乙なのだわ
5 :
蒼い子:2006/03/15(水) 11:07:33 ID:tvU2H7eE
三人で白濁の戯れ 前編
放課後
「ふふ・・・こぉんなに大きくしちゃってぇ」
蒼星石の前に跪いて、スカートを押し上げる肉棒を愛おしそうに撫で上げる水銀燈。
水銀燈は上目遣いで蒼星石を方を見つめる。
彼女は顔を真っ赤にして目線を外しているが、科学実験室に漂う独特な薬品の匂いと
ある種の開放感が蒼星石の理性を痺れさせていく。
気づけば、自分の卑しい肉棒を撫で続ける水銀燈をぼぉっと見つめていた。
「・・・あの、お願い。僕の・・・アソコ・・・舐めて・・・」
恥辱と期待で、小刻みに熱っぽい息を繰り返す。
射精するまでのエッチな行為を想像するだけでペニスの先からカウパー汁が溢れ出した。
「アソコって、何処ぉ?ちゃんと言ってくれないとわかんなぁい」
面白くなさそうに水銀燈が肉棒から手を離すと、
亀頭から透明な粘液を垂らしつつ、それは物欲しげにビクビクと脈動した。
「んあっ・・・!!」と、感じつつも落胆の声をあげる蒼星石。
性の虜となった彼女には、もう水銀燈に従うことしかできなかった。
「・・・お願い!!僕の・・・お、おちんちん舐めてくださいっ!!」
6 :
蒼い子:2006/03/15(水) 11:08:18 ID:tvU2H7eE
潤んだ瞳で懇願する蒼星石のかわいさに背筋がゾクゾクする水銀燈。
妖艶な笑みを浮かべると、愛おしそうにペニスを頬ずりする。
吸い付くような水銀燈のもち肌に反応し、肉棒から更に多くのカウパーが吐き出された。
「だらしないおちんちんねぇ・・・蒼星石に似て、ホントえっちなんだからぁ」
唾液をたっぷりと付けた舌で裏筋を何度か舐めあげると、ぬるぬるになっているペニスの鈴口にそっと口づけた。
チュッ、という吸い付く音と柔らかい唇が触れ、その甘美な刺激に蒼星石の体がビクッと震える。
惜しむようにペニスから唇を離すと、その間に粘つく糸が引いた。
「いい?私がしゃぶってる所をずっと見ておくのよぉ?視線を外したら、やめちゃうからぁ」
完全に勃起したガチガチの肉棒を、馴れた手つきで擦りつけながら囁く。
水銀燈の長く細い指が亀頭部分を往復するたび、カウパーでペニス全体が粘性を帯びていく。
幾分もしない内にねちゃねちゃという音が科学実験室に響き渡る。
蒼星石は、無言で頷くと唾を飲み込んだ。
水銀燈は微笑むと、蒼星石の瞳を覗き込みながら亀頭を口に含む。
小さな口では蒼星石のペニスを舐めきれないので、頬をへこませ先端部分を集中的にしゃぶり上げる。
残った竿の部分を両手で扱きたてる。蒼星石と視線を合わせたまま。
7 :
蒼い子:2006/03/15(水) 11:09:23 ID:tvU2H7eE
柔らかい唇で敏感なカリ首を刺激されたり、両手で卑猥な音をさせながら竿を扱きあげられ、その快感についつい腰を引いてしまう蒼星石。
しかし、その様子を見た水銀燈が微笑んだ瞬間を境に射精まで上り詰めてしまう。
「あっ・・・駄目・・・でちゃう!!」
無意識に目を瞑り射精を我慢しようとした刹那、不意に水銀燈がペニスから口を離した。
どうして?と言った顔で水銀燈を見る蒼星石。
「だからぁ、視線外しちゃ駄目って言ったでしょぉ?」
血管が浮き出たカチカチの男根が射精の快感を求めて、上下に揺れる。
蒼星石の意思とは関係なく動き回るペニスをチラリと見た後、水銀燈は立ち上がった。
「そう言えば、忘れてたわぁ。あなたにプレゼントがあるのよぉ?」
そう言いながら、隣接する準備室のドアへと向かう。
蒼星石をこちらに来るように手で合図すると、準備室の中へと入っていく。
射精させて貰える・・・と考えた蒼星石はスカートからはみ出すペニスを隠さずに後についていった。
8 :
蒼い子:2006/03/15(水) 11:11:14 ID:tvU2H7eE
案外、私が考えていたより長くなりそうなので前編だけでも。
ジュンがマゾなのは決定済みとして、
蒼星石、おにんにんENDかおまんまんENDにするかで
かなり苦労してたりします(笑
>>8 せめられる蒼い子いいね。GJ!!
おまんまんEND希望です。
>>1 乙!!
>>8 マジでktkr!!
描写が上手い、もといエロい!www
おもわず息子が大変な事に!!w
wktkが止まらないです!!
「これでいいか?」
一応これなら着れるだろうという古着を探し出し、見せてみる。
「んー、ちょっと恰好悪いけど、それでいいわ」
首を傾げ、頷く。やっぱりこんな服は嫌なんだろうなぁ。黒に赤でHAPPYなんて服。
その色合いでは幸せなど全く感じさせない。コレを作った奴はどういうセンスをしてるんだ。
「ごめんな」
謝って、その服を水銀燈に渡す。
「どうして謝るの?」
少し驚いた顔をして水銀燈が言う。そんなのどうしてか、って当たり前じゃないか。
僕が水銀燈の服に精液をかけて、しかもこんなダサイ服を着せることになってるんだから。
「僕のせいだからな。今度替えの服作ってやるよ」
「あら、私は気にしてないわよぉ?でも、ジュンが服を作ってくれるなんて嬉しい」
「あんまり期待するなよ」
フフと微笑む水銀燈。前まではこんな表情、見せたことがなかった。
愛おしい。頬を染めるその瞬間は人形を思わせない。まるで人間だ。
彼女が人形だなんて思えない。それは人形を愛してしまったという僕の現実逃避か。
いや、そんなことはない。きっと、彼女は――
「人間だよ」
「何か言った?」
着替え中の水銀燈が僕に振り返る。胸が露出したままだ。
「いや、なんでもないよ。それより早く服着ろ」
「何よぉ。あんなコトした仲なのに照れ屋さぁん」
さっきより胸を強調して見せつけてくる。目のやり場に困ってしまう。
「は、早くしろよ」
「はぁーい。照れなくていいのに」
するりするりとHAPPYシャツを着ていく。何だかおかしい。もぞもぞと動く黒い塊にしか見えない。
着終わった水銀燈は更におかしい。ヘッドレスとその服は全くもってセンスレス。
思わず吹き出しそうになる。
「むー、これは恰好悪いわねぇ」
「ごめんな。じゃあ、それ洗ってくるから」
黒いゴスロリ服を持って部屋を出る。とりあえず下の洗面所で石けんをつけて洗えば大丈夫だろう。
洗面所の蛇口を捻り、ゴスロリ服のスカート部分を濡らす。ツンと精液の匂いが少し鼻をついた。
石けんを手につけ、匂いが強い箇所をゆっくり揉んでいく。泡が立ち、黒い布地を白く染め、石けんの香りが漂う。
それを洗い流し、ゆすぐ。多分、これでなんとかなる。
水銀燈の待っている自分の部屋に戻り、乾かしに取りかかる。
「大丈夫なんでしょうねぇ?」
不安そうな瞳がさっきまでの自信を消し去っていく。
僕をそんな目で見ないでくれ。
「乾いてアイロンをかければ、なんとか……」
ほら、こんな曖昧な事しか言えなくなる。
「なんか不安だわぁ」
「ご、ごめん」
「まあ、失敗しててもジュンならすぐに直してくれるわよねぇ」
「そんなプレッシャーって……」
焦った僕を水銀燈はフフフと笑う。僕は水銀燈に弱い。痛感する。
綺麗で、美しくて、時折見せる大人の魅力。そんな彼女に僕は敵わない。
「でも、今日はずっとこの服なのよねぇ?」
「うん。そうなるけど」
「何だかいやらしくない?こういうのって恋人の部屋に泊まった彼女みたぁい」
「ばっ、なっ、何!?」
いきなりそんな事を言われたら困る。勝手に顔が熱くなってしまう。
「アハハ。ジュンったら可愛いー」
「う、うるさい。水銀燈が」
「えい。襲っちゃえ」
「う、うわ」
言葉のままに水銀燈は僕を押し倒した。
ツヅク……
次でそろそろエロに突入!……の予定
倉庫見ても見当たらないけど、1レス分で翠か銀とベッドインする奴って、4だっけ?5だっけ?
番号も判ったら教えてくださいだわ。
昨日のカオスの流れから一変してエロ全開ですな…GJ!
>>1 お疲レンピカ!
>>8 >>13 超GJ。
昼間から二つも拝めるとは、今日は良い日だ。
18 :
ひつまぶし:2006/03/15(水) 15:43:04 ID:nzizWDen
くそう
エロスは無理だ・・・。
19 :
('A`):2006/03/15(水) 15:55:04 ID:aaiO9ObJ
EDふたつ候補上がってるんだけど、やっぱりエロパロスレだから メグと水銀燈はヤった方がいいよね?
てかヤらせる
あと
>>1と
>>8と
>>13GJ
即死回避
メグの水銀燈も殺っちゃっていいんじゃね?
クオリティ高そうなの描いてくださいよ
めぐと水銀燈がヤっちゃっうならラブラブ甘々がいいなぁーぼかぁー
やっとカオスから開放されるのかな
いい加減カオスは飽きたゼ
カオスは面白いけど毎回されたら流石に飽きるな。
てか、SSとも呼びづらいネタ台詞だけみたいのが
ドカドカあるとさすがに……
28 :
('A`):2006/03/16(木) 00:03:51 ID:aaiO9ObJ
深夜には続きを投稿出来そうです。
そろそろ後半へ入るのでカオスは控えめに・・・
29 :
('A`):2006/03/16(木) 01:20:45 ID:yJ9bnFDm
前スレ>923の続き。てか続きを新スレに投稿していいのかなぁ・・・まだ前スレ残ってるのに
ガタッ
ジュン「もうヤダ!!」
急に席を立ち上がるジュンにドール達は驚いた。
雪華綺晶は驚いたフリをして水銀燈の胸に顔を埋めた。
真紅「ど、どうしたのだわ?ジュン」
ジュン「ど、どうしたのだわじゃねぇよ!!俺に対するお前等の態度が気にいらねぇんだよ」
雛苺「うるせぇ黙れ」
雪華「銀御姉様、怖いです」
銀「ジュ、ジュン 落ち着きなさいよぉ(くっついている雪華綺晶を突き放しながら」
ジュン「うるさいうるさいうるさい!!!もういい!!こんな家出てってやる!!」
ジュンは、そう叫びながら家を飛び出していった。
そんなジュンは放置。
この話の主人公は銀様だから。
−−−−−
ジュンが家を飛び出した後、真紅達は追いかけもせず 食後のティータイムを楽しんでいた。
銀「真紅ぅ、ジュンを追いかけなくていいのぉ?」
真紅「別にいいのだわ。ジュンの事だから、いずれノコノコと帰ってくるはずなのだわ」
雛苺「一生帰ってこなくていいの〜」
雪華「紅茶・・・美味しいです。ね?銀御姉様」
雪華綺晶の問いに水銀燈は、ぎこちない笑顔を作りながら頷いた。
30 :
('A`):2006/03/16(木) 01:27:23 ID:yJ9bnFDm
>>29の続き。日本語が、おかしい所が多々あります。すいません。
食後のティータイムの後、ドール達は思い思いの事をして時を過ごしていた。
真紅はリビングで読書をしている。
読んでいる本の題名は、「殺される側の論理」
これは、このSSの作者も持っている本である。
動物や人が殺される直前にする行動など(ry
雛苺は、のりと2人でジャスコへ買い物へ。
今日は、苺大福が安売りらしい。
雛苺は、喜びの雄叫びを上げながら家を出ていった。
それほど、苺大福が大好きなのだろう。
雪華綺晶は、いつもの遊び相手の雛苺が居ない為 大好きな水銀燈の腰に抱きついていた。
水銀燈は、まだ本来の目的が果たせていないため帰るに帰れない。
仕方なく腰に抱きついている雪華綺晶の相手をしていた。
−−−−−
午後4時
買い物へ行っていたのりと雛苺が、息を切らしながら帰ってきた。
話を聞くと、どうやら洗濯物が気になって急いで帰ってきたらしい。
空を見ると、さっきまであんなに青く晴れ渡っていた空が、黒くよどんでいる。
31 :
('A`):2006/03/16(木) 01:32:53 ID:yJ9bnFDm
>>30の続き。僕も雨は嫌いです。
水銀燈は朝観ていたTVで、アナウンサーが「今日は夕方から夕立が降りますので傘は忘れない様に〜」と言っていたのを、雪華綺晶の頭を撫でながら思い出した。
−−−−−
水銀燈達はリビングのソファーに座って、のりが急いで洗濯物を取り込んでいる姿を観察していた。
真紅「雨、もう降りそうなのだわ。」
銀「そうねぇ、私 雨大きらぁい」
雪華「銀御姉様が雨嫌いなら、私も雨嫌いです。」
真紅「あら、水銀燈が雨嫌いなんて初耳なのだわ」
銀「ジメジメするし翼は濡れるし最悪よぉ、雨なんて」
真紅「でも雨は、生活において必要不可欠なのだわ」
銀「まーねぇ・・・たまになら許せるわぁ」
雛苺「ちょwwこれ苺大福じゃねぇw肉まんだww」
そんなやりとりをしている内に、のりは洗濯物を取り込み終えた。
のりがリビングの窓を閉めるのと同時に空が光った。
雷だ。
光ってすぐに大きな爆音がした。
どうやら近くに落ちたみたいだ。
水銀燈は、雨が降り出した空を窓ガラスごしに見上げながら呟いた。
銀「それにしても・・・・ジュン帰ってこないわねぇ」
続く
いいね。なんかまともになってきた。雛苺以外w
流れ的にもうカオスssは見れないのかな
寂しい(´・ω・`)
>>31 こんな雰囲気も好きだ。引き続き、期待。
> 雛苺「ちょwwこれ苺大福じゃねぇw肉まんだww」
どうやって間違えたwww
>>33 __ __ ___ _____ _____ ___ ___ ___
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>>32 ああ、カオスではない普通に面白い話になってきたな。
雛苺はカオス空間から抜け出せないみたいだが。
結局雛苺はカオス空間にのこったのかw
いいSS作家は有益な助言だけに耳を貸す
スレでの意見を何から何まで取り入れて駄作家になるより
カオス暴走でも薄味でも、思いのまま書いて欲しい
ホンカツ読んでる真紅にクソワロ
紅いドールが赤く洗脳されるのが楽しみだ
全部消えるのではなく、ところどころにカオスが残ってると
よりカオスのおもしろさが増す気がする。
確かに。
いきなり普通になると違和感というかなんか穴が空いた感じた( ´_ゝ`)
VIPでは雰囲気違いすぎてカオスSSは無理だと思う。
やはりここでなくては…なにかNGワードを入れておいていやな人は弾ける
ようにすればいいんじゃないかな。
個人的にはあのカオスな感じが好きなので。
他のSSを投下しづらい雰囲気になってしまったのは反省すべき点だろうけ
ど。
カオスイラネ
VIPでやれ
>>43 __ __ ___ _____ _____ ___ ___ ___
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45 :
一応転載:2006/03/16(木) 16:54:46 ID:+7dhsa1S
ここで「俺のせいでスレが荒れ云々」とか抜かして
投下がニブれば駄目職人認定だなwww
荒れたスレを立ち直らせるのはマイペースを貫く職人の投下のみ
俺が描いたら絶対ウケるって
49 :
('A`):2006/03/16(木) 18:02:17 ID:yJ9bnFDm
>>33の続き。俺に空気嫁というのは無理な話です。ブヒヒ、出しゃばってすいませんっ!!
真紅「そうね・・・」
銀「心配じゃないの?」
真紅「!!!!心配に決まっているのだわ!!」
雛苺「グホッ」
真紅は、急に立ち上がり持っていた本を勢いよく雛苺に投げつけた。
あの本は分厚いよ、かなり。
図鑑並。
真紅は、何故か顔を真っ赤にして怒っている
真紅「私が!!ジュンを!!心配!!しないはずないのだわ!!ねぇ?雛苺!!!」
雛苺「・・・・」
銀「分かったわぁ、私が悪かったわよぉ。だから、そんなに怒らないでぇ、ね?」
水銀燈は立っている真紅の肩を掴み座らせようとする。
だが真紅は、それを手で振り解き拒む
真紅「こんな所で、くつろいでなんかいられないのだわ!!雛苺、ジュンを探しに行くわよ!!水銀燈は留守番をお願い!」
真紅は倒れている雛苺の腕を掴み引きずりながら家を飛び出していった。
傘もささずに。
取り残された水銀燈は、ソファーに座り残っている紅茶を一気飲みし溜め息を吐いた。
銀「素直じゃないわねぇ〜・・・・私も真紅も ふふww」
この時 水銀燈は、本来の目的など、まるっきり忘れていた。
50 :
('A`):2006/03/16(木) 18:07:19 ID:yJ9bnFDm
>>49の続き。さっき車に轢かれかけた。
ギリギリで避けた。
その頃、ジュンは近くの川の土手でホームレスのオジサンと酒を交わしていた。
−−−−−
午後6時
雨も いつのまにか止み、桜田家のリビングは夕日に照らされていた。
その夕日の明るさにソファーで寝ていた水銀燈は静かに起きた。
水銀燈は自分の腕の中で寝ている雪華綺晶を起こさない様に慎重にソファーから降りた。
家の中は、のりが台所で夕飯の準備をしている音が響いている。
この静かさからすると、まだ真紅達は帰っていないみたいだった。
銀「もう6時かぁ、もう帰ろうかしらぁ」
帰り支度を始める水銀燈
待て水銀燈!!君は、まだやり残している事がある。
帰り支度を終えた水銀燈は、桜田家のリビングの窓を開け飛び立とうとしていた。
バサッ
「待つでゴンス」
水銀燈が、翼を広げ飛び立とうとした時 後ろから水銀燈を呼び止める声がした。
水銀燈は、翼をたたみ 後ろを振り返った。
51 :
('A`):2006/03/16(木) 18:13:07 ID:yJ9bnFDm
>>50の続き。趣味はギターと罵られる事です。
そこには、包み紙を持ちニコニコとしている のりの姿があった。
銀「あらぁ、のり。おはよぉ〜 でも私 もう遅いから帰るわねぇ〜」
また翼を広げ帰ろうとする水銀燈
そんな水銀燈に、のりは持っていた包み紙を渡した。
銀「これは、なぁにぃ?」
のり「花丸ハンバーグよ。必要なんでしょう?」
のりは、ニコニコしながら答えた。
銀「え!?な、なんで!?(なんで、のりは私が花丸ハンバーグを必要としてる事に気付いたの?てか、今思い出したわぁwwww)」
軽くテンパってる様子の水銀燈の姿を見て、クスクスと笑いながらのりは言った。
のり「さっき、水銀燈ちゃんと雪華綺晶ちゃん 2人でソファーで寝てたでしょう?で、その寝顔が、あまりに可愛くて ずっと見てたのよ」
銀「・・///」
水銀燈は、恥ずかしさのあまり顔に真っ赤にしている。
そんな水銀燈を見ながら、のりは続ける
のり「そしたら、水銀燈ちゃん寝言言ってたのよ。「めぐに花丸ハンバーグ食べさせてあげるわぁ〜」って。」
銀「あ・・/////」
のり「だから、ね?コレ。」
のりは水銀燈の持っている包み紙を指さした。
グッドカオス!
53 :
PCぶっ壊れた:2006/03/16(木) 20:19:03 ID:vhf5NzoM
>>1の保管庫ですが、携帯で見た場合、かなりの数が見れなくなったりしてるみたいです…
>>4の方は、パッと見た感じ問題はなさそうですが…
>>1と
>>4の二つの保管庫って何か違いがありますか・・・?
保管されてるSSの数
「待つでゴンス」
のりかよwwww
スレ間違えたのでこっちにもう一度!
生意気な真紅が下衆なDQNに犯されたりクスリを打たれたりしてボロクズになるSSきぼんぬだわ!
そういやここってJUM×誰かばかりだが、
名無し男衆にレイープとか銀が逆レイープとかは需要無いんか?
むしろ山本君を……山本君を幸せにしてやってくれ
>>58 >名無し男衆にレイープ
いいね。
汚らしいゴミみたいな連中にレイープされるのがいい。
ありきたりだが、エロゲの『脅迫』みたいなのがいいなあ。
最終的にはもう全員陵辱されちゃいました、みたいな。
>>59 ごめん、誰だっけ。
>>1-10 >>14-1000 __ __ ___ _____ _____ ___ ___ ___
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64 :
前スレ778:2006/03/16(木) 23:26:46 ID:F682YroL
職場からこんばんわ
>>58、60
俺はそんなの耐えられない。
やっぱり幸せになって欲しいジャマイカ・・・
それに、彼女達を幸せにできる男はJUMしかいないとおもふ・・・・
愛と陵辱は紙一重
スレ違いな訳じゃないし別にいいだろ。
好きじゃないなら読まなければいいだけだし。
>>64 馬鹿!あんな甲斐性無しになにができるってんだ!?
俺が幸せにしてやるから心配すんなっての!
と、言う訳なので、凌辱だろーがマッタリだろーがщ(゜∀ ゜)шカモーン
68 :
桜田ジュン:2006/03/17(金) 00:25:33 ID:Yo1+1+7X
私の息子は凶暴です。
前スレ598のつづき…銀様いじめにもカオスにもガチ陵辱にもなりきれていない
どっちつかずけど気にしないでね。
「水銀燈、もう少し待っていて頂戴。もうすぐ翠星石が貴方にうってつけの外道を連れてくるのだわ…」
真紅は微笑を携えながら、水銀燈の顔に手を添える。
「貴方の分不相応に白い肌を、濁った白で染め上げてくれるのだわ」
これは水銀燈のためにやっているのだ、などというお題目は何処へやら、
真紅は心底嬉しそうに水銀燈の怯えた顔を眺める。
「真紅!連れてきたですぅ!」
「遅いわ。翠星石…貴方、ふざけてるの?」
「はぁっ!?な、何を言っているですか!?翠星石はこんなに急いで…」
「あら、口答えするの?」
真紅の静かな物言いに、翠星石は戦慄する。
世の中には例え自分に過失が無かったとしても、逆らってはいけない相手というのがいるのだ。
そして、翠星石にとってのそれは真紅その人なのである。
「す、すみませんですぅ!この通りですぅ!」
「…次からは気をつけるのね」
土下座しながら何度も謝罪の言葉を唱える翠星石を真紅は見ようともしなかった。
「さて、水銀燈、待たせてしまったわね」
「あなた、本当に最低ねぇ…」
「…何の話かしら?さて、貴方にぴったりのこの世で最も醜い外道…ジュンを紹介するのだわ。
ほら、ご挨拶なさい、ジュンっ」
「は、はい…」
水銀燈の目の前に現れたのは、ボサボサの髪にメガネ、一体いつから着替えていないのか、といった
風情のあるヨレヨレの衣服に身包んだ、真紅のミーディアムの姿だった。
「あらぁ、あなたのマスターじゃないのぉ?」
正直な所、水銀燈は安心していた。
真紅の話振りからすると、ケダモノ以下のミュータントが連れて来られるのではないか、
という程のおぞましさがあったが、実際につれてこられたのは自分も見かけたことのある少年だ。
…もちろん、この少年に犯されるのは勘弁してもらいたい所だが。
「…こんなクズに私を汚せるのぉ?ちょっと、真紅ぅ、期待外れねえ」
水銀燈の自分を小ばかにするような声には耳を貸さず、真紅はジュンになにやら囁く。
「で、でも…」
「早くするのだわ」
真紅に比べて、ジュンの態度は水銀燈の目から見ても頼りない。こんなクズに何が出来るというのだろう。
「わ、わかった、や、やればいいんだろ…」
ボソボソと呟きながら、ズボンをおろしはじめるジュン。
「…あらぁ、相応しいって言うのはこういうことぉ?確かにそのサイズじゃあ、
ドールでもなきゃ相手してくれないものねぇ」
水銀燈の蔑む声がジュンの心に響く……それも、良い意味で。
「はぁはぁ…」
水銀燈の刺激的なポーズと声に興奮したのか、ジュンはその場で自慰行為を開始する。
悪夢のような光景である。
「な、なによぉ…この変態は…」
ジュンは水銀燈を汚すどころか、触れようともしない。
ただ、粘りつくような視線を水銀燈の全身に這わせているだけだ。
「げひぇ…へ、へへへ…」
ジュンの声が粘着質のように水銀燈の耳に残る。最悪の気分だ。
「ちょっと、真紅ぅ…これは一体なんなのよぉ…」
だが、真紅は蒼星石や翠星石を一緒にその情景を笑いながら見ているだけで
その質問に答えてはくれなかった。
「まったく、慣れというのは怖いものだわ。最初は球体関節に拒否反応を示していたような
クズが、今では私の一声で情けない茄子をしごき始めるようになるなんて」
「…それもこれも、真紅がジュン君のオカズを強制的に指定し続けたおかげだね」
「あら、ジュンには最初から変態の素質があったのだわ」
「確かにね。そうでもなきゃピグモンやジュアッグのドールを筆頭に、歴代総理、
歴代ノーベル賞受賞者なんかには欲情できないからね」
「そして、ジュンはとうとう水銀燈のような出来損ないでも欲情できる究極の変態になったのだわ!」
真紅のわざとらしい笑い声が響く。
「ば、馬鹿にしないでぇ!」
さすがに、ガラモンの着ぐるみ流用しただけの不細工や中曽根と一緒にされてはたまったものではない。
水銀燈はこの間抜けな空間において自分が最も滑稽な存在であるかのように扱われているのが
どうしても我慢ならなかったのだろう。もっとも、真紅がそんな講義に耳を傾けるわけが無いのだが。
「はぁっはぁっ!はぁっ!はぁっ!」
ひたすらに不快なジュンの声はさらに勢いを増している。昇天も近いのだろう。
「そろそろね…翠星石、如雨露を貸して頂戴」
「え…どうしてですか?」
「…」
「は、はい、わかりましたですぅ!」
…はっきり言って、貸したくない。だが、逆らえるわけも無い。
「はぁっはぁっ!はぁっ!ああ、水銀燈!水銀燈!」
ジュンが水銀燈の局部を凝視するのを中止して、その瞼を閉じた。
「う、うう…最低よぉ…」
ジュンの瞼の裏にどんな情景が浮かんでいるのかは誰の目にも明白だった。
「ジュン、そろそろ出すのね?」
「は、はいっ、はぁっはぁっ!真紅様っ!」
ジュンの態度は、ここに連れて来られた時のものとは豹変していた。
明らかにこの状況…自分の自慰行為を眺めてもらえるというシチュエーションに酔い痴れていた。
おそらくは、ここしばらくの彼の青春行為は全て人形たちが鑑賞する中で行われていたのだろう。
「ジュン、この如雨露の中に出すのだわ」
「そ、そんな!?」
「は、はぁっ!?」
水銀燈よりも早く、翠星石が悲鳴を上げた。
だが、真紅が一瞬だけ自分の方を睨んだのが見えたので、すぐに貝のように口をつぐむ。
「うっううっ!はいっ!はいっ!」
真紅から渡された如雨露を左手に抱え、まるで尿検査の日の朝のようなスタイルになるジュン。
こんな奴の欲情の対象になっている、というのが水銀燈には嫌で嫌でたまらなかった。
「あ、はぁぁっっ!で、でゅっ!」
一際気味の悪い、上ずった声をあげてジュンが果てる。
真紅から言われたとおり、律儀に自分の股間に翠星石の如雨露を押し当てる。
「うっ!うっ!うーーっ!!」
「さ、最悪ですぅ…」
翠星石は涙を流しながら、なんとか抗議したい心を収める。
「あら、こぼれているわよ?」
「す、すみませんっ」
ジュンはこぼれかけていた自分の雫を指で掬い上げると、それを如雨露へ注ぐ。
ベタベタの手で触られただけに、如雨露の取っ手は白濁した液でテカテカしていた。
「翠星石、悪かったわね。如雨露を返すのだわ」
「ひ、ひぃっ!?」
正直、いりません、と首を振る。だが、真紅の言いつけを断るわけにもいかないし、
そもそもあの如雨露が無いと困るのだ。
翠星石はこの世の終わりのような表情でジュンからMy如雨露を受け取る。
「ううっ…くせえですぅ…我慢ならねえですぅ…」
きつい匂いと指先に絡みつく嫌な感触が翠星石を打ちのめす。
「さすが、1ヶ月禁止しただけあるのだわ…」
真紅は一人だけマスクをして如雨露の中に溜まったものを眺める。
確かに、人間の分泌した液としては異常な量だ。
「これだけあれば、水銀燈を綺麗にデコレーションしてあげられるのだわ」
「じょ、冗談きついわあ…」
悪夢のような光景がやっと終わったと思ったら、次はいよいよ自分の身に直接的な
被害が及ぶのだ。このような状況ともなれば、先ほどまで余裕すら覚えていた水銀燈であっても
戸惑いを覚えずにはいられない。
いや、むしろ水銀燈をこのような心理に追いやったことも、真紅の策謀通りなのではないだろうか、
思わずそんな深読みをしてしまう。
「さて、水銀燈。貴方、シャワーと一気飲み、どちらがお好き?」
「す、好きなわけ無いでしょぉ!」
水銀燈はほとんど泣きそうな表情で叫ぶ。
「じゃあ、別の所の方がいいのね。そうね、翠星石、ここに如雨露を突っ込んで頂戴!」
真紅が水銀燈の局部を指差す。
「ちょ、し、真紅ぅぅっ!?」
「は、はいですぅ…」
涙をだらだら流しながら、翠星石は如雨露を水銀燈に向ける。
「水銀燈…貴方が人間なら、これももっと楽しくなるのに、本当に残念なのだわ」
「や、やめなさいっ!や、やめてっ!い、いやぁっ!めぐぅっ!めぐ、助けてぇっ!!」
「一気にいくのだわ!」
「もうどうにでもなりやがれですぅ!」
如雨露がグイグイと乱暴に水銀燈の局部に押し込まれていく。
「ぎ、ぎぃぃっ!?いっ!いぁっ!?あ、ああああっ!!」
最初に来たのは、妙に表面がベタベタした如雨露の嫌な感触、その次には如雨露の
独特の形状ゆえに襲ってくる痛み。
「ひぃっ!ぎぁっ!ぬぃ、抜いてっ!抜いてぇぇっ!」
「あら、暴れると途中でこぼれてしまうのだわ。勿体無いのだわ」
真紅は姿勢を固定された水銀燈が精一杯体を揺り動かして屈辱を表現している様子が
愉快で愉快でたまらないらしく、とても楽しそうに笑っている。
「ほら、奥まで届いたですぅ!もうズボズボですぅ!」
やけくそ気味な叫び声をあげる翠星石。
「じゃあ、半分ほど注いであげて頂戴!」
「い、いやああああああっ!!」
なまぬるい何かが自分のなかに満たされていくのを感じて水銀燈が絶叫する。
「ひーーーーっひっひっひぃ!おらおらっ!孕みやがれですぅ!!」
もう、楽しいのか悲しいのか怒っているのか笑っているのかもわからない
涙でべちゃべちゃの表情で、翠星石も絶叫する。
「おほほほほほほっ、水銀燈、良い顔なのだわ!お似合いなのだわ!」
そして、愉快な気分のあまり、ネジがすっ飛んでしまったかのような真紅。
「……」
出すもの出してちょっと素に帰っちゃったジュンはその情景を唖然と眺める。
「まさに、地獄のような光景だね」
いたのかいなかったのかも微妙な蒼星石も、さすがに呆れたのか、
困ったような顔をしてことの成り行きを見守っている。
だが、この状況でも女としての本能が昂ぶっているのは確かなようで、
真紅が持って帰らせたはずの夜のくんくん人形を強く抱きしめている。
もっとも、真紅専用であるこのぬいぐるみを使用するのは流石に躊躇われたのだが。
「さあ、翠星石!水銀燈に大好きな乳酸菌を採らせてあげるのだわ!!」
「へい、ですぅ!!」
「い、いやあっ!うぶぉっ!」
勢いよく抜かれた如雨露の先っぽが水銀燈の口に差し込まれる。
「んん…っ!?うっうぅんぐぅぅっ…」
「水銀燈っ、溢したらどうなるか、わかっているわね?」
「うぅぅ…ぐ…っ」
あまりの気持ち悪さに水銀燈は吐き気を覚えるが、やけくそ翠星石が
右手で思いっきり水銀燈の顎を固定してしまっているため、吐き出すことも出来ない。
結果、口内に残ってしまうのと飲み込むの、どちらがいいのかを天秤にかけ、
結局飲み込むことにする。屈辱と不快感で涙が出てくる。
それら、水銀燈の苦しみ全てが真紅を喜ばせる。
「おほほほほほほっっ!!水銀燈っ、乳酸菌飲んでるぅ?なのだわっ!!」
「ぐぅ…ぐぇ…う、ううぅ…」
ようやく地獄の如雨露から柔らかな唇を開放された水銀燈だったが、
あの嫌な感触は消えそうも無い。
必死で喉の奥に流し込まれたものを吐き出そうとするが、どうにも上手くいかない。
そして、嗚咽しながら咽び泣く水銀燈の姿を、真紅は「みっともない、そんな姿を晒して、
乙女として恥ずかしくないの?」といった表情で眺める。
「う、うう…うぁ…うう…めぐ、めぐぅ…」
自分がどれだけ情けない状態なのかを感じて、水銀燈はさらに涙を流した。
「翠星石、あとどれぐらい残っているの?」
「…よ、4分の1くらいですぅ…」
「じゃあ、そろそろ食後のシャワーが必要ね。おもいきりぶちまけてあげて頂戴」
「は、はいですぅっ」
翠星石が思いっきり如雨露の残りを水銀燈にぶっかける。
結構な量が自分にも降りかかるが、既に翠星石も正気を失いつつあるらしく、
そんなことを気にかけてはいないようだった。
「う………あ…めぐ…めぐぅ…」
「おほほほほほほほほほっ!!白濁燈の完成なのだわ!」
強烈な臭気が辺りを包む。この場にいる約1名を抜かした全員が全員、
早くのこの夜が明けてくれないものかと思っていたが、
この宴の主催者の気分は昂揚する一方のようであり、
それはこの狂気の夜がまだ終わりを告げてはくれないのだということを示していた。
(´・ω・`)つづく(´・ω・`)
なんでだろう・・・俺、おっきしちまったよ・・・。
簡単に言うとGJ!!ってことです
最高だ・・・・。
すばらしい
78 :
前スレ778:2006/03/17(金) 00:47:10 ID:6CMlbQJ9
>>66,67
ああ、そういう意味じゃないんだ。
ただ、俺はもう人形達は十分に苦しんでるようにしか見えないからさ・・・。
それでもおっきする俺の息子。
ダメだ・・・保存媒体がないからSSすすまねぇよ・・・orz
誰かいい案あったらplz
>>78 保存媒体が無いってのがよく分からんが、とりあえず原稿用紙と鉛筆で書いてみてはどうか。
あと、十分に苦しんでいる彼女らに、陵辱という名の解放を与えてあげることは良いことではないか?
快楽に身をゆだねてしまえば苦痛を感じずにすむYO。
>>79 ま、結局個人の趣味だよな
JUMのJは自分のJとか考えられる奴は他の奴に陵辱とかは嫌だろうし
で、そう考えられない奴はオリキャラとかだしてそれに犯させたりするんだろう。
俺としては前述派だからそれは解放じゃねぇwwwwとしかいいようがない
陵辱嫌いな奴は嫌いでいいんだが、
いざの時ファビョったりせず苦手なのはスルーしてほしい
こと、この板という場においては、有って当然な物なんだから
まぁ俺はDQNとかにまわされるようなSSの時だけ注意が欲しい
結局俺個人の考えだから。
誰かが自分の考えばっか押し付けんなとかいってきそうだけど
事前に警告してもらえればいいのだが…
おおおおおおおおおおおおおおお!!
続くのか!!!期待してるぞ!!(´・ω・`)氏いい!!
85 :
双剣:2006/03/17(金) 02:18:55 ID:WZwj3GmU
>>46 ばっかおめえ、読み物スレは書く側と読む側のどちらが欠けても成り立たねえじゃねえか!
みんなで楽しくやろうぜ
前スレ948の続き投下。
86 :
双剣:2006/03/17(金) 02:19:32 ID:WZwj3GmU
姫という名のアリスの座をかけ、ローゼンメイデンたちの戦いは続いていた。
続くということはつまり時間の消費。そして開演は本日お昼過ぎ。
ぶっちゃけるとこんなことしてるヒマはない。ボランティアでも時は金。
「そういうことだからお前ら、ジャンケンなり何なりでさっさと決めろ」
乗り気でなかった割には真面目に取り組んでいるところあたり、ジュンの人の好さが窺える。
一方、いつまでも睨みあうことは当人たちに取っても本意ではない。
そんなわけで、勝負の行方は運と心理読みが物を言うことと相成った。
「言っておくけれど、後出しなんて幼稚な手は禁止よ」
「最初はグーとか言っといてパーを出すのもなしですよ。出し遅れたら無条件で負け……というのはどうです?」
真紅と翠星石の言葉に水銀燈はふむ、と口元に手を当てて壁にかかった時計を見る。
「それでいいわ。公平を期すために、あの時計の秒針が0秒の位置に来たと同時に出すのはどう?」
その提案に二人は頷き賛成の意を示す。
残る時間は約30秒。無音の緊張が場に張り詰めた。
「それにしてもあなたたち、案外大胆ねぇ」
「……なんのことかしら」
「……なにがですか」
ジャンケンとはルールこそ単純なれど、故にこそ絶対的優位というものがない。
そのないはずの優位に立つ方法があるなら、それは心理戦に置いて相手を制することに他ならない。
よって。この水銀燈の言葉に惑わされまい、しかし精神的余裕をなくすまいと、あえて二人は応じるという選択をとった。
「あらあらおばかさぁん。ほんとに何も考えてなかったのぉ? 子ども向けのお芝居と言ったら定番でしょ?」
露骨な挑発。
二人は言葉を返さずに、時計の秒針へと視線を向ける。
残り15秒。やや長い。そして今の物言いからして……こちらの意識を会話に引き込み、『出し遅れ』に陥れようとしている!
(ふっ……挑発の行為自体は相変わらず上手いけど、内容が甘すぎるのだわ)
(そう易々と引っかかってたまるかです)
87 :
双剣:2006/03/17(金) 02:20:37 ID:WZwj3GmU
相手の心理攻撃に屈する事なく気丈でいる―――。
そうしていれば相手の策略に落とされる事はない。こちらから反撃したいところではあったが、残る時間では難しい。
せめて舌打ちする水銀燈でも見てやろうと、紅と翠は薄く笑みを――
「こういうの、主人公とお姫様のキスシーンがあって然りって知らないのぉ?」
――浮かべ切らない中途半端は表情のまま時を止めた。
きす。接吻。口付け。
それぞれの脳内でお姫様衣装に身を包んだ自分の姿が展開された。
そして雰囲気の出るメロディをバックにジュン――二人の脳内では必然の如く主人公がジュンになっていた――と見つめあい、
ジュンがこちらの頬を優しく手で覆って微笑みを向け、こちらは高鳴る胸を押さえもせずその手を覆い返す。
朱に染まった頬には自然と幸福に満たされた微笑みが。ジュンを見つめ潤む瞳はやがて躊躇いなく閉じられる。
ジュンは空いた方の手をこちらの背にまわし、引き寄せ、そして―――
ぼんっ
そんなベタで濃いイメージに、真っ赤になった二人の頭から勢いよく蒸気が噴き出す。
だがしかし! もしこの聖少女領域を他の女に奪われたら!?
――そんな思考にかけること約10秒。
微動だにしない二体の氷像の顔色だけが赤くなったり青くなったりする様を水銀燈だけが余裕の笑みで鑑賞し……
そして、刻限来たる。
「あは、勝っちゃった勝っちゃったぁ〜♪」
声にはっとするが今や遅し。
場に出た腕はただ一本。その手が作る形はチョキ。
「ジュ〜ン〜〜♪ 私が勝ったわよぉ〜♪」
姉は強し。
黒い天使が掲げるピースに、敗残兵はくずおれた。 _| ̄|○ill lliorz
88 :
双剣:2006/03/17(金) 02:21:20 ID:WZwj3GmU
「……ふう」
とりあえず一息つく。
ジュンが話している間、めぐは面白そうにくすくす笑っていた。どうやら楽しんでもらえたらしい。
「ふふ、意外ね。水銀燈って真紅と仲悪そうだったけど、そうでもないのね」
「今でも思い切り仲悪いんですけど……」
確かに昔と比べれば随分マシかも知れないが、家の中でケンカする都度、修復のために力を吸われる身としては笑い事じゃない。
「それに、水銀燈にもそんな楽しそうにする時があるのね。私の前だといつもツンツンしてるのに……ちょっと妬けるかな」
「え、あ、いや……」
今までの回想はところどころ掻い摘んでいるので(ジャンケン中の会話はジュンにも聞こえていないので伝えようがない)
自分と水銀燈の関係については悟られていないだろうと思っていたが、女の勘というのはその程度易々と見抜いてしまうのだろうか?
ギクリとジュンが身体を強張らせるが……
「あは、冗談よ冗談。思った通り真面目なんだね、君」
鈴のように笑うとはこのことか。
ころころころころ愉快に笑うめぐにしばし呆気にとられ、からかわれたと気付き羞恥に顔が赤くなる。
「ふふ、本当に素直ね」
「あのー……」
「あはは、それで? その後どうなったの?」
「え? えーと……」
上手く流されたなと思いつつ、ジュンは続きを思い出そうとする……が、
「……どうなったんだっけ」
話を途中で区切ってしまったせいか、再び記憶に霞がかかってしまった。
もしかしてあの後に真紅たちがキレて大暴れでもしたんだろうか? それに巻き込まれてここに運び込まれた?
89 :
双剣:2006/03/17(金) 02:22:08 ID:WZwj3GmU
「ええと……」
いや、多分違う。はっきりとは思い出せないが、あの後の記憶は確かにある。
やはり途中で話を止めてしまったのが不味かったのだろうか。
「思い出せないの?」
「えっと……すいません」
今まで楽しげに自分の話を聞いてくれていためぐに対して申し訳ない気持ちになってしまう。
「ふぅん……それじゃあ別の話をしてくれる?」
「別の話?」
「うん、別の話。
あなたは何度も経験してるみたいだけど、力を吸われるのってどんな感じ?」
「…………」
そういえば、と思い出す。
この柿崎めぐという少女は死を望み、水銀燈と出会うことでミーディアムとして生命力を丸ごと奪って欲しいと思っていたらしい。
ジュンにしてみれば力を奪われることは心地いいものではないが、そんなめぐに対して正直に言うのも気が引けるし、
とは言え心地いいなどと言ってまた死への渇望が蘇ってしまうのは不味い。
返答に窮して視線を逸らし、どうしたものかと思案する。
「あ、心配しないでね。死ぬ時は水銀燈に連れて行って欲しいって思ってるけど、もう死に急ごうとは思ってないから」
「えっ?」
耳元でした声に顔を上げる。すぐ目の前にめぐの顔があった。
わずかに開いた窓から吹き込む風がしっとりとした黒髪を揺らし、それより深い黒瞳がじっとジュンの瞳を見つめていた。
「わからないなら教えてあげる」
歌うような囁きと共に、めぐの吐息が顔にかかる。触覚が知覚し得ないはずの甘さを感じ取り、それが頬を撫ぜる感触にぞくりとする。
しかしぞくりとした理由はそれだけではない。めぐの顔に浮かぶ笑みは甘ったるい妖艶なものではなく、至って普通の静かな笑顔。
これだけ近づいても先ほどまでと変わらぬ佇まい。何かしらの感情が欠落しているのではないかと思わせるその在り様に、
ジュンは我知らず気圧されて……身体ごと押し倒された。
「思い出せないのなら…………思い出させてあげる」
to be continued...
90 :
ひつまぶし:2006/03/17(金) 02:22:07 ID:Yo1+1+7X
さて、名前を戻して投下。 今回はカオス度0%
「クスクス・・・。もう逃がさないわよぉ・・・。」
僕は角に追い詰められてしまった。
「水銀燈、なにをするんだ。」
「決まってるじゃないのぉ。実力行使よぉ。」
今まで、水銀燈は僕達と対立してきた。しかし、薔薇水晶の一件の後彼女のミーディアムがついに命を落としてしまったらしい。
そんな、彼女をみた真紅が僕の家での同居を提案してきたのであった。
最初は嫌々だった水銀燈も時が経つにつれまわりに溶け込んできた・・・・はずだった。
しかし、今僕はその彼女に追い詰められていた。
「お前・・・。騙したのか。」
そう、ジュンがここにきたのは水銀燈に『あとで今までのお礼がしたいの。』といわれたからであった。
「そんなぁ・・・。騙してなんかいないわぁ。」
僕ににじり寄ってくる水銀燈。
ローゼンメイデン第1ドールであり、髪は誰もが見惚れるような銀髪。
他の人形達と比べると群を抜いてスタイルのいい体。
そして、黒を基調にした服がその妖艶さをまた際立たせている。
「じゃあ、なんなんだよ!」
「だからいってるでしょぉ。お礼がしたいんだってぇ。」
水銀燈は自分の服に手をかけ始め、少しずつ少しずつ、その服を脱ぎ始めた。
「いっいきなりなにやってるんだ!はやく服きろよ!」
「もう、何回言わせるつもりよぉ。一回で覚えなさい。このお馬鹿さぁん。」
「やっやめろよぉ。なんでこんなこと・・・。」
「私はねぇ、ジュン。あなたのことが好きになっちゃったのよぉ。」
色っぽく言いながらだんだんと近づいてくる。
僕は後ずさりをしたが少し進んだところで水銀燈の羽根につかまり、地面に仰向けに倒れてしまった。
「どうして逃げるのよぉ・・・。あんなに仲良くしてくれたのにぃ・・・。あなたが私の寝顔写真で自慰してるところもみちゃったのよぉ・・・。」
「なっ何をいきなり!」
そんな、口での抵抗も空しく水銀燈につかまってしまった。
「つっかまぁえたぁ♪」
地べたに背中を押し付けられ、今度はジタバタと抵抗するが、肩を抑えられてしまえば意味は無い。
「じっとしててぇ・・・。」
そういうと水銀燈は僕のベルトをスルスルと外しズボンのホックに手をかけた。
「でもぉ・・・。床に倒れたままじゃやりにくいわねぇ・・・。椅子にすわってくれるぅ?」
僕はもう観念し水銀燈の言うとおりにした。その瞬間、腕を椅子の後ろに回されベルトで固定されてしまった。
91 :
ひつまぶし:2006/03/17(金) 02:25:23 ID:Yo1+1+7X
>>90 「なっなにするんだ!」
「クスクス・・・。じっとしてなさぁい。お馬鹿さぁん。あんまり暴れるとあたまうっちゃうわよぉ。」
少しもがいてみたがなにも変わらなかった。
「どぅ?私の体。真紅なんかより何倍も美しいでしょう?」
ごくりとつばを飲む。
その肢体の美しさは水銀燈の名前の通り本当に光を放っているようだった。
「私のこと・・・嫌いなのぉ・・・?」
「だって・・・お前は人形だろ・・・。」
「そうよ。私は人形よぉ。でも生きてるわぁ・・・・。私たちからすればほとんど変わりの無いものだと思ってるわぁ・・。」
そういうと水銀燈は大きなその胸を僕に押し付けてきた。
「逃げられないようにしなきゃねぇ。」
いつのまにか僕の足は水銀燈の羽根できつく縛られていた。
「これでもう逃げられないわぁ・・・。」
僕は後ろ手に椅子に縛られ足も椅子の足に縛り付けられ、微妙に股が開くような形になっていた。
「はぁ・・・・はぁ・・・・もうだめぇ。我慢できなぁい。ずっとあなたと一つになりたかったぁ・・・・。」
「やっやめてくれぇぇぇ。」
羽根で少しずつ僕の服を切り裂いていく。
「かわいい・・・・あなたを私無しでは生きていけなくさせてあげるわぁ。」
ちゅうううぅぅぅ。
「あっあぁ」
切り裂かれた裂け目から見える僕の胸を吸っていく。
いやらしく。何回も何回も。
「あ・・・・あ・・・・ぅ・・・・。水銀燈・・・。」
「かわいいわぁ。じゃあこっちも♪」
「そっそこわああぁぁぁぁ」
水銀燈は僕のズボンに手をかけ一気にずり下ろした!
ベルトの無い僕のズボンは簡単にずり下がりトランクスの間からは既に硬くなった僕のモノが出てきていた。
「み・・・る・・・な・・・・。」
「あらあら、今まであんなに声を上げといてなにいってるかしらねぇ。」
顔を真っ赤にしながら抵抗を試みる僕を、水銀燈は喜んだ顔をして股間に手を伸ばした。
「うああああああぁぁぁっ」
92 :
ひつまぶし:2006/03/17(金) 02:26:32 ID:Yo1+1+7X
つづくって入れ忘れた
>>89 GJ
水銀燈モエスww
さっきから俺の息子が反抗期まっ盛りなんだが
まあ要するにお二人ともGJ!
スレが活発になってきたなw
僕の海綿体が悲鳴をあげてます
>>89 これは悶えざるをえない!!
GJです!
wktkして待ってます!!
>>92 JUM×銀たまんねぇぇぇっ!!
積極的な銀さま( ;´Д`)ハァハァ
wktk!!
ちょっと鬼畜系かも……です。
カジュアル陵辱、ってぐらい。
苦手な方は適当によろしくです。
-----
燦々とさす陽光。
春の訪れを告げる鳥たちのさえずり。
日ごとに濃さを増してくる緑なる木々。
そして桜田家に今日も響き渡るジュンの絶叫。
「いってえーっ! 何すんだよ、このっ……!」
真紅のツインテールびしばし攻撃を受けたジュンが、抗議の声を上げる。
「紅茶が5.24度ぬるいのだわ。まったく……何度言わせるのかしら? 紅茶は、温度が一℃違うだけで味わいが変わってしまうものよ。本当に、使えない下僕ね」
「だったら自分で淹れればいいじゃないか!」
「あら。私においしい紅茶を淹れるのも下僕の務めではなくって? 淹れ直してきて頂戴」
そんな理不尽なことがあるかよ、とブツブツ言いながら階下へ行こうとするジュンに、なおもツインテールの追撃。
「ブツブツ言わないの」
「…………」
真紅に背を向けたジュンの表情に、怒りは無かった。
それは諦めでも無かった。
口角をわずかに吊り上げ……暗い笑み。
(ああ、今日も俺にひどい仕打ちをしてくれてありがとう、って言いたい気分だな)
今日に限って優しくされたりなどしたら(そんなことはありえないが)、良心の呵責もあるかもしれない。
今日は、翠星石は、蒼星石のところへ用があるとかで、朝からいない。
雛苺も、巴のところに遊びに行っている。
のりは、部活の試合。
つまるところ、今、桜田家にいるのは、ジュンと真紅、二人だけだった。
決行には絶好の日。
ジュンが温度計で計った正しい温度の紅茶を淹れて二階へ上がり、
「まあまあね」
とのお言葉を真紅樣からいただいてしばらく。
真紅はベッドに腰かけて本を読んでいた。
ジュンはPCに向かってキーを叩いていた。
「今日はいつもより熱心なようだけど、何をしているのかしら?」
と、真紅。
そんなことはどうだっていいだろうクソ人形、とはおくびにも出さずに、
「ああ……言ってなかったっけ。ネットの友達が来るんだよ、二人。今日。なんかもう、ウチの近
くまで来てるみたい」
「そう。珍しいこともあるものね、あなたがお友達を呼ぶだなんて」
それはそうさ。
この日のために選りすぐった二人、なんだから。
「私はいない方がいいかしらね。ローゼンメイデンの存在が知れたら、何かと面倒でしょうし」
いや、そういうわけにはいかないんだよ。
今日の主賓は真紅、君なんだから。
「そうだなあ……悪いけど、少しリビングの方にでも行っててくれるか?」
その時ちょうど、ジュンの携帯が鳴った。
すかさず取る。
「あ、ジュンです。あ、もう家の前ですか。いいですよ、上がってください。俺の部屋、二階ですか
ら。今日は他に誰もいませんし……」
「ちょ、ちょっとジュン!」
電話を切ったジュンに、真紅が抗議する。
「どうするつもりなの! このタイミングで上がって来られたら……」
「大丈夫だよ。真紅は普通の人形のフリしてればいいじゃんか。じーっとしててくれよ」
「……っ! この借りは高く付くわよ」
ふん。
ばぁか。
こっちは、今までの借りを全部まとめて今からお前に返すんだよ。
分かってないな、全然なんにも分かってないな、だから馬鹿なんだよだからお前は馬鹿なんだよ
馬鹿真紅なんだよ。
「お邪魔しまーす」
玄関で声が聞こえ、
階段を上がる足音が聞こえ、
「や、こんにちは。はじめまして……ってのも変かな(笑)」
「うわー、なんか小ざっぱりした部屋だねえ」
二人の男がジュンの部屋へと入ってきた。
一人は、大学生くらいの歳の頃の、端正な顔をした青年だった。
いま一人は、三十すぎだろうか、美男というわけではないが、物静かな、知性を感じさせる雰囲気の男だった。
二人の男とジュンは、掲示板やチャットやビデオチャットで見知った仲である。
真紅は、いつの間にかタンスの上によじ登って腰かけ、普通の人形のフリをしているようだ。
三人の男は、しばらくの間、当たり障りの無い挨拶や世間話をしていた。
Winnyの情報流出問題が相次いでるのは上層部のワナだ、とかなんとか。
「ところでジュン君、今日の『主賓』は?」
と、大学生風の男が言う。
ああ……そうだった。
く、く、く、と抑え切れない笑いをこぼしながら、ジュンはタンスの上を指差す。
「アレですよ。あの、センスのねえ真っ赤な人形」
(……っ!?)
真紅の内心の動揺は激しかった。
何が起こっているのか。起ころうとしているのか。分からなかった。
「へえ、あれがローゼンメイデン……第五ドールですか」
(……!!!!)
「なあ真紅、もう普通の人形のフリなんかいいから。降りてこいよ」
と、ジュン。
二人の男は、無表情に、あるいはニコニコと、真紅を見上げている。
瞳の奥に、何か恐ろしいものを宿らせながら。
しばらくの逡巡。
決心したのか、真紅は降りてきた。
「どういうつもりかしら、ジュン」
「『どういうつもりかしら、ジュン』? そうだなぁ……」
ジュンも、にこにこと笑いながら、
ドガァッ!
いきなり真紅の腹に蹴りを入れた。
「げふぁっ!?」
人形の体躯で、中学生男子の蹴りを、不意打ちでまともに食らってはたまらない。
真紅は壁まで吹き飛ばされ、倒れた。
「げほっ…… な、なん……」
よろよろと立ち上がる真紅。
「はは。ジュン君、あまり手荒なことは……」
三十男が苦笑する。
「そうそう。どーせ、今からどんどん面白い目には遭ってもらうんだし」
大学生風の男も笑う。
「あ、そうそう。紹介が遅れたけど、こちらは、えーと、Aさん。オリキャラだから名前は適当でいい
よね。東京大学の医学部の学生さん。親は大病院の院長。人生勝ち組」
「どうも、Aです」
「で、こちらはBさん。オリキャラだから名前はいらないよね。大手法律事務所の中堅どころ。こち
らも人生勝ち組。ヤになるよね」
「はじめまして」
「二人とも、アンティークドールにはかなり興味があるみたいでね。なんか、ローゼンメイデンのこ
とは最初っから知ってたみたいだよ。ウチにたくさんある、ってのはもちろん最初は知らなかった
みたいだけど、いろいろ話をしてるうちに、じゃあちょっとウチで遊んでみるか、ってことになって
ね……」
普段のジュンらしくなく、饒舌にペラペラと喋る。
その間、真紅は、思いっきり蹴られた腹部の痛みからなんとか立ち上がっていた。
まだ状況は100%飲み込めないものの、どうやらこの二人とジュンが真紅に、何かとてもよくな
いことをしようとしていることは明らかのようだった。
やるしかない、と思った。まずは、悪いけれど、気絶くらいはしてもらう。
「ホーリエ!」
人工精霊が彼女の呼びかけに応じて現れる。
……はずであった。
しかし何事も起こらない。
「ああ、すみません。無駄ですよ、それは」
法律事務所のBさんが、ニコニコしながら言う。
「さっき、この家の周囲に結界を張らせていただきました。人工精霊は使えません。nのフィールド
への出入りもできません。薔薇の花びらとか使った特殊攻撃もできません」
「つまり、今のあなたは、ただの無力な、喋って動く人形に過ぎない」
と、東大医学部のAさんが無表情に言う。
「せっかく男三人、女一人なんだし、やることやっちゃいますかね」
と、ジュン。
ここに至って、真紅は、今から自分が何をされるのか、100%に近く理解した。
その瞳に、初めて恐怖が宿った。
それを見たジュン。
……いい。これだ。これを見たかったんだ。真紅のこの表情……っ!
とりあえず今日はこんなところで。
102 :
('A`):2006/03/17(金) 07:43:13 ID:oav0NTip
('A`)
ノヽノヽ =3 GJ
くく
グッ((((((( ゜∀ ゜)bジョブ!!!
(・∀・)イイヨイイヨー
蹴られて壁に叩きつけられる真紅(*´Д`)
105 :
('A`):2006/03/17(金) 12:45:29 ID:oav0NTip
>>51の続き。もうすぐ完結。夕方には終わらせたい。
銀「・・・・のりぃ〜 ありがとぉ〜」
水銀燈は、涙目でのりに感謝の言葉を言った。
のり「グフフ、別にいいのよ。それより早く帰んなくていいの?めぐちゃん待ってるんじゃないの?」
銀「あ、うん。じゃあ帰るわねぇ。」
そういうと水銀燈は、赤く染まった空に飛び立っていった。
のり「ニヤリ!!」
のりは叫んだ。
−−−−−
その頃、真紅と雛苺は、道ばたで酔いつぶれていたジュンの足を縄で縛り 引き擦りながら帰路についていた。
ジュンは、泥酔状態で1人で起きあがるのも喋るのも困難に等しかった。
真紅「ジュン!未成年のクセに何お酒を飲んでいるのだわ!!しかも私に心配させて・・・反省しているの!?」
雛苺「転落人生の始まりだな」
ジュン「うぅ・・気持ち悪い・・・」
雛苺「自分の顔が、か?ケケケwww」
真紅「雛苺、ジュンをイジメるのはやめるのだわ」
雛苺「・・・・」
真紅「ジュン、あと少しで家に着くのだわ。それまでも辛抱よ」
ジュン「あぁ・・・それにしても、なんか・・後頭部が熱い・・」
ジュンの後頭部は地面に激しく擦られハゲ始めていた。
この出来事が未来のジュンを悩ますのである
でも、それは また別のお話。
106 :
('A`):2006/03/17(金) 12:48:43 ID:oav0NTip
>>105の続き。暗闇が大好きです。
−−−−−
もうすっかり空も暗くなった頃、水銀燈は めぐが入院している病院に着いた。
病院の中庭では虫が、鳴いている。
とても綺麗な音色だ。
このまま中庭の草むらで寝ても良いぐらい、と水銀燈は心無しか思った
そんな虫の声に混じって、どこからか声が聞こえる。
水銀燈は、その声がする方へパタパタと飛んでいった。
その声がしている場所は、めぐがいる病室だった。
−−−−−
病室
めぐは窓に腰掛け、夜の暗闇に向かってウタを放っていた。
107 :
('A`):2006/03/17(金) 12:53:17 ID:oav0NTip
>>106の続き。今日は風が強いですね。
銀「めぐぅ、ただいま〜」
水銀燈は、窓に腰掛けているめぐを素通りし冷蔵庫の前まで飛んでいった。
ヤクルトがあるから。
めぐ「水銀燈、おかえりなさい」
めぐはウタを唄うのを止め、病室のベッドに腰掛けた。
水銀燈は冷蔵庫の前で、ヤクルトを飲んでいる。
銀「んく、んく、ぷはー やっぱヤクルトは良いわぁ〜」
めぐ「ふふ、そう。・・・・ん?水銀燈、その手に持っている包み紙は何?」
めぐは、水銀燈が大事そうに抱えている包み紙を指さした。
銀「うふふwwなんだと思う?」
水銀燈は、じらす様に言う。
めぐ「じらさないで、教えて」
銀「どぉしようかしらぁ〜?」
水銀燈は、さらにじらす。
水銀燈は遊んでいるだけだった。
悪気は無かった。
だが、めぐは短気だった。
めぐ「あ?教えろ!!」
銀「(ビクッ)・・・な、なによぉ〜 そんなに怒らなくてもいいじゃなぁい」
めぐ「あ・・・・(ちょwwやばい、素を出しちゃったwwどうにか誤魔化さないと誤魔化さないと)」
めぐの水銀燈に対する態度と病院関係者に対する態度は、180度違う。
それは愛。
めぐ「うふふ、冗談よ。ね?教えて?(笑みを浮かべながら」
銀「? 分かったわぁ教えてあげるぅ。」
そういうと水銀燈は、ベッドに飛び乗り ベッドに備え付けられてる台に包み紙を置き、それを開いた。
き、気になるところで…。
ひぃぃー早く続きを!続きを!
>>105 > のり「ニヤリ!!」
> のりは叫んだ。
おいおいw
よく考えたらAさんとかBさんとか全然要らないんだよね
Aさんは教授から論文のことで呼び出されたので、ジュンに不思議な薬を渡して帰りました。
Bさんは法律事務所が火事に遭ったので、結界はそのままにして帰りました。
--
(ダメよ、こんなのでは……)
真紅は、一時たりとも恐怖を感じてしまった自分を恥じた。
(……私は、誇り高きローゼンメイデンの第五ドール。こんなことで取り乱したりしては)
自分の恐怖感を誤魔化すかのように、いつも通りに気高くそして高慢に、
「ジュン。これは何の真似かしら? 返事によっては、いくらあなたでも」
そう、言い終わらぬうちに、ジュンの右手が真紅の顎を掴んでいた。
きりきりと、壊れてしまわない限界までに締め付ける。
「『何の真似かしら』だ? ふざけるなよ呪い人形っ! いつもいつも、俺がどんな気持ちでいたと思ってるんだ! お前に理不尽な命令をされるたびにっ! お前に髪の毛ではたかれるたびにっ!」
「ジュン、私はそんな……っ、そんなつもりじゃ、痛っ! 痛いっ! やめっ……」
びし、びしっ、びしっ、びしっ、と、続けざまに四度、真紅の頬を平手で叩いた。
白磁のような白い頬は、血管が通っていないにもかかわらず、真っ赤になった。
ジュンは真紅の両腕を掴み、顔を覗き込む。
真紅は目に涙を浮かべながらも、気丈にこちらを睨み返してくる。
自慢の金髪はほつれ、頬は打たれて真っ赤になり、うっすら涙を流している真紅。
美しいと、ジュンは思った。
そう、それに、あっさり屈服されたのでは、やりがいがない。
「くくっ、そうだよなぁ、誇り高きロォォォォォゼンメイデンの第五ドール、だっけ? だもんなあ?
蹴られたり、殴られたりした程度でオタオタしてちゃ話にならねえよなぁ、
ふひ、ふひ、ウヒラウヒラウヒラウヒラ……」
ジャンクのような笑い声が馬鹿みたいに続き、突然ぴたりと止まって静寂。
ぞっ。と、不気味なものを真紅は感じた。
俯いたジュンの表情は、伺い知れない。
真紅の細い両腕を握るジュンの手に、力がこもる。
瞬間。
ぐき、ぐきりっ、と、二つの音が連続した。
ジュンが真紅の両腕を、ドレスを着せたまま肩から外した音だった。
甲高い絶叫が、響いた。
114 :
('A`):2006/03/17(金) 21:45:57 ID:oav0NTip
制作が非常に遅れています…orz
ドンマイ♪
>>112 銀様ハァハァ
115 :
('A`):2006/03/17(金) 22:57:15 ID:oav0NTip
>>107の続き
めぐ「人肉?」
銀「ハンバーグよ!!」
包み紙の中には、目玉焼きが乗せられた可愛らしいハンバーグが入れられていた。
めぐ「なんでハンバーグなの?」
銀「だって・・・」
水銀燈は、モジモジとして俯いた
めぐ「ふふw、どうしたの?」
銀「だ、だからぁ・・・(さすがに、面と向かって言うのは恥ずかしいわぁ」
水銀燈は、恥ずかしくなって俯いている。
けっして悪気はない。
いや可愛らしい。
でも、めぐは短気だった。
めぐ「チッ、イライラすん(ry
<省略>
銀「分かったわぁ、言うわよぉ・・・・今日の朝ご飯の時めぐ・・・自分が言ってた事覚えてる?」
めぐ「え〜と、・・・うにゅー」
雛苺のマネをして首を傾げるめぐ
銀「覚えてないのぉ?」
めぐ「うん」
ハッキリ答えるめぐを見て水銀燈は、ため息を吐いた。
銀「じゃあハッキリ言うわぁ。今日の朝、めぐは「いやね・・・・たまには味がある美味しい物が食べたくてさ・・・花丸ハンバーグとかファミマのフライドチキンとか松坂牛とか水銀燈の(ryとか」って言ってたのよぉ。
だから・・花丸ハンバーグ・・・貰ってきたのよぉ。めぐのために・・」
116 :
('A`):2006/03/17(金) 23:04:19 ID:oav0NTip
>>115の続き。高校の頃の夢は女子と2人で屋上で手作り弁当を食べることでした。男子校だったけど。
顔を完熟トマトみたいに真っ赤にした水銀燈は、また俯いた。
そんな水銀燈を、めぐは優しく抱きしめ話しかけた。
銀「あ・・・」
めぐ「水銀燈・・・・・・ありがとう。愛してるわ。本当に。犯したいぐらい・・・・でも、今は水銀燈が貰ってきてくれたハンバーグを一緒に食べましょう?」
銀「・・・・うん」
水銀燈は、貰ってきて良かったと心の底から思い めぐの胸に顔を埋めた。
めぐは抱きしめていた水銀燈の頭を優しく撫で、自分の膝の上に座らせた。
その頃、ジュンは家の近くに住んでいる野良犬や野良猫達に輪姦されていた。
−−−−−
2人で「「いただきます」」と言ってすぐ めぐは、ナイフとフォークで
ハンバーグを水銀燈も食べやすい大きさに切り刻んだ。
水銀燈は、その様子を台に頬杖しながら見ている。
めぐは、その切り刻んだ小さなハンバーグの欠片をフォークに刺し
そのフォークを自分の膝の上に乗っている水銀燈に向けた。
銀「何?」
めぐ「はい、あ〜んww」
銀「・・・・」
めぐ「・・・・オイ」
銀「・・・・(パクッ)
めぐ「ふふwwおいしい?」
めぐの問いに無言で頷く水銀燈
なんと微笑ましい光景だろうか
見ようによっちゃ親子にだって見える。
まぁ ちょっと無理矢理入ってるけど。
続けたい
117 :
ひつまぶし:2006/03/17(金) 23:05:52 ID:ws7SgIVm
また微妙にカオスwww
さぁさぁここらでメグがいっきにいくのか?
>>112 つまり…虐待要素も含めろと…?
了解しますた
>>115 > めぐ「チッ、イライラすん(ry
ほのぼのの中に時折混じるこのブラックさがたまらん。
('A`)様、質問ですが
>>その頃、ジュンは家の近くに住んでいる野良犬や野良猫達に輪姦されていた。
この場合、オス犬やオス猫に後を掘られていたのでしょうか?
それともメス犬やメス猫によって、舌や万個で汁を搾られていたのでしょうか?
>>116 やべえ…すごくなごんだ
ほんわかした…
122 :
('A`):2006/03/18(土) 01:06:33 ID:VNwvfVgy
>>120 ちょwww え〜と、じゃあ質問に答えます。
まず、ジュンは口にオス犬とオス猫のチソコをくわえさせられてて、ジュンの乳首とチソコもオス犬とオス猫に舐められてて 尻もオ(ry
>>116 >その頃、ジュンは家の近くに住んでいる野良犬や野良猫達に輪姦されていた。
さらっと凄いシーン挿入してるし。
やっぱりこのSSはひたすらカオスなんですね。
124 :
双剣:2006/03/18(土) 02:48:30 ID:aTT0FqEk
ドゥエルヴァルツァ発売延期ですかそうですか(今更か?)
>>89の続き投下
125 :
双剣:2006/03/18(土) 02:49:20 ID:aTT0FqEk
どういうことなのかわからない。
自分を組み伏せ圧し掛かるめぐに、ジュンは言い様のない恐怖を覚えた。
そもそも何故にこうなった?
ドールに力を吸われることがどんなものかを問いかけられたと思ったら、『わからないなら教えてあげる』。
わからない。まったくもって矛盾している。わかっているなら何故訊いた?
「私はね、『君にとって』力を吸われるのがどんなものかを聞きたいの」
たった今考えていたことに対する言葉をつきつけられて息が止まる。
この少女には心を読む術でもあるのかという普段なら一笑に付す疑念すら氷のような真実味を帯びていた。
「わかる? 私はあくまで『聞き』たいの。
君の口から聞きたいの。
でも君はどう言えばいいのかわからない。なら、私が教えてあげる。
それを君なりのものにした言葉を私に聞かせて?」
真実味を帯びるのはめぐが放つ異様な雰囲気だけが理由ではない。
彼女は他に、こう言った。
『思い出せないなら思い出させてあげる』
どういうことだ? あの芝居の時にめぐはいなかった。
なのに何故当たり前のようにそんなことを言えるのか?
こちらの心を見透かすことが出来るのではないか?
実際、めぐの黒瞳に浮かんでいるのは悪戯でも害意でも増してや妖艶なものですらない。
だというのにこの状況にどこか適している――そんな人外の空気に息が詰まる。
「それに、こうしてると思い出すんじゃない?」
酸欠になった脳がかろうじてめぐの言葉を反芻する。
その途端、記憶の混濁が拓かれた。
126 :
双剣:2006/03/18(土) 02:50:09 ID:aTT0FqEk
問題となっていた姫の座の所有者も決まり、桜田家の住人は件の幼稚園へと足を運ぶ。
他の配役は決まっていなかったが、もう時間もないし、何より監督役の人にキャスティングしてもらった方が無難だからだ。
そうして着いた幼稚園の一室には……
「やあ桜田君、来てくれたんだね」
満面の笑顔で迎える白崎と
「……おはよう」
何を考えているのかいまひとつわからない槐、
「えーと……お、おはようみんな」
そして何故か蒼星石の姿があった。
だがこの程度なら少々驚きこそすれ、混乱するには至らなかったのだ。
問題は、一同が席についてしばらくしてから部屋に入ってきた新たな影……
がら。とてとてとて…………
人数分の湯飲みをトレイに乗せた薔薇水晶が危なっかしい足取りでトテトテ可愛らしく歩いてくる。
一部を除き、一同、その姿に唖然。
何故ここにいるという思いもあったが、それに加え、もしかしたら前より縮んだんじゃないかという身体だったからである。しかも園児服。
「……粗茶ですが」
「え、あ、ああ……ありがと」
戸惑いながらジュンは湯飲みを一つ取る。
ローゼンメイデン全員が人間化したのなら当然薔薇水晶もなっているはずで、それに関してはまあいいのだ。
本当は薔薇水晶はローゼンメイデンシリーズではないが、ジュンはそれを知らないのでそう納得している。
だが何故ここにいるのだろうか?
実は槐か白崎がミーディアムだったのか? それとも槐の正体はローゼンだったのか?
「…………本日は……よろしく、お願いします」
しかし。
ふわりと微笑んでペコリと頭を下げる薔薇水晶に驚いた直後どうでもよくなった。
いや、確かにその仕草はすごく可憐で魅力的だったのだ……が、それはあまり関係ない。
あの状態で頭を下げると言う事はつまり、
「あ……」
トレイに乗ったお茶……ジュンが手に取ったものを除いた10個の湯飲みの中身を前方へこぼすと言う事である。
「あ゙ーーーーーーーーーーーーーーぢゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっ!!!!!!!!!!」
127 :
双剣:2006/03/18(土) 02:51:08 ID:aTT0FqEk
そんなこんなで大騒ぎ。
幸い大した火傷にも至らず皆ほっと安堵の溜息をつき、
「めそめそめそ…………」
「薔薇水晶、いいんだ。気にしなくていいんだ!」
「そうだよ薔薇水晶。どじっ娘は大事な萌え要素なんだしさ」
自分の失敗にひどく落ち込みベソをかく薔薇水晶とそれをやや狼狽しながら慰める槐、
何かおかしな慰め方をしている白崎を見て、『こいつらに害はない』と判断していた。
なお、薔薇水晶が泣き止んだ後、槐のキャスティングにより配役は以下に決定した。
・主人公―――ジュン
・お姫様―――水銀燈
・騎士―――巴
・吸血鬼―――翠星石
・吸血鬼の下僕―――蒼星石
・妖精―――真紅、雛苺、薔薇水晶
・村人―――のり
当然というか、翠星石はこのキャスティングに不満だった。何しろ邪悪っぽい役どころなのだから。
しかしだからこそ満場一致で翠星石が吸血鬼役に決まっていたりもする。
「まあいーです。決まったからには見事演じきって見せるですよーだ」
「元気出せよ。お前ならきっと上手く演じられるから」
「……それ誉めてるですか?」
ぶーたれる翠星石の頭を苦笑しながらぽんぽん撫でてやるジュン。
だがそれを見た白崎の目がキラリと光った。
「あれ、ご不満かなお嬢さん?
このお話ダブルヒロインで、片方がお姫様、もう片方が吸血鬼だよ?」
―――ぴし。
なにか紅いのから石化の効果音が鳴ったような気がしたが、白崎はそちらを向かず爬虫類めいた笑みを浮かべていた。
それを無視して水銀燈が事情を知っているであろう蒼星石にこっそり問いかける。
「で、なんであの末っ子までここにいるのよ?」
「……昨日の今日でここに入園したんだってさ」
で、幼稚園側へのポイント稼ぎに芝居を披露することになったらしい。
意外とマメな親ばか・槐であった。
128 :
双剣:2006/03/18(土) 02:51:57 ID:aTT0FqEk
さて、そんなわけで開演である。
脚本は槐によるものだったらしいのだが、情景描写がいちいち細かすぎるのでナレーション役の白崎に9割方カットされた。
しかし童話というものは大抵の園児にとってはヒマなもので、開演前は皆思い思いに喋くって先生に叱られていた。
が、槐か白崎はそこを見越していたのか、騎士(巴)と吸血鬼の下僕(蒼星石)のバトルシーンを冒頭に持ってきて
その激しく流麗な剣舞によって園児たちの気を惹くことに成功。
他の戦闘シーンには妖精役の真紅、雛苺、薔薇水晶も参戦し、それぞれの能力や人工精霊による光や衝撃波の演出が用いられ、
落ち着いて見ていた先生も含め、観客がその激しさに惹き込まれるのにさして時間は必要なかった。
つかみさえ成功してしまえば戦闘シーン以外の場面さえ園児たちには興味津々になり、
ご静聴の中、この芝居は早くも大成功だと誰もが思った。……その時までは。
翠星石はヒロインの片割れではあったが、吸血鬼という役の都合上、劇中の立場的には敵役であった。
それでいてヒロインというのは、要はちょっとした悲恋である。
しかしいつもふざけて悲劇のヒロインを演じている彼女にとってはこの役どころは案外やりやすく、
そうして考えてみれば正ヒロインの方がこっ恥ずかしくて演技にならなかっただろうと思ってすらいる。
内心、水銀燈の言っていた『主人公とお姫様のキスシーン』には心休まらなかったが、
このお芝居にそういうシーンがあると決まったわけではない、と自分に言い聞かせ、役に集中していた。
実際、今のところそういうシーンはなかった。
が。
あくまでそれは、つい先ほどまでの話である。
「『人間の少年に恋をしてしまった吸血鬼のお姫様はそっと少年に寄り添い――』」
白崎の朗読に従ってこれまで役を演じていた翠星石は何の疑いもなく言われたとおりにジュンの側へと歩み寄り、
「『――その顔に口を寄せ、自らの愛を言葉ではなく行動で伝えたのです』」
ジュンともどもビシリ、と硬直した。
恋? 愛? 口寄せ? イタコ? んなわきゃーない。
よもや。よもやよもや。
自分以外の少女がすることを危惧していた翠星石本人こそが、『ソレ』を『言葉ではなく行動』で示す立場にあったのか!?
考えてみれば当然だ。何しろ吸血鬼もこの芝居ではヒロインなのだから。
だが今更そんな結論にたどり着いたところでもう遅い。
一人の警官がパトロールしてたら通り魔にアンチマテリアルライフルぶっ放されるくらいの不意打ちに思考回路は原子分解。
129 :
双剣:2006/03/18(土) 02:52:57 ID:aTT0FqEk
やれと? 目の前のミーディアムに愛を伝える行為をやれと?
待って欲しいです。心の準備が出来てないです。
でも時の流れは待ってはくれない。そもそもその理のせいでジャンケンに負けたのだ。なんと皮肉な因果律。
小刻みに震える全身が余すことなく真っ赤に茹で上がっているのがわかる。
ということはそんな赤くなった顔をジュンにも当然見られているわけで、そう思うだけで体内温度はマグマを生成する。
どうせマグマというのなら、いっそカルデラ湖でも出来ないだろうか。冷却装置が必要だ。
見ればジュンの方も顔が真っ赤になっており、自分とどっちが赤いのだろうと無駄な疑問が沸き起こる。
しかしジュンの方も顔が赤いということはジュンも自分と同じことを考えているわけであって
ということは嫌がってはいないんだという結論に達すると嬉しかったり恥ずかしかったりやっぱり嬉しかったりで
嫌がっていないということはしてしまってもいいわけで、じゃあなんでこんなに躊躇っているのだろうとか思ったり。
だったらやっちゃって問題はないわけでそうと決まればジュンに愛を伝えればいいのであって
落ち着いて考えてみたらこれはあくまでお芝居なのだから自分は役に沿った行動をすることが最優先事項ということは
『主人公に恋する吸血鬼』として愛を伝えなければならないわけで愛を伝える行為と言えば当然あれで
でもそんな単純なことに躊躇っていたのはやっぱりおかしいと頭を働かせ、じゃあそれは間違っているんだと当然の結論を出す。
それは困る。時の流れは待ってくれないのだ。
考えていたことが違うというのなら正しい答えを早急に導き出さねばこのお芝居は失敗してしまう。
ていうかさっきから文字ばかりじゃないか。いい加減何かセリフがないと別次元にいらっしゃる観客にまで迷惑だ。
「『――しかし。そこには吸血鬼である自分が本当にそんなことをしていいのかという迷いがあり、彼女は踏み止まってしまいました』」
時間稼ぎとしてはナイスだが、先告の問題に対しては焼け石だ白崎。
ええいままよ。やはり舞台の上での問題は、舞台に立つ者が切り開かねばならないのだ。
きっ! と決意を胸に秘め、決然と赤面した面持ちとなったオッドアイの吸血鬼はミーディアムの肩にしがみつき……
―――かぷ。
「……へ?」
吸血鬼とは世の理に反する者。そして彼女は理に逆らい、自分以外のすべての者の時を止めた。
微かに呪縛から逃れた少年は間の抜けた声だけを搾り出し、
ちうううううううううううううううううううううう――――――――――――
身体の中身を搾り出され始めた。
to be continued...
130 :
双剣:2006/03/18(土) 02:53:39 ID:aTT0FqEk
あとがき。
こんばんは。従姉が娘さんご出産してその子がウチに来てるのにこんなもの書いてる双剣です。
それにしても最近なんだか疲れて書く間ねー……寝ながら構想考えてまとまったら真夜中にPCつけて書く……廃人への道前進中?
>>116 お疲れさまです。いつもながら、さすが。テンションとか。
>>118 楽しみにしてます!
>>130 お疲れさまです。
漏れも血を吸われたいです。
「ぐうぅぅぅ、うあぁぁぁぁあああっっ!!」
あまりの激痛。真紅は体をのけ反らせて叫んだ。
それを笑いながら見ていたジュン。トン、と軽く真紅の胸を小突いた。
バランスを失った真紅はヨロヨロとよろめき、無様にひっくり返った。
「ぷっ。バカみたいだな」
ジュンは真紅に歩み寄り、ドレスの袖の中に残っていた両腕を、器用に取り出す。
そして床の上に放り捨て、踏み付けた。
何度も。何度も。
「あああぁぁぁ」
真紅は絶望に近い表情でそれを見る。
真紅の両腕だったそれらは、だんだん形を変えてゆき、
ばきっ、
とか、
めしぃっ、
とか、元に戻りそうにもない音を立ててゆく。
と、熱心に腕を踏み付けていたジュンは、人形の動作のように首を真紅の方に向け直す。
「以前に右腕を無くした時の真紅も、かなりジャンクっぽくて笑えたけど…
両腕無くなっちゃったらもっと笑えるなあ。あはははははー」
「…………っ!!!」
怒りよりも、悲しみが、真紅を貫いた。
なぜ。なぜジュンはここまでするのか。そんなに、自分が憎かったのか。
ジュンは真紅の胸元にそっと手を寄せ、ドレスの袖を、器用に結び上げる。
「うん。うん。うん。うん、まあ、これはこれで可愛いんじゃないかな、真紅。鏡見る?」
あはははははは、とジュンは本当に楽しそうに快活に笑った。
普通の少年のように。
<!-- また欠き忘れた。
>>132は
>>110の続きです -->
倒れたまま起き上がれない真紅。
起き上がろうとするが、両腕が無くては思うようにいかない。
何度も転んだ。
そのたびにジュンはケタケタと笑った。
「ジュン…… 何があなたをそうさせてしまったの……?」
「はぁ? お前、自分の仕打ち考えてみろよ。僕はお前のせいで死にかけたことだって何度もある
んだぞ。人間性を無視した扱いをされるのはいつものことだしなあ。恨み持たない方が変」
椅子にもたれかかってジュースを飲みながら、真紅の様子を観察しながら、ジュンは答えた。
興奮が少し醒めたのか、一人称が「僕」に戻っていた。
「真紅ー。キミさあ、罪悪感が無いってのも、ヒドい話だよなぁー」
立ち上がり、ジュンは真紅の頭を踏み付ける。
「ぶっ! や、やめて頂戴っ!」
踏んだり。
軽く蹴ったり。
髪を掴んで放り投げたり。
その度に真紅は、怒り、あるいは悲しそうに抗議の声を上げる。
気丈さは、まだ失っていないようだ。
それらの様子を、ジュンはデジカメで三十枚ほど撮った。
「ジュン、やめるのだわ…… やめて……」
「やめるわけないだろ。ばぁぁか」
「なんか……思ってたよりつまんないなぁ」
さんざん真紅を弄んで、ぽつりとつぶやくジュン。
「アレ、使ってみるか……」
ジュンが目を遣ったのは、机の上に置かれてあった、幾つかのアンプルや注射器だった。
>>130 翠星石の葛藤に悶えたw
あと、薔薇しーは園児っすか!?w
なんという神設定だ・・・最高です!!
GJ!!
薔薇水晶が園児なら金糸雀は・・・
ここらへんでSS出しても大丈夫ですかね…。
携帯なんで誤字脱字アル…初投下だしなるべくスルーしないでホスィ
ちなみにエロスは無理やり入れますた('A`;)
「ここは…夢の中か…。」
僕、柏葉 ジュン。柏葉ってのは12年前妻になった柏葉 巴の名字。巴とは色々な苦いドラマがあったけど、今こうして幸せなんだからそれで良いさ。
見る夢はいつも未完成でリアルな夢、登場人物も判断不可能。まるで異次元世界に迷い込んだみたいに………
「ジュンはどこだ!?」
自分でも何を言ってるんだろう。ジュンはこの僕だ。遂に逝ったのか?あ…閉じこめられた…
「ジュン!ジュン!助けてくれ!ジューン!!!」
一瞬、目を瞬かせるとそこには……
目が覚めるといつものリビング。またソファで寝てたのか。
「ジュン起きたの?おハロー♪早く用意しないと仕事に遅刻しちゃうぞ〜?」
「巴…ちょっとウルサいぞ。トーン高いし」
いつもこの調子で嫌になる。昔より明るくなってるのはいいことなんだけど。
137 :
やらないかb:2006/03/18(土) 08:07:47 ID:ck26Y7td
コテハン付け忘れ
>>136 「くはぁ…朝っぱらからホルモン!?僕は豚が好きなんだよ。」彼女はポケットから『ジブリでいっぱいコレクションDVD』を出してきた。思わず屁が出た=3
彼女はバトルに勝利した効果音を口ずさんできやがった。わざわざ僕の屁に反応しないでくれ。
「やめてくれ」
寝起きで喉カラカラだったためか声が小さかった様で、聞こえてないのか「ふんふ〜ん♪」と鼻歌を歌いながらノンビリ朝飯の準備をする巴。
ジュンはため息を吐き出し腹の虫が鳴いていることを訴えた。
「とりあえずもう朝食の時間だ。早く作ってくんないと遅―」
「ねぇジュン♪おはようのキスして♪」
「(゚Д゚)ハァ?」
「いきなりビックリトリスさせやがるなぁもうコイツぅ♪って思ったでしょ?w」
なんて淫らな言葉を平気で使う奴なんだ…毎日エッチした貝がここにあった。おかげでチンコが黒ずんでる鬱だ死のう。しかし甘い香りが漂うな。これが人妻…否、一応自分の妻なんだが。
138 :
やらないかb:2006/03/18(土) 08:13:20 ID:ck26Y7td
携帯ウゼ-('A`)
ちょっちテス
139 :
やらないかb:2006/03/18(土) 08:15:18 ID:ck26Y7td
>>137 「まだ歯ァ磨いてないんだ。後でな。」
「これあげるから♪」
巴は使用済みのパンツを出してきた。顔の前でピラピラさせシミを見せつける馬鹿な巴。
(うっわ〜)ジュンは眉を寄せ声にならない声で呟いた。
しかし女のパンツを見せられれば誰だってムラムラしてくるもの。衝動が抑えきれずにハァハァ息切らして巴を押し倒すジュン。
「なあ、いいだろ?」
「…あぅ…あゃぁあ…いいよぉジュゥン……」
巴は準備が早い。何も言わずに1人でオナっている。
「早く…早く射れてぇえっ!!あたしのあそこグチョグチョに掻き回してぇ!!!」
近所に聞こえたのだろう。近くを歩く変態が1人(勝手に)家に入って来た。会社通勤の親父の様だ。それにつられ続々と変態が(勝手に)家に入って来る。同じ様な奴ばっかだな。
うわ…変態達にズッコスズッコスされてる☆
「うほwwwカメラカメラww」
今日が誕生日の娘にあげる為、昨日買ってきたPSPで容量が一杯になるまで撮り終えたジュン。
彼は朝食を手早く済ませようと妻の喘ぎ声を無視し、もっとウマいもんを探し始めた。
「貝ねぇかな〜」
僕は巴に朝飯を作るよう頼んだが、今はそれどころではない様だ。
140 :
やらないかb:2006/03/18(土) 08:17:25 ID:ck26Y7td
そこら辺にあるもので手早く朝飯を済ませた後、妻の巴の様子が気になり見に行くと、そこには精子だらけで息切らし頬を赤らめた巴が横たわっていた。巴の体がスリムじゃないとこがまた興奮をそそる。
手にはチンコ型のバイブ。変態の1人が持っていた様だ。(なんでいい大人が常時携帯してんだよ。置き忘れてってるし)
「僕が人生の中で最も大事な朝飯を一生懸命食べてる時に…ぶちぶちカッチーンムッキーふじこ」
ジュンのサディストが働き、手からチンコ型バイブを取り上げ巴の口に含ませた。顔がブルブル震えている。
ビンタを一発して「一生スライムのままでいいのか?」と言い放つジュン。巴は首を横に振るばかり。ジュンはバイブを最大にしてやった((゚(ρ゚)゚)))
「はっはっは。気持ちよく無いだろう?虚無感に悩まされるがいい!」
ただの虐めに終わった。
141 :
やらないかb:2006/03/18(土) 08:19:31 ID:ck26Y7td
「ぷっりきゅっあ〜♪ぷっりきゅっあ〜♪ぷっりぷっり〜♪きゅっあきゅっあ〜♪」
そこにピンクのパジャマを身に纏った子供が不可思議なハミングをしながら二階からダイブで降りてきた。言うまでもなく怪我をした子供。
「いてぇんだよしねよ」
「よお、おハローピノコ」
「ピノコじゃないの!!おはようなの〜♪」
柏葉 雛子、9歳。通称ピノコ(ネタ元:ブラ●●ジャ●●-)と呼んでいる。彼女は僕の娘であり、ニートかつエロ度100%の親不孝者である。
「早く朝食済ませろ。学校に遅刻すんぞ。」
「うゅ―。今日は生活指導の先生とヤるのよ。楽しみなの〜。このセックスで金髪も許してもらえる様頼むのよ★一石二鳥だしエッチ終わったらおさらばウッシッシなの〜♪」
「先生はからかうな…先生だけはからかっちゃ駄目だ。それに一石二鳥じゃないじゃん。一鳥じゃんじゃんじゃんけんぽん。」
「パーなのっ」
「グーだ」
「………。」
「………。」
「…エッチと金髪で二鳥拳銃なのー!」
バカ娘。泣いちゃうぜ。違う意味で…。
時計は既に予定の時刻を過ぎていた。
142 :
やらないかb:2006/03/18(土) 08:21:09 ID:ck26Y7td
「ヤバ……じゃあ行ってくるぞ。
……そういえば」
「うゆ〜?」
「誕生日だろ。ほら。」
「ウニュッ゚(д)゚
PSPなのーーーッッッ!!!!!
早速使うのッッッ!!!
ぴぃえすぴぃさ〜ん♪ぴぃえすぴぃさ〜ん♪チュッチュ☆
ど〜ぉし〜てあなたは♪楽しいの〜♪」ガサガサ
「キタ━━(゚∀゚)━━なの♪あれ?写真が入ってるのよ?」
「…………。」
「…………。」
2人して巴の顔を見つめた。てかいつの間にやら復活している巴が近寄っていた。大変精子臭いで御座いますね。
「ねえジュン〜夜の仕事も…忘れないでよ…?」
「雛も雛も〜♪」
「OK牧場」
「「ウレピー♪」」
「ただしピノコ、お前はダメだ。」
「('A`)」
それで急いでドアを開け…軒先の角を曲がって…あれ…?その後どうしたっけ…?
143 :
やらないかb:2006/03/18(土) 08:24:26 ID:ck26Y7td
忘れてたぜ('A`;)
to be コンティニュー
んでは、短かめの話を投下しま
145 :
SS「Q」:2006/03/18(土) 09:54:30 ID:05Aces3M
「ネジ・・・、巻いてちょうだい・・・」
僕は真紅の体にある、自分がドールである事を示す鍵穴に、さっきの行為と似た仕草で鍵を挿した
キリ・・・キリ・・・
旧いゼンマイ仕掛け特有の気難しさを掌で探りながら、ゼンマイの巻き止まりを探りながらそっと・・・
真紅はゼンマイを巻かれ、僕に背後から鍵で貫かれ掻き回され、その心地よさに目を細めている
キリ・・・・キリ・・・・・
掌に伝わる感触、
僕は黄金の鍵を抜いた、偉そうな彫刻の入った鍵・・・真鍮丸棒とヤスリで40分で複製できそうな鍵
真紅は鍵を抜かれて少しの間、呆然としてる、さっき別の物を挿れて抜いた直後とよく似た顔
「ジュン・・・よかったわ・・・素敵よ・・・あなたは、わたしへの奉仕がうまくなったわ・・・」
人とドール、男と女、真紅も僕も何かを間違えている、僕らは間違えた答えを出して偉そうにいる
「真紅、これをあげるよ」
ベッドの下に脱いだジーンズのポケットから、掌に収まるようなプラスティックのミニカーを出した
真紅はプラスティックが嫌いだ、合成樹脂の元祖であるセルロイド、型に流し込んで人形を作る材料
セルロイド人形が世に出てきた時、人形に魂を宿すことの出来た時代は終わった
「ゼンマイ仕掛けの欠点は、巻きすぎるとあっさり壊れるってとこだね」
僕が教えると真紅はミニカーを床に置いて後ろまで引いた、中のゼンマイが巻かれる、鍵もいらない
ゼンマイが巻き止まりまで巻かれると、ゼンマイ自体が香箱の中で回ってそれ以上巻かれない
刻み目をつけた香箱がチキチキチキチキ・・・・という感触を手に伝える事で、巻き止まりを使用者に伝える
とてもシンプルで壊れる事も無い、賢いゼンマイ仕掛け、真紅の脇をくすぐり、手を離させた
ゼンマイ仕掛けのミニカーは、部屋の床を疾走した、人間程でないがどのドールより足が速い
「真紅、君より賢いゼンマイ仕掛けで、君より速く走る、学ぶべき所が多いと思うよ、350円だ」
ミニカーを見つめる真紅の顔は見えなかった、僕らはいつか、間違いに気づくことが出来るんだろうか
翠星石と蒼星石が入ってきた
「こら!チビ人間!遊んでやるから付き合うです・・って・・・アーっ、二人で何してるですか?裸で!
わかった!真紅と二人でお風呂ごっこしてたですね?イイ年しておままごとなんて・・・」
翠星石、おまえは物を知らなさすぎる
「ジュン君・・・真紅も昼間っから・・・何と言うか、若いというか・・・お盛んなのは結構ですが
そのー・・・気をつけて、色々、気をつけて、その、ちゃんと着ける物を着けて励んだほうが・・・」
蒼星石、お前は物を知りすぎる
部屋に乱入しようとする翠星石と、部屋に漂う独特の饐えた匂いに足が止まる蒼星石は
翠星石が何かを踏みつけた拍子に二人揃ってつんのめった
「もぅ!チビ人間の部屋はちらかっててイヤですぅ!まったくこんなオモチャを・・・」
「翠・・・ちょっと貸して・・・・!それは!!」
翠と蒼は足元から拾い上げた速く賢い小さなミニカーを指でつまみ、その裏を見ると同時に声を上げた
「幻の・・・・・・豆ダッシュ!」
間違えるな、残念ながらそれはQセットに入ってた、再販の「偽マグナム」だよ
おまえらと同じニセモノだよ、間違えるな
ミニカーも、ドールも、家も学校もニンゲンも何もかも明日壊す
全てを壊して、全てを捨てて、全てを清算する
僕はもう、間違えない
>>143 初投下にしてはやるね〜
これはwktkできそうだ
それにしてもカオス系SSの書き手が増えてるなwww
このスレは普通のエロもカオスも拝めて一石二鳥ですね
カオスなんてイラネ
大体ローゼンである必然性すらないのもあるし
『カオスっていらね』
とか言う奴がいらね
でもカオスは本当にいらんと思うんだ
何か感想クレ!
ここを直せ、あそこは要らん、とかウェルカム!
>>145 JUM・・・(´・ω・`)
JUMの壊れつつある?心境が興味をそそられる作品だぜ!!
GJだぜ!!
>>150 すまん、読んだが俺はこういうのはうけつけないんだ・・・
個人的にA、Bを外したのはよかったとオモタ
ゴメンな、こんな感想しかいえなくて・・・(´・ω・`)
__ __ ___ _____ _____ ___ ___ ___
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 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄.  ̄ ̄
エロ小説スレなのにわざわざギャグを通り越した
原作人格崩壊のカオス書きに来るなよ
無理やりエロ入れたとか言ってるし・・・
別スレ建ててそこでやれ
>>1を免罪符にするな
ここはあくまでエロ小説のスレだからね
あんまり外れたものは違うところに書いた方がいい
156 :
('A`):2006/03/18(土) 15:11:39 ID:VNwvfVgy
>>116の続き。今日 夢みました。
めぐ「じゃあ今度は水銀燈が私にやる番ね」
そういうと、めぐはニコニコしながらフォークを水銀燈の手に持たせた
水銀燈は、渡されたフォークを軽く握りしめた。
銀「(確か 昼間にも似たような事があったような・・)」
めぐ「?どうしたの?早くしてよぉ」
銀「わ、分かってるわよぉ////」
めぐに急かされた水銀燈は、フォークで包み紙の中にあるハンバーグの欠片を突き刺した。
そして、斜め後ろに振り返り、そのフォークをめぐの口近くに近づけて照れくさそうに言った。
銀「はい、あぁ〜ん/////」
めぐ「あ〜ん(パクッ」
銀「おいしい?・・・・あら?」
めぐ「おいしいw懐かしく味がある物食べたわ・・・ん?どうしたの?水銀燈、私の顔に何か付いてる?」
自分の顔を触るめぐ。
もちろん、ゴミ等付いていない。
しかし顔を触った指は濡れていた。
銀「なんで、めぐ・・・・・・・泣いてるのぉ?」
157 :
('A`):2006/03/18(土) 15:15:25 ID:VNwvfVgy
>>156の続き。俺、姉とセクロスしてた…orz
しかも俺から求めてた。死にたい。
めぐ「え・・・・・」
どうやら無意識の内に泣いていた様だった。
めぐ「なんでかな、ははw 不思議ねwww」
この時 なにが彼女を泣かしたのかは誰も分からない。
味がある物が食べれたという嬉し泣きなのか
水銀燈に食べさせて貰えたという嬉し泣きなのか
めぐ自身も分からない。
だが、ひとつだけ分かる。
その涙は『悲しみ』で流しているわけじゃない事を。
めぐ「ははwwとうとう、神経までオカシくなっちゃったのかな?」
めぐは目を手でゴシゴシ拭いている
しかし涙は止まることなく出続けている
そんなめぐを、水銀燈は小さな腕で静かに抱きしめた。
めぐ「水銀・・・燈?」
銀「・・・・・」
水銀燈は何も喋らず めぐに抱きついている。
もう言葉など必要ない、と思ったからだ。
めぐ「・・・・水銀燈ありがとね。でも私はもう大丈夫だから・・、ね?」
水銀燈に笑顔を見せるめぐ
それを見て水銀燈も微笑んだ
158 :
('A`):2006/03/18(土) 15:16:33 ID:VNwvfVgy
これから散髪しにいくんで
続きは深夜に投稿したいと思います。
あと、SS職人の方々GJ
159 :
やらないかb:2006/03/18(土) 17:16:45 ID:ck26Y7td
>>146感謝。
>>158 GJですぅ!続き期待してます。
>>154ゴメン(´・ω・`)書いてて違和感は感じてた。正直この前ふりは話的要らなかったかと後悔
とりあえず書いてあるものを…
>>142 僕が娘に雛子って付けたのには大きなワケがある。
数十年前、知能を持つ人形達とお近づきになった。ローゼンメイデンと云う誇り高きドール。彼女達には日々自分との戦いがあったんだよな。
以前、よく覚えていない誰かに『貴方には関係ない。ただのミーディアムのくせに』と言われたのを覚えている。僕も[ローゼンメイデンとして]守ってあげたかったんだよ。
でも、いつも遠くから見てることしか…。
例として、人間に頼めば大騒ぎになる様に、答えを探しても否定されてしまう。
彼女達と別れた後も、正直僕は何をしていいのか解らなかった。しかし何かをすれば必ず成功した。
初め、ドイツで人形作りをしてみた。すると"ローゼン"と名乗る男性に人形を数億で買ってもらった。
AV男優という職にも挑戦してみたら、(昔の経験の成果か)女性から好評を受けた。ただしAV事態の売れ行きは変わらなかったが。(男優だから
160 :
やらないかb:2006/03/18(土) 17:20:12 ID:ck26Y7td
機械関連の科学者に成り、ノーベル賞も貰った。
霊能者としてテレビに出たこともあった。
裁縫を始めると裁縫の父と呼ばれ、界の頂点にも立った。
満たされはしなかったものの、それ以上に得るものもあった。
巴と結婚したのはAV界を降りた時。出逢いは禁断の恋とも言える、AVでの再会。
そのエピソードはジュン君達のプライバシーに反するので閉じておこう。
これでジュンの悲しみは全部吹き飛ばされたと思われた。しかし、心の隅に悲しみはまだ残っているのだった。どこか痛みつつもジュンはそれに気付かないまま、時は経ち続ける。
そして今は普通の職場についている。中学校の教師をしているのだ。中学生は本当にウルサいけれど、可愛いもんだ。
話は戻る。
雛子の名前の由来。ローゼンメイデンの1人、雛苺の"雛"を取って付けたのだ。…雛苺は優しくて天使の様だったなぁ。まあいい思い出だ。
紙には『まきますか』と書かれていたのを『まけますか』と覚えていた僕。恐怖を覚えて巻けなかったからかな。殺されるんじゃないかと考えたりもした。でも…それでも巻いたんだ。半分焼け糞だったのかな。勇気は無かったけど。
161 :
やらないかb:2006/03/18(土) 17:23:25 ID:ck26Y7td
―「ゴメンなさい」
「え…?」
一緒、目の前が真っ白になって頭がポーッとした。それ以降もなんだか頭がうまく動かない。
「私、桜田君とは付き合えない。他に好きな人が――。だから桜田君も―――」
柏葉がグチグチ言ってる様な気がする。聞こえないさ。思考回路が停止しているから。
気付いた時には柏葉は裸になって泣いていた。顔には白い液。まさかまさかまさか…自分は強姦したのだ。
「…………ゴメン…」
「許さない…。」
「………。」
「許さないからね。先生にも言ってやる…!!」
「じゃあ僕も許さない」
普通にカチンときた。ムカつくムカつくムカつく犯して黙らせてやる。男に勝てるわけがないだろう。
何にしろ…裸にして押さえつけなければ。
「いや…!?止めなさ……桜田のバカァ!!」
既に半裸になっている巴の服を全て取り除き、抵抗してくる巴の腕を砂だらけの地面に締め付けるジュン。彼は呼び捨てされたことに大して更にキレた。
「はぁはぁ…君付けろよ…キモいんだよ…」
「…………。」
「なんだよ?」
「………キモいのはあんたじゃない」
162 :
やらないかb:2006/03/18(土) 17:25:19 ID:ck26Y7td
「はぁ?」
「あたしはねえ、援交とかしてるの、別にこのくらい平気なのよ。だから抵抗したのはただの演技よ。さあ、その腕を離しなさい。逃げやしないから。」
「…演技してたのか…でも離さないぜ……はは!!興奮させてく―…」
「…違う…違うの……!!桜田君には…こんな風にされたくなかった…」
「……巴…」
「さっき聞いてなかったもんね!?人の話はちゃんと聞いてね!言うよ。あたし…あたし、今付き合ってる人居るの。学校の中でも手が立つ方でみんな逆らえなくて…無理やり彼女にされて…。桜田君…本当はあたし貴方のことが…!!」
巴が叫ぼうとしたその時、ジュンはそれを制するように小声で悪態を付いた。
「なあ、さっき言ってた事…援助交際…してるんだな…」
「え…あ、それは」
「はは!諦めが付けて良かった。巴にだって守ってくれる彼氏が居るし、安心だな。じゃあな、巴…これからはもう話しかけないでくれ。」
「違うの桜田君…!人の話はちゃんと――――」
ジュンは夕暮れの夕日をバックに一歩一歩重みを感じながら巴から去っていった。彼の耳には巴の声は届かない。叫んでも…。
163 :
やらないかb:2006/03/18(土) 17:29:14 ID:ck26Y7td
2人の気持ちは1つでも、現実はそううまくいかないもの。
ジュンは1人で抱いていた思い込みの片思いの切なさと、巴の本性をこの目で見て、聞いて、絶望していた。
「…久しぶりに涙が出た気がする」
登校拒否の日が続いた。人間が持つ荒んだ心は癒やししか求めていない。ジュンは夜の街へと繰り出していた。ふらふら…さ迷ってたどり着いた先は、風俗店。
ヤりたい好みのタイプを選べる制度があるわけだが…。
店内に入った直後、年齢確認を要求されたがうまく騙した。(犯罪だって今の僕なら出来そうな気がする)
ジュンは頭の中が真っ白だったのでタイプを書く用紙には何を書いたのか、覚えていない。
部屋に入って数分後。彼の待機していた静かな部屋にノック音が響く。
「…………。」
入って来たのは、所々に薔薇が付いている紫色のドレスに身を包んだ、眼帯をしている美少女。ジュンはそんな彼女にウットリした。
絶世の美女を見て興奮し過ぎたのか、その時ジュンはハッとし、我に還って状況を把握した。小さい頭で自分なりに。
しかしそこに美少女の姿は無かった。どこに行ったんだろう…
その時、不意を付かれてドアをコンコンと叩くノックの音が聞こえた。
164 :
やらないかb:2006/03/18(土) 17:32:58 ID:ck26Y7td
正気に戻ったジュンはもう誰でもいいからさっさと終わらせたいと思っていた。(今の僕ならブスだって喰えそうだ)
「どうぞ。君とヤるから入ってきな。」
ジュンは軽く言ったつもりだったが、ドアの前の相手は怯えている様子だった。
「緊張すんなよ。別に僕は常連じゃないんだが……新人か?」
「はぃ…。」
「入れよ」
「………。」数秒後、女は気を持ち直したのかドアを開け入って来た。
「あの…新人の巴と言います。一生懸命頑張ります…。」
時が止まった。気がした。
続く――
エロ描写が巧くなるようがんがります
誰か虐待&カオスSSスレ立ててくれ。
こんなゴミみたいなSSはレスの無駄だ。
カオスイラネとかほざいてる、取捨選択も
>>1を読むことも出来ない厨はこのスレから去ってくれ。
去りたくなければ専ブラでNG登録でもすればよし。
はいはいID変えて大変だね
>>152 サンクス、君はいい人だ。
書く側に回ってはじめて、感想とかのありがたさが分かった気がする。
作家さんたち、がんがれ、超がんがれ。
はぁ
エロパロ板のエロ小説スレでパロディを超越した
つまらん気に入らん以前の板違い・スレ違いを差し置いて荒らし扱いか
171 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 19:28:01 ID:+nptERBq
>>168 君の存在がゴミで無駄だと思うよ^^
あ、釣られちゃった?
また単発かよw
気に食わないSSに文句言う方がよっぽどレスの無駄。
「気に入らないものは、徹底スルーが基本です。」
って書いてあるんだから気に入らないんだったらほっときゃいいだろ。
殺伐としたスレに救世主が!
.__
ヽ|・∀・|ノ ようかんマン
|__|
| |
相手にしないでスルーしようぜ
真紅虐待SS続きマダー
ココはエロパロだけど、エロがなくても「大人向け」の内容であれば
個人的には全然OKだと思ってる。
書き手がどのローゼンスレに投下するか決めるのは本人の自由だし、
読み手がどの作品を選んで読むかも自由。
21歳以上でも年相応の対応ができない奴は帰れ。
「ぼくの書いたエロ小説」みたいな作文レベルの書き厨が現れるのも、
それをスルーできない厨が現れるのも、どちらも流行りジャンルの定め。
そのうちどちらも淘汰されるだろうから、マターリ行こうぜ
厨命名厨キタコレw
とりあえずおまいら、スルー覚えて。
↓そして次のレスから何事もなかったかのようにスレ進行
「スィドリーム、私の如雨露を満たしておくれ。
まず……鈴カステラですぅ 。
それから紅茶、流しそうめん、、乳酸菌、苺大福、花丸ハンバーグ…
そしてローゼンメイデンの…ゲフッ、ゲフン!ゲフフン!えーと…
…………ローゼミスティカですぅ」
「誰のローゼミスティカだそれっっーーーーーー!」
あ、ゴメン、エロくない
スルーしてやっても良いがスレのクオリティは保証しない
>>133の続き
両腕を外された真紅をジュンは抱きかかえて、椅子に座らせた。
そして、PC用のラックの中にあった長いケーブルで、何重にも拘束する。
真紅の頬は打擲されて真っ赤に腫れ、何度も蹴られたり放られたりしたせいで、髪はバラバラに
ほつれて、ところどころ、涙によって顔にはり付いている。瞳は濡れ、肩で荒い息をしていた。
「真紅……泣いてるのか?」
先ほどとはまるで一転したかのように、優しげとすら言える声で、ジュンは真紅の目を見た。
「な、泣いてなんか……いないわ……」
「ああ、そうだな。誇り高きローゼンメイデン、だもんな。僕ももう痛いことはしないよ」
「……」
真紅は戸惑った。
ジュンのこの異様な態度は何なのだろう。
自分がいつの間にか、ジュンをそんなにも追い詰めていたのだろうか。
真紅がそんな思いを巡らすうちに、ジュンは机の上でガチャガチャ音を立てていた。
薬品の入った瓶や、注射器。
それらが、真紅の目にも映った。
ぞっ、
とした。
何をされるのか分からないけど、とてもよくないことをされるのだろうと分かった。
「もう、痛いことはしないよ、真紅。痛いことはしないよ、痛いことはしない」
つぶやきながら、アンプルを何本か折り、小さなビーカーに入れ、ガラス棒で混ぜる。
「こんなところかな……わりと適当だけど……」
「ジュン……何をするの……」
真紅の声色は微かだが明確に恐怖に染まっている。
ジュンは無言で、注射器を真紅に見せる。
「ひっ……」
「大丈夫だよ。毒じゃない。……というか、何の効力もない、ただの水」
耳元で囁きながら、真紅の首筋、人間ならば頚静脈のあるあたりを、注射器の針でなぞる。
「ひ、ひっ…… やめなさい、ジュン……」
「だぁめ、だめ、だめ、だめ、だめ。だめだめだめだめだめだめだめだめ。
誇り高きローゼンメイデン第五ドールが、このぐらいのことでオタオタしてちゃダメだろう?」
ぷつっ、と小さな音。
注射器が真紅の首筋に少しだけ刺し込まれる。
あまり深く刺してしまうと、人形の構造上、中空に突き抜けてしまうから、精密な手さばきが必要
なのだが、マイスターの手を持つジュンにとって、それはたやすいことだった。
「ああ……入っていくよ、クスリ……。分かるだろ、真紅?」
「何、何、何のクスリなの、ジュン」
薬液は全て真紅の首筋に吸い込まれた。
「言ったろ。ただの水だって。……ただし、人間にとっては、の話だけど。
詳しいことは知らないんだけど、これが真紅たちの体の中に入ると、ローザミスティカと反応して
どうだこうだってコトらしいよ。……あ、効いてきたかな?」
真紅の表情。より切なく、何かを我慢するように眉根を寄せて。
真紅の呼吸。いったんおさまった呼吸が、また乱れている。
「……何、よ、これ、は。ジュン、何これ……」
「陳腐で恐縮なんだけどもね。媚薬みたいな効果があるとか言ってたなあ。
カラダがアツくなったりとかしない?」
「し、知らないのだわ、そんなことっ」
ふい、と真紅はそっぽを向く。
「ああ、そう。まあいいけどね。効果はもっと強くなってくはずだし。
……そうだ、こんなのどうかな」
ジュンはiPodを取り出して、真紅の耳にイヤホンをテープで固定する。(そうしないと、真紅の耳
の穴のサイズには、人間用のイヤホンは大きすぎた)
そして、何人もの女優が入れ替わり立ち替わりセックスして喘ぎまくっている洋モノのAVから
リップした音声を幾つか、エンドレス再生のモードに設定して再生する。
「……っ! ちょっと、ジュンっ! これは……っ!」
真紅の言葉を無視し、ジュンはドレスを掻き分け、女性器……少なくとも人間ならばソレがある
べき部位を露出させる。真紅は当然抗議するが、ジュンは当然無視する。
そして、やはり、そこにソレはあった。
「あー、あー、かなりイイカンジになってきてるなー。ドレス汚れちゃうよ、これじゃあ」
ソレは、人間の女性のものをそのまま真紅の体躯に縮小したにしては大きめのものだった。
明らかに、人間がソレを使用することを想定して作られているようだ。
「さて、真紅は腕を取って拘束した。媚薬は打った。えろ音声はエンドレスで流れる。いくら発情し
ても、自分でオナニーもできない、と。
ま、こんなもんかな。じゃ、疲れたんでしばらく散歩してくるよ。苦労してセッティングしたんだ
から、それなりに楽しんでくれよな」
真紅に状況がよく分かるように、ことさら説明的にジュンは言った。
「ジュンっ! ど、どうするのよ、これっ!」
「いや、今言った通りだけど? さっきも言ったけど、クスリの効き目はまだどんどん強くなるから。
とりあえず、散歩行ってくる」
とりあえず今回の投下はこんなとこで…。
甘めに軌道修正してみました。
188 :
('A`):2006/03/19(日) 00:12:45 ID:CT62ejET
189 :
ひつまぶし:2006/03/19(日) 00:13:15 ID:2BjM76ne
GJ
興奮した
虐待嫌いって人もいるだろうが今回くらいならおkおk
クスリとかって使うとエロくみえるよな
GJx100
先生・・・続きが、読みたいです・・・
>>164 亀レスだが・・・
ちょっと、わかりにくいとこもあったが
いい感じで読めたぜ
JUMが人生経験豊富なのにワロタwww
wktkしときますねw
>>187 おkおk、俺は甘いの好きだ!!
だから路線を変えてくれたのはうれしいね〜w
wktk!!
192 :
◆823J6XQFHo :2006/03/19(日) 02:08:56 ID:RSHSoQdC
このスレはいいスレだ。
193 :
('A`):2006/03/19(日) 02:19:51 ID:CT62ejET
>>157の続き。ジュンは、今頃 何をしているのだろうと思っている方々 お心配なく。彼は最後の最後でやってくれます。多分。
てか 多分、めぐの水銀燈の甘甘はEDまで続きそう
めぐ「ふふwそれじゃあ早くハンバーグ食べよう?冷える前に」
銀「そうねぇ、メイメイが、無理して温めてくれたもんねぇ」
めぐ「温めた後、破裂しちゃったわよねwwはは、チョーウケるww」
2人は、またさっきと同じ体勢で食事を再開した。
−−−−−
食事が終わった後、めぐは「ハンバーグのお礼に歌を唄ったあげる」と言って歌を唄い始めた。
水銀燈は窓辺に座り目を閉じて静かにソレを聞いていた。
めぐの綺麗な歌声が病室内に静かに響く。
外では虫達から求愛のオーケストラを奏でている。
なんて心地よい夜なのだろう、と水銀燈は めぐの歌声を聞きながら思った。
めぐの歌声が止んだ後 水銀燈は、その場に立って拍手をした。
それを見て めぐは、嬉しそうにニッコリとした。
194 :
('A`):2006/03/19(日) 02:30:27 ID:CT62ejET
>>193。グダグダになってきました。そんなSSに救世主が!
.__
ヽ|・∀・|ノ ようかんマン
|__|
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ごめん、パクった
めぐの歌が終わってすぐ看護婦が、もうすぐ消灯の時間を迎える事を告げに来た。
そんな看護婦を、めぐは笑いながら蹴り飛ばしていた。その姿は、あのデュードも顔負け(ry
看護婦が、他の看護婦に抱えられながら出ていった後、めぐは寝る準備をし始めた。
そんなめぐを尻目に水銀燈は、夜の散歩をしようと窓の手すりに立った。
そして黒い翼を広げようとしたその時
オイコラ
後ろから声がした。
振り返ると無表情の めぐが、こっちを見ていた。
銀「な、なによぉ」
めぐ「どこ行くの」
無表情で淡々と喋るめぐに水銀燈は、軽く怖じ気づいていた
銀「よ、夜の散歩よぉ」
水銀燈の言葉を聞いた瞬間 めぐは寂しそうな顔をした。
そして、消え入りそうな小さな声で言った。
めぐ「・・・どこにも行かないで。今日は、一緒に寝よう?」
めぐが、寂しそうな顔で訴えてくる。
水銀燈は、コレが苦手である。
銀「べ、別に散歩行かなくても良いけどぉ、一緒に寝るのは、やぁよ。昨日だって変な所触ってきたしぃ」
と言って、水銀燈は ぷいと横を向いた
しかし、そんな水銀燈の脳裏に先ほどの めぐの寂しそうな顔が浮かんだ。
195 :
ひつまぶし:2006/03/19(日) 03:09:32 ID:2BjM76ne
よし、投下とまってるな
「どう?気持ちいい?私の手わぁ。」
甘い声でささやきながら僕のペニスを握り、弄ぶ。
「あっあぁっあっ」
僕はたまらず水銀燈の顔を見る。
綺麗な紅い瞳・・・。昔に比べて随分優しそうな目をしている・・・。
しかし、表情は欲望に溢れた顔。
性欲の言われるが侭に涎をたらし、なぜか人形なのに大量の汗までも流れ、ともに口からは熱い吐息が吐かれる。
ペニスを弄るその手に合わせて美しい銀色の髪が乱れていく。
「す・・・すいぎんとう・・や・・・やめ・・・」
「いいでしょぉ?でもぉ?まぁだまぁだ。真紅たちには出来ないようなテクニックを味合わせてあげるわぁ。」
「うあっ!ああああっ!ああああああ!」
水銀燈の右手が僕の膨張したペニスをいじくりまわす。
時には優しく亀頭をなぞり、時には根元を激しく揉み・・・・。
「あぁっすっ水銀燈!出る!」
「クスッそう?じゃあ・・・」
「あああっ!!!」
射精の寸前でペニスの弄りが緩み、今度は袋のほうを刺激される。
もみしだいたり、やさしくなでたりをくりかえし・・・・。
こうして、僕の袋の中にはさらに精液が溜まった感じがし、ひととおり満ちたところでまたペニスに手をかける。
「ああっそっそんな・・・ああああああああああ!!!」
「とってもいいでしょぉ?こんなの初めてよねぇ・・・クスッ」
再び僕のペニスは痛いほどに膨張する。
そして、巧みなテクニックで何度も射精しそうになる。
しかし、水銀燈の手はそれを敏感に察知し、またもや袋のほうに集中し、精液を溜めていく・・・・。
射精したくても寸前のところで止められ、、射精するべき精液はひたすら溜まっていく・・・。
「はぁっ・・・あっ・・・あああああぁぁぁ。」
さらに追い討ちをかけるように水銀燈は、僕の体中を愛撫し続ける。
やさしく首筋をなでたり、僕の口にその綺麗な指をいれたり、僕の乳首をぴーんとはじいたり、背筋をつつーーーーっと撫ぞったり、うなじをまさぐって愛撫したり・・・。
196 :
ひつまぶし:2006/03/19(日) 03:10:31 ID:2BjM76ne
>>195 「はっはぅっもっもう・・・。あ・・・」
その長い長い快感に僕の頭は真っ白になり、射精することしか考えられなくなっていた。
いつまでたっても射精させてもらえず快感だけが増幅しつづけた・・・。
「ふふ・・・もうだしたいのぉ?」
「あ・・・あ・・。」
「ぬるぬるしたのならもうでてるわよぉ♪」
「ちっちがあ・・・・」
「もう辛そうねぇ・・・しかたないわぁ出させてあげるぅ。」
水銀燈はおもむろに立ち上がり、涎のようにしたたる愛液を太股に這わせながら、茂みの中に隠れている僕のペニスに狙いを定める。
「一ついいことを教えてあげるわぁ。」
「・・・・?・・・・・・・」
「見てたから分かると思うけどぉ。私たちローゼンメイデンはみんなここは本物なのよぉ。」
そういって水銀燈は自分の秘部を指す。
「でねぇ。私たちにも危険日というのがあるのよぉ。」
「・・・・?・・・・」
「だからぁ、中出ししたら、一発で赤ちゃんが出来ちゃう日の事よぉ。」
「・・・!・・・・・」
僕は一瞬青ざめる。だが、快感によって一気に思考力をうばわれる。
「もう・・・ジュンのこれこんなんになっちゃってるしぃ・・・ふふ・・・それに初めてよねぇ・・・もしかしたら真紅たちとやってたりするのかしらぁ?・・・我慢できるぅ?・・・きっと入れた瞬間に出ちゃうわねぇ・・・・覚悟しときなさぁい・・・。」
「ぁ・・・ぅ・・・ぁ・・・・」
恍惚の表情で僕を見下ろす水銀燈。
視点があわず宙を浮いているような感覚の僕。
「大丈夫よぉ・・・私が幸せにしてあげるからぁ・・・。さぁ、記念すべき童貞喪失と妊娠の瞬間が今同時に起こるわよぉ・・・・。」
「ああぁぁぁぁ、やっやめてくれぇぇぇぇ」
最後のひとかけら残っていた理性が壊される瞬間がきた。
水銀燈の腰が一気に下がっていき・・・ついに・・・・。
ぐちゃり・・・・ずぶずぶ・・・・・
「ああん!いいいぃぃぃ。」
「ひっひぃぃぃぃ。」
197 :
ひつまぶし:2006/03/19(日) 03:12:06 ID:2BjM76ne
>>196 どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ・・・・
どくどくどくどくどくどくどく・・・・・
水銀燈の暖かい膣にねじ込まれたとたん、すさまじい快感がペニスから全身、脳を駆け巡りその瞬間袋から、たまりに溜まった精液が一気にペニスから噴射した。
ぴゅ、ぴゅ、ぴゅーーーーー・・・・・
「いっぱい・・・あん・・・いっぱい・・・よぉ・・・・。」
「ひ・・・ひぃ・・・ひぃっぃぃぃ」
水銀燈も子宮を埋め尽くす精液のあまりにもの快感に悶え、幸せそうに笑みをうかべる。
僕は終わらない射精にただただ顔を歪めた。
「うふっいいわぁ。さいこぉ。こんなにいいのぉ・・・。」
「ひ・・・すいぎ・・・あ・・・」
快感で気が遠くなっている僕に水銀燈はさらに追い討ちをかけるかのように残酷な言葉を放った。
「まだよぉ、まだまだ。こんなもんじゃないわぁ。私のテクニックをもっと見せてあげるぅ。」
「ひ、ひ、ひぃぃぃいぃーーーーーー」
水銀燈はあまりの量に精液や愛液のあふれ出ている結合部を、おしりを前後させぐちゃぐちゃとゆっくりピストン運動させ始めた。
「ああぁぁぁ・・・すいぎんと・・・もう・・・やめ・・・」
「まだまだよぉ、もっと気持ちよくなれるって事を教えてあげるぅ。」
「ぁぁぁぁぁぁ・・・・。」
更に激しく腰を上下させると、僕のペニスは快楽でふくらみ、尿道の奥の精液がどんどん吸い上げられる。
「あん!あん!いい、いいわぁ!ああん!」
「すっすいぎ・・・い・・いい・・・・・・。」
「・・・あっ愛してるわぁ・・・。」
僕と水銀燈は深い深いキスを重ね、そのまま何度も水銀燈のなかに射精を繰り返した。
時計が午前4時を回ったころようやく僕は両手両足が自由になった。
激しいSEXだったので青いあざになっていた・・・
激しい脱力感に襲われて呆けている僕に水銀燈は一息つき話し始める。
「とりあえずまずはこれだけよぉ。」
「え!?」
「これからみっちり私の良さを教えてってあげるわぁ。真紅たちはまだ起きて来ないし、・・・めぐも・・・もういないし・・・。これから明け方近くまで何度も何度も私の良さを教えつづけるわぁ。」
「そ、そんなぁ・・・。」
「そして、朝になったら真紅やのり、あなたのご両親にもお話しなきゃねぇ?たっぷり私たちの愛について教えてあげましょう。」
こうして僕は水銀燈の手に落ちたのだった・・・・。
198 :
ひつまぶし:2006/03/19(日) 03:13:20 ID:2BjM76ne
終わり
疲れた・・・今までとはうってかわってこの作品は
エロスにしてみたんだがどうだろう
>>194 やべww今回はパクったのにワロタwwww
あなたは色々な意味でいいわ〜www
うはww感想書いてる間に投下されてるwww
>>198 すげー・・・w、エロいよ!これはGJを言わざるを得ない!!
もちろん続くよね?wktk!!
GJを贈ろう。
いや、贈らせて。
>>198 いや〜いいわ…
これは続きが楽しみになってきた。
乙ですー
「しぃんくぅ〜…遊びましょぉ!!」
甘えたような、しかしどこか狂気を孕んだ声が響く。
桜田家二階、ジュンの部屋に飛来した不吉、漆黒の堕天使・水銀燈。
「す、水銀燈…」
「?あぁらあら、こんなに日が高いのにベッドに潜り込んで…お馬鹿さぁん♪」
「やめるです水銀燈!真紅は今おめーの相手なんてできねーですぅ!」
?
相手ができようとできまいと、そんな事は水銀燈には関係ない、いつもならそう
嘲笑い飛ばすのだが、何か気になる真紅の表情。苦痛と疲労に歪むその顔を
覗き込む水銀燈。
「どうしたのぉ?不細工な顔が今日はいくらか見やすくなって…」
「大きなお世話なのだ…!?くっ…」
「や、やめろです!真紅は生理痛が酷くて動けねえです!」
「な??す、翠星石何を突然恥ずかしい事を叫ぶの?わた、私は別に…」
「あらぁ、生理痛?薬飲んだらぁ?」
真紅との真剣勝負を望んでやってきた水銀燈は、さもつまんない感じぃ、
と言ったようにそう吐き捨てる。
「駄目です!真紅はこう見えて何故か薬に弱いです!半分が優しさで
できている憎いヤツですら胃痛に悩まされるくらいですぅ!」
こう見えては余計だ、と言いたいが苦痛に口が開かず、恨めしそうな目で
毒舌乙女を睨む紅い女王様。
「まったく…まあ、半分が優しさと言ってもその実もう半分は
結構厳しいのがヤツの本性だから、薬に弱いのなら胃を痛めるのは当然だけどぉ」
そう言って、漆黒のドレスのどこからか小さな粒を取り出した水銀燈。
「ほら、これを飲みなさい。いつも私が飲んでるやつよぉ。」
「…何故貴女がこんなものを…?」
「ちょっとしたツテでねぇ…薬品は簡単に手に入るのよぉ♪さあ、楽になるから。」
いつもならば最大最狂最悪の敵の言う事など真にうけない。が、今日は
何故か水銀燈の気持ち−苦しむ妹をなんとかしてやりたいという姉心にも似た−を
感じ、素直に口を開け、白い粒を飲み下す。
「さあて、汗でぐっしょりのパジャマと下着も取り替えなさぁい。」
「ちょ、嫌よ!どうして貴女が…!?」
いきなり掛布団をめくりあげようとする水銀燈に激しく抵抗する真紅。
「貴女私がここに立っているだけで匂いが鼻につくくらい汗臭いのよぉ?
ねえ、翠星石?」
「う…た、確かに夏場の女子更衣室に近い汗臭さは否めないですぅ…」
ほら、と言ったような顔で真紅の抵抗を遮る。抵抗の手が緩んだ隙に
一気に布団をひっぺがす。
「さあ、着替えなさ…あら?」
ふと下半身に目をやると、そこには赤いしみが滲んでいた。
水銀燈の目が捉えた部分に気付いた真紅は羞恥に顔を真っ赤に染める。
「貴女、漏らしたのぉ?」
「……」
今にも泣き出しそうな真紅。翠星石が慌ててフォローしようとするが、
自身もまた慌てているのか、口がうまく回らない。
「仕方ない娘ねぇ…初めてじゃあるまいし」
やれやれ、といった感じでつぶやくと
翠星石に替えの下着と服を取りに行かせる。
「真紅…」
大粒の涙を流す真紅を水銀燈は優しく包むように抱き締める。
「さあ、気持ち悪いでしょ?ここは私しかいないから気兼ねなく脱ぎなさい。」
「……」
何故、何故だろう。何故私はこの紅い妹をこんなにも愛しく思っているのだろう。
何故、何故だろう。何故私はこの黒い姉をこんなにも頼もしく思っているのだろう。
永遠の敵であるはずの姉の目の前で衣服を脱ぎ、肌を晒す真紅。
「あら?貴女ナプキンずれてるじゃない。だから血が漏れるのよぉ」
「だ、だって急だったから…」
「自分の周期くらい把握しなさいよぉ…ほらぁ、まだ出てるじゃない」
太股を伝わる赤い筋を拭おうと、タオルを探す水銀燈。
が、目に当たらない。
少し考え、おもむろに屈み込む水銀燈。次の瞬間、真紅に衝撃が走る。
「ちょ…何をしているの水銀燈?」
滴る鮮血に舌を這わせる水銀燈。突然のできごとに、その感覚に、混乱する真紅。
「仕方ないでしょぉ。床を汚したら貴女のミーディアム…ジュンだったかしら?
が五月蠅いんでしょ?」
じょじょに舌を上に移動させる水銀燈。くすぐったさ、恥ずかしさ、
そしてじわじわと沸き上がる別の感覚に戸惑い震える真紅。
水銀燈もまた、血の味と、肌に舌を這わせる行為にある種の興奮を隠しきれない。
「ねぇ…まだ血が出てるわぁ…」
足の付け根部分まで舐め上げた水銀燈は、出血の元…真紅の秘所にまで舌をのばす。
頭がボーッとして思考能力が低下している真紅は目で追うだけで
抵抗しようとしない。
そして…ついに水銀燈の舌が真紅の秘所を舐める。
ビクッ、と跳ね上がる真紅。息が弾む。目の焦点があわず、視界がぼやける。
血の匂いと牝の匂いに頭を冒され、一心不乱に真紅の花弁を舐め続ける水銀燈。
ピチャ、ピチャ、ピチャ…クチュ…
水銀燈の口の端から、自身の涎、経血、そして…粘りのある透明な液体が混ざりあった
いやらしい汁が滴り落ち、漆黒のドレスを汚す。
「い、いや…何かがくる…のだわ…」
「真紅ぅ…貴女のここ、ぐちゃぐちゃになってるわよぉ…こんなに淫乱だなんて
本当にジャンクね…」
「い、言わない…で…言わないで…ぇ…っ!?」
「うふふ…いいのよ真紅。気持ちいいんでしょ?痛みも忘れるくらい。
このまま、私に心も体も預けて、安心して感じなさぁい」
「んぁっ、水…銀…燈っ!?あっあっ、お、お姉…ちゃんっ…!!」
一瞬、戸惑う…刹那、何事もなかったかのように再び真紅を愛する水銀燈。
その頬にわずかに、興奮によるものではない赤みがさしているようにみえる。
体の震えが次第に大きくなる真紅。そして、とうとうその時がきた。
「はっ、はっ、はっ、んあっ、あっ、あっくっ、ん、ん…」
これでとどめ、とばかりに、真紅の陰核を舌で弾き上げる。
「!? んあああああああああっっっ!!!!」
ひときわ大きく体を跳ね上げ、次の瞬間崩れ落ちる真紅。
その体をしっかりと、それでいて優しく抱き抱える。
「クス…可愛いわ、私の…」
私の、大切な、大切な、妹さん。
>>211 経血ネタとはなかなか新鮮ですな。文章もうまい…GJ!
生理かぁー。イイですね! GJ!
「さて、どうやら血も止まったみたいだし、ちゃんとナプキンもつけたし」
翠星石のもってきた服に着せ替えベッドに寝かし付けると、水銀燈は
窓を開け、足をかける。
「帰るですか?」
「ええ。もう用はないわ。真紅も落ち着いたみたいだし、しばらく
寝かせておけば回復するんじゃないのぉ?」
来た時のように、なんとなくつまんない感じぃ、と言うような
やさぐれた言葉遣いで言い放つ。どこか照れたようにも見えるが。
「きょ、今日はその…助かったです。ちび人間はいねーし、のりは
部活で命をかけて殺しあっているしで大変だったですぅ。ありがとうですぅ。」
「貴女の口からそんな素直な台詞が聞けるとは思わなかったわぁ。」
薄く微笑む水銀燈。
「な!?それはその…お、おめーが素直に真紅の世話とかしてくれたからで」
「と、か、?あらぁ?私が真紅に何かしたぁ?」
湯気がたつほど赤く茹で上がる翠星石。
「ち、ちが、違うです!し、真紅が血が出ておめーが…じゃなくて、あ、あ、うあ、」
「はいはい、わかったわよぉ。貴女にはまた今度し・て・あ・げ・る♪」
真っ赤になった顔をさらに赤くして、眩暈すら起こしそうになる翠星石を
尻目に、窓から飛び立つ黒い堕天使。飛び立つ刹那、最愛の妹を目に映して…
数日後
再び真紅の前に立つ水銀燈。突き刺すような、視線だけで
相手をジャンクにするような、そんな表情で真紅を睨む。
「く、水銀燈…」
「真紅ぅ。遊びましょぉ…」
そう言って、真紅に飛び掛かる水銀燈。
身構える真紅につかみ掛かり、その顔を近付け。
「私の可愛い妹さん♪」
「!?」
真紅の頭にうっすらと残る、自身のつぶやき。
…お姉ちゃん。
どこか満足したような笑みを浮かべると、真紅の唇に軽いキスを重ね、
どこかへと飛び立っていく水銀燈。
残された真紅は、弾む鼓動を抑えられないまま立ちすくむだけだった。
なんかもうね、そこはかとなくエロス。
俺の中でこのネタ大ヒット。
初投下で長文、大変失礼致しました。
喜んで頂ければ幸いです。
218 :
('A`):2006/03/19(日) 14:34:53 ID:CT62ejET
フッ… GJだ。
俺は樹海に用があるので、さらば!
構ってちゃん?
ちょwwww
221 :
双剣:2006/03/19(日) 15:00:37 ID:SfOu05zW
>>218 [樹海] ((( ( 'A`>ヽ( ゚∀゚)ノシ [nのフィールド]
>>129の続き投下。
222 :
双剣:2006/03/19(日) 15:01:29 ID:SfOu05zW
――はじめは、それだけのつもりだったのだ。
ちうううううううううううう…………………………………………
一同が唖然とする中、翠星石はただ必死に、錯乱した頭が導き出した選択に従いジュンに噛みつき血を吸っていた。
しがみついていたジュンの身体がびくんびくんと跳ねていたがそんなことを気にする余裕もなく、
息が続く限り必死にジュンの中身を吸い上げる。
――本当に、それだけのつもりだったのだ。
色々と大間違いな行動ではあったのものの、これが芝居であるという前提はしっかり意識の中に残っており、
吸い終わったらすぐさま離れて白崎の次のナレーションを待つつもりだったのである。
(芝居なんだから吸うにしても真似だけで良かったということには気付いていなかった)
だがしかし、吸血行為が終わりに近づくに連れて意識は中途半端に理性を取り戻してゆき、
その理性が『この行為は愛情表現である』ということを今更ながら翠星石に認識させてしまった。
――それが、狂った予定を狂わせた。
認識した途端、理由や羞恥というものをすっ飛ばし、この行為が終わりを迎えることを酷く惜しいと思ってしまった。
もっとこうしていたい。ずっと離れたくない。……ジュンが、欲しい。
もやもやとした意識が純粋に欲求だけを示し、翠星石を興奮させる。
いつの間にか鎮まっていた先ほどの熱さとは異質の熱量が全身をかけめぐり、その熱がジュンを逃がすまいと腕に篭る力を補強する。
――過剰な純情は、時として狂気になる故に。
しかしやがて呼吸が限界に達し、翠星石は突き立てた八重歯をジュンから離す。
だが既に、翠星石のスイッチは入ってしまっていた。
だから、止まらなかった。
223 :
双剣:2006/03/19(日) 15:02:14 ID:SfOu05zW
「ん……ちゅ、んく……っは、ん……」
「あ……ひぁっ!?」
わずかな時間のうちに翠星石の息は荒くなり、その吐息が出来たばかりの傷跡に次から次へと注がれる。
生暖かい吐息が翠星石の唾液とジュンの血液が入り混じった液体にかかることで、ジュンは首筋にぞわぞわとした寒気を感じ身をよじる。
霞がかった瞳でしばし虚空を眺めた翠星石は、呼吸が整わぬうちに再びジュンの首筋に顔を埋める。
「ちゅ……ん……れろ、ぺろ……っは……ふ、ぅぅん……」
「あ、は……うっ……」
今度は歯は立てず、傷口に口を吸いつけて、そのままそこから血液を吸い上げる。
一度吸引した後は溢れ零れた血液を一滴残らず舌で舐め取り、また陶然と血の匂いのする息を吐く。
(これが……ジュンの……)
だがそんな己が呼気すら昂りを助長するのか、翠星石は血の匂いに酔っていた。
崩滅した思考回路はしかし、若干ながら歪に機能を残していた。
そこから導き出されたことはまず、『コレはジュンの身体の隅々まで行き渡っていたものである』ということ。
それを自分が吸出し、飲み込んでいると思っただけで、口の端から血を垂らす翠星石は薄い至福の笑みを浮かべていた。
(あは、おいしいですぅ…………)
霞んだままの瞳に明確な喜悦が入り混じる。
実際、血液独特の蟲惑的な風味は極上の美味と麻薬にも似た興奮を翠星石にもたらしていた。それがジュンの血であるのならなおさらに。
そう、ジュンの血であるからこそだ。
翠星石はある意味で、完全に『主人公に恋する吸血鬼』になりきっていた。
吸血行為に邪悪さはなく、愛する者の中身が自分の中に入ってくることで、堅い繋がりが生まれたような錯覚に陥っている。
「あむ……」
だから、再び口をあけた。
今度はがっつくように搾り取るのではなく、ただ求めるためだけに、愛する人の血を吸うために。
そっと歯を先ほど空けた傷口にあて、しがみつく腕の力も和らげ、愛しさ溢れる抱擁のまま、ジュンを求めて血を吸った。
224 :
双剣:2006/03/19(日) 15:02:56 ID:SfOu05zW
噛まれた時までならば、抗おうと思えば抗えた。
しかし吸われるほどに抵抗力は脱力し、状況を理解する間もなく奪われる。
結果、機は既に失われ、痛みと恐怖は半分以上が快感と化していた。
血を流す傷口にかかる熱い吐息に意識は崩れ、直後そこを覆った唇のやわらかさに崩れた意識は滅び去り、
這わされる舌の湿り気と弾力に、抵抗の意志はもはや亡い。
「ふ、くぁ……!」
傷口を通し、身体から血液と共に何か別のものも吸い出されるような幻覚を感じる。
吸い出されてゆくものの正体は理性と自尊心。
それらが奪われてゆく度に、ジュンの倫理が崩れ落ち、甘い痺れに忠実になる。
それらを失くしてゆく度に、ジュンの正気が薄れ去り、隷属の快楽に目覚めてゆく。
「いっ、あ、あぁぁ…………」
何も考えなくていい。この背徳に身を委ねていればいい。抗うことは許されない。
自分を隷属させる彼女にすべてまかせていればいい。
その代償は血の供物。
それを捧げることこそが今の自分の快楽なのだから、なんと都合のいい贄だろう。抗いを許さないのは自分自身に他ならない。
自分が今まで何をしていたかなど、とうに忘却の彼方へ吹き飛ばされている。
それほどまでにこの空間は唐突で、刺激的で、放心をそそった。
「……すい、せ…………」
増して。
自分は心のどこかで、この少女そのものを求めていたのではなかったか?
そうでなければすべて委ねた今さらに、彼女の名など呟くまい。『自分を隷属させる』だけが望みなら、相手は誰でもいいはずなのだから。
ただ愛しい。
どんなに歪んだ形であれ、否、歪んだ形であるがこそ、自分達はどんな形であっても想いを伝え合う事が出来るという証明ではないか。
(あ…………)
少女は貪るように供物を求めていたはずだが、いつしか優しくこちらを抱いていた。
だから、迷うことなく抱き返す。
ただ求め合うことが欲望の果て。
それは欲望でしかなく、つまりは混じりけのない純粋な感情。
そして自分は既に彼女の隷属の下にあり、しかし同時に愛しいと想う。
この隷属とは何なのか。今の彼女は吸血鬼。ならばとジュンは考える。
(……こいつが僕と同じ人間になったんだから、今度は僕がこいつと同じになるのかな)
それもいいかと考える。少なくとも前者に関して、彼女は喜んでいたのだから。
225 :
双剣:2006/03/19(日) 15:03:34 ID:SfOu05zW
観客の静寂はまったく異質なものへと変わっていた。
吸血鬼が血を吸うことなど常識と言えば常識で、つまりは当たり前だと誰もが思う。
だがいくらまだ幼い園児でも、目の前で繰り広げられている情事に等しい行為を本能的に理解しているのだろうか。
何故かもわからずドキドキして、舞台上の展開を食い入るように見つめていた。
「き、『吸血鬼としての彼女は、血を吸うという形で少年に愛を伝えようとし、少年はそれにこたえたのです』」
一方、舞台袖に待機していた少女達はいくらか知識がある故に、興奮、羞恥、嫉妬など、
それぞれ違った感情を胸に吸血行為を見守っている。
なお、槐は『薔薇水晶の教育に悪い!』と判断して娘の目を手で覆っていたのだが、
薔薇水晶の小さな目は、その指の隙間からばっちりと今起きている情景を捉え、ぽっと頬を染めていた。
「い〜〜い〜〜か〜〜げ〜〜ん〜〜に〜〜…………」
そして、ここに嫉妬の権化が燃え上がる。
ホーリエ、メイメイ、ベリーベル、レンピカの4精霊を強引に操った紅蓮の幼女が驚く衆をきっぱり無視し、
照準を舞台の上に固定する。
「ちょ、真紅! それはまずいって!」
「し、真紅ー、まだ出番じゃないのー」
「あぁらあら」
蒼星石と雛苺がそれぞれ違う理由で真紅を止めにかかり、水銀燈は余裕の態度でその様を眺める。
水銀燈はわかっていたのだ。『止めてもムダ』と。
「しなさいっっっ!!!!」
予想通り制止など聞かず、精霊と共に弾丸の如く飛び出した真紅は左ストレートを繰り出して……
「えっ?」
ものすごくいいタイミングで貧血になって倒れたジュンと夢心地が臨界点を迎えて眠りについた翠星石の頭上を通過し―――
ドガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッッッッッッ!!!!!!
向かい側にあった窓ガラスを突き破った挙句、のりの演技を覗きに来ていた山本くんを吹っ飛ばし、外にあったコンクリートの壁に上半身を突き刺した。
そして、ジュンは血を失いすぎたために病院に担ぎ込まれたのである。
to be continued...
226 :
双剣:2006/03/19(日) 15:04:27 ID:SfOu05zW
あとがき。
こんばんは。力を吸われすぎたらドールと同じ姿になるってまるで吸血鬼だなーとか思ってた双剣です。
んでほら、たまに聞かね? 『吸血鬼にとって、血を吸うことは求愛行為である』とか。
ぶっちゃけただそんだけで今回の話考えますた。ちょっとは雰囲気出てるといいのだが……
て い う か オ レ の 趣 味 は こ ん な ん ば っ か か 。
……いやでも吸血ってエロいよね?(そう思うのはオレだけか?)
勿論、エロイよ〜
求愛じゃなくてもろセックスのはずだしね>吸血
あれ?これって園児の前でやってるんだよね?
( ゚д゚ )
こっち見んなwwwwwww
>>226 JUMの喘ぎでおっきしましたw
GJ!!
231 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 17:49:24 ID:Nj5Ve7GD
スマン、sage忘れた…
__ハ__
、____丿
゙゙( ゚━゚) アミーゴ
/゙゙゙○彡° アミーゴ
近頃の園児の教育は進んでいるんだな。
238 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 19:52:20 ID:QbgopyiN
似てるってか……あーあ。
しーなのしーなの
さあ殺伐としてまいりました
243 :
ひつまぶし:2006/03/19(日) 20:15:15 ID:sC71MZOA
みんなエロスですな。ゲヒヒwww
これでまだ平然と出てこられるなら、厚顔無恥もいいところだ
こうあからさまなパクリじゃな……
他のローゼンスレにくらべて随分と殺伐としてるな、ここわ
ひつまぶしは反省汁!
いつ見ても不正が暴かれるのは楽しいw
人間真っ直ぐに生きなきゃダメって事だな
249 :
ひつまぶし:2006/03/19(日) 21:58:53 ID:sC71MZOA
うわぁ・・・俺も上の全部見たがこんなんなっとるとわ思わなんだwww
正直俺はいままでカオスしか書いてなかったのにいきなりエロスを投下するはず無いだろwww
あきらかにパクリだし。
まぁここで俺が何言っても必死だなとか春厨だろ、どうせとか言われるだけだろうしな。
あーぁー久々にきたらこんなのだとは・・・。またコテ考えにゃならんのか。
パクリは最低だが、さらに最悪なのは他の人が頑張って書いた物まで、
「これもただキャラ名貼っつけた首挿げ替えじゃないか?」って
嫌な疑心暗鬼が出来ちまう事なんだよな……
>>186の続きです。
甘さの匙加減って難しいもんですね。。。
ジュンは本当に部屋を出ていってしまった。
一人取り残された真紅。
拘束された姿で。
今日起こったこと、考えようとするが、頭がぼうっとして考えがまとまらない。
体が、熱い。
体が、熱い。内側から湧き上がる……何なのだろう、これは。
いや、勉強家の真紅は、それが何なのか知っていた。その感覚が何であるのか。
認めたくなかった。
"この私が"、ミーディアムに足蹴にされ、蹂躙され、薬を打たれ、拘束され、絶え間なく続く男女の嬌態を両耳から聞かされ、こんな感覚を感じているなんて。認め、たく、ない。
五分経過。
「はっ、はぁっ、はぁぁぁ……」
真紅は切なかった。
真紅の体全体が、局所を中心に、切ないと言っている。
(腕……手さえあれば、少しは……)
そんなことを考えてしまった自分に、真紅は愕然とした。
十分経過。
「へ、へぁ…… ら、めぇ……」
ショーツがびしょ濡れだ。嫌な感覚。
きっと椅子まで濡れている。
床にまでこぼれているかもしれない。
思考力がほとんど働かない。
真紅は無意識のうち、内ももを悩ましく擦り合わせていた。
(足りない…… こんなのでは、足り、ない、わ……)
そして三十分が経った。どこで時間をつぶしてきたのか、鼻歌を歌いながらジュンは階段を上が
る。ドアを開ける。そして、予想の範囲内の光景に苦笑した。
トリってこんなんだっけ?
コテもはずしとくわ。
なんか嫌だし
>>252から。
「ん゛ん゛〜〜っ、い、いやぁ…… い、いグぅ……っっ!!」
コードによる拘束を強引に外したのだろう、床に這いつくばり、首を支点にして尻を付き出し、
秘所を机の脚に擦り付けている真紅の姿。愛液が机の脚にヌラヌラと光り、床にまで垂れていた。
焦点の合わない目で中空を見ている。
ジュンの姿には気付いていないようだった。
今の真紅には、普段の優雅さも、気品も、プライドも、何も無い。
波のように体の中をうねる性欲に完全に支配されたメスの姿しか、そこには無かった。
「おい、真紅」
「……?」
虚ろな目で、声のする方をゆっくり見る真紅。
「ジュ、ジュン……。ち、ちがうのだわ、これは……。あうっ!」
ジュンは真紅の背中を踏み付けて嘲笑する。
「何が! どう! 違うってんだよ! バカじゃないのかなあ。発情期のメス犬だってこんなマネしない
ぞ? 誇り高きローゼンメイデン樣はメス犬以下か? Huh?」
そう言いながら、もうグシャグシャになったドレスを、手際よく脱がせる。
体に絡みついていたコードも、もはや不要なので、取った。イヤホンも外した。
完全に体の力が抜けた真紅を、ベッドの上に放り投げる。
普段なら
「ちょっと、乱暴に扱うのはよしなさい!」
などと言うのだろうが、今回は何も言わなかった。
ただ、裸で天井を見つめ、体全体で荒い呼吸をしている。
白磁のように白い肌が、ピンク色に染まっていた。
その上に無言でジュンはのしかかる。ニヤついた笑いを顔にへばりつかせて。
255 :
:2006/03/19(日) 22:18:13 ID:sC71MZOA
ごめwww
>>254から。
「なあ、あんなもんじゃ物足りなかっただろ?」
「…………」
真紅は否定しなかった。泣きそうな目、眉根を寄せて見つめてくるだけだ。
「そこで、こんなのはどうかなー、って。ほら、これ、これ」
ジュンの指差す方を見た真紅は、さらに顔を赤くする。
ジュンの股間に、真っ赤に充血して膨らんだペニスを見たからだ。
「ジュン、そんなっ!」
「いやー、僕はどっちでもいいんだけどねー?」
へらへら笑いながら、ジュンは亀頭の先で真紅の秘所を軽く擦る。
「あ、ああっ……あああっ……」
「まあ、童貞なんでね、見よう見まねだけどさ」
擦り続けながら、真紅の耳元で淫らに囁く。
「気持ちいいと思うよー、きっと。僕のちんこが、真紅の中に入って、ヒダヒダを擦り上げたり、
子宮の口をつっついたりさぁ……。だって、こうしてるだけでたまんないだろ? ほらほらほらっ」
ほらほら、という声に合わせて、いっそう激しく亀頭を擦り付ける。
「ちょっ、あっ、だっ、なっ、あっ、うあ、ああ、あああああん゛ん゛ん゛ん゛っ!!!」
卑猥なグチュグチュという音を立てて、愛液があたり一面に飛び散った。
突如。
ふい、と亀頭を秘所から離してしまうジュン。
「あ……」
「ははっ、残念。イクとこだったろ? 悪いな、僕そんなに優しくないから」
>>253 ◆はトリップ(一人でキャップ)で、名前欄に「#好きな文字列」をいれるだけです。
簡単に本人の証明ができるので、騙りがいる人などは使ってみてくださいです。
これがトリをつけてないと起きる現象の良い例だな
今日はこんなとこで。
もうちょっとで終わる予定です。
文章力、というかSS力を付けたい。修業あるのみかな。
あーもーこれでいいのか?
↑てかこれ本物?
ごめん、今のみんなに言ったわけじゃなくて出来ない自分に切れてただけだからwww
Eメール欄に入れたりしてwww
日付変更前に何回かやってみる。まぁ自分でもその分スレ無駄になるっつうのは分かってるけど
本物か偽者かは意味ないよ。
要は同一性の確認だから。
同じトリでSS書いてる限りはそいつは同じ人物だって事。
まあそうだな、おれがどんなに違うといっても中にはどうせ同じなんだろとか思ってるやつもいるだろうし。
無駄に話し合っても意味ねえwww
もうこれにするわ、じゃぁなんかイロイロあったみたいだけど今日はありがとう。
同一人物であろうがなかろうが、糞みたいなSSしか投下しなければ両方いらない。
カオスだのスルーしろだの言えば何してもいい場所じゃあないからな
エロ前提でキチっと書ききれないなら文字通り「VIPでやれ」だ
わかってるわかってるwww
カオスにはしねぇしエロスでも、もっとレベル上げてから投下するよwww
当分は来れないし。
そういえば前スレにあったJUM×みっちゃんの続きはもう来ないのだろうか。
>>269 >>OLのエロさ
オフィスラブかセクハラものしか思い浮かばない俺は…
>>271 レベル云々以前に、他人の投下中に2度も割り込んだのは頂けないな。気をつけて。
>>271 鳥の練習したいなら初心者板行け。
カオス物は('A`)の作品でお腹一杯。
便乗して二番煎じ書いてるハゲタカは消えたら?
すっかりぐだぐだにされてしまっているが、
>>259はかなりハイレベルだぞ。期待して待つ
百合+愛がない系です。苦手な方はNGに登録してください。
なんということのない平凡な日常で、僕はまた今日も、
お婆さんの朝食の準備を手伝ったり、ジュン君の家に出かけたり、
翠星石が悪戯するのを少し咎めてみたり、真紅と無言でお茶を飲んでいたりした。
また一日、平和な日が終わっていく……はずだった。
鞄で飛んでいると、突然黒い影に僕は叩き落され、意識が飛んだんだ。
そうだった、あの黒い影の正体は……。
「水銀燈……」
一体ここは何処なんだろう。慌てて武器を構えようとしても、
何かに縛られて手が動かない。レンピカもいない。
銀と黒を纏った狂気の瞳が僕を捉えている。
僕は平気な顔をするが、既に緊張で腕が震えている。
「なぁにぃ?」
「一体何をするつもりなんだい?ローザミスティカなら
もう奪える状態にあるのに、いたぶってから壊そうってわけ……?」
「別にぃ、アリスになる方法は他にもあるんでしょぉ?
私は私がアリスになって悔しがってる真紅が見たいのよぉ。」
「え?じゃあ、何をしようって……」
「ただの暇つぶしよぉ。最近退屈だったからぁ。真紅や翠星石は
ミーディアムがいるから本気じゃないと勝てないしぃ、
雛苺と金糸雀はうるさそうじゃなぁい?貴女は影が薄くて、
単独行動が多かったからぁ、ちょうどよかったのよぉ……フフフ」
「え…………うわあ!!」
突然服を脱がされた。なんだか大体この先が見えてきた……。
あまり姉妹と認めたくない姉の指が、僕の体をなぞっていく。
「ほらほらぁ、暴れない暴れなぁい。力んでも無駄よぉ。いい時代よねぇ、
こんなに丈夫で便利なものがあるんだものぉ。ウフフ……ッフフフフフ!」
「水銀燈……まさか本気じゃないよね……?」
「うぅん、やぁっぱり綺麗な体してるわねぇ……お父様の作品だけはあるわぁ。」
「やめて……顔を赤らめないでよ…………冗談だよねえ……?」
「ざぁんねぇん、本気よぉ?変な子ねぇ、壊れるのは恐れないくせにぃ。
でもぉ、貴女の怯えた顔、中々可愛いわぁ。真紅が怒った顔よりましよぉ。」
「あわわわわ…………助けて……」
「私に命乞いしても無駄に決まってるじゃなぁい。
もっともぉ、命はとらないけどねぇ。ウッフフフフフ」
頬、顎、首、肩、脇腹。ゆっくりゆっくりなぞっていく指を、
僕はただ見つめることしかできない。水銀燈は嬉しそうに片手を口に当てている。
走ってくる悪寒は、いつの間にか僕の息を荒くしていた。悪夢だ。
「蒼星石、興奮してきたぁ?」
「するわけないじゃないか……お願いだからもうやめるんだ…………」
「かぁわいぃ……フフフ」
何を言っても無駄なんだろう。きっと彼女を興奮させるだけだ。
それでも緊張に耐えられず、気を紛らわすために口を開く。
「水……銀燈、僕には魅力がないっていってたじゃあないか。
君は、捌け口にできるならどんな人でもかまわないのかい……?」
「魅力がないっていっても、他の妹に比べての話よぉ。貴女は十分魅力的だわぁ。
お爺さんやレイザーラモンさんもべた惚れじゃなぁい?ウフ、アハハハハハハ」
「………君が……テレビを見ているのは意外だったな………うくっ…………」
「くんくんを見ていたら割と面白くてぇ。お客さん、痒いとこはありませんかぁ?」
「ないよ…………」
「そうですかぁ?なんだか平らな胸の真ん中が虫に刺されたみたいですけどぉ。」
「いやだあああああああ!たすけてすいせいせきいいいいいい!!」
「まったくぅ、あんなに泣かせといていざとなったら頼るなんてぇ、
蒼星石、虫がいい子ねぇ…………そんなイケナイ子にはぁ、お仕置きねぇ。」
「やめて水銀燈!お願いだよ!!」
「耳のパーツが調子悪いのかしらぁ?なんだかよく聞こえないわぁ。
まったくぅ、貴女が大声で叫んだりするからよぉ?ちょおっと静かになさぁい。」
口に甘ったるい棒を押し込まれた。吐き出そうとしたけれど、口を押さえられた。
僕何か水銀燈に悪いことしたっけ?いやそもそもあれから会ってすらいないよ。
身動きはとれず、声が出せない上に、胸は好き放題に弄ばれて、
僕はもう恐慌状態だ。
「くんくんバー美味しぃ?乳酸菌が入ってないのが残念だけどぉ、
外側のチョコは甘くって、とろりと溶けて、中にクリームが入ってるのよぉ。」
「ウウー!ムー!」
無理やり押し込まれて美味しいも何もあったもんじゃない。
でも良かったくんくんバーで、てっきりアレなモノかと思った……
っていうか胸が痛い痛い痛い!!純情少女と違って物理的に!!
「気持ちよくないのぉ?なんだかしかめっ面になってるけどぉ。
ああ、そういえばぁ、胸がぺぇったぁんこな子は痛いんだっけぇ?フフッ」
「ヴウァ!ア゛ーーーーーーー!!」
「どぉ?痛ぃ?あぁ、いい顔だわぁ!もっと見せてぇ………フフフフフフフ!!」
僕の口から水銀燈が押さえていた手が離れる。
すぐに僕はくんくんバーを吐き出した。気持ちが悪い。
僕は生まれて初めて翠星石の前以外で涙を流したことに気が付いた。
「ううう…………もうやめて………よお……………」
「もうだめなのぉ?前戦ったときはあんなに粘ったのにぃ。ひ弱だったけどぉ。」
「わあああああ!舐めないで!!どうかしてるよ君は!!」
「もったいないわよぉ、くんくんバー。んー、おいちぃ!
蒼星石って素敵……くんくんバーがただの薬味に成り下がっちゃうわぁ。
貴女の涙は食前酒、悲鳴はソース、そしてぇ、メインはぁ……………フフ」
「あ……………う………………こわい…………よ…………」
「あらぁ?濡れてるわぁ。虐められて感じちゃったのぉ?」
「そ、そんなわけないよ!」
「そぉ?ためしに思いっきり乳首つねってみるわぁ。暴れちゃだめよぉ。」
ああ、何でこの枷は千切れないんだろう……虚しく金属音が立つだけだ。
水銀燈が恐くて直視できない。家に帰りたい。暖かいご飯を食べたい。
ああ、何故か僕は水銀燈に食べられている…………
蛇に丸呑みにされた蛙も、胃の中でこんな恐怖を抱いたのだろうか。
僕は今、水銀燈の腕の中で恐怖と絶望と痛みと快感を感じている…………
水銀燈はわざわざゆっくり乳首に力を入れていく。
「いーーーたーーーいーーーよーーーー!!」
「あ、ほらぁ、溢れてきてるわよぉ。」
「う、嘘だぁあああああああ!!」
息遣いが早くなってキてる、自分でもわかる。嫌だ。
自分が信じられなくなるよ。どんな趣味をしてるんだ僕は…………。
「蒼星石のジュース美味しいわぁ。ブルーハワイシロップの味ねぇ。」
「…………」
「貴女も飲んでみなさいよぉ。」
「絶対いやだ…………ウムーーー!!」
「私は何の味がするのかしらぁ。後で飲んでみる?」
「うぇ………ゴホッ………ゴホッ、まっぴら御免だよあひへっ!」
「もぉ、かわいくないわねぇ。指二本の刑よぉ。フフ」
「あは、へっ!?いやああああああ!!うぁ!ん!はぁっ!!」
「お人形遊びはいつやっても楽しいわねぇ。」
「はぁ!ああ………う!うぅ!ひっ……………」
「もう一本イくぅ?」
「おねがい…………や…………やめて…………」
「どうしよっかなぁ?」
「掻き回さなひでへぇ!!」
「すっかりカワイくなったわねぇ。ちょっとヤクルト補給してくるから、
ゆっくり休んでるといいわぁ。これ咥えてねぇ?あ、恐がってる恐がってるぅ。」
「ひぃぃぃぃぃぃぃ!!中で震えてるううううううう!!!!
待っでよ!行かないでへ!お願うぃ!!ねえ僕何かした!?水銀燈!!」
一体何十分経ったんだろうか、僕には随分長い時間だった。
「ただいまぁ。」
「もう…………だめ…………だ………………すい…………せいせき…………
し……ん……く………………ひないちごっ…………マス…タ………………」
「大丈夫ぅ?仕方ないわねぇ、抜いてあげるわぁ。」
おぞましい、二度と味わいたくない感覚だ…………
本当なら、もう家に帰ってご飯を作って、おじいさんとおばあさんと一緒に
談笑しながら食べていたのかな…………なんだか遠い昔のことに思えるよ。
「さぁてとぉ、私も鬼じゃないからぁ、可愛い妹をこれ以上虐めたくないわぁ。
だからぁ、跪いてお姉さんにはこれからずぅっと服従しますって言ってから、
靴を舐めて三回回ってワンって言ってハードオナニーしたら止めてあげるぅ。」
「鬼だ…………翠星石でもそこまでは言わないよ…………
というか、虐めたくないならやらなければ良かったじゃないか…………」
どうしたらいいんだ…………正直言ってやりたくないけど、贅沢も言ってられない。
だけど、ここで簡単に飲むとますます激化しそうだし…………
だめだ、頭がぼやけてまともな思考ができない…………
「やらないのぉ?」
「……………………やらないよ……」
「そう、ま、いいわぁ。場所を変えましょう蒼星石ぃ。あら軽い。」
「何処に連れて行く気?」
「すぐそこよぉ。懐かしいわぁ、蒼星石がまだ赤ちゃんだった頃、
よくこうやって抱いてあやしてあげたっけぇ。甘えんぼだったのにぃ。」
「勝手に変な話を作らないでくれ。僕らに赤ちゃんの頃なんてないよ……」
「はいとうちゃぁく。」
「水銀燈、この変な馬の首が付いた三角形の台は一体…………」
「乗ればわかるわよぉ、はいどうぞぉ。あ、じたばたすると痛いわよぉ。」
降ろされた途端、股間に激しい痛みがっていうか
「っぐ……いったああああああああああああああああああああああい!!」
「アハハ、いい顔よぉ。ほぉんとぉにいいお・か・お。
私も感じてきたわぁ、もうイっちゃいそぉよぉ、蒼星石……ウフフフフ」
「うぐぅ!水……銀燈……狂ってるぅぅう!!」
「蒼星石、可愛いわぁ、もっともぉっと涙を見せてぇ…………」
「ひぃやあああ!揺すらないで!!降ろしてえええ!!」
「じゃあやるぅ?」
「やりますやりますやりますからお願い!!」
「はいじゃあ言ってぇ。」
「え……ぐ……?」
「時間切れぇ。だめじゃなぁい、ちゃんと覚えてないとぉ。
お姉様には絶対服従して毎日靴を舐めさせて頂きます、
どうかこの哀れな犬めを貴女の奴隷にしてください。でしょぉ?」
「なんか……う……変わってない…………?」
「もぉ、口答えはだめよぉ。お仕置き一丁追加ーっとぉ。ウフフぅ」
なんか今ボッって音が…………焼き鏝!?まさか焼き鏝!!?
え?裸足のゲンの見すぎじゃない!?ギギギじゃすまないよ!?
ていうか痛い痛い痛い!!降ろして!!
「一回やってみたかったのよぉ、ローソク責め。」
「あづーーーー!!!いたい熱いあちたいっつああああああああ!!」
「蒼星石、どぉ感想はぁ?」
「聞いての通りだよ!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
「痛い………でも気持ちいいよぉ!水銀燈!もっとぉ!!………
とか言ってくれるとやりがいがあるんだけどぉ、いいわぁ。じゃあ言ってぇ。」
待ち構えたように僕は台詞を口にする。既に恥とか屈辱より痛みが勝っている。
「お姉様には絶対服従して毎日靴を舐めさせて頂きます!!
どうかこの哀れな犬めを貴女の奴隷にしてください!!!!」
「あぁ!ゾクゾクきちゃうぅ!これが真紅だったら……あ…………
そうだわぁ!貴女をダシに真紅を手篭めにすればいいじゃなぁい!」
「早く降ろしてえええええ!!」
「ごめんね蒼星石ぃ、真紅の為にちょぉっと研究したいからぁ、
もうちょっと、もぉちょぉっとだけいいかしらぁ?ッフフフフ」
「あ、悪魔………………」
「あらぁ、蒼星石ぃ、天使のように美しく優しい姉にそんなこというのぉ?」
「やめてえ!助けてえええええええ!!」
「外には聞こえないわよぉ?ああ、ほんとか弱くって愛くるしいわぁ。
さぁてぇ、縁起でもなぃ、ここにはアブない器具が半ダースもぉ………」
「す、すいせいせきーーーーーーーーーーーーー!!!!」
空しい叫び!僕の体は水銀燈に委ねられた。
ぐるぐる ぐるぐる……
何のつながりも無い色々な事が頭の中を駆け巡る……
(翠星石、危ないよ……真紅、もしそれがアリスゲームに……マスター……
雛苺、ホントに君が……黒船が来た……水銀燈にミーディアムが…………)
最後に僕が見たものは暗黒の中で妖しく光りを投げかける銀の瞬きだった。
勃起しますた。
水銀燈大好き、蒼星石大好き。
蒼星石がいじめられるシチュエーション超大好き。
GJです。
>>◆O1lZ8HV0jU
(・∀・)イイ!!
蒼星石はやっぱり虐待が似合うな。
続きキボン。
レイザーラモンで吹いたw
蒼は虐められるのがなんでこんなに似合うんだろう……
SMじゃのーぅ
GJ!!!
股間がオバーヒートですよ
GJ!
カウパー出た
>>286 百合は苦手だが、そんなものを感じさせないぐらい良い作品ですねw
GJ!!
俺の股間が龍撃砲発射
おかしいな…冷却してんのに熱ひかねぇや
銀蒼サイコー
個人的に銀蒼虐待はおいしすぎ
が
ちと蒼がさけびすぎかもしんねぇが…これは個々趣味だもんな
いやもう、馬鹿のいさかいに埋没してしまった 『桜田家の人びと』 が不憫で。
本人乙
ギギギテラワロス
上のSSで気になることがある。
HGってローゼンヲタなの?w
>>286 蒼い子、嬲られながらも突っ込みだけは欠かさないのなw
ざんねん!そうせいせきの ぼうけんは ここで おわってしまった!
銀さま
・
・
・
・
俺 に も ヤ ら せ て く れ
銀さま
・
・
・
・
俺 に も ヤ っ て く れ
Sな蒼の子見たいの居るか?
もちろんいますとも
もちろんみたいです
308 :
204:2006/03/20(月) 23:12:16 ID:HtSDdNAa
ここは…どこだ?
眼前に広がる森。生物の気配すら感じられない。
一体何故こんなところにいるのだろう…
僕は…どうして…
「犯人はあなただ!!」
今日も斬れ味鋭い名推理で難事件を解決した我らが名探偵、その名はくんくん。
その日も一仕事を終え、事務所で大好きなパイプを吹かしていた。
…誰かが僕の名を呼んだような…
不思議に思い、辺りを見回す。誰もいない。
「?」
再び誰かが僕を呼ぶ。外だろうか。
事務所の扉を開け、外へ踏み出す。
そして冒頭の科白。
事務所を出たくんくんが見たものは、見慣れた町並みでも
自分を呼ぶ誰かでもなく、どこまでも広がる森だった。
もちろんですとも
310 :
204:2006/03/20(月) 23:18:52 ID:HtSDdNAa
振り返る。と、たった今自分が出て来たはずの事務所の扉も煙のように消えていた。
困った。いつもは誰もが解決を諦めるような、複雑に絡んだ糸のような事件を
すらすらと解きほぐす脳細胞。それをフル回転させてみても、
何故自分が見知らぬ森にいるのか、どうすれば脱出できるのか、等の
解決策が全く浮かばなかった。
「どうしよう…」
つぶやき、立ち尽くす。
しかし、いつまでもここにいる訳にはいかない。名推理を待ち望む
依頼人が、自分の帰りを待っている。
「とにかく、誰かを探そう。」
何事もまずは行動。我らがくんくん探偵は第一歩を踏み出した。
了解、Sな蒼の子書いてくる
ワクワクテカテカドキドキコテコテ
313 :
204:2006/03/20(月) 23:34:13 ID:HtSDdNAa
探索すること一時間、目の前にはやはり森。
歩き疲れ、一休みしようと近くの石に座り込もうとしたその時。
「ああらぁ、こんな所に迷子だなんてぇ、」
黒い翼をはためかせ、銀髪の天使が舞い降りてきた。
「まったくお馬鹿さぁ…あ…あ!?」
目の前に現れた、美しい天使…女性は、しかしながら何か信じられないものを
見たかのように、せっかくの美貌が台無しになるくらい大口を開け、
固まってしまっていた。
「あの…貴女は…?」
「く、く、くくく…くふっゲホッ」
「ど、どうか落ち着いて、実はお伺いしたい事」
「くんくぅん!!!!!?」
突然大声で僕を呼ぶ女性。モテる男は辛いなあ、じゃなくて。
「は、はい。僕は探偵のくんくんです。貴女は?」
「いやぁぁん♪本物なのね?そのどこかとぼけているようで精悍なお顔、
腑抜けているようで優しく愛しいお声、冴えないわんこのようで
漢らしいそのお姿!!こんな所でくんくんに逢えるなんてぇ♪♪」
どうやらテンパっているらしい。僕の声が聞こえていないようだ。
しかも所々僕の心を引き裂くような暴言が吐かれたような。気のせいだろう。
314 :
204:2006/03/20(月) 23:46:44 ID:HtSDdNAa
「僕は探偵のくんくん。貴女にお伺いしたいことがあります。」
さっきも言ったこの言葉に今度は反応してくれた。
「一体ここはどこなのでしょう?僕は事務所を出ただけなのですが、
いつの間にかこの森に入っていたのです。」
小考の後、彼女が口を開く。
「ここはnのフィールドよぉ。貴方はどうやら何かの拍子に、
このフィールドに迷い込んでしまったようねぇ。」
nのフィールド?聞いた事がない。いや、そういえば以前そんな単語をどこかで…
「あ、それで。ここを出るにはどうすれば良いのでしょう?
それと、もしよろしければお名前を…」
「あら、自己紹介がまだだったかしらぁ。私は水銀燈。誇り高きローゼンメイデンの
第一ドールよぉ。」
ロ…
「ローゼンメイデン!!噂に聞いた事がある!偉大なる人形職人の生み出した
最高傑作にして、究極の少女を目指す人形!お逢いできるなんて光栄です!」
「あ、あらぁ…照れちゃうわぁ♪よろしくねぇ、くんくん。」
固い握手、そしてハグ。僕は今最高の友人と出会えた喜びで胸が一杯に…
315 :
204:2006/03/20(月) 23:56:22 ID:HtSDdNAa
じゃなくて!
「水銀燈さん、貴女とお逢いできたことは至福の喜びなのですが、実は僕は
今とても急いでいるのです。もしご存じならば、この森を出、街に
帰る術を教えて下さい。」
「えぇ、帰っちゃうのぉ?…ここで私と二人きりで暮らそうと思わないのぉ?」
脳髄を直に舐めるような甘い声。声には少々自信のある僕もここまで
人の心を弄るような声は出せない。
「それは素敵なお誘いです。しかし、僕には事件を解決する、という
仕事が、義務があるのです!だから、戻らなくちゃ。」
「そう…そうねぇ…貴方は誰もが認める名探偵。
事件が貴方を呼んでいるのだものねぇ…」
残念極まりないといった様子の水銀燈さん。僕も非常に残念です。
「…帰ることは簡単よ。精神世界から現実世界へ帰るための扉を開ければいいだけ。
ただ、その扉はこの広大なnのフィールドのどこかにある、としか言えないわぁ。」
それでは簡単に帰れないではないか。僕は頭を抱えた。
316 :
204:2006/03/21(火) 00:08:51 ID:v15Blhpx
「………いいわぁ。教えてあげる。他ならぬくんくんのためですものねぇ。」
「本当かい?どうかお願いするよ!」
「いいけどぉ…条件があるわ。」
条件?
「何だい?僕にできる事なら努力するよ!」
「貴方と私が出逢った証が欲しいの…」
そう言うと、水銀燈さんは僕の頬に白魚のような指を伸ばし、撫で始めた。
「あ、証?え?あの、水銀燈…さん?」
「水銀燈、でいいわぁ…何なら銀ちゃん、でも…やっぱり水銀燈で。」
「じ、じゃあ、水銀燈…証って一体…」
この会話の最中にも、彼女は僕の頬から首筋、胸へと指を這わせる。
なにか、いけない感覚が沸き上がってくる…
「簡単よ…私を抱いてくれればいいの。最もわかりやすく、最も
揺るぎない【肉体の証】…」
そう言うと同時に、彼女は漆黒のドレスをする、するりと脱ぎ、
なまめかしい下着姿になる。
「し、しかし」そう言う僕は、仕事続きでなかなか解消出来なかったが故か、
はたまた目の前の彼女があまりにも扇情的だからか、自身に
熱い衝動が込み上げて来る事を抑えられなくなりつつあった。
317 :
204:2006/03/21(火) 00:22:47 ID:v15Blhpx
「だ、駄目だよ水銀燈…だって…だって僕たちは出逢ったばかりで…」
「貴方と私は初対面でも、私は貴方をずっと見ていた…貴方の活躍に
胸とか…」僕の右手を掴み、そっと「ココを熱くしていたのよぉ…」
彼女自身を触れさせた…!
「…!?」
慌てて手を引こうとする。が、しっかりと掴まれており、なかなか引き抜けない。
それどころか、引いたり引かれたりする動きが彼女の花弁を刺激し、
ピチャ、クチャ、という水音をたててしまう。
「ん、はぁ…」
気持ち良さそうな顔と声。その反応に僕の下半身は激しい自己主張を始める。
「あらぁ…とっても苦しそうよぉ…」
彼女は左手で僕の右手を彼女自身にあてがったまま固定し、右手で
僕のズボンのファスナーを下ろし、パンツをずらす。大胆かつ繊細なその動きに、
僕はなすがままになる。そして、抑えるものがなくなった僕の分身が、
恥ずかしげもなく誇らしげに屹立し、彼女に戦いを挑む。
…持ち主は死ぬほど恥ずかしいのに…
318 :
204:2006/03/21(火) 00:32:42 ID:v15Blhpx
「素敵…大きいわぁ。それに、もうこんなに。」
僕を引きずり出した右手が、優しく撫でるように僕に触れる。
僕はその感覚に思考能力が失われつつある。
いや、まだ頭では駄目だと理解している。のだが、体が動かなくなっている。
彼女の右手の動きが少し強くなる。と同時に
「う、うぁっ!?」
ビュクッ、ビュクッ、と、白濁した粘液を吹き出してしまい、下着姿の彼女を
汚してしまう。
「あぁ、ん…もう出ちゃったのぉ?早いのねぇ♪」
クスクスと笑う水銀燈。恥ずかしさと情けなさでその場に頽れる僕。
「す、すまない…何しろ久しぶりで…ずっと忙しかったから…あ?」
ふと前を見ると、自分を汚した汚らしい白濁液を指ですくい取り、ピチャピチャと
彼女が舐め始めていた。
…エロい。
出したばかりの僕なのに、もうムクムクと立ち上がってきている。
「うふ、美味しいわぁ、くんくんの精液…もっと、もっと水銀燈にちょうだぁい♪」
スレの占有はもう終わったのですか?
320 :
204:2006/03/21(火) 00:46:41 ID:v15Blhpx
汚れちゃったわぁ、と嬉しそうにつぶやきながら、下着をも脱ぎ下ろした彼女。
そして、僕に抱き付き、軽く力を込めて寄り掛かってくる。
射精直後で力の抜けていた僕は、されるがままに横たわってしまう。
「舐めてぇ」
と言うが早いか、僕の顔の上に腰を下ろす水銀燈。立ち上ぼる牝の匂いに
頭がクラクラする。そして僕は、逆らうという思考を既に失っていた。
舌を伸ばし、彼女の綺麗な花弁を舐める。しばらくぶりの女の味、しかも、
今まで経験した事がないような美味。もう、僕は精神まで水銀燈に侵されていた。
僕の顔の上で軽く跳ね上がる彼女。軽くイったらしい。
満足げに腰を上げ、ついにその濡れた花弁を僕自身にあてがう。そして、
「あぁ…っ!!入って来るぅっ!!」
ズプズプと僕を飲み込む水銀燈。ゆっくりと、味わうかのように深い所まで
飲み込み、やがて完全に腰を下ろした。
「いやあ、当たってるのぉ…」
先に触れる感覚。どうやら僕の鈴口が、彼女の子宮口にキスをしているようだ。
「動くわ…よぉ…っ」
ゆっくりと腰を上げ、抜けるギリギリのところでクチュリと沈める。
一番深い所で、また下半身がキスをする。それを繰り返す。
グチュ、グチュといやらしい音が響く。
静かな森に、荒い息遣いと淫らな水音だけが紡がれる。
321 :
204:2006/03/21(火) 00:48:32 ID:v15Blhpx
>>319 長かったですか?ではもうやめておきます。
どうも失礼を。
ああ、まだだったのか。失礼。
次からは、まとめて投下していただけませんかね?
一時間以上もスレを占拠しているという事実を理解してほしい。
324 :
◆823J6XQFHo :2006/03/21(火) 00:57:17 ID:snHTboBf
畜生と人形のセックスを考えたあなたはパイオニアだ。
続きを俺は待ってる。GJだった。
微妙な時間やね、細かく直しながらやってるんか?
とりあえず、書いたものをコピペで一度に投下するのを勧める
326 :
204:2006/03/21(火) 00:59:33 ID:v15Blhpx
>>322 まとめて投下ができない環境なもので。
占拠などと言われるとどうしようもないなあ。
まあ誰かに不快な思いをさせるために
書いてる訳じゃないし、邪魔をしているという事は
十分理解できたよ。後はスレを占拠しなくてもすむ職人さん方に
任せて、邪魔者は退散するよ。
ではこれにて。
ここは直接スレに投下してるけど、専用ろだに.txtをうpするっていうのをやってるスレもあるよ
>>323 キレてないっ(ry
>>325 何分、携帯ユーザーなもんで。どうしてもその都度打ち込むという手段しかないから。
長い文章書きは無理だなあ。言われてみて気付くようじゃ駄目だな。
wktkしながら読んでたんで少しずつでも続きを投下してほしい・・・
331 :
204:2006/03/21(火) 01:15:11 ID:v15Blhpx
ありがとうございます。
もし許されるならば、人の少ない時間に
邪魔しない程度に続きを投下させて頂きたいと思います。まだあと少しかかりますし。
書いてる途中で投げ出すのってなんとなく辛いものがありますし。
では、本日深夜にでも。
332 :
204:2006/03/21(火) 01:24:24 ID:v15Blhpx
>>330 本当に、思慮が浅かったと思い知らされました。
初めからメモ貼り付けしていれば早かったですね。
もし次回以降があれば、その手で投下させて頂きます。
>>256から。
絶頂に昇りつめそうになった真紅。
ほんの少しだけクールダウンさせてやるために、ジュンは、ペニスを秘所から離してやった。
その瞬間の、真紅の表情といったら。
「なぁなぁ、真紅は勉強熱心だよなー? 読書家だよなー?」
謎かけのようにジュンは言う。
真紅の、湿ってほつれたツインテールを引っ張りながら。
引っ張るたびに、泣き出しそうな真紅の顔がカクカクと動くのが可笑しかった。
「僕のエロ本も、時々こっそり読んでるだろー? バレてないつもりなんだろうけどさー」
「……っ! 気付いてたの……?」
「だから、さ。イキたいだろ? だったらこういう時、どういう風にすればいいか、分かるだろ?
僕の愛読のエロ漫画にもよくあるもんなぁ?」
こういう時、どういう風にすればいいか、分かる。
明晰な真紅には、分かってしまう。
さっき無理矢理聞かされたアダルトビデオで、女優が甘い声でペニスをおねだりしていたセリフ
も、思い出してしまった。
しかし、あの女優のあれは、演技だ。台本通りの。
しかし、今の真紅は。
「あー、別に嫌ならいいんだけどねー?」
薄笑いながら、ジュンは人差し指の先で真紅のクリトリスを軽く撫でさすっている。
>>333から。
逡巡は数瞬も無かった。
「……て、下さい……」
消え入りそうな、擦れた声、そのくせこの上も無く艶っぽい声で、真紅は言う。
「入れて下さい……お……おちんちん、入れてください……真紅の……お……まんこに……
お願い、します……」
一語一語、刻むように言うたびに、羞恥と屈辱と悦楽が真紅の脳髄を侵食してゆく。
しかしジュンは不満げに、
「んー、もうちょっとかなぁ。そんな、ためらいがちに言うぐらいなら、別にいいんだよ?」
「う……」
おかしく、なる。
「じゃあ、特別サービスで演技指導! 自分で脚を広げて、『真紅のおまんこにジュン樣のペニスを
入れて動かしてください』って十回言ってみてよ。なんかもう、あんまり複雑なセリフ言う余裕と
か無さそうだし、十回言えればそれでいいや」
屈辱と欲情に体を震わせながら(もっとも欲情の割合の方が圧倒的に多かったが)、真紅は言わ
れた通りに、自らの太ももを抱え、脚を広げてみせる。
「真紅の……し、真紅の……」
最後のためらい。
そして最後の理性は、切れた。
「真紅のおまんこにジュン様のペニスを入れて動かしてください!
真紅のおまんこにジュン様のペニスを入れて動かしてください!
真紅のッおまんこにジュン様のッペニスを入れてッ動かしてくださいぃ!
真紅の」
ずぶり、と。
何の前触れも無く。
予想だにしないタイミングで。
待ちかねたソレは、そこに根元まで挿入された。
>>334から。
「くぁっ…… あ…… あか、はっ……」
ほとんど限界まで目を見開いて、真紅は鯉のようにパクパクと口を閉じたり開いたり。
一瞬で、あまりにも高い絶頂に運ばれていた。
「ああ、ごめん。回数、何回だったか忘れちゃった。ま、いいよね」
絶頂の余韻に浸らせてあげようなどという気はもちろん微塵も無く、ジュンは好き勝手に腰を動か
し始める。しかし、初めてのはずのその行為は、真紅にとって的確すぎた。
「うあ、あ、あっ! はあ、はう、はあ、や、い、いすぎ、気持ちいすぎぃぃぃっ!!」
ジュンのペニスが、突き入れられ、内部の濡れきったヒダを存分に擦り立てる。
引き抜かれる時には、カリの部分が膣と擦れ合い、言語化不可能な快楽を真紅に与える。
「うっはー、真紅のまんこ、すげー気持ちいいぞ。通販で買ったオナホールより断然だな。
サイズも、なんか、人間用にできてるんだなぁ。ははっ、さすがローゼンメイデン」
そんな言葉も、真紅にはもはや聞こえていない。
「ん゛〜〜〜〜〜〜〜〜っ! っっ!! っっっ!!!」
真紅は、歯が折れそうなほど口を噛みしめ、目をきつく閉じ、半狂乱のように悶え狂った。
そんな真紅をジュンは抱きかかえ、ベッドから立ち上がる。
いわゆる駅弁の体位で、真紅の膣も子宮口も、気が狂ってジャンクになれと言わんばかりの勢
いで、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も、拷問のように責め立てた。
そのたびに真紅は何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も絶頂に運ばれた。
数時間後。
真紅がしばらく気絶していた間に、ジュンは部屋の掃除をし、真紅の体を拭いてやり、髪を整
え、あらかじめ作っておいた替えのドレスを着せていた。
今は真紅も目が覚めているのだが、茫然自失、ベッドに横たわって虚空を眺めている。
そんな真紅に、ジュンは一つ提案をする。
「なあ真紅。僕としては、別に、これっきりでもいいんだ。
ただ、真紅がこれからも、って望むのならーーーー」
>>335から。
夕食時。
のりも、翠星石たちも帰ってきて、いつもと変わらぬ食卓。
ただ、真紅は小刻みに震えている。
その様子に気付く者はいない。
花丸ハンバーグがどうだとか、翠星石のデザートを取るなですぅとか、いつもと変わらない喧騒。
「早くやれよ」
薄笑いを浮かべながら、ジュンは真紅に促す。
ためらいながらも真紅は立ち上がる。突然に。
「真紅、どうしたですぅ?」
「おなかでも痛くなったのー?」
皆の視線が集中する。
真紅は少しうろたえた。
しかし、少しだけだった。
ドレスの裾を自らめくり上げ、下着を着けていない秘所を晒す。
クリトリスには小型のローターが固定されていた。
そして宣誓をする。
「わ、私は……真紅は、今日から、ジュン……樣の、性奴隷になりました……
皆様も、どうか、淫らな真紅を可愛がってください…… よろしくお願いします……」
とりあえず以上です。
めちゃくちゃ久しぶりのSSでした。見直して、変だと思う箇所も色々ありました。
#
>>204さん、新たなジャンルの開拓者としてがんばってください。
腕ないのになんでいつもと変わらぬ食卓なん?つかどうやってドレスめくったん?
ああ、しまった。
腕は付けたってことにしといてください。
ガンバレ職人
>>332 期待してるよ!!
自分のペースでガンガレ!!
>>339 エロいね!!イイヨイイヨ!!
GJ!!
それでもGJ!
>>339 くっそおおおおぉおぉおぉおおおう!!!!
GJ!!!
なんだよなんだよ、休日だってのに人が少ないなオイ。
あと職人さんたち乙。
ひょっとしてみんな、野球見てますか。
とりあえずageるぞフォラァ!
>>339 エロエロですなー。
プライドが高い真紅が完全に屈服するには他のキャラがやる以上にエロいなぁ。
ただ腕をつけたって原形止めないほど壊したんじゃなかったでしたっけ?
ノリと勢いでこんな話を書いてみた
あまり期待しないでくださいまし
題名は
『真紅・雛苺戦IF』
とりあえず原作よりです
「そこまでよ、雛苺。後ろをごらんなさい」
「え……と、トモエッ!?」
加減の分からない雛苺のため、マスター柏葉巴は危険な状態にあった。
すでに姿は雛苺のようになり、消滅寸前である。
巴の元に駆け寄る雛苺。
「トモエ! トモエッッ!!」
「ぅ……ぁ……ひな、いちご……ごめんね……一人ぼっちにして……」
「ト、トモエ……」
雛苺が泣き崩れた。
「ごめんなさい、ごめんなさいっ、もうワガママいわないからっ!!
お片づけもするし、おるすばんだってするから、だから! だから……っ!!」
泣きじゃくりながら巴の身体を揺する雛苺に、真紅が静かに言った。
「彼女を助けたいのなら、分かっているわね」
「……」
雛苺が頷く。
そして……
(だめ……だめ、雛苺……それだけは……)
アリスゲームについて、雛苺から一通りのことは聞いている。
敗者に待つのは、完全な停止。
もう、話す事も、動く事もかなわない。
(……失いたくない……この子だけは……失いたくない……っっ)
雛苺が、指輪に契約破棄の口付けをするため、顔を近づける。
朦朧とする視界の中で、目が合った。
「トモエ、ごめんなさい……でもね、大好き、だから……」
雛苺の涙が巴の頬に零れたその瞬間、
巴の中で、何かが弾けた。
光が溢れる。
「……え?」
最初は、契約破棄に伴う発光だと思った。
だが、それは違っていた。
やがて光が収束し、巴が立っていた。
元通りの姿で、そして。
「……嘘でしょ」
その指には、いまだ輝きを失わない誓いの指輪。
「信じられない」
真紅が呟いた。
どういった理屈か分からないが、雛苺が過剰に取りすぎた巴の生命エネルギーが元に返ったのである。
「……ぁ」
真紅もそうだが、雛苺もこの状況についていけなかった。
呆然と巴を見上げている。
巴はそんな雛苺に優しく微笑み、そして真紅を見る。
その目には強い闘争心が燃え上がっていた。
「……させない」
「……」
「……この子を、雛苺を殺させはしない。絶対に、守ってみせるっ!!」
「……ちょっと、私は」
言いかけてから、真紅は自分の失態に気づいた。
真紅は、アリスゲームにおける自分のスタンスというか
そう言ったものを彼女らに一言も話していない。
誰がどう見ても、アリスゲームとしてローザミスティカを奪いにきた敵としか見れないだろう。
(しまったのだわ)
いまさらそれを言ったところで、見え透いた嘘としか取られないだろう。
どうするべきか躊躇する真紅。
その一瞬に、巴が猛スピードで迫った。
「……っ!」
真紅の反応が遅れる。
巴は落ちていた、おそらくヌイグルミが持っていたのであろう手頃なステッキ、を拾い上げ
一気に振り下ろす。
鈍い音がした。
「……」
「……」
真紅もまた、愛用のステッキで巴の一撃を間一髪防いでいた。
二人はそのまま、鍔迫り合いのような状態になる。
それこそ息がかかるほど間近で見詰め合う二人。
(……う、動かない)
巴の額を、驚愕の冷や汗が伝う。
相手は幼児とさして体格の変わらない人形、このまま力で押し切れると踏んだのだか、
真紅をピクリとも動かせない。
まるで師範クラスと戦っているようだった。
「……くす」
真紅が、静かに笑った。
巴の背筋が総毛立つ。
「トモエッ!!」
雛苺の叫びに反応し、巴は鍔迫り合いを外し、大きく後ろに跳んだ。
半瞬前まで巴がいた位置に、膨大な薔薇の花びらが吹き荒れた。
「はっ!?」
安心するのはまだ早かった。
花びらの嵐は、まるで生き物のように巴を追尾する。
真紅の必殺技ローズテイル(薔薇の尾)。
「させないのぉ!!」
雛苺が巴の前に立ち、力を解放した。
大量の苺わだちが出現し、花びらを防ぐ盾と化す。
ぶつかり、そして相殺される花嵐。
「……やるわね」
真紅の攻撃を防ぎきった事ももちろんだが、
雛苺が巴とのエネルギー供給のバランスを、完璧に制御している事の方が驚きだった。
(ほんの五分前までの未熟さが嘘のよう)
そうして巴と雛苺が、お互いを庇い合うように真紅と対峙する。
「ていうか、ちょっと待ちなさい」
ある事に気づいて、真紅が言った。
「何?」
「巴、あなたも戦うの?」
「ダメなの?」
「……」
ミーディアムがここまで積極的に戦うアリスゲームなんて、まったく前例が無い。
と言うより、そもそも、アリスゲームに明確なルールなど無い。
ある程度の暗黙の了解があるくらいである。
その一つに
「……人間を傷つけてはいけないっていうのが……」
「真紅、おもいっきりトモエをこうげきしてたの」
雛苺の突っ込み。
「やられたからやりかえしたのよ」
堂々と答える真紅。
「……」
「……」
この時点で、決まり事もへったくれもない。
「ルールが無いなら、私は問題無しよ」
巴が言う。
「確認しとくけど、命がけよ」
真紅の問いに、
「……」
巴は雛苺を見つめ、
「私は……これからもずっと、雛苺と一緒にいたい。
それは、私にとって命をかけるに値するわ」
「トモエ……」
「……」
真紅が笑った。
(良いマスターに出会えたわね、雛苺)
戦いの場に似合わない、優しい笑みだった。
「そう……なら」
「……」
「……」
構える三者。
「アリスゲームを、始めましょう」
第二ラウンド、開始。
354 :
書いた人:2006/03/21(火) 16:34:38 ID:YWh/8XCe
というわけで、とりあえずここまで
巴さんに、少年漫画的熱血バトル主人公補正を与えてみたお話です
今回、全然エロねえですけど、次回あたり微エロか萌エロあたりを……
後、煩雑になるため書かなかったですけど、
作中のローズテイルは拘束目的で出しており、殺傷能力は限りなく0と思ってください
なんだかんだで、この作品の真紅はルールに忠実です
あー、日本勝った。
読んでくださった方ありがとうございます。
>>348 >ただ腕をつけたって原形止めないほど壊したんじゃなかったでしたっけ?
弁解の余地ありません。
ちゃんと考えて書かないからこういうことになる。
次(があれば)、気を付けます。
>>354 乙です。
トゥモエは剣道少女なんでしたねえ。
微エロか萌エロ、期待してます。
>>349 ヴァ〜畜生!んぁ〜畜生
俺の考えてたネタを先にヤられた〜
いいさ、及ばずながらも向こうを張って、あっちのスレ辺りに書くさ
涙まじりのGJ!
>>355 替わりに、あの全長1メートル位あるザクの腕をつけられた屈辱の真紅ってのもいいかも
「お願い・・・・せめてシャア専用にして・・・・」
「ツベコベぬかすと肩にトゲ生やしたグフ腕にすんぞ?」
「ジュン君・・・・・・・・・・・それは許せない・・・・・グフは歴戦の勇士のみに許された・・・・」
「蒼星石・・・?」
腕なんて飾りですぅ 人間にはそれがわからんのですぅ
>>290 ワカル!
蒼星石は健気で、こっちの心が痛むんだけど、だからこそもっといじめたい。
すみません、誤爆しました。
あのスレかw
「実装燈いじめ」が保管されている場所が分かる人がいたら教えてくれ
実装石ならアニキャラ個別のまとめスレにあったはずだけど、実装燈というのは初めて聞いたなあ
実装燈って実装石っぽい水銀燈だよね。
水銀燈の派生キャラを集めた画像に出てた。
原田宇陀児にローゼンメイデンの二次創作を書いてほしい。
>>360 こっちでも向こうでも内容に合ったアンカーなんだがw
すげぇw
…すいませn俺も両方見てる口(´Д`)
>>360 気になるから「あの」って辺りを詳しく教えてください。
具体的に言うとスレタイとかURLを教えて欲しい。
恥ずかしくて言えない場合ヒントで教えて欲しい。
360が「あ、あんたなんかに…」っていうツンデレだった場合、
デレを大サービスして教えて欲しい。
360が水銀燈だった場合、ヤクルトあげるから教えて欲しい。
360が危機的状況にあって教えてられない場合、365に教えて欲しい。
367 :
360:2006/03/21(火) 23:38:00 ID:jXgBtAX1
蒼星石は鬱病のケがあると思う。
心理的に篭絡して、依存させて、ゆっくりとジャンクにしてゆきたい。
「ローゼンメイデンの蒼星石を虐めるスレ」で蒼星石を愛でていた人たちに共感してしまう。
単に、健気な蒼星石を虐待するだけのSSもいいな。
何か書いてみたい。
誰かが書いてくれたら、それに越したことはないけどw
369 :
204:2006/03/22(水) 00:04:42 ID:v15Blhpx
昨日の続き投下します。
間が開いた上、中断した場所が中途半端なため
いまひとつつまらない感じになってますが。
370 :
204:2006/03/22(水) 00:06:15 ID:61libvXz
気持ちいい…
今まで、少ないながらも女性経験はあった僕。だが、こんな、
ある意味暴力的な快感など味わった事はなかった。
まるで搾り取るかのように蠢く膣内。
僕の気持ちいい所を知り尽くしているかのように腰を動かす彼女。
もはや我慢なんてできるはずもなかった。
「ああっ、あっ、出、出ちゃう!」
「んっ、んっ、うぁっ、あんっ!」
も、もう駄目…だ…っ!!
「は、離れて水ぎ」
「射精してぇっ!水銀燈の膣内にいっぱい、一杯ちょうだぁぁぁぁい!!!!」
ひときわ強く締め付ける膣内。ふいに、僕に口付ける彼女。一瞬、気が散った。
それが、最後だった。
371 :
204:2006/03/22(水) 00:07:30 ID:v15Blhpx
ドプッ!ドプッ!ビュクッ!ビュッ!ビュッ!ビュッ…
いつ終わるのか、永遠に終わらないんじゃないかとも
錯覚する程、射精は続いた。その全てを膣内で受け止め、絶頂に震える水銀燈。
やがて、僕の脈動がおさまり、刹那、彼女が崩れ落ちる。
彼女を受け止め、抱き締めたまま、かつてない快感と度を過ぎた疲労感から
意識をとばしつつある僕。
眠りにつく寸前に聞こえた甘い囁き…
…愛してるわぁ、くんくん…
僕も、僕も貴女を…
372 :
204:2006/03/22(水) 00:09:02 ID:61libvXz
ガバッ!
辺りを見回す。
ここは…
見慣れた室内、見慣れた小物、パイプの匂い…
事務所だ。僕の事務所だ!
夢…だったのか。事件を解決して、帰って来て、そのまま居眠りしちゃったのか。
しかし妙にリアルな夢だったなあ。それに…
…
…
…
…ん?
胸の上から何かが落ちた。
何気なく手を伸ばし、
時が、止まる。
黒い…羽根?
ゆ、夢じゃなかった!?
ふと、机の上に目が行く。そこには、整った綺麗な文字で、こう、紡がれていた。
−また逢いましょう、私のくんくん。−
373 :
204:2006/03/22(水) 00:11:02 ID:61libvXz
「水銀燈…今日こそ決着をつけるのだわ!」
決戦にいきり立つ紅い少女。しかし、対峙する黒い堕天使は心ここにあらず。
「…ちょっと。せっかく私がやる気になってるというのに何なのその態度?」
「え?あぁ…いたの?まあ、いいわぁ。」
「ど、どうしたの?落ちてるヤクルトでも飲んだの?」
「失礼ねぇ!消費期限くらい見るわよぉ!」
「飲むの…ええい、そんなことはどうでもいい事だわ!」
「そうね…どうでもいいわ。私、帰るわね…」
あれ以来、頭の中にはくんくんの事しかない。お父様もアリスも、もはや
どうでもいい存在。未だ精を受け止めた感触を覚えている肉体。
心も、体も、くんくん一色。
「くんくぅん…だぁい好きぃ…」
ふと呟いた一言。くんくんジャンキーの真紅が聞き逃す筈もなく。
この後、真紅の大好きなミーディアムが枯れ果てる程の力が飛び交う
大戦争が勃発するのだが、それはまた別の、お話。
374 :
204:2006/03/22(水) 00:13:22 ID:61libvXz
以上です。
とりあえず、メモ帳から写すという策でやってみました。
連投規制が難儀である以外はかなりスムーズ。
今後もこの手を使います。
昨日はどうも失礼を。ではまた。
乙です。スピーディですね。
銀樣はやっぱりイイ。
銀樣のオマムコに綿棒が何本入るか実験してみたい。
377 :
◆823J6XQFHo :2006/03/22(水) 00:38:35 ID:N9UrI17D
>>374 悪いと指摘された所はすぐ直す……
これぞ職人の鑑なり。
>>368 …そう、奴は治療が必要なくらいの鬱病持ち。
だから困る。
>>368 俺も激しく同意する。
だけど俺は和姦しか書けないから困る。
だから虐待スレがあるなら、そっちでな?
エロければこっちでいいんじゃないか。
冒頭に断り書きを入れておけば、嫌いな人はあぼーんすればいいんだし。
ミスりました。すいません
>>374 アンタ・・・最高っすよ!!!GJとしか言いようがない。
角二よりアイディア
763 名無したん(;´Д`)ハァハァ sage 2006/03/21(火) 14:15:41 ID:mvGagE+3
いつまでも動かない蒼星石を見ている翠星石がだんだんおかしくなっていく様を幻視した。
どうよ?
動かない蒼い子を翠の子が死姦、どうよ?
>>393 ちょっと漏れの息子が反応しちまった
死姦あんま好きじゃないはずなのに………なんでだ!?
A.双子だからです
>>389 いいシチュだな。
どうエロくするかが問題だな。
真紅と翠星石が力使いすぎてジュンが廃人になって
なんとか回復させようと世話をするのりが壊れていく話キボン。
>>397 それはすごく読みたいな・・・
誰か、書かないか?
俺?国語0ですがなにか?
最初に蒼雛を失くした翠星石がおかしくなって次に真紅が、とうとうのりまで精神をやられ
最後にJUMだけ残るというシチュは現実に起こりそうで怖いのだが
(・∀・)イイ!
その後はどうなる?
1.JUMが首を吊って、「そして誰もいなくなった」ルート
2.JUMが一念発起し、のりを介護しながらドールについて勉強し、翠星石たちを直すというルート
1じゃあ落ちがつかない
よって2が(・∀・)イイ!
ほかにも何かないかな?
ローゼンでSFとか、どうよ?(JUM=お父様とか)
ドラえもん最終回かよw
>>401 >2.JUMが一念発起し、のりを介護しながらドールについて勉強し、翠星石たちを直すというルート
なんか、都市伝説として出回ってるドラえもん最終回みたいだなw
JUM=ローゼンってのも、なんとなくドラえもん最終回っぽい。
結婚orz
>>404 マジかw
なんかの戦闘でJUMが記憶を失って、ラプラスに過去に飛ばされるとか。
にしてもドラゑもんか・・・ヤダナァ
>>401 3.そのままおかしくなるギリギリの線でのりと壊れた皆の介護をしながら過ごすが
そんなある日何故か蒼星石だけ帰ってくるとかを考えていた
蒼星石とJUMの悪夢のような日々
>>407 JUMと蒼が共依存になりそうなのは気のせいか?(Byアニメ版)
(性格原作VerだったらJUMどうなるんだろ?)
蒼星石は鬱病というか神経症というか、そんなだし、JUMもひきこもりだからなぁ…。
共依存ダメダメコースまっしぐらかもわからんね。
むしろ翠蒼だけでいいとひどい発言
二人とも精神が半分ぐらい壊れた翠と蒼……(;´Д`)ハァハァ
>>408,409
あの二人きりで生活させたらまず共依存に陥るだろうね
で、かの精神をやられた住民たちを使ってそれを阻止すると
両方ともいっぱいいっぱいでいつお互いに殺伐として緊張した関係で
だけど片方が欠けたら壊れた者達の面倒が見れなくなるので出来ないとか
そんな話が出来ないかなとか思って
しかしながら文才が無いので文章にはできない悲しさ
>>413 そういうのって、直接なエロ描写が無くてもすごくエロいな…
病的な世界ってダークなんだがすごい魅力的なんだよな
まぁ人によるけど
>>413 そのギリギリの状態で揺れる心理描写が短編で収まるのかなあ
身近に一人いると、メンヘルなんかみんなガス室送りにすればいいのに、と思うけどね。
>>413 激しく読みたぃ
だが、文才どころか国語能力すら低い俺は文書にできない・・・
したこともあったが今読むと・・・OTL (ヒント 藍欄島)
>>410 酷いな、全国の蒼い子ファンに喧嘩を売ったと見た。
>>418 いや悪かった
俺だって蒼いのが一番好きだが
カップリングの相手は翠か銀じゃなきゃいやだという
偏食なだけだ
蒼い子スキーに嫌な思いさせちまったんなら悪い
>>419 そういう思いがあるのならば問題はないであろう
>カップリングの相手は翠か銀じゃなきゃいやだという
偏食なだけだ
ここら辺は俺も当てはまるから問題は(ry
・・・ここは何時からSSをねだるスレになったんだ?
ナカーマというやつかやつなのか
>>420 さて………いまは座して職人を待つか
>>423 アホに謝る必要無し。
「こういうSSがあってほしいなあ」って話の中から職人が刺激されることもあるわけだし。
>>424 なるほど、促進剤にもなるわけでつな
読みたいもの・・・ダーク?
・・・小説読み漁って書こうかな
・・・みんながリクしてたらキリが無いだろ。
リクばっかりで自分の作品を投下しずらいと思う職人だって出るかも知れんのだし。
まったくするなとは言わんが、雑談までしてすることじゃぁ無い。
>>426 うはwwまたやってしまった、すまんOTL
SでもMでも両方こなす蒼い子書きやすい
深夜、桜田家に泊まっている蒼星石はゆっくりと寝床の鞄を開け、起き上がる。辺りを見回すと、そこはジュンの私室だった。
4個の鞄が並べられており、蒼星石の鞄は一番端の方にある。そして彼女のすぐ隣にある鞄は双子の姉の翠星石の物だ。
しかし、中に双子の姉が居ない事は分かっている。
何故ならつい先程ジュンと2人で寝室を出て行く物音を聞いたからだ。
蒼星石は真紅と雛苺を起こさないよう、静かに鞄から出た。そしてたまたま視界に入った時計は、深夜2時を指している。
翠星石もドールとはいえ、1人の乙女。深夜、2人の男女が足音を忍ばせて2人きりの場所を目指して、する事など容易に想像できる。
(ジュン君、やっぱり君は翠星石と……)
以前から薄々怪しいとは思っていたが、嫌な予感が的中してしまったらしい。
蒼星石は静かに溜息を着くと、あの2人と同様に静かに寝室を出た。
蒼星石は1階に降りた所で、すぐに鏡の部屋から漏れる物音に気付いた。無意識に蒼星石は物音1つ立てずに鏡の部屋の方へ歩く。
蒼星石と鏡の部屋との距離が縮まるに連れ、彼女の耳にその物音が鮮明に響いた。
――2人が声を潜めて戯れ合ってる音。翠星石の興奮気味で、どこか嬉しそうな“見つかってしまうですよ”という潜めた声が微かに
聞こえる。その直後に“見つかりっこないさ”という、僕の翠星石を汚す汚らわしいジュン君の声。ああ、こんな汚い声耳に入れたくない。
蒼星石は鏡の部屋を開けた。
「こんばんは、僕の翠星石」
「……!」
半裸で絡み合ったままの状態で固まってるジュンと翠星石の思考が働くのに、数秒の間を要した。
「そ、蒼星石……! こ、これは違うのですぅ……」
我に返った翠星石は圧し掛かっているジュンを突き放すと、着衣の乱れを直すのも忘れ弁解し始めた。
しかし蒼星石は言い訳には応じず、双子の姉の手を握った。
「翠星石、ここじゃなんだから向こうで話そうか」
「…………」翠星石はコクリ、と頷いた。
何とか冷静さを取り戻そうとしている翠星石はやっと着衣の乱れに気付いたのか、急いでそれを直し始める。
「別に直さなくても大丈夫だよ、翠星石」蒼星石は笑顔で制した。「……後で脱がすから」
「……はい……ですぅ」
「じゃあ、行こうか。“僕の翠星石”」
蒼星石は双子の姉の手を引くと、ジュンを完全に無視して居間へ行ってしまう。
「……な、なんだってんだよ。邪魔しやがって」
ジュンは吐き捨てるようにそう呟くと、急いで2人の後を追った。
夜の暗い居間は、異様な静けさが支配していた。昼間や朝の騒々しさが嘘のようだ。
この居間と同じように、どんな物でも必ず普段とは違う一面を持っている物だ。それは面倒見のいいしっかり者の双子妹と
なかなか素直になれず、つい憎まれ口を叩いてしまう可愛いらしい双子の姉、この2人の関係も同じ。
蒼星石は翠星石とソファーに座り、言った。
「駄目だよね、翠星石。僕という物がありながら、あんな奴と」
「ご、ごめんですぅ……」
「今度からしないって約束する?」
「そ、それは……」
翠星石は黙り込み、ジュンを見た。
蒼星石に完全に無視を決め込まれた上に“あんな奴”扱いされたジュンは、眉を顰めて言った。
「なあ、蒼星せ――」
「約束するの? どうなんだい、翠星石?」
蒼星石は愛しい双子の姉にそう問い詰め、ジュンの発言を遮った。翠星石は黙り込んだまま。
「……無視しないで聞いてくれよ、蒼星石」
「…………」
ジュンは怒りを含んだ声で言ったが、蒼星石はまたしても無反応。ジュンは眉間にしわを寄せ、立ち上がった。
「いい加減にしろよ、蒼星石! なんなんだよ! いくらお前でも僕と翠星石の関係に口挟む権利ないだろッ!」
ジュンの怒鳴り声に翠星石は震え上がり俯いた。
蒼星石はやっとジュンに反応する。挑発的な微笑を浮かべ、怒声を放った張本人を見た。そして彼女は鋏を取り出すと
その刀身の腹の部分をジュンの右足に思い切り叩き付けた。
「――いぎゃあ!」
ジュンは足に走る激痛に悲鳴を上げると、床に倒れた。――あはは、いいザマ。
蒼星石はソファーに座りながら倒れているジュンの左足へもう一度鋏を叩き付けた。笑いながら。
「そ、蒼星石……」翠星石は震えながら言った。「私が悪いんですぅ、だからやるなら翠星石を……」
「大丈夫だよ、後でちゃんと翠星石にもお仕置きしてあげるから。……罰として、いつもの“アレ”10分延長ね♪」
「…………」
翠星石は双子の妹の、発言の内容とは裏腹に踊るような明るい声の返答に再び俯いてしまった。
アレ、とは何の事だ。と呻きながらジュンは考えたが見当もつかない。
蒼星石はソファーから降りると、仰向けに倒れるジュンの太股にまたがり、ズボンのホックを外しチャックを下ろし始めた。
ジュンは蒼星石の奇行に顔を紅潮させつつ怒鳴る。
「な、何するんだよ!」
蒼星石はそれを無視して、ジュンのズボンを下着ごと引きずり下ろそうとする。ジュンのプライドもさすがに
2人の女の子の前で性器を晒す事は決して許さない。両足に走る激痛に耐えつつも、何とか抵抗した。
「蒼星石……な、何するつもりですか」
蒼星石は服を脱がすのを一時中断し、微笑みながら翠星石の質問に答えた。
「――去勢」
Sな蒼の子書いて来た。今日の投下はここまでです。
>>431 GJ!!!
いままでMな蒼の子にしか興味がなかったが、ここにきてそれが間違いだったということに気づいたよ!
ヤバいきたぜドS蒼い子………
○ンコカッターが繰り出されるのか
アレとは一体何か
次回まで待てませんどうにかして下さい
個人的に
毎回僕の〜は付けずに感の極まりのときにつけてみるなんてのはどう?と言ってみる
感想アリガトン
>>433 了解しますた、精進します
去勢に失敗したらJUMを*すのか?
鋏分解して二刀流とかになって「あんたって人はー!!」とか言って
突っ込んでいくんだなぁ
やめてよね(ry
去勢されて女の子の格好させられるJUN君とかがいいなぁ
蒼星石にベニパンで犯されたり
蒼星石の言葉を聞き、ジュンの表情は一気に青ざめた。
「お、お前……まさか……」
「翠星石に2度と手が出せないように、こんなの切らなきゃ。ね?」
鋭利な鋏をチョキチョキと鳴らし、蒼星石はニッコリと微笑んだ。そして再びジュンのズボンに手を掛ける。
そうはさせまいと、ジュンが必死にズボンを抑える。
「ま、待ってくれ蒼星石!」
「……うるさいなぁ、声出せないように喉でも切るかな」
そう言うと蒼星石は鋏を振り上げた。ジュンは反射的に頭部を守ろうと両手、両腕で顔を覆う。
そのせいでズボンの守りは手薄になってしまい、蒼星石はニヤリと笑うともう片方の手で器用にズボンごと下着に手を掛け
一気に膝まで下ろす。
ついにジュンの恥部があらわとなってしまった。
「何だか君とそっくりだね、ソレ」
蒼星石は興醒めしたように溜息を着き、ジュンの性器を指差した。
「特別大きい訳でも無ければ、小さいって訳でもないし、普通で面白くないね。いっそ包茎だったら笑えたのに、つくづく面白みがない。
あ、君の汚いソレ、隠しちゃ駄目だからね。そんな事したら千切りにするよ、君のソレ」
「…………」
言うまでもなくジュンのプライドはズタズタだった。歯を食い縛り、悔しさと恐怖で今にも泣きそうな顔をしている。
「大丈夫。おとなしくしてたら、一思いにザックリ切ってあげるからさ。尿道にブスリと刺されたり、縦に切られたりするの嫌でしょ?」
「そ、蒼星石!」翠星石は震えながら双子の妹の名を呼んだ。
「なぁに?」
「お願いです蒼星石、何でもするですから……ジュンは許してやって欲しいですぅ……」
「何でもするの?」
“何でもする”という発言にピクリと反応した蒼星石は問うた。翠星石は何か嫌な予感を感じつつも、コクリと頷いた。
「じゃあ、ジュン君の去勢は翠星石がやってね」
「え……」
蒼星石は微笑を浮かべながら、鋏を翠星石に手渡した。そして戸惑う翠星石に、蒼星石は悪戯な口調で言った。
「何でもやってくれるんでしょう? だったらジュン君の去勢を君がやってよ」
「そ、そんな……」
「ほら、早く」
「……できないですぅ」
ポツリ、とそう呟くと、翠星石は手渡された鋏を落とした。
「自分の言った事も守れないだなんて、悪い子だね、翠星石」
蒼星石は震える翠星石の背中に肩を回すと、自身の傍へ引き寄せた。着衣が乱れたままの愛しい双子の姉を
とろん、とした虚ろな目で舐めるように見つめる。
「――悪い子には、お仕置き……」
蒼星石は口元から甘い呟きを漏らすと、優しく翠星石をソファーの上に押し倒した。
蒼星石は翠星石の上に圧し掛かると、懐から小瓶を取り出した。
「……その薬、なんか嫌ですぅ」
「飲んだ後はあんなに喜んでるくせに」
蒼星石は小瓶を開け、中の液体を双子の姉に飲ませた。翠星石が小瓶の中身を飲み干したのを確認すると、蒼星石は
双子の姉の上から降りて惨めな姿を晒すジュンを見た。
「薬が効き始めるまで少し時間があるから、暇潰しに君で遊ぼうかな」
蒼星石はソファーに座りながら、床に倒れるジュンの性器を足で踏みつけた。
「翠星石に免じて今すぐ去勢するのは勘弁してあげるよ。でも、僕って気が変わりやすいから
僕の機嫌を損ねないように気をつけてね。そんな事したらすぐに去勢だよ」
「…………」
「じゃあ手始めに、僕の足でも舐めてよ」
蒼星石はニッコリと笑うと、ジュンの目の前に自身の足を付き付ける。
ジュンにも男としてのプライドはある。そう簡単に屈服したくはなかった。
「……嫌だ……」
ジュンは口から出た言葉が予想以上に弱々しい物だったのに驚いた。どうしてもっと覇気のある声が出ないのかと
ジュンは心の中で自身の喉を責めた。
「――じゃあ去勢」
蒼星石はジュンの拒否に興醒めしたような冷めた表情になり、床に落ちている鋏を拾い上げた。
そして鋏を開き、2本の鋭利な刃物はジュンの性器を捉えた。これで鋏を閉じれば、ジュンは自身の性器と別れる事となる。
鋏が閉じる――
「うわああああッ!」
ジュンは恐怖に駆られ叫び、閉じようとしている鋏を両手で押さえた。素手で刃物を掴めば、当然手は血だらけとなる。
血まみれの手でジュンは必死に性器を守ろうと鋏を押さえる。移動しようにも足が痛み動けない。骨にヒビでも入ってるのだろうか。
痛みと恐怖に怯える表情、その表情にプライドなど微塵も無かった。
翠星石は目の前に繰り広げられている地獄絵図を少しでも見ないように、耳を塞ぎ、ソファーの端で震えていた。
ジュンの為に、蒼星石に飛び付いて止める程の勇気は、翠星石には無かった。
「いやだあああああああ!」
「ああ……その顔、その鳴き声、その目……意外と可愛い表情するじゃないか。もっと鳴いてよ、僕だけの為に」
蒼星石はクスクスと微笑すると、鋏を閉じる力を強くした。徐々に鋏が閉じて行く。
「ひやあああ! やめてええええええ!」
「ほらほら、どうしたのジュン君? もっと力入れないと切られちゃうよぉ?」
「舐める! なめる! なめるぅ!」
泣きながらジュンはその単語を繰り返し叫んだ。もうあれこれ言い訳する余裕など無いのだろう。
蒼星石は鋏を閉じるのをやめると、その鋏を床に置いた。刀身にはジュンの血が付着している。
ジュンは恐怖のあまりに泣いてしまっていた。嗚咽を漏らし、畏怖に満ちた涙目で蒼星石を見ていた。
――ああ、ゾクゾクする。
今日はここまで
……家族にこれの原稿見られたorz
そ、蒼星石のエロい人おおおおおおおおおお!!!!
>>原稿見られたorz
大丈夫なん?w
姉「よかったー、
>>441ちゃん全然お姉ちゃんのパンツ盗んだりとかしてくれないから心配してたのよー」
446 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 20:20:44 ID:Q6OgkKWG
447 :
204:2006/03/23(木) 20:48:52 ID:xxv9TJkp
投下しても大丈夫かな?
ドSな蒼い子の後じゃ刺激が薄いかも知れませんが…
448 :
204:2006/03/23(木) 20:51:08 ID:xxv9TJkp
はあ…
もう、生きてるのが嫌になった…
この柵を乗り越えたら、天国に行けるかなあ…
ここは名も知らぬ橋の上。今、一人の少年が、恵まれぬ人生に
ピリオドを打たんとしていた。
欄干に手を掛け、足を上げ、体を持ち上げ…
「余所いってくれないかしらぁ?」
うわぁ、という叫びとともに、しりもちをつく少年。
ハッ、と見上げる。眼前には…
「貴方が死のうがジャンクになろうが私の知った事じゃないけどぉ…
目の前でイかれると寝覚めが悪いのよねぇ」
黒い羽根を羽ばたかせ、黒いドレスを身に纏い、堕天の証の逆十字をはためかせた
美しき天使様が。
449 :
204:2006/03/23(木) 20:53:21 ID:xxv9TJkp
「て、天使…様?」
…また天使。どいつもこいつも。
「私は誇り高きローゼンメイデンの第一ドール、水銀燈よ。…と言っても、
教養なさげなガキには判らないでしょうけど。」
ドール…人形?ローゼンメイデン?
人形が僕に話しかけている?飛びながら??
頭の中に色とりどりなクエスチョンマークが飛び交う。
「で?人間。貴方何故イキたかったのぉ?折角だから、この水銀燈が
貴方のつまらないであろう自殺の動機を聞いてあげるわぁ。」
棘だらけの水銀燈の言葉に、死ぬ気すら殺がれた憐れな少年はぽつりぽつりと
話し始める。
「…僕は、何の取り柄もない、いる価値のない人間なんだ。勉強はできないし、
要領は悪いし…」
「勉強、ねぇ。」
やっぱりつまらない。そんな気持ちを隠すところなく顔にうかべ、
ひとつ息を吐いた。
「貴方は勉強が苦痛に感じているのねぇ。」
「あ、当たり前だよ。誰だってそうだろ?わかんないことばかりだし、
それにテストだって…」
450 :
204:2006/03/23(木) 20:57:05 ID:xxv9TJkp
「知識を得る事は悦びでこそあれ、苦になることではないわ。
未知の領域に足を踏み入れる不安、後に訪れる快感。学ぶ喜びを知れば、
勉強は勉強『勉めて強いる』ではなくなるわぁ。それに、どんな存在にも、
存在意義というものはあるものよ。もっとも、それに気付かない、あるいは
自ら手放すお馬鹿さんは少なくないけどぉ。」
諭すような口調。自らも悩み苦しんだ。だからこそ、少年のつまらない
悩み…自分と同じような悩み…が、歯がゆかった。
「さっき取り柄がないって言ってたけどぉ、本当に何もできないの?
私の妹のミーディアム…奴隷みたいなものよ。彼はひきこもりの分際で、
私のお父様に負けないような裁縫技術、修繕技術を持っているわ。
お馬鹿でも役立たずでも、何かしら出来る事はあるはずだわぁ。」
「…野球、が…できるよ。」「野球?ああ、白い玉を捻くり回しながら投げて、それを棒きれで
シバきあげて、飛んで来た玉をとったら相手を殺害するために投げ付けるっていう、
殺人術のことね。いいじゃなぁい。それは立派な特技よ。」
病床につき死を望むやさぐれた美少女から得た知識。
かなり間違ったその知識に少年は唖然とするも、なんとか気持ちを平静にする。
451 :
204:2006/03/23(木) 20:59:27 ID:xxv9TJkp
「あ、特技とかじゃなくて…野球部に入ってるんだけど、ずっと補欠で…」
「なあに?下手なの?それじゃ特技にはならないわねぇ。」
「違うよ!」
突然叫ぶ少年。その剣幕に一瞬たじろぐ。
「いきなり何よぉ。びっくりするじゃ…」
「僕は下手じゃない!野球は誰にも…誰にも負けないんだ!」
「でもぉ、補欠なんでしょ?」
「あぅ…そ、それは…」
しゅんとなる少年。ふと、水銀燈はある事に気付いた。
「貴方…自分に自信がないんでしょ?技術では負けないと言いながら、
ずっと補欠なんてどこかに欠陥があるはずよ。つまりそれは貴方の精神面ね。
さっきから貴方の話や態度みてて思ってたんだけど、貴方は自分で壁や天井を
つくって、その殻に閉じこもっているのよ。いわば精神的ひきこもりだわぁ。
それで、歪みが生じて、心が疲れきって死にたくなるのよ。」
「う…」
図星。ぐうの音も出ない。何も言えず、ただ俯く少年。追い討ちをかける水銀燈。
「貴方童貞でしょ?」
「!?」
バッ、と、物凄い勢いで水銀燈を見る少年。次の瞬間、
怒り、悲しみ、恥ずかしさなどが入り交じった表情を浮かべ、再び俯く。
452 :
204:2006/03/23(木) 21:02:38 ID:xxv9TJkp
「だ、だって…でも僕学生だし…それに…」
「それに?今時学生だからセックスしませんなんて流行らないわぁ。
好きな子くらいいるでしょ?セックスはともかく、女くらい作りなさいよ」
「好きな子って…で、でも僕なんて」
「あああ、もうっ!!」
顔を真っ赤にしながらブツブツ呟く少年に、ついに水銀燈の(一方的かつ身勝手な)
怒りが爆発した。
「うじうじうじうじ情けないわねぇ!世の中にはねぇ、ひきこもりの分際で
美少女に囲まれて、美人の姉に世話されて、かわいいガールフレンドまで
持ってる男の子だっているのよ!そいつのやさぐれっぷりも見てて
イライラするけど、貴方はもっと上を行くわぁ!」
怒りに燃える黒い天使。怯えあたふたとうろたえる少年。
そして、自室で特大のくしゃみを炸裂させ、赤やら緑やらに
折檻される、憐れで羨ましいひきこもり。
「もういいわぁ!下らない話だと思ってたけど、もう我慢できない!
貴方に自信を付けさせてあげるわ!この誇り高き薔薇乙女、その中でも
一番美しい水銀燈が貴方を男にしてあげるわぁ!光栄に思いなさぁい!!」
冷静、冷酷、非情。水銀燈の代名詞たちはどうやら最近は永い旅に出ているらしい。
453 :
204:2006/03/23(木) 21:04:12 ID:xxv9TJkp
とりあえず、一旦ここまでです。後ほど、性描写のある後半を
投下させていただきます。ではまた。
裸で待機
ドS蒼・・・JUMの恐怖が滲み出てるな・・・(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
でもワクテカ
456 :
204:2006/03/23(木) 21:40:20 ID:xxv9TJkp
良かった…早めに時間とれた。
では、続き投下します。
ところで、つい先ほどS蒼のネタ思い付いたんですが、
ドSな蒼い子の後では恥ずかしくて出せないw
それくらい秀逸ですよね。続きが待ちきれません。
…本当はSM嫌いなんだけど…
457 :
204:2006/03/23(木) 21:42:18 ID:xxv9TJkp
「来なさい!」
少年をむんずと掴み、飛び立つ水銀燈。向かう先は…
「さあ、ここなら邪魔は入らないしぃ…思う存分楽しめるわぁ♪」
「こ、ここって…」
高い。文句なく高い。そりゃそうだ。ここは石油タンクの上。
海の傍だから風が強く、気を抜くと転がり落ちかねない。
「さあて。さっさとおちんちん出しなさいな♪」
言われるまま、ファスナーを下ろし、ズボンをパンツごと下ろす少年。
どうやら恐怖心がある種の興奮を呼んだらしく、はやくも膨張している。
「あらあら、結構大きいじゃなぁい♪イジイジしたガキだから
包茎か短小だと思ってたわぁ♪」
聞く人が聞けば再起不能にもなりかねない暴言を吐きながら、楽しそうに
少年のペニスに触れる水銀燈。しかし…
「うっ、あ、はぅっ!!」
どぷっ、びゅくっ…
いきなりの暴発。突然のことに反応が遅れた水銀燈は、覗き込んでいた事が災いし
顔に熱い迸りを直撃させられてしまった。
「きゃあ、ちょ、ちょっと貴方ぁ!出るなら出ると言いなさいよぉ…やだ、もう
ベトベトじゃなぁい…」
恨めしげに少年を睨むと、顔や髪に付着した精液を指ですくいとり、
当然のように口に運び始めた。
458 :
204:2006/03/23(木) 21:43:47 ID:xxv9TJkp
「んっ、うんっ、濃いわぁ…溜まってたのぉ?」
美味しそうに舐めながら少年に問う。急激な快感と羞恥心で声も出ない少年だが、
水銀燈の精液を舐める様子に興奮し、すぐにペニスを勃起させる。
「これだけ出しておいてまだ勃たせるの?へんたぁい♪」
その言葉に、涙を浮かべながら耐える少年。しかし、ペニスの怒張は
治まるどころか腫れ上がる一方。
「うふふ…仕方ないわねぇ。さて、汚れるから全部脱ぎたい所だけど…」
飛ばされたらかなわないしね、と、スカートをたくしあげ、既に
湿り気を吸っているショーツだけを脱ぐ。
「これ、ポケットにでも入れておいて」
と言うと同時に、少年の同意を得るまでもなくズボンのポケットに
湿ったショーツをねじ込む。
「さあ、お舐めなさぁい。」
スカートを持ち上げ、少年に下半身を見せる。そして、そのまま
頭からスカートを被せる。
「私のを舐めるの。優しく丁寧にね。乱暴にしたら蹴り落とすわよぉ…」
少年は言われるまま、まるでもう水銀燈に身も心も捧げた奴隷のように、
水銀燈の花弁に舌を這わせ始めた。
459 :
204:2006/03/23(木) 21:45:58 ID:xxv9TJkp
「あっ、やんっ、あ、貴方なかなか上手じゃなぁい…経験あったのぉ?」
「な、ないです…その、今もわからなくて…」
ピチャ…ピチャ…
「そう、その調子よぉ…あんっ♪いいわぁ…気持ちいいよぉ…」
実際の所、技術は拙く、知識も乏しいガキの愛撫などでは簡単に高ぶったりはしない。
だが、水銀燈は少年を褒めた。これは少年に自信を持たせるための行為。
技術を詰るのは愚の骨頂。詰り倒すのは後で真紅でも詰れば事足りる話。
やがて、
「あ、あぁ…もう、いいわよぉ…」
少年の唾液と自分の愛液で、適度な状態になると、少年を仰向けに
押し倒し、いまにもはち切れそうなペニスを自分の性器にあてがった。
「さあ、いよいよ童貞を頂くわぁ…覚悟はいいわね?」
返事を待たず、腰を下ろしペニスを飲み込み始める。
「あ、あ、あぁ、うわ…ぁ…」
初めて味わう刺激。その甘美な刺激は、童貞に耐えられるような生易しい
ものではない。
「あ、くっ、で、出る…っ!!ああっっ!!」
どびゅぅっ、びゅっ、びゅうっ…
水銀燈が完全に腰を下ろすと同時、つまり、水銀燈の一番深い場所で
射精を始めた少年。まるで睾丸の中の精子を全て吸い出されているかのような感覚。
460 :
204:2006/03/23(木) 21:47:41 ID:xxv9TJkp
びゅっ、びゅっ、びゅっ…
止まらない射精。ペニスが壊れたのかと錯覚するような長い長い射精。
水銀燈自身も、膣内を勢いよく叩かれ、子宮口に直接熱い精液を
何度もぶつけられ、頭が白くトビかける。
『あ、うっあ、いい、イッちゃいそう…で、でも…』
そう。これはいつもの【相手を壊す性行為】ではない。だから、自分は
正気を保ちながら、少年を導かなければならない。
『これじゃ生殺しだわぁ…』
まあでも、仕方ない。自分はあとで真紅でも翠星石でも犯せばいい。それで
好きなだけイける。
だから今は我慢。大量の精液を膣内に射精されながら、必死に自分を繋ぎ止める。
「はぁ、はぁ、はっ、っはぁっ…」
耐え切れないような射精の快感に息が切れる。だが、まったくペニスは萎えない。
「…はぁ、はぁ、ま、まだ元気ね…?じゃあ、動くわよぉ♪」
信じられないような言葉。今にも意識がトビそうなのに、まだ
膣でペニスを扱こうというのか。
…でも、いい。このまま死んでしまってもいいや。僕は水銀燈に吸い尽くされても。
完全に快楽に冒された少年。このまま何度も水銀燈に高められ、
何度も何度も膣内射精した。何度めかの射精と同時に、意識もどこかに射ち出された。
461 :
204:2006/03/23(木) 21:51:18 ID:xxv9TJkp
気がつくと、水銀燈の膝の上。
ずっと膝枕をしてくれていたらしい。
「あ、あの…」
「あら、気がついた?どう?気持ち良かったでしょぉ?」「あ、は、はい…」
「あはははっ!もしかしたらもう人間の女じゃ満足できないかもしれないけどぉ…
ごめんなさいねぇ♪」
「……」
少年が起き上がると、水銀燈はさて、と呟いた。
「もう夜も更けたわ。夜は眠る時間。夜更かしは美容の敵よぉ。」
そう言うと、来た時と同じようにむんずと掴み上げ、二人が出会った名も知らぬ
橋へと向かう。
「さあ、お別れね。これで少しは自分に自信が持てるでしょ。死ぬのはまた
今度になさぁい。」
「はい!あ、ありがとう…水銀燈さん。あ、あの…また、逢えますか?」
「さぁ…運命ならば逢えるかもねぇ。まあでも私は人形だからぁ…
人間を追いかけなさい。でも、膣内射精は、だ・め・よぉっ♪」
「はい…あ、そうだ。こ、これあの…」
思い出したように、ポケットからショーツを取り出す少年。
夜でもわかるくらい真っ赤な顔して。
「そんな濡れたショーツなんて気持ち悪くて穿けないわぁ。だから貴方にあげる。
使うなり捨てるなり好きになさぁい♪じゃあねぇ。」
それだけ言って、水銀燈は何処かへと飛び去っていった。
残された少年は、材質のいいショーツを少しだけ舐め、
再びポケットに突っ込むと、何かを決意したような顔で帰路に付いた。
462 :
204:2006/03/23(木) 21:53:55 ID:xxv9TJkp
−数年の時が流れ−
「わーい、みんながんばるのー!」
「やっちまうですぅ!全力でねじ伏せて踏みにじるですぅ!!」
幾度目かの開催となるWBC(ワールドベースボールクラシック)、
今日はその決勝戦。
「煩いわ貴方達。少しはこの真紅を見習って優雅に観戦なさい…」
「真紅、左手のティースプーン、握り締められたままだよ。あ、曲がってる。」
「…煩いわ蒼星石。貴方もその必勝鉢巻きをなんとかなさい。」
プレイボールまであとわずか。
「…ところで水銀燈?」
「ふん?はぁひ?」
のりが買って来た、WBC応援用うにゅーを頬張りながら真紅に返事をする。
「貴方の、そのまるで誂えたかのようにぴったりの
代表ユニフォーム(背番号1、SUIGINTOHネーム入り)、
一体どこで手に入れたのかしら?」
羨ましげに尋ねる真紅。
「これ?うふ、あの子に貰っちゃったぁ♪」
嬉しそうに答えながら前を指差す水銀燈。その先には桜田家のテレビが。
そして、さらに先には。
日本中の期待を集める若きエースと称された男が。
大歓声を背に受け、背番号1を背負い、
かつての弱気な態度からは考えられないほど自信に満ちた顔でマウンドに立つ、
一人の男が映し出されていた。
463 :
204:2006/03/23(木) 21:56:34 ID:xxv9TJkp
以上です。まずオチが思い浮かんで、それありきのネタだったので、
性行為シーンがおざなりになったかも知れません。
まだまだ精進が足りないようです。
ではまた。
GJ!
>>441 なされるがままの翠星石…怯えすくむJUN
いいねいいね隷属する側の心境見ていて楽しい
マジでゾクゾクする………
あとな…お前は大丈夫…俺はオナを見られたことがあるからさ…それに比べりゃぁ
>>463 GJ
若きエース君は今だにお守りにもってそうだな、水銀燈のをw
>>447 内容好きだな自分的には
オチにちょっと頬がほころんじまった、あとはなにげに問題発言な銀様にw
あと重箱のすみつつくんだけど(読みたくないならここから読まんで
銀様ショーツじゃないような
あと連続で語尾に「〜わぁ」とついちまうとなんか………こう違和感というか変に感じるというか
あくまでも個人的な意見だからな
次回作あるならワクテカしながら待ってるんで………GJ!
468 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 22:21:37 ID:Q6OgkKWG
>>447 GJ
結構銀様がかわいいw
次の作品を期待しているよ
あと
>>441の続きが気になって何も手につかない件
萌え連や双葉でも見て落ち着いてこよう・・・
>>467 銀様ってなんかキワドイ形のショーツ穿いてそうなイメージがあって…
もしかしたらVIPの『先生だったら』に毒されたか…
語尾は確かにちとくどかったかなあ。でも科白だけで人物を表そうとすると
どうしても特徴を強調してしまう想像力に乏しい私orz。
修行の道は険しいな…
ドSな蒼い子キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
続き早くぅ〜
感想サンクス、なるべく早く投下できるよう努力する
次はジュン虐めよりも双子の百合が中心
蒼とジュンのラヴが見たい漏れには某氏のHP開設は渡りに船っすよ。
でもあの人、別スレが主体なのね。
なら次の次はJUMが蒼をいじめうわなにするはさcndjnsふじこ
474 :
双剣:2006/03/24(金) 02:15:14 ID:R/yLButi
なんか書いてるうちに頭沸いてきた……
>>225の続き投下
475 :
双剣:2006/03/24(金) 02:16:04 ID:R/yLButi
「つあっ……!?」
気がつけば、混乱しつつも事の顛末を思い出していたジュンの首筋に、めぐの八重歯が浅く食い込んでいた。
針に刺されたような刺激と共に意識は再び舞台の上での情事を思い出し、今度は興奮すらも忠実に再現する。
めぐはその細身からは考えられない力で素早く、しかし流れるような自然さでジュンの身体を起こし、そのまま後ろに回りこむ。
「思い出したみたいね……ふふ、それじゃ私にも味見させて頂戴ね?」
「ちょ、ちょっと待った! なんでそうなるんですか!?」
「くすくす……吸血かぁ……なんて背徳的……」
「……へ?」
「しかも清い身体に流れる血って格別らしいのよねー」
「あ、あんたそんなキャラだったのか!?」
「大丈夫大丈夫、痛いのははじめだけ……って、ああ君経験者だったっけ」
「に゙ゃーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!?」
あっけらかんと話を進めるめぐ。もはや雰囲気も何もあったもんじゃない。
フラッシュバックしたあれほどの興奮が信じられないほどあっさり吹き飛ばされ、今度は身の危険に対する恐怖に満たされる。
再び突き立てられためぐの八重歯に悲鳴をあげ、半分以上マジ泣きでここから逃れようと暴れるジュン。
むんず。
「はあうッ!?」
だがその抵抗も虚しいかな、再び得体の知れない怪力に拘束され、背後の恐怖に凍りつく。
「ふふふ……清らかな身体を蹂躙するのってぞくぞくする……」
「待って待って待って清らかってちょっ、僕は―――!!」
「くすくすくす……水銀燈と結ばれてることはもう知ってるわ」
「は?」
「けどね、その時の水銀燈ってあくまで人形よね?
つまり……あなたは人間に対してはまだ清い体……くす」
「なんかすごくひどいこと言ってないかあんた!?」
「ふふ、ふふふふふふふ……清らかな体に流れる血ってどのくらい格別なのかしら」
「ちょ待ちょ待ちょ待ちょ待ちょ待〜〜〜〜〜っっっ!!!」
「大丈夫大丈夫、君が寝てる間に増血剤しっかり打っておいたから」
476 :
双剣:2006/03/24(金) 02:16:52 ID:R/yLButi
「そういう問題じゃないっていうかあんた勝手に何やってんだ!!! だっ大体もう思い出したんだからいいじゃないですかっ!!」
「だーめ。吸われるのがどんな感じか、まだわかってないんでしょ?」
「だっ、誰かたっけてええええええええ!!!」
「無理無理。もう消灯時間過ぎちゃったし看護婦さんたちにはちょっと細工しといたから助けは来ないよ?」
「イヤーーーっ! イヤーーーっっ!!」
「大人しくしないと小泉って呼ぶわよ」
「なんだそれ!?」
「恐れるな! 天の御使いは我らにある!
闇への道は開かれる!!」
「ちょ、なにその無駄でいきなりな荘厳さ……」
かぷ。
「いだだだだだだだっっ!!?」
「いっふぁふぁっひま〜ふ(いっただっきま〜す)」
ちううううううううううううううう――――――――――――――――
「アギャーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
本編とは関係ないが、この後彼はあっちの世界で金髪の青年との再会を果たしたという。
数分後。
延々と噛み付かれ、吸引され続けたジュンはすっかり放心状態に陥ってしまっていた。
「ぷはっ……ふふ、ホントに結構美味しいのね」
「は、はぅ、はぅぁぅ……」
満足げに唇を離しためぐは陶然とした様子で呻いているジュンを後ろから抱き寄せ顔を覗き込んだ。
焦点の合わない瞳がかろうじてこちらの姿を捉えたことに得体の知れない興奮を軽く覚え、めぐはそっとジュンの眼鏡を外す。
「やっぱり……寝顔もそうだったけど、君、結構美形だね」
「ふ……ぁぅ、は……?」
477 :
双剣:2006/03/24(金) 02:17:41 ID:R/yLButi
こちらの言っていることはわかっていないようだが、自分に対して何か言われたということは認識したらしい。
実際、ジュンはまだ中学生ということを引いても中性的な顔立ちをしており、引き篭もっていたとは言え根がしっかりしているのでそれが整っている。
加えて、ドールズの戦いや葛藤に身を投じていくうちに心身ともに成長し、端整さに磨きがかかっていた。
そしてそんな顔立ちだからこそ、惚けてされるがままになっているのを見るだけでぞくぞくする。
「大丈夫だからね? 軽い興奮剤と催眠剤のせいでそうなってるだけだから」
「ぁ、ぅ…………」
母親が幼子をあやすように優しく抱きしめ、同様に優しく耳元でそう呟く。
正気ならば咎めるであろうその言葉にも、行為に孕まれた安堵感にジュンは大人しく頷いた。
確かにめぐが勝手に持ち出しジュンに投与したものは本来、後遺症を残さない程度の軽いものであったが、
吸血という形で血を奪われた事によりジュンの身体抵抗力は低下し、その影響を過剰に受けてしまっていた。
「可愛いよ……ジュン君……」
「い……ぁ……」
さらに、襲われる恐怖と血を吸われる快感による激しい興奮のため全身に回るのが早まったのである。
それにより『自分が血を吸った事でされるがままになっている』とも言えるわけであり、それこそがめぐの嗜虐心をそそらせるための狙いだった。
そうして生まれた興奮を身に宿したまま再びジュンの肩口から血を吸い上げる。
痛みと快感にぴくりとジュンの身体が跳ねるがもはやそれは力なく、ただ虚ろな興奮だけを瞳に宿してされるがままになっていた。
「この背徳感……君にも教えてあげるね……」
言って、めぐはそっと目を閉じジュンに口付ける。
「ん……ちゅっ、ちゃ……」
「ふゅ……!? んっ、ひぅっ……!」
たちまち口内に広まった自身の血の味と、その中でチロチロと動くめぐの舌が言いようのない痺れをジュンにもたらした。
「ちゅ……ん。これは、血の盟約……」
「う、ぁ……?」
やがてめぐは唇を離し、未だ焦点の定まらないジュンの瞳を凝視して呟き始める。
「あなたが私の天使と結ばれたのなら、私もあなたと結ばれてあげる……この盟約は、その証」
478 :
双剣:2006/03/24(金) 02:18:19 ID:R/yLButi
朦朧とした意識のジュンに、あたかも暗示をかけるかのようにめぐは囁き続ける。
「でも交わしたのはまだあなたの血だけ……私の血は今から捧げてあげる」
そう告げると同時にめぐはジュンの後ろへ戻る。
直後、ジュンの背後から衣擦れの音。ぱさりと音を立てて病室の床に何かが落ちた。
めぐはそのまま動きを止めずジュンにしなだれかかり、その胸に這いまわすように両手を服の中に差し入れる。
「ひっ……!」
「大丈夫、恐がらないで……」
敏感に反応するジュンに対して溢れる興奮。
そして同じく沸き出る母性本能に従いめぐはまさぐるのをいったん止め、優しく抱きしめる。
そして母性に溢れる中こんなことをしているという背徳にやはり興奮を抑えられず、ふたたび手の動きを再開する。
「あっ……ふぁ……」
「……そのままじっと……ね?」
充分に堪能しためぐはジュンの寝間着のボタンを一つ一つ外し、肩からはだけさせてゆく。
「うわぁ……肌も綺麗……ほんと、可愛い…………」
若干白みがかった――実は単に血の気が引いていたからなのだが――肌に月明かりが差し込みちょっとした神々しさを醸し出していた。
そしてそんな白の平原から流れる血の泉。
探れば探るほど興奮を呼ぶジュンの身体にどうしようもない独占欲を感じ、めぐは寝間着を脱がせながらさらに舌をも這わせた。
「ぁ、ん…………ひゃぅっ」
「あは……いい子いい子」
身体を震わせながらもすっかり抵抗の気配を失くしたジュンの頭を撫でてやる。
心なしかジュンの表情が穏やかになったのを見て、そろそろ頃合かとめぐは下半身に手を伸ばした。
「それじゃ、脱がすね……」
to be continued...
479 :
双剣:2006/03/24(金) 02:19:11 ID:R/yLButi
あとがき。
こんばんは。ネタ浮かばなくて同人の方にまったく手がついていない双剣です。
やー……マジ今回はてこずった。勢いで書き始めたはいいが、やっぱ絡みは難しい。
描写とか流れとかそういったところの指摘あったら頼む(改善出来ると保証出来ないのが情けないが)。
ていうかめぐって電波か清楚かどっちが合うのか、考え出すとわからなくなるもんだな。
めぐキタコレ!!
あぁ、よかったでつGJ
俺、血が苦手なんだよ……orz
マジ途中で吐きそうになった…
めぐ×JUMキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!GJ
ああ、めぐの電波は心洗われる・・・
>私の血は今から捧げてあげる
で勃っきした
>>481 最初の方で「吸血」って出てるんだから、読まないなり透明あぼーんするなりすればいい。
めぐキタ──────(・∀・)───────!!!!
>>479 ・・・すげぇ。
なんで吸血って行為がこんなにエロいんだ。
GJ!
さりげなくハレグゥネタが入ってるw
>>479 見た目は清楚、心は電波というところだと思う。
双剣氏のめぐもかなり特殊な思考してると思うぞ。
上の方でサド蒼星石のSSがあったけど
勿論あれはあれで良いものだけど
こうなると、ドMモードの蒼星石のお話も見たいと思ってしまう俺は欲張りなのだろうか。
マジすか!
テカテカして待ってます!
>>490 M蒼星石と聞くと過去ログのおにくさんの書いたSSを思い出す。
未完だけど・・・続きみたいですよ、おにくさん(´・ω・`)
>>491 期待してます!
494 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 22:23:30 ID:+3nMA06c
ジュンを屈服した快感に酔い痴れている蒼星石は、翠星石の様子がおかしい事に気付いた。
虚ろな目、微かに乱れた呼吸。……さっき飲ませた媚薬が効いて来たようだ。
「……蒼星石、またアレをやるですか……? 私は我慢なんて体に悪い事したくないです」
「大丈夫だよ。あ、言っとくけど我慢できなかったら、ジュン君を去勢しちゃうからね。
翠星石がちゃーんと10分我慢できれば、ジュン君の去勢は免除してあげるよ」
「10分なんて無理ですぅ……せめて3分……」
「駄目、10分♪ ――ん?」
蒼星石は意地悪な口調で言った直後、足に妙な感覚が走り、足元を見てみた。ジュンが自分の足を
音を立てながら舐めまわしていた。蒼星石は思わずニヤけると、必死に舌を動かすジュンの顔面を蹴り飛ばした。
「う……」
「指令変更、舐めるのは後でいいよ。――じゃあ始めようか、翠星石」
蒼星石は翠星石の腰に手を回し、撫で始めた。媚薬の効果もあってか、翠星石の呼吸が荒くなる。
そして蒼星石は手を離すと、ソファーの上に仰向けに倒れて見せた。両手をだらりと上げ、上半身の服を脱ぎ始める。
上半身が下着姿になった蒼星石は、上半身の下着をたくし上げた。白い腹部があらわとなり、後少しで乳房が見えるギリギリの位置だ。
翠星石は体の奥底から熱い物が込み上げてくる感覚に耐えながら、半裸の蒼星石を見て、ゴクリ、と生唾を飲む。
はぁはぁ、と息を荒げ、無意識の内に蒼星石の体へと手を伸ばそうとする。しかし翠星石はハッとして、慌てて手を引っ込めた。
双子の姉の反応を楽しみつつ、蒼星石は自分のズボンを太股の辺りまで下ろした。
「――蒼星石ぃ!」
翠星石は興奮気味に双子の妹の名を叫ぶと、半裸の蒼星石の体に飛びついた。だらりと上げていた蒼星石の腕を押さえる。
「もう……我慢できないですぅ……!」
「ふぅん、じゃあジュン君は去勢だね」
「そんなぁ……」
「まだ1分も経ってないよ。翠星石はえっちだなぁ、僕の体がそんなに欲しいの?」
「……ひどいですぅ……」
「我慢できずに僕にえっちな事したら、罰としてジュン君のちょん切るからね」
「うぅ……」
翠星石は名残惜しげに蒼星石の上からどいた。
その後も蒼星石は虚ろな目線を向けて親指を咥えたり、耳を甘噛みしたり耳元で愛の言葉を囁いたり
首筋に舌を這わせたりと、翠星石を誘惑し続けた。普段の蒼星石からは想像も付かないような妖艶な色気を用いて。
檻の中に居る飢えた動物に、外から餌をちらつかせるような物だ。
蒼星石が翠星石を焦らし続けて、もう9分ほど経った頃だろうか。翠星石は媚薬と蒼星石の誘いに懸命に耐えていた。
「……カラダが……熱……い」
「よく頑張ったね、翠星石。あと1分くらいだよ。1分経ったら好きにしていいからね」
そう言った蒼星石の視界に、ふと完全に存在を忘れていたジュンが映った。まだ泣いているようだ。
そしてジュンの恥部を見て、蒼星石は思わず吹き出してしまった。……ジュンの性器が興奮した状態になっていた。
「無様な姿だね、ジュン君」
「…………」
蒼星石はそう言うと、片腕で翠星石を自分の元へ抱き寄せた。まるで“彼女は僕の物”だと誇示しているかのように。
そしてあの水銀燈を思わせる酷薄な笑みを浮かべてジュンを見下ろした後、抱き寄せた翠星石の耳元で囁く。
「――10分経ったよ」
この一言で翠星石は“待ってました”と言わんばかりに、半裸の蒼星石を乱暴に押し倒した。
やっと生殺しの状態から開放された翠星石は、押し倒した蒼星石の顔を両手で掴むと、乱暴に唇を重ねた。
蒼星石はすぐに双子の姉の舌が口に入り込んで来るのを感じ、反射的に自身の舌と絡ませる。
双子は淫らな水音を鳴らし、甘く小さく喘ぎながら濃厚なキスを堪能した。
翠星石は蒼星石と唇を重ねたまま、器用に彼女の下着を乱暴に引き千切った。小振りな乳房があらわとなる。
傍から見れば蒼星石が翠星石に強姦されているように思える。しかし、蒼星石の表情には余裕があった。
「いつもより激しいね、翠星石。……焦らし過ぎちゃったかな……?」
「蒼星石ぃ……蒼星石ぃ……!」
双子の妹の名を連呼しながら、翠星石は蒼星石の乳房にむしゃぶり付く。――あの薬よく効くなぁ。
「んっ……」
蒼星石は甘く喘ぎ、翠星石はまるで蜜でも舐めているかのように、蒼星石の胴全体を舐め回している。
たまに乳首を唇ではんだり吸ったりなどの刺激を与え、愛しい双子の妹に快感を与え続ける。
呼吸がやや乱れ始めて来た蒼星石は愛しげな眼差しで愛しい双子の姉を見つめ、呟く。
「大好きだよ……僕の、翠星石……」
舌が胴に這う感覚に悶えつつも、蒼星石は自身の上に覆い被さる翠星石を抱きしめた。翠星石も舌を這わせるのをやめると
蒼星石の背中に手を回し、小振りな胸に顔をうずめ、抱きしめ合った。
蒼星石はつくづく嫌気が刺していた。性的な支配でしか姉への愛を表現できない不器用さに。
姉の最愛の人に嫉妬し、姉を暴力で奪い返そうとする独占欲、嫉妬心の強さに。こんな事をして快感を得ている自分に。
翠星石も不器用な妹の愛を受け入れてくれているのは、彼女なりの優しさなのだろうか。
(翠星石がジュン君を好きなのは分かってる。……そんなの嫌だ、僕だけを見て欲しい……)
――嫌な女だよね、僕。
今回ここまでっす
蒼い子エロスwwwwwwwwwwww
>>497 + +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
蒼星石の内面がまたいい味出してますね。
続きを期待しています、頑張って!
>>497 GJ!!
・・・しかし去勢ネタは恐いな・・・
恐くてチンコがヒュンとしてガクブルして読んでるのって俺だけなんだろうな〜・・・
だがwktkして待ってるぜ!
>>500 もはやガクブルするどころか読むのを止めた俺もいますが何か
このえろスレでローゼンメイデンに出会ったのだが
本編は最も愛される属性を賭けて争うセックスドールの戦いでいいのかい
ローゼン:伝説のダッチワイフ職人。魂を封じた人形を創造できる。
萌え属性を強調した人形を世に送り、争わせることで最強の属性が何か決着をつける。
水銀燈:一作目、女王様属性。冷酷な性格だったが来日後出会ったヤクルトが彼女を丸くした。
金糸雀:二作目、ロリ属性を表現するための試作品。
彼女でのデータによりロリ属性人形 雛苺は完成する。
実装石:製造時期不明。純愛属性人形 翠星石完成のための試作品。
廃棄されたはずだったが、争いに関係なく世を旅する。
蒼星石:四作目、ふたなり属性。ローゼン家所有の盆栽を手入れしていた。
ラプラス:ローゼンが孫娘のため作成したウサギ人形。孫娘の反応は不明。
みっちゃん:金糸雀に精気を与える奴隷(ミーディアム)。
ドルーズの姿を記録に留めるのが趣味である可愛いもの好きの普通OL。
じっちゃん:蒼星石のミーディアム。蒼星石のおかげでインポテンツから回復した。
JUM:性欲大王。真紅のミーディアム。引きこもり中学生だが真紅の手により性技の腕を上げる。
ドルーズ
ドルーズ
お前らひでぇーwww
ドルーズ
506 :
502:2006/03/25(土) 11:08:56 ID:hPUX9Moa
>ドルーズ
頼むから突っ込まないでくれ…
で住人どもよ、銀様至上主義の”水銀党”は
”転落した銀様の鳴き顔プリティ”派と”銀様にしばかれたいハァハァ”派はどちらが主流派なのだ?
クソッ!なんて極端なんだ!!www
これじゃJUM×銀党のほのあま純愛派なんて口が裂けても言えないじゃないか!!
実装が入ってる時点で塵滓
今はみっちゃんのドルーズ主義が主流派
>>497 おおおおお!!!超GJじゃねーか!
次も期待っス(≧∇≦)ъ
ドルドルドルドル
パパウパウパウ
メメタアッ
516 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 19:37:40 ID:OQabYL3g
nのフィールドに最初に来たのが、破瓜の血にまみれ、
乙女たちの漏らした蜜を全身に浴びた恐るべき引き篭もりJUMであった。
アリスゲームを捨てて、彼とめくるめく快楽へ進んでいく意馬心猿こそ、
「トリビァル!」との喧しい声にかき消されて耳には聞こえなかったが、涙を流さぬ読者はいなかったのだ。
彼は、真紅とその下僕の雛苺や庭師、翠星石と蒼星石、
さらに出番遠のくカナリアや水銀燈と雪華綺晶にいたるあたりまで、全薔薇乙女に愛された。
一瞬ジュンが犯されてるのかと思った
いや、間違ってはいない。
519 :
517:2006/03/25(土) 19:53:44 ID:3/BvyzBT
そうか良かった・・・
で、詳細と続きは?
金糸雀というドールがいることをみんなもたまには思い出してあげてね(´・ω・`)
唐突にジュン女体化ってのを思い浮かべた
水銀燈辺りの仕業で
某所の「蒼星石の日記」をやってると特に思うのだが、蒼星石は学校に通ってたらいじめられるタイプだな。
靴とか隠されたりしそう。
>>522 蒼星石がいじめられたら自分が出て行っていじめっ子をやっつけ(ry
>>522 蒼星石がいじめられたら自分が出て行っていっしょにいじめ(ry
>>522 蒼星石が犯されてたら自分が出て行っていっしょに犯され(ry
>>522 蒼星石はいじめられたら自分から出て行って
いじめっ子をやっつけるタイプだと思うのは俺だけなんだろうか
むしろ水銀燈が同性から嫌われて陰湿に苛められてそうだ。
>>526 いじめられっ子を庇って目を付けられるタイプかもしれん
>>526 というか蒼星石は男子に虐められそう。女子からはモテそうだから虐められなさそうだし……
ところでこのスレ的には、ストーリーとか丸無視しして、○○(ご希望の名前)×薔薇乙女とか、欲望のままにやっちゃっていいの?
エロ書きたい気分なんだけどジュンに絡ませるの面倒くさい。
>>526 ドラマCDでの水銀燈への返せコールを聞くと、
水銀燈って姉妹のなかで虐められてたんじゃないかなんて妄想が広がる。
530 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 23:42:54 ID:jgZkQhgE
金糸雀はいじめられにくいタイプだな。
ごめん、ageてしまった。
>>532 いや、ジュンでやると色々制約が発生するからそれを考えるのが面倒くさいから言ってるんだが…
メンドクサイなら書かなきゃいい
>>533 俺的には男優はJUM以外は認めない感があるからどうにも・・・
だが、読んでみたいというのも事実。
・・・あなたのやりたいようにやってみな!投下コーイ!!
>>535 確かにJUM男優が推奨っぽい空気は分かっているんだけど、
JUMとの間柄がどう考えても恋愛関係じゃない奴も居ると思うんだ。
そいつらをどうこうしようとするとエロ書く前に果てそうになるんだ。結局ワンパターンになっちゃうし、
それに…JUMを男優役にする事に固執することによって書きたいキャラが壊れる方が嫌なんだ。
…んじゃその内落としたいです。
JUM分は俺が足してやるから>533は好きに書け。
JUMも歓迎だが。
んだばJUM以外の奴とどう絡めればいいかといえば
やはりシチュエーションとかを上手く設定すればいいような気がしないでもない
例えばそこら辺の見知らぬモブが普通に輪姦してるとかもなんか違和感あるな
だって人形だぜ?みたいな(自分を全否定w)
確かに。まず他の人間とかからわせるのが無理だと思う。
エンジュと薔薇水晶とか白崎と薔薇水晶ならわかるけど
無理というわけでは無いだろうけど
まず人形という非現実を受け入れられる状態か環境が必要だな
身体構造の描写はまんま人間でもスルーなのに、
他人を関わらせるには人形(非現実)の垣根を乗り越えなきゃ駄目なのか?
動くダッチワイフだからやっちめー、程度では?
>>543 人間のようにふるまう人形、というのは原作で
描写されてるからその延長線上で色々できるが
いきなり動く人形見て犯したい人間がいるという
のは唐突過ぎる。お前は動くダッチワイフ
(しかもかなり小さい)があったらすぐやるのか?
>>543じゃないけど
一般人じゃ、まずいないと思うが精神的に病んでるか、壊れた人間なら、そういう行動にでる奴もいるんじゃね?
そういう奴を使えばいいんだよ!!
レイープになりそうだが・・・
でも忠実に考えるとその方法で犯せるのは金糸雀、雛苺がいいとこどまりだな
>>543 いやそんなんで全然構わない
でも何となく
そんな程度
まぁ簡単に言うとオリキャラと絡むのは苦手ってだけなんだかな。
>>536が言ってるのは、
人形がJUM以外の男とイイ関係になるのを書きたいとかじゃなく
ちょっと名無し男出してエロい事させたいってだけだろう?オリキャラ、って程じゃなく。
名無し男のそれなんてこの板の基本パターンの一つだと思うぞ
まぁ、ばらすぃーのエロが見れれば・・・
うひゃぁ、なんか水晶の剣が飛んできたYO(水平で
そういう意味かまぁ俺にとってはどっちも同じだと思ってるけどな。
まぁそこらへんは性癖の問題だから議論しても意味無いけど。
※ JUM女体(ドール)化 若干設定無視 長い。エロくない(致命的)
ng:女体
垂れ込める雲と瓦礫となった建築物。そしてジャンクの山。
nのフィールド――危険極まりないローゼンメイデンの第1ドール、水銀橙の空間で
桜田ジュンは囚われの身となっていた。
「いい格好ねぇ、人間……。うふふふ」
「またお前か水銀橙!いい加減にしろよこのお化け人形!」
激する少年をあしらうように、銀髪の美少女はころころと笑った。
「あら、まだまだ夜はこれからよ人間。……真紅のミーディアム。楽しみましょう」
黒い羽が一枚、風を切ってジュンの頬を掠めた。鋭い痛みと、鮮血が頬を伝う。
「くっ!」
「うふふふ。柔なのね人間。だいじょうぶ。優しくしてあげるからぁ」
びっ、びっ、、びっ、、、ばばばばばばっ
数瞬で嵐のように乱れ舞う黒羽の刃は、ジュンに致命的な傷を与えるのを避けて飛ぶ。
しかし、ジュンは明らかな害意にさらされる脅威と吹き出る赤い血に恐怖を禁じえなかった。
「うあああああっ!!」
「あらあらかわいそぉ。でも悪いのは誰かしら?私?勘違いしないで欲しいわぁ。ローゼンメイデンにとって戦いは宿命……。そしてこれは私と真紅の
戦い。そしてあなたは真紅のミーディアム。あなたをこの戦いに巻き込んだのは真紅。悪いのはあのおばかさんなのよぉ。うふふ」
磔になったジュンの顎を持ち上げ、水銀橙は大きな瞳にジュンを捕らえながら言った。
「……うるさいんだよ。お化け人形」
「え?」
「お前は要するに真紅が怖いんだろ?真紅に手が出せないから、僕のほうを狙ったんだ!そうだろう!!」
ジュンは気を吐いた。気弱そうな外見そのままだった心は、人形たちとの出会いで強く成長していたようであった。
「お前は僕と同じだよ水銀橙。いつだって本当の戦いを避けて……でも自分が弱いのを認めたくないから周りを傷つけるんだ」
強い口調。折れぬ瞳。水銀橙は汚らわしいものでも見るかのように跳ねてジュンから離れた。
「どうやら消し飛んでしまいたいようねぇ。…この……ジャンクの犬っっ!!」
放たれた黒球の圧力は半端ではなかった。ジュンは反射的に顔を背けた。
カッ、
「うわっ!」
「きゃあっ!」
瞬間、ジュンの指輪が光り輝き、空間を満たす。ジュンは死を覚悟したが、訪れたのは暖かく全身を包む
柔らかな陽の光であった。
「一体、何が……」
「起きたっていうの……」
ふたりは異口同音に驚きを口にした。辺りはただ静寂であった。
黒羽の縛を解かれたジュンの体が力なく地に伏した。
「あ、」
「あなた……その体」
「え?」
言われてジュンは掌を眼前に持ち上げる。
節々に丸い球の埋められた指。それはまさしく
「ドール……」
※ JUM女体(ドール)化 若干設定無視 長い。エロくない(致命的)
ng:女体
「さっさと……僕をここから帰せ!」
セーラー服を身に纏い、桜の花びらを舞わせて水銀橙と対峙するのは、まぎれもなくあの桜田少年であった。
ドールの身となった彼は、それを疑い、嘆くより先に水銀橙を討つべく立ち上がった。その体は想像よりもはるかに軽く、
思いのままに動かすことができた。なにより、真紅の敵と戦う力を得た彼は、無自覚な幸福にあった。
「小賢しいのよっ!フェイクがっ!」
一方の水銀橙は混乱の極みにあってその動きはぎこちない。
(あり得ないわ、こんなのっ!)
意志ある人形。それをもし総称するとして、彼女には自らの父、ローゼンの手による「ドール」
以外には考えられなかった。それが今、彼女の目の前に存在している事実。そしてその人形は、
「人間がその身を変えたものである」という事実。水銀橙にとってこれはまさに驚天動地であった。
しかし、緊迫した戦いは突如として終わりを告げる。
がくんっ、
「なぁっ!?」
一気呵成に攻めていたジュンが、突然その動きを鈍らせたのである。中空に飛んでいた体は糸が切れたように
地面に叩きつけられ、身を起こそうにも体は重く、鈍かった。
「ふふふ……あははははははは!!そう、そんなところまで似せてあるなんて、なかなか見上げたフェイクだわぁ。褒めてあげちゃう」
「っ……。どういうことだ!!」
「力が切れたんでしょう。そりゃあそうよねぇ。今のあなた、ドールなんだもの」
その様子を見て、水銀橙が笑みを湛えて降りてきた。
「ドールは本来、ミーディアムから力を受けてその生命を維持する……。でも今のあなたは、まぁ、大方あのおバカさんからのおこぼれで動いてた。
ってところかしらねぇ」
「真紅……っ」
ジュンの頭には、絶望的な光景がよぎっていた。力を使い過ぎて硬くなったドールたち。まして真紅は、今まで自分の力を糧にしてきたのだ。
それが一転して自分に力を分け与えているのだとしたら。ジュンは歯噛みしながら、契約の指輪を見つめる。薔薇の輝きは鈍く霞んでいた。
「ぐあっ!」
水銀橙はとことことジュンに近づき、もがくジュンの腹を踏みつけた。二度、三度。その陵辱は止まらなかった。
「ふふっ、いい気味。そのまま鳴いていてぇ。そのうち、あなたも、あの真紅も止まっちゃうだろうから……、ゆぅっくり、楽しませてもらうわぁ」
哄笑する水銀橙。その姿を悔しさと怒りを込めて見つめながら、ジュンが戦っていたのは力を失いつつある体とであった。
心のうちでは真紅が止まってしまう事をこそ恐れているはずであったが、生き物としての本能は貪欲に生きることを求めていた。
「薄汚い子……。本当にフェイクなのねぇ、あなた」
「ぅる、、さい」
水銀橙はぼろぼろになったセーラー服の端をつまんで嘲笑った。やわやわと頭をなでる手に、ジュンは小さな諦めを感じていた。
「スカートなんかはいちゃって。もしかしてそういう趣味でもあったのかしら?ジュン」
(……)
どうやら、気力と共に活力も確実に削られているらしかった。ジュンは徹夜明けの昼間のように、重たい眠気に襲われた。
「ねぇ」
水銀橙がはたと思い立ったように言った。
「コレの中身はどうなってるのかしらぁ?」
「はぁっ!?」
「だ・か・ら、お洋服の中・身よぉ。わかるでしょう、坊や」
さも可笑しそうに水銀橙は笑い、ジュンはその意図を察して抵抗を試みた。しかし、もはやその体はぴくぴくと微かに揺れるばかりになっていた。
>>502 実装は原作ともアニメとも関連作とも関係をもたない、
ある意味見るものを不快にするためにどこぞの
誰かがつくったガラクタ。
『ローゼンメイデン』の一部として出て来る事が
名無し・オリキャラとドルーズがセックスする事よりも許せない。
※ JUM女体(ドール)化 若干設定無視 長い。エロくない(致命的)
ng:女体
手始めとばかりに水銀橙は、硬いセーラー服の生地の上から、ジュンの胸の辺りを揉むことにした。服の上からはわからなかったが、
わずかに膨らみがあるらしかった。
「邪魔ね、もぉ」
一旦興が乗り始めるととことんやりたいのか、じれったそうに羽を動かして、ジュンの服を引き裂いた。
「や…めろ……」
「いやぁよ。だって楽しそうなんだもの」
露になった上半身には、なだらかなふくらみとつんとした乳首があった。
「あっはぁ。ホントによくできたフェイクだこと」
水銀橙はそう言ってジュンの上にのしかかった。腕を滑らせてそこを愛撫する。
しかし、ジュンの鈍い反応に水銀橙は不満げであった。
「子供じゃあココのよさはわからないのかしらねぇ」
と、もぞもぞと体をちぢこませる。ほんの少し前までジュンの体に存在すらしていなかった女性器。すっと入った線のようなそこを、
水銀橙の赤い舌が潜ろうとしていた。
「おまえ……ばかぁ…」
首を持ち上げるのも難儀なジュンは言葉ばかりの抗議の声を上げた。しかし、もはやそんな声さえも水銀橙の加虐心をくすぐるだけであるようだ。
「だぁいじょうぶよぉ。お姉さんが気持ちよくしてあげるわぁ。うふふふふ」
「ひぃっ!」
びくん、
息も絶え絶えのジュンの体が小さく跳ねた。堪え難い異物感に、ジュンは心を振るわせた。
水銀橙の唾液に濡れて音を立てるそこから、むず痒い快感が沸き起こるのにあまり時間はかからなかった。
「……んっ!」
「うふっ。性の芽生えってヤツかしらぁ。あなたの男の子、まだキレイなままだったんでしょう?ふふふふ……」
「……でもお口も疲れてきちゃったしぃ…。メイメイ!」
(……!?)
※ JUM女体(ドール)化 若干設定無視 長い。エロくない(致命的)
ng:女体
人工精霊を呼びつける水銀橙の意図を、ジュンは図りかねていた。しかし、突如として訪れた熱の奔流にジュンは声ならぬ声を上げ、
その意図を思い知るのであった。
メイメイはするりとジュンの膣内に潜り込み、がむしゃらにそこを蹂躙し始めたのである。水銀橙が魔力でも送り込んだからなのか、
ジュンの初心な女性はほころびを見せ、メイメイが動くたびに歓喜の涙を浮かべるまでになった。
(………!!)
びくん、びくん、
体をくねらせる動きがなんとも弱弱しい。瞳は虚ろになり、口はだらしなくひらきっぱなしになっていた。最後の時は、どうやら近いらしかった。
「ねぇ、取引をしない?」
(……?)
「このまままじゃあなたも真紅も、ついでに雛苺だって、みんな共倒れでじゃなあい?かわいそうだから、なんだったら私の力、分けてあげてもいいかなぁ、なんてね」
「……どういう、ことだ」
「あなたは真紅のミーディアム。それが証拠に指輪はまだあなたの手にあるわ」
「と、いうことは、私があなたに力を送れば、あなたを使っている真紅も、真紅の家来の雛苺も助かるんじゃなくて?」
ジュンはおぼろげになりかけている意識を奮い立たせ、重い唇を動かした。
「要点を話せよ。僕には時間がないんだ」
「私と契約なさぁい、ジュン……。そうして私の家来…奴隷になるの」
「誰が!――」
「じゃあこのまま止まる?nのフィールドの中だもの。誰も見つけてくれないでしょうね」
「……」
「別に私はどっちでもいいのよぉ?くすっ。ただの気まぐれで言ったことだし。そうね。じゃあこのまま真紅のローザミスティカでも貰いに行こうかしら」
「待てっ!」
「奴隷に……なるよ」
「なんですってぇ?」
水銀橙はわざとらしく聞こえない振りをし、ジュンに先を促した。
「お前の奴隷になるって言ってるんだ。水銀橙」
確かな屈服の証。水銀橙は目を細めながら、それが手に入る瞬間を待っていた。
「あらあら、ジュンちゃんは言葉遣いも知らないのねぇ。ブサイクな真紅のミーディアムらしいわぁ」
「どうしろって、言うんだよ……」
黒塗りの脚本の中に自分が組み込まれるのを、ジュンは甘んじて受けるほかなかった。
「ひざまずいて、指輪にキスをなさいな。無知なあなたの教育はそれからにするわぁ。ジュンちゃん」
「くそっ……、悪魔人形め」
「あん。くすぐったぁい。もっと言ってぇ。ふふふふ……」
垂れ込める雲と瓦礫となった建築物。そしてジャンクの山。
nのフィールド――ここにもうひとり、住人が加わった。その名は――ドールの奴隷 ジュン
以上JUM分。ID変わってるが>537だ。後は頼んだぞ>536
あと責任の一端はお前にもあるからな>521
>>544-545 難しく考えて幅を限定すると書き手や作品が劣化するんじゃないかな。
ドールズをドールズと認識したうえで性交渉できる男が
ジュン(奴隷)、ローゼン(ダッチワイフ作者)、槐(若奥様)、白崎(マゾヒスト)、
ラプラスの魔(因幡の白兎)に限定されてしまうから動かしにくいしやりにくくなる。
書き手に任せて、読み手は気に入らないものを読まないようにする方が
廃れなくていいと思うよ。
>>556 ちょwwwおまっwwwJUM女体化ってwww
そこは素直に真紅を使えよwww
予想を裏切られたが話の構成がよくできてるなwGJ!!
>>557 あなたの言う通りだ
正直スマンかった
初めてここにきた
うわああ水銀燈苛め系を書く人ってどんな気持ちで書いてんだ…
薄幸少女を苛めるなんて精神にくるんだけど…
∧∧ ∩
(´・ω・`)/
ハ_ハ ⊂ ノ ハ_ハ
('(・ω・`∩ (つ ノ ∩´・ω・)')
ハ_ハ ヽ 〈 (ノ 〉 / ハ_ハ
('(・ω・`∩ ヽヽ_) (_ノ ノ ∩´・ω・)')
O,_ 〈 〉 ,_O
`ヽ_) (_/ ´
ハ_ハ 知 ら ん が な ハ_ハ
⊂(・ω・⊂⌒`⊃ ⊂´⌒⊃・ω・) ⊃
>554
実装は単行本巻末に出る手抜きキャラ思った、フィギュアもあるしな。不快にさせてすまん。つか”ドールズ”だから。
本編欲しいのだがアマゾン1ヶ月待ちってどういうことよ。中国支店管内全滅で関西にも無かった。
幻燈社のBIRDSコミック自体置いてない本屋もあるし…、少女漫画コーナはあーみんの誘惑があるし
本編1-3巻入手にはえろ本コーナか中古屋か漫喫しかないのか。
発情期シリーズと、弟氏(仮称)のVIPPER的濃苺シリーズ(仮称)+濃めぐ銀様シリーズ、純愛翠寝ているJUMに告白
双剣氏の人間化翠がJUMを風呂で弄ぶシリーズ、みっちゃん地獄編が気に入ってます。
蒼い子去勢未遂シリーズは漏れのチンコ縮んだ
別にJUMじゃなくてもローゼンとかラプラスとかエンジュとか梅岡とかジジイとか
の作品も見てみたい気がするのは俺だけか?
オリキャラは・・・まあ・・・
ジジィは思ったことねぇーやwww
あと、原作の梅岡はうぜぇからエロバロの方には出してほしくない
キャラが壊れてる梅岡は好きなんだがねw
どうしたもんだか・・・
JUMにする必要なんてないじゃない
奴じゃできないことたくさんあるし
チンコが必要なら女の子をふたなりにすればいいじゃない
百合にすればいいじゃない!!!!!
×エロバロ
○エロパロ
はい、すんません
エロバロワロスwww
ところでJUMかJUMじゃないかじゃくて
作品内のキャラかオリキャラかじゃないのか?
蒼星石にチンコ。
これさえあれば自分はもうエロ非エロカオス虐待SM801何でも良し
無数に有る翠星石のイラストの一つが、実装石という名前を得て別のキャラになったように、
チンコ生えた蒼星石も新たな名前を得て蒼星石とは別のキャラになるのかな?
双星石
双性せk…いや、なんでもない
双性せk…いや、なんでもない
双性石か……成る程
二重すまん…
去勢でもしてくれ
>576 577
飯じゃないか。
身体的特徴どうするよ?海綿体でもおっきさせるか?
前スレまでの粗筋:
真紅にオナニー見られて傷心のJUMは雛苺と寝てしまう。
驚愕する薔薇乙女一同だったが、翠星石は早々とJUMの寝取りを敢行。雛苺は号泣する。
オナ見で気まずくなったJUMとの関係改善を真紅は目指すも、横槍が入って成功せず。
その間、蒼星石の精神崩壊と水銀燈レイプ事件、柴崎家のお家騒動が勃発し、
度重なるJUMの浮気に雛苺がアリスゲームから脱落寸前となる危機に瀕した。
同時に、『一歩絆拳遍く天下を打つ』と謳われた絶技が薔薇水晶を粉砕してしまう。
深い悔悟に陥る真紅――しかし、JUMが偶然とは言え薔薇水晶を救っていた。
その後、JUMはドサクサに紛れて柏葉邸内で巴を陵辱し、変態仮面に変装して逃亡する。
だが飽くことを知らぬJUMは家に帰るなり乙女らの相手を勤めてしまった。
しかも、お持ち帰りしてきた薔薇水晶にも手を出すというのだ……。
……結局、真紅はJUMとロクすっぽ会話さえ出来ずにいた。
さて、夜も更ける――。
乙女達は皆、夢の中に遊ぶ頃。
JUMはベッドに寝そべり、天井を眺めていた。
隣では薔薇水晶が、自分に背を向けて横たわっている。
(小さい、背中だよな……)
ふと、視界の隅に映っていた人形に目を移し、JUMは呟きを漏らす。
そこにあるのは、幼子と何ら変わらぬ小さくて薄っぺらい背中。
真紅らも皆、同じくらいの大きさしか無い。
(こいつらみんな、こんな体でずっとアリスになろうと頑張ってたんだろうな……)
JUMは思考する。
薔薇乙女に課せられた孤独で、陰惨な運命を。
何時終わるとも知れず、姉妹同士が傷付け合いながら、まだ見ぬ父親の為、究極の少女を目指す運命を。
彼にとっては、一風変わった今の日々を、皆の笑顔を奪いかねない無理非道。
到底理解など出来はしないし、理解しようとも思わない。
JUMは思考する。
こんな小さな背中で、どうしてそんな運命を背負うのだろうか。
こんなか弱き背中に、何故ローゼンはそんな運命を負わせたのか。
それが創造主たる父と被造物たる子の愛だとでもいうのか。
JUMは思考する。
もし、アリスゲームがローゼンの愛であるならば、
自分は自分の情愛を貫くだけだ……。
「……薔薇水晶」
「何でしょう……」
「やらないか」
「……え?」
「僕はおまえを抱きたい」
「私を……抱きたい……?」
ゆっくりとJUMの方を向きながら、告げられた言葉を反芻する。
抱くというからには、つまりセックスするということだ。
(顔が熱い……)
薔薇水晶は顔が耳まで紅潮するのを感じた。
(……息苦しい)
動悸が激しくなるのを感じた。
(私は、傷モノ!!?)
頭がクラクラしてくるのを感じた。
ただ不思議と、嫌だとか不快だとか、そういう感じは無い。
驚きと戸惑いが、冷静さを持って行ってしまったのだ。
「おまえがアリスになりたいのは知ってる……でも僕はおまえとしたい!」
JUMは薔薇水晶をぐいと抱き寄せた。
「そ、そんな……あ!?」
その拍子に着ていたTシャツの裾が捲くれ、太股がきわどいところまで出てしまう。
考えてみれば、昼に巴から貰ったTシャツ一枚のままだ。
代えが無いから下着も穿いていない為、下は明き放題かつ触るに安易という危険な状態。
はっきりと身の危険を感じて、体を縮こませる。
薔薇水晶の頭の中では、右翼の街頭宣伝車が奏でる『出征兵士を送る歌』並みの音量で
『襲われる! 触られる! 汚される!』
盛大にalartが鳴り響いていた。
今週中にまた投下予定。
wktk!
>>581 582
すまん漢字変換したらあぁなった今は反省してる
正 まんまじゃないか
誤 飯じゃないか
あ、俺も題名を付け忘れてる
ドS蒼の子の原稿書いた直後に
他板の双子&JUMのほのぼのSSを読むと複雑な心境になる(´・ω・`)
>>591 気にしちゃいけない、あんたの蒼い子…好きだぜ…?
Sの次のMにも期待してるぜ…
やっぱり双子はほのぼの系がいいな、俺は・・・
>>592 アリガトン、皆の感想が俺の原動力
皆カワイソスになって来たから次書くドM蒼い子はなるべく、ほのぼのにしようと思う
今のような殺伐好みな方々、ごめんなさい(´・ω・`)
>>591 他板は他板、自分が読みたいものを書きゃいいのさ。
俺は蒼い子ならほのぼのでも殺伐でもどっちでもいいよーん
楽しみにしてるぜぃ
ポセイドンの目覚め
>>594 蒼い子ドMのSSということで言えば、読んでて蒼星石が可哀相になるぐらいなのが
いいなあと思うけど、職人殿がそう考えるのなら、それはそれでwktkして待つぜえ。
>>594 ほのぼの好きなんでwktkして待ってます
オリキャラ使いたい奴はVIPでもいってろ
VIPでもお断りだ
ロックバンド→人いない
女の子スレ→同上、更に言うともっといない
教師→職人の馴れ合いが激しい、オリキャラ臭が激しくて入りずらい
教師行けばいイインジャネ?
SS本スレで無理矢理投稿
>>602 あっちはもっと無理。とてもじゃないが投下できる雰囲気じゃない。
604 :
双剣:2006/03/27(月) 19:03:00 ID:4ISl1mCU
昨日、初めて同人誌即売会に行った。創作小説の参考になるものを探しに。
アレ? なのになんで今隣にある袋にはローゼン本が入ってるんダロウ?(゚∀。)
>>478の続き投下
605 :
双剣:2006/03/27(月) 19:03:37 ID:4ISl1mCU
「それじゃ、脱がすね……」
ジュンのズボンを脱がそうと、めぐは身を乗り出した。
背後から手を伸ばすという形になっていたが故に、衣服を脱ぎ去り露になった形の良い乳房が、めぐに服をはだけさせられたジュンの背中に押し潰される。
「あ……」
背中に押し付けられた質量とぬくもりに、朦朧とした意識のジュンがくすぐったげな声をあげた。
その声に抵抗の色はない。完全にこちらに身を委ねていることにめぐは満足し、少し予定を変更して脱がす前にズボンの中に手を突っ込んだ。
「ひゃぁっ!?」
「くす……いい子いい子」
はちきれんばかりに張り詰めたジュンの分身を、その白い掌で、さきほど頭にしたのと同様に優しく撫でる。
「あ……ぁぁぁ、は、あ……」
自身の頂から溢れる粘液をローション代わりに弄ばれ、既に意識のほとんどを放棄したジュンには悪寒と快感だけが与えられた。
一方めぐも、初めて触れる男性器――しかもそれを愛しげに撫でまわし、溢れ出す精液に手をまみれさせていることに次第に息遣いが荒くなる。
生理的嫌悪どころか性的興奮を覚えるのは、相手がジュンのようなタイプで、かつこちらの意のままに従わせているからなのだろう。
「あ、はぁ……可愛い……可愛いよジュン君……水銀燈をとったこと、っは、君なら許してあげる」
「ぃっ……ふあ? あ、あはぅっ……!?」
止め処なく溢れる液を掴み取る様に性器を握り、そのままそれを潤滑油にして頂から手を下らせる。
衣服の中でジュンの肉棒は根元から頂までがめぐの手により精液にまみれ、まみれてからもその手は止まらず昇り降りを繰り返す。
「ひあぅ、はっ、はあぁ……ぁ!」
「あは、ふふふ……気持ちいいんだね」
興奮しながらも主導権を握っていたことにより静かさを残していためぐの瞳に、とうとう妖しい光が灯りだす。
いつの間にか、めぐは身を乗り出したからではなく、積極的に体をジュンに密着させていた。
わずかに脱がされ露出していたジュンの腰部に己が秘部を擦り付け、ゆっくりとではあったが動かしている。
それから少しの間、めぐも言葉らしい言葉は出さず、動きは徐々に速度を増す。
暗い病室には二人の荒い呼吸と喘ぎ声だけが響いていた。
606 :
双剣:2006/03/27(月) 19:04:13 ID:4ISl1mCU
「はっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
「ぁ……ふぅ……ふふ。もう、我慢、できない?」
ジュンの息遣いに苦しげな色が混じるのにそう時間は要さず、その頃にはめぐの瞳も半分以上が霞んでいた。
それでも優位に立っているという悦楽が性欲にまみれた理性を引き出している。
「いいよ……私の血、捧げてあげる」
言って、めぐはジュンから身体を離す。
それまで身を包んでいたぬくもりの喪失に、ジュンに若干不安の表情が浮かぶがそれも微かな間。
目の前へと移動してきたことで初めて目にするめぐの肢体は今この瞬間だけ性欲を手放したかのように神々しく、
横から差し込む月光が、それに拍車をかけていた。
その手がゆっくりとジュンの頬を覆い、そのまま体重をかけられて、再びジュンはめぐに押し倒される。
ただし今度はまったく抵抗の気配はなく、しかし当然のことという意識もなく、ただぬくもりと解放を求め、自らそれを受け入れる。
「いい子だよジュン君……よく我慢したね?」
ここに来てようやくジュンのズボンをずらし、ビクビクと震えるソレを初めて目にしてなおめぐの胸には母性と興奮が溢れていた。
ソコを含め、服が半端にはだけたジュンの全身を愛しげに眺め、ベッドの脇にあった棚に手を伸ばす。
置いてあった針を摘み上げためぐはそれをそのまま自分の左胸に躊躇いなく刺し、引き抜いた後少し隣にもう一度刺す。
針に残った自分の血をぺろりと舐め上げためぐは、そのまま血の珠が膨らむ乳房にジュンの頭を抱き寄せた。
「ほら……飲んで。ね?」
「んっ……んぅ……」
されるがままに乳房の血を吸い、舐め取るジュンに、めぐはさらに母性と快感を引き立てられ、
一方母親が赤ん坊に乳を与えるような形での授血を蕩けた様で受け入れたジュンは、再びめぐに抱き寄せられる。
「ん……ちゅる……」
「ふ……んっ、んんっ……」
そして二度目の血の接吻。ただし今度はめぐの血を用いた口内交換。
舌を絡めて自分の血を吸い出しためぐは、満足げににっこりと微笑む。
「ぷは……ふふっ。盟約は完了せり……なんてね」
「……は、ふ…………」
「それじゃ……早速盟約に基づこっか?」
607 :
双剣:2006/03/27(月) 19:04:50 ID:4ISl1mCU
そうしてまた押し倒す。
色んな意味でムダだとわかっているので返事を待つようなことはしない。
「ん……」
「ふぅ……」
行為を始める前に再びジュンの肩口から血を吸いキスをして、二人分の血を混ぜ合わせた最後の血の接吻を堪能する。
舌を絡めるようなことはせず、互いに血を含んでいるということを除けばいたって普通の口付け。
「……じゃ、挿れるね…………」
唇を離しためぐがジュンのソレを優しく握り、秘部に導く。
互いに濡れそぼった性器は軽く音を立ててスムーズに結合し、めぐはそこでいったん動きを止める。
「じゃ……行く、よ…………んんっ!!」
「ひ……くあっ……!?」
だがそれも束の間。
その間に力を溜めためぐは一気に腰を落とし、噴き上がる悲鳴を歯を食いしばって噛み殺す―――が。
(あ、あれ?)
破瓜の痛みは確かにあった。
しかし、予想していたほどではなかった……というよりも、圧倒的にその痛みを快感が上回っている。
「……ひゃっ!?」
そして、その拍子抜けと同時に身体から力が抜けてしまい、落としきっていなかった腰がそのまま完全に落下する。
「――――っ!?」
「ふあっ!?」
急降下の直後の急停止、そして再び急降下―――一瞬の間での急な動きによる刺激に、二人揃って意識が飛ぶ。
「あ、ぁぁ、ぁ?」
飛んでいた意識をさらに飛ばされたジュンは正気に戻りかけたのかそれともさらに遠のいたのかわからない色を瞳に浮かべ、
それに跨ったまま虚空を眺めていためぐの瞳には――
「……あは」
――喜悦が灯った。
608 :
双剣:2006/03/27(月) 19:05:27 ID:4ISl1mCU
「あくっ、うっ、ふ、ふあぁっ……!?」
「ん、んあっ! すご、い……すごい、よ、ジュン君……はふぁっ!」
はじめにゆっくり腰を上げ、その後はそのゆっくりさなど微塵も感じられないほどのスピードで上下に暴れる。
途中何度もめぐの身体が痙攣するが、それでもお構いなしと言わんばかりに速度が衰えることはない。
むしろそれがギアを上げる条件であるかのように、さらにめぐは腰を振るテンポを上げていく。
「はぅっ、ふふ、ビクビク、言ってるよっ……私……気持ち……いいんだ、ね?」
「ひぁ、う…………くふぁっ!」
興奮に脈打つ分身が肉襞に絡みつかれ、しかもそれが激しい動きにより途方もない刺激を齎すことに、ジュンの最後の蓋が破壊された。
「く、うう……っ!」
「は、はんっ、あ……え、ぁ?」
歯を食いしばって快楽の奔流に耐えるのも限界に達したか、ジュンの両手がめぐの尻を掴み、そのまま引っ張るように自身も腰を振り出した。
その感触と流れに自身の興奮も限界に達すると確信し、めぐはその情欲の中においてなお清楚さを残す笑みをジュンに向ける。
「あはっ、いいよっ、このままっ、君を、奪って……あげ……あっ―――あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!」
「くぁ、ぁぁあああ――――――!!」
急激な脱力感に身を委ねる中、めぐはジュンとの結合部から滴る破瓜の鮮血に満足げに微笑んだ。
「まったく……何考えてるのよめぐ」
「べーつに?」
事が終わった後。
真夜中の病室には、ぐったりと横たわるジュン、
椅子に座っていつもと変わらぬ微笑を浮かべるめぐ、そして新たに入ってきた水銀燈が入り口の壁にもたれる姿があった。
609 :
双剣:2006/03/27(月) 19:06:04 ID:4ISl1mCU
「身体が治ったのはいいけど、でもそれじゃ今までみたいな甘美な誘惑がなくなっちゃうじゃない?
それって私にとって生き甲斐を失くしたも同然なの。けどだからってまた死にたがってたらあなた怒るでしょ?」
「はぁ……? そんなので生き甲斐だなんてよく言ったものね」
「くす、そうね。
でも人間は矛盾の塊よ? 無駄な拒絶で汚れるより、穢れを受け入れて自分らしく在ることの方が綺麗だと思うわけ」
「……………………」
呆れて言う言葉もない――されどそんな沈黙すらも癪だと態度で示し、夜の病院に静寂をもたらしていた銀天使は苛立った溜息を漏らす。
「だからね水銀燈。
私から甘い果実を遠ざけたんだから、私を満たす何かを代わりに提供してもらおうと思ったの」
「……代わり?」
「そう、代わり。翠星石って清純そうな顔してたけどいい趣味してるのね。
おかげで面白いヒントもらっちゃった」
例の鈴のような笑いを漏らし、めぐはちらりと横たわるジュンを見やりまた笑う。
「それは神に逆らうという大罪。くすくす」
「…………何言ってるのあなた。身体が治ったかわりに頭が完全にイカれちゃった?」
自分とは対照的に眉を顰めて不愉快げに吐き捨てる己が天使に、むしろめぐの方が天使のような微笑で返してこう告げた。
「そう? 私、言わば創造神を逆手に取ったのよ? これ以上の背徳ってある?」
めぐの身体を治したのは翠星石。そしてジュンはそのマスター。
人形に人間の肉体を与え、不治の病を神秘の力で治してのけた二人の契約は、めぐに言わせれば創造神の奇跡のようなものらしい。
そしてその片割れであるジュンに対しイニシアチブを握ることは正に神を恐れぬ行為である。
さらに言えば、吸血鬼は血を吸った相手を下僕に堕とす。
故に、ジュンの血を吸い、心身を蹂躙したことはめぐにとってこれ以上ない禁断の行為の成就に他ならなかった。
「何を言うかと思えばそんなこと? ほぉんと……つ・ま・ん・な・い・わね」
「そう? 残念。
でも水銀燈、なんだかんだ言って私のお願い聞いてくれたよね?」
ぎくり、と水銀燈の動きが止まる。
すべてわかっているめぐはその微笑ましさと感謝を込めて、極上の微笑みを天使に向ける。
「ありがとう」
狼狽し、真っ赤になった水銀燈の顔がめぐに見えたかどうか。
バンッ! と激しい音を立てて病室の扉が閉ざされる。
―――なんだかんだで、水銀燈はこの笑顔に弱いのだ。
610 :
双剣:2006/03/27(月) 19:06:51 ID:4ISl1mCU
「あーあ、ちょっとからかいすぎたかなぁ……」
出ていってしまった水銀燈にはあとで謝ろうと思いつつ、めぐは夜空に輝く月を見る。
身も蓋もない話だが、めぐは単に水銀燈と一緒でいたいだけだったのだ。
だから水銀燈とジュンの輪に、自分の存在を擦り込ませたのである。
まあ、多少は背徳云々の愉悦もあったが、主な要因はあくまで水銀燈である。別にジュンがどうこうというわけでこんなことをしたのではない。
(けど悪くはないのよね。ジュン君って)
先ほどの行為を思い出してクスクス笑う。
根はしっかりしているようだし顔も悪くない。
何より水銀燈が認めた相手なのだから、点数は決して低くはない。
(むしろおかげで水銀燈と一緒に遊べる機会が出来たし。
ジュン君を味方につけて二人がかりになればきっと水銀燈も遊んでくれるわよね。
これから楽しませてもらえそうだな〜♪)
しかし、のんきに構えているめぐはまったく分かっていなかった。
勝手に勝った気分になっている自分の背にゆらりと起き上がる影の存在と、
「えっ……ひゃっ?」
自分を押し倒したその影が、つい昨日、翠星石と水銀燈により限界を超えた性欲を溜め込んでいたことと、
「え、えっ……ちょっ……」
そんな彼に興奮剤と睡眠剤を打ち込み意識を朦朧とさせた上で捌け口を与えてしまったことが何を意味していたのかを。
まったくめぐは何を考えているのか。
誰にも立ち入られないようにしてくれと頼み込まれ、仕方なしに従った結果がこれである。
別に水銀燈はめぐとジュンが交わろうと、めぐが幸せで、ジュンが自分を愛してくれれば構わない。
611 :
双剣:2006/03/27(月) 19:07:36 ID:4ISl1mCU
「…………なによ」
しかし、だ。
今回の件、人払いをしてくれとは言われたが、まさかめぐがあんなことまでするつもりだとは思わなかった。
どうにも水銀燈にはめぐの思考が理解できず、
しかもその理解できない思考から生まれた理屈でめぐが処女を散らすことがどうしても納得行かないのである。
加えて、ジュンもまためぐの玩具のような形で人間に対する童貞を喪失してしまった。
「なによ、なによ、なによ、なによなによなによなによなによなによぉっ!!」
あれほどめぐの病を案じた自分の苦労は何だったのか。
直接的には何もしていないとは言え、心配したのは本当なのだ。なのにああも簡単に身体を軽んじるような真似……
報われない。まったくもって報われない。なんだか目頭が熱くなってきた。
「ふえぇぇぇ〜〜ん……めぐのばかぁ……」
……さびしい。
最愛の二人が一度に遠のいた気がして、一人しくしく泣きながら、水銀燈は暗い廊下をトボトボと歩いていった。
しかしそんな去り行く天使の背後で、
「ひゃあうっ!」
「え……?」
紛れも無い、めぐの悲鳴が聞こえた。
考えるより先に来た道を取って返し、病室のドアを開けようとして――
「え、ちょっ待って……!」
あ、はあっ、いや、す、水銀燈助け、はぁんっ!」
――それが悲鳴というか嬌声であることに気付き、ぴたり、と水銀燈は動きを止めた。
唖然と硬直している間にも病室からの悲鳴……もとい嬌声は続く。掻い摘んで記すと以下のような流れである。
612 :
双剣:2006/03/27(月) 19:08:14 ID:4ISl1mCU
「やっ、ダメ、そこは……はゥっ! か、噛んじゃダメェ……!」
「……はーっ……はーっ……あぁあ……そんな……こと、まで、んっ、ひくっ!?」
「…………んぁ、ひゃ……あっ、あぁ、あ…………ぁ……………」
「ああ……いい……そこ、気持ちいいよぉ…………」
「ねぇ……おねがぁい……もっとぉ……」
「……………………」
一体どれだけの時間が過ぎていたのだろうか。
硬直したままの姿勢で半分白くなっていた水銀燈は室内で繰り広げられるめぐの変貌に冗談抜きで茫然としていた。
やがて静かになった病院の廊下で僅かに意識を取り戻し、恐る恐る病室のドアを開ける。そしてそこには……
「め、めぐ!? ジュン!?」
自分が出ていった時と同じくベッドでぐったりしているジュンと、その隣でひくひくと全身を痙攣させているめぐの姿があった。
「ちょ、めぐ! しっかりしなさい! めぐ!?」
「あ、は、あ……」
「めぐ!? 大丈夫!? 何があったの!?」
「ひゃ……」
「『ひゃ』?」
「百億の・・・鏡のかけら・・・小さな・・・ともしび・・・とらわれた・・・天使の・・・うた声・・・ゼノ・・・ギアス・・・・・・」
「めぐ――――――っっ!!?」
そして翌日。
妙にスッキリした表情で病院を去るジュンと、その後姿をとろんとした眼差しで見送るめぐの姿があった。
なお、ジュンは薬のせいでゆうべのことを覚えておらず、
めぐは水銀燈に問い詰められても『ジュン君って……素敵よね』とうっとりした表情で返すばかりだったと言う。
The end by the maestro's a victory...
613 :
双剣:2006/03/27(月) 19:09:10 ID:4ISl1mCU
あとがき。
こんばんは。苺プリン作ってみたはいいがあまりの甘ったるさに失敗を悟った双剣です。
あ゙ー……まさかエロシーンがこんな長くなるとは……いかがなモンだったかね?
とりあえずいったん終了。
後半の逆転オチは別にいらんかっただろうかという気もしたが、めぐの電波街道まっしぐらのためにとりあえず載っけといた。
禁断の果実を食ったイヴって、神様に『男を求め、男に支配される』ようにされちゃったしな
614 :
双剣:2006/03/27(月) 19:10:43 ID:4ISl1mCU
……a消し忘れた orz
電波飛ばしまくりのめぐを虜にするジュンテラスゴス
そして水銀燈カワイソス
今回もお疲れ様でした。GJ!
FFネタワロスwwwww
ゼノギアスwwwwwwww
>>601 女子高スレって何でいつの間にかに消えたの?
人多かったしスゲー好きだったんだが…
>>613 待ってたぜGJ!
>>611の終わりあたりの流れで水銀燈も巻き込んで3p(ry
とかの流れかと一瞬ワクテカしてしまった俺ガイル
>>619 女子高生スレはスレタイが変わってるだけでまだある。現在の女の子スレ。
色々あって、スレタイが変わった辺りから人が減り始めた。
>>621 良く分かんないけど分かった。あまり触れない方が賢明だね。
真紅虐待SSきぼんぬ!
教師スレ覗いて来たけど本当にキモいな
クオリティも低いし職人の馴れ合いも激しくしオリキャラばっかで衰える
そして女の子スレの過疎っぷりにワラタ
バンドスレは見ても、ふーんって感じだった
>>585 JUMの顔が近付く。
唇が重ねられ、舌がゆっくり挿し入れられる。
薔薇水晶は身を強張らせながらも、少しずつ口を開き、
「ちょ――――――――っと待つのーッ!!!!」
舌を受け入れた……丁度その時、雛苺が鞄から飛び出した。
「っ! いきなり何だよ!?」
「JUMはやっぱりひどいの! そんな行きずりの女に手を出す暇があるなら正妻のヒナに優しくするのよ!」
「正妻かよ!?」
「……そうですね、正妻には優しくすべきです」
続いて翠星石も鞄から出て来る。
「でも、内縁の妻にはも〜っと優しくするべきですぅ」
「内縁の妻!? お前二号さんか!」
JUMが突っ込む暇も無く、次いで蒼星石も
「性奴の僕もお忘れなく」
「通い妻にも気を使うべきかしら――!」
更に金糸雀までもがしゃしゃり出て来た。
「……6Pかよ」
JUMはゴクリと唾を飲んだ。
だが、彼を待つのは6Pなどではなかった。
「待つのだわ! 6Pなんて許さない!」
真打ち、登場。
「「「「「「真紅ッ!」」」」」」
一同の視線が注がれる。
当の真紅は周りに目も暮れずに傲然と歩を進めると、JUMの前に立ち――
「JUM! お願いなのだわ! 私も抱いて頂戴! 愛して頂戴!!」
――土下座した。
「真紅ッッ!!!」
JUMは上着を脱ぎ捨てる。
実は真紅の存在を今の今まで忘れていた。
「やろう! 今すぐに! 7Pだ!」
だが今更『忘れてました』とかは言えない。
取り敢えず力業でセックスに持ち込んで誤魔化すのみだ。
「JUM! ああ……愛しているわ!!!」
何も知らない真紅は歓喜の涙を流す。
もしかしたら本人は、放置プレイで焦らされていた……位に思っていたかもしれない。
それはないか。
「で、でも……7Pなんてどうやってやるですか? 翠星石は3Pしかやったことねーです」
「頭脳明晰なカナでもちんぷんかんぷんかしらぁ……」
心配要らないッ!
「nのフィールドなら、僕は何本にだってなれるッッッ!!!」
――そうか!
乙女達は瞳を輝かせた。
nのフィールドでの姿はイメージ。
チ○ンポの数を増やすぐらい、造作も無い。
そうと決まれば……
「隠れてた奴ら、出て来いですぅ!」
「ゑ? 隠れ……」
翠星石の叫びを号令に、ドアから窓から有象無象が飛び出してくる。
「へーえ、この子がカナのお婿さんなの……いい感じにショタ入ってるね」
「桜田君……責任とってほしいの」
「天使さん! ここで私、絶頂のまま死んで天国にいけるのよね!」
「ええ……そんな気がしないでもないわぁ♪」
「JUM君! お姉ちゃん朝まで頑張っちゃう!」
「私は第七ドール……雪華綺晶」
JUMは思った。
みんな発情期だなあ、と。
(僕も発情期だ)
JUMは拳を振り上げる。
「お前ら12連結だ! 行くぞぉ!!」
『YEAH!!』
歓呼とともにnのフィールドは開き、
世界は、光明に包まれた――。
舞台は移り、此処は別世界。
隣り合う世界では今、薔薇乙女らが秘め事に耽っている。
自らの本分を忘れ、快楽を貪っているのだ。
ローゼンは嘆いていた。
もう……願いは叶わないだろう。
娘らの心は父より離れ、一人の少年の元へ移ってしまった。
アリスは孵化しない。
アリスは夢の少女。
至高の乙女。
早い話が想像上のロリータ。
ロリータシンドロームが産んだファイナルロリータ。
彼だけのマイロリータ。
だが、最早それを手にする術は失われた……。
ならば、何とする。
(……そうか、アリスは)
そう、アリスは脳内に息づく。
妄想――。
(そうだ、そうなのだ……!)
出会うことなどいつでも出来る。
そればかりか、言葉を交わし、肌に触れ合い、
愛し合うことさえも。
ローゼンはズボンを下ろし、彼のイチモツを取り出す。
すぐさま、オナニーを始めた。
夢の少女アリスに処女の喪失は無い。
彼はアリスを乙女のままに、永遠に愛せるのだ。
オナニー……オナンが生んだ文化の極み。
(アリス……アリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリス……
……アリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリスアリス)
ローゼンは夢想する。
アリスの孵化。
アリスとの出会い。
語らい。
触れ合い。
そして情事。
が、それもつかの間――
三擦り半で、白濁がジュニアより噴き出で、弧を描き散開する。
擦り初めからまるで一瞬のような出来事。
彼の息子は俄かにはたと斃れ、
アリスもすげなく消える……。
ローゼンはちょっと泣いた。
明日も発情期、明後日も。 終わり
四スレにも渡ってこんなブツを投下して、
正直スマンカッタ。
この場を借りて、心から謝るw
乙
ぐっじょぶでした
>>631 こっちはまた面白い
このスレはレベルが高いですね
>>625 ここにきて銀マスタースレのクオリティが上がってきた件
真紅土下座(・∀・)イイ!
雛苺にいじめられたい(性的な意味で)
>>613 すげーエロかったよ!
これを見て俺はJUM×めぐに目覚めたかもわからんね!!
GJっす!!
>>631 ローゼンワロスwwwww真紅、土下座までして何やってんの!?www
俺的にこういう終わりかたも好きだぜ!!
GJ!!
>>631 恐るべし豪快なオチに吹いたwww
あんた最高だよww
土下座してSEX懇願する真紅、ものすごくツボでした。
勃起シマスタ
どんくらい前か忘れたけど前スレの946氏
戻ってこないかなぁ〜・・・(´・ω・`)
途中で挫折する職人も少なくないみたいだな
俺も2年くらい前、厨サイトの小説投票板で投下して途中でダレたからその気持ちはよく分かるorz
最近おにく氏の投下がなくて寂しい・・・
確か前の作品未完だったような。
氏の作品はものすごくツボだったんだが・・・
647 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 02:50:17 ID:fYguTfHz
俺も
>>631 ワロスwwwww
つーか本編より綺麗にオチてるんじゃwwww
>>631 なんつーオチだwww最高だwwww
ワロスwww
>>631 吹いた
本編もこんなのだったら良かったのに
雛たんのエロSS読みたい…猥褻でもレイプでも輪姦でも可
職人お願いします・・・・・・・
>>651 基本的に雛のSSはムズいって言われてるからね。数が極端に少ない……
まず需要がないし
書き手もいないし
「◇雛のお部屋◇」で雛苺虐待にハマっている漏れが来ましたよ。
拙いものですが、雛苺エロに挑戦してみます。
前回の続きからです。
--
それから一週間ほど経った日の、午後8時15分。
ジュンの部屋。
ベッドに腰かけているジュンの姿と、その前に跪く真紅の姿。
「真紅は、ジュン樣のいやらしいダッチワイフです……
どうか真紅めに、お情けをください…… 淫乱人形の真紅のオマンコに、ジュン樣の
ペニスをお恵みください……」
土下座すらして、真紅は言った。
その声と体は震えていた。その瞳は濡れていた。
屈辱からではない。奥底から込み上げる性欲に、体がわなないているのだ。
ちなみにこのセリフは、ジュンが教えたものではない。
毎回、真紅に考えさせている。
それも一つの楽しみだと、ジュンは考えていた。
「いいよ。どうせもう濡れてんだろ? 僕の方も一応勃ってるからさあ、またがれよ」
ジュンは気怠げにズボンのジッパーを上げ、膨れ上がったペニスを取り出す。
それを見た真紅の顔は一層紅潮した。
「し、失礼します…… んっ……」
真紅は、逆手でジュンのペニスを掴み、対面座位の形でジュンの腰にまたがる。
そして腰をゆっくりと落としてゆく。
「んっ…… んああああっ……!」
ジュンは真紅の小さな尻を掴み、荒っぽく突き上げる。
ベッドがギシギシと揺れる。
一見無造作な動きだが、”神業級の職人”ジュンの動きは巧みだった。
限界まで引き抜いたかと思うと一気に子宮奥まで突き入れたり、膣の中ほどを擦ったり、Gスポットを
強く責め立てたり、全ての動きが真紅のウィークポイントを刺激し、思考中枢をスパークさせる。
>>655から
「へあ、ああはあ、あおおっ……」
目をきつく閉じて眉間に皺を刻み、今までの真紅からは考えられないように下品に喘ぐ。
ジュンは真紅のツインテールを掴み、彼女の首に巻き付けた。
そして、両手できつく締め付ける。
「ぶぐぅぅぅっ!!」
人間のような血管も呼吸器も無いはずの真紅の顔が、真っ赤に染まってゆく。
こうすると、意識が遠のく感じがしてイイらしい。
ジュンにとっても、真紅の締まりが良くなるので、気に入っているプレイだった。
幾度も幾度も絶頂する、真紅のはしたない喘ぎ声は、廊下まで響いていた。
そして、普段は閉じているはずのドアが、今日は微かに開いていた。
その隙間から、ジュンと真紅の痴態を凝視する視線があった。
「す、凄いの… 二人とも凄いの…」
雛苺だった。
ハァハァと息を微かに荒げ、魅入られたように情事に見入っていた。
つい最近まで、オナニーなど全く知らなかった雛苺。
しかし、ジュンと真紅の行為をこっそり見るたびに、体の奥で何か高まるものを感じていた。
自分の性器から何か透明なヌルヌルが分泌していることや、太股をもぞもぞと擦り合わせると
気持ちいいことなどに気付くまで、そう何日もかからなかった。
今では、指を使ってつたないオナニーをすることも憶えてしまっていた。
「……っ!?」
雛苺は驚いた。
一瞬、ジュンと目が合ったような気がしたからだ。
怖くなった雛苺は、足音を立てないように、こそこそとその場を後にした。
廊下には雛苺の愛の雫が幾滴か零れていたが、ほどなくジュンはそれを見つけることになる。
えー、今回ここまでです。
続きをちょっと考えてみてたんですが、やっぱ雛苺は難しいです。
エ、エロいよぅ(;´д`)
次回もwktkさせていただきます
すみません。
>>627の◆823J6XQFHo氏、真紅土下座ネタ使わせてもらいました。ごめんなさい。
>>657 うん、おっきおっきしちまったwww
wktkして待ってる!
∧_∧
( ;´∀`)
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
>>659気にしないで
662 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 22:14:57 ID:EnfV28w6
スネェエエクwwwwwww
663 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 22:15:28 ID:EnfV28w6
誤爆wwwworz
JUM「不思議だこのカンチョー感
アナルプレイがこんなにも息吹を!
蒼星石には礼を言うぞ、
俺にこの喜びをおしえてくれた
俺のリロードはレボリューションだ!!」
ローゼン「死は哀しい・・・」
ラプラス「帰ってきた!大地だああああ!!」
えんじゅ「ジ・エンド!!」
おっちゃん「フィアー!」
のり「ペイーン!」
ちょwのりアンタ………
真紅「JUM,まずはCDC(クロース・ドールズ・コンバット)の基本を思い出して・・・」
元治「かずきぃぃぃぃ!」
でもいいよな違和感ない(何が
wwwwちょwwおまいらwww最高www
JUM「で、味は?」
カナ「え?」
JUM「味はどうなんだ?」
ここ本当にエロ小説スレ?
エロSSコォ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━イ!!!!
>>655-656 真紅いいなあ。いいなあ真紅。
雛苺もいいのだけど、真紅の調教の方も進めていってくれると嬉しいでs
蒼星石と翠星石同時並行調教モノを誰か書いてください。おながいします。
蒼い子SSコォ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━イ!!!!
双子丼ハァハァ
一度食べて見たいものだ・・・・姉妹丼・・・・
なぜ酉付けて依頼?
>>680 いや別に深い意味は全く。
気分を害したら申し訳ないです。
作品投下以外はコテ外した方がいい気がする。
素直に半年ROMれって言ってやれよ。
作品すら投下しない乞食がそこまで言えない
('A`)氏来ないかな〜
女の子スレから誰か来てくれないかなぁ〜
あそこには神が多いから一人ぐらいねぇ〜・・・?
VIPの話はやめなさい
そうだね
ここにだって神は居る、違うか?
ここにいる住人は俺の考えに賛同してくれると思ってたが・・・
やっぱ、あっちとこっちじゃ空気が違うのか・・・
正直スマンかった
確かにこっちにも神はいる!あなたの言う通りだ!!
神の投下をwktkしながら待つしかないか・・・
待てないなら自分が神になればいいじゃないのかしら〜
692 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 11:30:48 ID:IbbOOCGL
>>683 消費者が書き手に「半年ROMってろ」?
馬鹿じゃないのかな。
693 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 11:38:49 ID:tP4B6Bt0
/⌒\ っ /\
/'⌒'ヽ \ っ/\ | すみません
(●.●) )/ |: | すぐ連れて逝きますんで
>冊/ ./ |: /
>>683がこんなことして本当に申し訳ないです
/⌒ ミミ \ 〆
/ / |::|λ| |
|√7ミ |::| ト、 |
|:/ V_ハ |
/| i | ∧|∧
и .i N /⌒ ヽ)
λヘ、| i .NV | | |
V\W ( 、 ∪
|| |
∪∪
VIPPERうぜえ。
旧JKスレのころの空気ならまだ許せるが馴れ合い房を呼ぶようなまねするなカス
えろssマダー?
ローゼンスレってどこもかしこも自治厨だらけww
バカじゃないのww
そろそろ、ようかんマンのAA来てほしいぜwww
関係ないが('A`)氏ってさ樹海行くって言ったきり投下がないよねwww
まさかね!www・・・・・・まさか・・・ね?
兎「こうして、また1人樹海の犠牲となるのでした・・・」
翌日のニュース
みっちゃん「氏ねよ、カナ」
明日かあさって辺りに投下するポ
神に届く弾などないのだわ
エボニー&アイボリーに込めて撃てば届く気がする。
殺伐としたスレにヘーベルハウスが!!
/|
|/__
ヽ| l l│<ハーイ
┷┷┷
ピンポーン♪
夏休みの午後1時、いつものように巴は桜田家を訪れた。呼び鈴の音にジュンは自分の部屋の窓からそっと様子を窺って巴を確認すると1階に下りて玄関を開けた。
「こんにちは」
巴がジュンに挨拶する。
「あ、ああこんにちは」
そっけない返答だったが、ジュンが確実に変わってきていることに巴は気がついていた。
そしてその変化に自分が関われることが何より嬉しかった。
「雛苺はいないの?」
巴が尋ねる。
「ああ、アイツらは何か夢の世界に行っちゃてて今日はいないんだ」
ジュンが答える。ジュンには分からないが真紅と雛苺は翠星石に連れられて夢の世界へと行ってしまっていた。
「いつ頃戻ってくるの?」
「いや、よく分からないけど、さっき行ったばかりだから当分戻ってこないと思う」
ジュンは答えたが真紅のことだ、くんくん探偵が始まる時間までには戻るだろうと思った。
そしてそのことを巴にも話した。巴はゆっくり頷いて、
「それじゃあ、今のうちに・・・」
そう言うと巴は瞳を閉じた。ジュンは巴をゆっくり抱き寄せ唇を重ねた。
2人が関係を持ったのは先月からだった。お互いが望んだことであり、お互いに前に歩いていこうと思っていた。それからはのりや真紅たちの目を盗んでは体と心を重ねていた。
「好きだよ柏葉」
「私も好き桜田君のこと・・」
ジュンと巴は服を脱いでベッドに横たわった。
「・・・あ・あぁ・くすぐったい・・」
ジュンが巴にもう1度キスをするとさらに首筋や腋の下へと舌を這わせた。そしてピンクの可愛らしい乳首を舐め、さらに吸い上げる。
「・・ひぁ・あぁ・・はぁ・あぁぁ・・・」
巴の声がいっそう大きくなり体がのけぞっていく。
「あいかわらずここが感じるんだね柏葉は」
「・・・・いじわる・・」
そう言いながらも巴はジュンに笑顔を向けていた。自分に対してのみ向けられる笑顔―そのことがジュンはとても嬉しかった。さらにジュンは巴のアソコへと舌を這わせていった。
「・・あ・いや・・そこは・・きたない・・」
「汚くなんかない、すごくきれいだよ柏葉」
ジュンは巴のアソコに舌をつけ舐め回した。
「・・・いや・あぁ・ひあぁ・・はあぁ・・」
「柏葉って敏感だなすごく濡れてきた」
「・・いや・そんな・はぁ・・桜田君・・・」
巴の息使いが荒くなる。さらにジュンはクリトリスを剥いて激しく舐め回した。
「・・はあぁぁ!あぁ!ダメェ!ひあぁぁぁぁ!・・・・」
巴はひときわ大きく喘ぎ体を弓なりに反らせた。
「柏葉大丈夫か?」
ジュンが気遣うように優しく声を掛ける。
「・・うん・桜田君のいじわる・・」
そう言って巴はジュンに微笑んで強く抱き締めた。
「今度は私がするね」
巴はジュンを横にすると、半勃ちになっているモノに口を付けた。そして根元から亀頭までねっとりと舌を這わせていった。
「気持ちいい?桜田君」
上目遣いで巴が尋ねるとジュンは頷いた。
さらに巴はジュンのモノを咥え込んでいく、半勃地だったモノが巴の口の中で大きくなっていく、その感覚が巴にはたまらなく嬉しかった。
「・うぅ・・柏葉・・すごく・気持ちいい・・」
ジュンの声に巴の舌がさらに激しく動き回る。じゅぶじゅぶと音を立てて愛しそうに舐め回すとジュンの声はよりいっそう大きくなっていった。
「・か・柏葉・もう・・」
ジュンがそう言いかけたとき、部屋のドアがいきなり開いた。
「ジュン!ただいまなのー!!」
突然部屋に入ってきた雛苺にジュンはフリーズしてしまった。巴に至ってはさらにマズイ、
ジュンのモノを咥えたまま固まってしまっている。
「うゆ〜、ジュンもトモエも裸でなにしてんの?」
固まったままの2人は答えられない。
「トモエ、何食べてんの?」
咥えたままのジュンのモノをようやく離し、巴は雛苺に向き直った。
「雛苺どうして・・・」
巴はそれ以上言葉が続かなかった。
「雛苺、お前真紅たちといっしょじゃなかったのか」
ジュンが戸惑いながらも問いかけた。
「あのね真紅と翠星石がね、ヒナに先に帰っててって言ったの。だから帰ってきたのよ。
ねぇ、ジュンとトモエは何してたの?」
雛苺は無邪気な笑顔で2人に尋ねた。
「・・あ、これはその・・・」
言いよどむジュンに代わって巴が答えた。
「雛苺、わたしは桜田君のことが好きなの、だからこうして2人で愛し合っているの」
切り替えが早いと言うのだろうか、巴は先ほどからの混乱から見事に立ち直っている。
「うゆ、好きだと裸になるの?」
「そうよ雛苺は桜田君のこと好き?」
「好きー!ジュンもトモエも大好きー!!」
「それじゃ雛苺も裸になろうね」
「うん、なる!なる!」
よいしょ、よいしょと可愛い声を立てながら雛苺は自分の服を脱いでいった。
「トゥモエー!!」
裸になった雛苺が元気良く巴に抱きついていった。巴は雛苺を抱き上げ優しく頬にキスをした。そしてジュンのモノを手でさすっていった。
「雛苺、さっきの続きをさせてね」
そう言うと巴はジュンのモノを再び咥えこんでいく。
「はぁ〜トモエ、それおいしいの?」
「こうするとね桜田君が気持ちよくなってミルクを出してくれるんだよ」
「うゆ〜ジュンがミルク出すの?」
「そう雛苺はミルク飲みたい?」
「うん飲みたい!ジュン早く出して!」
雛苺が言うと巴は激しく口と舌を動かしジュンに射精を促していく。
「・・うぅ・柏葉・・激しすぎ・・もう・・・」
うめき声と同時にジュンは巴の口の中に大量の精液を注ぎ込んでいった。巴はそれをしっかりと受け止めると尿道口に残ったものまで全て吸い出していった。
「・・・トモエ?」
不安そうな雛苺を抱き寄せると巴はジュンの精液を口移しした。雛苺は口移しされた精液に驚きながらもそれを飲み込んでいった。
「トモエ、なんか変な味がするの〜」
「そう、雛苺にはまだ早かったね。でもわたしは好きなの」
巴はそう言うと雛苺を抱き上げて頭を優しく撫でていった。
「ねぇ雛苺、もし私に赤ちゃんができたらお友達になってくれる?」
「うゆ〜トモエ、赤ちゃんできるの?」
「うん、いまから桜田君とするから」
「うん!なる!なる!ヒナねトモエの赤ちゃんとお友達になるの〜」
期待に胸を膨らませる雛苺に笑顔を向けると巴はジュンにもたれかかった。ジュンは優しく巴を抱き寄せるとそのまま押し倒した。
「挿入れるよ柏葉」
「うん来て桜田君」
ジュンは巴のアソコに自分のモノをあてがうとそのままゆっくりと挿入した。
「はあん!」
挿入された瞬間、巴はくぐもった声をあげジュンの背中に腕を回した。
「大丈夫か柏葉?」
ジュンの気遣いを嬉しく思いながら巴は頷きながら微笑んだ。ジュンは「動くよ」と声を掛けてから腰を動かし始めた。
「・・はぁ・あぁ・・桜田君・・・」
ジュンが動くたびに巴から喘ぎ声が漏れる。
「トモエ、トモエだいじょうぶなの?」
巴の表情が苦しそうに見えた雛苺が心配そうに声を掛ける。
「大丈夫だよ雛苺、とても嬉しいんだよ。気持ちよくて」
「うゆ〜そうなの〜」
「うん雛苺おいで」
巴は雛苺に手を伸ばしながらそう言うと、自分とジュンの間に雛苺を割って入らせ形で抱き寄せた。そうするとジュンは雛苺の頭を撫でながらさらに激しく腰を動かしていった。
「柏葉、雛苺好きだよ!」
「桜田君、雛苺!好き!愛してる!」
「トモエ!ジュン!だーい好きー!!」
ジュンがひときわ大きくうめくとジュンは巴の膣内に射精していった。
シングルベッドの中でジュンと巴と雛苺が「川」の字で横になっている。
「ねぇトモエ、赤ちゃんいつできるの?」
「うふふ、まだ分からない」
「ヒナねトモエの赤ちゃんといっぱい、い〜っぱい遊ぶの〜」
雛苺の無邪気な言葉と笑顔に巴もジュンも優しく頭を撫でてあげる。
「だからトモエ、いっぱい赤ちゃん産んでね」
雛苺がそう言うと、巴は一瞬戸惑いながらも答えた。
「うん、じゃあ桜田君、頑張ろうね」
「え?!あ、ああ・・・・」
憮然とするジュンに雛苺が無邪気に追い討ちをかける。
「うわ〜ジュン頑張るの〜!!」
笑顔を見せる巴と雛苺を見ながらジュンは考える。以前に見せてもらった自分自身の木はどうなっているのだろうか。だがジュンは考えるのをやめた。なぜなら自分に力を与えてくれる存在がすぐ間近にいるのだから。
END
711 :
たとえば:2006/03/32(土) 21:47:54 ID:FbY+VSxL
神様が一杯いらっしゃるので新人は不必要かもしれませんが・・
たとえば・・・
もしも・・ジュン宅に最初に来るドールが真紅でなかったら?
例1 水銀様光臨→ジュン銀様の奴隷化(M属性開花)or逆に銀様がジュンの奴隷にw orツンデレ銀様にする
例2 翠星石乱入→訳の判らないラブコメ化
例3 蒼星石参上→訳の判らない純愛化
例4 薔薇水晶登場→……第一話で主人公死亡で強制終了?
とかって需要ありますかね?
金糸雀と雛苺がいないのが悲しいところ
>>711 書き手が好きなように書けばいいと思うよ
例が→例2が
>>711 俺は貴方の書きたいものが読みたいんだぜ
ふと考えたんだが真紅のネジを巻かずにほったらかしにしてて、翠星石とか
が来てから巻いてみるのも面白いかもと思った
>>711 例3が見たくてたまらない。
JUMを更生させようとがんばる蒼星石。
最初はネジを巻いたことを後悔していたJUMもしだいに蒼星石の優しさに惹かれていく。
しかし素直に慣れなくてなかなか自分の気持ちを伝えられない二人。
そこへ…
シチュエーションが細かすぎた。ごめん。
一期JUMと蒼なら共依存炸裂で両者ダブルKOか蒼衰弱死の悪寒
第一期JUMと薔薇水晶だと話が進まない気がする
724 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 23:50:19 ID:sFvXRpkg
翠星石のがいい
JUM「…………」
薔「…………」
JUM「………おい」
薔「………おい」
JUM「…………」
薔「…………」
>>725 新感覚系GJ!
あと読めなくもないそのIDw
>>710 もうね、最高じゃないですか!
雛苺も可愛いし、超GJ!!
>>711 その例を全部見たい件
自分が書きやすい物書けばいいと思うよ
個人的には4でも多少ひねれば面白いかなと。
730 :
たとえば:2006/04/02(日) 10:46:01 ID:Ow70SNv2
皆様欲しいと仰りますか・・
ではなんか適当に作ります
金糸雀と雛苺の場合はのりの妹分が増えるだけだろうと・・(汗
一切期待せず、くんくん探偵でもみてやがれですぅw
732 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 14:04:34 ID:y7Uw4pCM
金糸雀好きだよ
733 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 14:51:37 ID:wtFwB/R2
各地でワッフルなのかSSなのかよくわからんものを書いてるんだけど
そろそろ展開的に全年齢板じゃきつくなってきたので
こっちで作成したいと思います
とりあえず今まで焼いたワッフル卸すんで、他所に行った方がいいなら言って下さい。
734 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 14:52:57 ID:wtFwB/R2
(翠星石編スタート)
家で階段見上げたらが薔薇乙女第三ドールがいてさ、スカートの中見ちゃったんだよ。
そんでその第三ドールにいきなり振り向かれて
「し、しゃーないから、責任とられてお嫁に行ってやるですぅ・・・」
って言われちゃったんだ。
俺は慌てちゃってさ
「・・え?は、はぁ・・・」
みたいに返してそのまま通り過ぎようとしたら
俺のシャツをチョコンと指で掴んでずっとついてくるのね。
そんでとうとう部屋までついて来ちゃってさ
「は、はじめてだからちゃんと優しくするですよ人間・・・」
とか言うわけよ。
俺もう理性が吹っ飛んじゃって・・・
部屋に入った途端、いきなりスカートを
(全てを読むには翠星石翠星石と書き込んでください)
735 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 14:54:19 ID:wtFwB/R2
(翠星石編A)
たくしあげて、指で太ももを弄ると
なんか湿っぽいから
「ずっと欲しかったの?」って聞いたら
小さく2回ほど頷いた。
そのまま指をつつーって股間のほうまで持って行くと
もう立ってらんないらしくて、ぺたっと尻餅をついた感じになって
上目使いに「に・・・人間も・・・興奮してるですね・・・」って
張り裂けそうなズボンの膨らみを見つめて言うんだよ。
もう俺、急いでチャックを下ろしてズボンを破り捨てるように脱ぐと
そのまま、無理やり俺の
(全てを読むにはワッフルワッフルと書き込んでください)
736 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 14:54:27 ID:oSRxbQDk
737 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 14:55:02 ID:wtFwB/R2
(翠星石編B)
モノを翠星石の口に突っ込もうとした。でもその時
「ぅゆー・・・なんだかうるさいのよぅ・・・何してるのー?」
いきなり部屋の隅に置いてあった鞄から目をこすりながら昼寝してた雛苺が出てきたんだ。
「うゆ?翠星石なにしてるの?」
「ぁわわわゎ////こ、これはなんでもねーですよ!に、人間!とっとと翠星石のベッドから降りるですぅ!」
「ちょっ、これは俺のベッドだって・・・うわっ!」
もう、大混乱。でもまぁ、真紅に見つからなかっただけマシかな。
で、最後に翠星石が俺の耳元でつぶやいたんだ
「こ、今夜は二人で鏡の部屋で寝るですよ人間・・・///」
時間が経つのは早いもので、夜九時半。他の奴らが寝静まったのを見て、俺たちは鏡の部屋に来た。
「は、はずかしいんだからちゃっちゃとするですよ人間・・・」
(省略されました 全てを読むには雛苺死ね雛苺死ねと書き込んでください)
738 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 14:56:14 ID:wtFwB/R2
(翠星石編C)
「は、はずかしいんだからちゃっちゃとするですよ人間・・・」
少し埃くさい部屋の中で、翠星石が俺に抱きついてきた。
思わずゴクッと喉が鳴ってしまったりして・・・
恥ずかしさを隠すように翠星石の頬にキスをして、胸のリボンをはずしてやる
「あゎ・・・は、恥ずかしいですぅ・・・」
俺は思わずはだけた胸を隠そうとした翠星石の両腕をどけようと、彼女の腕に手をかけた
「・・・怖いのか?」
ふるふると首を横に振り、上目遣いで俺の顔をじっと見つめる。
その美麗なオッドアイは少し濡れているようにも見えた
やがて、意を決したかのように、翠星石は両手を俺のズボンのベルトへと伸ばした
「に、人間の、もうはちきれそうです・・・す、翠星石が楽にしてあげるのですぅ・・・」
そして、翠星石はとりだした俺の
(省略されました 全てを読むには楽にして楽にしてと書き込んでください)
739 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 14:56:54 ID:wtFwB/R2
(翠星石編D)
そして、翠星石はとりだした俺のモノに両手をさしのべた
「ふわぁ・・・人間の・・・とてもあついですぅ」
ひんやりとした指が俺の熱い欲棒を包み込み、毛が逆立つような快感が全身を襲う
「ふぇっ!?い、今、なんだかビクビクって・・・あっ・・・何か出てきた・・・」
戸惑いながらも翠星石は握る両手に少しだけ力を加え、ゆっくりと上下に動かし始めた
不慣れと羞恥が入り交じった、たどたどしい動き。だが、それが逆に俺の心を高ぶらせる
時折不安そうに俺を見上げ「ど、どうですか・・・?」と顔を真っ赤にして聞く翠星石に
大丈夫、と目で合図を送ってその美しい栗毛を撫でてやると、彼女は嬉しそうに目を細めた
「き、気持ちいいんですか人間・・・?
じ、じゃあ・・・今度は翠星石のおくちをつかってあげるのですぅ・・・」
翠星石の瞳が興奮を帯び、息づかいが荒くなっていた
もっと気持ち良くなって欲しい、もっと満足して欲しい
そんな翠星石の強い想いが伝わってくる
そして、翠星石の顔がもうてらてらと濡れ光る俺のモノに
(省略されました 全てを読むにはおくちをおくちをと書き込んで下さい)
740 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 15:05:42 ID:wtFwB/R2
とりあえず翠星石編の現段階完成分終了。この他に
翠星石バッドエンド、翠星石X真紅、翠星石編に蒼星石乱入、翠星石編に銀様乱入、
銀様ツンデレ、真紅ツンデレA、真紅ツンデレBなどあるが・・・
他所でやったほうがいい?
ここでいいんでね?
全年齢板はさすがにまずいと思う。
まあとりあえず
おくちをおくちをおくちをおくちをおくちをおくちを
おくちをおくちをおくちをおくちをおくちをおくちを
おくちをおくちをおくちをおくちをおくちをおくちを
サバイバルサバイバル
サバイバルサバイバル
サバイバルサバイバル
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おくちを!おくちを!
⊂彡
744 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 18:20:45 ID:wtFwB/R2
>>741 わかった。じゃあここでやらせてもらうわ。
>>742 知っているのか雷(ry
とりあえず他のも持って来る
745 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 18:23:11 ID:wtFwB/R2
翠&紅編(
>>734から分岐)
部屋に入った途端、いきなりスカートをめくりあげながらベッドに押し倒しちゃったんだ。
「きゃっ・・・!に、人間、もっと優しくするですぅ・・・」
その声のおかげで俺は少し冷静さをとりもどせたんだけど
もう、小動物みたいにぷるぷる震えて、ちょっと涙がこぼれかけたりしてんの。
それでもまだ俺のシャツの端をきゅって握ってるのが可愛いというか何というか・・・
「ご、ごめん!ほら、泣くなよ・・・」
そっと涙を指で拭ってやったら「な、泣いてなんかいないですぅ・・・」って。
たまらなく可愛く思えて、頬にキスしたりしながら服脱がそうとしたその時
ふとドアのほう見ると開け放された部屋の入り口に
涙ぽろぽろ流しながら肩を振るわせてる真紅の姿があったんだよ
(省略されました 続きを読むには昼メロ昼メロと書き込んでください)
746 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 18:24:02 ID:wtFwB/R2
翠&紅編A
涙ぽろぽろ流しながら肩を振るわせてる真紅の姿があったんだよ
「真紅!?」
「えっ!?きゃあぁわわわゎ!」
あわてて俺から離れて、ぱたぱたと服の乱れを直す翠星石。
「し、真紅っ、こここれはそのっ・・・ち、ちがうですよ!?
翠星石と人間はまだそんな関係じゃ・・・」
真紅はあわてる翠星石をしばらくじっと見つめ
流れる涙も拭かずにスタスタと俺の方に歩いてきた
「えっと・・・真紅、これは・・・」
強烈な眼差しにたじろぎ言い訳を漏らしそうになった俺に
真紅が発したのは言葉ではなくビンタだった
「〜〜ッッ!?」
そして、そのまま俺の意識は暗転していった・・・
俺が意識を取り戻したのはそれからどれくらい経ってのことだったのだろうか?
気がつくと俺の身体はベッドの下まで吹っ飛んでいた。恐るべし真紅のパンチ力。
しかし、なんだかおかしい。
主である俺が居ないベッドの上で、なにやら音がしていた。
「んちゅ・・・ぁ・・・真紅ぅ・・・だめ・・・ですぅ・・・ちゅぱ・・・」
「何もダメなことはないわ、翠星石・・・アナタは私のものなのだわ・・・ん・・・・」
(省略されました 全てを読むにはパンチ力パンチ力と書き込んでください)
747 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 18:24:58 ID:wtFwB/R2
翠&紅編B
「何もダメなことはないわ、翠星石・・・アナタは私のものなのだわ・・・ん・・・・」
ベッドの上で繰り広げられる薔薇乙女達の共艶に、俺の眼は釘付けとなった。
翠星石を組み敷き、半ば強引に唇を重ねる真紅。
「ちゅ・・・ん・・・ちゅぱ・・・可愛いわよ翠星石・・・」
「・・・ん・・・ぁ・・・んちゅ・・・しんくぅ・・・」
既に翠星石の四肢からは抵抗する力が失せているのが、傍目からでもわかる
「ハァ・・・ あなたの唾液はまるで甘露な蜜のようなのだわ」
二人の唇が離れると、唾液が名残惜しそうに糸を引いた
妖艶に微笑む真紅と、放心したかのように色違いの瞳を濁らせ、熱い吐息を漏らす翠星石。
「翠星石は今でもここが弱いのかしら・・・あむ・・・」
唇を解放した真紅が今度は翠星石の耳を甘噛みする
「ふわぁぁぁぁ・・・!・・・んぁぁ・・・そ・・・そこはぁ・・・!」
強烈すぎる快感の波に踊らされ、翠星石の身体がぴくんと跳ねる
「もう準備は整ったようね・・・」
翠星石の反応に満足そうに微笑み
真紅はそのしなやかな指を翠星石のスカートの中に
(省略されました 続きを読むには甘露な蜜甘露な蜜と書き込んで下さい)
748 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 18:26:34 ID:wtFwB/R2
翠&蒼編@(
>>734から分岐)
部屋に入った途端、いきなりスカートをめくりあげながらベッドに押し倒しちゃったんだ。
「きゃっ・・・!に、人間、もっと優しくするですぅ・・・」
その声のおかげで俺は少し冷静さをとりもどせたんだけど
もう、小動物みたいにぷるぷる震えて、ちょっと涙がこぼれかけたりしてんの。
それでもまだ俺のシャツの端をきゅって握ってるのが可愛いというか何というか・・・
「ご、ごめん!ほら、泣くなよ・・・」
そっと涙を指で拭ってやったら「な、泣いてなんかいないですぅ・・・」って。
たまらなく可愛く思えて、頬にキスしたりしながら服脱がそうとしたその時
ふとドアのほう見ると開け放された部屋の入り口に
涙ぽろぽろ流しながら肩を振るわせてる第四ドールの姿があったんだよ
(省略されました 続きを読むには蒼星石蒼星石と書き込んでください)
749 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 18:27:24 ID:wtFwB/R2
翠&蒼編A
涙ぽろぽろ流しながら肩を振るわせてる第四ドールの姿があったんだよ
「きゃぁっ!そ、蒼星石!?こここここれはっ、ちち、ちがうですよ!
に、人間、何してるですかっ!早く翠星石のベッドから降りるですぅ!」
「ちょっ!このベッドは俺のだって・・・うわっ!」
大混乱。そんな俺たちを・・・いや、正確には翠星石を見つめ、蒼星石はつぶやいた
「キミはボクの心を裏切るんだね・・・悲しいよ」
ベッドから突き落とされた俺には目もくれず、静かに翠星石に歩み寄る
その表情には何も浮かんでいなかった。ただ細い糸の様な涙が一筋、頬を濡らしている。
「翠星石・・・昔のキミは言った。人間なんか嫌いだと・・・」
青白い人形の手が、震える翠星石の頬を撫でる。
俺も翠星石も気付いていた。そいつの無表情の中にある狂気に。
「同感だよ。キミの心を乱す存在・・・ボクら姉妹の絆を壊す存在なら・・・
この世から消してしまおう」
蒼星石がゆっくりと振り向き、狂気の宿った視線が俺の身体を射抜いた。
静かにベッドから降り、恐怖ですくんで立ち上がれない俺の前に立った
蒼星石の手にはいつの間にか巨大なハサミが握られていた
「さよなら・・・」
歪んだ笑みを浮かべて狂気の人形は
(省略されました 全てを読むにはシザーマンシザーマンと書き込んで下さい)
750 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 18:28:17 ID:wtFwB/R2
翠&蒼編B
歪んだ笑みを浮かべて狂気の人形は白銀の刃を俺の胸へと振り下ろした。
鋏が迫る、一秒にも満たないほんの僅かな時間。俺の思考回路は死という恐怖に占領された。
ぞぶりっ
刃が肉を切り裂く鈍い音が躯の内側を通って俺の耳へと届く。
熱いッ! 冷たいっ! 痛い!
強すぎる刺激に神経が脳へとでたらめに信号を送り続ける。
やられた! どこを!? 死!?
死ぬのか!?
・・・違う!
かろうじて生を渇望する本能が身体を縛る恐怖に勝ったのだろう。
無意識に身体を捻ったおかげで心臓に突き立てられるはずだった鋏の一撃は
俺の左腕を深く切り裂くに終わっていた。
「グゥッ・・・!」
喉の奥から自分でも驚くほど低い呻りがこみ上げた。
「ボクの一撃をよけるなんて・・・」
朱く染まった鋏を構え直した蒼星石が俺に再び歩み寄る。
「・・・苦しみが増えるだけだというのに」
まずい!逃げなくては!
(省略されました 続きを読むにはサバイバルサバイバルと書き込んで下さい)
751 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 18:29:57 ID:wtFwB/R2
翠星石バッドエンド(
>>737から分岐)
「は、はずかしいんだからちゃっちゃとするですよ人間・・・」
少し埃くさい部屋の中で、翠星石が俺に抱きついてきた。
思わずゴクッと喉が鳴ってしまったりして・・・
恥ずかしさを隠すように翠星石の頬にキスをして、胸のリボンをはずしてやる
「あゎ・・・は、恥ずかしいですぅ・・・」
俺は思わずはだけた胸を隠そうとした翠星石の両腕をどけようとした
だがその時、俺の指が触れてしまったのは翠星石の手首だった
「あ・・・」
球体関節。それは翠星石が人形であることを証明するもの。
「に、人間・・・どうしたんですか・・・?」
俺の動きが僅かに止まったのを翠星石も感じたのだろう。
不思議そうに俺の顔を見、そして俺の指が触れた自分の手首を見る。
やがてもう一度俺の顔を見た翠星石の瞳からは大粒の涙がこぼれていた
「人間・・・やっぱり、人形はだめですか・・・」
言うなり、部屋を駆けだして行く翠星石。だが、俺は彼女を追うことができなかった。
人間と人形。その現実が俺と翠星石の間に決して崩れることのない壁として立ち塞がったのを感じた。
やがて夜が明けて――
翠星石と、他のドール達は俺の前から姿を消した。
やけに広く感じる部屋の真ん中で、俺は一人泣き続けていた・・・
(全部書きました それなんてエロゲのバッドエンド?と書いても何もでません)
752 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 18:31:48 ID:wtFwB/R2
翠&銀編@(
>>737から分岐)
「は、はずかしいんだからちゃっちゃとするですよ人間・・・」
少し埃くさい部屋の中で、翠星石が俺に抱きついてきた。
思わずゴクッと喉が鳴ってしまったりして・・・
恥ずかしさを隠すように翠星石の頬にキスをして、胸のリボンをはずしてやる
「あゎ・・・は、恥ずかしいですぅ・・・」
俺は思わずはだけた胸を隠そうとした翠星石の両腕をどけようと、彼女の腕に手をかけた
「・・・怖いのか?」
ふるふると首を横に振り、上目遣いで俺の顔をじっと見つめる。
その美麗なオッドアイは少し濡れているようにも見えた。
やがて、意を決したかのように、
翠星石が両手を俺のズボンのベルトへと伸ばした時だった
「あらあらぁ、翠星石はこぉんなボウヤにはじめてをあげちゃうのぉ?もったいなぁい」
部屋の片隅の鏡に波紋が浮かび、中からクスクスと笑いながら水銀燈が躍り出てきた。
「す、水銀燈!?な、何の用です!?翠星石たちの邪魔しに来たですかっ?」
はだけた胸元を直しながら身構える翠星石。冷静を装ってはいるものの、
流石に最中を見られたのが恥ずかしいのか、顔は火が出るかのように真っ赤だ。
もちろん、水銀燈にもバレバレ。凄んで見せても効果はなかったようだ。
「翠星石ったら、可愛いお顔がまっかっかぁ・・・
しょうがないわぁ、お子様の翠星石にお勉強させてあげようかしらぁ」
水銀燈の目が妖艶に光る。そして次の瞬間にはもう、部屋中に黒い羽根が舞っていた。
「きゃぁぁぁっ!!」
羽根は翠星石の四肢の自由を奪い、空中へと運ぶ。
「翠星せっ・・・ んぅ!!」
助けに行こうとした俺の目の前が何かに塞がれたと感じた瞬間
俺の口になにか柔らかいものがおしつけられた
「んちゅ・・・っはぁ うふふ・・・ボウヤには、私が女を教えてあげるわぁ」
そう言うと、水銀燈はその白い指先を俺の股間へ
(省略されました 全てを読むには銀様!銀様!と書き込んで下さい)
753 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 18:32:53 ID:wtFwB/R2
翠&銀編A
そう言うと、水銀燈はその白い指先を俺の股間へとのばした。
「あらぁ・・・もうこんなにしちゃってるのぉ?」
水銀燈の指が与える快楽は俺の口から否定の言葉を放つことすら許さない。
羽毛のような軽いタッチで、だが確実に快感中枢を刺激する水銀燈の指が
俺のものを愛撫する。
「あはははは!だらしなぁい!愛しい愛しい翠星石の前でこぉんなになっちゃうなんてぇ!」
高らかに笑い、水銀燈は俺のものを強く握りしめた
「ッ!!」
苦痛に表情を歪める俺を見た水銀燈は、頬を紅潮させて舌なめずりをする
「・・・フンッ!なぁに期待しちゃったのかしらぁ?
ボウヤみたいな悪い子にはお仕置きが必要みたいねぇ・・・」
言うなり黒い羽根が俺の手足にまとわりつき、仰向けに床へと倒し込んだ。
「お人形相手にこんなになるなんてぇ・・・ほぉんと、アナタってへんたぁい!」
水銀燈はそう言ってスカートを自らまくりあげ
(省略されました 続きを読むには銀様!銀様!と書き込み続けて下さい)
754 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 18:37:40 ID:wtFwB/R2
取りあえず
>>734から始まるやつだけ・・・
完結目指していきたいんでなんかアドバイスあったらよろしくおねがいします
とりあえず
甘露な蜜甘露な蜜
サバイバルサバイバル
銀様!銀様!
おくちをおくちをおくちをおくちをおくちをおくちを
おくちをおくちをおくちをおくちをおくちをおくちを
おくちをおくちをおくちをおくちをおくちをおくちを
おくちをおくちをおくちをおくちをおくちをおくちを
757 :
ワッフル屋:2006/04/02(日) 19:02:55 ID:wtFwB/R2
翠星石編E(
>>739の続き)とりあえず今はこれで終了。また来ます。
そして、翠星石の顔がもうてらてらと濡れ光る俺のモノに近付いた。
翠星石の熱い吐息がかかり、腰のあたりにぞわぞわとくすぐったさがこみあげる。
「い、いくですよ・・・ぁ・・・む・・・」
恐る恐る、といった感じで俺のものに舌をのばす。
「ぺろ・・・ちゅぱ・・・ん・・・ちゅぅ・・・」
熱い肉の塊に必死で舌を這わせる翠星石。先端、裏側、果ては根本まで。
余すところ無く俺のものは翠星石の唾液に覆われていく。
「ちゅぷっ・・・はぁ・・・どうですぅ・・・
んちゅっ・・・翠星石の舌ぁ・・・ちゅぴっ・・・気持ちいいですか・・・?」
舌の動きを止めることなく、上目遣いで尋ねてくる。
返事の変わりにそっと頭を撫でてやると翠星石はうっとりと微笑み
今度はその小さな口を必死に開けて、俺のものを頬張った
「んむ・・・んぐっ・・・ずちゅぅ・・・お、おっきすぎ・・・ですぅ・・・
ちゅぽ・・・ん・・・はいり・・・きら・・・はぁ・・・ない・・・じゅっ・・・」
翠星石の奏でる淫猥な音が狭い部屋のなかに響き渡る。
柔らかい翠星石の口内に俺のものの先端があたるたびに、快感が増していく。
「じゅぷぅ・・・ちゅぽっ・・・ちゅぴっ・・・ずちゅっ・・・」
俺の限界が近づいてる事に気付いたのか
(省略されました 続きを読むにはおっきすぎおっきすぎと書き込んで下さい)
銀様!銀様!
sneg?
おっきすぎおっきすぎー
期待しつつ待ち
おっきすぎおっきすぎ
銀様銀様
性欲性欲
甘露な蜜甘露な蜜
甘露な蜜甘露な蜜
おまいら落ち着けw
サバイバルサバイバル
というか双子丼きぼん
765 :
ワッフル屋:2006/04/03(月) 00:53:13 ID:0Ulk5cml
翠&紅編C(
>>747の続き)寝る前に悶々としてワッフル焼きました
翠星石の反応に満足そうに微笑み
真紅はそのしなやかな指を翠星石のスカートの中に滑り込ませる。
くちゅり・・・スカートの中から淫靡な音がこぼれた。
「はぅ・・・!し、しんくぅ・・・ひぁあぁっ」
自分の身体の最も柔らかいところに触れられた翠星石が
悲鳴とも嬌声ともつかない叫びをあげる。
満足そうに微笑んで真紅が翠星石のスカートの中から引き出した右手は
ほこほこと湯気をあげ、その中指と人差し指にはきらきらと輝く蜜がからみついていた。
真紅はしとどに濡れた自分の二本の指をしげしげと眺め、舌を這わせる。
「ちゅぴ・・・はぁ・・・美味しいわ、翠星石・・・まるでムスカデのような甘酸っぱさ・・・
世界中の紅茶を全て集めても、きっとこの味には届かないのだわ」
翠星石の愛液をたっぷりと味わい、自分の唾液をからませる。
そして惚けた顔で自分を見つめる翠星石の口元に濡れそぼる指を運んだ。
「あなたも味わって頂戴・・・」
「や、やぁ・・・ですぅ・・・はずかしぃ・・・」
いやいや、と首を振る翠星石の唇に真紅はその指を強引に滑り込ませた。
「んむぅ・・・んっんっ・・・あむっ・・・じゅぱっ」
翠星石の口の中で真紅の二本の指が踊り回る。
舌を、歯茎を、上顎を、頬の内壁を。
真紅は翠星石の口を二本の白く細い指で優しく犯し続けた。
そして同時に、今度は空いている左手を翠星石のスカートの中に潜り込ませる。
「!!」
再び秘所をまさぐられた翠星石の腰が大きく浮き上がった。
「ら・・・らめ・・・んぐっ・・・じゅぷ・・・しん・・・くぅ・・・!」
真紅は両手の動きを加速して翠星石の懇願が口から漏れるのを否定する。
「さぁ、私の指でお逝きなさい・・・」
(省略されました 続きを読むにはムスカデムスカデと書き込んで下さい)
ムスカデムスカデムスカデムスカデ!!!
サバイバルサバイバル
たまご焼きたまご焼き
769 :
誰か金くれ:2006/04/03(月) 05:14:34 ID:/0ssuEXn
・・・・・・・・・・・・・・ワッフル屋さんの流れに逆らうようで、やや空気的に微妙ですが、ちょろっと投稿します。
>>711さん、気に障ったらゴミンです。
770 :
誰か金くれ:2006/04/03(月) 05:21:09 ID:/0ssuEXn
ばっさ、ばっさ、ばっさ、ばっさ・・・・・・・・・・・・・・。
―――――黒い翼が今朝も耳障りに羽ばたく音がする。顔に触れる羽のこそばゆい感覚が、僕を心地よい眠りから覚ます。折角久しぶりにいい夢を見ていたというのに。
「早く起きなさぁい人間。早く起きないと、このまま永久に目が醒めないようにしちゃうわよぅ」
・・・・・・・・・・・物騒な事を言いやがる。
そう思いながら僕は重い瞼を無理やり開ける。それと同時に、五感にあらゆる情報が流れ込んでくる。人間、眠りを欲する衝動を抑えるコツは、それらの情報をキチンと情報として認識し、頭脳の活動を開始させてやる事だ。
例えば、階下から漂う、姉が作成中の朝食のにおい。
窓を通して聞こえて来る車の音。
肌に突き刺さる外気の温度。
そして・・・・・・・・・眼前で無気味に笑う銀髪の生き人形。
「やっと起きたみたいねぇ人間。いい加減、その夜更かしのクセ直した方がいいわよぅ」
「ふああああ・・・・・・・・・・・・。その『人間』ってのいい加減やめろよ。この家にゃ人間サマが二人いるんだぜ」
「くすくす・・・・・・・このあたしに名前を覚えろって言うのぉ? たかだかミーディアムごときの名前を? 全く、身の程をわきまえ――――」
「そういや、お前の名前なんだっけ?」
「水銀燈よ! ―――――ってか、いい加減覚えなさいっ!このやりとりもう三度目よ!」
「お前だって僕の名前覚える気無いくせに・・・・・・・」
771 :
誰か金くれ:2006/04/03(月) 05:24:20 ID:/0ssuEXn
その瞬間、鋭い黒羽がパジャマ越しに僕の肩口に突き刺さる。激痛に思わず飛び上がりそうになったが、眉をしかめるだけでかろうじて悲鳴を押し殺す。そして、そんな僕を見下すような眼でせせら笑う水銀灯を睨み返す。
「――――全く、ホントに懲りない子ねぇ。あたしに逆らったらどうなるか、あなたの身体が一番知ってるでしょう?」
僕はそんな言葉を全く無視して、何事も無かったかのようにベッドから降りる。
「・・・・・・ありがとうよ水銀燈、おかげで眠気が吹っ飛んだよ」
「いいわねえ桜田ジュン。長年ミーディアムから力を奪ってきたけど、あなたみたいな学習しない人間は久しぶりだわ」
「こちとらダテに引き篭もってる訳じゃないんでね。お前みたいな悪魔人形相手に、利口な口を利いたところで仕方ないだろ」
「そうよねえ。そうこなくっちゃあ楽しめないわぁ」
その途端、僕は全身の力が吸い込まれるような感覚を覚えた。そうなのだ。コイツは眼が合っただけで相手の精気を奪い取る事が出来る。文字通り死神のような能力を持っているのだ。
「ぐッ・・・・・・・この―――――悪魔人形めぇ・・・・・・!」
「くすくす・・・・・・どうしたのぅ、お馬鹿さん?足がふらついてるわよぅ?」
僕は必死に精神を集中して、この脱力感をこらえる努力をする。やらないよりマシだという程度だが、それでも全く効果が無いわけではない。もしそうでなければ、僕はコイツに逢った最初の夜に睨み殺されてしまった筈だからだ。
「無駄よ、人間」
そんな僕をコイツはいかにも楽しそうに見つめる。ネズミをなぶるネコのようなイヤらしい笑みを浮かべながら。
772 :
誰か金くれ:2006/04/03(月) 05:27:48 ID:/0ssuEXn
足がふらつく。肩が震える。立ってられない。いつもならもう少し我慢出来る筈なんだが、何故か体が言う事を聞かない。早朝だからか?低血圧で朝が弱いからか?そう言えば――――腹減ったなあ・・・・・・階下から立ち上る味噌汁の匂いをかぎながら、僕はベッドに倒れ込む。
「無駄だって言ったでしょう人間?そんな事考えて、このあたしから気を逸らそうとしても無意味よ」
――――――水銀燈が言うには、こいつらは自分と正式に契約を結んだ人間に関して、かなりの範囲で干渉・認識が可能になるのだそうだ。
例えば今やったように僕の思考を読んだり、どんなに距離が離れていても、例え地球の裏側にいたとしても直に精気を奪ったり出来るのだそうだ。
「しっかし、いい度胸してるわねえ人間。この情況で腹減ったなんて思えるやつって、結構いないわよぅ」
「・・・・・・・・・・・それ誉めてんのかよ?」
「ええ、誉めてるのよぅ」
「嬉しくないな」
「素直じゃないわねえ」
そう言いながら舌なめずりすると、水銀燈はふわりと僕の懐に飛び乗ってきた。そして、そのまま僕を押し倒し、唇を奪う。
「・・・・・・・・・・・・・・・・でも、そういうの、嫌いじゃないわよぅ」
「や・・・・・・・・め・・・・・・・ろ・・・・・・・・・!」
抵抗なぞ出来よう筈が無い。体の力がまるっきり入らないのだから。いや、正確に言えば抵抗できない理由はそれだけじゃない。
「判ってると思うけど人間・・・・・・・・・・・・・・・逆らったら、お前の大事なお姉ちゃんを殺しちゃうからね」
続きマダー?
俺もはやく続き読みたい
神ktkr!!
続きwktk!
> 誰か金くれ
つミI
あげるから続き書いて
>>772 これはとてもいいSSですね
続きキボン!
おっきすぎおっきすぎおっきすぎおっきすぎおっきすぎおっきすぎおっきすぎおっきすぎおっきすぎおっきすぎおっきすぎおっきすぎ
>>772 今からエロが始まるんですねwww wktkwktk
よし
JUM覚醒で逆に水銀燈を襲うんだ
真紅虐待陵辱モノ希望
781 :
誰か金くれ:2006/04/03(月) 17:18:19 ID:/0ssuEXn
>>772の続きです。
――――姉を殺す。
この一言は、いつもながら実に的確に僕の抵抗意欲を削ぐ。単なる脅しではない。こいつにはそれだけの能力があるし、実際やりかねない。自分の代わりに他人が傷つけられるという事が、いかに人間の心に負荷を与えるか、コイツはちゃんと知っているのだ。
「・・・・・・・・・・・・そうよ、そうやって大人しくしていなさぁい。すぐに天国に、連れて行ってあげるから」
そう言いながら僕の唇を・・・・・・・いや、口といわず鼻といわず顔面全体を舐め始める。
「――――くっ、やめ・・・・・・・・・・気持悪い・・・・・・・・・・・!!」
「嘘ばっかり・・・・・・・・・・・」
水銀燈が、パジャマ越しにギンギンに膨張した僕の海綿体に手を伸ばす。
「ねえ人間、これはなぁに?」
「・・・・・・・・・・・これは・・・・・・・・朝、だから、その・・・・・・・・・・」
「じゃあ、これは?」
今度はパジャマ越しに、カチカチになった僕の乳首に舌を這わす。
「ぐぅっ!!・・・・・・・・・」
僕は思わず声をもらす。自分自身でも信じられないが、僕の乳首の性感は、時にペニスを凌ぐ。しかし、男なのに女みたいに胸で感じさせられてるなんて、そんな事・・・・・・・!!
「これはなぁに?」
人形が僕の乳首を軽く噛む。パジャマ越しにもかかわらず僕の身体に電流が走る。
「ひいいいぃぃぃぃっっ!!」
「答えなさい人間。これはなぁに?」
「・・・・・・・・・ちっ・・・・・・・・ちく・・・・・・・・・・びぃぃぃ!!!」
782 :
誰か金くれ:2006/04/03(月) 17:22:36 ID:/0ssuEXn
「ホントお馬鹿さんね人間。・・・・・・・・・ここはちゃんと『おっぱい』と言いなさぁい」
「―――――おっ・・・・・・・・・おっぱい・・・・・・・・あああああああ・・・・・・・・!!」
「そうよね。で、おっぱいがどうしたの?気持ちいいの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
こいつが僕に何を言わせたいかなんて、とっくの昔に判っている。でも、イヤだった。男の尊厳にかけても言いたくない台詞。―――――そして、こいつが何よりも大好きなのは、人が人としてのプライドをかなぐり捨てる瞬間なのだそうだ。
(・・・・・・・・・・・くそっ!くそっ!言うもんかっ!言ってたまるかっ!!)
そう思いながら僕は水銀燈を睨み返す。しかしこいつは、相変わらずのイヤらしい眼で、僕の抵抗をせせら笑う。
「・・・・・・・・くすくす・・・・・・・・・・・まあいいわ。そういう素直じゃない人間も嫌いじゃないからね・・・・・・・・」
そう言いながら、その小さな手で僕のパジャマのボタンを一つずつ外してゆく。
「もっ・・・・・・もうやめろよっ・・・・・・・いい加減にしないと、姉ちゃんに聞こえちゃうよっ」
「あらぁ、それはまずいわねえ。――――でも大丈夫よ、あなたが声を立てなきゃいいだけの話なんだから」
「ひはあああっっっ!!・・・・・・・・くうううう・・・・・・・・!!」
パジャマ越しではない、直に与えられる乳首への刺激は、さっきよりもさらに強烈だった。しかも声を立ててはいけないという意識が、その快感に拍車をかける。
「んふふふふ・・・・・・・・・・・・・・美味しい・・・・・・・・」
その時だった。階段を静かに上ってくる音がしたのは。
(おっ、お茶漬けのりっ・・・・・・・!?何でこんな時にっ?)
「さあて、どうする人間?ドアの外のお姉ちゃんに聞こえちゃうわよ・・・・・・・!」
783 :
誰か金くれ:2006/04/03(月) 17:27:35 ID:/0ssuEXn
トントン、といかにもおずおずとしたノックがドアを打つ。
「――――ジュン君、起きてる?あの、朝ご飯の時間なんだけど・・・・・・・そろそろ起きた方が、いいんじゃないかな・・・・・・・・」
「くすくす・・・・・・・・・ああ言ってるわよ・・・・・・・・どうする?」
「くっ・・・・・・・・くうううう・・・・・・・・!!」
「答えてあげないのぉ?あなたのだぁい好きなお姉ちゃんなのに・・・・・・・」
答えるもクソも無い。食いしばってる口をあけたが最期、どんなボリュームで喘ぎ声が飛び出すか、もう僕自身にも予想がつかない。
「・・・・・・・・ねえジュン君、つらいのは分かるけど、せめてご飯の時くらいお姉ちゃんと一緒に食べようよう・・・・・・・。お姉ちゃんだって、すっごく寂しいんだよぅ・・・・・・」
その切ない声に、僕は胸を締め付けられる。
「・・・・・・・・・ふふふ・・・・・・ほんとにいい子ねえ、あなたのお姉ちゃん」
――――そうだ、僕自身そう思う。僕のこれまでの人生の中で、姉ほどに純粋で、陽気で、元気で、人を和ませる女性はいなかった。だからこそつらい。そんな姉を暗く沈ませている僕自身の後ろめたさが、快感に支配されていた魂に冷水をぶっかける。
(・・・・・・・姉ちゃん・・・・・・・・・)
「――――あああっ!!」
まさしくその瞬間、僕の心が、快楽の海からポッカリ顔を出した瞬間を狙って、水銀燈は再び僕をその海に叩き込む。その黒羽の微妙な振動が、舌や指とは比較にならない刺激を僕の乳首に与えたのだ。
「ああああああああああ!!!!!」
「―――――ジュン君?ジュン君!?どうしたの!?ねえジュン君!?」
「何でもないぁぁぁぁああああ!!!何でもない!何でもないから・・・・・ひいいいいい!」
「何でもないって・・・・・・ジュン君何をしてるの!?ねえ!ねえったらっ!!?」
JUMピンチwwwww
水銀燈まじ鬼畜wwwwww
銀様wwwwwww
787 :
ワッフル屋:2006/04/04(火) 00:42:11 ID:cbtacqEG
この流れで非エロはもうしわけないとは思いながらも少し卸します
翠&蒼編C(
>>750から)
まずい!逃げなくては!
うまく力の入らない下半身に渇を入れてなんとか俺は部屋を飛び出した。
窓から差し込む夕日に照らされた廊下はまるで炎に包まれたかのようにも見える。
俺は壁に左肩をあずけ、思うように動かない足を引きずるように階段に向かった。
傷口をおさえる右手の指の間から、とめどなく血が溢れくる。
「ぐ・・・うぅ・・・」
涙がぼろぼろとこぼれた。
血を流しすぎたせいか、それとも強烈な殺意を一心に受けたせいか。
喉がからからに渇き、頭は割れるように痛む。眩暈と吐き気も止まらない。
最悪の気分とはこんなことを言うのだろう。
このままここで寝てしまおうか・・・
半ば、諦めにも似た思考が脳裏に浮かんだちょうどその時、背中越しに声をかけられた。
(省略されました 続きを読むにはエスケープエスケープと書き込んでください)
788 :
ワッフル屋:2006/04/04(火) 00:43:37 ID:cbtacqEG
翠&蒼編D
『人間っ!早く逃げるです!早くっ!』
霞みかけた目が覚める。声は部屋の中から響いてきていた。
翠星石!
そこで俺は混濁した意識の中でやっと我を戻した。一体、何をしていたのだろう。
翠星石を残して一人で逃げ出すなど・・・
「翠・・・せ・・・い・・・石・・・!」
身体を壁にあずけたままごろりと回転して方向を転換する。
『やめるです蒼星石っ!』
『何故だ!?何故邪魔をする!?』
言い争う双子の声。部屋までの数歩の距離がやけに長い。
まだ朦朧とする意識に届く二つの声はミキサーにかけた二つの果物のように混ざり合う。
『お願いだからもうやめ』『ふざけるな』『僕らの絆を壊す奴は』『だめ』
『何故だ』『だって』『翠星石は』『やめろ』『だまれ』『あの人が』『言うな』
『だって』『だめだ』『やめて』『やめろ』『守る』『殺す』『 』『 』『 』『 』『 』『 』『 』
溶け合って一つになっていく声を聞きながら一歩ずつ部屋に歩み寄る。
「ぁぐぅっ!」
やけにクリアな悲鳴が聞こえたのは部屋に辿り着き
入り口に手を掛けた瞬間だった。
ごとり、と音がした。
(省略されました 続きを読むには『 』『 』と書き込んでください)
さぁ!!エスケープエスケープ
さぁ!はやくはやく
『 』『 』
『 』『 』
『 』『 』
『 』『 』
『 』『 』
もう今までの流れには戻せそうもないな…
796 :
ワッフル屋:2006/04/04(火) 02:20:04 ID:cbtacqEG
翠&銀様編B(
>>753から)都合により、かなり本気で書きました。
水銀燈はそう言ってスカートを自らまくりあげその白く美しい足を
誇らしげに見せつけながら俺のものを踏みつけた。
「うあぁっ!」
身体中で最も敏感なところを乱暴に刺激され、思わず悲鳴が漏れる。
「あらぁ?ちょっと強くしすぎたかしらぁ・・・ごめんなさぁい」
くすくすと笑いながら水銀燈は爪先で俺のものの輪郭をじわじわとなぞる。
強烈な痛みの後の優しい愛撫に狂おしいまでの快感がこみあげた。
「くすくす・・・ねぇ、翠星石ぃごらんなさいよぉ?
ボウヤのおちん○んが私の足でこぉんなにおっきくなっちゃったわよぉ・・・」
中空に固定された翠星石が俺の股間の見える位置へと飛ばされてくる
「やめるですぅ・・・もう、やめてぇ・・・水銀燈・・・」
翠星石がぽろぽろと涙を流して哀願するも
水銀燈はまるで無視して俺への攻めを彼女に見せつける。
「すごぉい!こんなに堅くなってるわぁ・・・
ボウヤってば、足で興奮しちゃうんだぁ?踏まれて気持ちいいのねぇ」
先端の丸くなったあたりを指先で刺激され、思わず腰が浮く。
「あはぁ・・・あなた、ここが弱いのねぇ・・・」
それに気づいた水銀燈はブーツを脱ぎ捨て、生足になる。
そして竿の付け根から上部へつつっと指を沿わせたかと思うと
先端との境目の部分をきゅっと足の指で掴んだ。
「水銀燈のいじわるぅ・・・もうやめるですぅ・・・」
「えぇっ?どぉしてぇ?彼だってこんなによろこんでるのにぃ・・・
いじわるだなんて翠星石ってばひどぉい・・・くすくす・・・」
足の指で先端を締め付けてキュッキュッとしごくと同時に
やわらかい足の裏が反り返った竿のあたりをこするり上げるように踏みこむ。
「あぁぁ・・・だめっ!潰れちゃうですぅ・・・!」
「このくらい平気よぉ・・・ね?きもちいいでしょぉ?」
そう言って今度は袋のほうに足を運び、足の甲でさすりあげる。
「あん、かたぁい・・・おちん○んもたまたまもぱぁんぱぁん・・・
破裂しそうで苦しそうだわぁ・・・今、楽にしてあげるぅ・・・」
(省略されました 続きを読むには銀様銀様と書きまくって下さい)
銀様イラネ
銀様銀様!
最近前にいた職人さん来ないね
おにく!おにく!
>>796 そういうのはいい加減やめてくれ。
無駄にスレ消費するだけだからさ……。
>>801 同意。
他のSSを投下しづらい雰囲気になるし。
803 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 07:49:28 ID:WzxhgdpX
おにく氏来ないのかねぇ
あの人の書いたの好きなんだよなぁ
読み手側が今後自重すればいい話じゃね?
ワッフルネタである以上形式として仕方ない面あるし。
感想がある者がついでに
銀様!銀様!
するくらいにとどめれば迷惑にならんだろ。
盛り上がれば何でもいいんだよ。
アレもだめ、コレもだめなんて言ってるとスレが死ぬ。
疑問なんだが、スレを消費すると何か悪いことが起こるのか?
現状でも普段より1日10か20程度レスが増えてるだけだし。別に実況スレみたいになっているわけでもないし。
あと、どんなときにも職人の投稿は
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカしながら待ってる。
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
投下し辛いです安西先生
810 :
ワッフル屋:2006/04/04(火) 11:31:30 ID:cbtacqEG
なんか空気ぶち壊したみたいですね
迷惑かけた他の職人さん達にも住民の皆さんにも謝罪します
ごめんなさい。
形式変える気はないので、やっぱり他の所でやることにします
ええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!
ここまできて他の所かよぅ!!!!
ええええー
お話全部中途半端にしたままさよならって
813 :
809:2006/04/04(火) 12:27:42 ID:4oYPNpCO
>>810 お、俺が言った投下し辛いって議論してたら投下し辛いって意味だからな?
読む側が
>>806のように感想の後に 銀様銀様 って書けば良いって事だろう
だから別に投下して大丈夫でしょう。
>>810是非投下してくださいな。
815 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 13:46:01 ID:WzxhgdpX
サバイバルサバイバル
じゃなかった、『 』『 』
819 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 16:27:13 ID:22fo/zaH
ワッフル ワッフル
春はどこでも荒れるねえ…
需要があるかどうかわからんが、続き物。NG女体。まあ換気ってことで。
注意事項が多いが蒼い子がおにんにん装備なのでほとんどオリキャラかも知れんね。
気に障ったらごめん。
今、ジュンの目の前には四つの鞄がある。
「あいつらも来てるのか」
翠星石に蒼星石。オッドアイが特徴的な双子のドール。
(よかった……)
自分がいなくても真紅には姉妹がいる。考えてみれば当たり前のことだが、いくらか心が軽くなったように感じた。
深夜――。眠りの時間をとうに過ぎて、ジュンはひとり、寒々しいかつての自室に佇んでいた。
『お別れの挨拶くらいさせてあげるわよぉ?』
薄ら笑う水銀橙の言葉が額面どおりでないことはジュンにも理解できた。しかし、何も言わず背を向けてしまうことも、彼にはためらわれた。
真紅に、そして姉であるのりに。これ以上無用の心配をさせるわけにはいかないと考えたのである。
――突然いなくなってごめん。僕のことは心配しないでくれ。
お定まりの書置き文を綴って、ジュンは当惑した。一体、今の自分の境遇をどう説明すればいいのか。
もちろん、こんなものは嘘だって構わない。構わないがそれにしてもあの強情なふたりを納得させるだけの名文句は浮かびそうになかった。
「くそっ!」
思わず張り上げた声。しん、と辺りが静寂に帰るのがわかった。
「誰!?」
(やばっ!!)
ジュンはとっさに振り返った。冷静な状態ならば逃げるという選択肢もあったかも知れないが、
移動手段が徒歩しかないのではそれもたかが知れているというものである。かくて――
「蒼星石……」
「え?きみは……ジュンくん?」
悲劇の幕は開いたのだった。
「ずいぶん、かわいくなっちゃったよね」
堅物な蒼星石を納得させるのはかなり骨が折れた。結局、ほとんど事実をそのまま話すことになったのは、
彼女の刺すような視線に耐えかねたからだ。水銀橙に連れ去られたこと。争いになって、おそらく命の危険にさらされた結果、
身体がドールへと変わったこと。
言わなかったのは、自分が水銀橙に敗れ去り、従わざるを得なくなったその経緯についてだけだった。
「言うなよ。気にしてるんだから」
肩の荷が下りれば、あとは気心の知れたもの同士。ジュンは久しくなかった柔らかな空気の中にいた。
(そういえば、こいつと話したことってあんまりなかったかな……)
「ねぇ」
「ん?」
「その服。この間来てた雛苺のマスターとおそろいなんだね」
「おそろいっていうか……、学校の制服だからな」
改めて指摘されると気恥ずかしさが先に立つ。以前と変わらない面差しでこんな格好をしていると、女装といわれても仕方がないように思う。
自分でもなぜこんな「最悪」な取り合わせなのか恨めしく思っていたが、今のところ自分に合う服はこれしかないようなので着回すほかないのである。
「いいなぁ。なんだか女の子って感じで」
蒼星石がほぅっと息を吐きながら言った。
「なに言ってんだよ。そっちは正真正銘の女だけど、僕は男で、行きがかり上こんな格好してるだけなんだからな」
「正真正銘……ね」
呟いて、蒼星石はジュンに近づいてきた。一歩、二歩、、ついには、息がかかってしまうほど、近く。
「蒼星石……?」
妖しさを孕んだ笑み。端正な顔を歪ませる狂気。
蒼星石はおもむろにタイを解いた。瞳はジュンのそれを捕らえるようにまっすぐ前を向きながら。
あらわになる蒼星石の肌。最高の人形師の手によって磨かれた肌。
「これでも……?」
「!!…おまえっ……!?」
その完璧な造形。少女の美を讃える真白の曲線。そして、すべてを嘲笑うかのように屹立する、男性器。
ジュンは思わず息を呑んだ。蒼星石はそれだけでも目を奪うほど美しい少女の肉体を晒しながら、
同時に禍々しい凶器をも自分に突きつけているのだと感じた。凶器――。見慣れているはずのペニスを、そう見做して
恐れてしまうのはなぜなのだろうか。
「……レンピカ」
「え?」
じゃきんっ、
鋭い刃音。金色の鋏でジュンのセーラーが両断される。反射的に動いた身体はバランスを失い、ジュンは床に身を投げ出した。
「ぐぅっ……」
右腕に痛みが走る。見れば、蒼星石が自分の腕を踏みつけている。
「おとなしく、していて……」
冷たく、重い声。腕から力が抜けるのを見とめて、蒼星石は脚を離し、自分もジュンに折り重なるように体を横たえた。
「すごいや。こんなところまでちゃんと女の子なんだね、ジュンくん……」
言いながら、蒼星石の指はブリーツスカートの下でジュンのクレバスをなぞっていた。
うっとりとした声音。それにそぐわない怜悧な感情に、ジュンはその身を僅かに縮ませる以外、抗議の手を持たなかった。
「ここでしたこと、ある?」
「あっ、、あるわけないだろっ!バカ!」
顔を耳まで真っ赤にして、ジュンは否定した。指示語でぼかされた箇所が何を意味するのか、多感な年頃の少年にはわかりすぎるほど
わかってしまったのだ。
そんなジュンに、蒼星石はしぃっ。と子供をあやすように言った。
「僕はどっちでもいいけど、あんまり騒ぐとみんな起きちゃうよ?」
「だったらやめろよ……。あぅっ!」
クリトリスを押しつぶされ、ジュンは痛みと快感に震えた。鋭さを伴った快感は、痛みと同じように身を焼くものでしかなかった。
その後も、蒼星石の指は執拗にジュンの下半身を責めた。見えないというのは人の快感を増すようであるが、ブリーツスカートに
隠れたそこは下着の上からでも敏感すぎるほど敏感であった。
「濡れてきてるよ。まだそんなにしてないのに」
「なっ?」
「淫乱、なのかもね。ジュンくんって」
「誰がだよ!?」
きみが。と、認めたがらないジュンに蒼星石は言った。
「こっちと、おっぱいでされるのと、どっちが好き?」
知る由もない。そんなことを比べられるほど、ジュンはこの体に詳しいわけではないのだ。
嫌というほど繰り返された水銀橙からの陵辱には、ただ濁流に飲まれる枯葉のように身を委ねる他なかったのだから。
そんなジュンの反応に、蒼星石はくすりと喉を鳴らした。
「じゃあ、試してみようか」
蒼星石が体をずらした。半身だけジュンに預けるようにして、蒼星石は横合いからジュンの
乳房を柔らかく揉みあげた。
「ん……っ」
なんとなく、愛撫を受け入れかけているジュンだった。刺激が優しくなってきたせいもあるかもしれない。
水銀橙が追い立てるように責めてくるのに比べて、蒼星石は音楽でも奏でるようにゆったりとジュンを高めていった。
ぴん、と頂点を弾かれるのも、今は心地よいアクセントになっていた。
「ふゎっ……」
軽く絶頂を迎える。「気持ちいい」と思いながらこの瞬間を迎えたのは、ジュンにとって新鮮な体験だった。
「ふふっ」
そんなジュンの反応に満足したのか、蒼星石は笑った。
するり、と、ジュンのショーツを脱がす。もうジュンは抵抗することをやめ、むしろこの甘い体験をもっと味わいたいらしかった。
求めるように腕を空に向かって伸ばし、身をくねらせていた。
「入れるよ」
だから、蒼星石がそう言った時、何を意味しているのか、ジュンには正確に理解することができなかった。
「ああああああっ!!」
絶叫。そう言っていいだけの叫びが、ジュンの喉から搾り出された。
蒼星石は一瞬目を丸くしたが、仕方ないな、という風にため息をひとつついただけであった。
「蒼星石ぃ!おっ……おまっ」
言葉にならない。ひゅっと吸い込んだ空気が入り口を間違えたのか、代わりにごぼごほと咳き込んでしまう。
「ずいぶん、すんなり入っちゃったね」
「な、何を……」
苦しい。下腹部を覆う圧迫感に、ジュンは顔をしかめた。
「もう乙女じゃないんだ」
体を横たえていては、蒼星石の表情を完全に伺うことはできない。
「相手は水銀橙かな?」
まぁ何でもいいけど、と呟きながら、蒼星石はゆっくりと体を動かし始める。
「あうっ!」
ジュンはそぞっ、と膣内を蠢く感覚に震えた。二度、三度と繰り返されるうちに、寒気だと感じていた刺激がぴりぴりとした快感に変わっていく。
「こんな身体じゃ、僕はきっとアリスに相応しくないけど……」
いつしか身体を桃色に染めた蒼星石が
「僕にはすべてを壊すことができる……っ!」
言うのだった。
「ああっ…は……っ、くぅ……ん」
蒼星石との交わりは長かった。槌を打たれるように力強い刺激は、ジュンを明らかに快楽の海へ導いていた。
「ジュンくん……。僕ももうすぐ……っ」
張り詰める蒼星石。射精感が全身を駆け巡り、目を瞑りながらそう宣言した。
びぅっ、
と迸る音を、ジュンは確かに聞いた。もっとも、それがなんなのか理解するには、やはり若干の時間が必要だったのだが。
そしてその思考の空白の間にも、蒼星石は律動し、白濁した精をジュンの中に送り込んでいった。
「あはぁ……っ」
ジュンは焦点の定まらない瞳で小さく笑った。精液が走る刺激さえ、今のジュンには心地よいらしい。
「ジュンくん……」
ふたりは一度も目を合わせることなく、その情事を終えた。
「二度とこんなことするなよっ!蒼星石」
気絶から醒めたジュンは、元気だった。
「ごめんよ。でも、きみも気持ちよかったみたいだし別に……」
「何が別にだ!こっ……こんなの、強姦、じゃないか」
「していいか聞いたら、させてくれたの?」
「誰が!!」
「ほら怒った」
「当たり前だ!」
喧騒の後、蒼星石はふっ、と火が消えたように何も言わなかった。
「おい、蒼星石――」
「ほんと、ごめん。でも、たまらなかったんだ。ジュンくんがキレイだったから。すごく」
ジュンが見たのは、悲しい笑みだった。
「時々、本当に思うんだ。どうして父さんは僕をこんな風に造ったんだろうって」
「……どうして、みんなみたいに……」
蒼星石は涙と一緒に言葉を飲み込んだ。潤んだ瞳が、ジュンには痛々しかった。
――「落ち着いたか」
ジュンはすすりなく蒼星石を抱きながら言った。
うん。頷く蒼星石を見て、ジュンはその腕をほどいた。
「あいつらは?」
「みんな出てるよ。きみを探しに」
そうか。ジュンは笑う。
「この、嘘吐き」
きみだって。それは夜の闇に掻き消えてしまいそうな、か細い声だった。
「蒼星石。なんとか、ごまかしといてくれ」
「どうやって、さ」
「お前らのためにならないことは、しないから」
水銀橙がなにを言っても。とジュンは言外に伝えた。
「うちの妹は、、言ったって聞かないよ」
「知ってる……」
最後は、別れにすらならない、そんな言葉だった。
ジュンはぽっかりと開いた入り口に飲み込まれるように、消えた。
蒼星石は追うこともせず、ただその場に立ちつくしていた。
女体化ムヒョー
おにんにん蒼キターーーーーーーー!!!!!!!
おにんにんランド開園ですか?
良作の直後に流れをぶった切って投稿するROM専だったなんちゃって職人です。
エロなしの前置きが長いのでエロになったら注意書きを入れます。
て言うか今投下出来る分はエロないっす。ガチエロ派はスルーお願い。
何となくジュン×真紅。
その日も唯穏やかに日は沈み、何時もと変わらない夜を過ごす。
食器を片付けるのりとそれをせっせと手伝う翠星石。
雛苺はソファーに座るジュンに遊んでもらいながら(よじ登りながら)テレビを見ている。
それを不服そう睨みながらも、テーブルに座ったまま本を読んでいるのは真紅である。
やがて時を知らせる居間の鳩が九回鳴く頃には人形達もジュンの部屋に戻り、
新しい朝を迎える為にやがて眠りに就く。そんな変わらない日常。
ただそんな日常も、これから少し逸れる事となる。
「...お前、まだ寝ないのか?」
パソコンのディスプレイから視線を外し、回転軸のあるイスごと身を捻る。
そこには閉じた三つの鞄と、くんくんのぬいぐるみを抱きしめたまま読書にふける真紅の姿、
そのまま目線を上げていけば、とうの昔に九時を過ぎ、
午後二桁目の時間に差し掛かろうとする壁掛け時計がある。
人形達の中でも特別数字にうるさいのが真紅だ。
紅茶の温度が2度違うだの、用意するのが28秒遅いだの、
ストップウォッチか温度計でも内蔵してるのではないかと本気で疑える。
そして彼女が最も尊重する最優先事項は睡眠時間である。
例え何が起きても(部屋のガラスが割れても)九時に就寝することより大事な事は無いと言う程で、
そのおかげでジュンは今までに2回程被害に遭っていた。
兎も角、最も時間にうるさいはずの真紅は、今日に限って依然眠りに就こうとしないのだ。
「どうしたんだよ。いつもなら二分過ぎただけでも大事だとか言ってるのに」
声を掛けても全く反応を示さない。眠っている訳ではないようだ。
「おい、真紅。一体どうしたんだよ。」
やはり沈黙。
何かがおかしい。いつもの彼女なら本を読んでいる間でも話しかければちゃんと応じてくれた。
読書の間にも周りの変化には気を配っていて、集中していても話しかける相手を無視するなんて事はなかった、と思う。
>>830 「はぁ...。何なんだよ、ったく」
人が珍しく心配してやっているというのに。
視線をディスプレイに戻すも、ネットサーフィンも興が冷めてしまった。
どうしたものかと考えていたら、喉の渇きを感じたので自室を後にし、居間へ降りる事にした。
「......。」
ガラスのコップに水を汲み、喉を鳴らしながらそれを飲み干す。
軽く濯いで乾燥棚にコップを置いて、自室に戻ろうと振り向けばすぐ後ろには真紅がくんくんを脇に挟み、立ったまま本を読んでいた。
「お前も何か飲むか?インスタントで良いなら紅茶も入れられるけど。」
顔を本に隠したまま、ふるふると首を横に振る。はて、こんな光景を以前にも何処かで見たような...。
「あ、そう。」
いらないというのなら別に気を遣ってやる必要もない。廊下へと繋がる扉に手を掛け、誰もいなくなったリビングの電気を消した。
「きゃっ」
「はぁ?」
なんだ今の奇声は。慌てて電気を付けて辺りを見回す。が、さしあたっておかしな所はない。
「真紅、今何か...」
...真紅。もうしかして今の真紅の...?
一瞬よぎった考えは一瞬のうちに捨て去られた。まさかあの真紅があんな声を上げるなんてありえない。
ジュンの今までの経験がそう語る。しこりが取れない気分ではあったが、付けた電気を再び消してジュンは真紅と共にリビングを後にした。
やはり何かがおかしい。
十時を過ぎても真紅は眠ろうとしないし、特に用事もないのに家を(くんくんと本を抱えて)歩き回っている。
>>831 何かがおかしい。トイレの前で座りこんで自分を待っているなんてどう考えてもおかしい。
自分を、待つ...。そこまで考えて、ジュンは今日一連の出来事を思い返してみる。
起床、朝食、翠星石の鞄に落書きしようとする雛苺。雛苺に呪いの人形達を投げつけ防衛戦を演じる翠星石。
昼食、おやつの用意をするのり。録画したくんくんに見入る真紅。
三時のおやつ、自分も手伝ったのだと袋に詰めたクッキーを振り回して力説してくる翠星石。
夕方、くんくんをやってとぬいぐるみを押しつけてくる雛苺。
いつもの夕飯。食後、食器を片付けるのりと翠星石。
テレビを付ける雛苺。やっていたのは心霊写真を特集したいわゆる恐怖もの。
テーブルに座ったままの真紅。食器を片付け終えて一緒にテレビを見始め、スピーカーから聞こえてくる悲鳴に悲鳴を上げ抱き合うのりと翠星石。雛苺は歓声を上げて抱きついてくる。
リビングを駆け足で出ていく真紅。そしてその数分後、くんくんのぬいぐるみと本を抱えて戻ってきた真紅はソファーには座らずテレビから背を向けるようにテーブルのイスに腰掛けて本を読んでいた。
「...あ。」
やっと線が繋がった。家を歩き回っていたのは僕が部屋を出た時でそれは一人になりたくないから。リビングの電気を消した時に奇声を発したのはやはり真紅で、突然の暗闇に驚いたのだろう。まあ、要するに
「お前、さっきやってた番組が恐くて眠れないのか?」
かぁっ。
図星のようである。
「そういえば、前にも似たような番組見て怖がってたもんな。なんだっけ、鼻毛が伸びる堅滝氏の看板人ぎょ」
笑いながらも記憶を思い起こそうとするジュンの言葉は最後まで聞こえる事はなかった。真紅が投げたミニカーが見事ジュンの眉間に命中したのだ。
「そ、そんな事ある訳ないじゃない。わわわ私はただこの本がとても面白いから...」
「本、逆さまだぞ。」
タイトルは見た事もない字ではあったが、金箔の文字が本の下腹部に押されていて、糸のしおりが下から垂れ下がっている本は世界広しといえどそうそうあるものではない。
>>831 指を指して指摘したら今度はその逆さまの本がジュンの顎を打った。
「お前な、いい加減にしろよ。て言うか、こんな重たいもの投げるな!」
「ふん。下僕の癖に生意気な事を言うからよ。当然の報いだわ。」
「そんな事言って、いいのか?部屋の電気消すぞ。」
「...」
「.......」
「............」
「....悪かったよ。」
無言の抗議におれ、謝ったのはジュンである。いや、悪いことしたのか、僕...。
「で、どうするんだよ。鞄の中は暗くてヤなんだろ?」
とは言った所で、電気を消せば部屋だって暗い。まさか寝ないなんてことは無理だろう。
現に真紅の目はとろんとしていて、気張ってはいるが大分眠そうである。
「...寝てもいい?」
「は?」
微かに唇が動いたようにも見えたが、声があまりにも小さく前半部分を上手く聞き取れなかった。
「...しょに、寝てもいい?」
「だから聞こえないって。もっとハッキリ言えよ。」
「だから、一緒に寝ても良いかと聞いてるのよ!」
「..........え?」
なんだかかつて無い程高圧的な態度で、かつて無い程とんでもない事を言われてはいないだろうか。真紅が、僕と一緒に、寝る?
「まったく、あまり恥を欠かせないでちょうだい。」
そういってずかずかとジュンのベッドに向かい。飛び乗った。自分から聞いておいて了承を得ていない事にジュンも、当人である真紅も気付いていない。それ程二人の気は動転しているらしい。
「もう十一時じゃない。さ、早く寝ないと明日になってしまうわ。」
「あ、いや、なぁ真紅。」
「何よ、うるさい下僕ね。まだ何かあるの?」
「一緒に寝るのは良いけど、お前その格好で寝るのか?」
赤色で統一されたフリル一杯のドレス、靴下に靴まで履いている。そう言えば人形達は何時もあの小さな鞄で寝ているが、あんな狭い所で息苦しくはないのだろうか。
>>833 「寝苦しくないか?それ以前に服にしわが付くと思うんだけど」
「確かにそうね。ジュン、私の着替えを出してくれるかしら。」
そう言った真紅は、ヘッドドレスのリボンを解き始めた。既に服を脱ぎ始めているという事は自分で着替えを取りに行くつもりはさらさら無いのであろう。
理不尽な命令よりいつもの調子を取り戻してくれた真紅に安心したのか、ジュンもさして文句は言わず、タンスの引き出しから真紅用のセーターを取り出す。その頃には真紅もドレスを脱ぎ終えたようで下着だけと言う姿をしていた。
「ほ、ほら」
「ご苦労様。ありがとう、ジュン」
なるべく直視しないようにそっぽを向きながらセーターを渡してやる。
恥ずかしかった。人形とはいえ女性の下着姿。それを見てしまった事ではなく、それを見て一瞬でも感情が高ぶってしまった事が恥ずかしい。
申し訳ないという気持ちが、真紅を直視する事を拒んだのだ。
「はぁ。人間の雄はやはり下劣ね。」
「なっ」
何で判った。と声に出す前に答えが出た。そう、ローゼンメイデンは己のミーディアムの持つ無意識の海の領域を共有する事でその真価を発揮する。
故に時折、ミーディアムたる人間の心が流れ込んでくるのだと以前真紅は言っていた。
何も不思議な事はない。その現象が今まさに起きたという事である。
「まあいいわ。真っ赤な顔していないで、着替えも終わったのだから早く寝ましょう。」
「え。あ、あぁ。」
一体何が『いい』のだろうか。もっと何か言われるかと思った。予想が外れたと言ってもそれはむしろジュンにとって都合のいいはずれ方だったので、大人しく従わせてもらう事にした。
パソコンはディスプレイだけ電源をおとし、常夜灯を残してスイッチを切った。今度も悲鳴を上げるのかと一瞬警戒したが、当の真紅は既に眠ってしまっていた。
長針は本日二十四周目を四分の一程終えた所。本来の就寝時間は二時間以上前に過ぎてしまっていのだから、さすがにもう限界だったのだろう。
あれだけ怖がっていたのに、自分のベッドで安らかに眠る彼女の顔はジュンにとって嬉しくもあり恥ずかしくもあり、少しだけ興奮してしまった下半身が情けなくもあった。
「....お休み。」
一緒に寝るのは良いけど。
思い返せばとんでもない爆弾発言だ。聴き方次第では何か違う方向にすら発展しそうである。
本当に宜しいものかと悩みながらも、真紅が言い出した事なんだと自分を宥めた。
極力揺らさないようにしてベッドに潜り込み、最後の良心が真紅の身体から限界まで距離をとった。
剥いだ布団をそっと被り直し、枕元の棚に外した眼鏡を置く。
発光塗料で光時計の針を見つめながら、鳴りやまぬ鼓動を押さえつけ、ジュンもまた迫りつつある睡魔に身を委ねる事にした。
続きを続きを
836 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 21:22:01 ID:WzxhgdpX
お、おにんにんがはち切れそうですッ。
は、早く楽にさせて下さいッ!
一般論だけど、自分が書きもしないくせに、スレが自分の気に入る雰囲気になっていないからと
いって喚き散らす莫迦の思考回路が理解できない。
(
>>818とか
>>801とか
>>802とか
>>804とか)
>>804は自称「職人」だそうだけど、淡々と投下すればいいだけの話なんじゃないか?
一般論だけど、わざわざ蒸し返すのはどうかと思う
ワッフル氏も('A`)氏もおにく氏も、皆もう帰ってこないのかな…
名無し@じょーたろう氏や薔薇薔薇氏、アクセル氏も最近見ないね。
842 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 00:17:57 ID:vSQnjBkB
双剣氏も
ああ、新しい職人さんの作品ももちろん面白いけど、以前の職人さんたちの作品も読みたいよな。
別に作品の投下自体はいいんだけど
>(省略されました 続きを読むには〜
これでスレ的に他の人が投下しにくい雰囲気になるんじゃないかなと
846 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 02:47:04 ID:OiSLu50v
つかここ、前からあるし
>>844 続きものなら「ヒキ」を作るのも作品のうちなんじゃないの?
それで成功してるのにケチをつけるのはどうかと思う。
特に
>>804みたいのは自分のネタで空気を作れないヘタレの負け惜しみにしか見えないな。
849 :
北端:2006/04/05(水) 06:02:55 ID:rmjLYdx4
その日の午後は、暖かく気持ちのいい日差しがさんさんと降り注いでいた。
「ジュンー、お話があるのなのー。」
穏やかな笑みを浮かべた雛苺が部屋の入り口に立っている。
「どうした雛苺?その手に持っているDVDはなんだ?」
「このDVDにはねー、不登校の中学二年の男子児童が幼い少女に暴行を加える動画が入ってるの」
ジュンはとまどって額にしわを寄せ、それからじわじわと恐怖に襲われはじめた。
「・・・どうして・・・それを・・・?」
ジュンが唇をわななかせながら尋ねたとき、雛苺の後ろから、険悪な表情をした真紅が現れた。
「ジュン、あなたはもうお終いよ」
「真紅?一体何を言ってるんだ?」
全てを悟ってなお言い逃れしょうとするジュンに哀れみの声がかかる。
「ちび人間、観念しやがれです。お前は調子に乗りすぎたんです」
「翠星石・・・。」
ジュンは両手を握りしめていた。胸が上下に波打ち、とめどもなく後悔の念が押し寄せてくる。
対照的に、雛苺は不気味なくらい落ち着いていた。
「ジュンー?楽しかった?ひきこもりのくせにこんな可愛い人形に囲まれて生活できるなんて。でも、人生そんなに甘くないのよ?
行動に結果と責任は付きものなの」
ジュンが突然、雛苺に突進し、可愛らしいドレスの胸倉をつかんで小さな手からDVDを奪った。
「嘘だ!」 彼は金切り声をあげた 「いえ!嘘だといえ!ーーーーー」
冷たい金属がジュンの首の後ろにふれた。蒼星石のハサミだ。
「それを許すわけにはいかない、ジュン君」
ジュンは・・・しかし、確かめずにはいられなかった。あの光景を真紅に見られたのかどうか・・・。
「DVDには何が保存してあったんだ、真紅?いってくれ!」
真紅の手はふるえていた。目から涙が流れる。言葉が出てこない。
「いまいったなの、ジュン」 雛苺が静かにいった。
「嘘だ!」
「いや、真実なの。ジュン」
ジュンはいきなり疲労の波に襲われた。腕の力が抜けて、DVDを足下に取り落とした。
遠くからサイレンの音が聞こえてくる。幻聴だろうか・・・ジュンには確信がなかった。
二時間後、のりは居間で、冷たくなったコーヒーのカップを手にソファーに座っていた。
家の前には警察車両が停まっていた。私服警官と鑑識員がジュンの部屋で作業に当たっている。
ジュンは一時間以上前に連行されていた。
のりは何も映っていないテレビをじっと見つめながら、思いにふけっていた。
体格のいい刑事が作業している一団から離れて、居間に姿を見せた。
「終わりました、桜田さん」
のりにはどうしても聞いておきいたことがあった。
「ジュン君はどうなります?」
刑事は肩をすくめた
「法廷で裁きを受けます。ただ・・・重罪を犯していますし、少年刑務所に送られることはないでしょうが、ある程度の期間は少年院で過ごさなければならないでしょう」
のりの目から涙があふれてくる。刑事はばつの悪そうな顔をして、
「私たちはこれで引き上げます」 とだけ言い残していった。
両親が海外赴任している以上、ジュンの面倒は全て姉ののりが見なければならなかった。
中学校に馴染めず、家に籠もりきりの弟を見るたび、胸が詰まる思いだった。
両親にはなんと伝えればいいのだろう・・・。全て自分の責任であることは間違いない。
のりは決心するとソファーから立ち上がり、キッチンへ歩き出した。
包丁を取り出して、自らの首ーーーちょうど耳のしたあたりーーーに刃を押し当てると、思い切り前へ引いた。
ワッフル氏に限らず上手いSS書きが
雑音を気にして書けなくなるのは悲しいな
投下は元々オナニーと定義されていたし
既に上手い人は書きたいように書けばいいと思うんだが。
雰囲気作りや文章力が足りないと思う人なら意見ももらえるだろうし
某SSwikiでは「投下はもっと自信を持って」という注意書きもあるから
>>804みたいな意見の人もネガにならず投下して評価を楽しむべきじゃね?
まぁ
>>804は自分の事を職人とか言ってる時点で何となく違和感があるが…
本当の職人なら「流れ読まずに投下」これじゃね
>>834 俺はこの日を待っていた!
いつかかならずセーターネタで書いてくれる神があらわれるのを!!!
原作を見て俺の中で真紅+セーター=神という方程式がなりたってるから
セーターを着せた時点であなたは神!!
続き超wktk!!てか、続けて
>>845 これまで保管庫を維持してくれてる管理人氏に失礼だと思わんのか?
つうか、既存の保管庫に不備があるから俺が収蔵してやるって、なんて言いぐさだよ
まとめてくれる人が何人もいるのはいないより良いことだと思うが。
気に入らないならつかわなければいいじゃない。
事後報告すらない秘密の保管庫ってのも前代未聞だな。
その保管庫にローゼンのエロSSが保管され始めたのは、確か今までの保管庫が更新してなかった時だったような記憶が・・
俺なんかは他スレのSSを閲覧する時にそこ使ってるがな。
結構前からあるだろ、その保管庫。
というか、以前にもそのリンク貼られなかったか?
つうか前々スレくらいからあったよ
やってもいいかってレスもあった希ガス
BIRZ立ち読みしてきた。
今月休載なのは知ってたが、「来月も」休載かよorz
860 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 19:42:31 ID:cOqqLWit
>>859 作者公式ブログを読むことを薦める
なんか病気らしい
861 :
ジュン×真紅:2006/04/05(水) 21:48:13 ID:HPbebPjk
>>830-834 続きを投下。
注意書きとしては、『男が精液飲んだ』で。
カチリ、コチリ。
秒針が刻む時の音が部屋に響く。普段聞こえるはずもないような音。それ程に深夜という時間は音が少ない。耳をすました所で聞こえてくるのは、パソコンのファンが回る微かな音と、ジュンのベッドで眠る真紅の規則正しい寝息ぐらいである。
何か音をたてればすぐに聞こえなくなってしまうような小さな音。けれど今のジュンにとって、その小さな音こそが最大の問題だった。
眠れない。
彼女の吐息がうるさすぎて眠れない。本当はとるに足らないような小さな音なのだろう。しかしジュンにとって問題なのは音の大きさではなく、音の表す意味であった。
真紅が自分と同じベッドで眠っている。一瞬でもそう考えてしまうとすぐそこまで来ていた眠気も大気圏の向こう側まで飛んでいってしまう。
早く眠ってしまおうと硬く目を閉じても、敏感になった聴覚が拾ってはいけない音を拾ってしまう。気を紛らわそうと向かいの壁にある壁掛け時計を眺めていても、やはり音は響いてしまう。どうしようもない悪循環。睡魔は自分を夢の世界へ連れ去ってくれる気はないようだ。
中学二年生と言えば、個人差はあれど精神肉体ともに大人へと近付きつつある年頃。男の子から一端の男性へ。ジュンも勿論例に漏れる事はない。
巴やのり、そして人形達。ふとした瞬間脳をかすめる想像に何度自己嫌悪に陥った事だろう。人形なのだと言い聞かせても、そんな言葉は便宜上のものに過ぎない事は知ってしまっている。
やわらかさ、あたたかさ、そして彼女たちは心を持っている。何かを好み、何かを嫌い、何かを怖がり、何かを慕う。
人形である事を理解した上で必死に生きる彼女たちの姿はある意味では人間よりも人間らしいと思う。そんな姿を見てきたジュンだからこそ、例え想像の中でも彼女たちを汚す姿に興奮してしまう自分が許せなかった。
別にやましい気持ちがあって真紅をベッドに上げた訳ではない。それ以前に一緒に寝ると言い出したのは自分ではなくて真紅の方である。後ろめたい事なんて何処にもないはずなのに、得体の知れない罪悪感がジュンを襲う。
「はぁ...」
ため息をつきながら両手で顔をぬぐう。そのまま両手は頭の後ろで組み、後頭部の下にしいた。
>>861 「ジュン?」
「あ。ごめん、起こしちゃったか?」
寝返りを打ってみたり、突然うめいてみたり。あれだけ音を立ててむしろ起きない方が不自然だろう。突然声を掛けられても何とか表面上は平静を保ったものの、顔は直視出来なさそうだったので天井を睨み付ける事に集中した。
「眠れないの?」
「ん、まあな」
「淫らな事を考えていたの?」
「!!?」
果たして、よく心を読まれてしまう日というのでもあるのだろうか。
思わず吹き出しそうになった所を、真紅の指がそれを制した。唇に触れたのは彼女の細くやわらかい指。暗闇の中で目が合うと、真紅は柔らかく微笑んでジュンの唇に自分の唇を合わせた。触れるだけの、短いキスである。
「仕方のない下僕だ事。良いわ、今夜だけ貴方の望みに付き合ってあげる。」
そう言って、顔を赤くしながらも真紅はもう一度微笑んだ。
体格差のある真紅を下にさせたら押しつぶしてしまうのではないだろうか。妙にピントのずれたジュンの言葉に苦笑しながらも、仰向けに横になるジュンにまたがりもう一度唇を重ねる。
「ん...ちゅ..ぅ、んっ......」
今度はお互いの舌を絡め合う深い深いキス。相手の歯を舌でなぞり、舌を絡め、溶け合う事を望むように唾液を貪った。
「...む..、んむ......ぅ....ハァっ...」
貪り合う二匹の蛇。深い息継ぎと共に離れた二人の唇は細く糸を引いている。それを愛おしそうに舐めとるのは真紅の舌。常夜灯で照らされる姿は微かにしか見えないが、鮮明に響く乱れた吐息がより感情を高ぶらせた。
ジュンの上半身に背を向けるようにまたがり直す真紅。ズボン越しに激しく自己主張をするソレを解放し、雄々しく天を仰ぐ肉棒に彼女の指がそっと触れた。
「ぁ...これが、ジュンの.....」
撫でるような触れ方は優しくもどかしい。感情だけが上り詰め、体感する快楽はそれに達してくれない。
期待sage
>>862 「しん、く...もっと、さわって...」
包むようにして真紅の手ごと己の肉棒を握る。僅かに戸惑う冷たい指先が心地良い。導くようにそっと、真紅の手を握って上下に動かした。
「ぅ、ぁあっ..」
「...あら、ジュン。可愛い声を出すのね」
震えていた指先も、何時しか自分だけの力でソレをしごいていた。段々と速度を上げていくその動きにジュンはただ声を漏らす事しかできない。
「く、ぅ...あ..んん...あぁあ!」
「すごい、こんなに....」
はき出された白濁はソレを掴んでいた二人の手に降りかかる。しばらくぼんやりとソレを見つめた後、身をかがめておもむろにジュンの手に掛かった白濁を舐め取り始めた。一通り舐め取ったら次は自分の手。そして、最後に未だ生気を失わないソレの先端に唇を付けた。
「、..し...んく..っ、だめッ...ぅ..」
ジュースにストローを刺して飲むように。ストローから中のジュースを吸い出すように。筒の中に残った白濁を吸い上げようとする真紅の小さな口はジュンの精神的な自由をどんどん快楽で埋め尽くしてゆく。
「不思議な味なのね。...でも、素敵なジュンの味だわ」
そう言って真紅は三度ジュンと唇を合わせる。大量に送られてきた液体は、先程の唾液よりも少し粘りけの強いものだった。ソレが一体何であるかは直感的に分かった。
慌ててはき出そうとするも、真紅の腕は完全にジュンの頭を固定していて彼女の唇から逃れる事が出来ない。それでも何とかして拒もうと唇を閉ざす。
ダメよジュン。ちゃんと飲みなさい。
真紅の目がそんな事をいった気がした。頬に触れていた彼女の指がそっとジュンの鼻を塞ぐ。興奮した状態にあるジュンの肺は持久戦を受け付けず、最初で最後の砦はあっさりと破られる。確かに喉を鳴らした事を確認すると、満足げな表情で真紅はジュンに微笑みかけた。
「ね?ジュンの味がするでしょう?」
そんな事を笑顔で言われても、飲んでしまったという事実があまりにも衝撃的で、口内に残る粘り気があまりにも気持ち悪くて、味なんてものを感じる余裕はなかった。万が一あったとしても、そんなものは味わいたくもない。
「さあ、ジュン。今度は貴方が私を満たす番だわ」
「ぁ、あぁ...」
呼吸を整えつつある真紅の身体を優しく押し倒す。とうの昔にセーターも下着も脱ぎ去った真紅の裸体。やわらかくも、強い弾力を持った肌。胸板から僅かに膨らんだ胸の先端はすでに突起していて、己の存在を主張している。
下腹部から撫でるように這い上がらせた両手を脇に差し込み、二つの突起物を親指で弄びながらゆっくりとこねるように胸を刺激する。
「ふ、ぁっ..ジュ..ン...ぁぁっ...」
先程真紅がやってくれたように、出来るだけ、出来るだけじらすように、ゆっくりと。欲望をぶつけてしまいたい衝動を残った理性を総動員して押さえつけ、人形らしい未発達の胸を追いつめていく。
「やッ ジュ..、ン、ッ...そこは、.だ.......んぁあっ...」
胸への刺激にも慣れてきたのか、段々と呼吸を整えつつある姿にささやかな不満を覚え、おもしろ半分にへその穴に舌を差し込んでみたが、どうやら大当たりだったらしい。びくびくと身体を震わせながら漏らす喘ぎ声は始めのソレより確実に大きなものへと変わってきた。
ごめんアンカ間違えた。
>>861-861 >>863 「真紅、そんなに大きな声出してると誰かに聞こえるぞ?」
「え..、ぁ.. 、ゃ..らめ...んぅ、 らめぇ...」
事実真紅の声が少しずつ大きくなってきているといっても、実際そこまで大きな声を出している訳ではない。壁一枚隔てても直接耳を当てないと聞こえない程度のものである。
が、執拗に続く刺激のせいで集中力が鈍り、いつもなら引っ掛かる訳もないいたずらとも言えないようないたずらも、今の彼女はあっさりと引っ掛かってしまう。声を出すまいと必死に口を手で覆う姿がなんとも可愛らしい。
「....真紅。そろそろ挿入れるよ。」
快感のあまりに呼吸を整えられない様子でいる真紅は首を上下させる事でジュンの言葉に応えた。
股を開かせてみれば足の付け根の間にある睦の入り口は透明な液体が伝いてらてらと光っている。
肉棒の先をぴたりと入り口に当て、そこから一気に睦中を貫いた。
「んん...んっ...ぁ..ふ..ぁ...」
腰を振るたびにがくがくと揺れる真紅の身体を抱き、なおも膨張する欲望を叩き付ける。女性の睦中が持つ温度と無数のヒダのようなものが与える快感はジュンの想像を遙かに超えた代物だった。
「ぁ..はッ....ふ.........は、あっ...」
リズミカルに漏れる快楽の鳴き声はジュンの理性を剥ぎ取り、感情をより高ぶらせていく。限界など無いのではないかと錯覚させられる程、真紅の睦中は肉棒をきつく締め上げる。
「ぁ..ん、ん、..はっ..ぁ んぁ....」
漏れる声の間隔が段々と狭まっていく。臨界点に達するという合図。お互いの限界を悟り、共に果てを迎える為、更に速度を上げる。
「し、っんく..もう、.ぅ...イ、クッ!」
「ジュン、ジュン..わた、しも.、.ぁ..あ.あぁあぁあ!!」
限りの白い欲望は、その夜限り許された肉壺へと注がれていった...。
866 :
ジュン×真紅:2006/04/05(水) 22:00:04 ID:HPbebPjk
自分が馬鹿だという事が判ったのでアンカ外します。
失礼しました。
「本当に人間は..。下劣というより野蛮ね。獣並みだわ。」
そう言いながら彼女は股からあふれ出す白濁をティッシュで拭っている。やらかした当人としては言い訳も出来ないようで、先程からベッドに正座したまま縮こまったままだ。
「まったく。次からはもっと紳士的に心がけなさい。」
「はぁ、済みません。...ん?」
今何か聞き捨てならないような事を言われたような...。沸いた疑問と共に真紅を見つめるが彼女は何も言わず、淡々と己の衣服をただしていく。
「さて。用事も全て済んだのだから休むとしましょう。夜は人が思う程長くはないのよ。」
真意を測りかねる言葉に戸惑うジュンを無視し、言いたい事だけ言って真紅は勝手に布団に潜り込む。
「おい真紅、さっきのって..」
問いただそうとするも、彼女は恐るべき速さで既に眠りの淵にいた。
恐れるもののない世界の中で安らかなに浮かべた彼女の笑顔。こんなにも幸せそうに眠っている少女を無理矢理起こすのはそれこそ野暮というものだろう。
「お休み、真紅。」
一夜限りの蜜月は違う場所に持ち出すべきではないのだろう。例えその真理を測りかねても、少なくとも彼女が幸せそうに笑っている間は、その幸せを守っていてあげたい。
そんな願いを込めて、規則正しく胸を上下させる少女の額に、触れるだけのキスをした。
///
以上っす。
エロとかやった事無かったんでヌルさは勘弁。
>>866 夢と感動をありがとう、面白かった。職人のリアルタイム投下に始めて遭遇したけど、あなたで良かった。
次回作もぜひとも
>>866 感動を、ありがとう。
最近甘い翠分と甘い銀イオンが不足してる気がするのだが
>>850 な ん と 鬱 展 開 と き ま し た か
>>866 全くヌルくないです。問題なくおっきしました☆
>>868 そういう時は自分で書いてみるのも一興だぜ?
ワッフル氏が蒼編完結させてた。
本人はここに来る気無いみたいだけど、持ち出しは自由だって言ってる。
持ってくる?
>>868 その二つはまかせた。
俺はジュンののり調教とジュンが死んでのり発狂をがんばるから。
875 :
871:2006/04/05(水) 23:52:08 ID:ZiRfPHsP
じゃあ
>>788の続きから
96 :ワッフル屋 [sage] :2006/04/04(火) 23:03:10 ID:???
>>83の続き。嫌な人はスルーで・・・
ごとり、と音がした。
入口の縁に手を掛けた姿勢のまま凍り付く。押さえることをやめた左腕の傷口から
心臓の鼓動が速くなったのを証明するかのように、尚、一層激しく血液が逃げていく。
今の音は・・・
それから先を考えたくないと脳が拒否し、唾など出ないというのに喉がゴクリと鳴いた。
「・・・あはっ」
まだ見ることの出来ない部屋から微かに漏れる声。じわりと額に汗が滲む。
続いて聞こえるのは何かを切り刻む鈍い音。
「ははははっ ・・・あはっ ははははは」
ざしゅっ
「はははははははははははは! ・・・美しい・・・」
ぐしゅっ
「綺麗だよ・・・ ははっ あはははは」
ずちゅっ どしゅ
・・・やめろ・・・いやだ・・・
「ははは すごいよっ なんて美しいんだっ!」
ずしゅっ ・・・ にちゃ ・・・
もう・・・やめろ・・・
「綺麗だ! 美しいよ! もの言わぬキミは本当に美しい!
あはっ はは・・・ ははははははははははははははははははは
全身を襲う寒気に歯の根が合わない。指が真白になるまでこめられた力が、右手の指の爪を縁に喰い込ませた。
「・・・まだそんなところにいるですか?早く入ってくるですよ人間」
!?
(省略されました 続きを読むにはマガジンマガジンと書き込んで下さい)
876 :
871:2006/04/05(水) 23:52:53 ID:ZiRfPHsP
98 :ワッフル屋 [sage] :2006/04/04(火) 23:59:51 ID:???
>>96続き。
!?
部屋から聞こえた声に凍り付いた身体が弾かれたようにビクンと跳ねた。
「翠星・・・石・・・?」
自然と身体が前に出る。全身を縛り付けていた得体の何かがスルリとほどけていった気がした。
―――夢でも見ていたのだろうか?
いつも俺と反発し合っていたはず翠星石の突然の告白。
逢瀬。嫉妬する人形。そして俺は斬られ・・・翠星石は・・・
なんて気分の悪い夢。まさに、最悪・・・なんでこんな夢を?
血を流しすぎたからだろうか・・・
・・・?
血を流した・・・?血を流したのは現実?
なら・・・夢はどこからはじまった・・・?―――
やけに遅く流れた一瞬の刻。
だが、そこまで思考が巡ったところで俺の身体はついに部屋の中に入っていた。
「ちゃっちゃとするですぅ・・・ ・・・なんてね。あはっ ははははっ あははははははははははははは!」
部屋に入った俺の眼に飛び込んできたのは首から下を喪くした翠星石の顔を自分の顔に寄せて持つ、蒼い人形の姿だった。
「はははっ・・・はは・・・はぁ・・・・・・ねぇ、見てよ。綺麗だろう?ボクの翠星石は・・・」
人形が、喋ることを許されなくなった翠星石の頬にそっと唇を寄せた。
・・・なんだこれは?
俺が今、見ているものはなんだ?俺は、何を見ている?
俺の中で張り詰めていた何かが、音を立てて途切れた。
世界が意識から遠ざかっていく。
『これで・・・翠星石はずっとボクの側にいてくれる・・・』
閉じかけた意識の外で、誰かの声がする。
でも・・・もう。どうでもいい。
そして、俺の意識はここで途切れた。
(全部書きました・・・これ以上は表示されません・・・)
877 :
871:2006/04/05(水) 23:56:48 ID:ZiRfPHsP
以上。俺は氏の潜伏先に戻る。
翠星石かわいいよ翠星石
蒼星石発狂エンド(・∀・)イイ!
880 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 00:18:15 ID:sz+6qRK7
もっとワッフル氏の読みたかった
真紅鬼畜陵辱輪姦拉致監禁拷問SSが読みたい。
最後は全身バラバラでゴミ捨て場に捨てられたりするのがいい。
蒼星石鬼畜陵辱輪姦拉致監禁拷問SSが読みたい。
最後は全身バラバラでゴミ捨て場に捨てられたりするのがいい。
JUMの力で翠星石の首を繋げれないかな
>>882 それSSスレまとめサイトの過去ログに載ってるから。
個人的には物理的じゃなくて精神的に蒼虐待の方がエロくていいな
そこまで漠然としてちゃわからないだろう
せめで何スレ目の作品かくらい教えてやれ
まとめサイトを開けばすぐわかる
何スレ目にあるかまでは大量にあるからどういえばいいかわからん
>>888 それってエロじゃなくて蒋介石なんじゃ……
この流れじゃもう職人は戻ってこないな
いやな時代になったもんだ
>>866 神ktkr!!
もう、最高でした!真紅が可愛いくてしかたない!
良作ありがとう!GJ!!
書き手にも、マナーに注意していない人が多いと感じた
カオスと銘打ったVIPのようなノリから始まって、
短く切って「続き見たいなら書き込んでください」なんて・・・(そういうネタだと分かっちゃいるけど)
他のスレならどこでも叩かれて当然の物。それを、一部(別板から流入?)住民が
見境なくマンセーしたり批判した人を逆に荒らし扱いしたり・・・
結果、どっちとしてもグダグダ。
書いてくれる神は神だけど、初めてなら控え室スレとか読んでこの板のマナーをキチッと身につけてほしい
エロい文章書けば何してもいい場所じゃないんだから
駄作を叩くスレからは良作も逃げる
駄作を受け入れるスレには良作も集う
我の駄作は人の良作
故に多くのスレが「内容批判禁止」のスレルールを採用する。
時々
>>1すら読めない奴の書き込みがあるのは残念だけど
僕ら住人が気に入らないSSをスルーしてるように
職人方も気に入らないレスはスルーして欲しい。
内容批判だけでなくリク雑談も禁止にしようぜ。
なんで?
職人が投下し難くなりそう
俺は職人と名乗るのもおこがましいヘタレ書き手だけど、リク雑談は別に気にならない。
というか、あってくれた方が嬉しいかも。面白いネタがあったら使わせてもらうし。
内容批判禁止って言うけど、内容の良し悪しで批判されてた物なんてあったか?
言われていたのは「このやり方(流れ)はどうよ」ってだけで、
それは気に入らないからスルーで済ませちゃいかんだろ。
誰かが言い出さんかったら、未だにワッフルワッフルとスレ占有してたかもしれんし
ワッフルについては作風というか作者の個性だろ。
反応しないと投下しない、という強制の姿勢を以ってやっているわけでもなし。
むしろ俺は悪ノリした住人に問題が有ると判断するが。
こういった引き際が見えない議論も職人に投下を躊躇わせる一因だなw
>>901 住人の悪ノリを防ぐ為にその個性とやらを控えてもらいたいだけ。
俺違うスレで投下してるんだが正直ワッフルの「僕はえらいんです!マンセーしろ愚民ども!マンセーしたらエサやるよ」って態度も
それに追随する住人も(書き手の視点で)見てて痛いわ。
自分のHPでやるんならまだしもこういう誰でも来る共有された場でそういうまねするのは独占するようなものだし
そういう厨くさいまねするとシンパが出てスレが荒れて・・・(ry
という過疎のお約束になると思うんだが。
--------------------------再開---------------------------------
∧_∧
( ´・ω・) まぁまぁみなさん、お茶が入りましたからどうぞ・・・。
( つ旦O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
しかし
>>903あたりは嫉妬にしか見えんね。
俺も時々書き手に回るから気持ちは分からんでもないけど。
あーもう、リクどころか雑談全面禁止で
まぁ春だし、しょうがないかなぁ
郵便ポストが赤いのも春のせい
春さえ過ぎれば全てよくなる
ワッフルのは形式に則って最後に加えてるだけでレスが無くても続けてる。
ただwktkする住人の存在と相まって投下しづらい雰囲気になってしまったのは仕方ないな
>>851で言ったように投下する人には空気気にせず投下して欲しいんだけどな
ワッフルは単に見ててウザいから止めてほしい。
>>911 お前が見なければいいだけの話。
なんでこう自分勝手な人が多いんだ
>>905 いただきます ( ^^)ノ旦
まあもうみんなグチャグチャ言うの止めようぜ?
多分今のこういう空気も投下しづらい原因だと思う。
神以外はもうレスしなくていいよ
915 :
ガ板住人:2006/04/06(木) 20:16:09 ID:L+LH/lwf
ガイドライン板のローゼンスレでワッフルネタ貼ってる板違い厨房がうざいんだけど。
ここで引き取ってくれよ、変態は変態同士仲良くしてろw
>>915 お前がそれをここに書けば何かが改善されるのか?
発言の意図がさっぱりわからない。
>>917 わからないなら黙ってやがれですぅ、へっぽこぽこの助のおばか人間!
>>917 へへへ…まさか自レスするとは…
とんだ淫乱なドールだぜ…
919 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 21:01:08 ID:BWd2icYk
ワッフルは俺が守る!
『嫌なら見るな』
これもう聞き飽きた。
聞き飽きるほど聞いても意味が理解できないあたり流石だと思う
エロ小説読みたくて仕方ない厨房が必死に噛みついてくるなwww
まぁ今後一切口出しせんから馴れ合いでも職人様マンセーでも好きにやればいいよ。
職人はこんな空気でも投下すればいい
もとからオナニーで書いてるものなんだろうし
このスレの趣旨にあってるなら文句言われる筋合いはないわけだから
いちいちアドバイスでもない文句を真に受けてたらきりないがな
煽りとかスルーできないやつもそいつと同類
このスレオワタ…
ナゼギロンシテイルンダ
>>917 お前の行動は意味を成していない、って言ってるの。
もう同じ事何回も言ってんのにね
お前ら下手でもいいから投下しろよ
俺もするからさぁ
『嫌なら見るな』 って言っている人達は、少し他のジャンルのSSを読んでみるといい。
それがどれだけ恥ずかしい発言なのかが、少しは理解できるから。
エロ小説読みたい厨が、ってここエロパロ板なんだが…
>>928 その発言のほうが恥ずかしいと思うがな
ここはお前の本棚じゃない。良作駄作問わずに小説が投下される場所だ
その中で自分が読みたいもの、読みたくないものを自分で選別していくのは当然のことだろ
自分の好みのものが投下されないからって駄々こねるな
ていうかなんで最近エロパロに限らずいろんなSSスレで著者叩きが起こってるんだ?
春厨か何かか?
喧嘩はやめやがれですぅ!
ちったぁ静かに出来ねぇのですか人間ども!!
あらぁ…仲違い…?おバカさん達が吠えてるわぁ…クスクス…
みっともない顔が更にブサイクになっちゃうわよぉ………?
みんなやめるのぉ!仲良くなのぉ…仲良くしなきゃのりにメッ!されちゃうんだから
貴方達…とても紳士淑女のする対応と態度ではないわ…恥を知りなさい…
本当に此処を愛するものなのならばどうすればいいか………解っているはずでしょ………?
おーっほっほ♪
このままじゃ駄目駄目かしら♪
せっかく続いてきたこのスレもこんなことで終わりなんて………少し…悲しいかしら…
ううっ…兎に角みんな譲渡するところと抑えるところ…
大人な姿を見せてほしいのかしら!
これは困ったね…個人此処で言いたいこと…それぞれの主張があるのはわかる………
けれど諍うことは止めた方がいい…手遅れになってしまう前に………
何て…愚かなことでしょう…
何て…悲しきことでしょう…
愛するものは…同じなのに…
みんな自分を…愛してばかり………
ならば…壊れてしまうでしょう…
ならば…滅んでしまうでしょう…
可哀想…可哀想…
さて流れを読まずに投下ですよ?
>>656から。
--
ベッドの上でぐったりして、安らかな息を立てている真紅。
一体何度、絶頂を迎えたのか。
目は微かに虚ろに開き、口元は悦びの形に半開きだった。涎が一筋、流れていた。
そんな真紅をほっぽって、ジュンは普段着に着替える。
もう時計は21時を回っていた。普段ならば、ドールたちは全員寝ている時間帯だ。
廊下に出たジュンは、ニヤリと笑う。
ジュンと真紅の情事を見ながらオナニーしていた、雛苺の愛の雫が零れていたからだ。
それを指ですくい、舐め取る。
「……あんま味しねえな」
ぼやきつつ、階下へと降りてゆく。
雛苺はおそらく、リビングあたりにいるだろう。
果たしてリビングのソファで、雛苺は荒い息をついていた。
さっきジュンと目が合った…?
(ヒナがいけないことしてるの、ばれちゃったなの……?)
未だ脳裏に鮮明に焼き付いている激しい情事と、それを見ていることを知られたかもしれない恐怖感で、雛苺の頭は一杯だった。
だから、背後から忍び寄ってくる影にも気付かなかった。
「だーれだ♪」
いきなり目隠しをされた。心臓が、跳ねた。
「ジュ、ジュンなの……? あ、あのあの、寝なくて大丈夫なの……?」
「それはこっちのセリフ」
苦笑しながら、雛苺の隣に座る。
「お子様は早く寝ないとダメだぞー?」
「うー、ヒナ、お子様じゃないもん」
雛苺のお子様頭脳にも、できるだけ普段と同じように振る舞おうという考えは働いているようだった。それも、次のジュンの一言で崩れ落ちるが。
「そうだよなぁ。人のセックス覗いて、まんこ弄ってオナニーしてるんだもんなー。
子供だとか言ったらシツレイだよなぁ?」
>>931から
「……っ! あ、あれは違うなのよ! あ、あれは、あれは、あれは……」
「違わないだろう?」
ジュンはやんわりと雛苺の、小さすぎる体を抱き寄せる。
「普段の真紅と全然違う姿に興奮した? それとも、単にセックス見てまんこ濡れただけ?」
「ふぇ……だめなのよ、そんないやらしいこと言っちゃ……」
「もっといやらしいこと、隠れてしてたのは、どこの誰かな? 雛苺?」
「あぅぁー……」
ジュンのマエストロ級の指は、雛苺の髪や、耳や、首筋を柔らかく撫でていた。
それでも、雛苺の体に火をつけるには充分だったようだ。だんだん頬がピンク色になり、吐息も荒
くなってくる。
「ヒナは……ただ、真紅が心配だったから……」
「だったらマスかく必要なんて無いじゃないか」
「あぅぁぅぁー……」
雛苺は今にも泣き出しそうだった。
それがジュンの加虐心をいっそう燃え立たせる。
「黙っててほしかったら、とりあえず服半分ぐらい脱いでくれるかな?
雛苺も、そのままじゃ寝付けないだろ? 処理してやるよ」
「だ、だだだ、ダメなの! ヒナはまだ子供だし、そのっ……」
「大丈夫。子供には子供のやり方があるんだよ」
弱みを握られた雛苺が強硬に反対できないのをいいことに、ジュンは少しずつ雛苺の衣服を脱が
してゆく。未発達の少女特有の、天花粉のような良い匂いが鼻を撲った。
>>932から
ジュンがゴッドハンドで雛苺への愛撫を開始してから十分ほど。
既に雛苺は、すっかり出来上がっていた。
瞳は涙を零さんばかりに潤みきり、
「変なのぉ…… あそこが変なのぉ……」
うわ言のように、そんなことを言う。
「そろそろ、こっちもやってもらおうか?」
いきなり。
いきなり、雛苺の目の前に、屹立したペニスを付き出す。
中学生男子としては標準的なサイズとはいえ、ドールたちにとってはまさに巨根。
ドールズの中でも体が小さい雛苺にとって、それは殺人的な大きさに見えた。
「ひぃっ……」
雛苺の顔が、恐怖に引きつる。
「何をすればいいのか、よく分かってるだろ? ……エロ苺」
そんなことを言っている間にも、ジュンの指は間断なく雛苺の小さな秘所を弄り続けている。
雛苺に冷静な判断力は全く無かった。
夢を見るような表情で、屹立したペニスの先に口を付ける。
雛苺の口に、全て入りきるわけもない。
小さな舌を使って、鈴口をこじ開けるように舐めたり、カリの段差に熱心に舌を差し入れたり、唇全体で裏筋をスライドさせたり。ジュンに言われるままに、そう、奉仕した。
「ひ、ヒナ、なんか変な気分なのぉ…… 何かキちゃいそうなの……」
オーガズムまで80%、といったところのようだった。
ジュンは雛苺の口からペニスを離し、華奢な両脚をM字に押し広げた。
ジュンが何をするつもりなのか分かったのか、雛苺は半狂乱で拒絶する。
「だ、ダメなのっ! そんな大きいの入れたら、ヒナ、壊れちゃうのよっ! やめてなの! お願いなの!」
確かにこれは無理かもな、とジュンは思った。
そう、このままでは無理だ。
「大丈夫だよ…。いいものがある」
取り出したのは、部屋から持ってきた注射器。
膣を拡張する成分があるらしいが……人形に効くのか?
「まあいいや、やってみるか」
「ダメなのっ! お願いなの、やめてなのぉ……むぐっ!」
うるさいな、他のヤツらが起きてきちゃうじゃないか……。
ジュンは、側にあった小さなタオルを、雛苺の口に詰め込んだ。
>>933から
薬液を雛苺の秘所付近に注射する。
そして、五分ほど、また愛撫。
そうすると、先程とは違って、雛苺の秘所が、いくぶん柔らかくほぐれてきたようだ。
「じゃあいくよ……雛苺」
「んーっ! んーっ!」
かぶりを振って、せいいっぱい拒否を示す雛苺。
もちろんそんなことには構いなしに、ジュンは腰を落としていった。
みちり……っ、と、狭い道を押し広げる感触。
「んっ! んっ! んっ! んんんんっっっ!!!」
「さすがに……キツいなぁ…… でも、ちゃんと奥まで作られてるんだ……」
ローゼンってヤツはとんだ天才だな、とジュンは思った。
奥まで挿入して、しばらくが経った。
はじめは全身で激痛を訴えていた雛苺も、かなり静かになった。
体に馴染んできた、のだろう。
「そろそろ動くぞ……」
「!!!!」
雛苺は、再び激痛が襲い来るのではないかと、恐怖に身を固くした。
しかし、実際に襲い来たのは、雛苺が想像もしなかった凄まじい快感。
薬の効果なのか。ジュンのテクニックなのか。それとも、ローゼンメイデンはもともと、こんなふうに
作られているのか。それは分からなかったが、タオルを口に突っ込まれた窮屈な体勢のままで、雛
苺は喘ぎに喘いだ。
「ははっ、雛苺、イイ顔してるぞっ……」
ジュンに言われて、雛苺はあわてて顔を隠す。
乱れた顔を見られたくないのだろう。
その手を優しく取り払って、ジュンは雛苺に、この日はじめての口付けをした。
*****
結局、今日の絶頂回数:
真紅:20回ぐらい
ジュン:3回ぐらい
雛苺:7回ぐらい
みんな疲れて、よく眠れましたとさ。
めでたしめでたし。
以上。
改行がおかしい箇所があった。今は反省している。
>>935 いやいいじゃないか…改行なんて些細なことさ…
流れがスムーズでサクサク読めた…好感GJ♪
雛かわいいよ雛
>>929 つ春房&その他スレの趣旨を理解できてない房達
昔(1〜3話辺り)は割とマターリやれてたのになぁ…
939 :
1/5:2006/04/07(金) 01:53:12 ID:pQSHI893
ワッフル氏が新作完成させてたから貼り。
家で階段見上げたらがちょうど服を洗濯中の薔薇乙女第四ドールがいてさ、スリップの中見ちゃったんだよ。
そんでその第四ドールにいきなり振り向かれて
「あ、あの、マスター・・・責任とってくれますよね・・・?」
って言われちゃったんだ。
俺は慌てちゃってさ
「・・え?は、はぁ・・・」
みたいに返してそのまま通り過ぎようとしたら
俺のシャツをチョコンと指で掴んでずっとついてくるのね。
そんでとうとう部屋までついて来ちゃってさ
「ボ、ボク初めてだけど頑張りますから・・・」
とか言うわけよ。
俺もう理性が吹っ飛んじゃって・・・
部屋に入った途端、いきなりスリップを
(全てを読むには蒼星石蒼星石と書き込んでください)
940 :
2/5:2006/04/07(金) 01:53:38 ID:pQSHI893
部屋に入った途端、いきなりスリップをまくりあげる。
顕わになった蒼星石の股間には、少女を模した人形ならば有り得ないはずの
ものがついていた。
「・・・おい、なんだこれは?」
俺に見られたことで興奮したのか、蒼星石のものがぴくんぴくんと膨らみはじめる。
蒼星石は顔を真っ赤に染めてつぶやいた。
「ご、ごめんなさい、マスター・・・お、おちん○んがついた女の子はダメですか・・・?」
恐るべし、ローゼン。完璧な少女を目指して作った少女人形にこんなものを・・・
俺はしげしげと目の前で膨らみきった蒼星石のものを観察した。
・・・そんなに大きくはない。皮が少し余ったピンク色。
袋らしきものはぶら下がってなく、本来それがあるべきところにはしっかりと女のものもついている。
「これはおもしろい・・・」
俺はにやりと笑って立ち上がった。
「マ、マスター・・・?」
不安げに俺を見つめる蒼星石に俺は事も無げに言い放った。
「着いてこい。リビングに行けば雛苺でも居るはずだ」
(省略されました 続きを読むには恐るべし恐るべしと書き込んで下さい)
941 :
3/5:2006/04/07(金) 01:54:25 ID:pQSHI893
「着いてこい。リビングに行けば雛苺でも居るはずだ」
そして今――
俺はリビングのソファの上で肌を合わせんとする二体のドールを眺めながらビールを飲んでいた。
ここから先は雛苺に任しておこう。こんなこともあろうかと、雛苺の教育は完璧だ。
「そ、蒼星石のぴくんぴくんしてるのー・・・」
「うぁ・・・だめ・・・だよ・・・雛苺・・・」
元々マスターである俺の言うことに逆らうような奴ではないが、
念のため蒼星石の腕は後ろ手にして手錠を掛けてある。
ついでに両足首も足枷で縛ってある。
さらに言うと手錠と足枷は一カ所で結びつけてある。
つまり、蒼星石の四肢の自由は全て奪い、股を広げた格好のままソファに置かれているのだ。
雛苺がすでに直立する蒼星石のものをつんつんとつつくと
手足を動かせない蒼星石の身体のかわりに、小さなチ○コがぴくんっと跳ねた。
「蒼星石・・・気持ちいいなの?これ、気持ちいいなの?」
「ひあっ!だ、だめだってば・・・!」
蒼星石のものをそっと握りしめ、上下にシェイクする雛苺。
余った皮に先走りが溜まり、くちゅくちゅと音を立てて小さな泡をつくった。
「それじゃあ、ヒナがぺろぺろしてあげるのー!」
(省略されました 続きを読むには皺苺皺苺と書き込んで下さい)
942 :
4/5:2006/04/07(金) 01:54:58 ID:pQSHI893
それじゃあ、ヒナがぺろぺろしてあげるのー!」
「おい、雛苺。ちゃんと俺にわかるように実況しろよ」
「うぃー・・・ヒナ、がんばるのよ!」
雛苺が唇を開いて蒼星石のものを口内へ迎え入れる。
「んちゅ・・・蒼星石の・・・ぺろ・・・とっても熱いのよ・・・ちゅ・・・先っちょから・・・
ぴちゅ・・・ねっとりしたの・・・ちゅる・・・出てくるの・・・」
「ひなっ・・・ひちごぉ・・・らめ・・・らめぇ・・・!」
ぴちゅぴちゅと音を立てて丁寧に舐め回す雛苺に、もはやろれつの回らなくなった蒼星石が
懇願するが、そんなことで止めるような教育はしていない。
「んん・・・おくちのなか・・・ちゅぱ・・・とけちゃうの・・・」
「ふぁぁぁぁぁっ・・・ぁぁ・・・!ボ、ボクのおちん○んが・・・おしゃぶりされてるぅぅぅ」
蒼星石の色違いの瞳がだんだんと快楽に霞んでいく。
はぁはぁと荒く息をつく口元からは普段の潔癖な蒼星石では
有り得ないことに、涎がたらたらと流れている。
「ちゅぱぁ・・・ちゅぷぅ・・・このなかに・・・ちゅうぅ・・・つまってるのね・・・
ちゅぴ・・・蒼星石の・・・熱いのが・・・ぺちゃぁ・・・」
雛苺が皮の中へ舌をさし込み、中に溜まった熱い先走りを舌先にからめる。
そのまま皮の中で竿と先端の付け根のくぼみをちろちろと刺激してから、顔を上げた。
雛苺の唾液と蒼星石の先走りが混ざった淫汁が糸を引く。
「はひっ、くふぅぅぅぅ・・・お、おちん○ん・・・!あふ・・・あふぅ・・・!」
「蒼星石ったら、ヒナにおちん○んぺろぺろされてもう限界なのね?
とっても可愛い声だしてるのー・・・れろっ・・・れろぉっ・・・」
再び口撃を開始する。
「らって・・・らってぇ・・・おちん○んがっ・・・ぁぁっ・・・
ひなのっ・・・くちがぁっ・・・したがぁっ・・・かりゃみついてくりゅぅうぅぅぅ・・・!」
「んちゅうううっ・・・ちゅぱぁっ!
先っちょからいっぱいいっぱい溢れてくるのー・・・もう熱いのを吐き出したいのね?」
「うんっ・・・うんっ・・・もうっ・・・!」
(省略されました 続きを読むには口撃成功口撃成功と書き込んで下さい)
943 :
5/5:2006/04/07(金) 01:55:27 ID:pQSHI893
「うんっ・・・うんっ・・・もうっ・・・!」
蒼星石の腰がカクカクと震えて限界の近いことを主張する。
「あはっ!いつでもイっていいなのー」
そう言いながらも雛苺はわざと舌を動かすのを緩め、蒼星石を焦らした。
根本までくわえ込んでも、そこで動きを追加するわけでもなく、また口を離す。
そうしてゆっくり、ゆっくりと唇を往復させるだけの単調な愛撫。
「んんぅぁああっ・・・で、出そうっ・・・出そうなのにぃっ・・・!」
「だから、いつでもいいなのよ?」
にっこり笑ってくりくりと優しく、ゆっくりと手で弄ぶ。
焦らす時はガチで焦らし、容赦するなという俺の教育が生きている。
「ぁぅ・・・ぁぁ・・・」
「蒼星石、なにか言いたいの?ちゃんと言わないと、ヒナには聞こえないのよー」
てろんてろんと先端を舐め、竿を軽く握ってゆっくりと上下する。もはや、勝敗は見えていた。
「ふあぁっ・・・おね・・・おねがい・・・もっと激しくぅ・・・きもちよくしてよぉ・・・」
「れろれろ・・・んふっ・・・よく言えましたなのぉ・・・ずちゅるるるぅううううううっ!!」
舐め上げていた先端をくわえ込み、音を立てながら吸いたてると同時に握った竿も高速でシェイクする。
「んっんんんんっ! ひぁぁぁあぁああぁあぁぁああっっ!!」
蒼星石は髪を振り乱しながら悶え、雛苺の口内で爆発した。
「ひなぁっ、ひなぁぁぁっ!!あうぅっ、出てるぅっ!ひなのおくちにでてるよぉ・・・!!」
「んむぅ・・・んっんっ、ぁむっ・・・」
想像以上の量だったのか、雛苺が眼を白黒されながらも喉の奥に噴き出されたものを飲み込んでいく。
それでも飲みきれない濃厚な白い粘液が口の端から溢れて零れた。
「ぷはぁっ・・・すごい量なのよ蒼星石・・・
おなかの中に白くてにゅーっとしたの、たっぽしたっぽし注ぎ込まれたの・・・」
「ふわぁ・・・ごめん・・・なさい・・・」
放心したかのようにつぶやく蒼星石。いつもの凛とした態度はもはや微塵も感じられなかった。
だが、こいつはまだ知らない。夜はこれからだと言うことを――
(とりあえず終結です。。。雛苺先生の今後の活躍にご期待ください。。。)
もういいよワッフルワッフルは
雛×蒼のエロさに気づかされた
何故こうも蒼は責めが似合うのだろう?
作品が悪い訳じゃない………
>>935 エロいな。雛苺のよさも出てて、いい感じで読めたぜ!!
GJ!
てか、絶頂回数が真紅が20回、雛苺が7回に対して、JUMが3回て所に
思わず吹いたww
JUM
>>948は JUM と書いたところで息絶えたようだ・・・。
>JUM
この三文字は
>>948のダイイングメッセージなのだわ
そろそろ次スレ立てないとやばいよやばいよ
(^A^).。o0(今、俺が出てきちゃいけないんだろうな〜・・・)
>>957 今から用事で出ちゃったよ!しかも携帯だからIDが違うけど勘弁な!
なんか、ここまで来て言っちゃうと負けかなって思ってる
しかも、たいした事ないからなおさら言えない(;^ω^)
想像にまかせます
>>935 うむ、えろい。そしてとりあえず真紅のイッた回数の多さが尋常じゃないwww
>>943 何だか新しい領域を垣間見た。非常に良かった。
俺もこんなんが書ければいんだけどなぁ・・・
スマン
>>950だがバイト行ってた
スレ立てるの初めてだがやってくる
今俺以外いなそうだしテンプレは現スレのをそのまま使わせてもらう
ジュンが薔薇水晶にペニバンで掘られる話を思い付いた
wktk
コォ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━イ!!!!
>>965 乙です〜
>>968 いらっしゃいませ。ここはwktkの部屋。
あなたの投稿をお待ちしております。
うめ
umw
ウメウメ
1000なら、のり祭り