疲れたので我輩は寝る。
>4、乙しておけ。
…なんだかちくちくしてきた…
>1おつ!
3ー5の流れに萌えたw
貴様、何を言っている。>30まで保守は魔界の常識だぞ。
魔界の新常識>30、乙だ。
僕らは>>1乙する(シャッ
乙!デーム!
11 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 15:17:10 ID:7zWFWCSS
好きな食べ物:乙カレー
好きな魚:乙鰈
(乙 ̄)<乙デース。
>1乙
ここにDCS置いておきますね つ[]
1乙!!
>>1乙は…住人の心を最も素直にブッちゃけさせる
皆の中の煩悩をムキ出しにしてごらんなさい…
きっと気分は爽快よ…
ドーピングコンソメスープだ・・・
さあ諸君・・・俺が
>>1乙るのを止められるかな・・・?
泣かぬなら
>>1乙してしまえ
ホトトギス
デース
外に出したいのこの1乙衝動を!!
1乙したくて1乙したくて仕方ないのよ!!
えーっと乙です。
つ□ 要りますか?まだ未使用ですけど。
>>1は俺が生まれた時からずっと俺の
>>1だ!!
1乙する場所は
>>1が与えてくれる!!
あの人についていけば…俺は一生萎える思いをしなくて済むんだよ!!
24 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 13:07:44 ID:xoafOcJe
今週もなんかエロいデース
今週今までで一番エロかったなーw
お座りしてる弥子たんとか「舐めろ」とか(*´Д`)ハアハア
やー本編でああくるとは思わなかったよ。
エロエロだねぇ
「キレーイに」とかヤバス、断っても何かするんだろうな
今週のはあまりのエロ展開に夢でも見てるのかと思ったよww
エロいなぁ(*´Д`)
もっとやれ
まさに靴辱!!とかワロタw
果たして弥子タンはネウロの靴をペロペロするのか(*´д`)
「舐めろ」で別のエロ妄想をしたオイラは逝ってもいいですか。
さよーならー…。
>>30ここの住人が「別の」想像をしないとでも思うかい?
>>30このスレの住人が「別の」妄想をしないとでも思うかい?
(・∀・)ノシ
舐めろって言葉自体問答無用でエロだろ
よって
>>30は普通
地ベタとか言われても怪しまずにおすわりする仔犬な弥子萌え
二重投稿スマソ
あれはここの住人じゃなくてもエロいと思うよ
今週最後の2Pは家宝にします
と書きに来たわけだが、同じ事考えてるおまいらがいて嬉しかったw
本スレで出た「1と0の間=小さな死 」
発言によって妄想が更に膨らんだ
舐めろのパロで全スレのリレーに
参加しようと思ってたら話が進んでて駄目だった。
みんなアレで火がついてようですな。
今週のネウロのエロさに思わずコミック全部揃えてしまった。
ヒステリアの回の、トイレの個室に二人で入ってるのに凄い勢いで妄想してしまったよ。
ネタ被ってなかったら書いてみようと思うんだけど、
今まとめサイトに載ってない分とかで個室プレイネタあった?
あったけど、気にすることはないよ
書いて
>>39 ようこそこちらの世界へ。
意外にも、あんなに萌え設定だったのにおもらしヤコたんネタぐらい
しかないよ。ばんばん書いて下され。
少年誌だから足なんだよ
どーでもいーかもしれんが
ムヒョのエロパロスレにロージー×弥子があってワロタ
ロジ弥子は前スレで話題にでなかったか?
J(´ー`)しゴメンネ、カーチャンカキコムノハジメテダカラ
ロジ作る人、ヤコ食べる人。
話し変わるが皆前スレ見てるか?ネウヤコ→ネウヤコ+サイのリレー小説がとってもィィ
>>49 見てきたww神がいらっしゃる
関係ないがココの住人は笛吹彼女捏造とかおkなかたがた?
俺は全然ぉК!!
笛吹にはツンデレ属性がある。どんな彼女なのか気になるぞ。
猛烈に。オk!
上手くツンデレってくれるか自信がないが書いてみる
へたれるかもしれないけどそれもおk?
おk!!ガンバレ
前スレ1000乙様〜
なんてクオリティの高い埋めなんだ>前スレ
新スレ乙。
叶絵と笹塚が出てますがフラグは立ちません。
10股女x筍。…確か今までに筍話は無かったと思うが、いかがか。
長めを途中まで投下します。
58 :
初モノ1:2006/05/19(金) 19:28:13 ID:korQszyd
「まさか合コンOKしてもらえるとは思わなかったんで、すっごく嬉しいです!」
春にしては湿度が高く、夏にしては涼しい季節。
テスト前だけど…いやテスト前だからこそ、合コンは楽しいものだ。
「酒飲めるしね…最近目覚めいいし」
「??まあ、いいですけど」
「それに、ほら」
ふと視線をずらす。
「あー…ハイ」
今回の合コンの真の目的は…
「先輩! この店ドシロート娘!の肥後ちゃんがタバコ吸ってた店じゃないですか〜!!」
石垣である。
「血が通っている立体の彼女ができればな、と思って」
「ですよね」
「二人とも何話してるんですか?? さてはこの脱退する二人のストラ
「「何でもない」です。さあ入りましょう」
「美味い焼酎あるかな」
石垣の収集品を華麗にスルーして、居酒屋へと入る。
「肥後ちゃんが座ってた席に座れるといいなー」
オタク暦24年、彼女いない暦24年。もっとも、3次元に興味はあるのか?
いや書き上げてから投下して
60 :
初モノ2:2006/05/19(金) 19:28:57 ID:korQszyd
「「「「「カンパーイ!」」未成年は酒飲むなよー!」わかってるっつーの!」」
メンバーは10人ほど。
遅ばせながら新しい出会いを、との事だったので友達の友達、あまり合コンに出なさそうな人。という面子がそろった。
「飲んでますねー笹塚さん。何気に料理も訳隔てなくちょっとずつ食べてるし。ひょっとして慣れてる?」
「黙っててもいい、って事でよく誘われるしね。あとは弥子ちゃんの影響かな」
「婦警さん?ですよね。分かる気がします。弥子はね…呼ぶと訳隔てなく全て食べ尽くすので今回は呼ばなかったんですが、うん確かにおいしそうに食べる」
「あの邪魔探偵の話はやめにして、先輩コレ飲んでみて下さいよー今限定の秋草原のノンアルコールビール」
盛り上がってるようで小声で話す二人に割り込むところは流石軽いノリ(と低いプライド)の持ち主である。
ちなみにこのノンアルコール飲料、萌え系イラストグラスに入った麦茶、いわゆるボッタくりである。
「いやー弥子繋がりじゃなきゃ石垣さん呼ばないし…」
「…オレオレ詐欺にいつか引っかかるんじゃないかと心配でね…」
「私、飲んでいいかな」
小声会議の脇、おずおずと口を挟んだのは泣きぼくろの女性。
「いいっスよいいっス! すいませーん、モ・ビール下さい」
言わずもがな、模造ビールの略でモ・ビールである。あるいは萌えビールの略かもしれないが。
「あれ?」
「ん?笹塚さんどうしたんですか?」
焼酎グラスを持つ手とライムジュースを飲む手が止まる。
「いや、あの女の子…もしかしたら」
「え、…ふんふん、…うわぁ…で…?そうなんですか…」
小声で再会議(しかも、深刻)のさなか、可決案が出そうなサミットもある。
「…私、下瀬唯って言うんです。唯一のゆい」
「俺は石垣筍。竹の子って書いてしゅん」
「えー何で??」
「旬って書いたんスけど誤植で…」
第一印象と自己紹介で本人の印象の80%は決まるという。
「初めて作るプラモってすぐ壊れなかった?」
「あー人形遊びはまず髪切る、みたいな」
二人の目は、何日で別れるか(ふられるか)と言う議論を暗に語っていた。
続きも含めて後日投下します
62 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 20:59:16 ID:SucOmvUF
なんか読みにくい
ちょ、前スレ職人様方GJでした!
このスレは神職人ばっかだな…ロマンティックが止まらないよ
>>62 会話が多いからな。初心者によくあるパターンだ。
だが、初物。髪職人の誕生かもしれん。
ということでがんばってくださいよ。
何やら中・高校生の腐女子の香りがするのは気のせい…だよな。まさか21禁だもんなここ、な
まあまあ、最初からうまい書き手なんていないんだ
肌に合わなきゃ読み手がスルーすればいいんだし
なんぼか書いてるうちにいつか神に近づくかもしれんから長い目で見守ろう
後、前スレ最後の職人大発生にGJ
前スレのリレー小説、全体がクオリティ超タカス。
そして最後の最後まできちんとスレを使いきって話も終わらせた技量と、
職人としてのプライドに感動っす。
ネウロスレはマジでスゲーな。職人も大発生する訳だよ。
前スレの職人様本当にGJ!!
クオリティ高い作品が展開の読めないまま毎日増えて行くのが
凄く楽しみで楽しかったです。
もう…同人誌の1コマだな
エロイ
今週号のネウロの続きを妄想してみた。
エロ少なくてスイマセーン……真っ昼間からスイマセーン……
「貴様には――選ぶべき、2つの道がある」
スチールのデスクに腰掛けたネウロは、心底楽しそうに言う。
来週からのテストをすっかり失念しており、弥子は留年するかしないかの危機に直面していた。
唯一の頼みの綱の叶絵にも見捨てられてしまい、ネウロに泣きついたのだが――――
舐めろ、と差し出された靴。
頼みの言葉には、「この奴隷」やら「ご主人様」やらの屈辱的な言い回しを強制される。
私は今、絶望に打ちひしがれた顔をしてるに違いない、と弥子はぼんやり思う。
「我が輩に懇願して勉強を教えてもらうか、くだらないプライドを守って、留年するかだ」
「……っ!」
「さあどうする」
(留年はしたくない……けど! こんなSMプレイもどき、絶対やだ! でも……!)
硬直した身体とは正反対に、内心は嵐のように葛藤が暴れている。
革靴に映った弥子自身は、やっぱり泣きそうな顔をしていた。
ぐるぐるぐると思考は堂々巡りし、時間は刻々と過ぎていく。
「ヤコよ、我が輩は本当にいい主人だぞ」
爪先で弥子のあごを軽く蹴り上げ、頭に靴を置く。
「いだっ……! 今度は何よ…」
「妥協案を出してやろうというのだ」
頭の上からぐいぐいと圧力をかけられ、その重みで弥子の頭部は下がる。靴の裏の凹凸がはっきり
解るほどの強さに、「っ!ちょ……重いって! 痛い!」と苦言を呈する。
と、弥子は理解した。
床に額をこすりつけんばかりの、この体勢。
両手を地べたにつき、ひざまづいている、この姿勢は……
「土下座程度で請け負ってやろうというのだ、ありがたく思え」
「あああああやっぱり」
「靴を舐めるのは、もう少し段階を踏んでからにしてやる」
まだ調教が足りなかったな、とつぶやくネウロの声を頭上に聞きながら、
(不祥事おこした銀行頭取でもあるまいし! 高校生にして……ドゲザ…)
「さて、”お勉強”を教えてやろうか」
屈辱に震える弥子を見て、ネウロは上機嫌。
さきほど全問解いた数学Tの問題集を手に、うさんくさい笑みを浮かべた。
「ほんとに教えてくれるの!?」
「フハハハ、我が輩がいつ嘘をついたことがある」
「嘘って言うか……犯人が爆弾を仕掛けるのを見てました、とか…」
「あれはストーリー上仕方なかったのだ、嘘でもない」
弥子の控えめなツッコミを軽くかわし、ネウロは向き直る。ぱらぱらとページをめくり、
「どこが難しいのだ、こんなもの」
「全部わかんないよ……」
情けなく肩を落とす弥子。フン、とネウロは鼻で笑う。
「我が輩の奴隷にふさわしいように、教育しなおしてやろう。脱げ」
「ありがとうネウロ、恩に着る! ……今なんて言った?」
「脱げ、と言ったのだ。以後、勝手に話すことは許さん。命令にそむくこともだ」
スタンダードな教え方を期待していた自分が間違っていたことに気づいた時には、もう遅い。
(こんなことなら、あかねちゃんや笹塚さんに教えてもらえばよかった……)
思慮の浅さを悔やみながら、弥子はブラウスのボタンを外し始めた。
問題集を目の前にしていながら、弥子の口から出るのは嬌声。
「この程度の問題も解けんのか? さっき教えた公式を応用すればいいだろう」
「うん…っ、解って…ぁああん!」
「さては貴様、公式を覚えていないな」
「痛っ……!!」
ぎり、ときつく胸の先端をつままれて、痛みに悲鳴をあげる。
「覚えてるよぉ……」
「言ってみろ」
耳元でささやかれ、弥子は記憶をたどる。つい先ほど教えてもらって何度も暗唱したのに、
どうも自信がない。
それよりも、こんな状況で勉強しても頭に入るわけがない。こんな――立ったまま、後ろから
貫かれている状況で。
頭の中が快感で占められそうになるのを、必死で打ち消す。公式だ、解の公式を思い出すんだ。
「え、エックスイコール……」
「続けろ」
「2っ…エーぶんの、マイナス、…あ…っ!」
乳首をつまんでいた手は腹を撫でて降り、濡れた茂みの中へと至る。挿入されただけで、動かされて
いない。物足りなさに弥子の秘所はだらだらと愛液を流していた。
「どうした? 解の公式をちゃんと暗唱しろと言っているだろう」
楽しそうなネウロの声に、腹を立てる余裕もない。
花弁は、結合部をなぞる指に浅ましくも過敏な反応をしてしまう。ひくひくうごめいているのが、
自分でも解る。
「やはり、忘れたのか」
「きゃ…!」
やさしかった指が、いきなり乱暴になる。隙間なくつながっている部分に、無理やり差し込もうとする
動きに、弥子は悲鳴をあげた。
「やだ…ぁ、やめてよ……!」
「公式だ」
あくまで冷静に、ネウロは言い放つ。
「うん…! マイナス、ルート……ビーの、っあああああん!」
「違う」
最奥まで至っていたネウロのものが一気に引き抜かれて、弥子はくずれおちた。
「ただ代入すればいいから、このパターンの問題は得点源なのだ……
それを、貴様は公式すら覚えられないのか、このナメクジが」
なんでそんなに高校生の数学事情に詳しいの、というツッコミをぐっとこらえる。
テストまであと1週間しかないのだ。頼みの綱はネウロだけ。留年は、絶対に避けなければならない。
悲壮な決意を胸に、弥子は必死で解の公式を思い出していた。
* * *
テスト返却のときの教室は、ざわざわと落ち着かない。
それ以上に落ち着かない弥子は、蒼白になって自分の答案が戻ってくるのを待っていた。
「桂木弥子! ……やればできるじゃあないか、先生の教育の賜物だな!」
うれしそうな数学担任の声が響き、教室には一瞬静寂が満ちた。
限りない気まずさを感じながら席を立ち、採点されたテストをひったくるように取って、逃げるように
席に着く。
学食目当てで無理やり入学したせいで、弥子の成績がよくないのは学年中が知ることである。
今回はマジでヤバイらしい、あわや留年か? と噂されていたことは弥子は知らない。
「いつもの点数の10倍以上の点数をとるなんて、先生はうれしい! 猛烈にうれしい!」
10倍、ってことは桂木のいつもの点数って、と周りのざわめきが大きくなる。
「しかも、2次方程式の解の公式のところを特に念入りにやったようだな!! 全問正解だ!!」
その言葉を聞いて弥子は、耳まで赤くなって机に突っ伏した。
「ほんとに、すばらしい点数とらせやがった……っ」
血を吐きそうな形相でのつぶやきは、心配して様子をうかがいにきた浅田忠信にしか聞こえなかった。
(おわり)
浅田が勉強おしえてやればいいんじゃないだろうか。頭よさそうだし
おおっ!激しくGJ!
問題集を前に、ってエロいな。
GJ。
10倍の点数にワロタ
ところで二次方程式の解の公式って高校の範囲だっけ?
どうも中学でやったような記憶がなくもないんだが。
高校卒業してもう(ピー)年経つもんで記憶が曖昧だ……
ゆとり
>71
超GJ!!
神様ありがとう。
今週号でネウヤコ祭りがそこかしこで展開される中
空気を読まずにサイアイ書いていた。
まあタイトル通りの内容です。
名前欄の番号1〜8のうちエロがあるのは3〜6だけです
少なくてごめんなさい
1:
犯行を終えた夜は気だるい。収穫なく終わったときは特にだ。
どんよりと胸を占めるこの落胆を、何か別のことで紛らわせたくなる。
「ねぇ、アイ」
ベッドに寝転がったままXはふと聞いた。
「最近付き合ってる奴とかできた?」
呼びかけた相手は椅子に腰掛け、ノートに何やら書きつけていたところだった。
ペンを動かす手を止めて、彼女が振り返る。感情を宿さぬ目でXを見返した。
「唐突に何を?」
「別に。ただの素朴な疑問」
文章の内容は見ずともわかる。今回の『仕事』の記録だろう。
重度の記憶障害を持つXには、活動の詳細を何らかの形で残さなければ、既に一度手をつけている無為なことに何度も手を出してしまう危険性があった。
しかし当のXはそういった、瑣末かつ地道な作業を好まない。
自然その種の仕事は全て、助手であるアイに回すということになる。
いまどき電子記録でなくアナログなのは――ほとんどありえないことではあるが――彼女経由で犯行の足がついたとき、容易に証拠を隠滅できるからだった。
万が一にも、Xに捜査の手が及ばないように。
そうなったときはいつでも自分ごとこの記録を切り捨てられるように。
「最近なんかソワソワしてるし、話しかけても上の空のこととかあるしさ。
ちょっと気になって聞いてみただけ。
見た目はあんまり変わってないけど、シャンプーやトリートメントが変わったり、爪の手入れの仕方が微妙に上達してたり、同時の他のいろんな細かい変化もね」
「……随分と、細かいところまで見ていらっしゃるんですね」
呆れているのか皮肉っているのか、彼女の無表情からは判断がつけにくい。
「当たり前じゃん。俺を誰だと思ってんの。殺しては観察し盗んでは観察し……少なくとも十年は確実に、観察ばっかの人生送ってきた人間だよ」
ごろん、と寝返り。
天井を眺めながらXは肩をすくめた。
「まぁ大半は忘れちゃってるし、人間だって証拠もこないだのネウロの認定以外ないわけだけど。
で、どうなの。いるの? そういう奴」
「………………」
記録が終わったのだろう。ぱたん、とアイはノートを閉じた。
「ええ。まあ」
「あ、やっぱり。どんな奴? 男? 女?」
「男性です。私はノーマルですので」
「なんだ。女も好きなんだったらちょっと試してみたいことあったのに。
アイの相手か。ちょっと面白いかも」
彼女に視線を戻し、くす、と笑う。
「箱にはしないでくださいね」
先回りするように釘を刺すアイ。
「平凡な人です、本当に。あなたの正体(なかみ)に繋がるものがあるとも思えません。ですから、」
「さーね、見て決めるのは俺だよ。完ペキ保証はできないな。
そもそもアイを選んでる時点で、わりと平凡じゃないじゃない感じするし」
「それはどういう意味でしょう」
視線にじとりとしたものが混ざった気がした。
Xはくつくつと声を立てる。
「いやいやいやいや。見る目あると思うよ。あんたはいい女だ」
稀にしか見られないこの女の、表情の微妙な変化が面白い。
しばらくそうやって笑い続けていたが、
「……仕事終わった?」
「はい。たった今」
「そ。じゃあいつも通り」
Xはベッドに半身を起こす。
スッと、アイへと手を差し出した。
「ほら、こっち来て。――楽しもうよ」
軽いため息をひとつつき、アイはテーブルから立ち上がった。
無言で見つめ返すその瞳が語っている。
『しょうがない人』。
手を取り返したアイの腰を、Xは強く抱き寄せた。
2:
「灯かり消すの好きだよね」
アイの首筋に舌を這わせながら、Xが言った。
「たまには明るいとこでやってみても、罰は当たんないと思うのに」
「んっ……X……それ、は……」
アイはXのどんな求めにも、多少戸惑いはしつつも結局は従う。
プレイについて自ら要求することは滅多になかった。
その彼女が唯一頑として譲らないのが照明についてだ。
数えることさえ無意味なほどに体を重ね続けているのに、互いの体がはっきり見える場所で交わったことは未だにない。
少なくともXが記憶している範囲内では。
「……それは、それだけは、どうか……んんっ」
「何。ひょっとして恥ずかしがってんの?」
腕に抱え込むように背に手を回し、立ち上がり始めた胸の突起を指で責める。
彼女の膝を脚で割り開いた。
「あっ……」
「今までさんざん色々やってきて、今更恥ずかしいも何もないと思うんだけど……
やっぱりあんたの頭の中身ってわかんないな」
電気を消すのは結局のところ、アイの自己満足にすぎなかった。
なりきれない部分もあるとはいえ、今や獣にまで身をやつすことのできるXである。
細胞の変異を少し調整すれば、灯かりひとつない完全な闇の中でも、白昼とさして変わらぬ視界を確保することが可能だ。
Xの舌や指に弄ばれ、快楽に悶える彼女の姿も、無論はっきりと見ることができる。
「でもさぁ、ほら。恥ずかしい方が感じることってない? あるじゃん羞恥プレイとか色々。
ああいうの一度あんたとやってみたいと思ってるんだけど、俺」
「やっ……あぁあっ……あ……」
指を使って秘所への愛撫。
白い喉をのけぞらせ、まぶたをきゅっときつく閉じ、彼女はひときわ高く喘ぐ。
熱を持った襞は既に濡れきっていた。
「答える余裕ないか。じゃあまた今度でいいや……覚えとくからね。あんたも忘れないでよ」
笑いを含んだ声でそう言い、Xは指を抜く。
そのままぐい、と腰を進めた。
蜜で溢れた秘所に包み込まれる感覚。
「…………っ!」
突き上げられる快感に、アイは更に大きく身悶える。
襞は結合の悦びにわななきX自身に吸い付いた。
「ふっ……ああぁ…ぁ……サ、イっ……」
アイの相手にしてみれば、これは裏切りでしかなく、半狂乱で激怒してもおかしくはあるまい。
しかしXにとってもアイにとっても、それとこれとは別問題だった。
Xがアイの髪を梳くのも、彼女の唇にくちづけるのも、それ以上のことをするのも、決して愛情からではない。
覚えている限りのほとんどの時間を、他者の観察に費やしてきたXである。
愛だの恋だのの空虚さも嫌というほど理解している。
燃え尽きるほど激しい細胞同士の求め合いは、悲しいかな蝋燭の火よりも弱い。
自分とアイとの関係は、そんな期限つきのもととは明らかに異なっていた。
当たり前といえば当たり前だ。
果ての見えない探求の道を、手を取り合って歩み続けなければならない二人なのだ。
少なくともXの正体(なかみ)を理解するその日までは。
「……っく、…………んっ…は……」
ギシギシとベッドが軋む。
アイの手がシーツを掴む。指先に切実な力がこもる。
快楽のふちに投げ出されるのを、水際のところで耐えるかのように。
「しがみつくならこっちにしなよ。爪立てていいから」
Xは彼女の手首を掴む。
そのまま自分の背中へと回させた。
「…………申し訳……ありませ……」
「謝んないでよ、興醒めするから」
絶え絶えの台詞を途中で遮った。
アイが誰を愛していようが、自分の知らないところで誰と交わろうがどうでもいい。
裏切られたとも裏切っているとも思わない。
彼女の手は、既にXが握っているのだから。
どれだけ彼女に愛されていようが関係なく、他の誰にも彼女の手を取れはしない。
少なくともその限りにおいて、彼女はXの独占物なのである。
「なりすます都合やら何やらで……色んな奴とこういうことするけど、さ」
抽送を繰り返しながらXは言う。
「あんたが一番いいんだよね、やっぱり。
いや……よしあしの問題っていうより……相性、かな」
悶えているのはアイだけではない。
身の内をかけめぐる快感に、Xの言葉も途切れがちになる。
こめかみに、首筋に、アイの爪の先の食い込む背中に、熱い汗のしずくがつたう。
「あんたも、そうだろ?」
アイの手を引けるのはXだけだし、Xの隣に立つことができるのも、またアイだけだろう。
互いに代わりはありえない。少なくともXはそう確信している。
アイの中身に興味がありつつ、彼女を強引に殺す気になれないのは、Xの脳細胞のどこかに彼女を惜しむ部分があるからかもしれない。
外科手術から死体の処理、更にはベッドにおいてまで。
何から何までXの命じるままに動いてくれるこの滑らかな手を失うのは、いかにも惜しい。
Xの問いにアイは答えなかった。
ただXの唇をキスで塞いだ。
3:
「アイ」
行為後の甘い虚脱感のなかで。
乱れた彼女の髪を指に絡めながらXが言った。
「俺、やっぱりあんたの中身が見たいな」
「…………」
一見普段通りの無表情に戻ったようにも見えるアイだったが、よくよく見ればその頬からは、最高潮の余韻が抜けきっていなかった。
熱の残った息を吐き、答えるまでに数秒のタイムラグがかかる。
「先日お断りしたばかりですが……」
「だから改めて頼んでるんだよ」
トリートメントの香るストレートの髪を、Xは自分の口元へと持っていく。
「あんたがどうしてもやだって言うんなら、すぐにとまでは言わないからさ。
ミンチとマッシュとみじん切り、どれがいい?」
「……違いが私には分かりかねます、X」
髪にそっとくちづけを一つ。
絡めた手から力を抜くと、指の間からさらさらと流れ落ちていった。
「あんたのことが好きだよ、アイ」
微笑みながら言う。
「色々観察しつつ自己分析してみたけど、多分それだけは確かだと思う。
あんたの相手とはきっと、≪好き≫の意味がだいぶ違うけどね」
「……ありがとうございます」
淡々と答える彼女の、今度は顔へと手を伸ばした。
唇の曲線をそっと指でなぞる。
「だからさ、アイ。最後まで俺につきあってよ」
いつか彼の正体が分かるその時――
いつか彼女を箱にするその日まで。
「あんたの相手にはごめんって言っといて」
瞳を覗き込みながら、言う。
「あんたは、俺のものだから」
惨めな嫉妬でもちっぽけな対抗心でもない。
事実なのだから仕方がない。
最終的に彼女を占められるのはXだけなのだ。
「いいよね?」
小首をかしげながらXは聞いた。
しばしの沈黙。
つい、とXから目を逸らしながらアイが言う。
「私の答えは、つい先日申し上げました」
「…………? 言ったっけそんなこと」
目をしばたかせるX。
「あなたの正体を知ること、ただそれだけが私の望み。
それさえ知ることができたなら、あとはミンチでもマッシュでも、みじん切りでも」
ここでアイはXを見返した。
「どうぞお気の召すままに」
――わけもなく、喉の奥から笑いがこみ上げてきた。
アイの顎を掴む。そのまま強引にくちづける。
「んっ……」
舌も何も使わない、ただ重ねるだけのシンプルなキス。
数十秒続けてようやく唇を放した。
「あ、やば。また勃ってきちゃった。もう一回だけいい?」
「……さっき三回もしておいて、またですか……」
「もたないよりいいじゃん。ね、もう一回。もう一回しよ」
子供のようにねだりながら、Xはアイをベッドに押し倒した。
・・・・・・・・・・・
終わりです。
この二人しばらく出てこなさそうで寂しい。
>>88 一言GJと伝えたい
近いうちにサイアイも出て来ると俺は信じてる
GJ!
なんか愛があるのにどこか殺伐としてるのがあの二人っぽくていいね GJ
こんな時間だが、投下。
扉絵の優等生ヤコたんと教師ネウロの二人に萌えたので、即効で書いた。
勢いだけはある。
とあるやたら暑い五月の午後。
いつものように事務所に立ち寄った弥子の目の前に、あの人の悪い笑みを満
面に湛えたネウロが一揃いの服を差し出した。
「これを着ろ」
「はい?」
いきなりそんなことを言われて、頭がついていかない。よほど呆けた顔をしてい
たのだろう、ネウロはやや苛立ったようにばさりとガラステーブルの上に服を投
げつけるとおもむろに弥子の制服に手をかけようとしてきた。
「やだっ、何するっての!」
「御主人様の言いつけを奴隷風情が遂行しようとしないなら、当然だろう」
うわ、こいつ平気な面して御主人様とか言いやがった、と思わず心の中でツッ
コミを入れてしまう自分がちょっと悲しい。
「いいって、自分でやるって!」
強引に脱がされるのだけは何とか阻止したが、本当に言う通りにしないと何を
されるか分からない。諦めて渋々物陰で着替えをする羽目になった。
だが。
どこかの学校の制服のようなチェックのネクタイにスカートという服装は、一体
ネウロが何を意図して着せようとしたのか全然分からない。
「着たけど…っておい!」
「ほう、なかなか悪くないぞ」
「何であんたも着替えてるの!」
「貴様にだけ着せても釣り合いが取れないだろう」
訳の分からないことを言いながら更ににっこりと笑うネウロは、腕まくりした黒
シャツに黒ズボンという服装に変わっていた。どう見ても高校教師に女子高生
という組み合わせだ。
絶対こいつ見てる。暇な時間に変な画像とか、エロ動画とか、見てる筈だ。そ
れでこんなプレイを思いついたのだろう。
「何でいきなりコスプレなんですか、このドS魔人」
「気にするな。その日の気分というものもあるだろう」
「ないない、第一普通は都合良くこんな服持ってないから」
ネウロが一度興味を持ったら最後、とてつもなく凝るのは弥子も嫌というほど
分かっている。下手をしたら、今度はどこからかメイド服でも持ち出してきて絶
対領域にまでこだわりそうだ。
こんなとんでもねード変態魔人に捕まった自分の身の不運を思わず嘆く弥子
だったが、もちろん不幸はそれだけではなかった。着せた以上は当然脱がさ
れる。
うっかり着てしまった手前、何となく負けを認めたような気持ちになって弥子は
せめてもの抵抗で睨んでみる。
「着たからもういいでしょ!」
「そうはいかんな」
満足そうに上から下までいやらしくじろじろと弥子の姿を眺めていたネウロが、
いよいよ本来のエロさを剥き出しにしようとしていた。
「…マジっすか?」
「もちろんだ、ヤコ」
本日一番いい笑顔でにやーりと笑ったネウロは、本当に恐ろしかった。
「あ、ちょっ、とっ…」
壁際に立たされた弥子は、予期しなかったものの感触に声を上げた。
どこからか持ち出してきた謎の指差し棒の先端がスカートの中に潜り込んで
きて、そのままショーツの上からぐりっと感じてしまう部分をピンポイントで攻
めてきたからだ。
「は、いやだってばっ…」
「本来なら折角だから先生とでも呼んで貰いたいところだが、まあ今回は許
してやろう」
勝手なことを言いながら、ネウロは嬉しそうに弥子を攻める。
今までも色々なやり方で攻められてきただけに、ある程度は予測してきた筈
だったが、さすがにこればかりは初めてだった。
一体どれだけ変態なんだ、このエロ魔人。
腹の中で毒づくものの、もうここから逃げられない状況にされた弥子はまさに
まな板の上の鯉。美味しく頂かれるのをただ待っているだけしかなかった。
憎たらしいネウロは、嫌がりながらも思うままになっていく弥子をにやにやと
涎が垂れそうな顔で眺めている。
悪趣味だったらない。
「今日はなかなか乗っているようだな」
ブラウスのボタンを殊更ゆっくりと外していく手つきにも感じているのを悟られ
ないように、精一杯の声を上げる。
「…どこがそう見えるって」
「抵抗しない」
「今更したって同じことじゃん」
「そろそろ奴隷としての自覚が出て来たようだな、喜ばしいぞ」
ブラがずり上げられ、あらわになった乳房をゆっくりと揉まれ始めるとさすが
に我慢出来ずに瞬時に声を噛む。何度もしているせいか、力加減が絶妙で
本当に気持ちがいいのだ。胸だけでこんなにいいなら、この先どうなってしま
うか分からない。
「…んっ…」
あからさまに声を上げないのが面白くなかったらしい。ネウロは指差し棒を放
り投げて直接ショーツの中に手を入れてきて、もうひくついているそこを撫で
回す。あまりの快感でびくっと体が跳ね上がった。
こんな風に、乱暴に触られたくない。
「やだ、やめて!もうやめてったら、この変態!」
「黙れ」
もう、これっぽっちの抵抗も許さないように、ぎゃあぎゃあ叫ぶ弥子の口が強
引に封じられた。ぬるっと熱い舌が口腔内をねっとり這い回る度に、体から
力が抜けていく。その間も乳房や淫核はいやらしくそれぞれの手で刺激され
て、もう限界を迎えそうになっていた。
「あ、あん、あぁんっ…ネウロぉっ…」
もう理性など残されてはいない。ただねだるように漏らす声だけが艶かしく事
務所内に響く。淫核を嬲っていた指は中から溢れてきた愛液の助けを借りて
敏感になっている内部を思い切り抉った。
「ひゃ、ああぅんっ…!」
ぴちゃぴちゃ、くちゅくちゅと淫らな音がそこから漏れる度に弥子の表情が淫
蕩に蕩けていく。
「あ、ん…ダメだったらっ…」
汐を吹く勢いで溢れている愛液が、膝まで伝っているのだけは辛うじて分か
った。
「ネウロぉ…」
声音は既に誘っているようだ。
その姿に満足しきったように、魔人はぺろっと舌を舐めてズボンから硬く張り
詰めたものを引き摺り出した。
「ヤコ、そろそろくれてやろうか」
「…あん、早くして…」
硬いものの先端を濡れきった部分に見せつけるように擦りつけながら、半開
きになった弥子の唇を軽く噛んでくる。
「奴隷らしく『お願いします』と言え」
「あ、あぁ…お、願いします」
「いいだろう」
すっかり快楽に浸りきって従順になったことが嬉しいのか、一気に内部を突
き上げてくるものはぐいぐいと擦り上げるごとに硬さと大きさを増していく。と
ても受け止めきれないほどの勢いに、さすがの弥子も全てを忘れて喘ぎ狂
った。
「いやっ、あん、あ、ネウロ!」
「ヤコ、まだだ、もっと狂え。もっとだ」
「ひゃっ…」
まだしばらく愉しめると思っていたのに、唐突に中を掻き回していたものは
ずるっと引き抜かれてしまった。
「…あ」
不満そうな声が思わず漏れた。
中を一杯に満たしていたものが奪われただけで、達することの出来なかった
反動で疼きがやるせなく燃え上がる。壁にもたれながら、力の入らなくなっ
た足を精一杯突っ張っている弥子は体力さえ限界を迎えようとしていた。
ぽろりと涙が伝い落ちる。
快感を与えるなら、こんなひどく中途半端なことだけはして欲しくなかったの
にと。
「ネウロ…やだよこんなの…」
「安心しろ、ただ興が乗っただけだ」
すっかり制服を乱しきった弥子の様子をいやらしい目で眺めながら、ネウロ
は舌舐めずりをして屈みながら震え続ける右足を肩にかけ、愛液を垂れ流
し続けているそこに舌を差し込んだ。何をされても感じるだけとなった敏感
な粘膜を指で広げ、滴り落ちるものを舐め始めた。
「あ、ひゃあっ!!!」
怒涛のような快楽が突然襲ってきて、再び弥子の脳裏は真っ白になる。
「いやっ、あ、ひゃっ…」
はちきれそうなほど充血しきっているそこを思う存分にいじられ、嬲られ尽く
されてもう弥子は立っていられるだけの力も消耗しきっていた。なのに、反
射的に快楽に跳ねる体が立ち続けることを思い出させてしまう。
「…もういいな」
完全に堕ちきったと見て、ようやくネウロが身を起こした。
「ひゃっ…」
やっと、続きが与えられる。
歓喜に似た安堵感が胸に沸いてきた弥子だったが、期待を外されるように
体が強引に反転させられた。堅い壁に縋る形になって不安そうに振り向こ
うとした途端、背後から燃えたぎった肉棒が熱を欲しがってひくついていた
そこに突き立てられた。
「あああああっ!!!熱いよお、ネウロ!」
もう、辺り憚ることのない声が事務所に響いた。頭の中は沸騰しそうで、もう
何も考えられない。気持ち良くて、嬉しくて、何もかも弾け飛びそうだった。
「ヤコ、ヤコ…もっと狂え。もっと…」
「ひゃあんっ、ネウロぉっ…いい、いいよおっ…」
激しく突かれ、体の奥が受け止めきれずに軋んでいるのに気持ちいい。何
度か見たネウロのあの熱くて硬くて太いものがこうして中を擦り上げ、掻き
回していると思うだけできりなく愛液は垂れ落ちる。
「あひっ!」
乳房を揉み、体中をまさぐる手が淫核をいじっていた。繋がったまま触られ
ると、すぐにでも達してしまいそうで嫌だった。こんなにいいのなら、出来る
だけ長く貪っていたい。体が崩れ落ちないように強く抱き締めている腕が、
無性に嬉しい。このまま死んでしまってもいいと思えるほどに。
「あん、ネウロ、もっと、突いてっ!」
「ヤコ、貴様は奴隷だ。我が輩だけのな」
「いい、それでもいい…いいのおっ…!」
もっと、もっと欲しいのに、快楽は限界を迎えそうになっていた。だんだん追
い上げられて、堪らずに弥子は達してしまった。
「あ、ああっ!!」
奴隷と呼んで蔑む憎たらしい魔人の肉棒を無意識に締め上げながら、弥子
は何度か体を震わせて意識を手離してしまった。
何となく肌寒さを感じて目覚めると、窓の外は暗くなっていて、弥子はソファ
ーの上だった。しかもネウロの膝枕で眠り込んでいた。御丁寧なことに、普
段の制服に着替えさせられている。叫び過ぎたせいか、喉がからからでひ
どく空腹だった。
「…あんなにするなんて、思わなかった」
「何を言う。貴様も乗っていただろうが」
「あ、あれはその」
英文で書かれた本を片手に、ネウロはいつもの無表情で弥子を見下ろして
いる。どうせ快楽を与えたとしてもそれは弥子の為などではない。あくまで
もその気になんかなってやるものか。
なのに気紛れのように髪を撫でる手は妙に優しいことに腹が立った。
終わり
二人のコスプレは犯罪級だよ…。エロ過ぎる。
初のリアルタイム投下に遭遇
GJGJGJ!エロイな…
そして仕事の早い
>>94に乾杯
ネウロって本当にドSの変態だなあ(褒め言葉)
弥子もすっかり躾けられて、みんな満足だ。
大変いいものを読ませてもらった。GJ!
>>94 GJ!!
良いエロと萌えをありがとう!
そして確かに今回の扉絵はエロい
不覚にも噴いたwwww
>>94 GJ!!
思わず弥子前に立たせて絶対領域の度合いを吟味してるネウロを想像した。
>94
GJ!萌えたよハァハァ
今週は笹ヤコで家庭教師プレイを期待したんだがw
未遂で残念
あーじゃああれは家庭教師プレイを妄想した事による吐血だったんだな
今週の777ツ能力に「媚薬」って名前がついていていろいろ妄想した
脳内の伝達物質の回転速度が2倍になるってことは…感度もあがるかなーとか
111 :
105:2006/05/22(月) 23:29:47 ID:UPSYCgaN
今週の扉絵は本当に萌えた(*´Д`)
媚薬を飲まそうとするネウロもよかった(*´Д`)
最近ネウロがエロ過ぎです。本当にありがとうございました。
とりあえず応援のハガキ出してきます。
>>109 妄想したわりにはえらくテンションが低いな
>>110 自分も色々妄想した。だが悲しいかな妄想を文章化する能力が無い。
どなたか媚薬ネタで一本書いては下さらんか…
>>113 ノシ 立候補。
明日の今頃の時間にでも投下するよ。
今週号のあまりのエロさに、投下させていただきます。
「舐めろ」
そう言い放つと、目の前にいる人間は一瞬あっけに取られた後、恨めしそうに睨んできた。
こういう表情がかえって加虐心をそそるのだが、それはこの人間の想像の範疇外なのだろう。
「自分で・・・何とかする・・・」
しばらくの葛藤の後、その人間は搾り出すように言った。
(なんだ、つまらん)
人間にとって跪いて靴を舐めるという行為は、最大限の侮辱であると同時に服従の証でもあるらしい。
そう本で読んだから試してみようと思ったのに、残念なことだ。
まあまだ機会はあるだろう。テストまでは一週間もあるのだ。急ぐ必要は無い。
それに、こんな容易い問題にのたうちまわる姿をみるのも悪くない。
「困ったときはいつでもこの靴に頼みにくるがいい・・・」
そう言うと、その人間――桂木 弥子は悔しそうに顔を歪めた。
あれから3日経った。
アカネに頼り、笹塚に頼ったものの、たらい回しにされた弥子は腹を括ったらしく必死に勉強をしていた。
事あるごとに
「靴。靴。」
と誘惑しているのだが、弥子は見向きもしない。
ここ数日、「謎」の匂いのする依頼も来ない。
我輩は暇である。
することが無いのでぼんやりと弥子を観察していた。
弥子は参考書と睨めっこしているだけなのに笑ったり、顔を顰めたりと表情がくるくる変わる。
「何がそんなに楽しいのだ?」
「は?」
面食らったような顔をして弥子が参考書から顔を上げた。
「その問題はそんなに面白いか?」
「そんなわけないでしょ!!さっきから七転八倒してるじゃない!」
「そうか、そうだな」
「・・・?」
不審な顔をしたが、弥子はまた参考書に向かった。
「暇だ」
「はいはい、私は死にそうに忙しいよ」
「靴を・・・」
「はいはいはいはい」
なんだかこれでは我輩が駄々をこねているようではないか。癪に障る。
「・・・・靴の条件を取り下げてやってもいいぞ」
「えっ!?」
漸く弥子がこっちを向いた。
「その代わり口付けをしてもらおうか」
「は!?」
「冗談だ」
しかしその言葉が届いたのか届いていないのか、弥子は考えこむような表情をしている。
長い沈黙の後、意を決したように
「本当に?本当にくっ、口付けすればこの勉強の山が一日で・・・」
「魔界777ツ道具・理性の媚薬があれば、その程度の問題、犬にだって理解できよう」
面白くなってきた。
弥子がこういうふうに悩む表情をみるのが好きなのだ。
魔人には無い、人間の絶望、葛藤、逡巡。それを乗り越えたとき、人は何倍にも成長する。
その様は、蛹が蝶に変態するが如く美しい。
「わかった・・・目つぶって」
「言っておくが目をつぶったからといって誤魔化そうとしても無駄だぞ。我輩にはちゃんと視えているからな」
うっ、と弥子は押し黙った。やはり図星か。
「どうする?やめてもいいのだぞ」
「ちゃ、ちゃんとするよ」
「そうか」
目を瞑る。空気が緊張に満ちているのが分かる。
近づいてくる人の気配。頬に生暖かな吐息がかかる。
くすぐったい。
そして、唇に触れた。
唇は少し湿っていて、暖かかった。
惜しむらくは、3秒も経たないうちに弥子が唇を離してしまったことだ。
「おっ、終わったよ!!」
目を開けると、弥子は耳まで真っ赤にして一気に捲くし立てた。
「なんだ、今のを口付けとするつもりか。ぶつかっただけだろう」
「そ、そんなっことなっ」
「口付けとはこうするのだ」
弥子の腕を掴み、強くこちらに引き寄せる。
バランスを崩した弥子は、我輩の胸のなかにもつれ込んだ
手を顎に添えて顔を上げさせ、再び口を塞いだ
「んっふぅ・・!」
舌を強引に割り込ませる。弥子の舌に絡ませ、愛撫する。執拗に。舌の裏を、唇の裏を、歯を。
次第に弥子の力が抜けていくのがわかる。
「あっ・・・」
喉の奥から声が洩れ、唾液の交じり合う音がくちゅくちゅと響く。
ゆっくりと唇を離すと、弥子は放心したような、惚けたような表情をしていた。
「分かったか、これが口付けだ。やり直せ」
「えっ。い、今の・・・」
「だから我輩が手本を見せてやっただろう。それとも靴のほうがい」
「やります!やらせていただきます!」
ごくり、と弥子が唾を飲み込む。
「い、いくよ・・・」
こっちはさっきから目をつぶってやっているのだ。はやくしろ、と口を開こうとした矢先、唇が触れた。
相変わらずの、ぶつかるようなキス。
そしてたどたどしく唇の中へと舌が侵入してくる。
おずおずと差出された舌を、優しく包むように絡ませた。
不器用に動く、その様は焦らされているようで、気が遠くなりそうだった。
弥子もこの甘さを感じているのだろうか。
長い口付けの後、少しの余韻を残して弥子が離れた。
目が合うと、恥かしそうに俯いた。林檎のように顔が赤い。可愛い奴だ。
ふっ、と弥子が我輩の肩に体重を預けて目を閉じた。
さて、次はどんな遊びをしようと考えたところで、すーっという音が聞こえた。
寝息だ。無邪気にも寝てしまったらしい。
そういえば、こいつは3日前から禄に睡眠を取っていないようだった。
さっきも極度に緊張していたし、今、一気に気が緩んだのだろう。
遊びの計画はおじゃんになってしまったが、ここまであどけなく眠る弥子の顔を見ていると
それもどうでもいいような気がしてきた。
そっと柔らかな髪を撫でてみる。
暖かいな、と思った。
魔界では感じられなかった、生き物の体温という暖かさ。
今日は面白いものをみた。
弥子のテストが終わったら、次はどんな虐めをしようか。
何も知らずに寝ている弥子の寝顔に、心の中でそっと話かけた。
初めてエロパロ書いたので、文章拙くてすいません
そして何より、エロくはなりませんでした・・・o rz
>>118 GJ!
なごんだし、何より興奮した!(*´Д`)
/ ̄`''''"'x、
,-=''"`i, ,x'''''''v'" ̄`x,__,,,_
__,,/ i! i, ̄\ ` 、
__x-='" | /ヽ /・l, l, \ ヽ
/( 1 i・ ノ く、ノ | i i,
| i, {, ニ , .| | i,
.l, i, } 人 ノヽ | { {
}, '、 T`'''i, `ー" \__,/ .} |
.} , .,'、 }, `ー--ー'''" / } i,
| ,i_,iJ `x, _,,.x=" .| ,}
`" `ー'" iiJi_,ノ
>118
そんな事無いぞーエロくないのにエロスを感じた。
GJ!
gj!!
ネウロ視点がメチャメチャイイ(・∀・)もっと読みたくなった!!
>>118 GJ! キスだけで十分エロイから大丈夫
>>118 GJGJGJ!!
良かったべさ!充分エロかった。ありがとう
また今週号読んでくるww
ついでに弟の歳でアンケでも書いてくるww
125 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 18:32:35 ID:odWtehzx
デーモン!
126 :
114:2006/05/24(水) 03:13:48 ID:a+XydQq/
こんな時間になったけど、完成したので投下。
>>113、こんなもんでどうかな。
靴か赤点か。
今の弥子にはどちらかの選択しか残されてはいなかった。
ネウロの誘惑に乗って靴さえ舐めれば、今からでは気休めにしかならないテス
ト勉強に苦労することもなくなる。けれど安易に流された自分が許せなくなるだ
ろう。かといって頑なに自分だけの力で遣り遂げるには決定的に時間が足りな
いし、弥子自身の理解力も充分とは言えない。
ここしばらく探偵業の為に授業を何度か抜け出していたことが、地味に祟ってい
るのだ。
「うー…」
それでも何とか少しでも多く頭に詰め込もうとして悪戦苦闘中の弥子に、相変
わらず面白い玩具でも見るような目をしたネウロが今日も何度か誘いをかけて
いる。
「ヤコ、似合わぬ無理はするな。我が輩の言うことを聞けば楽になるぞ」
「…うるさいなあ。気が散るからあっち行ってて」
「ほほう」
ガラステーブルの上に各教科の教科書や参考書、ノート等を乱雑に広げて必
死になっている姿がよほどおかしかったのだろう。腕組みをして何やら悪巧み
をしている様子だったネウロは誘惑の切り口を変えてきた。
「…そうだな、このまま貴様が赤点やら留年やら喰らっても我が輩には痛くも痒
くもないが、まあ、せめてもの情けぐらいはかけてやろう」
「?」
唐突に話が変わったせいで、弥子は酸素のない魚のように口をぱっかりと開け
てネウロを見上げる羽目になった。釣られた、と察したのかネウロは更に饒舌
になる。
「この前見せた我が魔界777ツ能力『理性の媚薬』を今から試させてやろうと
いうのだ。試してみるだけなら靴も舐めなくていいぞ」
「…本当?」
ネウロの言うことは話半分に聞いておかないと後々大変なことになる。
それはこれまでのことで嫌というほど分かっているというのに、さすがに今回は
切羽詰っている余り、弥子の猜疑心と精神防御力は限りなくゼロになってしま
っていた。
「貴様ごときに嘘などついて何になる」
「そう、だけど…」
「我が輩ほど奴隷思いの主人はいないだろう?」
必死に誘惑の魔手から逃れようとしつつも、心がぐらんぐらん揺れ動いている
弥子の目の前で、これ見よがしに例のブツを取り出して見せびらかすネウロは、
本当に楽しそうだった。
「本当に、お試し出来るの?」
ネウロの説明が本当なら、脳内の伝達物質の回転速度が2倍になるという薬
は猫の手でも杓子の持ち手でも借りたい今の弥子にとって、本当に魅力的に
思えるから困る。
ブツの先から垂らしたものを指ですくい上げ、ネウロは絶対的権力者の顔で尊
大に笑った。
「一舐めだけならな。効果のほどが分かったら後で如何様にも判断出来るだろ
う、貴様にでも」
その言い草にはさすがにムカついたが、背に腹は替えられない状況だ。なるよ
うになれ、とばかりに弥子は目の前に差し出される黒手袋の指を舐めた。
「…嘘つき」
実際には嘘ではないのかも知れないが、こんなことになってしまっては同じこと
だ。薬を舐め取ってから五分も経たないうちに、弥子の体は熱いマグマの塊で
も飲み込んだようにもどかしく疼き始めていた。
「あんた、知ってたでしょ。こうなるって」
「ほう、こういう効果もあったとはな」
わざとらしく驚いて見せながら、ネウロはいやらしいにやにや笑いを一層露骨に
していく。
ネウロが知らない筈はない。
脳内の伝達物質とは、全ての感覚を統制するものも含まれている。つまり、速
度が上がれば最もダイレクトな部類の性感というものもその分だけ敏感になる
ということなのだ。
「あぁ…ん」
用心していた筈なのに、甘い誘惑にうっかり乗ってしまったことが悔しい。もう
勉強など一切手につかなくなってしまい、弥子はソファーで吹き飛びそうな理
性を必死で繋ぎながらも喘ぎ続けていた。すぐ側ではネウロが笑いながら籠
の中の昆虫でも観察するように見下ろしている。
「あぅうん…ネウロのバカ…」
もしもこの場で一人きりだったら、きっと憚ることなく乳房を揉みしだき、ショー
ツの中に手を入れて充血しきっている淫核をきりなくいじっていたことだろう。
「は、はんっ…」
「苦しそうだな、ヤコ」
罠にかかった愚かな虫でも見る心持ちなのか、ネウロは殊更に優しく声をか
けてきた。するっと頬を撫でる仕草も腹が立つほど優しい。
「あ、ほっといて、よ…」
疼きに突き上げられ、漏らす声も途切れ途切れになっている。そんな弥子に
サディズム嗜好が刺激されたのだろう、ネウロはますます優雅なまでに優し
くなる。
「こうなったのは我が輩の責任だな」
「えっ…」
「ならば、出来うる限り協力しようではないか、ヤコ」
にっこり。
ハートマークがつくぐらいの満面の笑みが弥子を金縛りにした。やっぱり、こ
のままでは済まないのだと覚悟するしかない状況だった。
「ぁん」
すっかり理性などなくなった弥子のスカートは、完全に捲り上げられている。
とうに愛液でぐっしょりと濡れたショーツは、床に落ちて所在投げに丸まって
いた。
戯れるように蕩け切った中に突き立てている指先が、くっと曲げられあちこち
を探られる度に、どうしようもない声が零れ落ちる。もう、どこを触られてもは
したない声が上がるだけなのだ。薬のせいで感じ過ぎ、頭の芯がじんわりと
甘く霞んでいる。
「や、あ…あん、ネウ、ロぉっ…」
「感じているな」
「…言わないでったら…」
自分が一体何をされているのかさえ、どうかしたら忘れてしまいそうだ。もう
今の弥子は欲望の虜と成り果ててしまい、普段の思考すら完全に途切れて
いる。
「う…」
感じ過ぎて苦しい。震える体がバランスを崩して、弥子はソファーからずり落
ちてしまった。いけない、とは思っても立ち上がる力などなく、ただ冷たい床
の上でのたうつしかない。
「みっともない姿だな、ヤコ」
「あ…あんたのせいじゃ…」
はらりと涙を流しながら抗議する弥子の体をネウロは物も言わずにひっくり返
すと、床に頭を伏せさせたまま膝立ちの体勢にさせる。恥ずかしい部分が全
部あらわになって、一瞬だけ正気が立ち返る。丸出しの尻をネウロに向けて
突き出しているなんて、考えただけでも卒倒しそうだ。
「い、やっ…!」
「そうだ、その格好でもっと媚びろ」
顎に指を当て、にやっと笑った顔は凄まじく凶悪だ。
「そ、んなの出来なっ…」
「簡単なことだ」
エロ魔人はこともなげに言ってのけると、すっかり勃ちきっているものを弥子
の快感の中心に押し当てた。待ち受けていたそこが、硬く淫らな感触を感じ
て一気に花とほころび、愛液をしとどと流す。
「ひあんっ!」
このまま来る、そう覚悟していたのに期待に反して先端だけが弄ぶように入
り口を軽く嬲るだけだ。
「あ、あ…いや、こんなのいやあっ…」
「ヤコ、これが欲しければ貴様が動けばいいだけだ」
「嘘、やだ、いやああっ…」
もっと確かな快感が欲しいのに、こんな小手先のものだけを与えられて弥子
は一層燃え狂う。もっと奥に、もっと強引に突いて欲しいのに、弥子が行動し
なければずっとこのままなのだ。
諦めたように四肢を突っ張り、息を吐きながら弥子は後ろへ後ろへと腰を進め
た。ずる、と昂りきったものが少しずつ挿入していくごとに新しい快楽に支配さ
れて意識が飛びそうになる。
「はぁん、もう、もう嫌あ…」
ようやく全て収めてしまうと、震えて力が入らなくなっている腰が大きな手に
がっちりと掴まれた。
「よく出来たな。褒美をやろう」
弥子の嬌態に刺激されたらしく、声がわずかに上擦っている。
「あ、あ…離して、離してったらっ…」
「もう遅いぞ」
せせら笑う声と共に、物凄い勢いで中を抉られた。何ひとつ容赦なく快感だけ
を貪ろうとする激しさに呑まれて、弥子は何も分からなくなる。とろとろと繋が
った内部から伝い落ちている、愛液の重い感触にさえ感じてしまっていた。
「はあああ!ネウロ、ダメ。もうダメえぇええっ…!!!」
爪の立たない無機質なリノリウムの床に頬を擦りつけながら、ただひたすら弥
子は喘ぐだけだった。
「ひはっ、もう嫌…お願い…」
深く口付けられながらも、懇願のような声が漏れる。
もう何度目だろう。
すっかりその気になっているネウロには、弥子が今更何を言っても通じない。
どうかすれば本性の姿が出てきてもおかしくないほど没頭しきって弥子を貪
っている。
疲れきって、体力も限界なのにそんなことは関係ないとばかり、何度もすぐ
に回復しては弥子の最奥までも犯してくるのだ。気持ちがいい。けれど辛く
て苦しい。何度も内部を突き上げ、あまり触られたくない淫核を手慣れたよう
につねり上げ、限界の限界までも快感を与えてくる。
何度目なのかもう分からないが、がくがくと弥子を揺さぶっているネウロにも
絶頂の時が来たらしい。
我慢すらしなくなったのか、一足先に弥子を抱き締めている腕が瞬時にして
硬直し、熱いものが流れ込んでくるのを確かに感じる。
「うっ…」
「あぁん、ネウロ…」
さすがに、これで終わりだろうと思った。幾らネウロが魔人であっても、続けざ
まに何度もセックスをしていたら身がもたないだろう。
「…最悪」
乱れきった髪を撫でつけながら、弥子はふらふらと立ち上がる。
季節は初夏に差し掛かっている。
奥のキッチンにある小さな冷蔵庫の中にペットボトルのお茶を常備していて助
かった。もう何時間こうしていたか分からないので、ひどく喉が渇いてかさつい
ていたのだ。
脱がないままだったスカートは皺だらけになって、しかも精液と愛液をたっぷり
と吸い込んでいてひどく重い。さすがにこのまま帰る訳にもいかず、人目の少
ない深夜になるまでここで待つことにした。
「…あんたのせいだからね」
ソファーにふんぞり返っているネウロの隣にちょこんと座り、冷たく冷えたお茶
を喉に流し込んだ。
結局今日は何も頭に入らなかった気がする。
終わり
いや、マジで最近のネウロはヤバいぐらいにエロい。
そして松井なりの萌えにも乗せられてるよ。
こんなの書いたぐらいだしな。
134 :
113:2006/05/24(水) 03:52:40 ID:cnRpl6My
>>114 おお、こんな時間にまさかと思いながら覗いてみれば神が!
ありがとう、114! 萌え死んだ!
それにしても、ここ最近の連続神降臨は一体何事なんだ。
凄すぎる・・・!
<<114 GJ!!
いやー、萌えました。
>114
神、GJ!!
ここ数日萌えがとまらんよ
スバラシスGJ!!
>>140 今更気付いたwww
ピンクのパンダww
そして笛吹ってエロにしにくいよなと今更言ってみる
笛吹を女体化させるのには少々老け過ぎてしまったか。
>>142 いやそこら辺は熟女ってことで
真面目なキャリアっていうのがどうも弄りにくい
インテグラのような感じで。
>>144 インテグラいいね。あれこそキャリアって感じだもんな
朝目にあるネウロのヘルシングネタ絵はいつみてもイイと思う。
笛吹女体化させて誰と絡ませんの?筑紫?それとも笹塚?
…あ、けっこうイイかも
それはともかく弥子が笹塚に勉強教わることになって餅焼くネウロが見たいな…なーんて
女体化を投下する時には表記きぼん…
誰かIFみたいな感じで弥子が笛吹に勉強教わったらみたいなの書いてはくれまいか
土筆の方が上手そうだけど
石垣は吾代と一緒で教えられなそう
石垣が女の子だったら・・・でどうよ。
>>149 ウザさは女でもかわりゃしないからなぁ
やっぱツンデレ笛吹でしょ
話し変えて悪いが個人的には犯人がムリヤリ弥子を…なのが読みたい。犯人は狂ったシェフとかカリスマ美容師とかで。誰か書いてくれる髪はいないだろうかorz
そういえば来週の某・刑事ドラマの犯人は天才シェフっぽいね
153 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 15:30:49 ID:ngPhUx9B
ここ、注意書きすれば女体化もアリ?
女体化って801にしか思えん。
女は女体化好きらしいが、男って萌えられるのか?
サイアイ一本投下してみる。
アイさん若いです。弥子の年ぐらいかな。
そして無理やり。痛い描写は控えたけど苦手な方はスルー推奨。
・・・・・・
血まみれの手に私は手首を掴まれていた。
コンクリートの床にあおむけに押し付けられている。冷たい。硬い。痛い。
私はもがく。ぬめぬめと濡れた赤い手から逃げ出すことはできない。
分かっているのにそれでももがく。生存の本能が私にそうさせる。
「結構、抵抗するね」
心底意外そうに彼が言った。
私の体に馬乗りになったまま。
「いつもは大人しくハイハイ言うこと聞くのに。意外」
「………っ、………ち、が……」
必死に首を振った。
違う、違う。私はこんなことをされるためにあなたの傍にいるのではない。
そう言いたいのに私の喉は、彼のもう片方の手に締め上げられて、喘ぎめいた絶え絶えの息しか
出せずにいる。
酸素不足に泣きわめく心臓を、彼の体重が圧迫する。
息がかかるほど近くに彼の顔がある。
男とも女ともつかない顔。美しいというよりむしろ空虚な、無個性な顔。
「や、め……どうか……お願、い……」
嫌だ。見たくない。目をそむけたい。
これから自分を犯す人間の顔なんて。
首は彼の手で固定されている。
窒息一歩手前で繋ぎとめられたまま、死の匂いのする息を嗅ぎ続けるしかない。
「いいけどね別に」
どうにか搾り出した言葉らしきものを、表情ひとつ変えず彼は無視した。
「別にいいよ暴れても。あんたの好きなようにすれば」
「……っ。や……ぁ……!」
言い放ち、私の胸元に口を寄せる。
服の襟を歯で咥え一気に引きちぎった。
――はじけるボタン。音を立てて裂ける服。下着に包まれた胸が晒されてしまう。
彼の手に捕えられた私には、それを隠すすべさえ残されていない。
切れ端を吐き捨てながら彼は言った。
「あんたが泣こうが喚こうがどうしようが、俺は俺のやりたいようにやるだけだ」
彼の言葉は、死刑宣告のように私の耳に響いた。
指が体をまさぐる。
温かい舌が肌の上でうごめく。
乱れた息遣いが私の耳を犯す。
「………ど……して……」
舐め回すように彼は私の体を視姦した。
胸の突起、腿の内側、その奥にある恥ずかしい部分。全て観察の一環のように淡々と。
完成した箱を覗き込むのと同じ、あらゆる感情の凪いだその目が怖くて私はきつく目を閉じている。
そうすることでしかこの現実から逃避できない。
「どう……して……こんな……こんな……事っ……」
触れてくる指は人間の体温を持っていた。
耳朶をねぶるように攻める舌も、乳房の突起を含む口も人間のものだ。
なのに私を押さえ込むこの力は、どう考えても人間のそれではなくて。
「別に」
ぴちゃ、と舌が鳴る。
なんということはない水音にすぎないのに、ひどく卑猥に聞こえて私はまた体を強張らせる。
残酷なまでに無関心な口調で彼は言った。
「退屈だったから。――ただの、時間つぶし」
「………っ、そんっ……、…………!」
胸の突起をきつく噛まれ、刹那走った痛みに私は目を見開いた。
不自由な体勢は仰け反ることすら許さない。
身をそらすことさえできず私は硬い床の上で身悶える。
関節の出っ張った部分が床に当たって痛む。
「っ、く……」
開いた目に戻った視界は溜まった涙でかすんでいた。
それでも分かった。彼が私を眺めて笑ったのが。
「やめ……やめて、下さい……X……」
「やだ」
彼の即答。
「見な、いでっ……触らない、で……どうか……」
「無理」
彼の指は蜘蛛のように私の体を這いまわる。
舌は蛭のように私の肌にぴたりと吸いつき、時折もてあそぶようにいやらしい音を響かせる。
わざと私に聞かせるように。追い詰めるように。私の逃げ場を一つ一つ潰していくように。
「放し…………あ……っ!」
ビクンと体が震えた。
「…………あ…………?」
――背骨を突き抜けるような奇妙な感覚が走ったのだ。
内腿の柔らかい部分を舐め上げながら、彼が――今度はくすくす声を上げながら――また笑った。
「なるほど。この辺がいいんだ。じゃ、もっと上の方はどうかな?」
「嫌……!」
ぞっとした。ままならない体勢でそれでも必死に首を振って拒んだ。
この感覚の正体。分からないほど私は子供ではない。ただ直感で分かっても理性が理解するのを
拒否する。違う、違う。この感覚は私の知るそれとは別の何かだ。無理やりにでもそう思おうとす
る。
こんな――無理強いされた行為に快感を覚えるなど。自分で自分を許せない。
「嫌、嫌ぁっ……放…………あっ…、あぁっ……」
でも彼はひたすら非情だった。私のそんなささやかなプライドを嘲笑うかのように動いた。
熱い舌の蛭は腿を這い上がりそのまま奥へと。
一番敏感な部分を舐めまわした。
「放して、放して……や………んっ……あ!」
「へぇ、可愛い声出せるんじゃん」
「嫌あぁぁっ……!」
唇から喘ぎが。
目から涙が溢れる。
「あんたが壊れるのと俺が飽きるの、どっちが早いかな」
どうしようもなく打ち寄せる快感に悶えながら。
満足げに呟く彼の声に、私は絶望した。
私の体を弄り回しながら、彼もまたゆっくりと服を脱ぐ。
身の丈に合わない大きな上着を床に放り捨てる。
下は脱がずに前だけをくつろげた。
手首を押さえ込む彼の力が、ほんの少し、ほんの少しだけ弱まる。
逃げ出すチャンスだったかもしれない。でも無駄な抵抗と激しい快感を抑えるのとで、ぐったりと
力が抜け切ってしまっていた。
天井からは古びた電球がぶら下がり、胆汁のように黄ばんだ光を投げかけている。
ぼんやりとそれを見上げる私の顎を、彼は掴んで自分の方に向かせた。
「気楽だね。よそ見してる余裕なんてあるの?」
指がぎり、と顎に食い込む。声も出せずに私はただ顔をゆがめた。
――余裕なんて。そんなもの、ない。
この恐怖から逃げるためには、現実逃避よりほかに道はないと。そう気付いただけ、なのに。
「ちゃんと俺を見なよ。……目を逸らすなんて許さないよ」
「…………っ」
彼は顎を放し、私の腰を強く抱え込んだ。
秘所をもてあそばれたときに、既に膝は割り開かれてしまっている。
――理屈でなく本能で次に何をされるか分かった。
自由にならない体をよじり私は暴れる。怪物と呼ばれるこの人にこんな抵抗蚊ほどの効果もありは
しない。分かりすぎるくらい分かっている。それでも。
私の脚を抱え上げそのまま自分の肩に乗せる彼。
靴はさっきまでの抵抗でどこか遠くに跳ね飛んでしまっていた。
「X……お願い…お願いです……もう………許しっ……、っ、あぁっ!」
大きく、熱い、逞しいものの先が私のそこに触れる。
さんざん弄られほぐされて敏感になった場所に。
「嫌っ……やめてっ……嫌、嫌っ、嫌ああぁぁっ!」
「うるさいよ」
今まで誰の侵入も許したことのないその場所に、彼のそれが無理やりに押し入ってくる。
――蹂躙、される。
破瓜の痛みより征服される屈辱に涙が溢れた。
声も出せず痙攣する私の腰を更にきつく抱え込み、彼は腰を揺すり始める。
最奥まで一気に突いて。ずるり、とまた抜いて。また突いて。抜いて。
抜き差しを繰り返すそれをつたって鮮血が零れ落ちる。血は私の腿や、申し訳程度に腰にまとわり
ついたスカートの成れの果てや、彼の下半身の着衣に染みを作る。
抜かれた肉塊がまた突き入れられた。
「……いや、ぁ……っ」
私を内側から圧迫するそれは焼けた鉄のように熱く硬い。
鉄と違うのはドクドクと脈打っていることだ。
襞を通して、それが直に私に伝わるのだ。
「駄目っ………あ、ぁ、動か、ない、で……」
ただでさえグロテスクなまでに巨大だったそれは、信じられないことに抜き差しされるうちに更に
膨れ上がってきていた。
掻きまわされて。激しく揺さぶられて。
悲鳴とも嗚咽ともつかないような声を私は漏らす。
「やめ……もう、抜い、て……無、理……」
血と愛液で濡れた秘所がクチュクチュと淫らな音を立てる。
聴覚さえも犯されているようだった。
どれほどの間そうやって玩具にされたか分からない。
抵抗する気力も失せ、床に身を投げ出したままひたすら彼のなすがままになっていた。
彼は私の体の向きを変え、愉しむように嬲るように何度も何度も何度も犯す。
前から、後ろから。突き上げる律動のままに私は体を揺すぶられ続ける。
一刻も早く終わってくれることをただ願いながら。
しかし彼の動きはそれすら許してくれなかった。
「………っ!」
抱え込まれ後ろから受け入れさせられたとき。
突然走った甘い感覚に、声にならない声を上げて身をよじらせた。
痛みに混じって確かに感じる――結合部の芯から蕩かされていくような――
「ふうん、そうか。なるほどね、ここをこうすると……」
腰の動きを止め、彼はかすかに笑う。顔は見えないけれど気配で分かる。
ほどなく彼はまた突き上げを開始した。
さっきまでより更に強く強く激しく。
「やっ……あっ! やめ、ああぁ! やめ……てぇ……お願い、やめてぇっ!」
怖かった。恐ろしかった。
自分の悲鳴が嬌声に変じていくのが怖くて怖くてたまらなかった。
弾かれたように体が跳ねる。痛みでなく快感に私は悶えてしまう。
痛みと屈辱と絶望に今にも押し潰されそうなのに、この刺激をもっと欲しいと望んでいる私が
確かにいる――
涙の溢れた視界の中で、彼が明らかな嗜虐の表情を浮かべて笑った。
「……っ、し、て……」
喘ぎながら私はうめく。
「ころして……殺して、くださ……こんな事……する、くらいならっ……」
「俺の正体(なかみ)を知るまでは死ねないんじゃなかったっけ?」
「ん、ぅ……っ!」
顎を掴まれ無理やり振り向かされた。
噛みつくような激しいキスをされる。
「………! ……っ……!」
ただでさえ荒い息のもと唇を奪われ、私は必死で抗う。呼吸できない。
でも結局彼の超人的な力から逃れることはできなかった。
もちろんキスの間も抽送は続いている。
酸素不足で気が遠くなりかけた頃、ようやく彼は私の唇を解放した。
「――いくよ」
耳元でそう小さく囁く。
突き上げが止まり――
私の中で彼のものが大きくわななき――
「……嫌……」
どろりと熱いものが一気に解放され――
「いやああぁああぁぁああああっ! 抜いて、お願いっ、抜いてぇぇぇっ!」
私は身をよじる。せめてこの辱めからは逃れようともがく。
でもここまで私を弄び尽くした彼がそれを許してくれよう筈もなくて。
熱を持ったその液体は嘲笑うように私を、満たして、ゆく。
「あ、ああ、……あ、あ、ああああ」
気が遠くなるのは、長時間酸素を奪われていたせいなのか。それとも。
「ああ、あ、あ、あ、……あ……」
びくんと体が震えた。
意識を手放す瞬間に、満足げに微笑みながら彼が再びキスしてくるのを感じた。
直後感じたあの甘い感覚――
たぶん私はあのとき、いったのだと思う。
★
ベッドの上で私は目を覚ました。
体の下の柔らかい感触にまず驚く。
陵辱は冷たく硬い床の上で行われたはずだった。
「?」
状況を飲み込めずに私は自分の体を見る。
そして理解した。
「夢……」
あの頃の私の体は、まだ幼さを残した少女のものだった。
まだ十代、彼の助手を始めて間もなかったのだから当たり前だ。
そして今。一糸まとわぬ私の肉体は、すっかり成熟した女のものへと変わっている。
再現された陵辱が夢の中のことだったと知り、私は安堵のため息をつく。
「アイ?」
横から響いた声に私は身を強張らせた。
「起きたの? もう朝?」
同じベッドの上に横たわり、眠そうに目をこすりつつ私を見ているのは、彼。
――少女だった私を押さえつけ、汚し、辱めた彼と紛れもなく同一人物だった。
「……いえ」
夢で味わった恐怖の残滓が一瞬襲ったが、首を振ってなんとか振り払う。
「夜明けまであと一時間ほどあります。Xはそのまま休んでいて下さって結構です」
「んー……いいよ起きる。今寝たら夜明けどころか昼まで目ぇ覚めなさそうだ」
彼は上半身を起こした。私と同じくその体には何も身につけていない。
驚異的な力と引き換えに、記憶障害という十字架を背負わされている彼。
直接聞いて確かめてみたことはなく、聞く気もないが、数年前私を犯した記憶も、恐らく消えて
なくなってしまっていると思われた。
「あー、朝になったらまたあのつっまんない男になって仕事行かなくちゃなー。
レギュラー番組とはいえ主婦の悩み事の相談なんて正直やってらんないんだけど」
「彼の知名度の高さには利用価値がありますから。どうかそう仰らず」
「わかってんだけどさー……あ」
体をそらし伸びをしかけた彼だったが、服を身につける私の顔を見てふいにきょとんとする。
「アイ。その顔」
「……顔?」
言われて触れてみて初めて気付く。
夢の中で流した涙が現実でも溢れたのだろうか。目から頬にかけて濡れた感触の筋がつたっていた。
「なんか怖い夢でも見た?」
「……そんなところです」
「ガキだね、アイも。いい加減大人になったほうがいいよ」
「Xにだけは言われたくありませんが……」
「俺は大人か子供かもわかんないからいいんだよ。――アイ、ちょっとこっち」
「?」
「そうそう。で、顔はもうちょっとこっちに」
あんな夢を見たばかりである。向こうは記憶にないと分かっていても、つい警戒心が湧いてしまう。
服のボタンを留め終わり、ぎこちなくも言われるままに顔を近づけると、頭を掴まれぐいっと引っ
張られた。
「!」
体を硬くする私の頬を、彼はピンクの舌でぺろりと舐める。
「うぇ、まず。しょっぱ」
微妙そうな顔。
「X……何を……?」
緊張は一気に解けた。自分でも呆れているのが分かる口調でとりあえず尋ねてみる。
「いや、まあ……あんたこういうこと滅多にないじゃん。よっぽど怖い夢でも見たのかなって。
慰めてあげようかなーとちょっと思ったんだけど」
自分の舌を指差しながら言う。
「でもよく考えたら涙ってしょっぱいんだよね、だって涙だし……起き抜けに口にするものとし
てはイマイチな味だったなと」
「……………………」
覚えた軽い眩暈を表に出さないようにするのに苦労した。
「口直しに何か飲み物がご入り用ですか?」
「お願い。あ、モノは何でもいいや」
「かしこまりました」
決してありえない話ではあるが。
屈託なく私を頼ってくる今の彼が、もしあのときのことを思い出したら、どうなるだろうとふと
思う。
年端もいかぬ子供さえ、顔色ひとつ変えずバラバラにできる人である。何の感慨も抱かない可能性
のほうが高いだろう。「あーそんなことあったんだー。ごめんねー」程度で済まされそうですらある。
にも関わらずふとたまに考えてしまう。
それはつまり、私があのときのことをまだ完全には吹っ切っていないということでもある。
「アイ、今度こいつの中身見たいんだけど。次行くのはこいつの国ってことで良い?」
「その人物なら来月来日予定ですから、このまま日本に留まっていたほうが効率はいいと思いますが」
「そうなの? ラッキー。じゃあそれまでに日本で誰か見ときたい奴は……あいつと、あいつと……」
嬉々としながら雑誌をぱらぱら捲る彼。
彼のために冷えたレモンティーをグラスに注ぐ私。
ただ、未だにはっきりとは分からずにいる。
私が吹っ切れていないのが何なのか。
痛みか。屈辱か。絶望か。
それとも悦びなのか。
――私はそれを、是非とも知りたいと思っているのだ。
・・・・・・・
終わりです。
一区切り一区切りが妙に長くなったせいで読みにくいかも。ごめんなさい。
サイアイがGJすぎる
これからコンビニに行くけど、(もうすぐジャンプが並ぶ筈だ)もし萌える
設定があったら何か書いていいかな。
是非書いとくれww
172 :
sage:2006/05/29(月) 00:08:00 ID:z7LWH/vu
169を見た瞬間思い付いたのが
「家たん… 燃え〜…」だった。
ちょっと焼かれてくる。
すまん、ageちまった。
原油被ってから火事宅飛び込んでくる。
174 :
153:2006/05/29(月) 00:25:23 ID:+OOp3JrH
一応大丈夫そうなので、明日か明後日に投下させていただきます。
……極限まで需要がなさそうな、早坂兄×妹ユキですが。
175 :
169:2006/05/29(月) 00:26:10 ID:9MA1ytBi
買ってきた。
そして萌えた。
ダメだよ弥子タンそんなこと言っちゃ〜♪
てなことで、これから書くよ。
三時ぐらいに投下出来るといいなあ。
176 :
偽進化論 1:2006/05/29(月) 03:08:57 ID:9MA1ytBi
「この際、靴舐めることも考えるからそれだけは!」
「ダメだ」
必死で懇願する声を振り切り、ネウロは弥子の運命をぷっつりと断ち切るも
のを空に放した。
もう完全にダメだ。
頼れる人に次々と当たっても色々な事情で助けて貰えず、唯一助けてくれそ
うな奴は弥子が困り果てることを思いついては嬉々として実行するような、と
んでもねー腐れ魔人だ。
「ヤコ、この試練を乗り越えて進化してみろ」
実に楽しそうに、嬉しそうに窮鼠と化した弥子を眺めて笑う顔が心底憎たらし
い。ぱたぱたと軽やかに羽ばたいていく能力を止めることも出来ずに、弥子
はただ頭を抱えて突っ伏すだけだった。
「ヤコ」
赤点、留年、これから来る悲惨な自分の運命に、頭がぐるぐるしながら嘆い
ている弥子の気も知らず、ネウロは気分爽快な声を出した。
「そら、苦悩も絶望もまた進化の過程上にあると思えば訳もないことだ。それ
よりも」
何だかいつもよりもスッキリした顔をして、ネウロは腕を伸ばしてきて胸のリボ
ンをするっと解いてきた。
「…な、何!」
突然のことに驚く弥子の反応など気にすることもなく、ネウロは果物の皮を剥
くようにくるくると制服を剥いでいく。あまりにも鮮やかで簡単そうなのが更に
腹立たしい。
「こんな時に、あんたは…人でなし」
「確かに、我が輩は人間ではないな」
「そっ…そうじゃなくっ!」
「奴隷なら、奴隷らしくしろ、ヤコ」
177 :
偽進化論 2:2006/05/29(月) 03:09:37 ID:9MA1ytBi
にたり、と笑った顔が間近に見えた。そのまま唇を合わされ、舌を強く吸い上
げられてくらりとする。どうせダメでも、せめて公式のひとつでも、英単語のひ
とつでも頭に入れておきたい。だから早く家に帰りたいというのに。
ひとつふたつ、剥き出しになった肌に所有の印を残しながら魔人の男はとん
でもないことを言い出した。
「今更靴など舐めて貰ってもつまらんな、代わりにこれでも舐めてろ」
「…うっ」
傲慢な態度で椅子に座ったネウロが、髪を掴んで引き寄せた。恐る恐る開い
た目の前にあったのは、いつの間にか硬く勃ち上がっていたブツだった。平
然とした顔をして、弥子の困惑振りを眺めながらこんなものをおっ勃てていた
なんて、本当にド鬼畜、ドSだ。
「早くしろ、でないと」
チキ、と髪を掴んだ手が音を立てる。嫌な金属音と共に冷たい感触が弥子の
首をぐるりと回った。痺れを切らして指を刃物にでも変化させたのだろう。
「貴様の首は今すぐ胴体と泣き別れするな」
「…わ、かったってばっ…」
命がかかっているとなれば、仕方がない。渋々舌を出して、これでもかと突き
出されているブツを舐めだす。靴よりはマシだ、靴よりはマシだと自分に言い
聞かせながら。
これまで何度も強制されていれば、嫌でもやり方は覚える。人間のものそっく
りに青筋の浮き上がったブツは舌を這わせるごとにますます硬度を増して、先
端からとろりと先走りを零した。それにしても、何度目にしてもグロテスクな形
だと心から思った。
「…もういい」
「はぅっ…」
もうすぐけりがつく。そう思った途端に強引に引き離された。粘膜同士の擦れ
合いはこんなものでも感じるらしい。ただフェラチオをしていただけの弥子の
敏感な部分は知らない間にじんわりと熱く疼いて、ただひとつだけ身につけ
ていたショーツはもうぐっしょりと濡れていた。
178 :
偽進化論 3:2006/05/29(月) 03:10:21 ID:9MA1ytBi
「ほう、知らなかったぞ」
そんな様子を楽しそうに見下ろして、ネウロは顎に手を当てた。
「人間とは、ナメクジにもなれるのだな」
「…何、言って…」
「乗れ」
有無を言わさず、腕を引かれた。何が何だか分からないうちに、弥子はネウ
ロの膝に乗る形にされている。びっくりするほど冷たい目が近くにあって、心
臓を鷲掴みにされそうだ。
「あ、あの、ネウロ…」
さっきまで首に当てられていた金属の感触を、今度はネウロの足を挟むよう
に開かされた股間に感じていた。ぼんやりしている間にぷつんとショーツが
切られていく。
「あっ…」
「さあ、ヤコ。いくぞ」
「や、やだったら…」
こうなったら、逃げようとしても無駄。頭では分かっているのに、恐怖で一杯
になった弥子は懸命にもがいた。めちゃくちゃに腕を振り回して何とかこの
場から逃げようとする。何も身につけていないことすら、忘れていた。
「ふん、せいぜい足掻け」
にやにやといやらしい笑いを浮かべた目がすうっとわずかに色を変えた。
「いや、いやあああ!!」
がっちりと体を固定され、何かが濡れきった体内に侵入してくるのがリアル
に感じ取れた。慣らされてもいないそこが、極限まで広げられてギチギチと
軋んでいる。
「あ、あん、あぅんんっ…」
犯されているのだ。激しい痛みで混乱するあまり、ばらばらになっていた脳
内回線がようやく繋がる。途端にずんずんとリズムをつけて突き上げてくる
ネウロが、本性をあからさまにして忌まわしく笑う。その顔はよほどこの交わ
りがいいのか、淫らに蕩けている。卑猥な顔だった。
179 :
偽進化論 4:2006/05/29(月) 03:11:00 ID:9MA1ytBi
「ナメクジにしては、いい感度だ。もっと気持ち良くしてやろうか」
「あ、やだ、もうやめてえええっ」
泣き過ぎて涙と鼻水でぐしょぐしょになった弥子の顔は、やはり面白いのだ
ろう。散々に犯しながらもよくよく見ようとばかりに顔を近付けてきた。
「何を泣く。こんなにいいものなど、他にないだろうが」
「そんなの、あんたの、かって…ひくっ」
こんなことが何度もあったせいで慣れていたのだろう。突かれながらしゃくり
上げる弥子にも、徐々に変化が兆していた。
「あ…?」
粘膜が擦りたてられる度に、やがて熱くねっとりとネウロのものを締め付け
るのを自分でも感じて、これまで出一番絶望的な顔になった。まさかこんな
ことをされて感じているなんて、とても受け入れられなかった。
「やはりな、貴様は根っからの奴隷という訳だ」
いち早くそれを察して、残酷な言葉をネウロは吐く。
「ぁ、言わないで、言わないでぇっ…」
はらはらと涙を流しながら首を振る弥子には、もう逃れる手立てなど何ひとつ
残されてはいなかった。すっかり手に落ちた弥子に追い討ちをかけるように、
ネウロが呟く。
「さあ、そろそろ中に出すぞ。有難く受け取るがいい」
「…やだあああっ…!!」
次の瞬間、ドクドクとためらいなく中に注ぎ込まれるものが、弥子の悲劇を
決定づけていた。
もう終わり。何もかもおしまい。
ネウロにその後も散々翻弄されながらそう思っていたのに。
「チッ」
忌々しげにネウロが舌打ちをする。
あの時空を飛んでいった能力のせいで、弥子にとっては思わぬ幸運が舞い
込んだ。十日間のテスト延期によって何とか赤点を回避出来る程度には勉
強が出来たからだ。
これでひとまず首が繋がった、と安心する弥子を苦々しく見遣るネウロは、
またいつ悪巧みをするか分からない。それが気になるところだが、当分は
これに懲りて手を出してはこないだろう。
なのに。
「ヤコ」
思惑を無視するように、エロ魔人は拒否することを許さない顔でにったりと
笑って手を伸ばしてきた。
終わり
180 :
169:2006/05/29(月) 03:14:01 ID:9MA1ytBi
公約通り、何とか完成して投下完了。
しかし弥子タンの台詞はエロいな。思わずネタが出て来たぐらいだったよ。
エロいのは大好きだ。
>>180 GJ
ただひとつ言いたいのは高校のリボンはもう結んであって解けなくない?
>>180 うおおおおGJ!
根っからの奴隷な弥子に萌えた。やっぱり弥子はMだな
>>181 例え現実がそうであっても、この地ではほどけると信じている
>>180 GJ!!禿萌えた!!ドS様最高!
>>181 学校によるが、特に私立なんかは生徒確保のために制服にも力入れるから、
そういう面倒臭いデザインの所は結構有ると思うぞ
>>184 そうだったのか、水を差してスマソ
俺の高校は私立だったんだけど男女ともに結んであるタイプだったからつい
売ってるリボンも結んでるのが多いからそれが一般的だと思ってた
187 :
169:2006/05/29(月) 22:23:15 ID:9MA1ytBi
混乱させてスマソ。
うちの近くの私立女子校の制服が弥子タンの制服にデザインが良く似ている
ので、それがイメージになってる。そこのリボンは最初から結んである
タイプじゃなく、いちいち結び直すものだったんだ。
自分の高校は首に巻いてカチッとやるやつだったから、
取り外しがワンタッチだった
長さ調節も可能
>>188 それそれ。俺ホント説明下手だな・・・
>>187 神を下らない事につき合わせてしまってスマソ
五大ヤコキボンぬ
>180
GJ!!!
何このドS魔人
本当に鬼畜です。ありがとうございました
激しく萌えました。素敵杉!!
俺も吾ヤコキボンヌww
194 :
153:2006/05/30(火) 11:09:27 ID:ZJLsDCVx
>>153 GJ!なんか詩的な感じかもww
トロンなユキかわゆす
>193
GJです!そういう意味の女体化だったわけね。思っていたよりも自然でよかったです。
197 :
ネウロ:2006/05/30(火) 16:01:02 ID:npt3HxOq
さて、我輩が謎を出してやろう・・・
分かった奴から答えろ
問題1
Hになればなるほど硬くなる物はなんだ?
問題2
女が濡れたので男がさした。さて、何をさした?
問題3
入れるときは硬くて出すときは柔らかい物はなんだ?
>>197 エロい版
1、鉛筆 ティンコ
2、傘 ティンコ
3、ワカンネ ティn(ry
あの2人のエロパロ
題名どおり何かがおかしい
というより何かが違う
彼女にとっていつもどおりの日々だ。
適当に雑用済ませて彼の機嫌取り。
世間に話題を起こしている怪盗がソファで寝ている。
彼女は何か刺激が欲しくなった。
(そうだ・・あれをやってみよう)
アイは動き始める。
「う・・ん・・?ってうわぁ!?な、なにやってんの!?ど、どこさわってんのさ!」」
「少々実験を」
アイはサイの朝勃ち気味の股間に手をかぶせていた。
真っ赤になって払いのけようとするサイを見て彼女に好奇心が生まれる。
世間を騒がせる怪物強盗の珍しい一面が興味を仰ぐ。
「こうしてみるとどうなるでしょう」
アイはサイの敏感な部分を揺さぶり始めた。
どんどん激しく勃起していく少年の股間。
弱弱しく彼女の手を払いのけようとするが強引にゆする。
「や、やめて・・ってば・・。殺すよ・・?」
「本当は気持ちいいのではないですか?」
「う、うるさ・・あ・・!もう限界・・」
彼のモノは絶頂を迎え大量の精液を吐き出す。
彼はその快感と恥辱から気絶してしまった。
アイはその液体を指につけて、伸ばしたり舐めたりしてみる。
「・・あくまで知的好奇心ですから・・」
この後彼女は鞭や蝋燭などのアヤシイ道具を買い集めてきた。
おしまい
ガムかぁ〜(´▽`*)
>>199 確かに何か違うけどこれはこれで好きだ
アイさん最強伝説?
GJ
とうとう明日はネウロ6巻の発売日だなww
とうとう明日はネウロ6巻の発売日だなww
二重カキコ…スマソorz
明日はついに6巻ハァハァ
笛吹(+α)が我が家に来るよ!!
オリキャラで連続婦女暴行犯を出しちゃダメですかね?
弥子と食事をした男の親切さに心を許した弥子は男の部屋に上がりこんだ。
しかし、それは巧妙に仕組まれた卑劣な罠だった。
「いいか?これはれっきとした【和姦】なんだぜ。
男の部屋に警戒心も無く上がりこんだしよぉ。
何だかんだ言ってもお前も期待していたんだろ?」
「マゾ探偵かよ。マ○コ見られて感じてるんじゃないの?」
「それじゃメインディッシュだ!」
「トローリと媚薬(ソース)をかけてやるぜ。」
「くやしい・・・でも幹事長・・・」
なるほど幹事長が相手ならさぞかし豪勢な食事ができたことだろう
おまいは今クリムゾンを越えた
バーローwww
さて某・刑事ドラマの天才シェフでも見るか
残念なことにコンソメじゃなくてコーンポタージュだった
ポタージュ(濁り)とコンソメ(澄み)は相対する存在
やっぱり意識してるんじゃないの?
でも知ってる建物が出てきたからちょっと嬉しかったぜ
ビーフシチューはレトルトの説明出た瞬間にわかったけど
ネウロ、弥子に足コキしてくんねえかなあ…。
左足で足コキ、右足で制服のブラウスの上から乳首摘んで欲しい。
217 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 00:45:41 ID:/ZKDfN6G
sage忘れスマソorz
>>216そうそうそれw
ソファーから床に座ってる弥子に
「貴様の欲求など我が輩の足の親指一本で充分事足りる、
どれ試してやろう」
「ちょっ、やめてネウロ!私別にそんな事求めてなっ…っ…いっ…!」
以下略。
以下略…か…残念、だ…。
Sなアイタン…Mなサイタン…燃え〜
ヤコたんがドS魔人と…な同人探してもない…なんで燃えないんだろうか。
>>223 秋葉原のとらのあなにあるヤツってそういうのじゃないの?
なんか恥ずかしくて買えないから中身知らないんだけど
今更だけど今週のネウロの扉絵の
かわいそうなヤコに燃えだやつは俺だけじゃないはずだ。
俺も燃えたな
扉絵弥子タンネタ。
上のレスで突然燃えたので書いている。
あと一時間ぐらいで投下予定。
とあるクリスマスの夜の東西京市の片隅。
ここに、一人の弥子というマッチ売りの少女が今夜も佇んでいました。
え?季節感が合ってない?これは扉絵ネタなので文句は作者に言って下さい。
さて、日が暮れて一段と寒くなっても、マッチは一箱も売れませんでした。可哀想な弥子はぼろぼろのマフラーをしっかりと巻き直しながら冷たくなった手を擦り合わせます。
「あー、寒いなあ。今時100円ライター主流の世の中に、マッチなんて売れる訳ないって。朝から何も食べてないよー、お腹空いたなあ。叶絵んちに行こうかな。でもアメでごまかされそうだからなー」
そんな、夢も希望もない現実的な長台詞を呟きながら、何となく空を眺めました。
真っ暗な空からは今にも雪が降ってきそうです。
その時、建物の上から言いなりになる手頃な奴隷を物色していた変態…もとい、魔人がいたことを弥子はもちろん知りませんでした。
寒さしのぎで細い路地に入った弥子は、そのままぺたんと地べたに座り込みました。朝から何も食べていない上に、一日中立ちっぱなしで疲れきっていたのです。でも、マッチが売れなければ住処には帰れません。
思わず、はらはらと涙がこぼれます。
「お父さんがいたらなあ…会いたいなあ…」
心細くて寂しくなると、こんな風にいつも亡くなった父親を思い出して切なくなります。ことに、こんなに寒い夜は。
「…一本だけなら、いいよね」
寒さと寂しさを紛らわす為にそんな言い訳をして、遂に弥子は売り物のマ
ッチに手を出しました。ぽうっと灯る小さな明かりの中に、ちらちらと楽
しそうにクリスマスの夜を過ごす家族たちの姿が見えました。あまりにも
楽しそうだったので、もう一本、もう一本と火をつけます。大きなプレゼ
ント、立派なクリスマスツリーの奥に、豪勢な御馳走の姿が見え隠れして
います。弥子の空腹も限界でした。
「ごちそう、たべたい…」
マッチの火の中に見える御馳走は、それまで見たことも食べたこともない
ものばかりです。こんなものを普通に食べている人たちも世の中にはいる
というのに、弥子はこの一週間というもの、からからに乾いたパンと水ぐ
らいしか口にしていません。
「ごちそう、おいしそうだなあ…」
台詞が全部ひらがなになってしまうぐらい、弥子は空腹でした。御馳走を
見たい余りのマッチもだんだん減っていきます。
「これが、最後の一本……かあ」
とうとう、マッチは一本だけになってしまいました。食い気オンリーな欲
望で、つい羽目を外してしまったようです。
最後のマッチは、それまでで一番御馳走が良く見えました。早く食べてと
弥子を誘っているようで、本当に美味しそうです。
「いただきまーす…」
既にちょっぴり錯乱している弥子は、火の中の御馳走に思わず手を伸ばそ
うとしました。
「そこまでだ」
がどうなったのか分からないけど、一口でも食べたいと焦がれた御馳走
は、どこからかやって来た男が放った轟々と燃える業火によって、跡形も
なく燃え尽くされてしまいました。
夢の中でも叶えられなかった願いにさめざめと泣く弥子を見下ろして、マ
ッチの火の中から現れ出でた男がにやにやと笑っていました。
「…まあ、貴様でいいか」
「…?」
「何を呆けている、ダンゴムシ。貴様を我輩の奴隷にしてやろうというの
だ。感謝しろ」
「……はい?」
このところ、めっきりDHA不足のせいか、弥子の頭の回線はすぐに繋が
りませんでした。ここには一人だけだった筈なのに、この人はどこから出
てきたんだろう、奴隷ってどういう意味だろうとひたすら考え続けていま
す。
「訳が分からないという面相だな。まあいい、契約をしろ」
「…」
やっぱり、弥子の頭の回線は繋がっていませんでした。仕方ありません。
パンと水にはDHAは含まれていないのです。こんな咄嗟の機転すら出来
なくなっていることが、既に弥子の危機だったのですが。
呆けたままでいる弥子の顎を、黒手袋の指がするっと撫でました。
「何でも言う通りにします、御主人様。と言え」
「いや、それより説明してくれないと」
「御主人様と言え」
途端に、指はギチギチと音をたてて形を変えました。よりによって掠って
も痛そうな刃物になっていたのでは、逆らえません。
これでは契約というより脅迫です。
でも、まだ完全に頭が回っていない弥子は、渋々要求を呑んでしまいまし
た。
「じゃあ…御主人様」
「続きは」
「何でも言う通りにします…これでいい?」
「まあ、いいだろう」
あくまでも偉そうな男は、金髪を掻き上げるとにたりと笑いました。完全
に、良くないことを考えている笑い方です。うっかり早まったことを言っ
ちゃったかなーと、後悔し始めた矢先に、男はとんでもないことを言いま
した。
「さあ、それでは精々我輩を愉しませろ。それが奴隷たる貴様の役目だ」
「それって、えええーーー!!!」
教訓・後悔先に立たず。
かくして、可哀想な弥子は偶然魔界から奴隷探しにやって来た魔人に美味
しく頂かれてしまいましたとさ。
めでたしめでたし・魔人バージョンで。
終わり
ごめん。
いきなり行数制限食らった。
なので、途中から少し短くなった。
それと、
>>230の冒頭は「何がどうなったか」ね。
扉絵ネタで突発的に書いてみた。
GJ!!!
朝から笑わせていただきましたw
不幸弥子可愛い過ぎる
234 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 06:52:40 ID:6XOVE7HS
一本だけいいかな…
ってセリフえろくないか??
235 :
名無しの読者:2006/06/07(水) 06:58:33 ID:C7doq7EQ
靴なめプレイまだー?
>>235 いっぱいあるww
笛吹エロを書いてるとヤツの真面目な性格のせいでシリアスにしかならんしエロくならない・・・
>>236 エロだけでいい、シリアスなんてイラネぇよ…
そんな野郎がいたら俺がゴカシャンしてくれる!
だから本能の赴くままに書いてOK!
笛ヤコが激しく見たい…(*´Д`)ハァハァ
電マ責めはお好きかな?
電子戦隊デ○ジマン責め?
まあ・・・個人的には嫌いじゃないが。
r-、
i" ̄`、
,:=┴ー-=i,,_
/ \
_,,,;-ー"-x, ,,,;=-+, ,/~ ̄`ヽ、
/ `i /" i / `i''==ニ''ーx,,,_
___,i || '' i, `x, \
_,,,,x=''''"~ ̄ ̄~| ,,,,, ,,==、 i, \ \
/",,x-'" { / `i { ● i, i, ヽ
,i / `i |● | ノ ノ i, | i,
| i, } `=='" - `ー" | | i,
| i, `i, '~ ,、 | | |
| i, i, ,、 /vi, | | |
.| ヽ ヽ, ノ::i, ノ>::;ヽ | | |
.| i, {`'ー"i;;;;::::`+-+=''V:;;::::Mヽ、 / | |
| ヽ }, ヽ,lr;;:::`"~::;::;i`:;;</ `-イ | |
.| ヽ ヽ `ー==='''"~ / | |
| | | | `i, / | |
i_,/し'`-' ` x, ,,x='" | , !
`ー=''" } i |、,/
`" '
イエローが途中で交代するんだっけ?
>243
それバイ○マンの○エローフォーじゃない?
ちょっと思いついた
石垣「起きてよ。ねぇ、目を覚ましてよ先輩だけなんすよ。助けてよ」
石垣「またいつものように、俺をバカにしてください。ねぇ、先輩ぃ」
/ | | |
| | | |
|ー | l ー- l
/⌒ヽ | | l l
l l | | | 0 |
| l | ー- | l⌒) - l
| -‐| | | | 丿 | /⌒ヽ
| | | | |ノ l | ヽ
l _! | !__,! ‐ 一 | l ヽ、
/⌒ヽ l ‐ \ |, ノ⌒) () l 〉-‐ l
l〉 )ヽ、 ヽノ (ノO (ノ (つ ヽ、 | ノ) |
/ 人 ヽ、 (⌒) ヽノ (ノ |
l ヽ、\, )丿 / ノ/ o l
ヽ ノ \,/ / (ノ () ヽ l
\ / / (⌒ヽ |
ヽ、 / / l しノ |
ヽ、 / / | l
ヽ、 l /
ヽ、 | /
ヽ l /
「最低だ………… オレって………………」
うわさっぶ
は…反応出来ない……!
エヴァのネタ?
ネウロ「起きろ。なぁ、目を覚ませ、貴様だけなんだ。奴隷人形は」
ネウロ「なぁいつものように、我輩を化け物と呼べ。なぁ弥子ぉ」
/ | | |
| | | |
|ー | l ー- l
/⌒ヽ | | l l
l l | | | 0 |
| l | ー- | l⌒) - l
| -‐| | | | 丿 | /⌒ヽ
| | | | |ノ l | ヽ
l _! | !__,! ‐ 一 | l ヽ、
/⌒ヽ l ‐ \ |, ノ⌒) () l 〉-‐ l
l〉 )ヽ、 ヽノ (ノO (ノ (つ ヽ、 | ノ) |
/ 人 ヽ、 (⌒) ヽノ (ノ |
l ヽ、\, )丿 / ノ/ o l
ヽ ノ \,/ / (ノ () ヽ l
\ / / (⌒ヽ |
ヽ、 / / l しノ |
ヽ、 / / | l
ヽ、 l /
ヽ、 | /
ヽ l /
「最低だ………… 我輩………………」
こうじゃね?
そうだな
ネウロ「もう、貴様は我輩を、化け物と呼ぶこともできぬのだな…」
「ならば、もうこの地上にとどまる理由もないな?」
「我輩と共に魔界に赴き、貴様はそこで我輩と同じ、魔界の住人となるのだ、うれしかろう?」
「そうか、うれしいか。…我輩もうれしいぞ、…弥子」
ごめん、もうしない
誰か上のお口はウニで、下のお口はネウロでとろけてる弥子を書いて下さい。
今日の「世界で一番受けたい授業」見てネウヤコ妄想してもうた…。
鳥って無理やりヤるのが多いのか。
ああ、俺も思った。
メスに必死にアピる為に美しく飾りたてたり、アクション起こしたり。
気を引いている隙にってのは、野生では基本だろうね。
虫の世界でも、メスに餌をプレゼントして食ってる間にヤるのもいたし。
ネ「さあ三大ガニ食べ放題だ、好きなだけ貪るがいい」
弥「おいしー!!ガツガツ」
スコスコ
あっはっは。
そんな感じだね。
上等な餌ほど食うのに夢中になって時間が稼げるので、オスは大変なのさ。
スコスコハゲワロスwww
シュールすぎる絵だなあw
ネウロが鳥頭でクワッって言いながらスコスコしてんの想像したw
駄目だ・・・弥子が「次は鶏肉が食べたいなw」って言う図に摩り替わってしまう
>>239 ちょw遅レスだけど、電マ責めすげぇ好きなんだけどwww
SM板の電マ責めスレ通いつめてるくらい好き
もしネウロで電マ責めのエロ小説があれば、その作者は間違いなく俺にとっての唯一神
何をとち狂ったか「世界で一番ヤリたい授業」と読んじまった。
…疲れているんだろう。
ネウヤコに関しては正しいと思う。
ベクトルは全てエロで♪
>>256を読んで咄嗟に、「涙目で、蟹の脚くわえて振り返る弥子」
を頭に思い浮かべた俺がいた…。
256ネタで一発。
書いてて割と楽しかった。
「あんっ!」
いきなり後ろから突き上げられて、弥子は抗議の混じった声を上げた。
今日は普段の慰労を兼ねて大好きなカニが食べ放題だと言われたのに。
目の前に山と積み上げられた、見るからに美味しそうなカニにすっかり魂を
奪われて、当然全部食べ尽くす気満々だったのに。
どうしてHに持ち込まれているのだろう。
常に食い気100%で生きている弥子には分からなかった。
「あ、あぅん、ネウロ、何、してんのっ…?」
今日も絶好調で好き放題をしているネウロは、あっさりととんでもねーこと
を言う。
「貴様があまりにも無防備だから、只の悪戯心だ」
「そんなぁ、ひどいよおっ…」
それでも両手はしっかりとカニの足を手放さず、弥子は文句を言った。もち
ろん、そんなことなど全く気にせずガンガン突いてくるネウロには届いてい
なかったが。
「あん、あぁんっ…カニ、カニ食べたいようっ…ネウロのバカぁぁ…」
抗議しても聞いてくれないなら仕方ない。目の前のカニの山を出来るだけ手
元に引き寄せて食べ始めた。
美味しい。ものすごく美味しい。足にはたっぷりと身が詰まっていて、ぱき
っと折るとジューシーな汁が滴って食欲をそそる。
せめて、こんな状況で食べてなかったら最高なのに。
恨みがましく背後を眺めながらも、口だけはもぐもぐと忙しなく動く。こう
なったら食べられるだけ食べないと損な気がしていた。
その間にも、ガンガン突っ込まれるものはどんどん大きさを増していく。も
う食欲ではごまかせなくなっていた。
はっきり言って、気持ちがいい。
「あ、あは……ひゃんっ、ネウロ、ダメ、ダメだったらっ…」
どこもかしこもひどく疼いて、もうカニを食べ続けることも出来なかった。
熱い。体がすごく熱かった。早くこんな状態にけりをつけて欲しい。今の弥
子の願いはそれだけだった。
「ヤコ、そろそろいくぞ」
「あっ、ダメだったらっ…赤ちゃん出来ちゃうぅ…」
抵抗空しく、普段からゴムもつけない魔人のナニは思い切り元気良く弥子の
中に精液を放ったのだった。
「…あんたなんて嫌い」
突然ヤられた上に中出しされた腹いせに、山のようなカニを全部食べ尽くし
てから、やっと弥子はネウロに文句を言った。
だが、敵もさるもの。ネウロはそんな弥子の反応など最初から分かっていた
のか平気な顔だ。
「ほざけ。あんな安い餌如きで釣られる貴様が悪い」
「そ、そんな言い方ってないよ…」
カニって結構高いよなあ、とベクトルが間違った疑問を抱きながらも弥子は
収まらない怒りをそのままに、ぷいっと横を向いた。
GJ! 終わった後に食べつくすのが弥子らしい。
カニだの高級メロンだの、ネウロの資金はどこからきてるんだろうな
今週の流れ見て、
ふたりめの春川に洗脳されて、ネウロに妖艶に迫る弥子
を妄想したんだが、神よ、書いてみてはくれまいか。
オレには_。
「ネウロ」
「なんだゴミ虫」
「もっと呼んで」
「今日はいつになく乗り気だな。ついに虫が湧いたか」
「…そうかも。だって、なんだか…欲しいの。」
「ちゃんと言葉で言わねば分からぬぞ」
「言葉で言わなくても」
おもむろに足の付け根を触る。
いつもの私じゃないのはとうに知っていた。
「行動で示せばいいんでしょ」
「話が早いな。…蝶に格上げだ。蜜を吸うがいい」
なんだか頭がもやもやするような、それでいて痛み、でも心地よい感があった。
春川さんが前会った時とちょっと違った事だけは覚えている。
「甘い…」
「貴様が蝶になったからだ。今まであんなに嫌がっていた事を乗り越えたことは誉めてやる」
「いいえ、まださなぎよ。だって…どんどん解けてきてるもの」
自分の愛液をすくって舐め取るなんて。
今まででは考えられない。
「ねぇ、あたしを食べて?」
「残念だが食べるのは貴様の方だ」
「あぁんっ!!」
屹立したネウロ自身を突き刺される。
私が食べる方だとはとても思えない勢いで。
すぐに記憶が…ゆらぐ。
もう戻れなくてもいい。この瞬間さえあれば。
本編を読まずに書いてみる。
弥子さんの服装はミニスカートとニーソックスでお願いしたい
久しぶりの作品投下GJ!!
>>269 本誌じゃ期待出来ない妄想を形にしてくれる神!
GJ!アリガd!
273 :
一発書き:2006/06/15(木) 19:16:09 ID:bsurAWGF
「いつもと同じことを言うようで悪いが」
「はいはい放置放置」
「そんな事を言うのは上の口ですか?下の口ですか?」
「やぁん!もう言いませんから! だからさっきまで手だった何かで触れようとしないで!」
「その言葉には悪いが従えんな」
「何でよ! 黙って投下を待てばいいだけのことじゃない!」
「『鳴かぬなら 泣かせてみよう 桂木弥子』作品を待つだけじゃいけない、と我が輩学んだのだ」
「字余りだしお願いだから静かに待ってようと思うんですけど…」
「貴様の胸には悪意も癒しも含まれてないつまらぬモノだが、食ってやろうと言うのだ」
「いえいえいえいえこんなみすぼらしいモノを食べてくださらなくても結構です…あぁんん!!」
弥子の貧相な胸に被りつく鳥頭さんの作品が投下される日も近いかもしれない。
是非胸だけじゃなく全身全霊多道具能力注いだ内容だと嬉しいですよね。
保守
ネタバレは本スレ基準だっけ?
そうだよ
人気投票見てちょっとユキヤコが見たいと思った
あれで服をちぎったり、糸で身動きとれなくしたり…
ネウアヤ、ユキヤコ、笹ヤコ、結ヤコといろいろなカップリングを妄想させられたなー今回は。
まあ何でもいいから誰か書いてください。お願い。
「犯【やりたい】」というタイトルと「お見舞い」というシチュから考える事はないかね諸君
洗脳された笹塚が『犯りたい……』と呟くや否や
ヤコをベッドに引き込んで襲うとか
いや寧ろ刑事に輪姦される弥子だろ
匪口で小ネタが書きたいな
>281
書いてください。
刑事ズも匪口も。
匪口と笹塚サソに(*´Д`)'`ァ'`ァ
「ところでさー、桂木」
負傷した笹塚の見舞いに行った時のこと。
やっぱりどう見ても若過ぎて刑事には見えない篚口が、茶化すように弥子を
見下ろしてにたりと笑った。さっきまでかなり鋭い物言いをしていたという
のに、飄々とした性格が全てをごまかしてしまう。
一番苦手なタイプだった。
「…何、ですか」
無意識にドアの側まで後ずさる。
「警戒しなくてもいじゃん。せっかく来たことだしさ」
「だから何を」
「遊ぼっか」
何を言うんだろう、この男は。
弥子の思考は一瞬停止した。ここは病院で、笹塚も笛吹もいるというのに。
「…お断りします」
そんな返事も想定内だというように、篚口はわざと弥子の間近に寄ってきて
顔を寄せた。
「まあ、そんなに硬くなんなくてもいじゃん。どうせお前もヤってるんだろ?
あの時側にいた助手って奴とさ」
「何を…」
弥子の反応を面白そうに眺めている顔は、悪戯をしている子供のようだ。
「図星、って顔だね」
ぺろりと唇を舐めた篚口が、更に距離を縮めてくる。
今週のネウロを見て、一発で書いてみた。
今思いついただけのものだけど。
>>285 GJGJ!
思ったんだけど、ココの作品て笹塚と弥子であれ、吾代と弥子であれ、
ネウロ×弥子が前提っぽいね。
いや、オレとしてはその方が萌えるんでオイシイが。
>>286 GJww
だが筑紫さんが空気www
?口祭りが終わらないうちに頑張るべ
続きマダァ(・∀・)?
>>285 GJ!同じく続き期待!職人さんがんばって!!
>>287 あの二人は作者公認かって思うくらい原作で十分エロい関係だから
やっぱ見過ごせないっていうか、自然とそういう設定になっちゃうのかもね
292 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 14:15:55 ID:5vkAeSW4
ネウヤコ前提ははずしてはならんよ
弥子が赤ずきん
ネウロが狼ってのはどうよ
ネウアヤももちろんいいんだが、やっぱネウヤコがいいなあ
せっかくヒーロー・ヒロインでワンツー取ったのに・・・
職人さん何でもいいから降臨願う
>>294 逆にヤコが狼、ネウロがおばあさんもしくは猟師ってのはどうよ
どうでもいいけど赤頭巾って巧くやれば「謎」が出来そうだな
つーわけで、
>>285 続きは!続きはないんですかこの生殺し上手様め!
>>294 ある所に弥子ちゃんという赤頭巾を被った女の子がいました。
ある日お母さんから具合の悪い笹塚お祖母さんにお見舞いとしてワインとバターを持っていくように頼まれました。
道すがら、ネウロ狼さんに会いました。
ネ「こんにちは。赤頭巾先生、どちらへ行かれるのですか?」
弥「こんにちは。狼さん、笹塚お祖母さんの所まで行くの。
私のお祖母さんは今具合が良くないからワインとバターを持っていってあげるの」
ネ「ワインとバターよりも、もっと滋養の付く料理の数々があちらにありますよ。
ぜひ、おばあ様に持っていってあげてはいかがでしょうか?」
弥「そうね、持っていってあげたいわ」
ネ「それは丁度良かった、僕に任せてください。滋養のある料理が沢山ありますよ」
弥「まあ、ありがとう、狼さん。笹塚お祖母さんも喜びます」
ネ「ささ、案内します」
弥「親切にどうもありがとう」
弥「狼さん狼さん、あそこの家ですか?」
ネ「そうですよ、此処は料理店です。さあ、まずは頭巾を外してください」
弥「なるほど、料理店なら頭巾を外さなきゃ」
ネ「ささ、次は上着を脱いでください」
弥「そうね、暖かい部屋だから上着はいらないわ」
ネ「ささ、次は服を脱いで体にワインを掛け、たっぷりバターを塗ってください」
弥「なっ、ちょ、あんた、それ物語違う!!!!」
ネ「なに、問題ない。我が輩なりのちょっとしたアドリブだ」
弥子ちゃんはネウロ狼さんに美味しく頂かれましたとさ。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
なんとなく妄想した。後悔してない。
バーローwwww
最高だwwwwwwww
ちょw
おいしく頂かれたところを割愛かよっw
保守
302 :
285:2006/06/23(金) 01:08:55 ID:PBr8ava2
ごめん。
あれで終わりのつもりだったのに、なんか期待されてるっぽいので
泣く泣く無い知恵絞って書こう。
三時前ぐらいに投下予定。
>>298 弥子がクリーム塗られるとこまで想像した。エロスGJ!
>>302 wktkして待ってます。
304 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 02:36:48 ID:ChVRaP7v
料理店なのにシロタが出てこないのは不服
素でDCS持って行かせる気かと思ったw
306 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 02:43:13 ID:Qiy9uW+u
バターよりシロップよりタレより
む し ろ 塩 派 だ !
最高の調味料は舌から滴り落ちるアレだとはよもや弥子は思うまいて…
「あ、な、何するんですか…」
「もちろん、挨拶」
へらっとそんなことを言うなり、弥子の返事など期待してもいないように笹塚の方に
声をかけた。
「ま、もちろん冗談だけどさ。で、笹塚さん。何か必要なモンあったらひとっ走りその
辺のコンビニで買って来るけど?なあ桂木」
「え?」
何でいきなり仲間扱い?
あまりにも急過ぎて、この展開が分からなかった。
「とりあえずは持ちつ持たれつってことで。親睦がてら一緒に行こうって言ってんだ
よ。それぐらい付き合えって」
一度狭めた距離を広げることなく、年齢にしてはかなり狡猾な篚口があくまでも自
分の言う通りに操ろうとしている。そんなことは納得いかなかった。弥子は絶対同
行するのは嫌だと言おうとした。
が。
「んー、そうだなあ。ウェットティッシュが切れそうなんだ。それと烏龍茶。缶でいい
や。あと暇だから適当に雑誌な」
そんな、一階の売店ででも買えそうなものを呑気に笹塚は指定してきた。ささやか
な望みはそこでぷっつりと絶たれてしまった。
「分かった。じゃあ行こっか、桂木」
「あ、でも」
「ここは病院。只でさえストレスの溜まりやすい入院患者のリクエスト第一なんだっ
てば。それぐらい分かるだろ」
有無を言わせぬ態度で強引にドアを開け、弥子を廊下へと引き摺り出すと無情の
ドアは再び閉じられてしまった。
「あー、せいせいした」
「あの…」
病院を出て五分のコンビニまでの道すがら、心底開放されたというような篚口の姿
に弥子は呆気に取られていた。額に上げていた眼鏡はもう胸ポケットに掛けられて
いる。
「これでも気を遣ってる訳よ。何せみんなはるかにオジサンだしさ。なもんで、十代
同士で仲良くしようぜ」
相変わらず軽口を叩くが、本音だろう。その証拠のように、何度か首を 動かすとゴ
キゴキと鳴る音が聞こえた。はっきり言ってそうは思えなかったが、やはり刑事とし
て年上の人間とばかり接していると気遣いをするばかりなのだろうか。そこに少し
だけ親近感が沸いた。
「あの、篚口さん」
「え?」
「…あの映像、私が見たのは解像度を下げたものだったけど、篚口さんは元々の
映像を見たんですよね?だったら…」
「あー…あれね」
にやり、と殊更見せつけるように笑う顔が妙に不気味だ。
「そうだなあ、ざっと見たから影響を受けてるかも知んないし。網膜に焼き付いてい
る程度によるよね」
要するに、今の弥子の状況は更に悪化していると言ってもいいのだ。なるべく早く、
コンビニで用事を済ませて病室に戻りたい。そこだったら、この二人きりという悪夢
な状態から逃れられる。
なのに、そんな切ない弥子の願いを無視するように、篚口はへらっと路地裏に連れ
込んでしまった。無視も言い訳も出来ない状況に、だんだん追い詰められていく。
「あ、あ…」
「ほぉら、そんなに慌てちゃあダメじゃん」
こんな、わずかな声すら出せない場所に追い込んで、篚口はせせら笑う。
やはり、あの危険な映像に少なからずの影響を受けたとしか思えないほど、容赦
がなかった。
舌先で首筋から頬、まなじりまでを舐め上げる動作は妙に堂に入っている。 こん
なに湿った薄暗い場所に結果的に追い込まれたのも、最初から仕組まれたことの
ような気がしていた。それほどに思い返せば無駄がない。
「離して、離して下さい…」
「やだ」
短い返事が、更に残酷だった。
続く
310 :
285:2006/06/23(金) 02:49:21 ID:PBr8ava2
書いたはいいものの、完結しなかった。
でも今すげー眠いんだ。
もう寝る…・
>>310 乙。
続き楽しみにしてるー。
そうだよなぁ、普通理性のタガ外されたら一番増えるの性犯罪だよね。
性犯罪者製作プログラム。
313 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 03:15:16 ID:Qiy9uW+u
>>310 自分だけ「寝る」と言っておきながら俺達をそのままにしておく気か…、このゴミクズめが。
弥子よ、後はwktkしておけ。
>>310 このスレの名物といえばエロ寸止め!
お肌が切ないくらいwktkするらしいよ というかしてるよ
続き(´Д`)wktk
松井は不当な危害を加えて女性を辱めることを「犯す」って「知っているのか?
わかっててやってんだと思うよ
だって松井タンだもん
318 :
身体検査:2006/06/24(土) 04:20:03 ID:cfjELinZ
こんな時間に失礼。
短いけど、ヤコネウに挑戦してみた。いちゃいちゃスキンシップのみ。
ある平穏な日の午後のこと。
モップ片手に事務所を掃除していた弥子の頭に、ふと一つの疑問が浮かんだ。
デスクの正面で立ち止まり、じいっと、そこに座っているネウロを見つめる。
そんな状態が10秒くらい続いたあと、ディスプレイに向かって操作をしていたネウロは顔を上げた。
「何だ?気色悪い。言いたいことがあるなら言ってみろ。」
じろりと軽く睨むような目つきでそう言われ、弥子は慌てて意識を思考の世界から現実に戻した。
「あ、うん、あのさぁ……ちょっと気になることがあるんだけど…」
モップを置きながらそう言って、弥子は前へと進み、少し腰をかがめてネウロの顔を至近距離で凝視する。
その行為が予想外だったのか、ネウロは奇妙な表情でやや身を引いた。
「だから何だというのだ。」
「いや、ネウロの耳ってどうなってんのかなーって…」
「何?」
耳?そのように聞こえたが、ネウロはいまひとつ事情を理解できなかった。
「ほら、普段よく見えないから。もしかして悪魔みたいに尖がってるのかなって思って。」
弥子はすたすたとデスクを回り、ネウロの横にやって来た。
「確かめていい?」
そう言って、弥子はネウロの左腕をよいしょ、と両手で持ち上げる。
その下をくぐり、膝の上へ横向きにちょこんと乗っかった。
何が何だか、ぽかんとしているネウロをよそに、弥子は首辺りに両腕を回し、しっかりと絡み付いた。
ちょうど右耳の辺りに顔を寄せて、片手でネウロの髪をそっとかき分ける。
「うーん、見た目は普通だね。」
弥子の予想とは別に、人間と同じ半円の形がそこにあった。
「こんな細かいとこまでちゃんとつくってあるんだ。」
ふむふむと、感心したような動作をする。
もはや仔犬にじゃれ付かれた親犬同然に、弥子のなすがままにさせていたネウロが答えた。
「…当たり前だろう、完璧に人間の姿を模倣しなければ…」
そこでネウロは言葉を中断させた。右耳に何やら暖かい感触を覚えて。
「何をやってる貴様…」
弥子は唇にわずかに力を入れて、ネウロの耳を食んでいた。
「あ、ちゃんと柔らかいんだね〜」
のんきな声を出して感想を述べる。
「やっぱ魔人の耳も性感帯なの?」
くすっと笑ってから、覗き込むようにネウロの正面へと顔を向ける。
「あれっ?」
いつの間にか、ネウロは正体である鳥頭に戻っていた。
「何で鳥頭になってるの?…もしかして、照れてる?」
ねえねえ何で、と弥子はしつこく尋ねたが、ネウロは黙秘権を主張する容疑者のごとく沈黙を続けた。
その頬は、不思議な肌の色のせいでとても分かりにくかったが、少しだけ濃さを増しているように見えた。
end
魔人様の身体に興味津々な弥子でした。
このあと手と足も調べられそうになりますが、ネウロは逃げます。
GJ
勿論その後は弥子も身体検査されるんだよね?
積極的なヤコ萌え
そういや手は本誌で出てたね
足はまだだけど
超GJです神
そういやネウロの手、爪がすっごい鋭く伸びてたのを一目見て
あの指でテクを披露したら、ヤコの大事な場所が傷だらけに…
と思ったナメクジでごめん。
陵辱ネタで使うか?
鋭い爪で敏感な場所をえぐるように愛撫され、激痛と快感で死にそうなヤコとか。
そしてその傷口に媚薬と一緒に粗塩を塗り込まれ…書いてて痛い!
背中とかはあの指でもいいけど大事なところは爪ひっこめて欲しい…いくらなんでもヤコがかわいそ
次は耳じゃなくてチソ…(ry
じゃあ革手袋プレイで。
最悪な状況だった。
こういった場所特有の辛気臭い臭気が余計に切羽詰っていることを感じさせて嫌
でも焦るしかない。なのに。
「あれ、もう静かになったの?つまんないなあ」
追い詰めている当人は、あくまで呑気なものだ。馴れ馴れしく制服の上から身体
検査よろしく体を撫で回す仕草は随分慣れているようだ。もちろん、そんなことを考
えるのも弥子にとって嫌というほど経験があるからなのだが。
「離して、下さいってば」
耳元でくすくすと笑う声がする。
「貧弱だよねえ。けどさ、なんかこういうのも欲情するんだよね…ちっちゃい子ヤっ
てるみたいで」
「…何を」
「冗談だって。なぁに本気にしてんの、か つ ら ぎ」
ちゅっと耳にキスをしながら、獲物を嬲る猫のように邪気のない顔が迫ってきた。
逃げられない。
「ん…」
舌を噛まれて油断した隙に、するっと舌が口の中に入り込んできた。必死でもが
いても、意外と強い力で封じられてしまって徒労に終わる。
「ふ、ん…」
散々口中を嬲り尽くした後、離れていく唇からは勝ち誇ったような笑みが漏れてい
た。
「なぁんだ結構慣れてるじゃん。やっぱり奴とヤってんだ」
「そんなこと関係な」
「うんそうだね、でも気になるんだなあ」
からかうような篚口の声は、ここでまだ続きをすると言っているようだった。
ごめん。
今続きを書いてる。
とりあえずはここまで。これ以後は多分今日中に上がる予定。
おひょーーーーwwww
待ってます待ってます
来たーーーー
全部うpされるまで今日は寝ないぞ
表通りを行く人たちの楽しげな声が時々聞こえてくる。
出ようとすればいつでもすぐに出られそうなほど、そこは近いのに。こんなところに
囚われていることが信じられない。
「…ぅ…やだ、嫌です…」
制服をまくり上げられ、剥き出しにされた乳房が痛々しいほど青白かった。ぺろっ
と軽く舐め上げながら、余裕たっぷりの声で篚口が囁いた。
「思った以上にちっちゃいね、おっぱい」
「…もう、嫌、嫌ぁ…」
これ以上何かされたら完全に流されてしまう。それが分かっているからこそ、途
端に弥子は慌て出した。
「おっと」
そんな反応も承知というように、あっさり逃げられない為か即座にスカートの中に
手を入れてきた。がっちりとショーツを掴まれて、心底震え上がってしまった。こん
なところで本気で最後までしようとしているのだ。
「…ねえ、やめて…もうやめて…」
「あれ?やめていいんだ。じゃあこの格好で外の通りに放り出すよ」
無邪気な顔をして、実に邪気のある台詞が怯えている弥子を金縛りにする。やは
り、終わるまではここから出られないのだ。諦めと絶望が胸の中に激しく込み上
げる。そんな様子と表情をすかさず見て取ったか、嬉しそうに弥子より三つだけ年
上の少年が心から嬉しそうに唇にキスをした。
「そんなに怖がんなんていいって。どのみちウブな生娘じゃないんだし」
「う、う…」
知らない間に涙が溢れていた。
「いいね、初々しい感じがそそるよ。頂き甲斐があるってもんだね」
肉食獣のようにぎらぎらした目をしながら、篚口はいよいよ欲望を行動に移そうと
していた。
やはり、あのおどろおどろしい映像が影響しているとしか思えない。
「ア、ダメええっ…」
ショーツの隙間から指を入れられ、中を探られて今まで堪えていた大声を咄嗟に
上げてしまった。幸い、表通りの人には気付かれなかったが。
そんな敏感な反応が面白いのか、悪戯好きな子供のような篚口は殊更体をぴっ
たりとくっつけ、弥子を壁に押し付けながら指を動かしていく。
もう、逃げられなかった。
こんな姿を誰にも見られる訳にはいかない。涙を流し続けながら、必死で声を耐
える健気さなどどうでもいいというように、ぐいっと二本の指が濡れ始めている中
を抉った。
「おっと」
今度こそ憚らない大声を上げそうだと踏んだのか、もう片方の手で口を押さえて
きた。
「がっ…」
出されることのなかった声が、喉の辺りでわだかまって霧散した。それがひどく
気持ち悪く、喉ががさつく感じがした。
それで勢いがついたのか、敏感な内部を犯す指先の蠢きは次第に大胆になっ
ていく。刺激に誘発されるように、愛液がたらたらと漏れ出てきた。指を濡らす感
触に気付いたのかわざとらしく抜き出して見せつけてきた。指先からはぬめりを
帯びた透明なものがいやらしく滴っている。
「…へえ」
にやり、と笑う顔は限りなく邪悪だった。
「誰にでも、こうされれば濡れるんだね。やーらしいんだ」
「…い、わないで…」
身が竦むほどに震えが止まらない。ただ緩い抵抗を形ばかり続けるだけしか今
の弥子には残されていなかった。
「じゃあ、準備も出来たし本番しよっか」
「えっ…」
あらぬ場所であらぬことをされているせいなのか、目が霞んで頭が痛い。
もう何も考えられなくなっている弥子の体はくるりと反転させられて剥き出しの尻
を上げられる。
「い、や…」
「いいから力抜いてて。いい子だからさ」
もう抵抗など意にも介さないのか、前置きひとつなく背後から強引に突き立てられ
て、今度こそ弥子は自制出来ずに叫んでしまった。
「いやあああ!」
なのに、幸か不幸か今度もやはり誰にも気付かれなかった。
この澱んだ場所には何か尋常ではない陰の気が籠もっていて、それが結界に似
た外界からの隔絶をもたらしているかのようだ。
「う…ぁうっ…」
抑えているつもりの声は、噛み締めている唇から絶え間なく漏れていた。緩急つ
けながらも弥子を失神させない程度に激しく腰を使ってくる篚口の手が、次第に
熱を帯びていく。
まさかネウロ以外の男に犯されるなんて、考えもしなかったのに。何も考えず笹
塚のお見舞いに行った自分の迂闊さを弥子は今更ひどく後悔していた。そんな
思いも知らず、残酷な侵略者はひたすら無邪気に振舞っている。
「すっげ。見かけによらないね。こんな良く締まるなんて」
単にただ興味本位に遊ぶつもりでこうしたのだろうが、思わぬ拾い物をしたとば
かりに喜色を孕んだ声が背後から降った。
辛くて苦しい筈なのに、追い上げられている体につられるように意識も次第に甘
い感覚に支配されていく。もう、何も考えられなかった。
「あぁ…ロぉ…」
「へ?」
「助けて…ネウロ…」
何も分からなくなっている筈なのに、その言葉だけは妙に鮮明だった。
「ふーん。やっぱり」
「うああっ!」
声のトーンが一段落ちた。と同時に一切容赦ない突き上げが始まってもう弥子
は声を抑えることなど出来なくなっていた。虫けらのようにもがく姿が嗜虐心をそ
そるのか、せせら笑いながら篚口は再び弥子の体を向かい合わせの形に反転
させた。
「最初から、そう言えばいいのに。素直じゃないね」
純粋な、哀れみの色が目の中にはあった。
「…あ」
「じゃあ、最後までやっちゃうよ」
また無邪気な表情に戻った篚口は、その後物も言わずに一気に昇り詰めよう
と激しく腰を使い続けた。
「あ、あん、いやあああ…」
弥子の脳裏にはもう何もない。ただ鼓動の度に血の色をした赤い花が咲き乱
れるだけだ。
お互いにもうすぐ限界が来そうだった。
「あ、あ、ひぅ…っ」
「可愛いね、桂木。今日は取り合えず外に出しとくよ」
「はぁんっ…ウロ…」
「こんな時まで当てつけんじゃないって」
一瞬、子供をあやすような優しい抱擁をされたと思った。ほんの一瞬だけ。
「あああっ!」
何か一つの考えが脳裏で形を結ぶ寸前、弥子は凄まじい絶頂に襲われて冷た
い壁と篚口の腕に全てを投げ出してしまった。きっと、篚口もすぐ後に達してしま
っただろう。
はっきりとは分からなかったし、どうでもいいことだが。
「桂木」
それなりに身繕いをした後、湿った地面に座り込んでまだぜいぜいと荒く息を
している弥子を見下ろし、篚口はやや労わるように言葉を投げてきた。
「お前、何でそんなに無防備なんだよ。嫌だったら撥ねつければいいだけじゃ
ん」
「…そんなの……」
その返答が不本意だったのか、篚口はしゃがみ込んで弥子に目線を合わせ
てきた。
「あのさあ、優柔不断な男は女にモテないっしょ。なのに何で優柔不断な女は
いい訳?」
今の弥子にはあまり複雑なことなど考えられなかった。問い詰められれば慌
てるしかない。
「…あ」
その時だった。
「先生?」
能天気な声が表通りから聞こえてきた。
「こんなところにいらしたんですか。探しましたよ。先程依頼が入りましたので
携帯に連絡を入れたのですが、お出にならなかったもので」
それは今になってようやく姿を現したネウロだった。
「さあ、参りましょう」
表通りと路地裏の間にある結界をあっさりと破って、ネウロは普段の助手の
顔をしてにこやかに手を差し伸べてきた。
篚口など眼中にない様子で。
「あ…ありがと」
反射的に、弥子も応えた。
まさか、ネウロがここで何があったのかを知らない筈はない。なのに今のとこ
ろはおくびにも出さないのが不気味だった。助けが遅過ぎたことなど、この男
に関しては文句を言うのも愚かなことだ。
「あのさ、あんた」
「はい?」
突然現れたネウロに、篚口は噛み付いてきた。
「ヒーロー気取るんなら、ちょっと遅いんじゃね?桂木はもうツバつけたからさ」
「…ああ別に気にしませんから」
他人などまるで相手にせず、あくまでネウロは淡々と弥子を日常に戻そうとし
ている。今は何も聞かれないからいいが、後が怖かった。
「では先生、詳しいことは事務所で」
この事態の締めを取ったように、やや誇らしげなネウロに先導されながらも、き
っと今日はこれだけでは済まないことを、哀れにも弥子は感じていた。
終わり
書いたよ。
>>330、これで寝られるな。
ネウロ、助けに来なかったのは絶対わざとだ。
GJ・・・っていっていいのかな?
篚口えろいよ篚口
おっ丁度終わってた
割り込まなくて良かったよ
「詳しいことは事務所で」・・・
こりゃまたハァハァものだ
事務所でおしおきされる弥子たん…(*´Д`)ハァハァ
GJGJGJ!!
しかしネウロほんとにヒドスww助けにきたれやwww
打がしかし事務所でお仕置きされるヤコタン(*´д`*)ハァハァハァアハァ
ネウヤコ派としては、この続きがないと完結できないんです><
343 :
285:2006/06/27(火) 00:46:09 ID:Be6s8ci7
>>342 えええーーー!!!
まだ続き書かないかんとですか。
まあ、俺もネウヤコ派なんで仕切り直ししたい気持ちもある。
でもネウロのおしおきはかなりキツいと思うよ。書いたとしたら今温存
しているエロネタを、がっつりとブチ込んでみたいし。
職人の好きなように書けばいいお。でもおしおきハァハァ。
GJ!
不覚にもネウロ来たとこで泣きそうになった・・・・orz
どんだけネウヤコ好きなんだオレ。
逃げろ
>>345!
>>343 きついお仕置き待ってます。普段からS全開の魔人が、お仕置きに集中したら
どうなるのか今からwktk全裸待機。
>>343 我が儘言ってスマソ
気が向いたらでいいので、投下お待ちしております(^ν^)
349 :
343:2006/06/27(火) 23:58:23 ID:Be6s8ci7
じゃあ土曜日が休みだから、集中して書くことにする。
思いっきりエロくするつもりだから全裸で待ってて。
何日も全裸待機は寒いwww
自家発電でもしようかね
ワクテカしまくって待ってます
じゃあ夜だけ皆全裸で待ってようぜ
もう夜は暑いしさ全裸でも良いじゃん?w
明け方は冷えるから、土曜日まで腹冷やすなよ。
wktkほしゅ。
ネウロってヤコよりウエスト細そう
てか両方ともスレンダーで体格差あんまなさそう
弥子、ネウロ、ユキ、笛吹、匪口あたりは細そうだな
吾代、笹塚、筑紫、シロタとかは体格よさそうだけど
43キロの女子高校生と体格変わらないってありえないだろ!と思ったけど
ネウロ188センチもあるのに65キロしかないんだな。
擬態時の体が人間の体の比重と同じだとするなら、骨が浮き出す一歩手前な体型か?
357 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 03:49:40 ID:3u9PZzzn
鳥だから骨が空洞に…
餓死寸前だったんだし。 ・・・ちょっと太った?
裸ベストの二の腕とかみてると結構筋肉ついてんだよな>ネウロ
あれだけマッチョなら65キロは無理あるよな
アレだ、女がみんなウエスト59センチ体重49キロと言いたがるのと一緒だ、アイドルだからなんだよ
そんなに細い子は肉とかなくてガリガリだよww
標準体型だったら身長160cmウエスト64センチ体重51キロくらいじゃないかな
BMI値から言えば160pの人間の適性体重は56s
ちなみに弥子のBMI値は17.1(標準は22)
身長159pのBMI値から見た標準体重は55.62sだそうだ。
ネウロ(人間擬態時)はBMI18.39、標準体重は77.76s。
まぁなんだ。羨ましすぎるスペックだな、おぃ。
標準体重より少ないッ!
いやったあああああああああああああ
>>360 そんな感じのスペックはガリにはならん。普通。
実体験から言うと、
足とかムチムチでも体重が少ない場合などは
胸 が な い か ら だ
あと筋肉もないと体重軽くてもぷにぷに
話を体格差にもどすが、どんなにガリでも188cmと159cmじゃ
普通に体格差はあるだろ…手足の縮尺が変わってくるし。
個人的には大グモと普通グモみたいなイメージだ。
366 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 13:50:15 ID:ocyZpHKV
>>365 ちょ!!!萌えた!!!弥子カワユス!!!
個人的にごだいはいらないかな…ネウロと弥子がらぶらぶな感じがよい!!
ごめん萌えのあまりあげちゃった…。
というかネウロは主従がエロすぎて他のカプが出てこないよね
だからなかなか同人が出ないのかね?
この前本屋で初めてネウロの同人誌みたよ
同人誌なんて今まで興味なかったけど、これはちょっと欲しい。
でも買う勇気はない・・・。
>>365 トントン!!
萌えた!
弥子とネウロのキスシーンがイイ!
個人的にはありきたりだけど、笹塚とかと仲良くしている弥子に
嫉妬して激しくおしおきするシチュとか好きー。
ものすごく萌えてたら
11Pのネウロの
「うれしいど ヤコ」
の誤植に吹いたww
まあ誰イランとかはそれが好きなやつに失礼だから控えような?
とネウアヤ好きな俺が呟きますよ。
松井絵にそっくりな同人があったら欲しいかなあ
松井の絵にしか萌えない俺はここの神SSで十分だ…
374 :
343:2006/07/01(土) 20:50:24 ID:KCOLLYin
土曜日だね。
運悪く休出かかったので完全に休みにはならなかったけど、今書いてる。
どんなものになるか分からないけど、多分今日中には上がると思う。
wk(*´Д`*)tk
376 :
343:2006/07/01(土) 22:37:31 ID:KCOLLYin
ごめん、投下は午前二時ぐらいになるかも。
寝ないで待ってますw
「ネウロの唾液もつまるところ強酸には違いないが」
「ごく限られた条件でのみ―――」
「媚薬に転じる!」
だんだん眠くなってくる・・・
職人さんはまだかあああああああああああ
380 :
343:2006/07/02(日) 02:20:43 ID:iMwOwe7n
ごめん、もうちょっと。
あと少しで書き上がるんだ。
まあまあ職人さんの納得のいくモノをじっくり書いてつかぁさい。
そうだね。サンタのように
朝起きたらプレゼントが投下されてることを願おう。
383 :
343:2006/07/02(日) 02:58:13 ID:iMwOwe7n
イェッサー!!!
384 :
343:2006/07/02(日) 03:26:30 ID:iMwOwe7n
こんな時間にようやく書き上がった。
季節外れのサンタよろしく投下するよ。
「それでは、これで失礼しますね」
遅れて来たネウロはそう言い、あくまでも忠実な助手の顔をして弥子を路地の
表へと引き出した。にやにやと二人を面白そうに見ていた篚口は何を思ったか、
悪巧みをする子供のようにさっと身を翻して弥子に近付いた。
「桂木、お前も大変だな」
「えっ」
「少しは同情してやるよ」
勝手なものだ。
この事態の原因を作ったのは一体誰だと言いたくなったが、今の弥子にはそれ
よりももっと恐ろしく、つい身構えてしまうものがあった。もちろん、それは背後で
穏やかに微笑んでいる男に他ならないのだが。
「じゃあな、そのうちまた遊ぼうぜ」
一足早く、篚口は今まで何もなかったような顔に戻って明るい表通りへと躍り出
た。そのまま人波の中に紛れてしまう。
「あ…」
この場に取り残された形になって、呆然としたままの弥子は既に別の魔に囚わ
れていた。今度こそは逃れようのない、最もたちの悪い魔だ。
「さあ、先生。参りましょうか」
がっしりと肩を掴む両手の指が、瞬時にして硬く食い込む金属質の感触になっ
た。
事務所のドアが閉じられ、鍵が掛けられて内部は完全に密室になった。
「さて、ヤコ」
まだ穏やかさを保ったままの声が空恐ろしい。あの路地裏を抜けて街中を歩い
ている時もずっと肩から離れなかった指先の爪が、一層ぎりっと鋭く肩に突き
刺さる。
「軽率な貴様にはそれなりの仕置きをせねばならんな」
「…勝手なこと言わないでよ、あれは」
「不測の事態、とでも言い訳をするつもりか?」
「う…」
制服の上からゆっくりと体を撫でる手が、いやらしさを増していく。
流されてしまったとはいえ、別に望んでそうなった訳ではない。良く知らない相
手にいいようにされながら、どうしてこうなったのかとずっと後悔していた。
ネウロが更に追い詰めてくる必要など微塵もない筈だ。
そう思っているのに。
「収拾のつけ方は、分かっているな」
これからじっくりと時間をかけて哀れなる獲物を貪ろうとする獣。そんなぎらつく
目をして、ネウロはにやにやと見下ろしていた。弥子が何をされていようとそん
なことはこの魔人にとって特別どうとも思わないに違いない。ただ、いつでも奴
隷として扱おうとする。時には罠にかけて陥れてでも。
今はちょうどそんな状況なのだ。ネウロの黒い嗜好にやや軽率だった弥子が今
日はぴったりと嵌った、と言うべきなのだろう。
視線に刺されながら、それでも弥子は声を絞り上げた。
「…もう嫌、家に帰りたい」
「ダメだ」
「私だってあんなこと嫌だったのに。嫌だったから逃げたかったのに。どうしよう
もなかった…」
「だが結局は奴の好きなようにされたな。結果的には同じことだ」
頬に熱い舌先の感触があった。まるで蛇の舌のように頬から目尻を舐め上げ、
そこから耳へと下がっていって複雑な窪みを念入りに辿ってから耳たぶを噛ん
でくる。ほんのわずかな力で。
つんとした痛みだけなのに、極限まで追い詰められているこの状況が弥子に奇
妙な感覚をもたらしていた。
「うっ…」
ネウロも気付いたようだ。
「ほう、面白い」
まだ片手は肩に食い込ませたまま、もう片方の手でリボンを解き、シャツのボタ
ンを外していく。本音はもちろん、ここから逃げ出したい。また言うなりにされる
なんて御免だった。なのにこれまで何度も抵抗を封じられて好き放題に蹂躙さ
れてきたことに体はすっかり慣らされていた。
囁かれれば動悸が跳ねる。触られれば感じてしまう。いくら嫌だとわめいても、
そんな風にしたのは紛れもなくこの男なのだ。
少しでも身じろぎをしたら切り刻まれる。
肩に食い込んでいた爪がまた深く刺さる。肩がじっとりと濡れてきているのが自
分でも分かった。熱いのか、冷たいのか分からない血が捲り上げられたベストと
はだけられたシャツにじんわりと滲んでいた。
これからどうなるのか、今夜は本当に分からずに不安と緊張で頭の芯がじんじ
んと鳴っていた。
肩が熱いほどに痛い。
「…痛い」
「我慢しろ、全部貴様が悪いのだからな」
「くっ、何を勝手なことっ…んぅ」
唇が噛まれて油断した隙に舌が入り込んできて舐め探られる。いつもこれっぽ
っちも労わりなどないのに、こんな時だけ宥めるように優しいのが腹立たしい。
上辺だけの心遣いなのを示すように、休みなく動いている手はブラを引き上げて
乳房をきつめに揉んでいた。
乱暴な扱いにだけは、まだ慣れきれていない。
ようやく唇が開放されると、腹立ちがつい口に出る。
「壊れても構わないオモチャみたいにしないで」
「どのみち同じようなものだ」
間近でからかうように笑われるのは本当に堪らない。やはり単なる奴隷としてし
か見ていないのだと思い知らされるからだ。こんな奴に何の感情も持ってはいけ
ないと分かっているのに、それでもやはり薄い期待をしてしまうのは男と女にな
っているからだろうか、とすれたことを考えてしまう。
「あっ」
思考が途切れた。
食い込んでいた爪が引き抜かれたからだ。
大きくはないがそれなりに深い肩の傷から血が吹き出る。一瞬注意がそこに向
いた瞬間に、ベストとシャツを脱がされて強引にソファーに突き倒された。痛い、
痛い。
「もうマジでやめて…今日はもう嫌…あああっ!」
傷口が擦れる度に激痛で弥子は悲鳴を上げた。ここまでひどい扱いをされたこと
はない。もしかしたら今夜弥子は本当に思う存分嬲られた挙句に命を取られてし
まうかも知れない。そんな妄想もやたら現実味を帯びて感じられてくる。
体の上に乗ってきたネウロの表情は、この上なく楽しそうだったのだ。
黒手袋の指が、ショーツ越しに陰部を撫でていた。さっきまで蹂躙されていたそ
こは、まだ鈍く疼いて痺れている。熱を放っているのが指先からも感じられる筈
だ。恥ずかしいところを見られ、触られていることが弥子を軽い興奮状態に導い
ていた。肩は相変わらず痛むものの、軋む心の痛さの比ではない。
「…くっ、ひぃっく…」
こんなことは、もう耐えられない。知らないうちに弥子は涙を流していた。もう何
も分からない。何が悲しいのか何に腹を立てているのか。それさえも面白そう
に眺めているネウロが気紛れに涙を舐め取った。
「!」
「何やら珍しく物思いの真似事か?」
「放っといて」
「そうか、それでは」
弥子の反応に珍しくさらりと受け流したと思うなり、陰部を撫でていた手がいき
なりショーツを引き剥がして膝を限界まで開かせてきた。そこでようやく慌てる
という醜態を晒してしまった。
こんな風にだけは、されたくない。まさにそう思っていたことをされている。
「あっ、嫌だったらっ…!」
「うるさい、身の程を知れ」
これ以上騒がれても面倒だと思ったのか、何の準備も前置きもなく熱く滾ったも
ので刺し貫かれた。肩よりも、頭よりもひどい激痛が体中をぎりぎりに縛り上げ
る。
「ぁうっ…」
突然のことで、声さえも喉の奥に貼り付く。慣らしてもいない、濡れてもいない
そこがきつい攻撃を受けて擦り切れそうだった。なのに傲慢な侵入者はそんな
弥子の困惑などお構いなしに欲望のみで激しく突いてくる。狭いソファーの上で
喘ぎながら、弥子は喉が嗄れるほど叫び、懇願した。
「…ダメ、嫌だったら。ネウロ、やめて。やめてえっ…」
もちろん、ネウロが聞き入れることは一切なかったが。
慣らしていないそこが痙攣しながら締め上げる刺激が良かったのだろう。突き上
げる感覚が急激に狭まったと思うと、残酷な侵略者は弥子の上で一瞬動きが
止まった。その途端に忌々しくも壮絶な熱の感覚。
また中で射精したのだろう。奴隷なら主人の欲望を何でも受け入れるのは当然
とばかり身勝手にこんなことをするネウロが本当に信じられない。いつも中に出
される時は怖気が走るほどだ。女だったらみんなそうだろう。あまりにもリスクが
大き過ぎるのだ。
「あっ…」
休む間など与えられず、器用にソファーの上で体が反転させられた。今度は後
ろからするつもりらしい。唯一体に纏わりついていたスカートも取られてしまった。
「…ネウロ」
腰だけを高く突き出す体勢にさせられ、震えながら背後を見遣ろうとするが叶
わなかった。一度嬲ったそこに再び同じ灼熱を感じて喉が反る。一度目よりも
遥かに硬く、熱いものがそこを強引に満たしていく。
「いやああっ…!」
どっちみち、仕置きをすると言うのは只の口実で、本音はこうして存分に愉しみ
たいだけなのだ。でなければこれほど楽しげに、残酷に弥子を扱わない。やは
り自分には奴隷としての価値しかないのだと落胆しながらも、反比例するよう
に体は妖しく目覚めていく。
熱い。痺れるように気持ちがいい。
「あ…ネウロ…」
「良くなってきたようだな、ヤコ」
「私、こんなの、い、やあっ…」
背後で憎らしくほくそ笑む気配がした。腹が立つ。なのに思考は千切れ飛び始
めている。気持ちがいい。それだけは本当だった。篚口にされたことなど全部ど
うでも良くなるほど、この交わりは魅惑に満ちている。やはり、これまでのネウロ
との場数が体に染み込んでいるのだろう。
正気だったら決して認めたくないことだったが、今この時なら自然に思えた。
限界はもう近い。
またあの熱が迸るかと思うと、おぞましいような待ち遠しいような、そんな奇妙
な気持ちが湧き上がった。
「…ネウロ、いい?」
正気はもう半分以上消え失せていた。
ソファーに腰かけたネウロの一物を、以前教え込まれた通りに舌と唇と口全体
で愛撫している弥子はどこか幸せそうにとろんとした目をしていた。自分の中
を満たすもの。心の中の空白まで満たすもの。それに奉仕するのは当然とば
かり、普段なら目を背けるようなことでも従順にこなしているのが調教後の弥
子だった。
「ああ、悪くないぞ。そろそろ来い、ヤコ」
満足そうに笑いながら手招きをするネウロに、弥子はふらふらと立ち上がって
従った。
もう何度交わったか知れない。顔も髪も、もちろん体中ぬらぬらと精液にまみれ
てひどい有様だったが、主人の喜びが奴隷の喜びとばかり壊れた笑みを浮か
べる弥子は白痴美とも言える妖しい美しさがあった。
もう普段の少女はどこにもいない。
「ネウロ、もっともっと一緒に気持ち良くなろうね」
「そうだな、可愛いヤコよ」
ここに、ひとつの完結があった。念入りに仕込んだ者勝ちの、一般常識など介
在しない完全に閉じられた二人だけの世界だった。
「…うっ」
弥子が正気を失っている隙に、ネウロは趣向を変えた。
すっかりとろとろに蕩けている部分とは別の、もっと狭い後ろの穴をこじ開けて
限界まで怒張している肉棒を刺し入れたのだ。初めてだったが、今の弥子には
快感を増大させるだけだったらしい。腰を使って激しく攻めたてるネウロの攻撃
以上に弥子の反応は凄まじい。
「はぁあんっ…!」
同じく精液まみれになっているソファーの上で、髪を振り乱して必死で四肢に力
を込めながらも弥子は妖艶に身悶えて喘ぎ、乱れ、叫び、悩ましく熱い息を吐
いて応え続けた。焼き切れてしまった意識の中で、最後まで明滅していたのは
花火のように綺麗なフラッシュだった。
「ネウロ、ネウロ、ネウロぉっ…」
「ヤコ、いいぞ。これが貴様の一番美しい姿だ…心して憶えているがいい」
「あ、もう、あぁんっ…」
いつもとは違う場所に入れられていることが激しい刺激になったのか、今日は何
度も抱かれているというのに突如として別の生き物となったようだ。
これほどの心地良さは、もう他に何も考えられない。
「ね、ねえ、ネウロ…もう私…」
追い上げられた体は既に限界を超えていた。その様子に得心したようにネウロ
は優しく囁く。
「共に昇り詰めようか、ヤコ」
「ん、うん…嬉しい…」
やがて、何度目かも既に数えられない射精の熱が、秘められた弥子の後ろにも
たっぷりと注ぎ込まれたのだった。
目が覚めた時はもう真夜中だった。
知らないうちに眠り込んでいたらしい。
事務所の照明は落とされていた。
まだ頭が痛い。そしてひどく喉が渇いている。
結局、仕置きと称した交わりは何度目で打ち止めになったのか思い出せないの
が恐ろしかった。
あまりといえばあまりな話だ。ネウロなら、弥子が何をされているのかすぐに分
かっただろうに、あえて放置した挙句こんな嫉妬めいた仕打ちをされるなど矛盾
もいいところだ。
当のネウロは、向かい側のソファーで何もかも忘れたように静かな寝顔を晒した
まま寝入っている。自分だけ充分に満足して勝手なものだ、とも思ったのだが、
何故かあれだけのことをされても腹は立たなかった。むしろ、あの時何で助けに
来てくれなかったか。
それだけがまだ胸の中で真っ黒に焦げ付いている。
汗か精液か分からないが、体がひどくべたべたした。床に脱ぎ散らかされた制
服を拾おうとソファーから起き上がると、体中の節々がひどく痛む。それでも何と
かごまかしてショーツから靴下まできっちりと元通りに身につけてから、朝まで
は決して起きない魔人の側に行った。
本当に子供のように穏やかで無邪気な顔をしている。
今だったら殺せるかも知れない。
絶対に無理そうなことを考えて、弥子は溜息をついた。
そんなことなど、もう出来る筈もない。
結局は世の中にいる大勢の愚かな女と同じなのだ。
もう弥子にも分かっている。
それがどんなひどいことをされても、腹を立てても、こんな傲慢な魔人に従ってい
る唯一の理由だった。自分だけがこれほど辛い思いをしているなど、きっと目の
前の男は推し量りもしないのだろう。
普段は押さえつけている感情が、つい口に出る。
「ねえ、ネウロ。あんたなんかには分かんないでしょうね」
「分かっているぞ」
唐突に、目の前でネウロが薄い瞼を開いた。
朝まで目覚めないと思っていた弥子は、それだけでひどく驚愕してしまって反応
することも出来ない。ネウロは寝覚めの不機嫌な表情のまま顔だけをぐるりと弥
子に向けた。
「…側で大きな声を上げるな、うるさい」
「何よ、あんたが」
「せっかく目が覚めたのだから、するか?」
全く、それしか考えられないのだろうか、この魔人は。溜息をつきかけた弥子の
髪がひどく繊細な仕草で撫でられた。
「貴様こそ欠片も分からないようだな。こともあろうに我輩が貴様などにこれほど
執着する理由を」
「えっ…」
何を言われているのか、すぐには分からなかった。だが、徐々に頬が染まってい
くのが自分でも分かった。
「そんな、それなら何で…あんな…」
頭の中はどう形容していいか分からないものがぐるぐると渦巻いていて、はっきり
とした形を取りそうにない。ただ、嬉しいと言ってもいいのだろうとは思った。
「するのか、しないのか?」
有無を言わさない態度はいつものことだったが、その中に照れが入っているのを
弥子は見逃さなかった。
「…する」
催眠術にかかったようにふらふらと立ち上がって制服に手をかけた弥子を、魔人
は嬉しそうに眺めていた。
二人の関係も、少し変わるかも知れない。
終わり
乙!YOU!
394 :
343:2006/07/02(日) 03:38:41 ID:iMwOwe7n
おそまつ。
結局、俺もネウヤコ派なんで、オチはそれなりに後味のいいものにした
かったのが本音。エロ抜きにしてもあの二人はやっぱりいいよね。
デフォルトで応援出来る。
ワクテカして待っていた甲斐があった!GJ!
そして
>>394 同意!
お見事…お見事にござります
職人さん乙!最高のプレゼントだよ!
>>391 GJ!! やっぱネウヤコはイイよなww最高に燃え燃えしたよ。
いやっほぉぉ!!サンタさんありがとう
なんだかんだでラブラブな二人の世界が最高です
サンタさん来てたーーーーーーーーーーー!!!
ありがとうありがとう
サンタさん本当にありがとう!
やっぱこのバカップルはいいなぁw
ただの白痴で終わらせないネウヤコへの愛に脱帽
God Job
ひゃっほーー有難うサンタさん!!!
GJGJGJ!!読めて幸せであります!!
弥子を家に連れ込んでケーブルで手を縛る匪口の夢を見た
疲れてるみたいだ、おやすみ
>>404 想像してはげ萌えなのだがw
是非文章にして欲しいと小声で呟いてみる
ヘタレそうな気がするが書いてみる
2,3日待ってくれ
>>404 おやすみ。素晴らしい夢の続きが見られるといいな。そん時は詳しく教えてくれww
触発されて書いたら結構長文になってしまったんだが、投下していい?
メモ帳に書いてからコピペで投稿するけど、
初投下なんで、不手際あったらゴメン
西日の射す事務所の応接用のテーブルに弥子は横たえられていた。
事務所の扉をくぐった途端、地球の重力を無視して引っ張られ、その
ままの格好だ。抵抗はしたものの制服のブラウスは頭の上に肘から先
に巻付けられており、残るスカートや下着は床にくしゃくしゃの状
態で落とされている。一糸纏わぬまま足を開かされて固定され、恥ず
かしい部分に指を入れられ、敏感な部分を舐められている。
ネウロはいつものジャケットとスカーフを取り去っただけの格好だ。
原因は知りようもないが、弥子には彼の機嫌の悪さが感じ取れていた。
こんな関係が生まれてしまったのは最近のこと。初めては強姦同然
であったし、ネウロの気分次第で始まるもので弥子から求めたこと
などない。まだ片手の指ほどの交接に恐怖感を拭いされない弥子は
今日も理不尽な暴力にじっと身を縮めて嵐が過ぎるのに耐えていた。
410 :
かけちがい2:2006/07/03(月) 03:46:42 ID:quVBPiq4
「なぁヤコよ」
魔人は差し込んだ指を中で広げ抜き差しを続けながら、楽しげに問い
かける。こんなに口角を釣り上げる表情は、かなり酷いことを考えて
いるときだと彼女は思い知っていた。
弥子はよく目前で変形する彼の指先が今この時にも刃物と化すのでは
と体を強張らせていた。出血多量で死ぬかな、でも死ねなかったら、
裂けて元に戻らなかったらどうしよう。先ほどまでねぶりこねられて
いた胸の頂がぬらりと光っている様に視線を移ろわせながら、そのよ
うな思いを巡らしていた。
「ひっ…」
ネウロは、呼びかけたのにも空ろなまま反応しない彼女の薄い陰毛を
指で引っ張り注意を向ける。そして弥子の陰唇に息を吹きかけ、舌で
零れる愛液を掬いとり、その敏感な様子を楽しみながら、提案をする。
「人間のメスはこの先の子宮という臓器で子を育むらしいな。
我輩の魔界能力でここに生まない女王様を入れれば…
まさしく肉奴隷の完成」
「いや…やめてっ、お願い…あぁ…」
411 :
かけちがい3:2006/07/03(月) 03:47:46 ID:quVBPiq4
堰を切ったように弥子の目からは涙の粒がこぼれ落ちた。意地悪い
魔人は弥子の反応を楽しむよう、提案すると同時に狭い膣道を拡張
するように差し込んだ指を膨張させてみせたのだ。ちょうど、芋虫
の蠕動するように。
「偏食にも個体差がある、雄の体液のみ求め続けるものもいるぞ。
大喰いの豆腐には似合いそうだが?」
「なんでもする、なんでもするからぁ!やめてぇ」
「主人に奉仕するのは当然、奴隷自らの意思だ。やっと豆腐でも我輩に
仕える本分を思い知ったか。口上はわかるな、ヤコよ。ん?」
非情な台詞を吐く魔人に悔しそうに弥子は顔を歪ませたが。奴隷の言葉
を口にさせようと促す優しい声音に頭を起こし、ひたりと自分の開かさ
れた足の間に見える顔を見据え、震える声で発する。
「ご主人様の精液を、この淫乱な穴にたっぷり注いでください」
「魔人の子が欲しいか?いい心がけだなヤコよ」
「お、おねがいしますっ…うぅ…ぇくっ…」
412 :
かけちがい4:2006/07/03(月) 03:48:25 ID:quVBPiq4
手袋をしたままの手が弥子の細い顎を捉えて、魔人は顔を寄せるが、
あまりに強い力に目を瞑り怯える弥子はしゃくり上げるのを必死に
唇を噛み締めることで堪えている。
口付けををしようと顔を傾けたかに見えた魔人は、涙と汗と鼻水でぐしゃ
ぐしゃになっている弥子の顔を一瞬間眺めたが、触れずに遠ざけた。
そして、膣に入れた指の責めを激しくする。グチュグチュと水音と弥子
の荒い呼吸音と何の意味も成さない声が、西日の部屋に響く。
彼の仕打ちに顔を徐々に上気させながら悶える弥子を、一欠けらの感情
すら伺えない西洋のビスクドールのように整った顔が見下ろす。
弥子は、眉間を引き絞るほど目蓋を強く閉じたままだったが、もしこの時
目を開けていたらネウロの表情に何かを見出せたろうか。
魔人はいっそ優しいほどの声音で彼女の耳元に囁く。
「言葉遊びは終わりだ、豆腐」
そのまま弥子の耳殻を唇で愛撫し始め、差し込んでいた指を抜いて太腿を
持ちあげ、熱いペニスの先を押し当てた。
413 :
かけちがい5:2006/07/03(月) 03:49:45 ID:quVBPiq4
敏感な耳への愛撫とこの先の予感に体を震わせながら、普段からは想像で
きない弱弱しい声で、弥子は頭を振った。
「もう・やめて…!」
「本番はまだこれからだろう?」
間を与えず、一息に挿入を果たす。
「あ!っぁああんっ」
ずっずずっと狭隘な道を進み、子宮口に突き当れば、今度はゆっくりと腰
を引いて膣口近くでカリをひっかけ、また押し入る動作を初めは路を拡げ
るようにゆっくりと、そしてどんどんと速度を上げる。溢れる弥子の愛液
は後ろの窄まりもしとどに濡れさせていた。
「そこはっ…んんんっ!」
窄まりの皺を伸ばすようになぞっていた魔人の指先が菊門をこじ開けて
入ってくるのを感じた。否定しようと声を出したものの、勢いよく入っ
てきた指先の圧迫感に声を失う。
いつしかソファの上で二人は対面座位の格好で抱き合っていた。
ネウロのペニスの太さに慣れない弥子は、腰を支える魔人の腕と腰の動き
に思うさまに揺さぶられているだけだった。
414 :
かけちがい6:2006/07/03(月) 03:50:40 ID:quVBPiq4
「ふぅ…あっ…あぁん…あっ、あっ、あっ」
普段は感じることのない出し入れする動きを後ろの部分に気持ち悪さを感
じていたが、前の動きとバラバラに腹の中を掻き回されるうち、次第に弥
子は惑乱していった。
前の穴で動くペニスと後ろの穴に差し込まれた指先が間の肉の壁を擦り合
わせる動きを繰り返すと、弥子は一際高い官能の声を上げ、滴る汗を散ら
してイッてしまった。絞るように蠕動する肉壁の動きに逆らい、魔人はさ
らに激しく子宮口を衝く。
「こわいっ…こわいの・・・こわ・れ・ちゃぅ・よぉ…ああぁん」
「出し惜しみはしない。喜べ、ヤコ」
「ネ…ウロぉ…はぁ…ぁぁ…」
汗一つすらかかず、体温すら感じない声で魔人は宣言する。声の冷たさ
とは裏腹に、弥子の腹の奥には火傷しそうに熱い液が広がった。
「んくぅうっ・・・・・・!!」
415 :
かけちがい7:2006/07/03(月) 03:51:09 ID:quVBPiq4
どぶどぶと何弾かの放出が止まるまで、二人はぴたりと体を合わせていた。
ネウロは弥子の華奢な腰をしっかりと掴み、顎の下に弥子の頭を挟むよう
な格好で、弥子は汗でしとどに濡れた肌を、布越しでもひんやりとするネ
ウロに押し付け背中に腕を回してしがみついていた。
放出が終わってもペニスを抜かないネウロに、ヤコは居心地の悪さを感じ
腹奥が湯でたゆたうような感覚に眉を寄せながら、なるたけ早いうちにと
荒い呼吸を落ち着かせようと試みていた。
外はすっかり暗くなっている。窓の外から漏れるネオンや照明で部屋は真
の暗闇ではなかったが、あまり長くそのままでいたら、何か取り返しがつ
かないような事態が起こるのではという恐れがヤコの中にはあった。
416 :
409:2006/07/03(月) 03:57:01 ID:quVBPiq4
あと少し残ってるが、ちょっと手直ししてから投下する。
明けるまでに終わるかなぁ
>>416 GJ!GJ!
続き楽しみにしているよ。
418 :
かけちがい8:2006/07/03(月) 04:53:08 ID:quVBPiq4
■注意■この先、捏造設定あり。ビミョウにスカに抵触するかも
「もう気は済んだでしょ、帰らなくちゃ」
座位であったので弥子は膝をついて立ち上がったつもりだった。が、股関
節を拡げていたためか足に力が入らず、思うように立てず、床に蹲ってし
まった。足の間もまだ何か杭が入っているかのように閉じられず、自らの
愛液と魔人の放出したものがとぷとぷと溢れて床に広がった。
弥子は初体験が魔人であるため比較することも知らなかったが、魔人の
精液は通常の人間の量とは較べるべくもなく多量であった。
「やだ、もう…」
涙を浮かべる弥子にネウロは冷笑を付した。
「ほう。そうしてる姿はまるで粘液を出したナメクジのようだぞ?」
419 :
かけちがい9:2006/07/03(月) 04:53:56 ID:quVBPiq4
誰のせいだよと反感を感じたままに口を開こうとしたが、今日はこれ以上
何かの逆鱗に触れて仕返しと暴力に晒されてはたまらない。ああいった言い
方は、ネウロ特有の表現方法で、意地悪とかじゃなく単純な描写なんだ。
と、弥子は現実の半分に目を瞑り、まるでおもらしをしたように出口を求め
て出てくる液を拭って帰宅しなくては、ともう半分の現実に思いを巡らした。
タオルが給湯室にあったはず…と考えていた矢先、肩に黒い手袋の指先が
トンと触れ、次には天井が見えた。
「え?」
「何するの、もうお家帰して!」
「ナメクジは粘液を出すだけだからな。ペットの始末も主人の責任だ」
魔人は、弥子の足を思うままに開かせると、舌を出し太腿に流れる筋を舐め
とって見せた。びくんとする震える太腿を舐め取りながら、先ほどまで
自分が入れていた先に到達する。そこは弥子と魔人の出した液が未だひく
ひくと動きに合わせて溢れていた。そこに口をやり、ネウロはじゅるっ
と音を立てて啜ってみせた。
「ふぁあああんっ!!」
先ほどイッたばかりの泉は、新しい刺激に滾々と新しい露を零している。
「これではキリがないな」
口を拭いながら魔人は口角をあげる。
「ヤコのはしたない口には栓が必要ではないか?
いや、我輩を受け入れきれずに零しまくるなど、ヤコは胸だけでなく子壷
もまだ発展途上なのか?」
「ひどいよ…なんでそんなことばっか言うの、
立派にセクハラだよ、性はんざ…ううん・・・・なんでもないです」
ネウロの髪が変形し出すのを目にして弥子は言葉を濁す。そして、
ぽつりと零す。
「……なんで…わたしなの…?……ぁぁ…はぁ…ぁ…」
魔人は弥子の問いに答えず、舐め取る行為に戻っていた。
深夜、人気の無い住宅街の屋根を魔人は女子高生を肩に担いで歩む。
行き先は、女子高生探偵桂木弥子の自宅だ。弥子は荷物扱いに不満を言うで
もなく魔人の肩の上で二つ折りに揺れていた。制服はなんとか自分で着込ん
だものの、疲れてソファで寝入ってしまったのだ。今も頭に血が上りそうな
姿勢ながらも目を覚ます気配はない。
魔人は夕刻不機嫌だった理由を思い返していた。
己の思考の一部に奴隷以下の存在があることに気付いたのはいつだったか。
ノイズのように入り込み、弥子が学校に行っている間など側から離れれば
思考の乱れは大きくなる。今までに感じたことの無い脳波信号だった。
不快と壊そうと思ったが壊せなかった、いっそ奴隷には格上な扱いだが、
我輩の子孫の託卵器の役割を任せようとしたが、それは人間界では生殖
行為を意味するのと似た行為で、あの豆腐は暴れて泣きまくって元から見
目いいわけでもないのがボロ雑巾のような姿になった。
豆腐の目から出る汁は不快だ。我輩の前で見せるのも不快だが、他所の人前
でも見せるなど想像すればさらに不愉快極まりない。
弥子が我輩の子を望むなど私が言わせたただの言葉遊び。本心は得られない、
縛り付けるために、気を失ってる今のうちにでもイビルバジャー(生まない
女王様)を…とも思い立ち、弥子の顔を見つめる。
「くだらんな、我輩の脳髄の空腹に耐えてすら魔界能力を使う価値など
豆腐にあるものか」
423 :
かけちがい:2006/07/03(月) 05:02:13 ID:quVBPiq4
以上で終了です。
4巻冒頭の魔界能力はエロいなと思った。
ここのSSに刺激されて、初エロSS作成、初投下。
ネウヤコ大好きです。
弥子好き好きなのに人間的な愛情表現できない魔人と、鈍い弥子ちん
本職のSMさんには鼻で笑われそう、言葉責めがなっちゃなくてすまんかった。
>>417 ありがとう、反応貰えるのって嬉しいもんだね。
>>423 うおー。エロでハァハァしてたら締めでぎゅっときた。。
すげぇな。こういう心理描写もあるエロ大好物だよ。
明け方までお疲れ様でした。
また書いてくれると嬉しい。
初めてでこのクオリティってスゲー
少し
>>423を安く見すぎていたようだ
ゾウリムシ程度の存在と思っていたが…
喜べ ワラジムシに昇格だ
心からgj!!
>>423 GJGJGJ!!!初エロでこれは将来楽しみって言うか
これからも楽しみです!!良かったらまた書いて下さい
マジでGJでした!!
GJ!GJ!
魔神は卵で増える派の人か。
卵抱いてソファーで寝るヤコたん想像して顔がほころんだ。
429 :
423:2006/07/03(月) 22:53:50 ID:quVBPiq4
4巻冒頭って書いちゃったけど、5巻の間違いだった。
このスレ大好きで週5回は更新あるか楽しみに覗いてるよ。
自分で書いてみて思ったけど、ここにざくざく投下している先人達はすごい。
つたない自分のSSにレスくれてありがとう。
2時間睡眠で仕事行ったが、午後の会議も乗り切れた。
まだ頭がエロ妄想で渦巻いてるんで、いつか仕上がったら、投下しにくるよノシ
>>426 ゾ…ワラ・・・どっちが大きかったっけ?w
みんな知っていると思うけど
電脳HALの目のQRコードを携帯電話等のバーコードリーダーで
読んでみましょう。
ネウヤコも好きだけど笹ヤコ派としては寂しいなー
ここって笹ヤコの需要少ないんかな
まあ犯罪になってしまうしあの二人はギリギリ踏みとどまってる辺りが
良いのかも知れんな…
刑事組の犯罪的な背徳感みたいなのが大好物
笹ヤコいいよね
笹弥子も吾弥子もサイ弥子も弥子以外も、なんだって需要あるぉ
笹ヤコは週末あたりに投下出来るかも
>>434 まままじでー!
ネウロのごとくよだれ流して待ってる。
笹ヤコはキスとかハグだけでも萌えるけど
ふとしたことで過ちを犯してしまい、ヤバイなと思う反面
更に愛しくなってしまった…みたいなのが好物ですよ。
>>430 やったが何故か読み込め無かったorz
笹ヤコも吾ヤコも大好物だょww誰か書いてくれないか(*´Д`*)
朝方の小ネタをちょこっと書いてみた
エロくないとか言われても知らない
「見せたいものがあるんだけどこれから俺んち来れる?」
そう誘われ、流されるままに匪口の家に来てしまった
奥まった部屋に通されそこで待つように指示される
コの字型の机の上にはディスプレイやキーボード、ケーブルやCD-ROMなどが所狭しと置かれていた
「お待たせ桂木。ハイ麦茶、飲む?」
ありがとうございます、と受け取りさっきから気になっていた事を尋ねる
「なんかこの部屋暑い気がするんですけど…」
「あぁエアコン壊れてるんだよ、窓も羽目殺しだから開かないし。ベスト脱いじゃえば?」
そういって匪口は自分の上着の胸元を肌蹴る
ベストは脱いだもののまだ何となくむっとした感じがして襟元を動かして風を入れる
「暑いんだったらさ…」
急に匪口の声が耳元で聞こえ襟元を掴まれる
「他のも脱いじゃえよ」
背中に寄りかかられ触れ合っている所からじっとりとした汗が出る
気付いた時にはワイシャツはリボンを残して脱がされ、プリーツスカートがストンと床に落ちていた
「えッ!?ちょっと匪口さ…」
振り返ったところで腕を掴まれ、手近な所にあったケーブルで両手を縛られる
「細いね、桂木」
腰に手を回され引き寄せられる
「そういうおびえた顔もかわいいよ」
顎に右手を添えたまま人差し指で唇をなぞられ、押し付ける様に唇を合わせられる
ザラリとした舌の感触が絡みつくようにねっとりと弥子の咥内を犯していく
抵抗した拍子に倒れたコップの中身がジワジワと靴下に滲みていき、ただただ気持ち悪かった
>>438 おおケーブル!!続き楽しみにしてます!
自分は元々ネウヤコオンリー大本命だったはずなんだが…
ここで色んな神達に出会ってから、他もイケるようになったよ。
いいことだwありがとう
ところで吾ヤコネタが浮かんだから書いてみる。
ただ、エロ書くの久しぶりだから描写が甘くなるかも。
自分はわりと最近雑食だったんだが、今週のでまたネウヤコに出戻ったw
かばうっていいよな…
441 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 00:49:04 ID:S7KtM3kQ
ケーブルナイス!!続きカモンww
吾ヤコも楽しみしてるぜ!
アゲてしまたorzスマン
ああんもうww投下ラッシュか。みんなの投下ワクテカしてまってるよ!!
奴隷らしくまっぱで正座して待ってるから宜しく!w
久しぶりの吾ヤコキタ━(・∀・)人(・∀・)━!!
>>438 ウホッ朝から萌えさせていただきますたwGJ!!
>>438を読んでたとき、
丁度メディアプレイヤ様がス/ガ/シ/カ/オの「19才」流していた。
19才…篚口と同じジャマイカww
歌詞に萌え、
>>438に萌えた。
みんな一度19才聴きながら
>>438を読んでみて欲しい。
↑やってみた!
誰も19才じゃないホリックより
よっぽど萌えたぜ…
これ確かpvが少女の強姦モノなんだよな。
チェックせねば!
あのプロモに出てくる男ってネウロの世界に確実に存在するよね。
あのプロモ、フルコーラスで見た事ねえや、無理もないか。
♪たったったったっ足らないて言わないで〜そんな人生がいいの〜いいの〜♪
で、
>>438を読むとぞんぞ気立つわw
343なんだが、19才のプロモすげー良かった。
妄想と狂気が何とも言えない。ああいう年代って結構妄想で生きてるとこ
あるよね。
なんか影響されたので短いもんでも書きたくなったよ。
あの後の篚口とか。
450 :
sage:2006/07/05(水) 00:49:24 ID:sRfRg3hT
幼虫だめな自分には少々辛かったが、
それでも最後まで見てしまった。
いろいろ想像力を掻き立てるpvだな
うああ間違えたスマソ
ちょww
19才いいなー!
あの女の子が薄っぺらくて貧乳なのがヤコちゃんとそっくりでいい
女の子の方が年上ぽくない?
一瞬AVかと思ったw
ご、ごめんまたしても興奮しつつ豚切らせてもらう。
バレスレに、『ネウロが3日間桂木家に居候』とあるのだが…
本バレなのだろうか…気になって眠れないorz
ネウロが 弥子ん家に 泊まり込むなんて なんてハレンチな…
ちょ…マジでw
やっぱり松田がネ申だお(^ω^)
ちょ…マジでw
やっぱり松田がネ申だお(^ω^)
↑松井の間違いなのか・・・・?
しかし居候ネタをあっさり・・・・。
いや、家で眠れないような事も書いているしな。
これは(゚∀゚)イイ!!
何だそのお約束なフラグはw
本バレなら弥子ん家の部屋の中で革手袋プレイしたいお。
「弥子ーご飯出来たわよー」(母が部屋をノック)
「あっ…今いいっ…、えっと、しょ、食欲ないの!(お願い、今部屋に入ってこないで!」
「…アンタが食欲無いとか珍しいわねー、
アンタの為にいっぱい作ったんだから後でちゃんと食べなさいよー、ザザ虫の佃煮。」
「ほう?山盛りのザザ虫よりこっちの指一本を欲しがるとは我輩の調教もようやく実になってきたな」
「う、うるさいっ、誰のせいで夕ごはん…んっ!」
以下略。
家でくつろげない=寝れないと脳内変換。
夜中寝れないといったらアレしかないよねもう一人の私よ…
今週は仕事手につかないかもしれない
とうとう親公認とは。
いやそもそも前から遥は応援していた節があるか。
遥:「助手さん、どうぞこれしっかり食べてね」
とウナギの蒲焼やらスッポン鍋とかを平気で夕食にだそうとする遥。
しかしもちろんそれをひとりで平らげるのは弥子で、
精のつくものばかり食べたせいで晩眠れないわけですよ。
弥子:「ネ、ネウロ・・・。なんだか体が熱いの・・・」
その後はネウロがぺロリと食べちゃうんだなきっと。
まあありえなくはないかも。
一応弥子は命狙われてるわけだし。
つーかバレ禁止だったんじゃないっけ?このスレ。
今後はおkにする?個人的にはそれでもいいけど。
イヤ…バレは禁止だろorz
バレもうひとつ来てたよ。居候は嘘かも。
個人的には残念だが、バレが嫌な人には外れた方が
いいかな。
来週のネタバレ 第68話 激【ハード】
ネウロ達を殺すことに失敗したHALは次なる手として弥子一人に狙いを定める
HALはプログラムにより性的願望を持った男達を集め弥子の後を尾けさせる
弥子が電車に乗った瞬間を見計らい男達に弥子を痴漢するように操る
そう、HALの作戦とは正面から殺そうとすればネウロに邪魔されるので
弥子の犯される所を写真に撮りこれ以上近付くな、と脅すものだった
電車内で男に囲われ、媚薬を塗られ、手当たり次第に犯される弥子
ネウロが助けてくれる、と希望を持つも快感の波の前に頭が真っ白になっていく
そして順番に中出しされ、電車が終点についた後も人気の無い森で犯され続ける
弥子「…悔しいッ…でも…感じちゃう!!」 ビクッビクッ
本スレで謎専用茶碗の大きさの話を見ていて。
「私の胸が収まるサイズって聞いて、
どーしてまな板が届いたことになんのよ!?
小皿とかおちょことかも傷つくけど! もうちょっとあるわよ!」
「ふむ……口縁部の面積だけなら『すっぽり』は間違いではないな。
容量だと……左右合わせてもまだ余裕がある」
「何か持ってるような手付きが気になるけど、見なかった事にするわ。
まだ大きくならないとは決まってないもん」
「以前『身長は中一の頃から全然伸びてない』と言っていなかったか?
成長期が過ぎた身で夢を見るのは見苦しいぞ」
「う、うっさいやい、ほっといてよ」
「手術は不可だ。作り物は触り心地が微妙に悪いそうだ。
傷や副作用も鬱陶しいし、安定するまでが長くてつまらん」
「そーね、高いって聞くし……ってなんでアンタそんな事知ってんの、
そして最後の『つまらん』はなんかニュアンス違うんだけど」
「知識は種類を問わず蓄えておくべきだ。
胸を膨らませたいなら、協力してやらんこともないぞ」
「『大きくなるよう揉んでやる』だったらお断りします」
「あれは俗説だ。もっと確実な方法があるぞ」
「え、ホント? なになに、どうやるの?」
「いいだろう、実地で教えてやる」
「ありが……ってなんでナチュラルに押し倒されてんの私ー!?
しかも脱がされてるし! あっ、やっ、何やってんの!?」
「勿論貴様の願望が叶うよう、協力しているのだ。
――妊娠すると2サイズほど大きくなるそうだぞ?」
「やっ、やだーーっ! 前言撤回、小さいままで満足です!」
「遠慮するな、我が輩の子を産む光栄に素直に感謝しろ。
戸籍捏造して責任取ってやる、一生我が輩に仕えられるぞ」
「ナニその生き地獄!? やだコラ、離してエロ魔人ー!!」
実際には揉まれると大きくなるのじゃなくて、
気持ち良くヤってると女性ホルモンの分泌が増えて
大きくなる可能性があるそうです。
但し、ストレスが溜まっていると分泌されにくいとか。
>>468 GJ!GJ!!
笑った〜ww
がんばれ、ヤコ。元気な子を産んでほしいよ
>468
GJ!
面白い
471 :
食べ合わせ1(笹ヤコ):2006/07/06(木) 20:54:17 ID:fr1OH/M8
※はじめに、エロ未満少女小説。ゴメン
「弥子ちゃん」
学校から事務所へのいつもの道で、声をかけられて振り向いた。
「笹塚さん」
道路際に停車した車の窓から、顔見知りの刑事さんが軽く手を上げて
いるのが見えた。歩み寄ってみる。いつも一緒にいる刑事さんはいな
いみたい。歩み寄る私に、笹塚さんはわざわざ車から降りて来てくれた。
「今日はお仕事じゃないんですね?」
そう尋ねたのはカジュアルなシャツって格好と、乗っていた車が警察の
いかにも覆面らしい車では無かったから。GOLFっていうんだっけ、よく
知らないけど叶絵が免許取ったら乗りたいって言ってた車。
「当たり。今日は非番だったんで、駅前で用事を済ませた帰り。
いつもこの道通るの?」
「はい。そこのコンビニでいつもオヤツ買ってから事務所に行くんです」
「なら、買物ついでに事務所まで送るよ」
「ええ!?そんなの悪いですよーー」
「俺も、ライターオイル切れちゃってね」
sage忘れorz
コンビニを出た後、本当に笹塚さんは送ってくれるって言ってくれて、
私を車に乗せてくれた。私の足元には二つの買物袋。手には缶コーヒー。
コーヒーは笹塚さんのおごり。
「コーヒー飲んでから、事務所行きなよ」
送ってもらった上にコーヒーまで貰っちゃ悪い気がして、コンビニに予約
して取り置きしてもらってたこ焼きを出してみたんだけど、車内がソース
と海苔の匂いがむんむんして余計悪いことしちゃったかなぁと心配になる。
笹塚さん食べないで私ばかり食べてるし。
「コンビニって、ホットスナックをあんまり作り置きしないんですよね。
だから、私、予約の電話入れてから行くんです」
「そういうこと出来るんだ、知らなかった」
「店長さんが親切に教えてくれたんです。用意する時間が必要だって」
「・・・・・・へぇ」
473 :
食べ合わせ3:2006/07/06(木) 20:56:44 ID:fr1OH/M8
なんか気まずい。そっと横顔を見るとちょうど笹塚さんはコーヒーに口を
つけていた。私の視線に気付いてこっちを見れてくれた。
「なんか?」
「い、いえ!なんでもないです」
私の方が逆に挙動不審だったかも。あまり観察したことないけど横顔見ると、
首も太くて、見慣れたネクタイもなくてしっかりした鎖骨も見える。
笹塚さんってしっかり大人な人なんだなぁって思った。顎に無精ひげ生やし
てるけど、耳から下あごのラインが骨がすっとしててキレイだな…
「俺の顔、なんか変?」
「え!?そそそ、そんなことないですっ」
ちょっと苦笑いって感じで言われちゃった。
「やっぱり、おじさんと話すのつまんないかな」
ハンドルに腕をかけて、ちょっと首をかしげて言う笹塚さんに、私は顔の
周りがすっごく熱くなったと感じた。絶対、顔赤くしてるよ。
「そんなことないですよ、クラスの男子と違って、笹塚さんって大人だなぁ
って思って…かっこいいなぁって…」
474 :
食べ合わせ4:2006/07/06(木) 20:57:41 ID:fr1OH/M8
見とれてるなんて言っちゃったようなもんじゃない!すごい息苦しい。笹塚
さんは不思議な表情をしてる。
「ヤコちゃん」
「はい?」
突然名前を呼ばれて、伸びてきた手が肩を掴んで運転手席側に頭を向けさせた。
笹塚さんの顔が近づいてきてる。これってもしかして・・・
((あ、わたし、キスされようとしてる−−))
そう理解った瞬間、自然と私も目蓋が下りた。唇に触れる感触。やわらかい。
ふわっと鼻をくすぐるのは煙草のかおり。普段感じる香りがもっと近い。
唇を合わせてじんわりと暖かさを伝わってくると、笹塚さんは今度は唇をずら
して、私の上唇を啄ばんだ。私はすぐ近くにあるはずの笹塚さんの顔が見たく
て目をあけると肌色がぼんやりしてる。
彼の顎に手を伸ばしてみる。すこしざらざらしてる。ヒゲ剃ってるからかな。
うっすらと私が唇を開けると、彼は舌を入れてきた。歯を舐められてぞくっ
とする。そしてさらに奥、私の舌に彼の舌が乗ってくる。
475 :
食べ合わせ5:2006/07/06(木) 20:58:46 ID:fr1OH/M8
私、さっきまで食べてたタコ焼きの味するんじゃないかな。
気になって自分から少し動かして感じた彼の舌は、缶コーヒーの味を伝えて
きた。動かす度、頬の奥から湧いてくる唾液が溢れそうだから飲み下す。
他人のが汚いなんて思えなかった。笹塚さんの舌が私の上顎をくすぐる。
「……ぅんっ!」
自分でも吃驚するような声が鼻から抜けた。頭が沸騰しそう。
ここが車の中とか、まだ夕方の時間でとか、まともな考えは浮かばなかった。
「ヤコちゃん、君は可愛いんだから。
顔見知りだって男の車には乗るもんじゃないよ。密室は気持ちが流されやすい」
「でも」
そんなおじさんくさいセリフじゃなくて、もっと私に言う言葉無いのかな。私の
こと、好きだからキスしたんじゃないの?って思った言葉は飲み込む。
だって、彼は大人だから。大人は言い訳が多い。
476 :
食べ合わせ6:2006/07/06(木) 20:59:16 ID:fr1OH/M8
「わたし、嫌じゃなかったから」
告白の一つもまともにしてくれないじれったい男の人。
「笹塚さんとキスするの」
彼は呆れたように溜息をつく。
「俺は君が心配だよ」
私を思うならもっと違う言葉があるのに!キスなんて、大人は普通に当り前に
してるなんて不安になるじゃない。叶絵も合コンじゃキスくらい当然とか言っ
てたし…笹塚さんも、たくさんの女の人と…。
かなり不愉快な気持ちになったけど、最後は笑顔でお別れしよう。
私は笹塚さんのキスでは傷つかない。さっきまであんなに体が熱かったのに、
笹塚さんの言葉で冷めちゃったよ。あーあ。
「またね、笹塚さん。コーヒーごちそうさまでした!」
自分の低体温で凍え死んじゃえ、ばか。
車から降りて見上げた事務所の窓は夕陽にギラギラと反射してた。
477 :
471:2006/07/06(木) 21:01:36 ID:fr1OH/M8
アゲたり、番号間違えたり、犯ってしまってすみませんorz
ネウヤコにつまって思いつきの電波SS。ずるこい似非説教親父だよorz
弥子も弥子で恋愛駆け引きベタ(初心者マーク)。
笹塚刑事に似合う車が思いつかなかった。
車に興味なく、なんとなく20代から10年乗り続けてますってイメージ。
この後、他のオスに何ツバつけられてるんだと魔人からおしおきされるヤコ
もおいしいなと妄想。いっそヤコは天性のM属性ならいい、と妄想。
乙乙!
こういうのもイイ(*´д`*)
>471gj!!
ひさびっさの笹ヤコ喜多――!!
正座してた甲斐があったよ(*^ ^*)
コンビニでたこ焼き予約する女子校生にワラった。どんだけ…w
GJ!
恋愛若葉マークな弥子イイ!
ほのぼのしていいねえ…(´∀`)
ほのぼの萌えキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
なんの前触れもなく投下ラッシュが始まるこのスレはマジであなどれねー!
神々よありがとう、そしてGJ!
>>471 GJ!! かわいいな。
>>455 これ結局ウソバレだったんだよな?
昨日、寝る寸前にネタバレスレでこれ見て大興奮し、寝れなかった自分の安眠を返してくれ。
仕事中もエロ妄想が止まらなくて苦労したのに・・・!
俺もだよ。
松井はやっぱ神!!と一日中ずっと妄想が止まらなかったのに。
>>484 だよな。良かった自分だけじゃなくてw
実際マジでネウロが居候することになったら弥子は大変だろうな。風呂とかw
母親に声聞かれたくないだろうが、ネウロは容赦なさそうだしな。
Ψ↓Ф∀Ф)Ψ 『さあヤコ・・貴様のはしたない下の口がどうなったか
確かめてやろう』
・・・・・・・ネウロは弥子の下半身に手を伸ばした。
Wбдб) 『いや・・・このドS魔人!・・そんなとこ触らないで・・あっ・・』
・・・・・執拗な愛撫ですっかり蕩けきった部分に指を侵入させネウロは叫んだ。
Ψ↓Ф∀Ф)Ψ 『イビルスクリプトオオオオオオ』
Wбдб) 『ちょwwその使い方www・・・・やああああん』
・・・・・・カタカタカタ・・
§゛ (こうして桂木探偵事務所の一日は終わります・・・アカネ )
スマン・・・今週のPC画面から手を引き抜く時の擬音『チュプ』が
あまりにエロかったのでつい・・しょーもないネタを・・
しかしこのスレの神達はすごい。
どうしたらそんなエロマンティックな文が書けるんだろうな。
笹ヤコハアハア
年の差ってホントたまらんな
GJ!!
笹ヤコにほのぼの萌え…ッGJ!
あと>>486に笑った。
「チュプ」は確かにエロいエロすぎだ松井先生
嘘バレにうっかり萌えてた昨日一日を返してくれ。
この思いを何とか形に!
なんでこんなことに。
三日前の午後、事務所に突然鉄球が突撃してきたせいで、事実上の営業はやむなく弥子の自宅
に臨時移行となった。
もちろん、それまで事務所に寝泊りしていたネウロも当然居候という形で転がり込んでいる。
母親はネウロの正体など何も知らないが、言うまでもなく大歓迎だった。問題はどこに寝泊りする
かだったが、それも以前父親が仕事をしていた部屋があったので簡単に解決した。
そんな訳で表向きは平穏無事に過ぎている。
「で」
弥子の方は大迷惑だ。
最後の聖地とでも言うべき家の中にまでネウロが侵食している。それは既に嫌がらせに近いもの
があったからだ。しかも、更にとんでもない特典がついている。
「なんで私の部屋に入って来てるの?鍵かけたのに」
「フン、そんなものは何の意味もない」
突然の侵入者に驚き、ベッドの上で精いっぱい逃れようとしている弥子を余裕で見下ろして、ネウ
ロはあっさり鼻で笑った。
「奴隷はせいぜい奴隷らしくしろ」
「誰が決めたそんなことーーー!」
哀れ、弥子にとって不幸な偶然の積み重ねの果てに、とんでもなく最悪の事態がこれから起ころ
うとしていた。
>>489 燃え、来た〜〜〜(*´∀`*) 続き、wktk
夜 這 い ってイイよね!!燃えるわ。ぜひ続きを!
夜這い(*´Д`*)ハァハァ
居候…いい響きだ。
つまり家のどこにいても助けられるし、家のどこでも…襲えるってことだ!
寝床お風呂場トイレリビングどこででも!どんな時でも!
犯【やりまくり】だな…ハァハァ…
あとネウロなら嫌がらせのために家財や道具にまでイタズラしそうだ。
浴槽に触手沈めておいたりとか、ベッドに拘束具をジャラジャラ取り付けたりとか。
496 :
居候ネタ1:2006/07/07(金) 23:34:06 ID:FWTSh/Uo
>>495 それイイ(´∀`) !!ぜひ、文章におこして・・・
ぬるいが自分も居候ネタ。
事務所が使えないから我家に臨時事務所引越しは仕方ないとはいえ、何でこんなことに
なるんだろう。
今、私はベッドに四つんばいになって、魔人の指を受け入れている。
パジャマはすでに脱がされてベッドの下、ネウロは手袋のまま二本の指を私のアソコに
入れて、クチュクチュと音を立てている。
「もう、やめてっ!おねがい…明日も学校あるのにい……ぁあんっ」
「まだ、ヤコの言う『明日』は『今日』に変わったばかりだぞ?」
「だって、御飯食べて部屋に入ってからずっと…夜は寝るもんでしょ、魔人だって」
腐屋旅館に泊まった時に、魔人も眠りが必要だって言ってたの覚えてるもの。
「まだそんな口をきくとは。豆腐の分際で余裕だな」
「ふぁあああんっ!!!」
ネウロの、もう何度も出入りしている熱い杭がソコにまた押し入ってくる。
497 :
居候ネタ2:2006/07/07(金) 23:36:06 ID:FWTSh/Uo
もう腕は支える力を無くして、枕を掴む。揺さぶられるまま頭が枕に沈む。
枕は開きっぱなしの私の唾液でぐっしょり濡れていた。このまま顔を当ててたらとても息苦しい。
なんとか顔を横向きに変えると、まだ洗濯したばかりの、クローゼットに入れていない服が床に
畳んで重ねてあるのが見えた。いつもの自分の部屋でこんなことしてるなんて、すごく恥ずかしい。
ネウロは自分に集中しろとでも言うように、私の両の手首を握ると、後ろに引っ張る。腕と背中の
肩甲骨が絞られて痛い。胸を精一杯突き出すような姿勢のまま、ずんずんと突かれ続けた。
すぐ後ろから聞こえる破裂音と自分の開いたまま息とともに出てくる音しか聞こえない。
私の手を片手で纏めると、もう片方の手袋の指が、胸をそらして出来たなだらかに出来た稜線に
這い、頂のしこりを抓むと捏ね出す。
「ふぁっ! あ、あんっ ぁんくっ」
捻られた瞬間、お腹の奥と乳頭が一つの糸でつながったかのような衝撃がキた。
498 :
居候ネタ3:2006/07/07(金) 23:38:30 ID:FWTSh/Uo
操り人形のように糸に揺さぶられるまま、身を震わせ、声を上げる。
その時、私の目に、扉の横の壁に掛けている姿見が目に入った。
鏡の向きはベッドを向いていないけれど、そこに映る私の姿を想像した瞬間、自分の目の前が白くなった。
499 :
居候ネタ4:2006/07/07(金) 23:39:56 ID:FWTSh/Uo
…その後、気絶した私を魔人はそのままにしてくれず、目が覚めた時にはまだつながっているのを知って、
泣きたくなった。
こんなに汗やらなにやらの液体でグチャグチャになってるシーツを、お母さんや美和子さんに見せられない。
とりあえず、お母さんが出張行ってくれて助かった…明日の朝は、美和子さんが来る前に始末しなくちゃ。
「とりあえず、お風呂入りなおすから…」
出てって、って言いたかったのに、やりたい放題の魔人は私の体を離さずそのままお風呂まで運んでくれた。
それが親切かどうかと問われたら断言できる。魔人に親切なんてない、と。
自分がやり足りないから。
鳥にも繁殖期があるように、もしかしてこの魔人にも性欲が高まる時期ってあるのかな。
明らかに、事務所でやってきた回数を、この二日で軽く上回った気がする……
居候って書くとなぜかネコ型◎ボットが思い浮かぶ・・・
GJ!
初めてリアルタイム投下にあたった。むはー!
ヤコから離れない魔人が可愛い。
居候っていいね!夢が広がるね!
>>489さんの続きも期待してます。
おおおおおおぅ!GJ!GJ!!
502 :
496:2006/07/07(金) 23:54:07 ID:FWTSh/Uo
途中の3が短い投稿になってしまった…
Live2chで書き込みしてると、書き込み前のプレビューで文章が途切れてしまうんで、
分けて投稿してるんだが。
>489みたいに長い投稿ってどうやったら出来るの?
教えてちゃんで申し訳ないが、誰か教えてください。
名前欄残してた・・・orz
忘れてくれ
505 :
496:2006/07/08(土) 00:10:25 ID:e2XBUR/C
>>503 トン!さっそく機能見たら使いやすそう。
このスレのエロ神様推薦なら、信じられる。
さっそく入れてみるよノシ
>>500、501
レスありがとう。また、このスレで会おうねノシ
弥子とネウロの情事を偶然覗き見て
「脳噛さんたらすごいわ…」とハァハァしてしまう遥さんをネ申よお願いします
>>506のネタに萌えて急遽書いてみた。
勢いのみなので未熟なところは勘弁してくれ。
普段は平和な桂木家の午前零時。
いつもならこの時間にはすっかり熟睡モードに入っていて、山盛りの食べ物の夢でも見ているに違
いない弥子の部屋では、不穏な雰囲気が満ち満ちていた。
「…ネウロぉ、私、もう眠いんだけど…」
「ならば寝るがいい」
「こ、こんな状況で寝られる訳ないよぉ」
ベッドの上でパジャマを引き剥がされて、ついでにパジャマの上着で腕をきっちりと頭の上で縛られ
ている弥子は今にも泣き出しそうな、情けない声を上げて精一杯の抗議をしていた。深夜なので下
手に大きな声など出せないのが仇になっている。
そんな弥子の狼狽を逆手に取っているネウロはひどく楽しそうだ。事務所が破壊されてからこっち、
やむなく桂木家に居候という体裁を取ってはいるが、弥子苛めを趣味にしているこの魔人にとって
は願ったり叶ったりの状況に違いない。
何しろ、いつでもこうして自由に部屋に出入り出来るのだから。
鍵がかかっていることもあるが、そんなものはネウロにとっては簡単に解ける。
「さて、ヤコ」
ただ一枚だけ体に残っているショーツを指先でくりくりといやらしく探りながら、すっかり息の上がっ
ている弥子にわざと問うている。
「実のところ、我が輩も睡魔に襲われそうだ。なのに貴様のここはまるで誘っているようだぞ。この
淫乱め」
「そんなの、知らないって…」
「ふん、そうか。ならば」
もう身に着けている意味も持たなくなるほどじっとりと湿っているショーツは、あっさりと脱がされて
いった。腕が封じられていてはまともな抵抗など出来ずに、弥子はただ喘ぐばかりだった。
「やめて…もうこんなのいやぁ…」
恥ずかしい部分を何もかも見られていることへの羞恥よりも、眠気が勝っているのか弥子の抗議の
声もいつもの精彩があまりない。それもまた良しと受け取ったのか、ネウロはすっかり濡れきってい
る箇所を指で攻めながら剥き出しになっている薄い乳房を舌先で愛撫していく。事務所でなら何度
も経験があるだけに、流されそうになって思わず声を上げる。
「あん、あぁ…」
「貴様も悪くないようだな」
軽い嘲笑のような声音を出しながら、ネウロはどんどん手慣れた様子で弥子を追い上げていく。ね
っとりと陰部から零れ落ちた愛液を掬い取って、ささやかに隆起した乳房になすりつける。
「こんなに、感じているとはな。それでは」
声を顰めて笑う声がわざとらしく部屋に響く。続いてカチャカチャとズボンのベルトが緩められている
音がした。
いよいよ来る。
そう覚悟して息を詰める寸前に、底意地の悪い魔人の熱いペニスが突き刺さってきた。ある程度慣
らされていたとはいえ、限界など知らないほど大きくなっているものには到底耐え切れない。もう我
慢出来ずに家中に響くような大声を上げて乱れた。
「い、やあああ!!!」
挿入されただけで激しく感じてしまい、弥子の精神が暴走した。もう何も考えられずに犯してくる男
に抱きついて腰を振る。そんな豹変を楽しげに眺めながら腰を使って獲物を攻めたてるネウロはこ
の上なく満足そうだった。
「…ふむ、いい仕上がりだな。奴隷としては上々だ」
「ああんっ、ネウロぉ…いい、気持ちいいのぉっ…」
「そうだな、ではもっと良くしてやろう」
「ネウロ、大好き…」
そんな風に、尽きることなく激しく愛し合い続けていた二人は気付かなかった。
うっかり部屋のドアを半開きにしていたせいで、この光景を覗き見していた人物がいたことを。
「…いける」
ドアの隙間から二人が絡み合う姿を覗いてガッツポーズをしていたのは弥子の母親、遥だった。
以前から、そう、探偵事務所を開いた頃から可愛い娘とあのイケメンの助手は出来ていると思って
いたのだ。実際、仕事がどうとか言い訳をしながら帰宅する時間がだんだん遅くなっている。時に
は制服が妙に皺くちゃになっていることもある。
元オタクの目と勘はごまかせないのだ。
「ああ、弥子ったらあんなに乱れて…それに脳噛さんも思った通り逞しくてすごい…これはいいネタ
になるかも」
興奮冷めやらず、自分の部屋に戻った遥が手にしたのは言うまでもなく真っ白な原稿の束と各種
のペンだった。
三ヵ月後のイベントで、遥は瞬く間にネウヤコ同人の最大手になっていたことは言うまでもない。
終わり
すごいオチww
ちょwwwお母さんww
ママンたらww
ちょwwママンバカスwww
きっとママンのサークル名はクリm(ry
うはwwww剥げバロス!!
前半のエロも最高です。ヌゲー良かった。GJ!!
ちょwwww遥ママワロス
家政婦は見たならぬ母親は見ただなw 遥ママ理解ありすぎww
やっぱり居候ネタは萌えるwww 次は脱衣所か風呂場でお願いします
ネウロ「この時を、ただひたすら待ち続けていた。ようやく逢えたな、アカネ」
我輩が傍に寄ると、ヤコを傷つけるだけだ。だから、何もしない方がいい」
あかね「(弥子ちゃんが怖かったの?)」
ネウロ「自分が人から愛されるとは信じられない。我輩はそんな資格はない」
サイ「ただ逃げているだけなんだ。自分が傷つく前に、世界を拒絶している」
あかね「(人の間にある、形もなく、目にも見えないものが・・・)」
アヤ「・・・怖くて、心を閉じるしかなかったのね・・・」
ネウロ「その報いがこの有様か。済まなかったな、ヤコ」
ジューッ
弥子「わーい、焼き鳥だ」
弥子の空腹を満たすために自らの体を(違う意味で)
さし出すネウロ……
この自己犠牲の精神こそ純愛……
なわきゃねーだろww
バロスw
これも一つの愛の形…なわけねぇ!
しかし、焼き鳥ネウロはなんかマズそうだ。
食える部分が少なそうだし。
一体何が起こってるんだこの神の連鎖は
神々よGJ
腹イテーww 深夜にココアを吹き出した俺の身になれ!!
>>518 GJ!
弥 子「何度も何度も尻をたたくもんだから
とうとう根負けして従った
んで、そのままチューした」
ネウロ「チューしてたらもう我慢できんくなって最後までした」
三 枝「ズコーッ」
525 :
434:2006/07/09(日) 19:26:02 ID:tHv+chX4
じゃあ笹ヤコ投下します
多くの捜査官達があわただしく動き回る中、ほうけたように座り込んでいる少女がいた。
もう何時間もうつろな目でただただ座り込む少女に、
あご下に無精ひげを伸ばした刑事が近づき、頭を撫でる。
「いい加減部屋に帰らないと、体壊すよ。
……いつまでもこの部屋にいられると俺らも捜査できないし」
「あなたに何が分るって言うんですか!!」
突然の少女の叫び声に、頭の手を払いのけるための張り手の音に、
部屋中の捜査官の視線が彼女と若い刑事の方へ集中する。
「弥子、いきなり大声なんか上げちゃダメよ。
刑事さんたちは犯人を捕まえるために捜査してくれてるんだから」
年配の刑事と話し込んでいた母親に諭されて、
自分の行為を恥じたのか娘は俯きながら立ち上がる。
「ごめんなさい……」
それだけようやく若い刑事に呟くと、彼女は足早に居間を後にして自室へと姿を消した。
桂木邸を後にした二人の刑事は車で警視庁に向かいながら、
初動捜査で分ったことや気づいたことなどの情報を交換し合っていた。
そうした意見交換が一段落してしばらく車内を沈黙が支配した後、
年配の刑事が不意に若い刑事へ語りかける。
「『あなたに何が分るんですか』、か。
お前の過去を知ったら彼女もあんな風に怒鳴らなかっただろうに。
もうちょっと別の話し方があったんじゃないか?」
「……今彼女に必要なのは感情の発露ですよ、竹田さん。
家族の死なんて10代の子供が耐えれるもんじゃないですからね。
かといってこんな突然の別離、しかも殺人じゃ満足に泣くことも怒ることもできないでしょうが」
頭をぽりぽりと掻きながら、竹田は呆れた様な声を上げた。
「彼女のためにわざと怒鳴られたのか?なんともまあ、不器用なことだな」
「こんな仕事してれば、怒鳴られるのには慣れますから」
「ああ、確かに……私も30年近くこの仕事をやってきて、
思い出せるのは怒りや悲しみを浮かべた遺族の顔ばかりだよ……」
そう答えると、竹田は歪んだ笑みを作った。最もその笑みが守るべき市民に怒りをぶつけられる
刑事の皮肉な運命を嘆いたものではないのだということを若い刑事
―――笹塚衛士が知るのは数日後のことなのだが。
石垣が仕事でへまをやらかし、数日間にも及ぶ尻拭いをして夜遅くなった仕事帰り。
ハンドルを握る笹塚は見知った顔の少女が血まみれのままふらふらと歩いているのを見かけ、
慌ててブレーキを踏み込む。
「弥子ちゃん……?」
車から降りて思わず声をかけると少女はほっとした顔になる。
「あ、笹塚さん!!助かった〜〜」
車外でその姿を良く見ると全身濡れてはいるがそれは普通に水浸しになっているだけだった。
どうやら夜の闇を照らす毒々しい真っ赤なネオンの光が濡れた彼女の体に反射し、
笹塚の目を狂わせたらしい。とはいえ、どちらにしろこんな夜中に
女子高生が全身ずぶ濡れで街中を徘徊しているのだから、どう考えても普通ではない。
「……また何か事件に首突っ込んでるわけ?」
弥子と会った場所は笹塚のマンションまで5分とかからない場所だったので、
彼女を家に上げ風呂と着替を貸し与えた。
「ええ……まあ、事件自体は片付いたわけですが……
犯人を捕まえようとして川の中に……突き落とされちゃって」
ネウロが逃げる犯人に向かってテポドンのように弥子をぶん投げたのだが、
そこら辺ははしょって面目なさそうに引きつった笑いを浮かべながら説明する。
「助手の彼は?」
冷蔵庫の中から焼酎のビンに挟まれたウーロン茶入りのペットボトルを取り出し、
グラスに注いでレンジに入れて温めながら笹塚は尋ねた。
「犯人を追跡してるはずです。まあ、魔……じゃなくて犯人の住所とか
知ってるし荒事にも慣れてるし人間離れしてるし全然心配ありませんよ」
「そう」
笹塚はネウロの正体を知らないし、探ろうとも思わないので額面どおりに受け取る。
「……私のこと補導とかしませんよね?」
不安そうに笹塚の顔色を伺う弥子。
時計の針は既に24時を回っている。普通の警官ならこんな時間に出歩く学生をほっときはしない。
レンジの中から温まったウーロン茶を取り出し、弥子に渡しながら笹塚は無表情なまま答える。
「めんどくさい仕事は増やしたくないしね。ただでさえここんところろくに眠れてないから」
温かいウーロン茶を飲みながら弥子はにっこり笑った。
「……ほんと、笹塚さんって不良刑事ですね」
弥子はもちろん分っている。
めんどくさいのが嫌なら、彼女の様子を伺うため車を止めたりしないし、
シートが汚れるのにずぶ濡れの人間を車に乗せたりしないし、服も風呂も貸さない。
「じゃ、とりあえず家まで送るよ」
「ええと、その、言いにくいんですけど……今晩泊めてもらえないでしょうか……」
この言葉には自他共に認める不良刑事の笹塚も絶句する。
相手は干支が一回りしてもなお足りないほど年下の少女であまつさえ学生だ。
一晩泊めて問題にならないわけがない。
「いや、さすがにそれはまずいでしょ。……まさか、家出してるの?」
「いやいやいや、そんなことはないですよ。
ただその……夜中に帰ると、お母さんの神経によくないから」
「?そりゃ、帰りの遅い娘を待つお母さんは心配するだろうけど、
かといって朝まで待たせたらもっと心配するでしょ」
「その……私を待つのが心配じゃなくて、夜中に人が家に出入りするのが良くないみたいなんです」
かつて、弥子の家を夜遅くに訪れた竹田。彼の訪問が、弥子の家族の運命を変えた。
「そう……だったんだ」
「不思議ですよね……別に母さんはあの時物音とか聞いたわけじゃないのに。
……逆に、物音を聞けなかったことで変な責任感に苛まれているのかも知れませんけど」
むしろ聞かなかったほうが良かったのかもしれない。
もし物音を耳にしてその場に駆けつけていれば、夫ともども殺されていただろう。
だが、遺族がそんな風に割り切れるものではないことを刑事の笹塚は良く分っている。
家族を殺された笹塚には充分過ぎるほど理解できる。
「これも不思議なんですけど……家の中の物音は全然平気なんです。
ドアの開け閉めやテレビの音声も何もかも大丈夫なんですけど、
玄関が空く音や窓が軋む音には必要以上に反応するようになっちゃって。
しかも夜中限定で、9時ぐらいに帰ると全然大丈夫なんですけど、
深夜になるともうお母さんビックリするぐらい神経過敏になっちゃってて、
そういう時は家に帰らないようにしてるんです。もちろん親公認で」
笹塚も弥子が帰れないのはあの事件のせいと知ったら折れるしかなかった。
「じゃ……仕方ないな……こんな夜中じゃ友達の家も無理か。事務所のほうは?」
「えーと、今あいつが鍵を持ってるんですけど……多分食……じゃなくて犯人追っかけてるし……」
笹塚はやれやれとため息をつく。
「分ったよ。じゃあ、俺はソファ使うから弥子ちゃんはベッド使ってね」
「え、でも悪いですよ」
「いいよ、普段からソファで寝ること多いし。じゃ、俺風呂入るから」
「弥子ちゃんさ……見つけちゃった?」
風呂から上がった笹塚は、弥子に尋ねる。
「ふぇ……何のことです?」
ベッドで横たわる弥子の頭を無理矢理どかすと、枕の下にあるビンを笹塚は取り出した。
ラベルの向きが逆になっていることに気づいた笹塚は思わず呻いた。
それはこのビンが誰かに見つけられ、調べられた証なのだから。
「あれ……それ、何かの薬ですか?」
「君なら気づいているだろう?」
石垣ぐらいの人間ならばいくらでも『睡眠薬』といって騙せるが、相手はあの弥子だ。
『成功を呼ぶ料理』の材料を見抜いた彼女ならば、それが劇薬と分っただろう。
そしてそんな物を扱う資格を笹塚が持っていないだろうということも。
連日の睡眠不足と突然の弥子の宿泊が、笹塚にミスを犯させた。
ベッドの中に毒物を隠していたことを思い出したのは、バスルームで頭を洗っている最中だった。
笹塚は悩んだ。もしこのことが誰かに知れれば、彼は警察を追われてしまう。
しかし警察という組織を追い出されれば、笹塚の目的の達成は困難になる。
そう、あの日から、笹塚の生の全てとなったあの目標が奪われてしまう。
その目標のためならば笹塚はなんだってやってきたし、これからもなんだってやれる覚悟がある。
たとえば、目の前の少女の口を何かしらの方法で封じる事だって彼は数秒で思いついた。
……しかし彼には、その方法を実行できそうに無い。
今までは何度もどんな事でも手を汚せてきたというのに。
その時ようやく笹塚は少女の異変に気づいた。
「弥子ちゃん……なんか臭いよ?」
「な……失礼ですよ、女の子に向かって」
「いやなんつうか、確実に酒臭いし……」
そこで笹塚はベッドの脇に転がる焼酎のビンとグラスに気づく。
「いやーその……まあ、ほら、ちょっと高そうな酒だったんでつい」
「……いたずらが過ぎるよ、弥子ちゃん」
つまりそれは、弥子による無言の提案だった。
彼女の飲酒と、笹塚の毒物所持の秘密の交換と共有。
警察官の笹塚にとって毒物所持はなんとしても隠したい事実だし、
高校生探偵として名が売れた弥子にとって飲酒で逮捕されるなど普通の高校生より何十倍もダメージがある。
そんな秘密をお互いに握り合うという状況を作り出す事で、
おそらく毒を見つけた事を無かった事にしてもらおうと考えたのだろう。
もしこの場で飲酒がばれればそれは結局笹塚にも問題がある事になるような気がするが、
自分にはこの事をバラす気はないという宣言だったので、
彼女の作戦は笹塚にとってもありがたいものだった。
弥子が酒に弱くさえなければ。
「いやーーー、笹塚さんって意外といい男ですねーーー」
ばしばしと音がなるほど自分の肩を叩く弥子を呆然と見下ろしながら、笹塚は頭を抱えた。
放っておいてさっさと寝ようかとも思ったが、
酔っ払った弥子が窓を開けようとしたり電話でピザを頼もうとしているのを見て慌てて跳ね起きた。
もし彼女と一晩を供にしたのがばれれば色々と厄介だ。
疲れた体にムチをいれ、酔っ払い女子高生に付き合い
お互いベッドに腰掛けながら飲み交わす事になってしまった。
「大体笹塚さんは変なところで人が良すぎますよ〜〜」
取り上げられた焼酎の代わりに注がれたウーロン茶を片手に持った弥子に怒られはじめた。
「何の事?」
弥子から取り上げた焼酎を飲みながら、笹塚が問う。
「お仕事ですよ!もうちょっとうまく立ち回ってもいいのに。
この前筑紫さんに聞いたんですよ、私達庇おうとして笹塚さん上の人に怒られてるって。
私らなんて気にしなくていいですから、要領よく生きましょうよ、要領よく」
「……気にしなくていいって言われても、実際ばれたら弥子ちゃん色々困るんじゃない?
それに俺はえらくなりたいわけじゃないからね」
その言葉を聞いて、今度は悲しそうな顔になって弥子は枕の方を見た。
枕の下には、笹塚がしまい直したあのビンがあるはずだ。
「……えらくなって現場にいれなくなったら、サイと直接会えないからですか?」
笹塚は弥子の顔から視線を逸らし黙って頷いた。
「笹塚さんは私が心配でしょうけど、私は笹塚さんのほうが心配なんです。
……毒なんかでサイが何とかなると思ってるんですか?
それに絵石家邸の事件の時みたいに現場にあった刃物ならともかく……
あんな非合法の毒を使えば、上の人に怒られるぐらいじゃ……」
「さあね。でもまあ、もし使うならしかられないようにうまくやるさ。
なんだかんだいっても笛吹がちゃんと立ち回ってくれるしね」
「そうなら……いいんですけど」
リアルタイムGJ
二人の間を、沈黙が支配する。
それを破ったのは、だいぶ頬の赤みが薄れてきた弥子だった。
「そういえば私……二人きりになったら笹塚さんに言いたい事があったんです」
「……なに?」
「最初に笹塚さんと会った時……私笹塚さんにひどい事言ったじゃないですか。
笹塚さんが昔ひどい目に会ったのも良く知らないで。
だから私、謝ろうと思って」
「あの事件の時に比べたら、弥子ちゃんは変わったね」
―――あなたに何が分るって言うんですか―――
笹塚は、初めて弥子と会った時の事を思い出した。
「……笹塚さんは変わりませんね」
「俺はまあ、弥子ちゃんほど若くないから」
「そういう時間のせいじゃないんですよ……私は、あの時何とか日常を取り戻せたけれど、
笹塚さんは、まだ日常を取り戻せてないからですよ、きっと。だから、変われない」
「……日常?」
今度は弥子が黙って頷いた。
グラスの中の琥珀色の液体を眺めながら、笹塚は呟いた。
「確かに俺の中の日常は、あの事件が起きてからからずーっと失われたままなのかもしれないな」
なぜ彼女にそんな事が分るのか。やはりそれは、自分と同じ傷を持つからだろうか。
笹塚はそんな風に考えながら焼酎を煽った。
「だから……私が、取り戻してあげますよ」
「君が?……俺の家族になってくれるの?」
思わず飲んでいたウーロン茶を噴出し、激しく咳き込む弥子。
弥子だけではなく、発言した笹塚自身もその台詞に驚愕していた。
(なに言ってんだろうね、俺。疲れた体にアルコールが回ってきたかな)
弥子の呼吸が落ち着くの待って、笹塚はもう一度尋ねる。
「えーと、君はサイを追い詰める気?」
「私は……名探偵ですもん。いやまあ、私じゃあの化け物をどうにもできないけど……
だけど、きっといつか、なんで笹塚さんの家族がむごい目にあったか……
それを解く手助けができればいいなぁと」
「名探偵?君が?」
そう呟くと、笹塚は左隣に座った弥子の肩を抱き寄せる。
いきなりの接触に、弥子は思わずグラスを落とした。
しかし突然の事に反抗できない少女の体をぐっと引き寄せ、笹塚はその瞳をじっと見つめる。
「自分の人生の半分ぐらいしか生きてない女の子に手を出そうとするような人間を
『いい人』なんて勘違いする君が、名探偵だと本気で思っているの?」
「……それでも、笹塚さんはいい人……」
その唇を、笹塚の唇が塞ぐ。
思わず、弥子は目を見開き反射的に顔を退けようとするが、後頭部を笹塚の左手で押さえ込まれ、
顎を右手で掴まれ、逃れられなくなった弥子は目に涙をためながら呻き声を上げた。
(これでちょっとは無防備なトコが直れば……!!)
今度は心の中で笹塚が驚愕する。
笹塚の口内に、少女の舌がおずおずと進入してきたからだ。
それは笹塚にとって賭けだった。
かつて家族を失った笹塚にとって、弥子の
『笹塚の家族の死の謎を解き明かす手伝いをしたい』という言葉は、
ありがたくはあるがとても受け入れられるものではなかった。
もしその謎を解き明かそうとすれば、彼女はもう一度あの怪盗と出会う事になるのだから。
それを黙って見過ごせるほど、弥子の存在は笹塚にとって小さくなかった。
多少脅して、自分に対して嫌悪なり恐怖なりを抱いてもらえればいい。
どうせまだ本気の恋もした事のない高校生だから、少し男が迫れば怯えるだろう。
そして2度と彼女が自分のためにサイと関わろうなどと思う気など生まれなくなるだろう。
しかし笹塚は賭けに見事負ける。
笹塚の口交を、弥子は受け入れた。
さっきとは逆に笹塚が思わず顔を引こうとする。
しかし今度は、遠のこうとする笹塚の後頭部を弥子の両腕がしっかりと抱え込んだ。
(あーあ……こうなりゃやけだな……)
もちろん、ここで無理矢理終わらせるという選択肢もあるだろう。
腕力では男で大人の笹塚の方が遥に上だ。
一般的な大人、特に警官がこれ以上女子高生に手を出せばもういろんな意味で許されない。
しかし、笹塚にキスをされながら舌を入れ返す弥子の潤む瞳を見た時、
弥子がどれだけの決意でそうしたか、それにどれだけ勇気が必要だったかが笹塚には分った。
ここまできて突き放せば、それは弥子の心にいつまでも残る傷となるだろう。
そして笹塚は倫理よりも弥子を選んだのだ。
(ほんと俺は不良刑事だな……)
唇を離した笹塚に、弥子が怯えながら無理に作った笑顔で、乱れた吐息で笹塚に笑いかける。
「いたずらがすぎますよ、笹塚さん」
そのままより深い行為へと移行しようと弥子のシャツに手をかけた時、
突然少女は震えながら体を離した。
「弥子ちゃん……やっぱり怖い?」
「その……ちゃんと、言葉にしてください……」
確かにこのままでは、酒を飲んだ勢い、という言い訳もできてしまう。
指を彼女の唇に這わせながら、笹塚は自分の気持ちを素直に言葉にした。
「好きだよ、弥子ちゃん」
「私も……です」
その答えを聞くと、笹塚は舌を弥子の耳たぶに這わす。
「ふぁ……」
びくびくと舌の動きに合わせて体を震わす弥子を見ながら、
笹塚は彼女の体を覆う生地を脱がしていく。
元は自分のものだし少し弥子には大き目でぶかぶかだったし、
なにより少女は見ていて哀れになるほど笹塚の舌に翻弄されているから
彼女の上着を剥ぎ取るのはとても楽だった。
もちろん笹塚の家には女性用の下着などないのだから、
上着を外せばその下に小さくも瑞々しい10代の乳房がすぐに姿を現す。
「いやぁ……」
少女は自らの乳房が露出された事に気づくが、
舌から生み出される快楽と分解されきれていないアルコールに融ける脳では
まともに腕を動かす事もできず、ただただ悩ましげに体を震わせるだけだった。
「怖い?」
「怖いけど……なんか、変な感じ……でっあ、」
唇を少しずつ弥子の顔の上で移動させる。
右耳の耳たぶからえらの下、えらの下から顎の線に沿うように首筋へ。
「ふっや、くすぐったいよぉ……」
くすぐったいという割にはその声はまるで春先の猫のように甘く切ない。
耐え切れない弥子は体を左に傾け舌の快楽から逃れようとするが、
そのタイミングを計ったかのように笹塚の右手が弥子の乳房をふわりと包み込む。
「いやっ……」
柔肉は持ち主がコンプレックスを抱くほど慎ましやかなサイズだったが、
男にとっては大きさなど関係なかった。
それを揉んで少女が喘ぎ声を上げるのなら。少女の顔が朱に染まるのなら。
少女の陰核が赤く大きくなるのなら。その下にある入り口が蜜を吐き出し男を迎え入れる準備が整うのなら。
大きさなど、些細な問題だった。
「あっあっ、あああぁっ……」
首筋から鎖骨、そして右胸のふもとに進軍してきた唇は、少女の乳首の周りを執拗に噛み舐り啄ばみ、
右手の人差し指はまるで壊れ物を扱うかのような優しさと少女の口の端から
涎をたらさせるほどのいやらしさを兼ね備え、左胸の上を粘膜には触れないよう
一定の距離を保ちながら円を描く。
その上笹塚は彼女の正面に回りながら少女に気づく時間を与える暇なく
自身の上半身の着衣を脱ぎ終わるのだからその技術には隙がないという他なかった。
「あ……笹塚さん……むね……いい……ひゃああああぁぁっ」
右胸の頂を唇と歯が固定し、左胸の肉粒は右人差し指と中指が摘み上げた瞬間、少女は背を仰け反らせ喘ぐ。
そして笹塚が指と歯と唇で甘く優しく両乳首へ圧力を加えると、
堪え切れないのか無残な悲鳴をあげ少しずつ体を後ろに倒していく。
そんな彼女の体に合わせて自らも彼女のほうへ体を押し寄せ、
蕾のような両胸の頂に狂おしい官能を与え続ける。
そしてついに二人はベッドの上に重なり合うように沈んでいった。
「いや……コリコリ……胸こりこりしちゃいやああああっっ」
少女の顔は快楽の汗で濡れ、頬の汗には髪の毛が張り付き、
まるで悲しみに嘆くかのように眉は歪むが、
焦点の会わぬ目と緩み涎を垂らす口が苦しみに悶えているだけではない事を雄弁に物語っている。
もはや男が下半身の着衣を全て脱いだ事にすら、少女は気づく余裕もない。
「ひぃやああああぁぁぁぁ」
少女の体に電気が走ったかのようにびくりと痙攣した。
全ての服を脱ぎ、自由になった笹塚の左手が、
彼女のズボンのチャックを外しトランクスの男根を出すための隙間から
切ないほど大きくなった陰核を摘みあげたのだ。
思わず悲鳴を上げ、乱れながら泣き叫ぶ。
しかしすぐにその声はかわいそうになるほど震え、悶え始めた。
彼女の陰核を触る男の手は、見る者が少女に同情を覚えるほど巧みでいやらしかった。
かといって彼女を安らかに導くほどの慈悲もなく、少女の悲鳴を求めるほど嗜虐的ではなく。
どこまでも貪欲に、快楽で塗りつぶすため幼い体へ徹底的に淫欲だけを与え続けた。
「いや、いやあああ、つまんじゃ、やあああぁぁっ」
下側から人差し指と親指で肉の芽の裏側を摘み上げ、
陰茎の裏筋に当たる部分を何度も何度も何度も執拗に擦りあげると、
明らかに弥子の声の音程と間隔が尋常ではないものへと変わっていく。
少女の腰は快楽から逃げるのかそれとも求めるのか、
まるで見えざる手で持ち上げられるように無意識に宙へと浮かび上がっていく。
さして性感を開発しなくても手軽に登りつめられる急所をこれでもかというほど責められて、
女子高生は一匹の雌へと変わる。
「いや、いやっ、いやいやいやいやひゃぃぁぁぁあああ
あああああああああああああああああああああああっっ」
高く長い絶叫をあげ、ついに少女は生まれて始めての絶頂へと打ち上げられた。
「はぁ……はぁ……はぁ…………はぁ………………きゃあっ」
絶頂後のだるい感覚をとろんとした目で力なく味わっていた弥子は、
急に下半身が持ち上げられて驚きの声を上げる。
宙に浮いた腰を笹塚がさらに持ち上げ、そして彼女の腰からズボンとトランクスを一気に引き抜き、
その勢いを利用して彼女の体をベッド脇から中央へと移動させる。
ついに、彼女は生まれたままの姿にさせられた。
その無防備な下半身にそっと笹塚がキスをする。
「あ……いやああ、そんな、汚いよ!!」
「風呂入ったばっかりだろ?汚くないよ」
弥子は慌てて足を閉じようとするが、アルコールやアクメの残り香が彼女の羞恥を上回り、
全然力の入らない弥子をあざ笑うように笹塚の舌が分泌された密を嘗め回す。
「ゃ……やああぁぁ……」
その周りの肉の硬さにどうやら弥子が初めてだと踏んだ笹塚は、
またもや執拗に、病的なほどただ執拗に弥子の秘肉を嘗め回し続ける。
その割れ目に沿って、何度も何度も上下に舌を這わし続ける。
「やだ……やだ……やだ…………やだ…………やだ……ゃだ……やだ……やだあぁっ……」
少しずつ、少しずつ真っ赤な花びらが咲き開いていく。
花開いてきた花弁の中へ、ゆっくりと笹塚の人差し指が進入する。
「ふぅっ……やああああぁぁぁぁ……」
陰核をすられた時のような激しさではなく、まるで魂が抜け出るような緩やかな声を上げる弥子。
しかし喉の奥から漏れる湿り気のある声は
性教育を受けていない小学生が聞いても淫靡と分るほど発情しきっていた。
笹塚の頭を押さえつけながら、円を描くように弥子は腰をうねらせるが、
笹塚の魔指からは逃れられるわけもなく、またも大きな声を上げながら弥子は果てた。
「やっ、やっ、そこいや、だめぇいやいやいや
いやあああああああああぁぁぁぁーーーーーー」
秘裂の奥から泉の如く愛液を噴出しながら、弥子はぜんまいの切れた人形のように
腰をしならせた果てた時の態勢のまま目をつぶり動かなくなった。
「そろそろ……か」
処女相手の愛撫はこれぐらいで限界だろう。笹塚はそう判断すると、
側にあった小物入れから手早くコンドームを取り出し装着して、
少女の腰を両手で掴み、彼女の上にのしかかるように体を移動させる。
そして半分目を瞑ったまま汗にまみれた顔に髪の毛を張り付かせ
ぐったりとしている弥子の耳元で囁く。
「入れるよ、力抜いて」
聞こえているのかいないのか、2度の絶頂で少し気だるそうに彼女は首を縦に振る。
笹塚の陰茎が彼女の秘芯の入り口を押し広げると、さすがに少女の体に力が入る。
その様子を見た笹塚は、彼女の口内をもう一度舌で犯す。
「…………ぇ…………むぅ…………」
舌を、歯茎を、唇をじっとりと舐められて、弥子の体からもう一度力が抜ける。
その隙を、笹塚は見逃さなかった。
一気にその肉棒を、彼女の胎内奥深くまで突き入れる。
「ふ……いやああああ、いたい、いたいいたいいぃぃっ」
細い体で、どうやればここまで暴れる事ができるのかと不思議に思うほど
弥子は無茶苦茶に暴れ始めた。
そんな弥子の胎内で、肉の杭を穿ったまま笹塚は動きを止める。
「う……いたい……いたぁ……ふぁ………………」
その口を、再度唇で塞ぎ、腰に回していた腕を背中に回し、二人の全身が密着するほど強く抱きしめる。
折れてしまいそうなその体を、強く、激しい力で抱きすくめる。
少女の柔らかな体に引き締まった男の体がわずかに埋まり、
暴れまわる彼女の体が止まり、やがて呼吸が安定する。
そして、すがりつくように笹塚の背に回されていた腕に、かすかに力が戻ったのを男は確認した。
「動くよ」
その呼びかけに、少女は涙ぐんだ瞳のままわずかに頷いた。
それは、筋肉を刃物ですり切られるような衝撃なのかもしれない。
それは、臓器を金槌ですり潰されるような鈍痛なのかもしれない。
父親が死んだ時でさえ、その犯人を捕まえた時でさえ
人前では流さなかった涙を流し辛そうな表情をするのを見て、
すまないとは思いながらも確実に笹塚は興奮した。
年端もいかない少女が、自らの動きに涙し、
泣き声を漏らし、追い出そうとぎゅうぎゅうに締め付ける。
それが堪らない。
一瞬だけ笹塚は上司だった男の言葉を思い出す。
『私はそれらネガティブな表情を見る事に…この上ない悦びを感じる人間だということに』
彼女が苦悶に喘ぐ姿を見ているだけで果ててしまいそうで、
笹塚は咆哮を上げて腰のスピードを上げ、
彼を追い出そうとする肉の壁の圧力を撥ね退ける。
「ささ……づか…………さんっ……かみ……なで…………て……」
腰の動きを止めぬまま、笹塚は少女の髪を撫でる。
すると、少女は男を見上げながら、苦しみを浮かべたまま無理に笑った。
「あり……がとう……」
その無理矢理に作り出した笑顔を見た瞬間、笹塚の中で何かが溶け出し放たれた。
「大丈夫?やっぱり送っていこうか?」
玄関先で弥子を見送る笹塚に、彼女は腰を抑えながらひきつりつつ笑って答える。
「いえ……いいですよ。始発の中で寝ながら帰りますから」
「そう」
情事が済んだころにはあたりはすっかり明るくなっていた。
「笹塚さん……その、じゃあ」
「じゃあね」
23歩進んでから、弥子は振り向いた。
「笹塚さん……やっぱり私は笹塚さんはいい人、だと思います」
「泣き叫んでいる君をあの後寝かせることなく何十回とヤっちゃったのに?」
「な……なに言ってるんですか!?こ、こんな外で!!
もういいです!!笹塚さんの変態不良刑事!!」
お尻を抑え怒りながら行く弥子を見送りながら、不良の前にもう一つ枕詞増えちゃったねえと呟き、
笹塚はひりひり痛む頬の張り手の跡をゆっくりと撫でるのだった。
終わり
あとがき
まあそんな訳で笹塚が凄くねちっこいキャラになりました
少しでも萌えていただければ幸いです
おぉ〜GJ!!!!
エロと萌えが見事に融合されてる
笹塚は手馴れてるなぁ
GJ!!!!
仕事終わりでぐったりしてたけど元気になれました〜
何ていうかGJと書いてゴットジョブですね
GJーーー!!笹ヤコ待ってました!
GJ!!笹塚エロイなぁw弥子タソ可哀想に(*´Д`*)めっちゃ燃えたよww
GJ!!!!
GJ!!!
笹ヤコ燃え〜
流れぶった切りで悪いが、今ジャンプ買ってきた。
黒三蔵ワロタ。
これを入れて何か書けたら三時前までに投下する。
笹塚さんエロスwwwまじでGJGJ!!!
笹ヤコGJ!超GJ!!
ものすごく待ってました!!
笹塚はねちっこいセクロスしそうだよなぁ、三十路こえてるし
そんなセクロス覚えたら、もう同年代の男では満足できなくなるぞ、ヤコたんww
…イイ!!
正直エロより毒物をアルコールで帳消しにしようとした弥子が好きだ、超好きだ。
ピザ頼もうとした弥子もw
ひさびさの笹ヤコ!!
ハゲもえた
我慢できない笹塚最高
すげえええ超力作!
笹ヤコの神が光臨なされたァァァGJGJ!
ねちっこいセックスに慣らされる弥子たん(;´Д`)ハァハァ
「お前たちに話があります」
その日の深夜、たまたま見つけた洞窟を宿としてそろそろ就寝しようとした弟子の三匹に向かい、
玄奘三蔵は厳かに告げた。
「何ですか、お師匠様」
また何か小言かとうんざりした様子の悟空、八戒、悟浄の三匹の前で、三蔵は語気を強めた。
「ここ最近のお前たちの行動には目に余るものがあります。今ここで胸に手を当てて良く考えてみ
なさい。私たちは天竺へ赴くのですよ。お前たちには人様に迷惑をかけてはいけないとあれほど
言ったではありませんか」
「な、何のことですか」
さすがに三匹はそれぞれに色々と覚えがあるのか、引きつり笑いをしながら何とかごまかそうとし
ている。それがバレバレなのが余計に三蔵の勘に障ったようだ。
「黙りなさい!この私の目をごまかせるとでも思っているのですか?」
普段はこの上なく穏やかで優しい三蔵のこれまでにない激しい怒りように、三匹はすっかり萎縮
してしまった。
「まずは悟空。お前は以前立ち寄った町で大喧嘩をした挙句に、近くの市場に並んでいた食べ物
を全て強奪しましたね」
「え、そ、そんなこともありましたっけ」
「そして悟浄。お前は勝手に賭場に入り浸った挙句、イカサマで金銭を巻き上げましたね」
「いや、あれはあの場の勢いという訳で…」
すっかり悪事がバレていたことに、二匹はだらだらと脂汗を垂らしている。
「最後に八戒」
「はいぃい」
「お前はこともあろうに手当たり次第に娘さん方をたぶらかした挙句、父のない子を何人も生ませ
ていますね」
「あははは、あれはその合意ということで」
「全くお前たちには呆れました!」
自分たちのしてきたことを反省するどころか、その場しのぎの言い訳ばかりを並べるばかりの三匹
を前に、三蔵の中の何かがぷつりと切れる音がした。
「お前たちにこの旅を続ける資格はありません。お釈迦様への侘びとして、この場で死になさい」
「え?」
あまりの恫喝に萎縮していた三匹が顔を上げた時に最期に見たものは、いつ揃えていたのか袈裟
の下から拳銃や散弾銃等を取り出して構えている三蔵の姿だった。
「お師匠様、それ時代が違−−−」
直後、洞窟の中で激しい銃声がしばらくの間轟き渡った。
「さて、うっかり殺ってしまいましたが、これからどうしましょうか」
血塗れた顔と袈裟で、ようやく正気に返った三蔵はぼろぼろの蜂の巣になっている三匹の遺体を
眺めて少しだけ笑った。
これまで一緒に旅をしてきたけれど、煩わされるぐらいなら必要ない。またこの先で新たに他の者
を連れ行くだけのことだ。
「お前たちとの旅は、まあ楽しかったですよ。成仏して下さいね」
惨劇の舞台となった洞窟を出て一人歩き出す三蔵が、その後無事に天竺に着いたかどうかはまた
別の話となった。
「うーんうーんうーん…」
何だか知らないが、長い長い変な夢を見続けている不快感で弥子はちっとも神経が休まっていな
かった。
普段こんなことなど絶対にない超絶安眠タイプなのに、と思いながらも不意に目が覚めるとベッド
の隣には何故かネウロがいた。ここ最近は恒例になっているので、さすがにもう驚かない。
「…何してんの、こんなとこで」
居候中なのをいいことに、鍵をかけていようと平気で部屋に入り込んでくるネウロには本当に閉口
していた。これではプライベートなどこれっぽっちもない。
夜ともなればこうやって嬉々としながら夜這いをかけてくるので本当に厄介だ。
「気にするな。貴様が涎を垂らしながら間の抜けた顔で寝ていたので、ひとつ寝物語でも語ってや
ろうとしただけだ」
嫌な予感がした。
「それって…西遊記とか…」
「おお、良く分かったな。内容は多少我が輩好みにアレンジしてみたがな」
「あの変な夢はテメーが原因か!」
真夜中にうっかり叫びながらも、弥子は頭を抱えてしまった。暇だからと変な話を耳元で語られて
は、あんなドス黒い夢になるのも当然のことだ。家にいるというのにもうプライベートどころか、安眠
も保障されていないなんて最悪もいいところだ。
こんなエロ魔人が居ついているせいで。
暇だから。
そんなつまらない理由で弥子は今夜もネウロに頂かれようとしていた。
確かに、この魔人にとっては適当な遊び道具だろう。弥子にしたらこの時間は熟睡タイムで、美
味しい夢でも見ているところだ。なのにプライベートも安眠もみんな失っている。
挙句、ブラックな西遊記の夢だ。
神様のバカ。
弥子は今、本当に神様に悪態をつきたかった。
「…ダメだったら…」
「ほう、何故だ」
「だって…声出せないもん」
パジャマは上下ともすっかり脱がされて、まるでデカい犬に体中漏れなく舐められているような有
様だ。気持ち悪い、でも気持ちいい。考えたくなくて必死で腕を突っぱねるというのに、この魔人
には届いていないようだ。
「気にするな」
そんな訳あるかい。そう心の中でツッコミながら、ささやかにこの場から逃れようと試みてはことご
とく失敗している弥子だった。
「寝るよりもこっちの方がいいだろう、なあヤコ」
「いや全然」
「そうか、そんなに同意してくれると我が輩としても嬉しいぞ」
「どこを曲解しやがったーーー!!!」
もうダメだ、このエロ魔人にはどう言っても都合のいいようにしか取ってくれない。絶望の極みに立
たされて、今夜はもう諦めてヤられてしまった方が気分的に楽だと思い始めていた。
「もういい、勝手にして」
どっちみち、今夜は安眠出来そうにないのだ。
ああ、静かに眠れる夜は一体いつ来るのだろう。ネウロに出会ったせいで、弥子の不幸はいつま
でもどこまでも果てなく続いていた。
終わり
>552
グッジョブ! 起きていた甲斐があった!
弥子、マジで学校しか安息の場はないな。
構って欲しいネウロも流される弥子も、両方萌えた。
その学校すら薬害が・・・w
カワイソス弥子も構ってチャソネウロも燃え燃えでした!
早めに帰宅してテレビ付けたら、さっきまで大食いチャンプの女の人がでてた…
素ですげーと思ったんだが、
弥子もリアルだとこんな感じかと妄想してみる。
外見的には、弥子っていうか弥かねちゃんみたいな人だった
GJ!ネウロのかまってちゃんぶりがイイ!
…そうだ。今度はエロい話を寝ヤコたんの耳元で!
あでも、魔界風エロってどんなんだ?猟奇とか死姦とかだったら又うなされるな。
559 :
557:2006/07/10(月) 21:27:33 ID:HjF/Thwl
神連鎖ぶったぎりで大変申し訳ないんだが、突発でネウヤコを投下してみる。
大食い話。辛うじて微エロ(でもなんとかなりそうなら最後まで)。続きは書きながら投下するので、ちょっと長くかかるかも…。では。
「喜べヤコ、我が輩の実験に付き合わせてやろう。」
「やだ。」
「…ほう?」
そのまま魔神は、いつものように脅迫するでもなく、無言でじいっと弥子の目を見つめた。しかし彼女にとっては、逆にそれが恐い。
「だっ…だってどんな危険が待ってるか分かったもんじゃないもん…!」
耐え切れなくなってそう叫ぶと、ネウロはニヤリと笑った。
「そうか、それは残念だったな。せっかく貴様が喜ぶと思って誘ってやったものを…」
弥子が怪訝な顔をした。何やら、脅しの手法が新しい。
「…あのー、“ちなみに”だからね、誰もやるとは言ってないからね。――何の実験?」
「ふむ、ヒトの胃袋の、容量の限界を調べたいと思ってな。しかし貴様がやりたくないのなら仕方がない、どこか他を」
「食べます!食べさせて食べさせて!!」
――正しい応答としては、「やる」「やらせて」が適切なはずなのだが、この状況で突っ込むのも野暮というものだろう。
「そうか、それは何よりだ。では行くか。」
ともあれ、ネウロはニッコリときらきらしい笑みを貼りつけて、ガシッと弥子の頭を鷲掴みにし歩き始めたのだった。
「ここだ」と連れてこられた場所は、見覚えのある、ありすぎる建物だった。
「……っ」
弥子が無言で、重々しく生唾を飲み込むのは、これから目の前に広がるであろうパラダイスを妄想したせいだけではない。…このホテルで子連れ爆弾魔・ヒステリアを捕まえてから、まだ一月も経っていなかった。
「さて、何にする?我が輩にはヒトの味覚は分からん、特別に貴様に選ばせてやろう。」
「中華。」
即答だった。
(ま、過ぎたことをいつまでも引きずってちゃダメだもんね。)
そう思って、事件のことは一瞬で心の片隅に追いやる。
(ここからよ、弥子…あなたの戦争はここからよ!)
エレベーターに乗り込みながら、すでに弥子の胃袋はキュウと鬨の声をあげて身を捩らせている。ネウロの言葉すらも耳に入らないほどに、彼女は普段からすればありえないほどの集中力を以て、だんだん移動していく階数の表示を睨み続けていた。
失神するまでセクロス…だと普通だな
>559
書き上がってからまとめて投下のほうが、ありがたいかも……
ともあれ、続き待ってます!
誰もいない・・・キョロ(・д・;≡;・д・)キョロ
今週号の燃え(・∀・)⊃□ネウヤコ、オイテイキマスネ
>>559 投下の邪魔しちゃってすみません。
続き楽しみにしてます!
性欲と食欲はつながるエロと期待wktk
566 :
異界の口1:2006/07/11(火) 04:04:22 ID:C22jyVOR
「・・・ホントに、作ったんだ」
事務所に着いて開口一番。私から出てきた言葉は、素直な感心の気持ちに溢れていた。
鉄球が事務所を打ち壊し、意外に器用な吾代さんがひん曲がっていた窓枠をどうにかしてくれたらしく、新しい
窓枠とガラスが嵌めてあった。さすがにガラスの代わりに液晶だのダイヤを入れろという魔人のふざけた要望
は叶えられなかったようだが、大きな穴があいたのを幸いにか、床まで全面が窓になっていて、窓際の社長席
の日当たりは抜群に変わっていた。
「よかったねぇ、あかねちゃん。吾代さんが直してくれなかったら、業者さん呼ばなくちゃならなかったし・・・
そうすると、この事務所の後ろ暗いところがいつ明るみになるか、気が気じゃなかったものね」
窓が変わるだけでもなんだか事務所の雰囲気が変わるなぁ、なんて窓の外の様子を眺めようと近づいたところ。
外の景色がぐにゃりと歪んだ。
「え!?」
身の危険を感じて咄嗟に後ろへ飛び退いたものの、普通の窓からしたら考えられない変化が起こっていた。
今まで景色と思われていたものは色々な色が混ざり合ったマーブル模様となって、ガラス一面を通した向こう
で渦を作っている。見ているだけで、おかしな色の蠢きに酔いそう。
「なにこれ…ネウロの魔界能力の一つ・・・なのかな?」
近寄るとヤバそうと思っていた私の予感は的中(不運にも)。
窓は音も無く裂け、そこから伸びた赤黒い舌があっという間に私のウエストに巻き付き、窓の方へ戻っていく。
私にしたら、何がどうなったか分からないまま、足が地面から離れ、その次の瞬間には、すでに窓の向こうに
私の足は消えていた。
「ぎゃーーーーーー!!やだ、なに、いやぁっ」
私の常識の話で考えるなら、窓の向こう側にあるのは外、でも、私が制服のスカートからむき出しの足に感じる
のは生暖かく湿っぽい、やわやわと蠢く空気。まるで生物の口内のような。
まさか…と焦り、上体を捻って見上げると、窓はいつの間にか、平面とした目と口を持つ魔物になっており、私
はその魔物の口から上半身が出ていた。
「え!?うそ、やだ。私食べられちゃうの!?!?!?」
目がギョロリと動いて、私のウエストあたりを唇が挟んで、モゴモゴと動いている。魚のようなぎょろりとした
丸い目、唇はカエルのように薄い膜を感じるが牙や歯は無いようで、最悪、私の上半分と下半分が分断される
ということはないようだ。
「といっても頭から丸呑みされちゃぁ、それだって最悪…って私、限りなく大ピンチ!?」
足をジタバタしてみるものの、魔物にはダメージを与えていないよう。ちょうど舌の上に乗せられている格好
の私は、暴れるたびに溢れてくる魔物の唾液が足に纏わりついてきて、ぬるぬるして気持ち悪い。
「ネウローーー見てんでしょ、この性悪魔人!助けてーーーー」
いくら体を捻っても腹から下は口の中で抜け出すこともできず、おそらくこうした事態の張本人である魔人に
必死に助けを求める。
567 :
異界の口2:2006/07/11(火) 04:05:18 ID:C22jyVOR
「うるさい。我が輩、昼寝中だ。もう少し静かにできんのか、便所コオロギめ」
声は近いところから降ってきた。魔人はいつもの睡眠スタイルで、天井に張り付いていた。
「今、私、明らかに命の危機だと思うんですけど・・・私を助けてから、昼寝ならいくらでもしていいですから」
「一応ヤツは美食家で、便所コオロギを食する習性はない。安心しろ。
今してるのは甘噛みみたいなものだ。口が痒いんだろう。
・・・・・・まぁ、捕食した生物が大人しくなれば頭から飲み込んでしまうかもしれんがな…」
「それってストレートにコオロギって虫を食べないのか、比喩として便所コオロギみたいな人間の私を食べな
いのか、言葉の使い方一つで取り様が変わると思うんですけど・・・・・・」
「好きな風にとって構わん」
ネウロは、天井でゴロリと肘枕でくつろいだ姿勢になると、興味無さげに鬼畜なセリフを言ってのけた。
「しばらくソレと戯れていろ」
「ええーーー!?うそぉっ」
性悪魔人と言ったのが気に喰わなかったのか、と今更になって後悔したけど、恐れを知らずに一言多いのは私
の気性で、一朝一夕に変わるもんじゃない。本格的にヤバイと思ったのは、見えないけれど、私の下半身は魔
物の唾液にしっとり私を乗せている舌が蠢き始めたのだ。
私の体を左右に転がし、足から腹まで満遍なく大きな舌で嘗め回される。
私にとっては足だけど、魔物にとってはチュッパチャプスのようなつもりで嘗め回しているんだろう。
「ふっ・・・はぁ・・・」
普通の人であれば、感じようもない有り得ない感触に気持ち悪さを感じるところだろうが、悲しいかな、変態
魔人のせいで多少の異常なことに慣れている私は、布を通しても脇腹やお尻や太腿を舐められる感触に感じ始
めていた。
嘗め回されてるうちに布一枚通していた部分に直截的なざわりという感覚を感じて理解した。魔物の唾液は衣
服を溶かしてしまうらしい。飲み込まれている腹から下は、すでに一糸も纏っていない状況で、ずっと大きな舌
で嘗め回されている。
人間の舌で言うなら味覚を感知する味蕾が無数にあるように、魔物の舌にもそうした器官はあるようで、ざわり
ざわりと短い触角のようなものが大きな肉の表面に蠢いているのを感じることが出来た。
それが私の体の表面を嘗め回すのだから堪らない。
「はぁ、ぁあ…いやぁん、おヘソ舐めちゃ・・・や、・・・あっ・・・」
私のお腹を舌が蠢くと、小さな触手たちが脇腹をくすぐり、お臍の奥までを隙間無く舐めあげる。
また、足元でも、生物の肉感的ダイナミックさで足の裏からふくらはぎ膝の裏を舐め上げるのとともに、足の
指の間、指と爪の間まで、さわさわざわざわとくすぐり続ける。
「あ、ぁゃあっ・・・」
とうとう舌が私の足の間、内股を沿って、一番敏感な場所へと到達した。そこはもうすでにぐっしょりと、自分
の分泌した液で濡れそぼっていた。舌は、その腹全体を使って、大きく舐め上げた。
「ぁくぅ・・・!ぁああああっ!!」
568 :
異界の口3:2006/07/11(火) 04:05:58 ID:C22jyVOR
「随分な乱れようだな」
平静とした声に、私は目を見開く。
いつの間にか、私は仰向けの体勢にされていたらしく、天井から睥睨するネウロと視線が合った。
私はこれまで以上に急激に顔が熱くなるのを感じた。ネウロの言ったとおりで、あんなに恨み言を言っていた
のを忘れたかのように、今の今まで魔物の舌に舐めねぶられ、惑乱し夢中になっていた。
「やぁっ、ね、うろぉ…っ・・・あ、ぁあんっ」
言い訳をしようと思っても何も言葉は浮かばず、言葉に出来たのは魔人の名前だけ。
走り出した体はもう理性の箍を破って暴走し、もっと奥への刺激を求め、魔物の舌を迎え入れていた。
魔物の口内で、私は折り曲げた足を精一杯拡げて、敏感な場所へより強い刺激を与えてもらうのを待ち望ん
でいたのだ。
「ねうろ、ねうろぉっ!」
自分で自由になるのは胸から上だけ。私が求めるものはと必死に魔人の名を呼び、無理な姿勢から腕を上に
伸ばす。私が横になる位置はちょうど机くらいの高さの場所で、いくら手を伸ばしても、ネウロへは届かない。
ネウロのけして人間は持ち得ない、孔雀色のガラス玉のような目が、何の感情も伝えず私を眺めていた。
必死で、私が欲しいのは・・・と伝えたくて、そんな目で見られるのがいたたまれなくて、頭を振り続けた。汗と
一緒に目から出た水分が飛ぶ。
そんな切ない私の心中には頓着せず、私を飲み込む魔物の口内では、今まで私のアソコを嘗め回していた
舌が一度離れ、そして尖らした舌先で、私の泉の奥、クリトリスと陰唇のその先にまで、柔らかく舌の肉は入
り込み、同時に押し上げる動きへと変わった。
「!ぁっ!は、ぅうーんっ!!!」
絶妙の圧力で責められ続け、さらに魔物が口内一杯にたまった唾液をじゅるじゅると頬の内側を窄めて飲み
込む動きに、無防備に足を開けて敏感に感じて屹立した場所までを吸引する刺激と感じ、惑乱する。
「あ、あぁんっ、いくぅっ、イっちゃうーーーーーッ」
私は自分の愛液を噴出してイッた。その数秒後、化け物は私を、勢いをつけて吐き出してくれた。まるで、
唾を地面に吐くかのように。
「・・・うう、くっ・・・」
床に叩きつけられて、あまりの痛さにろくに呼吸も出来ないで身を縮こめた私の傍に、ネウロが降り立つ。
「おお。いい吐き出されっぷりですね、先生♪
どうやら口に合わなかったようで・・・呑み込まれずにすんでよかったですね」
「ね、ねうろ……はぁ、はぁ」
いまだ駆け出したまま止まらない動悸と、やるせない息と一つの言葉しか出てこない。
オチがつかないので、ここまで。眠い。
>>566-568 GJ!
ってか、出来ればオチ付けてくれぇぇぇ、頼む。
弥子と同様、オレも生殺し状態だ。
570 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 15:18:42 ID:zXZNUmHC
>>568GJ!!頼むから続きを…これじゃあ生殺しだよorz
571 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 20:49:55 ID:73XduH+B
弥子の食欲とかけて二次創作に使えるネタと説く
その心は・・・どちらも尽きない
573 :
566:2006/07/11(火) 23:16:55 ID:C22jyVOR
え、このまま終わりじゃダメか?
弥子ハァハァの後は各自が補完すればいいと思って、ここでやめた。
あんまりエロく書けないし。
飴玉のように舐め転がされたヤコにネウロは何をするか・・・
じゃぁ、もうちょっとだけ頑張ってみて、オチれたら持ってくるよ
574 :
異界の口4:2006/07/12(水) 02:09:44 ID:vCf06RZr
「我が輩の能力で呼び寄せた魔界生物にだいぶ嬲られて、楽しめたようだな」
ネウロは私の有様を鼻で笑うと、私の頭の横にある、いつもの魔人の指定席である
パソコンデスクの椅子に腰掛けた。
魔人の足元で、私は未だ余韻に震える自分の体を抱きしめている。
床に転がったままだが、今は火照った体に、ひんやりした床は心地いい。
私の着ていた制服は魔物の唾液に溶かされ、かろうじて制服のリボンタイとブラウス
の袖だけはまともだが、胸下からは何も纏っていない格好だった。
空調から吐き出される風が、自分の液にまみれた体にもあたる。液が乾くにつれ、肌
の表面からじわじわと痒みをもたらしだした。自然と自分の足はもじもじと擦り合わさる。
解放されたにも関わらず、あの大きな舌で全身をくまなく愛撫された感覚を思い出すと、
脚がひくりひくりと動くのをやめられない。
一度イッただけの自分の体は、自分の奥にさらに強い刺激を求めていた。
「はぁ・・・ぅぅ・・・」
見上げる視線でネウロをとらえ、必死で物言わぬ声で切情を訴えかける。
魔人は私を見下ろし、ゆったりと足を組んでみせた。私の頭上には、魔人の靴が見える。
私は手を床についてなんとか体を起こす。震える手で、目の前の足にすがり、塵一つ
の汚れもなく光沢に光る魔人の靴に口付けをする。
足の甲の部分から向う脛へと接吻をすると、私の脇に腕が通され、一息に卓上へと持ち
上げられた。
「上出来だ、ヤコ」
ボロボロになってささやかな胸も隠せていないブラウスの中に手を差し入れられ、胸全体
を揉まれた。
手のひらで胸のしこりを刺激しながら、ふくらみ全体をしっかりした力でまさぐられて、泣き
たくなるほどの切なさと同時に安堵を覚える。
「んっんっ、・・・ふぁ・・・」
くにくにと揉まれる度に、意識しない声が口から出てしまう。
「望むものを言え」
「私を、だいて。だきしめて」
腕を伸ばして、魔人の首にすがりつく。
「こうか?」
「そう。ぎゅーーってして」
いつもの態度なら突き放されるかと思ったが、予想外にも魔人は私の言葉どおりに、腕を
背中に回して、人間同士がするような普通の抱擁の形をとってくれた。
「泣くほどのことなのか」
「怖かったんだからぁ…」
普段はつっばって口に出せない堪えていた本音が口から出た。
私からぽろぽろと零れた涙が魔人の胸のあたりを濡らした。
575 :
異界の口5:2006/07/12(水) 02:10:34 ID:vCf06RZr
魔人は私の首元に残るリボンタイを指して、愉快そうに笑った。
「こうしてすがる姿は、人間が家族を売ってすらともに過ごそうとする愛玩動物のようだな」
しばらく前、最初のサイとの接触のきっかけである、サイ模倣犯が犯したペット殺人の時に
仕入れた知識だろう。
私のすがる姿が、猫や犬にかぶると言いたいらしい。リボンタイを首輪に見立てて。
「もう満足か、ヤコ?」
私は首を振る。まだまだ体の疼きは収まらない。足を広げて、魔人の腰を挟む。
「おねがい、ここに・・・私のここにネウロをちょうだい」
そこは止めどなく溢れ出す自分の愛液で湿っていた。そこを、自ら腰を動かして擦り付ける。
「ーーククッ、まだまだ獣にも程遠いか。ナメクジ同然だな」
愉快そうに笑うと、私の片足を持ち上げ、手袋の指を二本同時に突き入れた。
「あああああっ!!!」
私は喜びの声を上げて身悶えた。
魔物の舌では感じられなかった奥への硬い刺激。待ち望んでいた刺激に、唇が震える。
ずんずんと奥まで何度も突き入れると、指を今度は回す動きを加え始める。
「やぁあああんっ!きもちっいいのぉ、
中がぐりぐりされて、き、もちっ、い・い・よぉ・・・!!」
指を三本まで増やされ、中でばらばらに動き、肉壁をかかれたり、とその動きに懊悩される。
そして、両脚を肩に付くほどに折り曲げられて、魔人のものを受け入れる。
「あ、あ・あ・あ・・・くるぅ、おなかいっぱい・・・きてるのぉ・・・」
臍まで届くかと感じるほどに長く太い杭が、自分の中へと侵入してきた。
腰を上げて折り曲げられている自分の姿勢はとても窮屈なだったが、待ち望んでいた物が
差し込まれる喜びに体は震えている。
すぐに動き出し、今にもお腹を突き破って出てくるのではないかという激しい揺すぶりに、
必死に机の縁を掴んでないと、突き上げられるまま体が机の上から飛び出しかねない。
ぐちゅぐちゅと水音とぱんぱんという破裂音が続き、ネウロが私の上に圧し掛かってくる。
足が限界まで折り曲げられて、関節が軋む。
間近に見える魔人の顔は、こんなときでも、体温の上昇を感じない肌で汗一つすら浮いていない。
「中に出すぞ」
「ぅんっ!−−きて・・・・・・っ」
私のお腹の中に液がぶちまけられるのを感じた。二度三度と射精が続く。
ネウロはすぐに抜こうとはせず、精液が逆流して出てこないよう、私の腰を掴んだまま真上に向けさせていた。
そのまま、宣告する。
「今日はヤコが満足するまで相手しよう」
「・・・う・・・れしい・・・・・・、もっと、きて・・・」
自らの脚をネウロの腰に絡める。
「もっと・・・・・・!もっと、もっとちょうだい。ふあっ!!」
魔人は私に恐怖を与えて、甘やかし、懐柔させて従属させる。
たしかにここで二人が過ごす事務所は、数ヶ月前の私からは想像できようもない、異界の入口だった。
576 :
566:2006/07/12(水) 02:12:12 ID:vCf06RZr
終わりです。
オチてるんかなコレ。とりあえずネウロがヤコを堕としたオチで。
二日に渡ってしまい、
>>559の投下や、他の人のレスをストップしてたら申し訳ない。
レスが無いので、不用意にネ申の降臨を邪魔してしまったかとドキドキしてる。
このスレに繁栄アレ!
寝る前に確認して良かった! GJ!
イイヨーイイヨーネウヤコイイヨー
GJ!!!
ちゃんとタイトルに繋がっているのが果てしなくいい。
自分、職人の一人だが、ずっとwktkして続き待ってた。エロく書けない
なんて言ってるけど、かなり興奮しましたっす。
ごちそうさまでした
グゥゥッジョブ!!!!興奮しました(*´Д`*)
GJ!
「ぎゅーってして」が良かったよ(`∀´)!
>>559続きです。
でも今回もギリギリのとこで切れ……
結局分けちゃってすいません
>>557の事
わかんないけど、テレ東系のガレッジセールの番組。
細身な人だったが、夕飯にご飯3杯+トンカツ7枚?食べるんだそうだ
583 :
食通。その2:2006/07/12(水) 23:17:39 ID:L0cJYEZ+
「ふぉーふぃーふぃーふいー(おーいーしーいー)!」
スパイラル豚足を頬張りながら、弥子はかん高い声で絶叫した。周りをぐるり、ほかほかと湯気のたつ中華料理に取り囲まれて、夢見心地なトロンとした目になっている。
「そうですか、先生に喜んで頂けて、僕も嬉しいですよ!」
裏で何を考えているのか分からないその外面も、今は気にならなかった。こんな高級料理をお腹いっぱい食べられる機会など、二度と再び、巡ってくるかどうか。
常にいつのまにかネウロの管理下に置かれている探偵仕事の報酬を、進んで提供してくれようというのだ。
(せっかく毎日こき使われてるんだから、こういう時くらい還元してもらわなくちゃ!)
弥子の心には、心配も罪悪感も、何一つなかった。
「…あんかけ五目炒飯大皿、九分二十三秒で完食。」
ネウロがボソリとつぶやいた。弥子の回転テーブルが料理であふれんばかりになっているため、彼は隣の席まで避難しに来ている。
そして彼の膝の上には開いたノートが一冊置かれ、他人から隠すように握られた携帯電話からのびるおさげ髪が、白紙に向かって懸命にペンを滑らせていた。
「次、フカヒレのスープ四人前を三十秒。」
『………』
「む、どうしたアカネ。」
『本当にあれで、味分かってるのかな…』
「知るか、貴様は貴様の仕事を果たせ。」
肉体があれば肩をすくめでもしたろうが、彼女は黙って、作業に戻った。早くも次、弥子がスパイラル豚足二皿目を食べきりかけている。
完成したばかりの料理を手に、給仕の男が厨房から出てきた。途中、空き皿を積み上げたワゴンを押してくる同僚とすれ違う。
「渡したら待機。次の注文がきたら即持って来い。」
伝言と共に、ポンと肩を叩かれた。彼の喉がひくりと震える。悪魔の胃をもつ女が来たと、すでに店の裏では臨戦態勢ができているのだ。
「ボーイさん、次頼んでいいですか?」
(――ほら来たっ)
何でしょうか、とにこやかに応対する彼の姿を、後ろからネウロも観察していた。
「よく見ておけアカネ、あの態度こそプロというものだ。」
『ネウロさんの得意分野ですね。』
密やかな会話は本人達の耳には入らない。
「杏仁豆腐とマンゴープリン、ひとつずつお願いします!」
「かしこまりました。」
やっと打ち止めか――…心なしか給仕の顔が明るくなる。が、
「で、その後上海ガニも!」
出戻るのかよ!!
さすがに口には出さなかったが、一瞬彼はひきつった。
584 :
食通。3:2006/07/12(水) 23:20:00 ID:L0cJYEZ+
ここまで食べに食べた客は、開業以来初めてだという。それはそうだろう。
「ごちそうさまでしたぁ〜…」
非常にリラックスした様子で席を立った弥子は、「ネウロ」と笑顔で促した。
「あ…そういえばネウロ、本当にお金は大丈夫なの?私、あんたを信じて全然セーブしなかったよ?」
「はい、ご心配はいりませんよ、先生!」
完璧な助手面は微塵も崩れない。聞くだけ無駄な質問だったな、と弥子は納得した。こういう場面でだけは、この魔人ほど頼りになる者はない。
「なに、万一の時は貴様の腎臓の一つか二つ、売り飛ばせばすむことだ。」
「えええ二つ取ったら私の腎臓無くなっちゃう…ってそれ以前の問題だから!!!」
…やっぱり、信じちゃいけない。いざとなったら、こいつは本気で私を売り飛ばしやがるに違いない。
何だか、頭が痛くなってきた。
会計を無事に切り抜けられたことに、弥子は心から安堵した。
「何を阿呆面をさらしている?」
「いやー、これからはもっと内蔵を労ろうって。」
「いつか売る時の為か?なるほど、オケラにしては殊勝な心がけだ。」
「いい加減そこから離れろ!」
(…あ、やっぱり頭痛い。)
医者ではないけれど、この診断は絶対正しいに違いない。原因は、間違いなく人外外道生命体による心労だ。
「ふぅ…帰ったら早く寝よっと。」
乗り込んだエレベーターの一階を押し、軽く壁に寄り掛かって頭を預ける。寝て、おいしいものの夢でも見て治すのが一番だ。
…――そう思った弥子のあては、しかし、見事に外れることとなるのだった。
「…ネウロ?どこの階押してんのよ。」
「我輩がいつ、実験が終わったと言った?」
ぞくり。悪寒が背筋を走り抜けて、弥子はとっさに、一番近い階のボタンに手を伸ばす。だがしかし、その手はあっさりと、ネウロによって引き戻されてしまった。
何とも言いようのない、悪い予感がする。ここは動いているエレベーターの中、完全なる密室だ。
「貴様、我輩の話を聞いていなかったのか?だから豆腐だと言うのだ。」
「…は…話?」
「そうだ。言ったろう?このホテルに部屋を取ったと。」
「きっ、聞いてない聞いてない!!そだ、あかねちゃんなら証人になってくれるよね!?」
『…残念だけど…弥子ちゃん、行きのエレベーターで、確かに言ってたよ。』
「ええーーっ!?」
585 :
食通。4:2006/07/12(水) 23:23:45 ID:L0cJYEZ+
「騒々しい虫けらめ。」
不快げな声でネウロは言うと、弥子の手にあるあかね付きの携帯電話を取り上げ、乱暴にスーツのポケットに突っ込んだ。
「ちょっとネウロ、あかねちゃんに何するの……っ」
その瞬間弥子が思ったのは、“一応監視カメラからは隠してくれるんだ、…ああでも、それはデータに残ると面倒なことになるかも知れないからかな”そんな事だった。
すっかり魔人からのセクハラに慣れっこになってしまった自分が、悲しい。
「うん…っ…フ…ぅぅ…」
熱烈なキスは条件付け。途端に火照りだすこの体は、もはやパブロフの犬と大差ない程に、馴らされ切っている。
「んぅ……ひやぁっ!」
弥子が悲鳴を上げた。衣服の上からピンポイントで乳首を押しつぶしたネウロの指は、尚もくにくにと、ゆるくその場をいじり続けている。
「はゃ…やめてよ…ッ!」
「何をだ?行為をやめてほしいのか、それとも“焦らすのを”か?」
カッと顔に火が上り、弥子は涙の溜まった目でネウロをにらみつけた。
「反抗的な目をしているが、なぜいつもの様に噛み付いてこない。」
囁くように言って、突然ギュッと、強い力で胸全体を掴む。
「やんっ!」
思わず発してしまった声に、彼女は更に赤面した。満足した顔でネウロはニヤリと口角を上げ、「着いたぞ」とエレベーターの入り口を示す。
「さあ、いよいよ実験の続きだ!」
「実験てあんた…人間の胃袋の限界を知りたい、とかじゃなかったの?」
よくもまあ、そんな無邪気に嬉しそうにできるものだと、引きずられるように廊下を歩きながら弥子は思う。もう何を言っても帰してはもらえないだろうけれど、わざと歩調を遅らせているのはささやかな抵抗だ。
「貴様、自分だけが甘い汁を吸って終わる気だったのか?なんと利己的なミドリムシなのだ!」
「…あーはいはい、私の読みが甘すぎました。あんたがタダで私にいい思いさせてくれるわけないよね!」
「む?いい思いなら、今夜はいくらでもさせてやるぞ?」
それが素直な声だったので、弥子は少し戸惑った。嘘を言っている時の、あの特有の調子ではない。
(…ああ…だけどどうしても悪い予感しかしないのは何でだろう…)
なんだか遠い目をしてフッとニヒルに笑った弥子は、逃がしはしないと肩を抱かれて、助手と共に部屋の中へ消えていった。
まじ中途半端…orz
あと2レスか3レス分くらい書き残してるので、ラストは明日ってことでおながいします
何とかなったからしっかりエロでいきますw
>>566 本当にGJ!!!!良かったです!!弥子の乱れっぷりに興奮…(;´Д`)
俺の事なんて気にしないで、どんどん投下してください!
>>586 GJ!!お疲れ様!
明日の分もwktkして待ってますw
神の焦らしプレイにハアハア…
ここまでの展開でも萌えだけど、残りのしっかりエロ楽しみに
待ってます!
次回終わりから3コマ目に注目
>>586 大作、乙!!そしてGJ!
今晩もワクテカして待ってるよ!
ここのところの投下ラッシュ、スゴいな。
3日でレス1〜2しかついてない時もあったのに。
覗くの楽しみだ。
職人さん、アリガトォ――!!
>>589 来週のジャンプのことか??そんなこと言われたら気になって眠れないじゃないかww
バレスレまだ
コネ━━('A`)━━。
593 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 18:35:49 ID:Ja/I75oj
バレは発売日までやめてクレ━━('A`)━━。
どんなにいい内容でも先に言われるとつまんないんだよ
いや、週間少年漫画板のバレスレのことだよ
ここはバレ禁止のはずだから、誰もバレしないとオモ
油断は禁物。やるなと言われるとやりたくなる奴は必ずいる。
つーことでバレが出そうな流れを変えるべく妄想。
座ったソファーに振動感知爆弾が仕掛けられていると嘘吐いてヤコを金縛りにし、
わざと振動させて楽しむネウロ。もちろん最後にはギシギシアンアン。
神投下にwktkしつつ、続き祈願の為に短いの書いた。
メインの神作品の前の前菜代わりにどぞ。
「戯れ」
これはいつものこと。
いつもの、ほんの気紛れ。
だから腹立たしく思ったり、嫌がったりしたらネウロの思う壷になってしまって弥子の負け。
そう割り切って、いつもどんなことでも全部黙って受け入れていた。どのみち目の前で悠然と足を
組み、人の悪い笑みを漏らしている魔人からは逃れることなど出来ないのだから。
そうは言っても、行為自体が際限なくエスカレートしてくれば、やはり文句の一つも言いたいのが
本音だ。
「…こんなこと、やめて…」
「断る」
「お願い、お願いだからっ…」
切ない哀願を鼻で笑う顔がひどく憎らしい。
今、弥子は事務所の中で何本もの淫らな触手に絡みつかれて、浅ましい姿をネウロの目前に晒
している。制服は辛うじて身につけているものの、持ち主に似て傍若無人な触手が自在に服の
中、ブラの中、ショ
ーツの中までぬるぬると這い回っては体中の感じる部分を刺激していた。逃れようと足掻いても、
床から離されてはまるで空中でもがくように手も足も空を切るばかりだ。
ショーツの中では二本の触手が前と後ろのそれぞれの穴に深々と突き刺さって激しくピストンを
繰り返し、別の一本がこちこちに硬くなったクリトリスを舐め回すように先端でぬらりと撫で続けて
いる。こんな風に攻められては堪らない。
もう、限界が来そうだった。
こんな風にとんでもない姿でイってしまうなんて、考えたくなかったのに。
「…ふん、なかなかいい眺めだな」
目の前の狂態にそれなりにはそそられているのか、泰然とした態度のままでネウロはすっと視
線を強めた。どこか卑猥なものを感じさせる色の中にはっきりとして欲情が湧き上がっていた。
あともう少し。
そう思って覚悟していたのに、長い指がパチンと鳴らされるとそれまで暴れ回っていた触手は嘘
のように掻き消えてしまった。
「…あ、あ…ひどいよぉ…」
もう少しだったのに、中途半端で放り出された形の体が妖しく疼き熱を持ち始めていた。冷たい
床の上でのたうちながら、弥子は潤んだ目でネウロを見上げる。もちろん睨んでいるつもりだった
のだが、やはりこの状況では通じてはいなかったらしい。
面白そうに弥子を見下ろしていたネウロの手が、わざとらしく優しげに頬を撫でた。
「ほう、粘液を垂れ流すナメクジが、生意気に我が輩を挑発か」
「…あんたなんて…」
いつもいつもそうだ。
脈絡なく罵倒され、怒りに火をつけられ、それでいて気紛れにわずかの優しさを与えられて安易
に騙される。きっと今夜も同じ繰り返しなのだろう。もう分かりきっていることだ。
なのに。
「貴様は面白い。これほど簡単に我が手にかかる輩はなかったからな」
「…どうせ単純ですよ」
「一応は褒めてやっているのだ。どれ、興も乗ったことだし貴様を鎮めてやろうか」
最初からそのつもりだった癖に回りくどいやり方をするこの魔人の手口は、そう悪いものではない
気がしてきていた。何度もこんなことがあっただけに、弥子も慣れてきているのだろうか。
「大嫌い」
唇が触れ合う寸前、負け惜しみのようにそれだけを言った。
「それも良かろう、今のうちはな」
たっぷりと舌と口中を嬲り尽くされた後、至近距離で魔人は笑った。
また今夜も流されようとしている。
終わり
GJ!ヤコたんエロいよ。なけなしの抵抗がエロいよ。
GJGJGJ!!神多くて幸せだよこのスレ。
600 :
586:2006/07/14(金) 02:37:04 ID:+oZy28Aj
遅くなりましたが、続き置いていきます。
しっかりエロっていうか…
わりとあっさり…?
601 :
食通。5:2006/07/14(金) 02:38:50 ID:+oZy28Aj
「待って待ってギャーーーー!!!」
「うるさいぞ、ヤコよ。」
「いや展開早すぎるからっ!」
ネウロに後ろから抱きすくめられる格好で、弥子はじたばたと暴れていた。戸口をくぐるなり抱きついてきた魔人は、あろうことかいきなりスカートの中に手を突っ込んできたのだ。
「ちょっとネウロ!?」
「何、問題ない。さっさと足を開け、このクツワムシ。」
「問題だらけよっ、大体誰がクツワ…きゃあっ!」
全力で閉じていた両足だが、ネウロの手は彼女の一枚上手を行っていた。へその辺りをさらりと撫でると、ぴくりと腹筋がふるえ、一瞬足から力が抜ける。
無論ネウロが、その隙を見逃すわけがない。さっと股間に指を滑り込ませると、ショーツをくぐり抜け直に秘所に触れた。
「ぃや……」
「…もう濡れだしたぞ。ヤコ、貴様まだ欲求不満か?」
「ちが…はひんッ!」
だんだんおとなしく、言葉少なになってきた弥子を見ながら、ネウロはサディスティックな笑みを浮かべた。
「我が輩はずっと、食べられもしない貴様の食事に付き合ってやっていたのだぞ?なぜこの上辛抱せねばならん。」
「んはっ…ぁ、それは、もともとあんたの提案…ッ」
擦り付けるように、ネウロの指は前後運動を続ける。
「大分滑るようになったな…」
呟いたかと思うと、急に人差し指と中指をそろえて、あえぐ弥子の中に突っ込んだ。
「ッあ!!」
感電でもしたかのように、弥子がビクンと身を仰け反らせる。大きく開いたその口の端から、涎が糸になって滴れ落ちた。
「感じたのか…?」
「…は、や、うゥ動かさないでぇっ!」
弥子の中で自由に蠢くのとは逆、彼女の体を抱き続けている方の腕に、たまらず弥子はしがみつく。
しかしネウロは唐突に蜜壺の指を引き抜くと、弥子と己の体位を入れ替え、彼女の体を入り口のドアにどんと押しつけた。
「痛ぁ…」
「貴様一人をイかせてやってたまるか。」
グッと弥子のショーツを引きおろし、抵抗する暇も与えずにすっかり勃ち上がった自らの欲望の具現体を押しつけた。
602 :
食通。6:2006/07/14(金) 02:40:15 ID:+oZy28Aj
「っ…!」
弥子が目を閉じ、来たる衝撃に備える。
そして次の瞬間。ズプリと音を立てて、ネウロは一気に弥子の最奥まで突き上げた。
「くあんッ!」
悲鳴と一緒に、涙がぱっと散る。その水滴を申し訳程度にちろりと舐めて、ネウロは腰を動かしはじめる。
「や、は、ね、ねう、」
強い振動に言葉を紡ぐもままならない弥子。
「何だ?」
わざとらしく聞き返してみせるネウロの額にも、ポツポツと汗が見えだす。
きゅうと締め上げてくる弥子の肉体に、彼はククッと口の中で笑った。
「あ、あん、」
すがりつくような目で――いや実際にネウロの肩にすがりつきながら、弥子はただひたすら、甘く鳴き続ける。大した愛撫もされていないのに、足りない分はこれまでに経験した感覚の記憶が補っているらしい。
(ほう…これはこれで興味深い)
どんな時でも探求心を忘れない魔人は、その様を心のノートに書き残した。
「はぁんん…ねっ、ねうろぉ…!」
激しく腰を揺さぶられ、弥子が泣き声を出す。
「だめ…も、だめえぇ…!」
「…だらしがないぞ、ヤコ…ッ!」
きゃう、と細い声で弥子が鳴いた。
「あ…あっ…!」
下腹部が燃えるように熱い。ネウロが精を放ったのだ。涙でまわりがぼやけて見える目で、必死に彼女は魔人の姿を求める。
最後にもう一度ドンと突かれ、弥子の身がぶるりと震えた。ようやく落ち着いた魔人は、そろりと己のモノを弥子の中から引き抜く。
付いてきた白濁色の液体が、微かにけいれんする彼女の内股を、トロリと下って行った。
603 :
食通。7:2006/07/14(金) 02:42:37 ID:+oZy28Aj
よろよろとバスルームに転がり込んだ弥子は、とんだ災難だったと言わんばかりに腰を押さえた。
「気分はどうだ?」
「最悪よ!」
扉の向こうから聞こえてきた声に怒鳴り返す。すると、「そうか、それは何よりだ」と、憎たらしいほど嬉しそうに鬼畜魔人が笑う。
はあ…とため息を吐きながら、弥子はシャワーのノズルをひねった。さあさあと肌の上を流れゆく湯が心地よい。
一通りのことを終えて放心したように座り込んだのを、「軟弱者め」と小脇に抱えて荷物のように運ばれ、きれいに身ぐるみ剥いだ上でこの小部屋に放り込まれた弥子なのだ。
「ねえ…まだいるの?」
呼び掛けると、「何だ」と返事が返ってきた。この部屋が一先ずの安全地帯であることを確かめてから、湯を浴びがてら弥子は切り出す。
「ねえ…結局あんた、何がしたいの?」
「何だと?」
「…だって…ただヤりたいだけなら、普段事務所で好きなだけ襲ってんじゃん。…私の都合は一切顧みずにー。」
不機嫌そうに鼻をならしたのが、弥子の耳にも届いた。
「ヒトのメスは、“ムード”というものにこだわるのだろう。」
「………?」
弥子は眉をひそめた。つまり弥子のためにわざわざ高いホテルに来ているのだと…いやそれこそ奇妙な話ではないか。
「ネウロが私の為…?」
「貴様は馬鹿か。」
「…だよね。天地が引っ繰り返ったって、他人に優しくするネウロなんてありえない。」
ガチャリと音がした。何だろうと振り向き、弥子は
「きゃあーっ!!」
素晴らしく大きな声で叫んだ。
「うるさい。」
「きゃーちょっと、何堂々と覗いてんのよ変態ーッ!!」
「今更見られて恥ずかしいものでもあるまい……いや……すまない、我が輩が悪かった。」
…控えめな胸を哀れみの目で見つめられ、弥子のどこかがブチンと音を立てて切れた。
「エロバカどS魔人ーー!!!」
全く動じずハッハッハと爽やかに笑う様が、もうムカつくったらありゃしない。
「私帰る!いつまでもそこで見てないで、さっさとどいてよネウロ!」
「おや、誰が帰って良いと言った?」
なに、と固まる弥子に、彼は一層晴れやかな顔で微笑みかける。
「実験はまだ終わっておりませんよ、先生?」
604 :
食通。8:2006/07/14(金) 02:45:51 ID:+oZy28Aj
結局実験って何なのよ、と、ふてくされた顔で弥子が問うた。
「説明してやる、だからさっさと出てこい。」
「…もうヤらない?」
「ああ、何もしないとも。」
(…ウソだ、この迷いの無さはウソだ。)
思っても、変形し始めた彼の左手を見せ付けられては、黙って従う他ない。
「…見ないでよぉ…」
それでもやはり、なるべくならこんなヤツの前に、(大して自信があるわけでもない)裸体をさらすのはためらわれた。ぐずぐずと、体を隠すようにしゃがみこんでいると、しかし再びネウロの指がとんがりだす。
「………うぅぅ。」
究極の二択を行った結果、おずおずと弥子は立ち上がった。魔人はなぜか妙に嬉しそうな様子で、じいっと彼女に視線を送り続けている。
「見ないでってば。」
「貴様ごときに命令される筋合いはない。」
きっぱり言い切られて、腹が立つより先にため息がこぼれる。
「………。」
無言でやはりこちらを眺め続ける彼の視線に、認めたくはないがほんのちょっとだけ体が疼いてしまって、弥子は大変不愉快な気分になった。
605 :
食通。9:2006/07/14(金) 02:51:28 ID:+oZy28Aj
バスタオルに包まれて広い部屋を横切った弥子は、ボスンと勢い良くダブルベッドに腰を下ろした。
(もう、来るなら来いっての!)
半ば自棄になってネウロをにらむ。
「…で?」
「そうだな、教えてやろう。」
楽しげに言って上着を脱ぎながら、ぎしりとスプリングをきしませてネウロが迫ってきた。
「その前に聞かせろ。先程の中華料理に、満足したか?」
「は?うん、そりゃあ。」
「どの程度満足だ?」
「えっと、今まで生きてきて良かったって思えるくらい!少々の嫌なことは全部吹っ飛ばしちゃうくらいの力があるね、あの中華には。さすが日本有数のSランク料理店だよ!」
「…いきなり饒舌になる程度には、気分が良いのだな。」
うん!と笑顔で頷くと、くしゃりと頭を撫でられた。
「この部屋はどうだ?気に入ったか?」
「…あんまりきちんと見てないけど、本当なら私みたいな一般人が泊まれるような部屋じゃないのはわかる。」
「貴様の気分に影響はあるのかを聞いている。」
「…うーん…殺風景な事務所でゴーカンまがいにヤられるよりは、ちょっとはマシ。」
そこまで聞くと、成る程、と魔人は頷いた。
「よく分かった。」
「きゃっ!?」
とたんに少女を押し倒す。びっくりして少しの間動きを止めた彼女から、手早くタオルを剥ぎ取った。
「やだ待っ…ぅんっ!」
ざらざらした手袋で、体側をスルリと撫で上げる。ひくりと身じろぎした彼女の胸に、ためらいなくネウロは吸い付いた。
「あんっ……!」
素直に反応した自分に赤面し、弥子は手で口を押さえる。
「こらえるな…」
ネウロが喋るたびに、生暖かい吐息が胸の頂きに降り注ぎ、それだけでまた、体が熱くなる。
(やだ…こんなの、情けなさすぎるよ…)
屈辱の涙が、目尻にじわっと浮いてきた。
「声を押さえるな、ヤコ。」
あくまで冷静なその声音に、抵抗したい気持ちをぐっとこらえて弥子は従う。言われたとおりにじっとしていれば、それなりに快楽も与えてくれることを、度重なる体験で彼女は熟知している。
606 :
食通。10:2006/07/14(金) 02:57:14 ID:+oZy28Aj
「…――はあっ」
熱い息を吐き出せば、ネウロは弥子の胸の小さな突起を、くわえた唇の間からぺたぺたと舌先ではたいた。一方の手は体重の支えに残し、もう一方を空いている側の胸に伸ばす。柔らかくこねてやると、弥子の声に安心したような響きが混じった。
「ネウ、ロぉ…」
「どうした?」
頭を上げて視線を合わせると、彼女はおずおずと、ネウロに向かって手を伸ばしてくる。
「ん…」
首に腕を回すのを許してやると、ほっとした、そして少し驚いた表情になった。
「今夜は、特別に貴様に尽くしてやる。」
耳に口を寄せてささやき、うなじにそって舐め上げた。
「ひゃ…」
彼女の腕の力が強くなる。ネウロは、胸に置いた手の動きを再開した。
「…んん、ふうぅんっ!」
口付けて舌を絡ませると、喘ぎ声はすべて、ネウロの喉へと飲み込まれていく。
指先に伝わる感触は、ぷくりと立ち上がった乳房の突起の存在感を伝えてきた。弄ぶように、ちりちりとこすり、つぶし、時にギュッとつねり上げる。
「んーッ!!」
強い力を加えると、身をよじって声を上げた。
と、ネウロは自分の腕をぱしぱし叩いて注意を引こうとする弥子に気付いた。
「どうした?」
唇を離すと、唾液の糸が光に反射して銀に光る。
「…ど、して?」
「?」
真っ赤な顔で、消え入りそうな声になって弥子は続ける。
「な、なんで、ソコばっかりなの?」
言ってしまってから、「しまった!」とばかりに気まずそうに、ぷいと顔をそらしてしまった。
思わず、ネウロの口から笑い声が漏れる。
「右の胸だけでは不満か。なら言ってみろ、どこをどうしてほしい?」
「…え…」
少女は固まった。言わねば何もせん、と宣言したネウロを、恨めしげににらむ。
「さあ、言え。貴様はどこに触ってほしい?どこに触れられると感じるのだ?」
「…っドS!」
「言わんならそれも構わないが…」
存在を誇示してぴんと張り詰めている彼女の乳首にそって、触れるか触れないかの力で円を描く。
「それでは何も出来ないな。」
弥子は黙って身を震わせていたが、だんだん耐えられなくなってきたらしかった。
「ち、ちゃんと…触って…!」
「どこを?」
「なっ!!」
絶句したが、ずっとひたすら自分を見つめ続けているネウロに気付き、しおしおとおとなしくなっていく。
「…何か言え、ヤコ。」
「……ぜ…ぜんぶ…」
「何?」
「全部っ…!どこでもいいから、触って…!」
やけくそ気味に言った彼女に、魔人はニヤリと笑った。
「やればできるではないか、ヤコ!」
くにゅくにゅと両の乳房を揉みしだくと、「ひぅ!」と新たな嬌声があがった。
607 :
食通。11:2006/07/14(金) 03:03:37 ID:+oZy28Aj
そろそろ良いかと、足の付け根に手をやる。
弥子はすでに自ら、もじもじと腿をすり合わせていた。手先で押し割って触れてみると、溢れた蜜が、じっとりと口辺部を湿している。
「よっぽど良かったらしいが。」
からかうように言うと、更にじくりと染みだしてきた。
(これは…冗談を抜きにして、普段よりもキているのではないか?)
真面目な顔で一思案して、おもむろに彼女自身の手をとる。
「ふぇ…ネウ…?」
潤んだ目の少女は、導かれた先で己が垂らした愛液に触れてしまい、瞬時に声を失った。
「ほう、やはり通常よりも分泌が盛んなのか。興味深い事象だ。」
おもしろそうに一人で頷いて、確認をとるように弥子に尋ねた。
「貴様は明らかに、通常の状態よりも感じやすくなっている。そうだな?」
「んなのっ…知らなぃ…ッはあん!」
ネウロの指で捏ね回され、弥子の体が跳ねる。ぐちゅぐちゅ、じゅるじゅると、水音がやけに大きく響いた。
「ついでにもっと良い顔をしてみろ。ほら、先程のレストランでのトロンとした目…ああいう目は出来ないのか?」
「ふぅ、そ、そんな急にぃん!」
「食欲も性欲も、根本を同じくする基本的な欲求だ。出来ないはずがない、やれ。」
「はァ…んな、無茶っ…」
「貴様…我が輩と豚足と、どちらが上だと思っているのだ。」
妙に不機嫌そうに、ネウロは低い声でうなった。
「とにかく、中々良い結果を得られた。そろそろ仕舞いにするぞ!」
「ぅん…?」
快楽の刺激に浸ってすっかり油断していた弥子は、何とも唐突に現実を思い出さされるはめになった。
前回と同じように、突然一気に、ネウロが挿入を開始する。
「ぎゃあっ!」
「大丈夫だ、その濡れ具合ならな。」
一番奥まで突きぬいたかと思えば、半ばまで戻してもう一度、もう一度。何度も激しく、ピストン運動を繰り返す。
「やっ、は、はぅ、やん!」
壁を摩擦する痛みと液に中和された快、両者の境目で、弥子は我を失って喘ぎ、よがる。
「――ああ、その顔だ、弥子!」
遠くで魔人が何か言っているが、意味を把握する回路はとうにショートしてしまっている。
「ねう、ネウロっ、ぁや、あッ――…!」
ついに少女が限界を超えたのを見計らって、ネウロも制限を解き放った。
「――くぅッ」
吐き出すとともに猛烈に襲ってくる充足感。さすがにたまらず、ネウロは首を垂れた。
ふと見れば、少女は気絶して目を閉じ、その体は余韻から、小刻みにぷるぷると痙攣している。
「…全く…相変わらず、我慢というものが出来ぬ奴だな。」
呆れ声で呟いて、彼はピンと、弥子の額を弾いた。
608 :
食通。12:2006/07/14(金) 03:10:07 ID:+oZy28Aj
「………」
失神状態から目を覚ました弥子は、しばらくの間、ぼぅっと天井を見つめていた。
やがて、隣でごそごそと何かが動いている気配に気付く。目を向けてみると、ネウロがちゃっかり着替えを終えて、仕上げにスカーフを巻きかけている所だった。
「…ネウロー、私まだ、“実験”の中身聞いてない。」
けだるい下からそう呼び掛けると、起きたのか、と言いながら彼は振り返った。
「っていうか、どうしてこんなスゴイ所に来たのかも聞いてないよ?」
「ふむ…良かろう。我が輩は、ヤコ――いかにすれば、最も美味しく貴様を食えるかをリサーチしたかったのだ。」
「………はぁ?」
眉根を寄せ、ごろんと転がったままの体躯をネウロの方へ傾ける。
「どういうこと?」
「分からぬか?ならば貴様の疑問、ひとつずつ答えてやる。まず考えてみろ、人間はどうして家畜を飼う?――より太らせて、より美味くする為だろう。」
(え、私家畜扱いってことじゃん。)
ひきつりかけた顔で、弥子は「はあ」と返事する。
「貧弱な体でも、それなりに我が輩好みに馴らしてきたつもりだ。今更貴様を手放すのも面倒ではないか。」
「………」
「そこでだ、今以上の進化を求めるには、多少こちらも投資をしなければならんと気付いたのだ。どのような状況が、一番貴様を食うのに適しているか、しっかりと検証せねばならん。今日はその手始めだ。」
「……………」
「何だ、何か言いたそうだが。」
つっこみたい所?そんなもの、ありすぎて困るくらいぎゅうぎゅう詰めになってるじゃないか。
たとえば…
「フン、貴様の考えることなど、聞かずとも分かる。まず一つ目に、もちろん今後も、様々なパターンをあてがっていくつもりだ。」
「…はああああ!!?」
とんでもない発言に聞こえたのは、思い違いではないだろう。抗議しようと言葉を探していると、魔人はわくわくした目をして身を乗り出してきた。
「今日はなヤコ、最高の食事と最高の場を揃えると、貴様の体が極端に素直になるということが分かったぞ!これから順にランクを下げていくとどうなるか、何とも楽しみなスタートではないか!」
「って、だんだん環境悪くなってくのー!?」
「無論だ。貴様がどのよいに堕ちていくのか、楽しみで仕方ない。」
真剣に言うな!かなり本気で怒鳴ったが、蛙の面に水とはこのこと、眩しいまでに麗しい笑みを向けられる。
GJ!!!!!
こんな時間に覗いてみれば神が!! スゲエ!! GJ!!!!!
「全部」にハゲモエた。
611 :
食通。13:2006/07/14(金) 03:35:00 ID:+oZy28Aj
「…じゃあ、最初に言ってた“胃袋の限界が〜”っていうのは、ウソだったんだ。」
「いや、それもこのシチュエーションを作った目的の一部だ。」
「…ああ、そうですか。」
かなり体力を削られている今、もうまともに相手をする事すらバカらしくなってきた。
あっさり寝直してしまおううと、寝返りをうって目を閉じる。
「なんだ、その不満げな顔は。」
顔の上に影が出来たと思ったら、ネウロが覗き込んでいたのだった。いい加減にしてよと文句を言いたかったのだが、それより先に、魔人の方が語りだす。
「この実験には、実に多面的なアプローチがある。まさに無限の可能性を秘めているのだ…わかるか?ヤコ。」
「…わかりたくないです。」
「食欲、精神の安定度と、今回は実に良いサンプルがとれた。喜べ、誉めてやる…貴様は実に良いモルモットだ!」
「うるさいなあ、もー分かったから寝かせ…え!?」
ガバッと勢い良く起き上がったら、かなり腰にきた。顔をしかめてさすりながら、
「もしかして今、初めて動物になれた…?」
…言いながらかなり泣けてきたが、とにかく尋ねる。
「貴様は虫けらにすぎん。虫けらが哺乳類並の働きをしたから誉めているのではないか。」
「…あー、そうですかー…」
言うんじゃなかった。余計ダメージ食らった。弥子は、本日一番のサイズのため息を吐き出した。
「だが、」
ふいに、ネウロの手が弥子の頭に乗る。驚いて顔を上げると、魔人は満足気な顔でニヤッと笑う。
「食に懸ける貴様の情熱だけは、小動物程度になら評価してやっても良い。…他にまともな長所もないからな。」
(…最後まで一言余計だっつーの。)
どこまでもひん曲がったこの魔人の根性に、「負けたよ」と弥子も軽い笑みを返した。
(結局、いっつもネウロに負けちゃうんだよなぁ…)
“夜の散歩”と称して窓から出ていった魔人を見送り、弥子は一人ベッドの中で考える。
(んー…どうしたら勝てるんだろ。一回でいいからアイツに「ごめんなさい」って謝らせたいんだけどな!)
今までに受けた仕打ちの数々が走馬灯のようによみがえり、無意識に弥子の眉間に皺が寄った。
(チャンスとして確実なのは、次に私が“食べられる”時かな!うんそれだ、ネウロの言うとおり、私が自信もてるのって、美食にかける情熱くらいだもん!!)
よし、と小さく呟いてガッツポーズをとる。
(…って、どうやったら勝ったことになるのか全然分かんないけど……)
うーんうーんとうなりだした彼女は、この論理がかなりの矛盾を含んでいることに気付いていない。
どこか遠くの星の下で、魔人がにやにやしながら
「豆腐め」
と言ったことにも、すっかりその術中に囚われている身では気付くはずもなかった。
な、何とか終わりです。
ラストがどうしても書き込めなくて焦った…
オチがエンスト気味で申し訳ない。
では、次の神の降臨まで寝てきます。ノシ
>>612 うお。スマン、終わりかと思って流れぶった切ってしまった。
ありがとう神、お疲れさん。ゆっくり休んでくれ。
GJGJ!
動物扱いに喜ぶ弥子可愛ユス(*´Д`)=з
GJ!!!
懐柔される弥子も拗ねる魔人もカワユス
GJGJGJGJGJ!!
ネ申が降臨されたー!
上げてしまった申し訳ない・・・
獅子舞プレイをして欲しい
しっ、獅子舞!?
どっかのエロ本にあった気がするな→獅子舞プレイ
獅子舞は頭役と胴体役の二人の人が入るのだけど、前を担当した女の子にビキニ着せて(外からは見えない)
獅子舞の間におしり眺めたりセクハラこいたり本番やっちゃったりするっていうネタだな。
リクすれば必ず投下があるとは、思ってないよな?→獅子舞
職人さんのやる気を起こさせるには、そんな一言レスでは足りないなぁ。
来週、本誌でそんなことがあれば、誰か書くとオモ
ぶっちゃけ、難しいというか書く気にはなれないな。獅子舞は。
エロってのはシチュありきなんで、それだけじゃちょっとね。
>>156は背が高くて小麦色の肌で普段はクールで険しい顔していて
運動が得意で引き締まったスタイルと10人中9人が美形と認める奇麗で
同時にカッコいい顔立ち周りをおびき寄せない一匹狼な雰囲気を発するのに
料理が上手くて面倒見も良くそれを褒められると赤面したりと可愛い一面もあって
ムッスーと拗ねた時の顔も可愛い中国人男性(烈海王)
このネタ分かる人いるかな…
>>623 私が言えることは、ツンデレであるかないかはネウロと関係ないということだけです。
誰かネウロの舌の上に謎を乗っけたままネウロに焦らしプレイ出来る猛者はおらんかなw
全然関係ない話だけど、こないだ水着カタログのサイト見てたら
かなり細くてぺったん胸の子がパッド無しの三角ひもビキニ着てたんだが
その子を上から撮った写真みたら
細さと薄い胸のせいでビキニにカパカパ隙間が出来てて
今にもポロリしそうですげーびっくらした。
何が言いたいかというと、弥子が無理して夏にそんなビキニ着たら
常に上から見下ろしてるネウロに色々丸見えなんだ。エロくないか。
今週のカラー表紙は既にぎりぎりだと思う。
あんなに空いてたら絶対見えてるよ。
うはwwwたのしみww
>>628 知っているか?
今週のジャンプは今日発売だぜ。
ウヒョーイ
>>627 見てきたw
確かにギリ…作者にGJだ!www
どう思うも何も。
このスレに来る奴だったらそれ以外考えられないだろ。
女子高生に何やらせんじゃネウロ。と思ったね。
弥子タソ(*´Д`*)ハァハァ
今週も可愛いね弥子。
すまん・・流れに遅れたが今更ながら居候モノ投下します。
眠いから文章色々おかしいかも・・・
「もうびっくりしたわ・・!凄く心配したのよ。事務所に鉄球が激突するなんて・・」
「ご安心ください・・お母様・・この通り先生は全くの無傷です!」
ネウロは弥子の頭を掴みながら、母・遥にうさんくさい助手笑顔を向ける。
そう・・事務所が謎の鉄球によって損壊したため、そこで寝泊りしていたネウロは
当然、桂木家にやっかいになることになった。
それは弥子にとって悪夢この上ない展開であった。
父・誠一の部屋を借りることになったネウロは早速PC等をいじり、気楽に過ごしていた。
ふと気づくと何故か部屋の中に気配のような物を感じる・・・。
「む・・・誰か居るのか・・ん・・おや?・・・あなたは・・」
気配の正体が姿を現した。それは今は亡き弥子の父・誠一だった。
(我が輩の瘴気に当てられて霊体が呼び寄せられてしまっのか?)
《脳噛さん・・私の事件解決の時はお世話になりました。》
「いえ・・それより如何なさいました?お父様。」
《弥子は元気にやっていますか?》
(ほう・・家族の塩梅が気になるといったところか・・まあ安心させてやろう)
「もちろんです!あのワラジム・・お嬢さんは毎日健やかに過ごしていらっしゃいます!
今は先生と呼ばせて頂いておりますが。」
《そうですか・・勉強の方はどうです?無理な進学校に入れたもので・・》
「そうですね・・あの豆腐・・いや先生は数学が苦手らしく常に赤点ギリギリで
苦戦しているようで僕も心配なところです。」
《やっぱりそうですか・・》
「例えば・・・・・」
何処からとも無く数学の参考書を出すネウロ。
「こういった公式を使って当てはめるだけの問題で躓いているんですよ。
あのゾウリム・・先生は・・」
《うわああ・・・マジで?》
弥子父はいつぞやの実の子に向ける顔じゃない顔で絶妙なリアクションを取った。
「まあともかく身体のほうは健康ですよ。特に胃袋は特大もんじゃを平らげた後に
向かいのとんかつ屋に入って行く程です。」
《・・・子供の頃はお子様ランチを10人前頼んで大恥をかいた事があります。
あとはイチゴ狩りに連れて行ってやったらビニールハウスを全滅させそうになって
農園に怒られましたよ・・・》
「おお!その頃から既にあの胃袋はブラックホールだったのですね!」
その後、しばらく弥子の武勇伝で盛り上がる魔人と弥子父幽霊。
やがて父・誠一は別れ際に言葉を残して消える。
《妻に餃子は作るなと言っておいて下さい。あと・・弥子をよろしくお願いします。》
(あんな豆腐でも親は可愛いものなのか・・面白いものだ・・)
退屈になったネウロは噂の娘の部屋に忍び込むことにした。
いざ忍び込んでみればなんとあの大食らいの豆腐が泣いている。
どうせゼリーの海で溺れる夢でも見ているのだろうと楽しげに眺めていると
弥子の口から声が漏れた。
「ううっ・・ぐすっ・・おとう・・さん・・」
(ほう・・食い気だけの豆腐でもこの様に感傷的になるものなのか・・)
そういえば前にもこんな風に弥子が泣いていたような気がしたが
ネウロは思い出せない。まあいいかというようにベッドに腰掛け、話しかけた。
「何を泣いているのだ。」
既に目を覚ましかけていた弥子は驚いて目を見開く。
「あんたに関係無いでしょ!!何で私の部屋にいるの?」
「貴様がウジ虫の様に泣いていたから慰めてやろうと思ったのだ。」
気がつくと弥子はベッドの上で押さえ付けられていた。
・・こんな沈んだ気分の時にもお構いなしにこういう事をしてくる。
本当にこいつは最低最悪だと弥子は思った。
「いやっ・・・やだああっ・・・・」
いつもは流される弥子もここでは必死に抵抗する。
「五月蝿いぞ・・・奴隷が。」
いつもの軽いノリでそう言ったネウロを弥子は涙目で睨み付け声を荒げる。
「・・奴隷とか言わないで!・・ここには私のお母さんがいるんだから・・お父さんだって・・」
いつも事務所では奴隷の他、豆腐等とさんざん言われている弥子も自宅では許さなかった。
「奴隷は奴隷だろう・・・今日はやけに生意気な口を利く・・少し黙らせてやろう。」
ネウロは弥子の頭を両手で掴み、強引に唇を塞ぐ。
「んっ・・・むぐ・・」
自由になった両腕でネウロの背中を叩くが乗っかられているため弥子は身動きが出来ない。
唯一ここでは子供でいたいと思うこの場所でこんな事したくなかったのにと弥子は思った。
「ふっ・・・ん・・」
わずかな隙間を狙って長い舌が侵入してくる。弥子が本気で抵抗したのが
癪に障ったのか、ネウロはいつもより乱暴に口内を犯してくる。
(最低だ・・私・・・さっきまでお父さんの夢を見ていたのにこんな・・・・)
罪悪感を感じながらも唾液の混ざり合う音と共に弥子の身体から力が抜けて行く。
ネウロが唇を離すと弥子はとろんとした目つきで横たわっていた。
「接吻一つでその様とはやはり奴隷としか言いようが無いな。」
弥子は羞恥ではっと我に返り、口答えをする。
「うるさい!もう出てって・・・」
「・・貴様の父によろしくと言われたのだ。」
「はあ?何言って・・・・やだああ!」
ネウロは素早く弥子の衣服を脱がしにかかる。強力な魔人に片手で抑えられ
あっという間に脱がされてしまった。
「本当にやだってば・・ばか」
「結局いつも途中から夢中になるではないか。」
「ここでは絶対に嫌なの!パジャマ返してよ!」
フン・・と鼻で笑いネウロが胸元に手を伸ばすと弥子の身体がびくっと跳ねた。
相変わらず慣れた手つきで先端を摘んだり捻ったりと絶妙な抑揚をつけて
弄んで来る。弥子はせめてもの抵抗で嬌声を上げるのだけは堪えていた。
「先生の胸は貧相なくせに感度だけはいいんですね・・ほらもう・・こんなに硬くして・・」
くりっと摘んだ後、指で弾いて突然助手モードになったネウロは茶化すように煽る。
(なんか苦しいよぉ・・・でも声を出したらこいつの思う壺・・・)
弥子の口からふうっと息が漏れたが声だけは出さないように必死に身を捩る。
しかしどんなに声を上げるのを我慢していても今までさんざん慣らされてきた身体は
すっかり反応してしまっていた。
「おや・・嫌がっていたわりに随分な潤いですね・・・先生のここは・・
こんなはしたない姿を見たら、さぞご両親は悲しむでしょうね。」
「・・・こんな事してる張本人が何言って・・・!」
弥子はつい反撃の声を出す。
「先程から大人しいですけどひょっとして喘ぐのを我慢してるんですか?」
ネウロは意地の悪い笑みを浮かべながら、すっかり濡れきった秘所を撫で回す。
ぎゅっと唇を噛み締める弥子を見下ろしたネウロはシビレを切らし始めていた。
(まだ啼かないのか・・・・身体は反応しているくせに強情な奴め・・・)
ネウロは再び弥子の唇を塞ぎ、先程とは違って丁寧に口内の一つ一つを攻める。
更に左手で乳房を弄りながら右手を秘所に伸ばす。なんの抵抗も無く滑らかに入った
手袋の指が弥子の中で暴れ回る。敏感な部分を三箇所同時に攻め立てらて
流石に弥子も我慢をするのが限界になってきた。
「んん・・・う・・ん」
激しく収縮する弥子の秘所がネウロの指を締め付ける。
(もういい加減強情も張らないだろう・・・・)
弥子が背中に腕を回して来たのを見計らうとネウロは唇を離した。
その瞬間、堪えていた弥子の嬌声が部屋に響いた。
「ああああああっ・・・ねうろぉ・・・!」
ネウロが中で指をくっと曲げると弥子の身体に電気のようなものが走った。
「ひゃあああん!」
弥子は一瞬意識を失った。
「起きろヤコ。まだ我が輩が満足していないぞ。貴様も指では物足りないだろう?」
放心状態の弥子にネウロは語りかける。
「・・・うん・・・して・・・もっと・・」
蕩けきった顔ですっかり反応が素直になった弥子を眺め、ネウロは機嫌が良かった。
ほんの数時間前、父親に託された娘が自分に従順になっている・・・。
不思議な征服欲で満たされていた。
「ネウロ・・早く・・・」
潤んだ瞳の弥子の脚をネウロはめいっぱいに開き耳元で囁く。
「生意気に我が輩を拒んだ罰だ。今日はたっぷりと中に出してやる。」
そう言うと一気に最奥まで突き上げた。
更に刺激を与えるために胸の先端を軽く噛みながらネウロは腰を動かす。
「やああっ!・・・・・い・・いい・・気持ち・・いい・・ああ・・ん」
やがて弥子の下腹が熱を感じる。ネウロのものが放たれた。
「やあああああ・・なんか・・・・いつもより凄い・・・よ」
「貴様が悪い。」
弥子が荒い息で果てた後、ネウロも果てた。
事の終わった数分後、やっぱり我に返ってしまった弥子は少し悲しくなった。
(またやっちゃった・・・しかも自宅で・・悔しい・・お父さんが死ななければ
こんなエロ魔人とも会わずに済んだのに・・・・)
しかし、その悲しい事件を解決してくれたのはネウロだった。
ふと今日のように夜中に寂しくなることもあるが、昼間にさんざん連れ回されて
思いのほか、早く立ち直れたのも事実だった。
弥子はふと、横でデカデカとベッドを占領して寝入っている憎たらしい魔人に目をやる。
いつの間にかネウロは上着を脱いでベスト姿になっていた。
その腕の無数の消えかけた傷に弥子は気づいた。
「・・・これ・・・ああ・・鉄球の時の・・」
弥子は自分の傷一つ無い白い肌を見てようやく自分があの時守られた事に気づいた。
無性に触れたくなった弥子は側にあったネウロの手に触れる。
それはいつか一晩かけて繋いだ右手だった。
「あんた・・・珍しくヒーローみたいだったじゃん・・・」
「フン・・・一度間抜け面した貴様をソファーごと投げ飛ばしてみたかったのだ。」
「起きてたんかい・・・・」
『何故泣いているのだ?』
『当たり前でしょ・・・自分の親が殺されたら誰だって・・・』
魔人と少女が出会って一年になる。
以上で投下終わりです。
本スレで以前出た時系列で一年過ぎたらしいので。
エロは難しいな。
GJ!
GーーJーー!!!
GJ!!!
父誠一の夢を見て泣く弥子可愛いよ弥子。ハアハア
644 :
1/2:2006/07/16(日) 17:32:34 ID:N0vtEe5Z
今号のカラー表紙を見て、思い付いた馬鹿ネタです。
***************************************
「わ〜い、表紙撮影〜、カラー独り占め〜。
撮影用に衣装もあるそうだし、楽しみだな〜」
「夏らしい服とか言っていたな。たかが数十度程度の気温差で」
「黙って化物。あ、スタッフさん、ありがとうございます。
これですね、はい、着替えてきます」
「着てみたけど……うー、これってちょっと……」
「妙な顔だな」
「うん、この服……ぎゃああああ!」
「うるさい黙れ」
「痛い痛い痛い! 撮影前は怪我厳禁!」
「で、何を考えていたのだ」
「えっと、この衣装……シンプルで涼しそうなのはいいけど、
その……下着が見えちゃうから、どうしようかと」
「そんな事か、下らん」
「え、いい考えあるの?」
「脱げ」
「……は?」
「着ける意味が見当たらないその下着に決まっている」
「意味あるよ! じゃなくて。そりゃそっちの方が自然っぽいけど……」
「では問題ないな。それから、下も脱げ。色が透けて見える」
「ぐっ……セクハラ発言なのにこの服に関しては正しそうに聞こえる……」
「とっとと脱げ。面倒だが手伝ってやろう」
「手伝わなくていい! とにかく、スタッフさんに相談するから、
アンタはどっか引っ込んでて!」
645 :
2/2:2006/07/16(日) 17:34:09 ID:N0vtEe5Z
「結局、これ一枚……胸見えそうだし、足元すーすーするし……
まだビキニ姿の方がましだったかも……」
「いいかヤコよ。夢を見るのは夜だけにしておけ?」
「労るような眼差しが余計に気に障るんだけど。
ちょっとの間だけだし、逆光で影になるっぽいし、
我慢するっきゃないか。あ、今行きまーす」
(撮影終了)
「ネウロ! ちょっと訊きたいんだけど!」
「着替えもせずになんだ」
「すぐ知りたいの! 今スタッフさんに聞いたんだけど、
アンタ今回の衣装について意見出したって!?」
「身近な者の意見を参考にしたいと言われてな」
「それだけじゃないでしょ! サイズ指定もしたって聞いたよ!
『ちょっと大きいんじゃないか』とか言われてたのに押し切ったって!
アンタ私のサイズ大体判ってるでしょ、ヤな話だけど。一体どうしてよ」
「簡単だ。こちらの方が見て面白い」
「私が恥ずかしがったり混乱したりするのがそんなに楽しいかアンタ」
「それもあるが……うむ、いい眺めだ」
「へ? いいって……あっきゃああああっ!」
「隠すな、元々見えづらいのだから」
「元々見せるもんじゃないわよ、このエロ魔人!」
「では用も済んだし、帰るか」
「話を聞け。まあ撮影も無事終わったし、じゃあ着替えて……
ちょ、なんで私を肩に担いでんのアンタ!?」
「先生が撮影でお疲れのご様子ですから、歩かなくていいようにと。
安心してください、表に雑用……タクシーを待たせていますから」
「雑用って吾代さん!? いやそんな事より、着替えさせてよ」
「先生の荷物はちゃんと僕がトランクに入れておきましたから、ご安心を」
「いつの間に何やらかしてんのアンタはー!?
ダメダメ、着替える! こんな格好じゃ帰れない!」
「……暴れると見えるぞ」
「! ……あ、アンタ、まさかそこから……」
「事務所でゆっくり着替えればいいんですよ。僕がお手伝いしてあげます」
「いーやーーーっ! 下心見えすぎ、下ろしてぇーーーーっ!」
****************************************
あの服はエロ過ぎです松井先生。
相変わらずここは神様がたくさんおられるスレですね。
職人様方GJ!!
自分が食ったスイカの穴にネウロに落とされて服もヤコも
スイカの汁まみれでアロエロになった姿を想像してた。
GJ!貧乳はエロいんだよぉ!
流れはスイカか?
魔界サイズのスイカの中をモグラのように食い進むヤコたん…の後ろから抱きついてくるネウロとか。
…我ながら馬鹿すぎる。
お前らがスイカスイカ連呼すると友人を思い出すじゃないか
彼女がワンピース着てアロエロな姿を想像してしまった・・・・・・orz
>>649その姿をまんまヤコに転換して文字にするんだ!
じゃないと自分語りuぉあ何するふじこー。
GJGJ!ほんと神居すぎて幸せなスレですねここは!!
>>644 続きは!www妄想して(*´д`*)ハァハァハァアハァしてる
>>651 その妄想をテキストにすること。
お前らが新世界の髪となるんだ・・・!ww
631見てて、唐突に思いついたものを投下してみる。
あの状況はマジエロいよ。
655 :
密室事件 1:2006/07/17(月) 12:11:59 ID:DreJpHI2
「あぁんっ!」
どこから触ってくるのか分かっていても、逃れることが出来ない。
そもそも一体何でこんなところを昇らなければいけないのか。
半泣きになりながら、ともすれば体から力が抜けそうになるのを必死で堪えて弥子は目の前の壁にめり
込んでいる人間の腕や肩を掴み、足をかけて必死で昇り続けていた。
「良かったな、ヤコ。もしもこの輩共がいなかったら、貴様は生きてここから出られなかったかも知れんぞ」
先に自分だけさっさと昇りきってぽっかり開いた出口に腰掛けながら、憎たらしい魔人はにやにやと懸命
な弥子を見下ろしていた。
「そ、そんなこと言わないでよ…」
まだ半分ぐらいしか昇ってはいないというのに、早くも弥子は根負けしそうになっていた。
電人HALに操られていた人間たちは、ネウロによって壁にめりこんでいるというのに他者への攻撃本能
とでも言うしかないものだけは残っているのか、弥子が手をかける度にさわりと膨らみきっていない胸や
股間を触ってくるのだ。ほぼ無防備状態だというのに、しかも昇ることに意識を集中しなければいけない
のに、こんなことをされたら堪らない。とはいえ、意識がない相手に文句を言っても仕方がない。けれど黙
っているのも癪だ。そんな鬱屈した気分のまま弥子は触られ続けながら黙々と昇るしかなかった。
他にここを脱出する手はないのだから。
「…は、ぁ…」
ようやく出口に手がかかった。
ありったけの力を込めて身を乗り出すと、にったりと笑うネウロと目が合う。
手助けもしてくれなかったのに気楽なものだ。憤懣やるかたないといった表情でようやく研究室から抜け
出すことが出来た弥子は、思わず口調が激しくなる。
「ひどいじゃない、ネウロ」
「はて、何のことだ」
「あんなの…死ぬ思いして昇ってきたよ」
「ほう、それは実に興味深い」
更にいやらしい笑いを深くしたネウロは、いつの間にか乱れきっている弥子の服装を指した。
「え…きゃあああっ!」
656 :
密室事件 2:2006/07/17(月) 12:13:27 ID:DreJpHI2
ひどいものだ。
触られ続けていたことで、リボンはすっかり解けてブラウスの襟に引っかかっているだけ。ブラウスのボ
タンも半分引きちぎられて貧相な胸が覗いていた。
それ以上に、絶え間ない感触のせいで弥子の股間はショーツがすっかり湿ってしまうほど濡れていた
のだ。昇っている最中は気がつきもしなかったが。
「見ないでよ、すぐ直すから」
後ろを向いて必死で制服の乱れを直そうとしている弥子の肩が、がっちりと掴まれた。ネウロの表情は
分からないが、きっと物凄く人の悪い笑みを浮かべているのだろう。
「何…ふざけないで。ここから早く出ないと」
「何を焦っている。奴らは昼食とやらでしばらく戻っては来ないぞ」
「あ…」
そうだった、かも知れない。だが、それはそれとして何でネウロまでが触ってくるんだろう。乱れを直す側
から無礼な手が遠慮もなく撫で回してきている。ムキになるのも嫌なので、なるべく冷静に声をかけた。
「何してんの」
正直、ざわつき始めている体にそんなことをされたら、自分でも止められないほど暴走してしまいそうな
のに、一体何を考えているんだか。
背後から抱き込んでくる魔人は、やたらと嬉しそうに耳元で囁いた。
「何、気にするな。貴様を多少手助けしようと思っただけだ」
「手助け…?」
どうせロクなことを考えていないに違いない。
「あれだけで感じているとはな。牝の匂いがするぞ」
それまでとは違い、どろりとした毒のような声だった。
「…!」
やはり、弥子が研究室から昇ってくる途中で触られ続けていたのを知っていたのだ。ならもっと早く助け
てくれてもいいようなものなのに、今になってそんなことを言うなんて。
やはり、こいつは魔人だ。
弥子が望むものなど一つも与えてはくれない。期待するだけ無駄なのだ。溜息をつきながらも、逆らうこ
となど出来ずに弥子はまたネウロの手に落ちた。
657 :
密室事件 3:2006/07/17(月) 12:14:48 ID:DreJpHI2
「ぁ、ぅう…っ」
手をついた壁の感触が硬くて冷たい。
ショーツを脱がされただけで後ろから突き上げるものに必死で耐えている弥子は、いつもより妙に頭の
中が冷たく冴えていて行為に没頭出来ずにいた。ただネウロのオモチャとして今ここにいるだけだ。弥子
がどう思おうと、ネウロはいつも自分のしたいことだけをして、振り回し、突き放す。
だったら何も思い煩う必要なんかない。
心なんか最初からない方がお互いに楽でいられるに違いないのだ。そんな冷めた気持ちは体の反応に
も影響するのか、弥子を犯す男がもどかしげに耳を噛んできた。現金にも、たったそれだけでじわりと内
部が熱くなる。
この魔人に対して、何の感情も持たないつもりでいたのに。
「ヤコ」
「…ん、な、によ…」
華奢な体を打ち壊すほどに激しく腰を使ってくるネウロが、わずかに上擦った声音を出した。
「中に出すぞ」
「…ぁ、嫌…そんなのいや…」
「逆らうな、ヤコ」
「い、いやだったらあぁあっ…!!」
抵抗も出来ず、逃れられないまましっかりと抱き締められて、弥子はネウロの濃くて熱い精液を受け止
める羽目に陥ってしまった。信じられない。これでもし最悪の事態になったらそれこそ奴隷そのものだ。
こうして平気で中に出すのも、そういう目的があるからだろう。
とんでもない奴に捕まったことに、今更ながら弥子は涙するしかなかった。
「えっ…く、ひっく…」
床に座り込んで、弥子は泣き続けていた。
何とか制服は元通りに着ていたが、ショーツはもうびしょ濡れで、おまけにネウロが出した大量の精液
が絶え間なく漏れ出している。どうすることも出来なかった。
隣で、ネウロは憮然と言葉を吐いた。
658 :
密室事件 4:2006/07/17(月) 12:16:33 ID:DreJpHI2
「うるさい奴だ、何を泣いてる」
「…あんたになんか、分からないよ…」
しゃくり上げる顎に黒手袋の指が当てられ、上向かされた。
「ひどい顔だな」
「仕方ないでしょ」
今なら文句の一つも言ったってバチは当たらない。そう思って息を吸い込みかけた口が、突然塞がれ
た。
「何を」
「唇に血がついていたぞ。ひどい顔には似合いだがな」
「…放っといてよ」
相変わらず落ち込んだまま背を向けようとした弥子の体は、唐突に床に引き倒された。何とか床に頭
をぶつけずに済んだが、今度は何をされるのかと恐怖が襲ってきた。
「いやっ、何よっ…」
「気持ち悪いんだろう、我が輩の出したものが。責任をとってやろうというのだ」
「やだっ、そんなのしなくていいっ…」
真っ赤になりながら声を上げたが、体の芯はまだじんじんと疼いている。弥子をそこまで変えてしまっ
たこの魔人の手からは逃れることなど出来なかった。心に響くものは何も与えられなくとも、体だけが
従順にネウロの手管を受け入れて濡れそぼる。
浅ましいと思っているのに、もう止められなかった。
ぴちゃ。
男を知って淫らに咲き乱れる薄い肉の花弁に、何のためらいもなく舌が差し入れられた。長く熱いそれ
は、とくとくと湧き上がるように吐き出される自らの精液を念入りに舐め取り、啜り上げた。指先が花弁
を優しく押し開いてその奥までを曝け出す。淫らな花はそこだけ別の生き物のように与えられる快感を
歓喜で迎えていた。
「あっ、あ…はぁ…」
信じられなかった。
そんな風に丹念に愛撫されると、こんなに気持ちが良くなるなんて。これまでただ強引に引き裂かれ、
身勝手な欲望をぶつけられるだけだった弥子にとっては未知の感覚だった。自分でも触ったことのない
場所があからさまになっている。それば恥ずかしくて仕方ない反面、もっと触って欲しい。舐めて欲しい
と思い始めていたのだ。
「あぁんっ…ネウロ、ぉっ…」
「何だ、ヤコ」
659 :
密室事件 5:2006/07/17(月) 12:18:04 ID:DreJpHI2
顔を上げたネウロの口元は、精液やら弥子の愛液でいやらしく濡れていた。それを見ただけで、胸がド
キリと高鳴る。初めて本当にこの男が欲しいと思った。
「…私、おかしい…おかしいよ…」
床の上で快感に突き動かされて、弥子は切なく熱い息を吐いた。
「あんたが欲しいの…今すぐ、して…」
「ほう」
ぺろり、と口元を舐めたネウロが何やら首を捻って意味有りげな笑みを見せた。
「調教の甲斐があったらしいな。悪くない傾向だ」
「は、はやくぅっ…」
「まあ急くな」
こんなにも欲しい、早くあの熱いものを突き立てて欲しいと願っているのに、やはりネウロは簡単に弥
子の頼みを聞いてはくれなかった。まだズボンの中に収めてはいなかったグロテスクに張り詰める棒
をこれ見よがしに目の前に突き出す。
「物事には順序、というものがあるだろう。しゃぶれ」
「…っ」
二人分の体液にまみれているそれは、淫らにぬらめいていた。いつもこんなものが自分の中に入って
限界まで掻き回しているのかと思うと堪らない。快感にすっかり支配されている弥子は熱に浮かされた
ようになって口を開き、ひくひくと大きくなっていくそれを舐め始めた。
「んっ…」
逞しく張り詰めた竿を舐め上げ、カリから先端へと舌先を使って刺激を加えていく遣り方は、そのまま
ネウロに教わったものだ。今までは違和感があって嫌だったのに、今は嬉々として自分からしているの
が信じられないほどだ。
「ぐっ、ぅんっ…」
一生懸命に咥え込みながら、更に大きくしようとする弥子の髪が撫でられた。
「よし、もういい」
「…ネウロ」
「欲しければ、幾らでもくれてやろう。主人なら奴隷風情も労わってやらんとな」
「うん、ちょうだい…」
奴隷扱いされるのは、別にもう何も感じない。ただ今の弥子にあるのは欲しかったものを与えられる満
足感だけだ。
660 :
密室事件 6:2006/07/17(月) 12:19:00 ID:DreJpHI2
「あぁうっ!!」
凄まじい快感が弥子を襲った。
何もかも焼き切れてしまいそうな激しい性感に呑まれて、もう何も考えられなくなっている。冷たい床の上でネウロに思う存分犯されながら、弥子の表情は甘く蕩けていた。一度目のどこか冷めた硬い表情の少女はもうどこにもいない。
「あん、いい…気持ちいいよう…」
「そうだ、ヤコ。もっと素直になれ。貴様の中身を見せてみろ」
「…わ、たしの中身なんて…知ってる癖にぃ…」
突然、強く抱き締められた。あまりにも激しい快感のせいで急激に限界が来ているのだろう。
ドクドクと流し込まれるものはさっきよりも遥かに熱い。マグマのように熱くて内部から溶けてしまいそうだ。
「あ…」
「まだだぞ、ヤコ」
今達したばかりだというのに、ネウロはすぐに勢いを取り戻して突きを再開する。その方が有難い。弥子はまだ限界を迎えていないのだ。
「ねえ、もっと、もっといっぱいして…」
淫らな花そのものになった弥子は普段の姿からは別人のようになって、しきりと喘ぎ、身悶えてはネウロを誘った。魔人の所有であることを受け入れてなお歓喜する姿はこの上なく美しい。
「ね、ネウロぉっ…」
「そうだな、貴様にはそれだけの価値がある」
にたりと笑った魔人は、そう言い切ってから行為を続行していく。快楽に支配された二人だけに、それはいつ果てるとも知れなかった。
「…そりゃあ、していいって言ったけど…」
正気に戻った弥子は困り果てたように床に座り込んでいた。
もう言い訳も出来ないほど制服は乱れきって皺くちゃになっている。くしゃくしゃになった髪は何とか撫でつけたが、この姿では外に出られそうもなかった。
「あんたのせいだからね…」
呑気に隣で肩を抱き寄せている男に、つい恨みがましい声を上げてしまう。こればかりはお互い様だとは分かっているのだが。
「まあ、そう言うな。いつものことだろう」
「そんな…こと」
諦めともつかない気分ではあ、と溜息をつくしかない。これからどうやって帰ろうか。そればかりが今の弥子の頭の中を占めていた。
終わり
神降臨!!!!!!!
GJ!GJ!GJ!
春川研究室がこの上なくエロい空間に思えてきた。
本誌読んだらこの展開ばかり浮かびそうだよ。
ありがとう!!!
GJ!!おねだりする弥子カワイイ(*´Д`*)ハァハァ
エロス!超エロス!
神に乙!!
664 :
644:2006/07/17(月) 22:58:51 ID:Sy1rQnxb
リクエストいただいたようなので、ちょっとだけおまけです。
*****************************************
「人間の基準では、露出度が高い服を涼しそうと言うのだな。
視覚情報だけで感覚が左右されるとは、実に単純だ」
「他人事、みたいに……ふあっ」
「だが、羞恥心を同時に覚える辺り、下等生物にしては複雑と評してやろう」
「うっさい、ばかぁ」
「撮影中何度も肩紐を直していたな。説明しろ」
「ンなの、言えな……きゃうん!」
「言え」
「ふぁ、あ……紐、ずれて……胸、見えそうに、なった、んっ、から……」
「ここがか?」
「あぁんっ! そ、そう……」
「こんな小さなものすら見えそうな服で、下着も着ずに、
大勢の前に立っていたのか。露出狂か、貴様は」
「そりゃアンタが、ふ、ぁああっ! やっ、やぁん……」
「見られて興奮するような倒錯した趣味だったとは知らなかったぞ」
「してな、いぃっ! つっ、か、かんじゃ、やだぁ」
「撮影中はこちらも濡らしていたのか?」
「だ、ダメぇっ、見ないでえ!」
「黙れ奴隷人形。……ほう、洪水ではないか」
「やだぁ……言わないで……」
「こんな淫乱では撮影中もだらだら零していそうだな。
写真を見たら漏らしたものが見えるかもしれん」
「だ、だから、してないっ……! アンタが、するからぁ……」
「主人に責任を押し付けるとは、躾が足りなかったか」
「いやっ、あああっ!」
「上と同じでいやしい口だ。一度口に入れたら最後、咥えて離さん」
「やだああっ! 止め、動か、さないでぇ!」
「こんなに涎を垂らしているくせに、何を言う」
「だって、あぁん! やだ、増やしちゃ、や、ぁあっ!」
「貴様の体は喜んでいるぞ。そら、正直になれ」
「あ、やっ、ダメ、ふぁあああああっ!」
「イったか。では……」
「……いい加減にしやがれ化物共」
「む、なんだ吾代、いたのか」
「『いたのか』じゃねー! 人を呼び付けてアシに使っといて、
後部座席でおっ始めんじゃねーよ! 本番寸前じゃねーかド畜生」
「盗み見とは悪趣味だな」
「見ねーよ! 耳も塞ぎたかったよ! オラ着いたぞ、とっとと降りろ」
「御苦労。さてヤコ、続きは上だ」
「い、いたたた! 頭掴まないでー!」
「……っトに悪質な化物共め……あー、転職してえ……」
*********************************************
馬鹿ネタなのでオチ付きで。
台詞オンリーは意外に疲れました。
続きは皆様の心の中に。
本当にここは素晴らしいネ申々がいきなり降臨するから、気が抜けないな…GJ!!!!
うおお神が来てたー!!!!
>>655も
>>664も超GJ!
ネウヤコの波が来てる…(*´Д`)
あの、今更だけどまとめちゃってごめん、655さんと664さん。
笹塚
石┌┐筐
垣└┘口
弥子
で脱衣マージャンをやって欲しい
石垣をもっとエロそうなのに変えたほうが(ry
じゃあ筑紫で。ムッツリ系
>>664 吾代オチGJ!不憫なやつwww
皆さん乙です。
>>17のまとめです。
更新してなくてすみません…。
3ヶ月ほど留守にするのでその間完全に更新が途絶えます。
出発前にできるだけ更新するようにします。
まとめ氏行ってらっしゃいませ!
無事のお帰りをお待ち申し上げます
>>670 いつも乙です!
あまり無理はなさらないで頑張って下さい
ネウヤコのお祭り開場はここですか?
>>669 筑紫のほうがイイ!
>>670 いつもお疲れ様です!
まとめサイト氏乙
(ネウロ+叶絵)弥子3P落とします。初書き。冗長な割りにエロ薄くてすみませ。
「どけ、女。邪魔だ。」
「そっくりそのままお返しするわよ。」
私の頭の上で、男と女の諍う声が交差する。
だけどそれに私が加わることはなしに、私といえば現実から乖離した思考でぼんやりそれをきいているだけだ。
椅子に座ったネウロが後ろから私の裸の腰をぎゅっと抱えて私を足の間に座らせて、まるで人形を抱えるように抱きしめている。
そのすぐ前に仁王立ちになった叶絵が、確かに私が着ていたはずで、しかし今は全部床に無造作に放り出されている制服下着の一部を片方の足で踏んづけている。
そうして私といえば、着衣を殆ど乱していない二人の間に真っ裸になってはさまれて、只管荒い呼吸である。体のあちこちにはこの二人が同じくらいの量つけた赤い痕が散らばっていて、そうして色んなところがじんじんと熱い。淫猥に。
頭がぼんやりして、今のうちに逃げるべきなのだと理解していても少しも動きたくない。ちゅく、無意識に足をすり合わせると、恥かしい音がした。
ち、と頭の上でにらみ合っていた二人はその内同じタイミングで舌打ちをし、さらに同時に私を見下ろす。
『弥子』
さっきの顰め面は何処へやら、にっこりと甘く微笑んで、そうして私に手を伸ばすのだ。私の肌へ。二人の唇がまた私の首筋を、背中を、腕を、胸を、甘く噛む。
「や、あ」
私の喉から飛び出る、子供がむずがるような声。私はまた逃げる機を逸する。
そう、簡単に言えば私は二人に犯されている。
契機は覚えていない。
覚えているのは私を事務所に訪ねてきた叶絵が、何故か、本当に何故か私の占有権についてネウロと軽い諍いを起こたこと。
(しかし実に不可解だ。何でそんな話の流れに成ったんだろう。というか特にネウロの中で、私が占有権を主張しなくてはならないほどの存在だったことがそもそも不可思議だ)。
それはまるで子供の喧嘩でそれをぼんやりを聞いていた。何やってんだろこの人たち。
まるでその時は人事のように思えたのだ。思えていたのに。
気が付いたら私は二人に肩をつかまれ、え?え?戸惑っているうちに、着衣を全部脱がされていた。
唖然とする私はぺたぺたと無遠慮に私の体に触れてくる二人の、
「どっちが弥子を大事に出来るか、勝負よ!」
「は、卑属が。我輩に抗おうなど片腹痛いわ」
こんな会話を聞くうちに、その内思考は抗うことも忘れ熱におぼれ。
この様だ。なんてことだ。
頭がぼうっとしている。ああ、だめだ、目の前に白い靄がかかってもう自分が何を言ってるのかこいつらが何喋ってるのか。
ぅ、やう、ひあ、あ。気持ち悪い妙な声だけ私の声帯から飛び出してくる。これが私の声なのか。
信じられない、何て無様!しかし二人はこんな声出す私を心底愛しそうに甘い目で見つめている。
ネウロに後ろから頬を舐められる。叶絵が私の胸に手をはわしながら(「きゃう」、また信じられない高い声)私の鎖骨あたりにキスをした。心底優しい仕草。
何なんだこいつら。何が楽しいのこんなこと。あんたたち、可笑しいよ!けど私は彼らの仕草に翻弄されるだけだ。頭が可笑しくなる。
「弥子、我輩のほうが気持ちいいだろう」
ネウロが私の耳元に唇を寄せて囁いた。まるで耳朶から蜜を注がれているようだ。それもとっておきの猛毒の。
だってその声だけで、しつけられたわけでもなんでもないのに反射的にもう足の間がじゅくと熱い。パブロフの犬のよう。
「や、」
つと飛び出た私の声にネウロが笑んだ。
「弥子」
優しい声。こんな声も出せるんだと驚愕した気分で熱に潤んだ瞳で椅子に座って私を抱えるネウロを見上げた。
ネウロは端正な顔で私を見下ろし悠然と微笑んでいる。可愛くてならない自分の愛玩動物を、心から愛おしむ飼い主の目だ。そんな顔も、できるんだ。
それが誰に向けられたものかは熱に浮かされた思考では感知できず、私はただぼんやりそれを見上げた。
「ふぁ、ん」
他を向かない私の視線に満足したのかネウロは酷く魅力的ににこと笑んだあと私の両方の胸の先をつまんでくりくりと捏ねる。
「ぅ、ああ!」
たまらない。一気に広がった快感に、全身が鳥肌たって私の背は矢のようにしなった。
だけどそれも長くは続かない。
「ね、あたしよね弥子!こんなに顔赤くして・・・」
今度は叶絵だ。私の頬をぐっと掴んで自分のほうへ向かせたあと、私とは違って少しほどはだけただけの自分の豊満な胸に私の頭を押し付ける。
ぷふ。ちょ、叶絵、苦しい。
だけど腕も体全部ももうこいつらのせいでちっとも力が入らなくって、叶絵を押し返すことは出来ない。
「弥子、弥子弥子、可愛い・・・」
うっとりとした声が私の頭の上から聞こえる。弥子、弥子。
そんなに弥子弥子耳元で言わないで!あんた一体何なの!叫ぶ声はやっぱり、次の瞬間にはお互いから私の頭を奪い取るように、私の唇を交互に貪ってきたネウロと叶絵に強制に邪魔される。
くちゅ、ちゅぱ。前と後ろに何回も向かされながら、口の中のあらゆるところを舐められる。突かれる、ついばまれる。
軟体動物のように二人の舌が交互に入ってきて私を翻弄して、だからわたしからでてくるのはあついといきだけ。
「はぅ、あん」
ああわたしこれからどうなるんだろう。その前に、いま、どうなってるの、わたし。
きっとその答えを知れば私は羞恥に絶望してしまうだろうから、聞きたくは無いけれど。
「ふん、」
そうして漸く嵐のようなキスが終わったあと、叶絵との攻防に機嫌を損ねたのかネウロの大きな掌が、先端だけでなく私の貧相な胸をいきなり掴んでもみしだいた。
「ひあ、あっ」
そうして、
「・・・うざい」
低く呻いて眉を顰めた叶絵が、仕切りなおしといわんばかりに私とネウロの座っている椅子の前にしゃがみこんで私のお腹にキスをしたあと、その指が信じられないところにいれて沈めた。
つぷ。
要するに、私の足の間の、その奥に。うわ、あ。やだ、やめってってば!
「ひぅああ!やあ、あ」
けど拒絶を吐こうとした唇は、彼女の指が私の中に触れた瞬間背筋を一気に登ったありえない快感に、信じられないはしたない声を吐くだけだった。
何だこの声。死にたい。たったあれだけの刺激でぴくりぴくりと背筋を振るわせる私にそのまま叶絵はぐちゃぐちゃと激しい動きで私の中をかき混ぜる。
「あっああ、ぅあっ、あっ」
くちゅ、ちゅぷ、それは水溜りを踏み越す音でもないし川に石を放り投げる音でもない。もっと淫靡で粘着質な。
「やめ、てぇ、かな、やだよお」
けど言葉とはうらはらに私の中は叶絵の指に絡みついて離さない。
体全部で、叶絵の与える快感をおっている。ゾクリ。おなかのなかがけいれんする。
どろどろと量を増した私の名前の知らない液体が椅子をどんどん汚していくのが、そこをみずともはっきり分かった。
そうして私を上目遣いに見つめている、「嘘つき」、叶絵のからかうような声も。
まるでそれは悪魔の女王ように淫靡で淫猥で、その声にさえ背を震わすうちに指が増やされ私は更にのけぞった。
そうして私の首筋に噛み付いたネウロの、手の片方が叶絵が弄んでいるのと同じところに、肌沿いにゆっくりと落ちていく感覚。
「弥子」。「弥子」。私を性懲りも無く呼ぶこえがする。
だから何なのあんたたちは・・・!何だかもう諦めとも呆れとも付かない気分だ。
私はどうしようもなくなって目を閉じた。
何でこんな事になってるんだろう。どうなるんだろう、私。私が一体何をしたの・・・。
だけどそれはこの二人に聞かないと所詮解を得ない問いで、そうして聞いたとしてもどうせ下らない答えしか返してくれないのだろう。
例えば「だってしたかったから」。一番可能性のある予想だ。或いは「弥子が好きだから」とか万が一。そんなこと言われたらどうしよう・・・。いや、恐ろしい。
そんなことをこの二人に面と向かって、子供みたいな無邪気な笑みで言われたら私はどう反応したらいいのだ。
熱が意志をどんどん奪っていく。くちゅじゅぷ。私のどろどろに蕩けた其処の、真っ赤に充血してとがったところをまるで豆粒のように弄くるネウロの手と、3本に増やされ私の中で暴れる叶絵の指が奪っていく。
「やっあああっく、ぅあああん」
私の声がどんどん動物じみていく。このまま理性を失うのもそう遠い未来の話ではないだろう。ああしかし。
もう何か全部もうどうでもいい。自棄に成った思考で考える。好きにしなよ、もう。恐ろしい事にそんなことを考えている。
そうだ、何が恐ろしいって、この二人の横暴をもはや許す気になっている自分だ。こんな、私の都合なんか一個も考えない身勝手を。
それがつまり、私の二人に対するどういう感情を表すのかと、それ考えることが一番怖い。
本当に、怖い。それはこの行為への受容を、或いは、かすかな、歓喜を。意味するからだ。
あまりにも恐ろしい恐ろしすぎる。
だから、その答えに行き着く前に私は思考を完全に放棄した。
『弥子、可愛い』
もう聞き取るのも億劫に成った聴覚の世界で、二人の声が重なった。気がする。
終わりです。二人とも要するに弥子が大好きって事で弥子も二人のことが・・・ってことで。
エロもっと頑張りたかったorz
GJ
うおー!
GJGJGJ!!
初めてでスゴい!!
GJ!!GJ!!
また、よかったら書いてください。
ぐっじょぶ!!十分エロかったよ。
張り合ってる二人が子どもっぽくて微笑ましかったw
弥子モテモテで困っちゃうね!
_,,..i'"':,
|\`、: i'、
.\\`_',..-i ティッシュ置いとくね
.\|_,..-┘
笹塚さん誕生日記念に笹ヤコこないかなー
笹ヤコ 甘々を書いてみました。
お気に召されれば幸い。
692 :
完熟バナナ:2006/07/20(木) 23:22:16 ID:V1JQoHnx
「折角の誕生日だからケーキを作ってきたんですけど…けど…」
「けど?」
今年は誕生日を、部屋一人で祝わなくてもいい。
二人でいることだけでよかったのに。
「卵を入れ忘れて…もちもちしちゃいました…」
箱の中は、皿に入ったケーキのようなもの。
なんだかもちもちしている。
「これはこれで美味しそうだけど?」
持ってきてもらったのでパッと一口取る。
美味いじゃないか。
ケーキというよりは蒸しパンに近いかな。
「バナナケーキを作りたかったんですよ。だけどなかなか焼けなくて…おかしいと思ったら」
「卵入れ忘れたんだね。でも」
ちゅ
「ほっぺと同じくらい美味しい。」
「笹塚さん…」
実際、美味しいんだからしょうがない。
「デザートの前に、弥子ちゃんを食べたい」
693 :
完熟バナナ:2006/07/20(木) 23:24:33 ID:V1JQoHnx
別に足りない訳じゃない。
でも、久々に会って食欲が満たされそうならやっぱり次の欲へ向かうと思うんだ。
そういうことにしておこう。
「じゃぁ、冷蔵庫貸してくださいね」
「いいよ」
彼女も慣れたものだ。
最初はウチに来るのも恥ずかしがっていたのに。
でもさすが食いしん坊の彼女、最近はご飯も作ってくれるくらいに家に来る。
自分ではまともに食べているつもりなんだがな…
「煮物も持ってきたので、食べてくださいね。」
「わかった。いつもありがとう」
「いえいえ!気にしないでください」
エベレストパフェ(連れて行ってよかった。とても感動していたなぁ)を見たときと同じくらいの笑顔。
そんなに嬉しいのか…。
「片付けたら、おいで」
「はい…」
694 :
完熟バナナ:2006/07/20(木) 23:25:22 ID:V1JQoHnx
「口では緊張してるけど」
「うう」
「こっちは緊張かなりほぐれたね」
「あんまり…言わないでください…」
ヤニ臭いソファーベッドでも彼女は文句を言わない。
むしろ好きだ、と言う。
コーヒーとクッキーに合いそうな匂いだから、というけど弥子ちゃん、コーヒーにタバコは普通タブーなんだけどな。
そんな話も二人で横になりながらしたっけ。
「でも、話してるとどんどん濡れてくるし」
「いやぁ…」
服はゆっくり脱ぐ。
警察と女子高生なんてタブーを感じながら。
実際弥子ちゃんは制服が似合う。
「胸もかわいいよ」
「そうですか…?助手にいつもからかわれるのに」
「…それは好きな子をいじめるタイプなんじゃないのかい?」
「いえいえいえいえいえいえいえ勘弁してください!」
そうか?あれだけ一緒にいるんだし、好きの裏返しだとてっきり思ってたけど。
むしろ付き合ってるんだと。
今と同じくらい否定されてびっくりした事、あったなぁ。
本当に何もないんだ。じゃ。
695 :
完熟バナナ:2006/07/20(木) 23:25:52 ID:V1JQoHnx
「いいや、容赦しない」
「え?…きゃああ!!」
甘酸っぱい。
指からはかすかにバナナの匂いがしたけど、弥子ちゃん自身からはもっといい匂いがする。
「おいしいよ」
「そんなとこ…だめですってばぁ…!!」
「どんどん流れてくるし。感じてるんだね」
恥ずかしがらせるのは半ば確信犯。ごめんね、でも可愛いよ。
「あ…もう…」
「まだだめ」
「あっ」
達しそうなところでやめると、欲しそうな目がすごく可愛い。
ごめんね、弥子ちゃんはとてもいい子なのに。
「くちゅくちゅして気持ち良さそうだから、入れさせて」
くるっとひっくり返すのがラクだ。
あれだけ食べて何処に入ってるのかと思うくらい軽い。
「このポーズ、恥ずかし…あ、あぁん!!!」
696 :
完熟バナナ:2006/07/20(木) 23:26:54 ID:V1JQoHnx
当たるまでぐっと入れようとするけど、なかなか入らない。
「あんまり絞めないでくれる?」
「絞めてるつもり…ない、ですっ、あああんっ」
あったかくて気持ちいい。
初夏だからもうドライかけてけど、あんまり意味ないかな。
でも常温だと暑いし。
「力抜いて、ほら」
と言いながら胸を触るのも確信犯と言うのだろうか。
「だめぇ!だめですぅぅぅぅ!!」
「笹塚さん…誕生日過ぎてますよ…?」
「んー?バナナもちおいしく頂いてるよ」
「いや、そうじゃなくって…」
服を着ながら不満そうに呟く。
あれから4〜5回したけど誕生日だからいいって事で。
「夏祭りにはチョコバナナ食べさせてあげるから」
「本当ですか!!ありがとうございます。」
げんきんな子だなぁ…
次は浴衣姿の弥子ちゃん、見れるかな?
697 :
完熟バナナ:2006/07/20(木) 23:27:57 ID:V1JQoHnx
以上。
笹ヤコもみだらな行為で捕まりますか…?
むっはー乙ですww
職人さんを逮捕しちゃいたいですよ
GJGJGJでーす!!!
リクエストしてよかった…ニヤニヤ通り越して満面の笑みな自分がいるYO!
最後のチョコバナナで深読みしてしまったのですが…
え?ちがうの?
GJ!!
ラブラブで可愛い二人だなあ。
ところで、全然可愛くないネウヤコを今夜投下するつもりだったけど、
このほのぼのな流れを止めるに忍びないので明日にする。
そんな焦らしプレイしないでおくれ
702 :
バナナの人:2006/07/21(金) 00:55:39 ID:qAlIQlBE
ネウヤコ投下されるまで待ってる、全裸で。
バナナ書いて良かった…!!!
チョコバナナは繋がりを持たせるためもあり、エロもありです。
>>702の神が風邪をひくといかんから自分も一緒に待ってます
全裸で
>>702 遅ればせながらGJでした!
確信犯な笹塚、最高です!
>>700 ネウヤコもwktkして待ってます
705 :
双喰い:2006/07/21(金) 01:16:43 ID:jcWpj7gB
うわー、バナナの神と703、最近は夜寒いから全裸はいかん。
という訳で投下。
ちなみにラヴい要素は今回全然ないよ。
「…、っう…」
苦しげな声が細い喉の奥でわだかまっている。
虫けらのように貧弱な女の、そんな苦悶の姿はまあまあ悪くない。このところやた
ら苛立たしい厄介ごとがあったせいで、さしものネウロもこの訳の分からない腹立
ちをどこにぶつければいいか分からずにいたのだ。
なに、思えば簡単なことだった。
いつものように何も知らずにやって来た弥子を追い上げ、このようにして翻弄しさえ
すれば済むこと。この貧弱な体と脳を持つ愚かな女は、言葉など何ひとつかけず
にこうなったことを勝手に都合のいいように解釈していることだろう。
ソファーに寝そべったまま、ネウロは我が意がこうも思い通りになっていくことにわ
ずかばかり機嫌が良くなり、忍び笑う。
「ヤコ」
偽りの優しさを滲ませて囁く声に、ぎしぎしとソファーを軋ませて腰を振る弥子が
切なく反応した。
ガムテープを貼られた口が、後ろで縛られた両腕が、ショーツひとつ脱がさないま
まネウロの上に乗る形で貫かれている陰部が、快感と苦痛の狭間で血を流さん
ばかりに悲鳴を上げている。それでいて潤みきってネウロを見る目には何の嫌悪
も恐怖も感じない。
やはりだ。人間の女特有の履き違えた馴れ合いの感情が、何がしかの好意をも
たらしているのだろう。そんな屑のようなものは理解する気もないが、利用するに
は都合がいい。
「いい態度だ、ヤコ」
「う、ぅ…」
暇潰しのつもりでこっちの方も仕込んでみた甲斐があった、少しは気休めになるし
思いの外そこに微弱な謎の気配も感じ取れる。以前よりは比較的安定した謎の
供給で空腹は凌げているとはいえ、喰える謎があれば確保していたいのは当然
の話。
その程度なだけだ。
706 :
双喰い:2006/07/21(金) 01:17:36 ID:jcWpj7gB
「可愛いぞ、ヤコ」
まるきり欠片も思っていないことをおざなりに吐き出せば、繋がった部分が弥子の
意思のようにふわりと熱を帯びる。生意気にも感じているのだろう。
ならば、ネウロ自身にはその気すらないが形だけはくれてやってもいい。
「んぅぅ…んっ…」
腰を突き上げ始めると、嬉しげに身をくねらせて少しでも快感を絞り取ろうと足掻く
貧弱な姿が本当にゴミ虫のように見えた。
「ぐっ、ぅん…ん」
ネウロを咥え込んでいる内部が面白いほど強く引き絞られた。ねっとりと弥子自身
の垂れ流す愛液で濡れそぼったそこが、腰を振る度にぐちょぐちょと卑猥な音をた
てて絡みつく。
ますます弥子は、只でさえまずい顔に涎でも垂れそうな下卑た表情を貼りつけて
いく。あられもないことこの上ない。単なる粘膜が擦れ合っているだけだというのに
何という浅ましい女だろう。
全く人間というものは、ゆえに下らない。
だが、こうして言葉を封じ、腕の自由を取り上げた上での行為は快い。
何故、どうして。
言葉に出来ずに押し込められるしかない感情は、どす黒く堆積していきやがて腹
の辺りに滞る。女そのものの謎、とはつまりそういうものだ。言うに言われぬ感情
が血の道を流れ、発散出来ないままでいる。
謎の質としては大したものではないが、喰えないこともない。その供給源がこの
女であるなら、当分はこうしていたぶってみようか。
どうせ、弥子はもう文句も言わないだろう。
こうして体を喰わせてやっているのだから。
「ん、ぐっ…んんんっ!」
勝手に身悶え、勝手に快楽を極めていた弥子がようやく達したようだ。まんまと
術中に嵌っていることも知らずに。
新しい楽しみを見つけた子供のように、急に無邪気な顔になってネウロはおかし
そうに笑った。
いずれそれにも飽きたら、腕や足の一本も折り取ってやろうか。
謎の為ならどうということもない。
終わり
ごめん。
本当はいつももっとラブラブなんだ。
これだけではあまりにも何なので、バカラブなのも書いてみた。
連投は避けるべきなんだけど、口直しの意味で投下。
バナナの神に影響されたしさ。
チョコバナナな悲劇
「わーい、お祭りお祭りー♪」
夏祭りの夜、浴衣姿で出かけた弥子は、高校生にもなって食べ物の屋台に目が
釘付けだ。特に、今夜はたっぷり小遣いを貰ったので何でも好きなだけ食べ放題
出来ると目がぎらぎらしている。
「で、何でネウロもついて来るの?」
既にイカ焼きやタコ焼きを両手にほくほくしている弥子は、この浮かれた場所に全
然似合っていないデカい魔人に声をかけた。
「その調子では、いずれ貴様は何やら失態を犯すだろうな。その時にはフォローも
必要だろう、それだけのことだ」
「ふへー」
弥子はあっと言う間にイカ焼きとタコ焼きを頬張って、合間に間の抜けた返事をす
る。何といっても今夜は一年に一度しかないのだから、楽しまなければ損だ。
「あ♪チョコバナナー♪」
そこいらの屋台をほぼ壊滅状態にしながら、弥子が次に目をつけたのはカラフル
なチョコバナナだった。
「わーい。とりあえず、十本下さい」
「はいよ、お嬢ちゃん」
気さくに笑ったテキ屋のオヤジは何も知らない。三十分後にこの屋台も一人の女
子高生によって壊滅させられることを。
後の世で、この夏祭りの夜のことは「通り過ぎた後には草木一本生えない、食の
ゴジラ現る」と伝説になったほどだ。
「はー、美味しかったぁ」
帰り道で、すっかり満足しきってお腹をさすっている弥子に、呆れ果てたようなネ
ウロの視線が突き刺さった。
「恥を知るべきだな」
「ふんだ、いいじゃないの」
確かに女の子が脇目も振らずに食べ続けるのはちょっと品がなかったかな。ちょ
っとズレたことを考えながらも、夜風に吹かれてふらふら気分良く歩く。
「チョコバナナ、と言ったな。あんなものがそんなに喰いたいなら、まだあるぞ」
「えっ」
もう満足しているというのに、そこで目をきらきら輝かせるのが食魔人である弥子
の哀しさだ。
「もう一本だけな」
「えええっ!??」
一体何を言われているのか分からず、パニック状態に陥っている弥子を見下ろし
て、ネウロはにやーっと笑った。
「有難く、喰うがいい」
暗転。
終わり
うおおGJです双食いよかったよ!好きだこんなの
甘甘もそうでないのも書ける職人GJです
2作か!?2作投下なのかー!?
グッジョブでーす!
GJ!
バカエロも楽しいけどドライでダークなのもいいね。
ネウロがSM通り越して猟奇プレイに走りそうだ。
味覚さんはもうこないのかな…
今フジに弥子並の食通が出てる!
見た。
食通でありながら大食いな男だね。
フードファイターもそうだけど、よく食う奴に限って妙に細いよな。
なんか大食いの人ってそもそも消化吸収の効率が悪いらしいな。
胃で消化しきれないうちに腸に流れていってしまうとか、あっという間に肛門から出て行ってしまうとか。
好きで大食いになったと言うよりは大食いする必要があるって感じ。
夏といえばお祭り!浴衣!
というわけで浴衣プレイきぼn
すごく…おっきいです…
本スレえらいことになってるな、めでたきかなめでたきかな
>>718
ちょwwwえろすぎwww 毎度GJなコラ。
ところで笹塚×ヤコを投下します。
やったもん勝ちの入院ネタ、エロは少なめです。
721 :
入院ネタ 1:2006/07/24(月) 01:39:00 ID:DDLVT4uA
そのとき、笹塚は不機嫌だった。
「いいじゃん、ね?」
軽いノリで弥子に言い寄るのは、19の若さで刑事だという特例職員の匪口。
電子ドラッグとやらの話をし、笛吹らが病室を後にした。
その直後、彼女の肩に手を乗せ「桂木、お前どこの高校」と、こう来たのだ。
「なんで教えなきゃなんないんですか」
「えー、もう俺らトモダチじゃん。これから捜査でもいっしょになるだろーし仲良くしよーよ」
馴れ馴れしい態度は、笹塚の気分を逆なでする。
機械的にイカゲソを口に運んでいるが、そろそろ平静を装うのもつらくなってきた。
視線はしっかり匪口を捉えていて、親しい人間なら怒りが混じっていることにもすぐわかるだろう。
弥子は匪口をあしらいながら、冷や汗をかいているようだった。
「じゃあさ、家は? 家、近くだったら送ってこっか?」
「匪口」
もう辛抱ならない。「こんなとこで油売ってないで帰れ」
匪口は肩をすくめて
「はーい。っつうか、アレ? 嫉妬ってやつ?」
「……」
「なんだよそういう関係かよ、お二人さん」
「匪口」
「はいはい、お邪魔虫は退散しますよっと」
ニヤニヤしながら適当な返事をし、「お幸せに!」という言葉をかけて部屋から出て行った。
あとには弥子と笹塚と、気まずい空気が残った。
「……イヤだったら、ちゃんと断らなきゃ」
「ごめんなさい…」
「弥子ちゃんがよくても、俺がイヤだから」
「……うん」
「おいで、弥子ちゃん」
固かった表情をくずし、少女に手招きする。
弥子は笹塚にまたがってきて、唇を重ねた。
722 :
入院ネタ 2:2006/07/24(月) 01:41:55 ID:DDLVT4uA
いったん唇を離して、至近距離で目を合わせる。少女はふわりと笑って、
「笹塚さん、だいすき」
再びキスをしてきた。
あばら骨の負担にならないように気遣っているようで、全体重が笹塚の膝にかかっている。
柔らかなその感触が、禁欲生活を強いられている男にどれだけの刺激を与えるか。
弥子は無自覚すぎた。
唇を合わせながら、笹塚は髪を梳いていた手のひらを移動させる。
「ん? ……んぅっ」
スカート越しに弥子の尻を撫でた。数度往復したあと、スカートの中に潜り込ませる。
「っ!? ……ふう…んっ」
戸惑った弥子は抵抗しようとしたが、抵抗を禁じるように笹塚は舌を侵入させた。
舌の先端が触れ合うと、ちいさな身体がふるえる。
指先は、下着の上から女の割れ目をゆるゆると撫でさする。
「…っ、んあっ…!」
舌を絡めて、声を出すことを許さない。
弥子の下着にはすでに蜜が滲んでいた。
制服をブラジャーごとたくしあげ、ちいさなふくらみを片手でやわやわ揉みしだく。
その愛撫に感じてしまったらしい。
芽に似た器官が固くしこっているのをまさぐって、下着の横から指を入れてやる。
「んっ!」
直に触ったそこは、ひどく熱く、とろけていた。
女性器からとめどなく溢れる愛液をすくい、クリトリスになすりつける。
「んぅ! ん! んんっ!」
少女の身体が大げさなほど跳ねた。
そのまま敏感なそこをもてあそぼうかと思った矢先、急に弥子は唇を離し、
「い、いま脱ぎますから、ちょっと待ってください」
と抗議した。
「あ、ごめん」
「下着も制服もダメになっちゃう」
制服着たままでも別にいいんだけどな。
ひそかに惜しみながら笹塚は、一枚一枚脱いでいく弥子を愛でていた。
723 :
入院ネタ 3:2006/07/24(月) 01:43:15 ID:DDLVT4uA
弥子が上下するたびに、ベッドが軋む。
「あ、っ……はぁ…っ」
汗に濡れた裸身が、快楽を求めて悶えている。
弥子は横たわる笹塚に馬乗りになって身体を繋いでいた。
初めこそためらっていたが、
「何度かやったことあるから大丈夫でしょ」
と言うと、恐る恐る跨ってきた。性器の先端を当てがう。
「ひゃ…あ、っああ」
「………くっ」
熱い粘膜が覆ってくる。
痛いくらいに勃ちあがったそこを、柔らかくきつく包み込む弥子の内部。
互いの粘液が潤滑油となって、途中で止めようとしても止まらない。
すぐに根元までくわえ込んでしまった。
「大丈夫?」
しばしの間、動かなかった弥子を見かねて声をかける。
「はい……だいじょぶ、です」
「じゃあ、遠慮なく」
「あ! ああっ!」
笹塚が2,3度、腰を打ち付けると、弥子はきゅうきゅう締め付けて悦び鳴く。
少女も、身のうちを焦がす快感に耐え切れなくなったらしい。
「ささづか、さぁん……ッ」
腰を浮かせて引き抜き、座り込むように挿入。
ぎこちない抽送だが、互いの身体に快感を伝えるには充分だった。
「弥子ちゃん」
手招いて、近づいた顔は引き寄せられるように唇が重なる。
絡んだ舌、触れ合うたびに快楽は増す。
慣れない動きで腰を振り続ける弥子の、赤く色づいた乳首をつまんでみる。
「んんっ……! ん…!」
男根を覆っていた粘膜が嗚咽するように収縮する。
少しの間びくびくと震えてから、弥子の身体はぐったりと力が抜けた。
724 :
入院ネタ 4:2006/07/24(月) 01:45:07 ID:DDLVT4uA
「どうしたの」
「……ぁ…」
「もしかして、いっちゃった? 一人で?」
力なく首を振る少女の頬が赤いのは、興奮や暑さのためではないだろう。
照れてうつむく弥子の様子に、笹塚は興奮を覚えた。
「かわいい、弥子ちゃん」
いまだ繋がったままの部分を少し引き離すと、愛液でてらてら光る性器が目に入った。
「弥子ちゃんの中に入ってるの解る? 触ってみなよ、ほら」
「やだぁ……」
「だめ」
弥子の手をつかんで、結合部へと誘導する。
絶頂の余韻に浸る弥子は、されるがままだ。
「あ…ッ!」
「ごめん、間違えた」
女陰ではなく陰核へ手を導いて、笹塚は弥子の手を使ってそこを弄る。
重なる手が上下左右に動く。
男の力に抗えず、少女はただ従順に自分の芽を転がした。
「……あ! あっ、あん」
「すげ、やらしい」
「っ! そんな、ささづかさん、が、ッ……あああ!」
濡れそぼった性器はひどく狭く、自身を押し込むのに途方もない快感が襲う。
背筋を這い上がる感覚をもう無視できない。
「……ッ、いく…」
笹塚が溜め込んだ精を放つ瞬間、弥子も二度目の絶頂を迎えた。
固ささえ感じるくらい狭まった膣中に白濁を注ぎ込む。
「笹塚さんのばか。変態。ロリコン」
「ちょっと、弥子ちゃん」
「人非人」
「ごめんって、ほんとに」
笹塚の隣で、背を向けて横たわる弥子が罵倒しているのには理由があった。
「どうしてゴム使ってくれなかったんですかー……」
「いや、ほんと、ごめん」
避妊具なしでの性交はご法度。暗黙の了解を破った彼に怒っているのだった。
「あかちゃんできちゃったらどうするんですか、笹塚さんのばか」
「じゃあ結婚しちゃおうか。そのときに備えて」
さらりと言う。
「俺はいつでもいいよ……ッぶ」
「そ、そそそういう問題じゃないの!! 笹塚さんのばかぁぁぁあ!!」
「や、弥子ちゃん」
枕を投げつけ、半裸のまま病室から飛び出す弥子。
出た瞬間、弥子を諦めきれず廊下を往復している匪口と正面衝突するとも知らずに。
おわりです。ありがちネタだけど(゚ε゚)キニシナイ!!
エロス!!GJ!
匪口ネタで続きお願いします!!
GJ!
匪口ネタ、以前も超エロスなのあったけど、なんか期待したい。
神よ、おながいします。
ドドドドラマCD…!
>>728 10月か11月に出るであろう8巻と共に、自分の代わりに買っといて下さい
めでたいことですね。
随分と既出な物を・・・
来週らしいよ
>>718 亀レスなのだが、モザイクかかっただけなのにえらい劣情そそるなぁw
>>720 GJGJ!!
もう笹ヤコ見れるだけで幸せなのにエロなんて…!
しかもその後半裸で匪口とぶつかったのが超気になるよ!
>>717のリクエスト、浴衣プレイ書いた。
では投下。
「ネウロ、見て見て。今年の浴衣だよー」
今年初めての夏祭りは週末にやって来た。
その日の夜、弥子は二週間前にデパートで買った浴衣を美和子に着付けて貰って
うきうきしながら事務所に向かった。生成り地に青いカサブランカが一面咲き乱れて
いる、少しだけ大人っぽい柄が一目見て気に入ったのだ。
どうせ気の利いたことは何も言ってくれない無粋な魔人だけど、それでも見せたか
った。
「…何だ、その装束は。貴様の貧相さを引き立てるだけだな」
浮かれる弥子を一瞥して言った台詞がそれだった。まあ予想していたことだし、ど
ちらにしてもお披露目だけはするつもりだったから構いやしない。
「じゃあ、私はこれで今日は退散するね。お疲れー」
こんな奴に何かを期待するのはバカげている。これから一人で夏祭りに行くつもり
でカタカタと下駄を鳴らし、ドアへと向かった弥子に向かって意外な言葉が投げか
けられる。
「待て」
「え?」
「そんな格好でどこに行くつもりだ」
「神社の境内の夏祭り…昨日行くって言ったじゃん」
いきなりどういうつもりだろう。すっかり行く気になっていた弥子を引き止めるなど。
「そうか。ならば我が輩も行こうか」
やはり、今夜はおかしい。突然、弥子が思いもしないとんでもないことを言っている
のだから。
「あんたなんかが行ってもつまんないところだよ。興味を引くものはきっとないし」
「それは行かねば分からんだろう」
「…そりゃあそうだけど…」
何だか知らないうちに、いいように押し切られてしまった。本当はネウロと出かけら
れたらいいなとは思っていたけれど、まさかこんな形で叶うなんて思わなかった。
夏祭りの華はずらりと並んだ屋台。
それは一夜の幻のように、子供たちにとってはこの上なく楽しく、大人にとっても懐
かしい郷愁を誘う。まるで過去と現在と未来の時間が乱雑に錯綜し、交じり合うよ
うな不思議な感覚が楽しい中にもあった。
弥子も子供の時はそうだった。
いつまでも時間を忘れて屋台の並ぶ中をぐるぐる回っては、おもちゃやお菓子を両
親から買って貰った憶えがある。いつまでもそこにいたかったけれど、知らない間
にどこかへ連れ去られてしまうような怖さも少しだけあった。
「ネウロ、あんたは楽しい?」
両手にチョコバナナとリンゴ飴を持って交互に齧っている弥子が、押し黙ったまま周
囲を無表情で眺めているネウロに声をかけた。あの表情ではとても楽しんでいるよ
うには思えない。だったら事務所でいつものようにパソコンのディスプレイでも眺め
ていれば良かったのに。
そう思ったが、後が怖いので口には出さなかった。
周囲の楽しそうな声が見えない壁のように思えた。明らかにネウロだけがこの場か
ら浮いている。
「ネウロったら」
「うるさい」
一時間ほどそこにいたのだろうか。ある程度見るものは見尽くしたと言わんばかり
にネウロはわたあめを頬張っていた弥子の手を引いた。そしてそのまま歩き出す。
「え、ま、待ってよ…帰りたいんなら一人で…」
「黙れ」
慌てる弥子をネウロは一言で竦ませた。
本当はまだ色々と食べたいものがあった。こんな時でもなければ口に出来ないも
のをずっと狙っていたというのに、どうしてネウロのわがままで中断しなければいけ
ないのだろう。何だか悔しくて、だんだん遠くなっていく神社の境内を一度振り返り
ながら弥子は唇をきゅっと噛んだ。
「ネウロ」
賑やかだった境内とは打って変わって、周囲はだんだん暗くなっていく。
「ネウロってば」
返事はなかった。
「もう、怒るからね。だから最初に言ったじゃん。つまんないと思うんだったら一人
で帰ればいいのに。私まで巻き込まないでってば」
まだ夏祭りに未練たっぷりの弥子は、少しだけ興奮してわあわあと言い募った。だ
が、最後までは続かなかった。ちょうど住宅街の入り口に差し掛かり、おあつらえ
の物陰が出来たとばかり塀と塀の隙間に連れ込まれたからだ。
「いきなり…何」
必死で拒もうとする弥子の体は、とっくに抱き込まれて麻痺を始めていた。黙って
ネウロの言うなりになっていれば、きっと気持ちいいことが待っている。いつもそん
な風にされていたから、体はすっかりパブロフの犬よろしくこの先に与えられてくる
快感がきっとある筈だと、勝手に濡れてきていた。
「ほう、口では嫌がっていても大したものだな」
「あ、勝手なこと言わないで…」
生温い息が唇にかかった。惑わされる、そう思った途端に塞がれてもう何も考えら
れなくなる。今日は本当に夏祭りを楽しむつもりだったのに、どうしてこんなところ
でネウロに犯されようとしているのだろう。
そして、どうしてそれを望んでいるのだろう。
父親が生きている時の弥子だったら決して今の姿など想像してもいなかった。
一体何が変わってしまったのだろう。
急に切なくなって、ぽろりと涙を落とした。だが、それが弥子に残されたなけなしの
理性の最後だった。
「はひっ…」
せっかく着付けた浴衣は無残にも乱されてしまっていた。
薄い乳房の片方を乱暴に舐め回されながらもう片方を痛いほどに大きな手で揉み
しだかれ、愛液をきりなく零し続けている局部は残りの片手の指が奥の奥まで暴
いて突き上げる。その激しい動きに、また感じてしまって恥ずかしいほど濡れてい
くのだ。浅ましさに心が痛む。心は痛いのに死ぬほど気持ちがいい。もう頭の中が
真っ白になってしまい、自然と両腕がネウロの首へと回されていく。
「あぁんっ、ネウロ…おっ…」
はぐれた小鳥のように喘ぐ弥子の唇の端から、意識することのない涎が垂れ落ち
ていった。ほんの戯れのようにぺろっとそれを舐め取ってから、ネウロは次の行動
を開始した。弥子はもう快感の極みで忘我に陥っている。右足を抱え上げられて、
わずかに意識が覚醒したのか艶麗な笑みを浮かべて誘ってきた。
この世には咲いていない花のように。
「来て、ネウロぉ…早く、来て…」
「ヤコ、貴様は面白いな」
「私、あんたしか知らないんだからぁ…」
「ああ、そうだな。可愛いぞ、ヤコ」
可愛い?
わずかな正気に、その言葉が残った。
ぬらぬらとした先走りを零す先端が、待ち構えているそこを滑らかに捏ね上げてい
た。ほんの少し入れては引き、クリトリスを擦っては戻り、そんなことを繰り返して
は弥子を限界まで喘がせる。
「あ、ぁあ…ネウロ、私、可愛い…?ちゃんと言って…可愛いって言って…」
「可愛い、貴様は我が輩を惑乱するほどに可愛い。これでいいだろう」
「ん、うん…嬉しい…」
あまりにも気持ちが良くて、今にも精神が焼き切れそうだった。言葉が嘘でも本当
でも別にどうでもいいことに思えた。今こうして最大限の喜びを感じているのなら。
ずぶ、と先端が潤んだそこに突き立てられる。
「あ…ぁん…」
「ヤコ」
「ネウ、ロぉっ…もっと来てぇ」
狭い内部が快感を訴えている。ずぶずぶと一番奥までを犯していくものに、完全に
弥子の理性は途切れてしまった。
「あぁああっ!ネウロ、ネウロぉおおっ!」
ここが静かな住宅街であることも、もう頭の中から抜け落ちている。蕩けきったそこ
に待ち続けていたものを受け入れただけで、嬉しくて嬉しくて心がぱちんと風船のよ
うに弾けてしまいそうだ。
激しく腰を突き入れながら、淫らに変貌していく弥子を眺めてネウロは満足そうに笑
っていた。
「ん…ふ」
一瞬、波が引くように内部からずるりと抜け出ていく熱に思わず全身がわななき、必
死で逃すまいと締め上げただけで凄まじい快感が背筋を駆け上がる。最初はただ
入れられただけで痛くて苦しかった筈なのに、どうしてこんなに体が馴染んでしまっ
たのだろう。
「あぁんっ、ネウロ、ネウロぉっ…」
「ヤコ、もっとだ。更に感じてみろ」
「はぁ…ダメ、もう私…ダメ…」
強く抱き締められる腕の中で、感電したようにびくびくと身を震わせながら弥子は夢
うつつでネウロの名を呼び続けた。潤みきった内部を抉り続けるものは、その間も
凶器そのもののように硬度と大きさを増していく。
「あ、あ、あん…いい、すごいよ、ネウロぉ…おっきい…」
呂律の回らなくなった口調が、とうに忘我していることを伝えている。
「ヤコ、そろそろいくぞ」
「ん…うん…来て、すぐに来て!」
必死で叫んだ直後、痛いほど背中が塀に押し付けられて何度も壊れるほど激しく突
き上げられた。
「いやあ!あ、あ、あはあぁ…」
もう何もかも忘れて、弥子は声を上げ続けた。
あまりの快感に痙攣を起こしながらも愛液を零し続けている内部に、マグマのように
ひどく熱い精液が叩きつけられたのはそのすぐ後のことだった。
しばらくの間、弥子は激し過ぎた快感の反動でぼんやりと人形のようにその場に座
り込んでネウロに体を預けていた。
もちろん、浴衣など自分では着付けることなど出来ない。今は周囲に誰もいない夜
だからいいとして、どうやってここから出て行けばいいのだろう。そして、母親にはど
う言い訳をすればいいのか。
そんなことを考えると、目の前が真っ暗になりそうだった。とりあえず羽織っただけの
浴衣の感触が妙に冷たい。
きゃははは。
遠くから家族連れらしい楽しげな声が聞こえてきた。
気付かれたら困る。咄嗟にそう思って身を固くした弥子は、通り過ぎる親子三人連れ
の姿に目が釘付けになった。
『楽しかったね、お父さん、お母さん』
『弥子は本当にお祭りが大好きだね』
『うん。だってすごく楽しいもん』
わたあめを手にした幼い頃の弥子がそこにいた。着ている浴衣の柄も見覚えがある
白地に赤い撫子。
娘のあどけなく愛らしい様子に微笑んでいるのは、当然若かりし両親だった。これは
一体どういうことだろう。こんな幻を見るなんて。
「あ…」
「気に留めるな」
思わず立ち上がろうとした弥子を、隣に座っていたネウロが引き止めた。
「珍しいことではなかろう。人間界の時間軸は案外いい加減だ。こんな祭りの夜は貴
様等が頑なに信じ込む常識のたがが外れる。従って時間軸の根底が揺らいであん
なものを見せるのだ。危ないところだったな」
「え?」
「下手をすれば、別の次元に取り込まれていたかも知れんぞ」
「そんな…」
弥子には詳しいことなど何も分からない。どうして幼い自分がそこにいたのか。
けれど、あの時一人で夏祭りに出かけてしまっていたら、得体の知れない幻に取り
込まれていた可能性がある。
もしかしたら、祭りになどこれっぽっちも興味がない癖に一緒に来たがったネウロは、
こうなることを最初から知っていたのだろうか。だから助けてくれたのか。
本当のことは何も分からない。
「帰るぞ、ヤコ」
「え、だって…」
浴衣も帯もすっかり脱がされている。形だけ取り繕うことなど出来ない状態だ。あれ
これ迷っていた弥子の体は、纏っていた浴衣ごとぐっと抱き上げられた。
「ネウロ…私、こんなの嫌…歩けるのに…」
「その状態でか。分かりやすい嘘をつくな」
さも面白そうにネウロは笑い、そのままずかずかと大股で歩き出した。目指す方向
は決まっている。
「今夜は事務所に泊まるんだな。祭りで騒ぎ過ぎた、喰い過ぎた。色々と理由はつけ
られるだろう。明日になったら服は手伝いの女にでも持って来させればいいことだ」
とんでもないことを言う男だ。嫁入り前の娘が勝手に外泊なんて、しかも夏祭りの夜
になんて、何か途方もないことを勘繰られそうな気がした。
「だって、そんなの変な想像させるじゃん」
「今更だろう」
ネウロは何故か上機嫌だった。浴衣も帯もぐるぐると体に巻きつけたまま、弥子は
荷物のように運ばれていく。思いもかけないことがたくさんあったけれど、やはりこれ
だけは言っておかなければならなかった。
「ネウロ、助けてくれたんなら…ありがとう」
返事はなかったが、伝わってはいるだろう。これでいいんだと胸の中で呟いて、少し
だけ目を閉じた。
わたあめが大好きで、優しい両親の手を握って愛らしく笑っていたあの幼い日の弥
子はもうどこにもいない。
終わり
うわぁGJ!野外で浴衣なネウヤコいいよいいよー
幻想的なふいんきですごく好みです。
GJ!!!!!!!!!!!!!!
やこかわいいよやこ
このスレ、頻繁にエロ投下されててヨイワー
GJ!!!イイヨイイヨー
GJ!!!
不思議な空気で凄くドキドキした
こういうの大好き!
かなりグッときた。
なんだろう…目から水が出ているんだけど
浴衣キターーーーーーッ!!!
初めてリアルでキターって叫んじまった今…
GJGJ!!!!さりげなくラブいのがまたイイ(*´∀`)祭りだもんね
age
超GJ
たまりませんでした(*´д`)
職人さんありがとう
職人様GJ!!
エロも去ることながらストーリーまでなんか神秘的でイイ!!
クオリティタカス 夏祭りネタ本編でも見たくなった
本編は夏なの?
最近ヤコが急速に半袖になったけど
弥子も2年生か・・・
弥子はもともと2年生だろ
じゃないと3月10日生まれで16歳はありえない
良く考えるとネウロの登場人物ってみんな結婚できる年齢なんだよな
>>736 超GJ!!
幻想的な文章がすごくいい。
少女から女になってしまった弥子が切ない&色っぽい。
最近は本編もいい感じに2人の距離が縮んできたね。
757 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 23:07:33 ID:1M5wlNgv
あげ
>>756 というか、女になっても心は少女のままさ。
エヴァのミサトさんの様に
本編の糸に繋がれてるヤコが無駄にエロく感じたよ。
なんか奴隷で調教な感じが。
GJ!!
夏祭りという非日常が、日常の時間軸を揺らがすというのは面白かった。
本当にここの職人さんはエロといいそれぞれの世界観といい、独自のもの
があって最高だね。
ネウヤコ←ヒグチがアツイ
今週の「お マージで!?」は
ヤコが情報収集でも自分に会いに来てくれる嬉しさがあふれてるとしか思えない
ヒグチは使いやすいキャラでもあるしなww
一番弥子と歳が近いし
匪口ネタ期待
グッジョブなんだけど、改行が変なのが気になるなあ。
ヒグチネタマダー?
自分も今週の弥子の訪問に嬉しそうなヒグチのおかげで
ヒグヤコに萌え上がった
職人様に激しく期待ハァハァ
ヒグチの横恋慕は萌えるね。
>>720さん・・
ヒグチで続き書いてくれないかなあ。
ヒグヤコ←ネウロ がいいなぁ
最後はネウヤコで
ひぐやこは年相応のお付き合いができそう
ネウロの嫉妬クル━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!?
さっきテレビでクマのオスが
メスに顔を擦り付けたりびしびし叩いたりという
アプローチをやっていた。
ナチュラルにネウヤコに置き換え、なんか深く納得した。
ヒグチの服が柳龍光に見えた。
誰だよソレww
>>769 いいな・・・その設定の嫉妬ネタ・・美味しすぎる。
『青二才同士気が合うと見えるな』的な
ちくちくねっとり嫉妬エロを期待してしまう。
776 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 04:42:13 ID:brs1knMg
全裸で777ゲト
みんながヒグヤコとネウヤコを待ち望む中、流れぶったぎりで吾ヤコ行ってみますよ。
次のジャンプへのつなぎに?
吾ヤコときどきネウヤコっぽい。ほぼエロ無しです、ごめん。
イビル・スクリプトを使って頭からパソコンに飲み込まれたネウロ。その体の最後の部分――革靴付きの右足が完全に消えたとき、弥子は無意識の内に両手を握り締め、ぐっと唇を噛んでいた。
『弥子ちゃん、おちついて。』
カタタタという音と共に、ディスプレイに映る文字。
「…あかねちゃん…」
ようやく自分の状態に気付いて体の力をゆるめると、彼女はほっとしたように毛先をゆらした。
(大丈夫だよね…ネウロが負けるわけ、ないもん…)
この感情は“恐怖”だ。以前、ネウロがXiを追って姿を消した時と同じ、しかしどこか異質な。
何が違うのかも、弥子にはわかっている。…今回の戦いで、ネウロは全身をスクリプト化して異次元とも言うべき場所に行っている。つまり、もし負けたなら肉体を残さずに完全に消えてしまう、そんな恐れすらあるのだ。
「大丈夫…だよね。きっと。」
今度は口に出してそう言うと、『“絶対”でしょ、弥子ちゃん』と、一回り大きなフォントが踊った。
「あークソ畜生!」
ドタン、と激しい音を立てて開いたドアに、弥子もビクンと肩をすくめた。見れば事務所の出入口付近に、ダンボール箱を抱えた吾代が立っている。先程までの嫌な空気がいっぺんに払拭された気がして、弥子は笑顔で吾代の元へ駆け寄った。
「よかった、なんだか人の顔見たら安心しちゃった。」
「あん?」
怪訝な顔をする吾代に、ううんと首を振る。今まで事務所に居た以外の人間が、生きて、立って歩いていることに、彼女の現実感が少し慰められたのだ。
いつもの資料だと突き出された箱を、「お疲れさまです」と言って受け取る。
その時、弥子は吾代の左腕に気付き、目を見開いた。
「…ごっ…吾代さん、それ…!」
「あ゛?…ああこれか、大したことねぇよ。」
そう言ってブンと振った腕には、固まった血がこびりついた大きな切り傷ができている。
「そのどこが大したことないの!?」
青ざめた弥子が傷に触れると、吾代は眉間のしわを一本増やして腕を引いた。
「ほら、やっぱり痛いんだ…。ソファに座って待ってて、救急箱取ってくるから!」
言い捨ててぱたぱたと走っていく背を見ながら、吾代は
「クソ…これだから」
と、小さく苛立った声でつぶやいた。
戻ってきた弥子は、救急箱と濡れたタオルを持っていた。吾代の隣に座って腕の血を拭き取ると、肘から手首にかけて斜めに走る筋があらわになる。顔をしかめて、弥子は言った。
「ひどい怪我…吾代さん、一体何があったの?」
「俺が知るかよ!来る途中にワンセグ見ながらブツブツ言ってる奴がいてよォ、俺が抜かそうとしたら、いきなり骨がどうとか叫んで切り付けてきやがったんだ。」
もちろん秒殺で返り討ちだけどな、と誇らしげに笑う吾代の顔には、少し子供っぽい雰囲気がある。しかし弥子は、まだ続こうとしている彼の武勇伝には耳を傾けようとせず、ぽとっと脱脂綿を取り落とした。
「おい?どうした、探偵。」
いぶかる吾代に、鬼気迫る面持ちで弥子は掴み掛かった。
「ねえ、さっきサッカー見てた!?」
「あ゙あ?サッカー…ああっ、今日じゃねえか日本戦!!」
日付を間違えていたらしい慌てぶりに、ほっと息をついて、弥子は彼から手を離す。
「…吾代さん、これからしばらく、テレビとかネットとか見ないほうがいいよ。吾代さんを襲った人も、多分おかしくなった原因は、サッカー見てたせいだから。」
「はあ?どういうことだよ。」
「…話せば長いっていうかややこしいっていうか難しいっていうか…」
「よし分かった、やめろ。」
あっさり引いた彼に、弥子はくすっと微笑んだ。
一通りの処置が終わり、救急箱の蓋がしまる。赤く染まったティッシュや布を片付ける弥子の前で、吾代は落ちつかなげに、きょろきょろと辺りをうかがった。
「あいつは居ねえのか?」
「ネウロ?ソレの中に行っちゃったよ。」
パソコンを指差したが、分かっていないようだ。それも当たり前かと思い直し、「出かけた」と言い変える。
「珍しいこともあるもんだな。」
ゴミを捨てに向かう弥子の後ろで、ふうんと頷いていた。
「コーヒーでも入れようか。」
救急箱を定位置に戻した弥子が、吾代を見て言った。
「その傷…早く病院に行ったほうがいいと思うけど、今はちょっと危険かも。」
現に早くも、吾代という名の被害者が出ている。電子ドラッグの脅威がどの程度広がっているのかも把握できていないのに、うかつに外をうろつくのは十分危ないと言えるだろう。
「あ゙ーいや、いらねえ。」
吾代は、そう答えて手招きした。
「こっち来いや。」
素直に弥子が近づくと、その手を取って無造作に引く。「きゃっ」と小さな悲鳴を上げて、彼女は吾代の上に倒れこんだ。
「ちょ……何するの、いきなり!」
抗議されるも、ニッと笑って彼女の体を抱き寄せる。
「えっごっごッ吾代さん!?」
「つれねーな…久しぶりじゃねえか。」
鬼の居ぬ間になんとやら、早速とばかりに上の制服の内へ侵入を開始する手。弥子はムッとして、ついさっき手当てしたばかりの傷の上をバチンと叩いた。
「いてっ!」
力が抜けると、すかさず服の下の手を引きずりだす。
「信じらんない!」
ぷいっと顔を背けて言い放つと、吾代の方もまた、ムッとした目で弥子をにらんだ。
「テメェの方が信じらんねーよ!傷口が開いたらどうしてくれんだ!」
「あのね、デリカシーとか無いの吾代さんには!?」
不毛な言い争いになりかけて、二人は揃って「はあ」とため息を吐いた。そして人一倍気の短い吾代は、苛立った様子で弥子の頭をつかむ。
「え、ねぇ……んぅ!?」
ぐいっと引き寄せられて思わず目を瞑った瞬間、弥子の唇は吾代のそれに当たった。驚いて手を振り回すと再び傷に触ったらしく、「ン゙のッ」と怒ったような声が漏れる。
そこで動揺したせいで、今度は弥子の方が抵抗する力をゆるめてしまった。素早く彼女の腕を背の側へまとめ込み、動きを封じてから歯の裏へ舌を差し入れる。
「ふ…ふううッ!」
舌を絡め、唾液をすすり取るように舐め回すと、ひくっと弥子の体が震えた。空いているほうの手で脇腹をさするように撫でても、もう抵抗を示す気配は無い。腕を解放してやると、吾代の胸にしがみついてきた。
「…っはあ…」
「だらしねェ、息切らしてんのか?」
「や、いきなりだし…久しぶりだったし!」
言い訳っぽく弁解する弥子の薄い胸に、吾代は手を伸ばした。
服の上からぎゅっと揉みながら、細い首筋に吸い付く。口で襟元を押しやって、少し配慮したギリギリの位置をきつく吸い上げた。
(前に付けた痕は、もう消えてんだろうな。)
思いつつ口を放してシャツの内側へ手を滑り込ませると、早くもトロンとし始めた目で、弥子が顔を覗き込んできた。
「最初っから、そうやっておとなしくしときゃ良かったんだよ。」
「…吾代さんってさあ、そういう所ネウロと似てるよねー。」
「あんな化け物と一緒にすんなコノヤロー!!」
本気で否定しながらブラジャーを引っ張り上げると、「んッ」とうなって眉をひそめた。
782 :
ラスト:2006/07/29(土) 01:26:34 ID:dl38dcpY
今更な奴だ、そう思いながら、吾代は手探りで突起の部分を見つけだす。
「やぁッ!」
両方合わせて同時に摘むと、高い声で鳴いた。
「おまえも溜まってんじゃねえか。」
悪っぽい笑みを浮かべながら、「オラオラ」と乱暴な手つきで揉みしだく。
「ふ、あん、あぅ…」
とろけそうに甘ったるい嬌声に煽られて、吾代の手の動きは更に激しさを増した。
――その、時だ。
とんとん、と吾代の肩を叩くものがいる。
「るっせぇ、じゃ…」
邪魔すんな。言い掛けてやめたのは、ふと例の助手型モンスターを思い出したからだった。
ギギ…て音でもしそうなほどのぎこちなさで振り向く。
「…て邪魔すんな髪ィィ!!!」
ほっとした分、余計に怒鳴り上げてしまう。
「やめてよ吾代さん!あかねちゃんに何てこと言うの!」
弥子が代理で言い返すと、済まなさそうにおさげが垂れた。行為に割り込んだのは、あかねだったのだ。
あかねは、クイクイとパソコンの方を示した。
「えっ…どうしたの?」
軽く着衣を整えながら、弥子は立ち上がる。チッと舌打ちして後に続いた吾代は、画面を見て凍り付いた。
「えっ…ネっ…」
同じく固まる弥子に向かって、画面の中から爽やかな助手面が笑いかける。
「どっ…どし…」
『言い忘れたことがあったのでな。――ところで吾代よ、貴様が運んでくる謎の気配、我が輩が感知していないとでも思ったか?』
「はッ…テメ…」
『ヤコ、今から事務所の中を掃除しろ。隅から隅まで磨き上げておけ。我が輩が戻った時、塵一つ、毛の一本でも落ちていたら、…――』
そこで言葉を切り、ネウロは目を細めて再び笑う。
「…ワカ、リ、マシタ…」
背中を流れまくる何だか冷たい感じのものに耐えて、弥子が片言で返事をすると、ネウロ満足気に口を吊り上げた。どう見ても人間らしからぬ形状の牙が、少しばかりのぞいて見える。
『つまり、他人の住み家を勝手に荒らすなということだ雑用。』
「やっぱり嫌がらせかあああ!!」
キレた吾代が食って掛かる前に、画面の中の人影はスッと音もなく消えたのだった。
はあ、はあと息を切らしこめかみに青筋を浮かべる吾代に、「大丈夫?」と気の毒そうな言葉がかかった。
「…それより雑巾どこだ、桂木。」
「え?雑巾って…」
「さっさと終わらせんだよ掃除を!!」
「あっ、はいっ!」
慌てて駈けていく背中を見送りながら、吾代はギリッと歯をくいしばった。
(…俺は、負けねぇ!)
その悲痛な叫びがいつか報われるのか否かは、今の所、誰にも分からない。
終わりです。
そしてそんな俺は、
>>774を禿しく応援しています。(´・ω・`)
GJ!吾代カワユスww
GJ!!!!リアル投下現場に居れてラッキーだww
吾ヤコGJ!!!!!!
このスレ髪ばっかで1日も見逃せないよ
吾代不憫すぎるww
久々の吾ヤコなのに、ネウロの奴…。
しかも本当にやりそうな邪魔の仕方だ。
がんばれ吾代ひたすらがんばれ。
GJ!!吾代テラカワイソスwww
なんでここはこんなに神が多いんだ
軽くヒグヤコネタ思いついた。
「ギャー!」
バカでかい不幸の星の元に生まれたとしか思えない可哀想な弥子は、今日もきっちりツいて
ない状況に追い込まれていた。
「まあまあ、もう乗っちゃったんだし。ここってさあ、景色すげー綺麗で人気なんだよね」
慌てふためく弥子をにやにやと笑いながら眺めているのは匪口。そして場所はとある遊園地
のゆっくりと上昇しつつある観覧車のゴンドラの中。
そう、お約束な場面だ。
遊園地に連れて行ってもらえるというだけで浮かれていたさっきまでの自分が弥子は恨めし
かった。そう、匪口といえば何を考えているか分からない奴だった。目先の楽しみをちらつか
されて、うっかり普段の注意力がなくなってしまったのが敗因となった。
入場した途端にがっちりホールドされた挙句、無理やり連れて来られて乗る羽目になってし
まったなんて情けない話だ。
観覧車の中ではどこにも逃げようがない。
何を隠そう、弥子は高いところが超苦手なのだ。
貞操の危機と生命の危機。
一気に重なってパニック状態になりそうだ。
「お、あのジェットコースターすげー面白そ。後で一緒に乗ろっか」
「い、いや…はしゃがないで下さい、揺らさないで」
ゴンドラは既にかなり上の方にまで上がっている。リラックスしきっている匪口とは対照的に、
弥子は景色を楽しむ余裕もなく、ただ隅っこで固まっているだけだ。
「あーれ、高いの怖いんだあ、可愛いね」
最初から分かっていてこうしたとしか思えないぐらい、匪口は晴れやかだった。
「あ、富士山富士山。やっぱ今日は晴れてるから良く見えるねー、桂木も見なよ」
「だから、揺らすと落ちますから…」
「いや、落ちない落ちない。電車や飛行機より安全だって。コレが落ちたなんてニュースは一
度も聞かないっしょ。こういう施設の安全性は厳しく管理・チェックしてるから安心しなよ」
からっと笑いながら言われると、少しだけ気が落ち着いた。
「でも、たまに途中で止まることもあるけどね。一番上で止まったら生きた心地しないよね」
「ギャー!」
やっぱり弥子の反応を面白がっている。最悪だ。
「ま、そういう状況になったら誰にも見られない位置にある訳だし、俺としては嬉しいかな」
ゴンドラは一番高い位置に差し掛かろうとしていた。そう、今匪口が言ったとおりの状況にな
りつつある。
「桂木」
「…いや、そこ立たないで。一番上に来てるから」
「だからいいんじゃん」
向かい側から歩み寄り、座ったまま動くことも出来ない弥子の頬を意外なほど優しく撫でた
匪口は、そのまま高さの恐怖で乾きかけている唇を啄ばんだ。
「んっ…」
高い、怖い、逃げられない。
パニックで頭の中が真っ白になる。
「可愛いねえ、桂木は」
束の間とはいえ狭いゴンドラの中に弥子を閉じ込めることが出来たことで、それなりに征服
欲が満たされたのだろうか。弥子を見下ろしたまま匪口がにやっと笑ったようだ。
ゴンドラの外から二人を監視するように、何か目玉のようなものがぱたぱたと飛んでいたよ
うに見えたのは気のせいだっただろうか。
ごめん。
エロに持ち込めなかったや。
うお、続きを!続きをー!
続きカモーン
何これwじらしプレイwwwwwwwwww
続き誰か頼む
>>779 >>790 共に超GJ!!!
本番がないのに激しく萌えました。
吾ヤコ←軽くネウロ ヒグヤコ←(目玉)軽くネウロ?やっぱ美味しいな。
弥子タンは罪な女だな・・w
とはいえ・・やはり続きが読みたい・・
じらされながら続きを待っています(*'д`*)アハーン
ヒグチヤコの職人様の続きを待ちつつ流れぶった切りで申し訳ない。ヤコの姿したサイにネウロが襲われるのとか需要有りますか?あるなら投下したいのですが。
思わせ振りはやめるんだ。
萌えな話は書いたら即座に投下。
お待ちしています。
ハアハアハアハア
お・・お待ちしておりますだ・・・!!!
wktk今日投下はされないのだろうか・・・
素早い反応ありがとうございます。では、投下させていただきます。
「奴隷の分際で主人を待たせるとは随分だな、ヤコ」
いつもの様に椅子に座ってパソコンの画面を見つめたままネウロは扉に立ったままの少女に言った。
「ゴメン、叶絵たちと帰りにスイーツのバイキングに行ってたんだ」
そう言いながらカバンをソファに置きネウロの背後へ回る。
「遅くなっちゃってゴメン」
「毛ジラミが自分から謝罪を口にするとは珍しい」
自分には目もくれず会話する主人にヤコは後ろから手を回し椅子越しにネウロをそっと抱き締めた。
「今回も我輩の中身でも見に来たのか」
「またこのタイミングでバレちゃったかぁ」
「ふん、奴隷には出せん食欲以外の気が貴様からは必要以上に出ている様だぞ、サイよ」
「今度こそ殺気も消したしうまく行くと思ったのになぁ」
ヤコの姿のまま、顔だけ少年に戻し振り返らないネウロを覗き込む。
「何の用だ」
「あんたの事、あれからも諦められなくてさぁ。あんたの中身を見れないのは残念だけどちょっとやり方を変えてあんたを知ろうと思って」
またヤコの顔へ戻りネウロの衣服に手を掛ける。
「何の真似だ」
ようやくヤコの姿をしたサイへ目を移す。その行動はとまらぬままスカーフをとりジャケットとベストのボタンを外した。
「この姿ならあんたは俺を殺せない、前にお邪魔したときに分かったんだ。あの探偵に特別な感情をあんたは持ってるって」
「くだらん。あの人間には我輩の為に働かせているだけだ。」
会話を続けながらサイはネウロの肌を撫でた。
「でも、抵抗しないって事は手も上げられない訳でしょ」
そしてネウロの胸の飾りを触り始める。事実ネウロはここの所、ヤコに対しての感情に戸惑いを感じていた。奴隷として扱ってきた少女を性欲処理として何度となく犯した。
しかし、対して嫌がりもせず自分を抱き留めるヤコに疑問を持ち同時にヤコを手放したくない自分に不快感を感じた。
そこへ今日、サイは取り入って来た。こいつの目的を知り理解したらこの自分とヤコの間にある謎も解けるのか。珍しく抱いた希望。
「ねぇ、いつも抱いてるこの姿に襲われるってどんな気持ち?」
いつのまにか机の下に潜り込みネウロの自身を口にしている。いつもさせている事と視界は同じであるが、その動きはヤコ本人よりも巧みに絶頂へと攻め上げる。
「くっ……」
慣れない攻撃的な動きにたまらず、ヤコの姿のサイの口に吐精した。
「クスクス、もしかして最近してなかった?」
悪戯を楽しむ様にあどけなく笑う偽物の顔。スカートをめくり上げなおも固さを保ったままのネウロ自身を今度は下の口にあてがった。
「…我輩と性交が目的か?」
皮肉な笑みを浮かべてサイの姿を見つめる。
「この探偵にしか見せないあんたを見に来たんだよ、今日は。」
目的を告げながら一気に全てを飲み込んで行く。
「う、ん……」
喘ぐ姿変わらない、いつも感じる快感。
「中身が見れないなら、あんたの全てを見せてよ」
ネウロにしがみ付く様にしてサイは動きだす。
「あ、はぁ…ん」
口淫同様に本人ではありえない攻める動き。
膣の中もネウロを絶え間なく締め上げ、余裕を無くすよう追い詰める。少しも動かなかったネウロが次第に額に汗をにじませ、サイの腰に手を掛ける。
「え?あ、いや、あっ…………あぁ」
思っても見なかったネウロ側からの刺激にサイは狼狽えた。
「貴様の望み、見せてやろう」
腰を押さえ下から突き上げる。おそらくヤコの姿を借りたサイよりもこの体の敏感な部分を把握している。その部分だけを集中して狙うソレに今まで主導権を握っていたサイはひたすら喘がされる一方になった。
「ひっ…あ、あぁん、くっ」
ふとサイはしがみ付いていた手を引き剥がされ机に伏せられた。後ろから突かれる形となりひたすら敏感な所だけを狙われる。
「うぁ……あ、ああぁ!!」
少女の体での性交などサイも経験がある訳もなく、初めての女の絶頂に潮を吹き、頭の中が真っ白になる様な感覚に浸った。しかし、余韻を感じる間も与えずにネウロは攻め立てる。
「あぁん、も…ダメ、ぇ…あ、あ、あぁ」
「奴隷にしか見せん、我輩を見に来たのだろう?あの毛ジラミの方がまだ耐え性があるぞ」
なおも激しく突き上げるられ、更にブラウスの下から侵入した手に両方の胸の飾りを軽くつねられる。
「いやぁ、あぁ!!」
そして二度目の絶頂に達すると、一度目とは違い膣内に熱いモノが吐かれるのを感じた。
「くはぁ……」
「ふむ、だいぶ奴隷らしくなったな」
笑いながら声を掛けられ、引き抜かれた後も、サイは快感に飲まれ息を荒くしたまま言い返す事も出来ない。
「所詮人間の貴様には理解できんだろう、我輩のヤコに対する扱いなど」
魔人自分ですら、理解できないのだから、と心に思いながら、結局、サイの目的を果たしてやっても解けない謎にネウロは縛られ続ける。
サイが「分かってないのはあんたの方だよ」と言いながら去った後も、自分に残る不快感をヤコ本人の帰りを期待する気持ちで押し殺した。
終わりです。初めての投下&携帯からな故、いろいろすいません。
しかも期待させて、こんな出来で更に申し訳ない。
箱になってきます。
GJ!!!11
携帯からお疲れ様です!
GJ!イイヨイイヨー!
GJ!!
ついに未知の領域へ足を踏み入れたかサイww
俺も初めての組み合わせに燃えたよ
改行とか、内容とか色々がんばれと言いたいけど
携帯からなのだったら仕方ない。GJだ!
ネウロいない・・・
弥子犯すなら・・・イマノウチ・・・
吾代!
匪口!
笹塚!
790だけど、今何となく続きを書いてる。
おしまいまでは無理っぽいけど、書けるところまでね。
「先生、こちらでしたか」
ゆっくりと降下するゴンドラの中から、嘘臭さたっぷりの晴れやかな笑顔で手を振るネウロを
見た途端に、さっきからの嫌な予感はばっちり当たったと実感してしまった。
やはりネウロは弥子がここにいることを嗅ぎつけていたのだ。
「あんたって…」
一難去ってまた一難。いや、ここからが災難の大本命とでも言おうか。
「ひどいじゃないですか、先生。もしも御不在の間に事件の依頼がありましたら大変ですか
らね。常に所在を明かして連絡が取れる状態でなければ」
口篭もることもなく、一気にそれだけを言い切ってしらっと助手の顔で笑っている腐れ魔人が
妙に憎たらしい。
「ねえ、あんたさあ」
弥子の後ろからゴンドラを降りてきた匪口が、二人を見遣りながらネウロの方へ声をかけて
きた。
「はい、何でしょうか」
「あんた一体何?俺らはここに遊びに来た訳。ゴチャゴチャ無粋なこと言われたくないんだよ
ね」
「そう言われましても、先生は御存知の通り幾多の難事件を解決されてきた方ですから、プ
ライベートの時間でも常に弛緩してはいられないんです。いつまた依頼がやって来るか分か
りませんからね」
そう言いながらも、しっかり所有権を主張するように弥子の腕を掴んで引き寄せる。それでこ
の場の勝負は決まりだった。いつでもどんな時でも弥子の日常に土足で踏み込んでくるこの
魔人には決して逆らえない気がした。
「あー、やな奴っ」
理詰めで来られたらどうあっても勝てないと踏んだのか、匪口は急に子供のような口調にな
って思い切りネウロを睨んだ。
「あんた、次は覚えときなよ」
「はい、もしも運良く記憶力が続いていれば」
にっこりと笑って、忌々しげに立ち去る匪口を見る横顔は超絶に邪悪だった。
「…あ、やだったらっ…あぁんっ」
狭い場所で立ったまま、弥子は必死で抵抗を続けていた。
だが、やはりこの状態では無駄のようだ。
あっと言う間にアトラクション会場の隅に連れ込まれ、何が何だか分からないうちに手際良く
制服をはだけられてしまった。こんなところで騒いだら絶対に誰かに聞こえてしまうし、見られ
る可能性もある。きっとそれを承知で連れ込んだのだろう。万が一聞かれても見られても、ネ
ウロには痛くも痒くもないに違いない。
だが、まだ女子高生である弥子にとっては大ダメージだ。
剥き出しになった貧弱な乳房を痛いほど強く揉まれながら、弥子はただはらりと泣くしか出
来ない。
「泣くな、煩わしい」
「だって、こんなとこでなんて…んむっ」
うるさいのか、咄嗟に口を塞がれた。その間にも無礼な両手は熱を持って敏感になってきて
いる体中を遠慮なく撫で回し、スカートさえも捲り上げていく。幼稚な花柄プリントのショーツ
が目に飛び込んできて、急に恥ずかしくなって身を捩った。唇で塞がれているせいで、声な
ど到底出せはしない。
「ん、ん…ん」
もし、端から見たとしたら二人の姿は立派なカップルに見えるだろう。ただし、場所をわきま
えずにサカるアレなカップルとしてだが。
「…ぷはっ」
ようやく、ねっとりと侵食されていた唇が開放された。一瞬だけ安心したのだが、やはり一瞬
だけだったようで、すかさず手袋に包まれた指先がショーツの中で潤みかけている部分を強
引に犯してきた。反応し始めている体を持て余すように、弥子はもったりとした重くて熱い息
を吐く。
「…んっ」
「いい、ようだな」
「痛くしなきゃ、それでいいよ…」
ここまで来たら、最後までいかないと我慢出来そうにない。ネウロに逆らおうと足掻いても無
駄になるのなら。
もう、全てなるようになれ。
そう思っていたのに、急に誰かが目の前に現れた。
「あれー?こんなとこにいたんだあ」
やはり嘘臭い能天気な声は、匪口だった。
「何々?あれから盛り上がっちゃって、こんなとこでヤろうとしてた訳?んー、それってサカっ
てる高校生の発想なんだけど」
邪魔をしたと去る様子もなく、ずかずかと入り込んで来るのが明らかに何らかの意図を感じ
させた。なのに、普通の状態ではなくなっている弥子にはどうすることも出来なかった。代わ
りのように、ネウロが対応している。
「良くここがお分かりになりましたね」
「だって、桂木のすげーいい声が聞こえたしさ」
「ええっ!」
抑えていたつもりだったのに、いつものように声がだだ漏れ状態で漏れていたとは。どん底ま
で落ち込んでしまった弥子に対して、ネウロは絶好調だった。
「お気になさらず。先生は僕が何とか致しますので」
「別にあんたが相手することないじゃん」
「僕だから、ですよ。先生もお好きですからね。ほら、ここはこんなに」
ショーツの隙間から差し入れられて敏感な部分を好き放題に嬲ってい二本のた指が、卑猥に
ぐぐっと開いて淫らがましく蠢いている内部を見せつける。そんな風にされるのは、屈辱でしか
ない。
「嫌だったら、ネウロぉっ…」
「先生、嘘はいけませんねえ」
偽りの優しい声が、再び全てを封印する。
「へええー」
あくまで淡々とした匪口の声が、妙な熱を放っていた。
続く
GJ!テカテカしながら続き待ってる
…ぅはぁ…これ何て焦らしプレイ?
ヒグチのキャラが崩れてなくていいな。
うおーGJ!
続きが楽しみだ!
!!イイヨイイヨー!続き待つ!
「やーらしいんだあ、桂木」
この異常な状況を特別気にしてもいないのか、匪口はともすれば少女のようにも見える幼い
顔に一瞬だけぞっとするような冷たさを滲ませた。それがまた、この何を考えているか分から
ない歳若い刑事には良く似合っている。
「こいつとなら、どこでもヤれるってこと?まじめな顔してホント好きものだね。だったら」
ぺろっと唇を舐める舌の動きがやたらと卑猥だった。
「イベント的なものだったら、俺とだってヤれるかもよ」
「えっ」
「ほらー。ここは遊園地だしさ」
「ええっ!???嫌いやいやっ!やめて、匪口さんやめてったら!」
既にネウロの執拗な愛撫によって立っているのも困難なほどになっている。窮鼠と化したこの
場から逃げることなど到底出来そうにない。しかも、更に弥子を追い詰める声が背後から聞こ
えてきたのだ。ぴちゃぴちゃと耳を舐めながら、低く囁くような声が弥子の運命を勝手に決め
ようとしていた。
「イベントですか…それもまた一興、というところですね。ねえ先生」
「え、何言ってんの、あんた」
「たまには、他の方となさるのも面白いかも知れませんよ」
耳元でくすっと笑う声が弥子を決定的な地獄に突き落とした。この気分屋の魔人は、すると言
ったら絶対するに決まってる。だとしたら、それって多分、間違いなく3Pの流れに突入しかね
ない。もう貞操もへったくれもないが、それだけは本当に御免だったのに。
「ねえ先生」
「その助手さんは構わないってさ、桂木」
「いや、あの、そのお…」
遊園地に遊びに来ただけだというのに、どうしてこうなってしまうのだろう。健全な場所で、極
めて不健全な状況に持ち込まれて、弥子は精神のキャパシティから常識とか、平常心とか、
それはそれは色々なものがガンガン溢れ出ていた。
「それでは、立っているのも何なので座りましょうか。その方が何かとお楽でしょうから」
「ん、ん…勝手に決めないで…」
切ない弥子の声はあっさりと無視された。そのまま冷たい床に誘われるようにして腰を降ろす
と、尚もがっちりと抱き込む腕が息の根さえ止めそうなほど
午後の部の戦隊ショーが始まったようだ。ごく近くで子供たちの歓声が聞こえる。そんな健全
極まりない場所で、弥子だけがぽんと異常事態に投げ込まれた違和感だけがどんどん胸の
中で膨れ上がっていく。ついでにお尻に当たっている激ヤバなブツも、しれっと弥子を抱き寄
せている本体とは裏腹に硬さと熱さを増しているようだ。
ここでそうなるのは本当に嫌で、出来れば逃げ出したいほどなのに。
中途半端に熱を与えられた体は本人の意思を無視して早くも蕩け始めている。そんな体に仕
立て上げたネウロは、素知らぬ振りで匪口に見せつけるように乳房を揉みしだいていた。
「い、やあぁっ…」
「大分、いいようですね。ということで刑事さん」
耳障りなほど上機嫌な笑い声。
「どうぞお先に」
「へーええ」
腕組みをして、この成り行きをずっと眺めていたらしい匪口はようやく動き出した。その場に膝
をつくと、ずりずりとわざとらしく少しずつ近付いてきた。それは今の弥子にとって恐怖を呼ぶ
ものでしかなかった。
「据え膳になってくれるってこと?嬉しいなあ」
「や、違、ちがう…」
足掻く弥子の膝が、忌々しいネウロによって大きく開かれた。その中心でびっしょりとショーツ
を濡らすほど溢れている愛液が床に淫らな溜まりを作っている。それを指先ですくって、少年
期を脱しようとしている刑事が初めて残酷に笑った。
「桂木ってば、超エロいね」
「…うぅ、言わないで、下さい…」
こんなにあからさまに恥ずかしいところを見せつけることになるなんて、この場から消えてしま
いたいほどだった。
「よしよし、じゃあしよっか」
そんな弥子の動揺をこれっぽっちも気に留めめることなく、匪口はすっかり潤んで刺激を欲し
がっている部分に唐突に指を沈めてきた。
「…ああんっ」
たったそれだけで、性感のスイッチが入ったように浅ましい弥子の体は一気に覚醒した。
「あ、あ、あぁんっ…もっとしてぇっ…」
もっと強く、もっと深く。性の奴隷と成り果てた弥子にとっては、生半可な刺激などもう何の意
味も持ち得なかった。
「いいですよ、先生…もっと見せておあげなさい。本当の先生をね」
忌々しい魔人の声が、どこか遠くから聞こえてくる。そんな風に今の弥子には思えていた。
がくり。
やっぱり今日も終われませんでした。
GJ!!
続き、楽しみにしてる
上の口も下の口も塞がれる弥子たん(´Д`*)アアアン
GJ!!!
ワクテカしながら続き待ってる!
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!
まさかこの3P見れると思ってなかった続きwktk
続き書いた。
さすがに途中までってのはココロ痛かった。
意識などしなくても、肌がひくんひくんと震えている。
たっぷりと快感を与えられた挙句、無情にも放り出されていた体はもっと激しい刺激を求めて
いた。
「そう、そうですよ。そういう姿が一番先生らしいです」
うっすらと汗ばんでいる乳房を掴みながら、決して獲物を離さない野獣のような本性を出しか
けているネウロは笑った。
「ぁあん…私、もう…っ」
目元と頬をやんわりと染め、我を忘れてねだる弥子の声が熱っぽく潤む。
「…ふうーん、やっぱ思った通りだ。一度乱れちゃうとすごいねー」
だらしなく愛液を零し続けている部分にもう一本指を増やして、面白いオモチャを見つけたよ
うに匪口は夢中で嬲り続けている。探れば探るだけ反応が返ってくるのが楽しくて仕方ないら
しい。
「あはぁ、あぁ…ぅんっ」
そのうちに、弥子の反応が変わってきた。甘く濡れる嬌声は明らかに切羽詰ったような声色
を帯びてきている。
「あ、あ…ぁんっ…」
「刑事さん、そろそろいいようですよ」
すっかりびしょびしょに濡れて、役に立たなくなったショーツを手慣れたように脱がせるとそん
な勝手なことをネウロは言い放つ。もちろん、匪口も最初からそのつもりで弥子を遊園地に
誘ったのだから簡単なものだ。
「…あ、嫌っ…」
本能の成せる技なのか、その瞬間だけ、正気が戻ったらしい。いよいよ匪口を受け入れると
いう段になって、急に弥子は床の上でばたばたと手足をばたつかせて抵抗を始めた。
「悪いけど、もう遅いよ。桂木」
何もかも、すっかり準備は整っている。今まさにまな板の上の鯉を美味しく頂く為に、匪口は
怒張しきったものを柔らかく潤んだ部分にあてがった。
「…ぁん」
たった今、嫌がっていたというのに、快感には逆らえないのか弥子の声は随分高く甘い。
「じゃあ、いくよ」
最後通告だった。
「ひゃああんっ…!」
受け入れた瞬間、発せられた声は意外なほど妖艶だった。やはり芯まで快楽に侵されてし
まっているのだろう。その分、内部の反応が良かったのか、一瞬匪口が息を詰める。
「うっ…」
「…ね。先生と手合わせ頂く時は、とても生半可では済みませんよ。刑事さん」
相変わらず後ろから弥子の上半身を掻き抱いているネウロが、成り行きに満足しきったよう
に微笑む。一見優しげだが間違いなく悪魔の笑みだ。だが、そんなことは匪口には関係のな
いことで、自分の快感だけをとりあえずは突き詰めていく。
「あぁぁん…いい、ようぅっ…」
「うん、すっげいい。桂木、お前最高だよ…」
「はぁ…ぁ…私、わ、たしぃっ…」
心も体もすっかり蕩けきってしまった弥子は、どっぷりと快楽に浸りながらも時折正気が顔を
覗かせる。それが少女そのものの純心を垣間見せているように男たちには思えるのか、こ
の場の淫らがましさを更に煽っていく。
弥子の反応に素の自分を引き摺り出されたのか、黙って腰を使い、ただ弥子を攻めたてる匪
口は普段の持って回った物言いも影を潜めていた。
「ひぁんっ、あ、も、うっ…」
「桂木…そろそろ出すよ。いいよな中でも」
「…ん…うん…」
意識の定まらない中のおぼつかない返事だとしても、それを承諾と取ったのか匪口は一段
と突きを強めて体内に溜まった熱を放出しようと図る。
「ん…じゃあ、い、くよっ!」
「あぁんっ!ダメ、えっ…」
もう待てそうにないらしい。
無意識に逃れようとする弥子の腰を掴んで、匪口はありったけの熱を思い切りドクドクと吐き
出した。
「いやぁぁんっ…!」
一際高く上がったのは、これっぽっちも嫌悪感など感じさせない声だった。
「あ…あん!ダメ、もうホントにダメえええっっ…」
「またまたー、嘘言っちゃってえ、可愛いねえ桂木は」
今度は体勢を入れ換え、弥子が匪口の上に乗っていた。半端に脱がされただけの制服が体
に纏わりついているのはなかなかいい光景だ。
恍惚とした表情を見上げるのも嗜虐心がそそられるのか、またぎらぎらした目で匪口は言葉
攻めを繰り返している。
「先生も大分乗ってきているようですね、それでは僕も参加するとしましょうか」
これまでの笑みとはまた別のおぞましい笑いを表情に貼りつけ、これまで影に徹していたネウ
ロが襟元をくつろげていた。そのタイミングを見計らっていたように、すっかり快楽の虜になっ
ていた筈の弥子が不意に顔を上げる。
妖艶この上なしの極上の女そのものの顔で。
「あ、ぁ…ネウロぉ…待ってたのお、来て…来てっ」
「本当に可愛い方ですね、先生」
笑みを交わしながらねっとりと舌を絡み合わせて口付け合う姿は、どこか別の世界の生き物
のようだ。女子高生探偵の助手と称する男は、弥子の剥き出しの尻に手を伸ばして、今日
はまだ犯されざる部分の穴に指を伸ばしていた。
「あ、あんっ」
「さあ、それでは先生。前は刑事さんに差し上げていますから、僕はこちらに入れますね」
「うん…来てネウロ。いっぱい突いてよおおっ…!」
匪口を受け入れて夢中で腰を振る弥子は、もう一人の男にも遠慮することなく体を差し出し
ていた。楽しいことなら何でもいいのか、匪口はそんな二人を眺めてひゅうと口笛を吹いた。
「…ははっ。なーんか面白くなってきたね。これでみんなで楽しめるじゃん。なあ桂木」
「…ん、ぅん…あぁ…」
狭い穴が、奥の奥まで犯されていったようだ。
「ほうら、後ろにも全部入りましたよ先生…」
何もかも蕩かしてしまいそうな声が響く。
折しも、すぐ近くではアトラクションの戦隊ショーが演じる俳優たちの登場と共に空前の盛り
上がりを見せていたお陰で、誰もその行為に気付くことはなかった。
「…なかなかのタマだね」
「何のことですか…」
何度か交わった後、揶揄するように軽口を吐く匪口に、ようやく正気に戻った弥子は渋々言
葉を返す。憶えていないがどちらかに手酷く犯されたようで、体の節々がひどく痛い。そし
てさっきのことを思い出そうとすれば、頭がひどく痛む。
「桂木、お前さあ。そういう無意識なところがヤバいと思うよ」
すっかり服を直して元通りになった匪口は、弥子の知らない間のことを指摘する。だが、そ
ればかりは何ともし難いことだ。
「御心配なく」
夢から覚めても、やっぱり弥子を手放さないネウロがやんわりと釘を刺した。
「先生には、僕がついていますから」
終わり
GJ!!!!!!!!
激しく萌えた。
次は笹ヤコ←ヒグチキボン
GJ!!
そういえばネウロが最後まで助手パターンってめずらしい?
萌えますたハアハア
他人(ヒグチ)の前だから猫被ってるんだろ
それにしても
>>790のネウヤコ←ヒグチ小説たん燃え〜
GJGJ!!!!
俺も
>>837と同じこと思ったけど、助手攻め(?)もいいな!
助手'`ァ'`ァしたのは俺だけでいいw
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
神よ誰か助手攻めを書いてくれ…
徹頭徹尾、敬語で攻めるほうがエロいと思うのは自分だけか?
いいや・・敬語は良い・・実に良い。
敬語で鬼畜なら尚最高!助手モード燃え・・・
そんなわけでねっとり濃厚なネウ弥子希望です。
onajiku
保守
>841氏の敬語ネウロに触発されたんだが、微妙になってしまった。
ネウヤコ吾代で吾代がかわいそうな出来です。
846 :
嘘 1:2006/08/06(日) 13:53:16 ID:nrfdyoT7
事務所の壁を大げさに赤く染め上げ、束の間、空が温かみを見せる。
その朱色の光を受けながら、絡み合う二つの影。二人分の体重を支える肘掛け椅子がギシギシ軋む。
「っあ……はぁ…」
押し殺した喘ぎ声に、水音が加わる。
背後から秘所へ伸ばされるネウロの手。
内壁を擦られると、絹に似た手袋の感触が、快さをもたらす。
「っ…ふぁあ……ん」
円を描いて、ゆっくりかき回される。
何かを探るようにうごめく指に、弥子は翻弄されっぱなしだ。
指が届くかどうかの位置にある内奥、そこに爪先部分が当たるだけで吐息が漏れる。
二本の指は、少女の膣にはまだ少し苦しい。
それを解っていてか、ネウロは時折膣口近くで指を広げるような動きをする。
「ネウロ…まだ……?」
いっこうに繋がろうとしない事に業を煮やした弥子がささやいた。ネウロはにやりと笑う。
夕焼けの赤と影の黒のコントラストで、恐ろしく禍々しい笑み。悪い予感に頬がひきつった。
「今日は面白いことをしましょうかね、先生」
言うが早いか、後孔に指を這わせた。嫌な予感的中。
「ちょっ…待ってよ!やだぁ…っ」
抵抗するも、粘膜をこすられるのは意外に快いものだった。
「あ、ぁんっ」
押さえ切れず声を漏らすと、意地の悪い声が追い討ちをかける。
「お嫌でしたら、やめますが」
「そ、んぁあ!…ちがぁ…っ! 違う、ひゃあっ」
拒否の言葉を紡ごうとした唇は、途中で塞がれる。
噛付くがごとき口づけをするのは、やはり嫌がらせなのだろう。
――――私、こんなにあんたが好きなのにな。
涙が滲む。
ぐちゃぐちゃに蕩けている秘所。男根を望んでいる。
「…ぁは……あんっ!」
男の指は、ぬるつく体液を絡めるためにだけ、女陰に触れる。
後孔へ侵入する指が二本を越えた。
内壁を軽く引っかかれて、身体が跳ねる。声が抑えられない。
「あ、……ぁあ! ん、んぁあっ」
「うるさい」
言い捨てられ、その言葉の意味を考えるより早く、口の中に何かが押し込まれた。
球体が付いた口枷。
「ん、んぅ」
抗議しようにも、声が出ないのでは仕方がない。
847 :
嘘 2:2006/08/06(日) 13:56:04 ID:nrfdyoT7
「んぁ……、んっ」
嵌められた口枷のせいで、閉じられない口。
そこからとめどなく滴る唾液は、弥子の顔が接する床に小さな水溜りを作る。
床に触れる箇所から這い上がる無機質な冷たさと、男に貫かれる部位の熱さ。
硬い男根にこじ開けられて蹂躙される。
貫かれると、背筋に悪寒に似た感覚が絶え間なく押し寄せる。それは快感の疼きだ。
「こっちに入れてもよがられるんですね、先生は」
呆れた声音が耳に入る。
「まったく浅ましくていらっしゃる」
「ん…ぐっ」
肉の楔が引き抜かれるたび、背筋が震え、獣じみた声が出る。
体位から声から、何から何まで動物そのものの交接。しかし犯されるのは生殖とは無関係の穴。
「っく……んんんっ」
「体液が漏れていませんか?」
「んぅ! ん」
馴染んだその感覚で、胎内に指が挿入されているのだろうと当たりをつける。
後ろに入っている自身を確認するように、指は用心深く形をなぞっている。薄い皮越しに。
唐突に、弥子の身体が大きく波打って一度目の絶頂を迎えた。
「んんっ! っふ、っ」
ぎっちりと締め付けてくる肉襞に眉をひそめ、
「先生、きつすぎます。もっと緩めて、リラックスしてくださらないと」
「いぁああ……ッ」
いやな笑いを含んだ声をかけて、達したばかりの女陰にぐりぐりと指を押し込む。悲鳴をあげる弥子。
しかし、ぐちょぐちょに濡れそぼったその部分は、ネウロの無茶な動きも滑らかに受け入れてしまう。
皮一枚で隔てられている二つの穴、どちらも同時に蹂躙されている。
胎内を指の腹で慈しむように撫で擦られる。その指使いに弥子は陶然としていた。
覚える心地よさのみに忠実になって、どのくらいの時間が経っただろう。
「そろそろだな」
ネウロがつぶやく。
音高く、階段を上る足音が聞こえた。
848 :
嘘 3:2006/08/06(日) 13:58:23 ID:nrfdyoT7
吾代が「邪魔するぜ」とドアを蹴り開けると、予想もしなかった光景があった。
「…んだよ、こりゃあ!?」
「奴隷人形を躾ているのだ」
悪びれることなく言い放つ。その間にも抽送は行なわれ、粘膜がこすれるねばっこい音が響く。
「やっぱりてめぇら、そういう関係……」
「名探偵とその助手という関係だ、それ以上でも以下でもない」
熱に浮かされたような顔をしていた弥子が、そのときひどく苦しそうな顔をした。
「こんなヒデェやつより、俺にしておけよ」
そう言いそうになって、慌てて吾代は口をつぐんだ。
ネウロは異様な色の瞳を爛々と輝かせて、
「貴様も加われ」
と命じる。
こんなやつに従うのはまっぴらだ。
だが、反抗心よりも、常軌を逸した眼前の光景が与える興奮が勝る。好きな女の痴態だ。
「んぅ……ぐっ」
ふらふらと、なぶられる少女の顔の前に座り込む。
床に頬を押しつけて喘ぐ弥子、まるで成人向けビデオの陳腐なシチュエーション。
くぐもる呻き声を発し続ける口にはボールギャグが咬まされ、苦しそうだ。
「おい」
「なんだ」
「これ、…外してやってもいいか」
「好きにすればいい」
臀部を高く上げられ、音立てて犯されているのが普通の性交では使わない箇所だったことに
驚きつつ、留め具を外して弥子の口を解放してやる。
「んっ…ふ、ぁああん」
途端にあふれ出す唾液と嬌声。
「……っ、おまえ…」
「…いいっ、きもち…いいの」
「おやおや」
ネウロが勝ち誇ったような表情に見えるのは、吾代の気のせいか。
涙さえ浮かべてよがる弥子は、とても普段の彼女らしくない。もっと生臭い、女の香りがした。
むらむらと劣情がこみ上げてきて、ジッパーを手早くおろした。
女子高生だとか他の奴の女だとかは、もう関係ない。がちがちに固くなった性器を、どこに
収めようかと少し迷う。
「吾代さぁ…ん」
ネウロに頭を押さえつけられ頬が床に接している弥子が、上目遣いに吾代を呼ぶ。
うるんだ瞳とあふれた唾液が、ひどく扇情的だった。
849 :
嘘 4:2006/08/06(日) 14:01:41 ID:nrfdyoT7
「先生、ちょっと格好変えましょうね」
ネウロは身体を持ち上げる。繋がったまま仰向けになって、弥子の脚を大きく開かせた。
吾代の目の前では、桃色の割れ目が濡れて光っている。後ろに挿入された男根が動くたび、
少女は猫のような声を出し、女陰からは愛液が吐き出された。
「入れるぞ、所長サン」
「ひゃ……あぁああ!!」
ぬるり、先端をあてがうと、複雑な形の襞が絡んできて奥へ奥へと引き込んだ。暖く濡れた
感触が、性器から背筋を伝って全身へといきわたる。
根元までおさまるが早いか、腰を大きく引いてピストン運動を開始する。
「やだぁ……吾代さん、やぁ…」
「いまさら何言ってんだよ」
「そうですよ。僕のほうまでこんなに締め付けて喜んでるくせに」
小ぶりな乳房をもみしだきながら、ネウロは含み笑いする。
「僕のだけじゃ足りないですか? 雑用のまで咥えこむなんて、先生は本当に」
とがった乳首をギリッとつねった。「淫乱でいらっしゃる」
「ちが、ちがう…もん…っ! ひゃああぁあんッ」
いやいやをするように首をふる、弥子の表情はぞっとするほど艶かしかった。絡みつく内部に
自身を突き入れ、また抜く。
奥まで挿入するたびに、薄い肉を隔てて、後ろの穴に入っているネウロのものと擦れる。
その不快と快感の混ざり合った感覚を忘れようと、吾代はがむしゃらに腰を振りたてた。
「あー、きっつ……出すぞ」
男根を締め付ける間隔が狭まり、少女の喘ぎ声が嗚咽に変わる。
「ほら、先生。雑用にお許しを出してあげてください」
「あ…、なに? …ふ…っ」
「いっぱい出して、とでも言ってやってください」
「うん…っ、吾代さん、いっぱい出してぇ……」
涙で濡れ、焦点があわない瞳でねだられて、もう我慢の限界だった。
ぎりぎりまで引き抜き、最奥まで突き入れながら絶頂する。脈動を感じたのか、弥子も
赤子のように泣いてネウロと唇を重ねていた。
吾代はどくどくと射精しながら、弥子と一度もキスをしていなかったことに思い当たる。
魔人が勝ち誇ったようにニヤリと笑う。
「ご苦労だったな、吾代」
―――名探偵と助手だなんて大嘘だ。てめぇは立派に、弥子を独占したがってる。
魔人にとって今回のことは、自慢のおもちゃを他人に貸しただけに過ぎないのだろう。
手にしたのもつかの間、すぐに取り上げられてしまった吾代は、指をくわえて羨ましがるしかない。
吾代はひどい脱力感に襲われる。
うわごとのように弥子が呼んでいる名は、もちろん吾代のものではなかった。
以上です。
7巻表紙の弥子は、乳パット仕込みまくってるに違いない
こんな日曜の日常の闇間…じゃなくて隙間に投下お疲れっす!
弥子の乳はテクニシャンあかねちゃんが乳寄せをきっちりしてくれたと予想。
GJ!!
俺も助手攻めを昨日から書いてた。
ねっとり濃厚なネウヤコというテーマで。
ただ、なんか途中で書き込めなくなっている間に超ナイスな話が投下された
ので、しばらく時間を置くつもりだ。
>>845 GJ!!!!弥子色っぺーww
>>852 上に同じくな俺がいるw
というか、終始助手攻めって結構難しくないか?
助手せめイイ! グッジョブ!
もっと読みたいのでどうか書いて下さいお願いします。
まとめサイトざっと見てきたけど、助手ネウロないんだな。意外。
>>845 GJ!超GJ!ネウヤコ←吾代もいいなあ。
弥子モテモテだ・・しかしこの漫画はつくづく萌え所が多いな。
ネウヤコは身長差や変態プレイなど問答無用で萌えるし
吾ヤコは体格差が良い・・なんか華奢な娘とガタイがいい男って萌える。
ひょっとして自分だけか?
体格差萌えは基本中の基本。
ネウヤコは鬼畜とか救い無しとかでもいける。
吾ヤコは寝取られとかもいける。本当にいい漫画だ。
小ネタならいくらでも書けるがな。
吾ヤコ→ざーとらしい助手口調のネウロ。
完成したので投下。
エロは自分なりに頑張ってみた。
八月に入ったとある日の午後五時。
遠くから時報代わりのメロディーが響いてきていた。
事務所は、外界の凄まじい熱気がどこからか忍び込んでいるように、どこかだらりとした雰囲気が
漂っている。それでなくても夏休み中だ。この機会にあそこへ行きたい、ここで思い切り食べたい
という欲望を、ネウロに出会ってしまったが為に弥子は全部我慢して渋々探偵役をこなさなければ
いけないのだ。見えないストレスが地味に溜まっていてもおかしくはない。
「ねえ、ネウロ」
ここ数日、細かい用件の依頼があった。
幸いそれらは全て解決したのだが、何件かあった分、データとして残すのにも手間と時間がかか
っている。助手として黙々とそれらをこなしているネウロは、どこか不満げに言葉を吐き出す弥子
の口調にも淡々としたものだ。
「はい、何でしょうか、先生」
「今日はもう帰りたいんだけど」
「そうは参りません。ここを閉める午後九時までは原則的にいて貰いませんと。体調不良でもない
ようですしね」
そんな弥子の不満も充分に分かっていたのだろう。あらかじめ練習でもしていたように返す言葉に
も一切淀みがないのが腹立たしい。
「…たまには自由にさせてよ、私だって好きなことして過ごしたい時もあるの」
カタカタとパソコンのキーボードを叩く音だけが響く室内は退屈そのものだ。一応弥子にも書類整
理などの仕事が与えられていたが、外で楽しげに笑いながら通り過ぎていく人たちをぼんやりと
眺めていると、羨ましくて仕方がない。こんなつまらないことは早く切り上げて、憂さ晴らしを兼ね
てどこかのバイキングでも制覇しに行きたかった。
なのに、無情なネウロの声が弥子のささやかな願望を綺麗に打ち砕く。
「ダメです」
そう言って顔を上げ、穏やかに笑う顔がひどく極悪に見えた。弥子が遊びたくてじりじりしているの
を眺めては、こっそりほくそ笑んででもいるのだろう。本当に憎らしく、腹立たしい。けれどどうあっ
ても勝てないからこそ余計にストレスが募るばかりだ。
「ああもうっ!」
飢えたライオンのように乱暴にぐるぐると室内を歩き回り、ぼすんと勢いに任せてソファーに沈む弥
子は諦めきれない声を喉から絞り出した。一昨日も、昨日もこんな風にただつまらない仕事をする
だけで過ぎていっている。こうしてせっかくの貴重な夏休みを日いちにちと過ごすのかと思うと、何と
もやりきれなかった。
そんな弥子を眺めていたネウロが、やがて一段と優しい笑顔になる。
「…そうですね、データ処理も一段落したことですし」
「えっ」
現金なもので、弥子の声が喜色に溢れる。
もしかして、今日はこれで開放してくれるのか。
期待を込めてソファーから腰を浮かしかけた弥子にかけられた言葉は、世にも残酷なものだった。
「退屈でしたら遊びましょうか。どのみち僕は先生を帰すつもりもありませんし」
「嘘っ!」
最悪だ、この野郎。口に出せはしないが、ついそんな罵倒を腹の中でしてしまう。
「…嫌、そんなのは嫌だったら」
この魔人が一旦その気になったら、弥子の気持ちも体力も一切考慮することなく何時間でも平気で
犯し続けるのは、これまでのことで嫌というほど分かっている。だからなるべく下手に刺激したりしな
いようにと慎重に言葉を選んできたつもりだったのに、どこで琴線が触れたのだろうか。それが分か
らなかった。
今の弥子に出来ることは、デスクから立ち上がったネウロから恐怖のあまり目を離せずに、ただゆ
っくりと後じさるぐらいだった。
「嫌、嫌…来ないで。私、別にそんなことしたくない…」
猛獣に追われる小動物のように、ふるふると頭を振りながらも弥子はとうとうドアまで辿り着いてし
まった。もう逃げられない。その間にも、ネウロは歩を進めて距離を縮めてくる。
「さあ先生、いつものように愉しみましょうか」
「だから嫌だってばっ…」
「僕はいつでも先生のお気に召すようにして差し上げているだけです」
「来ないで、来ないでったら…ネウロお願い」
「聞き分けのない子には、相応のきついお仕置きをあげますよ」
逃げ道のない哀れな獲物をじっくりといたぶるように、ネウロはガチガチと歯の根も合わないほど震
える弥子の顎に手をかけてきた。そんな時でも表情だけはこの上なく優しい。それが余計に恐怖を
増幅させていった。
毎回、こんな風に強引に言いなりにされ、快楽だけを流し込まれてはそれまで何の経験もない処女
だったとしてもたちまち目先の悦楽によがり狂う。
不幸にも、ネウロの与える快楽がどれほどのものか充分に知っている弥子ならば、確実にそれ以上
に悶え乱れるのは今から目に見えていることだった。
だから、そうなるのだけは絶対に嫌だったのに。
やはり今日もまた懐柔されてしまうのかと切なくなった。
ドアまで追い詰められた獲物は、蹂躙する手を振りほどくことも出来ずにはらりと涙を零して緩く首
を振るしか出来ない。
「…ンッ…」
ぺろりと唇を舐められ、驚いている隙に口の端を噛まれた。軽い痛みに体が一瞬竦んだ隙にするっ
と舌が差し入れられる。あれだけしらっとした顔をしていた癖に、口腔内をひどく繊細に探ってくるそ
れはひどく熱い。その熱が次第に弥子にも浸透してくるような気がして、こんな行為は嫌だった筈な
のにじんわりと胸が痛くなる。
「…あ、ネウロ…」
銀の糸を引いて離れていく唇がぬらりと濡れているのを見て、今度はドキドキと胸が高鳴っていく。
どうしてこんな気持ちになるのか分からないまま、弥子は次第に抵抗を忘れていった。
それなのに、優しげに微笑むネウロは強く弥子を抱き締めたまま、更に追い詰めるようなことを言っ
てのける。
「先程も言ったように、お仕置きですよ。先生」
この魔人はこんな奴だったことすら、弥子はもう忘れかけていた。
「…ぁ…」
傍らのガラステーブルの上には、半分も手をつけていない書類が乱雑に積み上げられたままだ。
夏の気分に浮かれたかっただけなのに、今日もこうして魔人の手に落ちたことがやはり腑に落ちな
いが、今更言っても仕方ないことだ。どちらにしてもネウロなら弥子がどう思おうが自分のしたいよ
うに振舞うだけのこと。
とはいえソファーに転がされた後で制服を捲り上げられ、ブラも外され、薄い乳房を大きな両手で捏
ね上げられてはさすがに弥子も正常な意識が保てそうになかった。浅ましいことに、これから与えら
れるものに期待する気持ちも確かにあるのだ。
「あ、はぁ…そんなに、しないで…」
「さすがですね先生。ここだけで、もう感じていらっしゃるんですか?」
最初に全部脱がされでもしていたら、完全に諦めがつくのだ。それを羞恥を煽るように制服は一切
脱がされていないからこそ、もうどうにかなってしまいそうだ。
ささやかな隆起なりに滑らかな肌触りは気に入っているのか、執拗にネウロは二つの柔らかな膨ら
みを揉み、赤く色付いた先端をに舌を這わせては舌先で嬲った挙句にちゅっと音をたてて吸い上げ、
言い訳も出来ないようにと鮮やかな跡を残していく。
「は…ネウロ…嫌、もう、いやあ…」
本当に、今日は異常だ。まだ胸だけしか触られていないのに、体の中から熱い塊が湧き上がってく
る。このまま抱かれてしまったら、どうなるのかもう想像がつかなかった。あまりに激しい性感に、今
度こそおかしくなってしまうかも知れない。
「先生、可愛いですよ…本当に」
唾液で光る膨らみが激しい呼吸で上下している。剥き出しにされていく肌をこれ見よがしに撫で回
している手の感触が変わっていたことに気付いた。
「あ…あ」
いつの間にか、ネウロは今までどんな時でもつけていた黒手袋を外していた。息を弾ませながら改
めて眺めてみると、普通の人間のものと変わりがない。もちろん容姿と同じように上手く擬態してい
るのだろうが、わざわざそれをするのが何か黒い企みを持っているようで、少しも気が抜けそうにな
い。それでも、体だけはどんどん魔人の手に操られて従順に濡れそぼっていく。
「あ、ぅん…」
「ほら、先生…ここがこんなになってますよ。いやらしいですね…」
指先がショーツ越しに感じ始めている部分をぐりっと刺激した。もうしっとりと薄い布地に染みが広
がっているのを知られていることが、本当に恥ずかしくて消え入りたいほどだ。なのに、的確に感じ
る部分ばかりを撫で、さすり、揉み込む手管にすっかり体が騙されて、蕩かされている。
気持ちがいい、本当に気持ちが良くて信じられない。
思わず歓喜の声を漏らしてしまう。
「はああんっ」
「そうそう、その声です。もっと聞かせて下さいね、僕の、先生…」
濡れる指先にくすりと笑う声がする。弥子のあられもなさに満足しているのか、はあはあと喘ぐしど
けない唇に褒美のような口付けをして、ショーツの隙間から熱く潤んだ部分に直接指を差し入れて
きた。
「あぁんっ、ダメ…恥ずかしいようっ…」
「またまた、そんなことを…こんなにすっかりその気になってらっしゃる癖に」
「…ああ、意地悪うっ…」
「先生が、あまりにも可愛らしいからですよ。つい苛めたくなってしまうじゃないですか」
「…ふっ、あんたなんて、あんたなんて…」
「何ですか、先生」
柔らかく解きほぐれて薔薇色に紅潮した薄い肉の花弁をやんわりと宥めるように、指が手慣れた
動きを繰り出して更に弥子を喘がせていく。堪らない、凄まじいばかりに気持ちがいい。他のどん
な男が束になってもきっとこんな素晴らしい快感など与えてはくれないに違いない。
この快感は、まさに魔人たるネウロだからこそ与えられるものなのだ。
ネウロと出会うまでは、セックスどころか恋すら初恋の仄かなものしか経験がなかった弥子が、今こうして操
られるが如くに淫獣と化して乱れ狂う。
もうもどうなってもいい。このまま本当に精神が焼き切れて狂ってしまっても、きっとこの魔人は弥子を手離し
はしないだろう。玩具のように扱いながらも結局は一生側にいるに違いない。それならば、もう構わない。本
気で今はそう思った。
「あぁぁん…ネウロ、ネウロ、ネウロぉおっ…」
ぽろぽろと涙を零しながらも、無意識に両腕がネウロの首に回されていく。
「来て、早く来て…あんたが欲しいのおっ…」
「ようやく、素直になりましたね」
愛液でびしょびしょに濡れたショーツが脱がされ、力の入らなくなっている膝が大きく開かれた。とくん、とまた
内部から愛液が溢れ出るのが分かる。
ああ、もう来る。期待に満ちて胸を震わせていた弥子だったが、直後に与えられたのは予期していたものとは
別のものだった。熱くて、柔らかな舌がやんわりと快楽の中心を舐めてきたのだ。すっかり快感に支配されて
いる体にそんな直接的な愛撫を与えられたら、たやすく意識がリミッターを振り切る。絶えることなく愛液を流
すそこを開き、赤く膨らんだクリトリスを指先で弄びながらも淫らがましくうねっているだろう奥の奥までを暴き
たて、舌先でくまなく犯す魔人の髪を掴んで弥子は喘ぎながら苦しい声を振り絞った。
感じる箇所を一度に攻めたてられるのは、気持ちがいいよりも苦しい。苦しいのに相乗効果でどんどん快感が
増していく。
「あ、はうんっ、嫌、私、おかしくなっちゃうぅっ…」
「なってもいいですよ。先生。あなたはもう僕のものです。どんなことになっても、決して離しませんからお覚悟
を。いいですね」
「うん、ん…離さないで…絶対に、離さないで…!」
薄い乳房を自分で揉みながら、弥子は普段なら決して口にしない言葉を叫ぶ。その本心には恐らく気付いて
いないだろう。気付いたとしても今はただ快感に支配されてのことだと理由をつけられる範疇に、まだ逃げてい
る。そして、辛うじてネウロにもそんな狡さを許容されている。今が一番弥子にとってバランスのとれた立ち位
置にいると言ってもいいのだろう。
そんなあやふやな均衡の上に、弥子の快感は支配されていた。
「はあぁ…もう、嫌…ネウロぉっ…」
際限のない快感が、既に精神を侵し始めていた。もう弥子には最高の快感を得ることしか考えられない。嬉し
そうに震える華奢な体を抱き寄せながら、魔人の本性をいよいよあからさまにする男がひそりと笑う。
「仕方のない方ですね。それでは有難く頂くとしますか」
「ん、うん…早く来て、ネウ、ロ…」
たらたらと熱い愛液が流れ落ちてはソファーに垂れ落ちているのを感じた。もう少しも我慢出来ない。
「ネウロ、ネウロ…早くぅ…」
自然とねだるように腰を擦りつけ、誘う形になる。
ちゅっ、と唇に一度口付けた後、体を起こして殊更にゆっくりとズボンをくつろげている魔人が、これ以上ない
ほどに硬く隆々と勃起したものを弥子の目の前に見せつけてきた。
「さあ、これが先生をもっと気持ち良くしてくれますよ」
「んう…ね、来て…来てえっ…」
「挨拶を、して下さい」
その言葉に、一瞬だけ意識が表層に浮かび上がった。それはつまり、このぬらぬらといやらしく先走りを零し
ている凶器を舐めろということではないか。これまで強いられたことなどないだけに、弥子は戸惑っていた。け
れどもしも拒否をしたらこの先は決してないかも知れない。
涙の滲んだ目を固くつぶって、弥子は口を開いてそれを受け入れた。いや、もしも受け入れる気はなくても、
この状況にまで追い詰められていたらきっと結果は同じだっただろう。ソファーに寝かされて、上から突き刺
すように男の凶器で口を繋がれているなら。
「ぐ、ん…ん…」
これまで教えられてもいないことを、出来る筈もない。ただ、乏しい性知識を思い出しながら何とか舌を使って
いるだけのことだ。粘膜で包まれているぬらめく肉の棒は、拙い弥子の舌で舐められていることで、ますます
大きくなっていく。このままでは、口に収まりきらなくなりそうだ。だが、これがもうすぐ自分の中を淫らに掻き回
し、突き上げるのかと思うとひどく堪らなかった。
早くこれが欲しい、今すぐに欲しい。
「ん…」
「…先生、もういいですよ。充分です…」
もう限界、そう言いたくなった直前に、タイミングを見計らったのかネウロが声をかけてきた。
ちゅぷ、と卑猥な音をたてて完全に硬くなったものが弥子の口から抜け出していった。
「さ、先生…これから二人でもっと愉しみましょう」
霞みかけている視界の中心で、ネウロが髪を撫でながら優しげに微笑んでいた。
「うん…いっぱい気持ち良くして…ネウロ」
もう、何も考えられなかった。弥子が完全に忘我した瞬間に、さっきまで口の中で硬度を増していたものが体
の中心を勢い良く一杯に貫き、犯していく。
「ひぁああんっ!!」
意識すらしなかったことだが、その瞬間に浸入してきたものを歓喜のあまり思い切り締め上げたらしい。それ
がとても良かったのか、あれだけ残酷に弥子を弄んでいた魔人ですら瞬時に息を詰めたのをダイレクトに感
じ取った。
「…先生、そんなに悦んで頂けたのですね。嬉しいです」
「う、ん…ネウロ。あんただから…私ぃ…」
「光栄ですよ、先生…僕だけの、先生」
「はぁぁあんっ!」
強く抱き締められ、敏感な内部を打ち壊すほどに強い突きが始まった。もう何も考えられなくなった弥子です
ら、その度に意識を目覚めさせられるほどに激しく、情熱的な腰遣いに何度もとてつもない叫び声を上げてし
まう。
「あ、あ、あぅんんっ…ネウロぉ…ダメ、もう私ダメ…っ」
「先生には、全部差し上げます。だから、限界を超えても感じて下さい、いいですね」
「ひあぅん、いい、いいのおっ…蕩けちゃうぅ…」
「大好きですよ、先生」
「は、あぁんんっ…もっと、いっぱい、いっぱい来てぇっ…」
弥子はもう正常な精神ではなくなっていた。ただ快楽を貪り取るだけの存在になって、魔人の愛玩物に成り下
がって腰を振るだけだ。
だが、何という至福だろうか。
「ネウロ…おっ」
「先生、本当に可愛いですよ」
事務所の古いエアコンの耳障りな音が周囲に響いている。
だが、今の弥子にとってはもうそんなものはどうでもいい。二人が繫がり合う部分がたてる濡れて卑猥なぐち
ょぐちょ、にちゃにちゃという音だけが耳を犯している。もう何ひとつ制限のない行為がこれほどにいいものだ
ったなんて、これまで考えたこともなかった。
「あぁ…ネウロ、嬉しいっ…して、もっとしてぇぇ、私でもっと良くなってよおっ」
「先生、もっとですよ。もっとその声を聞かせて下さい」
激しく腰を使い、紅色に染まった乳房を痛いほどに揉みながらもネウロは弥子の頬を舐め、唇を吸う。上と下
で繋がっていることが更なる快感をもたらしてきた。
「ン…」
もう決して離したくない。
腕を回し、ただ開いていただけだった両足を腰に絡ませて弥子も夢中で腰を振った。もっと欲しい、もっと感じ
たい。そして完全にこの魔人のものになってしまいたい。それが一番の至福に思えた。
「ん、ぁあは…」
なのに、もう限界が来そうだった。
「先生…そろそろいきますよ」
「あぁぁん、いや、いやぁんっ…もっとしたい、欲しいのおっ…」
「すぐにまた、差し上げますから。ね…」
子供をあやすように一度髪を撫でた後、一度けりをつけてしまう為に弥子の内部をぐずぐずに崩してしまうほ
ど強く突き込んできた。それすらも感じてしまうほど、今の弥子は完全に蕩かされていた。
「…先生、もう、いきますからっ…」
ネウロの声にも、どこか切羽詰ったものが混じっていて、それが妙に嬉しかった。
「あ、あ、ん…はう…いい、いいよおっ…ネウロお!!」
一瞬動きが止まった直後、柔らかな内部の壁にどろりとした精液が大量に流し込まれてきた。何度も断続的
に大きく震えながら、弥子の中を好き放題に蹂躙してきたものはたっぷりと溜め込んでいたものを全部吐き出
して果てる。
全てが一瞬にして弛緩してしまった。ぐったりとソファーに沈んだ弥子の額には、エアコンが効いているにも関
わらず薄く汗が浮いていた。
「…あん…気持ちいい…」
「素敵ですよ、先生」
長い口付けの後、ソファーから身を起こしたネウロはそれまでずっと着込んでいた上着を脱ぎ、マフラーを取っ
た。そしてまた髪を撫でてくる。
「今度はもっと、長く愉しみましょう」
「…うん、ネウロの好きにしていいよ…」
まださっきまでの激しい行為の余韻が続いていて、息が整いきってはいない弥子だったが、またあんな風にさ
れるのかと思うと嬉しくて堪らない。
無味乾燥な室内で勢いづいた魔人にそれから何度も立て続けに犯されながらも、快感の全てを受け取る弥子
の表情はどこか幸せそうに変貌していた。
目覚めた時、窓の外は既に暗かった。
「…私、どうなってたの?」
ソファーで乱れきった弥子の髪を撫でていたネウロが、優しさを装って囁いた。仕草に言葉にたっぷりと淫なる
ものを乗せて、だが。
「御心配なく。先生はただ日頃の疲れが出てお休みになっただけですから」
正気に返った今は、その言葉を真に受けていようと思った。ただ、何だかひどく疲れている。体ではない、精神
的にだ。正常な女子高生としての日々を送れないこと。意図しない方向へと自分の未来が向かっていること。そ
れらが弥子の心に重い鎖のように絡みついて離れない。
「…先生」
「なあに、ネウロ」
再びとろりと眠りかけていた弥子の耳に、柔らかな魔人の声が甘い猛毒のように注ぎ込まれていった。あたか
も求愛のように。
「決して離しませんよ、未来永劫」
終わり
グッジョォォォォォオオオブ!!!!1111
GJGJGJGJッ!!!
GーーーーJーーーー!!
すんげえGJ!!
エロくて最高(*´д`)
ここ最近の神の出現&投下はすさまじいな。
神の皆様、素晴らしい作品の数々をありがとう!
マジでここは神々の巣窟だ。
やはり敬語攻めはイイ。エロい。最高だ。
神よありがとう・・・!! これを機に助手ヤコもっと増えてくれ。
本誌の今週号についてるゲームのハガキのネウロのセリフが
アレに関することにしか見えない。
「力をいれずに軽くこするのがよいぞ」ってw
>>872 本編もヤコたんが愛し過ぎる……!!
もう真性Mとしか思えない!!!
本編弥子タンは涙目なのがよかったなぁ(*゚∀゚)
それに比べて師匠は何をやってるんだか……
師匠ってダレ?
しかし助手責めいいな(*´д`)アハァ
ネ申達よありがとう!
助手口調でテク指導ってのも萌えないか?
「先生、歯を立てちゃダメですよ?」みたいな感じで。
ちょw萌えすぎてやばすww
今週のヤコたんは2回も押し倒されてたな。
しかも足の間に体入れられてるし…なんかエロい。
ジャンプのヒロイン表紙にヤコがいない件
押し倒し二回に番外編の浴衣ヤコたん、構いたがりなネウロと今回もネタ
充実だ。
>>879 『チュチュチュチュチュチュチュチュチュチュチュチュチュチュ』って、なんか、ネウロにキス責めされてるみたいだった。
今回もエロかった・・・凄まじくエロかった。
弥子の頭のあひるがなにげに気になる。風呂で遊ぶ道具だよな、あれ。
>>883 お風呂以外でも大活躍のニクイ奴。
>>884 本誌で見たけど、分かっちゃいるけど、上から画像が少しずつ表示されるのを見ていると非常に期待してしまった……
ああ、焦らしおあずけプレイ
「チュチュチュ・・・」の効果音の中にどさくさにまぎれて、
ヤコにキスした音も混じっていたと予想。
,<エl7´ ̄`ヾエ>、
ヽ) |(・)_(・)| (ノ /⌒⌒ヽ
トv'・ ・'V} (リノノ从`)
ヽ\// 6 ゚ ヮ゚ノ ジャカジャカ ジャン
(( ( つ ヽ、 (( ( つ ヽ、 ジャカジャカ ジャン
〉 とノ ) )) 〉 とノ ) )) ジャカジャカジャカジャカ ジャン
(__ノ^(_) (__ノ^(_)
,<エl7´ ̄`ヾエ>、
ヽ) |(・)_(・)| (ノ /⌒⌒ヽ
トv'・ ・'V} (リノノ从`)
(ヽ \// (ヽ 6 ゚ ヮ゚ノ
ヽ、 ヽ ヽ、 ヽ イェイ!
〉 U 〉 U
(__)^ヽ__) (__)^ヽ__)
,<エl7´ ̄`ヾエ>、
ヽ) |(・)_(・)| (ノ /⌒⌒ヽ
トv'・ ・'V} (リノノ从`)
ヽ\// 6 ゚ ヮ゚ノ ジャカジャカ ジャン
(( ( つ ヽ、 (( ( つ ヽ、 ジャカジャカ ジャン
〉 とノ ) )) 〉 とノ ) )) ジャカジャカジャカジャカ
(__ノ^(_) (__ノ^(_)
,<エl7´ ̄`ヾエ>、
ヽ) | (・)_(・| (ノ チュチュチュ
トv'・ ・'V} チュチュチュチュ
ミ ○ヽ \/⌒⌒ヽ チュチュ
ヽ リノノ从`) チュチュチュチュチュ
ミ丿 ∩ヮ ゚;ノ
(_ノゝ _ノ
>>887 ちょっ本スレの貼るんなら朝永も貼れよwww
ネウロのヒロインはアカネだったんだ
>>877 萌えたので書いてみた。
では投下。
連日のようにぎらぎらと眩しい太陽が照りつけていた。
うっかり外へ出たりしたら脳味噌まで茹だってしまうほどの殺人的な暑さに、街を
往く人々はみんな疲れきったように無口になっている。
空の隅がやや黒くなりかけているのは夕立が近いせいだろうか。降るなら早く降
って少しは涼しくなって欲しい。そんなわずかな雨の兆候を感じ取った人は、今こ
の街中にどれだけいるのだろう。
「…あ」
弥子は今日も相変わらず事務所にいた。
だが、午後になったばかりだというのに、早くもソファーに座っているネウロによっ
て囚われていた。膝の上に向かい合わせで乗せられ、逃げられないように強く抱
き込まれている。弥子にとっては絶望的な状況だ。制服こそ辛うじて身につけて
いるものの、白いブラごと胸元を大きく捲り上げられて、隠しておきたいささやかな
乳房が憎たらしい魔人の前で恥ずかしそうに震えている。
こんなことはもう日常茶飯事になっているというのに、やはり望んだ行為ではない
からこそ抵抗がある。こんな風ではなく、もっと普通に接してくれるなら少しは反
応も変わるのに、と涙を流しながら潤んだ目で睨むしか出来なかった。
「どうしました?先生。少しは慣れた方が楽になれますよ」
「ぁあ…勝手なこと、言わないで…誰がこんなことになんか…」
「そうですか、強情な方ですね」
完全に主導権を握ったネウロは、ここ数日の遊びの延長戦として、あくまでも助
手然と振舞っていた。ただ、弥子にすることは一段と鬼畜度を増しているのがこ
の魔人らしい。
誰かに見られでもしたら絶対に逃れられない状況に追い込まれているというの
に、やはり完全に従順にはなりきれない弥子に業を煮やすでもなく、ネウロはじ
わじわといたぶって少しでも長く楽しもうという腹らしい。
羞恥で赤く染まった乳首をわざとらしく舐め回しながら、ショーツをくぐって敏感に
なりきった柔らかな内部を無尽なまでに掻き回す指にぐっと力を込めてくる。そん
なことをされては堪らない。弥子は思わず切なく熱い声を漏らす。
「ああっ!」
そんな反応を楽しんでいるのだろう、ネウロはオモチャを弄ぶ子供のように無邪
気な顔をして、更に弥子を追い詰めようとする。
「では、僕の好きなようにしますよ、いいですね?」
くすっと笑う声はひどく残酷な響きを持っていた。
「さあ、先生を喜ばせてくれるものですよ…大きくして下さいね。後でたっぷりと楽
しませて差し上げますから」
傲慢なまでに悠々とした様子でソファーに座り直して大きく足を開いたネウロは、
床に転がり落ちた弥子の顎を汚れひとつない靴先でくいっと上げた。言動はあく
までも慇懃だからこそ、この先に何があるのか想像もつかない。まずは足の間で
いやらしく存在を主張している雄の象徴そのものに奉仕せよという、無言の要求
を今まさに弥子は強制されているのだ。
「…誰が、そんなこと」
「して、頂けますよね?先生。もしも拒否をされたら、僕は悲しいです」
そんな殊勝なことを言いながらも、ゆっくりと手袋を外した右手の指先は、五本全
てが禍々しい刃物と成り果てていた。嫌だと言ったら即座に殺されかねない。
「…わ、かった…」
そんなことをするのは、本当に嫌だ。なのにどうしても逆らえないように追い詰め
られていって、最後には結局言うなりになるしかない。本当に、心から嫌なのに
わずかな部分で許容しているからこそ従っているのだろうか。
弥子には、まだ分からなかった。
そろそろと舌を出して、凶器そのものようにおぞましい変化をし始めているものへ
とゆっくりと這わせていく。その瞬間に、ひくりと粘膜と肉で構成された棒が痙攣
をしたように動いた。
「いいですよ、先生…さあ、分からなければ教えて差し上げますから」
「ん、ん…ネウロ…」
「まずは、根元から舐め上げてみて下さい。指は添えても構いませんが、強く握っ
てはいけませんよ。僕も男ですからね。限度を超えたらうっかり先生を傷つけてし
まうかも知れませんので」
洒落にならないことを言う魔人だ。
だが、冗談めいたことを言うのなら、まずは機嫌がいいということだろう。これ以上
下手に刺激しないようにと、弥子は注意深く慣れない舌と指を使って人間のもの
とさして変わりないネウロの性感の幹を愛撫していく。
「ん、ん…んっ…」
「そうそう…そして、カリの部分をぐるっと舐めて貰えますか?そして先端も同じよ
うに…ね。飴玉でも舐める要領でお願いしますね」
調子付いてきたのか、ネウロは次第に無茶なことを言い出してきた。これまでした
ことがないだけに、言うなりにそれをするのもひとつひとつが必死で、弥子は頭の
中の回線が今にも焼き切れそうになっていた。こんな恥ずかしいこと、男に奉仕す
る行為を今自分がしているなんて信じられなかった。
それなのに、もう止まらない。
「…あ…あふっ…」
粘膜同士が擦れ合う感覚が、ダイレクトに性感をも刺激してきているのだろうか。
次第に熱を帯びてきた弥子の奉仕にネウロの反応も変わっていく。
「そう…上手くなってきましたね…そうして口全体で咥え込んで下さい。歯は決し
て立てないで下さいね、あくまでも口の中と舌だけで僕のものに愛撫をするんで
す。慣れればもっと楽に出来るようになりますよ」
「ん、んぐぅんっ…」
制服を乱し、触れられてもいない部分から熱い愛液を絶え間なく滴らせながらも
弥子はひくひくと際限なく膨れ上がるネウロの雄に夢中で奉仕していた。粘膜に
包まれているせいか、滑らかな感触がすごくいい。
まだ犯されてもいないのに、既に変な気分に侵食されきっている弥子は蕩けた
ような表情で硬度を増しているものを咥えたまま持ち主を見上げた。それはまる
で誘っているような艶かしさを含んでいる。
「先生、あなたは本当に可愛いですね…そろそろ差し上げましょうか」
満足げに腕を伸ばして、もう体に力の入らない弥子を立ち上がらせた魔人はあか
らさまな性欲を隠すこともなく、そのまま膝の上に据えてずぶっと華奢な体を貫い
ていった。
「ひぁっ…」
咄嗟のことで、声にもならなかったのだろう。そのまま弥子は全てを飲み込んで
しまうような快楽の波に押し流されてしまった。
どろりとした長い悪夢を見たように思った。
ソファーで目覚めると、窓の外は豪雨だった。どうやらここ数日の暑さの反動から
か、激しい夕立が来ている最中らしい。
そのせいか、エアコンをつけていてもどこかねっとりとした熱気が纏わりついてい
た室内は嘘のように涼しい。
「先生、お目覚めですか」
溜まりに溜まっていた欲望を全部吐き出しきったネウロはといえば、ひどく上機
嫌だった。喉が渇いているでしょうからと、キッチンの冷蔵庫に置いたままだった
缶ジュースを差し出してきて、にこやかに笑っている。
「…ありがとう」
「どう致しまして」
さっきまでの狂乱は微塵も感じさせない態度なのが、いつもの日常に繋がってい
るようで少しだけほっとした。それでいい、今の時点ではそれで充分だ。
はあ、と疲れたように息をつく弥子の視界の中で、午後の夕立の雨足は更に激し
さを増したようだった。
完
なんかもう、最近は原作もやたらとエロくていかんね。
「チュチュチュ…」はマジで変な妄想がいっぱい頭の中を巡った。
しかも、足開いてるよ。魔人が腰を入れてるよ。
俺らがエロ書いても、作者の描くもののエロっぽさには絶対かなわない
もんな。ちとジレンマだ。
>>894 GJ!!!助手で調教最高です!
そして激しく同意
少年誌でそれは有りなのか!?と、毎度問いたくなるw
877です。
職人様、超GJです!!1万回ありがとうと言わせてくれ。
魔人モードのネウヤコもいいけど、助手モードのも新鮮でエロいですな。
新たな魅力を知ったよ。これも進化の可能性か?w
そして、原作のエロさにも同意。
股割って押し倒してチュチュチュって(*´д`)ハァハァ
てか、今週の例の場面は紛れもなく擬似性交だよな。
こんな場面を前にも見たことがあるなーと思ったら、23話だっけ?弥子に
プロレス技をかけている場面だった。
『女子高生を・床に押し倒して・腰密着』
まんざら嘘じゃないからエロいよ。
898 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 18:58:11 ID:srTMCuX9
「キュキュキュキュキュキュ」のときのネウロ→弥子の膝辺り
「チュチュチュチュチュチュ」のときのネウロ→弥子の太腿辺り
ネウロが弥子の股の間に腰を入れる深度が深くなってるんですけど!
3回目はどこまd(ry
三回目は繋がりますね
すると3回目はグチュグチュグチュ…
チュプチュプチュプチュプチュプチュプ…
3回目はこんな感じか。
先っちょだけクチュクチュクチュ…
弥子が我慢出来なくなるまで。
「どうだヤコ、これが欲しいのだろう?」
「やだ、やだったら。変なことしないでよ…」
「ほう、そうか。では止めるとするか」
「あ…やだ…」
「随分素直になったものだな」
ハアハアハアハア
>>903 そんなシチュ燃えるじゃまいか。誰か書いてくれないかな…
903だけど、明日まで待て。
wktk
908 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 20:13:58 ID:HVWSUgZb
w k t k
W K T K
w
k
t
いや、起きたら書くつもりだから、今はまだないよ。
k
915 :
914:2006/08/14(月) 02:32:19 ID:d60KhuXR
リロード忘れスマソ!
でも正座して待ってる。
もちろん裸で。
夏とはいえ裸は夏風邪ひくぞ…
つ 弥子のヘアピン
これで少しでも寒さをしのいでおくれ。
あ、暖かい!!
近所のジャスコに12人前はありそうな巨大なパフェが売ってた
というわけでパフェプレイを要求してみる
「大きい・・・美味しそう。」
「ほら先生、口を開けて」
「え?いや、ちょっ・・・ムガっ」
「あぁ、口から滴る汁がより一層・・・」
「・・・もう!一気に入れると、飲み込むのに時間がかかるじゃない・・・!まぁ、美味しかったからいいけどさ。
りんご丸々ひとつ乗せるパフェがこの店のウリなんだよねー」
ジャスコに入っていたカフェでお昼を食べたとき、
皮をむいたトマトまるまるひとつ、前菜として運ばれてきて超ビビタ。横の8歳くらいの少年も超ビビテタ。モエタ
>>914 夏風邪は大丈夫だったかい?
それでは投下。
肝試しの筈が、なんでこんなことに。
「…いやっ」
「声を出すなと言っただろう」
「あぁん、だって…」
夜になってひんやりと冷たくなった地面に押さえつけられながら、弥子は力なく首
を振って抵抗の形を見せる。こんなところでヤられるなんて冗談じゃない。
絶対そうなるとは分かっていても。
獲物を確保して面白そうににやにや笑いをしているネウロが、ぺろりと舌舐めずり
をしてヤコの首筋に吸いついてきた。
「…ダメだったら…跡が残っちゃう…」
墓地の出口で待っている筈の叶絵たちのことを考えただけで、弥子は泣きそうに
なっていた。くしゃくしゃに汚れた浴衣とキスマークつきの体では、何も言わなくて
もバレバレじゃないかと。するのなら、せめて事務所に戻ってからでも良かったの
に。桂木家の墓もあるこの墓地でなんて、悪夢としか言えない。
「お願い…ネウロお…」
帯も解かれないまま、みっともなく襟元を大きくはだけられて隠しておきたい未熟
な乳房が剥き出しにされているのも我慢出来ない。なのにどんなに抵抗しようと
してもことごとく封じられて、小手先の快感だけであっさりと騙される自分がいる
のだ。
思わず涙が零れ出す。
「聞けんな、ヤコ」
「ここでなんて、嫌。お願いったら…」
「遅いぞ!」
緩い抵抗がうざったいのか、首筋を吸い、乳房を揉んでいたネウロは辛うじてま
だ触れていなかった裾をがばっと大きく捲り上げた。下着のラインが出るのが嫌
だったから、ショーツなんてはいていなかった。
「きゃあああ!」
「ほう、なかなか気が利くな」
もうすっかりここでヤる気満々な魔人が、欲望丸出しの表情でにったりといやら
しく笑った。
「あ、あんたの為じゃない…離してえっ…あぁんっ!」
嫌がって首を振ると、軽くまとめただけの髪から髪留めがひとつ緩んで地面にぽ
とりと落ちた。
一番感じるクリトリスをつねられ、いじられただけで体が過剰なほどにびくびくと
反応していく。まるで自分の体ではなくなったように。どこがどう感じるのか知り
尽くしている指先が勝手に弥子の体中を這い回り、追い上げ、的確に快感をも
たらしてくる。だから堪らない。
「あ、あぁあ、あ…」
もう蕩け出している内部をも、指先が犯していた。柔らかく愛液で潤んだ内部の
壁がくまなく長い指で探られていく。信じられないほど気持ちが良かった。
「あぁ…ネウロ…ダメ、もうこれ以上は、ダメ…」
浴衣はもう、ひどい有様だ。袖も抜かずに帯もきっちりとしたままだというのに、
体はすっかりあらわにされている。
もう、叶絵たちのところには戻れない。
「う…」
意識しない涙が溢れ出た。戯れのようにそれを舐め取ったネウロが完璧に嘘臭
い優しい声で囁いてくる。
「何を泣いてる」
「あんたの、せいだからね…」
涙は止まらなかった。
「ほう、そうか」
駄々をこねる子供をあやすように、もう文句しか出ない口が塞がれた。何も言わ
せないようにと絡みついてくる舌にまた騙されて、弥子はだんだんと懐柔されて
いく。
「…ふっ…」
知らないうちに、涙は止まっていた。
「そろそろいいな」
少し落ち着いた弥子を見下ろして、ネウロはズボンに手をかけてくつろげた。もう
中から布地を持ち上げるほどだったそれは、何もしなくても充分過ぎるほど硬く
張り詰めている。もうかなり興奮しているのか、弥子がそれまで見たこともない
ほど大きくなっているようだ。
はっきり言って、怖い。
「…ダメ、そんなの入らないよおっ…」
尻でずり上がりながら何とかここから逃れようとする弥子だったが、もう完全に
遅かったようだ。すっかり臨戦態勢になっているそのブツをこれ見よがしに目の
前に突きつけ、首筋や乳房に擦りつけながらもゆっくりと下がっていく。火傷を
しそうに熱いものは、すぐに先端をクリトリスにぐっと押しつけてきた。
ダイレクトに性感を刺激されて、弥子は堪らずに甘い声を上げた。どんな卑猥で
はしたない顔をしているのか自分では分からないのが悔しかった。
「ふぁんっ、そこダメ、熱いようっ…」
「何だ、貴様も乗り気のようだな」
「違う、違うってばっ」
これまで散々慣らされてきたものを愛液で濡れきった部分に与えられて、弥子
は気が遠くなりそうだった。いつもだったら問答無用で強引に入れられるという
のに、今夜はどうしたことだろう。弥子から欲しがって、乱れるのを待っているよ
うだ。そんな焦らし方をされるのは本当に嫌なのに、もうかなり切羽詰ってきて
いる。
「…ん、いやあ…」
ネウロはすっかり勝ち誇って、刺激を欲しがるそこに何度も軽く入れては戻しを
繰り返し、時折クリトリスや蕩けきった花弁を先端で擦り上げ、捏ねくった。
そんな風にされては、すぐにでも気が狂いそうだった。
「どうだヤコ、これが欲しいのだろう?」
いやらしく囁く声が耳にじわりと響く。
「やだ、やだったら。変なことしないでよ…」
「ほう、そうか。では止めるとするか」
すっと引かれる気配があった。ここまで追い上げられているのに、止められたら
本当におかしくなってしまう。咄嗟に弥子は引き止めるような切ない声を上げて
いた。
「あ…やだ…」
くすり、と耳元で笑う声。またネウロの手の中に落ちた瞬間だった。それを察し
て残酷な魔人が本性を剥く。
「随分素直になったものだな。それでは遠慮はしないぞ」
後はもう受け入れるだけになっていたそこに、ようやく硬く漲ったものが突き入
れられた。ぬめった音が漏れるほどの激しい突きに、一気に普段の意識が弾
けてしまう。
「あぁ…」
もう弥子に何の抵抗もなかった。奥の奥まで一杯に犯されながら、ただ蜜のよ
うに甘い快感に支配され、本能のままに淫らに喘いでいる。
「はぁん、いい、気持ちいいよおっ…」
「良かろう、ヤコ。もっと見せろ。その顔を見せろ」
「私、私っ…」
激しい喘ぎに呼吸すらおぼつかなくなりながらも、弥子は必死でネウロに抱き
つき、懸命に快感を追った。こんなところでされているのに、本当に気持ちがい
い。
なのに、あまりに快感が激し過ぎる為か、もう絶頂が訪れそうだった。それを嫌
がって、はあはあと薄い肉付きの胸を上下させて弥子は髪を振り乱した。
「あぁん…もっと、もっと欲しいようっ…」
なすすべもなく、あともう少し、というところで不意に内部を一杯に満たしていた
ものがあっさりと引き抜かれた。同時に体が反転させられる。四つん這いの体
勢になって、弥子は不安げに背後を振り返った。
早くまたそこを満たして欲しい。そんな浅ましい目の色をしていただろう。
「…なに?」
「もっと尻を上げろ。言う通りにすれば、幾らでもくれてやる」
「あ…」
まるっきり力の入らない体だったが、無理やり尻をネウロの目の前に曝すよう
に高く突き上げた。
「よし、いいだろう」
満足そうに笑う声と共に、再び待ちかねていたそこに熱が満たされていく。もう
弥子は完全に性奴隷と化していた。
「あああんっ!気持ちいいっ、ネウロおっ」
後ろからの激しい突きに合わせて揺れる乳房が薄いなりになまめかしい色香を
放つ。薄紅色に染まり上がったその二つの肉を掴んで更に腰を打つ魔人は、謎
を目前にした時のようにだらだらと涎を垂らしていた。
「ヤコ、もう出すぞ」
「あぁ、いや…もっと、もっとおっ…」
「すぐにまたくれてやる。可愛いヤコよ」
乳房を押し潰しそうなほど強く握って、華奢な弥子の体を打ち壊す勢いで突きを
増していったネウロの動きが不意に止まる。ドクンと断続的に震えて精液を吐き
出すものの只ならない痙攣が、弥子をも頂点に引き上げていった。
「…あ…」
イってしまった後、そのまま弥子は勢いのままに地面に寝転がった。何だか冷
たくてとても気持ちがいい。
内部に収まりきらない大量の精液が重くたらたらと漏れ出てくる。熱い、交わっ
ている間に噴き出した汗がべたついて気持ちが悪い。
何だかもう指一本動かすのも億劫で、しばらくこのままでいたかったのに、腕を
取られて体を起こされる。
「何、ネウロ」
「まだだ。貴様がもっと欲しいと言っただろう」
真っ最中でうわ言のように叫んだことを憶えていたようだ。いつもならとても言え
ないようなことだからこそ、改めて聞かされると顔から火が出る。弥子はごそご
そと浴衣を直しながら口篭っていた。
「…あれは勢いで…」
「だが本音だろう?」
どんな返事をしても、きっとネウロには関係のないことだ。いつも自分がしたいよ
うにする。あの時欲しいと思ったのは本当のことだけど、今はネウロの性癖に全
部責任を被せてしまおう。
そんなちょっとずるいことを考えて、弥子は抱き寄せてきた腕に身を委ねた。
桂木家の墓があって、父親が眠るこの場所でするのだけは嫌だったのに。ネウ
ロに出会ったことですっかり淫らな娘になってしまって亡くなったお父さん、本当
にごめんなさい。
一応心の中で父親に謝りながらも、再び支配されつつある快感に弥子はすぐさ
ま酔っていった。
だが、弥子はすっかり忘れていたことがあった。
時期は旧盆。
つまり、あの世から父親が戻っているのだ。
桂木家では七月にお盆の行事を済ませていたのだが、本来霊が戻ってくるのは
今この時である。
その結果として哀れ弥子の父、誠一はせっかく戻って来たというのに、目の前で
可愛い娘が得体の知れない男にガンガン犯されて喜んでいる姿を見る羽目に陥
っていた。心の中は滂沱の涙というところだろう。
終わり
番外編での、墓地で肝試しなヤコたんと構いたがりなネウロがツボったので
やってみた。
>>903の台詞もそのまま取り入れてみたよ。
お盆の連休最後の日だというのに、白昼からこんなの書いてた俺って一体orz
d(゜▽゜*) goodjob!
案ずるな、白昼からハァハァしてしまった俺がここにいる。
927 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 18:56:53 ID:1I2JhsSp
おおおGJ!!
弥子可愛い(*´∀`*)
あげてしまった
すまないorz
「何なのよッ!! 負けて凹んで熟睡してると思ったのに!! …ア…ッ!!」
「笑わせるな 我輩の性欲に休みなどない
豚に少しばかりの抵抗をされようが… 虎の狩りは容赦なく続行される」
「……確かに… ん、もうダメ…ッ」
「 さて 動くか 」
「ネ、ネウロ…ッ!!」
「わざわざ書くまでもないぞ、ヤコ」
「…へ?」
「顔にでてるだろう? 『弥子様(の体)最高』とな」
今週も松井はエロいな
>>920 キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
萌えすぎてヤバス‥!!!
超GJっす!!焦らされる弥子エロいよかわいいよハァハァ(*´д`)
>>920 GJGJ!!
ヤコかわいいよヤコ
おまけにお墓までの道中ノーパン(´Д`*)
そういや見守り部隊の浅田とパパンは、ネウロの正体もアカネちゃんのことも知ってるんだろなあ
>920 GJ〜 墓場ハァハァ〜
>929 ワロスww 前半ほぼ本誌のセリフそのままw 改変乙〜
ここの小説は素晴らしいですね!!
毎日ここの小説をおかずにしていますvv
935 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 13:02:05 ID:F7nQuC1y
保守
, ィ _,
_ト{'´ レ'´ / ̄〜z_,
_ zー' `_、ノ_∠、__ ノ_'´ `ーッ
=辷ー- 、(;ン´ ,、i__ `ヾ;) ∠_, ママッー!ママッー!
`ヽ、/‐べ w∠ `<ハ-‐_ .ノ 私ついにやったのー!
,.-r┬―-イ/ 7 、 ヘ、 、Y´ 初の2ちゃん書き込みしたのよー!
!Ll__rー-、/〃l /」 ト、r、ヽ }ト- 、
/'ト、,!ハ_〕 〔_ハrイ,ハ、 l スレのみんなが見ててくれるわー!
/ , ' jゝ、ウ ,_イ/_,ハ } 2ちゃんデビューも夢じゃないのー!
ヽ ∧_ィヘチ、__〉 _,、_ \
| i ヽL,_〉┘ / トr' |
ヽ ヽ‐'´ / ,L _| だから見てー!私を見てー!ねえママー!
 ̄`ト、_ __,,/ 」- 、冫
l 「ー'′ lj_,_,ノ′
l |
|、_亅
l !
「最近、思うんだよね」
「…何がですか、X」
アイはいつものように、気紛れなXに極めて穏やかに言葉を返した。
「自分なんてものをこうも簡単に忘れる俺は、もしかしたら最初から生きてなかった
んじゃないかなって」
「至言ですね」
「そうでもないかな」
「いえ、お気になさらず…ごく個人的な感想として述べただけですから」
「ちょっと気に入ったかな…だって、俺自身の自我なんてそういう意味じゃ確立して
もいないと言っていいんだから」
飄々としている癖に、時にゾクリとするほど鋭いことを言う。そんなXに、アイは改
めてとりあえずの忠誠を誓った。
この人の中身が見たいのは本心だけれど、今しばらくはこのままの平穏の中に漂って
いたいと。
なんか思いついて書いてみた。
アイさんは内面を色々想像出来る素晴らしい萌えキャラだと今気付いた。
おkおkそのままエロへの持ち込み技を決めるんだ
ヒグヤコキボン
笹ヤコ←ヒグチを・・・。
自分で書いたりしてみてるけど、全然うまくいかねぇ・・・ぬるぽ
頑張れ。
wktkしながら待ってる。
みなさんの性別はなんですか?
ここ最近のネウロ独占欲&助手祭りといいこのスレは神が多いなぁ。
>>941 超期待!
次の神が現れるまでのしょーもないおやつ。
合併号もそろそろ納め時なので水着表紙の小ネタ・・
『あああああもう!貧乳貧乳うるさあーい!!!!!!』
弥子ついにキレる。そう、少年ジャンプ真夏の合併号の水着表紙・・・・
見事、弥子にはお声がかからなかったのである。
二枚目の表紙では○ンピのナ○やブリー○の織○等のヒロイン達が
マスクメロンよろしくはちきれんばかりのビキニ姿を披露していた。
・・・カタカタカタ・・・
《ごめんね・・・弥子ちゃん・・私が出ちゃって;あの・・松井先生はきっと
弥子ちゃんが大切だから水着姿を晒したくなかったんだよ・・》
『・・・フォローありがとう・・アカネちゃん。でもなんか余計せつない・・』
『何を拗ねているのだ?我が輩意外とこの貧相な胸に愛着があるぞ』
『だ・か・ら・・・!貧相とか言うなああああ・・うっ・・・・』
『何故泣く?折角誉めてやったのに』
『どこが誉めてるのよ?!ああああもういっその事、魔界能力でも使って
EカップでもGカップでもHカップでもZカップにでもしやがれ!!うわああああん!!』
『・・・やれやれ大事なのは感度だろうに・・・』
『ちょっ・・・・何どさくさにまぎれて脱がしてんのよ!』
魔人はいつもよりほんの少しだけ優しく小さな膨らみに愛撫をした。
・・・・・・・・・・・fin
あのな・・・大小関係ないよな?好きな子のおっぱいが一番だと思うんだ(´・ω・`)
貧乳でも弥子可愛いよ弥子。
>>949GJ!
弥子は服の上から見ると貧乳だけど実は脱いだらCカップだったら萌える
>949 GJ!
セーターの上からでもラインがそこそこ出てるからB〜Cはあるように見える。
だが漫画的には実際のサイズ+3で描くのが通例
つまり漫画絵ですらBカップのヤコは
実際には-Aカップだったんだよ!!
いっとくがAA→A→BB→Bの順だぞ?
ならAAだろうが!
>>949 GJ!
みんな可愛い!
カップはトップとアンダーの差だから、元々細い弥子は
アンダーも細いと予想。
そこで、
>>950が言うみたいに、意外に小ぶりながらCくらいあったりするとそれはそれで萌えるな。
Aくらいの本当に貧乳でも感度良好で萌えるが(*´д`)
結論として、弥子は萌えるということか。
>>949 GJ!!やはり好きな娘の涙には弱いか!魔人よ。
“いつもよりほんの少しだけ優しく”という文に禿げ萌えた。
>>949 GJ!
つまり、弥子の感度に満足しているってことか、ネウロ。
そろそろ次すれの季節?
>>941の作品とそのレスを見てからにした方がいいと思う
笹ヤコを初めて書いてみたはいいが
ネウロ独占欲&助手祭りの流れを見ると
投下しにくいな・・・神も多いし
>>957 YOU投下しちゃえよ!
結構前に書き込んだヤツの続きが次スレになりそうだ…
急いで仕上げねば
>>957 ジャンピング土下座しながら待ってます。
961 :
957:2006/08/19(土) 00:06:02 ID:d25omzr0
今ナマイキにも推敲している所
明日辺りにでも投下する
あと38だけど足りるかな?
963 :
941:2006/08/19(土) 00:12:28 ID:VIq8c0D0
>>957 投下!投下してくださいハァハァ
気を遣わせてしまって申し訳ない!
ちょこちょこ書いてるけど、全然進んでない。
1時間に30行しか書けてない。考えすぎなんだろうかorz
でも色んな人にガッしてもらえたので頑張る。
>955
自分が満足できる感度になるまで開発してるだろ、やっぱ。
夏休みもそろそろ終盤に差し掛かってきた。
普段の成績のせいもあって毎日のようにある補習の隙を縫って、弥子は少しでも
夏ならではの楽しみを見つけようと、商店街や近所のお祭りに出かけてはせめて
もと憂さを晴らしていた。
この街ではもうバイキングも食べ放題も制覇してしまって、すっかり顔を憶えられ
ているので大食いは出来ないのが辛いところだ。
まだ午後の日は嫌になるほど高い。そしてやたらと暑い。
昨日の天気予報では晴れのちくもりだったというのに、全然当たっていないのが
腹が立つったらない。
「あー、今日も暑いねー」
脳味噌まで煮えてしまうほどの暑さにうだうだしながらも、事務所のドアを開けた
弥子はいつも以上に大きな声を出してモチベーションを上げてみた。そうでもしな
いと本当にこのままどろどろに溶けてしまいそうだ。
近くのコンビニで買った冷たいお茶のペットボトルを一気飲みしながら、今日も歓
待してくれるあかねの側へと小走りに駆け寄る。
「あかねちゃんは相変わらず元気だね。まあ、今の時期は外になんか出ない方
がいいけど」
適度に冷房の効いた室内はとても気持ちがいい。今までべっとりとかいていた汗
が引いていくのを感じながら、弥子は奥のキッチンでハンカチを濡らしていた。そ
れで顔や首筋を拭いたら少しはすっきりするだろう。何しろこの夏は異常なほど暑
いのだ。
「んー、やっと落ち着いてきたかな」
少しだけ涼しくなって、ようやく頭が正常に働くようになった。そうして初めて今ま
で忘れていたことに気付く。
「あかねちゃん、ネウロは?」
その時の弥子は素で分からなかった。その言葉が紛れもなく地雷であることを。
「貴様の貧相な脳味噌の程度が知れるな。どうりで補習続きで探偵業もおろそ
かになる訳だ」
いつものように窓際の椅子に座っていたのをどういう訳かすっかり忘れていたよ
うだ。自分が弥子をないがしろにするのは当然だと思っている癖に、弥子が少し
でも同じ態度に出ればこの有様だ。
「な、な…いきなり現れないでよ。びっくりするじゃん」
「いきなりなのは、貴様の方だ」
「う…」
普段は滅多にここから出ないせいか、暑さに影響されることなく頭の方も冴えて
いるようで、弥子がひるんだ隙を見計らって色々様々な悪戯を仕掛けてくるのを
決して忘れないのは大したものだ。それが本当に嫌なのに。
「あ…嫌だって、ダメだったら」
「何故だ」
ようやく涼しくなって喜んでいたのに、災難再びと降りかかる自分の運命を弥子
は心から嘆いた。場所は事務所。頃合いにソファーの上に押し付けられては後は
もうヤられるだけだ。
いつものコースなだけに、抵抗だけはしてみる。
「私、今日はダメだから。マジでっ…」
「ほう、月に一度股から血が出るという奴か」
どさくさに、とんでもないことをネウロはさらっと言った。
「口に出さないでったら…!そういうんじゃないけど…」
「では何だ」
どんな言い訳でも当然聞く耳持つ気もないネウロは、もごもごと重く口篭る弥子に
構わずリンゴでも剥くように実に手際良く制服を脱がしていった。
「ダメ、マジダメったら…私、今日はすっごい汗かいてるんだから…ベタベタして気
持ち悪いの、だからこのまま帰るね」
残るはショーツ一枚となって、初めて弥子は本音を言った。だが、かなり遅かった
ようだ。
「我が輩が、そんなわがままを聞き入れると思うか」
すっかりその気になっているネウロを前にしては、もはやどんな手も通用しなかっ
た。
「ど…どっちがわがままじゃー!!!」
哀れ、暑さで正気を失っていた子羊は、わざわざ一番たちの悪い狼の居場所に
立ち入ってしまったが為に、余計な艱難を負ってしまったのでした。
めでたしめでたし(反語)
おしまい。
もうスレも残り少ないというのに、突然の駄作投下でゴメソ
色々な神が投下準備中なので、応援という気持ちで突貫で書いてみた。
>967
GJ!
弥子のいじめられっ子体質はマジすげーよ。
笹弥子が二組待ちなら、いっそ新スレに投下してもらう方がいい気がする。
じゃあこのスレは使い切るか。
そういう自分も匪弥子をメモ帳で書いてたりする
前フリ用のネタとして、高校時代の教科書あさってたら
いつの間にか寝てたwwすまんww
充分足りると思うんで今から投下する
*注意*
前略、スレ住人の皆様
このSSに出てくる笹塚は変態です
のでご了承ください
おkおkどーんと来い
中間テストを何とかつつがなく乗り越えた弥子に、次の試練が待っていた。そう、期末テストである
しかも状況は中間テストの時とほとんど変わらないのだ。つまり、何もやっていないのである
だが、ネウロに頼む事は出来ない。彼に頼んでもまた靴を舐めさせられるかもしれないからだ
ひょっとするともう一段階上の服従を強いられるかもしれない
また、以前のように魔界道具を使われても困る。それで、あかねちゃんには英語のライティングと
世界史と生物の暗記を手伝ってもらう事にして、数学は笹塚さんに頼む事にした
最近やっと退院したらしいが、しばらくの間は自宅で療養を続けているという
「次はどこだい、弥子ちゃん・・・」
「えっとね、えっとね、・・・この場合分けが分かんないんですけど」
「どれどれ・・・『男子5人、女子2人が円形に並ぶ並び方のうち
2人の女子が隣り合わない並び方は何通りありますか』か・・・
円順列の問題だな・・・弥子ちゃん、とりあえず円順列ってどんなものか知ってるかい?」
「えーと・・・」
「例えば、n個の異なるものを円形に並べると、その総数は・・・?」
「(た、確かそれはさっき教科書で見た・・・・・・)え、(n−1)! になります!」
「ご名答。じゃあ、円順列の他にもじゅず順列っていうのがあるんだけど、それらの違いは?」
「えっ・・・・・・(そ、そんなの初めて聞いたよ!)」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・ごめん。じゃあ、本題に戻ろうか。男子5人、女子2人が円形に並ぶ並び方は分かるね?」
「えっ、何でしたっけ?」
「・・・・・・さっき弥子ちゃん、自分で言っていたんじゃ・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・(n−1)!だから」
「ろ、6 ! だから、(暗算中)・・・・・・720通りになります!」
「正解」
「やったー」
「そこで次のステップだけど、二通りの考えがあるんだ。まず
(1)男子5人の円順列を先に考えて、その後で男子の間に女子を1人ずつ並べる方法と、
(2)女子2人が隣り合う並べ方を出して、それを720通りから引くというやり方
があるよ。」
「・・・・・・どっちが計算として楽ですか?」
「ん・・・・・・後者かな。720通りという答えは既に出ているから
俺としてはこっちのやり方をオススメするよ」
「じゃあ、そっち!」
「オッケー。じゃあ女子2人を1人と考えて、合計6人の円順列を考えてごらん」
「えっ、なんで女子2人を1人と考えるんですか?」
「『女子2人が隣り合う並べ方』を考えるからさ。二人をまとめて扱う方が楽なんだよ。
そうすると、はい・・・・・・総数は?」
「えっと・・・・・・今回は6人だから、5 !=120通りです!」
「そう。・・・・・・じゃあ」
「はい、720 − 120だから・・・・・・答えは」
「ちょっと待って、弥子ちゃん」
「何ですか?」
「何か忘れているよ」
「何かって?・・・・・・あっ!」
「思い出した?」
「叶絵にメール返すの忘れてた!」
「そうじゃなくて・・・・・・ああ、いいから友達のメール早く返してやって」
弥子は片手で携帯のボタンを慣れた手つきでポチッと押していく。笹塚はそんな弥子を、精気が
あるのかないのか分からない目でぼーっと見つめている。
人間、歳を取ると趣向が変わっていくものである。十代の頃は出るところの出たグラマラスな
女が好みだった彼であるが、今はどちらかというと素朴で控えめな容姿の女にばかり目が泳ぐそうだ
そう、例えば・・・・・・
(男受けを狙った娘よりも、弥子ちゃんみたいな飾らないタイプの娘の方がいい・・・・・・)
「笹塚さん!」
「あっ、いや、その・・・・・・」
「・・・・・・?メール、終わりましたけど?」
「ああ、そっちか・・・・・・じゃあ、改めて言うけど弥子ちゃん・・・・・・さっきの計算なんだけど・・・・・・」
骨を折ったが何とか、笹塚は弥子を「場合の数」の基本問題を解けるレベルに持っていった
「じゃあ、本日の授業はこれまで」
「ありがとう、笹塚さん!・・・・・・怪我、まだ完全に治っていないのに、無理させてしまって、ごめんなさい」
「いいって・・・・・・、それより期末の方は大丈夫?」
「あっ、はい・・・・・・現国と古典に関しては」
「英語、数学、生物とかは?」
「それは・・・・・・その・・・・・・」
「・・・・・・英語のヒアリングなら教えてあげるよ」
「本当ですか!」
「ああ、一応得意分野だったし・・・・・・」
(しかし、独身男性の部屋に泊まる事をよくOKしたな・・・・・・弥子ちゃんのお母さんは
母子家庭になったから、厳しくなっているかと思いきや、やけに寛容なんだな
・・・・・・弥子ちゃんも、少しは警戒心を持った方がいいな。まあ、そんな男慣れしていない所も可愛いけど)
「ごちそうさま」
笹塚が席につく頃には、既に彼女は夕飯5品を食べ終わっていて、ご飯4杯目で
お茶漬けを食べている所であった。六合炊いておいたのは彼の先見の明である。
「笹塚さんの手料理、美味しかったですよ」
(しかし、この娘の胃袋はどうなっているんだろう・・・・・・)
「そうかい、ありがとう。・・・・・・デザートもあるけど要る?」
「いる、いる、いります!」
弥子はお茶漬けを平らげて、うれしそうに言った。彼女の腹の中には
小宇宙でも広がっているのだろうか。
笹塚は分厚く切ったロールケーキを弥子に差し出した。もっとも、分厚くした所で
おかわりを求められる可能性は高いが
「わー、このケーキ知ってます!最近この近くに出来た、TVエンペラーの優勝者がやっている
店のロールケーキでしょ?全国パティシエ選手権のヤツ」
「そうだよ、あの長蛇の列ができる店。仕事の関係でもらったんだ」
「仕事って・・・・・・?」
既に弥子は口に次々とケーキを運んでいた
「パティシエの一人が、麻薬を所持していてさ。それを取り調べたところ店の者からもらったんだ」
麻薬・・・・・・シュプリーム・S・・・・・・DCS・・・・・・クシカツ・・・・・・、これらの単語が次々と脳裏に
よぎったが、彼女は極力忘れようとした
「だけど俺甘いものは好きじゃないし、弥子ちゃんが美味しく食べてくれるなら助かるよ」
「えっ、これ全部食べてもいいんですか!」
弥子は手前のケーキではなく、キッチンにおいてあるケーキ屋の箱を指差して言った
笹塚はこくりとうなずく
「ああ、飲み物がまだだったね。今出すよ」
彼が戻って来た時、既に弥子はロールケーキ二個目を完食していた
「それは・・・・・・コーヒー牛乳ですか?」
「そう。子供くさいかな?でもいい牛乳使っててさ、美味しいらしいんだよ。ほら、飲んでみて」
「んっ・・・・・・」
彼女は一口、それを口に含んだ
「・・・・・・本当だ、美味しい!何かコクが違う!」
「うん。まだまだあるから飲んでくれ」
「はーいっ!何かさっきからノドがむしょーに渇いていたんで、とても美味しいです!」
彼女は喉を鳴らしつつ、その飲料を飲み干していった
* * *
4時間後、弥子は寝た。ソファーに横たわる様は無防備そのものである
テーブルの上には空っぽになったケーキ屋の箱が5箱、コーヒー牛乳のパックが6本放置されていた
(効いてきたようだな・・・・・・)
笹塚がコーヒー牛乳と「偽って」飲ませたのは極濃のカルアミルクである。飲み心地、味、見た目
共にコーヒー牛乳に酷似しているこの飲料を、何故彼は故意に彼女に飲ませたのか
答えは明白である
「よし、ビデオのセットもバッチリだ」
彼は筑紫と手を組んで弥子が悪戯をされている所をビデオにとり、署内で回すつもりなのである
ここだけの話、署内には結構弥子のファンが多い。需要が出来れば供給が求められるのは当然と言えよう
ちなみにカルアミルク及びバカみたいに高いロールケーキを手配したのは筑紫侯平その人である
(笹塚さん、ビデオが出来ましたらすぐに回して下さいよ。本来なら私も現場に行って××が
△△になった所を○○したり、□□がほのかに@@となるように▽▽したい所ですが
桂木探偵は私にどことなく怯えていますし、なによりその場に私がいる事自体、不自然です)
(分かった、上手くやるよ。笛吹にはどうする?)
(必要ありません。あの人は「To LOVEる」でさえ、顔を赤らめつつ人に隠れて見るお人です
まだあの人には早過ぎます。あと、クーラーは冷房ではなくドライにしておいて下さい
自然とのどが渇き、カルアミルクに手を伸ばすようになりますから)
ここまでは筑紫の言う通り、事は進んだ
「・・・・・・さて」
笹塚は弥子の体を立たせ、丁度彼女を背後から抱くような形で座った。そして彼女のベストを脱がせ
一つ一つ丁寧にシャツのボタンを外していく。服が完全に開いたのを確認すると、ブラの下から手を這わせて胸を愛撫した
お世辞にも豊かとは言えない、想像通りの大きさだが、ちょいっと肌を押すと力がそのまま跳ね返ってくる
弾力に満ちた肌である。次に笹塚は人差し指と中指で器用に乳頭を弄んだ
数回こね回した所、ピクンとそれは屹立した。それに伴い、乳輪も微かに膨らんできたようである
(感度はいいようだな・・・・・・)
しばらく乳頭だけを嬲っていると、弥子の息が熱を帯びてきた。時折切なげな小声も混じってくる
次に笹塚はスカートと下着の間に手をくぐらせ、秘部を弄ぼうとした。触れてみた所
胸や華奢な体つきからは想像できないほどふっくらとしている。
試しに、陰核と思しき所をクリッとひねってみると、「んんっ・・・・・・」と弥子は軽くもだえた
ひとさし指で下着の上から優しく愛撫してやると、刺激が強いのか頬が見る見るうちに紅く染まった
そこで陰唇の方をクチュクチュといじり続けると、彼女は一息ついたかのように桃色の吐息を吐いた
その間にも、切ない嬌声は笹塚の耳を執拗に舐める
彼は一度弥子をソファーに座らせた。そして、静かにそしてビデオカメラのレンズに見せ付けるようにして
そーっとスカートを、ショーツを、下ろしていく
現役の女子高生探偵は今、上半身に乱れた制服を、下半身には靴下しか履いていない状態でここにいる
しかも彼女は普段では考えられない位М字状に開脚して、恥部を余す所なくレンズの奥に写しているのである
豊かな恥丘に生えている陰毛は薄茶色を呈していて、毛自体はさらさらとした触感である
陰門からは薄桃色の陰唇が若干こぼれ出ていて、その恥肉の間から先ほどの陰核が幾分か膨張して、頭を出していた
笹塚は指でくいっと乙女の秘門を開けた。
(なかなか綺麗なピンク色だな・・・・・・)
見るとそこは既に蜜液が溢れ始めていた。
笹塚は彼女の細い両脚を掴み上げ、自身は顔を彼女の股間にうずめた
しばらくしてクチュクチュと、彼女の股から淫靡な音が聞こえ始めた
「はああっ、はあああ・・・・・・っ!」
弥子は聞こえるか聞こえないか分からないか細い声で、無意識に身を硬直させる
まさか寝ている自分の秘部を、他人が好き勝手に舐めているとは夢にも思わない
笹塚は陰唇を散々舐め回した後、淫核をくちびるで軽く咥え、その先端を舌でつつき始めた
刺激が弥子の肉体を電気のように伝わり、大きく身悶えさせて、彼を驚かせる
(あまり刺激が強すぎても、起こしてしまうな・・・・・・)
そう思い直した笹塚は、少し顔をあげ、舌の代わりに指を用いて陰部を弄る事にした
膣口に人差し指を挿入し、静かに、ゆっくりと、抽送を繰り返す。弥子は静かに熱のこもった息を吐いている
二本目の抽送時に笹塚はこの淫門が、既にある男によって開通済みだという事に気づいた。少なくともこの愛門は男の味を知っている。
(まあ、何だかんだ言って弥子ちゃん可愛いし、つき合った男の一人や二人はいるだろう)
しばらくすると彼女の恥部は完全に火照った。男を迎える準備は出来たようだ。
「さてと・・・・・・」
彼はソファーの下から以前用意していたコンドームの箱を手に取った。しかし、ここで重大なトラブルが発生する。
「しまった・・・・・・」
丁度切らしていたのだ。すぐにタンスの引き出しとあらゆる所を探したが見つからない。かといってナマで致すのは少し冒険がすぎる
仮にも彼は公務員、しかも警察官なのだ。万が一彼女との事が発覚したり、彼女が孕んだ場合、どうなるかは目に見えている
しかし、股の中央に位置する彼の愛銃は既に臨戦態勢に入っていた
何より、彼は署の人間の望みを一身に背負っている立場。このまま逃げるのは余りにも薄情者である
さあ、どうするか笹塚
「んー・・・・・・」
その時弥子は、眉をしかめて起き上がるような素振りを見せた
(まずい!今起きだしてきたら、その・・・・・・ヤバイ!)
余りの切羽詰った状況に、笹塚の語彙も機能しなくなった
「ミ・・・・・・」
絶体絶命である
「・・・・・・ミルクキャンデー、ちょーだい・・・・・・叶絵」
のんきな寝言により、今まで張り詰めていた緊張が音を立てて瓦解した
(夢の中でも食べているのか・・・・・・)
彼女の食べ物に対する執念を垣間見た気がした。見ると弥子は口を半開きにして
舌先で何かを舐めている。舌は虚しく宙をさまよっていた
「・・・・・・・・・・・・!」
その時、彼の中で何かがひらめいた
* * *
「ほーら、弥子ちゃん・・・・・・あつあつのミルクキャンデーだよ・・・・・・」
笹塚は弥子の、桜の花弁を思わせる口唇に己の男性自身を擦り付けた。その頭部は膨張し、涎をたらしていた。
「んっ・・・・・・キャンデー・・・・・・」
指を入れた途端に吸い付く池の鯉のように、弥子は唇の先にある逸物をパクッと口に咥えた
亀頭が丸々、弥子の口内に入る
弥子はそれを舌先で突き、あるいは蟻の門渡りと言われる部位を執拗に刺激した
笹塚は、ゆっくりと血管の浮き出た肉幹を弥子の口中に潜り込ませ、美少女の可憐な口唇を犯した
弥子が最中に歯で噛んだりしないだろうか。彼としてはその事が少し心配であった
しかしそれは杞憂に終わった。弥子の御奉仕はあくまで舌だけだった
しかもその舌の動きは目を見張るものがあった
「ちゅぷ・・・・・・ちゅぴ・・・・・・」
棹の部分を舐めていたかと思えば、亀頭だけをちゅぷちゅぷと吸い
カリの部分に沿って舌を這わせたかと思うと、亀頭を舌でタッピングする
といった多彩な、それでいて充分男の性感帯を刺激する動きを見せたのである
「いいよ、弥子ちゃん・・・・・・。たっぷり味わってくれよ」
「あむう・・・・・・んふう・・・・・・んん・・・・・・」
「芯がふやけるぐらい、しゃぶっていいからな・・・・・・」
「むうう・・・・・・んんっ・・・・・・ふううっ・・・・・・」
フェラチオの上手い風俗嬢を数人相手にした事もある笹塚だが、正直弥子ほど上手い女性はいなかった
彼女らと違い、弥子は本当に美味しそうに舐め、美味しそうにカウパー液をすすり
美味しそうにしゃぶるのである。まさに食欲の女神に相応しい
そのうち笹塚は、舌だけの愛撫に我慢し切れなくなり、弥子を床に降ろし
自身は弥子の体の上に四つん這いになった。シックスナインの型である
そして彼は彼女の性門を広げ、その舌で愛汁を舐め取りつつ、下半身はせっせと抽送を始めた
三回浅く、七回深く、まるで口唇を膣口に見立てて腰を振ったのである
弥子もそれに合わせて舌で裏筋を刺激したり、尿道口を攻めたり
たくましい逸物を思いっきり口に咥えたりしている
だが流石に激しい抽送を前に眉をしかめている。頬を赤らめつつ、眉を寄せて
男のものを受け入れるその様を知ってか知らずか、笹塚は一層、腰の動きを速くした
彼女の陰門は執拗な舌の攻撃により、ピクピクと痙攣している。舌は貪欲にも不枯の泉からあふれ出す
蜜液を掬い取り、喉元へと運んだ。しかしそれでも全部は掬い取れず
すばらしいご馳走の愛液は溢れ出て後門を濡らし、尻の割れ目に溜まっていき、カーペットを濡らした
淫唇・淫核を嬲るのに飽きると、笹塚は淫液で湿った門を前後ともに舌で奇麗に拭い取り出した
笹塚の舌が周りを舐め取るのに合わせて薔薇の蕾はキュっと締まり、ヒクヒクと痙攣した
それと呼応するかのように、上の口もすぼまるので彼は一層刺激を与えた
「んむう・・・・・・!んっ、んっ、んふう・・・・・・!!」
(くっ・・・・・・もう来そうだ!)
「弥子ちゃん・・・・・・、射精すよっ・・・・・・!」
「んんっ!・・・・・・んむううう・・・・・・!」
数十回抜き差しした怒張した男根からは、熱く濃厚な精液がノド奥に向かって射出された
「んんんっ・・・・・・!」
「うっ・・・・・・!」
笹塚が顔を背けると同時に、プシャアアアアアッッ・・・・・・、っと弥子の陰門から淫液が潮を吹いた
彼女もまた、絶頂に達したのである
噴水のようにたっぷりと発射されたそれは、床を広く濡らした
そして口内をすぐに占領した精液は、弥子の口端からトクトクと漏れていった
「弥子ちゃん、飲んで・・・・・・ほら、全部・・・・・・」
「んっ・・・・・・」
彼女は鼻息を荒くしつつも、ごくりごくりとノドを鳴らして
喉にからみつくような濃い白汁を飲んでいった
* * *
翌朝、朝食前の前菜(これから近所の定食屋に寄って、朝食を摂るのだそうだ)
を食べ終えた弥子は、身支度を整え、玄関口で笹塚に見送ってもらった
「昨日はありがとうございました、笹塚さん!」
「ああ、どういたしまして・・・・・・」
あれから笹塚は、弥子の服を元に戻し、彼女を別の場所に移動し、カーペットを掃除し
そこが濡れているのを目立たないように適当なもので隠したりと
色々と骨を折った。まさかあれほど豪快に潮を吹くとは思わなかったのである。
「時間があったら、また週末二日を使って来てくれたらいいよ」
「はいっ!あとですね・・・・・・」
「・・・・・・?なんだい、他にも教えて欲しい科目でもあるの、弥子ちゃん?」
「ううん逆に、私が笹塚さんに教えたい事があるんですけど・・・・・・」
「?」
弥子は少し頬を染めて、上目遣いで笹塚を見上げた
「ちょっと耳を貸して下さい」
彼は言われた通りにした
「あのね・・・・・・今回は許してあげますけど、もう少し女の子を優しく扱って下さいね」
「・・・・・・!」
「あと、セックスするつもりなら事前にコンドームの準備くらいは、しておいた方がいいですよ」
「・・・・・・!!」
「それで、月二回ぐらいならロハでこれくらいやってあげますから」
弥子は人差し指と親指で輪を作り、舌でちろちろとして見せつつ、微笑を浮かべた
「それにしてもびっくりしちゃった!・・・・・・笹塚さんって、結構溜まっていたんですね」
弥子は口元に手をやってクスクスと笑った
どこから気づいていたのか、またどこからわざとやっていたのか
笹塚は尋ねようとしたが、彼女はその間を与えずにさっさと帰ってしまった
手玉に取ろうとしたはずが、逆に手玉に取られた形となってしまったのだ
だいの大人が、女子高校生に・・・・・・
「まんまと騙されたって訳か・・・・・・」
苦笑しつつ笹塚は、煙草を火をつけ、その場にしばらく立っていた
だが一時間後、電池が途中で切れていたビデオの言い訳に
苦心する事になるのを、今の彼は知らない
以上です。弥子・笹塚の人格とか文章が変だとか話の矛盾とか色々と
問題があるかもしれんが大目に見てくれ
あと何度考えても、笹塚が変態になってしまって
抑えるのに大変だったorz
(推敲前は、みさくら語もどきの台詞を連発する笹塚だったけど
流石にそれはおふざけが過ぎるので、急遽書き直した)
みさくら版も保存したい自分がGJです…
うはwwwGJwww
笹塚より筑紫の方が変態に思うよ、とにかくGJ!!!!何気に弥子が慣れてるのが良い。
勝手に続き期待しとく。
スマン、続きはないんだ。けど、今の所考えているのは
・吾代Xヤコ(若干鬼畜路線)
・叶絵Xヤコ(百合かフタナリ)
・ネウロXヤコ・遥(親子丼)
・サイXアイ
・アヤX囚人たち(アヤ主体)
ぐらい。とりあえず次スレどうしよう
GJGJ!!!!
かーなーりエロくて満足です。弥子ちゃんが気がついてたのが良かった!
あー久々に笹ヤコ見れてホント嬉しい。
涙出そうだ。
GJ!!!
フェラだけでなく、次は挿入も期待しちょる自分がいる(*´д`)´`ァ´`ァ
うめっか
ウメ!
990 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 13:36:53 ID:kGLawa4P
埋
うむ