アルトネリコ 世界の終わりで〜 その2

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366名無しさん@ピンキー


「何だよ、コレ!」
「何って・・・手錠だよ?グラスメルクって便利だよね、何でも作れて」
「そんな事を聞いてるんじゃない!何でこんな事するんだよ!?」

そう、朝、目を覚ましたら両手両足を手錠でベッドに繋がれていた。遊びは多少はあるが、とても自力での脱出は出来そうにない。

「何でって・・・ライナーを私のものにしようと思って」
「な・・・」

まるで今日の献立でも告げるような軽い口調。だが、その目には尋常ではない光が灯っている。

「・・・・訳の分からないことを言うのはよせ、オリカ。俺は誰のものにもならない」
「うん、分かってるよ。ライナーは優しいもんね」
「何を言って・・・」
「だから誰かを選ぶ事なんて出来ないんだよね?選ばれなかった子が悲しむのが嫌なんだよね?大丈夫。私は、私だけはちゃんと分かってるから」
「オ、オリカ・・・」
「そう、ライナーのことが本当に分かってるのは私だけなんだよ?」

舞台に立つ女優のようにうっとりと語るオリカ。自分の背中が総毛立つのを感じる。

「だから、ライナーを私だけのものに、私をライナーだけのものにするの。そうすれば他の人なんか誰も要らないよね?」

言いながら、ゆっくりとこちらに覆い被さってくるオリカ。
ここまでくれば、彼女が何をしようとしているかなど明白だった。止めるべきだ、そう理性が叫ぶ。こんなのはいけない―――
だが。

こちらの頬をくすぐる髪から漂う甘い香り。

こちらに覆い被さった彼女のやわらか過ぎるほどの肢体。

こちらを見つめる彼女の情欲に染まった瞳。

「らい、なぁ・・・」

この感覚は恐怖だろうか。それとも期待だろうか。分からない。でも。
そんなことは、どうでもいいと思った。

俺は、陥落した。
367名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 12:04:01 ID:QiuPIoSe
「ん、ちゅ、ぷぁ・・・んっ・・・ん・・」
「オ、オリカ・・・」
「ちゅる・・ん・・・ぷは、・・・・もう出そう?まだ、出しちゃ駄目だよ?」
「でも、もう・・・」
「だらしないなぁ、ライナーったら。まだ始めてから一時間しか経ってないよ?また少し休憩だね」
「そ、そんな・・・・・・」

この調子で何度も何度も射精の直前で止められ、既に快楽なのか苦痛なのかすら分からない。いっそのこと自分でしごいて射精してしまいたいがベッドに手錠で繋がれた現状ではそれも叶わない。ただ、一刻も早く、吐き出してしまいたい、それしか考えられない―――

「つらい?つらいでしょ、ライナー?でも、私はもっとずーっと焦らされてたんだよ?だから、これは罰なんだよ?」
「俺は、そんなつもりじゃ・・・」
「でも・・・ライナーの態度次第では、そろそろ許してあげても・・・いいよ?」

言いながらするすると着衣を解いていく。眩しいほどに白い裸体、童顔に相応しい薄い恥毛、それとは対照的な大きめの乳房が目に飛び込んでくる。

「ね・・・私、どうかな?」
「あ、あぁ・・・綺麗だと、思う・・・」
「嬉しい・・・」

現状も忘れて、見惚れていた。それ程に、彼女は美しかった。そのままなら彫像として飾ってもおかしくないほどには美しい。そう、そのままなら。
躊躇いなくこちらの顔の上に馬乗りになり、にちゃり、という粘着質な音と共にゆっくりと自ら秘部を割り開く。こちらの性器を舐めながら興奮していたらしい。

「ねぇライナー、舐めて?ちゃんと私にもしてくれたら、今度はこの中で、思いっきり射精させてあげるよ?」

・・・本来、これは屈辱的な事なのかもしれない。ぼんやりとそんな事を考える。でも、仕方がない。この状況では、仕方がないことだ。
そうやって自分に言い訳ををしながら―――幸いにも(不運にも?)これが詭弁であると理解する程度の理性は残っていた―――みっともなく首を伸ばし、彼女のソコに口づける―――

「あ、ふぁ・・・・舌、きもちいい・・」

恍惚とした表情で肩を振るわせる彼女に、少しだけ一矢報いたような気になる。

「ライナーが、ライナーが、私の、舐めてるよぅ・・・うれしい・・・・」
368名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 12:04:46 ID:QiuPIoSe
どうしたらいいのか分からず、とりあえず次から次へと湧き出してくる液体を舐め取る。
何となく甘いような、酸っぱいような、果実を連想させるような味。

「あぁ・・・私の、飲んでる・・・・」

ふと思いつき、秘部の上の方にある肉の芽のようなものを舌先でつついてみる。

「ひ・・・・っ!」

びくん、と背中を反らすオリカ。今までの部位にない劇的な反応。俄然調子づき、そこを重点的に責め立てる。

「あっ、ちょ、ら、ライ、な、あ、あぁぁぁぁぁっ!気持ちいいよ、それ、気持ち、いい、よぉっ!」

さらに舌を中に差し込み、かと思えば周囲に這わせ・・・思いつく限りのパターンを試してみる。

「あ、イッちゃう、イク、ライナーのしたで、い、ぁ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

悲鳴に近い嬌声を上げながら達したオリカ。それと同時にどぷり、と一際粘度の高い愛液を吐き出し、ひくひくと痙攣する秘部が目の前一杯に広がる。
頭がぼんやりとする・・・・この液体には、思考能力を奪う効果でもあるのではないだろうか?
達した余韻に体を震わせて荒い息をつくオリカを見ながら、そんな事を考えていた―――




「あっ、あっ、いい、気持ちいいよライナー、もっと突き上げてぇっ!」

四肢は相変わらず拘束されたまま。こちらに馬乗りになり真っ白な体を踊らせるオリカを下から滅茶苦茶に突き上げる。
もう何度彼女の中で射精したか分からない。結合部から溢れ出した精液と愛液によって腰の辺りがベトベトになってしまっったが、それでも動きを止める事が出来ない。まるでそれしかできない生き物になったかのような―――

「あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

何度目かの絶頂を迎えるオリカ。まるで搾り取るように蠢動する膣に、抵抗することなく精液を吐き出す。

「あ、あ、スゴ、いっぱい・・・」

こちらが何度も放ち、それを子宮で受け止める度に、腰を震わせうっとりと頬を緩めるオリカ。

「おなかのなか、ライナーのでいっぱいになってるよ・・・・?」

言いながら、愛おしそうに自らの下腹部を撫でる。その表情は、淫らなものなど欠片もなく、まるで我が子を愛おしむ母親のようで・・・

「―――なぁオリカ、もうこの手錠外してくれよ」
「駄目だよ。だってそんなことしたらライナーはすぐに他の子のところに行っちゃうもの。・・・・・でも、もう十分かな」
「・・・・?何を、言って」
「今ので私はライナーのものになったから、今度はライナーを私のものにするの」
「・・・・え?」
369名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 12:05:35 ID:QiuPIoSe
「他の子のところへ行っちゃう足も要らない。他の子に優しくする手も要らない。別に無くてもいいよね?今日だって手も足も使わなくても愛し合えたもんね?」

言いながらにっこりと微笑むオリカに、今までどんな戦闘でも感じた事のない類の恐怖を感じる。表情は相変わらず聖母のようで、それが殊更恐ろしい―――

「大丈夫だよ、ライナーがイモムシみたいになっちゃって一人では何も出来なくなっちゃっても私が全部面倒見てあげるから。ご飯だって毎日私が食べさせてあげるし、Hなことだって毎日してあげるよ?」

だからいいよね? と首をかしげるオリカ。ほどかれた栗色の髪がさらりと揺れる。

「よいしょ・・・・っと」

オリカが部屋に立てかけてあった愛剣を引き摺ってくる。あれを使えば、彼女の細腕でも自分の腕や足の一本や二本、簡単に落ちるだろう。

「や、やめろ、オリカ!」

がむしゃらに暴れるが、手錠はじゃらじゃらと音をたてるだけで一向に外れる気配など無い。

「あぁ・・・・これでライナーを全部私のものに出来るんだ・・・・幸せ・・・・。何でもっと早くこうしなかったんだろう?」
「だ、誰か!助けてくれ!ミシャ、シュレリア様ッ!!」
「――今だけはその人たちの名前を呼んでも許してあげる。でも、これからは私のものになるんだから、私以外の女の子の名前呼んだりしたら許さないからね?」

言いながら、ゆっくりと近づいてくるオリカ。

「そんな怯えた顔しないで、ライナー。怖いかも知れないけど、これは私達が幸せになるために必要な事なんだよ?大丈夫だよ、ちょっと痛いかも知れないけど、すぐに終わるから」
「や、やめ」



「ライナー、愛してる。殺したいぐらいに」
370名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 12:07:27 ID:QiuPIoSe
はいごめんなさいやっちゃいました。石を投げないで下さい!最初は純愛の筈だったんです、嘘じゃないです、でもオリカが私の意志に反して勝手なことをするんです。
お詫びといってはなんですが別ENDを用意したので下をどうぞ↓


「―――――――――――――――――――――――――ッ!!!!!」
「きゃっ!」

手は、足は!?

「ちゃんと、ある・・・・・・」

震えるような呼気をゆっくりと吐き出す。

「夢、だったのか・・・・・」
「あの・・・ライナー?」
「でも・・・・どうしてあんな夢を・・・?」
「ライナーってば!」
「え、しゅ、シュレリア様!?」
「もう、まだ寝ぼけてるんですか?」
「あ、いや、すいません!わざわざ起こしに来てくれたんですか?」
「いえ、違いますけど・・・・もう、一体どんなユメを見てたんですか?」

言いながら少しむくれた顔のシュレリア。

「えっと、その・・・・」
「・・・・・Hなユメ、とか?」
「いっ!?」
「・・・まぁ、いいです。それ、私のせいかもしれませんし・・・・」
「え?シュレリア様・・・・?」
「・・・・・見て。ライナー・・・」

言いながらシュレリアは両手を広げ、その上に口からゆっくりと唾液を垂らす。・・・いや違う、アレは・・・・

「朝からすっごく濃かったですよ、ライナー」

ちゅるちゅると音を立てながら手に垂らしたソレをすすり上げ、一滴たりとも残すまいとするかのように手をぺろぺろと舐める。
あまりの事に意識がついていかない。

「シュ、レリア、様・・・・」

何か行動の指針があったわけではないが、じっとしていられずにあわてて身を起こし

じゃら

「え?」

いつの間にか両手両足に鎖が繋がれていることに気付く―――――

「ねぇ、ライナー。私、とっても素敵なことを思いついたんです」
「え?」
「私とライナーがずっと、ずうっと一緒にいられる素敵な方法です」

言いながらゆっくりとウサギ型のナニカを取り出す。


「ライナー、大好きです。愛して、います―――」
「みゅっ」