エム×ゼロでエロパロ!

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929名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 21:22:51 ID:AhfLwTrx
リアルタイムか?
930○ ◆En/elxukv2 :2007/07/14(土) 21:23:23 ID:aAU8iPwj

桜庭は三国の耳元で囁きながら……触れる。
「ふぁぅうあ!!!あ、アア、イイ、……」
既に太腿を伝う三国の愛蜜。
桜庭は巧みに指に絡め、其の蜜を小陰唇に塗りこむ。
同時に大陰唇をなぞる。
まだ陰核には触れない…周到に焦らす。
触れずとも膣からは蜜がトロトロ溢れ出す。
「んんぅ、っぅう……ひ…やぁあ……」
「まだ周りをなぞってるだけですよ?不思議ですね………昼間とはまるで別人ですわ…」
「だめぇ…じらさ……ない…でぁぅ…んはぁっ…」
「上の口も下の口もホントにだらしないわね……
 触ってあげるけど、私のネイル……尖ってるから気をつけて」
桜庭の毒々しく尖った蒼黒の爪が三国のクリトリスに触れる。
早々にプクプク勃起する。
桜庭は表皮を剥き、剥き出しの核を爪先で引っ掻く…。
「とっ…とがッ―――――!!?!?!イヤあああぁア!!!!」
三国の肢体がビクビクッと大きく痙攣する。
桜庭は其の快感が、絶頂が全身を駆け巡って脈打つ三国を観て更に興奮する。
「ンあアァっ……――――ふぅあぁ……堪らないわ…此のカンジ。
 やっぱり貴女が一番ね……さあ三国さん。未だ使ってない下の口が残ってるわよ」
「ふアぁあぃっ、はひぃっ、……も…うダメ…」
931○ ◆En/elxukv2 :2007/07/14(土) 21:25:51 ID:aAU8iPwj

呂律の廻らない三国を一端放置し、桜庭は何かを取りに暗闇に消え――――戻ってきた。
手には……反り返ったバイブが持たれている。
「特注品でして…市販のモノよりも一回り大きいのよ。
 使うのも初めて…此の『コ』の童貞は三国さんにアゲるわ……それじゃあイくわよ」
桜庭は三国の膣口にバイブの先を挿入…。
そしてスイッチを押す。
……独特の機械音。
時折蜜が絡んで卑猥な音――――――――プチュ、ピチャ、びチュ。
そして時折膣内の空気が漏れて間抜けな音――――――――ブヒュっブっブブ。
徐々に三国の体内に滑り込む。
「まだレベル弱よ。ちょっとずつ強くしていくわね……如何ですか」
「んああぁ……しゅご…ぃ……うねっ…てるぅ……」
「はあんっ…いいわ三国さん…もっと魅せてぇ…モット……貴女の醜い……」
桜庭は眼がトロンとしながらもボタンを強に切り替える。
モーター音が転調する。
「!!!ああjjs!!いあやffっふえj??!!」
三国の喘ぎ声も共に転調するが…バイブがズルッと抜け落ちる。
「……三国さん。幾らキモチイイからって弛めたらダメですよ……だらしないですね…ちゃんと咥えていないと……」
「うぁあ……ふゃい………」
桜庭は再び装着させる。
「今度は抜けないよう、私が持って動かしてあげます………弛めたお仕置きとしてコッチのボタンも押してあげるわ」
桜庭はバイブを掴み、三国の中を掻き回す。
其れと同時に栗に口付けをし、爪で弄る。
「あははっ!凄い量の液が出てるわ……
 貴女みたいな美しい女性がコンナ淫らなヒト……開発したのはわたしなんですけどね……って、三国さん…!?」
三国は反応しなくなっていた。
イってはいるようで、愛液と痙攣は続いている。
「意識が…無いみたいですわね……。だらしないですわ」
桜庭は亡骸からバイブを引き抜き、手錠を外す。
三国は力無くその場に倒れ込む。
932○ ◆En/elxukv2 :2007/07/14(土) 21:27:54 ID:aAU8iPwj

「……そんなに良かったのかしら…コレ。三国さんの体液がこんなに…今使ったら……貴女と私の液で…」
桜庭はドレスを巻くりあげ、ショーツの上からバイブを当てる。
「既にこんなに濡れてるわ………んンっ…ン…ンアっ…」
自慰を始める桜庭。
三国にこんな姿は決して魅せられないが……。
思い切って入り口に先を挿入する。
「ふアァっ、イイ……やァア………アンっッ…」
桜庭の声に濃艶な色が滲む。
ショーツの白に愛液が滲む。
桜庭の待っていた……首筋を奔る快感。
ゆっくりとバイブを出し入れする。
三国の蜜が桜庭の蜜に絡み…混合する。
「だめぇっ……コレだけでっ………イクぅ……ふあアアぁあ!!」
桜庭の肢体が激しく波打つ。
沸点は意外に低く、絶頂感度は高い。
呼吸が乱れ、必死で酸素を取り込む。
「……ふうっ…んンっ…はうぅ…。
 ……如何も直ぐに感じてしまいますわね……もっと…愛しい貴女の『モノ』を…味わいたいのに……」


「なら―――――手伝ってやろうか?」


933○ ◆En/elxukv2 :2007/07/14(土) 21:30:44 ID:aAU8iPwj

「!!!!」
桜庭は驚き、顔を上げる。
先程まで倒れていた三国が立っていた。
表情は普段のように凛としている。
「みっ三国さん!!?どうして……さっきまであんなに疲弊して……」
「目覚めたら……お前が私の目の前で…一人でヤッてたからな」
「!!!………そんな……私の…してる処を……」
「気にしなくていいんじゃないか?私もたまにするし。どうしてもガマンできない時とか……それよりもだ、桜庭」
三国の表情が一気に強張る。
「はっはひぃ……」
其の剣幕だけで桜庭は情けない返事をする。
「お前……私に何をうったんだ?」
「!!……うった?何の事です…?」
「解ってるんだ。トイレから出ようとした時、首筋にプスって刺されたんだ。そしたら眠くなって…此のザマだ」
「……うぅ…」
「説明しないと……」
三国は桜庭にじりっと近づく。
獲物を襲う野獣のような眼光。
「………アレは睡眠剤です。一緒にいた伊勢くんにも使いました。彼は向こうで眠っています」
桜庭はあっさりと自供する。
「本当か?……だけどお前に悪戯されている時は自分じゃない気がしたんだが……
 まさか……ドラッグとか…じゃないよな」
「其れはあり得ません!!!私は…本当に……」
「………じゃあホントに単にキモチよかったからなのか…女にヤラれてあんなになるなんてな……
 う〜ん…それに私ってヤラれてる時は人格が変わるのか……?」
「………どうやら…そうみたいですわね…」
「まあいいか。………さて」
「………えっ…」
桜庭に抱きつく三国。
驚きで桜庭は体躯が硬直する。
「……みく………に…さん……?」
「――――言っただろ。手伝ってあげるって」
934○ ◆En/elxukv2 :2007/07/14(土) 21:34:33 ID:aAU8iPwj

三国は桜庭の手を手錠で拘束した。
……何時の間にか自分の拘束具を壊していた。其れを使う。
「ちょっと!!何するんですか!?」
「睡眠薬使ってまであんなことするなんてな…。ちょっとお仕置きだな。
 あんなコトされて黙って見過ごすほど私は甘くないよ」
三国は桜庭の口を塞ぐ。
……された事を其のまま返すつもりだ。
「!!!みぎゅ……に…んっ……はぅ……」
桜庭とは違い乱暴で強引な三国の舌。
急速に桜庭に侵食する。
蹂躙し、唾液を搾取する。

――――唇が離れる。
「……っぷあは……うぁ…みきゅ……に…さ」
驚きと抵抗からだろうか…桜庭の瞳が涙で淡く煌めく。
元々黒く塗り潰した瞳が滲んで溶け出しそうに見える。
美しい。
三国の素直な感想。
少し強引にドレスを脱がす。
暗闇の中で妖しく光る桜庭の白い柔肌。
四方に放たれる桜庭の漆黒の長髪。
――――――まるで御伽噺のヒロイン。
三国は再び桜庭に口付けをし、強く抱きしめる。
互いの胸がムギュウっと押し合う。
大きさも形も幸い酷似しているため、乳首同士が触れ、擦れる。
「ぐうぅ……ひぃゃあぁ……みきゅ…に…んはあぃ……」
擦れるたびに甘美な鳴き声。
桜庭は必死で声を押し殺すが……其れは溢れる。
三国は嬉しくて何度も自身の乳首を擦り付ける。
「はふぅ……んんっ…あんっ…ひゃめ……」
硬く屹立する桜庭の乳首。
三国は其方に照準を合わせる。
桜庭の唇から舌を首筋に這わせる。
すうっと外頚静脈をなぞりながら……乳首へ。
甘噛みし、啜る。
「ああぁアううッ……もうぅ……やめ……」
「どうした?さっきまでの威勢のよさが見えないな」
「そっそんなこ…と…………!!ひゃめぇえ……」
「そうか……じゃあココは…」
三国は桜庭の秘部に触れる。
935○ ◆En/elxukv2 :2007/07/14(土) 21:36:12 ID:aAU8iPwj
「んんンぅ!!!……やめてぇ………んっ…んぁ…」
指に蜜が絡む。
三国は指に纏わり付く味見をする。
「へえ…こんな味か…ほら桜庭。舐めてみて」
三国は愛液で濡れた指を桜庭の口に運ぶ。
「だっ……だれがそんなものっ……」
「桜庭のだ…不味くないから」
「わ…わかりましたわ……」
桜庭は意を決し、三国の指をはむっと咥えペロペロと舐める。
「しかし……可愛いな。こんな桜庭を見るなんてな…」
よしよしと桜庭の頭を撫でる三国。
桜庭の頬が次第に紅潮する。
「みっ三国さん!私は……ただ、貴女の…」
必死に反応する桜庭であるが…。
自尊心が邪魔をして…自分の想いが伝えられない。
本当は甘えたい。
只其れを彼女に素直に出せないでいるだけなのだ。
桜庭は口では拒否しているが抵抗はしない。
………其れが本音だからだ。


其のもどかしさで……桜庭は揺れて……。
――――――――漆黒の瞳から涙が零れる。
突然の事に…予期せぬ事態に三国はうろたえる。
「!!ちょっと!泣くなって……嫌だったか…?抵抗しなかったから……すまん…」
「ひくっ……違いますっ……嬉しくて……私は……ワタシハ…―――――――貴女を…あいしてる……から…」

936○ ◆En/elxukv2 :2007/07/14(土) 21:38:03 ID:aAU8iPwj

……言えた。
桜庭自身も少し驚いたが…ガマンできなかった。

――――――沈黙。
痛々しいほど重い空気。
桜庭は顔を紅に染め、歯を食い縛る。
三国はゆっくり口を開く。
「…………女のお前にそんな事言われても……」


尤もな返事だった。
だが……桜庭は本気だった。
「…そ……そんなぁ……酷すぎますわぁ……ふああぁん……」
「だァー!!泣くなって!!………嘘だよ。アンタみたいな美人で…こんなに可愛い奴、放っておけないってぇの」
「……!!ふぅあああぁあんん!!!」
「もう……悪かったよ。ほらほら…よしよし」
少々歪んだ性癖。
でも芯は……純情な乙女。
自分にだけ魅せる桜庭の真の姿。
三国も桜庭のキモチには解っていた。
三国自身も恥じらいがあったのだ。
937○ ◆En/elxukv2 :2007/07/14(土) 21:39:50 ID:aAU8iPwj

「じゃあ……続けるよ?」
「はい……御願いします……」
三国は桜庭を地面に備え付けられている新たな拘束具を手に装着する。
体勢は……自然と四つん這いになる。
桜庭の長髪で秘部が隠れる。
暖簾の様に掻き分けると……桜色に咲く花弁がソコにある。
「いやぁっ……貴女とはいえ…コンナ屈辱的な姿勢………恥ずかしくて……」
「大丈夫………綺麗だよ。桜庭」
三国の言葉に反応して桜庭の花弁が微かにヒクヒク揺れる。
トロトロとした甘い蜜が其の花の雌しべから溢れる。
三国は蜜蜂の様にソレを求める。
舌を雌しべの輪郭に沿って這わせる。
花弁が妖しく揺れる。
「んはぁっ………あんっ…あっ……あアあぅあぁ……」
桜庭の脚が弱々しく震える。元々足腰は強くないのもあるが……。
スラリと伸びた美しい脚線を三国はそっと撫でる。
「綺麗……アンタが羨ましいよ」
「あっ…貴女だっ…て……」
「そう言ってくれると嬉しいな…」
三国の舌は其の脚線へと赴く。
時折チュッとくちづけをしながら太腿を弄る。
舌を追うように唾液と蜜の混ざった道筋ができる。
三国は其の道筋を指でなぞる。
「はぅん……ゾクゾクゥ……します……わ…」
「………ゾクゾクゥか。じゃあココはどうだ?」
三国は桜庭の髪を掻き分け、首筋に眼をやる。
白いうなじが眩しい。
其処にくちづけをする。
勿論雌しべを触れながら。
「!!!ソコはッ!……ダメぇ………い…っひぁ…」
「桜庭はココがゾクゾクゥってするんだよな………どうだ?…キモチイイか?」
「ひゃあはぅ……んあぁっ………すご…く……イイで…すぅ……」
三国は何度も接吻し、舐め、玩ぶ。
抑揚の無い桜庭の喘ぎ声と返事が微かに漏れる。
938○ ◆En/elxukv2 :2007/07/14(土) 21:43:37 ID:aAU8iPwj


もっと触って。
もっと舐めて。
もっと撫でて。
もっと愛して。
意識が朦朧とするが必死で耐える。
だって………今の愉しみが終わって欲しくないから――――――。

「………ふう。さて…コレ、使ってみるか」
充分味わったところで三国は傍に置いてある器具に手を伸ばす。
反り返ったバイブの付いたペニスバンドだった。
「……それは………」
「よいしょっと……?何か中に仕込まれてるんだが…」
「…腰を振ると…反応する内蔵型ローターです……」
ちょうど三国の栗に其れは触れる。
「すごいな…便利な世の中になったんだな…」
「感慨に耽ってないで早く……焦らされるの………堪らなくイヤ…」
「ああ。待ってろって……じゃあ…いくよ」
三国は性玩具を桜庭の花弁に宛てる。
人工物で互いを繋ぐ……。
もしコレが男女のように『健全』であったら…。
其の想いは互いにあった。
だが……三国は腰を振り、桜庭は其れに耐えるしかなかった。
今は……ソレでしか愛情表現ができなかった。
「はぅ、ンアっ、ひゃぁ、……モウ………イキそう…いいッ……」
「ン、んぅ、くぅう、……すごいな…動く度に………」
桜庭は三国が腰を振る度に涙混じりで喘ぎ声を漏らす。
……段々荒く、嗚咽が混じる。
三国は黙って上から彼女を抱きながら続ける。
桜庭の背中にムギュウっと押し付けられる三国の胸。
細身の桜庭には其れが何よりも頼もしく……温かかった。
膣壁との摩擦でしか熱を帯びない玩具よりも……温かかった。
「みくっ、に、さん……、ダメ…っ、……ふゃぁ…、」
「ンンっ…、こっち…、もイキ……、…そうだ…、さくらば…」
「ああぁアア…、クル…、ひゃメェ……、、!!ンんアあゥぁアァあ!!!!、、、……ヒャアアぁあっ!、、、ンぁぁ、、………」

絶頂は突然桜庭を襲った。
屈していた膝さえも耐えられず地面に倒れこむ。
三国は蜜に塗れた玩具を引き抜き…抱きしめる。


―――――疲労困憊の二人が重なって眠る。
各々が、女である事への自尊心と、正常に絡み合わない肉体同士を無理矢理結ぶことしかできないジレンマの狭間で苦しむ。
玩具でしかリンクできない……。


其れでも桜は鮮やかにサク。

新たなる息吹を受け、花弁がマウ。

強く、美しい幹にササエラレ。

朱と桃に色づいた桜がハナヒラク――――。


939○ ◆En/elxukv2 :2007/07/14(土) 21:59:09 ID:aAU8iPwj
以上でエピソード1は終わりです。
この二人…すごく……やりすぎです……。
エロエロですね。やりすぎました。
ホントはもっと短かったんですが…頑張りました。

さてさて、今回の作品は週間連載形式をとっています。
膨大なテキストも理由の一つですが、
住民の人達に続きを楽しみにして欲しい、
一つ一つのストーリーを味わって欲しい想いがあるからです。

予告ですがエピソード2の公開は一週間後のこの時間に。
話の流れで誰が来るか…楽しみにしててくれればホントにありがたいです!
何とか投下がこのスレに収まってよかったですw
ではでは、また次回。

>>905
コクハ作品第一号よかったです!
次回作も期待してます。
940ZEH:2007/07/14(土) 22:00:46 ID:N1opmg2b
リアルタイムGJ! 
なしてここはこんなに栄えてる?
良作でなければ自分の作品を投下できないぐらい。
半端なものでは投下することすら許されない空気だ…まじで試行錯誤繰り返して文章考えないと…
941名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 22:11:24 ID:Vv8diJ2O
マジでGJ!!!メッチャ良かったよ!
942名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 22:11:42 ID:AhfLwTrx
>>939
GJ
いいねいいね〜
続き楽しみです



>>940
あなたの作品も楽しみです

あなたの話はグッとくる作品が多くて好きです
943名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 22:54:50 ID:jW2v0p15
>>939
良作GJ!!!
激しくハァハァしたよ!





俺も大門と胡玖葉の話が終わったので、観月&九澄の続きを練ってみるか。

構想が浮かんで来た
944ZEH:2007/07/14(土) 23:33:53 ID:N1opmg2b
予定変更。
明日か明後日に観月END『Faint light』を予定させていただきます。
半端な作品が投下できないため今までで一番試行錯誤を繰り返した
愛花ENDの候補ネタ観月改変バージョンにします。なんとか頑張ろう…
945名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 01:04:19 ID:3kBwi9sG
>>944
ファイト
wktk
946名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 01:09:43 ID:qHQSfzn4
書き手多すぎだろ…多いのはいいことだがw
容量が早いか、1000が早いか…
947名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 07:29:35 ID:wiJRqsw+
GJ!!!!!!ここはネ申さんに愛された場所ですね

期待が足を引っ張るんじゃないかと思うがどうしても期待してまうよ。頑張って!
948名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 09:42:59 ID:7hHt/PtR
>>939
乙乙乙乙乙乙乙乙!
最高にGJです!
九澄編も楽しみです!
このスレも良い職人さんに恵まれたもんだなぁ…

あとは投下中に書き込むヤツがいなくなればいいんだが… リアルタイムが嬉しいからって 目に余る
949名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 09:53:12 ID:ax0+j8Cq
次スレはいつごろ立てたらいい?
950名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 12:45:23 ID:kU1vONOJ
>>980くらいでいいだろ

今週は、そのままエロにはいれるな。パンチラも見れたし

スケボーに乗ったまま裏山につっこむ。
急に雨が!丁度いいところに洞窟がー


ん?洞窟?洞窟といえば4巻
951ZEH:2007/07/15(日) 19:10:20 ID:dMFUV8np
―――――― 空を全て覆う漆黒の夜 
―――― はらリはらりと雪の降る夜のしじまにゆっくりと歩く影が二つ
――――― そこにあるのは壊れかけの街灯の照らし出す仄かな光だけ
―――――― 影はやがて一つになりまた歩き出す……そう………

―――――― それは少し前に遡る

「おはよう観月」
「な・なによ。ク…澄…その……おはよう」
私と九澄の関係は相変わらずこんな感じだった。そりゃ私が…って…別に…
そう…相変わらず素直になれないでいるから。
今までろくな男なんていなかった。いや、会えなかった…が適切か……

少し馬鹿で、気障な人間を装って、私にこんな思いさせて、迷惑ばかりかける私の気持ちを理解してくれる男の子

「何で素直になれないんだろう……あいつがいるとなんか調子が狂う…」
授業中にペンを回しながら窓の外を見上げて呟く。
少し肌寒い季節になり空は白く覆われてる。今年は雪が降りそうだ。
「観月。最近元気ねぇぞ?ちゃんと飯食ってるか?」
小石川だった。一応心配してくれるのは嬉しいけど、今は小石川なんてどうでもよかった。
「一人にしてよ。今調子悪いから」
「ん?そうか……観月!トイレなら……グア!」
何かを言いかける小石川のミゾのあたりを殴った。おもいっっっきり。
だけど結局は女の攻撃。男で大柄な小石川には然して効いていない。
だけどなぜか小石川は満ち足りる顔で「さすが俺が惚れた女だ!」とかいって大門とどこかへいった。
「はぁ〜…心配してくれるのはありがたいけどデリカシーってのが無いのかしら」
そういったなんでもない毎日が過ぎていく。
このままあいつとも何も無いまま卒業して忘れていくのだろうか?
そんなことは無い。少なくとも今は考えたくない。だから……
952ZEH:2007/07/15(日) 19:11:42 ID:dMFUV8np
「九澄いる?」
「あっ。観月さん、こんにちわ!」
柊さんが挨拶してくる。私もそれにあわせて挨拶をする。
九澄はどうやら執行部の仕事で今はいないらしい。
昼休みは長いしその場で待ってみることにした。
「そういえばこうして話すのはまだ初めてだったな。知ってるかも知んないけど三国だ」
たしかに柊さんとはあの日に面識あるし、乾さんにいたってはいい思いではない。
4人で喋っていたらふと三国さんから意外な話題が持ち上がった。
「そういえば九澄には何の用事があったんだ?」
私は「え?」と声が漏れて動揺する頭の中で必死にいい口実を考えていた。
さすがに好意を抱いている男に会いに来たなんていえない。って!そんな事考えてる暇なんて無い!
「え・・え・ええ〜と?ただなんとなく会いに…」
ってそれじゃ全然正直!?混乱する頭の中パチクリと眼を見開く目の前の3人を見て汗が流れる。
どんな運動よりも私は今汗をかいているんじゃないか?多分。
「観月さん?」
あぁ柊さん!そんなに不思議なものを見るような眼で見ないで!
いけない…落ち着きなさい…落ち着き…まだ修復可能のはず(多分)…考えて…
「そ・そう!部長!部長にいつだったか使った植物を仕入れてくれて頼まれたの!」
「でもそれは前に…」
「別の薬!」
柊さんが言い終わる前に素早く受け答えする。馬鹿か私は。
冷静に考えれば、はたから見てどう見ても動揺してる人間じゃないか。でも今はそんな事考える余裕なんてない。
「なるほど、んで念のため九澄って保険をつれて行くってことか」
三国さんはそう受け取ったらしい。私も頷いたがその時の三国さんの表情に違和感を覚えた。
「九澄遅いな〜〜〜」
三国さんがなぜか変わった笑みでそういった。
そんなこんなで時間は過ぎ、昼休みを終了する鐘がなる。
「結局九澄君来なかったね」
「うん。別にいいよ柊さん。時間はあるし、それに冷静に考えれば執行部が昼休みの途中で終わるってことはあまりないしね」
柊さんと最後にそういってクラスに戻る。さっきまでの私は久しぶりに楽しいと感じていた。
クラスに戻ると小石川がいきなり詰め寄って……
「観月!アレか?アレならここに大門に頼んでつくってもらった特製下ざ……ぎぇ」
今度はミゾではなく喉を殴ってみた。うえのほうで殴りにくいけどデリカシーの無い男の口をふさぐにはもってこいだろう。
今度の小石川は悶え苦しんでいる。喉に力がこめられることはまず無い。
女とはいえ喉への攻撃は少々卑怯で危険だったかもしれない。
まぁこれで付きまとわなくなったら直いいんだけど。
悶絶する小石川を無視して席に着く。いつの間にか外は雪が降っていた。
953ZEH:2007/07/15(日) 19:12:38 ID:dMFUV8np
―――ー 夕刻
周りに人はもういない。
結局今日は会えなかったな。そんなことを考えながら部室を出るとそこに思いの人がいた。
「おっ観月。今帰りか?頑張ってるな」
我ながら不思議だった。
今まであんなに物事がどうでもよくなって沈んでいた気持ちが、ただ一人の人物にあっただけでこんなに変われるものだろうか?
「…やっぱり私は…きなんだ」
「ん?」
「な・なんでもない!」

―――― 外は雪がやみ、雲の隙間から夕日が差し込む
―――――― 光は紅に輝くが雲に遮られ橙色に濁っている。

今日は少し前に進んでみよう。そう思ったから……
「ねぇ…九澄。今度の休み…ヒマ?」
「あぁ」という九澄。少しホッとした。でもまだ早い。
今度、一緒に映画見に行かない?答えは案外あっさり来た。いいぞって……

―――― 日曜
今日は九澄と約束した日。そして私の運命が変わる日。
今日も雪が降っている。いつもより厚着をして待ち合わせ場所へ。
しばらく待っていたら九澄が来る。時間はギリギリ。九澄は悪いといってくれた。
正直映画なんてどうでもいい。私はこれから…思いを打ち明ける。
外はすっかり暗くなっていた。まだ雪が降り、肌寒い。
私が九澄を公園へ先導する。私の心臓は今張り裂けそうなくらい苦しい。それでも……
「九澄……私、九澄に言いたい事がある」
九澄は「なんだ?」といわんばかりの眼でこっちを見てくる。
周りには人気が無い。夜の闇を照らすのは微かに光る街灯の灯りだけ。
「九澄…私は……」
本当の気持ち。私の素直な気持ち。この先の運命を知らずにつたえた…私の気持ち。
「あんたのことが好き」

―――――――― 短い静寂
私の名で最も長かった時間。次の言葉は……貰いたくなかった。
「悪い……観月。俺……お前の気持ちに応えられない……」
え………?手が震える。差し出した手は触れられることなく虚空を彷徨う。
涙が止め処なくながれる。私だって上手くいくなんて思ってない。
ううん。少しだけでも期待してた。それが……今の結果へ導いた。
「ァ……そっ…か……そう…なんだ……ごめん九澄…私……」
九澄は何も言わない。気持ちに応えられない自分が今話しかけてはならないと理解したからだ。
「ね…九澄……せめて…せめて……明日も…いつもみたいに…さぁ…」
口を閉ざす九澄。もう何も考えられないくらいの衝動に私は涙をとめることが出来ない。
もう戻れない? 楽しかった日々に
もう戻れない? 好きでいさせてくれた夢の日々に
『もう戻れない?』そんな言葉が私の頭を駆け巡る。
私は……その日九澄をおいて帰った……私は…明日からどうすればいいのだろう?
954ZEH:2007/07/15(日) 19:14:12 ID:dMFUV8np
「おはよう観月!」
「あ…おはよう」
元気の無い返事しか今は出ない。
失恋とはこうもショックが大きいものなのかと自分を疑う。
そして今日、信じられない事を聞いた。昨日一緒にいた九澄が……入院したらしい。
私は先生に病院を聞き、部活を休んで会いに行った。
『行きにくい?』そんな事考える余裕なんて無い。行かないと……
「九澄?」
そこには窓の外を見ている大切な人と小さなかわいい女の子がいた。
「あなた大賀の知り合い?」
「ええ」ととっさに返事をする私。
その少女は可愛い外見と裏腹に妙に冷静で大人びていた。
とりあえず九澄は無事という事が分かりホッとする。その瞬間昨日のことを思い出し気まずくなった。
私がじゃあ長居しちゃいけないから帰るねと言いかけた時、九澄から話しかけられた。
言葉は単純。でも深い意味のある聞き流せない言葉。

――――― 誰?

「え………?」
耳を疑う。今なんて……?その場にいた少女に腕を引っ張られ部屋の外へ連れ出された。
少女は冷静にこっちの顔を見据えて話す。
「あなた大賀の友達ね。聞いてのとおり、大賀はあんな状態。直る見込みはゼロではないらしいけど…」
「ちょっと待って!どういうこと!?」
「待って。一から話すから……」
少女の話は単純明解。九澄は私が帰ったあと事故にあったらしい。
ただ持ち前の反射神経で重傷にはならなかった。でも意識が戻ると炊いて似の人間を忘れていたとの事。
医者のテストでどうやら記憶は入学する前かそれ以前のことしか覚えてないらしい。
「つまり…今は学校の知り合いのほとんど…ううん全てが初対面って事になるわ」
「そんな……」
少女はこっちを再びじっと見据えて続ける。
「一応あなたが最初にお見舞いに来た子よ。心配してくれてありがと。仲良くしてね」
少女は用事があるといって九澄のことを私に任せてどこかへ行ってしまった。
私は九澄の部屋に行った。
そこにはいつもと変わらない、大切な人がそこにいる。今にも「よぉ観月」と言いそう。
でも言葉は変わらない。私はそれに答える。
「私は観月。クラスは違うけどいろいろあんたとはあった」
少し皮肉な言い方で言ってみた。九澄は「悪ぃ」と言いながら顔を伏せた。
別にいいと言うと九澄は安心した顔をする。いつの間にか私の心は安らいでいた。
私とのことは覚えていない。でも変わらないまま私に接してくれる男の子。
いつまでもと思う日常にも終わりは来る。九澄は退院するらしい。
もとから怪我の方はたいしたことがなかったから案外早かった。
955ZEH:2007/07/15(日) 19:15:43 ID:dMFUV8np
今日は休み。退院後、私と九澄は九澄の部屋にいた。
「へぇ〜結構片付いてるのね」
「失礼だな。まぁ…俺も正直自信なかったけど」
九澄は「はは」と微笑む。そんな時間が続いていた。今日でこの満ち足りた日々は終わる。
そう思うと少し悲しい。ふっ切れたつもりだったみたいだけどやっぱり私はまだあきらめられきれてないらしい。
九澄の横に座る。九澄の横顔をみていて私は明らかにおかしくなっていた。
前にふられた筈なのに……でもいつの間にか私は止まらなかった。
「んっ!?」
「ン・・ふぁ…あ・ちゅ…ふぁあ……」
短いキス。でもそれを補うほど深いキス。
九澄を解放した後、九澄は驚きに満ちた眼でこっちを見る。当然か。
「観…月…?」
「九澄。私前にあなたに告白した」
私は何を…?この先にまたあんな日々が続くのはイヤなのに…私はまた……
「それでも…私はアンタが好き。ずっと…好き」
言ってしまった…私はもう覚悟を決めた。今度こそ…終わりだと思った。
「観月……そんな俺でいいのか?」
え……?九澄の言葉はいつも私に深く残る。そう今回も……
「何もかも忘れてるんだぞ!? そんな俺でいいのかよ!?」
大きな声。でもそれでも好きな人だから……そっと頬に手を指し伸ばす。
「馬鹿……アンタだから…好きなんじゃない」
九澄の眼には涙が流れている。男の人が泣くのを初めて見た。そんな九澄の頭をなで、そっと抱き寄せる。
私は…2度目の告白をした。我ながら卑怯だ。九澄は何のためあの時断った?
好きな人がいたからだ……なのに…なのに私は…九澄がその人を忘れてるすきに付入って…
最低だよ…私……

しばらくして九澄は口を開いた。
「俺…お前が好きだ。前はどうか分からない…でも…それでも今、俺はお前が好きだ」
私は九澄の言葉が嬉しかった。それと同じくらい悲しかった。
「さっき俺は嬉しかった。こんな勝手な俺を好きだって言ってくれて。本当に嬉しかった」
私は何も考えられなかった。好きな人が欲しかった言葉をくれて。
本気で嬉しかった。この瞬間を忘れたくない。だから………私は…

「九澄……しよっか」
956ZEH:2007/07/15(日) 19:16:53 ID:dMFUV8np
九澄は顔を紅くしてこっちをじっと見つめる。私も負けないくらい真っ赤だ。
私をぎこちなく抱きしめる。温かい。この温もりを私はどれだけ望んでいたのだろう……
「ん……ふぁ…」
優しいキス。外の空気で冷やされた体がとろけるように温かくなる。
二人のキスは呼吸の続く限り長く…時折喉が鳴り、舌を離し口がまだ続きを求めるように糸が繋がっている。
九澄は舌を絡めとリ、唾液が流れ込んだらチロチロとすくい上げ喉を鳴らす。
「ァ……はぁぁ…ンふぁ…」
延々と続くかと思われるキスも九澄がやめてしまった。
「ァ……ん…んン…」
私は名残惜しくキスを求める私に九澄はもう一度キスをしながら私のふくらみをなで上げる。
「ン!んぁ……ひゃ…ひゅみ…ひゃ……ン…」
先端の方を重点的に弄り上げられその感覚によってしまいそうだ。
ふくらみを優しく、でも強弱をつけてもまれ、私はどうしようもない感覚にのまれる。
昼間で恥ずかしいから声を必死でこらえるが、体が自由を利かなく喘いでしまう。
「ン!ふぅ…ハァ!あ…アァ……」
先端はもう自分ではどうしようもないくらいかたくなっている様だ。
痛さの中に混じる快楽。このままおかしくなってしまいそうだ。
ううん。おかしくなってもいいと思った。だって今の私はどうしようもないくらいに幸せだから。
上の服を脱いで欲しいと頼まれて私は自分から脱ぐ。ものすごい恥ずかしい。
「えと…恥ずかしいから…少しだけでいい?」
九澄がいいぞと言ってくれたから私は胸の部分だけはだけさせて顔をそらす。
これは失敗だったのだろうか?なぜかさっきよりも恥ずかしい。
九澄はまた私にキスをしてくれて少しずつずらし襟首に口づけをする。
「ンあぁぁぁぁ………」
その合間にも胸への刺激は忘れずに続けられる。私は首の感覚から逃げようと体勢を変えると九澄は耳を甘くかむ
!! 声を押し殺して我慢するが耳にかかる吐息と舌の動きにおかしくならないと言うのが無理だ。
九澄は丹念に首や耳を攻め立てこわばる私の体を宥める。
そして九澄は下着を脱がし顔を私の胸の谷間に押し付ける。
それと同時に先端の蕾を摘み取る。
「ヒャあ!あぁっぁあ…あ!…ひぃう!」
顔をうずめた先を舐めあげられ両手で蕾を交互に引っ張られる。
痛みはあるがそれでも快楽の方が大きく他愛なく反応する。
九澄は直接的にはあまり責め立てずじわじわと焦らしながら攻め立てる。
瞬間がくんと何かが来そうな感覚が襲う。だけど九澄はそれを察し私が行く前に責めるのをやめてキスをする。
「んんんん……くぁ!きゅ…んじゅ…むぃ……」
体が自由を利かない。まるで人形のように体を責められて思考が鈍る。
足は悶え動き九澄のベッドに皺をつける。つま先がのび小刻みに揺れる。
九澄は何を思ったか私の足をつかむ。
「ふぇ……?くず…ンアアアあぁぁあ!!」
九澄は足を口にふくむ。さらに指の股に舌先をうねらせる。
「ア!ア!あぁ!ヒャア!ひゃメ…ヒタな…んあぁぁあああ!」
自分でも驚くほど敏感だった。体の全てがまるで性感帯のように感じてしまう。
足を解放したあとに秘所に指を這わす。
既に濡れているそこは触っただけで音を鳴らし指が沈む。
「んぁあ!ひゃメ……らぁめ…くじゅ…みぃあぁああ!!」
下着越しに既に膨れ上がっている最も敏感な所を触られた。
今までとは比較できないくらいの感覚に一気に腰が浮く。九澄はそれを見てそこを押す。
「イひゃああ!!!!!」
体の感覚が一瞬なくなり一気に力が抜ける。足が痙攣し、いっそう下着が濡れた。
957ZEH:2007/07/15(日) 19:18:55 ID:dMFUV8np
酸素を求め呼吸が荒い。頭がボーっとして九澄がいましていることに気づかない。
? なんかスースーする……ふと自分の姿を見ると下には何もはいていない。
「ふぇ!?く…ずぅぁぁあああ!」
チュ…クチュピチャ…ジュ…ジュル……
九澄は顔をそこにうずめ蜜を舐めとる。
あられもない姿に対する羞恥と、一度もそんな責められ方をしたことのない事、
逃れられない快感に対する期待と不安が入り混じり、観月は誰にも見せない顔であえぐ。
「ひぃ!ひぅ!あひぃぃあ!ア!やぁ!く…る…キ…ちゃあ!!」
九澄はとどめとばかりに敏感な蕾を剥き吸い上げた。
痛み、苦しみ、快楽、全てが限界に達する責めに声すらあげられず達してしまう。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!??!!??!」
体が達し、足がガクガク震え九澄の顔を足ではさみ、指の色が変わるくらいシーツをつかんだ。
口がパクパクと動き唾液が垂れ落ちる。九澄はキスをして唾液をすくい上げる。
チロチロと繊細な動きで口の周りを舐めあげる。
「……観月。いいか?」
喋る余裕がない分体で反応した。九澄は気を使ってか裸になる。
男の裸は初めてって当たり前だけど。九澄は少し赤くなるとゆっくり秘所をソレでなぞる。
体がまだ感じたりないのか揺れはじめる。ふと力が抜けた瞬間九澄は一気にそれを入れた。
「イ!ヒギィ!!つ…ぐ…んあぁぁあ!!」
痛さしかない感覚をそのまま受け取る。目尻からは涙があふれ、異物を取り込んでいる感触が変だった。
引き裂けそうな苦痛のなかで九澄の肩をおもいっきりつかむ。
爪が立って九澄の肩に食い込み血がにじんだ。どうしても力が抜けず耳元で何度もあやまる。
九澄は別にいいといってくれた。痛みに耐えるうちにだんだんと慣れてしまう体。
「ぅえ?ァ…が…いぅ…へ…ん…痛かっ…たのぉ!…にぃ!」
体の奥から湧き上がる快楽は表面の苦痛を押し流すようにあふれ出る。
このまま一緒にいられたら…そんなことが脳裏をよぎる。
この行為の中で私は快楽と関係以外の何を得られただろう?九澄を愛し続けるなかで。
自分の感情にながされて、九澄の気持ちを無視しているんじゃ?
そう思った。それと同時に体が痙攣しだした。
「ク・・・ずみぃ!イッチャうよぉぉお!!」
「み…ヅ…キ…俺ももう……」
もう限界だった。一気に体が反り返り、九澄を締め付ける。
「ハァァァああアア!!!」
「クッ…」
九澄は引き抜こうとするが一歩間に合わない。私の膣にほんの少し九澄が入った。
二人で崩れ、息を整える長い時間の中、私は九澄の頬をなで上げる。
九澄は私をじっと見据え、もう一度『優しいキス』をしてくれた……


――――― 夜
外は驚くほど真っ暗で大きな雪が降っている。
二人で公園を歩く。そこを照らすのはほんの仄かな街灯の灯り。
九澄と長い一つのマフラーで繋がり寄りかかる。
「このマフラーどうしたの?」
「姉ちゃんの部屋にあった」
そんな他愛もない会話の中で私は話しかける。これからの事を。今の気持ちを。
958ZEH:2007/07/15(日) 19:19:37 ID:dMFUV8np
「九澄。私アンタが好き。誰よりも好き」
――――― ……………
「アンタは…私を一度ふった。好きな人がいたんじゃない?」
――――― ……分からない
「今日…限りにする?この関係」
――――― ……………
「アンタが…好きな人がいるならさ…私は……」
――――― ……!!

ギュッと抱きしめられる。大好きな人の体温はとても温かかった。
しばらく抱き合い、九澄は言った。

「観月。たしかに前の俺は誰か好きだったかも知れねぇ」
――――― ……………
「でも…今の俺はお前の事が好きだ」
――――― ……………
「お前が好きだって思ってくれたのは前の俺だからか?今じゃ駄目なのか?」
――――― そんな事……
「俺にもう一度チャンスをくれないか?もう一度…好きになるチャンスを」
――――― え……?
「二人目の…今の俺はお前をずっと愛し続ける。もう一度俺を好きになってくれないか?」
――――― ……っク…ヒッ……

そんなこと言われなくても……答えはわかってるくせに……私は……
――――――― どんな時でも…あなただから好きです

―――――――― 二人を照らす街灯のもと……
――――― 二つの影は一つだった 雪が微かな灯りを反射し、ほんの少し周りを輝かせる。
―――――――― 影は歩き出す。この場所のように先の見えない中で…
――――― いつか……全てが明るく照らしだされるまで………


あとがき
以上です。記憶に関するネタを使いたかったので愛花のネタから使いました。
もとが好いてる二人がこういった感じで距離ができ再び愛し合う感じで考えていたんですが。
観月に使用するうちに話がずれてこんな感じに。書いている途中で何をしたいかわからなくなり
話がおかしくなる悪い癖があるようです。今回は…やはり自分で微妙な気がします。
もとが愛花だったから愛花だったら納得できたかも。とりあえずこのスレで書くのはこれは最後です。
もし次スレが出来た場合その時かいてもよろしいなら三国の続きと乾を書きたいです。
もっといい作品が出来るよう頑張ります。
959名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 19:40:16 ID:wrDU7Wxn
GJ!

さて、このスレ埋めるか神待ちか、審判を下さないと行けないようだな。
誰が次スレ立てる?
960名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:57:06 ID:qHQSfzn4
容量うまい具合に調節したな
495kbとかw
スレ立てないと次の投下無理だろwwww
961名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:15:07 ID:4hR9Najd
そろそろ1000超えるけど保管庫とかしないんすか?
962名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:48:01 ID:wiJRqsw+
>>958
GJ!!!!!!!!
963名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:56:32 ID:NPIdZA/6
>>958
いいな。感動したよ。GJ!!
あなたの作品好きだな^ ^
新スレ建ったら俺も作品書くよ。良かったら読んで
964名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 01:04:06 ID:jxPpgujT
>>958
GJ!!!!!!







九澄×愛花だったらもっとよかったな
965名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 19:14:17 ID:y6ZvfqaW
966ZEH:2007/07/16(月) 20:18:56 ID:tN3U8cEv
次スレが立って需要あるなら
いつか愛花END2を観月の補完としてやってみようかな?
967名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 23:28:22 ID:jxPpgujT
>>966
需要がないハズがないですよ!
968名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:43:43 ID:2uI0XTZ6
次スレは誰が?
969名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 16:19:39 ID:3JzTfpTf
>>970が次スレたてるので良いかね
970名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:09:23 ID:armFDNqp
971名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:12:00 ID:oKI4xKmF
何だよ誰も次スレ立てようとしないのかw
とりあえず立ててくるわ
972名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:17:44 ID:oKI4xKmF
次スレ立てたぞ〜
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1184764525/

あとは本スレみたいにしりとりでもして埋めてくれ
973○ ◆En/elxukv2 :2007/07/18(水) 23:21:44 ID:tTvnvCev
>>972
有難う御座います。
そして当方の作品を呼んでいただいた方、感想を書き込んでくれた方に感謝いたします。
974名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 23:37:29 ID:mWc1JSPo
いえいえ こちらこそ楽しませてもらいましたよ!
975名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 11:53:36 ID:73KXviv2
埋め
976名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 14:24:40 ID:vZGcCokm
埋め埋め
977名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:20:16 ID:sg/4lhvV
エロパロ




978名無しさん@ピンキー
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

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                               /   /   / ´∀)∧∧  
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