調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインPart9

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647628 ◆SdGwI6J9.g
>>643
とは言え、さすがの升田幸三も、半世紀後に俺達のような想像力の逞しすぎる
輩が出ようとは思わなかったであろうな

目の前で肉色の壁が、脈動していた。
それが天井だと気づいた時、自分が気を失っていたのだと思い出して、半身を起した。
周囲は薄暗く、しかし、壁の彼方此方が薄い蒼の光を放っていた。その為だろうか。
私の肌も、蒼白の色に染まって見える。
裸か…それにしても…
周囲を見回す。壁は不気味に脈動を繰り返し、時々、生き物のように蠕動を繰り返した。
不気味な光景にも拘らず、奇妙に心安らかになる。
この、まるで我が家に帰ったかのような強い安心感と充足を覚えて、我ながら奇妙に思えた。

お目覚め?ミュラ
背後から声を掛けられた。
エレーン?
エレニュオスよ。
振り返ると魔女が二人、岩の上に座り込んで苦笑していた。
足元には縛られた娘が一人、転がっている。
三人とも、何故裸なのだ?

縛られた娘が声を上げた。
その声・・・隊長ですか?
シルクか、見えないのか?
こう真っ暗闇では、何も見えません。
シルクは辺りを見回していた。
何を云っているのだ。こやつは?
青白い炎がこれだけあれば、周囲の様子くらい分かるだろうに。

ミュラ
エレーン。
親しみを込めて呼びかけてくる彼女の顔を見て、胸がトクンと高鳴った。
ここは・・・
ここは家よ。私たち皆のね。
魔女達の本拠か。
ええ。魔女たちの、私たちの棲家よ。
私たちを強調した。その言葉と、静かな顔に不安と動悸が激しくなる。
648628 ◆SdGwI6J9.g :2006/05/16(火) 23:43:12 ID:7flXQ9tn
居心地はどう?安心するでしょう?
傍らに立つ、もう一人の魔女。金色の瞳の少女。
彼女たちに対して不思議と敵意が湧かない。それどころか・・・

ここは瘴気が充満している。魔女なら心地がいいはずよ。
貴女も、ね。
「・・・馬鹿な。
情けなく声が震えた。
まさかと思った。だが一方でそんな予感もしていた。
もう、私は人間ではないと…
縛られて蓑虫みたいになっているシルクがわめいた。
魔女?何云ってるんだ。この怪物共!お前らなんかに隊長が・・・
少し黙ってなさい。人間。
少女が煩そうに、部下のお尻を蹴った。
ぎゃん!

貴女にも、見せてあげる。
少女が楽しげに言って、指先に赤色の炎を灯した。
部下が目を見開いて、私を凝視していた。
蒼い肌は、周囲を照らし出した赤い光の下でも変わらなかった。
魔女・・・
呆然としたその呟きに、私の胸で何かが割れた。
シ、シルク
歩み寄ってシルクの顔に恐怖が張り付いた。
よ…よるな!
あ…
言われ、脅えて後ず去った私の様子に、シルクが目を見開いた。
あ…ち、違う!違います。隊長、私は…
黄金の瞳の少女が、嬉しそうに、楽しそうに鈴のような声で高らかに哄笑を響かせた。


本当よ。
エレーンが近づいてきた。
耳元で小さく囁き、肩に手を回して抱きついてきた。
あ・・・
引き寄せられる。まるで嫌じゃない。それどころか、凄く嬉しかった。
まるで最愛の家族か恋人と数年ぶりに再会したかのような昂りだった。それ以上かも知れない。
私はこの二人、特にエレーンと心で繋がっているような安心感と愛情を覚えていた。
覚えていない?
首を傾げて、私の顔を覗き込む。
私の為に魔女に成っていいと、言ってくれたじゃない。
それは・・・
思い出す。あれは夢ではなかったのか。
凄く嬉しかった。
649628 ◆SdGwI6J9.g :2006/05/17(水) 00:02:44 ID:eqDxUlAE
そう云って微笑むエレーンの顔は、過ぎし日の彼女と何ら変わりなく
「……」
「人としての命がそれほど大切?」
その問いかけに、胸が締め付けられる
「仲間は…裏切れない。」
「でも、人間達が貴女を仲間だと認めてくれるかな?」
「信頼していた部下さえ、否定されたのに。
「この体にしたのは…お前たちだろう」
「そうよ。だけどもう、貴女も私も人の世界では生きていけない。」
力なく肩を落とした。

ねぇ、キスしていい?
「・・・
躊躇していると、応えを待たずエレーンが、エレニュオスが首を傾けて口づけしてきた。
ん・・・
青色の長い舌が踊り、互いの口腔を嬲っていく。
手を後ろに回しあって、強く抱きしめる。
唾液を口の端から垂らしながら、長い長い口づけを交わした。

「ん・・・ぷはぁ・・・」
彼女と私の唇に、赤い光を受けて輝く唾液の糸が掛かった。
エレーン・・・エレニュオス・・・
「ずっと、貴女とこうしたかった。ミュラ」
見上げてくる顔は、凄く心細げで、捨てられることを恐れているかつての幼い日のように

頭のどこかで警報が鳴っていた。
「駄目だ・・・いけないよ・・・こんなの・・・
そう口では否定しながらも、体の奥底が熱く疼いていた。
這い回る手のそった肌が、冷たく熱い。

「しっかりしてください。隊長!」
シルクの悲痛な叫びも、まるで耳に入らない。
「どうしたんですか!貴女はそんな人ではなかったはず!」

「無駄よ。あの二人。やっと積年の想いを成就させるのだから」
部下の傍らで、少女がくっくっと笑う。
「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られてなんとやらよ。
最も、二人とも聞いてないみたいだけどね。」

「ねぇ、凄くしたい。」
潤んだ瞳のエレニュオスが腰を押し付けてきた。固く、熱い股間の剛直が、太ももに当たる。
「貴女と一つになりたいよ。ミュラ」
650628 ◆SdGwI6J9.g :2006/05/17(水) 00:04:10 ID:eqDxUlAE
「いや?」
もう、どうでも良かった。熱で霞が掛かったようになった頭で、私は頷いた。
何がいけないのだ。私はずっとこの子を愛していたのだから。構わないではないか。
「いいえ。私も貴女と一つになりたい。」
応える。
「触って…ミュラ
互いの胸を押し付けあいながら、おずおずと股間に手を伸ばした。
エレニュオスの股間から生えたそれは、極彩色をした巨大な芋虫のようだった。
固く、太く、節々で大きな瘤が隆起しており、それ自体が一つの生き物のようにうねうねと動いていた。
「凄い…」
欲情に熱いと息を吐いて、ぬるぬるとした粘液を分泌しているそれに指先で触れる。
と、慄いたように動いた。

秘所から、とろりと蜜が零れた。
床に倒れて、マグロになる。というか、四肢の先端まで電気が走ったように痺れ、頭には熱く霞が掛かって、
動くよりもこのまま身を任せたかった。
「股を開いて……」
「うん」
エレニュオスの言葉に素直に従った。

部屋の隅で二つの影が蠢き、ひそひそと囁きあった。
新たな魔女が生まれる。新しい妹が誕生する。

少女が、シルクの背中を椅子にして目を細めた。
貴方は運がいいのか、悪いのか。
新しく魔女が生まれる瞬間を人間が見れるなんて、滅多にないんだから。

「……あ」
エレニュオスが芋虫をわたしの秘所にあてがい、じりじりと突き入れてくる。
「あ……ああ?ひぃあああ!!」
それは、周囲の秘肉を蹂躙しながら、ゆっくりと子宮の奥まで貫き通した。
子宮の奥から、甘い電気が走った。全身には暗い炎が踊り狂い、目の前にはちかちかと火花が散った。
「ひぎ……かはぁ……」
「苦しい?私も最初に、姉さまにされた時は苦しかったから」
「いい……動いて」
「ほんとに大丈夫?無理しなくて」
「いいから……続けて、貴女を感じていたいの」
果たして、私の彼女へと抱いていた想いは、こんな恋慕の類だったのだろうか。
だが、動かれると頭の片隅のそんな疑問も消散していく。


じゃ、いくよ
喉から出る声が甘くとろけていた。
エレニュオスが、腰を動かし始める。
右に左に、浅く浅く、深く、回転させ、その手と舌が這い回って、胸と首を別個に各個劇はしていく。
背中に、腋に、腹に、瞼に、額に、髪に、耳に、首筋に、胸の谷間を、先端を、柔肉を・・・
這い回り、噛み、舐め、撫で、擦り、揉み、掴み、また揉みしだく。
「ふあっ……ああ!……ああん!」

与えられる快楽のあまりの強さに、腰が、胸が、全身、自分の物ではないかのように勝手に踊り狂う。
狂う。気が狂う。躰が狂う。心が狂う。
「気持ちいい?ミュラ」
「あ、あぁん……いいっ……気持ちいい……凄く気持ちいい……はああっん!」
「ああっ、嬉しい。嬉しいよぉ!ミュラが私ので感じているぅ!」
651628 ◆SdGwI6J9.g :2006/05/17(水) 00:05:50 ID:eqDxUlAE
魔女との性交が凄いとは聞いていたが。これほどとは思っていなかった。
なるほど……された者が虜になる訳だった。
なのに……

「ああ……いけない。いけないよぉ!」
エレニュオスに突き上げられながら、私は半狂乱になって叫んだ。
いきたいのに、いけない。
「どうして?どうしてぇ?」
白痴のように愚問を繰り返していた。

「それは、貴女が心から魔女になっていないから。
だから、肉は私のものになっても、心はまだ私と繋がりきっていない。」
少女が近づいてきて、背中からしゃがみこむと尻の後ろの穴の周りを長い舌で嬲りながら、尻肉を揉みしだいた。
「魔女になると誓えば、気持ちよくなれるわ。
心から私に忠誠を誓うの。そうすれば、魔女になれる。」
「ああ……なる。なるぅ……だから……」
「いいの?後戻りは出来ないわよ?」
少女が心底嬉しそうに、邪悪な笑みで尋ねた。

「もういいのぉ……どうなったって、いい。だから……だからぁ……いかせてぇ」
「では誓いなさい。」

教わることなく、私は少女の名を呼んだ。
それが魂を売り心の奥底で魔女の魂に繋がった証。
「『   』さま…夜魔を統べる御方……ああ、貴女に忠誠を誓います。
私の身も、心も、貴女のもの……」
少女に、我が主に手をさし伸ばした。
貴女の槍となり、あなたの敵を滅ぼします。
ふふ。いい誓約ね。まさしく、戦士の言ね。

『   』様が、私の指に優しく口づけて、顔を乗り出し耳元で囁いた。
許すわ。おいきなさい。

「いくよ、ミュラ。私イクゥ!」
「あああ……はああああああ、私もいくぅぅぅ!」

抱き合った私とエレニュオスが、同時にピィンと体を突っ張らした。
私は喜悦の絶叫を放った。エレニュオスが呻いて精を放った。
その精もまた全身にしみこんで、私の体を造り変えていく。
部屋の四方から、魔女達の祝福の叫びが上がった。
652628 ◆SdGwI6J9.g :2006/05/17(水) 00:07:36 ID:eqDxUlAE
力尽きたように、エレニュオスが荒い息をしながら頭を私の肩にもたれてきた。
失神したようになった恋人の名前を呼んで、その髪を優しく撫でる。

「正しい者の魂を……それも自分の大切な者を、魔の精で穢したわね。」
少女がしゃがみ込んで、喘いでいるエレニュオスに口づけをした。
「これで貴女は真の魔女に成った。」

そして、私に向き直る。
「貴女は誰?」
全身に回った陶然とした酔いを、戦士の性で意識して急速に覚ました。
私は、主を見上げてはっきりと云った。
「我が名はミュラカナス。夜魔の女王に仕える魔女です」

「よろしい」
我が君が、御満悦の様子で肯いた。

「お腹が好いたでしょう。ミュラカナス」
食べていいわと、魔女の王がが手を伸ばして部屋の一点を指し示した。
指差されたシルクが、猿轡の下で恐怖の喘ぎをあげた。
信じられないものを見るように、大きく目を見開いて私を見つめ、いやいやと首を振った。
わたしは強烈な餓えを感じてふらふらと立ち上がりながら、部下の名前を呼ぶ。
「……シルク」

股に生まれつつある新しい器官を痛いほどに勃起させながら、脅える部下に近づいていく。
「嫌だ……こんなの嫌だよぉ……隊長、目を覚まして……」
縛られたまま必死に私と距離を取ろうとするシルクから立ち上る恐怖と絶望、
悲しみと怒りといった負の感情が酷く心地よい。
この者を犯し、弄り、その血と共に苦悶と魂を啜り喰らえば、幾らかこの空虚な心を満たせそうだ。

片膝をついて縄を解いてやった。
と、絶望に彩られていたシルクの表情がやや明るくなった。
「隊長……隊長!」
しゃくりあげる彼女を抱きしめて、耳元で囁いた。

「シルク……今まで気づかなかったけれど、貴女って凄く美味しそうね。」
「ヒィ!」
恐怖に強張った獲物の体を逃がさないように、私は腕に力を込めて抱きしめていった。