ファイアーエムブレム&ティアサガ第23章

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174人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ.
フュリーは燃えているか(前編)(1)

「招待状・・・ですか?」
たった今、目の前にいるエーディンから渡された招待状を目にして、フュリーは少しだけ呆然としている。
「はい。ささやかなホームパーティーではありますけど、よろしかったら・・・」
「そ、そんな、私なんかが行っても、よろしいのですか?」
思わず卑屈な言葉を返すフュリー。だが、そんな彼女に、エーディンは微笑んで答える。
「フュリーさんだからこそ、招待したいのですわ。」
実のところ、フュリーはあまり自信家ではない。むしろ逆に、彼女は引っ込み思案で、しかもかなりの奥手。そのせいか、好きな人にもアタックできないでいる。
容姿は端麗で、男性からは非常に人気が高いフュリーなのだが、肝心な意中の男性とは、なかなかいい関係になれずにいる。
もっとも、その彼は王子で、彼女は家臣。そんな身分の違いも、彼女が卑屈になってしまう理由の一つではある。
(私は、レヴィン様が好き・・・・・・)
しかし、そんなことを面と向かって言えるわけがない。見かねたレヴィンの母・ラーナ王妃も、彼女のために、ある特別な命令を下した。
「レヴィンに近侍して、レヴィンを護衛しなさい。」
天馬騎士としての任務。だがラーナ王妃の真意は、
(ずっとレヴィンと一緒にいて、結ばれなさい)
という意。
だが、彼女の引っ込み思案な性格が災いして、まったく二人の仲は進展しない。しかも、フュリーの前には、なんと恋敵まで現れたのだ。
「あたしが、レヴィンのこと頂いちゃうよ〜」
踊り子のシルヴィアである。
彼女も男性を惑わせるようなルックスの持ち主。その可愛くて美人な外見、そして、あまり知られてはいないが、その新緑に包まれた春の湖のように透き通った心。
フュリーは危機感を感じていた。このままでは、レヴィン様は彼女に・・・・・・
エーディンから招待状を渡されたのは、そんなある日のこと。

数時間後、フュリーはエーディンの部屋の前にいた。
こんこん。さっそくフュリーは部屋のドアを叩く。
「はぁ〜い♪」
すると中から、エーディンの明るい返事が聞こえてきた。
そして、エーディンがドアを開けて出てきた。
「まあ、フュリーさん!ようこそ私達のホームパーティーへ!」
にこやかにエーディンは言うが、フュリーは思わず緊張してしまう。
「は、はい!本日は、素敵なパーティーにご招待いただき・・・」
「まあ、フュリーさんったら!そんなに緊張なさらなくてもよろしいのに。うふふ。さあさあ、どうぞおあがりくださいな♪」
「は、はい・・・」
度を越した緊張を指摘されて、フュリーは思わず顔を赤く染めた。少しばかり、恥ずかしいところを見せてしまった。
ともあれ、フュリーは部屋の中へ・・・
175人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/05/20(土) 11:54:30 ID:7dTwW6fZ
フュリーは燃えているか(前編)(2)

「あら?」
部屋の中を見渡して、フュリーは思わず驚いてしまった。部屋の中には、背もたれが付いているだけのいすが一つ。そして、その前には、ベッドが置いてある。
「さあ、フュリーさんは、そちらのいすにお掛けくださいな。」
フュリーは少し不審に思ったが、取りあえずはエーディンの薦めのままに、いすに腰掛けた。
そのとき・・・・・・
「えっ!?な、何々?・・・・・・きゃあっ!」
何者かがフュリーの腰の辺りを、頑丈なロープでぐるぐる巻きにしてしまう。フュリーは忽ち、いすに縛り付けられてしまった。
「な、何するんですか!」
フュリーは必死にもがくが、両腕まで雁字搦めに縛られているので、外すことは出来ない。
その目の前に、エーディンは立つ。そして、その横には、フュリーを縛った張本人・ミデェールがいる。
「それでは、ようこそフュリーさん!本日は、私たちのホームパーティーへお越しいただき、まことにありがとうございます。
それでは、今宵は情熱と至福の時を、心ゆくまでお楽しみください。」
「そ、そんな・・・私・・・何されるのかなあ・・・」
「うふふ。ご安心くださいまし。あなたには、何もしませんから。」
そして、エーディンとミデェールは互いに向き合う。
「それでは、ごゆっくりとお楽しみください・・・」
次の瞬間、フュリーの目の前で、信じられないことが起こる・・・・・・
「きゃあっ!!!」
エーディンとミデェールの唇が、お互いに触れ合う様を見て、フュリーは思わず悲鳴を上げた。
「な、何てことを・・・」
見ると、二人の唇は少し開いていて、中からは互いの舌が伸びている。そして、それはお互いに絡まりあっていた。
「・・・な・・・な・・・」
フュリーは、わなわなと震えている。こんなキス、見たこともない。小さい頃にお父さんとお母さんが仲睦まじくしていたキスは、ほっぺにちゅっというものだった。
もっとも、それはただ単に、子供の前だったからというだけかもしれないが、とにかく、今フュリーが見ている二人のキス・・・・・・
それは衝撃的だった。思わず息を呑むフュリー。もし、レヴィンと結ばれるようなことがあったら、私も、あんなキスを・・・・・・
「・・・あら?フュリーさん、こういうキスは初めて?」
一旦唇を離すと、エーディンはフュリーに言葉を投げかけた。
「・・・・・・はい・・・・・・」
「うふふ。フュリーさん、これが本当に愛し合う男と女のキスなのですわ。」
そのまま二人は、またキスの続きに戻る・・・・・・
「えっ・・・?」
やがて、二人の唇は次第にずれていき・・・二人はお互いに首筋や顔、胸元を舐め回している。
「ん・・・」
エーディンの唇から、思わず吐息が漏れる・・・・・・それと同時に、フュリーはまたごくりと息を呑んだ。
そして・・・一瞬、ミデェールがエーディンを抱き上げると、エーディンはベッドに横に寝かされた。
そのまま、エーディンの両足が割り箸のようにパカッと開くと、灼熱のモノが_単位でプチプチと・・・
もとい、エーディンの両足が大きく広げられ、女の大事な部分が露わになる。
「あ・・・フュリーさん、じっくりとご覧下さい・・・んああ・・・」
エーディンの顔が、次第に野性味を帯びてくる・・・女から、メスへの変貌。
その女陰を、ミデェールは指で左右に広げた。
「ほら、フュリーさん、女の人のここって、唇みたいでしょ?だから、この部分は・・・陰の唇、つまり、陰唇って言うんだよ。」
ごくり。フュリーはまた息を呑む。そのエーディンの唇は、はしたないぐらいによだれを垂らしている。
次の瞬間・・・・・・
ちゅっ。
目の前で起きた、信じられない光景。
何とミデェールの唇と、エーディンの陰唇が、先ほどのような深いキスをしている。
その溢れる涎を、ミデェールは丹念に吸い上げ、なおもその舌を絡めている・・・
「今日は、いつもよりすごいなあ・・・」
ミデェールの言葉に、エーディンは薄目を開けて答えた。
「ん・・・だ、だって、今日はフュリーさんが見てくださって・・・ああん・・・」
「・・・エーディン様、えっちだなあ・・・」
「そ、それを言わないで・・・ああん・・・」
二人の行為を、フュリーは半分青い顔で、おぞましそうに見ている。
(愛する二人って、あんなことまでするものなの?)
もし、レヴィンと自分が結ばれたとしたら、やはりあんなことをレヴィンはしてくるのだろうか?
(やだ、汚いよ・・・)
176人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/05/20(土) 11:55:08 ID:7dTwW6fZ
フュリーは燃えているか(前編)(3)

エーディンとミデェールの二人は、すでにおぞましげに見ているフュリーの視線に気づいている。もちろん、その意味についてもである。
「フュリーさん・・・・・・」
やがて、ミデェールは唇を離した。すると今度は、エーディンの顔がミデェールの股間へと近づいていく。
その光景は・・・到底信じられるようなものではなかった。シレジアの天馬騎士として、ストイックな生活をしてきたフュリーにとって、とても信じられない出来事。
エーディンがミデェールの大きな一物を、ぱくっと口にくわえている。
(そ、そんな・・・汚くないですか?)
思わずフュリーは心の中で唸った。それを代弁するかのように、エーディンがミデェールに聞く。
「ねえミデェール・・・・・・私の身体、汚くない?」
もちろん、フュリーの心の内を読んでの発言である。それに、ミデェールが答える。
「貴女の身体の中に、汚い場所なんて、あるわけないじゃないか。」
(えっ・・・?)
フュリーは一瞬、耳を疑った。本当に愛する男女って、そういうものなの?ということは・・・私がもし、レヴィン様と結ばれるようなことがあったら、
私も・・・あんなことや、こんなことを・・・?
フュリーは一瞬、ぶるっと震えた。いくら好きな人でも、あんなところにキスなんて・・・・・・
「うふふ。フュリーさん、全てを超えるのが、愛の力よ。」
エーディンがフュリーに声をかける。その言葉に、フュリーは目から鱗が落ちたような気分になった。
(全てを超える・・・・・・愛の・・・・・・力・・・・・・)
「そう。愛があれば、超えられない壁なんてないんだ。」
ミデェールがフュリーに向かって言う。
「フュリーさん、貴女はレヴィン様の家臣っていうことで、躊躇しているみたいだけど・・・・・・」
フュリーはいきなり自分の心の内を何か鋭いもので突かれたかのようにミデェールの発言にドキッとする。
「でも、僕を見てごらんよ。僕だって・・・エーディン様の家臣だったんだよ!」
その言葉に、フュリーは金槌で頭を殴られたような衝撃を受けた。そう、ミデェールも、元々はエーディンの家臣だったのだ。
そのミデェールの発言に同調するかのように、エーディンも言葉を添える。
「そうですわ。でもね、フュリーさん・・・・・・愛は、全てを超えるものなの。」
そう言いながら、エーディンは仰向けになる。彼女の開かれた股からは、先ほどよりも多い涎で溢れていた。
「そう。できないことはないんだ。僕とエーディン様だって、ほら・・・・・・」
そう言って、ミデェールは、エーディンの涎で溢れる股に、己の肉棒を突き立てる。
「このように・・・」
「んああっ!あああっ!」
一瞬、エーディンの悲鳴が響くと、エーディンの陰唇は、ミデェールの肉棒を、ずぶずぶと飲み込んでいった・・・・・・
177人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/05/20(土) 11:57:02 ID:7dTwW6fZ
フュリーは燃えているか(前編)(4)

「んはあっ!」
根元までくわえ込むと、ミデェールの肉棒は、ピストン運動を始める・・・・・・
「ああ・・・み、見てフュリーさん!・・・これが・・・愛する男女の・・・しゅ・・・終着駅・・・ああん!」
ぐいっぐいっぐいっとミデェールの身体が、ありったけの想いを撃ち込むかのように激しく動く。そのたびに、エーディンの口から、激しい悲鳴が起こる。
「ああっ!あああっ!!!フュ、フュリーさん!これが・・・結ばれるという行為なの・・・です・・・ああああ・・・」
(これが・・・・・・結ばれる・・・・・・)
フュリーの視線からは、いつのまにかおぞましいという思いは消えていた。レヴィン様も、やはり、この二人と同じことを・・・?
(あ・・・私・・・)
フュリーのショーツが、一瞬、じわっと湿ったのを、フュリーは自分で感じた。
(ま、まさか・・・私も・・・求めている!?)
何となく恥ずかしい気がして、フュリーはポッと顔を赤らめた。
男女間の『好き』という言葉には、こんなにも深い意味がある・・・・・・
フュリーは今、それを肌で実感している。目の前で、愛し合うという行為の最終段階に入っている二人。
二人の顔は、もう虚ろな表情をしている。もはや、動物的な本能でしか動いていないかのような、そんな二人。
やがて・・・・・・
「あああああああああああああああああっっ!!!]
二人の絶頂の悲鳴が部屋中に響くと、ミデェールとエーディンの股間から、真っ白な粘液が溢れてきた。
そのまま、二人はぐったりとなる。やがて、エーディンは薄目を開けて、フュリーに語りかけた。
「はあ・・・はあ・・・フュリーさん・・・これが、愛し合うということなのです・・・」
そして、二人の結合部が離れると、ミデェールは立ち上がって、フュリーの縄を解いてくれた。
「フュリーさん、今なら・・・・・・まだ、間に合います!」
「そうですわ!さあ、早く、レヴィン様の元へ!!!」
フュリーは立ち上がる。そう、愛する二人の間に、壁なんてものは存在しないのだ。
今、エーディンとミデェールの二人が、それを実証してくれた。
「エーディン様、私・・・・・・」
今までの泣き虫で引っ込み思案なフュリーは、そこにはいない。今、そこにいるのは・・・獲物を狙う、獣のような目をした、フュリーである。
「私、レヴィン様を・・・・・・奪ってきます!!!」
その力強い目に、エーディンはこくりと頷く。
「フュリーさん、頑張って・・・・・・私たちは、いつでも貴女の味方よ。」

後編へ続く・・・