ストロベリーパニック!でエロパロ

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1名無しさん@ピンキー
巡り行く百合の世界
2名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 19:31:22 ID:q+GVAAO9
 夜、廊下を一人歩く蒼井渚砂の足取りは重かった。
「はぁ〜。なんでこんな時間に……」
 今、渚砂が向かっているのは、ある人物の元だった。
 出来ることなら関わりたくないのだが、なにぶん、上級生とあっては断ることが出来ない。
 なぜなら、呼び出した相手は、出会った早々におでこにキスをしてきた花園静馬。
 それだけではなく、食堂では唇にキスをされそうになった。
 どんなに尊敬の念を集めている人物と言われていても、渚砂にしてみれば迷惑行為でしかなかった。
「また、変なことにならなければいいけど……」
 大衆の面前でも大胆なことをしてくるのだから、呼び出されたとなるとどうか……。
 考えただけでも恐ろしくなる。
「……着いちゃった……」
 到着したくはなかったが、こうなっては仕方がない。
 渚砂は、一回、深呼吸をすると軽くノックをした。
「どなた?」
 部屋の中から、静馬の声がした。
「あ、あの、4年の蒼井渚砂です」
「どうぞ」
 渚砂は、恐る恐るドアノブに手を掛けて扉を開けた。
「し、しつれいしまーす……」
 一度、中の様子を覗き見てから部屋に入った。
「適当に腰を下ろして」
「は、はぁ……」
 渚砂は、すぐに逃げられるように、扉のそばに座った。
「あのー、同室の方は……」
「今、席を外してもらっているの。二時間ほど」
 二時間という時間が、妙に淫らな感じがするのは気のせいか。
「今日、来てもらったのは他でもないわ」
 静馬が渚砂へと近づいてくる。
「あ、あの、私……」
 渚砂は、静馬の纏う風格に気圧され、慌てて立ち上がると後ずさった。
 静馬の足取りが速くなり、急速に渚砂に迫る。
「し、失礼します!」
 渚砂は、ドアノブに手を掛けて外へ逃げようとした。
「どこへ行くつもり?」
 背後から伸びてきた手は、ドアノブを掴んでいる渚砂の手首をつかみ取ると、そのまま渚砂を反転させて扉に押しつけた。
 渚砂は、背中を扉に押しつけられて逃げ場がない。
 目の前には、今の行動を怒っているようにも見える静馬の顔。
「あ、あの、私、急用が……」
「そんなものは後にしなさい」
 静馬は、渚砂の顎を上げると、食堂の続きとばかりに唇を近づけた。


続けないw
3名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 19:38:45 ID:wAHcai7A
玉緒×渚砂きぼんぬ!
4名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 20:34:23 ID:1pY9BL70
やややっと立った!1乙2乙!3もついでに乙。
百合萌え。天音×光莉きぼーん。だが皆可愛い…。
5名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 01:30:10 ID:qokGyWFC
作品マチ
ここっていくらレスなかったら落ちるの?
6名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 02:23:42 ID:M1S37yNU
保守
7名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 02:28:00 ID:TJjz7OTw
>玉緒×渚砂きぼんぬ!

中村・・・・?
8名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 07:05:01 ID:LN3xclXC
>>2
寸止めイクナイw

>>5
30くらいって言われてる。
92:2006/04/15(土) 08:04:03 ID:PCNZovy3
アニメ一話しか観ていないから書けない。
「正伝」といわれる小説版を読まないと書けないし、買う予定がない。
万が一、気が向いたら読むかもしれないけど、今のところその予定はありません。
10名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 08:39:39 ID:PK0qxFI8
保守するか。スレたてはちと早かった気がする。
キャラ数が多いから一人称と三人称を把握しないとなかなか書けない。
11名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 11:11:22 ID:LN3xclXC
あれだ、即死回避まで見たいカプでも羅列していこうぜ。

とりあえず天音×光莉で甘いのキボン。
12名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 13:37:43 ID:LUuGL8kZ
メイン3人と1年ズのカプ好きなんで絆菜×籠目キボンw
1312:2006/04/15(土) 13:41:26 ID:LUuGL8kZ
絆菜じゃなくて絆奈だった・・・・・・OTL
14名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 15:49:05 ID:rR1WXgBO
まだあまりよく分かってないからオーソドックスに玉青×渚砂かな。
15名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 02:40:03 ID:wlglUAQc


中身がなばとのだじゅん
のキャラの絡みがみたい
16名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 03:21:32 ID:uk6YxuTS
やっぱ玉青×渚砂かな
17名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 03:29:20 ID:wK2KS8xv
玉青×渚砂で

てか、それ以外のキャラエトワールしか知らね。
18名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 17:42:41 ID:YSUY/rLl
保守
意外とアニメが初って人いるんだな
19名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 19:04:43 ID:tHmaDDnW
公式サイトにあったノベル、無くなっちゃったもんなぁ…
夜々×光莉が好きだったのに。
20名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 20:06:47 ID:8yDrwzLd
雑誌もいつかはまとめてくれると思ってたから捨ててしまったよ。
両方とも保存しておくべきだったなあ。
21名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 00:37:55 ID:HzeDrEMH
22名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 01:22:29 ID:JGnWbjWa
千華留×籠女が良いな。
千華留が優しく籠女をリードするのが良い。
23名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 02:49:39 ID:QRGraJIW
天音×千華留がよいです
24名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 03:01:46 ID:T8PPwl0D
アニメは夜々と光莉の図書館シーンがなくてorz
25名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 11:28:46 ID:8tyfemtB
君が書くんだ!
26名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 15:46:46 ID:tE3MNGSE
27第二話マニキュアのシーンより:2006/04/17(月) 19:33:49 ID:EoEIm8FX
「どうかしましたか、渚砂ちゃん」
 悲しそうにうつむく渚砂を案じて、玉青が声を掛ける。
「え? あ、別に……」
 渚砂は、ついつい暗くなっていた顔を笑顔に変えようとするが、中途半端な笑顔になってしまい不自然さがありありだ。
「何か心配事があるのでしたら、遠慮なさらずに私に相談して下さいね」
「うん、ありがとう……」
 渚砂が、明らかに何か案じていることがあるのは明白だが、玉青は立ち入るような真似はしなかった。
「な〜ぎっさちゃ〜ん」
「はい?」
 唐突な玉青のテンションの高い呼び掛けに何事かと顔を上げると、自分に向かってダイブしてくる玉青がいた。
「きゅあああっ!?」
 渚砂は、玉青に押し倒れるような形で、ベッドの上に仰向けになった。
「ど、どうしたの!? 玉青ちゃん」
 渚砂は、向き合いながら体の上に乗っている玉青に理由を訊いた。
「暗い顔なんて、渚砂ちゃんには似合いませんわ」
「あ、ありがとう」
 渚砂は、玉青の行動を子供同士の戯れのようなものと理解した。
 普段からよく触わってくる玉青流の励まし方なのだろう。
「だから、私が渚砂ちゃんの悩み事を忘れさせてあげますわ」
「はい?」
 相談に乗るということなのだろうか。
 しかし、それは全くの想定外の行動で始まった。
『!?』
 渚砂は、硬直した。
 何の断りもなく、玉青がキスをしてきたからだ。
 それも、唇にである。
 時間にして数秒程度のものだったが、時間の問題ではない。
「あ、あ、あの、え、あ……」
 言いたいことがあるのだが、頭がパニックを起こしていて言葉にならない。
 エトワールの時のように『キスをされる』という認識があるのなら、まだ最低限の心の準備も出来るが、不意打ちではどうにもならない。
「キスで慌てちゃうなんて、ホント、渚砂ちゃんてかわいいですわ」
 玉青の言葉で、渚砂の頭はパニックが止まった。
「な、なんでキスを!?」
 渚砂は、口許に手を当てた。
「なんでって、そんなの決まってますわ。渚砂ちゃんとキスをしたかったからですわ」
 玉青は、堂々と理由を述べた。
「い、いや、そういうことじゃなくって……」
 訊きたいのは、その先である。
「キスから始めるのが礼儀だからですわ」
「始める!? 始めるって何を始――」
 渚砂が話しているのも関わらず、玉青は渚砂のパジャマのボタンを外し始めた。
28理由は9:2006/04/17(月) 19:35:20 ID:EoEIm8FX
『えっ!?』
 一瞬、思考停止に陥ったが、すぐに脳は機能回復した。
「な、何を!?」
 渚砂は、慌てて両手で胸元を隠す。
「あん。それではボタンが外せませんわ」
 玉青は、不満を口にする。
「外す必要なんてないし……」
 玉青が、何をしようとしているのか判らない。
「私達、ルームメイトですよね」
「そうだけど……」
「もっとお互いを知り合う必要がありますわ」
「それとこれって何の意味が……」
 ルームメイトとキスやボタン外しには、関係性が見当たらない。
「深く心が触れ合うには、体もそうあるべきですわ」
 なんだかよく判らない論が玉青の口から展開されていく。
「だから、今夜、私と渚砂ちゃんは、深く触れ合いますの」
 玉青は、断定した。
「触れ合うって……」
 話の方向性に、嫌な胸騒ぎをおぼえる。
「さあ、渚砂ちゃん。愛し合いましょう。私が優しくして差し上げますわ」
 玉青の頬が上気し、どこか興奮の色がある。
 玉青は、渚砂の両手首を取ると、左右に広げた。
 渚砂の上にいることを利用し、体重を利用して腕を抑え込む。
「た、玉青ちゃん!? ちょっと!?」
 渚砂は、強い危機感を感じた。
「今夜はじっくり愛して差し上げますわ。私と渚砂ちゃんの初夜ですもの」
 玉青は、体を渚砂の上に被さると、耳たぶを甘噛みした。
「ひゃっ!?」
 渚砂が、驚きの声を挙げる。
「ねえ、渚砂ちゃん。エトワール様とはもうキスをしてしまわれたの?」
 玉青が、耳元で囁く。
「えっ?」
「エトワール様はお美しい方ですもの。仕方がありませんわ」
 玉青は、すでに渚砂がキスとしたと思っている。
「ちょ、ちょっと、玉青ちゃん」
 渚砂は、一方的な思い込みに困惑する。
「でもね、エトワール様とはもう何もなさらないでね。だって、渚砂ちゃんは、私だけのモノですもの」
「私だけのモノって……」
 渚砂は、玉青の所有権宣言に戸惑った。
「渚砂ちゃんの唇も、髪も、瞳も、胸も、お尻も、脚も。そして、アソコも、みーんな、私のモノですわ。さあ、私の渚砂ちゃんの味を見させて下さいな」
 玉青は、渚砂の首筋に舌を這わせた。
「ふぁっ!?」
 渚砂は、今まで経験したことのない変な感覚に奇声を挙げた。
「もっと、素敵な声で啼かせて差し上げますわ」
 虎視眈々と狙っていた渚砂を『たべられる』ことを思うと、玉青の体は熱く火照り、すでに下肢に咲く花弁は蜜で濡れていた。



やっぱり、続かない。
29名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 21:23:33 ID:HzeDrEMH
スンドメヤメテorz
30名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 21:52:37 ID:EoEIm8FX
公式にさえも「百合」の文字が使われているように、そういう作品なので観ていてネタは浮かぶんです。
でも、最大の障害は「資料がない」ということなんです。
玉青はアニメで聞く限り「わたし」と発音しているけど、
表記が「わたし」なのか「ワタシ」なのか「私」なのかは判らないんです。
アニメを見直すと、静馬に迫られた渚砂の行動を考えると、ドアノブに手をかける前に硬直して逃げられないという描写の方がしっくりくるし、
玉青が渚砂に迫るところは、玉青が次第に昂揚して声がうわずるような感じを示すべき。
資料不足のなさが、ちゃんと作品を消化仕切れていないことが露呈している。
百合だろうと薔薇だろうと純愛だろうと鬼畜だろうと、それで悩むことはありません。
「資料がない」。書き手にとってこの一点は、何よりも大きな障害なんです。

「無敵看板娘」のスレが立っていますが、
スレ内の12番発言までSS用資料が掲載してあります。
ああいうのは、書き手にとって非常にありがたいものです。
あれと同質のものが載っていたら、最後まで書いたかも知れませんね(アニメ準拠ですが)。
31名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 00:22:47 ID:5Sg+0Sdp
小説や漫画版を読めばいいんじゃない
32名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 00:55:18 ID:2l9eXFhU
>>30
GJでした。玉青の一人称は小説版では「私」。
良かったら原作小説やコミックも読んでみて。

俺はコミック版 更衣室シーン後日の夜々×光莉を妄想中。

下着なしの制服姿で校内を引き回される光莉と、それを見つめて悦に浸る夜々。
「うふふっ…。どう、光莉ちゃん? すっごくドキドキするでしょ」
「(はぁっ……)お願い、夜々ちゃん。ショーツだけでも……」
「ダメよ。毎日勝負下着じゃなきゃダメって言いつけを破った罰なんだから。
 それに、私がプレゼントした下着は着てくれないんでしょう?」
「だって…。あんな大胆な下着、裸よりも恥ずかし…あぁっ!」
夜々の指先がミニスカートに張り付いたヒップのラインをなぞる。
「あんまり声出すと、みんなにヘンに思われちゃうわよ。うふふっ……」
快楽の電流に身を苛まれながら、ヨロヨロと歩みを続ける光莉。
その時、とても会いたくて。でも、今の姿は決して見られたくない、
あの方の姿が遠目に見えた。

お粗末だけど、こんな感じで。
33名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 03:51:47 ID:dig0bz6z
>>32
GJ!!
夜々×光莉好きにはたまりません
34名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 12:19:10 ID:SbAbuz4Z
パロディ書きに必要な「資料」を揃えるには「お金」が掛かってきます。
これは、パロディ書きの悩みの種でもあります。

以前、購入を控えたシスプリの本を、後にSSのために購入したが一人600円×12人=7200円からの出費をしています。
シスプリはこれでも足りなくて、他にもいくつか購入して、さらに友人から資料を借りたりしました。
それらを何度もチェックしてキャラ解析を行って、それから執筆に入るのが普通です。
もし、ストパニが小説ではなく、G's公式で紹介されている12人の本が
シスプリのように一人一冊で出ていたら、資料を揃えるというのはかなり酷な話だったでしょう。
結果として(いまのところは)小説一冊、加えても漫画一冊なのでまだ金銭的には問題ありませんが、
自分にとって買う価値がある作品かどうか、計りかねています。
「資料のために買う」というのは簡単な話ですが
金額の大小に関わらず「(アニメなどで)作品として気に入っている」ものでないと
心情として大切はお金は出せません。

私はアニメの放映で初めて「双恋」以降の企画だと知った程度。
G's特有の「あからさまに狙っている作品」のノリは面白いし、アニメを観てネタは頭に浮かぶけど、
アニメの中の続きだから次回放映には古くなるので
ネタ振りのように「こういうエロ展開もありうる」といった流れで書いています。
ひたすら保守のための書き込みが続くという流れは味気ないですし。
結果、寸止めになってしまうのは申し訳ありません。

アニメが始まってまだ一週間余りしか経っておらず、今の段階で書けというのであれば、正直酷です。
この春に始まったアニメだけでもチェック数が20数本。ストパニもそのひとつにすぎません。
作品が多すぎて渚砂も静馬も玉青も、SSのために公式でチェックして顔と名が初めて一致したほどで、
カップリングを見ても関係性が全然判らないというのが、正直なところです。
それでも、OPの「見とれている千代に、やきもちを妬いている蕾」なんて見ていると、
二人の関係はどうなのかとよからぬ想像をしてしまいますw
人物の多さや設定が特殊なため、アニメから入った人が作品を消化するにはまだ時間がかかると思います。
>>10さんも同様のことを書いています通り、資料を整えるのは大変なんです。
>11さんのように希望カップリングでも書いてのんびりと待っていたらSSが載っていた、
ぐらいの気持ちでいるのが楽だと思います。少なくとも、ネタには困らない作品ですから。
それこそ、一人称と三人称の一覧表でも書き込まれれば敷居はぐっと下がるので
一人でも多くの書き手を呼び込んで早くSSが出てくるかもしれません。

長文になってしまいましたが、書き手の事情を汲んで頂ければありがたいです。
35名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 13:47:47 ID:5Sg+0Sdp
無内容の長文うざいという事はよくわかりました
36名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 20:01:54 ID:SbAbuz4Z
それはすみませんでした。もう来ないのでご容赦を。
37名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 20:02:05 ID:UMlgLNj3
スレが立った記念に短編を投下してみます。
玉青×渚砂で。
原作ベースなので、アニメの二人とはやや性格や話し方が違います。


ルームメイトの渚砂が転校してきて以来、涼水玉青の朝一番の日課は、渚砂の愛らしい寝顔を拝見しつつ、眠りから覚ましてあげることになった。
「渚砂ちゃん…朝ですよ、起きて。」
そっと身体を揺すってみるけれど、起きる気配はない。
「もう…しょうがない渚砂ちゃん。」
玉青は、小さくため息をつくと、唇を渚砂の耳元にそっと寄せ、囁くように言った。
「な・ぎ・さ・ちゃん。起きて。早く起きないと…どうなっても知らないわよ。」
それでも、渚砂は一向に起きる気配を見せない。玉青はそれを見て、口元に微かな笑みを浮かべた。
…本当は、渚砂が起きない事を、心の何処かで望んでいたのだ。
「ふふっ、起きない渚砂ちゃんが悪いんだからね…」
玉青は、何処からともなく化粧用の刷毛を取り出し、渚砂の頬から首筋にかけて、そっと這わせた。
「んっ…」
渚砂は小さく呻いて、身をよじった。その拍子に毛布とパジャマがめくれ、渚砂の腹部が露になる。
「まぁ…。」
玉青は口元に手をあてて、そこをじっと見つめた。そして吸い寄せられるように、そこに刷毛を持った手を伸ばしていく。
刷毛を腹部から胸元にかけて這わせていくと、渚砂はくすぐったそうに身体を震わせた。
「あら…渚砂ちゃんたら、敏感なのね…」
玉青は、まるで新しいおもちゃで遊ぶ子供のような無邪気な微笑みを浮かべ、渚砂のパジャマをまくりあげ、露になった胸の膨らみを手で包むように触った。
「ふふっ。渚砂ちゃんの胸ってとっても柔らかくって…マシュマロみたい。」
玉青がゆっくりと優しく胸を揉むと、渚砂の口から吐息交じりの喘ぎ声が漏れた。
その頬も、心なしか普段より紅潮している。
『ああ、そんな顔されたら…我慢できなくなっちゃう!』
玉青のもう片方の手が、下へと伸びていき、渚砂のパジャマのズボンの中へと入っていく。
「んっ…玉青、ちゃん…」
そのとき、渚砂が玉青の名前を寝言で呼んだ。
「……」
玉青は手を止め、渚砂のパジャマを整えた。
純粋に自分を慕ってくれる渚砂に対して、こんな方法をとるのは失礼な気がした。
「いつか、自分の気持ちを真剣にあなたにぶつけるわ。そして晴れて想いが通じ合ったら、結ばれましょうね、渚砂ちゃん…」
玉青は、小さく呟くと、改めて大きく息を吸い、渚砂に声をかけた。
「渚砂ちゃーん、朝よーっ!起きてー!!」

以上です。結局エロまで行き着けませんでした…
機会があったらちゃんとエロ書きたいです。
38名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 21:26:58 ID:mmePnx08
渚砂と玉青は生涯の友になれそうだな、いや友情や愛情を超えた究極の関係になれるかな
39名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 19:00:17 ID:hP9XQPiS
保全
40名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 22:18:46 ID:/NK1qOd8
>>37
寸止め感が心地いい
41名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 16:27:37 ID:QAwaJBDZ
>>37はいろんな意味でGood Jobだったと思います。
42名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 13:45:07 ID:gvNA23ov
保守
43名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 06:03:43 ID:yu0etjJV
一応女性キャラ専門
百合専門と明記しといた方がいいと思う。
かしましスレみたいに無理に男相手したりはないと思いたいけど。
44名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 22:13:48 ID:Wxjn6Sc6
>>43
女があれだけ居たら男キャラの入る余地はないと思うよ
”女が1つの場所に3人集まれば男の居場所はそこにはない”って言うし
まぁ、男子禁制の場所が舞台の作品の場合はどうしても百合物になってしまう・・・・・・・・。
某スレに投下された武装宗教組織に学園を占領され、生徒・学園関係者が次々と犯される内容の
SSだったり、外出先でDQN野郎に犯される内容なら別だが・・・・・・・・・・?
45名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 23:01:34 ID:wGRp2vas
というか作品の性質上そのようなSSを好む層はまずないと思うんだが。
男キャラに関する話は基本的にしないほうがいい。
46名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 23:19:10 ID:Eihrdut3
また夜々×光莉で。図書館シーンを妄想で補完。

「トイレに行きたくなっちゃって…っ すみませんっ!!」
ミアトルの生徒が駆け去る足音が図書館内に木霊する。
一人残されてしばし呆然とした後、その場を去っていく
花園静馬を横目でチラと見て、夜々は思った。
(秘密の花園まで来ておいて逃げられるなんて……。
 エトワール様の威名も地に墜ちたものね)
自分は違う。この、腕の中で震えている少女―――此花光莉。
王子様に憧れるあまり、魔女の誘いに乗ってしまった
このお姫様を間違いなくモノにするのだ。
「はぁっ……。夜々ちゃん……?」
制服越しにおしりを撫でるという、ささやかな性的な刺激にも
ウブに体を反応させ、羞恥に耳朶を朱く染める光莉の姿が
夜々にはたまらなく愛おしい。ぎゅっと抱きしめる
腕の力を強めて胸の膨らみを光莉の背中に押しつける。
「じっとしててね……」
短いスカートの端に指をかけ、太ももを撫でつつ手のひらを
上にスライドさせると容易く布地がずり上がった。
「ひゃんっ!」
晒された下半身が触れる空気の冷たさに、光莉が小さな悲鳴を上げる。
夜々が肩越しに覗き込むと、期待に違わぬ白色の下着が露わになっていた。
「光莉ちゃんは編入したばかりだけど、スピカの校則をキチンと守ってるのね」
「これは元々…」
光莉の言葉が終わるのを待たずに、夜々が続ける。
「でも、天音お姉様を誘惑するには地味かしらね」
「違っ…。私、そんなつもりじゃ……」
両手で頬を覆っていやいやと首を振る光莉を見ていると、
夜々は心の中に愛おしさと似て非なる感情が灯るのを感じた。
(イジメちゃいたくなる、光莉ちゃんがイケナイのよ……)
ゾクゾクと高鳴る胸の内を悟られぬようにしつつ
夜々は心の中で独りごちた。
47名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 14:52:20 ID:S88Z7L5z
期待age
48名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 23:50:00 ID:09q90AsD
躍動を続ける夜々の指先が光莉のまとう衣服を少しずつ剥がしていく。
いつの間にか上着の前は大きく開かれ、夜々の右手が器用にブラウスのボタンを外していく。
それを光莉が押さえようとすると、股間に伸びた左手が秘裂を下着越しになぞった。
「あ…んっ……」
くったりと脱力する光莉の身体を受け止めつつ、夜々はようやく全てのボタンを外し終える。
ショーツと揃いのように純白のブラジャーに覆われた双つの膨らみは夜々ほどの
ボリュームはないものの、指を押し返す心地よい弾力が夜々を楽しませた。
「もっと華奢だと思っていたけれど……嬉しい誤算、かしらね」
指を捻ってホックを外し、ブラジャーを上に引っ張ると薄桃色の乳首が転び出るのが見えた。
両の手のひらで包みこむように、膨らみを刺激する。
胸の頂きにある突起をクリクリと転がし、ツンと固くなるのを確かめる。
刺激に慣れてしまわないよう緩急をつけた夜々のタッチに光莉は翻弄され、
背を仰け反らせてしまう。代わりに突き出された腰はガクガクと震え、
きゅっと閉じていたはずの両脚は力無く開かれていた。
「あ…ああっ……いやぁっ…」
「あらダメよ、光莉ちゃん。あんまり声出しちゃ」
クスクスとからかい気味に夜々が耳元でささやく。
「『図書館ではお静かに』、よ」
夜々の言葉に、光莉は頬をいっそう紅潮させた。
人目に付きづらいとはいえ、公共の場所でこのような行為に及んでいる。
そう認識した途端に無数の目に痴態を見られ、無数の耳に嬌声を聞かれた気になってくる。
(私……いけないことしてる……。でも……。でもっ…………)
光莉が葛藤する間も夜々の指先は全身を這い回り、未知の悦びを引き出していく。
(もっと……夜々ちゃんに触って欲しい!)
そう思って快感の享受に集中すべくキュッと瞳を閉じた時、夜々の手の動きがピタリと止んだ。
「え……?」
(どうして止めちゃうの?)
振り向こうとした光莉のあごが夜々に摘まれ、無言のまま強引に引っ張られると
眼下に図書館のエントランスが広がる。そこには、スピカの真白い制服に身を包んだ
長身の生徒の姿があった。見間違えようもないスピカのプリンス、鳳天音だった。
49名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 19:39:25 ID:3DxZiHVu
アニメの4話はエロかった。
50名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 00:39:07 ID:aLnGvsTm
##時間軸が少しおかしいかもだけど、勘弁。

階上に光莉がいることにはむろん気付かず、天音は出口へと歩みを進める。
プリンスの名に恥じない普段からの凛々しさに加え、なにか決意を秘めたように
まっすぐな瞳をたたえた天音の姿に、周囲の生徒が感嘆のため息をついた。
「どうするの?」
露わになった光莉の両肩にそっと手を乗せて夜々が問いかける。
「今ならまだ、声を出せば間に合うかもしれないわよ」
天音の姿を見て、自分を助けてくれた王子様だったのか確かめる。
そして、できることならお話がしたい。
そんなささやかな願いのために他校の図書館にまで足を運んだことを光莉は思いだした。
「私に襲われたと言って、天音様に助けてもらう?」
先ほどまでの熱っぽい囁きとは違って、夜々の声がどこか寂しげに聞こえる。
「それとも……続きをして欲しい?」
今度は夜々に相応しい蠱惑的な囁き。
光莉は振り向いて夜々の表情を伺おうとしたが、あらぬ方を見つめる夜々の横顔は
長く艶のある髪に隠されていて如何なる感情も読みとれなかった。
「もしも……もしも、よ。王子様よりわたしを選んでくれるのなら」
夜々の指先に一瞬だけ力が籠もる。
「キスして。お願い」
か細い夜々の声は確かにそう聞こえた。
いつも綺麗で大胆で女王様のように振る舞う夜々が、泣き出す前の子供のように
声を震わせている。それは先刻までの愛撫とは違った意味で光莉を戸惑わせた。
両肩に乗せられた手が自分を押し出そうとしてようにも、
逆に行かせまいと捕まえているようにも感じられる。
階下に視線を移すと、分厚いドアを開こうと手を伸ばす天音の後ろ姿が見えた。
(天音様)
心の中で一言つぶやくと、ギィと軋むドアが開かれて天音の姿が屋外へ消えそうになる。
光莉は自分の意志を行動で示す時が来たことを知った。
51名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 02:22:22 ID:qgg/vHmg
イイヨイイヨー
夜々様セツナス(´・ω・`)
52名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 16:01:20 ID:Ifg/DVhv
続きwktk
53名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 01:23:30 ID:jSWH24Sx
ギィとドアが軋む耳障りな音がしても夜々は耳を塞がない。
それよりも、光莉の肌の温かさを少しでも両手に残しておきたいと思った。
「夜々ちゃん」
聞こえていないわけではないが、光莉の呼びかけに夜々は答えない。
(優しい光莉ちゃんだから。きっと『ごめんね』、ね……)
光莉の次の言葉を考えると胸が引き裂かれる思いがした。
天音様に憧れる気持ちを利用して光莉を『秘密の花園』に連れ込む。
そして、まだあどけなさを残す身体に甘い悦びを覚えさせて、悠々と籠絡する。
その計画は半ばまで成就していたが、他ならぬ夜々自身の行動で瓦解させてしまった。
どうしてあの時、天音の姿を見せてしまったのだろう。
答えはすぐ目前にあった。
『王子様にもう一度お会いしたい、な……』
階下に天音の姿が見えたとき、そう言って遠い目をした光莉の姿が思い出されたのだった。
(想いを弄んだ罪の重さに耐えきれなかった、とでも言うのかしらね……)
そう考えたとき、光莉の肩に乗せていた両手がそっと払われて夜々は慄然とした。
覚悟したこととはいえ、光莉に去られるのは辛いことだった。
(いっそこのまま、押し倒してしまえば……!)
光莉の残された服を剥ぎ取って蜜を吸い、花を散らす。光莉の白い肌に消えない烙印を残す。
抑えたはずの暗い欲望が鎌首をもたげようとしたとき、光莉がこちらに向き直った。
半裸の光莉をうっとり見つめる。
(キレイね)
やはりこの娘に酷いことはできない。夜々がそう思っていると、光莉の伸ばした手に右手を取られた。
手の甲に暖かく柔らかい何かが押しつけられる。
バタンとドアが閉まる派手な音で夜々が我に返ったとき、漸くそれが光莉の唇だと理解することができた。
54名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 00:21:28 ID:0H0rSbo9
「……何してるの」
「キス……」
そうじゃなくて。質問の主旨からいささかピントのずれた光莉の回答に、夜々は心の内で突っ込みを入れた。
『私が言いたいのは』そう切り出そうとすると、口づけを受けた右手が光莉の胸元にそっと押し当てられた。
「天音様は本当に素敵で、あこがれの王子様だけど……」
手のひらを通じて光莉の鼓動が高鳴るのを感じる。
「私がスピカに編入して、いつも側にいてくれたのは夜々ちゃんだもの」
(それはあなたの隙を伺っていたからよ)
そう思ったが、後ろめたさで言葉を紡ぐことができなかった。
「夜々ちゃんはキレイで、堂々としてて優しくて。その……ちょっと、エッチだけど……」
エッチ、の部分に少しだけ憮然とした夜々の様子には気付かず、光莉は顔を上げて告げた。
「私は夜々ちゃんが、好き」
一瞬、世界が薔薇色に染まった。
『好き』 夜々の頭の中にグルグルとその言葉が回る。
スピカ5大スターの筆頭より……憧れの王子様より……私を選んでくれた!
溢れる歓喜にわぁっと叫び出したくなるのを堪えて、代わりに光莉の身体を強く抱きしめる。
「好きよ、私も好き。光莉ちゃんが好き……」
そのたった一言をどうして言えなかったのだろう。歓びの中に悔恨を込めて夜々は好きと繰り返した。
久しく忘れていた感情に夜々は酔いしれていた。『オトす』とか『モノにする』とか。
歪んだ心の駆け引きに没頭していた、先刻までの自分が莫迦のように思えた。
光莉はというと、顔面に押しつけられる胸のボリュームに息苦しさを覚えつつも、
背中に回した手で夜々の髪を梳いていた。
いつしか夜々も無言になり、静かに互いの体温を確かめあっていると
「くちゅんっ」
光莉のくしゃみの音で沈黙が破られた。
「寒いの? ……そうよね」
光莉が半裸でいたことを思い出して、夜々は心がざわめくのを感じた。
「暖めてあげる」
夜々の言葉に、光莉はこくんと頷いた。
どちらからともなく、ふたりは口づけを交わした。
55名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 00:25:47 ID:0H0rSbo9
―――長い口づけから唇を解放すると、光莉はハァッと大きく息を吐いた。
「どう? 手にするよりもずっとイイでしょう」
「だって夜々ちゃん、呼んでもこっち向いてくれなかったんだもの……」
拗ねたように反論する光莉が、心から可愛く思える。夜々は手近にあった椅子を引き寄せると
光莉の身体に引っかかっていたブラウスとブラジャーを外してそこに乗せた。
中腰になった夜々が、今や完全に裸となった光莉の上半身に顔を寄せ、
丸めた舌先で胸の尖端をノックすると、光莉は未知の刺激にビクリと身体を震わせた。
乳首を包み込んだ唇がもぐもぐと動き、胸全体に刺激を与える。
唇がもたらす粘性の快楽は、指先とはまた違う甘美さで光莉を悶えさせた。
夜々の舌の動きが激しくなるにつれて、光莉の呼吸が乱れる。
酸素を求めて大きく息を吸うと、夜々が身にまとう麝香の香りが胸の中を満たした。
「ん……はぁっ……はぁっ……」
胸から背中に突き抜ける甘美な電流に光莉が耐えきれず、書架にもたれかかると
夜々の鼻先に腰を突き出す格好になる。夜々は光莉のスカートをめくりあげると
股間に手を差し伸ばした。ショーツの上から丘のラインを確かめるように指でなぞる。
「いやっ……。そんなところ、さわっちゃ……」
夜々の頭を両手で押し退けるようにして光莉が弱々しく抗議する。
「そんなこと言ったって……。ほら……」
夜々がショーツの中に手を差し入れると、光莉がひっと声を上げた。
夜々の細く長い中指が何度か秘裂を擦り上げて、ショーツから引き抜かれる。
光莉が僅かに安堵すると、目の前にテラテラと濡れて光る夜々の指を突きつけられた。
「こんなに濡らして……。光莉ちゃんはエッチな娘ね」
羞恥に染まる光莉をクスクスと笑って、夜々は再び手を光莉のショーツの中に差し入れた。
「……そこ、つまんじゃだめぇっ!」
花芯を探り当てた夜々の指先がコリコリとそこを刺激すると、限界を越えた快楽に光莉の身体が跳ねる。
「だめっ……。だめぇぇっ……」
(やっぱり光莉ちゃんって、イジメたくなるタイプだわ……)
喘ぎ声を聞いて夜々はゾクゾクっと身を震わせた。そのせいか、加減を忘れてキュッと花芯をねじ上げてしまう。
「ああぁっ…………」
それがとどめとなった。生まれて初めて、光莉は頂きに達した。
56名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 01:46:47 ID:uaU4vHJW
(;´Д`)ハァハァ

GJGJGJ!!!
57名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 19:51:26 ID:JPtOgMbW
最高だ!いきなりこのような大作を見られるとは!
58名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 22:24:07 ID:rfYSaLIc
(;´Д`)ハァハァ
GJ!
夜々×光莉大好きだ!
59名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 23:58:06 ID:0H0rSbo9
「早く早く。もうすぐ門限よ」
「夜々ちゃん、待って……。なんだか、うまく歩けないの……」
図書館を後にして、茜色に染まったいちご舎への道をふたりは並んで歩く。
下半身に残る甘い疼きのせいか、光莉の歩みはひどく緩慢だった。
加えて、濡れた下着が肌に張り付く不快感があったものの
口にすると夜々に下着を剥ぎ取られる予感がして、そのことは黙っていた。
夜々が不意に立ち止まったので、光莉もつられて歩みを停める。
夕日を浴びて少し顔を伏せた夜々はいつにもまして大人びて見えた。
「光莉ちゃん。私のお願い……聞いてくれる?」
「なに?」
夜々の真剣な様子に、光莉は少しだけ緊張した。
「手を……繋いでもいいかしら」
顔を伏せたままポツリとつぶやいた夜々の『お願い』に光莉はくすぐったいような
可笑しさを覚えた。クスリと微笑んで右手を差し出すと、夜々の両手が恭しく
それを包み込んで自らの唇へと導く。一瞬だけ、唇が触れた。
「これで、おあいこね」
夜々はそう言って、光莉の指に自らの指を絡めると再び歩き出した。
顔が朱いのは夕日を浴びているだけのせいではないことを、夜々自身がよく知っていた。
光莉に触れる。
光莉が触れる。
指に少しだけ力を込めると、光莉がきゅっと手を握り返してくれる。
温もりの確さに安堵して、涙が零れそうになるのを夜々はぎゅっと目を瞑って堪えた。

(好きなの。本気よ…………)

言葉にしなかった想い。だけどそれは、繋いだ手から光莉にきっと伝わる。
夜々はそう信じた。
(了)
60名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 00:03:12 ID:kvsNn5Y7
どう見てもお終いです。本当にありがとうございました。
61名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 00:06:06 ID:YsFyl0FO
素晴らしいな。夜々×光莉マジ良い!
62名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 05:24:09 ID:uRv4mJnt
乙でした!
夜々×光莉最高ハァハァ
63名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 15:25:54 ID:zdsP8IbM
映 画 化 決 定
64名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 18:11:49 ID:1xT0oMLJ
こ、これは…夜々×光莉は素晴らしい!!!!
きてよかった…
65sage:2006/04/30(日) 01:06:05 ID:kjfDmrjn
GJ!
66名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 04:09:47 ID:l0JucKPk
天音様がエロシーンに突入してる姿はちょっと想像できない
67名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 15:01:58 ID:hZbfHTQX
キター!
68名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 21:44:20 ID:C5Rl5l+j
69名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 07:37:07 ID:6vU1DrzF
アニメ版しか知らないせいか天音×光莉のほうが個人的には好き
70名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 12:14:03 ID:r0PJgcTM
漫画版はまだいいとして、アニメでの天音はただの男にしか見えん
71名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 19:22:15 ID:HNMl09jJ
キャラの中で夜々が一番好きだから、幸せになってほしいなぁ。
72名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 21:10:34 ID:xsfGuyMv
37です。
>>46
読み応えのある作品GJです!図書館でのアレは色々妄想をかきたてられますよね。
というわけで自分も夜々×光莉を投下です。寮の自室での1シーンのエロ妄想バージョンです。
最初から最後までヤッてるだけになりそうですが、どうぞ。


「あっ…夜々ちゃん、駄目、こんな、…」
大きく潤んだ瞳で、光莉はじっと目の前の夜々を見つめた。
「何が駄目なの?ここがどういう場所かって、さっきも説明したでしょう?」
夜々は、光莉の耳元に唇を寄せて、囁くように言った。
「それとも…私とじゃ嫌?私の事嫌い?」
「う、ううん、そんなはずない!…夜々ちゃんは私が転校してきてから一番に出来たお友達だし、いつも優しくしてくれるから大好きよ。でも…」
「でも…怖いのね」
夜々の指摘に、光莉は何も言えなくなってしまった。すると、不意に夜々が、光莉を優しく抱きしめた。
「夜々ちゃん…」
夜々の体温と、柔らかな髪の感触、そして夜々のつけている香水の香りが光莉を包み込む。
「…わかっているわ、光莉ちゃんの不安は。でも、だからこそ、私が優しく愛してあげる。あなたの全てを、私に頂戴…」
夜々はそう言うと、光莉の首筋に唇を押し当てた。
「ひゃあっ…!」
そのまま強く吸うように口付けられ、光莉は思わず吐息交じりの擦れた悲鳴をあげる。
いつの間にか夜々の手は光莉の胸に伸び、服の上から膨らみを揉み始めていた。
「あ…夜々ちゃんっ…!」
「光莉ちゃんの胸って柔らかい…ずうっと触っていたくなっちゃう…」
夜々は光莉の胸を弄んだ手を、そのまま下のほうに滑らせていき、スカートの上から太股をなぞった。
「ぁあ…!」
「駄目よ光莉ちゃん。感じ過ぎるのはいいけど、余り大声を出しちゃ…いくらドアを閉めているとはいえ、他の生徒もいるのよ。…まぁ、偶然通りがかった初心な子猫ちゃん達に聞かせてあげるのも悪くないけど…」
「そ、そんな…」
光莉は唇を噛んで出てくる声を堪えた。しかし、夜々の手は止まらず、光莉のスカートの中に進入し、下着の上から秘部をなぞる。
「っあ…っ!夜々ちゃん、そこ…!」
「大丈夫よ、光莉ちゃん。すぐに気持ちよくなるから…ね。」
夜々の指が、優しく光莉の秘部を撫でていく。
「あ…ん…あ…」
「ね、気持ちいいでしょう?」
夜々の言う通り、それはとても心地いい感覚だった。光莉はいつしか、自分から求めるように腰を微かに浮かせ、ゆっくりと動かし始めていた。
夜々はそれを見計らったかのように、指を下着の中に入れ、既にしっとりと濡れているそこに、直接愛撫を加える。
最初は、入り口を深くなぞるように。そして、段々と指を光莉の奥深くに挿入していく。
「あぁぁぁ…っ!!」
中をかき回すように指を動かすと、光莉はあっけなく果て、そのまま気を失ってしまった。
「…光莉ちゃん、可愛かったわ…」
夜々は、光莉の柔らかな髪を優しく撫で、頬にそっと口付けた。
「これで私達、親友を超えた関係になれたわね…。」

以上です。お目汚し失礼しました。
次はル・リムを書きたい…
73名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 22:59:12 ID:EryNvnRE
やっぱ光莉のお相手は夜々様だよなぁ〜
夏コミ受かってたら絶対に夜々様にだんだんと調教されていって最終的に
寝取られる光莉本だすZEEEEEEEEEE
74名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 00:31:11 ID:6B+KKq2I
ここは神スレか!
37氏GJ!
75名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 13:13:52 ID:jjtUdEYd
今回の話で出てきた渚砂率いるミアトルチームと光莉率いるスピカチームの乱交パーティ
ネタも使えるねぇ・・・・・・・・・・・・・・・。(展開によっては絆奈率いるル・リムチームと絡ませるのもあり)
76名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 19:33:04 ID:RYyQwjMa
光莉のエプロン姿が反則過ぎる件について。

はふぅ・・・・・・
7746:2006/05/04(木) 00:09:12 ID:GPiAb0Uv
>>37
帰省する前に良い夜々×光莉が読めました。GJです!
ル・リム編、楽しみです。

俺はアニメ4話の夜々が光莉を押し倒すシーンで妄想。
78名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 00:11:51 ID:GPiAb0Uv
――光莉が泣いている。
薄いカーテンの向こう、シャワーの水音に混じった微かな嗚咽を夜々は聞いていた。
門限直前に部屋に戻った光莉の瞼は痛々しく赤く腫れ上がり、
瞳からはあの見る者全てを魅了してやまない澄んだ輝きが失われていた。
夜々の心に灼熱した感情が渦を巻く。それは、すぐ側にいながら
光莉の緊張を解きほぐすことができなかった自分自身への怒りか。
それとも、これほどまでに光莉の心を捉えて離さない鳳天音への妬みか。
カーテンに映る光莉のシルエットを見つめながら、夜々は唇を噛みしめた。
薄布一枚向こうには身も心も無防備の光莉がいる。
一年間待ち望んでいたのは、まさにこの状況ではないだろうかと夜々は自問した。
(王子様とのロマンスなんて、おとぎ話でしかない)
光莉にそれがわかった時、一番近くにいる自分が真のパートナーになる。
その為に『恋を手助けしてくれる頼りになる親友』の像を作り上げてきたのだ。
(今よ。抱きしめなさい)
光莉の身体が描く悩ましい曲線を前にして、心の中の悪魔が囁く。
(……だけど)
『親友』を演じる内に、光莉の純粋な恋心に感化された自分がいたのも確かだった。
(このまま終わっちゃうなんて、あんまりじゃない)
触れると粉々に砕け散ってしまいそうに、打ちひしがれた光莉の姿が脳裏に蘇る。
結局、夜々は溜息を一つ吐くと無言のまま浴室を後にした。
『親友』の仮面は夜々が自分で思うよりも、ずっと深く食い込んでいるらしかった。

深夜。
ふと気配がして目を開けると隣のベッドに光莉の姿が無かった。
まさか、思い余って――と悪い想像が頭の中を駆け巡り、血の気が引きそうになる。
それこそ早まった考えだと自分に言い聞かせて、夜々は光莉を追って部屋を飛び出すのを堪えた。
主のいなくなったベッドに倒れ込むと、僅かな温もりと香りがして夜々の胸を締め付ける。
(光莉……。ひかり…………!)
心の中で何度もその名を呼んで、可憐な姿を思い浮かべる。
我知らず、夜々の手は股間に伸ばされていた。
79名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 16:47:08 ID:Y6lp5Znf
>>78
GJ! 続きあるの?

夜々って漫画版とアニメ版では少し性格が違う気がする。
80名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 21:20:00 ID:GPiAb0Uv
(何をしているの、私……)
カットソーの下、ノーブラの胸を揉みしだき、ショーツ越しに秘裂を撫でる。
光莉のベッドの上で胎児のように丸まり、夜々は熱く吐息を漏らした。
(これは光莉の手……。光莉の指…………)
目を閉じて光莉の指の形を思い出し、自らの指をそれを重ねることで増す快感。
それでも、誰かと肌を重ねる悦びを知ったこの身体にはもどかしく、物足りない。
カットソーを脱ぎ捨ててショーツ一枚の姿で仰向けになると、解放された胸の双丘が
緩やかに弾み、ピンと立つ胸の尖端が見えた。
(独りで『する』のなんて、久しぶり……)
光莉を見初めてからの一年間、意中の相手と同室になったのは却って辛いことだった。
光莉の無防備な姿を向けられる度、夜々は自制心を総動員して襲いかかる衝動に耐えていた。
なのに今は、光莉の姿を思い浮かべることで淫らな欲望をより激しく燃え上がらせようとしている。
光莉の面影を求めつつ、夜々は指の動きを激しくさせた。
じゅんと潤う股間を撫で、花弁を指で拡げる。むき出しになった花芯を指で爪弾く。
(光莉……。どこに行っちゃったの…………)
愛しいその名を心でつぶやくと、瞼の裏に昨夜見たカーテン越しの裸身が浮かんだ。
カーテンを開き、驚く光莉のおとがいに手を伸ばして唇を吸い上げる。
湯に濡れた瑞々しい素肌に触れまわり、その感触を楽しむ。
想像の中で光莉を蹂躙していると、切ない快感が全身に染み渡っていった。
弓のように身体をしならせて夜々が達しようとすると、光莉の幻影が薄くなる。
(行かないで!)
その姿を消すまいとしてギュッと瞳を閉じた甲斐も無く、光莉の幻は白い闇の中に消え去った。
登り詰めた快感の波が引き、呼吸が落ち着いていくと得も言われぬ寂寥感が全身を包み込む。
シーツを固く握りしめる夜々の頬に、一筋の涙が伝った。

行為の痕跡を出来る限り残さないようにした後も、夜々は一睡もできなかった。
所在なくベッドに腰掛けていると、東の空はもう明るくなっている。
ふと窓際に立ち、カーテンを開けると眼下に広がる光景に目を見張った。
馬上に姿をたたえるスピカのプリンスこと鳳天音と、潤んだ瞳で天音を見上げる光莉。
黒い油のようにドロリとした感情が広がる胸を、夜々は両手で押さえた。 (続)
81名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 14:36:42 ID:mqlkqnxq
「お帰り」
「もう起きてたんだ…」
馬蹄の音が遠ざかってしばらくの後、光莉がようやく部屋に戻った。
夜々が片目を開けてジロリと一瞥すると光莉は怯み、シュンとする。
「心配かけてごめんね」
その一言だけで何もかも許してしまいそうになる。しかし、鳳天音と
一緒の姿を見てしまった以上、追及の手を緩めるわけにはいかなかった。
光莉の手を取ってベッドに引き倒し、逃がさないように上から覆い被さる。
「さあ、何があったか話してもらいましょうか……」
覗き込んだ光莉の瞳がうっとりと閉じられ、代わりに口元が緩んだ。
「さあ、光莉。ほ・ら……」
さらに促すと、光莉も満更でない様子で「天音先輩がね……」と言葉を紡ぎ始めた。
『先輩』に違和感を覚えながらも、夜々はひとまず黙って耳を傾ける。
先ほどの出来事を語る光莉は幸せの直中にいたから、仮に瞳を開けていたとしても、
話が進むにつれて夜々の顔面が蒼白になっていくのには気付かなかっただろう。
また歌って欲しい、という言葉から天音が光莉を憎からず思っていることを夜々は察した。
(スピカ5大スター筆頭の鳳天音様が、光莉を……)
輝く星に地上から憧れるというのなら、その純粋さを見守りもしよう。
星の元へ行こうとするのなら、どうあっても引き留めなければならない。
焦燥感と脅迫感が夜々を責め苛んだ。一度去った光莉は、二度と自分の元には戻らない気がした。
「……それで、私じゃなくて天音先輩こそ天使だ、ってそう思ったの」
(王子だったり天使だったりで忙しないわね)
光莉の話が一段落した時、夜々の心は決まった。『親友』の仮面がひび割れて砕け散るのを感じた。
「そうね……。光莉は天使なんかじゃないわね」
そう言って、キョトンとする光莉の襟元に手をかけて力任せに引っ張ると、
パジャマのボタンが弾け飛んで白い肌と白いブラジャーが視界に飛び込んだ。
「や、夜々ちゃん……んむっ…………」
混乱する光莉の両手首を上から押さえつけ、悲鳴を口づけで封じて舌を強引にねじ込む。
(今、光莉が歯を噛み締めたら……私、死ぬわね)
光莉の口腔を蹂躙しながら、それも本望だと夜々は内心で笑った。(続)
82名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 23:56:20 ID:mqlkqnxq
腕を撥ね除けようとする力が弱まったのを確認して、夜々は唇を解放した。
「はぁ…はぁっ……何を…………」
光莉が軽いパニックに陥っている中、夜々が黙々と光莉のブラジャーを剥ぎ取ると
仰向けになっても形の崩れない二つの膨らみがぷるんとこぼれ出た。
光莉が反射的に胸を隠そうとした両手を捕り、頭の上で押さえつけると
夜々は舐めるような視線を光莉の裸身に浴びせる。
「何の痕も無いわね……」
羞恥心に光莉が顔を背けていると、ふと両手が解放された。僅かに安堵して
視線をまっすぐに戻すと、カットソーを脱ぎ捨てた夜々のグラマラスな肢体に目を奪われた。
同性の目から見ても、夜々のプロポーションは溜息が出るほど美しかった。
夜々の身体が前傾して、ゆっくりと豊かな双丘が光莉の肌に密着される。
「あ……。夜々ちゃん、あったかい……」
室内とはいえ明け方の寒気に晒されて、震える光莉の素肌に夜々が温もりを伝えた。
肌の触れ合う位置をずらす度、夜々の乳房が緩やかに形を変えていく。
時折、互いの胸の尖端が擦れあって、光莉が小さく呻く。切なげに眉根を寄せる
光莉の表情を満足げに見つめて、夜々が上半身を起こすと、長く艶のある夜々の黒髪が
光莉の視界を覆った。光莉はその一瞬、夜そのものに包まれたような錯覚に陥っていた。
「ねぇ……。触ってみて……」
目前に迫る膨らみの迫力に圧倒されて怖ず怖ずと伸ばした手を、夜々がじれったさそうに
掴んで胸に押しつける。心地よい弾力とドクドクと脈打つ熱い躍動が光莉の手のひらに伝わった。
「天音先輩とおんなじ……」
思わず言葉を漏らして、光莉はハッと口元を押さえた。
「そう……。天音様ともこういうエッチなこと、したのね……」
「違うの! そういう意味じゃ……」
どういう意味かの察しは付いていたものの、泣き出しそうな光莉の表情に夜々は嗜虐心を煽られた。
「違わないわよ。だって光莉は……」
夜々はいったん言葉を切って、光莉のパジャマのズボンを引き下ろした。
ショーツに拡がる染みに指を押しつけると、布地から染み出た愛液が夜々の指を濡らす。
「こんなにエッチなコなんですもの」
いやぁっ、と短く叫ぶ光莉の声は、天上からの福音よりも強く、夜々の胸を悦びで満たした。(続)
8382:2006/05/06(土) 12:23:39 ID:w+8ylrBE
爽やかなオチにはなりそうもないですが…。
続けていい?
84名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 13:34:57 ID:foGX56Yb
wktkしているから続けて続けて♪

というかここレベル高いのに寸止め作品多過ぎなんだもんw
85名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 14:12:56 ID:ln8IuqDe
俺も続き待ってるぞと。

確かにアニメの夜々のほうがドス暗い欲望を抱えてる感じがあるな。
86名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 03:21:14 ID:xmZ5dJvi
今アニメ見て、蕾×光莉熱が…
夜々・蕾×光莉のドロドロした修羅場が読みたい
87名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 13:43:02 ID:eKG00TL/
電気あんまスレにてすとぱにが掲載中の件について。
88名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 15:44:33 ID:IVOymNSU
羞恥のあまり、光莉が面を覆ってえっくえっくと嗚咽を漏らす一方で、夜々は着々と
光莉の身体を侵略していた。光莉の足首から引き抜いたショーツを投げ捨てて
細い両脚を肩に担ぎ上げると、光莉の大切な秘所が夜々の鼻先に晒される。
果実から溢れる蜜とたちこめる芳香に、夜々の『食欲』が刺激された。
「うふふっ……いただきます」
蜜に濡れる秘裂をクイと少しだけ指で拡げ、唾液を絡ませた舌を這わせると光莉が溜まらず叫んだ。
「やめてぇっ! 夜々ちゃん……! そんなトコロ、汚いっ……」
「汚い……? キレイよ、ピンク色で……ツヤツヤ光って……」
「ふあぁっ…!」
快感から逃れようと光莉が身を捩るも、それは、密着する夜々の唇と舌先に秘所を余すところ無く
触れさせる結果となった。夜々が光莉自身も知らない甘い感覚を引き出す都度、快楽と引き替えに
心身を奪われるような恐怖が光莉を浸食した。
「もう……やめっ…………おかしく……なっちゃう……」
「…………なれば?」
股間から顔を離した夜々が中指を秘裂の中にツプリと射し込むと、光莉の身体が大きく跳ね上がった。
「痛ぁっ……抜いて、それ抜いてぇっ!」
「抜いてあげるのはいいけれど……」
「…………?」
「光莉のおくちが、私を離してくれないのよ」
妖しく微笑む夜々が、光莉の内部で中指をクイクイと掬い上げるように動かす。
「うそっ!」
「ウソじゃないわよ、ホラ。きゅって締まって……抜こうとしたらヒクヒク『抜かないで』って……」
「そんなのうそっ、うそよぉっ!」
光莉の理性が激しく抵抗を続ける間にも、肉体が持つ快楽へのキャパシティは限界を迎えていた。
「ん……あぁああっ…!」
敏感な内部を掻き混ぜられて、光莉は身を震わせて果てた。光莉の身体が静まるのを見て、
夜々は抱え上げていた光莉の下半身をベッドにそっと下ろし、自らの身を横たえる。
「とっても可愛かったわ……。うふふっ、ねえ、もう一回、光莉の可愛いお顔を見せて」
夜々の囁きは陵辱がこの後も続けられることを意味していたが、それに抗う力は光莉に残されていなかった。
くったりと力無く横たわる美しい肢体を、今度はどう貪ろうか。そう思って夜々は胸を躍らせた。(続)
89名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 22:22:44 ID:IVOymNSU
闇の中に白い裸身がふたつ浮かんでいた。
「好きよ、光莉。好き……」
「かはっ……あ……」
うわごとのように耳元に送られる夜々の熱っぽい囁きに光莉は何か答えようとしたが、掠れて言葉にならない。
一日中続いた夜々の愛撫に嬌声で応え続けたせいで、光莉の声はすっかり枯れてしまっていた。
血と汗と涙と愛液にまみれ、声まで失った光莉の姿を、それでもなお、夜々は美しく愛おしいと思った。
(声を失った人魚姫のようだわ)
声を奪った張本人の魔女はうっそりと微笑んだ。夜々がどれほど陵辱の限りを尽くしても
光莉から清らかさが失われなかったのは、光莉にとっていっそ不幸なことだったかもしれなかった。
「また、ステキな『歌』を聴かせてね。お休みなさい、光莉……」
夜々の手がそっと瞼にかかって、光莉の瞳を閉じさせた。間もなく、光莉の意識は闇に溶けていった。

――数ヶ月後。
花園静馬によるエトワール二冠達成に、アストラエア全体が興奮に包まれた或る日の放課後。
鳳天音は見覚えのある明るい色の髪をした少女がフラフラと廊下を歩くのを見かけた。
思わず追いかけて声をかける。その生徒の名は、此花光莉といった。
「3年生の此花光莉ちゃん、だっけ」
「あ…。こんにちは、鳳様」
それは短くも、一度は近づいた筈の心が離れてしまったことを天音に自覚させるには充分なやりとりだった。
「あれから何度も探したよ……。良かったらまた、歌を聴かせてくれないかな」
「私……。聖歌隊、辞めちゃいました……」
「……そうなんだ。あの、さっきから顔が赤いけど大丈夫?」
額に触れようと伸ばした天音の手から、光莉は後ずさって逃れた。
「少し気分が悪くて……大丈夫です。一人で帰れます」
「でも……」
「ご用が他に無ければこれで……。失礼します」
一礼して去っていく光莉の背中を、天音は黙って見送ることしかできなかった。
その背には出逢った時には無かった暗い影が射しているよう、天音に感じられた。(続)
90名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 23:15:55 ID:IVOymNSU
「お帰り」
いちご舎の自室に戻った光莉を、既に私服に着替え終わった夜々が迎えた。
「遅かったわね……。どこで道草してたの?」
「廊下で鳳天音様に呼び止められて…。ちょっとだけ、お話ししてたの」
ふうんと素っ気なく返事しつつも、天音への未練がない様子に夜々は安堵した。
「それより、どう?」
わざと焦点をぼかした夜々の質問の意図を察して、光莉は一段と頬を赤らめつつ
制服の短いスカートを自らたくし上げた。白い脚の付け根に細いベルトがまかれ、
ピンク色の小さな箱のようなものが固定されている。箱と同じ色をしたコードが
下着をつけていない光莉の濡れる秘所に伸びて、その先が秘裂の奥に消えていた。
「あら、うふふっ……」
夜々が楽しげに手を伸ばし、コードをゆっくり引っ張るとジジジと虫の翅音のように
小さく音を立て、細かく蠢動する卵形の物体がちゅぽんと秘裂から飛び出す。
それが合図だったかのように、前のめりに倒れる光莉の身体を夜々が優しく抱きとめた。
「朝からよく我慢できたわ。いい子ね、光莉」
「はぁっ…はぁあっ…」
光莉の股間をくちゅくちゅと弄びつつ、夜々は意地悪く囁いた。
「これだけ準備ができていれば、一人でもできるんじゃなくて?」
「いやっ! 夜々ちゃんが……して……」
泣き出しそうな光莉の反応に満足しつつ、夜々はふと、光莉が出会ったという鳳天音のことを思い出した。
天音は光莉を天使と呼んだが、夜々には光莉が、自分を底の無い愛欲の沼に引きずり込む
淫らな堕天使に思えた。
どれほど肌を重ねても夜々の欲望が満たされないのは、光莉が無自覚に誘惑し続けるからだと思った。
そして、それに悦びを覚える自分もまた、堕落した愚者に違いなかった。
(一緒に……一緒に堕ちましょう。光莉)
深い闇をどこまでも落ちて、最後にはどうなるのか。
(砕け散るだけだわ)
わかりきった答えが可笑しくてクスクスと笑う夜々の横顔を、光莉が不思議そうに見つめた。(終)

#やっぱり爽やかなオチにはなりませんでした。読んでくれた皆さん、ありがとうございました。
91名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 23:35:50 ID:n2mmfMNi
GJGJGJGJGJ!!!!!!
92名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 23:38:19 ID:6Vmh/RCw
全然GJです(´Д`;)ハァハァ
93名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 08:00:24 ID:+LSgCl7/
GJだけど光莉×天音がデフォな俺はいまいち気に入らん(つД`)アマネタン…
94名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 08:31:18 ID:lnRNaUOd
ちと堕ちるの早すぎな気もするがGJ。ちと思ったが、この話の夜々、裏で蕾も調教してそうだw
95名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 08:37:08 ID:a0VLcw/c
もしこの二人が純愛に走ったらと思うとゾクゾクするぜ
96名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 12:47:16 ID:qqNd4fnm
夜々×光莉が好きなおれにはたまらん
97名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 16:18:43 ID:3cUs9Cle
夜々×光莉は大好きなんだが・・・
やっぱり純愛のがいいな〜
98名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 18:01:14 ID:A5Ae8jhR
GJ!!やはり夜々×光莉は良いな。
99名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 22:03:13 ID:UHil7vXp
>>97
アニメ本スレの方でも渚砂×玉青の対抗勢力とされているからな
100名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 22:13:18 ID:K4p5LlCM
とりあえず夜々×光莉と玉青×渚砂があればそれでいい
101名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:01:58 ID:6m+Ydbsu
>>87
そこのも夜々×光莉だな。SS的には1番人気か?
10290:2006/05/08(月) 23:18:33 ID:WDLZgbNX
光莉のいじめてオーラのおかげで妄想しやすいからw
俺は年下責めも好きなのでアニメの蕾には期待してる。
一週遅れのキッズステーションがニクイぜ。
103名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:21:01 ID:WDLZgbNX
責めじゃなくて、攻だった。ゴメン。
104名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:25:35 ID:8a9+7t2J
で、渚砂が玉青様に段々と堕とされていく話はまだですか、と
105名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:37:32 ID:OZWV/Jrv
>>102-103
確かに、当てる字が違うだけで180度意味が変わるなw
106名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:43:08 ID:YI+HrG1p
【TAMAO NOTE】

昼休み。渚砂ちゃんが先輩のお姉様達に呼び出された。
どうせ静馬お姉様ファンの嫌がらせに近い説教の類だろう。
優しい渚砂ちゃんは何も反論しないだろうけど私は面白くない。
渚砂ちゃんをいじめたあのお姉様達には、あとで相応のお返しをしておかないと…。

聖歌を歌えば今日の授業は終わり。
渚砂ちゃんは相変わらず聖歌を覚えられないのか、また歌詞を間違えていたので
わざと違う歌詞を教えてあげたら案の定、見事にひっかかってくれた。
「玉青ちゃんのいじわる〜っ」と肩を軽く叩かれたけど、最近はそれが快感になりつつある自分が怖い。

放課後、待ち構えていたように静馬お姉様が現れた。
渚砂ちゃんに対しては愛想良い笑みを浮かべていたけど、私に対しての視線はすごく冷ややかでゾッとする。
さすがはミアトルの女王様……でも私の渚砂ちゃんの身体に馴れ馴れしく触るのは許せない。

夕食後、渚砂ちゃんと一緒に入浴。
さっき静馬お姉様に見せつけられたせいか、渚砂ちゃんの裸を見ると思わず色々と想像してしまう。
自分でも気づかないうちに変態に近づいてるのかしら…ふふ…何を言ってるのかしら私ったら…ふふふ…。
でも渚砂ちゃんと一緒にお風呂に入れる、という点に置いては私の方が静馬お姉様よりも一歩上を行くと言える。

渚砂ちゃんの髪を解かしてあげて一緒に就寝。
しかし…やっぱり放課後の静馬お姉様の渚砂ちゃんへのセクハラ紛いの行為は許せない。
許せないので心の中でごめんなさいを言いつつ、寝息を立てる渚砂ちゃんの呼吸をちょっとだけ私の唇で止める。
眠っている渚砂ちゃんを襲っているような背徳感があるにはある…でもこれが私の悦しみだからやめられない。
静馬お姉様がこのコトを知ったら羨ましがるかしら、それとも軽蔑するかしら……どっちも怖いけど面白そう。

いずれにしても渚砂ちゃんは本当に罪な子で困る。
静馬お姉様に先手を打たれたのは痛いけど…勝負はまだ一回の表。
まだまだミアトルに不慣れな渚砂ちゃんは私がしっかりお世話してあげないと……ふふふ。
ともかく今日もごちそうさまでした、私のかわいい渚砂ちゃん。そして、おやすみなさい。
107名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:46:04 ID:YI+HrG1p
玉青かわいいよ玉青
愛人になってよ玉青
黒い玉青が嫌いな人はごめんネッ
108名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 00:14:25 ID:RSORz5hE
GJと言ってやろうと思ったが玉青を愛人発言のおかげで言わない
玉青は渚砂のものです。でも攻めるのは玉青です
109名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 00:19:23 ID:8TH0D2YD
そうだそうd(ry
玉青×渚砂最高 だがたまに渚砂攻めの妄想もしてみる
110名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 09:10:45 ID:mHGSLbt5
両手を縛られた半裸の状態でベットの上にねかされる渚砂。
その渚砂を隅々まで眺める静馬。
手は出さない…しかし、渚砂にはその視線すら全身を愛撫されている様に感じてしまう。
そのうち渚砂は「触って下さい!!」と泣きながら懇願する。だが、静馬はその願いを聞き入れず視姦を続ける……


静馬×渚砂の視姦もの想像した………俺だいぶキテるな……(文が下手なのは許せ)
111名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 12:40:46 ID:IFx945vh
>110
視姦ハァハァ
112名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 23:19:49 ID:Y8fpIWjV
保守
113名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 17:30:30 ID:3eUHWCjA
hosyu
114名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 22:18:26 ID:/ZeeCJks
「行き過ぎた愛はやがて歪んだ支配欲となる」って言う
115名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 22:30:10 ID:+Q/o8+S0
博学やのう
116名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 22:31:35 ID:sSwwV+v8
蕾×光莉ってやっぱりマイナーか
117名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 22:48:58 ID:dW4muvrE
夜々×光莉←蕾 を妄想していると、光莉に捧げるはずだった
蕾の「はじめて」が光莉の目の前で夜々に奪われてしまうと
いうオチになりがちで困る。
118名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 22:51:32 ID:Hi7ZWVhK
>>116
マイナーも何も、どのメディアでも大して進展してないのでは?
119名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 03:17:49 ID:JrGwbM46
蒼井 渚砂(あおい なぎさ)(声優:中原麻衣)
4年月組。編入生としてミアトルにやってきた。少々あわてんぼうで、ビックリするような事があるとすぐパニックに陥ってしまう。押しの強いタイプに弱くて、嫌ということが出来ない。
花園 静馬(はなぞの しずま)(声優:生天目仁美)
6年雪組。学園No.1の美貌を持つスター。下級生にちょっかいを出すのが趣味だが、実は飽きっぽいプレイガール。編入したばかりの渚砂に興味を抱くのだが…。日舞指導会所属。
月館 千代(つきだて ちよ)(声優:斎藤千和)
1年花組。臆病で泣き虫な性格だが、やるときはやる意志の強い少女。愛称は「まる」。真面目で慎重な努力家だが、本人はいじられやすいのを気にしている。園芸部・ESS(英語研究会)所属。
涼水 玉青(すずみ たまお)(声優:清水愛 ※二役、PS2版ゲームは沢城みゆき)
4年月組。渚砂の同級生で、編入してきた渚砂に積極的に接し、友達一番乗りを果たす。物でも人でもお気に入りをいじって遊ぶのが好きで、渚砂にはその傾向が強い。文芸部所属。
※誌上ゲームのエトワール編では、渚砂と玉青のカップルがエトワールに選ばれた。
[編集]
聖スピカ女学院
此花 光莉(このはな ひかり) (声優:松来未祐)
3年アン組。近所でも評判の美少女で、両親が群がる男どもから守るためにスピカに編入させた(※連載及び文庫版では3年次編入、アニメ版では2年次編入(第5話に説明シーンあり))。何でもそつなくこなす優等生で、美しいものが好き。
鳳 天音(おおとり あまね) (声優:甲斐田裕子)
5年トロワ組。スピカ全生徒の憧れの通称「プリンス」。学院5大スターの筆頭。武道宗家の一人娘という出身のためかかなり男前な性格だが、実はシャイで自称ノーマル。乗馬部所属。
奥若 蕾(おくわか つぼみ) (声優:野川さくら)
1年ドゥ組。幼稚園から生え抜きのスピカ生。明るい積極的な人懐っこい性格で、上級生からの人気も高い。少し早とちりなのが弱点。テニス部所属。
南都 夜々(なんと やや)(声優:桑谷夏子)
3年アン組。光莉の同級生で、財閥の令嬢。中学生なのに高級ホテルや革系アイテムが似合う魔性の女…なのに女の子にしか興味がもてない真性百合。聖歌隊所属。
[編集]
聖ル・リム女学校
日向 絆奈(ひゅうが きずな) (声優:清水愛 ※二役)
2年B組。年齢に比べると幼い性格でちょっとおてんば。そんな性格ゆえか編入してもオドオドせずに明るく振舞うので、たちまち学校の人気者に。お菓子や玩具が大好きなお子チャマ。
源 千華留(みなもと ちかる) (声優:中島沙樹)
5年A組。落ち着いた雰囲気と優しげな言動で人気の生徒会長。しかし妄想癖がある少しトンでる性格。自分の気に入った娘に好みの服を着せて観賞するのが趣味。書道部所属。
白檀 篭女(びゃくだん かごめ) (声優:福井裕佳梨)
1年C組。この歳まで学校に通った事がないという箱入り娘。大切なお友達という熊のぬいぐるみといつも一緒にいる。機械と計算が苦手で、優しいお姉さまが大好き。所属部不明。
夏目 檸檬(なつめ れもん) (声優:宮崎羽衣)
2年B組。絆奈の同級生で、お嬢様学校の中ではどちらかといえば庶民派。それゆえに有名な先輩の前に出ると真っ赤になって上手く口をきけない小心者だが、本当は一途な頑張り屋。美術部所属。
[編集]
コミック化以降からの登場キャラクター
G's05年11月号から開始されたコミック及び文庫版から登場したキャラクター。なお、アニメ版ではコミック・文庫版と多少設定が異なっている。

六条 深雪(ろくじょう みゆき) (声優:野田順子)
聖ミアトル5年花組。ミアトル生徒会会長。歴史ある旧家の娘で、「六条院の姫君」と呼ばれている。策略家で、物の怪を操れると噂が立つほど恐れられている存在。
冬森 詩遠(とうもり しおん ※文庫版漢字表記、アニメ版では「詩音」) (声優:氷青)
聖スピカ5年ドゥ組。スピカ生徒会会長。その風貌やクールな振る舞いから「雪の女王」と呼ばれているが、結構熱くなりやすい性格。
鬼屋敷 桃実(きやしき ももみ) (声優:後藤沙緒里)
聖スピカ5年アン組。スピカ生徒会副会長。学院5大スターの1人。縦ロールの髪型が特徴で、キャピキャピした性格。
東儀 瞳(とうぎ ひとみ)(声優:片岡あづさ)
静馬のとりまき。
狩野 水穂(かのう みずほ)(声優:河原木志穂)
静馬のとりまき。
120名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 11:31:19 ID:2eIlucPK
いっそ天音×夜々ねえかな?
光莉と仲良くしている夜々に嫉妬して天音が夜々を襲ってそれがきっかけでカップルになるとか・・・。
121名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 12:09:20 ID:HJgHq0wc
蕾×千代とかは?
122名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 19:54:11 ID:ifRLOMCX
いや、ここはあえて渚砂×光莉で
123名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 20:48:11 ID:n0f/ZCgf
じゃあ玉青×夜々
124名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 00:16:23 ID:XErW39fw
おまえら、投げやりになってるだろ?
125名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 14:58:18 ID:leLeoPOZ
不慮の事故で玉青と静馬が密室に閉じ込められるシチュを想像したら、その後の展開がすごい事になってしまった。
126名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 22:46:38 ID:nufV2Ph9
静馬×六条で
127名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 00:11:30 ID:SNx2p9Rg
渚砂×六条で……
128名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 01:12:56 ID:aUuqrGoU
絆奈×静馬で
129名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 01:34:18 ID:TLguZXye
天音は光莉を取られたら
スピカのいずれかとくっつくのだろうか
130名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 01:47:28 ID:rpTRLEJs
>>129
千代と昼寝→ムフフ♥
131名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 06:58:57 ID:tDMxq4LF
愛馬と昼寝→ムフフ?
132名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 10:58:50 ID:TLguZXye
              人
             (__)
             (__)
       ウンコー  (・∀・,,)
            O┬O )
_| ̄|○  キコキコ ◎┴し'-◎ ≡
  >>131



   人                      <ウンコー!
  (__)              (,,・∀・)
 (__)                ( O┬O
_| ̄|○i|!         ≡ ◎-ヽJ┴◎  キコキコ
  >>131
133名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 08:10:59 ID:v8yuqbwO
2点
134名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 01:25:48 ID:yyNg0lJe
寮則破りの罰掃除がようやく終わってシスターに解放された時、
一同はその場にへたり込みそうになるほど疲れきっていた。
「疲れたぁ! あーあ、汗びっしょりだよぉ」
「そうですわね……。渚砂ちゃんがエプロン姿じゃなくなるのは
 残念ですけれど、早くお風呂に入らないと」
玉青が残念そうに呟くのを見て、夜々はこの他校の先輩に並ならぬ親しみを覚えた。
(ご同類、ってやつじゃないかしら)
エプロン姿の名残を惜しむように渚砂に抱きつく玉青の姿に自らを重ねる。
好きになる相手が重ならなかったことは幸運だったかもしれない。
ふと視線を動かすと、疲れた様子で顔を伏せている光莉がいた。
「うふふっ、帰ったら一緒にお風呂にしましょうか。ね、光莉?」
「………………」
(あら?)
沈黙に拍子抜けして、光莉の顔を覗き込もうとするとフイとそっぽを向かれた。
「な、な、何言ってるんですか! ダメです、そんなの!!」
「あなたに言ってないわよ……」
顔を真っ赤にしてブンブンと手を振る蕾をあしらいつつ、
今までにない光莉の反応に夜々の心は不安にざわめいていた。

(何なのよ、もう……)
自室のシャワーで汗と埃を洗い流しながら、夜々は光莉の態度について考える。
解散から自室に戻るまで、光莉はほとんど言葉を発していない。
シャワーの順番を決める時も『いいよ、後で』と気の無い返事だった。
ふうっと溜息をついて壁に両手を付ける。髪に染み渡る水滴が心まで重くしている気がした。
「夜々ちゃん」
唐突にカーテンの向こうで光莉の声がしたが、返事をするのも億劫だったので沈黙を続ける。
「あの……入るね」
(えっ?)
夜々が返事をする前にシャアッとカーテンの開く音がすると、
そこには一糸まとわぬ光莉の姿があった。(続)
135名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 01:32:46 ID:yyNg0lJe
浴室に踏み込んだ光莉が後ろ手にカーテンを閉めると、その場は途端に窮屈になった。
夜々に光莉の行動の意図は掴めないまでも、追い出すつもりにはなれない。
光莉の腰の後ろに手を回して軽く抱き寄せると、光莉は躊躇いながらもそれに従う。
降り注ぐ湯が作り出す円錐状の幕が、無言で身を寄せ合う二人を世界から隔てるように包み込んだ。
「夜々ちゃん、怒ってる……?」
「別に」
突き放すような言い方になってしまったことに少しだけ後悔したが、その質問はむしろ
夜々が投げかけたい内容だった。事態を進展させるには自分からの歩み寄りが必要だと思った。
「何か話があるんじゃないかしら」
努めて優しく夜々が訪ねると、顔を上げた光莉が意を決するように口を開いた。
「私、イヤな子で……。ごめんなさいっ……」
夜々が小首を傾げている間も、光莉の懺悔は続いた。
「夜々ちゃんが渚砂さんのこと『可愛い』って言った時、私、胸が痛くなって……。
 きっとヘンな顔してたから、夜々ちゃんに見られたくなくて……」
「それって……つまり、ヤキモチ妬いてたってこと?」
こくんと首肯する光莉に、夜々は思わず吹き出してしまった。
「笑うなんて夜々ちゃん、酷いよ……」
「ごめんなさい、だって……」
光莉の身体を抱きしめる腕に力を込めて、互いの素肌をさらに密着させる。
二人しかいない空間でなお、光莉にしか聞こえないような小声で囁いた。
「光莉が、あんまり可愛いから」
光莉の表情がその名のごとくパッと輝いたのは一瞬のことで、すぐに不安げに眉を寄せた。
「夜々ちゃん、私のこと嫌いにならない?」
「当然よ。私、光莉がヤキモチ妬いてくれて嬉しいくらいなんだから」
光莉を安心させるように後頭部を撫で、背中をポンポンと優しく叩く。密着しすぎて光莉の表情は
伺えないものの、胸のつかえが取れた自分のように、安らかなものに変わっていればいいと思った。
(光莉の心を痛ませちゃったから……。何か、サービスしなくっちゃね……)
自省を込めて考えを巡らせると答えはすぐに見つかった。
この状況でしかできない、光莉を悦ばせる手段が。
「せっかくのお風呂よ。洗いっこしましょう?」 (続)
136名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 01:42:22 ID:yyNg0lJe
「うん。面白そう」
夜々の提案を受け入れた光莉がシャワーの栓をキュッと捻って噴き出す湯を止める。
壁のフックに紐で下がったスポンジに伸ばそうとした手を夜々に掴まれて光莉は怪訝そうな顔をした。
「いらないわよ、そんなの」
「どうして?」
「スポンジは、わ・た・し。だからよ」
たっぷりと手に取ったボディーソープを夜々が自らの身体に塗りつけるのを光莉がぼうっと見つめる。
両胸の膨らみに白い泡が立つのを見て、ようやく夜々の意図を察した光莉が真っ赤に顔を染めた。
「うふふ、いくわよ……」
「えっ! ちょっと、きゃあっ!」
光莉が思わず背を向けると、肩胛骨の辺りにむにむにと柔らかいものが押しつけられた。
泡でぬめる夜々の乳房が光莉の背中を上下に動いたかと思うと、次は大小の円を描く。
「きゃっ! あははっ、やめて、夜々ちゃん! くすぐったい!!」
くすっぐたさから逃れようと左右に揺れる光莉の柔らかいお尻が擦りつけられて、夜々の身体に
ゾクゾクと快感が走る。光莉の無意識の反撃に声を出しそうになるのを夜々は何とか堪えた。
「ダーメ。女の子はキレイにしなくっちゃ」
夜々は光莉の両脇から手を差し込んで、その先にある膨らみを下から持ち上げるように揉みしだく。
泡が滑るせいか、夜々の指先がいつものようにピンポイントを刺激しないのが光莉にはもどかしい。
じれったく昂ぶる快感に光莉はいつしか甘い吐息を漏らしていた。
「んんっ……、くふぅ……」
「ふふっ、うっとりしちゃって……」
夜々は光莉の両肩に手を乗せて、こちらを向き直らせた。太股にもう一度ボディーソープを馴染ませて
カタカタと震える光莉の両脚に割り込ませる。転ばないように気を付けながら脚を絡ませていると
せつな気に荒い息を吐く光莉が夜々の背に手をまわしてきゅうっと力を込めた。
「夜々ちゃん……お願い……。私、もう、ダメ……」
光莉のか細い声に夜々が脚の動きを止めると、光莉の泉から溢れた一筋が夜々の脚まで伝った。
「ベッドに行く?」
「……うん」
光莉が頷いたのを確認して夜々がシャワーの栓を開くと、二人の体中に付いた
白い泡が流れ去った後から最上質の陶器のように白く輝く肌が現れた。(続)
13790:2006/05/16(火) 01:46:04 ID:yyNg0lJe
前半ココまで。5話から妄想してみました。
今度は純愛を目指してるつもりですがどうカナー。
138名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 09:49:23 ID:rUM97AlP
おっ…おおおおぉ……


ひ、光莉っ!ひかりいいぃぃぃぃ〜〜っ!!ギザカワユス
139名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 12:12:17 ID:v08wrJO9
こ、これは………


超GJ
純愛路線という事でwktk
140名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 16:02:36 ID:/T91abKQ
ヤバイ!超ヤバイ!
遂にこの時がきた!
さぁ〜全裸正座でwktkしなくっちゃ!
141名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 16:06:05 ID:+3oEABp3
今回の展開はこのアニメでここまでやるとは思わなかった
142名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 22:20:07 ID:tY1JY11x
>>141
もしもモノで天音が救出に来なかったの光莉陵辱物が書けるしな
143名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 23:06:33 ID:S4uvW9I3
ああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!
yuri!
144名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 23:36:28 ID:ysRtU0I3
おおおおお!!!!
現人神ご降臨だ〜!!!
145名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 17:48:47 ID:eDdy2Cu0
夜々×光莉の純愛ついにきたー!!
続き超期待してます!!
146名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 17:56:16 ID:7OidBe6+
いや、その前の今回の桃実に徹底的に弄ばれる光莉たんを
147名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 12:42:19 ID:8bZC2dVj
エロニートに渚砂を盗られる事に危険を感じた玉青が
嫉妬の余り、盗られないように渚砂を殺して死姦する
っての思い付いたんだけど、欲しい?
148名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 13:08:44 ID:vL+7JRbe
イラネ
149名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 13:43:40 ID:DGofufnX
欲しい




とでも言うと思ったか
150名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 16:38:39 ID:GYZujqCN
そんなことを考えるようであればご退場願おうか。
151名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 17:45:34 ID:M+sGacab
>>147
キボンヌ!
152名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 21:37:48 ID:lAZTj+7T
>>147
「渚砂ちゃんを殺して自分も死ぬ」的な思考で誰も邪魔が入らない世界で渚砂に
(;´Д`)ハァハァするんだろうな
153147:2006/05/20(土) 00:30:51 ID:BEsotPaB
冗談のつもりで言ったのにまさか賛同を得られるとは……
まだ執筆してない……というか執筆するつもりは無いんだけど
暇だったら書いて見るよ
154名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 01:59:12 ID:z7wVfIvS
それより続きか
千代×蕾希望
155名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 02:19:36 ID:p+4ntfGG
ちょっと待ってくださいよ
例のエロイと評判の7話の放送があってから既に3日も経って

「これだけ経てば光莉たん陵辱ものがあがっているだろう」

と意気揚々とこのスレを開いた俺の絶望感と欲情はどこで処理しろというのかね
……サンクリでストパニ本でないかな〜
156名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 02:27:42 ID:IVyFxyck
全放送地域が出揃うまで時間かかるし
157名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 02:37:46 ID:iI8WPmhp
野外は良いとしても、路上、しかも土の上っていうのも問題だよな
158名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 02:34:44 ID:Ho0j6Vjq
要も最初はあそこまでやるつもりは無かったんだろうな。
拒絶されてプライドを傷つけられたからムキになったという所か
159名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 03:19:51 ID:lCfHpGhH
今週の放送で分かった

光莉争奪戦は 超 修 羅 場
桃香×光莉は多いにありだな

光莉を押し倒したのが夜々なら途中で邪魔されることなかったんだろうな
160名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 15:44:47 ID:NjG/8YGK
>>134-136の続きいきます。
遅くなってしまってアレですが、読んでもらえると嬉しい。
161名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 15:45:38 ID:NjG/8YGK
水滴を拭うのももどかしくバスタオルを放り投げると、夜々は光莉の手を引いてメインルームへ向かった。
(こういう時、『お姫様抱っこ』でもできれば画になるんでしょうけど……)
実際にそれができそうな人物の姿が脳裏に浮かんで、夜々はそれをすぐに頭を一つ振って追い出した。
(私は、私よ)
辿り着いたベッドに二人して倒れ込むとスプリングが軽い悲鳴を上げる。
互いに横向きで寝そべって見つめ合っていると、光莉が瞳を閉じて深呼吸をした。
「ん……夜々ちゃん、いい匂い」
「光莉とおそろいね」
香りを共有した経緯を思い出して頬を染める光莉が可愛くて、夜々は微笑みを浮かべた。
「ね、光莉」
「なに?」
「さっきのこと。どうして、お風呂で話そうと思ったの」
「それは……」
口ごもる光莉に目で催促を送る。
「裸だったら、嘘じゃない、私の本当の気持ちを言えるかなって。そう思って……」
「そう……」
「夜々ちゃんがそんなつもりで言ったんじゃなかったっていうのはわかるの。
 でも私、胸がキュッてなって……。イヤな気持ちがグルグルして……」
光莉の目尻にうっすらと浮かぶ涙を、真珠の粒のように美しいと夜々は思った。
「私、いいの? こんなイヤな気持ちを持った子が、夜々ちゃんを好きでいいの?」
「いいのよ」
短く、夜々は即答した。二人の身体を転がして、夜々は光莉の上から覆い被さる。
光莉の胸に耳を当てると、トクトクと早鐘を打つ心の音が聞こえた。
「だから、自分の気持ちにウソをつくのだけはダメよ」
手繰った先にある指に自らのそれを絡めると、光莉はその優しい束縛を受け入れた。
「私は……人から変な子と言われても、女の子を好きになる気持ちを抑えられなかった……」
身体を起こして光莉の表情を伺うと、きゅうと閉じられた瞳に涙の粒が残されている。
夜々がそれを唇で拭ったとき、つないだ手に光莉の方から力が込められた。
それを合図だと解釈して、夜々は手を握り返しつつ唇を光莉の唇に重ねた。
口づけはいつもと違って甘くなく、かすかな潮の味がした。(続)
162名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 15:48:17 ID:NjG/8YGK
可憐な唇に続いて、まぶたに、頬に、首筋に、夜々が光莉の身体にキスの雨を降らせる。
ちゅっちゅっと光莉の瑞々しい素肌を唇で吸い上げて薄紅色の痕を残すたび、
少しずつ光莉を自分色に染めることができる気がして夜々はこの行為に夢中になった。
唇が胸の膨らみに達したとき、すでに自己主張を始めていた桜色の尖端をついばむ。
尖端をしばらく舌先で転がしていくうちに光莉の呼吸が荒くなっていった。
「光莉、こうされるの好きでしょう? 気持ちよかったら声出していいのよ」
「やっ…! だって、恥ずかしい……」
「言ったでしょう、気持ちにウソついちゃダメよって」
コリコリと固くなっている光莉の乳首に、夜々が甘く歯を立てる。敏感になっていた
そこから走るわずかな痛みとたくさんの快感が電流となって光莉の全身を駆けめぐった。
「ひゃんっ! 気持ちいい……気持ちいいよぉっ……!」
「はい、よく言えました」
幼児を相手にする保育士のように答えて、夜々は唇の旅を再開させた。
舌先がおへそを抜けて浅い茂みに達したとき、光莉が覚悟したようにきゅっと目を閉じる。
しかし、夜々の唇は進路を斜めにとって太ももの方に抜けてしまった。
「ふふっ。期待しているところをゴメンなさいね」
夜々に心を見透かされて、光莉の顔は羞恥心で耳まで真っ赤に染まった。
「きれいな脚ね……」
指をほどいた夜々が光莉の片足を下から持ち上げて、太ももの裏側に唇を這わせる。
「張りがあって……スベスベしてて……」
ふくらはぎに頬ずりをされたとき、光莉は自分のポーズの大胆さに気付いて胸が破裂しそうになった。
大きく開かれた脚の間にある秘所から止めどなく溢れる蜜がシーツに染みを作っている。
秘所を手で隠すのも躊躇われて、光莉は両手でギュッとシーツを掴んで羞恥と快楽を受け入れた。
「光莉ったら……」
苦笑混じりに呟いた夜々が光莉の秘所に顔を寄せる。トロトロと溢れる蜜を惜しいとばかりに
秘裂に口づけてちゅうっと吸い上げると、光莉の身体がピクピクと震えた。
「んあぁっ……! 音、立てちゃダメぇっ……!」
ぴちゃぴちゃとした水音で聴覚からも快感を送り込まれている気がして、光莉は身も世もなく悶えた。
「そろそろ、いいかしらね……」
夜々がゆっくりと身を起こしたので、光莉は恐る恐る目を開けて夜々の方を見る。
膝立ちになった夜々の脚の付け根を見ると、その秘所からは自分と同じように蜜が流れていた。(続)
163影武者:2006/05/21(日) 15:52:55 ID:NjG/8YGK
「見て、光莉。私も……気持ちいいの」
促されるままに光莉がそこに視線を向けると、夜々は快感にぞくりと身を震わせる。
テラテラと光る蜜が流れて、濃淡の紅色をした花弁が息づく様を光莉は恍惚として見つめた。
「きれい……」
「ありがとう。少し、身体を斜めにしてくれる?」
光莉が身体を捻って上側になった片足を夜々が片腕で持ち上げる。そうして開けた空間に
夜々が自らの片足を差し込んで、夜々が光莉の片足に跨る体勢になった。
「光莉、つらくない?」
「うん……。平気……」
「そう。……いくわよ」
夜々が腰をずり動かして、自らの秘所を光莉のそれに近づける。くちゅっと音がして
『くちづけ』が為されたとき、二人の身体を流れる甘美な電流がひときわ大きくなった。
「まだ……これからよ……」
夜々がゆっくりと自らの腰を動かすと、密着した互いの秘所がくちゅくちゅと音を立てる。
互いの最も大切な箇所で触れあっているという事実が、夜々の愛欲を限りなく昂ぶらせた。
「あっ……いいっ……ふあああぁぁっ……!」
光莉はと言えば、全身を包み込む快楽の奔流に為す術もなく翻弄されていた。
「夜々ちゃん! 夜々ちゃあんっ!」
助けを求めるように虚空に伸ばされた手を、夜々はしっかりと握る。
夜々自身、これほどの快楽を得られたのは初めてのことだった。
「あ……! いいわ……」
光莉のことを心から愛しいと思う気持ちに、肉体が応えてくれているのだと思った。
触れ合う花弁と、たまに擦れあう花心の感覚が二人を高みへと押し上げていく。
(……あら)
気が付くと、ささやかながら光莉も自らの腰をくいくいと動かしていた。
それは無意識の為す業だったかもしれなくとも、自分を求める光莉の行為に夜々の心は喜びで震えた。
「はあっ……! ステキよ、光莉っ……!」
限界が近い。絡み合う秘所から流れる熱い雫は、二人が融け合って一つになった証ではないかと夜々は思った。
「夜々ちゃん……私っ……! ん…あああぁぁっ!」
光莉が達するのを見届けてほぼ同時に、夜々もかつて届いたことの無い高みへと達した。
164名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 15:58:08 ID:NjG/8YGK
「あ……。キスマークでいっぱい……」
一息ついた後、自らの身体を眺めた光莉は、残された唇の痕の数に嬉しさと困惑を覚えた。
「どうしよう……。誰かに見られたら……」
スピカ制服の短いスカートでは脚に残された痕は隠せそうになく、光莉は途方に暮れた。
「脚まで隠せそうな服って、そうね……。また、エプロンを借りてくるのはどうかしら?」
「すぐそうやって、からかうんだから……。もう、知らないっ!」
そう言うと光莉は頭からシーツを被ってぷいと夜々に背を向けてしまった。
光莉の拗ねた仕草がたまらなく可愛くて、吹き出しそうになるのを夜々は辛うじて自制する。
シーツ越しに頭を撫でで、夜々は光莉をなだめた。
「ごめんなさい。私のストッキングの予備を使うのはどう?」
「………………」
「お願い、許して。ね、光莉。光莉ちゃん」
しばらく待っても光莉がシーツから顔を出さないので、夜々はとっておきの呪文を唱えることにした。
「光莉……好き」
シーツの中で光莉がピクリと動くのがわかった。
「好きよ……。私は光莉が好き。大好き」
光莉が顔を出さなくとも、夜々は慌てない。この呪文は根気よく繰り返すことで
必ず効果があらわれることを夜々は知っていた。
「光莉が一番、好き」
その言葉を口にしたとき、唐突に光莉がシーツから顔を出してこちらに向いた。
その名の通り、輝くような笑顔を浮かべる光莉に、夜々の胸はドキンと高鳴る。
「夜々ちゃん……。私も……私も、夜々ちゃんが……」
その先は聞かなくともわかっていたので、言葉を紡ごうとする光莉の唇を夜々は自らのそれで塞いだ。
唇を離して横になると、全身を満たす心地よい疲労感が二人をまどろみへといざなう。
ゆっくりと目を閉じようとすると、最後に見えたのは光莉の顔だった。
翌朝目覚めたとき、一番はじめに見るのも光莉の顔に違いない。
「それを『幸せ』というのね」
最愛の人を抱きながら眠りに落ちていく中で、夜々はそう思った。(了)
165名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 16:00:05 ID:NjG/8YGK
おしまい。純愛モノってこんなのでいいのカナー。
あと、途中で入ってしまった変なハンドルのことは忘れてくれ。
166名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 16:31:23 ID:kkdzts0r
貝合わせエロいなー(*´Д`)イイ!
167名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 18:30:20 ID:lCfHpGhH
超GJ、あなた一体何て神?

ついでに、電気あんまスレに続編来てた
168名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 19:41:16 ID:rOEJbLCj
超GJ!!!
夜々×光莉の純愛良いなぁ。
幸せそうな二人が最高に良かった。
169名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 20:36:04 ID:1nD64jyC
超GJやっぱりあんたは神だ
眼福眼福
170名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 22:22:35 ID:jlKrPCTC
夜々は”光莉親衛隊NO.1”みたいだな・・・・・・・・・。
171名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 01:34:02 ID:sC3Unsov
やはり夜々はどエロに限る
コミックのあのエロさがたまらない
172名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 01:49:54 ID:FNTxgpOr
>コミックのあのエロさがたまらない

正面からスカート捲られる光莉の隙の多さにも問題ありだなw
173名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 03:04:35 ID:EDKqLJ4j
超GJ!!!!!!
あなた本当に神だよ…
174名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 01:36:50 ID:4WKPOXFk
>>167
すごい事になってる(・∀・)>電気アンマスレのストパニSS
175名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 04:12:00 ID:Fx7rvTRm
>>174
スレッド検索で電気アンマで検索したけど無かったよ。
どこにあるの?
176名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 07:55:46 ID:hUMjFzBS
たぶんあんまはひらがなだから。
177名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 09:19:25 ID:KjBoNvgg
純愛GJ!
178名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:59:04 ID:lRxY2Chg
天音が要と桃実を調教するネタを...

無論、馬との交尾もアリで
179名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 02:01:40 ID:llAZ+DcG
イラネ
180名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 02:10:36 ID:hYpOjEtE
>>178
遠慮してたけど>>179が出たので・・・・それに同意w。
趣味の問題かもしれないけど、この作品で縦貫はちょっとね。
ペニバンでの陵辱までならなんとか・・・・。でも方向は逆が良い。
181名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 03:55:53 ID:uHT+XGaD
道具は使わずにテクニックで要と桃実をイカセまくるのも良いかも。
天音一人じゃ微妙だから夜々と二人で光莉を襲った報復。
途中で蕾も参加させて一年生にもやられて泣くのも良いかも。
182名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 20:50:25 ID:xGiBq5d2
183名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 22:01:11 ID:ltel/plq
>>182
直接URLで移動しないといけないな。
玉青ちゃん(;´Д`)ハァハァ
184名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 22:16:15 ID:3hPjXENd
>>178
天音はこう言う手段で相手を従わせるのは好まないだろうし
いや、正々堂々と光莉を賭けての生徒会と戦うタイプだろうと思う
185名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 01:58:44 ID:atTx16co
要タンと桃実タンに優しく虐められたい・・・・(;´Д`)ハァハァ
186名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 05:34:03 ID:AsPElaGN
桃実タソは非常にエロい体つきをしているな
もうしんぼうたまらん(*´Д`)
187名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 01:22:26 ID:YA1Kpoo0
ネタ急降下投下。

エトワール様の温室で育てられる花は各種イベントで使われるほどお馴染みの存在であるが、
その花達も「植物」である以上、「肥料」が必要である.....

ある日、温室の前を横切った渚砂は花の世話をしてるとおぼしきエトワール様を発見したが、
それと同時に微かながらも「異様な匂い」が渚砂の鼻を突いていた....

結局、ふらりと温室の中に入った渚砂が見た光景、それは....

『美しい花達に囲まれた一際美しいエトワール様がその下半身を露にし、秘裂より黄色かかった
水を噴出すると共に、彫刻の如く美しい尻に開いた穴よりそれと相反するかの様な黒くて醜くて
太い塊をひり出す.....』

と、普段でさえエトワール様の行動に驚かされてる渚砂の理解を遥かに超越したモノであった....

「エ、エトワール様....○△◇☆∀!!!」
と、もはや「言語ですらない」声を出す程混乱した渚砂にエトワール様が気づかない筈が無かった。

「ふふふ...悪い子ね」
排便もそこそこに、例の如く渚砂に迫り、彼女の服を脱がせると共に、自らも上半身の服を脱ぎ、
排泄物で汚れた下半身を渚砂の眼前に近づけるエトワール様。

「かわいい渚砂ちゃんにお花のご馳走をあげるわ.....」
エトワール様の尻から渚砂の顔に向けて排泄される糞便。

「これが...エトワール様のウンチ.....これできれいな花が咲くのね....」
憧れの人の出した「醜くて臭い物体」を恍惚とした表情で体中に塗りたくる渚砂。
「もっと...欲しい....」
そして、渚砂はねだるかのようにエトワール様の汚れた尻の穴を舐め始めた
188名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 01:23:11 ID:YA1Kpoo0
続きを...


「ハァァ...ごめんなさい、今日はもう品切れよ。それと、お返しに渚砂ちゃんのもこの子たちに
食べさせてあげたいわ....」
「えっ?ひゃ、ひゃん!!!!」

渚砂は尻の穴に何か冷たい感触を覚えたが、その暫く後に便意もその後を追った。
そう、エトワール様が渚砂の尻穴に浣腸を注入したのであった。

「エ、エトワール様....私、もう我慢出来ない!!」
「駄目よ...もう少し我慢して。この子たちも渚砂ちゃんのウンチ食べたいって...」
そういって渚砂のかわいい尻の穴に蓋をするエトワール様。

暫く後...
渚砂の直腸は決壊寸前になっていた。
「渚砂ちゃん...良く我慢しましたわ..後ろを見て...」
渚砂が後ろを見ると、そこには一糸まとわぬエトワール様が花畑の真ん中に仁王立ちしていた。
「さあ、渚砂ちゃん....私とこの子たちに......」
それを聞いてか聞かずか、遂に渚砂の尻の穴は決壊を始めた。

最初は水分を吸い尽くされた硬くて黒い固体が、その後に水分がいくらか残ってる茶色いペーストが
エトワール様と花畑に降り注いでいった....

そして、エトワール様が渚砂のウンチを塗りたくりながら、秘裂より先程の小水とは異なる蜜を
溢れ出させていた....
「渚砂ちゃんのウンチも美味しい....きっとこの子たちも喜んでるわ...アァァン....」

そして、暫く後も「醜悪にして淫靡にして美麗な宴」が温室の中で繰り広げられた.....
心配して駆けつけた深雪に見つかるまで....



下ネタですいませんでした....
189名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 02:56:55 ID:k9Aujhcz
神よ素晴らしい
渚砂タンとエロ様の排泄物なら食べさせて貰いたい(;´Д`)ハァハァ
190名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 03:16:05 ID:I9Cj2/Tq
玉青×渚砂(ふたなり)もの書いていい?
リバかもしれないが
191名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 10:47:06 ID:1rmkNMUb
むしろ書いてくれまいか
校内写生も頼む
192名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 17:46:25 ID:9wjUeQ7Q
脱糞だぁ・・・(志村風)
193名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 01:41:15 ID:WQRjqIHE
>>182
激しくGJでした!!
194名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 04:32:09 ID:4TePiZcz
この扉の前にたつときはいつも緊張している。
誰にも気付かれないよう、静かにしまっているあの人への想いが高まるからだ。
軽く扉にノックをして、咳払いをひとつつく。
「こんにちわ。蕾ですけど」
今日は光莉先輩と夜々先輩にあとで自分たちの部屋にくるようにいわれていたのだ。
もちろん内容は聞いてないので少しだけドキドキしている。
しばらく扉の前でまっていると、静かに戸が開いた。
「いらっしゃい。蕾ちゃん」
光莉先輩だ。
「あら、はやかったのね」
そのうしろからよりそうようにして、夜々先輩が現れた。
みせつけるように光莉先輩にくっつくものだから、
少しむっとしてしまうけど光莉先輩が私にニコッっと微笑んで見せてくれ、
そんなのはどうでもよくなる。

「蕾ちゃん、どうぞ入って入って」
遠慮しがちに中に入らせていただいた。
部屋の中にはいると、甘いイチゴの香りが漂っていた。
「これは・・・」
小さなテーブルの上にはお菓子と紅茶のカップなどが用意されていた。
「夜々ちゃんと話して、二人で蕾ちゃんの聖歌隊に入ったのを歓迎してあげようって話になったの」
夜々先輩の顔をみると、いつものイジワルな顔じゃなくて優しい顔でうなずいてくれた。
いっきに顔の温度があがっる。
二人が私だけのためにこんな素敵な会を開いてくれたのだ。
嬉しくないわけがなかった。
「ぁ、ありがとぉございま・・・す」
変な声が出るし、顔も赤くなってるのが自分でもわかるから、まともに二人の顔をみることができない。
もぉ散々だ。
そんな蕾の姿を微笑ましそうに見つめる二人の顔をみたら、本当に聖歌隊に入ってよかったと思うことができた。
「ぼさっと立ってないで座っていいのよ、蕾」
夜々先輩に私が座る場所へと案内される。
「どうぞ」と差し出された紅茶は、甘いイチゴの香りがした。
さっきのイチゴの香りはこれっだったらしい。


この三人が好きで書いてみたけど、エロに行かなかった。無念。
195名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 05:12:24 ID:G4FO9KS0
き…来た…

蕾が来たあああぁぁぁぁ!!
微笑む光莉も優しい夜々もデレデレな蕾もみんな可愛い(*´д`*)GJ
196名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 15:56:28 ID:pa3lJPwF
籠女たんまだ?
197名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 21:39:51 ID:twTb5/yV
えっと、夜々×光莉ものです。なんだか、かぶりまくりで申し訳ないのですが、
やはりこの二人を書かないわけにはいかなくて……。
続き物というか、今回前編、次回後編とでもさせていただこうかと。
では、よろしければどうぞ。
198光莉さんはお勉強中(1):2006/05/28(日) 21:40:38 ID:twTb5/yV
夜々から見ても、近頃の光莉は目に見えて幸せそうだ。
それはそうだろう。彼女の恋は順調に進行中らしい。
先日、ついにあの王子様とキスまでしたというのだ。

王子様っぽい立ち姿の王子様は、王子様らしい仕草で、光莉の顎に手を添えて、くっと上向かせると、
王子様的オーラを放出しながら、王子様キスを光莉にもたらしたらし、
突然のことに驚きながらも、真っ赤になった顔が恥ずかしくて俯いた光莉に、
「可愛いよ、光莉」
と王子様流声色で、光莉の脳みそをとろかしたらしい。なんじゃそりゃ。

……本当のことを言うと、光莉がこのことを私に報告したときは、
もう少し表現豊かな修飾語が用いられていたのだが、まあ、文意は変わるまい。

とにかく、愛する人にキスされて、光莉は幸せの真っ最中だ。
なにしろ笑顔が違う。以前の、美しいながらもどこか儚げで、
ガラス細工を扱うような慎重さを見る者に強いるようなものではなくなった。
今の彼女の笑顔は、他者を優しく包み、安心させ、心の闇さえ払ってしまう。
ちょっとしたプチマリア様状態だ。
舎内を行き交う少女達が、彼女の笑顔に呆けて立ち止まるので、渋滞の原因にすらなってしまっている。

そんな幸せそうな彼女を見れて、私は嬉しい。この言葉に嘘はない。
もちろん、私は自分と私の信頼する者には正直だから、嬉しいと同時に、胸が……
締め付けられることも、否定は、しない。

まあ、私の胸が痛いのは、今日に始まった話ではないので、どうでもよい。
問題は、ここ数日の光莉の状態だ。
引き続き、幸せそうではある。しかし、何かに悩んでいるようなのだ。
時折、ぼうっとしてはため息をついたり、考え込むように俯いたりしている。
さてと。私の出番だ。出来のいい友人は、相手の悩みを聞き出してあげるものだ。
解決することはできなくても、話をするだけで、だいぶん気が楽になる。
一緒に悩んであげることもできる。私にできるのは、それくらいだからね。

消灯後、就寝の挨拶をして、お互いにベッドに潜り込む。
物音一つしない、静かな時間だ。
いつもなら、さすがに聞こえるはずもないとはわかっていても、
光莉の鼓動が聞きたくて、目を閉じ、耳を澄ませる時間だ。

しかし、今日の私は、光莉に話しかける。
何か悲しいことで悩んでいるようには見えないので、単刀直入でいいだろう。
「ねぇ、光莉、最近、何か悩んでない?」
「えっ、夜々ちゃん、どうしてわかったの?」
「悪いけど、丸わかりだから」
あなたのことをずっと見ているから。

「私って、そんなに分かりやすい?夜々ちゃんが、鋭いだけだよ」
えぇ。特定の一人に対してだけ、私の洞察力は名探偵並に発揮されるわ。

「そう?で、何を悩んでいるか、このお姉さんに話してみる気はないのかな?」
「夜々ちゃん、優しいね」
えぇえぇ。特定の一人に対してだけ、私の慈愛は聖職者並みに発揮されるわ。

「話しにくいようなことなの?」
「うん、えっと、こんなこと、夜々ちゃんにしか相談できないことだけど、
 夜々ちゃんだけには、相談しちゃいけない気がする……」
肯定にせよ否定にせよ、彼女に "only" と言ってもらえるのは、気持ちいい。
が、彼女の悩みは少々複雑なようだ。しかも、私が関係することなのか?

「どうしていけないの?」
「だって、その、夜々ちゃんは、きっと、嫌な思いをするから」
199光莉さんはお勉強中(2):2006/05/28(日) 21:41:13 ID:twTb5/yV
私は自分のベッドを抜け出して、光莉の枕元で膝をつく。
光莉も上半身を起こし、私の方を向いてくれる。二人、顔を合わせる。

「私の気持ちを考えなければ、私に話したい?」
「うん、夜々ちゃんなら、私の悩みに答えてくれると思う」
「ふむ……じゃ、こうしましょう」
「夜々ちゃん?」
「光莉が私に相談すると、私は嫌な思いをするらしいから、
 その分だけ、光莉にも嫌な思いをしてもらう。それでおあいこ。どう?」
「私がする嫌な思いって?」
「そりゃあれよ」

そう言って、私はにやりと笑う。
「まず、光莉の胸を、形が崩れない程度に揉みまくる。その後、光莉のお尻をなで回して、
 光莉の喘ぎ声を堪能しながら、着ているものをはだけさせて、その痴態を鑑賞したいわ」
「夜々ちゃん、それ、いつもとあんまり変わらないよ」
「あっ、あはは、そうだっけ?」
自分でしておいて何だが、私は光莉にセクハラで訴えられたら、敗訴決定だわ……。

「夜々ちゃん、ありがとね」
「いや、セクハラに感謝されても……」
「そして、ごめんね」
「いや、セクハラに謝罪されても……」
「私、自分でも思う。なんて自分勝手な女の子なんだろうって」
「そんなことはないでしょ?でも、人の話は聞こうね」
「本当は、夜々ちゃんにこんなこと頼めない。でも、私が頼れるのは、夜々ちゃんしかいないのっ!」
「……ふっふっふっ、そんな台詞を言われたら、もうしょうがないわねぇ。
 さあ、このおねーさんに、どーんと相談してご覧なさいっ!」
そう言って、私は自分の胸を叩く。我ながら、頼れる姿だ。

光莉はしばらく黙っていたが、私の真剣な顔を認め、覚悟を決めたように口を開いた。
「あのね。私、天音様と、その、キスしたじゃない」
「えぇ」
「で、そのね、あのね、キスしたんだから、つ、次はね、その、ど、同衾、だと思うの」
「ドーキン?って何?」
「せ、せ、せせせせせせせ、せっくす」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……なっ、ナニヲイッテイルノカシラヒカリハ」
私は頭が真っ白だ。こ、こともあろうに、光莉の口から「セックス」などという単語が出てくるとは。
何?「ドーキン」とは「同衾」のことか。いったいどこでそんな言葉を……って!

「光莉っ!光莉っ!いいいいったいどこでそんな言葉覚えてきたのっ!?
 いったい誰があなたにそんな言葉を教えたというのっ!
 教えなさいっ、光莉っ!」
私は光莉の両腕を掴んで、体ごとガクガクと揺する。
気が動転しているのが自分でも分かるが、冷静ではいられない。
こ、この純真無垢な少女に、セクシャルな単語を教え込むなど、そんな羨ましい、いや、
そんなセクハラまがいの行為を行ったのは、どこのどいつだっ!

「や、夜々ちゃんっ、い、痛いよ」
「さあおっしゃいっ!闇討ちにしてくるからっ!」
「あ、あの、じ、自分で、勉強したの」
「へ?」
「そ、その、天音様のお気を煩わせてはいけないと思って、本とかで……」
「……はぁ」
200光莉さんはお勉強中(3):2006/05/28(日) 21:43:42 ID:twTb5/yV
私は光莉の腕から手を放し、ぐったりとうなだれる。
ああそうだ。この子はこういう子なのだ。妙に律儀というか、努力家で勉強熱心というか。
しっかし、こんなことまで勉強するとは。それにしても「同衾」っていつの時代の言葉よ。
いったい何を読んで勉強したというのか。目眩がしそうだが、あとで確認しておかないと。
場合によっては、没収する必要があるかも……。

「夜々ちゃん?」
うなだれた私の顔をのぞき込んでくる光莉。
「……で。それでどうしたの。勉強したんでしょう?だったら、問題はないわよね」
「うん……知識は得たと思うの。で、でもね、やっぱり、実体験が伴わないと、不安で……」
「不安もなにも、そんなの、天音様に任せておけばいいわよ」
「……でも、万一、天音様に失礼があっては……」

失礼もなにも、そのときは、王子様があんたに失礼な行為をしまくるわけだから、
そんなことを気にしていてどうするよ?
確かに、某魚類(ああ、はっきり言うよ。マグロだ、マグロ)では失礼(?)に当たるのかもしれないが、
光莉は、私が軽くセクハラしただけでも、きゃんきゃん喘ぐ敏感肌だ。
それはもう、王子様も満足するに違いない。
まあ、不安になるのは、わからないでもないのだが……。

「で、光莉はどうしたいのよ?」
「うん、そ、そのね。いきなり本番はね、緊張するから。リハーサルというか予行演習というか……」
後半はごにょごにょ言うばかりで聞き取れない。
光莉は、顔を真っ赤にしながら、もじもじするばかりだ。

「はぁ。つまりは事前に練習しておきたいと」
「う、うん」
「でも、そんなの無理でしょ?天音様に、リハーサルお願いしますなんて、頼むわけ?」
「あ、天音様に頼んだら、リハーサルにならないよっ」
「分かってるんじゃん。じゃ、どうするのよ」
「だ、だからね、や、夜々ちゃんに……ごにょごにょ」
「私に……って、えっーーー!!」

……しまった。超、しまった。こ、この子は、少々、いや、かなり天然系だということ忘れていた。
光莉は、私で、予行演習をしたいと言いたいのだ。な、何考えてんだ……。
「こ、こんなこと、夜々ちゃんにしか頼めないし」
「誰にも頼めないわよっ!」
「ご、ごめんなさい」
しまった。声を荒げてしまった。怯えた光莉を安心させるように、背中を撫でてやる。

「あのね。光莉。女の子はね、初めては、大事な人にあげるものなの。
 不安だからって、事前に友達でやっちゃったら、初めてをあげられないじゃない?」
光莉の知識がどの程度かは知らないが、勉強したのだから、私の言うことも分かるだろう。

「うん、だから、直前まで。処女は、あの人にあげたいの。練習するのは、その、前まで」
少し、頭が痛い。
てゆうか、女同士で、どこまでが本番前なのだろうか?男女なら、愛撫が前で挿入が後か。
ああ、私の頭は今、ちょっと、バカになってきている。

「……ほほう。じゃあ、何?私は中途半端なところで止めないといけないんだ?」
痛む頭に手を添えて、私は、なかば投げやりに問うてしまった。
返ってきた返事はこうだ。

「や、夜々ちゃんには、わ、私の、う、後ろの穴をあげますっ!」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……はい?」
201光莉さんはお勉強中(4):2006/05/28(日) 21:44:50 ID:twTb5/yV
「あ、あのね、しょ、処女にはね、ま、前と後ろがあるんだって!
 前の処女はどうしても、天音様にあげたいの。ごめんね、夜々ちゃん。
 そ、その代わりには、ならないかもしれないけど、セックスを教えてくれるのと、
 日ごろの感謝を形にして、う、後ろの穴を、夜々ちゃんに、あげたいのっ」

私は夜々。南都夜々。
最愛の女性から、日ごろの感謝と称して、アナルセックスを捧げられる女。
それが、私、南都夜々。

……神様、私、もう、あなたの身許へ行きたいです。

私は力尽き、床にへたり込む。
「夜々ちゃん、夜々ちゃん、大丈夫?」
心配した光莉が、ベッドから出て、私を抱き起こそうとする。
その顔は真剣に心配している。一連の発言も、彼女の真剣な思いなのだろう。
かなり、いや、思いっきり明後日の方向を向いてはいるが。

光莉に抱き起こされた私は、逆に光莉を、光莉のベッドに乱暴に押し倒す。
「きゃっ、夜々ちゃん?」
「光莉、あなた、私の気持ち、分かってるよね」
「うん、でも」
「いい、言わなくて。あなたの答えも分かってるから」
「うん」
「そう。じゃあ、こんな、狼の前にのこのこ出てくる子羊のようなマネをしても大丈夫なのかしら?
 我慢できなくなった私が、そのままあなたを襲っちゃうかもしれないわよ?
 あなたを、足腰立たなくなるくらい犯して犯して、王子様に捧げようとしているものも、
 私が先に奪っちゃうかもしれないわよ?」

私は相当冷酷な顔をして、彼女に言い放ったつもりだったが、
返ってきたのは、くすくすと失笑を漏らす彼女の笑顔だった。
「夜々ちゃんはそんなことしないよ」
「どうして言い切れるの?」
「夜々ちゃん、聞き分けいいから。私が“練習だけにして”って言ったら、
 絶対練習だけにしてくれる。これは絶対」
「……はぁ」

神様、私は最愛の女性に、お前は狼ではなくて犬だと言われました。
神様、泣いてもいいですか。

「“練習だけ”って言っても、私はあなたの裸を眺めて、あなたの胸やお尻に触るのよ?
 それでもいいの?」
「えっと、いつもの、こと、だよね?」
……しまった。
光莉にこの中途半端な貞操観念を植え付けてしまったのは、私なのか。

「ねぇ、夜々ちゃん。
 私、もし天音様に出会っていなかったら、このまま、夜々ちゃんに愛されていたと思うの。
 それは十分幸せだと思うのだけれども、私は、多分、愛されるだけ。
 天音様に出会って、私は、自分から愛することを、知ったの。
 だから、夜々ちゃん、ごめん、ごめんなさい」
「光莉、あなた、もしかして、私への同情からこんなことを言っているの?」
「ううん。同情なんかじゃない。これはお礼。
 セックスを教えてくれる夜々ちゃんに、いつも私に優しくしてくれる夜々ちゃんに。
 お礼が私の体と後ろの穴じゃ、だめ?」
「……」
202光莉さんはお勉強中(5):2006/05/28(日) 21:46:17 ID:twTb5/yV
彼女は素っ頓狂なことを言っているようで、なかなか的確に、私のことを見抜いている。
もちろん私は、彼女を心から愛しているが、同時に、彼女の体に欲情している。
私は臆病者だから、泣き叫ぶ彼女をむりやり押し倒したりはできないが、
私の心の奥底には、そういう欲情がある。それは、愛情とは別の、純粋な欲望。
彼女を犯したい。彼女の痴態を眺めたい。彼女を鳴かせて、その喘ぎ声を楽しみたい。

光莉は、光莉の許す範囲で、その欲望を叶えていいと言ってくれている。
このお人好しで甘々で、間抜けな友人の言いそうなことだ。
まったく、だから私は、光莉が大好きで、光莉の言うことには逆らえないではないか。

「……わかったわ」
「夜々、ちゃん?」
「そうね。最初に言ったとおりだわ。私は光莉にセックスを教える。
 むろん、最後まではしないけど。
 そして代わりに、授業料として、あなたにも嫌な思いをしてもらう。
 言っとくけど、後ろも、相当に痛いわよ。泣き叫んでも、止めてあげないわ」
「夜々ちゃんっ!ありがとうっ!」

そう言って、光莉は私の両手を取り、ぶんぶんと振り回す。
あぁ、なんて可愛いのかしら、光莉は。
こんな無邪気そうな彼女の、後ろの穴をいただいてしまってもいいのかしら……。

私は、理性とか常識とか道徳とか倫理とか、そう言うものが、
自分から遠のいていくのを感じていた。

203197:2006/05/28(日) 21:48:09 ID:twTb5/yV
えっと、お勉強会を開催してよいようでしたら、続けます。
ではでは。
204名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 22:00:17 ID:qDNKqbiU
>>197
イイヨイイヨー
続きが早く読みたい!!
205名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 22:05:51 ID:0QPSbn7j
ぜひ勉強会開催してくだせえ!
206名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:24:14 ID:/KbpJx3X
207名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 02:25:46 ID:DVkNdIj5
>>197
GJ!なんて前フリだ…さらに攻撃対象が後ろとは、
際物の趣味を、職人さんは分かってらっしゃる。
是非、お勉強会を開催してくれ!
208名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 02:35:00 ID:KPRJdHf/
百合っ娘の気持ちってこんなかなと思わせるような
巧みな心理描写GJ!
209名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 02:41:30 ID:KBtlG2EV
スピカ百合GJ
フィクションだからストパニはのどかだけど
実際に女子→女子になったら超怖いよ…
同学年に中1でラブレター(メール?)送った香具師がいるそうだがその文面に『殺しそう』なんて書いてたそう。
相手は普通にドン引き。
その後どうなったかは知らないけど、いまでも(高3)その子普通にほかの仲いい女子と手繋いだりしてるし、しかも恋人繋ぎ。。
創作では夢夢しいけどリアルはマジ怖い。
釣りじゃないおwちなみに彼女は腐女子でもある。

静渚マダー??
210名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 03:02:38 ID:KPRJdHf/
リアルはそういう人もいるんだろうねwフィクション妄想マンセー
211名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 07:46:01 ID:5YS8nuzL
静渚マダ-
212名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 13:02:25 ID:C1ebwH+V
>>187
俺も花になりたい・・・・
213名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 16:01:02 ID:PWxcW9wZ
漫画の要と桃実がアニメの要と桃実と違い過ぎてなんかエロ小説が完成できなくなった
214197:2006/05/30(火) 00:23:19 ID:lx9LFhdo
どもです。みなさまお読みいただきありがとうございました。
で、お詫び。後編で終わらなかった…。また途中で切れますが、よろしければどうぞ。
215光莉さんはお勉強中(6):2006/05/30(火) 00:24:04 ID:lx9LFhdo
「さて。じゃあ、始めましょうか」
「よろしくお願いします。先生」
そう言って、ベッドの上にちょこんと正座した光莉は、頭を下げる。

「……何か、思いっきり間違っている気がするわ」
「そうかしら?」
「光莉、あなた、本番でもそうするつもり?」
「ええ。失礼のないように、初めは挨拶したいわ」
顎に手を当て、首をかしげながら、光莉はきょとんとしている。
私は頭を押さえつつ答える。

「あのね。江戸時代の奥方じゃないんだから、そこまでかしこまる必要はないの。
 かえってひかれるわよ。ある意味、やる気満々みたいじゃない」
「やだ、夜々ちゃんたら、そんな、私、やる気満々だなんて」
頬を染め、体をくねらせる光莉。やる気満々じゃねーか。

「はい、そこに寝て。布団かぶって。布団を自分で引き上げる。
 そう、顔が半分隠れるくらい。よし。ここで台詞。“優しく、してね”」
「夜々ちゃんは、光莉のマネが上手だね」
「……ちゃかさない」
「ごめんなさい……」
「ほらっ」
「優しく、してね」
促された光莉は、半分隠れた布団の中から、ちょこんと手と顔をのぞかせて、
恥ずかしげに台詞を言った。

「ぐーっど」
自分でさせておいてなんだが、今の構図は、かなり可愛い。
これで興奮しない男女はおるまい。

「次はどうするの?」
「えっと、光莉がその台詞を言うと、誰でもたいてい、ふらふらと光莉に近寄ってくる。
 もし寄ってこなかった場合は、相手が下着を替えるのを忘れているか、
 光莉に対して精神的トラウマを持っているかだから、あまり無理はしない方がいい。
 どうしてもというなら、むりやり押し倒す方法を教えてあげるけど?」
「天音様は下着を替え忘れたりなんか、しないわ」
「はいはい。じゃ、天音様は、電灯に吸い寄せられる蛾のように、ふらふらと光莉に近寄ってくる」
「先生、例えが不適切です」
「お黙り。とにかく、近づいてくるから、その手を取って、頬に当てる」
「こう?」

光莉が私の手を取り、自分の頬に当てる。
「で、台詞」
「あたたかい」
「……わかってるじゃない」
「素直な感想」
「……こうやって、相手の目をじっと見ていると、どんどん顔が近づいてくる。
 これは絶対そうなるから、他の選択肢を考えなくていいわ」
「不思議ね」
不思議と言えば不思議だが、真実であろう。
216光莉さんはお勉強中(7):2006/05/30(火) 00:25:03 ID:lx9LFhdo
「十分に近づいたら、目を閉じる」
「キス?」
「ええ。初めは軽くね。いきなりディープなのは、情緒がないわ」
「わかった」
「でも、相手がしてきたら、それに応えてあげて」
「どんな風に?」
「どんなって、そうね。相手が舌を入れてきたら、その舌を舐めてあげる。
 そして、自分も舌を入れる。上あごの内側とか、歯の裏側とか、舐めてあげると気持ちいいわよ」
「……難しそう」
「そんなことないわよ。簡単よ」
「……練習したい」
「……いいのね?まったく、天音様が知ったら悲しむわよ?」
「天音様には、夜々ちゃんといつもキスするって言ってあるもの」
「それは挨拶のキスでしょうが……まあ、いいわ。じゃあ、私と同じようにして」
「うん」

私は唇を、光莉の唇に近づけていく。光莉も顔を上げ、目を閉じ、キスされるのを待つ。
重ねられる唇。いつもしている挨拶の軽いキス。ついばむように繰り返す。
何度か繰り返したところで、私は口を開け、舌を伸ばし、彼女の唇の間に差し込んでいく。
ぴくんと震える光莉。逃げられないように背中に手を回し、彼女に抱きつく。
「くんん」
彼女のくぐもった声が漏れるが、やめてなんかあげない。
そのまま、光莉の口の中を、舐め回す。上あご、歯の裏側、舌の先。
彼女の舌も、徐々に動き出す。私の舌を舐め返し、絡まり、ついには私の口の中に入っていく。
彼女の舌が、私の口内で、同じ動きをする。気持ちいい。
強く、彼女の唇を吸い上げる。
歯が当たらないように気をつけながら、でも興奮でどろどろになりながら、彼女と唾液を交換する。

「ぷはぁ」
お互い、息が上がらなくなったところで、口を離した。
「はぁ。どう?息が上がったら、一度離れてもいいわ。
 慣れてくれば、お互い呼吸を合わせて、息継ぎしながらいくらでも続けられるけど、
 それこそ、当人同士で練習してね。あっ、それと、言い忘れたけど、
 お互いの歯がぶつからないように、気をつけてね」
「ぽー」
光莉は、頬を染めて、呆けている。しまった。刺激が強すぎたか?

「ちょっと、光莉、聞いてる?」
「……うん、聞いてるよ〜。夜々ちゃん、キスって、気持ちいいものだったんだねぇ〜」
口から垂れた唾液を気にもせず、光莉は上の空だ。
「あぁ、もう、まだ始まったばかりよ。しっかりしてよ」
言いながら、彼女の口のまわりを、ティッシュで拭いてやる。

「えへへー、ごめんねー、夜々ちゃんー、さぁ、続きしよう〜」
なんだか光莉の口調が、幼くなっている気がするが……。
まあいい。興奮しているだけだろう。続けるとしよう。
217光莉さんはお勉強中(8):2006/05/30(火) 00:26:39 ID:lx9LFhdo
「そうね。キスがすんだら、服を脱ぐ。基本は全裸。エッチのときに服を着たままは邪道だわ」
ああそうだ。裸で抱き合うから気持ちいいのではないか。
「えー、恥ずかしいよー」
「何言ってるの。これからもっと恥ずかしいことするのよ?
 でも、恥じらいは大事だわ。テキパキ全裸になられても興ざめだし」
「じゃあ、どうするの?ゆっくり脱ぐの?」
「それでもいいけど、ここは脱がせてもらいなさい。
 ほら、頬染めながら、“あの、脱がせて、下さい”って言ってみて」
「うわー。天音様に、私、服、脱がせてもらうの〜。なんだか、失礼じゃないかしら?」
「そんなことないわよ。あのね、天音様は、光莉の服を自分で脱がせたいの。
 それなのに、光莉が自分で脱いじゃったら、天音様の楽しみを奪うことになるわ」
「そっかー。なるほど。じゃ、言うね〜。“脱がせて〜”」
「違うっ!」
「あれ?」
「それじゃ、パジャマが着替えられない幼稚園児だわ。
 恥ずかしいのを必至で我慢して、決死の覚悟で脱衣を依頼する、という感じが出ていないっ!」
「む、難しいね」
「さあ。気合い入れて」
「あ、あの、ぬ、脱がせて、ください……」
頬を染めた彼女は、恥ずかしそうにもじもじしながら、照れくさい台詞を言った。
「ぐっ」
親指を突き出して、彼女を讃える。
「やった」

「じゃ、次。いよいよ服を脱がされるわけだけれど、
 実は、服ってのは、自分で脱ぐより、脱がされる方が難しいの」
「そうなの?」
「今回は、相手が自分の服の構造を理解しているから、そうでもないけどね」
「ふうん」
「でも、相手にじっとされていると、脱がせずらいのは確か。
 例えば寝たままなら、上手く背中や腰を浮かせて、脱がせるのに協力すること」
「はい、先生」
「でも、半脱ぎが萌えるって人もいるから、そのときは、相手の望む以上に、勝手に自分で服を脱がないこと。
 中途半端なずらし方にこだわる人もいるわ」
「天音様は、そんな変態っぽい趣味はないわよ」
「どうだか。あと、矛盾するようだけれど、タイミングを見計らって、最終的には全部脱いで。
 今日はパジャマだからいいけど、もし制服だったら皺になるし汚れるし、
 だいいち邪魔になる。服を着ていてもいいことは何もないわ」
「タイミング……む、難しいよ」
「半脱ぎは、所詮観賞用よ。相手が満足するまでじっくり見せつけたら、それで目的は達したわ。
 あとは全裸で勝負なさい。大丈夫、あなたなら、必ず勝てる」
「が、がんばるよっ」

光莉の全裸は、それはもうとても美しい。
透き通るような綺麗な肌、黄金律を描かんばかりの胸の形と腰のくびれ、細く長く伸びる手足、
アクセントとして申し分ない流れる長髪。
至高の芸術品に近い彼女の体に、飾る衣装など無用だ。

「じゃあ、脱がせるわよ。そうね、横になって。寝ている場合でしてみましょう」
「うん。わかった」
そう言って、彼女は仰向けに横たわる。
私は、彼女のパジャマのボタンを、上から一つ一つ外していく。
少しずつ露わになっていく、彼女の肌。
全部外し終わったところで、前をはだけさせる。
彼女の白いレースのブラと、柔らかそうなお腹、おへそが見て取れる。
私は彼女の背中の下に、手を潜り込ませる。ブラを外すためだ。
彼女は、言われなくても少し背中を浮かせ、外されやすいようにしてくれる。
218光莉さんはお勉強中(9):2006/05/30(火) 00:28:29 ID:lx9LFhdo
ブラをはずされ、胸を露わにし、パジャマの前をはだけさせた彼女。
顔を真っ赤にしながら、横を向いている。
彼女の裸を見慣れている私でも、この姿には、目が釘付けになる。
自然、彼女の胸に手を這わせる。

「きゃっ!や、夜々ちゃん?」
彼女の体がぴくんと跳ねて、彼女の胸が少し震える。
「裸になったら、即、揉まれると思っておいて。揉まれないことなど、ありえないわ」
「あ、ありえませんか?」

それはもう。こんなに可愛らしい胸を見て、揉まない女などいないっ!
……何を断言しているのだ私は。

気を取り直して、彼女の胸を揉んでいく。
包み込むように、持ち上げるように、歪ませて、つついて、つまんで。
「きゃっ、くっ、あぁん、や、夜々ちゃん、き、気持ち、いいよっ!」
胸を揉むたび、光莉の嬌声がこだまする。
あぁ、光莉、あなたは美しい一つの楽器。その音色を奏でておくれ。
などと過剰に詩的な表現を思い浮かべながら、光莉の乳首に口を付ける。
「きゃんっ!」
子犬のような泣き声を上げて、光莉がもだえる。
私は光莉の乳首を丹念に舐め、甘噛みし、吸い上げる。

「だ、だめっ、夜々ちゃん、吸っちゃ、だめーっ!」
「あら?だめなの?光莉、嬉しそうよ?」
「き、気持ちいいんだけど、気持ちよすぎて、何もできなくなる。
 何か、しなくて、いいの?」
「あー、別にこういうときは、ただ喘いでいればいいのよ。
 それで相手は十分嬉しいんだから。でも演技はダメよ?
 余程上手でも、女同士だと、すぐにバレるわ。興ざめだわ。
 念のため聞くけど、光莉、これ、演技じゃないわよね?」
「そ、そんな、黙っていろって言われても、声、出ちゃうよ」
「あらあら嬉しいこといってくれるのね。
 確かに、光莉のこの反応なら、たとえ演技でもバレないと思うわ」
「だ、だから、演技じゃないって」
「そう。あ、あともう一つ」
「な、何?」
「胸揉まれている最中に、別の話題を話しかけない。集中なさい」

そう言って、私は少し乱暴に光莉の胸を揉みしだく。
「あっ!きゃんっ!い、いたっ!や、夜々ちゃんっ!や、やめてっ!は、激しすぎっ!」
「そう?慣れてきたようだし、これくらいの方が光莉は好きなんじゃないの?」
「わ、私、慣れてなんかっ!」
光莉の反論を抑え込むように、光莉の乳首に再び吸い付く。
ちゅうちゅうと吸い上げると、面白いように光莉の体が跳ね上がる。
「だ、だめっ、もう、夜々ちゃん、私、もうっ」

なんだか光莉は行きそうだ。まだ早い。私はいったん愛撫をやめる。
「夜々、ちゃん?」
「う〜ん。いいわね、その物欲しそうな顔。とてもいいわ〜」
「わ、私、物欲しそうな顔なんかっ!」
「いい?光莉。このとき、自分から“もっとして”とか言っちゃダメよ。
 そういうのは、慣れてきてからの発言よ。初めては、初々しくね?」
「言えって言われても、恥ずかしくて言えないよ」
「本当は言いたい?」
「むー」
不満な顔を隠さない光莉。正直、あまりの可愛さに、手順をすっ飛ばして押し倒したくなる。
いや、我慢我慢。今は講義中なのだ。
219光莉さんはお勉強中(10):2006/05/30(火) 00:29:46 ID:lx9LFhdo
私は光莉のパジャマのズボンに手をかける。
「きゃっ!」
慌てて尻込みする光莉。
「ほら。言われたこと忘れてる。脱がせるのに協力するっ」
「で、でも……下も、脱がないと、ダメ?」
「は?今さら何言ってるの。当たり前でしょ?」
「でも、でも」
「……まあ、分からないでもないけど。
 上半身は恥ずかしいくらいですむけど、下半身を脱がされるのは、ほとんど恐怖だしね」
「うん。私、怖い」
「でも、ここであなたが試されるの。ここで怖がったら、天音様は無理強いはしないでしょう。
 それでもいいなら、怯えていなさい」
「……うん。そう、だよね。怖がってちゃ、いけない、よね」
「あなたの下着に手をかける人が、あなたの愛する人なら、怖くても、その人を信じてあげて。
 下着を降ろさせるというのは、その人に全てをゆだねるということ。
 あなたは、信じられる?」
「うん。信じる」
「そうね。天音様なら、信じられるよね」
「うん。でも、今、信じるのは、夜々ちゃん」
「私を、信じてくれるの?」
「うん。だから、お願い、します。脱がせて、下さい」

まぶたをじゅっと閉じて、唇を噛みしめて、彼女はじっと、待っている。
私は再び、彼女のパジャマに手をかける。
彼女はいわれたとおりに腰を浮かせるが、全身が小刻みに震えているのが分かる。
ただ腰を浮かせるというだけの行為に、彼女はどれだけの決心をしているのだろう。
それを思うと、私も手が震える。
この、か弱く可憐な少女を、思うままに蹂躙する権利を得ているというその興奮に、震えが止まらない。
ズボンを脱がし終わり、彼女のショーツに手をかける。
彼女の体が、ひときわ大きくぴくんと震える。
ごくんと、唾を飲む音が聞こえる。それは私の喉からだ。

「光莉、逃げ出さないことを褒めてあげたいけれど、もう、体、動かせないんでしょう?」
光莉が小さく頷く。閉じられた目から頬にかけて、涙が伝っている。
分かるだろうか?
ショーツ一枚だけの可憐な少女が子鹿のように震えながら、ベッドに横たわっているのだ。
それを目の前で私は眺めているのだ。そして最後に残った布地を、剥ぎ取ろうとしているのだ。
この興奮が、分かるだろうか?

私はショーツを降ろしていく。さすがに光莉は腰を浮かせようとはしない。
まあ、それはしかたがない。
降ろしたショーツが太ももにきたところで、光莉は耐えきれなくなったようだ。
「だめっ!」
光莉の手が伸びてきて、必死にショーツを押さえる。
「もう手遅れよ。あなたの恥ずかしいところ、もう全部見えちゃっているわ。
 毛、薄いのね。とてもきれいよ」
「やだっ!夜々ちゃんっ!そんなこと、言わないでっ!」
光莉の抵抗は、ここに来て本気だ。ショーツを押さえる手の力は、光莉の精一杯だとわかるし、
私を否定するその語気は荒く、真剣だ。敵意すらある。

「光莉、手を放しなさい。
 ここは確かに恥ずかしいところだけれど、みっともない部分なんかじゃないわ。
 女の子の、とても大事で、大切な部分。大切な人と、共有する部分よ。
 でも、今の、ショーツを必死に押さえているあなたは、みっともなくて、無様よ。
 美しくないし、だいいち、相手に失礼だわ」
“相手に失礼”というところが相当に効いたのか、光莉はゆっくりと、ショーツから手を放した。
「そう。そのまま、ベッドのシーツでも掴んでなさい」
言われたとおりにする光莉。
光莉には悪いけれど、とても、そそるシーンだ。
220光莉さんはお勉強中(11):2006/05/30(火) 00:30:33 ID:lx9LFhdo
ショーツを脱がし終える。そこには全裸の光莉がいる。美しい存在。
普段、光莉の裸を覆い隠している衣服は、それ自体が罪悪ではないかと思えるぐらいだ。
光莉は、まだ目を閉じたまま、はらはらと落涙している。
光莉の頬に手を添え、優しく語りかける。

「光莉、よく頑張ったわね。偉いわ」
光莉の目が開いて、こちらを見つめる。涙を浮かべたままの彼女に、できるだけの笑顔で応える。
「怖かったでしょ?ごめんね。でも、光莉はよくやったわ」

光莉は声を上げて泣きながら、私に抱きついてくる。
「うぇーん、私、怖かったよ。えぐっ、恥ずかしいし、夜々ちゃん怖いし、うわーん」
「よしよし。ごめん、ごめんね。でも、もう大丈夫だから」
あやすように頭を撫でてやる。背中をポンポンと叩いてやる。
「ぐすっ、うん。私こそ、ごめんなさい。私から頼んだことなのに」
「いいのよ。誰だって、怖いものよ。光莉はよく我慢したわ」
「夜々ちゃんも、初めてのときは、怖かった?」
「えっ?あっ、あはは。そうね。私の話は、また今度聞かせてあげるわ。話すと長くなるから」
「うん。わかった。今度聞かせて」

光莉は、だいぶん落ち着いてきたようだ。涙も止まりつつある。
頬に残る涙を拭いてやりながら、彼女に問いかける。
「で、どう?本番で、やっていけそう?」
「う、うん、なんとか。てゆうか、これ、いきなりだったら、絶対できてなかった。
 練習しておいて、良かった。夜々ちゃん、ありがとうね」
まあ、ダメだったら、それはそれで初体験未遂の良い思い出になるとは思うが、
感謝されているのだし、素直に受け取っておこう。

「でも、不思議だね。夜々ちゃんに裸を見られるのなんて、いつものことなのに。
 今も、こうしているのは、まだ少し恥ずかしいけど、怖くなんてないのに。
 さっきはとても、怖かった」
「自分で脱ぐのと、相手に脱がされるのとでは、全然違うわよ。
 ああ、それと、相手が上級者だったら、喘がされている間に、
 いつの間にか、着ているものを全部剥ぎ取られているときもあるから、
 そのときは楽なんだけどね。天音様はどうかしら?」
「うぅ。天音様は、何でもお出来になられる方だけれど、それじゃまるで……」
「まるでエトワール様みたい?」
「……わ、私はそんなこと言ってませんから」
「あらあら、言わせといて、ひどいわね」
エトワール様には悪いが、二人、くすくすと笑いあう。

「さてと、それでは続き、しましょうか」
紆余曲折はあったが、光莉の服は脱がせた。次は、光莉をいかせるとしよう。
光莉はオナニーはしない派だ。同室の私が言うのだから、間違いない。
ちなみに、私はオナニーをする派だが(ああそうよ、連日よっ、悪いかっ)。
初めてでうまくいってくれる保証はないが、普段の光莉の反応を見るかぎり、
簡単にいってくれそうだとは思う。なにせこの子はすぐ喘ぐ。
ちょっとこつを教えてあげれば、すぐにこの快楽に溺れるようになるだろう。
教えられた自慰行為に、日がな一日ふける光莉を想像する。
「くっ、くふふふふ」
「夜々ちゃん?」
「あっ、あら、何?」
「夜々ちゃん、何か企んでいる顔だよ?」
「そ、そんなことないわ。そう、私も服を脱ごうと思って」
誤魔化しながら、私も自分のパジャマのボタンに手をかける。
そうそう。今は余計な企みより、一刻も早く服を脱ぐべきだ。
なにしろ、光莉と肌を重ねることができるのだ。嬉しくて涙が出そうだ。

パジャマを脱ごうとしている私を見つめていた光莉だが、私の行為を止めに入った。
「待って、夜々ちゃん、私が脱がしてあげるよ」
221197:2006/05/30(火) 00:33:39 ID:lx9LFhdo
どうもです。今日はここまで。夜々ちゃんがいちいち光莉の痴態に興奮するので、
さくさく進まないよ…。次は、ちゃっちゃといくよう頑張りますね。ではでは。
222名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:13:56 ID:RephpTSP
>197さん
サイコー!!
読んでいてクラクラしてきた。
あなたは男性なのか、それとも本当は女性なのか・・・
223名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:50:47 ID:JnbLOsev
age
224名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:52:55 ID:fuuR03EM
225名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 04:13:54 ID:b47AHpwh
今日の放送のよるよるはエロかった
でも一番の萌えどころは玉×渚
226名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 14:08:03 ID:KRdb90XA
夜々×玉青って需要アル?
227名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 16:02:43 ID:xYMBxDPU
人気がありながらサブにまわっている二人か・・・
読者参加ではエトワールとったのは玉青なのに
228名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 17:05:23 ID:FAx5860A
>>220
本作品並みの/引き方、すばらしいとかしか言えません。
OVA化希望
229名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 21:14:53 ID:JnbLOsev
暫く漫画と小説を熟読して、エロワール×渚砂を書こうかな?
ベタカップルなのに……。
230名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 21:45:54 ID:d2sNdVaU
>>226
「当初は互いの思い人を手に入れる為に手を組んだだけだが、次第に
お互いが惹かれていく事に気づく2人、そして・・・・・・・・・・・。」
って感じなら作れるかもよ
231名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 21:57:37 ID:zJK8zaVD
今週は玉青×渚砂がヤバかったな
232名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 21:58:17 ID:8E/88ILk
【TAMAO NOTE 拡張版】


「渚砂ちゃん、帰りましょ?」
「うん!」

聖歌を歌い終わった放課後。
他の級友達がそうする様に、渚砂と玉青も連れ立って教室を後にする。
中には一緒に手を繋いだり、腕を組んだりして帰っている生徒の姿もあった。

「(みんな気楽なものね…)」

玉青だって渚砂と仲良く手を繋いで帰ってみたい。
だがそんなことをしたら……あの静馬お姉様からどんな報復を受けるか知れない。
それにお仕置きを受けるのは自分だけじゃない。渚砂だって静馬から制裁を加えられるだろう。
静馬が渚砂とエトワール選に出る、と言ったあの場に居合わせた玉青は知っている。
「二度と私以外の者の手にかかることは許さない」と言い放った静馬の顔を。

「玉青ちゃん、どうしたの?」
「えっ?」
「おでこに指を当てて唸って…考え事? 魔貫光殺砲?」
「渚砂ちゃん、私ナメ○ク星人じゃないんですけど…」

当の渚砂本人がこんな感じでは
到底自分の気持ちには気づいてもらそうにない、玉青は再度落胆する。
渚砂は自覚していないだろうけれど、彼女の持つ小動物のようなオーラは
静馬でなくとも自分のモノにしてしまいたい欲求を生み出す危険な代物なのだから。

「何か悩んでるなら渚砂が相談に乗るよ?」
「うふふ…どんな名医でもこればっかりは治せないのよ渚砂ちゃん…」
「?」

何がどうしてそうなったかは分からないけれど、これだけは言える。
玉青は渚砂に恋をしている。
渚砂の側にいるだけで熱病のようにじわじわと身体が熱くなる感覚、
「玉青ちゃん」と声をかけてもらえただけで心臓がドキリと高鳴る高揚感、
ポーカーフェイスで誤魔化しても本当は渚砂といるだけで嬉しくて顔がニヤけそうになる。

「(私、渚砂ちゃんに恋してるんだ…)」

この気持ちに気づいたのはいつ頃だろう。
多分、静馬が渚砂を自分のものだと宣言したあの日かもしれない。
それまで異性、ましてや同性に恋愛感情なんて抱いたことなど皆無だった
少女の心の中で学園の女王に対する敵対心、嫉妬心が静かに芽生え始める。
そして渚砂を自分だけにものに留めておきたいという独占欲も。

「渚砂ちゃん」
「なぁに?」
「私ね、渚砂ちゃんがミアトルに来てくれて…本当に良かったって思ってる」

スピカやル・リムではダメ、ミアトルでなければ。
一緒のクラス、隣同士の席、一緒の寮室…このどれか一つが欠けてもいけない。
自分と渚砂が一緒にいられる要素は何一つ欠けてもダメ。

「私、いつか本当の意味での渚砂ちゃんの一番になるわ…なってみせるから…ふふふ…♪」

少女の野望は果てしない―――――――――――。
233名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 21:59:40 ID:8E/88ILk
玉青可愛いよ玉青
愛人になっt(ry
漫画の玉青も好きだけどアニメの玉青も可愛いよ
エロくなくてゴメンねっ
234名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 23:31:39 ID:Yui7I4ab
玉青は渚砂のものです。
235名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 09:25:45 ID:aDzlZq0y
>>232
今の女子高生は、ドラゴンボールを知らないんジャマイカ?
などと思ってみる。
236名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 09:34:09 ID:HTXL7Txv
高校1年生ならZくらい見てる
237名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 11:37:50 ID:V3lWzTJU
ストパニの世界の年代が2006年基準で渚砂が16歳なら
DB放送終了が94年か95年くらいだったからまあギリギリだなw
ピッコロフイタ
238名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 18:31:34 ID:c2RRuVT+
暇だから電車の中で蕾×光(長編)を書いてるんだが、需要あるかな?かな?
(´・ω・)自分素人なんでボロボロでありんすが…。
239名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 19:41:25 ID:Ye3jT++U
>>238
まずは投下するんだ。話はそれからだッ!
240名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 21:30:47 ID:OYoXag38
>>238
誰だって最初は新人(ルーキー)
だが一歩踏み出す勇気が君を変えることだってある
時代は待ってくれないぜ、いっそ君が追い越すのさ
241名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 21:31:56 ID:0BDNv7gu
>>238
年下攻が好きなので期待してます
242名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 21:32:17 ID:F7EkfevV
>>238
マジ頼む
243名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 22:07:24 ID:SXVGSkJw
>>240
プロと言われる程の技術を持った”職人”だって最初は素人から始まったものさ
244名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 22:14:25 ID:wEjr/r+6
光莉さんはお勉強中、の続きが待ち遠しい。って言うかこのまま放送してくれ。
245名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 23:05:17 ID:Jb1cLdav
>>238です。
皆さん有難うございます。皆さんの優しさに泣きますた(;ω;)
あたしゃこういうのあんまり書いた事ないので不安で不安で…(っД`)
職人さん達皆お上手でマジ自分がorzな感じなんですが、
とりあえず序盤だけ流すので、続けていいか判断して下さいませ(汗)
期待しないでネwwww
では少し投下してみます↓
246最初の一歩!(1):2006/05/31(水) 23:13:40 ID:Jb1cLdav
―――入学して間もない頃、私はその人を見て、胸を撃ち抜かれたような衝撃をうけた。

天使?お人形?お姫様?
そう思わずにはいられなくなるくらいの美しさと可愛らしさを合わせ持った究極の美少女。
ううん、外見だけじゃない。中身だって優しくて暖かくて…、声は柔らかく小鳥の囀るような、人をくすぐったくさせるような甘い声。傍にいると不思議と落ち着いてしまう素敵な先輩。
こんな完璧な人間は二人としていないだろう。昨今出ているモデルや女優なんて目じゃない。あ…私の知っている中じゃね?
正直、あの人に勝てる人などいないんじゃないかと思う。買い被りすぎ?そんな事ない!
私は初対面の時からその人に何かを感じた。
いや、感じずにはいられない。
目の前にしただけで、言葉を交わしただけで顔が赤くなるのがわかって、胸がドキドキッてして…苦しくて。
あぁ、この気持ちは何だろう?

憧れ?
  ――――違う
恋?
  ―――わからない

だって先輩―…此花光莉先輩は恋愛未経験の私にそう考えさせるほど、罪なくらい愛らしい人だったから。

――――――

「蕾〜」
聖スピカ女学院1年の奥若蕾が廊下を歩いていると、不意に大人びた艶色のある声が彼女を呼んだ。蕾は聞き慣れたその声の主の正体がわかった途端、眉間にシワを寄せ悪態をつく。
「何ですか夜々先輩?聖歌隊の今度の集合時間なら自分で調べて下さいよ!」
夜々と呼ばれた少女は、蕾の悪態を毎度の事の様にモノともせず、嫣然とした笑みを変えない。
聖スピカ女学院3年の南都夜々。蕾と同じ聖歌隊に属している先輩である。大人っぽい印象で本当に3年生かと疑われるくらいのスタイルと気品。
先輩という時点で尊敬に値するのだが、どうも夜々と蕾は仲が良くない。それには両者譲れない原因があるわけだが―…。
「違う違う。これ、食べない?」
「何ですソレ?」
ビニール袋に入った狐色の丸い固体。クッキーだ。調理実習か何かで作ったんだろう、手作り感がどこと無く漂っている。
蕾はジッとそれを見つめ、鼻で笑った。
「夜々先輩が作ったんならいりません。どういう風の吹き回しです?毒とか入ってるんじゃないですか?」
「あら、釣れないのねぇ…折角分けてあげようと思ったのに」
肩をガクリと下ろした夜々の表情は言葉とは裏腹にちっとも残念そうではなかった。
(まさか本当に毒入り!?…さすが悪―…魔女)
「本当にいらないの?」
「いりません。お腹壊しそうですし」
「絶対に?」
「えぇ」
「…だってさ光莉。折角お姉様二人で作ったっていうのに、蕾が食べないなら二人で食べちゃいましょ」
「えぇ、是非そうして下さ――…へ?ひ、ひかっ…り?」
思わぬ人物の名前が出て蕾は固まる。
クッキーを作ったのはどうやら二人らしい。夜々と―…。
「え?そっか…残念。蕾ちゃんにも食べてもらおうって思って残しておいたんだけど…仕方ないね」
夜々と同じクラスの此花光莉。彼女も聖歌隊に所属している。ここだけの話だが、蕾の聖歌隊への本当の所属理由は“光莉先輩がいるから”であるが、本人は否定している。まぁ態度で丸わかりなのだが…。

名前だけでなくその本人までもがタイミング良く蕾の前に現れてくれて、彼女は顔を真っ赤にさせて慌てふためく。
「あわ、わわわ、わーっ!!!」
既にパニック状態。憧れの光莉先輩が現れたのと、夜々だけでなく光莉も作ったというクッキーをいらないと断言してしまった自分に対して動揺。
「確かにね、ちょっと甘すぎちゃったから…。あんまり良く出来なかったし、食べなくて正解だったかも」
「そうそう!じゃあ光莉、二人で食べましょうか…アーンってしてあげるわ♪」
「もう、夜々ちゃんったらぁ…そんな事しなくても一人で食べれるよぉ」
「あ、え、いや、だからそのっ…ちょ、ま、待って下さい!光莉先輩も作ったのとあらば話は別です!…た、食べますよ私」
「ぁ…ううん、気を遣わなくてもいいんだよ蕾ちゃん。有難う」
「………」
光莉が柔らかく微笑む。その聖母のような慈愛の満ちた微笑みに見とれてついついボ〜ッとしてしまう。しかも今日は間近で見てしまったものだから効果覿面。脳内がとろけていくような感覚すら覚えた。
(このまま死んじゃってもいいかも…)
が、今はそんな場合ではない。蕾は頭を振り、自我を保つ。
247最初の一歩!(2):2006/05/31(水) 23:24:08 ID:Jb1cLdav

「いいえ、甘い物は平気ですから!」
よこせとばかり、袋を持った夜々に手を差し出す。態度を翻した蕾に夜々は舌打ちすると、あげる気はないと、袋を隠すように持ち直した。
「虫歯になるわよ?太るわよ?」
「それなら夜々先輩の代わりに虫歯になって差し上げますよ。それにそれくらいで太ったりしません!」
睨み合い、噛み付き合う一触即発の二人の間に立っている光莉は心配そうにオロオロと視線を左右に泳がせる。蕾、夜々、蕾、夜々…。
「ふ、二人ともぉ…」
「夜々先輩のケチ!くれないのなら―…えぇい!」
「な…!?」
ガシッと夜々に引っ付いて無理矢理手に持った袋を奪おうとする蕾。突然の事でバランスを崩した夜々だっだが、クッキー袋をそう簡単に渡すわけがなく、器用に持ち方を変え、蕾の強奪を阻止した。
「あのね…アンタ絶対いらないって言ったじゃない」
「は、話が別です。今急にお腹が減ってですねぇ!」
「素直じゃないわね、光莉が作ったって聞いたから食べたくなったって言いなさいよ!ま、言った所であげないけど〜♪」
「何ですって〜!」
口笛を吹き、余裕綽々の夜々の態度に蕾の勘忍袋の尾がブチッとはっきり音を立てて切れた。
「ほらほら1年生のおチビさん、こっちこっち〜」
「負ける…もんですかぁあーっ!!!」
「!?」
「あ……!」
(やった!)
歯を食い縛り、素早く袋に手を伸ばす蕾の奇襲に夜々の反応が遅れ、蕾はクッキー入りのビニールを手に―……

ビリッ…

(え……?)

…入らなかった。

ボタッボタッ…
勢い良く伸ばした手の力と、しっかり袋を掴んだ夜々の手の力によって、袋はいとも簡単に破れ、中の焼菓子が無情にもボタボタと床に落ちる。
その様子を三人は他人事のように静かに見ていた。
瞬時に起きた想定外の出来事を信じられないような顔をして。
目の前で起きた事を理解するのに頭がついていっていかずポカンと半口開けたまま…。

周りにいた生徒達も何があったのかと不思議そうにこちらを見ている。その冷めた視線が三人を現実に返してくれた。
「た、大変、片付けなきゃ!」
「あ〜あ…光莉と作った愛の結晶が」
光莉が持っていたハンカチで床に落ちたクッキーを拾い出し、夜々もそれを手伝う。一方蕾は、一人立ち尽くしたまま動かない。いや、動けなかった。
(あ…あ…あぁ…)
やってしまった。
大好きな人が作った物を粗末にしてしまった。いくら軽はずみで起こした事故とはいえとても酷い事をした。そう、自分があんな事をしたから先輩の―…光莉先輩が作ったクッキーが…。
罪悪感と自己嫌悪。二つの嫌な感覚でいっぱいな蕾は身体を震わせる。
(私のせいで…)
光莉先輩を困らせてしまった。謝らなくては…、だが謝っただけで気持ちは晴れそうもないし、何より、全然大丈夫じゃないのに大丈夫と言いそうな光莉が怖かった。
(先輩は優しいからきっと何でも笑顔で許してくれる。だけど…心の中ではきっと悲しんでるんじゃないかしら?そうよね、折角作った物を粗末にされたら…悲しいわ)
「ごめんなさい光莉…先輩…」
「あ、いいの、気にしないで?」
光莉は笑う。やっぱり、と蕾は唇を噛んだ。平気だと言って笑った光莉の瞳が微かに潤んでいたのを蕾は見逃さない。
(私のせいだ。私があんな事しなければ…光莉先輩は悲しまずに済んだ!先輩を悲しませるなんて…最低!!)
「あっ、蕾ちゃん?!」
居たたまれない気持ちになって、遂に彼女はその場から逃げるように走り去ってしまった。
瞳からキラキラと光る雫を零しながら…。

(続)


投下一応以上です。
248名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 23:34:04 ID:3KyjTGK9
>>245
激しく続投を希望しますよ?
249名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 23:39:14 ID:w/FhC/GL
キタコレwwwGJwww
250名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 23:54:06 ID:J2imgYqy
蕾×光きたぁー g(゚∀゚)j !!
251197:2006/06/01(木) 03:07:04 ID:00tasv7O
えっと、>>220の続きです。よろしければ、どうぞ。
252光莉さんはお勉強中(12):2006/06/01(木) 03:08:22 ID:00tasv7O
光莉の提案に、“服を脱がせる光莉”を想像してみる。なんか、違う。
「うーん、どちらかといえば、“天音様の上着を着せてあげる若奥様的な光莉”という方が、
 イメージとしてはしっくりくるのだけれど」
「練習したいし」
「光莉がしたいなら、いいけど。でも、本番では天音様の服は脱がさなくていいわよ」
「どうして?」
「だから、イメージ」
「夜々ちゃんって、こだわりの人だよね」
「誰に聞いてもそういうと思うわよ」
「……今度聞いてみる」
「止めておきなさい」
「だめ?」
「だめ。ほら、お喋りはいいから、私の服、脱がすんでしょう。早く」
「うん」
光莉の手が、私のパジャマのボタンにのびてくる。不器用そうに、ゆっくりとボタンを外していく。
光莉、早くして。私、あんまり我慢できそうにないから。

ようやくのことで、私のブラが外された。
「ふわー」
「なによ」
「いつも思うけど、夜々ちゃんって、胸、大きいよね〜」
「こんなの、邪魔なだけよ」
「そんなことないよ〜。うらやましいなぁ〜」
「光莉、胸、大きい方がいいの?」
「えへへ、そりゃ、まあ」
「光莉は今のままが一番よ」
「夜々ちゃん、お世辞でも嬉しいよ」
神に誓って、母の名に誓って、真実の口に手を入れてもいいぐらいに、私の本当の気持ちなのだが……。

「ねぇ、夜々ちゃん、触ってもいい?」
「胸を?」
「うん」
「どうぞ」
おずおずと、私の胸に触れる光莉。存在を確かめるように、ゆっくりと手のひらで包んでくる。
「大きいね。あたたかいね。柔らかいね」
いいながら、少しずつ、光莉が私の胸を揉んでいく。
さして感じるものではないが、その優しさ、穏やかさが伝わってくる。
安らかに心地よい。心が落ち着いていくのを感じる。
「気持ち、いい?」
「えぇ」
「声、出してくれないの?」
「そういう気持ちよさじゃ、ないわね」
「そうなんだ。がっかり」
「そんなことないわ。とても、気持ちいいもの。とても、嬉しいもの。とても、安心できるもの」
「じゃあ、よかった」
光莉が私の前で膝を折り、私の胸に吸い付いてくる。
私の胸の先は、光莉の口に含まれ、はむはむと噛まれ、ちゅうちゅうと吸われ、ぺろぺろと舐められる。
赤子がするように、胸を吸う光莉が可愛くて、私は彼女の頭を撫でる。
相変わらず、声は出ない。喘ぐような気持ちよさではない。性的な快感ではない。
純粋な多幸感が、私を包む。あぁ、私は、幸せだ。
私の頬を涙が伝う。光莉に気づかれないように、そっと自分でぬぐう。
253光莉さんはお勉強中(13):2006/06/01(木) 03:08:59 ID:00tasv7O
「光莉、そのまま、下も、脱がせて」
「うん」
私の胸から口を離し、彼女は私のズボンを降ろしていく。それにあわせて、私も足を上げる。
彼女の手が、私のショーツにかかる。私も少しは恥ずかしい。
「降ろすね?」
「えぇ」
光莉も恥ずかしいのだろう。視線を外しながら、私のショーツを降ろしていく。
見てほしいような、見てほしくないような、微妙な感触だ。
ほどなく、私の足からショーツが抜け、私は全裸になる。
光莉は立ち上がり、私の正面に向き合う。

裸の私と、裸の光莉は、手を伸ばせば届く距離で向かい合う。
二人の間に言葉はない。もはや、必要がない。
二人の間にある距離も、もはや、ゼロになっていく。

私は右手を伸ばす。光莉の腰に手が届くように。一歩だけ、歩み寄る。
光莉は右手を上げる。私の肩に手が届くように。一歩だけ、歩み寄る。
そうして二人は抱き合う。見つめ合い、口付けを交わす。
先程練習したように、唾液を交換し、お互いの舌を差し入れる。
ぴちゃぴちゃとした水音と、二人の息遣いだけが聞こえる。
あまり、物事を考えられない。

口の中には二つの舌。くちゅくちゅ、くちゅくちゅ。
どちらが自分のもので、どちらが光莉のものなのか、もうよくわからない。
混ざり合ってしまった。私達は二人で一つの呼吸をしている。
私は彼女の腰の後ろに両手を回して、彼女の体を放さないようにしている。
光莉は私の首の後ろに両手を回して、私の頭を放さないようにしている。
もう、そろそろ、自分の体がどこまでで、光莉の体がどこからか、
わからなくなってきそうだ。

唇を重ねたまま、かろうじて回る頭で、ベッドの方に、ゆっくりと倒れ込む。
光莉は多分、自分がもう立ってはいないことさえも、分かっていないだろう。
目を閉じたまま、私の口の中を舐め回すことに夢中だ。

そろそろ息が続かない。頭の中が朦朧としてくる。それでも止められない。
私の肺が欲しているのは新鮮な酸素だが、その伝達がうまくいかない。
頭に届く頃には、私が欲しているのは、光莉の吐息になってしまっている。
息が苦しくて、それでもなお、だからこそ、光莉の口のふさぎ、息を吸う。
光莉も私の息を吸う。このまま窒息死してしまいたい。
254光莉さんはお勉強中(14):2006/06/01(木) 03:10:05 ID:00tasv7O
「はぁっ」
「はぁっ」
限界に来て、二人、ようやくのこと、口を離す。大きく荒い息をする。
光莉の胸が、大きく上下を繰り返す。
まだ息も整っていないが、その胸に吸い付くのを止められない。
私の頭はもうおかしい。足りないのは酸素であって、光莉ではない。
いや、私に足りないのは光莉だ。私に必要なのは光莉の体だ。
私が摂取するのは、光莉の肌であり、光莉の汗であり、光莉の吐息であり、光莉の体温だ。

貪るという言葉の意味を初めて知った。今、私は、光莉の胸を貪っている。
そのたびに、光莉の歌声が響き渡る。
いや、光莉は喘いでいるだけだ。
普段の彼女の淑やかで優しげな声からは想像できない。発情期の動物がするような嬌声だ。
それが私には、彼女の高らかな独唱に聞こえる。

私はなかば、無意識的に、彼女の下腹部に手を伸ばす。
彼女が喘ぐたび、彼女の体が描く曲線は、激しく変わっていく。
その移ろいを確認しながら、私は、手の位置を降ろしていく。
彼女の薄い茂みに触れ、その奥にある、彼女がまだ誰にも触れさせていない部分に辿り着く。
彼女の体の中へと通じるその部分を、優しく撫でる。

「夜々ちゃんっ!!」

光莉がようやく人の言葉を話した。
「夜々ちゃんっ、夜々ちゃん、夜々ちゃん、夜々ちゃんっ!」
暗闇の中で母を呼ぶ幼子のように、泣きわめきながら、私の名を呼ぶ。
しがみついて、私の名を呼ぶ。
私は、幼子の頭を撫でるように、彼女のひだを優しくなぞっていく。
そのたびに、光莉の口から上がるのは、私の名と、言葉にならない享楽の音。

「光莉、ねぇ、光莉、聞こえてる?」
光莉の耳元で囁く。聞こえているわけがない。
彼女の頭の中は、彼女自身が上げる嬌声でいっぱいのはずだ。
私の頭の中だって、もう半分以上がそれで埋まっているのだから。

処女膜を破らないように慎重に、でも彼女が大きく喘ぐように激しく、指を動かしていく。
彼女の大切な部分を、好き放題弄ぶ。

「あっ!あん!くっ!きゃっ!」
「光莉、私はあなたが好きよ。愛しているわ」
「あくっ!夜々ちゃんっ!」
「私の名前を呼んでくれて嬉しい」
「夜々、ちゃんっ!」
「あなたも私が好き?」
「あんっ!夜々ちゃんっ!」
「あなたも私を愛している?」
「夜々、ちゃん、あっ、きゃっ、あーっ!!」

これは戯れ言だ。答えなどいらない。そんなものは欲していない。
代わりに、彼女を喘がせる。
255光莉さんはお勉強中(15):2006/06/01(木) 03:11:05 ID:00tasv7O
もう彼女は、嬌声を奏でるだけの楽器になってしまった。盛りのついた雌猫になってしまった。
あぁ、楽しい。あぁ、嬉しい。
このままずっと、彼女を抱いていたい。このまま死ぬまで、彼女を喘がせていたい。

私は、その方法を、知っている。
簡単なことだ。造作もないことだ。
もう少しだけ、指を奥に進めればいい。
そうすれば、私の指は、彼女の体の中に入っていく。
彼女は、破瓜の痛みを知り、私のものになる。

私にとって都合の良い解釈ではあるが、おそらく真実であろう。
彼女の天音様への愛を疑っているわけではない。
今はこうして私に喘がされているが、それすらも元はといえば、
“天音様に失礼がないように”という、ふざけた理由によるものだ。
逆に、だからこそ、光莉は天音様に自分の処女を差し出すことを、最も重要視しており、
それが叶わなければ、自分から身を引きかねない。いや、必ずそうする。

彼女の望みを塗り潰した私は、彼女に愛されはしないだろう。
だが、彼女には私が必要になる。そうしてしまえる自信がある。
彼女を、欲情で縛ってしまえばいい。彼女を、セックスの虜にしてしまえばいい。
どんなに私を嫌悪しようが、彼女の体の中を掻き回し、彼女の意思を掻き消してしまえばいい。
愛されない分は、私が愛してあげよう。私が喘がせてあげよう。私がいかせてあげよう。
私を愛してくれない彼女の意思などいらない、彼女の心など必要ない。

ほら、今だって、彼女はもう、ただ喘ぐだけの存在、ただ体を震わせるだけの存在。
何も考えられていない。
彼女の天音様への想いも、彼女の私への思いも、悦楽に塗り潰されている。
彼女の心には、何も、残ってなど、いない。

私が欲しいのは、背中のボタンを押せば私の名を呼ぶ、美しいだけの人形だ。
私が欲しいのは、弦をはじくだけで、どんなときでも美しい音色を奏でる楽器だ。
私が欲しいのは、私が愛玩するためだけに存在するペットだ。
光莉を、光莉をそういう存在にしてしまえばいい。
してしまえる。このまま、指を押し込めば、してしまえる。
256光莉さんはお勉強中(16):2006/06/01(木) 03:12:12 ID:00tasv7O

―――初めまして。此花光莉と申します。よろしくお願いしますね。

月並みな文句とともに、彼女は私に微笑んだ。
優しい、柔らかい笑顔に見とれてしまって、私はしばらく挨拶を返せなかったことを、
よく、覚えている―――

私は何故か、初めて光莉に会ったときのことを思い出していた。
緩やかに弧を描く長い髪。見ているだけで吸い込まれるような綺麗な瞳。
ほんのりと赤い、小さな唇。透き通るような声。穏やかな微笑み。
思えば、一目惚れだった。
ただ美人だというだけなら、ここまで気に入りはしなかっただろう。
私がいいなと思ったのは、彼女の穏やかな微笑みだ。
彼女の人柄が、目に見えて伝わってくる。
清楚で、誠実で、穏健で、寛容で、何より、他者への慈愛に溢れている。
世界を愛そうとする意思を感じる。
彼女の心には、私がなくしてしまったものが、ある。

初めて会ったときに、そう期待した。
仲良くなって、それは確信になった。
夜更けまでお喋りをした。一緒に遊びに出かけた。喧嘩だって、したことがある。
知れば知るほど、近づけば近づくほど、仲良くなれば仲良くなるほど、
私は彼女を愛していった。
どうして?
聞くまでもない。初めから分かっていたことだ。
彼女は世界を愛している。だから、私も、彼女の世界に入れてもらいたかった。
彼女に愛してもらいたかった。そのおこぼれに、あずかりたかった。

彼女は今日、“私は愛されるだけ”だと言った。
私は今日、“彼女に私は愛されない”と思った。
あれ?おかしい。

―――初めて会ったとき、私は、彼女の笑顔を見て、何を、思った?

思い出せない。あの日の出来事は、昨日のことのように思い出せるのに、
自分が何を思ったのか、思い出せない。

思い出したい。
何か、そう、何かきっかけがあれば、思い出せる気がする。
初めて会った日に見せてくれた、光莉の穏やかな笑顔を見れば、
そのときに思ったことを、思い出せそうな気がする―――

私は光莉の顔を見上げようと思った。
今の光莉は、享楽の中に溺れており、私は何も思い出せないだろう。
それでも、顔を上げてみた。

257光莉さんはお勉強中(17):2006/06/01(木) 03:16:06 ID:00tasv7O

「夜々ちゃん、泣かないで」

光莉は初めて会った日と同じように、穏やかな微笑みを私に向けてくれている。
流れる涙をぬぐおうと、私の頬に手を伸ばしてくれている。
どうやら、私は泣いているらしい。

私は思い出した。いや、忘れてなど、いなかった。
初めて会った日から今日までずっと、光莉の笑顔を見るたびに、
私は、光莉が私を愛してくれていることを、実感していた。
彼女は普遍的な愛を、私にもたらしてくれていた。
そういう彼女の心を、私は大事にしたいと思っていた。

私の目からは、涙が流れ続ける。それは止まらない。
光莉は、溢れるそばから、私の涙をぬぐってくれる。

「光莉……ごめんなさい」
私は光莉に懺悔する。
私を信じるといってくれた光莉を、裏切ろうとしたことに懺悔する。
光莉が一番大事にしているものを、奪ってしまおうとしたことに懺悔する。
私がいつも欲しがっていたものを、光莉は毎日くれていたのに、
もういらないと言ってしまったことに懺悔する。

「謝ること、ないよ」
「……でも、私は」
「うん。もう少しで、私、夜々ちゃんのものになっちゃうところだったね」
「……ごめんなさい」
「ううん。謝らないで。夜々ちゃん、自分から止めてくれたじゃない」
「……そうじゃないわ」
「そうだったよ?」
「……あなたの顔を見て、思い出したの」
「何を?」
「……あなたが私に、毎日、たくさんのものをくれたこと」
「そうだっけ?」
「……そうよ。それなのに、私は」
「夜々ちゃんも、毎日、いっぱいくれたよ」
「……私があなたにあげられたのは、仮初めの快楽だけだわ」

「そんなことないよ。もちろん、気持ちいいこともいっぱいもらったけど、それだけじゃない。
 夜々ちゃん、毎日、私のこと可愛いって言って、頭撫でてくれたよね。頬をあわせてくれたよね。
 私が風邪を引いたら看病してくれて、雨の日には傘を持ってきてくれて、
 困ったら助けてくれて、嬉しいときは一緒にいてくれて、悲しいときは慰めてくれて、
 私、いつも思ってた。私は、夜々ちゃんに、愛されてるんだなぁって」
「……光莉」
「それなのに、ごめんね。夜々ちゃんに、私をあげられなくて。
 夜々ちゃんじゃない人を、私は選んだのに、こんなことを頼んでしまって」
「そんな、謝らないで、光莉。謝るのは私の方なのだから」

光莉は一瞬の逡巡のあと、覚悟を決めたように語り出す。
「……ねぇ、夜々ちゃん。夜々ちゃんが欲しいなら、私の体の全てをあげる。
 私の心は、もう私の自由にならない。
 天音様への気持ちは、私の意思ではどうしようもなく、ここにあり続けてしまう。
 でも、私の体は、私の意思で、私の自由にすることができる。
 私の初めてを、夜々ちゃんにあげることだって、できる」

私はゆっくりを首を横に振る。
「ううん、もういいの。私が欲しいものは、もうとっくに、もらっているのだから」
「夜々ちゃん……」
258光莉さんはお勉強中(18):2006/06/01(木) 03:18:00 ID:00tasv7O
光莉が体を寄せてくる。私は光莉を抱きしめる。優しく、壊してしまわないように。
「ねぇ、夜々ちゃん、これからも、こうやって、抱きしめてくれる?」
「天音様がいるじゃない?」
「天音様、こんなにおっぱい、大きくない。夜々ちゃんのおっぱい、ふかふかで気持ちいい」
「あらあら。しょうがない子ね」

私は光莉の頭を撫でる。緩やかに巻かれた髪を、梳いていく。
光莉が私の胸を優しく揉んでくれる。優しく吸ってくれる。
私はとても、安らいでいく。
「……ねぇ、光莉」
「なに?」
「あのとき、どうして微笑んでいていられたの?」
「いつ?」
「私が、あなたを犯そうとしていたとき」
「夜々ちゃん、覚えてないの?」
「何を?」

「夜々ちゃん、私に“愛してる?”って聞いたよね。
 私、応えてあげたかったんだけど、いきそうで、返事ができなくて。
 私が応えなかったら、夜々ちゃん、悲しそうな顔をしてた。
 夜々ちゃんは、どんどん悲しそうな、泣き出しそうな顔になって、
 それなのに、私を責めるのを止めてくれなかったから、つらかったよ。
 気持ちいいのに、夜々ちゃんに応えてあげられない自分が、つらかったよ。
 夜々ちゃんが笑顔になってくれるなら、私の初めてをあげてもいいと思った。
 このまま、夜々ちゃんに犯されてもいいと思った。
 でも、その前にね、ちゃんと“していいよ”って、言ってあげたいなぁ、って思ってた。
 そしたら突然、夜々ちゃん、私の胸に顔を埋めたまま、ぴくりとも動かなくなってしまって。
 どうしたのかと思ったら、夜々ちゃん、泣いてた。
 声も上げずに、静かに、ただ涙だけ流してた。
 私は、夜々ちゃんが顔をあげてくれるまで、そのままでいたの」
「……そう」

私は、自分の逡巡が一瞬のことだと感じていたが、なんのことはない、
彼女が優しく微笑んでくれるようになるまで、彼女の胸で泣きじゃくっていただけだった。
先程彼女の笑顔を見たときは、ありえない奇跡でも起こったかのように思っていたが、
奇跡でも何でもない。当然の帰結でしかない。
弧を描けば、いずれ円になる。私は回帰しただけだった。
なんとも間抜けな話だが、だからこそ、当然の帰結として、私はこの結果を受け入れられる。

「だから言ったでしょ?夜々ちゃんは聞き分けがいいから、絶対しないって」
「……そうね」
「怒った?」
「いいえ……自分にあきれているところよ」
「うんうん、夜々ちゃんは光莉の可愛いわんちゃんなんだよ」
「言ったわね」
「きゃっ」

私は光莉を押し倒す。光莉は楽しげな声を上げながら、私に押し倒される。
私は光莉を見つめて話しかける。

「ということは、光莉、まだいってないのね?」
「あはは、そういうことになるね」
「じゃあ、契約を果たさせてもらいましょうか。お尻で、いってね?」
「うぅ、なんだか緊張するよ」
「観念なさい。大丈夫、光莉なら絶対気持ちよくなるから」
「そんなこと保証されても、あんまり嬉しくないよ……」
259197:2006/06/01(木) 03:21:18 ID:00tasv7O
すみません。最後までいけませんでした……。次こそは終わります。
あとはお尻でいくだけですしね。
お付き合いいただいている方には申し訳ないのですが、今しばらくご猶予を。
260名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 07:24:07 ID:qcpwyJCT
ふむ、良い物だ




静渚マダ-
261名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 08:28:52 ID:xZ6oeeBN
>>259
ごめ、何か朝から泣きそう
頑張って続けてほしい
262名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 16:04:42 ID:5+Q+4S6S
私も朝から泣きそうになっちゃったよ・・・
本当にGJ!続き楽しみにしてます!
263名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 18:21:46 ID:xlmZex+A
やっぱり光とよるよるはいいねぇ。
264名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 01:06:01 ID:mV4u5veC
>>237
どうでも良いことだがネタの技が使われたのは昔に一回か二回ぐらいだから2006年基準なら渚砂は知らない。
265197:2006/06/02(金) 02:56:17 ID:WyM+rlhY
どうもです。>>258の続きです。今回でちゃんと終わります。ではよろしければどうぞ。
266光莉さんはお勉強中(19):2006/06/02(金) 02:58:12 ID:WyM+rlhY
私は光莉に口付けをする。光莉の首筋に舌を這わす。光莉の耳を甘くかじる。
光莉の胸を吸う。光莉の指先を口に含む。
光莉のおへそに舌を入れ、光莉の太ももを私の唾液でべとべとにする。
光莉の足の指先も、一つ一つ舐めあげていく。

私は、光莉の味を覚えていようと思う。
綺麗で、可愛くて、優しくて、甘くて美味しい光莉。
光莉の体の全てに、舌を這わせて確認する。

舌を這わせるたび、光莉の体は震え、跳ねる。
光莉の体は、美しく淫らに移ろっていく。
私は覚えていようと思う。彼女の描く曲線を。

私の舌が、光莉の体の隅々を舐めあげる。
彼女は嬉しげに、くすぐったげに、艶めかしく喘いでいく。
私は、彼女の音を、覚えておく。
決して忘れないように、あますところなく、覚えておく。

私の顔が、彼女のお尻に辿り着くと、光莉は声を上げた。

「や、夜々ちゃんっ、そ、そんなところまでっ!」
「だめよ。ここだって、十分濡らしておかないと」
彼女の抗議を無視して、彼女のお尻の穴に舌を這わせる。
肛門のひだを、一つ一つ確認していく。

「や、やだっ!わ、私っ、夜々ちゃんに、夜々ちゃんに、お尻の穴っ、舐められてるっ!」
「そうよ、どんな味か教えてあげましょうか?」
「いやっ!そんなのっ、聞きたく、ないっ!」
「そうね。一言で言えば、ほろ苦い?」
「いやーーっ!!」
彼女は頭を振って、両手で耳を押さえて、私の言葉を遮る。だが、もう遅い。
いったん彼女の耳元まで、顔を近づけて、聞こえるように囁く。

「光莉、光莉、聞いて、聞いて」
「聞きたくないっ!聞きたくないっ!」
「美味しい」
「夜々ちゃんっ、もうやめてっ!」

光莉は泣き出してしまった。さすがに胸が痛むので、少し慰めてあげよう。

「ごめんね、光莉。舐められるの、いやだった?」
「……ぐすん、うん。やだっていったのに」
「どうして嫌なの?」
「だっ、だって、き、きたない……」
「光莉の体で汚いところなんてないわ」
「そんなこと」
「光莉の体は、どこも綺麗だし、美味しいし、私はどこだって舐めたいわ」
「……本当に?」
「ええ。それに、そんなに気にすることないわ。みんなやっていることよ。
 あなたの勉強した本にも、そう書いてあったでしょ?」
「……そういえば、そうだった気がする」

やはりこの子の教科書は、没収だ。
267光莉さんはお勉強中(20):2006/06/02(金) 02:59:48 ID:WyM+rlhY
「だから、光莉は嫌がらないで、素直に気持ちよくなっていればいいの」
「……うん」
「で、どんな気持ちだった?」
「……よく、わからない。気持ちいいような、気持ち悪いような」
「抵抗感が残っているからよ。あまり力を入れないでね」
「……うん。わかった」
「いい子ね」
「……ねぇ、夜々ちゃん。私も天音様のお尻を舐めてあげた方がいいのかな?」
「うーん、光莉が嫌じゃなかったら」
「……あっ、うん。嫌じゃない。そうか、そうだね」
「どうしたの?」
「自分がするのは、嫌じゃないなぁと思ったら、されるのも、しょうがないと思って」
「そうそう」
「私も夜々ちゃんのお尻の穴、舐めたいよ」
「……嬉しいけど、二人で舐めあうのは、体の角度的に難しいのよ。
 今は、私に舐められてなさい」
「しょんぼり」
「さ、光莉、四つん這いになって、お尻を突き出してね」
「……夜々ちゃん、嬉しそうだね」
「えぇ、それはもう」
「……私、恥ずかしくて死にそうだよ」

ぶつぶつと不満を言いながらも、光莉は言われたとおりの姿勢をする。
光莉の白いお尻が高く突き出され、その蠱惑的な光景に、私は目眩を覚える。
「……光莉、私からの最後の講義よ」
「夜々ちゃん、この姿勢の私に、何か教わることがあるとは思えないよ」
「いいえ、光莉。私は今、とても興奮しているわ」
「夜々ちゃんは、変態さんだよ」
「……講義よ、講義。さあ、光莉さん、ここでねだってみて」
「ねだる?」
「相手の興奮を最高潮にするような、おねだりをしてみてって言ってるの」
「……最後の、試練なんだね」
「そうよ。あなたの本当の力が、ここで発揮されるのよ」
「そんなこと言って、夜々ちゃんが聞きたいだけでしょう?」
「否定はしないわ」
「……わかった。やるよ。もう本当に、死んじゃうくらい恥ずかしいけど、
 夜々ちゃんに、見せてあげるよ。私の本気。
 今日は夜々ちゃんに、いっぱいありがとうを言いたいから、
 いつだって私は、夜々ちゃんにありがとうって言いたいから、
 夜々ちゃんが望む、私を見せてあげるよ。
 こんなの、天音様にだって見せられないよ」
「光莉……ありがとう」
268光莉さんはお勉強中(21):2006/06/02(金) 03:01:01 ID:WyM+rlhY
光莉は息を呑む。唇を噛む。決心したように口を開いた。

「お願いします。
 光莉のお尻の穴、犯してください。
 お尻の穴の中に、舌を突き刺して、指を差し入れて、光莉を気持ちよくしてください。
 光莉は、お尻の穴で感じちゃう、変態さんです。淫乱さんです」

言いながら光莉は、おずおずと自分のお尻に手を回し、
両手の指で、自分のお尻を掴み、肛門を広げていく。

「お願いします。
 光莉のお尻の穴の中まで、よく、見えますか?
 いやらしい光莉の穴が、ひくひく動いているのが、見えますか?
 ねぇ、早く、入れて、ください。もう、がまん、でき、ません」

光莉は既に涙声だ。私は感動に打ち震える。
光莉がこんなに、はしたない格好をしてくれている。
光莉がこんなに、屈辱的な台詞を言ってくれている。
私のために、私のために、私のために。
私が興奮するように。

私は声を出せない。光莉を賞賛してあげたいのだが、
そこまでしてくれる光莉に敬意と感謝の念を表したいのだが、
興奮で声が出ない。

代わりに、出ない声の代わりに、震える体で光莉のお尻に近づき、
彼女自身の手によって広げられたままの肛門に、口付けをする。

「ひゃっ!」
彼女の白いお尻が揺れる。私は逃がさない。
彼女のお尻を、肛門を、そのひだを舐め回す。

「あんっ!きゃんっ!」
ぴちゃぴちゃと音を立てて、彼女の穴を吸う。
ゆっくりと、舌を伸ばし、穴の奥へ、奥へと進んでいく。

「や、夜々ちゃんっ!入ってくるっ!入ってきてるよっ!」
私の舌は、彼女の中に入った。私は、彼女の中を犯した。
彼女の体の中は、熱く、私を締め付ける。私の舌を、締め付ける。
彼女の肉を押し返すように、私は舌を震わせる。

「やだっ!動いてるっ!中でっ、中で動いてるよっ!」
できるだけ先までのばし、引き戻す。上下に震わし、むりやり広げる。
唾液を送り込むように、前後に動かす。
ぐちゅぐちゅと音を立てて、彼女の中を、蹂躙していく。

「夜々ちゃんっ!へんなっ、へんなっ気持ちだよっ!
 生まれてから、初めて、感じる気持ちだよっ!」
光莉は、生理的嫌悪感と違和感の代わりに、少しずつ快感を見いだしているようだ。
相変わらず、感度がいいというか、エッチな才能があるというか。
光莉は、清楚で可憐で淑女で、みだりでみだらでいやらしい。
そういう存在をなんといったか?あぁそうだ。女神というのだ。

「あんっ、きゃん、あっ、くふぅっ!」
光莉の喘ぎ声を聞きながら、そんなことを思っていた。
そろそろ息が続かない。最後に大きく光莉の肛門を吸い上げて、
ようやくのこと、私は口を離した。
269光莉さんはお勉強中(22):2006/06/02(金) 03:02:16 ID:WyM+rlhY
「はぁっ、はぁっ」
「はぁっ、はぁっ」
「……光莉、気持ち、良かった?」
「……えっと、その、うん。気持ちよく、なってきた」
「そう、じゃあ」
「え?」
「これでいけるわねっ!」

きょとんとしている光莉の隙を突いて、私は自分の中指を、
乱暴なまでに強引に、光莉の肛門に突き刺した。

「かはっ……」

私の唾液でべとべとになった光莉の中は、抵抗もなく私を受け入れる。
光莉は、喘ぎ声さえ出ていない。
あまりの刺激のため、陸の上の魚のように、口をぱくぱく開けて、
声にならない叫びを、断続的に漏らしているだけだ。

「けほっ……くはっ……くぁっ……」
光莉は失神寸前だ。もうお尻を突き上げてさえいられないようで、ぱたりと横に倒れていく。
それでも私は光莉を責めるのを止めない。
奥まで入れた指で、光莉の中を掻き回す。ぐりぐりとねじり回す。

指をゆっくり抜いていくと、それにあわせて、光莉の声が戻ってきた。
「や、夜々ちゃん……」
「どう?」
「真っ白に……なったよ」
「抜かれてるときは、気持ちいいでしょ?」
「もう……よく……わかんない」
「でもこうやって押し込まれると」
「くあっ……や、夜々ちゃんっ……や、やめ……て……」

指を入れる。奥まで奥まで。これ以上進めなくなっても終わりではない。
一度引き抜いて、また入れるだけだ。
指を押し入れるたび、光莉はくぐもった声を漏らし、指が抜かれるたび、か細い鳴き声を上げる。
迷子の子犬がするような、切なげな声だ。
光莉は交互にやってくる苦悶と快楽に、もうぐったりとしている。
そろそろ彼女の体力も限界に近い。

「光莉、光莉、大丈夫?」
「……や、夜々ちゃん……わ、私、もう……だめ……」
「光莉、もう少しよ、あと少しで、いっちゃえるから」
「……な、何言ってるの?……私……もう、とっくに……」
「いいえ、まだ、光莉はいけてないわ」
「……」
「だから、本当にいってちょうだい。
 私が光莉にしてあげられることは、こんなことしかないのだから」
「……夜々ちゃん、やめ……」

私は光莉の肛門に差し入れた中指に、人差し指を寄り添わせる。
二本の指で、光莉の体の中を掻き回す。
二本の指を開きながら、引き抜いていく。

「ーーっ!!」

光莉は声も上げずに、跳ねるように体を震わせて、そのまま気絶してしまった。
270光莉さんはお勉強中(23):2006/06/02(金) 03:03:43 ID:WyM+rlhY
「くすん、ぐすっ、えくっ、うぇーん」
「光莉、そろそろ泣きやんでもらえないかしら」
「ひっく、えぐっ、だっ、だって」
「ほらほら、よしよししてあげるから」
「くすん、ひっ、ひどいよ、夜々ちゃん、わ、私、止めてって、言ったのに」
「そうだった?良く聞こえなかったわ」
「声も出せないくらいだったんだよっ!」
「声も出せないくらい、気持ちよかった?」
「違うっ!あんなに乱暴にして、私、怖かったんだからねっ!」
「ごめんね、光莉。でも、良かったでしょう?」
「……よくわかんないよ」
「気絶するくらい良かったってことよ。それに、ほら」

そう言って、私は光莉の下半身を指さす。正確にはその下にあるシーツだ。
シーツはしっとりと濡れており、アンモニア臭が鼻をつく。

「夜々ちゃんっ!」
「失禁するくらいに気持ちよかったのね」
「もうっ!夜々ちゃんのバカっ!!」
「そんな……私、光莉に気持ちよくなってもらおうと頑張ったのに……よよよ」
「夜々ちゃん、嘘くさいよ」
「あら、ばれた?」
「あーあー、やっぱり夜々ちゃんに処女をあげなくてよかったよ。
 あげてたら今頃、私の大切なところ、とんでもないことになってたよ。
 もう絶対、壊されちゃってたわ」
「そんなことないわよ。さっきとはまた違った絶頂を味わえたわよ」
「そんなわけ……そうなの?」
「あなた、つくづくエッチよね……」
「そっ、そんなことっ」
「ないの?」
「……ある、けど」
「あるのね……で、実際どうだった?初めての後ろの穴の感想は。
 といっても、前の穴がまだだから、比べようもないでしょうけど」
「……まあ、すごかったことだけは認めるよ」
「どんなふうに?」
「うーん。なんて言えばいいんだろう。とにかく、頭の中、真っ白になっちゃった。
 何も考えられないっていうのを超えて、もう、何も感じない。
 天国って、あんな感じじゃないのかなって、思うくらい」
「それはまた、すごいわね。初めてでそこまでは、なかなかいけないわよ」
「そうなんだ?」
「えぇ。悔しいけれど、私が教えることは、もう何もないわね。おめでとう、光莉。卒業よ」
「……夜々ちゃん、あんまり嬉しくないよ」
271光莉さんはお勉強中(24):2006/06/02(金) 03:05:51 ID:WyM+rlhY
苦虫を噛み潰したような顔をしていた光莉だが、思いついたように、真剣な顔になった。
私の胸に顔を埋めて、呟く。

「私、もう、卒業、なんだ」
「えぇ、そうよ」
「夜々ちゃんの生徒だったの、今日だけだよ」
「十分よ」
「夜々ちゃんは、もう私を、抱いては、くれないんだね」
「これからは、光莉は天音様に、抱いてもらうのよ」
「……夜々ちゃんは、どうするの?」
「私?私はどうもしないわ。元々そんなにエッチに興味ないし」
「……説得力、ないよ」
「そんなことないわよ」
「いつも、一人でしてるくせに」
「……気づいてたの?」
「同室で気づかないわけないよ」
「私は光莉がしてるの、気づかなかったわ」
「気づくわけないよ。してないから」
「……よく我慢できるわね」
「普通できるよ。やっぱり夜々ちゃんはエッチだよ」
「あなただって、これからは我慢できなくなるわ」
「……そう、かも。でも、手伝ってはくれないんだよね」
「そうね。あなたの心と体を満たすのは、天音様であるべきだわ」
「……夜々ちゃんは、満たされないままで、いいの?」
「別に今までと変わらないだけだわ」
「……」
「……」
「ねぇ、夜々ちゃんが一人でエッチするとき、誰を想像してるの?」
「それは、まあ、グラマラスな金髪美女とか」
「嘘」
「ごめんなさい。私、本当は、小学生くらいの女の子じゃないと」
「私に嘘つかないで」
「……光莉よ。私がオナニーするときに想うのは、いつだって光莉だわ」
「うん」
「妄想で犯されるのは、気持ち悪い?」
「ううん。嬉しい」
「そう。じゃあ、これからも、光莉のことを想って、オナニーするわ」
「私は目の前にいるよ?」
「私はオナニーが好きなのよ」
「夜々ちゃんって、不器用だよね」
「そうかも……しれないわね」
「……」
「……」
「……夜々ちゃん、今夜は、このまま、一緒に寝よう?」
「……そうね」

まだ裸のままの私は、裸のままの光莉を抱きしめて、二人で一緒に眠る。
今夜は。今夜だけは。
272光莉さんはお勉強中(25):2006/06/02(金) 03:07:14 ID:WyM+rlhY
翌朝、私達は、ただのルームメイトに戻った。

光莉はまだお尻に違和感が残っているようで、
「まだなにか入っているような気がするよ……」
と、登校中に愚痴をこぼしながら、とぼとぼと歩いていく。
私は光莉をせかす。二人とも寝不足だが、もうすぐ予鈴がなる時間だ。

あれから私は、あまり光莉に触らないようにしている。
もちろん、同室の友人としての範囲での身体的接触はある。控えているのは、セクハラ行為だけだ。
手を繋いだりはするが、それは友好の証だ。

光莉と天音様は、よろしくやっているようだ。
誰が見ても非の打ち所のない、美“男”美女のカップルとして、学内に認知されている。
ただ、光莉の多大な勉強熱心さと、私の少しの助力のために、
あの二人が二人きりのとき、どのようなプレイに及んでいるかについて考えを廻らせると、
ちょっと怖くなってしまうので、あまり考えないようにしている。
二人が幸せならそれでいいだろう。

私は、私の暮らしは、あまり変わらない。自分でもやせ我慢が過ぎるとは思うが、
清楚な顔して今ひとつ貞操観念の薄い友人のために、私は最大限努力せねばなるまい。難儀なことだ。

そうそう、あれから変わった点が二つだけある。

一つは、時折、光莉が私のベッドに潜り込むようになってきたことだ。
朝、目が覚めると、いつの間にか、私の腕の中に収まっている。
はじめのうちは咎めたのだが、
「天音様にも、“同室のこと一緒に寝ている”って言ってあるし、
 友達と一緒に寝るだけなんだから、変なことじゃないし、エッチなことでもないよ」
と、いっこうに止めるそぶりがない。
潜り込んでくるのは、毎晩ではない。いったいどういう気まぐれかと思っていたが、最近気がついた。
私が深夜、光莉が寝静まったあとにオナニーをした夜は、決まって翌朝、彼女が潜り込んでいるのだ。
なんとも表現しにくい気の使い方をしてくれる。

おかげで、今の私は、光莉を抱きしめて一緒に眠りたいがためにオナニーをしているかのようだ。
正直にいうと、別にエッチな気分でもなんでもないのに、
光莉に聞こえるようにわざとらしい喘ぎ声を上げてしまうときがある。

まったく……私はつくづく女々しい女だ。
いつまでも光莉に構っていても不毛なだけだ。新しい恋でも見つけるべきだろうに。
一般論で言えば、光莉も悪い。本命がいるのだから、それ以外は突き放すのが、正しい姿勢だろう。
もちろん、私は独自の美学と論理を追求する孤高の狼なので、一般論などに興味はない。

変わった点の二つめ。
最近は、よく、光莉が私に手を伸ばしてくれる。
登校するとき、一緒に出かけるとき、私の方に右手を差し伸べ、その手を取るように、笑顔を向けてくる。
以前は、手を引くのは私の方だったのに。

さて、そろそろ光莉が帰ってくる時間だ。今日はこれから一緒に買い出しだ。
ほら、ただいまの声がする。帰ってきた。
光莉は制服を脱ぎながら、私に今日の予定を聞いてくる。彼女が着替えている間に、私は予定をくみ上げる。
白いワンピースに着替えた光莉が目に入る。シンプルな出で立ちだが、それだけに光莉によく似合う。

「さあ、夜々ちゃん、行こうよ」

そう言って、光莉が私に手を差し伸べる。
窓から差し込む日の光が、彼女の白い服に反射して、私にはとても眩しい。

私は光の方へと手を伸ばす―――

273197:2006/06/02(金) 03:41:40 ID:WyM+rlhY
長々とお付き合いいただいた皆様、お疲れ様でした。
私と私の夜々ちゃんにお付き合いいただいて、ありがとうございます。
えっと、実は、アニメよりもコミックスを想定してます。
というか、1巻の中盤で、夜々ちゃんが光莉に図書館でセクハラするじゃないですか。
たかだか4ページ程度ですが、それがこの結果に・・・。
ではでは、アニメでの夜々ちゃんの活躍(主に光莉への過剰な愛情表現)を願いまして。
274名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 14:10:16 ID:bjeUqoOh
神っ!!これを本職にしてください
275名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 21:51:02 ID:Y8en40We
光莉はM的ポジションが似合うなぁ・・・・・・・・。
276名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 23:46:18 ID:VLXGnOBE
>>273
やっぱりいいですね夜光(*´Д`)切なス
激しくGJです!!!私も夜光が1番好きっていうか光莉受けなら(ry


皆さん有難うございます〜。
優しい人が多くて感動ですたorz
お気遣いスマソ
では、ツボミン×ヒカリンの続きをボチボチ投下しますね↓
277名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 23:49:40 ID:VLXGnOBE



――――――

ぐすぐす啜り泣く小さな声がいちご舎から少し離れた、人気のない林の奥から聞こえてくる。が、誰もその存在には気付かないだろう。
普段からこんな地味で何もない場所には誰も来ない。
―――秘密の逢い引き場所として使う事も稀にあるようだが―――
誰もいないと確信を持てるから蕾は思いっきり泣いている。
誰にも自分の弱い面を見られたくないプライドの高い彼女だからこそ、この場所を選んだのだろう。

肩を震わせ鳴咽を漏らしている小さな身体。
木の下に腰を下ろし、泣いている。
(お姉様との事で失敗して泣いているだなんて…ミアトルのあの子じゃあるまいし‥馬鹿みたい!)
今の自分の立場が、いつも馬鹿にしていた他校にいる同学年のドジ娘みたいで情けなくて視界が曇った。
「光莉先輩…。うっ…ひっく…うぅ」

 ザァア……

ふと、樹木が風に静かに揺れる。風と共に、一つの足音が聞こえた。足音はこちらへ向かっているのだが、蕾はその音に気付かない。
いつしか音に気付かないくらい声をあげて泣いていた。

「蕾ちゃん…?」
恐る恐る、けれど優しい声で近づいてきた人物が蕾に呼び掛けた。その声にビクッと反応した蕾は慌てて目元を拭うと、目の前に天使が立っていた。
「ひ…かり、せんぱぃ?」
背中に羽根のない天使―…此花光莉である。
光莉が蕾の元へ来てくれた。少し汚れている白の制服は、きっと蕾を探し回っていたという証だろう。
蕾はその事に気付くとまた視界が曇ってきたので手の甲で再び拭った。
「どうして…」
「蕾ちゃん急にいなくなっちゃうんだもん。…探しちゃった」
「ごめんなさい!私ったらまたご迷惑を…。わ…私、光莉先輩に酷い事をしました!折角先輩が作ったクッキーを台無しにして…。ごめんなさい、本当にごめんなさい!」
「泣かないで、蕾ちゃん…」
「あ……」
光莉の白くて細い指が、蕾の涙を拭う。
今まで混乱していて気付かなかったが、今は蕾のとても近くに光莉がいた。手を伸ばせば頬に触れるくらいの距離。形のいい柔らかそうな唇も目の前に…。
「あ、あ…ああぁ」
そう考えた途端蕾の呼吸が乱れ、心臓がバクバク暴れて、目を白黒させてしまっている事に気付かない光莉が横に座る。肩と肩が触れ合って、憧れの先輩の体温を感じ、何だかむず痒いが不思議と安心してしまう。
「蕾ちゃんのせいじゃないから、そんなに自分を責めないで?意地悪した夜々ちゃんを止められなかった私が悪かったの…。だから謝るのは私の方」
ごめんね、と後輩に向かって頭を下げる光莉。
「ち、ちち違いますっ私が悪いんです!光莉先輩は何も悪くありません!頭を上げてください…。……クッキーを拾ってる時の光莉先輩、とても悲しそうでした。
私が先輩の作ったクッキーを落としてダメにしてしまったから」
「あぁ、それはね?別にクッキーは関係ないの、また作ればいいんだし。ただ今日中にお茶会は出来そうもないかなって思ったら悲しくて…」
「お茶会?」
「本当はあの後三人でね、お茶会をする予定だったの…蕾ちゃんとのお茶会楽しみにしてたものだから残念で。
蕾ちゃんはお菓子がないとお茶会に来てくれないって夜々ちゃんが言うから、クッキーがダメになっちゃったら今日は三人でお茶会出来ないんじゃないかって思ってね」
(あの女…許すまじ)
お菓子がないとお茶会に来ない?どこの飢えた子供だ私は!?と心の奥底で夜々への憎しみと復讐心を煮えたぎらせる蕾だが、内心ホッとしていた。
自分が余計な事をして先輩を悲しませたのではないかと不安だったが、それは杞憂だったようだ。
「でも、ごめんなさい光莉先輩…」
「だからこっちもごめんね?」
「でもでも、ごめんなさい!」
「だから悪いのは私で―…あはは…謝り合ってばっかりじゃ、結論出ないね。
だったら…今回の事はお互い様って事でいいかな?」
「はいっ!」
謝り合う自分達がおかしくて二人は笑い合う。ここら辺で終止符を打たないと永遠とループする所だったが、こうして今回の不慮の事故はあっさり丸く収まった。
278最初の一歩!(4):2006/06/02(金) 23:54:06 ID:VLXGnOBE
「そうそう…」
光莉は折り畳んであるハンカチを取りだし、正座した足に乗せる。
ハンカチをといていくと、そこには床に落としたクッキーがあった。
「勿体ないって言ったら、夜々ちゃんに3秒ルールだから大丈夫って言われちゃった」
いや、何故いい所のお嬢様の夜々が3秒ルールなんてものを知っているか謎だし、確実にクッキーを落としてから拾うまで3秒以上経過しているはずだが、蕾はあえてツッコまなかった。
「んと…どうしよう?蕾ちゃんいる、かな?」
(あぁ…光莉先輩の瞳に私が映ってる)
光莉は蕾の顔色を伺いながら尋ねてきたので、彼女の真ん丸の美しい紺碧の瞳に自分が映っていて、何だか夢心地だった。
「あ、でもでも、汚いから無理にとは言わないよ?お腹壊したら大変だもんね」
そう言いながら、毒味の為か試しに自分で一つ摘んで口に入れる。少しずつかじる様子がリスに似ていて可愛らしい。
蕾はそんな先輩にクスッと微笑む。さっきまで泣いていたのが嘘のような少女らしい笑顔だった。

「私もいただきます光莉先輩」
「え?」
蕾はクッキーを一つ摘み、かじる。サクッと音をたて口いっぱいに香ばしい風味と甘みが広がる。
「うん、美味し〜い♪」
「ふふっ…有難う」
「光莉先輩の作ったクッキーですもの、美味しいに決まってます!例えそれが床に落ちた物だとしても。
…私、光莉先輩が作ったものなら何だって食べます。光莉先輩のその手で作ったんですもの…」
そっと光莉の手を取る蕾。女の子らしい細くて白い指。この愛らしい手であのクッキーは作られたのだ。
(光莉先輩には汚い所なんてない…)
ペロッと手の甲を舐める。
「ひゃん…ッ!」
(わ……)
ペロッと一舐めしただけで、身を攀り、甘い甘い嬌声をあげる光莉に蕾は驚いた。なんて、なんて…敏感で、仔犬みたいな可愛い声を出す人なんだろう。
光莉の嬌声を聞いて蕾は興奮を覚えた。
トクントクン…。
鼓動が早まる。身体が熱くなる。もっと鳴かしたい。もっと凄い事したらどんな声で鳴いてくれるんだろう?
(い、いけない!先輩に対して不埒な事を考えるだなんて…でも)
この居心地の良さを手放したくないと改めて感じた。光莉といると凄く緊張してドキドキするけど、何故か安心してしまう。大好きな光莉と話して、光莉に触れて、ずっとこうしていられたらどんなに幸せだろう…。
「ねぇ…光莉先輩」
「なぁに?」
「だだだから、あのッ…その、えぇと、ですねぇ」
初めはゴニョゴニョと言葉を濁していたが、蕾は意を決したように口を開いた。
「わ、私、先輩の事好き…です」
「くすっ…有難う」
後輩に好かれてるんだと解釈した光莉は穏やかに微笑む。
だが、蕾の言葉の意味は光莉が受け取ったものとは違った。
蕾は不満げに真っ赤な顔を伏せたので、真意がわからない光莉は不思議そうに首を傾げる。
「あの、そういう意味じゃなくてですね?」
「?」
光莉が益々蕾に注目してくる。憧れの先輩に見つめられていると思うと恥ずかしいような照れ臭いような気がして、蕾は耳まで赤くなってしまった。
こんな調子だと、自分の気持ちを本当に言えるかわからなくなってきたのだが…光莉は蕾の言葉をじっと待っている。
(先輩を待たせちゃいけない!)
焦る気持ちと逸る気持ち、恥ずかしい気持ちと不安な気持ち。それらを引っくるめ、蕾は決心した。
「あのっあの、わた、私…光莉先輩の事…ぁ、あああ愛して…ます!」
真っ白な頭で告白した結果、ミアトルのあの娘と同じくらいのテンパり具合にゲンナリしてしまう。自分はもっとスマートに言えると思ったのだが、現実は厳しい。かなり厳しい。
自らの事でいっぱいいっぱいだった蕾だが、目先の少女に慌てて視線と思考を切り替える。
(きっと私の想いは伝わったはず…だから答えを聞こう)
思うに勝率10%、敗率90%…。
うわ、考えてみたら勝つ可能性の低い告白だったわ…とうなだれる蕾。
夜々との不仲の原因が、同じ人間を好きになったという事であるように、光莉自身誰もに非常に好かれていてライバルが大勢いるのだ。
しかし、それは仕方ない事。スピカでNo.1の美少女の可憐さに誰もが目を止めるに決まっているのだから。
その事がわかっていて尚、蕾は思い切って人生の大一番の賭けをしたのだ。けれど、早まったかな、と後悔もしている。
279最初の一歩!(5):2006/06/03(土) 00:08:47 ID:yk1Zaywa

「蕾ちゃん」
普段と変わらない温かい声で蕾の名を口にする光莉。曖昧な表情から告白の答えはわからない。
「私もね、蕾ちゃんの事大好きだし、とっても大切。だけどまだお互い良くわからないよね?だから…まずはお互いがわかってからにしようよ、時間はたっぷりあるんだし。私、もっと蕾ちゃんの事知りたいな」
「あ……」
ニコッと笑う光莉の答えはYESでもNOでもなかった。
答え的には友達から始めましょうという事だろう。
けれどその回答は今の蕾には充分すぎるものだった。嬉しくて涙が溢れる。
(光莉先輩は私を…私を受け入れてくれるんだ)
それだけでどうにかなりそうだった。途端に世界は二人だけのものになってるのではないかと錯覚するくらい、辺りは心地良い空間になる。

蕾は再び光莉の手をとった。
「…私、光莉先輩の傍にいてもいいんですか?」
「うん、いいよ」
「こうやって…触れていていいんですか?」
「勿論だよ」
手を握ってきた蕾の手を光莉は優しく握り返した。
光莉の些細な言動が嬉しくてたまらなくて、ドクドクと心拍音しか聞こえなくなってくる耳。目の前の天使しか見えなくなる目。無意識に勝手に開く口。
「教えてあげます私の事…。だから光莉先輩の事も教えて下さい…」

そして唇は――…

「蕾ちゃ―…ふぅん、んっむ」
憧れの先輩の唇に重なっていた。
(あぁ…これが光莉先輩の味)
プルプルの柔らかい唇に甘い甘い蜜の味。ファーストキスはレモン味と聞くけれど、脳がとけそうなくらい甘い甘いクッキーの味がした。
(何コレ…美味しい)
もっと味わいたいと蕾が唇を押し付け、啄むようだったのが段々貪るように唇に吸い付く。
クッキーに媚薬でも入っていたのだろうか?いや、彼女にとっては光莉自体が既に依存性の高い麻薬なのだろう。
「ふ、ぅ…ちゅっ…ちゅるっ、んぁふ」
「あん…ふぁあ、んんぅ」
光莉の濡れた甘い声は麻薬に追い打ちをかける媚薬だった。
(どうしよう…私おかしくなりそう)
本当は軽いキスだけのはずだったのだが、どういうわけか止まらない。
先輩相手にこんな事をするなんて、とほんの少しの理性がストップをかけようとするが止まらない。
火照る身体、沸き上がる欲望に少女は戸惑っていた。
まだ1年生の彼女には大した知識もなく、この悶々とした欲求にどう対処したらいいかわからないのだ。
夜々の猥談を聞いてないフリをしてこっそり聞いていた事はあるが断片だけで…。こんな事ならしっかり聞いておけば良かったと反省した。
けれど――今は光莉を…。

「光莉先輩…」
「あ……」
小さな身体で光莉の華奢な身体を押し倒す。絵画の女神を連想させるような美しいウェーブがかった髪が地面に広がった。
(光莉先輩の声もっと聞きたい…)
「いい、ですか?」
不安げに尋ねる蕾の瞳を見つめる光莉。
彼女は脅えや不安、色々と困惑したような顔をしていたので、蕾はふと我に返って奥歯を噛み締めた。
(やっぱりいきなりこんな事して…嫌われちゃったかな)
光莉に嫌われる。それは蕾にとって1番恐れている事だった。
抑えられない衝動に駆られ、先輩に向かって欲望をぶつけてしまっている自分。
今頃冷静になって考えてみると後悔の念ばかり頭の中をグルグル回っていた。
拒絶されたらきっと痛い。大好きな人に拒絶されるのは恐い。これからの事を考えると鬱になってくる。
顔を合わせづらいとか、避けられたりするんじゃないかとか、想像しただけで逃げ出したくなる気持ちを抑え、光莉の答えを待った。
(どうか…どうか神様…)

「……え?」
蕾の頬に手が伸びて優しく撫でる。手を伸ばし仰向けになっている光莉は笑っていた。
「いいよ。言い出したの私だし…私も蕾ちゃんの事、知りたい。だから私に…触れていいよ」
「―――!!」
光莉の答えにドキンッと心臓が跳ねる。
280最初の一歩!(6):2006/06/03(土) 00:13:45 ID:yk1Zaywa

(そうだ…光莉先輩は優しいからどんな事があっても許してくれる…)
しかし、光莉のその言葉は本心からではないかもしれない。現に彼女の手は震えていた。これから起ころうとする事に脅えているのだ。
けれど蕾の為に健気に応じようとしてくれている――…今はその優しさに浸り、感極まってポロリと一粒涙を零す。
光莉は汚れた思考を持った自分を精一杯受け入れてくれる気なのだ、と。
悪いと思う気もしたが、ただ、嬉しくて嬉しくて…どこまでも清い先輩に益々身体が熱くなった。
それがスイッチになったのか、蕾は光莉に唇を押し付け、光莉の甘ったるい口内に自分の唾液を流し込んだ。
「んむっ!?…んうぅうふ」
「んはぁっ、ひかりせんぱぁい…チュッ…ジュルッ、すきぃ…だいすきですぅ…んん」
光莉は驚いて対応に遅れつつも、蕾に応えようとその唾液をコクコクと飲み込み、トロンとした瞳を閉じてキスの心地良さに浸る。
女の子はキスに弱い。キスだけでイッてしまう娘もいるくらいである。
相手の唇と自分の唇が繋がって、甘美で濃厚なフワフワする感覚に愛を感じてとても心地良く思うからだろう…。
唇を離すと、蕾と光莉を繋ぐ透明の糸が顎を伝い、垂れ落ちる。
「はぁ…っ…はぁ」
それから間を空けず、蕾の手が光莉の胸元まで伸ばされた。
「ひっァ、つ、蕾ちゃん?!」
「光莉先輩ごめんなさいっ!」
我慢出来ないと、白のブレザーを脱がせ、淡い水色のシャツの上から女の子特有の双方の山を揉みしだく。
光莉は身を攀って抵抗したが、蕾の責めにあっさりと負けてしまった。
「や、やぁん…ッ…ァ、ンふ…あぁん」
(わぁ…光莉先輩のおっぱい、マシュマロみたいに柔らかい)
脳を刺激する甘ったるい濡れた声が光莉の口から漏れていき、蕾は息を荒げながら嬉しそうに笑った。
「はぁっ光莉先輩…気持ち良いですか?気持ち良いとそういう声出ちゃうんですよね?あは、先輩の声聞いてると、私も気持ち良くなっちゃいます…」
いやらしい声を指摘された光莉は恥ずかしそうに頬を赤らめると、グッと歯を噛み締めて声が出ないよう耐える。
(可愛いです…光莉先輩)
その様子に胸を揉む行為はエスカレートしていき、シャツのボタンを外し、ブラをずらすとプルンと美乳が露になる。
手の平に収まるくらいの調度いいボリューム。感度の良い乳房の真ん中にある突起は既に自己主張を始めていた。
「んっ、くぅ…は…はぁ、ンンン!や、やっ…ダメッ蕾ちゃ、ソコは―…ひっ、やぁぁあん!」
二つの山から自己主張している2つの頂きを指でクリクリと弄ぶと光莉は声を押し殺す事が出来ず、堪らず身体をビクつかせ、大きな喘ぎ声を漏らし、身悶えた。
甲高い官能的な声に蕾は興奮し、調子に乗って突起をコロコロと転がしたり、潰したりして刺激を加える。するとより喘ぎが激しくなった。
「イッぁは、ふぇ、はぁん、あぁ…はぁはぁっ、やぁ…」

憧れの先輩の痴態。
憧れの先輩のいやらしい声。
今まさに蕾だけに披露されている。
なんて淫らで、なんて美しく、なんて可憐な姿なんだろう。
「凄いですよ光莉先輩の乳首…ビンビンでカチカチです」
「ひやぁっん!」
ツンッと石のようにカチカチに勃起した乳首を突くと光莉は腰を跳ねさせた。
「やめてぇ蕾ちゃん…恥ずかしいからそんな事言わないで…お願い…」
涙を溜め、ウルウルした瞳で蕾に哀願する光莉の姿を見て蕾はチワワを連想させると、背筋をゾクゾクさせた。
―――いじめたくなる
夜々が言った通りの事を思ってしまった。
(あぁ光莉先輩…)
もっと酷い事して沢山鳴いてもらいたくなる、それくらい可愛い姿だった。好きな子ほど虐めたくなる感覚に似たようなものだろう。
それに加え、何だか彼女がもっといじめて欲しいと言っているようにも思えてしまって、蕾は苦笑を漏らし脅える光莉に軽くキスをした。

(続)
以上、投下ここまでにしておきます。
281197:2006/06/03(土) 03:15:01 ID:9svBbO2c
>>276 お疲れ様です。てーか、あなたも光莉を責めますかw
みんなに愛されて、光莉は幸せ者ですねぇ。いぢめてオーラ出てるけど。
私もしばらく一読者に戻りまして、276さんの作品を楽しみにさせていただきます。ではでは。
282名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 06:01:29 ID:lQcct310
>>280
夜夜×光莉よりも蕾×光莉の方が好きなので期待してるッス
283名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 18:59:10 ID:iKJHskm6
GJ!!
284名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 05:35:06 ID:sX0bTfuV
>>266
俺も光莉タンと夜夜タンに即アナルしたい・・・(;´Д`)ハァハァ
285名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 17:20:34 ID:b4fQWAN6
197さん、すごく面白かった! 素の会話で爆笑何度かw
個人的にはこのまんまのキャラで夜々が受けの話を見てみたい…
286名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 19:39:48 ID:dwnIQcue
>>280
いやあ、いい出来だGJ!
蕾はいいね。
287名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 23:59:47 ID:hQ5BXkNH
>>281
いや〜光莉タンが1番好きなので(゚∀゚)*
好きなキャラをド受けにするタイプらしい私w
>>282 >>286
有難うごぜぇます。ウレシカ
でも電車で暇つぶしに打ってる素人なんで期待しないでw
期待通りにはいかないと思いますが、駄文でも読んでくれると嬉しいでありんす
ではツボヒカの続きを投下します。次回で終わる…かな?↓
288最初の一歩!(7):2006/06/05(月) 00:03:48 ID:S9d3TQb3

「ん…ふぅ」
可愛い光莉先輩を虐めたくなるなんてとんでもない!と今まで散々夜々に噛み付いていた蕾だったが、その気持ちが今になってわかってしまった。
「っは…先輩、それ誘ってるみたいで逆効果ですよ?」
「え?そ、そうなの?」
蕾の言葉にキョトンと目を丸くする光莉。
(あぁ、もう!どうしてそんなに可愛いの?!反則…いえ、犯罪だわ!)
乱れた着衣で半裸に近い状態の光莉を今一度見て、息を荒げた蕾は今度はその勃った乳首に一心不乱にしゃぶり付き、吸い付いた。
「はむっ…ん、ちゅぅうう」
「アッアッ!やん、だめぇ…そんなに強くッ、ひぅん…吸っちゃ…ぁうぅ、あ、ぁはん!!」
じゅるじゅると音をたて、口をすぼめて激しく吸う姿がいやらしい。
「んっ、あぁ…はぁっはぁ、アァ!」
上唇と下唇で桜色の突起を挟み、唾液をたっぷり含んだ舌先でチロチロと弄ぶ。
その度に光莉は腰をくねらせ何度も震え上がった。
(あ……)
蕾はその時、股間が湿ってきた事に初めて気付く。熱いヌルヌルした物がショーツを濡らしているような感覚がした。
ドキドキしながらそっとショーツの中をまさぐると、その中は思っていたよりもヌルヌルした液でぐっしょりと濡れいた。
(これって気持ち良いと出てくるやつ…よね?)
光莉の胸を片手で愛撫しながらショーツの中にもう片方の手を入れ、自らの性器に擦りつける。
「ふぁ…あっ…ん」
気持ち良い。
ぐしょぐしょのショーツは気持ち悪いけれど、ヌルヌルした粘液を性器に擦りつけるととても気持ち良かった。
目の前いる喘ぐ半裸の光莉を鑑賞しながらの相乗効果なのかもしれない。
ショーツから手を抜き出すと、手は粘液でぬちょりと濡れ、指と指の間に糸を張っていた。
(そうだ…)
責めてる私がこんなに濡れているのだから、犯されている光莉先輩はどのくらい濡れているんだろう?とふと思い付く。
実はあんまり濡れてなかったりするんじゃないかと不安もあるのだが、光莉の出すヌルヌルを想像すると興奮せずにはいられない。
「先輩、失礼しますね」
「ぁ…な、何?」
光莉の口からだらし無く垂らしている涎を舌で舐めとると、白のタイトスカートをめくりあげる。
(うわぁ……)
その中身は、校則に順応な真っ白な下着。レース付きで光莉らしい可愛い印象のするものだった。
けれど、股間部分の淫らな染みはとても大きく滲み出て、白の純潔なイメージを消す。
中で大量の液体が溢れ出ている事が見て取れた。
そのおかげか布地が肌にピッタリと張り付いているようで、女性器の形がはっきりくっきり浮かび上がっている。
蕾は物珍しそうにその形をじっと見て、そっと股間の中心部に人差し指で突いてみた。

ぐじゅっ…

「ンアァッ!」
液体の擦れる音と同時に、ビクンッと大きく反応する光莉。
そのせいだろうかまた染みが広がったようにも思える。
蕾の指には確かな感触があった。暖かくて柔らかくて湿っている股間に触れた指先には、ほのかに何かの液体が付いている。
(光莉先輩の…アソコから出た気持ちいいと出てくる汁…)
恍惚と自分の指先を見て、ペロリと舐めた。
「んっ…」
こんな微かな量では味はわからない。でも、光莉から出たものを舐めたという満足感が蕾を満たす。
「あの、光莉先輩。下…気持ち悪くありませんか?」
「う、うん…気持ち悪い。でも…」
光莉は恥ずかしそうに口を噤んだ。
股間の不快さは確かにある。だが、何と無く次にされる事がわかって眉を八の字にした。
―――脱がされる。
後輩の目の前でパンツを脱がされ、自分の性器を曝すのはとても恥ずかしい、と光莉は思う。
――その上、中はそれはもう凄い事になっていて、いやらしい娘だと思われるのが嫌で、蕾には見られたくないのだ――
光莉は光莉で葛藤していた。けれど…やはりヌルヌルした粘液が溢れ、下着を濡らす感覚が不快でたまらない。
敏感な濡れた性器に布が擦れ、その度に身体の熱は増していく。
ならばいっそ取った方が身の為なんだろうか?
289最初の一歩!(8):2006/06/05(月) 00:06:45 ID:S9d3TQb3

「ぬ、脱いだ方がいいんじゃないですか?」
「ん………蕾ちゃん、脱がしてくれる?」
「えっ…わ、私が…ですか!?」
「うん…。蕾ちゃんに脱がせて貰いたい」
本人たっての希望で、光莉のパンツを脱がす、という役目をおおせ付かった蕾は、思わず息を呑む。
光莉は羞恥心からか、顔を背けながら足を遠慮深げに上げ、蕾を促す。
しかしその恰好は蕾からはパンツが丸見えの、かなり恥ずかしいものになっているのだが、本人は気付いてないらしい。蕾は光莉の細くスラッと伸びた艶やかな生足に見とれ、熱い溜息をついた。
(な、何だかこれって…赤ちゃんのオムツ替えみたい)
やった事はないが、多分そんな感じだろうと、蕾は思った。
(光莉先輩が赤ちゃんで私がお母さん…みたいな)

―――オムツ姿の光莉先輩

(こんな事考えるなんて…へ、変態かな私…?夜々先輩よりは大丈夫よね?べ、別に着せてみたいだなんて思ってないけどね!?)
余計な想像をすると鼻血が出そうだったので、早々に現実に返った。
「し、失礼します…!」
モタモタと慣れない手つきでパンツを両サイドを掴み、脱がそうとすると、
「あ……や、やっぱりダメッ」
光莉が突然待ったをかけた。けれどその声はタイミング遅く、調度布地と肌が離れた所だった。
「うわぁ……」
「うぅっ…やぁん」
恥ずかしさで両手で顔を覆う光莉。
それもそのはず、白い布と股間の間には何本もの透明な糸が引かれていて、性器自体もぐっしょりと愛液で濡れていたのだ。
布地にこびりついた透明の蜜。陰部から分泌される大量の淫水。その量の多さは半端ではなかった。
まるで大洪水…何かを引っ掛けられたかのようにびしょびしょに濡れていた。
(光莉先輩ったら…こんなにエッチな汁を…)
蕾は光莉の感じやすさに驚きつつも、にんまりと微笑む。
自分の責めで、光莉がアソコをびしょびしょにするくらい気持ち良いと感じてくれて、嬉しかった。
そして蕾は、蜜を次々に排出する蜜壷に注目する。
(これが…光莉先輩のアソコ)
女性器を間近で見るのは初めてだ。
自分にも付いているものだが、まじまじと見る機会など滅多になく新鮮で、まだあどけない1年生の彼女には興味津々であった。
憧れの先輩の濡れた性器。
うっすら生えている陰毛。鮮やかなピンク色の割れ目と襞。ヒクヒク動く充血し尖った陰核。
一見してグロテスクな物だが、これらが光莉のものだと思うと全て美しく見えるのは天使の魔法にかかっているからなんだろうか?
290最初の一歩!(9):2006/06/05(月) 00:17:07 ID:S9d3TQb3
「凄く綺麗…」
蕾は光莉の恥部を見て溜息混じりに陶酔する。
「や、やだぁっ!見ないでよ蕾ちゃん…」
光莉は涙の入り交じった声を出して、自分の性器に見惚れている後輩を注意したのだが、蕾は顔を近づけて益々まじまじと観察してくる。
「ひゃあっ!!」
不意に蕾の息が敏感な所に当たり、光莉はよがり声をあげて跳ねた。
「ふふっ光莉先輩って凄くエッチなんですね、こんなに漏らしちゃうなんて…」
「だ、だって…あぁ、はぁあん!あ、ぁひッ」
「はぁっ…は…気持ち、いいんですよね?」
グジュグジュッヌチュッ…!
熱を帯びた割れ目に沿って手を粘液と擦りつけると、いやらしい水音が鼓膜に響いた。
「はひィッ…ァンあ、は…、ふぁぁああ」
水音がたつ度に、嗜虐心をそそられる光莉の声色も段々といやらしい甘美なものになっていく。その変化に蕾の口元が緩ませ、光莉の顔を覗き込む。
「光莉先輩、いいんでしょ?ッ…言ってもらわないとわかりませんよ?」
「はぐぅっ!」
更に擦り付ける力と速さが増す。
すると、ビクビクとクリトリスが反応し、肥大していく。蜜の分泌量も半端ではなかった。
「や、ぅ…はッ、うんっ…うん、キッ気持ち…いぃよぉッ!」
興奮気味の光莉の言葉に蕾は身を震わせる。
(気持ちいいって言ってくれた…)
自分が行っている不器用な責めで感じて、気持ちいいと言ってくれた…。その言葉だけで昇天してしまいそうになる。
「光莉先輩…私、先輩をもっともっと気持ち良くさせてあげます」
「キャッ!つ、蕾ちゃん!?」
そう言って光莉の股間に顔を埋める蕾。
鼻腔に広がる雌の匂い。
雌を誘う卑猥な雌の匂い。
光莉のアソコの匂い。
大好きな人の恥ずかしい匂い。
蕾は思いっきり吸い込んで、幸せそうに笑った。
「はぁっ、これが…光莉先輩のおまんこの匂いですか」
「あっ…ぅう」
後輩の口から出た淫語に光莉は恥ずかしげに顔を背ける。
ぐしょぐしょの光莉のおまんこはパクパクとどこか物欲しげにしているようにも見え、蕾はその光莉の涎まみれの潤った下の唇に自ら唇を押し付けた。
「ンッ…チュッ…ふ、ぅ」
「ふゃっ!アンッ…だ、だめっだめだよッ…そんな所汚―…ひんっ!」
(光莉先輩に汚い所なんてない)
ねちゃねちゃと音をたて、ヌルヌルしたものが蕾の小さな口の回りに付着するが、蕾は構わず唾液たっぷりの舌を伸ばす。
「チュルッ、ちゅ…んぅ、すごッ美味し…はぁん…はっ」
光莉の蜜は蕾には未知の味だったが、甘くて美味しいと感じた。
“光莉の”というだけで彼女には何でも汚れなく、美しいと思えるのだろう。病み付きになりそうなくらいに…。
「ひかりっ…はぁ、せんぱいの…レロッ…あむっ…おいしぃ、もっと下さい…」
「や、つぼみっちゃ、は…ハァッハァッ…あぁぅん!」
もっともっとと、股間に顔を押し付けると蕾の鼻が光莉のクリトリスに当たり、敏感な場所を擦られて喚きだす。対して蕾はすっかり蜜の味に理性を失って蜜の虜になり、光莉に構わず割れ目から沸き出る蜜をピチャピチャと音をたてて貪欲に舐め、啜った。
「んふ、じゅるるる…ッ」
「ふァアッ!」
次から次へと溢れ出る愛液は吸っても吸ってもキリがない。
蕾はべちょべちょのヴァギナを綺麗にしようと全体的に舌の腹でペロペロと舐めとると、遂に膣内へと挿入した。
ぬちゃりと音をさせ、中に侵入したざらついた舌の違和感に、光莉は素早く反応する。
「ひィッ!あ、あ、やぁ…入ってるぅ…ぅひっ…蕾ちゃ、の舌入ってるよぉ!!」
ベロベロと入口付近を舐め回される擽ったさと不快感にもがき、苦しげな声をあげてしまう。が、蕾は舌を止めない。
「あふ、ふぐ…ンチュ、チュッ、れろぅ…ペチャッ」
「ふぁ、はぁっはぁはぁ…んっ…あぁん」
奥へ奥へと舌を這わす度に、光莉は段々と刺激に慣れ、その不快感・違和感が快感になってきた事に気付く。
快感に痺れてきた脳。熱を発する身体はうっすら汗をかいていた。
熱い膣内と熱い舌先。
快楽を求めるようになってしまった身体は、無意識の内にいつの間にか、自ら股間を蕾に押し付けていた。
291最初の一歩!(10):2006/06/05(月) 00:20:15 ID:S9d3TQb3

「んぐぐっ!はぁっ…ンッ先輩、気持ちいいんですか…?」
「ふぇ…?」
「私にアソコを舐められて興奮してるように見えますけど?」
「そ…そんな事、ないよ」
股間から顔を外した蕾に光莉は頬を染め、跋が悪そうに視線を外す。
「ふふっ、先輩ってそういう所は素直じゃないんですね。…じゃあもう舐めません」
「えぇっ!?そんなぁ……あっ」
「うふふっ」
おあずけと言われると光莉は本心からの残念な声を思わず発してしまい、恥ずかしそうに口を手で塞ぐ。
2つ年上の少女のリアクションに年下の少女は艶笑を浮かべた。
「光莉先輩、私にどうして欲しいんですか?」
「そ、その…」
「はい?何ですかぁ?」
夜々のように意地悪く言葉を促す蕾。
小さく唸り声をあげながら歯を食い縛り、彼女を涙目で見つめる光莉は観念したようにポソポソと口を開く。
「………な、舐めて?」
「どこをですか?」
「あ…えっと……わ、私の」
「何をですか?」
「うぅ…………ぉ、…おまんこ」
「繋げて下さい」
「わ、私の…おまんこを…なっ……舐めて?」
「はい、よく出来ました♪」
恥辱に耐えたご褒美にと、光莉の頬にキスをする。
夜々を真似て光莉に意地悪な事をしてみたが、なるほどこれは面白い。
清い光莉に汚れた言葉を吐かせるのはとても新鮮で、そのギャップに興奮した。
「もぅ蕾ちゃんったら…夜々ちゃんみたいに意地悪しないでよぉ」
「ごめんなさい、光莉先輩があまりにも可愛くてつい…。ですから、意地悪されたくないのなら今度からは素直に言って下さいよ?」
ほんの少し拗ねた口調の光莉は「うん…」と小さく頷き、蕾が再び股間に顔を埋める様を見ていた。
「は…ぁっ、あぁ」
割れ目を上下に舌でなぞられると、熱い溜息を漏らす。
後輩に性器を見られ、弄られ、舐められる事が快感になった光莉はいやらしい声しか出せなくなっていた。
「ぬちゃっ…んはっ…ぺちゃっ、クチュクチュッ」
「蕾ちゃぁん…いいよ、いいよぉ…ペロペロ、気持ちいっ…ぁふ」
先の蕾の指摘通り、素直に現状を述べる。その快感を表す言葉が、蕾の原動力になっていた。
もっと鳴かせたい。
もっと気持ち良くさせたい。
もっとおかしくさせたい。
「光莉後輩ッ光莉後輩ッ!」

――――グヂュッ!

「あひっぅ、んぁあ!」
蕾は蜜壷の中に中指を滑り込ませる。
(うわぁ凄い熱い…これが光莉先輩の中)
熱く煮えたぎる光莉の膣は何のつかえもなくあっさりと蕾の中指を迎え入れた。
途端にただでさえ狭い膣内の粘液でベトベトの肉壁が指を圧迫していき、もう離さないとしっかり咥えてしまった。
「ふあっ、あっ、な、何コレ…?蕾ちゃんの指?指が私の中に…やぁ、入っちゃってるぅ!」
(あぁ…先輩ったら私の指をあんなに美味しそうに咥えちゃって…)
憧れの先輩のアソコに指を入れているという現実に酔い、蕾はうっとりとその様子に魅入っていた。

―――先輩を犯してる
非常に悦に入る絵だ。

そして、その穴にもう一本―…人差し指を突き入れ、中を乱暴に掻き回す。
グチャグチャッ!クチュッヌチュチュッ!!
エスカレートしていく淫行。
淫らな水音が大きく激しく、性器という楽器から音を奏でる。
292名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 00:22:43 ID:S9d3TQb3
スマ、今回投下以上です。
293名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 03:23:25 ID:QBSum4/T
蕾っ、さいこうっ!
もうどんどんいっちゃってください。やっちゃってください。
294名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 09:46:25 ID:QgHZimKf
GJ!蕾の一人称と光莉の描写がイイ!
年下攻めは珠玉だ
295名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 08:38:08 ID:kFi8PZGu
イイヨー イイヨー
296名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 21:19:17 ID:FwDmJIOS
「う〜〜トイレトイレ」 今トイレを求めて全力疾走している私は聖ミアトル女学園に通っているごく一般的な女の子

強いて違うところをあげるとすれば 女の子に興味があるってとこかナー 名前は蒼井渚砂

そんなわけでいちご舎にあるトイレにやってきたのだ

ふと見るとベンチに一人の美しい女性が座っていた

ドキッ!いい女・・・

ハッ そう思ってると突然その女性は私の見ている目の前で制服のボタンをはずしはじめたのだ・・・!

し ま し ょ う

そういえばこのいちご舎は昔レズセックスの聖地で有名な場所だった

いい女に弱い私は誘われるままホイホイとトイレについて行っちゃったのだ

彼女―― ちょっと不真面目っぽいエトワールで花園静馬と名乗った

レズ・セックスもやりなれてるらしく トイレにはいるなり 私は素裸にむかれてしまった

「いいの?ホイホイついてきてしまって 私はノンケだって構わないで食べてしまう人間なのよ」

こんなこと初めてだけどいいんです… 私…静馬さ・・エトワール様みたいな人 好きですから…

うれしいこと言ってくれるわね それでは とことんよろこばせてあげるわ

言葉どおりに 彼女はすばらしいテクニシャンだった

私はというと性器に与えられる快感の波に身をふるわせてもだえていた
297名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 21:20:20 ID:FwDmJIOS
しかし その時 予期せぬ出来事が・・・

うっ・・・・! で、出そう・・・

ん?もうなの?意外に早いのね

ち、ちがいます・・・実はさっきから大便がしたかったんです このトイレにきたのもそのためで・・・

そう・・・ いいこと思いついたわ あなた私のマンコの中にウンコしなさい

えーっ! マンコの中にですかぁ?

女は度胸 何でも試してみなさい きっといい気持ちよ 遠慮しないで入れてみなさい

彼女はそういうと素肌にまとった制服を脱ぎ捨て逞しいマンコを私の前につきだした

自分のマンコの中に大便させるなんてなんて人だろう・・・

しかし 彼女の堅くひきしまったマンコを見ているうちにそんな変態じみたことをためしてみたい欲望が……

それじゃ・・・やります・・・

クン… ズ!ズズ! ニュグ!

は…はいりました…

ああ・・・つぎはウンコね・・・

シャ―――ッチュチュ―――ッ

いいわ 腹の中にどんどんはいってくるのがわかるわしっかりマンコをしめとかないと

チュ――…くうっ!気持ちいい…!

この初めての体験はオナニーでは知ることのなかった絶頂感を私にもたらした

あまりに激しい快感に大便を出しきると同時に私のヒップは 肛門の大便の肥溜めの中であっけなく果ててしまった

ああ――っ!!

ドピュッ チャッ シャ――ッ
298名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 21:21:01 ID:FwDmJIOS
このぶんだとそうとうがまんしていたみたいね 腹ン中がパンパンよ

ふふっどうしたの

あんまり気持ちよくて…こんなことしたの初めてだから…はあ…

そうね私も初めてだわ ところで私のクリを見てくれこいつをどう思う?

すごく・・・大きいです・・・

でかいのはいいわ このままじゃおさまりがつかないんのよね

ヒョイ!

あっ…

ドウッ

今度は私の番よ

ああっ!

いいわ… よくしまって吸いついてくる…!

出…出る…

どうしたの? 今出したばかりなのにまた出すっていうのかしら? 精力絶倫なのね

ちっ ちがいます…!!

なんですって? こんどはシッコォ? あなた 私をバキュームカーと間違えてなくて!?

しーましぇーん

しょうがないわね いいわ、私が栓しといてあげるからこのまま出しなさい 小便まみれでやりまくるのもいいかもしれないわ

え―――っ!?  ――とこんなわけで私の初めての体験はクソミソな結果に終わったのでした…
299名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 21:45:28 ID:hZnc5U9j
くそみそテクニックワロスwwww
だが、GJ
300名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 22:35:56 ID:EgLVWc0Y
>>298
ぬるぽ
301名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 00:42:45 ID:nB6yK+a5
>>298
転載乙
302名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 04:29:01 ID:gRvIPBmX
スカ好きだけどくそみそは勘弁w
純愛スカで誰か頼む・・・
303名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 20:04:54 ID:iLKFlBfg
(´・ω)ノシ
こんばんわ〜だるい蕾光ラスト+おまけまで垂れ流しますね。
無駄に長くてすみませんでした…お目汚しスマソ
ああ電車内が暇になるな…orz
投下↓
304最初の一歩!(11):2006/06/07(水) 20:07:32 ID:iLKFlBfg

「はぁっはぁっはぁ…ひかりせんぱいぃ!」
「は、ひ、ぁあッ!つ、つぼ…み、あぐっ…ひぅ、やはぁあ!!」
ギュゥゥウッと締め付けてくる圧力に負けないようにと膣内を広げていく。
膣内で暴れる2本の指が稀にGスポットを刺激し、その度に光莉の喘ぎは大きくなった。
「あーっあっあぁあん!!」
「好きですっ好きですっ大好きです、光莉先輩!」
ただ自分の愛欲をぶつけるように、指のピストン運動は加速する。
「ふぁっせんぱいッ!どうです、気持ち良いですか!?私におまんこ掻き回されて気持ち良いですかッ!?」
「うぐっ…ひ、くうぅぅぅ!」
「ふふっほらほら、ちゃんと言わないとお仕置きですよ?」
「ん、んぁぁあああっ!!」
そこがGスポットと知ってか知らずか、蕾は指の第二間接を曲げ、膣上の肉壁をグリグリと痛いくらいに刺激する。
瞳がすっかり虚ろになっている光莉は堪らず口元から涎を垂らし、悲鳴に近い嬌声を発した。
「あぅ、はふ!ンンッ…あぁ蕾ちゃん、蕾ちゃあん!はっはっ…アッぁ、指、いいのぉ…おまんこ気持ちいいよぉ!」
光莉は無意識の中、発情期の雌のように自らもいやらしく腰を振り、快楽をより得ようとしていた。
蕾はその様子に息荒く欲情し、限界を越えた感情が高ぶる。
「あッあッ…イイッ、そこ、いいよぅ!気持ちいいトコにっ指、当たって…は、はぁンはぁっ!もっとグリグリッて…してぇ」
「先輩可愛いっ…もっともっと鳴いて下さいっ!私だけにエッチな先輩を見せて下さいっ!」
透明の液中に白く濁った熱い粘液が指に何度も絡み付き、蕾の手は光莉の体液でびしょびしょだったが、構わず出し入れを止めない。
「あんっあんっアァ、はっ…すごッ…ァ、んんぅふ!」
グジュグジュからパチュンパチュンと次第に性器の音色が変わる。
蕾と自らが奏でる淫らな音すらも心地良くなっていた光莉はどんどん悦の波に飲み込まれようとしていた。
身体が飛んでしまいそうなフワフワとした感覚。
そんな感覚を初めて感じた彼女は自分が壊れ、自分でなくなってしまいそうで怖いと思った。
迫り来る何かに怯え、指と足を張り詰めてグッと堪える。が、そんな彼女に蕾は容赦ない。
「あは、ここも凄いですね…!」
ビクビクと勃起した真っ赤なクリトリスを空いた指で摘み上げた。
「は、んやぁぁああ!!」
直後に背筋をビクつかせ、光莉の腰が浮く。ハァハァと息は荒く、痙攣させた陰核の包皮を蕾に剥かれ舌先で舐められると、より大きく腰を跳ねさせ、のけ反る。
「あ、あがっ、あぁ、あうぅ…!」
光莉自身、初めての感覚ばかり突き付けられて戸惑っているというのに、結局高まっていく悦楽を止められない。
クリを弄られた身体は全身に電流を流されたかのようにビリビリと痺れ、何かに貫かれたような刺激に何も考えられなくなり、大きな快感の波に襲われ頭が真っ白になる。
同時に身体がフワッと宙に浮いたような感覚に陥った。
膣とクリの敏感な所を同時に責められ、遂に下腹部からジワジワと込み上げてくる熱いものを素直に放出した。
「ふぁあ、あ、ぁああん!!!」

プシャァアアアッ!

「きゃっ!?」
声を張り上げ、大きくのけ反った光莉がブルブル震えると、股間から透明の液体が勢いよく噴射した。
その熱い愛液が蕾の顔にかかり、蕾は突然の出来事に我に返り、潮を吹く光莉を前に何事かと驚いて目を丸くする。
「あっ…はあぁ、はぁっ…は」
ピクピク痙攣する白い下腹部。激しく乱れる呼吸。トロンととろけた瞳…。
(光莉先輩…イッちゃったんだ)
股間から指を引き抜くと共に、蜜壷の中からトロリと濃厚な液が溢れ出た。
(あ…、れ?)
突然頭がクラクラしだし、蕾は力無く横に倒れる。
瞼も重いし、下半身の力がふにゃりと抜けた。
(なんだ…光莉先輩がイク所を見て、私もイッちゃったんだ…)
ビリビリと下半身に残る痺れを感じて蕾は他人事のようにそう思った。
いわれてみれば、あまりに興奮して気にしていなかったパンツは自身の愛液で酷く濡れ、気持ち悪い。
(あとで脱がなきゃ…)
初めての絶頂に意識を懸命に保ちつつ呼吸を整えつつ、ふわふわと快楽の余韻に浸り、光莉の手へと手を重ねた蕾の表情はとても幸せそうだった。
305最初の一歩!(12):2006/06/07(水) 20:23:00 ID:iLKFlBfg
――――――
「あの…光莉先輩?」
呼吸が通常のものに戻った頃、乱れた着衣を整えている光莉に蕾は声をかけた。
「なに?」
「あの、その…急にあ、あんな事してごめんなさい!私ったら光莉先輩に…」
色々と考えた結果、いくら合意上とはいえ欲望のまま、先輩を押し倒してしまったという自分の不甲斐なさに頭を下げる。モジモジと顔を伏せながら話すそんな蕾の頭を光莉は何の咎めもなく優しく撫でた。
「いいんだよ、蕾ちゃんの事知りたいって私が言い出したんだし。おかげで蕾ちゃんの事色々わかっちゃった」
「え…?」
「蕾ちゃんって、すっごくエッチなんだなぁ〜って」
「光莉…先輩…」
クスクス笑う光莉の笑みに癒されながら、撫でられる心地良さに瞼が重くなる。
「そ、それをいうなら先輩だってエッチです!」
「蕾ちゃん程じゃないもん」
「もう…」
ぎゅっ…と蕾は光莉に抱き着いた。
大好きな先輩の匂いを鼻いっぱいに吸い込んで、確かな温もりを感じるとその細い身体に愛おしそうに頬を擦りつける。
「…私、本当に光莉先輩の傍にいてもいいんですか?」
「うん」
「こうやって…触れていていいんですか?」
「うん…」
「…エッチな事をしても?」
「蕾ちゃんが、そうしたいなら…それが蕾ちゃんなら、蕾ちゃんの事ちゃんと受け止めるよ」
蕾は顔を見上げ、光莉の瞳の中をじっと覗き込む。どこまでも真っ直ぐな澄んだ瞳は決して嘘などついていなかった。
いつも優しくて暖かく包んでくれてしっかり相手を受け止めてくれる…これが私の好きになった人なんだな、と蕾は擽ったそうに笑う。
この人を好きになってよかったと強く心に思いながら、愛しい気持ちを込めて強く強く天使のような少女を抱きしめた…。
「光莉先輩、好き…です」
「うん…有難う」
「だからこれからももっともっと…私の事知って下さいね」
「うん、いっぱい教えてね?」
それからどれくらい抱き合っていたかわからなかったが、既に辺りは肌寒い夜色に染まりつつあった。
大好きな人と抱き合っていたので決して寒くはなかったが。
「もう門限過ぎちゃってるだろうね」
「あ…」
不意に光莉が辺りを見渡し、苦笑を漏らす。
(そういえば…!)
いちご舎の門限は18時。蕾が校舎から飛び出してから、もう2・3時間は経過していて当たり前だろう。
よって、門限破りは確定。完全にシスターに叱られる。
「ごめんなさ―…」
私の所為で!と光莉に謝ろうと口を開いた際、蕾の前に手が差し延べられた。
「へ……?」
突然差し出された手をついついポカンと見てしまう。
「一緒に行こう蕾ちゃん、怒られるのも二人なら恐くないよ」
呆気に取られている蕾に光莉は柔らかく微笑みかけた。
一緒に、と蕾を誘う光莉の手。美しい美しい光莉の手。近くて遠い先輩の手。
「ぁ…はいっ!」
蕾は恐る恐るその手を取り、歩きだした。
多くの生徒から愛される高嶺の花の先輩とは不釣り合いな自分にそんな資格はないかもしれないけれど
――これは夢なのかもしれないけど――
今は少しでも触れ合うのを許して欲しいとマリア様に願いながら…。

「はぁ、寒いですね〜」
「うん…やっぱりパンツ穿いてないとスースーするし」
「うっ、確かに…」
夜道を手を繋ぎ歩く二人の少女は、共にノーパンだったりする。
さすがにびしょびしょに濡れたパンツを穿いて帰るわけにはいかなかったので、今はポケットにしまってある。
「でも、蕾ちゃんとお揃いだから大丈夫」
お揃いという言葉の思わぬ甘美な響きにドキッと心臓を跳ねさせる蕾。
「は、はははい!光莉先輩とお揃いです!大丈夫です恥ずかしくありません!!」
取り乱し気味な蕾の様子に光莉は「?」と小首を傾げる。一人テンパっていた蕾は漸く我に返り、照れ隠しの為か俯いてしまう。。
306最初の一歩!(13):2006/06/07(水) 20:25:30 ID:iLKFlBfg
「先輩…あんまり私をドキドキさせないで下さい。…また襲っちゃいますよ?がおーって先輩の事」
「ん…けど、蕾ちゃんみたいな可愛い子だったら襲われちゃってもいいかな?」
「も、もう!」
「ふふふふっ」
傍にいるだけでドキドキ高鳴る胸を更にドキドキさせる罪なくらい天然の先輩に、蕾は頬を膨らませる。
本当にこの人には敵わないなと心の中で囁きながら。
繋いだ手をしっかり握り締め、俯いていた蕾がチラリと隣を横目で見ると、光莉は夜空を見上げていた。
(綺麗……)
月明かりに照らされて浮かび上がる白い肌を、こんなにも美しいと感じた事はない。
「私、シスターにお仕置きされるのかなぁ…」
「シ、シスターに先輩をお仕置きさせたりさせません!先輩をお仕置きしていいのは―…私だけです」
蕾は繋いでいた手を解き、今度は光莉の腕に自らの腕を組ませた。
「先輩へのお仕置きは私だけの特権にしたいなぁ…なんて」
はにかみながらそう呟く蕾を見て光莉は心の底から愉快そうに笑う。
「あはは、お仕置きの意味が違う気もするけど…うん、蕾ちゃんにお仕置きされるのもいいかもね」
「…先輩ってマゾ?」
「蕾ちゃんって…サド?」
「あは、あははは」
「ふふふっ」
お互いおどけながら、二人は笑い合う。
笑い声はどこまでも…夜空に響いていた。
歩みを進めると段々いちご舎が見えてくる。思った通り門はがっちり閉まっていた。
と、その門の前に人影が一つ立っている。シスターだろうか?
「随分と遅いお帰りねぇ」
「あ、夜々ちゃん」
「夜々先輩!」
人影の正体は夜々だった。帰りの遅い二人を心配してずっと門の傍で待っていたらしい。
「夜々ちゃんごめんね、ずっと待っててくれたの?心配かけちゃったね…」
「全くだわ!いくら探しても見つからなかったし、門限過ぎちゃったし…おかげで私までシスターに怒られちゃう。…ま、いいけどさ。ん?」
夜々は光莉に引っ付いている蕾に視線を移す。
「蕾、元はといえばアンタが余計な事するから…。ていうか、ちょっと!光莉から離れなさいよ」
「嫌です」
プイッとそっぽを向き、更に光莉にくっつく蕾の態度に夜々は眉間にシワを寄らせた。
「何かあったの?」
「さ、さあ…?」
「あら?光莉…汗の匂い。それに―…」
クンクンと光莉の匂いを嗅ぎ、怪訝そうに見つめる夜々とその視線を避ける光莉。
「は、走って探し回ってたから!」
「……ふーん」
目を泳がせる光莉を見て、夜々は何かを悟ると溜息を吐く。
「とりあえず、シスターを呼びましょうか」

――――
「あーっ終わった終わった〜!」
指導室から出た夜々は、けだるそうに肩を回す。
シスターの説教を数十分聞かされた三人はまだ初犯という事で、そこまで酷い内容にはならなかった。
「ったく誰のせいでこんな…」
「夜々先輩、今更嘆いたって時は戻りませんよ」
「これからは気をつけてないとね」
「はい、光莉先輩♪」
「アンタ態度変わり過ぎ」
夜々には冷めた声色で、光莉には可愛らしい声色で。
1年生のくせして質悪いわ、と夜々は頭を抱えた。

「さてと、私早くシャワー浴びたいから先に行くね?」
「光莉先輩、今日は有難うございました!」
笑顔で手を振る蕾に、同じように返すと光莉は自室へと向かった。
光莉が去ったのを確認した夜々は早速蕾の肩を肘で突く。
307最初の一歩!(14):2006/06/07(水) 20:27:07 ID:iLKFlBfg

「何よ蕾、帰ってきてからやけに仲良いわねぇ〜」
「も、元から仲良しですよ。さぁて私もシャワーシャワー!…そうそう夜々先輩」
踵を返し、夜々に背中を向けた蕾は歩き―…出さなかった。

「負けませんから」

本当に強い、強い意志が感じられる決意の言葉が少女から紡がれる。
「光莉先輩は…渡しません」
それは生意気な後輩の宣戦布告ともとれるものだった。
いつもと違った蕾の態度に夜々は暫く呆然としていたが、やがて口元を歪めて笑う。
「へぇ…この私に勝てるとでも思ってるの?随分と勇敢な騎士だわ」
「近い内に性根の悪い魔女からお姫様を救って差し上げますよ」
蕾は振り返り、真っ直ぐ夜々を見つめる。夜々はそれを反らさず受け止める。
二人の視線と視線がぶつかり合う。火花を散らす勢いだった。
「私、光莉先輩が好き」
「私だって」
「だから、絶対私のものにしてみせる!」
「出来るものならやってみなさい。まだまだ子供の貴女に出来るのならね」
夜々は目を細め、小さな少女を睨み付ける。
少女はその視線にたじろぎながらも地面を力強く踏み付けた。
「私、負けない!」
「ふふっ面白いわ、そうでなきゃ…。恋には障害がないとつまらないものね」
腰まで長い髪を翻し、夜々は蕾とは逆方向の自室――光莉の元へ向かう。
「楽しみにしてるわよ」
それだけを蕾に言い残して。

廊下に一人取り残された蕾は夜々の背中が見えなくなるまで見つめていた。
(渡したくない…)
光莉の優しさを。温もりを。笑顔を。心を。身体を。
誰にも渡したくないという強固な想いを胸に蕾は拳を握り締めた。
――私だけの光莉先輩…。
欲しい物はただ一つ。
他に何もいらない。欲張りな願いではないはずだ。
(だから…マリア様)
少女は祈り願い続ける。
願うは夢のような安らかな一時を大好きなあの人と迎える事が出来るようにと…。

蕾はまだ最初の一歩を踏み出したに過ぎない。少女達の戦いは始まったばかり。
果たしてこれからどんな事が彼女達を待ち構えているのか、わからない。
神のみぞ知る戦いに蕾は無事花を咲かせる事は出来るんだろうか?

――いつの日にか蕾が花開くのを信じて

漸く最初の一歩を踏み出せた私。
まだまだ光莉先輩との距離はあるけれど、少しずつ少しずつあの人に近づいていって、いつか…いつかはあの人の隣に堂々と立っていたい。
あの人の隣で笑って泣いて喜んで怒っていたい。
あの人と触れ合って堕ちていきたい。そしてあの人と最期を迎えられたらと思う。それが私の願い。

今はまだ無理でもきっといつかは―――花開きますように。






END
308おまけ:2006/06/07(水) 20:30:34 ID:iLKFlBfg

「光莉〜親御さんから手紙きてるって―…よ?」
廊下ですれ違った担任から手紙を預かった夜々が部屋に入ると、小さな客人が来ていて光莉と話していた。
図々しくもその客人は、清楚な先輩を目の前にして共にベッドの上に居座っている。
またか、と夜々は不快そうに顔をしかめた。
あれ以来蕾は毎日の様にこの部屋に顔を出すようになったのだが、今日は随分遅くまで居るようだ。
何の話をしているのかと耳をそばだて聞いてみると…。
「光莉先輩、私あれから一生懸命勉強しました!だから今日試してみたいんですけど…ニャンニャンプレイ」
「ニ、ニャンニャンプレイ?」
蕾が「はい♪」と満面の笑みを浮かべるのに対し、光莉は困ったような難しい顔をしている。
「それは…どういうのなの?」
「猫語でしか喋っちゃダメなんです!猫になりきるんです光莉先輩!」
「えぇ〜!?」
得意げに答える蕾は光莉のリアクションを満足げに見て、一つコホンとわざとらしい咳をつくと、
心の準備か恥ずかしそうに俯き、意を決して口を開く。
「で、では、試しにやってみましょうっ!」
催促する蕾に光莉は「本当にやるの?」とオロオロするが、蕾はじっと彼女を見つめ応えてくれるのを待っているようだ。
光莉は蕾の視線に負け、仕方なく重い口を開いてくれた。
「……に、にゃあ。にゃん」
(うわぁ〜)
遠慮深げに鳴き声をあげる美少女。
喘ぎとは違う甘い声に蕾は瞳をキラキラと輝かせ、光莉に頬を擦り寄せた。
「あーん、可愛いっ!可愛いです光莉先輩♪あ、先輩はいつも可愛いですけど」
「あ、有難う…」
素直に喜べない複雑な想いに苦笑を漏らす蕾より2つ年上の先輩。
この羞恥プレイは先輩の威厳も何もあったものじゃない。
「こんな可愛い猫ちゃんなら、たっぷり躾ちゃうな〜」
「それはどうも…」
「エヘヘ、でもやっぱり光莉先輩は犬の方がいいのかも…ワンワンプレイも試しましょうか。
ワンワンッですよ」
「えー…」
光莉には前々から仔犬――チワワのイメージがあったので、蕾は思いきって提案してみた。
やはり光莉は難しい顔をして考え込む。がおずおずと口を開けた。
「わ、わんわん…わぅ」
「はぁ……」
戸惑いつつも光莉が真似た犬の鳴き声に蕾は悶え、身をゾクゾクと震わせる。
「あぁっいいですッ先輩!GJです!今夜はそれでいきましょう♪
はぁ…光莉先輩に首輪を付けて私がリードを持ってお散歩なんて想像するだけで興奮しちゃいます私…思わず襲っちゃ―…イタッ!」
「コラ」
光莉に覆い被さろうとした1年生の脳天を夜々は思いきりチョップした。ゴッ!っと鈍い音を立て、蕾はベッドに沈没する。
「このませたエロガキ。随分マニアックなお勉強してきたわねぇ」
「あ、あれ?夜々先輩居たんですか?」
「つぼみwww」
素で今まで気付かなかった反応を見せる少女を夜々は酷く憎らしいと思った。
ライバルの夜々の前だと知っているからこそ、あんないやらしい事を見せ付けていたのかと思えばそうではなかったのだから。
「嫌な趣味ねぇ…いきなりそういうプレイを先輩に要求するだなんて。…変態」
「べ、別に私が何をしようと勝手でしょう!私はまだ大丈夫です。素で変態の夜々先輩に言われたくありません」
人の事を言えない程変態思考を持った後輩に変態呼ばわりされた夜々は眉をヒクつさせ、不気味な笑顔を浮かべた。
309おまけ:2006/06/07(水) 20:37:50 ID:iLKFlBfg

「1年生の奥若蕾ちゃん。美人な先輩が、貴女を赤ちゃんが出来ない身体にしてあげましょうか?」
「別にいいですよ?光莉先輩が産んでくれますからね」
「え?私が産む…の?」
「光莉、そこで反応しないの」
頬を染める光莉の頭を軽く叩きつつ、今すぐ蕾をぶっ飛ばして海に沈めたいwと心の底で思ったのは内緒である。
「あんたさ、いい加減自分の部屋に戻りなさいよ。もう遅いし…相部屋の子も寂しいんじゃない?」
夜々の意見に蕾はムッと不愉快そうに口を尖らせる。
「私、今日は光莉先輩と寝るって決めましたから!勉強の成果を見せる時ですし。…そう思うのでしたら夜々先輩が行ってあげて下さいよ」
「光莉と寝るって―…な、何我儘言ってるのよ!帰りなさい、ここは私と光莉の部屋なのよ!?」
「うぅ光莉せんぱい。よるよる先輩が怒鳴る〜」
「誰がよるよるよ」
「夜々ちゃんダメだよ。彼女、まだ新入生で色々と心細いんだから」
「ひ、光莉ぃ…」
蕾に味方する光莉に言葉を失いつつ、光莉に引っ付き甘える蕾をギッと睨み付ける夜々。
蕾は不敵にニヤリと意地悪く笑うと舌を出した。
「さ、光莉先輩一緒に寝ましょう?」
「きゃ…っ」
「ん……やっぱりいい匂い」
引っ付いていた蕾はそのまま光莉を押し倒す。
プラチナブロンドの髪がふわっと枕元に広がった。弱々しい先輩の髪を手に取り匂いを嗅ぐ後輩。
一方、押し倒された光莉は以前の体験を思い出したのか、準備はいいと恍惚とした顔と潤んだ瞳で蕾を見上げている。
夜々はそんな光莉の変化を垣間見て生唾を呑み込んだ。
(光莉ったら…何であんなに淫らな顔付きになってるのよ)
光莉の初めて見せる表情に夜々は興奮を隠せない。
愛しい彼女はなんていやらしい顔をするんだろう…。

――あの娘を犯したい。

今までの想いが暴走し、爆発しそうだった。
「夜々先輩、これから光莉先輩のエッチな声とか聞こえるかもしれませんが、絶対に入れてあげませんから近寄らないで下さいね!
先輩は一人寂しく自慰でもしてて下さい。さぁ光莉先輩…」
「う、うん…」
「ダメですよ、今日はワンちゃんで居てください」
「わ…わん」
「ふふっいい子ですね…」
光莉のパジャマに手をかける蕾を夜々は―…
「――ッ!アンタなんかに一人占めさせない!!」
「ふへ?…うわぁっ!」
押し退け、仰向けに寝る光莉の右側へ飛び込んだ。
「や、夜々ちゃん…」
驚いた光莉は一気に近づいた夜々の身体を見上げる。その潤んだ瞳が悪戯心に火をつけた。
「ダメよ光莉…今日はワンちゃんなんでしょ?ご主人様がたっぷり可愛がってあげるわ」
「ンは!わぅッわぅう…くぅ、くぅん」
右胸を乱暴に揉まれ、仔犬の鳴き声に近い嬌声をあげる光莉。その反応をうっとり眺める夜々。
理性なんていらないわね、と思ってしまうくらい自分の責めで喘ぐ光莉は魅力的だった。
一方、二人の愛の育みを邪魔され光莉の左側に寝転ぶ蕾は頬を膨らます。
「もう!」
「きゃんっ…は、はっゥ」
夜々に対抗してか、こちらも左胸を乱暴に揉み始めた。
310おまけ:2006/06/07(水) 20:41:51 ID:iLKFlBfg
「いいですか、光莉先輩の左半分は私のモノです!」
「じゃあ光莉の右半分は私のモノね?」
「ダメです。あげません」
「アンタ何様のつもりよ…」
川の字になり、いがみ合う二人に挟まれた光莉は呆れたように苦笑した。
(誰のモノでもないんだけどな…)
「じゃあ、右と左でどっちが光莉を沢山イかせられるか勝負よ」
「の、望む所です!」
「えっ…え、えぇ!?」
夜はまだまだ長いのに、今夜は眠れそうもない。というかこの二人は寝かせてくれないだろう。
「さぁ…光莉」
「光莉先輩…」
「〜〜〜ッ!!?」
光莉の受難の日々はまだまだ続く。
続くったら続く。

果てしなく続く……。

(終わり)


お疲れ様です、以上で投下終わります。
ダラダラやっちゃってゴメソ
やっぱ書いてると愛着湧くねww
http://r.pic.to/6805y
絵まで描いちゃったよ…漏れorz
311名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 20:52:33 ID:z3Py/jVN
>>310
年下責め、堪能しました。お疲れ様でした。
イラストも可愛かった!
312名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 22:26:18 ID:W/EcJWFX
GJ!!
長編お疲れ様でした。
かなり楽しませてもらいました。
次回作も期待してます。
313名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 23:27:12 ID:a/oSJVku
長編お疲れさま。
かなり良かったよ、光莉が可愛すぎるし、蕾の魅力も良く出てた。
あとイラストUmeeee!完璧な仕事だった、GJ!
314名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 00:20:27 ID:V7nJJWEH
GJ
315名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 03:06:43 ID:fc8wwmL0
>>310
イラスト、携帯からじゃないと見れないって・・・・・。
俺、携帯今つかえない状態なのだが・・・
とーーってつもなく面倒かもしれないけど・・・UPしなおして下さいorz
316名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 08:37:01 ID:kOSLCmz2
PCからも見れたよ。
上手い! 萌える!
317名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 08:53:21 ID:VmlS88Jl
蕾×光莉よかったッス
強いて言えば光莉タンの尿を蕾タンがゴクゴクしてくれたら
もっと良かったッス・・・(;´Д`)ハァハァ
318名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 09:21:53 ID:UwesT3XO
SSも神
絵も神
>>310の才能に嫉妬
319名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 09:28:10 ID:t9AjOirY
SDキャラの絵がいいな。
320名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 19:33:37 ID:ec8T4aRg
>>310です。
ちょw何ココのスレの住人さんww
優しいいい人ばっかりでホロリ&キュンキュン
お姉様方感想有難うございます。嬉しいですわ
>>312
ありがddd 次回…あるかな?w
>>315
PM7:00〜AM4:00の間はPCからのアクセスを制限してるみたいなんで、
それ以外の時間帯にアクセスしてみてくらさい。ダメでつか?(;・w)
>>317
私も飲尿好きなんでやろうと思ってたんすが、削ってしまいましたorz
ふむ、ツボヒカで飲尿編とか書きたいなぁ…(゚A゚)
あ、いらない?そうですか…失礼しましたOTL
321名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 19:40:32 ID:gzf+yM4T
むぐぅ〜……静渚、玉渚マダ-(純愛系)
322名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 20:40:50 ID:b0Ee+/3o
>>321
玉渚の純愛なら>>182がいい感じ。
勝手に載せても問題ないかな?
323名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 20:59:36 ID:fc8wwmL0
>>320
OK,ちゃんと見れました!ありがとう!
324名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 21:17:05 ID:nRZMFt/F
たしかにそろそろミアトル物がみたい。
短くてもいいからさ
325名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 21:41:57 ID:wRidn4B4
玉渚みたい!
326名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 21:52:37 ID:b0Ee+/3o
な、なんだったの?
渚砂はまだ、さっき起きたことが信じられないまま、自分の唇を指でなぞる。
人より小さめのその唇は、リップクリームを塗ったばかりの様に潤っていた。
え・・・?うそ、だって―
エトワールの静馬様に無理矢理キスされそうになった時、玉青ちゃんはいつも助けてくれた。
そのことで自分がエトワール様に嫌われることもいとわずに・・・
大好きな、渚砂ちゃんの為ですから!って、いつも強くて、優しくて。
そんな玉青ちゃんが、なんで・・・
いつも私のこと、好きです、好きですって、口癖みたいに言ってくれたけど
それはきっと冗談だって思ってた。
だって玉青ちゃんはとびきりの美人さんで、上級生や下級生からもすごく好かれてるし・・・

そんな玉青ちゃんが、キスしたくなるくらい自分のことを好きでいてくれていると思うと、
ちょっぴり嬉しかったけど、その時一瞬裏切られたような気がして。
なぜか涙が込み上げて、瞳がうるんだ。
悲しくなんてない、つらくなんて、ない。
大好きな玉青ちゃんがキスしてくれただけじゃない!
こんな顔しちゃ、玉青ちゃんきっと傷ついちゃう。笑わなきゃ――
しかし、無理に笑おうとすればするほど、部屋の中は滲んで見えた。
見慣れた天井が涙でかすむ。
今の自分を見られたくないから、傷つけたくないから、ベットに倒れたまま、渚砂は横を向いた。
視線の奥に自分のベットを捕らえて、玉青に背を向けた。

やってしまいましたわ・・・
可愛すぎる渚砂のせいなのか、強すぎる彼女への愛のせいなのか。
いつも冷静な玉青が、渚砂が他校から最近来たばかりだということを、忘れてしまっていた。
それは、ここでは当たり前のこと。
ごく日常的な乙女達の戯れ。
玉青の様にキスを特別に思っている生徒はむしろ珍しかった。
本当に大切な人に初めてをささげる。
その相手として、渚砂はこれ以上ない存在だった。
でも、その渚砂はミアトルに編入したばかりで、女の子同士のキスなんて考えもしなかっただろう。
エトワール様のように何度もアプローチしていたならまだしも、私のは本当に突然
泣いちゃうのもしょうがない・・・か。
渚砂ちゃんに嫌われるなんて、こっちが泣きたい気分ですわ
心の中でつぶやきながらも、なぜか玉青はにやけてしまった。
そんな渚砂がたまらなく愛おしくて。
そして触れた。
327名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 21:56:34 ID:b0Ee+/3o
「渚砂ちゃん、ごめんなさい。そんなに悲しませるなんて思わなくて・・・」
いかにも、寂しげに言う。
「ち、ちがうの!これは悲しいとかじゃなくて・・・」
「渚砂ちゃんは私の一番なんです。本当に好き。でも、渚砂ちゃんの一番は私じゃなかったんですよね・・・」
まるでハリウッドスター並みの演技。純粋な渚砂は見事に焦った。
やっぱり、玉青ちゃん傷つけちゃった・・・
エトワール様とのこと誤解してるのかな・・・
「な、渚砂の一番は玉青ちゃんだよ!」
「じゃぁ、なんでこっちを見てくれませんの?」
「だって!・・・こんな顔玉青ちゃんに見られたくないんだもん・・・」
「本当は私のこと、嫌いになったんじゃありません?」
「そ、そんなことない!好き・・・大好き。」
「でも、渚砂ちゃんの『一番』と、私の『一番』とは違います・・・」
背中に触れる玉青の指が、どこか寂しげに感じて。
渚砂は彼女を傷つけないように、うまく考えれなかったけど、必死で言葉を選んだ。
「それは・・・まだよくわからないけど、玉青ちゃんが一番好きって言うのは、本当だよ?」
聞いて、それでも玉青はくじけなかった。
「私とキスするの、嫌でしたか?」
「ううん、嫌じゃないの。ちょっと、びっくりしちゃっただけだよ」
「でも、泣いていますわ・・」
「えっとね、泣いちゃったのは、きっと嬉しかったから」
こんなこと言うのはとても恥ずかしかったけど、渚砂は続けた。
「きっと、どこかで望んでいたんだと思うの。このままいつか静馬様にキスされちゃうなら、初めては玉青ちゃんとがいい・・・だから、嬉しかった。初めての相手が玉青ちゃんだったんだもん!」
328名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 21:57:21 ID:b0Ee+/3o
ようやく、彼女は振り返った。
その潤んだ瞳に、自分だけが映っている。
「え、エトワール様より私の方がいいなんて、信じられませんわ」
どうしてもこっ恥ずかしくなって、照れ隠ししてしまった。
「静馬様も素敵な方だけど、玉青ちゃんの方がいいの。すごくえらくて美人なのに、こんな私なんかに優しくしてくれて。私いつも玉青ちゃんのこと見てたんだよ?」
「渚砂ちゃん・・・恥ずかしいですわ」
また、照れ隠し。
渚砂が真剣であればあるほど、玉青は真剣になるのを拒んでいるようだった。
不意に、渚砂が身体をすり寄せる様にしがみついてくる。
「あとね、さっき自分で言ってて気づいたんだ・・・」
みるみる顔を紅色に染めて。
そんな恋する乙女といった感じの渚砂に、思わず胸が高鳴るのを感じる。
「何に、ですか?」
「えぇっとね、わ、私の玉青ちゃんへの思いも、きっと玉青ちゃんと一緒なんだぁって」
顔を真っ赤にした渚砂が、自分の胸に顔を埋めてくる。
玉青にはそれが
『も〜、とっても恥ずかしかったんだから!こんなこと女の子に言わせないでよぉ〜!』
といっているように見えた。
ああ、なんて可愛いんでしょう。
本当に素直で、真っ直ぐで。
彼女の言葉にはいつも、愛がこもってる。
口から出たそばから消えちゃうような、私の薄っぺらい言葉とは違う。
ちゃんと胸に残って、温もりを与えてくれる。
顔だって見とれちゃうくらいかわいいし
だからみんな夢中になって
自分だけを愛して欲しいって思って。
ライバルは山ほどいるし、私にはもったいないのかもしれない。でも・・・
でも今、渚砂ちゃんの一番は私。
一番長く一緒に居て、瞳に映って、肌に触れた。
ファーストキスだって、この私!
渚砂ちゃんがこの学校に来てくれて、渚砂ちゃんを好きになれて、本当によかった
「渚砂ちゃん!渚砂ちゃん!渚砂ちゃん!!」
玉青はまた、渚砂の身体を強く抱きしめる。
「・・もう、玉青ちゃんったらくすぐったいよぉ・・・でもあったかい」
その腕の中の彼女も、答えるように抱きしめ返した。
夜はまだ肌寒く、触れ合う身体がたまらなく心地いい。
絹のパジャマでくるまれた下半身は、自然と交わり、絡み合っていった。
ずっと長い間、二人は抱き合ったまま一言も話さなかったけれど
『ただこの時がずっと、永遠に続けばいい』
そんな玉青の願いは。きっと、抱きしめる腕から、絡み合う脚から、渚砂に届いていた。

エトワール様は素敵な人で、誰からも人気があって。
そんな方が、渚砂ちゃんを好きになって。
もう私なんて好きになってもらえないんだーって思ってた。
でも、渚砂ちゃんは私を好きだって、エトワール様よりも、私を。
まさに完全勝利。
結局よこしまな愛は運命には勝てないんです、静馬様っ
自分で考えて笑えたけど、そんなことはもうどうでもよかった。
守らなきゃいけない、大切なものが腕の中にある。
それは蒼井渚砂という名の宝物、私の幸せ。
「渚砂ちゃん・・キスしてもいいですか?」
彼女は、一瞬ためらったようにも見えたが、言ってくれた。
「うん、いいよ・・・」
静かに目を閉じた彼女に唇を近づける。
渚砂ちゃんの唇は小さくて、可愛くて甘くて、私を待っていてくれる。
まだ唇を重ねるだけの幼稚なキスだけれど、今はこれでいい・・・
「んっ・・・」
今度はしっかりと感じることができた。
その感触、その思い。そして、その喜びを――
329名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 22:47:53 ID:Z/uvhe29
渚砂×玉青キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
”自分の一番と他人の一番が同じだとは限らない”には同意する
330名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 23:09:30 ID:nRZMFt/F
激しくGJ!!!
結局よこしまな愛は運命には勝てないんです、静馬さまっ
は名言だな
331名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 00:26:13 ID:i6Qd6p6v
やっぱり玉青×渚砂は最高だな!!GJでした。
エロ的には物足りないけどラストパートの喉越しの良さは神
332名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 08:15:24 ID:CBHGb1H0
>>330
GJ言うのはいいが、下2行書くのはどうかとw
333名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 09:34:46 ID:kZ/F/zs0
GJなんだけどこれコピペだろ?
334名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 09:45:34 ID:OWDt6u6Y
>>333
kwsk
335名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 15:45:04 ID:o0iEveF8
333じゃ無いけど
>>182のサイトの中の玉青×渚砂のパクり
336名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 17:51:56 ID:dO3BWFA8
パクリ(・A・)イクナイ!!
だがマンネリな中投下した>>326に拍手
俺もなんか書いてみようかな?
オマイラが見たいカップル教えれ
337名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 18:12:17 ID:rG+U8xW2
夜々×玉青
渚砂×玉青

とりあえず玉青受けでどうか一つ
338名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 18:35:26 ID:OWDt6u6Y
>>335
確認した。前編あったんだな。
しかし管理人は今それどころじゃないみたいでワロタww
339名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 21:24:15 ID:rQtU3tlR
静馬様を白髪ババアというとは……凄い人だな……
340名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 22:41:21 ID:J65jd244
エトワール様を白髪ババアなどとは畏れ多い。俺の中ではもう畏怖の対象にすらなっている。
341名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:15:23 ID:Rca8cUlL
そこの管理人もだが清水さんもやさぐれてたな玉青はみんなに愛されてますね
俺もこれはきついと思うが静馬も気に入ってるし複雑だ
342名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:20:05 ID:Y92lktC6
>>336
夜々×光莉が大好きな私が来ましたよ。
夜々には幸せになってほしい・・・
343名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:23:10 ID:IzBoSyDO
>>336
渚砂×玉青
玉青受って見てみたい
344名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 00:01:11 ID:+GTqJjxr
俺×玉青
俺受ってやってみたい
345名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 00:20:56 ID:DTlSIBCS
>>336
静馬×深雪でどうかひとつ
346名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 00:22:40 ID:GqWoTgAC
玉青は渚砂のものです。
347名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 00:25:28 ID:cu0aCmw5
ウルトラ少数派だが千早×水島がみたい、幼馴染属性に弱いんだ…
それか絆奈、檸檬、籠目に奉仕させる千歌留ってのも
348名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 00:27:50 ID:IVbBw9Bk
ベタに天音×光莉で
奥手同士というのを一回読んで見たい
349名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 00:35:11 ID:zqvDDUsS
絆奈は檸檬との絡みがイイッ!
350名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 01:08:22 ID:BgzCCA6v
夜々ちゃんにはマジ幸せになってほしいよ
351名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 01:19:31 ID:bTeGIz+u
ぐすんっ・・・
サマースクールが終わってから、ずっと玉青は。
夜眠る時、一人ベットでグズるようになっていた。
渚砂の静馬への思いに気づいてはいたけれど・・・
一緒に行けるってあんなに盛り上がってたサマースクールでさえ、渚砂は憂鬱そうにしていた。
ぐすんっ・・・
渚砂に聞こえるかもしれないと思ったが、止まらなかった。
もう寝ていると思うけど、念のため身体を布団で包んで壁を向いて。

今日もなかなか寝付けない。
いったいどれくらい経っただろう・・・ぐすんっ
突然ガサガサと物音。
ビクッっと、玉青が振り返るとそこには渚砂が立っていた。
とても悲しそうな顔をしている。どうやら聞こえてしまったようだ。
玉青は慌てて涙をぬぐって、立ち上がった。
「・・・玉青ちゃん、ごめんね・・・」
「な、何のことですか?・・・」
「玉青ちゃん、サマースクールから帰ってから毎日泣いてた。渚砂知ってるよ?
きっと渚砂が悪いんだよね。だから、ごめん・・・」
「渚砂ちゃん・・・」
今にも泣き出しそうな顔――
「静馬様を選んじゃった私でも玉青ちゃんは優しくて・・・でも、時々見せる寂しそうな横顔とか、さっき見たいな泣き声とか・・・
きっと玉青ちゃん、いっぱいいっぱい我慢してくれたんだよね。」
じわぁっと渚砂の目に涙が浮かぶ。
「でも・・・もういいの。渚砂の為に我慢なんてしないで・・・冷たくしてくれたっていい、無視してくれたっていい。
渚砂のことなんか大嫌いになって、悪口とかなんだっていいの!」
ボロボロと零れ落ちる涙を両手でぬぐいながら、渚砂は言った。
そんな渚砂を見つめて。
胸に熱いものが広がって・・・堪え切れなくなった雫がポロポロと頬を伝う。
渚砂ちゃんを嫌うだなんて。そんなこと、できるわけない――
今までの想いが次々込み上げて、涙が溢れた。
「玉青ちゃんはたくさんたくさん渚砂に愛をくれた。本当は自分が一番つらいのに・・・玉青ちゃんが一番苦しんで、悩んで・・・
ごめんね、渚砂なにも返して上げられなかった。どんなに心で思ってても、それは自己満足でしかなくて・・・」
「渚砂ちゃん・・・もうその気持ちだけで十分です・・・」
泣きじゃくれて、壊れてしまった渚砂を鎮めるように抱きしめた。
しかし、もう渚砂の涙も、思いも、止まらなかった。
「渚砂、本当にバカだよね・・・玉青ちゃんのあんな悲しそうな顔見て、やっと気づいたんだ。こんな近くに、一番大切な人がいたんだ――って・・・
でも渚砂は玉青ちゃんをいっぱい傷つけて、もう嫌われちゃったって思った。なのに玉青ちゃんはいつも通り優しくて、それがつらくて・・・」
「もう、いいんです・・・渚砂ちゃん」
「ううん、だからね。今度は渚砂が愛をあげる番・・・遅すぎるかもしれないけど、きっと全然足りないけど・・・
思うだけじゃ伝わらないから、伝えたいの。私の本当の気持ち・・・蒼井渚砂は一生にたった一人だけ、涼水玉青に全ての愛を捧げます。だから・・・受け取ってくれる?」
「えっ―――?」
ドサッ・・・
まだ信じられなくて、でも舞い上がりそうだった玉青の思考を止める出来事が起こった。
渚砂は、玉青をベットに押し倒していた。
352名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 01:49:30 ID:cZXnQSqd
ちょwwwwwwwwww寸止めかwwwwwwww
353名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 02:27:59 ID:7LkMMZ08
俺も夜夜タンには悪いが、天音×光莉タンが一番好きだ(;´Д`)ハァハァ
354名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 06:45:25 ID:5CMoDwL+
よーしお兄ちゃんここで353さんの意思に反してマイナーカップリングものを晒しちゃうぞー
小説のifという位置づけで。
355名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 06:46:00 ID:i3oeHR87
テラセツナスなんだけど
なぜか某太陽と月に勝手に変換された・・・

「私が玉青ちゃんのハンカチになる!」
356鳳天音の憤慨(1):2006/06/10(土) 06:52:24 ID:5CMoDwL+
 周囲を虜にするはずの瞳は、憂いでかげっていた。普段なら凛々しく見える足どりも、
重くなっているように思える。
 天音は千華留に呼び出され、ル・リム寮にある彼女の部屋に向かっていた。別に天音は
彼女の事が嫌ってはおらず、むしろ自分を『王子様』としてではなく『鳳天音』として接
してくれる貴重な存在と思っていた。また、千華留はもう乗馬部を辞めてしまったが、そ
こでいかに周りに気を配っていたかを良く知っている。実際わざわざ自室に招いたのは、
自分が周囲の視線を気にせずに済むよう配慮してくれたからだろう。問題は呼び出された
理由―天音のエトワール戦出場への説得―なのだ。
「はぁ…」
 今日何度目かわからない溜息を吐く。そして自分が身を置いている理不尽な状況、転じ
てさらに追い討ちをかけようとする千華留に憤りを覚えた。
『そうだ、そんなに出場を勧めるなら自らが出ればいいのだ。彼女なら容姿、性格、立ち
振舞い全てにおいて文句なしだろう。』
考えを巡らして気を紛らわそうとするが、それで視覚情報を完全遮断できる程におめでた
い頭を彼女は持っていなかった。各寮をつなぐ空中回廊まで来てしまっていることが嫌で
もわかる。そこでふと2人の少女がこちらに向かって歩いて来るのに気づく。黒い髪の少
女が、泣いて肩を震わせている小柄な少女を支えている。1人はあの悪名高い南都夜々だ
とわかる。しかし、
『誰だろう?』
もう一方の少女は顔を伏せているためわからない。ただ気になってすれ違った後振り返っ
てしまう。亜麻色の髪と儚い後ろ姿に視線が吸い込まれそうになるが、気にしても仕方の
無いことだと思い、前を向くと再び歩みを進めた。


 天音は千華留の部屋の前にいる。天音はその潔さのせいか、ここまで歩いている合間に
諦めがついてしまっていた。
コンコン
「聖スピカ女学園5年トロワ組、鳳天音です。」

「はーい」
 名乗りを上げたのち丁度良い間で軽やかに返事が返り、
「相変わらず律儀ねぇ、鳳さんは」
見る者全てを安心させる微笑みを浮かべ、千華留は部屋のドアを開いた。
357名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 12:20:33 ID:I3IUDkvP
>>351
素で泣ける・・・これが最終話ならDVD全部買うのに
358名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 15:16:42 ID:dqCyn5Xs
静馬×渚砂萌えは少数派のようだな
ちょっと淋しいぞゴルァ
359名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 15:50:50 ID:Ved+Qzks
千代も少ない
360名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 16:16:34 ID:7/M/fJps
渚砂×静馬という逆転の発想が好きな俺もいますよ、と
361名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 16:17:47 ID:IVbBw9Bk
>>356
続きは?
362名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 17:04:22 ID:GqWoTgAC
渚砂受けならなんでもいい俺
363名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 18:40:36 ID:l658XJ5z
千代好きを発見して舞い上がってるので、
勢いで千代のを一本書いてみようとおもう。
364名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 18:44:48 ID:HxaISt+q
蕾×千代か玉青×千代で是非
365名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 19:48:20 ID:8Ogxfll6
鳳天音の憂鬱 まだぁ?
366名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 20:44:27 ID:nwDK4cqR
>>358
私も静馬×渚砂好き。
でもあんま見かけない・・・
367名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 00:48:47 ID:sfln3Ya2
>>358
兄弟、俺を忘れて貰っちゃ困るぜ
368名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 02:38:34 ID:fJ5ouy4d
>>356に期待
369名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 20:55:19 ID:x1CxGN2U
たまには受けなエトワール様を見たいです
370名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 22:40:52 ID:wLmCZzBu
アニメ観てたら渚砂×静馬もいいかもと思った
371名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 02:01:40 ID:TzxNF0oY
ストパニにハマって来た、百合を楽しむには攻めの姿勢だよな
372鳳天音の憤慨(2):2006/06/12(月) 03:52:27 ID:EolG/io7
 天音と千華留は部屋に入った後、小さなカーペットと丸テーブルで作られた席でお茶を
飲みながら談笑していた。淹れられたお茶は、香りが良くとてもおいしい。千華留のする
話は、天音が普段感じている苦労をねぎらいつつも気分を晴れやかにするものばかりで、
つい先ほどまでの憂鬱を忘れそうになる。しかし、それではいけないと思い天音は話を切
り出した。
「源先輩、今日はそんな話をしに呼んだんじゃないでしょう?」
強い口調に千華留が脅えたのを見て天音は少し後悔したが、千華留はすぐに平常心に戻っ
た。
「ええ、そうね。なら単刀直入に言うわ。貴女はエトワール選に出たほうがいいと思うの」
やはりそうか。天音はこれに対して、あらかじめ用意して来た答えを返す。
「私はそもそもエトワールの座にも興味はありませんし、妹を作る気などさらさらありま
せん」
「でも、貴女はいつも1人でいるじゃない。そんなの良くないと思うの。これを機に、親
しい人間を作ったほうがいいわ」
千華留はすぐに切り返す。
「でも、私には一緒に出たい相手など」
「あら、貴女なら相手に困らないと思うけど」
しつこい。どうしてそんなに出場を勧めるのか。
そう言えば、彼女はル・リムの聖母と称されてはいるが、同時にアストラエアの影の女帝
とも囁かれている。実際、彼女はかなり計算高い部分も持ち合わせていた気がする。もし
かして自分を何かに利用しようとしているのではないか。
 そう思った瞬間、目の前の少女に対する疑念と怒りは一気に膨らんだ。同時に、失望感
に満たされていく。
源先輩だけは、普通に接してくれた。
源先輩だけは、自分を理解してくれた。
源先輩にだけは、心を開いてもいいと思った。
それなのに、それなのに、
―――彼女は自分を騙していたのか―――
そう思った瞬間

「天音さん、聞いてる?」

何かが

「天音さん?」

壊れた。
373372:2006/06/12(月) 03:58:41 ID:EolG/io7
>>361 365 368 反応サンクス。
あと成績不良で退学になりかけたことがあるので
6月の週末までは更新はムリっぽいです。
374名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 04:57:10 ID:PxD5afwU
>>373
なかなか面白そうな展開に期待しております。
時間が出来たときにでもまたよろしくたのんます
375名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 11:00:14 ID:wr/ThG8X
>>373
横やりで悪いがいつから千華留は6年になったんだ?www
376名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 05:41:53 ID:ieFCjk4m
>>373
原作設定?
377名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 14:38:31 ID:3LS5kFqt
今回のサマースクールで何本か作れそうだな。
昼の部は千華留メインだったり、夜の部は夜々×光莉とか、惹かれあうことに気付いた渚砂と静馬とか、音声編集で独りで盛り上がる玉青とか。
378名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 16:00:46 ID:qQraPPk5
籠女×パーシヴァルで
379名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 17:45:03 ID:/7+tiLLh
>>376
原作も千華留、天音ともに5年生。
脳内設定だと思うが
380名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 21:55:26 ID:fOn1mXcf
蜜蜂コンビ×静馬という色物ネタを考え付いたんだが・・・需要はありそう?
381名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 22:13:48 ID:bzLa9ds8
見たいぞ!
382名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 22:27:55 ID:N9PeOZyP
渚砂「今だけ・・・いい子の渚砂を嫌いになった玉青ちゃんでいてくれる?」
玉青「私かわいらしい渚砂ちゃんのこと嫌いになった訳じゃありませんから、
うまく言えないかもしれませんけど・・・

最高ですわ、渚砂ちゃん、エッチな方がずっと良い
渚砂ちゃんのいやらしい表情に比べたら
スマイルなんて物足りませんわ、渚砂ちゃんのお胸は最高の感度です
ここも、ダラダラと汁気がすごくて、録音した絶叫と妄想じゃ全然いけないけど
キスしてるだけでもうすぐにもいっちゃいそうです
妄想の世界の癒し系の渚砂ちゃんに溺れていたなんて自分で情けないですわ
この焼き付くような淫らな渚砂ちゃんに触れたら
もう普段のぽやぽやとした渚砂ちゃんなんて欲望が沸きだして直視できません
渚砂ちゃんなんて手を繋いで眠るくらいしか価値のないノンケ女だと思っていましたわ
渚砂ちゃんさえ居れば私は・・・ 渚砂ちゃぁん、渚砂ちゃぁぁん」
383名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 19:21:19 ID:tDGAMOiH
>>378
パーシヴァルを股にはさんでオナ(ry
ってこと?
384名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 21:32:29 ID:O+b1vGnJ
静渚 玉渚 長編マダ-!!
385名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 23:52:22 ID:0vKbCet3
>>379
原作だと千華留会長は天音さんじゃなくて天音ちゃんって呼んでなかったっけ?
386鳳天音の憤慨(3):2006/06/15(木) 02:03:20 ID:E9wbRCev
「きゃぁっ」
千華留の手を掴み、力任せにベッドの上に引きずり倒す。その勢いで千華留の体にのしか
かると、頭の向こうに少女の両手をまとめて動けないよう右手で拘束する。
「天音!やめっ…!?」
叫ばれるとまずい。声を口でふさぎ、素早く舌を口内に侵入させる。そのまま千華留の舌
を絡め捕る。
「くぅ…うぅ……っ」
千華留が空気を求めてくぐもった声を出すのに構わず、空いた左手をスカートの中に侵入
させる。ショーツの中に指を滑り込ませ、股のワレメを上下に愛撫する。
「…っ!?……!!」
痛みで千華留の瞳が大きく開かれる。それと同時に足をばたつかせて必死の抵抗を始めた。
うるさい。

パァァンッ!

部屋に乾いた音が反響した。天音は千華留の様子を観察する。
瞳孔は恐怖の表情をたたえて開かれたままだ。そしてそこから赤くなった頬に涙の筋が通
っている。細い手足はだらりと投げ出され、ただ華奢な肩がカタカタと震えていた。
天音は抵抗をやめた千華留のからだに満足し、再び行為を開始する。
―ただ、この女を犯したい、汚したい―

自分が穢されているのをわからせるためにわざと手荒な手つきで制服を脱がせていく。
ブラを剥ぎ取り、豊かな丘を手で揉みしだく。頂上の果実を口に含む。
「あ…あぁ……」
「レイプされてるのに感じてるの?淫乱だね」
千華留が吐いているのは嬌声ではなく、刺激に対してうめき声を上げているだけだとわか
ってはいたが、罵声や嘲りをやめることはしない。天音は慕っている少女を穢しているの
だという背徳感に完全に陶酔しきっていた。
「どうしてっ、こんなことするのよっ」
「声にもあだがでてきたじゃないか」
千華留の必死の詰問にも取り合わずに、天音は鎖骨のラインに手を滑らし、首筋に噛み付
く様にキスをする。そして少女の反応にそろそろだと思ったのか、右手を再び秘部へと伸
ばし、中指を奥へと進める。望まぬにしても執拗な愛撫がそうさせたのか、蜜つぼの中は
潤っていた。
「これならもう大丈夫だね」
「っ!」
天音の言っている意味を悟って千華留の体がこわばる。
「やめてっ、やめてぇっ」
涙を流し、むせびながら哀願する。
しかし天音は指を鉤に曲げ、
そのまま掻き混ぜた。

「ああああああああぁぁーーーーーーーーーっ!」

387386:2006/06/15(木) 02:06:55 ID:E9wbRCev
間違いについてはスマソ
読み込みが足りなかった orz

388名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 02:32:03 ID:xn90hgJS
原作小説では天音ちゃんと呼んでるし、
小説版では千華留の学年は書いてない
(漫画版は5年生となっている)
から天音より年上の6年生?と
思い込んでしまったのかと。
389名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 05:12:41 ID:TjZX1lt/
小説でも5年A組と作中で紹介がある
何故かキャラクター紹介では明記されてないがね
390本スレに誤爆した事に今頃気づいたorz:2006/06/15(木) 13:52:44 ID:79UMZzNI
だれもいない校舎のなかトイレにふたりで入る千華留と絆奈
1つめのドアに近づいたとたん千華留は絆奈の腕をぐんと引き個室へ入りドアをしめる
入ったとたん千華留の目が表情が千華留様から千華留になる
絆奈をかべに強引におしつけする深いキス
「きずなっはやく…」一気にパンツをおろし足から抜く
しゃがんだ絆奈うれしそうに、「エー、ひとりですればいいじゃんwひとりじゃダメなの?」スカートの上からおしりをなでる
「やだよ…絆奈が…いい…」顔を上気させて見つめる瞳
「エヘヘ…千華留さま…ちゃんともっててねw」
「うん…」言う通りにスカートの裾を持ち上げたとたん絆奈がすいつく
「あぁぁーーーーーっ」




って檸檬たんの同人にかいてあった
391名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 19:44:19 ID:n6888kG/
>>386さん
>「声にもあだがでてきたじゃないか」
ひょっとして「艶(つや)」の間違い?
392名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 21:42:39 ID:JzWM6kko
>>390
飲尿イイ!(;´Д`)ハァハァ
393名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 02:49:46 ID:ZeRrg42U
本編でもル・リムフラグこねーかなー
394名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 21:05:28 ID:r7gcZJ5M
艶やかの「あで」と間違えたのか?
それはそうと
「あの、千華留お姉さまも、王子様の事が好きなのですか?」
「私は、そうね…
お人形さんみたいに可愛らしい
絆奈みたいな子となら
出てみようかしら?」
「え…?」
「…クスクス、可愛いわ、絆奈…。」
スピカのプリンス、
天音ちゃんが参戦すると聞いて
諦めかけてたけれど…
前のエトワール様が、転入生の子…
渚砂ちゃんだったかしら?
と参戦するだなんて仰るんだもの。
大混戦になりそう…
クスクス、感謝したいくらいだわ。
「あの、千華留お姉さま…?」
…という妄想をしてた矢先だったため
G′sマガジンの7月号の連載分にびっくりした件。
395名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 23:59:41 ID:ODQU2L9j
桃実と要で一本書いて欲しい
396名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 00:23:19 ID:pOcmts7x
千華留×渚砂をお一つ…アニメでは良い雰囲気なので。
397名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 09:52:56 ID:aRKnsbtC
保守アゲ
398名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 12:23:20 ID:U1UV/9bJ
遺作さん&臭作さんにいちご舎のメスガキどもを犯して欲しい。男の味をたっぷりと教え込んで欲しい。
399名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 12:35:08 ID:emW1QZJd
渚玉か桃要マダー?
400名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 13:38:22 ID:QmkAvI4j
ありえなくても
需要が皆無でも
いいじゃない
モーソーだから
        みつを
401名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 13:38:55 ID:QmkAvI4j
ル・リム校舎にある奥まった会議室、片隅の壁際で私は彼女を抱きしめる。
滅多に使われることないこの部屋を、生徒会長の役得で午後だけ借り上げた。
薄いカーテン越し射し込む西日が、彼女の華奢な造形を金色に縁取っている。
そっと指を絡めて、彼女に顔を寄せた。

触れた唇は彼女そのままに繊細で、それでいてしなやかに私を煽る。
彼女の輪郭をなぞるように唇を動かすと、擦れた部分から甘い刺激が拡がる。
もう少し味わっていたかったけれど、彼女の小さな舌が私の唇の合わせをノック
するから、薄く開いて彼女を招き入れた。
私の口内を泳ぐ彼女の舌。少し遊ばせてあげた後に、私の舌でやさしく絡め捕る。
縁をやわらかく舌先で撫でて、軽く歯を立てたら、ん・・・、彼女の声が甘く響く。
この声が、好き。
先に声をたてたのが悔しかったのか、少し熱を帯びた彼女の舌と動き。
私の気持ち良いところを懸命に刺激する。ふふ、上手よ。
そんな負けず嫌いなところも、好き。
あんまり可愛いから、焦らしてあげたくなるの。
例えば、不意に顔を引いて、唇を離してみたり。
彼女の顎が少しだけ私の唇を追いかけて、そしてすぐに諦めた。

繋がれた指はまだそのまま。良かった、怒ってはいないみたい。
「千華留は・・・いじわるね。」
彼女の言葉は私の唇に当たって跳ね返る。
そんな至近で見つめ合う。
彼女の唇が濡れて光っている。それは、私のせい。
彼女の瞳が揺れて潤んでいる。それも、私のせい。
彼女の頬が欲に染まっている。それが、私のせいなら。頂戴。深雪。
402名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 13:39:38 ID:QmkAvI4j
「キスの続き、したい?」
「・・・・・・ばか。」
プイと横を向いた彼女は、だけどそのために白い頚筋を私の前に差し出している
ことに気付いていない。
だから私は不意打ちで、もちろんそれを奪う。
キスを落として。そのままトクトクと脈打つ彼女の律動を舌先で楽しむ。
唇ごと薄く滑らせて、彼女の頚の腱をゆっくりと辿っていく。
終着となる耳の辺り、鼻先で髪を掻き分けて耳の後ろに口付ける。吸い上げる。
唇と舌で悪戯を仕掛ける耳の内郭に、わざと吐息を含ませた声で、深雪?
囁いてみる。
ピクンと揺れた彼女。顎のラインで綺麗に揃えた彼女の髪が、私の頬に踊る。

彼女の両手が私の肩にしがみついた。
腕をまわして彼女の腰をしっかりと抱きとめる。やわらかく抱きしめる。
「立ったままではつらい?」
「そんなこと、ない。」
強がるひと。私をゾクゾクさせる。
そっと襟足に指先を忍び込ませてやさしく掻きあげると、さらさらと指の隙間
から零れ落ちていく彼女の真直ぐな髪。
何度でも絡ませる。そのたびに零れていく。
この髪が今よりもずっと長かった頃、こうして彼女に触れていたのは──
──あの人だったのだろう。
403名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 13:40:31 ID:QmkAvI4j
1つ年下の私が初めて彼女を「深雪」と呼んだ時、束の間彼女が眉を顰めたのを
覚えている。
上下の関係に厳しいミアトルのこと、慣れていなかっただけと彼女はすぐに取り
繕ったけれど、私は知っていた。凛として誇り高いこのミアトルの生徒会長を
名前だけで呼べる人は、学内に一人しかいない。私の呼び声が、彼女の脳裏に
その人を呼び醒ますことを、私は知っていた。
だから私は。
「深雪。ねえ、深雪は知っていて?」わざと彼女の名前を繰り返した。
「深雪の怒った顔が、とても綺麗。」わざと音を立てて肩口にキスをした。
彼女はひとつ溜め息をついて、それきり何も言わなかった。
そして、私の裸の肩にそっともたれてきた。
私と彼女と、二人だけの間の呼び名。
誰に気付かせるつもりもない。
私の立場と、彼女の立場と。彼女の思いと、──私の思いと。


私たちは二人の共犯者のように濃密な時間をひっそりと紡ぎ合う。


「こっちに来て。」
彼女の手をひいて私と体を入れ替える。
彼女がそう言うのだから、立ったままでいてもらおう。ふふ。だけど私は親切
だから、せめて壁際をあなたに譲ってあげる。
壁に背中をもたせかけて少し楽になったのか、彼女が小さく息を吐いた。
その吐息を引き取って彼女の胸元、モスグリーンのタイを静かにほどく。
ボタンに伸びる私の指先に、彼女の手がゆるく絡んだ。
「誰か、来たら困る。」
「誰も、来ないわ。」
 鍵をかけたもの。
「ここで・・・するの?」
「ここで、しましょう?」
いや?と彼女を伺う。本当はもうわかっているのだけれど。
彼女の濡れた瞳が微かに色を帯びて、だけど羞恥との狭間でゆらゆら揺れる。
じっと見つめる私の視線と交わった時、その目が伏せられて、かわりに彼女の
両腕が私の背中にまわされた。
404名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 13:41:42 ID:QmkAvI4j
六条さんを幸せにしてあげられる立ち位置の人はこの人しか思い付けなかった。
でも結局ビミョーw

小説(もどき)を初めて書いたけど、こんなにしんどいものだったとは。
ここで完結してもそれはそれで有りかな、と現在ヘタレ中。
405名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 13:51:29 ID:JinZKwm6
千華留×深雪GJ!!
406名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 14:29:26 ID:IQqr0WZR
続くなら是非続きを!
407名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 19:58:35 ID:yWqDfynX
うぅ千華留は絆奈の・・・でもGJw
408名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 12:32:26 ID:BjREPPoB
>>404
冬森さんを忘れちゃいけません
409名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 21:26:02 ID:2Zi8HV8x
>>405-408
レスありがとうございます。バクバクの初うpだったの死ぬほど嬉しいです。
絆奈ちゃん許して。冬森さん・・・忘れてた(うそ)  そして許してください。


へたりました。 ── 完 ──
410名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 21:31:55 ID:HhjI7E+f
ちょwwwwマテヤwwww


仕方ないので適当なの書く
誰と誰のCPがイイ?
411名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 21:46:30 ID:7yhJydUj
夜々と光莉か玉青と渚砂
412名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 21:54:47 ID:YatNx722
俺もそれしか興味茄子
413名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 22:21:57 ID:6FjD4ABh
>>411の組み合わせに賛同
414名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 22:55:52 ID:2eOJ0zbi
渚砂にエロいことしようとする玉青が千代を怒って蹴散らして、
傷心の千代をからかって夜々におしおきされる蕾を尻目に光莉に愛でられる千代。そしてその一部始終を監視してた千華留率いる秘密部。

こんな話を書きたい・・・。
415名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 23:51:50 ID:TX2iRvQ3
ありそうでない天音×光莉キボン
416名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 00:05:28 ID:c36XfQj2
>>410
ラブラブな夜々×光莉が見たい
417名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 11:10:19 ID:4wvhSIEY
>>415
俺もミタス
418名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 13:25:45 ID:A2vaj5ed
ちょっとダークな感じの渚砂×玉青を書いたんだけどいる?
静間様がちょっとって言うか相当悪役になってるんだけど
それとエロ分は少なめで
419名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 13:28:58 ID:WdT/1Z/C
今から早速うpだ!
420名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 13:36:59 ID:K8yb4jCC
うーpうーpうpうpうp!
421名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 13:42:41 ID:A2vaj5ed
バイトの面接行ってくるので帰ったら即うpします
相当暗い(黒い)話なので御了承を…
422名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 14:34:19 ID:A2vaj5ed
帰りました。とりあえずうpの前に注意書きを今一度

・暗い話で原作の観念を崩している恐れがあります
・静間様が相当悪役です。ファンの方は要注意
・エロが薄かったり中略されてるのは作者の想像力不足です
423名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 14:37:01 ID:A2vaj5ed
最近、玉青は渚砂の様子が明らかにおかしいことが気になっていた。
頬は赤く染まり、目は焦点が合っていなくてぼんやりしている。
たまにこの状態で口を開くと「静間様ぁ…」ばかり。玉青が心配そうに話し掛けても上の空だった。
その異常は、特に静間とのデートから帰ってきた時に顕著に見られた。
ある日玉青は、意を決して二人を尾行することにした。
しかし、それを見抜けない静間でもなく、玉青はあっさりと見つかってしまう。

「貴方は確か…涼水玉青ちゃん…だったかしら?渚砂、この子は何なの?」
静間に質問されると、渚砂は例の虚ろな表情で答える。
「あぁ、玉青ちゃんはねぇ…変態なんです」
「なっ…!?」
「毎晩毎晩隠し撮りした渚砂の声で自分を慰めてるんですよ」
玉青は驚愕した。まさか知られているとは思わなかったからだ。
「そう…とんだ変態さんねぇ…」
「な、渚砂ちゃん!私…私は…!」
「いいわよ、玉青ちゃん。そんなに渚砂の可愛い声が聞きたいならいくらでも聞かせてあげる…」
そう言って静間が指をパチンと鳴らすと、深雪が音もなく現れる。
「えっ?」
「深雪、私の部屋へ連れてきなさい」
「なっ…六条様!離してッ!」
静間に言われると、深雪はコクっと頷き、玉青を捕まえる。渚砂と同じ表情だった。
424名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 14:38:16 ID:A2vaj5ed
静間の部屋。玉青は両手足を縛られ、猿轡をされていた。
「ふふっ…私と渚砂の仲がいいところ…たっぷりと見せてあげましょ」
「(渚砂ちゃん…私の渚砂ちゃんが…ッ!)」
大好きな渚砂が汚されるところを見たくない玉青は目を閉じようとするが、
静間に命令された深雪の手によって無理矢理目を開かされ、否応無しに見てしまう。

(Hシーン中略)

「(はぁ…はぁ…)」
数回の行為を見た玉青は、自らの意に反して興奮してしまい、秘部が濡れてしまう。
「あら、はしたない子ね。渚砂、綺麗にしてあげなさい」
「はい、静間様…」
言われるままに渚砂は一歩前へ出ると、静間がそれを制した。
「冗談よ…私の可愛い渚砂に、そんなことさせるわけないじゃない…」
静間は玉青を見下すと、微笑みを浮かべる。
「私がしてあげる。渚砂も玉青ちゃんの痴態をよく見てるのよ」
そう言うと静間は玉青の秘部に顔を近づけ、舌を這わせる。
「(はぁっ…み、見ないで…渚砂…ちゃん…!)」
静間の舌使いは極上で、玉青はすぐに達しそうになってしまう。しかし…
「はい、おしまい」
玉青が達するかどうかというところで寸止め。舌を遠ざける。
「気分はどう?玉青ちゃん…」
心底楽しそうに…そんな感じで静間は玉青の猿轡を外す。
「何とか言ってみなさいよ?」
しかし、次の瞬間に静間の顔が歪む。
「……ッ!?」
玉青が静間の顔に唾を吐き掛けたのだった。
「こんなことしても、無駄なのに…」
険しい表情も一瞬だけ、すぐに静間は余裕の表情になる。
「渚砂、舐めなさい。綺麗にしてちょうだい」
「はい、静間様」
「あっ…ダメですわ、渚砂ちゃんッ!?」
思わず目を閉じようとする玉青だが…
「深雪、玉青ちゃんに私達のことを見せてあげなさい」
先程の行為の最中と同じように、玉青の目を無理矢理開かせる。
425名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 14:39:10 ID:A2vaj5ed
「悔しい?玉青ちゃん、貴方が絶対に手にはいらないものを、私は持っているのよ…」
「はぁ…なぎ…さ…ちゃん…渚砂ちゃん…渚砂ちゃぁん!」
まるで壊れたレコードのように繰り返し叫び続ける玉青。
静間は最初の方こそ優越感に浸っていたが、次第に鬱陶しく思えてくる。
「黙れ雌犬」
一度行為を中断し、玉青に近づいて威圧する静間。
「自分で惨めだと思わないの?玉青ちゃん…」
続け様に玉青に罵倒の言葉を浴びせる静間。
「貴方は薄汚い雌犬なのよ。そこで一人で自慰でもしてるのがお似合いだわ」
「…………静間様」
玉青はしばらく黙っていたが、ようやく口を開く。
「私は…哀れな雌犬です…」
目には涙を溜め込み、言葉を絞りだす玉青。
「負け犬は犬らしく身を引きます…だから…お願いを…一つだけ聞いていただけませんか?」
「何かしら?」
「直接じゃなくていいんです…渚砂ちゃんと口付けをしたその唇で私に…口付けを…」
「ふふっ…かまわなくてよ。その代わり…」
言いながら静間は玉青の両手足を縛っていたロープを解く。
「貴方から奪いにきなさい」
自分の唇を指差す静間。それは玉青にとっても屈辱的な行為だった。
「はい、いきます…」
しかし、この時の静間はまだ気付いていなかった。自らが犯した過ちに。
そして、玉青の目からまだ輝きが失われていないことに。
「えっ?」
玉青は静間に猛然と駆け寄り、喉に噛み付く。静間に反応の余地はない。
「なっ…がぁっ…!」
その喉からは大量の血が流れ、声帯の機能は失われていた。
渚砂と深雪は言わば静間の操り人形のような状態。彼女の命令に背くことはないが、
逆に言えば命令されなければ何もしない。先程からずっとそうだった。
玉青はそれを見抜いていて、この最初で最後の好機を見逃さなかった。
「だから言ったでしょう静間様。犬らしくって…」
声を潰された静間は、大量の出血によって意識を失う。
「さっ、渚砂ちゃん…いきましょう…」
倒れた静間と、茫然と立ち尽くす深雪を尻目に玉青は渚砂を連れて部屋を後にした。
426名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 14:40:01 ID:A2vaj5ed
「玉青…ちゃん…私…何を…?」
「何も言わなくていいんです。渚砂ちゃんは…悪い夢を見ていただけなんですから…」
半ば放心状態の渚砂を背負い、玉青はアストラエアの丘を降っていた。
「渚砂ちゃん…どこか…どこか遠くで、二人っきりで暮らしましょう」
もはや聖ミアトル女学園にも、いちご舎にも戻ることはないだろう。
光莉や夜々、千華留達には別れの挨拶も済ませてきた。
そして千華留にだけは事情もきちんと話した。
427名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 14:41:08 ID:A2vaj5ed
「玉青ちゃ〜ん、紅茶が入ったよぉ!」
あれから数ヵ月後、渚砂と玉青はある山奥の閉ざされた村で隠居生活をしている。
渚砂も、玉青の献身的なケアにより以前の元気を取り戻していた。
ただ、静間のことだけはぽっかりと穴が開いたかのように忘れていた。
「玉青ちゃんが、よく渚砂にいれてくれた紅茶には全然かなわないけど…」
照れ臭そうにする渚砂。玉青はカップを受け取り、口にする。
「(ええ、確かにこれは…)」
渚砂のいれた紅茶は飲めない程ではないが、確かに美味しいとは言い難かった。
「でも、今はこの味が最高ですね…」
「よかったぁ!」
渚砂の笑顔。それは玉青にとってどんな紅茶よりも美味で価値のあるものだ。
「あっ、そうだ。玉青ちゃん、これ…」
紅茶を飲んでいる玉青に渚砂は『涼水玉青様』と書かれた封筒を渡す。
「今朝ポストに入ってたんだよ」
差出人不明の封筒。恐らく中身は手紙のようだが…
「千華留様でしょうか?」
この住所を知らせたのは光莉や夜々、千華留に千代といった当時親しかった友人達だけだった。
「…………!?」
封を切って手紙を読んだ玉青は驚きのあまりその場に崩れ落ちる。
「わっ、どうしちゃったの?玉青ちゃん!?」
渚砂が駆け寄ると、玉青は慌てて手紙をポケットの中に突っ込んだ。
そして、渚砂の手を取って立ち上がると唐突に彼女を抱きしめる。
「玉青…ちゃん?」
「渚砂ちゃん!渚砂ちゃんは絶対に私が守りますから!だから…」
「えっと…あ、ありがと…玉青ちゃん」
突然のことだったので渚砂は少し困惑する。
「だから…だから!ずっと、ずっと一緒ですよ!渚砂ちゃん!」
そう心に誓った玉青。手紙に書かれていたもの…それは…

『逃がさない…貴方だけは…』

すっかり渇き切っていたが、明らかに血だとわかるそれで…

〜NEVER END〜
428名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 14:44:20 ID:A2vaj5ed
ごめんなさい静間様ファンの方マジでごめんなさい
あと玉青ちゃんファンの方もごめんなさい
429名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 15:27:24 ID:EOdTiM2p
乙です。
黒いのもまた一興だと思います。
430名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 17:26:13 ID:6xOry87A
>>427のその後

;;;;;;;;:::::::::                         /lヽ     
;;;:::                         / ,l;ヽ.   / lヽ
;:::                           /   l.:;ヽ.  /  l;ヽ
                            /   "' l::;;;ヽ./ ,,_ l.:;ヽ
               /ヾ       /     " '''-'    l.::;;ヽ、
            /;、    /;;..ヾ      /             ...:::;;;;、
          ./;;..ヾ,  /;;:.. ヾ     l    l           ...::::;;;;゙、
        /;;;:. ヾ /;;;::.   ヾ    ゙、  ト- /       ...::::;;;;;;l
        /;;;::.   ヾ      \    \ l/          .:::::;;;/
      /;;;;:::..             ゙、'' " ̄ /          ..:::;/
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      ゙、;;;;;::::....   l                   ,,‐'   ..:::;;;;;l
       ヾ;;;;;::..    '、              ,,、-‐''    ...:::;;;;;l
        "i'l''i"ik;''ij"i'ェ - 、 _    ,,..-‐'''"        ...:::;;;;;l
                    " ̄  l            ..::::;;;;;l
                                           :::;
                                         ::::;;;;;;;
                               :::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;
不様な姿ね…玉青ちゃん……これで渚砂ちゃんは永遠に私のモノよ……
431名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 18:04:38 ID:A0sMnEyn
>>430
右の奴の目の位置がキモくないか
432名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 19:17:28 ID:8tSNq5Lq
GJ!
怖かったが…かなり面白かった!
こういうのもいいなぁ…
433名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 19:55:54 ID:8tSNq5Lq
今更だが書き忘れたことがあったのを思い出した
>>428、頑張って空白の数ヶ月にエロワール様サイドに何があったのか書いてみないか?
何故、エロワール様が二人の居場所を掴めたのか、
玉青に倒された後からどんな話があったのか…そう考えたら楽しみでな…
やってみてくれよ!すいません見てみたいのでどうか書いてみて下さいお願いします
434名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 20:24:49 ID:VbnnFkBY
「でも、今はこの味が最高ですね…」
どこかで見たようなセリフだけど、なんかいいね。
435名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 20:43:07 ID:A2vaj5ed
皆さんありがとうございます
内容が内容だけに引かれるかとも思ったのですがレス頂けて幸いです

>>433
その部分は構想がまったく出来てない空白部分ですので…
何かいい話が思いつくようなら書き起こしてみたいと思います
でもその部分補完するとしたらまた静間様が悪役に…
途中で力尽きたらごめんなさい

>>434
ら、ライブアライブのSF編なんて知らねーですよ?
436名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 20:51:13 ID:BHQ4/6/c
次回作では「静馬」さまにして頂いた方がよろしいのではないかと
437名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 21:07:09 ID:A2vaj5ed
ごめんなさい何の違和感もなく静間様で覚えてました
名前の間違いには気を付けます
438名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 21:58:42 ID:S8x0uAOm
「静間」なので問題なく読めたが
439名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 23:05:56 ID:d6bh/lmj
わざとじゃなかったんだ
440名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 23:42:15 ID:pywLma7p
青沼・・・
441名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 02:08:01 ID:Sjhm6Z+S
佐清…
442名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 02:42:40 ID:gnMlJdgu
>>440-441
千華留お姉さま、事件です!!
443名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:17:51 ID:C+HVSjeb
漏れもマイナー専門だが陸受けてみようage
444名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:21:09 ID:GZ/993nU
>>443
天音×光莉タンで是非お願いしまする(;´Д`)ハァハァ
445名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:48:33 ID:In7jIua8
onajiku!
446名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 01:12:59 ID:qAvL2PGO
コソーリ天音×光莉書いてたりする我。でも載せるかどうかは微妙な感じwww
他の人の見たいな〜
447名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 07:53:04 ID:HJeDQwy8
静魔×渚砂×玉青をお願いします。
448名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 15:19:46 ID:LawyG13j
>>447
静"魔"様に吹いたw
ところで、今週のラジオ聴いたけど
あのCMって
いよいよDVDが発売されます
って意味…?
20日時点ではまだのはずだし。
449名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 16:17:44 ID:BF3vp6EG
スレ違い
450名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 04:27:52 ID:strU45Df
上司が出張だったんで桃要を書いてみました。
ガチで素人初書きですが、載っけて支障ないでしょうか?
451名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 07:27:32 ID:0Q40Ewgb
>>450
むしろ載せてくださいませ(;´Д`)人
452名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 08:04:27 ID:bPmnq8er
>>450
さぁ早くハアハア
453名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 09:24:16 ID:strU45Df
>>451>>452氏 ご満足頂けるか甚だ心もとないですが・・・・
「短め」「エロあっさり」に分類されるものかと思います。



スピカ女学院の屋上。
午後の穏やかな太陽の下、二人の生徒が確認できる。


「あそこまでするつもりは無かったんだ・・・・」

気弱につぶやくと、切れ長の目を馬場の方にぼんやりと向ける。
「ナイフのよう」「睨まれたい」とフェティッシュな人気を誇る
剣城要の瞳は今日はナマクラ状態だ。

「『プレイボーイのプライド破損中』ってとこかしら」
傍らにちょこんと座り、クスクスと笑いながら茶々を入れるのは鬼屋敷桃実。
「要を落ち込ませるなんて、あの子やるわね」

「・・・『ボーイ』はないだろ」
一応乙女だ。失敬な。
要のエンジンがかかる。からかわれたりプライドを傷つけられると、
必要以上に闘気を燃え立たせ暴走する要。
自信家だけど案外もろい。桃実はそんな要の操縦法を心得ていた。

「!!・・・っぐ・・むむ・・」
桃美の口が要にふさがれる。唐突で乱暴でサディスティックなキス。
今日の桃実が求めていたものだ。焚き付け成功。

「小生意気な口。お仕置きだ!」
更に強引に桃実の口を犯す。要の舌が口内を這い回り、お互いの舌が
溶け合う感触が心地よい。
「要・・・」
桃実のとろんとした目が要を見つめる。口の端から唾液が滴り、惚けたような桃実の姿。
「桃実・・!桃実ぃ・・・」
三度目のキスと共に桃実の体を押し倒した要は、憑かれたように頬・額・首筋に激しい口付けの雨を降らす。
左手はやわらかい髪をまさぐり、右手は豊かで柔らな双丘や白い太腿を責める。
「はぁっ・あ・・かなめ・・・」
スピカホワイトと称えられるエレガントな制服が所々はだけ、何ともいえない淫靡さを醸し出す。
「いい眺めだ、桃実。もっと乱れるといい」
ナマクラから完全に復活したナイフの瞳で桃実を視姦する。桃実は身体を這い回る鋭い疼きに否応無く
マゾヒスティックな感覚が沸きあがるのを感じた。今まで何人のスピカの乙女がこの瞳に切り裂かれたことか・・・・
「やっ・・・服が・・・要、お願い、ね・・・」
桃実の懇願を入れ、着乱れた姿を名残を残しとは思いつつ、制服を取り去る。
興奮に赤みががった桃実の白い肢体が陽光に晒され、別のベクトルの興奮が要を襲う。熱い。
要も自らの制服を脱ぎ去った。

454名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 09:32:53 ID:strU45Df
「あぁっ・・・桃美・・・柔らか・・い」
「要も・・・気持ちいぃ・・もっと強く・・・抱いて」
白く柔らかい桃美の体と、引き締まった要の体は触れ合うことで共鳴し合い、
二人の思考を陶然のうちに奪い去った。
要が桃実の太腿を撫で回す。桃実が要の乳房を舐め上げる。
要の囁きにに桃実が歓喜の溜息を漏らせば、桃実の愛撫に要がたまらず鳴き声を上げる。
ただ痺れるような感応だけが二人をつき動かしていた。果てもない交歓の宴。

「桃実」
それだけで通じた。互いの秘唇を合わせ、その感触を味わう。
「んっ・・・!!ふあぁっ・・・!か・・要ぇ!」
「くぅっ・・素敵だよ桃実!もっと・・・」
脳から突き上げる快楽に身を任せ、激しく動きを加速させる。
「あっ!ああ!要!かなめ!――!!!」
「桃実!――!!!」
クライマックスを迎えた嬌声が一際高く天に昇り、呼応するように身体も一緒に舞い上がる――――


「・・・ありがと・・・桃実」
すべてが終わったあと、ポツリと要はつぶやいた。
「どうしたの?らしくない」
「桃実は蜘蛛の糸だ。私を引っ張り揚げてくれる。私ってね、一寸の事で時々ダメになるから・・・」
「あらあら、蜜蜂に蜘蛛。要って将来は昆虫博士かしら」
「人の本気を茶化すなって!」
ナイフの目で桃実を睨んで嗜める。
「はいはい未来のエトワール様」
「・・・・全然、効いてないよ・・・」

しょうがない。鞘にしまうとしよう。
要は優しげな目つきで桃実を見つめ直した。



文章を書くってホント大変ですね。仕事より大変w
偉大なる先代の小説書き様達には頭が下がります。○| ̄|_
455名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 13:13:25 ID:0Q40Ewgb
>>454
GJ!結構本格的なエロSSッスね
要タン良いッスよね〜
456名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 18:51:50 ID:VZB8anu/
>>454
いい!いいよ!こういうのもいい!
何だか二人の仲が凄くあったかい感じがしていいとオモタよ

…ま、またいつかSS書かないと許さないんだからね!
45737:2006/06/24(土) 21:57:15 ID:QBAj+C/B
お久しぶりです、>>37です。
少し来ない間にこんなにも素敵SSが…どれも美味しく頂かせてもらいました。皆さんGJ!!
お目汚しになるかも知れませんが自分も久々にSS投下。
原作ベースの玉青×渚砂です。アニメ版とは微妙に設定や口調等が違うのでご了承ください。

雨の休日


「お帰りなさい、渚砂ちゃん。」
渚砂が部屋に戻ってくると、そこにはタオルを手にして待っていた玉青がいた。
「ただいま〜、玉青ちゃん。」
「やっぱり濡れて帰ってきたのね。」
「ふえ〜、だっていきなり振ってくるから〜。」
玉青に頭を拭いてもらいながら、渚砂は弱りきった声を出す。
「この時季は、天気が変わりやすいからね…」
「うう、折角のお休みなのにお使いを頼まれて、しかもきっちり雨に降られるなんて…私って、運が悪いのかなぁ。」
しょげかえる渚砂の肩をそっと抱いて、玉青は笑顔で言う。
「そんなに落ち込まないで。渚砂ちゃんのそういうところも、私は好きよ。」
「…フォローになってないよ、玉青ちゃん…」
玉青の言葉に、渚砂はため息をつきながら言う。
と、そこで渚砂は、初めて自分が先程から玉青に抱きしめられている事に気付いた。
「た、玉青ちゃん、そろそろ離して…」
「駄目よ。渚砂ちゃん、雨に打たれて身体冷えてるでしょう?私が温めてあげます…」
玉青はそう言いながら、渚砂の服を脱がせていく。
「あっ、玉青ちゃん、恥ずかしいよ…」
「あら、一緒にお風呂にまで入った中じゃない。今更恥ずかしがる事なんて無いでしょう?」
「で、でも…」
渚砂が戸惑っている間に、玉青は渚砂のブラジャーを外し、胸の膨らみをゆっくりと揉み始めた。
「あっ、た、玉青ちゃん…」
「ふふっ、渚砂ちゃんの胸、柔らかくて気持ちいい…」
玉青は、渚砂の胸に顔を埋めながら、そこに強く唇を押し当てた。
「ひゃっ…ああ…ん…」
自分の口から、思わぬ艶を帯びた喘ぎが漏れて、渚砂は思わず自分で自分の口を抑えてしまった。
「渚砂ちゃん、可愛い…」
玉青は微笑んでそういうと、渚砂をベッドの上に押し倒し、渚砂の唇に自分の唇を押し当てた。
45837:2006/06/24(土) 21:58:04 ID:QBAj+C/B
「んっ…ふうっ…!」
渚砂の口から、苦しそうな喘ぎ声が漏れる。玉青の舌は既に渚砂の舌に絡まり、口内を犯していた。
玉青とは何度かこの“大人の口づけ”を交わしてきたが、未だに渚砂が慣れることはない。しかし、そんな渚砂の初心な所が、どうしようもなく玉青を燃え上がらせる。
それに、玉青はわかっていた。渚砂の身体は、既に快楽を求め始めていることを。
「…あぁっ、玉青ちゃん、そこは、ダメぇっ…。」
「あら、そうかしら?こんなに濡れて、欲しがってるみたいだけど…」
玉青は、渚砂の秘密の部分に、下着の上からそっと指を這わす。
「んん…玉青、ちゃん、どうしていつも…こんな…」
「あら、渚砂ちゃんには何度も言ってるでしょう?私は渚砂ちゃんのことが大好きで、渚砂ちゃんのことを気持ちよくさせてあげたいだけなの…」
玉青は、優しく渚砂の耳元で囁いた。
「玉青…ちゃん…」
渚砂の頭は、霧がかかったかのようにぼんやりしていた。自らも服を脱いだ玉青が、自分の上に覆い被さって来る。渚砂は、その柔らかい身体を抱きしめた。
ああ、もう、この人になら何をされてもいい。そう思いながら…。
「…ひうっ!」
その時、渚砂の秘所に玉青の指が侵入してきた。
「渚砂ちゃんの中って、いつも熱くて…素敵…」
玉青は、渚砂の中に入れた指を感触を確かめるように、ゆっくりと動かしながら呟いた。
「あっ、玉青ちゃん、私…っ」
渚砂は、いつしか自分で快楽を求め、腰を動かしていた。
「まぁ、渚砂ちゃんったら、自分から…そんなに気持ちよくなりたいの?」
「あ、そ、そんな…」
「いいのよ、じゃあ、一緒に気持ちよくなりましょう…」
玉青は自分も下着を脱ぎ捨て、渚砂の秘所に自分の秘所をそっと重ね合わせた。
「あんっ…玉青ちゃん、何…するの…?」
しっとりと濡れた玉青の感触に身体をピクッと震わせながら、渚砂が問う。
「今から渚砂ちゃんに、女の子同士でも気持ちよくなれるって事、教えてあげる…」
玉青は、そのままゆっくりと腰を動かし始めた。
「ひゃあ…んっ…!」
敏感な部分が擦れ合って、渚砂と玉青の性感を高めていく。
「あっ、あ…たま、おちゃん、私、変になっちゃうよ…!」
「んっ…いいのよ、渚砂ちゃん…一緒に、変に、なりましょ……っっ!!」
渚砂の身体の震えを感じながら、玉青もまた絶頂を迎えた。
45937:2006/06/24(土) 22:00:56 ID:QBAj+C/B
「玉青ちゃん…体が重いよ…」
ぐったりとベッドに横たわりながら、渚砂が呟く。
「ごめんなさい、私ったら…渚砂ちゃんにはつい、無理をさせ過ぎちゃうみたい。」
玉青は、ほぅとため息をついて、隣に寝ている渚砂の体を抱きしめる
「今日は、一日中こうやってごろごろしてましょ、渚砂ちゃん。雨も止みそうにないことですしね。」」
「…うん」
玉青の香りと温もりに包まれて、渚砂はそっと目を閉じた。

〜Fin〜

以上です。
アニメも盛り上がってきてるしゲームも発売するし、ますますストパニが盛り上がることを期待してます。
460名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 02:22:31 ID:m2bnv0Uc
>>459
ゴーーーーーーーーーーーーーール!!!!!!!
激しくGJですよ!!
461名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 03:26:09 ID:sfbgNHxb
まだエロワール×渚砂はないのか…。
えぇい、我が書くしかないのか!?
462名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 04:33:33 ID:e12ylAdw
>>461
兄者たのむ(;´Д`)人
463名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 07:48:56 ID:8xzU8Xjr
>>461
俺からも頼む
464名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 12:54:36 ID:IiKxWjgb
>>461
よし任せたぞ
465名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 13:39:47 ID:lV/QF0gB
亀レス失礼。
>>455氏 >>456氏 お言葉頂き感謝です!

二人の性格かなり主観入ってて不安だったんですが、
載っけてヨカッタ。・゚・(ノД`)
466164:2006/06/25(日) 18:32:45 ID:22FT86wK
お邪魔じゃなかったら静馬×深雪、投下していいカナ。
467名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 18:41:37 ID:0a/LRUWk
さあ投下を始めるんだ
468名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 18:54:30 ID:JuucCKGb
投下投下!
469名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 18:58:03 ID:n6B7fgQQ
正座して待ってマツ
470名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 19:17:51 ID:RZcDUb63
等価交換でどうだ!
471名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 19:19:17 ID:22FT86wK
「深雪……。深雪」
嗚咽を堪えて振り向くと、ルームメイトの姿があった。
「こんなところで泣いていたのね」
「静馬……」
月光を浴びて銀に輝く髪をまとう佇まいが、天上の女神を思わせる。
美貌の同級生は私から廊下へ視線を流すことで、自室への帰還を私に促した。
「初めての寮生活…ホームシックになるのはわかるけど」
私の手を引いて歩みを進める静馬がいったん言葉を切った。
「寮で噂になってるわよ。廊下で泣き声が聞こえるって」
「ごめんなさい」
泣き顔を見られたくて部屋を抜け出したのが、思わぬ騒ぎを起こしていたようだ。
泣くにしても、もう部屋を出ることはできない。
いよいよ追いつめられた私を励ますように静馬が優しく声をかけた。
「謝らなくていいの」
自分を責めてしまいがちな私の性格を察した、静馬の言葉が嬉しかった。
「今日からは大丈夫」
「本当?」
「うん。私、頑張る……しっかりする。だって、静馬が来てくれたから」
私は静馬の優しさに応えなくてはならない。
決意を伝えるために握った静馬の手は柔らかく、温かかった。
「じゃあ、今夜から一緒のベッドで寝なくていいね」
「ダメッ!」
口にした後でしまった、と思ったけれど、今更引っ込みが付かない。
「しっかりするんでしょう」
「今晩だけ」
「じゃあ今晩までね」
明日からは一人で眠らなくてはならないという不安を、静馬の微笑みが忘れさせてくれた。
(この人の言葉に身を任せていれば大丈夫)
そう思わせる不思議な力が静馬には備わっているように思った。
(続)
472名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 19:21:45 ID:22FT86wK
私が一人で眠るようになって、数ヶ月が経った。
初めのうち、静馬は私が寝付くまでずっと起きて自分のベッドから私に目を向けていた。
「もう大丈夫。一人で眠れるわよ」
ある朝そう告げると、静馬は『そう』とひとこと言ったきり微かに充血した眼を私から反らした。
その夜からの静馬は私よりも先に規則正しい寝息をたてるようになって、
私たちはようやく互いの安眠が守られるようになった。けれど、それも長くは続かなかった。
今夜も私は、ベッドサイドに立つ静馬の存在に気付いてはいたものの眠っているフリを続ける。
「………………」
静馬が無言で私の胸に手を乗せた。
何事においても余人の先を行く静馬が、その種の行為に興味を持ち始めていることは私も気付いていた。
優しかった静馬の眼差しが時として、私の身体を品定めするように鋭く、冷たいものに変わってしまう。
私にはそれが何よりも恐ろしく、悲しいことだった。
「ダメよ」
目を閉じたまま短くたしなめると、静馬は熱いものに触れたかのように手を引っ込める。
いつもならそれで自分のベッドに戻るはずの静馬が、今夜は違っていた。
自らもベッドに昇って私に覆い被さる静馬のただならぬ気炎に圧倒されて、思わず声を上げた。
「イヤよ、やめてっ!」
藻掻き暴れる内に我知らず伸びた手が静馬の頬を打ってパンッと乾いた音が鳴ったとき、
私も静馬も動きを止めてしばらく呆然と互いを見つめた。
「……何がそんなに恐いの?」
気まずい沈黙を破ったのは静馬だった。
「いつまで仲良しのルームメイトのままでいろと言うの……? 私の気持ちを知ってて!」
珍しく声を荒げた静馬と向き合うのが辛くて、私は顔を覆った。
私がルームメイトから情人になったとして、それが二人の絆を高みに押しやるとは、
この時の私にはどうしても信じられなかった。
どうして今のままの二人で満足できないのか、気持ちの通わなくなった静馬を恨んだ。
473名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 19:30:17 ID:22FT86wK
「私が嫌いなの?」
「好きよ! 好きじゃなきゃ、こんな思いしない! でも、こんなのおかしいよ……。
 私たち、友達で……女の子同士で……うっ……ああっ……」
激情に翻弄されるあまり、言葉を紡ぐことができない。
とめどなく涙が溢れる瞳に静馬が顔を寄せて、唇で触れた。
「私がいっしょに翔んであげる」
静馬は私を連れて、情欲の乱気流の中へ飛び込もうとしている。
私を抱えてなお羽ばたこうとする静馬の翼の強さを信じることはできても、
モラルや常識と言った名の地表から離れることを私はまだ恐れていた。
逡巡する私のネグリジェのボタンを静馬は無言で外し始める。
「ダメよ……。私たち、もう……戻れなくなる…………」
最後の抗いの言葉は、初めての口づけで封じられた。

―――互いに生まれたままの姿になってベッドに倒れ込んだ後、
嵐が過ぎ去るのをじっと待つように、私は身を固くして静馬の愛撫を受け入れていた。
「どう……深雪?」
「よく、わからない……」
私は嘘を吐いた。静馬の濡れた唇が肌の上を這い回るたび、甘い悦びを逃すまいと
全身が敏感になっていくのがわかった。けれど、それを正直に口にすることは
禁忌を破って堕落していく自分を受け入れてしまうことに違いなかった。
この期に及んでまだ『被害者』でいようとする卑劣さに、私は自らの弱い心を責めた。
そんな私の内心を静馬の愛撫が暴き立てようとする。
私自身ですら知らない弱点を的確に探り当てて舌先や指でノックされるたび、
恥ずかしい声を上げそうになるのを唇を噛んで堪えた。
「素直になりなさい」
内股を何かが濡らす感覚が拡がる。私は初め、それはチロチロと秘所を舐めあげている
静馬の唾液だと思った。けれど、静馬の押しつけた唇がジュウッと音を立てて
私の秘所を吸い上げた時、その液体は私自身の中から溢れていることを察した。
もはや快楽を押し殺す意味を見出せなくなって、私は身も世もなく悦びの声を上げた。
(続)
474名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 19:45:51 ID:22FT86wK
「ああっ! ふああっ!!」
「そう。それで良いのよ」
「はあっ……はあっ……いいっ、気持ちいいっ」
静馬の舌先から秘所に伝わる快楽の波が伝播して、これまで我慢した
憂さを晴らすように悦びで全身をわななかせた。
「もう、大丈夫よね」
何のことかと静馬に目を向けると、両端を丸めた筒状の物体がその手に握られている。
その黒く太い物体がどう使われるのかを察して、私は顔面から血の気が引くのを感じた。
「うっ……くうぅっ……」
静馬が自らの秘所にその物体を埋め込んでいくのを止めたかったものの、
苦悶の中にも強い決意を宿した静馬の表情を、私は呆然と見つめることしかできない。
「はあっ……。さあ、いくわよ……」
静馬の白い太ももを赤い血が伝う光景に気をとられて、私は自分の運命のことを忘れていた。
「いやっ……いやあぁぁぁっ!!」
静馬は私の懇願に耳を貸さず、両腕を押さえ込んだ。動けなくなった私の濡れた秘所に
黒い筒の先端が充てられたかと思うと一息に突き立てられる。
稚拙な奏者が弾いたバイオリンのようにギイッとした音が自らの発した悲鳴だとは
気付く余裕もなく、身を引き裂くような苦痛に私は耐えるしかなかった。
声を出すことができない。息をすることすらできない。
身体の奥にじわりと温かい感覚が拡がるのを感じたとき、静馬が動いて
黒い筒がようやく私の身体の外に出された。自らの身体からも黒い筒を引き抜いた
静馬は前のめりに倒れて、私の耳の側で荒い息を何度もついた。
「ありがとう……。…………ごめんなさい」
そう言うと静馬は微かに嗚咽を漏らし始めた。
涙を流す静馬の姿を見たのは、後にも先にもこの時だけだった。
まだ身体に残る激痛は耐え難いものがあったものの、子供のように泣きじゃくる
静馬の姿を見ていると不思議と涙は出てこなかった。
涙の理由を問うわけにもいかず、手持ちぶさたになった私は静馬の銀色の髪をそっと撫でた。
闇の中に、静馬の嗚咽する声だけが静かに響いていった。
(続)
475名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 20:00:21 ID:22FT86wK
「何を考えていたの?」
「……昔のことよ」
―――静馬との情事の後は、5年前に初めて抱かれたときのことを思い出す。
私との行為で自信を得たのか、静馬が漁色に走るのに長い時間はかからなかった。
学年の上下を問わず、静馬は次々と手を伸ばしてはミアトルに咲く花を手折っていった。
そして、散らせた花を投げ捨てた日の夜は決まって私と肌を重ねた。
今夜もそうだった。
『最後には私のところへ帰ってきてくれる』
密かな優越感を得つつ安堵する一方で、傷ついた生徒達のことを思うと
後ろめたさで私の胸はキリキリと締め付けられた。
(私だけを好きでいてくれない、静馬が悪い)
静馬に罪を押しつけようとする私の弱さは5年前から少しも変わっていなかった。
「……でも、それももう、お終いよ」
「あら、どうして。もう私と寝るのは厭なの?」
「私じゃない。あなたが変わるのよ」
「……何を言ってるのか、わからないわ」
「蒼井渚砂」
その名を口にしたとき静馬の身体が僅かに硬直したのを、私は見逃さなかった。
「あの編入生には随分ご執心みたいじゃない」
「……ただの気まぐれよ」
身支度を整えた静馬が部屋を出て行くと、耳に痛い静寂が私の身を包んだ。
あの編入生を見つめる静馬の瞳が、静馬を見つめる下級生の瞳と同じ輝きを
宿していることに気付いたとき、諦めにも似た寂寥感が私を打ちのめした。
閉鎖的なミアトルに新しい風を吹き込んだ彼女に夢中になっていることを
静馬自身が気付いていないのは、いっそ滑稽なことだった。
静馬の想いが蒼井渚砂に通じることになれば、静馬も無闇に花を手折ることはしなくなるだろう。
そして、そうなれば……。
(もう、静馬と寝ることも無いわね)
一人残された部屋で、私は少しだけ泣いた。
(了)
476名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 20:02:04 ID:IiKxWjgb
GJ!ああ深雪さま切ないよ
477名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 20:09:05 ID:22FT86wK
おしまいです。暗い上にエロも控えめで申し訳ないです。
六条会長は何かと苦労していそうなので、次があれば幸せにしてあげたいです。
読んでくれた皆さん、ありがとうございました。
478名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 20:13:54 ID:qjEST0a+
GJです! 
ぜひ次をあらせて六条さんを幸せにしてあげてください!
479477:2006/06/25(日) 21:04:38 ID:22FT86wK
>>471
×泣き顔を見られたくて
○泣き顔を見られたくなくて
でした。恥ずかしい。

>>476さん >>478さん
早速の感想ありがとうございました。
480名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 21:45:38 ID:s/QT1Bel
>>477
GJ!!やばい、このカプにはまりそう。
六条様切ないよ六条様
481名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 21:47:17 ID:5LhcYrjI
GJ!
可哀想な深雪を次回で幸せに……
482名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 22:04:00 ID:Lpi7KoQX
>>477
乙でした。GJ!!
俺は明るいエロより暗いイメージのエロの方が好きなんで良かったッス
483名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 22:19:15 ID:n6B7fgQQ
うめぇぇ…終始圧倒されっ放しだった。GJですだ!
484名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 22:49:17 ID:sfbgNHxb
誰もエロワール×渚砂を書かないみたいだから、このドシロウトが一筆…。

私―蒼井渚砂は今日、静馬様に
「新しい紅茶が入ったから、一緒にいかがかしら?」と誘われ、いつもの温室へと向かった。
私が温室に入ると既に静馬様がティータイムの準備を終えて私を待っていた。
「し、静馬様…遅れてしまって……。」
「ううん、気にしなくていいわよ。今、お茶を入れるからそこに座りなさい。」
お茶が入るといい香りがした。きっと、また高価な紅茶に違いない。
「では、いただきましょうか?」
「はい、静馬様!」
私は静馬様の入れた紅茶を飲んだ。
「(フフフ…、これで渚砂は……。)」
そのとき、静馬様の口元が笑っていたような気がした。
そして、私と静馬様は静馬様が用意したクッキーを食べながら楽しいティータイムを過ごした。
「あれっ、なんだか体が暑くなってきた…。
静馬様、ここ暑くありませんか?」
「あら…、そうかしら?私には暑く感じないわ…。
(どうやら、アレの効果が出始めたようね…。フフフ……。)」
私はだんだん頭がぼーっとしてきて、咽がカラカラに渇いてきた。
そして、体の奥から来る熱いモノが溢れてきた。
485エロワール様×渚砂:2006/06/25(日) 22:59:18 ID:sfbgNHxb
続き

「そうね…、体が暑いのなら涼しくしないといけないわね…。」
静馬様は椅子から立ち上がり、あの眼で私を捕えながら近付いてくる。
頭でいけないと思いつつも体が動いてくれなかった。
「し、静馬様…あの紅茶は一体……?」
「貴方は知らなくてよくってよ。」
静馬様は私の制服に手をかけ、徐々に脱がし始める。
「や…やめ…」
私が言おうとすると、静馬様は舌を私の舌と絡め私の口を塞いだ。
長い接吻のせいで私の思考は停止してしまった。
「あの紅茶にはね…、媚薬を混ぜておいたの…。」
そっと静馬様が耳元で囁き、私の耳を甘噛みをした。
「そ…そんなぁ…。」
「今日ばかりは私に付き合ってもらうわよ。覚悟なさい…。フフフ…。」
静馬様は私のブラを外し、胸に指を這わせる。
「あっ……、いい…。」
静馬様の指使いはとてもいらやしかった。
「貴方の乳首…ピンク色で美しいわ……。食べちゃいたいぐらいだわ…。」
静馬様は胸を揉みながら私の乳首を舐め回した。
ときにはを舌で優しく乳首を愛撫し、ときには強く乳首を吸った。
「そろそろ、いいかしら…?」
そう言うと、私の下着を一気に脱がした。
「ほんと、渚砂のは綺麗だわ…。」
「はずかしいよぉ…。そんなにじろじろと見ないでください……。」
私は手で眼を覆い隠したかった。
486エロワール様×渚砂:2006/06/25(日) 23:02:23 ID:sfbgNHxb
とりあえず、まだここまでしか書いてません。
皆さんのお気にめしたようら、明日辺りに続きを投下します。
487名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 00:44:00 ID:H5omz93p
>>486
エトワール×渚砂イイ!!
ガンガンやっちゃって下さい
488名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 22:29:03 ID:jpMzcEEJ
さあ!!続きを!!
489エロワール様×渚砂:2006/06/26(月) 23:24:51 ID:Xk5E+aVA
続き

「渚砂、貴方オナニーしたことある?」
「ええっ、お…オナニーですかぁ……?
それは…そのぉ……。」
「フフフ…、まだしたことないのね…。
なら、指は止めておきましょうか……。」
静馬様はいきなり私のアソコに舌を入れてきた。
「(そ、そんなぁ…静馬様が私のアソコをペロペロ舐めてるっ!!
やだ…気持ちイイ……。)」
静馬様の舌がアソコの周りを舐め回しているだけで、私は呼吸を乱した。
さらに舌使いは激しくなり、ついには私のアソコの中をスロートしはじめた。
「ちゅ……ぢゅっ……ぺちゃ……はぁはぁ……。」
静馬様の方も息を乱していた。もう静馬様は“牝”となってしまったのだろう。私のアソコをむさぼるように舌を動かす。
「あっ…あっ……なにかくるっ!!体の奥からなにかがくるよぉ!!」
「ぺろ……ぢゅ………はぁ…、もうイクのね、イってしまうのね渚砂……。
なら、イキなさいっ!!」
静馬様はとどめめと言わんばかりに舌のスロークを速くする。
「あっ…イクっ、イクぅぅぅぅ!!」
しゃーー。
私はこのとき初めて潮を噴いた。
私の潮は静馬様のお顔を汚す。
「はぁはぁはぁ……。」
「フフフ…。渚砂、初めてクンニをしてもらった感想は?」
「は……はい…、とても気持ちいいです……静馬様っ…。」
温室には牝の香りが充満している。誰が入ってもここで行われたことは想像できるだろう。
「でもっ…、私だけが気持ちよくなっていいんですか…?
その…静馬様は……。」
「あら、渚砂は初心者なのに相手を気遣うなんて……。
大丈夫よ。まだ、時間はたっぷりとあるわ…。
徐々にステップアップしていけばいいのよ。
楽しみにしているわ、貴方がこの私をイカせることのできる日を…。」
そう言って、静馬様はキスをする。もちろん大人のキスを…。
490エロワール様×渚砂:2006/06/26(月) 23:42:55 ID:Xk5E+aVA
事後処理を終えた私達は温室を後にした。
「あのぉ…、さっきは静馬様にかけてしまってごめんなさい。」
「ああ、潮噴きのことね。
気にしなくていいのよ…。いいえ、むしろ嬉しいわ。
女の子が潮を噴くのはね、とっても気持ち良かった証拠なの。だから、貴方が潮を噴いたってことは、私が渚砂を悦ばすことができたってことなのよ。」
「へぇー、そうなんですか。」
「けど、舌で潮噴いちゃったぐらいなら本番のときはどうなるのかしらね…?」
「静馬様、ほ本番って何ですか!?
まさか…。」
「えぇ、貴方の予想以上にとても気持ちことよ……。」
静馬様は背後から私の首に手をまわし、そっと抱きしめた。
「明日もいいことしましょうね、渚砂…。」
耳元で囁き頬に軽くキスをすると、静馬様は先に行ってしまった。
明日もあんなことやこんなことするのかと想像してしまった私はイヤラシイ子になってしまったのだろうと自己嫌悪したが、心のうちではさらなる悦楽を待望してしまった。
なんか、部屋に戻って玉青ちゃんと顔を合わせるのがもどかしくなってしまった私だった……。
491エロワール様×渚砂:2006/06/26(月) 23:46:48 ID:Xk5E+aVA
以上です。
妄想垂れながしの乱文ですが、どうか許してくださいな。
チュパ音とかって文章にしてみるのがとても難しいと実感しました。
ほんと、エロゲライターはすげぇ(素でそう思った)

続きはあるのやらないのやら調教編になるのやらキャットファイト編になるのやら……。
492名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 00:09:02 ID:OwLrpCmY
>>491
乙です。
渚砂タンの潮吹き官能させていただきマスタ
またよろしくッス(;´Д`)ハァハァ
493名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 00:38:44 ID:7UihuHUR
>>454です。性懲りもなく天音ものを書いてみたんですが、
素晴らしき>>37氏や>>491氏や>>477氏の直後に投下して良いでしょうか?
494名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 00:41:51 ID:Vqnflydx
エロワール様×渚砂を書いた私が許可する
495名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 01:24:01 ID:7UihuHUR
>>494氏 ご許可有難う御座います。では、


ミアトル女学園の図書室はその蔵書量と広さからスピカ女学院やル・リム女学校の
生徒たちにも広く利用されていた。

スピカ女学院の鳳天音もそんな他校からの利用者の一人だった。



「・・・あぁんっ!・・くふぅ・・・・っ!」
王子様と形容される爽やかで凛々しい外観に不釣合いな艶声がその口から漏れる。
その顔も頬がわずかに桃色がかり、妖しげな色気が漂い出ている。
「はぁ・・・止めな・・・きゃ・・誰かに・・・見られたら・・・・」
発した言葉とは裏腹に、その手は自らの肢体への愛撫をやめる気配は無かった。
そう、スピカの王子様は自慰の真最中だった―――。


数十分前。天音はゆったりした気持ちで図書室を楽しんでいた。
どういう訳か今日の図書室には誰もいない。この雨空だからか・・・・
いや、一人いた。冬森詩音会長。


彼女が入室してきたとき、またぞろエトワール選の事を言われるかと思ったが、
今日は一利用者としての来室らしい。天音は隅っこの閲覧台で読書に耽り、
詩音はカバンからノート類を取り出して、なにやら書き物を始めた。
互いの接触は無かった。


しばらくして、詩音のいた方向から退室の気配がした。
何気なく見ると――― 一冊の文庫本が置かれていた。


「忘れ物か・・・・」
追いかけて詩音に渡すか、受付に届けるのが常道だが、
今日の天音にはその常道が働かなかった。
文庫本の発する雰囲気に取り込まれたか、
あるいは人のものを覗き見る好奇心からか。


「・・・・・・!!」
思わず落としそうになった文庫本と体勢を何とか直して、天音は深呼吸をする。
『秘所を・・・』『・・愛液が・・』『・・・乳首を』等々、はしたない文字があちこちに躍る。
「ポルノ小説?!」
天音も知ってはいた。同級生たちがそういう小説を手に入れて(大方父親の本棚からだろう)
興味本位で騒ぎ立てている光景を何度か目にしているし、その描写が『凄い』ことも。


しかし、天音はこの本に対し想定以上の衝撃を喰らっていた。
「ひかり」―――この本の主人公。同性の上級生に懸想し、背徳の限りを尽くす主人公だった。
自分の想い人を汚されたような不快感で破り捨てたい衝動に駆られたが、一方で想い人を重ね合わせ
奇妙な興奮を覚えたのも事実だった。そして、天音はその興奮に身を任せた。
496名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 01:25:48 ID:7UihuHUR
『ひかりは誰もいない教室で、控えめな胸を弄んだ―――』
「くっ・・・・ふぁ・・あ・・・いや・・・」
天音は自らの右手を「王子様」に似合わない豊かな胸に這わせる。
次第にその動きは荒々しく揉みしだくようになり、切ない吐息と同調するようになった。
「わ、私の乳首・・・・こんなに・・・ひゃ・・・ん!」
もはや制服越しでは堪えられなかった。白い上衣をすり抜け、マリンブルーのシャツの
合わせ目から侵入させた手は直接天音の乳首を責め立てた。
「ああ・・!ひ・・光莉・・」

『蕩けたひかりの唇からはしたなく涎が―――』
胸を責め立てた指を口に咥え、焦点の定まらない目で舐めまわす。
「はむぅ・・・光莉の指・・・・光莉のゆび・・おいしい・・・・・」
想い人のそれを愛する如く一心不乱に。


『太腿を舐めるように這いずり回る左手の感触。ひかりは存分に堪能していた―――』
乗馬の賜物である引き締まった太腿は、天音の左手の動きに合わせて閉じては開く。
「気持ち・・・いい・・・自分の体・・・なのに・・・」
まるで想い人を愛撫しているような錯覚に囚われながら、自らへの愛撫を繰り返す。
王子様の顔はボーイッシュな造りと乙女の淫靡さが相まって、もはや背徳の爛れを醸し出していた。
「光莉ぃ・・・はあぁ・・・もっと・・・したい・・・」


『そして遂にひかりの手はその秘所へ―――』
限界だった。天音の脳は図書室にいる事実を意識の外に押しやり
行為に集中するよう命じていた。天音は従うのみだった。
「ああぁん・・・・わたし、こんなに・・・・」
理性も羞恥も全てが飛んでゆく。秘所をまさぐる指の動きは、直接脳に異常で快感な信号を送り続ける。
―――――――――麻薬。道徳の授業で観たビデオ「麻薬の恐ろしさ」が一瞬脳裏をよぎる。だがそれだけ。
「はぁ・・・ぁぁぁ・・・深く・・・いいよぅ・・」
「ぁぁぁぁぁぁ・・・!!!!!光・・・莉・・・・!!!」
眼前に星が飛び散り、眼が回る。脳が訳のわからない叫びを上げる。
クライマックス―――――――――

497名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 01:32:40 ID:7UihuHUR
―――――――――カタン。
「!!!!!」
小さな物音が天音をこちらの世界に引き戻す。


「あ・・・あああ・・・・」
此花光莉。天音の想い人。
この世の終わりを見たような瞳が向けられていた。


「!!・・ひかり・・・光莉!待って。違うの!!!」
弁明せんが為、必死の形相で光莉に詰め寄る天音。
だが、そこには妙に生々しい精気が宿っていた。


「あ・・天音先輩・・・わ、私・・・会長さんに言われて・・・先輩が待ってるって・・・」
対する光莉も妙だった。本来なら卒倒するか逃げ出すかのはず。
なのに、潤んだ瞳と儚げな外観に似合わない妖しげな期待感を纏わせて立ちすくんでいる。


あの奥は「秘密の花園」―――――――――
二人の想いが交錯した。
498名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 01:33:42 ID:7UihuHUR
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

対エトワール選案件(極秘):

    『鳳天音さんと此花光莉さんの関係強化を図るシチュエーション作り』素案
    (シチュエーション候補20/54)


【対応と担当者】
・ミアトル図書館の制圧・完全封鎖→剣城副会長
・鳳天音さんと此花光莉さんの行確と差し向け→鬼屋敷書記
・図書の用意→冬森


【備考】
・本件成功の鍵は図書にある。選定は慎重に行う。
・鳳天音さんと此花光莉さん双方に不審を抱かれないよう行動する。


2006.6.26
聖スピカ女学院生徒会長
冬森詩音㊞

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「・・・・・・」
「・・・・・・」
要と桃実は書類を手にしたまま互いを見つめ合った。言葉は要らなかった。
「会長、ついに湧いたか」
「何とかしなさいよ」
「いやだよ、そっちで頼む」
「そんなこと言うと今夜は相手してあげない」
「桃実ぃ」



「お二人におかれては自然の流れで結ばれて欲しかったのですが、
エトワール選まであと僅か。已む無くこの計画を策定した次第です。
剣城さん、鬼屋敷さん、頼みますよ。明日から忙しくなりますから!」


妙にハイテンションな様子で生徒会室を後にしたスピカ生徒会長、冬森詩音。
その背中を何か決意した目で見送る二人だった。

後日、冬森会長がベッドから転倒して頭部を強打したことと、
校舎はずれの焼却炉で副会長と書記らしき人間が大量の書類を焼却
していたことを関連付ける者は誰一人としていなかった。

終わり
499名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 02:54:16 ID:wCtNCbYG
乙でした。
斬新さとオチがすばらしいです。
ちょw冬森会長ww
500名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 06:27:51 ID:OwLrpCmY
>>498
グッジョ〜ブ!!w
その後の天音さんと光莉タンがどうなるのか楽しみッス
あの二人は純愛が似合ってる気がするんでまた書く機会
があればよろしくッス
501名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 09:31:43 ID:2r0Zy6xp
いいねえ
502477:2006/06/27(火) 21:53:19 ID:eMYhXgS1
>>498
グッジョブでしたとも! みつばちコンビ、良い味だしてます。
503名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 22:05:48 ID:xQ7s3mh+
今回は二次創作も真っ青な話でした
504名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 00:29:47 ID:Cp61cBd1
夜々×絆奈←千華留なんてものが発掘された。
誌上連載のときだからな。いまじゃ考えられんCPだ
505名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 17:19:36 ID:b0/jk3wr
静馬×渚砂×深雪なんてありですかね?いま書いてるんですが
506名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 17:29:39 ID:GsTJEVaD
ok
507名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 20:33:02 ID:yy5La4LX
>505
wktk
508名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 22:13:23 ID:m+amsN+z
>>505
3Pッスか?是非お願いしまッス(;´Д`)ハァハァ
509505:2006/06/29(木) 22:43:32 ID:b0/jk3wr
書きペース遅いんで時間かかるかもしれんけど、待っとって
510名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 23:14:50 ID:M65iORE4
_   ∩
( ゚∀゚)彡  3P!3P!

511名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 11:08:46 ID:juCUnbrp
ttp://yui.cynthia.bne.jp/newanime/img/1151411339_0004.jpg
主人公カプールとか玉青xよるよるもなかなかいいと最近思い始めた
512名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 14:15:11 ID:hWG6Bz11
>>511
(;´Д`)ハァハァハァハァ
513名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 14:17:12 ID:Gq1t+Hp8
玉青xよるよるは最高だ

文章に出来ないだけだ
514477:2006/06/30(金) 19:56:18 ID:G2APV31H
玉青×夜々。惹かれるものの、暗い話しか思いつかない……。
515名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 21:04:58 ID:OfV47dWA


書いて下さい
516名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 21:38:55 ID:640OhQB3
一緒に寝てください
517名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 21:43:57 ID:Q73UylmZ
エトワール様×渚砂ってまだいる?
いるなら明日辺りに投下するけど……。
518名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 21:45:52 ID:Q73UylmZ
>>517だけど

エロワール様×渚砂の続きを投下してOK?
に訂正
519名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 22:10:58 ID:sPU4au2U
>>518
是非読みたい
520名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 22:12:01 ID:E1xFRqIb
>>518
もちろんokッス〜
521名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 23:16:22 ID:auXg07US
>>518
お願いします
522名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 04:14:42 ID:u2kpeRuM
>>518
楽しみ楽しみ♪

自分2話前から見始めたんだけど、アニメの展開って原作と大分違うよね…
まだ良く訳分かってなかったり。まだ星選始まってないの??
アニメのキャラ皆細くて超かわいい…><
自分も静渚投下したいんだけど、いいでしょうか??
話被っちゃうのもアレですが…
523名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 06:54:24 ID:o3rrksCq
>>522
カモン
524名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 10:02:20 ID:ktsgaCn5
>>522
いやもう被るとかお気になさらずどんどん投下しちゃって
下さい。楽しみにしてるッス(;´Д`)ハァハァ
525名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 12:04:11 ID:qyUImWlS
じゃあ俺は全員×渚砂でも妄想するか
526エロワール様×渚砂:2006/07/02(日) 12:41:32 ID:g47K115z
資格試験が近いんでしばらく投下できそうにないてす。スンマソ
527千華留×渚砂(1):2006/07/02(日) 23:16:38 ID:efgKtRIr
「ち、千華留お姉さま・・・」
怯える瞳がそこにある。
しかし、今の千華留にはそれさえも恰好な媚薬にしかならない。
「うふふ。絆奈ちゃん怖がらないで…」
白くて繊細な頬に手を触れる。
ふんわりとマシュマロみたいな柔らかさ。
すっと指をあごへともって行く。
ただ、優しく撫でただけなのに絆奈は身体をビクビクと震わせる。
敏感な絆奈をみて、千華留は思わず噛み付きたくなるけれど嫌われることを危惧して寸前でどうにか理性をたもっている。
どんどん後へと押し詰め、絆奈の逃げ場をなくす。
絆奈の背中に回した手に冷たいロッカーの感触がする。
「追い詰めちゃった・・・」
妖しく微笑む千華留。
そんな千華留の様子をみて、やっとおかしいと気付いたのか当初の目的を絆奈は尋ねた。
「あ、あの・・・、千華留お姉さまは絆奈に相談事があったんじゃないんですか?」
絆奈は素だった。
千華留もまさかいまさらになって自分が絆奈を呼び寄せる為の嘘を持ち出されると思っておらず、
思わずくすりと笑いをこぼしてしまう。


『私・・・絆奈ちゃんに相談事があるの・・・』
千華留はそういって絆奈を呼び止めた。
いつも優しく笑顔をうかべている千華留だったが、今の千華留にはその笑顔がない。
絆奈は不安になって、
『絆奈でお役に立つなら、どんどん使ってください!』
と大真面目に言うのだが、もちろんそれは絆奈を呼び寄せるための千華留がついた嘘だ。
まさに蟻地獄の罠にかかったような図だった。
528522:2006/07/03(月) 01:54:45 ID:laiSdQAm
書いてみました。。
少女小説ちっくですいません;;渚砂の独白です。
長くなっちゃいそうなので、とりあえず1回投下してみて評判が悪ければやめにします。。
とりあえず、玉青のリボンが見つかったあと設定で。
あとすいませんがあんまり激しくは出来ないと思います><頑張ってみますけど…


静馬×渚砂1

わからない―わからない――…わからない。
私はかぶりを振った
ここは私と玉青ちゃんの個室。真夏の昼下がりだというのに、開け放した窓からは涼しい風が吹き込んでくる。
私は独りで考え事をしてる。
玉青ちゃんはさっきサロンでお茶にしようって誘ってくれたけれど、そんな気分にもなれなくて断ってしまった。
そしたら玉青ちゃん、心配そうに振り返り振り返りしながら出て行ったんだっけ。
『心配…かけちゃって。ごめんね、玉青ちゃん』
私は左手首を見る。
きっちり結ばれた赤いリボンは、玉青ちゃんがくれたおまじない。
リボンはちゃんと見つけたから。だから、こっちはもう大丈夫。
私が考えなきゃいけないのは…エトワール様とのこと。
ネグリジェお借りしたまま、返しに行けなくて既に2日が経ってる。
返してお礼を言って。そうしなきゃいけないことは分かってるんだけどなぁ。
…まだ1対1でお会いするのが怖いよ。
だからって玉青ちゃんに付いて来てもらうんじゃダメなんだと思う。
これは私とエトワール様の問題だから。

私は目を閉じて思い出す
水中の天、夜なのに光りを湛えたプールの中
千々に砕かれた水面いっぱいに月光が踊る
立ち昇る気泡にもエトワール様の銀髪にも
…場面が一転する。
押し付けられた両手のリアルな重み
お風呂あがりの湿った肌の熱さ
くちびるの感触

「なんだかなぁ…現実味がないよね。場面設定的にも」
私は居たたまれなくなって目を開けた。
ドキドキして、胸をぎゅぅっと抱きしめる。
不安なんだ。ある意味楽しみ…というか、期待してしまうけれど。
エトワール様は素敵で魅力的過ぎて、私には計り知れないところがある方だから。
あのひとの傍にいると…私が何か違うものにされてしまう気がして。
「でもネグリジェは返しに行かないと。…行ってきます、玉青ちゃん」
私は長い長いため息をついて、立ち上がった。
529名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 04:13:12 ID:5kBJC8O6
>527&>528
続きwktk
530名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 06:18:28 ID:ZQjRscnF
>>527-528
GJ!!
新作投下ですね。続きが気になりますね〜
期待してまッス(;´Д`)ハァハァ
531名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 22:39:09 ID:nbtiQQpY
投下はまだでしょうか楽しみです
532名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 23:16:50 ID:vFkDmg7T
ここって非エロも投下していいの?
533名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 23:31:24 ID:a075p1Br
>>352
取り敢えず投下すればおk
534名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 00:03:08 ID:hLqEecqX
>>532
頼みます。お願いします。
535名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 08:38:58 ID:71FkhVKd
>>532
光莉を無茶苦茶にしたい衝動に駆られた夜々くらいの非エロでもOK
536名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 17:20:57 ID:1xPovlWW
クラスの皆に総イジメを受ける渚砂がみてみたい
イジメはかなり陰湿で
精神的、肉体的にボロボロになった所とか
537名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 19:47:34 ID:B0Cr/eCO
小説じゃ結構イヤガラセ受けてます
538名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 20:56:51 ID:1xPovlWW
>>537
小説だとドコまでやるんですか?
便器に顔突っ込まれるくらい?
539名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 22:02:16 ID:5+OL7ynU
最終的に殺人未遂くらい
540名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 22:25:01 ID:KQoMcQ6L
>>536
それ良いですね。ちょっと見てみたいです(;´Д`)ハァハァ
541名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 11:14:01 ID:rfI3QwNR
玉青ちゃんがどう出るかが肝だな
542522:2006/07/05(水) 11:47:00 ID:Sr78O0J0
間があいちゃってスイマセン;;
続き〜
静馬×渚砂2

6年生のお部屋は、基本的に一人部屋だ。
この間お邪魔したときの道筋を辿っていきながら、いちご舎の最上階に出る。下級生の部屋よりこころなし扉の間隔が広い。
このお部屋に独りずつかぁ…寂しくないのかな。狭くても今の二人部屋のほうが楽しいと思うんだけどな。
エトワール様のお部屋は角部屋だ。
何故か誰にも自分がいることを気づかれちゃいけない気がして、緊張しながら扉の前に立つ。
ど、どうすればいいのかな…
ネグリジェを持つ手に力が入る。私はノックする寸前の体勢で…固まった。
心臓の鼓動が頭いっぱいに響く。
「あら、蒼井さん。あなたも静馬に御用があって??」
「ひゃぁっ!」
慌てて振り向くと、そこには六条生徒会長が立っていた。
彼女はごく自然な動作でノックして、一言「入るわよ」と言ってノブに手をかけた。
右腕に分厚い全集本を何冊か抱え―ワインの様な赤の布張りで、刻印されている文字は金の箔押し―静かに佇んでいる。澁澤龍彦翻訳全集――
私の視線に気づいた先輩は、事情を教えてくれた。
「静馬はね、お昼前から気分が悪いといっててね。図書館にいたのだけれど、読みかけの本を置いてきてしまったというから持って来たのよ。
あなたはどうしたのかしら?」
六条先輩は小さく首をかしげる。羨ましいくらい小さなお顔。
「わ…私はお貸ししていただいたものを、返しに…」
「そう」
先輩はキィ、とドアを引く。
証明をつけていないお部屋の中は木陰のような心地よい暗さで、ふわふわとそよぐレースのカーテン越しに自然光が遊んでいた。
2日前に入ったばかりの部屋。私は自分でも気付かないうちに手を握り締めていた。
『だいじょうぶ、大丈夫だから。今は六条先輩もいるんだって』
「ありがとう深雪」
びっくう!!
一瞬目を閉じてしまいました…こ…心の準備が…
543名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 12:58:55 ID:BO4SsbGn
>>542
続き期待してまッス(;´Д`)ハァハァ
544名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 14:22:59 ID:meVgoZUA
深雪×玉青とかミタイ!!!!!!! !!!
545名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 02:20:33 ID:z75jJ1iG
>>542
焦らしてくれるぜ…期待して待ってるw
546名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 22:57:07 ID:CaexaxYn
本スレにいい原石があったんで転載。ご本人か継承者の光臨キボンヌ。

764 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で :2006/07/06(木) 09:12:36 ID:beg50wa8
4年前のスピカの入学式の日
要と桃実は初めて顔を会わせた
桃実「もっさいわね」
これが桃実から見た要の第一印象だった
ボサボサの髪に膝下まであるスカート。自分に自信がないような仕草
「私が王子様にしてあげる」ニヤリと笑う桃実
彼女達の共同生活は始まった

547名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 01:09:12 ID:kR5R8RrZ
よーし小ネタっぼくならかいちゃうぞー
548名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 19:13:21 ID:9Qb7q9nE
要と桃実の出会いから初体験まで希望。
549名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 20:24:32 ID:GQm2+WJM
いいですねそれ
要さんと桃実さんの馴れ初めをお聞きしてみたい・・・(;´Д`)ハァハァ
550名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 05:12:40 ID:W7Yu8DBQ
黒光莉×夜々って需要あるー?
ないなら桃実と要書くけど
551名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 09:56:27 ID:nWMZlPG+
光莉が夜々ちゃんを襲っちゃうのか、興味あります。
552名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 10:01:05 ID:TCRaClps
ぜひ見たい、凄くみたい
夜々ちゃんは攻められたらより一層輝くと思う
・・・が桃実と要も捨てがたい・・・これはどうしたら
553名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 10:29:28 ID:H4Xa91pN
>>550
是非見たい!死ぬ程見たい!
554名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 10:42:53 ID:f0yEjZO8
おもしろそうな組み合わせだー支援age
555名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 10:56:40 ID:ouRD/zxt
何かを思い出しそうなカプだ
556名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 13:47:29 ID:nGT5L2ee
>>550
どっちも見たいッス(;´Д`)ハァハァ
557名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 14:59:13 ID:gbyKgpzg
>>546の続き発見。これも転載しとく。

928 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で :2006/07/07(金) 00:02:19 ID:beg50wa8

「ほらこのスカートに着替えなさい」ミニスカを手渡す桃実さん
「短すぎるのは校則違反だし、第一寒いよ」と抵抗しながらも強制的に着替えさせられる要さん
「下着も今日から白は禁止!部屋では黒を着用すること」
桃実さんによる要さん改造計画は始まったばかりだ
558名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 17:00:40 ID:j/5BQCft
>>557
Where did you get ?
559名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 20:22:27 ID:gbyKgpzg
sir!
本スレ22
sir!
560名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 23:34:33 ID:5CHkF2zV
今黒光莉×夜々書いてるんだが終わりは
A トゥルーエンド
B バットかもしれないしトゥルーかもしれないエンド
C バットエンド

どれがいい?
561名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 23:48:51 ID:H4Xa91pN
>>560
私はAが良いなぁ
562名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:09:15 ID:5wq3s9j3
>>560
A!A!
563名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:09:48 ID:+Kb/Gv9a
>>560
ストパニは何となく明るい方が良いからAで。
後味が悪いと何となくいやだし。
564名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:14:45 ID:YRL8iGv/
Aで頼む。よるよるがおそらく本編では見られないであろう、心底幸せに浸れるように
565名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:17:05 ID:/KGDGF6G
>>560
Aでお願いします!
よるよるを幸せにしたげて・・・
566名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:51:23 ID:Y50Q8+62
>>560
Aが人気ですが個人的にはBがいいですかね(;´Д`)ハァハァ
その先の未知の世界を想像するのもよさそうです
567名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 05:55:18 ID:Gb7Y4a1e
>>560
Aでお願いします!このままじゃ、よるよる可哀想だよ(ノД`)
568名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 09:39:31 ID:12wSCXUk
どれか言わないで展開にwktkしながら見たい
569名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 12:15:20 ID:gHKi76dt
千華留様が「あらあら♪ウブなのね……うふふ♪」とか言いながら、ル・リムの女の子を
次々に手篭めにしてしまう展開が見たかったりする。
570名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 14:56:57 ID:RgUWhxtC
作品が投下されるまでに好きなマイナーCPでも上げていくか
上げたやつで書いてくれる職人様もいるかもしれないし

詩音(千華留)×深雪、夜々×玉青で
571名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 15:17:12 ID:EuLp3px6
>>570
兄貴よろしくッス(;´Д`)ハァハァ
572名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 15:42:22 ID:vf3emDqi
>>569
あらあら禁止、うふふも禁止
573名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 22:56:29 ID:12wSCXUk
じゃあ雑誌の書き下ろしにのってた渚砂x光莉
案外いけると思うんだよね、渚砂は天音さえも落としかけたんだしw
574名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 23:32:25 ID:YJbyxoeu
光莉が玉青にオシリを揉まれたこととかもあったなw
575名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 01:00:10 ID:tXDU7GXf
詩音×天音で書いてくれる人はいないだろうか
576名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 01:07:00 ID:GFYB4mJs
あのデコを見せられた後じゃ(詩音)&あのダサイ私服を
見せられた後じゃ(天音)厳しいものがありそうだw
577名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 10:44:31 ID:6NF79XS5
じゃあ夜々ちゃんに技を仕込まれた光莉×天音様で。
レイプされてばかりじゃなくて自らレイプへ。
578名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 14:16:38 ID:sN15+e5N
夜々×玉青(リバ有り)か夜々×渚砂…かな。
玉青に攻められる夜々、なんてのも良さそうだし。
579名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 19:06:26 ID:syQki8b8
>>578
>玉青に攻められる夜々

それ良い!!(*´Д`)
580名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 20:36:27 ID:SEZ7P1y5
玉青は他の人にはどう出るんだろうなー
581名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 11:24:06 ID:Ig2QL38Y
玉青は攻めっぽくね?
静馬相手だと受けに回りそうだけど。
582名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 17:49:42 ID:8u9PTdF0
最初は静馬に責められる陥落寸前までいくも渚砂パワーで玉青復活、逆に静馬を陥落させる…


なんて妄想
583名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 18:21:48 ID:WpLyGsb9
>>560
Cでおながします。
584名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 19:49:21 ID:6FcPRts0
そして二人の距離は近よって、互いの息さえ届く程になり
見つめあう目と目は、次第に潤んでいき
そして、そして渚砂と玉青の二人はついに!そして、二人は…
585名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 20:44:24 ID:HAIRInkh
ストパニの攻めと受けを妄想すると

総攻め:静馬、天音、千華瑠、夜々、詩音
総受け:光莉、籠女、千代、

基本受け(一部攻め):渚砂、絆奈、檸檬、桃実、
基本攻め(一部受け):蕾、玉青、要、深雪、

こんな感じかな。反論と追加は随時受け付ける。
586名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 20:59:13 ID:pHerb/dx
>>585
夜々ちゃんは基本攻め&光莉も基本受けじゃない?

まぁ光莉×夜々という図が見たいとゆう理由だがw
587560:2006/07/11(火) 21:05:33 ID:1dy1As/b
難航してきた・・・orz
588名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 22:29:50 ID:J94jJec1
くそ〜夏コミの原稿さえなければ黒光莉×アニメの弱気な夜々なネタを書くんだがな

アニメのおかげで今までの脳内で夜々様ガン攻めキャラだったのが受けも可能な娘になった
589名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 22:48:22 ID:bt1OdCtO
光莉が攻めって、どういうシチュエーションなんだろ。
天音との仲を嫉妬して邪魔しようとしたからお仕置き、とか?
光莉の執拗な指攻めにイカされまくる夜々が「ごめんなさい、ごめんなさい光莉…っ」と謝り続ける、みたいな感じかなぁ。
590名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 02:13:48 ID:xImvsai2
>>585
天音は受けだろヘタレっぽいし、詩音、深雪も受けじゃないの
591名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 03:16:55 ID:iFKaDUVT
>>589
お願い書いて
心の友よ
592名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 03:18:38 ID:AUMmjlnD
天音は光莉以外だったら、絶対受けだと思う。
でも光莉でも、黒光莉なら受けw
593名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 03:22:20 ID:pmQOSkdK
>>592
というか黒化すれば誰でも攻めだろ。
黒化しても受けなんてありえない。
594名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 04:16:25 ID:gXkMYHN/
>>593
誘い受けとゆう手はある
595名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 04:30:03 ID:N0C6G8ms
「んむぅっ!?」

突然、口もとに感じられた柔らかい感触……。
それに気づくとほぼ同時に、すぐ目の前に夜々ちゃんの顔が迫っていて……私の唇を奪っていました。

「んふふ♪……光莉……」

「ん、んぅぅ……や、夜々ちゃ……」

かすかに声を漏らしながら、私は彼女の唇の柔らかさをただ感じていました。
いつも私にエッチなイタズラばかりしてくる夜々ちゃん。
きっとこのキスもそれの延長なんだと思うから、すぐにやめてくれるはず……そう信じていたのに……。

「!?……ん……や、やぁぁ……」

いまだ唇に感じる感触に合わせて、今度は下半身の方にサワサワとした感触が伝わってきました。
チラっと片目を向けると、お尻の上にピッタリと這わせられた手のひらがありました。
キスだけではガマンできなくなった夜々ちゃんが……私のお尻を撫でまわしてきたんです。

「や、やだ……こんなのやだよ夜々ちゃ……ん、んぅぅ!」

「あぁ、光莉……ひかりぃぃ♪」

私の拒む声を抑えるように、夜々ちゃんは更に激しく唇を押し付けてきました。
ムチュっとした柔らかいそれが私の口を押さえつけ、むりやりに唇を広げようと舌までも絡めてきます。
お尻に這わせられた手もだんだんとエスカレートしてきていて、モミモミとお肉を揉んできたりまでしています。

「はぁはぁ……光莉……光莉のお尻、とっても柔らかい♪……あ、あぁ♪」

「う、うぅ……やめて、やめてよぉ夜々ちゃん……」

ついに涙まで流した私を見ても、夜々ちゃんはただハァハァと息を荒くしてお尻を揉んでくるだけです。
むしろその泣き顔に興奮したように、今度は胸にまで手を伸ばしてきました。

「あ!……そ、そこはダ……メぇ……」

小さな悲鳴をあげる私をよそに、夜々ちゃんはそのまま胸の上で手を動かしてきます。
手のひらでスッポリと押さえつけた乳房を、大きさをたしかめるようにモミモミと揉みしだいてきます。

「あ、あ、ダ、ダメぇ……そ、そんなにしちゃダメだよぉ……あん、んんぅ!」

「そんなの無理……光莉のおっぱい、ずっとずっとこうしたかったんだから♪……こうして……」

言葉では抵抗しても、私の体はだんだんと夜々ちゃんの手に反応してきてしまって……。
彼女はそのまま胸の真ん中にある突起……乳首のあるところをキュゥっと指で摘まんできました。

「ひゃん! そ、そこはきゅってしちゃ……きゅうってしちゃダメだよぉ……あぁ……」

「こうして……光莉のこと、もっとめちゃくちゃにしたかったの!」


596名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 04:30:38 ID:N0C6G8ms

「あ、あん!……あはぁ!……あ、あ、あ……ひ、光莉ぃ……♪」

膣の中をジュプジュプと出入りする指先。
その白魚のようにか細く綺麗な……私の大好きな光莉の指が、何度も何度もお腹を突き刺してくる。

「あ、あ、あぁ!……光莉、ひかりぃぃ……♪」

「どう? どう……かな、夜々ちゃん? きもちいい?」

初めて出会った時と同じ、天使のような笑顔で光莉は更に指をジュブジュブ動かしてくる。
こんな無邪気な表情で、こんないやらしく膣口を攻め立ててくる彼女に……私はたまらない背徳感を感じて更に股間を濡らしてしまう。
最初は私から手を出したのに……私が主導権をもっていたのに……。
嫌がる光莉をむりやりベッドに押し倒したときは、こんなことになるなんて思ってもみなかった。

「クスクス……♪ ほんとやらしいね、夜々ちゃんのここって……♪ そんなに私の指がおいしいの?」

「あぁ、い、いいの、すごくきもちいいのぉ……お、おねがい光莉……もっとそのかわいい指でじゅぶじゅぶしてぇ……」

自分でも卑下なおねだりをしているのはわかってる。
だけど目の前の天使の指先を知ってしまった私には、ただ腰をモゾモゾと揺らして快感をねだることしかできなかった。
それこそ……光莉に私の体をめちゃくちゃにしてもらいたいといったように。

「いいよ……スケベな夜々ちゃんのここ、もっともっとイジめてあげるね……♪」

私の考えを読み取ったようにニヤリっと口を歪めると、光莉はそのまま指を前後させていった。
膣の中に入っていた中指が抜けそうなほどに引き抜くと、今度はそれをズブッ!と一気に根元まで差し込む。
その出し入れを強引に何度も何度も繰り返す……何度も何度も……。

「あはぁう♪……あ、あ、あ♪ あぁん!……あぁ、も、もっとぉ……もっとしてぇ、光莉ぃ♪……もっと私のお○んこズポズポしてぇ……」

敏感になったお腹の中を、光莉の熱い指が何度も何度も貫いてくる感覚……。
そのとろけるような快感に、私は腰をビクビクと打ち震わせながらいやらしい声をだしていた。
大きく開けた口からは真っ赤な舌を突き出し、そこからピチャピチャとよだれまで垂らして光莉におねだりしている。

「ふふ……夜々ちゃん……女の子がそんな、お○んこだなんて言葉使っちゃダメだよ?」

「あぁ、ごめんなさい……ごめんなさい光莉ぃ……こんないやらしい私をゆるしてぇ……あ、あ、あはぁぁ♪」

いやらしく乱れる私に、クスクスと笑いながら指を動かしていく光莉。
この天使のように無垢な女の子を、自分のものにしたい……。
そう思って押し倒したのに、いまや私の方が光莉のものに……おもちゃになっている。
その指先を少し動かされるだけで、アンアンと喘ぎ声を出して動く人形に……。

597名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 08:53:54 ID:be5GiHAs
>>595-596
朝からおっきした
GJ!
598名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 10:51:39 ID:sC/Lg0eH
俺も朝からボッキッキ。畜生!試験勉強が手に付かん!
599名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 12:12:00 ID:M2SmEQEo
これはいい。
試験中に見るのはいけないとわかっていたがやはりいい
600名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 15:15:10 ID:MRsnuicH
>>596
GJ!光莉ちゃんの責めいいですね。
m女に責めさせるのって非常に興奮しますデス(;´Д`)ハァハァ
601名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 17:39:46 ID:/NPFBFUq
最高。

言葉が見つからん
602名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 22:22:06 ID:rkMNFx9L
>>596
夜々は基本受けのような気がしてきた今日この頃。
玉青ちゃんや静馬あたりはともかく、天音に対してすら受けに回りそう。
603名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 22:39:15 ID:pmQOSkdK
夜々はある意味襲い受けだな。
光莉は誘い受けから攻めに変更可能。
蕾はツンデレ受けかな。
604名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 01:50:19 ID:JaCatT6i
要と桃実は光莉を落とすのが無理なら
発想を転換して天音をターゲットにすべきだ。
拉致監禁した上で「私たちが王子様を女にしてあげる」みたいな
605名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 02:37:38 ID:Tz6/HtPO
それは素敵だ、だが蜜蜂なしでは生きられなくなって二人のラブラブ生活が面倒な事になりそうだ
606名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 09:46:56 ID:tE8kT4jO
いつまでも行動に移さない天音様に業を煮やした光莉が実力行使。
それを蜜蜂が邪魔するために4Pへ。
デコ会長乱入で5Pという収拾つかない展開キボン。
607名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 22:36:31 ID:cTFSy8aU
エロOPをモチーフとしたSSはまだでしょうか?
608名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 23:28:46 ID:7bhfcERm
・三人でイチャイチャ幸せミアトル
・天「いいだろう?」光「は、はい…優しくしてください…」
・それを見て絶望するよるよるをタイミングよくゲットする蕾。ストーキングのたまもの
・元カノの呪縛から解放して渚静攻守逆転

こんな感じだよな?
609名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 00:02:14 ID:u7UpYif8
>>608
うむ、その通りだ
610名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 00:35:42 ID:dikeRUlo

「では今夜のお茶会は♪ みんなで夜々さんのおっぱいをイジメてしまいましょう♪」

「「「へ……?」」」

私と蕾ちゃんと千代ちゃん。
ティーセットとお菓子が並んだテーブルを囲んでいる5人のうち、その3人が玉青さんの言葉を聞いて固まってしまった。
そう、全ては玉青さんのこの言葉から始まったんです。

「と、突然なに言ってるんですか? へ、変な冗談はやめてください……」

「うふふ♪ 冗談なんかではありませんわ……♪」

不気味に微笑む玉青さんは、私は本気です♪っといったにこやかな笑顔をすると……。
そのままグルリと私の背後に回りこんできた。

「た、玉青さん……?」

彼女の怪しげな行動に問いかけようとした……その時。
玉青さんの両腕が、私の体を羽交い絞めするように巻きついてきた。

「!? え、ええぇぇ! な、なに……」

「さぁ、今です渚砂ちゃん! 前から触りたいと言っていた夜々さんのおっぱい……思う存分イジメちゃってください♪」

「な……ちょ、ちょっと! 本気なんですか!」

突然のことに慌てる私を押さえつけながら、玉青さんはニコニコとした笑顔を渚砂さんに送る。

「え、えへへ♪ 夜々ちゃん……ごめんね?」

顔を赤くしながら、渚砂さんが四つん這いでちょこちょこと歩いてくる。
その少しはにかんだ顔を徐々に近づけてくると、そのまま私の胸をジロジロと見つめてくる。

「ふわぁ……や、夜々ちゃんのおっぱい、いつもおっきいなぁと思ってたんだけど……近くで見るとほんとおっきいねぇ♪」

「な、何言ってるんですか……って、あ、あぁ!」

いかにも興味津々といった様子で、渚砂さんはちゅうちょせず私の胸に手を伸ばしてきた。
パジャマがわりに着ている、薄いシャツごしの私の乳房……。
ツンっと大きく前に突き出た膨らみを、グニュゥ!と掴んでくる。

「や……な、渚砂さん……」
611名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 00:36:57 ID:dikeRUlo

「うわぁ♪ す、すっごくやわらかぁい♪」

小さく悲鳴をあげる私をよそに、彼女は胸の柔らかさに子供のような声を出して喜んだ。
そして片手だけでは飽き足らず、両手を二つの乳房にかぶせてモミモミと揉んでくる。

モミモミモミモミモミモミ……。

「や……ちょ、ちょっと待って……そんな揉まない、で……!」

「すっごぉい! すっごいおっきい♪ こんな……手におさまりきらないよぉ?」

モミュモミュモミュモミュモミュモミュ……。

「あ、あ、あ! ん! そ、そんなに激しく揉んだりしちゃダメ……」

「すっごくムニュムニュしてるぅ♪ 夜々ちゃんのおっぱい、おもちみたいにクニャクニャだよぉ……♪」

いくら女の子どうしとはいえ、遠慮なく私の胸を揉んでくる渚砂さん……。
好奇心旺盛な彼女らしい大胆な手つきに、私の口からついあえぎ声のようなものが漏れていってしまう。

「あ、あはぁう……な、渚砂さんやめて……あ、あぁん!」

「いいな、いいなぁ♪ 私も夜々ちゃんみたく、おっきなおっぱいになりたいよぉ〜♪」

かすかに感じる私に気づいているのかいないのか、渚砂さんはただ触っているものにしか興味がないといったふうに手をわきわき動かしている。
そのしなやかな指先を使って、乳房にグニグニと指を食い込ませてくる。

「あ、あん! ゆ、指を入れないで……あぁ……」

「むにゅむにゅ♪ むにゅうぅぅ〜♪ あは♪ あはははは♪ 見てみてぇ玉青ちゃん? 指がおっぱいに入ってっちゃうよぉ♪」

まるで私の大きな胸をおもちゃにでもするように、渚砂さんはキャハキャハと笑いながら指を動かしていく。

「うふふ……良かったですわねぇ、渚砂ちゃん♪」

「うん! 夜々ちゃんのおっぱい……とってもおっきくてやわらかくて、すっごくきもちいいよぉ♪」

二人は揉まれている私のことなどおかまいなしに、とても楽しそうに会話を続けていく。
女の子の大事な胸を……。
まだ光莉にも触らせたことのない私の胸が、渚砂さんと玉青さんによってもてあそばれていく……。
その激しい羞恥と屈辱に、顔がどんどん赤くなっていくのを感じた。
612名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 00:40:41 ID:dikeRUlo

「う……た、玉青さん……こ、こんなこと……渚砂さんをやめさせて……」

これ以上、好き勝手に弄ばれたくない……。
そんな私のすがるような言葉を聞いて、背後の玉青さんはニヤリっと口元を歪める。

「ふふ……それはダメですわ♪」

あっさりとそれを否定すると、彼女は耳元にフーっと息を吹きかけてくる。
そして、渚砂さんにも聞こえないほどの小さな声で……静かに言葉を続けていく。

「私の大事な大事な渚砂ちゃんが……このでっかいおっぱいを気に入ったみたいですから……」

嫌味を含んでいるような言い方をすると、彼女は私の耳にカリッと歯を立てる。

「い、痛!」

「……夜々さんのこのいやらしいおっぱいを、渚砂ちゃんが……『私の渚砂ちゃん』が……」

聞いたことのないような怖い声を出しながら、彼女はそのままギリギリギリ……っと私の耳に歯を食い込ませていく。

「渚砂ちゃん……大好きな大好きな渚砂ちゃんが……こんなおっぱいなんかに……」

「い、痛! 痛い! や、やめて玉青さ……」

耳が擦り切れていくような痛みにガマンできず、クルっと彼女の方に顔を向けると……そこには、ギラリっとした目つきで私を睨みつける瞳があった。
嫉妬の炎がメラメラと燃え上がっている……玉青さんの大きな瞳が。

「憎たらしいですわ……ちょっと人より大きいくらいで、渚砂ちゃんをこんな虜にして……」

渚砂さんへの想いをまるごと憎しみに変えたような目をして、彼女は更に咥えた耳をギリリイィィィっ!と噛み締める。

「い、いや、いやぁぁぁ……み、耳が取れちゃう……」

「純真な光莉さんをむりやり押し倒そうとしたくせに……このうえ、私の渚砂ちゃんまで取ろうとするなんて……」

「!? ど、どうして知って……あ、い、痛い!」

このままだと、ほんとに耳を食いちぎられる……。
そう思ったとき、私たちのやりとりを見ていた渚砂さんが口を開いた。

「ねぇねぇ玉青ちゃん♪ 玉青ちゃんも一緒に、夜々ちゃんのおっぱいイジメちゃおうよぉ♪」

何も気づいてない……。
少なくとも私の目にはそう見える彼女が話しかけてくると、玉青さんはパっと耳から口を離した。
613名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 00:41:30 ID:dikeRUlo

「……はい♪ 一緒にオシオキしちゃいましょう♪」

さっきの怖い目つきを急に和らげ、いつものニコニコとした笑顔を向ける玉青さん。
そのあまりの変わりように、私は彼女の中の表と裏……。
渚砂さんへの愛情と嫉妬を垣間見たような気がした。

「でも……どうせ触るなら、こっちのほうがいいですわ!」

そうやって声を張り上げると、玉青さんは私のシャツをグイっとつかみそれをめくりあげようとする。

「え……あ、あぁ! それはダメ……い、いやぁ!」

慌てて押さえようとしてもすでに手遅れで……。
グイっと上にめくりあげられたシャツから、二つのおっぱいがブルン!ブルンッ!と飛び出してしまった。
もちろんブラを付けていない、生の乳房が彼女達に露出される。

「ふわぁ……す、すっごい! お、おっぱい跳ねたよ? ぷるるん! ぷるるんって!」

「ほんとですね……夜々さんのでっかいおっぱいが飛び出してきましたわ♪」

「う……そんな言い方しないでください……」

渚砂さんの好奇の目線と、玉青さんのイジワルな目線が容赦なく胸に注がれていく。
しかもよく見ると、いままでずっと黙って見ているだけだったあの娘達までもが、私のおっぱいをジーッと見つめていた。

「あら……♪ ひょっとして蕾ちゃんも、夜々さんのおっぱいに興味あるんですか?」

「!? え、ええぇぇ! べ、べつに私は……」

急に玉青さんに声をかけられ、パタパタと手を振りながら慌てる蕾ちゃん。
興味がないといったことを言いながらも、彼女の目はチラチラと私の胸を覗き見ている。

「え、そうなの? もしかして……千代ちゃんもこのおっぱい触ってみたいのぉ?」

「あ、う……そ、そんなこと……」

渚砂さんに質問され、顔を真っ赤にさせてオドオドとする千代ちゃん。
普段は内気な彼女の目にまで、なにか熱っぽいような感情が込められていた。

「ならお二人も♪ 遠慮なくこの夜々さんのおっぱい、イジメちゃってください♪」

いまだ煮え切らない二人を後押しするように、玉青さんがグイっと私の胸を前に押し出す。
それを見た二人の喉が、ゴクンっとつばを飲み込んだように見えた。
614名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 00:42:17 ID:dikeRUlo

「う……か、勘違いしないで下さいね? べ、べつに私が夜々先輩のを触りたいとか……そ、そういうわけじゃないんですから!」

「わかってますわ♪ 蕾ちゃんはあくまで、私に言われたから……ですよね〜?」

「そ、そうです! 頼まれたから、し、しかたなくで……ほんとは触りたいからとかじゃ、な、ないんですから……」

ブツブツと文句を言いながら、蕾ちゃんはスーっと私の右胸に手を伸ばしてきた。
強気な態度のわりに、その手はかすかに震えている。

「ほらほらぁ♪ 千代ちゃんも触りたいんでしょ? とってもやわらかいよぉ、夜々ちゃんのおっぱい♪」

「あ……そ、そんな、渚砂お姉様……」

いまだ勇気がないといった千代ちゃんの手を、渚砂さんがゆっくりと私の左胸に運んでいく。
そのまま二人の手が、ほぼ同時にグニュっと両乳房にかぶさる。

「うわ……夜々先輩の、ほ、ほんとにおっきい……」

「あぁ……さ、触っちゃいました……」

自分の手がムニュっと乳房に埋まると、彼女達は小さく驚きの声をあげた。
そしてさっきの渚砂さんをお手本にするように、二つの手のひらがモミモミと胸を揉み始めていく。

「あ、あん! や、やめなさい蕾ちゃ……千代ちゃん、あ、あなたまで……」

「あぅ……ご、ごめんなさい、ごめんなさい夜々さん……」

「う、うるさいですよ! 夜々先輩は、だ、黙って私達にモミモミされてればいいんです!」

私の止める声も聞かず、彼女達はどんどん手の動きを激しいものに変えていく。
年上の女性の膨らみが羨ましい、あるいは憎たらしいとばかりに、グニャグニャと乳房が歪むほど乱暴な手つきをさせてくる。

グニュグニュグニュグニュ……!

「ふ、ふえぇぇ……千代ちゃん、けっこう大胆なんだね……♪」

「あ、ち、ちがうんです……て、手が勝手に動いちゃって……あの、その……」

オドオドする態度のわりに、千代ちゃんは私の左胸をこねるようにグニグニと手を動かしてくる。

615名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 00:43:00 ID:dikeRUlo

「ふふ♪ そんな強くしたら、夜々さんのおっぱいつぶれてしまいますわ♪」

「べ、べつにいいんです! 夜々先輩のおっぱいなんて……め、めちゃくちゃになっちゃえば!」

半ばやけになりながら、蕾ちゃんの方は手を押し付けるようにグイグイと右胸を押してくる。

同じ学園のちょっと生意気な後輩と、普段はおとなしい女の子の大胆な指の動き。
年下の女の子達に好き勝手に弄られる背徳感に、私の胸にジワジワと熱いものがこみあげてくる。

「あん……あ、あはぁ……ダ、ダメ……こんなのいけない……イケナイのに……」

自分に言い聞かせるようにしながら、私はとろけるような快感を必死に抑えようとする。
しかし目の前の二人の興奮したような表情が、伝染するように頭を熱くさせてしまう。

「こ、こんなおっきいのを……光莉先輩のとなりで……私の前でいっつもブルブル揺らして……はぁ、はぁ」

「あぁ……す、すごいです……私の手が食べられちゃうみたいにやわらかくて……は、はぁぁ……」

もはやそれしか頭にないのか、蕾ちゃんと千代ちゃんは一心不乱に指だけを動かしていった。
それに加わるように、別の場所からニョキニョキっと二本の腕が伸びてくる。

「ねぇねぇ夜々ちゃん♪ 蕾ちゃんと千代ちゃんにおっぱい触られて、きもちいい?」

「そ、そんなことない……光莉以外に触られて、き、きもちいいなんて……」

「嘘ですわ♪ 夜々さんは私達におっぱいをめちゃくちゃにされて喜ぶ、スケベな女の子なんですよぉ……♪」

「あ、あぁ……そんなこと言わないで……」

渚砂さんと玉青さんの声が、私の頭に催眠術をかけるように入り込んでくる。
敏感になった乳房の上では、四人の女の子の何本もの指がグニャグニャと這いまわっていて……。
もう誰がどこを触っているかもわからない。

「あぁ、光莉……ごめん……ごめんなさい……」

愛する光莉の顔がかすかによぎると、私の頭がその全てを受け入れるような熱さに包まれていった。

「ふ……ふふ♪ 今夜のお茶会、とっても楽しくなりそうですわ……♪」

ボヤけた頭にうっすらと見える玉青さんの妖しい瞳が、私にまだまだ続く終わりない夜を予感させた……。

616名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 00:48:02 ID:U+1SpPM8
流石玉青ちゃん!俺らにヤってできないことをやってのけ(ry

グッジョブ!
617名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 01:49:47 ID:xyvCWiOF
げげ、すげぇGJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJ!!!!!!!(*´Д`)ハァハァ
玉青ちゃんの狂気最高っす!!!

もしかして光莉のいないお茶会って14話のお茶会っすかねぇ
618名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 05:56:30 ID:tOIPKNwo
すっスゲぇ。リアルだっ…(*´Д`)ハァハァ。
GJ!!嫉妬する玉青ちゃんGJ!
619名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 09:27:38 ID:JZurjd/1
>>608
>・三人でイチャイチャ幸せミアトル

千代ちゃんに寝返りを打って欲しいと思ったやつは一万人を下るまい。
620名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 17:23:10 ID:Ri/dUEwj
玉青ちゃんすてき杉
やはり嫉妬に狂う女の子は(・∀・)イイ!
621名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 19:08:45 ID:u7UpYif8
夜々受けは良いものですなぁ(*´Д`)
622名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 20:15:55 ID:TVm0Qarq
玉青×夜々、堪能いたしました。
つーか玉青ちゃん怖ぇっすマジで
623名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 21:16:05 ID:H8r7HPSJ
玉青ちゃんが狂気をもっているのは感じていました
624名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 17:32:49 ID:rWaWrzwb
小説マダ
625477:2006/07/16(日) 21:14:59 ID:uOOSYI1A
>>471-475の続き、投下して良い? 暗くて長いので躊躇っている……。
626名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 21:19:04 ID:Jbs38xQZ
おk
627名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 21:51:53 ID:jt4X9XXK
お願いします!前進あるのみです!
628名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 21:51:55 ID:PO2fCawQ
暗いのもたまに読むと面白いので楽しみです。
大変でしょうが、がんばってください。
629名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 22:45:45 ID:uOOSYI1A
ありがとう。投下してみます。
#
それは蒸し暑い、初夏の夕暮れのことだった。
「六条様!」
ミアトル校舎からいちご舎へ続く道すがら、不意に名前を呼ばれる声がして私は足を止めた。
見ると、夕日を背にして立つ少女がじっとこちらを見つめている。
長い黒髪をサイドで三つ編みにした、いかにも内気そうな少女。
「わ、私、5年雪組の……」
せっかくの自己紹介は消え入るような声だったので、よく聞こえなかった。
もっとも、その顔にだけは僅かに見覚えがある。
前回の生徒会選挙の書記に立候補して落選した何人かの一人だった、と思う。
「あの……。こっ、これを……」
震える腕で彼女が差し出したのは少しだけ皺の寄った真白い封筒。
昨年まではたまに、静馬に近づきたい上級生が私に言付けや仲介役を依頼してくることがあった。
静馬と彼女たちの面会時間を調整したり、プレゼントの山を処分したりするのが
どれほどの苦労を伴うかも知らず、呑気で一途なお願いをする彼女たちに私は心中穏やかでなかった。
『恋敵への手助けはしません』
そう言ってやりたかったものの、無碍に断ることが静馬の評判を落とすことに
繋がりかねないとも思ったので、結局、私は黙々と『お使い』を果たしてきた。
そして今、最上級生になってからは全く無くなった『お使い』の煩わしさを思い出して
うんざりした私は露骨に溜息を吐いた。
「あなた……。気持ちを伝えたいのなら、静馬本人にそうなさい」
長引いた生徒会の会議で疲れていたせいもあったのかもしれない。
少し険のある声で言い放って脇をすれ違おうとすると、彼女は食い下がってきた。
「待ってください! これを読んでいただきたいのは六条様になんです」
「私、に……?」
「ずっと憧れていました……。六条様のお役に立ちたくて立候補した生徒会も、
 私、愚図だから落選しちゃって……。でも、諦めきれなくて……」
早とちりを心の中で詫びつつ、か細い声で紡がれる告白を聞いて私はわずかに戸惑った。
『六条院の姫君』という私が名乗ったわけでもない通り名が、
敬意だけを表しているものでないことは私も察している。
どちらかというと煙たがられているものと思っていた私に好意を
示してくれたことは素直に嬉しかった。けれど、私の心は決まっていた。
「ごめんなさい。受け取れないわ」
軽くかぶりを振って応えると、彼女はビクリと身を震わせた。
差し出した両腕がくったりと力なく下がっていく。
「……どうして………………」
「好きな人がいるから」
当たり障りのない言葉が、これほど的確に私の気持ちを表してくれるとは思わなかった。
しかし、目前の彼女はその言葉を更に拡大解釈したようだった。
630名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 22:48:11 ID:uOOSYI1A
「やっぱり……。六条様とエトワール様の間には私たちが入り込む余地など無いのですね」
「……あなた、何を?」
「みんな噂しています。エトワール様が真実の愛を捧げるのは六条様だけだって。
 エトワール様が次々と女の子を誘うのは、生徒会活動でお忙しい六条様に
 お逢いできない無聊を慰めているのに過ぎないって」
「噂で評価されるのは心外だわ。それに私と静馬はそんな麗しい関係じゃない」
「嘘です! いつも、あんなに親しく……」
「嘘じゃないわ。確かに静馬とのつきあいは長いけれど……」
(いつからか、身体だけの関係になったわ)
思わずそう言いかけて、私が口をつぐむと彼女もそれに倣った。
しばしの沈黙を破ったのは彼女の方だった。
「私、クラスに友達がいません……」
「…………」
「高等部から編入した私はクラスでも浮いちゃってひとりぼっち……。
 私の家、歴史は古いけれど父の事業がうまくいっていなくて……。
 無理にミアトルに入学させたのも箔をつけた私をどこかのお金持ちと結婚させるためだって……。
 せめて卒業するまでの間だけでも、好きな人の側にいたいんです。
 私の気持ち、六条様ならわかっていただけるかなって。そう思ったのに……」
「あなたの境遇はわかったけれど、何かをしてあげることはできないわ。
 それに、高等部からの編入でも周りと打ち解けている娘を私は知っている」
静馬が近頃ご執心の編入生と、顔も見たことのない許嫁の存在を思い出して
胸の奥にドロリとした黒い染みが拡がっていく。
門限も近い。
あらゆる意味で彼女との会話を打ち切るべきだと思った私は、硬直した彼女の脇を今度こそすり抜けた。
「待って! お願いです、私を独りにしないで……!」
背中にぶつかる彼女の声が痛い。
「……私だって、独りはつらい。でも、気持ちが繋がらないまま誰かの側にいることは
 独りで居続けることよりつらいことじゃないかしら」
振り返らずに告げると、私は足早にその場を去った。
有り体に言えば、逃げた。
631名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 22:52:30 ID:uOOSYI1A
「あまり罪作りなことはダメよ、深雪」
門限寸前に辛うじていちご舎の門をくぐり抜けたとき、豪奢な銀髪を揺らしつつ
門柱の影から現れたのは他でもない静馬だった。
「……あなたに言われたくないわ」
どこからか先程の様子を伺っていたらしい。
盗み聞きを咎める気力も無くて、静馬を半ば無視するようにして
下足箱へと歩みを進めると背後から静馬の声がした。
「さっきの娘、お気の毒ね」
「門限に遅れたことが?」
「はぐらかさないで。憧れの六条様に想いが届かなかったことが、よ。
 悔しいわ……。断るにしても、あの娘にはあんなに真っ直ぐ気持ちを伝えたのに……」
静馬が少し早足をして私を通せんぼするように回り込んだ。必然、私の足は止まる。
「私には、この唇は真実を告げてくれない」
静馬は私のあごを軽くつまみ上げると、素早く、触れるだけのキスをした。
静馬のファンが狂喜して卒倒せんばかりの行為も、私には少しも嬉しくなかった。
こんな時間になるまで外にいたのも、私以外の誰かと逢瀬を楽しんでいたからに違いない。
私のそれに触れる前から微かに濡れていた静馬の唇が、そのことを暗示していた。
「好きな人って、……私?」
(そうよ)
私の肩を抱く静馬の残酷な質問に心の中で答えつつ、私は鼻の奥がツンとなるのを堪えた。
静馬が私を抱くのは、食事をする間に水を飲んで口の中を改めるようなものだと私は思っている。
静馬が他の娘を抱くのは嫌だけど、それを口にして静馬が私の元から
完全に去ってしまうことを考えると恐ろしくてできなかった。
いっそこの想いを忘れられたらと学業や生徒会の仕事に励んだものの、今のように、
時折見せる静馬の真剣な眼差しを受けるとくすぶった情念はその都度燃え上がった。
愛しているのに近づけず、憎んでいるのに離れられない。
そんな微妙で一定の距離を保ったまま、5年もの時が過ぎてしまった。
「離してっ!」
静馬の手を乱暴に振り払って駆け出すと、背後から溜息混じりの静馬の呟きが聞こえた。
「……噂話は、意外と当を得てるのにね」
どうせいつもの戯言と思ったので、発言の真意を問う気にはなれなかった。
私はまたしても、逃げた。
632名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 22:56:38 ID:jt4X9XXK

        ,イ         ━┓¨
       / |         ━┛
   ,r‐、λノ  ゙i、_,、ノゝ     ━┓¨
  ゙l            ゙、_   ━┛
  .j´   ヽ('A`)ノ    (.  ━┓¨
  {     (  )      /   ━┛
   )    ノ |    ,l~
 うお゛お゛おぉぉぉぉぉぉぉぉおお!!
 GJです!!!続きプリーズ!!!!
633名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 23:00:28 ID:uOOSYI1A
翌日の夕刻。
私がぼんやりしていたせいで生徒会会議を滞らせたのが申し訳なくて、
一人で後片付けを済ませた私はいちご舎への帰路を急いでいた。
入学以来、初めて門限を破る可能性を考えて足を速める私を呼ぶ声がした。
「六条様」
聞き覚えのある声で私を呼び止めたのは、見覚えのない少女だった。
いや、あった。
長かった髪をバッサリと切って肩口で揃えてあるせいで
気付かなかったけれど、昨日も出会った下級生だ。
「あなた、昨日の……」
「私のこと、わかっていただけるのですね。
 誰かしらって言うクラスの娘もいたのに……。嬉しい……」
私が彼女を別人と思うなら、髪型よりもむしろ生気の抜けた声と
虚ろで定まらない視線のせいだと思った。
まるで亡霊を思わせるような、彼女の佇まいだった。
「少しだけ、お話してもらえませんか?」
「ごめんなさい、急いでいるの」
門限が近いのも事実だし、告白を断った気まずさもあった。
脇を通り抜けようとすると行く手を塞がれて、ムッとする私に彼女は微笑みを向ける。
「私、莫迦ですよね。髪型を真似したって六条様みたいに素敵になれるわけないのに……」
名残を惜しむように、三つ編みで少しくせのついた髪の先を彼女はくるくるといじった。
「私もエトワール様みたいに素敵な人だったら、六条様のお側にいられたかなぁ……。
 ……私なんかじゃ六条様のパートナーになれっこないですよね。だから、せめて……」
ボソボソとした声が続く中、次の一言だけは奇妙な明瞭さで私の耳に聞こえた。
「いっしょに死んでください」
シンデクダサイ。
言葉の意味を理解した瞬間、彼女が昨日と同じく何かを差し出すような動作をしたので、
とっさに身を庇うように手をかざした。ナイフでも突き出してくるかと思ったら
彼女の右手には可愛らしい香水の小瓶が握られている。
それで私が一瞬でも拍子抜けしたのは間違いだった。
プシュッと小さな音と共に吹き出された霧状の気体が顔にかかって
目と鼻と喉に焼け付くような痛みが拡がる。
(………………!!)
涙と咳が止まらず、ケホケホと乾いた音を立てる喉は悲鳴を上げることもできない。
痴漢撃退用の防犯スプレーにこのような効果があると聞いていたものの、
まさか我が身で味わうことになるとは想像すらしていなかった。
顔を覆って痛みに悶える内、足がもつれて尻餅をついた私に彼女が歩み寄る気配がした。
「痛いですよね……。ごめんなさい。でも、六条様にはキレイなまま死んで欲しいですから。
 できるだけ身体に傷をつけずに」
(勝手なこと、言わないで!)
そう抗議したいものの、口と喉が脳の命令通りに動かない。
目を開くことも、立ち上がることもできず、尻餅をついたまま少しでも遠ざかろうとする
私を嘲笑うように、彼女は易々と私の肩を捕まえてそのまま押し倒した。
「暴れないでくださいね、六条様……」
シャッと鋭く乾いた音がした後、喉元に少しだけチクリとして冷たい感覚が走った。
今度こそ刃物でも抜いたのだろうと思うと、背中に冷たい汗がタラリと流れるのがわかる。
次に襲いかかる苦痛を想像して歯を食いしばると、凶刃は私の皮膚を破る代わりに
制服をビイッと音を立てて切り裂いた。バースデイプレゼントの包みを解くように
愉悦と興奮の混じった手つきで彼女は私の衣服をむしり取っていく。
やがて汗ばむ素肌が外気に晒されて、私は思わず顔を背けた。
634名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 23:05:52 ID:uOOSYI1A
「キレイです……。ああ……六条様ぁ……」
彼女は刃物を持っていない方の手で私の首筋から鎖骨を、鎖骨から乳房を撫で回した。
「ずっと、こうしたかった……」
うっとりと呟く彼女が唇で私の乳房に触れると、おぞましさで身の毛がよだつ。
「私は知りませんけれど、こういうの気持ちいいんですよね」
頬ずりをする彼女の呼吸が荒れて、生暖かい吐息が胸の尖端にかかった。
陵辱に耐える為に固く閉じた瞳から、私の意志に反して涙が零れた。
「いやぁっ……! 助けて、静馬……!」
我知らず呻き声を上げた時、自分がもう声を出せることに気付いたものの、
同じくそれに気付いた彼女は弾かれたように身を起こして私の首に細い指を絡めさせた。
「やっぱり……エトワール様を愛していらっしゃったのですね。嘘吐き……」
細腕のどこにそんな力があったのか、彼女の両手が恐ろしい強さで私の首を締め上げる。
「嘘吐き! 嘘吐き! 嘘吐きっ!」
狂ったように同じ言葉を繰り返しながら彼女が力を込める。
呼吸のできない苦しさで見開かれた瞳には狂気に歪んだ
下級生の形相が映されて、それも赤黒く染まって見えなくなっていく。
(静馬にもう会えない)
そう考えて絶望しかけたとき、低い、けれど、確かに同年代の少女の声がした。
「何をしているっ!?」
見ると帽子を目深に被り、白い服を着た背の高い誰かがこちらに駆け寄ってくる。
のしかかる彼女は私から身を離すと、あの禍々しい気体を吹きかけるつもりなのか
懐から小瓶を取り出した。が、次の瞬間には白い服の人が蹴り飛ばした小石が
正確に命中して、彼女の手元から小瓶は弾き飛ばされていた。
それに怒ったのか、彼女はキイィッと人ならぬ物の怪のような声をあげて、
白刃を滅茶苦茶に振り回しながら白い服の人物にジリジリとにじり寄る。
それでも、対峙する白い服の人は怯む様子が全く無い。
腰が引けるどころか、逆に身を低くして彼女の懐に飛び込んだかと思うと
あっという間に白刃を持つ方の腕を捻り上げた。刃物が地面に落ちる音がして私は我に返った。
「誰か! 誰か、来てください!!」
震える身体を励まして、あらん限りの大声で私は叫んだ。何度も叫んだ。
しばらくすると、遠くからいちご舎の重い門がガラガラと音を立てて開く音がした。
やがて、警備員二人を連れて現れたシスター浜坂は私の姿を見て、卒倒せんばかりに驚いた。
「これは何の騒ぎですか、六条さん! 鳳さん! それに……」
腕を押さえられた下級生は抵抗する様子もなく、項垂れたまま同じ言葉を繰り返していた。
「憧れていた……。憧れていたのに……」
彼女がが警備員に連れて行かれた後も、その小さな呟きはいつまでも私の耳に残って離れなかった。
(続)
635名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 23:09:02 ID:uOOSYI1A
前半ここまでです。
俺の中で六条会長は何かと苦労してるイメージなのでこうなりました。
長くて恐縮ですが、良かったら後半も近日中に投下したいです。
636635:2006/07/16(日) 23:10:54 ID:uOOSYI1A
>>634
×彼女がが警備員
○彼女が警備員
またしても、申し訳ない…!
637名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 23:26:17 ID:9csHCUMn
>>636
GJ〜!!
深雪様ラヴな私ですが感能させていただきました
でももう少し下級生の子に優しくして貰えたら萌え死んでますた(;´Д`)ハァハァ
638名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 23:50:23 ID:10nomoR2
玉「渚砂ちゃん渚砂チャンナギサちゃんなぎさチャン・・・・・・・」
渚「玉青ちゃん?」
玉「ZZZZZzzz・・・・」
渚「なんだ・・・寝言か」
玉「・・・・・・犯せろ」渚「!!!」
639名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 00:27:18 ID:hiOWWQd0
>>636 ものすごく先が気になります。がんばってください
640亜ばり:2006/07/17(月) 00:43:22 ID:vd7fNlJ5
GJ!夜やちゃん大好き〜
虐は大好き〜〜!!
641名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 02:00:19 ID:hiOWWQd0
夜々×蕾を書いてるのですが、近日書かせていただきます。
はじめてなので、自信はないですが、どうか読んでもらえるとうれしいです。
642名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 02:18:21 ID:2WYvWxOK
>>641
楽しみにしてますよ(;´Д`)ハァハァ
643名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 02:47:27 ID:jjcYkXi4
>>636
読んでてめちゃめちゃ引き込まれました。続き楽しみにしてます!

>>641
夜々×蕾大好物(*´Д`)ハァハァ
644名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 03:10:26 ID:8tj3h84W
>>636
上手い。
心理描写のみならず、人物の動作表現が実に巧い。
読んでいて情景がありありと目に浮かぶ。
続きを大いに期待しています。

しかし今更ながら、このスレも前スレ同様の名スレですな〜
645名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 04:46:10 ID:JYUeJ6x7
>>635
オリキャラの使い方が巧い!!
長さは全く気にならない、惹き込まれました。

深雪の想いが、どうなっていくのか気になってしょうがないです。
続き期待しています!
646名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 08:52:37 ID:kqXRd5Ce
久しぶりにこんなの書いてみました。過去話でif設定です。

「はじめてのお部屋番」

三年前。聖ミアトル女学園に新1年生が入学して間もなく、恒例のお部屋番を決める時期がやってきた。
新1年生達は皆、期待と不安で胸が一杯だ。涼水玉青もその一人だった。
「それでは次、涼水玉青さん!」
「は、はいっ!」
玉青は名前を呼ばれると、返事をして前に出る。
そして、目の前に置かれた箱の中から無作為にカードを一枚引く。
「花園静馬さんと、六条深雪さんのお部屋番よ。おめでとう!」
担当する上級生の名前が読み上げられ、カードが返される。
玉青はエプロン等を受け取ると、一先ず自室に戻る。
「花園静馬様に六条深雪様…素敵なお名前。どんな方なのでしょうか…」
エプロンを身につけ、色々と想像する玉青。
「優しい方だといいんですけど…」
アストラエアの丘の上に建つ三つの学園。
これらにはいずれも、他の女子校にはあまり見られない特色があった。
その最たるものが、属に言う百合。女性同士のカップルが普通に成立しているのだ。
幼稚園や初等部の頃からの生徒ならともかく、中等部から入学してきた者にとっては未知の領域。
入学してからしばらく経つと、1年生の間でもその手の話題で盛り上がる。
その気のない生徒でも、素敵なお姉様達を見ているうちに無意識にそちらに目覚めることもある。
ただ、玉青はどうもその手の話が苦手なようで、中々クラスに馴染めないでいた。
とても純情で、同性での恋愛など考えられなかったのだ。少なくともこの頃は…
「そろそろ、ご挨拶に行かなくちゃ…」
647名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 08:53:28 ID:kqXRd5Ce
「き、緊張しますわ」
静馬達の部屋の前に立つ玉青。周囲にも自分と同じように中々ドアを叩けない生徒もいた。
「大丈夫。大丈夫…」
そう自分に言い聞かせ、意を決してドアを叩く。
「どうぞ」
中からの言葉と同時に、玉青は部屋に入り深々と頭を下げる。
「こ、このたびこちらのお部屋番になりました!1年雪組の涼水玉青です!よろしくお願いしますっ!」
「私は3年花組の六条深雪よ。そしてこちらは…」
深雪は自分の名前を名乗ると、ベッドの方に目を向ける。誰かが寝ているようだった。
「静馬、起きなさい」
「うー…ん…お願い…寝かせて…」
「可愛いお部屋番の子が来たわよ」
それを聞いた瞬間、静馬は布団をはねのけて起き上がる。
「うわぁ…」
玉青は思わず見惚れてしまう。これだけ美しい女性は今までに見たことがなかった。
「貴方が…」
静馬は玉青を品定めでもするかのようにあちこち見つめる。
「ふふっ…可愛い子…」
「えっ?」
次の瞬間、玉青は信じられないような経験をする。
「(やだっ…体が…動かない!?)」
静馬に見つめられ、まるで金縛りにでもあったかのように体が動かなくなる。
「(この人の目を見てると…あれ?顔が…近づいて…)」
玉青は必死に訴えようと、目線だけを深雪の方に移すが、
深雪は『やれやれ、またか』と言った感じの表情で、とても助けてくれそうにない。
「(あっ……)んんっ!」
そうこうしている内に、玉青の唇はあっさりと静馬に奪われる。
「(い、いやっ…舌が…)」
静馬の舌が口の中に入ってきて、玉青の舌と絡まり合う。
玉青は必死に離れようとするが、力が入らない。
「(やっ…)やめてっ!」
しばらくして、ようやく動けるようになった玉青は必死に声を絞りだし、
両手で静馬を突き飛ばした。その目には涙を溜め込んでいる。
静間の方は、このような経験は初めてだったので呆然としていた。
「…………」
玉青は何を言うでもなく静間を睨み付けて、そのまま部屋から出ていった。
「嫌われたみたいね、静馬…」
深雪は静馬の肩をポンと叩き、手を差し出す。
「……本当に可愛いわ。あの子」
その手を取って立ち上がり、第一声にこの一言。全く懲りてはいないようだった。

〜つづく〜
648名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 09:00:47 ID:kqXRd5Ce
続きは現在執筆中。次で完結です。

それと一部の誤字訂正。また間違えた…

>>647
×静間
○静馬
649未来予想図―玉青と渚砂&千代ちゃん編:2006/07/17(月) 13:57:10 ID:JRa4aeD/
玉青ちゃん曰く元・愛の巣で、夜のご飯を食べ終えた時のこと。
「今日も一日、お疲れ様でした。
光莉先輩が引き受けられた資料です。」
千代ちゃんが、仕事のまとめをしておいてくれたらしい。
「ありがとう、千代ちゃん。助かっちゃった。」
嬉しくて、そっと抱き締める。
紅くなる千代ちゃんが可愛くて仕方がない。
「と、とんでもないです。お手伝いさせて頂けるだけで十分です。」
実際のところ、私も今の仕事は力不足?な気がしてしまう。
だけど、認められたなら、応えるために頑張らないとね。
「さすがは私の渚砂ちゃん、これも素晴らしいですわ。」
千代ちゃんから受け取った資料の予備を投げ出した玉青ちゃんに抱き締められる。
突然だけど、もう慣れてしまった。だって、この十数年の間、日常茶飯事だったから。
「開発部は社長直属なうえに、面白そうねと考えて頂けたからだし、
なにより玉青ちゃんの立案が良かったからだよ。」
だから、私もキスを返す。
「二人を中心とした愛と努力の結晶が、実ったんですわね…。」
それだけで、遠い目をする玉青ちゃん。
お礼のキスもなしだと千代ちゃんが可哀想だから、今のうちにしよう。
「千代ちゃん達の協力のおかげなのは
言うまでもないよ。ありがとうね。」
トリップしている玉青ちゃんは、
もしも今から千代ちゃんとコトに及んだとしても、気付きそうにないから。
「渚砂お姉さま、ありがとうございます。」
千代ちゃんも、頬におずおずと、キスを返してくれる。
「ゆっくり休んでね。」
定時退社は久しぶりだ。
千代ちゃんだって疲れているだろう。
「はい。お姉さま方も、どうぞごゆっくり。」
「…それはなにか違うんじゃないかな。」
「…いえ、お先に失礼します。」
照れつつお風呂場に向かう千代ちゃんを眺めつつ、ふと思った。
―思わず口にしてしまったけれど、無粋だっただろうか。と。
650名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 14:27:48 ID:ee2g3Nsh
渚砂って結構頭いいのかね?
一般的に編入試験って難しいし、
今までやってなかったフランス語でもなんとか及第点取れるし
他教科は一夜漬けで難なくクリア
651649:2006/07/17(月) 14:32:19 ID:f/DNKZUC
本番が(といっても百合ですから、
精々貝あわせか69ですけど)
ないというのはエロパロとしてどうかはさておき、
このところの良作続きに
触発されて書いてみました。
特に610-615氏の夜々ちゃん総?受け、
646氏の静×深←オリキャラ、
595-596の夜⇔光には、感慨のあまり
感想レスも浮かびませんでした。
ごめんなさい。
578で挙げた組のSSを書き始めてはみたもののまとまらず、
先にOPの3人や、自分の希望的観測からのカップリングを書いてみました。
微妙に冗長になってしまったけれど
次回に生かしたいです。
夜光&蕾編と本番、勿論578のうち特に夜玉も、
出来るだけ早く完成できるように頑張ります。
652名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 14:35:16 ID:f/DNKZUC
×646→○636
646は玉青のもしも話でしたねorz
653名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 15:23:11 ID:hiOWWQd0
>>641ですが、書かせていただきます。

光莉と天音が付き合い始めてから1ヶ月ほどたった・・・
『夜々ちゃんいってくるね♪』
『はいはい。そんなはしゃいじゃって、ばれないようにね』
『は〜い』
『いってらっしゃい』
そうして光莉は天音の部屋へと向かうのであった。
水曜日の夜はいつもこんな感じで夜々は部屋で一人
光莉は天音のところへ行くというのが習慣のようになりつつある
そして夜々にとって『いってらっしゃい』というこの言葉はとても重い言葉になった。
『はぁ〜』
ため息をつきながら夜々はベットで横になった。
そして、光莉のことを考えながら自分の秘部に手を伸ばした。
『はぁん…ぁ…ンっ…はぁん…ひ……ひかり……あぁ…………ンっ………ひゃ……』
光莉のいない辛さと寂しさで泣きそうになる自分を必死で慰めていた・・・
(光莉、どうして…どうしていなくなってしまうの)
光莉が悪いわけではないということを理解しつつも自分を選んでくれなかった、光莉に怒りを感じた。
また、そういう自分に対し、嫌気がさした。
『んふぅ〜……はぁん……ひっ……ひぃ……かぁ』
やめたくてもやめられない
(きっともうこの思いは伝わらない。光莉…)

するとドアを叩く音が聞こえた。
(光莉?)
そう思い夜々は服の乱れを軽く整えてすぐにドアのもとへ急いだ。
(光莉・・・光莉だよね。忘れ物かな?)
期待しながらドアを開けると
そこには蕾がいた
『光莉先輩いますか?』
(なんでこんなやつが……)
絶望した。倒れそうになった。
光莉のことを思い続け光莉が帰ってくるのを望み期待したが、その期待はもろくも崩れた。
『光莉ならいないわよ』
声を出すことでさえも辛かった。
『そうですか〜。では』
そういうと、蕾は部屋に入ってきた
『あんた光莉が目当てなんでしょ。なら用はないんじゃないの?』
そういうも、いつもの強気な感じは皆無に等しかった
『別にいいじゃないですか』
そういって蕾は光莉のベットに座った
(え?なに……なんなの?)
困惑しつつ夜々も自分のベットに座った。
654夜々×蕾(2):2006/07/17(月) 15:36:27 ID:hiOWWQd0
分かりやすくなるように、名前のところにタイトルのようなものを張りました。

『何も出さないんですね』
数分だろうか。時間が経ってから蕾は言った。
『あんたなんかに出すものなんてないわよ』
困惑と辛さで出た言葉は強気だが声が弱々しい
(夜々先輩は光莉先輩がいないと本当に弱い)
蕾はそう思った。
そしてまたしばらく沈黙が走る。
しかし沈黙は破れた。
『夜々先輩はいつまでそのままでいるつもりですか?
本当は弱いくせにずっと無理して光莉先輩にやさしくして・・・』
突然蕾は立ち上がり言った。
『・・・あんたに・・あんたに何が分かるの・・・』
今までの弱気な声はなかった。
(え?……なにいってるの?この子)
『わかりますよ。私はいままで光莉先輩を見てたわけじゃない夜々先輩もみてましたから』
『なら私にどうしろというの?私は何をすればいいの?わかるわよね。なにもできないのよ』
とっさに返す言葉。
このとき今までの弱々しい声はなかったのかのように、怒りを秘めた声。
(何もできないことを知っているくせに……私が一番辛いはずなのに……この女は私を罵りに来た)
とめどない怒りが、夜々を包みこんだ。
655夜々×蕾(3):2006/07/17(月) 15:49:05 ID:hiOWWQd0
怒り、絶望、つらさ、さまざまな感情に包まれる夜々を蕾は見ると
『夜々先輩。あなたって本当にバカ』
と言って、夜々を押し倒し上にのった。
『夜々先輩しつれいします』
すると蕾は軽く夜々の唇に唇をつけた
そして夜々の服を上げて胸をさわりはじめた
『…ぇ…ぁ…アンタ、やめ…』
突然のことで蕾を振り払おうとするが力が入らない
(きゃ……いや……どうして)
『夜々先輩の胸って本当に大きくてやらしいですね。いじめたくなります』
『…ちょ……ね……いや……いや…』
(この子なんなの……)
『そしてやっぱり感度がいい。もう乳首立ってきますよ』
『…あぁん……ん……えぇ…んっ』
なんで自分がこうなっているのか分からないく困惑しながらも声が出てしまう
ただ分かることはここから自分は逃れたいということのみ
だから必死でもがいた。
(やめて……いや……)
そして蕾を振り払い蕾の上にのった。
攻守逆転という感じであろうか
『あんた、私に何するの?』
夜々は思いっきり蕾をはたこうとした。殺意があったかもしれない。
しかし蕾が突然泣き出したため手を止めた。
『ないたってあんたは許さないわよ』
自分を襲おうとした目の前の後輩に対して、夜々は怒りをおさえられなかった。
『えぐ…ど…どうして…どうして…頼ってくれな…』
『え?』
『……わた……し……ひっく……………いたんで』
『な、なに言ってるかわからないわよ』
言っている言葉の意味は本当は分かっていたが、
予想外の言葉に戸惑い返す言葉がわからなかった。
(本当に何なの?この子は……)
656夜々×蕾(4):2006/07/17(月) 16:25:29 ID:hiOWWQd0
『夜々先輩ごめんなさい』
いつになく素直に謝った蕾に夜々は
『それでなんであんなことしたの?』
と冷静に聞いた。怒りが収まったわけではない。
ただ目の前の後輩に対する謎が多すぎたのだ。
『夜々先輩が悪いんですよ。いつまでも光莉先輩に優しくして無理に自分の気持ちを隠しているから
本当は光莉先輩のこと好きなのに光莉先輩のこと困らせたくないからって
一緒にいて、見てて辛かったんです。大好きな先輩が辛そうなところ見たくなかったんです
もしつらかったら頼ってもいいんです。私のこと頼ってほしかったです。
でも言えなくて。こうでもしないと伝えられなくて……』
夜々は今まで自分が蕾にここまで迷惑をかけてしまっていたことに気付かなかったことを悔いた。
さらに、今、蕾と一緒にいて、自分が愛していたはずの光莉のことをまったく考えていなかったことに気付いた。
そして、自分思ってくれた、隣にいる後輩にこういった。
『ごめんね。』
『夜々先輩謝らないでください。夜々先輩のこと大好きだからやっただけですから』
『うふふ……大好きねぇ〜』
さっきから何回も蕾の言う大好きという言葉をきいて、少しいじめてみた
『えぇ、あぁ、ちが、違います大好きなんていってないですよ〜
夜々先輩なんて好きになる人なんていないですよ』
『ふふ、じゃぁなんていったの?』
『……大好き……』
蕾の顔が膨らむ。
『あら〜照れるわね〜』
『そんなこといって、夜々先輩誰からも言われたことなかったりして〜
夜々先輩もてなさそうですものねぇ〜意地悪だし〜』
『うふふ。強がっちゃって、案外かわいいところもあるのねぇ〜意外だ〜』
『むぅ〜もう帰ります。夜々先輩にいうこといいましたから』
そういって蕾は立ち上がりドアのほうへ向かった。
(もっといたい。もっと夜々先輩と一緒にいたい。でもだめ……)
後ろ髪引かれる思いで、ゆっくりと歩く蕾
657夜々×蕾(5):2006/07/17(月) 16:32:16 ID:hiOWWQd0
『ちょっとまって』
そういって、ややはすかさず蕾を後ろから抱きしめた。
『こうやって止められたいんでしょ?』
軽い気持ちでふざけ半分に笑いながら言う夜々
『なんかベタなすぎです。でも……やめてください。これ以上されると悲しくなりますから』
(そう。これ以上好きになってはだめ。これ以上一緒にいちゃだめ。悲しくなるから。夜々先輩は光莉先輩が好きだから……)
蕾は自分の気持ちを明かしたもののやはり夜々は光莉のことを好きだと思ていると思っていた。
(……ばかね。蕾、ありがとう)
そして夜々は蕾を前から強く抱きしめ耳元でつぶやいた。
『大好き』
本心から出た言葉ではなかったかもしれない。
ただ『ありがとう』だけでは伝えきれない感謝の気持ちを、この言葉以外では表せなかった。
『え?』
『聞こえなかったの?だ・い・す・き』
『えっえ〜〜〜〜〜〜!?どうして?どうしてですか?え?なんで?え?いやあの…』
『なんでだと思う?』
『いじわるですね。夜々先輩みたいな人誰も好きになってくれませんよ』
そういうと蕾も夜々を強く抱きしめた。
大好きな先輩を、離したくないと思い必死にしがみついた。
不意に耳元でこんな声が聞こえた。
『さっきの続きしようか』
『ほぇ〜?』
『やられっぱなしってのは嫌なのよねぇ〜仕返しさせてよね』
さっきのことを夜々は忘れていなかった。
『……夜々先輩のエッチ…』
赤らめながらいう蕾。
ただ、二人に聞こえるのはお互いのドクンドクンという心臓の早くなる音だけであった。


今日はここまでにします。
下手で、長ったらしい文章ですが、
読んでくださった方がいらっしゃったらうれしいです。
658名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 16:34:55 ID:AKPizGXe
乙!

最高だぜ蕾夜々
659名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 17:02:33 ID:a780bIBc
>>657
正直に感想を言うと、一人称がちぐはぐで、非常に読み難い。
文章としては、致命傷なんじゃない?
そこら辺直せば、良くなると思う。
660夜々×蕾(5):2006/07/17(月) 18:10:53 ID:hiOWWQd0
>>658
ありがとうございます。
>>659
アドバイスありがとうございます。
これから、残りの分を修正します。
661名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 18:41:55 ID:JBru8QxG
>>600
続きに期待。
どうしても統一が難しい場合に一人称を分けたいとき、
僕の場合は
サイド××その○○話目とかで分けたりして打開する。
あと、作中の注書きは
もしも入れるなら、
※とか※注とかを足して、さらに()でくくった方が
より読みやすいような気がする。
662名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 18:43:54 ID:fjrLJquv
夜々×蕾(・∀・)イイ
663名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 18:46:54 ID:JBru8QxG
×>600
→○>>660 …orz
664名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 19:46:40 ID:56XZO9yk
>>646
>>649
>>653

GJ!!!!
お三方とも素晴らすぃですね
どれも次回が楽しみです (;´Д`)ハァハァ





ウッ
665夜々&蕾…仕事終了時の会話編:2006/07/17(月) 21:43:32 ID:19WgVVRU
「夜々部長、お疲れ様でした。」
「ご苦労様…って、なによ。
二人きりなんだから、普段通りでいいのに。」
「くっつかないで下さい。
管理職見習い(※)の先輩にも
負けない位には忙しいんです。
それに、勤務中は切り替えるって言いました。」
「つれないわね…蕾がその気なら、私も考えがあるわ。」
「な、なんですか、いきなり…。」
「光莉、大丈夫かな…。」
「…はい!?」
「通勤中に痴漢に遭ったりしてないかな…。
ただ有るのは勤務年数だけの無能な先輩に、
仕事押し付けられて泣いたりとかしてないかな…。」
「…。」
「女の武器使っても、セイコウさせなさいとか言われたり、セク…」
「分かりました、降参です、もう結構です。
夜々お姉さま、仕事が残っていないなら帰りましょうか。」
「…クスクス、帰りましょうか。
…さっきのことなら、実際には心配いらないわ。
千華留お姉さまが興された、
女性が大半の会社ですもの。」
「…全く、イジワルなところは相変わらずですよね。」
「そういう性分なのよ。」
「光莉お姉さま、もうお帰りかもしれませんね?」
「そうね…久しぶりに定時らしいから、
今頃ご飯作ってくれているかもね。」
(※夜々ちゃんは、実家の会社に難無く入社し、
将来会社を経営するうえで必要と思われる
ノウハウや技術を実務を通して学んでいる。
故に給与自体は大した額ではないが、
滅多なことでは解雇されることもない。
…という設定です。
実際こういう立場にある人を知らないので、
実態とは全く違うと思います。)
666名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 21:46:02 ID:j6ObKQaf
>>657
蕾「夜々先輩の決心を後押しする為にあえてこう取らせてもらいました。」
夜々(確かにそう言わなければ踏み込めなかった・・・・・。)
こんなやり取りをしてそうだな
667名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 18:25:29 ID:vwhNJt7s
空気を読まずに
ここで桃実×要がみたいです!
668夜々×蕾(6):2006/07/18(火) 22:41:46 ID:tw6usgFj
>>657 です。書き方を多少変えました。
○○『XXX』は、○○がXXXと言った。
○○(XXX)は、○○がXXXと思った。
と考えてください。
では、本編です。

2人は唇を重ね始めた。
さっきとは違う、やさしくてかつ激しいキス
『はむ………くちゅ、くちゃ…ちゃ…』
舌のざらつきを確かめあうかのようになめあう。
夜々は蕾の舌にすい、自分の舌を絡めた。

蕾『ぴちゅ……くちゅ、くちゃ…ちゃ……ややせん…ぱい』
蕾(今夜々先輩と繋がってる。同じ空気を吸っている。夜々先輩の唾液が伝わってくる)

夜々とのつながりを離したくないため蕾は必死に夜々の舌に自分の舌を絡めた。
『…ぴちゃ……ちゃ……ちゅ』
二人の唇が離れると白い糸が口から垂れて服についた。

夜々『はぁ…はぁ…長すぎ……なのよアンタ』
蕾『ふぅ………ふぅ…だって離して……くれないから』
夜々『離れても糸が繋がってる。ふふ』

この言葉に蕾はうれしさと恥ずかしさで顔を赤くせずにいられなかった。
蕾はベットに夜々を押したおした。

蕾『さっきと同じですね』

そういいながら夜々を脱がす蕾。
蕾(本当に大きい。本当にいやらしい。そして本当にいじめたい。)
さっき言葉に出てきたことが頭をよぎる。
今から大好きな先輩の胸に触る。
さっきはなかった言葉にできないような恥ずかしさを蕾は感じた。
669夜々×蕾(7):2006/07/18(火) 22:44:38 ID:tw6usgFj
夜々『早くしなさいよ。ね』

そう言って蕾の手をとって自分の胸に当てる。

蕾(ふわぁ〜やわらかい。そしてあったかい)
蕾『わかってますよ。では先輩いきますね。』

はずかしさから、手はガチガチだったが触れると

夜々『ひゃ……あぁん…………んふぅ』

夜々は、声を上げた。
蕾は感じてくれたと思いうれしくなる。

蕾『やっぱり感度高いんですね』
夜々『…さっ…さっき……おなじ…いわな』
蕾『あっ、また乳首立ってますよ』

蕾は少し笑うと、立った乳首をなめてみた。

夜々『いやぁ……あ…ん』
蕾(先輩のおっぱいプルプルして気持ちいい)

蕾は夜々の乳首を今度は吸ってみた。

夜々『ん…ひゃ…ん…らめ…』
蕾(夜々先輩感じすぎですよ。もっと声を聞きたい、なんかもっともっといじめたくなります。)

蕾はすでに自分を抑えきれなくなりそうだった。
夜々をいじめたくて仕方がない。

夜々『んひゃん……つよ……へん…へんになっちゃ…そんな……吸っちゃ』

蕾は激しく乳首を吸い上げた

夜々『はぁ〜ん…ひゃ…ん…やめ…』
蕾『え、やめてほしいんですか?』

いたずらに笑うとそういって夜々を開放した。
670夜々×蕾(8):2006/07/18(火) 22:49:39 ID:tw6usgFj
夜々『はぁ…はぁ……本当にやめちゃうの?』
蕾『はい』

満面の笑みでややを見つめる蕾
何か物足りなさそうに蕾を見つめる夜々

夜々『はぁ……はぁ…アンタ…いじわるね』
蕾『夜々先輩もっといいことしてほしいなら私に蕾様の奴隷にな……』
夜々『ば〜か。大体アンタ私のことせめてばっかで私何もしてないじゃない。仕返させなさい』

そういいながら蕾の服を脱がす夜々。そして蕾を全裸にする

夜々『だから今度は私がする番よ。あれ?もう下がぬれぬれじゃない』

そういって蕾の秘部にある赤い蕾を見つめながらやさしく触れた。

蕾『あひぃ……あふ……ひゃん……らめ…』

声が出るたびにしたの密の量が増えていく

夜々『うふふ…ここってこんなにいやらしい形してるのね〜。でもきれいなピンク色してる』
蕾『んっ……ひゃ……ひゃん……ダめ』
夜々(かわいい声だしちゃって、もっとしたい、もっといじめたい)

今度は蕾の赤い蕾をつまんでみた。

蕾『はぅん…んひゃ……いや…いぃ…つまんじゃ……らめ……いぃ』
夜々(かわいい、かわいいすぎる、これじゃぁ抑えられない)
夜々『変な声いっぱい出しちゃってこういう子にはお仕置きしないくちゃね』

そういって蕾の下の赤い蕾をなめようとすると

蕾『まっ、まってください』

そういって夜々の頭を必死で抑えた。


――――――――――――――――――
今日はここまでにさせていただきます。
昨日と書き方を多少変えたのですが、読みやすくなっていたでしょうか…?
671名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 23:56:38 ID:Vm34wlBJ
>>670
連日投稿する努力は買うのですが、もう少し推敲するのが良いのではないでしょうか。

>満面の笑みでややを見つめる蕾
→満面の笑みで夜々を見つめる蕾

>声が出るたびにしたの密の量が増えていく
→声が出るたびに舌 の蜜の量が増えていく

>夜々『変な声いっぱい出しちゃってこういう子にはお仕置きしないくちゃね』
→夜々『変な声いっぱい出しちゃってこういう子にはお仕置きしなくちゃね』

たびたび脳内で変換/修正しなくてはならないのは読み手として閉口します。
672610:2006/07/19(水) 02:10:57 ID:BnNqC8s6
ものすごくいまさらですが、感想くれたみなさんどうもありがとうございました。

続いて渚砂×玉青。『ふたなり』ものを投下します。
そっちが苦手な方はスルーして下さい。
けっこう長いのでご容赦を。
673名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 02:12:17 ID:BnNqC8s6

「すぅ……すぅ……ん、んん……」

目の前で、スゥスゥと息を繰り返している……ピンク色のクチビル。
かすかに濡れている髪からは、ほんのりとシャンプーの香りが漂ってきて……私の鼻をくすぐります。
その頭をナデナデと撫でてあげると、彼女はくすぐったそうに眉をひくつかせました。

(はぁ……なんてかわいらしい寝顔……♪)

そのあまりの愛らしさに、おもわずため息が漏れてしまいます。
今夜は、渚砂ちゃんと一緒に眠りたい……。
私のそんなお願いを、彼女はにこやかな笑顔で承諾してくれました。
でも……。

(こんな目の前に……渚砂ちゃんのかわいいお顔……♪ あぁ、ドキドキして眠れませんわ……♪)

その子供のように無邪気な寝顔が、いつまでたっても私に目を閉じさせてくれないんです。
彼女の方は、もうグッスリ夢の中に入ってしまっているようで……。
目を閉じている表情を見ているだけで、私の心臓がバクバクと速まってしまいます。

「んん……た……たまお……ちゃん……むにゃむにゃ……」

(!? そ、そんな……寝言で私の名前なんて言われたら……イ、イケナイ気分になっちゃいますわぁ……♪)

今の渚砂ちゃんになら……。
この深い眠りについている今なら、どんなことをしてもバレないかもしれない……。
そんなイケない欲望が、私の中にドロドロと染み渡っていきます。
そしてその私の願望を後押しするように……寝返りをうった渚砂ちゃんの顔が、ググっと近づいてきたんです。

(え!? ……い、いいんですか? こ、このかわいいお口に……キ、キス、しちゃっていいんですか? ハァハァ♪)

答えが返ってこないことを勝手に了承と受けとめて、私はそのまま彼女の唇に近づいていきました。
桃色のプックリとした膨らみが、だんだんと視界いっぱいに広がっていきます。

「ごっくん……♪ 渚砂ちゃん……い、いただきます♪」

おもわず生つばを飲み込むと、ついに私は……渚砂ちゃんの唇に吸いつきました。

「んんぅぅ!……ぅ……ん、ん……」

私の唇がムチュっとそこを塞ぐと、彼女は小さく悲鳴のようなものをあげました。
でも、キスの刺激だけで眠りが覚めるはずもなく……彼女は何も気づかず寝息を続けていきます。

「あむ……むぅ、ん、んん……むにゃむにゃ……」

(あぁ……♪ な、渚砂ちゃんのクチビル♪ ついに♪ ついについに♪  いただいちゃいましたわぁぁぁ♪)

プニュプニュっとしていて、まるでマシュマロのように柔らかい渚砂ちゃんの唇。
こっそりその口を開くと、彼女のほんのりと甘い吐息がチョコレートのように私の口をとろけさせていきます。
674名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 02:12:59 ID:BnNqC8s6

(はぁぁ……♪ ゆ、夢にまで見た……渚砂ちゃんとのファーストキス……♪)

そのまま唇をプニプニと甘噛みしたり、チロっと舌を入れてみたり……。
寝ている渚砂ちゃんの口に、私は好き放題に口を押し付けました。
そうして、しばらく渚砂ちゃんとの初めてのキスを堪能すると……ゆっくりと口を離します。

「ん……ぷちゅっ……すぅ、すぅ……むにゃむにゃ……」

寝込みに唇を奪われたというのに、彼女はただ可愛い寝息を立てているだけです。
何も知らない無垢な表情が、私の心にドクドクとした背徳心を生み出していきました。

(あぁ……渚砂ちゃん……私はイケない子ですね……♪)

続いてジワジワと湧き出てくる、罪悪感。
その黒い感情が、ドロドロと胸の中に広がっていきます。

(こんなにも純真で無邪気な……あなたの寝込みを襲ってしまった、悪い女の子なんですわぁ……♪)

しかし、その黒々とした感情がとても心地よく感じられました。
卑怯……醜い……いやらしい……。
そう自分を卑屈に思えば思うほど、マゾ的な感情が私の胸をキュンっとさせていくんです。
自分でももう気づいている、この胸をズキズキとさせてくる痛み……『快感』。

(渚砂ちゃん……♪ こんないやらしい私を……わたしを……♪)

そう……きっと私は、いま自分がした行為を彼女に知られたいんです。
この淫らな欲望を……非現実的なまでの妄想を……。
そしてそれを知られた後に……あなたにイジメられ……。

「玉青ちゃん……?」

「……っ!?」

ボーっとしていた中、突然聞こえてきたその声にドクンっと心臓が高鳴ります。
声のしてきた先……。
そこには、私のことをジッと見つめている真っ赤な瞳がありました。

「な……渚砂ちゃん……お、起きてらっしゃったんですか?」

「うん……『ずっと』、起きてたよ?」

ずっと……。
その言葉を意味するものがなんなのか、渚砂ちゃんの目を見ればわかりました。
彼女は、私のことを……いやらしい女だ、とでも言うような目で見つめていたんです。
675名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 02:13:44 ID:BnNqC8s6

「玉青ちゃん……そんなに私が欲しい?」

「……え?」

あの渚砂ちゃんの口から出たと思えない、大人びた口調。
まるで私の心に直接呼びかけてくるように、彼女は言葉を続けていきます。

「そんなに……私にシテ欲しいのぉ?」

「!? あぁ……な、渚砂ちゃん……♪」

そのゾクっとするような目つきに、私の背中を電気が走るような感覚が伝わりました。
さっき私が望んだ欲望……。
それが、渚砂ちゃんの口から次々と吐き出されていくんです。

「そんなにガマンできないなら……そんなに『欲しい』なら……シテあげるよぉ♪」

そして彼女は……ゆっくりと私の体に覆いかぶさってきました。

「あぁ……な、渚砂ちゃんなにを……♪」

「なにって……♪ 女の子の寝込みを襲っちゃう、イケない玉青ちゃんに……オシオキだよぉ♪」

イジワルな目を向けてくると、渚砂ちゃんは私のパジャマに手を差し込んできました。
その白魚のようにかわいい指が、私のおっぱいをグニュっと掴んできます。

「はぁん♪ あぁそんな……イ、イケません渚砂ちゃぁん……♪」

「ふふ……♪ 玉青ちゃんのおっぱい、このままめちゃくちゃにしてあげるねぇ……♪」

「な……そ、そんなのイケません、イケませんわぁ……♪」

言葉では拒みつつ、私はまったく抵抗せずにその手を受け入れていました。
パジャマの上着の中で、乱暴に動きまわる手のひら……。
今まで誰にも触らせたことのなかったおっぱいが、渚砂ちゃんの手に汚されるようにグニャグニャ揉まれていきます。

「あ、あ、あぁ♪ 渚砂ちゃんそんな……ら、乱暴すぎますぅ……」

「すっごぉい♪ 玉青ちゃんのおっぱい、すっごくドキドキしてるよぉ? きもちいいの?」

「そ、そんな……こんなむりやりモミモミされて、き、きもちいいなんて……そんなことぉ……♪」

プイっと顔をそむけながらも、私の心臓はドクドクとその鼓動を速めています。
乱暴に揉まれているおっぱいからは、ジワジワとした熱い快感が広がってきていて……。
先っぽの敏感なとこが、ピクンッと反応してしまいます。

「ん……あは♪ 玉青ちゃんのエッチなとこ、見つけちゃった♪」
676名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 02:14:38 ID:BnNqC8s6

おっぱいの中心で、ツンっと尖ってしまっている乳首。
そのひときわ硬くなっているとこに気づいた渚砂ちゃんは、それをキュっと摘み上げてきました。

「ひゃうんっ♪ あぁ……そ、そこは触ってはイケナイとこですわぁ……♪」

「ん〜? なんでダメなのぉ? もうこんな……ピンピンになっちゃってるのにぃ……♪」

「そ、そんなことありませ……あ、あはぁぁ♪ あぁ、あ、あぁん♪」

渚砂ちゃんの指が、続けてコリコリとその突起を弾いてきます。
そのたびにビリビリしたものがおっぱいに走ってきて……私はイヤイヤと首を振りながら快感に悶えていきます。

「あ、あん♪ あ、あ、あはんぅぅ♪ あぁ……き、きもち……ぃ……♪」

「え? 今なんて言ったのぉ? もしかして、きもちいいって言ったのかなぁ♪ た・ま・お・ちゃん?」

「!? な、なにも……乳首がきもちいいなんて、い、言ってませんわぁぁ……♪」

自分でももうバレバレだと思いながらも、私は快感を口にする気はありませんでした。
なぜならいま私は、渚砂ちゃんに犯されているんですから……。
無垢な仮面を脱ぎ去った少女に、むりやりレイプされる美少女を演じるんです。
だから必死に抵抗しないと……嫌がらないといけないんですわ……♪

「な、渚砂ちゃん……こんなことイケない、イケないんですわ……も、もうやめてぇ♪」

「ダ〜メ♪ そんなの、無理だよぉ? だってほら……」

そう言ってニヤリと微笑むと、渚砂ちゃんは自分のズボンに手をかけました。
そしてそこから、何か長い棒のようなものを……ブルンっと取り出したんです。

「だって私のコ・レ♪ 玉青ちゃんのせいで、もうビンビンになっちゃってるんだもん……♪」

「!?……え……え?」

唐突に目に飛び込んできた……その大きくて長いもの。
それはけっして、女の子に生えているはずがない……生えていてはイケナイものなのに……。
まるで私の『望み』そのままに……渚砂ちゃんの股から『ペニス』が伸びていたんです。

「あぁ……ど、どうして? な、渚砂ちゃんに……そんな……ものが……♪」

突然の光景に、頭がパニックになっていきます。
けれど、それは確かに私がいつも妄想していたことで……。
『渚砂ちゃんのペニス』を見ているだけで、熱くなった体がとても『イケない期待』をいだいてしまうんです。

「はぁぁ……♪ そ、そんな……渚砂ちゃんに、お、おちんちんがぁぁ……♪」

「そうだよぉ♪ これ、入れて欲しかったんだよね……? ここに……♪」
677名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 02:15:25 ID:BnNqC8s6

ニッコリと笑いながら、渚砂ちゃんは私の股の間をスリスリと撫でてきました。
目の前のペニスに興奮して、つい熱くなってしまっている股間に……指を這わせてきます。

「あ、あはぁん……♪ イ、イケませんわ……そこに……私のおまんこに、お、おちんちんを入れるなんてぇ……♪」

「どうしてぇ? もうこんなに熱くなっちゃてるのに……入れちゃダメなのぉ?」

「ダ、ダメですぅ……♪ 渚砂ちゃんが、わ、私の中に……おまんこに入ってくるなんてぇぇ……♪」

これがあれば……。
渚砂ちゃんにペニスがあれば、私達は愛し合うことができるんです。
めくるめく妄想をしながら、私は彼女がむりやりそれを入れてこようとするのを待っていました。
けれど……次に渚砂ちゃんがしてきた行動は、それよりもひどい行為だったんです。

「ダメなんだ……そっか……」

そうしてふぅっとため息をつくと、渚砂ちゃんは……私の体から離れました。

「え……?」

「ごめんね……こんなむりやりなんて、やっぱりひどいよね?」

そう一言謝ると、渚砂ちゃんはスっとベッドから起き上がっていきます。
そして……一歩一歩私の体から離れていくんです。

「あぁ……な、渚砂ちゃん……どうして……」

「友達なのに……親友なのに、こんなエッチなことしちゃダメだよね? もう……もうこれ以上『しない』から……♪」

「!? あ、あぁぁ……そ、そんな……」

申し訳なさそうな言葉とは裏腹に、渚砂ちゃんのその顔は……笑っていました。
たっぷりと胸を愛撫され、あんな大きなペニスを見せつけられ……もう私の体はおさまりがつかないとこまできているのに。
彼女はここにきて、急に焦らしてきたんです。
まるでいままで素直じゃなかった私に、逆にオシオキしてくるように……。
渚砂ちゃん……なんて……なんて恐ろしい娘……。

「あぁ……ま、待ってください……渚砂ちゃん……」

ドクドクと熱くなっている体にガマンできず、私は渚砂ちゃんの体にフラフラと近づいていきました。
しかし彼女は、スっと手で私の体をさえぎり……ニヤニヤとイジワルな顔を向けてきたんです。

「なぁに? なにか、言いたいことでもあるのかなぁ……?」

私との間にしっかりと『壁』を作りながら、渚砂ちゃんはちゃんと言葉にするようにと『命令』してきます。
こんなこと、口にするだけでも恥ずかしいのに……。
彼女は私から、更に『おねだり』させようというんです。
678名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 02:16:10 ID:BnNqC8s6

「お、おねがい……い、入れてください……渚砂ちゃんのお、おちんちん……ここに……」

「ここって、どこなのかなぁ? もっとちゃんと言ってくれないとわかんないよ……♪」

「あぁ、こ、この……この私の……」

「ふんふん……私のぉ?」

クイっと首をかしげながら、私の顔をかわいく覗き込んでくる渚砂ちゃん……。
小動物のようなその仕草を見た……瞬間、私の頭でプチっと何かが切れていきました。

「わ、私の……もうグチャグチャになってしまっているおまんこに! な、渚砂ちゃんのおちんちんをブチ込んでくださいぃぃぃっ!!!」

「……よくできました♪」

全ては、渚砂ちゃんの思惑どうり……。
私はついに、自ら快感を求める『メス』になってしまいました……。

「じゃあねぇ……♪ まずそのパジャマ、全部脱いじゃおっか?」

「ん……は、はい……」

すっかり快楽に魅入られながら、私は彼女の言うとおり服を脱いでいきました。
パジャマを脱ぎ上半身を裸にすると、合わせてズボンも脱ぎ去っていきます。
その下に履いているお気に入りのショーツも脱いでしまい……生まれたままの姿を渚砂ちゃんに見せていきます。

「ふふ……♪ やっぱり綺麗だねぇ? 玉青ちゃんのからだ……♪」

「あぁ……は、恥ずかしいですわ……」

いままで同じ部屋で着替えたり、一緒にお風呂に入ったことまであるというのに……。
今の私は、渚砂ちゃんに見られることにたまらない羞恥を感じていました。
きっとそれは、初めて愛する人に貫かれることへの……女の興奮からきているものだと思います。

「な、渚砂ちゃん……あ、あの、私……わたし……」

「なぁに? もうガマンできないの……?」

彼女の問いかけに、私はコクンっと首をうなづけました。
今すぐ渚砂ちゃんに抱かれたい……その大きくたぎったペニスで貫いてもらいたい……。
そんないやらしいことばかりが、頭の中を支配していきます。

「いいよ、入れてあげる♪ そこに……四つん這いになってくれたらねぇ……♪」

渚砂ちゃんが、指を差した先……。
そこはベッドの上などではなく、ただ絨毯を敷いてあるだけの『床』でした。
679名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 02:16:51 ID:BnNqC8s6

「え……こ、ここで……ですか?」

「うん♪ そこで……床の上で、後ろからおもいっきり貫いてあげる……♪」

ニヤっと口元を歪めて、渚砂ちゃんは支配者のような笑みで命令してきました。
その女王様のような言い方にゾクゾクしながら、私は言うとおり……床に四つん這いになりました。

「あぁ……こ、こんな格好でなんて、恥ずかしいですわ……♪」

「ほんとだねぇ♪ 玉青ちゃんのおまんこが……お尻の穴まで、ぜんぶ丸見えだよぉ……♪」

「はぁ……♪ そ、そんなこと言わないでください……♪」

ジロジロと見てくる渚砂ちゃんの視線が、私のいやらしいとこを更に熱くさせていきます。
膣口からは、もうネバついた液体がトロトロと流れだしていて……。
まるでよだれを垂らすように、渚砂ちゃんのペニスをいやらしく求めているんです。

「あぁ、な、渚砂ちゃん……はやく……はやく入れてくださいぃ……♪」

「うん……♪ 入れてあげるねぇ♪」

そうしてお尻にピタっと手が置かれると、膣口に何か固いものが押し当てられてきました。
彼女の……渚砂ちゃんのペニスが熱く感じられたかと思うと、それが一気に……ズブブゥゥッッ!と私を貫いてきました。

「は、はぁぁぁぁんっっ!!! あ、あぁぁぁ! あぁ……あ、あはぁ……♪」

熱い棒が、お腹をズグズグンっ!と突き刺してきたような感覚……。
そんな刺激が、私の下半身を砕けさせるように襲ってきました。

「あ、あはぁ……♪ お、おちんちんが……わ、私のなか、にぃ……♪」

突き刺された大きなペニスに、むりやり広げられている膣口……。
そこから、初めての貫通をあらわす赤い液体がにじみ出ていました。
それがツツーっとふとももを伝っていくと、私に処女を散らされた事実を突きつけてきます。

「あぁ……わ、私、渚砂ちゃんに……渚砂ちゃんに初めてを奪われて……は、はぁぁ♪」

「そうだよ……♪ 玉青ちゃんの処女まんこ、私がもらっちゃったんだよぉ……♪」

愛する人に、初めてを奪ってもらった喜び……。
一生に一度の神聖な行為を、こんな犬のような格好で迎えてしまった背徳感……。
そして何よりも、『女の子のおちんちん』に貫かれてしまったという非現実感……。
それらの入り混じった感覚が、私の体にとめどない快感を伝えてきました。

「あぁ、あぁう……♪ な、渚砂ちゃん、は、はやく……はやく動いてください……♪」

「うん……♪ このまま、おもいっきりおまんこ突いてあげるね……♪」
680名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 02:17:42 ID:BnNqC8s6

私の快感に拍車をかけるように、渚砂ちゃんがジュプジュプとペニスを出し入れしてきました。
ついさっき貫かれたばかりの敏感な膣を、大きなそれがズブズブと遠慮なく入り込み、お腹の中をかきまぜてきます。

「ひゃあう♪ あ、あ、あぁ♪ あぁ……き、きもちいい……♪ お、おなかがとろけちゃいますわぁ……♪」

「そんなにいい……? 初めて入れられたのに、もうおまんこきもちよくなっちゃう子なのぉ? 玉青ちゃんは……♪」

「そ、そうです……♪ 私は……玉青は処女まんこで感じてしまう、いやらしい女の子なんですわぁ♪ あ、あぁ♪ あん♪ あはぁ♪」

「ふぅ〜ん♪ いつもあんなに優等生ぶってるのに、こんな犬みたいにハメられて感じちゃうスケベっ娘だったんだぁ……♪」

「あ、あはぁ……♪ い、言わないでぇ……♪」

いやらしく言葉攻めをしてきながら、渚砂ちゃんは更に乱暴に腰を動かしてきます。
彼女のおなかと、私の大きなお尻が何度も何度もぶつかりあい、パンパンパンといやらしい音を部屋に響かせていきます。

「あ! あ! あん♪ あぁ! な、渚砂ちゃん……は、激しすぎですわぁ! あぁ! あ! あ!」

「そのほうが嬉しいくせにぃ……♪ もうわかってるんだよ? 玉青ちゃんがそういうの好きなの……♪」

全て見透かしたように言うと、渚砂ちゃんはグイっと私の両腕を掴んできました。
そして、床に付いていたその手をグイィィィッ!っと後ろにのけぞらせて……私の体を逆エビのようにさせて腰をぶつけてきます。

「はぁ! あぁぁぁっ♪ こ、こんな……わ、私の体が、お、おもちゃみたいにぃ……あ♪ あ♪ あぁ♪」

「玉青ちゃんは、こうやってむりやり……レイプされてるみたいにおまんこ突かれるのがいいんでしょ? 興奮するんでしょぉ?」

「あぁ♪ そ、そんなこと……私はそんなマゾな女の子じゃ……あ、あはぁぁ♪ あぁ♪」

「嘘つき……じゃあ、なんでこんなおまんこビチャビチャになっちゃってるの? 玉青ちゃんの嘘つきぃ!」 

パァァン!

「!? ひゃあぁぁぁんっ♪♪♪」

突然、お尻にビリビリとした痛みが走りました。
渚砂ちゃんがペニスの出し入れに加え、私のお尻をバチンバチンと叩いてきたんです。
まるで、いやらしい私をオシオキするように……。

「ほら、ほらぁ♪ こうやってお尻叩かれるときもちいいんでしょぉ? 変態マゾの玉青ちゃん……♪」

パァン!パァン!パァン!

「あ、い、いやぁいやぁぁ♪ な、渚砂ちゃんイケませんわぁ……あ♪ あはぁぁぁ♪」
681名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 02:18:18 ID:BnNqC8s6

私が(言葉では)拒んでも、渚砂ちゃんは何度も何度もお尻を叩いてきます。
そのたびに赤くなったお肉がブルンブルンっと揺れてしまって、たまらない羞恥心を感じさせていきます。

「いけません、じゃないでしょ? ほらぁ♪ もっと叩いてくださいって言わないと……♪」

パアァァァンッ!!!

「きゃふっ♪ あ、あはぁ……いやですぅ♪ そ、そんなはしたないこと言えませ……あ! あ、あはぁぁ♪」

より一層強く叩かれていって、私はおもわず下半身にキュっと力を入れてしまいました。
それと同時に膣もギュウゥゥっとペニスを締め上げてしまい……渚砂ちゃんを更にきもちよくさせてしまいます。

「あん♪ や、やっぱり……こんなに私のおちんちん咥えこんじゃってぇ♪ きもちいいんだねぇ?」

「あ、あふぅ♪ そんな……こ、これはちがうんです……はぁ♪ はぁぁ♪」

「ふふ♪ まだ素直じゃないんだ? それなら……♪」

何かを含んだようにささやくと、渚砂ちゃんは揺れている私のお尻をムッチリとわしづかみにしてきました。
そしていままでとはあきらかにちがう速さで、ズブズブとペニスを突き入れてきます。

「このまま……♪ このまま玉青ちゃんの中で、出しちゃうからねぇ……?」

「!? あぁ、そ、それだけは♪ そんなことされたら……私、に、妊娠してしまいますわぁ……♪」

「そうだよぉ……♪ 赤ちゃんできちゃったら、おなかをおっきくさせながらミアトル行くんだよぉ?」

「あ、あぁぁ♪ そ、そんな……渚砂ちゃんとの赤ちゃんを身篭っての、が、学園生活なんてぇ……♪」

つい自分がおなかを大きくさせてしまったとこを想像して、私はまたもやギュゥゥゥっと膣を締め上げてしまいました。
その刺激に渚砂ちゃんがブルブルと体を震わせはじめて……ペニスも同じようにビクビク震えていきます。

「あ♪ そ、そんな締め付けたら、で、出ちゃうよぉ♪ だ、射精しちゃうからね? このまま……玉青ちゃんのおまんこにぃ♪」

「あ、あふぅ♪ ま、待って……イケないですわ渚砂ちゃぁん♪ あ、あはぁ♪ あ、あ、あ♪」

「あ♪ あ♪ イ、イクよぉ……おちんちんから……ミ、ミルクでちゃうぅぅぅっっっ♪」

ドピュ! ドピュドピュドピュ! ドピュウゥゥゥゥッ!

渚砂ちゃんの可愛い絶叫が聞こえると、ペニスがビクビクとおなかの中で跳ねていきました。
先っぽから何か熱いドロドロしたものが出てきて、それが膣の中にベチャベチャと付いてくるのがわかります。

「ん、んはぁぁ♪ あ、あっついぃぃ♪ な、渚砂ちゃんの赤ちゃん……♪ あ、あはぁぁん……♪」

「た、玉青ちゃん……♪ あ、あん♪ あ……き、きもちいいよぉ……♪」

射精の快感に悶えながら、渚砂ちゃんは私の体をギュっと抱きしめてきます。
その暖かい腕に抱かれながら……私は心地よい快感に……身を任せていきました……。
682名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 02:18:52 ID:BnNqC8s6

                       ・
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                       ・

「え……あぁ、な、渚砂ちゃんそこは……そっちはさすがにイケませんわぁぁ♪ ……むにゃむにゃ……」

「玉青ちゃん、玉青ちゃんってば起きてよ……遅刻しちゃうよぉ?」

心地よい感覚に包まれながら、私はユサユサと体を揺らされゆっくりと目を開けていきました。
するとそこには、愛する渚砂ちゃん……いえ、渚砂お姉様のお顔がありました。

「ほらぁ〜、はやく起きてぇ〜」

「わ、わかりました……♪ ちょっと怖いですけど……お、お姉様が望むなら……♪」

「ふえ? な、なに寝ぼけてるの?」

「…………え?」

すっとんきょうな声をあげる彼女に何か違和感を感じ、私はキョロキョロと周りを確認しました。
ついさっきまで、床で犬のような格好をしていたはずなのに……。
私の体はちゃんとパジャマを着ていて、ベッドの上に横たわっていました。
一方の渚砂ちゃんも、すでにミアトルの制服を当たり前のように身に着けていて、その股間は……少しも盛り上がっていません。

「え……え、え? あの……な、渚砂ちゃん?」

「ふふ、でもめずらしいね? 玉青ちゃんがお寝坊さんなんて……いっつも私のほうが起こされてるのにねぇ♪」

さっきのイジワルな雰囲気とは正反対に、渚砂ちゃんはニヘヘっとドジっ娘笑顔を向けてきます。
その屈託のない表情が、だんだんと私の頭を冷静にさせていきます……。

そんな……ま、まさか……夢……?
さっきの……ちょっとイジワルで小悪魔的な、女王様っぽい渚砂ちゃん……。
渚砂お姉様による……玉青調教物語が……ぜ、全部まるごと……ゆめ……?

「玉青ちゃ〜ん? おーい、起きてるぅ?」

「……そです……」

「え? なに?」
683名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 02:19:23 ID:BnNqC8s6

「うそですぅぅぅっ!!!」

現実から目を反らしたくて、私は渚砂ちゃんのお腹にガバッと抱きつきました。
ついさっきまで私のお尻をいやらしく攻めてきた……攻めてきたはずのお腹に、グリグリと顔をこすりつけます。

「あん……玉青ちゃん、く、くすぐったいよぉ」

「あぁ……そ、そうやってまた私を突き放して、イジメて! そんなイジワルしないでください! 
 さ、さっきまであんなに愛してくれたじゃないですか! あんな激しく求めてくれたじゃないです
かぁ!」

「ふえ……ど、どうしたの? こ、怖い夢でも見たの?」

「いいえ! 夢じゃないんです! ゆ、夢なんかであってたまるもんですか! 
 あんなに、あんなに太くてたくましくてきもちよかった……な、渚砂ちゃんのおちんちんがぁ!!!」

「ふ、ふええぇぇっっ!? お、おちんち……って! な、何言ってるの玉青ちゃぁん!」

「ああ、どうして? どうして何も知らないふりをするんですか? 
 ま、まさか……私の処女だけが目当てだったんですか? 一度抱ければもうポイッ!ですか? 
 そ、そんなのあんまりですわ渚砂お姉様ぁぁぁ!」

「しょ、処女? だ、抱くって……お、お、お姉様ってぇぇぇっ!」

「なんでもしますから! な、舐めろと言われれば、いくらでもご奉仕します!
 お姉様の大好きな犬の格好もしますからぁ! 今度お尻を叩かれたら、ワンワン!って鳴いてみせますわ! 
 だ、だからだから……玉青を見捨てないでくださいぃぃ!!!」

「う、うわあぁぁーん! 玉青ちゃんやっぱり寝ぼけてるよぉぉっ!」

その後……。
嫌がる渚砂ちゃんをむりやり裸にひん剥き、『アレ』がないことを知った私は……ようやく現実を受け入れたのでした……。

終わり
684名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 04:43:24 ID:3nQCVdfb
GJ!!玉青が可愛かったです(;´Д`)ハァハァ
685名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 08:00:35 ID:+W5HG+Td
ちょwww夢オチかwwwでもGJ!
68637:2006/07/19(水) 11:57:35 ID:M5TZht65
どうもお久しぶりです、37です。
しばらく来ない間にまた多くのSSが…この場を借りて全ての作品にGJ!!皆さんもっとスレを盛り上げてください。
そして、自分も短いですが一作書き上げたのでここに投下したいと思います。
原作ベースの玉青×夜々です。

「…最近、私変なんです。」
開いた窓の外の夜空を見上げながら、パジャマ姿の夜々が呟く。
「どんな風に変なの?」
いつもはきっちり結い上げている髪をほどいて夜風になびかせた玉青が、柔らかな笑顔で問い返した。
「…光莉ちゃんのこと。私の中に、ね。二つの思いがあるのよ」
夜々は、自分の胸をそっと押さえながら言った。
「親友としての自分は、光莉ちゃんと天音先輩の事を、純粋に応援したいと思っている。でも…そうじゃない、もう一人の自分がいる」
「光莉ちゃんを、自分だけのものにしたい、って気持ちね」
玉青は、胸を押さえている夜々の手に自分の手を重ね、言葉を続ける。
「わかるわ、私も同じだもの。渚砂ちゃんと“親友”でいたいという気持ちと、それ以上の関係になりたいという気持ち。二つとも、偽りない私の本当の想い。」
「…“親友”って、難しいですね。ただの遊び友達でもない、だけど…どんなに特別でも、恋人にはなれない。私、親友が出来てこんなに辛い思いをするなんて思わなかった」
哀しげな瞳で言う夜々の身体をそっと抱きしめ、玉青は呟いた。
「本当に、ね…」
二人は、どちらからともなく、視線を重ね合わせ、そのままお互いの唇をそっと重ね合わせた。
一瞬、時が止まったような感覚。
「…傷の舐め合いなんて、ガラじゃないんだけどね」
唇を離し、自嘲気味に笑って言う夜々の頭を玉青はくしゃりと撫でた。
「あら、私は本当に夜々ちゃんのことを、可愛くて大切な後輩だと思っているのよ。だからこそ…夜々ちゃんが自分の想いに押しつぶされて壊れてしまわないか心配なの」
「玉青…先輩…」
呟く夜々の唇にそっと人差し指を当て、玉青は囁いた。
「違うわ。今は、“玉青お姉様”よ」
そう言って、その指を唇から首筋に下ろし、そして胸元へと滑らせてゆく。
「あっ…」
夜々の唇から、吐息交じりの声が発せられる。

68737:2006/07/19(水) 12:01:52 ID:M5TZht65
割合早くから自分の性癖を自覚し、性に目覚めていた夜々は、同性との性行為も何度か経験があった。
けれど、そんな夜々が、玉青の手と唇によって、今は初めて経験する無垢な少女のように喘いでいた。
玉青の愛撫は、まるで自分を慈しむかのように優しかった。
与えられる快楽に飲み込まれてしまいそうになりがらも、夜々はなんとか声を振り絞って玉青に言った。
「お…お姉様、私もお姉様のこと…気持ちよくさせてさしあげたいです…」
夜々は玉青の胸にそっと手を伸ばし、その膨らみをゆっくりと揉む。
「あっ…夜々ちゃん、そこ…気持ちいい…」
「お姉様の胸って、綺麗…肌もすべすべしていて、羨ましい…」
「あら、夜々ちゃんだって胸大きくて、形もいいし、羨ましいわ。」
そう言い合った後、二人は顔を見合わせて笑う。
「ねぇ…、もっともっと…愛し合いましょう?」
「はい、お姉様…」
二人の愛撫し合う手は、いつしか身体の秘めた部分に伸びていた。
「あ…っ…お姉様…もう…イク……っ!!」
「あ……私も…っ!!」
二人は、そのまま同時に絶頂を迎えた。

そして。二人は抱き合ったまま、ベッドに身体を横たえていた。
「ねぇ…夜々ちゃん。例えどんな壁があったって、気持ちが本物ならどんなに辛くても大丈夫だと思うの…私は、きっと渚砂ちゃんが他の誰かと家族になっても…その家族ごと愛してあげられる人になりたい」
「…そうね。私も…そうなれたら、いいな…」
二人の胸のうちにあるのは、それぞれの愛しい人。
その人との未来は、きっと明るいものであると信じながら、二人は眠りについた。

〜Fin〜

以上です。
この二人を書くとどうしても少し切ない話になってしまいます。
688名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 17:18:36 ID:+7LrAXij
>>646-647の続きです

「はじめてのお部屋番2」

翌日。放課後になると皆お部屋番の話で盛り上がっていた。
「私、お姉様達とすっごい仲良くなっちゃった!」
「私もー!」
「ねえ、涼水さんはどうだった?」
「えっ?」
突然話題を振られて、戸惑う玉青。
「貴方ってあの静馬お姉様のお部屋だったんでしょ?」
「え〜〜〜〜!静馬お姉様の!?」
「羨ましいわ〜!」
クラスメイト達は口々にそんなことを言い、玉青を羨望の眼差しで見つめる。
花園静馬…エトワール並の美貌を持ち、中等部全生徒の憧れの的。
ただ、上級生にあまり関心のない玉青は今日初めてそのことを知った。
「ねえ、どうだったの?涼水さん!」
「教えて!教えて!」
静馬の名前を聞くたびに、昨日の出来事が頭を過る。
「最低ですわ!あんな女!」
玉青は怒りを露にして机を叩く。そして、クラスメイトを無視して教室から出ていった。
「何なの、あの子!静馬様に向かって!」
「ねえ、これって噂なんだけどさ……」
「ええ〜〜〜!?し、静馬お姉様が、涼水さんに!?」
「生意気だわ!」
当の本人がいなくなった教室の中で、穏やかではない感情が渦巻いていた。

「そろそろ、お姉様達のお部屋に行かなくちゃ…でも…」
行きたくない…昨日の出来事を思い出してしまう。初めてのキスはお姉様に強引に奪われたもの。
同性愛に興味のない無垢な少女に与えた影響は計り知れない。
「…………」
玉青はベッドに大の時に身を投げ、そのまま寝てしまおうと努める。
しかし、そう簡単にいくわけもなく十数分後には諦めて起き上がる。
「…………」
周囲を見回すが誰もいない。当たり前だ。ルームメイトのいない相部屋。
一人で使うには広すぎる部屋。入寮の際、人数の都合上どうしても一人あぶれてしまうと言われた。
同性の干渉を嫌ったのか、玉青は進んで一人になることを選んだのだ。
「別に寂しくなんかありませんわ…」
誰に聞こえるでもなく呟き、エプロンを身につける玉青。
「一度は決まったお部屋番…例え嫌なお姉様でも務めは果たさなくちゃ…」
そう自分に言い聞かせて、玉青は静馬達の部屋に向かった。
寂しさを紛らわせるための口実なのかどうかは定かではない。
689名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 17:19:29 ID:+7LrAXij
静馬の部屋の前に立つ玉青。昨日以上に緊張していた。
「はぁ…」
意を決してドアをノックしようとした、刹那。
「きゃあっ!」
不意に大量の水を浴びる玉青。足元を見ると、バケツが転がっていた。
そして、エプロンを着けた女生徒が座り込んでいた。
客観的に見るなら、彼女が足を滑らせて転んでしまい、
持っていたバケツの水を不運にも玉青が被ってしまったという状況。
女生徒には見覚えがある。同じクラスの、ちょっと気が弱そうな感じの生徒。名前は出てこない。
「あ、あの…」
女生徒が何かを言おうとしたその時、静馬が部屋から出てくる。
「貴方…何のつもり?」
周囲を見回して状況を理解した静馬は、女生徒を威圧するように見下ろす。
一方、女生徒は震え上がってしまい声が出せない。その場は重い空気に包まれていた。
「えいっ!」
「…ッ!?」
雰囲気に耐えかねた玉青は、静馬を部屋の中に押し戻して即ドアを閉める。
そして、未だに何も言えないでいる女生徒に微笑みかける。
「あの、気にしないでくださいね。私、何ともないですから」
「あ、あの…涼水さん!ごめんなさいっ!」
女生徒はようやく立ち上がり、謝罪をする。
「だから気にする必要は…」
「本当に…ごめんなさい!」
彼女はもう一度深々と頭を下げると、バケツを拾ってそそくさと去っていった。
「静馬お姉様、着替えてからまた来ます」
ドア越しにそう伝え、その場を立ち去ろうとする玉青。
しかし、次の瞬間にはドアが開かれて一瞬にして部屋の中に引きずり込まれた。
「風邪引くわよ?シャワーでも浴びていきなさい」
「で、でも…着替えが…」
「それくらい貸してあげるわ。さっ、脱ぎなさい」
玉青の返事を待たずに服を脱がしていく静馬。
「わ、わかりましたから!自分で出来ますっ!」
逃げられないと悟った玉青は観念してシャワーを浴びていくことにした。
静馬に裸を見られないように浴室に入っていき、鍵を掛ける。
「そんなに警戒しなくても…」

「あの…これ、ありがとうございます…」
静馬から借りた服を着てみるが、当然サイズはかなり大きい。露出度も結構高い。
「可愛いわよ、玉青ちゃん」
玉青はその言葉に多少身構えてしまうが、静馬はすぐにこう続けた。
「昨日、深雪に聞いてみたわ。何がいけなかったのか…
 そしたら、小一時間正座させられて説教をされちゃった…
 私、貴方の気持ちを考えていなかったわね。ごめんなさい…」
「静馬お姉様…」
「もう二度とあんなことはしないと誓うわ」
「信じて…いいんですよね…?」
「私は、約束は大抵破るけどたまには守るわよ?」
「それ、誇らしげに言うことじゃないです…」
「さあ、そろそろお部屋番として働いてもらおうかしら」
突っ込みを入れる玉青をごく自然にスルーして言い放つ静馬。
690名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 17:20:39 ID:+7LrAXij
「ふぅ…お掃除、終わりました」
お部屋番としての初めての仕事。玉青は部屋の掃除を慣れた手つきで難なくこなす。
「早かったわね」
「お掃除とかは慣れてますから…」
「いい子ね…」
静馬はクスッと笑うと、昨日と同じように玉青を見つめる。
「あっ…い、いけませんわ!お姉様!」
そう訴える玉青を無視して、静馬は顔を近付ける。
「(ダメ…やっぱり、何も出来ない…!)」
玉青はまた奪われるかと思ったが、静馬の口付けは唇ではなく頬にされた。
「あっ…あの…」
「これも、嫌?」
「い、嫌じゃ…ない、です…」
静馬の目に見つめられて、思わずそう答えてしまう玉青。
「そう…これくらいならいいのね…」
まるで線引でもしたかのような言葉。玉青はこれから先、
『これくらいの事』はされるのかと思うとちょっと複雑な気持ちになる。
「あら…そろそろ夕食の時間ね。行きましょ…」
沈黙する玉青の気持ちを知る由もなく、静馬は食堂へ行くよう促す。
「あっ、静馬お姉様…私…」
玉青が今着ているのは静馬の私服。食堂へは制服で行くことが原則だし、
それでなくとも露出が高くサイズもブカブカなその服で人前に出るのは憚られた。
「そうね。貴方の制服もまだ乾いてないし…貸してあげるわ」
そう言うと静馬は、クローゼットを開けて夏服を取り出す。
確かにそれも制服には違いないし、多少目立つが今の服装よりはマシだ。
「それじゃあこれ、お借りします…」
「ええ。後で洗って返してくれればいいわ。別に洗わなくてもそれはそれでいいけど…」
「いいえ。洗って返させていただきます!」
玉青は夏服を受け取ると、着替えるために浴室へ入っていく。
「まったく…変な人…」
浴室の中で、着替えながら玉青は呟く。
「でも、面倒見はいいし優しいところも…」
玉青は静馬に対して昨日まで、いや、今日部屋に来るまでは最低という感情しかなかったが、今は違う。
好意なのかどうかはわからないが、少なくとも興味は抱いていた。

〜つづく〜
691名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 17:24:51 ID:+7LrAXij
今回で完結の予定でしたが書いてるうちにどんどん書きたいことが広がっていったので…
多分次で完結するものだと思われます。相変わらずエロ無しで申し訳ないです。
692名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 19:52:56 ID:DtQwHce3
ナニこの神の嵐
みなさんGGGGGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1
693名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 20:06:48 ID:V/52vEmN
なんというか神が大杉
激しくGJ!!
694名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 20:52:53 ID:8NZunSIQ
>>691
エロパロスレだけどエロに頼らない展開が素晴らしいです。

それに↓とか上手すぎ。
「私は、約束は大抵破るけどたまには守るわよ?」
「それ、誇らしげに言うことじゃないです…」


そうかと思うと、ここだけほんのり香ってくる↓とか、
「ええ。後で洗って返してくれればいいわ。別に洗わなくてもそれはそれでいいけど…」


続き楽しみ!
695名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 21:09:53 ID:VlUPlzdl
どの作品もGJ!!ですね
最近執筆されている神々が多いのでスレを見るのが
非常に楽しみであります(;´Д`)ハァハァ
696名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 01:00:12 ID:vPDLWpkp
649は、個人的には
オムニパスの1作品として完結済みなので、
665とその続きを書いていたのですが
…かなり難航してますorz
おまけに他の職人さんの神SSが続々と…
自分のはこんなんでいいのかよw
とか思わずにはいられません。
37さん、610さん、646さん、670さん、GJです。僕も頑張ります。
697名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 08:04:15 ID:3LibY3hy
書き手の近況なんか別にどうでもいいよ…長文でしつこすぎるのはね
698名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 10:56:45 ID:Vf1CzhM2
>>697
文句しか言えないなら来ない方が良いぞ
普通書いて貰ってありがとうございますじゃないのか?
君中心に世の中回っている訳ではないのだよ

俺は長文大歓迎だぞ
書いていただいてる神々また楽しみにしております
699名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 11:38:58 ID:NO1RmMVD
>>697
そこまで言うならお前が神作品書け
中の人の都合考えないお前は自己中か?
自分に文才無いからって羨んで荒らしたらダメだろ
700名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 13:24:40 ID:7fbtCQIV
SS以外の長文はどうせ読まん
701名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 14:13:40 ID:RVf6AJlC
玉青は眠れなかった。玉青はすぐそばで安らかな寝息を立てている渚沙を観察していた。
大きな目。長い睫。そして小さなかわいらしい唇・・・ すべてが本当に可愛くて、愛しい。
触れたい。渚沙ちゃんに。もっと、もっと。
同じベッドで寝ていてももう満たされない。
初めは手を繋いだだけで胸がいっぱいになった。 一緒の部屋でいられる事が嬉しかった。
渚沙の一番近くにいるのはこの私だと思っていた。
でも・・・今は苦しい。
こんなに近くにいるのに、渚沙は私のものじゃない。
いつも私の気持ちをそれとなく伝えているつもりだった。
私には渚沙ちゃんが一番だと。大切だと。その度に言われる。
「もぉ〜玉青ちゃんたら〜」
(渚沙ちゃん、なぜ気づいてくれないんですか?
私にとって渚沙ちゃんは、渚沙ちゃんはただのお友達じゃないんですよ?
特別なんですよ?)
これも、エトワールのせいなのだろうか。友達としての自分は、渚沙とエトワールの仲を応援するしかない。
でもほんとうの私は渚沙ちゃんが欲しい。欲しくて欲しくてたまらない。
右手で渚沙の髪に触れる。なんてなめらかな髪。全く痛んでいない。
そして左手は自分の秘所へ伸ばした。そこは既に湿っていた。
(見ているだけなのに・・・)
玉青は自分が欲情していることをはっきりと自覚し、恥じた。
(やはり私は、渚沙ちゃんの友達ではありませんわ・・・)
秘所に当てた指は割れ目をなぞる。下から上へ、自分の一番敏感なところへ。
(渚沙ちゃんが、すぐそばで寝ているのに・・・どうか、起きないで・・・)
渚沙の髪をなでるのは止め、小さな手を握る。 その手は冷たかった。自分が、熱いからだ。
「ハァ・・・は・・・ぁ」
寝ている渚沙の隣で自慰をしていることが逆に興奮をもたらす。
無防備な渚沙を欲望の肴にしている。まるで自分が渚沙を犯しているような気分になる。
玉青のそこはもう愛液で溢れていた。蜜壷に指を入れ、かき回す。
出し入れするとくちゅ、と卑猥な音を立てた。
(ダメ、渚沙ちゃんが起きてしまう)
指をくの字に曲げて、中のお腹側を刺激した。下腹部が熱を帯びる。
息が上がるのが分かる。だが、もう理性より欲望が勝っていた。
握った渚沙の手を、自分の胸に押し付けた。
(渚沙・・・ちゃん、の手が、私の・・・)
そのまま渚沙の手で胸を揉みしだく。渚沙の指で、胸の先端を刺激する。
たちまちそこは硬く勃ち上がる。押すと、下腹部にじわっと快感が広がっていく。
そこはますます熱くなり、愛液はもうアナルのほうまで滴っている。
玉青は喘ぐ声を抑えられなくなっていった。
「ハァあっハァ、はぁ…んァ、ハァハァあっあハんっ 」
(こんな・・・いけ、な、い)
702名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:34:35 ID:Jp9e+mPX
>>701
GJ!
続き期待してます(;´Д`)ハァハァ
703名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 01:36:13 ID:CEdhJgOc
ええと、エロなし。短め。水島×千早。
本編のあの「水島紀子」に悶えた人限定で。よろしければどうぞ。
704あなたは私を覚えている(1/2):2006/07/21(金) 01:36:55 ID:CEdhJgOc
水島紀子、聖ミアトル女学園4年。弓道部所属。
快晴の空の下、今日は弓道部の試合が行われている。
普段の言動からはあまり感じられないが、これでも紀子は、弓道部期待のエースだ。
今だって、4年生(他校から見れば高校1年生)ではただ一人、決勝に残っている。
最後の一射。これが的中すれば、紀子が勝ち。外せば紀子の負けだ。

矢を射るとき、一番大切なことはなんだろうか。
紀子は自問する。そして、自分の中で答えを出す。

それは、全てを忘れてしまえること。
ただ、矢を放ち、的に当てる。
それ以外のことは、考えてはならない。思い出してはならない。忘れてしまわねばならない。

口で言うのは簡単だが、実際にはとても難しい。
なぜか? それは、とても悲しいことだから。
全て忘れてしまったときのことを想像してみればわかる。
楽しかった出来事。苦労した体験。友人との語らい。喧嘩した夕暮れ。
美味しかった料理。涙した音楽。笑ったこと。泣いたこと。
全部忘れてしまったら、それは悲しいことだろう。
だから、普通は、全てを忘れてしまうことなど、できやしない。

しかし、私にはそれができる―――

「あのさ、私の名前ってなんだっけ?」
「はぁ? 何言ってんの、水島紀子。あんた、水島紀子の名前は水島紀子でしょ?
 ねぇ、水島紀子?」
「フルネーム、連呼しなくていいから」
「聞いたのそっちでしょうが」
「私の好きな食べ物ってなんだっけ?」
「あんたは、イチゴがのってれば、それで嬉しい奴だ」
「嫌いな食べ物は?」
「ピーマン」
「好きな音楽」
「……あんたの名前は水島紀子。聖ミアトル女学園4年。弓道部所属。
 10月9日生まれの15才。天秤座のA型。
 好きな球技はバトミントン。好きな花はガーベラ。好きな動物は犬と猫とハムスターと亀。
 好きな音楽は『Fictionjunction YUUKA』。好きな映画は『レオン』と『リトル・ニッキー』。
 性格は前向きで負けず嫌い、座右の銘は『努力は裏切らない』。これでどう?」
「私の好きな人は?」
「そんなの私に決まってるでしょ」

私は今朝の会話を思い出す。千早とのやりとりを思い出す。
道衣に縫いつけられたお守りに、そっと手を当てる。

大丈夫。私は全て、忘れてしまっていい。
私が全てを忘れてしまっても、千早が全部、覚えていてくれている。
楽しかった出来事。苦労した体験。友人との語らい。喧嘩した夕暮れ。
美味しかった料理。涙した音楽。笑ったこと。泣いたこと。
全部全部、千早と共にしたことだ。
私を私たらしめる、全ての出来事は、もれなく千早の中にある。
私が千早をどれだけ好きなのかも、ちゃんと千早は知っている。

さあ、最後の矢を射よう。
矢が自分の手元から、自然と離れていくまでに、私は全てのことを忘れる。
私には、簡単なことだ。
705あなたは私を覚えている(2/2):2006/07/21(金) 01:38:11 ID:CEdhJgOc
「水島っ、優勝おめでとう!」
試合後、観覧席にいた千早が、駆け寄ってきてくれた。
「ありがとう、千早。千早のおかげよ」
「何言ってるの? あなたの実力よ、実力」
「ううん、千早がいるから、私は矢を射ることができるんだわ」
「まあまあ、そんな謙遜しないで。とにかく、今日はごちそうねっ!」
「ごちそう……」
「水島、よだれ」
「えっ、あはは」
「あはは、もう、優勝しても食いしん坊なのは変わらないわねぇ」

いいながら、千早はばしばしと紀子の肩を叩く。
赤い顔をして、照れくさそうに笑う紀子だったが、なにかヒラヒラしたものが
目の前に落ちてきたのに気づいた。
紀子の肩を叩いたせいで、千早の肩にかけた鞄から、何か紙切れが落ちてきたのだ。
拾い上げる紀子。

「千早、落としたわよ。何、このメモみたいなの」
「あっ、それは」
「『10月9日。天秤座A型。バトミントン。ガーベラ。犬、猫、ハムスター、亀』……ってこれ」
「あはは、水島、たまに自分のプロフィール聞いてくるじゃない。
 いちいち覚えてられないから、メモ取っといたのよ」
「……がーん」
「水島っ!? どうしたのそんな遠い目をしてっ! 水島っ! ねぇ、聞いてるっ!?」

がくがくと肩を揺らす千早の声を、紀子は遠くに聞いていた。

しかし、落胆することはない、水島紀子よ。
紀子が試合前にそういう質問をすることを千早は知っている。
知っているから準備をしておける。
別にメモしておかなくても、千早はほとんど即答できるのだ。
完璧に答えてあげたいから、こんなカンニングペーパーを用意するのだ。
所詮君の考えることなど、千早にはお見通しなのだ。

さあ、落胆した肩を上げ、最愛の人と、ごちそうでもなんでも食べるがいい。
706703:2006/07/21(金) 01:39:52 ID:CEdhJgOc
せっかくお守り付けてもらったんだから、試合の話とかあるといいなぁと思いまして。
ではでは。
707名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 01:55:50 ID:qYvQXaaf
>>706
新鮮なうちに堪能させていただきましたよ。
和弓やったことあるんですけどね、全然当たらんかったです。そうですか、無心ですか。
と思って読み進んでいると、カンニングペーパーへと展開する意外性、アニメ作中とあわせると
パズルがかぽっとはまる様な感じのする二人の補い合う性格が短文の仲に読み取れて、GJでした。

もしかして「光莉さんはお勉強中」の作者の人?
708名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 01:56:58 ID:8DjIZeWt
リアルタイムグッジョブ!
709名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 02:13:45 ID:PGYalYQy
>>706
GJ!!!
水島タンと千早タンいいですよね。あの胴着を縫って貰って以来
萌え萌えな1人ですw
エロ無しと有りますが、こういうエロを連想させる物って
直接的なエロよりもエロチシズムを感じたりします

また次回が有れば楽しみにしてます(;´Д`)ハァハァ
710名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 02:23:59 ID:DwBTR6FU
>>706
水島ファンにとってありがたいかぎりでございます。
また書いてくださいっす!!
711703:2006/07/21(金) 02:36:15 ID:CEdhJgOc
>>707-710
さっそくのレス、ありがとうございました〜。
いやもう、本編のあの二人のじゃれ合いで悶えまくってしまったので、
何か書かねばなるまいと思いまして。
しかし、>>707さん、どうしてわかったの?ずばり正解。びっくりです。
712夜々×蕾(9):2006/07/22(土) 11:03:32 ID:6+rsRjnH
>>670 です。
―――――――本編――――――――

夜々『なによ?やってほしくないの』
蕾『そうじゃなくて、あの…その…私も…私だけじゃずるいですから』

顔を赤らめながら言った。

夜々『……そうね。だったらこんなのどう?』

そう言って全裸になって
夜々は右足を蕾の左足の上に
左足を蕾の右足の下にして組み
ゆっくり近づいてきた。

蕾『なんかとてもエッチな感じがします。』
夜々『うふふ』

そして2人の女性器はまるで貝をあわせるかのように引っ付いた。
と、同時に2人の体に刺激が走った。

蕾『ひゃん……ひっ……んふっ…や…せんぱ…ぃ』

夜々は蕾の足を持って蕾に下半身を押し付けてる。

夜々『あンっ……あぁ……んひ…つ…み』
蕾『…へん…あぁんっ……おかしく……なっちゃう』

とめどなく動く二人。
蕾は離れまいと必死に腰を動かし下半身を夜々に押し付ける。
それに答えるように夜々も腰の動きが強くなる。

夜々『つぼ……み……あぁん…ひゃ…』
夜々(離さない。でもダメこのままじゃ蕾より先に逝っちゃいそう)
蕾『や……せんぱ………い…』

二人の秘部はもうすでにびしょぬれでニチャニチャという音を立てている。
初めての感覚に心と体が離れてしまいそうになるため、蕾は必死に夜々の足につかまる。
蕾(夜々先輩大好き)
という気持ちが、刺激とともに蕾の体中をめぐる。
夜々(蕾、ありがとう)
という気持ちが、刺激とともに夜々の体中を包む。
713夜々×蕾(10):2006/07/22(土) 11:06:32 ID:6+rsRjnH
蕾『…あぁん…や…せん……ぱい……わたし…なんか……きちゃう』
夜々『…つぼ……み……まって………いっしょ……に………ひゃう………』

溢れそうな思いとともに堪えていたものが、
我慢できなくなる。

蕾『……だめ………もう………きちゃ……ややせんぱ』
夜々『……いぃ……いちゃ……あぁん……………つ…み』
夜々&蕾『んあぁ……ああああっ!!!』

『ピシャー!』

ほぼ同時に逝った
蕾も夜々も今までに感じた事のない程の刺激が体中をめぐった。
そして、蕾は夜々の上にぐったりと倒れた。
夜々は支えきれずベットに倒れた。

『はぁ…………はぁ……ハァ……あぁ』

動きたくても動けない。
でもこの密着した状態を2人は嫌だとは思わなかった。
むしろ永遠に続いてほしいと思った。
714夜々×蕾(11):2006/07/22(土) 11:14:35 ID:6+rsRjnH
しばらくの沈黙
数分後、蕾は夜々の顔を胸に押し付けた。

蕾『もし、もし辛くなったら、私を頼ってください。私が、夜々先輩を支えますから。ずっと一緒にいますから……』

夜々は強引に蕾の胸から顔を抜き、逆に蕾の顔を自分の胸に押し付けた。

夜々『あんたの小さい胸じゃ誰も喜ばないわよ』
蕾『んなっ。私だって夜々先輩みたく大きくなりますよ。』
夜々『んふふ、どうだろうねぇ〜。楽しみだなぁ〜』

夜々は笑った。

蕾『むぅ〜』

蕾の顔を膨らませた。

夜々『ありがとう。でもね。私もう頼らない。』
蕾『え?』
夜々『だってアンタがずっと一緒にいてくれるんでしょ。なら私はそれで十分よ。大好きよ。蕾』

そう耳元で囁いた。
蕾(夜々先輩……私も大好きです。でも、あえて言いません)
言葉で言わなくてもきっと伝わる。蕾はそう思った。

−−−−−−−−−−終−−−−−−−−−−−
これで終わりにさせていただきます。
長くて、下手糞ですが
読んで下さった方
感想を書いてくださった方
アドバイスしてくださった方
本当にありがとうございました。

ちなみに>>712 なのですが、貝合わせをしているの分かっていただけたでしょうか?
715名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 13:02:37 ID:xgAwQdnd
泣いた
716名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 13:45:56 ID:2A5JcNXc
GJ!
717名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 22:30:08 ID:wfN4eHl/
>>714
GJ!!蕾ちゃんいじらしくて良いですね
また次回あったら楽しみにしています(;´Д`)ハァハァ
718名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 15:01:15 ID:SpoDW9O6
まだ
719名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 17:37:10 ID:00DPxswY
ツンデレエロかわいいな!
720635:2006/07/23(日) 19:27:24 ID:uhiW9tso
>>629-634の続き、いきます。
#
着替えと怪我の手当。
事情聴取。
臨時職員会議。
実家への連絡。
これらの全てが終わってようやく私が解放されたのは、日付が改まる少し前だった。
「部屋まで、一人で帰れるのですね」
「はい。ご心配おかけしました。……シスター浜坂、一つだけお尋ねして良いでしょうか」
「彼女の処分のことですね」
「……はい」
「一週間の停学の後、自主退学を勧告するそうです」
「そう、ですか……」
行為の是非はともかく、彼女ほど剥き出しの感情を私にぶつけてきた人は他にいなかった。
心に隙間風が吹くのを感じつつ、一礼して踵を返した私は薄暗い通路を一人歩き出した。
まだ肌に馴染まない新しい制服は、身動きの度にざらついた感覚で私の心をささくれ立たせる。
夕刻まで私が身に付けていた全ての衣類はシスター浜坂が処分してしまっていた。
無惨に引き裂かれた制服を見て辛い思い出が甦らないようにとの
シスター浜坂の心遣いを頭では理解したけれど、長年袖を通した制服で
学園最後の夏を越せないことを思うとやるせない気持ちが胸を満たした。
消灯時間を過ぎた今、点在する非常灯だけを頼りにとぼとぼと歩く。
足が重い。
自室への道のりが遠い。
このままどこにも辿り着けず、闇に包まれたいちご舎を独りで彷徨い続けるのかもしれない。
そんな妄想に囚われながら自室に至る廊下の角を曲がった時、
月光も差し込まない通路の奥で、ほのかな銀の輝きを放つエトワールが見えた。
私の部屋のドアにもたれかかる静馬は、俯いてじっと虚空の一点を見つめている。
そこだけ時が止まったかのように微動だにしない静馬の横顔は、溜息を吐くほど美しかった。
その音で私の存在に気付いたのか、こちらに歩み寄った静馬は微かに安堵の表情を浮かべた。
「何をしていたの……? 門限破りどころか、夕食にも来ないなんて……」
言いかけた途中で、首に巻かれた包帯や消毒液の臭いから私の身に起こった異変を察したらしい。
驚愕に表情を凍り付かせた静馬は瞬きもせずに私を凝視した。
「深雪……。何があったというの……!?」
声を絞り出すような静馬からの問いに、私は返答に窮した。
『何でもないわ』と答えるには余りにも無理がある。
『昨日の彼女に殺されかけたわ』と言うのもどこか滑稽な気がした。
「ごめんなさい、疲れているの……。今度、話すわ」
何より、こんな私の姿を静馬にだけは見られたくなかった。
静馬をかわして部屋に逃げ込もうとドアノブに手を伸ばすと、その手首を静馬に掴まれた。
鳳さんに腕を捻り上げられる彼女の姿がフラッシュバックしたのを、慌てて脳裏から追い出す。
抗議しようと振り返った静馬の顔には、怒りとも悲しみともつかない表情が浮かんでいた。
唇を真一文字に結んだ静馬は、締め上げる私の手を引いて自らの部屋の方へ歩き出す。
常に典雅な態度を崩さない静馬から人攫いのような強引さを見せつけられて、
その異様な迫力に気圧されると共に暴力で自由を奪われる恐ろしさが生々しく甦った。
「お願い、放してっ……。逃げたりしないから!」
叫びも虚しく、哀訴を全く無視された私は静馬の部屋に連れ込まれた。
721名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 19:29:08 ID:uhiW9tso
壁際に追いやられて両肩を掴まれた私は観念して、静馬の意に身を任せることにした。
どのみち、この事件を静馬に隠し通すことなどできそうにない。
静馬の白い手が伸びて私の首に巻かれた包帯の留め具を外す。
するすると白い包帯が取り払われて、やがて露わにされた紅い刻印に静馬が息を飲むのがわかった。
私も保健室の鏡でその痕を見た時は、彼女の執念が肌に込められたようで寒気を覚えたものだった。
「こんな……。こんなことになるなんて……」
肩を掴む静馬の爪先が肌に深く食い込んでいく。
その痛みに悲鳴を上げようとした間際に、肩への圧力が唐突に消えた。
「ああぁっ……」
声にならない声をあげてその場にくず落ちた静馬は、美しく磨き上げられた爪を床に突き立てた。
「莫迦。私は莫迦だわ。あなたがこんな目に遭っていたのに……」
誇り高い静馬に似付かわしくない、四つん這いの姿勢で静馬は自責の言葉を吐き続ける。
床を掻く爪の先が白く変色して、このままではひび割れてしまうのではないかと思った。
「深雪……。お願いだからもう、自分を犠牲にするのはやめて……。
 辛いのなら、その気持ちを私に隠したりしないで……」
自責の言葉の意味も、静馬の懇願の意味もわかりきれないものの、
この紅い痕を気に病んでいるのは明らかなようだった。
「2〜3日もすれば痕は消えると、先生は言ったわ」
静馬の気持ちを軽くするつもりで声をかけた私を、顔を上げた静馬はキッと睨んだ。
「それが自分を犠牲にしているというのよ!
 どうして私を慰めることを先に考えるの!」
立ち上がって私の襟首を掴んだ静馬が、私の胸に顔を埋める。
「どうして、あなたはそんなに優しいの……」
興奮に身を震わせる静馬にどう声をかけていいのかわからなくて、
手持ちぶさたな私は眼下に拡がる銀の髪をそっと撫でた。

しばらくして、落ち着きを取り戻した静馬と私は並んでベッドに腰掛けていた。
服を着たままの二人でベッドを最後に使ったのは、何時のことだっただろう。
一人で眠るのが恐くて泣いていた私を、寝床が狭くなるのも厭わずに導いて、
温もりを分けてくれた静馬。帰らない日々を思ってシーツの感触を懐かしんでいると、
静馬もまた、感傷に浸っているようだった。
「5年前……。初めてあなたを抱いた後、私は恐くなった……。
 降り積もったばかりの新雪のように無垢なあなたを
 欲望の赴くまま踏みにじった自分は何と罪深いのだろうと思った……」
ポツリポツリと述懐を始めた静馬の姿は、何故だかとても小さく見えた。
「あなたが髪を切って私と距離を置くようになってからも、あなたと過ごした
 夜を思い出すと体中が疼いた。いっそ、あなたを忘れられたらと多くの子と
 肌を重ねたけれど、駄目だった。深雪の代わりなんているわけない……。
 過ちを繰り返す度に私にはあなたしかいないと後悔したけれど、
 いまさらそんなこと言っても信じてもらえないんじゃないかと思った……。
 そんな莫迦な私の求めに、あなたはいつも応えてくれた……。
 深雪は優しいから……」
「ちょっと待って。私はそんなに立派じゃない。静馬と同じ……」
反論を始めようとした私に向かって、静馬は小さくかぶりを振った。
722名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 19:32:42 ID:uhiW9tso
「生徒会に入って、生徒会長になって……。どんどん周囲に認められていく
 深雪に少しでも釣り合いたくてエトワール選に出るのを決意した。
 でも、やっぱり私は莫迦だった。エトワールの虚名に振り回されて
 あなたと過ごす時間が奪われることなんて考えてもいなかった。
 あなたが側にいるのに話ができないのが辛くて、おつとめからも何度も逃げた。
 それが深雪の立場を悪くすることもわかっていたのに、
 私、あなたの優しさにどこまでも甘えてた……」
シーツを固く握りしめる静馬の拳と同じように、私の心も震えた。
「何の衒いもなく深雪に告白できるあの娘が妬ましかった……。
 あの場に飛び出して『噂は本当よ』と言えば深雪が傷つくことも
 なかったかもしれないのに、深雪に否定されたらと思うと恐くてできなかった……。
 でも、こんなことになって、やっと目が覚めたわ……。
 ……もう深雪に本心を隠すなんて考えられない。だって……」
「だって……?」
「初めて、心から好きになった人だから」
5年間の時が遡って、エトワールと生徒会長から静馬と深雪に戻ったような気がした。
私たちは臆病で弱い心をひた隠しにして、背中合わせにもたれ合っていた。
互いに縋っていた相手の強さは、虚名に頼った脆いものだった。
「お願い、私に愛想が尽きたのならそう言って。
 それが深雪の本心なら、私はもうあなたの前に姿を見せないから……」
私の瞳を見つめる静馬の瞳を真っ直ぐに見つめ返して、私は一つの試問をした。
「きれいな雪の下には、泥が覆い隠されているかもしれないわ」
「それでも。深雪の全部が、好き」
私と静馬を隔てる透明な壁が音も無く崩れ去った。
「静馬……っ!」
堪えかねて静馬の胸に顔を埋めると、堰を切ったように歓喜の涙が溢れた。
静馬の本当の気持ちを知った今、身体を境界線にして向かい合う
相似形をした恋心がぴたりと重なり合ったのがわかった。
「あなたが好きって言ってくれるのをずっと待ってた。そう、ずっと……」
そのたった一言を聞くのに5年もかかったことを悔やむ気持ちは湧いてこなかった。
辛いこともあった5年間は偽り無く、二人で積み重ねた掛け替えのない時だった。
二人が今の気持ちを持ち続けていれば、残り僅かな学園生活はこれまで以上にきっと輝く。
私はそう思ったし、静馬もきっと同じはずだった。
723名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 19:35:29 ID:uhiW9tso

「何だか、恥ずかしいわね……」
照れくさそうに微笑みながら身に纏うものを一枚ずつ脱ぎ捨てていく静馬を後目に、
同じく服を脱いでいる私には別の気後れがあった。
点々と体中に残る痣や擦り傷の痕を見るにつれ、自分の身体が一番きれいな状態でないことが残念でならない。
「その……。また今度では駄目かしら」
「駄目よ。いますぐ、あなたが欲しい」
静馬は私の申し出を即座に却下した。
「それに言ったでしょう。深雪の全部が好き、って」
静馬がそう言ったので、もはや私に躊躇う理由は無くなった。
ありのままの私を全て、静馬に捧げたい。
「見て、深雪。これが私、花園静馬……」
私を導くように軽く腕を広げた静馬の裸身は、思春期が終わりかけて
完璧に近づきつつある女性の美しさを備えていた。いざなわれるままに
静馬の胸に吸い込まれた私が背中に回した腕に力を込めると、静馬も同じ動作で応えてくれた。
立ったまま狂おしく抱き締め合う内に、更なる灼熱を求めて私たちは口づけを交わした。
唇と舌だけで飽きたらず、指を、脚を深く絡め合う。
互いに弾力を持つ双丘が押し合って形を変え、ぷっくりと固くなったその先端が
擦りあわされる度にむず痒いような快感が私の全身を駆け巡った。
静馬と同じ性に生まれて、同じ時を過ごして、同じ快感を分かち合って。
一つに融け合うことはできなくても、同じ気持ちを重ね合うことができる喜びがあった。
いつしか、私の身体を這う静馬の唇が傷を負った箇所を重点的に巡っていることに気付いた。
「早く……この痕が消えますように」
静馬がそう言って唇で触れた場所は、奇しくもあの下級生に触れられた箇所だった。
「ふ……あぁっ……。い、やぁ……」
「嫌なら、やめるわ」
静馬は唐突に唇を離した。静馬がたまに使う、私を焦らして淫らな懇願の言葉を誘い出す
テクニックかと思ったけれど、不安げに眉を下げた静馬の顔を見て私はその可能性を打ち消した。
「もう二度と……深雪がいやがることはしたくない……」
静馬にこんな表情をさせてしまう私はどれほど罪深く、恵まれた存在なのだろう。
「嫌じゃないの……。静馬がしてくれることだから、嫌なわけない……。
 私が何を言っても、お願い。静馬が望むままに、して……」
その言葉に眉を開いた静馬は私の手を優しく引いてベッドに誘い、自らは仰向けになった。
「上に乗って、こっちにお尻を向けて」
「えっ……」
私は困惑した。これまで何度も肌を重ねた中で、私が上になったことは一度もなかった。
まして、静馬にお尻を向けるなんて想像しただけで身悶えしてしまう。
「背中、痛そうだから下になるのは辛いんじゃないかしら。
 それに、深雪にも私を愛して欲しい……」
「私も……静馬が欲しい」
意を決して静馬のしなやかな身体に跨り、おずおずと腰を降ろす。
「こう……かしら」
静馬の目と鼻の先にまる見えの秘所とお尻を晒しているかと思うと、恥ずかしさで気絶しそうになった。
724名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 19:39:47 ID:uhiW9tso
「そうね。これで良いわ」
「ひゃんっ!」
静馬が私の秘裂に舌を這わせた時、普段とは逆向きに走る感覚の妖しさに思わず身を跳ねさせた。
「ほら、深雪も……」
促されて、トロトロに蕩けたような静馬の秘所にそっと口づけると静馬の身体が少し揺れた。
「ん……。大丈夫だから……続けて」
そう言って静馬は私への愛撫を再開させたので、私もそれに倣った。
蜜が溢れる泉にぴちゃぴちゃと唇を這わせ、秘裂に舌を挿し込む。
もっと深く、もっと奥へ。
貪り合うように私と静馬はお互いを愛した。
「んっ……んむ……」
「はあっ……深雪、上手……」
快楽への許容量の限界が近いのを察して、私の心に高揚感と寂寥感が生まれた。
いつまでも静馬を感じていたいのに、もうすぐ終わりが来てしまう。
「大丈夫……。また、いつでも愛し合えるわ」
脚の方から静馬の声がする違和感にも、もう慣れた。
「私たちの心は一つになったんですもの」
それまで舌でこねていた私の花芯を口に含んで、静馬が甘く歯を立てた。
「はっ…あっ…んあぁああっ!」
僅かな痛みと引き替えに得た快楽で、私は頂に達した。

「何を考えていたの?」
「……これからのことよ」
―――静馬との情事の後はいつも、5年前に初めて抱かれた時のことを思い出していた。
それなのに今は、思い出そうとしても思い出すことができない。
もっとも、過去に思いを馳せるよりも、二人の未来図を描くことの方が今の私には重要だった。
「今までできなかったこと、静馬と二人でしていきたい」
「例えば、どういうことかしら」
「そうね……。このままお昼まで、二人で寝ていたいわ」
「生徒会長とエトワールが揃って学校をさぼる気?」
「前代未聞の事件になるわね」
二人並んでシスター浜坂にお説教される光景を想像するとおかしくて、
顔を合わせた私と静馬はクスクスと笑った。
「そうなればエトワールの称号も返上ね……。次は誰のものになるのかしら」
「スピカの鳳さんかしらね。彼女は本当に王子様だったわ」
「あら。それって浮気なの」
「どうかしらね」
窓から外を見ると、世界は白々と夜が明けようとする頃だった。
天空の月が沈み、星が姿を消しても私の胸の中には私だけのエトワールが燦然と輝いていた。
「まあ、次に誰がエトワールになってもどうでもいいことだわ……」
静馬は私の頬を優しく撫でて言った。
「私はもう、一番大切なものを手に入れたのだから」
静馬の言葉は窓から吹き込む初夏の風のように、私の胸を心地よい温かさで満たした。
(了)
725名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 19:42:09 ID:uhiW9tso
お終いです。前編ではエロ要素少ないのに応援レスをいただいて深く感謝です。
六条会長を幸せにするのが目標でしたがどうだったでしょう。
今作で桜木花織さんの存在は完全に無視していますが、彼女のもうちょっと
詳しいスペックがわかったら「深→静×花」の三角関係修羅場モノとか読みたいですね。
726名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 19:45:07 ID:SpoDW9O6
グッジョブ!
最高だ!
727名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 19:47:02 ID:/jnVyD0q
六条さんが幸せだ。・゚・(っД`)・゚・。 ありがとうありがとうGJ
728名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 19:52:23 ID:z73j5QBV
GJ。
729名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 20:01:12 ID:gaEyMXU5
ぐーっじょーーーっ!
730名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 23:44:45 ID:9X/hAJmA
神!!六条様を幸せにしてくれてありがとう、感動した。
731707:2006/07/24(月) 00:06:32 ID:fdGs1Zu0
>>711
ちょっと遅くなっちゃったけど、まだ見てるかしら。

気にしてるといけないと思ってレスすると、別に記号的な何か、誤字とか書き癖とか、
があるから分かったんじゃなく、単に読んでそう感じたってだけですよ。
732名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 00:39:17 ID:Zw9QuOuS
・生徒会役員もの
・7〜8回連続投下見込み

がありますけど如何でしょう?
神作品続出の直後で気後れしちゃうけど・・・
733名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 00:54:16 ID:ngIXT0da
>>725
GJ!!お疲れ様でした
深雪様とエトワール様命なので大変楽しく読ませていただきました
ただ下級生が学校を去る前に深雪様が何か彼女に
アクションを起こして貰えたら・・・と欲をかいてしまう私でしたw

>>732
よろしくお願いします
楽しみにしてますよ〜
734703:2006/07/24(月) 01:10:49 ID:dFsKmPcH
>>731
あ、ご丁寧にどうもです。
今回短編なのに、そこまで汲み取っていただけるなんて、
書き手としてこんなに嬉しいことはありません。
(といいますか、もしや名のある書き手さんだったり…)
735名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 05:52:33 ID:Zw9QuOuS
>>732です。
では、お言葉に甘えて。
キャラには相当主観が入っているので、あしからず。



「ちょっとよろしいかしら」

昼下がりの生徒会室。
三校合同生徒会の席上、エトワールこと花園静馬の挙手があった。

「どうぞ、エトワール」
心なし上機嫌に発言を許可する、ミアトル生徒会長六条深雪。
やっと仕事する気になったのね、感心感心。などと思いつつ・・・

「今日はいいお茶が手に入りましたから、皆で頂きましょう」
ガクッ。思わず静馬をハタきそうになる衝動を抑えつつも、そういえば
潮時かしらと思う深雪であった。

結局休息ということになり、珍しくテキパキと静馬自らが準備をして
ティータイムと相成った。
薫り高いお茶とリラックスした雰囲気。
この時ばかりは学校間のしがらみを越えて、年頃の少女達は仲良く語らうのだった。
密着しすぎの副会長&書記にハブられてイジケ気味の会長が痛々しい
スピカは別として・・・・

やがて休息は終わりを告げ、再び活発な議論が交わされた。
深雪はホワイトボードを前に熱心なプレゼンを展開していたが、
奇妙な光景を目にした。

スピカ生徒会の剣城副会長と鬼屋敷書記。非常に仲の良い二人。
だが、けじめはしっかりしている二人。
休息が終われば、どんなにイチャついていても会長を間に挟んだ
ポジションに戻るのであるが、今日に限っては未だ体を密着させて
乳繰り合っている。

(全く・・・!羨ま・・・だらしの無い・・!)
咳払いで注意を促そうとする深雪の視界には更に信じられない
光景が飛び込んできた―――
736名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 05:54:02 ID:Zw9QuOuS
斜め左:ル・リムの源会長が加賀野井副会長と梅小路書記のスカートに
    手を突っ込んでいる!
    しかもみんな顔を赤らめてる!

斜め右:我がミアトル生徒会の水無瀬副会長と高倉書記がディープキス!!
    あっあっ水無瀬さんの手が・・・・!!

そして、静馬がいそいそとドアに鍵を掛けている。

――――――貴女の仕業ね!!このエロワール!!!

「それでは後半の議題、『いかにして三校生徒会の友好を
深めるか』に入りたいと思います」
いつの間にか深雪の背後に回った静馬がわざとらしく深雪の
声色を真似て耳元でささやく。
常なら「ふざけないで」で終わるのに、何故か体に力が入らない。
そういえば体温も上がり調子だ。

「・・・静馬・あ・・・あの・・・お茶・・・」
「はい、ご推察の通り。温室特製『媚薬成分入り茶葉』よ」

最近温室に入り浸りだったのはこれだったか!と思い当たるも、
静馬の吐息が耳元を嬲り体を撫で回わすと頭の中にピンクの霞が
かかり思考が霞んでゆく。
「・・・静・・馬・・ハァ・・あぁん・・・や・・めなさいぃ・・」
静馬に抱きすくめられてもなお抵抗を試みる深雪だが、媚薬の効果と
静馬の手技の前では児戯に等しかった。
胸を揉みしだかれ、耳を甘噛みされ、深雪の表情はだらしなく涎を垂らし、
焦点の定まらない淫らなものに変わっていた。

「ほうら、詩音さん。深雪可愛いでしょう」
言うなり深雪のスカートをたくし上げる静馬。
白く艶かしい太腿と秘所を覆う薄布は汗ならぬ液体で潤み出していた。
737名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 05:55:22 ID:Zw9QuOuS
「あはァ・・・深雪さん・・美味しそう」
四つん這いでにじり寄って来たのはスピカ生徒会長の冬森詩音。
普段の強気な面影は鳴りを潜め、盛りのついた犬の様相であった。
そして正に犬の如く深雪の太腿と秘所を舐めだした。
「やああぁぁぁ・・・冬森会長!目を覚まして!」
「ねぇ・・詩音って呼んでぇ。ずぅっと貴女をこうしたかったの
我慢してたのよぉ」
「そんな・・・や・・・ダメ・・ハァハァ・・あ・・し・・詩音」
ダウン。床に崩れ落ちた深雪に詩音の執拗な舌技と抱擁が追い討ちを掛ける。
はだけたミアトルとスピカの制服が黒と白の淫らなコントラストを映していた。

「素晴らしい効果ね!この調子で次行ってみましょうか!」
普段の気だるげな様子からは想像もつかない活き活きとした静馬であった。

「うふふ・・・私知ってたわよ〜♪あやめちゃんってば、会議中に時々
私のこと見ながら・・・してたでしょ?」
ミアトル生徒会副会長水無瀬佐希子はル・リム生徒会書記梅小路あやめを
正面に見据えて尋問していた。

その手は愛らしい制服越しに胸や秘部を乱暴にまさぐり、サディスティックな
光景を演出していた。
「ひぃぃ・・!そ・・そんな、はしたないこと・・・ひゃぅ・・!?」
「素直じゃないわね〜。ぜーんぶお見通しなんだから。
ほらほら白状しなさいな♪」
熱を帯びた纏わりつくような責め言葉と、ついに到達した秘部への指責め。
そして佐希子の上気した表情。
すべてがあやめの性感を刺激し、昂ぶらせていた。
「ご、ごめんなさぁい。わ・・私はぁ・・・か・・会議中に佐希子さん・・見ながらオナニーしてましたぁ・・ぁぁ・」
「はい、よろしい♪正直な子にはご褒美です♪」
佐希子はあやめの口を塞ぎ、やがて執拗に舌でその口内を犯し始めた。
小柄で幼さの残るあやめは瞬く間にオンナの表情になり、かわいらしい
制服とのアンマッチがなんとも背徳的な空気を醸成していた。
738名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 05:56:15 ID:Zw9QuOuS
「桃実ぃ・・」
「ああん・・・要ぇ」
スピカの二人は相変わらずお盛んである。
いつもと違うシチュエーションのせいか、痴態に拍車が掛かっている。
今などは、辺りも憚らずシックスナインの最中だ。

「ふーむ・・いい眺めだけど、『交流』になってないわね」
静馬はやや不満げだ。やはり、各校跨いだ色々な絡みを堪能したいようである。

「それなら!」
「私達にお任せを!」
名乗り出たるはル・リム生徒会長の源千華留と副会長加賀野井小百合。
やや着乱れた制服と桃色がかった顔から、一戦終えていることが伺える。

二人は音も無くスピカコンビに近づくと、襲い掛かった。
千華留は桃実を、小百合は要を捕らえるとあっという間に二人を引き剥がした。

「・・・!!な、何をする!」
「要さんダメじゃない。今日の議題は『交流』なんだからぁ」
言いながら、たちまち指・舌・吐息で要を責めだす小百合。
対する要は必死に脱出と抵抗を試みるが、予想外の小百合の絶技に抵抗力を奪われてなすがままだった。

「ハァハァ・・ハ・・き・・気持ち・・イィ・・」
「うふふ・・・どう?桃実さん以外にこんなことされて?」
「ぁぁ・・言わない・・でぇ・・」
外観に合わない女々しい鳴き声と蕩けた顔の要に満足した小百合は更に責めを加速させた。
後ろから要の太腿を掴むと強引にこじ開け、向こう側で千華留に拘束されている桃実に見せつけるのだった。
「は〜い。桃実さんによーく見て貰いましょうね〜♪」
「い・・・いやああああああ!!!」
739名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 05:56:57 ID:Zw9QuOuS
「あらあら、小百合ちゃんったらヒドイわね〜。どう、桃実ちゃん?」
「か・・要ったら・・・私以外の子にあんなになって〜〜・・・」
桃実は千華留に動きを封じられ、先程から要の責められる様を
強制鑑賞させられていた。
いままで桃実だけのものだった要の艶姿が他人の手に渡って、屈辱に沸騰せんばかりの様相であった。

「ジャエラシーに燃えちゃって。可愛いわね〜桃実ちゃん♪」
そんな桃実を焚きつけるようにからかう千華留。ある意味肉体的な
屈辱よりも効果てきめんだ。

「だけど、要ちゃんだけじゃ不公平よね〜」
言うや否や今度は千華留が桃実の太腿を割り開き、要に晒した。
「いや!・・千華留さま・・やめてください!!」
「だけどほら、ここはベトベトよ。桃実ちゃんって恥ずかしいのがお好みなのね〜」
「ち・・違いま・・・あ・・あん・・・!!」
言葉での否定とは裏腹に、恥辱まみれの姿を愛しの要に見られ、その秘部は
潤み始めていた。要の熱い視線も感じる・・・・

「ねえ、小百合ちゃん。どっちが早くイカせられるか勝負しない?」
「あ、面白そうですね!よ〜し要さん。頑張ってー!」
「え?!ち・・ちょっと・・だ・・ダメ・・ひぅ・・あああん!」
「やるわね〜ほら、桃実ちゃんも!」
「やあああぁ・・・ん・・ひっ・・ふぁぁ・・アァァ!」
もはや、ヤリたい放題のル・リムコンビであった。

「こ・・これは・・・。敵に回すのは避けたほうが良いわね」
少々引き気味の静馬であった。
740名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 05:58:00 ID:Zw9QuOuS
「クスン・・・あぁん・・どうせ・・私なんか・・んん・・」
クチュクチュ
「一人だけ・・・4年生の・・ふぁぁ・・仲間外れですよぅ・・・」

メソメソしつつ手淫に耽っているのは、ミアトル生徒会書記
高倉瑞貴であった。
生徒会役員中、唯一の4年生(=最下級生)故に心労多いらしく、いつも困り顔の彼女だが、その困り顔が今日は特に冴えていた。

「ふふふ・・その切なげな顔・・いいわ・・もっと見せて頂戴。」
瑞貴の前に椅子を置き優雅に座る静馬。数多の生徒を虜にしたその眼力で瑞貴を
視姦している。
普通なら美味しく頂くところだが、この子に限ってはこうしてオナニーショウ
鑑賞としゃれ込んだほうが得策と判断したのだった。

「ハアハア・・・グスグス・・・下っ端はぁ・・ううう・・」
「こうやってぇ・・・あああん・・何でも・・ひとりで・・ひっく・・」
「やらなきゃぁ・・ぁぁん・・イケないんですぅ・・」
自分で自分を貶めつつ性的興奮を高める瑞貴。典型的なマゾヒストだ。
しかも、エトワールという絶対者に視姦されている相乗効果で興奮の
極みに達していた。

慎み深いデザインの制服をから控えめな胸を露出させ、弄り回す。
両股をはしたなく割り、静馬に見せるように弄り回す。

「はぁー・・はぁぁぁぁーエ・・エトワールさまぁぁん・・!!」
半ば白目を剥き出し、半開きの口からとめどなく涎を流しながら
瑞貴はイッた。


その後生徒会室の淫宴は相手を替え、攻受を替え延々最終下校時間まで
繰り返された。
741名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 06:01:56 ID:Zw9QuOuS
――――――数日後
「ねえねえ、聞いた?」
「うん、聞いた聞いた。エトワール様主催の三校合同お茶会でしょ?」
「そうそう、エトワール様自らがお育てになったお茶が振舞われるんですって」
「わ〜楽しみ!」


―――――さらに数日後
「あ〜怖かった〜」
「うん、アストラエア始まって以来の大惨事だって」
「ルルドの泉があんなになるなんて・・・」
「ここのところの大雨が原因の大氾濫だってさ」
「お御堂も図書館も床上浸水。特に温室なんて全壊でしょ?」
「そー。跡形もなくなっちゃってたわ」
「エトワール様、中の植物達を助けようとして溺れかけたらしいわ」
「まぁ!おいたわしい!」
「だけど、なんてお優しいのかしら!やっぱりエトワール様ね〜」

・・・・こうして静馬の評判は前にも増して高まったが、
深雪だけは(天罰ね)と冷ややかに思いつつ、ベッドで唸っている
静馬の手当てをするのであった。

終わり


一言もセリフのないキャラが多いうえ、相当主観入っていて??と思われる
部分が多いかもしれませんが、公式のキャラ紹介を見ながら読んで頂ければ
幸いです。
742名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 06:54:39 ID:ngIXT0da
>>741
GJ!!長編お疲れ様でした
しかしなんですかその乱交パーティw

扉の影からその光景を覗いてみたい・・・(;´Д`)ハァハァ
そして覗いてるところを深雪様に見つかりたい・・・
743名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 08:43:48 ID:/hHhU9qm
桃実と要エロいな・・・
( ´Д`)y──┛~
744名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 10:32:57 ID:Vj9uicSX
そりゃ蜜蜂コンビですから

GJ
745名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 11:02:07 ID:qgm+Lrpj
>>688-690の続き。今回で完結です。
今回名無しの生徒が複数出てきて若干判り難い構成になってます。
オリキャラの名前は出さない方がいいと思ったので。ご了承を。

「はじめてのお部屋番3」

あれから数日が経った。玉青は静馬とは大分打ち解け、色々な話をするようになった。
今では授業が終わってから静馬達の部屋に行くのが結構楽しみになってきている。
そんな中、玉青は自分を取り巻く周囲の環境が変わってきていることを思い知る羽目になる。
玉青が静馬に気に入られていることに嫉妬したクラスメイトの何人かが、
他の生徒達を扇動して嫌がらせをさせていたのだった。
従わなければ自分も標的にされる…そんな脅迫観念が働いて嫌々やっていた生徒もいた。
いや、むしろ主犯格の数人以外はみんなそうだったと言えるだろう。
最初の方はただ無視されるだけだったが、次第に陰口を叩かれたり、
所持品を隠されたりと嫌がらせは段々エスカレートしていた。
玉青は表面上では気にしてないように振る舞ってはいるが、やはり結構堪えているようだった。
それでも静馬に余計な心配は掛けたくないので、彼女には話していない。

「はぁ…」
放課後になってため息をつく玉青。今日は掃除当番だ。
当然、どんなことになるかは容易に想像がつく。
「さあ、皆さん帰りましょう」
先生が教室からいなくなったのを見計らって、生徒の一人が言い放つ。
彼女の言葉で他の掃除当番の者も含めて、生徒達は次々と教室を去っていく。
「ちゃんとやっていきなさいよね」
最後に残った主犯格の生徒も、玉青にそう言い残して教室から出ていった。
「…………」
どうせ反論するだけ無駄なので、玉青は黙って掃除を続ける。
746名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 11:03:02 ID:qgm+Lrpj
「予想以上に時間が掛かっちゃった…」
教室の掃除を終えた玉青は急いで静馬達の部屋へ向かう。
「失礼します」
「遅かったわね…」
「深雪お姉様は?」
玉青はベッドに腰を掛け、静馬に問い掛ける。
「今日も委員会の仕事みたいよ」
そう答えた後、静馬は玉青の隣に座り彼女の手を握る。
「静馬お姉様は、何か委員会とか入らないんですか?」
「わざわざ玉青ちゃんと会う時間を減らすことなんかないでしょ?」
「もう…お姉様ったら…」
ただ、今の状況が状況だけに静馬のそんな言葉は嬉しく思える。
この部屋は玉青にとって学園内では最も安らげる場所になっていた。
「…………」
「……玉青ちゃん?」
しばらくの沈黙を破って、静馬が口を開く。
「疲れてるんじゃないの?最近、顔色がよくないわよ?」
「そ、そうですか?」
玉青は少し驚いたように返す。
「何か悩みでもあるの?相談に乗るわよ」
この時の静馬はとても頼もしく見えたが、どうしてもクラスでのことを話す気にはなれなかった。
余計な心配を掛けたくないというのももちろんあるが、
原因は前述の通り静馬に憧れている生徒達の玉青への嫉妬。
話せば静馬自身が気に病んでしまうかもしれないと考えたからだ。
「何でも…ないんです」
明らかに無理をして、作り笑顔で答える玉青。
「貴方のそんな顔は見たくないの…話してくれない?」
静馬は玉青を見つめ、真剣な表情で問い詰める。
「……静馬お姉様…実は」
玉青はこれまでの経緯を静馬に話すが、話している内に自然と涙が零れてきた。
「あっ…あれ?わ、私…何で…泣いてるんでしょう…?
 こ、これくらいのことなんて…何でもないはずなのに…」
あふれる感情を抑えきれない玉青を、静馬はそっと抱きしめた。
「玉青ちゃん…泣いてもいいのよ…」
「お、お姉様ぁ…っ!うっ…うぅ…」
胸の中で泣いている玉青を、静馬はとても愛しく思っていた。
どれだけ辛かったか…どれだけ無理をしてきたのかが伝わってくる。
「玉青ちゃん…」
「お姉さ……んんっ!?」
唐突に、本当に不意打ち気味に静馬は玉青の唇を奪う。
そして、勢いで玉青をベッドに押し倒し、その上に覆い被さるような体勢になる。
「お、お姉様…何を…?」
静馬は妖艶な笑みを浮かべたまま、右手で玉青の制服のボタンを外していく。
「あぁっ…」
程なくして純白の下着に包まれた、まだ発達途中の控えめな胸が露になる。
「とても綺麗よ…玉青ちゃん…」
静馬は玉青の陶器のように白い肌を賛美し、下着の中に手を潜らせる。
「ぁっ…はぁっ…!」
「可愛い声ね…」
「いっ…いやッ!…お姉様!やめてッ!」
体験したことのない感覚のなかで、玉青が言い放った一言。
静馬は咄嗟に玉青から離れ、その顔を見つめる。とても哀しげな表情だった。
747名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 11:03:47 ID:qgm+Lrpj
「…………」
「…………ごめんなさい、お姉様」
長い沈黙のあと、玉青は起き上がって涙を拭い、そう呟いた。
「そういうのは…まだ心の準備ができてなくて…」
「私は…最低ね…」
静馬は玉青に背を向け、震えながら言う。
「ち、違うんです、お姉様!私、ちょっとびっくりしちゃって…
 こういう事、初めてでしたから…」
「でも…結局私は約束を破った…」
「嬉しかったんですよ?私」
「えっ?」
玉青のその言葉に、静馬は振り返る。
「静馬お姉様が、私をとても想ってくれて…愛してくれて…でも…」
「…………」
「そ、その…こういう事は…私が大人になるまでお預け…です!」
照れ臭そうに言う玉青。静馬は少し惜しい気持ちになるが、
とりあえず嫌われてはいなかったみたいなので安心する。
「玉青ちゃん、私、誓うわ…」
静馬はもう一度玉青を抱きしめながら言う。
「貴方が困っていたら、私はどんなことがあっても必ず貴方の力になる…」
「お姉様、ありがとう…嬉しい…です」
そして、今度は玉青の方から静馬に口付けをする。精一杯背伸びをして…
748名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 11:04:41 ID:qgm+Lrpj
翌日。本当に噂というのはどこから漏れてどう広がるのか、
静馬が玉青に手を出したという話が色々な場所に広がっていた。
当然、玉青に嫉妬していたクラスメイト達にとっては面白くない話だ。
「涼水さん、あんたちょっと来なさい」
放課後になって、玉青は嫌がらせの主犯格数人に声を掛けられる。
「……私、用事がありますから」
無駄だとは思ったが、一応断りを入れる玉青。
「いいから来なさいよ!」
いじめのリーダー格の一人が玉青の腕を掴み、人気のない校舎裏へと連れていく。

「手短にお願いしますわ」
校舎裏。壁を背に四人に囲まれて逃げ場はどこにもない状況。
そんな時でも玉青は強気に振る舞っていた。
「あんた、まだ自分の立場がわかってないみたいね」
「ちょっと静馬お姉様に気に入られてるからって…生意気なのよ!」
そう怒鳴り散らし、リーダー格の女生徒は鋏を取り出す。
「あんたのその長くて綺麗な髪。きっと静馬お姉様もお気に入りなのでしょうね…
 そうだわ。あんたが切ってあげなさいよ!」
「あ、貴方は…」
女生徒が指差した方向に目を向けると、見覚えのあるクラスメイトの顔が二人。
一人は嫌がらせの主犯だった生徒。もう一人は、数日前に静馬の部屋の前で会った気の弱そうな女生徒。
どうやら彼女も、玉青と同じように無理矢理連れてこられたみたいだった。
他の多くの生徒と同じように、自分が的にされるのを恐れて玉青への嫌がらせに加担していた生徒だ。
「す、涼水さん…」
「ほらぁ!やりなさいよ!」
リーダー格の女生徒が鋏を渡し、玉青の髪を切るように命令する。
「…………」
「どうしたの?まさか出来ないなんて言わないわよね?この前はちゃんとやったのに」
恐らくは静馬の部屋の前で水を掛けられたこと。玉青自身もあれが故意だとは薄々わかっていた。
「わ、私…」
鋏を渡されてから、ずっと黙っていた気の弱そうな女生徒が口を開く。
「私には出来ません!」
そうきっぱりと言い放ち、鋏を地面に投げ付ける。
「もう…こんなことはやめてください!」
「……面白くないわねぇ!」
リーダー格の女生徒は怒りを露にし、鋏を拾う。それと同時に女生徒二人が玉青の両手を押さえる。
「涼水の次はあんたも同じ目に遭わせてあげるわ」
そう言って鋏を持った女生徒が玉青に向かっていった、刹那。
「やめなさい!」
女生徒達が声のした方向を振り向くと、そこには静馬が立っていた。
「し、静馬お姉様!?」
「こんなことをして、誰が喜ぶの?」
「だって…」
静馬に詰め寄られ、女生徒が肩を落として力なく答える。
「だって…静馬お姉様が…涼水さんしか見てないから…!」
「そんなこと無いわよ?」
女生徒の訴えを、静馬はハッキリと否定した。
「私は…私を慕ってくれる妹達みんなを大切に思っているわ」
そう言って静馬は、女生徒の頭を優しく撫でる。
「誰かを陥れるようなことをしては駄目…もっとちゃんとした形でアプローチをしなさい。
 私がそれを、ちゃんと見ていてあげるから…」
「はい…静馬お姉様…」
「ふふ…いい子ね。それじゃあ貴方達が次にやることはわかってるでしょう?」
「……涼水さん、今までひどい事してきて本当にごめんなさいっ!」
静馬に促された女生徒達は次々に謝罪をし、玉青もそれを受け入れた。
749名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 11:05:42 ID:qgm+Lrpj
女生徒達が去っていった校舎裏。その場には玉青と静馬、
そして例の気の弱そうなクラスメイトの少女だけが残っていた。
「あの…涼水さん!」
唐突に彼女が口を開く。
「私、まだ貴方に謝っていませんでした…本当に…ごめんなさい!」
「もういいんですよ。今までのことは仕方ないことだと思うし…
 それに、貴方は先程あの方達の命令を拒否したじゃないですか…」
「そうね。貴方は立派だったわよ」
「そ、そんなこと…」
静馬に言われ、少女は照れ臭そうにする。
「あっ、そう言えば…名前、聞いてませんでしたよね?」
玉青は思い出したかのように問い掛ける。
「教えていただけませんか?友達の名前を知らないのも変ですから…」
「友達…?私なんかを、友達って思ってくれるんですか?」
「ええ、もちろんです…」
彼女は感激の余り胸が熱くなるが、その感情を抑えて名前を名乗る。
「私、名前は……」


750名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 11:06:25 ID:qgm+Lrpj
「静馬お姉様、今日は本当にありがとうございました」
静馬の部屋で、玉青は改めて助けてくれたことに対してお礼を言う。
「約束したでしょ?貴方が困っていたら必ず助けるって…お礼なんて言う必要はないわ」
「でも!私、嬉しくて…お友達もできたし…」
「まあ、貴方が幸せならそれでいいんだけど。それより…
 貴方はもう、大人になったのかしら?」
「えっ?」
あまりにも唐突な静馬の問い掛けに、一瞬思考停止する玉青。
しかし次の瞬間には、自分が昨日言った言葉を思い出す。要するにそういう事だ。
「ま、まだですっ!まだ全然子供…ですっ!」
「冗談よ…」
顔を真っ赤にして慌てる玉青を見て、静馬は微笑しながら言う。
「玉青ちゃんが可愛くて、つい…ね?」
「も、もう!静馬お姉様ったら!」
静馬と一緒にこうして笑っていられる時間が…この瞬間が、
いつの間にか玉青にとってとても大切なものになっていた。
ミアトルのお部屋番という制度に、そして静馬のお部屋番になれたことに、玉青は感謝した。
751名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 11:07:30 ID:qgm+Lrpj
〜そして、現在…〜

「だから何度も言ってるじゃないですか!渚砂ちゃんは私のものなんですから、
 ちょっかいを出すのはやめてくださいッ!」
「あら、玉青さん…私、渚砂を諦めたつもりはなくてよ?」
温室にて、玉青と静馬が口論をしている。
「た、玉青ちゃんもエトワール様ももうその辺に……うぅ…聞いてないし…」
二人を止めようとしていた渚砂は半ば諦めモードだった。
「そう言えば静馬様、あの時言いましたよね?どんなことがあっても、私を助けるって!」
玉青はお部屋番だった頃に静馬と交わした約束を思い出す。
「あら?そんなこと言ったかしら?」
静馬もそれを思い出すが、自分に不利なことなので忘れた振りをしてみる。
「確かに言いました!はっきりと覚えてますわ!」
「へぇ〜。玉青ちゃんとエトワール様って知り合いだったんだ。気付かなかったよ」
渚砂は二人のやりとりを興味深そうに見ていた。
「ふふ…知りたいの?私達の馴れ初めを…」
「あっ、だ、ダメです!」
玉青は慌てて静馬の口を手で塞ぐ。初キスや本番寸前まで行ってしまったこと、
友達がいなかったこと…どれも渚砂には知られたくないことばかりだった。
「静馬様!その…あの時のことは渚砂ちゃんには内緒に…」
静馬の耳元でこっそりと囁く玉青。同じように静馬も小声で返す。
「だったら貴方もあの約束のことは忘れなさい…」
「そ、それは…」
「二人とも実は仲良しだったんだね」
二人の様子を見て、渚砂が口を挟むが、玉青は真っ向から否定する。
「そ、そんなことありませんわ!」
「あら?何照れてるのよ?」
「もう!静馬お姉様っ!」
静馬の不意の一言に、つい当時の呼び方になってしまう玉青。言ってからちょっと後悔する。
「……そろそろ時間だわ。深雪と約束があるのよ」
そう言って静馬は話を打ち切り、席を立つ。
「渚砂、私と彼女のことが知りたければ、本人に直接聞いてみなさい」
「はい。そうします!」
「それじゃあまたね。玉青ちゃん…」
静馬はそう言い残して、温室から去っていった。
「ねえ玉青ちゃん?話聞かせてよ〜」
目を輝かせながら問い詰める渚砂。結局玉青はこの日、渚砂を説得するのに一日を費やした。
そして、翌日からは静馬の口止めをするために奔走する羽目になる。
「静馬お姉様…!この借りはいつかお返ししますわ!」

〜終〜
752名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 11:11:49 ID:qgm+Lrpj
以上です。長くて拙い文の上エロも薄めで申し訳ないです。

これまで感想をくれた方、本当にありがとうございます。
書き手にとっては本当に励みになるので大変感謝しています。
それではこの辺で。

P.S 現在使用容量は473KBです。
753名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 12:35:18 ID:wVp9c+Pe
754名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 14:28:51 ID:G4WF96Lv
次スレ立てていい?
755名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 17:12:48 ID:CsLtJpfg
>>752
GJ!

ここんとこ神作品続出で嬉しい限り
756名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 20:29:20 ID:UWThysdt
GJ!
で結局次スレは?
757名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 22:25:25 ID:IuCINoqG
次レスはまだいらないと思います
758名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 22:27:40 ID:pcH8Ae4I
立てたほうがイイ
759名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 23:12:39 ID:E17vIcr1
>>752
GJ!お疲れ様でした
皆を傷つけることなく促すとは
流石エトワール様ですね・・・(;´Д`)ハァハァ

有りそうで無い光莉×天音が見てみたい・・・
760名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 23:21:04 ID:aV3jAJra
それよりも蜜蜂コンビか深雪と玉青だな
761635:2006/07/25(火) 00:37:41 ID:fBiyTiTL
「六条様」
「あら、何かしら涼水さん」
「『カルメン』の脚本にリアリティを増すために協力していただきたいのです!」
「いいわよ。何をすればいいの?」
「ありがとうございます。 では、服を脱いでください」
「…………え?」
「私をホセだと思って、ホセを誘惑するカルメンを演じて見せてください」
「だからって、あなたまで脱ぐ必要はないでしょう。……きゃあぁっ!」
「『下着姿になった時、放胆な女と思っていたカルメンが
 初心な少女のように頬を染める様がホセの欲情を煽った』、と……。
 うふふ……。インスピレーションが湧いてきましたわ〜!」
「も、もう、やめてぇっ!」

>>760さんに触発されて思いついた玉青×深雪でした。
762名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 00:46:40 ID:t5KBaOvy
GJ
763名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 01:10:50 ID:/yZkKCaa
深雪と玉青って以外にいいかもしれんね
もっと読んでみたいよ
グッジョブ!
764名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 02:06:03 ID:6kTJEl0I
ここは本当に素晴らしいスレだな、神が沢山いらっしゃる。
ってかここ見て六条様にハマったよ(*´Д`)
765名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 23:19:35 ID:/yZkKCaa
( ´Д`)y──┛~作品まだ?
766名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 23:51:16 ID:ualXshUJ
保管庫って需要アル?
767名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 00:06:01 ID:QN/zYgd4
作っていただけるなら是非
768名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 00:08:49 ID:acXTsSdk
おk時間かかるかも知れぬがやってみる
創作中に良き作品が投下されることを祈る
769名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 02:02:01 ID:l+Uv3ZtE
>>768
超助かります(;´Д`)
770名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 20:54:35 ID:oSb/rSul
神が多いので嬉しい限りです
771名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 23:18:38 ID:tGzZk7FS
ドラマCDで興奮した。
全裸静馬を想像してハァハァする深雪が見たい。
772名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 23:21:23 ID:/GuWLdKS
むしろ渚砂のモノローグの最後の「そして・・・」
の後に何があったのか教えてくださいエロい人
773名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 23:31:19 ID:QmsP5TGh
小説キタ━━(゚∀゚)━━!!と思ったときめき返して
774名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 01:09:39 ID:0y1EhnwA
取り合えず待とうぜ
きっとGJが来る
775名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 11:00:10 ID:ItRQpXbb
書きたいとは思うんだが、好きな組み合わせがありすぎて書ききれないんだよな…。
どんなのが需要あるんだ?
776名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 12:26:31 ID:oN5sLkCO
地球温暖化、渚玉、玉青受け、光夜、夜々受けが需要ある
777名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 12:29:14 ID:VxcOvrKR
需要の有無より貴公の情熱がセミ
778名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 12:32:05 ID:in/ZPfda
>>775
蜜蜂コンビの陰謀にあっさりひっかかり
馬ならぬ木馬に乗せられよがる王子M開眼
779777:2006/07/27(木) 12:43:48 ID:VxcOvrKR
書きかけで送信してスマン。
情熱の赴くままに書いて欲しい、と言いたかった。
780名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 12:54:08 ID:jUl1AGO6
千華留×玉青、天音×夜々
とかみてみたいです
781名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 15:06:43 ID:prMTMTx7
夜々受けと静馬×深雪が大好きだ。
782名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 15:33:55 ID:g6XirVVz
玉青×渚砂とか渚砂×玉青かな
783名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 16:05:22 ID:/WtqJ16v
http://www.37vote.net/anime/1151434766/all-50-10

需要はこんなだけど
個人的には籠女の攻めとか、千華留の受けがみたい
784名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 19:47:26 ID:kFnS64xT
蜜蜂コンビの初夜とか
785名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 19:50:21 ID:+YQ2pxD9
蜜蜂コンビでどうかひとつ
786名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 00:50:20 ID:PavS1upd
まだー?
787名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 00:51:43 ID:CSOxin9T
>>778 その姿を全校生徒に晒される王子
「見られていると、恥ずかしい…じゃない…ぁぁん…いい…」
788名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 02:49:04 ID:xRLlkF8l
どうしましょう……需要にかすりもしないよ……
千華留お姉様×お姉様のペット2匹。出だしだけ。
欲望のままに書いてみました。よろしければどうぞ。
789世界は千華留で回り続ける(1):2006/07/28(金) 02:49:35 ID:xRLlkF8l
「変 身 部」
文化祭の翌週。黒板に大きくそう書いてあるので、今日は変身部の日だ。
部長および部員であるところの千華留、絆奈、檸檬の三人は、部室に集合していた。
部室といっても、実は空き教室を勝手に占拠しているだけで、そう主張しているのは、
上記三名と、黒板の文字だけではあるのだが……。

「千華留お姉様、今日の部活はお休みにされた方が……」

口を開いたのは檸檬だったが、絆奈も同じ意見であるのだろう、しきりに首を縦に振っている。
二人とも、心配そうに千華留の足に目を向けている。
当然だろう、座席に座っている彼女のそばには、まだ松葉杖があるのだ。

「そんな。二人とも、私の楽しみを奪わないでちょうだい。ただでさえ、退屈なのだから」

千華留は明るい笑顔で答える。自分でも大人しくしておいた方がいいというのは分かっている。
分かってはいるのだが、だめだ。退屈は、千華留を殺す。
手足は動かすために、頭は働かせるためについている。
動かないのは足一つ。他のところは問題ない。であれば、活用せざるを得ない。

妹二人は顔を見合わせる。敬愛してやまない姉の体が心配ではあるが、
この“暴走機関車(豪華客室付き)”をベッドの上にとどめておくのは、
文字通りに縛り付けておかない限りは不可能だろう。
それに、心配である反面、嬉しくもあるのだ。

せっかくの晴れ舞台を最後まで演じきれなかった千華留お姉様。
悔しくて残念で悲しい、という表情を見せたのは、妹二人の方だった。
お姉様だって、心中はそうだろうが、少なくとも妹たちの前では、そんな表情はおくびにも出さない。
“過ぎたことは過ぎたこと。私は前だけを向いて歩いていく”
気負った台詞を口に出すようなお姉様ではないが、
松葉杖をつきながらも、普通に登校し、笑顔で部活に出て、楽しく談笑するお姉様からは、
そういう意志を感じ取ることができる。

妹二人は、そんな姉が誇らしい。
私達の姉は、あらゆることが人並み外れて可能だ。
美貌と才能と技術を駆使し、慈愛に溢れながらも、謀略に余念がない。
しかし、本当に誇らしいのは、こういう、むやみに前向きなところだと、思う。

「まあ、そうは言ってもこの足だし、今日は新作の作成はなしにしようと思うの。
 絆奈ちゃんと檸檬ちゃんに、完成品の中からいくつか試着してもらって、
 問題点の洗い出しと、今後の方向性について検討してみたいのだけれど、どうかしら?」

絆奈と檸檬は安堵する。表現方法はともかく、お姉様は
“今日は絆奈ちゃんと檸檬ちゃんを思う存分、着せ替え人形にしたいなー”
と言っているのだ。
この姉は、妖艶なカルメンを演じられるほどに大人びているくせに、
いつまでたっても着せ替え遊びが大好きな、少女のままのところがある。
だからこその、妹二人の出番である。
愛する姉に、一時の娯楽を提供するのは、我らの役目であろう。

「はい。それでしたらいくらでも」
笑顔で檸檬が答える。絆奈もうんうんと言いながら、しきりに首を縦に振る。

「でも、千華留お姉様ぁ〜、衣装はどこにあるんですか?」
縦に振っていた首をかしげて、絆奈が問う。
いつもであれば、衣装の入った大きな鞄を千華留が用意しているのだが、
今日の彼女は、小さな手提げ鞄一つしか持っていない。

「衣装なら、ここに」
千華留は手提げ鞄を広げる。中には、一回り小さい巾着袋が入っており、
“お蔵入り”と刺繍してあった。
790世界は千華留で回り続ける(2):2006/07/28(金) 02:51:01 ID:xRLlkF8l
「そ……それはっ!」
「お……お蔵入り袋っ!」

妹二人は驚愕してブルブルと震え出す。
“お蔵入り袋”―――今まで千華留が作成したにもかかわらず、試着されることもなく、
封印された衣装がその中には入っている。

なぜそのような末路をたどったか。
ポイントは、“お蔵入り袋”がさほど大きくないことにある。
確かにこの中に入っている衣装の数は、そう多くはない。
しかし、それ以上に、袋が小さくてすむ理由があるのだ。
それはすなわち―――体を包む布地の面積が、極端に小さい―――ところにあった。

「ほら、これなんてどうかしら? 悪魔っ娘〜」

千華留が満面の笑みで取り出したのは、黒いパンツと黒いブラジャー。はい、終わり。
ブラジャーというか、見たままでいえば、単なる黒い革のベルトだ。
確かに、胸の先の大事な部分だけは隠せるだろうが、“だけ”でしかない。

「こっちはどう? ねこちゃん〜」

続けて千華留が満面の笑みで取り出したのは、猫のコスプレ衣装だ。
ただし、着ぐるみではない。くるむ部分など、ないに等しい。
ネコ耳がついたヘアバンド。肉球手袋に肉球足袋。
シッポ付きパンツ(ありえないほどローライズ)。ブラ(紐?)。以上。
確かに猫だと言われれば猫だが、裸だと言われれば裸だ。
街角でこれを着て、行き交う人に聞いてみれば、返ってくる答えはもれなく、
“猫”ではなくて“露出狂”であろう……。

「こっちもいいわね〜」

千華留は満面の笑みのまま、次々衣装を取り出すが、どれもその布面積に大差ない。
全ての衣装を机の上に広げたところで、千華留はようやく、妹二人が抱き合ったまま、
子羊のようにブルブルと震えていることに気がついた。

「ねえ? だめかな?」
祈るような仕草で、両手を胸の前で組み、ウルウルとした瞳で、絆奈と檸檬を見つめる千華留。

さすがにル・リム一の策士は違う。

いくら敬愛する姉の作成物であっても、妹二人は花も恥じらう少女であり、
丁重に(「千華留お姉様のエッチーっ!!」と叫んで)試着を断ることもある。
残念そうな顔はしても、姉は無理強いはしない。それで妹たちを邪険に扱うこともない。

今日だって、断れば、姉は残念そうな顔をするだけで、衣装は再び“お蔵入り”に戻るだろう。
しかし、今は、姉のそんな顔を見たくない。
姉にそんな顔をさせたくない。姉のリクエストに応えてあげたい。
そう思っている時点で、千華留の思う壺だということに、妹二人は気づいているやらいないやら。

「しょうがないですねぇ……今日だけ、ですよ」
「千華留お姉様っ! 本当は、恥ずかしいんですからねっ!」
「いいの? ありがと〜」
791788:2006/07/28(金) 02:52:52 ID:xRLlkF8l
妹二人を溺愛する千華留お姉様に需要はございますでしょうか?
792名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 02:53:58 ID:AlkYDj2j
あるので続き!
793名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 05:23:30 ID:FZwtknua
もちろん。だけど出来れば籠女も出してほしい。
794名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 07:03:47 ID:VnBZP0e+
>>790
需要大有りでんがな・・・(;´Д`)ハァハァ
795名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 07:31:32 ID:aAgMtZoO
>>791
需要ありまくりんぐ
wktkして待ってる
796名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 13:24:47 ID:Vvv6BdJl
需要あるのに供給されないから総員渇望しているぞ!!
797名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 13:33:37 ID:AyPHwUmW
>>790-791
これはまた上物が出てきましたね。

例の作者さんでしょうか、続き楽しみにしています
798名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 14:14:01 ID:+jwIZdYJ
    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `Д´) < 神SS早く来てくれなきゃヤダヤダ!
       `ヽ_つ ⊂ノ
              ジタバタ
799名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 22:36:56 ID:IdBQXkuX
千華留が黒モードに入ったのか?
800名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 22:43:53 ID:YTILYYZQ
蜜蜂コンビの小説まだ?
801名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 03:31:19 ID:kJ6aXgyW
仕事で嫌な事があったので光莉×天音書いてる。
完成できるよう頑張る。
802788:2006/07/29(土) 07:22:36 ID:vLbBVCMF
やった。千華留お姉様に需要があって嬉しい限り。皆様どうもです。では続きなど。
803世界は千華留で回り続ける(3):2006/07/29(土) 07:23:09 ID:vLbBVCMF
しぶしぶ檸檬とぷりぷり絆奈は、教室の窓のカーテンをひいて、外から見えないようにする。
とはいっても、廊下側からは丸見えのままなのだが、この時間、通行するものはあまりいない。
それにまあ、仮に通行人があったとしても、それは女性だ。

それぞれに衣装を手に取る。
布地の少なさは、どれも変わらないのだし、素直に気に入ったのを選んでみた。

着替えると決めたらこの二人、テキパキと制服を脱いでいく。
いつもの布地が多い衣装だって、いったん下着姿にはなる。
目の前で着替えることなんて日常だし、実のところ裸だって見慣れたものだ。
……しかし、なぜだろうか、こういう衣装は、裸になるより恥ずかしい気がする。
下着姿になったところで、二人の手が止まる。

「お姉様……これ、下着も脱がないと、だめ、ですよね?」
困ったような顔をして、檸檬が問うてくる。
千華留は微笑んで答えようとしたが、絆奈に先を越された。

「何言ってるの、檸檬ちゃん? そのままじゃ、今着てるブラとショーツの方がはみ出ちゃうよ」
絆奈の方を見ると、もうブラジャーに手をかけている。

「絆奈ちゃん……恥ずかしいって、嘘でしょ?」
「えっ? あっ、あははっ。そっ、そんなことないよ?」
下着姿のまま、中途半端な姿勢で固まる二人。
微妙な空気が流れる。あれだ、先に動いた方が負けって感じだ。

「そうよね。二人とも、恥ずかしいわよね」
千華留が口を開いた。これは、何か提案をしてくれそうな口調だ。内心安堵する二人。

「二人が恥ずかしくないように、私、目を閉じているわね」
「……お姉様、それだけですか」
「千華留お姉様ぁ、ほんとですか〜? 薄目開けちゃったり、しない〜?」
「私は、後の幸せのために、今の不幸を我慢できる女よ」
「さっすがお姉様っ!」

檸檬の真っ当な反論は流され、絆奈のとんちんかんな発言だけが訂正された。
あまつさえ、賞賛されている。何か腑に落ちないものを檸檬は感じる。
まあいい。どのみち、下着を脱がないといけないことにかわりはない。

自分の胸元を見つめる。正直、姉に比ぶべくもない、慎ましやかなふくらみだ。
こんな扇情的な衣装は、姉のような女性らしい肢体にこそ似合うだろうに、
どうして私―――ちらりと絆奈に目をやる―――私達に着せようとするのか。

千華留お姉様を見る。笑みをたたえながら、既に目を閉じている。
見ようによっては、幸せそうな寝顔だ。

ため息をついて、覚悟を決める。
時折、姉の趣味は自分の理解の範疇を超えるが、それでお姉様が喜ぶなら、
自分の体を喜んでもらえるなら、我慢もしよう。
いや、正直に言おう。まんざらでもない。
口元に小さな笑みを作って、檸檬は下着に手をかけた。

「檸檬ちゃーん、脱ぐの、手伝ってあげようか?」
「わっ! 私はいいから、絆奈ちゃんは自分のことをしなさいっ!」
「そんな照れないで〜」
「照れてないっ!」

小動物が二人、じゃれ合う鳴き声を、千華留は目を閉じて聞いていた。
804世界は千華留で回り続ける(4):2006/07/29(土) 07:23:42 ID:vLbBVCMF
「お姉様、お待たせしました。すみましたよ」
「お姉様ぁ、見て見て〜」

目覚ましが鳴る前に自然に起きだしたときのように、千華留のまぶたがゆっくりと上がる。

「まぁっ! なんて可愛らしいのっ!!」
両手で口を隠すようにして、妹二人の姿を認めた千華留は、わなわなと震えだした。
彼女の背景には、いくつもの小さな花が咲き乱れるかのように見えるが、
それはきっと目の錯覚だろう。

耳まで真っ赤にして、背中を丸めて縮こまっている檸檬と、
普通に立っているが、さすがに照れくさそうな絆奈。

先に、千華留の視線に気づいたのは檸檬だった。
あぁ、お姉様はいつものあれをしてほしそう……。

普段、衣装を着たときは、その衣装の特徴、着心地、感想などを述べるのだ。
内容は、自由でいい。思ったことを素直に言うのが、お姉様のお望みだ。

「はぁ。では、私から。
 私は、猫の衣装にしてみました。えぇと、白猫ですね。
 ネコ耳、白いです。こほん。ちょっと鳴いてみますね」

軽くポーズを取って、檸檬がにゃんと鳴く。
恥ずかしさの先行したその仕草は、見ている方がよほど恥ずかしいような感じだったが、
千華留お姉様は、“ぐっ”と親指を突き出している。
息を長く吐いて、檸檬は続ける。

「少し悩みましたが、眼鏡は外してみました。
 手足にはめた、猫の手足は、可愛らしいですけれど、何も持てなくなってしまいますね。
 えっと、その、胸は……白いビキニですが……これじゃ単にテープを一巻きしてるだけみたいです……。
 パンツのお尻には、しっぽがついてて……その、重みでめくれてしまいそうで、ひやひやします。
 でも、せっかくですし、しっぽ振ってみますね」

檸檬はいったん背を向けて、首だけを千華留の方に回す。
軽くお尻を突き出して、にゃんにゃんと言いながら、腰を振る。
ゆれるお尻と、その先にあるしっぽ。
中に針金が入っているのだろう。しっぽはぴょこんと立ち上がったまま、ふりふりと振られる。
振られるたびに、パンツがしっぽに引っ張られ、小さなお尻の上の部分が、わずかに見え隠れする。

「……お姉様、どうでしたか? 可愛かったですか?」
少々やけくそ気味に、檸檬は問うてみたつもりだが、
消え入りそうな声では、痴態を褒めてもらいたがっているようにしか聞こえない。

真剣な顔で、檸檬のパフォーマンスを測っていた千華留。
眉間に手をやり、ロダンばりに考え込む。
思い出を反芻するような時間の後、おもむろに目を開き、口を開いた。
「まーべらす」

「……よく意味が分かりませんが、お褒めいただき、光栄です」
檸檬がぺこりと頭を下げる。同時に揺れるしっぽ。慌てて手で押さえる。

「はいはーいっ! 次は私の番っ!」
「きゃっ!」
檸檬を押し出すようにして、絆奈が千華留の前に踊り出る。

「もうっ!何するのよっ!」
「檸檬ちゃん、しっぽしっぽ。おしりおしり」
「わわっ!」
805世界は千華留で回り続ける(5):2006/07/29(土) 07:24:53 ID:vLbBVCMF
突っかかってきた檸檬をいなして、今度は絆奈の出番だ。

「今日の私の衣装は、悪魔っ娘ですっ! 小悪魔な絆奈には、ぴったりですねっ!
 ブラジャーとパンツは、どっちも黒い革製です。
 ブラは、ブラというか、完全にベルトですね。胸の前でとめるようになってます。
 パンツの方には、金具がいっぱいついてます。凝ってますねー」

絆奈は、銀色に光る小さなトゲトゲに指を這わせる。
これもお姉様のお手製なのだろうか? 既製品で満足するようなお姉様ではないから、
そうなのだろうが、一体どうやって作るのだろうかと思う。

「お姉様ぁ、これって、“女王様とお呼びっ!”っていう、ええと、何でしたっけ?」
「ボンテージ?」
千華留が答える。しかし、なぜそんなことを知っている? お嬢様学校に通っている二人よ。

「そうでしたっ! ボンテージ。でも、ムチがないから女王様じゃないですね。
 代わりに、背中に小さな黒い羽がついてます。悪魔の印ですね」
実際には、ブラジャーの背中部分に取り付けてあるのだ。

背中の羽をパタパタとはためかせて(これも目の錯覚だろう。たぶん)、
絆奈は千華留の元へと飛んでいき、千華留の耳元に口を寄せた。そっと囁く。

「千華留お姉様ぁ、絆奈は悪魔だから、お姉様を誘惑しちゃいます。
 ねぇ、絆奈と“悪いこと”しましょ? 気持ちいいこと、い〜っぱいしてあげるっ。ちゅっ」

絆奈は千華留の頬に口づけする。視界の外で檸檬がずるいぞ〜とか言っているが、気にしない。
千華留は笑顔で、絆奈の頭をなでながら、問いかける。

「悪魔さんは、私にどんな快楽を与えてくださるのかしら?」
にんまりと笑う絆奈。

「えっとぉ。とーっても気持ちいいんですけど、ちょっと恥ずかしくて、でも嬉しくて。
 胸がドキドキして、体が熱くなって、触ってほしくて、触りたくなって。
 その、うまく言えないけど、こんな感じです」
言い終わると、絆奈は千華留の首元に抱きついて、千華留の耳をはむはむと噛む。

「あんっ」
千華留の口から、甘い甘い吐息が漏れる。
気をよくした絆奈は、いっそうぺろぺろと、千華留の耳を舐めていく。

「ねぇ、お姉様ぁ、絆奈、どうでした?」
「……」
「あれ? だめ?」
困惑する絆奈をよそに、千華留は右手を上げると、ぱちんと指を鳴らした。
一瞬の静寂の後、地響きと共に、教室が揺れ始める。

「えっ?」
「地震っ?」
慌てる妹二人の目の前で床が割れ、中から何かがせり上がってきた。

「……ベッドだ」
「……ベッドね」
「あめいじんぐよっ! 絆奈ちゃんっ! さぁ、続きはベッドでねっ!」

千華留お姉様が仁王立ちしているように見えるのは、目の錯覚だろうが、
地の底からせり上がってきたベッドは、実物であるらしい……。

妹二人が呆けている間に、いつの間にやら、千華留は当のベッドの上で横になっている。
このご都合主義的ギミックに、妹二人が異論を差し挟む猶予は、与えられなさそうだ。
806788:2006/07/29(土) 07:27:59 ID:vLbBVCMF
えっと、千華留お姉様はいつでもどこでもベッドを出せるんです。そういう人なんです。
ではでは。
>>797さん、すでにバレバレとは、参りました……。
807名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 09:12:39 ID:yCd0F/yG
>>806
GJ!絆ちゃんと檸檬ちゃんいいですよね
私もその二人のコスプレを覗いてみたい・・・
あの二人はエロ過ぎる・・・(;´Д`)ハァハァ

>>801
個人的支援のカップリングです
楽しみにしております
808名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 12:43:26 ID:wVNYNtsC
>>806
GJそして乙です。
ギャグとチョイエロの融合に、思わず笑ってしまいましたw
809嵐の後に:2006/07/29(土) 20:46:03 ID:QRmPRJwy
あの子を連れて行った彼女は戻ってこない
昨日の嵐でもどって来れなくなったのか、それとも……
でもあの子はいた、連れていかれたあの子はいた
そして、あの子は私を避ける
目も合わせずに私を避ける
それとも、避けているのは私か……?
そして私は、静馬を見られるだろうか………
きっと彼女はいるはず
あの子が一人で戻ってこられるはずもなく
一人で帰す静馬でもない
それは私が知っている
たぶん一番知っている
あの子がいく前もいってからも私は彼女しか見えてはいない
ずっと側にいた……
でも、それは位置が近いだけで
心は分からない
昔は私が子供過ぎて、今は彼女が大人過ぎて
心が分からない
そして私はあの頃のように彼女を待つ
窓から星を見て彼女を待つ
昨晩から降り続いた雨はもう止んで、星が輝く
でも私の光は彼女の瞳
私が待つノックは鳴るはずもなく……
コンコン
音がした
私の部屋の扉を叩く音
あの子が消えたあの日と同じ音がする……
810名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 20:46:50 ID:QRmPRJwy
ごめんなさいごめんなさい
次回予告で勢いあまって書きました
続きいいですか?
多分終始深雪視点ですが……
ageてすいませんorz
811名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 20:54:11 ID:YJFSGz/K
おk
お願いしますタ
812名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 21:45:49 ID:r3PZ3rQ8
次スレの季節のようだな!
813名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 22:51:23 ID:kJ6aXgyW
ここは神様も多いし、雰囲気も良くて好きだ!
814名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 23:55:16 ID:+Ah+I+/a
>>810
お待ちしてます!
815名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 00:01:55 ID:YJFSGz/K
保管庫子のスレ落ちるまでに作ります…ORZ
次スレは早めに!
816名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 00:44:17 ID:hla/Htlz
次スレ、いきません?テンプレ案とか考えます?
(そんな凝ったのじゃなくていいでしょうけど)
817名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:05:59 ID:g0ogAmB5
まかせた
818名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:13:42 ID:hla/Htlz
まかせられた。

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【タイトル】
ストロベリー・パニックでエロパロ その2

【本文】
巡り行く百合の世界。ここは「ストロベリー・パニック」のエロパロスレです。

◆公式   http://www.strawberrypanic.com/
◆電撃公式 http://www.mediaworks.co.jp/users_s/gs/strawberry/

◆前スレ
ストロベリーパニック!でエロパロ http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145006281/

●お約束
・アニメ、小説、コミック、ゲーム、いずれの設定でも構いません。
・エロ無しでも問題ありません。ストパニへの愛があれば十分です。
・人を選ぶもの(陵辱など)は、投下前に警告の一文をお願いします。
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こんなものでいいですか?
819名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:16:24 ID:g0ogAmB5
おけ!
ただいま499kb
820名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:24:59 ID:lNLYIcu2
お約束のところに
「投稿したものに文句を言わない。もし何かあるならばアドバイスをする」
みたいなもの入れるのはどうでしょう?
神様が多いのもあるけど>>813氏の言うとおりここは雰囲気がいいため
それを維持したいと思うので
821名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:29:22 ID:hla/Htlz
了解。
>・投稿作品への誹謗、中傷は厳禁です。アドバイスをお願いします。
を追加で。では、立てますよ?
822名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:42:32 ID:ot4ds/w6
>>821
まかせた
823名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:42:36 ID:7P9im9Eg
任せた
824名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:46:18 ID:hla/Htlz
では立ててみますね。
825名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:48:28 ID:hla/Htlz
立てました。

ストロベリー・パニックでエロパロ その2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1154191670/
826名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:51:24 ID:qgcQP1hE
いっぽんいっとく?
827825:2006/07/30(日) 02:14:14 ID:hla/Htlz
どもです。えっと、即死回避のため、向こうに何か書いてやってください(心配しなくていい?)
828名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 15:04:39 ID:3X7BBAb5
>>825
乙!
829名無しさん@ピンキー
神戸ってウンコ色の阪急電車が通っている所でしょ?ダサいよ