たぶん正しい楽しみ方のひとつ。
「きしょい」の前に、気の持ち様を切り替えてみると、案外楽しめるかもしれないよ?
女が複数優しい主人公に惚れるだけならいいけど
主人公が複数の女とSEXしまくりってのは生理的に駄目だな
>>292 あなたはどんなハーレムが好きなのでしょうか。
ハーレムが好きでないならどこでもお好きなスレに行ってください。
>>292 > 女が複数優しい主人公に惚れるだけならいいけど
> 主人公が複数の女とSEXしまくりってのは生理的に駄目だな
うーむ、そうすると、このスレで発表される職人さんの作品や、紹介されるサイト作品の多くは楽しめてない、ということ?
モテる男が、いろいろな女の子とのプラトニックラブに揺れた後、一番好きな女の子とセクースして、あとは浮気しない。
みたいな、純愛系エロゲ路線が好み?
それとも、「SEXしまくり」の「しまくり」が気に入らないのか?
このスレ、3P以上ヤリまくりスレだから、生理的にしんどいよ?
まあ、なんだ。
ハーレムものの主人公は、みんな「絶倫」という取り柄を持ち合わせているのだが
たしかdingdongdangっていうサイトにときメモのハーレムモノがあった気がするんだが、
あそこの作品ってもう見られないんだっけ?
たしかどこかにログがあったと思ったんだが。
BFスレに投下した妄想だが、こっちのスレ向きだという事に書き込んでから気付いた。
せっかくなんで、こちらにも。
淫魔学園
淫魔が男を誘惑、篭絡する手管やBF、食事作法等の授業を受けるための学校。
3年制で3年に一度、全校生徒職員の給食兼実習教材として人間の男子生徒が一人だけ入学。
その男子が卒業する時の卒業式は、「○○君じゃないと駄目なの!!」という状態になった生徒(入学時の先輩含む)や職員達との重婚結婚式を兼ねる。
卒業後の男子は、淫魔ハーレムで永遠にラブラブいちゃいちゃし続ける事ができるが、結婚しようという淫魔がいなかった場合は「ふつーの高校生活を送った」と記憶を改竄されて放り出される。
結婚しなかった女子は卒業後、気に入る男を牡奴隷にするまで不特定多数の男を襲い続けるか、教職免許を取って学校の職員になる。
職員は自分をメロメロにする男子に巡り合い寿退職するまで、ずっと教職を続ける。
ちょっとハーレムスレ向きに直してみた。
>>288 そうGs studioの奴。これ以上はスレ違いになるからアレだけど
ハーレムモノも需要があるのだから同人漫画家の方もぬっとり
エローイ漫画描いて欲しいなぁ。あ、モチ陵辱無しで(ぉ
まあ、ハーレムってのは「気に入る&愛情を注げる女」と「その他大勢」
とを区別しているわけだから乱交モノとは一線を引いていると思うな。
妄想とはいえやっぱり愛だろ、愛。
>>295 絶倫もいいけど普通に考えたら休肝日ならぬ休SEX日なもんを1日、2日挟む
のが適当じゃろな。
そういう休みの日でもハーレムのおにゃの子らと親交を深めたり勢い余って
襲ったり(休んでねーな)というオプションもあるだろーし。
308 :
はれるや:2006/07/14(金) 02:19:10 ID:QMjeAxw0
>>262 メタルマックス的世界観とアンドロイドモノの相性は抜群だからな
是非お願い
>>290 ハーレム漫画の派生はきまぐれオレンジロードだからな。(多分)
大してとりえのない主人公が二人の可愛い女の子に挟まれてイチャイチャっていう
男の願望から来てる。超能力だけ使えるけど優柔不断で冴えない。
だから良かったのだろう。スパッとどっちかに決められたら漫画終わっちゃうし。
読者はじらされてじらされてハーレムを堪能することができた。
まあ今のハーレム漫画ないしアニメはまた変化していると思うが、
やはり現実でハーレムなど不可能なオタに「俺がこんな可愛い子に囲まれて(略」
と思わせる意味でハーレム主人公はうじうじ系が多いんじゃないかな。
爽やかでスポーツ万能な奴がモテるのは普通のことだし。
とまあ、こーゆー理由だと思うな。自分もへたれ系主人公より、
ヒロインと同じぐらい魅力がある主人公のほうが好きだな。
(このスレの職人たちの作品が気に入らないとかの意味では全くないよ)
強引だが、女のほうも思わず惚れてしまうような半和姦半強姦ハーレムものが好き。
漫画ならバスタードとか、エロゲなら鬼畜王のランスとか。
むしろへたれしか受け付けない
偉そうに言ったけど自分も協力(?)出来るなら是非投下したいが、
自分のギャルゲー脳では一人一人順番に陥落していって
奴隷が一人ずつ増えていって結果的にハーレムでおkってのが主だから、
一度に複数とのベッドってのは難しいな。行為そのものは一対一になっちゃう。
まあ一度ハレムセクスの小説に挑戦したいと思っていたので、
もし上手く書けたらよかったら読んでくれ。
顔、スタイル、運動神経etc・・・性格以外良い所無しの主人公
片思いの幼馴染に告白するが玉砕、その後、その悔しさから一念発起して天下を
目指す。苦節ン十年間、その間に徐々に女性が集まってきて、天下に手が掛かっ
た頃には、いつの間にかハーレムが出来あがっていたというのは。
そんな人間が天下を目指すようになるのだろうか
315 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 21:19:01 ID:NUZpaKRy
へたれ勇者面白かった。エロ以外の部分もエロの部分もツボでした。
え?なに?このもうへタレおわったみたいなな流れ
読んでみたら面白かった、作者GJ ってことだろ
思わずあぼーん機能を切ってしまったじゃないかw
分かってないな
初代ハーレムマンガは
「王家の紋章」
間違いない!
>310
春日君は、いちごの鼻毛と違って男気あるべ
優柔不断なのは女に対してだけ
とりあえず、おれは勇者再臨を待つ。
主人公談義は平行線になるだけだからもうよそでやってくれ
初代ハーレムラノベは源氏物語かな?
逆ハーは竹取物語かな?
源氏物語は寝取られありだから駄目
寝取り無しハーレムだと「みゆき」かな。
ハーレム作品を見つけてきたので報告をば
官能小説 佳情
ttp://kajo.h.fc2.com/ にある「僕のハーレム計画」
主人公は莫大な遺産を継いだ学生。
お相手は恋人兼メイドの同級生とか、財産目当てでやってくる女性だったりとか…という"設定"
サイトは短編が主なのだが、コレは「ハーレムシリーズ」としてくくられてるので探さずに読める。
※ハーレムでは無いけども、「耳シリーズ」が純愛で大変萌える。コレもコソーリオススメしとく
ガイシュツ
>>327 あら?そうだった?orz
一応、とくめー氏のHP見て書いたんだが…見落としたかな
330 :
とくめー:2006/07/16(日) 00:28:11 ID:c/RX6ldF
331 :
とくめー:2006/07/16(日) 00:28:42 ID:c/RX6ldF
>>329 それは326が書かれてから足したんですw
それでは、あらためて……
n ∧_∧
(ヨ(´∀` )
>>326 グッジョブ!
Y つ
>>327 :;' /:/ `メ、 i: ハ: i: : ii:i ヽ: i: :ii; : : : :iヽ: :
i: :i: i: i/,ィ=ミヽi: iヽNi:i_`iL:H---i:i: ヽ
i: :i :i / {.iトgj:i ヽ! lルィ丁゙)‐ミ「!: :ii/: : i
;':/ヾム⊂つ'´ i:.;{iil1:ソ i:i:::i !: : i:
: i: /: iト 、,,ミニっ /i/゚: o i .
: i:/: : i 、`_  ̄/.:/: : : i: : 謝れ!
: /: .::ハ ゙llllllル `ヽ //. : :/! i: .
>>326さんに謝れ!
/: .::/:::/`、 lll/: : : : :} /〃:./: /i iハ!
i. ::/i::/::::::i::ヽ`三ー 'ノ , イ/: /: /.::i i::::::
::::///::::::::i:::i:..ヽ---<::::/:::/: :/: : i iヽ::
334 :
326:2006/07/16(日) 16:43:57 ID:6jmSI8Jt
既出の作品を紹介という珍事を回避できてホッとしてます
あの後、ショックで不貞寝しちゃいました(汗
後、ハーレムっぽい作品をまた見つけたんで報告。
高森淳のNovel Fan(s)
http://fot.sakura.ne.jp/ にある、「K2」というもの。
主人公は、二卵性双生児の妹をもつ兄。お相手は、妹・幼馴染の同級生が2人。
ただ、途中妹に対して間男が出現したりする。(といってもキスまでなんだが
最近の”妹萌え”とはちょっと違う作風。
で、ハーレムっぽいと評したのは最後まで男1人対女複数の描写が無いこと。
近親という事に悩む兄妹があくまで主だということ。
幼馴染の1人とは、作中で性的表現に及ばない。
ハーレムっぽさを感じられるのは最終話だけ。
以上4点があるから。
まぁ、一応女性複数いてそれぞれが通じ合ってるんで紹介してみます。
寝取りなしハーレムが「みゆき」なら
「タッチ」も南と新田由佳に挟まれてハーレム
タッちゃんはでも野球の才能あるよ。
個人的には寝取りは燃える。
(でNTRは、それを期待して読む作品以外ではノーサンキュー)
NTRを読むと塩の柱になるのできちんと明記してください。
保管庫にあるお気に入りバンドのメジャーデビューの人のを読んで死にそうになりました。非18禁と作風が180度違った…
339 :
とくめー:2006/07/16(日) 22:28:21 ID:c/RX6ldF
>>337 みゅ? なんか私ポカやりましたか。なら訂正・追記しますが。
地雷を踏んだ方は、この先地雷原という看板を立てるのにご協力をお願いしますです。
いやいや、全てのNTR作家へのメッセージ
ちなみに保管庫の話はエロパロ保管庫のこと。非エロは純愛系、18禁はNTR系というトラップ作家の方がおられるのです。
で、踏んだと
そんなの、説明ないしにここで書かれたら誰も意味分からんわw
トラップっておまえが嫌いなだけだろ、
まぁ俺もNTRはダメだが……好きな人もいるんだろ。
あと
ス レ 違 い
つまらん男に奪われるよりは寝取ってしまう方が好きだが取られる側
になるのは私も嫌だw
そもそもそういう話の筋っぽいと分かったら読むのをやめるけどな。
なんでエロパロ保管庫のことを、独立した保管庫のあるここで言ったんだ?
誤爆?
347 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 18:20:29 ID:cR+XmDdn
紹介
オリジナル
少年と熟女
投稿小説晶子と加寿子
多少のスカがあるが
348 :
とくめー:2006/07/20(木) 01:18:40 ID:HXMNAqx0
投稿がない、情報もない……
スレ進行に追われるような日々を送りたい!
ある日、高校からのいつもの帰り道をのたのたと歩いていたら、
いきなりUFOに捕まった。
おお、いっつぁ、きゃとるみゅーてぃれーしょん。
などと、ふざけている場合ではない。
古典的な光に吸い込まれ、宙を舞うオレ。
大ピンチ。
こんな事なら帰り道を一緒に歩いてくれるような友達を一匹ぐらい作っておくべきだった。
さよなら人生。
こんにちは冥界。
そんな妄想の後にオレが目を開けると、そこにいたのは宇宙人っぽい奴だった。
灰色のスーツに、先端にポンポンのついた触覚と、パーツは揃ってるくせに
何故か顔だけ人間というファッショナボーな宇宙人っぽい奴はいきなり言ってきた。
「こんにちは。いきなりだけど頼みがあるんだ」
「ははっ、断固として断ることを断言する」
「言葉遊びしとらんでまず聞けや!!」
切れる宇宙人っぽい奴。最近の若者の風潮はどうやら宇宙人っぽい奴にも伝搬するらしい。
「で、何用だよ」
「君、ハーレムに興味は?」
「あるな」
「直球な答えをありがとう」
「雄として当然の欲求だ」
うんうん、と強く頷くオレ。宇宙人っぽい奴も思わず親指を立ててグッドのサインだ。
「うん、パーフェクト。それで本題なんだが」
「きゃとるみゅーてぃれーしょんかぁ……出来れば勘弁してくれ」
「ちゃんと聞毛や!! 宇宙人ビーム!」
みょみょみょ、とかいう効果音とともに変なビームが発射される。
慌てて避けるオレ。
避けられるあたりが凄いぜオレ。
ビームが当たった場所が空爆を受けたようにへこんでるのは見ない振りしよう。
自分のやった所行の痕跡を見て、凄いぜ、と言わんばかりに顔をにやけさせてから、
「落ち着いた所で本題に入ろう」
とほざく宇宙人っぽい奴。
オレの意見を言わせて貰うと全く落ち着いた感じはないが、ここで引き留めても
またビームが来そうなので、諦めて話を聞く。
日本人らしく、一応、正座で。
「実は僕は飛び道具を使う女性に萌えるタイプでだね」
「ほう?」
飛び道具というと、ナイフか。
「何でそうなるんだよ。どう考えてもまずは弓とか銃とかでしょうに」
でも、時を止めている時に使われていたのは……。
「そんな世界は認めません。ビーム打ち込むよ」
それは勘弁してもらいたい。
あれを喰らったらどうなるか。まあ、それこそ喰らってみないと解らん話だが、
とりあえずそんな事で若い命を散らしたくはない。
「そういった訳で僕は宇宙人パゥワーを駆使して古今東西の美人飛び道具使いを集めたのだよ。
そりゃもう大変だったさ。タイムマシンとか地球とほとんど同じ環境の閉鎖空間を作ったり
とか、死にものぐるいだよ 」
「そいつぁ、ご立派なことで」
まあ、宇宙を軽々と飛べるんならそんぐらいできてもおかしくはないよな。
オレは山積みとなる様々なツッコミポイントは無視して相づちを打った。
「けれど、ここで一つ問題が出てきてね」
「成る程。ハーレムを作ろうと集めたはいいものの、そこの女性の好みにお前は合わなかったのか」
「何でそんな的確に解るんだよ」
レスの省略という事情があるんだよ。
これだって本当は2レスに修めたかったのに、何の因果かこの始末だ。
「知らないよそんな事情。」
「とにかくだね。とりあえずは君の言う通りさ。作ったハーレムをどうしようかな、媚薬を作るには
資金をハーレム作りに殆ど使っちゃったから無理だしな、と悩んでいたら」
「悩んでたら?」
「自分の星に帰らなくちゃ行けなくなった。研修期間が終わっちゃってね」
「おい、さっき古今東西の美女って言ってなかったか?」
研修とかだと、東西はともかく古今は無理じゃねえか?
だが宇宙人っぽい奴は怯まない! こいつには、凄みがある!
いや、やっぱそんな事もないなぁ……。うん、凄みは無いわ。
「だってほら、研修期間って言っても数千年あったし」
にへらと笑いながら言う宇宙人っぽい奴。どうやらこの宇宙人っぽい奴の寿命はオレの想像を
遙かに超えているらしい。
「ま、僕の寿命はどうでもいい。問題は作ったけど使えなかったこのハーレムをどうするか、なのさ。
放置するには、余りに惜しい。だってまだ誰一人として手を付けてないんだよ! これ酷くない!?」
そんな事情、オレが知るか。
大体、何でオレをきゃとるみゅーてぃれーしょんったのかの説明がまだだろう。
「……それはだね、君にプレゼントしようと思ったんだよ。このハーレム。どうせ使えないなら、って」
わあお、太っ腹ぁ。
まさか、こんな神展開が待っているとは思わなかった。
第六部のラストぐらいびっくりだ。
「あ、ちなみにハーレムの女の子達を落とすには、近接武器で倒せばいいから。それじゃあね」
そういった途端、宇宙人っぽい奴は虚空へ消えた。
え? ちょっ、おまっ、何て言った?
近接武器で倒せ?
古今東西の飛び道具使いを?
え? うそぉ? っていうか今のオレ素手だよ?
リーチが長いことが戦いでどれだけ有利か知らないのか?
って、何だか視界が白くなってきた! まずい! 新手のスタンド使いだ! いや、普通にワープしてるだけっぽいけども!
ぐあああああああ!! い、意識が、遠退いて………!!
ハ、ハーレムスレに栄光あれぇぇえええええ!!!
ーーGAME STARTーー(続かない)
先人である
>>141、
>>261両氏に呼ばれている気がしたので書いた。
いきおいでやってしまい、これもはや弓道部でも中2でもないじゃん、などとのツッコミ箇所に
気づいてしまったが、反省はしていない。後悔はしている。
>>353 範囲が広すぎるぜ。
弓引くのに邪魔だという理由でオパイを切除(しかも原始的な手術で)したような、アマゾネスの勇士たちが来たらおまいはどうするつもりだ?
攻城兵器クラスの投石器を運用する女兵士団とか相手にも突撃するのか、おまいは?
標的を狙い、気配を消して身を潜める女スナイパー相手に、MGSばりのスニーキングミッションをクリアして襲い掛かるのか、おまいは?
こないだやってた映画リベリオンみたいなガンカタ使いの女に、接近戦を挑むつもりか?
なんにせよ、おまいのタフネスに期待する。
残ったオッパイを二倍責めるに決まってるだろ
全裸で闘う高レベル女忍者がなぜかまっ先に味方になってくれて
あとはトントン拍子というご都合主義でもわしは一向にかまわんっ!
>>356 ご都合ついでに,主人公は女忍者が仕える家の次期頭首
しかも,女忍者は床技術を仕込まれているのに,“何故か”処女
>>357 そうか、卒業と同時に行方不明になっていた幼馴染みのあの娘だな!
>>353 その宇宙人は時空連続体に属する究極生命体「Q」か?w
ふうじゅのたんにあるウェットナースがリンク集にないな。
トラルファマドール星人かもしれぬ
362 :
353:2006/07/21(金) 00:40:33 ID:EjG87qiI
何だか色々とレスをくれて本当にありがたい。
だけど、自分の実力だとこれから先の展開がgdgdかつエロくなくなってしまうのが
分かり切っているので、続きを書く予定は今のところ無い。
ていうか保守じみた小ネタのつもりだったんだ。
色々と面白そうなネタまで出してくれた
>>354氏らには申し訳ないが、今のオレでは無理だ……。
へたれエロ勇者か他の職人様の再臨を待ってくれ……。
もし少しでも期待させたのなら本当にすまん。
>>362=353
あなたはこう言いたいのか?『続きかける方、御後ヨロシク』と?
リレー?各人好みの遠距離使いを落とせと?
てかさ、このスレって3p以上じゃないとNGなの?
単にハーレム状況で行為は一人ずつ挑むんじゃ駄目なの?
1対1のHがある作品が普通に投下されてるし、私的には全然おk
問題ないと思うよ。
その、個別のヒロインが仲良くないなら、嫉妬スレ向きだろうけど。
>>364 誰かがそのパターンを「大奥式ハーレム」とか言っていたような…
ちなみに私も大好物だ(*´∀`)
てか、
>>351は自分も以前読んだが結構、いや相当キツイ地雷が埋まってて危険だぞ。
舞台が若干特殊な下着メーカー(パンツの中にバイブとか、ブラの中にローターとか)
女性のほうが圧倒的に多い中、主人公が数少ない男性として入社する。
序盤は確かに、男は1人でHしまくりなんだが、そこはあくまで”業務上”。
コンドームの性能検査だったり、女性下着の性能〜で、あくまでお仕事って感覚が強く、ハーレム感は薄い。
しかも後半、主人公が開発してたコンドームの試作品製作→”説明役のヒロイン1人にモニターに男が数人”(確かヒロインの出身大学の後輩
で、プロモ見せた後に「そこに居る女性で実際に使ってみて下さい」男らは高嶺の花だったヒロインに群がる。ココが最大の地雷だろうな。
しかも、当然自分で試されることを知らされて無いから強姦ぽい文だし。何よりその前段階で主人公とかなりいい感じになってた後の仕打ちだし…
コレが切っ掛けでヒロイン、ネジが数本跳んだような思考を持つようになるんだよなorz
とまぁ、以前アドバイス貰ったのにもかかわらず、具体的に書いてしまったが…(猛省
下手に読むと、トラウマになるよ?は言い過ぎでも凹んだり、鬱になる作品だと思う。
>>367 HRスレ保管庫では
お魚 ◆5Z5MAAHNQ6氏の『戸鳴均x矢野すえ』ってのも1対3のハーレム。
このタイトルは語弊があるとオモ
俺の覗いてる過疎スレに、5P投下の予告があったよ。
>>369 前スレの345にて紹介されてた作品ですね。アレは良かった(*´∀`)
まぁ、アチラには若干ハーレム属性を苦手とする方も居るようですし…
内容見ると、確かにその2人が中心だからアッチはそう取ったのかもしれないですね。
と、詮無いことだけ言ってもアレなんで。ハーレム作品の紹介をば。
E=MC^2
ttp://rose.zero.ad.jp/~zab50690/の 春日野さんの「竜の血族・外伝」
ファンタジー世界が舞台で、主人公は、国王の隠し子。
相手は、第2皇后の双子の娘・処女。と、主人公のメイドを勤める女性。
お城の人を懐柔したりしながら、お忍びで逢瀬を重ねていく中…みたいな話。
当然サイト柄、MCありです。ただ、イチャイチャ度、エロ共にかなり良いかと。
次、同サイト 伝吉さんの「もったいない魔王」
コレもファンタジー系。主人公は百人兄弟の末っ子の悪魔。マジックアイテム使い。
破滅させた人の数を競い、勝者に時期魔王の座と、残りの兄弟の使役権を争う話。
主人公は軽んじられており、ハンデで1人先に人間界に降り立つ。
他の兄弟が今後出てくるのかは知らないけども、今のトコ
色んなアイテムを駆使し、10人近くのハーレム形成中。
そして、同サイト、同氏の「他人史」
主人公は、紙に対象・時間・効果を書くことで人を操れるようになった少年。
相手は、義理の姉妹・幼馴染の女の子・クラスメイトの双子。
最近の話では、他の能力者同士で景品(もちろん女性)を持ち寄ってゲームを云々って
話になってるが、もし負けても主人公のハーレムから人が減るわけではないので安心できるかと。
とりあえず、こんなとこです。上で長々と作品語っちゃったお詫びも込めて。
>>368 だから、ストーリー語っちゃダメだって。
>いや相当キツイ地雷が埋まってて危険だぞ。
>男は1人でHしまくりなんだが、そこはあくまで”業務上”。
>あくまでお仕事って感覚が強く、ハーレム感は薄い。
>ヒロイン、ネジが数本跳んだような思考を持つようになるんだよなorz
>下手に読むと、トラウマになるよ?は言い過ぎでも凹んだり、鬱になる作品だと思う。
ぶっちゃけ、これだけでいい。
質問なのですが、
「巨乳教室」はハーレムとは認めらがたいらしいですが、
「巨乳学園」も同様なのでしょうか?
本人か?
寝取られ上等、乗り捨て御免じゃあなぁ
お下げ渡しハレム人数が増えるのはいいが減るのはつらい、
鏡さんの作品は主人公にあまり愛が無い
基準はハーレム『ラブラブH』にあるから認めがたい、と
アンチ『寝取られ』の傾向もあるスレだでな
377 :
とくめー:2006/07/22(土) 09:28:56 ID:/MPvspI9
>>351,368,
ハーレムとは認めがたしw
>>376 基準は「らぶらぶ」ではなく「独占」だと思う。
リンク集のベースになってる「とくめー定義」はこんな感じ。
・主人公が複数の女性と結ばれる話
・3P以上があることが望ましい
・権力財力MC能力、あらゆる手段が肯定される
・ただし、それ以上の精神的な繋がりに発展しないと長編は厳しかろう
・主要キャラを乱交・寝取らせの対象とする男はハーレムの主と認めない
・ストーリー上必要のある陵辱は不問とする
・ただし、それで心が揺らぐようなヒロインは願い下げである(精神性重視)
・非処女減点ではなく処女加点と心得よ
>>373 人によってNGの範囲は異なるし、
情報量は多いほど護身の精度が上がるので、(正比例でないのが悩ましいところ)
あまり情報提供の量にケチつけるべきではないと思う。
とくめー及び中の人の意見としては、
「ネタバレでつまらなくなるエロ小説は所詮その程度」。
クリエイター様には別の言い分があるようだけど。
>>373 むむむぅ…分かってはいるんだ。いるんだが…なorz
余計な親切心ばかり過剰にあっても仕方ないよな。
つい、アレもコレもと思ってるうちに蛇足が憑いちゃうんだ。ホントにゴメン。
>>377とくめー氏
そういって頂けると、コチラも少し救われます。
ただ、不快にさせてしまったのも確かな様なので
もう少し推敲をしてみる事にします。
そろそろwktkしてて、いいのかな?(´・ω・`)
おまいがパソの前でwktkすんのは自由だが、
名指しのwktkレスはやめとけよ?
そのwktkするエネルギーを小説にして世に出すんだ!間違っても精液として出すんじゃないぞ!
誰か上司がみんな出払ってるか出張にいってる事務所で
いつお客さんが来るかわからないのにこそーり
小説を書く勇者はいないだろうか
>>382 三行目を読むまでは、シチュのリクエストかと
思いました!
ウェットナース読めなくなった…orz
曝すなよぅ(:_;)
>>382 俺は平社員です、はい。
とある田舎町の、ちーさな電気屋が俺の会社です。
いわゆる、地方の汚れたカネをきれいにするためのダミー会社なんで、仕事なんてロクにしてません。
まぁせいぜい、壊れた電気製品の出張修理くらいです。
もっぱらやってるのは、俺だけです。
事務所の奥の豪華な椅子に座ってる社長は、今はいない。
街の有力者を接待する旅行に同伴している。
いわゆる、太鼓持ちだ。
ヤツの斜め前に座っている、営業部長も一緒にいってるから、その席も今は空いている。
太鼓持ちの太鼓持ちというやつだ。
営業部長の前に座っている副社長も、今はいない。
地方税務署の職員を招いて、ゴルフ大会に出ている。
俺の前に座っているオールドミスの山田女史をキャディーに従えての参加だ。
今日はいい天気だから、さぞや副社長の口も良く回るだろう。
山田女史も、キャディーに愛人にと忙しく尽くすよなぁ、副社長に。
そんなわけで、4人が出ていってしまうと、この事務所には俺一人。
ちーさな会社なんです。
そのおかげで、俺は大忙し。
仕事もないのに、何が忙しいのかって?
俺が一人で留守番していると、客が来た。
「は〜い、アキくん、また来ちゃった。てへ」
お茶目な口調だが、これでも2児の母。
俺がよく修理に出向く、お得意さんの奥方様だ。
旦那さんは単身赴任で、子供を学校に送りだしたあとは暇なんだそうな。
「ア・キ・ト! 今日は暇なんでしょ? アネキから聞いたよ、留守番だってね!」
山田女史の妹で、俺の幼なじみ。いちおう婚約者ってことになってる。
最近は、半同棲みたいな感じで甲斐甲斐しく通い妻をやってくれている。
「昭人さま、今日はお暇なんですよね? 主人から聞きました・・・」
この深窓のお嬢様は、今年の春に結婚したばかりの、営業部長の新妻さん。
政略結婚の犠牲になって、ずいぶんと年の離れたオッサンを婿養子に迎えることになった。
あくまでも政略結婚で、このお嬢さんの方が立場が強いもんだから、営業部長は奥さんに手を出せていない。
「昭人君、暇なんでしょ? 今日もよろしく、おねがいね?」
この人は、副社長の嫁さん。でもまぁ、最近は別居状態で、副社長とは顔も会わせていないそうだ。
そのおかげで、エアロビやら茶道、華道に精を出すようになった。
もちろん、頻繁に俺にも会いに来るわけだが。
「アキトおにいちゃん!遊びに来たよ!!」
「お仕事中、すいません・・・。でも、どうしても昭人お兄さまにあいたかったから・・・」
「ごめんなさいね、昭人さん。娘達がいこういこうってうるさいものだから・・・」
かしましい中学生のあとに、おとなしい高校生。そのあとに入ってきたのは二人の母親で、社長の若い後妻だ。
高校生の方は彼女の連れ子で、中学生の方は社長との実子。
社長がすでに男性機能をほとんど失っているから、まだ若い奥さんの相談に乗ってやっているわけです。
その二人の娘さんからも、ずいぶん懐かれてるけどね。
狭い事務所に、社員は俺一人。
でも、社員じゃない女達が七人もやってきたもんだから、ただでさえ狭い事務所が満員になった。
仕方がないので、ここの二階に間借りしてる、俺の部屋に行こう。
狭いこたぁ狭いけど、家具が少ない分、ここよりはずいぶん広い。
つうわけで、みんなが留守にしてくれたおかげで、俺はめちゃくちゃ忙しくなった。
なにせ、いっぺんに七人の女を可愛がってやらなきゃならないんだから、な。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんなんか?
>>382
382だが、
>>386-387 GJっっっっ!
どうもありがとう。
いやね、
>>382は、自分が狭いちっこい会社で一人だけの社員で
よくたった一人でぽつんと事務所で留守番&電話番することが多かったんで、
その隙に仕事サボって小説描こうと思ったが結局
バレたらやばいので断念したことをスレみてたら思い出したので、
そんな勇者がどこかにおらんかなー^^と思っていってみただけぞな。
知人に良く「お前は過程を重視し過ぎる」と言われる。
でも過程を知らなければ結果に対する印象も変わる訳だし。
皆さんは過程派? 結果派?
仮性派かな
過程があったほうが楽しめる場合も多いけれど、
説明無しにいきなりハーレム状態だったとしても基本的に無問題
過程派。
なんでそういう展開になるかっていう説明は欲しいと思う。
だから自分が書く文章も注意してないとくどくなる傾向がある。
岸部先生もリアリティが大事だって言ってたぜ。
蜘蛛まで喰うのはどうかと思うがな
だんぜん、過程派!
なんか、情緒とかの盛り上がりやまともなストーリーが無いやつは
エロ漫画でもエロゲでも面白くない!
「どうせやることはひとつ」とばかりに、ただエロシーンだけを磨いて
脚本やキャラ立てをおざなりにするのが予想外に多いけど、
ちゃんと主人公に魅力や女キャラの丁寧な描写や、そこに至るまでの
説得力のある展開がなければ萌えない。
セックルシーンそのものじゃなくて、節々に漂う雰囲気や
行為に及ぶまでの会話でエロスを感じるのが本当の官能小説だと思ふ。
すんげぇ耳が痛い。
断然過程派ですね
だって女A、B、C、Dが現れた
みんなでセックル
ラブラブでした
なんて結果言われても名
どんなセックル?どんな女?かがわからんとつまらんものな。
いきなりHシーンでもそこで性格とかわかればおれはまんぞくですよ?
俺も普段は過程派なんだけど、この板のSSに限っては過程錯覚もOK派かなあ。
へたれエロ勇者さんみたいに股間に大風呂敷広げて、一つ一つ丁寧にちんこ膨らませてくれる
のも好きだけど、
>>386-387みたいに、主人公の置かれた情景と断片的な会話や情報だけで
あたかも単行本第二巻を読み始めたように錯覚させてくれる導入もむずむずして好きだ。
セリフの端々やちょっとしたリアリティから主人公に対する信頼と依存が感じられるから、
勝手にそこまでの過程が脳内補完されちゃうんだよね。
401 :
とくめー:2006/07/24(月) 10:50:09 ID:lmjBMHOO
過程も結果もちゃんと書いてあるのが理想ですが――
いきなり完成済というのもそれはそれで魅力的です。
考えてもみてください。過程重視には致命的な問題があります。
結果までちゃんとたどり着くとは限らない!
だがそれがいい
ハーレムものは穴はいっぱいでちんこは1本しかないから
どうしても尻穴はおざなりにされがちでアナル派の俺は淋しい。
超人ボウマンは今後のアナル展開をにおわせながら中断してるのでもどかしい。
昔、449さんが書いてた「傷跡」みたいな、最初に完成してるハーレムを書いて、
個別のキャラを別個で掘り下げる、って言う手法も好きだ。未完だけど。
こういう流れになるとたまに
>>397みたいに自分の嫌いなものをこき下ろす人がでてくるな。
好みの問題なのに本当の官能小説とか言われても。
気軽にエロが楽しめるものが好きな奴もいるのを忘れるな。
これから2時間47分16秒以内にキュンキュン様御降臨の予感
・・・むしろ希望
過程希望した391です。
過程って言っても長ったらしいモノじゃなくて、
1章かそこらでスッキリ読めるのが良いですねwww
SSを書けるほどの想像力と文章能力がなくても
ネタを一つ提供できたのは嬉しかったりするw
>>408 あなたがご本人でないのなら謝罪をしといてください。
これを気にへこんで新作が遠くなるのはつらいので。
黙って待て。さすればマンナは与えられん。
さすればいいんですね!? ハァハァ
413 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 18:52:32 ID:1YDvot+Z
話がかなり変わるが
E=MC~2様はどうなりました?
何とも答えにくい問いだな。
とりあえず閉鎖とかはしていない。
管理人氏のエロゲの話か?
投票の件じゃね?
E=MC~2のリンクが全部消えて無いか?
>>417 自分も何故かそうなった;;
でもお気に入りからじゃなく、検索すれば小説一覧のページも
もれなく検索できるし…試してみては?、
タグかな
420 :
とくめー:2006/07/26(水) 23:39:54 ID:NFYzzHTI
こちらの環境では再現できませんねー。
HTMLも見た感じおかしいとは思いませんし。
小説本体を置いている別鯖は、
極稀に接続が不安定になりますが、
そーゆーのじゃありませんよね。
>>420 リンク先が消えるんじゃなくリンクが消えてるらしいからブラウザによる解釈の違いじゃないすかね
という訳で見られない椰子使用ブラジャーは?
>>417 ノートン先生がじゃましてるんじゃない?
353さんの続きを思いついて書こうと思うのですが、有りですか?
もし有りだったら今日の夜に投下しようと思うのですが。
一応、一話を最後までまとめて投下しようと思ってます。
ですが長くてしかもエロシーン以外がかなり長い作品になりそうなんです。それでも良いのならば。
E=MC~2…こそりとお気に入りに入れてたり。
あれは良いサイトですね。私の場合マリオネット―糸使い―が好きです。
エロシーンもそれ以外も良作だと思ってます。
まぁ、困った独楽さんみたいなノリも結構好きなんですけどね。
追伸
第1話目なのでハーレムではなく1対1ですが、3+αは第2話目以降をお楽しみに。
2話目以降少々投下は遅くなるかもしれませんが、それは勘弁してください。
なるべく早くお届けできるよう頑張ります。
あなたは、353の続きを書くと言うのですか?
ガンガレ!超ガンガレ!!
長くても気にすんな!!!
職人さんは、無理に期限を予告しなくてもいいから、
じっくり自分のペースで執筆してください。
そりゃもちろん、早いほうが良いですが(笑)
>>423 マジですか!? 断然ありですよ!
マイペースで構いませんので、ガンガレ!
wktkしとります!
無理するな。急げ。ゆっくりでいい。はやくしろ
約束通り1話は投下します。2話以降はまたりとかまえて待っていてください。
〜オレが意識を失った直後〜
「あぁ、忘れてた。君は日本語しか喋れなかったね。その事を失念してたよ。ってあれ?お〜い、聞いてるかい?ダメか。ま、いいや。気を失ってるうちにチョイチョイと…」
いったい何時間たったのか。ふと気がつくと、そこは雪g…ではなく。広々とした平原であった。
「…オレはどこ?ここは誰?」
あの宇宙人っぽい奴、いや、もう宇宙人確定か。いきなりこんなところにほっぽり出していったいどうしろと。
『マスター、気がつかれました』
といきなり声。しかし周りを見ても人はいない。なんだ?今度は幻聴か?いやぁいろいろあって疲れてるけどそこまでなわけねーだろ、オレ。
『私の名前はRevena−TypeDM1093αと申します。オーナーからの指令により、マスターのサポートとして埋め込まれた半生物型自立思考可能思考補助装置です。今いる場所は地球とは異なる閉鎖空間のポイント134−A。その中心点にあたります』
へ?オーナー?マスター?なんだそれは。いやそれより埋め込まれた?や、やはり脳かっ!?あぶだくしょんされちまったっていうのかぁあぁぁっ!?
『端的に申しますとその通りです。しかしこの事柄はどうしても必要であったことにカテゴライズされます』
ぬああぁぁぁあああって、え?どういうことだ?人のアタマの中にモノ埋め込むのが必要だったって。
『オーナーから通達されていますが、この閉鎖空間内には古今東西各国の女性、つまり日本語を解さない者が大勢です。私の機能の一つに万能翻訳機がついています。これによって日本語を解さない女性とのコミュニケーションが可能です』
むっ、た、確かにそれは重要だ。もしかしたら話せばわかる人だって…いや、ムリだろ。いきなりハーレムの一員になってください?無理も無理、無理の三乗だ。ふつーにコミュニケーションがとれてもそういう関係にもっていけるはずも無し。ただの恋人でさえ難しい。
『そこで私の機能が必要となるわけです。まず私のメイン機能ですが、情報の高速処理、またユーザーの思考速度の高速化です。
今も問題なく作動し、事実、これまでの一連の情報のやり取りの経過時間も0,000000001秒未満となっています』
何ィ、さっきから俺のところに「」が無いのはそういうことかッ!
と、いうことは今のオレは思考だけならザ・ワールド!?
『マスターの記憶巣を検索…はい、それに近いと言えます。また、私の機能によって短時間ですがマスターの身体機能の一時的限界を突破、感覚の強化ができます』
は?どういうこと?
『ヒトという種は通常、どれだけ努力してもその筋力の三割までしか力を出せませんが、それを十割まで発揮することができる、ということです。もちろん、絶対に十割固定ではなく、それ以下も選択可能ですが。
しかし、それだとしても多用と長時間の運用はできません。また、感覚の強化では人体の限界まで引き上げることができます。この機能の場合、肉体的なリスクは特にありません』
…だいたいわかった。ところで、お前は格闘やら白兵戦闘の技術とか備わってんのか?
『はい、基本から応用までの格闘・白兵戦闘技術ソフトがインストールされています』
ふ〜ん、どんなん?見せてみ。
『イエス、マスター』
ん?おぉっ、へぇ、ほほぉ、ふむぅ、そうか…いや、これ便利だな。一瞬で体を動かす方法とかわかっちまったぞ。こら、そこ!手抜きとか言わない!
閑話休題
え〜と、お前、名前なんだっけ?
『Revena−TypeDM1093αと申します』
長ったらしい名前だな。あ〜、じゃ、お前レベって呼ぶから。
『イエス、マスター』
ふっ、これでオレもスタンド使いの仲間入り…
『それは否定します。自立思考型とカテゴライズされなくも無いですが、私は生体エネルギーの塊ではありません』
わぁーってるよ、ちょっとしたお茶目だって…さて、んじゃあハーレム作りといきますか。近接戦闘で勝てば女の子がオレのものになるはずだったよな?
『はい。オーナーからの情報によりますと、勝利すれば従うようナノマシン注入が為されているようです』
…なんでそんなもんを持ちながら失敗してんだよ、あの宇宙人。
『この種のナノマシンはその手の強力な人格変換が出来ないのです。
出来ても言ったように「特別高難度の条件を付けそれを達成したら実現」が限度ということです。それ故に安価だそうですが』
それであの宇宙人は敗北しまくったと…情けな。肉体強化は思いつかなかったのか?
『それでも失敗したようです。敗因理由は主に偶発的出来事による戦闘不能と、策略の露見による単純戦闘での敗北らしいですが』
つまり不幸は宇宙人が、知恵は向うの方が上だったっていうことね…同情して良いのかどうか。
さて、まずはこのエリアにいる女性の対策から。どうやら女性一人一人にそれぞれ独立した世界が与えられており、各人その世界のどこかにいるらしい。
難易度アップ。なんでそんな面倒なことやらかすんだあの宇宙人。住居はあるみたいだから、気付かれずに近寄れればなんとかなりそうなんだが、それで済むなら、そう何度もあの宇宙人が失敗してないよな…
よし。考えは纏まった。あとは見つけ出すだけだ。待ってろよ、オレのハーレム!
平和だけど、退屈だった。
あの別の星から来たという男に、ここに連れてこられた時。
その時に思ったことは、これでもう人を殺さないですむのか、という思いだった。
どうやら自分以外にも男に連れてこられた者もいたらしく、今でも男の残した変な装置を使って、連絡したり、お喋りしたり。
食べ物もここでは心配が無い。わざわざ人を殺したり、獣を殺したりしなくてよい。もし、狩りが必要だとしても、私には問題は無かったが。
もともと、弓矢の腕は幼少の頃から男たちに負けていなかった。
こっそり内緒で狩りにでて、大物を一撃で仕留めたこともあった。
だが、2年前、私が17歳の時。私は始めて、人を殺した。戦争だった。
父と母は、何もしていなかったのに。敵軍の兵士は、面白半分に私の両親を殺した。
気付いた時には、私の周りには心臓、咽喉、脳天に矢を生やした死体が無数に転がっていた。
以来、食べる為とただ死なない為に人を殺していた。でも、ここではその必要も無い。
これでやっと、私はこの弓を置ける。
でも男の目的を聞いた時。とりあえず、目の前にいる男を思い切りぶちのめしてやった。
それから、男は何度も諦めずに向かってきたけど。その挑戦全てが失敗している。
ある時は自分で仕掛けたトラップに自分で引っかかり。
ある時はトラップを仕掛けている最中にこちらが発見、そのまま撃破、だったり。
実際、男の仕掛けたトラップはどれも強力で、まともに動いていれば今頃自分は男の手の内にあっただろう。
だが、運が悪いのか間が抜けているのか。
危険を感じたことはただの一度もなかった。
だけど、今。
久しく感じていなかったもの。本能が告げている。戦場ではよく感じていた。冷や汗が、背中に一筋。
最初に感じたのは違和感だった。
あの男ではない。人の気配を感じ、またあの男か、懲りない奴だ、と思い。
長年の相棒と、愛用しているショートソードを持って出かける。
しかしそこで見つけたのは、まだ顔に幼い感じのある、精悍さがようやく顔に出始めたくらいの、少年と青年の中間。
でも、どちらかと言えばまだ少年であろう。
あの男、とうとう男色にまで走ったか。
そう思ったが、彼の口から出た言葉にそれは違うとわかった。
『勝負しろ』
話を聞けば、あの男は自分の星へと帰ったらしい。彼は、男の夢想の後継者だそうだ。
思わず笑ってしまった。
こんな少年が。まともに殺し合いも、それどころか喧嘩さえまともにしたことがなさそうな少年が。
私を倒すことなど、出来るはずもないと。
認識が、甘かった。
彼は笑った私のその一瞬の隙をつき、前傾姿勢で一気に距離を詰めようとした。
いきなり見せた、その姿からは想像もできない身体能力に一瞬息を呑み、構え続けていた矢の照準がわずかに鈍った。
間一髪。
放った矢は彼の服を破き、薄皮一枚を切り裂いたが、彼の動きにまで影響は与えなかったようだ。
「くっ!」
まだ距離はある。右手にあらかじめ持っていた二本目をつがえ、照準を絞り放つ。
しかし―――
ドスッ
二本目の矢は地面へと突き立つ。彼はまるで矢の動きを予測していたかのように攻撃をかわした。
予測されていた!?
いや、違う。これは動揺しただけ。見かけに似合わぬ動きにあせりが生まれた、ただそれだけ。
落ち着け。心の中でそう唱え、精神を落ち着かせ、集中力を高める。
それが終る頃にはもうすでに三本目の矢を射る準備が出来て四本目も既にこの右手に握っている。
ターゲット。ショット。時間置かず、またターゲット。ショット。
何千何万と繰り返したこの行動はすでに体に染み付いている。ほとんど時間を置かずに飛来する、急所を狙う二本の矢。
が、しかし。一本は頬を切り裂き、もう一本。
彼はそれを自分の掌で受け止めた。
掌を貫いた矢をそのまま握り締め、その動作で矢を止める。手を貫かれ、血を滴らせながらもこちらに走り来る。
その行動をさも当たり前という風に行う彼に、恐怖と。戦慄と。そして、歓喜が沸き起こる。
あぁ、人を殺さないでいいと思った、その気持ちは今も変わらない。
でも。私が今感じている、このスリル。この高揚感。
私は、こんなにも戦いを求めているじゃないか―――
いくら平和なところで暮らしていても、体に染み付く闘志までは消えないということなのか。
彼はこちらへと近づいてくる。こちらの手数はあと10本。あの距離ならば撃ちつくせる。
さぁ、少年。私に見せてくれ、君の力を。
魅させてくれ、この戦いに。
「ったく、まさか近寄るだけで用意したモン全部使うとは思ってなかったぜ」
「私もまさか全弾撃ちつくし、なおかつ君がそうして立っているとは思わなかったよ」
オレと彼女の間合いはもう既に1メートルと少しまで縮まっている。
ここまで来るのに、あらかじめ仕掛けておいた防御用潅木やら何やら。
全て使い捨てた。草とかに隠して場所とかわからなくさせて、そのルート通りに進んだのは良かったが、彼女は命中精度もさることながら速射精度も並外れていた。
おかげで左手ぼっろぼろ。結局三本も矢を受けちまったよ治んのかコレ。
『大丈夫です、マスター。第五部主人公とまでにはいきませんが、各女性の家には人体の回復機能を促進させる装置があったはずです。
また、こちらからも体に指令を出し回復を早めます』
レベもすっかりオレの好みがわかったようだ。だがそれはここ今すぐには治らんということか。
しょうがないけど。レベが痛覚消してくれてるけど、本当なら一本目でのた打ち回ってるんだろうな。
肉体強化も打ち止め、後は格闘か。
「さて、そろそろ名前を聞きたいんだけどな。オレの名前は慎也。今川慎也だ」
「私の名はシェディ・ホルム。知ってのとうり弓使いだ」
はい。とんでもなく実感させて貰いました。まさに達人級DEATHネ。
あやうくこっちがDEATHるところでした。でもその弓も矢がなければどうしようもなし!
「んで、どうする?降参すんのか?」
余裕を持って宣言するオレ。ふふふ、ここまでくれば勝ちはもらったぁっ!
「フフ、降参、か。それはまだ早いな」
そう言ってシェディは腰に差していた50〜60cmくらいの剣を抜いた。
「さて、今度はこれでお相手しよう。弓ほどはとはいかないが、これでも男と同じくらい腕は立つぞ?」
アァ、ソウイエバ。条件ハ『近接武器で勝利する』デシタネ。
デモオレ素手デス。コレカラ相手スル女性モ、体ニ傷ヲツケタクナイノデ、ズット素手ダト思イマス。
「あぼーん」
剣を引き抜いた時、シンヤという名の彼は一瞬この世の終り、のような顔をした。
彼は本当に面白い。まるでびっくり箱のように、驚きと。プレゼントのような、愉快な気持ちを私に与えてくれる。
彼の身体能力には時間制限があることは先程、途中で動きを直線に変えたことからわかった。
その分防御用につくられたであろうトラップも多くなっていたが、やはりそれは時間制限のある自らの身を守る為だろう。
そうでなければ出来る限り動きを直線的にはしないはずだ。
しかし条件は聞いているはずだから、格闘、白兵戦の心得がまったくないというわけでもないだろう。油断は禁物だ。
「どうした?降参か?」
闘いの高揚感も手伝って、今の自分は随分と強気だ。
「降参か…だが断る!」
そういって、どうやら格闘術の構えらしいものを構える彼。
それでこそ、だ。
おそらく、勝負は一撃で終るか、長時間に及ぶか。いや、彼の性格から見て一撃で決まるだろう。
私の持つショートソードはその軽さが利点。重鎧をつけた者ならば間接部を狙わねば勝てないが、彼は服を着ているだけだ。さて、どう出る。
掠めるか。突くか。薙ぐか。いくらショートソードとはいえ、0距離に入り込まれたら素手の方が速い。
懐にあえて誘い込み、斬るか。踏み込ませる時間を与えないほど速く、突くか。
ジリ…
緊張感が走る。どちらが先手か。
(…今っ!)
彼の筋肉の動き。そこに間隙を見た私は一歩大きく踏み込み、突きを繰り出す。
踏み込みの突進力、両足の溜め、腰の回転、右腕の筋力、全てを使い、今出来る最高最速の突きを!
その突きに彼は、迷うことなく己の左手を突き出した。
(なっ!?)
肉を刺し貫く手応え。彼の左手を突き破り、浅く彼の肩を刺す。
(そんなっ!痛みがないというのか!?)
驚嘆。そして一瞬の硬直。彼にはそれで充分だった。
「うおぉぉおらぁあっ!」
「っぅぁぐっ!」
まるで突進し続けているかのような感覚。それを感じた瞬間に私は投げ飛ばされ、地面に叩きつけられる。
弾みで剣は手から離れてしまった。彼は馬乗りになって、左手に刺さったままの剣を私に向けた。
あぁ、私は…
「あっぶなかったなぁ、技の中に合気道や柔術、コマンドサンボとかなかったらここまで綺麗に勝てたかどうかわからん」
少し苦笑いをした彼が言う。
「チェックメイト。ってか?」
負けてしまったんだ…
今オレはシェディの家の中にいる。シェディはどうやら物にあんまり執着しないらしい。家には必要なものしかない、という感じだった。
んでもって治療を受けているところなんだが。いや、やっぱすごいね異星の技術。全治数ヶ月、絶対後遺症残るってレベルの傷がもう薄皮張り始めてる。
見た目も元のまんまだし、動かしても支障ないし。
「大丈夫、か?」
そういってシェディがオレを上目遣いで見つめてくる。うわちょシェディさんそれ反則。
「だ、大丈夫、ダイジョブアルヨ」
「そうか…良かった」
ズキュウゥゥン
い、いいか、今起こったことを冷静に話すぜ。
シェディが罪悪感と心配にちょっと涙を滲ませてる上目遣いから安心した子犬のような笑みを浮かべたんだ…
そうしたらオレの胸がドキバクしやがった…
まぁ、要するにだ。
美人で凛々しくカッコイイお姉さまがオレに向かってそういう表情をする。
うわヤベェ萌え死ぬ。シェディ可愛過ぎ。そしてオレの息子サン暴走気味。
そう、最っ高ハイッてヤツだあぁぁぁぁっ!
いいよね!?押し倒していいよね!?イインダヨネッ!?
『マスターは戦闘において勝利されました。つまり彼女はマスターのものとなったわけですから、彼女も拒否しないでしょう』
それはダメってことですかあぁあぁぁっ!?
『NONONONONONONONONONONONONO』
挿入れるのダメなんですかあぁあぁぁっ!?
『NONONONONONONONONONONONONO』
ヤッてイイってことですかぁあぁぁあっ!?
『YESYESYESYESYESYESYESYESYESYES』
おぅまいごっど。
この間、0,0000000000000000001秒でのやりとり。
オゥケィブラザー。まずは落ち着け。現実のオレは紳士。ジェントォムワァンの態度で接するんだ。
いきなりがっつくっていうのはスマートじゃねぇぜ。しかしレベの奴もなかなかわかってるじゃないか。
『マスターの記憶巣には興味深いデータが豊富にあります。
中でもこの作品には特に興味を引かれるのですが…
原因はわかりかねます』
いいんだ。良いものは良いのだよ。
本当の良さとは人種や種族や果ては機械の差なんて問題にしないほど訴えかけるものナノサッ!
「あの、シ、シンヤ」
「な、何かな?」
そう顔を赤らめて問いかけてくるシェディさんったらもう可愛くて仕方ありません。
以下、( )内オレの理性。
(『たいちょーっ!こ、このままでは最終防衛ラインも突破されてしまいます!』
『馬鹿野郎っ!諦めるんじゃない!
きっと、きっと参謀閣下ならばここで起死回生の策を打ってくれるはずだっ!』)
「あの、そのな?わ、私は、シ、シンヤのぉ、そ、その、もの…に、なったんだろう?」
(『たいちょー!敵の増援が来ました!もう、もうここはダメです!潔く撤退を!』
『駄目だっ!俺たちが今ここで撤退したのなら、もうこの戦争は完全に負けてしまう!
まだ、希望捨てるな!こちら側の逆転を諦めるんじゃない!』)
「だ、だから、な?その、わ、私に、それを、わからせて欲しい」
(『たいちょー!今っ、今参謀閣下の戦死の報告がっ!』
『なにぃっ!う、嘘だっ!あいつが死ぬわけがない!そんなはずは、そんなはずはっ!』)
「わ、私がシンヤのものだ、って、か、体にっ、き、刻み付けて、欲しい…」
(『ふっ…あいつが死んじまったら、もう勝ち目はねぇ…だが、だがな、最後に…
最後に俺たちの意地ってもんを見せてやる!』
『た、たいちょー…』
『ここで突撃すれば死は明白…だがっ!たとえ死んだとしてもっ!
心までは死なせはしない!倒れる時は前のめりだ!』
『た、たいちょー!』
『征くぞ…あの世であいつが…あいつらが待っている』
『たいちょー!自分も、自分も最後までついていきます!』)
「私のことを…抱いてほしい」
(『た、たいちょ…先に、向こうで…』
『わかった!俺も、俺もすぐにそっちに行く!』
『フッ…囲まれちまったか…こりゃあもう駄目だな…
だがな…不思議と悪くない気分だ…今、そっちに行くぜ…待ってろよ…』
こうしてリ・セイ国はホーン・ノゥ国によって滅ぼされた。
しかし。
リ・セイ国の一部隊とリ・セイ国の作戦参謀の一人が、ホーン・ノゥ国最強の大隊、『チー・ティン・ダ・ロース』に大打撃を与え。
それがわずかなりともリ・セイ国の滅亡を引き伸ばしたことは事実である。
ホーン・ノゥ国総司令、ボン・ノゥ皇太子は、その作戦参謀と部隊を褒め称えたという。
そう、今となっては歴史しか知らない、熱い漢たちの戦いであった…)
ありがとう、さっきまでのオレ。よく戦闘に勝利しました。
頑張ったね、さっきまでのオレ。本当に、よく我慢しました。
そしてさようなら、さっきまでのオレ。オレはこれから、大人になります。
「シェディッ!」
「きゃあっ!」
シンヤに突然押し倒された。びっくりしたけど、これは私に魅力を感じているという証拠だと思う。嬉しい。
「シェディ、止まれないと思うけど、一応聞く。本当にいいんだな?」
シンヤの真剣な目。きっと、彼が言いたいことは私を抱く、ということだけではない。
私の心に作られたものがあるから、ということだけでもない。
そういうこともあるけれど、きっと、これからも、私のような『恋人』を増やしていくことを言っているんだろう。
それを思うと、やはり心は痛む。
シンヤには私だけを見ていて欲しい。それが私の正直な心。
この心に、作り物が入っていることは知っているけれど。だけど。
「私は、この心、捨てたくは無い」
「………」
「それに、私だって、負けないくらいに愛してくれるんだろう?」
「シャディ…」
「シンヤも、初めてなんだろう?私は、すごく嬉しい。
好きな人の初めてを貰って、自分の初めてを好きな人にあげることが出来るのだから」
彼の背中に手を回し。優しく抱き締める。
「だから、他の女の子たちにも、私と同じくらいの愛を注いで。
私たちに、誰にも負けないくらいの愛を注いで欲しい」
私は、きっと後悔しない。
目の前にいるシャディがたまらなく愛しい。言葉では言い表せないほどに愛しくてたまらない。
たしかに、オレはこれからもハーレム作りをやめないだろう。我ながら最低な男とわかる。
だがしかし。それでもオレはその一人一人にこの上ない愛情を注ぐ自信がある。
男としては最低だ。だが、その代わりに他の誰にも負けないくらいの愛情を彼女たちに注ごう。
シャディの言葉を聞き、オレはそう硬く決心した。
思えば最初は『ハーレムだうははははw』なんていう思いしかなかったが。
そういや誰かが言ってたなぁ、『想いは重い』
確かに重いよ。とんでもなく重い。
前のオレなら、どうしようもなくて、どうしていいかわからなくて潰れていただろう。
でもな。今のオレは全部まとめて背負っていける自負があるぞ?
「シャディ…なるべく、優しくするからな」
「うん…ありがとう、シンゴ」
その時に。
『マスター』
頭に直接語りかけてくるレベ。
『私の中には性技に関するソフトもあります。ダウンロード、しますか?』
たしかに、オレも初めてだけど、シャディも初めて。
いろいろとわからないこともあるだろう。
不安なこともあるだろう。だけど。
そのソフト、削除しておいてくれ。
『…イエス、マスター』
頭の良いレベのことだ。オレの気持ちなんざお見通しだろう。
その提案は魅力的だ。思わず飛びつきたくなるほどに。
オレだって、シャディには痛い思いより、その逆を感じさせてやりたい。
だけど、オレはオレのままでシャディに、彼女たちに向き合うことに決めた。
それなのに、インストールされた知識に従って感じさせることは、裏切りだと思う。
それは偽物だと思う。今は下手かもしれない。だけど、こういうことは技術以外も大切だろ?
『指定ソフトを削除しました』
すまんな。
『私はマスターのサポートが仕事です。
その第一優先事項に照らし合わせるとこの事は矛盾しています。
しかし、これで良いのですね』
そういうこと。成長したな。
『それはマスターもでしょう。
それにマスターの記憶巣に「憎しみもわだかまりも何も無い純粋な心」とありました。
マスターの趣味思考を調べそれに合わせるというのもサポートの一環です』
……どこまで探れるんだ、その機能。
『マスターが覚えていないようなことも全て記憶巣には保管されています。
つまり、マスターの人生全てです』
ぐぅっ、ではマスターマスターと呼ばれてオレが「あぁ、師匠の呼称…!」と密かに思っていることもっ!
『イグザクトリィ』
ぐふぁ。ぐぬぬ、ま、まぁ、いい。これからもよろしくな、相棒。
『私の方こそ、これからよろしくお願いいたします、マイマスター』
今までのオレはただの高校生だった。ハラ割って話せる友もいないような、半ば以上のイヤな奴だった。
だから、感謝するぞ、宇宙人。オレはお前に会って大切なモンをたくさん手に入れた。
ハーレム作ろうとしたお前のその始まりは確かに問題だったとしても。
オレは一生かけてでも叶える夢が出来た。
共に歩んでくれる友も出来た。
世界中の誰の愛にも負けない愛を注ぐ恋人も出来た。
「ぜっったい、幸せにしてやっからな。涙を流すのは嬉し涙だけってくらい超絶に幸せにしてやる」
そう言って、俺はシャディにキスをした。
初めての接吻。何故か、とても甘い味のように思える。私は夢中で彼の唇を求めた。
「んっ…ふっ、ぅむ…っは…」
口づけは次第に深いものへと変わっていく。私の体は接吻だけでも敏感に反応して、どんどん熱くなっていく。
ちゅぴ…ちゅぷ、ぴちゃぁ…
互いの唾液を交換する音が部屋に響く。その音は、なんだかすごく淫らで。
「んふっ、むぅ、んはぁっ」
シンヤの口が離される。もっと口づけたい。目が勝手に彼の唇を追ってしまう。
「ん。ちょっと腕上げて」
言われたとうり腕を上げると、上半身を裸にされた。さすがに、恥ずかしさが湧き上がってくる。
でも、シンヤは私の体をじっくりと見ている。だから、隠そうとは思わなかった。
「わた、しの体、変じゃ、ないか?」
肌の色は白いけど、胸にはあまり自信はない。小さくは無いけど、大きくも無い、というくらいの胸だ。
「いや…すごく、綺麗だ」
そう言って、彼は私の胸に触った。
「んふっ、ん…」
やわやわと揉むその動きはなんだかぎこちなくて、やっぱりシンヤも初めてなんだ、と思う。
でも、火照った体には、その刺激はなんだかむず痒くて、なんだか、気持ちよくて。
胸を触れられているだけなのに、体がさらに熱くなる。
でも、まるで体全部を抱き締められているような安心感もする。
「んぁ…ふ、ん、ぅ…」
「気持ち、いいのか?」
「ぅん…なんだか、体が熱くなって…すごく、心が落ち着く」
心の底から愛している人に触られると、こんなに感じるのか。
すごく、すごく心地好い。体も心も溶けてしまいそうなほど気持ちいい。
「シャディ、今のお前、なんかすっげぇ可愛い」
シンヤがそう言って、今度は乳首に口づけをした。
「んんっ!」
言葉と乳首から伝わる刺激で、思わず声を上げてしまう。嬉しい。シンヤに可愛いって言われると、すごく嬉しい。
「んはっ!んくっ、ひゃうっ!」
シンヤは赤ん坊のように乳首を吸ったり、甘噛みしてくる。
そういうことをされる度に、ビリッ、ビリッ、と、頭の中が白くなりそうになる。
「シャディはホントに可愛いな」
「んんんぅっ!」
そう言われて、一瞬絶頂に達しかける。シンヤの言葉に、どんどんと弱くなっていく私。
でも、嫌じゃない。とても暖かい気持ちになる。
「シャディ…足、開いて」
自分を見せるのはすごく恥ずかしい。でも、シンヤが愛してくれているのが、指先まで伝わってくる。
ゆっくりとだけど、私は足を開いた。
「これが、シャディのか」
見られているのがわかる。シンヤが興奮してるのもわかる。でも、すごく恥ずかしかった。
「その、あまり、見ないでくれ…は、恥ずかしい…」
そういうとシンヤは意地悪な表情をして。
「だ〜め。シャディはオレのだから。じっくり見てメロメロになるまで愛してやる」
なんで、そういう事を平気で言えるのだろうか。嬉しく、なってしまうではないか。
「わ、わかった…けど、わ、私ばっかりは不公平だ。シンヤのも、見せてくれ」
言うのはとても恥ずかしかった。顔も、熟れた林檎よりも赤かったと思う。
「ん。わかった」
嬉しそうに弾んだ声で返事をすると、シンヤは服を脱ぎ始めた。
シンヤの体。無駄な肉はついていない。
戦うには、必要な筋肉が少し足りないかな、と思う。
でも、すごく愛おしい。世界で一番愛おしい。
抱き締められて甘えたい。ぎゅっと抱き締めて、いつまでも抱き締めていて欲しい。
そこまで思うほど、私は彼を愛している。この感情は、私の中の誇りだ。
「二人とも裸になっちまったな」
「そ、そう、だな」
改めて言われると、すごく照れる。二人とも、生まれたままの姿だ。
「その、もう、いいぞ?」
シンヤのものを見ていると、すごく大きくなっていて、ピクピクと動いている。
そこまで知らないわけじゃないので、シンヤがすごく我慢していることだってわかる。
「ん〜、でもな、その前にやることが一つ」
彼はそう言って、私のあそこへと口づけをした。
「あっ!?だ、だめだ、そこは汚っ!?んくあっ!?」
まだ、湯浴みもしていない。汗で体も汚れているはずなのに、シンヤはお構いなしに、私のあそこへと吸い付く。
「ひんっ!?あぁっ!そ、そこだめぇっ!」
彼の指が入口を弄くり、さらには淫核の皮を剥く。彼は迷わずそこに吸い付いた。
「きゃひいぃん!?あ、ああぁぁぁあぁぁっ!?」
前に、自慰で触った時よりも、ずっとずっと気持ちいい。
頭の中が白くなる。自分の中身全てが好きという感情に塗りつぶされる。
私は、絶頂に達していた。
「んぁ…あ…ふはぁ…」
これまで感じたことの無い強い絶頂に意識が飛びかける。
でも、まだだめだ。まだ、最後まで終ってはいない。
「大丈夫か?」
シンヤが心配そうに顔を覗き込んでくる。まだ余韻が残っていて、声が出せなかったけど、私は頷いた。
「なら、いいけど。もう、最後まで止められないぞ」
その言葉にも、頷く。だって、望んでいることだから。
私は、シンヤと一つになりたい。
「わかった」
シンヤと一つになれる。初めてだから、絶対に痛いだろう。
でも、嬉しいから。そんなことを思う私は、あぁ、やっぱり好きになってしまったんだなぁ、と実感する。
「いくからな、シャディ。もうお前の全部を離さないから。イヤってなるほど抱き締めてやる」
やっぱりシンヤはちょっと意地悪で、でもすごい愛してくれてるっていうのがわかった。だから、少しだけ。意地悪なところに、仕返し。
「フフ、それは無理だよ、シンヤ。
私が君の抱擁を、何時如何なる場合でも嫌がるはずがないだろう?
私の方こそ、君が嫌というほど、べったりと甘えてくっついて離さないからな」
そう言って、今度は私の方から接吻をした。
シャディとのキスはとても甘い感じがする。いや、そんなにキスの経験なんてないし、ていうかシャディが初めてなんだが。
でも、これからシャディには痛みが伴うだろう。稚拙でも、オレの愛撫でその痛みが少しでも消えるならば嬉しい。
オレはシャディとキスをしながら、先をシャディへと当てた。ピクリとシャディの動きがする。だけど止めない。止めたくはない。
好きな女と一つになるのを止めたいなんて思わない。
ずにゅ
シャディの中に先が入り込む。まだ入口だというのに、気を抜いたら射精ちまいそうだ。
「んっ、くぅ…」
オレの下でシャディが苦しそうに喘ぐ。そんなシャディを気に掛けつつも、俺は腰を進めていく。
そうして、オレのものがシャディの膜に当った。
「……ここからは、一気にいくからな」
「ふくっ、はぁ、わ、わかった…」
オレは力を溜めて、シャディの膣内を一気に押し進んだ。
「ふぅっ!?あああぁぁああぁぁっ!?」
シャディの膣内がオレをぎゅっと包み込む。今にも射精しそうな快感が走るが、絶対に我慢。
「う、うあぁ、んぎ、んくぁっ」
男のオレには想像もつかない程の痛みを感じているシャディを抱き締める。
それが、今オレにできる唯一のことだ。
「んんうぅっ、シンヤ、シンヤァ!」
目に涙を浮かべるシャディ。
「痛むか」
苦しんでるシャディ。でも、オレはその痛みを消せるわけじゃない。
ただ、抱き締めて、キスをして、優しい言葉を掛けて、痛みを紛らわせることくらいしか出来ない。
「シンヤ、痛いけど、痛いけど嬉しいんだ!!
痛いから、嬉しいんだ!!
私が、シンヤのものになったってわかって、嬉しいんだ!!
全部夢みたいでっ!!でも!シンヤがここにいるから、私を抱き締めてくれてるから、嬉しいんだ!!」
瞳を痛みと歓喜に潤ませて、シャディが言う。
「シンヤ、もっと、もっと私を抱き締めてくれ。私を放さないでくれ。シンヤ、シンヤァ…」
理性も、思いやりも。あんなに優しくしよう、と思ってた心が、一瞬で蒸発する。
オレはシャディをきつく抱き締める。
獣のように唇を奪う。
ぴちゃぴちゃと音をたてて、その眼から零れた雫を舐めとる。
絶対に離すもんか。
シャディはオレのもんだ。これから先ずうっと一生、絶対にオレのもんだ!
「シャディ、動くぞ」
「シンヤァ…」
シャディの膣内を獣のように貪る。いや、今のオレは実際に獣だろう。
オレの下ではオレの愛する女が組み伏せられて、喘ぎのように俺の名前を連呼している。
「しんっ、やっ!はぁ、しんやあぁっ!」
シャディの膣内はきつくオレの肉棒に絡みつく。
それが堪らない快楽となって、オレは肉棒をさらに奥へ、さらに激しく突き動かす。
「あふあぁぁっ!?しんやぁ、はげしっ、んくぁ、ひゃあぁぁっ!」
火照り、白い極め細やかな肌には赤みが差していた。
そんなシャディの乱れる姿がもっと見たくて、一際強く腰を突き上げる。
「ふあぁぁっ!わっ、らし、はじ、めれなのにぃっ、あた、ま、しろひゅう!」
もうオレも限界が近い。さんざん我慢してきた射精感がもう耐え切れないくらいに高まっている。
「シャ、ディっ!射精すから、お前の膣内に、オレの精液たくさん射精するからっ!」
「らして、ほしぃっ!しんやの、しんやのがほしぃっ!」
その言葉を聞くのとほぼ同時に、オレはシャディの膣内パンパンに自分のものを埋める。
溜めに溜めた精液が、シャディの奥に向って放たれた。
びゅぐっ、びゅるびゅぶぅ、びゅぐぅ
「ぅぐっ!くっ、はぁっ!」
「でてるぅ…しんやのが、あついのがわたしのおくにでてるぅ…」
びゅうっ、びゅるっ、びゅるっ
「んああぁぁぁ…まだ、まだでてる…あついのがいっぱい…」
射精が止まらない。まるでシャディの中を精液で埋め尽くせそうな量の精液が出る。
びゅくっ、びゅっ、びゅっ…
「あ、はあぁぁぁ…おなかのなか…いっぱい…」
ようやく射精がおさまった。肉棒を引き抜けば、シャディのそこからはごぽりと精液と、愛液。そして血液が混じった液体が出てくる。
シャディはイッてしまったのか、恍惚としている。その様子にまた獣が鎌首をもたげ始めた。
我慢できない。オレはシャディを四つん這いの格好に組み敷き、そしてそのままバックでシャディに挿入れた。
「ふあぁぁあぁぁっ!ふか、いぃ…しんやぁ、だめぇ…わらしらめになるぅ…」
ぱん、ぱんという肉を打ち付けあう音とぐちゅ、ぐちゃという水音が響く。どっちも発生源はオレたちだ。
「しんやぁ、わら、ひ、も、らめぇ」
シャディの淫らな姿に射精欲が俄然高まる。シャディはもう自分の体で立っていられず、俺の力で支えられている。
俺は腰を振るとともに、淫らな要望をシャディの耳元で囁いた。
「シャディっ!お前がっ!イク時、イクって、大声でっ!」
「らめぇ、ひがうのぉ、わらしさっきかりゃあたましりょくなりっぱにゃしなんらぁっ、イキっぱなしにゃのぉっ!」
呂律の回らない、快楽に溺れた声で喘ぐシャディ。
「シャディ、射精するぞ、くっ、うっ!」
びゅぐっ、びゅるびゅぶぅ、びゅぐぅ
一回目と変わらない勢いと量で、オレの精液はシャディの体内を犯す。
「あっ…はぁっ…また…いっ…ぱい…わら、し、なかにだされて、イッひゃったよぉ…」
びゅくびゅくと射精し続けるオレの肉棒。オレは体位を対面座位に変えて、射精しながらゆっくりと腰を動かす。
「んあぁぁ!あふぅ、は、ぁぁぁ…」
最後の一滴までシャディの膣内に射精しきってから、オレたちは重なったままベッドに倒れこんだ。
「はぁー、はあぁ、ふ、んんぅ…」
二人とも息が切れている。初めてがこんなに激しいものなら、疲れて当然だけど。
「はぁ…しかし、乱れたな。シャディ」
シャディはオレの上で赤面しながら、小さな声で
「言うな…」
と言った。
シャディさん、そんな可愛い反応するとやっと寝付いたマイサンが起きてしまいます。
「………っぁぅ」
…手遅れですた。でもさすがに三回戦はやらない。疲れたって言うかもう眠いし。
「シャディ、今日はもう寝よ。さすがに疲れた…」
「あぁ…私も、眠たくなってきた。だ、だが、その、シンヤ、こ、このままで寝ても、その、いいか?」
うわ、何この胸の奥から萌え上がるモノ。
「…なんでまたそういう可愛いこと言うかなぁこのシャディさんは。オゥケィですよ?むしろ大歓迎ですよ?」
「あ、ありがとう…」
でも結局僕たち私たちは若い果実なわけで。
この後きっちり三回戦目ヤッてから疲労で泥のように眠りましたとさ。どっとはらい。
今、マスターとシェディ様は眠りについている。
さすがに、あれだけ激しい戦闘の後にこれだけの性行為をするのは無理があったのではないか。
私が脳から回復促進命令を出しているが、これが毎日続くようならばさすがに戦闘の後の性行為は止めなければなるまい。
マスターは不満がるだろうがこれもマスターのお体の為だ。
栄養分、グリーン。各種必須アミノ酸、さらにはビタミン、ブドウ糖、脂質、食物繊維等等。
シェディ様は栄養管理のしっかり出来る方であるらしい。
実に健康的であることがわかるが、マスターが生活の一部に加わったことでその健康が崩れはしないか。
この場合心配なのはお二人とも倒れることになる可能性が…
やはりマスターの健康的生活、ハーレムでの生活は食生活にかかっているということか。
注意しなければならない。
まだ注意案件は多数ある。おそらく次の標的になるであろう、隣のエリアでは今回のように防衛→近接戦闘とはいかない。
下手を打てば近づくことすらできないかもしれない。能力的に言えば、例えば。
S=神業 A=超すごい B=すごい C=人間並み D=苦手 E=超苦手
だとしたらシェディ様は、
射程距離=B
威力=C
命中=A
連射・速射=B
近接=C
タフネス=C
である。
だが次の相手は。
射程距離=C
威力=D
命中=S
連射・速射=A
近接=B
タフネス=B
特にその連射・速射と命中の高さは充分注意に値するが、それよりも問題なのは近接戦闘能力の高さだ。
という具合だ。マスターをサポートするのが私の役目。
何か策を考えなければなるまい。
我ながら長いもの書いてしまったなぁ、と少し反省。次回投下時はもう少し、短くなってるかもしれません。
また、この度は私の作品に期待をよせて頂き、また、元ネタとなった353氏には最大級の感謝をささげます。
皆様真にありがとうございます。
こんな長文が多くなってしまうかもしれませんが、続きを読みたい、と思う方が一人でもいれば、このシリーズを続けようと思っています。
大勢の期待を背負い大勢の期待に応える職人様は素晴しい職人様。
ですが、「○○さんの作品が読みたいなぁ」というたった一人の読者の期待に応えるのもまた職人と思っております。
それでは私はしばらくの間ただの名無しに戻ります。皆様、またの作品で―
追伸
皆様、E=MC~2の作品を良くご覧になるそうで。しかし、他にも良サイトが。
もしかしたら既出しているかもしれませんが、私は羊頭狗肉というサイトをお勧めします。
和姦強姦ロリショタ熟女近親ハーレム純愛鬼畜SMふたなりTS寝取り寝取られレズ触手獣人人外獣耳ギャグシリアスほろり鬱学園ファンタジーSFその他
全てあるところです。ハーレムものならば、万能無敵ミルクエンジェルとふらっとはーれむの二作でしょうか。他の作品内でも3Pなどは結構頻繁に出ています。
>>451 GJ!!
ぐだぐだ言わんと続きキボンヌ。
次の相手は……個人的には忍者と予想。
ほら、手裏剣や苦無は射程短いけど連射きくし、近接戦闘も強いし。
ちなみに次点は吹き矢。
>>451 GJ!!!
これからのご期待も希望するぜ!!!(日本語可笑
てゆーかレベ攻略対象だよね?ねぇ?!
>>451 うおぉ!!! マジで俺の小ネタが作品化されてる!?
びびった! マジGJです!
感謝なんてとんでもないっすよ! 拙作の続きを書いて下さっただけで十分です!
これからも頑張って書いて下され!
あと、すっかり返事をしていませんでしたが、
>>363氏、レスをくれたことの感謝を!
……実は投下前に
>>427で一度レスしているのは秘密です。(笑
>453氏
惜しい。
>454氏
さて、どちらでしょう?答えは最後に明かされます。
>353氏
こちらこそネタ提供ありがとうございます。
元々あれが無かったら思いつかなかったのですから。頑張って続き書きますので今後ともよろしくお願いします。
>>451 GJ!!
でも、途中から前振り無くシェディがシャディになってる……
458 :
とくめー:2006/07/28(金) 23:38:07 ID:5FkaFmfm
SS掲載しますた。
>>457の件とかは、言ってくだされば訂正します。
>>452 羊頭狗肉さんは過去ふらっとはーれむが紹介されてます。
非常に広いジャンルに対応した実力派作家さんで――
だからこそ独占主義者としては、警戒してしまったり。
万能無敵ミルクエンジェルですか、ああ、なるほど。
正義のヒロインはいいですね。丼はいいですね。メイドロボ(?)はいいですね。
節操ないな、私。
メイドロボコンよりは掃除機の九十九神が好きです
>>459 オカルト娘スレにそんな話あったな。アレもハーレムっぽくて素敵。
kwsk
>>459 前スレの108あたりで紹介されてたアレですね
463 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 10:57:42 ID:YRtj9HKN
先生!ふうじゅのたんのウェットナースが見つかりません!!
グレートだぜ454
465 :
451:2006/07/29(土) 17:42:35 ID:Tr5t2+qj
>>457 ぐは。確かにその通りです。良くあるといえばよくあるミスですが、名前はシェディ・ホルンです。主人公の名前も一箇所直し忘れてる。
>>458 訂正お願いします。主人公の名前は441のところで一箇所。シェディの名前は440途中から間違ってます。お手数掛けて申し訳ない
シャディは一冊の百貨店だからな。
リンク集の妖精学者のリンクって
ttp://880.h.fc2.com/ こっちの方が同じ人物の話置いてある表への一方通行のリンクもあるしよくないかな?
あと同じ人外スレに最近投下されてるかわわらしも良いハーレムっぷりですよ
まだ保管庫に保管されてないけど
>>460 風樹の嘆の中の人だね。この人はエロは当然として、二次創作や
非エロでもハーレムぽくなるので、一度はここにもきてホシイ。
「PIPI's World」のリレー小説にある「僕の侍女はどこにいるの?」も一応ハーレム?
いいえ
巨乳教室扱い
そこならむしろ「逃亡の公子」とか「気弱な少年〜」とか
学園カテゴリの「朝、目が覚めると…」あたりじゃね?
後者2つは最後まで読んでないけど。
念のため「PiPi's World」のURLを貼っとく
ttp://syosetu.net/ ここだと「性交女学園」もハーレムだな。
続編の「聖華学園」は世代交代しつつ一部ヒロインを引き継いでるので微妙。
全体にリレーならではの作風の揺れがあって読むと疲れる。
「カップ&ソーサー」の作品はMC系のハーレムものが多数あったよ!
なんでPiPi's Worldの話題でタイトルがど真ん中なこいつ↓が出ないかわからんw
カテゴリその他 ハーレム?な少年
貧民の美少年が女貴族に男一人いない館の使用人として拾われる話。
まあ実際にヤったのはまだ一人なんだが。続きに期待。
>>473 できればURL貼ってくれ。ググっても食器のカタログしか出らんw
PiPi's Worldだと「デビルペット」もハーレムっぽいようなそうでもないような
477 :
473:2006/07/30(日) 23:47:53 ID:b3AbN1oN
PIPIはその他の強制結婚シリーズも純愛ハーレムぽ
つたない作家が多い中でそこそこの筆力。
強制結婚…ハーレム。相手は三姉妹。みんなでの描写は少ないが無理矢理的な要素は特にない。
強制結婚U…1しか読んでないが多分大丈夫。初期ヒロインが二人なのでハーレムかは不明。あとで読んで追加報告
強制結婚V…近親相姦あり。ヒロインは母姉妹の3人だが近親者がさらに3人含まれるかも。途中までしか読んでないのであとで追加
プロローグ以上のネタバレはなるべく回避してみたがこれぐらいならおけ?
追記
強制結婚V…近親者三人が追加されるがそこで現連載分終わり
強制結婚W…女性視点あり。ショタ、ロリあり。XでロリがXの男子メインキャラとスワップする描写があるので要注意。俺のシャウエッセンも萎えた
強制結婚X…ほどほどなガキが二人。ハーレムじゃない。WのロリとWの男子メインキャラ公認の逆レイププレイ。俺のモーニングサーブが萎えた
強制結婚6…二人+1、と思いきや+1はフェイント。途中台本形式。強制結婚3以降の地雷源にさすがの将軍様もポークビッツ(チーズ入り)に
強制結婚7…今のところ1対1。将来的に息子娘とのプレイを考えている描写あり。ハーレムとは認めがたい
強制結婚8…少し毛色が違うヒロイン性に奔放な過去あり、性描写今のところなし。しかも1対1?ハーレムじゃない
強制結婚9…既婚若夫婦に女性3人追加。かなり短い。描写がない。でもハーレムではあるな一応
強制結婚12…女性視点。1対1でハーレムじゃない。描写もまだなくプロローグだけ
>>472 うわっ。
「一覧」ってクリックするといきなりジャンル分けが出てくるのはなぜですか?
どうしてここの小説は改行とかないのは仕様ですか?
とってもポルナレフな気分。
2はダブル主人公的なアレでした。ハーレムっちゃあハーレムなんだが…
俺の将軍様がきちんと反応したのは1と3。
ONEの七瀬留美の小説の「真・乙女のミッション」の真の意味に気付くまで暫くかかったそんな思い出話
関係ない話題は置いといて、
フランス書院美少女文庫のサイトのWEB小説がハーレム(姉妹丼)みたいです
まだ途中だけれど
ハーレムはハーレムでも、同じ世界観の中で
2人の主人公が、それぞれハーレム持ってる…とか言われても萌えないなぁ。
なんていうか、その世界の女性は全部独占してこそハーレムを感じる…
>>367で紹介されてる、聖ルミナスのSSもそんな感じじゃない?
パッと読んだだけだから断定は出来ないんだけど、男が2人居たような気がする…
>>485 禿胴
そのせいか、ギャルゲーとかで別主人公の続編とかが出てくるとすごい萎える
その昔、センチメンタルグラフィティというギャルゲはがあった。
その続編は、前作のヒロインたちを別の主人公が攻略するわけだが、
前作の主人公が死んだところから始まるんだよ。
発表された当時はかなり萎えたが、
「都合の悪い設定は無視する」というスキルを身につけたので、
気にならなくなった。
>>487 あぁ〜…あの時代に逆行したかのような絵をしてたゲームかな?
アレ、そんな設定になってたんだw てか、羨ましいスキルをお持ちだ。
>>486 お主、サクラ大戦5は出来ないタイプとみた。
後、ハーレム作品の紹介でも
ヱヴァンジェル書院文庫(藁
ttp://www.saiin.net/%7Eevangel/ にある、
管理人作品の「Convenience Harlem」(新世紀エヴァンゲリオン二次創作)
原作の女性キャラをほぼ手中にしているシンジ。
作中に出るのはマユミ・マナ・レイ・アスカ(ここまで同級生)
ユイ(母親なので近親NGは注意)・リツコ(シンジの属する組織の幹部女性)
また「Convenience Harlem2」という、若干シチュエーションを変えた作品もある。もちろんハーレム。
そこ晒しちゃ駄目なんだが。前にトラブって公開中止とか会員制にするみたいな騒ぎになった
>>489 そうだったんだ…すまない。って謝っても遅いんだけど。
そんな騒動があったなんて露知らず…ホント、すまない。
そこのリンクから飛ばないでね・・・って、このスレ引き気味さん見てるかな?
廃棄処分のアスカ様がみてるなんかも
ただし廃棄処分場はNTRものも多いので要注意
誰か俺に愛をくれ〜〜!
>>487 センチメンタルグラフィティ2か。
冒頭の前作主人公の扱いを見て、それなんては〜りぃふぉっくす?って思ったもんだ。
>>485-487 同一世界に複数のハーレムがあるのがダメってのと
一人の女性が(例え同一時間ではなくても)複数のハーレムに参加するのはダメ
ってのは全然違う話じゃないか?
>>498 >同一世界に複数のハーレムがあるのがダメ
寝とられ展開の不安
>一人の女性が(例え同一時間ではなくても)複数のハーレムに参加する
すでに寝とられてる、またはヒロインの心変わり(裏切り)を連想
……という点で、「安心してハーレム感が味わえない」という関連性がある。
全然関係ない訳ではない。
>484
>PIPIはエロ漫画小説板のほうに誰かまとめてくれてるよ。
kwsk
個人的にはハーレムやその主は、その世界ではオンリー1であって欲しいっていうのはあるな。
>>500 該当板で『モテ』でスレ検索。
兄弟スレだし、テンプレにも載せたほうがいいかな?
>501
ハーレムを構成している人数に関わらず(主人公の)認識している既知領域
ではただ1つというのが分かっている方がやっぱり楽しめるしな。
寝取られの可能性があるようでは安心して作品鑑賞ができやしない。
>>499 >>501 あーなるほど
女性の一途さ方向だけから見てた。
男性の独占欲側から見ればいいのか
まだ自分のものではない女性に対する独占欲と、
(例だと)前作主人公に自己を投影した際の旧ヒロインに対する独占欲か。
確かに同じものだ。
自分視野が狭いな……
MooLichさんのとこで、HD消えましたーって更新履歴が無くなっていたから
喜んだもつかの間、ファン・ルード・クエスターの冒険の更新はまだだた
今更で申し訳ないんだが、ハーレム小説リンク集にある、
キラ・ハーレムへの道ってどこにあるんだ?
ぐぐってみたけど、わからなかったから教えてください(´・ω・`)
508 :
とくめー:2006/08/03(木) 02:39:30 ID:vmDASNFq
Arcadia SS投稿掲示板(18禁)
とちゃんと書いてあるじゃないですか。
リンクで飛んで、左のフレームでSS投稿掲示板をクリックすると、
エヴァ/ナデシコ/鍵/型月/□/サモナイ/とらハ
ときメモ/サクラ/GS/ナルト/赤松/オリ/その他
18禁
って作品別掲示板のリストが出るんで、
「18禁」の掲示板の2ページ目にいくとあります。ナンバーで486です。
デリられたかと思って確認しに言っちゃいましたよ(´・ω・`)
>>とくめーさん
うわ、掲示板探すの忘れてた・・・
手間取らせてすいませんでしたorz
アルカディアの新作五大妖神がハーレムだった
前にアルカディアの勧められて読んでみたらクソだった覚えがあるなぁ
あそこの投稿ってそんなにレベル高いの?
玉石混淆。
クソばっかと油断してるとたまに当たりがあったりする。
「遠い国から」とかは面白いよ。
ハーレムじゃないけど。
>>513 あれ、更新もうしないのかなー。楽しみにしてるんだけど。
祖国の華って言うのはかなり内容は子供っぽいけど、ハーレムらしい。
作者はハーレムだと言っていたけど、そんな気配は微塵もないな。
まぁ18禁じゃないし、どちらにせよここでオススメはできないが。
>>512 遠い国からは軍板ファンタジースレ向きだな。あれはよいものだ。
>>367の聖ルミナスのSS、原作知らないで読んでるんだけど
順番に下から読んでると、龍三とかいう男の一連の話が最初に出て来るんだが
ハーレム形成してるのはその後出てくるもう1人の男、海平の方という…
なんか妙な先入観が入ってしまってチョットの間困った。
読むときは出だしのカップリングの確認をした方がいいかと。
…余計なお世話だとは思うけどね。
海平が祖父のあとをついで理事長兼生徒として、ルミナス女学院に転入。
それにその友人の龍三がついてきてしまって、女装して転入。
原作は全然ハーレムっぽくないけれど…
オリジナルのゲームは若干。双子とかあるし
更新が遅れております。
理由はいろいろあるのですが、
そのひとつが、HTMLをいぢっているというものでして。
たぶん今回の変更は使い勝手的には「改悪」だと思うのですが、
HTMLのTABLEの性質上のものなのでご容赦ください。
TABLEあきらめてBOXしちまおうぜ
524 :
とくめー:2006/08/05(土) 23:14:37 ID:CFnNT883
更新はおおむね完了。
ところで、リンク集見渡してみて思ったんだが、
ハーレムアニメの極めて基本的なパターンのひとつ、
「ヒロイン部隊の隊長モノ」を、掲載した覚えがない。
「サクラ大戦」とか、「ギャラクシーエンジェル」とか、
「メルティランサー」とか、そんな感じの奴。
戦うヒロインを洗脳する小説ならいくつか知ってるのだがw
525 :
とくめー:2006/08/05(土) 23:16:19 ID:CFnNT883
あれ、メルティランサーは隊長いなかったかw
あれは「サイレントメビウス系」だ。あはは、うっかりうっかり。
526 :
とくめー:2006/08/05(土) 23:17:47 ID:CFnNT883
……いたじゃんか、隊長。
主人公だから記憶に残らないだけで。
あー、もうぐだぐだです。
おちけつ
>>525 「ヒロイン部隊の隊長モノ」?
それは『主人公がハーレムの女性全員から見た上司』っていう話?
それならmoolichさんの『秘密結社やりませんか?』とか、扉行広さんの『皇帝陛下は15歳!』が
当てはまる気がするけど。
正義サイド組織のおもな構成員が主人公以外女ばかりの戦隊ものってことじゃね?
ANGELFRUITSの「妖華−女神館の住人達」はそれに当てはまるのでは。
あれ、これって未出だっけ?
>>524 サイト:みきやすハウス
作者:ゼロフェッサー氏
元ネタ:サクラ大戦4〜恋せよ乙女〜
タイトル:加山雄一特別寄稿「月組沈黙のルポ 花組隊長大神一郎」
タイトル:帝劇春公演『マクベス』大神一郎総合演出
特記事項:複数プレイ無し
サイト:馬鹿琴の書斎or虚ろな瞳
作者:滝沢馬鹿琴氏
元ネタ:サクラ大戦
タイトル:愛奴な歌姫達or大神君の受難
特記事項:地雷有り(3話主人公以外、4話ガチレズ) 虚ろな瞳掲載版が読みやすい
注意事項:虚ろな瞳は地雷的作品多し
SSの数はあるけど・・・
エロ有りハーレムってなるとこれぐらいしか思いつかない・・・
報告乙。
ハン板の馴れ合い・官位目的の空気コテか・・・
533 :
とくめー:2006/08/06(日) 15:39:24 ID:wpwgpvbg
ご報告ありがとうございます。
でも私のイメージしてたのとはだいぶ違う……
愛と正義のために悪と戦う美少女たちと、
ラブでコメディでエロでハーレムな萌え燃え生活!
というのは王道だろうと思ったんだけど。
>>533 GS美神モノでその手の良作SSいっぱい読んだ気がする。
夜華が閉鎖してから追ってないんで、タイトルすら思い出せないんだけど。
>>531のゼロフェッサー氏も何かエロいの書いてた気がする。燃えがあったか憶えてないけど。
学生モノハーレムって最近少ないような気が。
ここだと保管庫にある162さんの「は〜れむもの」とか353の名無しさんの「飛び道具
の惑星」がそれにあたるのだけど。
先輩後輩という形にこだわらず同級生でもよいので学生モノは読んで見たい
やね。
流れを無視してごめん
へたれ勇者ってもうかかれないの
楽しみだったんだけど
537 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 21:14:14 ID:WnXMmfzF
Pakuri氏の作品も早く読みたいな〜とか言ってみる
あれも学生ハーレムですよね?w
>>484にて紹介されてる作品を読んでみた。
結果から言うと、女性複数との行為こそほとんど無いが、かなり上質なハーレム物かと。
作品には「御交わり」と呼ばれる最悪セックスもするカウンセリングの一種が存在する。
が、主人公の相手をした女性が他の男と仕事で抱かれた等、ハーレム感を阻害する文章は皆無。
出てきても詳しく明文化してないから、「都合よく解釈」することで無視できると思う。
何より、作品を読み進めていくうちにそんな瑣末な事を気にしないほどのめり込めると思われ。
てか、二次創作にまでハーレム物捜索の手を伸ばしたら、それらしいのローカル保存するだけで
中身を確認するのが追いつかない(;´д`)ハァハァ
皇帝陛下15歳普通に感動した。4年かけてるってのもすごすぎ
「一也くん、一也くん」
授業が終わっても机に肘をついたままでうつらうつらとしていた一也を、静乃がやさしく揺り起こす。
「一也くん、お昼よ」
「ん……?」
「あ…一也…くん……」
一也は寝ぼけたまま、静乃の身体を引き寄せる。目の前に恋人の顔を突きつけられ、目をつぶる静乃。どちらともなく唇が重なる。
「ん…ちゅ…ちゅく…ちゅっ……」
昼休み、教室で堂々のディープキス。
集まる視線に当人よりも赤面した玲菜が、一也の後頭部を容赦なく張り倒す。机に額を打ち付けて2ヒット。
「公衆の面前で何やってんだ、このバカ!」
「わたしは、一也くんがしたいのならどこだって……」
「いいなあ静乃ちゃん。もーらったっ、間接キス」
一也の後頭部を撫でていた静乃の唇を、ゆのかが飛びつくようにして奪う。
すかさずゆのかの襟元をつかんで引き剥がす洋子。
「たくっ。ごめんね、遠瀬さん」
「気にしないで。わたし、ゆのかさんのこと好きだもの」
「ボ、ボ、ボクも静乃ちゃんのこと好きだよっ」
「ったーく、もうっ、食堂の席、なくなっちゃうよっ」
あたふたしながら静乃のことを見つめているゆのかを、洋子はずりずりと引きずっていく。
「アタシもメシ食べにいくけど、また静乃に恥かかすようなことしたらぶっ飛ばすからな」
玲菜の言葉に、一也は机に突っ伏したまま反応しない。
「おい、こら、返事くらいしろよ」
「気絶しているんじゃないかしら」
玲菜が無理矢理頭を持ち上げると、一也は額と鼻の頭を赤くして唸っている。
静乃は隣の席の椅子を借りて、一也の頭を胸元に抱き寄せた。
気がつくと15分も経っていた。
「仕方ないわ、こんなにぽかぽかと暖かいんだもの」
静乃は相変わらずぽけぽけした口調でそんなことを言うけれど、もちろん一也が誤魔化されるはずもない。
「ちくしょう、玲菜の奴、ぶん殴ってやる」
「そんなこと言わないで。一也くんが女の子に手をあげるところなんて見たくないわ」
一也を抱く静乃の手が背中を撫でる。顔をうずめる胸元は暖かで眠気を誘うが、今は睡眠欲より食欲だ。
「飯、食わないとな」
「こんなに気持ちいい天気だと、陽の当たるところで食べたくなるわね」
「でも、この時間だと、どこも人でいっぱいだろうな。屋上が使えればいいんだけど」
「屋上は鍵が掛かっているわ。生徒だけだと危険ですって」
中学校でもそうだった。3年連続で屋上開放の要求が出されて、3年連続で却下された。
「先生がいればいいんだろ。行こうぜ、静乃、当てはある」
というわけで。一也たちは屋上にシートを敷いて座っていた。
“たち”の中身は、静乃と、担任の穂波先生と、学園長の澄佳先生。
一人だけ仕出し弁当の学園長は、穂波と静乃に羨望交じりの賞賛を送る。
「二人とも、ちゃんとお弁当作ってきてるのね。すごいわ」
「そないなことありゃしませんって。うちのは残りもんと冷凍食品やもの」
「わたしは、一也くんが喜んでくれるから――」
静乃はおかずのスペースの過半を占めているハンバーグを、二つに切って一也に分ける。きちんとデミグラスソースとチーズがかかったハンバーグは、洋食屋で出されてもおかしくない出来だ。おかずが一品追加されて、元から豪華だった一也の弁当がさらに充実する。
「一也君のは成美の手料理でしょう。彼女は昔から料理や裁縫が得意で、辰也様のお気に入りだったのよ」
「辰也様って――」
「俺の親父だ。有り余ってる金を前途有望な若者にばら撒くのが趣味でね、その一人だった成美さんを、子持ちの未亡人だってのに手篭めにしやがった。五十過ぎたおっさんがだぜ」
静乃の問いに一也が答える。
この年代の少年のほとんどがそうであるように、一也の父――中川辰也に対する感情は複雑だ。
「そんなことを言うものではないわ。辰也様が再婚したのは、貴方に母親が必要だからよ。
もっと家事ができたなら、私が貴方の母親として選ばれたかもしれないわ」
若き学園長なんてもてはやされても、研究以外のことはなにもできないのよ。そう澄佳先生は自嘲する。
澄佳の暗い表情に胸を打たれて、一也はその手をぎゅっと握る。
「先生が本当に教育学の知識以外になにも持っていなかったとしても、先生はそれで僕を助けてくれました」
一也が登校拒否などしていた中学時代の一時期、この場にいる3人の女性は、みなそれぞれの形で一也を支えてくれていた。
中でも、学園長就任を控えた忙しい合間に、万事に動きの鈍い公立中学校と正面切って渡り合い、卒業後は“学園”に迎え入れてくれた澄佳先生は、ゆのかの言い方を借りるなら、そう、一也にとってのヒーローだ。
「園長センセ、一也くんが“僕”なんて言うのはセンセにだけやと思いますよ」
恥ずかしい指摘に一也の視線が泳ぐ。
「しめっぽい話はやめにしましょ。ほら、静乃ちゃんが麦茶くれる言うてます」
静乃は水筒から麦茶を注いで皆に配る。
「ありがとう。本当に遠瀬さんはよくできた子ね。貴女になら安心して一也君を任せられるわ」
「せやなー、ゆのかちゃんのことも応援したげたいんやけど、静乃ちゃん相手はしんどいわあ」
「そんなことはありません。ゆのかさんはいつも元気で、一也くんは一緒にいる時いつも明るい表情をしてるんです。流先生は優しいお姉さんで一也くんもずっと甘えてましたし、学園長は一也くんの憧れの人なんですよ」
思い当たる節がありすぎて、何もいえない一也。
「静乃ちゃんは一也くんのことよく見とるんやな。健気で謙虚でほんとええ子や。一也くん、こんな子泣かしちゃあかんよ」
一也は静乃の作ってくれたハンバーグを噛みながらこくんと頷く。
完全に一也の好みに合わせたハンバーグ。これだけのためでも、静乃を手放すなんてあり得ない。この味にたどり着くのにどれだけ努力したか、わかっているからなおさらだ。
昼食を食べ終わった後、学園長はとんとんと指で自分の膝の間を叩いた。
ここに座りなさい、というジェスチャーだ。
静乃も穂波も、左右に座ってにこにこ笑っている。
「体重をかけても構わないのよ」
誘われた通りに、学園長に背を預ける。
胸に腕が回され、抱き締められる。肩に当てられる先生の頬。首筋に唇を押しつけられる。
「ちゅっ。キスマークをつけてしまおうかしら」
「センセ、独り占めはずるいやないすか」
ほかの二人も身を摺り寄せてくる。穂波が右腕をぎゅっと抱きかかえ、静乃が遠慮がちに左手を握る。
人肌のぬくもりに、ぽかぽかと照らす太陽。緑豊かな丘の上にある学園を通る風はさわやかだ。
時間の感覚がなくなり、いつしか左右の二人は眠り込んでいた。小さく口を開け幸せそうに寝息を立てる穂波先生と、童話に出てくる眠り姫のような静乃。
「一也君、まだ起きている?」
「ん?」
「私のお話、聞いてくれるかしら」
「はい」
「ありがとう」
その声色は、いつも学園を預かる凛々しい才媛のものではなくて、近衛澄佳という一人の女性のものだった。
「私は生まれつき子供が生めない身体なの。
だから、辰也様が貴方を紹介してくれた時、貴方のことをきっと神様が私に授けて下さった子供だと思ったわ」
15の少年にとって、小学生の頃の回想は、憧憬か後悔を纏った断片的なものだ。
ピチッとした紺色のスーツを着て、ヒールの高い靴を履いた長身の女性の姿が、彼の記憶には残っている。
今が36ならば、当時既に30前後だったはずだけれど、一也の抱いた印象は、カッコいいお姉さんというものだった。
「でも、違った。貴方が逞しく成長していくにつれて、貴方を一人の男として愛してしまったの。
新任の学園長への風当たりは強かったけれど、貴方を迎えるための準備と思えば辛くはなかったわ」
回された腕に力が篭もる。
故意にか、偶然にか、一也の股間に手のひらが押しつけられる。
その程度はアプローチは、穂波や晶で馴れているはずなのに、一也の身体は熱を持つ。
「先生が好きな人は、ずっと父だと思っていました」
「辰也様は、私の海外留学を支援してくれて、この歳で学園まで任せてくださった恩人よ。感謝も尊敬もしているけれど、あの人は今でも貴方のお母様だけを見ているもの。あの人を愛して生きていくのは辛すぎるわ」
興奮に膨らみつつある男性器を、澄佳が服の上からまさぐる。
「私が愛しているのは貴方よ、一也君。貴方が欲しいの」
敬愛する澄佳先生に迫られるという状況に、一也の思考は対応できていない。
同年代の静乃たちや姉のような穂波と経験を重ねても、“大人の女性”である“先生”は別格だった。
「先生が…学園で…こんな……」
「流先生とはしたんでしょう?」
「ごめんなさい」
「いいのよ。貴方がこの学園で何をしても、何を望んでも、私は全力で貴方を助けるわ」
ズボンのホックが外され、盛りのついた肉棒が露出する。
澄佳の手が直接触れると、一也の身体が震え、耳元で穂波が唸り声をあげる。
心から一也を慕う二人の女性は、鎖や革よりも強い拘束具だ。身じろぎすら自由にできない。
「貴方のためならなんでもしてあげたいの。私の身体も知識も権力も全部貴方のものよ。
学園を貴方の望むように作り変えてあげる。さあ、なんでも言って」
そう言われても、学園長の権力を使って実現させたいフェティッシュな妄想など、即座に思いつくはずもない。
たとえ思いついたとしても、いきなり口に出せるほど大きな肝臓も持ってないし。
「じゃあ、英文法の授業を、先生が代わってください」
「私の授業が受けたいのね、わかったわ。来週からでいいかしら」
「明日から。いや、あの、来週からでもいいです」
「いいわよ、明日からで。楽しみだわ」
試しに言ってみた依頼を、澄佳は容易く受け入れた。
誠実な教育者として尊敬を集める学園長が、一也に隷従し、その権力を何のためらいもなく私用すると宣言する。
もちろん、会話の間も、一也の肉棒に奉仕する手は休まっていない。
憧れの先生の示す媚態と、恋人や担任が何も知らずに傍らで寝ているという背徳的なシチュエーションは、男を興奮させるのに技巧以上の意味がある。
「感じてくれているのね、汁が溢れてきたわ」
――くちゅ、くちゅ、くちゅ
音が立つほどにこぼれた汁が、薄紅色のマニキュアを塗った澄佳の整った指に絡む。
先走りの液に塗れた指先を鼻先に運び、口に含む。
「これが一也君の匂い……ん……」
「先生……んんっ……はあ…はあ……」
「かわいいわ、一也君」
どれだけ昇りつめても身動きするわけにはいかない状況で、焦らすように澄佳は手の動きを弱める。
耳たぶを甘く噛んで、舌を内に差し入れる。
「んんっ……」
痙攣する身体。肩に額を押しつけ、右腕にしがみついてる穂波が、甘く息を吐いて身をよじる。
「ああ……先生…僕……辛いよ……」
「澄佳って呼んで」
「…澄佳…先生……してください……」
「ダメよ、一也君。私は貴方の女なのよ」
肉棒を指先でつつかれると、二つに分かれた先端部が射精を求めてひくひくと広がる。
「ん……、澄佳、早く俺をイカせるんだ」
「はい、御主人様」
たちまち澄佳の左手がたくみに肉棒を締め上げ、右手のてのひらが亀頭を激しくこね回し始めた。
二つの手の中で揉みくちゃにされる肉棒が、一也の脳髄に快楽を流し込んでくる。
顎が上がって、上体全ての体重が、澄佳の身体にのしかかる。
澄佳はそれを受け止めながら、一也のモノを搾り続けた。
「あ…せ…先生…で…出るよ……」
その言葉に予告としての意味はほとんどなかった。
言ってる最中に、精液が勢いよく噴き出してきたからだ。
吹き上がった白濁液は、澄佳の手や、スーツの袖だけでなく、隣で寝ている静乃の制服や顔にまで降りかかる。
「ん…んん……」
寝ぼけ眼のままの静乃が、髪から垂れてきた精液を舐める。
「ん……苦い……」
ゆっくりと口の中でなめ回して、それからごくりと飲み干す。
夢うつつな表情で、二度三度あたりを見渡した静乃は、精液にまみれたままの男根に目をとめる。
「学園長にしてもらったの?」
「う…うん。静乃…ごめんっ、と、とにかくごめん」
「一也君は悪くないわ。私が強引に迫ったのだもの」
互いにかばいあう二人に、天使のような美少女は一片の曇りもない慈愛の表情を浮かべて、お祝いを言う。
「よかったね、二人とも。わたしは、先に教室に戻りましょうか」
「え? 静乃、その…それだけ?」
「私は貴方の側で一也君を……。遠瀬さんは気にしてないの?」
こくりと首を傾げる静乃。
一也の腕に顔をうずめるようにして眠っていた――というか寝たふりをしていた穂波が、立ち上がって静乃の側に動く。
「静乃ちゃん、実はまだ寝ぼけとるやろ。そんな格好で教室入ったら大騒ぎやで。
なあ、静乃ちゃんは一也くんの恋人なんやから、言いたいことあったら言ってええんよ」
「え? わたしは一也くんさえ幸せならそれでいいんです」
「物分りいいことばっか言うとったって、静乃ちゃんが不幸で一也くんが幸せになれるわけないやん。
静乃ちゃんが思っとるよりずっと、一也くんは静乃ちゃんのこと大切にしとるんやから」
食事の時に持ち出した濡れタオルで、穂波は静乃の顔をぬぐう。
くすぐったそうにしている静乃の自然な表情が新鮮で、一也は目を奪われた。
「ほら、なんでも言うてみ。うちや園長センセにでもええよ。それとも、うちらがいると言いにくい?」
静乃は小さく首を横に振る。
それから、頬を赤く染め、上目遣いに一也を見ながら、消え入りそうな声で口を開いた。
「わたし…一也くんの…、…ち…………が…ほしいの。一也くんと…セックスしたいんです」
「あはっ、静乃ちゃんは本当に一也くんのことが好きなんやなー。
恥ずかしがらんと、好きな人とエッチしたいのは当たり前やんか」
穂波は静乃の手を取り、自分のスカートのうちに導く。
「ほれ、静乃ちゃん、触ってみ? うちも一也くんとしとうてこんなになっとる」
「あの、それなら、先生が――」
「まだ言うか、この子は。ええい、実力行使や」
穂波は静乃のわきの下に腕を差し入れて立ち上がらせる。
もちろん抱え上げられるほどの力持ちではないが、静乃はおとなしく従う。
一也の正面で立たせた静乃のスカートを、穂波はぺろりとめくり上げた。
「ほれ、一也くん、見てみ? 静乃ちゃん、濡れとるやろ?」
上品でおとなしいデザインの白色のショーツに、はっきりわかるほどの染みが広がっている。
秘部が見えるようにショーツをずらすと、輝く蜜が糸を引く。
澄佳の手コキで射精したままの肉棒が、再び頭をもたげてきた。
「このまましちゃおっか。静乃ちゃんの性格じゃあ、上になったことなんてないやろ?」
ないというわけでもないが――
静乃は自分から腰を振るより、こっちの動きに合わせるタイプなので、騎上位はむやみに疲れるのだ。
「流先生」
それまでずっと黙っていた学園長が、硬い口調で制止した。
「避妊のことはちゃんと考えているかしら?
一也君は責任を取るって言うでしょうけど、若い二人に育児の負担は大きすぎるわ」
「毎日、基礎体温表をつけてます。生理周期も29日で安定していますし」
「えらいなあ。うちはあれ無理や」
目が覚めたら、なにより先にベッドサイドの体温計を口に含み――
たしかに穂波には無理なように思える。あと、ゆのかにも。
「気がつくと、小人さんがつけてくれてるんです」
珍しく静乃がそんな冗談を言う。
一也の部屋に静乃を泊めるとその光景を見ることができる。
とろんとした顔つきで、“お泊まりセット”の体温計をしゃぶっている静乃が妙にエロかった。
「それなら安心ね、さあどうぞ」
澄佳が一也の腰を押し出す。
穂波にいざなわれ、静乃の腰が下りてくる。
一也は澄佳をクッションにして体重を預けているから、騎上位と対面座位の中間のような姿勢になる。
――ちゅぅ
静乃の下の口が、一也のものに口付けた。
「んんっ……」
静乃の喉が喜悦の音を漏らす。
そのまま抵抗なく男の象徴を飲み込んでいく静乃の膣。
筋肉で締めつけて来るのではなく、肉襞がからみついて擦れる感覚。
尻が一也の上に乗るのとほとんど同時に、先端がいちばん奥の膣口を突く。
「ひざまでぺたんと付いちゃった方が、深く入るし動きやすいよ。ほれ」
「ん…く…ゆ………はんっ」
穂波が静乃の足を払う。
静乃の体重全てが一気に接点にかかるような重圧。
一也の腹に両手をついて“女の子座り”している静乃。
お嬢様らしい顔立ちは無防備に緩み、涙の浮かぶ瞳は一也だけを映している。
「は…ん……あ…ふ……」
「遠瀬さんの表情、女の私でもゾクゾクしてしまうわ」
元が性的な要素を感じさせない清麗な美少女だけに、それが蕩けて崩れた時には、息を呑むほどの背徳的な官能が浮かび上がる。
「静乃、きれいだよ」
手を差し出すと、両手でぎゅっと握り締めてくる。
敏感な肉体が伝える性感に、意識も思考も真っ白に塗りつぶされて、浮かべる無垢な笑顔には、白痴美すら感じさせるものがある。
「ちゃんと動いて一也くんを喜ばせたろうなあ」
「…あ……ふぁいっ…」
穂波が静乃の身体を引き上げる。
めくれあがった割れ目から、汁まみれになった肉棒が吐き出されてくる。
ほとんど抜け切るとこまで持ち上げて、再び身体を下ろしていく。
ゆっくりと、ストロークの長い上下運動。
無理に激しく速く動かないでも、一也自身をとらえて少女の秘肉が十分な摩擦を与えてくれる。
精液と愛液にまみれた結合部は、ぴちゃん、ぴちゃんと重たい水音を立てる。
息を合わせて、下から大きく突き上げる。
上体を斜めにして澄佳に寄りかかっている今の姿勢だと、腕を床につけるから腰が振りやすい。
「……ふ…あ…あ…はあっ…ん……」
静乃が軽く上向いて大きく息を吐く。汗で湿った白い喉がなんともいえずエロい。
「先生、重くないですか」
「気にしないで、貴方の重みを感じられると嬉しいもの」
「でも、センセ、顔、赤くなってますよ」
「それはね……、一也君が腰を振ると、衝撃が子宮のあたりにじんじん伝わってくるの」
耳の裏側から、頬や首筋を、澄佳の舌が這い回る。
「性器を交えるだけが、セックスじゃないわ」
男性器の構造上、女性の上で男性が仰向けになる――という形での交接は不可能だ。けれど、感情が通っていれば、どんな姿勢でもセックスなんてできるのだ。
「ええもん、うちは静乃ちゃんで遊ぶから」
「え……? な…ながれせんせ?」
穂波は後ろから静乃の制服に手を回す。
空色のセーラー服の胸元を開き、中のシャツをめくり上げる。
大きくはないけれど、形の良い柔らかな乳房。いやらしく膨らんだピンク色の乳首が、その完璧な均整美を崩している。
――ふにふに
静乃の胸を左右から揉んでいく。親指と人差し指でこねて押し出すような指使いに応じて、柔らかい肉がこちらに突き出されてくる。
「な、ながれせんせ、ああ…はずかしい……」
「でも、一也くんに見てもらうの、イヤやないやろ?
一也くんも見てるだけやなくて触ったげなよ」
「ああ、静乃、触るよ」
「うん、一也くんの好きなようにして」
静乃の胸にてのひらを押し付ける。
汗で湿った滑らかな表面と、五本の指がうずまるほどにしなやかな脂肪。
手首をつかんだままの静乃の両手に、力がこもる。けれど、それは抵抗ではなくて、むしろ自分の胸に一也の手首を押しつけるみたいだ。
ゴムのような弾性のある瑞々しい乳首に爪を立てる。
快感に過敏な静乃の全身が電気を通したように震えて縮こまり、二人の結合部までが鋭く反応する。
「ひっ…ひあっ…かしゅ…ゅ…かずや…くんっ……」
ろれつの回らない声で一也の名を呼ぶ。
感じやすい自分の身体をおそれている静乃を安心させるように何度も名前を呼んで声をかける。
「きれいだよ、静乃。静乃がしてくれてとっても気持ちいい。もっと動いて」
「ほんと? うれしい…うれしいよ…かずやくんっ……、わたし……はん…がんばる」
穂波はもう静乃の胸をさするのに夢中だ。
だから、一也の腰の上で、白いお尻と太ももを前後させてるのは静乃自身。
何度も高みに登りつめ、気持ちよくて気持ちよくて頭が真っ白になった美貌の恋人は、一也の手を強く握り締め、懸命に腰を振っている。
「んんっ…はんッ…、かふ…か…かずや…くんも……、イッてね…、精子…いっぱい…わたしの…中に出してっ……」
言葉と同じぐらい雄弁な柔肉が、一也のものを絞り上げる。
暖かい肉の壁が、前後左右から肉棒を吸いついて離れない。
一也がここまで堪えてきたのは既に幾度も射精をしたからだ。
でも、愛しい恋人をこれ以上焦らすのはかわいそうだ。
汗で額にはりついた長い前髪を払ってやる。それだけで目に浮かべた涙をきらきらさせて静乃は微笑む。
「ん…く…あ…ああっ…あっ…かずやくん……」
身体のうちに射精を感じて、静乃は喜びの声を上げる。
抱きつくように身体を支えている穂波を振り払い、一也の上に倒れこんでくる。
抜けた結合部から、逆流した白濁液がたくさんあふれ出してきた。
静乃のスカートも、一也のズボンも、澄佳のタイツも、見る影もなく精液まみれだ。
「重いわよ、二人とも」
澄佳先生は言いながら、むしろ静乃の身体を引き上げ、生徒二人をまとめて抱きしめようとする。
憧れの先生と幼馴染の恋人のサンドイッチ。
「ええ顔しとるなー、写真撮ってええ?」
3人を見下ろして穂波が言う。
手には小さなデジタルカメラ。
静乃は一也の胸に顔をうずめて、ちらりと少しだけ視線を向ける。
「ええよ、静乃ちゃん、そのカッコとっても静乃ちゃんらしくかぁいいもん」
そう言われるとその“かぁいい”姿が見たくなる。
一也と澄佳が、静乃に優しい視線を向けた瞬間、穂波のカメラがシャッターを切った。
なんか数え間違えてるしー!
前回はスレ移行ミスったし、もう10回ぐらいorzしてやる。
orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz
0でも言いましたが、春に投稿したお気楽学園ハーレムの続きです。
今回はちょっと変則的な複数プレイもどき
……っつーかほとんど2Pの連続ですな。
へたれエロ勇者の人とかが投稿するまでの場繋ぎにでも。
>>550 GJ!!
場つなぎなんてとんでもない!
これからも頑張って下され! wktkして待ってます故!
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
乙です乙です
若い
子持ち
義母
成美さんも期待していいんですか
いいっすね。
過去のも一緒に読ませてもらいました。
ごちそうさんです。
過去の文を読んで思い出しました…
キャラの名前を募集してた方ですよね。
続き期待してます!
>>533 超人ボウマンなんてどうなんだろう。
ちょっと更新止まってるけど。
おい、おまいら、moolichさんところが更新されて……いや、なんでもない、すまん(´・ω・`)
moolichって…あそこ更新すんの二年ぶりとかじゃねーかぁ?
ほんとに最近はメールのトラブルとかあって
大体一月くらいなかったけど
その前は結構頻繁だったよな、更新
暫く前は死亡説が出るくらい廃れてたけどな
人の掲示板に「つまらんものを書きましたね」なんて
書き込むやつまじでいるんだな。すげぇや。
ひでぇな、何様のつもりなんだろ
読者様なんだろうな。Moolich氏が閉鎖を考えなければ良いが・・・。
大丈夫だと思うよ。
あそこって長く続いている人気のあるHPだし、それだけに時々POPする厨房の処理も慣れてるだろうし。
・・・まあ、でも不愉快にはなるだろうな。やはり夏だからか。
ここで論ずるならともかく、あそこであんなこと言うのはなあ。
まあ、作者の人間性がアレとかそういうんじゃないし、注釈とかつけてるのにあんなこというのは
スーパーの試食コーナーでちょっと舌に合わなかったくらいで「まずい、なんてもの食わせるんだ!」とか言い出す行為に似てるよな。
567 :
とくめー:2006/08/09(水) 01:41:49 ID:PWgre7eb
その、なんだ。
ここで論じられても困る、とだけ言っておく。
SSや情報に餓えておるのですよ、皆。
それじゃあ紹介してみる。
「Gでもそんなあなたが大好きです。」の「ふたなり。」
ハーレムではあるのだが、タイトル通り主人公がふたなり女。
それさえ気にしなければ結構いいかと。
「ひかるのH部屋」の「亡霊の住む家」
幽霊が主人公で、住処にしている家に住む女を襲う陵辱系MCハーレム。
といっても、まだ二人しか陥落していないのだが。
多分どちらも未出。この板の住人の嗜好に会うか心配だが。
漏れの場合は、触手属性もあるので無問題
だが、湧いて出てくる厨はカンベンな
572 :
とくめー:2006/08/10(木) 01:20:06 ID:70JiybZr
569-570対応しますた。
長いこと保留になってるPIPIは今週末手をつけます。
PIPI掲載作品にハーレムっぽいもの発見
リレーではなく、官能小説のファンタジーにある
「子羊の悩ましい日々」シリーズ
モンスターの女の子たちに人間とのHの方法を教える神官のお話
一種族ごとのオムニバス形式で、その後に再登場する可能性が低いので
ハーレムとはちょっと違う?
カッターの刃方式か
576 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 13:12:25 ID:Tk58NrIA
リンク集の近親相姦研究所のURLが今昔夜伽草子のURLになってます
修正お願いますm(_ _)m
注意
この作品は今まで俺が書いてきた「和風ハーレム」の焼き直しです。
その上エッチなシーンは無いので抜き目的の方はズボンを穿いてください。
ラノベ的なコメディに抵抗がある方はご遠慮ください。
苺は甘い 1 nm1141.zip パスワード無し
えー、今回貼り付けじゃなくてアップの形を取らせてもらったのは
どうにも掲示板に貼り付ける事前提で文章を書くのに限界を感じたっつーか
普段書いている文章で書いた方が書きやすかったからです。
それと文章を普段書いているのに戻した事も合わせて日常シーンだけで
割と長く書かせていただきました。冗長でしたらすみません。
まだしばらくエロシーンは出てこない気がします。すみません。
>>578 まだ出だしの所しか読んでないが、おまいさん替え歌が好きじゃろ
580 :
とくめー:2006/08/11(金) 00:57:27 ID:9UedLSxs
いま出先。
>>576 ありがと、そういうわけで修正はだいぶ後になるかも。
>>578 帰宅するまであるかな(w
保管庫の扱いどうしやしょうか。
>>577 どこにアップされてるのか、わからんのでダウンロードできん
>>581 グーグルを大事にしない奴なんて大嫌いだ!
>>582 なぜにゲドーん?
・・・・<ルゥ>という発音聞くたびにエルとかアルとか思い出してたのは内緒
ゲドん、といえば十面鬼。
585 :
Pakuri:2006/08/11(金) 12:15:38 ID:X/TUgQOj
携帯からですんません。
とくめーさんの方で保管していただけたら嬉しいです。
しばらく自宅に帰れないので流れてしまったら
申し訳ないです。
先生は大切にしている
15も分かる
だが残念な事にauなのでみれん
携帯サイト限定はれむ物ないかなぁ
>>586 保管庫に保管されたら気合いいれりゃ見れるんじゃね
>>570 少女の性なんだけど、平行して少女を開発していくのはいいんだけど、
それ以外は行く先々で食い散らかし、バレないようにうまく立ち回っているだけで、
とくにハーレム感とかはないように思った。
現代物でそれなりに生活感漂わせるハーレムの難しさを感じたよ。
591 :
とくめー:2006/08/12(土) 22:12:30 ID:tBgAengo
>>576 対応しました。
>>578 回収しますた。
しかし掲載するのはどうしようかなあ、と考え中。
第一に「エロまでいったら掲載」という基本方針があること。
第二に今後もうpろだから回収し続けられるか疑問なこと。
いっそ私にメールで送ってくれれば――
とかやりだすと、私は投稿サイトの管理人になってしまう!
593 :
とくめ:2006/08/13(日) 21:10:11 ID:+kT4N3cy
592対応しますた。
書き込み少ないのは有明ですかねえ。
みなさん、戦果は?
目が覚めると午後3時……orz
>>592のは4話目に寝取られが入ります。注意
それ以降はたしかにハーレムで寝取られも無さそうですが・・・
汗だくだと思うぞ
帝国軍特別女子収容所が完結。
正統派?のMC系ハーレム。
>>596 舞台は女物バーゲン会場開催中のビル、
彼女に連れられて来た女顔の線の細い男が主人公。
参加者は皆、試着を考え脱ぎ着しやすい軽装だったが故の悲(喜)劇
停電のため止まったエレベーター、監視カメラなども作動していない様子。
蒸し暑い室内、女性しか居ないのだからと次々、ぬぐー。
もうろうとした半裸女性に囲まれた少年の運命やいかに?
とでもしないとこのスレ向きにはならんか、あー仮想主人公の居心地の悪さから天国への道、南無ー
×彼女に
○姉に(妹に)または幼なじみに
と思った俺はダメですかそうですか
>>599 それは話的には好きだが寝取らせがあるのがなあ
>>598 月姫にKISS×200ってすごい発想だ
やふ、オトモダチ、その姉なんだが既存キャラクターで言ったらどんな女帝?
あと最初に脱いだ奴はどんな蒸す女っ子だろうか?
あと、どんなに待っても第一話は今のところ作成予定には無い……
が、プロットを固められるとこまで逝ければ……
新作わくわく
609 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 15:21:45 ID:/4uYPavq
女王の壮大な愛好きじゃない。女王様貴族に唇奪われて、
しかも喜んでる場面があって読まなくなった。
610 :
跡継ぎ募集:2006/08/15(火) 18:28:18 ID:MyZtU39Q
俺の名前は藍本涼、今天国のような地獄に居る『男』だ。
たった三メートル四方の密室に若い女性達と閉じこめられ、
名前とは反対にムンムンとした甘いサウナにいる……
全ては4時間前、姉いや姐の『利香』にベットから蹴落とされたところからはじまる。
とはいえ何のことはない、姐君様が荷物持ちを欲しがったというよんどころない理由で
無実たる俺にバーゲン会場引き回しの刑が、執行されただけだ。
しかし、確かに俺は姐に理不尽な刑の分天罰を、と願ったが人をの呪わば穴二つ、
EVに乗っている最中に停電、しかも停電の拍子にEVが少し堕ちたのだ。
こうなってはこの密室助けが来るのはしばらく先だろう。会場が改装中のデパートだけにややこしそうだ。
さてこれだけでは只のサウナ地獄でしかなく天国の欠片も見えないかもしれない。
天国な理由はこの密室が女子更衣室になっている現状だ。
何を隠そうバーゲンはトリンPやらアデ○ダス等女性下着&水着のセールだったのだ。
熱いので脱ごう、涼しい水着を着よう等とキャミソや水着等が普段着の中に入る彼女たちは決断してしまった。
まぁ、其れには姐君様がそんな会場には居づらかろうと自分、母含め藍本三姉妹などと表される俺を、
中性的に各種処理した姐君様のおかげでEV内には女性のみと判断されたのだ。
なお、姐君様は熱さに弱く俺にもたれ掛かり、ぐったりとお昼寝中だ。
薄着な成果じっとりとした体温が伝わるし、吐息も激しく首筋にかかり熱い、
が万が一床や壁に置き去りにすると経験上後が怖いのでそのままにしてしまった。
等の原因により、ココは更衣室になりはてたのだ、ああお嬢さんこっちにつきだして着替えないでください。
本当に呪ったら目の前に穴が二つ、これで男だとばれたら……島■伸介の番組でこんなおで訴えられてなかったかなぁ。
Voice-typeって淫語朗読型DVD付き雑誌ってどうなんだろう。
今号はハーレム特集らしいが痴女がどうこうって二見BBのツンデレのようにビッチ!ではないだろうか。
気になる。
でもバーゲンってことはピザやおばちゃんもいるわけで
613 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 19:55:11 ID:42SzvTxl
>>612 都合のいいことに、その日は「お得意様招待日」
そして、もっと都合のいいことに、お得意様はなぜかうら若き美女ばかり。
>>613 >お得意様はなぜかうら若き美女ばかり。
女性モデル御用達の特殊な化粧品の「お得意様招待日」なら、モデルばかりになるし、
ニキビ治療薬みたいな、若い人用の商品の「お得意様招待日」なら、若い子ばかりになる。
新体操専用の衣装なら新体操の選手ばかり、
長期間の缶詰エステの終了日ならエステ直後の女性ばかり。
>>602 あれ?あの話、寝取らせなんて存在したっけ?
今まで読んでて気が付かなかった…orz
>>615 気がつかなかったほうが幸せだった、というやつか。
掘っただけで本番は無いんじゃない?
>>616 ちなみに、何話目に存在するんでしょ?
と、連レス気味で何も無しというのもアレだから…
九条公人の小説工房
ttp://www1.raidway.ne.jp/~kimito/ ココの、"旧 帰ってきた九条公人の小説工房 "→"小説メニュー"といった先の
「力華闇」シリーズ。機動戦艦ナデシコ二次創作。
ナデシコ長屋時代(TV版後、劇場版前辺りだったか?)に逆行した主人公アキト
未来に存在する悲劇を回避するため活動…しつつ、ナデシコ女性クルーを虜にしていく話。
および、「標(しるべ)」シリーズ。同上。
コチラは劇場版終了後、TV版第1話に逆行。やはり未来の悲劇を回避す(ry
以上、2作品。紹介させて頂きます。
まあ、アレやね多少陵辱系でも最後がハッピーエンドになるのなら
読んでいても楽しめるし後味が悪くも無いやね。
バッドエンド系もたま〜に自分だけで見るのはいいけどハーレムとしては
あまり読みたくないな。
>>618 まぎらわしい書き方で申し訳ないんだが、俺は読んでない(゚∀゚)
>>618 FILE 15の終盤部分で主人公が上司のデブ将軍に(一応)メインヒロインを
抱かせてる描写がある。
実際のところは抱かせるというより逆に奴隷に落とそうとたらしこんでるわけだが。
抱かれた訳じゃなく逆にてぃんぽに軽くさわってケツにバイブつっこんだだけだけどな
帝國は最終話ではっきりと女を高官に捧げる為に用意するって書いてないか?
アレですっごい嫌な気持ちになった
>>624 お話の都合上の「必要悪」ではいかんのか?
そもそも鬼畜陵辱系ハーレムに属する分類なんやし「嫌なら見ない」
というのが真っ当な対応じゃろ。
アウトな描写があるのなら、積極的に警告してくれなきゃ困る。
人柱がいなけりゃ「嫌なら見ない」なんてこともできないんだから。
そもそもハーレム専のサイトって訳じゃないし…
ってか、ひょっとしてこのスレの報告者に対する意見なの?
それなら分からなくも無いけど。
当たり前だろw
なんか話が食い違ってると思ってたがそのせいか
>>624 あれってハーレムの話だったか?
俺にはそうは見えなかったが
はいはい、作品批判はおまえのブログかなにかでやろうね
信者乙
実は現在超お馬鹿なハーレム小説を書いている訳だが、投下してもいいだろうか。頭のネジが普通より一、二個ほど多いようななかなかにぶっとんだ主人公が嫁探しをする学園コメディな話。
むしろ是非お願いします。
頭のねじが平均3〜5本ゆるんだ俺たちだからどんとこい
ネジ?そんなもの最初からありませんよ。
>635-636
そうか?
意識して脳内お花畑モードに切り替えないと、
チトつらい場合が多々……
俺達日本男児の精神構造は組木造でできています。
とくめさん
エリーシア戦記、解説はあるけどリンクがない
改訂版読みきって旧版読み始めたけど恐ろしく改訂してるなw
どちらがオススメ?
旧版読んだ後に改訂版読んだ方が良い。
新の方は、主人公の元に戻っては来るけど一部寝取られっぽいのがある。
ただ上の作品が気に入ったなら、読んでみた方がいい。
サンクス。
エリーシア戦記か…アレもGoodなハーレム物だよね。
ただ、旧エリーシアでは触手ネタが有る。後にハーレムに収まる女が2人程、
触手に処女を散らされてしまう描写が有るね。注意喚起。
また、新エリーシアでは国を負われた3姉妹の長女が
ヘタレ貴族と元鞘に納まる描写(Hシーン有)が有る。コレも注意。
まぁ…旧→新と読むと、後者は気にしないですむかな。
実際、その流れで読んだ私は、長女をヒロイン認定しなかったから、フーンで済んだ。
646 :
:2006/08/18(金) 23:12:18 ID:o2/Y28iN
へたれ勇者待ちな俺
はやく投下されないかな・・・
↑ なんだかヘソ曲げちゃたみたいよ
名前じゃないとかいって
タイトルで呼ばれるのはある意味名誉なことなんだと思うけどね
>>647 おまいは一度「さよなら絶望先生」を読んだほうがいいと思うよ
あとタイトル名で呼ばれる事のどの辺りが名誉なの?
自分の1つの作品で縛られることなんざお世辞にも名誉な事なんかじゃない
そんなこと誇れやしないよ。本人の立場になって考えてみろ
気長に待て。人間なんだから行き詰まったりすることもあるだろうよ
しかし・・・投下される小説そのものが枯渇しているのは辛い
そっか。繋ぎで書いてみようかな。
いちお、構想だけはできてるんだよね・・
650 :
633:2006/08/19(土) 11:37:32 ID:3rjG2KF7
どうも、633です。自サイトで公開している小説の息抜きに片手間で書いた作品で、
オマケに満足にスイコもしていませんが投下します。
651 :
633:2006/08/19(土) 11:42:49 ID:3rjG2KF7
「夏樹、見合いをしろ」
食事の最中に、我が愛すべきクソジジイはそんな意味不明なことをのたまった。
「はぁ?」
「見合いをしろ」
強い意思を思わせる鋭い眼光でにらみつけながら、繰り返し言う。
出来るならば『意味不明な宇宙人語』と片付けたいところだが、残念ながらそうではなさそうだ。
「写真はここにある。好きなのを選んで好きなだけ結婚しろ」
「嫌」
手短に答えて、食事に意識を集中させる。が、ジジイは机を強く叩き、俺の意識を再び自分に向けさせる。
「見合しろ」
「死んでも嫌」
即答して、机の上の玉子焼きに箸を伸ばした。だが直前で玉子焼きを載せた皿が回収されてしまう。ジジイが取り上げていたのだった。
「……ったく、普段月一しか帰ってこないくせに、久々に帰ってきたと思ったらなんだよ薮から棒に」
致し方なしに居住まいを整え、ジジイを真っ向からにらみつけると、ジジイは満足したように頷いて、玉子焼きの皿を元に戻した。
「いいか夏樹、私はお前のことが心配なのだ」
「心配?」
「お前ももう今年で17になるのだろう? 17にもなって恋人の一人も儂に紹介できないなど……」
「ごたくはいいから。その真意は?」
「はやく曾孫の顔がみたい」
「…………」
あほくさ。
「というわけで夏樹、好きなだけ選んで好きなだけ結婚して好きなだけヤって好きなだけ孕ませて好きなだけ生ませろ。
金の心配ならするな、大学出るまでは、いや、大学出てから生活が安定するまでは儂が工面してやる」
「死んでも嫌だっつってんだろ。歳食って脳味噌膿んでるんなら脳外科行って脳味噌ゆすいでもらえ」
「ほう、そんなことを言っていいのか?」
俺の暴言を意にも介さず、不敵に笑う。
「……どーいう意味だよ」
「医学部に行きたいんじゃなかったのか?」
「…………」
「医学部は高いからなぁ、恋人すら満足に作れぬような将来のない甲斐性なしには、そんな投資もしたくないし」
「……なるほど」
そう来たか。
「最低だな、いますぐに絞め殺したいほどに」
「なんとでも言え。私は一刻も早く曾孫の顔がみたいのだ。
お前に残された選択肢は二つ。
見合いの話を受け入れ、これまでのように医学部目指して頑張るか。
見合いの話を拒絶し、もう一度志望校を選定し直すか。
好きな方を選べ」
「……本当に最低だな、いっそ清々しいほどに」
「ふっ、誉めるな誉めるな」
「誉めてねぇよ」
ずずずー、とお茶を啜る音が二つ、食卓に響いた。
652 :
633:2006/08/19(土) 11:43:48 ID:3rjG2KF7
「という会話が昨日執り行われたんだ」
「はぁ……大変だったんですね」
取り合えず話が一段落したところでそう区切ると、沙奈は俺に同情してくれたように慰めてくれた。
夕焼けに紅く染まる教室で、俺こと御堂夏樹は親友3名に昨日のあらましを語っていた。
「ま、しょうがねえっていやしょうがねえとは思うけどよ。
なんて言ったってかの御堂カンパニー前総帥の直系の孫なんだし、
むしろ今まで見合いの話がなかったほうがおかしいくらいだし」
なんだか不機嫌そうに唇を尖らせながら言うのは幼馴染の南野翠。
外見だけは腰まで届く長い黒髪が印象的なお嬢様。
事実、産まれも育ちも文句なしのお嬢様――なはずなのだが、何故か男勝りな口調でやたらと暴力的な女だったりする。
「で、結局アンタはどうしたのよ。まさかとは思うけど、学生の分際で見合いなんかしないわよね?」
一方、この栗色の髪を頭の真横でポニーテールにしているのがクラスメイトの園田加奈。
我が学園が擁する天才ヴァイオリニストであり、一般階級出身であるにも関わらず、生粋のお嬢様である翠の数百倍も立ち振る舞いがお嬢様然としている少女である。
きっと翠と加奈はどこかで性質が入れ代わってしまったに違いない。
「ああ、恋人ならともかく、さすがにまだ結婚とかはまだ考えたくないからな。取り合えず妥協案を受け入れて貰って断ってきた」
「妥協案?」
そしてその加奈の横で可愛らしく小首を傾げているのが、加奈の妹である後輩園田沙奈。
剣道部の期待のホープで、優しくて可愛らしい自慢の後輩である。
他の親友である翠と加奈の気が強すぎる所為もあって、その存在は砂漠のど真ん中のオアシスと相違わない。
「妥協案って?」
「ああ、『一ヶ月以内に彼女を作る』」
「一ヶ月!? 随分と急ね」
「俺もそう思う。最初は『今年中に』を主張していた訳だが――」
『ならん、一週間以内に孕ませろ』
『無茶を言うな。相手を探すだけでどんなに早く見積もっても一ヶ月はかかる』
『じゃあ一ヶ月だ。一ヶ月以内に恋人を連れて来い』
『ハメられた!?』
「――というわけだ」
「……相変わらず中々狡猾な爺さんだな」
「『世知辛いこの世の中でこのぐらいは当たり前』だそうだ」
アイツが世界標準『当たり前』の世界では、女の子はちょっと隙を見せただけで妊娠してしまうらしい。恐ろしすぎる。
653 :
633:2006/08/19(土) 11:44:19 ID:3rjG2KF7
「それで、私たちを呼び出して一体なんのつもり?」
「そこで、恥を忍んで頼みがあるんだが」
「ん? なんだよ」
「俺をモテる男に改造してくれ」
「……そーいう相談はショッカーにでもしてくれ」
「いや、そーいう意味じゃなくてさ。……そうだな、女子から見た『モテる男』の条件を教えてくれ。それに会わせて自分を改造するから」
「モテる……ねぇ」
そして3人はうーん、と考え込んだ。
「まずは……顔、かぁ」
「いきなり凹むこと言うなよ……」
「しょうがないだろ。第1印象って大事だし、それにやっぱ恋人にするなら醜男よりイケメンの方が良いに決まってる」
「そりゃそうかもしれないけどよ……」
「ま、その点アンタは大丈夫だろ。背もそこそこ高いし、黙ってりゃ顔も二枚目だし」
「あと、運動神経良いとポイント高いですよね」
「ああ、確かにな」
「まぁそこは大丈夫だろ。俺は運動神経だけはサルの素早さとゴリラの攻撃力を足して2掛けたみたいに高いからな」
「……自分をサルとゴリラに例える事に何の疑問もないのかお前は」
「頭は良い方が良いわよね、やっぱり」
「まぁ馬鹿よりかは良いに決まってるけど」
「夏樹さんって成績どうでしたっけ?」
「一応医学部志望だし、それなりに」
「……全国模試偏差値65が『それなり』なら世の中90%以上は蛆虫と同格よね」
「あとあと、やっぱり面白いヒト、とか?」
「それについては自分ではわからんな……」
「……大丈夫だ、21世紀にもなって教科書で机を隠しながら早弁しておまけにバレてないと本気で思っているお前の脳味噌は何の疑いも無く問答無用で興味深い」
「脳味噌が面白くても人間がつまらなきゃどうしよもないだろうに」
「優しい、っていうのはどうよ? 一般では結構重要なファクターとされてるみたいだけど」
「ああ、パスパス。人間なら誰だって惚れた相手には優しくするだろ?」
「確かに。優しいだけの男はやっぱ嫌よねぇ」
「そうですか? 私はやっぱり優しいヒトの方がいいですけど……動物とか植物とか、自然が好きな人とか」
「自然かどうかはわからないが、俺は家の鉢植えでマンドラゴラと朝鮮人参とトリカブトを栽培してるぞ」
「……家庭菜園は非常にいいことだと思うが、なんだそのヒトが殺せそうなヴァリエーションは」
(……けどまぁ、確かに夏樹は優しいわよね)
(……ああ、何度お前らに嫉妬した事か分からん)
(……むしろ私は現在進行形で、夏樹さんと一緒の教室で勉強できる2人が羨ましいよぅ……)
「おい、何の話してるんだ?」
「なんでもないわよっ!」
654 :
633:2006/08/19(土) 11:44:55 ID:3rjG2KF7
「……こんなもんかしら?」
「だろうな。あとは個々の好みの問題だけど、最初からこれだけ備わってる奴はポイント高いよな」
「……ちょっと待て。今までのお前らの話し合いを総合して結論を出すと、
『俺がモテモテじゃないのはおかしい』『俺がお前らを囲って毎日毎日ウハウハしていないとおかしい』
という結論にいたるんだが一体コレはどういうことか」
一体どこでどう間違ってこんな結論に……?
(……ねぇ、アレは素? 素なの?)
(……ううぅ……夏樹さん、やっぱり全然私たちの気持ちに気付いてない……)
(……今更だが頭に来るヤツだな……)
「おい、だから俺を仲間外れにするなよぅ、一体何の話をしてるんだよぅ」
「なんでもねーよっ!」
翠はそう言って、俺のケツを蹴飛ばした。
「痛っ!?」
「自業自得だ馬鹿。とっとと死んでしまえ」
ふん、とそっぽを向いてしまった。ケツをさすりながら立ち上がる。
「……大丈夫ですよ、夏樹さん。きっと夏樹さんなら素敵なヒトが見つかります」
「……ありがと、沙奈」
ホントに、先輩思いの可愛い後輩だ。
「ま、いざとなったら土下座でもなんでもして誰かに恋人の振りでもしてもらうさ」
「そ、それでしたら、なんでしたら、わ、わ、わ、わた、私が、恋人に……いえ、恋人の振りをしても……」
「……ちょっと待ちなさい、沙奈。いくら夏樹のおじいちゃんを欺くためとはいえ、お姉ちゃんはこんな男との仲は認めないわ。
沙奈が犠牲になるくらいなら、私が生贄になるわ」
「加奈、生贄は言いすぎだろ……」
「大丈夫、ホントに大丈夫だから心配しないでいいよ」
「いやいや、そう言うわけにもいかないのよ」
「……あ、そういえばアタシのところにも見合いの話が来てるんだっけ。夏樹、ここはどうだろう、アタシと恋人の振りをして一緒に協力してお互いの保護者を欺くと言うのは」
「翠ーーーーーーーーっ!!」
655 :
633:2006/08/19(土) 11:46:21 ID:3rjG2KF7
で、その後翠、加奈、沙奈の三名とぐだぐだと話し合いをして、日が沈む頃にようやく解散することになった。
――にしても、話し合いの後半は『誰を俺の恋人代役に立てるか』という超絶下らない内容になっていたのは一体全体どういうことか。
まるで一ヶ月で俺が恋人を作るのは不可能みたいじゃないか。失礼な連中め。
ぐぐぐぅぅぅ、と腹の虫が泣いて、思考は中断された。色気より食気、だ。
「……冷蔵庫に何があったかな……?」
日曜日に食材を買い込んだから、火曜日の今日はまだまだ食材に余裕があるはずだ――等と考えながら角を曲がると、我が家が見えてくる。
周囲から頭一つ分飛び出した三階建ての家が、俺の憩いの我が家である。
鍵に手持ちのキーを差し込み、捻る。ガチャンという音がしたのを確認してからノブを捻ると、鍵がされていて入れなかった。
「ありゃ、開けっぱで行っちまったのか」
全く、不用心このうえないことだ――と他人事のように考えたところで、家の中からパタパタと言う足音がして。
そして――
「おかえりなさーい」
語尾に音符マークをつけながら、よく見知った女性がドアを開けて向かえ入れてくれた。
「ご飯にしますか? お風呂にしますか? それとも……」
頬を赤らめ、もじもじちらちらとこちらを見る。
「――取り合えずお前にしよう」
「―――っ!」
見ていて恥ずかしくなるほどに真っ赤になった女性の襟を掴み、引きずりながらリビングに移動する。
「い、痛っ! そ、その、乱暴にしないでくださいっ! 痛くしないでくださいっ!」
「やかましい、とりあえず座れや」
食卓の、自分の真向かいの席に座らせる。女性は俺の剣幕に脅えたように小さくなってしょんぼりと座っている。
「……で? 春果姉さんはこんなとこで何してんの?」
「――! なっちゃん、私のこと覚えてるのっ!?」
「当たり前だろ? 何年側にいたと思ってるんだよ」
春歌姉さんは、俺が幼い頃にお世話になった女性である。
俺の両親は駆け落ちして結婚した。俺の母、つまりあのジジイの愛娘は、父に惚れ、そして父もそれに応えた。
が、ジジイはその結婚に――名も無き一般人である父を御堂の家に迎え入れることに猛反対。
幾度もの正面衝突の結果、二人は駆け落ちをすることになった。
二人の生活は順調だった。駆け落ち先で俺が産まれた。父は安定した仕事に就き、母は家事に育児にと忙しそうだったけど――幸せな日々だった。
だが二人は5年前に不慮の事故で俺を残して他界。身寄りがいない、と思われていた俺は、養子縁組させられる寸前で、あのにっくきクソジジイの手に落ち、今に至るわけである。
そして今俺の前に座っている女性、三奈木春歌さんは、両親が生きていた頃によく俺が遊んでもらったお隣さん――ぶっちゃけて言えば、俺の初恋の相手だったりするのである。
656 :
633:2006/08/19(土) 11:47:33 ID:3rjG2KF7
「そりゃまあ、確かに見ない内に凄く美人になってて驚きはしたけど、忘れるわけないだろ」
初恋の相手だし、と聞こえないように呟く。
春姉は美人、という単語に反応して、茹で蛸もかくや、というほどに真っ赤になった。
「も、も〜、お世辞なんか言っても何にも出ないよ〜。それに、なっちゃんの方こそ凄くかっこよくなっててお姉ちゃんびっくりしちゃった」
「ありがと、社交辞令として受け取っとくよ。それより、なんでここに?」
「え?」
……あれ? 俺今おかしなこと言ったかな? なんだか春姉が世にも奇妙な珍獣でも見る目で俺をみてるんだが。
「――聞いてないの?」
「?」
「私、今日からこの家のメイドとして働くことになってるんだけど」
「――――初耳」
というかなんだその色々有り得ない話は。
「そうなの? お爺様から『夏樹は学生なのに家事に勉強にと休む暇がなくて可哀想だ』て聞いて、なら是非私にって住み込みで働かせて貰うことになってたんだけど」
「………超初耳」
――というかちょっとマテ。『見合いしろ』の翌日にこの展開は流石におかしい。まさかあのジジイ……
「――謀られたッ!」
「え?」
あのジジイ、最初から『一ヶ月以内に恋人を見付ける』って妥協案に落ち着くのを見越してやがったんだ。
そして異性への関心を嫌応なく高めてから春姉と同居させて、ガキを作らせる気だったんだ――!
「――私じゃ、イヤなの?」
「え?」
春姉が不安に揺れる瞳で俺を見つめてくる。
「いや、別にそーゆーわけじゃなくってさ」
――ま、大丈夫か。いくら初恋の相手とは言え、気心知れた春姉なら、俺も間違いは犯さんだろ。
「――要するに、これからよろしくってこと」
手を差し出すと、春姉は嬉しそうにその手を取った。
657 :
633:2006/08/19(土) 11:48:24 ID:3rjG2KF7
「それじゃあ早速、晩御飯作るね」
春姉は意気揚揚と立ちあがった。
「あ、じゃあ俺も……」
「いーの、なっちゃんは私の雇用主さまなんだから、ゆっくりしていてくださいませ」
春姉は相変わらず上機嫌なまま、台所に突撃して行った。
……まぁいいか。こまったことがあったら呼んでくれるだろうし。
そう結論付け、2階の自室に上がろうと階段に差し掛かったところで、喉が乾いていたのを思い出した。
折り返してリビングに戻り、台所に入る。
「ごめん春姉、麦茶ちょうだ――何してんの?」
――台所に入ったところで、あまり見たくないものを目撃してしまった。
お釜がある。中には米が入っている。水も張ってる。そこまではいい。
問題は、そのお釜の前には春姉が立っていて。
その右手には台所用洗剤のJ○Yが握られている事である。
「あ、なっちゃん、麦茶? だったら冷蔵庫に――」
「いや、それはもう割とどうでもいい。問題はアンタだ――アンタ、何してんだ?」
すっごいにこやかだった笑顔が、不思議そうな顔になる。
「何って、お米を洗おうとしてるんだけど……」
「……J○Yで?」
「うん、J○Yで」
普通でしょ? あ、クレ○ザーの方がよかった? などと問題発言を繰り返す自称メイド。とりあえずその右手のJ○Yを取り上げた。
「あ、ちょっと――」
「春姉、雇用主として一つ質問があります」
「え?」
「貴方は週にどれくらいの頻度で台所に立ってましたか?」
目をぱちくりと瞬かせたあと、ちょっと気まずそうな顔になる。
「えっと……三日に1度……」
「…………」
「あ、あれ? 週1だったカナ?」
「……………………」
「月1……いや、年に3回ぐらい……」
「…………………………………………」
「………ごめんなさい。年に1度もないです」
「だろうと思った」
しょんぼりと項垂れる春姉に溜息で応える。――さて、どう叱ったものか――とそこまで考えたところで、今度は洗面所で何か嫌な音がした。
「……春姉、洗面所で今何かしてる?」
「え? 洗濯機を回してるけど……あっ、ちょっとなっちゃん!」
走る。ここ1年近く出していなかった全力を出して駆け、そして洗面所の前に立ち、その、巨大な、地獄の、門の、扉を、開け――。
「―――――――」
「ちょっとなっちゃん、急に走り出して……ってうわっ、何コレ!?」
「俺が聞きたい」
洗面所は、泡だらけだった。それはもう、上から下まで泡まみれだった。
が、春姉は洗剤の量が多かったのかなぁ、やっぱり一箱は多いよねぇ、とちょっと気まずそうにしながらつぶやいている。
「……美奈木春歌さん。雇用主から、根本的な質問があります」
「は、はい?」
「貴方はここに何をしに来たんですか?」
「えっと……雇用主の御堂夏樹さんのお世話をするために……」
「じゃあこれはなんですか?」
「……う……」
「再度聞きます。貴方はここに何をしに来たんですか?」
「……雇用主の……御堂夏樹さんの……お世話をするために……」
「米を洗うのに洗剤を使うものだと本気で思っていた貴方が?」
「……うう……」
「もう1度聞かせてください。 貴 方 は こ こ に 何 を し に 来 た ん で す か ?」
658 :
633:2006/08/19(土) 11:49:52 ID:3rjG2KF7
「ほんっとーーーーーーに、申し訳在りませんでした」
春姉は机に頭が当たりそうなほどに深く頭を下げた。
――結局あの後、洗面所の処理を俺一人で片付け、ご飯まで一人で作ってしまった。
で、今は俺の作ったご飯を囲んでいる最中である。
「……ま、そんなこったろうとは思ってたけどさ。春姉のお母さん過保護だし、実家で満足に家事もしてこなかったんでしょ?」
「ぎくっ」
「で、家庭科の授業は悉く寝て、あるいは簡単な仕事しかさせてもらえなかった、と」
「ぎくぎくっ」
米とぎ以上に簡単な仕事なんて俺は考え付かないけどな。
「うう……ごめんなさい……」
春姉はしょぼんと肩を落とし項垂れている。
「……ま、要精進、今後に乞うご期待ってことで、これからは頑張るように」
「……はい」
「ほら、冷める前に早く食べよう」
「……うん……」
――結局、食事中春姉はしょぼくれていて、食事が終わるといつの間にか用意していた自室に篭ってしまった。
659 :
633:2006/08/19(土) 11:50:51 ID:3rjG2KF7
「……大丈夫かな、春姉」
就寝前、ベッドに横になりながら考える。そんなにきつく怒ったつもりはないが結構応えたようで、結局風呂に入るときしか部屋から出てこなかった。
やっぱり弟分だった俺から叱られたのが嫌だったのだろう。
とはいえ、アレは放置して良いレヴェルのミスではない。放置したら命に関わる。主に俺の。
「一体どうしたらいいやら……」
そんなことを考えながらうとうとしていると、ぱちん、という音がして部屋の明かりが消された。
「ん? 春姉?」
起きあがって入り口を見るが、暗闇になれていない目ではその姿を確認する事は出来なかった。
「春姉?」
じっと目を凝らす。気配が近づいてくる。
「は……」
もう1度名前を呼ぼうとしたところで、ふわり、と柔らかく、甘い匂いがして、優しく抱きしめられた。
顔が春姉の大きな胸に押し付けられて――!とえっちなことを考える間もなく、頭に雫が降りてきた。
「……春姉?」
「ごめんね」
ぽつりと、呟くように一言。
「ごめんね」
ああ、そうだった、と思い出す。
「ごめっん、ね……っ!」
春姉は――美奈木春歌は、泣き虫だった。お姉ちゃんが、お姉ちゃんが、と日ごろから言うのに、事あるごとに泣く。
俺に関係あろうとなかろうと、俺を強く抱きしめながら泣く。理由は知らない。『なっちゃんを抱いてると落ち着く』とは言っていたが、それが本当かどうかは分からない。
「ごめんっ……!」
幼い俺はいつでも、ただじっとして、泣き止むのを待つだけだった。だけど今は違う。
「……泣かないで」
「ッ!」
手を回し、優しく抱き寄せる。
「気にしないで、とは言えないよ。気にしてくれないと、困る。これから毎日あんなことになるのは嫌だし。
……だけど、今日の事でそんなにクヨクヨしちゃダメだ。『昨日より今日、今日より明日』。今日がダメだったなら、明日から頑張れば良い。それだけ」
そう言って、腕に篭める力をちょっとだけ強くする。
「ありがとう……優しいね、なっちゃんは」
「別に、そうでもないだろ? さっきのフレーズだって、ただの我が家の家訓だし」
「ううん、それでも……」
春姉が腕に篭める力を強めた。それにあわせて、俺も力を少しだけ強める――というようなことを繰り返す内に、2人はきつく抱き合っていた。
――っていうか! 冷静に考えてみると顔に春姉の巨乳が当たって色々えらい事になってるんですが――っ!
「……おっきくなったね、なっちゃん」
「え!? いや、それは生理現象といいますかなんと言いますか!」
「前に会った時は私の胸ぐらいの高さしかなかったのに、今じゃ私より背高いじゃない。しゃがんでもらわないと、抱きしめられないよ」
「………そうだね」
そっちか、と安堵半分残念さ半分で溜息を吐くと、春姉が意地悪く笑った。
「ふふっ、何を想像したのかな?」
「……深くは聞かないで。精神的レイプだから」
「くすっ」
微笑むと、春姉は俺を抱きしめていた右手だけを放して、俺の下腹部へと手を伸ばした。
「……ここも……こんなに大きくなっちゃってる……」
服の上から上下に擦られると、その刺激に反応して俺の一物はなおさら大きくなっていく。
「春姉……」
「……しちゃおっか」
――その言葉が、俺に残った最後の理性を蕩かした。
660 :
633:2006/08/19(土) 11:51:20 ID:3rjG2KF7
「えっ、ちょっ……んっ!」
春姉の腰を抱き上げ、膝の上に座らせる。そして非難がましく俺を振り返ったところで、少し乱暴に彼女の唇を奪った。
「んーっ! ん……んむぅ……」
途中までは暴れていた春姉だったが、途中から諦めたように大人しくなり、むしろ積極的にこちらの唇に吸い付いてきた。
「はむぅ……んちゅ、くちゅ……」
舌を絡め、口内を隅々まで舐め、犯し、そして再び舌と舌とを絡め合う。その舌がもたらす快楽が俺の理性を殺し、本能を掻き立てる。
「んふっ……あ……」
ゆっくりと顔を離すと、春姉は少し名残惜しそうな、切なそうな表情になる。互いの舌先から伸びていた唾液の銀橋が重さにたわみ、切れた。
「なっちゃん……んちゅ、はむ……」
そして今度は春姉から顔を近付けてきて、唇を貪り、舌を舐める。俺の舌を唇ではさみ、唇で舌に快楽を与えてくる。ちゅぷ、くちゅ、と唾液の交じり合う陰卑な音が響く。
ずっと春姉の腰を抱いていた腕を解き、パジャマの上からその身体を撫でながら、ゆっくりと掌を上へ上へと移動させてゆき、そしてその大きな乳房を両手で鷲掴みにする。
「ひゃっ……」
春姉の柔らかい乳房を揉みしだきながら唇で耳たぶを噛む。
「んふぅっ、ひっ、あっ!」
1オクターブ高い嬌声を挙げながら、喘ぐ。その喘ぎ声に下半身に血が集まって、春姉のお尻を押している。その事実が、春姉を更に興奮させているのだろう。
もう春姉の乳首は、ブラジャー越し、服越しからでもはっきり分かってしまうほどに勃起していた。
「ああん……ねっ、ぇ……」
「……ん。手挙げて」
切なそうな表情で何かを訴えかける春姉のご期待に応えて、服のボタンに手をかけ、上から1個1個、順々に外して行き、そしてブラジャーも脱がせてしまう。
春姉の大きな乳房が剥き出しになり、たゆんと揺れ、俺の本能に更に加速させる。
「春姉の乳首、ピンク色だ」
「や、ぁあ、んっ、そんな……はっ、そんなことぉ……言わないでぇ……っひゃう!」
乳首を少し強く摘むと、身体を痙攣させて悦んでくれる。
そんなことがすごく嬉しくて、もっともっと、みだらな春姉の姿が見たくて――俺は、耳たぶを噛み、耳の裏を舐め、右手で胸を弄りながらも、左手は下腹部へと伸ばして行った。
下着の中に手を差し入れると、そこは既に結構な量の愛液で溢れていた。
「……春姉、脱がすよ」
「……う、うん……」
春姉にちょっとだけ足を浮かせさせて服を脱がすと、そっとベッドに横たえた。
カーテン越しに入ってくるわずかな夜の光に照らされた春姉の身体はとても綺麗で、それだけで俺の理性をごりごりとやすりで削るように奪い去って行く。
「凄い濡れてるね……乳首弄られるのがそんなに気持ちよかったの?」
「や、やぁ……いわないでぇ……」
その卑裂を左手でやんわりと上下にさすりながら、右手では相変わらず乳房を責め続ける。ゆっくりと体を倒し、その勃起した乳首に吸い付き、舐める。
「ひゃあぁん!? だ、ダメ! 二つ同時は――んはぁあぁん! ダメ、ダメ、おかしくなっちゃう!」
乳首とクレヴァス、二つの性感帯を責められ、春姉はシーツをぎゅっと握り、弓なりに身体を逸らしながら悲鳴を挙げる。
「はぁ、ん、ひゃぁああん! ひっ、は、や、やぁ、ダメぇ、いく、いっちゃううううううううっ!」
俺の指がクリトリスに達した瞬間、身体をひときわ大きく弓なりに逸らし、春姉は絶頂に達した。
肩で大きく息をし、その度にそのたわわな乳房が上下する。
「なっちゃあん……」
そして春姉がきつく閉じていた目蓋を開け、俺を見つめてくる。
――それは、視覚的な媚薬。とろんとした、蕩けた瞳、大きく上下する巨乳、愛液に濡れて妖しく光る恥部。
春姉の全てを貪りつくしたくなるような激しい獣欲がその鎌首をもたげ、俺の身体を突き動かす。
「ごめん春姉、俺もう限界かも」
「ん……いいよ、なっちゃん。私、なっちゃんのこと大好きだから。なっちゃんになら、何されても良い――んむぅっ!? んんんんんっ!」
春姉の言葉を封じ込めるように唇を奪い、そして問答無用に挿入する。春姉の身体が再度痙攣し、そしてくたっと倒れる。
「挿れただけで、イッちゃった?」
「んはぁ……ごめんなさい……その、イったばっかりで敏感になってるみたいで……」
申し訳無さそうに言う春姉を安心させるために、こんどは優しくキスをしてやる。
本当なら今すぐにでも動かしたいところなのだが、流石に三連続で、というのはキツいだろう。少し間を置くことにした。
661 :
633:2006/08/19(土) 11:52:03 ID:3rjG2KF7
「ん……とうとう、なっちゃんとしちゃったんだね……」
「これから、だよ」
「あは、そうだね」
おでことおでこを合わせ、超至近距離で見詰め合いながら、春姉は優しく微笑んだ。
「……嬉しいな」
「え?」
「私、ね、ずっとなっちゃんのことが好きだったの。だからなっちゃんが引っ越しちゃった時はすごく悲しかった。
……私が他のヒトに処女を捧げたのだって、本当はなっちゃんを忘れるためだった」
「…………」
「だけど、やっぱりダメだった。やっぱりなっちゃん以外のヒトとは……んひゃあん! え、ちょ、なっちゃん?」
腰を激しく動かす。
「……ごめん、春姉。けどもう無理。そんな可愛いこと言われたら我慢できない」
「ん、ひ、ああんっ! あ、あ、ああああああん! んむぅ!?」
ピストンを続けながら体を倒し、春姉の唇を奪う。ちょっと体勢は厳しいけど、右手を胸に伸ばし、乳首を重点的に攻める。
「んはぁっ! ひあっ! な、なっちゃあん! 愛してる! 愛してるのぉ!」
「――俺も、愛してる、春歌」
「!! あ、ひ、んくぅ、ああん!」
『春姉』じゃなくて、『春歌』。愛称じゃなくて、本名。それがどれだけ高い攻撃力を持っているのか、なんて考えるまでもない。
「愛してるよ、春歌」
再度、耳元で囁く。
「んはぁ、はぁっ! だ、ダメ! もうダメ! いっちゃう、またいっちゃうよおおおっ!」
「くっ――春歌、俺も、そろそろ――」
「きて! なかに、なっちゃんのあついのだしてぇ!」
その声を聞き、スパートをかける。ぱんぱんと肉のぶつかり合う乾いた音が部屋の中に響き渡る。
「ひゃぁ、ん、はあぁああぁん! ひゃああぁぁぁぁああぁぁぁあああぁぁぁああああああんっ!!」
「くぁああっ!」
春歌が身体を大きく逸らし、最後の絶叫を挙げると同時に膣がぎゅうっ絡み付いてきて――俺は春歌の中に射精した。
「ふぅん、そんなことがあったんだ」
行為の後で、2人で身を寄せ合ってまどろむ。春姉は俺に身体をぴったりと寄せてきて、傍で極上の笑みを浮かべてくれている。
話の話題は、言うまでもなく昨日のジジイの戯言の事だ。
「ったく、曾孫の顔が見たいだなんて、どうせあと30年は死にゃしないくせに何言ってんだか、って話だよな」
「ふふ、けどお爺さんがなっちゃんのことを心配してるって言うのは本当だと思うけどなぁ。私がバイトを引き受けた時だって、『夏樹をよろしく頼みます』って何度も何度も頭下げてたし」
「……マジ?」
「マジマジ、大マジ」
くすくすと笑う春姉に、俺も釣られて笑ってしまう。
「けど、だったら丁度良かったじゃない」
「え?」
「私じゃ、ダメかなぁ」
「春姉……」
「……なんてね、冗談よ」
冗談、なんて笑ってはいるが、きっと彼女は本気だと思った。
えっちの時に言っていた、『ずっと好きだった』という言葉に篭められていた重さは――決して、嘘だとは思えなかったから。
「あと一ヶ月あるし、ゆっくり考えてみると良いと思うよ。もしどうしても見つからないようなら――私でも良いし」
「春姉、俺は春姉をそんな風にキープみたいには考えられないよ」
「ん、ありがと。……とりあえず、今日はもう寝ちゃおうか。なんだかんだ言っても、あと一ヶ月あるんだし」
「うん、おやすみ」
そして春姉――いや、春歌は、俺の腕の中で静かに眠りに就いた。
――一ヶ月。長いようで短い、短いようで長い期間で、一体俺はどんな結論を出すんだろう。
ただどんな結論を出すにしろ、春歌はきっと、ずっと傍にいてくれるんだろうな。
そんな、根拠もない確信があった。
662 :
633:2006/08/19(土) 11:54:59 ID:3rjG2KF7
>>651-661 以上です。お目汚し失礼しました。っていうかエロくなくてごめんなさい……エロ書くの初めてなもんで……
ちなみに、以下本編で語られていない主人公像。
御堂夏樹:
主人公。駆け落ちして結婚した両親が事故で他界し、意地悪な祖父に引き取られ育てられた悲劇の人。
いや、根は真っ直ぐな好青年なのだが常識外れした祖父との二人暮らしが続いたため、
若干間違った方向に真っ直ぐ進んでしまったことの方がある意味悲劇か。
産まれながらに頭のネジが一本多いらしく、どんなときでも沈着冷静、おまけに成績優秀、運動神経抜群、容姿淡麗と下手すれば嫌味にしか取れない特性を備えているものの、
かなり頻繁にぶっとんだトンデモナイ言動をするので『面白い二枚目半』というのが知人間での一致した夏樹像だったりする。
祖父の脅迫に屈し、嫁探しをすることになるが……?
乙。
孕ませハーレム ∩( ・ω・)∩ ばんじゃーい。
J○Yワロス。隠れてねえw
「夏」樹と「春」歌なのに
お嬢三人が「秋」「冬」じゃないということは
ヒロイン追加ありますか?と聞いてみる。
>>633氏
おいおいこれをGJと言わないで何をGJと言えばいいのですか?
>>633氏
GJ!!
この先のハーレムにも期待しています
>633をGJと言えばいいのですよGJ!!
こういう朴念仁型主人公は、ラブラブハーレム構築の初期には大変重宝するよね(゚∀゚)
GJです。
今後の展開にも期待。
こういう周りを認めさせる力を持つ主人公って良いな。
金持ち・容姿端麗・運動神経抜群とコレだけだと嫌味なだけなのに
面白い・朴念仁というのが見事に調和してGJな主人公にしている。
ただのデブオタ系だと周りから反感とか嫌悪とか少なくとも美少女と付き合ってもいい目で見られない。
大勢の敵を作るよりは大勢の味方が出来たほうがいいしな。
長々と長文垂れて何が言いたいのかというとずばり好みにヒットしたんだぜGJ!
669 :
とくめーです:2006/08/19(土) 23:35:35 ID:hDNtRTBY
キャプチャしました。
保管庫に掲載しました。
タイトル、作者名、説明文、背景色など、
ご希望があればどうぞ。もちろん他の作家の方も。
黒地に白にしろ、ここを大きくしろ、番号を修正しろなど、
HTMLで出来る範囲でしたら対応します。
>>633 GJ!!
しかし、なぜか春姉のセリフがまきいづみの声で脳内再生されるw
>>669 乙です〜。
大規模規制中なせいか書き込みが少ないですな。
>>633氏
GJ!面白いじゃないですか!
今後期待させていただきますよ〜
GJ!
処女じゃないってのが残念と言えば残念だけど、イイと言えばイイ。
複雑な味を出してるね。
続きはあの3人が…期待させますな。
楽しみにしてます。
>>673氏
寧ろ当て馬と化した名も無きAに黙祷w
>>633 GJ!!!こーゆー主人公大好きだ
あとベタなツッコミ。
やばいのはどっかの裏庭に有ったりするキチガイナスビこと朝鮮アサガオだ。
朝鮮人参は漢方薬
沖縄で朝鮮アサガオを接ぎ木かなんかして育てたナス喰って二時間分記憶喪失したおっさんがいたな
先日購入した同人音楽CD「ちっぱいぱんCD」収録曲の歌詞で、
(あれは小学六年生の修学旅行の夜でした
女子が集まり猥談してたら勢い余ってオナニー大会
そこへ見回りに来た先生につるつる割れ目見られちゃったっ
そのままクラスの女子と先生で乱交大会だー!)
(今ではクラスの女子が
先生のおかげで棒姉妹!)
というものがあり、なかなかいいハーレム具合なんじゃないかと満足した。
678 :
633:2006/08/23(水) 18:20:14 ID:ib99yRZd
適当に書いた作品だったので反応が怖くてなかなか来れませんでしたけど、思ったより好評で良かったですw
自サイトの方の連載小説がいまちょっとネタに詰まってて先に進められないので、
もうしばらく此処でリハビリさせて頂きますが、どうかよしなに。
>>669 乙です。けどホントに息抜きのためだけに書いたのでタイトルも何も考えてませんので、しばし保留でお願いします。
グッショブですよ旦那
680 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 05:05:36 ID:N+ibHX/A
エロ勇者まだー?
age
大量規制中なんだ…規制が解けたらモテルンジャーの続きも読めるかな?
>>680 そうそう、気長に待っておこうよ。
焦らしプレイも悪くないさ。
キュンキュン氏の他スレの作品も結構好きだ。と言ってみるテスツ。
>>685 他スレの作品知らない…探してみるよ、アリガトン。
そういやキュンキュン氏はいくつのスレで書いてるんだろう?
俺は二つしか見つけられなかった
規制されてるわけじゃないんだけど、まだ投下できませぬ。
いや、書いてはいるんですが、完成にはこぎつけていないわけでして、
もう投下しないっちゅーわけではないのでそこんところは安心しておいてください。
>>686 最近では禁断少女スレ、ヤマグチノボルスレに投下してまつ。
ちょっと前なら人間以外の女の子スレ、ハヤテのごとくスレなんかにも投下してますた。
宣伝ウザくてすまん。
>>686 前、素直クールスレにもちょっと投下してた。
今は孕ませスレにターゲット合わせてる。
しつこくてスマン。
>>689 全スレに書いてるのかと思ってた。たまたま俺が行くスレに居ただけなんだね。
自分のいくスレと投下してるスレがピッタシ一致してるwww
>全スレに投下
阿呆か、と突っ込んでおく。
職人のスレ的な生存確認が取れただけでも、よしとするべきですかね。
たまには、
>>680みたいな名指しのレスも役に立ったな。
692 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 09:06:54 ID:TCPD+5vo
竜園さんとこの更新かなり長い間止まったままなんだが大丈夫かなぁ。
個人的には迷宮の続きがかなり気になるんだが。なんせあの手のものはゲームでもSSでも大好物だから。
まあ以前ここででてきたハーレム戦隊もかなりきになってはいるんだがねw
俺はキュンキュンさんの勇者がかなり楽しみだな。
催促みたいに感じてしまうかもしれないけど…
たま〜にはこっちにも降臨してくださいw
>>692 俺のいるスレに、449氏らしき職人さんがいる。
投下前の告知や、作風、書式なんかに特徴があり、投下作品も3Pとかだったり。
同一人物だと思うんだけど、筆を折っていないようならばうれしいんだけどな。
神様方が何時までも健やかに筆を執り続けることを切に祈っております
保守ついでに紹介でも。
人丸(ヒトマル)氏のサイト[SHRINE]内の「とある騎士団の日常」
ttp://hitmaru.sakura.ne.jp/ 中世ファンタジーっぽいもので、触手とか、魔物に孕ませられるとか、
ヒロインの一人に死亡フラグ立ってたりするので、
そういう描写が嫌いな人は注意。
物語の最初の方はまだハーレム形成されていないが
基本的には主人公の騎士を中心としたハーレムものだと思う
ちなみに未だ完結しておらず、分量はかなり多いので一気に読むのはつらい
>>697 ああ、あのハーレム騎士団は良いよね。
サイト内での未公開部分もまだ多いけど、ていうかめったに更新されんけど
それでも待つ価値は(個人的に)あると思う。
サイト内で公開されてないけど、人丸氏が絵を担当している「永遠のアセリア」とのクロス小説があったりしてなかなかステキ。
作者のnao氏には敬意を表するわ。
>697
エピソード1が変なところにある上、開いてみたらその前があるとかなんとか。
どれから読めば良いんだ? 萎える。
>>699 時系列に沿って読みたいならエピソードの番号順
投稿された順に読むなら一番下のEP05から読むといい
>>697 デザインセンス無さ過ぎるぞ。サイト構造が糞過ぎて見る気しない。
>>701 基本的にここでは、作品がハーレムものとしてどうなのか、が論旨なので、
それ以外の不満は、胸の内にしまっておくか、ここでないどこかで発散しなさい。
読む気がしないなら、読まない。以上。
>>699 手っ取り早くハーレムが見たいならEP05から読んでいけば支障なし。
主人公ライの少年時代からを見たいならEP01から。
自分はEP05から読んでいって、過去設定が気になりだしてEP01から見て、
そしてBBSにUPされてる未公開部分を楽しんだ。
いや、ハーレムものとして、冒険活劇ものとしても良作だと思う。
>>697 あの作品、ハーレム作品に認定されてるのか…Episode05読んだけど
新人で騎士団に入ってくる男女1人ずつがカップルになるんだよな。
その描写が途中に入ってくるからハーレム感が若干阻害される。
しかも、主←女 男 だったのが、主←(憧れだったで完結)女(現実はコッチ)→男
って、感じだからなぁ…無視すりゃいいんだけど、じっくり読んでしまったせいで無視しづらいorz
でも、ハーレムだと言うのならもう1度読んでみるか。
今度はEpisode01からサイドストーリーやBBSにアップされてる物も拾いつつ…
俺的にはハーレムから除外
>>704 現在BBSにうpされたものは大部分が404だと思います。
SS投稿者本人にメールで依頼すれば未公開部分を返信で添付してくれるようです。
>>697 話は面白くてイィ!
が、時系列が分かりずらいノが残念
一つの章で時間が飛びすぎだぉ
主人公以外の男キャラに♀がついて描写まであるってのもハーレム系としては珍しいな
その辺が既存のハーレム小説らしくないんだろうが
その主人公4人も♀ゲットしてるんだから許してやれ
ハーレムとして読まない方が無難
登場するヒロインは全て主人公のものにならないと気が済まない、くらいの、
突き抜けたハーレム好きもいるからね、このスレは。
……俺?
え、あの話面白かったの?一話目でいきなり挫折したんだけど。
とても読んでられなかった。正直、誉めてるレス見て
作者乙
って思ってたんだが。もう一度読みなおしてみるかな
>>710 あれ?俺がいる。
もっというと、ヒロイン全て孕ませて、その娘も(ry
>>712 気持ちはわかる。設定も固有名詞も「いかにも」すぎて萎えるし、(笑とか(汗とか使うのはマジドン引き
そこを我慢して読み続けられれば・・・自分も一回止まったけど抗体が出来た数日後に読んだら先に進めたww
>>710 よう(ry
あと、とにかく幸せな話が好き。
>710
おお、俺だ俺がいる・・・・ドッペルゲンガー?
ここは俺が多いインターネッツですね
むしろこのスレには俺しかいない。
720 :
449:2006/08/28(月) 22:50:50 ID:ZduWydR2
449名義ではご無沙汰です。いろいろとすいません。
449名義ではないですが、ミニSSとかハーレムネタのプロットとか、バカ話とか、職人さん方へのGJとか、
いろいろスレには参加してますので、いちおう生存、ということで。
>>694 えーと、3P書いたっつったら、ゼーガスレ?
違ったら、そのスレの人は449じゃないので、ご迷惑をかけないように。
心配してくれてありがとう〜。
こちらで投下しているSSの続きは、……修正→推敲→保留→修正→推敲→保留……のループ中。
ごめんなさい。踏ん切りが付いたら投下しますので、そのときお暇でしたらおつきあいください。
あと、今書いてるハーレムもの(多人数もののSS)報告。
マイナーなのばっかりで申し訳ないですが、「天使のしっぽ」スレで5P書いてます。
あのアニメが好きだった方は、ちょっと覗いてみてください。
以上、宣伝&生存報告おわり。
つぎに449を名乗るときには、続きのSSを投下できるようにしておきます。
では。
"俺"達はいつまでも待っているぞ!
幾らたっても書き続けてくれれば良い。
因みに私の未来の夢はあの世で断筆モノを探すことだからな!
>>721 そんだったら、どっかの霊能力者に頼んで降霊、憑依させて筆記したほうが…
まあ、欲をかきすぎてドンドンやりまくった挙句、脳の許容量をオーバーさせて頭が爆発するだろうが
パール<フフフ…厄いわね…
>>720 >マイナーなのばっかりで申し訳ないですが、「天使のしっぽ」スレで5P書いてます。
あれは449氏の作品だったのですか。
GJでした、というのは当該スレにカキコするべきですね。
724 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 03:43:56 ID:HldYefQP
お姫様倶楽部.com
のファルニア王国記が近親ハーレムかな。
ただ二話しかないけど。
725 :
694:2006/08/29(火) 17:38:15 ID:O2G3FnuW
>>720 ゼーガペインスレだからビンゴですな。
向こうのスレにも新作ほしいけど、こっちでもがんばってほしい。ジレンマだな。
>>710 おかしいな。昨日はココに書き込みしなかったはずなんだが…
>>697もう1度読み直そうと思ったけどファイルの末尾に
自分でつけた注釈を見て読むのを断念した。
てか、アレEpisode05の中で最後まで行ってるの主人公と全く関係ない新人の男女だけなんだよね。
しかも、ハーレムの1人は不老と引き換えに契約した悪魔とヤッテてもう数年とか…無理無理orz グッタリ
竜園さんとこ更新しとる。
ま、更新はROギルドの滑稽さんの方だが、サイト運営まで放り投げた訳じゃないとわかったので個人的に一安心。
おぉ お姫様倶楽部にハーレムものあったんだ
アソコは強姦ものとか複数ものが多いからチェックしてなかったわ
>>726 ちょっちネタバレだが、そのうち悪魔と手を切って主人公と共に生きていくことを誓う展開になって萌え!(゚∀゚)
てか話が後の方になるごとにハーレム度がUPしていくので、序盤はハーレム臭はほとんどしない。(やることやってるけど)
ハーレムになっていくのがEpisode05から、と考えればよろしいかと。
俺アンチ陵辱だけど、基本Happyだからかそういったシーンも結構すんなり読めた。
>>710 俺…じゃないな。誰だこれ?
あれはハーレムじゃないよ。内容こそファンタジーだが出来の悪いフランス書院みたいな匂いがプンプンする
お姫様倶楽部惜しいなあ
シチュは好みなのにどれもあと一歩感
MILK HAREM更新されとる
メイド長キタww
今から読んでくるわ
>とある騎士団の日常
「〜(怒)」とか「〜(悔)」とかこういう表現は入れないで欲しかったな。
こういうのを見るたびに読む気が萎えてくる。
サイト紹介
ANGEL-HOSPITALのエンジェルナース
小説ではなくFlashサイトだがハーレムものなのでここに挙げてみる
ナース、アンドロイド属性
>>734 別にその小説読んでないがそこはなんか同意
個人的には語尾にカタカナつける書き方見るともうダメ。
>>736 突っ込んだら負けなのかもしれナイ。
> 個人的には語尾にカタカナつける書き方見るともうダメ。
もうダメ。
カタカナ混じりのセリフなんて、日本語カタコトの外国人を表現するのに頻繁に使われる、割と一般的な表記だとおもうが?
カタカナは作品によっては許せる。男が日常的に使ってたらブラウザごと閉じるが
(怒)(泣)を見たらやっぱりブラウザごと閉じる
>>737 それとは意味が違うんじゃないカナ?
自分の喋り方見たいのが駄目なんだとおもうカナ?
>>735 あれ去年からまったく更新してないじゃん
>>739前半の文は、ふつうの会話文に、特定のイントネーション(棒読み、媚び、幼児性、等)をあたえたりするのに使われるんだよネ?
後半の文は、キャラクターの特徴として与えられる癖というわけナリ。
ハーレムもののSSだと、複数のヒロインが同時に会話に参加するわけで、キャラクターの区別を付けるための工夫として
「語尾がカタカナになるキャラ」
「語尾に癖言葉を付けるキャラ」
「カタコト日本語のカタカナが混ざるキャラ」
が混在するのも、アリかなと思う。
口調や一人称で区別するのがスマートなんだろうけど。
>>737 >>739みたいなやつなんだナ。言い方が悪かったネ。ごめんヨ。
なぜかすんなり合うキャラもいるが。
結局のところ個人のわがままだな。スルーしてくれ。
>>742 食い下がって悪かった。
でも、多用するとイライラする、というのはよく理解できた。
>>ALL
イライラさせてすまん。
(怒)とか(泣)とか(orz)とか(顔文字)とか入っててもあまり気にしないな
(www)を多用している文だけは気に入らんが。
一発ネタで顔文字使うくらいなら構わんのだが、連発されると引く。
あからさまに面倒くさいから描写に手を抜いているようにしか思えん。
キャラの感情表現は地の文でしっかり書いて欲しいよ。
まああまり好きな表現じゃないが話の内容が好みなら別に語尾やら()の中身やらはなんだっていい
>>745 本職の小説家でもたまに顔文字入れたくなるらしいからな。その人はなんとか踏みとどまっているが。
顔なんて普通に絵で書けってのに(笑)が入る漫画家がいるんだから…
『蹴りたい背中』に(笑)って書いてなかったかな……。確か最初の方に1つだけ。
小説書いてると、笑だけはなんだか入れたくなってくる。
そう考えると語尾に「w」を入れた奴はまじで天才なんだなぁと思うよ。
「おまえやめろよ」と「おまえやめろよw」じゃぜんぜん違うもんな。
>>750 「おまえやめろよ」
そう苦笑しながら言った。
小説ならこのほうがいいんじゃない?
そろそろスレ違い風味。
ハーレム小説サイト紹介してくれる方は、
(笑)多様、
とか警告してくだされば、波風立たないんではなかろうか。
753 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 19:35:04 ID:voES9jjC
wが肯定的な意味を持ち始めたのはいつからだろう?
まだ続けんのかよ……。
あと、多様じゃなくて多用な。
・〜〜〜するあるよ
・〜〜〜するアルよ
・〜〜〜するあるヨ
・〜〜〜するアルよ
どれが自然だろうね
おーっと、一番下は
・〜〜〜するアルヨ
だぜ
>>755 チャイニーズキャラなら、二番目か四番目だな。
3か5だなあ
〜アルヨが一番らしいとは思うが見ててうざいからメインキャラなら〜アルよだな
しかしおまいら、そのエセ中国人がエロシーンに、
「ああっ、それ、きもちいいアルヨ〜、ジンジンしちゃうアル〜!」
とか悶え出したら、萎えね?
かといって、エロシーンだけ、
「ああっ、それ、きもちいい、ジンジンしちゃう!」
口調が変わってたら、これも萎える。
いっそ、喘ぎ声は中国語に。
「ああっ、それ、きもちいいですだよっ!」
はダメか?
普段は意識してしゃべってるけど、エッチの最中には地が出る感じ。
地方出身の女の子が、普段は標準語を使ってるのに、あわてたり、エッチの時だけ方言が出る、のに燃える。
センチメンタルグラフィティのヒロインなんか、壮絶そうでいいのだが、方言知識が正しくないので、SSに出来ない。
>>765 そーそ、そんなかんじ。
日本語訳も付いてくるとイイカンジ。
世界各国の女の子を集めたハーレムもいいな。
洋ポルが好きだったから、英語の喘ぎ声はわかるんだけどね、他は知らない。
すれ違いだが、昔「男と女のちゅうごくご」というCD付きの本が売っていた。
喘ぎ声も録音していたのだが、ものすごい棒読みでギャグにしか聞こえなかった。
(中学校の英語の教科書の発音テープみたいな感じ)
多国籍ハーレムをリアル風味に書こうとすると、膨大かつ狭い言語知識が必要ですなw
でも、確かに見てみたい。
多国籍ハーレムか・・・MooLichさんのところの「相続」くらいしか読んだことないな。
ファンタジーで容姿が多国籍(というかなんというか)のならあるけれど、
ファンタジーだとみんな同じ言葉使う場合が多いしね
「×÷=<∞∴♂♀℃¥£#@☆↑↓ωb!!(ああっだめぇあなたのオチンチンが私のオマンコをズンズン突き上げてくるのぉっ!!)」
彼女は古代エルフ語でなにやら叫びながら、絶頂した。
古代エルフ語講座
♂=オチンチン
♀=オマンコ
↑↓ωb=ズンズン突き上げてくる
こんなところか。
解読しやがったwww
∧∧
/ 支\
/,( `ハ´) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\丶_●‐● < Honey Trap♪
〉 , レ〉 \___________
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> )ノ
(__)__)
何この流れwwwwwバカスwwwwwwww
なんかどんどんスレタイからそれていっているぞ大丈夫か?
そう思ったらネタを振るんだ!早く!
ネタ・・・、LOSTみたく飛行機が無人島?に不時着してしまい一緒に乗っていた某お金持ちの
お嬢様とそのボディーガード(美女)と主人公そして主人公の幼馴染の少女だけがなんとか
抜け出してそのままサバイバルをしつつ愛を育むちゅーはどないだ?
無人島だと思ったら奥地には異世界へのゲートがあってそこには色々な異種族が
いぱーいしかも何故か男が生まれず困っていたところに救世主(主人公)が!
というわけで種付けしまくり・・・・とか。
781 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 22:38:50 ID:9pLsMwGL
ネタ……憧れの女の子とHをする仲に
彼女に「会って欲しい人がいるの」とか言われ、ドキドキでその人に会う
紹介されたのは、露出系のコスプレ美女。
女の子から、衝撃の告白「私、悪の組織の総統なの」
成り行きで、主人公も悪の組織の幹部に。
悪の組織の美女幹部や女モンスターとも×××。
対する正義の味方は、主人公のお隣さん。幼なじみの美少女。
いつもは破れている悪の組織だが、主人公の提言で勝利しちゃう。
正義の味方を、その正体は知らないで主人公がレイプ(処女を奪っちゃう)。
深く傷ついた幼なじみは、「今だけでいいから、優しくしてよ」と主人公に寄りかかってきて……とか
隧道を抜けるとおとぎの(女護)国でした
ある朝遅刻しそうな男が電車に飛び乗る
しかしそこは女性専用車、
慌てて隣の車両へと移ろうとするが…
扉が開かず窓の外も不可思議な風景に。
数時間後、逆レされた彼は「開けてくれ」と
783 :
とくめー:2006/09/03(日) 23:47:05 ID:eC21E50x
>>781 コスモス荘テーマですかw
正義側でも悪側でもヤれるネタですね。
複数プレイをやるとなると、やや制限がかかるけど。
>>781 「俺の足には鰓がある」という小説があったなあ。主人公は下っ端怪人だったけど。
ライオンみたいにハーレムを作る習性のある動物の改造人間にされて、
ついつい本能に従ってしまうことにすればどうかいな。
>>781 MooLichさんの「秘密結社やりませんか?」を思い出しました。
786 :
781:2006/09/04(月) 07:54:29 ID:3EZGxMMe
>>784 >ハーレムを作る習性のある動物の改造人間にされて
あ、そのネタ、すごくいいかも?(w
>MooLichさんの「秘密結社やりませんか?」
はいw アレ読んで思いつきましたです。
>>784 繁殖期のライオンは1日100回交尾するとか。(1回3秒だけど)
ライオンの回数と人間の持続力を兼ね備えたハーレム超人よ来たれ!
女の方も改造人間なんだよな。
ついつい本能に従ってしまうと、
カマキリとか後家蜘蛛だったりしたら…
主人公は根暗な学生。今日も特にやることが無く帰宅した主人公を出迎えたのは
美女二人がの喧騒だった。落ち着かせて話を聞くとどうやら主人公はは”正義の味方”と
”悪の秘密結社”のそれぞれの長となるべき人物だそうで、二人はそれぞれの組織からきた
迎えであり主人公の家でばったり会ってしまったので争っていたそうだ。
二人の話によると”正義の味方”と”悪の秘密結社”の構成員は美女美少女オンリーで
長となればうはうはらしいのだ。しかし、この「それなんてエロゲ?」な状況でフラグクラッシャー
な主人公は二人をなんとか帰してしまう。
だがしかし、主人公を長に迎えなければなぜか組織が壊滅してしまうという設定なので強引な
(エッチな)勧誘によってどうにか主人公を迎えようとする両組織。学校で、自宅で、登下校中で
繰り広げられる(エッチな)勧誘!学生や先生として学校に潜入し主人公を誘惑する幹部達!
主人公はどっちの組織に入るのか?!ひそかに主人公を思っていた幼馴染はどうなる?!
乞うご期待!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
二部構成 第一部はどちらの組織に入るのかを決め第二部ではそれぞれのルートにそって進む
両ルートgoodENDを見ると、隠しルート「民間人ルート」(どちらの組織にも入らない)が出る
こんなエロゲ、だれか作ってくれんかな_| ̄|○
>>789 有ったはずだけどな、タイトルは忘れたけど
>>789 それをシスターと女生徒でやる奴ならあったな。
>>791 エンジェルハイロゥ(アクティブ)のことかい?
実用本位 さぶらい 更新
>>792 いや、雑誌で見ただけだから覚えてない。
興味ある人は調べてみてくれ。
1.ハーレムメンバー以外の周囲からもモテモテ、容姿端麗・完璧超人な主人公。
2.容姿普通。ハーレムメンバーだけが良さを知っている主人公。
3.容姿ショタ。年上キャラの母性本能をくすぐる受けハーレムの主人公。
4.容姿は醜い。特殊能力、またはSEXの才能だけでハーレムメンバーを増やしていく鬼畜主人公。
どれがお好み?
1。実力で召し捕ってこそ、華ってもんでしょ。俺にはないがw
NTRの使用以外全てを認めます
それが俺のハーレム道
>>795 2。
5人くらいで人数固定のハーレムがいいもので…
>>792.794
あのゲームの主人公は確か、どう転んでも…
メル欄ネタバレ。
自分も2がいいかな
何でって言われると難しいがw
>>795 2>3>>1>(越えられない壁)>4
かな。
基本的にラブラブ和姦が大好きだから。
ふと思いついたネタを投下。
主人公は各種超常能力(超科学・超能力・魔法等。あくまでネタふりなのでそこまで考えてない)
の持ち主で、その力を使って目を付けたヒロインを洗脳・調教して自分の物にするが、さらに欲が出て
ヒロインの各年代を現代に連れて来てハーレム形成する事を思いつく(下は小学6年位から上は20代後半くらいまで)
能力を使って時間移動しながら各年代のヒロインを誘拐・洗脳しつつ、さらに成長して外見が変わると意味が無いので
成長も止めてしまう。かくして現代に集められ、完全に洗脳されて主人公の奴隷に成り果てた各年代のヒロインたちは
周りにいるのが過去や未来の自分自身だと気付く事も無く、ひたすら主人公に奉仕するだけの生活を送る事になるのでした。
こういう風にハーレム構成が事実上全員同一人物と言うのはどうでしょうかね。ちなみに過去に干渉した結果は
干渉した時点でパラレルワールドと化して分岐するタイプなので小学生時代のヒロインを現代に連れて来ても
それより未来のヒロインが消滅すると言う事はありません。
>>803 発想は極めて面白いが、無理がある気がしてならない。
タイプの違う女性を集めてこそのハーレムだと思うんだ。
>>795 2>4>1>>>3かな。
容姿云々はともかく調教系・鬼畜系も俺は嫌いじゃない。
受けはどうも性癖に合わんらしい。
つ『僕の彼女はマトリョーシカ』
人間以外の女の子スレより大学生位の彼女が興奮すると彼女が開いてちょっと小さな彼女が
過去限定だがどうか。
Ps.
未来の彼女GETは自分自身との戦い
しかも中古&別?人に心酔済み、
過去の自分によるNTR等々地雷予想
>>795 1、2(越えられない壁)3
かな、4は好きだけど多分漏れはハーレム物としては読めないな
>>795 2>1>>3>(壁)>4
4はハーレムではあるけれど、なんか別のジャンル。
>>791 「僕は子羊?!」ってゲームかと思った。タイトルうろ覚え。
>>803 ふつうに、クローン体を作って、任意の年齢のところで完成させるのはどうか。
知識、記憶、人格に関しては、オリジナルを元にシミュレートして作成したものをインストールする。
過去の年齢は、オリジナルの記憶から欠落部分を補填して作成。
未来の年齢は、オリジナルに特定の記憶、環境条件『俺(主人公)と一緒にラブラブで暮らしている』などを入力し、
現在の性格にいくらかの変化を加えたものとして作成。
チキンな主人公ならば、禁止事項(浮気する、愛が冷めるなど)を満たす性格になると補正を繰り返すプログラムで。
クローンはともかく、オリジナルがこの事態をどう思うかがいちばん難点なのだが。
810 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 14:57:02 ID:aHJkLQqM
∧∧
/ 支\
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\丶_●‐● < Honey flash♪
〉 , レ〉 \___________
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> )ノ
(__)__)
クロノスジョウンターじゃないけど、主人公を助ける(堕とす)ために
何度も同じ時間にタイムスリップしてくるヒロインにすればどうかな。
個人的には、同一人物なら記憶や経験に連続性があるほうが面白いと思う。
大人バージョンに教えられたテクを子供バージョンに仕込んでみるとか。
ハルヒのみくるちゃんみたいなもんか。
未来からの指令で、上官(みくる大)と一緒にキョンとエッチするみくるちゃん(今)。
上官が未来の自分とは気がついていない。
みくる(大)「どう? 懐かしい? キョン君に教えてもらったテク、使うの久しぶりなんだから」
キョン「・・・いや、懐かしいも何も、俺、朝比奈さんとエッチするの、今日が初めてなんですが」
みくる(大)「・・・あっ、そうだった! ・・・・・・今の、忘れてね、キョン君」
みくる(今)「あの・・・何のお話ですか?それ」
キョン「(・・・ということは、俺は今後、朝比奈さんとエッチするのか)」
みたいな感じ?
ハルヒスレにいけば、こんなハナシはゴロゴロしてそうだな。
むぅ・・・例え未来の自分だとしても「今現在の自分」以外の人間で色々開発されてしまったヒロインには
萎えてしまうのは俺だけ?
なら順番逆にしれ
私で悦んでくれるなら、どんなことでも…な美少女をオリジナルにすれば
816 :
803:2006/09/05(火) 18:12:48 ID:dhO4oFWH
よく考えたら未来から連れて来ようと思ったら時間移動だけじゃなくてパラレルワールド間を
行き来する能力も必要だな。で、『ヒロインがまだ主人公の奴隷になってない世界』から
連れて来ればいいわけだ。
>804
下は小学生から上は大人の女性まで各種揃ってますが何か? ま、全員同一人物だけど。
それと、成長して各種知識を吸収するに従い内面は変わっていく物だし、どうしてもと言うなら
洗脳・調教しだいでどうとでもなるしね。
>809
別にクローンでもいいけどそれだと何か面白みに欠けるような気がしてね・・・。
逆に、ハーレムを完成させた主人公が、
(1回限りしか使えない)タイムマシンで童貞だった頃の自分を現在に招き、
恋人たちを使って指導を受けさせる、というネタを考えたことがあったなぁ。
テクニックを伝授されて元の時代に戻った主人公が、
歴史の円環を完成させるべく活動を始めるってのを本筋に考えてたけど。
もう謎の時空湾曲でヒロイン分裂させちゃいましょう。
並列世界を回って、同一ヒロインを集める。
みんな同じ少女だけれども、可能性の分岐によってそれぞれの世界で
「高飛車お嬢様になったヒロイン」だの、「純情貧乏少女になったヒロイン」だの
「快活ボーイッシュ少女になったヒロイン」だの、「淫乱奴隷に調教されたヒロイン」だの
に育っていたりするのを揃えて……とか
タイムマシンといえば同人か何かで昨日と明日の自分を連れてきて三人がかりで〜ってのがあった
未来がいやなら数日後から連れてきちゃえばいいじゃん
幼女ヒロイン「やろう、ぶっころしてやる!」
少女ヒロイン「きゃあ、じぶんごろし」
女高生ヒロイン「性欲が高まると、きがあらくなるんだな」
大学生ヒロイン「はやく、童貞主人公を鍛え上げて、ねようね」
大人ヒロイン「やめろよ、じぶんどうしのあらそいはみにくいものだ」
>>821 はげしくワロタ
ドラえもんがいっぱいかよw
824 :
リジー:2006/09/05(火) 23:54:55 ID:v1LCmAh+
『飛び道具の惑星』を書かせて貰っている451改めリジーです。名前は適当に決めました。
本題ですが次の2の方は9月20日までに上げる予定。一番速くて明日となります。次の女の子は巾掴英雄。
今途中まで書いてありますが、今回もかなり長い作品になるかと。それでは暫しの間お待ちを。
亀レスだが
3のように見える1>>>2>1>3
番外4
隠しつつも溢れ出る魅力が男前だと思うンだ。
827 :
とくめー:2006/09/06(水) 01:22:58 ID:rul9pfEf
>>824 作者名だけ変えておきましたー。
投稿を掲載できるときが楽しみですー
>>795の2のパターン
まあ、あれだ他の人間にどう思われていてもヒロインたちだけが主人公を好きで
いてくれたらそれはそれですごく幸せな形だと思うんよ。
だって・・・・やっぱり最後は愛だろ?
>>795 2か3かな
1の場合、主人公の内面が描かれたら評価高いかも
4はそれ以外に魅力があったら
まあ最強は3がしだいに成長していくことだと思うんだがががががが
ちょいと聞きたいんだが
まとめにある平行世界測候所、TOPページからEnterで入ると
ブラウザ(firefox)が勝手に閉じて見れないんだが
そんなのは俺だけか?
最近ss紹介がないので。多分でてないとおも
官能文書わーるど
平成の団地模様
作者 秋水
現在、続 平成の団地模様が継続中
高校生から人妻まで結構多人数。
注)自分の嫁が寝取られる描写がある。
833 :
とくめー:2006/09/06(水) 10:39:42 ID:rul9pfEf
>>831 当方IE及びOperaで動作確認。
問題は貴PC環境に起因するものと思われる。
>>832 サイト既出、作品未出。あとで追加…と思ったが、
HTMLの構文ミスに気づき、その修正がてら追加する。
>>831 うちのFirefox1.5.0.6では見れてるけど・・・。
index02.htmに進んだ時点でJAVAのアイコンが表示されるのね。何に使ってるのかは知らないけど。
そこらへんはどうなのかな。
>>795 2か4かな。
なんていうかモテて当たり前の奴がモテてもいまいち面白くない。
まあエロ小説の場合はエロければOKだが。
>>795 エロくて、寝取られなくて、独占してる感じが強ければ、どうでもいい。
838 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 20:21:31 ID:z0yE7AqE
なんかE=mC^2が入れないんだけど、他に誰か同じ症状の人いない?
ページ自体は開くんだけど、リンクだけ全部消えてる感じです。
>>838 世界中探せば、10人くらいは同じ症状の人もいるんじゃない?
ageてまで聞くことですか。
3が一番好きな俺は少数派なのか
E=mC^2の話は前にも出てるな。同じ奴か?
とりあえず俺は普通に見れるぞ。それから、人に聞くなら自分の環境くらい書いてもらわないとナー。
hage
1,2,3,条件付で4
復讐キャラが好きだから復讐ならキモピザオタでもおk
それ以外でもバッドエンドじゃなければいける
ただの節操なしだな
エリーシア戦記更新キタ
時間が出来る→エロ小説を書こうとする→テンションをあげるためにエロゲーをやる
→エロゲーに没頭する→アッー!→そうだ、掃除でもしようかな。買い物もしなきゃ。
この黄金シークエンス…!
>>847 よう、俺。
途中に寝不足が入ってないな。
>>847 わからんでもない−−中略--
私は、ラヴによってたっているからな!!
この板にあってネタ即答できた奴は手を挙げろ
ところで、下克上系ハーレムって無いのかな?
お嬢様連中におもちゃにされてた奴がサクセス→下克上みたいな。
ハーレムじゃなければ元執事ががんばったりすることが多いわけだが
旧ムーリッチの人妻ハーレムみたいなやつか
基本的に1。ただし、ちゃんと女達に愛情なり何なり持っていることが条件。
要するにいい奴であること。女を道具としか見ないような奴なら4と同じ。
2は普通の奴なのに女を落としまくりってのがどうも不自然に見えるし、
3は年上ばかりのシチュになりそうなので敬遠。(同年代もあってこそと言うのが個人的意見なので)
4は論外。
ランスみたいなハーレムってどうなのかな?
一部の娘には強引で鬼畜だが結構惚れてついてくる娘もいるっていう
855 :
さささ:2006/09/09(土) 15:36:49 ID:DYL5io8U
はじめまして。ハーレムらしき小説を発見。どのページかは忘れましたが「色王の冒険譚」という話がはなからやってました。後「最低のオリ」というHPの秘宝図書館の中に「絶倫鬼神シュテンカイザー」というものもハーレムになるかもしれない。
なんで2chではじめましてと言うのか
sage進行のスレでageるのか意味なくコテハンをつけるのか分からない
とりあえず、「色王の冒険譚」はどのページのかわからないので評価できない。
「絶倫鬼神シュテンカイザー」は、この先複数Pがあるのかもしれないが、
現時点では姫とだけだしねぇ。
PIPI's World 『投稿小説』の官能リレーその他にある、それが「男の夢見てた世界」がハーレムです。
ただHの部分が結構はぶかれてるのが少し残念。
最低のオリだと、第1書架にある「同人作家K.S.氏の過激なる報復」も凌辱系ハーレム。
ただ、三章と五章で他の男に手伝わせてるのはNGだな。
>>854 意外と女性に好評だとは聞いたことがある、事実かは知らんが
>>854 ランスいいな。
鬼畜王ランスもフリー宣言のうちに入ったことだし、
そっち方向で何か書きたくなってきた。
ここって版権ネタありだっけ?
ありだよ。
だけど、18禁作品の虹創作は、板的にダウトだったような。
はれ?なんで?
>>864 専用ブラウザ使ってると、TOPページ見ない人もいるからなぁ。
(以下コピペ)
エロパロ&文章創作板
【この板の趣旨】
一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、
およびオリジナル・パロディを問わないエロ小説創作等を行う板です。
以下は禁止、より相応しい他の板でどうぞ。
キャラ単位、キャラ主体のスレッド →ピンクのキャラサロン
年齢制限付きの作品に関するスレッド →エロゲネタ&業界/エロ漫画小説アニメ/エロ同人等
画像の貼り付け →半角二次元/お絵描き・創作等
実在する人物(アイドル等)を元にした創作 →えっちねたロビー等
(コピペ終わり)
まぁ、スレ立てがダメなのは板のルールだが、二次創作をシチュスレに投下するとかは、グレーっぽいかもしれません。
無難なのはやはり該当する板に投下することかと。
版権モノに関しては、このスレの
>>1を見ればOKとある。
ただ、他に該当する作品スレがあれば、そっちで書くのもいいと思うし、
作品スレを何らかの理由で避けたいと思っているのならば、ここでもいいと思うよ。
(荒れてる、向こうの空気にハーレムがあわない、など?)
他のスレでハーレムモノを書いた職人さんは、
注意事項などの前置きをつけて誘導してくれるとありがたいです。
サモンナイトやっていてふと思った、召還系ファンタジーのハーレム物。
今の俺にはレシィがこびり付いて書けません。
>>866アティに誤召喚された主人公が周り落としつつ1,2、エクス、クラシリのヒロイン召喚してハレム作成ですか
漏れ?ネタは書けても文は書けない駄人間ですが('A')
868 :
:2006/09/11(月) 01:42:39 ID:jlSuWaNQ
へたれ勇者はもう投稿されないんでしょうか・・・・
犬の言葉がわかる主人公の学園(?)ハーレムも続き読みたいし
モテルンジャーも読みたいな・・・
870 :
とくめー:2006/09/11(月) 15:37:24 ID:uL1ra8Hm
催促すな。
1つ、作者さんにプレッシャーかけてもいいものは書けん
2つ、催促されなかった作者さんが泣くw
と、とくめーが言っても言い訳じみているような。
ファンタジーシティーの続きマダー?
私の名はクロース。
自分で言うのも何だが、天才である。
それも、ただの天才ではない。召還術の天才だ。超天才だ。
英語で言うならスーパージーニアス。
……英語は苦手だ。
さて今日の私は、いつもの通り恋人兼助手であるミネルバを連れて、妖精が住まうと言われるタタン渓谷に来ていた。
その目的はここにときおり出没するという召還獣に逢うためだ。
決してやましい思いはないと思って貰いたい。
そしてここは深い霧の中。
幅数センチしかないような山道を、壁にへばりつくようにしながら、ゆっくりと前進を続ける私とミネルバ。
ちなみに、かれこれ三時間近くは這い上って来ているのだが、未だに頂は見えそうにない。
いやあ、山って危険が怖いね。
……目に見えない疲れが溜まってきているらしい。
そんなこんなでのたのた進んでいたら、後ろから声を掛けられた。
「なあ、クロース。一体いつになったら私たちは頂上につくんだ?」
無論、これは我が恋人ミネルバの物だ。
やや不機嫌の色を見せながらも、弓に張られた一本の弦のように凛とした声。振り向けば、そこではきっと
類い希なる彼女の美貌が私を迎えてくれているだろう。
だが、この狭い足場で振り向けば、滑って転ばず落ちて死ぬ、そんな可能性も100%ぐらいはなくはない。
端的に言うと、振り向いたら私は死ぬ。
かといって、振り向かずにこのまま返事をすれば、礼儀に厳しいミネルバの事だ。
「人の方を向いて喋れ」
と、全力で私の首をねじりに来るに違いない。
その場合も、やっぱり私は死ぬだろう。小学生に弄ばれた後のレゴ人形みたいになって。
ならば如何様にするか?
天才である私は知恵を振り絞り、彼女に背中を向けたままこの会話を長引かせるような科白を発した。
「はっはっは、ミネルバ、君も解っているだろう? 成果を得るには、それ相応の苦労が必要なのだよ」
「……成果っていうのは、この渓谷の何処かにいるって言う、『つるぺたツインテールで見た目12歳、マスターへの呼び名は
お兄ちゃん』な妖精シルフの事かい? クロース」
「いやあ、よく分かってるじゃないか。その通りだよ」
「……君は、今の私達の家に、『君に抱かれた』召還獣や妖精が、全部で何人いるのか覚えてるか?」
「勿論! 人間である君を含めて合計で16人だ! いやいや、確かに多いとは思うが、最近は君やシヴァやアフロディテのような
発育豊かな子達ばかりが私の恋人にも増えてきたからね。シルフちゃんはメンバーのバランスを取るためにもと思ってね」
いやあ、シヴァ達に飽きた訳では断じてないのだよ。バランスの問題さ。肉ばかり食べていると栄養失調にもなるだろう?
私は、そう言おうとした所で人生最大の失敗を3つも同時に犯してしまった事に気が付いた。
失敗その1.他のみんなと比べて嫉妬心の強いミネルバの前で、目移りしたような発言。
失敗その2.ミネルバの動きが読めないポジションに私はいる。
失敗その3.ミネルバは何時だって懐にドスを持っている。(これは私のミスではないけどまあいいや)
ーーーそうして、ドス黒い殺意のにじみ出るドスでドスッとやられた私は、
深い深い谷底へと脚を滑らせて落ちた。
<ただいま落下直後>
うわぁい、びっくりするぐらい空が赤いや。
あ、違ったー。これ、私の血の色だぁ。
あははははは。
お腹から刃が出てるぅ。
頭から出てたらセブンっぽくて良いのに残念だなぁ。
あはははははは。
<自由落下の世界へ>
あ、なんか、ふわって来た。
なるほど。
これが無重力の感覚か。む、なんだか血の巡りがおかしくなったのか、却って意識がハッキリして来たぞ。
しかし、あの雄大なる宇宙へ出ずとも、こうすれば簡単に無重力という物を味わえるのだなあ。
うむ、今度フェニックスにでも協力して貰って上空から飛び降りてみる事にしようか。
ついでにあのキュッとしまった美尻にも手を付けることにするかな。
うん、機会があれば……な。
さて、後どれくらいで私は大地に降りるのだろうか。
ちょっと見てみよう。
<着底壱秒前>
いやだぁぁあああああああああああ!!!
し、死にたくないぃぃぃぃぃいいいいいい!
助けて! アンパ○マン! ラピ○タぁぁあ! ド○えもぉぉぉぉん!!!
<着底>
死亡。
腐敗→野ざらし→狼登場→和やかなる食事→散乱→風化→何事もなかったかのように復活→起立→礼→着席→改行→
→帰宅→ただいまー。→ドアを開けるミネルバ→ここで一言。
「帰れ」
>>866氏のレスを読み、思いつきで書いたが、
どうみても小ネタです、本当にありがとうございました。
ちなみに、エロも続きもありゃしません。
口の端をわずかに上げてくれればそれで最良です。お目汚し失礼。
乙です。改行ってなんだw
乙。なんでだろう、テイルズの某魔王をだおす一向の年長者を思い出してしまった。
>>878 出てくる精霊が悉く女性体でハーレム状態のクラースと、
それを白い目で見つめるその他のパーティーメンバー
…という光景が浮かんだわけだが
ミネルバと聞いて副校長先生を思い浮かべても言ってしまったら負けである。
負けた・・・
ミネルバといえばミネルバXを思い出す俺はオサーン。
ともあれ乙。
ミネルバといえば竜騎士でしょ。
ミネルバでデス種を思い出す人はいないのか
ミネバ……
885 :
633:2006/09/13(水) 09:50:45 ID:BDErRx+G
『飛び道具の惑星』マダー?
そろそろ我慢しきれなくなって『夏樹と愉快な仲間達(仮)』の続き投下しちゃいますヨー?
>>885 俺も、18kbくらいの、一話完結ものの短編を投下しようと思うのだが、そちらはいつくらいに投下予定?
>>885 な、なんだってー
それでは「鳶道具の惑星」のひとが投下をためらうではないですか!
投下して一緒に待ちましょ?
っていうか「夏樹と愉快な仲間達(仮)」WKTK
こないだから下半身裸で正座してるのでそろそろ風邪ひきそうなんですが
って新作クルー?
し、新スレの用意をー
仕事しろよおめーらww
今から全裸で正座待ちすると間違いなく風邪引くので、お二方速やかにお願いします。
894 :
633:2006/09/13(水) 20:34:50 ID:BDErRx+G
>>886 一応原稿も上がって推敲も終わってるから、あとは投下待ちの状態。
予告があったから『飛び道具』が投下されてから〜、って考えてたんだけど……
うーむ、今夜は2作も拝めるのか、いやぁ眼福眼福。
……と言いたいけど、どちらか少しずらしたほうがよくね?
せっかくの投下なんだから、じっくり楽しみたいし。
リロってなかった(゚∀゚)
容量足りなくなったら即立てますから。俺が半裸のまま家族に見つかる前によろしくお願いします
898 :
886:2006/09/13(水) 21:10:51 ID:0XNbgLyr
>>894 こっちも即投下OKです。
ですが、
>>985のいうことももっともだし、俺は週末にずらそうか。次に家に帰れるの、週末だし。
たぶん、週末まで、20kbくらいの容量は残ってるだろうし。
899 :
886:2006/09/13(水) 21:13:23 ID:0XNbgLyr
900 :
633:2006/09/13(水) 22:10:59 ID:BDErRx+G
>>898 おk相棒。
それじゃあ今から最終推敲して、日付が変わる頃に投下します。
>>887 の「鳶道具の惑星」を見た瞬間に
裸地下足袋娘とかを想像して超盛り上がってしまった俺はもうダメだと思う
>>901 やぁ、兄弟。
俺は裸半纏地下足袋だったが、まぁ似たようなものだろう。
ちょっくら地下足袋履いてくる
お前ら・・・・元気だなw
905 :
とくめー:2006/09/13(水) 22:59:10 ID:XkysFRMT
回収は私にお任せあれ。
たとえ1000か512kbに達しても保管庫で読めるようにする。
※とくめー氏は現在全裸に地下足袋です。
紳士なら全裸にシルクハットと蝶ネクタイ
そして地下足袋。これが紳士のたしなみ。
挨拶の言葉は「投下よろ」。 シルクハットのつばは乱さないように、白い地下足袋は崩さないように、静かに正座して待つがここでのたしなみ。
910 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 23:59:47 ID:2wnwqTeI
色王の冒険発見。鑑識捜査拒否tいう場所
911 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:01:14 ID:H40iVpTw
どうも、633あらため鸚鵡貝です。
なんだか地下足袋云々で流れをぶった切るようで悪いですが、
これから続くであろう886氏とリジー氏に先駆け、
切り込み隊長を務めさせていただきます。
ちょっくら長いですが、どうか最後までお付き合い下さいませ。
それでは『夏樹と愉快な仲間達』改め『夏のお嫁さんたち』翠編、投下。
……すいません、コテもタイトルも適当に決めました……。
912 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:02:18 ID:roX6lVCd
「綺麗な蒼色だなぁ……」
ぼんやりと頬杖をついて、窓の外を眺める。暦では既に夏至を過ぎたばかり、気温はこれからますます高くなる。
天気は小気味いいぐらいの快晴、雲一つない。こんな日は公園の木の下で芝生に横になりながら昼寝でもしたいものだ。
とはいえ今日は金曜日。学校をふける訳にもいかない。
「なんで空は青いんだろうなぁ……」
「さぁな。ちょいと昔、論文かなんかでそんなのを見た気がするが……」
「そうなんですか?」
「ああ、だが残念ながらちょっとお前には教えてやれないな」
「何故?」
「解説だけで10レスぐらい消費しそうだ」
「……なるほど」
なかなか現実的な理由だ。実にかっこいい。
「それはそうとふと思うんですけど」
「ん?」
「もし快晴の空が真っ赤で、夕焼けの空が蒼い世界に生まれたら、俺たちは真っ赤な空を見て『すがすがしい』とか感じたり、蒼い空を見て『物悲しい』とか思ったりするんでしょうか?」
「だろうな。そもそも俺たちのそういう感情なんて言うのは、事実を元に作り上げられているだけにすぎない――まぁ早い話が固定観念ってやつだからな。
知ってるか? エロい映画って英語でブルーフィルムっていうんだぞ」
「ブルー? ピンクじゃなくて?」
「そうそう。俺も高校の時はそう思ってたんだけど違うらしい。日本人的にエロい色はピンクだが、外国人には青こそエロいってことだろ」
「はぁ、なるほど。よくわかりました。流石に猥談にかけては年齢=童貞暦の葛野先生は違いますね」
「ふっ、舐めるなよ」
「なるほど、じゃあ空が青いのは……」
葛野先生との会話を切り上げ、また思案にふける――が。
「ところで御堂」
「はい?」
「今授業中なんだが、知ってたか?」
「………………………………………………………………………………ああ!」
そういえばそうだ。今は3時限目――葛野先生の生物の授業中だ。
「すっかり忘れてました」
「だろうな」
葛野先生はにっこりと笑って、その手にしたバケツを二つ、俺に差し出して――。
「とりあえずコレを持って廊下に逝け」
913 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:03:18 ID:roX6lVCd
「なーんで授業中にいきなり『なんで空は蒼いんだろう』なんだよ。意味わかんないっての」
3時限目も無事終わり、休み時間を迎えた廊下で、俺たち――南野翠と園田加奈はのんびりと会話をしていた。
ちなみに俺の両手には水が一杯一杯に張られたバケツが1個ずつ、
そして首からは『僕は馬鹿です 御堂夏樹』と書かれたプレートがぶら下がっていた。
3限目で終わりだと思っていた責め苦だったが、葛野先生のご好意で昼休みまでずっと延長される事になった。
「俺何か葛野先生を怒らせるような事言ったか?」
「……それは素? 本気で言ってるの?」
「加奈、諦めろ、コイツはマジで気付いてない」
「何? やっぱり俺は何か言ったのか?」
「どう考えても『年齢=童貞暦』発言でしょうが。人間誰だって、事実を真っ向から思い知らされると逆ギレしたくなるわよ」
呆れたように溜息を吐く2人だが、俺としては納得できない。
「だって否定できない事実だろ」
「……だから言ってるでしょ。『事実は時として人を深く傷付ける』って」
「兎に角、お前の問題発言の所為でくずのんは深く傷付いたのでした、まる」
「でもなぁ……」
「そりゃアンタみたいに突き付けられて困る現実がない奴は想像もつかないかもしれないけど、普通に生きてる人間には逃げたい現実が一つや二つや三つや四つや五つぐらいあるもんよ?」
「まぁ夏樹の場合、突きつけられた現実を逐一克服して行くから今みたいな化物になっちまったんだろうけどな……」
「化物って翠、そりゃいくらなんでも言い過ぎ……」
と、ここまで会話したところでチャイムが鳴り、廊下の奥から次科目の英語担任がやってくる。
「それじゃあ夏樹、勝手に頑張りなさい」
「廊下にいるなら先に学食に行って席と食券確保しといてくれな」
「無茶を言うな」
教室にもどる翠と加奈を見送り、同時に教室に到着した英語教師が教室に入って行くのを見つめながら、
「……けど事実だしなぁ……」
イマイチ納得できない俺だった。
914 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:04:35 ID:roX6lVCd
で。
「いいか、何も聞くなよ? 聞いたらマジで怒るぞ? 本気と書いてマジで怒るぞ!?」
「ああ、分かった」
4限目始まってすぐ、何故か翠が廊下に出てきた。――その、両手にバケツ、首から『私はお馬鹿です 南野翠』と書かれたプレートをぶら下げながら。
まぁ、何があったかなんて聞くまでも無い訳だが。
「大変だな、10点台は」
「違う! 今回は21点だ! ああ、口が滑った!?」
――まぁ、小テストですこぶる宜しい点数を取ってしまったせいなのだが。
「今回のテスト、優しくなかったか? 高校入試レヴェルの問題もちらほら」
「そう思うのはお前だけ――」
『みんな良く頑張ったねー、今回は平均点80点越えよ』
「………………」
「……………言うな、何も言うな。わかってるよ、分かりきってるよ、私が馬鹿だなんてな!!」
一人独白、そして絶叫する翠。こいつは何人も家庭教師をつけてるはずなのに、成績がちょっと――いや、かなり――すこぶる悪い。
南野の一人娘として英才教育を受けてきたはずなのにな、と不思議でしょうがない。本気で加奈とどっかで中身が入れ代わっちまったんじゃなかろうか。
「そういや、俺の点数はどうなんだろうな」
「けっ、お前はどうせ、放っておいても100点取っちまうくせに」
「……何をいじけてるんだお前は」
と、そこまで会話したところで不意に扉が開き、中から英語教師(27歳 女性 独身)が顔を出した。
「ああ、御堂くん、ちょっとちょっと」
「はぁ、なんでしょうか」
「はいコレ」
そして渡されたのは、15点と書かれた答案用紙。
「……え?」
「惜しいね〜、途中で解答欄が一つずつずれてて、最初の方しか合ってなかったの。
解答欄さえ間違ってなかったら100点だったのに」
じゃあ、残り時間頑張って立っててねー、と手を振る英語教師を見送りながら、呆然と立ちすくめる俺。
「………………」
「………………」
「…………空が青いな」
「…………そうだな」
『逃げ出したい現実』とはこういうののことか――と思い知った御堂夏樹、17歳初夏の出来事だった。
915 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:05:06 ID:roX6lVCd
「にしても翠、お前大丈夫なのかよ。進学希望だろ?」
仲良くバケツを持って廊下に立ちながら、隣に立つ翠に話しかける。
「腐っても南野の血筋、最低早慶レべルより下は認めてくれないんじゃないのか?」
「そう! そうなんだよ!」
手にしたバケツを放り出して、ガバッと俺の肩を掴む。
「しかもあんの頭の堅いジジババは何を血迷ったのか、『早慶以上に行けないのなら嫁がせる』とかマジで言ってるんだよ!」
「……マジかよ」
「マジもマジ、大マジ」
なんだか人事とは思えない。……いや、それ以前の問題として。
「……嫁ぎ先、あるのか? 見合い相手殴って反故にされちまうんじゃないか?」
「失礼なこと言うなよ。着物を着たアタシはどこからどうみても正真正銘純正の大和撫子なんだ。そんな荒々しい事するか」
「着物着てなくても見てくれだけは大和撫子だけどな。中身はアマゾネスだけど」
「あははははは、ありがと、頭蓋骨陥没して死んでしまえ」
翠は笑いながら俺に頭突きを繰り出して、俺の額にぶつかる。割れるほど痛い。
「まぁなんにしても、成績についてはなんとかした方がいいんじゃないか? もうすぐ期末だし、そんなだったらまた赤点で、また夏休みなくなるぞ、また」
「なんどもまたっていうなよ! 確かに去年は補習で夏休みなくなったけどさ!」
「冬休みも春休みもな」
「うるせええええええ!!」
『ちょっと南野さん、貴方の方がうるさいわよー?』
「ひぃ、ごめんなさいっ」
教室から教師に注意されて怯む翠がなんだか不憫になってきた。……コイツ、教師からの心証得て補習回避するために必死だからな。
「……なぁ翠、良かったら俺が勉強教えてやろうか?」
「…………は?」
「去年は誰かさんの所為で海に行けなかったから、今年は是が非でもみんなで海に行きたい。そのためには、お前に赤点を取られると困るんだ。
一応お前とはそれなりに長い付き合いだし、ある程度弱点も分かってるつもりだしな」
どうだ?と聞くと、翠は呆けたように俺を見つめてきた。……どーでもいいけど、コレって手にバケツ持ちながら話す話じゃないよーな。
「……夏樹が、アタシに?」
「ああ」
「…………ふたりっきりで?」
「なんなら加奈と2人でお前の面倒見てやっても良いが」
「あ、あー……うん、加奈は別にいいんじゃないか? あっちにもあっちの都合があるだろうし」
「そうか。それじゃあ早速今日から始めるか?」
「あいあい……ふたりっきりかぁ……」
「なんだよ、文句あんのかよ」
「べっつに〜」
くふふ、と楽しそうに笑う翠を見ていると、それ以上つっこむのは野暮な気がして、それ以上深くは聞けなかった。
916 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:07:02 ID:roX6lVCd
「それでは第一回、『お馬鹿で救いようの無い翠を救済するための補習会』を開催致しま〜す」
「うわぁい、なんて素敵な名前、嬉しすぎて涙がとまらねえよ!」
バン、と力強く机を叩き、翠は『死んでしまえ』と言って手にしたアルミ製の筆箱を投げつけてきた。
手にしたものさしで打ち返すと、翠はそれを華麗にキャッチする。運動能力の高い2人だとこんなことも可能になるのか。
放課後に空き教室を利用した個人授業は、こうして幕を開けた。
「……それじゃあ翠が苦手な数学から始めるか」
「うぃーっす」
「じゃあとりあえずこの問題解いてみな」
「あーい」
『問、sin(π/2+π/3)の値を加法定理を用いて求めよ』
「えーっと、(与式)=sin(π/2)cos(π/3)+cos(π/3)sin(π/2)……」
(おっ……)
なんだ、翠のヤツきちんと出来てるじゃ……
「で、π=3.14だから……あれ?π/2=1.57?」
「……はい?」
「あれぇ? sin1.57ってどうやって求めるんだっけ?」
確かやったはずなんだけどなぁ、と呟く翠。……やってねぇよ、そんなの。
……あれか。コイツは応用ばっかりやりすぎて基本がおろそかになりすぎた類の人間か。
そもそも弧度法を理解しない理系高2がいていいのかという根本的な問題は別として。
「なぁ夏樹、この問題……」
「もういい、気を取りなおしてお前の得意な国語からやりなおそう」
机の上にドリルを置くと、翠は不服そうに唇を尖らせながらも、ページをめくり、渋々と問題を解き始める。俺はソレを横から覗き見る。
『問一、『どんより』を使って文章を作りなさい』
「(翠の解答)う『どんより』そばがすき。」
「……」
『問二、『うってかわって』を使って文章を作りなさい』
「(翠の解答)かれはくすりを『うってかわって』しまった」
「…………」
『問三、『まさか〜ろう』を使って文章を作りなさい』
「(翠の解答)『まさか』りかついだきんた『ろう』」
「………………」
『問四、『あたかも〜ない』を使って(以下略)』
「(翠の解答)れいぞうこに昨日の残りが『あたかも』しれ『ない』」
「……………………なるほど」
ふぅ、と溜息を吐く。ほんっとにコイツは……
「完璧。国語だけは得意なんだな」
「国語と体育だけがアタシにとっての救済科目だからな」
とりあえず、これなら国語の心配はいらなそうだ。
917 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:07:32 ID:roX6lVCd
それから。
「それじゃあ、今日はこの辺で終わりにしておくか」
「つ、疲れた……」
俺が終わりを告げると、翠は精魂尽き果てたように机に突っ伏した。
さすがに3時間ぶっ続けで、というのは日頃勉強していない翠には辛かったのだろう。口から魂が飛び出しそうな顔をしている。
……にしても。
「お前さ、よく進級できたな」
「……アタシも時々不思議に思う……」
――はっきり言って、翠の学力は中々に絶望的で、高1の内容をほとんど全く覚えていなかった――というか高校入試の内容すらかなり怪しいものだった。
理科や社会といった暗記物はまだなんとかなるももの、積み重ねが重要である英語、数学は絶望的であり、これをわずか一週間でなんとかするのはかなり厳しいものがある。
国語だけは問題ないのはせめてもの救いか。
「ま、なんとかするっきゃないよな。お前に何とかしてもらわないと今年も海に行く計画がおじゃんになる」
「うう……面目ない」
「気にすんなって、ダチだろ」
「ダチ……ね」
翠はそう呟いて、少し表情になった。普段決して見せないような、一人の少女の顔。
夕焼けに染まった教室で、夕日による演出効果も効いているのだろう。割と綺麗な女性にはなれている俺でも、思わずどきっとしてしまった。
「そういやさ」
「ん?」
そんな自分を誤魔化すために、前々から気になっていたことを口に出して聞いてみる。
「お前さ、なんでそんな男勝りな口調なんだよ」
「――は?」
「いやさ、だって翠は一応名門南野の娘なわけだろ? それなのにそんな口調で、家の人に窘められなかったのかよ」
「あー、そういうことか」
翠は得心した、という風に手を打った。
「もちろん、散々言われたし怒られもした。っつーか今でも時々言われるしな」
「それじゃあなんでまた」
「んー……まぁ少し長い話になるんだけど、さ」
「原稿用紙3枚以内で」
「無茶苦茶言うなよ」
苦笑し、空を見上げた。
「昔――そうだな、今から10年近く前かねぇ、アタシ、家出したことあるんだよ」
「はぁ? 家出?」
「そ。毎日毎日、来る日も来る日もお稽古ばかり。華道茶道に始まって、琴に剣道、薙刀もやってたっけなぁ」
「……うへぇ、聞いてるだけで死にそうだ」
「アタシもそう思う。……で、流石にコレ以上は耐えられないってんで両親に文句言って、喧嘩して、気付けば家から飛び出して、電車を乗り継いで、見知らぬ場所にいた」
918 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:08:24 ID:roX6lVCd
泣いていた、と思う。
なんだかんだと言っても最後には笑ってアタシの我侭に折れてくれていた両親が、初めて私を本気で叱って。
それがショックで、世界中で自分のなんて一人もいない気がしていた。
友達なんかいなかった。
学校だろうとどこだろうとみんなが求めている『私』は『お嬢様』としての『私』であって、『級友』としての『アタシ』じゃない。
『お嬢様』としての『私』は、常に上品で優秀で、誰にも頼らずなんでも出来る、周囲から孤立した優等生。
そんな敵ばっかりの世界が嫌で、怖くて、泣いていたんだと思う。
で。――まぁ、アタシみたいに可愛い女の子が泣きながら歩いていたら虐めたくなるのが男の子の性質。
アタシも例に漏れず、囲まれて虐められてた。
「今のお前からは想像もできない姿だな」
「茶々入れるなら止めるぞ」
「はいはい、お口チャックお口チャック」
「よろしい。それで――」
919 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:09:13 ID:roX6lVCd
――そんな時。
『やめろこのバカどもがぁっ!』
親分格だった少年を、誰かが後ろから殴った。
『いってーな、このバカ!』
『なにおぅ、バカっていうやつがバカなんだぞ!』
『げっ、白波!』
『おう、白波だ』
そう言ってその殴った少年は胸を張り、一同を眺め回して言った。
『やいこのバカども! オスの分際でおおぜいでメスをいじめた挙句に泣かせるなんてサイテーだぞ! 俺は同じ小学生としてはずかしい!』
『や、べつにオレたちが泣かせたわけじゃねーし、つーか最初から泣いてたし』
『どーでもいいけどお前の方が先に『馬鹿』って言ったよな? つまりお前の方が……』
『問答無用! はじさらしは死んでしまえ!』
“白波”と呼ばれた少年は悪ガキの中に飛込んで行くと、悪ガキはうわぁー、とクモの子を散らすように逃げて行った。
戦う前からヒエラルキーは完成しきっているらしい。
『だいじょうぶか?』
そして白波くんは、私に手を差し出してくる。それを掴んだアタシを引き上げ、立ちあがらせると、アタシの服をはたいてくれた。
『あ、ありがとう、ございます……』
震える声でやっと声を出すと、白波くんは不愉快そうに目を細めた。
『な、なに……』
『おいお前っ!』
『は、はいっ!?』
いきなり指差され、身体が硬直する。そんなのを無視して、白波くんは言葉を続ける。
『今の世界は“だんじょどーけん”で“げこくじょう”な世界なんだぞ! 女だからってボケっとしてると、“りょーじょく”のかぎりを尽くされてこわいお兄さんに売られて東京湾に沈められるんだぞ!』
『え!? え!? ……つまり、どういうこと、ですか?』
『さぁ? オレにもさっぱり』
“りょーじょく”ってなんだろうな、と白波くんは小首を傾げた。
『とにかーく! 女だからって甘えてたらダメだぞ! 小悪党の20人くらい束になってかかってきても腕一本で吹き飛ばせるぐらいにならなくちゃ!』
『は、はぁ……』
『返事は“おう!”』
『え? は、はい』
『“おう!”』
『お、おう……』
『声が小さい!』
『お、おう!』
『よろしい。それじゃあ、オレは今から学校にサッカーに行くから。今度は泣かされるなよ!』
「……とまぁ、こんな風にアタシを守ってくれるやさしい騎士様がいたわけだ」
「………………」
「まぁその後すぐに家の連中に追いつかれて家出はおじゃんになっちゃったんだけど、そんなことはどうでもよかった。あの突然現れた騎士様があまりにかっこよくて、アタシは強い憧れを抱いたんだ。
“あんな風になりたい”……いや、“あんな人に見合う女になりたい”ってな。
だけどその憧れの騎士様は、どこの誰とも知れない相手で、もう1度会えるかも分からない。
だったらせめて、あの人の言葉ぐらい――“強くなれ”っていう言葉ぐらいは守りたい。そう思ったんだ。
だけどまぁ、強くなれたには強くなれたけど、何処をどう間違っちまったのか今じゃこんなだけどな」
「…………なんてこった」
あまりの事態に頭がぐわんぐわんと揺れている。
「それじゃあ、お前が男らしくなっちまったのは……」
「何処にいるとも知れない白波くんのせい」
「お前の口癖の「死んでしまえ」っていうのは……」
「白波くんの決め台詞だったから……ま、過去形みたいだけど」
「……つー……あったまいったー……」
ほんっとに、なんか、頭が痛い。
白波――それは俺の父親の姓であり、つまるところ――俺の旧姓だ。
白波夏樹。それが、5年前までの俺の名前だった。
920 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:10:18 ID:roX6lVCd
「とはいえ、そんなのはもう過去の事だし、あんまり気にする必要はないぜ?」
翠は机の脇にかけてあったカバンを引っ掴んで、俺の方に歩み寄ってきた。
「さ、とっとと帰ろうぜ。早く帰らないと晩飯に――っつぁ!?」
「! 危ない!」
――と。翠は足をひっかけてしまったらしく、体勢を崩してしまった。慌ててフォローに入り、彼女を抱き止める。
「大丈夫かよ……」
「……ん。なんとか」
翠はそうとだけ答えて、それでも俺から離れようとはしなかった。
「……翠? どうかしたか?」
「……なんでもない」
「そうか? なら……」
「でも……ごめん。もう少し、このままでいさせて……」
ただ俺に受け止められる形だった翠の両腕が俺の背中に回り、ぎゅっと弱々しく、それでも確かに引き寄せられた。
「夏樹……心臓がバクバクいってる……」
それは当然だろう。あんな話を――半ば告白のような言葉を聞いたばかりだ。それでこんな状況になれば、だれだって緊張する。
「お、おい翠、ホントにどうしたんだ? らしくないぞ」
「別に……本当にどうかしてるのかもな。ただ……」
「惚れた男の腕の中にいて平然としていられるほど、アタシも老成してなかった、ってことかな」
921 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:10:51 ID:roX6lVCd
「みど――んむっ!?」
驚いて声をかけようとした瞬間、翠に唇を塞がれた。舌を差し入れてくる事こそないものの、長く、熱烈なキス。
丸々一分――いや、もしかしたらもっと短いかもしれないが――の長いキスの後、ようやく翠が唇を離した。
「……何を、考えている?」
「……さあ? 目の前にいる朴念仁をその気にさせる方法とか……かな?」
翠の両手がゆっくりと俺の顔をはさみ、そして翠は顔を近付けてくる。
「翠」
「……いいか、夏樹。これは事故だ」
「事故?」
「そう、事故。不幸な不幸な――偶然だ」
俺に、ではなく自分に言い聞かせるように、翠は呟く。
「たまたまお前は倒れかけた女を助けたが、たまたまその女はお前に思いを抱いていた。お前の腕の中で自分の理性を抑えきれなくなった女は勢いにまかせて暴走してしまった――。
ほら、そこにはお前の意思はなく、偶然の積み重ねで出来た、ただの事故だ。お前が悔やむようなことは何もない。だから……」
一拍置いて、翠が潤んだ瞳で俺を見つめながら――。
「……お願い。これ以上何も言わずに――抱いて」
それが、俺に残された最後の理性を食い破った。
「なつ――んんっ!? んんーっ」
まだまだ言葉を紡ごうとする翠の唇を塞ぎ、彼女の腰を抱き寄せる。
始めは驚いたように慌てていた翠だったが、すぐに順応し、俺の首に手を回して俺の唇に吸い付いてくる。
「んふぅっ、ふっ、んちゅぅ……」
わずかに開いた唇の間に自分の舌を差し入れ、彼女の歯茎をなぞり、頬を舐め、その口内を犯し尽くす。
翠は最初に舌を入れられた時こそ驚いたように身体を硬直させたが、その後すぐに積極的に俺の舌に自分の舌を絡めてくる。
ゆっくりと顔を離すと、翠は物足りなさそうな顔で絡めていた舌を出しっぱなしにして俺を見つめてきた。
「翠……」
「なつきぃ……」
もう1度顔を近付け、唇を重ねる。と、同時に右手でボタンを外していき、その白く綺麗な肌を露出させる。
そのまま上を脱がせてしまい、ブラジャーも外してやると、小振りな彼女の胸で桃色の乳首が勃起してその存在を強烈にアピールしていた。
「胸、小さくてゴメンな……」
「別に気にする必要はないだろ。大切なのは――」
ゆっくりと顔を下ろしてゆき、その乳首に吸い付いた。
「ひゃあん!? ば、なつ、だめ……ああん!」
「――お前の感度の方、なんだからさ」
そうとだけ言って、また翠の乳首に舌を這わせる。乳輪を舌でなぞり、いきりたった乳首を舌ではじく。
開いた右手で、もう一方の乳首を摘み、引っ張る。
「んあんっ! はぁ、はぁ、んはぁん!」
小振りな方が感度が良い、と良く効くが、どうやら翠の胸の感度はかなり高いらしい。
ピンク色の突起を唇で甘噛すると、翠は痙攣したように身体を大きく弓なりに逸らした。
「はあああああぁぁぁん! だめ、だめぇ! そんな、かんじすぎちゃ……ひゃああああん!」
922 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:11:26 ID:roX6lVCd
いつもの翠からは考えられないような『女』の声に、次第にリミッターが効かなくなってゆく。
翠を机の上に押し倒すと、乳首を摘んでいた右手をゆっくりと下ろし、スカートの中に手を入れ、下着越しに陰唇を責める。
「ふぁあっ!? なつ、なつきぃ……んっ!」
下着越しでも分かるほどに湿り気を帯びたそこを、更に責めたてる。
ぐちゃり、ぐちゃりという卑猥な音を立てながら指を上下に、激しく動かす。
「んっ、ふっ、ああんっ!」
「翠のここ、こんなに嫌らしい音立ててぐちゃぐちゃになってるけど? 初めての割りに、随分と感じやすいんだな」
「んふぅっ、あはぁぁん!」
耳元で囁くが翠にはもう聞こえていないようで、彼女は一心に俺の指が与える快楽に酔っていた。
俺の手首を両手で掴み、彼女の力で俺の手を動かそうとしている。
「くすっ……淫乱だな、翠は」
「んんっ!」
そう囁き、クリトリスを摘むと、翠が驚いたように目を見開き、そして身体を痙攣させる。
どうやらイってしまったらしい。
「どうした? 淫乱って呼ばれたのがそんなに嬉しかったのか?」
「ちが、ちがぁうのぉ……やぁん」
どうやら翠は軽くMっ気があるらしい。普段がSっぽいだけに、なんだかもっといじめてみたくなる。
「何が違うんだ? 乳首舐められて、下着越しにクレヴァスを責められてたからっていっても、『淫乱』って呼ばれてすぐにイっちゃったんじゃそう思われてもしょうがないよな」
「んふぅっ、はぁあ!」
「まったく、いやらしい女だな。初めてなのに男を誘って、こんなに濡らして。」
「んくぅ、んんんぅん! や、やぁん……」
すっかり濡れそぼった右手を翠に見せ付けると、翠は恥ずかしそうに身体をよじった。
……うわぁ、めっさ可愛い。普段が普段だけに、こういうとこ見せられると非常にマズい。
っていうかくどいが翠は黙ってて手さえださなきゃ何処を見ても生粋の大和撫子なのだ。そんな彼女にこんな反応をされて、一物が反応しない男なんていない。
「翠、そろそろ行くぞ」
「うん……きて……っつあぁ……っ!」
足を広げさせ、一物を押し当て、亀頭までを沈めると、それだけで翠は苦しそうな顔をする。
「く、あぁ……」
「つ……」
だからといって、止める事は出来ない。今日痛い事が、明日になって痛くないわけがない。先延ばしは、意味がない。
なによりここで止めるのは翠の意思に反する。翠が望んでいるのは痛くない事ではなくて――絶対的な、身体の繋がりなのだから。
「ふぅっ、ふぅっ」
「大丈夫か?」
「ん……お願い、夏樹、こんなのが長く続くのはヤだから、一気に貫いて」
「……痛いぞ?」
「……頑張る」
腰を突き出し、翠の中にペニスを埋没させて行き、ある程度力が入れ易くなった所で一気に力を加え、奥まで貫く。
「ひぎぃぅぁぁっ!」
翠が大きな悲鳴を上げ、苦しそうに目を剥いた。
「はぁ、はぁ……」
荒々しく呼吸をする翠の目じりには涙が浮かんでおり、先ほどの苦痛がよほどのものであったと思い知らされる。
そっとキスをして、その涙を拭う。
「大丈夫か?」
「はぁ……はぁぁぁぁっ……うん、多分、大丈、夫……」
そういって、苦しそうにではあるが笑ってくれる翠が可愛くて、いよいよ歯止めが利かなくなってくる。
923 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:12:35 ID:roX6lVCd
「ひぁっ!? ば、バカ夏樹! コレ以上太くされたら……」
「つぅ……わ、悪い……あんまりに翠が可愛かったから……」
「か、可愛いって……」
言われた途端、顔を真っ赤にして目を逸らす翠。そんなところもなんだか一々初々しい。
「っ翠、そろそろ……っ!」
「ん……うん、動いて、いいよぅっ! 夏樹ので、もっと痛くして! 夏樹ので、アタシを気持ち良くしてっ!」
「っっ、翠ぃ……っ!」
いよいよ止められなくなって、俺は翠に激しく腰を打ちつけ、ただただ彼女の与えてくれる快楽を求めた。
膣から血と愛液とが混じった淡赤色が溢れ出す。そんな様が淫らで、嫌らしくて、俺の獣欲をさらに掻きたてる。
「んんっ、ひああぁっ、くふぅ、はぁ、夏樹、なつきぃっ! アタシ、変なのっ、痛いのに、気持ち良いのぉっ!」
翠が俺の名を呼び、悶える。痛いのが気持ち良いなんて翠は本当にマゾの気があるのかもしれない、なんて考えながら、さらに腰を動かす。
膣の締め付けがきつくなり、終わりが近い事を伝えてくる。
「んふぅ、ひゃぁん、な、なつきぃ……!」
「はぁ、はぁ、翠、マズい! 中に出して良いか!?」
「ん、出してぇ、なつきのあついの、アタシのなかにだしてぇ!」
腰を深く沈め、子宮を突き上げると同時に。
びゅぅ、びゅくっ。
「ん、はぁ、はぁぁあぁああぁああああぁっ!」
「くぅっ……っ!」
限界に達し、俺は翠の中に射精した。
924 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:14:05 ID:roX6lVCd
「くぅ、ふぅ、はぁ……」
荒い息を吐き、大きく胸を上下させていた翠が、ようやく大人しくなる。
「大丈夫か、翠?」
「ん……アンタさっきからそればっかだな」
そう言って、笑う。どこか無邪気さを込めた、それでも妖艶な笑みに釘付けになる。
「っ……抜くな」
「待って! 抜かないで!」
ペニスを抜こうとすると、翠が俺の腰に足を絡め、それを拒む。
「はぁ?」
「……いいじゃんよ。もう少し、余韻って奴を味わったってさ」
「……いや、味わってる暇はないかも」
「なんで?」
「……抑えられなくなりそう」
なにしろ、さっきの笑顔にしろこの照れたような表情にしろ俺を萌え殺す気満点な台詞にしろ、俺を駆りたてる要因がありまくるのだ。
が、翠はそんな俺に穏やかな微笑を浮かべて顔を近付け、言う。
「いいよ」
「え?」
「2ラウンド、いっちゃう?」
「つ――悪い、もうダメだ。俺は今から理性にさよならする」
925 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:14:43 ID:roX6lVCd
「んふぅ、ちゅぅ、ふむぅ」
舌を絡めあいながら、腰を激しく打ちつける。
翠の中に出した精液が潤滑油の働きをしているのか、今回は抽出が非常に楽だった。
「んー、ふはぁ」
唇を離すと、翠は物欲しげな、熱に浮かされたような視線で俺を見つめてくる。
が、乳首を摘むと大きく身体を振るわせ、仰け反る。
「ひゃぁん! ふぅ、はぁ、ん、んああん、あ、あ」
ピストンの速度が上がる。膣の襞がペニスに絡み付き、背筋が震えるような圧倒的な快感を与えてくる。
襞が快感を、というのは翠にとっても同じなのかもしれない。まだ二度目だと言うのに彼女は既に挿入で快感を得るほどになっていた。
「翠、気持ち、良いか!?」
「ん、は、ああん、う、うん、良い、良いのぉっ! 夏樹の、太くて、熱くて、痛いのに気持ち良いの!」
「――翠は、マゾなんだな」
「んふぅっ!?」
「だってそうだろ? 痛いのに気持ち良いんだろ? いや、ホントは――『痛いのが気持ち良い』んじゃないのか?」
「しょ、そんなこと――」
「ない、のか? 事実、こうして言葉で攻めてる間だってますます濡れてきてるじゃないか」
「ん、ふぅ、ひゃぁん、な、なつきぃ、いじわる、しないでぇっ!」
膣の締め付けが更にきつくなり、限界に近づく。
「ひゃあん、は、ん、んああっ!」
「くっ……翠、イく時はイくって声出して言うんだぞ」
「そ、そんなぁ……はぁんっ!!」
次第に翠の身体が痙攣してくる。
「はぁ、ダメ、イく、イきそう、イっちゃう!」
「翠、俺ももう……」
限界が近づき、さらに大きくストロークする。
「ああん、あ、あ、あ、んんっ! はぁ、イく、イく、イくイく、イっちゃううううううぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
「っ……!」
びゅくっ、びゅるる。
そして翠の身体が一際大きく痙攣し、俺と同時に絶頂へと達する。
翠の中から一物を抜くと、大量の精液と、血と、愛液が溢れ出してきた。
「はぁ、はぁ……お腹の中……夏樹の熱いのでいっぱいだ……」
恍惚とした笑みを浮かべ、その淫らな液を指ですくう翠がなんだか愛しくて――頬にキスをした。
926 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:15:24 ID:roX6lVCd
「……いや、ちょっと待てよ?」
「あん?」
行為も終わった帰宅路。放課後の勉強が終わった後は夕暮れだった空も今では日が沈み、濃い藍色を湛えている。
そんな時間に、街灯の下を翠と並んで歩く。別に腕を組む訳でも手を繋ぐ訳でもなく、横に並んで歩くだけ。
言葉もそれほど多くない。時々思い出したようにぽつりぽつりと言葉を漏らし、それについて23言意見を交わして終り、また静寂。
そんなことを繰り返している内に、ふと心に浮かんだ疑問を投げかけてみる。
「……ちょっと待て、確認しておきたいんだけど、俺とお前が幼い頃からの付き合いだって言うなら、
お約束の婚約イベントなんかは起こってないよな? 玩具の指輪交換、とか」
「言ってるだろ? たった1度会ったっきりだって。玩具の指輪もストローで出来た指輪も交換してねぇし、ファーストキスイベントもねぇよ。
もっとも、そんなんあってもアタシは使わないけどな」
ふっ、と呆れたように言う。
「え?」
「それどころかさっきの教室でのことを引き合いに出す気もねぇよ。
アタシはな夏樹、アンフェアなことは嫌いなんだ。そんな肉体関係とか、約束とか、そんなのを盾に関係を迫りたくない。
……アンタの口から、自然に『好きだ』って言って貰わなきゃ、意味が無いんだ」
「翠……」
と、そこまで言うと翠は駆け出し、少し行った所で振りかえった。
「とまぁ、そんなわけで、済し崩し的とは言え告白もしちまったし、これからはばしばし攻めて行くから覚悟しろよ?」
じゃあな、と手を振って走り去って行く。それが赤くなった顔を隠すためである事ぐらいすぐにわかった。
――にしても。
「まいったな……」
俺と、翠と、春姉。恋人探しをする事になったとはいえ、まさかわずか一週間で三角関係に発展するとは思いも寄らなかった。
祖父から嫁を探せといわれた御堂夏樹の明日はどっちだろ?
927 :
鸚鵡貝:2006/09/14(木) 00:16:52 ID:roX6lVCd
国語でのやり取りで作者はツッコミの大切さを思い知りました。ああ、ツッコミ不在の悲劇。
というわけで以上です。相変わらずエロくなくてごめんよ……orz
っていうか改行と改段落下手でごめんよっ!orz
ちなみに次回(続いたら)加奈編はほんのりシリアス風味、沙奈編はエロ風味、最終章は更にエロエロを予定してます……大丈夫か、俺。特に後ろ2つ。
不安は尽きませんが、一応春歌と翠。
三奈木 春歌(19):御堂の家でバイトすることになった大学一年。
外見だけみると超セクシーかつ超美人、背も高く『出来る女』っぽいのだが、その実無器用で泣き虫な人。
必死にお姉ちゃんぶろうとするものの必ずどこかでポカをやらかし、高確率で夏樹が後始末に奔走することになる。
が、『包容力』という点においては他のヒロインを圧倒しており、事実夏樹が安心して甘えられるのは彼女だけだったりする。
ちなみに『家事が出来ない』というのは『やり方をしらない』だけであって、現在は真面目に勉強して結構出来るようになったとか。
南野翠(16):夏樹の幼馴染みで、旧家南野の家の長女。
超名門である南野で育ち、幼い頃から様々な抑圧を受けてきた反動からか超粗暴な言葉遣いとすぐに手を挙げる乱暴さを兼ね備えている(詳細は本編)。
本編で幾度も繰り返されているように、外見だけみれば長い黒髪が似合う短身痩躯の大和撫子で「〜ですのよ、おほほ」と言っても不自然さが全くない(くどいが外見だけ)。
実はMらしい。そう考えると普段の普段のSっぽい言動は寂しさの裏返しか。
エロければ全て良しと思ってきたが、このスレに出入り始めてからは背景も気になってきた。
何て言うか目が肥えてしまったんだよな。
つまり何が言いたいかというと
GJ
929 :
リジー:2006/09/14(木) 00:42:51 ID:91MDkmAQ
GJです。私も今日中に投下予定。後に続きますよ。
>>927 GJ!!
完璧主人公も風情があっていい!
エロエロパートも期待してます。
さて、リジーさんのをwktkするかな。
GJ!!
シリアス風味、エロ風味と期待してます。
さて、鸚鵡貝たんのおかげで乱れてしまった地下足袋を直し、正座して待ちます。
932 :
とくめー:2006/09/14(木) 00:58:37 ID:Dob90rPH
収録しました。でもまだ全裸待機ですかw
寒いよー、凍えるよー、早く私をあっためてー
>>910 色王の冒険譚発見。
主人公が住んでいた村から冒険へ旅立つときに村娘たちとの複数P。
冒険に同行する娘がいないので、この先行く先々で食い散らかすだけと想像。
現時点では独占ではないので個人的にハーレムものとしては微妙。
934 :
ニヤリ:2006/09/14(木) 03:30:23 ID:eNTWJyNI
自分は『傷痕』や『羽田結花と羽田瑞希の召しませ姉妹丼』の続きが読みたいなー。
宵闇の中、ただひたすらに馬を駆る。辺りに響く剣戟、断末魔、風を切る矢の音。
火も放たれたのだろうか。轟と火炎の音もする。その戦場の中。私は城へと向かい馬を走らせる。
まだ。まだ間に合うはずだ。行く手に炎が轟々と上がっているのを目に捉えながらも、その時は決して希望を捨ててはいなかった。
「父上、母上、阿耳!」
強く、優しく、領地を良く治め、為政者としても、父親としても、尊敬する父。
時に厳しく、されど人として大切なことを教えてくれる、優しい母。
まだ幼く、字も与えれてもいない、自分のことを姉と慕ってくる可愛い弟。
まだ、間に合うと思っていた。業火に包まれる城の中、まだ生きて助けを求めていると思っていた。
城の中をうろつく敵兵を射殺し、時には斬り殺し、行き着いた先に見たものは―――
「……また、あの夢………」
ここに来る前に、自分がいた現実で体験したこと。幾度、この夢を見ただろうか。ただの夢であったなら、どれだけ良かっただろうか。
だが、起こってしまった現実なのだ。もう、変え様もない、現実。自分は、守れなかった。思い出のつまった故郷も。自分たちを慕ってくれた民も。自分に命を預けてくれた兵も。なによりも大切な家族も。
幾度。幾度、自分の無力を見せ付けられただろうか。自分一人だけの武勇で敵を追い返せる程、戦は甘くない。
そんなことは戦う前からわかっていた。この戦には勝てないことも、わかっていた。降伏する間も無く仕掛けられた、一方的な戦。
国の興亡は戦国の常であったとしても、家族を失うことは認めたくなかった。
だから戦って。そして失った。
ここに来た当初。自分をこの場所に連れてきた男の目的を聞いたが、どうでも良かった。
死にたいとすら思っていた。好きにすれば良いと思った。自分には何も残っていなかったから。悲しすぎてつらすぎて、涙さえも失ってしまったから。だから、今更どうでも良かった。
その意を告げたら、男は残念そうな、何かこらえているような変な顔をして去っていった。
後で聞いてみたところ、弱味につけこんでそういう風になるのは好きでは無いと言っていた。その頃には、もう幾らか立ち直っていて、男のことを何度か撃退していたけれど。
目を覚ました私は、汗で濡れた衣服を脱ぎ、体を洗い流す為に湯浴みをする。水もお湯も自在に出てくるというのは便利だ。一人で入浴することも、もう慣れた。
何もない、ただ日々を無気力に過ごす。そこから脱したのは、私と同じ、この世界に連れてこられた一人の女性のおかげだ。私と同じく弓を使う。境遇も、私と似ていたからかもしれない。
ただ、傍にいてくれた。それがどれだけ私の心を癒したか。彼女と時たま交す通信や手合せ。ただ漫然と一緒に過ごす日が待ち遠しくなってる自分に気付いた。
愛や恋とは違う。だが友誼でもない。依存というのが一番近いかもしれない。
そういえば、彼女と最後に話してから少し経つ。時にはこちらから連絡してみようか。そう思い立って、私は湯船から出た。
「隙ありっ!」
シェディが裂帛の気合と共に突きこんでくる。だが、そもそもオレ自身が攻撃を誘発するよう作った隙だ。突きの軌道からわずかに身をかわし、そのまま半身で踏み込む。
え?何をやっているかって?無論、次の攻略への訓練&白兵訓練。白兵の方はシェディの訓練兼ねてるし。
なんでも次の人は接近戦も強いらしいじゃん?訓練して悪いことは無し。シェディの友達らしいし、少しでも癖を再現できるのならやってもらいたい。ちなみにこの白兵訓練の前に速連射された弓対策訓練もやってたりする。大変っすよ?
「いえぇりゃあぁぁっ!」
腕を取り突きの力を利用し、突いてきた右手を取って地面に叩きつけるかのように右腕一本で投げる。重心の配置、力の配分、相手の力の受け流し具合。全て申し分ない。だが、おかしい。やけに軽い。
「まっだまだぁっ!」
ずだんっ!
投げられ地面に叩きつけられるかのように見えたシェディ。だが自分から飛び、地面に足をつけて仰向けで中途半端にブリッジしているような体勢になった。
その状態から蹴りを繰り出してくる。その体の柔らかさに舌を巻きながら、オレは残っていた左の肘で防御しようとする。が。
「それは予測済みだっ!」
!!しまった、蹴りは囮か!本命はオレを地面に引き倒すこと!?クッ、ショートソードもいつの間にか自由な左手に持ち帰られてる!
今のオレは防御に出ようとしてバランスを崩している。このままマウントを取られたらグッサリで終りだ。状況の打開は…ええい、ままよ!
「やらせるかっ!」
「なっ!?」
崩れていたバランスをさらに崩し、力のベクトルを横へと向ける。これなら少なくともマウントを取られる心配はない!だが問題はこの後どういう体勢になるかわからんところだ。力のベクトルが絡み合い、その結果…
「………」
「………」
押し倒した格好になっちゃいました。てへっ。
「し、シンヤ、どいてくれないか?」
シェディがそう言ってくる。もう詰みというのはわかっているのだろう。何せ、自分の四肢は相手に抑えられているのだから。だがしかし。
さっきまでの組み手で火照った体+目の前には魅力的な肢体=頂きます。
お約束?そう、お約束だ。約束ならば、守らねばなるまい。
『マスター、お約束と約束では若干の差異があります』
何か聞こえてきたが無視無視。
「シェディ」
「な、なんだ?」
赤くなっちゃってか〜わいい〜。もう、そんな顔するとオレの中の獣がジャバウォックに変わっちゃうじゃないか。ナイトは不在なんだぞ?
というわけでオレはシェディの胸に顔を埋める。
「ちょっ!?し、シンヤっ!?」
「シェディ、我慢できんから襲うね(はぁと)」
「な、ななな何を考えているっ!?だ、だいたい外でなんてうひゃあっ!?」
ククク、シェディ、オレたちは何回ヤッたと思ってるんだ?そう、今のオレなら!お前の体について知らぬことなどないっ!シェディの体については世界一イィィィッなほど知っている!
『だとしても一日六回はやりすぎだと思いますが』
うるしゃい!これからもっと増えるからいいんだっ!多分でしかもその予定だけだけどっ!
「やっ、だ、ダメッ、んぁ、ひんっ!?」
指は正確にシェディの弱点を攻め立てる。ん〜、美女を組み敷いて思うがままに鳴かせる。グッときますなぁ。
と、いうわけで。本日二回目、頂きます。
「なぁ、シェディ〜、機嫌直して?ね?」
オレたち以外に誰もいないとはいえ、やっぱり青姦はだめだったんでせうか。シェディの機嫌が直ってくれませぬ。枕抱き締めて涙目でこっち見てくる。
うぬぅ、ヤバイ。可愛い。可愛すぎる。だがここで襲ってしまえば子猫ちゃんがさらにへそを曲げるのは確実。いや、シテる最中は甘えまくるでしょうけどね?
「………シンヤのばか」
ぐっはぁ。脳内で吐血。なんですか?なんなんですかアナタのその破壊力はッッ!?必死で保っている理性第一ダムが決壊して理性第二ダムまで煩悩が怒涛の如く雪崩れ込みましたヨ!?
そんな涙目上目遣い枕抱き締め半裸なんていうさぁ、ある意味漢の夢な格好でそんなセリフを言わないで頂きたい!オレの心にじゃすとみぃぃとしちゃうじゃありませんか!
『そのわりには余裕がありそうですが』
ふっ、当たり前だ。オレはもう何をやったら良いかわからずまごまごするチェリー君じゃないのだよ。そう、その境地、我が拳は三千年前に通過しているッ!!
『前言撤回。どうやら360度回転して元に戻っただけのようですね。しっかりと混乱しているようです』
ハッ、オレは今何を考えていた。ふぅ、危ない危ない。精神がどっか他の所に飛んでいってしまうところだった。
『比較的常時、どこか暴走しているように見受けられますが』
それは言わないお約束だ。そして約束は守らねばならんのだよ。
『先刻も申し上げた通り、お約束と約束は若干の差異がありますが、それはともかく。どうなさるおつもりですか?』
1.ひたすら謝る。そしてそのまま仲直りHに突入。
2.慎也は突然名案を思いつく。そしてそのままHに突入。
3.解決不可。現実は無情である。というわけで調教Hに突入。
『どれも結局は性交をするのですか?』
当りま…ゲフンゲフン。いや、ここは新たに4.優しく接するを作ってそれを選ぼう。
「シェディ…」
オレはシェディの体をふぅわりと抱き締める。なんだかシェディは一次的接触に飢えてるらしい。いつも気を張っていて誰かに甘えられなかった反動だろうか。
そりゃもうベッタリで気が付くと隣で腕を抱き締められていたりすることが多い。そんな中でもこれはシェディお気に入りのものだ。腕の中で甘えるシェディが可愛いんだこれがまた。
腕の中にいる不機嫌猫はまだご機嫌ナナメだったが、体を預けて胸に頬ずりしてくる。うあぁぁ、和む。ヤリたい気分になるがそれ以上に和む。
ほら、あれだ、猫が腕の中で『なーご』と鳴いてるからだ。その鳴き声と甘え様には人間を和ませる新物質『ナゴミン』が出ているに違いない。
『いろいろと暴走しているようですが。確かにマスターからα波が検出されていますが、それ程絶大な効果でしょうか』
猫好きになったらわかるさぁ〜。あぁ、和む。甘えてくる恋人を軽〜くきゅぅと抱き締めていることがこんなに和むとは。
でもシェディさん。胸を押し付けてきているのは天然デスカ?『あててんのよ』状態でしたらワタクシ、有無も言わせず襲う自信がありますよ?このふにふには有罪でしょう!裁判長、判決をお願いします!
『被告無罪。検察側は被告に対し相応の賠償をすることを命じます』
何ぃっ、まさかの逆転無罪!これだけの証拠があって何故お咎めナシなのか!上告を要求する!
『却下。検察側の要求は不当なものとします。その理由は検察側にもこの状況を作り出した原因とまた被告と同様の行為をさらに激しく行っていることがあげられます。というかマスター、わかってやってますね?』
それを言われると何も言えん。だって、もう息子さんという民衆がシェディのふにふにという暴政に耐えられなくて立ち上がっちゃっているから。ていうか立ち上がりますよそりゃあ!
「………シンヤのここはまだ反省していないようだな」
「…すみません」
シェディさん、それはしょうがないんです。だって僕、男の子ですから。ていうか襲いたいの必死で我慢してるトコだけでも良いんで評価してください!
「聞き分けのない子には…お仕置きだ」
そう言って笑うシェディ。え〜、どうやら、腕に抱いたのは子猫ではなくチェシャ猫だったようです。ちくしょー、はめられたのに悔しくないのはなんでだ。
『結局は性交に結びついたからと推察しますが』
そりゃあ言わない約束だよ、おとっつぁん。とまぁ冗談はさておいて。
「ふふ、聞き分けのない子だけど、可愛いじゃないか。撫でるとピクピクと照れているぞ?」
シェディさん。アナタいつの間に言葉責めなんていう高等スキルを手にいれましたか。
『確実にマスターの影響ですね』
……何も言い返せん。
「んふ、ほら、気持ち良いか?」
「くっ」
手でオレのモノに与えてくる刺激と、耳元で囁く妖艶な声。うわ、これはクる。時には受けに回るのも気持ち良いかも。
「んっ、こうすると、どうかな?」
「ぅあっ、シェ、シェディ、それっ!」
前の行為の余韻もあったし、興奮していたのだろう、既に濡れているシェディの入口にオレのモノの先端をあて、擦り始めた。くっ、んなことされたら我慢できん。
「シェディ、オレ、もうっ!」
「ん?私の中に挿入れたいのか。ダメだぞ?もっと我慢しなきゃ。ふふ、なんならレベに頼んで快感を射精一歩前に止めておいて貰おうか?」
「許してください…」
視覚的効果と先程からの展開で性欲が限りなく高まってる中、それはキツイってもんです。というか先っぽだけでもすげぇ気持ち良く気を抜いたら射精してしまいそうなほど。
レベ、まさかマジでそんなことはしないよな?
『………』
レベエェェエエェッ!?
「んく、あはぁ、ぴくぴくしてきたぞ?ふふ、んぅ、射精、しても良いんだぞ?射精す時は、膣内でたっぷりと、な?」
興奮と快感に顔を紅潮させ、淫蕩な笑みを浮かべながら言うシェディ。そんなシェディを見ながら、オレはどんどん上り詰めていく。
「くっ、シェディ、射精るっ!」
そう言った途端、シェディは腰を落―――
『…シェディさん、いらっしゃいますか?』
すのと同時に響く声。横で開かれる立体映像。写るは長い黒髪の可愛い少女。だいたい14歳くらい?恐らくAカップ。いや、そうではなく。一瞬『マズイ!!』と思ったが止まるはずも無く。
「うぉっ!く、うっ!」
ドクッ、ドクドクッ!
「あ、ちょ、シン、う、やあぁぁあぁっ!」
シェディもずっと我慢していたようで、二人揃って少女の目の前でイッてしまう。どうやらレベはちゃんと射精せるようにしておいてくれたみたいで。って違う!
「………」
『………』
「…は…ぅぁ…」
激しくイッちゃったシェディの喘ぎが零れる中。少女がまた口を開いた。
「…あなた、名前は?」
「い、今川慎也とイイマス」
「…そう。…では今川慎也、今すぐ殺しに行くから。…少し待っていて」
ぶつん
少女は出てきてから一切表情を変えずにそう言うと、モニターらしき物のスイッチを切ったらしい、立体映像が消えた。
…もしかして、オレやっちゃいました?
『相手のモチベーションは恐らく最高になっているかと。死亡確率が15%から55%、敗北確立が60%に上がりました』
冷静な分析ありがとう。ついでに状況解決手段も教えてくれ…
『勝利する以外にありませんね』
うわぁあぁぁん、どうしようもならねぇじゃねぇかぁっ!
怒り。自分にまだこんな激しい感情が残っていたのかと思うと少し驚愕する。彼女にそこまで依存していたということなのだろう。だから、嫉ましい。
何故、あんな男が。彼女は私の拠り所だったのに。何故、あんな男が。
わかってる。これが嫉妬ということも。
わかってる。彼女が勝負に負けて従っていることも。
わかってる。負ければどんな感情が芽生えるかということも。
だが、認められない。彼女がそうだと認められない。彼女は私だけの『シェディさん』でいて欲しい。
自分でも自覚している、幼いとも言える独占欲。
でも、譲らない。
愛用の弓を手に取る。手に張り付くほど馴染んだ感触。男顔負けの私の武に、父が苦笑しながらも私の為に作ってもらった名弓。弦の張りと強度を確かめ、剣も刃毀れしていないか確かめる。
全て万端。これならば弦が途中で切れることも刃が折れることもない。
待っているがいい、今川慎也。今、お前を殺しに行く。
大変なことになっちまった。よりにもよってシェディとしているところを見られるとは。しかも聞いた話だとシェディにすっごい懐いているようで。しかもとある国のお姫様。おいおい、お姫様なんぞ初めて見たよ。やっぱり箱入り?それに中国の人って嫉妬深いというし。
…マジで死ぬかも。
「ファリャン(華涼)は私に依存しているという感じだったからな…まずいことになってしまった」
というのは復活したシェディさんのお言葉。あの少女の名前は李華涼(リ ファリャン)というらしい。なんか表情希薄な子だったが。うぅ、やっぱり中国人らしくすっごい焼餅焼きなんでせうか?
「ともかく、来るというなら迎え撃たねばいけない。今のうちにできるだけ準備しておこう」
と言うシェディさん。ですが弓とか用意しているのは何故?
『おそらくマスターに協力するためかと思われます』
………うん、決めた。
「シェディ。お前は手を出さなくていいから」
驚いた表情で振り向くシェディ。いや、予想はしていたけど。
「な、何故だ!?シンヤ、君一人で立ち向かうというのか!?無茶だ!射程距離は私より短いとはいえ、ファリャンは私より強いんだぞ!?何の援護も無しに闘うなんて自殺行為だ!!」
そう食って掛かるシェディ。これもやっぱり予想していたけど。シェディがオレの身を心配しているのも痛いほどわかるけど。
「でも、やっぱりこれはオレの闘いだから。確かにシェディの力を借りても良いし、その方が絶対楽だろう。でも、これはオレの力で勝たないと駄目だ。
オレが勝てば女の子はオレのものになる。だからこそオレの手で手に入れないと意味が無いんだ。普通の人間からしてみりゃこの方法は外道だし、実際オレもそう思う。だからせめて1対1の闘いで納得いくまで勝負するんだ。それがオレが払う最低限の礼儀」
シェディは悔しそうな、泣きそうな顔をしながらオレを見る。わかるけど納得したくないんだろうなぁ。
『…シェディ様を戦力としていれない場合、死亡確率が65%、敗北確立76%になりますが、よろしいのですか?』
あぁ、別に良い。
『…マスター、正直に申しますと私は少々呆れています。シェディ様との戦闘の時も私の戦術ソフトをお使いになりませんでした。マスターはご自分の命を軽視しているのですか?』
軽視してるわけじゃない。死ぬことは恐いし、死んじゃいけない理由も出来た。死んだらシェディが悲しむしな。
でも、さっきも言った通りオレとの闘いの勝敗は、女の子にとって重要なことなんだ。だったら、オレはちゃんとぶつかりたい。只でさえ卑怯なんだから、これ以上卑怯なことしたくないんだよ。
『…イエス、マスター。ご命令に従います』
悪ぃな。レベにまで心配かけて。でも、わかってくれてありがとよ。
『私はマスターの良き理解者であり、良き協力者としてサポートするよう設定されました。マスターのご意向を尊重するのは当たり前のことです』
それでもありがと。さ、そんじゃあ一丁、お姫様を揉んであげるとしますか!
『イエス、マスター』
シンヤの目は本気だった。だから、余計に悔しい。その覚悟に納得してしまう自分が悔しい。彼の力になりたいのに、なれない自分が恨めしい。
「…だったら、私に何が出来るというのだっ!私はっ、私は…!」
悔しい。悲しい。愛おしい。いろいろな感情が雑多に混じり、涙が零れてしまう。行かせたくない。傍にいて欲しい。死なせたくないのだ。
私はシンヤをどうしようもなく愛している。最初は作られたものとは言っていた。でももうそんなことは言わせない、言いたくない。
もしこの感情は作られたものだからと言って消されても、私にはもう意味が無い。作られたものとか、もう関係無い。心の底から、シンヤを愛している。
傍にいると暖かい。まるで春の日溜りの中にいるように、心が暖かい。その暖かさだけでも、私は幸せになれる。
なれると、いうのに。
どうすれば良いのだ。私は、どうすれば良いのだ。
涙を流し、俯いている私を、シンヤは優しく、けれど強く抱き締めた。
「そうだな、オレを待っていることが出来る」
「…え?」
「オレのこと待っていることが出来る。オレのことを信じる事が出来る。まぁ、確かにオレは頼りないからすごい心配だろうけど…でもな、シェディがオレのことを待っててくれるなら、オレは最強無敵だぞ?どんなことがあっても帰ってくるからな」
そう言ってシンヤが笑う。その表情はいつもの意地悪なシンヤと同じ笑み。自信たっぷりで、不敵な笑い。
「…ばかシンヤ…死んだら許さないからな」
「死ぬわけないな。オレはあと最低70年は生きるつもりだ」
「…ばか。でも、ついて行くからな。それくらいは良いだろう?」
「ん〜、まぁ、安全な所にいろよ?」
その言葉に私は顔を上げて。
「当たり前だ。私はシンヤの子供を産むまで死ぬつもりなんか無いからな」
言ってやった後のシンヤの顔は、困ったような、でも嬉しそうな笑顔だった。
障害物の無い平原。戦地として、私にとって圧倒的有利だ。矢の数とその命中精度によって敵を斃す私にとって一番有利な地形。それは向こうもわかっているはずだ。なのに。何故ここにいる、今川信也。
何か罠でもあるというのか。それ程までに無防備に立っている。隣にはシェディさんまでいる。一時とはいえ、心とらわれた男の死は彼女に無用な衝撃を与えないだろうか。
まぁ、良い。もうあの男は射程内だ。
私は矢を放つ。必中とまで呼ばれ、雨の如くと言われた私の矢。存分に味わうが良い。
平地。オレが華涼と戦う為に選んだ所だ。やはり真っ向から倒さんと。手には木刀持って、これで殺すことはナッシング!さぁ、安心して戦うぞ〜、と、思い新たにして向こうにあの少女の姿を認めた瞬間。正確にオレ目掛けて矢が降ってきた。
「ぬおおぉぉぉおぉっ!?」
矢の軌道は見える。見えるがなんだ一秒間に五発というその速射は。速度は劣るものの精度はエド・マクギバン並だし!弓エドだ。弓エドがここにおる!矢の分なんとか叩き落せるが近づけない。
くそっ、これはシェディにも使わなかったとっておきを早速使うしかねぇか!?
『忠告いたしますが100%身体駆動は20秒が安全圏内。それを越えると後の戦闘に支障がでます。1分経てば限界となり、治療を受けるまで動けません。それでもやりますか?』
しねぇと勝てそうにないしな。元々短期決戦の予定だったし。
『発動コード承認。身体限界駆動機能『AZOTH』、100%で発動します』
瞬間、世界がゆっくりと流れた。
あの男が木刀で矢を叩き落している。それだけでもその強さには舌を巻く。常人ならば最初の一波で斃れていたはず。いや、今は何も考えまい。あの男を倒すことだけを考える。
一波で駄目ならさらに矢を放つのみ。矢ならば全て持ってきたのでまだ放てる。矢を番えさらなる雨を降らそうとした時。
ドンッ
まるで破城槌のような音をたて、あの男が照準からいなくなる。横…いや前に飛び出しただけ!?でもあの速さは…!?ぶれる照準。いや、見てからでは間に合わない?
「…当って!」
感覚、知覚、勘、全て総動員して、全力の力を込めた一矢。それは寸分の狂いも無くあの男へと向かって――――
スッ―――
かわされた。目の前まで向かってきた矢を最小限の動きで。あれが、当らなかった。即ち、もう弓矢での攻撃は無駄ということ。心を瞬時に接近戦へと移し変えた、その直後。
私の目に、あの男がかわした矢の行く先が。シェディさんの心臓へと一直線に向かう矢が見えた。
ドスッ!
「…何で…」
返事は無い。
「…何で、何で何で何で何でっ!」
返事は、無い。
「…何で…何であなたが、そこにいるの…?」
そこには。
そこには、避けた体を無理矢理ずらし。
左肩に深手を負った、今川信也が立っていた。
知覚範囲が広がるってのは助かったなぁ。おかげでシェディを助けることが出来たし、万々歳!
『警告。一瞬とはいえ身体の限界を超える駆動をした為、残り時間が50秒から10秒に減少いたしました。『AZOTH』の停止を薦めます。』
ん、切っといて。ついでに痛覚も消しておいてもらえるとすっごい助かる。
『了解いたしました。ですがマスター、これ以上の戦闘行動は高確率でマスター自身の生命が失われる可能性があります。即刻の戦闘解除を具申します』
ん?いや、動ける限りは闘うぞ?
『…両脚部の筋断裂率86%、全身の皮膚、毛細血管が破れ、出血もしています。
さらに脚部骨格には全てひびが入っており、通常の疾走も不可能。歩行のみで限界です。また先程の攻撃により左腕の腱が切断され左腕は治療を受けるまで動かすことも出来ません。それでもまだ闘うというのですか?』
その通り。たとえ動くのが首から上だけでも、闘いぬく。これオレなりの礼儀。
『………私は今、初めて呆れるという感情を理解した気がいたします』
う、うるさいやい!や、やせ我慢なんかじゃナイヨ?ほんとダヨ?
『勝率は初号機の起動確立より低いですが…』
0ではありません!
『…もう、お好きになさってください。最後までお付き合いいたします』
うう、苦労をかけてすまないねぇ。
『それは言わない約束よ、おとっつぁん。満足ですか?』
おう。元気百倍、アンパ…ゲフゲフ。ま、ダイジョーブ、ダイジョブね〜。
『…イエス、マスター…』
目の前にぼろぼろになった男が立っている。左肩に矢を生やし、その体を血塗れにしてもなお、その男は立っている。血塗れの顔に余裕の笑みを浮かべて、立っている。
「ほら、どうしたよお姫さん。まだオレは負けちゃいないぜ?」
何故、立っている。そんなにぼろぼろなのに。
何故、立っている。後ろで涙を流して、この闘いを止めたい思いを必死に堪えているシェディさんがいるのを知っているはずなのに。
『本当は知っているんじゃないの?』
嫌。言わないで。
『本当はわかってるんじゃないの?』
嫌。
『幼い嫉妬に身を委ねて、見ていないだけなんじゃないの?』
嫌。嫌!認めたくない!だって、シェディさんは、私の、私のっ!
『わかってるんでしょ?』
…………わかってる。彼女の顔に、そんな作られたものだけでない、本当に幸せな感情があったことも。
『知ってるんでしょ?』
…………知っている。彼女は元から私のものじゃないことなんて。
『気付いたんでしょ?』
…………気付いている。私は、今川信也に、勝てない。あんな強い眼をする男に、勝てない。
そう思った瞬間、手から弓が落ちた。膝を突く。いろんな気持ちが吹き荒れる。
私は。私は、なんて、弱いのだろう。依存しなければ立つことも出来ないなんて。私は、なんて。涙が、零れそうになる。
その時、急に抱き締められる感触がした。
「…な、にを…するの…」
気付けば、今川信也の腕の中で。彼は血塗れだから、ぴちゃりという音がした。
「おい、胸は貸してやる。泣きたいなら思いっきり泣け。泣くってのは結構気持ちいいもんなんだ。胸に溜まってるもん全部吐き出したら、またいつものお前に戻りゃいいさ。戻れないってんなら、少しくらいは手伝ってやる。だから今は思いっきり泣いていいぞ。オレが許す」
その言葉はとっても身勝手で、ちっとも私のことをわかっていないはずなのに。私は思いっきり泣き出していた。全てを失ってから今まで、泣いていなかったのが嘘のように泣き出していた。
思いっきり泣くのは、確かに気持ちよかった。
胸の中じゃまだ華涼が泣いている。むむぅ、これにて一件落着としていいものか?
『近接武器で撃破しておりませんので、ナノマシンの発動は感知されていませんが』
わかっている。わかっているんだ。だけど、だけどな?胸の中でわんわん泣いてる美少女を問答無用で殴り倒せる奴がいんならここに出て来い。そんな奴、修正してやる!
少なくともオレには出来ん!笑いたきゃ笑え!だが断固として出来んと断言する!
『人としては間違っていないと思いますが』
まぁね?鬼畜プレイには興味…興味、ちょびっとだけあるかも。
『どうせ和姦になると思いますが?』
うるへいやい!和姦いいじゃん!最高じゃん!それにちょっと乱暴なシンヤも好きとシェディは言っていた!ってんなこと言ってる場合ではなく。とりあえず、声かけてみましょうかね。
「…思いっきり泣いたか?」
胸の中で首を頷く感触。うむうむ。良き哉良き哉。
「名前、華涼ってんだよな」
「………麗文(リィウェン)」
ほへ?何?シェディは確かに華涼(ファリャン)と読んでいたが。もしかして偽名?
「…華涼は、字。あなたなら、名前で呼んでも良い」
あざな?何ソレ?
『昔の中国人が成人してから付けられる名前ですが。中国では人を名前で呼ぶことは失礼、無礼であるとされてました。
名前で呼ぶのを許されたのはその個人の君主、父親など限られた人物のみです。
また、名前を呼ばれると支配されるという認識も広がっていましたからその程が理解していただけるかと思います。
さらには、字にしても親しい人物以外は字で呼ばないものでして、呼称は…』
長い!長いから!充分わかったから!
『……では先程の発言の意味、ご理解しているのですか?』
え〜と、名前で呼ぶってことは支配されるってことだから…え?それって、え?
「………」
先程から無言で抱きついてきている華涼さんこと麗文さん。そうと理解していいのですか?いいんですかッ!?
…こくり
ぶしゅっ
頷いたのを理解すると同時に血が滾って出血増えちゃいました。あぁ、し、視界が暗くぅ〜。気を失う直前に見たものは、すっげぇ勢いで駆け寄ってくるシェディと心配そうに見つめてくる麗文だった。
はっ!?ここはだれ?私は何処?
『前にも同じことを仰られたことを記憶していますが』
お約束だよ、お・や・く・そ・く!
『…ここはシェディ様の家です』
うぇ?ていうか包帯ぐるぐる巻きで上手く身動きとれないんですが。一体全体何がどうなってるんでせうかレベさん?
『シェディ様と華涼様がマスターを治療いたしました。その包帯は治療の為に巻かれたものです。後二時間十三分程で傷口が全て塞がります。
身体内部へのダメージは最優先で治療され、二十三時間四十六分程はまだ骨に亀裂が残っているでしょうが、その後には直ります。内臓、左腕は最優先治療いたしましたのでもう問題ないかと』
ふむん。んでは二人は?
『後0,00001秒後にドアノブに触れます』
つまりすぐそこにいるってことじゃねぇか。
ガチャリ
「シンヤ、眼が覚めたか」
「おぅ、心配と迷惑かけたな。正直スマンかった」
「………大馬鹿」
そう言っていきなり抱きついてきたシェディ。うむ、愛いやつ。ところで麗文さん。なんでそんなにワタシタチを羨ましそうに見ますか。ていうか変わってるの目線だけで表情変わらんのかい!まぁとりあえず、グイっとな。
ぽふん
丁度位置的にオレとシェディに抱きつくように麗文を抱き寄せる。
そして
オレは
神を見た
カアァァァッ
ご、後光がっ!後光が射しているっ!無表情っ娘の笑みってなんでこんな後光がっ!
ていうか二人ともそんな体というかその首の下にあるマシュマロさんを押し付けるとオレの息子さんがクララのように勃ちますよ?勃った!息子が勃った!
「…怪我していても元気なんだな、シンヤのココは」
「………(赤面)」
うふ、うふふ、あははは〜。だってしょうがないじゃない。男の子だもの。
フフフ、シンヤも元気みたいだし、ファリャンの処女喪失、始めようか?」
ブホォッ!?しぇ、シェディさん!?あなたいつの間にそんないやらしい言葉を平気で言えるようになりましたかー!?麗文もなんか嫌がってないし!?
『華涼様はともかく、シェディ様は確実にマスターの影響ですね』
グフゥ、言い返せん…
「い、いや待てって特に麗文!お前これで良いの?」
「…良い。後悔、していない。それに、シェディさんと一緒だから不安じゃない」
うわぁ赤い顔しながらそれを言うのは反則だよっていうかんなことされたら抱くよ?抱きますよ?
「んふ、ファリャンはまだ処女だからな。良く濡らしてやらないと」
「あっ…」
そう言って麗文を半脱げにさせて刺激しようとするシェディ。また傷口開いたらどうすんだ。
「あっ、だ、めです…シェディさん…」
「そうは言っても、少し弄っただけで濡れてきてるじゃないか。期待していたのか?」
「あうぅ…」
シェディさん、それ、オレにとって生殺しです。半脱げですからアナタの手が麗文をどの様にして愛撫しているのか肝心なところがオレには見えないんですが。
く、くぅっ!理性がっ、理性がっ!
「ほら…シンヤがいやらしい目でファリャンを見ているぞ?」
「あ…信也さんが…信也さんが…私、を…あ、ふぅっ!?」
ピクン、ピクン
「おや、軽くイッてしまったか?フフフ、可愛らしいじゃないか。さて、シンヤ。お待ちかねのファリャンのオマンコだ」
「あ…恥ずか、しい、です…」
麗文のアソコは、申し訳程の陰毛が生えてありおり侍り、綺麗なピンク色をして居たのでありますサー、イエッサー!
『マスター、興奮で思考がぶっ飛んでいます。戻ってきてください』
はっ!そう、そうだよせめて初めてはマトモじゃなけりゃいけないんだよねっ!シェディのちょっとした淫乱化と二人のエロさにちょっと別次元に飛んでたよ!
「ほら、ファリャン。おねだりの言葉は?」
「…はい、信也、さん。私の処女オマンコに、信也さん…の、肉棒を、突っ込んで、な、膣内にドピュドピュ子種汁を射精してください…」
別次元結構オオォォォォオオオォォッ!!そんなおねだりされちゃあ、そんなおねだりされちゃあっ!
でもなけなしの理性を振り絞るのだって忘れちゃいません!処女には出来るだけ優しく
「…信也さんに挿入れられるって思うだけで、濡れてきちゃう淫乱な私にお仕置きをください…」
する自信なくなってきました。シェディ、あんた処女に何を教え込んでいるっ!?シェディ、恐ろしい子…!!
でもあえて言おう。GJ!シェディGJ!でもこれだけは真面目に。
「後悔、しないな?」
麗文は顔を少し、うつむかせて。
「…やきもち、焼くと思う…でも、後悔は、しない」
「…あ〜、あれだ、言ってること外道だと思うが、麗文のことも、絶対に世界一幸せにしてやる」
麗文は花のように笑って。
「…嬉しい」
その笑顔を見てから、オレは麗文の中へと入っていった。
「…ふっ、ぅあぅっ、いうっ」
麗文の中はすごくきつくオレのモノを締め付けてくる。そして入口には処女であった証が流れていて、瞳からは涙が零れ落ちていた。
「…くぅ、わ、私の、なか、きもち、いい?」
「あぁ、すごく気持ち良い」
「…ん…うれ、しい…」
痛むであろうにそう聞いてくる麗文に愛しさを感じ…ってシェディさん。アナタ何をやろうとしてますか。
「初体験は痛むだろうからな。少し、気を紛らわしてやる」
そう言ってシェディはやわやわと麗文の胸を揉み始める。
「ふ、ふぅっ、ぁっ」
感じるのか、少しだけ艶の入った声を出す麗文。むむぅ、ではこちらも対抗だっ!
「んんっ!?んちゅ、んふぅ」
腰は動かさず、ディープキス。伊達にさくらんぼを舌で結んじゃいない、オレの舌技はしっかりと麗文を感じさせることが出来てるようだ。
「ん、んふぅ、んんっ、くはっ、はふぅっ」
ちゅぷっ
「んっ、今度は私…はむっ、んふ、ちゅぷ、ぴちゅ」
今度はシェディにディープキス。そしてゆるゆると腰を動かす。
ちゅぐ、ちゅぐ、ちゅぐ、ちゅぐ
「んはぁあ…?そん、なに、痛く、ない?」
そりゃ良いと思う。痛みが減っているなら万々歳。やっぱり痛いのより気持ち良いほうが良いしネ!?
「…ふぁ、私、の、膣内っ、で、信也さんのが、ぴくぴく、してっ、るっ?」
決してイキそうになってるのを堪えてるワケではなくぅっ!?ぐぬぬ、し、締め付けきつい…
「…射精そう、なんですね?んぁっ、みみ、だめえす…」
…嘘つきました、ゆっくり動かしてるだけでも射精そうです。でもせめて一矢報いねば…!
「ふぁっ!や、へ、んんっ、みみ、みみぃっ!」
どうやら麗文は耳が大変弱いらしい。甘噛みするとぴくぴく体が震える。
「やっ、シェディ、さんもぉっ、らめ、れすぅ…」
二人で片方ずつ、耳を甘噛み。麗文の声の中には艶がだいぶ入っている。
「ん…くぁ、わら、し、はじめて、なの、にぃ、んんぅ、へんにぃ、なっ、ひゃう…」
もう呂律が回っていない。オレもそろそろ限界だ。やわやわと動かしていた腰の動きを速める。
「くぁっ、あっ、へんに、へんにぃっ!」
「くぅ、射精すぞっ、麗文!」
「ふあっ、ふあっ、んはぁっ!?」
オレは麗文の奥深くに腰を突きいれ。
ドクゥッドクドク、ドクゥッ
「ひあっ、あつ、い…めのまえ、しろ…?」
麗文の膣内に奥深く、最後の一滴まで欲望を送り込む。
「…は…ん…ぁ…」
麗文は呆けた表情で受け止めている。うむむ、初めてでイケるとは。シェディもだけど身体の相性良いのか。
「シンヤ…今度は、私の膣内に沢山注ぎ込んでくれ…」
目の前で行われたセックスに興奮したのか、シェディが濡れたアソコを指で開いて誘ってくる。無論、オレには断る理由はないわけで。
結果。
途中で正気に戻った麗文も交えて、二人に三回ずつ出しました。さすがにその日は疲れて泥のように眠ったが、次の日から一日の回数が三回ほど増えました。
…この後も体力持つかな。
続く
ここは端末の中。マスターが性交をしている時は、メイン機能のほとんどを外部の端末へと移行させている。
この機能があるおかげで、シェディ様ともコミュニケーションできるわけなのだが。
だがしかし、今回は近接戦闘で勝ったわけではなく、マスター本人の魅力によって勝利したということか。
シェディ様にしても、最初はナノマシンの効果があったにせよ、今ではナノマシンの想定範囲以上の効果を上げている。
マスターには元々人を惹きつける何かがありそうだ。
それはさておき、次の相手はかなりトリッキーだ。前と同じように表すならば
射程距離=E〜B
威力=E〜S
命中=B
連射・速射=E〜A
近接=B
タフネス=A
もし彼女が全武装を使うとなったら、まず勝ち目はないかもしれない。だがマスターとの共通点があることだし、もしかしたら戦闘を有利に運べるかもしれない。何にせよ、マスターのサポートが私の役目だ。
957 :
リジー:2006/09/14(木) 04:39:27 ID:91MDkmAQ
最初に一言。ごめんよう。21レスも使っちゃってごめんよう。正直すいません。
さてさて今回の娘は中華娘でした。基本設定無口で無表情。普段の台詞には三点リーダ常備。
中国人らしくこれから焼きもち焼きまくる予定です。
次のターゲットは勘の良い方ならすぐわかると思いますっていうかほとんど答え出てますね。
それではまたのご機会に〜
>933 色王の冒険譚
見つけられない!どこ?教えて。
961 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 13:21:13 ID:b47wd4xF
HIMEGURI-netから鑑識捜査拒否というHPに行ったら色王の冒険譚あり
とにもかくにもGJ!!
いやあ、眼福眼福。
スレに作品が投稿されるのは、実に良きことですな。
次回も期待してます。頑張って下され
963 :
959:2006/09/14(木) 20:23:47 ID:ZhFaRAVz
>960 >961
ありがとう
チョ……荒らしでも来たかと思えば2作品も!
しかも待ってた続きだと?!
GJ!!
新スレも立ったし、埋め立て代わりにハーレム論でも語ろうぜ。
ハーレムの作り方(出来方?)って下の以外に何があるかね。
1.MC系
2.鬼畜系
3.主人公が普通にモテる系(別名エロゲ系)
大別するとこれぐらいに分かれそうなんだが、どうよ?
雌の群に雄一匹的なのとか。
SFの侵略物で、いつかどこかで発生するただ一匹の雄を探して何億年か放浪してる種族に地球が占領されるってのを考えてる。それまでは生殖じゃなく転生を続けてる、とかそんなあやふやな設定。
超遅筆だけど
そういえば、「主人公はあまり興味ないけど、まわりが言うからハーレム作る系」ってのはないな。
例えば、王族の主人公が、王族には代々ハーレムを作る風習があるんだけど、
興味がないのに、周りが「それでは格好が付かないから」という理由でハーレム作らせるみたいな。
あったとしてもつまらない話にしかならんか。
ん?「皇帝陛下は15歳!」がそれに近いか?
>>968 Moolichの秘密結社やりましょう、も近いかねえ。
そのタイプのハーレムの問題は、
ハーレム人数増加になし崩し的な展開以外が望みにくい事だろうなあ。
流れ仏契り。
埋め草に作った短編投下します。
SSのプロットを考えたり、エロ妄想をしたり、いろんなスレのネタ書き込みに応じながら考えたキャラクタの内、これはエロSSには使えないだろう、というネタを
いくつかまとめた、『キャラの墓場』的なSSです。いわゆるひとつのシーボーズ。
注意点
・エロシーンはありますが、どうか、パンツは穿いたままでお読みください。たぶん抜けません。風邪をひきます。
・短編といいつつ、結構長文です。短編というのはこの場合、後に続かないこの話完結のSSってことでひとつ。
・方言、寸法数字の件は、あまり気にしないでください。基本デタラメです。
ご自身に沸き起こった嫌な予感を信じてスルーされる方は、 『ホームルーム』 でNG登録を推奨します。
「みんな静かに! 注目〜!!」
ばんばん、という黒板を叩く音で、賑やかだった教室の声が静まった。
放課後の教室、並べられた20ほどの机に座っていたクラスメイトが、教卓で声を上げるあたしに注目する。
かつかつ、とチョークを叩きつけるようにして黒板に議題を書いていくあたしは、書記兼議長の学級委員長。
このあいだ衣替えが終わってブレザーの制服に戻ったけれど、あたし的にはもう少し夏服でも良かったような気がする。
男子生徒のいない女子校の気楽さで、あたしはブレザーのボタンを外し、少しだらけた格好になった。
「今日の議題は、来週のローテーションと、鵜美(うみ)の誕生日パーティーの確認です」
あたしがそういって議題を読み上げると、そのパーティーの主役、喜多野鵜美が笑顔でみんなに、「みんな、ありがとうね」と、嬉しそうな声でお礼を言った。みんなは
パチパチと拍手で祝い、「誕生日おめでとう鵜美ちゃん!」などと祝いの言葉を述べる、気の早い子もいた。大人しそうな、線の細い外観の鵜美は、コーラス部で鍛えた
透き通るガラスのような声と綺麗に躾られた丁寧な言葉遣いでそれに応えている。
とまぁ、こんなふうに。
私立やわらか中学2年牡丹組、あたし達のクラスは、とても仲良しです。
中学生になった今でも、クラスメイトの誕生日会なんかを企画してはみんな楽しんで受け入れているくらい仲がいい。
ここが半年前まではイジメの温床で、何人もの教師をノイローゼで辞めさせたような問題児達が集まる、一種の隔離教室だったなんて、誰が信じる?
「鵜美の誕生日は来週の水曜日、参加費は一人500円、ってことでオケ?」
あたしがいつもの誕生日会の要領でまとめだすと、『挙手して発言、優等生』の小鳥遊すずめが、「当日は私たち料理部がお菓子作るから、クッキーとかプリンなんか
提供できるよ」とありがたい提案。
ひゅう、とみんなが歓声を送る。料理上手のすずめが作るお菓子は、みんなにも大好評なのだ。
それにしてもすずめって、小柄で可愛くて、その上料理上手とは。神様のヤツ、二物も三物も与えまくってんじゃないわよコンチキショー。って、あたしは思わず
心の中で毒づいちゃうけど、決して本人に文句があるわけじゃないから念のため。
すずめ本人は、バカが付くほど正直で、アホらしいほど優しくて、ワンフォアオール精神の塊みたいな健気な子だから、馬鹿になんかしたらそれこそ罰が当たる。
そして、すずめからそんな提案が出ると同時に、あたしの前に座っていた金髪碧眼の欧州系帰化日本人、佐渡島トキが、自慢のそろばんをはじき出した。
トキは、いわばあたしの右腕で、計測や計算事が大の得意。そのくせパソコンや電卓嫌いで、今時珍しいそろばんと各種計算尺を使って、電卓やパソコンよりも
素早く柔軟な計算をこなしてしまうことから、「人間コンピューター」とか「やわ中のスーパーコンピューター」なんてレトロなあだ名が付いてたりする。
ちなみにこのトキ、美人な上に金髪碧眼色白巨乳などというヨーロッパ人の反則ステータスを日本に持ち込んだまま帰化したような女子中学生だから、また神様に
クレームのひとつもつけようかとも思うのだけれど、やめた。
トキは変人だから、十分それでおつりが来そうだし。
「タカ、お菓子の寄付が来たから、予算が2200円抑えられるよ。どする?」
「ん、備品代に回す」
「了解」
タカってのは鷹子つまりあたし。トキの試算に、あたしは即決で解答する。色々と物いりなのよ、このクラス。
「タカちゃん、誕生日会の準備はアタシがするから、当日の人手、4、5人くらい回してよね」
「オケ」
誕生日会やらナニガシか行事の準備に、いつも積極的に動いてくれる子、雪印鳩子がそういってマンパワーを要求してきたんで、あたしは短く『OK』と了解する。
この鳩子のこと、半年前まではすごく嫌いだったけど、今は逆。姉御肌なのは昔からみたいだけど、今は良い意味でみんなを上手くまとめてくれて、すごく感謝してる。
あたしにとって、トキが右腕なら鳩子は左腕。ヘルアンドヘブンに例えるならばトキがヘルで鳩子がヘブン。
昔バレーボールをやっていた鳩子は、小学6年生の頃にはもう身長が170cmあったらしく、高校生相手でも引けを取らなかったそうな。今は怪我をしてバレーやめ
ちゃったけど、身長はまだまだ伸びるみたい。鳩子がこないだ、とうとう180cmを越えた、と寂しそうにいっていた。本人は、子猫やら子犬やら子ダヌキやら、小さくて
可愛い動物が好きという少女趣味なトコあるから、タケノコみたいに伸びる自分の身長が恨めしいのだろう。宝塚系の凛々しい顔つきなんだけど、昔みたいに髪を短く
してると男に間違われることがあるってんで、今は伸ばしまくっている。身長高くて良いじゃん、かっこいいよ、とは思うんだけど、本人にそれをいうとよけいに傷つくんで、
言わないでいてあげる。これって友情?
と、そんなことを考えつつ、決まったことをかつかつと板書してると、
がらり。
と、戸の開く音がして、教室に『先生』が入ってきた。
「おっ、みんな仲良く、ちゃんとホームルームやってるな。感心感心!」
あたしたちのクラス担任、『辻谷先生』の登場。オンナ・コドモの声だけしかしなかった教室に、低音のオトコ・オトナボイスが混じっただけで、わりかし静かだった場の雰
囲気が、一気に桃色っぽく変わった。
先生、先生とみんなが口々に歓迎し、期待に満ちたまなざしを送る。なかには、もうすでに発情し始めた子もいるくらいだ。多分、今日のローテーションに入ってる子だ
ろう。これから自分が、先生の逞しいペニスで可愛がってもらえると思ったら、濡れるよね、ふつう。
かくいうあたしも、ちょっぴり濡れた。
そう、あたしたちクラス全員、先生の『女』なんだ。
「鷹子、ホームルームあとどれくらいかかりそうだ? 邪魔になりそうだったら出直すが?」
「じきに終わるよ。気にしないで、始めちゃって」
あたしがそう答えると、こっちに熱い視線を送ってくる子がいる。すずめだ。視線の色ツヤから内容を理解したあたしがすずめに、オケ、と了解の言葉を返してやると、
嬉々として立ち上がり、いそいそと先生の座る教室後ろの椅子まで駆け寄った。
「よし、すずめ、先生のをしゃぶってくれるか?」
「はい、先生」
と、語尾にハートマークがたくさん付くくらい嬉しそうな返事をして、すずめが先生の前に跪いた。小柄なすずめの小さな顔を先生の開いた股間に寄せて、でろんと
ほうり出された元気のないデカマラに小さく可愛いキスをした。そして小さな唇を精一杯開いて先生のチンポを含み、小さな舌で懸命に奉仕し始めた。しつっこいくらいに
『小さい』で形容されるすずめは、ちまちまとした小さな可愛らしさに満ちた子だから、そんな子にフェラチオ奉仕させてる先生のオトナ具合がよけい強調されてしまう。
まるで小学生低学年を相手にしてるみたいだよ、先生。
先生は、体育教師でもないのに2メートル近いゴツくてがっしりした身体をしてる。普通の国語教師には必要のないスタミナの持ち主で、並はずれた精力を誇る種馬の
ような男の人だ。そりゃ、そうでなけりゃ、クラスの女の子全員を侍らすハーレムの王様なんてやってられないもんね。
NHK(日本ハーレム協会)の調査した類型でいくと、ウチの先生は『2.容姿普通。ハーレムメンバーだけが良さを知っている』パターンかな?
顔は、ワイルド、っていえば聞こえは良いけど、単に目つきが悪い悪人面とも言えるし。ガサツなトコもあるし。見た目だけで敬遠しちゃう人もいるかもしれない。まぁ、
あんまり完璧超人だとモテすぎて、ハーレムの人数に収拾がつかなくなるから、これくらいで折り合い付いてる方が無難なのかも。
でも、ハートは凄い。みんなが先生を好きになったのって、セックスの強さよりもなによりも、このハートが凄いからだ。
ノイローゼで教師を辞めたらしい前の担任に代わって、半年前にこの学校に赴任した先生は、そのあふれる情熱と尽きない精力、そして生徒を親身に思う包容力で、
クラスメイト一人一人が抱える悩みや問題を真剣に向き合って解決し、みんなをメロメロにしてしまった。そしてイジメもなくなり、みんなとても仲良しになった。いわゆる
棒姉妹というやつ。
んで、クラスメイト23人を平等に抱くことを宣言した先生に従って、こうやってホームルームで「来週のローテーション」を決めてるって寸法。
と、先生の股ぐらに埋められたすずめの頭が、小刻みに上下を始めた。さて、こっちもさっさと終わらせますか。
「んじゃ、サクサクと終わらすよー。今から来週のローテーションを板書するから、変更したい子は言ってね」
あたしが、みんなから聞いた生理日を元にトキが立てた「先生とセックスできる曜日割りローテーション」を黒板に板書していく。
先生は一日でだいたい4、5人の相手をする。1週間で約一巡半、危ない日の関係でローテから外れる子もいるから、だいたい二巡くらいはセックスしてるわけだ。今年
36歳になる中年男性としては、驚異的なスタミナなんじゃなかろうか。クラスメイトはおろか、あたしですら先生がバテたところを見た記憶がない。だからこの4、5人という
人数は、先生のスタミナに配慮したものではなくて、単に昼休みや放課後など、時間的な制約から割り出された人数なのだ。
「恐縮なのですが、来週の順列割り当ての件で、皆様にお願いしたいことがあります」
あたしが板書を終えたとたん、すらりと席を立ち、発言する長い黒髪の大和撫子。でたな、紫鶴(しづる)め。
超天然のマイペースお嬢様、白蛇院紫鶴だ。悪い子じゃないし、もちろん嫌いじゃないんだけど、なに考えてんのかわかんないところがあって、あたしはちょっと
苦手だ、扱いづらい。
「来週の月曜日から土曜日まで、その枠組みとは別に毎日一回放課後、わたくしに先生のお情けを頂くことをお許し願いたいのですが」
遠慮気味に、・・・いや、堂々とこんなあつかましい願いを言ってきたら、あたしの積尸気冥界波が紫鶴を吹っ飛ばしてたところだろうけど・・・、まぁ、遠慮気味に
そういってきたので、とりあえずあたしは理由を聞いてやることにした。
「なぜに?」
「来週末の土曜日、わたくしの所属する弓道部が県代表を決める予選大会に出場させていただくことになっておりまして、その為に先生のお力をお借りしたいと思うのです」
天然だ。話が見えない。古風な言い回しだけど、「お情けを頂く」ってのは、ようはセックスのこと。
「県大会と、先生と毎日セックスすることと、どういう関係が?」
あたしがそう聞くと紫鶴は、せっ、と言葉を詰まらせて赤面する。「セックス」という言葉が恥ずかしいようだ。少しの間を置いて顔の赤みを退かせた後、紫鶴は説明を続けた。
「わたくし、先生のお精子を子宮に注いでいただいた後に弓を引くと素晴らしい集中力が得られるようになって、とても良い成果が出せるのです。このたびの予選大会に
て優勝するのは我が部の悲願、どうか是非先生のお精子をお恵みいただけるよう、皆様にも協力していただきたいのです」
「あー、つまりザーメンドーピングってことね・・・」
あたしがそういうと紫鶴は、ざっ、と言葉を詰まらせて赤面する。「ザーメン」という言葉が恥ずかしいようだ。そのくせ「精子」は問題ないようで。しかもお上品に「お」まで
付けて「お精子」ときた。つまり紫鶴は、カタカナ言葉は下品な言葉と教育されてきた名門旧家の娘なのだ。いまどき鬼畜米英も敵性言語もないでしょうに。
まぁ、先生のザーメンを中出しされた後は、嬉しくって調子が良くなるって気持ちは分からないでもない。分からない訳じゃないけれど、それでも一週間毎日、ってのは
贅沢すぎない?
「べつに、それじゃあ当日と前日くらいで良いじゃん」
「でも、弓道においては、その日いきなり集中力を増すだけではよろしくありません。試合に向けて、毎日先生のお精子を頂いて、徐々に調子を高めていきませんと・・・」
そのとき、ひぁん、と啼く声がした。先生がフェラチオから移行して、すずめを対面座位で貫いたようだ。
「いいよ、鷹子。紫鶴の希望をきいてやってくれ。みんなも、紫鶴が弓道部に一生懸命取り組んでたの、知ってるだろ? 応援してやろうぜ、な?」
先生がそういって、すずめの身体を激しく揺らし始めた。小さな鈴をちりちりとかき鳴らすような、そんな繊細な嬌声をあげて、すずめがよがりまくる。ブレザーの制服を
着たままパンツを脱いで、スカートをたくし上げただけの格好だから、こっちからもすずめの可愛いお尻と、あそこにズボズボ出入りする先生の極太チンポがよく見える。
あー羨ましい。
「ま、先生がそういうのなら、仕方がないか・・・でも、そのかわり」
そういってあたしは、黒板のローテーション表から来週2回予定されていた紫鶴の名前を消した。
「当然、『このローテーションとは別に』という要求は却下します。一日二回も抱いてもらえる日があるなんて、贅沢よ」
あわよくば、くらいのことを考えていたのだろう、紫鶴はしょぼん、と項垂れて席に着いた。ええい、来週毎日先生とエッチできるだけでもありがたいと思いなさい!
そうして、空いた紫鶴のスペースに別の子の名前を埋め、他の子も都合用事で曜日を入れ替える調整をした。その都度その子の生理日を聞き、トキが安全日計算尺で
確認していく。そうして出来上がったスケジュールを、みんながそれぞれ手帳やら携帯電話にメモしていった。
「それじゃこれで、ホームルーム終わりっ!」
あたしがそう宣言するのと、すずめが絶頂の悲鳴を上げるのはほぼ同時だった。
先生は、すずめの口をキスで塞ぎ、どくどくと小さな子宮にザーメンを流し込んでいるようだ。
その後しばらく、射精後の気怠さを楽しむみたいに、軽い戯れですずめを可愛がった後、チンポを引き抜いた。ごぶり、とオマンコから大量の精液をあふれさせるすずめを、
先生から鳩子が引き取った。鳩子は、アクメの幸福感に浸るすずめの性器に唇を寄せ、流れ出る精液を残さずすすり上げていく。その後キスしたりペッティングしたりと、
二人は仲良く戯れあった。大柄の鳩子と小柄なすずめの絡み合う姿は、まるで仲の良い姉妹みたいに見える。半年前に先生が来るまで、すずめが鳩子に陰湿なイジメ
を受けていたことなんて、とても想像も出来ないよ。
「せんせ、私のお願い、今日も聞いてくれますか?」
次のローテは、トキだったみたい。あの子は、いつも『アレ』をするのが大好きな、いわゆる『変人』だ。
「せんせ、せんせのオチンポ、トキに測らせてください・・・」
そういってトキは、愛用のノギスを取り出した。スチール製の定規に、スライドして開く鳥のくちばしみたいなのが付いた、精密計測用の定規だ。先生が肯いて立ち上がる
と、さっきすずめに射精したばかりなのにぜんぜん小さくなっていない逞しいオチンポを見せつけた。
「ああっ、すごい、射精した後なのに、まだこんなにおおきい・・・」
そういって震える手つきでノギスを先生のペニスにあてがい、丁寧に各種寸法を測り始めた。トキはこの行為が非常に興奮するようで、測っているだけで腰ががくがく
痙攣しているのがよく分かる。ペニスそのもののいやらしさに加え、それを表す数字に興奮できる女の子。
ま、ひらたくいえば『変人』だ。『変態』というより『変人』。
まぁそれでも、先生のペニスの逞しさを確認する行為なんだと思えば、分からなくもない。以前トキに聞いたら、日本人の成人男子平均なんて、軽く凌駕して足元にも及ば
せないくらいに凄いらしい。モビルスーツに例えると、ザクUとνガンダムくらいの性能差があるとか。おまけにパイロットのテクニックも抜群だから、確かに凄いわけだ。
あたしもトキも、クラス全員、男のペニスは先生のものしか知らないけれど、初体験からいきなりアムロのνガンダムを味わってしまったら、もうぜったい他の男、学徒兵
が乗るザクUなんて興味湧かないに決まってる。
それに、セックス抜きにしても、あたし達と先生には、離れられない『愛の絆』が出来てるからね。
と、そんなことを考えながら、あたし自身も知らず知らずにあそこに手を伸ばしてたりするんだけど、もう下着もびしょびしょだった。
先生とトキはといえば、計測も済んであの子も十分満足したらしく、次の新たな満足を得るためにトキが四つん這いになって、真っ白なお尻を突き出しながらチンポの
挿入をせがんでいた。欧州のティーンエイジャーらしい病的な肌の白さは、だけれども私たち女の子から見てもぞくぞくするほど綺麗で、いやらしかった。
「お願いします、早く、せんせの逞しい、全長236.8ミリのペニスを、私のいやらしいオマンコにぶち込んでくださいッ!」
そんなパーフェクトな外観だけど、こんな計測数値フェチなもんだから、なんかビミョーにアレなんだけどもさ。
先生がトキのお願いに応じて、その、とにかく大きな極太デカマラをトキのオマンコにハメだしたとき、いつのまにやらあたしの隣に来ていた紫鶴が、ペッ、と言葉を
詰まらせて赤面した。どうやらさっきトキが言った「ペニス」という言葉が恥ずかしかったらしい。
「ああ・・・佐渡島さん、ペッ、ペニスなんて、はしたない・・・」
「じゃあ、なんて言えばいいの?」
あたしが意地悪っぽく聞くと、
「もっとお上品に、『太くて逞しい勃起おちんぽ様』や、『廬山の大瀑布を駆け上る昇龍のような太魔羅様』などがよろしいかと存じ上げるのですが・・・」
・・・・・・・やっぱりこいつも『変人』だ。『変態』ではなく、『変人』。
先生が紫鶴を犯すときは必ず、横文字カタカナ言葉で淫語を喋らせて羞恥プレイするの、このせいだったんだ。確かに萎えそうだ、特に後者。
「はぁぁ、鷹子はん、あたす、もうしんぼうたまらしまへんわぁ・・・せんせぇのなまらごっつい『へのこ』みちょったら、あたすの『ぼぼ』もじゅくじゅくふやけてもうたけん、
どないかしちょうせぇ・・・」
何かの呪文が聞こえたかと思えば、それは、コーラス部の歌姫、喜多野鵜美の興奮した訴えだった。普段は、歌手かアニメ声優にでもなれそうな、聞く人の心を
震え酔わせるエンジェルボイスも、ひとたび興奮しだすとこの通り、どこのともしれない各地の方言が混ざり合って、新たな言語体系を生み出してしまう。多分さっきの
言葉は、「ああ、鷹子さん、私もう我慢できない、先生のとても大きい男性器を見ていたら、私の女性器も濡れてしまいました、何とかして欲しい」くらいの意味だったん
だろう。この子は、小さい頃からの日本民謡好きが高じて、いろんな地方の方言を勉強してきてしまったために、ごっちゃに混ざり合ってしまったらしい。幸い、先生は
国語が担当科目で、方言なんかにも詳しいから何となく意味はくみ取っていけるみたいだけど。
「あっ、あっ、ああっんっ、す、すごい、せ、せんせの、胴回り長径62.3ミリ、短径56.9ミリのオチンポすごいっ!!」
「そんな、先生の『天の道をゆき、総てを司る極太男根様』が、あんなに激しく・・・」
「ひぅん、あまるげっちょう、ばってん、せんせぇのへのこ、へのこがほしかぁ・・・」
えと、・・・いったい、どこのサバトなのよ、ここは・・・。
あたしは少し頭が痛くなった。
でも、ちょっと変なところはあるけれど、基本みんなイイヤツで、先生のおかげでこうしてみんな仲良く気持ちよくなれるんだから、細かいところは気にしない方向でいかないとね。
クラス全体を見渡してみれば、みんながみんな、ブレザーの制服を乱れさせて、いやらしい空気に染まっていた。先生とトキのセックスをオカズにしながら傍にいる子と
レズっぽいペッティングをしたり、オナニーしたり。
そんな光景を見ながら、ここはやっぱり先生のハーレムなんだなぁ、と実感しちゃう。楽しいことも、気持ちよくなることも、みんなが先生を中心にしている。
あたしは、なぜかあたしに身体をすり寄せてくる紫鶴と鵜美の身体を弄ってやりつつ、みんなと同じように先生とトキのセックスをオカズにして、自分もオナニーをはじめた。
今日のローテ、あたしは入ってないのよねぇ、残念。
・
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・
「それじゃあ、カギ締めるよ、忘れ物ない?」
あたしはみんなに確認をした後、教室を施錠した。
あれから結局、先生はローテーション通りに、トキのあとに二人の子をまとめて抱いた。
先生はぜんぜん余力を残してたし、ローテを無視してでも抱いて欲しいという子もいた。
でもそこは取り決め。
いくら学校側からは乱交を黙認され、腫れ物のように放置されてるクラスでも、やりすぎはいけない。下校時間くらい守らないと。
外はちょうど太陽が沈む頃合い。夕日がすごく綺麗。
その夕焼けの中、辻谷先生を先頭に、みんなでぞろぞろと集団下校。
ここは海に近い田舎町だから、車もほとんど通らない、景色の綺麗な、のどかな町並みだ。すれ違う人もほとんどいないから、
気兼ねなくおしゃべりしながらの楽しい道行き。
クラスのみんなは校則にある通り、全員が同じ寮住まいなので、帰宅も一緒。さすがに先生は別のところに住んでるけど。
わいわいがやがやと騒ぎながら、みんなで帰るのは、すごく楽しい。
あたしがこっちに引っ越してきたときは、みんなそりゃ気まずいものだった。
マイペースでクラスメイトに見向きもしない子もいれば、暴れる子、いじめる子、いじめられる子もいた。
それが、みんなこんなに仲良くなれた。うわべだけじゃない、本当の友達になれた。
あたしも少しは手伝ったけど、ほとんどは先生のがんばりのおかげ。
クラスメイトが、先生を中心にして、一つになったような一体感。
こんな学園生活をくれて、先生には本当に感謝しないと。
先生ありがとう、大好きだよ。
そんな感謝の気持ちと、それと、女としての愛情を込めて、そっと先生を見てみた。
む? なんか、夕日を見ながら歩いていた先生が、うずうずと何かを我慢できないようなそぶり。
あ、やばい、とあたしが気付いて、先生を止めようとしたけれど、
「よし、みんな、あの夕日に向かって走るぞ!!」
と、止めるのも間に合わず、先生は走り出してしまった。多分いつもの砂浜だ。まったく、熱血青春教師なんて、いったいいつの時代なんだか。赤い夕日を見たら
走り出したくなるなんて、スペインの闘牛かっての!
みんなは、「あ〜あ、また始まった」と苦笑しながらも、先生の後を追って走り出した。いつの間にか、先生の青春熱血路線はみんなに浸透しだしてきたらしい。
「タカ、いこう。私も最近、こうやってせんせと走るの、嫌いじゃなくなったんだ」
「そうだよ、夕日の砂浜、きっと綺麗だよ。いこう、タカちゃん」
トキと鳩子が、あたしの両手を引いた。
まぁいいか。
トキが言うとおり、あたしも走るの嫌いじゃないし、鳩子が言うとおり、夕日の砂浜はきっと綺麗だろう。
「よし! んじゃあ、走るとしますか、セイシュンっぽく、ね」
辻谷鷹次の娘、辻谷鷹子。やっぱり親子は似ちゃうんだろうか、お父さんが好きな、こんな古くさい青春ものも、どうやらあたしは嫌いじゃないらしい。
あたしは、自分の手を握ってくれた二人の手を引いて、みんなに追いつくように、思いっきり走り出した。
END OF TEXT
以上です。
スイマセン、出来心でした。
>>978 GJ!!!
十分に新スレ投下で問題ないレベルじゃないですか!
流れなんて心配しないで結構ですぜ大将!
所で・・・俺のパンツはどうしたらいいですか?
>>970 GJ!
パンツ穿いたままなんてとんでもない。全裸でいてよかった!
>NHK(日本ハーレム協会)
にワロス。確かにNHKだw
>>979-980 すまない・・・パンツはこっそりと・・・
まぁ、このSSのネタは、このスレで発生したネタキャラが居るので、このスレと共にありたかった、というか。
>>966 その分類は、「女の子の意志」という分類ともとれる。
1MC(女の子の本来の意志は消滅)
2鬼畜(女の子の気持ちは踏みにじられる)
3エロゲ(女の子が主人公を好きになる)
その論点でいくと、主人公(男)が能動的か否かという分類も可能だろう。
3aエロゲ(主人公がハーレムを求め、集められた女の子が主人公を好きになる能動型)
3bエロゲ(主人公は求めず、女の子達が集まって主人公を好きになる受動型)
ここは女の子達が主人公を罠にかけてハーレム結成というのも!
あーエヴァの短編であったりするなーそういうの