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79 ◆sKDRdae3Hs :
前スレ79の私的テンプレ
主人公、ハロこと江口 遥(ハル)は、
THEサンクチュアリ百式-Ver2.01-部に所属する熾惺学院に通う高校生。
ツンデレな彼女ツン(月岡 秋奈(あきな))、クーデレなチト(長岡 智途)、
健気な神の使いウィッシュ、ハロの義理の妹ユリ(江川 由梨)、
メガネ&ボクっ子な部活の後輩しのた(篠田 美佳(みか))、チトの姉できょぬーの雪花さん(長岡 雪花)、
古風な口調の東雲てんてー(東雲 泉(いずみ))、
悪友蕪雲(別府 蕪雲(ぶうん))、独身毒男(日暮 毒男(どくお))、
毒男の叔父さん渋沢さん(渋沢 銀二)、そしてアルバレスト=ジェフ=ポコニフが織り成すエロパロ
・・・書き出してみて思ったんだが人多杉('A`)
作品に対する質問は「つ[]<○○○」の形で書き込んでくたら答えますよ
前スレ
>642
結構居るんだよな9.29.生まれ
なんでだろね?
>646
なんかあったの?
>604氏
二次創作GJGJ足もFJ
・・・今だから言える。主人公の名前は真面目に付けよう!!
どうせならハロルド=ジェフ=ポコニフにすりゃよかった・・・orz
>661
一生懸命考えてんだからネタバレやめる!
>662
要はつよ○す
>667
でもGJじゃないか
寝落ちには気をつけるんだ
>賽銭
おまいら太っ腹杉。総額27050円・・・ねーよww
図書券とかはいいけど乳揉み券って何だ?問い合わせてみるノシ
前スレは人気投票順位順で書いてたら丁度終わったから不思議
景気付けにウィッシュSSでも投下しますか
静かな夜。
俺はなかなか寝付けなかったから、ベッドに腰掛けて月を見ていた。
外はよく晴れている。
満天の星空。月の光は、俺の部屋に静かに差し込んでいた。
そういえば、あいつが来た時もこんな夜空だったと思う。
――ウィッシュ。
あいつは今日も、人々の願いが叶うように祈り続けているだろう。
だろうとは思うが、・・・最近会ってない。
ウィッシュ、寂しいだろうな。
・・・いや。寂しいのは俺か。
時刻は既に十一時を過ぎていたが、それでも俺は無性に気がかりでしょうがなかった。
ここに居たってどうせ寝付けないままだ。
俺は立ち上がり、部屋を出た。
外は涼しくなく、それは夏が近付いているのを感じさせるものであった。
俺は導かれるように神社に辿り着いた。
ハロ「ウィッ――」
ウィッシュは床に横になっていた。
と、言うより、倒れていた。
ハロ「ウィッシュ!」
俺はウィッシュに駆け寄り、その上体を起こす。
体は温かい。やはり、眠っているだけなのだろうか?
周囲を見渡す。布団すら引かずに・・・
ウ「・・・ん・・・」
ハロ「!・・・ウィッシュ!」
ウ「え・・・?」
ウィッシュは目をゆっくりと開けた。
少し間があって。
ウ「ひゃっ!?」
ハロ「うわ!?ななななんだよでかい声出して!」
ウィッシュは急いで座り直した。
ウ「なっ・・・なななんで君がここに居るの!?」
ハロ「いや、俺は何か胸騒ぎがして・・・いやお前は何で倒れてたんだよ?」
ウ「倒れてた、って寝てただけだよ」
ハロ「嘘付け。布団も引いてなかったぞ」
ウィッシュは視線を逸らす。
ウ「・・・そういう健康法があって・・・」
ハロ「もう少しマシな嘘をつけバカ」
ウ「バっ・・・!バカじゃないもん!ホントなんだから!」
ハロ「はぁ・・・」
俺の勘も案外莫迦にできないもんだな。
ウ「本当に、なんでもない・・・」
ハロ「なぁ」
ウ「何?」
ハロ「俺ってそんなに頼りにならないか?」
ウ「えっ・・・」
ハロ「お前は何でも一人で背負い込んでしまう、そういうやつだからな」
ウ「・・・・・・」
ウィッシュは視線を伏せ、黙り込んだ。
何かを言い出そうとする様子を見せるが、すぐに口を噤み、今度は泣き顔になった。
ウ「たっ、頼りにしてないわけじゃなくて・・・」
言葉が途切れる。
俺は錯覚を思い出した。
俺なんかを頼りにできるわけが無いじゃないか。
俺はただの人間だし、二百年もあれば誰も俺の顔も名前も覚えてるやつなんか居なくなる。
ウィッシュは違う。
違うんだけど・・・その違いは俺にとってもウィッシュにとっても悲しすぎるものだ。
錯覚だなんて思いたくない。ウィッシュは人間だ。
ハロ「俺には解決できない問題なのか?」
ウ「・・・わかんないよ・・・」
ハロ「・・・そうか」
再び言葉が途切れる。
ウ「怖い夢を見て・・・それだけ」
ハロ「怖い夢?」
ウィッシュはコクンと頷く。
ウ「君に会わなくなってから日が空くと、だんだん・・・そのうち、毎日見るようになって・・・」
ハロ「どんな夢なんだ?」
ウ「・・・『願え』って」
ハロ「?」
ウ「君が居なくなるように願えって言うんだよ!」
ハロ「!・・・そんな事、誰が?」
ウ「わかんない!わかんないの!」
ついにウィッシュの目に涙が浮かぶ。
ウ「けど、それ、自分だと思・・・!わけ、わかんないよ・・・!!」
消えろって?ウィッシュが?
ウ「ご、誤解しないで!違う!!」
ハロ「待て、落ち着け」
酷く動揺するウィッシュを、俺は静かに抱き寄せた。
ウィッシュは何かに怯え、体は恐怖に震えているようだった。
俺は、そっと頭を撫でてやった。
ハロ「・・・・・・」
俺にはそれが、ただの夢だとは思えなかった。
今日、寝付けなくてここにやってきたことすら偶然には思えなかった。
ウ「あのまま・・・」
少し落ち着きを取り戻したのか、ウィッシュが口を開いた。
ウ「今日、あのまま君が来なかったら・・・」
ハロ「いや。俺は来た。考える必要は無い」
ウ「・・・・・・」
ウィッシュはギュッと俺にしがみついた。
こんなにも小さく、か弱いこいつを苦しめる存在とは一体何者なのか。
ハロ「俺は消えないし、お前も消えたりはしない」
ウ「いかないで」
ハロ「?」
ウ「私を、置いていかないで」
ウィッシュは、震えた声で言った。
ハロ「・・・どこからでも駆けつけてやる」
今日みたいに。
ウ「・・・うん」
・・・・・・・・・。
・・・・・・。
・・・。
朝、か・・・?
ウィッシュは泣き疲れたのかあのまま眠ってしまったけど、俺はどうも帰れなくて。
布団を引っ張り出してきて、神社に泊まる事にしたんだ。
やれやれ。由梨に叱られちまうな。
ウ「ん・・・」
ハロ「起きたか?」
ウ「・・・・・・」
起きてないのか。
ウ「あ、あれ・・・?」
どっちなんだ。
ウ「おはよ・・・」
ハロ「おはよう」
ウィッシュはまだ寝惚けているようだ。
ウ「・・・えっとね」
ハロ「ん?」
ウ「ありがとね・・・」
ハロ「俺は何もしてないぞ」
ウ「・・・そうだね」
そこで納得するのか?なんだかよくわからなくなってきたぞ。
ウ「ここに泊まってえっちしなかったのって久しぶりだね・・・」
ハロ「何だ、そういう意味かよ」
ウ「違うよ」
ハロ「知ってるよ」
ウ「んー?こんがらがってきた」
ハロ「寝惚けんな。とりあえず俺は帰るぞ。由梨に怒られるからな」
ウ「ん・・・またね」
そう言うとウィッシュは再び布団をかぶった。
睡眠不足だったんだろうか?
ハロ「お休み」
そう言って、出口の戸から外に出た。
空は快晴。
まだ夜が明けきっていないようだ。時間にして、四時・・・いや、四時半といったところか。
このまますがすがしく家の中に入らせてくれたらありがたいんだけどな。
無理だった。
ユリ「どこ行ってたの?おにいちゃん」
玄関に正座して待っていたらしい由梨を目の前にして。
ハロ「おはよう由梨」
ユリ「おは・・・って違うでしょ?ごめんなさいは?」
ハロ「ごめんください」
ユリ「自分の家なんだからごめんくださいは言わなくていいの!」
ハロ「悪かった。ちょっと急用ができたんだ」
由梨はため息をつく。
ユリ「もう・・・心配するでしょ?書置きぐらい・・・ふぁ・・・」
ハロ「お前まさか夜通し待ってたのか?」
ユリ「・・・罰として朝ごはんよろしくね?」
ハロ「・・・はい」
ハロ「いや、本当に行かなきゃまずかったんだって」
無言の食卓。
ユリ「ふーん」
ハロ「決して、女のところに行ったとかそういうわけじゃないぞ」
ユリ「・・・行ったんだ。おにいちゃんのバカ」
なんでばれたんだ?
ハロ「いや、でも決してやましいわけじゃ・・・」
ユリ「無理に弁解しなくてもいいよ」
ハロ「し・・・信じてくれ最愛の妹よ」
ユリ「・・・ふん」
って言うかあの状況を一から説明しろって言うのは無理があるぞ。
いきなり願いがどうの消滅がどうの言い出したら通報も已む無しだろ。
変なカウンセリングうけて『大丈夫ですた』みたいな判定受けて出所した所をツンに抱き付かれても納得いかんぞ。
学校の人たちの俺を見る目が変わるぞ。
ハロ「それでもいいのか」
ユリ「え?」
ハロ「いや。素直に謝る。今後は・・・」
もうしません。
いや、それだと困るかも知れないしな・・・。
ハロ「今後は緊急時を除き、無駄な夜間外出を控えます。きっと」
ユリ「それは普段から心がけなよ!」
それもそうだ。
ユリ「・・・いいよ、もう」
ハロ「え?」
ユリ「許してあげる。元からそんなに怒ってないし。今に始まったことじゃないし」
今に始まったことじゃないし、って言うのは少し傷付くな。
ハロ「感謝する」
ユリ「その代わり、何かおごってね」
ハロ「・・・ああ」
こちらハロ。学校に到着した。
ツン「元気無いわね」
ツンは机の上に鞄を置いて言う。
ハロ「そうか?」
ツンが俺の左隣の席っていうのも偶然ではないような・・・。
ツン「何かあった?」
ハロ「別に」
ツン「・・・別に隠さなくてもいいのよ?」
ハロ「問題ない」
ツン「・・・問題無いんだったらそんな顔しないでしょ」
ハロ「そうだけど」
ツン「・・・ちょっと!」
ハロ「ん?」
ツン「『ん?』じゃないわよ!さっきからどこ見てんのよ!バカ!///」
ハロ「いや、お前が足組むから」
ツン「目ぇ離す!」
ハロ「ナイスなニーソッk」
ガッ
ハロ「目から星出た。ガチで」
ツン「出るわけないでしょ!?変態!///」
戦場では鞄すら凶器になりうる。いやいや勉強になりました、と・・・。
毒「変態ハケーンm9('A`)」
蕪「変態が居ると聞いてdできますた!!」
ハロ「沸くな!」
毒「比留間(ひるま)っから視姦とは言語道断」
蕪「見るならこっそり見るお」
ツン「殴られたいの?」
ハロ「勘弁してやれ。根はいいやつらだ」
蕪「座り直しちゃったせいで視姦も不可能。道路交通法第十九条第二項『視姦は控えめに』を違反したお」
毒「立件フラグ」
ハロ「視姦はプライバシー関連だろ?その項目って二人乗りじゃなかったか?」
ツン「あんたたち三人とも逮捕されたほうがいいんじゃない?」
毒「オレモカヨ('A`;)」
結構悩みとは無縁だな、こいつら。
俺が変態とか言われて敢えて否定しないのは自覚があるからと開き直っているから。
これはもう仕方ないよな。ないよな。
ハロ「とにかく、お前らに人の性癖をとやかく言われる筋合いなど無い!」
蕪「く・・・大きく出たお」
毒「言ったっけ?」
ツン「恥ずかしい事大声で言わないでよ、もう・・・」
大丈夫そうだったとは言え・・・。
やはり、ウィッシュが気になる。
もし、俺を拒んでいる存在がウィッシュ自身だったら。
俺は、大人しく消えるべきなのだろうか?それが、ウィッシュの望んでいる事なら。
じゃあウィッシュはどうなる。独りで生きていくのか?
もしかしたらあの日俺の家に来たのは、寂しくて仕方なくなったから助けを求めに来たんじゃないか?
そいつは、ウィッシュが助けを求める存在を片っ端から拒み続けていくつもりなら、俺は許さない。
ただ、その存在がウィッシュ自身だったら。
俺はどうすればいい?
東「江口遥!」
ハロ「Yes?」
東「バカ者。『いえす?』ではない。この問いに答えろ」
今日何回バカって言われたかわからんな。
ハロ「えーっと・・・」
『問い聞こえさせたまふ』の敬意の対象は誰か?
うーん・・・。
ハロ「それがわかったら苦労はしない」
東「・・・聞いてなかったんじゃな?しばらく立っとれ」
ツン「(何やってんのよ)」
ハロ「(考え事してたんだよ)」
しかも東雲てんてーは十数分後くらいに『ん?なんで立っとるんじゃ?』とか言い出すから困る。
背低いくせに。ロリ顔のくせに。声高いくせに。
よく考えると好み。参ったなこれ。
東「江口遥!」
ハロ「ごめんなさい聞いてませんでした」
東「・・・もう座っても良い、と言おうとしたのじゃ」
ツン「(さっきからなんなのよあんたは・・・)」
ハロ「(アフリカではよくあること)」
結局、俺はウィッシュのことが頭から離れなかった。
学校が終わったことにも気付かなかったぐらいだ。
なんとなく上の空で・・・。
適当に相槌打ってたから、ツン怒ってるかもな・・・。
――いや。
ハロ「ちょっと出かけてくる」
ユリ「うん・・・」
俺は家を出、神社に向か・・・おうとして。
ハロ「簡単に済みそうな用事じゃないから、泊まりになる」
そう言い残して家を出た。
外はまだ夕暮れ。
すっかり日が長くなったな、と思う。
昨日とは違って少し雲が出てきたか、ぐらいの空模様。
・・・俺は大体確信していた。
あれは、ウィッシュだ。
ウィッシュが近付こうとするものを排除する。そうだとしても、排除するのは俺だけで終わる。
何故なら。
その後はウィッシュが気を付ければいいだけの話だからだ。
ウィッシュが俺を拒もうとしている事。
それが真実だという事を。
神社に着く。
ウィッシュは、いつもの部屋で祈りを捧げている最中だった。
ハロ「ウィッシュ」
ウ「あ・・・来てくれたんだ」
ハロ「・・・・・・」
ウ「どしたの?」
ハロ「きのう、あれから考えてみたんだけど――」
ウ「そっか、そうかもね・・・」
ウィッシュは終始黙って俺の話を聞いてくれた。
だが驚いた様子もなく、半ば自覚しているかのような態度であった。
ハロ「超人的な能力を持ったものは、誰か一人のものになってはいけない」
ウ「天賦の能力を持って人々を助け、信仰が私を形作る」
ハロ「ウィッシュは、そう在りたいのか?」
ウ「そうだけど、そうじゃない」
ハロ「?」
ウ「私は、人間になりたい」
ハロ「・・・・・・」
ウ「私が人の心と体を持ってるからそう思うのかもしれない。でも人の心が無いと人の願いは汲めないんだよ」
どこまでも不完全だ。
『人間になりたい?』だって?
その願いを叶えられるのは誰なんだ?願いの精の願いを叶えられるのは?
・・・叶えるだけか?
そんなの、人にとっては厳しすぎる。
誰だ?ウィッシュをこんな運命に晒しやがったのは。
ウ「私は、ハロがここに居てくれるだけで十分」
ハロ「そんな・・・俺だって、何かしてやりたい」
ウ「座って」
ハロ「ウィッシュ、諦めるなよ。俺も諦めない。人間になる方法だって、きっと見つかる」
ウィッシュは微笑んだ。
ウ「だね」
ハロ「冗談で言ってるんじゃない。俺はウィッシュに出会った。だからもう一つぐらい奇跡は起こる」
ウ「そう信じるよ」
ハロ「だか・・・え?」
正座していたウィッシュが、目を閉じて俺に顔をゆっくり近づける。
ハロ「ちょっ・・・」
まもなく唇が触れ、首に腕を回される。
らしくなく積極的なウィッシュに、俺は動揺してしまう。
やがて、唇が離れる。
ウ「おどろいた?」
ハロ「あ、ああ」
わけもわからず、そう答える。
ウ「・・・寂しいよ、ハロ・・・会いに来てよ・・・」
ウィッシュはそう言う。
俺は目の前に居るのに。
目の前に居るのに、涙まで浮かべて、寂しそうに呟く。
ハロ「ウィッシュ!」
ウ「きゃっ!?」
俺は、やや乱暴にウィッシュを押し倒す。
ウ「は、ハロ?」
服の間から手を差し入れてわずかに膨らんだ胸を触り、そして唇を奪い返す。
ウ「んん!?んっ・・・んん!///」
舌で口の中を撫で回し、犯し、貪っていく。
ウ「ん・・・ぷは、ぁ・・・んんっ!///」
深く長いキスが終わる。
ウ「ぁ・・・///」
ウィッシュは体をびくびくと痙攣させながら、天井をうつろな目で見つめていた。
ハロ「覚えてるか?ここ・・・」
ウ「ひゃう!?///」
袴の上から、ウィッシュの股間をなぞる。
ハロ「お前が始めてきた時・・・」
ウ「そ、その話は無かった事にぃ・・・///」
ハロ「何言ってやがる」
そういいながら、俺はウィッシュの衣服を脱がしにかかる。
ウィッシュは口では抵抗するものの、体は弛緩しきっていて抵抗する気は無いようだ。
やがて、幼い体が露わになる。
ウ「・・・やぁ・・・///」
ハロ「直接触られたほうがいいだろ?」
ウ「あぅ・・・ひゃうっ!///」
ハロ「まだ触れただけだぞ?敏感だなウィッシュは」
ウ「変態みたいな事いわないでよ・・・///」
ハロ「ん?」
ウ「あっ!///」
ハロ「さっきからここ弄られて喘いじゃってる人のほうが変態かと」
俺は、わざと音を鳴らして弄くる。
ウ「あっ、ちが・・・!んん!///」
ウィッシュは手足をじたばたさせて悶える。
ちゅ・・・。
ウ「あっ!は、ハロ・・・!///」
俺はウィッシュの乳首に口をつけた。
ウ「あっ、やっ、ひゃっ!///」
揉めるほども膨らんでいないが、乳首は既につんと立っていて、十分感じているようだ。
唇でなら揉む事はできそうだ。その柔らかさが、唇を伝わってくる。
ウ「はぁ、うぅ・・・///」
ハロ「ウィッシュ・・・」
ウ「ほ、ほえ・・・?」
『ほえ?』じゃない。
ハロ「挿れていい?」
ウ「・・・きかないでよ///」
俺はベルトを外し、ズボンを脱ぎ、パンツも下ろした。
ウ「・・・あぅ・・・///」
屹立したそれを、ウィッシュにあてがう。
そして・・・
ウ「んっ、あ、あぁああぁあぁう!///」
一気に奥まで挿入する。
ウ「あっ・・・あ、はぁ・・・///」
ウィッシュの中で俺の竿は襞にくすぐられ締め上げられる。
奥へ奥へと蠕動し、俺に射精を促そうとうごめいている。
このままでも十分気持ちいいが・・・。
ハロ「いくぞ・・・」
ウ「えっ?・・・え?あっ、んあっ!///」
俺は腰を動かし、ウィッシュを突き始めた。
ウ「あっ、んあ・・・!ハロ!早・・・!は、ハロぉ!///」
ハロ「はぁ・・・はぁ・・・」
気持ちいい。俺は欲望の赴くままにウィッシュを責め続ける。
ウ「あ・・・ゃああぁぁぁあ!///」
ひときわ大きな喘ぎ声を上げると、ウィッシュはぐったりとしてしまった。
ウ「はぁ・・・はあ・・・///」
俺は腰の動きを止め、少しの間その様子を観賞していたが、
ウ「あ・・・ああ!///」
やはり我慢しきれずに、再び運動を始めてしまう。
ウ「あ、あうぅ、も、らめぇ・・・!///」
ハロ「はぁ、はぁ・・・」
で、出る。出そうだ・・・。
このまま、中に・・・。
ハロ「出す・・・」
ウ「ほへ・・・?――あっ!あ、あっ、あ・・・///」
俺はそのまま、ウィッシュの中に思いっきり射精した。
ウ「あ・・・///あついよ・・・ハロの・・・///」
ハロ「はぁ、は・・・」
そう言うと、ウィッシュは再びぐったりとしてしまった。・・・恍惚とした表情のまま。
でもそれは何か幸せそうに見えた。
俺は余韻に浸りながらも、ゆっくりと引き抜いて、事後処理を始めた。
何のためらいも無く中に出せるのは何ともいいなぁ、と思いつつ。
まぁ少し背徳感もあるけど。
ハロ「いけないよな、こういうのは」
ウ「ぇへへ・・・///」
声漏れてるぞ。
・・・・・・。
・・・。
朝か。
ハロ「ん・・・」
結局、泊まりになってしまったか。
ウ「おはよ」
ハロ「ん?ああ・・・アホ毛」
ウ「朝からそれは酷くない!?」
ハロ「冗談だ」
ウ「くぅ・・・全然冗談に聞こえない」
さ、そろそろ帰るか・・・学校あるし。
ウ「ねぇ」
ハロ「ん?」
ウ「私、決めたよ」
ハロ「何を?」
ウ「何を、って・・・。私、人間になる!」
ハロ「・・・マジで言ってんの?」
ウ「賛成なのか反対なのかはっきりしてよ!言いだしっぺは誰!?」
ハロ「俺。もちろん大賛成だけど・・・どうやって?」
ウ「ハロが願えばいいんだよ。私の願い、ハロを介してなら叶えられるでしょ?」
ハロ「・・・ああ、そうか。おまい頭よくね?」
ウ「ふっふーん」
と、ふんぞり返るウィッシュ。
ウ「それを叶えるだけの力が私にあるかどうかなんだけど・・・」
ハロ「大丈夫だ。お前ならできる。根拠は無い」
ウ「・・・だね。なんか一言多いけど」
ハロ「でも叶ったら、ずっと一緒だ」
ウ「ずっと一緒だ!」
ハロ「でも中田氏は当分禁止だ・・・」
ウ「ってそんな事はどうでもいいの!まずは!///」
ウィッシュが見た悪夢。
その正体は不明だけど、その悪夢もやがて忘れられるだろう。
確かな明るい朝が、またやってくるのだから。
蕪「今週もやってまいりました!新スレ立ってリニューアルさらに調子に乗ったこのコーナー!」
ハロ「『住人のお手紙にSSの登場人物が答えるレス』!!」
79「でも名前欄は『質問』のままな罠」
ハロ「ちょwwww」
蕪「ゲストを」
ウ「はーい」
ハロ「おい呼ばれたら出て来い」
ウ「え?あ・・・どうしよ」
(´・ω・)つ[]ハロになりたい
蕪「エロゲーの主人公になるのと三億円もらえるのどっちを選ぶ?」
ハロ「そりゃ選ぶまでも無いわな」
蕪「三億円か!!11!!1」
ハロ「うわ やめ」
ウ「え・・・え?」
つ[]百合の予感がする
79「そう言えば、名前がもろそんな感じのやつが居たなぁ・・・なんで今まで誰も突っ込まないかなぁ・・・」
ハロ「え・・・冗談だろ?」
79「・・・・・・」
つ[]ツンになりたい
79「今度はツンか」
ウ「これまた難しい願いだなぁ・・・なってどうするの?」
蕪「そりゃニーソ穿いて」
ガッ
つ≡<>[そろそろ雪姉がツンに手を出すとかださないとか
ハロ「させるか!」
蕪「↑死亡フラグ」
ウ「こ、怖い人だったんだ・・・雪花さんって」
つζ 次はチトがパイズリを習得で
蕪「いんも」
ガッ
ハロ「ご苦労」
チト「いい加減疲れてきたぞ・・・」
つ[]3Pはすでにある(気がする)ので4Pでお願い
79「ええ、気付けば25作目。だらだらと毎週」
蕪「お前なんて充実した生活を(#^ω^)ピキピキ」
ウ「(よ、四人・・!?)」
つ□新作Gjでした次もwktkして待ちます
79「病んだ心に一番よく聞く特効薬。それは『GJ』という言葉のみにて他にあらず」
ハロ「と東雲てんてーがおっしゃっております」
つハロに質問 誰のどれが1番気持ち良かった?
ハロ「・・・え?何これ?カメラ回ってんの?」
ウ「・・・・・・」
蕪「さっさと言えお」
79「雪花さんとチトの3PでFAだそうだ」
ばしっ
ストーリーは一本じゃなくてパラレルだから
「ハロは結局誰が好きなの?」とか聞かないように。
先生と約束じゃぞ?
で、前スレのSS職人さん乙そしてFJ
こっちにも降臨なさるかね?と示唆してみる
・・・もしかして素直にツン絡みにしておくべきだったか
ものすごい勢いで容量食うなこのSSww
79氏いつもながらGJ!!
昨日投下するつもりが忘れてたものを投下します。
稚拙な文章ですまん。これよんだらもう一度79氏読むことを推奨
帰りのHRも終わり部活に行こうとすると、いきなり袖を引っ張られた。
「ん?なんだよ?」
振り返ってみるが誰もいない。視線を下に下げてみると同じクラスの水丘詩穂が
いた。
なぜ俺がこいつに止められないといけないんだ?
「おぃ。水丘。なんだよ。」
「………」
「部活行きたいんだが、離してくれないか?」
ふるふる。
首だけ動かしやがって。口動かせ、こんにゃろう。
「なんか用事あるのか?」
こくこく
「じゃあそれ話せよ」
「………」
ちっ。
「おっ、伊池羽(いちわ)おまえ水丘と和室の片付けやるんだって。頑張れよ」
とクラスメイトの江口が言い去っていく。
あぁ、なるほど和室の片付けか。
「おぃ、水丘。もしかして俺を引き止めるのは和室の片付けか?」
こくこく
「ちっ、めんどくせー。部活行っていいか?」
ふるふる
「わかったよ。じゃあいくぞ」
こくこく
「おぃ、袖を掴むな。歩きにくいし人に見られたら恥ずかしいだろ。離せよ」
ふるふる
「なんでいやなんだよ。俺が逃げるとでも思ってるのか?」
こくこく
「頷くなよ。てかなんで俺が和室の掃除するんだ?」
「…………」
「ちっ、また黙りかよ」
茶道部が昔数分後、俺たちは和室に辿り着いた。
最近では茶道部は無くなったため埃っぽい。
適当にやってさっさと部活いくか。
「ちゃっちゃっとやるぞ」
こくこく
三十分後
「けっこー綺麗になってきたんじゃないか?」
こくこく
「嬉しそうに頷きやがって」
そういって頭をぽんぽんと軽く叩く。水丘は恥ずかしそうに俯いた。
「後は水拭きして終わりだろ。じゃあバケツに水入れてくるからおまえは休んで
ろ」
こくこく
水丘は頷きながら畳に正座した。
「あいつ、何も言わないから気味悪かったけど、意外と可愛いじゃねーか。
けど、声出せないのか?ちょっとは聞いてみたいもんだな。んー。そうだ!
良い方法があるじゃないか。ひどいけど、まぁなんとかなるだろ」
「帰ってきたぞ。ちゃんと休んだか?」
こくこく
水丘は和室の真ん中で正座していた。
「バケツを真ん中近くに置くからな。あっ、そこの雑巾とってくれ」
こくこく
よし後ろをむいた、今だ。
「あっ、足と手が滑ったー」
我ながらわざとくさいがそれは無視だ
ザッパーン
「!!!!!!」
何!?声がでないのか?くそ、ここまでしたのに。いやまだだ。まだ終わらんよ
「ホントすまない
びしょぬれじゃないか。それだと風邪引くぞ。ほらっ早く脱がないと。俺も手伝ってやる
から。」
ふるふるふるふる
水丘は首を振った。
「遠慮するなって。ほらボタンとってっと」
手を水丘の濡れた制服にのばしボタンをとってゆく。
水丘は俺の手を止めようとするが努力空しく最後のボタンも外され制服がはだける。
ふるふるふるふるふるふるふるふるふるふるふるふる
水丘は顔を真っ赤にして首を振っている。
声はでていない。
ちっ、しぶとい。ここまでやってるのにまだ声出さないのか。
つかこいつ胸小さ。背といい中学生体型かよ。
んなことより最後の手段だ。やるしかない。
ふるふるふるふる?
手をブラジャーに伸ばし、一気にずりあげる。
「!?」
水丘が立ち上がろうとするがそこを逆に押し倒す。
馬乗りになったまま水丘のネクタイを解き、両手をそれで締める。
水丘の目は怯えきり小動物のように震えていた。
「水丘、声を出せ。でないと最後までしてしまうぞ」
ふるふるふるふるふるふる
「ちっ。」
左手で水丘の両手を押さえながら、右手で胸を円を描くように擦っていく。
乳首がだんだんと固くなる。
顔を胸の前に持っていき、勃っている乳首を舌で転がす。
乳首を転がす度に水丘は体を悩ましげに動かす。
片方の胸は指の腹でじっくりと責め、もう片方の胸は舌で執拗に責める。
「…ん………ぁ…」
ん…少し聞こえた気が。よし後少しだ
ラストスパートをかけ、指も舌も限界まで早く動かす。
「…ふぁ、あっ…あっ…あっあーーー」
やった。ついに聞いたぜ。
って水丘気絶してしまったのか…
て…俺はなんて事を。このままだと本当に風邪を引かせてしまうし。
何かないか、そうだ。俺のジャージを着せるか。
「おい、水丘起きろ、おい」
ぱちっ。
「あっ、起きたか。
水丘ホントすまなかった。退学でも何でもする。本当にすまなかった」
俺は土下座をしながら謝った。
これで許してもらおうなんて勿論思っていない。
水丘は少し考えてから立ち上がり、バッグのなかからノートとペンをだして、こう書
いた。
『みっつお願い叶えてくれませんか?』
「願い?」
『はい。まず一つ目です』
「わかった。なんでも来やがれ」
『私と付き合ってください。』
「はぁっ!?それが一つ目?」
こくこく
照れながら頷く。
「別に良いけど俺でいいのか?」
こくこく
「後二つは?」
『まだ考え中です』
こうして水丘詩穂と伊池羽狩(いちわかぎり)の付き合いは始まった。
スレ汚しすまそ。
この話で二人の付き合い始まったけど、俺の実力ないんで多分続きはなしで
構想はあるんだけどね…
今回は一羽が微妙なツンデレ
水丘は後にデレツンデレになることを考えてます。
79氏スレ立て乙。
そして二人ともGJ!!
新スレだからまだ人来てないんかね…
GJ
即死回避あげ
>>1 乙です。
>>19 GJだから主人公の名前を知塚桔貞にしなさい。
ウィッシュキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
天然+巫女+ツンデレ最高ー!!
「ずっと一緒だ!」に感動しますた・゜・(ノД`)・゜・
GJ!スレ立ても乙です。あと、
つ[]ずっと気になってたんだけど、渋沢さんと雪姉って知り合いなの?ドキテカな仲?ww
>>19 GJ!
スレがにぎわってきましたね。
く、全スレに新スレ告知があったのが大分前だったから「のっぴきならぬ事態」かと思ったじゃないか
何はともあれはぁはぁ
今北。とりあえず職人の皆様に前傾姿勢のまま…
GJ!
誰より(ryまたもや失敗
ウィッシュか、ウィッシュルートか!よくやった!!
これで消滅の危機は避けられた!!!
我も久しぶりに筆をとるかな
原点回帰ハンマーヘ(ry
つ≡〜<>[ツンはハロが好きなの?
つ[]<ハロがいなくなったら?
27 :
604:2006/05/29(月) 20:03:36 ID:t7AMvaXc
ウィッシュルート確定おめ。
しかし、メインヒロインのはずのツンがくぁwせdrftgyふじこlp
何はともあれGJ!!まさに感涙。
ちなみに主人公の名前は構想1分。ヒロインの名前も3分くらいだったかな。
むしろ当ててもらってちょっと嬉しかったですよ。
>>19 詩穂かわいいよ詩穂。
聖結晶アルバトロスの朝倉をイメージしてしまった。GJ!!
と、いうわけで。次の作品のはじまりはじまり。
雨の降る帰り道の出来事だった。
今日は月岡も一緒に帰宅だ。
「ねぇ、ナノ」
「ん?」
雨が降るというのにナノは傘を持ってきてないし。
「副主君と付き合ってるの?」
む。どうして女子はこう、色恋沙汰が好きなのだろうか。
「いいよね。副主君優しそうだし。ハロも優しいけど浮気性だもからなぁ」
「私は別に」
「だって、今だって副主君の傘に入って。副主君もちゃんとナノが濡れないようにしてくれてるでしょ」
「そうだけど」
とりあえず、こういう場合は俺は口を割って入らないほうがいいよな。
変なこと言って空気嫁って言われてもやだし。
「でもね。ツン。公人は」
そこでナノの言葉が止まる。別に月岡には言ってもいいだろうが。
というか、漫画とかにある図星さされて慌てるそぶりすらないんですが。
「ただの幼馴染だよ。別に付き合うとかそういうのないし。今だって私が濡れないようにってのは、教育の賜物だもん」
「そうなの?」
それは俺が聞きたい。
「うん。別に好きとかそういう感情は無いからさ」
・・・無いからさ。か。
「ねぇ・・・ねぇってば」
ナノが早歩きで近づいてくる。俺はさらに歩みを速める。
月岡と別れた後、俺はナノを置いて歩き出した。
「公人。聞こえてるんでしょ。止まってよ」
二人の距離が縮まらない微妙な速度。
「公人!」
足音が変わる。本気で走ってきたようだ。
俺もそれに合わせて走り出す。段々とナノの足音が遠ざかり、そして雨音しか聞こえなくなった。
もうすぐ家だ。
後ろから近づいて来ない足音。
そこまで距離はとらなかったはずだけど。
俺は後ろを軽く見る。
そこにナノの姿は無かった。
「・・・ナノ?」
俺は少しだけ元来た道を戻る。
強くなる雨足。傘無いんだから早く来いよ。
足音が聞こえなくなった場所で辺りを見回す。
あるのは民家と公園。
「まさか」
公園のベンチ。
屋根があるわけでもなく、雨曝しになったベンチにナノは座っていた。
器用に体育座りで顔を膝にうずめている。
「風邪引くぞ」
「いいもん・・・公人に嫌われたから・・・」
すでに濡れてしまっているため意味はあるのかわからないけど、俺は傘の影にナノを入れる。
髪も服も全部濡れて。
「・・・戻ってくるなら・・・初めから・・・そうしなさいよ」
泣いていた。
ナノの泣いているを見るのは何時ぶりだろう。
「謝らないからな」
「いいよ・・・別に」
膝から血が出てきている。ひょっとして走って転んだのか?
声を出さないようにして泣くナノ。
つい先日、もう悲しませないって自分に約束したはずなのに。
「ごめんね」
「なんでお前が謝るんだよ」
「だって・・・私が・・・悪いんだもん」
顔を上げる。
瞳には雨の雫とは違う大粒の涙が溜まっている。
「私だって、公人が、私のこと好きじゃないって言ったら、すごく、ショック、だもん。だから」
一言一言ゆっくりと言葉をつむぎ出す。
「うっっ・・・ごめんなさい。ごめんなさい」
ナノの瞳から涙が流れ落ちる。
「ナノ」
「んっっ」
俺はナノの前に膝をつき、その唇を奪う。
冷たくなった唇が俺の体温で少しだけ温かみをもつ。
「俺も変な意地はってごめん」
「怖かったよぉ。公人が、公人が、いなくなっちゃうって、思ったら」
ナノが俺の背中に腕を回してくる。
俺もナノを抱きしめる。
「俺がもっとしっかりしていればよかったんだよな」
「ううん。私が、初めから、ちゃんと、言えば」
俺はもう一度キスをした。
ナノが自分を責めないように。
「帰ろう。今日はずっと一緒にいるから」
「いいの?」
「あぁ。父さんも母さんもナノなら許してくれるさ」
俺はナノの肩を抱いて立たせる。
「足、痛いか?」
「うん。ちょっと」
「じゃあ、帰ったら消毒してやるな」
「うん・・・ありがとう」
「んっ。ぁっ、い、いたいよ。公人」
「変な声を出すな」
俺は手に持った消毒液を置き、ガーゼに薬を染み込ませてすりむけた膝に張る。
「うきゅぅぅぅ」
「お前、本当に空手やってるのか?」
「だって、普段は自分でやってるだもん。ゆっくり」
「だから痛みに弱いんだ。ほら、終了」
「きゃっ」
俺がガーゼを張った傷口を少し強く叩く。
「うぅ。公人のバカバカバカ。本当に痛いんだからね」
「ガキ」
「むぅ。ガキでいいもん」
ナノは頬を膨らませて、そのままベッドに横になる。
「そろそろ風呂沸くな。先に入っていいぞ」
俺はナノが寝っ転がって濡れた布団をどうにかしないと。
「ねぇ」
「ん?」
「一緒に入る?」
「はぁ!?」
「ほ、ほら。公人だって濡れてるし・・・・・・あ、う。ごめん、今の無し」
「ほら、早く入れ」
「う、うん」
ナノが部屋から・・・出て行かずに何してるんだ。
「ねぇ。入りたかったら・・・来てね」
それだけ言うとトタトタと階段を下りていく。
やばい。鼻血出そう。
あいつも何を言ってるんだか。
「公人のばか・・・あんなに驚かなくても」
なに機嫌悪くして独り言つぶやいてるんだアイツは。
「・・・ナノ」
「き、公人!?ほ、本当に来ちゃったの?」
「おいおい。んなわけないだろ。着替え持ってきたんだよ。お袋のだけど大丈夫だろ」
俺はパジャマを脱衣所に置く。
「風邪、引かないように暖まれよ」
俺が脱衣所を出ようとすると、浴室の戸が開く音がした。
そして、濡れた柔らかい体が俺の背中に密着する。
「体・・・洗って」
「おいおい」
「洗ってあげるから」
「・・・ダメ。理性持たない・・・今だって辛いんだから」
「いいよ。公人なら。いつだって・・・私は」
ナノが俺の服を脱がしにかかる。
俺は微かに残る理性では、ここを動かないということだけしかできなかった。
動いたら、この場で襲ってしまいそうで。
「・・・公人」
「なんだ」
「・・・私のこと好き?」
「あぁ、好きだ」
「本当に?」
「もちろん」
「だったら・・・して」
俺は振り向いて抱きしめようとするのをなんとか踏みとどまる。
「ダメ?」
「うがぁぁ!!」
俺は自分で自分の頬を叩く。
「公人?」
「ナノ。体は洗ってやる。けど、エッチはまた今度な」
「ぇ」
「そんな寂しそうな声出すな。少しだけ待て。こんな成り行きじゃなくてナノにはちゃんと・・・したいから」
ナノが俺に体を預ける。
「うん。まって・・・る」
その場に倒れこむナノ。
「ナノ!?」
顔が真っ赤だ。それに、すごい熱。
すでに風邪引いてたのか。
俺はナノの体を拭き、パジャマを着せ、抱き上げベッドへ。
風邪薬ってどこだっけ。それよりも、おばさんにれんら・・・着替えさせたのどう説明するんだよ。
どうする。俺!!
オロオロしていると、お袋が帰ってきてくれて全て丸く収まった。
着替えさせたのもお袋ってことで。
ナノは今、俺の部屋で寝ている。
俺が頼んだ。後で色々説明を求められるだろうけど、俺が看病していたかったから。
俺のせいで風邪をひいたようなものだし。
「公人?」
「大丈夫か?」
「うん」
ナノが目を覚ます。
熱は下がってきたかな。薬が効いてるだけかもしれないけど。
「あれ。私・・・公園で・・・えっと・・・!?こ、これ誰のパジャマ?それにここ公人の部屋じゃない」
「誰ってお袋の」
「なんで!?」
「なんでって。覚えてないのか?」
「え?」
ナノは目を瞑って考える。
その顔が段々と赤くなっていくのが薄暗い部屋でもわかった。
「却下」
「はい?」
「あれは事故。あんなこと私は言わないし、しない」
ナノは人差し指を俺の顔に向ける。
「事故って」
「あ〜もう。忘れて全部忘れて!!」
枕を持って暴れるな。痛い、痛いって。
「はいはい。わかった、忘れるから。全部ちゃんと。だから大人しくしてろ」
「え・・・本当に忘れちゃうの?」
どないせちゅうねん。
「やっぱなし。忘れて。うん、それがいい」
ナノは布団をかぶると俺に背を向ける。
「ふぅ。まだ、風邪治って無いんだからちゃんと寝ろよ。明日は休みだし。俺の部屋使っていいから」
「・・・うん」
俺はタオルと水を取り替えるために部屋を出る。
「ねぇ」
ナノが顔をちょこんと出して俺の方を見ている。
「ん?何か欲しいものあるか?」
「ううん。あのね、体見た?」
「体って。ナノのか?まぁ、少しは見たけど気が動転してたからな。ほとんど覚えてないや」
「そっか」
ナノはまた布団に入ってしまう。
「・・・待ってるから」
「え?」
「なんでもない。おやすみ!」
「お、おう。おやすみ」
待ってるって、看病しててくれってことか?
それとも・・・まだ熱あるのかな。あいつ。
え〜。出だしに言うこと忘れてたことを一つ。
新スレ乙!!
よし。
今回のお話はせっかくツンデレスレになったので、ツンデレにこだわってみました。
ってわけでエロなしです。
あと何話か書いて二人が一段落ついたら、もっとハロやツンを出してみたいと思っています。
次回予告。長岡姉妹。
つ□ウィッシュルートからツンルートへ再帰は可能ですか?
>>34 続きwktk
人が多いというのはいいことだな。
ウィッシュルートは確定、というわけじゃなく、
ウィッシュルートもツンルートも、それぞれパラレルであるってことだとオモ。
79氏はファンに優しいから、全ルートを書いてくれるんだ、きっと。
今のところウィッシュルートが一番進んでるってことだな。
ウィッシュかわいいよウィッシュ。
誤爆の方GJ
読んでて楽しいです
次回策にも期待です
新スレ乙!
(´・ω・`)つ[]前スレでも聞いたけど、本編のキャラ(毒男とか)メインで投下してもいいですか?
あ、いつの間にか次スレが・・
まずは79氏乙。
全スレの良いムードがここでも保たれることを願いつつ
つI
とりあえず祝辞だけ。作品がいくつかおはします様なので時間が出来次第一気に読破します。
連投ごめんなさい。
実は前スレでツン1P投下した667(多分)です。
そして再び79氏乙。
ずいぶん久しぶりにウィッシュ分補給させていただきますた
一瞬だけ責めの気配を見せた(のか?)ウィッシュ萌え。
つ[]<そういえばハロって何年生だっけ?
>>15氏
なんて不遇な主人公なんだ…(特に名前。ってか名前だけ)
だってほら、残り二つのお願いとかのこってるジャマイカ。
二つ目はもちろんあs(ry
ともかく詩穂のツンが気になってしょうがないわけですよ。
>>604氏
祝 連 載 !
って言うかアレだ、実はものすごく泣きそうになったんだ…。
なんか同じ様なことがあったような気がするなぁと遠い目で過去を見ておりました。
なかったかもしれないけど。
つ[]<最後、「ナノにはまだ熱がある」に50バギクロス賭けで。
たぶん668だと思います
まぁ小説の始まりが668でその前に何かを書いていたかもしれませんが
まぁあのSSけっこう気に入ったので新しくまた書いてくれませんか?
79氏、新スレ立て乙です。
取り敢えず祝辞として
つ[1000]
んでもって
つ[]雪花さんが次にハロを食べに来るのは何時頃になりますか?
つ[]<お久しぶりです。ウィッシュを意味もなくシバきに行きますが。構いませんね?
前スレの画像はジブリールだったか…なぜ忘れていたんだろう…
つ[]<これはもうツンが変身するしか…
つ[]<これはもうハロが覚醒するしか…
>>45 こんにゃくでボコるなんてシュールだなぁ。
47 :
43:2006/06/02(金) 23:45:49 ID:Dm1KU/+E
つ[]<
>>46のケツにこんにゃくを突っこみますけど、構いませんね?
なにこの流れwwワロスww
とりあえず、ウィッシュを意味もなくシバきに行くのは許さん。
つ[]<前スレの作品がまた読みたいんですが、保管庫とかできる予定はなし?
49 :
15:2006/06/03(土) 01:41:09 ID:S5sAQAxx
15です。
もしかしたら続けるかもしれません。
もともと自主制作のゲームのシナリオ(企画で没なった)なんで少し重くなるかも。
プロットはまだあるんでそんな時間かからないと思いますが最近忙しいので少し時間かかります。
気長に待ってくれたら感謝の極みです。
50 :
15:2006/06/03(土) 01:43:07 ID:S5sAQAxx
すまん。
あげてしまった…orz
保管庫は無いが全てコピーしてるから
何話が見たいか言えばすぐに貼れるぞ
すまない
本当にすまない
謝罪しても仕切れない位だ
保管庫だけは無理なんだ
保管庫ってどうやって作るんだ?それさえ教えてくれればつくれるかもしれん
俺はメルアドが作れないから無理なんだ
保管庫つくるのにアドレスいるのか…
で、どうやって作れば…
フリーメールがわからんとかそういうことじゃないよな…?
パスワードが無くなったんだよ
馬鹿とは言わないでくれ
本当に申し訳ない
本当に申し訳ない
つ[]<ウィッシュ様
ろくに保管庫も作れない俺を許してください
保管庫を最初に頼んだものですけど、全部読んでいたので、気にしないでください。
ただ、またいつでも読めたらいいなと思ったもので。
自分もコピーしときゃ良かったなorz
もし、他にも保管庫作れそうな方がいたら、よろしくお願いします。
datで保存されてないの?
ログ消しちゃったとか?
今ドメイン契約切れちまってるから無理だけど
復活したら暫定的にでも保管庫作ろうか?
(´・ω・)つ[]<僕のゲルググをウィッシュにあげます><
(´><)
なんか凄い賑わいを見せてますなあ
>15氏
SSぐっじょ・・・ってなんでハロいい奴なんだよww伊池羽怖いよ伊池羽
水丘がゆきなたんと重なってしまってしょうがないんだが
>23
ウ「今日、あのまま君が来なかったら・・・」
ハロ「いや。俺は来た。考える必要は無い」
・・・が個人的に好き
>24
?いつもどおりの時間に活動したまでですけど
>604氏
>ってわけでエロなしです。
いやツンデレスレである前にここエロパロ板なんですが
そんな堂々と断言されましても当方
まぁ長岡姉妹だったらエロも避けられまい避けられまい避けられまい
>>36 君、優勝
>49
>もともと自主制作のゲームのシナリオ
マジでござるか。実は拙者も自主制作のゲームのシナリオを書き申し上げたことがあって、保管もしてある
あれから二年経つが、未だにあれを超えるシナリオを書いたことが無い
最後にいたっては自分が感動して涙が止まらないまま書き上げたほどでござる故
暗闇・・・静寂・・・
まるで俺に憂鬱と沈黙を強要するかのような、深く、重い暗黒・・・。
こ、ここは、どこだ・・・?
?「・・・ん」
誰だ!?
?「・・・いちゃん」
その声は・・・!
ハロ「由梨!」
ユリ「きゃっ!?」
俺は目の前の存在――簡単に言えば、俺を起こしに来た由梨、に抱きついた。
ユリ「だっ、ダメだよおにいちゃ・・・!///朝から、もう!離れて離れて!」
由梨は俺の頭をぺしぺし叩いて反撃する。
特に悪気は無いのですぐに開放してやる。
ハロ「お前、その程度の反撃じゃ痴漢に襲われても対処できないぞ」
ユリ「おにいちゃんだから何もしなかっただけだもん!さっさと起きて朝ご飯食べる!」
そういって、由梨はすたすたと俺の部屋を去る。
なんだ。また朝か。
たまには一日中夜とかそういうのがあったほうが面白いんじゃないのかいって、ばっちゃが言ってた。
・・・早く行かないと由梨にまた怒られちまうな。支度しないと。
俺は、軽いセクハラしかしてなかったと思うが・・・。
何故か険悪なムードの食卓。
由梨は時折考え込むような仕草をしながら箸を進めている。
俺、抱きついただけだよな?
ハロ「なあ」
俺は沈黙に耐え切れなくなって、由梨に話しかけた。
ユリ「えっ?」
ハロ「何か悩みでもあるのか?」
ユリ「別に・・・無いよ」
ハロ「嘘つけ。さっきから暗い顔してるし、一言もしゃべらないし。言うなれば心配だぞ」
それでも由梨はなかなか話を切り出そうとしない。
ハロ「あのなぁ、由梨」
ユリ「?」
ハロ「血は繋がってなくても、俺たちは兄妹なんだぞ?悩みくらい遠慮しないで話してみろ」
ユリ「違うの。信頼してないわけじゃない」
じゃあ何なんだよ?
ハロ「・・・成績か?」
ユリ「えっ?」
ハロ「ほら、お前に昨日積分教えてやっただろ?あまりにわからなかったからなぁ」
ユリ「あ・・・うん」
俺はため息をついた。
ハロ「何だ、そんな事ぐらいでいちいち悩むな」
ユリ「そんな事なんかじゃないもん。私には大事な事だから」
ハロ「あんなもん練習してればそのうち慣れてくるよ」
ユリ「おにいちゃんは平気なの?」
平気?
ハロ「ああ。まぁ」
ユリ「だよね・・・当たり前だよね」
そう言って、由梨は視線を落とす。
なんだか話が噛み合ってるようで噛み合ってないような・・・。
ハロ「・・・俺って、駄目なおにいちゃんかな?」
ツン「何よ、いきなり」
学校。
俺はいつもどおりツンと教室でだべっていて、つい今朝の事を思い出してしまった。
ツン「駄目なんじゃない?」
ハロ「なんだと!」
ツン「何よ。いきなりそんな事聞かれたってわかるわけないじゃない」
それもそうだ。
ツン「ケンカでもしたの?」
ハロ「いや、してない。ケンカ以外でも色々そんな事はしてない」
ツン「・・・聞いてないわよ」
ハロ「いや、あのな。悩みを相談してくれないんだ」
ツン「ふーん」
ハロ「聞き出そうとしてるんだけど・・・どうも上手くいかなくて。成績の話かって聞いたんだけどなんか違うみたいで」
ツン「あんたはいちいち人の心をほじくり返さないと気が済まないの?」
ハロ「なっ!俺は兄として心配してるだけだ!」
ツン「案外ウサがってるかも・・・」
ハロ「う・・・」
クソ。ツンの野郎。だんだん心配になってきたぞ。
毒「兄不信任?('A`)」
蕪「『家庭教師はおにいちゃん』崩壊寸前フラグktkr」
ハロ「・・・お前らヒソヒソ話は聞こえないようにしろ」
ツン「冗談よ、ハロ」
ハロ「え?」
ツン「きっと由梨ちゃんはあんたの事信頼してる。けど言えない悩みだってあるでしょ?」
たと・・・
毒「例えば?」
セリフ取んな。
ツン「例えば・・・恋の悩み、とか」
人差し指を立ててありきたりな案を誇らしげに語るツン。
毒「おおー」
蕪「把握した」
ハロ「なぁ、それで本当に合ってるのか?えらくベタだぞ」
蕪「(確かに消防のセリフっぽい希ガス(^ω^;))」
ツン「うっ、うるさいわね!///じゃああんたは何だと思うのよ?言ってごらんなさいよ!」
ハロ「うーん・・・」
今考えて出てくるならとっくに何とかしてる。
ハロ「恋の悩みとか」
ツン「ほら一緒じゃないの」
ハロ「でも由梨が恋?誰にだろ」
毒「(ドキテカ(*'A`))」
ツン「それこそ知らないわよ」
ハロ「じゃあ・・・」
俺は立ち上がる。
ツン「待って」
が、すぐに引き止められる。
ハロ「なんだよ?」
ツン「まさか、調べる気?そんな野暮な事しないわよね?」
う。
確かに、いささか野暮ったいかも。
毒「ちょっと待った」
その時、何故か毒男が立ち上がった。
毒「俺が行こう」
そして、場が凍りついた。
ツン「はぁ!?あんた、今の話聞いてなかったの!?」
ハロ「これは由梨の問題だろ」
蕪「そんな君に国民栄誉賞」
毒「そんな事言う奴らには調査結果を教えてやらない」
ツン「・・・・・・」
ハロ「・・・くっ」
蕪「気になるんジャマイカ(^ω^;)」
毒「では・・・」
キーン コーン カーン コーン
ツン「あ、予鈴だ」
ハロ「授業の準備しよう」
蕪「漏れも」
マッハで散る。
毒「今日の昼から・・・ってみんな聞けやぁぁ!」
空気読めない奴はこれだから困る。
しかし、その調査結果とやらは流石に少し気になる・・・。
そして昼休み。
みんなの好奇心を満たすために、何てボランティアな事は言わねぇ。
ただ、俺の野心のために!
毒「さ、行くか・・・」
由梨ちゃん調査開始。
蕪「待つお」
振り返ると蕪雲が居た。
蕪「漏れも行くお」
毒「・・・好きにしな」
と格好良く言ってみたかった俺浪漫。
蕪「じゃあやめるお」
毒「工エェ('A`)ェエ工」
蕪「冗談だお。漏れも行くお」
なんなんだコイツ。さすがハロの親友と言ったところか。
毒「ここからが二年棟だ」
蕪「どことなくフローラルな香りがするのはそのせいかお」
それは気のせいかと。
毒「で、由梨ちゃんって何組なん('A`)?」
蕪「そんな事も知らないで来たのかお!」
毒「お前は知ってんのかよ」
蕪「知らんお。けど言いだしっぺがクラスくらい知らないでどうするお!」
し「・・・何やってんですか?」
蕪「うおっ!?」
ろ、六時の方向に女生徒発見!
蕪「な、何だしのたかお・・・驚かすなお」
そうだ聞いてみよう!
毒「ちょっといいかな」
し「なんですか?」
毒「由梨ちゃんの教室ってどこ?」
し「由梨ちゃんは――って由梨に何の用ですか?」
蕪「そんな警戒しなくてもいくね?」
しのたは腕を組んで言う。
し「駄目です。何か怪しいですから」
毒「お前信用ねーのなwww」
蕪「ツンツレだからしょうがないお」
デレが少ない希ガス。
し「とにかく、用があるなら私に――」
ユリ「なにやってんの美佳ちゃん?」
渦中の人物ktkr!!!
し「だだだだめです今出てきちゃ!」
ユリ「え?え?」
しのたは慌てて由梨を教室に隠し、戸を閉める。
そして一息ついて。
し「はい、居ません」
蕪「嘘つくなお!!」
し「帰って下さい」
毒「金は必ず返してもらうからな!」
し「あなたは借金取りか何かですか?」
元バスケ部の強力なディフェンスに阻まれ、俺たちは現場を後にした。
食堂まで退却した俺たちは、飯を食いながら作戦会議をすることにした。
蕪「どうするお毒男」
毒「いや教室は割れた。あとはひたすらストーキングするのみ」
蕪「それは犯罪じゃないかお!ところでビデオカメラは要るかお!?」
反対か賛成かどっちなんだお前は。
毒「それこそ犯罪かと」
蕪「じゃあ要らない方向で」
毒「いや、あったほうがいい。捨てがたい」
ハロ「あれ?」
ツン「どうしたの?」
ツンと仲良く昼食を取っていて、あいつらが居ないことに気付いた。
ハロ「まさか、本当に調べに行ったんじゃ・・・」
ツン「はぁ。あきれるわね」
ハロ「ま、でも悩みが何だかわかって良かったよ」
ツン「・・・そうなの?」
ハロ「なんだよ『そうなの?』って」
ツン「気にならない?」
ハロ「少しは。だけど、話したくない事なんだったら、無理に話して欲しくないし」
ツン「ふーん。優しいのね」
ハロ「まあな」
しかし・・・。
『おにいちゃんは平気なの?』ってどういう意味だったんだろう・・・?
恋の悩みなんかじゃないってことぐらい、初めからわかってたんだけど。
毒「時は満ちた」
蕪「ビデオカメラもばっちりだお」
俺たちは再び捜査を開始した。
毒「でも本来の目的と離れてきてる気がするのは俺だけ('A`)?」
蕪「お前だけ。ガチで」
ガラ・・・
教室の戸が開く。
とっさに物陰に隠れる俺たち。
毒「(由梨ちゃん発見)」
蕪「(了解。電源ON)」
由梨ちゃんはこちらに気付かず、ボーっと空を見ながら廊下を歩いている。
どこに行くつもりだろう?
チト「おい」
毒&蕪「(;'A`)(;^ω^)!!?!?!!11」
は、背後に強敵発見!
し「こいつらです、智途先輩!」
蕪「通報されますた」
チト「まさかと思ってきてみたら、お前らという奴らは白昼堂々・・・」
蕪「ち、違うお!これには深い事情と愚かな下心、そしてほんの一つまみの青春があるお!」
毒「何言ってるんだおまい」
非常にやばい展開。カメラ回ってるし。
し「罪深いので死刑」
毒「そんな莫迦な!」
チト「バカはお前らだ」
蕪「むしろおk・・・ウボァー!」
智途の蹴りが蕪雲を直撃、吹っ飛んだ蕪雲は壁に激突してずり落ちている次第であります。
チト「ふん・・・次はお前か?」
俺はその時頭の中で『やばい』と、十二回は思いました。
毒「なんてったってこいつサd・・・バカぬぅぁー!」
がはっ!
し「ありがとうございました、先輩」
チト「私は悪代官御用達の用心棒か何かか?」
ち、違うのか・・・?
ぐふっ
ユリ「もー!美佳ちゃん!UFOなんか飛んでないよ!?」
し「そーですか?ボクは見たんですけど・・・」
チト「(今どきUFOに騙されるのかハロの妹・・・)」
ハロ「で、何でそんなにボロボロなんだお前ら」
放課後。
俺とあきれた二人組は教室でようやく合流した。
蕪「ビデオカメラ没収されたお」
毒「手ごわい敵だった」
言ってることが全然わからん。
ハロ「とにかくビデオカメラというのはいただけない」
毒「そうやってモテ組は上から見下すがいいわ」
蕪「だが光がある限り、闇もまたあるのだ・・・」
魔王ですか?
ハロ「恋の悩みなんかじゃなかったろ?俺にはわかってた」
毒「え?」
ハロ「あれは違う悩みだって、俺にはわかる」
毒「もっと早めに悟れ!」
ハロ「いや、初めからわかってたんだけどな。確証は無いし」
蕪「じゃあ漏れたちは単なる噛ませ犬だったのかお!?」
ハロ「言い方は悪いが」
蕪「それもまた良し!」
流石はVipper。
毒「なんだ。恋の悩みじゃないなら何でもいいわ。なんか気ぃ抜けたから帰るノシ」
ハロ「あ、ああ」
あいつを見てると労いたくなってくるな。
・・・いや、それより。
ハロ「由梨」
ユリ「おにいちゃん!?」
由梨は周囲を気にしながら、廊下に居る俺の元へ駆け寄ってきた。
ハロ「よぉ」
ユリ「『よぉ』じゃないでしょ?部活は?」
ハロ「あんなもんサボる」
ユリ「ダメだよ、そんなの」
ハロ「由梨」
ユリ「・・・?」
ハロ「帰ろう」
ユリ「え・・・」
由梨は、再び周囲を気にする。
気にするほど多くの人が教室に残っているわけじゃないのに。
ユリ「じゃ、帰ろっか」
由梨はいつものとおり、明るい笑顔で応えた。
――特に、特別な話をしたわけじゃない。
いつもと同じ帰り道。
日が長くなったね、とか、弁当が上手かった、とか、他愛無い会話をした。
いつもどおり、いつもどおりに。
いつもどおりにしたいんだな。
由梨はいつもどおりをしたいんだな、と思った。
俺に余計な心配をさせないように、だと思う。
だから俺もそれに付き合う。
俺はあえてそれに耐える。
俺のそんな様子に、由梨は気付いてしまわないだろうかと。
俺は他愛無い会話と笑顔でそれを覆い隠す。
もしかしたら由梨は悩みを自分で解決しなきゃいけないと思っているのかも知れないけれど、
俺はやっぱり、悩みは相談して欲しいから。
だから、特別な話をして帰ったわけじゃない。
そして、俺たちはそのまま帰宅した。
ハロ「ただいま」
ユリ「ただいまー」
由梨は一足先に靴を脱いであがった。そしてすぐに振り返って、
ユリ「おかえり、おにいちゃん」
と言った。
ハロ「・・・なんじゃそりゃ」
思わず笑みがこぼれる。
夕飯を終え・・・。
俺は後片付けに、食器を洗っているところだ。
その間に由梨は先に風呂に入っている。
間違っても襲いになんて行きませんからご了承下さい。
誰に言ってるんだ俺は?まぁいいや・・・っと。
最期の食器を置き、水を止める。
途端に静寂が広がり、リビングに誰も居ない事に気付かされる。
由梨はいつもこんな所で俺の帰りを待っているのかと思った。
タオルで手を拭き、エプロンを脱ぎ、俺はソファーに寝そべる。
あ、シャワーの音が聞こえる。
・・・・・・。
間違っても襲いになんて行きません。
ガチャ
ユリ「お風呂開いたよ、おにいちゃん」
ハロ「ああ、今入――」
何故か上半身下着姿のままの由梨。
ハロ「パジャマ`!着ろ早く!」
ユリ「だって最近暑くなってきたし」
ハロ「でも風邪引くぞ!気化熱とかそういうのがやばいから着ろって言うの俺は!」
決して俺の理性が持つかどうかがやばいというのではなくて。
ユリ「・・・わかった。着る」
ハロ「わかればよろしい。じゃ、俺風呂入ってくるから」
ほら見やがれ。
あっという間に寝室だ。つまりお風呂シーンは過ぎた!
がっかりだな!ホント、俺にはがっかりだよ畜生!
・・・何言ってるんだ俺は?健全な男子高校生である俺が何言ってるんだ?
無駄にテンション上げたところで仕方が無い。眠れなくなるからな。
さ、寝ようか。
コンコン
どう聞いても空耳です。本当にありがとうございました。
ユリ「・・・寝てるの?」
ハロ「・・・起きてるよ」
俺は無視するという罪悪感に勝てずにそう答えてしまった。
ガチャ
ユリ「・・・やっぱり、悩み聞いて欲しくて」
ハロ「いやまず明かり点けた方がよくないか?全然見えない」
由梨がベッドに座ったような感覚があった。
ユリ「私たち、兄妹なんだよね」
ハロ「ああ」
由梨は掛け布団をめくり、ゆっくりと布団に入ってきた。
ハロ「な、何やってんだ出ろ!」
ユリ「・・・やっぱり・・・」
途端に由梨は泣き出してしまった。
ハロ「お、おい・・・」
ユリ「わっ、私たち、血は繋がってないんでしょ?なんでダメなの?」
ハロ「・・・わずかには繋がってるんだよ」
ユリ「そんなの嫌!」
ハロ「わがまま言うんじゃない」
ユリ「両親だってもう居ない。誰も見てないよ?おにいちゃん、好き」
ユリ「お願い・・・」
由梨は涙目で懇願する。
しかし、俺はそれを受け入れてはならない、由梨を汚してはならない、と思い続け、拒み続けた。
由梨の想いだけを受け入れ、それ以上は無くて、あとは由梨が他の人を向いてくれるのを待つだけだった。
それでも俺しか見えないようだったら、ここを離れる覚悟でも居た筈だった。
ユリ「ん・・・///」
俺は静かに唇を重ねた。
由梨は以前のように、腕を首に回し、より深いキスへと俺を導いた。
興奮しているはずなのに、悲しくて、悲しくて、忘れようとして、必死にしがみついている感じすらあった。
俺にはどうしていいか分からなかった。
壊れそうだった。大声で叫びながら外へ駆け出し、涙を枯らし、そのまま消えて無くなりたかった。
それは三つ目の選択肢だった。実際にあるのは二つ。
・・・もう仕方なかった。
ユリ「んっ!///」
俺は由梨のパジャマのズボンに手を差し入れ、パンツの上からそれをまさぐった。
ユリ「ぷは・・・///」
由梨の腕が緩んだのを見計らって、俺は布団にもぐりこみ、やや乱暴にそのパンツを下ろした。
・・・完全に、犯しにかかっていた。俺は、その割れ目を舌でなぞりだした。
ユリ「やっ、やぁ、おにいちゃん・・・そんな所・・・!///汚いよ・・・///」
由梨は体をよがらせ、秘所から液を垂らす。
ユリ「おにい・・・!そんな所、なめちゃやめぇ・・・///」
何かデジャヴを感じた気がした。
俺は舌で体をなぞり上げていき、ゆっくりと首筋まで向かった。
そしてその胸を片手で堪能し始める。
ユリ「ん、んん・・・///はぁ、もっと・・・ぁぅ・・・///」
竿が疼き、我慢汁が出ているのがわかる。もう、我慢できない。
俺は起き上がり、パンツをズボンと一緒に下ろした。
ユリ「あ・・・///」
由梨はそれを見つめていた。暗闇に慣れた目がその顔を捉えた。
ユリ「おにい、ちゃん・・・?」
それでも俺はためらった。
今更。ここに来て。それでも尚。
ユリ「ん・・・あ!ああ、あああぁっ!///」
ハロ「・・・くっ」
俺は負担を掛けないよう、ゆっくりと、侵入した。
ユリ「お、おにいちゃん・・・入ってるけど・・・痛い・・・」
ハロ「!」
俺は腰を引こうとした。
ユリ「う、ううん、いいの。お願いだから、もうちょっと中に居て・・・///」
ハロ「・・・ああ」
無意識に腰が動きそうになるが、それは我慢する。
ユリ「ん・・・ぁぁ・・・///」
由梨の中はじゅるじゅるとうごめき、俺の理性を侵食していく。
ハロ「っく・・・」
ユリ「おにい・・・ちゃん?苦しいの?」
ハロ「ち、違う・・・」
ユリ「ちょっと、慣れてきたし・・・動きたいなら、その、動いて、いいよ///」
甘美な誘惑が、俺の脳髄を刺激する。
ユリ「私、おにいちゃんなら・・・」
・・・目の前が、霞む。
ユリ「あっ、あっ!おにいちゃん、やあっ!///」
ハロ「はっ、はぁ、はぁ・・・!」
ユリ「んっ、んん!は、早・・・!///」
ハロ「はぁ、由梨・・・由梨!」
ユリ「あぅ、おにいちゃ、あっ・・・んん!///」
で、出る、出したい、このまま出したい・・・。
出・・・え?
ハロ「は・・・」
ユリ「はぁ、はぅぅ・・・///・・・?」
俺・・・?
ハロ「・・・ぁ」
ずる・・・
俺・・・いつの間に・・・挿れてたっ・・・け?
ハロ「ぅあ・・・!ああああああっ!?」
ユリ「おにいちゃん!?」
ベッドから転がり落ちる。
ハロ「俺、何やって・・・!ゲホッ、ゲホッ、ガハッ・・・!」
ユリ「だ、大丈夫!?」
ハロ「ご、ごめん由梨!ごめん!ごめん・・・ごめん!」
ユリ「違うの!おにいちゃんは悪くない・・・」
ハロ「お、俺、由梨を受け入れたかった!けど駄目だった許せなかった拒絶するしかなかった!」
何で・・・なんで・・・。
ユリ「もう・・・いいの。はじめてがおにいちゃんでよかった。もういいや」
由梨は屈託ない笑顔を見せる。
ハロ「・・・由梨」
ユリ「寝る前に、ちょっと聞きたいの」
ハロ「なんだ?」
ユリ「もし私が義妹じゃなかったら・・・私と付き合ってくれたのかな、って」
ハロ「・・・当たり前だ、バカ・・・」
ユリ「・・・ありがとう」
ハロ「・・・・・・」
ユリ「じゃあ、お休み。・・・おにいちゃん」
ハロ「あ・・・」
バタン
蕪「今週もやってまいりました」
ハロ「『住人のお手紙にSSの登場人物が答えるレス』!」
79「でも名前欄は『質問』のままな罠」
ハロ「ちょwwwもういいからwwww」
蕪「このやりとりもテンプレですッッ!そんな事よりゲスト」
ハロ「由梨しか居ないだろ」
ユリ「なんか引っかかる言い方」
(´・ω・)つ[]<ずっと気になってたんだけど、渋沢さんと雪姉って知り合いなの?ドキテカな仲?ww
79「渋沢さんは雪姉の部下by智途編」
ユリ「何の仕事してるの?」
蕪「漏れも気になる」
つ[]<ハロがいなくなったら?
ハロ「ねーよww」
蕪「その時は漏れが立派に主役を務めr」
つ[]<前スレでも聞いたけど、本編のキャラ(毒男とか)メインで投下してもいいですか?
79「『智途と蕪雲がやっちゃう』とかの禁忌を除けば基本的におk」
蕪「ちょっと待てなんでそれが禁忌なんだお(#^ω^)ピキピキ」
つ[]<そういえばハロって何年生だっけ?
ハロ「三年。由梨としのたんは二年。大学付属校」
79「その名は熾惺学院」
つ[]<雪花さんが次にハロを食べに来るのは何時頃になりますか?
79「十時ごろ。これガチ」
ハロ「由梨、戸締りを厳重に」
ユリ「わかった」
蕪「んな家行かずに漏れの家にカモンカモn」
めきょっ
つ[]<お久しぶりです。ウィッシュを意味もなくシバきに行きますが。構いませんね?
79「裏ウィッシュにシバき返されるに五億j」
ユリ「五億!?」
79「あっという間に屈服させられて罵られて見下されて足で扱(ry」
蕪「おっきした」
つ[]<これはもうツンが変身するしか…これはもうハロが覚醒するしか…
ハロ「ツンが変身?」
79「ハロ覚醒はマジ幻のルート」
蕪「ツンが変身するとすべてのテクニックが二倍になr」
ごばっ
ハロ「見ちゃ駄目だ由梨」
つ[]<ろくに保管庫も作れない俺を許してください
ハロ「だって。来いウィッシュ」
ウ「え?うん、許す」
ユリ「こんな簡単でいいんだ・・・」
つ[]<僕のゲルググをウィッシュにあげます><
79「いらないって言ってた」
ハロ「ちょwwww」
つ[]<前スレの作品がまた読みたいんですが、保管庫とかできる予定はなし?
79「保管庫の予定は当方は無いっす。・・・まぁできたらできたで差し入れなど用意させていただきますよ」
ハロ「とフリ○ザ様が声高におっしゃられております」
ユリ「保管庫って何を保管するの?」
79「そりゃおまいらのエチシーンを事細かにh」
(殴られました・・・続きを読むにはここを押してください)
GJでした!
ウィッシュ編と由梨編はセツナス(´・ω・`)だがそれがいい。
つ[]<これからのSSは人気投票順になるんですか?
あと、つ[]<裏ウィッシュコワスwwでもwktk
GJ!早くも続きが楽しみです。ウィッシュ・ユリが話としては、一番進んでるのかな?
つ[〕
>>79getおめ
このスレ活気でてきたなあテラウレシス
つ≡◯安西先生、ウィッシュ以外のキャラを責めるハロが見たいです!
つ[]<蕪雲とチトの漫談マダー?
そして最後に79ゲットと。実にうまく計画された合理的な投下だな。
何はともあれGJ!
個人的には用心棒なチトにドキドキなんだ。
ところでみなさま「ツンの すごいフェラ(前スレより引用)」には需要ありますか?
誰よr(ry…ミス
最近オレが寝た瞬間に投下されることしばしば
針の穴を通す79氏の瞳に完敗
ユリ編も重いな…エロゲ作れるよ、コレ
仕方ないとはいえ、ツン編はなかなか進まない気配
前スレで騒いでいたがフェラはクリスマスの時にやってると見返して気付く。
需要はある。主にオレの
つ[]<ウィッシュ触手プレーは必須。むしろリバースウィッシュが触手でハロを………(字がかすれて読めない)
モウイチマイ…ダスナライマノウチ…
つ[]<ハロへ ユリをちゃんと守ってあげて
(´・ω・)つ[]<僕のウッシュをゲルググにあげます><
(´><)
79氏GJでした、しかし重い…。
そんな重さを無視するべく!
つ[]月の満ち欠けでエロくなったりならなかったりとかどうでしょう?
(主にウィッシュや雪花さんなど)
それなんて狼男(女?)
89 :
604:2006/06/05(月) 19:59:02 ID:r+T2+5Sx
79氏GJです。
79氏のようなSSを書きたいです。
では〜投稿します。
「あれ?」
ナノが声をあげる。
その視線の先には長岡か。一緒に居る女性は誰だろう。
向こうもこちらに気づいたようだ。俺たちがその場に止まっていると近づいてくる。
「たしかハロのクラスの伊水士と、えっとえっと」
「副主だ。長岡だよな」
「そ。んで、こっちが姉の」
「雪花です。よろしく。副主くん。伊水士さん」
ふぅん。長岡の姉か。姉?あれ。
俺はとっさにナノを背中に隠す。
「な。なに?」
「いや。えっと。とりあえず、そこに居てくれ」
あんまりナノに近づいて欲しくは無い。
アレが正しければ長岡の姉は危険だ。
「あら。嫌われちゃったかしら」
雪花さんは頬に指をあてて首をかしげる。
「二人になんかしたんじゃないの?」
長岡が雪花さんを睨む。
「何にもしてないわよ。初対面だもん」
「そっか。なら、なんでだ?」
ひょっとして、雪花さんって悪い人ではない?
やっぱりアレはフィクションなんだろうか。
「あ。江口だ!」
「どこだ、おい、どこにいる」
俺の声に反応したのは長岡だけ。雪花さんはそんな長岡をほほえましい目で見てる。
む。江口の名前に反応しないってことは、本当の雪花さんは無害っぽいな。
「おい。どこだよ」
「悪い見間違えた」
長岡は舌打ちして俺を見る。
悪かったな騙して。
「ねぇ。副主くんたちはどこへ行くの?」
「俺たちは映画です」
「へぇ。デート?」
雪花さんが目を細めて俺たちに聞く。
「デートなのか?」
「今までも二人で映画なんて何度も来てるし。違うんじゃない?」
「だよな」
恋人同士になったとはいえ、俺とナノの行動は今までとほとんど変わらない。
デートと言われても、遊園地も動物園も水族館も、二人で行ったことがあるからあまり実感がわかない。
「じゃあ、私たちもご一緒していい?」
「へ?」
雪花さんの言葉に一番驚いたのは長岡だった。
「ちょ、それはさすがにまずいだろ」
「俺はいいよ。なぁ、ナノ」
「うん」
「じゃあ、決まり。さ、行きましょう」
雪花さんが先頭を切って歩く。
「悪いな」
「いいよ。長岡たちこそ用事あったんじゃないのか?」
「私たちはただの散歩。あと、私のことはチトでいい。伊水士もそう呼んでくれ」
「じゃあ、私のこともナノって呼んでね」
「ほら。早く早く。映画、始まっちゃうよ」
雪花さんが俺たちを呼ぶ。
けど、雪花さんは俺たちが何を見に来たか知ってるのか?
映画が始まる。
俺たちが見に来たのは、最近話題の海猿。
公開から時間がたっていたが、人の入りがすごかった。
4人並んで座れなかったため、俺は3人の後ろの列に座った。
俺の前にチト。その右に雪花さん。さらに右にナノと言う風に座っている。
開始10分。
ん?ナノの様子がなんか。身をよじってるような?
トイレでも我慢してるんだろうか。
ま、アイツもガキじゃないし。俺は映画に集中するかな。
「雪花さん。そこ、違います」
私の太ももを雪花さんがゆっくりとした感じで触っています。
最初は肘掛に置いたコーラを探しているのかと思ったけど、どうも違うみたい。
「声出すと、周りに迷惑かかるわよ」
雪花さんが私に耳打ちを。
絶対にわざとだ。
「やめてください。チノだって隣りにいるのに」
「この子は映画とか入り込むと最後まで帰ってこないから平気。ふふ。綺麗な肌」
その手がスカートの中へ。
「ダメ。そこ・・・あ」
私は両手で押さえているのに、片手で簡単にスカートを上げられて。
え?あ、嘘。えぇぇ。
「可愛いわ」
口を手で押さえて、声が出そうなのを我慢。
雪花さんの手が下着越しに私の大事なところを。
「も、もうやめてくだ。ぁっ」
手が離れたかと思うと今度は胸に。
「止めて欲しい?」
私が何度もうなずく。
「じゃあ、副主くん。食べちゃっていいかしら?」
「え?」
「彼、まだ女を知らなさそうだし。美味しそうなのよね」
「・・・ダメ。公人に手を出さないで」
雪花さんがこちらを見てニンマリと笑みを浮かべる。
彼女が何を言いたいのかわかるけど、でも、それもダメ。
「じゃあ、続きしましょう」
「んっ。ぁっ」
雪花さんの手が下着の中へと。
まだ、公人にも触ってもらってないのに。
あ、あ。ダメ。そこ。んっっっ。
「クリトリス。大きくなってきたわね」
「ゃぁ」
なんで。嫌なのに、嫌なのに、気持ちがいいなんて。
これ以上されたら。
「一人でするよりいいでしょ?」
「・・・よくない」
とは言ってみたものの、もう、だめ・・・
あ。え?
雪花さんの手が止まった。
「どうしたの?私の顔なんて見て」
「な、なんでもありません」
「最後までしてほしい?」
「・・・欲しくない」
「そ。じゃあ、これでおしまい」
うぅ。なんで、なんでこんなに切ないの。
でも、雪花さんにいかされるくらいなら。
私は回りに迷惑をかけていると気づきながらも席を立つ。
そして、早足でトイレへと駆け込む。
「あ・・・こんなに」
下着を下ろすと、白い布に大きな染みが出来ていた。
初めて会った人でこんなになるなんて。
「ナノちゃん。大丈夫?」
個室の外から、この声は。
「雪花さん?」
「あたり〜。ひょっとしてもうオナニー始めてた?」
「し、してません。そんなこと!」
「お姉さんが続き、してあげようか?」
「いりません!」
「彼には言わないでおいてあげるから・・・ね」
こんなことしておいて。何を今更。
あ。真後ろじゃないけど、後ろに公人いたんだった。気づかれてないよね?
「結構です」
私は気持ちがわるいけど、濡れた下着を上げる。
スカートをととのえ個室から出た。
「あら?」
体のうずきは収まった。
こんな人にいかされてたまるもんですか。
「ん〜。残念」
「雪花さん。貴女には絶対に私も公人もあげませんから!」
トイレを出た。
・・・公人が悪いんだ。私を・・・欲求不満にさせておくから。
「ん〜。面白かった」
「うぅ。ひっくひっく」
チトが俺の前の席で泣いている。
けど、言うと誰かんみたく殴られたりしそうだからやめておこう。
「さって。っととと、ナノ?」
通路に出た俺の腕をひっぱるナノ。
「どした?」
「早く出よ」
俺の意思は無視して外へと向かう。
あ、チトと雪花さんに挨拶してないや。
「どうした?途中で席をたってたみたいだけど、体調悪いのか?」
「全然。健康体そのものよ」
「ん?」
「だから・・・だからあれだって・・・私の意志じゃなくて・・・」
???
ナノが顔を真っ赤にして俺を睨む。
「あの人より下手だったら、絶対に許さないんだからね!!」
「は?はぁ?おい、ナノ。なんのことだよ」
「知らない!」
おいおい。一体何があったんだよ。
「ねぇ、チト」
「ん?」
私は確認したいことがあって、休み時間にチトをたずねた。
「昨日の・・・お姉さんってあれが地?」
「へ?あぁ、昨日はちょっと賭けやっててさ。一日おしとやかにするって。負けたなぁ」
じゃあ、アレが地なんだ。
「なんで?」
「なんでもない。あ、昨日先に帰ってゴメンね」
「いいけど」
「じゃあね」
絶対に雪花さんの毒牙から公人を守るぞ!!
雪花さんを出してみました。
この人、思った以上に動かしにくくて難しかった。ちょっと気を抜くとやりすぎて。
79氏は本当に凄いと思います。
次回で『純』編が完了。その後は、シリアスと笑いとエッチの作品にしたいと思ってます。
では。また。
96 :
51:2006/06/05(月) 20:41:49 ID:PKhNOB8b
今携帯で作ったHPをPCで更新させるという荒業を使ったんだが
今日作り始めたばかりなので何がなにやらわかめです
色々と<BR>等を教えてください
そしたら保管庫作れますので
97 :
51:2006/06/05(月) 20:55:50 ID:PKhNOB8b
気付けばリアルタイムで投稿をされていた
GJではないですか
98 :
51:2006/06/05(月) 21:06:14 ID:PKhNOB8b
連続投稿すまない
そして全然リアルタイムじゃないぞ
騙されたジャマイカ
ちょwww雪姉なにやってんたwww
棚!…スマン携帯からなんだ。改めてGJ。
妙に黒い雪姐さん萌え。責められつつも健気に対抗心を燃やすナノたん萌え。
雪姉wwwww
チノ→チトだよな?
誤字がどうしても気になる俺は負け組orz
>>51 タグから作るのか……?ジオシティー?
>>102 単にこのスレにコピペするってことじゃね?
>>102 ジオシティーはやめたほうがいいぞ。
某エロパロの保管庫がエロ禁止という規定でつぶされた。
保管庫作るならFC2あたりがオススメ。
105 :
51:2006/06/06(火) 06:58:06 ID:PgIoFUZc
ジオシティもFC2も知らない
106 :
604:2006/06/06(火) 07:49:29 ID:xHXnmH+p
>>101 誤字が他にも何箇所かありますね。
いえ、指摘していただいてこちらも・・・精進します
まとめサイト、作ってもいいですよ。
簡単なのでよければ、携帯では大変でしょう。
もし被ったら消しますし。今日の夜にでも。
108 :
51:2006/06/06(火) 18:08:47 ID:PgIoFUZc
109 :
604:2006/06/06(火) 20:03:55 ID:xHXnmH+p
110 :
51:2006/06/06(火) 21:08:16 ID:Uqy5qJy/
ナイスです
ありがとうございます
すぐさまブックマークしました
111 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 21:19:22 ID:F9foBTXA BE:422697784-#
>>109 そうか自分は本当は521だったのか。
ありがとうようやく真の自分を取り戻したよ。
それはそうと乙。質問集までばっちり補完できてるあたりさすがですな。
初めの人が無視をしたのはいけないと思うが
593氏が消えたのがショックだ
始めの人?
初めの人
あの幼少期書いた人
ミス幼少期書いた人の後の3人
俺のアドレスかっこいいことになってた
つω<ハロとユリの両親てどうなったの?
最初はいたみたいだけど
121 :
前スレ598:2006/06/10(土) 20:43:05 ID:fP9n0Ffb
じーじぇー
そういえばウィッシュて金髪だったな
つ[]何か関係図みたいなの欲しいです
>>121 GJ!!ウィッシュはやっぱりカワユス(;´Д`)
79氏のイラストもショートっぽいけど、自分の中ではウィッシュの髪は長め。軽くウェーブ。
つ[]<保管庫への差し入れwktk
→好き
⇔両想い
≠ライバル
ハロ⇔ツン⇔チト⇔ユリ⇔ウィ
↑ ↓
74≠毒→蕪≠頭脳は大人、体は子供
たぶんそれは違うんじゃないか?
と思う
>ツン⇔チト
でもこの辺りが良いよな。
>>124 何から何までおかしすぎて、どこから突っ込めばいいのか…
>125の謙虚なツッコミに笑ったww
128 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 15:38:41 ID:0sYaI50q BE:132093252-#
今週はやけに長く感じたな…
つ[]<起爆符
つ[]本当の関係図欲しいです
週末になるにつれて元気が出てくる
そして月曜日にここに来て一週間分のエネルギー充電
今週オレは…いったい何を支えに生きればいいんだ…
もう限界…寝るお…
夢で…逢おう…
死ぬ
二部生でよかった……。
おやすみ……。
風邪を引いてしまいました。ヴァカでも引くんですね
保管庫作っていただけて光栄
しかし 差し入れも無く手ぶら手ぶら手ぶらぶら申し訳なくorz
>131-135
生`
>由梨編オモス
明けない夜は無いのさ
>604氏
保管庫乙( Д)゚ ゚
いろいろドギモを抜かれたよ。「えっとえっと」とか「そ。」とか「なら、なんでだ?」とか(ry
例えば前述の場合「(なし)」「ああ」「そんな筈無いだろ」・・・ごめん、智途「お気に」なんだ。つい
イメージとしては智代に近い話し方なんだけど・・・
雪花さんは暴走しまくればいいよ(゚∀゚)エロ分Max!
>83
ツンよりウィッシュのほうがうま・・・
うわなにをするやめ
>84
エロゲ化未定
>96
熱意は買う
>121
保存した
>124
もうわけわかんねえwww
>130
まだ月曜だからセーフだよね?だよね?
雪「本当に、智途は巻き込まれないで済むんでしょうね?」
サングラスを手に取り、意味も無く問う。
渋「ああ」
こいつの返事なんか当てにできない。
渋「甥と家族に誓おう」
雪「私の妹に誓いなさい。約束し・・・やっぱりいらない」
だから無意味だって。
大きな流れの中では、私もこいつも変わらない、無力な存在なんだから。
無力な存在で終わる気は無いけど。
ハロ「なあ」
ある日曜。
俺は暇だったので、智途の家に遊びに来ていた。
雪花さんは外出中らしい。
チト「何だ?」
ハロ「雪花さんって、何の仕事してるんだ?」
俺は逆立ちしながら尋ねた。
チト「・・・私もいつも聞くんだが、はぐらかして答えてくれないんだ」
ハロ「嘘は上手そうなのにな」
何やってるかはわからないけど金持ってくるっていうのは何か嫌な話だよな。
まさか、人には言えないお仕事ですか?
ハロ「雪花さんが人に言えないことって、なんだろう・・・?」
と、何気なく呟いた。
チト「なんだその言い草は。姉さんにだって羞恥心はあるだろ」
ハロ「お前もなかなか酷いぞ」
チト「む・・・」
言葉に詰まる智途。
ハロ「おい」
チト「?」
ハロ「早く突っ込んでくれ。頭に血が上ってきた」
血が上ってるけど、逆立ちしてるから血が下がってきたと言うんだろうか。
チト「すまん、健康法か何かだと思っていた」
・・・ダンッ!
上手く動くことができず、そのまま後ろへ仰向けに倒れこんでしまった。
チト「だっ、大丈夫か!?」
視界が狭い・・・。くらくらするぜ。
ハロ「俺も、もう限界かな・・・」
チト「意味不明な行動で限界を見るな」
さて。
ハロ「智途」
チト「どうした?」
ハロ「どこか行くか」
チト「・・・ああ」
ハロ「気が乗らないのか?」
チト「そ、そんな事は無い!けど、私なんかと行っても楽しくないだろ」
ハロ「そうか?俺はお前のどうしたらいいか分からなくて困ってるような顔が可愛くて好きだが」
チト「かっ・・・!///あ、悪趣味な奴だな!」
ハロ「はっはっは。もっと褒めて」
チト「く・・・///」
ハロ「どこ行く?花屋とか?」
俺たちはまだ智途の家でグダグダしていた。
チト「そんなファンシーな気分じゃない」
ハロ「某有名百貨店とか?」
チト「なぜ店名を伏せる」
ハロ「・・・あっ!」
俺は飛び起きる。
チト「何だ?いい案が浮かんだか?」
ハロ「遊園地!」
びし、と智途を指差す。
チト「・・・・・・」
ハロ「・・・・・・」
チト「・・・は?」
反応が遅い。
ハロ「いかにもデートって感じがするだろ?」
チト「ああ、まぁ・・・///」
ハロ「行った事無いだろ?遊園地」
チト「失礼なことを言うな。小さい時行った記憶がある」
ハロ「今となってはいい思い出です」
チト「勝手に終わらすな。どうせ、アトラクションを前におろおろする私が見たいんだろ?」
智途はため息をつく。
ハロ「想像もつかないけど見たい」
チト「しないからな」
強情な。
ハロ「じゃ、行くか」
俺は立ち上がる。
チト「いっ、今から行くのか?」
ハロ「ああ」
時刻は二時過ぎといったところだ。
ハロ「あ、そうか。雪花さん、家の鍵持ってないとか」
チト「いや、どこからでも入ってくるから心配ない」
空き巣か?
チト「そういうことじゃなくて、帰りは夕方になるんだろ?」
ハロ「・・・夜の遊園地って大人だよなー」
と示唆してみる。
チト「よ、夜の?」
ハロ「何スケベなこと考えてんだ」
チト「考えてない!///もう、なんですぐにそういう話につなげるんだ」
それがあっしの性分でして。
チト「着替えてくるから待ってろ」
手伝おうか?と言おうとしたが、ふっと雪花さんの顔が浮かんできたために言えなかった。
雪花さんでもそう言うだろうからな。
確かに智途をからかうのは面白いけど。
数分後。
チト「じゃあ行くか」
ハロ「スカート長い。やり直し」
チト「何が『やり直し』だ。大人っぽくて気に入ってるんだぞ、このスカート」
待てハロ。許容するんだ。これは脚フェチの俺にとって新たな属性やも知れん。
ハロ「じゃあその方向で。行くぞ」
チト「(どの方向だ?)」
初夏を思わせるような陽気の中、俺たちは某遊園地へと足を運んでいた。
雲ひとつ無い快晴。
ハロ「ちょっと暑いな」
チト「風があまり無いからな」
ハロ「麦わら被って向日葵に囲まれて両手広げてくるくるしたいぜ」
チト「?・・・そうか」
俺の想像が爽やか過ぎてついてこれないと見える。
ハロ「ここで雪花さんに会わなければいいがな」
俺は冗談半分に言った。
チト「・・・ハロ」
ハロ「え?」
チト「姉さんをそんな風に言うのはやめてくれ」
智途は真剣な顔で言う。
ハロ「・・・ごめん」
確かに雪花さんは智途にとって唯一の姉妹だし・・・ちょっと無神経過ぎたか。
チト「姉さんもな、昔からああだったわけじゃないんだ」
ハロ「と言うと?」
チト「真面目で、教養があって、謹まやかで、勤勉で、尊敬すべき姉だった」
ハロ「そうか」
想像できない、ってわけじゃなかった。
小学生だったか中学生だった頃ぐらいに、智途と一緒に居たところを見たことがあった気がする。
その時は特に印象は無かったけど、その眼は。
今みたいに俺が智途をからかって遊んでいる様子を優しく見つめる、あの眼と同じだった。
チト「姉さんは、何でもできた。できたのに・・・なんで変わる必要があったんだ?」
ハロ「・・・今の雪花さんは嫌いか?」
チト「『今』も何も無い。姉さんは姉さんだ」
ハロ「そう思ってるならそれでもいいんじゃないか」
チト「良くない!私はただ、姉さんが隠し事をしているから嫌なんだ!」
智途は地面に向かってそう吐き捨てた。
ハロ「そう気に病むな」
俺は智途の頭をぽんぽんと叩く。
チト「なっ、何をする!///」
とっさに距離をとる智途。
ハロ「少し、軽くなったろ」
チト「?」
ハロ「気が」
チト「あ・・・」
ハロ「ま、そういう事なんだよ」
チト「どういう事なんだ?」
質問する智途の脇を通り抜ける。
チト「無視するな」
ハロ「おグっ」
後ろから駆け寄ってきた智途に脇腹を突かれる。
ハロ「雪花さんは、お前の姉さんだってことだ」
チト「・・・・・・」
智途は納得のいかないような顔をする。
ハロ「まぁ、そんな心配事は後にして遊園地へレッツ」
チト「そ、そうだな。歩き疲れた。電車では座るぞ」
ハロ「無理だな。だって人多いし」
チト「言った側から心配事を挙げるな!」
駅で四つくらい離れたところにその遊園地はある。
昔はそうでもなかったが最近急成長したこの遊園地は、今では海まで続くほどの広大な面積を保有している。
近いといえば近いんだが、遊園地なんてそう来るところじゃない。
アトラクションなんか何があるのかわからないぞ。大丈夫か俺。
まあどうせ智途のことだし俺より数倍疎いはずだ。
チト「でかいな・・・」
智途はその入り口の豪華な装飾が施された門を見上げて言う。
ハロ「悪かったな」
チト「何の話をしている!何の!///」
ハロ「痛い痛い痛いもっと叩いて下さい」
チト「何言ってんだ!帰るぞ!」
それは困る。
ハロ「すいません悪ふざけが過ぎました」
チト「全くだ。先が思いやられるな。まだ入り口なのに」
と、智途はため息をついた。
入場料は(無理して)俺が払い、マップを手に入れた。
何でこんなに高いんだよここ・・・。
マップに目を通していると、あるものが目に付いた。
ハロ「智途」
チト「?」
ハロ「最近のお化け屋敷は怖いんだぞ」
チト「何を突然」
ハロ「お前の古臭いイメージを払拭させるくらい怖いぞ」
チト「お化け屋敷に誘おうとするほうも古臭いような・・・」
ハロ「ちくしょう・・・」
チト「わかった。行けばいいんだろ、行けば!」
ハロ「ああ」
チト「だがお化けが飛び出してきたからといって抱きつかないからな」
ハロ「何言ってるんだお前?」
マジなのかもわからなくなってきた。
ハロ「ほら、行くぞ」
左手を差し出す。
チト「え?」
智途は手を見て、また俺の顔を見る。
やがて、そっと俺の手を握った。
その顔はわずかに紅潮していた。
ハロ「お前さ、処女じゃないんだからそんなにドキドキしなくても」
チト「う、うるさい!ドキドキなんかしてない!さっさと連れてけ!///」
俺は首を傾げ、お化け屋敷へと歩み始めた。
チト「大体、その言い回しも酷いぞ・・・」
確蟹。
ホラーハウス『真由美』。
ホラーハウスというよりスナックか居酒屋みたいな名前がついてるのは何でだぜ?
だが、内装は意外と凝っている。純和風か?・・・広さも結構ありそうだ。
あたりはほとんど真っ暗で天井は見えないし、明かりは青いライトが数個、下から照らすだけだ。
空調の音がやけに大きく聞こえる。
ハロ「ここ、掃除大変そうだな」
チト「やっと喋ったと思えばそれか」
草が繁茂した上にかかる、長く細い橋を渡る。
ハロ「怖いか?」
チト「・・・・・・」
意外な答えが返ってきた。
智途は俯いたまま歩いている。
まさか、智途がこんなので怖がるとは思えないが。
ハロ「なあ」
チト「え、何?」
ハロ「怖いの?」
チト「まだ何も出てないじゃないか」
ハロ「だって、お前さっきから俯いて」
チト「手・・・」
ハロ「手?」
チト「手、つないでるだろ?それがちょっと気恥ずかしくなった・・・というか何と言うか」
ハロ「何だ。そn」
ガサササササッ
ハロ「おわっ!?何だ!?」
草むらに妖怪(?)の気配!
ハロ「智途、お札を」
チト「そんなもの無い」
ハロ「きっとやつら、俺たちを狙ってるんだぜ。仲間を集めて罠を張ろうって魂胆だ」
チト「よく次から次へと思いつくな」
ん?なんか立て札が・・・。
ハロ「『はやく船に乗らないとけっこう死にます』」
それよりこの立て札、いい木使ってるな。薪にするか。
チト「船って、あれのことじゃないか?」
智途が指差す先に小屋と桟橋があり、船らしきものがあった。
ここってこういうアトラクションだったのか。道理で結構並んでたわけだ。
ハロ「行くぞ」
俺は智途の手を引いて小屋へと向かった。
小屋に入る。
ドンドンドンドン!!
障子や戸が外から激しく叩かれる。
流石の智途も少し驚いてるようだった。
ハロ「うるさいな!入ってますよ!」
・・・ノックはピタッと鳴り止んだ。
チト「ハロ、船が無いぞ」
ハロ「え?」
小屋の出口から外を見ても、小屋の先にあった筈の船が無い。
ハロ「・・・これって仕様?」
チト「知らん」
川は、暗闇へと続いている。その先には青いライトも無い。
俺たちは呆然と立ち尽くした。
チト「ハロ。あっちに非常口がある。仕方ないからあそこから出よう」
ハロ「『真由美』ってなんなんだ・・・」
絶対文句言ってやる。
そう思って、草むらを掻き分けて俺たちは『真由美』を出た。
ハロ「おい、係員!」
係「はい?」
ハロ「どうなってんだ!あの船は何だ!って言うか出口はどこだ!」
係「看板にそって行けば出られる筈なんですが・・・失礼ですがどこからお出になられたのですか?」
ハロ「あっちの非常口だ」
係「あちら・・・ですか?」
係員は怪訝そうな顔をした。
チト「私が見つけた。行き止まりになったから、仕方なくそこから出た」
係「それは行き止まりですよ。順路は反対側ですから」
チト「・・・え?」
係「あっちは鍵閉めておいた筈だろうが・・・新入りの管轄だぞ。しょっぱなからヘマしてどーするよ・・・」
係員はぶつぶつ言いながら立ち去った。
ハロ「・・・・・・」
チト「・・・・・・」
ハロ「はい、という事でね」
チト「な、何が『はい、という事でね』だ!」
智途は慌てて俺に聞く。
ハロ「バカだなお前。あれも仕掛けだって」
チト「し、仕掛け?」
ハロ「そ。巧みなトリック。怖かっただろ?」
チト「・・・ちょっと」
ハロ「よしよし。撫で撫でしてやるからこっちに来なさい」
って来るわけ無いけど。
ハロ「・・・え?」
だが智途は、俺にもたれかかってきた。
チト「・・・撫でて、くれるんじゃないのか・・・」
ハロ「あ、ぁあ」
変な所から声が出てしまった。
俺は動揺しつつも、その頭をゆっくり撫でてやった。
俺の中ではありえない状態、妄想し得ないシチュなんですけど・・・?
智途が甘えてくるなんて、薬天が十連勝するくらいありえないと思っていた。
チト「・・・ありがとう、落ち着いた」
智途は体を離した。
チト「・・・お前と居ると、どんな悲劇も喜劇にさえ見えてくるな」
ハロ「それは褒めてるのか?もっと簡単な言葉で言ってくれたらわかるんだけど」
チト「わざとらしいやつだ。・・・お前と居ると、安心する、って・・・///」
ハロ「・・・・・・」
チト「わっ、わかったな?行くぞ!///」
智途は俺の手を引き、早足で歩き出す。
今のって・・・もしかして。
――日が暮れた。
チト「あっという間に真っ暗だ。登っているときはまだ夕方だったのにな」
観覧車の窓からは、夜の都会の風景、天然の電飾が見える。
俺は暗い海を眺めていた。
そして物思いに耽っていた。困る事は何も無いし、悩んでいる事も何も無い。
チト「・・・何、黙ってるんだ?私に夜景を見せて感動させるために乗せたんじゃないのか?」
ハロ「俺は・・・」
チト「夜景、綺麗だぞ」
ハロ「俺は、お前のこと・・・」
今まで饒舌だった智途が、急に大人しくなった。
ハロ「俺は、お前のことが好きだったのかもしれない」
チト「・・・かも、知れないか」
ハロ「もしかしたら仲のいい友達・・・いや、少なくともさっきまでは仲のいい友達だと思ってたんだけど」
俺は思うままに話した。
ハロ「正直、さっきは驚きだった。・・・でも気付いた。気付くの、遅いよな。つらかっただろ」
チト「・・・別に、そんな事無い」
智途の目は潤んでいた。
ハロ「ずっと、俺の事を見ていてくれてたんだな。・・・ありがとう」
チト「何が『ありがとう』だ。本当に気付いてなかったのか?またからかってるんじゃないのか?」
ハロ「嘘じゃない。小細工も難しい言葉も要らん」
俺はそう言って、座っている智途の前に立った。
そして、智途の頬に手を当てた。智途はその潤んだ瞳を閉じる。
俺は、短いキスをした。
直後、智途は俺に抱きついてきた。力強く。その頭を俺の右肩に乗せて。
智途の目から、堰を切ったように涙が零れる。
それも普段の智途からは想像のつかない姿だ。
けれど、今の俺にはその顔が容易に想像できる。
震え、熱、泣き声、それを傍で聞きながら、俺は智途の頭を再び撫でた。
雪「くっそ!禄でもないことになった!」
帽子をテーブルに叩きつける。
渋「悔やんでも仕方あるまい」
雪「まさかあいつらに見つかるなんて・・・!なんとか・・・ならないの・・・」
渋「私の場合を見るようで痛々しい。手なら貸すが」
雪「できれば、智途や遥たちには何も知って欲しくないのよ」
シュボッ・・・
渋「同感、だ。だが避けられない運命かも知れん。二人を逃がせただけでもいい、と思う事だ」
雪「・・・・・・」
俺と智途は智途の家まで戻って来たが、家には明かりが点いていない。
ハロ「雪花さん、帰ってないみたいだな」
チト「もう十時だぞ」
智途はそう言って家の鍵を取り出し、玄関の扉を開けた。
♪オモイドーリニハー イカナイーサー
チト「姉さんから電話だ」
何だ今のは。
雪「ごめん智途。今日ちょっと帰れそうに無いの。夕飯はハロ君でも捕まえて食べて」
チト「何言ってんだ!」
雪「ホント、ごめんね。じゃ」
チト「・・・全く」
ハロ「なんだって?」
チト「今日、帰れないって」
ハロ「ふーん」
チト「・・・泊まるか?」
ハロ「どうしようかな。由梨への言いわけ考えないとな」
何気に肯定してるじゃないか俺。
いや至極当然のように甘美な提案をする智途も悪い。
でもまあ結局、泊まる事になった。
チト「夕飯、どうだった?」
ハロ「うまかった」
チト「本当か?良かった」
二人で一つのベッドに寝ているというのに、ひどくまったりしている。
チト「湯加減は?」
ハロ「俺はあのくらいで丁度いいな。俺入ってる時によく襲って来なかったな」
チト「それはこっちのセリフだ」
ハロ「何。俺は『脱ぐな、着てろ』派だから襲わなかっただけだ。服を着ているからこそ」
チト「何を熱く語ってるんだ」
ハロ「・・・・・・」
チト「・・・・・・」
なんかもどかしい。
いつもなら智途が責めてきて、俺は罵られ足で扱かれてよだれ垂らしておねだりするぐらいの(妄想込)なのに、
今日は・・・しないんだろうか。
そう思っていると、智途は体を向こうに向けてしまった。
ま、いいか。俺も寝よう。
・・・・・・。寝られるわけ無いだろ。
ハロ「なあ」
チト「ひゃっ!?///」
俺は背後から智途の胸を揉んだ。
チト「い、いきなり何するんだバカ!って言うか離せ!///」
風呂上りの体はまだ暖かく、その感触を確かなものにしている。
俺は嫌がる智途を無視してしっかりとおっぱいを堪能する。パジャマの、布の感触が俺は好きです。
チト「や、やめろ・・・///いつまでやってるつもりだ・・・///」
智途は俺の手首を掴むが、そこから抵抗する気は無さそうだ。
高鳴る心臓の鼓動が掌から伝わる。
俺はいつの間にか、智途の体に背後からぴったりと体をくっつけていた。
既に勃ったそれは智途のお尻のあたりに押し当てられていて、擦り付けてしまいそうになる。
チト「ぁく・・・っ///ど、どうする気だ・・・///」
普段がどうの、何て関係無い。
綺麗だ。智途の体は綺麗だ。
俺は智途の体をこちらに向かせた。
チト「・・・///」
一瞬俺の顔を睨んだが、すぐに恥ずかしげに視線を伏せてしまった。
上から覗くと、その胸の谷間が暗闇でもしっかりと確認できた。
そんな俺を智途は見上げて言った。
チト「そんなにこれが好きか?」
ハロ「智途のは、特別綺麗だ」
チト「ふん・・・///褒めればずっと触っててもいいわけじゃな・・・っ!?」
俺はその胸に顔をうずめた。
チト「ちょっ・・・何やってんだ変態!///」
あったかくて柔らかい感触が、顔全体を包む。もうこのまま眠りたい・・・。
チト「もう、やめ・・・ろ・・・///」
顔を上げる。
まだ頬にじんわりとその感触が残っている。
俺は恍惚としたまま、智途を脱がせ始めた。
チト「あ・・・///」
もう何でもいい。挿れたい。繋がりたい。一緒になりたい。
俺は屹立したそれを取り出し、智途にあてがった。
俺は、既にぐしょぐしょに濡れていたそこにゆっくり挿入した。
チト「んっ・・・あっ、ああっ!///」
潤滑油で満たされていたため、そこには容易に到達できた。
チト「ハロ・・・///」
智途はその足を俺に絡め、さらに首に手をまわしてくる。
おっぱいが押し当てられ、俺の胸板でふにゃりと潰れる。
俺は智途にしがみつかれたまま、智途の上にかぶさった。
仰向けになっても、智途はとろんとした目で俺を見つめている。
後は何も要らなかった。
チト「あっ、は、早いぞ、バっ・・・あっ・・・///」
ハロ「智途、智途ぉ!か、可愛いよ、智途」
チト「あ、ぅ・・・///な、何、・・・あぁっ!///」
きつくてぬるぬるの襞は俺の理性を完璧に奪い、俺は智途の体の虜になっていた。
ハロ「はぁ、智途、智途ぉ・・・」
狂ったように動き続ける。
チト「ん、んあっ・・・あ、駄目、だ・・・そ、そろそろ・・・限か・・・ぃ///」
最後に、俺は大きく突き上げた。
チト「あ――!く、ぁっ、あ、は、はぁ・・・///」
俺はたくさんの精液を、智途の中に注ぎ込んだ。
チト「ぁ・・・ぅ・・・///」
智途は焦点の定まっていない目で天井を見ている。
俺は焦点どころか昇天した感じで、そのまま倒れて気絶しそうだった。
智途を下敷きにしてはまずいので、限界のところで耐えているけど。
力が抜けたのか、智途は俺の体を開放した。俺はようやく智途の右側に倒れることができた。
ハロ「智途・・・好きだ・・・」
俺はそう言い残して、気絶した。
朝まで気絶していた。
おんもではチュン吉がチュンチュンしている。
壁掛け時計を見る。・・・四時半ぐらいだ。
すぐ傍に、智途の寝顔があった。
安らかな寝顔だった。
ハロ「帰るか」
い、いや。後片付けもしないで寝てしまったから・・・。今考えると最低だな。
しかし見る限りは異常無しだ。プチ罪悪感。
ハロ「じゃ、俺帰るから」
眠っている智途に言った。
さて、由梨になんて言いわけしよう。
そう考えながら家路を歩いていると。
雪「あら?ハロ君、こんな朝早くに散歩?」
突然、雪花さんが十二時の方向から現れた。
ハロ「ええ。まあ。日課でして」
雪「ふふ。そう、がんばってね」
雪花さんはそれだけ言って、俺と擦れ違った。
完全に嘘だとばれたよな。
この分だと、何か由梨への言いわけもうまくいかないような気がしてきた。
いつもうまく言ってるようでばれてる感じだが・・・。いっそ、開き直るか?
蕪「今週もやってまいりました」
ハロ「『住人のお手紙にSSの登場人物が答えるレス』!」
79「もう誰も覚えてないよそんなコーナー名」
ハロ「愕然とした。ゲスト智途」
蕪「待ってまし・・・ぶへぉあ!」
チト「ハロ、ハンカチ。手が汚れた」
ハロ「手って言うか拳だろそれwww」
(´・ω・)つ[]<これからのSSは人気投票順になるんですか?
79「書きたいやつを書くさ」
チト「でもリクエストには甘いじゃないか」
ハロ「ツンデレ乙」
つ[]<裏ウィッシュコワスwwでもwktk
79「ウィッシュの性格に-1を掛けたのが裏ウィッシュさ」
ハロ「でもwkt・・・」
チト「ハロ?」
ハロ「すいませんごめんなさい」
つ[〕>79getおめ
79「信じないかもしれないけど実は狙ってなかったんだよ」
蕪「でも本当は↓」
渋「残念、私のおいなりさんだ」
ハロ「どこから入ってきた」
つ≡◯安西先生、ウィッシュ以外のキャラを責めるハロが見たいです!
79「あきらめたら?」
ハロ「ヒドスwww」
チト「(・・・。考えすぎか・・・)」
つ[]<蕪雲とチトの漫談マダー?
チト「勘弁してくれ。次」
蕪「是h」
つ[]<ウィッシュ触手プレーは必須。むしろ(ry
79「触手、触手、触手・・・世の中は触手で溢れておるわ」
ハロ「んなこたぁ無い」
蕪「(;´Д`)ハァハァ」
ウ「私は嫌だよ」
蕪「でもいざとなるt」
ゴキッ
つ[]<ハロへ ユリをちゃんと守ってあげて
79「むしろハロが一番危険な罠」
ハロ「そ、そんな事無いぞ」
チト「なぜ動揺している」
つ[]<僕のウッシュをゲルググにあげます><
79「ウッシュ?」
チト「体育会系っぽい響きだな」
つ[]<月の満ち欠けでエロくなったりならなかったりとかどうでしょう?
79「新ジャンル『エロ神秘』」
蕪「新ジャンルと聞いてdで来ますた!!11!」
つω<ハロとユリの両親てどうなったの?
79「さぁあな・・・くっくっく」
つ[]<保管庫への差し入れwktk
79「ごめんなさいすいませんまだできてません」
チト「なんだこのgdgdな流れは」
つ[]<起爆符
79「危ないから先生が預かっとk」
ABOOOOOOOOOON!!!
誰よりも早くGJ!!!ついに成功!!
ひたすらリロードした甲斐があったってもんだぜぇぇぇえええ!!!
ツンの名前も出てこNEEEEEEEEEEE!!!
なんだかチトルートはハロ覚醒ルート?続きwktk
そして悟る。ツン√は普通すぎるんだ…だから…
つ[]<ハロ占有券 もちろん性的な意味で
把握した。79氏くれぐれもお大事に。
…雪姉シリアスモードに萌えたのは俺だけじゃないと信じてるw
>>147 今時5歳児でももう少しなんとかなるんじゃないかと詰問、時々拷問
追記
ちょっぴりホラーな感じが新鮮だったですの
つ〇<天使のわっか
151 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 21:27:46 ID:aA5jh1xs
どうもかっこいいアドレスで月曜日に充電している
死んだ人です
黄泉の國から読みに帰ってきました
とりあえずGoodJob
充電完了です
それに関係図Niceです
ようやくこれでこの地獄の七日間を乗り切れそうだありがとう79たん。
よしツン編は脳内補完時々放出で行こう。
ハロの台詞に変化があったのが良かったなぁ。
とりあえずFootJob
関係図は拡張子txtにして保存しますた。
つ[]<ツン、頑張って!僕は心から応援しているよ。
79氏、GJ!!風邪流行ってますね、お大事に。
>>147 〜わかりやすい関係図〜がわかりにくい件。
そして、
(´;ω;)つ[]<関係図にウィッシュがいないなんてひどすぎる!
そんな79氏なんて嫌いなんだから…!
キライがチト→蕪雲オンリーwwwwww
嫌いっつーかなんつーか、チトと蕪雲の関係って
某微エロ漫画のナツミとカズヤみたいな関係な気がするんだよなw
つ[]さ〜て、来週の雪花さんは?(cv:加藤みどり)
>>155 きっとツンシナリオで面白い事になるさ
つ[]<黒化するヒロインは誰ですか?
157 :
604:2006/06/13(火) 19:55:09 ID:2tEzKwCB
>>79氏
すみません、キャラをお借りしてるのに。。。指摘ありがとうございます。
今度は指摘されないように読み返しながら書きます
というわけで、第4話です。少し長いですがどぞ〜
6月10日。
俺たちは電車に乗っていた。
他の乗客はほとんどいないようなローカル線だ。
「いよいよだね」
「あぁ。やっとだ」
ボックス席に対面になるように座る。
けど、俺たちの相手の顔ではなく顔は窓の外に広がる海に向けられていた。
3年前の今日。
ある一人の人物が交通事故で亡くなった。
俺とナノの誕生に立ちあった医師であり、その後も色々と助けてくれた人だった。
身寄りのない医師は事故後、親戚の家のお墓に入れられた。
だが、その場所は病院の関係者も医師の知り合いも知らなかった。
「よく調べられたね」
「ん。ちょっとな。日暮の知り合いにそういうことが得意そうな人がいてさ」
「そっか」
今日はお互いに口数が少ない。
「・・・ねぇ・・・本当に私でいいの?」
「当たり前だろ」
俺たちを乗せているローカル線は1時間に1本。しかも、昼間の4本しか走らない。
墓参りして居る間にその時間は過ぎてしまうはずだ。
「・・・公人」
「心配するな」
「だ、だれが心配なんて・・・そりゃ、痛いかなとか・・・公人が気持ちよくなかったらとか・・・色々あるけど」
ナノの隣りに座り代えて、その頭を抱き寄せる。
墓参りは二人で外泊する親へのイイワケ。
今から行く先の小さな旅館に泊まることがすでに決定している。
そして、それは二人の関係のステップアップを意味していた。
「優しくする」
「・・・うぅ・・・私もする・・・優しく」
「そこで対抗意識燃やしてどうするんだよ」
「だって・・・私だけしてもらうなんて・・・贅沢だよ・・・公人にも気持ちよくなってもらいたいし」
お互いに顔を合わせ、口づけを交わす。
今日は医師の命日。そして、明日は・・・俺たち二人の誕生日。
「よかったね。お墓が綺麗に手入れされてて」
「あぁ。親戚の人が結構来てくれてるんだな」
それっきり部屋には沈黙が訪れる。
山の中にある温泉。交通手段が少なくまさに隠れ宿と言うに相応しい場所。
客が少ない割には綺麗で温泉も広く、各室にある小さな露天風呂。
ここの女将さんも、晩御飯を片付けたあとは一切立ち寄らない。
布団も律儀に二組が並んでくっついている。
「温泉にもう一回入ってくるね」
「あのさ」
「・・・なに?」
「ここの露天に・・・一緒に」
俺はナノの顔を見ないように、横に向けたまま言う。
見ないようにと言うよりも、見られないように。多分、俺の顔・・・真っ赤だから。
「・・・エッチなことしない?」
「わかんない」
沈黙。
しまった。ここは『しないよ』が正しい答えか!?
てか、風呂ではしちゃだめなんだ。って。俺の馬鹿!!
「はぁ。ホント馬鹿正直なんだから・・・じゃあ、先に入ってて」
「お、おう・・・じゃあ、先に失礼」
俺は脱衣所に駆け込んで服を脱ぐ。
そして、そのままの勢いで露天風呂に。
体は先に洗ったほうがいいかな・・・あ、でも後で・・・いや、でもナノだしなぁ。
軽く流す程度でいいか。
「ふぃ・・・いい湯だなぁ」
俺は手ぬぐいを頭の上に置いて湯船につかる。
はっ。ちょっと親父くさいか。
えっと。他には別に変なところないよな。んとんと。
「なに挙動不審なまねしてるのよ」
背後から声が。
ナノ。いつの間に入ってきたんだ。
「ちょっと。後ろ・・・向いててよ」
「うん」
お湯の流れる音。
ナノが体にお湯をかけてるんだよな。
やっぱ、タオルを体に巻いてるのかな。ちょっと、振り向けば確認できるんだけど。
「ナ」
「こっち見るなって言ったよね」
「はい」
なんか、ものすごい怒気を感じるんですが。
ω・`)つ[]<毒男、ちょっと職員室まで来なさい
「ふぅ」
ナノが湯船に入る。
「いいよ。こっち向いて」
「お、おう」
確かにそこにナノは居た。
視線を下げる。
はっ!?
「濁り湯?」
「アンタ。今頃気づいたの?てか、自分で入っててなんで気づかないの?」
ごもっとも。
あ〜。ヤバイ。マジで脳がオーバーヒートしててどっか抜けてる。
「もう・・・前に私が風邪で倒れたときはあんなに紳士的だったのに」
「うぅ」
「エロ親父」
反論出来ない。
旅館に着てから・・・というか、晩御飯を食べたあたりから無性に性欲というかナノを抱きたくて仕方がない。
「・・・入れすぎたかな」
「は?」
「なんでもないなんでもない。こっちの話」
俺の気持ちが高ぶり始めたのは晩御飯を食べてから。
晩御飯?
「一服盛った?」
「え?あ、ううん。なんのこと?」
はぁ。そう言うことか。
となれば、ここで・・・いやいや。そうすると計画が。
「す〜は〜・・・す〜は〜」
「どうしたの深呼吸なんかして」
「お前が言うか?」
「・・・どうぞ続けて」
よし。冷静になってきたぞ。さて。最後の仕上げた。
「後ろ向いてろ」
「へ?」
俺は湯船から上がって、桶に水をためる。
そして、それを頭から一気に。
「ちょ、何してんの!!」
「ふ、ふぃぃ・・・・・・・・けど、頭、覚めた」
俺は震えながらお湯につかりなおす。
さすがに梅雨前の気温で水を被るのは無茶だったか。
「・・・何してんのよ」
「いや。頭が朦朧としててさ。どうも、自分の意思とは関係なくナノを襲っちゃいそうで。戒めてみた」
「でも。それは・・・気づいてるんでしょ?」
「何の事だ?俺は・・・俺の意思で・・・お前を抱きたい。衝動とかじゃなくて・・・もっとちゃんと」
俺はナノに背を向ける。
「だから・・・今回の旅行に誘ったんだし」
「・・・ごめん」
ナノが俺の背にくっつく。
「馬鹿・・・だったね私」
「いいよ。何を心配してるのかわからないけど・・・さ」
「うん。私もね・・・公人に抱いて欲しい。けど、前の風邪の時みたく、じらされちゃ嫌だったから」
「お前は、俺の意思とは関係なく、俺に抱かれて嬉しいのか?」
「・・・あ・・・そっか・・・はは・・・取り返しの付かないこと・・・になるところだったね」
ナノの腕が俺の前に回って。ぎゅっと抱きしめられる。
あれ。この感触。
「ナノ」
「ん?」
「タオルとか巻いてないの?」
「うん。でも、なんで」
なんでって。背中に胸の感触だけじゃなくて、突起の感触も感じられるんですけど。
あ〜もう。衝動で抱かないって言ってるんだから・・・生殺しか。おい。
「あ・・・綺麗な月」
その言葉に俺も顔を上げる。
さっきまで曇ってたのに、今は雲ひとつ無い綺麗な月が俺たちを照らしていた。
「公人」
ナノが俺の横に回ってきて俺の顔を見る。
「好き」
俺たちは自然な形でキスをした。
「・・・今日は・・・して・・・くれるよね」
ナノの顔が真っ赤になる。
俺は答える代わりにもう一度キスをする。
ゆっくりと舌を進入させ、ナノの舌と絡めあう。
「んっ・・・くちゅ・・・はぁ・・・んむ」
お互いの唾液と唾液が交わり、クチャクチャと音を立てる。
「・・・はぁ・・・きみ・・・ひと・・・好き」
「俺も・・・愛してる」
今、ナノは何も身に付けずに布団のうえに仰向けになっている。
「電気消して・・・」
「消すと。綺麗なナノの体が見えない」
「ゃ・・・ぁっ」
俺はナノの上に覆いかぶさるように横になり、胸を隠している両手を取る。
「綺麗だよ」
「・・・嬉しい・・・あん」
首筋に舌をあて、そのまま胸へと降ろす。
ナノの胸は柔らかかくて、とても甘い味がした。
「公人。好き・・・大好き・・・もう・・・離れたくない」
「離さない。絶対に」
見詰め合ってキスをする。
同時にナノの胸の突起を指の腹でなぞる。
「ひゃんっっっっ」
大きく上がる声を、無理矢理口を塞いで留める。
「んっ・・・くぅ・・・ふぅ」
そのまま、ナノの体を舐めながらゆっくりと下がる。
そして、指でいじっていた突起を口に含む。
「っぅ。ぁぁ・・・きみ・・・ひと。だ・・・んっっ」
舌で転がし、甘噛みし、ゆっくりとナノの声を楽しむ。
「はぅ・・・ん・・・ぁふぅ・・・そこ・・・だけだと・・・切ないよ」
「どうして欲しい?」
「・・・んぅぅ・・・言わなきゃだめ?」
「ダメ」
ナノの顔が真っ赤に染まる。
漫画だとよくある展開だけど、実際にそれを俺が言うことになるとは。
「・・・さぁ。どうして欲しい?・・・・・・へっ?」
ナノの腕に力が入ったかと思うと、一瞬のうちに俺とナノの位置が入れ替わる。
トロンとした表情のままだが、ナノが俺のマウントポジションを取っているような状態だ。
「ナノ?」
「んふふ・・・私をいじめようとした罰」
俺の腹の上に座ったまま、器用に俺に背を向けるように座りなおす。
「見せてね」
「ちょ、待て!」
俺が止めるのもむなしく、はいていたトランクスを下ろされる。
「・・・なにこれ・・・この前より・・・大きい」
俺のペニスに何か生暖かい感触が感じられる。
「それに、熱くて・・・ドクドクしてて・・・これが本当の形なんだ」
「うぅ」
「ねぇ。気持ちいいことしてあげるね」
ナノはそう言うとずりすりと下がってくる。
今は俺の胸の上に座っている。
「ナノ?」
「ふふ。いっきま〜す」
「んぷっ」
ナノが俺の顔の上に座る。
丁度、口の位置にナノのヴァギナが。
「足でしてあげる」
ペニスに固さと柔らかさを持った何かが当たる。
それが不思議な動きでしごき始める。
「あ、あれ。結構・・・難しい」
見えないが、ナノの言葉からさっするに、俺の顔を椅子として足の裏でペニスをしごいているようだ。
とはいえ、動きが悪いせいかあまり気持ちよくない。
「むぅ。あ。そっか」
「んっ!?」
片方の足の指が俺のペニスの先を刺激し始める。
それは今までに感じた事のない感触と刺激で・・・やばい、気持ちがいい。
「気持ちいい?」
俺は答える代わりに舌を動かす。
「ひゃっ」
丁度舌を動かすと、ナノのヴァギナに吸い付くことが出来る。
「ゃ、だめ・・・今は・・・私が・・・する・・・んっっぅ」
俺は両手でソコを広げ、満遍なく全体を舐める。
「そんな・・・こ・・・と、された・・・ら・・・はぁん」
ナノの体が痙攣する。
あ・・・痙攣した足が・・・俺のを適度に刺激して。
「やば・・・ナノ。どけ」
「ん!?息吹きかけちゃだめ・・・あ、あぁ・・・あぅぅぅぅっっ」
ナノのヴァギナから大量の愛液が漏れるのと同時に、俺のペニスから精子が飛び出る。
ナノはくたっとなり、俺の隣りに倒れこむ。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「ナノ・・・お前、なんで」
「だって・・・気持ちよかったでしょ?」
そりゃよかったけど。
「でも、あんな風に返されるとは思ってなかったなぁ」
「あのなぁ。マニアックすぎだ。やることが」
「そうなの?漫画に描いてあったから」
何を読んでるんだこいつは。
俺は備え付けの時計を見る。
もうすぐ12時。
「ナノ」
「ん?」
「抱きしめていいか?」
「うん」
俺はナノを力強く抱きしめキスをする。
時計が12時をさす。
「んっ・・・誕生日。おめでとう」
「え?あ、もう日が変わったんだ・・・うん。ありがとう。公人もおめでとう」
「ありがと。記念の日の記念のキスだったな」
「もう、ホント、ロマンチストなのか馬鹿なのか・・・でも・・・そういうの私も好き」
もう一度キス。
「ねぇ」
ナノが俺の顔を見上げる。
俺の方はすでに準備万端だ。
「いくぞ」
「うん」
ナノの両脚を大きく開き、その間に体を滑り込ませる。
「少し我慢してくれよ」
穴にペニスをあて、ゆっくりと腰に力を入れる。
「ん・・・ぐぅ」
シーツを握り締め、歯を食いしばるナノ。
相当な痛みのようだ。
「いいよ・・・奥まで・・・」
さらに力をこめる。
ゆっくりとだが確実に奥へ奥へと進む。
「くぁぁぅ」
「・・・ナノ」
「は・・・入った?」
俺はうなずき抱きしめる。
先ほどまで早鐘のようだったナノの心臓の鼓動が、段々と正常に戻ってくる。
「はぁ・・・落ち着いた・・・いいよ。動いて」
「でも」
「いいの。公人が気持ちよくなってくれるならそれで」
俺はナノに気遣いながらゆっくりと抜く。
動くたびに顔をゆがめるナノを見ると、少し心が痛い。
「気にしないで・・・へへ・・・次の時は・・・私も気持ちよくしてもらうからさ」
「わかった」
ゆっくりとした動きで出し入れを繰り返す。
愛液で少し動きがスムーズになるのと比例して、ナノの口から苦痛以外の声が漏れ始める。
「ゃ・・・んっ・・・あ・・・うそ。あん・・・ぃぃ」
痛みが和らいだのか、麻痺したのか、それとも快楽がソレを勝ったのか。
いずれにせよ、ナノは明らかに快楽を感じている。
「初めてなのに・・・痛いのに・・・んっ・・・気持ち・・・いい」
「ナノ。少し速く動くぞ」
「うん・・・ぁ。ぁ、ぁぁ、ゃぁ、はっ・・・ふぅ」
ナノの腰を掴んで先ほどより腰を速く動かす。
「くっ」
「いいよ・・・だ・・・だして・・・大丈夫だから」
俺は何も考える事が出来ずに、ナノの言われるまま奥まで突く。
そこで俺はナノの中に精液を吐き出した。
俺たちはつながったまま抱き合い、何も言わずにキスをした。
「うわ。すご」
ナノが布団を見る。
精液と血液の混ざったよくわからない色をしたモノが広がり染みになり始めていた。
「どうしよう?」
「とりあえず、拭けるだけはティッシュで拭いて・・・だな」
「だね」
俺はナノを風呂で体を洗わせているうちに、布団を拭く。
綺麗には取れないけど・・・まぁ、怒られないよな。旅館の人もわかってるだろうし。
「ふぅ。さっぱりした」
「さて。俺も入ってくるかな」
「ねぇ」
「ん?」
「すごかったよ。私の中から公人の精子がドロドロと」
「あ・・・あのさ。今日って大丈夫な日なのか?大丈夫だって言ってたけど」
「公人の子供を生む覚悟はあるよ」
あっけらかんと言うナノに対し、俺は固まる。
「あ〜。公人は無いの?そっか?・・・そうなんだ」
「いや。俺もナノとの間に子供は欲しいけど。けど、そうなると。えと、えと」
「あははは。ウソだって。まぁ、安全日って日が無いから絶対とは言えないけど、危険日ではないからさ」
「そうか。でも・・・ナノ」
「ん?」
「・・・可愛い子供つくろうな」
俺の真剣な表情にナノが一気に真っ赤になる。
「ば、ばか言わないでよ・・・私と公人の子供だもん・・・絶対に・・・可愛いもん」
「だな。さて。一緒に風呂入らないか?」
ナノは一瞬考えると俺に向かってニンマリとした表情を浮かべる。
「エッチなこと・・・しない?」
つい数時間前にも交わされた同じ言葉。
けど、今度は語尾のイントネーションが違っていた。
やっと。ここまで出来た。
これからもっとはっちゃけますので、よろしくおねがいしますね。
誰よりも早くGoodJob
ネタを取られたぁ!!?
これがいわゆるネ取られか…
とにかくGJ!!
やはりツンデレはたまらん
つ[]604氏を79氏に続く神への昇格させたいのですが
あれ?すでに神か?
てか意味が分からないな
おまえに足りないものは―、それは!!
情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さーーー
そして何よりもーーーーーー!!!!!
ツンが足りない!!!
つ[]<ハロをコピーすれば万事解決じゃね?
情熱思想理念頭脳気品優雅さ?
178 :
176:2006/06/18(日) 23:01:59 ID:WyzyWD9L
>>177 いや、素直にツン分が補給したいだよな。
自家発電するか。
すまない携帯だからな
宇宙一速い男の名ゼリフなんだが
ギニュー特選隊のバータか?
鯖落ちてた?
>148
なんで夜中なのにそんなテンション高いの?
とツンが申しております
>149
どもどもです
>150
恋愛ADVが得意分野だけどホラーにも最近興味が出てきたらどうしよう
5歳児ってどーいうこっちゃ
>151
ほらNiceって言ってる人も居る(故)
>152
地獄の七日間って・・・普段どんな生活してるんどすか
>153
関係図にウィッシュは要らん。書かなくてもわかるだろうと
いや、ごめ
>604氏#4
GJ
安全日・・・中田氏・・・始めは気にしながら書いてたのに(ウィッシュはいいとして)、
今じゃエロゲ化してしまってバンバン(ry
全部書かなくても隠喩で省略できることもあるぜよ>orz
ツン「・・・ハロ」
ハロ「うえっ!?」
今日のハロは、どこかおかしい。
ツン「私に何か隠してない?」
ハロ「いや、何も」
ツン「だったら、フツーの態度とってくれない?」
ハロ「おう」
隣の席でコソコソされてると腹が立つ。
それよりも、ハロが私に隠し事してるっていう事がムカつくんだけど。
ちょっと、悲しいかな・・・。
ツン「ふん・・・」
別に、ハロの事全部知っておきたいってわけじゃないけどさ。
一応付き合ってるんだしさ。相談ぐらいはしてくれてもいいんじゃないの?
私に相談できない事だったら・・・私の事で悩んでるのかも?
何だろう。隠し事・・・プレゼントとか?
そんなわけ無いじゃない!バカみたい。大体、今日何の日だっていうのよ?
誕生日は違うわよね。
ハロの事だから、どうせくだらない事なんでしょうけど。
・・・・・・。
・・・はじめて記念とか・・・?///
ばっ、バカ!バカだ私。何考えてるのよ!
ハロがそういうことばっかり言うから伝染ったんだわきっと。あーもう、最低。
私は教室を飛び出した。
朝の校内を歩く。
・・・思えば、随分朝早いわよね。
私は小さい時から朝早かったから朝早く学校に来てたんだけど、ハロも一緒だったっけ。
ハロは確か、そんなに早起きじゃなかったのよね。
最初なんて無理してるのが見え見えで、寝惚けながら歩いてたっけ。
聞いてなきゃいいけど、聞いても覚えてないと思うけどあの時私、ハロにこう言ったわ。
『そんなに私と一緒に行きたいなんて、友達居ないの?』
我ながら酷い・・・。
ツン「はぁ・・・」
ユリ「あれ?」
顔を上げると、ハロの妹・・・由梨ちゃんが居た。
ユリ「秋奈先ぱい、ここ二年棟ですけど」
ツン「あ、なんでもな――」
そうだ、由梨ちゃんなら何か知ってるかも。
ツン「ちょっといい?」
ユリ「はい?」
ツン「ハロの事なんだけど、最近あいつ何か隠し事してるみたいなのよね」
それだけ聞くと、由梨ちゃんはフリーズした。
ツン「え?ちょっと?」
ユリ「し、知らない!///」
ツン「ちょっ・・・」
由梨ちゃんは走って逃げて行ってしまった。
ああもう、わけわかんない。何を隠してるのよ?
口に出して言えないもの?
ハロにそんなものあるのかしら?恥とか無さそうだけど・・・マゾだし。
気になる。
チト「そんな事、ハロに直接聞けばいいじゃないか」
智途は簡単に言った。
ツン「でも隠すのよ。隠すのが下手なだけにあの態度がムカついてしょうがないのよ」
チト「そうか・・・」
ツン「由梨ちゃんも知らないって言うし。それどころか赤面して逃走」
これはもうわかめよ。
チト「赤面?じゃあいかがわしいものか何かか」
ツン「それは私も考えたんだけど、ハロが今更恥ずかしがる事でもないのよ」
チト「確かにな」
し「そうなんですか?」
ツン「きゃっ!?」
しのたちゃんがひょこっと現れた。
し「す、すいません!驚かせるつもりは無かったんですけど」
ツン「もう、何よ・・・」
チト「しのた、どうだった?」
し「それが、さっぱりです。由梨ちゃんも話してくれないし・・・」
ツン「え?どういうこと?」
チト「や、ハロは私の前でもコソコソしてたからしのたに頼んで探らせていたんだ」
私の前でだけじゃないんだ。
し「てっきりスケベなことを隠していたのかと思ってました」
ツン「詳しくは語れないけど、そんな可愛い奴じゃないのよ」
雪「かくなる上は・・・拷問を」
・・・・・・。
チト「なんでここに居るんだ、姉さん!」
雪「智途、忘れ物」
雪花さんはそう言って弁当箱を智途に差し出した。
チト「あ・・・」
し「何で入れたんですか?ここは許可とか色々面倒なのに。セキュリティも」
チト「そんな事いちいち気にしてたら姉さんとは暮らせない。どこでも出るぞ」
雪「出るって、そんな幽霊みたいないい方しないでよー智途ぉー」
チト「いちいち抱きつくな!」
雪「せっかく面白そうな話を聞いたのに、もう帰るの?」
できればそうしていただきたいです。
チト「『かくなる上は・・・拷問を』」
智途が沈黙を破り、そう呟いた。
チト「だそうだ」
し「・・・え?」
ツン「確かに、そうすればハロは自白するかも」
し「ちょ、ちょっと待って下さい」
しのたが制止する。
チト「なんだ?」
し「いまいち話についていけないから言いますけど・・・ハロ先輩って、アレなんですか?」
ツン「・・・・・・」
チト「・・・・・・」
し「あの・・・」
チト「場所はどこにしようか?私の家は駄目だぞ」
ツン「じゃあ私の家で」
し「・・・えーと」
蕪「今!非常にやばい展開ですお!ですお殿下!」
毒「どうしましょうか、将軍」
ハロ「・・・何のマネだ?」
蕪「いやいや。チミのその挙動不審な態度が災いしたのだお」
ハロ「あー、あれか・・・」
毒「何で落ち着き払ってるん?」
ハロ「いやね、もう用事が済んだんだよ。こんなに晴れ晴れとしたのはウ○コ我慢した末トイレに無事到着した以来さ」
蕪&毒「ヒソ( ´Д`)(´Д` )ヒソ」
ハロ「ん?何だ?」
蕪「決めたお」
何をだ。
毒「こうなったらおまいにいい思いさせないよう、俺たちがお守りしよう」
ハロ「なんだがよくわからないが頼んだ」
何の話だかさっぱりわからないが、いつもの事なので気にしないことにする。
放課後。
ハロ「あー、終わった」
ツン「ねえ、ハロ」
ハロ「ん?」
ツン「その、今日私の家に遊びに来ない?」
ハロ「お、お前の家に!?」
そ、それはまずい。これじゃ意味無いじゃないか。
ツン「いい?来るの!」
蕪「ちょっと待つお!」
お、いいところに!こういう事だったのか。
ツン「何よ」
毒「我々のプリンスをどうする気かねマドモアゼル」
何だそのキャラは。
ツン「・・・あんた最近、渋沢さんに似てきたわね」
あ、石化した。
蕪「しっかりするお、同胞!」
毒「莫迦な・・・この私が・・・」
俺は座って見てればいいのか?この劇。
蕪「こうなったら漏れだけでも邪悪な陰謀にたち向かっ・・・」
智途が教室に入ってきた。
蕪「・・・ってみるテスト」
テストか。
ツン「なんだかわからないけどこいつが邪魔するのよ」
チト「なるほど」
蕪「wktkしてる自分が好き!」
ゴバッ
おー・・・綺麗に倒れた。
ツン「さ、帰るわよ!」
俺の手を引くツン。
ハロ「ちょ・・・部活は!?」
し「大丈夫ですよ、先輩。私もサボりですから」
ってしのた、お前まで何やってるんだ?
これ何?どんな状況?何で?どこに連れて行こうとしてるの?
俺は女子三人に拉致された。
帰り道。
いや、女性に囲まれて帰るのは嬉しい限りですが何でこんなにみんな無口なん?
空がこんなに晴れ渡っているのにこの殺伐としたふいんきは何?
・・・拉致プレイか?
ハロ「なるほど・・・」
ツン「何が、『なるほど』なのよ?」
ハロ「いや、これは新たなプレイか何かかと」
し「・・・やっぱり先輩って変態なんですか?」
げェっ!しのた!居たのか!小さくて見えなかった。
『やっぱり』は余計だろ。何でうすうす感づいてんだお前。
ハロ「待て。俺は変態じゃない。ただちょっとマイノリティーな方面なだけだ」
いっけね!それ変態だ!
ツンの家が見えてきた。
ツン「白状してもらうからね。何を隠してるのか」
ハロ「!」
女三人。誰も居ないはずのツンの家。白状。隠し事。
→手段。拷問。恥辱。逆レイp(ry
ハロ「待て。限りなくワクテカな状況だが、こればっかりは話せないんだ」
ツン「私に話せないことって何よ」
ハロ「そ、それは・・・だから・・・」
やばい。やばい。やばい。やばい。やばい。やばい。死ぬる。
何でよりによってツンの家に軟禁・・・!
俺は家に帰らなければいけないのに。
ああ由梨。ごめんよこんなおにいちゃんを許しておくれ。
ハロ「て、てめーら、後悔するぞ!やめるなら今のうちだぞ!」
チト「む。急に強気になったな」
ツン「だったら話せばいいじゃない」
し「そうですよそうですよ」
ハロ「はっ、話せるか!話して一番後悔するのはしのただぞきっと!」
し「え?ボク?」
チト「一番消極的な人物を脅すとは卑怯な」
し「そういう作戦ですか」
ハロ「く・・・!」
ゆ、由梨・・・。
ユリ「おにいちゃん・・・もう、早く帰ってきてよ・・・」
私、パソコンなんて使えないのに。
あー、雪花さんのバカバカ。なんでそんなことするかなぁ!?
ユリ「うー・・・」
おにい、早く・・・。
ハロ「ぐあっ」
智途がやや乱暴に俺をベッドの上に突き倒す。
チト「ここからは凄惨な事になるが」
し「だ、大丈夫です」
ハロ「何があっても言えん!脅迫には屈しないッ!」
ツン「腹立つのよ!何を隠してるの?」
嘘ついてでも生き延びたい。
いや駄目だ。俺の心の中は夢いっぱい。
ハロ「ぐ、う・・・」
ツンが、俺の股間をズボンの上から足で弄り始めてきた。
ツン「ふん・・・」
チト「言ってしまえば楽にしてやるぞ?」
イってしまえば?
ハロ「はぁ、はぁ・・・」
駄目だ。
どうしても興奮してしまって。いい嘘が考えられない。
適当な嘘をつけば、嘘をつこうとしてるってばれて余計な怒りを買うだろうし。
し「由梨ちゃんもボクに話してくれなかったんですよ」
由梨が?
ハロ「当然だ――うっ」
ツンが、より激しく股間を踏んできた。
ツン「よくそんな事が言えるわね?」
チト「しのた」
し「は、はい!?」
チト「ハロの顔の上に座れ」
な、今なんとー!?
し「えええぇぇええ!?!あ、あの・・・先輩の・・・?」
そんな事をされたら俺はまた過ちを繰り返してしまうぞ!?
仰向けに倒れている体を少し起こし、それを阻止しようとする。
その間に、ツンは前かがみになってズボンのチャックを下ろしていた。
ツン「あんたが白状するまで続けてやるんだから・・・」
そ、そんな殺生な!っていうか言ったら俺は余計に危ない人間に・・・!
PCの前の君には教えておいてやる。俺の遺言かコピペだとでも思ってくれるといい。
実は・・・雪花さんが由梨に勉強を教えてくれた時に俺と由梨の行為を録音して保管していたのだ。
今回、ようやくそのデータを返してくれるという事なので、メールに添付されてるそれを削除しようと。
削除の様子を由梨と眺めようとしていたのに、さっき学校で『送った』って雪花メール確認したのに。
な!無理だろ!
ツン「さっさと仰向けになりなさいよ!」
ツンが俺を蹴飛ばす。
ハロ「てっ!」
説明してる間に俺の息子が露出させられてるじゃないか!
これではソックスでの人擦りが殺人的快楽に・・・!ああもうごめんなさいごめんなさい。
し「じゃ、先輩・・・///」
しのたが俺の腹の上に静かにまたがる。
ハロ「や、やめ・・・」
チト「さて。どうなるのかな、と」
横から、ベッドに座っている智途の嘲笑が見えた。
し「えいっ!」
その後――視界は閉ざされた。
俺の視界はスカートに包まれ、真っ暗になった。
し「あ・・・っ///、先輩、痛くないですか?」
しのたのあそこが口を覆う。と言ってもパンツ越しだが、それでも俺にとってはたまらなく効く。
太ももが両頬を挟む。心なしか、パンツは湿ってきた。
チト「見てみろ。月岡は何もしていないのにびくびく震えてるぞ」
し「見、見たくないですよ・・・///」
くやしい・・・でも抵抗できない。
×人擦りが
○ひと擦りが
ごめ。
ツン「じゃあ本格的にやるけど、白状するまで出させてあげないからね」
く、口塞がれてるんですけどー!?
ハロ「――!」
ツンは竿を足の裏で挟み込み、上下させてきた!
し「あっ、あばれてますけど?」
快感に身をよじるたび、しのたの太ももが俺の顔に押し付けられる。
チト「どうした?気持ちいいのか?後輩に乗られてるんだぞ?恥ずかしくないのか?」
智途が耳元でささやく。
ハロ「・・・!・・・!」
ツン「うりゃっ!このっ!・・・あははっ!」
ハロ「(あ・・・が・・・あ・・・)」
俺は涙目になって耐えていた。気持ちよすぎて・・・脳みそが痺れて、ものが考えられない。
意識は朦朧としていた。
ハロ「(ぐ・・・あ・・・出る・・・)」
絶妙なタイミングで、ツンの責めは止まった。
し「やぁ・・・もう、嫌ですよ先輩。息があたってます・・・///」
チト「どうだハロ?言う気になったか?」
や、やめて・・・。
チト「反応が無いな」
し「離せないみたいなんですけど・・・降りますか?」
チト「じゃあ私が換わる」
し「あ、はい」
しのたが俺から離れる。
熱気が去り、新鮮な空気が俺の顔をひやりと包む。
チト「何を隠してるんだ?」
智途の顔が近い。
つい、首元から胸の谷間を覗いてしまう。
チト「・・・足りないようだな」
ツン「こうすればいいのよ」
ツンはまた足で扱き始めた!
ハロ「く・・・!」
ツン「我慢しきれないんでしょ?私が寸止めしなかったらあんたなんてすぐ出しちゃうんだから」
智途は俺の顔にまたがって立った。
真下だから普通にパンツが見える。そして、その先にサドの気が感じられる嘲笑が見える。
そしてまた、視界は暗闇に包まれた。
綺麗な太ももが、俺の顔を挟み込み、既に濡れた股間が口を塞ぐ。
チト「ん?どうした?早く言えばいいのに」
智途がぐりぐりと両足を動かす。頭が左右に振れる。
イきそうになると、ツンはまた足の動きを止める。
し「(ボク、入り込む余地が無いんですけど・・・)」
執拗な責めに、俺はわけがわからなくなってきていた。
ハロ「(くぅっ・・・!)」
ツン「ほら、言っちゃえ!」
目的が変わってる。
チト「して欲しいからそうやって我慢してるふりしてるんだろう?」
白状とか、もう全然考えてない。
俺をおもちゃにしてもてあそんでいるだけだ。
ハロ「(言・・・ぐ・・・)」
も、もう出したい・・・助けて・・・。
ツン「あっ///」
し「(うわぁ・・・///)」
チト「?」
俺はようやく射精した。
さんざんじらされたせいか、いつもよりたくさん出ている気がする・・・感覚が無くて、よくわからない。
しばらくして、脈打ちは止まった。
ハロ「ふーっ、ふぅぅー・・・」
チト「なんだ、この!もう出したのか、早漏め!」
智途は太ももをぐりぐり押し付け、更に虐める。
俺は力を振り絞って右手を上げた。が、力が入らずに手はすぐに落ちた。
し「あ、死んだ」
死んでません><
ツン「そろそろ許してあげない?」
チト「・・・わかった」
二人が、俺の体を開放する。
だが俺には動く気力も体力も無い。
ハロ「ご、ごめん・・・由梨。ごめ・・・」
ツン「え?」
ハロは力尽きた。
[アコンティニュー
ハロ「結局言うのか・・・」
自宅。
俺は先ほどの三人と、由梨と俺の部屋に居る。
ハロ「ごめん由梨。俺が隠し事できないばかりに・・・」
ユリ「いいよ。隠し事下手だもん、おにいちゃん・・・」
・・・お終いんぐ。
ツン「やっぱりいいわよ」
ハロ「え?」
し「そ、そうですよ。無理に言わなくていいですよ」
チト「ハロ、すまなかった。謝る」
ハロ「え?急に・・・」
ツン「やっぱり何か、やりすぎた、って言うか・・・」
ユリ「え?何を?」
し「ごめんなさい」
ユリ「え?え?」
ハロ「ありがとう」
ユリ「何この一件落着な雰囲気?何があったの?」
ハロ「大丈夫だよ。気にするな。ほら、俺ってマゾだから」
ツン「・・・バカ・・・///」
ユリ「私ここにいるよ?」
チト「そろそろ行こう」
し「じゃあね、由梨ちゃん」
ユリ「うん、じゃあね美佳ちゃん」
ツン「私も・・・」
ハロ「ああ。じゃあな」
ユリ「置いてけぼり・・・」
ハロ「泣くな」
ユリ「泣いてないもん!さっさとパソコン起動してよ!」
録音ファイルは無事、削除された。
ハロ「ふぅ、よかった」
ユリ「雪花さんって酷い人だよね!こんなことするなんて!」
ハロ「待て待て滅多な事を言うもんじゃない。あの人はどこからでも来ると智途が言ってた」
ユリ「え・・・」
由梨は一瞬硬直した。
ユリ「でも、これぐらいは言いたいもん。脅迫だもん、こんなの」
ハロ「まぁ確かに」
何の交換条件も無くやすやすと返してきてくれたのが幸いだろう。
結局は愉快犯なんだよな、あの人。
ハロ「ぅ・・・」
俺はベッドに倒れた。
ユリ「ぁ・・・おにいちゃん?」
由梨を下敷きにして。
ユリ「・・・・・・。?」
ハロ「・・・・・・」
ユリ「寝てる・・・」
その翌日。学校にて。
し「・・・・・・」
あわわわわわどうしよどうしよ由梨ちゃんどんな顔して会えばいいのかわから。
ゆゆゆゆ許してくれたとは言え由梨ちゃんのお兄さんの顔面に騎乗・・・ひいいい!
ハロ先輩は何か喜んでたみたいだけど。・・・///
はい!?なに照れてんですか!?
ハロ先輩が、その・・・出すところまで、しっかり見ちゃったし・・・。
きっと由梨ちゃんは見たことが無い所を・・・あああ!
忘れて下さい忘れて下さい!ボクは何も知りません!
ユリ「しのたん」
し「ははははいいいっ!?!?」
由梨ちゃんは驚いた顔でこちらを見ている。
し「あ、はい。なんでしょ。ちょっと考え事してて・・・」
ユリ「きのう、おにいちゃんと何かあったの?」
え゙?
し「な、何も?何の話でしょう?」
ユリ「うーん・・・きのう、おにいちゃんの帰りが遅かったから変だな、と思って」
し「ボクは何も知りません・・・よ」
ああ由梨ちゃんがボクの隣の席であることをこれほど恨んだ日はありません。
ユリ「おにいちゃんはカラオケに誘われたって言ってたけど」
し「え?」
ユリ「電話の一本くらい入れてもいいよね」
し「あ、ええそうですね」
今一瞬ハロ先輩を本気で尊敬しました。
ユリ「じゃあカラオケに行ったこと覚えてないの?」
し「ああ、ええ・・・っと」
ハロ「このままで行くと、しのたんが拷問エンド」
毒「百合展開wktk('A`)」
蕪「すでに拷問だお(;^ω^)」
ツン「見に来てる私たちも私たちで酷いわね」
蕪「今週もやってまいりました」
ハロ「『住人のお手紙にSSの登場人物が答えるレス』!」
79「今からイタイ絵晒す。座右の銘は『俺は逃げない』」
ハロ「そうですか。ゲストしのた」
し「今回は・・・疲れました」
(´・ω・)つ[]<ツンへ ハロ占有券 もちろん性的な意味で
し「でも傍から見れば学校ではいつも二人一緒ですよね」
ハロ「ハーッハッハッハ!見ろ!ちゃんと仲良くしてるだろ!」
蕪「ムスカかとオモタ(^ω^;)」
つ〇<天使のわっか
し「もらっていいんですかね?」
79「それ蛍光灯」
つ[]<ツン、頑張って!僕は心から応援しているよ。
し「人気ですねー月岡先輩」
79「そりゃ主役だもん」
ハロ「え?俺だろ?」
蕪「漏れだお」
つ[]さ〜て、来週の雪花さんは?
蕪「まさに 外道 」
ガッ!
つ[]<黒化するヒロインは誰ですか?
79「ウィッシュだろ。裏ウィッシュ」
ハロ「そうなのか?」
79「『君は何回耐えられるかな?』見たいな事言っ」
ぽかっ!
つ[]604氏を79氏に続く神への昇格させたいのですが
ハロ「うむ。それはやはり皆様の声援あってこそ。民あっての国家なのです」
し「政治家ですか?」
ハロ「質問に答える人間が少なくなってきたな・・・」
つ[]<ハロをコピーすれば万事解決じゃね?
蕪「ハロVS複製人間」
ハロ「マ○ーだ・・・」
79「かんたんに 言ってくれる なあ」
し「むしろ問題が増えるような気がします」
79「ではまた来週」
ω・`)つ[]<毒男、ちょっと職員室まで来なさい
毒「('A`)?」
だr(ry
ルートフェイントを入れられてすっかり抜き去られた気配
FF8は大好きだ
つ[]<雪姉、ツンとユリの義姉妹丼を食す
つ[]<全快祝い
つ[]<ハロの元に返されたデータは所詮劣化コピーでしょ?
オリジナルは今ごろ…
なんか、ツンはひどいなって素で思ってしまった。
携帯がツンしていて朝早くに見れなかった
GJ
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198 :
604:2006/06/20(火) 07:45:28 ID:bF9CecP+
読んでいたくれたみなさん、ありがとうございます。
>>[]604氏を79氏に続く神への昇格させたいのですが
俺なんてまだまだです。もっともっと精進して良いものが書けるようになったら
そのときで。
でもそう言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます
朝早くから投下。今回はデレ分がちょっと多目です
「最近。姉がおかしいよ」
俺の目の前でお茶を飲んでいるのは、ナノの妹の伊水士かなみ。
ナノにはもう一人、武士(たけし)というかなみとは双子の弟がいるがこちらは来ていない。
「は?」
俺は土曜の早朝から押しかけて来たかなみの相手を何故かさせられていた。
もう少し眠っていたかったんだが。
「妹の勘では、男が出来たわね」
「男て」
最近の小学生は何を考えてるんだか。
「今日も普段は着ないような白のワンピース着て出かけたんだから」
あ、そういや新刊買ったけど読んでなかった。
「デートよデート。あれは絶対。ものすごい笑顔だったもん」
「そか。デートか・・・・・・・・・・デート!?」
俺はご近所迷惑になりそうなほどの声を上げる。
かなみはちゃんと自分の耳を塞いでるし。俺のことよくわかってるな。
「で。お兄ちゃん。気にならない?」
なるに決まってるだろ。
俺を差し置いて誰とデートだって。
「私もね公人お兄ちゃんが義兄ちゃんになってくれたらいいなぁって思ってるのよ。
どこの馬の骨ともわからない相手に姉を渡すもんですか」
「・・・行くぞ」
「さすがお兄ちゃん。頼りになるぅ。私がもう5歳年を取ってたら惚れてたよ」
だから小学生らしい思考をしろよ!
「場所は?」
「多分、隣町の映画館。チケット握ってたし」
「よし。かなみ隊員。我々はナノの捜索に行くぞ。場合によっては事情聴取だ」
「お〜」
かくして、俺とかなみの見るからに怪しいユニットは完成したのである。
ま、一日で解散だろうけど。
ナノは意外とあっさり見つかった。
かなみがクレープやらホットドックやらに気持ちを奪われなければもう少し早かったのだが。
まぁ事が始まる前に見つかってよかったよかった。
「誰か待ってるね」
「だな」
ナノは映画館の前で時計を気にしながら辺りを見回している。
俺とかなみは映画館の向かいの喫茶店の窓からその様子を覗いていた。
「誰かな」
「男だったらぶっ飛ばす」
「お〜。お兄ちゃんかっこいい〜」
その時、通行人がナノの方へ!
「あれ、あの人どこかで」
「うそだろ」
ナノに近づいて行ったのは、クラスメート。ハロだ
おいおい。ウソだろ。まさか、ナノにまで手をだすつもりなんじゃ。
「あ」
さらに二人に近づく人影。たしか、ハロの妹。
なんだハロも待ち合わせかよ。今ってそんな面白そうな映画やってたっけか?
「お兄ちゃんお兄ちゃん」
「ん?」
今度は30代くらいの中年男性。
見るからに脂ぎってて。ナノはああいうタイプ嫌いなはずなんだが。それともまさか、援助交際じゃ。
ナノと何か話してる。
「お兄ちゃん!」
「おう」
が、俺が席を立とうとした瞬間、男がナノに頭を下げて歩いて行ってしまった。
「道。聞いてただけみたいだね」
「紛らわしい」
俺はさっきから背中に冷や汗かきまくりだ。
つい先日結ばれたばかりだと言うのに。俺の何が不満なんだナノ!!
「お?」
今度は露出度の高い服を着た、スタイルのいいお姉さんがナノと話をしている。
しかも、なんだか話が弾んでるぞ。
「ひょっとして、姉って」
「いや。そんなはずは」
5分ほど見ているが、なかなか中に入ろうとはしない。
楽しそうにはしているがずっとその場だ。
「あれ。行っちゃった」
「今の顔どっかで・・・あ〜!!ウチの学校の音楽教諭じゃん」
はぁ。私生活ではあんなに派手なんだ。
「おぉ。本命っぽいの発見」
「なに!?」
ナノに向かって行く男。
茶髪だが確かにルックスはいい。
女ならあれに結構目が行きそうだが・・・ナノだからな。大丈夫だよな?
「おぉぉぉ!!」
男がナノの肩に手を回す。
「姉って結構面食いなんだ。性格わるそーな男なのに」
俺はテーブルの下で拳をわなわなと振るわせる。
男がそのままナノを掴んで映画館方へ。
柱の影に入って二人が見えない。
「行くぞ!」
「うん」
俺たちは急いで喫茶店を出る。
ナノ!!無事でいてくれよ!!!
信号を渡って柱の影に。
「いたたたた。ご、ごめんよぉ。も、もうしないからぁ」
「・・・・・・ナノ?」
地面の上に仰向けに寝転ぶ男と、その背中に片足を乗せて腕を組んでいた。
「あ。公人!遅い!!」
「遅いって」
「はぁはぁ・・・あれ?」
「なんでかなみがここにいるのよ」
ナノが俺とかなみを発見し、力を抜いた瞬間。男がナノの足を払って逃げてしまっや。
うお・・・足が払われた瞬間、バランスを崩したナノの真っ白なパンツが。
「見た?」
真っ赤になってスカートを押えるナノ。
「すまん」
「・・・いいけど」
かなみが俺の服のそでを引っ張る。
「どういうこと?」
「さて。俺にもさっぱり。待ち合わせの相手はさっきのじゃなかったみたいだけど」
俺にも現状がよくわからない。ナノは誰かを待ってたはずなのに、なんで俺に遅いと言うんだ。
「じゃなくてスカート」
「へ?」
「前ならあんなことあったら問答無用で蹴りが飛んでたでしょ。なのに、今は姉が・・・女をしてる!!」
「そこかよ!」
まぁ、たしかにかなみが言うのももっともだが。
それはほら、色々あったわけだし。
「ソコ。こそこそ話しない!あ、時間。ほら、公人入るわよ。かなみもちゃんと帰りなさいよ」
「入るって」
「何言ってんのよ。映画!アンタが誘ったんでしょ!!」
「俺が誘ったのは来週の映画だぞ?」
「え?」
ナノがカバンからチケットを取り出す。
「ホントだ」
「おい!ちゃんと来週だって言っただろうが」
「あう。ごめん」
「人の話はちゃんと聞けよ」
「だって・・・あの時はさ・・・公人が・・・胸とか・・・触って」
かなみが俺とナノを何度も見比べる。
しまった。コイツのこと忘れてた。
「あれ?あれれ?ひょっとして」
かなみは何を悟ったのか、口に手をあてて卑下た笑みを浮かべている。
中年おばさんかお前は!
「・・・でも、ならなんで公人がここにいるの。しかも、かなみを連れて」
「それは」
「姉が誰かとデートかもしれないって言ったら、お兄ちゃんがいても立ってもいられなくて」
「おい」
「ウソは言ってないじゃん」
合ってるから止めてるんだろうが。あ〜恥ずかしい。
「馬鹿?」
「何ぃ!!」
ナノが俺の胸に頭をコツンとつけてくる。
「私が公人以外とデートするわけないじゃない・・・ばか・・・」
「ん・・・疑ってごめん」
俺はナノの頭を撫ぜる。
「かなみ。一人で帰れるよね。私は公人とデートして帰るからさ」
「姉は公人お兄ちゃんと恋人同士なの?」
「そ。今まで黙ってたけど実はね」
「そっか」
かなみがにっこりと笑う。
「じゃあ、お母さんには遅くなるって言っておくね。公人お兄ちゃんのおばさんにも」
「な!?おい」
「かなみ!!」
俺とナノが止める間もなく、かなみは駅の方に走って行ってしまった。
俺はお互い顔を合わせて苦笑する。
「さ。映画は来週だし。どこに行く」
「どこでもいいよ」
「で。どこでもいいって言ったけど、なんでここなのよ」
「入ってから言うか?」
「だって・・・入り口で押し問答するのは恥ずかしかったんだもん」
俺とナノがいるのは大人が泊まったり休憩したりするホテル。
俺も初めて入ったんだけど、中は結構普通。カラオケボックスを広くしてベッド置いた感じなんだ。
「興味あったから」
「あのねぇ・・・はぁ、ホント、エッチなんだから」
そう言ってナノは着ているワンピースを脱ぎだす。
「なんで脱ぐ?」
「なんでって・・・?」
「俺はラブホの部屋に興味があったんだ。別にエッチなことは考えてないぞ」
「な!?」
「それとも、ナノはもうする気マンマンですかの〜」
俺がわざとらしく言ってみる。
「・・・帰る」
「ウソ。冗談。ごめん。抱きたい」
「さらっと言わないでよ。もう、ムード無いなぁ」
俺はナノを抱き寄せキスする。
何度とやってきた行為だけど、これは本当に今でも興奮する。
ベッドの上に押し倒し、ブラの上から優しく胸を揉む。
「んっ」
舌と舌が絡む音。
段々とナノの口から漏れる吐息が暖かくなってくる。
「ナノ」
「ん?なに?」
「好きだ」
「私も」
抱き合いお互いに顔や首をキスしながら服を脱がせ合う。
真っ白なワンピースの下の真っ白な肌。
「ホント。公人ってエッチよね」
「お前も十分そうだと思うけどな」
「私は」
「ここをこんなにしててもか?」
「ひゃぅっ」
ナノのヴァギナはすでに濡れており、触った俺の指がヌルヌルになるほどだ。
それどころか。
「ほら。指を当てるだけでお前が自分で俺の指を食べて行くぞ」
「ゃぁ・・・だめ・・・指・・・抜いてぇ」
中で指を軽く曲げる。
「っぅ・・・そこ、だめ・・・ぁ、ぁぁ・・・んっ」
中の少し固い部分をひっかくたびに、ナノが体をよじって快楽を表現する。
「き、きみひと・・・もう・・・やめ・・・あぁ」
「自分の指とどっちがいい?オナニーだってしてるんだろ?」
「し、してない・・・もん」
指を二本にし、中をさらに激しくかき回す。
「正直に言えばナノがして欲しいようにしてやるよ」
「あぅぅ・・・きみひとの・・・指の方がいい・・・」
俺はニンマリと笑みを浮かべながらナノの大きくなったクリトリスを摘む。
「やぁぁぁっ」
ヴァギナの中からは愛液がさらに溢れ出す。
「・・・ひど・・・いよ・・・」
「ひどい?」
「公人の・・・欲しいのに・・・その前に・・・するなんて」
ナノが俺の腰の辺りに抱き付いてくる。
「ねぇ・・・して」
「ナノ」
「なに?」
「・・・エッチだな」
怒られるかと思ったが、ナノは悲しそうな顔になり、目に涙をためる。
「だって・・・公人と一緒だと・・・私・・・自分が・・・えっく・・・えっく」
しゃくりをあげはじめ、最後は完全に泣いてしまった。
まるで子供のように。
「ごめん。泣かせるつもりはないんだ」
「公人・・・エッチなの・・・嫌い?」
「嫌いじゃない。そりゃ、所構わずはいやだけど・・・そういうとこも全部含めてナノが好きだ」
「・・・うん・・・ありがとう」
まだ涙が流れている。ちょっといじめすぎたかな。
俺が目尻に口付けし、涙を舐め取るとナノはくすぐったいような表情で微笑む。
「公人・・・好き」
ナノから俺にキスをする。
「大好き」
「俺も」
「ずっと一緒にいたい」
「頼まれたって離れるもんか」
「・・・愛してる」
「俺も・・・愛してる」
俺はナノの事が好きだけど『愛』って言葉はいまいちよくわからなかった。
けど、今はなんとなくだけどわかる。何も考えずに愛してるって言葉が出てきたんだから。
「入れるよ」
「うん」
206 :
604 勘違いと幸せの関係 8/9:2006/06/20(火) 08:45:09 ID:2o05Lf0u
「くぅっっ・・・ぁぁっ」
「まだ痛いか?」
相変わらずナノの中はきつい。
「違うの・・・公人のが・・・奥まで入った時に・・・軽く・・・いっちゃった」
きついけど、初めての時よりずっと愛液が出ているせいかスムーズには動ける。
「幸せ」
「お〜い。一人だけ幸せを噛み締めてるなよ」
「あ・・・ごめん。でも、もうちょっとこうさせて」
先ほどと同じように抱きしめてくるナノ。
目を閉じている姿を見ていると本当に幸せそうな笑顔だ。
「ねぇ」
「ん?」
「動いていいよ・・・あ、でもゆっくりで」
「やっぱ痛いんじゃ」
「ううん・・・多分、激しく動かれるとすぐいっちゃいそうだから」
俺は腰だけを動かしてゆっくりと中をかき混ぜるように出し入れする。
そのたびにナノの顔が歪むのはひょっとして絶頂を無理矢理抑えているからなのだろうか。
「ぁ・・・・ぁぁ・・・んっ」
「俺もすぐだから・・・一緒に」
「う・・・うん」
少しだけ腰を早める。俺ももう持たない。
「や、あ、あ、あ・・・くる・・・あ・・・んっっっはぁっっ」
俺のペニスを強く締め付けると同時に俺はナノの中から抜く。
「ぁっ」
抜いた瞬間、俺の先っぽから精液が勢いよく飛び出し、ナノの腹と顔にかかっていった。
「はぁ・・・公人の精液」
うつろな表情のままのナノは指でソレをすくう。
まさか!
「んっ」
その指を口に入れてモゴモゴと舌を動かし・・・飲み込んだ。
「まじゅぃ・・・でも・・・もっと飲みたいかも」
同じように顔についた精液を指ですくっては口に運ぶ。
俺は黙ってそれを見ていた。
「う〜・・・自己嫌悪・・・エッチになると人格変わるわ」
ナノは変わりすぎだと思う。
「ごめんね」
「いや。さっきも言ったけど・・・そういうとこもひっくるめて好きだからさ」
「ありがと」
お互い服を着るときは何か気恥ずかしい。
俺はナノの顔が見れないでいた。
「というか、謝るのは俺の方だし」
「なんで?」
「ゴム・・・つけなかったろ。危ないかもしれないし」
「ん〜。大丈夫だよ。きっとね。それに公人の子供ならさ」
「子供か」
さすがにまだ早いような気がするけど。でも。
「子供だよ」
「そか。俺もこれからのことちゃんと考えないとな」
大学入ってバイトして就職して。そのときもずっと隣に・・・居てくれるのかな。
「ねぇ」
「ん?」
「今日・・・嫉妬してくれたんだよね。誰とデート行くかわからなくて」
「まぁ。そうなるかな」
「そっか!」
ナノが俺の腕に絡まってくる。今までにないくらい凄く笑顔だ。
にしても。クラスのヤツがこんな姿を見たら何ていうんだろうな。
「なに?」
「え?」
「なんか笑ってる」
「ナノだって」
ナノは俺に抱かれて幸せって言ってたけど・・・俺は今が一番幸せかもしれない。
「幸せだもん」
「俺もだ」
連投規制にひっかかり途中から別な場所で投稿
ごめんなさいsage忘れたorz
あと79氏GJです!
次回ちょっと79氏キャラを使わせてもらいます。
次回は今回デレが多かった分 ツンというか怒りが多いです。
あと、一番最初に考えてたネタが出来そうです。ではまた
d(ry
デレ過ぎてツン分が足りないくらいだけど、それもイイ
79氏
Foot Jobでした、次回も期待して待ってます!
つ[]今回のでハロの変態っぷりを見たしのたは今後ツン達と同じ道を…?
604氏
GJでした、ナノのエロさに乾杯
211 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 18:35:22 ID:/vcrI0vl
604氏
こういうラヴラヴなのいいです(;´Д`)
今週も充電させていただきますた(`・ω・´)
79氏
GJ!
相変わらず笑かせてもらってますw
つ[:] 風邪が完治してなによりです。。体が資本なんだし無理しないでくだせぇ。
真面目すぎか。。?
>>79氏
ユリ編ではツンとどの程度の仲なのか気になる
どのヒロイン編もツンの処女を奪った後の話なのだろうか?
つ[]<法案提出:ハロが電気アンマで逆襲
>>604 drdrも好きさ!でも次回wktk!!
自分がどれだけマヌケか思い知った………orz
215 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 22:44:39 ID:1NjpRfdb
ちょっと待てよ…
他の神作家さんはハロたちを出しているよな…
逆に79氏が他の神作家さんのキャラを出してみたら
つ[]どうですか?
>>208 誤爆以降のレスがわっふるわっふるで埋まってたと思うくらいGJ
今更だがsage忘れてた
>>193 気づいた。
これってつまり…ツンに足コキされる79氏は逃げないって意味でs(ガッ!!
アホ妄想はさておき…
つ[]東雲てんてー再登場まだー?
つ[]東雲てんてー×ハロキボン
久々に真面目に質問
つ[]<ハロ達の学校にも球技大会ってあるの?
223 :
220:2006/06/25(日) 10:39:11 ID:VwbSwPNd
残念wどっちもハズレさ。
ただシーズンなもんでつい。何処の高校もこの時期だったんだろうか。
俺の妹(注 高2)の球技大会ではないが体育祭が9/6位だったぞ
225 :
220:2006/06/25(日) 17:41:52 ID:VwbSwPNd
ウチは球技大会はこの時期で体育祭は秋だったんだな。
時期が来たらネタにしてみようかな。
体育祭は今月あって総合優勝して球技大会は1学期と2学期に1回ずつある俺の高校保守
kk
疲れきった…
今日のSSがウィッシュメインなら来週生きていける…
俺はてんてー希望
つ[]どうかてんてー出してください
230 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 00:34:17 ID:qtDLGpVP BE:317023946-#
>>228 残念SSが無かった
ってことで今週がんばれー
ウィッシュメインにあらず
安価は容量気にして(基本的には)「>」にしてます
>194
だってW杯だし
日本代表はFFで言うと4
>195>212
全快祝いどもどもです
>196
そんな!
>604氏
携帯がツンとはどんな状態なのか
かなみ&倉成ktkrwwww
しかし公人はマゾじゃないせいか遥より冷静に見えるな
行は50あっても大丈夫っぽいですな。さすがエロパロ
>210
dd
>>213 幼馴染→女友達(周囲は彼女だと思っている)、奪→各ルート
って感じですかね
>218
ある意味マゾ要素を含んだ言葉だッ!
訂正は無いッ!
>体育祭とか
考えたけどどこがエロいんだかわからなくて
あえて考えるとすれば・・・ブルm
>230
どういうこと?
毎回のカキコ時間見てみ?
ハロ「うーん・・・」
ここは、どこだ・・・?
俺は何かにもたれかかって寝ているようだった。
恐る恐る目を開ける。
暗い路地だ。
右側には雑踏が見え、左側には路地が見え、頭上には狭い空が見える。
青く、固い床。
近未来の都市のような・・・それで俺のこの位置づけって何なの?
とにかく立ち上げる。
右に向かって歩き、窮屈な路地を出る。
ハロ「・・・マジか」
やっぱり未来都市なんだ。
道路が青色になったこと以外変わらないと思っていたが、そんなもんじゃない。
空を覆いつくさんばかりに張り巡らされている透明なパイプライン。
その中を長い車両が行く。
人々が手に持っているものは携帯だろうか?
サラリーマンが着ているスーツも、おそらくは俺の知らない画期的な技術が使われているものなんだろう。
あと、俺が持っている赤いこれも、たぶん未来の携帯だろう。
ハロ「・・・・・・」
俺はよくわからなかったが、なんとなくわくわくしていた。
ハロ「・・・腹減った」
が、空腹と疲労でそれどころじゃない気もしてきた。
俺はふらふらと目の前の店に入る。
?「いらっしゃいませー」
メイド服の店員さんが明るく出迎える。
未来にも残っているんだなと少し安堵。思わず笑みもこぼれる。
そうだ、未来のエロゲも一足先に・・・
ユリ「ご注文をどうぞ」
ハロ「なああああああああっ!?!!??!1!」
な、何でここに由梨がっ!?
ユリ「どうなさいました?御主人様」
なんか『御主人様』とか言っちゃってるし・・・。
ハロ「ちょ、おま、あの数年後かにはこういう職に就く事になるなんて甘美な顛末、おにいちゃんは認めないぞ!」
ユリ「・・・何言ってるんですか?変なおにいちゃん」
メイド服の由梨は、怪訝そうな顔で言う。いや何気に『おにいちゃん』とか言ってますけん。
ユリ「さ、こちらへどうぞ」
ハロ「ああ、ども」
行くなよ俺!
由梨に導かれるまま、個室へ。
俺は個室のソファーに座らされる。・・・狭い部屋だ。
由梨は目の前にしゃがむ。
ハロ「お、おい、ちょっと待ってくれ。それはまずい。状況を∫xsinθdx=tとおいて説明してくれ」
ユリ「じゃあ、奉仕させていただきますね?御主人様・・・///」
由梨は俺の制止を無視し、ズボンのチャックを下ろす。
て、て、手馴れるなああああ!!
そのまま、俺のいきり勃ったそれが取り出される。
由梨は口を開け、舌を少し突き出して、それに顔を近づける。
ハロ「待て。や・・・やめ・・・」
ハロ「らめえええええええ!!!」
ちゅん・・・ちゅんちゅん・・・。
・・・朝です。
ハロ「はぁ、はぁ・・・なんだ夢か、ちくしょう」
何だ『ちくしょう』って。
最近見る夢は変なのばっかりだ。精神的に病んでるのかも。
いやいくらなんでも由梨についてそんな妄想しちゃ駄目だろ。
むしろ、風俗店で身内と再会なんてどんなシンデレラストーリーだよ。考えうる最低のパターンだろ。
ガチャ
ユリ「おにいちゃん」
ハロ「のわっ!!」
思わず飛びのく俺。
ユリ「え・・・朝ゴハンできたよ。何でそんなに驚いてるの?」
ハロ「あ、いや、気にするな」
お前がエプロンなんか着けてるから・・・いや、それは普通だ。
ハロ「今行く」
日曜の昼下がり。
特にどこへ行くわけでもなくごろごろしていた。
その時。
テレテレテレテレテッテッテテー
電話だ。
ハロ「はい」
ツン「ハロ、もう家出た?」
ハロ「・・・・・・」
何か嫌な予感。
明らかに何かの約束忘れてます。そしてツンを待たせています。
更に酷い事には、もう家を出ていてもおかしくない時間ということです。
俺はそれを瞬時に理解した。
ハロ「ああ、うん。で、どこだっけ?」
ツン「・・・は?」
ハロ「ああ、いや、どこ通ったら近道かなって」
ツン「そんなの迷う必要無いでしょ。いつも通ってるんだから。いいから早く来て」
いつも通ってる?どこだ??
ハロ「ああ、わかった。でももう少しかかる」
ツン「なんでよ?」
ハロ「その、何か買っていこうと思ってさ」
ツン「映画館に入るのに?飲食禁止じゃない?じゃなくても今・・・」
(゚∀゚)ソレダ!
ハロ「あ。」
ツン「『あ。』じゃないわよ。全く、バカやってないでさっさと来なさい。いいわね?」
電話が切れた。
ハロ「ちょっと行ってくる!」
ユリ「えー?今日はずっと家に居てくれるんじゃないの?」
急いで支度をする。
ハロ「ツンとの約束忘れてたんだ。ごめん!」
ユリ「いつ思い出すのかなって見てたのに・・・」
ハロ「知ってたなら教えろよ!行ってきます!」
俺は部屋を飛び出した。
ユリ「行ってらっしゃい」
息を切らし、道を走る。
財布にはしっかりとチケット。携帯ある。金ある。時間無い!フゥーハハハー!
俺は忘れ物が無いか確認しながら走っている。
映画館、映画館か・・・駅で待ち合わせか、もしくは現地で待ち合わせだな。
なんと、信号赤!赤と言えば何だ?
攻撃色!情熱!怒り!トマト!血!イチゴ・・・パンツ!!
あ、青になった!待ってろよツン!
俺は、走り出す。
駅に到着。
ツン「おっそい!」
ハロ「すまん」
ツン「あんたから誘ってきたくせに・・・さっさと行くわよ!」
ツンは改札へと歩き出した。
駅の時計を見る。十四時五十分か。
ん?でも発車にはまだ時間があるような気がする。
ハロ「それでも待ち合わせより早く着いたんじゃないか?俺」
ツンは歩みを止め、回れ右して腕を組んで言う。
ツン「普通は、誘ったほうが早く着いてるものでしょ?」
ハロ「じゃあお前は、いつからここに居たんだ?」
ツン「・・・二時半からだけど」
顕著に早っ!
ハロ「そんな時間に着けるか!」
ツン「たっ、確かにちょっと早すぎたかなーと思ったけど、このくらいはできる範囲でしょ!」
無理ですよ。
ツン「そ、それに、私だってここでずっと待っててちょっと寂しくなってきちゃったからつい電話しちゃったけど・・・」
ハロ「でもあれ八つ当たりだろ?端的に言うと」
ツン「うるさいわね!私の気持ちも察しなさいよ!」
俺の気持ちも察してよ。
――まもなく、二番線に登り普通列車が・・・
ハロ「あ、やべ。急ごう」
ツン「あーもう!反省してるの!?」
ハロ「してるしてる」
無事、映画館に到着。
何見るんだっけ?
俺は財布からペアチケットを取り出した。
ハロ「『Limit of rove 海笊』・・・」
徘徊の限界、笊(ザル)。
ハロ「お前、こんな潮くさいのが見たいのか?」
ツン「何よ潮くさいって!今話題でしょ!?」
『今、話題の』と名の付く物は流行語大賞に選ばれた語の一般での使用頻度くらい話題じゃないと思。
ハロ「大人二枚」
映画が始まった。
陸上自衛隊の話か。
そういえば空自の人が「海自の人たちはとっさの対応がうまくて驚かされる」とかインタビューに答えてたっけ。
陸自関係ないじゃん今のエピソード。
ツン「映画の中身に集中しなさいよ」
ハロ「あ、声に出てたか?」
ツン「全然」
長「・・・田中が拉致された」
1「な、なんだってー!?」
2「本当ですか!?」
3「何てこった・・・」
騒然とするバラック。
4「それで、犯人は・・・犯人グループは?」
長「大体の目星はついてる」
2「では今すぐ助けに行きましょう!」
長「それは駄目だ」
2「なっ、なぜですか、隊長!田中を見殺しにするんですか!?」
長「・・・二時間後には軍全体の移動が予定されている」
2「それがなんだって言うんですか!」
長「軍の命令だ。軍が一人の人間のために動くなんて事はしない。お前も解っているだろう、吉田」
吉「俺だけでも!」
3「駄目だ、命令違反になるぞ!」
吉「それが何だ!俺はあいつを助けに行く!」
長「・・・人間が命の危険に晒されている」
吉「・・・!」
長「それがたまたま目の前で起こっていて、その人間がたまたま自分と親しい人間だった」
吉「く・・・」
長「ただ、それだけのことだったのだ。戦地に赴くものにとっては覚悟しておくべき事の一つ」
吉「・・・・・・」
長「我々は個人としてここにあるのではない。軍として、国としてここに来ているのだ。それが解るな」
吉「ですが・・・」
視線を床に下ろす。
吉「あいつには、婚約者がいるんです・・・」
ハロ「死亡フラグktkr」
ツン「黙っててよ」
ハロ「りょーかい」
しかし展開が見えててアレだな。
洋画みたいに爆弾がドガーンっていったり怪物がゲピャーっていったり動きがあるほうが俺は好きだな。
そもそもドラマなんてものはだな、(ry
とにかく、ドラマは事実には勝てないんだよ。実際のドラマ。
寝てたらツンに怒られるからな。
見てよう。
吉「移動まで、後三十分か・・・」
いつ襲って来るのか分からない敵への恐怖と焦りで、皆疲労の色を隠せないようだった。
憔悴しきった隊員たちに言う。
吉「・・・俺についてきて後悔してないか?」
言われて、隊員たちは顔を見合わせる。
1「そりゃお前、後悔するくれーなら最初からついて来ねーべ」
3「何もせずにあそこにいるくらいだったらマシさ」
4「今更だな」
弱々しいが、力強い返事と笑顔が返ってくる。
吉「・・・ありがとう、みんな」
奮起し、立ち上がる。
吉「行くぞ。田中が残した目印によれば、あそこに居る筈だ」
あいつが俺たちに目印を残して行ったのは、俺たちが助けに来るって信じてたからだよな。
吉「・・・行くぞ!」
ドアを蹴破り、突入する。
田中は武器を取り上げられ、座らされていた。
それ以外を認識している暇は無い。
俺の目的は、田中を救い出すこと。
みんなは、俺や田中の援護をすること。
そして、みんな無事に帰ること。
それだけ解ってれば何も要らない。
銃弾がヘルメットを掠めようが、耳を覆いたくなるような銃の嘶きを聞こうが、どうでもいい。
当たったら死ぬだけだ!
吉「大丈夫か、歩けるか、田中!」
ナイフでロープを裂く。
田中は状況を理解し、力強く頷いた。
ツン「この田中って人、ハロに似てない?」
ハロ「静かにしろよ」
ツン「・・・!何よ」
ツンは口をとがらせ、向き直る。
ツン「さっきまでくだらないとか言ってたくせに、ちゃっかり夢中になってるじゃない・・・」
とか、ぶつぶつ言い始めた。
田「おーい!」
俺たちは、既に移動を開始していた部隊をとうとう発見した。
5「隊長!あれを・・・」
長「・・・まさか!あんな少人数で救出したと言うのか!?」
1「新米だってやる時にはやるっすよ!」
3「負傷者は居ません!田中も無事です!」
4「本体、田中救出小隊、無事本体に合流します・・・!」
ブワッ、と風が吹く。
田「もう駄目かと思った」
田中が、突然口を開いた。
田「再びあの旗を見ることは無いと、思っていた・・・」
俺は田中の背中を叩く。
吉「バッカ。お前が見たいのは国旗なんかじゃないだろ?」
田「はは・・・んな事言ったら隊長に怒られちまう」
吉「それにしても、あいつガキか。いい歳して飛び跳ねんなっての」
田「はっはっは・・・」
――!
吉「伏せろ!」
銃声が響く。
吉「・・・え・・・?」
信じられなかった。
俺はその場に崩れ落ちた。
これは、俺から出た血か・・・?
田「おい!しっかりしろ!」
長「撃て!」
ダラララララッ!!
3「くそ!尾行されていたとは!」
1「ちきしょう!ろくでもねえ事になっちまったぜ!最後の最後で・・・!」
4「敵兵の死亡を確認!負傷者は・・・」
田「しっかりしろ!」
吉「ふ・・・いいのさ、俺は一人身だから。彼女、大事にしろよ・・・」
田「何言ってんだ!死ぬな!」
吉「黙って聞いてろ。俺には意外と時間が無いみたいなんだ」
田「吉田・・・!」
吉「お前とホームレスしてた頃、楽しかったぜ?」
もう目が見えない。おかしいな。目は開いてるのに。
意識が体から流れ出ていく。脳の血が逃げていく感じだ。血が口から戻ってきて吐きそうだ。
吉「お前との放浪も、ここで終わりだ。元気でな」
田「 」
――戦争は終わり、部隊は撤収した。
負傷者は結構居たが、戦死者はただの一人だった。
田「どっちにしろ、戦死者は一人だったってのか?どっちにしろ、俺たちの放浪はあそこで終わりだったのか?」
墓石となった友人の前でかがむ。
田「最後まで聞かずに逝っちまうなんてよ、本当、俺たちには時間が無さ過ぎたよな」
・・・・・・。
田「・・・そろそろ行こうか、裕美」
裕「・・・うん」
吉田。
俺の最後の言葉は届いたか?
外に出ると、もう十八時近かった。
ツン「なかなか面白かったんじゃない?」
ハロ「ああ・・・映画館の外に出た時って、本当に現実に戻ってきたって感じがするよな」
ツン「そうね」
何故か無言。
ツン「あんたなんか、すっかり夢中になってたじゃない?」
ハロ「そうだっけ?」
スネを蹴られる。
ハロ「いってえ!」
ツン「『黙れ』とか言ったでしょ?」
ハロ「・・・はい、すいませんでした」
こ、これは俺的にクリティカルヒット。
十九時、帰宅。
ユリ「お帰り、おにいちゃん、・・・と秋奈先輩」
ハロ「ただいま」
ツン「お邪魔します」
ハロ「海笊観てきたぞ」
ユリ「本当!?どうだった?」
ツン「ほら、話題でしょ?」
ハロ「俺、結構見くびってたけど面白かったな。不覚にも」
ユリ「へえー、いいなあ。おにいちゃん『映画見に行く』ってしか言ってなかったから何観るのかわかんなかったんだもん」
ハロ「俺自身、何観るか覚えてなかったし」
ユリ「なんだそれ」
ハロ「由梨は、しのたとでも行けよ」
ユリ「(どうせなら、おにいちゃんと行きたかったけど・・・)そうするね」
ツン「ちょっと!」
ツンが両わき腹をつつく。
ハロ「あべっ!」
後方からの奇襲に、変な声が出る。
ツン「さ、さっさと行くわよ」
俺はツンに腕を引かれ、二階へと上がった。
ハロ「ば、バカ!お前の家じゃないぞここ!お前が先導するな!」
階段上がるの早いよ!またスネやられたらどうすんの俺!医師の審査が必要になるぞ。
ユリ「え・・・え?」
引きずられるままに俺の部屋。
ハロ「な、何だよツン。焼き餅か?」
ツン「なんで私が妹相手に焼き餅なんか・・・」
ハロ「じゃあ何なのさったら何なのさ」
ツン「・・・あんたが私をほったらかして話してるから・・・」
ハロ「それを俗に焼き餅と言う」
ツン「ちっ、違うわよ!///・・・単に、あんたにデリカシーが無いだけよ」
ハロ「デリカシー?何それおいしいの?」
ツン「おいしくないわよ!多分!それはデリカリーじゃなくてデリシャスよ!」
ハロ「テイスティーだろ」
ツン「ああもう違う!とにかく違うの!」
ツンはそう言うと、ふらふらと布団に倒れる。
ハロ「おいお前の布団じゃないぞ」
ツンは目を閉じてしまった。
ハロ「・・・・・・」
キス待ちか、と思ったら素で爆睡していた。
ハロ「おいおい・・・」
泊まる気かよ?
由梨に睨まれちまうぞ。・・・でもあいつも妹のくせに俺の彼女に焼き餅焼くよなあ・・・。
ハロ「疲れたのか?」
寝たふりをしているのかも知れないので、念のため確認してみる。
だが、反応は無い。
ハロ「起きろよ」
ぽんぽん、と胸を触る。無論わざと。
ハロ「およ?」
しかし起きない。
ハロ「最近太った?」
やっぱり起きない。
ハロ「その髪は地毛?今日の服装のテーマは?オナニーは週何回?今まで食べたパンの枚数は?」
それでも起きない。
本当に寝てるんだろうな。
[ア弄り回す
無理矢理起こす
ツン・・・こうして改めて見ると結構可愛いよな。
完全なツリ目とピンク髪ツインテール、そして何よりもこの脚が素晴らしい。
と思いつつツンの太ももを撫でる。
ツン「・・・ん・・・///」
なっ、起きたか!?
ツン「・・・・・・」
ね、寝てるな。寝てるみたいだ。寝返りをうっただけだ。
待てよ、そろそろ・・・。
コンコン
ユリ「おにいちゃん?」
ほら来た。監視員が。
ガチャ
ハロ「静かにしろ。今眠ってしまったところだ」
由梨は誰か着ているといつも、おそらくわざとこうして差し入れを持ってくる。
ユリ「え?あ・・・本当だ」
ハロ「俺、遅れて行っただろ?結構待たせたみたいで。疲れたんだろ」
それはもうコテンとお眠りになられました。
ハロ「目が覚めたら帰すよ」
ユリ「・・・うん」
バタン。
由梨は退散した。
さ、ここからは・・・どうしてくれましょう。
一人でテンションをあげる。
ハロ「ツン、暑いな。ちょっと脱ぐか」
などとわけのわからないことを言いながら上着を脱がす。
ハロ「ふむ、ブラジャーは普通だな・・・」
滅多に無い機会なので、じっくり観察する。
ハロ「やっぱり夏だな。今日は熱帯夜だ」
ついでにスカートも下ろす。
ハロ「たくし上げさせたほうが良かったかな・・・」
変態かと。
ハロ「このまま眠ったら跡がつく。ブラジャーも外そうな」
いちいち意味も無いセリフを付け足しておくバカ=俺。
あらわになった乳房を眺めているうちに、俺は顔をそれに近づけていた。
そして、それに口をつけた。
ツン「んぁ・・・!///」
柔らかい。温かく柔らかい感触が、口の辺りを包む。
ツンは一瞬ビクッと体を震わせたが、なんだかもうここで起きてもいいような感じがしてきた。
口を離し、両手でおっぱいを揉みしだく。
ツン「ん・・・ぁ、はぁ、はぁ・・・///」
お、起きたかな?
ハロ「いかん、局部が汚れている。早速脱がしてきれいにしなければ」
そう言って、パンツも脱がす。
脱がしたら、舌で濡れたそこを舌で舐め始める。
ツン「ちょっ・・・何、やってんのよ///」
ツンは俺の頭を両手で押さえ、はがそうとする。
ハロ「くちゅ・・・。ん?なんだか舐めるほど汚れてきたような気がするぞ」
ツン「うっさいわね!///」
ハロ「ぐおっ!?」
ツンは両脚で俺の頭を抱えた!
ツン「そんなに舐めたきゃ舐めてみなさいよ!この変態!」
ハロ「・・・!・・・!」
頬が両太ももで押さえつけられ、後頭部にはふくらはぎが。
あ、足フェチにはたまりませんが若干・・・窒息するって!
俺はじたばたもがく。
ハロ「ぷは!」
ようやく開放される。
ハロ「天にも昇る心地だった」
ツン「・・・そりゃ良かったわね」
ツン「素で寝てたのに・・・もう、やるなら最後までしなさいよね・・・///」
ツンはそう言って視線を逸らす。
ハロ「ああ・・・」
俺はルパ○並みの速さでズボンを脱ぎ、竿をあてがった。
ツン「ん・・・///」
そして、緩やかに奥に侵入した。
ツン「ん、あっ・・・!///ぁああっ・・・!///」
随分と可愛い声を出す。
ツンは体をわずかに震わせながら、それに耐えていた。
ハロ「可愛いな」
ツン「や、やめて・・・///」
俺はゆっくり動き出した。
ハロ「どうだ?気持ちいいか?」
ツン「へっ、変態のくせに!///」
ツンは膣を締めてきた!
ハロ「うっ・・・」
ツン「動くと出るわよ」
お、俺が優位に立つ事はできないのか・・・?
ハロ「うりゃあああ!」
ツン「え?ちょ・・・早・・・!ふああっ!///」
俺は捨て身で腰を動かした。こうなったら意地だ。
し、しかし、気持ちいい・・・中で擦れて・・・くっ。
ハロ「ああああ・・・ぁー・・・」
ツン「?あっ!・・・んぅ・・・///」
やっぱり、俺が先にイってしまった。
ツンの中に向かってびゅくびゅくと脈打ち、精液を吐き出し続ける。
ハロ「あ・・・が・・・」
ツン「ぁ・・・は・・・熱・・・///」
ツンは涙目になって虚ろに視線を巡らせている。
ハロ「はぁ・・・あれ?お前も・・・」
ツン「・・・ふん・・・早漏のくせに・・・あっ///」
ペニスを引き抜く。
ハロ「早漏でも何でもいいけど、一つ頼んでいいか・・・?」
ツン「・・・?」
ハロ「もう一回足で頭挟んでもらいたいのですが」
ツン「変態」
ハロ「く・・・!はっきり言いやがって」
ツン「私からも一つ・・・」
ハロ「ん?」
ツン「また、映画観に行こうね」
ハロ「えらく普通だな」
ツン「ハロが変態なんでしょ!ま、その・・・嫌いじゃ、無いけど・・・///」
ハロ「俺の目を見てもう一回」
ツン「何でよ!?わ、わわけわかんない。あ・・・もう、こぼれてきちゃった。拭いちゃうからね。あんたの汚い汁」
ハロ「それを聞いて勃起した」
ツン「か、勘弁してよね?」
若いうちは何度でも勃つんだ。仕方ない。
翌日。
ユリ「しのたん!海笊観に行こ!」
し「え・・・実はボク一回見たことがあるんですけど」
ユリ「え」
蕪「今週もやってまいりました」
ハロ「『住人のお手紙にSSの登場人物が答えるレス』!」
79「両脚で頭抱え込まれたい」
ハロ「そうですか。ゲストは何故か東雲てんてー」
東「『何故か』とは酷いのう」
(´・ω・)つ[]<雪姉、ツンとユリの義姉妹丼を食す
東「これはどういう意味じゃ?何か怖いぞ」
79「雪姉×ツンが終わったら考えなくも無い」
蕪「激しくwktk!!!11」
つ[]<ハロの元に返されたデータは所詮劣化コピーでしょ?
79「渋沢さんの命令で雪姉は放棄せざるを得ませんでした。『あまりいじめるな』と」
東「いじめられておるのか?解決したようじゃが・・・」
つ[]<今回のでハロの変態っぷりを見たしのたは今後ツン達と同じ道を…?
東「・・・どういうことじゃ?」
ハロ「すべて捏造です」
79「この人はなかなか読みが鋭い」
つ[:]<風邪が完治してなによりです。。体が資本なんだし無理しないでくだせぇ。
東「生真面目な奴じゃのう。79にはもったいないぞ」
79「取らないで下さい><;」
つ[]<法案提出:ハロが電気アンマで逆襲
ハロ「あれって女に効くの?」
79「東雲てんてー、返答を」
東「おぬしまで『てんてー』をつけるのはやめい。・・・そもそもよくわからんが」
つ[]<79氏が他の神作家さんのキャラを出してみたらどうですか?
79「脚立運んでるエキストラくらいなら」
蕪「酷いお(;^ω^)」
79「でもやっぱキャラ借りるのって難しくて・・・」
つ[]<東雲てんてー再登場まだー?つ[]どうかてんてー出してください
東「見るが良い!早速私を心待ちにしておるふあんからの文が届いておるではないか」
蕪「いつも学校で見てるからいいお」
ハロ「あまりに出ないんで生存確認の葉書では?」
東「そこたち職員室に来るように」
つ[]<東雲てんてー×ハロキボン
79「キタ――(゚∀゚)――!!」
東「いきなり大声出すでない!それに、なんじゃこの不埒な手紙は!」
蕪「ああ、また純粋な乙女たちがハロの餌食になっていくお・・・」
ハロ「失礼な」
つ[]<ハロ達の学校にも球技大会ってあるの?
ハロ「あるよ」
東「もう終わったがのう。次はなんじゃったかの?」
蕪「それどころかチョメチョメ大会まであるお」
79「楽しみだのう」
東「真似るでない」
海猿は見たことありませんし、海笊も即興で作った話です。存在しません。
でも全部見たいと言う人は ここ を押してください
>うちの体育祭は〜
・・・ていうかここ21禁板じゃ・・・
GJ!自分にとってはジャンプより楽しみです!
さぁ、また一週間頑張るぞ!
そうだ!レポートを書こう…明日提出の…('A`)
ぐぁ、もうこんな時間だ
ったく。貴様の作品のせいで寝れなかったじゃないか
じょうだんじゃないよ、もう
ブチ切れそうだよ
それじゃあ、おやすみなさいー
ω・)つ[]<ハロの浮気はみんな黙認なの?
(´・ω・)ョを忘れたが気にしない
ョガ気
246 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 09:21:08 ID:qtDLGpVP BE:951070098-#
毎週毎週乙です。
壁|`)っ[]<そろそろ七夕というウィッシュフラグなイベントもございますが
79氏GJです。
読みが鋭いと言われた愚者です、正直に嬉しいのは何でだろう…
つ[]ハロとツンがしてた頃、ユリは何してた?
夜を徹してけよりなやってたら完全に出遅れた!!!
ツンキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
キタ━━━(゚∀(ry
キ(ry
つ[]<フラグたてた瞬間義理だとわかる妹
電気按摩スレでは快調そうでしたよ
ツンキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
252 :
604:2006/06/26(月) 21:51:48 ID:25XzeCsx
>>79氏
GJ!!!ツンスキーの私にとっては、ベッドを転がる思いで転がりました
今週のお話
まず最初に。
この作品はあくまでパラレルです。パラレルったらパラレルなんです。
作中の人物・団体・不審者・謎は全て79氏とは関係ありません。
よし。あと、思いのほかナノがツンツンしてくれなかった。ツンツンを期待してたみなさんごめんなさい。
「・・・何これ」
「何って。お前が見たがってたもの」
ナノが俺の部屋のパソコンで、一心不乱にある物を読んでいる。
それは、以前から俺が読んでいたもの。江口ハロの物語。
きっかけは単純なことだった。
俺が江口の内情を知りすぎていた。それが、ナノには疑問に思えたらしい。
そして、問い詰められ結果がこれだ。
「これ、本当の事?」
「いや。出てる登場人物はノンフィクションだろうけど、それ以外はフィクションだろ?」
「けど」
「と、言うことにしといてくれ。俺も審議は定かじゃないし。」
まぁ、明らかに不自然・・・特に同時刻の複数の場所の描写や、複数人の心情など、一人では到底書くことは出来ない内容だ。
書き手もパラレルだと言ってるし、真実もあるけどほとんどがフィクションなのだろう。
「そっか・・・それで、ツンやチトの足をよく見てたわけだ」
「は?」
「知ってるんだから。アンタが二人の事よく見てるの」
「ちょっと待て。俺は別に」
「隠さなくていいわよ。どうせ、その足を思い出しながらここでこれ読んで一人エッチしてるんでしょ」
「いや、して無いし」
「サイテー」
む。なんで俺がそんなこと言われないといけないんだ?
「んじゃ、してないってのをわからせてやるよ」
「なにズボン脱ごうとしてるのよ」
「ほら。一発出して見ればその濃さで」
「ばか〜〜〜!」
思いっきりビンタされた。
スナップだけじゃなくて腰も効いたいいビンタだぜ。
「はぁはぁ。今日はそういうのしに来たんじゃないんだから」
「あはは。悪い悪い」
「もう・・・でも。この小説。本当だとしたら・・・気持ち悪いよね」
「だな。あと、小説じゃなくてSSな」
俺とナノはまたパソコンに向かう。
ナノには言ってないが、ここには俺たちのことも書かれていた。少し調べて見るか。
俺は今、ハロを尾行していた。
俺たちとハロたちのSSを書いている人は別人だと思うが、ハロからその作者がわかれば俺の方にも結びつくかもしれない。
俺に尾行スキルは無いが見つからない自信はある。
なぜなら、何故かハロは月岡とチトと篠田の3人に囲まれて歩いているからだ。
彼女らも他に心配事でもあるのか、全然周りに注意を払っていない。
さて、こんな羨まし・・・もとい、怪しい状態を見逃すわけにもいかない。
まさにSSのネタのようなものなのだから。
「ねぇ」
「ちょっと静かに」
「ねぇねぇ」
「見つかる」
「ねぇってば」
「うるさいなぁ。先に帰ってろよ、ナ・・・あれ?」
振り向く前に気づいた。
今日はナノは一緒じゃない。そもそも今の声はナノとは違う。
「やっほ〜」
!?
「せ、せ、せ」
「セックス?」
「じゃなくて、雪花さん。なんでここに?」
振り向いた俺のすぐ後ろにはチトの姉の雪花さんが。
「ん〜。チトを探してたら、不審者が居たからさらに後をつけてみた」
「不審者って俺?」
「他に誰が?」
ま、まぁ確かに。
って。まさか。雪花さんが犯人?
チト曰く雪花さんは神出鬼没のスキルを供えているとかいないとか。
「ん?私の顔に何か付いてる?あ、はっは〜ん。お姉さんに惚れたね?惚れたでしょ。ほら、この胸に飛び込んでおいで〜」
「遠慮します」
この人なら神出鬼没のスキルの他に盗撮や盗聴。挙句には読心術の心得だってありそうだ。
容疑者1。長岡雪花さん。つか、もう確定でいいんじゃないか?
けど、聞いても正直に話してくれるとは思えないしなぁ。
「つれないわねぇ」
「ってどこ行くんですか?」
俺が考え事をしていると、雪花さんは俺の横を通って歩いて行ってしまう。
「ひ・み・つ。じゃね〜」
手をヒラヒラとさせて路地を曲がる。
慌てて後を追ったが・・・曲がった先の路地にその姿は無かった。
「謎が多いというか謎だらけと言うか」
「私のことかね」
俺の耳元で『シュボッ』っという音がする。
「渋沢さん」
日暮毒男の叔父にして、謎な人物2人目。
タバコをふかすその姿は様になっていてカッコいい。
「探し人は見つかったかい?」
「いえまだ」
「そうか」
「えぇ・・・って、なんで俺が人探ししてるの知ってるんですか」
渋沢さんは遠い目をしながら空を見上げる。
「人は常に何かを探しているのさ。それが夢と人との違いはあれどね」
夢追い人と人探しは全然違う気がする。
「あ、そだ。この前はお墓を探していただきありがとうございました」
「なに。あの程度礼を言われるほどのものでもない」
この人の情報網も侮れないよな。
よし、容疑者その2はこの人に決定。
「おっと、そろそろ失礼させてもらうよ」
「はい。ではまた」
渋沢さんはタバコを足元に捨てそれを靴で踏みつける。
そして俺の方を一瞥すると小さく口を開いた。
「一つ忠告しておこう。君が今調べていること・・・深入りはしない方がいい」
「え?」
俺が聞き返そうとした瞬間、風が吹き俺は一瞬目を瞑る。
目を開いた時には渋沢さんの姿は無かった。
「か、勘弁してくれ」
狐に抓まれるとはこの事を言うのだろうか。
いやいや。狐より性質悪いような気がする。
去り際に怖い事言われたし。
・・・帰ろうかな。でもなぁ。あと少しっていう気もしなくもないんだけど。
よし。今日一日調べてわからなかったらきっかり止めよう!
「で。ここか」
ハロたちを見失い当ても無く歩いていた俺は、何故だか神社に居た。
SSを読む限りではアレはこの神社に在るはずだけど。さすがに常識離れしすぎだよな。アレは。
「ねぇ」
・・・・・・俺は何も見てない。何も聞いてない。
「アレとか在るとか少し酷くない?」
神社の中には何もない。もし居ても浮浪者か家出人か。
「酷すぎ。私は物じゃないんだから。せめて人間扱いしてよ。彼女はとか住んでるとか」
巫女服姿の・・・少女が俺の目の前に居る。
「うん。よろしい。子供扱いなのが悲しいけど、そこは大目に見てあげよう」
「なんで居るんだよ!」
「うわぁっ。え?え?え?」
いくらなんでも彼女がここに居るんならあのSSだって真実だってことか?
マジで?いや、でもなぁ。
「ん〜?よくわかんないけど、悩んでる?」
「悩んでるというか、君がいたせいで悩みが大きくなったというか」
ウィッシュは俺の答えに首をかしげてしまった。
「えぇ!?なんで、私の名前知ってるの?」
「まて。さっきからおかしいと思ってたが心読めるのか?」
「え?うん」
あのSSにそんな描写あったかな?
ふむ?
「で、名前」
「あぁ。そうだ、あのな。俺はハロの友達なんだ」
「ハロ?誰?それ」
「へ?」
俺はまったく期待していない答えに思考が停止する。
「江口遥。通称ハロ」
「知らない」
まて。待て待て。いやいや、ここでこの大どんでん返しは無いだろ。
「だって私、人前に姿現すの初めてだし」
えと。つまりは。あのSSの登場人物は全てリアルで存在するけど中身はノンフィクションですよでFA?
「いやFAと聞かれても」
「・・・悪い。一人にしてくれ。今度・・・賽銭とお供え持ってくるから」
「私お地蔵様じゃないし」
俺が神社を後にしようとした時。急に頭に鈍い痛みが走り視界がブラックアウトした。
「いいの?・・・ハロの友達でしょ?」
誰の声だ?
「漏洩を防ぐため・・・仕方あるまい」
「大丈夫よ。死ぬわけじゃないから」
この声まさか。
「あ」
「どうした?」
「ううん。なんでもない」
・・・俺に気づいたか?
「それじゃあ、置いてくる」
「えぇ。お願い」
「・・・全部忘れちゃうけど・・・また、来てね。お賽銭もお供えもいらないから」
胸元に暖かい感触。
君は・・・やっぱり・・・全部知って・・・
「・・・ひと・・・公人!」
「ん?」
ここ。どこだ?
「よかったぁ・・・目が覚めたんだ」
「あれ。ナノ?」
俺の部屋?ベッドの上・・・なんで。あれ?
頭が痛い。
「どこか痛い?ねぇ、大丈夫?」
「あのさ。俺・・・一体」
ナノの顔を見る。
頬には涙の跡がついていた。
「私が部屋に来た時にはもう倒れてたから」
「倒れてた?」
全然記憶に無い。学校から出たところからすっぽり記憶が抜けている。
「じゃあ、ナノがベッドに?てか、なんでナノが俺の部屋にいるんだよ」
「え?あ・・・それは」
「涙まで流して」
「!?流してない!!これは・・・そう、アンタが起きるまで読んでた漫画が面白くて笑いすぎて出た涙よ」
「気絶してる俺をほっておいて漫画かよ」
「え?あ」
ナノが俯く。
「冗談だ。んで、どうした?」
少しずつ痛みがひいてきた。
「・・・ごめん」
「何がだ?」
俺、ナノに謝られるようなことされたっけ?
「昨日・・・なんか気まずくって・・・今日も全然・・・話とかしてくれないし」
「あぁ。いや別に昨日のは俺が悪いし、それに今日は別なこと考えて」
あれ。何考えてたんだっけ?学校終わったらすぐに・・・何しようとしてたんだっけか。
「公人?」
「あぁ、いや。なんでもない。俺こそごめんな。泣かせるまで心配させて」
「っっっ・・・だ、だから。心配はしてない!!心配なんて・・・してないもん」
ナノは顔を真っ赤にして反論する。
頭打って忘れるくらいなら、どうせたいした内容じゃないんだろう。それよりも、ナノの方が俺には大事だ。
「ゃ・・・今日は・・・そんなこと・・・したくない」
「俺はしたい。だめ?」
「・・・ダメ・・・あ・・・ん・・・ダメなの・・・本当に」
俺が抱きしめて首筋を舐めているだけでナノの体から力が抜けていく。
「ねぇ」
「・・・もう。ダメ・・・今日は・・・生理だから・・・ね」
ふむ。そか。それで昨日も。
「そういうことなら・・・我慢するか」
「ありがと・・・でも・・・口で・・・して上げるね。座って」
「へ?」
そう言うと、ナノはベッドから降りて正座する。
「はい。ここ」
ベッドの端を叩く。俺に座れってことだろう。
俺が指示された位置に脚を開いて座る。
「ズボン脱いで」
言われるままにズボンを脱ぐ。
「行くよ」
ナノの手が俺のパンツを下ろす。
「・・・で・・・でかい・・・な、なに大きくしてるのよ!!」
「仕方ないだろうが」
「もう・・・これじゃあ・・・口に全部入んないよ」
そう言いながら、手で竿を握り、先端に口を付ける。
舌で先を満遍なく舐めまわし。
「ぃて」
「あ、ごめん」
たまに歯が敏感な部分に当たって、気持ちいいのかそうでもないのか。
「うぅ。ごめんね。初めてだから・・・こういうの」
「いや、初めてじゃないと困るし。ま、いつでも貸してやるから練習しな」
「・・・本番は別な人にしていいの?」
「なにぃ!!」
「冗談だよ。んっ。なるべく歯は立てないように」
ナノの暖かい舌が俺のに触れるたびに気持ちがよくなる。
「よし」
ナノは気合を入れると大きく口を開く。
うぉぉぉぉ。な、なんか・・・下とは違うよさが・・・す、すげぇ。
「ん・・・ふむ・・・は・・・ふぅ・・・はむ」
ヤバイ。これはマジで。
「あ・・・えへへ・・・はきから・・・はにかれてきたよ」
そりゃ、これだけされれば出るって。
「んむ。はぁ・・・ひゅぅ・・・はふぅ」
「ナノ。口・・・離せ・・・もう」
だがナノは口から俺のを出さないどころか、さらに激しく舌で舐めまわす。
「うぁ。ナノ。ごめん」
精液が吐き出されるのがわかる。
「んっっ」
ナノの喉が動く。まさか・・・飲んでるのか!?
「ナノ!!・・・んっっ!?」
ナノが立ち上がり俺にキスしてきた。
舌を絡めて・・・この・・・苦いのって・・・まさか!
うぅ。ちょ・・・待て。そんなに舌動かされたら。
「ふぅ。どうだった?」
「げほ・・・がほ・・・おま・・・飲んじまったじゃねぇか」
「飲ませたんだもん。どう?」
「不味い」
「ふふん。私にいつも無理させるアンタへのお仕置きよ」
「無理なんてさせてねぇし。うえ・・・気持ちわる」
まさか自分の精液を飲むはめになるとは思いもよらなかった。
「それにしても、今日のは濃かったね。本当に一人エッチしてなかったんだ」
「だから言ってるだろ・・・あれ?」
「どしたの?」
「いや」
・・・そうだ。SS・・・でも・・・なんでだろう。もう、調べる気が起きない。
「ん?」
「どうした?」
「これ。何?」
俺が視線を下げると、シャツの丁度胸のあたりに薄いピンク色のキスマークが。
「へ?あ・・・あれ?」
「き〜み〜ひ〜と!!」
「覚えてない。覚えが無いんだって。全然」
「言い訳無用!!公人なんてだ〜いっきらい!!神社でお祈りしなきゃよかった!!!」
神社?あれ。なにか・・・約束。
「ナノ!」
「は、はい?」
俺はナノの手をとって見つめる。
「神社に行こう・・・ナノとの永遠を誓いたいから」
「・・・さすがに来てくれないか・・・・・・・・・あ・・・ふふ、二人が幸せで過ごせるように祈ってあげるね」
謎が謎を呼ぶ。最初っからこのネタはやりかたかったけど・・・
不完全燃焼だ〜。もう少し練ってからやればよかった。
ネタもエッチもどっちも中途半端な気がします。精進しなくては。
次回『時を駆けるナノ』
最初から最後までナノ視点でお送りします 5
誰よりも早く604氏にGJ!
ウィッシュ可愛かったです。
誰もが使う
誰よりも(ry
まぁGOODJob
>>263 俺はGOODJOBよりFOOTJOBしてもらいたい
いつになく盛況だな
つ[]<あんた、背中が煤けてるぜ
つ[]<また温泉旅行のときみたいな、全員揃ってのイベントが見たいなぁ……なんて
つ[5000] <本家に平和が訪れますように。
「重複」を「ちょうふく」と読む事は認めない
>243
明日提出って・・・それはちゃんとやっておこうな
にしてもジャンプなんて聞いたのも何年ぶりか
>244
ごめんね深夜投稿でごめんね。ただ、反省はしていないし改めるつもりも無いので
はよ床に就けい(`・ω・´)
>246-247
乙やGJに励まされる日々
>251
なにやってんのwww落ち着けwww
ところで電気按摩スレって何の事さね?
>604氏
なんとも賑やかな・・・もしかしてこれで全員出演済みかな?では出演料をいただこう。
取りませんよ。冗談ですよ。ホント。
しかし公人やナノが智途編を目にしていたとすれば、謎の秘密結社に消される希ガス
ただ、遥たちの世界に於いて私の存在を示唆するような内容は私的には好ましくありません。
ザ――・・・
朝から雨が降っている。
朝からだ。朝っぱらから。
しかし俺は運がいい。
もし、今日登校途中にこの蕗の葉っぱを見つけてなかったら、俺はびしょ濡れだっただろう。
そんなもの差して登校するわけ無いだろ。土々呂じゃないんだから。
ハロ「うーん・・・」
でもなんか引っかかるような・・・。何か忘れてるような・・・。
とか言ってるうちにツンは俺を廊下に置き去りにしてさっさと教室に向かってしまったわけだが。
何を生き急いでいるのかね。
俺はその辺のんびり屋だから、このように思考する余裕を常に持ち合わせているのだ。
で、なんだっけ?
ツン「・・・あんた、まだ居たの」
ハロ「あ」
待ちかねたツンが戻ってきた。
ツン「『あ』じゃないわよ。全く・・・早く教室入らないと風邪引くわよ?」
ハロ「教室に暖房があるわけでもそんなに濡れてるわけでもないのに?」
ツン「そうよ!行くの!」
ハロ「しかも誰も居ない」
ツン「そ、そうよ。だから行くの!」
全然話が繋がりませんが。
ハロ「おっと」
ツン「いいから早く来なさい!」
ツンは俺の右手を掴んで連れて行こうとする。
ハロ「わかった、わかった。行くよ」
――昼になっても、雨は降り続いていた。
ハロ「うーん・・・」
廊下を何の気なしに歩く。
思い出せない。今日は何かあった日だ。
あー、なんだかこんなのばっかりだ。忘れっぽいのかな、俺?
ツン「ハロ!」
ハロ「ん?」
ツンがそのツインテールをはためかせ走りよってきた。
ツン「はぁ、はぁ・・・あんた、どこまで歩いてるのよ」
ハロ「思えば遠いところまで来てしまった・・・」
ツン「そこまでは遠くないでしょ。それに」
ハロ「?」
ツン「今日のこと、覚えてるわね?」
[ア「今日のこと?」
「ああ、アレの事か」
ハロ「今日のこと?」
ツンが一瞬硬直した。
修羅場の予感。
ツン「・・・はぁ?あんた、まさか忘れてたんじゃ・・・」
ハロ「いやいやいやいやそんな事は!滅相もない!」
ところで何でしたっけ???
手のひらとかにメモしてないっけ?
恐る恐る右の手のひらを覗き見る。
・・・おお!あった!
雨に濡れて多少は霞んでいたものの、まだ読める範囲だ。
ハロ「買い物か!」
ビシ、とツンを指差す。
ツン「・・・そんな簡単な約束も覚えられないの?」
ハロ「あ、いや、その」
チト「え?」
なっ!背後に智途が!
チト「そ、そんなに驚いたように振り返るな」
ハロ「いや驚いたから」
智途は額に手を当て、ため息をついて、
チト「ま、驚かされたのはこっちでもあるがな・・・」
ハロ「え?」
チト「左の手のひらを見てみろ」
まさか・・・。俺は恐る恐る左手を覗き込んだ。
ハロ「なっ!」
ツン「何?もしかして、あんたまさか・・・」
チト「私とも買い物に行く約束をしていたんだろう!」
ハロ「・・・マジですか・・・」
って言うかなんで片手に書いた時点でもう片手を見ないんだよ。
もう『あ、何か書いてあるから書けないや』くらいしか思ってなかったろ自分wwwアホスwww
チト「笑ってる場合か!」
ツン「・・・どうするつもり?ハロ」
いや私の方としましてもまさかダブルブッキングになろうとは思いもよりませんでしてこのような事態になりましたことには深い懸念を
ユリ「ええっ!?」
ハロ「うおっ!由梨!?」
ユリ「おにいちゃん、今日私に勉強教えてくれるって言ったじゃん!」
と、とととトリプルブッキング!!?!?
チト「とにかく、ここは順番に私から!」
智途はグイ、と俺の右腕を引っ張る。
ツン「何言ってんのよ!私が先!」
ツンは俺の左腕を引っ張る。
両腕に胸が当たって気持ちいいかも・・・。
ユリ「わっ、私・・・!あ、引っ張るところ無いや・・・」
蕪「まだ両足と頭とチ○コが残ってるお」
毒「とか言ってるうちにハロがばらばらになってしまいそうな件」
ハロ「あだだだだだ!二人ともよせ!」
最早気持ちいいとか言ってられないぞこれ!引っ張るのやめろ!さっき「ゴキ」とか変な音したし・・・。
ツン「先に約束したのは私でしょ!?」
チト「ハロが痛がってるだろ、離せ!」
何このありがちな・・・!
ハロ「ぐえ!」
く、首が後ろから!?
ユリ「違うもん私と勉強するんだもん!」
毒「あの締め方はどうでしょう」
蕪「かなり危険な角度だと思うお。ダウンも時間の問題だお」
待て、由梨、死ぬ!若干死ぬ!
東「こら!」
パチン、パチン。
扇子の音が鳴り響く。
蕪「おっ」
毒「ぐはっ」
三人の手も緩む。
よ、よかった・・・!救世主が・・・!
ハロ「ゲホ、ゲホ・・・」
東「昼間っから廊下でウィリアムとは嘆かわしいのう」
解説するとウィリアムとは東雲てんてーが言うにはリンチの意。リンチの由来による。
ツン「だってハロが・・・!」
東「よしよし。その話は後でな。さて、授業が始まるぞ。皆急げ」
みんなは大人しく解散してくれた。
そして、俺も行こうかと言うときに。
東「そうじゃ、江口」
ハロ「はい?」
東「江口には教材を運ぶのを手伝ってもらう」
ピッ、と閉じた扇子を俺に向けるてんてー。
ハロ「あいにく暴漢どもに襲われて両肩が脱臼しておりまして」
東「・・・それを誰が助けてやったのじゃ?」
ハロ「・・・てんてーです」
東「わかればよい。四の五の言わずに手伝うのじゃ」
俺は仕方なく手伝う事にした。
東「それと、『てんてー』はよせ」
ほとんど決まり文句と化してきたセリフだ。
お、重。
ハロ「全部持たせることは無いでしょうてんてー!」
東「うむ、崩すんじゃないぞ」
って全然聞いてないし!
ハロ「せめて四分の三・・・八分の七持って下さいよ!」
東「もう少し謙虚に出てはどうじゃ」
そういいつつ、東雲てんてーは三分の一くらいを取り分けて持ってくれた。
ハロ「あー・・・これでようやくてんてーが見えます」
ピタッ、とてんてーの動きが止まる。
東「やっぱり全部持てい!」
ハロ「冗談です冗談ですすいませんごめんなさい!」
てんてーは早足で歩き始めた。
ハロ「失礼ですが、背が低いのがコンプレックスとか?」
東「別に、そういうわけではない。江口に言われるとやけに腹が立つのじゃ」
ああ、そう。
ハロ「男なら気にするのはまだしも、てんてーはそのままで可愛いと思いますけど?」
東「はぁ・・・褒め言葉と受け取ろう」
気にしてるんだろうか・・・。
東「・・・江口は人気者じゃのう」
ハロ「はい?」
東「女子三人の取り合いになっていたではないか」
ハロ「まあ、一人は義妹ですが・・・」
東「あんな光景は初めて見たぞ」
ハロ「あれは俺の不注意で・・・」
嫌な事を思い出した。
俺、まだトリプルブッキングの渦中に居たんだった。
ハロ「てんてーが止めてくれなかったら今頃ばらばらでした」
東「それは困るのう」
やっぱ他人事か。
ハロ「さて、どうしたものか・・・」
窓の外に降りしきる雨を見つめ、言う。
由梨の宿題は最後でいいだろう。
じゃあツンと買い物か・・・。
ハロ「ツン」
振り返るが、誰も居ない。
ハロ「・・・ツン?」
帰ったか?そんな筈無いと思うけど・・・。
んー、じゃあ智途のところに行ってみるか。
智途が居るはずの教室を覗く。
だが、智途も居ない。
神隠しか?わけがわからん。
・・・よくわからん。俺も帰ろう。
雪「・・・ああ、疲れた。もうやってられないわ」
でも、これもすべて智途のため。
雪「あれは・・・」
ハロ君の家だ。
雨宿りさせてもらおうっと。
ユリ「お帰り、おにい・・・」
まっすぐ帰ってきてくれたんだ!
私は喜び勇んで玄関に向かった。
ツン「おにいちゃんじゃなくて悪かったわね」
でも、そこには秋奈先輩が立っていた。
ユリ「あ・・・」
そっか、待ち合わせか。
なんだ・・・。
ユリ「じゃあ、あの、上がって下さい」
ツン「・・・お邪魔します」
チト「ただいま・・・」
ここは私がいったん身を引いて、後の約束を確実なものにしてもらおう。
まあ、大した買い物でもないことだし・・・ん?
テーブルの上にメモが置いてある。
チト「『しばらく旅に出ます 雪花』・・・か」
今更突っ込むべきところでもないが。
チト「どこへ行ったんだろう、姉さん」
毎日ぶらぶらしているように見えて、ちゃんと収入は得てるんだよな。
一体どこで何してるんだ?
チト「まさか、ハロの家に・・・」
完璧。完璧よ。
こうやってハロの家で待ち伏せしてれば、由梨ちゃんに取られる事無くハロと買い物に行けるわ。
由梨ちゃんには悪いけど、うんうん。
うーん、でも由梨ちゃんも健気でいい子なのよね。
ハロが味方してあげたくなるのもわかるかもね。ライバル視するスタンスでもないし。
ピンポーン
ユリ「あっ」
私は今度こそおにいちゃんだと思って、玄関に向かった。
ガチャ・・・
ユリ「おかえ・・・」
雪「こんにちわー」
でも、そこに居たのは・・・。
雪「お邪魔しまーす。由梨ちゃん今日もカワイイねえ♪」
雪花さんは、ぽんぽんと私の頭を叩いて、お邪魔した。
雪「雨宿りしに来ました」
・・・は。びっくりしてる場合じゃない。
私もリビングに向かった。
ガチャ
チト「・・・姉さん?」
私は居間からそっと玄関を見た。
ハロ「いや、俺だ」
チト「は、ハロ!?」
ど、どうしてハロが・・・!月岡と買い物に行ったんじゃ・・・!?
思わず顔を引っ込めてしまったが。
ハロ「・・・上がっていいか?」
チト「どうぞ」
落ち着いて返事をする。
よくはわからないが、ハロは私との約束を優先してくれたらしい。
ハロ「あ、何だお前。パジャマじゃないか」
チト「それは、まさかお前が来るとは思わなかったから・・・雨に濡れたし」
ハロ「今日買い物に行くって約束してたじゃないか」
チト「でも私は今日は大人しく身を引いて月岡と買い物に行かせる気で居たんだ」
ハロ「ふうん?」
チト「その、今日は、雨、降ってるだろ?だからな」
ハロ「いや俺もツンと行く予定だったんだけど」
・・・なんだ。やっぱりそうなのか・・・。
ハロ「でもツンは先に帰ったかと思えばあいつの家にも居なかったしわけわからんからこっちに来た」
チト「そうだったのか」
ハロ「でも今日雨降ってるしな。それに風呂入ったあとみたいだし」
チト「だっ、大丈夫だ。行ける!」
ハロは驚きの表情を見せる。
ハロ「無理しなくても」
チト「せ、せっかく来てくれたんだしな。約束をだらだら長引かせるのも良くない!今着替えてくる!」
ハロ「あ、おい!」
よくわからんがありがとう月岡!
ツン「・・・本当に?」
一方、ここはハロの家。
雪「本当だってば。偶然も偶然」
秋奈先輩が雪花さんにあれこれ質問している。
大体私がしたい質問と一緒だから、私はソファーの影からその様子を見ていた。
だって雪花さんって・・・色々上手だから近寄りにくいって言うか・・・。
雪「私はただ雨宿りに来ただけよ?それに私も一応ハロの友達の姉だし」
秋奈先輩は腕を組んで言う。
ツン「でもハロはスケベだからね。結構心配なのよ」
うん、私も心配。
雪「はいはい。大人しく座ってますよ」
あ、こっち来た!
私は急いでソファーに座り直した。
まもなく、雪花さんが私の隣に腰掛けた。
ふ、普通に見たら美人なんだけどな・・・胸も大きいし。
雪「あ、由梨ちゃん」
ユリ「はい?」
雪「疲れちゃった。ちょっと寝かせて」
あ、ああ、ここどけばいんだよね。・・・って、えええ!?
雪「んん〜・・・」
雪花さんは私に抱きついて、倒れ込んできた!
ユリ「あ、あの!?///」
雪「ちょっと抱き枕を・・・」
ツン「な、何してんのよ!?」
雪花さんの顔がすごく近い。
おっぱいが私のに押し付けられて・・・うう///
ユリ「や、やめてくださ・・・///」
雪「由梨ちゃんって抱き心地いいわねー・・・おにいちゃんにそう言われない?」
そう言いながら、雪花さんはもぞもぞと体をくねらす。
ユリ「いっ、言われないもん・・・第一、抱かれませんから!」
雪「こぉーら。嘘はダメよ?」
ツン「何、言わせようとしてるのかしら?」
あ、秋奈先輩・・・。
雪「見つかっちゃった」
ツン「そーやってハロとしてるわけね?」
雪「ええ?ツンちゃんもこーやってしてるんでしょ?」
ツン「してない!///」
雪「うそつきが多くて姉さん困る」
雪花さんの体が離れる。
それでも私はまだ余韻に浸っていた。
ツン「な、何よ」
雪「素直じゃないわねぇ」
ツン「大きなお世話よ!」
はぁ・・・おにいちゃん・・・。
大ピンチです・・・。
ハロ「なんで制服なんだ?」
チト「お前に合わせてるんだ」
ハロ「・・・ごめんな」
チト「えっ?」
ハロ「ほら、だって俺、お前に言われるまで約束してた事に気付かなかった」
チト「そっ、そんな事はどうでもいい。今、来てくれたんだから・・・な?///」
ハロ「そうか?ありがとう」
チト「うん・・・///」
ハロ「傘、一本でいいか?」
チト「二本だ!」
ハロ「相合傘など」
チト「そんなに子供じゃない!恥ずかしいだろ!///」
まあ始めからやるとは思ってないけど。
ツン「う・・・!」
私は雪花さんに掻き抱かれ、顔が胸に押し当てられた。
ツン「んー!んー!///」
抵抗し、もがくたびに、柔らかく温かいその感触が満面に伝わる。
何だろう、この匂い・・・甘くて・・・ボーっとしてきちゃう・・・。
そんな私の頭を、雪花さんは優しく撫でる。
雪「ほら、落ち着いて、落ち着いて・・・ね?」
ツン「ぷはっ!」
私は力を振り絞って、快感から離れた。
何なの?まだ何もされてないのに、弄ばれてる気がする・・・。
これじゃあマゾのハロが喜ぶわけね。
雪「ま、いっか」
ツン「え?」
雪「ここじゃ狭いし、ハロ君の部屋のベッドででも寝るわ」
ツン「なんで『ハロの部屋の』なのよ!」
ユリ「わ、私の部屋を使って下さい!」
雪「何よ二人とも。ハロの部屋に何かあるわけでもない」
そ、それはそうなんだけど。
ツン「でも勝手に人の部屋で寝るなんて駄目でしょう」
雪「雨降ってる間だけだってばぁ」
ユリ「だから私の部屋のベッドで」
雪「だって私の匂いで由梨ちゃんが自慰行為したら困るし」
ユリ「しないもん!///」
由梨ちゃんは雪花さんに必死に食って掛かっている。
私は落ち着きを取り戻すために、ソファーに座った。
ハロったら一体どこで何やってるのよ?早く帰って――
雪「隙あり!」
ツン「――!」
雪花さんが私を押し倒してきた!
先ほどと同じように胸を顔に押し当てられ、それでも鼻は塞がれてないから大丈夫だけど、・・・!
手首が押さえられてる!これじゃ抵抗できないじゃない!
ツン「んー!んー!///」
雪「可愛い・・・」
ユリ「あ、ああ・・・」
由梨ちゃん、今こそチャンス!もう殴ってでも何でも雪花さんを止め
ユリ「ごめんなさい!」
何よそれ!!?!?!勇気、勇気!
雪「ふふん・・・ハロ君より先にちょっといただいちゃおうかな」
雪花さんは少し体を持ち上げると、唇を近づけてきた。
ちゅ・・・
ツン「・・・!///」
ちゅ、ちゅく、ちゅぷ・・・
ツン「・・・!・・・ぁ!///」
舌が口の中を這い回り、犯していく。
ツン「(いや・・・あ・・・///)」
ユリ「あぅ・・・(どうしよう?そもそもなんでこんな事になったんでしたっけ??)」
ツン「!///」
雪花さんの指が体をなぞり、股間へと伸びていく。
雪花さんはわざとらしく唇を離し、嘲笑して私を見る。
私は声を出さないよう、耐える。
ハロ「買ったなー」
買ったのは財布と服四着。
チト「悪いな、買い物手伝わせた上に金まで出させて」
ハロ「言うほど出してないからいいよ」
チト「・・・変に紳士だな」
と、智途は笑顔を見せた。
ハロ「男として当然の勤めをしたまでだろバーローwww」
チト「そうか?」
・・・・・・。
なんだその『そうか?』って言うのは。
チト「さて、そろそろ帰ろう」
ハロ「だな。雨も止んだし」
ツン「ぅ・・・あっ、ぃやっ・・・///」
雪「どうしたの?気持ちいいの?」
雪花さんの巧みな指使いに、私は身を捩じらせるしかなかった。
ツン「いゃっ、あっ、ぁああ・・・///」
そして、雪花さんの責めが止まる。
ツン「はっ、はあっ、・・・はぁ・・・///」
もう、何なのよ?何がしたいのよ・・・勘弁して・・・。
雪「さて、このどろどろになったここに指を入れたらどうなるでしょう?」
ツン「・・・!」
ずるり、とその指が侵入した。
ツン「やっ・・・ああああああっ!///」
私は雪花さんの指責めに耐え切れず、情けなく絶頂に達してしまった。
雪「あらあら・・・」
ツン「あ・・・ぅうう・・・///」
恥ずかしい・・・もう嫌・・・。
雪「さて、次は・・・」
ユリ「・・・えっ?」
雪「今の見てて濡れてきちゃったでしょ?」
ま、まだやる気なの・・・?
ピンポーン
ユリ「おにいちゃん!」
雪「あーあ」
待望のハロが帰ってきた・・・んだったらいいな。
って!私まだこんな格好・・・!
ガチャ
い、急いで隠れるか何かしなきゃ・・・!う、力が入らない・・・!
雪「ごめんね?」
ツン「え?」
雪花さんは一瞬とも呼べるほどの速さで私の処理をしてくれた。
その後も、ハロがリビングに入ってくるまでに後片付けをしていた。
何か凄いな、と思ってしまった。
見習いたくはないけど。
ハロ「ただいまー・・・ってうおっ!?」
雪「あー大丈夫。雨宿りさせてもらっただけだから。雨止んだし今帰るよん」
雪花さんは右手を上げ、ひらひらさせて家を出て行った。
ハロ「あー、びっくりした。ツン?待ってたのか?」
ツン「すべてが遅いのよ!バカッ!」
ハロ「いでっ!」
ツン「バカバカバカバカバカバカ!大変だったんだから!私にあんな思いさせて!」
ツンの猛打に頭蓋骨脱臼。
ハロ「わかる!わかるぞその気持ち!皆まで言わずとも!」
ユリ「おにいちゃん!」
ハロ「手を出すなぁ!由梨!これは俺の罪だ!」
ツン「はぁ、はぁ・・・言っとくけどね!」
ヤバイ。軽い脳震盪。
ツン「罰として一ヶ月、踏んであげない」
ハロ「!!!!!!!!!!!」
ユリ「え?」
ハロ「ちくしょおおおおおおおおお!!」
ツン「ふん!後悔なさい!」
泣き崩れる俺。ふんぞり返るツン。
そんな光景を見て由梨は不思議だったに違いない。きっと
ユリ「(『踏む』って、どういう事だろう?)」
って思ってるに違いない。
ユリ「(おにいちゃん、いつになったら勉強教えてくれるんだろう?)」
翌日。
東「のう」
ハロ「あ、てんてーおはよーございます」
東「えらく元気が無いようじゃな」
ハロ「ええ、まあ。やっぱ一人で三人はつらいです」
東「一人で三人は・・・?」
結局、きのうは深夜まで由梨の『重力ってどうやって決まるの?』って質問の説明してたからな。
時空の話までしないといけなかったんだぞ。素直にgとか9.8とか書きゃいいんだよ。
東「ふむ。それは大変じゃのう///」
ハロ「はい、本当に」
東「ま、若いんだからそれくらい大丈夫じゃろ」
肩の位置が高いので、扇子で肩を叩くてんてー。
ハロ「なんでも若さで片付けるなんて誰かさんと一緒だな・・・」
東「?なんじゃ?何か言うたか?」
ハロ「いえ」
ブッキングミスはもうごめんだ・・・。
両手のひらは、わずかにだがまだ黒ずんでいた。
渋「シュボッ・・・」
蕪「今週もやってまいりました」
ハロ「『住人のお手紙にSSの登場人物が答えるレス』!」
79「時間って大切だよね」
ハロ「そうですね。ゲストは雪花さん」
雪「おひさ」
(´・ω・)つ[]<ハロの浮気はみんな黙認なの?
79「
>>248。黙認と言えば言えなくも無いけど」
蕪「ゆるせんお。人の心をいくら踏みにじればいいと思ってるお?」
ハロ「いや、あの」
壁|`)っ[]<そろそろ七夕というウィッシュフラグなイベントもございますが
79「来週な」
雪「ウィッシュちゃんか・・・ふふ」
ハロ「ウィッシュはわたさねえ」
つ[]ハロとツンがしてた頃、ユリは何してた?
79「直接聞こう」
ユリ「え?私?えと、騒がしかったなあ、って思って、お風呂入って、差し入れして、夕飯作ってたよ」
蕪「色気の無い返答に萎え」
ハロ「こらwwwww」
つ[]<フラグたてた瞬間義理だとわかる妹
79「三次元はグロ」
ハロ「ちょwwwww」
雪「私が男だったらなあ」
チト「(今何か寒気が・・・)」
つ[]<あんた、背中が煤けてるぜ
79「マージャンなんて知りません」
蕪「知ってるジャマイカwww」
79「Googleたんが教えてくれます」
つ[]<また温泉旅行のときみたいな、全員揃ってのイベントが見たいなぁ……なんて
79「いいね!やろう!ぜひ!」
雪「何で推すの?私も是非だけど」
79「全員しゃべるだけで十行は食う」
ハロ「おい」
つ[5000] <本家に平和が訪れますように。
79「『ほえ?』と思って見てみたら凄惨。vipパートスレの宿命だから試練だと思って耐えるしか」
ハロ「口癖パクられたぞ」
ウ「ほえ?」
蕪「(*´Д`)'`ァ'`ァ」
79「ちなみに当方CC全く知らんです」
ハロ「だからパクリじゃないとでも?」
雪「この騒動に乗じてウィッシュちゃんゲト!」
ウ「ひゃっ!?」
ハロ「させるかぁ!」
蕪「この騒動に乗じて智途様ゲトしてくる!」
79「いや智途は騒動と関係ないだろwww」
ウボァー(ウィリアム)
今週は東雲てんてーフラグ立てるので精一杯だった
ところで
熾惺学院の制服デザインキボンヌ
やってくれたらお礼にツンとかの弱点教えるよ
毎度GJです!!さすが雪姉ww
キャラがたくさん出てくると楽しい。
ウィッシュキタ━━━(゚∀゚)━━━!!ってことですか?来週!
つ[]<そろそろ裏ウィッシュ来るのかなwktk
あ、CC好きの自分からアドバイス(?)
「ほえ?」「はうー」「はにゃ〜ん」は三大口癖だー!!
でもさすがに「はにゃ〜ん」までやったらパクリだー!!
GJ!
てんてーフラグwktk
(´・ω・)つ[]<人の心を弄ぶハロは又吉イエスによって地獄の炎に投げ込まれる者だ。 いつ天罰はくだりますか?
読み専のワガママなリクエストに毎回斜め45度上から答えてくれる
79氏素敵すぎますがな…プチ百合テラモエス
ふと気になったんで普通の質問。
つ[]ハロ達高校生諸君は原付の免許とか持ってんの?
相変わらずのGJぶりですね、79氏に乾杯
そして久しくお賽銭。
つ[1000]
家宝の1307年10月13日に拾ったとされる物を賽銭箱に投入。
つ[馬に乗った二人組みが描かかれたバッジ?]
なんか赤い物がこびりついてるんだよね・・・取れないし。
285 :
604:2006/07/04(火) 07:37:26 ID:qBhpHO11
79氏GJ
パラレルだから大丈夫です。多分、きっと。先日から後ろをつけてきてる黒服も関係ありません。
ちょっとリアル忙しくてSSはもう少し待ってください。
木曜か金曜に投下します。ホント、バランス崩すようなことしてごめんなさい。
つ[]79氏は他のスレでもSSを書いているのですか?
つ□ツン = 柊 高嶺
チト = 柊 巴
ユリ = 柊 瀬芦里
しのた = 柊 海
雪花 = 柊 要芽
てんてー= 柊 雛乃
と脳内変換してしまう俺はアホですか、そうですか
>>287 姉やは?ねーたんは?
居ないのですかそうですか
しかしチトは「あう…」何て言わないと思う
ただてんてーが雛乃なのは大いに賛成だ
注 分からない人のために
きゃんでぃそふと発売の
「姉、ちゃんとしようよ」
の話しです
ついでに俺はあの主題歌が好き
つ[]最近蕪雲が活躍してないごようすですが
七夕の今日、夢にウィッシュ出てきた…!
自分のウィッシュ好き加減に脱帽。リアルに5000円賽銭した人に追いついた気分ww
ウィッシュかわいいけど、裏ウィッシュ(も出てきた)怖かったよう・゜・(ノД`)・゜・
すべて妄想ですが。とにかく七夕バンザイ\(^o^)/
チラ裏スマソ
蕪雲はもう出たようなので
つ[]最近毒男も活躍されてないご様子であられますが
291 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 01:34:18 ID:iqx22Wmr
つ()本家潰れた?
つんつん
誰より(ry…………何も言うな……
義姉妹丼キターーーーーーーーーー!!!
祈りが!願いが!妄想が!
ここに幻想を結び、現実と化したぁぁあああッ!!!
つ[]<気の強い娘が強引にされちゃうって萌ね?
脳内ボイス
ツン=まきいづみ
ユリ=鳥居花音
雪=一色ヒカル
チト=海原エレナ
毒=フカヒレの人
ちょwwwwwフカヒレwwwwwww
よし、我も
ツン ハルヒのハルヒ(平野綾)
チト マブラヴの冥夜(ド忘れ)
ユリ ジブリル2のひかり(北都南)
ウィ 種のミリアリア(豊口めぐみ)
し けよりなのミア(成瀬未亜)
雪 月姫の青子(三石琴乃)
東 MWAの校長(ド忘れ)
ナノ ジブリルのリカ(青山ゆかり)
ブ 塩沢兼人をベースに全てのvipper
毒 ベジータ
渋 池 田 秀 一
表も裏もごっちゃ
来春アニメ化予定
ミルキーウェイ ウィッシズ 〜銀河に願いw(ry
>280
アドバイスd。・・・でもさすがに「はにゃ〜ん」は無いかと思
>281
メル欄が気になって仕方ない
>282
斜め四十五度からsin45゚の衝撃
読み専が居るからスレが成り立ってるんじゃない
>283
乾杯。悪いけど酒強いぞ
>284
拾ったのかよwwwww
>285、604氏
そこんとこは任せろ
>288
業者キタ――(゚∀゚)――!!
>289
貴様、なんて淫夢を
しかし夢にまで見るとは・・・
>291-292
ってカキコ見たから久々に行って見たけど凄惨だったな・・・
>295
早さが足りない
>297,299
豪華だなwwwって言うか
勝手にアニメ化すんなwwww
今日は七月七日。
要するに七夕だ。棚機とも言う。
そんな今日は我らが熾惺学院が総力を挙げて『七夕祭り』なるものをやるんだ。間違いない。
なんで学校を挙げてやるのかって?
学校の名前がそれっぽい感じがするから。とかでいいんじゃないか?
規模としてはかなり大掛かりで、実はここ最近準備に大忙しだったのである。
と、言うわけで俺はボロボロだ。ボロ布だ。
ああ、祭りが始まっちまう。
みんなはもう開会式に行ったかな?
そりゃそうだよな。物音一つしない。
俺は最後の装飾を終え、そのままそこの床に仰向けに寝転がっていた。
ハロ「祭ってられるかっての」
今日は大事な約束があるのに。
・・・・・・。
今何か『ニヤリ』とされたような気がしたがおそらく気のせいだ。
あー、はいはいそうですよ。でも待ってるように言っておいたから。
目を閉じる。
・・・デジカメ持ってこようかな。
何のための祭りだ。浴衣だぞ、浴衣。
後で蕪雲から高い値段ふっかけられるのもごめんだしな。
よし、今からでも遅くな――
ぺしん!
ハロ「あたっ!」
でこを何か硬いもので叩かれる。
目を開ける。
東「こりゃ!」
あ、なんだてんてーか。口ほどにも無い。
ハロ「なんですか?」
東「『なんですか?』ではない!点呼とってもおらんから探しに来たのじゃ」
ハロ「それはそれは・・・。で、遥君は見つかりましたか?」
東「おぬしであろう」
ハロ「それは盲点」
東「はよ集合せい」
俺は仕方なく体を起こした。
せっかくだからツンの浴衣姿でも見に行くか。
・・・てんてーはいつもと変わらないんだな。
まぁ一応先生だし。でもいつも着物のような・・・。
熾惺学院・空中庭園。
一面(強化、らしい)ガラス張り、天井は高く果てしなくドーム型。
そして植え込み、垂水。と言う落ち着いたふいんき(←なぜか変換できない)を台無しにせんばかりの人。人。人。
東「ほれ、行け」
ハロ「俺は罪人か何かですか?」
既に学院長のお言葉が読み上げられているようだ。
ツン「あ、ハロ!」
ツンが出迎えた。
赤を基調としたデザインの浴衣。
攻撃色だな。
ツン「『先に行ってろ』って言うから来たのに全然来る気配なかったじゃない」
ハロ「浴衣、似合ってるな」
ツン「そ、そおいう話をしてるんじゃないでしょ、今は。ごまかさないで」
ハロ「と、まんざらでもない表情で語るツン」
ツン「まんざらでもなくないわよ!///大体――」
あ、蕪雲だ。
ハロ「よお蕪雲」
ツン「ちょっと!聞いてるの!?」
ハロ「記者会見並にフラッシュ焚きまくってると思ったが、そうでもないな」
既にデジカメは手にしているようだが。
蕪「当たり前だお。『開会式の間はフラッシュ禁止』って決まりがあるお」
そういえばそう言われたような希ガス。
蕪「智途様的にはあそこにいるお」
ハロ「『的に』は要らんだろ・・・」
と言いつつ、智途を捜す。
ハロ「智途は青か・・・」
ツンとは正反対に、青を基調としたデザインの浴衣。
ハロ「まぁ、らしいと言えばらしいか」
ツンが何か面白くないような顔をして見ている。
ハロ「なんだよ?」
ツン「ど、どっちがいい?」
ハロ「何が」
ツン「わかってるでしょ」
ああ・・・。
無難なところでツンじゃないか?
図らずとも智途かな
[アいや由梨を推すね
ウホッ、いい蕪雲・・・
ハロ「うちの妹かな」
ツン「全然わかってないじゃない!どんな選択肢があったのよあんたの頭には!」
ハロ「確実に回避しておくべきものが一つ。大丈夫、それはツンじゃない」
ツン「・・・喜んでいいのかも分からないし」
蕪「(はやく終わるお!開会式!!)」
毒「どうもどうも皆さんお揃いのようで」
どんなキャラになったんだよお前は?
ハロ「よぉ、毒男」
毒「今日は何と、おr」
『これにて開会式を閉会します』
蕪「キタ――(;^ω^)――!!」
ブウゥゥゥゥン・・・!
ハロ「さすが、早いな」
ツン「私たちも行きましょう」
ハロ「そうだな」
さて、蕪雲のデジカメが没収されないか不安なところだ。
毒「今日は何と、俺にもようやく春が来たのかもしれない・・・」
ぞろぞろと解散していく生徒たち。
毒「って誰か聞いてよ!ヾ(#`Д´)ノバーヤ!!」
?「きーてるよー」
地団太を踏む俺の前に立っていた、一般客らしい幼女。
毒「いや、何でもないんだ・・・(」
?「ふーん。じゃーねー。ばいばーい」
幼女はとてとてと駆けて行った。
毒「('A`)ノシ・・・鬱だ氏脳」
ハロ「でもさ」
ツン「何よ?」
ハロ「せっかく庭園に居るんだから、大笹に短冊提げようぜ」
確かに、そこらに短冊を提げている人たちが居た。
短冊を上のほうに提げる係の人、大変そうだな。
ツン「そうね。ま、それもいいかな」
ハロ「大人二枚」
ツン「映画館じゃないんだから」
係「どうぞ」
さあ、何を書こうか。
チト「ハロ・・・」
ハロ「おお、智途。お前も書くか?」
パシャパシャパシャパシャ
チト「ん、そうだな。一枚もらおう」
ツン「ハロは、なんて書くか決めてる?」
ハロ「いや、全然」
ツン「・・・ふーん」
ツンは何故か不機嫌な顔をする。
チト「風流なものだな。初めの頃は学校を挙げてまでやるかと思っていたが・・・」
パシャパシャパシャパシャ
ハロ「まぁな・・・」
ガラス越しに夜空を見る。
雲ひとつ無いとまではいかないが、それは綺麗なプラネタリウムだった。
ツン「ほら、さっさと書く!」
ハロ「な、なんだよ。もうちょっと風流に興ずる心をだな」
チト「大変だな」
パシャパシャパシャパシャ
ハロ「お前もな・・・」
チト「いい加減にしろ」
ゴッ
蕪「おっ!!」
こらこら装飾用のガムテープを投げるな。しかもほとんど使ってないやつ。
チト「お前は何か?女性誌の記者か何かか?」
おお締められてる締められてる。
だが心なしか幸せそうな蕪雲。泡吹いてませんか?
あ、デジカメ没収された。
ツン「ハロ、書いた?」
ハロ「ああ。書いた」
ツン「ちょっと見せて」
ハロ「なんでだよ。せめて交換だ」
ツン「いいから見せて」
ツンに短冊を取られた。
ツン「『早く人間になりたい 匿名キボン』・・・何よこれ」
ハロ「そのままの意味だ」
ツン「しかも匿名希望する意味がわからないし。さ、早いとこ提げて行きましょ」
ハロ「あ」
ツンは短冊を持って枝に提げに行った。
ハロ「で、結局お前はなんて書いたんだ?」
ツン「ち、近寄んないでよバカ!///」
な、なんで!?
毒「・・・・・・」
し「由梨ちゃん、あっち行きましょう、あっち!」
ユリ「しのたん、はしゃぎすぎだよ・・・」
勇気出して由梨ちゃんに声掛けたのに・・・何このしのたん。
ま、想定の範囲内だけどよ。
ユリ「・・・・・・」
毒「あ」
しのたんに強引に手を引かれながらも、ちゃんとこっちを気にして見てくれてる!
なんていい子なんだ。さすが・・・
ハロのぃもぅと('A`)
毒「まぁいいか・・・」
ハロの事を『兄さん』なんて呼びたかないし、かなわん恋だし、見てるだけで。
ぽんぽん。
し「毒男先輩。たこ焼き買って下さい」
とせがむしのたん。
毒「何で」
し「何でじゃないですよ、興醒めですね。みんなで分けて食べましょう」
毒「みんなで・・・('A`*)ホワワ」
ユリ「しのたん、それはちょっと強引じゃ」
毒「仕方ない。買おう」
し「どもどもです」
ユリ「いいんだ・・・」
渋「シュボッ・・・」
毒男のやつ、うまくやっているだろうか。
昨日はやけに饒舌だったから・・・ん?
東「ここは禁煙じゃ」
渋「それはすまない」
雪「・・・あ!」
ハロ「お前、甘いもの好きだよな。今に太るぞ」
況してやチョコバナナなど。
ツン「きょ、今日はお祭りだからいいの!ハロもなんか買えばいいじゃない」
ハロ「そうだな・・・」
雪「はーろ君♪」
ハロ「のわっ!?」
背後から抱きついてきたのは間違いなく
ハロ「雪花さん!?は、離してくださいますようお願いしたい!」
や、柔らかい感触が背中に・・・!
ツン「ちょっと!」
雪「はいはい・・・」
パッ、と体を離す雪花さん。
やばい。危うくおっきするところだったぜ。
ツン「ハロも動揺しすぎ」
雪「ところで、智途知らない?」
ハロ「智途ですか?最初庭園で見てからは見てませんけど」
雪「そう・・・まぁ念のためって事もあるわよねー・・・」
ハロ「はい?」
雪「あ、気にしないで。じゃあね」
ハロ「ああ、はい」
何だったんだ?
しのたんが智途を捕まえたおかげで、しのたんと由梨ちゃんとの会話が減った!
今がチャンス・・・!
でも何から話そう?
由梨ちゃん内気だし、いきなり変な事聞いたらキモがられるよな。
し「あっ!あれあれ!あれボクが作ったんですよ!」
チト「一人でか。それは凄いな」
それだ!
毒「由梨ちゃんは何の係だったの?」
ユリ「私は・・・あの、あれです」
由梨ちゃんが指差した先には、七夕をテーマにしたらしい絵が描かれた大きなパネルがあった。
さ、流石に一人でやったんじゃないよな。
毒「へぇ、凄いね」
ユリ「うん、でも途中からおにいちゃんに手伝ってもらったから早くできて、後のほう暇だったんですけどね」
余計な事しやがって。
毒「いいおにいちゃんだね」
っておーい!?
ユリ「うん」
何言ってんだよ俺・・・('A`)
――七夕。
星。願い事。祭り。
何を聞いても、いちいち引っかかる。
――あいつの事。
願いが叶うとしたら、俺はそんなに信心深いわけじゃないんだけど、もしかしたら今日しかないのかもしれない。
でもいいのか。お互いまだモヤモヤした気持ちのままで。
人間になる、って。
ツン「・・・ハロ?」
ハロ「え?」
ツン「どうしたの?」
ハロ「ああ、いや、ちょっと疲れてるだけだ」
ツン「・・・・・・」
まだ二十時になったばかりだ。
でもなんで、俺はこんなに焦り始めてるんだ?
七夕だからって、そんな非現実的な願いが叶うとでも思ってるのか?
今すぐあいつの気持ちを整理させて、その時を迎えられるとでも?
そんな事が で き る とでも思ってるのか?
ハロ「悪かったな。今日はお祭りなんだし、疲れるのは明日にしよう!な!」
ツン「ハロ・・・」
七夕祭りが終わった。
明日には片付けと言う、なんとも兵どもが夢の跡なイベントがあるわけだ。
時刻は二十一時半過ぎくらいだ。
蕪「おっおっおっおっ」
蕪雲が変な笑い声を上げているが、まあ何故かは大体の察しがつくな。
ハロ「どうだった?毒男」
毒「うん、まあ、良かった」
ハロ「そいつは何よりだ」
誰も学院長の話なんか聞いていない。
敬虔な学院長信者は聞いているらしいが。
ハロ「・・・・・・」
沈黙するな。
ハロ「・・・あ」
『これにて閉会式を閉会します』
ハロ「あ、俺、終わったみたいだし、帰るな」
・・・バカか。
ツン「うん」
ハロ「ごめんな」
本当にごめん。
ツン「あ、あのね!」
ハロ「?」
ツン「無理、しないでよ?」
ハロ「・・・ありがとう」
・・・・・・。
いつもの神社に着いた。
時刻は二十二時過ぎ。
タイムリミットは・・・無い。
ウィッシュは縁側に座って、夜空を見上げていた。
ウ「あっ」
こちらに気付いたようだ。
ウ「来てくれたんだ」
ハロ「お前が待ってるからな」
ウ「あれ?君が待たせたんじゃないっけ?」
ハロ「ばれたか」
ウ「別に隠さなくてもいいじゃん・・・一緒に星見よ?」
ウィッシュはそう言って、『来い』と言う合図なのか、すぐ隣の床を叩く。
ハロ「俺は犬か」
ああ、いつものウィッシュだなと、なんとなく安心させられた。
いつの間にか雲は晴れ、空には満天の星空が広がっていた。
こっそり、隣に座っているウィッシュの顔を見る。
口が半開きのまま空をボーっと見上げている。
何か考えてるのかこいつ?
放っておけば何時間でも見ているような気がするんだが。
ハロ「あまり口開けたままだと蚊が入るぞ」
ウ「・・・ほえ?」
聞いてなかったな。
ハロ「さ、さっさと願い事でもしようぜ」
ウ「そっか。七夕だもんね。じゃあ短冊持ってくる」
ウィッシュは、どこからか短冊を二枚持ってきた。
ハロ「・・・書くものは?ペンとか」
ウ「あ」
ハロ「『あ』ってお前」
ウ「ごめん、取ってくる」
ハロ「いいよ。俺が行く」
なんだかなあ・・・。
ハロ「でも正直、辛いだろ」
ウ「え?」
ハロ「『人間になる』って誓ったものの、それでここの人たちの願い事を放棄するなんてさ」
ウ「それは・・・自分勝手だな、って思うときもあるよ」
ハロ「やっぱりそこを解決しないと」
ウ「だよね・・・」
ハロ「俺も、あんまりそういう話はしたくないんだけどさ」
少しの間沈黙があった。
ウ「でっ、でもね!それでも人間になりたいんだよ」
ハロ「もしかしたら今以上に苦しい思いをするかもしれないぞ?」
いや、必ずする。
ウ「だって・・・!私って、きっとこのまま先もずっと死なないんでしょ?」
ハロ「・・・・・・」
ウィッシュがこれまでどれほどの年月を過ごしてきたのか聞いた事は無いが。
ウ「時間が多すぎて、押しつぶされそうだよ。ハロだって、いつかおじいちゃんになって、私の前から消えちゃうんでしょ?」
ハロ「・・・だろうな」
ひょっとすると、もっと早いうちに、何てこともありえる。
・・・生きている限りは。
ウ「私は自分が死んでもいい、なんて思わないけど、でもやっぱり人間になって、ハロと生きていきたいなって」
ハロ「・・・・・・」
ウ「・・・思っちゃうんだけどそれがいけないのかなぁ、って・・・」
ハロ「俺は・・・俺も大体同じ事で悩んでる。もし、ウィッシュの代わりになる人が居れば」
ウ「『代わり』!?」
ウィッシュが急に声を荒げる。
ウ「私の『代わり』に苦しむ人が居ればいいって思うの!?」
ハロ「あ、いや・・・」
ウ「あ・・・」
ウィッシュは俯いた。
ウ「でもね、それも無いの」
ハロ「?」
ウ「もう、そんな儀式もなくなっちゃったから」
ハロ「・・・儀式?」
ちょっと待てよ。
と言うことは、ウィッシュは元は・・・
ハロ「お前・・・元は・・・人・・・間・・・」
ウィッシュは隠す様子もなく、笑顔で頷いた。
だから。
いつまでも生きてるのが嫌だ、とか、風邪引かないのが嫌だ、とか、それでも役目を放棄するのが嫌だ、とか。
そういうことを嫌だと思うことができたんだ。
人間だったなら?・・・人間だったから。
本当にこいつは、一人でたくさんのものを背負い込んで・・・。
ハロ「じゃあお前は、あれか。『その時』も自分ひとりが犠牲になれば、って思ったのか」
ウィッシュは首を振る。
ウ「・・・よく覚えてないの。名前だって覚えてないんだもん」
ハロ「それでも独りで生きていかなきゃならないなんて、酷すぎる。そんなの人間に与えられる生き方じゃない」
ウ「ハロ・・・」
ハロ「誰なんだ、ウィッシュをこんな目に遭わせたやつは。ウィッシュ、できれば俺はお前から離れたくない」
ウ「私だって、ハロから離れたくない」
ハロ「・・・今日は七夕だ。俺は神様なんてあまり信じないけど、お前を見てるとどうも考えが変わってきてな」
もしかしたら全く関係のない日かもしれないけど。
ハロ「今日は何故か願いが叶う日だと思ってはらはらしてたんだけど、そんな事もな――」
ウ「諦めちゃダメ!」
ウィッシュが制止した。
ウ「願ってみようよ!私は・・・一人の願いも叶えられないほど弱くないんだから!」
ハロ「・・・ああ!やってみよう!」
――二時間後。
ハロ「・・・明らかに日付越しちまってるんだが」
ウ「えっと・・・」
打ち上げ失敗か空中分解って所だな。
ウ「おかしいなぁ・・・」
ハロ「ちゃんとやってんのか、アホ毛よ」
ウ「やってるじゃん!ハロだってやってるの!?」
ハロ「やってるだろ!」
ウ「じゃあ私もちゃんとやってるもん!」
ハロ「あー!もう疲れた」
部屋に入る。
ウ「あっ!勝手に中に入んないでよ!せめて『お邪魔します』とか言おうよ!」
布団の上に横になる。
ハロ「ふぁ・・・お休み」
ウ「それ私の布団!」
ウィッシュもすぐ隣に横になる。
・・・途方もない話だよな。
死んだ人間が生き返るなら、『人を殺しちゃいけません』なんて決まりなんか存在しないだろうからな。
永遠の時を持っていようと孤独になるんだったら、それは死んでるのと同じ事なんだよな。
ハロ「そして何年も前からマゾ・・・」
ウ「はう。そんなのハロも同じでしょ?」
ハロ「なっ!」
ウ「しかも足フェ」
ハロ「うるせぇぞ敏感肌」
ウ「ひゃっ!?///」
無いおっぱいを揉む(こねる?)。
ウ「や、やったな・・・」
ウィッシュは俺の股間に手を出そうとしたらしいが、手が届かない。
ハロ「驚くべき身長差」
服の上からだが、ウィッシュは十分に感じてしまっているらしい。
ウ「あ、あぅう・・・ずるぃよ・・・///」
ウィッシュは目を閉じて顔を真っ赤にしている。
ウ「せめてベルトぐらい外してよ。・・・私も脱ぐから」
ハロ「それはお前を虐める時と相場が決まって・・・うん、まあ手は出せないだろうし」
俺はベルトを外し、ズボンとパンツを下ろした。
ウィッシュもその幼い・・・幼く見える裸体を晒した。
ハロ「これで――」
ウ「えい」
きゅ。
ハロ「!?」
ウィッシュは、太ももで俺のそれを挟み込んだ。
ウ「ハロは足が好きなんだってね」
ウィッシュは脚でこねくり回す。
ば、莫迦な。ウィッシュが責めるなんてウィッシュじゃない。
ウ「わ。ホントだ・・・どんどん硬くなってくよ?///」
ハロ「ぁ・・・ああ・・・」
あ・・・太ももが・・・マ○コとも擦れて・・・やばい。ウィッシュに抜かれるなんて・・・。
なんとか逆転せねば。ああ、でもこのまま抜かれたいような気も・・・。
ウ「あれ?無抵抗だ」
ウィッシュのせいで竿が濡れて力が出ない。じゃなくてぬめって余計・・・効く。
ダメだ。抵抗する気になれない。
ウ「じゃあもっとやっちゃえ。ん・・・でも、擦れて気持ちいいかも・・・///」
ハロ「く・・・ああ・・・」
俺は無意識に腰を引いていた。
ウ「あっ、腰引いちゃダメだよ」
ウィッシュは距離を詰め、俺とぴったりと体をくっつけた。
ハロ「はぁ・・・」
俺はウィッシュの腰骨の辺りを掴んだ。
ウ「・・・え?」
そして腰を引いて、挿入した!
ウ「あっ!ゃ、ぁああああっ!あっ、ず、ずるぃ・・・///」
ハロ「ふぅ・・・これで、よし」
ウ「い、意味わかんないよ・・・///」
俺も意味わかんない。
俺はそのままウィッシュを抱き寄せる。
ハロ「じゃあウィッシュが上になれば」
そう言って体を回転させ、ウィッシュを上にした。
それから、ウィッシュは上体をもたげる。
ウ「あぅ・・・やってみる・・・///」
ウィッシュは、そっと腰を動かし始めた。
ウ「んっ・・・ぁ///」
ウィッシュはたどたどしい動きを始めた。
が、そんなのも待っていられず、再び腰骨の辺りを押さえ、俺はウィッシュを突き上げた。
ウ「ひゃうっ!?ちょっ・・・!やっ!待っ・・・ふぁあ!///」
襞の先に硬いものがあるのがわかる。もうちょっと、もうちょっとで・・・。
ウ「ぁ、ひゃあぁぅぅーっ・・・///」
コテン、とウィッシュが倒れた。
ハロ「あ」
ウ「ふ、ふぇ・・・///」
こりゃ戦闘不能だな。まだ出してないのに。
ウ「はろの・・・ばかぁ・・・///」
と、俺の肩にギュッとしがみついてくる。
目が渦巻きみたくなってるくせして何言ってやがる。
ハロ「でも、せっかくだから」
ウィッシュを下にする。
ウ「・・・ほへ・・・?」
ハロ「出す」
ウ「そ、そんなことしたらまた・・・あっ!///」
俺は少し早めに突き始めた。
く、きつい・・・。もともと出そうだったから・・・!
ウ「あ、あ・・・ぁあ、やぁ・・・んんっ!///」
ハロ「――っ!」
ウ「あっ!あぅ、あっ、あぁ・・・///」
俺は(また)ウィッシュの中に射精した。
ハロ「はぁ、は・・・」
・・・射精が収まり、どろどろになった竿を引き抜く。
ウ「あぅ・・・また、出されちゃった・・・///」
ウィッシュは天井に向かってしゃべっている。
ハロ「やっぱ脚で抜いてもらっても良かったかも」
しれないけどなんとなく許せなかったと言うか・・・。
ウ「どうしようハロと結婚したら毎日こうなのかな・・・///」
ハロ「う。なるべく我慢する」
ウ「信用できないなぁ・・・へへ・・・///」
してもらいたいのかしてもらいたくないのかどっちなんだお前は。
翌朝。縁側。
ウ「結局、願いは叶わなかったね」
ハロ「そうだな」
だけど、進展はあった。
ウィッシュは元々人間だったと言うこと。ウィッシュを精霊、神の使いにする儀式があった事。
それをたどれば、何かわかるかもしれない。
人間だったウィッシュが変わったんだ。あるいはその逆も。
ハロ「色々な手を尽くして、それでも結局どうにもならない事が明らかになったら、どうすればいいんだろ?」
ウ「それは簡単だよ」
ハロ「簡単?」
ぴょん、と縁を降りるウィッシュ。
そして振り向いて。
ウ「願えばいいんだよ。そうなりますようにって」
ハロ「・・・・・・」
どこまで天然なんだ・・・。
ウ「何その顔!」
ハロ「君のアホづらには心底うんざりさせられる」
ウ「あーったまきた!せっかく励ましたのにその態度!」
ハロ「だって『事実』があって、それに関して『願いが叶った』とか『叶わなかった』とか言うもんだろ?」
ウ「じゃあ生まれてから死ぬまで非現実的な願いを持ったことが無い人って居るの?」
ハロ「それは・・・子供の時だけ・・・」
ウ「でしょ?」
聞いてないなこいつ。
でもウィッシュに教えられたような(うまく言いくるめられたような)気がするな。
ハロ「だな。俺も童心に返ってさ、理屈並べないでそういうことを願ってみようかな」
ウ「童心に返らなくても子供じゃん」
ハロ「お前のほうが子供だ!」
ウ「どうかなぁ・・・」
ああもうどっちが正しいのかわかりゃしねえ。
とにかく、何だ。
前向きに・・・って事かな?
蕪「今週もやってまいりました」
ハロ「『住人のお手紙にSSの登場人物が答えるレス』!」
79「進化してぇ」
ハロ「そうですね。ゲストはウィッシュ」
ウ「よろ」
(´・ω・)つ[]<そろそろ裏ウィッシュ来るのかなwktk
79「こ、こんな不吉なハガキ、捨ててしまいましょう!」
ハロ「なんでだよ、せっかく読者さんがくれたのに」
ウ「そうだよ」
79「ええい黙れ!こっちだってガクブルなんだよ!」
蕪「(;^ω^)?」
つ[]<人の心を弄ぶハロは又吉イエスによって地獄の炎に投げ込まれる者だ。 いつ天罰はくだりますか?
蕪「お答え下さい」
79「天罰は無くともウィリアムならあります。でもハロはマゾなのできっと喜ぶでしょう」
ウ「本当なんだ」
ハロ「・・・・・・」
つ[]<ハロ達高校生諸君は原付の免許とか持ってんの?
79「毒男しか持ってません」
ハロ「毒男持ってんの!!!???!?」
つ[1000]
79「確かに」
ウ「それ私にだよ!たぶん」
つ<[馬に乗った二人組みが描かかれたバッジ?]
79「歴史わかんないんだよね」
ハロ「ここに馬に乗った二人組みが通らなかったか?」
蕪「通ったお。写真にはできなかったけどバッジにはしたお」
ウ「矛盾してるね・・・」
つ[]79氏は他のスレでもSSを書いているのですか?
79「
>>286さんへ」
ハロ「お、わざわざ安価つけたぞ」
79「他のスレには一度も書いてませんし、2chに初めてSS書き込んだのも前スレ79の事です」
ウ「へーっ・・・それって凄いの?」
蕪「微妙(;^ω^)」
つ□<姉しよ変換
79「狙ったわけではないがてんてーはまんまだな。ただ身長はあまり気にしてないようだけど」
蕪「漏れもうすうす感づいてたお」
ウ「姉しよって何?」
つ[]<最近蕪雲が活躍してないごようすですが
蕪「今日は収穫もばっちしだし言う事無いおwwwwおkwwwww」
チト「ほう・・・」
(空白の時間)
ハロ「次の方」
つ[]最近毒男も活躍されてないご様子であられますが
蕪「今日は言う事・・・無しでいいや('A`)」
ハロ「悪く言わないからよかったんだな」
つ[]<気の強い娘が強引にされちゃうって萌ね?
79「これはもうハロを鬼畜化するしかないな」
ウ「ハロはいっつも鬼畜じゃん」
ハロ「ちょwwwww」
名無夕[nanabata]
2chネラーたちが送る典型的な七夕の生活の総称。
ごめんなさいうそです
・・・って言うか最近タイプミス多くなってきた
モウダメポorz
(誰よりも早く、鬼のような、そう、クーガー兄貴なみのスピードで)
GJ!!!
声優ネタに脳みそ使ってた甲斐があったぜ!
ちょっぴりななこ(@月姫)を思い出した(月厨ではない。断じて)
アニメ化は既定事項
つ[]<冒頭の幼女は、雪姉の敵
アニメ化するならお嬢がいなきゃ困る。主に俺が。
エロ書けねぇし…('A`)
おぉ勇者よ、浴衣が出て来てエロがないとは何事だ
(´・ω・)つ[]<ツンの髪の色がピンクだと知って、いささか驚きを隠せません。ツンはどこの国の方ですか?
アニメ化
全CV:アナゴさんの中の人
ウィッシュ!ウィッシュ!!
いつもGJです。なんだか衝撃の展開。
アニメ化決定は既定事項!?やったwwww
誰か、ハロの声優も考えてあげてください。
今回も裏ウィッシュの手がかりはなしか…
つ[]<謎の女の子は、ウィッシュの過去か、裏ウィッシュに関係してるんじゃないか
と言ってみるテスト
79氏、毎度の事ながらGJです!
つ[]ウィッシュに宛てた[1000]を取らないでw
つ[1000]
改めて賽銭、今度こそウィッシュに届け!
>>313 よし、アニメの助監督は君だ
監督は79氏だし
79氏GJ
つ[2000]
今では使われなくなって姿を消した2000札だ
密かに俺は持っていた
そしてそれを“今回も”近くの神社に投入
他のスレには一度も書いてませんし、2chに初めてSS書き込んだのも(ry
これは79氏を此処のスレで毒腺もとい独占していると言うことですか?
それは嬉しいことだ
ハロの声は俺がやってみようか…
いや冗談ですよすみません許してください
リアルに5000円の人です
前にSS書いてたって言ってなかったっけ
>>318 ウィッシュが喜びのあまり一人でつぶやいてたよ。
「318は…使えるわね」
って。
裏ウィッシュがいると聞いてdできますた!
亀レスながらGJ!
祝アニメ化wwwww
そしてBUMPのsupernova聞きながら
>>301読んでみた
全米が泣いた
つ□もちろんチトは敬虔な学院長信者ですよね?????
ノノノ
( 〇 〇)
(V)
やっとこの日がキタか…
はやく一週間分の癒しと原動力を…
俺のとち狂った携帯がやっと直りました
これで明日はすぐに見れます
つ[]蕪雲が何か可愛いです私と付き合ってください
つ[]ツンと蕪雲のエロマダー?
ちょwww
つ[]チトと蕪雲
だろ
いやいや
つ[]<しのたんと蕪雲
じゃなかった?
でも
つ[]毒男とユリ
も入れて上げようよ
明日は祝日
久々にリアルタイムで読めるわ
ちょww
正体不明の蕪雲ラッシュww
コウメイの罠と推察ww
今日はツンだよ、絶対
つ[]<79氏の脳内ではそれぞれどんな声で再生されてますか?
最近の登場回数からするとツンかもなあ…
つ[]<じゃあ、ツンエンドの時は蕪雲と毒男もチトとユリといい感じにしてあげるとか
ツンエンドの時はチトもユリも雪姐のものだろ?
SayYouさんについて(あんま詳しくないので)いろいろググったが、ツンはハルヒでいいな
「いつだったかお前のポニーテールは、反則的なまでに似合っていたぞ」
「はぁ!?バカじゃないの?」
ようつべで↑見て何か惜しくて吹いたwwww
>313
SS書くのは五時間くらいかかるのに読むのは12分なんだな('A('A`)
>314
お嬢なんて居るわけないじゃんバカじゃないの?
>315
以前浴衣姿のツンを犯したことはあったが
だって浴衣にツインテは似合わなくない? いや あの
>316
ウィッシュウィッシュうるさい
>317
取ってませんよ?ただ預かっただけです。無論、今回もそうさせていただきます
ってハロが
>318(リアルの人)
お前に愛があるなら・・・壱万円だっていける筈だ!いや冗談です自分のために使って下さいマジで
このスレで独占というかのさばっているというかって所かな
>>319 スレには書いてない、と
>320-322
裏ウィッシュだったら
ウ『へぇ・・・お金持ってる人のやることは違うね。ね、ハロ?』
ハロ「黙れ偽者」
>323
じゃあアニメの主題歌は・・・
>325〜想いを馳せる人たち
早 く 寝 な さ い
ユリ「おにいちゃん!」
何だ、朝から騒々しい・・・。
ユリ「ねえ、おにいちゃん!起きてよ!」
何故我を静かに眠らせてくれぬ・・・。
ユリ「困ったなぁ、全然起きないよ」
そこで『こうなったら・・・』とか言いながらお目覚めのチッスですね?
ユリ「こうなったら耳に水でも入れてみようかな?」
ハロ「殺す気か!!」
思わず飛び起きた。
ユリ「ひゃっ!?なんだ、やっぱ起きてたんだ」
ハロ「思いっきり驚いてなかったか、お前?」
ユリ「驚いてないもん・・・」
ハロ「で?何かあったのか?」
ユリ「あ、あのね!なんか表に真っ黒な高級車が停まってるの!」
ハロ「・・・は?」
ユリ「しかも三台も!」
ハロ「いや台数はどうでもいいんだ」
たまたま俺の家の前に停まってるだけかもしれないし。
可能性があるとしたら誰だろう?
考えられるのは、渋沢さんか、もしくは雪花さんの謎コンビ。
もしくは・・・。
ハロ「いや、それは無いと思うけど」
ユリ「え?」
だとしたら、もう何年になるだろうかな。
小学五、六年・・・由梨と会う前。
俺は親父が嫌いだった。
大好きだった母さんが家を出て行ってからますます、俺への八つ当たりは酷くなっていった。
『どんな八つ当たりをされたのか』と問われても、思い出せるわけではない。でも嘘じゃなかった。
幼かった俺は行く宛ても無く、いつも近くの田んぼで蹲って泣いていた。
どうせ、夜には家に帰るしかないんだと思うと、余計に涙がこぼれてくるものだった。
ツン「ねえ」
そんな時、ツンがしばしばやって来た。
その時は気付かなかった、と言うよりはそれどころじゃなかったからだろうけど、そこは通学路じゃなかった。
つまり、わざわざ来ていたのだ。
そんなツンの前で、俺はいつも泣きべそをかいていた。
情けない話だ。
ツン「またしかられたの?」
俺は答えない。
ツン「もうちょっとしっかりしなさいよ、おとこのこでしょ?」
ハロ「もう、やだよ・・・」
そう言って膝を抱えた。
ツンはため息をつく。
そしてやがて俺の隣に腰を降ろす。
後はずっとそのままだ。
日が暮れるまで、何も話さなかった。
それには何か意味があったのだろうか?
少なくとも、俺は助けられていたと思う。
でも、俺はそんな自分がたまらなく情けなくて、惨めで、嫌いだった。
母さんが居れば。
母さんが居た頃の俺は陽気だった。何も考えてない、それこそ天真爛漫な。
そんな俺にツンが惹かれたなら。
・・・きっとそうだったから傍に居てくれたんだろうに、俺は何も言えなくて、自分がますます嫌いになっていった。
――そんな俺を容赦無く虐めたのが、理緒(りお)だった。
理緒はお嬢様だったから、苗字はなんたら院だったような気がする。
ツンが居る時は、しょっちゅうツンと喧嘩してた。俺は怖くて見てるだけ。
俺しか居ないときは、普通に遊びに行く事もあれば(大抵屋敷に行くが)、そのまま拉致される時もあった。
俺を足フェチにした元凶も、おそらく彼女。
でも・・・。
俺が中学校一、二年の頃、理緒は居なくなった。
事情はわからないが、おそらく『帰った』のだろう。
今でこそ、前の町長が町興しのために莫大な借金をして建てた名門校、熾惺学院があるものの、
当時は何も無くて、当然熾惺学院駅周辺のでかい建物も何も無くて。
それはまさに、『別荘を建てるには最適な所』であったろう。
土地も安かったし、グリーンツーリズムだったのだろう。・・・理緒もいつも居るわけでなかった。
嵐が過ぎ去ったような、漠然とした感覚があった。
言い争いも無くなり、しばらく変な感じではあった。
でもすぐに時計は元通りになった。
中学校からは智途や蕪雲が一緒だったし、父さんの再婚で妹ができた。しのたに会ったのは最近の事。
本当にいろいろなことがあった。
だから、
理緒のこと、よく覚えてないんだ。
ハロ「今更、何の用なんだろうな・・・」
ユリ「心当たりがあるの?」
ハロ「まあ、可能性は低い。おそらく人違いになるだろう」
どのツラさげて会えばいいんだ。
忘れてた、なんて・・・俺。
ハロ「でも一応、会ってみるよ」
ユリ「よくわかんないけど、大丈夫なんだよね?」
ハロ「ああ」
ユリ「・・・・・・」
ハロ「・・・由梨」
ユリ「え?」
ハロ「着替えるから、出て」
ユリ「あっ!ごめ・・・」
由梨は慌てて部屋を出て行った。
ハロ「はぁ」
って言うか今日、平日なんだが。
制服に着替え、玄関に立つ。
左を見ると、由梨がガッツポーズをして応援している、ようだ。
俺は恐る恐る玄関のドアを開けた。
?「遥君!」
ハロ「早っ!?」
何が!?
いきなり抱きついてくる理緒・・・なのか?
でも金髪だし、声もこうだった気がするし、きっとそうだ。
ハロ「理緒・・・なのか?」
理緒は体を離す。
理「嬉しい・・・私のこと、覚えててくれたんだ」
ハロ「ああ」
うん、まあ。
理「だって理緒、遥君がツンデレとかクーデレとか妹とかボクっ子とかに囲まれてるって知って心配だったの」
ハロ「なんで知ってるんだ!?」
流石にウィッシュは出てこないか。
理「冗談ですわ。なんとなくそんな気がしたので」
ハロ「どんな気だ」
なんだかパワーアップして帰ってきたような希ガス。
ハロ「・・・まさか、盗聴機なんて仕掛けたんじゃないだろうな?」
理「!!」
目が○になってますが。
理「な、何の話かしら?」
ハロ「訴えるぞお前」
ここ最近家でピーしてなくて良かった・・・!と心底安心した。
理「でも遥君が健全な生活を送ってるみたいだから理緒、ほっとしました」
ハロ「盗聴を否定する気は無いんだな・・・」
理「それは、その・・・」
ハロ「で?何でこんな車三台で仰々しくお出迎えを?」
理「ちょっとドライブでも、と思いまして」
つまり拉致か。
ハロ「今日、平日なんだけど。今から学校に行かなきゃ」
理「へ、へいじつ?今日は日曜じゃないのかしら?」
ハロ「何を寝惚けた事を」
理緒は外に出た。
ユリ「おにいちゃん・・・!」
由梨が赫怒のまなざしで俺の背中を見つめている(気がする)。
ハロ「あ、いや、幼馴染なんだ。ただの。決して、そういう関係じゃない」
背を向けたまま弁解する。
理緒が戻ってくる。
理「本当ですわ・・・今日は月曜日でしたのね」
ハロ「途中で誰か気付かなかったのかね」
理「日本に着いたばかりでしたので」
ハロ「海外に行ってたのか?」
理「・・・って、言いませんでした?」
そうだったのか。
ハロ「もう帰ってこないかと思ってた」
理「帰ってこないほうが良かったんですの?」
と、嘘泣きを始める理緒。
ハロ「いや、そんなんじゃなくて・・・」
由梨が見てるからあまり言えない・・・!
ハロ「そ、そうだ!メールアドレス教えて。後で連絡するから」
理「ひっく・・・じゃ、後でアドレス送りますわ」
何故か俺のアドレスが漏洩してるようですが。
理「でも、遥君が理緒の事覚えていらしたので、安心しましたわ!」
元気に笑って見せる理緒。
忘れはしないさ、お前はトラウマだから。
理「じゃ、とりあえず失礼します」
理緒はぺこりと礼をし、外に出て行った。
ハロ「・・・・・・」
『そういうそぶり』も無かったし、流石にもう大人になったって事なんだろうか?
ただ猫被ってるだけかもしれないけどな。
ユリ「おにいちゃん、朝ごはんできたよ」
ハロ「お、おう」
なんだその笑顔は。果てしなく怖いぞ。
・・・・・・。
朝食は、カツ丼だった。
登校中。
朝の日差しがやる気を奪うぜ。
しかし、なんだってぇ今日はこんなに暑ゅい?
ツン「ねぇ、ハロ、ハロ!」
背後からツンが駆け寄る。
ハロ「『ハロ』は一回!」
ツン「今日なんだか高級車多くなかった!?」
スルーされた(´・ω・`)
ハロ「ああ」
[ア理緒のことを話す
今日はいい天気だなあ
ハロ「理緒が帰ってきたんだ」
ツン「・・・え?」
ツンは硬直した。
ツン「理緒って、あの理緒?」
ハロ「そう。あのお嬢」
ツン「な、何かされてないでしょうね!?」
ツンはちゃんと覚えてるみたいだ。
ハロ「いや、礼儀正しく挨拶してきたけど?俺もびっくりした」
そういう俺の顔を、ツンは懐疑の目で見つめる。
ハロ「なんだよ」
ツン「あんた、まさか洗脳されたとか・・・」
ハロ「う!?そういえば、三日前から記憶が曖昧だ・・・!」
ツン「冗談よ。それに、記憶が曖昧なのは昔からじゃない?」
ハロ「・・・お前から振ってきたんだろうが」
ツン「ところで、理緒はいつまで居るのかしら?」
ハロ「久々に再会したんだし、そういう話はまだ早くないか?良きライバルだろ?」
ツン「・・・まあね」
お互いに思うところはあるだろう。
遠い、でも近い過去。
今、俺の周りにいる大抵の人は知らない過去。
それがやっと戻ってきた気がする。
ひとまず理緒について学校では話すことは無いだろう、と思っていた。
だが。
チト「ハロ!」
ハロ「――ッ!耳元で叫ぶな!」
チト「騒がずにいられるか!まさか、婚約していたなんて・・・」
ハロ「・・・はい?」
ハロ「俺がこんにゃく?誰と」
蕪「これで智途様は漏れのもの」
ゴッ
向きかえりもせずに裏拳。流石だ。
毒「しかも妊娠三ヶ月とか」
ハロ「なっ!?俺は知らんぞ!」
ツン「ちょっと、どういうことよ!?」
ハロ「知るか!って言うかあいつ日本に来たのはさっきって」
蕪「早撃ち野郎ハロに敬礼」
毒「('A`)ゞ」
ハロ「いや誤解だって!悪質なデマd」
チト「信じてたのに!最低だ、お前は!」
智途に胸倉を捕まれガクガクいってる俺。誰かボスケテ。
東「これは職員会議沙汰じゃのう・・・」
ひょこっと現れるてんてー。
ハロ「てっ、てんてぇ!助けて!」
東「嫌じゃ。怖い」
『怖い』ってあんた!
ツン「やっぱり何かあったんじゃない・・・」
やっと解放される。
ハロ「ち、違う!これは・・・ゲホッ、理緒の罠だ!」
思わず膝をつく。結構効くぜ、智途。
ハロ「お前らなぁ!俺よりも理緒を信じるって言うのか!?」
しーん。
毒「まぁ」
ハロ「んだとこの野郎!」
東「これこれ。あまり騒ぐな。ホームルーム始めるから席に着いてたもれ」
てんてーは扇子で俺をぺしぺしと叩く。
ハロ「く・・・」
昼休み、空中庭園。
携帯を確認するが、理緒のアドレスは一向に送られてこない。
ハロ「はぁ・・・」
がっくりとうなだれる俺。
このままじゃマジで洗脳されるぞ。全員。
理緒のことだから、他にも彼氏がたくさん居るんだろうと思ってたけど。
もしかして、そうじゃないのか?ひょっとしたら・・・
何考えてるんだ俺。既に引っかかりそうじゃないか。
でも、ちょっとだけ。
俺、今まで理緒について考えた事無かった。
理緒はいろいろな手段で俺を慰めてくれたのに、酷いよな。
それだけは認める。
とにかく、会って話をしないと。
し「先輩」
ユリ「おにいちゃん」
ハロ「アレは誤解だ」
し「知ってますよ」
ハロ「え?」
し「由梨ちゃんに教えてもらいました。それを今智途先輩に教えに行くところです」
ハロ「そ、そうなのか。ありがとうな由梨」
ユリ「へへ・・・///」
し「コホン。ま、ボクは最初からデマだと思ってましたが」
ユリ「嘘だよ。しのたん驚いてたもん」
と言って、しのたのほっぺをつつく。
し「う、嘘じゃありませんよ!」
ハロ「とにかく頼んだ。もう俺は何やっても悪あがきに見えてしまうからな」
ユリ&し「はーい」
ふっふっふ。どうだ理緒!俺は一人じゃない!
あの頃の俺と一緒にしてもらっては困るな。
ユリ「(一人で笑ってるんだけど・・・)」
し「(ちょっと味方したくなくなりましたね)」
放課後には、大体騒ぎが収まってきていた。
チト「ハロ、すまん」
ツン「私も、ごめん」
蕪「漏れ漏れも」
毒「反省はしていない」
ハロ「後半二人はさておき、もう済んだ事だ。わかればいいよ」
チト「・・・ん?」
ハロ「え?」
智途が、俺のベルトに手を伸ばす。
ハロ「お、おいバカ!まだ早い!」
何が。
チト「か、勘違いするな!///」
そして、俺のベルトから何かを取った。
ツン「何よこれ?」
ハロ「あー、たぶん盗聴機だ」
ツン「・・・え?」
ハロ「たぶん、理緒がつけたんだろうな」
毒「ヒソヒソ」
蕪「ヒソヒソ」
ハロ「な、なんだよお前ら」
ツン「・・・理緒が、ハロのベルトに触れる機会があったって事?」
ハロ「え」
チト「しのたはそんな事言ってなかったが?」
修羅場の予感。
ハロ「お、俺も知らない!でも家にはたくさん仕掛けられてるみたいなんだ!」
チト「ほう、じゃあこれからハロに家に行って」
ツン「色々調べてみないとね・・・」
ハロ「ラ・・・ランナウェイ!」
ツン「あ!ちょっと待ちなさい!」
学校を出て、しばらく走ってきたものの。
ツン「こーらぁー!」
あいつら、まだついてくるぜ。執念深いやつらだ。
と、俺のすぐ前に高級車がやって来た。まさか・・・
理「遥君、乗って!」
乗れるかあぁぁー!!
ハロ「今日、お前のせいで酷い目に遭ったんだぞ!」
俺はその場に立ち止まった。
ハロ「そんなん、捕まったほうがましだ!」
俺はツンたちのほうに向きかえる。
ハロ「さあ拷問でも何でもするがいいさ」
更に、その場に胡坐をかいて座る。
するとすぐにツンたちが追いつく。
チト「とうとう観念したようだな」
蕪「死亡フラグktkr」
毒「数ヶ月ぶりに走ってもうダメポ」
一瞬の静寂。
ツン「・・・理緒・・・!」
理「あら月岡さん、ご機嫌うるわしゅう」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
蕪「す、すごい気だお・・・!」
毒「腹痛くなってきた」
チト「わ、私たちの出る幕ではないようだな」
ハロ「(・・・俺も帰りたい)」
ツン「あんたいまさら何しに帰ってきたわけ?」
理「随分とご挨拶じゃない?私は、私の都合で帰ってきましたのよ」
ツン「あくまで、ハロは関係ないっての?」
理「当然ですわ。今日は、遥君と久しぶりに会ったものですからお話をしたいと思いまして」
ツン「二人で?」
理「ええ。二人でゆっくり」
ツン「二人じゃないとまずい事でもあるの?」
理「二人だとまずい事でもあるのかしら?」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
蕪「す、すごい気だお・・・!」
毒「頭痛くなってきた」
チト「そ、そろそろ帰ろうか」
ハロ「(・・・俺はどうすれば)」
理「でもこの勝負、残念ながら私の勝ちですわ」
ツン「え?」
と、車内から黒服の屈強な男どもが現れた!
ハロ「おわっ!?」
俺はひょいと持ち上げられ、車に放り込まれる。
ツン「そんな!ハロ!」
ハロ「ツ――」
と、何故か口にガムテープ。これって本格的に拉致じゃ!?
すぐに理緒が俺に寄り添ってくる。
理「ずっと、こうしたかったんですの・・・」
いや、俺、え!?
車が発進する。
ツン「・・・・・・」
呆然と立ち尽くす私。
チト「ま、まあ、その。ハロも死ぬわけじゃない」
蕪「そうだお!きっと明後日には帰ってくるお!」
明日は?
・・・いつの間にか手が後ろで縛られていた。
俺は、理緒の部屋らしき豪華な部屋のソファーに座らされていた。
理緒はニヤニヤしながら口のガムテープを剥いだ。
ハロ「これは犯罪だぞ・・・」
理「今紅茶を淹れますわ。ダージリンですの」
ハロ「・・・・・・」
俺を見透かしているんだろうか?
俺は今怒りの表情を呈しているが、内心は背徳感や期待感でいっぱいだ。
体が覚えているのだろうか、息苦しいくらい無性にドキドキして、それを覚られないようにと精一杯だ。
しかし理緒はそんな俺をニヤニヤして見ていた・・・。
理「どうぞ」
コト、と目の前の高そうなテーブルにカップが置かれた。・・・理緒の分は無い。
ハロ「縛られてるのに飲めるわけないだろ」
理「そうですわね・・・では、解いて欲しいんですの?」
ハロ「当然だ」
理「何を怒っているんですの?」
俺の右隣にちょこんと正座して尋ねる。
ハロ「わからないのか?」
俺は理緒のほうを見ずに答えた。
理「理緒の目を見て話してください・・・」
俺は仕方なく理緒のほうを向いた。
ハロ「・・・!」
理緒は俺に口付けし、そのままゆっくりと俺を押し倒してきた!
ソファーの隅に背中があったため、完全には倒されなかったものの・・・!
理「んふ・・・その表情、ちっとも昔と変わらないですわね。遥君、遥君ですわ・・・///」
そう言われると、俺の顔は真っ赤になった。
涙目になるほどに。・・・今まで、そんな事は無かった。いや、『最近は』無かった。
傷付いた俺の心の隙間を埋めたもの。理緒が・・・帰ってきた。
理「どうします?やっぱり、足でして欲しいんですの?」
ハロ「・・・ぁ・・・」
声が出ない。
理「久しぶりだから緊張するんですの?可愛い・・・///」
既に、踏まれる事しか考えられない。
頭が、おかしくなりそうだ。条件反射を抑えることができない。体が言う事を聞かない。
理緒は着々と俺のベルトを外し、ズボンをさげ、そしてやがてトランクスからそれを取り出した。
理「まぁ・・・///」
理緒は、うっとりとした顔でそれをさすった。
ハロ「うぅ・・・」
理「遥君、こんなに立派になって・・・///」
ハロ「・・・・・・。・・・?」
理「ふっ」
理緒は体を起こし、俺の両足をその手で押さえ、脚で、それを挟む。
ハロ「――!!」
体が硬直する。しかもよく見ると白ニーソ・・・!
理「ほら・・・」
理緒が、ゆっくりと一回だけ扱く。
ハロ「うっ・・・く」
理「ふふ・・・さっきまでのお怒りはどこへ行ったんですの?」
そして、本格的な足コキが始まった!
ハロ「う、ああ!」
理「もう理緒のこと、許してくださったんですの?嬉しい・・・」
足の裏で竿を挟み込み、抜きにかかってくる。
ハロ「あ、が・・・(もう、我慢できない・・・!)」
俺は息を荒げ、だらしなくその行為に身を委ねていた。
理「んふ・・・変な顔ぉ・・・やっぱり遥君は今も、理緒の奴隷なんですわ」
理緒は足コキによがる俺を嘲けて笑う。
その表情も、その仕草も、足の動きも、すべてが俺にとっての弱点で、たまらなく気持ちよかった。
理「あら?」
足の動きが遅くなると、俺は知らない間に腰を動かしていた。
理「ふーん。足りなかったんですの?つい罵るのに夢中で・・・じゃあ、お望みどおり抜いて差し上げますわ!」
理緒は足の動きを早めた!
ハロ「あ、アあっ!くぁ・・・」
理「耐えられない?耐えられないでしょう?だって遥君は理緒の奴隷ですもの。ずっと・・・ね?」
も、もう駄目だ!
理「ん・・・じゃあ、見せてもらいますわ。ひさしぶりに、遥君の・・・」
・・・俺は、なすすべも無く射精してしまった。
理「あはっ♪すごいですわ・・・///」
精液が、とめどなく理緒の足を汚していく。
ハロ「はぁ、はぁ・・・」
やがて、射精は収まった。
理「どうするんですの?こんなに汚して・・・。足、舐めてもらおうかしら?」
理緒はそう言って立ち上がると、眼前にその右足を差し出した。
ハロ「・・・あ・・・」
後は何をやったかよく覚えてない。が、挿入は100%無かっただろう。
多分やったにしても口に出せないほど恥ずかしい事だろうな。
俺は今、床に正座しているが、背中を足で踏まれている。
だがそれが何故か落ち着くので、そのままにしてもらっている。
理「はぁ・・・///」
ぎゅ、と体重がかかる。
理「理緒、とっても気持ちよかったですわ・・・///」
そいつは何よりで。
理「遥君は、あんなことしても痛くないんですの?」
ハロ「理緒とか可愛い女の子からだったら痛くない」
そういうふうに調教したのがお前。
理「ま・・・///」
そう考えると巧妙なオナニーだぞ、これ。
ハロ「ま、熾惺学院が建った事でこんな田舎町も結構変わった。じっくり見て行ってくれ」
そう言って、冷えきった紅茶をすする。
不意に、足が退けられる。
退けられたかと思うと、理緒が俺を後ろから優しく抱きしめた。
理「・・・・・・」
ハロ「・・・アドレス教えろよ」
そう言って、冷えきった紅茶をすする。
理「もう少し、気を利かせて欲しいですわ」
ハロ「抜いたばっかりでテンション下がってるんだ、勘弁してくれ」
理「・・・下品ですわ」
はい?
理緒は曲がりなりにもお嬢だから英才教育で、しかも今回も留学だったらしいからそれは無いと思うけど・・・
いや、なんでもない。気にするな。
蕪「今週もやってまいりました」
ハロ「『住人のお手紙にSSの登場人物が答えるレス』!」
79「『ご機嫌うるわしゅう』をミスタイプして『ゴキ毛ぬるわ集』になったのは秘密だ」
ハロ「そうですか。ゲストは由梨」
ユリ「え?私?」
ハロ「来週が理緒らしい」
(´・ω・)つ[]<冒頭の幼女は、雪姉の敵
つ[]<謎の女の子は、ウィッシュの過去か、裏ウィッシュに関係してるんじゃないか
79「だから一般客なの!毒男の目に狂いは無いの!おまいら『幼女』に反応しすぎ!」
ユリ「普通は『女の子』って言うよね・・・」
ハロ「気にするな」
つ[]<ツンの髪の色がピンクだと知って、いささか驚きを隠せません。ツンはどこの国の方ですか?
79「デンマーク」
蕪「デンマークwwww」
ユリ「あれは染めてるのかな」
ハロ「エロゲではよくあること」
つ[]<ウィッシュに宛てた[1000]を取らないでw
蕪「ふたりは」
79「お断りキュア」
ウ「あー!盗った!」
つ[]<[2000]
ウ「こっちはもらったもんね!こっちのほうが高い!」
79「あ、流れ星!」
ウ「ほえ?」
蕪「2000Get」
ウ「あ!・・・うー・・・」
ユリ「いじめないで返してあげなよ!」
ハロ「何やってんだおまいらwww」
つ□<もちろんチトは敬虔な学院長信者ですよね?????
ハロ「学院長を崇拝してるのは本当に真面目なやつらばっかだからな」
ユリ「しのたんもそっちにいかないか不安かも」
蕪「しのたんなら既に智途様とハァハァな関係だから問題茄子」
ガッ
つ[]<蕪雲が何か可愛いです私と付き合ってください
ハロ「氏んでるが」
79「でも蕪雲は智途まっしぐらだし、智途はハロまっしぐら」
ユリ「しのたんも智途先輩が好きだよね?変な意味じゃなくて」
ハロ「俺んとこの部活テラカオスwwwwww」
つ[]<ツンと蕪雲のエロマダー?
つ[]<チトと蕪雲
つ[]<しのたんと蕪雲
つ[]<毒男とユリ
79「さっさ寝ろ!!!11!」
つ[]<79氏の脳内ではそれぞれどんな声で再生されてますか?
79「SayYouさんよくわからんから・・・でも脳内変換はできてるから捜せば合うSayYouさん居るかも」
ハロ「普通に『声優』って言えばいいのに」
ユリ「なんか嫌・・・」
つ[]<じゃあ、ツンエンドの時は蕪雲と毒男もチトとユリといい感じにしてあげるとか
79「じゃあハーレムエンドでは目も当てられないな」
蕪「昼メロのごとく」
ハロ「ちょwwww」
アニメ作るツールとかあるの?
もしくはFlashとか?・・・どうせ声無しだろうがな('A`)
ちなみに朕は初対面の人に「声優さんみたいな声してる」って言われた事があるが
正直喜んでいいのか微妙だた
誰よりもはや(ry
お嬢ktkrwwwwwww
ツンもがんばれー
賽銭関連のとこのウィッシュが可愛くて困る
だ(ry…読むのに夢中だった…orz
ツンキt(ry………ん!?、新キャラ!?あれ?また噛ませ犬!?
だがしかしお嬢だから佳し
しつこいがイメージはアビスのナタリア殿下
すげくmuchしちょる
つ[]<ツンを愛してあげてください
蕪雲と毒男のコンビが大好きです。
つ[]<てか毒男普通にみんなと仲いいけどいいの?キャラ的に。
GJ!お嬢様でつか……
関係ないが今日、転びっぷりが頃VIP利と誤変換された
GJ!
>335 お嬢なんて居るわけないじゃんバカじゃないの?
うん、ナイスツンデレ。
つ[]<ハロのMっぷりがやばい領域に達してきたような
関係ないけど、今までで一番笑った誤変換は
「生徒会」→「性と快」
おjojo……GJ!!wwww
お嬢ktkr!GJ!!!
俺もお嬢をランバルディアの娘と脳内変換してしまう・・・アビスのやりすぎか?
そしてついにアニメorフラッシュ化クルー??
つ■<ツンデレで敬虔な学院長信者の生徒会長は何時頃出てきますか??
新キャラキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
てかハロが堕ちすぎw
でも、踏まれてるところで反応した俺は、もっと堕ちすぎ(´・ω:;.:...
つ[]<ウィッシュ飽きた。
つ[]そろそろ東雲てんてーですよね
お嬢キタ━━━(゚∀゚)━━━!
新キャラとは…79氏はどこまで私(達?)を楽しませてくれるんでしょう
素晴らしくFootJobでした!
つ[]理緒とツンの取り合い合戦はまだまだ続く?
お嬢ktkr
密かに待ち望んでた
79氏GJ
壱万円か…
つ[]来月の給料日が来たら考えて見ます
俺もね、マジで生活苦しいの
月の給料が20万のアルバイト生活の22歳ですから
お嬢ktkr!!
お嬢√はツン√派生か!?
言われるとキムラスカ王女で固定されちまった…
つ[]<初めて足でしたエピソードをば
次のゲストが理緒お嬢ということでお嬢に質問
つ[]<足コキのコツを実践を踏まえながらご伝授を(*´Д`*)
つ[]しのたんはハロのこと好きなの?
つ[]しのたん希望
っ[工]ユリに中山車はまだですか、と将軍様からの書簡です
この板の某スレを見てたら……
自分の火曜日のIDが79から始まっている事に今気づいた……orz
お知らせ
誠に勝手ながら、私的問題により
今週土、日と来週月曜日はSSの投稿ができなくなりそうです
ご了承下さい
了解であります
私用は仕様と思い我慢します
あと10000円投下は来月中にはやるであります
5000円の人でございました
激しく萎え
本当に勝手な話だな
まあいいや、来週はツンが主役だと信じて、ハガキだけ置いてってやる
つ[]<何よっ!寂しくなんてない!!泣いてなんかないんだからっ!!!
毎週コンスタントにSS投下してくれる79氏が異例なんだ。
ちょっと残念だけど、仕方ない。
>>367 あ、リアルの人wwちょ、本気で10000円もやるの!?
やっぱり敵わないウィッシュ愛ww
370 :
リアルの人:2006/07/22(土) 14:34:29 ID:JSs+48rQ
俺は何時だって本気だ
それにあそこにはウィッシュとは違うが可愛い巫女さんも居るからな
ただ俺が死にそうになるだけだ
信仰も計画的に………な
373 :
リアルの人:2006/07/23(日) 17:22:46 ID:ShQP1aox
巫女は好きに決まっておろう…
俺は日本に生まれてよかったと思うよ
それに巫女服の下には下着なんてつけていないんですぜ
友達がバイトで巫女やってた時は履いてたっぽいがな
聞いたら殴られたけど
375 :
リアルの人:2006/07/24(月) 11:03:26 ID:zC6+jfj3
ぬ…
付けているだと?盲点だ
だが俺はあの神社はつけていないと願っておこう
今時普通つけてるだろ…
ていうかコテやめろよ
377 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 18:38:41 ID:D2L3OWRu
>>376 つけてないと信じるのが男のロマンスだ
そんな夢のないこと言わないでくれ…
携帯から
君の言う通だ
着けていないと信じたいジャマイカ
あとそろそろ名前戻します
そろそろSSのタイトル決めようと思う
>347
saga
>348
『噛ませ犬』などと汚らしい表現はやめてもらえますか?
>お嬢キタ――(゚∀゚)――!!
そしてついに三人が揃った。渋沢さん、雪花さん、そして緋柳・・・!
お嬢?お嬢エンドこそ真の愛ですよ?
でも書けるかどうかはわかりませんけど☆
>リアルの人
だから賽銭の域じゃないと
>巫女さんははいてないよ
はくのは落ち葉だけです。
きっかけは、ある夏の暑い日のことだった。
放課後、俺は学校のすぐ前で忘れ物を取りに学校に戻ったツンを待っていた。
すっかり日が長くなってしまったらしく、夕日とアスファルトが天地二段の構えで俺を熱する。
ハロ「おいおい勘弁して下さいよ」
と思わず呟いた時、高級車がこちらへ向かって走ってきた。
俺に用があるやつで高級車に乗ってくるのはただ一人。
俺は偶然手に持っていたバナナの葉で自分を扇ぎながら登場を待つ。
車が目の前に停まる。
ガチャ・・・
ハロ「え?」
しかし、俺の目の前に現れたのは・・・メイドさんだった。
?「江口 遥様ですね?」
ハロ「あ、はい」
?「理緒お嬢様から言伝があります。『話がございますので、屋敷に来てもらえませんか?』だそうです」
そうか。理緒のところのメイドさんか。
本物を見るのは初めてだな。いやはや勉強になる。
って感心してる場合じゃない。
ハロ「あ、いや・・・」
?「?」
ハロ「今、人を待ってるんですよ。できればそいつも一緒に連れて行きたいんですが」
?「はい」
そう言って、メイドさんは急に黙り込んだ。
ハロ「・・・?あの、えーと・・・お名前は?」
?「私の名前は緋柳(ひりゅう)と申します」
ハロ「緋柳さん、急に硬直してましたけどどうかなされたんですか?」
緋「遥様のお連れの方をお待ちしているのです」
ハロ「ああ、それはどうも・・・」
奇妙な沈黙が続く。
何やってんだツンのやつ。
それにしても・・。
俺は別に理緒を拒んでいるわけじゃないけど、ツンは盾になるな。
昔と同じく大衝突は避けられないだろう。緋柳さんには気の毒だが。
本当に動かないな、緋柳さん。
待っていて欲しいとはいったが、動くなとは言ってない筈だ。
しかも、こんな暑い日にメイド服。暑くないんだろうか?
見かけは人間で、実はサイボーグだとか?
流石にそれは無いか。柔らかそうだし。
何が?って聞かれるとそれはまぁ全体的に、いや触ってみないとわからないけど。
そんな事してるところ見つかったら理緒に殺されてしまうな。五回半ぐらい。
ツン「ハロ、ごめんね!待っ・・・って、この人誰?」
緋「理緒お嬢さまの使いでやって参りました、緋柳と申します」
緋柳さんは丁寧にお辞儀をして言った。
ハロ「理緒が俺に『屋敷に来い』って言ってるんだ」
ツン「私も行く。絶対」
俺を睨むな。
ハロ「じゃあ、行きましょうか」
緋「では、こちらへ」
俺たちは、そのまま理緒の屋敷へと向かった。
ハロ「おお・・・」
前は拉致されたのであまりよく見ていなかったが、さすが金持ち。豪華絢爛な内装が目を驚かせる。
緋柳さんが先導し、理緒の元へ案内してくれている。
ツン「ここに魔王がいるのね・・・」
ハロ「おらんがな(´・ω・`)」
螺旋階段を上り終えた後、緋柳さんはある部屋の前で足を止めた。
そしてドアを二回ノックした。
緋「お嬢さま、お連れしてまいりました」
ドアが静かに開く。
緋柳さんはお辞儀をし、去っていった。
理「は・・・あら?これも一緒ですの?」
ツン「『これ』とは何よ!」
理「折角、遥君との甘いひと時を期待しておりましたのに・・・」
俺としてはほろ苦いぞ。
ハロ「で?何の用だ?」
理「ええ。夏ですので海水浴のお誘いをするところでしたの」
ツン「それだけ?」
理「それだけですわ。何か?」
ツン「そんなの電話で伝えればいいじゃない。しかもわざわざ人まで使うことは――」
理「緋柳にも出番があれば、と言う気配りですわ」
ツン「本当は暑くて面倒だったんでしょ?」
理「二人の海水浴を邪魔する空気の読めないお邪魔虫が居ると、雰囲気出ませんわね・・・」
ツン「聞きなさいよ、人の話!」
ハロ「まあ落ち着け」
危うく俺の出番が無いまま終わっちまうところだったぜ。
ハロ「でも理緒、やっぱり海水浴はみんなで行ったほうが楽しいと思うぞ?」
理「遥君がそう言うなら・・・」
ツン「何か釈然としないけど」
ハロ「と、言うエピソードがあったのだ」
ユリ「誰に向かって話してるの、おにいちゃん・・・」
海水浴当日。
俺たちは家でその準備をしていた。
なぜ由梨までその準備をしているかと言うと、ツンから、毒男、蕪雲、智途、しのた、由梨と言う具合で広まってしまったのだ。
ユリ「〜♪」
由梨は鼻歌を歌いながら準備をしている。
ハロ「由梨」
ユリ「何?」
ハロ「あまり派手な水着はよせよ」
ユリ「そんなの持ってないよ」
ハロ「だろうな」
ユリ「・・・一応、参考までに聞いてい?」
ハロ「なんだ」
ユリ「おにいちゃんは、どんな水着が好き?」
ハロ「スクール水着」
即座に答える。
ユリ「おにいちゃんの・・・バカ!」
ハロ「わかったよ。じゃあ家で着てくれ」
ユリ「おにいちゃんなんかに聞かなきゃよかった」
こんなに長い車に乗ったのは初めてだ。
ちゃんとカーブ曲がれるんだろうな?これ。
この内輪差を計算に入れての運転をマスターするのは大変だってでしょう緋柳さん。
歩道を歩いている幼女だけは絶対巻き込まないでくれよ。
ハロ「・・・そんな話を持ち掛けたんだが聞いてくれる筈も無く」
毒「なぜもっと押さん。それでも男か」
蕪「ちゃんとフラグ立てとけお」
理「遥君をいじめるのはやめて下さい!」
おもむろに、腕にすがりつく理緒。
って言うか、お前が言えたセリフじゃないような・・・。
毒「なっ!バカな!新顔だと!?」
蕪「まるで獣のようだお。この鬼畜」
ツン「大っ体ねぇ!」
ツンが前の席から体を乗り出す。
ツン「なんであんたがハロの隣なのよ!?納得いかない!」
理「この車は私の家のものですから」
そういって、ぎゅっとすがりつく理緒。
ツン「あんたねぇ、自分で稼いだ金じゃないくせにあたかも自分で買ったみたいな顔しないでくれる!」
理緒の態度に、ますます憤慨するツン。
蕪「何か道理に合ってるようでむちゃくちゃな事言ってるお」
怒りの視線が俺を捉えた。
ツン「あんたもボーっとしてないで何か言いなさいよ!」
理「私、何も悪い事してませんでしょ?」
俺の右腕に柔らかく温かい感触が押し当てられる。
ツン「くっつくなって言ってるでしょ!」
蕪「もう何度も言ったみたいな言い方してるお」
ツン「るっさいわね!どっちの味方!?」
蕪「正義」
ツン「あー、もう!ハロがはっきりしないせいでややこしくなったじゃない!」
そうでもないよ。
理「うるさくて落ち着きのない子ですこと」
ふぅ、と理緒はわざとらしくため息をついた。
ツン「あんたが居なきゃもうちょっと静かなんだけどね」
ハロ「お前、あんまり後ろ向いてると酔うぞ」
ツン「・・・言う事はそれだけ?」
理「ま!せっかく遥君が心配なさっているのに・・・」
ツン「もう、知らないわよ」
ツンはそう言って、前を向いてすとんと座り直した。
フォローするべきだったか。
チト「ちなみに私もずっとハロの隣に居たんだが」
イメージしにくいけど一列につき三人座れちゃうんだよな、この長い車。
ハロ「憤慨のあまり目に入らなかったんだろう」
理「いいえ。単に理緒とハロ君の中の良さに嫉妬してるだけなんですわ」
ユリ「(ちょっとしのたん、あれ!)」
し「(凄い殺気、ですね・・・)」
あまりツンを刺激するような事言わないでくれよ。後が怖い。
女のくせに背中で語るツン。
いや、『くせに』って言い方は良くないよな。『女しかし背中で語るツン』・・・残念な感じだな。
ハロ「緋柳さん、まだ着きませんか?」
緋「後五分少々で到着します」
ハロ「つ、着いた・・・」
海や。
真っ青な海や。
いや、青くも無い。アクアマリンコバルトビリジアンエメラルドブルーぐらいかな?
おっと、これじゃあ知識の無い方々にはわかりづらいかな?ふふ・・・。
って、これじゃ渋沢さんじゃないか。
蕪「ハロ着替えんのテラハヤスwwww」
お、蕪雲が夏の太陽が燦燦と照りつける白い砂浜をアクティブに駆け寄ってきた。
ハロ「当然だ。野暮な用事をさっさと済ませてレディーを待つのが男のマナーだからな」
蕪「カタカナが多くてわかりません><」
ハロ「夏の太陽がさせたことだよ」
夏の太陽が。
ハロ「しかし暑いな。このまま突っ立ってちゃ干からびちまうぜ」
毒「そのまま干物として海の家に並べられちまうぜ」
毒男がいきなり登場した。
ハロ「さて問題です」
毒「('A`)?」
ハロ「智途の水着の色は?」
毒「こういうのは蕪雲に聞いたほうがよくね?」
蕪「むむ・・・ここで外したら末代までの恥だお」
そんなに真剣にならんでも。
ツン「ハロ・・・」
とんとん、と肩を叩かれる。
ハロ「ん?」
振り返ると、真っ白な水着に着替えたツンが立っていた。
ふむ。しかし不思議だ。
どうして女性は海では下着みたいな格好で歩けるんだろう?
ツン「な、何よ。何かコメントしなさいよ」
ハロ「そうだなあ・・・」
ツインテールが団子になってて悲しい
脱いでもらおうか
[ア まぁ似合ってると思うよ
ハロ「まぁ似合ってると思うよ」
ツン「『まぁ』って何よ、『まぁ』って。素直に『似合ってる』とか言えばいいのに」
ハロ「好きだ。似合ってる。結婚してくれ」
ツン「は、はぁ!?///わけわかんないし・・・余計な言葉が多、余計じゃ、ないけど。いや、やっぱり余計よ!」
ハロ「一人で何言ってるんだ?」
ツン「うるさいわね!ほっといてよ!」
毒「いきなりいちゃつきよるわ。な、蕪雲」
蕪「チト様は何を着てくるだろうか・・・妄想ならいくらでもできるお。でも実際はどうなるんだお・・・?」
毒「まだ考えてるのかよ('A`;)」
ツンの水着姿を一通り視線で汚した後。
ハロ「その頭の団子は、自分でやったのか?」
ツン「これは、智途がやってくれたのよ」
チト「そういうことだ」
智途が麦藁帽子にTシャツに短パンという、なんともボーイッシュなスタイルで登場した。
ハロ「智途は泳がないのか?」
蕪「チト様は黒ビキニ!!」
・・・・・・。
蕪「しまった!外したお!漏れとしたことが一生の不かk」
砂浜に横たわる蕪雲の上を、沢蟹が横断した。
毒「まさに殺風景」
ハロ「で、智途は泳がないのか?」
話を戻した。
チト「ああ、髪も長いしな。今日はやめておく」
ハロ「泳げないのか?」
チト「失礼な!1kmは泳げr」
雪「それなのに泳がないなんて勿体無い!」
チト「わっ!?姉さ――!」
雪花さんが智途に飛びつく。しっかりと胸をわしづかみにしていたが多分わざとだ。
ツン「え!?何で!?一体どこから!?」
ハロ「たぶん、海の中だ・・・きっと」
まさかここまで神出鬼没とはな。
渋「侮れんな」
ハロ「あなたもですよ!!?!??」
サーフボードを手に、海から現れる渋沢さん。
毒「何で居るんだよ!」
渋「一番星にでも聞いてくれ」
し「にしても、雪花さんの水着姿って迫力ありますねー・・・」
ユリ「だよね」
し「ボク『たち』なんかぺったんこですからね」
ユリ「しのたん、『たち』って・・・」
ユリは自分の胸に手をあてる。
ユリ「・・・うん、そうだね・・・」
そして沈む。
ハロ「まぁ、由梨やしのたんには未来があるから大丈夫だ」
ユリ「でもおにいちゃん、私たち高校生なんだし・・・」
ハロ「ん?お前、スク水の予定じゃ・・・なんで普通の水着を」
し「由梨ちゃん・・・」
ユリ「嫌だって言ったでしょ!?しのたんが誤解するような言い方やめてよ!」
雪「由梨ちゃん、スク水の予定だったの?」
ユリ「違います!」
毒「聞きつけるの早いな」
雪「でも由梨ちゃん、スク水着たらおにいちゃんに喜ばれるよー?」
ユリ「なっ!///そんなの関係ありませんから!恥ずかしいし・・・」
雪「そんなの最初だけ、最初だけ♪」
ツン「あんた、妹に何を持ちかけてるわけ・・・?」
ハロ「冗談だよ冗談!」
理「私、登場の機会をうかがっておりましたのに・・・全部取られてしまいましたわ」
ようやく登場したお嬢。
ツン「ふふん、早いもん勝ちよ!」
理「緋柳、このうるさい女をつまみ出して」
緋「かしこまりました」
ツン「ちょっ、何する気!?」
理「これで心置きなく遥君と・・・」
雪「ねーえ、ハロ君!姉さんの水着姿どう?○゙ッキしない?」
ここぞとばかりに体を寄せる雪花さん。
ハロ「あ、ちょっと近いですよ雪花さん?」
理「ああああの人は誰ですの!?緋柳、緋柳!」
緋「つまみ出すのは実力上いささか無理かと」
理「『実力上』ってなんですの!?」
騒ぎもひと段落し、俺たちは泳ぎ始めた。
俺は背泳ぎ・・・をやめて、ぷかぷかと海に浮かんでいた。
並も無いので、本当にのどかだ。
し「ボクはやっぱり大きいほうに憧れますねー」
ユリ「そうかな?」
し「そうですよ。大きいとスタイル良く見えるじゃないですか」
ユリ「でもしのたんはその前に背、伸ばさなくちゃね」
し「よくも・・・」
ユリ「え?」
し「よくも!」
ユリ「え!?ごぼべぼぼ・・・」
こらこらマジで危ないぞ。
・・・ふにゅ。
頭部に、謎の接触。
雪「こら、ハーロ君♪」
ハロ「せ・・・!がばごぼぼぼぼ」
仰向けに沈めるとは鬼畜!鼻に水入るぞこれ!
九死に一生を得、海面に顔を出す。目の前には豊満な胸があった。
雪「いけないなぁハロ君。わざと突っ込んできてそれを今晩のオカズにしようなんて許さないぞ」
ハロ「わざとじゃないんです・・・」
そんな俺の肩をとんとん叩く者が。
ツン「ハロ・・・ちょっと耳貸して」
ハロ「?」
( 'Д)ヒソ('Д`)ヒソ
ハロ「お前泳げないのか?」
ツン「声でかい!///」
バシッ、と思いっきり頭を叩かれる。
ハロ「わかったよ。俺様がじきじきに教えてやる」
ツン「なんか偉そうね」
蕪「智途様は泳がないのかお?」
チト「・・・ああ」
蕪「漏れは泳いでくるお」
チト「知るか。早く行け」
・・・ま、元々信頼してはいなかったが・・・。
『海水浴に行く』なんて姉さんに言うんじゃなかった。
雪「チ〜ト!さっきね、ハロ君におっぱい触られちゃった!」
チト「どうせ触らせたんだろ?」
雪「いやいや、あれは意図的な感じがしたわね」
チト「・・・姉さん」
雪「何?」
チト「水着の中身、入れ替えたな」
わざとらしく驚く姉さん。
雪「よくわかったわねー・・・」
チト「当たり前だ!何だこの水着は!?小学生が着るような水着じゃないか!」
雪「それは『スク水』と言うのよ」
チト「名前など聞いてない!はぁ・・・全く、どこから仕入れて来るんだ、あきれるな・・・」
雪「売ってるところ、聞きたい?」
チト「結構だ」
毒「・・・・・・('A`)」
ザー・・・
並みの上に板を置いて、海の上を滑る。
ただ、それだけです。
渋「だいぶ上達したな、毒男」
毒「・・・うん、ブランクがあったのにまだできるのかと自分でも驚きさ」
渋「その割には嬉しそうでないな」
ザー・・・
し「あ、あれ?」
ユリ「どしたの、しのたん」
し「あれ、毒男先輩じゃないですか?」
ユリ「え・・・あ!ホントだ!すごーい!」
毒「(マジッスカ!?(*'A`)ホワワ)・・・もっと波があればよかったな」
渋「では波の出る海岸として整備しようか」
毒「でけぇよ」
やる事が。
ハロ「毒男がサーフィンなんて洒落たものしてる間に・・・」
ツン「・・・何よ」
ハロ「お前はバタ足の練習中とは」
ツン「何よ!文句ある!?」
ハロ「無い。だが」
ツン「何よ?」
ハロ「お前のツインテールが団子になってしまったので俺は悲しい」
ツン「どうせ海から上がったら直るわよ」
ハロ「本当か?その前に泳げるようになって欲しいんだが」
ツン「・・・頑張ってるじゃない。バカ」
特設理緒専用休憩所。
理「状況が芳しくないですわ!なぜ二人は罵りあいながらもラブラブなんですの?」
緋「私見では申し上げがたいことでs」
渋「二人の間にあるもの、それは紛れも無く・・・愛だ」
・・・空白の五秒間。
シュボッ
渋「ふふ・・・私としたことが、つい決まりすぎてしまったようだな。皆の視線を独り占めだ」
理「緋柳!」
緋「把握致しました」
渋「何をする貴様らうわやめr(ry」
理「つ、次こそは遥君をいただきますわよ!覚悟しておきなさい!」
なんだか、悪役の捨て台詞みたいになってしまいましたわね・・・。
緋「それをお伝えすればいいのですか?」
理「ただの独り言ですわ!」
寂しくなんかありませんわ。
寂しくなんか・・・。
そろそろ帰り時かな?
俺は『自分だけで練習したい』と言うツンを海に残し、海岸を歩いている。
雪「ハロ君、ハロ君」
雪花さんが手招きで呼んでいる。・・・物陰から。
俺は何かを期待していたのか、その罠にやすやすとかかることにした。
雪花さんは俺の手を引いて、物陰にやって来た。
雪「ハロ君・・・」
意味ありげにそう言うと、雪花さんはその胸に俺の頭をかき抱いた。
視界が覆われ、水で濡れた、おっぱいの生の感触が顔全体を包む。
ハロ「(ちょっ・・・!)」
少しもがいてみるが、雪花さんは離してくれない。ますますそれが押し当てられ、顔が深くめり込むだけである。
そして、やがて開放された。
ハロ「はぁ、はぁ・・・」
雪「んふ・・・」
雪花さんは、既に勃ってテントを張ってしまっているその先端を指でなでた。
ハロ「あ・・・」
雪「何、これ?そんなに、私の中に入りたいの?この子・・・」
濡れた水着の上からの刺激は、下手するとじかに触られるよりも気持ちいい。
雪花さんは俺の目の前にかがみ、
雪「でも挿れさせてあげない。次、ここに来た人にあげよっかな?」
といいながら俺の竿をつんつんとつついた。
ハロ「(愉快犯め・・・)」
しかし残念ながら雪花さんにこうやって弄ばれる事が結構好きな自分が居るわけだ。
雪「来ないわね。ハロ君、萎えちゃうじゃない」
俺はずっと勃たされ続けている。
雪「じゃ、私が食べちゃおうかしら?ハロ君、横になって」
俺は言われたままに横になった。
雪「ハロ君の好きなおっぱいで扱いてあげるからね?ふふ♪」
雪花さんはそう言いながら、俺の海パンに手をかける。
ハロ「・・・・・・」
雪「?」
ハロ「やっぱ、いいです」
雪「どうして?」
ハロ「ツンが、怒りますから」
雪「・・・そう」
雪花さんは、案外簡単に引いた。
雪「じゃ、ごゆっくり」
ハロ「へ?」
雪花さんが去ってまもなく、ツンが入れ替わりでやって来た。
ツン「ハロ!ここでやらしい事してたんじゃ無いでしょうね!」
ハロ「し、してねぇよ!俺だって我慢したんだ!断腸の思いで」
と、ツンの視線が下を向く。
ツン「嘘つきなさい!勃ってるくせに!///」
ハロ「こ、これは・・・その、習性っていうか、性っていうか・・・あー!もう!」
俺はツンを押し倒した。
ツン「あっ・・・///って、バカ・・・人が来たら、どうすんのよ・・・///」
ハロ「ほとんど寸止めみたいな感じでやめられたから、我慢できないんだよ」
俺は、海パンを下ろした。
立派に屹立したそれが、その気持ちを物語っていた。
ハロ「ツン、ちょっと四つん這いになって・・・」
ツン「は、はぁ!?何言って・・・!」
ハロ「俺は水着は後ろのほうが好きなんだよ」
ツン「・・・変態」
ツンは、恐る恐る四つん這いになり、お尻を俺に突き出した。
ツンの水着は、簡単に脱がせることができた。
ハロ「いくよ?」
俺は侵入を開始した。
ツン「ん、ぅ・・・あ、あああっ!///」
ツンの奥に到達した。
無数の襞が竿を刺激し、射精を促していく。
ハロ「いつもより・・・締まるな」
ツン「だ、だってこれ、なんか変じゃない・・・!///」
俺はツンの腰骨あたりを掴むと、体は勝手に動いた。
ツン「あっ、いやっ!///ば、バカ!早・・・!///」
ツンは腕を組んで、それを枕にして責めに耐えている。
行為が進むにつれ、それはいやらしく音を立てる。
ツン「やっ!ダメ!ちょ、バカ!せめて・・・外は、いやぁ!///」
緊張しているからなのか、いつもより余計に締め付けが厳しく、今にも射精しそうだ。
ハロ「じゃ、もう、出すから・・・」
ツン「な、何言って・・・!///いや!いやぁ!///」
ハロ「う・・・」
ツン「――!あ、ぅ・・・///」
最後に深く突き上げた後、俺はツンの中に大量の精液を放出した。
ツン「やっ、あつ、・・・バカぁ、変態・・・なんで、外でするのよ・・・///」
ツンは涙目になって俺を睨む。
ハロ「ごめん、我慢できなくて・・・」
ツン「はぁ・・・///ふん、別に、他の誰かとされるよりはマシよ」
ハロ「・・・・・・」
ずる、と竿を引き抜く。
液体がどろりと糸を引いて落ちていった。
俺とツンの遅い帰りに皆怒りこそ表していたものの、でも野外のあれについて知ってそうではなかった。
知ってるのは、雪花さんぐらいだろう。
どうして雪花さんにはそういう口に出せないような借りができるんだろう?
それはさておき、俺たちはまたあの長い車で帰ってるわけですよ。
途中で乱入した二人組は別の手段で帰るみたいだし、それはそれでいいとして。
席の配置が微妙に変わっているのはなぜですか?
俺の隣、理緒が居たところにはツンで、智途は変わらなくて、理緒はかなり前のほうに居る。
まさか、理緒に知られたんだろうか?
もし知られていたとしたら、キツイお仕置きが・・・それはそれで楽しみだが危険だ。
今日のところは勝ちを譲ってあげますわ。
でもいつか必ず遥君を私の虜にしてあげますわ!絶対に。
ツン「あんな遠くに座って。負けを認めたのかしら?」
理「認めてませんわ!」
ハロ「地獄耳だな・・・」
後日。
ユリ「おにいちゃん、雪花さんのところから郵便・・・だけど」
ハロ「何?」
ハロ「何が入っていても驚くなよ」
ユリ「うん・・・」
恐る恐る開封する。
なんと!スクール水着を見つけた!
二人「・・・・・・・・・・・・」
蕪「今週もやってまいりました」
ハロ「『住人のお手紙にSSの登場人物が答えるレス』!」
79「604氏の安否が気遣われる今日この頃」
ハロ「そうですね。ゲストは理緒」
理「わたくしですか?」
(´・ω・)つ[]<ツンを愛してあげてください
理「ふん・・・やっぱり、人気ですのね。今回は負けを認めますわ」
ハロ「えらく素直だな。・・・素直なんだよな?野心とか無いよな?」
つ[]<てか毒男普通にみんなと仲いいけどいいの?キャラ的に。
79「毒男の位置づけは『空気』だから別に」
理「それも酷い話ね」
つ[]<ハロのMっぷりがやばい領域に達してきたような
ハロ「まぁ誰かさんの度重なる調教によって」
理「誰でしょう・・・」
つ■<ツンデレで敬虔な学院長信者の生徒会長は何時頃出てきますか??
79「真っ黒で読めません」
つ[]<ウィッシュ飽きた。
79「なかなか進まないもんな」
蕪「ちょwwwおまwwwww」
つ[]そろそろ東雲てんてーですよね
理「・・・先生に手を出しているのかしら?」
ハロ「いや、そんな事は・・・無いと思う・・・けど」
つ[]理緒とツンの取り合い合戦はまだまだ続く?
理「当然ですわ!最後に勝つのは私に決まってますけどね」
つ[]賽銭来月の給料日が来たら考えて見ます
79「やめるんだバイキンマ○」
つ[]<初めて足でしたエピソードをば
つ[]<足コキのコツを実践を踏まえながらご伝授を(*´Д`*)
理「遥君は理緒が足で触った時に変な声出すものですから、それからですわね」
蕪「筋金入り乙」
理「動かし方よりもむしろ罵声の浴びせ方ですわね。ズキューンなんて擦れば出るものですし」
蕪「・・・(^ω^;)」
つ[]しのたんはハロのこと好きなの?
つ[]しのたん希望
79「それはルートに入ればみんなハロの事好きだぜ!」
蕪「そんなのってアリかお!!!11!!!1!」
理「あ、あのメガネさんも人気ですの!?」
っ[工]ユリに中山車はまだですか、と将軍様からの書簡です
79「お望みとあらばすぐに」
ハロ「ばっwwwてめwwwww」
理「そういえば、義理の妹でしたわね」
つ[]<何よっ!寂しくなんてない!!泣いてなんかないんだからっ!!!
79「わかったわかった。ほら、ティッシュ」
理「ベタですわね・・・」
蕪「来週のゲストは智途様を予定しているお」
ハロ「三秒占い!あなたの明日の運勢はd・・・」
誰(ryGJ!!
苦節数週間、とうとうツンがキタか…
寝起きだからいまいちテンションがアガランのが残念
ツンはトップだが、その他の娘達に順位が付けられん今日この頃
つ[]<ハロとの初エンカウントは?
ちょww"たると"ってwww
今『寝相』を読みなおしたが、まだハロの変態に磨きがかかってなくて新鮮だった
長いリムジンと言えばマブラヴだな
60mのリムジンが角を曲がるのは大爆笑した
水着ktkr!GJ!!
あれ?ハーレムEDが無いのは気のせいか?
敢えて俺が言おう。
毒男が地味に株価上がってますなw
つ[]何気に最近は1作1回殴られとる蕪雲だけど
智途的には殴るコツとかあんの?
メイドキタw
緋柳さんとももちろんあるんですよね?
つ[] 最近の雪花さんの扱いが不満です。雪ねえ√はまだですか?
しまった見逃した!!
なにがうpされたのか誰か詳しく。
√早見表
てんてー√は存在しないことが発覚
ナタリア殿下√はツン√から派生
雪花さん√はBADオンリー
優しいな、オレ
俺も見逃してしまった。
>>399d
そうかてんてー√はないのか・・・
じゃあ俺も今日からウィッシュ√に期待!
>>400 裏ウィッシュ挿絵だったww(((゚Д゚)))ガタガタ
しかも、裏ウィッシュ√もあったはずww
402 :
398:2006/07/28(金) 21:48:53 ID:soPUNRxW
>>400 べ、別にアンタの為にや(殺)ったんじゃないんだからねっ!
( ´_ゝ`)フーン
っ[|] <炭疽菌入り書簡
ちなみにタイトルはラスエと読む
意味はあいつの名前、いやその語が含むすべての意味じゃ!
>391
誰GJは体に悪い
とりあえずたるとでもワッショイしとけ
>392
ウサ耳娘たるとが何か?
>393
うるせぇエロゲの主人公張りにやりまくってたらそうなるんだよ
ってハロが
>394
どこに線引っ張ればいいかわかんなくて
>396
残念ながらあるぜ
>399
っていうかナタリアって誰ぞな
雪「・・・・・・」
渋「あまり思い悩まないほうがいい」
雪「・・・いつか」
渋沢はタバコの煙を吐いた。
雪「こうなる日が来るとは、思っていた・・・」
渋「緋柳が駆けつけてくれたのだ、きっと大丈夫だ」
雪「ずっと、守っていけると思ってた。だけど、私が死んだら誰が智途を守るのよ?」
渋「・・・さあ」
雪「ふふ、そうね。正しい答えだわ。私でもそう言うな」
渋「・・・緋柳だ」
ピーッ
ドアのライトがグリーンへと変わると、機械的な音とともにドアが開いた。
渋「仕事はもういいのか?」
緋「はい。お嬢様はもう寝付きましたから」
渋沢は灰皿にタバコを押し付け、火を消した。
渋「・・・まだ九時だが」
緋「ええ。今日は江口様がいらっしゃったので、お嬢様も遊び疲れたのでしょう」
雪「ハロ君が・・・」
渋「本当にあいつはいろんなやつと関わりがある」
緋「私にはわかりませんが、当家の方々もお嬢様の幼い頃の面影を見たとお喜びでした」
雪「ところで何で私が居る時はお構い無しにタバコをふかすんだ?」
渋「お喜び、か。それは良かったな」
無視か。
渋「結局は遥か・・・」
意味深な言葉に、全員が沈黙する。
何を言い出そうと言うのか。私たちに何を決断させようとしているのか。
私はその手に乗らない。
雪「その前に殲滅する」
渋「大体、お前が死んだらそこで終わりだ」
緋「すべてをつなぐ鍵が彼にあるのだとしたら・・・」
渋「わからんな」
雪「だって怯えてるだけでしょう?緋柳は違うの?」
緋「私にも意志はあります。でも孤立を深めるよりは利口だと思います」
渋「わかるだろう」
雪「・・・・・・」
渋「この会話のように、先を見通して述べるならば、解決策はお前が避けられない手段を認められるかにある」
雪「私に、ハロ君にその事を伝えろと?」
渋「そういうことだ。行くぞ、緋柳」
緋「はい」
私が言う?
私が巻き込む?
じゃあ今まで私がしてきたことは何?
ハロ君に伝わったらみんなに伝わるわよ?
嫌。
どこにも行けない。
私は言うしか無い。
雪「ふふ・・・」
智途、どんな顔するかな。
ハロ君、私の事、恨むかな?
誰か、私のために泣いてくれるかな・・・。
土曜。
自分で言うのもなんだが土曜。
俺は用事があるわけでもないが、智途の家でごろごろしていた。
寝転がってテレビを見る。
ハロ「教祖か・・・そういえばそういうエロゲあったよな・・・」
と呟く。
チト「ハロ」
ハロ「ん?」
チト「ハロは変態なのか?」
ハロ「試してみるか?」
チト「遠慮する。一般に、足でのあれはアブノーマルだろう?」
ハロ「気にするな。あれは事故の後遺症みたいなもんだ」
チト「??よくわからないが・・・」
ハロ「俺は相当ふてくされてるからパン人とは違うんだ」
チト「なるほどな」
・・・・・・。
ハロ「なんで『なるほど』なんだよ?」
起き上がって言う。
チト「自分自身に対してはふてくされてるな、って思う」
ハロ「俺自身に?」
チト「ああ。他人に対しては一生懸命だけど、自分のことは人に話さないじゃないか」
ハロ「・・・そうかな?」
チト「さっきもそうだ。『あれは事故の後遺症みたいなもんだ』って濁す」
ハロ「そりゃ人に言えんことだからな。俺の足フェチは」
チト「そういうことだけならいい。でも、なるべく話して欲しい」
ハロ「・・・・・・」
チト「あまり話してくれないと、突き放されてるみたいで、悲しい・・・」
ハロ「智途・・・」
そんな悲しそうな顔をするな。そんなつもりは無い。
俺は自分が嫌いなんだ。それがどうしようもなくて・・・いや、今は言い訳を考えてる場合じゃない。
ハロ「わかった。じゃあ、話そう。俺が足フェチになったエピソードを」
チト「いや、それはいい」
ハロ「どっちなんだよ!?」
チト「そういう口に出せないような恥ずかしい話は無理に言わなくたっていいだろ!」
ハロ「・・・うーん、最近、そういうことに恥を感じなくなってきてるからなぁ・・・」
チト「やっぱり変態じゃないか」
智途はため息をつく。
ガチャ
雪「ただいまー」
チト「あ、姉さん帰ってきたみたい」
ハロ「うちの妹なら可愛く出迎えるんだがなぁ」
チト「む・・・じゃあ言って来る」
智途はリビングを出、玄関へと向かった。
ハロ「なんで張り合うかね?」
張り合うとわかっててけしかけたんだが。
・・・玄関から声がする。
チト「お帰――」
雪「ただいまぁ!出迎えてくれるなんて姉さん嬉しい!」
ドタッ
チト「なっ!?何で押し倒すんだ!?」
・・・相変わらずだな・・・。
ハロ「こらこら、玄関先でまぐわらない」
リビングから颯爽と登場する俺。
雪「あ、ハロ君!?」
雪花さんが顔を上げて言う。
雪「ふふ。今日は珍しく智途が出迎えてくれたもんだからつい欲情しちゃって・・・」
チト「そんな簡単な事でいちいち欲情するな!」
ハロ「ほら、さっさと体離す」
雪「はぁい・・・」
雪花さんはしぶしぶ体を離す。
全く、昼間っから百合とは貴重な姉妹だ。
智途は急いで雪花さんから離れ、俺の後ろに隠れる。
俺的にも少々信じられない光景。
雪「あっ!?智途、何それ!?ハロ君にそういうことしていいと思ってるの!?ドサクサに紛れて!」
チト「別にいいだろ。付き合ってるんだから」
雪「くっ、今日の智途はやけに可愛いわ。どうしよう・・・今夜」
チト「何をする気だ!」
ハロ「はいはいそこまで。玄関で立ち話もなんですからリビングに行きましょう」
チト「お前の家じゃないぞ・・・」
雪「・・・・・・」
智途、幸せそうだったな・・・。
決心してきたのに、言うのつらくなって来たかな・・・。
ハロ「雪花さん?」
雪「あ、ごめん!」
リビングに三人が揃った。
雪「で?お二人さんは私が居ない間、どこで遊んでるのかな?」
チト「なんでそんな事教えな・・・」
ハロ「どこだっけ?先週は」
チト「えっ?あ、確か映画を観に行った」
ハロ「それだ。『地球沈没』だっけ」
雪「ふーん。それで、帰ってからした?」
ハロ「してないよな」
チト「だから、そういう質問に答えようとするな!///そして私に振るな!」
ハロ「最近、そういうことに恥を感じなくなってきてな」
雪「同感」
チト「・・・私は変態に囲まれて暮らしているのか?」
雪「今更そんな」
ハロ「そして次第に感化されていく智途」
チト「されない!二人でからかうな!」
ハロ「了解」
雪花さんは大きく伸びをした。
雪「で、三人でどっか行かない?って話」
ハロ「金無いんだよな。月末だし」
雪「それはそれは・・・」
雪花さんはテーブルに頬杖をついて言う。
ハロ「・・・え、話終了?」
雪「じゃ、おねーさんが投資してあげましょっか」
ハロ「本当ですか!?」
雪「どちらかといえば」
どっちですか?
ハロ「買い物なんて、一番金かかるじゃないか」
チト「・・・・・・」
ハロ「まぁ雪花さんが出してくれるって言うならいいけど、遠慮ってものがあるよな」
俺たちは、銀行に出かけた雪花さんを待っていた。
強盗でもしてくるんだろうか。
チト「・・・なあ、ハロ」
ハロ「ん?」
チト「今日の姉さん、いつもと違わないか?」
ハロ「そうか?いつもあんな感じで突拍子も無いことする人じゃないか」
チト「違うんだ。何か、無理して明るくしてるような感じで・・・動揺してた」
ハロ「動揺?雪花さんが?」
なんだか想像がつかない話ですが・・・。
でも、姉妹として長い間一緒に居たんだから、智途の勘は正しいのかもしれない。
ハロ「考えすぎじゃないか?」
チト「だと、いいんだけど」
智途としては。
高校になって雪花さんと会う回数が減って、不安を抱えてたみたいだからな。
雪花さんの激変は、智途にとって大きいものだった。
いきなり猥褻な行為に走ったりするようになったのも、妙に金持ちなのも、家を空けがちなのもすべて。
だから微妙な変化にも気付けるようになったんだ・・・。
ああ、気のせいだといいな。
ハロ「気のせいだといいな」
チト「・・・ああ」
俺は智途にそっと顔を近づけ、
チト「ん・・・///」
静かにキスをした。
チト「・・・??今のキスは何だ?」
ハロ「な!『大丈夫だよ』みたいなあれだよ!」
チト「あ、そうなのか。ありがとう」
ハロ「なんだかなあ・・・」
チト「ん、確かに少し緊張がほぐれたみたいだ」
ガチャ
雪「ごめん、行こ!」
ハロ「来たみたいだな、行こう」
チト「ああ」
他愛無い話をしながらデパートに来た。
意識して雪花さんの話を聞いてみたが、俺にはいまいちよくわからない。
智途もいつもどおりに話しているようだ。
何かみんなポーカーフェイス過ぎてよくわかりません。
雪「ハロ君。智途に似合いそうな服ってなんだと思う?」
ハロ「似合いそうな服?」
智途を嘗め回すような視線で見る。
チト「な、何だ?///」
ハロ「なんだかんだ言って制服が一番いやらしいと思う」
雪「なぁるほど・・・」
チト「今までそんなふうに見てたのか!」
ハロ「まあ」
雪「良かったわね、いつまでも制服着られるわよ?智途」
チト「どういう意味だそれは」
雪「もう、みんな謙虚なんだから」
ハロ「流石にたくさん買わせるわけにいかないですし」
チト「お前一番買ってもらってるじゃないか。二万円も」
ハロ「いつの間に」
雪「・・・やっぱり、買い物って雰囲気じゃないかしら?」
ハロ「はい?」
雪「そろそろお昼ごはんにしましょっか。何か食べたいものある?」
ハロ「あ、はい。うどんを」
雪「智途は?」
チト「・・・あ、私もそれ」
雪「そう、じゃ、行きましょ?」
あ、違う。
ごめん。なんでもない。姉さん。
え、もう行くのか?私、あまりおなか空いてな・・・
ハロ「ほら、行こうぜ」
え?どうして手を握るんだ、ハロ?
私は怖くてたまらない。知りたくない。だって今、姉さん、隠すのをやめたじゃないか。
ハロ「・・・今しかないんだ」
チト「え?」
ハロ「行こう」
チト「・・・・・・」
私はハロに連れられて行った。
もう、戻れないかもしれないが。
雪「じゃ、いただきます」
おのおのの料理が出揃い、雪花さんがそう言う。
雪花さんは箸を綺麗に割ると、きつねうどんに手をつけた。
雪「・・・どうしたの?そんなに見られると食べづらいじゃない」
ハロ「あまり前傾になるとt」
ゴッ
智途から拳で頭に一撃喰らう。
雪「全く、ハロ君はすぐそういうところに目が行くんだから」
チト「何考えてるんだ」
雪「ほら、早く食べないと伸びるわよ?」
ハロ「そうですね」
俺たちも箸を割る。
しかし、できれば、これと一緒に言葉も呑み込んでしまえたらいいのにと思う。
雪「じゃ、言おっかな」
皆が一通り食べ終えた後、雪花さんが手を組んで言った。
昼時だ。
周りにはたくさんの人がいるのに、なんだか聞こえなくなってきた。
雪「どこから言おうかな」
どこから、どこまであるのか。
心なしか、雪花さんが怯えているように見えた。
『言え』とも『言うな』とも言えない。
雪「あっ、あのねっ?」
雪花さんの目は、涙に潤んでいた。
チト「・・・頑張って。覚悟は、してたから」
智途から意外な言葉が発せられた。
雪「・・・ありがと」
雪花さんは涙を拭った。
雪「・・・あのね、私ね、長くは生きられないのよ」
場が凍りついた。
ハロ「それは病気か何かですか」
止まった時間を無理矢理動かして、俺が問う。
だが、雪花さんは首を振る。
雪「もっと、違うもの」
チト「お願い、隠さないで言って」
隠されるのは、突き放されてるみたいで悲しいからだ。
雪「母さんはそれを知ってる。もう居ないけど、それでも私は母さんに頼まれた。『智途をよろしくね』って」
俺たちは、次の言葉を待った。
雪「『生まれつき身体能力が良く、諸能力に長けるが、寿命が短く、生殖能力が極めて弱い存在』」
ハロ「・・・え?」
雪「そういう人も、世の中には居るの」
チト「私もそれなの?」
雪花さんは幸いにも首を振る。
雪「だったら、母さんはあんなこと言わないでしょ?」
チト「・・・そんな事無い。自分の子供を大切にするのは当然だ。姉さんの事もそう思ってた筈だ」
ハロ「誰が何のためにそんな事を?」
雪「頭のおかしい連中がね。自らの能力を示して満足するためでしょうね」
ハロ「・・・ひどい」
雪「ハッカーは、自分で作ったウイルスを自分のパソコンで試したりしない。つまり研究にはラットが必要なわけよ」
チト「なんでそれを受けたのが姉さんなんだ!」
ハロ「智途、落ち着け」
チト「落ち着いていられるか!こんな―」
雪「母さんが申し出たのよ」
チト「え・・・そんな、母さんはあんなに優しかったのに・・・」
雪「途中で気付いたんでしょうね。莫大な見返りを受け取った後、それは何の犠牲によるものなのかを」
雪花さんは、急に黙り込んでしまった。
ハロ「・・・雪花さん?」
雪「あ、ごめん。それでね」
俺が話しかけると、再び話を続けた。
雪「母さんも、もともと子供は欲しくなかったみたいだし。だけど、だんだん私が可哀想になってきたんでしょうね」
ハロ「雪花さん・・・」
雪「だからその分智途には幸せになってもらいたかった、そんなところかしら」
雪花さんはそう言って、空になったコップの氷をストローでくるくるかき回した。
チト「母さんは、どうして死んでしまったんだ?母さん本人は違った筈なのに」
雪「・・・母さんはね、その団体に異を唱えたのよ。それが罪の償いだって。でも、一人じゃかなうわけなかった」
ハロ「一人?父親は・・・」
雪「父親も、研究者」
ハロ「な・・・!」
雪「殺したのは父さんじゃないらしいけど、もうどうでもいいわ」
チト「父さんの話は、今まで聞いたこともなかった。死んでしまったとばかり思っていたが・・・」
雪「私は最後にあがいてやろうと、反組織のメンバーに入ってる。ふふ・・・」
何を思ったか、雪花さんは急に微笑した。
雪「そこには、ハロ君の知ってる人物が居るかもね?」
ハロ「へ?クラスメートで?」
雪「流石に違うわよ。・・・でも、そこからは別の話・・・」
雪花さんは急に真顔になった。
事態を諦観していたかのような顔。
うわ言のように真実を語りだしていた雪花さん。
しかし、今は俺に見せた事無いような真剣な顔をして、まっすぐ俺を見ている。
雪「私はハロ君の参加に最後まで反対していた。けどね、作戦にはハロ君の力が必要らしいの」
チト「だっ、ダメだ!私が許さない!」
ハロ「智途」
チト「ハロが死んでしまうかもしれないなんてそんなのダメだ。絶対ダメだ!」
雪「・・・残念ながら、ハロ君も智途ももう狙われ始めてるのよ」
チト「・・・え?」
雪「今までは私が頑張って智途たちをかくまってたんだけどね、失敗しちゃった・・・」
雪花さんが急にしおらしくなる。
おそらく最も言いたくない部分だったろう。先ほどの強気も消えた。
ハロ「しょうがねえな」
チト「ハロ」
ハロ「やるしかないか」
雪「ありがとう。でも、他の人には言わないでね?」
ハロ「ああ」
チト「どうしてそんな簡単に言うんだ」
智途は俺の胸倉を掴んだ。
チト「元を正せばこれは私たちの両親のせいだ。ハロはむしろなんで巻き込んだのかと怒ってもいいくらいだぞ」
ハロ「そうか?」
チト「?」
俺の態度に、智途は手を離す。
ハロ「ま、こうなった以上は他人事じゃないからな。俺もそこまで薄情じゃないし」
俺は泰然と述べる。
ハロ「お前を放っておくわけにはいかないだろ?」
智途は驚いた顔をして俺を見ている。
ハロ「・・・なんだよ、間抜け面」
チト「・・・本当にハロはバカだ。どうしようもないくらいにバカだ・・・」
智途はそういって俯く。
雪「『お前』って・・・私は?」
ハロ「あ、雪花さんも・・・」
大事なところ落とすな俺。
チト「私は、私は姉さんが本当のことを話してくれたから嬉しい」
雪「・・・ごめんね、今まで」
チト「私も、変わってしまうかな?姉さんがそうだったように」
雪「え?」
なんだ『え?』って。
雪「あ、あのね、これは別に、智途にそれ覚られないように。なんていうか、自分で作ったキャラでね?」
チト「・・・そうなのか?」
雪「あー・・・でもまぁいいか!これからもこれでいくわ」
ハロ「なんでです?」
雪「慣れちゃったし。これで心置きなく襲えるわね♪」
『♪』じゃないよ。
何開放されてるんですか封印して下さい。
家に着く。
雪「はー・・・なんかすっきりしちゃった」
ハロ「レストランに二時間も居たのは初めてだ」
チト「さぞ迷惑だったろうな」
ハロ「誰かさんも大声出してたしな」
チト「うるさいな、あれは仕方ないだろ・・・///」
雪「ん〜・・・私、ちょっと昼寝するわ」
そういうと、雪花さんは二階に上がっていった。
二人「・・・はぁー」
何故か同時にため息をつく。
チト「なあ、どこまで本当だと思う?」
思わずずっこける俺。
ハロ「全部マジかと」
チト「できれば、全部嘘であって欲しい。だって・・・あの姉さんがもうすぐ死ぬなんて考えられないだろ?」
ハロ「確かに、そうだけど。しかもあれで生殖能力が極めて低いなんて」
チト「そこはどうでもいい。違うか?」
さっきとは違う胸倉の掴まれ方をされる俺。
ハロ「じょ、冗談半分だぜ」
すぐに開放される。
チト「でも考えてみれば、それも更に釘をさしているようだな」
ハロ「どっちにしろ、もう二百年も経てば自分の声や顔を知ってるやつなど誰も居ないが」
チト「ハロ、本当にいいのか?」
ハロ「ああ。俺は足でされるなら制服がいちばn」
チト「そんな事聞いて無い!///」
そんな時、ふと買い物袋に何か貼ってあるのが見えた。
ハロ「なあ智途。あれ」
チト「?『話を聞いてくれたお礼にお菓子のプレゼントです。二人で分けて食べて byせっちん』」
『せっちん』てお前。
髪が貼ってあった袋には、ドーナツが入っていた。
チト「いつのまに買ったんだ?」
ハロ「ま、いいじゃないか。いただこう」
ハロ「・・・美味でござった」
そういってソファーに寝転がる。
チト「足を向けるな」
と言われたので起き上がる。
チト「でも、ドーナツ一つじゃ足りない気もするな」
ハロ「まだなんか残っ――!」
チト「意地汚い――!」
な、なんだこれ?いつかも感じたようなこの感覚。まさか・・・!
ハロ「は・・・ぁ、これって・・・!」
チト「どっから用意するんだ、こんなもの!」
全身に力を入れ、何とか自制する。
とは言え既に激しくおっきしている俺。
ハロ「ち・・・智途!」
ぎっ、と智途のほうを見る。
しかし智途は一瞬俺と目が合った後、
チト「だ、だめだ・・・///」
と言って更に赤くなって俯いてしまう。
智途はただソファーに座って顔を赤らめて俯いてもじもじしているだけなのだが、俺にはそれがたまらなく可愛く見える。
ハロ「ち、智途!」
チト「あっ!///」
俺は我慢しきれず智途を押し倒してしまう。
チト「あっ、バカ!これじゃ姉さんの思うつぼじゃないか!やめ・・・///」
ハロ「なんだ、お前だって十分濡れてるじゃないか」
チト「そ、それは薬のせいで・・・///」
ハロ「最近のお前はマゾっ気が強くなっていかんな。どれ、上も脱ごうか」
チト「なっ!自分で脱ぐ!」
ハロ「そうか。じゃあ俺も脱ごうかな」
俺がいきり立ったそれをお目にかけようとすると、
ハロ「こら、あまり見るな。そんなに欲しいのか?」
チト「なっ!・・・く・・・///」
智途は服を脱ぎ始めた。
チト「いや、でもこれは姉さんの罠だろ?明らかに」
ハロ「全裸になっといて何を。こうなったらとことん罠にはまろうぜ」
俺は入り口にそれを当てる。そして、
チト「あ、ぁあああああ!・・・くぅ・・・///」
一気に挿入した。
ハロ「く・・・いつもより、きついぞ!これも薬のせいにする気か?」
チト「そっちだって、もう、びくびくしてる、くせに、偉そうな事、言うな!///」
ハロ「なっ!」
チト「ふふ・・・何擦り耐えられるかな?」
ハロ「この・・・!」
俺は運動を開始する。
ハロ「く・・・!」
しかし、限界だったペニスはその液と襞に襲われ、さらに射精に近付いていく。
これ以上動くともう出そうだけど、今イったら間違いなく早漏確定なので徐々に速さを遅くして耐える。
チト「・・・ふふ」
智途が嘲笑する。
チト「なんだ?もう耐えられないのか?」
ハロ「え―」
智途は俺を引き倒して体を密着させてから、転がって俺に騎乗した!
ハロ「な・・・!」
チト「さ、覚悟するんだな!」
智途は上下運動を開始した!
ハロ「う、うあ、やめ・・・!」
チト「どうした?さっきまでの、余裕はぁ!///」
ハロ「も、もう、だ・・・」
チト「んん?随分早いな?上に乗られると、興奮するか?」
ハロ「が、は・・・」
チト「あ・・・///」
媚薬を盛られた上に騎乗位で言葉責めを受け、俺はすぐに射精してしまった。
どくどくと脈打ちながら、精液を放出していく。
チト「く、ぁ・・・あぁ・・・///」
ハロ「な、何だ、お前だって」
チト「う、うるさ、早漏のくせに・・・///」
雪「・・・そういうこと。全員、もう逃げ場は無いわよ?」
渋「始めからそうだ」
緋「覚悟してます」
雪「でもちょっと心配なのは、あの二人がしょっぱなから罠にかかって三回もやっちゃったことかな」
渋「・・・・・・」
緋「・・・・・・」
蕪「今週もやってまいりました」
ハロ「『住人のお手紙にSSの登場人物が答えるレス』!」
79「バンプの歌はFlashのネタにしやすい」
ハロ「そうですね。ゲストは智途」
チト「よろしく」
(´・ω・)つ[]<ハロとの初エンカウントは?
チト「よく覚えていないが、中学の頃テニスをやってて乱入してきたのが初めてだったと思う」
蕪「乱入なんてマジ調子こいてるお」
ハロ「違うあれはボールを取りに行っただけだ、多分。あ、違う?」
つ[]<智途的には殴るコツとかあんの?
チト「力のモーメントを最大限に活かす」
ハロ「真面目に答えてるあたりコワスwwww」
蕪「これからはハリセンとかにして欲しいお」
ハロ「痛いほうが嬉しいだろ」
79「何この人」
つ[]<最近の雪花さんの扱いが不満です。雪ねえ√はまだですか?
79「今回の智途編から初めて分岐します」
チト「何の話だ?」
蕪「大人の事情だお」
79「エンディングとしては一番カオスかもしれないね雪姉EDは」
ハロ「(((゚Д゚)))」
っ[|]<炭疽菌入り書簡
運搬の途中渋沢さんが責任を持って廃棄しました。
渋沢さんいつも本当にありがとうございます。
蕪「来週のゲストは心の中に居るお」
ハロ「ランダムに戻したか」
79「何の事やら」
では今回は自分が誰(ry GJ!
雪姉にはこんな事情が…いきなりシリアス。
それにしても渋沢さんカッコヨス。緋柳さんも活躍楽しみ。
つ[]<エンディング「ダンデライオン」希望。泣ける。
でも古い上に、内容にそぐわないなw
JGJ!
シリアス展開ですね
雪さんの延命措置は任せた
GJって続けて二回言うとゲジゲジだよなぁ
(´・ω・)つ[]<ケツの穴がかゆいんから、ユリに掻いてほしいんだけど
もうGodJobだね
一昨日、ウィッシュタソが夢にでました。
けど肝心なところ覚えてない。
つ{}
雨に濡れた浴衣って萌えません?
一日10回はバンプ聞いてる俺が着ましたよっと
毎週の事ながらGJ!雪さん存命の為ハロが・・・ゲフンゲフン
つ□バンプオタの俺からするとエンディングをスパーノヴァにしてオープニングをガラスのブルースにするとか・・・無理ぽならとっておきの唄かメロディーフラッグを希望
シリアスな中にも、エロシーン入っててよかたw
シリアスなテーマと言われると、ドラえもんの最終回のフラッシュに使われてた
少年時代(?)しか思いつかないから困る。
俺カワイソス
ところで、今回みたいなのがチト√ってやつなの?
初心者なんでよくわかりません><
つ{i} 79氏も含む、登場人物はどんなソフトウェアが好きですか?
つ[]もうツンでしか勃たない。
こうしてハロの真相が明かされていくのか・・・
EDにとっておきの唄はいいな、リトルブレイバーも捨てがたいが。
つ□ハロ覚醒√はまさか死者が出たりしないよね??
つ :-D
支援
79氏、亀レスですがGJです!
ハロやけに素直に承諾したがそれが正しい道なのか…
つ[]引っ張るだけ引っ張って智途編ラストなんてオチは…
OP、ED両方バンプもどうかと…
電波ソングを入れてみるのは?
KOTOKOの唄とかはいい感じだし
それとも俺のマイギターで一から唄を作るか?
アジカンの月光なんてどうだろうか…
始めのピアノ伴奏がいい感じだし
最後の時〜光るだけの部分は感情が心に滲みますから…
同じアジカンでHoldmetightもオススメです
携帯から長々とすみませんでした
追伸
5日が給料日なのでその日に一万円を賽銭箱に入れて来ます
ttp://info.from.jp/mu/robom.cgi?nonono=4097 ついでにここを張っておきます
使い方は自分で調べて下さい
知っている人も多いでしょうが
>>427 かなみktkr
じゃあ歌はKOTOKOのMightyHeartでいいよ
ご無沙汰です。
自分もチョコチョコとツンツレなSSを書いてみてるんですが。
如何がんばってもえちいシーンまで到達しない。
厳密にはするんだけど、前フリがながすぎて長すぎて。
つ[lll]四百字詰め原稿用紙 >そんな自分にアドバイスをば
どんなに長くても気にしない
投稿してから皆で意見を言い合えば良い
[]つハーレムエンドキボン
逆だorz
ぁ、つ[]が[]つ
一万円を入れて来ました
さて、今月はどうやって遊ぼうか…
夏と言う遊び盛りな季節にやってしまったからな
神主はありがたいだろうな
あぁ俺は馬鹿者だなぁ
っ[] ドラえもーん真・妹と毎日いちゃいちゃENDが見られるような道具出してよ
ふぅ…今日はいつだ?
誰よりも遅いとは何事だ?
ハロ覚醒、スケェェェェェィス?
パイと揺光は真性ツンデレ
とりあえず望は国で保護すべき
すまん、スルーしてくれ…
つ[]<ハロは今まで何人の女の子を食べましたか?
437 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 03:41:31 ID:jzE1OVuP
つ[] むしろハロは今までに何人の女の子に食べられたのか?
sage忘れスマソ
あがってるから作品きたと思った…orz
>>429 一回全部書いてから切っていけばいい。
って、てんてーが言ってた。
440 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 08:40:18 ID:ADCW/lrz
最強のツンデレは翠星石
違う烈海王だ
海原雄山を忘れたのか
つ 岩鬼正美
ナツノクモ(小学館)という漫画を知っているだろうか?
あの漫画には4巻以降大量のツンデレシーンが出てくるぞ
(´・ω・)まぁ、エロはないがな 宣伝でした
>>444不吉な数字を…
世界は悪魔で満ちている
これもツンデレで楽しめるぞ
下ネタ多いし
宣伝でした
ハーレムエンド
が
ハードエムエンド
に見えてしまった・・・。
(´・ω・)バカス
なぜか↑に笑った
>418
つ[誰GJ賞]
>419
延命措置?なにそれおいしいの?
>420
夢なんて朝起きると忘れるもんさ。だから傍にいる人に真っ先に話してしまう事
>421
雪姉存命??それおいしいの??
>422
智途ルートですよ
>427=434=リアルの人
携帯だったのか!!1??!?2!!1?
ってコラ壱万円マジで投下すんなよ神社で五分間話題にされたぞきっと
>428
○よきす・・・マヅで?
>439
NG
>440
さっさとsage方覚えろですぅ
>441-442
バキとはこの私を試そうと言うのか
暑い。
暑いな。
暑さで目が覚めるなんて最悪だ。
そうは思わないかね。
おはようのベーゼで目を覚まさせて欲しいものだ。
朝からこんなに暑くてどーすんのよ、今日。
ハロ「あーもう!寝られるか!」
あまりの寝苦しさに、俺は飛び起きた。
ハロ「うおっまぶしっ!」
五万ルクスもの朝日が俺を照らす。
ハロ「・・・シャワー浴びるか」
ユリ「あれっ?おにいちゃん、今日は早いね」
リビングに降りると、由梨が朝食の準備をしている様子が見えた。
ハロ「ああ。暑くってな」
前までは当番を決めて俺が朝食を作る日がちゃんとあったのだが、最近は取られっぱなしである。
なので、今日もまかせっきり・・・って事になるんだろうな。
ユリ「鈍感なおにいちゃんでも目が覚めるなんて、今日は相当暑くなるね」
ハロ「色々余計だ。ちょっとシャワー浴びてくる」
ユリ「うん」
考えてみれば結構恵まれてるんだろうな。
親元を離れているから、家事は自分たちでしなきゃいけないのは当然だけど。
それでも由梨のおかげで、俺は大分楽な生活してる。
俺が帰ってきては『お帰り、おにいちゃん』なんてとてとてと走り寄ってきて言うのは既に日課だし。
室内犬か。
ごめん、謝る。変な例えして悪かった。
でも、まぁ性行為までは流石にいけないだろうと思っていた矢先、あんな事がありまして。
俺もいつまで理性が保てるかなーとは思ってたんだけど、まさか。
まさか由梨の『始めて』を奪ってしまうなんて俺は兄として兄として兄としてどうか!?
きっと再生するよ。
しないよ。
ごめんよ。
・・・あれから、大分経つけど。
由梨とはしていない。
と言うか最初から由梨は行為を望んでいるわけじゃなかったみたいだ。
女はセックスよりもキスのほうが好き、って言うし。
ただ純粋に甘えたかっただけみたいだ。
不純なのは俺。
こりゃ水シャワーだな・・・。
頭を冷やしてきますた。
テーブルの上には朝食が並んでいる。
ユリ「あ、丁度良かった。今できたんだよ」
エプロンを外している由梨の姿があった。
ハロ「ああ。じゃあ食べようか」
ユリ「あ、ちょっと待って。まだ座らないで」
ハロ「?」
由梨はぱたぱたと駆けてエプロンをしまいにキッチンに向かい、すぐに戻ってきた。
由梨は俺の目の前に立って言う。
ユリ「ぎゅってして」
手を広げてそう言った。
ハロ「・・・は?」
ユリ「抱っこ」
ハロ「お前な、ガキじゃないんだから」
俺は失笑する。
ユリ「ダメ?」
断る理由は特に無い。
ハロ「仕方ないな」
俺はそっと由梨を抱きしめてやった。
ハロ「・・・これでいいか?」
ユリ「ん・・・」
最後に由梨の頭をぽんぽんと叩き、体を離した。
ハロ「やれやれだぜ」
ユリ「じゃ、食べよっか♪」
やけに上機嫌になってそう言いながら、由梨は席に着く。
俺も黙って席に着いた。
ハロ「毎朝、つらいだろ?」
レタスばっかり皿に取りながら言う。
ユリ「何が?」
ハロ「朝食作るの。別に、俺がやってもいいんだぞ?」
ユリ「いいよ。私はやりたくてやってるんだから気にしなくても」
ハロ「そうか?」
変なトコ強情なんだよな・・・。
ユリ「へへ・・・」
ハロ「なんだよ気持ち悪いな」
ユリ「毎朝、おにいちゃんが抱っこしてくれるなら何でもするよ?」
ハロ「はは・・・なんじゃそりゃ」
よくもまあ恥ずかしげも無くそういうことを言う。
ハロ「お前がそんなに甘えん坊なやつだとは思わんかったな。もう少し内気だと思ってた」
由梨の手が一瞬止まる。
ユリ「・・・嫌?」
ハロ「嫌じゃないけど。ちょっと意外だと思っただけだ」
ユリ「そっか」
また和やかに食事を再開する。
俺は何の気なしにそう答えたから、それが俺の本心だったと思う。
いつもの登校風景。
由梨と談笑しながら家を出る。
いつもは由梨より先に一人で家を出るんだが、今日は何故かそうだった。
ツン「おは・・・え?」
いつもの角でツンと待ち合わせる。
ツン「今日は妹も一緒なの?」
ハロ「あ、ああ。ついてきたんだ」
ツン「ふーん、そう」
ツンはツンツンし始めている。
ハロ「あ、ほら、大丈夫だ。噛まないし」
ユリ「わ、私は・・・」
ツンに怯えていた(?)由梨が口を開いた。
ユリ「み、見送りに来ただけで・・・いってらっしゃい!」
そう言い残して、由梨は退却した。
鞄を持って。
ハロ「お前が殺気立ってるから小鳥さんが逃げたじゃないか」
ツン「別に殺気立ってないわよ」
ハロ「実は殺気立ってるだろ」
ツン「立ってない!」
俺は不意にツンを抱きしめた。
ツンは一瞬驚いた様子で固まっていたが、やがて、
ツン「は、離しなさいよ、バカ・・・///」
と言って俺の胸板を叩いた。
俺は体を離した。
ハロ「本当なんだな・・・」
キスのほうが好きなんだ。
ツン「えっ?」
ハロ「いや、なんでもない」
俺は歩き出した。
ツン「な、何よ!教えなさいよ!」
食い下がるツン。
ハロ「それにしても暑いな・・・」
無視する俺。
ツンは面白くないような表情で黙って俺についてくる。
しかし・・・。
ツンのほうが胸大きかったなと。
学校に到着する。
ハロ「流石に誰も居ないな」
ツン「早く涼みに行くわよ」
熾惺学院には特定の部屋に冷房が入っている。
職員室は然ることながら、図書室、空中庭園などなど生徒の集まるところにある。
てんてーも教室は暑くて嫌だとかぼやいてたな。
ハロ「じゃあ行くか」
尤も、勉強する気のない俺らが行くのは空中庭園だがな。
空中庭園。
予想通り冷房が利いていて涼しい。
俺は着くなり、ベンチに横になった。
ハロ「さ、寝るか・・・」
ツン「私が座れないじゃない。どいて」
俺は仕方なく体を起こす。
ハロ「でも俺は寝るぞ。暑くて寝られなかったからな」
ツン「自分勝手」
お前には言われたくないぞ。
ハロ「なんか、掛けるものないか?明るくて・・・」
ツン「無いわよ。・・・ハンカチなら」
ハロ「おお、ナイス。あとはツンが膝枕してくれれば」
ツン「そ、そんな事できるわけないでしょ!?馬鹿じゃないの!?///」
駄目か。
ハロ「でもそうしてくれないと俺はハンカチを手に狼狽せざるを得ない」
ツン「勝手にすれば」
なんだとこの野郎。
毒「なんだとこの野郎」
突然、背後から(デジカメを手にした)毒男が現れた。
蕪「せっかく膝枕スクープ映像を激写しようと思ったのになんと言う体たらく」
蕪雲も現れた。
ツン「いい度胸じゃない」
お、立ち上がった。
蕪「来いお!伊達に今まで智途様から殴られ続けてきてないお!」
毒「それもなんという体たらくだ」
ハロ「だから情けない手段で培われた能力を誇りにするな」
ツン「・・・別に殴ったりしないわよ」
ツンは再び座った。
ツン「ただ、ちょっと腑に落ちないところがあるのよ」
毒「ズバリ何?」
ツン「最近、ハロにいつもハロの妹がくっついてるような気がして、ね」
毒「ハロの妹、って由梨ちゃんのことですか?」
ツン「そうよ」
ハロ「目の錯覚です」
ツン「んで、私を見る度に逃げるのよ」
蕪「(;^ω^)・・・」
ハロ「まぁそれはそうかもしれないけど」
ツン「由梨ちゃんって、ただの妹よね?」
ハロ「ああ。俺はそう思ってる」
とか言いながら色々してしまいました。
じゃあ『迫られると色々してしまうかもしれないけれど僕にとっては可愛い妹です』って言えばよかったのか。
それって考えうる最低のパターンじゃないか。
ツン「なら、別にいいのよ」
確かに最近甘えてきたりはするけれど、恋愛じゃないよな。
毒「コラお前由梨ちゃんに何してる」
ハロ「は?」
意外なやつがかかってきた。
毒「『妹と真面目に恋愛なんてするわけないだろ』」
蕪「『ま、処女はいただいたがな!』」
毒「まさに外道!」
はろ「な・・・な!?」
何でこいつら・・・!?
ツン「ちょっ、ハロ、本当なの!?」
ハロ「んなわけないだろ!こいつらの妄想だ!」
毒「案外わからんもんやでしかし」
ハロ「こいつらは妄想をおかずにすることしかできない悲しいやつらなんだ、放っておけ」
蕪「待つお。こいつ『ら』って漏れも含まれてるお?(#^ω^)ピキピキ」
ハロ「むしろ、お前は俺よりもこいつらを信じるのか!?」
ツン「・・・えーと」
ハロ「死んでやる」
ツン「じょ、冗談よ!」
ハロ「だって今の『仕事と私、どっちが大切なの?』よりは簡単な質問だったろ!?」
毒「ハロ必死だな」
ツン「あーもう、信じてあげるって言ってるじゃない。面倒くさいやつね」
ユリ「(おにいちゃん・・・)」
し「なにしてるんですか?」
ユリ「ひゃっ!?」
し「あー、ハロ先輩を見てたんですか」
ユリ「見てないもん」
し「ほうほう、シラをきるつもりですか」
なんだかしのたんが敵対心を燃やしてるような。
し「由梨ちゃん、最近ハロ先輩と仲いいですからね」
ユリ「・・・そうかな?」
し「なぜそこで笑うんですか!」
ユリ「え?え?」
しのたんはため息混じりに言う。
し「最近度を超えて仲いいじゃないですか」
ユリ「超えてないよ」
し「いや!超えてます。妹以上の感覚です」
妹以上って何だろう。
姉かな。
し「だってボクが電話するたび、『今日はおにいちゃんとどこ行く』とか言うじゃないですか、最近」
ユリ「あはは。しのたん寂しいんだ」
し「別に寂しいとか言ってるわけじゃないですよ!」
ユリ「ふーん」
し「まぁ確かにハロ先輩は見た目はいいかもしれませんが先輩には彼女も居るわけですし、その辺・・・云々」
ユリ「しのたん」
し「はい?」
ユリ「おにいちゃんのこと好きなの?」
し「べ、別に好きじゃありませんよ!ただの部活の先輩です」
ユリ「なんかおにいちゃんと同じ事言ってる」
し「・・・え?」
急に暗い顔になって、視線を落とす。
ユリ「だよね・・・」
し「由梨ちゃん?」
ユリ「それが普通だよね。ううん、なんでもない」
そう言って席を立ち、とぼとぼとその場を去った。
授業が終わり、俺は部室に向かった。
さあ三人しかいない我らがサンク(ry部は今現在やることが無い。
部存亡の危機。いわば大ピンチだ。
でかい学校だから何もしないでも野ざらしな部も多いが・・・黒魔術部とか。
部室の戸を開ける。
ハロ「はいみんな、おはよー」
しーん。
ハロ「なんだ、蕪雲居ないじゃないか」
し「急用を思い出したと言って帰りました」
どうせエロゲーが届く日とかだろ。
俺はとりあえず鞄を置いた。
し「ところで先輩」
ハロ「あん?」
し「由梨ちゃんとは最近どうですか?」
俺は思わずずっこけた。
ハロ「何の話でしょう?」
起き上がりながら言った。
毒男や蕪雲も知ってましたみたいな口調で話すから怖いんだよな。
由梨が教えた、なんてことも無いだろうけど。
し「何か由梨ちゃん、へこんでましたよ」
ハロ「え・・・なんでだろ」
全く心当たりが無い。
し「やっぱり由梨ちゃん、ハロ先輩のことが好きなんですよ」
ハロ「あ、ああ。それは知ってる」
し「そっちの『好き』じゃなくてですね。僕が言ってるのは――」
ハロ「・・・ああ。そっちも知ってるよ」
しのたは驚いたような表情を見せた。
ハロ「全部、わかってるんだ。けど由梨は、俺にとってどうしても妹なんだ」
そう言って俺はこの前格安で買ったソファーに深く座った。
ハロ「・・・・・・」
そして、言葉を詰まらせる。
それ以上も以下も無い。方向性も無い。どうすればいいかもわからない。
むしろ進展もクソも無い。
だって俺たちは家族なんだから。
別れることも無い。毎朝『おはよう』って顔を合わせて、それだけだろ。
ハロ「あまり、気にしてくれなくてもいいよ。家族の問題なんだから」
し「でもボクは由梨ちゃんのあんな様子を平気で見ていらる人間じゃありません」
ハロ「本当に心当たりが無いんだ。何かあったのか?」
し「多分、先輩と同じ悩みを抱えてるんです」
ハロ「俺と同じ?」
し「はい。でも先輩よりも強く意識してると思いますね。由梨ちゃんは繊細ですから」
ハロ「要は俺が鈍感だと」
し「んー、まあボクは先輩みたいに恋愛の達人じゃありませんから何も言えませんけど」
俺ってそういう位置付けだったんだ。
し「でも、ちょっと気になるところがあるんですけど」
ハロ「発言を許可する」
し「なんで由梨ちゃんってあんなに、その・・・おにいちゃんっ子なんですか?」
・・・え?
し「あ、いや別にハロ先輩のどこがいいかわからないとかじゃなくてですね、純粋に・・・」
なんで由梨がおにいちゃんっ子?
それは俺と由梨が出会った時からそうだった。
あのときの俺は家庭内でごちゃごちゃあって不安定だったから、自分のことでいっぱいいっぱいで・・・。
由梨のことなんか考えてなかった。
考えた事も無かった。
ただ、出会ったその時から『おにいちゃん』って俺に抱きついてきて。
はじめは何だこいつって思ったりして、でも俺を兄として慕ってくれたから、なんとなくそれを享受して。
で、それで・・・。
『なんで俺を慕うのか』なんて、考えた事も無かった・・・。
し「先輩?」
最低だ。そんなこともわからなかったのか。
ハロ「ありがとうしのた。なんか分かった気がする」
立ち上がり、部室を後にした。
し「はい?」
誰も居ない部室に静寂が広がる。
し「って、帰らないで下さいよ。サボりですよ?」
やることは無いけど。
でもこういう時こそやること持ってくるのが先輩の仕事でしょうが。
し「はぁ〜」
ため息をつく。
果たしてボクはこれでいいんでしょうか?
結局は由梨ちゃんと先輩の仲を促進させるような結果になっちゃったみたいなんですけど。
お人よし過ぎるなぁとつくづく。
いいですよ由梨ちゃんがボクと話してくれなくなったら智途先輩と遊びますから。
別に寂しくないですよ。本当ですよ。
し「別に由梨ちゃんがどこかへ行くわけでも無いですし」
でも二人のラブラブな姿目の前で見せられたら、流石に・・・つらいかもしれませんけど。
暑い。
夕日が暑い。
一人で帰ってると無言だから余計に暑く感じる。
気を紛らわすものが無いから、無駄に考え事をしてしまう。
・・・義兄である事が余計に悲しい。
いっそ他人か、実兄であればよかったのに。
もう、このまま行けば・・・駆け落ちしかないかも。
んな事できるかボケ。
何で、こんなにリスクの多い関係になってしまったんだろう?
俺たちは・・・。
ユリ「お帰り、おにいちゃん」
ハロ「ただいま」
ユリ「お風呂入る?」
ハロ「一緒にか?」
ユリ「え?えーっと・・・どうしよ・・・///」
ハロ「冗談だ」
ユリ「・・・おにいちゃんのバカ!」
ハロ「謝罪。とにかくリビングで涼ませてくれ」
ユリ「あ、うん」
リビングはクーラーが利いていて涼しかった。
俺は鞄を置き、ソファーにもたれた。
ハロ「由梨・・・」
ユリ「何?」
ハロ「お前は何で俺をそこまで慕ってくれるんだ?」
ユリ「・・・おにいちゃんだからだよ」
ハロ「そうか・・・」
なんて曖昧で、分かりにくい返事だ。
わかったようで、わからないじゃないか。
ユリ「私が一人っ子で、おにいちゃんが欲しいと思ってたから。あえて言うならそれかな」
ハロ「俺にとって由梨はいつの間にか不可欠な存在で、由梨と話すことは生活の一部ですらあった」
ユリ「おにいちゃん・・・?」
ハロ「それが『好き』っていう感情かどうかはよくわからないままだったし、それは認められないと思ってた」
ハロ「だから、自分の中で無意識に由梨を諦めてたのかもしれない」
ユリ「おにいちゃん・・・」
ハロ「で、中途半端な気持ちで由梨としてしまって、だから俺は余計に苦しんだ」
ユリ「・・・・・・」
ハロ「なんて莫迦なことをしたんだろうと。自分はなんて愚かなんだろうと。でも・・・」
俺は自分を嘲るように笑った。
ハロ「よく考えればそれは、それほど由梨のことを大事に考えてたからなんだよな。って、それだけ」
今更気付いたのはそれだけ。
ユリ「・・・よかった」
俺は顔を上げる。
ユリ「だからだったんだね、よかった・・・」
由梨は涙を拭った。
ハロ「由梨・・・?」
ユリ「だっておにいちゃん、最近私と距離を置くような態度とってたから、嫌になったのかなって」
ハロ「!それは違う!」
ユリ「うん、だからね、ちゃんとわかってよかった」
再び涙を拭った。
ユリ「ありがと・・・」
ハロ「いや。俺のほうこそ、いつもありがとう」
ユリ「・・・なんか夫婦みたいだね、これ」
ハロ「俺も途中から気付いた」
暑かった今日も、夜となれば多少涼しくなる。
ユリ「おにいちゃん・・・」
いつものように、由梨が俺の部屋に入ってきた。枕を抱いてな。
ハロ「ほら」
布団を半分払いのけて見せる。
ユリ「わぁい・・・」
由梨はとてとてと駆け寄ると、すぐ隣に寝転んだ。
ハロ「暑くないか?」
由梨は抱き枕が無いと寝られない性分なので、枕がでかく暑そうなのはしょうがないが。
ユリ「ううん」
別に気にならないらしい。
由梨に抱きつかれるとどうも俺の愚息が反応してしまうため、俺はなるべく由梨に背を向けて寝る。
始めはそれが嫌だと言うから向き合ってみれば、ドキドキして寝られないだの何だので結局こう落ち着いたのである。
俺はいつものように背を向けようとした。
ハロ「じゃ、おやす・・・」
だが、由梨はすぐに抱きついてきた。
ハロ「お、おい。寝られないだろ」
ただでさえ暑いと言うのに。
由梨はそのまま首に手をまわし、だが俺が先に唇を奪った。
ユリ「ん・・・///」
お互いに舐めあい、唾液を交換する。
口を離す。
ハロ「するのも、久しぶりだな」
ユリ「そだね・・・」
ユリ「えと・・・こう?///」
ハロ「そう」
ユリ「でも私、穿いてるんだけど・・・」
俺は愚息ごと由梨に跨られている。
ハロ「そのまま動いてみて」
ユリ「は。恥ずかしいよ・・・///」
由梨はたどたどしい動きで股間を竿に擦り付け始める。
ハロ「そ・・・そう」
ユリ「お、おにいちゃんなんでこういうのとか、いろんなやり方知ってるの?」
ハロ「それは・・・秘密だ」
実はこの部屋にもいろんな教材が隠されているのだ。
由梨の股間は十分に濡れ、ぬめって動きが早まっていく。
それと同時に淫靡な音が聞こえてくる。
ユリ「あ!あぅ・・・///」
由梨は恥ずかしさからか既に俺の顔を見ておらず、別なところに視線を伏している。
たどたどしかった動きも、次第に慣れたものになってくる。
濡れた秘所をグイグイと擦り付けられ、どんどん高められていく。
ユリ「あ、おにいちゃ、おにいちゃぁん・・・っ!///」
由梨は聞いたことの無いような声で俺を呼びながら、腰の動きを早めていく。
俺は両手でしっかりと押さえつけられ、その行為に身を任せ続けていた。
ハロ「く・・・う・・・」
由梨、その向きだと俺、自分自身に顔射してしまうんだけどイく前に離してくれますよね?
ユリ「ふぁ、ぁああ、お、おにいちゃ・・・もう・・・!///」
くちゃくちゃと音を立てながら、由梨は達しようとしていた。
俺は限界近くまで感じている由梨のその表情を見て、今からでも押し返して駅弁したいと思うくらいだった。
でも、ここは由梨に任せて・・・って、それじゃ・・・!
ユリ「あ、あああぁぁぅー・・・///」
由梨は体を震わせ、達した。
潤滑油が、俺の竿を存分に濡らしていく。
ハロ「(危なかった・・・もう少しでセルフ顔射・・・)」
ユリ「ん、んん・・・///」
何を思ったか、由梨はまた擦り始めた。
ハロ「あっ!?うあっ、やめっ・・・!――!」
(しばらくお待ち下さい)
翌朝。
クソ、由梨め。せめて手ぐらい離せって。何のガードもできなかったじゃないか。
悪夢だった。鼻に入らなくて良かった。口でされて口に戻されるよりはマシだったが。
ユリ「おにいちゃん、朝ゴハン」
ハロ「お前、朝から元気だなあ・・・」
ユリ「若いもん」
ハロ「・・・それからいくと、俺は若くないのか?」
ユリ「そんなのいいから、朝ごはん」
ハロ「ああわかったよ。今行く」
ユリ「作って」
ハロ「え?」
ユリ「たまにはいいでしょ?」
ハロ「あ、ああ。構わないけど料理の腕は鈍ってる自信があるぞ」
ユリ「・・・・・・。お、おにいちゃんの料理だったら何とか食べれると思うよ」
何だ今の間は。
ハロ「やれやれ。わかったよ。今作る」
ユリ「わぁい・・・」
もしかして由梨は、はじめから恋人だったんじゃないだろうか・・・。
はじめから本当の妹じゃなかったんだ。
蕪「今週もやってまいりました」
ハロ「『住人のお手紙にSSの登場人物が答えるレス』!」
79「fla作るのにどれくれーの労力かかっかわかってんのかこらぁ」
ハロ「そうですね。ゲストは由梨」
ユリ「よろしくー」
(´・ω・)つ[]<エンディング「ダンデライオン」希望。泣ける。
79「Kのほうが泣けたな」
ユリ「するとライオンは誰?」
つ[]<ケツの穴がかゆいんから、ユリに掻いてほしいんだけど
ユリ「嫌だよ」
79「ハロなら?」
ユリ「・・・嫌だよ」
つ{}<雨に濡れた浴衣って萌えません?
ハロ「濡らすなら制服(夏服)かな」
ユリ「・・・おにいちゃん?」
つ□<バンプオタの俺からすると〜
79「実はカルマのタイトルがスパノヴァだと勘違いしてたんだよね」
ハロ「おい嘘だろ 歌詞に『カルマ』ってあるのに」
つ{i}<79氏も含む、登場人物はどんなソフトウェアが好きですか?
79「ノートンは使わない」
蕪「ドリキャスもしくはWin(ry」
ハロ「ちょwwww」
つ[]<もうツンでしか勃たない。
79「お薬出しておきますね。当面ツンSSを読むのは控えて下さい」
つ□<ハロ覚醒√はまさか死者が出たりしないよね??
79「聞こえんなぁ・・・」
ハロ「ちょwwwマジやめろwwww」
:-D
つ[]<引っ張るだけ引っ張って智途編ラストなんてオチは…
79「意味がよくわかりませんが先週の話の続きが今週の話なんてそんな事は無いですよ」
ユリ「紛らわしいから〜編にしたんだよね、タイトル」
ハロ「熟語を考えるのがめんどいからじゃなかったのか・・・」
つ[lll]四百字詰め原稿用紙 >そんな自分にアドバイスをば
79「エロゲーでもやってマターリすればいいとおもうよ!」
蕪「ちょwww字数wwww」
[]つ<ハーレムエンドキボン
蕪「なんか変なのキタwwww」
79「ああ、あの両手両足頭引っ張られてもげるエンドね」
ハロ「最悪のエンドじゃんそれじゃあ!!!111!!1」
っ[]<ドラえもーん真・妹と毎日いちゃいちゃENDが見られるような道具出してよ
79「もしもB○Xを使うんだ。でも今回の話もそれに近かったような・・・」
ユリ「なななんでこの人がそんなこと知ってるの?」
つ[]<ハロは今まで何人の女の子を食べましたか?
ハロ「(しのたんと雪姉にはしてないし・・・)えーっと・・・」
ユリ「・・・・・・」
ハロ「あ、いや居ません」
つ[] むしろハロは今までに何人の女の子に食べられたのか?
ハロ「四、五人?あ、嘘嘘ごめn」
つ 岩鬼正美
ぐわらぐわらぐわらぐわr(ry
ハロ「ぎゃああああああああああああああ!!!!1!11!」
今まで書いた回数
ツン:9
智途:7
ウィッシュ:7
しのたん:2
由梨:3(今回入れて4)
理緒:1
その他:5
ウィッシュが一番だとばかり思ってたけどツンとはな
にしてもしのたんひでぇwwwww
ちなみにOPテーマはカルマにほぼケテーイ
EDは未定。じゃあキャラのテーマとか(ry
GJが止まらないし、止める気もない!
つ且オチャドゾ
ユリかわいいよユリ。
つ[]<俺の中で毒男と蕪雲が地味に株上げてるwww
カルマにしといてナタリア殿下を知らぬと申すか、79氏は!
アニメ化の話をはじめにしたくせに逃走したオレ
長門SSを書くのに手間取ってたぜ!
つ[]<ジ・アビスやれ、いいから
>妹以上ってなんだろう
>姉かな
不覚にも(ry
FJですぅ
投下キテターGJ!
しのたまでも惚れるとは・・・
エロゲの主人公は得体の知れんオーラが出てるに違いない
つそろそろS気のある男キャラが欲しいぜぇ!
465 :
464:2006/08/07(月) 03:53:40 ID:Rw4P+ogA
うお、ハガキつけるの忘れてた・・・
つ[]そろそろS気のある男キャラが欲しいぜぇ!
これでよし。蛇足だがアビスは俺もオヌヌメする
つ[]<バンプが好きじゃない俺はどうすれば…
79氏がGJだからいっか…
467 :
リアルの人:2006/08/07(月) 17:45:39 ID:stXeA8sh
いや…ネェ…
暇だから書いてたらネェ…
とりあえず完成はしてないけど投下してみるよ
まだまだ青二才だし、読みにくいだろうけどまぁ見てくださいな
とりあえず批評を下してください
それを参考にして書きますので
468 :
黒い色彩:2006/08/07(月) 17:46:44 ID:stXeA8sh
俺――こと黒木悠沙(くろきゆうさ)は恵まれていると思う
何せ俺の家は金持ちとは言えないが
そこそこの金は持っている(親が平均的なサラリーマンの1,75倍の給料を貰っている)し
顔もいいほうだと思う(思っているだけだが)
それに勉強も出来る(これも平均より少しだけ上なだけだが)
スポーツもそこそこだ(テニス部でのスタメンだが勝率は4,25くらい)
まぁ…恵まれていると言っても周りの人間より少しだけいいだけだ
他の人間とは余り変わらん
しかし何より一番恵まれていると思うのは
“彼女がとても可愛い”と言うことだ
多分学校のトップ3に入るほど可愛い
しかも幼馴染でたまに料理も作ってくれる
あぁ俺はほんとに恵まれた人間だ…
これ何てエロゲ?
ただなぁ…性格がなぁ…
それに彼女と呼べるのかなぁ…
469 :
黒い色彩:2006/08/07(月) 17:48:17 ID:stXeA8sh
今俺は学校の屋上で昼飯を食っている
学校物で飯を食うといったら教室か屋上だよね
なんでだろうねぇ…
そんな考えはおいといて飯を食っている
彼女――こと田中彩女(たなかあやめ)と飯を食っている
訂正
食おうとしている
これも違うな、
さらに訂正
食おうとしている弁当を貰おうとしている
しているしているって…俺は何がしたいんだろうね
「は…はい、弁当…不本意だけど悠沙が体調を崩したらテニスに支障が出るから
作ってきた理由はそれだけなんだからね、マネージャーとしての役割なんだから」
あぁ…何時もどおりの言い方だよな
口調がキツイって言うか…
口は悪いが容姿はいい…何となぁ
まぁこのギャップもいいのかネェ
まぁ俺はそんなんでも有難く貰うんだがねぇ…
「うぃどうも…」
「何よ素っ気内言い方ね」
「まぁ…なぁ…でもそんなのどうでもいいだろ」
「そ、それもそうね」
さて、弁当を開けてみようか
中から出てくるのはバアッとびっくり箱だった―――
んなわけなかろう
中から出てくるのは白米にアスパラのベーコン巻き、から揚げ、玉子焼き、お新香だ
見た目からは美味しそうだが味は…
食べてみると美味い
まぁ昔から食べているからこの美味さに慣れているんだがな
「どう?美味しい?まぁどうせ私が作ったんだから美味しいに決まっているけど」
君のその自身はどこから出てくるんだ?
まぁ美味しいからそこを突っ込むことは出来ないんだがな…
「何時も通り美味しいよ」
不味いと言ったら何をしでかすか分からん
だから思ったとおりの感情を出そうではないか
「でしょ、でしょ、当たり前よ別に悠沙何かに誉められても嬉しくなんかないんだから」
顔が赤いと説得力無いですぜ
これも口に出すと何があるか分からん
いや、あえて口に出すのも中々乙な物だ
「顔が赤いと説得力無いぞ」
「ぇ?嘘…でも本当に嬉しくなんか無いんだから」
俺と同じものが入った弁当を食べながら彩女は言った
「ハイハイ信じておきましょう」
「何よ、その言い方は、それにハイは一回」
君はお袋かと…
470 :
黒き色彩:2006/08/07(月) 18:02:02 ID:g1eFcx4U
飯を食い終わった俺は教室で友達――こと藤田桜(ふじたさくら 注:男)と喋る
男が桜なんてネェ…
まぁこいつもテニスの仲間だ
ついでに言えばダブルスで俺と組んでいる後衛の頼れる男だ
「でさぁ、やっぱ女テニはいいよなぁ、観戦するのは
なんたって女テニはスカートだろ?パンチラ見放題だぜ」
ただ、こう名前に反して男らしい性格にはなったんだがネェ
ま、それもそれで健全ってことでいいんじゃないの?
「まぁ…そうだなぁ確かに見放題だな」
「だろだろ?ってことで今度の女テニの試合見に行かネ?」
「試合か…来週の日曜だよな」
「あぁ来週の日曜日で合ってるぜ、しかもあの中下さんが出るんだぜ」
中下さんは俺と一つ上の高校3年生、美人でテニスが上手いと評判の人だ
それにしても二人して童貞でこんな話をしていると哀愁漂ってくるね
ん?あぁ、俺は彼女が居ても手を出したことは無いよ
俺は生まれたままずっと綺麗なままだよ汚れ無き心に汚れ無き体…
訂正
心は荒んでるよ、俺
まぁそんな下らない話で盛り上がってると昼休みは終了するわけだ
すると英語の教科の先生が現れるわけだ
しかしその先生の声は俺には全く入らないんだよね
むしろ眠くなってきたよ、子守唄か?先生のその英文は子守唄なのか?
先生、睡眠補助波長を俺に当てないで下さい、眠いで…
ここで俺の意識は途絶えるわけだ
言うまでも無いが言ってあげよう
結果的に俺は寝た…
まぁ起こされることになるんだけどね
規制リストに追加されてPCで書き込めなくなりましたよ
だから携帯で
ERROR-594だって
471 :
黒き色彩:2006/08/07(月) 18:07:31 ID:g1eFcx4U
「…ろき…くろき」
おぉ、人の声が聞こえる、これは俺がレム睡眠状態の証だ
「起きんかぁぁぁぁ黒木ぃぃぃぃ」
あぁ、怒声が耳元で響く
とりあえず起きてあげようか
「どうもおはようございます」
起き上がって先生に挨拶そうか、さっきの怒声は先生が発したのか
「おはようって黒木、今は朝じゃないぞ」
「でも目の前でこんなに太陽が光ってるじゃないですか」
太陽が目の前に…
訂正
これは先生の頭だ、
「く…黒木ぃぃぃぃ廊下へ立ってろぉぉぉぉ」
あぁ、先生そんなことで怒らなくてもいいのに…
五月蠅いなぁ
まぁこれ以上怒鳴られたらかまわん
指示に従い廊下へ出ようか…
亀でもましかと思うようなのろさで歩くのは仕様だ
眠いのだから仕方が無い
まぁこれで怒鳴られることは―――
「早く出んかぁぁぁぁ何ちんたら歩いてんだぁぁぁぁ」
何だ、結局怒鳴られるのか
472 :
黒き色彩:2006/08/07(月) 18:08:43 ID:g1eFcx4U
今日はこれまで
ERRORって…
初心者なんだから許してよ
全てを赦そう…
汝の死を以て
>>473 ヲイコラw
>>472 期待。
長編の途中なのでこれしか言えないですよ。
あと誤字発見しました。
>>469の下から15行目辺り。
自信が自身になってます。
それでは続きを待って裸靴下で待機します。
>>472 批評の前にここは21歳未満禁止なのわかってる?
これくらいのルールは守りな。
>>475 青二才を根拠に言ってるのなら
年齢関係なく未熟な人という意味で使ってるのでは
21歳でも青二才と言えなくもないし
>>476 475は厨(21未満)が書いた文章に思えたんじゃない?
俺もなんか厨(たぶん工房)が書いた文章に思える。
478 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 15:45:11 ID:E4F0WWGy
でも彼のこれまでのウィッシュラヴを考慮に入れると許せちゃう。
ガンガレ、超ガンガレ。
・・・sage忘れ申し訳ないです
480 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 19:02:09 ID:2+i0w0NS BE:832186679-BRZ(3445)
さっぱり流れが読めないがとりあえず一言
書き手が一人増えたことには変わりないからとりあえずGJ
なんかどこかで見たような気がして、リアルの人の発言探したら、
>アルバイト生活の22歳ですから
って言ってた。
もちろん79氏は神だけど、みんな79氏以外の書き手さんに少々冷たすぎる気がする。
スレ的にも活気がある方がいいに決まってる。
批判するなら、アドバイス付きで言わないと…
>>472 まだ序盤すぎて何も言えないけど、頑張れ!
ウィッシュ好きの同志よ。
>>459 遅くなったけどGJ!!
セルフ顔射ワロス
つ[]<由梨もSだったとは
>>472 まだ女の子の登場シーンが少なすぎてなんとも言えない
個人的には英語の先公の方が印象に残ってしまったww
>>470 とりあえずテニスの試合でパンチラはありえない訳だが…
まあこれからに期待
484 :
リアルの人:2006/08/09(水) 15:19:44 ID:AM9p77fs
実際はテニスは余り解らないんですよね…
これから女の子の登場を増やせたら良いなと思います
思うだけです
>>484 テニス詳しくないんかいww
>スポーツもそこそこだ(テニス部でのスタメンだが勝率は4,25くらい)
これの意味がいまいちわからなかったから専門的な意味だろうと思ったのに
あと女の子の登場は増やせたらいいなじゃなくて増やしてくれ
これからどれだけの長さを書くのかは知らんが
あまり長くない場合、他の人物が多すぎるとヒロインも埋もれるよ
>>485 よく考えたらテニスってほぼ個人競技だからスタメンって変だな。団体戦のレギュラーってことならわかるが
あと勝率4,25って400%超えてるなww
487 :
リアルの人:2006/08/09(水) 16:20:06 ID:AM9p77fs
>>485 近所の男が色々と教えてくれるからな
解らない事があったら訊くつもりだ
あと俺は終わらせるのが苦手だからどんどん長くなると思うよ…
>>486 団体戦ってことで
ついでに馬鹿なミスをしたよ
,425が正しいな
ついでに,425じゃなくて,525にしておいてください
誤字、脱字等おかしなところがあったらどんどん指摘してください
今日中には、続きを投下したいと思います
79氏GJ、いつもながら見事です
つ[]ツンを書いて2桁に到達するのはいつですか?
489 :
リアルの人:2006/08/09(水) 18:48:11 ID:AM9p77fs
そろそろ投下しますが内容量が少ないのは許してください
490 :
黒き色彩:2006/08/09(水) 18:51:15 ID:AM9p77fs
さて…と、廊下って暇なんだよな
ここの常連にもなったから少々なれたんだがな…
やっぱり暇なものは暇だよ
さて、教室の中でも覗いておこうか
桜は何をしているのかと…
珍しく教科書を読んでるな…
いやまて、内容がまったく違うぞ
あれはエロ本だよな
初歩的な偽造工作か…
授業中くらい読むのをやめろよな
お前の頭の中を見てみたいよ
訂正
どうせ桃色一色だ、見るまでも無い
野郎ばかり見ていても詰まらん
どうせ見るなら女だろ
さて…綾女は…
予想通りだ、真面目に授業を受けているよ
桜みたいにエロ本を隠して読むでもない…
まぁ読んでいたら失望だけどな…
しかしこうも真面目に授業を受けるもんじゃない
俺が暇になるだけだ…
しかし暇だな
これでは脳が蕩けてしまう
とろけるシチューか?
シチュー食いたいな…
とりあえずビーフシチューが食いたいな…
まぁそんなことを考えているうちにチャイムが鳴るのだがな
寝ている時間が長かったのか立つ時間が短い
俺にとってはいいことだよ全くね
491 :
黒き色彩:2006/08/09(水) 18:52:16 ID:AM9p77fs
「悠沙見事な怒られっぷりだったな」
教室に戻り後ろの石の桜と話す
「うるせ、お前なんか授業中にエロ本読んでただろ」
「何で知ってんだよ、俺は見事に隠していたはずだろ?」
「多分お前の斜め後ろにいる人は知ってると思うぞ」
「マジで?俺もうお婿に行けない、俺を貰ってくれ」
「拒否」
俺はホモでは無い
どこかの国じゃ同性愛は死刑だぞ
「酷い酷すぎるよ、東京は冷たいところって話本当だったよ母さん」
「此処は東京ではない、それにお前の母さんは居ないだろ
あと俺はそんな趣味は無い、貰う必要性は皆無だ」
桜の家は親父一人で育てたんだからな、大変だ
「お前人の家のトップシークレットを普通に喋るな
母親が居ないってばれたらどうする」
「俺には関係のないことだ」
「酷い、やっぱり酷いよそれが心友に対する言葉なのか?」
「心友と思っていたのか?むしろ友達とも思っていないぞ、俺は」
「そろそろ本気で泣くぞ」
「冗談だ」
「どこ位から?」
「お前が存在した所から」
「何の話をしてるの?」
何と、綾女さんではないか
「桜の存在感についてだが」
「俺の存在感は無いらしいんだよ
くそぅ人生暇だよなぁ…
可愛い彼女が出来たらいいのに」
「お前には無理だ、とりあえず発情期が過ぎるまでわな」
「くそぅ綾ちゃん俺の彼女になってくれ」
「え?私?」
「俺の彼女に手を出すな」
「ば…馬鹿なこと言わないでよ、私は別に悠沙の彼女なんかじゃ無いわよ」
顔を赤くして…
全く、可愛いったらありゃしないよ
「冗談に決まってるだろ」
冗談なんかじゃ無いがな
何というか…
まぁ後が怖いのでな
「…冗談なんだ」
「ん?何か言ったか?」
「何でも無いわよ」
「俺のこと忘れて無いか?」
「無論、忘れてる」
「進行形か?」
とうとう机に伏せて泣き始めたよ
仕様と思って諦めよう
人間諦めが肝心だからな
492 :
黒き色彩:2006/08/09(水) 18:53:48 ID:AM9p77fs
以上で終了です
また明日も頑張って書きますのでどうか見てください
あと、意見、要望、指摘があればどうぞ言ってください
出来る限りそれに答えるようにしたいと思いますので
小説を書くのは難しいです
493 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 18:56:08 ID:5593wZmC
続き期待保守
>>色彩の中の人
タイトルは黒い色彩or黒き色彩?
>>リアルさん
ご苦労様です。
女性人の出演がまだなんで内容のほうは期待しつつ待ちます。
一人称視点は読ませ方が難しいと「個人的には」思うんで、誤字脱字チェックのついでに客観的に読み返す様に心がけてみると
より流れが伝わりやすいかもしれないなぁ、と思いました。
自分もなんか書いてみよう。最近人が増えてきましたしね。
むしろ主人公の男がツンデレ
前スレ521もとい495でございます。
書いてみました。
…キャラの設定がこんなに難しいとは思わなかった。やっぱりパロディばっかり書いてるとだめだなぁ、と思うとともに、オリジナリティのある人物を描ききるこのスレの職人さん達は改めてすごいと思いました。
拙作ですがどうか最後まで目を通して意見など頂けると幸いでございます。
入ってみて驚いたことに、クーラーの駆動音以外に何にも聞こえなかった。
今日は、否、今日も真夏日で、外では元気に蝉や子どもの声が響いていたはず。
それなのに、耳をよく澄ませてみてもやはり外の音はまったく入ってこないんだから、ずいぶんしっかりした防音が施されているものだ。
「ちょっと郁斗!聞いてんの!?それ飲んだら…やってくれるんでしょ?」
あぁ、やっぱり呼びかけられてたんだな。見上げると、氷の浮かんだグラスにご丁寧にストローまで差したのを片手に、真島さんが立っていた。
すぐに彼女は、胡坐を掻いている僕の隣にグラスを下ろした。雫が外側を伝って落ちた。
早く手に取らないと絨毯が濡れてしまうという些細な心配も手伝って、早速僕は彼女が出してくれた飲み物に口をつけた。
「うん、おいしい。ありがとう」
美味しいけど、このカルピスちょっと濃い。
「いいから!さっさとしてよ!」
「分かったからちょっと待ってって、ば!」
飲み終わったばかりのグラスを僕の手から半ばひったくる様に奪い、彼女は部屋を出た。わざわざグラスを流し台まで片付けに行ったんだろう。
彼女が戻ってくる前には準備をしておいたほうがよさそうだ。…特に心の。
「さ、やるわよ!」
速い。足音も感じさせないのにこの高速。あぁ、そうかこの部屋は防音なんだ。
「何でこの部屋ってこんなに遮音性が高いんだ?」
「はぁ?何言ってんのよ。普通の部屋だったら迷惑極まりないでしょ」
と、真島さんが目で示した方には…あれはピアノだろうか。
何で今まで気づかなかったのかと言われてもまぁ目立たなかったとしか答えられない。とにかく最近触った後もないし、スペースとるからインテリアにもならず、
部屋の隅に追いやられ上や周りに物を置かれたのだろう。
「そういえばここって真島さんの部屋じゃないよね」
その一挙一動の割に几帳面な性格の彼女が、自分の部屋をこんな物置みたいな状態にしておくとは考えられない。
「へ?あ…。もう!その呼び方はやめてって言ってるじゃない!ちゃんと下の名前で呼んでよね!」
あー…そうだった。でもなぁ、なんか気恥ずかしいんだよな。
「何言ってんのよ。もう何ヶ月経つと思ってんの?」
自分が下の名前で呼ばれるのにはそんなに抵抗ないんだけど、どうしても異性の名前を呼ぶのは恥ずかしい。
去年の秋、その、付き合いだした頃に「お互い名前で呼び合おう」って言われて頷いたのは自分なんだけどね。
「なによその純情さアピール。高校生にもなって」
別にそんなアピールはしてないんだけどな。確かにちょっと情けないかも。
「分かったよ。ちゃんと呼ぶから」
「宜しい。あぁ、そうそうこの部屋だっけ?ここね、兄貴が昔ピアノ弾くために使ってた部屋なのよ。最近は全然弾いてるの見ないけどね。
飽きちゃったのかしら。…でもなんでそんなこと聞くのよ?あ、もしかしてあたしの部屋のが良かった?あー…そのね、残念ながら今エアコン壊れてんのよ。設定温度何度にしてもいい感じに熱風吹いてくれるけどそれでも良い?」
「さっさと直せよ」
「タダじゃないのよタダじゃ!」
それもそうだ。
「じゃ、始めましょ」
そういうが速いか彼女は埃の積もったベッドカバーを取り払ってその上に寝転がり、肘をついた。
「おい、せっかく机もあるんだからそっちで良いだろ」
問題集にノート、筆記用具を携えて僕は窓際の机に向かった。
喫茶店にあるような感じの正方形の木製のテーブルで、向かい合うように二脚の椅子が置かれている。
ちなみに、全部僕の。勉強するのは、彼女。ノートぐらい用意しとけよ。
「ヤだ、めんどくさいもん」
さっき彼女のことを「几帳面」と形容したのは撤回した方が良いかもしれない。
「いいじゃないの、布団はちゃんと定期的に干したりしてるから綺麗だし」
だいたい、あなたはそんなところで数学の勉強するんですか。字、書きにくいだろ。
「…あのなぁ。ほら、一葉ってば」
ベッドに腰掛けて真島さんの体を揺する。
「…仕方ないわねー。その代わり、あたしがきっちり理解するまで付き合いなさいよ?」
「はいはい…」
ようやくのろのろと椅子に腰を下ろした。ホントに勉強する気はあるんだろうか。
だいたい、彼女は勉強が苦手な訳じゃない筈なのになぁ。
カルピスをもらったのが午後三時過ぎ。今、丁度四時。
そもそも僕は「数学教えて欲しいから家に来て。すぐ終わるから」とのメールを頂いて真島さ…一葉の家に来たんだ。
それがどうして彼女の寝顔を見ながら自分もウトウトしてるんだろう。
いつの間にか眠くなってきて、はっと我に返ると既に眼前のこの人は夢の中、という具合。
一時間弱で進んだのがたったの二ページなんだから多分僕は家庭教師のバイトには向いてなんじゃなかろうか。
それにしたって僕だけのせいじゃない。彼女のせいで相当の脱線はしているはずだ。
にしてもどうしたものか。教えるといったからにはキリのいいところまでやってしまいたいという気持ちもある。
起こしてでも続けるべきか。
…まぁ、いっか。
そのうち彼女が起こしてくれるだろうという安易な考えのもとで、僕は潔くテーブルに突っ伏した。
それからさらに一時間後。
僕は肌寒さに起こされた。見るとまs…一葉はノートを抱え込むようにして相変わらず伏して眠っている。よく寝るなぁ。
が、彼女の二の腕には鳥肌が立っている。やっぱり寒いらしい。
冷房病にかからないように(もう手遅れかもしれないけど)温度を少し上げて、ま…一葉を起こそうと試みに肩を叩いてみた。
無反応。
左右に揺する。
無反応。
横腹を左右から人差し指で突いてみると彼女は
「ひゃん!?」
と、素っ頓狂な声を上げてちょっと飛び上がったものの、すぐにその茶色の双眸で僕を睨みつけた。
すっかりお目覚めの様子。って言うか今気付いたけど眼鏡したまま寝てたんだこの子は。
「なにすんのよこのバカっ!」
「いや、あまりにも気持ち良さそうだったもんでつい…」
「だからって!世の中にはやって良いことと悪いことがあるでしょ!」
すると横腹をつんつんつつくのはやっちゃいけないことなのか。
「と、当然でしょ!」
意外に効くみたいだ。覚えておこう。
「…でさ、どうすんの、数学。ぜんぜん進んでな」
「あんた何処に目ぇ付けてんのよ。これが見えない訳?」
僕の言葉を遮って、けらけらと得意気に笑った一葉はノート(僕の)を目の前に突きつけた。
確かに一通り済んでいるようだ。ということは、僕が居眠りしている間に起きてやってたのか。
ってやっぱり普通に自力で全然理解できてるし…。
「あたしが居眠りなんてするわけないじゃないの。ちょっと見くびりすぎじゃない?
…それより、もう三時じゃない。おやつの時間ね。なんか食べたいもの、ある?
用意できるものならするけど…」
「ありがと。でも特にないかな」
「そう。じゃあいいや」
立ち上がっていたm…一葉はベッドに腰を下ろして、
「はぁーっ…。久々に頭使ったから疲れちゃった。ちょっと寝よっかな」
ため息のようにも思える大きな欠伸をひとつ。
そういえば欠伸ってうつるよね。
そして僕も欠伸。
「あ、もしかして郁斗も眠いのぉ?一緒に寝る?」
「は?」
「あははっ。冗談よ、冗談!そんなに驚かなくてもいいじゃないの。ホントにウブなんだから」
なんか無性に悔しいな。
「まぁこっち座ればいいじゃない。…何にもしないわよそんな顔しなくても!」
よっぽど怪訝そうな表情をしていたのだろうか。一葉は苦笑とも軽い嘲笑ともつかない微妙な笑顔を向けた。
とりあえず僕も彼女の右隣に腰掛ける。見た目に比べてよく沈むベッドだった。
ぼすっ。
一葉が両手を広げて背中からベッドに倒れこんだ音だった。そのまま目を閉じる。
僕はというと、しばらく所在無く正面の壁を見つめていたんだけれど。
「ねぇ」
彼女が言った。目を閉じたままで。
「何?」
「…何でもない」
「何だよ」
「別に」
「気になる」
「何でもないってば!」
ついに起き上がって声を上げた。
「…あのさ」
急に声が小さくなる。
「ん?」
「あたしたち、付き合い始めて今日で、九ヶ月なの。知ってた?」
“そうだっけ?”とは言えない、とても。
だから「あぁ」と曖昧な返答で彼女の話を促す。
「だから」
「うん」
「…キスして」
唐突…でもないかな。
僕は以前に異性と付き合ったことはないし、そもそもそういう事情には疎いから九ヵ月という時間が長いのか短いのかはよく分からない。
一方で一葉はというと器量も人柄もいい(どういう訳か大多数の人は彼女を性格がいいと評するのでそういうことにしておく)し、
きっとそれなりに経験もあるのだろう。その彼女がそう言うのだから、然るべき時期なんだろうな。
なんとなく他人事のような気がして、大して動揺することもなく僕はぼーっと考えていた。
「…ホントに良いの?」
「良いって言ってるじゃない。…するの!?しないの!?」
「一葉が良いって言うなら…」
「もう!煮え切らない男ね!別にキスくらい大したことじゃないじゃないの!」
そうなのか。
「じゃあ…」
いざとなると途端に緊張が襲ってくる。どうしたら良いんだろう。手は肩に回した方が良いのかな。
左を見ると、一葉がギュッと目を瞑っている。涙を堪えているのは明らかだった。まるで何かに怯えるかのように、彼女は目を閉じていた。
もしかして、僕は拒絶されているのか。
「…大丈夫?」
「…何が」
「いや、何がって。ホントに良いの?」
「しつこいわね。そんなこといちいち気にしないでさっさとしなさいよ」
「…うん」
さすがにこれ以上モタモタしているとグーが飛んできそうなイライラを感じていたので、僕も心を決めた。
「いくよ」
抱き寄せるために左手は一葉の左肩に回した。
温かかった。
部屋を出て行っていた一葉が再び音も無く戻ってきた。
「何処行ってたの?」
「別に」
なんか今日「別に」って返事が多い気がする。気のせいか。
「ゴメン、僕そろそろ帰っても良いかな」
「…好きにどうぞ」
一体どういう意図があってそんなぶっきらぼうな言い方をするのかいまひとつ掴めないんだけど。
正直、あのキスは間違いだったんじゃないかと疑いたくなる。
「お邪魔しました」
玄関でそう告げて、僕は一葉の家を後にした。
一葉はさっきの部屋から出てこなかった。見送りは無しという訳だ。
外はまだまだ暑くて、蝉もしっかり声を張り上げていた。何と言っても真夏日だ。
去年の今頃も、確か暑かったっけ。
はい、以上でございます。
何と言うか、アレですね。79氏の様な軽快なタッチにはどうしても近づきませんが、自分のスタンスということで許容してやってくださいな。
あと、ネタ考えるのがこんなに大変だと思わなかった。ネタというほどのモノも無いけど。
シチュエーションのリクエストなんかがあればお伺いしたいと思います。
このキャラクタで続くかどうかも分かりませんし。
とりあえずこの辺で失礼しておきます。最後まで読んでくださった方どうもありがとうございました。
>>502 誰より(ryGJ!
大人っぽい感じが良いw
>>502 もちろん続き書いてくれるよね?
何はともあれGJッ!!
506 :
リアルの人:2006/08/10(木) 17:47:41 ID:RR+RzPOh
>>493 続きを期待してもらって嬉しいです
>>494 言われてみて見てみると途中から変わってましたね
『黒き色彩』にしておいてください
>>496 確かに主人公はツンデレかも知れないです
訂正
ツンツンです
どうもです
ただ、俺は客観的書き方が出来ないんです
まぁ俺はこのまま書き続ける気で居ますから
意見、要望、指摘に答えると言ったのにすみません
>>497 >>502 楽しいですね、もちろん言うことは決まってます、『GJ』
>>503 大人っぽい感じがいいですか、そうですか
どうせ俺の書いた物は工房が書いたようなものですよ、
すみませんね
本題を忘れてました
今日は更新が理由あって出来ません
もしも、続きが気になる人が居たならばすみません
>>502 GJ
なんていうか夏の涼風(漫画じゃない)みたいに爽やかで心地良い。
続き読みたい
>>506 >大人っぽい感じがいいですか、そうですか
どうせ俺の書いた物は工房が書いたようなものですよ、
すみませんね
荒れる原因になるから心で思っても書くなよ
というか、客観的書き方ができないんじゃなくてやろうとしてないだけでは?
もう少し自分を省みた方いいと思う。
すみません今後気をつけます
あと何度も書いているのですが無理なんですよ
とても見れた物じゃ無くなりますが…
それでも良いならやりますが
アドレス違うのは携帯だからです
509 :
502:2006/08/10(木) 22:28:21 ID:JSxkOdSD
>>リアルの人はじめ皆さん
感想どうもです。続きはねたがあれば頑張ってみます。
なんか自分のせいで雰囲気悪くしちゃって申し訳ないです。
客観性云々についてはよく考えると、いや考えなくても
そもそも一人称の文体にそれが必要かといわれるとそうじゃないと
今更思い当たったので忘れてください。妄言です。所詮自分も工房並のおつむなもんで。
少なくともリアルの人の「描き方」に対しては口出しちゃいけなかったと思います、スミマセンでした…
事の発端に居る奴がこんな事言うのも可笑しいですが
>>1で79氏がおっしゃるように和の心で行きましょ?
510 :
リアルの人:2006/08/10(木) 23:06:54 ID:4v86aAZB
全ては俺の責任ですから気になさらないでも良いですよ
あと書き方ですが、下手ながらも頑張ろうと思います
>>507さんの言っていたように逃げていただけかもしれません
502さんの言う通り和の心で行きましょう
おまいら落ち着け
大義を見失うな
このスレは何をパロっているんだろう。
そう考えていた時期が私にもありました。
79氏のファンだったが姉編読んで失望した
人殺したら後味悪いじゃねえかなんで一人だけバッドエンドなんだよ
せっかくほのぼのとしてよかったのに…話がずれすぎ。エロゲのヤりすぎなんじゃねぇの?
雪花姉ちゃん一番好きだったのに…
つチラシの裏
他の娘にwktkしてなさい
干渉はないはず
オレは全ての悲しみと喜びを踏み台にしてまた一つ強くなるがな
エロゲの殺りすぎ大いに結構
命のやり取りのないドラマなど全年齢だけで十分だ
全年齢にしたってばったばったヒロイン全部が死んでくゲームだって出るんだぞコンチクショウ!!
だいたい79氏が安直に雪姉を殺すわけないじゃないか?なぁ79氏?
なんか殺伐とした雰囲気だな。
スレのツン期突入か
よっしゃ!ここはツンデレに萌えようぜ!!
519 :
502:2006/08/11(金) 14:53:33 ID:0lXScJTT
>>512 そう思ってた私は79誌のキャラクタでパロりました
殺伐としたふいんき(なぜか変換d)イクナイ…
リアルの人さんは、なんか79氏の書き方を(無意識に?)意識して書いてるような気がする。
これからの「リアルの人」流の書き方に期待しています:)
携帯からで大変そうですが、これからもこのスレをよろしく。
話掘り返しちゃったかな…?
>>502 GJです。
今回みたいなのもいいですね^^
521 :
リアルの人:2006/08/11(金) 22:25:51 ID:xIodhHhw
無意識何ですが…
意識とは似た感じですか?
それとも敢て似せて無いようにですか?
前者ならば今後気をつけます
期待して下さって感謝します
あと何時もの神社で祭が七日〜十三日ほどあります
そこでやはり巫女がいました
ついでなので断りを入れて写真を撮りました
ツーショットもです
やはり巫女は良いですね
そうかそうか。
で、俺が何を言いたいか…わかるな?
習ってた武道の先生が神主だから、今でも祭りの時には駆出される。
そこで神主の娘さんが巫女として働いているわけだが
やっぱバイト巫女より真性巫女が最強
で、巫女とツンデレとどういう関係があるのかと小一時間(ry
投下しますよ
「カメ、今日一緒に帰れる? 欲しいCDの発売日で」
「ん、どうだろう?」
水樹に言われて、僕はツルを見た。
友達と楽しく話をしているので、今日はツルとは別々に帰ることになりそうだ。ならば
問題ないと思うけれど、取り敢えず確認のために訊くことにした。以前、ツルの誕生日な
のを忘れて水樹や他の友達と遊びに出たときにはそれはもう酷い目に遭ったものだ。その
ことを思い出すだけで奥歯が震えそうになるけれど、今ではそれも良い思い出です。
「おい、ツルよ」
「何よ?」
いつものことながら僕に向けられる視線は冷たいもので、嫌われていないと分かってい
るがどうにも複雑な気分になる。ついさっきまでは友達に仏様のような笑顔を向けていた
から、それは尚更だ。そういう性格だと分かっているから持ち堪えているけれども、もし
分かっていなかったとしたらくじけていたに違いない。
「その目付きを直せよ」
「うっさい」
ここまではいつものやりとり、挨拶代わりのようなもの。
「で、何の用よ? そのつまんない言葉を言うためだけだったら、明日から女の子として
生きることになるわよ?」
おや、いつもにも増してキツいが何かしただろうか。今日一日のことを思い出してみて
も、とんと心辺りがない。その理由も訊くにも訊けない雰囲気だし、本題すらなんとなく
訊きにくい感じがする。
「早く言いなさいよ」
「そうよそうよ」
後ろで水樹が追い討ちをかけてくる。それ自体は構わないけれど、正直女言葉はやめて
欲しいと思う。外見は美少女のくせに、ちんこが付いている性別のこいつが悲しくも親友
であるせいで、必死に弁解をしていても未だに学園に僕がホモだという噂が根付いている。
せめて、制服を女子のものから男子のものに変えれば良いのに。
閑話休題。
「今日って、何も無かったよな?」
言ってツルの顔を見てみると、眉の端が僅かに動いた気がした。これは失敗したかと思
ってあれこれを思い出してみるけれども、残念なことに何も浮かんでこない。
数秒。
「何も無いわよ、馬鹿」
単なる僕の思い過ごしだったのか、ツルはすぐに笑顔を浮かべた。但し笑顔と言っても
年頃の女の子らしい可愛らしいものではなく、僕にだけ向ける特別なもの。悪意と皮肉を
大量に混ぜたその表情で下から見上げるようにして、
「楽しんできなさいね、ホモ野郎」
だから僕は同性愛者じゃないというのに。
だから僕は同性愛者じゃないというのに。
あれから数時間、街中で適当に店を冷やかしながら時間を潰し今は水樹と二人で某有名
ジャンクフード店で遅い夕食を食べていた。向かいに座ってテーブルに突っ伏しながら、
水樹はゆるゆると僕を上目遣いで僕を見て、
「良いの?」
「何が?」
「ツルちゃん」
腕時計で時間を確認してみるが、まだ門限まで時間がある。
「問題ない」
「ふーん、そっか。でも、大変だねえ」
「何が?」
普段は結構はっきりと物事を喋るタイプなのに、こいつはたまに含みを持たせるという
か、少し遠回しに話すときがある。その場合の殆んどがこちらを気遣うときで、その度に
ありがたいと思える。だけれど、今回は今一つ要領を得ない。
「んー、これは個人の問題だけどさ」
「何だよ?」
こいつがここまで言わないのも、かなり珍しい。
「同棲、止めたら?」
正確には同居だ。
話は簡単なもので、従妹であるツルが何を思ったのか僕と同じ高校を受験して、近いか
らという理由で僕の家に居候することになったのが原因だ。僕の両親もツルの両親も共に
仕事が多忙なため、一年中殆んど帰ってこない。どちらも一人っ子なので寂しかろうと、
どちらの両親も一緒に住むことを勧めてきたのもあり、今はこうしてツルと二人暮らしの
状態になっているという訳だ。
その辺りの事情はどうでも良いらしく、水樹は目を細めると、
「大変でしょ?」
「そうでもないよ」
これは本心。
確かに独りで暮らしている方が楽かもしれないし、以前に比べて不便なことも多くなっ
たけれど、良い部分もたくさん出てきた。それは現実逃避と言われればそれまでだけれど
も、僕にとっては絶対に変わりようのない事実だ。
「だから大丈夫」
数秒。
「そっか、でも無理しちゃ駄目だよ」
「無理はしない性格だ」
「あはは、そうだね」
さっき時計を見てからもう、かれこれ二十分は経った。そろそろ帰る時間なので会計を
済ませて、店を出る。軽く手を振って水樹と別れた後は、自然と歩調が早くなった。
時計を見る。
先程店内で時間を確認してからさほど経っていないものの、気になってしまう。今くら
いならツルももう帰宅しているだろう。ついさっき再確認した二人でいる温かみが少し恋
しくなってきたのもあり、心も足も自然と加速をしてしまう。それに何より、ツルはキツ
いくせに意外とあれで寂しがりやだから、早く帰ってあげたいと思う気持ちもあり、ます
ます速度が増していく。帰ったら何をしてあげようかと考えている内に、気が付けば僕は
家の前に立っていた。
「ん?」
どこか、様子がおかしい。
首を少し動かして家全体を見てみれば、すぐに違和感の原因に気が付いた。いつもなら
点いている筈の灯りが点いておらず、それどころか人の気配すらない。試しにドアノブを
捻ってみれば、しかし鍵はかかっていなかった。
「ただいま」
返事は、ない。
不安に駆られてリビングに入り、灯りを点けると予想外の光景が広がっていた。
豪華な食事。
綺麗な花。
しかしそれらは床に散らかされていた。だけれど、一番の問題はそれじゃない。それら
が散乱する中心で、少し洒落た格好のツルが座り込んでいた。その顔に浮かべているのは
悲壮な表情で、目元で灯りを反射しているのは涙だろうか。
「あ、カメ」
僕に気が付いたのか、視線をこちらに向けて力のない笑みを浮かべた。
「どうしたんだ、灯りも点けないで。それに」
この惨状は。
「ごめんね、今片付けるから」
ツルはだるそうに立ち上がると、割れた皿の破片を集め始めた。
だから、何があったんだ。それに、
「危ないぞ」
「だいじょう…痛ッ」
言った側からツルは指を切ってしまったらしく、細い指先からは肌の色とは対照的な、
赤い雫がゆっくりと溢れた。しかしツルはそれすらも気にならないようで、黙々と破片を
集めている。いつもの姿からは想像できない、一人の弱い女の子がそこに居た。
「止めろよ」
「えへへ、ごめんね」
「止めろ」
「えへへ」
「止めろッつってんだ」
抱き締めるように押さえつけて、漸くツルの動きが止まった。
「どうしたんだよ、おかしいぞ?」
「うん、ごめんね」
さっきから謝ってばかりで、本当に意味が分からない。
「ね、今日って何の日か分かる?」
分からない。
「今日ってね、アタシとカメが二人で暮らし始めて丁度一年目の日なの」
そうだったのか、すっかり忘れていた。
謝ろうと思ったけれども、口を挟む間もなくツルの言葉は続いていく。
「だからお祝いしようと思って、それなのにカメは忘れてて、でもサプライズになるかと
思ったから良いと思ったけど、いつまでも帰ってこなくて不安になって、外でご飯食べる
ってメールが来て、愛想を尽かされたんだと思って」
「もう、良い」
これ以上の言葉は要らないというのに、尚も言葉は止まらない。
「いつも酷いことばっかりしちゃうし、アタシ幼児体型だし、性格も口も悪いし、だから
告白しようと思っても自信がなくなってきちゃって」
結果、こうなったのか。
「ねぇ、カメ。カメは…」
続く言葉を待たずに、僕はツルと唇を重ねた。
数秒。
漸く唇を離すと、驚いたような表情でこちらを見ているツルの顔があった。それはそう
だろう、いきなりキスをされたら、しかもそれが初物だったら誰でもそうなるに決まって
いる。少し罪悪感もあったけれども、後悔はしていない。心の底から思っての行動は、僕
にそれだけの結果を与えてくれた。
「順番が逆だよ、馬鹿」
「ごめん、好きだツル」
言いながら、再び唇を重ねた。今度はツルの方から、積極的に僕の口内を求めてくる。
舌を絡め、唾液の交換をして、唇を離すと互いの顔の間に透明な橋が架った。
「ね、カメ。ベッド行こ?」
少し展開が早くないですか?
「無理しなくても良いぞ? こんなことをしなくても、僕はツルが」
「良いの」
強引に言葉を断ち切ると、笑みを浮かべ、
「今日告白して、初めてもあげるって決めてたから」
数分。
女の言葉は最強の武器だ、現に僕は今ツルと二人でベッドの上に居る。
「しかしなぁ」
「何? さっきも言ったけど、アタシなら」
「本当に乳がな痛ァッ」
「うっさい」
拳骨が飛んできた。 しかしこれは自分のせいだと諦める、素直に誉めなかった僕が悪い。実際こうして照れ
隠しの発言でもしていないと、幼児体型ながらも綺麗な体に、いつまでも見入ってしまい
そうになる。それ程に、ツルの裸は魅力的だった。華奢なのに柔らかい体も、白くて滑ら
かな肌も、全てが麻薬のように思考を溶かしていく。
我慢できずに平たい胸に吸い付くと、擽ったいのか小さな声が漏れてきた。
「カメ、赤ちゃんみたい」
「人のこと言える体かよ」
「黙れ馬鹿」
二度目の拳骨。
本当に痛かったが、それでもツルへの愛撫は止めない。
暫くして股間に手を伸ばすと、そこはもうかなり湿り気を帯びていた。軽く指を差し込
んで掻き混ぜるだけで高い水音が響き、指先には粘着質な液体が絡み付いてくる。ツルの
声もかすれて高いものになっていた。
もう入れても良いのだろうか、悲しいことに童貞にはその判断が上手く出来ない。水樹
から借りたエロ本の知識を総動員してここまでやってきたが、それだけでも奇跡のような
ものだ。
いきなり入れても良いか訊くのはマナー違反だと思うので、まずは軽いトーク。
「濡れやすいんだな」
しまった、これだと只の変態だ。
「馬鹿……相手がカメだから」
顔を赤く染めて言うツルはとても可愛い。顔を背けていた上に後半は小さな声だったが、
内容はしっかりと聞き取ることが出来た。それを聞いて浮かんでくるのは只一つ、嬉しい、
という気持ちだ。
「もう、挿入れても良いんだな?」
「うん、来て?」
ぬめる割れ目に先端を当てて、ゆっくりと沈めていく。少し進むと、抵抗のようなもの
にぶつかった。これが処女幕というものだろうか。
「痛ッ、良いから、進んで」
言われ、一気に奥まで押し込んだ。割れ目から流れる血と同時に、目尻から一雫の涙が
溢れ落ちる。それは痛みのせいなのか、それとも嬉しさか。
「カメ、これで」
「非処女になったな」
「馬鹿」
拳骨。
「こんな年、こんな体型で非処女なんて両親も泣いているだろうよ」
「誰がやったと思ってんのよ」
「おやロリコンがここに一人」
「この変人」
「恋人だろ」
言うとツルは黙り込んでそっぽを向いた。その仕草が可愛らしく、思わずキスをして腰
を動かし始めた。潰されそうなキツさと、ぬめりながら全体を擦りつけてくる感触が快い。
数分。
限界が近いらしく、ツルの中が小さく震えるように締め付けてきた。同じく僕の限界も
そろそろ近い。
「ツル、もう出そうだ」
「良いよ、中に」
出して、と言う代わりに僕の腰に脚を絡めてくる。
それが嬉しくて、射精感はすぐにやってきた。
一瞬。
「あ、出てる」
ツルの中に全て放出し、引き抜くと割れ目から粘度の高いピンク色の液体がゆっくりと
溢れ出てきた。これが始めてを貰った証だと思うと嬉しくなる。
「何、人の股間を観察してるのよ」
手で割れ目を隠しながら、ツルが睨みつけてくる。その視線はいつもと同じ冷たく鋭く、
悪意も皮肉も大量に混じっているけれど、だけれど僕にしか分からない温かさもあるもの。
昔から変わらない、彼女の表情。
「愛してるよ」
「……馬鹿」
四度目の拳骨は飛んでこなかった。
これで終わりです
多分続かないので、期待はしないで下さい
でももしかしたら続きを書くかも
537 :
リアルの人:2006/08/13(日) 23:00:23 ID:TikBrfGk
誰GJ
名前からして童話を捩った物だと思ったら…
まぁなんともエロティズムな物を…
全体的に良い感じです
俺なんか足元にも及ばないくらいに
まぁ非の付け所がありません
スキャナーの調子が元に戻れば自作の裏ウィッシュが投下できます
まぁ上手くは無いですが待っていてくれれば嬉しいです
538 :
リアルの人:2006/08/13(日) 23:16:23 ID:TikBrfGk
今週無いんだっけ?
スレ容量ギリギリの今ようやく
>>1の『和の心を忘れずに』が活きる時がキタ――(゚∀゚;)――!!
>460
どうも。お茶を振るとよく泡立つのはお茶がアルカリ性だからとか聞いたことあるな
>467(リアルの人/黒き色彩)
黒木さんのテンションが異様に低いのに和露田
悪態吐かれるのは多分言葉遣いが恭しくないからかな。『とりあえず』批評を、というのも失礼かと
いやエッセーに近い
>495
女性人
>497(ねぎ味噌『名前が無いのもあれなので勝手に命名』/One day in high summer)
読んでてよだれが出てきた何故かしら
最後が風景で終わるから爽やかなんだなきっと。漏れの場合はぐだぐだ
え?軽快?うそ
>なんかぐだぐだの人たちへ
かたくならないで書いたほうがあるよ
音楽でも聴くよろし
>512
>何をパロってるんだろう
ごめ、ローカルルールだっけかにはオリジナルもおkってあったから
いいよ主人公のあだ名がパロっぽいぐらいで
>>513 >姉編読んで失望した
姉編まだ書いたことないんだが
いや、そんな事よりそっちこそ・・・雪姉勝手に殺すなバーヤ!
いいか!?「〜編」っていうのは基本的にはハロと〜の二人を含めた二人以上が幸せになるルートであって・・・
・・・いや、バッド=死亡ってのもどうかと
>515
うん。
>521
チラシが無いからコピー用紙使ってくれ。滲まなくて書きやすいぞ。安いし
>522
法月のとっつあんキタ(ry
>526(ロボ/ツルとカメ)
ダメだ!動物の鶴と亀が頭から離れない!神よ、これ以上苦しみを与えたもうな
悪い。真面目に評価しよう。
エロい。
>538
なんか赤ん坊しか出てこないぞ
>539
何が無いんだコラァ!!
ハロ「ふぅ」
いい日和だ。
とは言ってみたものの、そうでもないな。
全く、君はいつも空気が読めない。
まあ下手に晴れてくれるよりは涼しくていいんだけどな。
などと考えつついつものように登校しているわけだが・・・。
今日はツンが居ない。
なんでだろうな?いつもはあの角に居るのに。
いつも待ち伏せされてる筈の俺が、今日は待たされる側だった。
いつものように仁王立ちしてたり、携帯いじってたり、踵をとんとんしたり、オナニーしながら俺を待ってる筈なのに。
俺がその角にさしかかった時は、『あ、今日は居ないな』ぐらいで禄に待たずに通り過ぎたわけだが。
まずかったかな。
次からは気をつけよう。
ま、今更戻るのもアレだしな。何より男らしくない。
鞄を負い直す。
ブーン・・・
ハロ「蕪雲か?」
振り返ると、黒い高級車がこちらに向かっていた。
ハロ「車の音か・・・」
理緒が来てツンが来ないということは何かあったな。
車は俺の目の前で停まり、ドアが開いた。
すると中から緋柳さんが現れた。
ハロ「あ、おはようございます」
緋「おはようございます、遥様」
そう言って、深々と礼をした。
どうせなら『御主人様』と呼んでもらいたい気がしないでもない今日この頃です。
ハロ「でも今登校中なんで、『屋敷に来てくれ』ってのはダメですよ」
緋「存じ上げております。今日は、別の用事があって参りました」
ハロ「別の用事?」
緋「はい。この度の理緒御嬢様の熾惺学院ご編入に伴いまして行われますパーティーのご案内を・・・」
ハロ「はい?」
緋「ですから、理緒御嬢様の熾惺学院ご編入の件に伴いまして・・・」
ハロ「はいいいいいいい!??!!??1」
緋「何度も申し上げますように、理緒・・・」
ハロ「あ、もうわかりました。すいません何度も」
理緒が熾惺学院に編入!?
一体、どういうことだ?そこまでして俺を追う理由があるのか?
いや、何も俺を追うために熾惺に編入しに来たと決まったわけじゃないだろう。
緋「・・・では、午後七時頃にお迎えに上がりますので」
まだイエスともノーとも言ってないんだが、さりげなく強引だなこの人。
ハロ「あ、待った」
緋「はい?」
ハロ「まさか俺一人じゃないですよね?招待されるの」
緋「はい、一応遥様のしがらみの方々にも招待状をお出し致しました」
しがらみって何だよ。
緋「では、私はこれで・・・」
そう言って緋柳さんは車に戻り、俺の前から去っていった。
緋柳さん、自分で車運転するんだな。
ってそんな事考えてる場合じゃないぞ。
おj・・・理緒が編入!?
ツン「ハロ!ハロ居る!?」
教室の戸を荒っぽく開け、ツンが現れた。
蕪「残念ながらハロは銀河の塵と消え」
ツン「うるさいのよ!」
蕪「うべらっ!!」
毒「親分!」
朝から騒がしいやつらだなあ、と机に頬杖をついて思う俺であった。
ハロ「ツン、遅かったな。どうかs――」
ツン「知ってる!?アレよアレ!!」
ハロ「アレ?ああ・・・」
ツン「理緒が編入するって・・・どういうこと!?」
ハロ「あ、ああそっちか。そんな事俺に聞かれてもわかるわけないだろ。俺だってさっぱりだ」
ツン「・・・・・・」
ハロ「ん?」
ツン「『そっちか』って何よ」
ハロ「気にするな。で、何で今日は遅かったんだ?」
ツン「ま、別にいいけど・・・朝起きたら、郵便受けに招待状が入ってたのよ?」
ツンに招待状が届いてるってことは、ほぼ全員に届いてるな。
何気に個人情報割れてるし。
ツン「だから、本当かどうか確かめにあいつの屋敷に行ったのよ」
ハロ「で、どうだったんだ?」
ツン「誰も応答しなかったけど・・・」
ハロ「意図的なイジメだな」
毒「それよりもまず、編入と言う事実について今を検討しようではないか」
何でこいつに話の確信を突かれなきゃいかんのだ。
蕪「つまり、漏れとお嬢の間にフラグが立つかどうかを最優先で検討すべきだお。是か非か」
ツンと顔を見合わせる。
ツン「そりゃ無いわね」
ハロ「そりゃ無いな」
蕪「・・・フラグ立たんのならどっか行っちまえお。椅子缶樽辺りに消えればいいお」
ハロ「そんな事言ったらぬっ殺されるぞ」
ツン「とにかく!とにかくよ!」
ツンは腕を組んで言う。
ツン「あいつの編入だなんて絶対ダメ。許さない!」
ハロ「別にお前の許可なんて無くても」
ツン「絶対汚いやり方で編入する気よ。裏口入学よ。試験だって免除に決まってるわ」
ハロ「それはあるな」
し「もし、もしですけど」
しのたが深刻な雰囲気で言う。
し「もしその人が先輩と同じクラスだったら・・・」
ツン「ダメよ!ますますダメ!考えうる最低のパターンじゃない!そんなの遺憾よ!」
遺憾って。
ハロ「で、お前いつから居た?」
し「『意図的なイジメだな』あたりからです」
ハロ「ああ、そう」
野次馬め。
しかし、しのたが言う事もあながち外れちゃいないかもな。
毒「でも、そんなに警戒すべき人なん('A`)?この前もノリで拉致っただけかも知れんし」
じゃあ俺は小さい頃からノリで拉致られ続けてきたというわけか。
ハロ「いや。警戒度は最大のレッドにまで引きあがるだろう」
バタン
緋「どうぞ、足元にお気をつけて御降り下さいませ」
理「ありがとう、緋柳」
緋柳に手を取られ、優雅に車を降りる。
理「ここが熾惺学院ですの?」
校舎を見上げる。
曇天に校舎は栄えこそしないものの新しく、近未来的なデザインで広い校舎。
悪くは無いわ。
理「これから、理緒と遥君の夢物語が始まりますのね?」
緋「色々、障害が見受けられますが・・・」
理「なあに?あのツインテールに私が屈するとでも?」
緋「いえ」
理「あんなの、ただちょっとうるさいだけよ。何の問題もありませんわ」
ハロ「なんだか騒がしいな」
トイレから教室に戻ると、皆が窓にへばりついて騒いでいる。
教室に入るなり、ツンが駆け寄る。
ハロ「来たか?」
ツン「う、うん。まだ見てないけど」
外車だ、あれは誰だ、とバカ騒ぎしている生徒たち。
あれを払いのけて見る気は無いな。面倒だし。
ハロ「さ、次は古典の授業だ。てんてーが来る前に授業の準備しないと」
ツン「やけに冷静ね」
ハロ「ふっ、大人だからな」
「『「江口遥君はいらっしゃいますかー?」』」
と拡声器のバカでかい声が外から聞こえてきた。
ゴン
思わず机に頭をぶつける。
喧騒に包まれていた教室が一転、耳を衝くような静寂に包まれ、全員の視線は俺に集中していた。
のが、見なくてもわかる。
顔上げることができないだろ。
全員「エエェエエェェエ工エェエエエ工工工工!!?!?!?!?」
A「お前、どうやってあんな御嬢様と知り合ったんだよ!!」
うるせえ、名前無いくせに。
B「俺に譲ってくれ!って言うか俺と付き合ってくれ!」
死んでも嫌だ。
蕪「自分だけいい人生歩みやがっていつかぶっ殺してやるお」
混ざるな。
って言うかお前だけ殺意が凄いな。
ハロ「だー!うるっせえ!片っ端から黙れ!自分でもびっくりするくらい黙れお前ら!!」
そう言って席を立ち、
「『「はーるくーん!聞こえてますかー?」』」
群衆を押しのけ、窓から顔を出す。
ハロ「何だコラぁ!!拡声器まで使うやつがあるか!!」
理「いやですわ、遥君たらあんなに大勢の前で私にラブコールを」
緋「おそらく違うかと・・・」
理「今、参りわすわねー!」
ぶんぶんと手を振って応える。
C「昔の女?」
D「昔の女よ・・・」
ツン「・・・ハロ!何とかして侵入を阻止するのよ!」
ハロ「どうやって」
し「さあさあ盛り上がってまいりましたですね!」
蕪「いよいよラブコメっぽくなってきた気配」
毒「でもその舞台に俺らは立ててるかどうかが懸念」
ツンに手を引かれ、再びモブを切り抜ける。
ハロ「お、おいどこ行くんだよ!?」
ツン「とにかく――きゃっ!?」
?「何ごt――!?」
教室を出ようとしたその時、何者かにぶつかってしまった。
ハロ「あ、てんて・・・!」
東「いたたた・・・気をつけい!まったく朝から・・・!///」
ぶつかって転げたてんてーの着物は少しはだけていた。
てんてーはすぐにそれに気付き、すぐに袖で覆い隠して着物を直した。
ツン「ちょっ・・・ハロ!今見たでしょ!」
ハロ「見てない!って言うかてんてー自体小さすぎて見えないしな」
東「失礼な事を言うでない!いいから席に戻れ!」
てんてーは扇子を振り回して怒っている。全然怖くないが。
ハロ「ツン。まあ何とかなるさ、席に戻ろう」
まだ起き上がらないツンに手を差し伸べる。
ツン「・・・わかったわよ」
ツンは俺の手を握り、ばつが悪そうに立ち上がった。
し「なんだか本当にラブコメですねー」
毒「まあこのSS自体誰かがパニック起こすとラブコメっぽくなる傾向があるしな」
蕪「ちょwwwwww」
ぺちん
東「こりゃ!おぬしは別のクラスであろう?さっさと戻れ!」
し「す、すいません」
東「我党たちも席に着け!ほーむるーむを始めるぞ!」
てんてーは手のひらに扇子をパンパンと打ちつけ、着席を促した。
がたがたと席に着き始める生徒たち。やけに従順である。
俺もツンも大人しく席に着く。
ハロ「まだ、朝だったんだよな」
ツン「なんか疲れたわ。パーティー行くのやめない?」
ハロ「いや、あの」
理「・・・では、皆さんよろしくお願いします」
自己紹介を終えた理緒は、礼儀正しく礼をした。
再会後はまともに自己紹介なんてされなかったから、今改めて聞くとそうだったな、なんて思い返されるところもあった。
数年ぶりとは言えあくまで『再会』だし自己紹介される必要は無いんだけど本当は。
怖くて直視できなかったツンの様子をそっと伺う。
ツン「ハロの隣の席だったら轢くハロの隣の席だったら轢くハロの隣の席だったら轢く」
怖。
同じクラスにこそなってしまったが、俺の隣の席にはならなかった理緒。
不幸中の幸いといったところか。俺にとってもツンにとっても。
で、肝心の席は何故か蕪雲の隣。
理緒は見た目はいいし金持ちだから、早速クラスのやつらからちやほやされている。
ハロ「ま、初対面ならな」
と思わず呟く。
だが、そんな理緒には目もくれない男がただ一人居た。
そう、理緒の隣の席のあいつである。
理「あ、理緒といいます、よろしくお願いします」
蕪「さっき聞いたお」
そう、蕪雲である。
智途様一直線である彼にとって、他の女は『それ以外』としか捉えられないのである。
これについて立式すると、魅力基本値(100)美人(×5)金持ち(×3)・・・智途様じゃない(×0)=0といえる。
毒「蕪雲がめちゃめちゃ硬派に見える件」
ハロ「錯覚だがな」
ツンは気分を害したのか、早退してしまった。
昼下がりになって、生徒たちのほとぼりもようやく少しづつ冷め始めたようだ。
俺は柄にもなく図書館に来ていた。
チト「ハロ、か?」
そこには智途が居た。
チト「珍しいな」
ハロ「まぁな。ここは静かでいい」
智途が使っている机の向かい側に深く腰掛ける。
ハロ「いつも来るのか?」
チト「ああ。・・・今日は特にな」
ハロ「すまんね、うちの幼馴染が」
チト「幼馴染なのか?」
ハロ「そうなんだ。許してやってくれ」
チト「あんな幼馴染が居たなんて話、私は聞いてないぞ」
智途は面白くなさそうに言う。
ハロ「封印したい過去そのものだからな、あいつは」
チト「なら、いい」
お前も現金なやつだな。
チト「私はそろそろ失礼しよう」
ハロ「もう?」
チト「頃合だからな・・・」
意味深な言葉を残し、智途は早々に立ち去っていった。
ハロ「??」
理「遥君!」
ハロ「おわっ!?」
理緒が背後から俺の首に腕を回してきた。
ハロ「あれ?俺こんなに茶髪ロングだったっけ」
理「・・・それは理緒の髪ですわ」
理緒は体を離した。
ハロ「どうだ?この学校は」
理「悪くないですわね」
ハロ「厳しいな」
理「でも、どこにでもマイノリティーは居るものですのね」
蕪雲のことか。
ハロ「でも、よく――」
キーンコーンカーンコーン
ハロ「やっべ、ビッグベンだ!教室戻らな!」
理「そうですわね。全く、あわただしい日ですわ」
その原因の九割九分九厘九毛はあなたにあるんですけど。
学校が終わると、理緒は緋柳さんの迎えですぐに帰ってしまった。
何か準備があるのだろう。
俺はいつもどおり部活をしているが・・・そろそろ五時半だ。
ハロ「今日は早めに帰るわ」
Alt+F4でパソコンを終了させ、席を立つ。
し「え?今何時ですか?」
ソファーに座り雑誌を読んでいたしのたが時計を確認する。
し「あー、微妙に早いですけどボクも帰ります」
雑誌を閉じ、部室の本棚(ほぼしのたが占領)にそれをしまった。
蕪「じゃあ漏れも帰るお。もう一人ぼっちは嫌だお」
なんだその今までずっと一人だったみたいな言い草は。
ハロ「何だ何だ、みんなして」
し「『何だ何だ』じゃないですよ。パーティーですよ?パーティー」
蕪「不本意だけど智途様との予定も無いし行ってやるお」
予定、あった事無いだろ。
し「パーティー、どんな感じなんでしょうね?」
のんきなやつだ。
そんな感じで、三人でくだらない話をしながら帰宅した。
ユリ「ねえねえおにいちゃん、これ似合うかなあ?」
こいつものんきなやつだ。
ハロ「似合うんじゃね?」
ユリ「もう、見てから言ってよ!」
妹とは言え、女の仕度は長いな。
ソファーに腰掛け、テレビを見ながら由梨を待つ。
そろそろ七時なんだけどな。
ユリ「あ、おにいちゃん録画は?」
ハロ「ばっちりよ。って言うか早く準備しろお前」
ユリ「だってパーティーなんて初めてで何着て行ったらいいのかわかんないもん!」
ハロ「なんでもいいよ」
ユリ「だってみんな綺麗なカッコしてくるんでしょ!?なのに私だけジャージなんて嫌だよ!」
ハロ「じゃあ避けろよジャージ。むしろ冗談だよなそれ?」
ユリ「あー、どうしよどうしよ!おにいちゃんも選んでよ!」
なんで怒ってるのに楽しそうなの?
ハロ「じゃあジャージで」
ユリ「おにいちゃんのバカぁ!」
ピンポーン
ハロ「あ、来た」
ユリ「え、嘘!」
俺は由梨をほったらかしにして玄関に向かった。
玄関のドアを少し開け、
ハロ「すいません、もうちょっと待ってもらえますか」
と表に立っていた緋柳さんに伝えた。
その時、夜でも黒光りしているその黒い車の車内に、wktkしている同胞たちの姿を認めた。
ハロ「なんだ、結局お前も来たのか」
ツン「何よ。悪い?」
ツンも、それなりにおしゃれして来ていた。
俺とツンはわりと何度も見ているから感動も少ないけど、皆は屋敷の豪華な装飾に感嘆の声をあげていた。
ツン「ま、まだなんで編入してきたのか理由を突き止めてないし。勘違いしないで」
ハロ「勘違い?」
ツン「別にあんたが心配で見張りに来たってわけじゃないって事よ」
ハロ「心配だったのか」
ツン「あんたは話聞いてたの?え?」
ほっぺをつねられる。
ハロ「もげるもげるもげる!」
理「あら、皆さんおそろい?」
声の方に全員が振り向いた。
綺麗なドレスに身を包んだ理緒がその姿を現した。
し「はー、すごいですね。いくらぐらいするんですかね?」
チト「・・・すぐ品定めをするのはどうかと思うが」
ユリ「私じゃ似合わないかもなぁ」
毒「本物のメイドさんと握手してきますた('A`*)」
蕪「マジっすか(^ω^;)」
お前ら少しは注目汁。
緋「御食事の用意は整っております。こちらにどうぞ」
そういって、木造の扉を開ける。
理「では、行きましょうか♪」
次々と料理が運び込まれ、どこからかミュージシャンやダンサーまで現れた。
この人数にこれはやりすぎなんじゃないかと。
ツンもツンツンするのを忘れるくらい驚きに呑まれていた。
しかし細かいところには気を遣っているようで、料理も俺たちが食べた事の無いようなものではなく、
いつも食べているような庶民の味、要はガツガツ食えるようなものであった。
しかし、何か物足りない。
それは人数を指しているものではなく。
ハロ「緋柳さん、このパーティーは本当に、その、なんていうか・・・」
理緒のために開かれたパーティーだというのに、偉そうな人が居ない。
って言い方は変だけど、両親ぐらいは居てもいいんじゃないか?
緋「・・・向こうには、大人しか居ませんでしたから・・・」
ハロ「え?」
いつもは無表情な緋柳さんのその顔に、一瞬哀愁が滲んで見えた。
緋「やはり、同年代の方々と話すのが一番楽しいものでございましょう?」
ハロ「そうですよね」
とんとん、と肩を叩かれる。
ハロ「なんだツン」
ツン「ほら、あのこと聞きなさいよ」
ハロ「お前さっき『理由を聞きに来た』みたいな事言ってたじゃないか」
ツン「だって・・・」
次々に現れるお抱えさんたちによるマジックショーやダンスのパフォーマンス。
それを見て驚く俺たち。うまい料理に舌鼓を打つ俺たち。世間話やショーの感想を言い合う俺たち。
確かに理緒はショーを見ていなければ、料理も食べていないし、自らの装飾品についても語らなかった。
ただ、俺たちを見ていた。
微笑ましそうに、寂しそうに。
付き合いの長い俺たちだから感じ取れたのであろう。
理緒がその笑顔に至るまでにかかった時間というものを。
・・・その寂しさを。
――昼間の雲はどこへか消え、夜空には月が照り、満天の星空が広がっている。
夜風が、澄んだ空気を運んでいく。
ハロ「よお」
理「遥君!?」
ベランダに一人たたずむ理緒に声を掛けた。
理「みんな帰ってしまったから、遥君も帰ってしまったと思って・・・」
ベランダに寄りかかって言う。
ハロ「どうだ?久々の夜空は」
理「・・・ええ。とっても綺麗ですわ。向こうには無かった。この本物の星空も、風の音も、虫の声も・・・」
ハロ「その気持ちも無かったか?」
理「・・・え?」
ため息をつく。
ハロ「ツン、途中で帰ったろ?」
理「ええ・・・」
ハロ「そういうことだ」
風が頬を撫でた。
ハロ「中に入ろう」
ハロ「お前もツンもバカ正直すぎて助かるよ」
理「ふふっ、それは遥君もでしょう?」
ハロ「・・・かな?」
理「そうですわよ」
照明こそ点いていないが、大きな窓からは十分に月光が差し込み、俺たちと部屋を照らしている。
ハロ「ずっと聞かなかったんだが、ツンからの宿題でな。一応聞くが、・・・なんで突然ここに編入したんだ?」
理「遥君を追って編入してきたと言うことがすべてですわね」
ハロ「それは予想がついたけど、よく親が許したな、って」
理緒が突然笑う。
理「予想がついたんですの?酷い人」
ハロ「まぁ・・・無いかな、って思ってたくらいに俺の中で可能性の低い予想だったんだけど」
理「・・・理緒も年頃ですから、縁談が持ち掛けられましたのよ。向こうに居た時に」
ハロ「縁談、か。御嬢様だからな」
理「理緒は絶対嫌だと断りました。その理由に、『好きな人が居る』と、つい遥君を引き合いに出してしまって」
ハロ「えーと、うん、そこまでは理解した」
理「だから、こっちに来たからには、もう」
ハロ「だー!!ちょっと待った!それ、屋敷のみんなも知ってるんだよな!?緋柳さんとかも!」
理「え、ええ」
なんてこった・・・。
なんてぇこった・・・。
理「ぜ、全部理緒が悪いんですの。でも、遥君なら協力してくれるかもって、それだけが頼りで」
ハロ「きょ、協力って?」
理「結婚、ですけど。あ、でも今はフリだけでいいですのよ?今のところはそれでも・・・」
ハロ「けっっっこん!!!??!」
理「卒業までは何とか向こうに呼び戻されないように努力しますから、その間に打開策を講じましょう?」
俺が結婚?
ハロ「で、でもたかが俺の演技力じゃいつかばれるんじゃ・・・」
理「え?・・・・・・」
ハロ「え?向こうだって馬鹿じゃないだろうし正直自信無」
理「嬉しい!」
ドサッ、と寝心地のいいベッドに押し倒され沈められる。
ハロ「り、理緒!?」
理「こんなに簡単にOKしてくださるなんて・・・」
理緒は俺にしがみつき、涙を流して喜んでいる。
ハロ「いや、そういう意味じゃなくて!単に不安だから!」
だから体を擦り付けるのはよせ!
理「ぐす・・・。だってばれないようにするために理緒と結婚してくれるんじゃ」
ハロ「焦るな。俺が言いたいのはな、俺たち二人だけじゃ隠し通すのは無理だから、他に協力が欲しいって事だ」
理「・・・じゃあ」
ハロ「?」
理「なんで勃ってるんですの?」
ハロ「あ、いや、これは」
押し倒されると逆に興奮すると言うお前から与えられた属性がですね。
理「このまま理緒として子供を作るつもりじゃなかったんですの?」
ハロ「できちゃった婚なんて男にプレッシャーを与えるだけです。エロい人にはそれがわからんのです」
理「じゃあ理緒を押し返して離れればいいでしょう?」
やばい。だんだん理緒の顔がにやけ顔になってきた。
瞳の奥に"S"の気が燃え盛っているのが見えるようだ。
で、その瞳から目が離せない俺の目にはきっと"M"の(ry
理「遥君・・・理緒、ずっと寂しかったんですのよ?」
理緒が甘えた声を出して俺を切なげに見つめる。
ハロ「あ、ある程度好きにしていいけど中には出させるなよ」
って何言ってるんだ俺は?
理「くすくす・・・」
って何笑ってるんだチミは?
理「結婚する気が無いんだったら、理緒の中になんか一滴も出せませんわよ?」
そう言って、理緒は俺の下半身を露出させ始める。
ハロ「な、何を・・・」
理緒は俺の竿を右手でぎゅっと握り、扱き始めてきた。
理「いつもみたいに、こうやって擦ってればいいんですわ」
ハロ「う・・・」
理「どうせ理緒をオカズにした事あるんでしょう?」
実際あるけど・・・やっぱり女の子の手のほうが柔らかくて気持ちい・・・って待て俺!
理「言っておきますけど、ここで出したら理緒のベッドもドレスも汚しちゃいますのよ?」
ハロ「!・・・あ」
それだけはまずい。
俺は、上半身を持ち上げるようにして腰を引き、必死の抵抗をした。
理「ふふ・・・逃げられませんわよ。理緒がぎゅってしてますから」
そう言うと、理緒は扱くのを早めてきた!
ハロ「ちょっ・・・待っ・・・!」
理「ん?どうしましたの?早く逃げないと汚しちゃいますわよ?」
ハロ「だ・・・め・・・」
理「ここ擦られると気持ちよくなってどうでもよくなっちゃうんでしょう?」
もたげた上半身を支える両手は、力が入らずに震えている。
早く逃げないと・・・クリーニング代はとてもじゃないが払えないぞ!って恐怖で震えてるのか快感で震えてるのか!?
理「あら、もうこんなに濡れちゃってますけど、限界ですの?」
な、なんだかもう身を任せたくなってきた・・・。
ハロ「こ、降参。許して・・・」
理「くすくす・・・可愛い♪」
って全然聞いてないし・・・!
ハロ「(もう駄目だ!我慢しきれない――!)」
理「!」
俺は結局理緒の屋敷に一泊した。
俺自身凄くへこみました。
屋敷を後にする時も、ドレスとかベッドとかどうなるんだろうと気が気でなかった。
しかも我慢させられるだけさせられたからか、最近してなかったからか、なかなか止まらなかったし。
俺は結婚するまで、って言うか結婚した後もあのような恥辱を受け続ける羽目になるんだろうか?
いや今は移ってきたばっかりだから寂しくてついやってしまっただけかもしれないし。
それで気が紛れるなら・・・って、あれ?
俺、何で理緒の事庇ってんの?
ハロ「服従しちゃダメ服従しちゃダメ服従しちゃダメ」
よし、これで大丈夫だ。
しかし、マジで理緒結婚させられちゃうんだろうか?
嘘の話じゃないだろう。
慰め方は汚いけど、それでも小さい時色々とお世話になった大切な人だ。
見捨てる、って言うんだろうか。
そんな事できないけど。結婚なんてもっと・・・。
・・・緋柳さんなら協力してくれるかもしれない。
一メイドだけど、それでも多くの味方が欲しい。
あらゆる手を使っていって、それでもダメだったら、その時は理緒、なんて言うかな・・・。
学校。
ツン「そう、なんだ・・・」
俺はきのう理緒に聞いたことを話した。
ツン「結婚、かぁ。ま、一応御嬢様だからね」
ハロ「同級生が結婚なんてな。法律上は認められてるけど非現実的だよ」
ツン「で?」
ハロ「え?」
ツン「『え?』じゃないわよ。あんたは結婚する気なの?」
ハロ「それは無い、と思うけど」
ツン「・・・ごめん。あんただけに判断を求められるような問題でも無いわね」
ハロ「・・・・・・」
ツン「でも、私が一つ気に入らないのは」
ハロ「?」
ツン「な・ん・であんたはその話を聞いたあとで屋敷に泊まったわけ!?」
ハロ「な、なぜそれを」
ツン「あんた今日来る方向違ったでしょうが!ちゃんと覚えてるのよ!?」
ハロ「さ、さあ何の話やら」
ツン「今更ごまかす気!?」
理「まあまあ、朝から喧嘩なんて野蛮だとは思いませんこと?」
ツン「嫌・・・フリでも耐えられない。帰ろうかな・・・」
いまいち緊張感が感じられない日々を送っていますが、
とりあえずみんな元気です。
でも理緒かツン、どちらか片方を取ったらもう片方に殺されそうな気がするので、
その時は緋柳さんをもらいたいと思
ゴッ
ツン&理「?手が勝手に・・・」
蕪&毒「(((゚Д゚;)))ガクブル」
蕪「今週もやってまいりました」
ハロ「『住人のお手紙にSSの登場人物が答えるレス』!」
79「狂おしいほど紅鮭弁当」
ハロ「そうですね。ゲストは理緒」
理「そのコメントはあってるのかしら?」
(´・ω・)つ[]<俺の中で毒男と蕪雲が地味に株上げてるwww
理「確かに地味ね」
ハロ「何故か人気なんだよなこいつら」
蕪「変態よかよっぽどマシだお」
つ[]<ジ・アビスやれ、いいから
79「んな時間・・・無ぇんだよろろろっぼしゃあ!!
理「言い訳がましいですわ」
つ[]<そろそろS気のある男キャラが欲しいぜぇ!
79「そのせいで人間関係こじれて話が暗くなる虞。それこそパロって書けばいいじゃない」
理「あとくされの無いようにして欲しいですわ79は」
つ[]<バンプが好きじゃない俺はどうすれば…
79「はぴでい○でもきけばいいとおもうよ」
蕪「音符しか隠れてない件wwww」
つ[]ツンを書いて2桁に到達するのはいつですか?
79「リクあればすぐにでも」
ハロ「今週微妙に無かったんだよな」
79「ああ。今週ウィッシュにしよかと思ったんだけど時期が悪くて」
理「時期が関係あるんですの?」
つ[]<由梨もSだったとは
79「由梨はMじゃね?」
ハロ「なぜそれを俺に聞く。そんな事わかるわけないだろ」
蕪「果たして」
79「ちなみに、ルートに捕らわれない質問コーナーでは全ルートを通ってきている設定だ」
理「へぇ・・・」
ハロ「莫迦なァァぁーッ!!!111!!」
くぁwせdrftgyふじこlp;
蕪「最近こんなんばっかだお」
今週一番レス多かったな。更新してビビった
さて、その分投稿が遅れるぞー!やっほー!
理緒の言葉遣いの使い分けに気付けるやつはマジ天才
あー五時まで何しよう
職人さんたち集ってくれてサンクス
ロボ氏GOD BOB!、いいもの見せて貰いましたよぉぉ!
久々に元来のツンデレを見た気がする。
是非、また来て下さいな
連投ktkr!
79氏もGJ!
まだ読んでないけど先に言っておく俺カメムシ
ところで、さっきのGOD BOBはGOD JOBの誤りです。お詫びと訂正を申し上げます
(´・ω・)神ボブ…
スレ見てみたら皆様GODBOBでございます
>>555 かっこいいなwそれ
あと葉書を
[]<ツンと二人で温泉旅マダー?
>>555 いいですね。ゲームボーイっぽい感じがします
書き手の皆様乙ですた。
ニラ茶どうぞ
つ且且且且且且
79氏へ
この度は誠に投下ありがとうございます。
毎週、エロい話を心より楽しみにしております。
この度も、あなたのお話を読ませていただきました。
とても心温まるお話でこざいました。
また来週も、よろしくお願いします。
(´・ω・)何コレ↑
(´・ω・)つ[]<(´・ω・)つ[]<(´・ω・)[]<毒と蕪の二人だけの温泉旅行マダー?
さて、速さが足りないわけだが
誰(ryなんてやらなければよかったと公開、いや後悔
鶴亀の人へ
欝入りって大好き
ツンデレの本質を持ってるからね
もう少し下げてもいい感じ?いや、GJですよ
79死へ
久々に日常パートに79節が炸裂したと想フ声
劇的に笑った、主にムスカでツン分の増量を要求
つ[]<ツン分の増量を要求
そろそろ書くか
新しいのを書くネタがないから昔書いた奴をエロテイスツに仕上げるか
自分がヤポンスキかどうか怪しくなるような文章だな、オレ
結局書き下ろしちまった
―朝
それは一日の始まり、人によっては終わりでもあるが。
残念ながらしがない学生の身分である俺には前者なわけで、どちらかといえば憂欝である。メランコリー、オブ俺。
さて、現実逃避に終止符を打つべく夢の世界へ……現実逃避の反対だから仮想逃避とでも言うべきか?
ちなみに仮想現実とはお馴染みのバーチャルリアリティのコトだが、現実と仮想現実の差を語る時に重要なのが人の意識である。
究極的に言えば、人の意識がどこにあるかで、現実と仮想現実は等しくなるのだ。2010年ぐらいになればきっとリアルとネットを混同する人間が溢れかえるだろう
――昨日までやってたゲームがそんな話だった。
頭の片隅で電波を飛ばしながら『その時』を待つ。二度寝などしようものなら、そのまま現実に帰還できない恐れがあるからな
…3…2…1…キタ!!
まずベッドから上半身を起こす。付け加えるなら、物凄い速さで。
一秒とたたずに俺の頭があったところに水ダンベル(500g)が落下してくる。
間髪入れずベッドから跳ね跳ぶび、ベッドスレスレの所を風を切る音を立てて振るわれる鞭を躱す。
!! 着地位置に足ツボマットがひかれてるのを確認、気合いで体を捻り、無事着t
パカ!
着地位置の床が開く
落ちている間に考えたのは、古いなぁってコトと、改造にいくらかかったのかなぁってコトだ。
『おはよう、今日もいい天気ね』
目の前におわす御仁は何を隠そう俺の実の姉であり、名を翠と畏怖、いや言う
『…おはよう姉さん、全身が痛いです』
姉さんがいると言うことは、ここは台所か。
『落し穴とは古風だね…』
『蒼ちゃんもいつものじゃ飽きちゃったでしょ?可愛い弟へのサービスよ♪』
死のサービスとは恐れ入る。キッチンには何故かたくさんひもが垂れ下がっており、定時に姉さんがコレを引くと罠が発動するシステムだ。
『起こしに行くのが面倒臭い』
それだけの理由で罠を設置し、
『悲鳴をあげる蒼ちゃんが可愛い』
と言う理由で強化されつづけ今に至る。
訳あって二人暮しの今、彼女を止めるものはなく、訳あって金はたくさんあると言う状況
戦わなければ生き残れないと誰かが言ったが、まさにExactlyだ
どうでもいいが、そのとおりだを変換したらいきなりExactlyだが出て少しびっくりした
ピンポーン
着替えをし、飯を食ったところで迎えがきた
姉さんももう出るようで、ドアを開けると『そいつ』と一言二言話して行ってしまった
『おはよう紅葉、今日も可愛いね』
紅葉、もみじである。くれはではない。
『その戯言も毎日聞くと殴る気も失せるわね』
『まぁ、閃光の左ボディが俺の肝臓を捕えて離さないわけだが』
玄関で崩れ落ちる俺
『バカなことやってると置いてくわよ』
と言って先に行ってしまう紅葉
とりあえず鞄を拾って戸締まりを確認し、彼女を追った
紅葉は隣に住む幼なじみだ。ありがちだが有り得ない設定である。
親同士が戦友だか強敵だかと書いて『とも』と読む間柄らしく、俺たちも仲が良かった。
アイツはスタートからして素直じゃなかったが、紆余曲折(と言うのも生温い)一週間前ようやく結ばれた
はずなんだが、行為をいたした次の日もその前となんら変わらぬ態度を取り続ける彼女に少々困惑気味である、とゆーのが現状である
我が親友いわく
『よっぽどヘタクソだったんだね』
見事に友達甲斐の無い奴だ
『で、だ。この現状を打開すべく君に相談を持ちかけたい』
『はぁ…』
放課後、クラス委員であり、紅葉の親友であるいいんちょに話を聞いてみた。ちなみに委員長ではなくいいんちょ。
『紅葉のヤツ、何か言ってなかった?』
『いえ…特には…。いつも通り嬉しそうに川合君の悪口を言ってるぐらいしか…』
言い忘れたが、俺の名前は川合 蒼。かわい あおい。語呂が悪いのはコンプレックスの一つだ。
今かわいそうって言ったヤツ、必ず殺すと書いて必殺。
『あ…でも時々寂しそうな顔してたような…。気になったけどすぐ忘れちゃってました』
言い換えれば特に興味が無かったんだな。天然毒舌の使い手め…
『でも、私なんかに相談するより川合君が直接紅葉と話したほうがいいと思う。最近ろくに話してないんじゃないですか?』
『む…』
確かに毎朝顔を会わせるが会話と言うほどのコンバスエーションは持ってないな。姉さんが邪魔な圧力かけてるせいな気もするが
『では、頑張ってください♪』
『とは言われたもののどうすればいいのやら…』
朝のメランコリーが復活したかのように沈んだ気分で玄関の扉を開ける。
ん? 見慣れない、でも見覚えある靴が…って
『紅葉のじゃん…』
蒼の憂欝レベルが上がった!
紅葉は俺の部屋のベッドに腰掛けていた。
『よ、よう。何してんだよ?』
『………』
ちょっとイラっときたせいか覚悟も半端なまま聞いてしまった
『なんだよ、俺がなんかしたか?何が気に食わないんだよ?』
ドガン!!
俺の、後ろの、壁に、ダンベルが、刺さってマス
『……何よ』
『私を避けてたのはアンタじゃない……私は普段どおりにしよう頑張ったのに……』
『好きだって言ったクセに!一回抱いたらもう興味無いって!?確かに私は粗忽で乱暴で魅力なんか欠片もないけど!けど!こんなに…蒼が……す…す……す……』
真っ赤になってしぼんでく紅葉を見て少し余裕を取り戻した
『…何言ってんだよ、紅葉全部が好きなんだって…言ったろ?』
『だったら!!…だったらなんで…あれから何もしないのよ…』
『へ?』
『へ?じゃないわよ!あれから一週間も経つのにその間恋人らしいことなんて何もしてないじゃない!!』『待て、それには反論がある』
『…何よ』
『だってお前、普通すぎたんだもん。少しは変化があるかと思ったのに、朝の挨拶ですぐに右ストレートだったじゃないか』
『…だって…恥ずかしかったんだもん…』
『いつも通りの反応過ぎてでいっそこっちが戸惑ったよ』
『仕方ないでしょ!う、嬉しいけど体が勝手に動くんだから!!』
『だいたい恋人らしくって、今までずーっと一緒だったんだから何か大きく変える必要もないだろ』
ずーっと一緒のフレーズに何故か反応する紅葉
『ま、なんにせよ、紅葉に嫌われてなくて良かったよ』
涙を目にためた笑顔で
『ばかね、私がアンタを嫌いになるはず無いじゃない』
『ムードの欠片もないわね…』
『自分が欲求不満だって言ったんだろ、それともやめるか?』
『……ばか』
スカートの中に手を入れ、パンツの上から秘所を撫でる。
『ひゃ…』
『まだ何もしてないのに濡れてるとはどういう料簡だ?』
『んっ…さっき抱き締められたときに…っ言わすなぁ!』
二回目だし、まだ濡らしたほうがいいよな
パンツを脱がし(片足にかけるのは常識)スカートに顔を突っ込む
『ちょ、なにやっ、ふぁっあっ!どこ舐めっ…んぅ!』
正直そんなに知識が有るわけじゃないから適当に舐めるしかない
『いいか?』
『聞くな…ばか…』
顔を両手でか隠す彼女を本当に愛しいと感じた
『早いよ、ばーか』
『面目無い』
さすがに前童貞の分際でイカせることなどできず、我慢などできず
『ま、少しは気持ち良かったからいーけど』
『それはそれとして、お前もう少し胸は大きくグェッ!!』
めり込む拳
『次回に期待ってとこかな♪』
その日の夕食
『蒼ちゃん、このテープ何だと思う?』
『そんなのわかる訳……ハッ!』
『なんと、蒼ちゃんの部屋に設置してあった隠しカメラの映像で〜す♪』
『ガタガタブルブル』
『夕食はコレをみながらゆっくりお話ししましょうか、蒼ちゃん♪』
続くかも
さすがは誤字脱字キングと言ったところか
脳内補完を随所に適用してください
夏だね
568 :
リアルの人:2006/08/14(月) 09:18:35 ID:4drILVr5
GJだね
続きを激しく期待
俺は姉ちゃんに萌えたぜ
何気にヒドイのな、姉ちゃん
569 :
リアルの人:2006/08/14(月) 09:23:46 ID:4drILVr5
570 :
リアルの人:2006/08/14(月) 09:25:01 ID:4drILVr5
これでも見れないようなので
このアドレスをコピーして検索したらいいと思われます
重ね重ね連投すみません
かさまつは…
573 :
リアルの人:2006/08/14(月) 17:28:37 ID:4drILVr5
さて、今日も投下しますか
容量が少ないのは仕様です(私用でもありますが
では次からどうぞ
574 :
リアルの人:2006/08/14(月) 17:29:56 ID:4drILVr5
で、ホームルームも終わり放課後か、偉く早いな
仕様だと思ってあきらめてくれれば嬉しい
さて、俺はテニス部だ、もちろんテニスのコートへ練習しに行く
我が学校――こと私立蒼冷学園は無駄に金がある
大方こ学校の卒業生が金持ちになって
「今の私があるのはこの学校のおかげだ」
なんて言って寄付をしているのだろう
もしくは私立だからこそのなせる業か…
まぁそんな理由だろうがテニスコートが30個もある
特にテニスが強くも無いこの学校でだ
全国へ何人も出している水泳では室内、屋外が二つ
さらに室内は両方温水の仕組みだ、羨ましい限りだ
羨ましがってる間に俺は部室に入る
部室も部室で色々と凄いのだが敢て描写は書かない
理由は簡単だ、めんどくさいからだ
それ以上でも以下でもない
そして俺は練習着に着替え終わる
外に出ると綾女が居た
「早くしなさいよ、そろそろ練習が始まるわよ」
「分かってる」
「じゃあ早く行きなさい」
俺は承知してテニスコートへ向かった
575 :
黒き色彩:2006/08/14(月) 17:30:30 ID:4drILVr5
名前変え忘れてた
「遅かったな、もうすぐで始まるぞ
残念だ、遅れたらこの馬鹿でかいテニスコート30面を5週だからな」
ニヤニヤしながら桜が言う
とりあえずキモイ
「で、練習始めるぞ…何だ、監督は来てないのか」
監督が居なくても練習を始めるのが俺等だ
それに監督はたまにサボる事がある
受け持ってんだからちゃんと仕事をして欲しいものだ
「で、今日は何の練習からしようか?どれがいい?悠沙」
「ボレーの練習を手伝ってくれないか?」
準備体操をしないのは仕様だ
めんどくさい
「分かった、ボレーだな」
「本気で来い」
俺が言うと桜は本気で打ってくる
とりあえず慣れているとは言え恐い
が、これ位ならばかろうじてボレーできる
たまにビビってたらテニスは出来ん
「さっすが悠沙、簡単に返してくるな
そこに痺れる憧れる」
一つ言おう、俺はJOJOは余り知らん
そのままボレーの練習1時間
「そろそろ休息に入ろうか」
「さすが悠沙だねぇ俺の考えていた事がよく分かる、偉い!」
何が「偉い!」だ、お前に誉められてもキモイ以外の何者でもない
「はい、スポーツドリンク早く飲みなさいよついでに桜君も」
綾女、もう少し可愛げのある言い方をしてくれ
そんな言い方じゃ萌えん
「俺はついでですか?orz」
「あ…ごめんね、つい本音が出ちゃった」
「本音かよ」
思わず突っ込みを入れてみる
576 :
黒き色彩:2006/08/14(月) 17:31:15 ID:4drILVr5
で、練習の再開だ
「次は何の練習をするんだ?」
「スマッシュ」
「後衛の練習が無しですか?」
「無しだ」
「そんな、酷い」
「気にするな」
「まぁたまには無くても良いか」
切り替えが早いな
まぁそれもそれで都合が良いから良いのだが
で、スマッシュの練習だ
桜がボールを打ち上げる、それを俺が打ち返すという単純作業だ
「ブベラ」
「グエ」
「ブハッ」
この声は俺の放ったスマッシュが桜に当たっている声だ
可愛そうに再起不能寸前だ
「ギ…ギブアップ」
ついには降参だよ
「しょうがないあと一回当てたら終了にしよう」
その日はテニス部から断末魔の叫びが聞こえたらしい
まぁ俺には関係のないことだと思っておこう
うんきっと俺には関係ないよ、気にしない
577 :
リアルの人:2006/08/14(月) 17:33:40 ID:4drILVr5
以上です、今後も頑張りたいで、批評をどうかお願いします
あと、応援してくれた方、励みになりました、ありがとうございます
なんというか、縦長いなwww
一気に何作も投下されているからな
>>577 GJ
>>566 GOD BOB.
どうして姉ってこんなんばっかしなんだろ。
>>577 GOD BOY.
コミカライズは佐藤ショウジで。
>>553 つ[]<毒男と蕪雲の株が急上昇www
>>536 ちょwロボ氏ktkrwwwwwww
さすがです。むこうでも待ってますよ。
>>553 つ ゴジラ松井サブレ つまらないものですが地元のお土産でございます
>>566 ツンデレに囲まれた生活(*´Д`)ハァハァ
>>566 翠(みどりでしたよね?)姉さんは昔の本スレで連載したときもいましたよね?
たぶん同じ人かと…
ぜひ続けてください
>>それこそパロって書けばいいじゃない
この一言が俺を奮い立たせた。
試しに79氏の書き方パクって書いてみた。
俺は諏訪秋斗(すわあきと 以下アキ)。
まぁ何処にでも居そうな、しがない高校生でして。
高校生っつーからには高校に通っている訳だ。
そしてここがその高校、熾惺学院。
え?どっかで聞いたような名前だって?
気のせいだって。
アキ「高校の名前なんて、似たり寄ったりだからな」
ソウ「ん?何か言ったか?」
アキ「あぁいや、何でもねぇわ」
で、こいつが親友こと武本荘一(たけもとそういち 以下ソウ)。
アキ「にしても暑いな、灼熱って感じがしないか?」
ソウ「灼熱ってか煉獄だよな」
アキ「いや、煉獄っつうか業火だよな」
ソウ「業火は業火でも終末の業火だよな」
ナツ「あーもぅ!只でさえ暑いのに何で火の話題何てしてるのよ!」
おっと、出ました。
これが俺の幼馴染こと七原夏輝(ななはらなつき 以下ナツ)。
アキ「聞きたくないなら聞かなければいいじゃないか」
ナツ「キミとの席が近いお陰で嫌でも聞こえるのよ!」
アキ「そんなのお前、知ったこっちゃ無いですよ。なぁ?ソウ」
ソウ「痴話喧嘩を俺に振るなよ」
ナツ「ち、ちがっ・・・!痴話喧嘩なんかじゃないわよ!///」
アキ「だそうだ、以後は間違えるなよ?」
ソウ「了解した。では夫婦喧嘩と訂正する」
アキ「ちょwwwww」
ナツ「訂正どころか悪化してるじゃない!」
キーンコーンカーンコーン
アキ「ほら。くだらねぇやり取りなんかしてる間に、貴重な休み時間が終わったぞ」
ナツ「キミがくだらなくしてたんでしょ!」
ソウ「・・・割り込んどいてよく言うよ」
ナツ「ソウ、何か言った?」
うわー、すっげぇ鋭い睨み。
ソウ「イエ、ナンデモナイデス」
ナツ「よろしい」
ガラガラと、教室の扉が開く音がする。
東「授業を始めるぞ。皆の者、席に着けー」
ありゃ、泉先生だ。
次は古典だったか・・・。
俺らはそれぞれの席に着くと、教科書やらノートやらを取り出した。
まぁ、俺にとっちゃ昼寝を隠すカモフラージュにしか過ぎない訳で。
東「それでは始める。尚、今日の内容は後の試験に出題するぞ。各自心してかかるがよい」
うはwwwww寝れねぇwwwww
キーンコーンカーンコーン
だぁ終わった・・・。
ノートだけは撮っておいて正解だな。
全然わかんねぇわ。
ソウ「さて、昼飯だな」
アキ「ああ、中庭行くか」
弁当の入ったコンビニ袋を持って、中庭に向かう事にした。
教室を出て、廊下をあるってた時。
アキ「うおっと」
??「きゃ!?」
いきなり隣の教室の扉が開いて、誰か俺に突っ込んできた。
ありがちな・・・。
アキ「悪りぃ、平気?」
??「あ・・・うん、大丈夫」
アキ「あれ、何だツンか。謝って損した」
ぶつかって来たのは隣のクラスの月岡だった。
前に江口と同じクラスになった時、知り合ったんだよな。
ツン「何よ、謝って損したっていうのは。私じゃなかったら損しなかったの?」
アキ「ん、まぁなんだ。ハロと飯か?」
ツン「ちょっと!話をはぐらかさないでよ!」
ソウ「そういやハロどした?」
ツン「え・・・?購買行くとか何とか・・・」
ソウ「そっか。あいつに金貸してんだけど中々返さなくってな」
ツン「そうなの?あの馬鹿すぐ忘れるからなぁ・・・」
アキ「おい、中庭行こーぜ。腹減ってきた」
ソウ「あぁ、じゃーなツン」
ツン「う、うん・・・」
俺らは突っ立ったまんまのツンを置いて中庭に急いだ。
アキ「途中から話すりかえられてるのに気づかないなんてなぁ」
ソウ「あんまからかうなよ。フォロー入れる身にもなってみろ」
アキ「毎度どうも」
そうこうしてる内に中庭だ。
適当なベンチを選んで座る。
昼飯時だけあって流石に人が居るな。
飯食ってる奴。飯食ってる奴。飯食ってる奴。
俺らも辺りに習って、袋から弁当を取り出して食う。
アキ「そーいやお前ギタドラの調子は?」
ソウ「そこそこ。お前こそどうよ?」
アキ「努力はしてる。実るかどうかは神のみぞ知る」
食いながら他愛の無いゲームの話。
いつもの日常だ。
俺の予想が当たれば、ここらでご登場だな。
ナツ「あーいたいた」
アキ「やっぱり」
手に弁当を持ったナツが来た。
文句言ってる割には何度もここに来るこいつ。
ナツ「何がやっぱり?」
アキ「やっぱり?さっぱりの聞き間違いじゃないか?
さっきの授業の内容どうだったってソウに聞かれたさっぱりって言ったんだ」
ナツ「ふーん、アキ馬鹿だもんね〜」
けっ、ちっと頭が良いからって人を見下しやがって。
だが、お前は今まさに騙されたところなんだよ!
それにすら気づかないお前は敗者だ。
哀れすぎて笑いが込み上げて来る。
くっくっく、ふっはっはっはっは!
アキ「ごほ!げほげっほ!」
ソウ「ん、どした?」
アキ「米が・・・詰った・・・げほっ!」
ナツ「慌てて食べるからそうなるのよ」
いつの間にかベンチに座って弁当を食べているナツ。
アキ「みz・・・!水くれ・・・!」
生憎俺は飲み物を買っていない。
視界に入った飲み物は2つ。
コーヒーかオレンジジュース。
どうする!?俺!
コーヒー
[アオレンジジュース
気合で飲み込む
俺は目の前のオレンジジュースを掴むと、光速で口に含む。
ナツ「あ・・・!ちょ・・・!」
ナツが何か言おうとしたが、気にしない。
アキ「あぁー・・・苦しかった」
ソウ「目が真っ赤だぞwww死にかけたか?www」
アキ「DEAD or ALIVEの選択が頭を過ぎった」
ナツ「何勝手に人のジュース飲んでるのよ!」
アキ「いいじゃんか。減るもんじゃあるまいし」
ナツ「減ってるじゃない!こんなに!」
俺の手からジュースを奪い取るナツ。
そして残量を確かめるように振る。
ソウ「まぁまぁ、アキも死に掛けてたんだから」
ナツ「うー・・・まぁ買って返してもらえばいいけどさ」
アキ「はいはい。後でな」
俺は残った弁当をさっと食い終える。
そして俺はナツがオレンジジュースを飲んだ瞬間を見逃さなかった。
アキ「それってさ、間接キスだよな」
ナツ「っ!?」
吹きそうになるのを何とか堪えるナツ。
ナツ「な・・・!な・・っ・・!///」
顔を真っ赤にして口をパクパクさせる。
ソウ「お前・・・狙ったのか?」
アキ「まさか、純粋に思っただけだ」
ソウ「・・・まぁそういう事にしとこう」
ナツ「バカ秋斗ーーー!」
アキ「ごふ!」
ハートブレイクショットが俺の胸を貫く。
刹那、俺の時が止まった。
ナツ「もぅ知らないんだから!」
もんどりを打ってる俺の事なんか無視してナツが駆けって行く。
もう駄目だ・・・視界が暗くなっていく。
やっぱ・・・コーヒー・・・飲んどきゃよか・・・t・・・。
ソウ「しっかりしろ」
倒れてる俺を足で突っつくソウ。
普通手で揺するよな。
アキ「どうやら死の選択を選んだようだ」
ゆっくり立ち上がる俺。
ソウ「そうでもなさそうだぞ」
アキ「え?」
ソウ「いや・・・そろそろ教室帰ろーぜ」
アキ「そうだな・・・アイテテテ」
教室に戻るととりあえずナツのところに行く。
アキ「お前、もうちょっとで命の火が消える所だったぞ!」
ナツ「消えちゃえば良かったのに・・・」
サラッと言ってくれるな。
アキ「大体あんなストレート何処で覚えたんだよ・・・お前本当に生徒会長か?」
ナツ「さっきのはキミが悪いでしょ!あんな事言うなんて!///」
アキ「それほど嫌だったか?」
ナツ「そ、それは・・・」
アキ「それほど嫌なら仕方ないな、ごめん。俺が悪かった」
ナツ「そ、そんなに嫌じゃない・・・(ボソッ」
アキ「え?何か言った?」
ナツ「っ!なんでもない!///」
本当、からかう甲斐があるなこいつ。
ソウ「いちゃつくのはその辺にしてだな」
おっと、忘れかけていた存在。
ナツ「別にいちゃついてなんか・・・」
ソウ「次、移動教室だぞ」
アキ・ナツ『あ・・・・』
教室は俺等3人だけだった。
放課後。
普段ならソウと帰るんだが奴はバイト先に寄ってぐらしく、先に帰った。
そんで俺はナツと帰る為、ナツが残ってる生徒会室に居る。
何でも次の体育祭の事について何やらまとめているご様子で。
携帯で時間を見る。
もう5時半か・・・。
教室も俺とナツだけになっちまった。
アキ「がんばるねぇ、生徒会長さんは」
ナツ「まぁね、やらなきゃ終わらないもん」
アキ「ふーん・・・」
窓から外を見ると、夕日が黄金色に輝いてる。
外で部活をやってる奴らの気が知れねぇな、この暑いのに。
再びナツを見る。
こいつたまーにメガネかけるんだよな。
本読むときとか、文字書くときとか。
アキ「なぁ」
ナツ「ん?」
アキ「お前さ、胸小っせぇよな」
ナツ「き、キミねぇ・・・!そういう所しか見てないの!?」
アキ「ごめん、俺正直なんだ」
ナツ「普通思っても口に出さないわよ!」
アキ「うーん、・・・Bぐらい?」
ナツ「話し聞いてたの!?それにそんなに小っちゃくないわよ!」
アキ「嘘だろ?そのサイズはBだろ、まぁ触れば解るけどwwwww」
昼間はストレートだったから今度はフックか?
俺は来るべき攻撃に備えて、防御を取る。
・・・・・・・・あれ?
ナツ「じ、じゃぁ・・・さ、触ってみる?///」
アキ「へ?」
な、なんですと!?
まて、これは孔明の罠だ。
こいつに限ってそれは無いから。
アキ「ま、マジで?」
ナツ「・・・・」
ナツは俯いたまま、ほんの僅か頷いた。
俺は恐る恐るナツの膨らみに手を伸ばす。
ナツ「ぁ・・・」
手が触れるか、触れないかって所でナツが小さく声をあげた。
そして、ゆっくりと胸を手で覆う。
確かに、小さいけどBじゃないな・・・Cか?
こいつ、顔が真っ赤なのは恥ずかしいだけじゃないよな?
試しに胸を揉んでみる。
ナツ「ん・・・」
やっぱし。
今ので確信した。
今度は両手で胸を揉む。
ナツ「んん・・・///も、もぅ十分でしょ!?」
アキ「んー、やっぱBだなこれは」
ナツ「違うっていって・・・んぅ!///」
文句を遮る様にナツの唇を塞ぐ。
一瞬ビクっと体を強張らせたが、すぐにそれを解いた。
ゆっくり舌をナツの口内に入れる。
ナツ「ん・・・んむ・・・っ!///」
口内を愉しんでいる間にも、胸を制服の上から揉む。
俺はナツのブラウスのボタンを外して、今度は直接胸に触る。
ナツ「っ!!ぷぁ!ち、ちょっと・・・!」
唇を離すとすぐ何か言おうとするナツ。
アキ「あーこれは確かに・・・C位あるな。あれ?乳首立ってない?」
ナツ「な!そんな訳・・・んっ!」
否定の声を上げそうになるが、乳首を優しく転がすと何も言わなくなった。
アキ「感じてんの?調べてるだけなのに?」
ナツ「ち・・・ちがっ!ふ・・・・ぅ・・・!///」
またと無い機会だ。
存分に愉しませて頂きますよっと。
ナツ「!?そこは関係な・・・!」
アキ「まぁまぁ、堅い事言わずに」
俺はスカートの中に手を入れると、下着の上から秘所をなぞる。
ナツ「っつ!だ、駄目・・っ!///」
なぞる度に、ナツの体がびく、びくと震える。
これだけ濡れてりゃ・・・。
ナツ「やっ!?」
下着に手をかけて脱がそうとするが、流石にそれは拒む。
ナツ「そ、それだけはだめ・・・」
俺は一度体を離し、ナツの目を見る。
アキ「ナツ、俺はお前のことが好きだ」
ナツ「ぇ・・・?ほ、本当?」
アキ「あぁ、お前はどうだ?」
ナツ「・・・私も・・・アキが好き・・・///」
顔を更に真っ赤にさせて、レンズ越しに潤んだ瞳が俺を上目で見る。
あー駄目だ、我慢できん。
もっともするつもりは無いがな!
ナツ「あ・・・!///」
アキ「悪りぃ、もう我慢できそうにねぇわ」
俺は下着を下にずらすと、自分のモノを取り出してナツの秘所につける。
ナツ「こ、これアキの・・・?///」
はじめて見るのか、新鮮なリアクションだ。
アキ「あぁ、はじめて見るのか?」
ナツ「小さい頃・・・一緒にお風呂入った時に・・・」
アキ「お前・・・それガキん時じゃんか」
ナツ「だから小さい時って言ってるでしょ!?」
アキ「解った解った・・・で、いいか?」
自分のモノを擦り付けるように動く。
ナツ「っ・・・!///」
小さくだが、確かにコクンと頷いた。
アキ「ゆっくり入れるぞ・・・」
言葉通り、ゆっくりと沈めていく。
ナツ「ゃ・・・う・・・くぅ・・・!」
さっきとは違って苦しそうな声。
いや、実際痛いんだろうな。
アキ「やっぱ初めてか・・・」
ナツ「くぅ・・・い・・・う・・・なぁ!」
アキ「ん・・・全部入ったぞ」
俺は自分のモノが納まりきった事を確認すると、動きを止める。
ナツ「は・・・ぁ・・・ふぅ・・・」
ナツはいつの間にか俺の背中に手を回して、ぎゅっと抱きしめていた。
爪が食い込んで痛いが、ナツの痛みに比べれば大した事ないだろう。
ナツ「はぁ・・・いいよ、動いて」
アキ「解った」
ゆっくりと、俺は腰を動かす。
ナツ「くぅ・・・うぅ・・・んぅ!」
まだ苦しそうだが、声に艶が出てきた。
アキ「ちょっと、速めるぞ」
ナツ「んぅ!?はぅ・・・あぅ・・・!///」
開いた手で胸を揉むと、それなりに感じてるようだ。
アキ「へぇ・・・初めてなのに感じるのか。感度いいな」
ナツ「あふぅ・・・んっ・・・んん!///」
それを繰り返していくと、俺にも限界が訪れ始めた。
アキ「そろそろ・・・激しくするぞ」
ナツ「んぅ!あぅ!はぁ!///」
腰の動きに合わせて、ナツが喘ぐ。
アキ「・・・っく!」
ナツ「うぁ!?あはぁ!!///」
俺はナツの中からモノを引き抜くと、ナツに向かって射精した。
アキ「・・・ふぅ」
ナツ「あぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
ナツ「うー・・・染み着いてそう・・・」
ナツは制服に付いた精液を何度もティッシュで拭いた。
アキ「大丈夫だって、洗えば落ちる。」
ナツ「洗うって言ってもクリーニングだよ?」
アキ「もうあらかた落ちただろ。そろそろ暗くなるから帰ろうぜ」
ナツ「あんまり進まなかったなぁ・・・。原稿」
アキ「まぁ明日でもいいじゃん」
俺たちは荷物をさっと片付けると、教室から出た。
アキ「ん?あれ・・・?」
今、誰か走ってったな。
ナツ「え?どうかした?」
覗かれてたのか?でも今の後姿は・・・まぁいいか。
アキ「いや、何でもねぇわ」
ナツ「もぅー!すぐそうやって隠すんだから!」
アキ「あー腹減ったな・・・。」
ナツ「ちょっとー!聞いてるの!?」
学校から出ると空は薄暗く、辺りを夕闇が包み始めていた。
以上!
小説ムズイヨー
誤字脱字変な所は脳内変換ヨロシクですorz
厳しく評価すると
79氏のキャラが多少壊れてる感がある
アキレス腱の痛みがひどいんだけど、湿布で貼ったらひくかな?
本物の台詞を吟味して、もう一度チャレンジしてほしい
あと、呼称は キミ より あんた だな
三行目は無視して
>>592 GJ!
>>593 >あと、呼称は キミ より あんた だな
わざとキミにしたんじゃね?
三行目が気になって仕方ない
つ[]ふとももが痛いんだけど湿布貼るのとウィッシュに頼むのはどちらが効くのか
598 :
592:2006/08/17(木) 23:54:27 ID:SJq4no6s
感想くれた人dクス!
>>593 79氏のキャラの特性は掴んでるんだが上手く現せん・・・
つか俺も三行目が気になるw
呼称がキミなのは俺の好み
吟味出来るかどうか解らんがめっちゃスローペースで続けてみようと思う
79氏どうなったんだろ?
どうにもなってないだろ
ドラクエ板の「マリベルスレ」から飛んできました。
SSを書いたんで貼ろうとしたのですがちょっと内容的にマズいので
こっちに貼らせて貰っていいですか?
もちろんツンデレ物です。
悪いこと言わないから、冬に会おう。
それまで戻ってくるな。part2
ドラクエだったら専用スレがあるんだから
そっち行けば?
エロパロだから趣旨に反しては居ないけど
個人的には・・・
そういえば版権モノがどうこうとか書いてないよな、ここ
個人的には極力版権は避けて欲しいけど・・・
607 :
602:2006/08/21(月) 00:31:00 ID:xLsBCJXl
あっ、すみません。
ドラクエの官能小説スレ見つけました。
あっちに移動しますね。失礼しました。
スンスンスーン ハッ! スンスンスーン ウェーイ! ズンベズンベズンズンズンベ
って懐かしいな・・・
>554
神ボブ…
>557
つ且 冷めてるぜ
>558
自己レスカコ(゚∀゚)イイ!!
>559
79的嬉しいコメントの嬉しさベスト3
泣いた>笑った>漏らした
>559氏(題無しさん@ピンキー)
GJ
>めり込む拳
>めり込む拳
>めり込む拳
「。」くらいつけろバーローwwwここ不覚ww
>567
夏なんて大ッキライ!
>リアルの人氏(黒き色彩)
GJ
ところで
巫女さんは書かないのかい
>581
つ ゴジラ松井サブレ 松井がメジャーいってから巨人は・・・
>583氏
GJ
『熾惺学院』のパロって言うより『Le souhait』のパロのほうが適
なんだか賑やかでいいですわ昔を思い出すわほんまに
キャラそんなに壊れてないと思いますよ破損率は21.87%くらいかと
>602
(´・ω・)・・・
ユリ「・・・ちゃん、おにいちゃん!」
ハロ「え?」
ユリ「『え?』じゃないでしょ?」
ハロ「ああ、勉強教えてたんだっけ」
ユリ「そんな事まで忘れないでよ」
呆れる由梨。
ハロ「で、何かわからないところでもあったか?」
ユリ「んとね、大したことじゃないんだけどね・・・」
日本史の資料集の一節を俺に指差して見せた。
ユリ「『若年寄』って若いの?」
ハロ「・・・は?」
呆れる俺。
ハロ「そんなの役職の名前なんだから、若いのも居るだろ?『年寄』ってのは老中の事だし」
ユリ「なんで『老』って着けるのかな?おじいさんでもないのに」
ハロ「って言うか、お前ヴァカだろ?」
ユリ「む。何が!」
ハロ「歴史なんて暗記なんだからそういうこと考えなくていいの。語呂合わせでもして」
ユリ「でも、こういう考えを巡らす姿勢は大切だと思うよ!」
ハロ「熾惺?」
ユリ「姿勢」
ハロ「『しせい』って繰り返して言ってみろ。十回くらい」
ユリ「?しせいしせいしせいしせいせー・・・おにいちゃんのバカ!///」
ちく
ハロ「いってえ!シャーペンで刺すな!」
ユリ「もういいもん!一人でやるから!おにいちゃんはあっち行って」
ハロ「はいはい・・・」
退去命令が出たので、由梨の部屋を出ようと振り返る。
ユリ「あ・・・」
ハロ「ん?」
ユリ「えと、・・・おやすみ」
ハロ「ああ、お休み。あまり根詰めないで早く寝ろよ」
ユリ「うん」
俺は由梨の部屋を出た。
俺の部屋はすぐ隣だ。
すぐ傍には俺の部屋のドアがあるが――
俺は暗い廊下に立ち尽くしていた。
窓から月光が差し込み、廊下を照らしている。
夏真っ盛りとは言え、今夜は涼しい。今日はよく眠れそうだ。
寝れば、明日になる。
だが今の俺には、今日が過ぎ去る事が無性に勿体無く感じられた。
だから、こうやって立ち尽くして暗闇を見つめる。今の状態を見つめている。
明日が来るのが嫌なのは、今が幸せだからなんだろうか?
最近、そういうことをよく考える。
・・・最近、気持ちの悪い夢を見てきたから。
まるで誰かに見せられてるかのような夢だ。
夢の続きなんて、そう見ることは無いだろう。なのに、何日にも渡って俺の夢は続いていた。
さながらデモンストレーションであるかのように俺に見せつける。
夢が現実に近付いているのがわかる。
夢の始まりは秋だったから。
ハロ「おはよう」
翌朝の登校中、俺はいつもの角でツンの姿を肉眼で補足、先手を打った。
ツン「おはよ」
ツンが挨拶を返す。
振り返るそのツインテールを束ねるリボンがいつもと違うのに気付いた。
しかし何となく受け流した。
ツン「珍しいわね。あんたから声掛けてくるなんて」
俺たちは歩き出す。
ハロ「そうか?」
ツン「だってあんた、最近いつもこの世の終わりみたいな顔してとぼとぼ歩いてきたじゃない」
ハロ「んな昔の俺みたいな事は・・・」
ツン「低気あ・・・低血圧だから、って言いわけするけど本当は」
ハロ「低気圧?」
ツン「うっさいわね!///話の途中よ!」
コホン、と咳払いするツン。
ツン「本当は、嫌な夢をずっと見てるんでしょ?」
ハロ「なんで知ってんだ!?」
ツン「自分で話してたけど・・・」
ハロ「なんてことだ・・・あまり余計な事をしゃべらぬよう、きちんと注意せねば」
ツン「今日は元気のようね」
ふ、と微笑するツン。
ハロ「?何だその草花を愛でるような母性に満ちた笑いは?」
ツン「私だって、あんたが落ち込んでる姿なんて見たくないから」
ハロ「そうか」
やけに素直に語るな。
きっと、それはもう地獄に片足突っ込んだような顔してたんだな、俺。
ハロ「朝から暑いな」
ツン「そうね。・・・さ、さっきのは別に・・・」
ハロ「ん?」
ツン「な、なんでもないわよ!」
そろそろリボンに気付いてあげようか。
ツン「でも、夢の話もちょっと聞いてみたかったかな」
ハロ「あんま面白くないぞ」
ツン「でも夢に私が出てくるんでしょ?」
ハロ「けっこうたくさん出てくるけどな」
ツン「そうだわ。そう言ってたわね」
やや落胆したようだ。
ハロ「ところでバイザウェイ、リボン変えたのか?」
ツン「よくわかったわね。鈍感なハロの事だから気付かれないうちに一日終わっちゃうんじゃないかと」
ハロ「そんなに前のリボンが汚くなったのか?」
ツン「違うわよ!気分を変えてみただけ!もう、せっかくいい感じだったのに台無しじゃない」
ハロ「謝ろう」
熱線放つ朝日の中を歩く。
ハロ「リボンを変えたから夢を見なかったんだろうか?」
ツン「ハロは関係無いじゃない」
ハロ「・・・だよな」
ツン「それにしても暑いわね・・・」
ハロ「だよな。脱ぐか」
ツン「嫌」
ハロ「俺も」
熾惺学院の空中庭園。
相変わらずクーラーが利いていて涼しい。
蕪「今すぐ五億円手に入るのとエロゲの主人公になれるのどっちがいいお?」
毒「五億円じゃ比べ物にならんな。よって後者」
蕪「漏れもフラグ立てられなくてバッド直行でも後者」
毒「そうなると曖昧だな。さして今と変わらん」
あいつら朝早いな。
ハロ「お前ら朝っぱらから何を時間の無駄遣いしてんだ」
蕪「平成の異端児キタ――(゚∀゚)――!!」
ハロ「誰が異端だww」
毒「エロゲの主人公張りに朝っぱらから女侍らしてるようなやつは異端」
ツン「あんたも彼女作ればいいじゃない」
それを簡単に言うなよツン。
蕪「ハロと漏れたちとは何か違うお。ヒエラルヒーが凄いお」
毒「『選択肢までスキップ』したら人生終わるもんな俺たち('A`)」
急に暗い雰囲気になったな。
し「楽しそうですね」
ハロ「あ、しのたん&由梨」
ユリ「何してたの?」
ハロ「いや、こいつらが五億円と――」
毒「五億円と愛する人、どちらを取るかと言う話です」
ツン「は?」
蕪「どっくんは『五億円じゃ比べ物にならんな。よって後者』と高らかに宣言したお」
何だこのチームワーク?いつの間に出来上がったんだ?
ユリ「へー・・・じゃあ毒男先輩の彼女さんは幸せ者ですね」
あ、毒男凍った。
こらこら、ツンもしのたも笑わない。
ユリ「え?私何か変な事言った?」
由梨がまごまごして言う。
し「くくっ・・・言ってないですよ全然」
ユリ「??」
由梨に悪気が無いのが厳しいな。
毒「マスター、会計を」
蕪「50ドルになりますお」
毒「高いな・・・酔いを醒ますには丁度いいぜ」
毒男はとぼとぼと去っていった。
ツン「なんだかかわいそうね」
ハロ「こうして毒男はまた一つ強くなっていくのでした」
ユリ「私のせいなの?」
し「まあ100%由梨ちゃんのせいですけど」
ユリ「やっぱり!?どうしよう謝らなきゃ!」
ハロ「あ、由梨!」
由梨は毒男の後を追って言った。
ハロ「これでフラグが立ちやしないかと兄」
蕪「無理だお」
し「蕪雲先輩、どっちの味方なんですか?」
全く、この集団と言うのはまとまりがあるんだか無いんだか・・・。
でもこんな日常もくだらないけどそれなりに楽しくて幸せだと思う。
・・・『日常』って、どこと比べた話なんだ?
馬鹿馬鹿しい。考えるのはやめだ。
×由梨は毒男の後を追って言った。
○由梨は毒男の後を追って行った。
すまそ
そう言いつつも、休み時間に考え事をしながら廊下をどことも言わず徘徊していた。
東「江口?」
ハロ「はい?」
あれ、振り返ったのに誰も居ない。
東「わざとらしく視線を明後日に向けるでない!」
視線を落とすと東雲てんてーが居た。
ハロ「すいません、ちょっと見えにくくて」
東「江口にとって私はその程度のものか?」
ハロ「ええ、まあ」
東「で、ここで何をしておるのじゃ」
ハロ「ここ、って?」
職員トイレの前のようだ。
東「鳩が豆鉄砲を食ったような顔しとるのう」
ハロ「すんません」
東「また考え事をしながら歩いておったのだろう」
ハロ「御言葉のとおりで」
てんてーが歩き出す。
東「何をしておるか、授業に間に合わぬぞ?さっさと来やれ」
と、扇子でちょいちょいと手(?)招きする。
ハロ「ああ、はい」
東「何か悩みでもあるんじゃろ?」
唐突にてんてーが尋ねてきた。
ハロ「悩みなんかなくても考え事しながら徘徊する癖があるんですよ」
東「そうか。それならば治さねばならぬのう」
ハロ「はい」
少しの間、沈黙があった。
東「遠慮しないで話せ」
ハロ「・・・・・・」
なんだか、今日はいやに積極的だな。
まあ今日は悪夢にうなされる事もなかったし、話してもいいか。
[アエロい話に持ち込んで逃げる
正直に夢のことを話す
あ、間違えた。ロード希望。
ハロ「いや俺の息子のかたt・・・いやあの」
東「なんじゃと?」
ハロ「今日は一段と暑いですね」
やばいどっちにしても中途半端。
東「ま、まあ無理に言わんでもいい」
うまく逃げ切れたようだ。
ほとんど言ってしまったような気がするけど。日本人なら推測できるレベルまで。
俺本当は形とかで悩んでませんからね?
しかし心なしかてんてーが頬を染めていたような。
ハロ「背が低いと大変でしょう、てんてー」
東「嘆いてもどうにもならんじゃろ?」
ハロ「アスファルトの照り返しとか凄くないですか?着物で登校して」
東「車で来るから問題無い」
ハロ「牛車じゃないんですか?」
東「そんなわけなかろう!私をなんだと思っておる!」
ハロ「てんてー」
昼休み。
俺は意味もなく図書館にやってきてカサブ夕を歌っていた。
最近意味の無い行動が多すぎるな、俺。
椅子を傾け、天井を見上げる。
しかしこの歌、THEサンクチュアリ百式-Ver2.01-部のテーマソングだけに俺たちにぴったりな歌だな。
なげやりに前向きにって感じが。
ドラムスが毒男だったよな。あいつ部員じゃないのによく手伝ってくれたよ。
あいついろんな技術はあるのにモテないんだな。
存在感さえあればモテると思うんだ。嫌われないタイプだし。
好かれもしないが。
ハロ「おぉとなに・・・」
チト「ハロ」
ハロ「何?」
チト「静かにしろ」
しまった ここはとしょかんだった!
ハロ「ごめん」
チト「暑くなってきたからって熱くなるなよ」
ハロ「おお、うまい!」
チト「うるさい・・・///」
満更でもなさそうじゃないか。
周りを見渡す。
勉強してるやつ、調べ物してるやつ、読書してるやつ・・・。
気付けば、俺の周りにはちゃんと時が流れている。
ハロ「なあ」
チト「どうした?」
ハロ「一日五時間寝てるやつと一日九時間寝てるやつじゃ、後者が損してるかな?」
チト「どうだろうな」
智途は本を置く。
チト「それこそ一概には言えないな。人とその状況によって価値が違うものだから」
チト&ハロ「お前はどうだ?」
何故か言葉が重なる。
面白くないような顔で睨みあう。
ハロ「俺は、起きていたい」
チト「私はどちらでも無いな・・・」
智途は本を起こし、再び読書を始めた。
時間って難しいな。
一秒って一体なんなんだろう。
セシウム133の基底状態の二超微細順位間の遷移によって発する光の振動周期の9192631770倍の時間?
・・・夢の中で時間を計ったことなんて無いよな。
要らないから。
真っ黒な、ドーム型の天井。
青白い人工的な光が辺りを照らしている。
無機質なその部屋に、二人の人物が居る。
?「そろそろ、ヤツを『あげる』のか?エルナ」
エルナと呼ばれた女性が答える。
エル「あなたも暇でしょう?ベルゼット」
ベル「暇だ。俺様すごく暇。さっさとはじめようぜ?」
エル「そのバイキン○ンみたいな下品な話し方、どうも聞き慣れないわ」
ベル「・・・お前は興味の無い男にはとことん冷たいのな」
エル「私は元々冷たいけど?」
ベル「うぜえ。んで、いつ『あげる』んだ?」
エル「次回よ」
ベル「『次回』?なんだそりゃ」
黒い台から飛び降りる。
エルナは引き出しから書類を一枚取り出し、ベルゼットに渡した。
ベル「・・・要するに、具体的な日にちは決まってないわけだ」
エル「でも、近い将来、って事」
ベル「くっだらねーオイ俺様はそんな事聞きにここに来たのかよ?」
エル「私にキレないでくれる?」
?「やれやれ、穏便じゃないわね」
暗闇の中、どこからか女性が現れた。
?「僕たちも混ぜてくれないかな?」
エル「帰れ乳牛」
ベル「帰れ抜作」
乳牛と呼ばれた女性は言う。
?「乳牛とは酷いなー。私にはリュシルって名前が」
?「へえ・・・ハルを『あげる』ことにしたんだね」
ベル「さすがルシフ。聞いちゃいねえ」
ルシ「さて、ハルの手札は何枚あるのかな?彼によって何枚のカードが切られるのか・・・楽しみだね」
リュ「ハルちゃんの人と人を結びつける能力って凄いのよね」
エル「それだけに一人には慣れてない、ただの寂しがり屋」
ベル「これ以上あいつに拘束されるのは御免だ。決着つけてやるぜ」
闇夜の会合に、暫し静寂が訪れる。
これで終わりになるのだという感慨は、彼らにとってどんな思いなのだろうか。
リュ「ハルちゃん・・・」
リュシルが沈黙を破る。
リュ「おっぱいで擦ってあげたいな・・・」
ほう、とため息をつく。
ベル「俺はあのツンデレを頂きたい」
エル「それは最後になるわよ」
ルシ「僕はどうでもいいけどね。カードには興味無いし」
エル「大体、リュシルあなた話題逸らしたって自覚ある?」
リュ「そんな怖い顔しないでよお。エルナちゃんだって何かしたいでしょ?」
エル「そりゃ片っ端から拘束して拷問して抜き殺したいけど今はそれどころじゃ」
ベル「最低だなこの女」
ルシ「旺盛だね」
空が黄色に染まり、山吹色の雲が渦巻いている。
?「ほへー・・・なんかありそう」
てくてく。
?「はわっ!?」
段差を転がり落ちる。
?「いったぁ〜、もう、ここどこぉ〜!?」
空は答えてくれない。
?「・・・ふえ・・・」
目に涙が浮かぶ。
が、首を振って振り払う。
?「もうちょっと、がんばろ!」
ハロ「・・・う〜ん」
見なくなったと思ったら、またあの夢か。
俺がどうとか言ってたな。
『あげる』・・・よくわからない言葉だ。
ageんなボケって思ったけど意味が違うらしい。
キーンコーンカーンコーン
ん、いつのチャイムだ?
ガタガタガタ・・・
席を立つ音。
も、もしかして放課後か!?
俺、そんなに寝てたのか!うわーやっちまったな。今からでも起きるべきか!?
ツン「ちょっと、起きなさいよ!」
ツンが体をゆすってくる。
よし、これを機に起きよう。
ハロ「ハイみんな、おはよー」
ツン「何くだらないことやってるのよ。ヤバいわよあんた」
俺の武田○也のモノマネがくだらないだと!?いや、それよりも・・・
ハロ「俺はそんなにヤバかねーよ!」
そりゃエロゲーに手を染めてしまった事はすいませんだけどさ。
さっきに気付いて正面を見ると、てんてーがずんずんと俺に向かって直進してきている。
てんてーとは言えその滲み出る憎悪は俺の目を逸らさせんとするほどである。
ツン「わ、私先帰るから!」
ツンが席を立つ。
ハロ「え?」
蕪「漏れも無い用事を思い出したお」
毒「さらばノシ」
ハロ「え?え?」
続々と教室を去るクラスメートたち。
俺には何がなんだかわからなくて――そしてやがて、説教の会場が出来上がった。
一対一なので極めて回避が難しいこの状況。
ハロ「ども」
東「『ども』では無い!!」
扇子で脳天に会心の一撃!
ハロ「Ouch!」
東「自分が何をしたのかわかってないだろう!?」
ハロ「・・・かなり」
東「ハロは国語の成績がいいじゃろ?それで今日は難しい特別なテストを江口含む精鋭数人が別室で受け、
その実力を偉い先生方に報告すると言う旨を予め伝えていたであろう!」
ハロ「あ」
東「江口がすっぽかしたせいで私は酷い折檻を食うたぞ!」
ハロ「あー・・・」
東「隣の席の月岡も『何しても起きなかった』と言うし、はあ・・・」
ハロ「そのテスト、今受けられないですかね?」
寝起きなのでこんな事も言える。
東「意味無いぞ!」
ハロ「はあ・・・」
ついてないな。
こっちはほぼ強制的に夢を見せられていたと言うのに。
東「・・・どうしたんじゃ?目に見えて元気が無いのう」
ハロ「悩み、聞いてくれましたよね。ちょっと話していいですか?」
俺は、夢の事を話した。
東「にわかには信じがたいのう」
机を挟んで向かい合わせに座る。
ハロ「やっぱり、そうですか。まあ本気で信じてくれたのもツンや智途ぐらいだし」
東「しかし、それも何か運命的なものを感じるのう。きっと江口は何か特別な存在なのじゃ」
ハロ「飴玉のCMですか?」
東「・・・真面目に聞いてやっておるのじゃぞ」
ハロ「すいません」
東「では、か、形で悩んでると言うのは嘘じゃな?///」
ハロ「はい嘘です」
よく確認してくれた。
聞くのが恥ずかしかったのか、てんてーは視線を伏せる。
二人しか居ない教室に沈黙が流れる。
ハロ「いやそんなに赤くなられても・・・」
こっちまで恥ずかしくなる。
・・・つん。
ハロ「!」
てんてーが足でズボンの上から例の息子を触ってきた。
ハロ「あ、いや、てんてー!触診はいいですって!大丈夫ですから!そこんとこ!」
東「でも大きくなってきよる」
ハロ「そ、それは・・・」
足だから・・・って何を言わすんだ。元々居ない俺のファンが減る。頼むぜ。
東「具合が悪いとは言え、今日の江口には仕置きが必要じゃ」
てんてーは足を離した。
ハロ「正直、背徳感しかないですけど・・・」
これ以上罪を重ねるな俺。
東「嫌か?」
ハロ「全然。あ、いや・・・」
てんてーはそれを聞くと、机の下に潜り込んだ。
ぎゅっ
ハロ「てっ、てんて・・・!」
てんてーは竿を手のひらでぎゅっと包み込んだ。
東「ほう、なかなか立派なものを持っておるのう・・・///」
椅子に座ってるので離れることもできず、ただ下に見えるてんてーの行為を見守るしかなかった。
てんてーは恍惚とした表情でそれをしばらく眺めた後、それを擦り始めた。
ハロ「あっ、ちょ・・・てんて、やめ・・・!」
東「『てんてー』と呼ぶなと言っておるに・・・ひどく興奮しておるな?これを見ればわかるぞ?」
ハロ「せ、せん・・・!」
背もたれがストッパーになり、腰を引きたいのに引くこともできない。
完全に固定されながら、俺はてんてーの手で責められ続ける。
東「んん?何か汁がでてきておるぞ?」
てんてーはそう言いながら、我慢汁を人差し指で塗り広げる。
ハロ「う・・・!」
東「江口ぃ、遠慮する事はないぞ?」
亀頭を人差し指で撫でながら、さらに手コキを続ける。
その速度は徐々に早まり、そろそろ堪えられなくなりそうだ。
東「ほれ、イってたもれ!」
ハロ「だ、駄目、顔に、かかる・・・!」
手の動きは興奮に合わせてますます早まり、頭が真っ白になってくる。
が、我慢できない・・・!
ハロ「う、あ・・・」
俺はてんてーの手コキによって、あっという間に抜かれてしまった。
ペニスはびゅくびゅくと脈打ち、てんてーと汚していってしまう。
東「ひゃ・・・!///」
『ひゃ』?
東「案外あっさりとイったわりには、派手な射精じゃのう」
てんてーはどろどろになった両の手を眺めて言った。
俺は未だ何があったのかよくわからなくて何も言えなかった。
東「どうじゃった?普段子ども扱いしておった『てんてー』のこれは」
といって動作をして見せる。
そして、精液に汚れたてんてーの顔があった。
ハロ「・・・エロいです」
東「ふん。そもそも江口の素行が悪いからいけないのじゃぞ?ほれ、といれっとぺーぱー持ってこい」
ハロ「拭かないで?」
東「ぽけっとてぃっしゅでも使うがよかろ?」
くっそ・・・てんてーにまで抜かれてしまうのか俺は・・・。
正直、背徳感しかない。いや敗北感脱力感絶望感いろいろ。
ハロ「その技術は一体どこで」
東「腋でもよいぞ」
ハロ「足は?」
東「足?それはいささかつらいものがあるのう」
大体てんてーに踏まれたくないからいいけど、それでも足に反応してた俺。
むしろ聞くなよ俺。
しかもお互いに話し逸らしあってるしな。
ハロ「でもあの夢は俺を放してくれないみたいです」
もう少しで・・・何か変わる気がするけど。
東「ならば起きている時間を存分に使えばよい」
ハロ「でも今日みたいな事があったら」
東「心配はいらん。事情がわかれば江口に無理な負担はかけん」
ハロ「・・・ありがとうございます」
東「よい、よい」
てんてーは扇子をひらひらと振ってみせる。
東「時間と言うものはな、江口」
ハロ「はい」
東「自分が何を為すかによって、いくらでも変える事ができるものなんじゃ」
ハロ「変える?」
東「無駄な時間さえ作らなければ、その時間は何時間分もの価値がある」
ハロ「無駄な時間を作らないのは難しいですよ」
東「ふふ・・・」
ハロ「?」
東「見た感じ、江口は無駄な時間を過ごしたことはなさそうじゃが?」
ハロ「なんでですか?」
東「江口の周りにはいつも人がいっぱいじゃ。以上」
てんてーはそう言って、さっさと職員室へ向かって行った。
さっきまで手でしてくれていたとは思えない。いや別に。
みんな真面目にてんてーの言う事聞くから、それだけ接点が少ないのかも。
不良と教師が和解するみたいなドラマが今。いや待て。
人がいっぱい、か・・・。
夢を見ている時間って、無駄じゃないんだ。
蕪「今週もやってまいりました」
ハロ「『住人のお手紙にSSの登場人物が答えるレス』!」
79「flaまだ線画しか終わってない件」
ハロ「遅いです。ゲストはてんてー」
東「うむ」
(´・ω・)つ[]<ツンと二人で温泉旅マダー?
79「話続かないって」
ハロ「生々しい回答やめwwww」
東「意味深じゃのう」
(´・ω・)つ[]<(´・ω・)つ[]<(´・ω・)[]<毒と蕪の二人だけの温泉旅行マダー?
蕪「何しに行くんだお(#^ω^)」
東「何を望んでおるのか」
ハロ「触れてはいけない」
79「スレ的には・・・個人的に許さん」
つ[]<ツン分の増量を要求
79「つエルナ」
ハロ「ツンの場合は親しくなったせいでデレ分が多くなったんだよな」
東「単に『親しくなった』のと違うのか?」
蕪「説明には時間がかかる」
つ[]<ふとももが痛いんだけど湿布貼るのとウィッシュに頼むのはどちらが効くのか
79「湿布」
ハロ「頼んだ事無いからわからないけど湿布かな」
蕪「こらおまいらよってたかっていじめるなお」
ハロ「じゃあお前はどっちなんだお」
蕪「湿布」
東「いじめは許さん!」
ウ「最近出番すら無いし・・・」
79「おひさ」
ウ「うう・・・ひどい」
東「こらそこ!」
7
9「 ぅゎ
っ ょぃ 」
限りなく電波なハロ覚醒編。「誰か死ぬの?」→「死ぬけど死なない」としか
こういう質問には→「待て。読めばわかる。きっと書くから」としか
来週辺り次スレかな?
前スレ680くらいで終わりだったし
しかし、たった三ヶ月かそこらなのにもう?
はい投下乙GBGB
例の如くこれから読むわ
ついにてんてーか……本番wktk
誰よりも早く読んだ!
きっと!たぶん!絶対!
>「『選択肢までスキップ』したら人生終わるもんな俺たち('A`)」
コレは笑ったwwww本気でwwwww
覚醒編か…前に見た夢に繋がっていくのかね。素敵な予感にwktkしちゃう
つ[]<月岡分を要求
紅葉のやつ、続き書けたけどいつ落とすか
タイミングが生死を分かつ
いつもGJ!
なんか謎の機関のメンバーのキャラが濃すぎておもしろそうな
ハロ覚醒編。何に覚醒するのやら。
つ[]<そろそろウィッシュ補給お願い…
学校だと出てこないんだもんなー。辛うじて質問にww
Mのハロや79氏でもいじめてしまうウィッシュのすごさ
624 :
592:2006/08/21(月) 03:29:14 ID:8DnxJ4lK
毎度の事ながらGJ!
覚醒編で明らかになるハロの真相。
そして世界は混沌に進む訳ですな。
つ□<エルナを下さい。
ついでにLe souhaitのパロを再チャレンジ!
アキ「やっと学校オワタ」
ソウ「ほとんど寝てたがな」
ナツ「ほんと。あれだもんバカな訳だよ」
アキ「うるせー頭なんか良くなくても生きていけらぁ」
他愛の無い会話をしながら玄関に向かう。
おっ、あの後姿は・・・。
蕪「何であんな人気あるんだお!」
し「例のゲームですか?買えなかった位でボクに当たらないでくださいよ」
アキ「おい、蕪雲」
蕪「ん?秋斗、なんか用かお?」
アキ「珍しいな。ハロは一緒じゃないのか?」
蕪「何でもチト様と買い物らしいお。この苛々してる時に更に頭に来るお(###^ω^)」
ソウ「何で苛々s」
し「夏輝先輩!今日はもう帰るんですか?」
喋ろうとするソウをお構いなしに喋るとは。
やるな、しのた。
ナツ「ええ、しのちゃん。今日は少し用があるから」
し「珍しいですね。夏輝先輩最近、体育祭の事でずっと残ってるから珍しいなって」
ナツ「ま、まぁ色々あってあんまり捗らなくて・・・。でも楽しい体育祭にしてみせるわ」
し「頑張ってくださいね!ボク応援してますから!」
ナツ「えぇ、ありがとう」
ソウ「・・・蕪雲、ひょっとしてメルブラ売り切れでキれてるんか?」
蕪「それ以外に無いお!でもハロのエロゲの主人公オーラも頭に来るお!」
アキ「メルブラならうちの店にあるぞ」
蕪「マジかお!?秋斗のバイト先かお!?」
アキ「ああ、こんな事もあろうかと何本か倉庫に隠しといたんだ」
蕪「それが判れば早速行くお!」
アキ「料金割り増しとなりますが」
蕪「ちょwwwww」
ソウ「普通に売ってやれよ、可哀想だろ」
おぉ、ソウにしてはまともな発言だ。
蕪「むしろ親友価格で値引きしてほしいお」
アキ「無理。店長に悪即斬喰らう」
ソウ「まぁ普通の値段なら平気だろ」
蕪「売って貰えるだけでもありがたいお」
アキ「あいよ、んじゃバイト先行くか」
ソウとナツ、それとしのたと別れてバイト先に向かう。
俺がバイトしてる場所は基本CD屋。
だが二次元街近くとあってゲームも売っている。
店に着くととりあえず着替えに行く。
アキ「ちっと待ってろ。着替えてくる」
蕪「wktkしながら待ってるお」
とりあえず店長に挨拶っと。
アキ「おはよーございまーす」
店「おお、諏訪君か。おはよう」
ロッカールームで着替えて店内に戻る。
アキ「待たせたな」
蕪「遅いお。で、例の物はどこだお」
アキ「お前の心の中に」
蕪「うはwwwおkwww」
アキ「ここにあるぞ」
とりあえず蕪雲に手渡す。
蕪「おお!これはまさしく戦いの装飾楽句!」
アキ「6090円也」
蕪「ちょっと待つお」
財布から7000円を取り出す蕪雲。
アキ「あいよ、お釣り」
蕪「これで暫くは楽しめそうだお」
アキ「そりゃよかったな。あ、そうだ蕪雲」
蕪「なんだお?」
アキ「一昨日の放課後さ、長岡どうしてたか知ってる?」
蕪「智途様?確か音楽室に忘れ物取り行ってたお」
やっぱしな、生徒会室の横が音楽室。
一昨日と言えば俺とナツが乳繰り合ってた日だ。
まぁ覗かれた相手が相手だし、心配は無いか・・・。
アキ「d。心の棘が取れた」
蕪「チト様がどうかしたかお?」
アキ「ん?いやな、一昨日生徒会室に居た時、音楽室から長岡の喘ぎ声が聞こえてきたから」
蕪「マ ジ か お !?」
アキ「なわけねーだろ。長岡っぽい姿が見えたからそうかなって思っただけだ」
蕪「判ってたお。智途様はそんなふしだらな女じゃないお」
アキ「釣られんでよろしい」
蕪「それじゃ濡れは帰るお」
アキ「あいよ、毎度どーも」
蕪雲が店から出て行く。
店内にはあんまり客が居ないので、音楽をお気に入りにチェンジ。
よし、再生。
【いつも答えはNO!NO!NO!NO!何をやってもNO!NO!NO!♪】
これでこそ落ち着くってもんだ。
店「諏訪君ー、そろそろ店閉めちゃおう」
アキ「ういーっす」
時間は9時。
客が居なくなったのを見計らって俺はシャッターを閉める。
さて、着替えて帰r・・・。
カーナーラーズーボクラーハデーアウダロー
うお、携帯マナーになってなかった。
ナツか。
ピッ
アキ「申す申す」
ナツ「変な返事しないでよ。バイト終わった?」
アキ「今まさに終わるであろうとこだ」
ナツ「そ、そう。じゃあ終わったら神社に行かない?」
は?神社?
アキ「神社って・・・何でまた?」
ナツ「う・・・なんでもよ!別にいいでしょ!?」
アキ「ふーん・・・まぁいいけどさ」
ナツ「それじゃあ帰りに私の家に寄ってね。いい?絶対よ!」
アキ「へーへー、解りやしたよー」
ピッ
神社ねぇ、お守りでも買うつもりか?
・・・何のお守りだ?まぁ、ナツから聞けばいいか。
じゃあさっさと着替えてナツの家行きますか。
アキ「そんじゃお疲れ様でーす」
店「うん、お疲れ様」
俺は足早にバイト先を出た。
歩く事数十分、ナツの家が見えてきた。
ん?車が一台も無いな、おばさんやおじさんは出かけてんのか?
ピンポーン
ナツ「はーい」
アキ「こんばんわー。ピザの配達に参りましたー」
ガチャ
おろ、この反応だと騙されなかったな。
ナツ「下らない事やってないで。さぁ、行きましょう」
ちっ、可愛げの無い奴め。
とりあえず神社に向かって歩き出す。
アキ「おじさんはおばさんは?」
ナツ「なんか健康ランド行くんだってさ」
アキ「へー。じゃあ今一人か」
ナツ「うん、・・・変な事考えてるんじゃないでしょうね?」
う、こんな時だけ鋭いな・・・。
アキ「考えてるわけねーだろ。飯とかどうしたのなって」
ナツ「食べてないわよ」
アキ「喰ってないのかよ!ダイエットか?」
ナツ「違うわよ!その・・・キミと一緒に食べよう・・・かなって・・・///(ボソッ」
アキ「お!カブトムシだ。結構でっかいな」
ナツ「ち、ちょっと!聞いてる!?」
アキ「え?何か言った?」
ナツ「もぅ!何でもない!///」
相変わらずからかい甲斐g(ry
アキ「で、何のお守り買うんだ?」
ナツ「え?お守り?」
あれ?外れたか?
アキ「神社行くんだからお守り買うんだろ?安産祈願とか交通安全とか」
ナツ「違うわよ。お参りしに来たの」
アキ「何で今日なんだよ・・・。別に明日でもいいじゃん」
ナツ「あーうるさいわね!来ちゃったからいいじゃない!」
む、本当だ。
どうやらいつの間にか着いてたらしい。
参拝客は流石に居ないな。
夜の神社か・・・。
アキ「さっさとお参りして帰ろうぜ」
ナツ「そうね」
さて、幾らお賽銭入れるかな。
5円
50円
[ア500円
ええ!?何で500円?
まぁいいかぁ、男に二言は無い。
チャリーン
ナツ「え!?500円も入れたの!?」
アキ「ああ、普段お参りなんかしないから奮発してみた」
ナツ「そ、そう」
パンパン
拍手をうって目をつぶる。
願わくばギタフリのアケコンがこれ以上延期されませんように・・・。
ナツ「・・・」
おや、随分熱心に願ってるな。
ナツ「・・・よし、帰えろっか」
アキ「なぁ、何願ったんだ?」
ナツ「え!?べ、別に何だっていいじゃない!」
アキ「ふーん、まぁいkk・・・ん?」
ナツ「どうしたの?」
アキ「いやさ、社の中に今人影見えなかった?」
ナツ「ちょっと!怖い事言わないでよ!」
アキ「こういう神社には呪われてる日本人形とかが置いてあったりするからな・・・それが動いたのかも」
ナツ「そ、そんな訳無いでしょ!ねぇ、もう帰ろうよ!」
おいおい、自分で連れてきといて怖くなったら帰るのか。
アキ「よっと」
俺は柵を超えて社の中に入ろうとする。
ナツ「あ、ちょっと!怒られちゃうよ!」
アキ「こんな時間に誰も居やしねーよ」
社の中は薄暗い灯りがついてるのが障子越しに分かる。
ガラッ
?「ちょっと!勝手に開けないでよ!」
アキ「あ、すんません」
ガラッ
・・・・・・え?
いやいや、何?
ナツ「・・・今の声、誰?」
アキ「・・・日本人形だろ?」
ナツ「き、きゃああああああああ!」
アキ「あ、おい!ちょ・・・」
制止の声虚しく、ナツは走って行っちまった。
しかしさっきの声は何だ?
マジで日本人形?
試しにもっかい開けてみよう。
ガラッ
?「だから開けないでって言ってるでしょ!」
居たのは金髪の巫女さん。
アキ「えーっと・・・」
この神社に巫女さんなんか居たっけ?
つうか神主すら見た記憶ねぇぞ。
アキ「八百万神等共に聞食せと畏み畏み申す」
?「・・・は?」
アキ「いや、巫女さん見るとつい言いたくなるんだ」
?「ってかアンタ誰?」
アキ「俺のセリフだ。この神社には巫女さんなんざ居ないはずだぞ」
?「良くぞ聞いてくれました!」
待ってましたと言わんばかりに声を上げる巫女。
ウ「私は願いの精、ウィッシュ!」
アキ「父さん!強力な電波を感じます!」
ウ「誰が父さんよ!あーその顔!絶対に信じてないわね?」
アキ「いや、ハルウララが勝つ位信じてるぞ」
ウ「ほぼ皆無じゃない!」
アキ「おい!今の発言はハルウララに失礼だぞ!謝れ!ハルウララに謝れ!」
ウ「え・・・?ご、ごめんなさい」
アキ「素直で宜しい。それじゃ」
俺は何事も無かったかのように社を後に・・・。
ウ「あ、ちょ!待ちなさいよ!」
出来なかった。
アキ「何だよ、開けるなつったり待てって言ったり」
ウ「人に名前を聞いといて自分は教えないつもり!?」
アキ「誰かがこう呼ぶラフメイカー」
ウ「嘘言わないで!」
アキ「あーもう、諏訪秋斗だよ」
ウ「秋斗って言うんだ。へー」
なんか凝視されてるんですけど・・・。
ウ「さっきの願いは・・・ちょっと微妙かも」
アキ「えぇー!?そいつは困る」
ウ「で、でも代わりのだったら平気!・・・多分」
アキ「別の願い・・・?うーん・・・あ!やっべぇ!」
ウ「何?どしたの?」
アキ「ナツ放置しちまってる!殺されかねん!」
ウ「ふっふっふー。私の出番のようだね」
アキ「まさか、怒られずに済むとかってのもおk?」
ウ「まっかせといて!」
アキ「おー、頼むよウィッシュ」
するとウィッシュは目を閉じて精神統一する。
ウ「・・・うん、これで大丈夫」
アキ「ほんと?なんか限りなく怪しいんだけど・・・」
ウ「大丈夫ったら大丈夫よ!」
アキ「そりゃーどうも。んじゃお詫びに・・・」
ウ「え?」
ドサッ
俺はウィッシュを押し倒した。
ウ「ち、ちょっと!何するのよ!」
アキ「いや、精霊なんだろ?なら溜まってんじゃないかなーって」
ウ「そ、そんな訳・・・んぅ!?///」
唇を塞ぐ。
ついでに千早を少し肌蹴させて胸を触る。
ウ「んー!んんっ!?んぅー!///」
アキ「おー。随分感じ出してるねぇ」
俺は唇を離して秘所に手を伸ばす。
ウ「っ!?だ、駄目駄目!そこは・・・ふぁ!?」
アキ「おわっ。すっげぇ濡れてる・・・感じやすいとかそんなんじゃねーなこりゃ」
ウ「やぁ!?あぅ!んう!・・・あふ!」
アキ「指でなぞる度に反応するとは・・・えらい淫乱な精霊様なんだな」
ウ「ち、ちがっ!くぅ!///」
アキ「違う?こんなんなってんのに?」
俺は秘所から指を抜いて、ウィッシュの前に持ってくる。
ウ「うぅ・・・見せないでよ・・・///」
アキ「ほれ、自分のもんだ。味わってみろ」
ウ「やぁ!んっー!」
ウィッシュの愛液がついた指を、口内に入れる。
その間にも絶やさず、別の手で秘所を弄ってやる。
ウ「ふぅ!?あぅ!んぅーーーーー!」
ビクっと、大きく痙攣するウィッシュ。
アキ「え、もう逝ったのか?」
俺は口から指を引き抜く。
ウ「はぁ・・・はぁ・・・///」
ここらで止めとこう、仮にも精霊?らしいからな。
アキ「ご満足頂けましたでしょうか?」
ウ「くっ・・・誰がしてなんて頼んだのよ!///」
アキ「まぁまぁ、でも良かったろ?」
ウ「全っっ然!!」
アキ「あらそう。じゃ、俺はそろそろ帰るわ」
ウ「そ、そう!勝手にすれば!?」
アキ「またここに来るよ」
ウ「え?ほんと??」
アキ「来て欲しいって顔されてるからな」
ウ「だ、誰が・・・!」
アキ「そんじゃまたな!」
ウ「あ、ばいばい・・・」
俺は神社を出た。
ナツ「秋斗!大丈夫だった?」
神社から少し歩ったとこに、ナツが居た。
アキ「ああ、日本人形なら俺が退治しといた」
ナツ「や、やっぱり・・・お化けだったの?」
信じちゃってるよ、お嬢さん。
でも怒られないのはウィッシュのお陰か?
アキ「なわけねーだろwwww」
ナツ「な・・・!人が心配してたのに!」
そんなやり取りをしながら、家に向かう。
アキ「なぁ・・・不思議なことってあるもんなんだな」
ナツ「え?急にどうしたの?」
アキ「いや、別に」
夜空を見上げると満点の夜空。
そこに一条の流れ星が煌めいた。
632 :
592:2006/08/21(月) 03:38:53 ID:8DnxJ4lK
終了。
うーん、難しい・・・。
脱字、変なとこは脳内補充よろしくデス。
いまいち79氏のキャラが表現できん俺を許してくださいorz
ちょwwwおまwww
パロとはいえある種の禁則じゃねwwwww
うっかり携帯落としちまったぜwwwwww
というかね、タイミングが…
ちょwww寝ようと思ってたのに目覚めたww
確かにウィッシュ頼んだけど、こんなことになるとは。
ウィッシュの二人称は「君」じゃない?
でも、「謝れ!ハルウララに謝れ!」「え・・・?ご、ごめんなさい」はすごいそれっぽい。
てか、ハロ!ウィッシュこんなんなってるけど、いいの!?
パラレルワールドだと考えても納得できないものがあるよなwww
>79氏
毎度GJ、だがてんてーの言葉遣いから老いてる人しか浮かばない漏れは一体…
つ[]見事なナックルボールが欲しいので、しのたを要望したいです
592氏…でいいのか?
ウィッシュいい、
>>634も言ってるがハルウララのところは凄く良かった
>ハルウララ
自分は今日駒大が早実に勝つ確率くらい…、と思ってたら見事に。
「そ、そう」の一言でアキの500円投入に納得したなっちゃんが個人的には萌えた。
なんか萌えたんだ。
またこれも個人的だけど「逝」の字はアレだと感じるのですが…。
>てんてー
未だに79氏によるおふぃしゃるいらすとを拝見してないので確かに若い人のイメージはないなぁ。
俺はまほらばの短大の先生が、そのままちっこくなって妾言葉を使用するものと考えている
白状すると、てんてーのイメージは
某β様をそのままちっこくした感じだと思ってる俺ガイル
…仕事で半月ほどこのスレ見に来てなかったら…
まさかここでギタドラなんて文字を見るとは思わなかったぞw
↑そこに反応してどうする
つ[]そろそろ相関図の改訂版が必要な時期ですかねぇ…
GJ!
79氏も592氏も
まさかてんてーが来るとは……
つ[]しかし毒男もハロ達の部に入っちまえば良かったのに
じゃあ題名は『color』で
「久しぶりとはいえ、我が腕は衰えてないな」
今日は学校帰りに久々にゲーセンに寄ったのだ。最近は毎日紅葉(もみじ)と登下校を共にしていたため、五月蝿いのが嫌いな彼女を連れてくるわけにはいかなかった。
かと言ってゲーセンに行きたいから一人で帰ってくれなどと言おうものなら姉さんにチクられてしまうだろう。
自分は罠の設備投資に金を湯水の如く使っているが、俺が非建設的(姉さん主観)なコトに金を使うのと非常に腹を立てるのだ。理不尽。
最近中世ヨーロッパはルーマニア、主にトランシルヴァニアにはまっているようで、この間ニコニコしながら木の杭を寝ている俺の胸の位置にくるよう調節していたところを発見した。
本人は
『やぁねぇ〜。いくらなんでも蒼ちゃん殺したりはしないって。時に蒼ちゃん、十字架とかニンニクとか嫌い?』
俺とてそう簡単に穴を増やす気はない。
よって、
『悪い。負けられない戦いがそこにはあるんだ!』
と教室で叫び、有無を言わさず逃走した。後ろで何か言ってる気がしたが、いい男は振り返らないのだ。
ヤツが掃除当番だというのは女神が与えた祝福だろう。
今日はすこぶる調子が良い。これは中々本格的なゲームで、ボタン付きレバー2本と下のペダル2枚で操作する、コクピットに入り込む形のものだ。名を『CrimsonLeaves』と言う。何の因果か、周りの連中が『紅葉紅葉』いうから興味を持ってしまったのだ。
そして俺はコレの全国上位ランカーだったりする。それほど通ってるわけではないのに10位とはやはり俺は天才なのだろう。ア〇ロやキ〇なんか目じゃないぜ!
と頭が悪いことを考えてたところに乱入を告げる警告音が響く。どうやら相手は複座型のようだ。複座型は、機体によってまちまちだが総じて火力と機動性が高い。その分攻撃と移動をそれぞれ分担せねばならないのだ。
さて、画面が切り替わり自分と相手のネーム、コメントが表示される。鉄○みたいなもんだ。ちなみに俺のネームは「ブルー」。
我が親友曰く
『さすが蒼、ひねりがないね』
ここで確認しておくが俺の名前は「川合 蒼」カワイアオイである。カワイソウではない。断じて。
「対戦相手は〜っと…」
操縦:ブーン
コメント:チトサママンセー!!
火器管制:ドックン
コメント:ユリタソマンセー!!
「………………」
奇特な人間もいるものだ。
そして戦闘に入る。
なるほど。コメントを見た時にも感じたが、中々息が合っている。しかも機動の方は目を見張る動きも多い。しかし如何せん火器の方に経験が足りない。才能はあるが。
こちらとてランカー、そうそう遅れをとるわけにはいかない。相手のリロードを確認し弾数を数えながら粗い銃撃の雨を最短距離で駆け抜け、再リロードの瞬間に近接格闘をたたき込む
慣性の付いたままの格闘であるため姿勢制御硬直が軽減され、すぐに飛び上がってさらに硬直を軽減。と同時に敵レーダーを錯覚させるデコイを射出。
これにはさすがに手錬の機動担当も俺の機体を見失ったようだ。レーダーに映るデコイを手当たり次第に破壊している。
さて、そろそろブーストが切れる頃か。
噴かしていたブーストを止め、反転して空中から敵機に突っ込む。まだ、まだ、まだ、今だ!!
「くらえっ!!」
思わず声に出てしまった。今の声のせいでで相手は敵機攻撃警告音がなるまえにバックステップによる超回避を成し遂げた。ほとんど人間技じゃない。火器の方は見当違いの方向に弾を撃っている。
しかし
相手が飛んだ先、そこは先程ばらまいたデコイが大量に浮かんでいた。敵が気付いた瞬間、飛び上がる前に接触したデコイが爆発を起こし、さらに周りを巻き込んで誘爆する。
しっかり着地キャンセルを決めた俺はレーダーの位置に向かってミサイルを全弾発射。煙が晴れる前に表示されるYOU WIN!!の文字。
今日最高の試合だった。筺台の外から歓声が聞こえる。外の大画面モニターを見ていた人達だろう。しかし面白い二人組だった。
このゲームは、僚機だけでなく敵機とも通信できる大変めずらしいものだ。もちろん双方が通信をONにしなければならないが。俺は相手を最初に見たとき少し興味を持ったので、試しに通信を開いてみた。すると戦闘開始直前に向こうも通信を開いたのだ。
今だからわかるが、おそらく火器の方がわからずに上げたのだろう。複座の通信は火器側にスイッチがある。
以下はその通信を傍受したものだ
戦闘開始
A「目標をセンターに捉えてロックオン、あとはトリガーを引くだけでいいお」
B「目標をセンターに捉えるのはお前の役目と推察」
A「その通りだお。相手がランカーであろうと漏れの操縦に付いてこれるはずがないお」
B「俺も付いていけない悪寒」
接敵
A「さすがは兄弟、初めてとは思えないお」
B「射撃は昔おじさんにたたき込まれた」
A「バーローwwwww」
接戦
A「どうしたお!? あれだけ撃って一発も当ってないお! 左舷弾幕薄いお! 何やってんの!! 」
B「これがどうにも。喪は服しおわったのか?ちなみに敵機は12時の方角だ」
A「三日は立ち直れなかったお……じゃなくて、ハロなら当ててたお!!」
B「親友を捨てて女に走った男の名を呼ぶのか?」
A「……Exactlyだお。漏れが間違ってたお」
B「征くぞ兄弟。俺がかならず奴の足を止めてみせる」
A「もう目の前だお」
俺の格闘がヒット
A「まだだ、まだ終わらんお! 被害報告まだか!?」
B「装甲が60%ほどダウン! 後は問題ない」
A「六割ダウンは問題だお……お!?」
B「どうした?」
A「敵機を見失ったお! 攻撃と同時にアホみたいな数のデコイをばら撒きやがったお!!」
B「どうするんだ?」
A「残ると後々やっかいだお。全部つぶすお!」
俺「くらえっ!!」
B「ん?A「チト様ぁぁぁぁぁぁあああああ!!!」
神回避
A「ハーッ、ハーッ、みたかお…?」
B「今まさにお前が神。反応できなかった」
A「チト様のご加護のおかげだお…ん?」
B「おそらく今ハロと共にいると予想、ん?」
A「しまっ
爆音
A 「被害報こ
ミサイル直撃
ここで通信が途絶えた。敵機が爆散したのだろう。
俺は出てすぐ相手筐台に向かった。マナー違反だが、是非知り合いになりたかった。俺の周りにはいないタイプの人間達だ。それにあの腕前。
出てきた二人は俺が先程の相手と知ると、
「捕虜の扱いは国際人道法で〜」とか
「なんとなくふいんき(ryが似てるお」とか言っていたが、こちらが自己紹介するとあちらも快くそれに続いてくれた。
それからしばらく話し込んで、再戦の約束を取り付けられ、それまでにドックンを鍛え上げること、その時はあともう一人連れてくる事を告げられて俺たちは別れた。
そして、一人になった俺。急に空腹が襲う
「やべぇ…腹減ったな…とはいえ、財布の中身は百円玉一つ…どうしたものかな…」
と言うか、使い込みすぎたか?いや、もともとあまりもらってないか。
「しかたない、百円あったら○ックに行こう」
この町のマッ○に来るのは久しぶりだ。むしろマоクに来るのが久しぶりだ。姉さんジャンクフード嫌いだし。
内装をきょろきょろ観察しながらレジに向かうと、店員の娘が声をかけてきた
「なんであんたがここにいんのよ…?」
いやいらっしゃいませだろ、と内心突っ込みを入れた後、妙に聞き慣れた声に顔を上げた。
「も、紅葉ぃ?! 何でお前がここに!?」
「それはあたしが聞いてるんだけど? すたこらと私から逃げ帰って未だ制服とはね。納得のいく説明を求めるわ」
「いや、負けられない戦いがそこにはあったんだってば……」
「学校帰りにゲーセンで遊んで、さらには買い食いとは。無駄な浪費がお姉さんにばれたら「消」されるわね、きっと」
ばれちょるがな。
「ぐ…待て、かなり落ち着け。少なくとも今俺は客だ! それ相応の扱いを要求する!」
「ま、いいわ。あたしも一応仕事中だしね。じゃ、ご注文は?」
「すまいる」
紅葉はにこっと笑って右手を振り上げた。
ボグシャア!!
紅葉の正拳(もはや聖拳)が俺の顔面に突き刺さる。レジ側の床は少々高い造りになってるため、体重がよく乗ってるいいパンチだ
「おま…グフッ…客になんてことを…」
「寝言は寝てから言うものですわよ、お客さま」
紅葉の笑顔は高く付いた。タダより高いものはないと、文字通り痛い程よくわかった。
っていうか何故誰も今のやりとりを見ていないのだろうか? 普通クビだぞ
「今ので余計腹減ったわ…マ○クティキン一つ」
「せこいわね」
「おかげさまで」
「持ち帰りね?」
「あ、いや…」
「持ち帰りよね?」
危険!!
「ハイ」
言って紅葉は奥の方へ入ってった。普通レジの人は…。
程なくして紅葉がやってきて包みを渡してくれた。何か言いたそうな表情だったが、結局何も言わなかった。いや、『ありがとうございました』ぐらい言えよ、と。
腹が減って我慢できないオレは、外に出てすぐに包みをあけた。すると、バーガーの上に、紙切れが乗っている。そこには見慣れた字で『店の前でちょっと待ってなさい』と書かれてあった。
しかし食べ物のなかに紙切れを仕込むとは如何なものだろうか…
「お待たせ」
「いーや、ちょっとしか待ってないよ」
実際少し長かったのだが、紅葉の肩が上がってるのを見ると咎める気にはならなかった。紅葉はそんな俺を見て、どこか満足そうだった。
「あーあ、蒼にバレちゃうなんてな〜、バイト」
「紅葉が急にバイト始めたのは知ってたぞ。フランちゃんから聞いてたから。何をやってるかまでは知らなかったけど」
紅葉には年の近い妹がいる。と言っても血の繋がりはなく紅葉の親父さんが外国で拾ってきた子らしい。名前はフランちゃん。サフラン色の髪が印象的なしっかりした女の子だ。ちなみにハーフ。
「うそ? あの愚妹め…余計な真似を…」
「こら、妹を悪く言うもんじゃない。心配してるんだよ、きっと」
「ふん!そーやってすぐフランの肩持つんだから。だいたいあの娘は邪魔したいだけ…」
「邪魔ってなんの?」
「なっ! なんでもないわよっ! ばかっ!」
「バカはお前だ。電車ん中でわめくな」
紅葉ははっとした表情でまわりを伺うと、俺たちを見る好奇の視線に耐えられないのか俯いてしまった。
電車を降りてふと、疑問に思ったことを聞いてみた。
「なぁ、なんで急にバイトなんか始めたんだ?」
「別に。理由なんてないわよ。強いて言えば社会勉強かしら」
「じゃあなんで隣町なんだ? こっちにもほら、○ッ○ならあるじゃん」
「そっ! それは……あ、あっちの方が時給が高いのよっ!」
「ふーん…どこも一緒のような気がするけど、紅葉が言うならそうなんだろうな」
「…うん」
そこで紅葉が袖をくいくいっと引っ張ってる事に気付いた。みると真っ赤にした顔を俯けて、ごにょごにょ言ってる。
ラブホの前だ。
待て、時に落ち着け。今からヤって帰ろうものなら確実に時間がヤヴァイ。明日の朝でなく今日の夜中にグロいオブジェができること受け合い。
と脳内ディスカッションが交わされてる中、紅葉が小さな、小さな声で耳元に
「私…したいな♪」
崩れた。理性と人生が。♪ってなんだ♪って。反則だろ。
どこかで死亡フラグがたった音がした。
「なんか色んなものがあるわね」
初めて入ったラブホは最近の漫画でよく出るように、実に充実した設備だった。
全額紅葉持ちだったことに非常に申し訳ない気持ちになり、いつか必ず返すと言うと、
「いいのよ、私がしたかったんだから」
と笑って返された。
何故だか知らんが、紅葉は妙に機嫌がよかった。妙に素直で、それがまた可愛かった。
そして俺は、甘かった。
「すごーい。手錠なんかあるよ。試しにちょっと手後ろに回して♪」
俺は可愛い紅葉に当てられて、特に何も考えず手を後ろに回し、そこに手錠を掛けられたところで正気に戻った。
「ちょ! おま! 何やって!! コレ外せよ!」
「ふふ…蒼つーかまぁえた♪」
「…紅葉さん?」
どん、と突き飛ばされベッドに横になる形で倒れこむ。
「透子(注:紅葉の親友、いいんちょ)の友達の彼氏がね、こうするとすごい喜ぶんだって」
と言いながら足の裏をズボンの上からぐにぐにと押しつける。
「うぁ…」
「え?嘘?感じるの?…蒼も変態さんなのかな?」
ズボンの上から伝わる微妙な刺激が、もどかしさが、どうしても俺の分身に血を注ぎ込む。
「布越しでもわかるよ。おっきくなってるね、蒼」
「んっ…やめろっ…てば」
「ズボン、脱がしてほしい?」
「え?」
一瞬の隙をついてズボンと一緒にパンツまでもが脱がされた
「嫌って言っても脱がすけどね。蒼ったら可愛い♪ 物凄く張っちゃってる」
今度は生足で、生の息子をぐにぐにする。
「くっ…ふ…うゎっ…」
「さて蒼に質問。私とげーむ、どっちが大事」
紅葉も座り込み、両足で挟むようにしてナニを擦りあげる。
「そんなのっ…もみじに…くぁ…決まっ」
「だったら今日は何で?」
「負けられな…」
言った瞬間物凄い速さで足を動かす紅葉。足で擦りながら鈴口を指でいじくる。
「うあぁっ!!」
「あれ?蒼イキそうなの?足でイっちゃうの?ふふ…蒼ってば…変態さんなんだぁ」
言って裏筋を指でくすぐる。
「も…出るっ!!」
白濁が彼女の足の裏に飛び散った。
余談だが一本抜いたおかげで、この前より本番は保った。
帰り道
「………」
「ごめんね、蒼。なんか止まんなくて…。最初は普通に…その…Hするつもりだったんだけど…手錠された蒼みたらなんかこう、むらむらぁっと…あはは…」
「……変態」
「良かったくせに」
「う…」
「変態同士だね、私たち。こんなカップル他には絶対いないよ」
「待て、俺は絶対に正常だから」