ママ

このエントリーをはてなブックマークに追加
77名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 21:12:21 ID:KWN+Nh48
支援あげ
78名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 01:23:00 ID:lhvVRxUS
hosyu
79名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 12:33:44 ID:5PnuwruO
ほっしゅ
80名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 07:56:05 ID:1+i5bDoF
>>75 いいねえ

「ああっ!!悠太ぁぁ!!」
人妻・理沙が買い物から帰宅すると、リビングには身体を拘束され我が子が!
「おっと奥さん、声を出さないでくれよな」
子供の首にロープをかけた変質者がドスの効いた台詞を吐く、
「ちょっとでも声を出したらガキをくびり殺すぜ」
「や・・・やめてっ!お金なら出しますから・・・」
「金もいいが、奥さんの身体が見てみたいな・・・脱げよ」
断ればつながれた我が子の首にかけられたロープを締め上げるという脅迫に屈した理沙は
震えながらスーツのボタンに手をかける。
「おっと、上から脱いだらつまんねえな・・・スカートから脱いでくれよ」
「わ・・・わかったからお願い・・・悠太にひどい事だけはしないで」
理沙はスカートのホックを外した、濃紺のタイトスカートが床に落ち、ストッキングに守られた
白い下着があらわになった。子供を産んでいる人妻だけあって腰から尻にかけての曲線の
艶かしさは、夫の愛を存分に味わっている証拠なのだろう。
「お願い・・・これ以上は許して」
変質者はロープを引っ張ると猿ぐつわから悠太のうなり声が漏れる、この男は本気だという事が
わかった理沙は、もう何も言わずにストッキングと下着を脱ぎ捨てるのだった。

「奥さん、後ろをむくんだ」
「はい・・・」
この悪夢が1秒でも早く終わることを祈りながら命令に従う理沙、男は音を立てずに近づきながら
床に落ちた下着とストッキングを拾い上げた。
「ヒッ!!なに!?むぐぅぅっっ」
男は素早くストッキングで両手を縛り、下着を口の中にネジこんだ。これで安心して楽しめるというものだ。
「奥さん・・・いや、理沙・・・俺ずっとアンタの事を狙ってたんだぜ」
リビングに理沙と悠太の声なき悲鳴が静かに鳴り響く・・・悪夢はこれからなのだ・・・
(END)
こんな感じかしら?文才ないからコレ以上はむりっすw
81名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 11:24:33 ID:QjZiXXBW
いやいや、そう言わずに続きタノムヨ
82名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 13:46:00 ID:h5sTSHGI
萌えた体験談のまとめに、子連れ若妻を専門にレイープてのがあったよ。
既出かもだけど思い出したらリンクしまっす。
83名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 15:25:04 ID:h5sTSHGI
萌えたコピペ?<たまには人妻> これです。by82
ttp://moemoe.homeip.net/view.php/2513
84名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 07:14:08 ID:akV2NVhM
この時期は薄着のママさんが多くて困る
85名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 14:34:21 ID:j0yyBUjy
そのくせスーパー等で屈み込んで胸の谷間を見せ付けるから更に困る
86順番1:2006/07/29(土) 21:06:05 ID:1RcJ9l+u
「人殺し……人殺し!!」
ごめんなさい。
「あなたなんて、早く死んでしまえば良かったのよ!!」
ごめんなさい。
生きてて。
「なんで、あなたが生きて私の息子が死ななきゃいけないのよ……。」
ごめんなさい。
おばあちゃん。
ごめんなさい。……
ごめんなさい………
ごめんなさ…………
ごめんな……………
ごめん………………
ごめ…………………
ご……………………
………………………
……………………」
…………………馬」
………………和馬」
……………「和馬」

「和馬……。」
嫌な夢を見た。
そこから優しい声が僕を助けてくれた。
「和馬、うなされてたよ。嫌な夢見てたの?」
声と同様に優しい手が僕の頬を撫でてくれる。
「母さん?」
眠りから醒めると
そこはいつも通りの、
真っ白で、薬品の匂いの強い部屋だった。
「うっ………。」
もう十年以上この部屋にいるのに薬品の匂いには慣れない。
この部屋で過ごせば過ごす程嫌になっていった。
「和馬!!大丈夫!?」
母さんが僕の胸を擦ってくれる。
僕は眠りから醒める時、大抵の場合この部屋の匂いにむせてしまうのに
そのたびに母さんは僕を気づかう。
「大丈夫…いつものだから。」
87順番1:2006/07/29(土) 21:07:43 ID:1RcJ9l+u
「そう……アロマを焚いてるんだけどダメだったか…。」
母さんが悲しい顔をする。
そういえば、薬品の匂いに混じって甘い匂いがする。
「ごめん、母さん。」
「なんで、和馬が謝るのよ。今日のはバニラだったんだけど、明日はもっと香りの強いの買ってくるね。」
母さんが笑顔を僕に向けるのだけれど
その顔は酷く疲れた顔だった。
それが、痩せすぎず太すぎず健康的な体とのギャップを強く感じ
胸を締め付けられた。
「母さん、毎日なんて来なくて良いのに。
仕事が終わって病院に来るなんて大変でしょ?」
僕なんかの為に疲れなくても良いのに。
「和馬に会いたいから来るの。
好きで来てんだから、疲れないわよ。」
そんな疲れた顔で言われても嘘だってまるわかりだよ。
母さん嘘が嫌いなのに。僕の為に嘘をつく。
けど、もう終わりだよ母さん。
「母さん。」
「ん?なに、和馬?」
「今まで有難うございました。」
いつも、いつも。助けてくれて。
「和馬?なに〜?そういうのは和馬が結婚する時にでも言ってよ。」
結婚なんて無理だよ。だから
「言えるうちに言っておきたかったから。
母さん、僕もう長く無いんでしょ?」
88順番2:2006/07/29(土) 22:45:50 ID:1RcJ9l+u
秋枝サイド

「秋枝、秋枝、頑張ったな。頑張ったな。」 
和樹さんが私の手を握る。
「和樹さん…私……。」
頑張ったよ。私、頑張ったよ。
「ああ!!男の子だ。」
横を見る。
赤ちゃんが、私の赤ちゃんが元気に泣いてる。
「ふふふ。男の子か。
和樹さん、私賭けに負けちゃった。」
「ははは、そうだな。僕の勝ちだ。
だから、この子の名前は……」
「和馬。」
私の息子。
「和馬。」
呼んでみる。
こっちを見てくれる。
いや、目が見えてないのは分かってる。
けど、私を見てくれてる気がして
「和馬、お母さんだよ。」
自己紹介した。
89順番3:2006/07/29(土) 22:51:23 ID:1RcJ9l+u
秋枝サイド

仕事を終えて今日も和馬を産んだ場所にいる。
けど、気持ちはあの時とは全く違う。
「あんなに元気に泣いてたのにね。」
病室のベッドに寝ている和馬の頬を撫でる。
「温かい。」
生きてる。
ちゃんと生きてくれている。
良かった……。
毎日、毎日、生を確認して胸をなでおろす。
「長生きしてくれたね。
頑張ったね。」
本当に良く頑張ったね。
5年。
それが和馬の寿命だと言われた。
けど、16年も生きてくれた。
「けど、もう……。」
今日、医師に「長くない」と言われた。
「ごめんなさい……。」
「ん?起きたちゃった?和馬。」
いや、まだ寝ている。
寝言か。
「ごめんなさい。おばあちゃん。」
「つっ………。」
胸がかきむしられる。
「和馬、あなたのせいじゃないよ。
お父さんが死んだのは、和馬のせいじゃない。」
寝言に返す。
和馬がうなされている。
それを見てると、許せなくなる。
「人殺し?和馬が人殺し?クソがっ…。
私の和馬を傷つけやがってクソババアが。」
汚い言葉の羅列。
こんな事を私は言えるのだと自分でも驚く。
「クソババア。クソババア。クソババア。」
和馬が産まれた時は、孫が出来たって大喜びしてたのに。
「親が子供より先に死ぬのは普通のことなの。」
寝ている和馬に話しかける。
「だから、和馬が傷つく必要は無いの。」
だから、あんなクソババアの言った事で苦しまないで。
今、お母さんが助けてあげるね。
「和馬……。」
優しくゆする。
「母さん?」
90順番4:2006/07/29(土) 23:57:30 ID:1RcJ9l+u
秋枝サイド

「僕、もう長く無いんでしょ?」
時が止まった感じがする。
いや、止まったのは私の思考。
「な、なんで?」 和馬は知ってた?
「いや、ベタだけど自分の体の事は自分が一番わかるってやつ。」
成程、確かにそういう物なのだろう。
今思えば和樹さんも、死ぬ前は自分が死ぬ事を知ってた様な感じがした。
それなのに、和馬の為に働く事をやめなかった。
その結果、過労死。
けど、当たり前の事をし続けただけだ。
和樹さんは和馬の親なのだから。
それは私も同じ。
それなら、私のする事は
「何、言ってんの。そんな訳無いでしょ。」
嘘をつく。
和馬には嘘はつくなと教えてきた。
けど、私は嘘をつき続けてきた。
『大丈夫、元気になるよ。』
『もうすぐ、退院できるよ。』
『退院したら、焼肉食べに行こうね。』
私の希望だった。
和馬の望んでいた事が実現するのが。
けど、私はそれが叶わないであろう事も知っていた。
けど、親は子供悲しい顔なんて見たく無い。
いつだって、子供には笑顔でいてほしい。
親としてのエゴかもしれないけど
それだけの理由で嘘をつき続けた。
「大丈夫だよ。和馬!!」
無理矢理に笑顔を作る。
慣れたものだ。
息子が、和馬が苦しんでいるのに私が笑える訳は無かった。
だから笑顔を作る事を覚えた。
だから今の私の表情は満面の笑顔だ。
私は自分の気持ちにも嘘をつく。
「母さん……。」
「ん?なに?」
「もう、僕の為に嘘をつかなくてもいいよ。」
え?
「嘘なんてついてないよ、お母さんは。」
「……母さん、泣いてるよ。」
「お母さん泣いてなんか……。」
言葉をつむぐ為に開いた唇の間から塩っぽい水分が入ってきた。
「え?あ……あ……。」
その水分の出所は私の瞳だった。
床にポタポタと次々に雫が落ちていく。
泣いてる。
顔は満面の笑顔だ。それは分かる。
笑顔のままで自分でも知らない内に涙を流していた。
91名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 00:54:28 ID:VQ4xTnel

よさげな話っぽいけど、俺こういう話弱いんだよな・・・
あくまで個人的な話。
でも期待。
92順番5:2006/07/30(日) 13:42:37 ID:Dvke0nTK
やはり、僕は死ぬのだ。
分かってた事だ。
何年も前から歩く事もままならないし。
最近では体を自分の意思で動かす事も出来ない。
食事も大分前から、ドロドロに煮詰まれたベビーフードみたいな物になった。
体を動かすのが難しくなった頃から、その食事を母さんが僕の口に運ぶ。
僕は生きてるのでは無く
生かされてきたんだ。
そして、生かされる事も出来なくなった。
それを母さんの涙が肯定していた。
「和馬は死なない!!」
母さんは嘘をつく。
笑顔で涙を流す。
表情が気持ちに嘘をつく。
「…………。」
その姿があまりに悲しく、何も言えなくなる。
「り、林檎むくね。」
母さんが机の上に置かれたビニール袋から赤い果実を取り出す。
「うん、ありがと。」
『毎日毎日、病院食では飽きるでしょ?』
といつか林檎買ってきてくれた。
それを僕が
『美味しい。』
と言ったら、毎日毎日買って来てくれた。
本当に毎日毎日買って来てくれるものだから正直飽きてしまったのだけれど
『おいし?』
と満面の笑顔で聞かれれば
『うん、美味しい。』
と答えるしか選択肢は無かった。
シャリシャリ
部屋に林檎の皮を剥く音のみが響く。
コトン。
林檎が一つの固形から四つの固まりに別れる。
その内の一つを母さんが自分の口に運び咀嚼をする。
何度も何度も噛んで、
母さんは僕に口をつける。
僕はいつもの様に口を少し開いて待つ。
母さんの口内から少し別の味の混じった液状に近い林檎が流し込まれてくる。
それを飲み込んだ所で
「おいし?」
「うん、美味しい。」
そう答えると、
二つ目の固まりを口に入れ咀嚼をする。
それは、食事がベビーフードに変わった頃からの、いつも通りなんだけど
母さんの目からは涙が流れていて。
それだけが僕にとって非日常的だった。
93順番6:2006/07/30(日) 15:09:53 ID:Dvke0nTK
僕は母さんの笑顔が好きだ。
僕はすぐ体調を崩して何度も手術をした。
麻酔から醒めると、いつもの薬品臭い部屋で、絶望するんだけど
母さんが笑顔で
『おはよー。』
おおよそ手術後にかける言葉では無い、朝起きた息子にする挨拶の様な感じで言うから
『おはよ、母さん。』
可笑しくて、嬉しくて。
生きてて良かったと思えた。
それなのに今の母さんは泣いていて、
いつも通りの母さんを見たいから。
「母さん、泣かないで。」
お願いだから。
「お母さんは、泣いて無いよ。」
まだ涙も止まっていないのに、嘘にもならない嘘をつく。
「いいから、林檎食べよ。ね?」
母さんが三つ目の固まりを口に入れ咀嚼をする。
「ごめんね母さん、僕のせいで辛い想いをさせて。」
母さんは咀嚼しながら首をふる。
「けど、心配しなくても良いよ。
僕、死ぬ事なんて恐くないから。」
だから、泣かないで。
「僕が死んで、母さんが僕から解放されれば母さんは今より幸せになれる。
そう思うと僕は嬉しいんだ。」
母さんは悲しい目のまま。
「僕は母さんを不幸にして来た。
五才で死ぬはずだった僕の為に医療費の為に毎日毎日働かせて。」
母さんが、なんで?という様な目で僕を見る。
「おばあちゃんに言われたんだ。
『あんたがこんなに生きなければ、和樹は死ななかった』って、
その時に僕の寿命の事も聞かされた。」
ゲェ―――――
母さんが嘔吐した。
幸い母さんは近くのゴミ箱に吐けたので大惨事にはならなかった。
「母さん、大丈夫?」
動けないから僕は何も出来ない。言葉でしか心配できない。
「クソババアが………。」
母さんの目に見たことの無い憎しみがあった。
「母さん、おばあちゃんを恨まないであげて。おばあちゃんはお父さんの事が大好きだったから、僕は恨まれても仕方無いよ。」
おばあちゃんに恨まれるのは辛かったけど。
「僕が予定より生きちゃったから。
その為に、お父さんは働き詰めで過労死して……だから…。」
「違う!!和馬!!違う!!言っちゃだめ!!」
僕が僕が僕が僕が…
「ぼ、ぼ……僕がお父さんを殺し…たっ。」
つー
涙が流れ出た。
「和馬!!和馬、違う違う。それは違うよ。」
母さんが僕の体を起こして、強く抱き締める。
「ごめんなさい。ごめんなさい。生きて、ごめんなさい。母さん、ごめんなさい。」
母さんの胸の中で、涙が止まらなかった。
94名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 20:29:54 ID:Myymykj2
エロくないし、
意味わかんねえよ。

名文必ずしも萌文ならず・・・ケッ
95名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 20:45:59 ID:Dvke0nTK
まあ、待ってよ。
エロくなるからさ。
96名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 23:37:57 ID:0VCrexY3
林檎咀嚼プレーという非日常が日常的なところに
果てしないエロスを感じれる自分は
迷わず期待age!!
97名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 03:40:04 ID:kVWsi1T+
続きが気になる。尻切れトンボだけは勘弁な。
98順番7:2006/07/31(月) 18:08:16 ID://qHIZ/E
『悪い事をしたと思ったら、きちんと謝って二度としちゃ駄目。』
母さんに教えてもらった事。
誰もが親に教えられるであろう約束事。
けど僕は、それを破り続けて来た。
「母さん、ごめんなさい。僕は生きてちゃいけなかったのに生き続けた。悪い事をやめれなかった。ごめんなさいごめんなさい」
涙と一緒に吐き出す事が止められなかった。
「やめて、和馬は謝る様な事は何にもしてないんだから。」
嘘だ!!!
「僕は父さんを殺した。
おばあちゃんを悲しませた。
母さんを苦しめてる。
原因は僕が生きてる事。
大好きな人達を苦しめるのは苦しいよ母さん。」
母さんは僕を抱き締めながら、泣いてる。
けど、もう終わり……。
「僕は、もうすぐ死ぬから。」
だから、苦しむのは終わりだよ。
母さん。
「やめて!!和馬………お願いよ。お母さんを苦しめないでよ……。」
「ごめんね。けど、もうすぐ」
「違う!!!違うよ…」
言葉を遮られる。
「母さん?」
「お父さんは苦しんでなんか無かったよ。」
嘘だ…
「和馬の事、愛してたもん。和馬が退院したらサッカー見に行くんだって。いつもいつも嬉しそうに言うのよ。」
父さんもサッカー好きだったんだ…
「『その為に僕は働いて働いて働きまくるんだ!!』っていつも笑顔で会社に行ってた。」
…………
「父さん苦しんで無かったんだよ和馬。
喜んで和馬の為に働いてた。」
けど……
「母さんは?」
「ねえ和馬……。」
母さんが僕の目を見つめる。
「私は生きてちゃいけない子供を産んだの?」
あ、
「……………」
何も言えない。
「駄目だよ和馬、順番は守らなきゃ。
先にお母さんが死んで、和馬はその次なんだからね。」
本当は……
「僕だって!!僕だって生きてたいよ……。」
けど、もう限界。
「ごめんね。ごめんね。ごめんね和馬。健康な身体に産んであげれなくて…。」
違う!!
「母さんが悪いんじゃない!!」
けどなんで、こんな理不尽なの?
「僕、なんか悪い事したかな?」
「ううん、してないよ。和馬はいい子よ。」
優しく僕の頭を撫でてくれる。
「そうだよね。僕、ただこのベッドの上で寝てただけだもん……。」
何にもしてないよ。
「悪い事も。楽しい事も。嬉しい事も。
せっかく、母さんがソコソコの顔に産んでくれたんだから、一度位は女の子とキス位はしたかったな。」
くだらない理由によって、生に惹かれる。
「母さん、僕まだ死にたくないよ。」
99順番8:2006/08/01(火) 16:01:43 ID:oCk64LCc
母さんの胸に抱かれて泣いている。
こうしてると落ち着くけど
「ごめんね母さん、16にもなって甘えて。」
恥ずかしいし、情けないな。
「良いから、泣きなさい。涙が出なくなるまでこうしてるから。」
母さんが、こう言ってる事だし
「じゃあ、もうちょっと…。」
「ええ。」
…………………
「落ち着いた?」
「うん、もう大丈夫。」
死ぬ事に対する不安が無くなる訳ではないけど涙は止まった。
「目、腫れちゃったね。」
母さんがハンカチで僕の涙を拭ってくれる。
「ありがと。」
ぐー
お腹が鳴ってしまった。
「ふふふ、泣き疲れて、お腹がすいちゃったね。」
「うん、腹ペコ。」
母親の前では、こういう事に対する羞恥なんて無いので正直に答える。
「けど、もう少しで食事の時間よね。そういえば、林檎残ってるから食べる?これ位なら平気でしょ。」
「うん、お願い。」
母さんが最後の林檎の固まりを口に運び咀嚼する。
シャリシャリ。
大分咀嚼したところで僕に口をつける。
僕は少し口を開けて待つ。
口の中に液状の林檎が流し込まれてくる。
流し終えたら、口が離れる
「え?………。」
離れるはずなんだけど
「んっ……。」
液状の林檎の入ってる口内を異物が動く。
100順番8:2006/08/01(火) 16:03:05 ID:oCk64LCc
何だ?
訳が分からない。
チュパチュパ……
舌だ……。
勿論、僕の舌では無い。
この舌は………
母さんの?
「んっ…。」
母さんの舌が僕の舌に絡まる。
母さんの舌が、林檎の入ってる僕の口内を動きまくるので林檎が口からこぼれ落ちていく。
それが頬にあたりその冷たさで一瞬冷静になる。
これは、毎日の林檎を食べさせてもらうという行為ではない。
キスだ!!
「ひょ、ひょっと…。」
頭を左右に振り、唇を離す。
「母さん?」
何で、こんな事?
「和馬、キスしたいって……。」
母さんが下を向く。
「だからって……。」
実の母親にそれを望んで無いよ。
「か、和馬は、お、お、お母さんとじゃ嫌?」
嫌と言われるのを恐れるように聞く。
正直、母さんをそういう目で見た事無い。
僕にとって母さんは大好きな母親なのだ。
けど、その母さんはとても綺麗で
スタイルも良くて
顔なんかは桜井幸子に似てるな、なんて思うほど可愛くて。
今まではそれが息子として誇らしかった。
けど、今のおおよそ息子とするキスでは無いキスで、
僕は目の前の女性に惹かれた。
「母さんとキスしたい。」
101順番9:2006/08/02(水) 10:52:38 ID:ENmCJe2K
秋枝サイド

何であんな事をしたんだろう。
いつもの様に林檎を流し込んで唇を離せば良かったのに。
流し込んでる最中
『女の子とキス位したかったな。』
和馬の言葉が脳裏に浮かんだ。
和馬は冗談めかして言った。
けど私にはそれが冗談では無くて和馬の本当の願望の一つだと思えた。
和馬はソコソコの顔と言ったが、和馬の顔は綺麗だ。
日に当たらず過ごした色白の肌が雪の様な白さで私の知る限りの男で一番、美しい。
それが親の贔屓目だとして、それを抜きにしても、もし普通の暮らしを出来ていたなら彼女の一人や二人出来ていただろう。
それなのに和馬はそれも出来ずに病室で一生を過ごし病室で生涯を終える。
酷く悲しくなった。
和馬の為なら「キスしてあげて下さい」と馬鹿げた事を見ず知らずの人に土下座でも金でも何でもしてあげたいと思う。
けど、それを思ったところで私の中に嫌悪感が起こった。
見ず知らずの女に私の和馬がキスをされる……
それは、私の美しい和馬が汚される様な気がした。
そんな事をされる位なら……
 
私では駄目かしら?
考えた。
自分で言うのも何だけど私は平均以上の女だと思う。
大分昔の事だが
『看護婦さんが、お母さんの事綺麗だって言ってたよ。』
和馬が嬉しそうに言うので、その笑顔を見たいが為に美に対する努力だけは忙しくても続けてきた。
それなら、私となら和馬は喜んで受け入れてくれるのでは無いだろうか?
そう思った瞬間私は和馬の口内に舌を入れていた。
母子の行なって良い行為では無いと思う。
けど、その禁忌の壁はあまりに低すぎた。
いつもの林檎を食べさせる為に唇を重ねる行為。
そこから舌を入れるだけで、それは禁忌となった。
舌を入れた瞬間に禁忌の事など吹き飛び、
私は和馬の口内を動きまくった。
ただただ和馬に喜んで欲しい。
それだけだった。
そこには、息子である和馬にキスを教えてあげるという
息子の成長が母親である私の教えによってされていく事の喜びにも似た高揚感があった。
けど、和馬はそれを咎める様に頭を左右に振った。

それで、私は冷静になる。
誰が、母親と濃厚なキスなどしたいだろう。
私は綺麗にしているつもりでも30代後半のオバサン。
それなのに、あんな事をして。和馬に嫌われた?恐い……
「和馬はお母さんとじゃ嫌?」
に決まってる……。
「母さんとキスしたい。」
私の中で何かが弾けていくのを感じる…………………
102順番10:2006/08/04(金) 04:30:05 ID:8MJHmZ+S
秋枝サイド

ベッドの端に腰掛け、和馬を見下ろす。
「母さん……。」
和馬の顔が見たことが無い程に赤く染まっていた。
「あら、お母さん相手に恥ずがってんの?」
からかう様に言ってみる。
「だって………。」
「だって?」
なに?
「母さん、綺麗だから。その母さんとキスすると思うと……。」
嬉しい事を言ってくれる。
「和馬……。」
腰を曲げ仰向けの和馬の唇に唇をつける。
「あ……。」
いきなりだったからか和馬が声を漏らす。
「ん……。」
唇を重ねるだけのキス。
少しの間そうして、唇を離す。
「…………。」
「…………。」
お互い無言で見つめ合う。
「プッ、アハハ……。」
急に和馬が笑う。
「何?和馬。」
キスした後に笑うなんて失礼だと思うのだけど。
「だってファーストキスが母親なんて、そうはいないよ。」
心底、おかしそうに言う。
「あら、男の子のファーストキスなんて大体が母親だと思うけど。」
私だって、和馬が小さい頃は何度もした。
「子供の頃のなんて、キスとは言わないよ。チューだよ。チュー。」
「和馬は大きくなってもしてたじゃない。」
毎日、林檎を食べさせる為に唇を重ねてた。
103順番10:2006/08/04(金) 04:53:36 ID:8MJHmZ+S
秋枝サイドつづき

「あれをキスだなんて思った事は無いよ。」
「まあ、そうよね。キスと言うのは……。」
もう一度和馬と唇を重ねる。
「あっ………」
今度は唇を重ねるだけでは無く、舌を和馬の唇の隙間に差し込む。
「うわっ……。」
和馬は初めは驚いたけど、これから何をするのかを理解して口を開き私の舌をスムーズに誘導する。
「んっ……。」
和馬の舌に私の舌を絡ませる。
チュパチュパ……
部屋に水気を帯びた音が響く。
林檎を食べさせた時のキスとは違い、今回は和馬も積極的に舌を絡ませてくれる。
「上手よ和馬……。」「うん……。」
和馬が私の首に腕を回す。
その腕の力弱さに悲しくなったけど
私は和馬の分まで力強く腕を腰に回して、上半身を起こさせる。
「和馬………。」
和馬の口内を私の舌が動く。
「母さん………。」
私の口内を和馬の舌が動く。
「和馬………。」
舌を元あった場所に戻す。
「母さん?」
どうしたのか?という目で私を見つめる。
ツツツツツ………。
和馬の口内に唾液を流し込む。
「んく、んく、んく……。」
和馬はそれをすぐに理解してくれて、躊躇無くそれを飲み干してくれる。
それが凄く凄く凄く凄く嬉しい。
和馬位の歳の男の子は大体が反抗期で母親を嫌ってるというのに
和馬はいつも私を気遣ってくれて、
私とキスしてくれて
私の唾液を嫌がりもせずに飲んでくれる。
「和馬……。」
唇を離す。
「母さん?」
綺麗な目で私を見つめる。
「好きよ。」
母親として心から和馬の事が好き。
「僕も。」
顔を真っ赤にして、恥ずかしそうにうつ向いて言う。
こんな素敵な息子が何処にいるというのだろう。
好きで、とても大切な和馬を強く抱き締める。
「お母さんで良いなら、いつだってキスしてあげる。」
和馬の為なら何だってしてあげたい。
「じゃあ、今したい。」
「うん、良いよ。」
私達はまたキスをした。
104名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 20:48:02 ID:2caKV9VP
あーあ、ここもやはり
母子創刊に占拠されちゃったな・・・残念

誰かスケベ他人が綺麗なママを陵辱する
話書いてくれー(もち客観視点で)
105名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 20:53:20 ID:ywNsMR0r
しょうがないじゃん。
スレタイ「ママ」なんだから。
これが「子持ちの女」とか「人妻」とかだったらわからんが。
106名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 21:09:08 ID:2caKV9VP
創刊野郎がする抗弁はいつでもどのスレでも決まってそれだな。

アンチ創刊派立ち上がれ!
107名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 21:13:04 ID:ywNsMR0r
じゃあまずお前さんが立ち上がってくれ。
108名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 21:20:14 ID:2caKV9VP
創刊野郎に指図されるいわれはない。
109名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 21:28:10 ID:ywNsMR0r
決め付けるなよ。
俺はただSSが投下されればそれを読むだけの乞食だ。
創刊だろうが不倫だろうが面白ければそれでいいんだ。
ポリシーがない=自分の反対意見の持ち主という考え方は無意味だよ。

それにな、そもそも何かを促そうとする人間が
まず行動するのが世間一般の常識じゃないかね?
言いだしっぺの法則という奴だな。
110名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 21:37:05 ID:2caKV9VP
おめー さしづめ乞食インテリだなーー
111名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 00:45:37 ID:vmgyrUqJ
単純におもしろいSSなんで期待age
112:2006/08/05(土) 01:59:28 ID:+0Gxmrf0
>>103
この話でぬいては、申し訳ないような気がしました。
113順番11:2006/08/05(土) 21:36:42 ID:HVD+qKmZ
母さんに抱かれて、目が合うとキスをする。
「ん……。」
「んふっ……。」
チュレロレロ………
舌を絡ませ、唾液を送り送られ自分の口内の水分がどちらの唾液であるかは、もう意味を持たない程濃厚なキスをする。
少し前まで母さんと、こんな事をするとは思ってもみなかった。
けど、今は自ら望んで母さんとキスをする。
母さんが綺麗だから?
確かに、それもあると思う。
けど、何より母さんが好きだから。
唇が離れていく。
「母さん、好き。」
目を見て言う。
「私もよ。」
母さんは僕の頭を抱えて自分の胸にうずめる。
「大好き。世界で一番和馬の事が大好き。」
頭を撫でながら言う。
こっぱずかしいなと思ったけど、素直に嬉しく感じ
「ありがと。」
心から感謝する。
呼吸をする為に息を吸うと心地良く感じる。
「へへへへ。」
思わずにやけてしまう。
「和馬?」
「母さんの匂い。」
母さんの胸に抱かれてると、薬品の嫌な匂いが消される。
「汗くさくない?仕事終えて直接来たから。」
汗の匂いもするけど。
「好きな匂い。」
良い匂い。
「そっか、良かった。」
母さんが僕の頭を優しく撫でながら言う。
114順番11:2006/08/05(土) 21:39:58 ID:HVD+qKmZ
「お母さん、和馬の為なら何でもするよ。
本当に何でもする。
だから、何でも言って。」
何でも…………。
「母さん……。」
「なーに?」
無理な事だと思う。
無理なら無理でも良いから、言ってみようと思った。
「仕事やめて、ずっと一緒にいてほしい。」
最高に迷惑な事だと思うけど、残り少ない時間を母さんと少しでも長く一緒にいたかった。
「うん、良いよ。」
「え?」
余りにも簡単に承諾するので驚く。
「ん?和馬?」
母さんは、あまりな注文に怒るどころか僕が驚いた事が疑問なようだった。
「良いの?」
「もちろん。仕事なんかより和馬の方が大切だもの。
それに、お母さんだって和馬と長く一緒にいたいからね。」
「そっか……。ありがと母さん。」
本当にありがと。
「ううん。それより他には無い?」
他に……。
母さんと一緒にいれる。
それなら……
「もう、ここにはいたくない。」
こんな薬品臭い部屋はもう耐えられない。
ずっとずっと出たいと思ってた。
「良いの?和馬?」
ここから出るという事はキチンとした治療を受けられないという事。その分、長く生きれないという事。
けど少し長く生きられるよりは
「薬の匂いのしない所で母さんと一緒が良い。」
115順番12:2006/08/06(日) 18:08:26 ID:hB7MP8dc
秋枝サイド
 
「和馬、愛してる……。」
世界で一番。
なんて言ったら和樹さんは怒るかしら?
けど和樹さんだって、私より和馬の事が大切だったんでしょ?
だから死んだんでしょ?
恨んで無いよ。
私も同じだから。
「和馬、愛してる……。」
だからキスをする。
舌を絡ませる。
和馬がキスをしたいって言ったから?
それもあったけど、今はキスをする事で和馬を近くに感じられる。
体温を感じられる。
生を感じられる。
それが嬉しい。
生を確認をする為にキスをする?
ううん、それもあるけど単純に好きだからキスをする。
「和馬、愛してる……。」
だから死んで欲しく無い。
『お母さんより先に死なないで。』
和馬に言ってやりたい事。
だけど………。
「和馬、愛してる……。」
だから………。
言いたいんだけど………。
愛してるから、言えない。
『死なないで。』
なんて言ってしまえば和馬は辛いと思う。
だって、和馬は死を受け入れている。
和馬は死ぬことを望んでる訳じゃ無いのに。
なんで?
なんで、受け入れられるの?
死にたく無いんでしょ?
『死なない、死にたく無い。絶対に生きてやる。』
って言ってくれれば、
116順番12:2006/08/06(日) 18:09:07 ID:hB7MP8dc
秋枝サイドつづき
 
お母さんが騙し続けてあげるのに。
『和馬は死なないよ』
って。
「和馬、愛してる……。」
だから、抱きしめる。
お母さんがいるよ、って
泣いて良いよ、って
けど、抱きしめてたら解ってしまった。
細い。
細い。
細い。
細い。
細い。
和馬の身体が私に教える。
もう、生きていけないって………。
「和馬、愛してる……。」
だから、一分でも、一秒でも、一瞬でも長く生きてて欲しい。
私の事を見てて欲しい。
けど、
「和馬の事が世界で一番好きで大切だから。」


「母さん、泣いてる。」
和馬が頬で私の涙を拭ってくれる。
「ごめんね、我が侭言って。」
我が侭?
こんなの我が侭でも何でも無い。
16年も我慢し続けて、
死んじゃう間際になって、
耐えられなくなって……
和馬にとって生きてていられる時間が短くなる事より、この部屋の薬の匂いの方が辛いんだ。
「和馬、愛してるよ。」
世界で一番
「んっ……。」
チュレロレロ
だからキスをする。
だから抱きしめる。
死んで欲しく無いけど
少しでも長く生きてて欲しいけど
「和馬、行こ。」
和馬の願いを叶える。
和馬の母親だから。
117順番13:2006/08/07(月) 00:39:48 ID:UDj8Kjrv
良いのかな?
「母さん、勝手に大丈夫?」
今、僕は病院を無断で抜け出し車椅子で街を走っている。
「ハッハッハッハッ…………。」
いや、走ってるのは母さんで僕は母さんに押されてる。
「わ…か……ら……な…い…よ、お…母さ……んはっ。」
わからないって……。
赤信号で止まる。
「はぁはぁ、けど薬の匂いはしないでしょ?」
「うん、ラーメンの良い匂い。」
近くにあるラーメン屋に顔を向けて、息を吸ってみる。
「ふふ、あそこは出前もしてるはずだから、今度とってみよっか?」
「けど……。」
僕は食べられないと思う。
「林檎みたいにして食べさせてあげるから。」
林檎みたいに?
何故か下腹部が熱く感じる。
今まで、そんな事は無かったのに。
「あれー?和馬、顔が真っ赤よ。まさか、意識しちゃった?」
母さんが、後ろから僕の顔を覗き込む様に見て言う。
「まさか。」
多分、強がり。
母さんの唇を見てしまうと、キスの事を意識してしまうので横を向く。
「そうよねー。30代後半のオバサン。それも実の母親相手に意識したりなんかしないよね?」
そう言いながら母さんは元に戻る途中で僕の頬にチュッとキスをした。
「ひゃっ………。」
頬にキスなんて何でも無いはずなのに、すっとんきょな声をあげてしまう。
「ふふふ、今はほっぺただけ。夜とはいえ公共の場でディープなキスをする様なバカップルにはならないんだからね。」
「バカップル?母子で有り得ない。」
例え、マザコンの息子と
息子を溺愛する母親の相思想愛の間柄でもバカップルなんて言葉は母子には適用されないと思う。
「母子で、あんなキスしといて良く言うわね。」
母さんが僕の頬をつっつく。
「あれはっ……。」
母さんがいきなり……
って言おうと思ったけど、初めてキスされた瞬間から僕自身、母さんとのキスを望んでいた事に気付く。
「あれは?」
「それより!!」
これ以上、追求されるとマズイので流れを断ち切る。
「本当に大丈夫?」
マズイのでは無いだろうか?
勝手に病院を抜け出したりして。
「確かに病室はもうイヤだったけど、医師に何も言わないで、こんな急に。」
「さすがに無断で抜け出したのはマズイかもしれないけど、医師も出るなら止めないって言ってたから。」
「え?」
母さんが今までのふざけた口調では無くて、冷静な口調で言う。
「死に場所位、自分で決めなさいって事じゃない?」
118名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 09:14:29 ID:lL72TyCh
>>117
なんか悲しいラストになる悪寒
119名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 12:32:02 ID:1ga3azfF
おもしろいね。
120名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 14:41:05 ID:zYiGy5jO
おもしろいが、ちと栄養バランス偏り気味なので
ここらで母娘丼を食べてみたい…なんてのは俺だけかな…?
121名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 21:27:04 ID:8b4iFeB9
どこでどう興奮したらいいのか、
さっぱりわからん。
特定のマニア向け?
122名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 21:31:54 ID:rPim4lLJ
ラストは息子のタネで身ごもってもう一度産み直すのかな。
母親じゃないけどそんなネタのSSを見たぞ。えらくエロかった。
123名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 23:19:58 ID:BsmFZFQG
>>122
それ俺もどっかで見たな
結構面白かった気がするがあんまり覚えてない
124名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 23:59:09 ID:wL+Jah6p
HRスレだな、きっと
125名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 11:48:18 ID:GcEeflXi
母親が他人に犯される小説(創作)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150522300/

こっちもヨロスク
126順番13
「そっか……。」
医師が僕の退院を勧めるという事は、僕の身体はどうしようも無いという事。
そうじゃないなら、退院を勧めたりしない。
自分でもわかってた事だけど、
医師に言われるのは確実に、死がスグそこにあるとわかって。
「和馬、恐い?」
母さんが、後ろから優しく抱きしめてくれる。
「恐いよ。母さん、母さん、母さん。」
助けて欲しくて、狂った様に『母さん』と言う。
「お母さんはには、和馬を死から救ってあげる事は出来ないんだ……ごめんね。ごめんね、和馬。」
母さんの涙が、首筋に落ちる。
「そんな事はわかってるんだけどね……。
ごめんね母さん、困らせちゃって。」
「お母さんは、和馬を死から救ってあげる事は出来ない。けど………。」
母さんが前に回って来て、腰を下ろす。
母さんの顔が目の前に来る。
「母さん?」
「お母さんがね……。」
母さんから僕に唇をつける。
「あ………。」
唇をつけるだけのキス。
それは、僕を落ち着かせてくれる。
死ぬとしても、それまでは母さんが傍にいてくれる。
それは、嬉しい。
「お母さんが少しは恐いの消してあげる。」
泣いてるんだけど笑顔の母さん。
その表情があまりに綺麗でドキッとさせられる。
「う、うん。」
ドキマギしながらも答える。
「お母さんじゃ無理かな?やっぱり、若い娘の方がいい?」
僕のドキマギした受け答えに勘違いした母さんが心配そうに聞く。
「ううん、母さんが良い。母さんが僕の恐いの消して。」
ベタな事を目を見て言う。
「良かった。お母さん和馬の事が大好きだから、他の娘とキスするなんてきっと許せない。」
「他の娘なんて、候補が一人もいないよ。ずっと病院だったんだから。」
苦笑しながら言う。
「じゃあ、私だけの和馬ね。」
母さんが僕を強く抱きしめる。
「母さんは?」
「和馬だけ……。」
母さんが抱く力を強めて言う。
「和馬に悔いの残らない人生を送らせてあげる、なんて大それた事は言えないけど
お母さんが少しは無くしてあげる。」
悔いか……。
「悔いが残る程、望んでるものなんて無いよ。」
「ううん、和馬は知らないだけ。
和馬が望むのなら、お母さんが教えてあげる。」
望む?
「望むって何を?」
「今は秘密。ホラ行くよ。」
いつの間にか信号は青に変わっていて。
「母さん、何で走るの?」
病院は、もう遠い。
「こういう場合、映画なんかでは走るでしょ。」
「ハハハ。」
恐怖を母さんが消してくれる。