魁!男塾でエロパロ

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1 ◆eYKXFMdxpw
無かったから立てました
2名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 22:12:47 ID:bLHD39zz
無茶言うな。
3名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 22:48:51 ID:EC6Q57re
どうするんだよ?
4名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 15:09:30 ID:+p6n3gbe
女体化か?
女学院にすればいいのか?

……仁将ぐらいしかまともな女いねえよなあ。
5名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 18:42:01 ID:8n8R5xRG
…個人的に楽しみではあるが。
801しか出来ないのでは?!とも思う。
飛燕くらいしか、女体化が許せるキャラがいないような…。
6名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 20:32:00 ID:sf39jSP5
それじゃあいっそ、無理めなところから女体化してみようか。

江田島平八:
 終戦後、時の合衆国大統領が「EDAJIMAがあと10人いたら、アメリカは
彼女に骨抜きにされていただろう』と言ったとも伝えられている元工作員。
「第3のマタハリ」「極東のジャンヌダルク」と賞賛された。
そのふたつ名から美貌だけが武器だったと思われがちだが、
実は並大抵の男では敵わないほどの武術の遣い手。
 後進の育成にも力を注いでいたが、藤堂兵衛の裏切りにより
彼女らを惨殺され、復讐を誓う。

藤堂兵衛:
 元工作員。江田島と同期。その美貌と肉体を武器に裏社会の階段を
一気に駆け上った悪魔のような女。裏社会の女帝。
 その鬼畜の所業の第一歩が米兵に取り入っての裏切り行為であり、
そのために江田島の後進であった若い女兵士たちの多くがサマン島で
非業の最期を遂げた。
彼女らが死ぬ前に敵兵からどういう扱いを受けたかは言うまでもない……
7名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 20:02:52 ID:LjbzJl+h
無理ぽ
8名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 17:55:45 ID:WyCQWcta
女体化した赤石先輩が…桃太郎に…というシチュが浮かんだ。

二号生筆頭室、寝込みを襲われる女赤石先輩。

暗闇の中、いきなり腕を捻り上げられる先輩。
「誰だ貴様!私を二号生筆頭・赤石だと知っての狼藉かッ!?」
月が雲から顔を出し、相手の顔が暗闇に浮かび上がる。
「き、貴様…剣…」
歯を食いしばる赤石先輩に、鬼の笑顔で微笑む剣桃太郎。
「フッフフ、夜這いに来ました」
「ふざけるな…っ、手を離せ!」
「離すと、逃げるでしょう?」
「当たり前だ!」
チラリと壁に立てかけてある斬岩剣に目をやる赤石先輩。
それに気づいた桃が、足で刀を蹴り飛ばし、部屋の隅に転がす。

「先輩、斬岩剣が無ければ、俺には勝てませんよ」
「……剣、貴様」
「先輩がどんなに強くても、男の力には敵わないですよ」
桃の手が、先輩のサラシにかかったかと思うと、一気に下へ引きずられる。
「やめっ」
よく鍛えられた…しかし、柔らかさのある乳房が夜の空気に晒される。
「寝る時もサラシ巻いてんスね…せっかくのきれいな胸が潰れてかわいそうだ」
「…ぶった斬られたいのか、てめェ…」
桃を睨み付ける赤石先輩。
「いい瞳だ、そうこなくっちゃ、陵辱しがいがねェ」
「…大声、上げても良いんだぜ?寮生全員が、起きてくるだろうなァ?」
赤石先輩の言葉に、桃はのどの奥で笑う。
「フッフフ、先輩には無理だ。一号生にのしかかられてこんな事をされてる姿、
他人に見られるくらいなら、死んだ方がマシだって考える人だ」
「…くッ」
「それよりも、せいぜい、声が『聞こえない』ように、頑張るんですね」
「なッ?」

こんな感じで。
女が大きな学ラン着て、胸にサラシ巻いてる姿って、萌だ。
9名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 18:45:13 ID:lVEit05d
女体化したら
それなんてマリ見………ぅぇっほん ゴホ ゴホ
10名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 18:58:07 ID:DmMRInTK
魁メモリアル思い出した・・・・・・。
11名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 20:06:47 ID:WyCQWcta
>>10
懐かしい。

女体化。マリ見(ryより、『花のあす(ry
12名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 02:19:26 ID:UJlEASZ6
やべw
13名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 21:56:53 ID:4xtnaPPS
期待
14名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 17:23:00 ID:6EzpB4/c
>>8
最後の一文にまるっと同意しつつ続きキボン。
15名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 09:25:36 ID:TZo1dYwR
期待
16名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 23:18:16 ID:k02WJiLx
エロパロ一覧でこのスレタイを見つけた瞬間、バトル観戦中の富樫と虎丸が
敵側の必殺技に「な、何〜っ!」って叫んだときの顔になった
17名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 01:05:58 ID:x1TSWgOc
凄いスレ発見。
期待してます。
18名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 11:51:12 ID:e0pDWW+z
気体
19名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 20:13:07 ID:2WEiP5e8
聖肛漫女子大の学生。仁蒋。春蘭。サッコ。弁財天。
もう思いつかない。

20名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 21:44:13 ID:86ZrlZ8T
邪鬼×ゼウス
21名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 22:01:03 ID:z7IIKunn
かなり期待気体機体
22名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 00:51:54 ID:X+t9dWyQ
女体化飛燕と月光を考えたんたが、書いちゃっていいかな…
23名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 12:36:05 ID:c1ITbOin
書いちゃっていいかなと思ったときこそ書くべし。鋭角抉りこむように。
寧ろ書いてくださいお願いします
24名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 00:20:47 ID:n+KB5MET
ぜひ書いてくれ、いや本当にお願いします。
2522:2006/05/10(水) 04:30:30 ID:0LOrJRJI
月光と女体化飛燕、純愛物?です。
いろいろと自分設定があったり、文章も拙いですがご了承いただければ幸いです。
無駄に長いですがすみません。
**************************************
すでに夜の帳は校庭の深くに根をおろしている。
小一時間ほど前にはまだ明かりのついていた二号生筆頭室も照明が消え、
天動宮も静まりかえっている。明日の夜に備えて皆睡眠をとっているのだろう。
天挑五輪出陣前日―――。
さっきまでの喧騒が嘘のように静かだ。
私―飛燕―はどうしても眠ることができず、一号生仮眠室代わりの道場を抜け出し
大四凶殺慰霊塔の下でぼんやりと星空を眺めていた。

男として鳥人拳を学び、第152代目三面拳になる事を選んでから何年たっただろう。
子供の頃からの修行の日々、
伊達――初めて心の底から惹かれた男性――との出会い、豪学連、男塾のみんな、そして…今。

伊達臣人、彼は初めて私を女だと見破ったひと。
男装している理由も問わず彼は私を側に置いた。
恋愛とは程遠いものだったかもしれないけれど、それでも尊敬し、愛し、仕えてきた。
伊達臣人、伊達臣人、伊達臣人…
彼の名を心で呼ぶたび、胸の奥から甘い疼きが響いてくる。
この想いをずっと心に秘め、男として、忠実な部下になろうと心に決めた。。

「…誰だ!?」
暗闇の中、静かに近づいてくる人影に気づき、私は思わず声を上げた。
やがて月明かりの下に浮かんだ顔を見てほっと胸をなでおろす。
子供の頃から良く知っている男――月光。
彼なら、伊達の事を想い女の顔になっていた私に…気づかないだろう。
「月光か…驚かせないでくれ」
「眠っていたのか?すまなかったな」
口ではそう言うも、悪びれた素振りも見せず隣に座る。
2622:2006/05/10(水) 04:31:01 ID:0LOrJRJI
「珍しいな。こんな所に来るなんて」
「フッフフ…ここに来たら、お前という先客がいただけだ」
少し驚いたような声を落ち着かせるために、俺はあえて軽口を叩く。
女の扱いに慣れているわけではないが長年の付き合いから得た知識だ。
声のする方向から距離と位置を確かめ、飛燕の横に腰を下ろす。
心地よい風を受けながら、右側にほんの少し体温を感じる場所。
152代目三面拳を襲名する前から兄弟のように育った俺たちにとって、ごく自然な距離だ。
「1人でこんな場所にいるとはな」
つい数分前、飛燕の軽い足音が遠ざかっていくのを聞いて思わず後をつけてしまった。
廊下を歩き、校庭に出て、芝生の上を歩く。その音がなんとも儚げな気がしたのだ。

俺の言葉に飛燕はただ沈黙していた。
視界の閉ざされた俺の目では表情まで窺うことはできない。
ただ一つ五感に感じる体温も変化する気配がなかった。
微動だにしない頭の奥では、今どんな考えが渦巻いているのだろう。
「月光」
「ん?なんだ?」
「死ぬのが恐いと言ったら…笑うか?」
風に揺られた木のざわめきにかき消えそうな細い声を聞き、俺は一瞬耳を疑った。
いつも自信に満ち、三面拳の中で誰よりも戦うことに誇りを持っていた飛燕が、
夜の静けさの中、死の恐怖を口にしている。
「笑うわけがないだろう」
そっと手を伸ばし、頭を撫でる。
まず絹糸のような細い髪が指に絡み、整った眉、長い睫毛、すっと筋の通った鼻、陶器のように滑らかな頬。
触れただけでもわかる。彼女は美しい。
「俺が今まで一度でも笑ったことがあったか?」
強張っていた頬の筋肉が軽く綻ぶ。それだけで、微笑んだ顔が浮かんだ。
2722:2006/05/10(水) 04:31:34 ID:0LOrJRJI
今まで月光がこんな風に私を触れたことがあっただろうか。
前髪をかきあげ、まるで壊れそうなものを扱うかのように私の頬を優しく撫でる。

関東豪学連時代、伊達が鎧を着る時に手伝うのは私の役目だった。
その時見た逞しい胸板、広い背中、筋肉が張って筋の浮いた男らしい腕。
いつか名も知らぬ女性が伊達の妻となり、その腕に抱かれる事を思って
嫉妬に苦しんだ時もあった。自分が抱かれている事を考えた時もあった。

でも、今私の頬に当っているのはどこまでも暖かく柔らかい掌。
目の前に広がる夜空のように行き場のない恐れと不安…
明日にでも死ぬかもしれない、そんな弱音を吐いている自分のすべてを包み込むような大きな手。
「そうだな、笑った事はなかった」
そう、いつでも三面拳は真剣だった。お互いが誰かの事を馬鹿にして笑うなど考えられなかった。
心から信頼しあい、尊敬しあい、切磋琢磨する仲間。
伊達に対する感情とはまた別の感情がふつふつと心の奥に湧き上がる。
――月光。
首の後ろに腕を回して肩口に顔をうずめた時、彼の体は一瞬強張ったが、
すぐに子供をなだめるようにゆっくりと、そして力強く、私を抱きしめた。
いつもそうだ。目が見えなくても、月光はそれ以上のことが見えている。
今私が一番求めているのは、こうして誰かに抱きしめてもらうことなのだ。
そして…初めて息がかかるほど近くで月光の顔を見た。
白く濁った瞳に私の姿は映っていないが、遥か未来を見通すような神秘的な光を放っている。
まるでそれは、夜空に浮かぶ月そのものだった。
2822:2006/05/10(水) 04:32:07 ID:0LOrJRJI
羽のようにふわりと彼女の腕が俺の首に絡み、
華奢な体がそのすべてを預けてきた時は一瞬なにが起きたのかわからなかった。
しかし次の瞬間、俺の腕は考えるよりも早く彼女を抱き寄せていた。
鼻先を髪の毛がくすぐり、肩から胸にかけてじわりと感じる体温は
その奥から響く鼓動を直接俺の体に伝えてくる。

どうすればいいんだ。俺は確かに飛燕を愛している。
しかし、飛燕が愛しているのは多分…伊達だ。
見えなくとも、僅かに変わる声のトーンが言葉にするよりも饒舌にその心を語っているのに。
それでも俺はこの腕を解く事ができない。
少しでも緩めればそのままどこかに消えてしまいそうな気がした。

ふっと顎に吐息がかかり、ほんの数センチ先にあの美しい顔が近づいているのがわかる。
目を伏せているのか、俺の顔を見ているのか、それとも違う所を見ているのか。
しかし、もうどんな言い訳もすることができない。
俺は吸い寄せられるように飛燕と唇を重ねてしまったのだ。

夜風に晒されていたためか、触れた瞬間少し冷たかった唇は
重ねる時間に比例して少しずつ熱を帯びてくる。
ふっくらと弾力のあるその部分を包み込むと、端から大きくため息が漏れた。
どんな抵抗も罵声も受ける覚悟はあった。
ともすれば長年培ってきた信頼関係をこの一瞬で崩してしまう行為。
しかし心とは反対に、体は夢中で彼女の唇をなぞり、腕は細い体を抱きしめた。
閉ざされた視界の中で、触れ合っている部分だけが立体的に浮かび上がり、
体温がその存在を体に刻み付け、さらに奥へと流れていく。
「飛燕…」
一度唇を離して名前を呼び、また再び唇を貪りながら俺はゆっくりと体重をかけた。
2922:2006/05/10(水) 04:32:59 ID:0LOrJRJI
月光に押し倒されると、芝生の青い香りが鼻先をくすぐった。
彼の呼びかけに答えるように唇を重ねると隙間から熱い舌が潜りこんでくる。
頭越しに見える月光の肩が、星明りにくっきりと影を落として波のようにうねり、
それにあわせるかのように唇が、舌がゆっくりと歯列の裏を這う。
ずっとカギをかけていた女の部分が目を覚まし、
体の中心が熱くなるにつれ堪えていた感情が突き上げてくるのがわかった。
「ん…あっ…」
自分でも驚くほどの甘い声が漏れる。
「すまない、飛燕」
「何故…謝る?」
「お前を三面拳の飛燕とわかっていながら…俺は…」
ぐっと唇が押し付けられ、挟むように咥えられる。
「止める事ができない…」
私も同じ気持ちだった。愛する人がいても、兄のように慕う男に抱かれていたとしても、
火のついた体を止める事ができない。

もうさっきのように静かな口付けではなかった。
堰を切ったように激しく舌を絡め、唇を吸い、お互いの体を弄る。
明日死ぬかもしれないのなら、せめて一度だけでも女の悦びを知りたい。
できれば、私を一番よく知っていて、私を一番大事にしてくれる男に。
激しく音を立て、息もできないほど濃厚な交わりを一通り味わってからやっとお互い唇を離す。
「ここだと…誰かが…起きて…くるかも…しれない…から」
名残惜しげに軽く唇を重ねられながら、校舎、筆頭室、天動宮を見る。
ここにいる私たち以外の14人は何れも音や気配に敏感だ。
月光と交わっているときの声を聞かれたら、
その現場を誰かに見られたら…私は此処を去らなくてはいけなくなる。
「…ならば、向こうに行くか?」
指で示した方角には、羅倶美偉で使われたコートの向こうに古びた体育館がある。
気になっている場所のどこよりも離れた、校庭隅の小さな建物。

頷く代わりに、私は月光の手を握った。
3022:2006/05/10(水) 04:34:46 ID:0LOrJRJI
少し立て付けの悪い扉を開けて中に入ると、昼とは全く違う空気が体を包む。
二つの足音が床に、壁に、窓に、高い天井に反射し、
どこか違う空間に入り込んでしまったのではないか、そんな錯覚すら覚えた。
俺の右手に添えられた細い指は何も言わないが、
これからその行為をする場所へと近づくたびに少しずつ力が入る。
「ここなら誰も来ないだろう」
体育館ステージ横の小部屋。倉庫のような場所だが、二人が身を隠すには充分な広さなはずだ。
しかも、所狭しと置かれた運動具が音を吸収してくれる。
床の音や壁の音、置かれた物の位置を伺いながら慎重に身を落ち着ける場所を探る。
「ここがいい」
飛燕が示した場所には無造作に重ねられたマットで小さな山ができていた。

先に行動を起こしたのは飛燕のほうだった。
繋いだ手を引いてマットの上に誘導すると、先に横たわって俺の体を引き寄せる。
覆いかぶさり、マットに広がった長い髪へ顔をうずめると、肩の辺りに荒い息がかかった。
そっと耳の軟骨に舌を這わせ、耳たぶを甘く噛む。
「あっ…」
耳元で消え入りそうな泣き声が聞こえ、肩に回された腕にぎゅっと力が入った。
その華奢な肩にやや大きすぎる服の襟元を開き、首筋から鎖骨へと舌を這わせる。
わき腹から腰へ手を差し入れ、胸から下を覆う布をたくし上げると
固いサラシのざらっとした感触が腰から腋の下まで続き、
その正面には押しつぶされた膨らみが苦しげに顔を覗かせていた。
「外すぞ」
腋、胸、腹部、脇腹、腰。布の継ぎ目をなぞり、その縛めを解く場所を探す。
「うっ…ああっ…」
指が動くたびに飛燕の胸は大きく上下し、荒い息が耳にかかる。
小さな結び目を見つけ、俺はそっと解いた。
3122:2006/05/10(水) 04:36:06 ID:0LOrJRJI
サラシをすべて巻き取られると、外気が一気に肌を冷やす。
押し潰されていた乳房は形を戻し、月光の下で揺れていた。
指が、腰から上へと伸びて膨らみを掴み、
その位置と形をしっかり確かめたら今度は首筋を這っていた唇が下におりる。
手は全体を包み込むように円を描きながらゆっくりと動き、
逆に唇は硬くなった突起を含むとちゅっと強く吸い上げた。
「やっ…あっああっ……だ、だめっ……!」
転がされ、摘まれ、甘く噛まれ、弾かれる度に頭の中を衝かれるような快感が襲う。
ベルトを外され、ズボンと下着を脱がされる時も無意識のうちに腰を浮かせてしまった。

一糸纏わぬ姿で晒された体。
見下ろすように顔を向ける月光には見えないとわかっていても、だんだん体が火照っていく。
膝から太股の内側、また手探りで調べるような愛撫。
両足から下腹部、臀部にかけて一通りなぞった後、一番敏感な場所で指が止まる。
くちゅっ…
響く水音に月光の顔が反応し、割れ目に沿って動かし始めた。。
くちゅっくちゅっぬぷっ…
親指と中指で割れ目を広げ、隠された形を確かめるように襞をなぞり、膣口をさぐり、充血した肉芽を弾く。
内部に滑り込み、壁を擦りあげながら奥まで弄る。
曲げた指先がある場所に当った時、私の体は大きく跳ね上がった。
「はぁ……はぁっぁぁん……」
もう嬌声しか出ない。親指は肉芽を転がすように擦り、人差し指と小指が茂みを分け、
中指が内側を弄り、薬指が襞をなぞる。
一度に何箇所も責められながら、
抑えようとしても止まらない体液が大事な部分をぐっしょりと濡らし腿を伝う。
体に力が入らない。
「ぁぁぁぁ…………!!」
頭の中で何かがパチンと弾け、目の前が真っ白になっていく。
3222:2006/05/10(水) 04:36:59 ID:0LOrJRJI
「おい、大丈夫か?」
飛燕らしからぬかわいい嬌声と溢れ出す蜜に気をとられていた時、
突然痙攣したかとおもうとぐったり動かなくなってしまったので慌てて声をかけた。
「ん…ああ、大丈夫…」
はぁはぁと荒い息を上げながら苦しそうな声を出す。
「でも苦しそうだぞ。休…」
んだほうがいいんじゃないか、という言葉が抱き寄せられて塞がれた。
両頬に感じる柔らかな肉と、頭を抱える細い指。少し汗ばんだ肌がしっとりと吸い付き、
まだ激しく上下している体から早鐘のような心音が聞こえている。
「大丈夫、大丈夫だから……」
片足が腹の下を潜り抜け、両膝が俺の脇腹を抱えるように挟む。
「最後まで…」
「…ああ」
すでに大きく脈を打っている怒張を、無防備に開かれた両足の中心にあてがう。
茂みに覆われた唇のような柔らかい丘のふもと、
少し窪んだ部分に入り口を見つけゆっくり腰を落とすと、最初は侵入に戸惑うかのように少し押し戻された。
「くっ…」
「力を抜いて」
「で、でもっ…」
強く肩にしがみつき、大きく深呼吸を始める。
息を吐くタイミングに合わせ、少しずつ腰を進めていくと
入り口近くの最も狭い部分を通過した時に切ない叫び声が上がった。
「うぁっ」
首から肩に絡みついた手が、爪を皮膚に食いこませて苦痛への抗議をしている。
「痛いか?」
縦に体が揺れる。
「やめるか?」
今度は左右に体が揺れた。
「続けるぞ」
嬌声の混ざった深呼吸に合わせて、さらに腰を進める。
狭い肉壁の隙間は息をつくたびに収縮し、絡むように締め付けながらも少しずつ奥へと受け入れていく。
3322:2006/05/10(水) 04:37:32 ID:0LOrJRJI
破瓜の痛みは、戦いで受けた傷に比べれば充分耐えられた。
しかし、月光の男の部分――あんなに太いもの――が自分の中に入っているなんて。
ゆっくりと力強く侵入してきた異物は
子宮口にまで深々と刺さり、内側で脈を打ちながら時折ピクピクと動く。
月光は眉間に皺を寄せ、結合している部分に神経を集中させているのだろうか。
肩が上下しているが、一向に動く気配がない。
その内、彼に破かれた場所から鈍い痛みが響きはじめた。
「ふぅ…」
息を吐き、腕と足の力を抜いて月光の下で大の字になった。
どのくらいの時間がたったんだろう。
舌を絡めた口付け、初めて乳房を男性の前に晒したこと、乳首を弄ばれたこと、
女の部分に指が侵入して、…静かな愛撫からどんどん激しくなっていく行為。
順に思い浮かべるたびにずきずきと結合部が疼き、内側からじわりと溢れ出して来る。
その時。
突然月光の腰が激しく動き始めた。
「はぁっ…ああぁぁん…ああっ…!!!」
必死で声を抑えようとしても止まらない。
私自身をいっぱいに押し広げているモノがあらゆる角度から中を擦り上げる。
ギリギリまで引き抜いて、一気に奥まで突き上げる。
背中と頭はマットの上で揺れ、痛みと快感に襲われた腰は宙に浮く。
あの月光が、あの月光が――普段は無口で冷静、三面拳の中では兄のような存在であり最強、そして盲目。
それがこんなに淫靡に、激しく女を抱くなんて。
そのギャップがさらに私の欲望に火をつける。
体同士がぶつかり合う乾いた音と性器が擦れあう濡れた音と私の嬌声と月光の荒い息。
狭い室内いっぱいに広がり、その感覚がどんどん早くなる。
私もそして月光も、限界が近くなっている。
3422:2006/05/10(水) 04:38:04 ID:0LOrJRJI
一番奥まで挿入したのはいいが、時々聞こえる苦しそうな呻き声が気になって一旦動きを止めた。
劣情の赴くまま飛燕の純潔を破り、貫いてしまった事に今更ながら焦りを覚える。
このまま精を吐いてしまっていいのか?
顔色を窺うことができない俺は、ただひたすら反応を待った。
肩に喰いこんでいた指が離れ、脇腹を押さえていた膝が崩れる。
飛燕がやめたいのであれば、俺もこれ以上踏み込むのはやめよう。
心を決めて引き抜こうと腰を引いた時、
しっかりと咥えていた肉壁が吸い上げるように俺自身を包んで
さらに溢れだした蜜をねっとりと全体に絡めはじめた。
激しく上下する乳房を捉え、その先端を探り当てると硬くなった突起にしゃぶりつく。
強く打ち付ける腰はまだ開いていない飛燕の内側を荒々しく抉り、
お互いの体液が混ざり合う粘着音が甘い嬌声に混じる。
いつも誇り高く自信家で、三面拳の中心にいる男装の麗人。
今は俺に処女を捧げて喘いでいる。今この瞬間、彼女は俺のものだ。

腰の奥から、限界を知らせるサインが点った。
「いくぞ、飛燕…っ」
「私もっ…」
腰を掴みぐっと奥まで押し込む。弓なりになった体が二・三度大きく震え、
ひくひくと動いていた膣が痛いほど締め付けてくる。
爆発しそうになるのを必死で堪え、飛燕の力が抜けるのを確認してから俺は膣の外に精を出した。

小さな洗面台で体を拭き、身支度を整え「先に戻るぞ」と飛燕に声をかける。
日が昇れば、俺たちはまた三面拳の…男塾の仲間に戻るだろう。
俺が見た甘い夢はもう終わったのだ。
「わかった。私もすぐ戻るから先にいっててくれ」
いつも通りの声が背中越しに聞こえる。
二度と男と女になれなくても、共に生きていければそれでいい。
一呼吸置いてから扉を開けると、外では鳥の声が響いていた。
3522:2006/05/10(水) 04:38:36 ID:0LOrJRJI
月光の背中にいつも通りの声を返す。
きっと、二度と彼に抱かれる事はないだろう。月光もそう思っているはずだ。
しばらく時間を置いてから表に出ると、東の方角がすっかり白くなっている。
月光の姿は見えなかったが、少し考えた後反対の方向に足を進めた。

長い校舎に沿って景色を見ながらふらふらと歩く。
手入れがあまり行き届いていない校庭も、年月に晒された壁板も、
不器用だが人のいい性格に見える。
これから私たちが世話になる場所。ここが、男塾だ。
桜の並木が並ぶ正門へと続く曲がり角に差し掛かった頃、
聞き覚えのある風音が聞こえてきた。
伊達。
愛用の槍を手に、額から汗を流しながら振り回していた。
月光の体とはまた違う、ギリシャ彫刻のような均整の取れた筋肉が
一太刀振り回すたびに艶かしく隆起し、流れる汗が精悍な横顔を伝う。
その姿を見ているうちに、さっきまで刺激を受けていた場所がじわりと熱くなってくる。
「飛燕か」
視線に気づいた伊達が鍛錬の手を止め、こちらに向かって微笑んだ。
「早いな。眠れなかったのか?」
「ああ。私の神経は熟睡するほど太くないからな」
「フッフフ…なら、俺の神経も少しは細いって事か」
豪学連時代の触れたら怪我をしそうな位に鋭い氣を放っていた頃も好きだったが、
こうして時折冗談を言い、軽く微笑む姿も好きだ。
「変わったな、伊達」
素直に感想を口にすると、切れ長の瞳をすっと細め、口の端が僅かに上がる。
こんな優しい表情をするほど、男塾は居心地がいいのだろうか。
「行くか」
2人で玄関に向かって歩き出す。ちょうど塾長室の真下を通りかかった時、
大きな鼾が聞こえてきたので2人ともしばらく声を出して笑った。
「そう言えば、お前も変わったぞ。飛燕」
一歩前を歩いている伊達が、背中越しに振り向く。
「少しだが、女らしくなったな」
3622:2006/05/10(水) 04:39:07 ID:0LOrJRJI
口から心臓が飛び出すかと思った。もしや、見られていたのか?――
かぁっと顔に血が上り、頭の中で月光との情事がぐるぐると回る。
「いや、気を悪くしたのなら許せ」
目を伏せ、再び前を向いて歩き出す。
「冗談だ」
本当に、伊達は変わった。良い意味で。

伊達の肩越しに大きな玄関が見える。
その奥には目を覚ました塾生が数名、それぞれの武器を手にして
修行に出かけようとしているところだった。
その中には長年の盟友、雷電と月光の姿もある。
この先、私たちにどんな運命が待ち受けているのかはわからない。
しかし仲間が、この男塾が、どんな時も温かく迎えてくれるだろう。
いつまでも。
37名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 20:39:04 ID:cvwEMJVn
保守
>>22
乙!
38名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 20:38:50 ID:f1qgc1vl
GJ!!
いい意味で男塾スレに置いておくのが惜しい良作
(いや・・どうもこの作品でエロパロというとギャグしかうかばn)
個人的に文章のリズムが自分好みで読みやすい。重ねてGJ!
39名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 20:13:08 ID:+8xd59K9
うん、自分も思った、文章のリズムいいよね。すげー読みやすい!
GJ!
つ、次はぜひ伊達か桃か冨樫と…!!ハァハァ
4022:2006/05/16(火) 21:11:04 ID:27WwdaMX
>>38-39
感想ありがとうございます。
文章力が一番不安だったので、読みやすいと言っていただけて嬉しいです。
今後、より一層精進いたします。
41名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 00:53:51 ID:x8eNxS1x
>>40
神よ!
精進した暁!には冨樫との絡みでキボンヌ。
42名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 00:23:26 ID:a8a7FGpJ
>>39氏 >>40
御意。
富樫と女飛燕(でいいのかな?)の絡みですね。
43age:2006/05/19(金) 12:49:36 ID:RzyyJUWf
age
44名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 21:56:19 ID:2OAEbsBu
>>40
GJ!
そしてまだまだヤル気満々の漢気が素敵だ。
新作待ってます。
個人的に伊達も好きなので、登場したら嬉しいです。
45名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 19:57:10 ID:4vJHiQqv
22殿の素晴らしい作品に感化され、
伊達×仁蒋など書いてみた。
……が、何とも微妙な出来に。
どうだろうか……。
46名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 20:06:48 ID:B+EfVdrQ
>>45
是非拝見したいであります!
4745 ◆JK6LSthel2 :2006/05/23(火) 00:09:42 ID:hYiLrdGC
>>46
押忍!
うpさせて頂くであります!!

自分設定、突っ込み所多数。
イメージ崩れ等、御容赦あれ。
48伊達×仁蒋 ◆JK6LSthel2 :2006/05/23(火) 00:12:02 ID:hYiLrdGC
 自分が何者であるのか、彼女は覚えていなかった。
 ただ胸部には何か大きな物が貫通した傷跡があり、全身に酷い火傷を
負っていて、およそ一般的な「普通の女性」ではなかっただろうとは予測
したのだが、それも予測の範囲を出ない。自分の世話をしてくれている
看護婦に尋ねても、本当に知らないのか口止めされているのか困ったよ
うに笑って首を傾げるだけで、時折やって来る唯一の見舞い客も決して
彼女の素性を語ろうとはしなかった。
49伊達×仁蒋 ◆JK6LSthel2 :2006/05/23(火) 00:13:37 ID:hYiLrdGC
 ……ああ、今日は日曜日なのか。
 ようやくベッドの中で体を起こせるようになった彼女は、窓から背の高い
男の頭を見るともなしに眺めながらそう思った。
 しばらくすると、病室のドアをノックする音がして、予想通りの男が姿を現
す。体格が良く、背も高く、そして左右の頬に三本ずつ、全部で六本の傷を
持つ男。名前は伊達臣人。彼がやって来るのは、決まって日曜日だった。
伊達は彼女を見舞う唯一の人間だったが、自分と彼の関係も何も覚えてお
らず、そして彼も何も教えてはくれなかった。血縁関係でない事だけは確か
で、恋人などという甘い関係などでもなかった事は、彼女にも察せられた。
だからこそ、余計にどうして伊達が自分をこう何度も見舞うのか分からなかっ
たが、この病室で初めて彼と顔を合わせた時から、自分は彼を知っている
気がした。
……胸の奥がざわつく。何かが自分を急き立て、焦りを覚える。そして何処か、
切なく痛んだ。
体を起こしている彼女を見て、伊達は驚いたように僅かに目を見開いたが、
すぐにいつものようにあまり感情の表に出ない表情に戻って口を開いた。
「起きられるようになったのか」
「ああ、何とかな」
 答えると、今度は彼はほっとしたように少しだけ笑った。
「そうか」
 そう言って、伊達はベッドの側の椅子に腰を下ろす。
「食事は……どうなんだ?」
「見ての通り、まだだ」
 問われ、彼女は軽く右腕を上げた。
 固定された針から、彼女の命を繋ぐ液体が絶えず注入されている。胸部
の大怪我で内臓も激しく損傷しており、当初は呼吸さえままならない状態
だったが、奇跡的に回復した。だが、食事はまだ許されておらず、点滴だ
けが彼女の生命線だった。
「この調子ならば、あと一月もすれば流動食を始められるそうだが」
50伊達×仁蒋 ◆JK6LSthel2 :2006/05/23(火) 00:14:41 ID:hYiLrdGC
「仁(じん)」
 伊達が、彼女を呼んだ。
 彼は彼女の事をそう呼ぶ。それが本当の名前かどうかも分からない。額
に刻まれた「仁」の文字、それを見てそう呼んでいるだけなのかも知れない
が、それも彼女には分からない。
「何か、欲しい物は……ああ、そうだった」
 伊達は問い掛けの途中で呟くと、ポケットに右手を突っ込んだ。そして出
て来たそれの中には、何かの包みがあった。
 と同時に、チャリン、と小さな音がした。
「?!」
 その鈴のような音を聞いた途端、彼女の胸がざわついた。……知っている、
自分はこの音を、よく知っている。
 伊達は僅かに顔色を変えて包みをベッドの上に放り出すと、慌てたように
それを拾い上げた。
「……伊達。それを……今の音を立てた物を、見せてくれないか」
 そう頼むと、伊達も観念したようにそれを握った手を開き、彼女の前に差し
出した。
 小さな鈴。何処にでもあるような形の鈴だったが、何故か懐かしさを覚えた。
「お前が持っていた物だ」
「そうか……」
 彼女はそれだけを、呟いた。眺めていても懐かしさを感じ心がざわめくだ
けで、何も思い出せそうにない。それに伊達にそれを尋ねても、きっと答え
など返って来ないだろうと思ったから。
 鈴を鳴らして、音を聞いた。
「この音は……、嫌いじゃない」
「欲しいなら、お前に返すが」
 伊達はそう言ったが、彼女は首を振った。
「いや……、いい。お前が持っていてくれ。お前が持っている事に、何か意味
があるのだろう」
51伊達×仁蒋 ◆JK6LSthel2 :2006/05/23(火) 00:15:33 ID:hYiLrdGC
 答えて伊達の手に鈴を戻すと、今度はベッドの上に放り出された包みを
手に取った。
「ところでこれは、何だ?」
 伊達が今まで見舞いの品を持って来た事など、一度も無い。勿論食事が
許されていないのだから食べ物は当然の事、そしてこの国の出身ですらな
いのか日本語が読める訳でもなく、雑誌など持って来られても全てが理解
出来る訳ではなかったのだが。
「ああ……、まあ」
 歯切れ悪く、伊達が答える。
「女の見舞いに行くのだから、花の一つも持って行けと言われてな。だが、
お前の部屋には花瓶すら無いだろう」
「……開けるぞ」
 沢山いるらしい友人にでも言われたのだろう、そう思いながら彼女は言い、
包みを開けた。出て来たのは、伊達のあの言葉でそれ以外の物が出て来
たらおかしいのだが、小さな花瓶だった。白い陶器で作られた、一輪挿し。
「有り難う」
 嬉しかった。だから、素直にそう言って、笑った。
 すると、伊達は照れてでもいるのか目を逸らし、立ち上がった。
「病院の中に花屋があったな。買って来よう」
 伊達は病室を出て行きかけ、だがドアの所で振り返った。
「どういう花が欲しいとか……希望はあるか?」
 問いに彼女は少しだけ考えたが、記憶を失う前は花と無縁の暮らしでもし
ていたのか、イメージすら何も思い付かなかった。
「特には思い当たらないな。伊達の選んでくれたもので構わない」
「そうか」
 短く答えて病室を出て行った伊達は、しばらくしてスズランの花を一本だけ、
手に持って戻って来た。
52伊達×仁蒋 ◆JK6LSthel2 :2006/05/23(火) 00:16:39 ID:hYiLrdGC
 痕は消えないが、傷は塞がりかさぶたも剥がれた。食事も普通に摂れる
ようになった。最近ではリハビリに精を出す毎日だった。
 鍛え上げられていたらしい筋肉は長い寝たきりの生活で大分衰えていた
が、それでも体を動かせるようになるまでにそう苦労はしなかった。
 伊達が見舞いにやって来たある日曜日、病院の敷地内、少しの時間だけ
なら、と許可を得て、彼女は上着を羽織って伊達と二人、病院の中庭に出た。
 リハビリの様子や体の調子など、他愛もない話をしながらゆっくりと病院の
敷地を歩く。
 ふと、彼女の足が止まった。
「どうした?」
 伊達も足を止め、不思議そうに彼女を見る。
 視線の先には、見舞い客らしい綺麗に着飾った少女がいた。服装がどう
という訳ではなかった。だが、気になったのは――。
「仁?」
 側にいる男に名前を呼ばれ、彼女ははっとしたようにその顔を見た。
 彼女の視線の先と、そして彼女の顔に交互に視線をやり、半ば困惑した
ように言葉を探している。
「……ああ、何でもないんだ」
 彼女はそう言って、笑顔を作った。
 ……自分には乳房が、無い。改めてそれに気付いたのだ。
 病院内で出会う看護婦や女性の患者、そして廊下ですれ違う見舞い客の
女性。その全てが、ではなかったが、ほとんどの女性が有している胸の丸い
膨らみが、自分には無い。それがどういう事なのかは分からなかったし、
もしかしたら元来乳房の膨らまない体質だったのかも知れないが、記憶を
失う前の自分に何か関係がある事なのではないかと、そうも思うのだ。
 彼女の様子をどう解釈したのか、伊達はしばらく黙り込んだ後、言った。
「許可が下りたら……今度、町にでも行くか」
53伊達×仁蒋 ◆JK6LSthel2 :2006/05/23(火) 00:17:20 ID:hYiLrdGC
 ようやく半日だけの外出が許されたある日、いつもは午後からやって来る
伊達は、面会時間が始まるや否ややって来た。
「適当に見繕って来た。それに着替えろ」
 そう言って、伊達は大きな紙袋を彼女に渡す。
 ……そういえば、寝間着しか持っていない彼女は、外出するには服が無
かったな、と初めて気が付いた。
「ああ……、済まん」
 紙袋を受け取り、とりあえず中身を引っ張り出してみる。
 出て来たのは、長袖のシャツにロングスカートだった。火傷の痕を人目に
晒さないように、との配慮なのだろう。それから……。
「何だ、これは?」
 白く長い布を手に持ったまま、彼女は首を傾げて伊達を見た。
「それは……、その」
 困ったように伊達が視線を逸らす。
「……何だ、その、下着のサイズまでは分からねえからな……とりあえず
サラシでも巻いてくれ。……ああ、安心しろ。新品だ」
「…………」
 かあ、と頬が紅潮して行くのが分かる。これはきっと胸に巻く物なのだろう。
 それにしても、洋服まで買わせてしまって相当に無駄な出費をさせている
事になる。サラシくらいは彼の使い古しでも……とそこまで考えて、何故だか
更に顔が紅くなった。
「着替えたら出て来てくれ。外で待っている」
 そう言い残し、伊達は病室から出て行った。
54伊達×仁蒋 ◆JK6LSthel2 :2006/05/23(火) 00:18:12 ID:hYiLrdGC
 寝間着の自分しか知らない彼女は、その着慣れない洋服に何か違和感
があった。おかしくないだろうか、と問うと、伊達は少しだけ目を細めて笑い、
上等だ、と答えた。
 病院の門限もあるし、彼女もまだ本調子ではないのでそう遠くまでは行け
ず、病院の近くの市街を散策した。
 昼時に案内されたのは、ファーストフードの店だった。俺も普段は来ねえ
んだがな、と言った彼には、確かにこの店はあまり似合わないな、と思って
ほんの少し可笑しくなった。
 軽い食事を終え、ふと会話が途切れた。
 店内のあちこちから聞こえる、年若い少女達の楽しげな声。彼女と同じく
らいの年代の女性達の、話し声。
……やはり、違う。自分は違う、あまりに違い過ぎる。彼女の知る狭い世界の
中で、自分のような話し方をする女性は一人もいない。自分には乳房も無い。
「仁……? どうした?」
 不自然に黙り込んでしまった彼女に、伊達が声を掛ける。
 思わず、ずっと気になっていたそれを、口に出していた。
「私は……、女、なのだろうな……」
 何だかそれすらも分からなくなって来ていて。
 だがハッと我に返って伊達を見ると、真剣な眼差しで彼女を見ていた。
 彼はしばらく黙った後、口を開く。
「試してみるか……?」
「ほ、方法があるのか?」
 問うた声は、上ずっていた。それを証明する手立てなど、彼女には全く
思い当たらないのに、伊達はそれを知っているというのか。
「少々手荒だがな」
55伊達×仁蒋 ◆JK6LSthel2 :2006/05/23(火) 00:19:15 ID:hYiLrdGC
 確かに多少手荒でも構わないと言った。だがこの状況は、一体どうした事だろう。
 傷は痛むか、と問われ、大丈夫だと答えると、何やら西洋の城のような
建物に連れて来られた。部屋にはベッドと浴室のみ。
 そのベッドの上で、向かい合わせに座った伊達は彼女のシャツのボタンを
上から一つずつ、外している。
「伊達。これは……」
 口を開くと、全てのボタンを外し終えた伊達が、目を上げた。
「嫌だと思ったら、すぐに言え。それでも十分証明にはなるだろう」
 そう答え、今度はその手がサラシに掛かる。
「っ」
 これを解かれるのだ、という事はすぐに分かった。胸を晒すのは……恥ず
かしい。だが、きっとまだ嫌では、ない。
 一瞬体を震わせたものの何も言わない彼女の様子を見て、伊達はゆっくり
と指を滑らせ、サラシの結び目を捜す。
 上半身に巻かれた薄い布越しに伊達の指が滑る感触に、彼女は見知らぬ
感覚を覚えた。
 触れられたところが、熱い。
 やがて、しゅるりと音がして、サラシが解かれ彼女の膝に、落ちた。
 それと同時に、視界が九十度ほど回って自分はベッドに背中を付いていた。
天井を見上げた視線の先に、伊達の顔がある。
 伊達は視線を落とすと、指と目で、彼女の胸部に生々しく残った傷痕を撫でる。
「あんまり……、見ないでくれ……」
 思わず漏れた声は、自分でも驚く程にか細かった。
「……ああ」
 伊達は吐息混じりに答えると、掌を滑らせて傷痕のすぐ側の、小さな突起に触れた。
 ぴり、と肌を撫でられただけの時とは違う感覚がした。
 寒気とは違う、何かぞくぞくとしたものが背筋を駆ける。
「っん……」
 声が、漏れた。
56伊達×仁蒋 ◆JK6LSthel2 :2006/05/23(火) 00:20:31 ID:hYiLrdGC
 彼女の様子を伺いながら、伊達は両方の手を使い彼女の胸の二つの
突起を刺激する。
 やがてそれだけでは足りなくなったのか、伊達は彼女の胸に、顔を寄せた。
「んんっ?!」
 びくん、と彼女の全身が驚きに強張った。
 それでもまだ嫌だとは思わない……気持ちいい。そうだ、様々な感覚の
根底に、気持ち良さが確かに存在しているのだ。
 このまま伊達に任せてしまっても恐ろしい事は無いだろう……、そう、思った。
 思った途端、強張った全身から力が抜けた。
瞳も閉じて、伊達の与える感覚に全てを任せる事にした。
「……」
 伊達はそんな彼女の様子に、口と指を使い、愛撫を続行する。
 口に含んだ突起を硬く膨らむまで舐め回し、吸い上げ、時折軽く甘噛みする。
「っは、ぁ……」
 彼女の口からは甘い声が漏れた。
 指を滑らせ、彼女の肌を、傷痕をなぞるその後から舌を這わせ、かと思うと
軽く口付ける。
 やがて彼女の全身が、触れられたところだけでなく火照り始める。
「あ……、ぁ、だ……て」
 全身を襲う見知らぬ感覚が不意に恐ろしくなって、彼女は思わず自分を
愛撫する男の名前を呼んだ。
 火照った身体、それより熱く体の芯が疼いている。下腹部が熱くてずきずき
して……何か、下着に湿った感触が。
「どうした」
 閉じていた瞳を開き、慌てたように起き上がろうとした彼女に驚いて、伊達が
顔を上げる。
 頬を羞恥に紅く染めて、彼女は伊達の目を見ないようにしながら、小声で言った。
「その……、手洗いに、行かせて欲しい……」
 湿った下着の感触に、彼女は自分がお漏らしでもしてしまったのかと思った
のだ。尿意は無いというのに、一体自分の体はどうなってしまったのかと気掛
かりで、確認せずにはおれなかったのだ。
 伊達は彼女の言葉に少しだけ体を起こし、それでもまだ彼女を組み敷いた
まま、言った。
「仁。まだ、続けられるか……?」
「…………」
 彼女は黙って頷いた。
 これが如何な行為かも、自分に起きているそれが如何な現象かも分からな
かったが、嫌では、ない。そして伊達に問われるまでもなく、まだ途中の段階
だという事は何となく悟ってはいたのだ。
57伊達×仁蒋 ◆JK6LSthel2 :2006/05/23(火) 00:21:33 ID:hYiLrdGC
「それなら、もう少し我慢してくれ」
 伊達は言うと、彼女のスカートに手を掛ける。
「伊達っ、駄目だ!」
 慌てて彼女は、スカートの布地を掴む伊達の手を、押さえた。
 このままスカートを下ろされれば、自分がお漏らしなどしてしまった事を
悟られてしまう……。
 真っ赤になって止めようとする彼女の必死の表情を見ながら、伊達は
しばらくそのままでいたが、やがて少しだけ笑った。
「心配要らねえ」
 それから、低い声でトーンを落とし、囁く。
「濡れて来たんだろう?」
「なっ、何故それを!!」
 言い当てられ、彼女の顔は今までに無く更に紅くなる。
 一瞬の隙を突いて、伊達は彼女に押さえられていない方の手を伸ばし、
スカートの裾をまくり上げてその中に侵入する。
 掌で感触を確かめるように、じりじりと太股を這い上がる。
「……あ……ぁ、駄目……だめだ、伊達……」
 観念したように目を閉じ、顔を逸らすが彼女の口からはそう言葉が漏れる。
 這い上がる手は、程無くしてその行き止まりに辿り着いた。
「だ……あっ、ぁ……っ」
 制止しようとしたのかその名を呼ぼうとしたのか、だが彼女の声は言葉に
なる事無く、甘い嬌声に変わる。
 何処かほっとしたような様子で、伊達の指は下着越しに、ゆっくり、そっと
彼女の中心部を前後に撫で始める。
「っ、ひっ」
 突然、強い刺激に彼女の口から悲鳴のような声が漏れ、背中が仰け反って
再びベッドの上に倒れ込んだ。
 通常、排尿に使う辺りの小さな肉のさやを伊達の指は捕らえ、下着越しに
転がしているのだ。分泌されたぬめる液体が潤滑液となり、指は滑らかに動く。
「あっ、あー……っ、あぁ……」
 言葉にならない声を上げながら、彼女は今までよりも格段に強い快感に
シーツを掴み、無意識に腰を突き上げた。
 知らない、こんな感覚は、知らない。でも――……!
「はっ、あ、伊達っ、伊達、だめだ、もう……!」
 悲鳴のような声で訴える彼女の、甲高くなった声が響いた。
 背筋が仰け反り、全身に電流のようなものが走り、そして。
「んあっ、あ……っ、ぁ……」
 余韻を残したまま、体の力が抜けて行く。
 乱れた呼吸を整えながら、彼女は切れ切れに声を漏らす。
 恐怖をも呑み込むくらいの、強い快感。決して他人に触れさせた事の無い
場所への刺激からもたらされた感覚だったが、嫌悪は無かった。……それを
与えたのが、伊達だからだったのかも知れない、と頭の片隅でちらと思った。
58伊達×仁蒋 ◆JK6LSthel2 :2006/05/23(火) 00:23:06 ID:hYiLrdGC
「……仁」
 彼女の上気した顔を見下ろし、伊達が呼んだ。
 そちらを見ると、何処か熱に浮かされたような表情で、伊達が問う。
「まだ……、大丈夫か?」
 その問いに、少しだけ彼女は考え、だがすぐに頷いた。
「……ああ」
 返事を確認すると、伊達の手が再びスカートに掛かり、ホックを外された
それはするりと彼女の足を抜けた。そしてそのまま、下着も下ろされる。
 伊達も上半身を裸になった。
 胸の奥で何かが疼いた。

 じっくりと時間を掛けて、伊達は彼女の身体を解きほぐして行った。
「あっ、ん……」
 彼女の口からは、絶え間無く甘い声が零れる。
 知らない、こんな事は知らないけれど……、伊達にこうされていると、心地いい。
 指を中心部に差し入れられた時は流石に驚いたが、それでも嫌では、ない。
 何度目の浮遊感の後だっただろうか、黙って彼女の全身を愛撫していた
伊達が、口を開いた。
「まだ……、続けるか?」
 瞳を閉じて彼の与える感覚に全てを委ねていた彼女は、目を開いて
伊達の顔を見る。
「……まだ、終わりではないのだろう? 最後まで……」
「いいんだな」
 もう一度念を押す伊達の声に、頷いた。
 それを確認し、伊達は体を起こすとズボンも下着も全て脱ぎ捨てた。
 これから何が起こるのか、どうなるのか、彼女は知らない。それでも、伊達に
任せてしまえば大丈夫だと、そう信じていた。
 伊達の股間で屹立している男根が目に入った。自分の体には付いていない、
それが何なのかくらいは流石に知っていたが、目にするのは初めての事の
ように思う。硬く大きく勃起したそれは、びくびくと脈打ちながら濡れ光っていた。
「……仁。少し目を閉じていてくれるか」
 あまりにじっと見ていた為か、伊達がやや困ったような声音で、言った。
「……あ、ああ。済まん」
 彼女は慌てて目を閉じる。自分の身体のあちこちを伊達に見られているのが
恥ずかしかった、それはきっと伊達も同じなのだろうと思った。
 ほんの小さな物音がして、伊達が自分の上に覆い被さる気配がした。
 彼女は思わず目を開ける。
 伊達の両腕が、彼女の脚を大きく広げ、そこに屹立した彼自身を押し当てる。
 指、は確かに入った。じっくり時間を掛け、押し広げるように二本、三本と
その数を増やして。その指にまた、快楽を感じたのも確かだった。だが、
そんな大きな物が、入るのだろうか……否、自分は伊達に全て任せると決めたのだ。
59伊達×仁蒋 ◆JK6LSthel2 :2006/05/23(火) 00:23:56 ID:hYiLrdGC
「仁……力を抜け」
 それでも全身を強張らせていた彼女の耳元に囁かれる、伊達の低い声。
「ああ……」
 大丈夫、大丈夫だ。きっと何も恐ろしい事など無い。
「行くぞ」
 囁きと同時に、伊達の肉塊が彼女を貫いた。
「っく……ぅ」
 思わず苦鳴が漏れた。
「辛いか……?」
 目を開ければ、心配そうな表情の伊達が自分を見下ろしていた。
 彼女は首を振る。
 解きほぐされたそこはさしたる抵抗もせずに彼を受け入れたし、自分は
それ以上の痛みや苦しみを、幾らでも知っている、気がした。
「……仁」
 名前を呼ばれ、伊達の顔が近付いて来る。
 唇に伊達のそれが触れ、彼女は自然に瞳を閉じた。
「っん、ぁ……」
 声が漏れたのは、伊達の舌が唇を割り開き、彼女の口腔内をまさぐったから。
 熱い舌が彼女の舌に絡み付き、かと思うと歯茎を、歯列を辿り、唇をなぞる。
片腕は彼女の腰を抱いていたが、もう片腕で肌を、乳首を、傷痕を優しく撫でる。
 そうされている内に、幾度も刺激を受け、火照ったままの下半身のそこが、
熱く疼き始めた。
「ぁ……あ、ぁ、伊達……伊達っ」
 その感覚にたまらなくなり、彼女は唇をずらして彼の名前を呼んだ。
 無意識にその背に腕を回し、きつく抱き寄せる。
「仁……」
 囁くと、伊達はもう一度唇を触れ合わせ、そしてゆっくり腰を引いた。
「は……あ、んっ」
 声が、漏れた。
 痛みなどもう感じない、ただ熱さと、快感と、そして、安心。
 体内に埋め込まれた伊達の分身は、何度も彼女を出入りし、その度めくる
めく快感が、全身に広がる。
 部屋に響くのは、次第に間隔を狭めて行くベッドの軋む音と、彼女の甘や
かな喘ぎ声と、二人の激しい吐息。
「あっ……、あ、だ、伊達、も、もうっ……」
 広がる熱、高まる感覚。
 幾度かもたらされた絶頂の寸前、それを感じ、彼女は強く伊達の体を引き
寄せて絶え絶えに訴える。
「ああ……、俺も……だ」
 掠れた声で、伊達がそれに応えた。
 伊達の腰の動きが、更に加速する。
 押し上げられる、感覚。
 湿ったものを激しく掻き混ぜるような音を意識した、その瞬間。
「あ……あ――……っ、あっ、あんんっ」
 一際高い声を上げて、彼女は絶頂に達した。
 続けて伊達も、短く低い呻きのような声を出した。
60伊達×仁蒋 ◆JK6LSthel2 :2006/05/23(火) 00:24:47 ID:hYiLrdGC
「はっ……、はぁ……」
 乱れた呼吸混じりに、溜め息ともつかぬ吐息が漏れる。だが、それは、
女としての幸福を知り得た事に対する甘い吐息、……それから。
 伊達もまだ、荒い呼吸を整えている。
 彼の体の下で、彼女は小さく声を立てて笑った。
「……仁……?」
 不思議そうな声に、彼女は呟く。
「私に……、女だと思い出させるのは……いつも貴方なのだな……」
 その言葉の意味を瞬時に理解し、伊達は驚いて体を起こす。
「じ、仁……、お、お前……」
 仁蒋もゆっくりと体を起こした。
 相手の心情を思って笑顔を作るなど、生まれて初めての事だったのでは
ないかと思う。
「女として、満たされて……それで全てを思い出すとは皮肉だったが……。
有り難う、伊達……。……世話をかけたな」
 そうだ、伊達はきっと、女を捨てた自分を気に掛けていたからずっと様子を
見に来てくれていただけなのだ、もうこれ以上は。
「ちょっと待て、仁蒋!」
 またもや驚いたように、伊達が彼女の肩を掴む。
「俺はお前の為だけにこんな事までした訳じゃないぜ」
「ならば何故……」
 問うと、伊達は何処かきまり悪げに視線を泳がせ、そして彼女に向き直り、
言った。
「最初は、ただ気掛かりだった……。だが、今は仁蒋、お前を愛しいと思う……。
何も知らないお前を騙したも同然だ。……許せ」
「…………」
 伊達の言葉を頭の中で反芻し、仁蒋はゆっくりと首を振る。
「貴方が謝る必要など無い……。相手が伊達だったからこそ、満たされたのだ」
 そう言って笑った。無理に作った笑顔などではなかった。
「貴方が私を想ってくれているなら……、もう一度、抱いてくれないか……」
「……仁……」
 伊達が呟いた。
 顔が近付き、唇が触れ合う。
 だがはっとしたように伊達は部屋の中の時計を見て、言った。
「病院の門限を過ぎそうだ。俺も名残惜しいが、今日はここまでにしておこう」
 そして彼女を軽く抱き寄せると、その耳元に囁いた。
「また来週な」

6145 ◆JK6LSthel2 :2006/05/23(火) 00:25:53 ID:hYiLrdGC
エロパロなのに無駄に前置き長いわエロは薄いわで申し訳無い……。
62名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 01:17:52 ID:4DRi1kRs
>>61
いやいやGJ。
彼女には女の幸せを掴んで欲しかったからちょっと嬉しい。
6361:2006/05/24(水) 19:57:24 ID:Zq9K0dJE
>>62
そう言って頂けると嬉しいです。
ありがd。

女体化も書いてみたいが、富樫とか秀麻呂とか椿山とかしか思い浮かばない……。
何で全員パワータイプなの? 自分。
64名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 20:25:07 ID:+Y5xPHbT
藤堂豪毅の女体化考えた俺も負けてねえw
65名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 20:53:15 ID:/l8PbvSF
藤堂豪毅かー。
お嬢だしあの髪質だしで、女体化だったら縦ロールだな!
と、ヴィジュアル的な妄想だったらした事あるなぁ。
66名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 21:06:47 ID:IHe9tYl8
ゴージャスお嬢豪毅ハアハア
そんなお嬢を組み敷くのは桃かはたまた江田島か?
67名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 21:30:49 ID:WBnYJ/QE
ここはやはり義父・藤堂による調教も。>お嬢
68名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 21:54:25 ID:WBnYJ/QE
押忍、色々女体化を考えてみたであります。

独眼鉄→片目に眼帯をした姉御。「男とはなんぞや?」と1号生の前に立ちはだかる。
俺の頭の中では本宮ひろし絵で浮かんでいる。

伊達→顔に傷を持つ女首領。彼女を女神と慕う関東豪学連の皆さん。
俺の頭の中ではクイーン・エメラルダス。

丸山→江戸川の愛人。ひっつめ髪でメガネの生徒会副会長タイプ。髪を下ろすと(ry
俺の頭の中ではやっぱり本宮絵で浮かんでいるよ。
69名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 08:08:02 ID:/NH3BGm/
本宮絵と言うのはつまり奥さんのもりたじゅんの絵ですなw
(本宮は女性が苦手なので奥さんに描いてもらってる事が多いんだそうだ
そもそも前から人物の顔しか描いてないそうだが)
70名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 08:31:42 ID:PnP3AnXl
伊達女体化バージョンは、三面拳に傅かれてそうでなんか似合う。

江戸川女体化バージョン→
赤石一筋で頑張ってるんだが、ドジっこで役に立たないw
でもなんか憎めないwww
71名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 22:30:48 ID:S3ZHT1ev
ゴバルスキーの女体化はネコミミっぽくて
意外と萌えるんじゃないかと思ったw
72名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 19:29:57 ID:PMuIy/J1
蛇の主頭さんとか色っぽいと思う
73名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 01:01:20 ID:NlHa9xB9
月光×女飛燕も伊達×仁蒋もすごく良かったです。
男塾のシリアスなエロパロて難しいのにすごいですね。
7461:2006/06/06(火) 22:39:49 ID:Ck2uyyle
>>73
レス有り難うございます!
少しでも楽しんで頂けたなら光栄の極みであります!!
75名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 10:33:54 ID:bs8kKmWo
朱レイ厳の女体化だとツンデレ系ロリ娘になるのかな?
76名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 21:39:42 ID:dkaZjshC
宗 嶺厳のことですね
まさしく、ツンデレ系ロリ娘でしょうね
仁将より彼が女の子と言われた方がかなり納得
したような・・・
女体化だと、お相手は桃だろうな・・・
半ば桃目当てで男塾に来た子だし・・・
77名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 14:02:42 ID:bBXWfv7U
独眼鉄相手でSMプレイとかもいいな >嶺厳

山艶×梁皇で強制女体化考えたんだけど。
天挑五輪で足蹴にされた腹いせうんぬんで(それ以外でも奴は色々前科がありそうだ)半奴隷化。
逆っぽいけど下克上大好きだし、どうしてもあの高いプライドを踏んづけてやりたくて。
私の中で山艶はサド王子……




78名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 18:24:34 ID:MAtPGLUo
女体化嶺厳と独眼鉄でSM……いいな、それ。
モエル
79名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 20:59:43 ID:F2z5vZ+d
この場合には、嶺厳が女王さまでしょうか?>女体化嶺厳と独眼鉄
独眼鉄をいたぶる女王様の嶺厳をあとから懲らしめにくる桃・・・・
本当にどっかのAVみたいな設定で良いかも
80名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 22:49:50 ID:E78olamb
本当にどっかのAVみたいだw
誰か書いてww

自家発電出来んかと思ったけどどうにもならなかったorz
81名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 01:49:16 ID:I9cEsL4u
>42サンマダカナァ・・・
82名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 19:31:13 ID:HT/q87qb
ほしゅ
83名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 02:27:15 ID:84EVmzDX
エジプト系美女ファラオのクレオパトラの舞いに誘われるというのもいいかもしれない

でも耳コキはいやだ
84名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 03:05:13 ID:WmvOecvQ
sage
85名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 13:15:41 ID:lIrSVCge
OH!の方の「女塾」どうだったの?
86名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 20:41:12 ID:aEzU21gE
保守
87名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 12:37:27 ID:spb8k3fl
88名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 09:38:09 ID:EixfA5Mj
保守
89名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 16:57:49 ID:p30MYyh1
保守
90名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 22:45:47 ID:V8j4fxCC
スレタイ魁だけど、暁はどうなの?
91名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:37:35 ID:u2GGYO2I
保守
92名無しさん@ピンキー
なんかもう、女体化とか言っても無理
どうしたって筋骨隆々の野郎しかイメージ浮かばない