私の作品がなんか波紋を呼んでるみたいですね。
まぁ、人それぞれ考えることは様々だと思います。
ボクは、それで良いと思ってます。
>>484、
>>488さん、応援ありがとうございます。
>>494さん、とりあえず向こうには誰かさんが、コピペしてくれたのですが
どうしましょうかね。
なんだか、こっちでいいみたいな気がしますが・・・
とりあえずそんなわけで。・・・(だからどんなわけやね〜ん!(`3´)シ(ノ=゚ω゚)ノ)
みなさんお待たせしました。「やす菜の心が開く時・・・」連載2回目、
投下したいと思います。また暇つぶしにでも読んでやってください。
では、どぞーヽ(´ー`)ノ
第一章:「葛藤」(1/4)
1
暗い部屋の中でアロマテラピーの炎がゆらりと揺らめいている。
机に座って、フォトスタンドを眺めながら私は、あの男の人の言葉を頭の中でゆっくり
繰り返していた。
------新しい環境に”自らの意思で”身を置き、適合しようとするための努力が
この症状の克服の鍵・・・-------
私の意思で生活を変える・・・これがどんな意味を持っているのか、私はすぐに
理解できた。
でもそんなこと、今まで考えたこともなかった。
物心ついた頃も、普通に男性が見えてなくて、自分の父親の顔さえわからなかったから、
これは一生続くものだと思ってた・・・。
でも、はずむ君が私の前に現れたことで、世界が変わった・・・。
私ははずむ君なしでは生きていけない・・・
生活を変えるということは、はずむ君とお別れしなきゃいけない。
お別れ・・・・・
「嫌!絶対!!はずむ君と別れるなんて・・・・・」
私は頭を振った、髪の毛がバシッと顔に当たる。
はずむ君は私の全て・・・それなのに、別れるなんて到底考えられない・・・・・
目頭から雫が流れた、ポロポロと零れ落ちる雫は、フォトスタンドの表面を濡らしていく。
でも、はずむ君から離れないと、またいつ何処であの恐怖が蘇るかわからない・・・
わたしは、田舎の駅の出来事を思い出した、とまりちゃんがはずむ君にキスをして
いたあの時のこと・・・・・
あの時、とまりちゃんが裏切ったと思った瞬間、私の目はとまりちゃんもはずむ君も
見えなくなっていった。
怖い・・・あの見えなくなる瞬間が、私の頭の中で何度も繰り返される・・・
「わ゛あ゛ぁ゛ぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
私は声を上げて机に泣き崩れた。
涙が止まらない・・・こころの底からあふれ出てくる何かが、私の瞳を熱くし、
雫となって私の頬を伝う・・・どんどん・・・どんどん・・・とめどなくあふれ出てくる・・・。
私の頬を伝ってフォトスタンドに流れていく。スナップのはずむ君が滲んでいく・・・。
「はずむ君っ・・・私はっ・・・私はっ!!」
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