戦国無双でエロパロPart4

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1名無しさん@ピンキー
ここはコーエーのゲーム「戦国無双」シリーズエロパロスレです。

※sage進行で。
※801はここでは禁止、801板の方でおながいします。
※女性化・女体化はシチュエーション・スレへ。
※荒らし・煽り・叩き等はスルーしましょう。レスしないのが賢明です。

【まとめ】
前スレ 戦国無双でエロパロPart3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1105159360/l50

前々スレ 戦国無双でエロパロPart2
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085488784/

*これまでに投下されたSSの保管場所*
2chエロパロ板SS保管庫
http://adult.csx.jp/~database/index.html
(サーバーが重くて繋がりにくいです)
2名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 19:36:21 ID:/0o4HiZS
2get
3名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 22:11:09 ID:BqihbZ0M
>>1
華のごとき乙ぶりよ
4名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 22:14:50 ID:xsdgMjxd
やったな!>>1者!
5名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:42:42 ID:pEuWLhNb
>>1GJ!!
6名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 01:17:31 ID:VR2TI+0e
>>1
良い>>1参る!
7名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 01:20:52 ID:ezzLy/Pg
すべてを>>1に捧げよう!
8名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 01:22:28 ID:cGcXldLr
うほっ、>>1の股間の鉄砲が大暴れしとる!
9名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 07:19:49 ID:JB8+DL0J
>>1
わしの若い頃を思い出すのう
10名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 08:36:03 ID:ZgiLwwFF
>>1ではない 立花だ
11名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 18:43:11 ID:7cqN/MX5
保守保守
12名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 19:28:31 ID:wzumMC79
震えて眠れ
我が名は1乙
13名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 19:32:23 ID:nmrtmRou
大人しくしろ!
>>1めっ!
14名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 23:28:40 ID:osciGM4V
このスレの泰平あと1年は続くであろう
そのあとは未来の者に任せよう。重き荷を背負いみんなの期待に応えてSSを投下してくれる未来の者に……



ざっと済みたり
15名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 06:29:50 ID:8FOy2Q7o
保守
16名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 11:22:28 ID:/c9P0af8
>>1が皆のため立てたスレに、皆が>>1のためSSを投下すれば、皆が幸せになるという。
もちろん、性的な意味で」
「信じられんな」
「試してみるか?」

というわけで、稲ちん一人えっちSSを投下してよろしいですかね?
17名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 11:50:19 ID:x0xg4Qv+
やってしまえ!
18稲姫孤独の宴:2006/06/11(日) 13:31:01 ID:/c9P0af8
 殺生禁断の寺院に武士(もののふ)どもが詰め、色欲御法度の境内に女の鳴く声がする。
それが、戦国乱世。

「ああ……んくっ……」
 床(とこ)の上で、若い娘が悶えていた。抱かれているのか。いや、相手の男はいない。
独りで身をよじり、半開きになった口から切なく吐息を漏らしている。艶やかな黒髪が、
布団の上でバサバサと振り乱される。透けるように薄い寝間着は、胸元や裾がはしたなくも
乱れていた。
 火照った身体を慰めているのであろう。年頃の娘ならば珍しくもないことだ。

 それが、本多平八郎忠勝の娘、稲であればどうだろう。凛々しき徳川の女与一が、
劣情に支配されるなど信じがたい。それでも今孤独に悶えている娘は、稲以外の何者でも
なかった。
「ん……んふうっ……だ、駄目……」
 寝間着の上から、掌でそっと乳房を包み、円を描くようにさする。上質な布地でこすられるたび、
心の臓が苦しくなってくる。苦しいだけではない。触った部分が甘く痺れ、奇妙にも安らいだ
気持ちになってくる。
(乳房を揉んで悦に入るなど――このような淫戯、武士にあるまじきこと)
「やめないと……やめ……でも気持ちいい……」
 そう強く念じても、指は止まらない。更なる高みを求めて、指づかいはいっそう速く、
激しくなっていく。
19稲姫孤独の宴:2006/06/11(日) 13:32:16 ID:/c9P0af8
 いくら稲でも、かかる指遊びをまったくしなかったわけではなかった。どうしても眠れない
夜だけ、五日に一度ほどの頻度であっただろうか。
 それが小田原に参陣してからは、ほぼ毎晩のようにしていた。自室に戻り、布団に横に
なるや否や、自らの肢体をまさぐり、喘ぎ、果てる。
 すべては、大舞台での極度の緊張感が原因であった。

 小田原征伐――北は伊達から南は島津までが、一堂に会しているのだ。徳川の将として、
無様な真似は許されない。戦場のみならず、平時の立ち居振る舞いさえも。
(もし、父上や殿の期待に応えられなかったら……!)
 芽生える不安を、稲は己を鍛えて乗り越えようとした。本番で失敗しないために、
長い時間を稽古に費やす。だが焦れば焦るほど、矢は的から外れ、兵法書は頭に入らない。
今の彼女に必要なものが息抜きだということを、生真面目な稲は思いつかなかった。

 自分で自分を追いつめ、もはや、心の重荷を下ろせる場所は深夜の床の上しかない。
(病にかかってしまう……でも、それでも今の私には、あふぅ、これしか、これしかっ)
『やりすぎれば病になりますよ』
と釘を刺されながら、侍女がそっと教えてくれた指遊び。
今の稲はその刹那の悦びに、阿弥陀如来のごとくすがっていた。
20稲姫孤独の宴:2006/06/11(日) 13:33:14 ID:/c9P0af8
 そして、小田原に来てから、大きく変わったことがあった。
 今までは、少しでも早く火照りを鎮めることだけに、心を用いていた。だが気付いてしまったのだ。
行為の途中で、誰かを思い浮かべていることに。

「い、いい……た……立花……様……立花様ぁ」
 立花ァ千代。誇り高き雷の姫に出会ったその時から、稲の心には彼女の姿が焼きついて
離れない。
 強さと美しさを兼ね備えたァ千代は、父にも並ぶ、稲の尊敬の対象となった。
『立花様のような、凛々しい武士になりたい』
 そして、
『少しでもお近づきになりたい、私を見てほしい』
と。

 その純真な想いが、毎晩自慰を繰り返すうち、危うい色を帯びるようになっていた。
(立花様……私のすべてを見てください……弓を置いた、み、淫らな私を……)
 ァ千代にだったらすみずみまで見てほしい、触れてほしい。
『立花様に申し訳ない』
と思いながらも、自分の指を彼女の指だと思うと快楽の度合いがぐんと増す。今宵も稲は、
そこにいるはずもない想い人に、抱かれる。
21稲姫孤独の宴:2006/06/11(日) 13:37:10 ID:/c9P0af8
「んくっ」
 白魚のような指を、股に伸ばす。赤みがかった姫割れの上には、すでに雫がにじんでいた。
(濡れてる……立花様がしてくださったから……)

 その上で指を往復させ、透明な雫を塗りたくる。挿入は、したことがない。怖くてできなかった。
指も入れず陰唇を撫でるだけの自己愛撫は、傍から見ればまことにお上品で、それで満足
なのか疑問に思えてくる。
 乳も尻も、身体は人並み以上に発育している。秘毛も伸びるに任せ、豊穣に茂っているというのに、
稲の営みはあまりに幼かった。
 妄想のァ千代もまた、稲の姫割れを可愛がる。茹だった肉饅頭をくつろげ、その指は包皮に守られた、
肉珠へ――

「ひあああっ!」
 包皮を剥きあげわずかにこね回すだけで、狂おしいほどの雷撃が走る。
(ほら、気持ちいいかい? 淫乱な稲殿)
(立花様、立花様ぁっ! 稲は果ててしまいますっ)
「むぐううぅっ、ふぐっ」
 あられもなく叫びそうになり、稲は慌てて枕を噛みしめる。
 鼓動が耳の奥まで聞こえてくる。息が、できない。もう、絶頂までいくらの時も残されては
いなかった。

(鳴け。立花が貴様の最期、見届けてやる)
(死んでしまう、稲は、稲はもう――あああああ!)
 ここにはいないァ千代に抱かれて、とうとう稲は達した。しなやかな肢体がビクビクわななき、
それから糸が切れたように崩れ落ちる。
 目の前いっぱいに、ァ千代の微笑みが浮かぶ。それも瞬く間に、まばゆい光に吸い込まれていった。
22稲姫孤独の宴:2006/06/11(日) 13:37:42 ID:/c9P0af8
 妄想の中、稲は決まってァ千代に組み敷かれていた。戦いに敗れたのだろうか。
そこに至る物語は、稲自身も緻密に構築してはいなかった。
(ひぐぅ! う……あ……なぜ、このようなことを……)
 雷撃で身体の自由を奪われ、されるがまま全裸に剥かれていく。面倒な部分は
雷切で切り裂かれてしまう。
『憧れの人が酷いことをしてくれる』
歪んだ想像は、稲を存分に昂ぶらせた。

 自分でも帯をほどき、袖から腕を抜いて、衣の上に裸体を横たえた。ァ千代の涼やかな
視線を想像して、胸と下腹を腕で隠す。

(恥ずかしい……)
(ふ。その姿が一番好ましい)
「んふぅ……れろ、れろっ」
 一糸纏わぬ稲を、茶器でも鑑賞するように眺めてから、そっと唇を奪う。悲しいかな接吻は、
相手がいないとできない。代わりに稲は、自分の唇を繰り返し繰り返し舐めた。
 それから、大胆に責められる。ァ千代は愛の営みにおいても優れた技巧を持っているに
違いない。それに比べて、自分の指づかいはあまりに拙く思えて、もどかしかった。
 彼女なりに懸命に乳を揉みしだき、硬くしこりはじめた先端を親指と人差し指でつまみ、
ひねり、引っ張る。
「素敵……お上手です立花様ぁ……」

 乳首を虐めていると、いよいよ女芯が潤ってくる。ァ千代も、それに気付いて侮蔑の言葉を
投げかけた。
(まだ男も知らぬのに『お雛様』がこんなに濡れて……貴様は随分と淫乱なのだな)
 ァ千代の言葉を借りて、稲は自分で自分を貶める。下々が女性器に使う、あけすけな言
葉を稲は知らない。
(は……い……私は、私は武士なのに……毎晩、お雛様を……!)
23稲姫孤独の宴:2006/06/11(日) 13:39:14 ID:/c9P0af8
「んくっ」
 白魚のような指を、股に伸ばす。赤みがかった姫割れの上には、すでに雫がにじんでいた。
(濡れてる……立花様がしてくださったから……)

 その上で指を往復させ、透明な雫を塗りたくる。挿入は、したことがない。怖くてできなかった。
指も入れず陰唇を撫でるだけの自己愛撫は、傍から見ればまことにお上品で、それで満足
なのか疑問に思えてくる。
 乳も尻も、身体は人並み以上に発育している。秘毛も伸びるに任せ、豊穣に茂っているというのに、
稲の営みはあまりに幼かった。
 妄想のァ千代もまた、稲の姫割れを可愛がる。茹だった肉饅頭をくつろげ、その指は包皮に守られた、
肉珠へ――

「ひあああっ!」
 包皮を剥きあげわずかにこね回すだけで、狂おしいほどの雷撃が走る。
(ほら、気持ちいいかい? 淫乱な稲殿)
(立花様、立花様ぁっ! 稲は果ててしまいますっ)
「むぐううぅっ、ふぐっ」
 あられもなく叫びそうになり、稲は慌てて枕を噛みしめる。
 鼓動が耳の奥まで聞こえてくる。息が、できない。もう、絶頂までいくらの時も残されては
いなかった。

(鳴け。立花が貴様の最期、見届けてやる)
(死んでしまう、稲は、稲はもう――あああああ!)
 ここにはいないァ千代に抱かれて、とうとう稲は達した。しなやかな肢体がビクビクわななき、
それから糸が切れたように崩れ落ちる。
 目の前いっぱいに、ァ千代の微笑みが浮かぶ。それも瞬く間に、まばゆい光に吸い込まれていった。
24稲姫孤独の宴:2006/06/11(日) 13:39:48 ID:/c9P0af8
 快楽の波が去ると、たまらなく虚しい。
(また、敬愛するあの方を汚してしまった。立花様が、私みたく煩悩に振り回されるはず
などないのに。こんなことをしても、何の意味もないのに)
 それでも明日はやってくる。今日から何かが変わるかもしれない、いや己の力で変えなければ。
惨めな、弱い自分を。

(お休みなさい、立花様。そして――こんな稲をお許しください)
 目を閉じた稲の頬を、純情の涙が流れて落ちた。


終わり

すいません、送信順を間違えてしまいましたorz
25稲姫孤独の宴:2006/06/11(日) 13:41:46 ID:/c9P0af8
>>21をなかったことにしてください、本当に申し訳ない。以上です。
26名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 14:56:52 ID:M6NBoMOi
お雛様GJ!!
ハァハァさせてもらいますた(*´Д`)
27名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 15:03:15 ID:2MXs8trO
次スレたってたのか>>1
28名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 15:46:36 ID:keZC5kpJ
ぎゃああああああああああああああああああああああ
稲タン銀タンついに来たー
GJ過ぎる
29名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 17:11:50 ID:TsR1u10v
稲ちん大好きだから嬉しいいいいぃぃぃ!
GGGGJ!!!!!!!!
30名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 17:20:41 ID:ifDxUJmi
     /ヘミミ/ヽ `、,ヽ丶)ヽ ソ             ,r';;r"            |;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;
    /ヘミミミ/  ``'ー-.、,ヽ丶)ヽ、           ,';;/             /;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;
  、. レ"ヾヘミミ/        ヽソノ;、ヾi          l;;'            /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',;;;;;;;
  _ヽlヾミミミン  -zュ、、     ´ ';ソ:|         . ,l;L_      .,,、,--ュ、 ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;iソノ
  i A;ヽミミゾ   ,__゙ヾヽ       |ノ!         ヾr''‐ヽ,  ,、ィ'r-‐''''''‐ヽ ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
  | | iミミソ     ヽィ;:i゙! `   ,,,,,,,__  |/          l rO:、;  ´ ィ○ヽ    'i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、l
  | ヽiミソ        `   /,,,,,_~`ヽ/           | `'''"/   `'''''"´     !;;;;;;;;;;;;;;;/ l |
  ゙iー:ソ           ,、-'  |ヽ,r;_i /          . ,'  /   、        |;;;;;;;;;;;;;ノヽ'/
 ノソ         ` = _, |   ./           . l  ,:'   _ ヽ       .|;;;;;;;//-'ノ
.  "!      ,.r===;-、, ` '′  ,'             ', ゞ,' '"'` '"       i;;;;;i, `' /
  ハ.      / ヽ、  ヽ,)   ノ               ', i、-----.、       `''"i`'''l
,r'イ ',     l!、   ゙i ./   ,.'                ヽ ヾ゙゙゙゙ニニ'\        ,'  ト、,
. i |  ',      iゝヽ..ノ,イ   /                 ヽ ヽ〈    i|          Vi゙、
. !│ ヽ    ゝ.二 '´ /.│   <<GJ!!!>>      ゙, ,ヽ===-'゙ ,'     ,   // ヽ
. ! |   ヽ      /   !、.                  ',.' ,  ̄ , '    ノ  /./    ヽ,
. | |     >‐‐ァ"     | \                  ヽ.  ̄´   / ,、 ' /     / \
 | |  ,、r'" ,、r''"      /   \                  ノ:lゝt-,-‐''" / ,.ィ゙     /
 | |、r'" ,、r''"       /     \            ,、 - '''´  |  ヽヽ /,、ィ     /
31名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 17:44:23 ID:kxoEfOwb
>>30
いつ見てもインパクトあるAAだなw特に右
32名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 00:58:27 ID:gLHrI3u1
>>25にGJ!>>25にGJ!>>25にGっじょぉおおおおおおおおぶ!!!
33名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 01:49:22 ID:BceYQOLX
hosyu
34名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 00:08:07 ID:1pXl698T
捕手
35名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 14:04:33 ID:P1NmUxqY
SS投下前後以外は基本過疎ってるね。
36名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 17:19:24 ID:hgIk2KhY
この板は大概どこもそうだ
37名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 03:22:43 ID:BToAiod4
>>25
超GJ!
ここを偵察に来た小太郎に見つかったりしてほしいw
38名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 12:17:41 ID:r1Nc8MLK
んで前スレの最後に投下予告をしたネ申はいつ降臨なさるのだ?
39名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 12:22:57 ID:2PXfW6xF
義が天下に広まった頃じゃね?
40名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 14:44:23 ID:b6CP1KXp
>>39
そうか、んじゃ今から町のゴミ拾い行ってくる。
そのあとはママンの肩叩きだ。
41名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 22:02:39 ID:a7NZe95J
まだ投下されていない・・・・
義は潰えたのだろうか
42名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 00:19:56 ID:xcHgM/nH
義が潰えることはない
43名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 09:27:01 ID:KNYqYIwr
蟻が潰えた
44名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 14:48:42 ID:u8Y6XJJR
>>25
GJ!稲ギンイイネー
45名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 14:59:52 ID:aqPfUNza
保守
46名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 18:02:53 ID:ohpSdPXB
>>25
神作品GJ
47名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 21:09:44 ID:siO2ZWlj
小さい順
お市(微乳)
ァ千代(適乳)
稲姫(美乳)
阿国(巨乳)
ねね(豊乳)
濃姫(爆乳)
突忍(超乳) 
48名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 21:25:02 ID:q8m7WViz
 | ああ〜 やっぱりお市は   /
 |  シマリがいいYO〜!! /

   / 丁\
   ||ヽ|ノ|
   |ヽ_ニ_ノ
  _/ lニニlヽ_ノ<>V<>
  /ミ√・∀・|> 〃´⌒`ヽ
   | |\  |`イ  ノハソリ)カク
  .(( |_|_ィ⌒ノリリ*' 、 ソリ
    ノ と、_入`_,つ λ う
 カク
49名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 00:33:35 ID:NSzKETHk
ぬるぽ
50名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 01:40:32 ID:bi0Vo9xK
>>49
ガッ
51名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 04:08:26 ID:rz+8lPrc
阿国のエロ同人ってないのか?
52名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 08:39:24 ID:DsaTGNDf
神降臨はまだか
53名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 12:56:15 ID:zVnInWyL
2仕様の政宗×愛姫キボン

前スレのはおしとやかな子だったが
今度は1のお市ばりの活発バージョンも良いかも。
54名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 20:22:05 ID:8QSOb1TZ
      / 丁\
      ||ヽ|ノ|
      |ヽ_ニ_ノ   信義の槍!
     _/ lニニlヽ_
    \ミ√・∀・|>/
       | |     |
       |_|__ニ二こつ
       <    >


      / 丁\       ガスガスガスッ
      ||ヽ|ノ|               <>V<>
      |ヽ_ニ_ノ              〃´⌒`ヽ
     _/ lニニlヽ_    _ー ̄_ ̄)',イ  ノハソリ) グハッ
    \ミ√・∀・|>/--_- ― = ̄  ̄`:リ::)゚д゚ノリ.;∴;
       | |   , -'' ̄  = __――='(つ つ
       |_|_~"" --  _-―  ̄=_  )_ノ_ノ
       <  _―  ̄_=_  ` ))



           ,.-`~ヽ
      / 丁`/:/:::ヽ!ヽ
      ||ヽ|,('::/ !ヽ 〉
      |ヽ_ニ_`f´/ ! ! 見知ったか!
     _/ lニニl | r'  l
     ノミ/・∀・Y、 -' .!
     m9 |   / ヽ、` !
       |_|__' 、ヽ   /
       <   ト、__,.イ
55名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 22:52:01 ID:bc+0OuLA
URCさんに是非 戦国無双2をもとに
同人誌を描いて欲しい
56名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 21:40:16 ID:S2Za0h7G
保守
57名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 01:06:46 ID:WMbX3fr+
>>55
なんか三成が女体化して左近とイチャラブエロってて
他の女キャラは適当に雑魚に輪姦凌辱ねハイハイwなカンジになりそう…

この人は戦国は1から未プレイだからどうだろうね。
58名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 01:34:05 ID:EpjbvTJ8
ほ、保守…。
59名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 18:52:09 ID:UHBOoezv
>>25
信之は?
60名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 23:10:23 ID:LgCsYU8H
>>57
ヤベーキモイww
まああの人のは陵辱のほうが抜けるからいいんだが。

陸孫ちゃん売れてんのかね?
61名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:21:56 ID:c2Fix2Mw
頼む…左近…!俺は… イキたいのだ…!
62名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 04:53:56 ID:DWzLfo07
>>60
陸遜ちゃんは結構長く残っていたような。
愛の無い女キャラのリンカーン凌辱本のが売れるっぽい。

しかも三成が女体化したら相手はいかつい左近じゃなくて
イケメンの加熱具や幸村になる悪寒。
陸遜ちゃんでも仲の良い呂蒙はヒゲのオッサンでやだから
甘寧にしたそうだし。
63名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 16:03:31 ID:Ax+/7iA9
URCの絵は俺のドンピシャすぎて多分そんなのでも抜ける
ていうか陸遜ちゃんで抜いた
64名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 23:03:40 ID:Uk/YKdNZ
URCさんにギン千代と島津描いてほしいな
65名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 23:29:27 ID:By2jBkfz
阿国キボン
66名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 00:02:27 ID:I00PKKJa
_  ∩
( ゚∀゚)彡 エロ本!エロSS!
 ⊂彡
67名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 10:03:53 ID:b1odGz7W
URCはマリア好きだから、タチバナつながりでァ千代を書いてほしいな
68名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 15:45:03 ID:MR/PIyhw
えー、稲ちん一人えっちに続きまして、
稲ちん陵辱by小太郎を書いたのですが。投下してよろしいでしょうか。
69名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 17:12:34 ID:wXq66IqD
保守
70名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 18:38:05 ID:ogDWsfTT
投下まってる
71名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 18:46:07 ID:EiRqoDT0
>>68
おお!待ってますよー!
72名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 19:09:03 ID:N2TmCxJu
>>68
どんどんぱふぱふ〜(訳:お待ちしております)
73名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 19:24:17 ID:yEB6HT5w
さや陵辱話を所望
74稲姫淫虐の宴:2006/06/24(土) 20:47:22 ID:MR/PIyhw
ありがとうございます。では投下開始。


「クク……どうした? もう、抗わないのか」
 捕らえた極上の獲物に、風魔小太郎がさも愉しげに問いかけた。十本の赤黒い縄が、
得物を取り上げられた相手の身体を、がんじがらめに縛りつけている。そして、そのうちの
一本は非情にも、口内にもぐり込んでいた。

「……んっ、んぐっ……んー、むふぅ……」
 稲の口から、返事は出てこない。野太く長大な異物を、接吻も知らない可憐な唇に突き
込まれては、言葉を発することさえできない。ただ目に涙を浮かべ、苦悶にうめくだけだ。
「ほぅ……そんなに舌を絡めるとは……よほどこの指がお気に召したらしい」
 指先に稲の舌のぬめりを感じ、小太郎が目を細めた。縄に見えたのは、小太郎の指だった。
それが指とは思えないほど長く長く伸び、稲を緊縛している。
「んんっ、んむー、んむぅ!!」
(ち、違う! 私はそんな、ふしだらな女ではありません)
 そう抗議したかった。けれど、身体は嘘をつかない。袴の下の秘貝がしっとりと湿ってくる。
純真無垢な女与一が、被虐の悦びに目覚めようとしていた――

『外伝 稲姫淫虐の宴』
75稲姫淫虐の宴:2006/06/24(土) 20:55:02 ID:MR/PIyhw
 小田原参陣から約十日後。

 参陣の重圧と膠着する戦況は、とうとう稲を無謀な行動へと駆り立てた。
『本多忠勝の娘に、徳川家臣に恥じない働きを……』
 稲は、はやる気持ちを抑え切れなかった。家康に強く請い、数人の供回りの娘たちと共に、
裏手への強行偵察を企てる。
『敵の弱点を見抜ければ小さくない手柄、きっとあの方も感心してくださる』
 風魔がそれに気付かぬと思ったのだろうか。甘い読みの代償は、あまりにも大きかった。

 裏庭に踏み入ったところで門を閉められ、稲の部隊は孤立してしまう。
 小太郎の狩りが始まった。
 目には見えぬ風の刃で得物だけを破壊し、全員を無力化する。命を救うためではなく、
更なる混沌のために。
 潜んでいた風魔忍軍が、丸腰の娘たちに襲いかかった。衣を剥ぎ、犯し、殺す。劣情に
かられたからではない。ただ、小太郎の指示の通りに、稲には指一本触れず。

 その中には、稲に一人遊びを教えた侍女もいた。もともと淫乱だったのだろう。彼女は
生還を諦めると、早々に理性を手放した。どこが忍びなのかと思うような力士のごとき巨
漢に、自ら貫かれる。
「あはあ、すっごおおぉい、ぶっとい千ソポコが才マソコにずんずん来てるよぉ!!」
「な……何を、言っているの……? それ、どういう意味……」
「ひああっ、姫様も見ればハメてるの分かるくせにひぃぃ!」
 正気を失い、稲が理解できないような卑語をわめき散らして、巨根を貪る。やがて肉体
が先に限界を迎え、裂ける。それさえ快とし、蕩けた笑みを浮かべながら、絶命した。
 そして、純潔を散らされた娘たちの屍の中、穢れなき稲だけが残された。
混沌への贄として。
76稲姫淫虐の宴:2006/06/24(土) 21:00:17 ID:MR/PIyhw
「い、嫌……これが男なの……? 男なんて、男なんて……」
 静かに歩み寄る小太郎を前に、逃げることも立ち向かうこともできない。
「すぐに気に入る」
 小太郎が、血の気のない両手の掌を稲に向ける。そこから指が六尺あまり(約2メートル)も
伸びるに及んで、稲は完全に恐慌に陥った。毒蛇のごとき十指が、立ちすくんだ稲の
手首・足首・胴に次々と絡む。
「いやああっ! ち、父上、助け……ふぐっ」
 そしてとどめに、口がふさがれる。
「んんんん――!!」
 地獄の始まりだった。

(悔しい……せめて一矢、この男に報いたい!)
 稲にも武士(もののふ)として、何より女として意地がある。不埒な侵入者を噛みちぎろうと、
懸命に歯を立てた。それが小太郎の思う壺だとも知らず。
 どぷっ。
 刺激を受けた指先から、ひどく粘り気のある汁がにじみ出る。それを飲み下してしまった途端、
稲は身体がひどく熱くなるのを感じた。
(ど、どうして……戦の最中だというのに……)
 夜毎の自慰で味わう火照りが、こともあろうにこの状況下で襲ってくる。
(くっ、早く噛み切らないと……)
 だが、指を噛めば噛むほど毒液は甘さを増し、喉を心地よく通る。それでいてしつこくない。
いくら飲んでも飽きの来ない、まさに甘露であった。
77稲姫淫虐の宴:2006/06/24(土) 21:03:05 ID:MR/PIyhw
 その淫汁は最近発育著しい、稲の肉体をも目覚めさせていく。

(くあっ! こすれるのが、いい……? そんな……)
 硬い胴鎧の下で、桜色の可憐な乳暈(にゅううん)がしこりだす。その先端がこすれると、
思わず身体を震わせてしまう。心なしか、乳房全体がふくらみを増した気までする。
普段はなんとも思わぬ鎧が、今は、はち切れそうなほどにきつい。

 下半身の反応はさらに露骨だった。『お雛様』の合わせ目が緩み、中から稲自身のひめ
やかな匂いが立ちのぼる。そこに直接触って慰めることはできない。なんとかごまかそうと、
腿をもじもじとすり合わせる。袴の上からでも、その代償行為がはっきり見てとれた。

 まっすぐであるがゆえ、穢れを知らぬがゆえ、稲は脆かった。たちまち、理性は決壊寸前まで
押し込まれていく。
(ま、負けてはいけない。本多のため、徳川のため)
 父、家康。大切な人の顔を思い浮かべ、煩悩に立ち向かうが、
(ダメ、やっぱり美味しい……気持ちいい……もっと、もっとください……)
 燃え盛る若き肉欲に、その残像はかき消されていく。
「あむっ……ンロッ……レロンッ……」
 攻撃的な歯の動きは止まり、優しく、まるで慈しむように舌を動かしはじめた。
(こうすれば、いっぱい出してくれるのですか……? 素敵な般若湯を……)
 もう、逃げ出そうという気持ちも失せていた。父以外の陽根を見たこともない、まして
口唇愛撫など存在も知らなかった稲が、口の純潔を自ら捧げてしまったのだ。
78稲姫淫虐の宴:2006/06/24(土) 21:13:15 ID:MR/PIyhw
「……さらなる混沌を……」
 舌の動きが変わったのを読み取った小太郎は、薄く嘲笑うとさらなる陵虐に着手した。

 足首に巻きついていた指の一本が、螺旋を描いて稲の美脚を登りはじめた。
 下帯は着けていない。
 その付け根まで、侵略をさえぎる物は何もない。

 そのまま『お雛様』へ伸びるかと思われた鎌首は、引き締まった尻肉の間へと落ちていった。
(え……そ、そこは……おし、り……?)
 恍惚としていた稲が、不吉な予感に口淫を止める。
 そこには、少しくすんだ可憐な菊花が息づいていた。
 自慰のときでさえ、ここを使ったことはない。まさに『お雛様』以上に秘められた孔であった。
混沌を好む凶つ風は、生娘のまま、その秘花を先に手折ろうとしていたのだ。

「やんごとなき姫君も、不浄の孔はお持ちか。人のは身体は誰しも、そう変わらぬものだな」
「んはああっ! き、汚……あ、あ、あ〜っ」
指先を軽く押し込み、つついてやる。それだけで稲は口から指を吐き出し、きりっと束ねた髪を
大きく振り乱しながら、悶えた。
「今から、ここを浸食してやろう。存分に悦べ、壊れなければな」
「しん……しょく……稲は、挿れられてしまう、のですね……嗚呼……」
 そのため息には、絶望と期待が入り混じっていた。

 長い爪を持つ小太郎の指を、腸(はらわた)の奥まで挿入されようものなら、脆弱な内部
粘膜は取り返しがつかないほど傷ついてしまう。だが今の稲に、それを拒む力も意志もない。
花弁がめくれ返り、魔人の触手を従順に受け入れようとした……
79稲姫淫虐の宴:2006/06/24(土) 21:17:46 ID:MR/PIyhw
「何……」
 狂宴は、天より降り来たる稲妻によって突如終わりを迎えた。
 頑強に打ち付けられた裏門が、粉々にはじけ飛ぶ。その破片と共に、一人の鎧武者が
魔界と化した庭園に踏み込んだ。そのまま、その身を迅雷と化して小太郎に斬りかかる。
 さすがに小太郎も行為を中断せざるを得ない。瞬く間に指を縮め、稲の肢体から引き抜くと、
すかさず斬撃を篭手で受け止めた。

「小田原は落ちたも同然だ! しかるに主を守らず、女を辱めるとは、ゲスが……!」
 その鎧武者、立花ァ千代は、まさに鬼の形相であった。いかに険しい顔をしているか、
本人にも分かっていないだろう。
 そんな彼女を前にしてさえ、小太郎はいささかも動じない。
「無能な主に興味はない。そんなことよりこの娘が堕ちる様は、実に愉しき座興であった」
「稲、殿……」
 小太郎の足元で倒れている稲の無惨な姿に、ァ千代は愕然とした。
「望むならくれてやる。混沌の種は、すでに植えつけたからな」
「ぬうっ」
 髪を乱暴につかむと、小太郎は稲をァ千代に投げてよこした。慌てて受け止める。

「ひとつ、予言をしてやろう。うぬもまた、この娘によって混沌に堕ちる。道ならぬ道が
待っているであろう……せいぜい愉しめ」
「黙れ!」
 怒りを刃に乗せて、名刀・鴻爪迅雷を振り下ろす。だがそれは、風を斬っただけだった。
風魔小太郎は、こうして歴史の闇に消えた……
80稲姫淫虐の宴:2006/06/24(土) 21:22:10 ID:MR/PIyhw
 後北条の命運と共に、陽も西に傾き、世界を茜色に染め上げる。ァ千代は稲を
抱きかかえながら、沈む夕陽を眺めていた。

「稲殿が風魔を引きつけてくれたおかげで、勝てた。感謝する」
 抜け駆けは褒められたものではないが、責める気にはなれなかった。
「立花、様……うぅ……」
 稲が、苦しそうにうめく。
「何だ」
「死にたい……死なせて……」
「甘えるな」
 返答は一瞬だった。
「っ! う…………」
 鴻爪迅雷の柄頭から微弱な電流を流し、優しく気を失わせる。
「死んだら負けだ。立花が証明してやる。稲殿が――汚れてなどいないことを」

これが『道ならぬ道』の始まりなのか。それはまた、別の物語である。

終わり


またご縁がありましたら、書かせていただければ幸いでございます。
81名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 22:11:20 ID:+ixdo/Ek
  ,r';;r"              |;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;
 ,';;/        ノ(       /;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;
 l;;'       ⌒    /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',;;;;;;;
. ,l;L_      .,,、,--ュ、 ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;iソノ
ヾr''‐ヽ,|  |,、ィ'r-‐''''''‐ヽ ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
 l r'^^、;  ´ ィ^^^ヽ    'i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、l
 | `'''"/   `'''''"´     !;;;;;;;;;;;;;;;/ l |
. ,'  /   、        |;;;;;;;;;;;;;ノヽ'/
. l  ,:'   _ ヽ       .|;;;;;;;//-'ノ
 ', ゞ,' '"'` '"       i;;;;;i, `' /
  ', i、-----.、       `''"i`'''l GJ!次も期待しておるぞ!
.  ヽ V゙゙゙ニV'\.\\     ,'  ト、,
   ヽ ヽ〈    i| | |       Vi゙
    ゙, ,ヽヘ==A'゙ ,'     ,   // ヽ
.    ',.' ,  ̄ , '    ノ  /./    ヽ,
     ヽ.  ̄´   / ,、 ' /     / \
     ノ:lゝt-,-‐''" / ,.ィ゙     /
,、 - '''´  |  ヽヽ /,、ィ     /
82名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 22:48:43 ID:6cRPOMD6
>>81
wwwww
83名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 23:03:39 ID:llCcOvMv
>>81
お前の顔GJwww
84名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 01:35:14 ID:oGPecEYr
>>80
GJ!!!!!!!!助けにきたギン千代カッコヨス

>>81
すげぇ顔wwww
85名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 01:37:59 ID:ArTyV1BV
>>80gj
86名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 02:39:06 ID:VFAOJvIT
>>80
GJ!

>>81
なんで怒ってんだよw
87名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 03:01:58 ID:KVUujmHK
>>81
GJ!w
88名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 03:15:58 ID:eSfzWnfm
     /´ ̄ ̄ ̄`丶-‐z__
    /            ≦、     ちょっと待て…!
   ,'          /ニヽ、ゝ
   |       ,ィ/レ'\_, >``
   |    r=| | ̄=。==~「|        これが…
   |    |ニ| | u `二´ U\
   |    ヾ,U    __ノ┌_ \    銀×稲に続くということは無いか……?
   ,.|    /ヽ /==-┬` ̄
 / \/   ヽ u ⊂ニ.\       ………
'" \   \   `ー┬‐r┘ /
   \   \_/l L_  /      ……念のためだ
      \_ \| |/ |ェェェェ|
       /  |く/|  |
89名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 03:44:56 ID:C9M0Ne/a
>>73
同士ハケーン、自分もさやタンエロ見たい
>>88
誰?
90名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 10:29:08 ID:r9ogpbKp
>>80

ギン千代様登場シーンに激しく身悶えした。GJ!
91名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 23:15:40 ID:ArTyV1BV
続き楽しみに待っています
92名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 00:02:32 ID:xB9hZ4ar
保守
93名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 11:19:37 ID:XS9FgCOH
保守
94名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 15:49:00 ID:R8fs+TbI
>>80
遅ればせながら超GJ!
また次を期待してます
95名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 01:41:47 ID:6VNG+2oc
96名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 22:39:37 ID:AB726pf/
ァ千代様カッケー!!
97名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 15:28:20 ID:oNfgLjbT
ねねは信長にはもったいない
98名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 18:05:37 ID:HhTdZ4K/
戦国無双2Empiresが出るんだね。
やはり女性キャラを倒して配下にしまくるべきだろうか。
99名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 22:52:43 ID:Um8ScZfs
「ビジュアルデータベースで女性キャラを縦回転&ズームさせれば皆が幸せになるという」
「信じられんな」
「試してみるか?」
100名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 23:56:04 ID:F96znwNp
100だったら義の勝利
101名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 13:20:37 ID:h7jYRLfr
保守である
102名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 18:24:24 ID:qhtkTXpr
>>102
103名無しさん:2006/07/09(日) 20:55:43 ID:vJF5hJto
とりあえず死ね
www.sexyasia.com/
104名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 22:03:26 ID:M01i1DzS
小ネタ。

西軍本陣。

「冷たい目ぇが素敵やわー。三成様、うちと出雲に帰ろ?」
「なっ…ふざけるな!」
「なんでぇ?そないに怒ることないのに…でも怒ったお顔もいいわぁ」
「おまっ…お前の目的は一体なんっ」
「うち、かっこいいお人が好きなだけどす。ねー三成様ぁん」
「ふがっ…ふがへははへほ!!」
「えー。でもぉ、三成様の体はほんとに嫌がってはるの?」
「あはひはへは!!」


本陣より少し離れた詰め所にて。

「伝令!先ほどの三成様の発言の内容ですが…
 “ふざけた真似を”、“当たり前だ”、という解読結果にございます!」
「おう、ご苦労。…あーあ、しかし巫女さんに番傘でどつかれて気を失った上に
 馬乗りにされてあの豊満な胸を顔に押し付けられながら脅迫されるたぁ殿…うらやまゲホゲホ!
 ちょっとかっこつかないってもんですぜ。…あーあ、あんなことまで…うおっ!俺も揉みしだきてぇ!!」


阿国、三成拉致のミッション成功まであと僅か。
105名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 22:24:00 ID:6sKfy4f/
あはひはへは!!で吹いたw GJ!
106名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 01:36:14 ID:W/FvaNWK
>>104
ハァハァしつつワロタぜ、GJ!
107名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 02:08:52 ID:WTgoMcmH
>>104
GJ!
108名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 18:58:44 ID:LbnXjObd
久々のエロネタキタ、gj!
&保守
109名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 21:47:27 ID:4c+k6MAv
>104
代わりに揉みしだいているのは自慢の大筒なんだろうな。
助けてやりなさいよ左近。
GJ!
110名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 21:17:01 ID:zZy/caWd
>>104
エロス!ワロスw
111名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 23:01:45 ID:91itpJkn
保守
112名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:20:47 ID:J+WPlzYN
>>104
途中でねねが三成拉致を阻止しに乱入したら面白そうだなあと妄想した(笑)
もちろん阿国×ねね×三成でくんずほぐれつの3Pに突入。
113名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:25:46 ID:Hn+czv6Z
三成が搾り取られるw
114名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:36:03 ID:cqDMzkNb
三成が搾り取られて潰える寸前

真田の援軍登場

左近「真田の援軍、これで・・・」

黒田「どこを向いておる!」

アッー!
115名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 00:05:55 ID:Kqa6uRrq
阿国使用時、三成登場後のやりとりで三成を可愛いと言った阿国。
これはもう三成にはどうすることもできますまい。


で、誰か続きを書こうという武者はおらぬか。
116名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 18:30:35 ID:DFQXoI6X
>>112
3P良いな。
117名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 21:21:42 ID:7xNGOVAO
外伝の天下一美女決定戦のエロパロも面白そうだ
118名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 23:26:29 ID:8JN+rjPZ
三成をおとなしくさせる方法。

「嫌がるならアンタに変化して兵の前で満面の笑みをしてみんな大好きだ!って叫んじゃうからね」
「くっ…おねね様、何と卑劣な…!」
「ほんなら大人しく言うこと聞いてもらおうやないの。あー三成様に悪戯できる日が来るなんて夢みたいや」


おねね様の策略により、無理矢理膝枕されつつ阿国に股間を弄られて昇天する三成。

…膝枕よりも背後から羽交い絞めの方がいいか。
ところで歴史は疎いんだが、三成って左近や孫に比べると有名なわりに
嫁さんの記述とか全然ねぇのな。
次回では茶々を出して北政所VS淀君のドロドロ愛憎劇を期待しとく。
119名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 00:05:37 ID:TIjjo5gx
前にもネタで挙がってたが秀吉が次から次と女キャラ攻略していくSSキボン
120名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 00:23:51 ID:viixUFmX
ねねは三成や清正に変化してムスコ達の成長具合とか見てるんだろうな
121名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 00:30:22 ID:bSQVrNYo
>>118
うろ覚えだが、三成は正室だけでけっこうな子供こさえたんじゃなかったか?
122名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 13:40:12 ID:tPFimORz
>>121
8人くらいだっけ?確か。
三成すごいな…
123名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 22:29:23 ID:oo9Zg+Cr
>121
愛妻家だったらしい。
124名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 23:56:02 ID:KzDo8Eby

         _.,., --''." ̄゛゛゛- 、
       , -'´           ゙ー- 、
   ,,//// /,//        ゙ヽ
  ,イ ///// /ソソ// ィ/ ゙|,,,,..,、  ノ゙、
 イノ从/,/ / イ//リ// //゛゛゛'ヾ.,lii トヽy'从゙、
 !ハ从! l! i! i! il i li il! / リ     l l 从ヾil lk i
  iハi l! il! lilハl>k从 イ, _,,..ィチ 从i li il! ll!リ
     ゙ミ il!从(( ::: )ハl <( ::: ) Yイ l / i! il リ
    ,,,彡爪ハ ミ -'" _____  `"-イノ /リ////リ
  ////从从ミ  [  ̄カ  彡ノノ/イ///
./////////ハ从ヽ、`ー-'_,,彡彳/リ///リ
: ' //イ iハリ´リ   ___゛77' "/////ソリ
  lリ lソリ   _∠派、  / ///ィ"/从
 ハノ リ   ,/  ヽトミ、__lミイ // /ソ< ̄ト,  
      /_____ l,ゝ<゛<イノハノ リ  ゛i l l.    「嘘だッ!!!」」 
     /,.==、>" ゝ /" /-- 、   ノ/ l   
     k"ァ-y".:  /l /ァ==ミヽ / /  l  
     lイ 〔ミ::" ,,ノ |(/⌒ヾ、ミV" ト-"
     |  ヾミ彡"//    ! /  !
     i   Y゛"-.y"   /i/ i_/
     !   ト-t-y"   /彡"ノ/
      l   .| l./   / ヽヾ、
      |   l l/   イ ゙', ',  ',,、
     !   ! レ'   / i ', ', ',',
     l  l"/   /、  ! ', ', .',',
     l  iノ   イ ゙i   ! ', ',  ',',
     / ./     ! l   i  ', ',  ',',
    i  i      |、 l  !  ',. ',  ',',  
    ヽ. キ     '丿!  i  ',. ',  ',',  
    | l゙ヘ、__>-t"  '!  i   ',. ',  ',',
125名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 13:45:19 ID:a170J8J9
流れ無視するようで申し訳ないのですが
SS出来たので投下します。

濃姫×ねねの百合モノです。
苦手な方はスルーしてください。
126濃姫×ねね:2006/07/15(土) 13:47:31 ID:a170J8J9
「ふ〜…いい湯だねぇ〜。疲れがどんどん飛んでいくよ」

秀吉に誘われてお忍びでやってきた温泉に入り、ねねは顔を布で拭きながら嬉しそうに言った。
静かな山中にあるこの温泉宿。行く前の晩、秀吉のいつもの女癖の悪さが原因で、彼とは
大喧嘩をしたみたいだが、仲直りの印にと彼の方から二人っきりで行こうと誘ってくれたのだ。
美しい景色を眺め、ねねは満足そうな表情をした。


「あの人とは昨日は色々あったけど、綺麗サッパリ水に流そうかねぇ〜?ふふ…この温泉、美容に良いとか
何とかで前から入りたいと思っていたし」


そう言ってチャプチャプと水音を立てながら温泉独特の滑りを味わうように何度も湯をすくった。
その時、温泉の入り口の方からヒタヒタと足音が聞こえてきた。

「…?ありゃ、誰か入ってき…!!!!!?」

足音に振り返ったねねは入ってきた相手を見るなり目を丸くした。
入ってきたのはなんと秀吉の上司でもある織田信長の妻・濃姫だったからだ。
ねねは普段から妖艶で美しい姿を目の当たりにしてきたが、こんな急接近で、しかも裸体の
彼女を見るのは初めてだった。その姿は男性は勿論、女性が見ても思わず見惚れてしまいそうな
美しさだ。


「あっ…おっ、お濃様!?どうしてここに…?」

「私がここに居ちゃ悪いかしら…?」

「い、いえ…そうじゃないんですが…」

ねねは緊張しながらもたどたどしく尋問するが、濃姫にサラリと返され、再び口ごもってしまった。
その様子を濃姫は長い髪を掻き揚げ、不敵な笑みを浮かべながら見ている。
そして「ふう…」と小さくため息をつき、

「私もご一緒させていただいてもよろしいかしら…?ねね」

と、言った。


「ど、どうぞ!どうぞお入りください!すごく気持ちが良いですよ!」

そう言いながらねねは手で彼女を案内するように大袈裟な動作をした。
濃姫が湯に体を浸すと、ちゃぷん…と静かな水音が辺りに響く。
127名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 13:53:30 ID:frJ7X1z+
>>123
森蘭丸の父、森可成には負けるけどな。側室なしで10人子供産ませてる。
128名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 14:02:21 ID:a170J8J9
「あ、あの…」

「何?」

「お濃様は今日は信長様とご一緒に来られたのですか…?」

「ええ。あの人とお忍びでね。今頃あの人も男湯の方に入っているんじゃないかしら?」

「そ、そうですか…」
(ああ〜…お前さまも今頃、信長様と二人っきりになっているのかねぇ…)

ねねは頭の中で不安がっていると突然、濃姫がこちらに近づいてきた。
硬直するねね。心臓が物凄い速さで鳴り響き、顔は林檎の様に真っ赤になっている。
ねねの様子に濃姫が不思議そうに語りかける。

「どうしたの?ねね」

「あ、あの…お濃様の肌…凄く綺麗」

俯き、ふと彼女の胸元を見る。
彼女の肌は雪のように白く、それはまるで陶器のような美しさで、
形の良い弾力性のある大きな乳房にも吸い込まれそうな魅力があった。見とれている
ねねの様子を見て濃姫はふと彼女の頬を撫で、体に巻いていた布を勢いよく剥ぎ取る。

「お、お濃様!?」

「貴女もとても綺麗よ…ねね」

「えっ?…ん!」

突然、口付けをされ、ねねは戸惑った。ねねの口の中に濃姫の柔らかい舌が侵入し、
まるで獲物を味わう獣のように彼女の口の中を存分に犯す。とても濃厚で熱い口付けにねねは意識を失いそうになる。ようやく放された口からは睡液が糸を引いていた。

「あ…お、濃…さま?」

「可愛いわよ。ねね」

息も絶え絶えに話すねねに濃姫は再び口付けをした。
口を犯しながらねねの形の良い大きな乳房に手をやり、少しきつく揉みしだくと
「ん…んぅ…」と切なげな声をあげた。その反応に不敵な笑みを浮かべた濃姫は
乳房を揉みながら、もう一方の手で乳首を捏ね繰り回すと、声が一層高まる。

「…ふふ。気持ちいい?」

ようやく口を開放した濃姫は満足げにねねの乳首を弄りながら挑発的な口調で言い放つ。

「ぁあ…お濃…さま…ぁ…いけません…そんなことしちゃ…ぁ」

「口では嫌がっても体は素直なのね」

まるで濃姫の愛撫を受け入れるかのように、ねねの乳首は既に固く勃起していた。
ねね自身も羞恥心に駆られながらも心の底では受けているようとしている。
濃姫は固くなった乳首に舌を這わせると口に含み、強く吸った。
乳を吸いながら乳首に舌を絡め、まるで飴玉を舐める子どものようにそれを味わう。
そしてもう片方の乳首を親指の腹で押しつぶしたり、摘んだりして弄ぶと、ねねの足の爪先から脳天までつぅんと快感という名の電気が流れ、口からは艶のある声が漏れた。

「あぁ…うぅ〜ん…あふぅ…あぁ…お、お濃さ…ぁ…」
(ああ…ダメ。気持ちいいよ。お濃様の前で恥ずかしい所は見せたくないのに
…でも…でも…)
129名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 14:04:13 ID:a170J8J9
濃姫はねねの反応を面白がるように乳首を重点的に攻め続けた。
そして口に含んでいた乳首に軽く歯を立てると、「んあああ!」と甲高い声とともに
ねねは痙攣を起こし、床に座り込んでしまった。目が潤み、恍惚した表情で
苦しげに呼吸をしている。

「くすっ…もうイっちゃったの?ねね。よっぽど感じやすい体をしているのね」

「違いま…あぁ!」

彼女の言葉を否定しようとしたねねだが、先ほど達したばかりで固くなった
乳首を再び摘まれ、阻止された。乳首を片方の手で弄りながら、もう片方の手が下半身にのび、太股の部分を擦るように動かしながら、足を開く。
自分の秘所が丸見えになってしまい、ねねは恥ずかしさに体を震わせた。


「…秀吉とは最近ご無沙汰なのかしら?」

「えっ!?あっ…その…」

突然の濃姫の尋問にねねは戸惑った。

しかし、それはすぐに快感に変わった。濃姫の指がねねの秘所に入ったからだ。
濃姫の巧みな技と、温泉の滑りのせいかすぐにそこは濡れ、愛液を止め処なく放つ。
ねねの放った愛液は温泉に混じり、既に湯と同化していた。

「だめじゃない…折角の温泉を汚したら怒られるわよ」

「うぅ…お濃様が触るからじゃ…ない…ですかぁ…あぁぁ…!」

「あら?秀吉がどうなってもいいの?」

「あ…」

愛しい夫である秀吉を盾にされ、ねねは思わず黙り込んだ。
その様子に濃姫は妖艶な笑みを浮かべ、手の動きを早めると、それに答えるかのように
ねねの息遣いも一層激しくなった。
固くなった先端の豆の部分を摘み、指で揉み解すと、

「ふぁぁぁぁ!だめぇ!だめぇ…!」

と、体は弓なりになり、再び達してしまった。
130名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 14:12:48 ID:n9URRSad
>>127
蘭丸の親父すげーw親父に似なくて良かったな
131濃姫×ねね:2006/07/15(土) 14:20:45 ID:a170J8J9
二回も達してしまい、ぐったりしているねねを抱き上げ、濃姫は一旦、湯から出るとそのまま近くの床に彼女を寝かせた。そして紅潮させた顔で荒く息をするねねの上に覆いかぶさるように乗る。ねねの体は先程の愛撫で既に出来上がっている。

「あ…お濃様…な、なにを…?」

「貴女だけ楽しまないで。今度は私も楽しませてもらうわよ」

「え?…あ、ああぁ!」

クチュ…と音がした途端、ねねの秘所に滑りのある熱いものが当たった。濃姫の秘所だ。
ねねの体を弄んでいる内に自分も興奮してきたのか既に出来上がった状態である。
濃姫がゆっくり体を動かすとお互いの秘所の敏感な部分が擦れ、ねねの体はびくりと大きく跳ねた。秘所と同時に濃姫の固くなった乳首がねねの乳首に擦れ、二人は快感に声を震わせた。

「あぁぁぁぁぁ…いいわぁ…ねね…とてもきもち…いいわぁぁぁ」

「あ…あたしも…です…ふあぁぁぁ…!はぁ…あふっ!あぁ…」

艶のある二人の女の声が温泉内に響き渡る。誰かに聞かれているかもしれぬのにもかかわらず、押し寄せてくる快感の荒波に声を上げた。やがて迎えようとしている絶頂を求めるように濃姫の動きが早まり、秘所と乳首が激しく擦れる。秘所からはお互いの愛液が
洪水のように流れ出し、乳首も痛いくらい固くなっていた。

「ねね…イク時は一緒よ…」

「は、はいぃ…お濃さまぁぁぁ…」

そして…


「「あああああああああぁぁぁ!!」」

二人はほぼ同時に達した。快感に乱れ狂いながら…。
132濃姫×ねね:2006/07/15(土) 14:21:51 ID:a170J8J9
次の日、温泉宿で一泊した秀吉とねねは馬に乗りながら城へ戻った。

「そういえば昨日泊まった宿で信長様に鉢合わせになってしまってなぁ〜…
メチャクチャびっくりしたんさ」

「あら…?あたしも昨日、温泉でお濃様と鉢合わせになっちゃったんだよ〜」

「ねね、何か言われんかったか!?」秀吉は少し心配そうに見つめた。

「大丈夫だよ。お前様。お濃様には凄くよくしてもらったよ」

ねねは昨日の温泉での情事を思い出し、少し照れながら笑顔で言った。

「そっか。そういえば昨日、温泉で女子の艶っぽい声が聞こえたんだがなんだったん
じゃろ?」

「えっ!?や、やだねぇお前様!まさか…また浮気でもしたのかい!?」

そう言ってねねは何処からともなく武器を取り出し、秀吉に鋭い刃を向けた。

「えっ!?まっ…待て!ねね!誰もそんな事言っとらんじゃろうが!」

「じゃあ、また温泉連れてってくれるかい?」

「えっ!?また温泉か!…分かった。今度は信長様たちと鉢合わせにならないように
何とかしてみるわ」

「ふふ…有難う。お前様」

(ふぅ…危なかった…。あたしそんなに大きな声出していたなんて…。よりにもよってこの人に聞かれるなんて恥ずかしいよ〜…でもお濃様って結構激しい人なんだねぇ。
ビックリしちゃったよ。)

ねねは真っ赤になりながらも、また温泉に行く日を楽しみにしていた。

END
133名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 14:24:06 ID:a170J8J9
終わりです。
途中エラーが出て焦って投稿したのでsage忘れたりして
申し訳ありませんでした。

何か時代考証とかムチャクチャっぽくてすみません。
それでは。
134名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 14:45:25 ID:Ir/O5NqL
GJ!
濃姫に逆らえないねね、可愛いぞw
135名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 16:02:50 ID:T0Fqtlnj
>>127
励みまくりですな
136名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 19:09:49 ID:GBlYTLGx
濃ねねGJ!
次も期待してる
137名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 20:45:38 ID:VpXPgLDj
女風呂の艶っぽい声・・・

秀吉が聞いていたということは当然信長もかッ!?
お互いの情事隠しそうにない気がするなあの魔王夫妻。
138名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 20:50:17 ID:I0EQFxiJ
実は信長がねねに手紙を書いた直後の話だったしたらワロス。
でも無双の信長が手紙書くの想像できん
139名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 08:52:57 ID:8XdeqQr3
      ,彡 ̄ハヽ  
     彡ノノニ从j  /| 
      从,,゚ ー゚ル  /ノ  GJ!
   _,メ⊂t( _y )フ⊃メ'´ 
  /./   (-lニl´ 
  |/    ゝU
140名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 14:12:34 ID:9yFTevTo
>>130
>>135
他に八人って説もあるが、それでも多いよな。
141名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 21:31:36 ID:gMc4adr5
秀忠の正室(お市の娘)も確か8人
142名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 23:44:37 ID:DtGz4o7W
左近「何と言う艶やかな女性だ!俺は是非その豊満な胸に埋もれたいね!!」
阿国「堪忍な。追われる恋は好きやおまへん」

三成「前作より京女っぽくなったその目が微妙に素敵だ」
阿国「ちょ…ふざけたこと言わんといて」

信玄「おお、胸を揉んだら気持ちよさそうじゃ」
阿国「ちょっとだけならええよ」

阿国「あれぇ〜かわいらしい猫ちゃんや。うちが可愛がったるよ」
濃姫「ちょ…っ」
143名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 00:58:36 ID:aVkPIwDx
>142
ちょw おまwレズすぎww
是非全キャラ制覇してくれぃ
144名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 10:30:51 ID:PF36VZUt
>>142
ゲームと逆になってるwww
145名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 22:22:48 ID:dAzlmE3N
三成のところに俺の本音が混じってる<微妙

稲姫「なんだか軽そうなところがいい巫女さんだわ…」
阿国「また可愛い子が…娘さんちょいとそこにお直りやす」

…もうこれ以上は苦しいな。
スレ違いだがこのゲームに愛と義のツープラトンアタックがあるなら
阿国のメリーポピンズ状態で濃姫と空中散歩しながら地上を灰になるまで爆撃したいです。
特に愛と義を連呼してるチームには核を投下しt
146名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 22:56:03 ID:gssPDeXl
>145
さっきどっかの吐き気がどうとかのスレで暴れてませんでしたか?
叩きは心の中だけでしてください
147名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 23:02:43 ID:dAzlmE3N
>>146
単なるネタのつもりだったんですが不快にさせたようですみません。
あと暴れてる人とは別人です。
148名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 23:53:17 ID:/G2xiB7A
>>146
流石に過剰反応しすぎ
149名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 02:44:28 ID:PQWPuYfT
阿国タン(*´Д`)ハァハァ
150名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 04:33:36 ID:xQH1bHOx
愛ってなんだ?
151名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 13:07:41 ID:sNGLorhI
>150 ためらわないことさ
152名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 00:13:59 ID:pB5k+kwx
>150
ためらうと死ぬってことさ
153名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 11:21:40 ID:D7n3iwDu
アニキィィィ!!ってなんだ?
154名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 07:54:27 ID:7/NOuspo
犯ったな兄者! ってことさ
155名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 16:19:01 ID:ZCQ6P9Um
大筒のことさ
156名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 14:32:09 ID:vOir2wth
誰か稲ちんと政宗やってー
157名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 23:59:06 ID:u23DkY+t
ところで立花様マダー?
158名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 01:03:43 ID:TY9VjDw8
島津のじいさま→立花さま 見たいー見たいー
159名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:15:51 ID:9Tb26r6U
三成外伝やったら三ギンに萌えた
160名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 17:36:23 ID:c+5OynHB
ぎん千代に押され気味の三成。
161名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 19:48:37 ID:mwjzFqi2
それをおちょくる左近と義弘
162名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 21:42:52 ID:9Tb26r6U
良いな。
あと急にしおらしくなるギン千代とか
163名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 00:30:25 ID:YTikTR8K
ツンデレ×ツンデレか…ちょっと新鮮だな。
女扱いされてうろたえるギン千代と、うろたえるギン千代を見てやっぱりうろたえる三成。
こいつらがギシアンしたら事に及ぶまで恐ろしく時間がかかりそうだ。
164名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 00:45:58 ID:3Hh6sn/l
導入部分だけで1スレ使います
165名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 01:23:53 ID:BpBcU5LA
介添え人が要るな。
お見合いから伽のやり方までレクチャーするの。

「殿、女性の胸は桃のように優しく撫でるのです」
「そ、そうか・・・こうか?これで、いいのか・・・?」
「はい、その調子です」
「ァ千代殿も自分から動いて・・・」
「そ、そうか・・・こうか?これで、いいのか・・・?」
「はい、その調子です」


「(伽の介添え人は女の仕事ではないのか、島の)」
「(女でそれが出来そうなお方って入ったら濃姫さまぐらいでしょう)」
「(ねね殿は・・・ダメだな)」
「(ダメですな)」
166名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 21:59:31 ID:IRyND0YW
それを見て複雑な気持ちになる島津
167名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 20:46:49 ID:uv/5b7of
一応最後は島と島津の会話のつもり・・・
168名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 22:00:07 ID:XeUJd4GZ
俺はギン千代関連ならまあ三成も思ったが左近も結構絡んでるとは思った。
つーか左近みたいなエロ渋いオヤジにギン千代みたいな世間とズレてる女が
色々開発されるシチュエーションは(;´Д`)ハァハァ

左近「…」
ギン「なっ…何をジロジロと…」
左近「いや、なかなかに立派」
ギン「舐め回すような視線で人を見るな!!」
イカ「なんと不義な!!」

ギン千代の鎧なにげに胸のあたりがエロいよ(;´Д`)ハァハァ
169名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 23:04:51 ID:nIRuLT1K
イカwww

>>167
モ武かと思ってしまった。>島津 ごめんね
170名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 01:47:48 ID:W30Sqsc7
>>168
良いなそれ萌えるw
漏れ的にそれに更に三ギンの淡い恋とか絡んでたらもうタマンネ
171名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 23:50:59 ID:jX2/xWvL
普段がっつりと鎧に身を包んだギン様がそれを脱いでいる水浴びや
湯浴みの時間が左近のハンターチャンスです。
しかし水場は感電死の危険も伴いますのでくれぐれも遺書の用意を忘れずに。

とりあえず誰か酒を飲まされてやや弱ってるギン千代にエロい悪戯を仕掛ける
島左近のSSを書いてみないか?女の弱点を次々と開発されるツンデレが得意な御仁。
チャンスですぞ!!三成を絡ますのは難しそうだが…
172名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 23:39:09 ID:amLyWzvt
お初で左近の大筒はキツいだろう。
173名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 00:07:40 ID:F19vYO35
いくら前戯が上手くても処女喪失はやっぱり痛いらしいからな。
どうせ痛いなら大筒だろうが標準サイズだろうが慣れればいいんじゃないかと
無責任に考えてみる。まあサイズがあってもテクがなきゃ意味ないけどな。


左近「どうだい、俺の大筒は?」
ァ千代「あっ…貴様と交わえること、…ッ…嬉しいぞ…んぁっ」
左近「加減なしでいくぜ!」
ァ千代「ああっ…良将は、優れた雄でもあるのだな…」

最初に大筒が相手だとその後が物足りなくなったり↓

三成「冷静に事を運ぶだけだ…」
ァ千代「貴様では立花の相手には不足だな」
三成「所詮、俺はここまでの器だったな…」
174名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 01:12:10 ID:QteES0L+
っていうか左近=巨根ってのは固定なのかwww
俺も巨根なイメージだとは思ってたけどw
175名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 16:25:36 ID:3xjSy4Kh
以外に三成のほうが大z(ry
176名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 18:20:47 ID:dUhTwGD5
体の小さい人の方がでかく見える
177名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 19:39:28 ID:G5XcIpV3
待て、もしかして俺たちの方が思い違いをしている可能性はないか?
大筒なのは質量ではなく連射性能の比喩なのかもしれん。
178名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 20:21:27 ID:rLdEGuIp
左近の4武器と三成の4武器を見ると左近のが明らかに激しそうだが
習得技能を見ると

左近
階級1  鍛身の技・1 猛攻の技・1 鍛身の才・1 猛攻の才・1
階級15  鍛身の技・2
階級20  明鏡止水 猛攻の技・2
階級25  鍛身の才・2
階級30  猛攻の才・2
階級45  鍛身の技・3
階級50  猛攻の技・3

三成
階級1  猛攻の技・1 堅守の技・1 猛攻の才・1 堅守の才・1
階級15  猛攻の技・2
階級20  堅守の技・2
階級25  猛攻の才・2
階級30  堅守の才・2
階級40  天命反転
階級45  猛攻の技・3
階級50  堅守の技・3

…ごめん、やっぱり左近のが激しそうだな。
三成も猛攻があるのはいいが、他がなあ。
無双が精子の量だとすると、防御は持ち時間、攻撃はテクあたりかw
しかし左近て女遊び好きそうだが孫市ほどは軽くないからよく分からんな。
幸村はエロパロでくのいち好きになった俺としては2でくの削除→微妙にウホッ路線で残念だ。
まあ変わりにぎん千代と稲姫という新しい(;´Д`)ハァハァ対象が増えたんだが。
179名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 21:43:12 ID:SFHX8BYU
ァちゃんは「立花を女に引き摺り下ろした男」を恨んだりしないだろうか。
男を見る目が結構厳しそうだしな。

義弘と後期三成は許容範囲。忠勝はもちろん問題ない。政宗はアウト。
左近はどの辺りだろ。
180名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 00:07:16 ID:WlLOYPrY
大筒考察ワロスww
181名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 02:01:53 ID:S06F2hT3
百合でいいじゃない、百合で。
182名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 15:13:04 ID:8Xm1GkYM
信之兄さんカワイソス。上田で親父さんに見所ある若者と好印象だったのに。
183名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 15:48:01 ID:3mb9JoLA
世の中には素晴らしい言葉がある。

それはそれ!これはこれ!
184名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 17:40:52 ID:CT1EvFQX
逆境ナインwwwwwwwwwwwwww
185名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 23:51:58 ID:Wlm5HAM4
百合も良いがノーマルが好きだ
186名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 02:01:04 ID:SGGNnvNb
下げ忘れスマソorz
187名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 17:21:52 ID:v++T8dBX
ノーマルなら真くのと三ギン
188名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 20:20:08 ID:b/6PQvpt
顔と胸に左近の大筒を発射されて白く汚れるァ千代を想像してみた。
そこに三成が入ってきて空間が固まるところも想像してみた。
エロいラブコメでよくあるパターンだがな。「ドォォォン」っていう効果音入りで。
189名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 20:32:42 ID:lRLlran9
「ゴゴゴゴゴ……」とかね。
190名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 21:47:17 ID:Qlo74oNt
ジョジョポーズで入ってくる三成を想像してしまったではないかw
191名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 22:24:18 ID:xd0Yrwph
>>183
両刀稲ちんハァハァ
192名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 09:09:06 ID:N+/Mvg/v
三成好きな腐女子って関ヶ原読んでる人多そうだが、やっぱ初芽とか許せないんだろうか
193名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 16:13:25 ID:L7gzZT1z
最中にしつこく「大丈夫か」と聞いてくる三成ウザスな初芽がなんかリアルで割と嫌いじゃないな。
194名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 18:28:44 ID:hFl/B9Ht
むしろしつこく大丈夫かと聞く三成ハァハァ
195名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 20:01:57 ID:xQAkgma6
誰も市に萌えてなくてワラタ
大人になった市は中身のわりに服装や髪型がアホの子のまんまだし
長政以外には興味ないしでネタにならんな。
196名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 01:34:16 ID:35ez4hy6
悪いが市の服装と髪型は好みなんだ。
顔と性格は好きじゃないけど。
197名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 13:47:43 ID:ZzsdM+8r
>顔と性格は好きじゃないけど。

お前それ外見と内面の一番重要な要素を両方嫌ってるじゃねえかww
198名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 14:57:58 ID:s0eJu6EW
お市は無印の頃の方が好きだったな。
是非とも大きらいな秀吉に凌辱されるSS希望。
199名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 18:11:59 ID:75nDLmFh
黒髪姫カットで着物とか、いかにもな感じのデザインの姫も出してほしいなぁ
200名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 21:29:40 ID:ZzsdM+8r
>>199
姫カットはバサラで出されちゃったからな。かなり斜め方向にぶっ飛んでる市だったが。
市はスタッフ曰く切ないシナリオの為に大人にしたとあったが、
だからってあのミニスカートに三つ折りソックスで剣玉向けられてもな。
顔も日本美人ってより茶髪で化粧顔だからなあ。中身はせっかくマシになったんだから
スタッフはデザインをちゃんと考えてやってほしかったよ。
201名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 21:39:45 ID:dqpa5IAG
>>199
愛姫あたりに似合いそうだ。武器はナギナタでな。
202名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 21:39:06 ID:q/R17q5K
>200
キャラセレクト時の顔はまともで可愛いんだけど、どうしてムービーにポリだと
ああも妙な顔になるのだろう。稲姫もそうだったが。

>201
あなたは私ですか。
羽衣が武器ってのも面白そう。
203名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 23:10:26 ID:1HEZQWYD
>>202
ポリはともかく市や稲はムービー可愛いと思う。
キャラセレもポリもどれも微妙なのは阿国、あとカットイン時のギン千代正面顔も微妙。
20416:2006/08/13(日) 23:24:22 ID:7s34UFlu
さっき急に現代パラレル物を思いつきました。
需要があればしばらくしてから投下しようと思います。
205名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 03:05:43 ID:3Y/Vq3oL
需要ありです
206稲ちんSS書いた16です:2006/08/14(月) 22:04:55 ID:XSsv9xN/
>>204
うお、あんた誰だ!? 私の名を騙るとは。
いや冗談、もうそちらが16氏で結構。投下をwktkしております。

こちらはァ稲執筆中。
207名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 11:55:31 ID:dxNZvW1X
>>206
早く〜!!
208名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 19:43:40 ID:9eH+EQDh
>>207
もちつけ、投下を宣言したのは204氏だw
209ふぃな:2006/08/15(火) 21:29:11 ID:Nt2Cy2ao
すでに16さんがいらっしゃいましたか、申し訳ない・・。
16って言うのはただ名前として名乗ってただけなんですが、
ややこしいのでふぃなと名乗ります。
本文はまだ考え中ですが、
大まかなキャラクターの設定でも投下します。

真田幸村
株式会社武田文具で働くサラリーマン。なにごとにも真面目で、仕事に情熱を持っている。
前田慶次と森蘭丸とは仲がよく、飲み仲間。

くのいち
武田文具の社長秘書。誰も名前を知らないのでくのいちと呼ばれている。
一説では社長も知らないとか。幸村と出来てるともっぱらの噂。

武田信玄
武田文具の社長。
その義を重んじる性格と時々見せる茶目っ気たっぷりの言動から、社員たちに愛され、尊敬されている。

阿国
武田文具の受付嬢。おっとりとした口調とは裏腹に芯が強く、そのお説教には社長もたじたじ。

石川五右衛門
武田文具の警備員。もともとあき巣だったらしいが
阿国に一目ぼれし、少しでもちかづきたいと警備員に転職したらしい。

織田信長
織田文具社長
その奇抜な経営理念でよくも悪くも注目されている。

お濃
織田文具社長秘書
社員の間では、「怖い」「睨まれた」「足を踏まれた」「なじられた」等、
恐れられているが、Mっ気がある社員からは羨望の目で見られているらしい。
その高貴なイメージから通称濃姫

210ふぃな:2006/08/15(火) 21:29:48 ID:Nt2Cy2ao
後半です

明智光秀
頭脳明晰、容姿端麗、高年収と天は二物を与えまくりだが、なんか地味。

前田慶次
以前は織田文具に勤めていたが、上杉の経営理念に惚れ、現在は上杉鉛筆で働いている。
幸村とは同じ大学出身。

森蘭丸
織田文具に勤めている。現在社長秘書の濃姫様に絶賛片思い中。

上杉謙信
上杉鉛筆の社長。武田信玄を常にライバル視している。
仕事バカとはくのいち談

お市
信長の妹
織田の系列会社で化粧品会社を経営している。出番が少ない。

服部半蔵
ずばり産業スパイ。
織田文具に所属しているがあちこちの会社に現れる。

雑賀孫市
部品工場で働いている。昔、織田文具に当時働いていた工場を潰されたので
織田信長を恨んでいる。
女好きだが基本的につなぎ姿なのが玉に傷。

伊達政宗
一応武田信玄の孫。苗字が違うのは娘を嫁がせたってことで。
前田慶次やなぜか信長とも仲がいい。いろいろな場所に遊びに行っている。

秀吉・家康
それぞれ織田文具のNO2とNO3

・・・こんな感じです。
キャラによってしょっちゅう出てたり出てなかったりが
あるかもしれません・・・。
ちなみにしっかりやったと言えるのは1だけなので、
今のところ1に出てくるキャラで考えてます。
猛将伝以降のキャラはほかの職人さんにお任せするか、
またいずれ・・・と考えています。
では書けたら早めに投下します。しばしお待ちください。

211名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 22:34:39 ID:7fo4yLD5
>女好きだが基本的につなぎ姿なのが玉に傷。

や ら な い か
212名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 16:15:51 ID:Ujf5k9Uv
>>211
 、        ヽ
 |ヽ ト、  ト、 ト、 、.`、
/|l. l. | |l l | | l |l.| |l. l
/' j/ ノ|ル'/レ〃j/l |
-‐7" ヾー---┐|_.j
 ̄   ./゙ニ,ニF、'' l _ヽ
::   ,.,. |ヽ 」9L.` K }.|
    l'  """  l ) /
  h、,.ヘ.      レ'/
          レ′
 r.二二.)     /
  ≡≡    ,イ
.       / !
\   /  ├、
::::::` ̄´   /  !ハ.
213名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 16:46:05 ID:nbwBlQ+f
ウホ…
214名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 21:01:56 ID:O5qdSMOV
いい鉄砲・・・
215名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 00:50:39 ID:spiTm+Ha
ホモスレと化した感があるが、作者さん頑張れ
216名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 20:25:45 ID:OABig/86
洗脳・調教で悪の奴隷スレの
お市悪堕ちGJ
217ふぃな:2006/08/19(土) 00:30:32 ID:0nNH7JzL
なんか書いてるうちにどんどん長くなっていって
エロが後半になってしまったんですが
それでも読みたいとおっしゃってくれてる方はいますでしょうか。
一人でもいらっしゃったら、今日中ぐらいには投下したいと思います。
218名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 00:42:25 ID:aXpfpCFe
読みたいです
219名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 01:04:30 ID:vREM4k+4
ここにも読みたいヒトがいます。
ぜひお願いします。
220ふぃな 幸村狂走曲:2006/08/19(土) 12:05:33 ID:/VawwCxt
とりあえず前半だけできたので拙い文章ですが、投下しようと思います。
前にも書きましたが、書いてるうちに結構な長編になってしまいました。

8月18日(金) 晴れ

今日はかなりハードな一日だった。
こんなことを書くべきか迷ったが、
社長にこの日記が見られないことを祈りつつ、
記していこうと思う。

まず・・・
くのいちから泣きそうな声で電話がかかってきた時は心底驚いた。

〜15分前〜
ロビーでルンルンと走ってきたのが今回の事件の元凶。

「あら〜?どうしたん、えらいごきげんさんやなぁ〜」

「ねー、くにっち、これな〜んだ。」

トンっと受付に置いたのはかなり古いネジ巻き式の車の玩具。

「なんやの?えらい古臭いけど。」

「これね〜社長から預かってるんだよぉ、

わしの命より大事なこの宝を預けられるのはお主だけじゃ!

ってねぇ〜♪」

無論少なからずくのいち補正がかかっているものの、
正真正銘、社長の宝物だ。

話によると、社長のご子息がまだ小さいころに誕生日プレゼントとして買ったものの、
忙しくて渡しそびれてしまい、戸棚の奥に眠っていたのだが、
最近発掘され、孫の正宗君の誕生日プレゼントとして渡すそうなのだ。
221ふぃな 幸村狂走曲:2006/08/19(土) 12:06:05 ID:/VawwCxt
「へぇ〜、大層やなぁ。でもこんなん渡されてもなぁ〜」

「そぉっスねぇ、今時のガキはゲームやらなんやらで、こんなかび臭い玩具にゃ見向きもしませんよ。」

いつの間にか輪に入ってきたのは警備員の石川五右衛門。

「そんなこと無いよ!正宗君まだちいさいもん!」

あれだけ大事にしてたものを古臭いだのかび臭いだの言われて若干ムッとしているようだ。

「これ、まだ動くんかなぁ?」

「動かしてみよっか」

カチャカチャと阿国がネジをいじっている。
このときは誰もが忘れていた。

阿国が人並みはずれた強靭な握力を持っていることを。

「おかしいなぁ〜ネジ回らんよ?」
そう言った瞬間だった。


バキッ!!


ロビーに沈黙が走る。
阿国はしばらく硬直し、その後そっと五右衛門に渡すと

「あら〜五右衛門はんたら〜、あんまり強く回したらアカンやろ〜」

阿国が言っている事が理解できずに3秒ほど考えた。
そしてやっと理解できたのか、

「えぇ〜!?俺っスかぁ〜!?」

「くにっち…」

あまりの行動に呆然とするくのいち。

「それよりどうしましょ、社長はんの宝物なんやろ?」

さらっと話題を変えるあたり阿国らしい。

「い…いつ正宗君に渡すとか言ってなかったスか?」

「え〜っと…確か……今日………」

ロビーに二度目の沈黙が走る
222ふぃな 幸村狂走曲:2006/08/19(土) 12:06:43 ID:/VawwCxt
そんなわけで俺は仕事中だというのにわざわざ呼ばれたらしい。

「ほらっ、幸村さまなら、修理が得意な友達とかいるでしょっ!」

「すんませんなぁ〜ほら、五右衛門はんも謝って。」

「俺っスか!?もう俺のせいって事になってるんスか!?」

それぞれ思い思いに焦っている。

「そんなこと言ってもなぁ…」

都合よく修理が得意な友人なんているわけな…

「そういえば……」

幸村に注目が集まる。

「蘭丸…森蘭丸が、その手の玩具に詳しいって言ってたような…」


俺は織田文具本社前にいた。
そもそもなんで仕事中の俺が行かなければならないのか、疑問はあったが、

「社長秘書って結構忙しいし。」

「警備員がいなくなるわけにはいかないっス」

「ウチは…その……面倒やし」

阿国さんはもうほっとくとして、
確かに二人は出かけるわけにはいかない。
それになにより、お館様…改め社長に「壊れちゃいました」なんて言おうモンなら、
怒る事はないとは思うが…すごく…がっかりするだろう。そんな姿は見たくない。
まぁそれでも何で俺が仕事で忙しいのに(ry
223ふぃな 幸村狂走曲:2006/08/19(土) 12:08:12 ID:/VawwCxt
「一体どうしたんですか?会社まで来るなんて…」

「済まない…実は折り入って頼みがあるんだが…」

がさがさと例の玩具を取り出す。

「これを…直してもらえないだろうか、いや直していただけないでしょうか?」

しばらくじっくりと見た後、

「あぁ、これくらいなら僕にも直せますよ。」

「そうか、いやー助かった。」

この時は心底安心していた。
この程度ではまだ終わらないとも知らずに。

「でも、なにやったんですか?
こんな壊れ方なんて、よっぽど力を入れないとなりませんよ?」

「さ…さぁ、床にでも落としたんじゃないかな、ははは。」

蘭丸は首を横にかしげている。

一応笑って見せたが心は笑ってなかった。
まさか受け付け譲がちょっと力を入れただけなんて口が裂けても言えなかった。

この日は幸村が「阿国さんには逆らわない」と心に誓った日でもあった。









224ふぃな 幸村狂走曲:2006/08/19(土) 12:14:32 ID:/VawwCxt
「はい、直りましたよ。」

「ありがとう、本当に助かったよ。」

「ちなみにこの玩具は1973年に○×玩具で作られた……で
………が………であーだのこーだの(以下約500文字ほど続く)」

覚悟していたとはいえ予想以上に長い。
蘭丸は…いや蘭丸に限らずマニアという生き物は一度語りだすと長い。

だがそのうんちくは意外な人に止められた。


「あら?これなぁに?」

この声の主は織田文具社長秘書通称濃姫様。

噂にたがわぬ美貌だ。

「あ…ぁの濃姫様…」
蘭丸は明らかにテンパっている。

「こ…これはですね、1973年に…」

同じうんちくをしゃべりながら濃姫に渡そうとした瞬間だった。

そもそも震えている手で渡そうとした瞬間止めるべきだったと今にして思う。


一応前半はこれで終わりです。
後半は近日中に投下する予定です。

225名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 20:25:52 ID:s9HpL6Wi

スレに出てた意見参考にして、ミツギン+左近書いてみた
ぬるい3Pで悪いけど、投下してみる

>>220-224
豚切って申し訳ない。続き楽しみにしてる





「左近、おねね様から菓子をいただいたのだがーーー」
俺は甘味は好まんからやる、と続くはずだったその言葉は、三成が左近の自室の障子戸を開いた途端に霧散した。
日の光の差し込まない薄暗がりの部屋の中で、こもっていた異臭がむわっと鼻をつく。
三成は眉をしかめ、自然と自身の目元がきつくなるのを感じた。
彼が冷ややかに見下ろす先には、泰然とあぐらをかいて下半身をくつろげた部下と、その股間に頭をうずめる女性の姿がある。
黙って立ち尽くす主人に気づき、左近がなんでもないかのように片手を上げた。
女のほうは、左近の背に阻まれて入口のほうは見えない為かそれともよっぽど熱心に大筒をねぶっているのか、三成の来訪に気づいていない様子である。
「おお、殿。これはこれは」
「貴様、真昼間から下らんことをしているものだな」
「下らぬことではありませんよ、左近がわけもなく殿の不興を買うようなことをするとお思いか」
「・・・どういう意味だ」
含みのある物言いに三成の片眉が跳ね上がると同時に、左近はなにも言わず上体をひねった。
自然、女の姿が三成の目に入る。
気づいた女が顔を上げると、それまで怒りで青ざめていた三成の顔がさっと赤く染まった。
「なっ・・・ぎん・・っ」
「三成」
ァ千代も少し当惑した様子で、唇についた唾液とも精液ともつかぬ液体を、手の甲でぬぐった。
よく見ると、唇以外にもその凛々しい顔に汗とは違う白濁した液が散っている。
左近はというと、これ以上も無いというほど楽しそうににやつきながら、口を意味も無く開いたり閉じたりして動揺を隠せないでいる上司を眺めていた。
「き・貴様ら、これはどういうーーー」
「三成、悪いが出て行ってもらおう」
「な」
「立花には成し遂げなければならぬことがある。今はまだ、貴様の出る幕ではない」
「・・・っ!」
226名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 20:27:10 ID:s9HpL6Wi
普段から同志としてお互いを認め合う仲である誾千代に、弁解一つなくすげなく言われれば、流石に傷つく。
さらに言えば、その相手が密かに(実のところ周知だが)淡い恋心を抱いている女性ならなおさらである。
すっかり混乱している三成の頭では、よく考えれば疑問の残る誾千代の言葉の真意を汲むことなど無理であった。
「邪魔をしたなっ!」
力任せに戸を閉めようとしたのを、左近がやっとおしとどめた。
「殿、誾千代がこういう言い方をするのはいつものことでしょう。・・・・誾千代、この左近を一度でもイかせたんだ、充分合格だと思うがね」
「む・・・だが、立花はなにごとにも完全を良しとする。貴様はまだ、精力が有り余っているように見えるが」
依然として天井にそそりたつそれを見て、誾千代が不満そうに左近を見上げる。
「しかし、立て続けに何度もやると顎が辛くなるだろう。本番で使えなくなるんじゃ話にならない。ね、殿」
突然話を振られた三成はというと、状況をまったく理解できずに、戸に手をかけたまま固まってしまっている。
「そうか・・・左近が言うのならそうなのだろう。ならば、もういいのか」
「もちろん。ね、殿」
「だから、なんの話を」
再び呼ばれ左近の顔を見るや否や、誾千代が立ち上がって三成の手を引いた。
ドサッ、と三成の体が畳に叩きつけられる。
「な、何をする?!」
「特訓の成果を見せてやるのだ。貴様は大人しくしているがいい」
言いながら三成の袴をくつろげていく。
身をかがめると、衝撃の数々にすっかり萎えてしまっているそれを咥えた。
突如生暖かいものに包まれる感覚に、三成は息をつめた。
まだ少しぎこちなさの残る舌の動きで三成自身を愛撫する誾千代の姿に、展開についていけないながらも一抹の感動を覚える。
当然三成も健全な男子なのだから、想像の中で誾千代にこういったことをさせる、ということもなかったわけではない。
だがあまりに普段の彼女からかけ離れたそんな姿を想像するには難しく、不明瞭なイメージではおかずにするとまではいかなかった。
が、今現実に三成のものを咥える誾千代の姿は、想像以上に艶めかしかった。
上から彼女を見下ろす今の体勢では、白い首筋を伝う汗が胸元の二つの丘陵へと流れる様がありありと見える。
227名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 20:28:29 ID:s9HpL6Wi
「ん・っ・ふ・・っ」
苦しいのか、息遣いと共に時折漏れる切なげな声は常の彼女からは考えられないほどに高く、艶っぽい。
視覚的な刺激と直接下半身に与えられている刺激とで、三成自身が誾千代の口内で大きく膨らんでいく。
遠慮がちながらも誾千代の頭を優しく撫ではじめた三成の耳元に、左近が大真面目に語りかけた。
「どうです殿、なかなかでしょう」
「っ・・・左近、貴様・・・これは、どういう、ことだっ」
「いやなに、最近の殿はずっと仕事にかかりきりだったので随分溜まっているだろうと思いまして。しかし娼妓を呼んでも殿は見向きもしませんしねえ。
そこで誾千代に助援を願おうとしたのですが、やり方がわからぬと言うので僭越ながら私が直々に教授させていただきました」
「下らぬことを・・・」
「なら、左近がお相手すればよかったですかね」
「馬鹿にしているのか・・・く・・っ!?」
ちゅうう、と音が聞こえるほど強く先端を吸われ、緊張していた背が一気に弛む。
次の瞬間には、青臭い白濁液が誾千代の顔に勢いよく降りかかっていた。
久しぶりの放出感に心なし満足げに肩で息をする三成に、唇のまわりについた液を舌で舐めとりながら、誾千代が小首をかしげて見上げた。
「気分はどうだ?三成」
「・・・・最悪だ」
「やはり立花は、まだ未熟であったか・・・・」
誾千代がふてくされた三成の悪態を真に受けて、肩を落とす。
それに左近は苦笑して「殿は照れているだけだ、気にしなくていい」とフォローを入れた。
「殿、いけませんな。殿の体の為を思って懸命に奉仕してくれた女性にそんな態度では。大体、気づきませんか」
「なにをだ」
左近は答えず、誾千代の後ろに回りこんで彼女の袴の紐に手をかけた。
膝立ちだった彼女の腰から、するりと袴が落ちる。
「左近!?」
あらわになった太ももは、滅多に露出することのない為か白磁のように白い。
そのまま左近は誾千代の腰に腕を回し、彼女の体をあぐらをかいた自信の膝を枕にするように仰向けにさせた。
三成の方に向けられた秘所は、てらてらと妖しげに輝いて見えた。
「どうやら自分も濡らしてしまったらしいですな」
「や、やめろ・・っ」
「・・・ほう」
左近の言葉に慌てて膝小僧をすりあわせて頬を染めた誾千代の姿に、決して小さくは無い三成の嗜虐性があおられた。
228名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 20:30:09 ID:s9HpL6Wi
「左近、足を開け」
「はいはい」
「‌三成!」
誾千代の非難の声を無視して、左近の無骨な手が彼女の両膝を掴んで足を広げさせた。
大きくM字に開かれたまま、いくら足を閉じようとしてもびくともしない。
しげしげと恥部を眺めまわす三成の視線に、誾千代は唇を噛んで耐えるしかない。
「貴様でも興奮するということがあるのだな。驚いたぞ」
「黙れっ」
「殿、そう苛めずに触ってあげたらどうです。誾千代もこのままでは辛いでしょう」
「フン」
左近の明らかに悪戯を含んだ台詞に鼻で笑って、細い指を蜜を含んだそこへと沈ませる。
既に大分濡れていたのだろう、思ったよりも素直に三成の指を咥えこんだ誾千代の中は悦びにひくついた。
指が中で動くたび、ぬちゃり、と粘着質な音をたてて蜜が穴から垂れ流れる。
「ぁ・・っ・・や・・」
たまらず漏れた声を抑えるかのように左近の足の間に顔を埋めようとするのを、左近が頬を掴んで上を向かせる。
左近を睨みつける瞳は、心なしか潤んでいるように見えた。
もう膝を押さえていなくとも、足は力なく開いたままである。
誾千代の弱点を攻める三成の正確無比な指使いに、肉を擦られる度誾千代の腰が浮く。
指を入れたまま手のひらで肉芽を擦ってやると、ひときわ高く啼いた。
「ひゃ・・ぁ!」
「立花が男の指一本にここまで乱されるとは、情けない姿だな」
「だ、黙れ・・三成・・っ・・いい加減に・・」
「ならば、やめてやる」
そう言うなり、惜しげもなく指を引き抜いてしまった。
「ふやけたな」
指を包む卵白のような液体を拭き取るように、誾千代の首筋につつ、と滑らせる。
羞恥と放置された劣情とで一層顔を赤らめた誾千代を、三成は先ほど良いようにされた仕返しとばかりにさらに追い立てる。
「左近、どうやら矜持の高い立花殿は俺のような小大名が相手では不満と見える。ここは秀吉様を呼ぶべきだろうか」
「いや、秀吉殿だとおねね様が怖いですな。そういえば、丁度城に真田達が顔を見せているようですぞ」
「それは丁度いい。誾千代、選べ。幸村か、兼続か、それとも慶次か。どれも俺よりは身持ちがよい男達だ」
「貴様・・っ立花をなめるな!」
自分をからかっているだろうということは二人の声音から分かるが、下手なことを言えば左近の場合本当に呼びかねない。
立花を辱められたこの場から本当は一刻も早く立ち去りたいと思いながらも、慣れない感覚に麻痺して足が動かない。
誾千代は悔しげに顔をしかめた。
229名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 20:32:21 ID:s9HpL6Wi
「ならば、どうしてほしいのだ?貴様、まさか自身の下の口が物欲しげに涎を垂らしているのに気づいていないのか」
「あっ」
三成がおもむろに陰唇をくぱぁ、と広げてみせると、中でピンクの肉壁が男を誘うかのように蠢いていた。
「誾千代、こういうときは素直になるのが一番だ。武士というものは潔くあるべきだろう?」
都合のいいことを囁きながら、左近がダメ押しとばかりに小袖の裾から手を差し入れる。
丁度よい大きさの乳房をやんわりと揉みしだきながら、先端を指先で摘んで転がすと、誾千代はばつが悪そうに三成から目をそらした。
「・・・・み、三成・・・その、・・・・ない・・のだ」
「聞こえん」
そっけなく突き放すと、喉から絞りだすように、誾千代の声が震えた。
「指では足りない、のだっ・・・入れて・・ほしい、三成」
言い終わるのを待たずして、三成自身を突き入れる。すっかり濡れているとは言っても、処女の膣は狭い。
きつく締め付けられるのに顔をしかめながら、ゆっくりと腰を動かす。
誾千代も初めは痛みに息を荒くしていたが、段々とその吐息に甘さが加わっていった。
「それでは、こっちも楽しませてもらいましょうかね」
左近の膝に頭をのせた誾千代の眼前に、再び大筒がそびえる。
誾千代は言われるまでもなく左近に舌を這わせ、熱に浮かされたように裏筋を舐め上げた。
左近のものを咥えている為こもった嬌声が、三成が突き上げるたびに誾千代の喉から漏れる。
「んっ・・ふぅ・・ぅ!」
肉を打つ音と水が弾けるような音が部屋に響く。
開け放った障子の向こうでは室内で行われている痴態など別世界のように、太閤自慢の鮮やかな庭園が日差しを浴びて輝いていた。




「おーおー、ヤるねえあいつ等も」
「み、三成殿!なんと破廉恥なっ!」
「3Pとはなんたる不義!」
「ちょっと、あんた等静かにしなさい!気づかれちゃうでしょ!」


後日、出刃亀達により見事ゴッドフィンガーの称号を与えられた三成であった。


「指一本で勇猛な立花殿を陥落せしめるとは、まったく義のなせる技であるな」
「だまれ」
230名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 20:39:37 ID:Ub68fvyc
>>229
イカのセリフにつぼった GJ
231名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 21:43:58 ID:+EQDS9Nn
二人を上手く導く左近が素敵すぎ
232十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 19:02:51 ID:axFBUv7X
ァ千代3P、堪能させていただきました。エロイなあ立花。

さて、今日中に>>80の続きを投下しようかと。
ァ千代と稲ちんの百合物でございます。
233ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 20:45:42 ID:axFBUv7X
では、はじめますねー。

「ァ稲白百合の宴」 前編 稲が御奉仕いたします

 兵(つわもの)たちの血を吸って、小田原の空が紅く染まる。
その夕焼けの下で二人のもののふが、城すぐ近くの道端に座り込み、傷の手当にいそしんでいた。

 流れるような黒髪を高く結い上げた袴姿の娘は、本多忠勝が息女にして徳川家康が養女の稲。
 紫色の重甲冑に身を固めた短髪の女剣士は、立花家当主ァ千代である。
「つっ!」
 柔肌に塗りこまれた膏薬がしみる。稲は凛とした顔をしかめた。引き締まった二の腕に、
血がにじんでいる。
「こんなところだろう。どこか、他に痛いところはあるか」
「だ、大丈夫です……」
 手当もできなければ、戦場で生き残ることはできない。その点でも、ァ千代は優れた
もののふであった。
 打ち身やかすり傷はあったが、骨に異常はないようだった。軽傷といえよう。身体の傷に限れば。

「ここからは立花の陣が近い。しばし休んではどうだ」
「お心遣い、ありがたく存じます」
 稲は命の恩人に深々と頭を下げた。
「されど、一刻も早く父上や殿に、私の無事を知らせなくてはなりません。それに……部隊の被害も……」
 落城したばかりの小田原城を見上げる。ほんの一刻前、彼女に地獄を見せた城を。
 従軍していた侍女たちは、風魔忍軍による凄惨な陵辱の果てに殺された。彼女たちが風魔の
暴威を引き受けてくれたからこそ、稲は生還できたと言える。
 救出直後は『死にたい』と口走り錯乱していた稲も、部下の死を乗り越えて生きると決心したようだ。
234ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 20:48:15 ID:axFBUv7X
「そうか。貴様の好きにするがいい」
 ァ千代はつまらなそうに横を向いた。
「立花も……その方が楽だ」
 唇を尖らせたその表情が、いつになく子供っぽい。言葉とは裏腹な思いを感じ取り、稲は
クスクスと忍び笑いを漏らしていた。
「もうっ、立花様……これしきのことで、稲は負けませぬ。さあ、参りましょう……」
 袴の土ぼこりを払い、稲はすっくと立ち上がろうとした。

 その膝が、がくりと落ちる。
 立てない。
「あ、あれ?」
「…………!!」
 よく見れば、脚が小刻みに震えていた。何度やっても、無様に膝をついてしまう。
「ねえどうして、あはは、あはははは……!!」
 何がおかしいのか。稲はけたたましく笑いはじめた。笑いながら、その目から涙が溢れ、
とめどなく流れ落ちる。
 もう、見ていられなかった。
「もう、やめろ!」
 一喝するや否や、ァ千代は稲に駆け寄り……

 きつく抱きしめていた。二人を隔てる鎧が、やけにもどかしい。
(細い……かくも華奢な身体で男どもと渡り合っていたとは……)
「あは……は……」
 稲はなおも笑おうとする。そうすることで、現実から目を背けようとしていた。
 ァ千代はそれを許さない。このままでは、本当に稲が壊れてしまう。
「辛いのだろう、苦しいのだろう!? 傷ついた自分を、否定するな!」
 叱咤の声が、過酷な現実と稲を向き合わせた。笑い飛ばすことなどできない。狂おしい
哄笑はやがて、嗚咽にとって代わる。
「みんな、みんな汚されて死んだのです! わ、私も……男なんて、男なんてえぇぇ!」
 稲の気が済むまで、ァ千代は自分の腕の中で泣かせてやった。
235ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 20:50:08 ID:axFBUv7X
「少しは落ち着いたか」
「ひっく……どうして……」
 しゃくりあげながら、稲が尋ねる。充血した目が痛々しい。
「ん?」
「どうして立花様は、私などにここまでしてくださるのですか?」
「なぜ、って……」
 いつものァ千代なら、こんなに親身にはならないだろう。いつになく優しいふるまいに、
稲は驚いていた。
 そして、ァ千代自身も。
 稲の涙を見た途端、身体が勝手に動いていた。『気丈に振舞う稲が哀れだから』という
理屈だけでは説明のつかない衝動が、ァ千代の背中を押していた。
 思案の外にある感情の名を、彼女は知らない。
「あー、立花はだな……一人のもののふの心が折れてしまうのを、放っておけぬだけだ。
べ、別に魂胆があるわけではないっ」
 頬に紅葉を散らしながら、苦しい言い訳をするのが精一杯だった。

 さて、どうすれば稲を絶望の底から救い出せるのだろう。
 稲は女として、深い傷を負ってしまった。いくら慰めの言葉をかけても、今の彼女は癒せまい。
鍛錬もまた、自分を追い込むだけだ。
 ァ千代は思う。今は何よりも、心静かに過ごせる時が必要だと。それも、独りではなく
誰かと共に。
(誰か、だと?)
『稲に立ち直ってほしいと強く願う、男ではない者』――答えの出ている問いではないか。
(仕方ない、他に適任者はいないのだ。難題を人に押し付けるなど、立花の誇りが許さぬ)
236ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 20:54:31 ID:axFBUv7X
 一度決めれば、もうァ千代は迷わないことにした。
 白魚のごとき稲の指先を、両手でそっと包み込む。頑丈な籠手を着けた手では、少しでも
力を入れると砕けてしまいそうだった。

「それより稲殿。このまま筑後に帰るのは惜しい。今宵くらいは、小田原の湯にゆるりと
浸りたいものだな」
「え、そ、それは……もしや私もご一緒に……?」
 やはりと言うべきか、稲は戸惑いを見せた。ァ千代はそれを、人質に取られることを警戒
しているのだろうと解釈する。
 揺れる瞳を、いつになく優しいまなざしで見つめた。
「立花を信じよ。誓って、卑怯な真似はしない。ただただ、稲殿のためなのだ」
「……はい……立花様……」

(嗚呼。今宵は、帰していただけないのですね)
 ァ千代の澄んだ瞳に、艶やかな唇に、稲はすっかり魅せられていた。しかもその唇から、
自分を求める言葉が紡ぎだされているのだ。首を横に振るはずもなかった。
(父上。稲は一晩だけ、悪い娘になります)
 ァ千代にもたれかかる。鎧に覆われているはずなのに、その時確かな温もりを感じた。
237ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 20:57:31 ID:axFBUv7X
 深いため息がひとつ、湯殿に響く。

 檜の香りが立ち込める中、稲は広々とした湯船にその身を浸していた。窮屈な鎧を脱ぎ捨て、
きりりと束ねた髪もほどくと、ようやくもののふの自分から解放された気分になれる。
 磨き上げられた肌は、戦で返り血を浴びたばかりとは思えない。それもそのはず、洗い場で
丹念に清めていた。汚されたことを一刻も早く忘れるため、そして綺麗な身体をァ千代に
差し出すため。
 透けるように白い肌の上で、下腹の濃密な茂みが揺らめく。そこの手入れも怠りない。
万が一にも不快な匂いなどさせてはならないと、幾度も手櫛を通していた。

 稲のため、ァ千代は城下のとびきり上等な宿をとってくれた。怪しい輩は泊まらず、
主人も余計な詮索などしてこない。骨休めにはまたとない環境といえた。
(立花様も、先ほどこの湯船に……)
 部屋に着くや否や、ァ千代は稲を誘おうともせず、さっさと一風呂浴びに行ってしまった。
そしてあっという間に小袖姿で戻ってきた。
 なじるつもりはない。正直、安堵していた。ァ千代の露わな肢体など目にしてしまったら、
自分を抑えられなかったに違いない。
 今でさえ、両手は胸と秘め所に伸びようとしていた。だがここで本格的に慰めると、
間違いなくのぼせてしまう。
(駄目。立花様に愛でていただく前に、一人で勝手に良くなっては。でも、でも少しだけ)
 周囲に誰もいないことを確かめる。乳首を軽く転がし、陰核を小刻みにさする。
「は、あぁ……足りない、足りないの……んあっ!」
 絶頂とは程遠い快感で、稲はどうにか気を紛らすのだった。
238ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 20:59:19 ID:axFBUv7X
「ふふ、顔が真っ赤ではないか。いかな名湯も、度を越した長湯は毒だぞ」
 蛸のごとく茹だった稲を見て、ァ千代は苦笑を浮かべた。自分が原因とも知らず。
 趣向を凝らした膳が運ばれてきたが、ろくに稲の喉を通らない。
「さすが小田原、海の幸が美味い。なあ、稲殿」
 ァ千代が珍しいほど気さくに話しかけてくれるが、すっかり上の空だった。

 やがて膳が下げられると、宿の者が手際よく布団を敷き始めた。それを見ていたァ千代の
端正な顔が、なぜかひくひくと引きつりだす。
「ほう、これはこれは……」
 布団は一つ、枕は二つ。勘違いなのか、たちの悪い冗談なのか。
「あ、あの立花様……」
「分かっている。すぐに敷き直させよう」
「いえ、私はこのままでも構いませぬ」
 むしろ、こちらのほうが好都合なのだから。
「そうか、稲殿は宿の者に恥をかかせまいと……立花の狭量が恥ずかしい」
 帯をほどくと、小袖がシュルシュルと畳の上に落ちる。二人とも、白絹の長襦袢(じゅばん)を
纏うのみとなった。それはまるで、二輪の白い花のようだった。
 その花たちが、ものも言わず見つめあう。

 稲は驚いていた。ァ千代の、想像以上の女らしい身体つきに。特に釣鐘型の乳房は、
自分より一回りほども豊かだった。自らの重みに負けることなく、前方に張り出している。
今にも襦袢がはちきれそうだ。
(何を召し上がったら、こんなになれるのかしら。羨ましい)
 失礼とは思いながら、ついじろじろ見てしまう。
 腰はキュッとくびれているため、よけいに胸や臀(しり)の膨らみが際立つ。花にたとえれば
大輪の牡丹と言えよう。その華を、稲は一刻も早く愛でたかった。
239ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 21:01:51 ID:axFBUv7X
 ァ千代も戸惑っていた。
 今、目の前にいるのは勇ましい女与一ではない。乱暴にすれば儚く散ってしまいそうな、
やんごとなき姫君だ。
 自分ほど凹凸は目立たないが、それがかえって肢体をすらりと見せている。
野に楚々と咲く白百合が人の形を取ったかのようだった。
 何より、その腰まで届く黒髪の美しいこと。少々くせっ毛のァ千代には、望んでも手に
入らないものだった。
(流れ落ちる漆のようだ。指を通してみたい、撫でてみたい……おい、何を考えているのだ!?)

 ァ千代は慌てて布団に潜り、目を閉じる。
「ほら、いつまでそうしているつもりだ。もう寝るぞ」
「も、申し訳ございませぬ!」
(い、いよいよだわ……)
 夜伽の合図に相違ない。心臓を激しく脈打たせながら、稲はァ千代の隣に滑り込んだ。
「あ、あ、あの、できれば優しく……」
 ところが。
「すぅ……すぅ……」
 戦の疲れが出たのだろうか、ァ千代は稲に背を向け、瞬く間に眠りに落ちていた。
(そんな!)
 稲は落胆を隠せない。
 風魔に汚された自分には、抱く価値もないというのだろうか。
「ァ千代様、ァ千代様っ」
 顔を寄せてみると、安らかな寝息が聞こえてくる。狸寝入りではない。本当に寝てしまったようだ。

「ならば――せめて良い夢をご覧下さい」
 稲は止まらなかった。
 まずは頬を舌先でチロチロと舐める。反応はない。日頃の張り詰めた雰囲気から信じられないほど、
無防備で安らかな寝顔をしている。
(可愛い。あなた様は、やはり女ですよ)
 いっそう恋情をそそられた稲は、ァ千代の背中にぴたりと寄り添う。
240ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 21:04:40 ID:axFBUv7X
 薄布越しに乳房を手のひらで包む。そっと撫でてから、その豊かさを確かめようと指に
力を込める。
(すごい。押し返してきて、つかみきれない)
 予想以上の大きさに、稲はつい我を忘れて鷲づかみにしていた。その刺激はァ千代の
眠りを覚ますに十分すぎた。

「んはあぁっ……な、何を!?」
 目を見開き、ァ千代は跳ね起きた。
 状況を確認して、絶句した。稲が後ろから抱きつき、乳を揉んでいる。さすがにここまで
馴れ馴れしくされては、穏やかではいられない。痴れ者の手を捻り上げる。
「い、痛っ! どうして」
「立花にかような趣味はないっ。劣情を紛らわしたくば、他の者に頼め」
「違うのですっ!」
 常になく言い訳する稲を、ァ千代は嫌いになりそうだった。
「何が違うというのだ」
「こんなことで、命救われた恩を返せるとは思いませぬ。それでも稲は、己のできうる限りの
ことをしてさしあげたいのです……もののふとして」
「むぅ……」
 真剣なまなざしに、ァ千代は勢いをそがれてしまう。。

(そういえば、聞いたことがある。もののふがもののふを認める究極の手段、それは肌を
重ねることだと)
 何を馬鹿なことを、と思っていた。むくつけき男と男が交わる様は、想像だにしたくなかった。
まして自分が、ゲスな持ち物で貫かれるなど。
 稲殿は違う。自分に似た肉体と魂を持っている。彼女との交わりなら、受け入れられる。
その時、孤高な自分の何かが変わるかもしれない。
(道ならぬ道が待っているであろう)
 小太郎の予言が、脳裏によみがえる。それも今なら、一笑に付すことができよう。
(乱世だからこそ、立花は立花の信じられる道を歩むのみ)
 しばらくの沈黙の後、稲に告げる。
「――分かった。稲殿の信じるとおりにするがいい」
241ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 21:07:17 ID:axFBUv7X
「は、はい! ふつつか者ですが、よろしくお願いいたしますっ」
 布団の上に正座し、初夜を迎えた新妻のような面持ちで、稲は深々と頭を下げる。
顔を上げると、稲はいきなり願い出た。
「あの……目を閉じていただけますか?」

(一体何をする気なのだ?)
 いぶかりつつも、言うとおりに目を閉じる。次の瞬間。
(んん――!?)
 唇がふさがれた。
 柔らかく、温かい。稲の唇にふさがれていることに気付いた。擦り合わされる瑞々しい
唇は、どんな馳走とも異なる未知の味わいだった。
 すぐに息が続かなくなり、唇を離してしまう。

「これは……」
「口吸い、というものをしてみたのですが。上手くできたでしょうか」
 稲はうつむきながら答えた。その口元には、幸せそうな微笑が浮かんでいる。
(肌を重ねる前には、唇を合わせるのが作法なのか。やけに、胸が高鳴るものだな)
「う、うむ。上手い……と、思う。もう一度、いいか」
「立花様がご所望とあらば、いくらでもいたします」

 再び、顔を近づける。肉付き豊かなァ千代の紅色の唇と、小さく可憐な稲の桜色の唇。
最初はその先と先を付けるだけだった。それが物足りなくなると、少しずつ大胆になってくる。
ついには口を開き、唇全体を擦り合わせるに至った。
「ん……んふぅ……ぅんっ、んんっ」
 ァ千代の紅色と稲の桜色が絡み合う。
242ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 21:09:05 ID:axFBUv7X
 さらに、ァ千代の歯列を割って、何かが入り込んでくる。柔らかくぬめり、微かに
ざらつくものが。
(そ、そんな、舌を入れるなんて。立花が食べられてしまいそうだ)
 まさか噛み切るわけにもいかない。されるがまま、稲の舌に口内を蹂躙される。
(立花様……稲も先ほど、こんなことをされたのです。うふふ……これで立花様も、
私と同じですね)
 指と舌の違いこそあれ、自分がされたことをァ千代にもしているのだと思うと、暗い興奮が
湧き起こる。

(くっ、やられっぱなしではいかん。立花の誇りにかけて)
 ァ千代にも意地がある。稲の真似をして、自分からも舌を使い始めた。
 拙い舌技の応酬が続いた。互いの歯の一本一本、舌の根元までたっぷり賞味してから、
ようやく勝負は引き分けに終わる。
「ぷはあっ……」
 二人の舌先に、ねっとりとした唾液が水晶の橋を架けた。
「おかしな味や匂いなど、いたしませんでしたか」
 先ほど小太郎に触手を突っ込まれたことを、稲はまだ気にしている。もちろん、その後で
何度も口をすすいだのだが。
「う、うむ。美味だった」
「よかった……!」
 自分は必要とされている。稲は目頭が熱くなった。
243ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 21:12:04 ID:axFBUv7X
「立花様のお肌、とても芳しい……」
 うっとりとした口ぶりで呟きながら、胸元に顔をうずめる。胸いっぱいに芳香を吸い込もうと
して、鼻息を幾度も吹きかける。その様がさながら子犬のようで、ァ千代には微笑ましい。
「ひあっ、やめぬか。くすぐったいぞ」
「直に、見せていただけますか……立花様の胸に、ご奉仕したい……」
 興奮にかすれた声で、稲が懇願する。

「承知した」
 男として育てられたァ千代は、躊躇することなく襦袢の前をはだける。そこがどれほど
魅力的か、まったく自覚がない。
 絹にも負けぬほど白い乳房が、衣の下からこぼれ出た。

「あ、ああ……これが立花様の……」
 稲はめまいを覚える。毎晩の妄想の、さらに上を行く光景が眼前に展開したのだから。
 甲冑の下で陽が当たらないため、武人のものとは思えないほど色が薄い。表面にうっすらと
静脈が確認できるほどだ。もちろん肌理(きめ)も、絹に負けず劣らず細かい。
 甲冑は同時に、強力な形状保持の役割も果たしていた。手毬(てまり)のごとき大きさを
誇りながら、少しも垂れてはいない。さすがに南蛮の技術を取り入れているだけのことはある。

「先ほどは失礼いたしました。ですがやはり、お見事な持ち物です。では……」
 毎晩自分でしていた愛撫をァ千代にも施そうと、震える手を伸ばす。
(柔らかい……)
 それだけではない。揉まれれば沈み込んだ指を即座に押し返すほど、その美巨乳には
張りがあった。
(ずるいです、同じもののふなのに立花様だけ)
 女として少しの嫉妬を抱きながら、少々手のひらに力を込める。二つの肉手毬が
寄っては離れ、ひしゃげては元に戻る。

 そんなことを、どれくらい繰り返していただろうか。ァ千代の吐息が、乱れてきた。
「あ、はぁ……んふ、何だ、これは……」
「どうされたのですか?」
「いや、なんでもない……立花にも、よく分からん」
 さっぱり要領を得ない答えが返ってくる。
244ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 21:14:57 ID:axFBUv7X
 肉手毬の感触を堪能した稲は、その頂にある尖りも放っておかなかった。
 唇の色よりさらに淡い乳輪は、乳房の大きさからすれば実に小ぶりで、弱々しい。
見ていると、存分に虐めたく、もとい可愛がりたくなってくる。
 親指と人差し指で挟んで、転がして……一瞬だけきつく捻りあげる。

「ひっ! あう!」
 強すぎる刺激を受け、ァ千代が喉をさらしてのけぞった。
「そ、それは控えてくれないか」
「では、お詫びに癒して差し上げますね」
 ここぞとばかりに、稲はめいっぱい舌を伸ばし、桜色の尖りに口をつけ……ない。
乳輪の麓に舌先をつけ、円を描くように這わせる。明らかに、ァ千代を焦らしていた。
そして、すぐに舐めたい自分自身をも。

「は……はやく」
 ァ千代に懇願されるまでもなく、もう我慢できなかった。赤子のように吸い付き、
あからさまに音がするほど吸い上げる。
「チュウウウッ……ンロ……ちゅく、ぴちゃ、レロンッ……」
「はう――! ダ、駄目だ稲殿、やっぱりそんなことっ」
 頭を大きく左右に振って、ァ千代が悶える。
 中止を求める言葉とは裏腹に、乳頭は口の中でにゅっと大きくなってくる。
(起ってきた……立花様、私に吸われて感じてくださっているのですね)
 自分の行いでァ千代を悩乱させていると分かり、稲はより熱心に舌を使った。
「あ……あ……」

 だがまだまだ稲も未熟、一箇所への愛撫に手一杯になっている。もう片方の乳房は
ほったらかしになっていた。それがァ千代には、物足りない。
245ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 21:16:27 ID:axFBUv7X
 今までは戦の邪魔だとばかり思っていた。それが、こんなことに使えるのだと知ると、
自分でも試したくなってくる。
 おずおずと、自分の膨らみをつかむ。先ほどまで稲がそうしていたように、円を描いて
動かしてみる。
(ふむ……別の生き物のようだな)
 その動きには興味をそそられるが、格別気持ちよくはならない。それを快感と認識するには、
まだ場数を踏む必要があった。

 そんなァ千代の行動に、稲もようやく気付く。そして、自分のいたらなさに恥じ入った。
(いけない。立花様が、ご自分で慰めていらっしゃる)
 その手に、稲は自分の手を重ねた。自慰に慣れた稲の指が、ァ千代に穏やかな快感を
もたらす。もちろんもう片方は、口での奉仕が続く。
 憧れのァ千代の乳房を独り占めできて、稲は幸せこの上なかった。触れてもいないのに、
稲の女芯は潤み始めている。もしァ千代が冷静だったら、妖しく揺れる稲の腰を容易に
見て取れたことだろう。

「あふっ、伝わってくるぞ、稲殿の想いが。これが、んはあ、もののふ同士の交わりなのだなっ」
(立花様……)
 悟ったようなァ千代の呟きが、稲の心を針のようにさいなむ。大事な女性(ひと)に嘘を
つきとおせるほど、稲は器用な娘ではなかった。
 乳房から口を離すと、真実を告げた。嫌われるかもしれないと、覚悟を決めて。
「これは最初から――女の交わりなのです」
246ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 21:19:31 ID:axFBUv7X
「……はぁ?」
 ァ千代には、その意味が分からなかった。どんなに稲と身体が同じでも、自分が女とは
思えないから。
「これは異なことを。立花は女でも、無論男でもない。ただ、立花ではないか」
「た、立花様。それは、本気でおっしゃっているのですか」
「そうだ。立花は、戯言を好まぬ」

 その言葉は一見、信念に基づいたものに聞こえる。だが事ここに及んで女の自分と
向き合わず、もののふだ立花だと大義名分を並べる。ァ千代も、やはりどこかが歪んで
いるのだ。
 それは同時に、ァ千代が何も知らないことも物語っていた。
 今まで考えていた立場が逆だと分かると、新たな欲望が頭をもたげてくる。
『床の上でァ千代を自分のものにしたい』と。

「……立花様は女です。それを受け入れてください。ご自身のためにも」
 言うなり、稲はァ千代の襦袢の裾をめくろうとする。だがさすがにそれに気付かぬほど、
ァ千代の理性は麻痺していない。懸命に押さえつけ、阻む。
「何をする」
「立花様、お手を外してくださいませ。続きが、できませぬ」
「……」
 ァ千代は沈黙を続ける。そんな彼女の股を強引に割り開く気など、稲にはさらさらなかった。
それでは男どもの所業と同じだから。

「たとえご自分を女と認めても、立花様は立花様です。ううん、もっと素敵になれる」
 襦袢の上から、むっちりと発達した腿をさする。稲妻のごとき進軍を生み出す腿もまた、
女らしい滑らかさが同居していた。
「心の準備が必要とおっしゃるのでしたら、こうしてお待ちしますから」
 搦め手から攻める稲の姿は、突出ばかりしていた戦場での彼女とは別人のようだ。
247ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 21:23:08 ID:axFBUv7X
 どれくらいの時が流れただろうか。
 ふと、ァ千代の抵抗がやんだ。
「こ、怖かったのではない。これ以上焦らしては、貴様が不憫だからだ」
(素直じゃないんだから)
 それでも、稲はすべてを自分に委ねてくれたことを喜んだ。
 はやる気持ちを抑えつつ、しずしずと裾をまくる。長い脚が露わになるのにあわせ、
自分の身体を下へ下へとずらしていく。ァ千代の『女』をこの目で確かめるために。

 ぴっちり閉じた太腿の内側に手をかけ、開く。
 その一番奥に、ァ千代のすべてが息づいていた。
「嗚呼、立花様素敵……とても綺麗なお雛様……」
 感嘆の言葉が、ひとりでに紡ぎ出される。

 自分以上に成熟しているはずのその部分には、『大人の証』が一本たりとも生えて
いなかった。目を近づけても、剃り跡はない。
 童女と異ならぬ無毛のたたずまいは、女であることを否定していたァ千代に
ふさわしいのかもしれない。

 とはいえ、秘裂自体は順調な発育を見せていた。唇よりはやや濃い色の花びらが、しっかりと
顔をのぞかせている。その上端には、狂おしい快感をもたらす肉珠が、包皮に守られ
鎮座していた。少し、大きい。
 そして表面には、歓喜の露が染み出していた。しっとりと花弁を濡らす恥蜜は、ァ千代の
『女』をより艶やかに見せる。

「あ、あまりまじまじと見るな。所詮、しょ、小水の孔ではないか」
「そうではないこと、知っていただきますね……」
 上ずった声で囁きながら、そっと指を伸ばし、愛液を掬う。絡みつくァ千代の体液は、
自分のそれより粘ついているように思えた。
 五指すべてに愛液をまぶし、ァ千代の眼前で開く。指の間で、糸がかかった。
「ほら、もうこんなに潤ってる」
「――――!」
 言葉もなく、ァ千代は顔を背ける。
248ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 21:25:48 ID:axFBUv7X
 陰核にたっぷりと恥蜜をまぶす。濡れそぼつ肉珠は、さながら女体に息づく紅玉の
ようであった。
 そこを稲が、二本の指でキュッとつまみ……
「さあ立花様……お悦びください」
 こね回す。

「うあ、あはあぁぁっ、あっあっあっあっ!?」
 指が素早く往復するたび、ァ千代は激しく反応した。むき出しになった乳房が揺れ、
腰が跳ねる。足指は小指までピンと張る。そしてお雛様からは、さらなる恥蜜があふれて
止まらない。
 同じ女である。どこをどう責めれば悦ぶか、稲は毎晩の自慰で知り尽くしていた。
「あ! い、嫌ッ! これ以上は本当に、何これ、光が」
 未知の感覚に、ァ千代はどうにかなりそうだった。稲とは逆に、悩みはすべて健全な手段で
解決していた。女陰をまさぐるなど、考えもしなかった。
 布団にたくさんの皺と恥蜜の染みを作り、ァ千代は悦楽に暴れ狂う。

「ア、ハアァッ! 稲殿、何かが、何かが来るっ」
 絶頂を表現する言葉も知らない。そんなァ千代に桃源郷を見せるべく、稲は今一度、
乳房に片手と舌を伸ばす。
(果ててくださいませ、立花様。稲が、稲が見届けて差し上げますから……!)
両乳首と陰核がしゃぶられ、捻りあげられた。それが、とどめとなった。
「ア、ア――」
 涙を浮かべながら、目を大きく見開く。半裸の肢体が弓なりにのけぞり、天井に咆哮を
放った。
 立花ァ千代は、女として初めての絶頂を極めた。

「くうっ! はあ、はあ……」
 すっかり力が抜け、ァ千代は稲にしなだれかかる。
「立花様、可愛い……可愛いです……」
 その顔といわず胸といわず、稲は口吸いの雨を浴びせるのだった。
249ァ稲白百合の宴 by十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 21:28:29 ID:axFBUv7X
 女の余韻は長い。布団の上で打ち震えるァ千代の肢体を、稲は優しく撫でて鎮めてやっていた。
「嫌」とか「駄目」とか時折抗議が聞こえてくるが、聞く耳を持たない。

「嗚呼……く、屈辱だ……女であること、認めざるを得ない……」
「ならば、なんといたします?」
 クスクス笑う稲を、ァ千代は睨みつけた。だがその目には殺気が宿っていない。
「知れたこと、稲殿も同じ屈辱を味わってもらう! 立花の手にかかって、果てるがいい」
 それはもちろん、ァ千代が稲を愛撫してやるということを意味していた。
「嗚呼、稲を折檻されるのですね……お許しを……」
 殊勝な言葉とは裏腹に、稲は身も心も期待に昂っていた。自分の妄想が実現する時が
来たのだから。
 慈愛と淫欲に満ちた、ァ千代の逆襲が始まる。


つづく
250十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 21:31:27 ID:axFBUv7X
というわけで、稲ちん御奉仕編まで書かせていただきました。
一挙大量投下、失礼しました。
251十六夜 ◆IZAYOI4GJg :2006/08/20(日) 21:39:13 ID:axFBUv7X
あと、読んでくださる方のためにインデックスを。
>>233-236 プロローグ
>>237 湯殿で一人遊び
>>238-240 夜伽の始まり
>>241-242 初めての口吸い
>>243-245 乳房に御奉仕
>>246-249 立花、女の絶頂
252名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 03:54:00 ID:w35jmak9
うひょー、稲も立花もエロス
百合でこんなに萌えたのはじめて。
つづきwktk
253名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 00:57:48 ID:x5Z/AC5r
ネ申GJ!!!

自分は百合にあまり興味持てなかったんだが
十六夜さんの小説で百合にはまりそうだ。
禿げ上がるほど萌えた。表現も好きだ。

続き楽しみにしてます
254名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 15:46:13 ID:WjNAZeHg
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamehis/1148722579/143

政宗と政宗に嫁がされる義姫の物語読みたい。
255名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 16:11:22 ID:mBQvz8f0
おお!知らぬ間に職人さん方が!!
>>229
左近w3Pエロス
>>251
百合最高
256254:2006/08/22(火) 16:59:04 ID:WjNAZeHg
<歴史背景>
梵天丸出産直後に両家不和により輝宗と義姫離縁。
政宗元服直後に輝宗死亡。
家督相続直後から奥州に名を轟かせる活躍の政宗。
伊達・最上両家が合戦し、義光の妙齢の娘を政宗の妻とすることで講和。

<輿入れ後>
しかし、送られてきた姫は妖術で若く魅せた義姫。
(政宗を篭絡して伊達を乗っ取る作戦)
(家臣は血筋柄、若き日の義姫によく似てる程度にしか思わない)
初同衾の夜、義姫の胸の中で「母」と告げられる政宗。
やりとりの末、義姫の毒気ですっかり虜になる政宗。
やがて生まれる子が小次郎政道(大河ドラマの小次郎元服名)
政宗を始末して、小次郎を伊達の当主に据える。
257くさお:2006/08/25(金) 21:44:06 ID:5+D5Gkvs
帰って参りました、くさおです。
義は潰えませんとも、ええw

まだ書きかけなのですが・・・前スレで予告した「宗茂×ァ千代」小説、途中まで投下します。
宗茂の設定はあくまでオリジ要素ですが、ご了承下さいませ。
258くさお:2006/08/25(金) 21:46:05 ID:5+D5Gkvs
悔しい。
ただ、本当に悔しかった。
「・・・・・弓は向かない」
ぽつり、と呟く。
「大丈夫だァ千代。ほら、もう一度」
隣で宗茂が声援を送った。しかし、ァ千代は顔をしかめて俯いている。
「始めた頃と比べると随分な成長ぶりではないか。さぁ、弓を引くのだァ千代」
宗茂はにっこりと微笑み妻の肩に手を置いた。しぶしぶと、ァ千代は構えの姿勢を取る。
(・・・当たれ!)
念を込めて矢を放った・・・・・・が。

ばぃんっ!

弦は思い切り跳ね上がり、照準をずらした矢は場外へと飛んでいった。
「・・・・・・・・・・・・」
宗茂が冷や汗を流しながらちらりと横を見る。
案の定、そこには顔を真っ赤にしたァ千代が怒りを露わにしていた。
259くさお:2006/08/25(金) 21:47:11 ID:5+D5Gkvs
「た、たまにはこういう事もあるものだァ千代!気を取り直して・・・・・・」
「もうよいッ!!」
キッと宗茂を下から睨みつける。
「それとも何か?私の失態を眺めて楽しいのか!?」
「そ、そんなつもりは・・・」
「貴様の得意な弓で私を見下したつもりか!!」
怒りに任せるまま罵声を浴びせると、宗茂は額に手を当て溜息をついた。
「わかったわかった。私が悪かったよ、ァ千代。だからもう怒らないでくれ」
「その態度が気に食わないのだッ!!」
「す、すまぬ・・・」
自分よりも体が大きいくせに、目の前の男はしゅんと頭を垂れている。
その姿に情けなさを感じ、苛々しながら弓を片付けようとした。
「なぁァ千代。頼む、もう一度だけ」
「くどいっ!」
「いや、もう私は弓を取らない。私が隣にいたから気が散ってしまったのだろう?」
「・・・・・」
「ならば、私もァ千代と共に弓を取ろうではないか。それなら何の問題もない」
そう言うと、宗茂はにこにこしながらァ千代の背後へと回った。
「なっ!?何をするつもりだ!!」
「さぁ、もう一度やってみよう。今度こそ大丈夫だ、ァ千代」
自分の右手に、暖かい手が重なる。
鼓動が、高鳴った。
260宗茂×ァ千代小説:2006/08/25(金) 21:48:39 ID:5+D5Gkvs
「離れぬか!馬鹿者!!」
慌てて喚いたが、左手にも宗茂の手が重なってしまい、言葉が詰まった。
「そう・・・・力を抜くのだァ千代。全て私に委ねるといい」
上から響く低い声。そして、自身を包む逞しい体。
もはや弓取りどころでは無い。心臓は体を突き破りそうな程脈を打ち、どうにかなってしまいそうだった。
「心身を研ぎ澄まし、的を見据えるのだ。当てる、のではなく、射抜く。他は見ずとも良い。的の中心だけを見るのだ、ァ千代」
(的の・・・中心)
次第に平常心を取り戻したァ千代は、自然と的に集中する事が出来た。
背中越しに伝わる宗茂の存在が、何よりも心強くて。
「力はいらぬ。息を吸い、止めたと同時に静かに指を離してごらん、ァ千代」
腕をすっと宗茂に引かれた。それを合図に息を吸い・・・止める。
見計らったかのように、宗茂が指を離した。無意識に、ァ千代も。

すとんっ。

軽快な音を立て、矢は的を射抜いた。
真ん中とはいかなかったが、今までで一番近い所に。放った矢は綺麗に刺さっていた。
261宗茂×ァ千代小説:2006/08/25(金) 21:49:44 ID:5+D5Gkvs
「やったぁ!!」
普段聞く事の無い、本当に嬉しそうなァ千代の声。喜びに満ちた顔で、ぴょんぴょんとはしゃいでいる。
「宗茂見たか!?私の矢が的を射たぞ!!しかもあんな近く・・・・・」
言葉の途中で、ァ千代は我に返った。
「どうした?」
宗茂も嬉しそうに微笑んでいた。しかし、さっきまでの自分を見られていたかと思うと途端に恥ずかしさがこみ上げる。
「な・・・・何でも無い!」
突っぱねようとしたが、太い腕にぎゅっと抱きすくめられた。
「ッ!?」
突然の事態にァ千代は目を見開く。もがいても、もがいても。腕の主は離そうとしてくれない。
「何をする!離せ・・・!!」
力の限りを尽くし、宗茂を引き離した。
しかし、ァ千代は宗茂の顔を見るなり驚いた。

違う。
いつも自分を見守ってくれている優しい眼差しは無く。
深い情念を宿した瞳がそこにあった。


まずはここまで。
続き、お待ちくだされ・・・!
262名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 21:58:58 ID:FQNzcL9z
gj つづきまってる
263名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 16:57:44 ID:qWCjb7lf
宗茂キタワァ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:* ミ ☆
264名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 18:23:10 ID:PNPFode5
くのいち
の様な悩みも無くて無駄に明るい女の子が敵に捕まって精神的にも肉体的にも追い詰められ瞳から光が消えて
快楽地獄に堕ちていくって感じのエロパロを希望
265名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 08:49:12 ID:GKJT0qGh
保守ぽわ〜ん
266名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 20:16:28 ID:JCzAjZPO
くのいち好きだったから2でいなくなって寂しい・・・
くのいちのSSキボンヌ。
とりあえず純愛でも陵辱でも百合でもなんでもいい。
267名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 22:26:03 ID:1MMXPuwn
くのいちと稲の百合キボン
268名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 23:22:51 ID:MefKdQYr
くのいちと風魔のかみ合わないワカーン
269名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 23:14:19 ID:TbD6PCDh
くのいち凌辱なら
初代戦国無双の城潜入戦の(特に小田原)で敵に捕まって拷問が良いと思う
小田原なら服部半蔵も無理矢理だせるし
270名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 01:37:41 ID:XRJJtVOy
2では幻になった半くのキボン。
271名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 16:26:56 ID:s1Uq8gPl
>>224
続きマダー?(チンチン AA略
272ふぃな :2006/09/06(水) 21:06:19 ID:63xBcvvU
書こうと思ってたんですが、
他の職人さんが投下されてたので
豚切るのも悪いので落ち着いたら書こうと思ってました。

では近いうちに
273第二話 賤々岳の戦い 前編 :2006/09/09(土) 01:16:50 ID:xJRq3bek
山崎の戦いは、秀吉軍の勝利に終わった。
信長の仇討ちを遂げた秀吉は、その後継者たる実質的な資格を得た。
台頭してゆく秀吉と、それを認められぬ柴田勝家は、賤々岳にて決戦を開く。

秀吉を勝利に導くため、動き出すねね。
謎の行動に勤しむ阿国。
賤々岳は、混沌とした様相を醸し出そうとしていた。

ね「みんな、ガンバろうね!」
阿「コオオォォ……」
ね「……何してんの?」


『 第二話 賤々岳の戦い 前編 』


刻一刻と激突の迫るねねの陣も、慌しさの頂点を極めていた。
「あれ、あの子は?」
寡黙な部下が指差す先に、何事かに勤しむ阿国の後姿があった。
「あぁ、あんなトコ…に……」
「コオオォォ……」
鬼。まさにその後姿には鬼神が宿り、驚天動地の覇気はまさに阿鼻叫喚――

ポカ。

「あいたぁ。」
「こらっ! あんた、この忙しい時に何やってんの?」
「何て。ほらぁ。」
274第二話 賤々岳の戦い 前編 2/10:2006/09/09(土) 01:18:04 ID:xJRq3bek
自慢気に見せ付ける両手には無数の米粒。並ぶ皿の上には大量の握り飯。
「いや、それは見りゃ分かるんだけど。」
「うふふ。二十分以内に二百人分のおにぎり作りましたら、何と…」
余程嬉しいのか、阿国は笑みを堪えながら指を二本出した。
しなやかで美しい指も流石に米粒まみれでは汚く見える。
「ニ両どす。うふふ。」
「…………。」
「こないおいしい話、他にはありまへんぇ?」
「こっちおいで!…っていうか、誰がそんな命令したのよ! まったく!!」
「あぁん、いやゃ! 堪忍ー!」
くどいようだが、暴れる阿国の指には米粒。
「あっ、服に付いた! もう、お馬鹿!」

ズルズルと引きずられながら、阿国はねねに連れて行かれた。

「感心しないねぇ……正面からぶつかり合おうぜ!!
 少なくとも、俺はそうさせてもらうぜ!!」

前田慶次の出撃により、優勢だった戦局が一気に五分へと返された。
その情報をくの一から聞かされたねねは、早速行動に出る。

ガサ…。

茂みから顔だけ覗かせる二人。
ただ、阿国は頬を若干膨らませて不満たらたらである。
「いたいた。あいつだね。」
「…………」
「あ〜、確かに厄介そうだねぇ…。どう思う? 何とかできるかねぇ?」
275第二話 賤々岳の戦い 前編 3/10:2006/09/09(土) 01:18:47 ID:xJRq3bek
「どうも思いまへん。何ともできまへん。」
目を閉じ、そっぽ向く阿国。
地面に書いた『でんぷん』の軌跡を何度もなぞっている。

「あんたねぇ。…よし、分かった。」
真剣な目で、ねねはビシィッと指を二本突き出した。
「あいつを何とかしたら、これだけ出そうじゃないか。」
そろりと阿国の目が開き、真珠の様な瞳がゆっくりとねねの指を確かめる。
「そ、そないな事言うたかて――」
「いや。二百出そう。」
「ニヒャー!?」
黙って頷くねね。立場と性格もあってか、懐も軽くて深い。
それに豪傑・前田慶次をなんとかできるのなら、安いものだった。
「…………」
開いた口を隠すのも忘れ、阿国は目を点にしたままである。
「やってくれる?」
「うち…うち!」
言葉もままならず、もう衣服を脱ぎ出そうとする。
「ちょっ、ちょっと待って! まだ早いから!」
「でもぉ……」
ねねは子供をあやす様にして胸元を直しながら説得する。
「いや、でもね!? ほら、流れってモンもあるだろ?」
「そうゆうもんどすか?」
「そういうモンなの。…さ、ガンバって!!」
「はいな。」
ペチンと尻を叩くと、いつ見ても独特な走り方で阿国は突撃していった。
「…………」
走っていく阿国を見送りながら、ねねは思った。
この子はものすごく扱い易いのかも知れない、と。
276第二話 賤々岳の戦い 前編 4/10:2006/09/09(土) 01:19:25 ID:xJRq3bek
そんなこんなで、向かい合う二人。
「あんたは?」
「出雲の阿国どす。あんたはんは?」
「俺かい? 俺は見ての通りさ。天下一の傾奇者、前田慶次!」
「かぶき…もの?」
辺りを見回せば、慶次に倒されて呻く兵士達。
「用があるのは男だけだ。」
「かぶきもの…。」
「ここはあんたの様な人がいるべき場所じゃねぇ。帰ぇんな。」

見れば阿国は口元を手で覆い、慶次を悲しげな瞳で見つめていた。
その肩は小さく震え、いつからか視線が慶次の目と下半身を行き来している。
「可哀想…。」
「はぁ?」
「そうでっしゃろなぁ…。誰かを傷つけるしか無いんでっしゃろ?」
「…話が見えねぇ。」
「せやからあんさん、被飢者でっしゃろ?」
ポッと頬を染め、阿国の視線が慶次の股間に注がれる。
「被ってはるのが恥ずかしくて。でも飢えてて。」
「お、おい!」
「せやから腹いせに弱いものいぢめしはるんでっしゃろ?」
「違ぇ!!」
「ええんどすぇ? うちの心は琵琶湖よりも広いんどす。」

「……乗んな。」
愛馬・松風を口笛で呼び、阿国に手を伸ばす。
「あらぁ、何処に行きはるんどす?」
「…ま、あそこでいいだろ。」
277第二話 賤々岳の戦い 前編 5/10:2006/09/09(土) 01:20:02 ID:xJRq3bek
遠くに見えるは、賤々岳の要所の一つ、北砦。

駆け出した松風の上。
普段と同じように微笑を浮かべる阿国の口元は、さらに笑みを強めていた。


守備頭達を早々に叩き出し、北砦は二人を残して固く閉ざされた。

「さて…と。」
「うふふ。」
ゆっくりと阿国は腰を落とすと、女性らしい座り方で慶次を見上げた。
そっと傘を手元に置く。
「誰が被飢者だって?」
「うふふ。そないに自信がおありどすか?」
「それは見てのお楽しみだ。」
豪快に袴を脱ぎ捨てると、見せつける様にして下半身を露わにした。
ボロンッ、と音のしそうな巨大な陰茎が阿国の鼻先をかすめる。
「…あ…らぁ……」
呆然としたせいか、阿国の唇がうっすらと開いていた。
「さぁ、あれだけ大口叩いたんだ。どうすればいいか…分かるよな?」
微笑を作りながら唇が閉ざされ、その代わりに瞳が閉じられていく。

雀が囀る音色。
慶次の巨体がほんの少し揺れた。

くちづけるままに奥までねっとりと咥えこみ、そのまま口内で蠢かす。
頬を窄めながら、阿国は一度唇から引き抜いた。
「んぷ…。おっき……」
278第二話 賤々岳の戦い 前編 6/10:2006/09/09(土) 01:20:44 ID:xJRq3bek
指先で丁寧に擦りながら、うっとりとした瞳で呟く。
「おいおい…こんなもんじゃねえぜ?」
「んぅ…ぷ……」
グイと阿国の頭を掴み、その口元に押し付けた。

裏筋と淫嚢との付け根をネロネロと舌の腹で丹念に舐り、裏筋を上っていく。
裏筋の頂を舌先で転がす頃には、垂れる唾液が淫嚢を濡れそぼらせていた。
「んふ。」
ほんの少し唇を尖らせると、今度は一滴も
残さぬよう吸いつきながら下っていく。
「おおッ…!」
麺を啜るような卑猥な音を立てながら、阿国は淫嚢を舐り尽くし始めた。
チュッ、チュッと啄ばんだり、舌先で転がして左右に振る。
「……ぇ?」
再び陰茎に目をやった阿国は驚きを隠せなかった。
自慢するだけの事はある、勃起しきったものがそそり立っていた。
ビクビクと脈打つその様子は、阿国の愛撫をせがんでいるようである。

「…っぐ…ぅ……ふ……」
どれだけ頬張っても、亀頭を飲み込むので精一杯であった。
グポグポと亀頭を往復しつつ、残りの部分は指で補う。

「さぁ、満足させてくれよ…?」
「あっ!?」
阿国は細い手首を慶次の手で上に向けて拘束された。
ズッ、ズンッと腰を振れば、阿国はたちまち眉をしかめた。
「…んンッ!?…ご…ォ……ぶ!…ふぶぅ!!」
徐々に雫を目尻に溜め、鈴のような声も呻きによりその音色は紡がれない。
口端からはだらしなく唾液を溢れさせ、いつぞやの余裕は欠片すら無い。
279第二話 賤々岳の戦い 前編 7/10:2006/09/09(土) 01:21:32 ID:xJRq3bek
今まで見せなかった苦悶の表情。
それは慶次をさらに興奮させた。

「ぷあぁッ!!」

ようやく解放された阿国は、喉元を押さえて嗚咽をもらす。
「…ん…もう。乱暴なお人どす。」
「ははっ、悪ぃ悪ぃ。」
「こないな暴れん棒はんは…」
「おお?」
はだけさせた胸元から、溢れんばかりの乳房を掬い出す。
ねねと比較すれば張りには劣るが、その大きさと柔らかさはそれを凌駕し、
乳輪も控え目なねねに比べれば、相応した膨らみを桃色に咲かせていた。

「こうどす♪」
「お…ほぉ。おつなもんだ。」
強制的な口腔内蹂躙により、潤滑液は不要だった。
みっしりと包まれた勃起は一部の隙も無く包み込まれ、
阿国の動きに合わせてヌコヌコと柔肉の狭間で踊る。

「…どう…どす?…うちのおっぱい……」
「す…げぇ。最高だ。」
硬くしこる桃色の乳首が、慶次の太ももを激しく擦る。
「んふぅ、嬉しおす…」
無意識に慶次が腰を振りだすと、阿国は
それに合わせて乳房ごと上半身を上下させた。
慶次が揺れる度に乳肉に魅力的な波が走る。
280第二話 賤々岳の戦い 前編 8/10:2006/09/09(土) 01:22:08 ID:xJRq3bek
阿国が一旦動きを止めると、力一杯乳肉で勃起を圧迫した。
そのまま亀頭に溢れる雫を舌先で舐め取り、鈴口に接吻を連続で送る。

全体への柔らかな圧迫感と、先端への心地良い衝撃が一気に慶次を加速させた。
慶次は阿国の頭をグイと押し込んで亀頭を咥えさせると、
「よ…し。出す…ぞ……」
再び腰を突き出し始めた。

北砦に、性交しているような濡れた音が調子良く響く。
肉茎が乳肉を弾けさせ、亀頭が阿国の唇を好き勝手に蹂躙する度に。

…ヌコッ、ヌコッ…ニュコ…ヌコ……
「…あっあっ……んぁ……ん……やッ、やん!……」

……プジュッ…グポッ…クポッ、クポッ、プシュッ!!……
「…んッ!……んぷッ、ぷぅッ!!…ぷぁっ、ぶぁッ!!……」


「くッ…う!!」
幾度もしごいてきた乳房が根元に下りた丁度その時、慶次が大きく震えた。
「んッ!…あぶァ!!」
最大に膨らんだ勃起から阿国の口元へと、壮絶に飛沫を注ぎ出した。
あまりの勢いに阿国を外した精液は髪に、一部は虚空へと飛び散っていく。
無論直撃軌道は唇周辺から口内へと、美しい肌をさらに白く汚していく。

「…んふふ、熱ぅて濃くて…。美味しいどす…。」
いまだ乳房でしごき続ける阿国に合わせ、出し惜しみ無く射精が続いた。
ギュムギュムと豪快にしごかれる勃起は、まだ出るのか、
それとも次を望んでいるのか、なかなか萎えてはいかない。
281第二話 賤々岳の戦い 前編 9/10:2006/09/09(土) 01:22:58 ID:xJRq3bek
「い…やぁ…。凄ぉ…。」
亀頭から根元へと乳肉が降りる度に、鈴口から精が源泉の様に溢れ出る。
「そぉ…れ。」
最後に一層丁寧に乳房を下ろすと、プックリと鈴口が雫を溜めた。

チュッ…
「うおッ…」

その鈴口との最後の接吻からしばしの間があった。
心地良い余韻が慶次を包む。
「どろどろやぁ…。」
「ははっ、すまねぇ。」
いまだ陰茎を挟んだままの谷間には、精液が溜りを作っていた。
白濁する胸を解放すると、精が糸を引いて地に落ちていく。

「さてとぉ。」
「さて――」
若干早く、阿国が切り出した。
その言い方に、慶次は自分とは微妙に違う意図を感じた。
手元に置いた傘を取り、阿国が立ち上がる。
282第二話 賤々岳の戦い 前編 10/10:2006/09/09(土) 01:23:38 ID:xJRq3bek
「んふふ。」
瞳の奥に灯る、妖しい光。
その別人のような視線は股間めがけて集中している。
「なん…だ?」
視線は股間めがけて――
「んふふぅ。」
「おい…?」
股間めがけて――
「堪忍♪」


ねねの元に、二人の様子を一部始終探っていたくの一が戻ってきた。
「あぁ、お疲れ様。首尾はどう?」
「上々。前田慶次沈黙。」
「あのコは?」
「帰陣中。」
「ん、ありがと。お疲れ様。下がっていいよ。」
書簡を渡すと、くの一は影を残して消えた。
「どれどれ。ふむふむ…あはは。」
書簡の最後に目を通すと、ねねはそこで首を傾げた。
「ん?」


『 □→□→△→□→△→□→□→□→△→△→△ →○』
            
「…最後のこれ、なんだろねぇ?」
283コテ:2006/09/09(土) 01:26:02 ID:xJRq3bek
おそまつさまでした。
面目ございません。前回から半年も経ってしまいました。

次からは本番いきます。
今回の二人旅は色々な分野に挑戦したいなと思っています。
それでは失礼致します。
284名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 11:30:52 ID:PYhmlgN6
コテさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
続きも超楽しみに待ってます!
285名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 18:33:38 ID:Y1dlGAYL
>>282
(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァ
GJ! 次回も期待してる
286名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 20:53:44 ID:5edwmzZU
>>272
期待してますぞ

コテ氏の阿国・ねねシリーズキター!!
相変わらずエロエロでGJ!
阿国ハァハァ
287名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 13:43:24 ID:NxR5EIpx
>>273>>283
GJ!!次回本番期待&保守
288名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 21:43:28 ID:C/FOGtlA
コ、コテさん相変わらずテラエロス(*´Д`*)
阿国タン可愛いなあ…
続きも楽しみにしてます!

Empiresの発売日がもの凄い勢いで延びてるのは
焦らしプレイですか?
289名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 02:19:06 ID:YSiTt4Wg
肥は焦らしプレイ好きだよな
保守
290名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 17:05:42 ID:Ud7EPLsK
SS職人達の続編待ちながらホシュ
291名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:25:35 ID:R0kdc+QD
ホッシュage
292名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 23:17:59 ID:WiF/s5y3
遅いけど十六夜様GJ
293名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 04:13:03 ID:GfehwsEH
ボッキアゲヽ(`Д´)ノ
294名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 10:07:42 ID:uNubaYIr
295名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 10:46:56 ID:Qb2J1oJx
糞ゲー臭がするが、それでもwaveに期待する事があるんだ!

画面=自分に向かって来て真正面・至近距離で無双してくれないかギンチヨ!
きっとエロイに違いない
296名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 17:13:20 ID:dJDdbTWr
297名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 17:51:58 ID:7BGU612q
298名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 19:55:37 ID:8XIQhlOK
299名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 00:31:49 ID:aNlTfWYC
300名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 00:49:39 ID:OL4dzY3c
301名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 04:03:58 ID:8E8ELxqE
302名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 15:10:01 ID:SQ+Y6fa5
303名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 12:49:27 ID:0FdTQthm
この過疎はエンパ待ちだからか?
304名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 17:58:14 ID:AAp602iD
・・・まーネ。
305名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 19:25:30 ID:mqgJ2X1m
でもエンパだからねえ・・・このスレの肥やしになりそうなネタが新しく盛り込まれるとは思えない。
エディットもあんなだし。
306名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 23:17:50 ID:pPIWlVvI
>>305
そこは妄想力で補うのですよ

と、さっき2のプレイを再開した俺が言ってみる
ギン千代はとても良いものだ
307名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 23:36:08 ID:Ti6lmmYW
宗茂が抹殺されているのが本当に惜しいな。
あのギン千代と宗茂でツンツン夫婦やってくれたら神だったのに
308名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 00:17:02 ID:wIdRaEXn
逆に考えるんだ。
宗茂は俺たちに無限の可能性を与えるために残されたんだよ。
309名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 02:29:35 ID:3GKL+/0P
濃姫×阿国が読みたい俺が来ましたよ
310名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 02:44:23 ID:DbH6rME+
2やったら何故か阿国総攻を見たくなった俺
311名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 03:00:10 ID:m5qz3zhW
稲ちん×女キャラ制覇が見たい
312名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 04:25:39 ID:3vj+jE9+
ねね総攻め関が原乱入に女性陣&蘭丸入り乱れ賤ヶ岳の変とか外伝美味し過ぎる
SS職人降臨きぼんぬ
313名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 11:32:55 ID:JBq9lXOL
敵将、(ヒイヒイ)いわしました
314名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 13:18:16 ID:EofliqB1
おねね様には適いませんなぁ
315名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 17:39:32 ID:kLJ/Y37b
もっと激しくいくわよ



(;´Д`)ハァハァ
316名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 20:56:25 ID:0vVFUhvH
全軍、(私を)好きにしていいのよ
317名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 01:13:22 ID:Ctm5MmPC
むしろ俺は阿国×濃姫がみたい
318名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 01:39:23 ID:LhL8z/IB
王道に濃姫×市
319名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 02:53:34 ID:zts5lyGP
何でも良いけど書き手もっと来ないかな
エンパより3での盛り上がりに期待すべきか
320名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 08:03:31 ID:CyPotVCV
阿国による敵将食べ比べ天下統一(モブ武将含む)

エンパはこれをやる
321名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 08:18:44 ID:eXrccd5b
最大の敵は二階堂盛義
322名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 09:52:49 ID:N3wsBwAI
>>316
反対に組敷いてそう
323名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 11:10:26 ID:vlNtazLn
欲しかったんでしょう?
324名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 15:39:49 ID:zMvu/Gkf
見たい見たいの他力本願ばかり棚
325名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 17:50:55 ID:hVoTUVfC
三成「左近、何故エロカッコイイ俺がワッフルされないのだ」
左近「……。天下餅はわかってもエロカッコイイ殿はちょっと思いつきませんな」

清正則「三成には801板がお似合いじゃ」
326名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 22:17:10 ID:YpaM532j
三成「ところで、加藤清正と福島正則を清正則と略すると、何だか味付け海苔みたいで美味そうだな」
左近「美味そうですな」
三成「美味そうだ」

アーッ


正則「わたしはーなあんでーこのようなー♪ つらーいつとめをーせにゃならぬー」 ボエー
清正「徳川幕府にリストラされました」
正則「昼にしおれてー夜になくー 用がすんだらまわれみぎー」 ゴロゴロゴロゴロゴロ
清正「徳川幕府に・・・・」
327名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 22:23:05 ID:0zETyDCv
ちょwwww
ヘルツングネタかよwwww
328名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 22:43:53 ID:AsQd9fas
不覚にもワロタwww
329名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 01:50:10 ID:FglJbc9W
>>326に笑いつつ保守
330名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 12:41:08 ID:nYNwNj1d
兼続って童貞くさいよな
331名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 13:11:01 ID:MeNVHeZh
がしかし奴の直江姓は結婚して婿養子に入った証という罠
確かにムダに童貞っぽいんだが
332名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 17:34:25 ID:C7cZU71B
その上潔癖症っぽいよね
333名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 17:56:26 ID:aviYpN1/
やるのは必ず夜
絶対風呂の後
毎回灯りは消す
いつも正常位
終わったらすぐ寝る

なんか直江の性生活ってこんなもんな気がする

つーかどんな妻だか想像つかねぇ

334名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 18:02:51 ID:MeNVHeZh
いや終わった後もまず風呂な気がする
ついでに着物脱がす順番、たたみ方に至るまできっちりしてそうだ
セクロスにかける時間まで詳細に決めてたらちょっと泣く

妻は直江家の未亡人で3つ上ってことしか知らねえ
335名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 21:13:39 ID:VFBrS81E
兼続キモイから童貞でいいよ
336名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 21:17:00 ID:Hj3hfPYR
褌に「愛」って染め抜いてありそう
337おねね様レイープ(1/5):2006/10/13(金) 00:56:32 ID:VBfzW39c
「イタたたた……。こら!なんてことするんだい!」
 部屋に入るなり後ろから襲われた。
 腕をねじ上げられて後ろ手に縛られる。
 さらに額のリボンで目隠しをされてしまった。
 身構える隙もなければ相手を確認する事も出来なかった。
 あっという間に畳の上に転がされてしまったのだ。
「こんなことするなんて悪い子だね!早くほどきなさーい!」
 だが“犯人”からの応答はない。
 遮られた視界。
 自由を奪われた身体。
 ねねは急に心細くなる。
「何とか言いなさい!――誰なの?!」
 息苦しいほどの沈黙。
 張り詰めた空気。
 気配はある。感じる。
 息を殺してねねを見詰める――視線。
 根拠はない。直感だ。
 この視線、この気配は……。
「……?み……三成?」
 刹那、張り詰めていた場が弾ける音が聞こえた気がした。
338おねね様レイープ(2/5):2006/10/13(金) 00:58:00 ID:VBfzW39c
 ねねを後ろから抱きしめた腕は肩の装具をはずすと、そのまま服を引きずり下ろした。
「――きゃあ、何を……あ、んっ」
 元もと露出の高い衣服だ。すぐに半裸姿にされてしまった。
 細身に似合わぬ豊満な胸は乱暴にもみしだかれる。
 首筋に口づけされ、そのまま耳元まで舐め上げられた。
 耳たぶを優しく咬みそしてささやく。
「おねね様。ひどいお人だ、俺を殿とを間違えるなんて」
「そ、その声、左近?!」
 ねねは左近の膝の上に抱え上げられた。
 左近の大きな手が両の胸を弄び、乳首を摘み上げる。
 ねねはうろたえたが、それは左近の愛撫に刺激されたからではない。
 ――そんな、あたしが気配を読み間違うなんて……。
 混乱するねねにはかまわず、左近の手は次第に下へと向かう。
 わき腹をなで、そっと帯止めを外すと簡単に下着が露出する。
「まったく……この助平好みの衣装は、亡き太閤殿下のご趣味ですか?」
「あっ、やめなさい!こら、左近!」
 あわてて膝をあわせ拒もうとするが、左近の手は止まらない。
 秘所を守る最後の砦となった下着を細く握り、割れ目に食い込ませるように引いた。
「ひやぁ……んん!」
「こんな可愛らしい声で鳴くんですね、おねね様」
「ああっ駄目ぇ!」
 先ほどの刺激で出来た隙をついて左近の図太い指がねねの秘所に分け入った。
339おねね様レイープ(3/5):2006/10/13(金) 00:59:55 ID:VBfzW39c
 ――お、おまえさま、助けて!!
 左近の指がねねの中をかきまわす。
 夫亡き後、完全に閉ざされていた場所に火がともる。
「いい加減にしなさい、左近!!イタズラはもう……」
 ねねの意思に反して濡れていく蜜壷は二本目の指を受け入れてしまった。
 クチュクチュという卑猥な水音が辺りに響く。
「ん……」
 せめて声を上げたりしないよう耐える。今のねねに出来る唯一の抵抗だ。
 左近はしつこくねねの壷を刺激する。
 優しくこね回す。そして時に強く引っかくように。
「んン……ふ……あっ!あぁん!!」
「やっと見つけましたよ、おねね様の一番敏感なところ」
 左近は満足げにクスクスと笑うとねねがひと際大きな声を上げた箇所をさらに刺激する。
「太閤殿下からも、ココ、ココの所をさぞかし弄ってもらたんでしょうね?」
「いや……ぁん!違……う、そんな事は……な、い」
 嘘ではない。こんな刺激は味わったことのないものだった。
 夫からの愛撫でも、時折寂しさに耐えかねて一人寝の夜に行なう自慰でも。
 ――あ、あたし、どうしよう。
「おねね様、可愛いですよ」
 上半身と首のみ向きを反されて口づけをされる。
 すでに拒否も抵抗も出来ないまま、唇を奪われ舌を吸われる。
 どちらのものとも分からぬ涎が口の端から伝いその雫がねねの胸に落ちた。
 ――どうしよう、犯されてるってのに……イッちゃいそうだよ。
340おねね様レイープ(4/5):2006/10/13(金) 01:00:45 ID:VBfzW39c
 一度左近の腕を離れ、ねねは畳に倒れこんだ。
「はぁ、はぁ」
 肩で息をしながら、逃げる様子もなくただ呆然としている。
 視界は閉ざされているが擦れの音で左近が着物を脱いでいるであろう事を感じた。
「さて。それじゃぁ頂いちまいますが、いいんですね?」
 両の足首をつかまれ股を広げられてようやくねねは気づく。
 だめ。逃げなくちゃ……。こんなことはいけない!
「やめなさい、左近!手を、離しなさい!!」
 両足をばたつかせ、最後の抵抗を試みる。だが、左近の手は足首から離れなかった。
 それどころか、ねねの抵抗を無視するかのようにもう一度問う。
「本当に……いいんですね?」
 口調が、違う。
 先ほどまでねねをからかうようなふざけた口調ではない。
 ねねが感じた違和感。先ほどからの気配。視線。
「俺は別に、おねね様の許可が欲しいわけじゃないんですよ」
 左近がねねを組み敷いたままその目隠しをそっと外す。
 ねねは突然明かりが差した視界に目をしばたかせる。
 そして、見つけた。その男の姿を。
 氷の視線。
「三成……どうして……?」
 ねねの問いには答えず、顎で左近に合図する。
 “許可”を得た左近はねねの秘所に己自身をあてがうと強引に腰を突き入れた。
「きゃあ……いやぁ!や、め……」
 すでにはちきれんばかりにいきり立っていた熱い楔がねねを貫く。
 未亡人のものとは思えぬ締め付けと狭さで左近は拒まれた。
 それでも無理やり押し広げ、最奥を目指して突き進む。
 熱い塊をすべて飲み込んだとき、ねねの瞳から一筋の涙がこぼれた。
341おねね様レイープ(5/5):2006/10/13(金) 01:08:29 ID:VBfzW39c
「あっ、はぁん!……あぁん」
 左近が激しく腰を打ち付けるたび、ねねは嬌声を上げる。
 指攻めによって完全に火をつけられた体。
 亡き夫への操を守れなかった背徳感。
 そして三成に淫らな姿を見られているという羞恥。
 それらすべてがねねの箍を外してしまった。
 今はただ、与えられる快感に酔いしれているだけだ。
「くぅ……おねね様、そんなに締め付けられると……も、う」
 左近は寸前で引き抜こうとしたが、間に合わなかった。
 熱い精をねねの中にぶちまけてしまった。
「やっちまったな。殿、面目ない」
「……かまわんよ」
 三成は冷徹に言い放った。そして、呆然と横たわったねねを見下ろす。
 普段からあまり感情を表わすことが得意でない三成。
 そんな三成が今見せる冷徹な表情に、ねねは初めて恐怖を感じた。
 それは、理解できないものを拒絶する人間の本能。
「所詮、あなたもただの女だったっていうことですね」
 左近と入れ替わりにねねに覆いかぶさり、その胸に吸い付く。
 冷徹な表情、氷の視線。
 そんな三成から受ける愛撫は甘く、優しく、熱い。
「三成……駄目……」
 ――こんな愛し方しか出来ないなんて、駄目。
 ――本当に不器用な子だね。
 ――おまえは、人の上に立つほどの孤独に耐えられる子じゃないんだね……。
 自分の息子のように可愛がってきた三成。
 その心の闇を今までちゃんと癒して上げられなかった。
 理解しているつもりだったのに。
「三成。駄目!駄目ぇ!!」
 だが、ねねの懇願も涙も三成を止めることは、出来ない。
 
 関が原まであとわずか――そんな一夜の出来事。
342名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 01:20:33 ID:6HeasIyH
>>337
神GJGJGJ!
寝る前にスレ覗いてよかった!
でもおかげで眠れねえwwww
343名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 06:47:29 ID:ali7irw5
よいものを見ました
344名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 19:12:48 ID:dJQM+9iR
作者さんGJ!!
しかし男性向女性向問わずどこの創作でも三成ってば歪んだ性格ばっかですなw
345名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 21:06:36 ID:xrHPwz7S
素直な三成

想像出来ねぇ
346名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 02:23:07 ID:AHpF0T9z
三成「清正、正則。いつも頼りにしてる。幼馴染みだし、今度大谷の家ででもみんなで飲み明かそう。
いつもの態度は流行りのツンデレというもので、みなに楽しんで貰おうという趣向だ。
本当は大好きだ」

左近「おねね様。さすがにあからさま過ぎですな」

偽三成(ねね)「えーっ!せっかく素直な三成頑張ってみたのにっ!」
347名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 01:15:47 ID:+wi/8qY3
ちょっとだけ素直な三成の、三ギン小説を投下させていただきます。
エロ度が非常に少なくて、申し訳ないのですが……

※ギン千代→闇千代で代用しています。
348ひめごと:1:2006/10/17(火) 01:17:43 ID:+wi/8qY3
 唯一無二の主君である豊臣秀吉の言葉に、一瞬石田三成は言葉を失う。
 初夏の日差しが柔らかに勢い衰え、夕闇へと迫る頃。
 秀吉お抱えの小姓に呼ばれて参じた三成に、秀吉が放った言葉はあまり
にも意外であった。
(ーーなんとおっしゃられた?)
 才子と讃えられる明晰なる頭脳で今一度言葉の意味を考えるが、やはり
分からぬ。戸惑いの眼差しを渋々と秀吉に向ければ、人誑しの極意ともい
える極上の笑顔で主は再度告げる。即ち、闇千代を抱け、と。
「……仰られる意味を計りかねますが」
 考えることを放棄し、半ば自棄のように憮然と言い放つ。秀吉はきれい
に整えられた己のあご髭を撫でながら、面白がるように瞳を細めた。
「北条が渋とうて、戦が長びいとる」
 憂慮するように潜められた眉根に、反射的に俯く。
「ーー面目ございません」
「三成を責めとるわけではない」
 そういって子どものように屈託なく秀吉は笑った。
 春より始められた小田原征伐。
 秀吉の天下統一への総括ともいえるこの戦いは、文字通り日の本の大名
のほとんどが秀吉の名の下に結集し、もはや反対勢力の唯一となってしま
った北条を滅ぼすことを目的としている。しかし、圧倒的な物量をこちら
は誇っているというのに、背水の陣、ということだろうか、一向に北条は
降伏する様子を見せぬ。それだけならまだしも、最後の力で必死に抵抗を
続けていた。すでに春は終わりを見せ、夏の足音が聞こえてきそうである。
三成が咄嗟に謝罪をしたのは、戦に参戦している大名の一人としての不甲
斐なさを責められていると勘違いしたからであった。
「戦が長引けば士気も下がる。否、それ以上に、鬱屈した気持ちが裡に篭
れば消化できぬ熱となる」
 秀吉のひどく婉曲的な物言い。けれどすぐに三成は言わんとすることを
察する。それは三成が聡いという以上に、彼自身もまた秀吉の告げる内容
に思い当たることがあったからだ。
 つまり、欲求不満である。
 大名は戦が長引くことを予感しすでに妾を連れてきているもの、或いは
呼び寄せたものも多い。しかし、そうではない一介の兵士たちは夜な夜な
手淫にて己を慰めているが、それもこれ以上長引けばどうなるか分からぬ。
349ひめごと:2:2006/10/17(火) 01:18:46 ID:+wi/8qY3
そうした彼らの満たされぬ気持ちはどこに行くかといえばーーもはや語る
までもない。
 本多平八郎忠勝が娘、稲。
 西国の女城主、立花闇千代。
 どちらも甲乙つけ難い美女であった。しかし、稲の背後には徳川の守護
神とあだ名される本多平八郎が控えている。一瞬の気の迷いで蜻蛉のごと
く切り裂かれては敵わぬ、とさすがの兵士たちも怯えていた。となれば、
残る立花闇千代に慕情が向けられるのは至極当然のことといえよう。闇千
代も、また忠勝ほどではないにしろ、並みの男では太刀打ちできぬ武士で
ある。だが、滾る劣情を抑えることに必死な愚かな男たちは、具足を纏い
ながらもなお美しさを損なわぬ闇千代を侮っていた。このままでは、考え
無しの愚か者どものが闇千代の愛刀「雷切」の餌食にされることも予想さ
れる。事態は非常にまずい。聞き及んだところによれば、数日前、悋気ゆ
えに私闘を始めかけた兵士たちもいるらしい。
「火が大きくなる前に、三成、お前に闇千代を抱いて欲しいんさ」
 相変わらずの人懐っこい笑みで明るく言い放つが、要するに全ての災禍
を背負え、ということである。闇千代が三成に大人しく組み敷かれるかは
分からぬがーー平生の様子を顧みるに絶対にあり得ぬだろうーー万が一、
成功したならば、今後闇千代に向けられる慕情ゆえの嫉妬は全て三成に注
がれるのである。秀吉の重臣でありながらも若き才子は侮られている風潮
があった。果たして自分如きが抑止力になるだろうか。いっそ秀吉が抱け
ば良いのではないかーーと思いかけて、いつの間にかひょっこり現れて参
戦している、秀吉が正室ねねの怖さを思い出す。口ごもった三成を満足げ
に眺め、その手に小振りの瓶を握らせた。内容を眼差しで問えば、茶目っ
気のある笑顔で「ねねの持ってきた酒じゃ。契る前に呑めば気分も盛り上
がろう」と後押しする。突き返すことも出来ぬまま、気付かれぬよう密や
かにため息をつく。
「……検討をさせていただきたく存じます」
 辛うじてそれだけを告げ、三成は辞した。



「三成」
 そう、気安い様子で名を呼び近付いてきたのは、他の誰もない立花闇千
代本人であった。夕暮れの昏さの中あって、なお際立つ姿に足を止める。
戦中であるため具足は纏っているが、額当てだけは外されており、女にし
ては短過ぎる柔らかそうな髪が爽やかな風にたなびく。化粧気はないが、
裡から滲み出るような意志の強さと凛然たる雰囲気が、華やかな美貌をい
っそう引き立てる。百合のように真っすぐな佇まいと、ふとした仕草から
滲み出る品の良さが殺伐とした陣内で殊の外目立った。眩しさを耐えるよ
うに微かに目をすがめ、三成は応える。
350ひめごと:3:2006/10/17(火) 01:19:45 ID:+wi/8qY3
「なんだ」
「相変わらず素っ気ないな。用がなければ立花と話をするのも苦痛か」
 年頃の娘がしおらしく詰るように言ったなら鬱陶しいと感じるだろうが、
不思議と闇千代には不快を感じることはなかった。三成が好まぬ女々しさ
がないのだ。
「……話か」
「そうだ。しばらく忙しくて、話らしい話を貴様としていないことを思い
出した」
 目の前に自分がいなくとも自分を気にかけてくれているという事実が、
単純に三成は嬉しかった。一瞬脳裏に目を通さねばならぬ書簡の量が浮か
んだが、微かに頭を振って忘れる。
「それはなんだ」
 不意に闇千代が三成の掌中にあった瓶に視線を遣る。つられるように見
下ろし、先ほど秀吉に押し付けられた酒であることと、同じく押し付けら
れた命を思い出す。暗澹たる思いのまま「秀吉様より頂いた酒だ」と答え
れば、女は笑う。
「奇遇だな。立花の陣にも、貴様に馳走してやろうと思って持ってきた酒
がある」
 九州の酒は旨いぞ、と嫌味なく屈託なく誘う姿に、後ろめたさが募った。
その後ろめたさを振り払うために、三成は酒の入った瓶を示すように持ち
上げてみせる。
「……少しだけなら、付き合ってやらんこともない」
 素っ気なくいう。
 だというのに、女は嬉しそうに破顔した。


 立花勢の陣へ訪れるのは初めてであった。
 小姓が酒と二つの杯を持ち、2人の前に丁寧な仕草で置く。
「すまぬな。あとはよい、下がれ」
 闇千代が促すと小姓は恭しく礼をし、足音も立てずに幕から出ていった。
「立花家の家紋は祇園守紋に変わったと聞いていたが」
 杯に酒が満たされる音を聞きながら、掲げられた旗指物を見上げる。藤
色地に抱き杏葉が染め抜かれた布が風になびいていた。無論、抱き杏葉が
筑前立花家代々の家紋であることは知っている。だが、当主が立花宗茂
ーーつまり、闇千代の夫である宗茂に変わってからは祇園守紋に変わった
はずであった。
「夫が勝手に行ったこと。わたしは父上がお使いになられていた杏葉こそ
が立花に相応しいと考えている」
 その刺を含んだ物言いに、もう一つ思い出したことがある。
 宗茂と闇千代は別居していた。
351ひめごと:4:2006/10/17(火) 01:20:22 ID:+wi/8qY3
 女だてらに戦場に立ち、並みの男ですら成し難い武功を立てる雷神の如
き女房を、宗茂は夫としての面目を潰されたとして疎んじているという。
この度の小田原参陣も闇千代の独断だと、そういえば己の臣でありながら
情報通の島左近から聞いていた。なれば、この杏葉の旗指物を掲げる立花
軍は、闇千代の私軍ということだろうか。呆れるほどのじゃじゃ馬ぶりに、
三成は思わず笑った。
「何がおかしい」
「とんだじゃじゃ馬だと」
「立花は立花として相応しいことをしている」
 憮然と闇千代が言い放つ。
 大人びた容貌に忘れがちになるが、感情豊かに表情を見せるとき、三成
よりも9つも年下なのだということを思い出す。
「では問う。立花として相応しいこととはなんだ」
 2人で杯を持ち上げ、同時に口に含む。果物のような瑞々しい芳香と甘
さが口内に広がった。卓の上、小姓の持ってきた瓶にはまだ栓がされてい
るをみると、どうやら秀吉から賜ったほうの酒を先に注いだようだ。酒の
印象は闇千代も同じだったようで、呑み易い、と感嘆しながら九州育ちの
酒豪はするすると杯を乾かす。気持ちのよい呑みっぷりを讃えるように、
三成が手ずから酌をしてやる。
「ーー戦に完璧なる勝利をおさめ、立花の名を世に知らしめることだ」
 ほんのり頬を朱に染めながら、女がはっきりと告げた。そうして、三成
によって満たされた杯を再び飲み干す。
「その戦の完璧なる勝利に、もしーーもし、貴様の犠牲が必要だとすれば、
どうする」
 気まぐれに問う。
 闇千代は大きな瞳を幾度か瞬かせ、すぐに微笑む。紅潮した頬は情事の
最中を想像させるようで、毒となりかねぬほどの色気を孕んでいた。おそ
らく長引く籠城戦によって力を有り余らせている兵士たちがこの闇千代を
見れば、よほどの自制心がない限り押し倒そうとするだろう。股間に血が
集まりかけていることを自覚しながら、三成は必死で残してきた仕事の続
きを頭の片隅で考え始める。少しでも闇千代の潤んだ眼差しから注意を逸
らしたかった。
「立花の犠牲か」
 言いながら、闇千代は「暑い」と呟いて小手や胴当てを外し始める。軽
装になればなるほど彼女の華奢な線が浮き立つ。鍛えられたしなやかな身
体、しかし姫君然とした白い肌。
「必要なれば、いつでも背負う覚悟は出来ている」
 はっきりと告げるも、その声には甘さが含まれていた。どうやら酔って
いることは一目瞭然である。酒を飲めば酔うのは当然だがーーそれにして
も、いつもより些か早い。そして、不自然なほど色っぽい。まるで三成を
誘惑しているようでもある。怪訝に思って秀吉から賜った酒瓶を見下ろす。
そういえばねねが持ってきた、と秀吉は言っていた。そうして契る前に呑
めと。
352ひめごと:5:2006/10/17(火) 01:20:55 ID:+wi/8qY3
(ーーまさか)
 ひやり、と背筋を伝うものがある。
 秀吉の正室ねねは忍であった。以前、ねね本人から、暗殺のために寝所
に潜り込むくのいちは忍特製の媚薬を携帯することがあると聞いたことが
ある。どんな人間でも発情させる強力な媚薬を標的に呑ませ、その気にさ
せて寝所に連れ込ませるのだ。三成も必要なら分けてあげるよ、と朗らか
に言われ、居心地の悪い思いをしたことを思い出す。おそらくこの瓶の中
身はその媚薬なのだろう。
「……三成、すまぬ。立花は酔ったようだ」
 己の不甲斐なさを恥じるように視線を落とす。暗に帰って欲しいと促さ
れていることには気付くーーが。
「そうか、おれもだ」
 媚薬を呑んでいるのは三成も同じこと。闇千代より量は少ないためまだ
落ち着いていはいるが、見目麗しい女人に熱っぽい眼差しで見つめられれ
ば、健全なる男子として当然の感情を催す。半ば自棄のように杯を飲み干
し、立ち上がる。
「必要ならば背負う覚悟がある、と言ったな」
 座ったまま戸惑っている闇千代の手首を掴み、強引に自身に引き寄せた。
微かにあげた悲鳴は甘く、どこか悦びを滲ませているようでもある。
「ならば、背負ってもらおう」
 拒絶の言葉はないーーなぜなら、その唇を三成の唇が塞いだからだ。



 唇を吸えば、しばらく躊躇うような間があったものの、すぐに応えるよ
うに舌を絡めてきた。少々潔癖のきらいがある三成は、常から女人と肌を
合わせることを好まぬ。ましてや相手は同志として共に戦場に立つ闇千代
である。美しいと思うことはこれまでも何度かあったが、そのような劣情
の対象にしたことは皆無であった。それだというのに、今は目の前の闇千
代を抱きたくてしようがないーー忍の媚薬が非常に強力であることは窺い
知れた。
「あ……ふっ……」
 乱暴抱きすくめたため、勢いで2人の身体が卓にぶつかる。弾みで杯や
瓶が地面に落ちた。柔らかな大地に受け止められ割れることはなかったが、
大きな音に控えていた小姓ら闇千代に何事かと問う。唇を離し、視線を交
わせば、少し唇を噛み締めて逡巡した様子を見せた後、闇千代が陣の外に
なんでもないと返す。助けを求めることも可能であったのにしなかったと
いうことは、行為を受け入れたも同然である。間隔短く繰り返される呼吸
に混じって、甘えるように闇千代が小さく啼く。
「み、三成……」
 恥じらうように闇千代が視線を伏せる。
353ひめごと:6:2006/10/17(火) 01:21:36 ID:+wi/8qY3
 普段の凛とした佇まいからは想像もできぬ、幼くも艶やかな仕草。
「やめるか」
 形式ばかりの問いであることは互いに分かっていた。闇千代は否定する
ように小さく頭を振るが、それでも釈然としないように俯く。
「ここで、か」
 言う間に三成の手は袴の帯を外し、闇千代の柔らかな内股に指を這わせ
ていた。
「嫌か」
「聞こえる……」
 何が、と訊ねなくてもすでに分かっている。常に先陣で、よく通った大
きな声で味方を鼓舞する武士とは思えぬ言葉に、三成は思わず笑う。確か
に闇千代の凛とした声は、軍議などで抑え気味に発言してもよく聞こえて
いた。なればどれほどいやらしく啼くのだろう、と興味が湧くのが男の常
である。
「聞こえねば意味がない」
 にべなく答え、拒む隙を与えぬよう素早く足を開かせ、秘所に指を宛て
がう。媚薬の効果か、あるいは闇千代自身がもとから淫らなのか分からぬ
が、すでにそこは潤んでいた。涎のように垂れた蜜は黒い茂みをしっとり
と湿らせている。
「……すごいな」
 薬に対してか、闇千代に対してかーーもはや三成自身も分からぬ。だが、
感嘆を聞いた途端、闇千代はこれ以上ないというほどに頬を染め、顔を逸
らした。
 緩慢な動きで秘部を指先で探る。
 閉じぬよう腕で開かせていた腿に緊張が走った。素直な反応が可愛らし
くて、次いで何度も何度も擦る。時には少し激しく、或いはゆっくりと繰
り返せば、闇千代が逃げるように身をよじった。嫌がる素振りをするもの
の、蜜はますます溢れ、もっと欲しいのだとねだっているようでもある。
「三成……っ」
 呼吸は激しさを増す。
「どうされたい?」
 緊張に強ばった腿を優しく撫でる。そうして、摩擦が起きぬようもう一
方の己の人差し指を舐めて唾液を含ませ、そっと差し込む。淫唇はすでに
開ききっており、容易に三成の指を受け入れいるが、びくり、と一瞬闇千
代の背が跳ねた。
「三成……そこは……」
 背後から抱きかかえている三成の鼻孔を、伽羅の芳香がくすぐる。汗に
よっていっそう際立たされた闇千代の髪の匂いであった。
「あ……っ」
 漏れる声はどこまでも甘い。
354ひめごと:7:2006/10/17(火) 01:22:10 ID:+wi/8qY3
 熱い内壁を擦るように指を動かしながら、添えるように宛てていた親指
で陰核を緩急つけて擦る。濡れた声を吐息とともに漏らしながらも、未だ
懸命に唇を噛み締めて必死で声を押し殺す。それでは意味がないーー闇千
代が三成に抱かれていると、知られなければならぬのだから。差し込んだ
指を増やし、さらに内を攻める。そうする一方で、空いているほうの手で
乳房をまさぐった。すでに固くなった頂を指でつまんで擦れば、耐えきれ
ぬといった様子で闇千代が喘いだ。
「み、三成……っ」
 憤りを込めた声も、しかし少しばかり指先に力を込めただけで、呆気な
く嬌声へと変わる。支配欲を満たしながらもかき立てる姿に、保っていた
余裕が無くなった。焦らすように円を描くように乳房をなぞりながら、頂
を爪で軽く引っ掻く。と同時に、下の唇に差し込んだ指先を緩急つけて出
し入れする。それだけで闇千代はしなやかな身体を震わせ、生理的な涙を
浮かべて啼く。
「ーー先ほどの小姓は、主の醜態をどのように感じているのだろうな」
 口づけるような距離で耳元に囁けば、いよいよ闇千代の白い肌が赤くな
った。泣きそうな顔で、縋るような表情で、けれど凛とした強い眼差しで
三成を見上げる。もの言いたげに震えるも、間断なく与えられる快感によ
って荒い呼吸を繰り返す。
「貴様が……これほど……っ……性悪だと……は……思わなかった……っ」
 飲み込むことの出来なかった唾液は唇を濡らし、艶やかな光を放ってい
た。
「心外だな。おれは貴様の熱を鎮めてやろうとしているだけだ」
 嫌なら止めるが、と口先だけの提案をする。ひどく悔しげに闇千代は顔
を歪め、何も言わずに顔を伏せた。平生では信じられぬほど素直な反応で
ある。
 唇を寄せ、舌先を差し出せば、反射のように闇千代も舌先を出した。ま
るで乞うているかのような真っ赤な舌に己の舌を絡めて、口づけを交わし、
そのまま深く唇 と。を吸う。溢れ出た唾液を頓着することなく、欲情の
ままに繰り返す。
「ーー……で三成殿がこちらにいらっしゃると」
 少し離れたところで、聞き慣れた声。
 上田の真田源二郎幸村の声であると思い至ったのはすぐであった。
355ひめごと:8:2006/10/17(火) 01:22:46 ID:+wi/8qY3
「え、と。はい、いらっしゃいますが……その……っ」
 幕の向こう側でしどろもどろに立花の小姓が返答する。その慌てぶりは、
己の主と客人の繰り広げている行為を承知していることを雄弁に語ってい
た。逃れようとする闇千代の耳朶を舐め、三成は幕の向こう側に声をかけ
る。
「幸村」
「三成殿?」
 幸村の動く気配。
 腕の中の闇千代の身体が一気に強ばる。
「闇千代が悪い酔いしたため、介抱をしている。醜態ゆえ見られたくない
と本人が言っているのだ。悪いが覗かずにいてくれるか」
 三成の言葉に、幸村が立ち止まったようだ。そういうことでしたら、と
疑うこともせず幸村が普段通りの朗らかな調子で了承する。幸村に痴態を
見られることに怯えていた闇千代は大仰なほどに胸を撫で下ろすから、三
成は笑う。笑って、さらに言葉を重ねた。
「しばし、そこで待っていてはくれぬか」
 弾かれたように闇千代が三成に顔を向ける。
「聞かれたくなければ、耐えよ」
 囁けば、女が顔をしかめる。
 美しい女の美貌が屈辱に歪むときほど、男の支配欲が満たされることは
ない。闇千代のように気位が高ければ、なお一層のこと。
「……この性悪が……!」
 再び笑う。
 そうして乳房を口に含み、固くなった頂を舌先で嬲りながら、己の袴の
帯を緩めていきり立った自身を取り出す。非難に口開く前に、己の指をく
わえさせる。湯のように熱い口内は柔らかく、少し指を動かすだけで女の
鼻から甘い息が漏れた。本能的にだろうか、まるで赤子のように夢中で三
成の指をしゃぶる闇千代が愛おしくて、そっと伽羅の匂いがする艶やかな
髪に接吻した。そのまま卓に両手をつかせて、背後から固くなったものを
挿し込むーー耐えきれずに嬌声をあげるが、強引に掌で押さえ込んだ。行
き場を失った熱に身体を震わせ、一粒二粒涙をこぼす。
「っ……ぁあ……ぅっ……」
 堪えるように身体を折り曲げ、拳を握って快感に耐えるいじらしい姿に、
やはり三成の加虐心が疼いた。
「耐える必要はないのだぞ」
 揶揄するように告げれば、唇を噛み締めた闇千代が三成を睨む。普段な
ら少しばかり気圧されるが、今は完全に主導権を自分が握っているという
自負があった。ひと際強く貫けば、瞬く間に悦びに顔を歪めて闇千代が喘
ぐ。
 そこでふと気付く。
(不仲と言えど、夫婦は夫婦ということか)
 破瓜の様子がないことに、得体の知れぬ苛立ちを覚えた。三成も、これ
までに決して多くはないが、それでも幾人もの女人とは肌を合わせている。
無論、生娘ばかりというわけではないし、これまでそのことに頓着してき
たこともない。だというのに、男勝りでありながらも百合のように美しい
武者が、すでに何者かーー確実に夫の宗茂であろうがーーの手によって女
となっていることが面白くない。
356ひめごと:9:2006/10/17(火) 01:23:20 ID:+wi/8qY3
 覆い被さるように身体を重ね、うなじに口づけを落とす。そうして、そ
のまま首筋へと流れるように舌先でなぞる。無論、優しい愛撫を続けなが
らも、下半身では激しく腰を打ち付け責め立てていた。声を出すことも許
されず、上も下も嬲られ続けている闇千代は、しおらしく涙をこぼしなが
ら拳を握って耐える素振りをしながらも、まるで仕返しとばかりに中で三
成を激しく締め付ける。
「……三成殿?」
 怪訝そうな幸村の問い。
 耐えねば自身のあられもない姿を知られる、と闇千代が焦れば焦るほど、
理性とは真逆に身体は興奮するようであった。より蜜を垂らし、狂おしい
ほどの快感に必死で溺れまいと耐える。そうなれば、意地でも乱したくな
るのが男の矜持だ。これほど懸命に愛しているのだーー我慢されて、たま
るものか。
「おれ一人で不足ならば、幸村も呼ぶか?」
「……や……っ」
 即座に闇千代が首を振って嫌がった。
「おれ程度では満足できぬのだろう」
 出来る限り冷ややかに告げる。
 無論、三成に他の男ーーたとえ親友であろうともーーの裸を見ながら情
事を楽しむ性癖はない。闇千代が確実に拒むことを知っての問いであった。
「駄目……だ、三成……っ。貴様以外、に……見られるなど……!」
 小さな、本当に小さな声で闇千代が懇願するーーそれは、予想外の返答
で。
(おれは秀吉様に言われたがため……抱いているのだ)
 言い聞かせるも、こみ上げてくる想いがある。
 闇千代がこうして己を受け入れてくれているのも忍の媚薬ゆえ。一時的
な熱情を、ただこうしてやり過ごしているに過ぎぬのだーーと、惑いそう
になるたびに言い聞かせてきた。
 だが、たった一言。
 けれどそのたった一言で、淡い期待は一気に膨らむ。自覚してはならぬ
と押し込めてきた想いが、一気に溢れ出す。
357ひめごと:10:2006/10/17(火) 01:24:24 ID:+wi/8qY3
 一瞬緩慢になった動きに、解放されたのかと安堵混じりの表情で闇千代
が見上げてくる。
 けれど。
「ーーそうか」
 呟いて再び、今度はいっそう強く腰を打ち付ける。
「あ……ん……っ……み、みつなり……ーーっ」
 もはや互いに堪える余裕すらない。
 淫らな水音とともに、隠しきれぬ喘ぎ声が夜空の中に吸い込まれてゆく。



 後日。
 九州の勇婦立花闇千代と石田治部少三成が恋仲であるとの噂が、陣中に
て実しやかに囁かれるようになった。大方の兵士たちは秀吉の思惑通り、
闇千代への思慕を諦めたようであった。しかし、中には女人の如き麗しき
治部少を交えてでも構わぬと豪語するものも現れーー結局、小田原征伐が
終了するその日まで多忙なる治部少を煩わせることとなる。
358ひめごと:後書き:2006/10/17(火) 01:28:08 ID:+wi/8qY3
お粗末様でした。

素敵なSSに感化されて書いてみたものの、ちっともエロ度がなくて悔しいです。
結論:歪んでない三成はエロくない。

エンパが発売され、こちらが活性化されるのを楽しみにしながら、
再び読み手に撤しようと思います。
失礼します。
359名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 20:06:02 ID:EGjlenfV
書いてみた、ってことは初SSですかな?GJでした!
耐える闇千代タンがエロい…
普通に戦国スキーさんなんでしょうか、言い回しや人物の呼称なども
雰囲気が出て素晴らしい。
また何か書いて下さると嬉しいです!
360名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 00:06:57 ID:6a4mmXf6
ネ申降臨!GJ!
読み手に徹するなんて仰らずに、また是非書いてくだされ。
361名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 00:39:46 ID:Je13Dx1o
文章が上手い!エロイ!申し分ない!
362347:2006/10/18(水) 03:00:07 ID:V5mZ4pO3
>359・360・361
ありがとうございます!
読み手に撤すると言いながら、実は投下をひめごとと悩んだ宗茂×ギン小説が
あるので、ついでに投下しますね。

書くのは好きですが、シチュやカプがあまり思い浮かばないので、
またなにか萌える意見があれば書きたいと思います。

宗茂は捏造なので気をつけて!
363めおとあそび:1:2006/10/18(水) 03:01:22 ID:V5mZ4pO3
 妻の言葉に夫たる男は顔をしかめる。
 その言葉より明らかな様子に、男が口を開く前に、妻ーー立花闇千代は
憤然たる様子で立ち上がった。
「ならばもう構いませぬ! 闇千代は一人でも参じますゆえ!」
 怒声のような一喝を室内に響かせ、くるりと身を翻す。慌てて夫、つま
り立花宗茂は手を伸ばして闇千代の小袖の裾を掴んだ。
「ぎん、待ちなさい」
「お離しください、宗茂さま」
 真冬の海に吹き荒れる風の如き冷ややかな口調で言い捨て、宗茂の手を
ぴしゃりと払う。2人は夫婦となる以前の幼き頃からの付き合いであるた
め、すでに宗茂はこのような闇千代の仕打ちに慣れていた。臣に言わせれ
ば嘆かわしいことこの上ない、ということになるだろうが、宗茂からすれ
ば手負いの子鹿に似た愛らしさがある。獰猛を装いながらも、時おりふと
見せる愛嬌が可愛らしくてしようがない。現に今も、予想外に派手な音が
立ったことに驚いた闇千代が、口をつぐんで気遣わしげな視線をそっと宗
茂に送っていた。
「ぎん、落ち着いて考え直しなさい。女人が戦場に立つということがどれ
ほど危険かを」
 叩かれた手を大仰に擦ってみせる。実際には赤く腫れているということ
もなく、痛みもなかったのだけれど。
「女ではございません。わたしは立花でございまする」
「知っている。かの秀吉殿に剛勇鎮西一と詠われし九州随一の勇婦。だが、
敵はそのような目でそなたを見ない」
 静かに告げる。
 悔しそうに下唇を噛み締め、なにかを堪えるように眦に力を込める様は、
とうに彼女も宗茂の言わんとすることを承知しているに他ならぬ。それで
もなお、父立花道雪より譲られし「雷切」を携えて出兵しようとする。そ
の心根を、宗茂は夫として誇りに思っていた。
 天下人豊臣秀吉より小田原征伐への参戦を命じられたのは、一月ほど前
のことである。立花家は数年前、主家であった大友氏が薩摩の島津に攻め
滅ぼされそうになったおり、秀吉からの救援を得た義があった。また、そ
の時の立花家当主としての闇千代の武功ゆえに直臣大名として取り立てら
れた恩もある。恩義に報いるために小田原へ出陣するのは当然だと闇千代
は勇み立ったが、宗茂としてはどうも気乗りしない。秀吉は女武士として
の闇千代を買っており、是非にと闇千代の参戦を望むのだが、かの天下人
の好色ぶりは遠く離れた九州にも届いている。幼き頃より筑前はもとより
九州でも有名なる美貌を持つ妻を、さすがにそのような男のもとへは笑顔
で送り出すことなどできぬ。だが、闇千代に夫としての憂いなど分かろう
はずもない。そもそも己の魅力に対しても頓着のない烈婦は、単に宗茂が
渋るのは、武士としての自分の腕への侮りだと思い込んでいた。
364めおとあそび:2:2006/10/18(水) 03:02:04 ID:V5mZ4pO3
「……女だと侮る連中など斬り捨てるまで」
 なんでもないことのように闇千代は呟く。それが過信でもなんでもない
ことは、宗茂も分かっていた。確かに彼女は並みの男たちよりも強い。し
かし、それにも限界がある。味方優勢のうちならば案ずることはないだろ
う。怖いのは味方が劣勢となり、多数を相手取らねばならぬ時だ。女の身
では体力に限界も来よう。その後の末路を、よもや知らぬわけでもあるま
い。
「敗戦し、敵兵に捕われたらどうする。無論、わたしもそなたを救うため
に尽力致そう。しかし、捕虜となったそなたの身に保証はない……」
「わたしなど切り捨てれば良いでしょう」
 唾棄の勢いで闇千代が言い放つ。
 常に前に進むことしか考えぬ女武者は、例え話でも敗戦を想像すること
を厭う。あまりに素直な反応に宗茂はくつくつと喉を鳴らした。
「そうもゆかぬ。立花の城主はそなたであろう。わたしのようなものでは
道雪殿の御遺志を継げず絶やしてしまうやも知れぬ」
 殊勝な言葉に闇千代は逡巡の様子を一瞬見せる。
 立花家を存続させるーーそれは志半ばで倒れた舅の悲願であった。
「ぎん、なにもわたしは武功を立て、立花の名を日の本に知らしめんとす
るそなたの、当主としての意気に反対なわけではないのだ」
 意外そうに妻は小首を傾げた。やはり、と宗茂は微かに苦笑する。真っ
すぐな性格の闇千代は、真っすぐ過ぎるがゆえに思い込みが激しいきらい
があった。特に、婿養子として立花家に入り、実質的に立花家当主となっ
た宗茂に対してその短所は顕著であり、宗茂の一言一言を悪い方向に曲解
して解釈することが多々あった。臣らに夫婦不仲と囁かれる一因である。
「ただ、戦に敗れようとも必ずや筑前に戻ってきて欲しい。だが誇り高き
そなたのこと、万が一捕虜となり、拷問に耐えきれず口を割ったとなれば
自刃する心づもりであろう」
 問えば闇千代は頷く。これにもやはり宗茂は苦笑する。
「おいで、ぎん。そなたが拷問に耐えられるかどうか試してみよう。見事
耐えられたなら出陣することを許そう」
 柔らかな手つきで手招きをする。
 かつて一度もその手を妻が拒んだことはなかった。



 帯を解き、闇千代の両手を縛る。
「わたしの顔が見えては雰囲気がでぬゆえ、我慢してもらうぞ」
 申し訳なさそうに告げて、手ぬぐいて目隠しをする。薄暗い部屋の中、
帯を解かれ着物を乱した闇千代の姿はひどく艶かしく、美しかった。
「宗茂さま……?」
365めおとあそび:3:2006/10/18(水) 03:02:36 ID:V5mZ4pO3
 視界を奪われた頼りなさで闇千代が問う。
 両手を縛られ、豊かな肢体を惜しげなく男の前に晒しているのに
ーー己の淫らな姿を見られていることを知らぬあどけない仕草が、宗茂を
煽った。普段よりなにかと宗茂に突っかかる気位の高さが、たった視界と
両手の自由を奪われただけでこうも容易く砕かれるか。夫婦としての契り
は何度か交わしている。けれど、これほどまでに無防備な妻の姿は初めて
であった。いい知れぬ優越感と支配欲が湧く。
「もはやわたしはそなたの夫、立花宗茂ではない。敵軍の将と心得よ」
「了承致しました……っ」
 まず、早急な手つきで太ももを割る。手を這わせ、探るように秘部へと
近付く。それだけで闇千代の唇から小さな吐息が漏れた。耐えるようにし
なやかな身体が硬直し、背中を浮かす。感じているのだと、すぐに分かっ
た。
「名家立花の当主たる闇千代殿が、某のような下賤のものに辱められて感
じているとは」
「感じてなど……っ」
 言葉とは裏腹に、すでにしとどに蜜を垂らす秘部に指先を触れる。びく
りと震えた身体に人知れず笑みを浮かべて、申し訳程度に肢体を隠してい
た着物をはだけさせる。寒さゆえか、快感ゆえか、すでに固くなっている
乳房の頂にそっと舌先を触れさせた。
「……あっ」
 なにかを耐えるかのように身じろぎする。けれど固く結ばれた帯は無慈
悲に自由を奪われ、もどかしげに闇千代が喘いだ。秘部に宛てがっていた
指にはべったりと蜜が絡み付いている。指通りのよくなったことに満足し
て、爪だけでそっと陰唇をなぞった。
「あっ……うぅ……む、むねしげ……さま……ぁ」
「某は闇千代殿の夫に非ず」
 にべなく応え、舌先を頂を潰すように強く押しあてる。そのまま水音を
立てるようにゆっくり舐めれば、苦しそうに闇千代が悶えた。
「貴殿らの総大将、豊臣秀吉公はどこへ逃げた。言えばすぐに解放してや
ろう」
 緩やかな仕草でなぞっていた陰唇に、とっぷりと指を挿し込む。
「ああっ」
 身体をびくびくと震わせ、身体を折り曲げて必死に快感に耐えようとす
る。そうはさせまいと、空いていた腕で闇千代のまとめられた腕を畳に押
しあて、己の足で太ももを固定すれば、我慢できぬとばかりに涙を滲ませ
た荒い呼吸を繰り返す。
「それとも某に陵辱されるがお好みか。とんだ淫乱だな」
「い、淫乱などと……っ」
「これほどに涎を垂らしてよくいう」
366めおとあそび:4:2006/10/18(水) 03:03:07 ID:V5mZ4pO3
 指先の絡めた蜜を、固くなった頂きに塗り付ける。そうして片方を吸い、
片方を濡れた指先で愛撫すれば、蕩けそうな声で闇千代が啼く。
「あ……あぁっ、あ……ん……ふっ……」
 けれど、決して達しないことを宗茂は知っていた。乳房をねぶっている
と、まるで乳を授けられている子どものような心地がして、宗茂は好まな
かった。ゆえに、あまり契る時に責め立てて開発をしてこなかったのであ
る。だからこそだろう、激しく宗茂が愛撫すればするほど紙一重で達する
ことの出来ぬ闇千代は、必死に動かぬ両手を畳に擦り付けて抵抗した。
「も、もう……お許しください……宗茂さま……ーーどうか、指だけでも」
 懇願は嬌声に飲み込まれる。
「申しているだろう、某は宗茂などというものではない」
 努めて平静を装って宗茂は顔をあげて言い放つ。目隠しをしておいて正
解であったなと、心中でほくそ笑む。でなければ、隠しきれぬ嬉しさでつ
い口許には笑みが浮かんでしまうのだ。矜持の高い闇千代は、普段の閨で
は無口であった。時おり態度には出すものの、滅多に宗茂になにかを求め
ようとはしない。それが今、こうして必死に宗茂を求めているーーああ、
なんと可愛らしいのだろう。
「ああ……んっ……お願いです……指だけでも……っ」
「指だけでも?」
 意地悪く問う。
 よほど恥ずかしいのか、闇千代は頬を赤らめて口をつぐんだ。それなら
ば、と執拗に頂を責め立てる。
「捕虜たる闇千代殿の思い通りに某が振る舞わねばならぬ道理もない。
が、気まぐれに応えても構わぬ。どうして欲しいか言ってみよ」
「……くっ……屈辱だ……っ」
「屈辱を与えているのだ、当然であろう」
 怒りを滲ませた闇千代の言葉に、宗茂が朗らかに応える。
「さて、どうして欲しい?」
「指を……」
「指でさらにこちらを責めれば良いのかな」
 わざと頂をつまんで強く擦れば、ふるふると闇千代が首を振った。
「指を……どうか、わたしの……」
「わたしの?」
 これ以上ないというほどに、闇千代の白い肌が朱色に染まっている。そ
れが己の手によるものだと感じる瞬間ほど、幸せなことはない。誰よりも
勇ましく、誰よりも美しい立花闇千代。彼女を屈することが出来るのは自
分唯一人なのだという自負は、温厚な人柄と称させられる宗茂を、この時
ばかりは獣のように獰猛にさせる。
「……わたしのーーに!」
 自棄のように闇千代が叫んだ。
367めおとあそび:5:2006/10/18(水) 03:03:43 ID:V5mZ4pO3
「上出来だ、闇千代殿」
 くつくつ楽しげに喉を鳴らして宗茂は乱暴に指を秘部に挿し込む。開き
きった陰唇は待ちこがれていたものを受け入れた悦びで、痛いほどに締め
付けてくる。自身の男根であったなら、そ想像するだけで股間が疼いた。
挿し込んだ指を上下に動かしつつ、顔を寄せ、赤くなっている陰核を舐め
上げる。
「ああんっ」
 最も敏感な個所に愛撫され、闇千代が悲鳴を上げた。
「も、もう……っ」
「もう?」
 乱れきった闇千代とは対照的に、いっそ冷淡なほど静かに宗茂が問う。
「もう、これ以上されたら……わたし……っ」
「下賎のものの手に果てるかーー立花家当主が」
 侮蔑を滲ませて告げる。
 許されぬ行為と分かっているものほど、人は堕ちてゆく。それは天下人
にして剛勇と讃えられし女武者も例外ではない。
「惨めだな」
 嗤う。
 一方で、間断なく激しく指と下で彼女を弄んだ。
 そうして。
「ーー……あぁ……ぅんっ」
 ひと際甲高く啼いて、誰よりも愛おしい女性は果てた。



 荒く息を繰り返し、闇千代が呼吸を整える。
「宗茂さま、もうほどいてくださいませぬか……?」
 相変わらず視界と両腕の自由を奪われたままの、頼りない妻の姿を見下
ろしながら宗茂は微笑んだ。
「何度も繰り返すがーー某はそなたの夫ではない」
 信じられぬ、とばかりに小さく闇千代が声をあげた。だがそれに構うこ
となく、宗茂は首筋に汗で張り付いた髪を指で払ってやる。そうして、口
づけるように唇を耳朶によせ、そっと囁く。
「ーーこの程度で果てるようでは、小田原へは行かせられぬな」
 絶望にたたき落とす、その快感に酔うように。
368めおとあそび:あとがき:2006/10/18(水) 03:11:56 ID:V5mZ4pO3
お粗末です。

不仲と見せかけて、宗茂が激しくギンに片思いしているのが個人的に萌えです。
(宗茂好きのみなさん、すみません・・・)
369名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 07:54:53 ID:soDoXrOT
ラブラブエロい立花夫婦イイ!
370名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 14:07:45 ID:wh8aOqgd
捕虜プレイGJ!!!!!!!
超萌えました。タイトルも(・∀・)イイ!

三ギン・宗ギンがツートップで好きなギン千代ファンなので
今最高に幸せです
371名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 00:41:45 ID:Xxe4YKRe
職人さん増えて嬉しい保守
372名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 23:17:19 ID:PM1xjRBl
いっぺんage
373名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 23:35:13 ID:8Zus7uuS
エンパもうすぐ発売か・・・。
ついに二階堂が無双に登場するのだな!
374名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 19:46:12 ID:VrElBUk9
375名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 18:26:18 ID:rtAUUOkn
これってサブキャラあり?武蔵とお通ができたんだが
376名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 18:43:17 ID:9HZ3aMdc
お通って小野お通?
まあ無双に出てるから普通にアリだと思います。
377名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 20:05:41 ID:QlnHkZ9v
過疎age

エンパ出たら誰かギン千代書いて下さい
378名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 21:04:25 ID:flLfymkb
ギン千代たんの天下統一
379名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 17:02:53 ID:xCR93+Bu
阿国の逆ハーレム天下統一

今日は信玄の年の功テク
明日は蘭丸の美ティンコ調教
明後日は左近の大筒堪能
380名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 17:46:09 ID:M80Kb+GD
>>375
うPキボン
381名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 20:19:20 ID:ij+6Aw8Y
>>375
うぉ、エンパの話かと思ってさらっとスルーしてた。
宗茂とか愛姫とか書いてくれた人いるし、
サブキャラもアリアリです!是非!
382名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 20:22:09 ID:nozKj2/m
>>375
無双ベース?それともバガボンドベース?
個人的には後者の方が萌えるんだがどっちにしろうpして

>>376
お通は吉川英次の小説「宮本武蔵」で出てくるオリキャラ。
武蔵の幼馴染的存在で武蔵の親友・又八の許婚だったが
又八に裏切られ途方にくれていたところを武蔵の男らしさに惚れた。
その後武蔵にベタぼれで相思相愛になっていった。
設定は多少違うが「バガボンド」を見ればよくわかる。マンガとしても十分楽しめるし。
383名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 20:33:00 ID:uleI7Agd
お通、エンパのエディ娘を使ってはどうでしょうか。
384名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 21:26:11 ID:Or8z2J3T
小野お通
385名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 10:52:08 ID:UaMgi2qk
稲を捕縛した時の稲のセリフにおもわずハァハァしてしまった
386名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 03:10:42 ID:f0E2+hZ3
そして謙信受け萌えな俺は寝るノシ
387名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 09:57:00 ID:j/wT9pop
捕縛(こっちが何もしてないのに
勝手に条件出して裏切ってきた)後に登用したお市
「どうぞ、市をお使い下さい」

それは「性的な意味で」がつきますか?
388名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 01:51:21 ID:0MUN0S4Q
稲姫キボン!
389名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 17:41:13 ID:UBgFLjSv
今回のモデル鑑賞は下から見られないという仕様。
それでも何とか逆立ちする技を使って拝見。

お市……ごく普通のパンツ(白)
濃姫……股引orz
ねね……やっぱりスパッツ
稲姫……袴の中の太ももまでしか確認できず
ァ千代……論外
阿国……袴の入り口しか確認できず

がっかりだ……

390名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 18:18:59 ID:S6Fid/vU
稲姫捕縛の泣きそうな声にモエス
391名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 19:58:30 ID:yx92Z2wV
稲姫はなんかデブ腐女子のイメージで萌えない
392名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 20:48:57 ID:mDw9mF91
柴田捕縛時の台詞にテラワロス
393名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 23:28:49 ID:Llhgk2o/
>>389
おまえはよく頑張った。
394名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 12:59:00 ID:NbwcEoLw
延々ねねに開脚蹴りさせて眺めてるのは俺だけじゃないはずだ
395名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 12:30:00 ID:vFA7BPqk
まさか、浅井バカ夫婦をこれでもかと演出する無双の中で、
柴田と市の結婚イベントがあるとは思わなんだよ。
396名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 16:58:27 ID:v3AuGy5M
今、時代は柴市、むしろ市柴
397名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 22:10:06 ID:AefLMlFr
個人的に柴田と市の結婚イベントすげー楽しみにしてたんだが
全然イベントおきねーorz
自軍に長政いると駄目なのか?
柴田と市、美女と野獣っぽくていいと思うんだがw
398名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 22:54:49 ID:mDoM1MO6
あー、長政がいるからダメですよ。
399名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 23:21:43 ID:+7FcWwaP
柴田と市が並んでると柴田が犯罪者っぽく見えてしまう
400名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 00:47:56 ID:5TgB+bzi
なんという柴田…
容姿を見ただけでドキドキしてしまった
やつは間違いなく山賊
401石川:2006/11/26(日) 10:31:36 ID:vJfojpDM
戦国無双で言うと濃姫の胸が一番でかいのだが本当はどうだったのだろう

402名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 12:28:20 ID:5F86VTsg
バストサイズどころか、肖像画が本当に似てたのかどうかさえ分からないと言うのに
403名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 17:18:47 ID:zy02W4jg
ぬるぽ
404名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 17:21:59 ID:603Xo/7U
ガッ
405名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 00:37:43 ID:1THQNq2+
稲姫のモデリングって
猛将伝→2で劣化が激しすぎる
406名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 01:20:50 ID:C9PfdmID
阿国も相当劣化してる
CGも実機も見てられない
407名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 01:34:14 ID:dkh5czo8
女キャラは皆前の方が好きだなモデリング
男なら慶次や信長、秀吉とか
408名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 02:26:47 ID:5ItHFDiY
可愛いよ信玄可愛いよ
409名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 08:23:58 ID:MnPp+A8V
職人期待保守
410名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 19:11:51 ID:Jg3ZgUud
>>373
あのグラで登場してほしかった
411名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 19:59:27 ID:2L3qFSfY
姉川の戦い

織田家で浅井家滅ぼす

お市登用

勝家とお市結婚

長政登用

長政ドンマイ
412名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 23:36:21 ID:LZh/PJC5
エンパの三ギン萌えス
413名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 17:22:15 ID:yKIs3ZP2
414名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 19:32:24 ID:0cFfOVal
>>397
自軍の総大将はエディット武将で
近江伊賀に市と山賊を配置してたら勝手にセクロスしてたぜ?
三成タソがシコシコ侵略してきたおかげで二人揃って戦場に出る事は多かった。
415名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 12:18:26 ID:0Vu79UPh
最近萌えが足りないから女化ものも読んでいる

秀吉が可愛くてたまらん
416名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 15:00:55 ID:t2H2wrtk
>>415
kwsk
417名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 01:35:48 ID:/bBsxZvW
ねねと女秀吉の百合っぽいのと女孫市と女秀吉は見た事ある
個人サイトだけど
418名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 09:55:58 ID:oWXzkVNM
阿国を処女に
419名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 16:58:06 ID:kX9DkqGO
エンパは柴田がいいキャラしてて好感度上がったよ
420名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 17:45:08 ID:ug4bR9OL
ところで無双2キャラの年齢分かる奴いる?
1ではくのいち15歳に衝撃を受けた記憶があるんだが・・・。
421名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 20:47:47 ID:JVr8jNaG
>>416
無双じゃないが歴史系女体化スレでも秀吉女体化ネタは
いくつか投下があるな。実はネタにし易いキャラなのか?
422名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 22:42:40 ID:uU0loatX
>>419
お市とのイベント、「え?その展開で結婚すんの?」って感じにワロタ
423名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 10:23:35 ID:vPm2allN
スレちで悪いんだけどバガボンドで新スレ立てようと思うんだけど職人さん来てくれるかな?
424名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 10:24:24 ID:+Hd79nZW
スレ違いすぎて反応に困る
425名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 20:27:18 ID:Y9SZZyhO
>423
歴史系エロパロスレ向けだと思うな。
作家つながりでスラダンスレ・・・という訳にはいかないか。
426名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 22:29:29 ID:RFy+MLbz
バガボンドでエロパロつっても、バガボンドに居る女キャラなんておつうぐらいじゃねえの
それとも婆のエロパロが見たいのだろうか
427名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 23:19:11 ID:kHzdNFR2
想像したら思わず笑った>婆のエロパロ
体力的に無理があるけどなw
428名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 01:15:51 ID:n7DTfmzf
エンパやってて女キャラで拠点に突っ込んで行ったときに

拠点兵「奴を討ち取って手篭めにしろ」

と聞こえるのは俺だけでいい
がんばれ拠点兵
429名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 01:33:59 ID:zFCCO1Ng
濃姫と光秀を連続で捕縛したときには
「そんなにきつく縛らないで…」
「くっ…縄が、食い込む…」
自分がどんだけ縄師なんだと思いました。
430名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 01:40:54 ID:M2HS7VYL
長政と柴田の捕縛時のセリフを聞くと
夜の市は一体二人に何を仕込んでいるのだろうと気になった
431名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 11:56:50 ID:Io2lGFOv
加熱具はなんか縛るのも縛られるのも慣れてようで笑った
年上の後家さんだもんなー
432名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 17:53:43 ID:nhk0F080
縛る縄はもちろん芋茎の縄。
433名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 19:53:03 ID:JijCz32s
年上の奥方にもてあそばれる加熱具を見たいような
見たくないような…

「あらあら旦那様、股の竿をこんなにして…
 堪えがきかないのは不義ではなくて?」

ぎちっ

「不義ぃっ(ひぎぃっ)!」

…すまん。
434名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 23:14:24 ID:Lfnt3ugj
不義ぃ、わろたww
435名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 23:19:41 ID:u+Ph6vH4
加熱具バロスwww
436名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 15:51:04 ID:lWtEaQZu
あひぃしごかないでー
437名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 21:23:07 ID:Xl/CQrLi
奥方がこけし持ってる気がする俺は戦国スレに馴染み過ぎだ
438名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 22:15:22 ID:zbseFnU3
何このスレ、間違って801板に来たのかと思った…
439名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 00:46:21 ID:6eCVK3ND
「あ゛の拠点を攻め立てよ゛ー!」と言う際の柴田はいやに雄々しいw
440長政×お市:2006/12/10(日) 09:24:15 ID:nSEKaH1s
空気読まずに小ネタ投下。



小谷城の城主の寝所。敷かれた布団の上で絡み合う男女が二人。
城主たる浅井長政とその妻の市だ。
二人は互いの股に頭を埋め、互いの敏感なものを舌と口と手で刺激しあう。
「市、気持ち良いか…っ?」
長政は問いながら指で市の濡れた秘唇を愛でる。
ふっくらとしたそこを突き入れた二本の指で押し広げるように開けば市の背が反り返る。
「は、いっ…気持ち、いい…長政様っひ、は、どうです…あぁっ!」
市が快楽に途切れ途切れに答えるのを、指と舌によるお大事への刺激で妨害する。
「気持ち良いよ、市…」
溢れ出す愛液をすすり出すように市のお大事に口をつけて吸う。
市は細い腰をよじって逃げようとするが、長政の手が市の白い尻を掴んで放さない。
「やあっ!あっ長政様の、いじわっ、ぁっ、る…」
言うや、仕返とばかりに市の小さな紅色の唇が長政の槍を深くくわえ込む。
そのまま、頭を上下させ、前後に動かし時折左右に揺らしながら舌を絡ませ白魚の指で扱く。
市の猛攻に息を荒くする長政。市より先に果てそうな己を恥じ、せめて負担をかけまいと腰を浮かせる。
「市…出るっ…!」
しかし、長政の気遣いを知ってか知らずか、長政の腰に腕を回してくわえたものをはなさない。
「いちっ…」
「んぅっ…!む…」
耐えきれずに市の口中に果てる長政。
市はしばし口内に放たれたものを転がし、飲み干した。
「っは…」
様子を心配し、体勢を変えて市の顔を覗く夫に妻は弱々しい笑みを浮かべる。

「長政様…おいしい…」


市の称賛台詞が「おいしい」と聞こえる件について
441名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 09:26:37 ID:gZsWZTPA
俺もそうとしか聞こえないwww
GJです。
442名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 15:08:35 ID:1arbKmOo
今まで「おいしい」だとおもっていた件について
443名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 00:26:09 ID:FdmiBvpX
|千代捕縛時の
「好きにするがよい」

あぁするしかないだろうw
444名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 22:36:07 ID:QWUCjVq3
age
445名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 22:11:26 ID:hYrZp9yn
「雄々しい」でも十分エロイけどなw
446名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 23:20:52 ID:VrDW7lw8
あげ
447名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 11:26:00 ID:8aBaP5+n
チェストー
448名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 12:17:40 ID:Kwlqir4L
age
449名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 23:51:23 ID:+a8nmQzz
あげ
450名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 00:53:52 ID:rPIXbwRa
ネ申降臨期待age
451名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 15:58:18 ID:6Mw+ZP0q
急に三ねねが読みたくなったので神の降臨を待つか
452名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 01:13:27 ID:rRVlNz/+
>>451
母子相か(ry
いえ、なんでもありません
453名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 19:47:51 ID:ojDHWdNt
槍で蜻蛉切ってるおっさん×その娘
454名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 20:17:58 ID:ngAB4S1o
モブってどこまで可?

信之と稲とか平気か?
455名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 20:21:29 ID:SnzIqrbu
>>454
エンパの信之はもっと優男を想像していたのだが……
正則タイプかよorz
456名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 20:27:20 ID:SnzIqrbu
いや、あくまでもエンパと俺の好みの話。
おまいさんの脳内イメージでいいと思うんだ>信之
457名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 20:50:02 ID:VFv/II3h
>>454
アリだと思います!
458名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 22:23:42 ID:ojDHWdNt
>457
普通にアリです。書いてください。
459名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 22:24:43 ID:ojDHWdNt
アンカーミスとはわし、かっこわるいのぅ
460名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 12:14:07 ID:QnpXkB+x
「雄雄しい」が、「おいしい」に、聞こえてしまう。何がだろう・・・
461名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 18:55:35 ID:3o2L9sfk
むしろねね三が読みたい
462名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 22:33:31 ID:EqOajOzc
いやいや、ここは清正則の筆降しをおねねさまに。
463名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 03:47:23 ID:LlC1+bRg
上げ
464名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 04:12:09 ID:/YRNJ2eY
神マダー?
465名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 20:13:36 ID:ljdF5729
三國スレ落ちたの?
466名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 20:43:31 ID:z/0kyODy
落ちた。そして次スレも立ってない。
467名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 01:18:29 ID:7ytVIBEq
468名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 14:56:08 ID:KmiyiVSL
政宗が阿国には下手に出てるのは筆下ろしされたからだろうか…
469名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 00:19:58 ID:BICpMLwt
戦国じゃないが春に新しい無双出るらしいな期待保守
470名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 14:44:11 ID:+1drbTzd
ガンダム無双って春だったか?
471名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 19:59:30 ID:+lvPvDPL
ネタかと思ったらマジなんだなガンダム無双
・・・正直面白そうだと思ってしまった
472名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 02:10:16 ID:1Z7QUos8
>>468そういえば、意味ありげな台詞あるよね

やっぱりお持ち帰りされてその後…
473名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 02:51:46 ID:t39ws5ex
女の攻め好きってやっぱり腐
474名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 03:20:03 ID:LQ0LZWbt
>>470
機種はPS2、ガンダム無双とはまた別みたいの様だ
今週のファミ通の広告ページに載ってる、詳細はまだ不明
475名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 22:04:44 ID:m5BUcM5E
>>474

ttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/887155.html

ほい、詳細と反響。

ちなみにPS3専用だぞ
476名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 01:18:48 ID:pM1nejT8
ガ…ガンダムかよ!
477名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 03:09:56 ID:5vrd7mMz
三国の保管庫ってどこ?
478名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 03:11:40 ID:irSRF3h5
このスレ的に柴田×市って需要ある?
書いてはみたものの何かビジュアルとかいろいろと問題がありそうなんだが
479名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 12:16:21 ID:xNZGdX/W
山賊ktkr
ワクワク
480名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 21:29:23 ID:Z1wYLJPe
>>478
需要あるよ
っていうかお願いします
481478 ◆99oq9mk4/k :2007/01/18(木) 03:23:05 ID:YLskEnPn
>>479-480
分かった。では次レスから山賊×市(ある意味市柴)、投下してみる
期待にそえない代物だったらごめん
482勝家×市1 ◆99oq9mk4/k :2007/01/18(木) 03:23:50 ID:YLskEnPn
 夜もとっぷりと更けた刻、今日、婚姻の儀を交わしたばかりの一組の男女が寝屋にて対峙していた。
 これが二度目の輿入れである女と、その女より二周りも齢を重ねた男。
 夫も妻も真新しい白い衣に身を包み、初夜であることを暗に示していたが、その顔つきは初々しい新婚の男女のそれでは無く、どこか神妙な面持ちであった。

 男は哀しいまでに生真面目な性分であった。
 ひとたび戦に出かければ、その獰猛さに、人は彼を「鬼柴田」「瓶割りの柴田」と呼び恐れたが、普段の彼は非常に不器用で剛直な男であった。一途に想いを寄せる女がいる故、他の女を抱くことが出来ずに、この歳にして正室がいない程であった。
 そしてこのたび迎えた妻こそ他でもない、彼が密かに長年、心の内で愛し続けてきた女であった。

 男の名は勝家、女の名は市、という。

 勝家の居城、越前国・北ノ庄城にて二人は晴れて夫婦となり、今宵めでたく初夜を迎えることに相成った。
 が。
「それはなりませぬ、お市様」
「どうしてなのです、勝家」
 婚姻を結んだ男と女が床を一つにする、と言えば当然男女の営みを交わすことであり、お市はとうに覚悟を決めていたのだが、何故か勝家はそうしようとはしなかった。
 お市は前夫と離別、いや死別した。
 だがそれから十年経った今でも彼女が前夫を心から愛しているということを勝家は誰よりも深く知っていた。そしてその事実を認めながらも彼は黙ってお市との縁談話を受け入れたのだ。
 別に未亡人となった彼女を手に入れる為では無い。ただただ愛しい彼女を守る、その為だけに夫婦となったのである。
 愛する女を娶ったのであるから、すぐさまその体を存分に抱けばよいものを、彼はその生真面目さ故、出来なかった。"据え膳食わぬは男の恥"と言ったもんだが、例えどんなに腹が空いていても、他人の膳には手を出せない、そんな男だった。
「以前、申し上げたとおりです。わしがお市様と共にあるのは織田家の為」
「私は形ばかりの夫婦など嫌です。勝家、お前は私が織田を守る為だけに齢が二十五も上のお前の元に嫁いだと思っているのですか」
「しかし!それは……」
 頑固な勝家に困憊したのと、「織田の人間」ではない、ただの「市」という女である自分を受け入れて貰えない悲しみに、お市は淋しそうに溜め息をついた。
483勝家×市2 ◆99oq9mk4/k :2007/01/18(木) 03:24:29 ID:YLskEnPn
「やはり……かつて他の男と契りを交わしていた使い古しの女など、汚らわしいと思うのですか」
「わしは左様なことは……!」
 お市の溜め息を勝家は即座に否定した。嘘のつけない男である。
 確かにお市が他の男に抱かれていたことが気にならない訳では無い。だが彼の気がかりは彼女では無くむしろ自分の方にあった。
 彼が気にしているのは、女盛りの新妻の肉体を果たして自分のような、盛りのとうに過ぎた男が満足させられるのか、ということであった。
 妻の前夫は彼女と年の頃も釣り合い、若くしなやかな肉体の男だった。それ故彼女との間に多くの子を成すことも出来た。
 それに対し自分の何と醜くく年老いたことか。どちらが劣っているかなど勝負する前から明確だ。齢故に仕方無いとは言えども、女子一人も満足させられないなど、流石に男子たる者、面子が立たない。
 まだ訝しがるお市の姿を見、勝家は唾を飛ばしながら懸命に捲し立てた。
「お市様は、う、美しい!本来ならば、さ、山賊などと揶揄されるわしなんぞが娶れる立場のお方では無い!他の女子などわしの目には映らないし、お市様が傍におれば大輪の花ですら霞む!」
 そこまで言って勝家は慌てて口を噤んだ。どさくさに紛れて自分の耐え忍んできた想いまで口にしてしまった。
 "汚らわしい女"という自分の言葉を力の限り否定する勝家にお市は一瞬面食らった。だが直後慌てふためく彼の姿にその言葉には何ら嘘偽りが無いことも、勝家の自分に対する真意も感じ取り、ふふっと愛らしい笑顔を見せた。
「よく分かりました」
「い、いや……そのわしは……」
「でも私を……こんな私を美しいと思ってくれているのでしょう?」
「その……はい」
「ならば来なさい」
 お市は自ら寝間着の帯紐を解き、その白い裸身を彼の前にて露わにした。お市の思いがけぬ大胆な行動に勝家の目は大きく見開かれた。
「さあ……」
 少女のように小ぶりながらも、果実にも似た二つの膨らみは勝家を誘うかのように揺れていた。その白き肌を目にした瞬間、勝家の中で何かが弾けた。雄の欲望が目覚め、お市の強い意思を感じとった勝家は観念し、覚悟を決めた。
 一つ大きく頷くと、彼はお市の方へと向き直した。
「……この勝家、あい承知致した。お市様……どうぞご覚悟!」
「勝家……っ」
 剥き出しの欲望のままに、勝家は男の力でたおやかな女の体を強引に押し倒した。
484勝家×市3 ◆99oq9mk4/k :2007/01/18(木) 03:25:14 ID:YLskEnPn
 お市の裸身は男を知らぬ少女のように見目麗しかった。前夫・浅井長政との間に五人もの子を成したとは思えぬ程、みずみずしくしなやかなものである。
 お市は確かに夫を持ち、幾度となく床を共にしてきた。しかしながら彼女はまだ年若く美しい。
 やはりこのような釣り合いの取れない男と女の間では夫婦の営みなどするべきでは無いのではないか、と再び勝家は思った。だがお市の滑らかな肌を目の当たりにし、己の肉欲には勝てそうにも無い。もののふたる者が何と言う体たらくよ、と彼は己自身を嘆いた。
 勝家の武骨な指でお市は荒々しく乳房を揉まれる。かつて受けてきた長政の女体への気遣いに溢れた優しい愛撫とは違い、勢いと力に任せただけの乳飲み子のような愛撫。
 女をあまり知らぬそのむしゃぶりつき方に、お市は獣に体を侵食されているようだと思った。
 だがそれ故、彼の実直さも伝わってきた。女の体をあまり知らないのは、その生真面目な性格のせいであろう。自分の上に覆い被さり、乱暴に乳房の頂点を吸い上げる勝家から、猛々しい「野の男」の匂いがした。
「お市様……お市様!」
「勝……家……」
 勝家の手はお市の腰をなぞり、やがて秘所へと辿りついた。薄い茂みの奥へと手を伸ばし、捉えた陰核を必死で擦り上げた。
 男のごつごつした手で触られる柔らかな女陰。
 不慣れな勝家による陰核への愛撫は、決して女の快感を満たすものでは無かったが、お市には懸命な彼の心が嬉しかった。少しだけ息が上がり、彼女の全身の肌が桃色に染まった。

 お市は体を起こし、勝家と向き合う形を取った。そしてそっと手を伸ばし、半ば持ち上がり始めた勝家の怒張に触れた。
「お市様、それは……!」
「どうしたのです?」
 勝家は呆然とした。お市が自ら己の雄に手をかけようとしている。こんな己のものなどに。
 先程からずっとお市の裸身を至近距離で見続けているが、彼女の身体はどこも美しい。醜い場所など一つも無い。なのに己の股の間のものは……
「いやお市様の手がこのようなものに触れるのは……」
 勝家の拒絶に、市は花のような笑みを零した。
「勝家、私たちは『夫婦』なのでしょう?」
「それはそうでありますが……がはあっ」 
 お市は勝家のまだ完全に露出していない先端から皮をずらしてやり、亀頭を剥き出しにさせた。そして白魚のような手でそこを丹念に擦った。長政のよりも、太く尺の短い勝家のそれは、刺激を与えることで徐々に血の筋が浮き出始めた。
 市の愛撫は決して上手い訳では無い。だが女人にあまり縁の無い生活をしてきた勝家にとって、それは十分な刺激となった。市の手が先端を擦るたび、えも言われぬ快感が背を抜ける。
 同時にむくむくといやらしい欲望が彼の中でそそり立ち始めた。これを、この張り詰めたイチモツをすぐさまお市の中へ入れ、彼女の中を存分に掻き回したい、という……
485勝家×市4 ◆99oq9mk4/k :2007/01/18(木) 03:26:09 ID:YLskEnPn
 目を細め、眉をしかめて快感に抗っていた勝家だったがもはや限界であった。
「お市様……わしは……いやその……」
「もはや堪えられぬ、と?」
「あ、いや、その…………その通りで……」
「分かりました」
 お市が昂ぶりから手を離すと、再び横になった。そして彼女は目を閉じ、脚をゆっくりと開いた。勝家の前に初めて開かれるお市の奥深く。今から彼女のここと己の男根が一つになるのだ、ということを実感すると彼自身も信じられないような雄の本能が沸き上がって来た。
 勝家はお市の上に圧し掛かり、太い指ですぐさま女陰を開かせた。そして彼女の入り口へ己を宛がうと、男を求め、しとどに濡れているそこを一気に貫いた。
「あああっ!」
 今度はお市が声を上げる番だった。太くて硬い勝家のそれはお市の女の悦びの扉をあっという間に開かせた。
 久方ぶりに男を迎え入れたそこは勝家を離さぬかのように締めつける。その内部のうねりに彼の欲望は更に追い立てられた。
「お市様、……お市様…っ……!」
「やっ、ん、ああっ、ああぁっ!」
 お市は勝家に激しく攻め立てられた。
 抽送を繰り返され、子を成す部分へと繋がる最奥を突かれるごとにお市は悲鳴とも嬌声ともつかぬ甘美な声を上げた。彼女は白い首を反らせ、野獣に犯されているような快感に喘ぐ。
 勝家の両腕でお市は脚を掴まれ、臀部を高く持ち上げられた。それにより結合している部分が両者の目に露わになった。
 恰幅のいい男の股にぶら下がる猛々しいものがお市の女の入り口をせわしなく出入りし、恥毛が激しく擦れ合っている様が見える。それだけで無く、上下の激しい動きに揺れる勝家のふぐりすらもちらほらと見える。
「いや……っ!あっ、駄目……!」
 自分があられも無い格好で犯されているという屈辱と興奮にお市の体は更に熱を孕んだ。体勢を変えたことで結合はより深いものとなり、まぐわいの快感が更に増した。
「お……市様……」
「やっ、駄目……いやよ!あぁ!」
 勝家が腰を打ちつけるたび、ぐちゅぐちゅと淫靡な音が北ノ庄の静かな宵に響く。今、城内にいる全ての者に二人の秘め事が知れ渡っているのでは無いかという程、結合部は激しく音を立てる。
 勝家の先走りの液とお市の蜜が混じり合ったものが糸を引き、脚を伝って褥を汚した。
 その蜜の多さに、勝家は一旦お市から昂ぶりを引き抜き、女陰に直接口をつけ、とめどなく溢れる蜜をすすった。じゅるっと大きな音を立て蜜をすすった後は、再びそこへ昂ぶりを挿入し、腰を大きく揺すった。
486勝家×市5 ◆99oq9mk4/k :2007/01/18(木) 03:26:45 ID:YLskEnPn
 荒々しい息の下、勝家は何度もお市の名を呼んだ。
 気がついたときには、想いを寄せていたその人。恋焦がれて、恋焦がれて……だが愛してはいけない女性だった。
 長政の元へ嫁ぐと知ったとき、もう二度と手が届かないとその熱い心の内を永遠に葬り去ったはずだった。
 信長の忘れ形見である信孝の薦めにより、自分とお市に縁談の話が持ち上がったときは本当に信じられない気持ちであった。例えそれが形ばかりの夫婦であったとしても。

 それが今、夫婦の契りを交わし、彼女は己の下で、己を感じて喘いでいる……

「くっ、お市様……!」
「……っ!やっ……かつ…い……あああぁっ!」
 絶頂を迎えたお市の体が小刻みに震え、内部の勝家を強く締めつけた。それを受け、彼は何度か強く腰を動かした後、お市に深く突き刺し直した。
 そして―――彼女の蜜壷に白濁液を注ぎ込む瞬間、勝家は狂ったかのように獣じみた咆哮を上げた。
 それは彼の積年の想いがお市に放たれた瞬間でもあった。


「申し訳ござらん、お市様……」
 情交を終え、我に返ると、すぐさま勝家はお市に向かって頭を下げた。大の男が女にこうべを垂れるなど、愚行の極みであると心得てはいたが、妻であるとはいえ、お市は亡き主君の妹君である。
 だがそれだけでなく彼は、最中、愛するお市の体に夢中になるあまり、歯止めが利かなくなった挙げ句、彼女に恥辱を与えてしまったことを深く後悔していた。
「おかしな勝家。どうして謝るのです」
 寝間着を着なおしながらお市は彼に問い掛けた。
 弁解しようにも激しい睦み合いをしたことについてどう言えばいいのか。ヘタに言葉にすれば、またお市に恥をかかせてしまうのでは無いか。バツが悪そうに勝家は頭をかき、俯いた。
「いや……わしはその……お市様を……」
「…………あっ……」
 勝家が弁明に戸惑っている間にもお市は幾度か己の股を押さえた。勝家が先程放ったものがしばしの間を置いてどろりと溢れ出してくるのだ。そのたび毎に寝屋はかすかに男の臭いが立ち込める。勝家はいよいよしどろもどろになった。
「お市様!わしは……面目無い!」
 『それ』が股を伝う感覚は、確かに不快ではある。だがその場を上手く取り繕うことすら出来ない勝家を見、何だか滑稽に思えたお市はコロコロと笑った。
 体を重ねた為、彼に情のようなものが移ったのであろうか。お市は目の前の不器用な夫がどこか愛しく思えた。
「いいのです。その……これは、私も望んだことなのですから」
「お市様……」
487勝家×市6 ◆99oq9mk4/k :2007/01/18(木) 03:27:23 ID:YLskEnPn
 そして――――お市はこの縁組がまとまる前、勝家に尋ねたことを今一度彼に問うた。

「勝家は、私のことが好きなのですか?」

 以前はにべも無く勝家に突っぱねられた問い。今ならば……きっと。
 勝家はしばしの沈黙を通した後、お市の目をまっすぐに見据え、彼女の問いに答えた。
「……はい、お市様。わしはずっと……ずっとお市様を、お市様だけをお慕い申し上げて参りました」
 期待したとおりの言葉をくれた勝家にお市の顔も幸せそうに綻んだ。
「この勝家、命が続く限り、お市様を……、や、市、わしの妻であるお前を愛し続けることを今ここに誓う」
「そうですか。では……今宵から市の命は永久(とわ)にお前へ預けます。勝家、私のこの命が果てるその時もずっと、ずっと傍に……」
 枕を交わし、今本当の夫婦となった二人はそっと寄り添い、どちらからともなく口付けを交わした。甘く柔らかなお市の唇が無骨な髭面の口元に包まれていく。
 口を存分に吸い合った後、眩しいばかりの笑みを浮かべたお市は、やがて夫の胸に顔を寄せた。

 賤ヶ岳にて戦が起こる七月前のこの夜、二人の間には確かに愛が芽生えて始めていた。
488478 ◆99oq9mk4/k :2007/01/18(木) 03:30:57 ID:YLskEnPn
美女と山賊、お粗末さまでした
初め信長×市で書こうとしていたんだけど、何故かオサーンの純愛物語になってしまった
でも長政と同じくらい勝家スキーなので自分では書いていて楽しかった。
ヤツの迷言、「わしを縛ってどうする気じゃ!」を入れようとして止めたが、後悔はしていない

しかし常駐スレ以外のスレで投下するのはすごく勇気が要るなあ…
489名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 23:18:05 ID:Kzvt3kP3
勝家に萌えたので、私が代わりに縛って頂いていきます。GJでした

490名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 01:01:14 ID:f6meeufJ
>>488
GJ!よかったよー。勝家、童貞喪失記念みたいな雰囲気がヨカタ。
491480:2007/01/19(金) 01:03:37 ID:CgcLRT+u
>>478
ありがとうありがとう!
勝家の純愛イイ!GJっス!
でも自分で山賊って言ってるのにちょっと噴いたw
492名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 08:57:59 ID:S6XBkrfJ
いいなあ
普段は凌辱萌えだがこういうのもまた、
よいな
493名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 09:45:22 ID:1sK+HQQr
保守
494名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 06:47:26 ID:fgOL3pjC
保守
495名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 00:27:29 ID:8pgUsIl0
ちょwww
OROCHIwwwww
496名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 16:23:11 ID:wlO5tnLI
これで戦国×三国の時代を超えたカプも可能と言うことか
コーエーGJ!!







――なんて言うとでも思ったかぼったくり企業め!!
497名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 16:35:32 ID:ZZFaGtOV
>>488さん最高…!泣いた!
498名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 20:51:43 ID:J5zpYtbZ
>>496
でもきっと買ってしまう俺orz
499名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 21:02:47 ID:J5zpYtbZ
連投スマソ
ちょwwwOROCHIのイメージ画像にくのいち居るよくのいちw
500名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 22:14:14 ID:5jZJBmBE
>>496杉Pの野望が完遂したといえる。
501名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 01:34:24 ID:y5alEu/3
そういえば素朴な疑問なんだけどさ
502名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 01:34:54 ID:y5alEu/3
ぎゃ 間違えて投稿しちまったゴメソ

ここってキャラ×エディットとか、エディット×キャラとかはどうなの? 基本NGかな、やっぱり。
503名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 02:01:34 ID:hiueDl+4
光成×ギン千代下さい
504名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 11:45:18 ID:uadHmYWg
>>502
良いかダメかは読み終わってから判断するんで、とりあえず投下すればいいじゃない!
505名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 15:06:20 ID:uAGoXbv2
ねね×三成×ねね
もうどっちがどっちでもいいです頼みます
506名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 16:11:20 ID:z6+C4bJc
>>505
その表記、ねねが分身してるのかと思ったw
507名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 20:59:06 ID:y5alEu/3
>>504
レスd
ここのスレクオリティ高いしいつもROMだったけど、それじゃあお言葉に甘えて書いてみる。
ひと段落着いたら投下しますノシ
508名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 23:03:27 ID:tuajQVLi
wktk
509名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 00:49:17 ID:IVMC4lie
光成×ギン千代下さい
510名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 01:11:43 ID:IVMC4lie
すみません509書いたの503です
自分で表示ミスってて書き損じたのかと思ってやっちゃいました
511名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 01:16:23 ID:QqHps74s
<502
エロイのよろしく
512名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 20:47:54 ID:5DrI7ayK
過去レスで愛姫とか武者おなごで書いてた人いたんでアリでしょ。
つー訳で待ってます。

個人的には淑女巫女と妖艶忍者を作って使ってる。
無邪気声はしっくりくるキャラがいないのが何だかなー
513502:2007/02/11(日) 20:15:04 ID:n1zF3IO2
レスしてくれた人ありがとう。
かいてるキャラは風魔×淑女巫女。なんだが……
名前とかって、自分でつかってる名前でいいのかな?
一応自分でも過去ログみてみるけど、今の住人の意見もききたかったのでよろしくおねがいします。
514名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 01:12:09 ID:tbJR1RbC
>>513
自分のつけた名前でいいと思いますよ〜。
他作品のキャラとかぶるとかじゃなければ。
密かに楽しみにしてますので
書き上がったらよろしくです!
515名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 02:41:44 ID:uUpOCyfT
無双キャラのイキ声ってどんなんだろ。
516名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 02:53:07 ID:7HMEKH0c
>>515
稲なら想像はつくが
517名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 09:25:28 ID:lkBHZRxu
ダメージ声エロいからな、稲姫。
エンパアーズでの捕縛セリフ聞くといけない想像してしまうな。
518名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 12:34:07 ID:uUpOCyfT
1と2のヒロインて誰だと思う?
519名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 22:17:21 ID:QzUWD6wr
1は主人公の相棒ポジションでパッケージにも出てるくのいちかな(俺的ヒロインは阿国だが
2はいないな、あえて言うなら市か…?
520名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 23:59:59 ID:vVGNwD7M
関ヶ原がメイン、という事で家康と三成でダブルヒーロー。
ヒロイン・・・いましたっけ・・・?
521名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 00:03:32 ID:/K5CW8qo
外伝のおねね様はヒロインだったと思うぜ?
関ヶ原を強引に大団円に持っていくなんて荒業、ヒロインにしか許されん特権だ。
522名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 00:46:30 ID:aJGpwL7d
デウス・ウキス・マキーネかと思った・・・おねねさま関ヶ原。
ねねヒロイン。言われてみれば、そうかもしれない。
523贄の夜1(風魔×エディット巫女):2007/02/14(水) 03:28:45 ID:WvXSkpFA
502です。ようやくひと段落ついたので、投稿させていただきます。
風魔×エディット巫女です。苦手な方はスルーお願いします。
とりあえず2レス分で投稿しますが、改行・行数の多さが読みづらいなどございましたら、
申し訳ないです。

*******


 赤い牙である。
蝋燭の頼りない灯火に照らされたそれは血塗られたような色味をしていた。
事実、幾人もの命を食らった刃だ。彼の拳の先端で、常に
獲物を待ちかまえている。
夜叉か般若か、その口は思わず言葉を飲み込むような、真の赤色に染まっていた。
小太郎は自分に従順なその凶器を、傍らへ据える。
「小太郎様」
気配はあった。側近のおなごの声が、襖越しに降る。
名を、りよといった。そのあたりの文官より賢く、湯女よりもずっと色気がある。
今のところ、唯一気に入っている女だった。
引き戸がゆっくりと開かれ、その前にりよは座り込んだ。小太郎が顎で招くと、
肘掛けのあたりに導く。
まずは抱き寄せた。小太郎が腰の辺りを撫でてやると、惑うように腰をよじる。
りよの体は柔らかかった。戦いに身を置いてはいるが、女性らしい肉付きは失っていない。
続けて気まぐれに耳をなぞると、瞼を硬く閉じ唇をかみ締めた。
小太郎は口角をつりあげ、沸き上がる情動を隠さない。
「……寒い、な」
歪めた唇から、ぽつりとこぼれたに過ぎなかった。が、炎とともに
りよの顔が揺らぐ。熱っぽい鳶色の瞳を、ちらちらとかすむ炎が飲んだ。
潤んだ眼差しは誘うように、許しを請うようにまっすぐである。
りよの白い手が、服の合わせ目にのびた。指先がするすると入り込むと、
僅かずつ肌がさらける。さらしはない。
普段おさえつけられている豊かな乳房は、小太郎が思っているより立派であった。
布を押し上げて作られる谷間はいつ見ても窮屈そうで、
一度は解き放ってみたかったものだ。
今ではその先端で、濃い象牙色のつぼみが膨らんでいるのすらも見える。
乳暈からぷっくりと浮きでたそれは、彼女の意思以外の何かを悟らせた。
 香が焚かれていた。皿の上で焙った風魔の秘薬は、鼻や咽喉の粘膜から
りよを狂わせる。忍ならばまだ耐性でもあろうに、彼女は拷問の経験すらないのだ。
小太郎の視線に耐えるように、目をそらすりよ。自分から衣を滑らせたことに対し、
まだ恥じらいがあるらしい。
「震えているぞ」
りよの、小太郎からすればよほど軽い体を見据えた。火照っている。
この若巫女の肌を犯すのは三度目だ。
月夜に禊を行っていた彼女を、戯れにまず犯した。神に捧げた体はたしかに、
清らかなものであった。嬲るように弄んでやると、やがて体は本能に従った。
二度目は、戦中の言葉に反論してきた際にである。小太郎の放った
「犬」という単語に、哀れなまでに執着したからだ。
――私は、あなたの犬などではありませぬ
それまで、りよが強く意見を返したことなどなかった。どうにも愉快で、
つい手を伸ばしたまでだ。
唇を舌で抉り、まるで恋人同士がするように甘く撫でてやった。
あまりの屈辱に、ひどい睥睨を浮かべていたものだ。
いかに逆らおうとも、幾度であろうとも、必ずねじ伏せる。小太郎からすれば、
鍛えているとはいえ、若い女子を無力にすることはそう難しくない。
はじめに比べれば、なかなか素直になった。小太郎は恥辱に震える女に、
更なる命令を下す。
524贄の夜2(風魔×エディット巫女):2007/02/14(水) 03:30:44 ID:WvXSkpFA
「目を開け。我を見よ」
りよは一瞬口を開きかけ、すぐに閉じた。奥歯をかみ締めているのだろう、
顎が震えている。
「聞こえぬか」
急かすよう、少しだけ脅かしてやる。小太郎はりよの変化を細部まで
楽しみながら、低く囁いた。
震えるばかりであった彼女の瞼が、少しずつ持ち上がっていく。
薄布をかぶせたような睫毛は長く、つんと上を向いていた。
肌が粟立ちはじめている。寒さのせいなのか、それとも違う何かが理由なのか、
それはわからなかった。
毅然とした視線、のように見える。きりりと引き締まった表情ではあるのだが、
なにかが溶けている。まるで心の芯が、焚かれている香の熱で蕩けてしまったようだ。
りよはそれから、操られるように小太郎へ近づいた。寒いという言葉に応えるように、
肌を近づける。帷子の隙間から、りよの温もりが伝わった。
小太郎は彼女の腰紐を捕らえると、目をまっすぐに合わせながら解いていく。
りよは既に、自分の意思ですら考えたようにならないらしかった。ただ少し、
抵抗するように掌が胸板を押し返している。弱々しいものだった。
小太郎が手首を片手にまとめあげると、あっさりと抗いが失せる。
何か言葉を発する前に、そのぽってりとした口唇を含んだ。逃げるように首が引く。
腕を引ききってしまうと、あとは貪りたいように貪った。
小太郎は舌の先端を尖らせ、くすぐるように口蓋を弄ぶ。柔らかな
彼女の唇は無礼な侵入者を遮ろうとするのだが、それがかえって舌を
やさしく迎え入れているようにあらわれてしまっていた。
つるつるとした歯列に時折はさまれながら、小太郎の舌はりよの唾液をねぶりとる。
大きな彼の手が、耳を塞いだ。りよの脳内に、直接響くように水音が訪れる。
ざわざわと背筋を這い上がる感覚に、身をよじった。
信じがたいほどの大きな力を感じ、りよは最後の抵抗を試みる。
離れた唇から逃れるように、顔を背けたのであった。
だが、あまりにも無駄だった。小太郎の唇は耳たぶをとらえ、頬を伝い、
目元へと進む。吐息がかかるたびに体の奥でりよの「女」がせつなく鳴いた。
そうしてじきにまた、小太郎に唇を奪われる。今度は決して離されぬよう、
両腕で掴みこまれた。おまえは無力なのだと刻み付けるかのように、
悪鬼に似た男の口付けは続く。
しかしその屈辱は、りよの何かをざわつかせた。唾液を一口飲み込まされるたび、
それが人生の全てであるかのような感覚が増えていく。ひどく甘美で、
蠱惑的なものだ。それが何であるのか、もう彼女は知っている。
認めるわけにはいかなかった。認めてしまえば、彼女は二度と
神に許されない畜生へと成り下がる。それだけは許してはならなかった。
525名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 09:38:27 ID:IGV5SUl3
左近×稲とか書いてくれる人いませんか?
つーか需要ありますか
526名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 22:57:12 ID:sgJMdmxL
>525
需要てのは作るものだ。

>522
いい感じなのでものっそ頼む。
527贄の夜3(風魔×エディット巫女):2007/02/15(木) 01:29:22 ID:dcVX0IMW
きりのよいところまで、また投下します。今回は3レス分です。
遅筆で本当にスマソ。


******

 だが、魔手はついに『恐れていたこと』に触れた。
小太郎の左右の手が、その大きな掌ですら少々余る乳肉を押し上げる。
はじめこそゆっくりと、なでまわすようであったその動きは、まだひどく緩慢だ。
手の中で揺れ踊る豊乳は熟れすぎた果実とでもいうべきか、しかし若さに
相応の弾力を持っている。やさしい、生娘に施すような愛撫。やがて、
その欠片も感じさせぬほど苛烈な責め苦へと、徐々に変えていった。
もみほぐし、こねまわし、手の中のしわに乳首をはさみこむ。
ふたつのつぼみを指先でつまみあげると、爪の先端で傷つけぬよう、
その小さな穴をなぞるように掻いた。あまい痺れに悶絶しながら、
りよは逃げ惑うように喘ぐ。
「風魔の犬は淫らよな」
指摘され、りよは目をすがめた。小太郎の一言にかあと頬を熱くさせ、
無言のまま首を振る。手の甲へ歯を立てながら、必死に拒否を繰り返した。
りよの乳首をきゅうとひねりあげた。そのまま上下に、左右に、引っ張りあげては動かす。
たぷんたぷんと、まるで水鞠のように乳は小太郎の手に従った。
呼吸を荒げながらも、りよは声を閉ざそうとしている。それでも漏れる
甘い悲鳴は、確実に理性が削り取られていることを示していた。
なかなか頑張っている、と小太郎は笑った。
だが小太郎にやめる素振りはなかった。乳房を奥から、引き出すようにしぼりあげる。
先程まで手にしていた瓢箪のようにくびれができ、乳首まで到達すると
勢いよく、ぶるんと垂れ下がった。
乳首を小刻みに、拍子よくつまんでは振ってやる。
同時に跨らせた太股を軽く揺すってやると、口角から一筋のよだれを垂らした。
「くうっ……ん」
歯列から押し出されたような声である。だがそれは紛れもなく、
本能が表面に現れ始めているということだ。
小太郎はついに、乳房を押し上げて食らいついた。とはいっても、
それは痛みを伴うようなことではない。まるで渦のように吸い上げ、
舌先で転がす。上下の歯で逃さぬようにとらえ、好き放題にいたぶりつくした。
小穴をつついてはほじり、吸い付いてはかりかりとくすぐる。
「ひっ……ひぐ……あ、ああ」
白い咽喉をさらしながら、りよは泣き声を上げた。堕ちてはならない、
埋没してはならないと思えば思うほど、香が心を刺す。もういいじゃないか、
初めてではないのだ、神ならば人の弱さもわかってくれようと、
弱音ばかりが溢れてくる。
りよはそれ以上の狼藉を防がんと、手を彼のそれに重ねた。しかし小太郎は
逆に、まるで力を吸い取っているかのように愛撫を加速させる。
528贄の夜4(風魔×エディット巫女):2007/02/15(木) 01:31:15 ID:dcVX0IMW
「あっ、ああ、あん、あ」
蕩けた嬌声が空間を満たす。どれだけ泣き叫ぼうと、助けは来ない。
訪れるのはこの、凶つ風だけだ。
再び乳首をぎゅうとつままれ、力任せにひっぱられる。釣鐘型に
かたちどられた乳肉は、手を離したと同時に、赤い果実のごとくぶら下がった。
「お、ねが、おねが、い……」
途切れ途切れに、りよがいう。快楽に麻痺したような表情で、
小太郎にしがみついてきた。もしかすると、数度達しているかもしれない。
「もう、およしに、なっ……あひっ」
小太郎が彼女の股間へ手を伸ばし、小豆を軽くはじいたのだった。
続けざまにぐりりとつまみあげる。はじめこそ可憐な花びらは閉じていたものの、
無情な破壊者の前にはあまりに無力だった。
ひときわ高い声があがり、小太郎の手に熱いものがかかる。潮だろう。
小太郎はそのまま、ぐりぐりと小豆をこすり、はじき、弄んだ。
つまみあげては転がし、皮を剥いてなぞる。りよは背筋を限界までそらしながら、
その快感に耐えようともがいた。だが無意味この上ないことだった。
小太郎は尻を乱暴につかみあげ、畳に彼女を下ろす。力のこもった太股を
力任せに開かせると、付け根で開いた花に目をやった。陰毛は濃いほうのようで、
淫水がしっとりとぬらしていた。
じくじくと呼吸をするとろけた蜜園、ふくらみきって充血した小豆、
そちらもまるで男を欲しているようにうごめく、菊座。
じゅるるとわざと、激しい水音をたて、小豆を吸い上げた。
べろべろと激しく花弁をなめ、執拗に蜜壷を指でほじくりだす。
同時に菊座をいたぶってやった。病に罹らぬよう、清めさせてある。
無論洗浄に対する抵抗はあった。が、城主にこの関係を密告して構わぬと
そえてやると、りよは白い顔を青くして従った。
小太郎は酒の傍らに据えていた小箱を手に取りあげ、蓋をひらいた。
中には綿と、南蛮細工の小瓶が入っている。栓を抜き、手にとった。
粘性のあるそれは、風魔の秘薬をずっと濃縮したものである。
指先になじませるようにこすると、小太郎自身もじわじわと熱を感じ始めた。
彼だからこそさして影響のないように見えるが、先日まで生娘であったおなごには
あまりに残酷な代物である。
だが小太郎に躊躇いはなかった。秘薬によって得られる副作用は、
水分を摂取することで緩和される。水に触れる機会の多いりよのことだ、
日常に支障をきたすことはあるまい。
529贄の夜5(風魔×エディット巫女):2007/02/15(木) 01:32:19 ID:dcVX0IMW
小太郎はまず、ぷっくりと膨らんだ恥丘を辿った。付け根をくすぐるように、
だが確実に馴染ませるように指を動かす。りよは腰骨を回すように
よじりながらもがいた。それは逃れようとしているようでもあり、
薬を欲しているようでもある。小太郎にとってはどちらでも良いことだった。
「ひっ」
りよの声が短くあがった。どうやら、唇にかけた錠は崩壊したようだ。
続けて指を尿道より少し上に引っ掛け、僅かに力をこめて陰核をむき出しにする。
真珠のようなそれは、はじめての外気に震えていた。
小太郎はまるで、それを慰めるように指の腹を這わせる。
圧力をかけるだけでなく、外気で痛まぬよう、薬で覆うような動きを与えた。
りよの咽喉からは断続的に苦鳴が発され続けている。先刻までは
どちらともつかなかった腰の動きが、小太郎を求めたものに変わっていた。
芯を駆け抜けていく快楽に、まさしく侵食されている。
すっかり薬が馴染むと、薄桃色の真珠はつるりと光を返した。
元々しとどに濡れていたためもあってか、指のすべりは快調である。
少し撫でてやるだけで、りよの膣口は蜜を垂れ流した。
あわれな肉芽を待たせ、続けて花びらを、わざとゆっくり押し引く。
力をこめてすぐには開かずとも、じきに水音を奏でて口をあけた。
さらさらとした流れと、粘り気のある不透明な液体が混ざっている。
幾度か達し、秘薬に狂った体はまたも次なる絶頂に備えているのだ。
しばらく女陰の痙攣する様を楽しんでいた。ひくひくと、小太郎を誘うように
うねっている。ふっと息を吹きかけてやると、おびえたように内壁が揺れた。
小太郎は花弁へもたっぷりと秘薬を塗りこめた。とめどなく溢れ続ける淫水と
混ぜながら、牝の芳香に目を細める。長い指がりよの、膣裏を掻いた。
びくりと一度跳ねる。あらかた、りよの弱いところは把握していた。
小太郎は丹念に、そこを愛撫した。薬は蜜とまざり、肌に馴染み、粘膜を侵す。
まるで訪れた男根を迎え入れるように、彼女の膣は蠕動を開始していた。
しかし小太郎に、まだ許すつもりなどない。彼自身を突き立てるのは、
「儀式」を終えてからだ。
指に半透明の液体が絡みついたころ、ようやく指を引き抜いた。
次は菊座であった。さすがにそちらを改められると、りよは抵抗の言葉を漏らした。
「も……やめ……」
色に染まりきった声である。歯の根が合わない様子で、かちかちと音を立てるばかりだ。
小太郎はそれを鼻で笑いながら、唾液と淫水と秘薬の混ざった液体を
押し込めていった。はじめこそ窮屈な抗いを感じたが、中は案外ひらけている。
膣側の壁をこすり、しっかりと浸透させた。
異物感があるのか、りよは不快そうに足首を伸ばしている。
数度指を行き来させてやると、蜜壷から愛液をふきこぼした。幾度目かの絶頂に、
りよの艶声が繰り返される。
だが達しても、りよがその快楽から逃れることはできなかった。彼女が感じ、
喘ぎ狂うたび、肉体もそれに応える。それによって溶け出した欲の水を
薬は好み、更に「宿主」を狂わせていく。
そしてその効果を打ち消すことができるのは、男の精だけだ。
悪魔の、禁忌の薬であった。
530名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 17:21:42 ID:QB2KILC9
武将×エディ子良すぎ!!!もっとお願いします!
戦で縄についたエディを敵方武将がなぶる状況希望。
531名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 21:50:51 ID:e7TYH0tR
>>527
このペースなら全然遅筆じゃないよ〜
自分の書きやすいペースで進めてくれれば、それが嬉しいです
りよタンがじっくりとエロくてイイ!
532名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 00:52:42 ID:cFqNKtY2
以前に蘭濃がいくつかあった、これはこれでいい物だった。
蘭濃も見たい今日この頃。
533AKIRA:2007/02/16(金) 21:13:44 ID:FWg/JajM
稲たんいっちゃうよ口に出したいよ。
534贄の夜6(風魔×エディット巫女):2007/02/17(土) 00:06:44 ID:njwBDl44
ようやく書きあがりました。読んでくださった方、励ましのレスをくださった方、本当にありがとうございます。
最後までどうぞ、お楽しみいただければ幸いです。
今回も3レス分です。


*********

「りよ」
小太郎は、青く冷たい眼差しでりよを見た。眼の鳶色が濁ってみえる。快美の前に、秘薬の前に、肉欲の前に崩れ去った理性がのぞいた。
呼吸するたびに、豊かな乳房が揺れて震える。唇は熱っぽく開き、
真っ赤な舌がのぞいた。汗ばんだ肌は灯りを浴び、上気したそこを更に
燃え上がらせているようだ。
小太郎は半ば蕩けかけたりよを覚醒させるように、乳首をぐいとひねりあげた。
「ふあっ」
薬の効き具合は上々といったところだ。小太郎はりよの耳元へ口を近づけ、
息をかけるように囁く。
「りよ、答えよ。うぬは風魔の何だ」
崩れきったと思っていた牙城は、意外にもまだ残っていたらしい。
りよは目つきを尖らせ、小太郎の意図に逆らった。唇を内側へ巻き込み、
厳しくねめつけてくる。だがそれはまるで、情事に期待する淫売と
なんら変わらない表情であった。
「我に言わせたいのか」
口角を吊り上げる。小太郎の一言一言に、その吐息が触れるたびに、
りよの体が小刻みに跳ねるからだ。それは、最も敏感な粘膜からの
支配が広がっている証拠に違いない。小太郎はごつくもしなやかな指先で、
蜜にぬれた花弁をなぞりあげていく。肉襞の一枚一枚を確かめるような、
軽い刺激だった。だが、りよの背筋は畳から大きく離れる。
まだ足りぬか。小太郎は何の予告もなしに、やわらかく開いた蜜壷へと
指を突き立てた。
「あぐううっ」
口角から、攪拌された唾液が溢れる。きゅうと小太郎の指先を包み込む秘所は、
幾度目とも数えかねる絶頂を伝えていた。
小太郎は呆れたような笑みと溜息をこぼし、続ける。
「うぬはたしかに、潔白であった」
言葉とともに、もう一本指がめり込んでいった。膣全体を押し広げるように開く。
「だがそれは、他者について、だ」
小太郎が囁くたび、りよの意識はかすんで揺れる。桃色の幕をかぶせられたように、
思考能力が蝕まれていた。じわじわと食いつぶされる感覚は、
まさに侵食と呼んで構わないだろう。
小太郎は開いた隙間を埋めるように、更に指を差し入れた。
「では己の指ならば、どうなのだろうな」
それまでこそ肉体に与えられる快楽に流されていた、りよの表情が強張った。
はじめて捕らえて犯したときにも、この顔を見た。小太郎は歯列を片側だけ見せるように、
静かに口角を吊り上げる。それは高圧的というより、不気味の一言に尽きた。
「さあ」
外側にいた小太郎の指が、ぐいと過敏な豆を押す。
「うぬは……風魔の、何だ」
もう片方の指は、菊座の入り口をつつと辿っていく。そして彼の舌は、
耳の軟骨、首筋を流れて乳房へと到達した。
 もはや、りよに逆らう余地などなかった。
「ああ……あっ、ああ」
惚けた眼差しが天井に照らされた、小太郎の影を見る。
ひたすら与えられ続ける快楽に苦悶しながら、媚態を見せ付けるように
体がくねった。
「り、りよは」
蝋燭のきらめきは残酷にたゆたい、性悦に弾む重そうな乳房を追うように照らす。
「りよは、小太郎様の……」
小太郎は乳房から顔を上げ、りよの眼差しを捕らえた。
二人の視線が重なる。ついに喜悦の波に爛れきったりよの口元が綻んだ。
535贄の夜7(風魔×エディット巫女):2007/02/17(土) 00:07:27 ID:njwBDl44
 それは、隷属の笑みであった。

「小太郎様の……飼い犬です」
はっきりと、その咽喉から言い放たれた言葉。先ほどまであった
理性や貞操観念は一気に消し飛ばされ、淫らで邪まな堕落の道だけが残る。
りよはそれを、己の手を股間へかざすことで示した。小太郎の手の甲に
やさしく重なり、もっと奥へと導くように力がこもる。
「犬は、己を慰めたことがあるか」
小太郎は褒美といわんばかりに、三本の指を纏め上げて押し込んだ。
菊座をなぶっていた指も同時に埋没し、親指はぐりぐりと秘豆を激しくこすりたてる。
「は、はい。申し訳ございません……ああっ」
さらさらとした流れに、粘性のあるなにかがまざる。それは雄を求めて
たびたび吐き出される、濁った性欲そのものだ。
「ど、どうかお願いです、後生、ですから……」
りよの手は震えながら、小太郎の肩口へと寄り添う。
「後生ですから、小太郎様の……小太郎様のもので、どうぞ犯してくださいまし」
それ以上の言い方は思いつかないのだろう、その辺りの語彙は明るくないと見える。
だが薬が回っているとはいえ、その理性が突き崩れたのは意外であった。
肉体には激しい影響を与えるが、脳にはあまり後遺症が残らないものであるからだ。小太郎はこの女が、天性の淫乱症なのかとも考えた。
しかしその瞳に宿っているごく僅かな光は、どれだけ悦楽に埋没しても変わらない。
 それが、余計に気に入らなかったのだろうか。
小太郎は思考を振り払いながら、すっかり屹立した己へと手をかけた。
窮屈そうであった下帯を取り去ると、勢いよく力が鎌首を擡げる。
左右に主張しているえらは高く、彼女を威嚇するように滾っていた。
充血して光を返す亀頭、赤黒く染まった肉茎に血管がまとわるように絡み付いている。
長大で、女を狂わせるだけの魔力を秘めていた。りよはそれを見るや、
色に染まりきった声を上げた。
小太郎はわざと、じらすように先端を花びらへあてがう。
既に散らしてしまったはずのそこは、それでも小太郎のものをぎゅうぎゅうと
締め付けた。押し割るように腰を進める。一息に奥まで突き込むと、
呼吸もできないように口をぱくぱくと開閉するりよ。既に鳶色の眼には、
涙がとめどなく溢れかえっている。
周辺に生えた繊毛がりよの急所をくすぐり、苛むように責めた。小太郎は
自らも耐えていたように思い切り腰を叩きつけ、激しい抽挿でりよを追い詰めていく。
はじめの緩慢さなど忘れてしまったように、ただ、壊すための運動を
繰り返した。まだ吐き出しはしない。
射精欲をこらえて体を返し、うつぶせにさせた。人差し指で肉芽を巧みに
弄びながら、反対の手で乳房を支える。まさしく獣のようにりよは喘ぎ狂い、
何度も果てた。
「ふうっ」
小太郎が小さく呻いたと同時に、一度目の射精が行われる。まるで子宮口を
射ち貫くような吐精だ。両腕をがっちりと掴まれ、りよは万歳でもするように操られる。
そのまま浸かっていればふやけてしまいそうな秘所から、
まだ硬度の残る肉棒を抜き出した。無論、りよを休ませてやる気など毛頭ない。
小太郎は続けざまに、もう一方の花へ先端を押し当てた。
「あっ、そちらは」
いや、とはいわせないうちに、ゆっくりと挿入を開始した。裂けて
興が冷めても困る。あくまで、肉欲の奴隷にすることが目的であった。
小太郎は膣と違う狭さを楽しみながら、りよの耳を軽く食んだ。
536贄の夜8(風魔×エディット巫女):2007/02/17(土) 00:09:13 ID:K2DiEsvX
「無様よな」
咽喉の奥で噛み潰した笑いとともに、囁きかける。りよはそれにすらも
体をおどらせ、涙で更に頬をぬらした。
太腿を、膣から溢れ出した白濁が幾条にも伝っていく。彼女を狂わせる剛直が
再びわななき、菊座からもその存在を重ねた。
まだりよの呪いは解けない。小太郎は仰向けになると、障子のほうを
見るよう彼女にいった。そのまま、まだ反り返り続けている肉棒へと
腰掛けさせる。りよが最も弱い箇所を、ごりごりとこそぐように叩いた。
大きく形のよい尻が上下するたび、淫裂と凶器が交わっているさまがよく見えた。
「あっ、ああ、あ、ああっ――」
りよの体を支えたまま、小太郎は体を起こした。彼女の片方の太腿は
肩にひっかけ、体重をかけて折りたたむ。横向きになったりよの頬を、
泡だった唾液が汚した。
「いい……っ、ああ、いいっ、いいです、こたろ、さ、ま」
それが最後の言葉だ。
小太郎が腰を深く沈め、三度目の射精を行ったところでりよの意識は途切れた。


 どこかから声がする、と思った。
嗅覚をくすぐる、甘いにおいもある。そしてそれに混ざった、
たまらないものもある。
渇望してやまないそれを探るように、目を泳がせた。視界が歪む。
主人となった男の顔がようやく、目に留まった。男はその股間に生えた
一物を、二人の性交の痕が絡んだ力を、鼻先へと近づけてくる。
りよは小さく口を開き、亀頭へと口付けを落とした。白く濁り、
泡を作る液体が小さな穴から滲んでいる。まるで息を詰まらせたように見えるそれが
どうにもあわれに見えて、りよは楽にしてやろうとくわえ込んだ。
技術のあるくわえ方とはいえなかった。ただ、どうすれば楽になるのか、
痛みがないのか、尋ねるような奉仕である。とうにほどけてしまった髪を掴まれ、
彼はゆったりと腰を揺らし始めた。舌奥に時折あたる感覚が嘔気を呼んだが、
こらえる。吸い出すように呼吸すると、管にたまっていた液体が咽喉を流れた。
上目遣いに男を見ると、真っ青な虹彩がりよをとらえている。
りよは妙な安堵をおぼえて、口腔奉仕を続けた。
裏側でぶら下がる陰嚢を丁寧に掌でさすり、転がすようにしながら
彼女は解放を待つ。少しでも撫でれば、『それ』が楽になると思ったからだ。
掌の中で、袋が僅かに跳ねた。刹那、子種となる液体が迸る。飲みきれず、
頬や鼻、額をよごした。
「ああ……」
棒は、残滓までもを吐き出しながら彼女の輪郭をなぞった。
それが自分のものであると宣言するように、ねっとりと顔中を辿る。
通った鼻筋も、肉厚な唇も、整った頬も、すべてだ。
りよの白い頬は薄い膜を帯び、蝋燭にその様をさらした。乳房にまで、
欲望の液は垂れ流れている。濃度も、射精の回数にしては考えられないほど濃い。
雄と牝の、爛れた情香が空間を満たしていた。
「りよ」
女は導かれるように顔を上げた。この世で唯一の男に、目が留まる。
これで終わりのつもりか。その青い眼光は、そう告げているように見えた。
「はい、小太郎様」
体をあお向けながら、彼を見つめられるように股を広げる。膝をかかえ、
りよは淫靡に微笑んだ。
ひしゃげた女陰と菊座からは白濁の液が滴り、秘豆は無惨に湿った陰毛を
浴びている。乳房は彼の残した歯型と痣が赤く浮かび上がっていた。
小太郎は満足げに口角を吊り上げながら、深く頷く。

「どうぞ、りよをお好きになさってくださいまし……」


 聖女は今宵、魔の贄となった。

537贄の夜@あとがき:2007/02/17(土) 00:11:13 ID:njwBDl44
以上で終了です。最後はけっこう長い区切りになってしまったので、
読みづらいと感じられましたら重ね重ね申し訳ないです。
ご一読ありがとうございました。
538名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 01:33:42 ID:ZORJRWxp
いい!ナイス!!名作!
539名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 04:49:22 ID:8ow+J8R4
夫婦もので濃×信長見たいな

>537
ハァハァさせて貰いましたgj
540名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 23:08:51 ID:i2WC3xhC
おねね×光成キボン  
541贄の夜@あとがき:2007/02/19(月) 14:26:58 ID:2Dmo6DHQ
>>538-539
反応ありがとう。なんだか走ってしまった気もするけど、よろこんでもらえるっていいな……
あといdが途中一個かわってるみたいだけど、何でだろう?
自分では原因がわからないが……スレチなレスになっちまってスマソ。


保守
542名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 17:48:47 ID:83ylvl2e
>>537
野獣×聖女イイ!!
りよタン健気でエロくて最高っす!

エディットの名作が来た所で
2仕様の政宗×愛姫キボンと言ってみる。
543名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 17:19:02 ID:AAA3A3kG
>>542
まーちゃん×めごはいいな。

DandyDragonの時代からの萌えカプなんだ、ぜひ読みたい。

544名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 18:15:42 ID:EU7QpdNR
めごはどんなタイプがいいかねえ?
エンパでは薙刀使いの淑女巫女で作ってみたが
2的には無邪気姫将もなかなか捨てがたいと思う。
545名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 18:40:36 ID:c33vTjIU
>543
ぃよう、私。

希望としてはほわっとした女の子タイプ。ひよこっぽいカンジ。
546名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 22:31:46 ID:jgahZ/JH
ここはやはり、伊達家の為なら義父(輝宗)も射殺する最強ビューティで行って欲しいところ。
愛姫といえば、鉄砲隊でしょう!
547名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 14:30:35 ID:P3rJB3qu
「父上ー!」
「うう…お義父様を人質になんてとっても卑怯ですぅ」
「政宗、愛!ここはわしに構わず畠山を撃…」
「分かりましたぁお義父様、鉄砲隊の皆さーん!」
「ちょ、待っ…」
「一斉射撃よーいですぅ!撃てぇ!」
パパパパパパパ

こうですか?分かりません!
竹田エリのマンガに出てきそうな
可愛いけど腹黒な女の子を思い出した。
548名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 16:11:17 ID:oc6yJF6D
ちょw牛乳吹いたwww
549名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 10:32:35 ID:PaPEzy6Z
本人ライフルでピンポイントに輝宗狙ってる印象を受けるな。
550名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 12:51:48 ID:Q+mJrmVp
バキューン…
「愛、一人だけ違うその鉄砲は何だ?」
「これですかぁ?『らいふる』っていうんですぅ」
「らいふる?」
「遠くの一点を狙うのにすっごく便利なんですよぉ。
 さっきもこれで、畠山さんのおでこを一発で撃ち抜きましたー!えへ♪」
「…」
「愛の腕なら、アリさんのおでこだって撃ち抜けますぅ」
「いや、もしやその腕なら一斉射撃の必要はなかったんじゃ…」
「えーっ、だってお義父様が構わず撃てって言ったですぅ」
「('A`)」
551名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 18:05:04 ID:bAtqPcW0
>>550
これはひどいwwwwwwww
552名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 00:12:20 ID:enrxuCba
天然と白痴は違うんだよォ!!
553名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 21:52:41 ID:aMil+SWJ
愛姫は天然で。
554名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 09:02:04 ID:H6pxWJ0c
そんな愛だったら孫市いらないな
555名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 22:10:26 ID:vwtEFVkO
愛姫(ボケ)正宗(ツッコミ)の夫婦漫才かよ
556名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 07:00:41 ID:LOhwN3oO
     ∧_∧
    (  ^ิ౪ิ )    ∧_∧
    /     \   (    )おまえ顔が変だぞ 
.__| |    .| |_ /      ヽ
||\  ̄ ̄ ̄ ̄   / .|   | |
||\..∧_∧    (⌒\|__./ ./
||.  (    )     ~\_____ノ|   ∧_∧
  /   ヽ 病気だ      \|   (    ) 
  |     ヽ           \/     ヽ. うつすなよ
  |    |ヽ、二⌒)        / .|   | |
  .|    ヽ \∧_∧    (⌒\|__./ /




     ∧_∧
    ( ^ ิ ౪ ิ)     ∧_∧
    /     \   ( ^ ิ ౪ ิ)ドゥヒュヒュヒュ
.__| |    .| |_ /      ヽ
||\  ̄ ̄ ̄ ̄   / .|   | |
||\..∧_∧    (⌒\|__./ ./
||.  ( ^ ิ ౪ ิ)     ~\_____ノ|   ∧_∧
  /   ヽ ドゥヒュヒュヒュ   \| ( ^ ิ ౪ ิ)ドゥヒュヒュヒュ 
  |     ヽ           \/     ヽ.
  |    |ヽ、二⌒)        / .|   | |
  .|    ヽ \∧_∧    (⌒\|__./ /
557名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 10:44:29 ID:YChMYHMK
…ゲッヘッへ
558名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 22:16:49 ID:Ntj44JVN
どこ言ってもゲッヘッヘ言ってるな左近よぅ・・・
559名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 18:26:53 ID:boqEgcdc
保守あげ
560名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 23:59:16 ID:DgZ1Zsrc
左近「ゲッヘッへwwwwサーセンwwwwww」
561左近:2007/03/16(金) 15:49:40 ID:CN7Xis6Q
ヒュゥ〜姉ちゃん色っぽいねぇ〜ゲッヘッヘ
562名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 03:49:41 ID:lXgjHdpu
>>561
直江「義の為、や ら な い か」
563名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 13:52:01 ID:rzfvjcLB
>>561
ちょwwwその台詞wwwww
564名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 21:43:53 ID:In7b/IpL
ワロタwww
565名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 01:30:48 ID:cxP1pz07
戦国1の慶次×阿国って需要ある?
ラブエロお初ものが一本パソコンに眠ってるんだ。
566名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 07:12:40 ID:DelhmO2b
バッチコーイ。
待ってるよー。
567565:2007/03/21(水) 01:18:01 ID:x+lBMnZN
投下しようとしたらエラー表示された。
二、三日のうちには投下する。
568名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 12:29:09 ID:VWghNEDA
戦国キャラ×三国キャラだとどっちのスレSS投下するんだろうな
569名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 16:46:54 ID:Cg45bbvC
このスレか三国スレか、それとも別スレ立てるか避難所か・・・
難しいな。
こういうスレに投下してリンクを貼る、というのはどうでしょう。

スレから追い出されたSSを投下するスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161043643/
570名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 21:13:25 ID:MZE1JF4U
いっそのこと三国戦国両方に投下というのは?
571名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 21:37:17 ID:KxfbpCW4
基本的には女性キャラで判断すればいいんじゃないかな?
注意書きはするとして、エロパロだし犯されてるキャラの方が重要だろう。

複数の場合は知らん。
572名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 14:43:04 ID:iDo7uYz0

秘所が妙な熱を持っている。何があったのか全く理解が
出来ていない市はその場に蹲った。場所は自分の部屋で
あるがいつ誰が来るか分からない。熱を持った部分に
恐る恐る指を当てるとそこは濡れそぼっていた。
自慰は、彼女にとって初めての行為である。それ以前に
性の知識が乏しかった市にとってそれは恐ろしさを
感じさせる事だった。長政との夫婦の睦事を経て漸く
耐性が生まれたが未だに抵抗がある。女性は大した性欲を
持ってはいない事が多く、市もまたその一人であったが、
今日は何故か体中が熱を持ち、どうにかしなければ気をやって
しまいそうな程である。
顔を真っ赤にして衣服を脱いでいく。白い寝巻きは畳に
音を立てて落ちた。お世辞にも大きいとは言えない胸だが
感度は良くゆっくりと長政がいつもする様に揉みしだいでいく。
「長政様…市は変になってしまったようです…。」
只でさえ感度が良すぎると言うのに今日はいつもの比ではなかった。
自らでしているからではない。恐らく長政と言う相手が居ても
心地良さに耽って理性が飛んでしまうだろう。そんな醜態を
夫に晒す訳にはいかない。今の状況ならば自慰は正しいようだ。
しかしそれは市が勝手に作ってしまった言い訳と本人も分かっている。
胸の先端は勃ちきっていて今にも花を咲かせそうな蕾を
連想させた。片手は胸を責めているがもう片方の手は腹を
伝い、秘所へ落ちた。一瞬触れ弄ぶ事を躊躇ったが熱
に耐え切れず割れ目をゆっくりなぞる。外側も濡れきっていて
畳に液体が落ちていた。
自分の花芯を優しく撫上げその頂上に位置する小さい豆をきゅっと
握った。体中を言いようも無い快感が走り回る。大声をあげて
しまいそうになるが必死に堪え、呼吸荒く乱れた。
「…なんで、こんな…」
溢れ出る欲望への対処法を知らない市は自慰に罪悪感を抱く反面、
快感に酔いしれてしまっていた。
指を膣内に入れていくとさらに快感は増していき、人差し指のみでは
足りずに中指も一緒に中へ差し込んだ。情事のさいに自分が感じる
部分を知っている市は内側のざらついた部分を擦りあげた。
両足で腕を挟むようにして床へ倒れこむ。座っていた部分に染みが
ついてしまっているが今はそんな事を気にして入られない。
ただ己の欲望に忠実に、自らを責め立てるのだ。濡れ過ぎた秘所は
簡単に市を絶頂へと誘った。白くなっていく視界に正常な判断が
出来ずに堪えていた声が一気に漏れる。
いってしまった体を横たえたまましばらくぼんやりとしていたが
自らの犯した事に酷い背徳を覚え、思わず裸体のまま涙を零した。
「長政様あ…!」

多分媚薬かなんか食べ物に混ざってたのかと
過疎を好機に投下。お目汚し失礼しますた
573名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 12:13:56 ID:ONaNutG1
市エロイよ、市!


究極のネタゲーOROCHIは意外と萌えたぞ。
阿国さんの三国武将総なめの旅とか
濃の悩殺戦闘とか
妄想が…

ま、なんと言っても稲ちんだな。
まさか尚香に…どこまで百合設定なんだ稲はw
574名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 17:09:46 ID:ZHqOsPfG
鬼島津×ァ千代とかどっかに転がっておらんかのう…
575名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 23:28:45 ID:1up9uxIj
御期待に添えず申し訳ないのですが曹丕×市を投下してよろしいでしょうか
駄作な上、需要がなくスレ汚しにしかならない自信はありますが…。
身勝手ですいません。
576名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 23:44:53 ID:rW2do1cr
お願いします
577名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 23:49:53 ID:1up9uxIj
携帯からなのでみにくいと思います。すいません。投下した後吊ってきます

この世界とは一体どう言った物なのか。考えても意味が無いと
分かっていても考えてしまうのか市は神妙な顔で夜更けの外を
歩いていた。眠れずに体を疲れさせるつもりらしい。この妙な世界は
拭い切れない不安を心の奥に根強く植え付けた。
「何をしている?」
いつのまにやら市の隣には曹丕が立っていた。彼も眠れないのだろう。
…市は彼に対し好印象は抱いていなかった。いきなり呼び捨てとは
何様のつもりなのか。名家に生まれるとプライドが高くなる。
彼女にも自覚はあったが直せない事も分かっていた。勿論曹丕も
578名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 23:51:32 ID:1up9uxIj
乱世の奸雄の息子で互いにプライドの高さでは負けず劣らずである。
「眠れないから、体でも疲れさせようかと思って…。」
視線は明らかに曹丕を捉えていない。彼はそれに対しふん、と
鼻をならし細い市の腕を掴んだ。本当に戦場に出て屈強な敵を
薙ぎ倒して居るのかと見紛う程の細腕だ。市は掴まれた腕を
振り払おうとするが相手も敵を薙ぎ倒す男であって敵う筈もなく
地に組み伏せられてしまった。
「三成から聞いたが戦国一の 美女とやららしいな?
…乱れる様はどうだ?」
579名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 23:52:31 ID:1up9uxIj
「…っ!? あの三国の英雄 曹操の息子がこんな事をす
るとは…あぁ!」
「だから何だ?それがどう関係がある?」

低いトーンの声は市に恐怖を引き起こさせた。情事の直前と
言うのに冷静過ぎ、高揚が全く感じられない。その冷たい眼光が
恐ろしく市は、蒼褪め助けを呼ぶ事も恐怖に抑制された。
彼女は腕をねっとりと舐め上げられ身を震わせるが、着物を
脱がそうとする手を押さえ付ける為に手を伸ばした。それを
邪魔そうに曹丕は払い除け、腕に彷徨わせていた舌を離し
市の唇を塞いだ。こじ開け舌を中に侵入させると生暖かい彼女の
580名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 23:53:19 ID:1up9uxIj
唾液が自分の口内に入り込むのを感じた。し辛い呼吸に息を荒げ、
口付けと言うだけの事に顔を紅潮させる姿は実に初々しく、
彼の興奮を煽った。…と言ってもそれを表情にだす事は無い。
無意識なのだろうが、市の恐怖と差恥心を増幅させて居るのは
確かな事だ。口付けを交わしながら器用に着物をはだけさせると、
白い胸が露になった。大きさには物足りなさを感じる事は否めない。
だが形と弾力、そして感度は他の女性以上の物を持って居た。
既に彼女の胸は空気の冷たさに反応してか、前戯に反応したのか
分からないが先端が
581名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 23:54:06 ID:1up9uxIj
固くなって居る。暫くしげしげと曹丕は
それを見つめ、弾力を楽しんで居た。市はそれだけで終わり事を
願うしかなく、時折小さい喘ぎを零し彼を喜ばせた。だが
願いは叶わず、ゆっくり指は市の下腹へ移動して行く。
「疲れたいのだったな? 私が疲れさせてやろう。」
本来の目的とはそんなにも簡単な物だった。唯の散歩が強姦へと
変わってしまうとは市自身予想も考えてもいなかった。
脳裏に最悪の夫の笑顔が浮かぶ。
秘所に曹丕の手が触れる。
夫は優しく名前を呼ぶ。
目の前の男は感情の籠らない声で名前を呼ぶ。
「市」
582名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 23:54:54 ID:1up9uxIj
自分の拒否に関わらず体は蜜を溢れさせて居る。思いのほか丁寧で
優しい愛撫に甘い痺れを感じ、口からは声が漏れてしまう。
「気持ち良さそうだな。罪悪感は無いのか?」
言葉と共に入り込んできた指に体をビクリと捻らせた。満足気な
曹丕は自分の屹立を市の秘所に押し当てた。腟口の圧迫感だけでも
達してしまいそうになるが、強姦した側と言え、女より先に達して
しまうのはしてはならない失態である。我慢をする際に寄せていた
市の体を力強く抱き締めた。急に加えられた力に市は身を縮める。
だがそれはきつい彼の手の力
583名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 23:55:48 ID:1up9uxIj
の所為だけでは無いようで覚えては
いけない快感に耐えている所もある様だ。嬌声は堪え切れずに
喉から零れ出てしまう。激しくなる責めだが市は意地でも曹丕より先に
達するか…と必至に堪えていた。
しかし互いの我慢大会も終了を告げてる寸前である。市は
一際大きい声を上げ、最愛の夫の名を呼んだ。ほぼ同時に達した
曹丕も小さい声を上げる。白濁した液体が市の秘所を汚して行く。
市の朦朧とする意識が、途絶えた。
584名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 23:58:34 ID:1up9uxIj
翌日いつもの寝所で市は目を覚ました。あれは悪夢かと頭を
両手で抱える。しかし痛む腰は、頭に付着していた土は……
隣で見覚えのあるいやらしい笑みを浮かべる曹丕は。
夢、で説明しきるだろうか?

曹丕の性格が市以上に変なのは俺が曹丕が出てる無双をオロチしか持ってないからです。
失礼しました…吊って来ます
585名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 16:36:46 ID:Ba0nzPru
なんとまぁGJなことだ
586名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:07:23 ID:hnDKda1O
妙なところで文が途切れているのが気になるが・・・だがそんなことは問題ではない。
GJ
587名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 12:27:45 ID:+nZoEIm8
無双OROCHIネタはこっちでね♪

【三国・戦国】無双シリーズ総合エロパロ【OROCHI】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175216171/
588名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 12:42:50 ID:X4Fjehm/
三国スレの方に『半蔵のおぼこ疑惑』って書いてあったけど、全く思い出せない…

どんな掛け合いだったの?
589名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 16:37:06 ID:9viG79HN
>588
戦国2で、阿国が半蔵に接近すると「おぼこいわぁ」「・・・違」という感じのかけあいだったような。
590名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 16:39:41 ID:9viG79HN
初めからシナリオ集見ればよかった。

半蔵「滅・・・。」
阿国「やぁ、恥ずかして言葉出ぇへんのや。おぼこい人。かいらしわぁ。」
半蔵「違う・・・。」
591名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 17:30:02 ID:Nz0Lm+dn
おぼこいて何ー?
592名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 17:55:52 ID:43G0b7g6
初心と同じようなもん。
処女を指すこともあるから童貞って意味で使われることもある。
593588:2007/04/01(日) 18:10:59 ID:X4Fjehm/
>>590
dd。
頭の中がエロパロだったから、もっとエロい会話してんのかと思っちゃったよw

>>591
本当は『ウブな人』みたいな感じかな
だが、このスレ的には>592でオッケー
594名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 19:55:06 ID:Nz0Lm+dn
>>592
サンクス!
何か半蔵が可愛いな。w
595名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 16:34:03 ID:qf13DQ+9
ここはまた投下したくないスレだな
投下後の雰囲気が辛気臭い
596名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 09:41:36 ID:AlM2jajM
あげとくかな。
597名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 15:43:30 ID:C69bgfbx
最新刊【涼宮ハルヒの征服】発売決定 発売日は来年春になる模様
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/cosp/1175334254/l50

      きめえ
598名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 22:03:09 ID:iIiQIRz+
>>14
あと2ヶ月がんばりましょう
599名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 22:39:41 ID:nl2x8PKV
>>595
なんで…?
600名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 20:34:14 ID:kb/tM/jU
>>574
板違いだけど、義弘裏夢なら腐女子サイト見つけた。
601名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 18:37:44 ID:FMujcBIH
シャキーン
モブ1「突いて突いて突きまくれ!」
銀千代「あっ、くうぅ、んぅ、くっやっ槍衾程度で、こっこ…の銀千代がっ果てる と思ったかっ ああん…」
シャキーン
モブ1「どうりゃ!」
銀千代「つ、次は槍備だ…と。そっそんなもの、既に見きっ、て やあん! みっ見きってぇぇっ」
モブ1「突きまくれー!」
銀千代「くぅん、ああん、こっこれしきのぉっ、や、槍、ぐっ車ぁ、はああっ、まっまだ、あんんっ!あん!やあああん!もう、イかされ、ああん!いやああああぁん!」

ノブヤボでは宗茂がいるので、宗茂に力を取られてモブにすら犯されちゃう銀千代でした。
602名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 01:59:46 ID:G6jeTdj0
光秀×濃姫が見たい
斉藤家時代の姫と従者の幼なじみ従兄妹フラグ萌え
603名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 18:24:59 ID:GP6aPQnf
>>602
自分もみたいと言ってみる
604名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 21:18:11 ID:+D1yUXiU
>>602
正直信長より光秀と絡ませた方が萌える
605名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 21:51:43 ID:nokfHV0o
無双だとどうしても濃姫×光秀のイメージの方が強いなw
606名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 22:11:21 ID:193iToh/
濃蘭好きはいないのか
607名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 22:42:59 ID:4Es7bYxW
>>606
ここに約一名!(゚∀゚)ノシ
608名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 01:13:59 ID:mAsvka+y
保守でおじゃる
609名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 03:54:46 ID:SfmD+vra
(゜д゜三゜д゜)
ダレモイネーヨナ…





「下がりなさい!下郎の分際で!」
私はそう言って、平伏する男に櫛を投げつけた。櫛が当たってもその男は動じず、ただ頭を伏せたままでいる。
「お父上の…道三様のお言葉はよくお聞き下さい。全ては貴女の為なのです」
「黙れ!」
立て続けに引き出しから筆を取り出し、投げつけた。それでもまだ、動かない。
「光秀…お前、自分が何を言っているのかわかっているの!?」
「主家に忠を尽くすは武士の勤め。君主の命あらば私は動きまする」
「…私には忠を尽くせないの?」
「否…貴女に尽くすは…」


「許される事なら…一生を尽くしとう御座いました」
「!!」
私はいても立ってもいられなくなり、寝屋に戻った。


「どうして…どうしてそんな事が言えるのよ…光秀…」
忘れたくても耳に残っていた。織田との縁談が決まったと。当然、父は私の想いを知らないだろう。まさか家臣に想いを寄せていたとは。
政略結婚と家臣を一族とする為の縁談は、政略結婚に重きが置かれる。それはわかっていた。ただ明智の活躍は近隣に広まる程だ。
あわよくば…と思っていた。
甘かった。何も知らぬ父は、使いをその明智にさせた。それがどれだけ大きな衝撃となるか、父は知る由も無い。
そして、光秀は思っていた以上に忠実な人間だった。それが私に更なる一撃を加えていた。
「光秀の馬鹿…私がわざわざ思いを寄せてやったのに…どうして…」

平坦な道では無かった。想っている事すら隠して、やっと成人が近づいた時、道は拓けたと思った。その全てが甘かった。
「こんな…こんな世でなければ…」
涙は止まらず、少しずつ日は沈んで行った。


今宵、光秀は泊まると言う。父は外出、主要武将を稲葉山に置けば、実質この屋敷には二人きりだ。


一夜だけでも…


私の心に、そんな言葉が浮かんでいた。

|=サッ
610名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 04:32:55 ID:vhGXWSM+
イルヨー

濃姫ビフォーアフター
611名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 09:13:34 ID:rdESXRrU
ちょっ、おま…隠れてないで続きを書けーー



でもGJ!!(*´Д`*)bハァハァ…
612名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 12:33:30 ID:HwHhGZVt
>>609
GJ!!
続き書いてくれ!!
613名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 14:03:44 ID:wvUbUy2B
>>609
つづきー!
まっとるぞ〜
614名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 21:53:08 ID:RUI9I7N0
>>609
濃姫キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!

GJ!
続き読ませてくれ!
615名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 00:25:02 ID:AzGtmxhW
私の寝室には、質素な縁側があった。空虚な私は夜風と戯れたくなり、そこに座る。粗末な庭だったが…その真上に見えたのは、天上の世界。
月が綺麗だった。銀色に、蒼き夜空で唯一の存在として、燦然と輝く。既に目は離せない。
稲葉山から飽くほど見た筈の月が、今は特に美しく見える。
あの城下で私と濃姫様…かつての帰蝶様と、出会ったのだ。

「帰蝶よ。この男が光秀だ」
「はじめまして。帰蝶様」
「…」
帰蝶様は、黙っておられた。何の表情も出さない、ただ美しい顔がそこに有るだけで。視線だけをこちらに向けていた。
「光秀よすまぬ。帰蝶は儂にも無口でな。侍女に最低限、用向きのあるものを伝える外は口を開かんのじゃ。いつからかこんな偏屈者になりおって…」
「それで私を?」
「そうじゃ。貴様は文武に秀で、将来は斎藤の柱石」
「もったいないお言葉に御座います」
「よい。あらゆる物のに達者な貴様だからこそ頼むのじゃ」
私がここに来た理由はただ一つ。姫様の教育係だった。
偏屈、寡黙。色々と女子として良い噂の立たない姫を教育する為の係。この頃は美濃に人材が充実し、私をその程度の任務に割く事も可能だった。
私はただ一礼して、一言。
「どうか宜しくお願いします」
無言が返答だった。

「これからの女子は賢くあらねばありません」
「…」
「私が教授します故、姫様もしっかり学んで頂くよう」
抵抗はしない。しかし、言われた通りの事はこなしてみせた。上級の問題、特級の問題などを当ててみるも、表情を崩さず解き上げる。
私は、姫様がただの少女では無いと確信した。
しかし、褒めてみても、
「姫様、素晴らしい出来です!」
「…」
私に似つかわしくない大袈裟な反応をしても、ただ窓の方を見て、目を細めただけだった。
そんな姫様に変化が起きたのは、ある夜の晩だった。私はいつものように姫の寝室の前に立ち、夜番をしていた。
これも任務だった。四六時中姫を守る事も命令の内に入っていた。
月と夜空を見つつ、番をしていると、背後から物音がする。

私は振り向いた。
616名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 00:26:45 ID:AzGtmxhW
(((゜д゜;)))
ヒトガイタ…ゴメンナサイorz
617名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 01:23:21 ID:17ZuTFZA
>>616
何で謝るんだ!
続き…続きを恃む…!
618名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 16:45:44 ID:68SdwKUu
光濃wktkしながら待ち
http://p.pita.st/?m=6tp91lhi
619名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 21:07:59 ID:op8olydi
濃姫保守
620名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 10:04:02 ID:rZrPNZtM
保守
621名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 18:12:48 ID:8M7SZRcH
神だ・・・降臨なされた・・!
622名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 20:30:35 ID:YZH4/hXV
保守
623名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 15:57:12 ID:cfYSDT93
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) 
624名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 01:37:06 ID:+lewq503
三成と高台院様がデキてたという説があるそうだ
625名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 20:52:17 ID:SPpFWr4v
噂の出所は徳川スポーツか?
626名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 00:09:17 ID:1xthKq3L
>>624
それなんて女性週刊誌?
627名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 00:43:45 ID:DgAfSaGs
たしか、おのこ自身とかいう…
628名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 19:03:28 ID:PSdf9WLV
スパイダメン スパイダメン
スパイダメーン♪
629名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 19:22:04 ID:qT58ienH
兼続と稲。爽やかHキボン
630名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 19:58:13 ID:pM0kc9A+
兼続はねちっこそう…。
爽やかというより非常に暑苦しくてむさ苦しいイメージw
631名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 20:14:40 ID:sGVhhfV1
バックですると耳元にハァハァ聞こえてきそうだな。…女がかわいそうだ。
632名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 20:30:26 ID:OoZgSZIn
やりながら解説してきそうなんだが。
「貴殿の膣内(なか)は生娘ゆえ、まだ硬い。私の義棒で貫かれる、その苦痛は相当なものであろう。
だが、義と愛があれば、痛みを分かち合い悦びへと昇華するのも難しいことではない。
ああ我らの営み、謙信公もご照覧あれ!」


一応フォローしとくと、真面目同士微笑ましいとは思うよ。うん、マジで。
633名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 21:29:39 ID:eclb7k0Q
清廉で真面目な性格と人々に慕われ敬愛されてるも部分も共通してる
二人で解説しながら…と色々妄想
634名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 21:31:22 ID:sGVhhfV1
>>632
お前もう書けww
635名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 22:47:23 ID:sx9T+13H
>>632
笑いすぎて腹いてーwwwwwwwwwwwwww
636名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 23:29:26 ID:wacciTLI
義棒って何だよwww
637名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 23:30:03 ID:HG/NiNaQ
>>632
真面目なのかギャグなのかわからんw
読みたいぞ。
638名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 23:32:33 ID:1xthKq3L
>>632
久々に吹いたw

ところで三国無双スレ落ちた?
オロチとここしかひっかからん
639名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 23:45:10 ID:QJMxjzWY
>>632
何これwwwww
640名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 00:06:37 ID:yd2YbQo3
>>632
ご照覧せんでええwww

>>634に禿同だwww
641名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 00:41:15 ID:UbDGaVk5
よりにもよって生涯不犯貫いた謙信公に見せてどうする兼続www
642名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 01:33:40 ID:dT43tCuv
義棒のおかげでスレが活性化したwww
>>632楽しみにしてる!

>>638
落ちた
643632:2007/05/06(日) 12:03:53 ID:v2lRE6H0
どうも。軽い気持ちで書き込んだので、一晩明けたら想像以上の反響にびっくりです。
まったく予定になかったのですが、今、勢いで本格的に書いてます。
投下した暁には、どうか苦笑してやってください。
644名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 13:07:12 ID:jA162wop
>>643
やった!
楽しみにしてまーす。
645632:2007/05/06(日) 16:12:19 ID:v2lRE6H0
終わりました! 後は推敲して、投下しまーす。
646兼続×稲姫 ◆IZAYOI4GJg :2007/05/06(日) 16:25:48 ID:v2lRE6H0
祝・2009年大河ドラマ主役――もし、稲姫が直江兼続に嫁いでいたら?


 灯台が、寝所を温かい光で包み込んでいる。まん真ん中に敷かれた柔らかい布団の上で、
稲はきっちりと正座し、新郎の到着を待っていた。
 当然、女与一と言うべきいつもの鎧姿ではない。無垢な肢体を純白の寝間着一枚に包んで
いるだけだ。凛々しく束ねた髪もほどき、念入りに櫛を通している。
 先ほどから、布団の上に何度ものの字を書いている。不安で、胸が張り裂けそうだ。
(兼続殿は天下の義人。しかし兼続様とて殿方、床の上でも義人なのでしょうか)
 そうでない男など、星の数である。
「失礼する」
 その声に、稲ははっとして振り向いた。
 障子の向こうに、男の影が映った。静かに障子が開けられると、稲と同じ純白の寝間着に
身を包んだ美丈夫が寝所に足を踏み入れる。
「すまない、待たせてしまったな」
「いえ……か、兼続様ですよね?」
「当然だろう、おかしな稲殿だな」
 稲は、兼続の頭頂部をキョロキョロ眺めていた。つまりはそういうことだ。失礼な。

 兼続も布団に腰を下ろしたところで、稲はあらためて兼続に深々と頭を下げる。
「い、稲はその……こっ今宵が初陣でございます。何とぞ、兼続様の采配で女にしてくださいませ」
 耳まで真っ赤になりながら告げる稲の可憐さに、兼続の心の蔵が大きく波打った。慌てて
向き直り、頭を下げ返す。
「……任されよ。この直江山城、古今東西の書物を紐解き、夫婦和合の道を学んで参った」
 兼続は稲を安心させようとしたのだろうが、暗に『経験がない』と白状しているような
ものだ。謙信に心酔するあまり、下半身をおろそかにしていたことは否めない。
 新郎と新妻の間に気まずい沈黙が続く。それでも二人はもののふである。『今宵はこれまでに』
などと逃げたりはしなかった。
 ひしと抱き合い、まっすぐな瞳と瞳で見つめあう。
「兼続様……」
恥ずかしさに耐えかねた稲がそっと目を閉じ、あごを前に突き出した。薄く紅をさした唇が、
兼続を誘う。
「稲殿……」
 吸い寄せられるように、唇を重ねる。軽く触れるだけの接吻が、続いた。
647兼続×稲姫 ◆IZAYOI4GJg :2007/05/06(日) 16:29:13 ID:v2lRE6H0
 二人とも、それ以上の技巧を持ち合わせていない。
「ぷはあ……」
 息が続かなくなり、児戯に等しい接吻はすぐに終わってしまった。それでも始めての
口吸いは、お互いの体に対するいっそうの興味を募らせる呼び水となった。
(つ、次は確か……)
 再び唇を奪いながら、そっと肩をつかみ、布団の上に横たわらせた。襟をつかんで、
左右にはだける。
 稲は堅く目をつぶり、羞恥に耐える。寝間着にも負けない白さと肌理を誇る双球が、
とうとう新郎の眼前に晒された。
「この新雪の丘は……なんと美しいのだ! そして、頂点に色づく尖りはまさに桜桃の如し。
さて、どこから手をつけるべきか……」
「あ、あまり声に出さないでくださいまし」
 兼続は声量を抑えない。いかに褒め言葉でも部屋の外に聞こえやしないかと、稲は気が
気でなかった。
(三国志演義では、山頂に陣取った馬謖に対し、魏軍は麓を包囲、水の手を絶った。
追いつめられた馬謖は大敗を喫した。この一戦も、まず麓より攻めるべきか)

 優しく、両の掌で双球を包み込もうとする。しかし当然ながら、そんな策は画餅であった。
指先に瑞々しい弾力を感じた瞬間、頭に血が昇り、渾身の力で鷲づかみにしてしまった。
「ひっ……い、痛ぁっ」
 喉の奥から悲鳴を搾り出し、稲がのけぞる。
「こ、ここは敏感なのです。戦でも、時々困ったことに……」
「す、すまない」
 我に返った兼続は、今度こそ丁寧に稲の乳房を扱う。しっとりとした稲の乳肌は兼続の
手に心地よく吸い付き、同時に若々しい弾力をもって押し返した。
 たっぷりほぐしたところで、いよいよ桃色のいただきに口をつけた。口に含んだら、後は
本能のおもむくままである。舌先で転がし、軽く歯を立てながら吸う。
(む、硬くなってきたな。それに、長く伸びたような気がする)
 女体の神秘に、兼続はすっかり虜になっていた。
 それ以上に、自分の愛撫に稲が身悶えしてくれるのが嬉しく、愛おしい。
「ん……あふっ、兼続様、兼続様ぁ」
 新郎の名を繰り返し、黒髪を振り乱す。不安から来る緊張も解け、ただただ兼続の愛撫に
身を任せ、漂う。
(ああ、どこか懐かしく、優しい舌遣い……兼続様に嫁いでよかった……)

 そのさなか、ふと稲は気付いて兼続に尋ねた。
「はぁ、はぁ……あの、何か硬いものが先ほどから当たっておりますが……」
「それは……」
 言い逃れはできない。
「義の刀、義刀と言うべきか。稲殿を大切に思う気持ちが、私の義刀に力を与えてくれるのだ」
 それは半面の事実であった。もちろん欲情の結果でもあるが、稲を愛おしく思う気持ちに
嘘はない。だったら愛と言えばいいのだが、いちいち大上段に構えるのが兼続らしい。
 その言葉を聞いて、稲の女としての好奇心が目覚めた。
「あぁん……ならば稲は、兼続様の義をこの目で確かめとう存じます」
648兼続×稲姫 ◆IZAYOI4GJg :2007/05/06(日) 16:33:05 ID:v2lRE6H0
 兼続は、布団の上で仁王立ちした。その前で、稲がひざまずく。
「では、失礼いたします……ま、まあ!」
 寝間着の裾を割って勢いよく飛び出したそれを目の当たりにし、稲は驚嘆の叫びを上げた。
「これが兼続様の御太刀……天を衝かんばかりにそそり立っております。獅子のごとき
たてがみが、いっそうの威風を添えておりますね……素敵です……」
 気がつけば稲は、驚くほど大胆に顔を近づけていた。
「あー、稲殿。そのように微に入り細を穿って説明されると、情けないやら恥ずかしいやら」
 お互い様である。
「触れても、よろしいですか?」
「う、うむ」
 清楚な稲が、自分の欲棒もとい義刀に触れる。ごくりとつばを飲み込んで、うなずくのが
精一杯だった。いつもは弓を握る手が、とうとう兼続の義刀をつかんだ。
「あ、熱うございます。こんなに硬いのに脈打って、不可思議な……あら、ここの皮は、
動かして剥くことができるのですね」
「あう!」
 強い刺激に兼続がうめいたが、稲は息を荒くして義刀を鑑賞し続ける。皮の鞘に入れたり
しまったり。くびれに気付くと指を輪にして磨いてみたり。
「この、御仏の蜘蛛の糸のごとき、真っ直ぐな筋は何でしょう……おや、先端の穴から岩
清水が」
 裏筋に気付くと、琵琶の弦のように弾いた。無邪気な言葉責めと遠慮のない触診。しかも
下を見れば、上気した乳房がむき出しになって揺れているのだ。兼続の義刀はたちまち限界を迎える。
「はおお! い、稲殿っ! ぎ、義が……あふれて、来るっ! よけてくれっ」
「え?」
 心地よい痺れが竿へと走り、子種袋からの輸精を促す。昇った子種は白馬のごとく尿道を
駆け……稲めがけて爆ぜた。

「きゃあああっ!」
 男の仕組みを知らなかった稲は、とっさによけることもできなかった。熱く白い弾丸が、
稲の髪に顔に胸元に、ビュルビュルと降り注ぐ。
「これが、兼続様の、子種なのですか……?」
 さすがの稲も、それくらいの察しはつく。手で拭ってまじまじと眺めた。
(糊のよう……味も、見ておこうかしら……)
 そこでまた好奇心が刺激されたのだろう。子種の付着した指を口に含む。とても飲み込める
代物ではなかった。
「お、おい!」
「……うぇ……あ、と、とんだ無礼を! けほけほっ」
 えづいた稲の背中を、慌ててさすってやる。
「いやよいのだ、飲むものではあるまい」
「あら……あんなに雄々しかったのに、こんなに可愛らしくなって……」
 勝手に一仕事終えた兼続の愚息が、しょんぼりと大人しくなっていた。
「すまない。和合の時宜を逸してしまった。我らに人の和はあれども、天の時を得なかった、
ということか」
 正直な話、もう少し耐久力が必要であろう。しかし、それをなじる新妻ではない。
「で、では……」
 稲が何事かを決心したように、立ち上がった。帯をシュルシュルとほどくと、下半身を
覆っていた寝間着ごと、布団の上に滑り落とす。とうとう稲は、生まれたままの姿を兼続の
目に晒した。戦で鍛えられ、適度に筋肉のついた美裸身に、兼続が息をのむ。
 それだけではない。稲は兼続の手を取ると、自らの茂みに導いた。
「稲のここも、慈しんでくださいませ。互いの支度が整いしとき、再び天の時も訪れましょう」
「――稲殿!」
 心遣いが嬉しくて、兼続は稲をしっかと抱きしめた。胸板に当たる乳房の感触が悩ましい。
そして、稲が震えていることに気付くと、さらに折れそうになるくらいかき抱いた。
649兼続×稲姫 ◆IZAYOI4GJg :2007/05/06(日) 16:36:51 ID:v2lRE6H0
 再び、稲を仰向けに横たえる。今の兼続の関心は、稲の秘め処に集中していた。見たい、
触りたい。しかし。
(己の欲せざる所は、人に施すこと勿れ。己立たんと欲して人を立て、己達せんと欲して
人を達すべし……か)
 いきなり股を開くようなことはしない。のびやかな脚をゆるりとさすり、緊張を解き
ほぐしていく。
「何ということだ。稲殿は、足指の先まで愛らしい……んっ」
 ひくつくか細い足指を、何のためらいもなく一本一本舐めていく。十本の指が兼続の
唾液にまみれる頃には、稲も湧き上がる期待を抑えきれなかった。
 兼続は稲のなだらかな下腹部に顔を寄せた。隠している両手をそって握って、のける。
その両手で、稲は自分の顔を隠してしまった。将棋の駒の形に刈り込まれた見事な茂みが、
兼続を出迎えたのだ。
 今日、稲は生まれて初めて股の茂みに手を入れた。見られると分かっていて、野放図に
はできなかったのだ。伸びるに任せた自然林も、それはそれで野趣あふれるものでは
あったろうが。
 恥毛に、手櫛を通す。思いのほかさらさらしていて、髪質によく似ていた。
「これは立派だ……稲殿の情けの深さが、形に表れたようだよ……」
「……もうっ……」
 隠れて見えないが、きっと稲は唇を尖らせているのだろう。

 そして、茂みを下へ下へと探るうち、兼続は指先に湿り気を感じた。とうとう、稲の聖泉に
たどり着いたのだ。
 太ももの内側をさすると、稲も察したのだろう。どうにか力を抜き、兼続が身体を入れやすくする。
(単純な割れ目、だな)
 ぴっちりと閉じた肉の扉を見て、兼続はそう思った。その奥に待つものも知らず。
指をかけ、開く。すべてが、開示された。
「……これが……稲、そのもの……」
 さすがの兼続も、形容する言葉が見つからない。赤貝みたいだとは思ったが、そう表現
すると、この聖域が途端にありふれた場所になりそうで嫌だった。
 形だけではない。鼻孔をくすぐる匂いも、単純な芳香ではなかった。秘め処を念入りに
洗ったとは言ってもやりすぎはよくない。ある程度は自浄作用に任せる必要がある。それが、
えもいわれぬ乳酪臭を生み出すのだ。本能部分に働きかけ、男を惹き付ける匂いを。
(味わってみたい……稲殿のすべてを……)
 兼続の思考はそこまで達していた。しかし、どこに何があるか分からない。とりあえず
全体を舐めてみる。
「ん……」
 わずかに身を震わせたが、今ひとつのようだ。これは総当りかと思った矢先。
「あの、兼続様……上の方の、膨らんでいるのを……私、いつも自分で……」
「いつも?」
「! な、何でも……お気になさらずに……」
(いつもなんだと言うのか……まあよい)
 上端の合わせ目に、それらしき突起がある。半信半疑で、舐め始めた。
「ん……そこ……あふうぅ!」
 途端、弾かれたように稲がわなないた。
「なるほど。ここが良いのだな? ご教授、感謝する」
 返事を待たず、兼続は淫豆に的を絞った。
「はひっ! そう、そこです兼続様!」
 若鮎のように、稲が床の上で跳ねる。しばらくすると、稲の局部はじんわりと湿り気を帯
びてきた。仕組みは分からなくても、稲の肉体が悦んでいることくらい察しはつく。
 すすってみる。未知の味だ。最初はすっぱく、徐々に塩味を増してきた。
(自惚れていいのだろうか、私を思うゆえ、この甘露は尽きることなく湧いてくるのだと。
これが、稲殿の義の味ということか!)
650兼続×稲姫 ◆IZAYOI4GJg :2007/05/06(日) 16:39:33 ID:v2lRE6H0
 しかし、稲の方はとてもそんな高尚な思索をしていられなかった。
「駄目ぇ! 兼続様、素敵すぎますうっ! 稲の、稲の淫らなお豆、もっと舐めて吸って
摘まんでくださいませぇ!」
 いつしか顔も隠さず、あけすけな言葉が小ぶりな唇から次々と紡ぎ出された。手は自らの
乳房に添えられ、自慰で慣れた手つきで揉みしだく。
 それに応え、兼続も舌がつりそうになるほど口唇愛撫を施す。謙信の衣鉢を継ぐ軍略家が、
床の上で性略を発揮するようになるのも、そう先のことではないだろう。
 あふれた恥蜜は会陰を伝い、その下の菊花を濡らしていた。もっとも、初心な二人が
そこで交わるにはまだまだ時間がかかるのだが。

「はぁ、はぁ……」
 散々痴態をさらし、布団に失禁したような染みを作り、稲は肩で荒く息をしていた。
天井を向いた美乳が、呼吸に伴っていやらしく上下する。
 それを見ていた兼続も、自分の義刀が蘇ってくるのを実感していた。時は今。
 まず、兼続は稲の中心に指をあてがった。
「くぅん……う、あ、あ」
 静かに一本だけ挿入すると、稲が眉根に皺を寄せた。明らかに、異物の侵入に脅えて
いる風だった。
 稲は生娘だ。最後に残った儀式は、身を引き裂かれるような激痛を免れまい。兼続も、
さすがにそれは聞いたことがある。
「稲殿……」
 新妻の火照った頬に手を当て、兼続が静かに語りかける。
「あなたの膣内(なか)は生娘ゆえ、まだこなれていない。私の義刀で貫かれる、その苦痛は
相当なものであろう。だが、義と愛があれば、痛みを分かち合い悦びへと昇華するのも
難しいことではない」
 その言葉を受け、稲は気丈に微笑んだ。
「稲は、もののふです。恐れはしません」
 兼続は、自分の背中に稲の腕を回させた。痛みが耐えがたければ、遠慮なく爪を立てよ、
と告げて。
 もう一度、唇を重ね――兼続は、腰を進めた。
「うっ、く、くぅあ……」
 自分の下で、稲が苦悶の声をあげている。分かっていても、引き返すわけにはいかない。
しばらく進むと一段と狭い部分に突き当たる。男の力の前には、ささやかすぎる抵抗であった。
「――御免」

寝室に、悲痛な叫びが響き渡った。
651兼続×稲姫 ◆IZAYOI4GJg :2007/05/06(日) 16:41:47 ID:v2lRE6H0
 兼続の背に、幾筋もの引っかき傷がついている。
(私は、稲殿の、稲の痛みを、少しでも分かち合えたのだろうか)
 奥まで届いたが、稲はまだ苦痛にうめいている。時折、嗚咽も混じっている。なのに
自分は、処女の肉襞に包まれて、至高の快楽を味わっている。やりきれなかった。
「兼続様……義と愛に貫かれ、稲は本当に、あなたの妻になれたのですね」
 苦しげな息をしながら、それでも嬉しそうに稲が囁いた。
「ああ。よく耐えてくれた……が、おうっ! こ、今度は私が違う意味で耐えられそうにない。
稲の膣内は幾十、幾百の舌の蠢くがごときでっ」
「も、もう、またそんなご解説を……」
 凹凸豊かな稲の肉襞は、兼続の刀身にねっとりと絡み付いていた。その快感は、先ほど
指で悪戯された時の数倍に達する。できれば、悦びこそ稲と共に分かち合いたかったが……
「兼続様も私も……初めて同士なのに不公平ですね。どうぞ、私には気兼ねなさらず」
 稲は少しだけ寂しそうに笑った。
「すまない……だが、これからはずっと夫婦だ。いつかきっと……」
 絶頂へと駆け上るべく、兼続は再び腰を素早く小刻みに使い始める。稲の悲鳴も再び耳に
入ってきたが、悲痛な響きが薄れつつあったのがせめてもの慰めだった。
 やがて兼続の世界に白いもやがかかり始める。終わりが近いことを悟り、兼続は祈った。
(謙信公。生涯不犯を貫いたあなた様に願うのはいかがかと存じますが……我に、力を与えたまえ。
愛する妻を守り、悦びを与える力を)
 稲も、心の中で祈っていた。
(父上。稲は今宵、身も心も兼続様の妻となります。今まで、本当に、本当に――)
間もなく、布団が白濁と真紅の愛の証で染められた。


 この後、二人は毎晩幾度も睦み合い、周囲が赤面するほど夫婦和合の悦びを深めていく
ことになる。が、それはまた別の物語である。


終わり
652名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 16:45:06 ID:KwHsdGad
うおおおおおりアルタイムでキタ――――!!!!

もう真面目な二人に萌えていいんだか笑えばいいのかハァハァすればいいのかわかんらん!
ぐっじょぉーーーぶ!!
653兼続×稲姫 ◆IZAYOI4GJg :2007/05/06(日) 16:45:12 ID:v2lRE6H0
以上です。解説合戦を予定していたら、妙にマジな話になってしまいましたとさ。
予期せぬモチベーションを与えてくださった皆様に、心より感謝します。
では、苦笑していただければ幸いです。
654名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 17:37:11 ID:jA162wop
兼続×稲GJ!!!
笑っていいやら萌えていいやら最高です!
うざい中にも確実に存在するエロスがいい!!
655名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 17:51:54 ID:MmYUimqs
面白かったよ!GJ!
初めて兼続可愛いよ稲可愛いよ
何かこの組み合わせに新境地を見つけた気分だ
656名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 18:06:25 ID:v5750anv
なんだこのバカップルwww
657名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 19:03:29 ID:dT43tCuv
天然過ぎて萌えた!GJ!
658名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 21:04:08 ID:kGjuU+YO
うめぇwwwwwww
かねつぐwwwwwwwwww
659名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 21:19:34 ID:DEIlIWFz
この二人が意外と似合いそう、というのは新発見だよなあ。
660名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 21:38:46 ID:GZXDPJLk
兼稲SGEEEEE!!!あなたが神か!
なんて濃厚なエロなんだ!!!
いいもの読ませてもらったよ。時々笑ってしまったが。
GJ!GJ!
661名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 22:53:47 ID:S6dZui+Q
G!!!!!J!!!!!
>>632の短い書き込みで文章上手いな、と思ったけど、ここまでとは!
本当にみんなの言うとおり、笑っていいやら萌えていいやらwww
何か初夏にふさわしいもの読ませてもらった。ありがとう!
662名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 13:08:26 ID:18VkJewG
>>646
GJです!!

沼田城で城門を入城を拒否、昌幸に孫の顔を見せた後、
ご丁寧にも幸村にご馳走まで用意する稲姫に
幸村が突然「義姉上っ!!」
稲「あっ…」

ガチャン!!

っていう突然甘えながら襲い掛かるシチュエーションは駄目ですか?
信之放ったらかしでw
663名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 13:27:48 ID:18VkJewG
もし嫁いだらシリーズ第2弾

「義姉上っーー!!」
「ああっ…」


数年後、大坂の陣が勃発
真田丸の砦には狂おしい表情の真田信之の姿があった…とかw
664名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 22:06:15 ID:TduBMjiM
日本語でおk
665名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 09:47:22 ID:APTyb+Ou
>>646
笑い+以外に濃い。GJですw
すごい新鮮でした。いつの日か是非とも第2夜もお願いしたいです
666名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 00:58:52 ID:8bI8nORd
保守でおじゃる
667名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 14:17:06 ID:tCT5afmW
義レンジャイ×くのいち希望と思いながら保守
668名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 07:52:30 ID:KxbsPYVl
6Pだとっ!?けしからんっっ!!





すごく…見たいです……(*´Д`)ハァハァ
669名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 18:34:21 ID:Sogrf44o
分身の術を使うと最大9Pだ!
670名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 01:35:36 ID:fawXv0sc
hosyu
671名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 04:21:33 ID:hhMdEMsa
>>653
遅まきながらGJ!!
所々大笑いさせて貰ったw
672名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 16:48:03 ID:+LpqNQ3l
絡み武将は戦国同士なんだけど、舞台がおろちな設定ってやっぱあっちに投下すべき?
673名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 20:55:44 ID:Wf2aRuRU
ねね×くのいち×蘭丸の3Pをやってみるか・・・。
674ねね×稲姫×蘭丸:2007/06/01(金) 21:39:50 ID:Wf2aRuRU
「くぅっ!・・ふぁっ!」
少女の声が民家の部屋中に響き渡る。
「あらあら、こんなに感じちゃって!悪い子だね。」
忍びの服装をしているやや年上の女性が、全裸の少女の口から胸に舌を滑らせていった。
女忍びが服装を整えると、立ち上がり
「よし!こんなところでいいかな?」
布団で四つん這いになって寝転がっている少女は力が入らず服も着れなかった。
それに外は嵐、今夜は民家に泊り込みになりそうだ。
少女の名は稲と言った。剛勇を奮う本多忠勝の息女だ。
一方、女忍びはねねと言い、豊臣秀吉の妻だ。
始まりはねねが稲姫の胸に注目し、連れ去ったことからだった。
そして、今の状況になった。

「はぁはぁ・・・・・」
稲は息が切れていたが、しばらくすると呼吸が整い服を着て民家を出ようとした。
「おっと!外は嵐だよ。いい子だから今日は泊まるんだよ!」
ねねが止めた瞬間だった。勢いよく戸を開けて少年が入室してきた
少年の名は森蘭丸・・・・織田家の家臣だ。
「おや?珍しいですね・・・・何でこんな所に?」
不思議そうに蘭丸が尋ねた。
「え?別に何でもないんだよ。」
蘭丸の全身を見つめてニヤリと悪い笑みを浮かべたねねは蘭丸を布団に押し倒した。
「わっ!ねね様!?」
「蘭丸君はいい子だから気持ち良くしてあげるよォ」
蘭丸の上半身を裸にし、自らも上半身を裸にして大きな胸を外に出した。
ねねは口を無理矢理、蘭丸押し込み、接吻をさせた。
「ちゅぷ・・・・ちゅくちゅく」
「あッ・・・んぅ・・・」
舌を蘭丸の口内に侵入させ、口内を遊ぶように舐めまわした。
蘭丸はぎこちない舌でねねと舌を絡ませていった。
「んぁっ・・・・ぁん」
ねねは蘭丸の舌使いに感服し、卑猥な音を部屋中に響き渡せながら自分達の回りを忘れていた。
稲姫は二人を見ていて、何故か性器を濡らしてしまった。
自分も加わりたかったが、やり方が分からなかった。
布団に向かい合いながら、接吻をしている二人は稲姫をお構いなしに行為を続けていた。
稲姫は思いを行動に移した、ねねの隣に寝転がりねねの大きな胸を上下に動かし始めたのだ。
「ひゃぁ!稲ちゃん駄目ぇ・・・・・」
蘭丸はねねとの接吻を辞め、ねねの胸の突起を摘んだ。
「感じているんですね・・・・ねね様」
「稲に大言を吐いておいてその程度ですか?」
ねねの胸をもと遊びおえた二人は行為を辞めて、休息を取った
675ねね×稲姫×蘭丸:2007/06/01(金) 22:12:25 ID:Wf2aRuRU
「蘭丸殿・・・・・」
稲姫が蘭丸の小さな肩に手を乗せ、振り向かせた。
「何でしょうか稲殿?」
稲姫は耳元から首まで真っ赤に染め、黙って蘭丸の性器を撫で始めた
「はぁっ・・・・い・・・稲殿っ!??」
蘭丸の問いに答えずに稲姫は愛撫でを続ける。
しまいには、はかまを取り性器を丸出しにした。
稲姫は性器を見て唾を飲み込み、右手で掴み、亀頭から袋までなめ始めた。
「くぅ・・・負けません・・・・」
蘭丸はイク寸前まで追い上げられ、快感で体を奪われた。
稲姫は競争心に火を点け、白く美しい両胸で蘭丸の性器を挟みこんだ。
「これで稲の勝ちです!!」
一気に蘭丸の性器をこすり始めた・・・・・
蘭丸の性器から白濁の液体が噴出し布団を染めた。
「次は貴女をイカせてあげましょう。」
「え・・・・やっ・・・」
拒絶した時にはすでに遅かった。蘭丸の性器が稲姫の性器と交わっていた。
稲姫は騎乗したように蘭丸の体の上に乗っていた。
稲姫が腰を振ると、白濁液が部屋に飛び散り快感を味わう。
腰を振るという選択肢しか、稲姫には残されていなかった。
激しく腰を振り、稲姫は力を使い果たし、ついに大量の白濁液を出し・・・果てた。
蘭丸は性器を抜いたと同時にイッた・・・・稲姫の胸に大量に噴射した。
「私が休んでいる間に悪い子達だね!」
ねねの復讐も始まろうとしていた・・・・。
676名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 20:05:08 ID:z2fCgf+Z
>672
OROCHI世界が舞台ならOROCHIスレに投下すべきと思います。
677672:2007/06/02(土) 23:54:50 ID:hbtB1fB2
>>676
了解。どうも。
678名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 08:30:05 ID:bfZmM6F0
保守
679名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 10:52:53 ID:5p1d+4Qn
2猛将伝が出る訳だが今度こそ柴田×市は来るのかね
エンパでの「あ?この流れで結婚したの?」っつー結婚イベントに泣いた身としては期待してる
680名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 20:57:20 ID:DRWQ9hgf
>>679
ノシ
ケコーンイベントにwktkしてたのに、あれはないよな…orz
681名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 21:15:33 ID:xkRVJer0
>>674
ちょっと慌て過ぎだぞww
682名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 23:41:39 ID:Sg/w8Nyv
保守
683名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 14:51:51 ID:EbH3+VzE
蘭×阿国 蘭丸×お市 濃姫×蘭丸を夢オチに詰め込んだ話できたので投下します。
無印戦国、戦国2、戦国エンパを交えた話なので、結構無茶なところが多いことを語了承下さい。
ついでにえらい長くなったのでそこもご了承下さい。
次レスから投下します。
684夢オチ長話(さわり):2007/06/26(火) 14:54:58 ID:EbH3+VzE
時は早春、夕暮れの街道。日暮れで少し紅く染まった桜を舞わせながら、風は彼の前を通り過ぎた。
その風に流れる髪を押さえながら、彼はひらひらと桜が踊る茜色の空を見上げる。
「───もう、春が来るのか・・・」
 黒目がちで、そして少し端がつりあがった大きな目を眩しそうに細めながら、
彼は帰路への足を止め、立ち止まる。
人通りの少ない夕暮れの桜街道は、ふとすればそのまま夢へ続いているような錯覚を覚えてしまう。
(───いや、今私がここに居ること自体、夢なのか、現なのか───)
ぐらりと、足元が揺らいだような気がした。
685夢オチ長話1(蘭×阿):2007/06/26(火) 15:00:02 ID:EbH3+VzE
「んっ・・・!あっ、はぁ・・・・・・!」
月明り眩い、紫雲流れるその日の夜。蝋燭の淡い灯は、薄い障子に二つの肢体を艶かしく映していた。
「あぁん・・・!もっと・・・、もっと奥まで来てええよぉ・・・!」
嬉しそうに妖しい声を上げながら、女は自ら腰をがくがくと揺らす。
綺麗に切りそろえられている肩越しまでの髪が、何度も前後に激しく乱れていた。
彼女の誘いに応じるかのように、彼は最奥を目指して同じく腰を打ちつける。
肉のぶつかり合う音が、二人を一層興奮させ、快楽に浸らせていた。
間も無く女が高い声を上げて絶頂を迎える。そしてその後を追うように、男も程なく女の中で爆ぜるのだった。
「ん・・・はぁ・・・・・・」
満足した、といった様子で、女は男に笑顔を零した。
「随分上手くならはって・・・。もううちすぐいってしまうよになってもうたなぁ・・・」
朝露のように流れ落ちる汗を腕で拭いながら、女は男の胸に頭を寄せた。
男の胸といっても、まだ若い彼の胸板は薄い感じがする。
それでも引き締まった筋肉と、やはり女性よりかは広いそれが、女は好きだった。
「誉められるのは嬉しいのですけど、こういうことが上手くなるのは、
・・・ええと、なにやら良いのか悪いのか複雑な気もしてしまいます・・・」
少し顔を朱に染めながら、男は困ったように呟く。
そんな様子を女は可愛らしいと思いつつ、しかしあくまで拗ねたようにそっぽを向いた。
「あら、上手くなってくれればくれるほどうちは嬉しいのに、そういうこと言いますか」
すると慌てて男が返す。
「いや、そういうわけではないのです!・・・貴女が喜んでくれるのなら、私はいつだって・・・」
そのまま細い女の体を寝床にそっと押し倒す。
「・・・何度だって。」
強い光を瞳に宿しながら、男は女を見つめた。
二人はしばらく黙って互いに見つめあい、──やがて女が堪え切れなくなった様にくすくすと笑い出す。
「あ、いや・・・」
そんな女の様子に困ったそぶりを見せながら、男は押さえつけていた女の手首から手を解いた。
「だから、その・・・。こういうこととか、私の性にあってなかったような気がしてたから・・・」
目線を所在無げにさせながら、男は弁解するように言った。
そんな男の様子に、女は一層楽しそうに笑う。
「ほんに可愛らしいなぁ、蘭ちゃんは」
「・・・その呼び方は止めてくださいって言ったじゃないですか」
整った、まるで女性と見間違うような顔を顰めながら、呼ばれた男は非難する。
「今更蘭丸はんとかゆうのもなんやしなぁ・・・。それにうちこの呼び方気入ってるのやけど」
人差し指を口元に当て、とぼけたように視線を上にして女が言う。
「大体うち、そろそろ蘭ちゃんには様付け止めて名前で呼んで欲しいのやけどなぁ?」
今度は悪戯っ子の様な視線を男に向けながら、女は少し意地悪く微笑んだ。
「そんな、それこそ、今更私にとって無理な話なのですけど・・・」
再び困ったように、男は視線を落とす。出会ったときから使っていた呼び名で、しかも自分より年上の女性相手となると、
なかなか名前だけで呼ぶことは男にとっては難しいものがあった。
「・・・全く筋金入りの礼儀正しさってことなんやろかねぇ」
やれやれ、といったように息をつきながら、それでもそんな男が愛しくて。
女は優しく、男の頬に唇を寄せた。
「・・・阿国、様・・・。」
切なそうに、男は女の頬に自分の頬をすり寄せる。
二人が出会ってから一つ目の季節が過ぎ去り、そして二つ目の季節を迎えた始めだった。
686夢オチ長話2(蘭×阿):2007/06/26(火) 15:03:19 ID:EbH3+VzE
伊勢長島から蘭丸を連れて出雲に戻った阿国は、出雲大社に居を構え、彼と安息の生活を送っていた。
大社の管理をしながら、気が向けば歌を詠み、舞を踊る。
舞に関しては、時には巷で披露する事もあり、少しばかり有名にもなりつつあった。
そしてまた気が向けば、──互いを求め合う。


「春はええなぁ。桜舞い散る下で舞うのは、うち昔から好きやったのよ」
穏やかな日差しに咲き誇る桜を見やりつつ、いつもの巫女服を着けながら、
阿国は心持ち胸躍っているかのような様子で蘭丸に話していた。
話しかけられている彼の方は、昨日の睦み事の所為かまだ眠たいといった様子で、
暖かい陽気にまどろみながら寝ぼけ眼を気だるそうに擦っている。
それを見てくすくすと笑いながら、阿国は着替えたら朝御飯にしましょ、といって部屋を出て行った。
ぱたぱたと軽い足音がやがて遠ざかり、消えてゆく。
欠伸をし、軽く背伸びをしながら、蘭丸は開かれた障子の向こうにある景色に目を移した。
成長しきった桜の大樹が何本も立ち並び、薄桃色の花々を絢爛に咲かせている。

───夢なのではないかと、彼は思う。

斉藤家から明智光秀と共に織田信長に仕え、戦乱の世を終わらせる為に戦に明け暮れていたあの日々。
心の底から、蘭丸は信長を尊敬していた。それは崇拝にも似たようなものだったと思っている。
一見冷酷無比な戦略も、考えの読めない物言いも、蘭丸には関係なかった。
それは、知っていたからだ。彼が──、織田信長が、全ての業を背負うという覚悟を持っていることを。
だからこそ蘭丸は、彼のために身を粉にして働いた。その覚悟を少しでも肩代わりできればと、
さながら修羅の如く戦場に身を投じた。
弓が空を切る音、腹に響く銃声、人の声。泥に塗れ、血を流し、──血を浴びる。
人を、殺す。
しかしそんな日常は、ただ、たった一人の女性の手を取っただけで変わってしまった。
地獄のような戦場で、彼女は踊るようにそこにいた。
『さあ、一緒に出雲に帰りましょ』
煌びやかな番傘を差し、か細い白い腕は差し伸べられた。蘭丸に。
いつも通りの、埃に塗れた、血に穢れた戦場で、異質な存在の彼女に蘭丸は選ばれた。
何を馬鹿げたことをと一蹴できなかったのか、今でも全く解らない。
後も先も考えず、ただ呆けた様に、蘭丸は彼女の手を取っていた。──さながら夢に堕ちる様に。
──いや、夢に、堕ちてしまっているのかもしれない。
「もう!蘭ちゃんいつまで寝てはりますの!?朝御飯の仕度はとっくに出来たのに!」
いきなりたん!と襖が開き、そこから怒った顔の阿国が現れる。
「あ・・・、も、申し訳ございません!」
我に返った蘭丸は、慌てて襦袢を羽織り、仕舞ってある普段着を取りにかかる。
全く・・・。と手を腰に当てながら、ぷうと頬を膨らませている阿国を見て、
蘭丸はこれ以上機嫌を損ねないようにと思いながらも、幸せをかみ締めていた。
687夢オチ長話3(蘭×市):2007/06/26(火) 15:06:52 ID:EbH3+VzE
───そこで、はっと我に返る。
「蘭丸?どうしました?」
聞き覚えのある声。縁側の向こうに佇む人影。逆行で見えなくとも判る。
亜麻色の髪の一部を括り、桜色の着物に身を包む、天下一の美女とされている女性。
陽が雲に隠れると、儚げな瞳をこちらに向けている顔が見えた。
「──お市・・・様?」
答えずに市は背を向ける。庭先に立っている彼女にひらひらと桜が舞い落ちる。


穏やかな午後だった。
「それで、話とは一体なんでしょうか?」
背を向けたまま、市は蘭丸に問いかける。
「・・・話・・・?」
ぽつりと、呟く。その前に色々な疑問が湧き上がる。
(私は・・・、阿国様の手を取り、出雲へ行って・・・。織田家から離れた生活をしていたのではなかったのか・・・?)
頭を抱え、先刻ほどまで味わっていた幸せを思い出す。
しかし阿国に触れていた感触も、出雲で暮らしていた日々も、
まるで絵空事のように遠いことだったような感覚がしていた。──さながら、夢であったかのように。
再び振り向いた市は、そんな蘭丸の様子に首を傾げる。
「話があるといって呼んだのは貴方でしょう、蘭丸」
少し険を含ませる声音で言って、眉根を寄せた。
「あ・・・、申し訳ございません、なにやら白昼夢を見ていたようで・・・」
未だ実感の入らない調子で、蘭丸が呟いた。それを聞いて、市はそっと近寄ってくる。
「最近戦や内政などで疲れているのではないですか?少しお休みなさい、蘭丸」
心配そうに蘭丸の顔を覗き込みながら、彼女は優しく、彼の頭を撫でた。
そんな彼女の態度をぼんやりと眺めつつ、そして自分が話そうとしていた内容を思い出し、
蘭丸はさっと手を振り払って彼女を見つめた。──憎しみをこめて。

「・・・私の父、森可成が浅井家と朝倉家によって討ち死にしたのはご存知ですよね」
小声で呟くように、蘭丸は言った。市が身を竦めるのが感じ取れる。
それを敢えて気に留めず、彼は続けた。
「貴女が織田家に戻ってきてから、私は信長様に申し上げました。浅井、朝倉家は私の父の敵。
──よってお市様も例外なく私の恨むべき敵であると」
彼女は何も言わない。ただそれまで心配そうにしていた顔を強張らせ、黙って蘭丸の言葉を聞いている。
「・・・信長様は、ただ一言。討つなとだけ仰いました。・・・貴女様は、あの方に大事にされているのですね」
冷たい風が、薄桃色の花びらと共に二人の間をふき抜ける。
地べたに落ちた花は、砂埃にまみれ、誰かに踏まれた跡を残して汚らしく見えた。
「それでも・・・。心中お察しします、お市様。小谷城での件、さぞや心苦しかった事でしょう」
ぴくりと、市の眉が動いた。
688夢オチ長話4(蘭×市):2007/06/26(火) 15:10:00 ID:EbH3+VzE
「いくら悲しんでも、憎しみを抱いても・・・詮無き事。それだけです」
風に散らばる髪束を手で軽く握りながら、まるで独りごちるかの様に市が呟いた。
「それにしても、私に憎しみを抱いているのでしょう?何故その様な事を」
面でも付けているかの様な冷たい表情で、市が言った。
元々二人は普段から言葉を交える間柄ではなかった。
だから単に気遣いの言葉を言いたかったというのでは、おかしい様な気がしたのだ。
「詮無き事、ですか・・・。本当に、お市様は憎んでおられないのですか?」

誰を、とは言わない。それは彼女にも伝わっているはずだ。蘭丸は純粋にそれが知りたかった。
市は織田家に戻ってきてから、恐ろしすぎるくらいに静かな様子だった。
信長にでさえ何も言わず、ただ日々を淡々と過ごす彼女の心中が、蘭丸にはどうにも計りかねた。
──気持ちは薄れたというものの、未だ自分は彼女に少なからずの憎しみを抱いているのに。
案の定、淡々とした口調で彼女は答える。
「言ったでしょう、詮無き事、と。実兄であるお兄様に憎しみなど抱くことなどありません。
ただそれが私の運命であったということなのでしょう」
「いいえ、私はそんな建前が聞きたいわけじゃない」
最後まで言わせず、蘭丸が口を挟む。
「長政殿の最後は潔かったそうですね。お二人は仲睦まじいと聞いておりました。」
沈黙に徹する市に、更に言葉を畳み掛ける。
「伝令から長政殿の最後の様子はお聞きになりましたか?」
「・・・め・・・て・・・」
か細い声で、彼女が何かを言うのが聞こえる。
「今日のように、晴天だったようですよ。切腹する最後の言葉に・・・」
「もうやめて!!!」
堪えきれずに、悲鳴のような声で市が叫んだ。その様子を至極冷静に、蘭丸は伺う。
「聞いておりますとも!最後の言葉は私に・・・!!聞いていないわけがないでしょう!」
それだけ言って、縁側に座る蘭丸の前にしゃがみ込み、市は頭を抱えて泣き叫んだ。
「憎くないわけがない・・・。愛しい長政様を奪ったあの人が・・・、憎らしくないわけがない!!」
呪詛のように吐き出しながら、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになったその顔を、
市は蘭丸にきっ、と向けた。憤怒の色を浮かべながら。
「これが私への報復ですか・・・!貴方の父を奪い取った私への報復なのですか・・・!」
狂ったように目を見開きながら、彼女はゆらりと立ち上がり、蘭丸の襟元を鷲掴む。
是であるとも非であるとも、蘭丸は思った。
父の敵である市が自分のすぐ傍で、敬愛している信長の庇護の下に暮らしているのは気に食わなかった。
しかしそれとは関係なく、単に傍から見て世を達観してしまったような彼女の、その本音を聞いてみたい。
それもまた、蘭丸の思うところであった。
「ならばその恨みで私を壊せばいい・・・!!」
そう言って彼女は、自分の首に、蘭丸の両手を回させる。
ほっそりとしたその白い首は、おもったより暖かかった。
「憎かったのでしょう、私が。壊してしまいたかったのでしょう・・・?」
泣いて笑いながら、市は自分の首に回っている蘭丸の手を握り締めた。
そして、ぽつりと呟く。
「もう・・・、壊して・・・」
689夢オチ長話5(蘭×市):2007/06/26(火) 15:13:29 ID:EbH3+VzE
言われたとおり、彼は至極乱暴に彼女を組み敷いた。
桜が揺れ、木漏れ日が優しくさすのどかな屋敷の縁側で、
蘭丸は引き裂くように市の着物を剥ぎ取り、露になった裸体を虐めた。
余り大きくはないが、形の良い乳房をぎゅっと掴み、その先端を無理やり勃たせる。
更にそれを舌先で弄り、強めに咬み、指で捻ったり抓ったりした。
市はそれを見ることもなく、無論蘭丸を見ることもなく、涙の乾いた跡を拭うわけでもなく、白痴のように無反応だった。
それでも体は温かかった。血色の良い白い肌。うら若き女性の、はりのある肉。
彼はそれに歯形をつけ、或いは赤い跡を落として犯していく。
それはまるで夢の中の出来事のようだった。現では有り得ない状況と戯れ。
それでも、前戯によって否応なく反応していく彼女と自分の体と体温が、生々しくこれが現実だと蘭丸の五感に訴える。

(こんなつもりでは──多分、なかった)
散々彼女の体を蹂躙してから、ふと蘭丸は思った。
恨んでいても、怨んではいなかった。ましてや壊したいなどとは夢にも思っていなかった。
(結局のところ、嫉妬心だったのか?・・・浅ましい)
そう自己嫌悪して、それもある、と思いながら、それでもそれだけではない、と考える。
市が織田に戻ってきてから、初めてやりとりした言葉の内容を思い出す。
花は散るからこそ美しい、だから私も武士として美しく散りたい。
そういった蘭丸に、彼女は言ってくれたのだ。少し哀しそうに微笑みながら。
──それでも、市は思うのです。散るとは分かっていても、散って欲しくない。
詮無き事ですが、といつものように付け加えて。
だから、打ち明けて欲しかったのだ。彼女の抱えている、誰にも言えない本当の言葉を。
だから、彼女の本音が知りたいと、蘭丸は願ってしまったのだ。

秘め処にそっと指を這わせる。当然のようにそこは乾ききっていた。
今度はその少し上にある肉芽を軽く指で押さえる。あまり肉芽の感触がしないそこを、
ひたすら執拗に愛撫し続けると、そのうちぷくりと芽生えてきた。
案の定、再び秘め処を探ると、蜜がとろりと湧き出ている。
それを肉芽に撫でつけ、滑りを良くしてから更に擦り続けると、ぴくりと市の体が動いた。
「お市様・・・」
「もう・・・そんなことは止めてください・・・。貴方は私を壊したかったのでしょう?
い・・・、今更そうやって私を悦ばせて・・・、んっ、あ・・・っ!」
最後まで言わせないように、蘭丸は爪先で少し強く肉芽を弾いた。
「いいえ、壊れさせなどしません」
溢れる蜜を絡ませ、ぐちゅぐちゅと音をたたせながら、蘭丸は静かに言葉を続けた。
「壊れて、何も感じなくなってしまっては、貴方は私の憎悪を忘れてしまう・・・。だから私は貴方を壊さない。
──私の存在を忘れさせない・・・!」
次第に息遣い荒く、蒸気してくる市の顔を見つめながら、蘭丸は心中で懇願した。
(私のことを、どうか忘れないでください・・・)
十分に潤った秘め処を確認して、蘭丸は硬くなった自分自身をそこにそっとあてがった。
くちゅり、とぬめった感覚が広がる。
「お市様・・・!」
「んっ・・・!あああぁっ・・・・・・!」
そのまま一気に市の胎内へと押し進める。ずぶずぶと包まれる感覚に、ずぶずぶと貫かれる感覚に、
二人は堪らず声を上げた。

「あ・・・貴方なんて・・・!大嫌い・・・!」
膣内をひくつかせ、蘭丸の肉棒を溢れ出る蜜でじっとりと濡らしながら、市は必死にそれだけ吐き捨てた。
蘭丸も八方から鬩ぎ合う肉圧の快楽に溺れそうになりながら、やはりやっと声を絞り出す。
「私も・・・、貴女が大嫌いだ・・・!」
690夢オチ長話6(濃×蘭):2007/06/26(火) 15:17:21 ID:EbH3+VzE



「私は愛しているのよ、あの人を」



頭上から聞こえてきたのは、やけに高圧的で、艶のある声だった。
その声で目が覚めたような気がして、慌てて辺りを見渡そうとする。
しかしそれは出来なかった。首元に鉤爪が押し当てられていたからだ。
ぞっとして体を固くする。そして瞬時に判断する。
──これは、姫君様のものだ。

「濃姫様・・・!」
呼ばれた本人は真っ赤な唇の端だけ歪めて笑いながら、蘭丸の下半身を細腕で弄っていた。
(さっきのお市様との・・・は・・・・・・、夢だったのか・・・・・・?)
その前も同じことがあったような気がして、──今はもうどんな夢だったか思い出せないが
──蘭丸は一体自分が、現実がどうなっているのか判らなくなった。
彼がそんなことを思いあぐねているうちにも、濃姫は片手であっという間に蘭丸の服を剥いていく。
それに気づいた蘭丸は、慌てて既に遅い非難の声を上げた。
「なっ、何をなさるのですか!おやめください!!」
「今更止めろだなんて、野暮な男ねぇ・・・。まぁ、まだ男だとは、私思ってないけど」
意地悪く笑いながら、彼女は慣れた手つきで蘭丸のそれをしごきだす。
「ん・・・っ!!の、濃姫様・・・!?」
「お黙りなさい」
更に抗議しようとした蘭丸を制して、濃姫がぴたりと鉤爪を彼の鎖骨近くに食い込ませる。
出かかっていた言葉を止め、蘭丸はごくりと唾を飲んだ。
「まだ分からないの・・・?」
蘭丸の皮膚に浅く掠っている爪をゆっくりと下へ下へと這わせながら、濃姫は嬉しそうに言葉を紡ぐ。
「あの人の愛でるものは、私の愛でるもの。蘭丸、例えそれが貴方であっても、ね・・・」
とても愛という言葉を発する人間が浮かべるようではない、ぞっとするような微笑を顔に携えながら、
濃姫はもう必要ないとでもいうように、蘭丸の腹まで這わせた鉤爪を枕元にそっと捨てた。
底知れぬ威圧感と恐怖で、蘭丸の全身がじっとりと脂汗で濡れる。
鉤爪が這った彼の上半身にはうっすらとその跡が残り、所々血が滲んでいた。


──抵抗など、出来る筈がない。
観念したように顔を背ける蘭丸を見て、濃姫は心底嬉しそうに笑った。


「怖がらなくていいのよ?私は、ただ貴方を愛でてあげたいだけなんだから」
691夢オチ長話5(濃×蘭):2007/06/26(火) 15:22:05 ID:EbH3+VzE


月も見えない夜だった。ただ轟々と、激しい風が屋敷を震わせる。


がたがたと揺れる蝋燭に不安定に照らし出される彼女の顔は、恐ろしく、恐ろしく美しいと蘭丸は思った。
自分が敬愛する男の妻。そんな彼女に玩ばれている罪悪感が、蘭丸の胸に毒を落とす。
「いいのよ、困るようなことなんてなにもないんだから。だってあの人のものは私のものだもの」
見透かしたような事を言いながら、濃姫は蘭丸の上半身を隅々まで愛撫する。
その手が、指先が、そして舌が人のものとは思えないほどひやりとしていて、
彼はまるで無数の蛇が体中を這い回っているような感覚を覚えた。

「これが初めてだとは思ってないけど、女にこうされることは中々ないんじゃない?」
言いながら、濃姫はまだ固い蘭丸の菊孔につぷりと自分の中指を差し入れた。
「ひ・・・っ!!??」
いきなり自分の中に侵入してきた異物の冷たさと痛さに思わず声を上げながら、
蘭丸は逃げられないと分かっていても逃げようと身を捩らせる。
「・・・可愛らしいのね」
その様子に満足しながら、濃姫は無神経にずぶずぶと指を埋めていく。
そして、あるところでぴたりと指を止め、彼の耳元で優しく囁いた。
「大丈夫よ、すぐに気持ちよくなるから」
止めたところで指先をくいと折り曲げ、その部分を激しく刺激する。
「ふ・・・?ぁ・・・ぁあっ・・・!?」
言葉通り初めての感覚に、蘭丸は目を見開いて体をくねらせた。
今まで全く犯されることのなかったそこは、可笑しい位に蘭丸を昇り詰めさせて行く。
「うぁ・・・!の、のうひめ、さま・・・!」
「いいのよ・・・。いらっしゃい・・・」
まるで子供を諭す母親のような声音で呟き、濃姫は彼の肉棒に口をあてがった。
「・・・・・・っ!」
あっという間に、果てる。放たれた液をこくりと飲み干して、濃姫は妖しく笑った。
「やっぱり大方男はそこがいいらしいわね。・・・あの人は中々果てなかったけど」
そんな言葉も、一瞬意識を手放した蘭丸にはほとんど聞こえてなかった。
ただ微笑む濃姫の顔を、呆然と見ることしか出来ない。

「な・・・ぜ・・・」
うわ言の様に、それだけ繰り返す。
それを鼻でふと笑って、濃姫は朱に染まった蘭丸の頬を愛しげに撫でながら言った。
「理由はさっきから何度も言っているじゃない。それより・・・、もっと楽しみましょう」
数秒前に爆ぜたそれを今度は口で咥え、飲み込むように蹂躙していく。
「ぁ・・・はぁ・・・!」
このまま全て彼女に食べ尽くされてしまいそうな感覚を覚えながら、
蘭丸は底の見えない快楽に頭からつま先まで身を沈めていった。
692夢オチ長話7(濃×蘭):2007/06/26(火) 15:25:33 ID:EbH3+VzE


「貴方、あの人を愛しているんでしょう?」

蘭丸の下半身を充分に口で堪能した後、
濃姫は唇の端からついと垂れる涎を見せつけるように腕で拭い、さも可笑しそうに笑った。
蘭丸はもはや与え続けられている快楽によって上手く機能しない脳の端で、
敬愛という文字にそれが含まれているのならば、彼を愛しているといってもそう相異はないのかもしれないと考えていた。
ただそれを口にしたくても、もう上手く呂律が回らない。
その沈黙を肯定と取ったのか、濃姫はそうよね、と納得して頷く。
「だったら貴方、私を愛しなさい」
それが至極当然、とでも言うかのように濃姫は冷たく言い放った。

とても愛してくれと言っている様には聞こえない。
だがやはりそんな抗議ができるわけもなく、蘭丸は滔々と流れる濃姫の話をただ聞くことしか出来ない。
「あの人は私のものだし、私はあの人のもの。
あの人を愛し、その身を捧げると言うのならば、私にも同じ想いを抱いてくれなくちゃね?」
薄く、血のように赤い唇の端を綺麗に上げて、濃姫が言う。


妖艶で恐ろしい、魔王の妻。


逆らえない威圧感をひしと身に感じながらも、
蘭丸は首を縦に振ることも横に振ることも出来ないで彼女を見つめていた。
そんな蘭丸の様子を優しく眺めながら、濃姫は彼の唇を冷えた指先でそっとなぞる。

「・・・呼びなさい。私の名前を」
あくまでも穏やかに、詩を詠うように命令する。──呼べない筈がない。
「き・・・ちょう、さま・・・」
擦れた声で、名を口にする。それを聞いて、濃姫は満足したようににこりと笑った。
「いい子ね・・・。ご褒美をあげるわ・・・」
そのまま蘭丸に跨り、ゆっくりと腰を降ろしていく。
焦らすように腰をくねらせながら降りてくる彼女をもどかしく思い、
蘭丸は急かすように両手で濃姫を抱きしめた。
「欲しかったんでしょう?」


遊女のように微笑む彼女に、ゆらりと一枚の花びらが舞い落ちるのを、蘭丸は見た──。
693夢オチ長話8(措いといて):2007/06/26(火) 15:30:58 ID:EbH3+VzE
「───っ!!」


がばりと身を起こす。

「・・・っは・・・!」
ばくばくと高鳴る心臓を押さえながら、蘭丸は体を捻って左右を見回す。
気が付くと、そこは少し狭い小部屋だった。

(夢、───か?)
独りごちた後、寝汗でびしょびしょに濡れている体に軽く不快感を覚える。

「ああ、目を覚ましましたか」
不意に背後から声を掛けられ、蘭丸はびくりとして後ろを振り向く。
そこには、引き戸を開けた光秀が立っていた。
「ああ・・・、光秀様」
全面的な信頼を置いている彼の存在に安堵しながら、蘭丸は額からしとどに流れ落ちる汗を拭って微笑した。
「どうしました?少し顔色が悪いようですが」
それに気づいた光秀は、眉根をひそめて蘭丸に尋ねる。
「少し悪い夢を見てしまって・・・。・・・夢で良かった」
冷えた自分の体を確認するように抱きしめ、蘭丸は苦笑した。
──そうだ、夢だったんだ。今までのことは全部、夢。

「それならいいんですけどね。それにしても貴方はここのところ働きづめなのだし、
そろそろゆっくり休んで鋭気を養った方が良いですよ」
どこかで聞いた言葉を口にしながら、光秀が障子をすっと開ける。
季節は既に夏だった。蝉の鳴き声が辺りに響き、輝かんばかりの太陽に目が眩む。
そんな景色にぼんやりと見惚れていると、光秀がぽつりと言葉を落とした。

「私は・・・最近あの方のことが良くわかりません・・・。」
「・・・光秀様?」

それは、彼にとっては独り言だったのかもしれない。
訝しげに見やる蘭丸に、光秀は曖昧に微笑んでそれ以上は何も言わなかった。
「私はこれから信長様の所へ参ります。・・・所用で呼ばれていますのでね。
蘭丸、貴方もこんなところで寝ていないで仕事に戻りなさい」
「あ・・・」
それではまた後ほど、と言って、光秀は再び小部屋から出て行く。
一人になったその部屋で、蘭丸はどことなく違和感を覚えていた。


──こんなことは知らない──


そう、知らないのだ。市や濃姫とのことは、遠い昔の何処かで、そういえばそんなことがあったような気もしていた。
しかし、──これは知らない。
全く知らないのだ。
それまでが夢だったのに、夢であった筈なのに、蘭丸は急に不安になる。

「光秀様・・・」
心臓が高鳴る。急いで引き戸を開けて、去った光秀に声を掛けようとするが、既に姿は見えない。
ひやりと冷たいものが胸を横切ったような気がした。
「光秀様・・・。光秀様・・・・・・!!!!」


ありったけの声で叫びながら、蘭丸は自分の意識が再び暗転するのを感じていた。

694夢オチ長話9(終わり前):2007/06/26(火) 15:37:14 ID:EbH3+VzE


──・・・ゃん・・・!ら・・・ちゃ・・・!──


気が付くと、目の前には見慣れたような、懐かしいような顔がそこにあった。
「蘭ちゃん!!」

──阿国だ。花の簪に金の髪飾り。綺麗に切りそろえられた黒髪は、初夏の日差しを受けてきらきらと輝いている。
「阿国様・・・」
「全くもう、いつまでぼーっとしてはりますの!こない人通りの多い所で急に立ち止まられたら、恥ずかしゅうて堪らんわぁ」
道歩く人の邪魔にもなってしまいますやろ、と付け加え、ぷいと彼女はそっぽを向いた。
「ここは・・・」
確かに彼が立っているのは、直前まで帰路を目指している途中に歩いていた街道だった。
しかし空に舞っていた桜の花びらはとうに散り、木々には既に青々とした緑が茂っている。
抜けるような青空に眩しいくらいの萌木。
「私は・・・一体、どこで何を──」
「何をって、今は蘭ちゃんうちと買出しに行ってる途中やろ?」
余りに様子のおかしい蘭丸をきょとんと見つめながら、阿国は大きめの番傘をくるくると回転させる。
「少し熱いから日の落ちたころに急いでいこてうちゆうたのに、
蘭ちゃんが日差し浴びて歩くのもたまにはええからてゆうからこうして・・・」
「ああ・・・」
そこまで聞いて蘭丸は、そういえばそうだったのかもしれないと思った。

そういえば、──全部夢だったのかもしれない。

──と、突然どこからか号外―!号外!と大きな声が聞こえ、辺り一面に紙吹雪が舞った。
──さながら春の桜吹雪のように。
街道を歩く人々も足を止め、号外の売り子からそれを売ってもらったり、
辺りにひらひらと舞うそれを手にとったりして、声を上げたり不満を漏らしたりしている。
蘭丸は地面に落ちたその紙を拾って、その文面に目を通した。

『明智十兵衛光秀、本能寺にて謀反』

そう書かれた見出しを読んで、蘭丸は思わず息を呑んだ。
(──光秀、様・・・)
夢で彼が零した一言を思い出しながら、蘭丸はその見出しを何度も頭の中で反芻する。
(という事は、信長様は───)
「なんやらえらい大変な事になっとるようやなぁ」
胸中で色々と推し量っている蘭丸を他所に、本気で大事だと思っているのか随分疑わしげな声音で言いながら、
阿国は号外を見出しだけ一瞥してひょいと風に流す。
そんな阿国に蘭丸は何かを告げようとした。
「私は・・・!」
その声に、再び歩みを進めようとしていた彼女は足を止め、肩越しに彼を見やる。

「私は・・・、・・・二人の男の背中を追いかけながら、様々な人々の生き様を修羅の道の中で見てきました・・・。
一人は人々の業をただ一心に一人で背負おうと覚悟を決め、
そしてもう一人は、人の業にどこまでも誠実であろうとしながら生きていた・・・。
その中で、私は・・・」

695夢オチ長話10(終わり):2007/06/26(火) 15:43:15 ID:EbH3+VzE



「切ない、夢やなぁ・・・」
「・・・え・・・」



それだけ言って肩越しから彼女は、じっと蘭丸を見据えていた。
どこまでも純粋で、憂いを帯びていて、──どこまでも、ただ美しいとしか思えなかった。
それを見て、蘭丸は呟く。
「夢・・・か・・・」

夢だったのかもしれない。いや、夢なのだろう。それまでも、どこまでも、・・・これからも。
「ひと時の夢は現に交わり、そして現は夢へとまた還る・・・」
言って少しだけ寂しそうに、嬉しそうに彼女は笑って。そしてまた、彼女は彼に手を差し伸べた。

「さあ。還りましょ」

何処に還るのだろう。
夢に、現に、過去に、──今に?
───寧ろ、堕ちてしまうのかもしれない。


甘い幸せに。


そうやってたたらを踏んでも、彼はやはり手を取ってしまう。──彼女が笑っているのだから。
阿国は蘭丸のその手をぐいと引っ張り、彼を引き寄せ傘に入れる。
蘭丸が驚くと、彼女は日差しは熱いでしょう、と言って微笑んだ。それにつられて、彼も笑う。


紙ふぶきに紛れて、遅咲きの桜がひらひらと今年最後の舞を見せる。
そんな街道の真中で、一輪の花のような傘はくるくるくるくると回り、やがて人ごみに紛れて消えた──。
696名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 15:45:27 ID:EbH3+VzE
ちょっとキャラ変わってるようなきもするとこもあってすいません。
終わりです。
697名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 20:04:10 ID:bQp4iGCA
話・文章・エロの三要素ともGJ!

個人的にはお濃さまが非常にお濃さまらしくてたまらんかったです
698名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 22:37:49 ID:5XYI8crY
なんというエロス。最高です。
姫君様の論理が姫君様らしくてイイ!!!
市に対する蘭丸の感情など、すごく自然で
上手いと思う。いい作品をありがとうございます。
699名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 12:46:45 ID:J/ZwsG5N
ガラシャが来ましたよ
光秀と
700名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 19:24:29 ID:yYM+qWc7
こちらも夢の中にいるみたいになったよ。
切なくてきれいでエロい。
すばらしい!GJと言わせてくれ!
701名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 21:33:37 ID:vSEA6WdB
age
702名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 13:24:20 ID:tWWut9W9
携帯からですが、小説書いても良いですか?
703名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 15:33:25 ID:h0MPwpuX
カマーン
704名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 02:28:32 ID:B2sRIQtm
>>699
だいぶ遅いけどガラシャ見てきた。
自分としては可愛いと思うんだけど、やっぱり賛否両論だったな。
パンツモードないのは確かにちと寂しい。

>>702
wktkしてまってます。
705名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 16:29:10 ID:UezV0Uzy
>>702の者です。
一応小説は作ったのですが、話がよくわからないのと表現が下手なので、皆さんが満足していただける作品ではないと思います。
それと苦情などは受け付けませんので、御了承下さい。
706幸村×稲姫@:2007/07/03(火) 18:38:56 ID:UezV0Uzy
「…んっ……あぁ…」
彼女の甘い声が部屋中に響き渡る。
私は、その声に構わず彼女にひたすら腰を打ち付けた。

今、私達がしている事は間違っている。間違っていると気付きながらも、私はただ彼女にこれくらいの事しか出来なかった。


…これで彼女の気がおさまるならば…


707幸村×稲姫A:2007/07/03(火) 18:40:35 ID:UezV0Uzy

ある日、彼女の夫が戦中に亡くなった。
このご時世ならば当たり前な事だが、その時の彼女は気が狂った様に泣きわめいていた。
正直私も泣きたい気持ちで一杯だった。
なぜなら彼女の夫は、私の実の兄でもあるのだ。
だが、その気持ちを抑え、なんとか平常心を保ち、彼女を慰めた。

これが、取り返しのつかない出来事の第一歩になろうとは、誰も気付きはしなかった…。

何日か経ったある日、私はいつものように彼女を慰めに、彼女のいる部屋へと足を運んだ。
708幸村×稲姫B:2007/07/03(火) 18:42:59 ID:UezV0Uzy
彼女は虚ろな瞳で、私の方を見ていた。
この時、彼女の心に変化があった事は気付かなかった。
いつものように、私は身振り手振りでいろんな話をした。
「今日はこんな事がありまして―…」
「昨日、父上が―…」
彼女は、いつもはおとなしく聞いていただけだったが、今日は違った。
日も暮れたので、私は彼女の部屋を出て行こうとしたら、彼女がいきなり私の二の腕を掴んだ。
そしていきなり

「…私を…稲を…抱いて下さい…。」

私は思わず目を見開いた。一瞬、彼女が何を言ったのかが理解出来なかった。
「お願いです…。稲を…抱いて下さい…。」
もう一度、彼女はゆっくりと言った。
独りになって寂しいので、抱いて欲しいと…。
私は以前から彼女に淡い恋心を抱いてはいたが、まさかこんな事になるとは思わなかった…。
709幸村×稲姫C:2007/07/03(火) 18:45:49 ID:UezV0Uzy
「…ん……あぁ…」
彼女の甘い声が部屋中に響き渡る。
私は、その声に構わず彼女にひたすら腰を打ち付けた。
「ゆっ…幸…村様ぁっ…。」
その甘ったるい声が、私の聴覚を刺激する。
結合部からは、ぐちゅぐちゅと水の音が響く。
私は彼女の豊かな胸に触れた。そして、円を描く様にゆっくりと愛撫した。
「あぁっ…んぁああっ…!!」
「…んぐぅっ…!!」彼女の膣内(なか)が、きゅうきゅうと引き締まったのと同時に私はその膣内(なか)にありったけの精を吐いた。
「…幸村様…、…ありがとうございます…。」

情事の後、彼女は力無く呟いた。
私は無言で彼女を抱き締めた。



私は、情事の後の気だるさと自分の兄嫁と性交した罪悪感で一杯だった。

710あとがき:2007/07/03(火) 18:48:02 ID:UezV0Uzy
表現が下手ですみませんでした。

こんな文章でも感想をいただけたら、大変有難いです。
711名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 19:50:07 ID:YN6hdFep
あんまり自分を卑下するのはウザイだけだぞ
712名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 05:08:10 ID:XZS6+GMQ
小さい順
ガラシャ(貧乳)
お市(微乳)
ァ千代(適乳)
稲姫(美乳)
阿国(巨乳)
ねね(豊乳)
濃姫(爆乳)
突忍(超乳) 
ロリっ娘ガラシャキタコレ
713名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 08:12:10 ID:XW09fIf6
光秀があの姿な限り出るとは思わんかったガラシャ。
今の所設定は微妙だが結構可愛いな。
714名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 17:00:30 ID:hOwdemU3
ガラシャって名前なだけで全然違うキャラっポイ。光秀と関係なし。孫市と親友になるたらなんたら…
715名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 17:35:58 ID:+JiVnjd7
>>706
幸村×稲姫探していたけど無かった分、読めて良かった。
また読みたい。良かった。

自分としてはガラシャはかわいいと思った。
ただ一瞬見た時、OROCHIの妲己に似てるとか思ったが。
716名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:54:46 ID:UezfbTJP
>>714
光秀と関係ないの?ショック。
光秀は故人で、謀反人の娘って扱いなのかな。
まぁ父娘の絆を表そうとしても、既に忠勝と稲姫が出てるしな。
717名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 08:12:26 ID:85QNxQuX
光秀と関係あるようにして欲しかったな・・・。
てか何故に孫市ww

>>706
批判は受け付けないけど感想くれって理不尽な気がする。
でも良かったと思うよ。
718名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 11:30:12 ID:sy9hI7IM
>>706
GJ。短すぎる気もw
>>715
幸×稲探してもなかなかないんだよね。
719名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 15:48:06 ID:zCsoUTYe
投下行きます。
無印の信長×市
近親相姦&若干陵辱
720信長×市 1:2007/07/11(水) 15:49:46 ID:zCsoUTYe
 月明かりの眩しい夜だった。
 こんな夜は奇襲に向かない。
 明日はもう少し曇るといい、と市は思った。
 隣にどっかりと腰を下ろす兄も、おそらく同じ事を考えているだろう。

 いったいいつから自分は、血にまみれた戦場の事ばかりを考えるようになったのか。
 ふぅとため息をついたところで、目の前に盃が差し出される。
 酌をせい、と無言の命に従って、手にしたどぶろくの徳利を傾けると、とっと軽い音を立てて強い酒が盃へと注がれた。
 皆から鬼と恐れられる兄は、ぺろりと舐めた後にぐいとそれを一気に煽って月を見上げた。
 市もそれに倣って、少し欠けたそれを見上げる。
 なぜか見覚えのある月だった。

 ――お月さまはまるでお義姉さまのよう。

 気まぐれに夜道を照らすそれに、人は魅せられ惑わされる。
 美しくて艶やかな、義姉のようだ。
 そして今、おそらく濃姫と行動を共にする光秀も、月夜のようにどこか寂しげだ。
 
 信長は闇だ。
 月や月夜と似て非なる、完全な闇。
 相容れずに脱離をしたのも無理からぬ事実かもしれない。

 また盃が目の前に差し出される。
 本来なら、戦の前夜に兄へ酌をするのは濃姫の役目だったはずなのだ。
 だけどここに濃姫はいない。
 いないどころか、明日はきっと明智の陣営に彼女はいる。
 妻をも打つ覚悟を、兄は決めているに違いない。
 その決断は、おそらく容易だったろう。彼は鬼であるのだから。

「お兄さまは……」
 それでも聞いてみたくて、恐る恐る口にする。
「お義姉さまを、」

 ――斬るの?

 ――……愛して、いるの?

 どちらを先にたずねようか、逡巡をした隙にぐいと手首を引かれて上体が傾いた。
 大きな手のひらが、市の細く白い首にかかる。
 ぎし、と骨の軋む音が脳髄に響いてぎくりとする。
 ぎりぎりとその手で持ち上げられ、頚部が圧迫されて血の巡りが止まった。
 目の前が白く濁る。
「お、に……さま?」
 空気のような細い声を絞り出し、恐ろしいほど冴え冴えと光る兄の眼を見つめる。
 雄々しい眉が何か言いたげにひそめられ、触れてはならなかったのだ、鬼の怒りを買ったと理解し、ぞっと背筋が凍った。
721信長×市 2:2007/07/11(水) 15:50:31 ID:zCsoUTYe
 片腕一本で、このままここで殺される。
 こんなにも容易く、この命は終わるのだと、半ば諦めかけたところで、乱暴に床に叩きつけられた。
 息を吸う暇もなく、ずしりと下半身が圧迫される。
 ぼやける視界を懸命に凝らせば、細い腰の上に馬乗りになった兄が、にやりと口元を歪めていた。
「……のう、市よ」
 息苦しさに返答ができぬ市を無視して、信長は淡々と言を続ける。
「長政は、よい夫であったか?」
 見開いた両目に映ったのは、信長のつめたい嘲笑だった。

 
 長政は間違ってなどいなかった。
 今でも市はそう信じている。
 鬼である兄に、まっすぐに生きた長政を嘲る資格などありはしない。
 ありったけの敵意を込めて、市は信長を睨んだ。

 実兄の手で愛しい夫を殺され、自ら果てる事も許されず濃姫に生かされた。
 その後幾度となく自害を試みても叶わず、死に場を求めて戦場へと舞い戻った。
 いつか何処かのつわものが、自分を長政の元へ送ってくれる。
 それだけを夢見て、戦場で舞った。
 同時に、信長を守り助く事だけが生き甲斐となった。

 兄は憎い。
 憎いけれどこんなにも愛しいのだ。
 たった一人残された、近しい肉親を、どうしても殺したいとは思えないのだ。

 けれど兄は同じようになど市を見てはいない。
 簡単に市を殺すだろう。
 それを騙るかのように喉の奥でくっと笑うと、おもむろに夜着の袷に手を伸ばし乱暴にはぎとった。
「お兄さま!?」
「申してみよ。長政はうぬをどう愛でたのだ?」
 こうか、と耳元で低く囁いて、兄の熱い舌が首筋をねっとりと舐めあげた。
 身体がぞわりと震え、市は懸命にがっちりとした体駆を押し退けたが、つめたく痺れた身体はまったく言うことを聞かない。
 もともとの体格差も手伝って、市はただ、信長に文字通り弄ばれる。
「いやっ、やめて……お兄さま、許して……ッ!」
 大きなてのひらに余る乳房も乱雑に揉みしだかれて、痛みを覚えて顔をしかめた。
「こう、か?」
 骨ばった手が無遠慮に下肢へと延びて、何の準備も整わぬ秘壺へと強引に入り込んだ。
「いッ」
 高く叫びだしそうになる声を何とか抑えた市を一別して、満足そうに信長が口を歪める。
「うぬはいつ信長を裏切るのだ?」
 ぴちゃり、と卑猥な音を立てて、桃色に淡く色付いた乳頭をきつく吸い上げられた。
「あぁっ、……え?」
「構わぬ、申せ。次はいつ、裏切るのだ?」
 顔を必死に上げても、伏せられた兄の表情は窺えない。
722信長×市 3:2007/07/11(水) 15:51:20 ID:zCsoUTYe

 光秀は、謀反を起こした。
 濃姫は、信長を殺したがっている。
 蘭丸ももういない。
 鬼はどんどん孤独になっていく。

 先端をきゅっと指の腹で押されて、市の背中がびくんと震えた。
「ッは、あたしは……!」
 もう裏切らない、など、思い浮かべただけで空々しい。
 続きを待つように、兄が顔を上げた。
 ゆるゆると、上体を起こして信長の下から華奢な身体を引きずり出す。
 向き直って居住まいを正した。
「あたしにも、」
 ぐっと何かがこみ上げてきて言葉に詰まる。
 熱い、熱い何かが。
 兄は怪訝そうに顔を歪めた。
 その首筋に、ふわりと縋り付く。
「もう、お兄さましかいない……」
 やっとそれだけを言って、返事などは聞きたくないとばかりに市は熱いくちびるを自ら重ねた。


*

 男のものを咥えるのは初めてだった。
 予備知識は持っていたものの、いざ実践をしようとすると長政は頑なに拒んだ。
 どんな事柄であれ理由であれ、拒まれるのは嫌いだった。
 兄は市が突然に身をかがめても、片眉をちらりと上げただけで何も言わなかった。
 恐る恐るぺろりと舐めても、兄もその身体も無表情を保ったままだ。
 思い切ってぱくりと咥えると、思いがけず喉の奥に先端がぶつかり咳き込んだ。
「ぅ……ごめ、なさい、……」
 熱い大きな手のひらが、無言で市の背を撫でる。


 幼い頃から兄が大好きだった。
 一番目の兄よりも、三番目の兄よりも、その他沢山いる兄弟の誰よりも、この兄が大好きだった。
 市に一番沢山のことを教えてくれたのは、信長だった。
 誰よりも兄は賢いと信じていたから、父や家臣が信長をうつけ呼ばわりする理由が全く判らなかった。
 信長が織田を継ぎ、ついに桶狭間で武勲を挙げたときには心が震えて、喜びでどうにかなってしまうのではと思ったほどだ。
 それ以来、憂いてばかりだった市の心が、やっと単純な悦びを受け入れている。
 兄の婚礼も、己の縁談も、嬉しいはずなのに心が重たかった。
 なにか難しい事がいつも付いて回って、素直に悦ぶべきなのか図りかねた。

 愛しい人はもう兄だけだ。
 その事実が、皮肉にも心の箍を外している。

723信長×市 4:2007/07/11(水) 15:51:52 ID:zCsoUTYe

 時折、歯が肉棒にぶつかり信長の身体がびくりと震えた。
 叱られる、と身を硬くするものの、兄は何も言わなかった。
 逆に不安になり、顔を上げる。
「……お兄さま?」
 珍しく楽しげに笑った兄に、ひょいと身体を抱き上げられて狼狽する。
「えっ……なぁに?」
 そのまま後ろから抱きすくめられて、身動きが取れなくなる。
 熱い舌が肩から首筋を這い、耳たぶを甘く噛まれてびくびくと身体が震えた。
「愛らしいものよな」
 低い声が耳元から直接脳天へと響き、触れられてもいないのに市の身体は敏感に反応を示す。
 兄は喉の奥でいつものように笑って、手を再び下肢へと伸ばした。
「あっ、だめっ」
 拒否の言など鼻にもかけず、長い足で市の細い足を固定して秘部へと触れる。
 先ほどとは打って変わってあふれ出す蜜を、その指に絡めとって秘肉を弄る。
「あっ、んぅ! やっ、やぁ……」
 くちゅりという卑猥な水音と、堪えきれない嬌声が混じって己の耳に届く。
 首を振ってせめて聞こえぬように、とかすかな抵抗を試みるが、兄の厚い胸板と、しっかりと筋肉のついた腕が暴れさせぬようにと力を込める。
「やぁッ、おにい、さま……ふ、ああっ!」
 細い悲鳴を漏らして、市の身体が弓なりに逸れる。
 二・三度身体を震わせたのち、ぐったりと力を抜いて兄にもたれかかった。
 汗ばんで身体が、ぴたりと兄の肌に吸い付くようで心地いい。
 厚い胸板に、頬を摺り寄せる。
 そんな妹の額を、兄がまるで幼子にするかのように優しく撫でる。
 数回手のひらが往復したところで、そっと硬い床に寝かされた。
 膝の裏を抱え上げられて、身体が強張ったが、その気配を敏感に察した兄が一瞥をよこしたた。
 咎められた気がして、萎縮する。
 ふうと息を吐いて、全身から力を抜いた、その瞬間、真ん中から引き裂かれるような痛みが訪れた。
「ひっ……あ、ああッ」
 それでも不思議と、奥まで貫かれて全身から汗が噴出した。
 女の身体など、こうも都合よく出来ている。
 兄が自分の上で動くたびに、今まで出した事もないような甘い声が口から漏れるのだ。
 熱に浮かされながら、人形のように揺れる己の白い足をどこか冷静に見つめる。
 背徳を感じながらも、禁忌を乗り越えるのはこんなにも簡単で、湧き上がる熱は夫婦の営みとなんら代わりはない事実を不思議に思う。

 ずんと深く貫かれて足が揺れる度に、

 普段は鎧に隠れている兄の胸板が想像以上に傷にまみれている、とか、

 握るものもすがるものもなく置き場を失った両手の所在、とか、

 遠い昔、たった一度だけ負ぶわれた時と同じ暖かさで、兄は鬼だけれども確かに生きているのだ、とか――。

 脈絡もなく思いを巡らせた。

724信長×市 5:2007/07/11(水) 15:53:01 ID:zCsoUTYe
*

 少し身体が軋んだような気がして、意識が浮上した。
 冷えた身体に先程はぎとられた夜着がふわりとかけてある。
 顔を傾ければ間近に、月光を仰ぎながら酒を舐める兄の姿が目に入る。
 兄ならば女を全裸で放置しそうなものなのに、意外な気遣いに少し驚いた。
 しかし兄が何かするたびに、同じ事をされたかと、ここにはおらぬ義姉に問掛ける。
 優しくされても、手ひどく扱われても、だ。
 ああでもその前に、あの義姉なら情事の最中に気を失うことなどなさそうだ。
 くすりと笑うと、兄がちらりとこちらを見た。
 お互いの眼がぶつかりあったものの、発するべき言葉は何も見当たらなかった。
 身を起こそうと上体をひねると、内腿をどろりと生暖かいものが伝った。
「…………子種……」
 身篭ったらと口にする前に、兄がいつものつめたい口調で一言、産めばよい、とこちらを見たまま呟いた。
 鬼と呼ばれる兄の子を産むのは、この修羅からの脱却か、それとも更なる深みへの序章か。

 どちらでも、兄の側にいられればそれでよい。
 淡い月明かりのなか、市は小さく頷いた。



*

以上です。
本能寺で蘭丸が敗走したら、安土城で応援してくれるのは市だけだったorz
で思いついたネタでした。

お付き合いありがとうございました。
725名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 01:22:44 ID:gzo82tg0
>>712
くのいちタンは?
726名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 10:53:36 ID:Z4Iy788+
信長×市ヨカタヨー
禿GJ
727名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 15:33:39 ID:3296VyoB
禁断の愛もいいな
728名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 05:26:16 ID:31qUF+xo
文章が上手いなあ。GJでした!
729名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 01:11:35 ID:dBMdnMAU
遅参の段だがGJ!
文もエロもよかったぜ!
730名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 00:06:34 ID:nMWInH2o
保守
731名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:09:27 ID:McXou9ea
ほしゅ
732名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 13:34:00 ID:i65dQ7po
ワ・・・ワッフルワッフル!
733名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 16:20:47 ID:WC8R6E46
そろそろageなきゃ落ちるけどageない
734名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 00:46:30 ID:+4kpZNqc
皆がさかって暮らせる世の中
735名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 01:01:07 ID:FVdCfDRS
>>433の発想が世界を救う気がするw
736名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 09:28:11 ID:LxGK9Yu/
猛将伝も出るというのになかなか盛り上がらないな。
737名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 18:49:20 ID:McRwXKse
女性キャラが限られているからだろうか。
738名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 23:42:23 ID:6jDGSJqe
誰も期待してないからじゃないか
739名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 23:31:08 ID:hu7CPqJm
保守
740名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 22:47:34 ID:OrwZYMgV
それでも・・・!俺は戦国のエロを待っている・・・!
741名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 23:06:04 ID:aQMOCxyd
首筋に刀を突きつけて犯すエロを見たいです。
殺意のある強姦ネタを。
742名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 01:45:26 ID:7v+YFwb7
俺は今でもコテさん待ってるぜ
743名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 11:26:51 ID:VkDr8lkx
>>741 それならいいサイトを知ってるのだが・・・
自分的神サイトだから晒せない・・・藻前を満足させられなくてすまん
744名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 19:51:28 ID:idL8qb8E
晒すんじゃない!ここで誰かが書くことが必要なんだぜ!
745名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 21:26:40 ID:eZiWm/5N
>743
ん、わかってる。ありがとうね。
746名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 04:39:25 ID:4s6s+ccH
神は今どこで何をしていますか〜
747名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 22:54:24 ID:DL+b2TaB
神じゃないけど

最近2を買ってプレイしてますよ。
お盆休みだからね。

投下こないかなー
748名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 00:10:30 ID:B71YxWsK
俺も数日前にウハウハ参入
保管庫が見られなくてショボンヌ
749名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 02:41:10 ID:BSvfizCI
リレー小説でも や ら な い か
750名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 02:48:56 ID:LGX7aAey
やーだよ
751名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 07:49:15 ID:5VGhfchm
どんなに遅くなっても
稲姫×ギン千代、ねね×稲姫×蘭丸
の続きを期待
752名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 16:18:31 ID:ofbB1UO2
くのいち×一般兵の陵辱を見てみたい

くのいちが足を挫いて動けなくなった所を一般兵に捕まり陵辱され
減らず口も強がりも無駄で何故か来る筈のない幸村の名前を呼びながら白濁色の液体にまみれ堕ちていくって感じに
753名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 17:18:29 ID:5qyZvUeT
>>742
俺もだ
754749:2007/08/22(水) 02:22:57 ID:XZac7gGM
いいもん!一人で書くから・・・!!!
orz
755749(蘭×ガラ小話):2007/08/22(水) 11:23:15 ID:6t85OYxA
徹夜で妄想をたぎらせたアフォがやって参りましたよ。
SS書いたので投下します。

注意点
・まだ見ぬガラシャがでてきてます。
公開されている情報から作り上げられた749版ガラシャなので、
そういう部分が嫌な人は華麗にスルー推奨。
・小話といいつつ長文なのでスルーもよし、読みたい部分だけ取り上げるもよし。

次から投下。
756749(蘭×ガラ小話1):2007/08/22(水) 11:24:46 ID:6t85OYxA
明智ガラシャ。明智十兵衛光秀の娘。
東洋人にしては珍しく赤みのかかった朝焼け色の髪は、
同じ年頃の女性たちより少し短めに切りそろえられている。
父親、光秀譲りの顔立ちは均整に整っており、誰が見ても息を呑むほどの美少女だ。

特筆すべきはその服装。
異国や南蛮に興味を持っていた彼女は着物ではなく、西洋の服を自ら好んで身につけていた。
初めて彼女を見るものに、それはかなりの驚きを印象付けるのだが、
一方で新鮮な美しさを見つけてしまったような気持ちも抱かせていた。
実際髪色が少し違うガラシャに、それは着物よりも良く似合っているように見える。
真面目な父親も、その所為かは知らないが特に口やかましく咎め立てすることもなかった。
父親が仕える尾張の大名織田信長は、南蛮の服を好んで身につけ、
またそれがとても映える彼女を気に入って、新しい服を贈ってくれたりもした。

傅く女中たちは目新しくも美しい彼女の衣装を好んでくれるものが多かった。
彼女たちはそれが良く似合うガラシャをまるで着せ替え人形のようにして、
毎日ことさら美しく飾り立てた。
父親譲りの少し憂いを帯びた顔立ちとは裏腹にとても活発なガラシャは、
動きにくい衣服に身を包むのは結構な面倒ではあったが、
そうやって自分を可愛がってくれる彼女たちをとても好んでいた。


つまり彼女は今のところとても幸せだった。
──彼の存在を知るまでは。
757749(蘭×ガラ小話2):2007/08/22(水) 11:27:39 ID:6t85OYxA

「───孫市!!」
抜けるような青空に植えられたばかりの稲が風なびく田園から少し離れた石垣に、
ガラシャは馬に乗ってこちらに向かってくる男に手を振って迎えた。
季節は初夏。まだ春の名残を残した少し涼しい風が、
夏の気温を滲ませる空気に微熱を感じる彼女の頬を通り過ぎてゆく。
そんな彼女の前で男は馬からゆっくり降りて、けだるそうに片手をあげた。
「よう、ガラシャ。相変わらず元気そうだな。今日もまた可愛らしい事で」
少しのびた無精髭が生える顎をさすりながら、男、雑賀孫市はガラシャを見やった。

南蛮製の小さめではじきの長い傘は白く、日差しを受ける部分の淵に
白と金が折り合わされたレースが装飾されている。
それに合わせているかのように、(いや、実際女中が合わせたものではある)
彼女の服装も白を基調とした清純かつ華やかな装いになっていた。
ただ丁度膝丈で途切れているふわふわとしたスカートが、
彼女の活発さを表しているようにも見える。
孫市の視線に少し顔を赤くしながら、ガラシャは困ったように呟いた。
「じょ、女中たちがやたら着替えに凝ってしまってな。
本当ならばもっと動きやすい格好が良いのだが、どうも断りきれなくて・・・」
「はははっ、まぁ愛されてるって事じゃないか。良いことだよ」
そんなガラシャにひとしきり軽く笑いかけ、孫市は彼女の頭をぽんぽんと撫でた。
薔薇の花束を模した白い頭飾りの生地の感触と、ガラシャのすこし猫っ毛の髪の
柔らかい感触が冷たく彼の手に感じる。
ガラシャは暖かく大きいその手をくすぐったそうにしつつも、大人しくしていた。

「で、今日は一体どうした?話があると言っていたが」
最後にぽふっと頭を優しく叩いて、孫市はガラシャに言った。
途端にガラシャの顔色が曇る。
拗ねた様に唇を突き出して下を俯くその少女らしい仕草に苦笑しながら、
孫市は再び馬に乗り、ガラシャに手を差し伸べた。
「少しばかり散歩でもしてみないか?今日は天気もいいし、楽しめそうだ」
そんな孫市の気遣いを感じ取ったガラシャは、済まなそうに微笑んでその手を取る。
孫市はガラシャを引き上げ、自分の前に乗せるとゆっくり馬を走らせた。
そのうち、閉じた傘の柄を手でもてあそびながら、ガラシャがおずおずと口を開く。


「実は・・・な。」
758749(蘭×ガラ小話3):2007/08/22(水) 11:32:05 ID:6t85OYxA
(なぁんだ、結局まだまだ父親離れ出来てないって話じゃないか)
夕暮れの帰り道に馬を走らせながら、孫市は今日のガラシャの話を反芻していた。

簡単に述べることが余りにも簡単すぎる。
織田信長の小姓、森蘭丸が気に入らないという話だった。

──理由は自分の父親と余りにも親しすぎるから。


確かにそう自分の年と変わらない少年と自分の父親が仲良くしているということは、
娘にとっては不愉快なことなのかもしれない。──その少年が美しいのであれば尚更。

(しかし所詮は信長の小姓だからな。光秀とどうこうっていうのは有り得ない話だろ)
孫市にとって衆道とは全く理解できないものではあったが、
この時代にはびこっている間柄であることは否定できない。
それでも、圧倒的な力を持つ者の小姓と光秀に睦み事があるとは考えられなかった。
残虐な魔王の機嫌を損なえば、死ぬことさえ楽には許されないであろうことは明らかである。

しかしそのような生々しい話を年端もいかない少女に話すのは気が引けたので、
同じ斉藤家から信長に仕えた間柄なのだから、
多分に親しいのも無理はないのかもしれないとだけ言って宥めておいた。

ガラシャは信長からもらった頭飾りの礼に今度父親と行くのだが、
行きたくないといって終始拗ねていた。
そんなそぶりからしてまだまだ、彼女は父親離れには暫く縁がなさそうである。
まあそれもまた可愛らしいと、孫市は思っているのだが。


それにしても──、と孫市は独りごちる。
(森蘭丸ねぇ・・・。黙ってりゃ女にしか見えない麗しの麒麟児ってか。
織田家の人間は信長といい濃姫さんといい人間離れしたやつらが多いが・・・)

良くも悪くも、彼、森蘭丸は人に何がしかの感情を持たせる人間だと、孫市は思っていた。
清廉潔白な性格であるが故に、彼自身では気づかぬうちに人は少しずつ、彼に魅せられて行く。
(あいつも結局魔王の魔性を持ちあわせてる・・・ってことなんだろうかね)
信長の圧倒的な存在感、そして濃姫の堕ちていきそうな妖艶さを思い出し、
少し身を震わせながら、孫市は蘭丸をそう評した。


「まぁガラシャに・・・、何もなきゃいいんだがね」
少々過保護すぎると思いつつも、孫市はそれだけぽつりと呟いて
暮れ行く街道を走る馬に少し強く鞭を入れた。
759749(蘭×ガラ小話4):2007/08/22(水) 11:36:30 ID:6t85OYxA

その日も快晴だった。

信長に頭飾りの礼に参った明智親子は、それぞれ輿から降り、安土城へと入城する。
出発前からどことなく不機嫌な様子をちらほらさせている娘を気にしながら、光秀は諭すように声をかけた。
「お珠、今日は信長様にお礼に来ているのですから、粗相の無い様にして下さいね」
「・・・分かっております、父上」
それがまたなんとなく癪に障って、ガラシャは一層不機嫌な声で返した。
光秀は軽く嘆息して、信長の待つ客間へと足を運ぶ。
父の様子を感じ取ったガラシャは、半ばむしゃくしゃしながらそれに続いた。


そして最初に出迎えてきた人間を見て、ガラシャの心境は一層波立つことになる。


「光秀様、ガラシャ様、よくぞいらっしゃいました!」
ガラシャにとっては今一番遭いたくない人物、森蘭丸だ。
女子のような細い体、そして白い肌が、眩しい日の光を浴びて淡く朱に染まっている。
流れるような黒髪は一つに結われ、彼が動くたびにきらきらと光を零した。

「久しぶりですね、蘭丸。元気にしていましたか?」
うってかわってガラシャの父は、懐かしそうに目を細め、蘭丸にゆるりと笑いかけた。
(・・・どうして父上はあの小姓にああも優しい笑みを向けるのじゃ・・・!)
むっとしながら、ガラシャはそんな二人のやりとりを妬ましげに見つめる。
その視線に気づいた蘭丸が、ガラシャのほうに邪気のない笑みを返してきた。

「ガラシャ様も、随分お久しぶりでございますね!・・・相も変わらず南蛮の服が良くお似合いになっておられます」
上手いこと言うものだと内心で舌を出しながら、ガラシャはあくまで淑やかに微笑んだ。
「勿体のうお言葉にございます。
今日は信長様からいただいた頭飾りをつけたところを是非お見せしたいと思うて参りましたのじゃ」

信長からもらった花と蝶をモチーフにした黒の頭飾りは
濃い紫とやはり黒のレースが外側に満遍なく縫われており
暖色の多かったガラシャの服から合うものを探すのはどうやら一苦労だったようだ。
それでも女中たちは綺麗にガラシャを着飾ってくれた。
黒を基調とした今日の服は、ところどころが濃い目の暗い青と黒のレースに飾られている。
胸元の赤いリボンが印象的だ。
ガラシャが動く度に揺れるスカートは真ん中から凸型状に白が見えるようになっている。
寒色を好む信長様なら好んでくれるかもしれないと、光秀も嬉しそうに微笑んでいた。
あの時は、私も楽しかったのにとガラシャは思う。

「今日はガラシャ様に合わせて、蘭丸も斯様な装いにして参りました。
信長様がたまにはこういった装いも興があって良いと言われ、着けてみたのですが・・・」
少しばかり恥ずかしそうにしながら、蘭丸は困ったように頭を掻いた。

彼の服装も確かに西洋風なものだった。
胸元からフリルのついた白いブラウスに、サスペンダーのついた膝丈までのズボン。
そして黒い長めのマント。和風な顔立ちの彼だが、気品あるせいかとても良く似合っている。
「ええ、とても良く似合っておりますよ」
ガラシャが何か言おうとする前に、光秀が優しくそう言った。

(ち・・・父上の・・・、馬鹿っ!!!!)
心底蘭丸を憎たらしいと思いながら、彼女は適当に蘭丸を誉めたて、
二人の少し後をとぼとぼとついていった。


もう帰りたいと、何度も何度も思いながら。
760749(蘭×ガラ小話5):2007/08/22(水) 11:40:30 ID:6t85OYxA

「なんとも美しいことよのう、これで贈った甲斐もあったということよ」
パチリと扇を顔の前で広げて、信長が面白そうにくすりと笑った。
「ふふ、光秀、遠いところからわざわざご苦労だったわね。
でも良いものを見ることができて私も嬉しいわ。・・・好きよ、綺麗なものって」
足を崩し、肘置きについた手に顔を委ねながら、濃姫がやはり面白そうにくすくすと笑う。

「勿体のうお言葉に存じます、わが娘も同じ所存かと。・・・お珠」
「はい。信長様、濃姫様、此度は斯様に貴重なものをわざわざ有難うございました。
私も大変気に入っております。後生大事に使わせていただきます」
言って、頭を伏せる。が、すぐに面をあげよと言われ、信長と対面した。


それからは信長と光秀のやり取りになる。
光秀がお礼の茶器を渡したり、二人で次の戦に向けての話をしたりしていた。

その間、ガラシャは二人の後ろに控える蘭丸を見る。
一言も発せず、また綺麗に伸びた背筋を曲げず、
正座で信長と濃姫を見つめる彼は確かに綺麗だとは彼女も思った。
しかしその美貌のせいで自分より彼のほうが父親に可愛がられているのかと思うとまた苛々と心が泡立つ。


(なんとか父上とあやつを遠ざける方法はないものか・・・)


ぼんやりとそのようなことを考えているうちに、信長の言葉が耳に入る。
「さて、光秀。そちに少々込み入った話がある。」
と、直ぐに濃姫が信長をちらりと横目で見て言った。

「そう、じゃあ私、これから着物屋でも呼んで新しい服の買い付けでもしようかしら。
・・・ガラシャ、貴女も一緒に如何?」
妖艶な視線を、ガラシャは真正面から向けられる。
「わっ、私はその、遠慮しておきますのじゃ、そんな・・・」
同性であるのに何故かどきどきしてしまって、ガラシャは声を上擦らせてそう答えた。
「遠慮なんて、しなくて良いのに・・・。でも、貴女が気に入りそうな服はなさそうだものね。
じゃあ・・・、蘭丸。ガラシャの相手をして差し上げなさい。・・・粗相のないようにね」

聞いてガラシャは顔を青くする。
彼といるくらいなら一人のほうがよっぽどマシだと思うのだが、
流石に二度も断る気にはなれず、彼女はただ無言を通すしかなかった。
蘭丸は二つ返事でそれに答え、お城の案内でも致しましょうか、
といってどこか嬉しそうに、にこりとこちらに微笑みかけてきた。

「それじゃあ、とりあえずこの場はお開きね。・・・楽しかったわ」
濃姫の声を合図に、各々立ち上がって別室に移る。
それを呆然と見送る中、にっくき相手は楽しそうな足取りでこちらに向かってきた。
「安土城は広く、風情の良いところも数多くあります。さて、どこから参りましょうか」


悪気のない笑顔に、ガラシャは少しばかり引きつった笑みを返すしかなかった。
761749(蘭×ガラ小話6):2007/08/22(水) 11:44:09 ID:6t85OYxA

傍目から見ると二人はまるで西洋貴族の一室にいる子供たちのようだった。
広い城内をしとやかに歩く蘭丸と、見慣れぬ城の物珍しさに多少の興奮を覚えながら
とたとたとついていくガラシャは、通り過ぎる家臣たちを驚かせ、そして和ませた。


当の本人たちは、非常に楽しそうに城内探索を行っていた。

最初はしぶしぶと蘭丸の案内に付き従っていたガラシャだが、
安土城の普通の城とは少し違った装いに驚き、
丁寧に解説してくれる蘭丸にあれやこれやと疑問をぶつけた。
そう、気づくとすっかりガラシャは蘭丸に対する不快な気持ちを忘れていたのだ。


「・・・で、ここが秀吉様の住まいですね。今は遠征中にてこちらにはおられませんが。
さて、昼時ですし少し一休み致しましょうか。
近くに私の住居がありますので、おもてなしさせていただきますよ」
「ありがたいのう、それでは早速参らせてもらうのじゃ!」
嬉しそうに蘭丸を見上げて、ガラシャがにっこりと微笑む。
蘭丸は対してどこか照れたように微笑しながら、彼女を自分の母屋へと案内した。

少し早い昼食を二人で食べ、最後に出された餡蜜を口にしているうちに、ガラシャは突然思い出した。


(はっ!・・・わ、私は何をしておるのじゃ!蘭丸は私の父を私から奪ったにっくき敵だというのに!!)
我に返って、思わず蘭丸を見つめる。
当のにっくき敵は同じく餡蜜を上品に口に運びながら、にこにことガラシャの様子を見ていた。

「・・・そちは何を面白いと思ってそう笑いながら私を見ておるのじゃ?」
途端に態度が気に入らなくなって、ガラシャはじとりと蘭丸をねめつける。
「も、申し訳ございません!そ、その、ガラシャ様がとても・・・いえ・・・、その・・・」
幾分語尾を濁しながら、蘭丸は身を縮こまらせて平に謝った。
その余りにも実直な態度に再び毒気を抜かれたガラシャは、嘆息して手をひらひらと振る。
「もう良い、・・・面をあげい。別に怒っていたわけではないのじゃ。
・・・いや、そうでもないけれど、・・・ううんと、・・・とにかくもう良い」
それだけいって、一気に餡蜜の汁を飲み干した。

言われたとおりに面を上げた蘭丸は、不安そうに訊ねてくる。
「美味しゅうございましたか?」
「勿論じゃ。甘くて冷えていて、とても美味しかった。有難う、蘭丸」
「・・・はい!」

たったそれだけの言葉で嬉しそうに笑う蘭丸に少しどきりとしながら、ガラシャも改めて彼に微笑を返した。
762749(蘭×ガラ小話7):2007/08/22(水) 11:47:39 ID:6t85OYxA

「そちは父上と仲が良いと聞く。父上がいつも世話になっておるの」
「そんな、勿体無いお言葉にございます。それに、世話をかけているのは蘭のほうです」

縁側に腰をかけのんびりとまどろみながら、毒気は抜かれたもののやはり気になる本音を、
ガラシャはできるだけ包み込むようにして言ってみた。

「父上とはどれくらいの縁なのじゃ?」
・・・少々露骨だったかのうと言った後に後悔しながら、ガラシャは返事を待つ。
「そうですね、斉藤家時代からの、もう随分長い縁になりますよ」
それを聞いて、彼が生まれる前の自分の父親のことも知っているのかと思うと、
ガラシャは少し複雑な気持ちになった。

自分だけ仲間はずれのような、そんな気分。

「光秀様とは志を共にしている同士だと、蘭は思っております。
これからも末永く、共に信長様をお守りしていけたら、と願っておりますよ」
その言葉を聞いて、ガラシャの心が更に萎む。


(父上が蘭丸を可愛がるのは、こういうわけなのじゃな・・・。
こやつは私なんかより、ずっとずっと、・・・大人で、賢くて、強くて・・・)


「ど、どうしました、ガラシャ様?どこかお加減でも・・・?」
急に顔色を暗くしたガラシャに驚き、蘭丸は慌ててあたふたと問いただした。
彼女はただ黙って、膝を抱えてそっぽを向く。
「ガラシャ様・・・」
しばしの沈黙の後に、彼女が寂しそうにぽつりと呟いた。

「そちが父上に慕われている理由が、分かった気がする」

その言葉だけで、聡い蘭丸は彼女が何を考えているか、すぐに感じ取ってしまった。


「ガラシャ様」
相変わらずそっぽを向いたままの彼女に近寄って、穏やかに蘭丸が述べる。
「ガラシャ様がお生まれになられた時、誰よりも喜んでおられたのが光秀様でした。
小さい頃から今日まで、会うたびに蘭丸は光秀様からガラシャ様のお話を嬉しそうにされるのです。
土産に簪を買って帰ろうかとか、たびたび相談までされたほどですよ?」
それから再び、二人の間に沈黙が生まれる。蘭丸は心配そうに、横向くガラシャを見つめた。

ガラシャは今までの自分の余りに子供っぽい考えに自己嫌悪で押しつぶされそうだった。
けれどもやはり、素直に蘭丸に謝ることが出来ない。
相も変わらず意地っ張りで、子供っぽい自分。
堂々巡りする思考の中で、ガラシャはただただ涙を出さないよう、必死にこらえることしかできない。
──と、ふと部屋の上座に、自分より倍の丈はあるくらいの長い刀が目に入った。

「・・・蘭丸」
ふいに聞こえた声に、蘭丸ができるだけ優しく聞こえるように返事を返す。
「如何なされました?」
「あれは、そちが使う刀なのか?」
彼女が指差す方向を見ると、そこには愛刀、神剣カムドが収められていた。
「ええ、戦で使っている私の刀にございます」
何故いきなりそんなことをと思いつつも素直に答えると、
彼女はいきなりすっくと立ち上がって、自分に向かって宣言してきた。


「勝負じゃ!蘭丸!!!!」
763749(蘭×ガラ小話8):2007/08/22(水) 11:55:55 ID:6t85OYxA
時刻は昼を少し過ぎた頃だろうか。
天辺に上がった太陽の下で、蘭丸はどうしてこんなことになってしまったのだろうと愛刀を片手に考えていた。

少し離れた所で立っているのは尊敬する人物の娘。
黒地に金が薄く混じった帯から、二つの不可思議な腕輪を装着して戦闘体制に入っている。
何度か彼女に会った経験はあるが、互いに仕合うのはこれが初めてだ。

(・・・初めても何も、一生こんな経験なくてよかったのだけど・・・)
げんなりした表情で輝く愛刀を見つめながら、
とりあえず適当に相手をして勝たせれば気が済むだろうと蘭丸は展開を考える。
「蘭丸!手抜きをしてはただではおかぬからな!!」
「・・・・・・。」

がっくりと、蘭丸は肩を落とした。

一方ガラシャは、体を動かせるということで多少気分の切り替えになっていた。
(これで勝っても負けても、蘭丸に謝ろう。このように不甲斐ないままでは明智の娘として立つ瀬がない・・・)
そう決心して、ガラシャはにじりと構えを取る。
日頃の訓練での体術師に教わったとおり、ガラシャは念じて腕輪から光の帯を発生させた。

「!」
それを見て、蘭丸も覚悟を決める。
(女心というものはさっぱり分からないが、こうなった以上、真剣勝負しかない・・・!)
「蘭丸、参ります!」
「ガラシャ、参る!!」
お互い名乗り合って、仕合の火蓋は切られた。

遠くから放たれた真空波を身軽に飛び越えて、ガラシャは蘭丸の懐に忍び入り、打撃を打ち込もうとする。
が、それに気づいた蘭丸は刀を縦に構えて防御を取った。
ガギン!と鉄のぶつかり合う様な音がして、腕輪から発する帯と刀の間に火花が散る。

「・・・なかなかやるのう」
「ガラシャ様こそ・・・!」
一旦離れて間合いを取り、ガラシャが大きく跳躍してそのまま拳から衝撃波を撃とうとした次の瞬間。


すっぽーーーーん!


「「・・・へっ!?」」
声は二人同時に上がる。
なんと伸ばしたガラシャのか細い腕から、少し大きめの腕輪がすっぽ抜けてしまったのだ。

「しっ、しまった・・・!そういえば先生が少し大きめのものだからと言っていたような・・・!」
空中であたふたしている内に、もう一方の腕輪にも変化が起こる。
ガラシャの念を基点に発動する腕輪が、純粋に彼女の混乱に陥っている思念を汲み取ってしまったのだ。

「きゃ、きゃああああっ!?」
腕輪を中心にして、ガラシャの体がぐるぐると振り回される。
「ガラシャ様っ!?」
防御を構えていた蘭丸が、驚いて構えを解いた瞬間だった。
「きゃああああ〜〜〜〜〜!!!」
「ええええっ!?」


全身に光を帯びたガラシャが、蘭丸一直線に体当たりをかましてきたのだった。
764749(蘭×ガラ小話9):2007/08/22(水) 11:57:47 ID:6t85OYxA

「いっ、いたたたた・・・」
濛々と土煙が上がっているのを感じながら、ガラシャはゆっくりと身を起こす。
あれほど激しく下に叩き落されたような感じであったのに、ほとんど無傷であるようだった。
激しい落下音で何事かと駆けつけてくる人々の声を聞きながら、どうしたものかと起き上がろうとしたその時。

「きゃあああっ!!」
縁側に駆けつけた女中が悲鳴を上げる。
「ら、蘭丸様っ!!」
視線は自分の下。

見ると土煙晴れたそこには、ガラシャの下敷きになって気を失い、倒れている蘭丸の姿があった。

「ら、蘭丸っ!?」
慌てて飛び起き、蘭丸から下りる。
頭をかき抱き何度も何度も名前を呼ぶと、小さく呻きながら彼は目を開いた。

「う・・・、こ、これは・・・」
「蘭丸っ!無事か!?」
「ガラシャ様・・・」
ぎこちなく辺りを見回して、ガラシャの顔を見ると彼はにこりと笑い、その後大きくため息を付いた。

「・・・全くなんて無鉄砲な技なのでしょう。ガラシャ様らしいといえば、らしいですが」
「ち、ちがっ、あれは失敗したのじゃっ!」
「分かっておりますよ」
土と砂にまみれた顔を再び微笑に変えて、蘭丸は起き上がりガラシャの頭をそっと撫でた。

「ご無事で何よりです」


ガラシャは今度こそ本当に、泣き崩れた。
765749(蘭×ガラ小話10):2007/08/22(水) 12:01:56 ID:6t85OYxA

「腕輪のことなど蘭はさっぱりわかりませぬが、
やはり自分に合った物を選んだほうが宜しいですよ?
戦場ではそういう言い訳は通用しないのですからね」
「・・・わかっておるのじゃ、そちには、本当に迷惑をかけた・・・」
「光秀様のご息女ですし、これくらいなんでもありませんよ。
信長様との手合わせではもっと酷い目にあっておりますから」
言ってくすくすと蘭丸の肩が揺れる。

特に打ち所は悪くなかったものの、背中に大きな擦り傷が出来てしまった蘭丸の手当てを、
ガラシャは自ら進んですることにした。
申し訳なさと気恥ずかしさで、胸がいっぱいになってしまう。

「・・・これで、大丈夫だ。」
腕輪の術式の一つである治癒である程度傷をふさぎ、ガラシャはふうと一息つく。
蘭丸は少し振り返って礼を言った。そして新調されたブラウスに袖を通そうとする。

「今日は、本当に悪かったのじゃ」
後ろから蘭丸の肩をぎゅうと掴んで、ガラシャは謝った。

良いのですと言いながら彼はガラシャに向き直り、ブラウスを羽織ながらにこにこと微笑む。
相変わらず邪気のない笑顔が胸に突き刺さり、ガラシャはまた涙腺が緩んでしまう。

───と、ふいに彼の腹の近くに大きな傷が見えて、ガラシャはびくりと身を硬くした。
その視線に気づいて、蘭丸が当たり前のように説明をする。
「ああ、だいぶ前の戦の時の傷です。今はもう痛みもしませんよ」
「戦・・・」

そういえば背中にも、大なり小なりの切り傷や撃たれたような後が見受けられた。
薄い肉付きの均整の取れた白い肉体が戦で傷つけられることの惨さに、ガラシャは思わず眉をひそめる。

そしてその腹の傷を、そっとなぞった。

「え・・・、が、ガラシャ様っ!?」
上擦る声に気づきもせず、ガラシャは独りごちる様に呟いた。
「父上にも、・・・あるのだろうか・・・」

それを聞いて蘭丸は真剣さを取り戻して、ガラシャの手をそっと握る。
「それはございますでしょう。あのお方は私以上に戦を切り抜いてきたお方。貴女様を、
──お守りするために」
その手は孫市より小さくて、細くて・・・


───しかし同じくらい、暖かかった。


その感触に小さな疼きを覚えながら、ガラシャはなんとなく、蘭丸の手を握り返した。
それに驚いて視線を向けてくる蘭丸を見ずに、ガラシャは俯くことしか出来なかった。
766749(蘭×ガラ小話11):2007/08/22(水) 12:08:02 ID:6t85OYxA
「が、ガラシャ様っ!」

突然大声で呼ぶ蘭丸に驚いて、ガラシャはびくりと面を上げた。
「な、なんじゃ、いきなり・・・。驚くではないか」
「も、申し訳ございません・・・。
ですが、その・・・、ついでですから、もう一ヶ所、ガラシャ様に癒してもらいたいところがあって・・・」
恥ずかしそうに言葉を続ける蘭丸を見て、なんだそんなことかと思いながら、
ガラシャは一旦外した腕輪を片方だけつけた。
「構わぬぞ。今日はそちには・・・、本当に世話になってしまったからのう。申してみい」
「で、では遠慮なく・・・」
蘭丸が何故か腕輪をつけている方とは反対の腕を、傷む部分に誘導する。

───そこは、彼の左胸だった。

「・・・?特に傷はないようじゃが・・・」
訝しがるガラシャに、触れている腕から蘭丸の激しい心音がどくどくと聞こえてくる。

「・・・えっ・・・?」

その感覚に、ガラシャは震えるような何かを感じたような気がした。


「・・・ガラシャ様・・・」
「な、なんじゃ・・・」
左胸に当てた彼女の手を握り締めながら、彼はそっと彼女の近くへと寄ってくる。

「痛いのです、ここが。貴女様を見る度に、想う度にずきずきと疼くのです。
今日もこちらに参られると聞いてすごくすごく蘭は嬉しくて・・・、嬉しくて、胸が痛むのです」

ちゃり、と外れたままのサスペンダーが音を立てる。
頬を赤くして切実に訴えてくる彼に、ガラシャは目眩を覚えそうだった。

───なんてことだ。あんなににっくき敵だったのに。


逃げられず、逃げたいとも思えず。気づけば組伏され、蘭丸の顔が真上にあった。

「無理にとは申しません、けれど、・・・ずっとずっと、お慕い申しておりました・・・。
光秀様から聞く貴女様のお話が、楽しみで仕方がありませんでした・・・。
初めて会った時から、蘭はずっと貴女様を見るたびに、想う度に胸を痛めておりました・・・!」

訴えるかのように切々と言葉を紡ぐ蘭丸に、ガラシャの胸はぎゅうと締め付けられる。
これが彼の感じている痛みなのだろうかと、ふと彼女は思った。
「私は・・・、そちのことが憎くてたまらなかった。父上を取られてしまったような気がして・・・。
でも、・・・でもどうして・・・?今は私も胸が痛む・・・。」

泣き出しそうなくらいに顔を歪ませて、蘭丸はガラシャのか細い体を思い切りぎゅうと抱きしめた。
「・・・ん、んっ・・・」
余りの力強さに息が止まる思いをしながらもガラシャはそれがとても嬉しくて、
やはりありったけの力で彼を抱きしめる。

細くて、少し硬い体。男なのだと、改めて実感する。

しばらく上に下にと体勢を変えながらお互いの体を抱き寄せた後、蘭丸が躊躇いがちにガラシャに尋ねた。
「あ、あの、・・・唇を重ねても、良いですか・・・?」
767749(蘭×ガラ小話12):2007/08/22(水) 12:11:00 ID:6t85OYxA
「む・・・、ぅふ・・・、ぅ・・・」
押し付けられるように唇を重ねられ、
ガラシャは多分に息苦しさを覚えながらも、必死で蘭丸に答えた。

乱れた髪からは頭飾りが外れ、赤い髪があちらこちらへと遊んでいた。
そのうちに開いた口の隙間から舌を差し込まれ、ガラシャの体がびくりと跳ねる。
「んふ、む・・・ぅ!」

カチカチと音を立てて当たる歯が、ゆるりと舐められる口内が、彼女体に徐々に熱を与えていった。
ぴちゃぴちゃと音を立てる互いの唇がどうにもいやらしい。

やがて互いに空気がどうしても必要だとなったときに、やっと彼らは唇を離した。
「・・・っぷ・・・はぁ・・・っ!!」
お互い息を荒げながら、必死に新鮮な空気を肺に流し込む。

「はぁ・・・ぁ・・・、も、申し訳ございません、無理をさせてしまって」
顔を赤くして涙を滲ませているガラシャを見て、蘭丸は済まなそうに頬を撫でた。
「あ、あの、初めてだったので・・・。・・・言い訳にもなりませんが・・・」
少々情けない顔をしながら蘭丸が再度彼女を抱きしめる。
ガラシャは彼の背中をゆっくりさすりながら、構わぬよと笑った。

「・・・胸の痛み、少しは収まったか?」
蘭丸の耳元で、彼女が呟く。
「収まったというよりも、緊張しすぎて心の臓が飛び出しそうです」
同じく顔を赤くしながら、蘭丸が困ったように笑った。

「私は・・・、もっともっと胸が痛くなった。」
再びぎゅっと彼の体を抱きしめて、ガラシャは熱に浮かされたようにそう囁く。


「が、ガラシャ様、」
「のう、蘭丸・・・」
一旦体を離し、起き上がって彼女は彼の顔を見据える。
そして胸元の赤いリボンを、自分からしゅるりと解いた。きっちりと閉じていた胸元が、
少しだけ緩くなって白い喉元が顔を出す。

「私の胸の痛みを治すことが出来るのは、きっと、・・・いや、ただ一人、そちだけじゃ。
斯様に幼い体ではそちにとって不足なのかもしれぬが・・・」
「滅相も御座いません、ガラシャ様!」
皆まで言わせず蘭丸が声を上げる。
「私にとって貴女様は・・・。・・・その、憧れていた、大切な人だから」
膝をついてにじり寄り、そっと少女を抱きしめる。

「お願いです、ガラシャ様の全てを・・・、蘭にお見せください」


「・・・うん」


本当に小声で、ガラシャはそれだけ言った。
768749(蘭×ガラ小話13):2007/08/22(水) 12:15:16 ID:6t85OYxA

それはもし見る人が見れば、ある種の禁忌を感じるのかもしれない。
年端もいかない、美しい少年少女が西洋人形のような服を脱がしあい、
そして伸びきっていないほっそりとした肢体をぎこちなく、しかし激しく絡ませる。
どことなく倒錯的な二人の秘め事は、初夏の輝かしい太陽から隠れた部屋の陰の一室で
ひっそりと、しかし熱を持って続けられていた。


どうやって脱がしたら良いのか分からないガラシャのドレスを、蘭丸は苦心しながらもなんとか剥いてゆく。
見たこともない女体と触れたこともないそれの感触に胸を焦がしながら、
必死に彼女の服に手をかけていく彼を、ガラシャは期待と不安の表情で黙って見つめていた。
やがて最後の衣類を手間をかけながらも慌しく脱がせると、そこから白く柔らかいガラシャの肢体が浮かび上がった。

蘭丸は初めて見る女子の体を食い入るようにじっと見つめた。
反対にガラシャは、恥ずかしさに頬を染めて目を瞑る。

薄く肉がついた彼女の体は、未発達だがそれがまた儚げな魅力を醸し出している。
幼い乳房の真ん中には、薄桃色の頂きが控えめに色づいていた。
ただ好奇心で、蘭丸は不躾に二つの乳房をぎゅうと握ってみる。

「や・・・痛・・・!」
閉じていた目を見開いて、ガラシャが呻くように声を上げた。
「も、申し訳ございません!」
慌てて手を離し、今度はそっと掌で包んでみる。
外側は柔らかくふにふにしていて、内側は少し硬いしこりがあるように感じられた。

「・・・柔らかい」
蘭丸は乳房の少し温かくすべすべしている肌触りとその肉感に感動しながら、恐る恐る、しかし何度も掌で撫で回した。
「ぁ・・・や、・・・な、何かこそばゆい様な・・・、へ、変な感じがするのじゃ・・・」
一方でガラシャは、彼の掌に時々触れる先端に妙な感覚を覚えていた。
手や指が通り過ぎる度に、びくりと小さく体を震わせる。

それに気づいた蘭丸は掌で乳房を揉みしだきながら、指先で先端をくりくりと押さえた。
「ひゃっ・・・!?ん・・・ぁ・・・、ふ・・・」
むずがゆいような気持ち良さを感じて、ガラシャは戸惑いながら声を上げる。
その様子を見ながら蘭丸は、今度は胸元にちゅ、と口付け、先端を舌先でゆっくりと舐めあげた。
「んやあっ、や・・・、な、なに・・・、ぁ・・・!」

そんなガラシャに心奪われ、彼は激しく乳房に唇を落とす。
片方を指先で捏ね繰り回し、もう片方を唇と舌で吸ったり舐めたり、
あるいは優しく噛み付いたりすると、彼女は困ったように身を捩じらせた。
「いぁ・・・っ、ふ・・・ん、ぁあっ、か、噛んだら、駄目・・・!」
ちりちりと体の奥底に火花を散らされているような快感を覚えながら、ガラシャは必死で声を上げた。
更に蘭丸は首筋を舐め上げ、鎖骨に舌を這わせガラシャの体を堪能する。


「ら、蘭丸に・・・、食べられてしまいそうじゃな・・・」
息も絶え絶えに苦笑しながらガラシャが言うと、
「私はこれからガラシャ様をいただいてしまうのですよ」
と彼は笑って、再度彼女に強い接吻をした。
769749(蘭×ガラ小話14):2007/08/22(水) 12:18:07 ID:6t85OYxA
喘ぐガラシャに気を使いながら、蘭丸は手を少しずつ下に持っていき、秘部へ触れようと試みる。
すると意外にもあまり抵抗なく、彼女の両足はするりと彼の手を通してくれた。

見ることが出来ないので、太ももを撫でていた手を確認するように少しずつ上に持っていくと、
いきなりぬめっとした感触が指先に触れる。
「うわっ!」
これには蘭丸が驚いて、思わず声を上げてしまった。

「す・・・、すまぬ、あの、・・・ら、蘭丸・・・」
涙目になってあたふたとするガラシャを見て、傷つけてしまったような気がした蘭丸は、慌てて声を上げた。
「いえ、あの、私も初めてですから、その色々と驚くことも多くて・・・。・・・すいません。」
言って恥ずかしそうに目を伏せる。


「・・・でも、こうなっているということは、気持ちが良いということなのですよね?」
ぬるぬるとしているそこを探索するように指でにちにちと触れながら、彼は確認するように彼女を見上げた。
「こ、これが、気持ち良いというのかは・・・、私も初めてだから分からんのじゃが・・・」
困ったように彼を見返して、ガラシャは蘭丸の空いている手を自分の下腹部にそっと置いた。

「・・・ここら辺の中の方が、疼く様な、じりじりと炙られているような気になってしまう・・・」

無邪気に伝えてくるそんな彼女を愛しく思って、蘭丸は彼女の名を呼んで何度も何度も抱きしめた。
ガラシャもそれが嬉しくて、彼の頬に自分の頬を満足そうに摺り寄せる。
ひとしきりそうやって互いの体温を感じた後、蘭丸は恐る恐るガラシャに尋ねた。

「あの・・・、蘭は何度も言うように初めてにございますから、
ガラシャ様にはつらい思いをさせてしまうかもしれません。
それでも懸命に励みます故・・・、・・・よ、宜しいですか?」

必死の様相で睨み付ける様に見てくる蘭丸を可愛らしく思いながら、
ガラシャは満面の笑みを浮かべて顔を縦に振った。

「・・・それでは、参りますね」


ズボンを脱ぎ、下穿きを取って全裸になった蘭丸は、
すっかり膨張しきったそれをそっと、ガラシャの蜜壷の入り口に押し当てた。
770749(蘭×ガラ小話15):2007/08/22(水) 12:21:20 ID:6t85OYxA

「ひ・・・!?ゃぁああああああっ・・・!!」


それまで感じていた甘ったるい疼きとは全く違う、
ただただ自分を引き裂くように進入してくる異物に、ガラシャは痛みを覚えて悲鳴を上げた。
堪える余裕もなく涙を零して、縋る様に蘭丸の背中を必死で抱きしめる。

「ぁう・・・、申し訳ございません・・・!」
反対に蘭丸は、蜜壷の肉圧にこれまでにない、初めての快感を覚えていた。
それでもガラシャを少しでも苦しめないようにと、あくまでじりじりと自身を埋め込んでいく。

それは数分にも満たない時間だったが、二人にとっては恐ろしく長い時間。


「・・・これで、全部です・・・」
脂汗で額に張り付くガラシャの前髪をそっと掻き分けて、蘭丸は喘ぐように言ってガラシャに笑いかけた。
「ふ・・・ぁ・・・。き、きついものじゃのう・・・」
苦しそうにしながらもなんとか笑みを返そうとする彼女が痛々しくて、蘭丸は何度もガラシャの唇に口を寄せた。

そして少しずつ、動かしていく。

「きゃ・・・、ひん!やっ!あぅっ!」
擦れる度に激痛を感じ、奥を突かれる度にほんの少しの快楽を感じながら、
自分の体に夢中になる蘭丸を、ガラシャは離れないようにぎゅっと抱きしめる。
それに答えるように、蘭丸の腰使いは少しずつ激しさを帯びていった。

「いぁ、んっ、ら、蘭丸、・・・お、奥が・・・、きもち、いいかも・・・!」
余りに必死で返事が出来ない蘭丸は、腰をどっぷりとガラシャに打ち付けることでその要望に答えた。

「あっ・・・!ぁ、んはっ、ん、ら、んまる・・・!」
「・・・ふ・・・ぅ、ガラシャさ、ま・・・!」
まじないの様に二人とも互いの名を呼び続けながら、次第に高みへと昇っていく。

やがて蘭丸の腰使いが一層激しくなると、ガラシャは甘い声を上げながら身悶えた。
「やぁ・・・!蘭丸、奥が、・・・奥が気持ちいいのじゃ・・・!!」
「は・・・っ、ん、ガラシャ様・・・!」
「んやっ、はぅ!ああっ・・・!す・・・ご・・・!」
痺れる様な快感に酔いしれるようになった頃、蘭丸が困ったように鳴いた。

「すいませ・・・、も、もう気持ちよくて・・・」
「ふぁ・・・?なに・・・・・・、・・・っひゃあっ!」
顔を真っ赤にして、切なく口を開けながら彼はガラシャの中に自分の精を注ぎ込む。
生暖かい感触と、びくびくと震える彼のものをガラシャは感じとった。

「ぁ・・・、ガラシャ様・・・。申し訳ございません・・・」
今日何度も口にしている謝罪を述べながら、蘭丸は彼女の胸に顔を埋めた。
優しい気持ちになりながら、ガラシャはそんな彼の頭を宥める様に何度も撫でてやる。


気持ちよさそうにまどろむ蘭丸を見ながら次第にガラシャも眠くなり、二人は繋がったまま眠りに落ちていくのだった。
771749(蘭×ガラ小話最後):2007/08/22(水) 12:24:22 ID:6t85OYxA

「で、結局信長んとこへの訪問は滞りなく済んだのかね」
「まあ、な・・・」


数日後の同じ場所で落ち合ったガラシャと孫市は、先日話し合った信長へのお礼訪問の話になっていた。
今日のガラシャは落ち着いた赤を表立たせたいつもより少し派手目の装いだったが、
子供っぽく見えることもなく、艶やかな雰囲気に仕上がっていた。

少しばかりガラシャを心配していた孫市は、予想外のガラシャの反応に肩透かしを食らったような気になってしまう。
「あんなに蘭丸のことを気にしてたってのに意外だな。
・・・もしかして話してみたら予想外にいい男だったもんで、仲良くなっちまったりしたのか?」
「べ、別にそういうわけではないが・・・、・・・まぁ、色々分かった気がする・・・」

言いにくそうに眉をしかめながら、孫市の顔を見ずに返事をするガラシャに、彼はどことなく寂しさを感じてしまう。
「ふぅん?まっ、仲良きことは良きことかな、ってな。下手に険悪な関係よりかは、良かったのかもしんねーな」
「そうかもしれぬのう・・・」

上の空で返事をし続けるガラシャにいい加減苛立ちを覚え、何かを言おうとしたときに、
突然彼女は孫市を真剣な表情で見つめてきた。

「孫市・・・」
「な、なんだ?いきなり真面目な顔しやがって」
言われて少し顔に憂いを見せながら、それでもガラシャは彼を見つめた。

(・・・なんだぁ?こりゃ・・・)

彼はそんな彼女の表情に、幼くも妙な色気を感じ取ってどきりとしてしまう。
「怪我も病気もしておらぬが、私は最近いつも胸を痛めてしまう・・・」
自分の胸元にそっと手を置いて、ガラシャは伏し目がちに呟いた。
その淑やかな仕草に、孫市は思わず唾を飲んで見つめることしか出来ない。

「そちも、このように胸を痛めることがあるのか?どうしたら、独りでこの痛みを和らげることができると思うか?」
縋るような目つきで見てくる彼女から目を逸らして、こりゃ骨抜きだと彼は心の中で舌を巻いた。
「どーしようもねーだろ。・・・そういうことは張本人に聞いてみるこったな」
いまいち曖昧な答えに的を得なかった彼女は、釈然としない顔でありながらもとりあえず相槌を打った。

それから数分話した後自分の理性に危険を感じてしまった孫市は、
用があるからなどと適当に言葉を並べ立て、逃げるようにして里へと馬を走らせた。


(──あんな餓鬼まで女にしちまうたぁ、織田家の魔性ってのはつくづく恐えもんだ)


半ば何かに呆れながら、孫市は胸中で嘆息して独りごちる。
「あー、でも、俺が教えてやるってのも有りだったよなぁ、絶対」



ちょっとだけ悔しそうに呟いた声もすぐに風と共に消え去って。

蝉の鳴き声が本格的な夏の到来を告げるように忙しなく鳴き続ける、そんな夏の午後だった。
772749:2007/08/22(水) 12:31:18 ID:6t85OYxA
最後の小話のラストは
「蝉たちが本格的な夏の到来を告げるようにして忙しなく鳴き続ける、そんな夏の午後だった。」
が正しい表記であります。すませんorz

注意点に入れるの忘れてた・・・。
つガラシャが過度にゴスロリですorz


ガラシャを見た瞬間にゴスロリだ!と思ったために、
ガラシャの心情などを表すことが出来るような色のかわいいゴスロリ服(脳内)を着せてみました・・・。
萌えてくれれば幸いかと。

光秀の娘っちゅーことで蘭丸と接点ありそうだなと思ったのと、
二人ならなんか若いエロさがでそうと思って書きました。
以前投下したのも蘭丸メインだったのでそろそろ他キャラ書きたいです。

読んでくださった方はどうもでした。
名無しに戻りますノシ
773名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 16:21:40 ID:qTIQYmvQ
すごい!GJ!!ガラシャ可愛い!!
774名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 21:01:13 ID:DJL4+1si
超GJ!!
ガラシャも蘭丸も
初々しくて萌えました(*´Д`*)
775名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 13:30:59 ID:BYd4kPaN
面白かったー
登場人物みんな、すごく感じが出てる
神!神!gj!gj!
776名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 16:10:18 ID:x8Rzw6Of
まさかもうガラシャのSSがあるとは…
GJ!!

777名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 16:24:05 ID:6wE0f6t+
ガラシャキタ−!蘭丸もよし!GJ!!!
778名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 23:19:25 ID:yvZcMfAp
ガラシャ外伝の孫市は明らかに危ない。
孫市「ひぃ、ふぅ…五人か…体力持つかな…。」
779名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 11:37:53 ID:SLvqLN6S
そろそろ次の猛将伝ネタが来てもいい頃だが…
780名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 10:32:06 ID:p194VRkg
ガラシャかわええ(*´Д`)
孫市×ガラシャマダー?
781名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 20:06:47 ID:8K6vTjpS
「しょんぼりなのじゃ」
「まご〜まご〜」
孫市に嫉妬

三成×ガラシャを妄想してるんだけど、
ラブコメになっちまう…
782名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 20:45:54 ID:8jK/zNS4
>781
よいではないか よいではないか


小次郎×稲姫とか

「君は本当は自分がどんな人間か知っているんだろう。
・・・嘘に塗れて可哀想に。僕が君を綺麗にして切ってあげる」
「人斬りなんかに言われる筋合いは・・・キャァァ!」
「どうだい僕の物干し竿の切れ味は」
「ふ、不埒です!やめなさいっやめて・・・後生だから・・・やめてぇぇ・・・」
783名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 21:12:27 ID:8w9NJHy5
>>781
いいじゃんラブコメ!
784名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 22:00:19 ID:0UoWLPR4
>>781 俺ラブコメ大好きだぜ
785名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 22:21:31 ID:8K6vTjpS
>>782-784
そう言ってもらえて安心したよ
形になるように頑張ってみる
786名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 23:07:05 ID:ASidqV4s
ギン千代「わ、私のぽよぽよしたところが触りたいんだろう!
     そのぽよぽよを触らせてくれるなら考えてやら無いでもないぞ」
麻呂「の?」
787名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 23:11:51 ID:M46QvzCE
>>786
ちょwwそれでひとつ頼むわ
麻呂の虜になったギン千代は確かに可愛かった
788名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 23:27:19 ID:SZkBHTOT
「見るな! そのリスのような目で私を見るな!」
見たいなことも言ってたっけ。
完全に麻呂の虜ですなw
789名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 01:18:52 ID:x92wZQ3+
「ん…うっ?ここは?」
「孫!」
「お嬢ちゃん?」
どこだここは?確か俺は…信長を仕留め損ねて…
だが目の前に居るのはどう見ても…お嬢ちゃんだよな?
…はっ!
「さ、雑賀!」
「既にわらわが皆助けたぞ?」
「お嬢ちゃんが?」
「孫市!目が覚めたのか?」
「孫六?佐太夫の爺ちゃんまで?」

「…なる程。話は解った」
爺ちゃん達の話しによるとこうだ。俺が信長を撃てなかったあの後、俺は朦朧としながら雑賀ノ庄の付近まで自力で歩いていたらしい。
ちょうどその頃、お嬢ちゃんは周りの敵を片付けて「ダチの約束」通り雑賀衆の生き残りを救援、脱出させる途中で、親父(光秀)に会ったそうだ。光秀は信長に内緒で首を捕られかけてた俺を隠蔽、保護、隙を突いて娘(お嬢ちゃん)に渡した…と。
まあ光秀が何を考えてたのかは知らねえが、お嬢ちゃんの父親なら変な所があっても可笑しくねえな。
んで、雑賀残党が集まったこの集落で皆に看病されて。今に至るってわけだ。

「とにかくありがとな。お嬢ちゃん」
「ダチの約束じゃ!わらわは孫の為なら何でも出来るぞ!」
…時々ドキッとすんだよなあ。この年頃の娘はよく成長して。だんだん俺の方が惹かれてる気がするぜ…。
「まだ体は休めるのだぞ?わらわが就いているからな?」
「へいへい…ん?」
お嬢ちゃんの後ろに居るのは…佐太夫の爺ちゃん?なんか手招きしてるな?お嬢ちゃんに内緒で出てこいって事か?
しゃあねえ…体はいてえが立つこと位は出来るだろ。
「よっと」
「孫?」
「かわやだ。…そういや俺が寝てた間、始末は?」
「孫が嫌がるかと思い、わらわ意外の連中がやっていたぞ?」
「気が利くな」
さあて…何だ?

人気のないトコまで連れ出して…


「嫁!?お嬢ちゃんを!?」
な、何言ってるんだジジイ!
「雑賀の次代が必要とは思わぬか?」
「そんなの知ったこっちゃねえよ!」
「孫市!いつまでもフラつくのではない!どうせそこら中の女に手を出しておるのだろう!」
「お、俺みたいな色男はまだ誰か一人のモノになっちゃいけねえんだ」
「あの女子は誰か一人のモノになりたがっておる。それに雑賀を救ってもらった恩義もあろう」

助けてもらったのはお前らも同じだろ!…だがお嬢ちゃんを他人のモノにするのは惜しいよな…
「考えておれよ」
「…」


俺が…お嬢ちゃんと…
790名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 03:52:10 ID:DMb0iNC0
>>789
ワ、ワッフルワッフル!!!!!!
791名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 08:09:56 ID:XHCDmnnS
ウヒョー!!!!    孫市×ガラシャ…(´Д`*)
792名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 09:31:12 ID:bq3i9ADo
>>789
つ・・・つづき・・・
793名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 10:55:06 ID:q+bhlvIq
つづき欲しいよー
794名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 00:30:50 ID:AtuC+cAO
共に旅をした事もとうに「昔」の事。
奇襲に失敗し、命からがら逃げ出すも、孫市は姿を隠して体力の回復を待つしかなかった。
その間にかつてのダチは細川家に嫁ぎ、大層な寵愛を受けていると聞いたが傭兵に一生着いていくよりもその方が幸せだろう、くらいにしか思わなかった。

ガラシャに恋愛感情を持っていたかと聞かれれば、それには否定せざるを得ない。
しかし、彼女が危機に瀕していると聞いた時……

勝手に体が動いていた。

そして月日と共に変わったダチの姿に、確信した。
ダチを愛している、と。






「孫、孫!!」
どうにか島左近から逃げ切ったが、まだ安心は出来ない。
もし見つかったら自分の命に変えてでも守ってやると心に誓ったが、出来るなら死にたかない。
「お嬢ちゃん、無事に三成から逃げたきゃ静かにしてな」
振り向かずに声だけかけると、今度は服を引っ張られて思わず体制を崩す。
孫市は思わず苦笑しつつも、仕方なしに振り返ってやった。

「孫は、会えて嬉しくないのか?わらわは…ずっと孫に会いたかったというのに……」

(省略されました。続きを読むには髪のサラサラ具合で天下一になってください)
795名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 06:19:23 ID:gF5NDTBr
シャンプー何がいいかな!!!!!!!!!
796名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 07:51:33 ID:/8mzqvOB
リンス何にしようか!?
797名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 09:53:07 ID:oGpdPWQa
ちょっくらヘアパック買いにいってくら!!
798名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 16:02:11 ID:owyB894p
>>789
とりあえずもう少し寝てるか。流石に全快するまではこれ以上言わねえだろ。
「孫ー?どこじゃー?」
…呼びに来ちまったか。そんなに長話だったか?
「すぐそっちに行く」

あれから数日。俺は体の調整を兼ねて出歩く事にした。今の雑賀庄は信長…織田の勢力圏にはあるが、最前線じゃあ無い。兵力の集中しない場所を選んだ、ほんの小さな集落だ。
堺や京に近い事は近いが、交通的には…道無き道を通らないといけない。そんな感じだな。元々雑賀衆自体それ程の人数が居なかった分、とりあえずこの場所で一休みできる。
まあ傭兵稼業がある分にはその内どうにかしねえと…

今日の目標は堺。色々と物要りなんでな。

んでまあ隣には…
「やっぱりこうなるんだよな…」
「うん?何か言ったか?」
「いいや。何でもねぇよ」
やっぱりお嬢ちゃんがいるわけだ。村の何人からか代わりに頼まれた物があるらしい。俺は一応国友背中に、軽装で。堺に近くなってきたのか、割と人通りのある道を歩く。そろそろ喧騒も聞こえだした。
「迷子にならない様、しっかり付いてくるんだぜ?」
「わかっておる!わらわも孫を一人には出来ぬ」
「…言ってくれるな」
堺は相変わらず賑わっていた。

まずは鍛冶屋の辺りで弾薬だ。ついでに国友の整備も頼む。
「そう言えば孫の武器は珍しいのう?」
「ん?お嬢ちゃんにはかなわねぇよ」
整備で預けている間に、色々まわる事にした。お嬢ちゃんはじっとしているより、歩き続けてた方が楽そうだ。
「どこか行きたい所があるか?」
「あるぞ!皆に頼まれている物が…」
「…結構量があるな…片っ端からまわるか」
799名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 16:03:44 ID:owyB894p
村を出たのが朝方、堺に着いたのが昼前。今は…秋が近いと言っても暮れるにはまだ時間があるだろ。
買い物の半分は済んでる。今度は…

「…孫」
「うん?」
「その…わらわ…」
珍しいな。いつもなら何でも言ってくれるお嬢ちゃんが言いよどむなんて。

…逆に新鮮だ。いつもこういう感じだったら何人かの男がダメになる。

「なんだ?」
「その…」
何か忘れてるか?お嬢ちゃんの事で…心なしか元気がねえな?今までも何回か同じ状態を見たような…あ!
「飯にするか!」
「うむ!」
「何か希望は?」
「何でも良いぞ!好きなモノにせよ」
「俺の好きなモノ…ねぇ…何が良いか」
「あ…でも早くして欲しいのう…」
「…だな」
空いてるのが最低条件か。
「まあ堺だ。食べ歩きでも構わねえだろ」

少々行儀が悪いが、片っ端からつまんで歩く。お嬢ちゃんも見た目は育ちが良いのに、俺についてこれる分なかなか…
「うまいか?」
「うむ!…孫」
「…うん?」
「…楽しいのう」
「…ああ」
「…でも」
「…」
「何故か嫌な予感がするのじゃ。何故じゃろう?」
「…まだ天下は治まってねぇ。緊張が抜けきってないからそう思うんだろ」
「…そうかのう?」

いつの間にか日が暮れそうになってた。俺の楽観は大きく外れて、国友取りに行った時には夜が迫り、それでも俺は強行して集落へ帰る事にした。

…お嬢ちゃんに無理させたかな?だが宿を取る気にも…

山賊の警戒をして京の付近を通った時、灯りに気が付いた。京の中心の辺りに見えた軍勢の炎だ。
「…何かあったのか?」
「そうじゃのう…」
こういう時に…遠眼鏡はあるんだよな。
「中心までは見えなくても軍の端っこ位は見えるだろ…ん?」
あれは…あの旗印はドコんだ?ウチ(反信長)側にあんな家紋は見た事が無い。しかもここは信長の勢力圏だろ?他の国の奴らが来た訳じゃないとしたら…誰が?

「孫?早く行かないのか?面倒事は嫌いでは無かったのか?」
「まあ待てよ…お嬢ちゃんに聴いてもわからねえと思うが…」
「?」
「桔梗の旗に見覚えは無いか?」
「…!」

…ん?何で返事が無いんだ?

「お嬢ちゃん?」
800名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 16:05:17 ID:owyB894p
パ…パロだったらご都合主義で良いと思って…(((゜д゜;)))アワワワ
801名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 17:33:04 ID:/8mzqvOB
>>800 心配すんな、ここはエ ロ パ ロ 板だ。 ドンと投下したまえ(´ω`)
802名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 17:54:22 ID:AtuC+cAO
>>800
キター!
続き楽しみにしてます(*´д`)ハァハァ
803名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 18:29:27 ID:ahRS54/c
誰もいない…(´・ω・`)
804名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 23:10:50 ID:vs0oKWwx
は、早く続きを・・・
805名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 02:30:50 ID:hEpQl89V
805討死!
806名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 18:48:48 ID:y6AYPeWw
今作「しょんぼりなのじゃ」には萌えさせられたぜ…
807名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 23:47:54 ID:c4UfLAus
猛将伝の立花はいじられキャラみたいになってるな
808名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 12:57:57 ID:zoGz+vAM
稲姫とギン千代の違い

マロvs稲姫
マロ「女子、まろの目はリスの様にかわいいかの?」
稲姫「ここは戦場、そのような戯言は無用です!」
マロ「の?」

マロvsギン千代
ギン千代「ええぃ、斬りにくい奴!」
マロ「の?」
ギン千代「見るな!そのリスの様な瞳で私を見るな!」
809名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 14:48:39 ID:alJ13pmQ
なんか稲姫のほうが漢らしいんだな…
ギン千代の部屋、ぬいぐるみとかいっぱいあったりw
810名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 15:34:44 ID:B80y9XfX
元親×ギン千代とかどうだろうか
811名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 16:19:42 ID:YuXe0wI6
>>809
おれもおもたw
夫どころか父すら立ち入ることのできないァ千代の私室は
かわいいぬいぐるみとかがいっぱい。
とかw
812名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 19:12:52 ID:i6u3+FbR
ァ千代が1000人斬りしたときの元親の賞賛セリフってのが
「貴様は天から降った雷の乙女だ」
らしいんだけど・・・

元親のセリフ、書くほうも大変だと思いました。
813名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 07:42:13 ID:0FNSvuN2
その日の夜は大雨だった。
季節は梅雨。故に大雨などはそうそう珍しくもない時期だ。
しかしその夜はいつものようにじめじめと大人しく降りしきる雨とは違って、
まるで台風でも到来したかのような大降りだった。
雷鳴轟く、それは激しい雨の夜。

「貴様が三成に味方するとは意外だったな」

騒々しい雨夜の音をなんとなく聞きながら、男は言った。
名は長宗我部元親。四国全土を手中に収めた男だ。
あまり血色の良いとは言えない白い頬が、部屋に据えられた灯火に照らされている。

その部屋にはもう一人いた。
少しクセのある亜麻色の髪の毛に、その者の意思を強く宿した大きな瞳。
現在九州で大きな勢力を広げている彼女は、立花ァ千代だ。
ァ千代は彼の正面に座り、杯片手に笑っていた。

「私自身もこうするとは思ってもいなかったからな。
貴様がそう思うのも当然なのかもしれない」
言って彼女は傍に置かれた徳利から自分の杯に再び酒を注ぐ。
ほろ酔い気分のァ千代は、いつもより上機嫌なのかやけに笑みを絶やさなかった。
そんな彼女の様子を存外嬉しく思っている自分を、元親は不思議に思っていた。
それが悔しくて、つい言わなくて良い事まで口にしてしまう。

「分かっているのか。今、時代の風は徳川に吹いていることを。
いくらいくつもの戦場を、・・・死線を潜り抜けた貴様にとっても、今回は分が悪すぎるだろうに」
言った後にこれでは軍を抜けろとでも含んでいるように受け取られてしまいそうだと感じ、
元親は自分の口下手に内心舌打ちをした。そんなつもりではないのに。むしろ──・・・
しかし彼女は不愉快な様子になるわけでもなく、むしろ彼をからかうかのように笑った。
「何を今更。その様な事は百も承知だ。その上で、無論立花は勝利を掴むつもりだが」

相も変わらず強気なァ千代の物言いに、つい元親も笑みを漏らしてしまう。
そんな彼をじっと見つめながら、ァ千代はいつもの力強い笑みとは違う、
優しくて、──儚いような。そんな笑顔で彼にぽつりと、告げた。

「それに、──貴様に付き合ってやるのも悪くないと、思ったんだ」

瞬間二人の間に沈黙が流れる。外の激しい風と雨音が、やけに大きく響いた。
と、ふいにかたん、と音がする。ァ千代の杯が床をころころと転がり、酒を零した。
──押さえつけられるように、彼女は元親に組み伏されていた。

「・・・貴様の声は、恐ろしいくらい俺に響く。叱咤でも戯言でも、凄絶に・・・」
それまで見たこともない切ない表情をする元親に驚いて、ァ千代は何も言えなかった。
「そうだな・・・、正に、雷。貴様は俺にとって、天から降った雷の乙女だ」
言ってまるで悪戯がばれた子供のように、元親はくしゃりと笑う。
それにつられて、ァ千代も困ったように微笑んだ。
「よくもまあその様な事を恥ずかしげもなく言えるものだな」
そう言われて少し躊躇い、それでも元親は誓う様に告げた。

「・・・本気だ」
打って変わって彼の瞳に宿った真剣な眼差しに、思わずァ千代は見入ってしまう。
彼女が声を上げる間もなく、その唇は強引に塞がれてしまったくぁwせdrftgひゅじこlp;@


>>812の台詞で妄想伝してみた。今は悪かったと思っている。・・・寝ようorz
814名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 10:17:18 ID:cPmGpnpZ
>>813
続きを書いてほしいの、の、の
815名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 19:44:56 ID:sis5hHgh
>>813
どうか続きを…!!
816名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 20:15:20 ID:t3HA0t9T
エロいの、エロいの

脱げ
817名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 22:34:56 ID:jUKXbvKv
>>813
続きを凄絶に願うぜ!
818749:2007/09/09(日) 04:18:51 ID:L6UD+yAt
ガラシャ第二段投下してみたり。
ガラシャ×政宗で参ります

注意点
・話長いのでエロのとこだけ読みたい人はそこまでスルー推奨
・片倉小十郎は本来政宗と10歳差くらいの年齢らしいですが
無双では老人で出てたのでじさま風に話しております
・細かいことはエロ パ ロ なので許してアヒャ

次からちょこっと投下します
819ガラ×政長話1:2007/09/09(日) 04:23:07 ID:L6UD+yAt

じゃき、っと銃を両手に構える。
この時代に置いて拳銃というものはかなりの珍しい代物だったが、
彼にとっては既に自分の身の一部のようなものになっていた。
自分の意識を研ぎ澄ませて狙いを定める。──これも慣れたものだ。
目標に目掛けて、銃を携えた両手は脱力させながら走ってゆく。
そしてぶつかる寸前でくるりと回転しながら相手を飛び越え、
背後から振り向きざまにびしびしと弾丸を撃ち込む。

ガン!ガガン!
──硝煙の匂いが、爽やかな早朝には不似合いなくらい辺りに立ち込める。
目標となっている人の形を模した木の板には無数の弾が打ち込まれ、しゅうと煙を立てていた。

「ふん、こんなものだな」
木の板を無残にした張本人は、偉そうに鼻を鳴らしてそれを一瞥した。

奥州の王、独眼竜。まだ幼さが残る青年を人はそう呼んでいる。──伊達政宗。
かなり横柄な態度とは裏腹に、彼は学び事にしても武術にしてもひたすら勤勉だった。
今日もまたいつものように早朝の鍛錬といったところである。
「撃った後に剣撃を入れ込むのも一手か?」
精進の姿勢を崩さない彼は考え、実際に試してみようと銃を再び構える。

──と、目標の木の板の少々後ろのしげみからがさがさと足音が聞こえてきた。
危険を察知しようにも、余りに物音が立ちすぎるので彼は眉をしかめる事しか出来ない。
何事かと見ていると、やがてそこから一人の少女が文字通りぴょこんと飛び出してきた。
そこらのしげみと保護色のような若菜色の変わった服を纏って、少女はまるで兎の様に駆けてくる。

「朝から物騒な音がすると思って来てみたら政宗だったのか!早起きじゃのう」
にこにこと笑いながら、その兎のような少女は言った。
政宗は舌打ちしてそれに答える。
「馬鹿め、儂にはやる事が多すぎて時間が足りん。故に早起きなんぞは当たり前じゃ!」
朝だというのにとても元気そう且つ横柄に政宗が言う。

しかしそんな彼の態度に気を悪くすることもなく、彼女は素直に感心の目で政宗を見た。
「政宗は偉いのう!・・・しかしたくさんやる事があるというのは大変そうじゃな〜」
余りにも素直な彼女の反応に、政宗はなにやら気が削がれてしまう。
「・・・別にそうでもないが」
「そうでもないのか?どっちなのじゃ??」
きょとんと見返される視線を逸らしながら、政宗は嘆息して呟いた。
「・・・もういい」
「えぇ〜?どっちなのじゃ〜?」
手を胸元でぶんぶんとさせる彼女に呆れながら、政宗は銃をしまい小浜城へと歩みをむける。
そんな政宗の様子をみて、彼女はつまらなさそうに声を上げた。
「もう帰るのか?折角そなたの銃捌きを見ようと思ったのに・・・」

(ここまで気が削がれて鍛錬なぞ出来るか!)

胸中で毒づきながら、政宗はあえて何も言わずに歩を進めた。
ぶつぶつと不満を言いながらも、彼女は大人しく自分についてきているようだ。
「全く孫市はこのじゃじゃ馬をいつ迎えにくるのじゃ・・・」
自然と、ため息と共にそんな言葉が彼の口を突く。
何か言ったか?と聞いてくる少女をやはり無視して、
政宗は今日が始まったばかりだというのに疲れたように空を見上げた。


奥州王独眼竜伊達政宗。彼の目下の悩み事は、親友雑賀孫市から預けられたこの少女、
ガラシャの相手をすることだった。
820ガラ×政長話2:2007/09/09(日) 04:26:41 ID:L6UD+yAt

そもそも預かったというより、言い包められて押し付けられたのだと政宗は思っていた。


傭兵仕事が一段落したらしく、珍しくこちらに来るという孫市の知らせを聞いたとき彼は正直嬉しかった。
性格上中々気の置けない友人をつくることが難しい政宗である。唯一無二と言っても良い存在だ。
しかし実際彼を出迎えた途端に政宗は驚く。孫市の傍らにいるその少女に。

「・・・なんじゃ孫市、情人か?」
まさかこんなに年端もいかない少女を好む癖があったとはと驚く政宗。
「あのなぁ、こいつは・・・」
政宗の驚愕の表情を見て誤解を解こうと口を開く孫市の横から、見知らぬ少女はいきなり口を挟んできた。

「んなんじゃねぇのじゃ!ダチなのじゃ!」


ぽかんとする政宗に孫市は改めてガラシャと言う少女との経歴を説明し始める。
相も変わらずお人好しだと呆れる政宗に、孫市はガラシャに見つからぬよう小声で言ってきたのだ。
少しばかりこの娘を預かってほしいと。
当然最初、政宗はそれを受け入れなかった。親友の連れとはいえ得体が知れぬ者に変わりはないし、
なにより政宗は直感的にこの少女に苦手意識を持ってしまった。
しかし───

「頼むってマジで!俺だってたまには昔みたいに遊郭いったりなんたりしたいんだよ!」
「拾った責任は自分で取るのが筋であろうが!儂には関係ない!」
断固として拒否する政宗をなんとか丸め込もうとする孫市。
「お前だって男ならわかるだろ?たまにはこう、ねぇ?」
「わ、分からん分からん馬鹿め!」
顔を赤くして首を振る政宗に苦笑して、孫市は提案してきたのだ。
しばらく彼女を預かってくれたら次の戦の傭兵代は無しにすると。

これは政宗の心を揺らした。鉄砲を扱う雑賀衆はかなり強力なのだが、やはり強い分金がかかる。
それを一度でも浮かせることが出来るのなら、余った金で道でも舗装できそうだと政宗は考えた。
そんな彼の考えを察したのか、孫市はそこから口八丁で政宗に付け込み、見事ガラシャを押し付ける、
──もとい預けて、北の遊里へと意気揚々に降りていったのだった。


(しかしこのじゃじゃ馬を預かってもう一週間は過ぎるぞ・・・。孫市め、まさか謀ったのではなかろうな!?)
一人では嫌だという彼女のために一緒に朝食を取りながら、政宗は心底恐ろしい不安を感じてしまう。
当の不安の種は、柴漬けを美味しい美味しいといいながらご飯と一緒にかき込んでいる。
こいつに置いてけぼりにされるという不安はないのかなどと思いながら、
政宗は無邪気そうな、実際無邪気に日々を暮らす彼女を恨めしそうに見つめる。
──と、視線を感じたのか、ガラシャがふと政宗を見やった。

「?」

にっこりと笑いながら視線で疑問符を投げてくるガラシャに政宗はまた頭を抱える。
まさか笑い返すことなどは絶対にできるはずがなくて、政宗は無愛想に目を逸らした。

(孫市・・・!雑賀衆無料貸し出しくらいでは済まされんぞこれは・・・!)
唯一無二の親友を心底憎々しく思いながら、政宗は朝飯を一気に腹に収めた。
821ガラ×政長話3:2007/09/09(日) 04:32:48 ID:L6UD+yAt

侍女たちに相手をするように言っているのに、ガラシャは何故か政宗の後をちょこまかとついてきた。
奥州は彼女にとって未踏の地だったらしくあれこれなにやかにやとしつこく聞かれた。

最近は領土の情勢がよいので大した仕事がない政宗は、
言い訳をつけて逃げることも出来ずにひたすら彼女の相手をしていた。
彼自身は、それをお守りだと思っているようだったが。

政宗にとって何かと煩わしい存在のガラシャだったが、教養はあるらしく作法をわきまえ、
無礼を働かない所は感心した。意外と良く気がつくところもある。
存外良家の娘なのかもしれないとは思ったが、さほど興味は湧かない。
むしろそれならばこんなところまで放任している親の顔が知れないと思った。


そんなある日、ガラシャが一日一人で近隣を回りたいと言って来た。
「馬一頭貸してもらえると有難いのじゃ。
・・・世話になっているのに頼み事など、無礼だとは思ってはいるのじゃが・・・」
「それは構わんがお供はつけさせてもらうぞ。おぬしは大事な客人じゃ。何かあっては困る」
そう言うと悪いのうといいつつ、嬉しそうにガラシャは微笑んだ。
考えてみればここ数日彼女は城からほとんど出ていない。外の空気も恋しいのかもしれないと思った。

「夕刻には戻るのじゃ!行って参る!」
何度も手を振りながら馬に乗って出て行くガラシャを見送ったあと、政宗は少し申し訳ない気分になった。
(時間も取れなくはなかったのだし、物見くらいには連れて行ってやれば良かったかのう・・・)
そう思った瞬間、慌てて頭を振る。

(何を考えておるのじゃ儂は!ただの客人にそこまでする必要もないわ馬鹿め!)
そこからぐちゃぐちゃと頭の中で葛藤した結果。


「・・・ま、久々に儂もお守りから開放されるのは良いことじゃな」
ぽつりと独りごちて、政宗は足取り軽く自室へと戻った。
822ガラ×政長話4:2007/09/09(日) 04:35:35 ID:L6UD+yAt

しかし気楽に過ごせたのは数時間だった。業務をきっちりこなし、自分の時間に浸るも何か物足りない。
ガラシャがいなくなって普段通りの筈なのに、何故か暇を持て余している様な気がした。
仕方がないので側近の小十郎に将棋の相手でもしてもらうことにする政宗だった。


「しかし最近の殿は楽しそうですな」
玉露をすすりながらぱちりと盤上の駒を進め、小十郎が言う。
「はあ?」
側近の唐突な言葉に、政宗は間の抜けた返事をすることしかできない。
「いやはや、あの娘が来てからの殿は自室に篭ることもなく色々とお遊びに精力的ではございませんか」
「・・・それは儂をけなしておるのか」

不服そうに零す政宗に、とんでもないと小十郎は笑った。
「誰とでも時間を共有するのは良いことですぞ。遊び事にも、学ぶことはございます」
言われてこの間無理やりガラシャに付き合わされた蹴鞠から何を学べと言うのだと思いつつ、
政宗は黙って自分の駒を進める。

「・・・じゃじゃ馬娘のお守りなんぞはもうこりごりじゃ」

不躾に言う政宗に、小十郎は笑いながらそうですかと言って流した。
2、3局程うってそろそろガラシャが戻る頃かというときに、
それまでゆるやかに和んでいた城内に緊張が走った。

「政宗様!客人の方を同行していた者達が見失ったと言って戻って参りました・・・!」
「なにい!?」
声を荒げて政宗が供に付けた者達から事情を聞く。
「それが、帰りの山道の入り組んだところではぐれてしまったようで・・・。申し訳ございません!!」
平に謝る彼らに嘆息し、どこら辺ではぐれたのかを細かに聞いて下がらせる。
あの娘のことだ、何かに気を取られてふらふらと他の道に迷い込んでしまったのかもしれないと政宗は思った。
そしてもう一度大きくため息をつく。

「全く・・・。独眼竜がここまで振り回されるとは・・・。小十郎、捜索隊を出せ。後儂も出る。馬の仕度を」
「殿自ら出られるのですか?」
予想外の政宗の言葉に小十郎は驚いた。
「親友からの預かりものじゃ。・・・不服じゃが儂がいかんと立つ瀬がないわ」
言って心底不愉快そうに政宗は顔を顰める。
幼少の頃から戦場に乱入しては自分の肝を冷やしてくれた主のそんな言葉に
今更反論する気もない小十郎は、言われたとおりに手はずを整えた。


「あの娘が迷い込んだ山には幾つか狼煙台がある。発見次第それをあげよ!」
こうして日の暮れた薄ら暗い山道に、伊達捜索隊とその主は足を運ぶことになったのだった。
823ガラ×政長話5:2007/09/09(日) 04:44:28 ID:L6UD+yAt
「馬鹿め馬鹿め・・・!なにをやっているのじゃあのじゃじゃ馬は・・・!」
捜索隊と別行動になってからの政宗は、それまで冷静にしていた素振りはどこへやら
必死の形相になって馬を走らせていた。

ここらで山賊の噂を聞いたことはないが万が一ということも十分にあり得る。
それに野犬などに襲われる心配もしなければならない。
言い包められたとは言えども、親友の信頼を裏切るような事だけは絶対にしたくない。
そしてそれ以上に、ガラシャの身の安全が恐ろしいほどに心配な政宗だった。

──戦場ででさえ、ここまで不安になるようなことはそうそうなかったのに。

城を発つ時に何度も嬉しそうに手を振っていたガラシャが脳裏に蘇る。
もしあれが彼女を見る最後になってしまったらと思うと、止めなかった自分が嫌になって仕方なかった。
(こんなことなら物見だろうが蹴鞠だろうが素直に付き合ってやれば良かった・・・!)
それまでかなり彼女をぞんざいに扱っていたことを後悔しながら、
政宗は既に日が落ち、暗くなった山道の中必死で目を凝らしながら捜索を続けた。

部分部分で馬から降りお供の松明で丁寧に辺りを見回してみるものの、それらしい痕跡は中々見つからない。
狼煙台から火があがらぬものかと夜空を見上げても、視界に入るのは暗い闇とそれに映える月のみ。
遅々として進展のない状況に反比例して、政宗の焦燥は募る一方だった。
そろそろ夜更けといってもいい時間帯に差し掛かった頃、政宗と供に来ていた兵士の一人が声を上げる。
「政宗様!これは・・・!!」

彼の方へと近寄ってみる。指差され、松明に照らされた地面には生々しい血痕があった。
しかもかなりの出血だ。──ひたりと、政宗の頬から顎へと冷たい汗が流れる。
「どうやら私たちが下ってきた道ではなく、斜面をそのまま下ってきたようですね・・・。
──!血痕がここから続いているようです」
兵士が言ったとおり、その血痕から山奥の方へ、点々と、というよりぼたぼたと血の跡が続いていた。

「・・・参るぞ」
予想出来うる限りの惨事に覚悟を決めながら政宗は馬を進める。
どうやら血痕の持ち主は山のふもとに流れる川の方へと向かっているようだった。
次第にざわざわと流れる水の音が聞こえ、やがて闇夜に流れのみを光らせる川が見えてきた。
そして川の近くに一頭の馬が見える。更にその馬の近くに、──人が倒れているのを政宗は見た。

「──っの馬鹿めがっ!!」
兵士が発見の声を上げる間もなく、政宗がそこに向かう。案の定、それはガラシャだった。
気を失って倒れている少女に駆け寄り、急いで抱き起こす。
「おいっ!大丈夫か!?返事をしろ!!」
必死にその細い体に何度も何度も声を張り上げると、閉じられていた瞳はうっすらと開いた。
「う・・・なんじゃ・・・?」

その瞬間政宗は泣きそうなくらいに安堵し、思わずその体をぎゅっと抱き寄せた。
「う"・・・、ま、政宗、痛い・・・」
抱きしめられた本人は苦しそうに声を上げる。
その言葉に先ほどの血痕を思い出した政宗は体を離してガラシャの全身を見つめた。
「おぬしあれ程の血を流して、一体どこを怪我したのじゃ・・・!?」
その言葉を聞いて一瞬ガラシャは怪訝そうな顔をし、そして思い出したかのように微笑む。
「ああ、あの血はわらわのではなくて・・・、あの馬のじゃ」
言いながらガラシャの指差す方向に目を向けると、
確かにその馬は額から顔にかけての毛並みが他の部分よりは黒く見えた。
闇夜で見えないが、血が流れた後なのだということがわかる。
彼女が無傷であるということに改めて安心した政宗は、大きく息を吐いて肩の力を抜いた。

「・・・来てくれたのじゃな、政宗・・・」
弱々しくも嬉しそうに微笑むガラシャに胸を突かれた様な気がして、
政宗は当たり前だとだけ言って目を逸らした。
824749:2007/09/09(日) 04:46:31 ID:L6UD+yAt
てかそろそろ次スレ考えるべきかな
825名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 08:40:59 ID:KAeMpR0A
>>824 まだいいんジャマイカ?てかガラシャたんが……攻めなのか?
826名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 10:24:38 ID:NXWuFB9Z
ただいま400KB
500KBで書き込めなくなるから450くらいで次スレかね?
827名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 23:38:36 ID:dFgvaDJk
orchiがメインではあるけども総合があるから次スレいらないんじゃない?

三國スレは消えたけど
戦国スレは残ってるってのも不自然な話だし。
828名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 20:58:15 ID:4VDQ9iUD
そうか・・・。少し残念だが総合スレに行くのか。
総合スレの住人たちは受け入れてくれるかな。
829名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 22:25:36 ID:mvLHCqJ6
スレタイが無双シリーズ総合ってなってるから多分大丈夫さ。
830名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 22:46:57 ID:y8cSzjFZ
三國未プレイ興味なしな自分は分けてくれていた方がありがたいんだけどな
831名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 23:13:50 ID:OxwO5sRH
自分も分けてくれたらありがたいんだけどな、
この過疎り具合じゃ致し方ないか。

でも無事part4まで来たってことは、そんなに過疎ってないんじゃ。
832ガラ×政長話6:2007/09/11(火) 01:52:19 ID:7De5SzBS
結局視界の利かない中で本道まで戻るのは危険だということになり、近くの狼煙台へと政宗たちは向かった。
狼煙台の傍には小屋もあるので、そこで夜を越そうと言う事になったのだ。

「全く・・・、とんでもない一日だったわ・・・」
二人きりの小屋で政宗は嘆息する。ガラシャは済まなそうに身を縮めた。
「外に見張りを置いておる。儂も出るから用があるときは言え」
流石に同じ部屋に居ることは出来なくて、政宗は言って引き戸を開けようとする。

「ま、待て、おぬしが行ってしまっては心細いのじゃ!」
それを聞いて慌ててガラシャは政宗のマントを引っ張った。
急に後ろから引かれたので一瞬倒れそうになり、慌てて体勢を立て直す。
「きゅ、急に後ろから引っ張るでない!危ないではないか!」
「あ・・・す、済まぬ・・・」
怒鳴られ、しょんぼりと項垂れるガラシャ。

「今日はおぬしを怒らせてばかりじゃな・・・」
自嘲気味に眼を伏せるガラシャに、政宗は再び嘆息して腰を下ろした。
「もうよい。・・・おぬしが寝るまでならここに居るから安心せい」
不貞腐れたように眼を逸らして言う政宗を見て、ガラシャはやっと少しだけ微笑んだ。
それを見て政宗も安堵する。不安そうにしている彼女を見るのは何故か心が軋んだ。


ガラシャの話によると、道が分からなかったのでお供を先に走らせついていっていたら、
急に馬の頭部に落ちてきた木片が当たり、馬が暴走してしまったらしい。
宥めることも出来ずに馬にひたすらしがみ付き、落ち着いた所で川に向かい、頭部の治療を施したようだ。
正にとんだ災難としかいいようがなかった。


狼煙台に火を灯し終わった兵士が桶に水を汲んで来た。
それと手ぬぐいを政宗はガラシャに渡す。
「埃まみれでは気持ち悪いだろうが。これで体でも拭いておけ。儂は一旦出るぞ」
「・・・・・・。」
渡された手拭と、政宗を交互にガラシャが見つめる。
なんじゃ、と聞く前にガラシャが政宗に近寄り、その兜を脱がせた。

「な、なにをする・・・」
「政宗、おぬしも汗びしょびしょではないか」
無造作に切られた短い髪の毛と額が少し湿っているのを見て、ガラシャは笑いながらそれを拭いた。
「んな・・・!」
日頃その様な事に免疫がない政宗は顔を真っ赤にしながらも、
どうしたらいいかわからずされるがままになるだけだった。

お互い無言のまま、しばらく時間が流れる。

彼女が何を考えているのか分かりかねつつも、汗の冷えた自分の顔に彼女の柔らかい手が時々当たって、
政宗は緊張やら何やらで身を硬くするばかりだった。
833ガラ×政長話7:2007/09/11(火) 01:55:23 ID:7De5SzBS

「のう、政宗。そちはわらわの事が嫌いか?」
彼の顔を拭いながらガラシャは突然そんなことを聞いてきた。

何故そんなことをと驚く政宗を見て、ガラシャはあたふたと身を揺らす。
「いや、別に、嫌われておるのなら、いいのじゃ別に!ただなんとなく、その・・・」
声をたまに裏返しながら言うそんな彼女が可愛らしくて、思わず政宗は笑った。
「小煩い小娘だとは思っていた。・・・しかしまあ、おぬしがおらぬと、・・・今日は暇だった」
こほんと咳払いをして敢えてつまらなそうに言ってみせる。

するとガラシャは政宗を必死の様相で見つめてきた。
「つまりどっちじゃ!?好きなのか嫌いなのか!?」
その気迫に気圧されつつ、政宗は訳が分からんと思いながら応える。
「べ、別に、・・・嫌ってはおらん」
意地っ張りな彼の、それが精一杯の答えだった。それでもガラシャは納得してはくれない。

「じゃあ好いておるか?」
「それは・・・」

「わらわは好いておる!」

勢いなのかなんのなのかは分からないが、びしりと言い切るガラシャを政宗は驚いて見つめた。
「い、いきなり何を・・・」
「そちと居るとわらわは楽しかった!孫市と居る時とは違う、・・・嬉しくて、切なくて、
でもずっと一緒にいたいと思っておったのじゃ・・・」
泣きそうな顔で訴えてくる彼女を政宗はただ見つめることしかできない。
こんなときにどうしたらいいのか、政宗には全く分からなかった。

「政宗・・・」
言いながら両手を胸元にやり、困ったように眼を伏せていたガラシャが、
やがて意を決したように着物をするすると脱いでゆく。
「なっ・・・!や、やめぬか・・・!」
慌てて顔の前に両手をかざし、それを見ないようにして政宗は顔を背けた。
「政宗!わらわを見るのじゃ!」
その手をぐいとどけて、政宗に顔を近づけるガラシャ。
「お願いじゃ政宗・・・。わらわの事、・・・見て・・・」

その顔はいつもの無邪気に微笑むそれとは全く違う、幼いながらも女の顔。
あどけなくも艶やかなそれに怯んでいる内に強引に唇を塞がれてしまう。

(甘い・・・)
唇を押し付けながら飛び込んでくる細い肢体に押し倒されながら、
政宗は力なくそれを受け止めるだけだった。
834ガラ×政長話8:2007/09/11(火) 02:00:04 ID:7De5SzBS

「ふ・・・ん、む・・・」
懸命に口吸いをしながら政宗の服を脱がしてゆくガラシャ。
小屋に到着したときに甲冑を脱いでおいたのは良かったのか悪かったのかと
政宗は柔らかい唇を感じながらそんなことを考えていた。

やがて口内に舌が入り、歯筋をちろちろと舐められるとぴくりと体が震える。
「政宗、接吻は初めてか?」
されるがままの彼を見てガラシャはふとそんな事を聞いてくる。
「ば、馬鹿め当たり前のことを聞くな・・・!」
顔を赤くして言う政宗を見て、ガラシャは嬉しそうに笑う。
「政宗の初めて、わらわがもらえるのは嬉しい事なのじゃ」
そう言ってもう一度ちゅ、と唇を吸う。そんな彼女のしぐさを政宗は心底可愛らしいと思った。

が、態度に出すと負けてしまったように思われ、どうにも素直になれない。
ふんとそっぽを向いて濡れた唇を拭うだけだった。それを見て、ガラシャが寂しそうに見つめてくる。
「・・・わらわとの接吻は、嫌じゃったか?」
「そんなことは言っておらぬ!・・・別に嫌では、ない・・・」
「それなら、今度は政宗からするのじゃ」

正座をして手を膝に置き、唇を突き出して眼を閉じる彼女のそんなしぐさをいじらしく思うも、
どうにも本能のままに彼女を貪る自分が情けないように思えてしまって、政宗はなかなか踏ん切りがつかない。
だから政宗は、彼女の桜色の唇に自分のそれを押し付けるだけが精一杯だった。
それでも、ガラシャは嬉しそうに笑う。

(孫市・・・。こういう時は一体どうすれば良いのじゃ・・・)

自分のプライドとガラシャを愛でたいという気持ちの葛藤に政宗は苦しみながら親友を想う。
そんな政宗の胸中など露知らず、ガラシャは半裸になった政宗の胸に身を埋め、その首筋をつうと舌先でなぞった。

「う・・・ぁ」
ぞわりとするような快感が波立って、思わず声をあげてしまう。
「政宗、そちの気持ちの良い所、わらわに教えてたもれ・・・」
火照った顔で言いながら、ガラシャは政宗の少し日に焼けた体を丁寧に舐め上げる。

「ちょっと、しょっぱい、な」
「あ、汗をかいたから、・・・済まぬ」
何故か素直に謝る政宗に一瞬目をぱちくりさせ、それから優しくガラシャは笑った。
「謝ることはない。わらわも汗をかいておるのだし、それに、どんな政宗でも全部、わらわは欲しいのじゃ」
その台詞に堪え切れなくなって、思わず彼女をぎゅうっと抱きしめてしまう。

「貴様は・・・馬鹿だ・・・」

えへへ、と胸の中でガラシャの困ったような笑い声が聞こえた。
835ガラ×政長話9:2007/09/11(火) 02:08:46 ID:7De5SzBS
「政宗、政宗、ここは?」
「わ、悪くはない・・・」
積極的に政宗の体を指や舌で探ってくるガラシャにどうも反撃の機会を見つけられぬまま、
政宗はされるがままに快楽を感じるだけであった。

大体可愛らしい少女がその白い肢体を曝け出して、自分の体に触れているのだ、
どこを触られても気持ち良くない訳がなかった。
それでもぶっきらぼうに言い続ける政宗にガラシャは不満を感じてしまう。
「それじゃあ、・・・ここは?」
細い手でとうとう衣服の上からとは言え、下半身に触れられ、政宗は思わず大きく後ずさった。

「ここは・・・駄目だ」
「どうしてなのじゃ??」
「ど、どうしても駄目なものは駄目じゃ!」
必死に抵抗する政宗に、ガラシャは再び口づけをする。
「!ふ、んむ・・・、ん・・・!」
そうして力の抜けた彼の手をどけて、ガラシャは下半身の衣類に手を突っ込んでそれに触れた。

「こ、こら・・・!」
「これは・・・、硬くて、あったかいのう」
初めて感じる感触にガラシャは興味津々といった様子でそれを弄る。
どくどくと脈打つそれは、表面を上下に擦ると薄い皮が前後するようになっており、
ガラシャはそれが不思議で手で握り締めてゆっくりと動かした。
「うあ・・・、や、やめぬか・・・!」
今までとは明らかに反応が違う彼の様子に驚きながら、ガラシャは衣類と下穿きを脱がせ、改めてそれを見る。
「うわあ・・・」

初めて見るそれは薄桃色で、血管を浮き立たせながらそそり立っていた。
触るとぴくりと動くのが興味深い。不思議と、気持ち悪いとは思わなかった。
見られている本人は悔しそうに俯きながら、黙ってその羞恥に耐え忍ぶばかりである。
「こうすると、良いと聞いたことがあるぞ・・・」
そう言ってガラシャは、政宗の一物をぱくりと自分の口に咥え込む。
「なっ、何を・・・!ん、ああっ・・・!」
そのままじゅるじゅると唾液を絡ませながら自分の一物を舌でぬるりと絡めこまれ、政宗は堪らず声を上げる。

「ふ、んむ、む、ふぅ・・・」
少しでも気持ちよくなってもらおうと、ガラシャは拙い技量ながら懸命に一物を咥える。
裏にぴんと張る筋を舐めながら吸い付くようにして口を前後に動かすと、先からしょっぱい液が出るのが分かった。
一方顔を赤くし、涙を滲ませながら自分に奉仕するガラシャの姿と、
初めての口内の感覚に興奮して、政宗はあっという間に達してしまいそうになる。
必死に我慢するものの、彼女が喉の奥で締め付けるように亀頭を包み込むと堪えることができなくなってしまった。
「く、口を離せ・・・!う、あ、いかん・・・!」
言うことを聞かないガラシャの口の中で、結局政宗は果ててしまった。

「ひあっ!?けほけほっ・・・!」
いきなり勢い良く飛び出してくる白い液に、ガラシャは驚いてやっと口を離す。
ぴぴっとその液が、ガラシャの顔に飛んだ。
「だ、だから離せと言っただろうが馬鹿め・・・!」
内心済まなく思いながらも憎まれ口を叩いて、慌てて政宗は彼女の顔に飛んだ自分の白濁液を手拭で拭った。
「・・・苦いのじゃ」
口に入ったそれを、顔を顰めて飲み込むガラシャ。
「飲まんでいい飲まんで・・・」
顔を赤くして政宗がそれに突っ込む。

ほうとため息をついてガラシャが顔を赤くして身をくねらせた。
「ま、政宗、あの・・・」
困ったように眉を寄せながら、彼に抱きついて耳元で囁く。
「わらわにも、・・・触ってくれぬかの」

甘く耳にかかる吐息に、政宗は再び自分が高ぶるのを感じた。
836ガラ×政長話10:2007/09/11(火) 02:11:53 ID:7De5SzBS
ガラシャのそこは、既にしとどに濡れそぼっていた。
薄い下毛を掻き分け割れた秘部を指でなぞると、ガラシャが嬉しそうに声を上げた。
「ふぁ・・・!」

座っている政宗に抱きつき頬を摺り寄せてくるので、
彼は気持ちよいのだろうと確信しながら、繊細に入り組んでいるそこを恐る恐る指で撫で回す。
「ん、やっ、あ・・・!ふぅ、こ、こんなの、初めて・・・!」
「・・・気持ち良いのか?」
「は、んぅ・・・う、うん、お腹が・・・溶けそうなのじゃ・・・」
頬を朱に染め、切なそうに訴えるガラシャが可愛らしくて、ついつい政宗も我を忘れて抱き寄せてしまう。

ぐちゅぐちゅと音を立てながら指を潜らせてゆくと、やがてこりこりと硬い小さなものに当たった。
そこを押さえつけると腕の中でガラシャの体がびくりと跳ねた。
「ぃああっ・・・!は、な、なに、・・・ん・・・!」
「ここ、・・・か?」
「や・・・だ、だめ、・・・っ、は、こ、こわい・・・!」
爪で弾き、指で擦ると彼女は涙を滲ませて一層体を震えさせる。
にちにちとその肉芽に蜜を絡ませながら虐めると、ガラシャは喉をひくつかせて鳴いた。

「あぁ・・・っ・・・!まさむ、ね・・・!や・・・、怖いのじゃ・・・!」
「怖くなぞない、儂がおる。・・・遠慮せずに飛ぶが良い」
今にもいきそうな彼女に興奮しながらも、冷静を保ったまま彼は指をぐりぐりと押し付けた。
「ふぁ・・・!ん・・・、ぁ、ああっ・・・!」
潤んだ瞳を大きく見開いて、ガラシャの体がびくりびくりと跳ね上がる。
「は、ぁ、・・・こ、こんな・・・、ん・・・」
皆まで言う気力もなく、がくりと頭を政宗の胸に埋めて、ガラシャが力なく彼を抱きしめる。
子供のようにへばりつく彼女の頭を撫でて、政宗は苦笑した。


「下らん意地など、・・・返って情けなかったのかもしれぬな」
乱れた息を整えようとしながら、ガラシャはその言葉に頭をもたげて彼を見つめる。
汗で額に張り付いた彼女の髪の毛を優しく除けながら、政宗は笑った。

「儂もおぬしを好いておる。・・・おぬしくらいのじゃじゃ馬、儂でないと乗りこなせんわ。
だから、ずっと儂の元に居ろ。・・・ガラシャ」

それを聞いてガラシャは、心底嬉しそうに、安堵したように微笑んだ。
「政宗、政宗!いっぱい、いっぱい大好きなのじゃ!」
子犬のように頭を摺り寄せて甘えてくる彼女に、再び苦笑して宥める様に抱きしめる。
「ふん・・・、おぬしはそうやって、儂のところに居れば良いわ」
その言葉にガラシャは何度も頷いて、満面の笑みを浮かべた。
そして改めて彼に告げる。

「わらわは、政宗をいっぱい好いておる。だから、
・・・政宗。今宵はわらわの中で、天に昇ってくれはせぬか?」
つまりは一つになろうということを先に言われてしまったので、
政宗はなんだか男として情けない様な気がして思わず声を荒げてしまった。
「あ、当たり前じゃ!大体女子がその様な事を恥ずかしげもなく言うでない馬鹿め!」
「す、済まぬ・・・。・・・なんで怒るのじゃ???」
「怒ってなどおらぬわ馬鹿め・・・!」

ますます立つ瀬がなくなったような気がして、彼は拗ねた様にそっぽを向くしかなかった。
837749:2007/09/11(火) 02:12:56 ID:7De5SzBS
少しはガラシャ攻めになってるかな・・・。
838名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 10:16:49 ID:ev/Hq/pE
>>837
最高にGJだよ〜お前さま!!!!
839749:2007/09/11(火) 23:23:06 ID:7De5SzBS
投下いきます!これで終わり!
840ガラ×政長話11:2007/09/11(火) 23:25:24 ID:7De5SzBS

彼女の髪色と同じ色の下毛は、彼女自身の蜜によってじっとりと濡れていた。
まだ成長しきっていない秘部は政宗のそれを受け入れるには少々小さいように見えるが、
中を指で開いてみると桜色の花弁は物欲しそうにひくひくと蠢いている。

初めて見る女性の秘部の淫靡な光景に胸を高鳴らせながら、政宗は自身をそこにあてがった。
しかし表面が余りにもぬめっていて、蜜壷に入れようにもにちにちと滑らせてしまうだけである。
それを焦らしと取ったのか、ガラシャは細い腰を困ったようにくねらせて喘いだ。

「や・・・、政宗、意地悪なのじゃ・・・」
「いや、そんなつもりでは・・・」
慌てて指で花弁をまさぐりながら一物を蜜壷に収めようとするが、慌てれば慌てるほど、
そこは逃げるかのようにぬるりとした粘膜でかわされてしまう。
「んやっ、も、もぅ・・・、な、はぁ・・・ん!」
早く、と言いたいのを堪え、顔を真っ赤にして呻くガラシャ。

それでも表面を擦るたびに柔らかな花弁と硬くなった肉芽の感触が一物にぞわぞわと快感を与えるので、
政宗はこれはこれでと思いながらしばらくそうやって己自身を割れ目に這わせることに夢中になってしまう。
赤くなった裂け目が熱と粘膜を帯び、にちゃにちゃと音を立てて彼自身を包み込む。
堪らなくなったガラシャはがばりと起きて行為に夢中になっていた政宗を押し倒した。

「もう!・・・わらわにこのような所業、許さぬぞ、政宗!」
ぷうと頬を膨らませて政宗に馬乗りになり、そそり立つ一物の根元を握って自分の蜜壷へと亀頭を向けた。

「そ、そういうことは儂から先に・・・!」
まるで自分が襲われているような体勢になって男としての面目が立たないと思った政宗は、
慌てて起き上がろうとする。しかしその前にガラシャが彼を自分の中に収める方が早かった。

「ひ、ああぁあっ!?」
「うぁ・・・!!」

既にたっぷりと体液に溢れかえっていたガラシャの中は、
少し先を収めただけであっという間に政宗の肉棒をその中へと押しやってしまった。
少しずつ挿れていこうと思っていたガラシャも、
突然一気に押し寄せてきた衝撃に顔を朱に染めて口をぱくぱくとさせるしかなかった。

対する政宗もまた、急に己を包み込む肉壁の蠢きにただただ戦慄くしかない。
温かくとろりとした柔らかい粘膜が自分をひくりひくりと擦り付けるので、
とにかく達さないようにと意識を保つことに必死だった。

「ふにゃ・・・、な、なんなのじゃ、これ・・・、すごい・・・!」
既に充血して物欲しさで一杯だったそこに、貫くように一気に入ってきた肉棒は、
ガラシャにかつてない快楽を存分に与えていた。
それがもっともっと欲しくなって、彼女は嬌声を上げて腰を振る。

「ちょ、ちょっと待て、う・・・はぁ・・・!」
ざわざわと波のように蠢く蜜壷の中で堪えるだけでも精一杯なのに、
もっと奥へと誘われるように動かれてしまっては我慢が出来そうにもない。
必死で待てとガラシャに訴えるが、既に快楽を貪るガラシャに彼の声など聞こえる由もなかった。
841ガラ×政長話12:2007/09/11(火) 23:28:32 ID:7De5SzBS

「ぁ、あっ、ふ・・・、んっ、きもち、いぃ・・・!」
快感の僕と化したガラシャは政宗の上で嬉しそうに頬を染めて腰を打ちつけている。
白い肢体のあちこちが上気して赤く熟れ、交わっている秘部からは溢れるように蜜が滴る。

「こんの・・・っ、じゃじゃ馬め・・・っ!」
一方的に快楽を与え続けられ、自分から動くと直ぐに達してしまいそうな政宗は、
結局何もできぬまま必死に己の意識を堪えることしかできない。
予想外のガラシャの中の気持ちよさと、彼女の性への貪欲さに舌を巻きながら、
彼は自分の上で踊るように跳ねる幼い体をただただ見つめていた。

憎らしげに言葉を吐く政宗を見てガラシャは彼に顔を近づけて囁いた。無論腰は動かしたままだ。
「政宗、ん・・・、そちは気持ちようないのか・・・?」
汗ばんだ頬を撫でながら切なく聞いてくる彼女に、政宗は胸を熱くする。
「き、気持ち良過ぎるから困っておるのだ!」
「そんなの・・・、困ることなどなかろうに」
ふふ、と妖しげに笑うガラシャ。

普段のあの子供っぽい彼女のどこにこんな妖艶さが潜んでいたのかと思い、
政宗はくらくらしながら快楽に飲まれてゆく。

汗ばんだ白い肌は彼の少し褐色目の肌にしっとりと吸い付いてくる。
ぎゅうと体を離さぬように押し付けてくる彼女の上半身にある幼い乳房は、先端を硬くして政宗の胸に摺り寄せられた。
それが偶然にも政宗のやはり幾分固くなったそれに当たると、ガラシャはひんと声を上げた。
それを見た政宗はせめてもの反撃にと両手で多少乱暴にぐにぐにと彼女の乳房を揉みしだく。

「ああっ・・・!だ、だめ・・・!」
先端を摘む度に蜜壷をきゅうんと締め付けながら、ガラシャは困ったように身を捩った。
何らかの刺激を与えるたびに素直な反応を見せる彼女が、どうしようもなく可愛らしい。

「ま、政宗、これは・・・?」
言いながらまだ肉の薄い臀部を精一杯ぐるりと回し、そのまま先端だけにちにちと咥え込む。
初めてとは思えぬその技量に、政宗は堪らず呻いた。

「政宗・・・!可愛いのう・・・!」
「う、煩いっ!」

奥州王としてプライドの高い政宗がそんな事を言われて嬉しいはずもなく。
ただただ顔を真っ赤にして視線を外す事しか出来ない。
そんな仕草さえもガラシャには可愛いとしか思えなく、
またそんな彼を見ることが出来るのが自分だけだと思うと嬉しくなって精一杯の力で抱きしめる。
互いの心音と熱が交わるのが感じられた。

「政宗、わらわは、もう・・・」
必死に腰を揺らしながら、ガラシャが切なく声を上げて鳴く。
正直早々に達してしまいそうだった政宗にとって、それはなんだか嫌味に聞こえて仕方がなかった。
「全く・・・、おぬしには振り回されてばかりじゃ」
それでもやっぱり、今の政宗にとって彼女は愛らしいとしか思えなかった。
842ガラ×政長話13:2007/09/11(火) 23:35:31 ID:7De5SzBS

漸く上り詰めたガラシャに、政宗はやっと自ら律動を与える事が出来た。
それまで自分で動いていたよりも激しく、強い動きにガラシャは涙を滲ませて震える。
「ん、あぁっ、んっ、あっ・・・!政宗、気持ち良いのじゃ・・・!」
その内にぞくぞくとした快感が背筋から駆け上がり、
ガラシャはやはり怖くなって必死に政宗を抱きしめた。
どうやら達することにはまだ慣れていないようである。

そんな彼女を抱き寄せながら、彼は今まで堪えていた分とでも言うように必死に下から腰を突き上げる。
すっかり熱で火照った肉壁を壊すくらいに貫き、もっと欲しくなって乱暴に腰を振る。
細い腰を押さえつけるようにして両手で押さえ込み、ぐちゅぐちゅと激しく攻め立てた。
結合部分から溢れ出る体液は、しとどに二人の股を濡らしもはやどちらのものかも分からない。

「政宗、政宗・・・!怖いから・・・、離れるのは嫌じゃ・・・!」
快楽に白む頭に怯えながら、ガラシャはぎゅうと政宗の背に腕を回す。
「怯えるな、儂がついておる・・・!ずっと、ついておる・・・!」

もはや声が届いていないかもしれないガラシャを前にして思わず想いの丈をぶつけながら、
政宗は桃色に上気した幼くも女の肢体を腕に抱いて、政宗は高みへと一層腰を強く突き動かした。
歳若いためにまだ細めではあるが、日頃の鍛錬で鍛えられた彼の下半身は、
一気にガラシャを快感の海へと放り出してしまう。

「あ、あっ!はぁ・・・っ!ひ・・・、ああああっ───!!!!」
涙を零しながら大きく目を見開いて、ガラシャは政宗の腕の中でがくがくと体を震わせた。
達した反動で彼女の膣内もきゅうと締まり、それで政宗も己の精を吐き出してしまう。
「ぅ・・・ん、・・・っ!」
ふるりと身を震わせると、白く濁った温かい液がどろりとガラシャの胎内に零れていく。

「ふ・・・、熱いのじゃ・・・」
どくどくと自分の中に注がれる子種の熱を感じながら、ガラシャは子猫のように政宗に擦り寄った。
自分の胸に顔を埋める彼女を見ながら、政宗は放心したようにぼんやりと湿った赤毛を指で玩ぶ。
そんな彼の仕草に何故か堪らなくなって、ガラシャは無邪気にぐりぐりと頭を擦り付けた。

「痛っ、な、なんじゃいきなり・・・!」
半ば惚けていた政宗は我に返ってガラシャの頭を引き剥がすように片手で掴む。
「政宗、政宗っ!」
胸いっぱいに幸せを感じながら、政宗のそんな無愛想な態度にも気を悪くせず、
ガラシャは勢い良く政宗の胸に飛び込んでいく。
その反動で、体を弛緩させていた政宗の頭ががつんと壁に打ち付けられた。
「あだっ!」

一瞬怒鳴ろうとして、──気が削がれる。
腕の中の少女は、それはもう本当に幸せそうに笑いながら、自分をしっかり抱きしめていたからだ。
今度ばかりは優しく笑うことが出来て、政宗はそんな彼女に応えるように頭をそっと撫でるのだった。
843ガラ×政長話14:2007/09/11(火) 23:38:06 ID:7De5SzBS

「な、なにい!?孫市、話が違うではないか!!」
後日再び城を訪れて来た友人の発言に、政宗は声を荒げた。
雑賀衆の無償での貸し出しの取引を取り止めにすると言って来たからである。
が、孫市はどこ吹く風とでも言うように肩を竦めながらそれに反論する。
「んなこと言ったってよぉ、俺は嬢ちゃんに手ぇだして良いとは言ってないんだけどねぇ」

そこでぴたりと政宗の動きが止まる。さっと青ざめる彼の耳元で、孫市は面白そうに囁いた。
「拾った責任は自分で取れ・・・、だったっけ?おまえやっちゃった責任はどーすんのさ」

勿論、そのつもりはあった。大体一夜限りの睦み事では終わらず、
結局孫市が来るまでの数日の間に幾度も体を重ねてしまったのである。
更に、これは責任以前の問題で、政宗はとうの昔にガラシャを手放す事が惜しくなっていた。
しかしやはり彼のプライドが邪魔して、今日まで彼女に孫市と発つのかどうか、聞くことができないでいたのだ。

「で、どーすんの?」
わしわしと政宗の髪を乱しながら、孫市。
「ど、どうするもなにも・・・」
もうどうにでもなれと言った風に、政宗が声を上げた。

「責任どうこう以前に儂はとっくの昔にあやつに惚れておる!
・・・わかった孫市。雑賀衆の件はなしにしてやるから、あの娘は大人しく儂に渡すがよい!」
なにがなんだかわからないがとにかく変わらず偉そうに言いきる彼に、孫市は腹を抱えて笑い転げた。
「わ、笑うな!馬鹿め!」
顔を真っ赤にして政宗が怒鳴る。
「と、とにかく、おまえの気持ちは良く分かった・・・。あーおかし・・・。
ま、こんだけ言ってくれりゃ良いんじゃないの嬢ちゃん」
どこともなしに視線を向けながら孫市が言うと、城の物陰からガラシャがぴょこんと飛び出してきた。

「満足じゃ!政宗・・・、そちはわらわをちゃんと慕ってくれておったのだな!」
頬を染めて言う彼女とは裏腹に、政宗はふるふると拳を握って呻く。
「き、貴様ら・・・!謀ったな・・・!!」
「まぁーまーま。女心ってのは複雑なもんさ。おまえきちんと言ってやんないと伝わらないもんだぜ?」
ぽんぽん、と政宗の頭を叩いて孫市が笑った。

「こんだけ仲取り持ってやったんだから、貸し出し帳消しくらい安いもんだろ。
・・・嬢ちゃん。こいつは意地っ張りだが悪い奴じゃない。仲良くしてやんな」
「うむ!孫市も、何かあったらすぐわらわを呼ぶのじゃぞ!ダチの約束、忘れはせぬからな!」
そして互いに拳をぽんと合わせた後に、孫市が片手を挙げて去っていく。

ただただそれを呆然としながら見送る政宗の手を、ガラシャはくっと引いた。
どうかしたの?とでも言いたげなその瞳に、それまで罵詈雑言を胸中で唱えていた政宗の気は削がれ、
大きくため息をつくことしか出来なかった。

「・・・もういい」
そう言って踵を返し城に戻ろうとして、──立ち止まって、ガラシャを見やる。
「さっさとついて来ぬか、・・・馬鹿め」
ガラシャは嬉しそうに大きく頷いて、彼に走りよりその手を握り締めた。




ガラシャの出身が明智家だと聞いて政宗が悲鳴をあげるのは、また別のお話。
844749:2007/09/11(火) 23:42:40 ID:7De5SzBS
終わりです。読み返すとイマイチ変な文章あったりしてすまんです。
ガラシャ攻めってちょっと難しいのう。
他にも三×ガラとか孫×ガラとか妄想伝したいけどガラシャばかり投下していいんだろうか。
845名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 23:46:29 ID:Z97CaERM
>844
良いに決まっておるわ馬鹿め!

・・・ごめん、嘘ですガラシャばっかでも良いものだと思うのです。
GJ!
孫市・・・w
846名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 23:48:36 ID:qwy1nn4u
>>844
>ガラシャばかり投下して…
ガラシャが可愛いからおk。

なんかもうふたりともめんご過ぎます。
いいもの見せていただきました。ありがとうございました。
847名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 00:20:45 ID:JaK1USUk
リアルタイムでGJ聞けると嬉しいもんだのう。
>>845 >>846 有難う。

そんでもうちょっと誰かが投下したらそろそろ次スレかなと思ったり。
なんか総合スレに移住の話も出てるからちょっと気になってるんだ。
自分としては三国興味ないからやっぱ個別がいいかなと思うけど、
移住するなら素直に従うつもり
848名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 08:32:23 ID:ee28QQrT
>>844 凄絶にGJ!! ガラシャ好きな俺にとっちゃ、ガラシャばかりなんて最高だww
849名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 13:19:45 ID:Jdnv1uBj
>>844
最高にGJ!

ガラシャ好きだからガラシャの投下はすごい嬉しい。
個人的には孫ガラが読みたい。
850名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 17:46:25 ID:n5B9hd9C
大人の経験をして成長するガラシャ。うむ、良い!
DV忠興にくれてやるのは些か惜しゅうございます。
851名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 17:55:07 ID:A4HdSNcP
ここは賤ヶ岳の変乱入で砦に閉じ込めたギン千代や稲姫等に孫市があんなことやこんなことだろ。
852名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 18:08:43 ID:n5B9hd9C
ねねがいなかったのはダチの嫁に手を出さない孫市のプライドなんだろう。
・・・新録セリフがないからという理由は知らぬ存ぜぬ。
853名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 19:22:03 ID:Jdnv1uBj
賤ヶ岳の変の話読みたいな。
絶倫状態になった孫が美女達選り取り見取りでくんずほぐれつするも良し、
フルボッコされ逆に捕らわれの身になった孫市が美女達から性的なおしおきをされるのも良し。

でも人数が人数だから書くの大変かー。
854名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 08:52:11 ID:Ln9deSzO
孫市「こういうのも悪くねえな・・」
稲姫「・・・」
で笑った
855名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 11:18:25 ID:I8kZVE1e
やっぱ時代はガラシャだよな、叔父貴ぃ〜
856名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 13:59:57 ID:RKMwm/jC
まぁ新キャラだしな
857名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 17:53:29 ID:P3nOGTdx
その孫市を蘭丸に変えて欲しい
858名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 20:36:53 ID:OBGmiMBy
しょんぼりなのじゃ〜。聞きたさに小次郎外伝ばっかやってたら、小次郎×ガラシャでムラムラしてきた。
アレな男と純粋な少女で妄想伝。

でも流石にガラシャ連続しすぎか…。
859名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 20:57:11 ID:3cH/OC2L
勝家とお市って結局夫婦になれたのかな
勝家の章のお市、貞淑な感じで結構好きだったんだけどな
860名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 21:21:55 ID:SDOT8M3t
>>858
猛将伝出て日もたってないんだしガラシャ祭りでおk
861名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 23:53:32 ID:Z+g/dUko
>>859
結婚していないお市が勝家の屋敷にいたり、勝家にタメ口利かれるのは変だ
862名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 18:10:49 ID:u/BCZZcw
そう言えばガラシャ外伝の市は勝家と暮らしてるんだな
「私はもう北ノ庄城に帰ります」みたいなことを言っててちょっと驚いた小谷に帰るもんだとばかり思ってたから新鮮だった
863名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 18:53:11 ID:We5lGu30
元親×ギン千代が
猛烈に読みたい自分が
やってきましたよノシ
864名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 22:37:37 ID:UFreIEj+
私も凄絶に読みたいぞ
865名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 03:08:48 ID:AhWLrfPy
自分も凄絶にモトギンが・・・ということで書いてみました。
明日(というか今日)は朝が早いので、途中でぶったぎってます。
すみません。

注意点
・元親×ァ千代です。
・ァ千代は宗茂と夫婦(ちょっと冷えてる)です。
・無双内での信親さんの扱いがよくわからなかったので
ぼかしてます。
866元親×ァ千代:1:2007/09/15(土) 03:11:38 ID:AhWLrfPy
※九州征伐中、信親が亡くなったあたり※

--

 髪に移った濃厚な香の匂いが、元親の鼻孔を擽る。
 微かな汗に混じった彼女自身の匂いと相まって、ひどく甘く感じた。菓子を
口にするような心地でそっと舌で舐め上げ、唇で優しく食んでみれば、ァ千代
の鼻から声が漏れる。戦場で轟かせる覇気溢れるものではなく、少女のように
可憐なものであったからますます元親を煽った。あれほど凛々しく具足を身に
纏い、並み居る兵士たちをも容易く薙ぎ払う将が、今は戸惑いと羞恥に身体を
強張らせ困惑したように声を押し殺している。彼女の発した言葉への苛立ちも
手伝って、元親の胸中に加虐心が生まれた。
 啼けば、いい。
 散々元親に啼かされ、矜持を打ち砕かされ、そして自分の言葉が過ちであっ
たと認めればいい。元親を憎み、そして仇敵への憤りも思い出せばいい。
 大事なものを奪われたからといって相手を討つ。それでは乱世は終わらぬ―
―さきほどのァ千代の言葉が冷ややかに脳裏に蘇った。立花は私怨のために武
を奮うのではない、と真摯に呟かれた言葉も。
(なぜ、肉親を奪われてなお仇を殺すなと言える)
 彼女の言葉はきれい過ぎる。
 信親が死んだ夜でなければあるいは賛同できたのかもしれぬ。
 けれど今日は。
 ――元親さまならば。
 そう笑って出陣した信親の背が浮かぶ。
 悲しみは未だ褪せることなく元親の心の中に在り、今もまだ憤りの炎は揺ら
めいている。国主としての矜持が平静さを保持させているが、本当は今にも慟
哭してしまいそうなのだ。なぜいつものように傍らに居らぬのか。なぜ、いつ
ものように名を呼んでくれぬのか。
(あんただって、知ってるだろう)
 父や舅の命を島津に奪われたのだから。
 ならば、信親を喪った元親の気持ちを最も理解できるのは彼女ではないのか。
このやり場のない憤りに共感するのは彼女自身ではないのか。
 首筋を舐め上げ、そのまま舌先で耳朶を嬲る。
 わざと大仰な音を立てるようにしてくちゅくちゅと舌を出し入れすれば、逃
れるようにァ千代が身体をひねってもがく。けれど動けぬように股の間に元親
は膝を割りいれ、片方の肩を掌で押さえつけてなおも愛撫を続ける。
「も、もとちか……っ」
 抵抗のために口にした名は、けれど熱い吐息交じりのせいか懇願に聞こえた。
もっと愛してくれと言われた気がして――実際にはそうでないことはわかって
いたけれど――肩を押さえていた手を、襟元に滑り込ませる。寒さのためかそ
れとも元親の行為のせいか、すでに硬くなっている頂を指でそっと触れれば、
ァ千代の身体が大きく跳ねた。好い反応に満足して、念入りに指で摘んでやれ
ば、大人しかったはずの下肢が耐え切れぬ、とばかりにもぞもぞ動く。
 どうやら、そこが弱いらしい。
「や、や……っ」
 身体をわずかに起こし、襟元を大きく広げる。
 月明かりであらわになった肢体の美しさに小さく感嘆し、それまで指で弄ん
でいた部分を口に含む。歯で少し噛んだり、舌先で潰すようにしてやると、も
はや言葉にすらならぬ声を上げ、必死で元親の顔をどかそうとァ千代が抵抗す
る。けれど丹念に指と舌をつかって愛撫を続ければ、やがて抵抗していたはず
の手は、次は元親が止めてしまわぬよう必死で押さえつけてきた。
「それほどに好いか」
 問えば、上擦った声で「ふざけるな」と返してくる。笑って、彼女の手の所
在を教えてやれば、すぐさまばつが悪そうに手を離した。
867元親×ァ千代:2:2007/09/15(土) 03:12:44 ID:AhWLrfPy
「生娘ではないようだが、あまり男には慣れておらぬ様子。宗茂殿にはあまり
可愛がってもらえていないのか」
 わざと腹を立たせるためにいえば、途端にァ千代の顔が強張る。
「……貴様には関係のないこと……っ」
 潤んだ眼差しにようやく、わずかながら怒りが滲む。
「図星か。ならばおれがこの身体に刻み付けてやろう」
 ――男というものを、凄絶に。
 寝巻きの帯を解き、その両の手を結ぶ。
 身体を起してやる代わりに今度は元親が畳に背をつけ、自分の身体をまたが
せた。わけが分からず困惑する身体を腕で抱き、さらされた下肢の付け根が元
親の眼前に来るように寄せる。
「な……っ! こ、これは……っ」
 嫌がるも手を拘束されては、抵抗もできぬ。
 細い腰をしっかりと掴み、真上にこさせた秘部に音を立てて口付ける。自身
のものではない涎に満足し、そのまま先ほど耳朶に施したように愛撫を続けた。
わざと水音を立てるようにして割れ目をなぞり、熱を帯びたそこにすぼめた舌
先をねじ込む。
「あ、ん……っ」
 逃れるように背中を倒そうとする女の腕を掴んで、さらにちゅ、とあふれ出
す蜜を吸い上げる。次から次へとあふれ出すそれは、彼女の匂いのように甘い。
全て舐め尽してやろうと必死で啜れば啜るほど、嗚咽なのか嬌声なのか分から
ぬものをァ千代が漏らす。
「も、とちか……もう……っ」
 顔を見られまいと逸らそうと試みるも、下から見上げているために努力は叶
わぬ。わざとまじまじ見上げれば、ァ千代が泣きそうな顔で目を瞑った。
 舌を離し、今度は指先で大きくなった陰核を擦ってやる。ときに優しく、と
きに強くと緩急をつけてやれば、ァ千代の太ももがなにかを耐えるように強く
元親の身体を圧迫した。余計な肉などない白い脚をそっと指先で撫で上げれば、
小さく啼いて身体を震わせる。大きく揺れた胸が、下から見上げるとさらに淫
靡で堪らない。首筋と同じく、普段は他人になど触らせぬ柔らかな肌は、こう
したときことに敏感になって快さを生む。
「もう? もう果てるのか? 宗茂殿は、奥方の躾けもできぬと見える」
 それとも宗茂殿はこれほど早いのか。
 言外に皮肉含ませれば、ァ千代が泣きそうな顔で下唇を噛んだ。必死で矜持
をかき集め、元親に屈しまいと耐えているのだろう。それが男を余計に煽るこ
とを、そしてさらに自分自身を追い込むことをしらぬのだろうか。我慢すれば
するほど感じやすくなるのが女の身体だ。
 指を一本、陰唇に飲ませる。
 待ちかねていたのだといわんばかりに元親の指を易々と奥まで導き、そして
逃さぬといわんばかりに強く締め付けてきた。ざらりとした中は火傷しそうな
ほどに熱く、元親の余裕を奪っていく。
「……ぅうっ」
 苦しそうに呻くも、隠し切れぬ悦びが潜んでいる。
 指を呑ませたまま溢れ出す蜜を舌先で再び舐めとっていく。
868名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 03:23:17 ID:AhWLrfPy
続きはそのうち。

では、おやすみなさい。
869名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 14:22:16 ID:VE2ufYgX
>>865-868
正座で待ってるので脚が壊死する前に続きを! 凄絶に願う!
870名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 02:52:51 ID:dVy7/s22
>>868
立花に誇り高きエロを!


ここで加熱具でまともなエロパロを書こうと奮起!

無理\(^o^)/
真面目に書いても笑いの方向にしか進めない\(^o^)/
871名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 03:55:47 ID:i3Ts5s95
>>870
義があるのならばうpしなさい
ちょっと前に出てたイカ×稲姫を見てからイカが好きになってきたw
872小次郎×稲小ネタ:2007/09/16(日) 06:51:01 ID:dVy7/s22
義がない小ネタ書いてみた・・・。
陵辱系なので無理な人はスルーぽ。



どこまでも澄み渡った空に鮮血が降り注ぐ。
丁度敵兵の動脈を切ったらしく、首がかぱりと開きそこから血飛沫が辺りを真っ赤に染めている。
返り血を浴びながら佇むのは、既に黄泉の国の住人であるかのような顔色だ。
唯、それは別段無残な光景に立ち会っているからというわけでもない。それが普段通りなのである。
更に言えば、彼は黄泉の国の住人というよりも、そこへの水先案内人、といった方が正しいのかもしれない。

血に染まった愛刀をひらりと一振りし、鞘にしまう。
「つまらないなぁ、最近こんな事ばかりで全くつまらない・・・」
心底悲しそうな顔をして、男は独りごちた。
「やっぱり・・・、僕を満たしてくれるのは君だけだよ、武蔵・・・!」
邂逅しているのか目を閉じてひとしきり黙し、後に嬉々として声を上げる。
剣豪宮本武蔵。彼と剣を交える事が、今の男にとって唯一の生きがいだった。

男の名は佐々木小次郎。言わずもがな、武蔵と張り合うことの出来る無二の剣豪である。
現在は徳川家に身を寄せ、いつかまた武蔵と会い見えんとしているのだが、
願いも空しく、最近は江戸の見回りや海賊山賊討伐に出向くばかりであった。

「一体いつになるのかなぁ、また武蔵と会えるのは・・・」
そこらじゅうに転がる残骸から流れ、真っ赤に染まった一面で独り呟く。
歩く度に少し乾いた血液がにちにちと自分の靴に引っかかる感覚が、小次郎は余り好きではなかった。

彼とは、暫く会えそうにない。
そう小次郎は感じていた。

「仕方ないなぁ・・・。もう少しだけ、あれで遊ぶのも悪くないかな」
うん、と軽く頷いて彼の口の端が上げられる。
最近強者と戦えない不満の憂さ晴らしとして、彼は剣以外の別の手段を見つけていた。

(今日はどうしているかな?)
そう考えると鬱屈していた気分も少し、晴れる。
現場の余りの凄惨さに呆然としている味方の兵士たちに、小次郎はにこやかに声をかけた。
「僕このまままっすぐ帰るからさ、上の人たちに報告頼んどくよ」

その声で各々我に返ったのか、兵士たちは慌てて了承の返事を返す。
彼らの眼に怯えの色が混じっているのが分かったが、小次郎は何も思わなかった。
慣れたものだ、今更だと嘆息する。

(さて、そろそろあげた方がいいのかな?ううん、迷うなあ・・・)
人の苦しみ悶えながら死に逝く様も、自分を見る他人の恐れの瞳など意にも介さず
既に帰宅した後のことを考えながら、彼は足取り軽く帰路に着くのだった。
873小次郎×稲小ネタ2:2007/09/16(日) 06:52:59 ID:dVy7/s22

自室の奥にある小さな小部屋は、書斎として使っていた場所だ。
あるのは学問の書ではなく、専ら剣術のものだが。
部屋の位置のせいでそこは中々日が入りにくい。何時も薄ら暗い。
だから良いと彼は思ったのだ。

「ただいま」
言ってしゃっと襖を開ける。そこには一人の女がいたのだが、返事はなかった。
何故なら口は手拭で猿轡をされているからだ。
手は後ろで一つにまとめて縛られており、片足は部屋の柱に括りつけられていた。

「あれ?もしかして眠ってるのかな」
身動きもしない彼女を見て、小次郎は少し不安になり慌てて近寄った。
抱き起こすと彼女の長い髪がはらりと畳に零れる。
苦しそうに眉を顰めた彼女は、涙を滲ませながら彼を見上げた。
「ああ、起きてたのかい。だったら返事が出来なくても反応見せてくれなくちゃ分からないよ」
そんな彼女を見てほっとしたのか、小次郎が嬉しそうに囁く。

彼の反応とは正反対に、捕われの女は恨めしそうに涙を零した。
真珠の様に女の頬に伝うそれを蛇の様な舌でぺろりと舐めて、小次郎は無邪気に微笑んだ。
「もしかして、これ、すごく良かった?」
これ、と言うそれを指先で少しだけ揺らすと、彼女は悲鳴にならない声を上げてびくりと体を震わせた。
「あれ?もしかして今のだけでイッちゃったの?・・・そんなに良かったんだ」
既に激しく乱れきっている彼女の様子を見て、彼は心底嬉しそうに笑う。
女は彼の様子など見る余裕もなく、涙溢れる瞳を見開いて虚空に喘いでいた。

小次郎が指先で触れたものは、彼女の敏感な肉芽にぎちりと噛み付いているイアリング状の攻め具だ。
南蛮製の珍品であるそれは、彼女を見つけたときに小次郎が予め買い付けておいたものである。
彼女になら似合うと、小次郎は確信していた。
そして今まさにそれを付けた彼女は、香ばしい女子独特の芳香を漂わせながら
彼の腕の中でいやらしく体をくねらせている。

「やっぱり僕の眼に狂いはなかったってことだよね、稲姫様」
満足気に頷きながら、彼女の轡と口の中に含ませておいた詰め物を一気に引き出す。
でろりと涎を垂らしながら、開放されたその口を大きく開けて、彼女は必死に酸素を胸に入れる。
そして息を整えようと苦心しながら、火照った顔を歪めてぽてりと小次郎の胸に倒れた。
「も、・・・やだぁ・・・」
やっとそれだけ言って、ぼろぼろと涙を零して泣く稲姫。

「そう?嫌なの?何が嫌なの?少なくともやめてほしいってわけじゃないよね?」
嘲る様に言いながら、小次郎はぬるぬるにぬめった彼女の入り口を指でくぱぁと広げる。
急に膣内に冷たい外気が入り、熱に抵抗するような快感を覚えて稲姫が堪らず呻いた。

「ふゎ、あん・・・!」
「感じてるの?嬉しいよ」

びりびりに破いた小袖の胸元をはだけさせると、彼女のたわわな乳房がぷるりと飛び出る。
「暫くは楽しめそうだね。でもやっぱり、・・・武蔵との斬り合いが楽しみかな?」
汗で湿ったその乳房をぐにぐにと揉みし抱きながら、小次郎が独りごちる。

彼の玩具の甘い悲鳴は、途切れることなくいつまでも続くのだった───。
874名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 06:53:49 ID:dVy7/s22
終了。猛将伝の小次郎の1章で妄想伝したのだった。
875稲×山賊:2007/09/16(日) 09:57:01 ID:t2yfAe2T
>>874
短いけどGJです。

便乗して適当に話作りました。山賊討伐ネタ。

「罪無き民を襲う山賊…不埒です。私が成敗します。」

彼女の名は稲姫。各地で出没する山賊を主・家康の命令で討伐しに来たのであった。

稲姫は各地で襲われている民を、順調に山賊の魔の手から救いだしていた。

「ひぃぃ!こいつ、強すぎだ!逃げろー!」

「逃がしません!成敗します!」

ここで逃がしてはまた襲いに来るに決まっている。
そう考えた稲姫は逃げる山賊達を追い掛けた。それが山賊達の罠だと知らずに。

山賊達を追い、砦に入ると扉が閉められた。砦にいるのは稲姫ただ一人。
部下達は急ぐあまり置いてきてしまったのだった。

「これは…罠!?」

「お嬢ちゃん。さっきは部下達がお世話になったな。その礼だ。野郎共、やっちまいな!」
876稲×山賊2:2007/09/16(日) 10:02:04 ID:t2yfAe2T
山賊の頭らしき人物がそう言うと、大量の山賊達が姿を現し、一斉に稲姫に襲い掛って来た。
その数は数百人はいるだろうか。所詮は山賊、稲姫にとっては雑魚同然だった。
しかし…

「くっ………」

いかに稲姫であろうと、いや、他の者だったとしても、敵の数が多すぎた。
数十の山賊の死体の中、稲姫はとうとう押さえ付けられてしまった。

「不埒者、離しなさい!」

口ではそう言えても、相手は山賊である前に男達だった。少女の力ではびくともしない。

「それじゃあたっぷりとお礼をさせてもらおうか。」

男達は力づくで稲姫の鎧と服を引き剥がした。

「きゃあっ!」

人並み以上に発育した豊かな胸と、自然に伸びるに任せた茂みが、男達の目の前に映し出された。
稲姫は紅潮しながらも必死に睨みつけた。

「そんな恐い顔するなよ。一人一人、たっぷりと可愛がってやるからよ。あと、おとなしくしてれば
ここにいる民にはもう一切手を触れねぇでやる。極上の女が手に入ったからな。ま、まずは俺からだ。」


彼女にとっての地獄は、帰りが遅く、心配した家康が、父である忠勝を向かわせた、数日後まで続いた。


終わりです。稲の山賊討伐で思いついたのです。
877名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 23:08:50 ID:0g8AH7Ub
山賊 ×  稲 じゃないのか?
878名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 23:29:50 ID:KW9LtgCt
一瞬「稲×山賊」を見て稲×勝家なのかと思った俺w
879名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 23:38:20 ID:t2yfAe2T
>>877
その通りです。書き込んだ後暫くしてようやく気が付いたけどどうしようかと…。
指摘スマソ。
880名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 00:11:56 ID:axWd/q/t
この際本当に「稲×山賊」を書いてしまうとか。
881名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 01:10:46 ID:mOlh3HJ9
稲キタ---!!!
>>872 >>875 GJ!!
「稲×山賊」も見てみたい
882名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 08:39:54 ID:0kmnS64h
どうでもいい事かもしれんが稲って巨乳イメージな人多いんか?
俺は控えめな美乳派だが
883名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 09:14:15 ID:8MjZ8fAI
>>882
個人的には稲ちんは貧乳萌えだがまぁ人それそれだからな
884名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 09:15:54 ID:8MjZ8fAI
ageてしまった…スマソ
885名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 09:26:41 ID:yijt8rz0
>>883
1猛将のは明らかに貧乳。
でも2は巨乳。スレチだけど3サイズを測ったりしてた
所によると稲はバスト91のFカップらしい。
886名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 09:34:18 ID:EFbm0l56
>>883
実機は巨乳ってかむっちりに見える
CGや公式画は貧乳に見えるからよく分からん
887名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 09:46:31 ID:66ggGzO5
>>885
某無双サイトの女キャラの3サイズってスレの例の奴かw
設定資料集のキャラ画像に定規当てて計算機使って図ったって奴バロスwww
真実は肥のみが知っている
888名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 10:12:57 ID:nvx7ltlX
>>868
元親×ァ千代の続きを早くハァハァ
焦らしプレイにドキドキwktk
889名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 12:46:17 ID:O/zbbK6N
神よガラシャOPで孫市が助けに来なかった場合のSSきぼんぬ
890名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 17:51:09 ID:AmqmrtYy
>>889
俺も見たい
ガラシャかわいいよガラシャ
891名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 00:22:49 ID:0hJviI8z
>>887
是非そのサイトが見たい
892名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 00:46:46 ID:FVfdHqOB
>>887
馬鹿らし過ぎるなw
893名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 16:11:14 ID:zEyh++5b
元親×ギン千代もかなり好きだが、元親×稲が見てみたいと思う自分は
ドマイナー思考ですか。
なんか関ヶ原での会話聞いて(稲のは使い回しだけど)意外と似てるんでは
ないかと思った。でもやっぱ敵だし無理やり系がいいかも

妄想だけは頭にあるんだが、文才ないのでなかなかカタチにならない…
ただ元親はエロが書きやすい気がするんだが…
894名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 17:46:37 ID:9g4QgDxL
稲であれば何でもいいというのは俺だけか?
895名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 19:31:19 ID:xV0oaoTY
稲ちん!稲ちん!!
896名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 20:58:15 ID:3RBmt/jc
ガラシャきぼん
897ガラシャ:2007/09/18(火) 21:14:41 ID:vsQCcB4A
 とある山道。
 ちょうど宿場と助郷の中間辺りで人通りは極めて少ない。
 そこに身体を見たこともない緑色の衣服を纏い、紅の髪をした異国の少女、ガラシャが数人の山賊に囲まれていた。
 山賊の囲いのすぐ外には、つい先程までガラシャを乗せていた馬が首を射貫かれて屍と化してた。
 少女は知っていた。これを追いはぎという行為だと。
 下手に抵抗をすれば殺されるかもしれない。
 そう思い、ガラシャは慌てて懐から布でできた小袋を目の前の山賊に差し出した。
 少女は知っていた。追いはぎとは金めの物品を略奪することなのだと。
898名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:17:39 ID:vsQCcB4A
 下手に抵抗をすれば殺されるかもしれない。
 そう思い、ガラシャは慌てて懐から布でできた小袋を目の前の山賊に差し出した。
 少女は知っていた。追いはぎとは金めの物品を略奪することなのだと。
 ガラシャの真ん前にいた山賊の一人が小袋を怪訝そうに奪い、中を確認した。 そこには幾らかの銭や小判が数枚入っていた。
 今までで得たことのない金額の高さを見て、山賊は薄ら笑いを浮かべる。
「そ……それがわらわの全ての有り金じゃ。だから命はた……助けてほしいのじゃ」
899名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:19:52 ID:vsQCcB4A
 見るからに異国の者が聞き慣れた言葉を流暢に話す様に山賊達はわずかばかり驚く。
「それは好きにしていい。わらわはこれで……」
 震える身体を起き上がらせ、ガラシャは強引に男達の囲いの外へ割って行った。
 小袋を手にした男はガラシャが横切ろうとした男に目で合図する。
 合図を理解した男は囲いから出ようとしたガラシャの腰を持って肩に抱え上げる。
「なっ……何をするのじゃ!?放せっ」
 ガラシャはか細い手足を暴れさせて、現状を脱しようともがく。
900名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:21:55 ID:vsQCcB4A
 だが鍛練をしてないとはいえ、野良仕事を生業とする山賊の力には遠く及ばない。
 山賊達は追いはぎの成果と共に近くの森の中へ消えていった。


 山賊達は森の中に一つぽつんと存在する廃れ果てた寺にいた。
 粗末な格好をした6人の男が一人の少女を囲んでニヤニヤと表情を緩ませて見下ろしていた。
 囲いの中にいる異国の少女、ガラシャは恐怖に震えながら座っている。
「まだガキだが楽しめそうだな」
 先程ガラシャから小袋を奪った男は、少動物のように震えるガラシャを舐め回すように凝視し、口元をにたりと歪ませる。
901名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:24:06 ID:vsQCcB4A
「早くやっちまおうぜ」
 ガラシャの真後ろにいた男の声を皮切りに山賊達は薄汚れた衣服を脱ぎ捨て、一斉にガラシャをひんむき始めた。
「やめ……やめてっ……」
 激しいきぬ擦れの音と共にガラシャは衣服を破かれ、一糸纏わぬ姿にされた。 見ず知らずの男達の前で裸体にされ、ガラシャは恥辱のあまり泣きだしそうになる。
 すると男の一人が我慢できないとばかりにガラシャの股を割ろうとする。
 だが別の男がそれを諭す。
「馬鹿野郎。こんなガキじゃ無理矢理やったらすぐに壊れちまう。」
「じゃあどうすんだよ?」
「濡らせばいいんだよ」
 
902名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:26:08 ID:vsQCcB4A
 そういうと男はガラシャの股を割り、全く繁っていない性器を乱暴になめ回す。
 急に恥骨に頭を入れられ、そしてあろうことかそこをなめ回されてガラシャは羞恥と嫌悪に襲われ、下腹部にある男の頭を掴んで振り払おうと必死に抵抗する。
「そうだな、先に可愛がってやるとするか」
 そういうと囲いをつくっていた男はガラシャの横に屈み、小さな乳房を口でくわえ、余った左側を下から上げるように揉みしだいた。
 ガラシャを見下ろしていた男達も続いてガラシャを弄ぶ。
903名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:28:26 ID:vsQCcB4A
 ある男は左足を付け根から指先までの全てをなめ回し、ある男右足を同じようになめ回す。
 またある男は組み敷かれたガラシャの下へ回り、綺麗に整った尻を思いのままに手で歪め、なめ回し、そして背部も攻める。
 ガラシャは顔を歪め泣きながらやめてと泣き叫ぶ。 だがその哀願もくぐもった音になる。
 最後に残った男がガラシャの唇を奪い、舌を使ってガラシャの口の中を縦横無尽に暴れ回り、逃げ惑うガラシャの舌に絡める。
 組み敷かれ、そして恥辱を受け、ガラシャはもう泣くことしかできなかった。「駄目だな」
 
904名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:30:55 ID:vsQCcB4A
 ガラシャの股に顔を埋めていた男は顔を上げて言った。
 左足を攻めていた男はどうしたと尋ねる。
「どんだけやっても、潮を吹きゃしない」
「そりゃお前が下手くそなだけだろ」
 乳房を攻めていた男が言い放った。
「ならもうやっちまおうぜ。おれもう入れてーんだよ」
 ガラシャの下から出てきた男が言った。
 男の急かしに組み敷いていた男達はやれやれといった状態で攻めるのを止める。
「んじゃお前先にやっちまえ。後だとどうせうるせぇだろうし」
905名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:33:45 ID:vsQCcB4A
 5人は立ち上がって再びガラシャを囲んで見下ろし、急かした男はいやらしい笑みを浮かべてガラシャの足元に来る。
 仰向けに横たわっているガラシャは鳴咽し、凄惨な姿をしていた。
 身体は男達の唾液ですき間なくまみれ、強く吸われたらしい赤点が所々にあり、乳房の部分は特に多い。 口からは自分のと、そうでない唾液がダラダラと溢れて顔を汚し、まぶたを固く閉じ、そこから出る涙は限りを見せない。
 しかしそんなことはお構いなしに男はガラシャの股を割って身体を入れ、そしてどす黒くたぎったモノをガラシャの秘部にあてがう。
 
906名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:36:37 ID:vsQCcB4A
 その感触にガラシャはびくりと身体を強張らせる。「じゃあいくぜっ!」
 メリメリッ!
 男が腰を突き出し、勢い強くガラシャを貫いた。
「…………っ!」
 味わったことのない衝撃にガラシャの鳴咽は止まる。
 ガラシャの中に入った男は強い締め付けに少しばかり苦悶の表情を浮かべるが、すぐに満足そうに笑みを浮かべる。
「血が出てる。初めてだそうだから優しく扱えよ」
 背後からの注意に、ガラシャと繋がっている男は腰を引き、わかったよと言い放つと同時にガラシャを突き上げた。
「……ぁ……っ!」
907名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:39:31 ID:vsQCcB4A
 初めて杭を入れられた痛み。その上に別の痛みが加わる
 男はガラシャの腰を掴んで思いのまま腰を打ち付ける。
 しかしまた背後から注意を受けた男は舌打ちをし、騎上位の形をつくった。上からのしかかると乳房をうまく攻められないからである。
 そして声無く泣きじゃくるガラシャの乳房を激しく揉み上げた。
 硬さを帯びた突起はもちろん、乳房の周辺までも揉みしだき、そしてガラシャの秘部をグラインドの動きで掻き乱すことも怠らない。
908名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:42:31 ID:vsQCcB4A
 いくばくかそう弄んだ後、男は腹筋を使い上半身だけ起こし、ガラシャの顔に顔を近づけ、逃げられないように右手でガラシャの後ろ頭を支え、唇を唇でむさぼった。
 荒い鼻息に汚らわしい唇。ガラシャは激しい嫌悪に見舞われ、離れようと試みるが、頭を掴まれていることと、グラインドの後、時折下から突き上げられる行為によって力が入らない。 舌を横へ、上へ、奥へ逃がしても男の舌が絡んでくる。
 だがふいに男の舌がガラシャの口から出た。
 その代わりにいきなり秘部へのピストン運動が早くなった。
 「……っ!……っ!」
 
909名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:45:51 ID:vsQCcB4A
 声など出ない。勝手な欲望をたたき付けられ、少しも感じていない。
 ただ出るのは涙だけ。
「おら、一発目ぇ!」
 ガラシャの中にある男のモノが膨張し、子宮前で爆発した。
 たぎったモノから男の欲望が溢れ出て、それがいたいけなガラシャの子宮を満たした。
 男はガラシャの中で欲望を出し切り、そして満足そうに立ち上がった。
 初めての性交。しかしそれは一方的で辛く、そして絶望でしかなかった。
 ガラシャは鳴咽を漏らし泣いた。
 泣くしかなかった。
 いや、ただ泣くことしかできなかった。
 
910名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:48:34 ID:vsQCcB4A
 しかし男達は凌辱の手を緩めない。
 一人の男はガラシャをおもむろに四つん這いにし、後ろから貫いた。
 そして腰を掴み、激しく抽送。
「あ……あ……っ!」
 再び異物を入れられ、精子にまみれた膣を擦られる。
 ガラシャと繋がる男はモノを深く突き刺し、尻を上げたまま頭を垂れるようにガラシャに上半身を押し付け、片手は乳房を、片手はクリストスを弄ぶ。
「なんだ?見ず知らずの男にやられて、気持ち良くなってきたのか?とんだ淫乱だなオイ」
 ガラシャは悔しさと恥ずかしさで、涙を流して違う違うと頭を振る。
 
911名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:51:31 ID:vsQCcB4A
 だがそんなことは知らないといわんばかりに、男は両の乳房をわしづかみ、激しく腰を振る。
 パンッ!パンッ!
 皮膚と皮膚がぶつかり合う音が寂れた寺に響く。
 ……と、ふいに結合音以外の音が聞こえた。
「前が余ってんじゃん。使うぜ」
 そういうと囲っていた男の一人がガラシャの頭を両手で掴み、そしてたぎったモノを一気に口の中へ入れた。
「ぉっ……!」
 喉の奥まで入れられ、ガラシャはむせ返る。
 そして何回か抽送した後、ガラシャの口の中をモノで探る。
 
912名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:54:04 ID:vsQCcB4A
 舌の下にある唾液腺を亀頭で突いたり、甘噛みを強要したり、舌の表面をモノで擦ったりして楽しんでいた。
 その間も背面突きをされながら、乳房から腹に尻と汗ばんだ手で身体を弄ばれている。
「やべ……俺もう出そうなんだけど」
 ガラシャと後ろから繋がっている男は絶頂が近いと漏らす。
「じゃあ一緒に出そうか」
 そう言うとガラシャの口と繋がっている男が、ガラシャをモノで激しく攻め立てる。
「ぅっ……ぉぅ……っ」
 未発達な身体に男のモノは大きすぎて、ガラシャは喉の最奥を何度も貫かれる。
913名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:56:09 ID:vsQCcB4A
 吐き気がずっとする。だが、バックからも激しく貫かれるせいで身体の機能が散漫になっている。
 そして……。
「うっ……!」
 ガラシャの膣に再び望まれない精が放たれる。
 それから刹那、ガラシャの頭を上向きにし、喉奥いっぱいに膨張して吐き出された欲望を全て飲み込ませた。
「かはっ……ぉぅ……」
 濃い精子が喉にかかって、ガラシャはむせ返る。
 涙腺が刺激され、泣き叫んで血走る眼からまた涙が溢れ、肩……いや、全身を使って呼吸をする様から、ガラシャの狼狽さが伺える。
914名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:57:55 ID:vsQCcB4A
「お前らやりすぎなんだよ。残った俺らはどうすりゃいいんだよ」
 ガラシャとまだ繋がってない男は不満を口にする。「まーま、今日は身体にでもぶっかけて明日やりゃいいじゃん」
 最初にガラシャと繋がった男が諭す。
「ちっ……。まあぶっ壊れたたら遊べもしないし、売り物にもなりゃしない。だが、入れはしないが、玩具にはなってもらうぜ」
 余った3人は思い思いの場所で自分のモノをしごく。
915名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 22:00:47 ID:vsQCcB4A
 ある者は素股で、ある者は小さな乳房で無理矢理挟んで、ある者は尻の間に挟む……いわゆるケツバーガーでしごき、そして疲弊しきったガラシャに精子をかける。
 そして再び身体を薄汚れた衣服で整え、男達はその場で眠りについた。







ガラシャってこんなでいいの?
無双は三国2しか持ってないからよくわからないや…
916名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 22:13:57 ID:9g4QgDxL
それでもいいのじゃ。

稲のレイプ物が読みたい。
信之との子供を孕んでる時にレイプされてしまうとか。
917名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 22:24:05 ID:EIz/IUw4
よろしいと存ずる。
が、横文字使用は少々萎えまするぞ。
918名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 22:30:12 ID:mmkF3R/N
別に良いとオモ。まぁ出来るならば、戦国2とか猛将伝とかしておくれやす     >>916妊婦をレイポは流石に可哀相だぜ…
919名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 01:27:24 ID:vbAj5YNp
孫×ガラシャ投下します。
いかんせん滅茶苦茶に久方ぶりな投下なので色々と生温かく見守ってくだされ。
920孫×ガラ 賤ヶ岳の変その後 1:2007/09/19(水) 01:34:31 ID:vbAj5YNp
「俺なしでもやってける自信ってのをな・・・」
来るべき栄光は目の前にあった。視界がぼやけ、やがて薄れていく。
「酒池肉林・・・ちょっと夢見ちまったぜ」
5人・・・。体力が持たない、そう判断したのは間違いではなかったはずだ。
あの休憩は必然のものだったのだ。戦略的撤退といってもいい。
だが帰ってきてみれば、そこにあったのは酒池肉林などではなく

「修 羅」

地獄が始まった。殴られ、斬られ、蹴られ、踏まれ・・・。
「俺としてはこういうのも・・・」
強がりのセリフが最後まで言えない。痛みの中に虚しさが宿る。
罵声が止まない。そこまで悪い事だったのか、男なら誰だって夢見るはずだろう?
(悪ぃ秀吉・・・。先に逝くわ・・・)
力尽きた。地面に突っ伏して、男は静かに息を引き取った・・・ように見えた。



「孫!孫、起きるのじゃ!」
どうやら天国に着いたようだ。身体の感覚がない。ということはつまりこれが霊体の感覚なのか。
「起きろー!孫ーっ!」
誰だうるさい。ようやく地獄から抜け出せたってのに少しは安堵をよこしてくれ。
「死ぬな孫!こんなところで死んでは、未来永劫世間に顔見世できぬほどカッコ悪いぞ!」
死ぬな?カッコ悪い?何言ってるんだ、俺はもうぽっくり逝っちまった。
それにカッコ悪いだって?ハッ、この天下無双の色男・雑賀孫市に向かってそれはなしだぜ。
「むむ〜、ダチの言う事が聞けぬのかー!?」
ダチ?・・・この声、まさか・・・?
何だ、何か身体に力が戻って・・・。
921孫×ガラ 賤ヶ岳の変その後 2:2007/09/19(水) 01:36:21 ID:vbAj5YNp
「傷はまだ痛むか?孫」
山のほとりの山小屋で孫市はガラシャの手当てを受けていた。
孫市は生きていた。目覚めた時にその場にいたのはガラシャのみ。
他の美女たちは孫市が力尽きるなり早々と引き上げていった。天下一の美女決定戦は思わぬ横槍・孫市の存在により次回持ち越しとなったそうだ。
「当たり前だろ・・・。マジで死ぬかと思ったぜ」
「元はといえば孫が悪いのじゃ。皆を閉じ込め一体何を企んで・・・」
「男の夢だ」
「むむ〜、わらわには理解できぬ!皆、ひどく嫌がっておったぞ。その鬱憤を晴らすかのように執拗に執拗に倒れた孫を皆で嬲っておった。
 本当に今、孫が生きているのは奇跡としか・・・」
「はは、ざまぁないな。だが俺は諦めねぇ・・・!次こそは必ず・・・!」
孫市の目に再び炎が宿る。熱く、メラメラと燃え上がる。
「こんな傷だらけになってもまだ夢を諦めぬのか・・・」
「夢を失っちまったら、俺達男はおしまいなんだよ」
「ところで・・・」
救急用具を床に置き、ガラシャは孫市のほうに向きかえる。
「その夢とやらは一体何なのじゃ?」
「・・・・」
少し間を置いて、孫市がニヤリと笑う。
「なんだ、お前何もわかってなかったのか・・・」
「天下一との呼び声高い皆を集め・・・一体何をしようとしていたのじゃ?体力が持たぬとか何とか・・・一騎打ちでもする気だったのか?」
「馬鹿言え。俺は女性を傷つけるようなことしないさ」
「では、何を・・・」
ガラシャが真っ直ぐに孫市を見据える。いかにも興味津々といったカオだ。
「教えられないな、お前には」
「何故じゃ?」
「お前だからだ。まだ早い・・・かもな」
「意味が分からぬ。ダチなのに言えぬのか?」
ズイズイとガラシャの顔が孫市に近づく。その表情は真剣そのものだ。
「ダチだから・・・いや、違うな。秀吉には普通に話せる」
「秀吉はよくてわらわはダメなのか?・・・しょんぼりなのじゃ」
「ん〜〜・・・」
孫市が立ち上がり、ニ三歩下がりガラシャの姿をまじまじと見つめる。
「何じゃ孫、もったいぶらず早く話さぬか!話してくれないならもう手当てはせぬぞ!」
(へぇ、意外と女性らしい身体じゃないか。出会った頃から少し成長したか?身体のあちこちが痛ぇが、こいつ一人相手するぐらいなら・・・)
ポン!と突然孫市がガラシャの肩を叩く。
「こっち・・・一緒に来てくれるか?」
「・・・?別に構わぬが?」
ガラシャも見たことがないほどの孫市の真面目な表情だった。あの信長を暗殺しようとした時よりも真剣に見えた。
ただ、包帯グルグル巻きなのであまり決まっていない。孫市が差し出した手を、何の疑いもなく握り返すガラシャ。
孫市が瞬時に寝室の場所を察知し、ガラシャの手を引きながら歩き出す。ガラシャも全く勘付かず、そのまま二人は寝室に消えた。
922孫×ガラ 賤ヶ岳の変その後 3:2007/09/19(水) 01:37:36 ID:vbAj5YNp
「ここで何をしようと言うのじゃ?」
ガラシャは寝台に腰を降ろし、自分に背を向け外を見つめる孫市に話しかけた。
孫市は腕組みをしながら、黄昏ている。
「孫?」
「なぁ、お嬢ちゃん・・・」
「何じゃ?」
「・・・何て言ったらいいのかわかんねぇ」
巻かれた包帯をスルスルと外していく孫市。
「・・・?」
孫市が僅かに俯く。ガラシャの混乱は更に深みを増している様だ。
「やっぱ何て言ったらいいのかわからねぇ。けどよ、何か今はお前を普通のダチとして見れねないんだお嬢ちゃん」
「それはどういう意味じゃ?」
「俺はこのままじゃお前と一緒にいられねぇ」
孫市が振り向く。
「な、突然何を言う孫!わらわが嫌いになったのか?あんな風にみんなを集めてボコボコにしたのを怒っているのか?」
孫市は無言のままガラシャに近づく。ガラシャはたまらず立ち上がる。
「あれは確かにやりすぎじゃった。それは謝る!まさか皆があそこまでやるとは思わず・・・」
「違ぇよ」
「え?」
「ダチのままじゃいられねぇ。俺の中でお前はもうダチじゃねぇ、一人の女だ」
「へっ?」
ガラシャが呆け面を浮かべる。
「何時でも何処でも側にいてくれたお前を俺は愛しちまった。ダチだ、ダチだって思ってきたけどよ。もう無理だぜ」
「・・・・・」
ガラシャはポカンとしたまま動かない。
(やばいな、アホ面浮かべてやがる。ちょっといきなりすぎたか?我ながら無理のある流れだぜ。ったくコイツ相手じゃやりにくいったらないぜ)
「ま、孫・・・わらわは・・・えっと、その・・・」
一歩、二歩。ガラシャは下がって孫市から顔を背ける。
「思えばあの出会いが運命の始まりだったんだ。・・・最初は子どもだの守備範囲外だのなんて思ってたけどよ、そりゃ間違ってたんだ」
「孫・・・」
ガラシャは背けていた顔をゆっくりと孫市に向けなおす。
その頬は微かに紅の色を含み、彼女の心がいかに動揺し、また高揚しているかが感じ取れる。
「だからよお嬢ちゃん・・・いや、ガラシャ、今ここで・・・俺とお前のダチとして一線、超えさせてくれないか?」
孫市はガラシャの双肩を掴み、全く力を有していないその身体をグッと引き寄せる。
「な、いいだろ?」
「孫、わらわは・・・んっ!」
ガラシャが口を僅かに開き、絞り出すような声を出した刹那、孫市はその口を自らの唇で塞いだ。
反射的にガラシャの二の腕が孫市の身体を押し返そうとするが、意味のない抵抗だった。
それどころか逆に孫市に押し込まれ、ストンと寝台に腰を落としてしまう。
「俺に任せてくれりゃいい。はじめてだろ?よくしてやるからな」
「わらわで・・・わらわでよいのか、孫?世間にはもっと魅力的な女性がたくさんおるのでは・・・」
「何言ってんだ、お前だからだよ。お前じゃなきゃダメなんだ、自信持てよ」
孫市にとっても少し不思議だった。いつものようにキザでキメた言葉を考えても、ガラシャ相手では何か違う。
素直に、自然と一つ一つのセリフが流れてくる。とても滑らかにそして綺麗に孫市はガラシャに我流の”愛”を伝えていた。
「お前はまだ経験がない。だから俺に任せときな」
「りょ、了解なのじゃ・・・」
孫市がガラシャの隣に腰を降ろし、再び二人は唇を重ねる。
ガラシャは目を瞑り、その感触に浸る。二人の静かな呼吸に、静寂に包まれた寝室はやがて熱を帯びてくる。
その熱を察知するや否や、孫市は間髪おかずに舌を浸入させる、眉をピクリと震わせてガラシャもそれを受け入れる。
じっくりと全てを確かめ合うように、孫市はガラシャの口唇を味わう。
「・・・ぷはっ、中々積極的だな。吸い付いて離さねえ」
「孫の舌・・・温かかった」
「当然だ、冷たい舌なんて死んでる奴以外持ってないだろ?」
ガラシャの肩に回されていた孫市の右腕が、スルリとガラシャの腋の下を潜り、小振りな胸を撫でる。
「ひゃっ!ま、孫、そこは・・・」
右側を通り越し左側の膨らみを服の上から撫で回す。
「すげぇ、心臓ドクンドクン言ってんな。緊張してるのか?」
「当然なのじゃ・・・こんなことされて緊張せぬ女子などおらぬ」
「だな。相手はしかもこの俺と来た」
923孫×ガラ 賤ヶ岳の変その後 4:2007/09/19(水) 01:39:42 ID:vbAj5YNp
指の一本一本でふにふにと小さな丘をほぐす。ガラシャの発展途上の持ち物は衣服の上からでも心地よい触感を孫市に与えていた。
堪らず孫市の右腕は布の隙間をすり抜け、直接ガラシャの肌を這っていく。
「やっ、くすぐったい・・・!」
「それがじきによくなる」
慣れた手つきでガラシャの着物をはだけていく孫市。普段あまり露出していない若さ全開の肌が、次第に露になっていく。
程なくして上半身の衣服は剥がれ、ガラシャは顔を真っ赤に染める。
「まだまだちっちゃいな、ここは」
人差し指で胸の柔肌をぷにぷにと突付く。
「まだまだこれから成長するのじゃ・・・ん!」
キュッとその先端を摘むと、ガラシャが小さく嬌声をあげる。
指で挟み、力を加えながら細かく擦るように撫でまわす。するとその先端は素直に固く尖り始める。
「知ってるか?気持ちよくなると、ここは固くなるんだ」
「知らぬわそんなこと・・・くぅっ」
「いい感じだ」
胸は小さいが決して幼児体系という訳ではない。鍛えているのこともあってか、腰のくびれはなかなかどうして見事である。
その腰回りを軽く愛撫した後、いよいよ孫市のゴッドハンドはガラシャの秘部へと狙いを定める。
「孫、そこは・・・」
「じっとしてな」
妙な形をした下着の紐を解き、いよいよ神秘への扉が開く・・・かに思えた。
「・・・ん?なんだ下にもう一枚履いてんのか」
「と、当然じゃ。それ一枚じゃスースーして気持ち悪いぞ」
「そうか。ま、今日は全部脱いじまうんだけどな?」
「うぅ・・・わらわは恥ずかしくて死にそうじゃ」
もう一枚の下着の見た目は至極普通のものだった。光秀の娘だけあって、質は中々にいいものを履いてるらしい。
だが既にその表面には、薄っすらと愛液のしみが浮かび始めている。
「お、嬉しいねぇ。感じてくれてんだな」
「・・・?」
「もっとよくしてやるからな」
ガラシャの脚を開かせ、布の上から、二本の指で恥丘を優しくなでる。
まだ誰の指も受け入れた事がないであろうそこは、反応に困るかのように何の動きも起こさない。
だがしかしガラシャの吐息が次第に熱くなるように、ピタリと閉じた割れ目よりやがて蜜が滲み始める。
その滲みは程なくしてしみとして白い布を染めていく。その様子にガラシャは益々顔を紅くする。
「孫・・・んっ、孫、聞いておるか?」
「何だ?何も聞かれてないような気がするんだが」
「このしみは・・・ぅんっ、一体何・・・って人が話してる時くらい指を止めぬか?んっ!」
「これは愛の印さ。そして指は止めらんねぇ」
脚を閉じようとするガラシャだが、孫市はそれを許さない。
それどころか、二本の指はついにガラシャの秘部に直接触れようとしていた。
「いくぜ、ガラシャ」
もはや止める物などなにもなかった。下着に隙間を作り、そこから孫市の指が侵蝕していく。
ねとりと濡れたガラシャの秘部、その中心となる割れ目からはまだまだ甘い蜜が漏れてくる。
「ん、んぅっ!・・・ま、孫ちょっと休憩を・・・」
「何言ってんだ」
蜜は溢れるように零れてくるが、まだまだそこは不慣れな蝕みを受け入れられず、膣内への入り口は指を受け入れない。
「もっとほぐしてやらなきゃな」
まるで何かの職人のように固く閉じた花弁たちを丁寧に解していく孫市。
秘裂から漏れ出した透明の粘液が指を覆い、やがてその指の動きは滑らかになっていく。
「ぁっ・・孫・・・何か妙な気分になってきたのじゃ」
「感じるっていうんだ、それは」
ガラシャの状態を表したのか、秘部からはくちゅっと小さな滴の音が放たれる。
「ちょっと痛いかもしれないが、我慢してろよ?」
「うむ・・・」
愛液を目一杯に浴びた指が、火照ったガラシャの膣内への埋まっていく。
意外にもすんなりとガラシャの割れ目は孫市の指を受け入れた。
次第に指は膣内でスライドを開始する。それに連れくちゅくちゅと粘液が混ざり合う淫靡な音が、段々と大きくなっていく。
924孫×ガラ 賤ヶ岳の変その後 5:2007/09/19(水) 01:40:20 ID:vbAj5YNp
「んっ、はぅ!ぁ、あぁ・・・」
ガラシャの喘ぎは激しさを持ち、目は半分虚ろになってきている。時が近づいているのかもしれない。
「ま、孫・・わらわ、わらわもう・・・っ!」
「お、マジかよ?よ〜しよし、我慢しちゃダメだぜ、素直にイッちゃいな?」
ガラシャの哀愁と悦びの双方を映し出す表情に、孫市はより一層の勢いで指を動かす。
「あっ・・!ま、孫・・・あ、あぁ・・・!んんんっッ!」
ガラシャの身体が強張り、何かを噛み締めるように大きく震える。
「はぁっ・・・あっ」
口元からは唾液が垂れ、目を閉じ、秘部ははしたない程の愛液を垂れ流していた。
ガラシャ、始めての絶頂だった。
瞬間が終わると、ガラシャはくてんと身体を孫市に預ける。
未だ荒い息と高い体温が、ガラシャの心を孫市に伝えていた。
「孫・・・」
「よかったろ?お嬢ちゃん、だがまだまだこれからだぜ?」
「少し休憩を・・・」
「ダ〜メだって」
すっかり力の抜けたガラシャの身体を布団の上へと寝かせる孫市。
ガラシャ、大人への階段はまだまだ続く────。
925名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 01:42:32 ID:vbAj5YNp
以上でございまする。
続きは書き始めてはいますが完成のめどはたっていません。
・・・え?いらない?

やはり何年かぶりだけあって緊張しますな。
思ったより横長になっているし・・・。
では、お目汚し失礼いたしました。
926名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 02:07:30 ID:J2MCZ0My
ワッフルワッフル!
927信之×稲姫:2007/09/19(水) 07:43:46 ID:5zxHEcJL
「んっんあっあん!」
「稲…私はもう…。」
「はぁ…はぁ…信之様…信之様ぁ…。私も…。」
「うむ。わかった。一気にいくぞ。」
「はぃ…。」

二人の接合部からぐちゅぐちゅといやらしい音を立てながら、信之は突く速度を上げた。
「くっ、ふぁっ、あっあっあんっあぁん!私…もう…果ててしまいますぅ!」
「いいぞ。一緒に迎えよう…稲。」
「あ、あん、あああああああああ!」
「くっ……」

二人は同時にイキ、稲の膣からは愛液と白濁液が流れ落ちた。
928信之×稲姫2:2007/09/19(水) 07:45:15 ID:5zxHEcJL
「…………はっ、ここは…………。」

今稲がいる所は関ヶ原の陣営、丁度家康が将に向かい、打倒三成を唱えている所だった。

「稲よ…夫婦の営みはどうであったか?」

と、父である忠勝が顔をねじ曲げながら言った。勿論顔は引きついている。
家康を始めとする将達は顔を赤くしながら、あるいは不自然な前屈みになりながら、別の方向を見ていた。

「も…もしや…夢?」

最近戦続きで夫婦として時間を共にする事が無かったらしい。
そのためその夢を見て、しかも恥ずかしい寝言を周りに聞かせていたのだ。

「も、ももも、申し訳ございません!」

そう理解した稲姫は、顔を赤くし、慌てながら恥ずかしそうに詫びるのであった…。
929名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 07:48:06 ID:upSflfYJ
ウヒョーー!!!
930名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 08:35:55 ID:bRkzfvaX
孫ガラも信稲もGJ!
ところで次スレは総合と合流するのでナシなのかな?
931名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 11:55:03 ID:gPQ70fhV
ガラシャ陵辱キタコレ、GJ!
932名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 12:24:01 ID:CKNBbgOE
駄目だ
信幸がモブ顔モブ声でしか想像出来ない・・・
933名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 12:26:53 ID:4r/ECBNO
孫「一発でイかしてやるぜ」
934名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 12:35:40 ID:+GZ7PXtk
umer
935名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 15:31:43 ID:jZ3Em0Qq
孫ガラよかった!!
最近ガラシャ受にはまっている…
DV忠興×ガラシャってのも見てみたいが、オリキャラになっちゃうんだよな〜
936名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 16:04:23 ID:upSflfYJ
>>935スレチかもしれんが、細川ガラシャが出ている小説はド変態(もしくはDV)忠興×ガラシャが多いぞ       俺はシバリョの短編集のガラシャの話(胡桃に酒)が好きだったな
937名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 20:17:12 ID:a+1/qwTe
孫市のゴッドハンド吹いたw
938名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 11:53:05 ID:vbeMyseZ
 ぐっちゅ、ぐっちゅ。
「ホホ、よいのうよいのう」「うっ、うっ……」
 公家の屋敷の寝間。そこでは中肉中背に白顔と、異様な様で知られる義元が一人の女を正上位の形で繋がっている。
 繋がっている女の名前は稲姫。
 本田忠勝の娘にして、戦では鬼のごときもののふとして誉れ高い武将。
 しかしその彼女が今は一糸纏わぬ姿で義元に弄ばれている。
939名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 11:57:16 ID:vbeMyseZ
 先の城攻めで稲姫は義元を降伏寸前にまで追い詰めたのだ。
 だがその際に命だけは助けてほしいと泣きながら懇願され、稲姫はその哀れな義元を討つ価値も無しと言い放ち見逃そうとしたのだが、背を向けた稲姫に突如義元が粉状の眠り薬を浴びせた。
 そして眠り落ちた敵の大将の命をダシに優勢であった敵を退かせた。
 敵が完全に退き、それから数刻して目を覚ました稲姫は両手を後ろで縛られ、さるぐつわをされて義元から屈辱を受けていた。
「ほっほ、本田の娘は男よりも男らしいと聞いていたが、使い心地は誠によいのう」
 
940名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 11:59:10 ID:vbeMyseZ
 義元はリズミカルに腰を振り、稲姫は顔を苦痛に歪めてそれを受ける。
 子宮を重点的に攻め抜いていた義元はふいにGスポットをモノで強く擦った。
「!?」
 突然の衝撃に稲姫は身体を強張らせ、声にならない音を発してしまった。
「なんじゃなんじゃ。いかに強いもののふといえども、女子は女子か」 
 稲姫の反応に満足気な笑みを浮かべ、義元はGスポットを激しく攻めた。
「……ぁっ!……ぁっ!」
941名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:00:49 ID:vbeMyseZ
 さるぐつわをされて鮮明には聞き取れないのだが、頬を紅潮させてつつ身をよじらせ始めた姿から、ここが弱く、そして感じ始めたのだと容易に想像がつく。「締め付けるのぉ。そんなに一物が好きでおじゃるか」
 スラングを浴びせながら、膣の入り口まで亀頭を持ってきてGスポットから膣の最奥まで一気に貫く。
「……ぅっ!」
 稲姫は女の快楽と卑怯者の凌辱に必死に耐えようとするが、声が漏れてしまう。
 義元はしばらくそのスタイルで稲姫を攻め遊んでいたが、突如稲姫の中にモノを佇ませながら動きを止め呟く。
942名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:02:26 ID:vbeMyseZ
「今川と徳川のよしみか。……いいかもしれぬのっ!」
 その言葉を皮切りに、義元は稲姫を怒涛の勢いで攻め立てる。
 それは先程みたいに屈辱を味合わせるものとは程遠い、一方的な暴走。
 それを稲姫は一身に浴びせられた。
「稲よ……くれてやるでおじゃる」
 激しく腰を降りながら義元は息荒く呟く。
「まろのかわいい子種をのう!稲、お前はまろの赤子を孕むでおじゃる!」
 その言葉に稲姫は今までにない動揺を顔に表す。
 そして今出る力いっぱいに義元から逃れようとする。
943名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:04:16 ID:vbeMyseZ
 だが稲姫は義元に腰をがっちりと掴まれているため、脱することはできない。 それどころか、限界近く高ぶった義元が醜い贅肉を稲姫の整った身体に押し付け、更に深く稲姫の中に入りこんで腰を打ち付け、両の手で持て余すほどの巨乳を力いっぱいに歪ませる。「おおっ……!」
 子宮を貫かんばかりの勢いで稲姫の最奥を突き上げ、上体をのけ反らせて低く獣のように醜い声を上げ、膨張する。
 信行様……!
 見事なまでの艶やかな肢体をうねらせ、必死に抵抗する稲姫は心の中で叫ぶ。
944名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:06:59 ID:vbeMyseZ
 出会った時から慕い、やっと夫婦の契りを認められ、数日後には祝言を迎えられるはずだった。
 それなのに自分は今醜い獣に蹂躙され、汚されようとしている。
 信行様以外の子は嫌。
 助けて信行様……助けて!
「うぅーーーーーー!」
 稲姫は信行の名を叫んだ。
 

……義元は息を一つついた。
 表情は開放感に満ち溢れ、目線を下に向ける。
 そこには眼からは大粒の涙を、秘部からは大量の子種を垂れ流し、もののふでもなく、徳川の将でもない、いち女性のとしての稲姫が小さく泣いていた……。

…続き読みますか?
凌辱だけど
945名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 12:14:03 ID:vbeMyseZ
誤字は華麗にスルーして下さい
ごめんね
946名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 14:00:21 ID:VYQylg8/
可愛い顔して義元のなんと鬼畜なことよ!
あっぱれじゃ!褒めてつかわす!!
947名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 16:39:04 ID:bVEbxcCP
ちょっと疑問に思ったんだけど、ここの書き手さんって男性が多い?
文章を見ていると男性的に思えたのでちょっと気になった。

男性の書き手が嫌とかじゃなくて(ここの小説はとても楽しみにしてるし)、
ただ疑問に思っただけなのだが、もし不快に思った人がいたらごめん。
948名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 17:14:59 ID:mwBKucwE
麻呂責めとは新鮮だ。乙でおじゃ!

私も男性の書き手かもと思いました。
949名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 17:34:25 ID:UsegPMk+
麿ヒデェww       俺は書き手が男だろうが女だろうがどちらでも構わん、良いエロ話なら関係なし!和姦はともかく、凌辱ものは大体男だろ
950名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 18:58:24 ID:vbeMyseZ
はい、男です

ガラシャも稲姫も凌辱なのは、自分がごひいきにしているエロゲに何故かいつも凌辱が入っていて、1番目にしたエロが凌辱系でそのあおり+多分自分が和姦を上手く書けないから

そう解釈して頂ければ幸いです
多分和姦なら男×男のほうが上手く書けるかもしれませんw


少しスレ違いな発言
申し訳ないです
951947:2007/09/20(木) 19:06:55 ID:bVEbxcCP
>>950
強姦や凌辱などのシチュエーションだから男性かな?と思ったわけじゃなくて、
「子宮」「Gスポット」「膣」「亀頭」などの単語を使用する文章の書き方で男性かな?と思っただけだよ。
男性の書き手は嫌とかは思ってないので(むしろバッチコイ)、続きがんばってね!
952865:2007/09/20(木) 19:53:35 ID:53ftrm5M
元親×ギン千代の続きです。

あまりえろくならなかった上に、事後がだらだら長いですが、
正座でお待ちの方もいらっしゃるので投下します。
苦手な方はスルーしてください。
953元親×ギン千代:3:2007/09/20(木) 19:56:18 ID:53ftrm5M
「も、もとちか、もう……だめだ……っ」
 声を殺すことさえ忘れて、短い間隔で息を吐きながらァ千代。
 そして。
「――やぁ……あっ」
 一際高く啼くと、身体をびくびくと揺らして果てる。とっぷりと噴出した蜜
は啜りきれず元親の口の辺りを汚した。下から見上げるァ千代の顔は羞恥で染
まっており、上下する乳房と相まってひどく艶やかに見える。憤りのために眉
根をひそめているが、それすらも凛とした彼女の美貌を引き立てるものであっ
て何一つ元親の興を殺ぐものではない。
 啼いた。
 あの、立花ァ千代が。
 事実が元親に優越感を与える。秀吉が戦場の華と称した勇ましいもののふが、
自分の愛撫に容易く陥落しただの女になった。それが、嬉しい。
 舌先で口のまわりについた蜜を器用に舐めとりながら、身を起す。元親が上
半身を起したことで自然ァ千代の身体は後退し、そのまま床に仰向けになるよ
うに押し倒して多いかぶさった。
 己の裾を割り、すでに屹立している自身を取り出す。軽く先端に触れれば、
待ちかねていたのだといわんばかりにねっとりとした汁が零れていた。
「元親、それは」
 幼子のように激しく首を振り拒絶する。
「ややこが――できては」
 不仲といえど、貞操は守りたいというのか。
 元親によって蕩けきっている身体でありながら、まだ冷静さを保つ頭で必死
で懇願する。下の口はすでにどろどろにぬかるんでおり、今か今かと男のもの
を欲しているくせに、上の口では要らぬと言い張る。その倒錯的ないまのァ千
代が、元親には好ましく映った。いつか、夫のことなどすべて忘れて自分にし
がみついてせがむようになればいい。自分を貫いて欲しいと、自分の中を元親
のものでぐちゃぐちゃにして欲しいと、そう縋るようになればいい。いや、い
つか必ずそうしてみせる――だが、今宵はまだ。
「……ならば、わかってるだろう」
 問えば、少し躊躇う素振りを見せるも、ァ千代が小さく頷いた。
 身体を起してやり、両手の拘束を解いてやる。
954元親×ギン千代:4:2007/09/20(木) 19:56:54 ID:53ftrm5M
 胡坐をかき、帯を解いて襟を広げる。ァ千代の手がそっとそそりたっていた
元親のものに触れた。とめどなく溢れる、粘度のある液体を塗りつけるように
指先で撫でる。最も敏感なところに触れられ思わず元親が声をあげれば、ァ千
代があどけない表情で小首をかしげ、それからそっと顔を近づけて口付けを落
とす。ちゅ、ちゅと音を立てて啄ばむような口付けを繰り返し、再び溢れた汁
をぺろりと舐めとる。ざらりとした舌先の感触に、背筋がぞくぞくした。
 それから、両手で大事そうに支えながら、付け根から先端まで舐め上げる。
繁みで隠されている部分から汁の溢れる一番上まで一気に舐め上げては、その
たびに反応を窺うように元親を見上げるからたまらない。高圧的な物言いに忘
れそうになるが、彼女はまだ若いのだ。化粧もせず寝巻きをまとっただけの今
の姿はあどけないといっても差し支えない。けれどそのあどけない顔を一度果
てたことによって赤く染め、元親によって乱された姿のままで必死に口淫を続
けている。今のァ千代には、艶やかさと無垢さが同居しており、それは元親の
征服欲を十分に満たすものであった。
 本音を言えば、ここで組み敷きたい。
 組み敷いて未だ熱の残る秘部を刺し貫きたい。そして、自分の精液でぐちゃ
ぐちゃに汚してやりたいと思った。二度と忘れられぬよう、凄絶に刻み込んで
やりたい。
 徐々に舐め上げる間隔が狭くなり、やがてゆっくりと口の中に含んでいく。
比べたことはないが、それでも元親のものは決して小さいほうではない。今ま
で口淫させた女たちには「大きくて全て飲み込めませんわ」と言われたことも
ある。しかしァ千代はゆっくりではあるが、根元まですべて口の中に含んでし
まった。下の口とは違う、けれど焼けるように熱い感覚に眩暈がしそうになる。
そして含んだまま、再び舌が愛撫を始めた。舐めたりつついたりと刺激を与え
つつも、時おり口で扱く。
「……く……っ」
 緩急をつけた愛撫が、やがて激しくなる。
 このままでは出してしまう。こうも容易くのせられたことが癪で寸ででとめ
ようとするも、引き剥がすために当てた手は元親を裏切って、逃さぬように強
く彼女を押さえつける。これでは先ほどの彼女と同じではないか――そう自嘲
しかけた瞬間、彼女の口に精を吐いて果てた。
955元親×ギン千代:終:2007/09/20(木) 19:57:40 ID:53ftrm5M
 衣服を整えたあと、女は何も言わずに立ち上がって外に出た。そのまま何事
も無かったことにして立ち去るのだろうかと思って背中を見つめていれば、庭
を臨む縁側に腰を降ろして空を見上げる。
 怒っているのかいないのか。
 悲しんでいるのかいないのか。
 推し量ることもできず黙っていれば、月明かりに照らした青白い横顔を向け
る。気のせいか、その表情は柔らかなものに見えた。
「悲しみこそ、糾える縄の如しだ」
 彼女の傍にいくこともせず、黙って声を聞く。
「奪われたからと奪い返して悲しみばかりを紡ぐならば、どこかで誰かが歯止
めをかけねばなるまい」
 秀吉がしようとしているのは、おそらくそういうことだ。
 元親の下であられもない姿を晒していたとは思えぬ、怜悧な声。
「戦う理由が憎しみではないのなら――」
 あんたはなんのために。
 言葉が途切れたのは、振り返ったァ千代が微笑んだがゆえ。
「父や臣、友たちの信に応えるため。立花として誇り高く生きんとするため」
 真っ直ぐな眼差しに迷いはない。
 強がりではなく、ましてや無知ゆえの言葉でもない。全てを知った上で、そ
れでもなお困難な道を貫こうとする彼女の強さが伝わった。
「……おれにも、できるだろうか」
 言ったそばから情けなくなる。これではまるで弱音だ。
「できるに決まっている」
 しかし元親を嗤うこともせずに、ァ千代は至極当然とばかりに言い切る。
「貴様は、信親殿が信じた男なのだろう?」
 わたしは信親殿を知らぬ。
 それでも、元親がかの人物をひどく信頼していたことは知っている。
 だから、と事も無げにァ千代は言う。
「自分は信じられずとも、信親殿ならば信じられるのではないか」
 彼が犬死であったか否かはこれからの貴様の生き方に依るのだぞ。
 突き放すような言い方だが、冷たさは感じぬ。
 容易く言ってくれる、と元親は明快な女の言葉に半ば呆れてしまう。それで
も不思議と彼女がいうと真実のように響くのが不思議だった。それは、彼女も
またそうやって生きているからだろうか。
「……上等。ならば凄絶に生き抜いてやるさ」
 元親の応えに、ァ千代がどこか嬉しそうに目を細めた。
 悲しみはまだ在る。
 憎しみも、そう簡単には消えてはくれぬ。
 けれどもう――昏き望みは何処へと消えていた。
956名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 20:01:10 ID:53ftrm5M
以上です。
じつは一年前にも投下したのですが、一年後にもまた
ギン千代で書くとは思ってなかったです・・・

読んでくださった方、ありがとうございました!
957名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 02:41:59 ID:0m6TnAdf
GJ!乙でした!
958名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 09:45:38 ID:6zLgIYpu
元ァ乙でした!
キャラがほんとにそれっぽくてよかったよ〜
959名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 03:58:53 ID:3tFZoSgt
そろそろ新スレの時期だな
960名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 14:37:13 ID:5xrBBcMa
光秀ってエロパロ向きじゃないんだろうか?
見たいんだが。娘とw
961名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 18:17:58 ID:/ScosazQ
>>959

いや、先にも出てるけど

次スレはいらないだろう。
962名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 18:19:36 ID:h+4LtpPZ
光秀なら濃姫がいいな。道三の家臣時代とかで。
963名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 22:21:13 ID:BOP/gxcW
光秀自体がなんかお固そうだしなぁ。
迫っても「わ、私には妻と娘が!」とか言ってオタオタしそう。
964名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 23:27:31 ID:dmn02uO1
光秀・・・例え誰とでもいけそうな阿国とでもイマイチ想像つかないぜ・・・。
965名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 23:41:14 ID:h+4LtpPZ
マニュアル人間だからムードが読めないというか
『このような性感帯、南蛮人にも聞いたことがありません』
とか言い出しそうなイマゲ。
966名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 16:15:31 ID:aTyAVWMN
光秀と濃姫
アダルトチックな感じだ
967名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 10:32:35 ID:x5l/Dpgs
なんだこの怒濤の新作ラッシュ……
麻呂wwwこれは鬼畜な麻呂だ

え、次スレない方向?
968名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 15:59:18 ID:XS3HxH+4
三国は新作が出るしなぁ…
次スレたてて欲しいがどうだろう
969名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 16:11:14 ID:f2WDTmsn
うん、三國興味無しな自分は分けたままでいって欲しい
970名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 18:17:03 ID:rWo3fKM0
同じく分けたままに一票。
971名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 18:18:06 ID:o5po8TiJ
>>969

んな、個人的な理由を根拠にしちゃ駄目だろ。
972名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 18:57:53 ID:Svglqdqe
分けたままじゃ駄目か?(・ω・;)
973名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 20:17:10 ID:g3JJhy2w
よりわけて読めばいいだけのことで、
テメーのことなんてきいてねぇんだよwwww
これだから、戦国厨はw
974名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 20:29:32 ID:DUZY3Eu7
直江状の叩き付け合いはおやめなさいな。エーデルワイス歌って落ち着け。

戦国は統合するにはまだ早いと思うので
新スレ立てることに賛成です。
975名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:03:09 ID:r+he/O+a
>>973
ここは戦国厨の集まるスレだと思うが

三国、オロチはあっち、戦国は新スレでいいんじゃねーの
976名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:21:28 ID:cCYZir0S
>>973
来なきゃいいのにww

そもそもORCHIなんて欲張りなスレに行ってられるかよ
見分けるの面倒臭いんだよ
977名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 23:28:13 ID:cbr7Acny
最近また新作も投下されてるようだし
戦国で新スレに一票…と元書き手が言ってみるorz
978名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 23:40:18 ID:niHMqMa4
戦国スレ欲しいなやっぱ
979名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 00:33:37 ID:/Tb0KLR5
自分も戦国スレ欲しい派
980名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 01:23:40 ID:d1KuqFo5
最近、戦国のSSが投下されてるのは猛将伝が出たことによる時期的なものでしょ。

また勢いが無くなるのは予想できるんだから、
次スレいらないんじゃない?

「見分けるのが嫌。」、「ほしいから建てろ。」
なんて、ただのわがままじゃん。
981名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 01:34:07 ID:s31jGErt
>>980
だから来なきゃいいじゃんw
スレ立てたら立てたで来るくせにwwww
一日1クリしてるくせにwwwwww

ちなみに猛将伝の時期なんぞ知らんわハゲ
こちとら戦国持ってないのに投下してるっつーのw
982名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 11:19:09 ID:EhAtRQs8
煽りがはいる状態にワロタw
まぁ、三国の速度が上がるっぽいからまたーりするために
別でいいんじゃない。
981は面白いけどなw
983名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 14:18:31 ID:MwajWG1O
そんじゃ需要ありそうだし立てちゃってみるよ。
984名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 14:21:19 ID:MwajWG1O
次スレ↓
戦国無双でエロパロPart5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1190870423/
985名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 16:56:26 ID:81nPBNvt
OROCHIスレが無双シリーズスレとして立ったのに、戦国スレ立てちゃったのか…
986名無しさん@ピンキー
総合、と言っても今現在OROCHIスレに三国エロパロは投下されてないしなぁ。
いずれは無双総合で一つになるのかもしれないけど、まだ定まっていないし。
現状維持でいいんじゃないの?