自分は長期に渡って放置していたくせに
突っ込みが余りに亀過ぎて笑えるぞw
まさか………作者本人か?
だったら尚のこと笑えるなwww
112 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 20:48:19 ID:ZLTsueuW
晒しage
■抑制と解放とオルガスム
放課後。
グラウンドでテニス部が練習を始める。ポールを立て、ネットが張られていく。手馴れた様子の部員が、ロープを縛れば完成。
トラックを走る陸上部の一団。まだ陽は高く、夕方にはほど遠い。
「どうしたの、元気ないね」
と、リカコが話しかけてくる。リカコは最近髪の毛を茶髪にしたばかり。彼氏は大学生で、今度一緒に海へ行く。
「え、そんなことないよ…」
と、ユウコは言った。ぼんやりと窓からグラウンドを眺める後姿は、本当に落ちこんでいるように見えたから。リカコの笑顔に比較しても、ユウコの顔は沈んでいる。
「らしくないじゃん。さ、帰るよ」
「う、うん」
はきはきと動くリカコが眩しい。ユウコは鞄を手に、友達の後を追った。
「今年で卒業かぁ…なんか信じられないよね」
「リカコは行き先、決まってるの?」
「う〜ん、全然。ユウコみたいに成績良く、ないしね。短大でも行って花嫁修行でもすっかなぁ」
「彼氏も出来たし?」
「ああん、それはあるよねぇ。人生もっと楽しむには現実はまだ厳しいからさ」
「彼氏かぁ…」
と、ユウコは言葉を途切れさす。恋。いつも恋に憧れている。だけど、誰かを心底好きになったことは、ない。
何故だろう?ユウコは最近、いつもそれを考えている。体の底で何かが進行している感じ。ただ闇雲に、解放されることを望んでいる感じ。でもそれがどうやったら解き放たれるモノなのか、分からない。
美少女仮面として町内の平和のために戦ってきた、忙しい毎日の中で、そんな暇がなかったから?
重すぎる使命の前に、色恋沙汰なんて消し飛んでしまうから?今までは、そう思ってきた。だけど…憂鬱な気分だけが募っていく。
「ねぇ…」
と、屈んだ姿勢でリカコが見上げる。
「絶対、変だよ。なんか元気なさ過ぎ!」
どん!と肩をドつかれる。止めてよ、痛いじゃない。合わせて笑う。制服の胸元からリカコの下着が見える。彼氏は、リカコのこの胸を触ったのだろうか?
この下着を脱がせて、裸の肌に触れただろうか?友達のあられもない姿を想像している。そしてその姿は、自分に重なる。村上ユウコの、まだ誰も触れていない乳房にしなやかな手が重なり、その手がゆっくりと力を込めていく。
きっといつかはそういうことになる。ユウコは鼓動が少しだけ早くなったことを隠そうとして、走った。
と、その時…ペンダントに反応があった。
<コスモマジックペンダントが何かを察知している…>
大宇宙の悪人ディアブルが去ったからと言って、ご町内の悪が滅びたわけではない。美少女仮面はことあるごとに現れ、些細な悪事と戦い続けている。
ユウコは立ち止まり、ペンダントを握り締める。
「どしたの?携帯?」
「うん…まぁ、そんなとこかな」
「ひょっとして、男の子?…なんだよ隅におけないなぁ」
誤解でも笑っておいた。ちょっとした意地だけど、誤魔化すにはちょうどいい。ユウコは、ごめんねちょっと、と言って逆方向に走った。
公園の大きな木の陰まで走り、辺りに人目がないことを確かめる。
「コスモマジック・メタモルフォーゼ!」
ペンダントに込められたコスモエネルギーが満ちて、美少女仮面のコスチュームがユウコを包む。
「近いわ…裏山の方ね」
ポワトリンはそう言った。手首に嵌めたコスモブレスが悪事が行われている場所を知らせる。
長いマントを翻し、ポワトリンはそこに向かう。村上ユウコの憂鬱を背負ったままに。
「ああん…なんだお前?」
「俺たちに用かよ。ん…兄ちゃん」
「舐めてるとボコにすんぞ、お前」
いかにも柄の悪い、ロンゲ、金髪、ピアスの若者。ハルシオンとバイアグラを片栗粉に混ぜて売る、えせドラッグディーラーたち。
「おい…見てるんじゃねえよ!」
「真面目ぶった面、デコボコになるぞ!」
この手のチンピラは簡単に手を出してくる。ヒカルは伸びてきた手に詰襟の胸倉を掴まれた。男にしては線の細い、端正な顔は微動だにしない。
チンピラはそれを<舐められている>ととった。弱い者ほど、冷静な相手に逆上する。バタフライナイフが閃き、ヒカルの頬に赤い筋が走る。それでも、少年は無表情を崩さない。
「野郎…泣かすぞ!」
中でも大柄の男が拳を振り上げた。
「おやめなさい!」
ぐい!と男の手首が掴み取られた。そのまま捻りあげられる。背後からいきなり関節を極められて、何が起きたのやら分からない。
「お、お前は…」
「美少女仮面ポワトリン!愛ある限り戦いましょう!」
純白のコスチュームに包まれた聖なる美少女仮面が、チンピラたちの前に突如現れた。この町にポワトリンがいる限り、チンピラどもの商売はいつもビクついていなければならないのだ。
言わば宿敵の出現に不良どもは色めき立った。
「畜生…出やがったな」
と、ヒカルの胸倉を掴んでいた男が叫んだ。端正な顔に一筋の傷が。そこから溢れる赤い血が、もう止まっている。
男はヒカルを突き飛ばすと、ポワトリンに向かった。
「こんなところでインチキドラッグを売る算段をする不良ども。たとえ厚生省のお役人が許しても美少女仮面ポワトリンは許しません。お覚悟!」
「う、うるせえ!」
乱闘が始まり、ポワトリンのキックが一人を吹き飛ばす。突き飛ばされ、尻餅をついたヒカルにポワトリンが駆け寄る。
「大丈夫ですか?もう安心ですよ」
「…」
ヒカルはポワトリンに答えず、ただ微笑んで見せた。あまりにも眩しく、見る者の心を虜にしてしまいそうな、笑顔。
なんと美しい笑顔なのでしょう。新鮮な驚きにポワトリンは感動し、言葉を失った。詰襟の学生服を着た少年。間近で彼の微笑を見たせいで、胸がキュンとなる。
ときめき以上の痛みにも似た感覚を覚えて、ポワトリンは息を呑んだ。
「何見詰め合ってるんだよ!」
動きが止まったポワトリンの背後を、チンピラの木刀が襲った。ゴン!と肩を痛打され、仮面の下の顔が苦痛に歪む。
うっ…肩を押さえるポワトリンの手を、別の男が乱暴に引き上げる。隙を突かれたポワトリンが危機に陥る…同時に3人が飛びかかり、ポワトリンは動きを封じられた。
どかっ!
ばきっ!
一人がポワトリンを羽交い締めにすると、残る二人が容赦なく蹴りつける。純白のコスチュームに小悪党の攻撃がヒットする。その度に、小柄な体が浮いた。
「うっ!…くっ!…」
痺れた右手で、スティックを引き抜く。まず背後からその首を押さえつける腕を叩いた。
「ぎゃっ!」
悲鳴をあげてチンピラの手が離れた。目の前の男に膝蹴りを食らわせる。木刀が飛んできた。
スティックでそれを受け止めると、樫の木で作った木刀の方が砕け散る。
「うわ…」
攻勢は一瞬のことだった。それでも油断を衝いたとは言え、ポワトリンに一撃を与えられただけでも幸運なのだが…チンピラどもは恐怖に顔を引きつらせた。
「そう簡単にポワトリンは倒せませんことよ」
とは言うものの、ポワトリンの肩も痺れていた。超人的なパワーを与えられているとはいえ、ポワトリンはあくまで生身なのだ。スティックを構え、引き伸ばす。
カチャリ。それはサーベルに姿を変え、チンピラを威圧する。蛮勇を奮ったロンゲが、首筋にサーベルを食らい、昏倒した。チンピラどもが後ずさる…
「お、覚えてろよ!」
「馬鹿野郎!」
二人のチンピラが、気絶した仲間を引きずり逃げ出していく。深追いする必要はない。ポワトリンはスティックをしまうと、痛む肩を押さえた。
「うっ…」
<油断が生んだピンチでしたわね…それにしても>
と、ポワトリンは自分が救った少年を見た。あまりにも端正な横顔。それなのに、どこか冷たく無表情で、正体が掴めない。
「ご心配をかけてしまいましたが、もう本当に大丈夫ですわ…うっ…」
少年の肩に手を伸ばそうとして、右肩がズキンと痛んだ。ポワトリンは顔をしかめ、痛みに耐えようと葉を食いしばる。
大きな木の下で、木の葉に遮られた太陽の光がまだらに二人を照らしている。
「痛む?」
と、少年が口を開いた。
「あ…」
ガラス細工のように繊細で、細い指が肩を押さえるポワトリンの手に重なった。サテンを思わせる光沢を持つ、青い手袋に包まれた掌が、少年の体温を感じた。
<なんて温かいのでしょう…この手は>
もう一度、少年が微笑んだ。それはまるで花が開く様を見ているようだ。鮮やかに咲く、完璧な微笑み。
ポワトリンは少年の微笑みに引き込まれていた。そして、その目に。
<目を…逸らせない。この方の目から…>
戸惑いながらも、ポワトリンは少年の手の温もりを感じつづけていた。知らぬ間に、右手を胸元にあてがう。大きなリボンの下に、胸の膨らみがある。
ポワトリンは自分の胸に右手を添えて、きゅっ、とそれを押さえた。
「痛みが…消えていく」
「もう大丈夫…痛くない」
<そ、そんな…>
驚きと共に、疑問が沸き起こる。少年は、いったいどんな力を使ったのだろう。
「傷が…」
ポワトリンの眼前で、少年の頬に刻まれた傷が閉じていく。滲んだ血も消え去り、そこには何もなかったように綺麗な、白い肌があった。
「あ、あなたは…一体?」
「ボクはヒカル」
「ヒカル?ヒカルさん…」
「さぁ、もっとよくボクの目を見て」
言われなくても、ポワトリンの目はヒカルの目に釘付けだった。漆黒。その瞳の奥にとてつもなく深い奥行きがあるような、黒。
相手の目に映るものを探ろうとして、かえってその深さに引き込まれてしまう。頭の奥がぼんやりしてきて、はっきりとしない。それなのに胸は早鐘を打つ。
とくん、とくん…鼓動と吐息がひとつになる。
ヒカルは、美少女仮面の唇が艶やかに輝くのを満足そうに見ていた。
「んっ…」
いつの間にか、ヒカルの手がポワトリンの胸に伸びていた。真っ白なワンピースの上から、細く長い少年の指が美少女仮面の乳房を優しく押さえる。
<だ、だめ…こんなこと>
と、心のどこかが抗うのだが、動くことは出来ない。包み込むように、後ろから抱きとめるヒカルの体温が心地よい。
ポワトリンは顔をヒカルに寄せて、うつむいている。恥ずかしさより、心地よさの前に太刀打ちすることが出来ない。
くい、とヒカルの指が動く。柔らかな乳房が、その分だけひしゃぐ。赤い口紅を塗ったポワトリンの唇が、少し開いた。
「あ…」
ヒカルはポワトリンの手を握った。たったそれだけのことだけど、体の奥がぴくんと震える。驚くほどに鮮明な快感が、まだ何一つ性の経験をもたない体を衝きぬける。
ヒカルはその手を動かしていく。まったく無表情に、何かを確かめるかのように、慎重な手の動き。決して理性を覚まさぬように、その手は快感だけを呼び覚ます。
大きく開いたノースリーブの肩口から、コスチュームの中に手が忍び込んでいく。その先は、神聖なる領域。
「はぁ、はぁ…」
自分の吐息が荒くなっていることに、ポワトリンは気付かなかった。仮面の下の瞳が、濡れて潤んでいる。長い睫毛がその目を隠すように伏せる。ゆっくりと、ゆっくりとヒカルの手が這い進む。
汗ばんだユウコの肌。肩口から伸びる下着の肩紐。やがて、フリルのついたブラジャーの縁に、指先がたどり着いた。
「あっ…」
と、ポワトリンは声を漏らした。その瞬間、自分の手で生の乳房に届いたヒカルの手を、白いコスチュームの上から強く押さえた。もっと強く、その手でそこを揉みしだいて欲しい。
言い知れぬ悦びが少女を支配していく。美しい謎の少年によって、ポワトリンは禁断の領域に踏み込もうとしていた。痛みとも、くすぐったさともつかない乳首への刺激に、ポワトリンは顎を引いた。
体を丸めるように、腕を閉じる。ブーツを履いたつま先が、土を踏んで揺れる。ヒカルの手が、そっと乳房を抱える。そして、ぎゅっ、と力が込められる。
「あふっ…んん…」
少し大きな声。ポワトリンはその声にたじろいだ。自分は今、見知らぬ少年に胸を揉まれ…それも裸の胸を揉まれて感じてる。頬を赤らめ、よがり声を漏らしている。
こんなことが許されるはずがない。それなのに…なんと気持ちが良いのだろう。美少女仮面が官能の虜となり、喘ぎ声を漏らしている。
ポワトリンの動揺を察したのか、ヒカルの手が再び伸びた。手袋に包まれた小さな手を掴み、引き寄せる。コスモブレスを嵌めた手が伸びていく。手繰り寄せられるその先には…
「あっ!…ああ…」
熱く硬い肉の感触。ポワトリンが掌で感じたものは、ヒカルの勃起したペニスだった。
<ダメ!ダメ!>
激しく首を横に振り、ポワトリンは初めてヒカルに逆らった。脈打つペニスの感触が、ポワトリンの体の芯に送り込まれてくる。
いや…涙が溢れて、仮面の下を伝う。
「畏れることはない…これは自然なことなのだから」
と、ヒカルはポワトリンの耳たぶに語り掛けた。優しい声。
「ああ…」
「さぁ、感じるままに、楽に…」
「だめ…だめ…」
「まだ、先だ…ここから先が…」
「わたくしには…出来ません…私は…」
「ふふふ、無理強いはしない」
「はぁ、はぁ、はぁ…」
ひときわ強く、自分の体を抱きしめた。ポワトリンが最後に感じたのは、尖った乳首を潰すヒカルの指先の感触だった。そして跡形もなく…
「ヒカル…?」
少年の姿が消えていた。
バスルームを湯気で満たすと、ユウコは鏡の前に立った。
水滴を溜めた右肩。そこには傷ひとつなく、痛みも違和感もない。
「嘘…」
あれが夢でなかったのなら、痛みの記憶はなんだったのだろう。シャワーが熱いお湯を落とし続けている。ユウコは鏡をもう一度見た。
降り注ぐシャワーの刺激で乳首が立っているのを認め、言い知れぬ恥ずかしさを味わう。今まで、こんなことを感じたことは…
違う。
と、ユウコの心が否定する。
いつも、それを思っていたくせに。と、なじられたような気がした。
お前は18歳になる普通の女の子で、えっちなことをしたがっているんでしょ?
でも…
美少女仮面だからと言って、生身の人間であることに変わりはないのよ。
だけど…
清純ぶっていてもだめ。お前はえっちで、どうしようもないくらい感じやすい。
いや!いや!
自分の心の声に逆らい、ユウコはシャワーを止めた。ぴちょん、ぴちょん、と湯気が水滴になり滴る。体が火照っているのは、お湯のせいだけじゃない。
ユウコはバスタオルを巻くと自分の部屋に戻った。ドアを閉めて、ベッドに横たわる。
「ヒカル…」
と、その名前を思い出すだけで体に異変が起きるのを感じた。濡れた髪をかき揚げ、バスタオルを解いた。裸の体がシーツの上に伸びている。
ユウコは自分の裸を天井から眺めている気分になる。さっき、美少女仮面に変身したまま、この胸に触られた。乳首を突つかれ、喘ぎ声を漏らした。
でも、その相手は…ヒカルと名乗った少年はかき消すように姿を。
「あなたは、何者なの?」
と、呟きながら、いつもより膨らみを増している気がする乳房に手を添えた。ヒカルは、ここを優しく包んだ…そして、ここを…と、自分でその行為を繰り返してみる。
風呂上りのユウコの手は、ヒカルの手と違っていた。いや、それ以上に何かが決定的に違う。ユウコが裸になって自分のおっぱいを揉んでも、あれほどの官能は得られそうもない。何が違うのか?
「まさか…私が…」
美少女仮面だから?と呟いた。小さな声で。
神様から選ばれ使命を与えられた聖なる美少女仮面、ポワトリン。普通の高校生村上ユウコとしてではなく、美少女仮面としてのユウコがそれを感じたのか。
机の上に置いたコスモペンダントをその手に掴み、ユウコはじっと目を閉じた。
<私は…いったいどうしちゃったの?>
胸が焦げそうなほどに、欲しい。あの心地よさをもう一度味わいたい。ユウコはその欲望にかられていた。そしてたどり着いた妙な考え。
ユウコはポワトリンに変身している時だけ、あの感じを得られる?
意を決して、ユウコは裸のままペンダントを首に掛けた。そして、祈るような気持ちでそれを手に取る。
<神様…ユウコは、ポワトリンはおかしくなってしまいそうです>
「コスモ・マジック・メタモルフォーゼ…」
ペンダントが輝き、ポワトリンに変身する。こんなことのために変身してしまった。ユウコは激しい自己嫌悪を抱いたが、燃え盛る欲望には逆らえなかった。
そのままベッドに横たわる。マントが広がり、不思議な感じが蘇る。
「やっぱ…り…」
と、ユウコは確信した。ポワトリンに変身し、メタモルフォーゼすることによって、全身の感覚が鋭敏になる。頭脳は明晰に、運動神経は超人に、そして感度も…
「ああっ!…か、感じる」
ポワトリンは自分の手で胸を揉み、足を擦り合わせて悶えた。ミニスカートの上から、股間を押さえた。ワンピースの中に手を忍ばせ、ヒカルがしたように乳房を包んだ。
「あっ…ああ…」
初めてのオナニーはいつだったろう?まだポワトリンになる前だった。それからも、時々試してみたが、どこかでオルガスムを恐れていた。ベッドに擦れて帽子がずり落ちた。
髪の毛がほつれて、頬にかかる。ポワトリンは唇に触れた髪を舐める。そして右手に触れたもの。それは、コスモスティックだった。
<これを使えば…>
とんでもなく馬鹿らしい思い付きに恥ずかしくなったが、ユウコはそれを試さずにいられなかった。赤いクリスタルを先端につけた、スティックを眺める。
もしこれがそこにあてがわれたなら…
ゆっくりとスティックを近づけていく。コスモエネルギーが満ちたその先端が、ポワトリンの一番大事なところに近づいていく。
そして、真っ白なタイツが腿までのソックスに変わっていることに気付いた。
「コスチュームが変化してる…」
ポワトリンのコスチュームが、ユウコの欲望を反映してか変容していた。行為に至るために。そうとしか考えられない。
その意味するところを深く考えるより先に、ポワトリンはスティックで軽く突いた。白いパンティの上から、美少女仮面の聖域を。
「あっ!…」
しかし最初の一撃はあまりに消極的過ぎた。単に、棒で押しただけの感じ。ポワトリンは唇をすぼめ、意識を集中する。
<もう一度…>
再び、スティックが股間を押した。ぐい、と一度押し付けてから、再び強くそこに力を込めた。
「あはぁああああっ!」
コスモマジックエネルギーが体を逆流する衝撃が、足の付け根から膣を突きぬけ内臓を掻き回して脳に至る。目の前で火花が散って、マスクが吹き飛んだ。
ベッドに横たわるポワトリンの足が腰を持ち上げていく。弓なりに反り返り、パンティを通して透明な液体が噴出してくる。ぷしゅっ!と、まるでシャンペンを抜いたように。
<気が狂いそう…>
「あうううあああっあああっ!」
びくん、びくん、びくん、と反り返ったまま愛液を噴出させると、今度はいきなり力が抜けた。その勢いで、ポワトリンはベッドを転げ落ちていた。
どすん!と、床に落ちたポワトリンの手から、コスモスティックが落ちた。仮面が飛んで晒されたユウコの顔。大きく見開いた目には、白い霞みがかかって何も見えていなかった。
遂に知ってしまったのだ。許されるはずのない絶頂を。そのエクスタシーは、あらゆる理性を吹き飛ばす超新星のように激しい。
「ヒ、カ、ル…」
半ば意識を失ったポワトリンの唇から泡が溢れ、美しい少年の名前が呟かれた。
数日後。
ゲームセンターの裏口で、気弱そうな少年が数人からたかられている。遊ぶ金欲しさに、恐喝まがいの脅しをかけられているのだ。
「お前、財布持ってるんだろ?」
「痛い目に遭いたくねえよな」
「大人しくしてりゃぁ、怪我はしないんだぜ」
性質の悪いチンピラに絡まれ、少年は泣き出しそうな顔で下を向いていた。
「お、お待ちなさい!」
「なんだ?」
「あっ!また出やがった」
「ん?様子が変だぜ…あいつ」
美少女仮面ポワトリンが颯爽と登場…というわけにはいかなかった。変身はしたものの、体が重い。
ポワトリンはふらふらと手すりに捕まっている。その目は熱にうなされているように潤んでいる。濡れた目で、呼吸も絶え絶えの美少女仮面は見ているだけで色っぽい。
それも、その辺の尻軽とは違い、清純さを保とうとするけど落ちていきそうな危うさが、絶妙の香りを撒き散らしている。
「一人を大勢で脅すなど…たとえ警視庁の公安課が許しても…うっ…」
と、ポワトリンの声が途切れた。
「美少女仮面が許しません、ってか?」
様子のおかしいポワトリンを、チンピラはにやにやと嘲笑した。どうやら本当に具合が悪いようだ。
ということは…あのお高く止まったポワトリンを、ひいひい言わせるチャンスかも知れない。くっくっく…チンピラのリーダー、タカシが笑う。
美少女仮面ポワトリンをヤってしまえば、随分この町も楽しくなるだろう。大体、こういうお嬢言葉を使う女は、実のところ乱れやすい…
「おい…やるぞ」
「ああ…面白くなったぜ」
チンピラの只ならぬ様子をポワトリンも察した。やはりコスモマジックメタモルフォーゼを利用したオナニーなど、許されるはずもない。
変身したものの、力は萎えて立つのも辛い。体が敏感になりすぎて、秘所が濡れているのを感じた。勢いづいたチンピラを牽制しようと、スティックを抜き、引き伸ばすとベルサーベルを構える。
「くっ…あなたがたに負けるほど、このポワトリンは…うっ」
「なんだよ、立ってるのも危なっかしいじゃねえか」
「いつもの元気はどうしたんだぁ?」
タカシが笑う。よろけた動作でポワトリンがスティックを振った。いくらなんでもこんなひょろひょろした攻撃を食らうわけがない。
難なく避けると、美少女仮面の腕を捉えた。
「ああっ…」
「これはお前の大事な武器なんだろう?へへへ…」
ベルサーベルを取り上げるのも簡単だった。悔しそうな顔でポワトリンがこっちを見ている。タカシはその体を仲間に向けて突き飛ばした。
どすっ!
チンピラの膝がポワトリンの腹に突き刺さる。体を丸めたポワトリンを再び突き飛ばす。格闘ゲームの真似をして、ローリングソバットを放つ。
見よう見真似の大技が、普通なら決まるはずもないが、弱りきったポワトリンはちょうどいいサンドバックだった。そして、チンピラのキックはモノの見事に美少女仮面の首筋を打った。
バキッ!と景気のいい音がした。
「あぐっ!…ううっ…ああっ…」
ごろごろごろ…ポワトリンが地面に転がった。ビルの裏路地。壊れたネオンがバチバチと鳴っている。美少女仮面は路上で一度顔を持ち上げ、うっ、とうめいて気絶した。
「おい、勝っちゃったぜ、俺たち」
「美少女仮面ポワトリンをノックアウト?」
「とどめはオレのキックだったよな」
うつ伏せに倒れたポワトリンを、タカシは蹴飛ばした。ごろん、と転がり仰向けになる。ポワトリンは、ぴくぴく、と震えていた。
その顔を覗き込む。まだ幼い…17か18くらいの顔だ。
「さて、お約束だな」
「ポワトリンの味を見てみるか…」
仲間たちがポワトリンを抱きかかえ、座らせる。良い匂いがするぜ。顎を掴み、上を向かせた。すべすべして、柔らかい肌だ。
ぴちぴちした太ももを抱えて、ミニスカートの奥を拝んだ。シルクの、真っ白いパンティをつけている。
「うおぉ…興奮するぜ」
「おい、オレにもやらせろよ」
コスチュームを脱がそうとするのだが、どこにもジッパーやボタンの類が見当たらない。ベルトさえ外すことが出来なかった。
仕方がないので、肩の袖口から手を差し込む。薄手のアンダースーツの中に手が入った。ブラジャーを持ち上げ、その中に手を入れた。
「ポワトリンの生ちちだぜ」
「けっこう大きな胸してんなぁ」
「う…うう…」
うっすらと、ポワトリンは目を開けた。乱暴なやり方で、胸を揉まれているのが分かった。誰に?…そうだ、私は不良にノックアウトされて…
「あっ!…何をしているのです…お、おやめなさい!」
どんなピンチでも、お嬢言葉は消えることがない。ポワトリンは体を硬くして、チンピラたちに抵抗した。しかし、力ではまったくかなわない。
腕を捕まれ、胸を揉まれつづける。足を閉じて、スカートを下げようとするが、無理やりめくり上げられてしまう。
「おやめください!…こ、こんなこと…私にしたらただではすみませんよ!」
「ば〜か、どうするってんだよ。この状況で」
「お前、天然か?」
不良たちのリーダー、タカシがベルサーベルを持っている。どうにかしてアレを取り返さないと…しかしポワトリンは両手を拘束されて身動きが出来ない。
しかも…乱暴に胸を揉まれつづけて体が熱くなってきている。
<なんということでしょう…私の体はこんな野獣どもに反応してしまっている>
目が霞み、目蓋が重くなってくる。ポワトリンは困惑し、恥辱に耐えようと歯を食い縛る。気持ち良くなんかない、感じてなんかいない…ポワトリンの目に涙が浮かんだ。
「ほ〜ら、ぶるぶるぶるぶる!」
ポワトリンを抱きかかえる男が、胸をまさぐる手を勢い良く震えさせた。
「ああっ!いやぁ!」
コスチュームの中で、ユウコのおっぱいが揺れる。膨れた乳首がアンダースーツと擦れる。じゅん!と股間が熱くなり、胸の先っぽが針で突かれたように感じる。
「おやめくだ…さい…はぁあああ!」
「感じてるぞ、こりゃあ…」
「お、オレ…もう我慢できねえ!」
「お、オレもびんびんだぜ」
タカシの手がシルクのパンティに伸びた。
「や、やめて!」
「おりゃ!」
ぐいっ!と力任せに下着がずり落ちていくのをポワトリンは感じた。ついに、チンピラどもの前にポワトリンは聖なる秘所を晒してしまった。しかもそこは、熱く濡れて輝いていた。
ぷつ、ぷつ、と縦に割れた肉のひだから、透明な液体が漏れている。濃い陰毛が、愛液で濡れて光る。
「ぽ、ポワトリンのまんこ見ちゃった」
「ぴ、ピンク色だぁ」
<助けてください…神様…こんな仕打ちはひどすぎます…ポワトリンは、ポワトリンは今、野獣どもに恥ずかしいところをイタズラされています…>
ユウコは必死で願った。この絶体絶命の窮地を逃れることを…耐えがたい屈辱から逃げ出すことを。しかし、何も起きることはない。
せめて、せめてベルサーベルを取り返して…ポワトリンはタカシが手に持つ愛用のスティックを見た。
「お前、これ見てるな…」
「それは貴方がたのような野蛮でゲスな者が触れて良いものではありません」
「なんだと!」
ばしん!とタカシは平手を振るった。ポワトリンの頬が歪み、激しく揺れた。頬を打たれた痛みより、こんな不良に太刀打ちできない自分が情けなくて、涙がとめどなく溢れる。
ぐったりしたポワトリンを抱えあげると、チンピラは自分のペニスを握った。もはや、両手を掴んでおく必要もない。裏腿から抱えあげると、その柔らかい体の中心に狙いを定める。
まずは指を、ゆっくりと挿し込んでみる。じゅぶ、と指が包み込まれた。ポワトリンの体内に、汚れた指が入ったのだ。抱えあげたポワトリンが、自分の指を唇に沿えている。
よほど気持ちがいいらしい…
「い、入れるぜ…」
「はぁ、はぁ…」
ぬぷっ…
「はうっ!」
ずぷぷっ!
「あ…ああっ…」
ずぷっ!
「あっ…いやぁああああっ!」
遂にチンピラはペニスを美少女仮面の中に収めた。まだ処女のせいか、中は固かった。しかし愛液が大量に溢れているせいで、それほどきつくはない。
めくれ上がったスカートからはみ出た尻を抱え、チンピラはポワトリンをバックから犯した。
「こ、こりゃぁ最高だ!…き、気持ちいいぜ」
「くそ!が、我慢できねえ!」
もう一人のチンピラは、目の前で揺れるポワトリンを前に、我慢の限界でオナニーを始めた。ポワトリンの手を掴み、自分の一物を握らせる。
小さな、柔らかい手がナニに触れるのは、たまらなく気持ち良かった。
どぴゅっ!
早漏気味のチンピラは一瞬で果てた。勢い良く飛んだザーメンが、ポワトリンの顔まで飛んだ。白く濁った液を顔に浴びたポワトリンの顔は壮絶だ。
処女膜を破かれる衝撃に、ぐったりしているポワトリン…チンピラのペニスを挿し込まれ、上下に揺さぶられる。
数分後、3人のチンピラにかわるがわる輪姦されたポワトリンの体が、ごみのように路地に放り出された。体中に精液を浴び、股間から処女の出血が筋を引く。
「うっ…ううっ…」
最後に、タカシはベルサーベルを放り投げた。ガチャン、とスティックが路地に転がる。チンピラどもの足音が遠ざかる。
ポワトリンは体を丸めて泣いていた。股間に残る異物の感触が消えない。結局、オルガスムを味わうことはなかった。美少女仮面はレイプされてイったり、しない…
埃で汚れたマントで体を隠し、ポワトリンはよろける体で立ちあがろうとした。カツアゲされていた少年が、頭を抱えてうずくまっている。
とにもかくも、彼を守ることは出来たわけだ…虚ろな心で、それだけは良かったと思った。
「わ、わたくしはどんな目に遭おうとも…」
錆びた鉄のダストボックスに寄りかかり、ポワトリンは呟いた。気弱そうな少年が、少しだけ顔を上げて、ボロボロにされた美少女仮面を見上げた。
彼はポワトリンがレイプされている間、ずっとああして恐怖に耐えていたのか…
「もう大丈夫です…早くお帰りなさい。わ、私のことならご心配なく」
心も体も最悪に傷ついていたが、美少女仮面のプライドがその言葉をつむぎ出した。少年は、目を見開いて見上げている。
「さぁ、早く…」
と、ポワトリンが言い掛けた時だった。
「うわぁああああああっ!」
いきなり、少年は立ち上がり、駆け出した。なんと、チャックを開けて白い貧弱なペニスを屹立させ、ポワトリンの眼前に立ち塞がったのだ。
「な!何を…!?」
ポワトリンの顔に恐怖の表情が浮かんだ。唾を飲み込む。こんな、こんなことがあっていいのだろうか?
「うわぁあああっ!」
「むぐっ!」
少年はうずくまるポワトリンの頭を引き掴むと、いきなり自分のペニスを突き出し、彼女の口に挿し込んだ。じゅぽっ!と音をたてて、貧弱なペニスがポワトリンの口に含まれる。
ポワトリンとヤりたいのは…少年も同じだったのだ!!
じゅぽんじゅぽんじゅぽんじゅぽん…・
少年は乱暴に、見よう見真似に、ポワトリンの頭を揺さぶり、強制フェラチオを続けた。ユウコの口の中に、生臭い少年の味が広がる。
あまりのことに、何も考えることが出来ない。金色のピアスが揺れて、その度に少年の快感は高まった。
「うっ…で、出る!」
「むごごっ!」
大量の、ムカつく生暖かい粘液が、ユウコの喉に溢れた。
「かふっ、ごふっ!」
少年は、ポワトリンの頭を捕まえたまま仁王立ちに。ぶるるっ、と小便でもしたように震えた。どくん、そくん、と脈を打ち、精液が美しいポワトリンの喉に送り込まれていくのを感じる。
やがて少年はポワトリンの頭を放した。少年のザーメンと、ポワトリンの唾液が混ざって糸を引く。
どさり…
ゆっくりと、ポワトリンの体が地面に落ちていくのを少年は見下ろした。その美しい唇から、白く濁る自分の精液を垂らしているのが見えた。そして、チャックを閉めながら白目を剥いて横たわる美少女仮面を横目に、青白い少年は一目散に走り去っていった。
<神様…私をなぜここまで追い詰める必要があるのですか?>
一週間後。
ユウコは学校にいた。
あれ以来…コスモペンダントの反応には応じていない。小さな悪事はプティットに任せておけば、良い。ポワトリンは…もう戦えない。チンピラどもに敗北し、陵辱の限りを味あわされた挙句に、必死で守ったはずの少年にさえ裏切られ、蹂躙された心。
その傷は癒しようもなく、誰に打ち明けることも出来ない。
<美少女仮面ポワトリンは、私の中で死んだのです。もう、蘇る気力はありません>
ユウコは、首から下がったコスモペンダントに祈った。
授業を終えて、休み時間だった。校庭では、短い時間を惜しむように遊ぶ生徒たちがはしゃぎ声をあげている。仲間に加わる元気が出せず、ユウコは廊下の窓からそれを見下ろしていた。
と、その時…視界の端に見覚えのある顔を見た気がした。
「はっ!」
それは…ユウコが体に異変を感じるきっかけとなった少年、美しい顔の、ヒカルの後姿ではないのか。慌てて振りかえり、廊下を見渡した。
少し長めの黒い髪が、階段を降りていく。
「待って!お願い…ヒカル」
ユウコは駆け出した。ヒカルともう一度会う事が何を意味するのかは分からない。だけどユウコには確信があった。彼が、同類であること。
何かしら、ユウコに、ポワトリンに変化をもたらす存在であること。その目的がなんであれ、ユウコはそれを確かめる必要がある。
階段を足早に下りる。ヒカルの後姿が踊り場の向こうに消える。ユウコは確かめ、その姿を追った。
「体育用具室?」
やがて体育館の脇にある、その部屋の前でヒカルを見失った。授業が始まる。しかし今は、ヒカルに会う事が先決だった。彼はこの中にいる。
ユウコは不安を押しつぶし、重たい鉄の扉を開いた。
「ヒカル…ここにいるんでしょ?」
部屋に入ると、背後で扉が勝手に閉じる。小さな明り取りの窓から入る光だけを頼りに、ユウコは細長い部屋の奥へ進んだ。
体操で使うマットの、饐えた匂い。汗とか、涙とかが染み込んでこういう匂いになるのだろうか?
「ヒカル…」
彼は、跳び箱の上に座っていた。
「やぁ、また会ったね…ユウコ」
「あの時は…」
「いいんだ…分かっているから」
と、ヒカルは告げた。やっぱり彼は、ユウコがポワトリンであることを知っている。コスモペンダントを手にして、彼に近づく。涼しげな笑顔。
しかしその奥にある心が、見えない。
「あなたは…何者なの?」
と、ユウコは聞いた。
「これから教える…さぁ」
はぐらかすような言い方で、ヒカルは手を伸ばした。ユウコの手を握る。それだけで、電気が走った。
「…あ…」
跳び箱に腰掛けるヒカルが、ユウコの手を握っている。その手は、柔らかく包んでくれる。異常なまでの優しさ、温もり。
ユウコが求めていたものはこれだったのだろうか。ヒカルの手に包まれているだけで、ユウコは胸が高鳴るのを感じた。
「立っていては、話が出来ないだろ」
「え?」
ヒカルの手に引かれるままに、ユウコは彼が腰掛けているその上に座らされた。ヒカルは、この前と同じ詰襟姿。
背が高く、座っていてもユウコの首くらいまであった。不思議な安息感に包まれ、ユウコは大人しくしていた。これからヒカルがすることも想像がついている。期待通りに、彼はユウコの体に手を伸ばす。
「んっ…」
制服の胸に、ヒカルの手が伸びてくる。ブレザーのボタンが外れて、ブラウスの上から、乳房がそっと包まれる。ユウコは、ヒカルの手に自分の手を添え、少し力を込めた。
「あなたは…神様なの?」
「少し違うけど…同じようなものだね」
「同じような?」
「焦ることはないよ」
ブラウスのホックが外れ、ヒカルの手が再び伸びる。ブラジャーがフロントホックだということもお見通し。あっと言う間に金具が外れて、ユウコの胸がこぼれた。
チンピラどもが乱暴に扱ったせいなのか、また少しおっぱいが大きくなったような気がする。
裸を見られることよりも、レイプされた体であることを意識して、恥ずかしさがこみ上げてくる。ユウコが体を固くすると、ヒカルの手の温もりが下の方に移動していく。
ブラウスの中を、もっと下へ…やがてその手は、スカートの中に届いた。
「あ…あぁ」
ヒカルの指が、クリトリスを正確に探し当てる。その指は、出来たばかりの傷口に触れるような慎重さで、しかも確実に感じさせる術を知っているようだ。
溢れつづける愛液が尻を伝い内腿まで濡らしていく。
唐突に、ヒカルはユウコを抱き上げた。一転して、突き放すような。腰の辺りが浮ついていて、足がもじもじと閉じられない。
はだけたブラウスから、ユウコの胸が覗いている。
「ヒカル?」
「君はもっとすごいことを知ってる」
「…」
あの夜試した、愚かな行為を見透かされている…ユウコは後ずさった。体育用具室の壁に追い詰められた。
ヒカルはユウコの目の前に迫り、首にかかるペンダントを持った。
「さぁ…恐れることはない」
「…はい」
「真実はそこにあるんだ」
「真実…」
ごくり、とユウコは息を呑んだ。ヒカルが現れたことの意味。ユウコが味わった苦しみからの解放。そこにどんな真実があるというのか?
ユウコは意を決してペンダントを握った。
「コスモ…マジック…メタモルフォーゼ」
二度と変身しないつもりだったポワトリンに、もう一度。七色の光の中で。光の粒子が結晶となって、純白のコスチュームを織り上げる。
美少女仮面ポワトリンに。やがて光が消える。そしてユウコは…あまりにも無残に変容したコスチュームを身に着けていた。
「こ、これは!?」
今度は、本当に驚いて腰が抜けそうだった。ポワトリンのコスチュームはボロボロに擦り切れ、そこら中が破けていたのだ。
まるで金ヤスリで時間をかけて擦ったかのように。
「それが今の君だよ…心に反映しているんだ」
「私の…心に?」
「そうだ」
ヒカルは頷いた。その静かな表情には小波さえたてず。
「君は少女から女へと成長している。その不安定な心と体のアンバランスな中で、光と闇の拮抗が生まれた…美少女仮面が避けることの出来ない、人間としての迷い」
「迷い?」
「その体が求める欲望が、官能が、善であるのか、悪であるのか判断出来ずに苦しみ、弱い自分を知る羽目になる。そうだろう?」
言葉が意思となってユウコの心に染み込んでくる。ヒカルの声そのものに力がある。ユウコは擦り切れたポワトリンのコスチュームをまとい、頷いた。ヒカルは、きっかけに過ぎなかった。
いつも一人で悩み、苦しみ、だけど求めていたこと。それを暴き立てられて、溺れた。抗いようのないほどに強い好奇心が、禁断の領域へと導いた。
その報いが、最悪の事態を引き起こしたのだと、分かる。
「さぁ、目を閉じるんだ…そして、ゆっくりと開けてごらん」
ポワトリンは言われるままに、目を閉じた。そして、ゆっくりと…薄明かりを確かめるように目を開けた。
「こ…ここは!?」
「少し時空に細工をした。最悪の状況に輪をかけて、ここは絶望の場所だ」
「い、いやっ!」
と、ポワトリンは叫んだ。恐怖。それも極上の恐怖。体の中に恐れと不安だけを塊にした内臓が出来たよう…ゲームセンター裏の、あの路地。
ボロボロに破けたポワトリンのコスチュームに涎を垂らす、最悪の思い出たち。いや、それは思い出などではなく、今繰り広げられている現実の重さを感じさせる。
「ヒカル!どうしてこんなことを…お願い、これだけはいや!」
しかし、ヒカルの姿はそこにあっても、彼だけ密度の薄い霧のように透けている。ユウコにここで何をさせようと言うのか?
あの、凶悪なチンピラどもが…悪鬼のように見える男たちが怒張した男根を隠しさえもしないで向かってくる。対するポワトリンは、胸元がほころび下着が露わに、ワンピースのスカートさえ裾がほころびパンティが見えている。
こんな姿で戦えと言うのか?
「げはははは!いろっぺぇなお前!」
「サービスしてくれんのか?」
「たっぷりイカせてやるからな」
アレを再現しているようで、どこか違っている。そもそも連中は、ここまで狂暴ではなかったはず。ユウコの心に刻まれた恐怖が、思い出をさらに残酷な情景へと変えているのだ。
ホウキのような金髪を揺らして、男が迫る。手が伸びる。
「うっ!」
ポワトリンは男に首を捕まれた。なんという力。たちまち呼吸が止まりそうになる。分かった、戦うしかない。
恐怖に立ち向かえと言うのね?ポワトリンはやけっぱちで、ベルサーベルを抜こうと右手を伸ばす。
「うあ!」
しかしその手は、別の男が押さえ込んだ。たちまち3人掛りで拘束された。ベルサーベルが奪われ、チンピラのリーダーがそれを口にくわえる。
今やポワトリンは、ボロボロのコスチュームのまま男三人に襲われ、全身を舐めまわされている。ブラジャーがずり下ろされ、乳房が弄ばれる。
「お前の武器で、可愛がってやるぜ」
「うぐ!…ううっ!」
<だ、駄目だわ…やっぱりヤられてしまう…>
「そりゃ!」
「ひぐっ!」
「ほれ!」
「あふっ!」
ベルサーベルがポワトリンの乳首を突くたびに、悲鳴とも呻きともつかない声が出た。赤いクリスタルでパンティを引っ掛け、すりおろしていく。様相は違うが、ヤられていることに違いはない。チンピラが押さえつける。
四つん這いにされて、バックから挿入しようと、入り口にあてがう。ポワトリンの顎にベルサーベルを突きつけ、美少女仮面を犯すカタルシスに酔う野獣の群れが、歓喜の涎を垂らす。
「うあ…ああああああああっ!」
それは強引に、ポワトリンの体内に挿入された。焼け火箸のように熱い、邪悪な塊が腹の中で暴れ、屈辱を産み付ける。掻き回し、前後に揺さぶる。
容赦のない暴力が増幅されて、魂までを恥辱で泥まみれにしていく。
「助けて…ヒカル…お願い…こんなことは…もう…イヤあっ!」
体内の肉棒が、さらに膨れ上がった感じがした。すでにそれは、人間のサイズを超えている。裸の乳房が地面に擦れる。
Gスポットを擦る男根の暴虐に、体中の細胞が屈服しようとしている。抑えようもない快感が突きぬける。そんなはずはない。ポワトリンは思った。美少女仮面が悪者にイかされてしまうはずが…
<だ、駄目…も、もう…目が…目の前が…し、白い!>
ズコン、ズコンと突き続けるチンピラの前に、突如影のようなモノが現れた。
「な、なんだ?」
ペニスを通じて伝わる快感、体を震わせ、そこにまとわりつくような滑る肉の感触が、突如摩り替わった。それはまるで、板を突いているような。
「うわっ、いてえ!いててててて!」
地面に横たわっているのは、北海道に行くとアイヌ村で売っているような、木彫りの熊だった。黒々としてゴロンと転がるその股間に無理やりペニスを擦りつけ、自慢の男根は無残に折れた。
「ばばばばっ…なんだこりゃっ!?」
「お前たちにはちょうどいいだろう」
と、それはすでに影ではなく、背の高い少年の青空のように澄み渡る微笑み。どういう手品だか知らないが、とにかくコイツが美味しいご馳走を奪った。それだけは瞬時に理解して、手を出す。
「なっ!?」
その手が、少年の体を突き抜けている。幻などではなく、それが腕を絡め取り抜き差しならなくなっている。
「ヒカル…」
何時の間にか、ポワトリンはヒカルの手に抱きかかえられていた。ひどい目にあっていたはずなのに、体に違和感はない。気がついた。神様から与えられたそのコスチュームさえ、今は白く輝き回復している。まるで何もなかったかのように。
「これは…どうしたことでしょう?」
「それが君の本当の力なんだよ」
「わたくしの…本当の力?」
「さぁ、やるべきことをするんだ」
はい、とポワトリンは頷いた。地面に落ちたベルサーベルを拾いあげ、今度は恐怖に目を見開く不良たちに制裁を与える。クリスタルが放つコスモエネルギーが打つのは、彼らが心に秘める邪悪なモノ。
蓄積した膿のような邪悪が剥がれ、身体から飛び出す瞬間、激しいショックを感じて昏倒する。力を取り戻したポワトリンにとって、男たちは敵にならない。しかし、そういう弱い者たちに負けたのも自分なのだ。
「たとえ私を犯し、暴虐の限りを加えても、このポワトリンが滅びることはありません。あなたがたはそれを知りなさい」
ベルサーベルが閃き、男たちの眉間を打つ。バシン!と大きな音をたてて、折れたペニスを押さえるチンピラのリーダーが白目を剥いた。
そして…シナリオ通りならポワトリンにとどめの陵辱を加える役どころになる少年を見下ろした。
「さぁ、悪人はもう倒しました。しかし私がいつも駆け付けるとは限りません。ご注意するのですよ」
「は、はい!」
「それでは、ごきげんよう…」
と、いつもの極め台詞を囁いた。再び、霧の中へ。
体育用具室には、やはり饐えた匂いが漂っていた。
「ヒカル…あれは私の迷いが生んだ悲劇だったのでしょうか?」
「迷ってこそ人間。いつも強い存在ではいられない」
「しかし美少女仮面がそんなことでは」
「挫折や屈折を知ってこそ、人は強くなるのではないかな?」
「美少女仮面ポワトリンであっても?」
「もっと不幸なことが、この世の中には溢れているのだからね」
ヒカルの笑顔に抱きつきたい衝動を、ユウコは必死で抑えなければならなかった。もう一度、ポワトリンは自分の全身を眺めた。
輝く白いコスチュームは、まるで新調したかのように整い、身体にぴったりとフィットしている。それだけではなく、身体そのものが羽根のように軽い。
力が満ちて、どんなことでも出来そうな感じ。
「君は大人になり、やがて子供を産むこともあるだろう」
と、ヒカルの手がポワトリンの仮面に伸びた。優しく、マスクを取り去る。ユウコの素顔がヒカルの瞳に映っている。
「身体が欲しがることは悪いことではない。それを押し込めることによって起きる害を、君は知ったのだ」
「では…それならば…私は欲しいものがあるのです」
「そう言うと思ったよ」
と、ヒカルの手がユウコを招くように広がった。抱きとめられ、温もりに包まれる。求め合うことの悦び。
これが大事なことなのね?ユウコは感じた。乳房を包む温もり、股間に忍び込む指先の刺激。密かに押し殺すことなく、それを感じる開放感。
美少女仮面ポワトリンとしての使命に押し潰されていた欲求が、今、弾けていた。
「はぁ、はぁ…こんなに気持ちいいものなのでしょうか?大人とは」
「…まぁ、そればかりでもないのだが」
と、ヒカルは苦笑した。彼は…神様は神様でも好きモノの神様に違いない。きっとそうだろう。そして古来から神様は「そういうモノ」らしいことが神話にも記されている。
ヒカルはそれを伝えに来たに違いない。ユウコはヒカルに抱かれながらそう感じた。
やがて、体育用具室の中という学園ドラマでも使い古されたようなシチュエーションで、ポワトリンは最初のオルガスムを迎えた。想像通り、ヒカルのペニスが与える快感は太陽に焼き尽くされるようだった。
そして村上ユウコがまどろみから目覚めたとき、時間はいつものように優しく流れていた。
コピペ乙。じゃあ次行ってみようか
>>127 コピペなんですか…?コピペの元を教えて下さい
ポワトリン好きなので…
ヒカルが実は神様の化身だったというのはいいとしても、
中の人が鈴木清順だと思うと・・・・・・・・・・
>>128 ず〜っと前に特撮板のポワトリンスレで同じの見たような気がするな。
そこでも別の場所からの転載だと突っ込まれてた気がするけど。
本当の出典はよくわからん・・・。
odenだったか?
お…おでんですか…?あの事件を思い出しますね…
私も被害者の一人ですよ、たいした被害じゃないけど
133 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 16:37:02 ID:Lj8cOnlw
どしたウィルスが貼ってあったのか?
134 :
前スレ521:2006/08/13(日) 05:42:54 ID:y9vAXAB+
前スレ521です。大変間が空いてしまってすいませんでした。
ブルームーンの続きです。苦痛描写がやや濃いかもしれませんので苦手な方はお気を付けください。
右腕を押さえ身体を震わせながらようやく立っている様子のブルームーン。その彼女にテルトグラスが無造作に歩みを向ける。
彼女は未だ敗北の衝撃から覚めず、痛む手首から瞳を放せなかったため近づく獣に気づかない。目の前まで近づいたテル
トグラスの巨体が形作った影がブルームーンを包む、ようやく危機に気づいた彼女は視線を上げ、影の元凶の姿を捉えよう
とした瞬間。
ガギッ!
「うっ!?むぐっうぅぅーー!?」
突如、彼女の視界は闇に閉ざされた、テルトグラスの左掌に顔を鷲掴みにされたのだ。捕らわれ、視界を失った恐怖からか彼
女は痛みを忘れ、手足を振り乱しながらくぐもった叫び声を上げる。
そんな抵抗を意に介さず、テルトグラスは彼女の身体をそのまま吊り上げる。ジタバタさせている脚が地から離れる。
ピシッ!キキッ、キシッ!
「むぅ!?うっ!うむぅぅーーー!」
獣が掌に込める力が増したのか、ブルームーンの通信機が内蔵されている耳当てやバイザーから軋むような音が聞こえ、とうとう
バイザーにひびが走る。痛みはさほど無いが、闇一色の視界がさらにひび割れたことで彼女の暴れようは増す。
「レディーにふさわしい品のある立ち居振る舞いはどこに行ってしまったのですか?ブルームーン嬢。まぁ猫のように暴れられる
あなたを制しようとするのもおもしろそうですが。」
そう必死で抗うブルームーンを茶化しながらテルトグラスは自分の体長のさらに上まで左手を上げ、捕らわれの女戦士の身体を
高く掲げる。
そして右手を、ちょうど彼の腹のあたりの高さに浮いている彼女の股にまわす。プロテクター越しだが陰部を触られたことでブルー
ムーンの身体が一段と強くビクンと跳ねる。
「では、無粋な物を剥がさして頂きましょう。」
淡々とそう告げたテルトグラスは女戦士の陰部のプロテクターを握る手に力を込める。
「ぐうむぅぅーー!っぐぅぅーー!」
ピキンッ!パキッ!
プロテクターとスーツに保護されているとはいえ、女陰をそれごと握られているのである。激しい痛みに脳髄を焼かれ苦悶の叫び
を張り上げるブルームーン。彼女を護る鎧から徐々に破壊音が漏れ伝わり、戦士の心を恐怖で染めていく。
「こんな豊かな乳房が目の前で揺らされているとしゃぶりつきたくなりますね。」
ガキッ!
テルトグラスは暴虐の手を緩めず、ブルームーンの双胸のプロテクターに噛り付き、そのまま噛み砕こうとする。
「むうぅぅーー!ひうぅぅーー!」
陰部と乳房、過敏な部分の激痛に彼女は身を悶えさせる。その凛とした柱が通っていた精神も、自分を護る鎧が破かれようとし
圧倒的な強さを持つ野獣に身を触れられていることで崩れかかろうとしていた。
ブルームーンの蒼き鎧が軋む音と彼女の苦悶の呻き声は長い間続いた。
プロテクターを破壊する音が止み、静かになった室内。
先ほど振り回していた手足はだらりと下がり、ブルームーンは身動き一つしない。テルトグラスの巨掌に覆われた頭からは荒い息
遣いの音しか聞こえなくなっていた。そして蒼き狩人の女としての部分を護っていたプロテクターはその身から引き剥がされ、彼女
の足元に砕け散った破片を晒していた。プロテクターの下の白いスーツもたわみ、ほつれ、無残に汚されていた。だがまだ雅の身
を護る衣としての力は失われていないようだった。
「さて、どうしたものでしょうかね。やっかいですねこの衣は。噛み千切れず、我が爪でも切り裂けず……おやっ!?」
ブルームーンの裸体を隠す強靭な衣を破く手段を思案していたテルトグラスは何かを視界の端に留める。身を少し屈め右腕を伸
ばし、床に転がっていた剣、ムーンブレイドを手にした。手中に収めた敵の武器を笑みを浮かべながら見つめ、楽しそうな口ぶり
で捕らわれの女戦士に告げる。
「ブルームーン嬢、人間の世界には『矛盾』という故事があるそうですね。この機会に試してみたくなりました、あなたの”矛”と”盾”
どちらが勝っているかをね。」
すると彼は右手に持った剣をブルームーンの左胸のふくらみに当てる。僅かに彼女は身じろいだが意に介さず、そのまま刃を横に
右胸まで滑らせた。一瞬の後、刃が通った後のスーツが裂け、そこからたわわな双乳が弾けるように飛び出した。その白肌には傷
はついていない。衣のみが切り裂かれたのだ。
「おやおや、”矛”の方が勝ってたのですか。では下のほうも試してみましょう。」
その言葉を耳にしたためか、それとも胸に違和感を感じたためか、ブルームーンは弱々しく身を捩じらせて刃から逃れようとする。
だがその動きも空しくムーンブレイドの刃は彼女の臍の下に押し付けられた。
「動かない方がいいですよ。手元が狂ってあなたのピンク色の腸が飛び出すなんてこともあるかもしれませんから。」
その言葉に恐れを抱いたのか、ビクッと身体を跳ねさせたのを最後に再び動きを止めるブルームーン。
そして刃はすぅーと下に引かれた。股の覆っていた白いスーツの裂け目から黒い下着が姿を覗かせる。刃が身体から離されたため
か再び束縛に抗うブルームーン。そんな彼女をテルトグラスは壁に向かって放り投げた。
ドスッッ!
「ぐうぅっっーー!」
背中から叩きつけられ、彼女の身体は壁にもたれ掛かったまま床に尻餅をつく。身を起こすことも出来ず息を求めて喘ぐその顔は
涙、汗、鼻水、涎と獣の掌に掴まれているうちに噴き出したあらゆる体液に塗れていた。荒い呼吸のため激しく上下させている胸は
何にも護られずに白肌を、腿の間も同じように下着が晒されている。もはや女としての身体を護るすべを完全に失ってしまった雅
だが座り込んだ彼女に近づくテルトグラスに向けた眼差し、ひび割れたバイザーから覗かせた瞳はまだ薄っすらと光を放っていた。
「ほぅ、まだそんな眼が出来るんですか。いつまで持つか楽しみです。」
「……!?やっ、やめ!放せっ!このぉ!」
弱々しく抵抗する雅を意に介さず、テルトグラスは今度は彼女の脇腹を掴んでその肢体を持ち上げる。ちょうど『たかいたかい』の
格好で雅は宙に浮かされた。さっき持ち上げられた時よりも体の間隔が近いため、彼女は脚をジタバタさせながらテルトグラスの体
を蹴りつける。
獣の足を蹴っていた彼女だが、何度目かに振った太腿に彼の硬い足とは違う感触の何かが触れた。いぶかしげに下に視線を向ける雅。
「ひっ!!……」
体を震わせた彼女の視線の先に在ったのは、テルトグラスの股から突き出た巨根だった。彼女の膝から腰あたりまでの長さがあり
そうな生殖器が太腿にその先端を触れさせていたのである。
「驚かれましたか。縮ませて収めておいたのですが、あなたのはだけた胸を見て抑えられなくなったもので。早速これであなたの
女陰を貫いて差し上げましょう。」
「いっ!いやっ!…やめっ」
「冗談ですよ。素晴らしい苗床が壊れてしまったら私も困りますからね。まずは残っている邪魔なものを剥がしますか。」
そういうとテルトグラスは蜘蛛の脚を二本前に伸ばし、器用に操って股間のスーツの裂け目を広げていく。下腹部の白肌が見える
まで切り開いたら次は下着とその下の女陰の間に一本の蜘蛛の脚をかき入れる。それから生えるざらついた繊毛が陰唇をひっかき、
雅は僅かにかすれ声を上げる。その脚でテルトグラスは彼女の秘所の最後の護りである黒いショーツを引き千切った。その情景を
雅はただ身体を震わせながら見つめることしか出来なかった。
あらわになった彼女の秘所、その周りの茂みは汗で湿って黒光りを増していた。そこに下着を剥ぎ取った蜘蛛脚が再度向けられる。
小刻みに震える桃唇にそれは当てられ、なだめる様に周りをさすられる。
「次は私の生殖器を受け入れられるよう、膣中をほぐさせて貰います。」
「えっ……!?いぃっ、ぃいいいーーー!!」
穏やかな動きから一転、いきなりその脚は雅の桃唇に突き込まれた。悲鳴を奏でる彼女の口唇。その彼女の身体を両脇に廻した
腕を動かし上下に揺らし始めるテルトグラス。上に持ち上げられた時には中ほどまで引き抜かれた蜘蛛脚は、雅の身体が再び
落とされたときにいっそう激しく彼女の膣中に突き入れられる。
「はひっ!いっ…」
グチュッ!グチュリ
上下に身体を揺らされるごとに喘ぎ声、それと水っぽい音が響く。彼女の秘毛、そしてその秘所に出入りを繰り返すテルトグラスの
蜘蛛脚は雫にまみれ、そこから滴り落ちたもので足元には黄色い水溜りが出来ていた。雅の膀胱は異物を肉洞の捻じ込まれる衝撃
そして恐怖に耐え切れず失禁してしまっていたのだ。
「これはありがたい。ブルームーン嬢、あなたが漏らしてくれたお陰で突き入れやすくなりましたよ。」
「ぎいぃ!……こ、の…ゲスがっ…いぎっ!…あ…あた、しは…これぐらい……なんとも…無い……」
テルトグラスの嘲笑に彼女が応えたものはどう見ても強がりだった。蜘蛛脚が突き入れられるたび、ある程度は彼女の尿で濡れている
とはいえ硬さを失わない繊毛が淫襞をこすっていく。その今まで経験したことの無い痛み、そして疼きが敗れ去った女戦士の脳を焼いていく。
「なんとも無いなら、手早く済ませるためもう一本いきますか。」
「くひぃ!……はっ!ぁあ……?……アッ!ガァ…!ギイイィィーーー!!」
軽い口調で宣告したテルトグラスはもう一本、蜘蛛脚を前に廻し、既に隙間など無い雅の桃唇を強引にこじ開けてそれをも捻じり入れる。
肉洞を獣の脚で完全に埋められてしまい、彼女は声にならない絶叫をあたりに響かせる。
再びテルトグラスは上下の抽送を始めるが脳髄を苦悶で占められた彼女は舌を突き出し、涎を溢れさせる口唇からかすれ声しかあげる
ことしか出来ない。その蒼きバイザーの向こうの眼も大きく見開かれ、瞳は澱んだ影に覆われていた。
「おや、コワれてしまいましたか?あの気高い精神は見込み違いだったんですかね?まぁいい、身体だけででも楽しませてもらいますか。」
バトルスーツの裂け目から突き出された雅の左胸にテルトグラスは舌を近づけ、その頂のうっすらと桃色に染まった乳首をチロリと舐めあげる。
すると上向きに頂を舐められたことで乳房そのものがプルルンと震える。その挑発のような動きに衝動を駆られたテルトグラスはしゃぶりつくが
如くその白桃を口に含み、ざらついた舌で舐めまわし、その白肌を唾液で汚していく。苦悶の表情はいくらか薄らいだものの、代わりに虚ろさ
をその美貌に張り付かせてしまっている雅は自らの豊乳が汚されようと為すがままになっていた。
やがて柔らかな乳肉の感触に物足りなさを感じた獣は尖った桃豆に舌を向け、コリコリとした硬さを味わい始める。舌の上で転がして芯の通った
それを楽しんだ彼は次に歯応えを確かめようと、鋭い歯で甘く噛む。するとかすれ声がどこからか聞こえた。
「ぁ……あたし、は……まけ…ない……おまえ…なん……かに………」
頭上から聞こえた蚊の鳴くような声に気づき、テルトグラスは乳房を口に含んだまま視線を上に向ける。そこにはなんとか決意を込めた言葉を
紡ごうとする雅の姿があった。まだ醒めきってない瞳に僅かだが再び光を宿し、テルトグラスを見据えている。言葉を吐き終え、口唇を閉じた
彼女は一瞬の後、再び口唇を開き眼下の獣に唾を吐きかける。勢いは弱く、まるで雅の顎に垂れかかるようだったがどうにか届き、テルトグラス
の頬にビチャリと降りかかる。
「…ふ、ふふっ……いい、ザマ……ね…」
「まだ、そんな目が出来るとは…。すばらしい、本当に素晴らしいです、ブルームーン嬢。本当はもっとあなたで楽しみたいが、お仲間が
来ると厄介ですからそろそろ本題といきますか。」
雅の左乳から口を離したテルトグラスは笑みを浮かべるほど高揚した口振りになる。頬に垂れかかった雅の唾液を舌なめずりするように
舐め、彼女の秘径から蜘蛛脚を引き出す。ズブジュと濁った音と共に荒々しく引き出され、雅は咽喉をくぐもらせる。引き出された脚は
朝露を浴びたかのように、彼女の愛液や小水で繊毛を湿らせていた。
彼女が男性のモノを受け入れた経験は何度かあったこと、そして腕輪の加護のおかげで異物の挿入に何とか耐えきった秘所は楚々と
した桃色だった唇を朱色に濡れさせ、淫豆も芯を通らせている。暴虐が去った雅の身体と心が休息を求めるがテルトグラスがそれを許す
ことなどあるはずが無かった。
引き出した双脚で彼女の腿を押し上げて股を広げ、その隙間に巨根を突き伸ばし、淫唇を撫でる。
「いっ!ひぃぃっー!?」
なかなか静まらず、息を求めるかのようにひくつかせている淫唇を固い感触で撫でまわされて雅は戸惑い甲高く叫ぶ。彼女の眼に入った
のは今まさに突き入れられようとする獣の巨大な生殖器だった。
ギブシュ!!ジュシュ!!
何の躊躇もなく捻りこむようにその巨棒は柔らかな雅の淫唇に突きこまれ、まるで肉を引きちぎるかのような擦過音が響く。
「あっ!?ぐうううぅぅっーーー!」
いくら先にほぐされたとはいえ、彼女の肉洞にそれは大きすぎた。雅の痛覚のリミッターは弾け飛び、よりいっそう深く突きこまれる度に
視界がバチバチと電光で覆われる。
そんな彼女にお構い無しにテルトグラスは抽送をさらに激しくする。とうとう彼女の柔肉も耐え切れなくなったのか茶色の肉棒とそれに
引っ張られ、押し潰される朱色の唇の間から鮮血が幾筋も流れ出て彼女の腿の白肌に滴り落ちる。
「いぎっ!ふっとぉ、太いっ!ぐっ、ぐるじぃ……」
痛みに耐えかね頤を振り乱し、端麗な顔を崩す雅。その彼女の身に更なる痛打が加えられる。
ブチュリ
「ぐっ!?うっぅぅぅーーー!!」
股のスーツの裂け目から捩子いれ、尻のすぼみに蜘蛛脚を突き込まれたのだ。粘った音と共に拘束された女戦士の身体が跳ねる。
蜘蛛脚のざらざらとした繊毛に刺激され、彼女は必死に腰をよじらせる。
「こちらの穴に脚を入れると皆、生殖器の締めつけが強くなるのですよ。あなたもそうみたいですね、ブルームーン嬢。」
テルトグラスの言葉に答える余裕も無いのか、荒い息づかいで単節音を吐き出しながら雅は身をくゆらせる。もう彼女の身体には暴虐に
立ち向かう余力など無かった。双穴への乱入者がよりいっそう突き込まれる度に桃尻から背筋をピンと仰け反らせても双腕は力無く垂れ
下がったまま、俯いた顔からは影になって表情は読み取れない。
やがて繊毛に腸膜が傷つけられたのかスーツと脚の間を鮮血が流れ落ち、彼女は身を揺らすたびに汗や血を周りに飛び散らせる。
「ヒッ…………」
その時、テルトグラスはかすかな音を耳にした。その音を耳にした瞬間、彼の心は歓喜に塗りつぶされていく。その音の源に顔を上げた彼が見たものは
「ヒック……も、もう…痛いのはいや……ック」
涙をぼろぼろと頬に流し、詰まりながら弱音を吐く雅の姿だった。
「これはブルームーン嬢、勇ましい狩人である貴女がそのような振る舞いをなさるとは。」
「いや………お願い、もう…ゆるして……」
彼女は首を嫌々するように振りながら哀願する。ツリ目がちだった目尻は下がり、長い睫毛からは雫が垂れる。
「クックックックッ、これはいい!弱々しく震える貴女の姿、そそられますよ。」
「エグッ、いたいよぉ………?なに……!?」
雅の姿に欲情を刺激されたテルトグラスはよりいっそう抽送を激しくする。突きこまれる度に彼女の柔肉が押し潰され、白肌をきしませる。
その苦悶にむせび泣き、まるで幼女のような呻きを漏らす雅だったが苦痛しか感じなかった肉襞が何か違和感を捉え、瞳を震わせながら
疑問の眼差しを股に向ける。
その視線に気づいたのか、テルトグラスは女戦士に絶望的な言葉を告げる。
「もう耐えられなくなりましてね、そろそろあなたの膣中に出さしてもらいますよ。私の精子をね。」
「えっ!?…………いや…そんなのイヤッ!!絶対イヤよ!!」
肉壷に差し入れられ、彼女の身体に絶望をもたらそうとしている肉棒から彼女は腰を振り、何としてでも逃れようとする。だががっちりと獣の
腕に捕えられた身体は言うことを聞かない。身に纏っていた鎧だけでなく蒼き女戦士としての心の鎧も打ち砕かれ、只の娘としての姿を晒す
雅は破局から逃れようとその朱唇から獣への屈服の言葉を口にする。
「おねがい!お願いしますぅ。それだけはやめて、膣中には出さないで!もう…ヒドイことしないでぇ……グスッ…」
必死に哀願する雅。恐怖からか次第に言葉は途切れ、くぐもった泣き声に埋められる。その姿からは狩人の面影は消え失せ、普段の彼女の
立ち居振る舞いからは想像もつかないものだった。
しかし雅がプライドをかなぐり捨てて懇願したのにも関わらず、肉壷の中の剛棒がいっそう膨れたように感じたことで彼女の口唇が呻きを漏らそう
とした瞬間、熱い何かで肉壷が埋め尽くされた。
「くっ……!?いっ、イヤヤァァァァーーーー!!」
部屋の中に絶叫が響き渡る。雅が顎が外れるのではないかと思うくらいに口唇を大きく開けて悲鳴を奏でたのだ。
「ごほっ!……あがっぁ!……」
もう彼女は肉根の暴虐に逆らうことは出来なかった。さらに桃襞を白濁液で汚すためにテルトグラスが腰を突き動かすたびに、口からは唾の飛沫と
共に聞くに耐えない呻きが漏れる。やがて獣の動きが静まったときには彼女の口唇は『ヒィーハヒィー』とかすれた音しか漏らさず、その双眼も大きく
見開かれ、瞳の光は絶望に塗り潰されていた。
ズチュリ!
粘ついた音と共にテルトグラスの巨根が引き抜かれる。白液に塗れたそれが今まで挿入されていた雅の女陰は無残な姿を晒していた。
まだ後穴に蜘蛛脚を差し込まれたままだが幾分苦痛から逃れられたためか、張り詰めていた首筋を緩めうなだれる雅、だが彼女の悪夢は終わりを
見せなかった。
「スッキリしましたよ、ブルームーン嬢。さて、この調子で孕んでいただけるまでお付き合いいただきましょう。」
「あぅ……はぁ……あっ……えっ!?」
テルトグラスの口から放たれた言葉、それに応じて首を持ち上げて彼の顔を注視した雅の容貌は蒼白に染まっていた。
「い、やめて……もう、ゆるしてよぉ。妊娠なんてイヤだよぉ。みやび、壊れちゃうょ……」
「ブルームーン嬢、あなたの本名はミヤビとおっしゃるのですか。ではミヤビ嬢、たっぷりと私の子種を注ぎ込んで進ぜましょう。」
身体を縮こまらせ、眉をハの字に崩した雅が弱音をつぶやく。その姿からは戦士としての矜持は完全に感じることは出来ない。もはや彼女-瀬原雅-
は獣に狩られる乙女でしか無かった。そして無力な少女に無情な宣告がなされた。
「イ、いやっ、いやぁ!ひっ、アギィィィーーーー!!」
部屋の中に何かが叩きつけられるような音と共に甲高い絶叫が響き渡る。そのうちにか弱い嘆願の声が悲鳴の合間合間に聞こえ、やがて巨体を動か
す音の他には何も聞こえなくなった。
私はこんなに自らの無力さを悔いたことは無かった。窓の向こうでは3人の”守護者”さんたちが謎の”複合体”と闘っているのに何も出来ない。この近くで
雅先輩が助けを待っているかもしれないのに”複合体”が排除されるまではこの装甲車から出ることすら出来ない。
最後に雅先輩にテレビ電話でからかわれてから何時間も経っていないのに、とってもセンパイに会いたい。センパイに抱きついて胸に飛び込みたい。
『さっすがセンパイ!”複合体”が相手でも逃げ足速いですね、心配して損しちゃいましたー。』
そんなことを言ってみてセンパイに小突かれたい。センパイなら私達がここにたどり着くまでの間、スピードを活かして逃げ切っていたと信じたい。だけど
現実、私の目の前のモニターはブルームーンの変身制御装置の腕輪の内部にある発信機が前方200m、戦いの場の向こう側のビルの内部で微動だに
していない事を知らせていた。
「くっ、さすがに3人も相手にすると苦労しますね。まぁいい、ミヤビ嬢はひとまずお返ししましょう。」
”複合体”がそんな捨て台詞を吐いてビル伝いに飛び去っていく。残された3人の”守護者”さんたちも傷つき、疲れ果てて追撃は無理みたい。今は雅
先輩の救出を優先するべきだし仕方ない。
……あれ、…何であの”複合体”はセンパイの名前を知っているの……?
目の前のモニターを小脇に抱え装甲車の扉を開けて地面に飛び降りる。心がが締め付けられるように痛みを訴えているけど、こんな心配杞憂ですよね。
そんな風に言い聞かせながら走る。そうしないと怖くて足を進めることが出来無そうだったから。
「セナちゃん、危険よ!私たちが捜索するからあなたは来ないで!」
”守護者”さんの一人が大声をあげたけど構わず暗い路地に飛び込む。モニターを持ち上げ目をはしらせると、この路地に沿ったビルの中に雅先輩の
発信機の反応はあるみたい。
やがてビルの壁面が崩れた一角が見えてくる。モニターを抱え直して瓦礫を踏み、意を決して恐る恐る中を覗きこんでみる。
ガチャリ!
重いものが叩きつけられるような音が遠くから聞こえる。……いや、私がモニターを落としちゃったんだ。ドジだな〜私。やっぱオペレーター失格ですか?センパイ?
頭の中がはっきりとしない。何故だろう?何かが小部屋の中の暗がりに見えるけどぼぉーっとした頭が受け付けてくれないからよく見えない。
………っと!!
ようやく衝撃から覚めた頭が指令を出す。私はその”何か”駆け寄った。そして
「…い、いや…センパイィィィーーー!!」
今まで出したことが無いくらいの大声が私の口から飛び出た。仰向けに横たわる雅先輩の傍に膝をつけ、センパイの身体を抱きかかえる。
…軽い
確かにセンパイはスタイルを維持するのにすごく気を使っていたけど、でも軽すぎる。まるで大切な何かを失ってしまったかのように……。
急いで人差し指をセンパイの口元に回す。柔らかな上唇が触れ、それと共に僅かだが息の流れを感じた。最悪の想像は否定され、少しほっとする。
でも瞳に入った来た先輩の姿が私の心を再び黒く塗りつぶさせる。
ブルームーンとしての雅先輩を護っていたスーツはあちこちが傷ついていた。特に胸部のプロテクターは引き剥がされ、スーツも切り裂かれそこから
白いおっぱいが飛び出ている。その白肌には赤い跡でくっきりとつき、ねっとりとした液体に塗れていた。
そして、センパイの最も大切な場所。そこのプロテクターも引き剥がされ、白い液体に浸かっていた。目の前の現実が信じられなかった。無意識のうちに
右手をそこに廻し、白い汚液から少しでもセンパイの身体をキレイにしようと夢中でセンパイの肌を手で掃いていく。だが、手を動かしても動かしてもセン
パイの身体の中からそれが溢れ出して来る。
ポトッ
センパイの頬に幾滴もの雫が落ちていく、何だろう……わたしの涙だ。そう気づいてから涙は止まらなくなった。泣きに泣いた。自らの無力さ、センパイの
無残な姿、様々なことが心の中を巡っていく。
ふと、何か音が聞こえた気がした。涙に濡れた目を開ける。……センパイの唇がかすかに動いている!急いで私はセンパイの口元に耳を近づけた。
「……ユ、ユルシテ、クダサイ……オネ、ガイ……ダレ…カ…タスケ、テ……ミヤビ…ノコトヲ、タスケテ……」
私は信じられず、動揺して顔を離した。その拍子にセンパイの壊れかけたバイザーに当たり、それを弾き飛ばしてしまった。
現れたセンパイの眼は大きく見開かれたままで、その瞳は暗く沈み、何も映していなかった。
崩れた壁から射し込んだ月光に照らしだされる中、私は先輩の身体を抱きかかえたままいつまでも泣き続けた。
ブルームーンの続きキテター!GJです!
お姉さん悲惨。・゚・(ノД`)・゚・。
あまりにズタボロで最後の方はちょっと可哀想になってきちゃったよ・・・
ここまでやられては、もはや正義のヒロインとしての再起は不可能でしょうな
待った・・・待ち続けた甲斐が・・・あった・・・・・・・っ!!
GJ!苦痛のみもいいもんだなあ…
147 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 16:59:51 ID:zB/oJhcw
良作に感謝!!
ほし
149 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 22:34:32 ID:MGT1HmXL
アゲ♂
150 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 20:27:08 ID:BaK+Eqpd
ブルームーン続編キボン
個人的にかなりツボ
女対女やクスリ等の甘っちょろい話はもういらんな
なに勝手なことほざいてるんだこのガキ様は?
てめぇひょっとしてブルームーンとか言う糞SSモドキの作者か?
他の作品荒らして書き手を追い出そうとしたことぐらい分かってんだぞ
住民までいなくなったのは計算外だったろうけどな
まだこんな過疎スレに粘着してるのかよw
154 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 00:58:58 ID:G78cxfAn
ここはオリキャラOKですよね?
魔女ッ子以外なら
156 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 14:57:06 ID:Wj5wZnbN
他人なんか信じなくてイイ
自分を信じていれば
158 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 19:22:05 ID:HLs+uGL7
何だ、ここは特撮板で以前にあった、【もがけ苦しめ!】の延長か、その流れを
組む所なのか。