西遊記【迦乳果】エロパロ

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11
西遊記キャラを使って、妖怪と人間の絡みを!
女体化も有
テレビドラマ化されたものを取り上げて下さい
【最遊記】は、外します
2名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 06:02:50 ID:rTFd85FK
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が>>2ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!

.         ,:::-、       __     >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
    ,,r   〈:::::::::)    ィ::::::ヽ    >3 >>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
  〃   ,::::;r‐'´       ヽ::ノ     >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
  ,'::;'   /::/  __            >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
.  l:::l   l::::l /:::::)   ,:::::、  ji     >6 いまさら>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
  |::::ヽ j::::l、ゝ‐′  ゙:;;:ノ ,j:l     >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
  }:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;!     >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
.  {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/      >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
  ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/      >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
.   `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ       >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
        `ー-"
3名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 20:28:16 ID:ctfvZrJk
3蔵奉仕
4名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 22:16:36 ID:MjIHigD/
毎週ドラマ見てると、深津三蔵に悟浄のきゅうりを突っ込みたくなるな
5名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 22:18:49 ID:0Xb4FPN5
八戒の鼻にキュウリつっこみたい
6名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 22:24:18 ID:j0QqmZLM
今日前半みてなかったんだが…

八 戒 は ふ た な り で す か ?
7名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 01:13:16 ID:LnWDuQ9X
>>6
八戒は、ふたなりじゃなくて、喰ったら男女問わず妊娠する果物を喰って孕んだだけ
雄豚産んだけど、どこから出したんだ?
菊門からか…だとしたら、やだな
ふたなりキボンヌ
8名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 11:23:31 ID:iUpWN2Nv
八戒げと。

>>5そこはゴジョウげとだろ。
9名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 15:15:39 ID:uMqTry++
9、きゅうりゲット!!

>>4
あの法衣ぬがしたい・・きゅうり何本イクか?
10名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:59:11 ID:qckvPuub
>>7

さんX


>>8

そこはゴクウでも可
11KINO ◆v3KINOoNOY :2006/03/14(火) 23:02:36 ID:t/VPQH6w
テレビドラマじゃないけど、西遊記投下していいならする|▽゚)
12KINO ◆v3KINOoNOY :2006/03/14(火) 23:03:14 ID:t/VPQH6w
下げ忘れごめん_| ̄|○
久々な挙句誘導されてきたんでうっかりしてました
13名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 23:22:11 ID:jkgQXfEW
さんぞーだから3本!!
14名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 23:29:42 ID:AFF9QFq6
サンゾーは原作では男だよね?
ここではやっぱり女なのかな?

今日のリンリンとゴクウは婚前交渉したのかきになるところ
151:2006/03/15(水) 10:55:29 ID:fTlGB417
>>11
西遊記でエロならOKですエロなら
エロなら
エロならキボン濡
16名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 17:15:10 ID:xTqN0Jhx
>>11さん、待ってるよ〜ん
17名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 19:26:31 ID:nAv8SF6O
でもできれば、そのコテははずして名無しで投下してほしいと
平穏なスレの空気を楽しみたい私が祈る
18名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 21:11:32 ID:plJPHQ61
>>14
三蔵は男でも女でも両方イケル
攻められ受けキャラだな
19KINO ◆v3KINOoNOY :2006/03/16(木) 10:55:26 ID:oYp+LBTa
17氏の要望があったんで去ります|▽゚)ノシ
巣に帰るよ
20名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 12:18:20 ID:AvKyWfCm
帰らないでー>>19
西遊記エロ読みたいよー
21名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 13:24:18 ID:0zwgimWM
>19
いや別に>17は「去れ」とは言っていないかと。
KINOさんだから>17みたいなレスがあったらこうくると思ってたorz
以前みたいに単独スレで頑張ってくれないかなぁ。
22KINO ◆v3KINOoNOY :2006/03/16(木) 21:13:33 ID:oYp+LBTa
単独スレ立てたところで同じでしょう
>>17が何かがんばってくれると思うんで、別の西遊記スレいってみる
23名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 23:05:00 ID:CQ99EEPQ
age
24名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 01:23:22 ID:9AWaS/rH


いきなりスレ潰された?・・・・のか?
25名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 01:32:27 ID:iZLQD0De
いや、ただ単に過疎ってるだけかと…

来週最終回なんだぞ。
そんなわけできゅうりだけじゃなく如意棒もいかがですか。お師匠様
26名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 11:01:37 ID:AcWJPKVZ
エロカモ〜〜〜ン!!

如意棒いれるまえにコブタがペロペロ舐めまくってくれ
27名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 14:34:25 ID:xzZslQbW
おっしょさんのあそこを子豚がなめまくり
準備オッケーできゅーり河童の出番
さいごは如意ボー悟空で責める4pきぼん
28名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 16:52:06 ID:Qi6TTWSN
西遊記だからKINO氏来ると思ってた

なんで追い出すかな……やっと見つけたのに
29さんぞー:2006/03/17(金) 17:10:55 ID:sgEq1IWT
私はもっと太いのを……
3017:2006/03/17(金) 19:02:10 ID:Sh17qocd
KINO氏に粘着している嵐がいたので、荒れたら嫌だからコテを外したほうが
いいのではと思ってレスしたのですが、まさかこんな結果になるとは
思っていませんでした
ごめんなさい
私が去るのでKINO氏は戻ってSSを投下してください
31名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 20:02:06 ID:vaHxjLeK
>20も遠まわしだがKINO排除派か


アンチもいるが俺みたいに待ってたのもいるんだけどな_| ̄|○
32名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 20:03:45 ID:vaHxjLeK
なんか>17があのときの粘着と一緒にたたいてた香具師な気がしてきた
戻ってこいって、KINOがどこから誘導されてきたのかがわからんしな
ちょっとおまいが探して来い
33こんせー魔王:2006/03/17(金) 20:54:08 ID:qd/8rxRs
>>29
じゃ俺の太いのを奉仕してくれれば
たっぷりぶち込んでやろう
34名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 22:17:25 ID:ybfco2LX
三蔵は童貞・・処女だよな?
35名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 22:30:55 ID:9zPNjn6Y
もちろん!仏に身も心も捧げたのですから…
だから、御口でご奉仕です
36名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 22:34:16 ID:ybfco2LX
旅は長い・・弟子に守られる替わりに毎晩ご奉仕か
37名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 11:08:01 ID:ltxQbepE
三蔵奉仕
38名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 17:27:07 ID:BVYhhS4l
奉仕はもういいから脱げよ
39名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 19:41:11 ID:2ElADUV1
悟空×凛凛
お願いします!!!!!
40名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 21:42:10 ID:OvrHjpgT
悟空×三蔵が読みたいなぁ
41名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 21:47:33 ID:qGJF0BtZ
封印から開放されたてのワイルドな悟空がお師匠さんに飛び掛っても
いいなぁ
42名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 22:21:45 ID:OvrHjpgT
いいねぇ

悟「やっとハズレタ…この時を待ってたぜ、おっしょさん!!!(襲いかかる)
三「なっ、何をするのです…ごくうっ!やめっ…な…さい……」

43名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 23:21:59 ID:Jc4iGyVn
GJ
44名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 23:56:03 ID:U++vA6mr
良い仕事してますね
500年分のたまりにたまった欲望を受け止めなければならないお師匠様
はてさて
1.河童が助けに来る
2.河童は物陰に隠れて二人の行為をおかずに(ry
3.なんだか4pで数珠つなぎのナマカ
45名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 00:44:56 ID:IBlvu5zm
4P見たい
46名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 00:46:30 ID:IBlvu5zm
500年の欲望コワスw
47名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 18:14:40 ID:ZXZsIqtD
>>42
続き読みたい、誰か書いて。
48名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 21:15:01 ID:LViUVyaB
>>44
河童は師匠大事だから助けにくるけど
三蔵♀のあられもない姿を見たら
誘惑に負けていっしょに参加しそう
49名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 00:54:08 ID:ph9HPYWv
前と後ろから挟まれるさんぞー法師萌え!!
50名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 19:58:12 ID:wVDM5GIC
>>48
僕も仲間にいれてください!!と子豚も参戦
51名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 21:56:50 ID:xL4I6gJR
さんぞうとごくうはデキてるな
52名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 19:32:56 ID:PKxKbAfR
なんかもう、あの檻の鉄柵が倒れだした時に抱きしめあってる二人を見て
あーもうキスしちゃえよ!ておもた。
53名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 21:39:35 ID:fms2bl8P
もしキスしたら設定上ホモになるな。
54名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 22:00:55 ID:rRDnRFMM
さんぞーは女♀でいい
毎晩弟子たちとハメハメすればいい
55名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 22:49:50 ID:+M4TZVV4
水を奪いあうよに毎夜さんぞーを奪い合う3弟子たち
56名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 00:46:41 ID:GZ/vIv8Q
罪の意識に悩まされながら、快楽から逃れられないおっしょさん。
はたまた修行だと勘違いおっしょさん。

さぁどっち?
57名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 00:57:52 ID:nb4IallC
どっちも
58名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 16:35:43 ID:cde3NePi
>>56に期待
59名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 19:42:54 ID:vtIOlCyD
>>56
三蔵には初めての快楽
いちど快楽に溺れると抜け出すのは無理だな
何百年と経験豊富な3妖怪に調教される三蔵萌え
60名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 22:54:29 ID:SAeneiXc
さんぞー調教!なんだそれ!めちゃめちゃ萌え!!
61名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 20:25:06 ID:C0XsHNm+
調教したい・・
6256:2006/03/24(金) 21:44:29 ID:z/ZD8W7h
こんばんは。>58さんの意外なレスに驚いて、
皆さんの案を参考に頑張ってみました。
途中までですが…
稚拙な文は皆さんの妄想で補って頂けたらありがたいです。

では、最終話あたりの場面からです。

-------------------------------------

あれは、なんだったのだろう…。
あの時、心が、悟空に傾いた。

『………っ…生きてくれよ。』
かすれた声。胸患いの病人のような、子どものすすり泣きのような、声。
周りの檻の鉄の棒が、ゆっくりと倒れていくと同時に、私の心も悟空に倒れ傾いていった。
『…温かい……。』
生れ落ちた赤子が母に抱かれる時、このような気持ちになるのかもしれないなどど考えながら、
悟空の胸に崩れ落ちる。
意識を失いかけた時、肩に回された悟空の両手が私の頬を包み込み、
ぼやけた視界に梧空の顔が近づいてきて、私の口は塞がれた。
とても静かで、…でも、たぎるような熱さが頬の内側に、舌に、喉に、注ぎ込まれる。
貪るように舌を絡め、探るように歯茎をなぞる。
私は抗う事もなく、応えることもなく、憔悴した身体を梧空に預けていた。
(息が出来ない… )
朦朧とした頭でそう思った時、唇の拘束が解かれ、悟空が語りかけてきた。
『歩けるか?』
私は、こっくり頷いた。

あの時の事は、お互いそれきり触れていない。
6356 :2006/03/24(金) 21:47:02 ID:z/ZD8W7h
「本当にお世話になりました。皆さんもお元気で。」
都の外れの仮住まいに経文を積み込んで、弟子と別れの時が来た。
「じゃぁな。もうほんとに会うこともねぇだろうが。」
「お元気で。けっこう楽しい旅でしたねっ!」
一人二人と去って行き、最後の弟子が背を向けたまま手を挙げる。
「じゃなっ!おっしょさん!!」
いつも通りの元気な叫び声と共に、扉を閉じて出て行った。

しんとした室内で、もう二度と会うことがないのだと考えていたら、
どうしようもなく心がざわめいて、知らぬ間に足が動いていた。
扉を開けて、人気の無くなった一本道を走り出す。
「……っ悟空!!!」
弟子の名を口に出すと、抑えていた寂しさが溢れてきてそのままその場に座り込んだ。
「まぁーた、泣いてる。」
からかうような明るい声が背後から、いや、背後の上から聞こえてきた。
おそるおそる振り返ると、庵の屋根に悟空がちょこんと乗っている。
「ご、悟空!何をしているのです!!」
醜態を見られた恥ずかしさに、声を荒げて弟子に叫んだ。
「いやね、いきなり三人ともいなくなったらおっしょさん淋しがるんじゃないかと思ってさ。」
「淋しいなどと、そのような事!!」
「はいはいはい。」
ぴょんと屋根から飛び降りると、私を軽々抱き上げて庵の中に連れて行く。
「まぁったく。おっしょさん、泣き虫なんだから。」
「な、泣いてなどいません!」
慌てて法衣で顔をごしごしこする。弟子はその様子を可笑しそうに見下ろしている。
我ながらの情けなさに、顔を上げることが出来ない。
その上、涙は意思に関係なく流れて出て、止める事が出来ずにいた。
6456 :2006/03/24(金) 21:48:46 ID:z/ZD8W7h
悟空は庵の長いすに私をふわっと下ろすと、ひざまずき、下から覗き込むように私の顔を見た。
「じゃ、これはなんなんでしょう?」
「こ、これは……心の汗ですっっ!!」
取り繕った言葉に、悟空はわざとらしく目を見開いて小首を傾げた。
それからコツンと額を合わせて、かすれた低い声で優しくささやいた。
「石頭。」
その声に肩の力がふっと抜けて、私の涙の筋が増した。
「うっ…ぐ…。」
嗚咽を漏らすまいと両手で口を塞ぐ。
その手と頬との涙にそって、あの時の柔らかい感触が這ってきた。
閉じた瞼の上でそれが止まると、両手首を掴まれゆっくり左右に開かれた。
下から押し上げるように唇を重ねてくる。
舌が歯の間をすり抜けて、私の口内に侵入してくる。
そのまま押し付けるように悟空は立ち上がり、私はのぞけって後の机に張り付けられた。
あの時のように身体は憔悴してはいないのに、あの時のように抗うことも応えることも出来ず、
鼻で息をするのが精一杯だった。
だらりとした腕を残して、悟空の手が法衣の中に滑り込む。
裾から入った熱い手のひらが、太股を揉みこむように握り這い上がる。
ビクッとして薄眼を開けると、眼の端に積み上げられた経文が映った。
「………」
「何?おっしょさん。」
私が口を動かすと、少し唇を離して悟空が聞いてきた。
「私は…仏に仕える身です…。……このような…」
涙でぼやけた中空から、悟空の顔に視線を移す。
悟空は私の言葉に絶望的な悲しそうな顔をして、宙を仰いだ。
ほどなくカクンと首を下ろして硬く眼を閉じ、眉間に皺を寄せ低く呻いた。
 
「………抱きたい。」
6556 :2006/03/24(金) 21:49:50 ID:z/ZD8W7h
「え?」
目を丸くする暇もなく、私は悟空の胸に引き寄せられ、骨が痛むほど強く抱きしめられた。
「抱きたい!抱きたい!抱きたい!抱きたい!!……俺はおっしょさんを抱きたいっ!!!」
ぎゅうぅっと抱きしめたまま、肩を振って駄々っ子のように叫ぶ。
言葉には驚いたものの、その様子は見知らぬ雄からいつもの悟空に戻ったようで、
私はようやく喉のつかえがとれた。
「いけません。いいですか、悟空。私には指名があるのです。
 世のため人のために、仏の教えを説くという…」
「わかってる!わかってるよ!!けど、なんでダメなんだ?!
 おっしょさん、言ってたよな?愛は尊いものだって。
 俺はおっしょさんを愛してる!大切に想ってる!命にかけて守り抜く!!
 親子や隣人の愛は尊くって、男女の愛はダメなのか?
 そんなのおかしいだろ?
 自、分、がっ、愛を拒んでて、どうして人に愛を説けるンだよ!
 それともアレか?
 おっしょさんは俺が嫌いなのか?俺の愛は迷惑なのか?」
「嫌いなわけないでしょう!!私だって悟空を愛していますよ!!」
つられて大声で叫んでしまう。
「………じゃ、問題なしだ。」
悟空は納得したように頷くと、私の顎に手を掛け引き上げた。
「え?で、でも、それは………」
怒涛の口撃に目を白黒しているうちに、悟空はチュッと接吻をした。
私を固く抱きしめたまま、満面の笑みで目を合わせ、
「大好きだ。おっしょさん。」
そう言って、抱えこんだまま床に身体を横たえた。

「舌入れるから、愛しているなら応えてね?」
唇を重ねてそっと舌を差し入れてくる。
頭の中が混乱したまま、動きに合わせておそるおそる舌を左右に揺らしてみる。
こわばった動きに、それでも悟空は嬉しそうに何度も私の舌を追いかけて絡めとる。
するりと袂に入ってきた手が左右に開き、法衣がはだけて引き下ろされた。
上半身が露になっているというのに、私は何故か、なすがままだった。
重く粘った口内の熱さが頭の芯まで滲出して、おかしくなってしまったのだろうか。
6656 :2006/03/24(金) 21:50:44 ID:z/ZD8W7h
とはいえ帯を解かれると、さすがに恥かしさに身をよじる。
「ダメだよ、おっしょさん。男女の愛は、恥ずかしがらなーい。」
メッと叱るように肩を掴まれ、正面に向き直された。
悟空はいつの間にか服をすべて脱いでいた。
筋肉の塊がひとつひとつ主張していて、思わぬ逞しさに目をそむける。
頬が熱くなってしまって正視できない。
「耳まで真っ赤だよ。男の裸くらい見たことあるでしょ。」
「そ、それはありますが…その……悟空が、こんなに男の身体だったとは…」
「そっか。じゃ、俺の身体に慣れた方がいいよ。」
ひょいと私の手をとると、自分の股間にいざなった。
「 !!!!!?!っっっ!!! 」
声にならない声をあげ、己の手に掴んだモノの感触におののいた。
「ご、悟空!ぐ…ぐにょぐにょしていますよ!」
「そ。コレが俺。んでね、ここを擦っていくと……」
私の指を使って、根元から先に向かって撫でていく。
輪環状のくぼみをぐるりとなぞった時に、その下の血管がビクンと跳ねて、
悟空のモノは、みるみる形状を変えていった。
「あ、ちょ、ちょっとタンマ。それ以上はヤバイかも。なんせ五百年分だから…」
あまりの変化に悟空の身体が心配になってきた。
「ヤバイとは、…痛いのですか!?こんなに固く大きく腫れあがってしまって。」
両手で恐々包み込み、悟空を見上げると、困ったような顔をしてククッと笑いだした。
「痛いというより…ん〜…おしょさんだっていっしょなんだよ。」
クイッと膝を両手で開き、私の股間に身体をねじ込ませる。
「ご、悟空!悟空!そこは、ア、アレです!その、ダメですよ!」
「黙って。」
顔をむくっとあげて、下から這うようにやってくると、もう一度口を塞がれる。
そして、臍の谷間で指が上下に動き始めた。
6756 :2006/03/24(金) 21:54:25 ID:z/ZD8W7h
「…んっ!ん〜ん〜ん!」
想像だにしなかったその行動に、驚き、なんだか怖ろしくなってきて
悟空から逃れようと身体を揺らす。
目の端に涙がたまる。
つと、指の動きが止まって、唇が離れた。
「…大丈夫。
 大丈夫。大事にするから。
 おしょさんは、俺だけを見てくれてたらいいから。」
嘘偽りの無い慈愛の瞳がそこにあった。心が心に沁みこんできた。
「………悟空、を?」
「そう、俺を。」
すいこまれるくらい見つめあって、私は悟空に手を伸ばした。
目を閉じて私から接吻をした。
悟空の唇が首に向かって滑り出す。くすぐったいような、気持ちがいいような、不思議な気分だった。

-----------------------------

すみません。ここまでです。エロがなかなか出て来ません。
もっとエロくなって頑張ってきます。
ヒントあったら、また宜しくお願いします。
68名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 22:07:56 ID:C0NxXCzB
GJ!
「ぐ…ぐにょぐにょしていますよ!」に萌え(´Д`*)
69名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 22:16:57 ID:fURLIm6x
ん〜ベリーナイス!

>>「ヤバイとは、…痛いのですか!?こんなに固く大きく腫れあがってしまって。」
擦れてな〜いお師匠様萌え
70名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 23:04:54 ID:w6/Z25/o
>>56さんGJ!!

7156(悟空視点):2006/03/25(土) 04:43:32 ID:+K/SEtvm
喜んでくれて嬉しいです。書いて良かった。
で、続きですが、すみません。
おっしょさん視点だといつまでたってもエロに突入しないので、
悟空視点に変えました。

前回同様で、妄想フォローお願いします。


--------------------------------

首筋に唇を落とし、鎖骨まで這わせて少しきつめに吸い付いた。
おしょさんの身体がピクッと震えて縮こまる。
それでも俺の肩にすがりつき、逃げようとしない。
むしろ俺の身体が拠りどころかのように、額をこすり寄せてくる。
身を預けてくれた喜びが、躯の奥で熱に変わる。
ああ、もうこのまま抱きてぇ。
むちゃくちゃにドロドロに溶けるまで、この人を抱きまくりてぇ。
でも、大切にしたい。怖がらせちゃいけない。
相反する二つの気持ちに翻弄されながら、ゆっくりと唇を這わせる。
肩ごと首を持ち上げて、一方の手で背中をさする。
優しく、くまなく、小さな背中をさすっていく。

大丈夫。大丈夫。愛しいおしょさん、怖がらないで。

7256(悟空視点):2006/03/25(土) 04:45:07 ID:+K/SEtvm
躯がゆるりと柔らかくなって、肌につけた唇にほんのり熱が伝わってきた。
法衣の上にそっと降ろし、組み敷いた躯に目を落とす。
小ぶりで形の良い双丘は、驚くほど真っ白だった。
両の掌で包み込みやわやわ揉み上げると、少しずつ紅が差してしっとりと汗ばんできた。
真っ赤に尖った小さなその先を転がすように口に含む。
「ふぁっ…!」
吸い込むような吐息が聞こえて、おしょさんの顎がクンと上がる。
顔が見たくて上を覗き込む。
その間も指で二つ同時に先を摘み、クリクリと丸めるように転がし続けた。
「…ふ、ふひゃ…ぁ…あふ………ひゃ…」
上手く息が吐けないようで、ひたすら口をぱくぱくして吸っている。
唇は杏のように深紅に熟れて、瞳は長い睫まで濡らして潤んでいる。
そしてその視線は、俺の顔を必死で健気に追ってくる。
泣き顔とは違うその顔に、どうしようもなく俺の雄が刺激されて
抑えていた枷が外れそうになる。
落ち着け。落ち着け、俺。


先の手を休める事もなく、谷間から臍に向かって唇を下ろしていく。
臍の周りを舐め上げる。腹筋のない腹が波打ってわなないているようだった。
「……ご、くぅ」
吐息交じりの甘い声で名を呼ばれ、躯の芯がじんと痺れてくる。
「…何?おしょさん。」
「お…かしく…なりそう……で、す。これ…は、まだ、続くのです…か?」
いつものように話しているつもりなのだろうが、声が上ずって途切れてしまっている。
「ん〜…まだ。というか、これから?」
俺の返事に眉を下げ、信じられないといった表情で焦り始めている。
いつもの動じそうで動じない強いおしょさんが、俺の手の中で不安そうに俺を見つめている。
たまんねぇっ……。おっしょさん、あんたの声がもっと聞きたい。
7356(悟空視点):2006/03/25(土) 04:46:34 ID:+K/SEtvm
脚を持ち上げて膝を割る。谷間に沿ってなぞり上げる。
じんわりと濡れてはいたが、もっとゆっくりやさしくする筈だった。
でも、逸る気持ちは既に抑えが利かなくなってきて、中指を奥に差し入れると、内壁を擦りながらかき回した。
それでももどかしくてもう一本指を増やして、抜き差しを繰り返す。
第二関節を曲げて、敏感なツボを強引に探り当て、こねる。
とろりとした液が増して、更にそれを入り口のさきのツボに親指でグリグリとなすりつける。
もっと、もっと強くかき回したい。ぐちょぐちょになるまで。
指をバラバラに動かして、入り口も中もひだの奥まですべて俺の跡を刻みつけろ。
「……!…っあっ!………あ!」
おしょさんの腰が小刻みに震えて、持ち上げた脚がこわばっていく。
やめろ。やめろ俺。頭の片隅で叫んでいるが、どんどん気持ちが急ってくる。
指を抜き、腰を抱え込んで陰に喰らい付く。会陰を舐め上げてその先をむしゃぶるように吸い付いた。
舌を伸ばして、奥へ差し込む。もっと、もっと奥へ。これじゃ足りない。
おしょさんのすべてが欲しい。突き立てて、ひとつになって、融けてしまいたい。
「………や、やぁ……ク…ウ。…クゥ。」
か細い泣き声に、ハッと我に返る。さっきと違う泣き顔に、血の気がサーとひいていく。
しまった。俺はなんて事を。おしょさんが………泣いている。
「ご、ごめん。おっしょさん。ごめんね。痛かった?」
慌てておしょさんの頭を抱えて包み込む。
そこからは言葉が続かなくて、ただただ黙って抱きしめた。
腕の中の肩の震えが収まっても、何も言えなくて、じっとそのまま抱きしめていた。
7456(悟空視点):2006/03/25(土) 04:51:01 ID:+K/SEtvm
「………温かいですね。」
ぽそりとおしょさんが口を開いた。
「悟空があの檻から連れ出してくれた時と、……いっしょです。」
ああ、あの時か。閉じた瞼にあの時のおしょさんの姿が浮かぶ。
「何故、連れ出したのです?」
乾いた口をむりやり動かして答える。
「…わかんねぇ。けど、生きててほしかったんだ。生きて、幸せになって欲しかったんだ。」
「そうですか。…私もです。悟空が幸せになって欲しかったんです。
 あなたを悲しませたくなかったのです。」
にっこりと、慈しむように笑いかけてくる。
「思えばあの時、私は生まれ変わったのかもしれません。
 ………悟空?」
「はい。」
「………抱いて、くれますか?」
あわせた目を真っ直ぐ見据え、瞳を閉じた。
「はい。」
「地獄に落ちるかもしれませんよ?」
「のぞむところです。」
「では、一緒に参りましょうか。」

俺は、幸せだった。


後日、おっしょさんが天国と地獄は紙一重なのかもしれませんね。と言った。
う〜ん。そうかも。


-----------------------------------

以上です。最後まで描写できなくてごめんなさい。
西遊記エロ、皆さんのを読みたいので、ぜひお願いします。
75名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 09:58:14 ID:fxaktkiO
>>56さん、すごく良かった…
性&心理描写が最高…2人とも地獄へ落ちる覚悟で
天国へイク悟空&三蔵に朝から萌えてしまいました。
天国編もまた読みたいです。
76名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 13:27:38 ID:SAlbS/oi
続ききてた〜!
56様エクセレント!あのドラマの二人に沿っているところが
凄く良いです(この際、性別は無視で)
77名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 14:09:02 ID:tA68TnoF
>56 
GJ!! 
ドラマの続編みたいでイイ!!
三蔵の性別は女がいいなァ
78名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 15:22:17 ID:gjlb9Njs
ぐっじょ!
スペシャル前に読めて良かった!ゴクウの心の叫びに萌えた
79名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 20:30:17 ID:7eOg1woH
初々しいおっしょさんと男前な悟空がいいね>56GJ!
悟空は優しすぎるからもっと強引でも萌えるな〜
続き楽しみにしてるよ〜
80名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 20:48:53 ID:Bvy9MfIg
強引そうなのはかっぱかな。
子豚は羞恥プレイ?
81名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 23:48:30 ID:xp30LhRh
師匠大好きで強引な悟空萌え!
河童はテクニシャンって感じ
子豚くんは甘えそう…
82名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 23:52:35 ID:sy6awZ7f
>81 ああ〜その3部作読みてぇ〜強引な悟空も見たい

しかし金魚もテクニシャンっぽいがw

83名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 01:25:10 ID:8gd2sxtX
その金魚さまに鍛えられたテクで
初々しいお師匠さんを調教…する悟浄はどう?

>>56
続きの天国編…?もお願いしマス
8456:2006/03/26(日) 10:26:07 ID:WBAvUccw
うわー!!具体的な感想&温かい言葉ありがとうデス!
書いて良かった。嬉しいです。
でも続きは…ごめんなさい。見得張ってクールにコメントしてますが、自分的にはカツカツまで頑張ったので、これ以上は無理ぽ。

でも、>81さんのや>83さんのはすっごくツボなんで、読みたいです。
ぜひぜひどなたかお願いします。

あと、リンリンゴクウも読んでみたい。
煽るリンリンにイラついて『ごらっ犯すぞ!!てめぇ!』みたいな…
勝手ながらテカテカしながら待ってます。
851:2006/03/26(日) 11:06:45 ID:TKEXHKQt
<<56氏
素敵なSSありがとうございますm(_ _)m
また、このスレに参加して下さっている皆様方、本当にありがとうございますm(_ _)m
1は本当に嬉しいです(*゜▽゜ノノ゛☆
立てて良かったですo(^▽^)o
月曜日は、スペシャルですね(^-^)
皆様方と楽しんでいけますように☆彡
86名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 11:32:28 ID:wtTpe9mk
>>84
凛凛「やれるもんならやってみなさいよ!」って切り返しそう
87名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 14:26:33 ID:8Kz6m35o
そういえば93年にSPで放映された西遊記(三蔵が宮沢りえのやつ)は
見事なくらいに悟空×三蔵だったなー・・・あと全体的な雰囲気がエロかったです
しかも悟空が三蔵に惹かれた最大の理由が、悟空の初恋の女の子に似ていたという
トンデモネー理由が・・・orz
でも悟空×三蔵が一番好きだなー
三蔵法師は中性的と言われつつも漏れの目にはどう見ても女性にしか見えない・・・
88名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 16:28:31 ID:/4p8yiA6
>>87
主題歌が
【愛のままにわがままに僕は君だけを(は?)傷つけない】だった
僕→悟空、君→三蔵に思わず脳内変換したな
89名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 20:32:12 ID:S3GaKs0T
>>87
あの三蔵は男設定じゃなかったっけ。
普通に男女の恋愛ストーリーだと思って見てたんだが、悟空に横恋慕した女が「悟空は三蔵を愛しています」と他の女に言って、
そしたら相手の女が「馬鹿な、三蔵は男です」と返したから画面の前で凍り付いた覚えがある。
当時小学生だった自分には何がなんだかわからなかった。
なんだか恐ろしくなってすぐに見るのをやめたんだけど、この記憶間違ってないよね?
90名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 20:58:09 ID:mcPc0Ipk
モっきゅん悟空も、唐沢悟空も見たはずなんだけど、いまいち覚えてないなぁ。
悟空が敵の毒にやられて目が見えなくなった時、三蔵が悟空の瞼にキスしたら
直ったっていうシーンが印象に残ってるのがマチャアキ悟空
これだから三蔵は女優さんなんだと、思い返して確信

そういえば香取悟空版の河童×三蔵だと、お師匠さんが大切な河童は
やる前に布団の上で正座して「お願いします!」って言いそうだなぁ
9156:2006/03/27(月) 11:23:04 ID:NHl5U7Ed
こんにちは。悟空話で盛り上がっているところすみません。
舌の根も乾かぬうちに戻ってきてしまいました。
>86さんの台詞に、妄想が堰を切って漏れてしまったみたいです。

宜しければ、夕方くらいにでも続編投下してもいいですか?
連投になりますし、投下予定がある方がいらしたら申し訳ないので。
ちょっと長くなりそうです。
92名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 12:03:57 ID:Axpc7QSF
>>91
是非とも!頑張って下さい
93名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 13:34:38 ID:iMII++aU
>>91
イイヨイイヨ〜無問題!!
>56さんの続編がスゴク読みたい!!
94続・56:2006/03/27(月) 13:52:07 ID:zSTCMIb6
ありがとうございます。このスレは器が大きいなぁ。感謝。
では、前回の話から、三ヵ月後のお話です。
陵辱気味の表現がありますから、苦手な方はスルーで。
稚拙な部分は、脳内妄想でフォローお願いします。

----------------------------------

「…う……ん………。」
真夜中、悟空の腕の中で三蔵が寝返りを打った。お腹を抱えて丸まっている。
「………どした?また腹が痛むのか?」
「すみません。起こしてしまって。……少し。夕餉の山菜を食べ過ぎたのかもしれませんね。」
額にはじっとりと嫌な汗が湧いていて、明らかに辛そうだった。
「待ってろ。薬持ってくる。」
数週間前から、三蔵は腹を痛めることが多くなり、薬湯は常備していた。
濃い茶色の苦い液体を飲み干すと、いくぶんか楽になったようで弱々しく微笑んだ。
三蔵が寝息を立てるのを見届けてから、悟空は寄り添って再び眠りに着いた。

「―で、なぁんでそんなに離れてんの?」
翌朝、朝の勤めである読経が終わり、雑穀の粥を食べていた。
細長い机の対角線上に、二人は座っている。
「………え〜、その、…朝の悟空は、意外と危険ですから。」
あははーと三蔵がごまかし笑いをする。悟空ははぁぁ?と、小首を傾げて笑い出す。
「なぁんにもしないって!!いいから、ほら!こっちおいでよ。」
「いえ!いいです!先日それで騙されましたからっ!!」
きっぱりと言い放つ三蔵に、悟空は内心舌打ちをする。
(三ヶ月もいっしょにいたら、いらない知恵がついてくるなー)
「いいもんね〜。」
そう言いながら、残った粥をひと飲みにして席を立つ。
95続・56:2006/03/27(月) 13:53:21 ID:zSTCMIb6
「だったら、こっちから行っちゃうからっ!!」
言うが早いか、机の上を滑るように突進する。
ガタリと三蔵が立ち上がるが既に遅く、すっぽり悟空の腕に収まっていた。
「悟空!今日は川向こうまで行かないと!」
抗議するが、掌で服の上から胸を揉まれて真っ赤になって口をつぐむ。
「大丈夫。いざとなったら俺が担いで走ってやるよ。」
「嫌ですよ。そんな恥かしい。」
ふいと横を向く三蔵は、湯気が出そうなくらい熱かった。明るい所では殊更苦手らしい。
悟空はそれを知っていて、三蔵の反応を楽しんでいる。
「かっわいいなぁ〜おっしょさんはっ!!」
ガバッと法衣を後ろ手に一気に脱がせる。
「きゃぁぁぁぁ!!!!」
胸を押さえて慌てふためく三蔵を捕まえて、唇を重ねる。
ジタバタする三蔵をしっかりと抱え込んで、顔を傾けて舌を差し入れる。
ネトリと、粘性を帯びるまで口内を掻き回して三蔵を黙らせる。
「……ふ…は。」
熱い吐息を絡ませながら、唇を離すと、三蔵の目がウルウルと濡れて恨めしげに悟空を睨んでいた。
「………返して下さい。」
「やぁだ。返して欲しかったらここに座って?」
悟空の中心は既にそそり勃っていて、いかにも固そうに鎮座していた。
三蔵は困り果てた表情でそれを横目に見て、視線を悟空に移す。
「こんなの………今日だけですからね。」
「はいはいはい。」
悟空の肩を持って、そろりとまたがる。目を固く瞑って肩を上げ、恐る恐る腰を沈めた。
「…ん、んん………。」
下唇を噛んで、苦しそうに息を止めている。悟空も先から締め付けられる快感に、更に熱を帯びてくる。
ギチ…と奥まで咥え込んで、ようやく三蔵は長い息を吐いた。
「気持ちいい?」
「わ…かりませ………ん。」
「ここんとこ、膝つけて、腰動かしてみて?」
「………そん…なの……」
「やって。」
もう一度、口付ける。唇横にずらして耳を甘噛みする。ひぁんと三蔵は高い声を出した。
「やって。おしょさん。」
荒い息遣いと共に耳元でささやく。もはや三蔵は言うなりになるしかなかった。
おずおずと腰を上げ、沈める。じゅく、と泡が溢れてくる。
「い、はぁ………ぁ。」
いつもと違う内壁の部分を突かれて、思わず声が漏れる。
もう一度腰を上げ、ぷるぷると震えながら挿れていく。根元まで咥えこむと、
じゅじゅっと結合部から音が鳴り、ぎゅうと膣が縮こまった。
「………も、無理…です……。」
ハァハァと胸を上下させながら、悟空の胸にクタリとしなだれた。
96続・56:2006/03/27(月) 13:54:20 ID:zSTCMIb6
「十分いいよ。俺も、も、限界かも………」
下から腰を突き上げる。上がっていく速度に、三蔵は悟空の腰に脚を絡ませ肩口にしがみついた。
「……あ!……あ!……や!」
突き上げに合わせて喘ぐ。擦れたひだが奥の快感に連携して、躯が悲鳴を上げる。
「……くぅ………ご…くぅ。」
「………おっしょさん!!」
二人はお互いの躯をしかりと抱き締めて、果てた。


その夜の事である。尿意を覚えた悟空が、三蔵を起こさないようにそっと外に出て行った時、
「こ〜の、エロ猿。」
後から不意に声を掛けられ、頭を回すと、草叢に憮然とした老子が立っていた。
「なんだ、じじいか。久しぶりだな。」
ぷるんと身体を震わせて、向き直ると、脳天をズゴッと杖で割られた。
「……〜ってぇな!やいっ!!てめぇ何しやがるんだ!!!!」
「馬鹿者。いつまで三蔵の周りをうろついておるのだ。」
思いがけない言葉に、眉をしかめる。
「いつまでって……これからもずっとだよ。悪いか。」
「悪いも何も、お前は三蔵を殺す気か?朝から晩まで抱きまくって。」
キョトンとした後、悟空は老子に向かってニヤリと笑った。
「いっやらし〜。老子様覗いてたの?それともうらやましいのかなぁ〜?
 ダメだよ。おっしょさんはあげないよ〜。」
老子は深いため息をついて、静かに言った。
「すっかりバカップルに成り下がりおって……。悟空、最近三蔵は体調をくずしておらぬか?」
悟空はその言葉にドキッとしたが、努めてさりげなく切り返した。
「ん〜。ちょっと腹イタがあるけどね。元気そうだよ。心配無用っっ!!!」
「………腹痛ね…。悟空、手を出せ。」
明るく叫ぶ悟空を無視して、懐から薄い紙に包まれた物を出して手にのせる。
渡されたのは、七つの赤い丸薬だった。血のように赤黒い小さな丸い薬。
「コレを飲ませて、腹痛が嘘のように消えたら、…悟空、即刻ここを立ち去れ。」
「はぁ?なんだよ、それ。」
「それは妖気を一刻消す薬じゃ。体調不良がお前の精のせいならばこれで痛みも消えるはず。」
この上なく不愉快な説明に、悟空は鼻に皺を寄せてその丸薬を見つめた。
「もともと、妖怪と人間が交わる事など禁忌なんじゃ。どちらかの命を吸い取るようなものだからな。
 しかれど、お前達はまだ間に合う。日が浅い。交わる期間と同じだけの時をやり過ごしたら、
 少なくとも三蔵は、元の身体に戻るであろう。」
「待てよじじい。言いたい事抜かしやがって。
 てめぇは知らねんだよ。俺とおっしょさんはちゃんと愛し合ってるんだぜ。」
「そうかもしれぬ。心はな。しかし、身体はついていっておらぬ筈じゃ。」
「え?ちゃんと感じて……」
そこまで言って、ドガッと頭を殴られる。
「ばっかも―――っん!!そんなの分かっておるわ!!!お前の強い精ならば、人間の女なぞイチコロじゃ!!」
「………それ、褒めてんの?」
ポカポカポカと、またしても杖ではたかれる。
「強すぎる、という事は、時に相手を必要以上に傷つけるという事じゃ。
 ………とにかく、ソレを三蔵に飲ませてみる事じゃな。」
そう言って、老子はホイホイと闇に消えていった。
97続・56:2006/03/27(月) 13:56:37 ID:zSTCMIb6
捨ててしまいたくなるその薬袋を、悟空は仕方なく庵に持ち帰った。
そして、ふと目をやった寝所に慌てて駆け登る。
「………ぅ…うぅ……」
三蔵が腹を抱えて、のたうっていた。滝のような汗が流れて顔をしかめている。
今までに無いほどの苦しみようだった。
悟空はうろたえながらも先程の丸薬を慌てて取り出して、三蔵の口に転がしこむ。
喉を鳴らしてソレを飲み込んだ三蔵の顔から、見る間に苦悶の跡が消えた。
「……悟…空…………。」
懸命に息を整えて、悟空を見上げる。痛みから解放された安堵に頬がばら色に染まる。
相反して、悟空の顔からは、血の気が引いて目の奥に虚ろな闇が広がった。

「最近、元気がありませんね。具合でも悪いのですか?」
三蔵が心配そうに顔を覗かせる。心配をかけまいと薄く笑って適当に答える。
「最近、肉食ってねぇせいかな?…猿はほら、雑食だから。」
それを聞いて、三蔵は思案顔になる。
「おっしょさんは、最近具合はどうだい?腹は痛くならね?」
「ええ。悟空から頂いた薬が良く効いたようです。毎日一粒づつ大切に飲んでますよ。」
まだ四日目なのに、確かに三蔵の体調はみるみる良くなっていくのが見てとれた。
「ああ、そうです。悟空、明日用事で都に泊まりで行ってきますので、畑をお願いしますね。」
「え?俺も行くよ。」
「畑をお願いしますね?」
念を押されて、しぶしぶ頷く。とはいえ、三蔵の顔を見るのが辛かったので、少し救われた気もした。

翌日の夕刻、三蔵に言われた通り、畑で水を運んでいた。そこへ忌々しい老人が顔を出す。
「どうじゃ?出て行く決心はついたかの?」
「………………」
無視して、畑に水をまく。押し黙ったままの悟空に老子は痺れを切らせて、言い切った。
「丸薬もあと二日分じゃ。早く出てけッ!!」
その言葉に、ピクンと顔をあげ、老子に詰め寄った。
「そうだ。じじい、あの薬くれ。あれ飲んでたら、大丈夫なんだろ?」
不遜な言い方ではあったが、目は切羽詰っていた。
老子は、不快そうに顔を上げ、斜めに悟空の顔を見下ろした。
「あれは、あくまで対処療法といったであろう?元を絶たねば本当に良くはならん。
 それにアレはさる御仁が、精魂込めて作られた薬じゃ。一日にひとつしか作れなくっての。」
取り付く島も無い言いざまに、悟空は焦りだす。
「あ、でも、でもよ、老子様。羅刹女様は人間じゃん?
 ちゃんと妖怪と結婚して子どもまで作ってたじゃん。」
「羅刹女は特別じゃ。妖怪の国に住み、そこの水を飲み、妖気を吸って身体を慣らしていった。
 お前は三蔵に、そのような事をさせるつもりか?」
そんな事はどだい無理な話だった。八方塞がりの悟空に、老子はもうひとつ薬を握らせた。
小さな小瓶に入った真珠色の液体。
「それは、妖怪との交わりの記憶を消す薬じゃ。これでお前は元の三弟子うちのひとりに戻る。
 貴重な物だから、大事にされよ。」
「………っんだよ、コレは。」
「仏心じゃ。最悪な事に、三蔵の心の中にお前がデーンと居座っておる。
 身体の妖気が抜ける間、心の拮抗が取れなくなって万が一どうにかなってしまっては
 ……哀れだからの。」
そう言い残して、老子は姿を消した。悟空はヨロヨロと傍にあった岩にへたり込んで、頭を抱えた。
98続・56:2006/03/27(月) 13:59:12 ID:zSTCMIb6
畑を取り巻く草原が、夜風にさわさわとたなびいて、空には下弦の月が赤く輝いていた。
悟空は、未だそこを動けずに、いた。


「やっほー。久しぶり。元気してた?」
明るい声に顔を上げる。民族調のチャイナ服を来た凛凛が手を振っていた。
「なんだよ、来客の多い日だな………。
 悪いんだけど、今、俺ぁ気が立ってんだ。またにしてくれねぇか。」
「ご挨拶ね。せっかく来てあげたのに。」
ププンと頬を膨らませて、悟空の横に腰を下ろす。
額を抱える悟空の顔を覗き込むようにして、いたずらっぽく笑う。
「ねっ?悟空タン?」
「だあぁれが悟空タンじゃっ!犯すぞ、ごるぁっ!!」
ガバッと顔を上げ、顎を上下しながら威嚇する。
その様子に凛凛は、ひるむどころか可笑しそうに口を尖らせて、
「やれるものなら、やってみなさいよ。」
煽惑的に、袂を少し肌蹴させた。
「………………」
並の男ならそれだけで鼻血を吹きそうなチラリと覗いた柔肌を、悟空は半目でしばらく眺め、
「ハァァァァァ〜。」
と大きなタメ息をついて、座り直した。
「ちょっ、何よぉ〜、その反応は?」
「ダメ………お前じゃ勃たね。…ちょっと、今日はひとりにさせてくんね?」
組んだ手に額をのせたまま、一瞥もせずにそう言い放つ。
凛凛の顔から半笑いが消えて、眉が歪んだ。
しばらく肩を落とした悟空を眺めていたが、やがて労わるように手を伸ばした。
「……悟空…。」
手が肩に触れたとたん、パシンッ!!と悟空に払われる。
「帰れっつってんだろ!!!今はお前の話相手している場合じゃねぇんだ!!」
払われた手を抱えて、凛凛は今にも泣きそうな面持ちになった。
けれど何かに堪えるように顎を上げると、悟空をキッと見据えて言った。
「何よ、弱虫。」
「………ぁんだと?」
姿勢を変えずに悟空がのろりと返事をする。
「ヨ・ワ・ム・シ!!って言ったのよ!
 そんなんじゃ、三蔵さんを幸せになんて絶対できっこないわ!!!」
肩がビクンと揺れて、悟空が不愉快そうに凛凛の顔を見上げた。
99続・56:2006/03/27(月) 14:00:20 ID:zSTCMIb6
「今、……なんつった?」

底から響くようなくぐもった声で凄みながら、ユラリと岩から立ち上がる。
目が心なしか赤くぎらつき、背中から青い炎がちろりと立ち昇る。
凛凛は、自分に向けられた事の無い悟空のその様に、半歩後ずさりしてゴクリと生唾を飲み込んだ。
怖ろしさを振り払うように、一際大きな声を悟空に浴びせる。
「何度でも言ってやるわっ!アンタは弱虫よっ!!
 好きな女を救う手立てを知っているくせに、自分の欲望を優先して何も出来ない弱虫よっっ!!!」

バリッッ!!!

凛凛の胸座を掴もうとした悟空の手が、勢いあまって肩袖ごとを引きちぎった音だった。
「俺はっ!!…強いっっ!!!!!」
悟空が叫んだ。誰に言いたいのか分からないほどの大きな声で。
片胸が露になりながらも、怯むことなく凛凛も声を張り上げる。
「強さは、チカラじゃないわ!!三蔵さんだって言って……!!」
凛凛の台詞は最後まで言えなかった。悟空に喉を掴まれ、もんどりうって押し倒される。
「……カハッ!」
思わず咳を吐き、凛凛は苦しそうに顔を歪めた。
その上にまたがって、首ごと喉と顎を押さえつけている悟空は、更に苦しそうだった。
「………俺、は…」
搾り出すように呻く。そんな悟空から目を逸らさずに、息切れしながらも、強く叱り付ける。
「目を、覚ましなさいよ!今のアンタは強くな……っ」
二度目の台詞も遮られた。食いつくような、噛み付くような、接吻とは呼べない口づけ。
喉の奥を突かれ、拘束するように舌を絡め取られ、
頬張るように顔の角度を変えて、執拗に口内を犯されていく。
凛凛の胸の奥から早鐘が聞こえてきた。それは、恐怖からか、何からなのかは分からなかった。
先ほどまでの怒声が消え、月明かりの草原には虫の声だけが響いていた。
100続・56:2006/03/27(月) 14:01:58 ID:zSTCMIb6
悟空は眉間に濃い皺をよせたまま、おもむろに身体を起こすと、凛凛に残った布を腰まで一気に引き下ろした。
見上げる凛凛には、逆光で悟空の表情は読み取れない。
凛凛にとってはそれが怖ろしく、でもそれに負けたくなくて、まるで勝負を挑むかのように睨みつける。
荒い呼吸の凛凛とは逆に、悟空の息は限りなく静かだった。
「………ぅくっ!」
目をしかめ、小さく凛凛が呻く。柔らかい双丘をギリギリと絞り上げ、揉みしだかれる。
その先の突起を、無理やり勃たせようとするかのごとく、強く吸い、噛み付かれ、ザラリと舐め上げられる。
意思とはうらはらに、凛凛の躯は、内側から熱を帯びていく。
肺だけでは間に合わず、腹を使って息をする。
それでも熱が冷めることはなく、むしろ短い息継ぎに、悔しい位敏感になっていくのを凛凛は感じた。
「落ち……つき…なさいよっ!このバ…カッ……!!」
落ち着きたいのは凛凛の方だったのかもしれない。罵りと共に熱を放出する。
暗闇に慣れてきた目をこらすと、罵った相手がいたって冷静な顔をしているのに気が付いた。
いや、能面のようともいえようか。

凛凛の背筋にゾッと寒気が走る。口が強張り、ニの句が告げられなくなる。
抗えない力で、うつ伏せにされ、グイと腰を引き上げられる。
「……黙れ。」
後から耳元でささやかれる。左後ろから伸びた手の指が凛凛の口に押し込まれ、
もう一方の手は、裾を掻き分け女陰に向かう。
手から逃れようと腰を引く。が、背後にある筋肉の壁に押し戻される。
せめて脚を閉じようとしても、後ろから滑り込んできた膝で崩される。
下着に潜り込んできた指は、その奥を弄り、突き始めた。

いつしか虫の声もやみ静寂に包まれた草原で、凛凛の荒い息と、くちょくちょとした粘性の水音だけが響いていた。

「……ふっ………ふ、くっ…!はっ…はぁっ……ぁ…」
指枷がはずされても、凛凛はもはや言葉など発せなくなっていた。
トロリとした液がふとももを伝い、抜き差しする指をビクッビクッと締め付けても、
攻撃は休まる事がなかった。
幾度か頭が真っ白になった。躯が仰け反り痙攣した。
噴出した汗が、そのまま蒸発しているように思えるくらい、灼けついていた。
身体を支える両手が崩れると、支えられ、はしたなく割られた脚の中心を弄ばれた。
ぬちゃりと音がして曲げた指が引き抜かれ、過敏になった入り口をぐるりと擦られる。
先の蕾で留まると、小刻みに揺らしながら押し付けてくる。
「やっ!あ………あぁぁぁっ…ぁ!ぁあああっっ!!!」」
何度目の頂点だろう。すべて後から伸びた手でイカされた。
顔が見えない。これは本当に悟空なのだろうかと、かすむ頭で考えた。
悟空でないのなら、今すぐ殺して逃げてやるのに……とも思った。
101続・56:2006/03/27(月) 14:02:49 ID:zSTCMIb6
その時、鈍い痛みが凛凛を襲った。

ずるんと奥に入ってくる。溢れる潤滑油でそれは苦もなく押し入ってきた。
けれどきっちりいっぱいに咥え込まれて、その形がはっきりと分かるくらいに押し広げられている。
「………………っっ!!!」
獣のような姿勢をとらされると、それはすぐに抽出を始めた。ズブスブと押し込み、抜く。
「ふぁぁっ!!」
抜かれた瞬間、呆けたような声が出てしまう。追いかけるように愛液がじゅんと飛び出る。
繰り返され、徐々に速度を上げていくその動きに、目を閉じる事も忘れ、震える顎を上下しながら喘ぐしかなかった。
「ハァ…ハァ……ハァ…ハァ……ハ………っあっ!」
ぐぅぅぅ…と、最奥までねじ込まれて、今までに無い感覚にプルプルと尻が震える。
ビクンと膣の中でそれが跳ねた。
「ひやぁぁっ………ん!!」
凛凛はたまらず崩れ落ち、悟空は後から抱きかかえるようにして精を放った。

悟空は、わずかに上がった息を整えて凛凛の身体をなぞる。
裂かれたような刀傷で手が止まる。
自分を庇い、出来た傷。自分の最愛の人に付けられた傷。
悟空はうなだれ、再び額に苦悶の筋が刻まれた。

ズサッ!!!

悟空の乱れた着衣から上着が引き抜かれた。
息も絶え絶えな、凛凛だった。
その服で前を隠し、少し距離を置いてから、よろめきながら悟空に向き直る。
「こ、んな…んでっ、女をっ、抱いたと思…ったら、大、間違い、よっ!」
見事な啖呵を切ってのける。足は震え、声も上ずってはいるが。
その様子に、悟空は苦々しい己の顔をパシンと右手で覆い、首を左右に振る。
「っんで、お前は………」
凛凛に近づこうとしたその時、悟空は、彼女の両手に巻かれた包帯の一方が解けているのに気が付いた。
包帯の下は、数寸つづの刀傷だった。

癒え方が微妙に違うその傷は、七本。 ………七本?

老子の言葉が頭をよぎる。
『さる御仁が、精魂込めて作られた薬じゃ。一日にひとつしか作れなくっての。』
あの日、渡された丸薬は七つ。血のように赤い、丸薬。
102続・56:2006/03/27(月) 14:04:05 ID:zSTCMIb6
「!」

凛凛がそそくさと包帯を巻き直している。悟空は走り寄ってその手を掴み、
もう一方の包帯も解く。
「………そうなのか?あの薬はお前の血から出来ていたのか?」
核心を付かれた驚きが、凛凛の顔に現れる。一時置いてプイと横を向くと、
「しかたないじゃん。半妖ってあたしぐらいだし。アンタ達見てらんなくてさ。」
呆然とする悟空の手に、ぎゅっと新たな薬を握らせる。
「これは、お代に頂いとくわ!」
悟空の上着を羽織ると、凛凛は風のように去っていった。

手を広げると、五つの赤い丸薬があった。
もう一方の腕に出来ていた新しい傷も、ちょうど五つ。

暗闇にひとり残された影は、両膝を地に付けていつまでも中空を見つめていた。
半刻ほど経った時、月の光を切り裂くような、悲痛な猿の雄たけびが草原に響き渡った。



「具合はまだ悪いのですか?悟空?風邪をひきますよ。」
土間に突っ伏して寝ていた悟空を、三蔵が揺り起こした。
「………おしょさん?」
「はい、只今帰りましたよ。ほら、卵。しし肉も買ってきました。
 今日はご馳走ですからね。お酒も、少しですが、あるんですよ。」
三蔵は浮き足立つように台所向かう。それをぼんやり眺めながら問いかける。
「そんなに値が張るもん……金は、どうしたの?」
くるりと振り向いて、にっこり得意そうに笑った。
「アルバイトです!!都で写経をしてきました!
 御仏の為にも人々の為にもなる、良い仕事でした。
 お陰で悟空の好きなものも、頂くことができたんですよ。」
胸を張って、楽しそうに言う。
「もしかして、この前俺が言ったから?そんな身体で?」
「もう大丈夫です。悟空の薬でずいぶん良くなりましたし、いつも世話になりっぱなしで…。
 悟空に元気になって欲しかったんです!」
悟空は、三蔵の顔をまともに見ることができなかった。
代わりに腰帯に手を入れて、小さな瓶を取り出した。
「…………おっっしょーさんっ!」
荷物を運び込む三蔵を呼び止める。
「はい、なんでしょう?」
振り向きざまに、三蔵を抱きしめる。
三蔵は少し驚いて、でもゆっくりと悟空の背中をなでる。
「寂しかったんですか?……私もそうでしたよ。」
顔を合わせてふふっと笑う。可愛らしいその顔をもう一度胸に寄せて、悟空は小瓶の中身をあおった。
そのまま長いくちづけをする。
悟空の口から、とろとろと真珠色の液体が流し込まれる。
「ごめんね。おしょさん。」
三蔵は薄れゆく意識の中で、悟空の声を抱きしめた。



幾月か後、三蔵は腐りきってしまった卵としし肉を土に埋めた。
自分が、何ゆえこのような物を買い求めてしまったのかが、わからない。
ただ、なんとなく捨てがたく、ずっと庵に置いていた。
「夏ですからね。仕方ありませんよね。」
誰ともなくそう呟いて、庵に戻る。机の上には飲むはずも無い酒瓶が飾ってあった。

10356:2006/03/27(月) 14:07:04 ID:zSTCMIb6
以上です。
長々とした妄想にお付き合い頂いて、ありがとうございました。

今日のスペシャルを楽しみにしていますが…妙な視点で見てしまいそうな自分が恐いです。w
では………逃げまーす!!!
104名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 14:57:07 ID:Axpc7QSF
GJ!
…しかし、切ない話だ…
105名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 16:57:54 ID:iMII++aU
>56さんGJ!!
朝は元気でデンジャラス!!な悟空ワロタw
オッショサンラブラブで朝晩抱きまくり…激し過ぎたのネ…
ソリャ身体も壊すヨなんてったって500年分の精ダカラw
しかし悟空セツナス…
アノ話は嘘ピョン!!ってことにならないの?老子サマ…
1061:2006/03/27(月) 16:58:16 ID:xbyNY0W7
>>56
素敵なお話本当にありがとうございます
107名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 20:08:03 ID:EiOyv7e1
>>103 
お疲れ&GJ

三ヶ月で悟空の言いなりに調教されるお師匠さん・・萌える
108名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:34:32 ID:gFGhVdJu
西遊記スレあったんだ。
も…萌えた(>_<)
1091:2006/03/28(火) 01:31:57 ID:6gPfk9nd
映画化決定です(=^▽^=)
盛り上がっていけたら幸いです
110名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 14:47:04 ID:HwTVsK/Q
>>109
映画化決定嬉しいですね。来たばかりなので宜しく。

>>94-103
ショート小説を読んだ感じ・・感動しちゃいました。
別れる決心をして三蔵を抱きしめ長いキスをする悟空・・
記憶を消されて何も憶えていないのに寂しそうな三蔵・・
せつなすぎるよ・・なんとかしてあげて・・
111名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 16:26:05 ID:yEK7S1JJ
ゴジョウはどこ行った?きゅうり持って
112名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 17:27:20 ID:rfuR1KR8
ゴクウが消えたあとのおっしょさんのとこへ
おっしょさんを慰め押し倒してきゅうりを入れるゴジョウ
113名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 17:45:20 ID:tyOPUDaW
マジでか! 
GJ>ゴジョウ
114名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 18:53:10 ID:hlHQ0QX8
いやいや、そこは子豚親子でナメナメして
お師匠様を慰めるのです。
115名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 21:33:12 ID:AokvjS5s
>>62-67
>>71-74
ラブラブカプの悟空×三蔵が好き。

「俺はおっしょさんを抱きたいっ!!!」
って強請る素直な悟空とか
「……ご、くぅ」と吐息交じりの甘い声
で呼ぶお師匠さんが超かわいい。



116名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 22:40:00 ID:H+VO/hMp
お釈迦サマ!!
このスレを読んでから、最終回あたりの録画を見たら、
煩悩が駆けずり回ります!

どうしたらいいのでしょうか?!
117名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 00:13:34 ID:bIdg7IH+
118名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 00:30:01 ID:kj10ksbh
  悟空×凛凛を!! 
  悟空も凛凛の気持ちに気づいただろう
     ・・・・さすがに
  
  頼みます!!
119名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 10:30:02 ID:/5Zq6oEN
オラからも頼むm(__)m
120名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 12:44:17 ID:Qt99Fgmk
>>118
悟空×凛凛→>>99-101
121EROの国の三蔵法師:2006/03/29(水) 12:45:29 ID:Qt99Fgmk
>>116
その煩悩(ERO)を文章にしてここに書き記すのです。
そうすれば煩悩もこのスレ住人と共有されて楽になるのですよ。
122名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 16:37:01 ID:MXhWp85x
三蔵×悟空×凛々
三蔵と凛々がゴクウヲ奪い合いとか?
123名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 16:51:46 ID:CYoBKhsX
ゴジョウ×三蔵がいいなぁ
124名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 17:25:23 ID:LW41lA34
>>122
三蔵は奪ったりしないとオモ
受けが似合うよ
>>123
悟浄×三蔵はどんなのがいい?
イメージを挙げれば職人さんが
書いてくれるかもよ
125名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 17:41:38 ID:TFy9SDUU
こっそり凛凛×三蔵の百合カプを希望してみる
126名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 17:53:05 ID:LW41lA34
>>125
イイね
凛凛×三蔵だと三蔵は♂で?
127名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 01:27:48 ID:NGLYngt8
>>126
百合なんだから♀なんじゃ……
128名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 12:19:00 ID:4Yifcqg/
第十話で凛々に惚れ薬を飲まされた
悟空がそのまま凛々を襲ってしまう…。
てのは?
129余談56:2006/03/30(木) 12:53:30 ID:DpavNEkU
自分の続編の小噺でよかったらドゾー つ>128

------------------------------
さてさて、56の妄想話から、四年と九ヶ月ほどたったある日のお話です。

「は〜ら、減ったぁぁぁぁぁぁ!!」
村外れの畑のあぜ道に、ひとりの猿が行き倒れておりました。
「クソ餓鬼どもに、弁当あげるんじゃなかったよぉぉ〜。……も、動けね。」
「よろしかったら、どうぞ。」
目の前に、色とりどりのおかずが詰まった重箱が差し出されました。
それを見て、ガバッと起き上がった孫悟空は、ガツガツと喰らいはじめ、みるみるうちに平らげてしまいました。
「プッは―――!!!ぅんまかったぁぁぁ!!ありがとよッッ!!!」
満面の笑みで振り返った悟空の前には、これまた満面の笑みでたたずむ女性の姿がありました。
「それはようございました。セイテンタイセイソンゴクウ様っ。」
「り、り、り、………凛凛〜〜〜ッッッ!!!!!!!」
慌てふためきながら、後にスザザッと尻込みます。
「お、おまっ!何でここに?!」
「まぁったく、よくこんな辺境の地で隠れ住んでいられるわね〜。探すのに苦労したわよ。」
「………っんで、来たんだよ!……帰れ帰れ!妖怪の国にカ・エ・レッッッ!!!」
「アナタも一緒にね。私と結婚して、滅法国の王として暮らしましょう?」
するりと悟空の腕の中に滑り込むと、両手を回して有無を言わせず接吻しました。
「ね?悟空タン?」
「誰が、悟空タンじゃぁぁっ!!!おいこら凛凛ッッ!!何だよ、コレは!!アレか?仕返か!!!!!!」
「あら?悪い事したと思っているんだ?」
ウグッと返事に詰まって、悟空は所在無さげに瞳をうろたえさせる。
「……そりゃ、あんなことしちまって……とにかく離せよ!この手をどけろぉぉぉ!!!」
鳴きわめく悟空を意に介せず、凛凛は更に身体をくっつけてくる。
「いやぁよ。せぇっかく会えたんだもぉぉぉぉん(ハート)」
濃厚なハートを飛ばしながら、媚びるような視線を悟空に投げかけた、その時である。
  ◎Switch ON ☆
なんと悟空の方から、リンリンに接吻してきたではありませんか。しかもそうとう濃いそうなのを。
ようやく唇を離した時には、すでに凛凛の顔は上気して、腰にも力が入らなくなるくらいでした。
「その通りだよ、ハニー。もう二度と離さないよ。」
「嬉しいわ、悟空……」
  ◎Switch OFF ★
「―って、わぁぁぁっっ!!!!ぺーぺっぺっぺっ!!
 まさかお前ぇ性懲りもなく…おい!あの布かせ!布よこせぇぇぇっ!!」
突き放すように後ずさりをし、首を前後ろに回しながら、怒鳴りつけます。
皆さんは、もうお分かりでしょう。そうです。凛凛は媚薬入りの口紅をつけていたのです。
凛凛はぺろりと舌を出して、紅入れの小箱をひらひらさせながら、勝ち誇ったように、哂いました。
「ざーんねんでした!今回布は持ってきていまっせーん。
 しかもこの紅、前回と媚薬の成分変えちゃってんのよね。」
「な……なんだよ。その、成分って…」
あの時の悪夢が、グレードアップして自分に襲ってくるのを予感して、悟空は青ざめました。
「ズバリ、心より体ってヤツ?」
  ◎Switch ON ☆
「はっはっは。相変わらずの子猫ちゃんだなぁ。この、お、ちゃ、め、さんっ!」
身体をくゆらしながら、凛凛に近づいた悟空は、鼻の頭をツンツン小突きながら、迫っていきます。
  ◎Switch OFF ★
「うわ――――!!マジか!なんだよそれっ!!お前ぇバカか?!バカだろ?ぜってー俺に近づくなよ!
 絶対絶対来るんじゃねぇぞ!!バカバカ凛凛!!バッカ凛凛!!!!………わぁぁぁぁぁっ!!!!!」
一目散に畑を走って逃げていきました。……半泣きでした。
「どっちがバカよ。……今度は逃がさないからね。」
後に残された凛凛は、腕を組んで仁王立ちに、不敵な笑みをたたえていました。
130余談56:2006/03/30(木) 12:54:53 ID:DpavNEkU
翌日の朝です。

「う〜〜なぁんか悪ぃ夢でも見たみてぇだったな……。」
粗末な小屋の寝床で、のびをした悟空は、ふと右手にある感触に違和感を感じました。
右手でポンポンとソレを探ります。そのうち嫌ぁな冷や汗がダラダラと流れてきました。
怖ろしくて、目をそちらに移す事ができません。
「お・は・よ♪ ダ〜リン♪」
そこには、薄紫色の極薄更紗の寝巻きを肌蹴させた凛凛が寄り添っておりました。
朝もやの小屋の中で猿の悲鳴が聞こえます。
「ウッッッッキャ――――――――――――――――!!!!!!」
  ◎Switch ON ☆
「う〜ん、素敵だよ。僕の凛、凛。君の美しさに朝から勃ってしまったじゃないか。」
「遠慮しないで。私はいつでもOKよ。」
「ありがとう。では………」
  ◎Switch OFF ★
「―って、『では』じゃっなぁぁぁぁいっ!!!近づくなっつったろ?」
「だって、泊まる所ないんだもん。いいじゃない。最近女抱いてないんでしょ?ホント勃ってるし。」
「おとこの生理だ!………も〜俺、山で寝る。今すぐ行ってくる。」
「素直になりなさいよ。ね、ゴ・ク・ウ?」
凛凛は、するりと寝巻きを落として、胸の谷間を強調しつつウィンクをしました。
  ◎Switch ON ☆
「なりまーす!僕タン素直になります!! かぁぁわぁいぃいっ!凛凛かわいい!!!」
ガバッと凛凛に覆いかぶさると、悟空はあっという間に………挿れてしまいました。
凛凛はいきなりの挿入の痛みに、少し顔をしかめましたが、飛びつくように悟空を抱き締めました。
「悟空。もっと深くして。こども……」
途中から、台詞はうまく続きません。
  ◎Switch OFF ★
「―って、なにやってんだぁ俺!しかも気持ちいいし!」
「ここまできたんなら、続けましょ。もっと気持ちよくしてあげるから。」
悟空は床に付いた両腕に力を込め、眉をしかめて必死で堪えています。二の腕の筋肉がググッと盛り上がりました。
「勘弁してくれよ。俺はしばらくこうゆうのしたくねぇんだ。」
眉間に皺を寄せ心底辛そうな悟空の顔に心が痛みましたが、それでも凛凛は悟空の腰に脚を絡めます。

二人とも、必死でした。  違う意味で。
131余談56:2006/03/30(木) 12:56:29 ID:DpavNEkU
「しばらくって、………まさか誰かさんが死ぬまで、なんて言うんじゃないでしょうね?」
「………」
「ちょっと!悟空!!!!」
凛凛が腰を突き出して問い詰めます。
「わっ!バカ!!動くなよ!イッたらどうすんだ!!」
「………いいじゃない。」
そのまま、悟空を押し倒すように、凛凛は騎乗位になりました。
  ◎Switch ON ☆
「積極的な凛凛も素敵だぁ!!」
「私も、悟空のイく顔見たいなぁ〜。……ここ、感じる?」
悟空の袂を掴んで肌蹴させると、胸板をペロリと舐め、二つの突起をチュウと吸い上げます。
  ◎Switch OFF ★
「うわぁぁぁ!やっべ!!マジやべぇ!!」
「素直になったら?身体が楽よ。………中、だしていいから。」
「アホかぁぁぁぁぁぁ!!!!!―んなことしたら!」
「いいわよ。八戒さんトコの八恵ちゃん、可愛いかったもん。私も欲しいな。」
  ◎Switch ON ☆
「オゥゥケェェェイ!ベェビィ!!!!いざお伽の国へ!!!」
   ◎Switch OFF ★
「ダメダメダメダメ!ダメだって!!だいたいなんで俺なんだよ!!
 俺より優しくてお前ぇの事好いている妖怪なんて、山ほどいるだろがっっ!!!」
悟空の叫びに、凛凛は身体が強張り眉が歪みます。小さなため息をついて口をへの字に曲げました。

「………嫌いだからに、決まってんじゃん。」
「はぁぁ?」

「ムカつくのよね。だったら悟浄さんみたいに妖怪の縄張りに戻ればいいのに、
 いつまでもこっちに隠れるみたいに住んでてさ。…誰を待ってんだか。」
「これは、俺の趣味ですー!!自給自足?かっこいいじゃん。生きる喜びってヤツ?」
「…そして、世の為人の為ってヤツね。」
視線を横に逸らし、忌々しげに凛凛は呟きます。悟空も視線をずらし鼻に皺を寄せました。
「アンタのそうゆとこが、腹立つのよっ!!」
凛凛は腰を浮かしてヌッと抜くと、もう一度ぐうぅと己の中に挿れ込みました。
132余談56:2006/03/30(木) 12:58:05 ID:DpavNEkU
  ◎Switch ON ☆
「………ぅ…――キタ―――!!!………凛凛の中……サイコ…GJ………」
悟空が切なそうに見上げます。喘ぐかすれ声に、凛凛の心臓がドキッと跳ね上がりました。
「……でしょう?滅法国に行ったら、毎日夢心地にさせてあげるわよ。」
悟空の荒い息遣いを間近に感じたくて、唇を落とします。
限りなく淫らな行為を仕掛けているのは自分なのに、手が震え、睫が揺れます。
「悟空……おいでよ。こんなアンタ、見てらんない………」
媚薬のせいとは分かっていながら、自分を求めて舌を絡めてくる悟空が愛しくてなりません。
   ◎Switch OFF ★
「………凛凛。」
唇を離して、悟空はぜぇぜぇと息を吐きながら、大の字になって天井を見つめました。
「なに?」
「お前に同情される筋合いはねぇぞ。これは俺が選んだ道だ。」
「同情って………」
「……頼むから、放っておいてくれ。」
息が整い無表情になっていく悟空に、凛凛は胸が締め付けられて苦しくなってきます。
「……嫌よ。頬っておいたら、それこそ世の為人の為、妖怪の為にならないじゃない。」
ブルッと躯を震わせて、ゆっくりと抽出を始めました。
「私はね、滅法国の王女として責任があるの。」
ぬちっぬちっとした粘性の水音が、徐々に激しくなっていきました。
  ◎Switch ON ☆
悟空は、目の前に吊り下げられた双球を揉みしだきます。
「……あ………あ…ンン……」
自分の指の動きにひとつひとつ反応して喘ぐ躯に熱を煽られて、猛ってくるのがわかります。
しっとりと薄紅色に染まった女の中を掻き回して、深く繋がりたい衝動に突き動かされます。
「ひぁ!………や、ぁ…ぁあん……」
腰を回して、互いの陰部を擦り合わせ、より奥へと捻り込んでいきました。
上体を起こして、熱く灼けたしなやかな背中を引き寄せます。
その時、くくっと締め付けられて、女の脚が痙攣しました。
「も………無理………。」
くたりと悟空の胸にしなだれます。その覚えのある感触に悟空の血がざわざわと泡立ちました。
   ◎Switch OFF ★
ズルリと固く張ったものを引き抜いて、弛緩した凛凛の躯を抱き上げます。
投げ捨ててあった寝巻きをその躯に巻きつけて、そばにあったてぬぐいで額の汗を拭ってあげます。
「………悟空…?」
「なにが責任だよ。これで子どもでも出来ちまったら、こっちこそ見ていらんねぇじゃねぇか。」
133余談56:2006/03/30(木) 12:59:07 ID:DpavNEkU

………実は、それが狙いでした。

悟空の性格からして、孕んだ女を無下にすることなど出来ないと、凛凛は分かっていたのです。
「それならそれで、いいって言ってるじゃない。………ごく〜…」
媚薬のスイッチを入れようと、後ろから抱きつきます。
けれど悟空の背中は、ピクリとも反応しません。かわりにゆっくりと口を開きました。
「なんか知らねぇが、余程の事情があったんだろ?ほら、布かせよ。ホントは持って来てんだろ?
 ……話しぐれぇは聞いてやるから。」
その台詞に、凛凛の眉がハの字に下がり目が潤んできます。
それでも涙をこらえ、口の端を結んで、寝床の脇にある自分の肩掛けを隠すように身体をずらしました。
「なんのこと?私はただ……。」
「………凛凛。」
「私は、ただ、悟空と結婚して………。」
「凛凛っ!!!」
背中の筋肉が、凛凛を叱るようにググッと盛り上がりました。
「私はただっ!!これ以上!!悟空の悲しむ顔を見たくなかったのよっ!!!!」
吐き出すように、泣き出すように、悟空の背中に叫びました。

狭い小屋に悲痛な声が響き終えて静寂が戻った頃、悟空は首だけ凛凛に回し向き、ニカッと哂いました。
「し〜んぱいすんなよ。俺様を誰だと思ってんだ。」
「………悟空…。」
「五十年、六十年、五百年だって訳ねぇよ。屁でもねぇ。」
遠い目で、崩れかけた窓から空を仰ぎました。凛凛の目から、今にも雫が零れ落ちそうです。
悟空はそれを知ってか知らずか、おどけた声を出しました。
「しっかし、お前ぇなんだなぁー。……激しすぎね?」
「………バカ。」
揺れながら睨み付ける凛凛に、悟空も口の端をニィと上げて応戦します。
「バカ凛凛。」
「バカバカバカ猿!大馬鹿野郎!!」
「どっちがだよっ!!!ばーかばーか!大ばか凛凛!!」
楽しそうに言い返す悟空に、凛凛は泣きたいくらい可笑しくなってきます。笑い転げてしまいます。
「バカ凛凛。………ありがとよ。」
思いがけず優しい瞳で語りかけられて、凛凛はくるりと後ろを向いて天井を仰ぎました。
「………これで、あの夜の事はチャラだからね。ご馳走様でしたっっ!!!!」
素早く悟空の口を例の布で拭って、頬に別れの接吻を落とすと
タタタッと小走りに小屋を出て行きました。

「六十年後に私のところに来たくなっても……遅いんだからね――――――!!!!」
外から、凛凛の強がった声が風に乗って聞こえて来ました。
134余談56:2006/03/30(木) 13:01:29 ID:DpavNEkU

凛凛は、滅法国への帰路の途中、木陰から三蔵の姿を捉えていました。
長安にいる妖怪から聞いた通り、懐に持っている経文からは、何の神通力も感じられません。
道行く人に、悟空の容貌やその性格を伝え、行方を尋ねています。
「隠れてるつもりでも、所詮アンタは悟空なのよ。
 人間界にいる限り、探し当てるくらい誰にだってできるんだから。」
三蔵は懸命に崖を登り、その上の分かれ道を右に進んでいきました。
「………あっぁ〜。そっちじゃないんだけどな。………ま、いっか。これくらい。」
凛凛は鼻歌を歌いながら、でも少し寂しそうに、滅法国に向かって歩き始めました。


「あ〜あ。どうすんだ、コレ。やっぱ溜まってたんだなぁ俺。」
残された悟空はというと、勢い良く処理をしてしまい、せっせと小屋を拭き清めていました。
けっこう間抜けな姿です。
「煩悩って、なかなか抜けねぇモンだな。
 こんなんじゃ、まだまだおっしょさんの様子なんか見にいけねぇや。」
ははは、と自虐的に笑うと、たらいを持って外の井戸に出て行きました。
外は柔らかい風が吹いて気持ちよく、それに乗って三蔵の声が聞こえてくるように思えました。
「おっしょさん、今頃元気にお経でも読んでんだろな―――!」

勿論この先、自分の身にどんな事がおこりうるのか、この元気な猿には分かろう筈もありませんでした。

   《 let's クンフー♪ 》

-------------------------

以上です。連投失礼しました。
妄想が止まらなくって、ゴメンなさい!!!
135名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 13:37:49 ID:4E7Dk4ZU
>56さんGJ!10話を思い出して楽しかった。
56さんはラブエロ系もセツナイ系も書けて幅広いですね。
そこでリクなのですが…
今度セツナイ&エロ系の悟浄×三蔵を書いてほしいな。
いつも影ながらお師匠さんの側にいて悟空に負けないくらい
お師匠さんを好きで必要としてたと思うので。
136名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 13:48:31 ID:qRr9nIKS
それより、悟空×悟浄でしょ。
13756:2006/03/30(木) 14:07:23 ID:pjt87SAM
ありがとうございます。
また機会があったら、お願いします。
悟浄絡みは自分も是非とも読みたいです。
………では
138名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 15:52:45 ID:pVivs0e+
>>137
56さん、悟空凛凛も良かったよ〜
おつかれさま
>>135
私もアダルト悟浄×三蔵を読んでみたい
139名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 01:12:40 ID:b5b+pAVL
もっと凛凛×悟空が読みたい…。
140月の夢1:2006/03/31(金) 01:27:51 ID:+jn1Zyqb
エロ度低めの悟浄×三蔵の小話を置いてきます。
ちょい切ない系。しかも悟浄の一方通行かも。
そんでもって、やはり描写って凄く難しいです。56さん、尊敬しました。



 リリリリ・・・


 微かな虫の音で目が覚める。
 虚ろとした意識の中で、重い瞼をうっすらと開く。
 外は見事な月でも出ているのだろう。蒼白い光が気持ちよさそうに眠って
いる弟子達を包み込んでいる。
 しかし、何かが足りない・・・ような気がする。寝ぼけた頭と半分閉じてい
る眼から見える景色はとても狭い。
 白い法衣を纏った三蔵はむっくりと身体を起こした。喉が渇いた。
「あ・・・勝手に水を飲むのはいけませんよね」
 旅の途中。今回は山小屋をたまたま見つけられたからよいものの、近辺に
村はない。なにより次の国まではまだ相当の距離を残している。水は貴重だ。
 それならば、と気を紛らわそうと三蔵は静かに、物音を立てないように扉
に向かう。
 キィ・・・
 扉の向こうには真っ白い満月が三蔵を見おろしている。

「お師匠さん・・・」
「ご、悟浄・・・あなた、こんな時間にどうしたのですか」
 驚く三蔵の視線のその先。外套を纏った蒼の妖術師もまた、動揺していた。
 沙悟浄・・・三蔵の弟子である彼は少し気まずそうな表情を浮かべつつ何とか
言葉を発する。
「眠れないんですか?」
「えぇ、少し。悟浄こそこんな時間どうしました?」
「ん、あぁ・・・見張りです。他のヤツには任せられませんから」
 月というのは不思議なもので、三蔵の清楚な雰囲気が今はどことなく神秘
的に感じる。
 三蔵が普段と全く違う人間にすら見えた。昼間と何一つ変わらないはずな
のに。ただ、光の加減がそう錯覚させているに過ぎないと分かっているのに、
悟浄は理性の箍(たが)と熾烈な戦いを強いられた。
「いつも、そうやって見張っていてくれたのですか?」
 鈴のような声が近づいてくる。きっといつもの柔和な笑顔を浮かべている
に違いない。
「・・・俺は、自分に出来ることをしているだけです」
 ついぶっきらぼうな言い方になってしまう。軽い自己嫌悪が襲った。
 すとん・・・という軽い音と背中に生まれた暖かな感触。そして、あの優しく
綺麗な声が聴こえた。
「いつもありがとう。感謝、しています」
 体の中で何かが軋んだ。その言葉はどこまでもまっすぐで、清らかで・・・自
分の心の奥底にある煩悩にチクリと突き刺さる。
「師匠を、護るのが・・・弟子の使命ですから」
 そして、自分に嘘をつく。本当は弟子という立場にいらだっているくせに。
 なんて子供臭い感情を持っているのだろう、と内心ぼやく。踏み越えては
いけない線だと分かっているのに・・・

−愛されたい・・・

 自分だけ、特別になりたいと願う自分がいる。許されないことだ。三蔵は
誰にでも優しく平等。
 そんなの・・・分かっているくせに。
141月の夢2:2006/03/31(金) 01:33:23 ID:+jn1Zyqb
「俺は、お師匠さんが笑っていられるように手助けするだけです。お師匠さ
んの笑顔が、見たいから」
「悟浄・・・・・・」
「外套は羽織ったほうがいいですよ。夜は冷える」
 蓋をする。そんな感情に気づかないほうがいい。忘れたほうがいい。
 今はもう、いつもの悟浄だ。クールでニヒルな三蔵の弟子。
「・・・・・・なぜ、そのように辛そうな顔をしているのですか?」
「!!」
 見透かされた。羽織っていた外套を三蔵にかけてやり、いつもどおりの笑
顔を浮かべた・・・はずなのに。
 心臓が一際大きな音を立てた。うるさい。
 それでも、平然としていなければ。気づかれてはいけないのだから。
「何か悩みでもあるのですか?何でも相談にのりますよ」
「あ・・・・・・いや、その」
 困った。そもそも、百戦錬磨の悟浄がこれほど困りきっているのは珍しい。
 恐らく、悩みを正直に白状しない限り三蔵は引き下がらないだろう。しか
し、相談するということは悟浄の想いを本人に告白するということだ。

「・・・・・・・・・」
 深い溜息。三蔵は意を決したのか息を呑んでいた。
 悟浄は心の中で三蔵に謝罪をすると、覚悟を決めた。
「ん!!」
 三蔵の小さな身体を引き寄せ唇を塞ぐ。必死に抵抗する三蔵だが、性別以
上に種族の差が大きいのかビクともしない。
 しかしそれでも、決して苦しくはない。三蔵の抵抗も、軽く拳を握りトン
ッと悟浄の胸に当てるだけになっていく。
 悟浄は三蔵の口内に侵入し始める。歯の間をすり抜け、三蔵の舌に絡みつ
く。その感触だけで悟浄の体内がカァッと熱くなった。「禁忌」という言葉も
脳裏によぎるが、それがさらに火をつける。
 そして、三蔵も得も知れぬ感覚が身体中で爪を立てているのに恐怖と期待
を感じていた。少しカサつく悟浄の唇はとても熱く心地よかった。
「んっ・・・ふっ」
 悟浄の唾液が喉を通過するのを感じた。熱い熱い、鉄のようなそれに意識
が薄らぐ。眩暈がする。
 ようやく悟浄は三蔵を解放した。一瞬のようで永遠の抱擁に三蔵は息切れ
すらしていたが。
「お師匠さん、ごめんな。でも、貴方が好きで仕方ないんだ」
「わ・・・私は、仏に仕える、身ですから」
 乱れた法衣を整える三蔵の顔は紅い。
「分かってます。だから、これは今日だけ。もう眠ったほうがいい。手荒い
方法で申し訳ありません」
「え・・・・・・あ」
142月の夢3:2006/03/31(金) 01:35:46 ID:+jn1Zyqb
 悟浄は妖術師である。
 あの濃密なキスの裏には彼の催眠術が隠されていた。もちろん、下心もあ
る。
 それぐらいの役得はあってもいいだろう。と、眠気と必死に戦う師匠の姿
に内心苦笑した。
「おやすみなさい。お師匠さん。貴方にとって、今夜の事は夢でいい」
「ご・・・じょう」
 術の効果は抜群で、睡魔に負けて倒れこむ三蔵を優しく受け止めると悟浄
は再び呟いた。
「愛しています。誰よりも・・・たとえ、貴方が仏に全てを捧げても、俺は貴女
を愛します」
「・・・私も・・・」
「?」
「だい・・・す、きですよぉ・・・」
 なんて都合のいい寝言だろう。悟浄は誰にも見せたことのないような笑顔
を浮かべると、三蔵の額にそっとキスをする。先ほどの濃厚なキスに比べる
と羽根のように軽いキス。
 誰よりも愛しい人。
 まるで、今宵の月の如く白く美しい人。


「貴女を脅かすその全てから、俺は絶対に護ってみせますからね」



 そう、月に誓った。


end


えーと・・・ごめんなさい!!(脱兎)
エロ本気で少なくてごめんなさい!
これ以上のエロは(自分が)無理です・・・
あとは脳内補完ってことでお願いします(ぺこ)
143名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 02:08:27 ID:WUeO/CWs
140さんGJ!
144名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 02:29:20 ID:RZl1jToX
テラモエス(;´Д`) '`ァ '`ァ
GJ!
145名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 08:34:30 ID:62yCayzd
悟浄!かわいいよ!!悟浄!(#´Д`) '`ァ '`ァGJ!!

>「ん、あぁ・・・見張りです。他のヤツには任せられませんから」
らしくて萌えた。描写が悟浄っぽい上に綺麗でイイネ!

最初の頃、道中体ひとつ分離れて歩いていたのに、
大雷音寺から逃げ出す時には、おっしょさんをしっかり抱き支えてたのを思い出したよ。
都合のいい寝言もとっても可愛いかったです!
146名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 11:16:01 ID:WZWuxlap
>>140-142
「月の夢」って題名までステキ…GJ。
月明かりの夜に想い人から何でも話してみて…なんて
見つめられたら…キスしたくもなりますよ(キッパリ)
そして悟浄の濃密なキスに萌え…
それも催眠キス…どうせ夢になるのなら
もっと色んなことでき……と思った私(ゴメンナサイ…補完補完)
147名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 15:36:47 ID:oH32FnDo
>>146 (;´Д`) ノシ もっと色んなこと

エロ談だけでもけっこう楽しかったんだけど、
ss投下されると欲が出てくるな。
子豚や邪悪系の妖怪とかも・・・・言ってみる。
148名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 22:19:02 ID:na0IJaT+
月の夢イイヨ〜ロマンチック&エロ萌え〜
妖術をエロスに使うとはファンタスティック!!
>140サマ、GJ!
また書いてクダサイネ。
>もちろん、下心もある。
>もっと色んなこと…
>>146
エロ妖術ノ夢ノ世界でアンナコトヤコンナコトシテモ…
オッショウサンは傷つかないならもっとエロイコトOK?
149名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 23:00:48 ID:RZl1jToX
混成に犯される金魚たんとか
混成悟浄金魚で3Pとか
テクニシャン金魚に骨抜きにされる悟浄とか
悟浄金魚のツンデレ同士の大人のエロエロセックルとか
金魚たんものが読みたいです神様(||:3ミ)| ̄|_
150名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 00:05:57 ID:Ui3my7Jt
そういえば「遊んでるだけ?」の子豚君が大人の世界を知っているんだろうか
151名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 00:06:22 ID:XamzdwMp
>>148
その夢のエロ世界でラブラブなゴジョウ&お師匠さんも見たい。
152名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 00:06:57 ID:3iDajs+S
あげてしまった…逝って来るorz
153名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 08:43:59 ID:h6R/Fr+U
金魚「わ、わたくしは悟浄様のところへ行かなければ…!あの方が待っているところへ……」
混世「私とて愛し合う二人を無碍にするつもりはない。それが誠の愛ならば。
   この責め苦に喘ぐ事がなければ、先程飲み込んだ艶人花の種は蔓をのばすことは無い。ふふふ。」
金魚「……んはぁ………あ、あぁぁぁ!!」
金魚の口から、禍々しい蔓がスルスルと延びてきて、混世の責めに加わった。

てカンジで、あとお願いできませんかね?
154140:2006/04/02(日) 01:21:12 ID:foBtb6k6
レスありがとうございます!
実は本来は絵描きなんで、かなりハラハラしておりましたが
そう言っていただいて本当に嬉しいです。
>もっと色んなこと
実は後日談も考えてはいるんですけど・・・もうちょい、えっちい
のが書きたいなーと思ってます。でっきるーかな、でっきるーかな(違)

本当は「月の夢」で最初で最後の投稿にしようと思ってたのは内緒の話。
155名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 10:38:09 ID:ZgaeEN//
>>154
絵書きさんも話書きさんも同じ職人さん
想像力や表現力がないとできませんよ。
最後なんて勿体ない・・140さんの話大好きなので
悟浄&三蔵の後日談・・エチなの楽しみに待ってます。
156エロ河童:2006/04/02(日) 13:22:37 ID:0nC8iGy9
>>154
君(140)はできる、できるはずだよ…
君(俺)はもっとエロくなる、エロ河童になる…(催眠妖術)
157名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 21:17:27 ID:KLutY9jK
天竺への旅絵巻によると悟空&八戒が弟子になる前
三蔵と悟浄は※2人っきりで旅してたんだよね?
夜はどんな雰囲気だったのかな・・
158名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 23:54:25 ID:fXQT3fYH
師匠を弟子が犯すのも萌える
159名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 00:24:01 ID:GbNgL0jz
凛凛の花嫁姿に悟空は言葉がでなかった。
「コイツ…きれいじゃん」
確かにそうだった。そして普段、チャイナ服に隠れてはいるが
豊満な胸が目に付いた。
 
これ以上はかけない〜、誰か書いて〜。
160名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 08:59:09 ID:uM+9AeWT
おまえら三蔵は男だろーが
161名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 11:24:46 ID:++kRqY+B
うむ。しかしドラマの三蔵は、どう見ても女

どっちでもいいんジャマイカ(・ω・)
162名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 12:16:27 ID:9CKqEiQP
男か女か迷うのがまた萌えなんだなこれが
そこで三蔵法師に萌える理由を考えてみた

・汚れなき僧侶 ←汚したくなる
・男♂になりすましてるがじつは女♀?←脱がして見たい
・妖怪に囲まれたひとりか弱き人間 ←無事ではあるまい
163名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 15:37:12 ID:BS863LHz
>>162
わかるよ。昼間は教えを説く師匠に、夜は身体でお返しする弟子とかな。
164名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 20:50:37 ID:jJMaaTem
昼は説法を説き、夜は説体…いいなそれ
165名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 23:01:48 ID:OHeqFjY/
夜は身体で教えを説く師匠萌え
それを頂けるありがたい弟子は誰だ?
166名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 23:18:21 ID:q1U4HQ5I
日替わり
167名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 02:25:23 ID:XxRR1NlE
じゃんけんぽん!
( ゚д゚)○>(゚д゚ )

あっちむいて…
( ゚д゚)σ(゚д゚; )

説体!      オアズケ!!
( ゚д゚ )m9( ゚д゚ )
168名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 09:45:21 ID:1UvxQXLk
あっち向いてホイで決めるんかいっ
それじゃ悟空はずっとお師匠さんおあずけ…(7話)
悟空キレちゃうよ
169名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 16:12:19 ID:TveBx2yQ
悟空、凛凛にボロ負けだったもんね。


ある晩…食事を済ましたお師匠さんが入浴中の出来事。

浄「さて…今宵のお供…いや、教えを賜りたい者はいるか?」
空「もちろん、俺さまだ!!!」
八「僕もです…」

浄空八「よし…いざ…勝負!!! 〜レッツ カンフー♪」
じゃんけんポン!!あっち向いてホイ!!………ウリャー!ウッキィー!ブヒブヒー!

浄「よし!!俺の勝ちだ。」
空「また負けたよぉーー!!!」
八「また悟浄サンの勝ち…」

浄「ふむ。勝負の世界は厳しいのだよ。」
空「ズルイよぉー悟浄ばっかりぃーーー
俺もオッショサンと一緒に寝たいよぉーー!!」
八「悟空は弱すぎなんですよ…」

空「ダメだ!ダメだ!!ダメだぁーー!!!
やっぱ、一番強い奴にしようぜ!!!」
八「そんなのズルイ……」
浄「俺は其れでも構わないが。」

浄空八「よし…勝ち残った奴が…今宵オッショサンを頂く…
いざ…勝負!!! 〜レッツ カンフー♪」

ウリャーー!!ウッキィーー!!ブヒブヒーー!!………
早くも八戒がリタイヤし、悟空vs悟浄の闘いが続く……
170名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 16:14:34 ID:TveBx2yQ
そこへお風呂上りの三蔵が来て…


三蔵「御前たち…何をしてるのですか?」
浄空八「あっ…いや…その…1つしかないデザート?を
誰が頂くかで勝負を……」
三蔵 「またそんなことで(呆れて)…八戒は怪我まで…
浄空八「オッショウサン、スミマセン…ゴメンナサイ…ブヒィ……」

すると、湯上りの艶めかしい三蔵が近付いてきて

三蔵 「分かってくれれば良いのです…それよりも
八戒は大丈夫ですか?怪我を手当てしてあげますから
あとで私の部屋へいらっしゃい……」
八戒 「オッショウサァ~~~ン♪今すぐ参りま〜す!!!
じゃ悟浄サンに悟空、オヤスミナサァ~~~イ、〜レッツ!ブヒィ♪」


悟浄 「ハッカイ、ゼンゼン元気じゃねーかよ…」
悟空 「ハッカイ…アトデ覚えとけよぉ!! オッショサァ~~~ン(泣)」


暇つぶしデシタ、、、コメンナサイ
171名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 16:27:56 ID:wL0nvxmI
じゃんけんぽん!
( ゚д゚)○>(゚д゚ )

あっちむいて…
( ゚д゚)σ(゚д゚; )

GJ!!      >169!!
( ゚∀゚ )m9(´∀`)
172名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 23:05:51 ID:GabT9ERm
>>169-170
GJ!
水じゃなくお師匠さんを賭けて
真剣勝負するナマカたちイイ!
子豚くんの〜レッツ!ブヒィ♪が超カワイイ〜
173名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 10:07:37 ID:4iLOLEg/
>169さん面白かったでつ
お師匠さんはなまかの夜のデザートなのね
あのあと子豚君は美味しくいただけたのかな?
174名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 10:07:17 ID:Vokd4kCH
age
175名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 11:20:19 ID:h6lZB31w
さんぞー「ほかに痛いところはありますか?」
はっかい「し、したのほうが・・」
さんぞー「どこです?ぜんぶ手当てしますから」
はっかい「い、いいんですか・・」
さんぞー「あたりまえですよ」
はっかい「お、おっしょさんを見てたらココが痛くなって・・」
さんぞー「こんなに腫れてしまって・・痛そう・・どうすれば・・」
はっかい「あ、あの・・両手でやさしく擦ってくれれば・・」
さんぞー「こうですか・・」
はっかい「あ・・ああ・・」
さんぞー「あれ?もっと腫れて大きくなったよな・・」
はっかい「だ、だいじょうぶです・・そのままで・・ああ・・いい・・」
176名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 17:13:35 ID:qDO5ug8e
八戒wwww
177名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 20:03:24 ID:Ughsjz7K
末っ子甘えんぼ作戦でお師匠さんを落すとは…
子豚クンもなかなかやるじゃん。
178名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 11:24:24 ID:ly7xjyTj
>175
はっかい「おっしょさんの手・・気持ちいいなあ・・」
さんぞー「そうですか・・でも・・さっきよりずっと熱くなって・・」
はっかい「だ、だいじょうぶですけど・・1つだけお願いが・・」
さんぞー「いいですよ、私にできることなら・・」
はっかい「ちょっとだけ、先のとこ・・舐めてもらえると・・」
さんぞー「え・・ああ、そこを舐めて冷せば楽になるのですね?」
はっかい「は、はい、そうなんです・・でも無理だったら・・」
さんぞー「わかりました・・大丈夫です・・ぺろっ・・ちゅっ」
はっかい「あ、あん・・おっしょさん・・・・」


すき間から覗き見るごじょうとごくう
ごじょう「あいつ・・・・知能犯だな」
ごくう 「おい、おれにも見せてくれよ」
ごじょう「おまえは見ないほうがいい・・」
ごくう 「なんでだよ、おれも見たいよー!」
ごじょう「暴れられたら困るんだよ・・おい寝るぞ」
ごくう 「いやだーーおっしょさあーーん・・・・」
179名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 16:48:01 ID:aY3hPdcH

ageee〜〜
180名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 18:39:43 ID:4YduJclu
>>178
知能犯はっかいワロスw
コロッと騙されるさんぞーカワイス
181三蔵奉仕:2006/04/07(金) 21:10:15 ID:onyQrtUw
人(妖怪)を信じる心が大事なのです。
騙されても構いません、御奉仕します。
182孫娯空:2006/04/09(日) 19:28:45 ID:AbhJfM9O
エロパロが読みたいよーーーーーーーーーー!!
183名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 08:16:45 ID:jGRLQHOd
>182
悟空が娯ですか…w
184名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 09:32:35 ID:je22xFMP
三蔵奉仕
孫娯喰
沙護情
猪発快

続編まだかな…
185名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 10:56:11 ID:VT8h17tM
どいつもいい感じで発情してますな

>184 GJ
186名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 16:52:16 ID:xkA9RKac
漢字(感じ)ってけっこうエロいね。
そろそろエロ話しも読みたい…誰か落としてくれないかナ。
187名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 22:29:06 ID:0LH2LvBS
エロエロ不足
188名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 15:29:37 ID:llovwXXG
このスレのお話すごく好きなのに・・・寂しいな。
189名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 21:39:52 ID:4eHGuUV3
また職人さんが書いてくれるよう
リクエストやアイデア出してみたら
どうかな?
私は悟浄×三蔵が好きなんだけど
三蔵悟浄がまだ二人旅のとき…
風邪で寝込む三蔵を悟浄が看病するうち
つい欲望を押さえられなくなるとか
読みたい。
190名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 00:09:43 ID:sGZL7FIr
では、私も妄想アイディアを・・・。

ドSになったお師匠さんを元に戻すために、
ごくうがお師匠さんを連れ出して
強がるお師匠さんにあんなことやそんなことを・・・。

お互い意地になっちゃったりしてるとさらにGOOD!
すべてが終わった後に素に戻ったお師匠さんが恥らっちゃったりして

こんなのも読みたいです>▼<
191名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 07:37:08 ID:10Uzv0wG
>>190イイ!
192名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 14:53:10 ID:Z4q0P6WB
西遊記の2次創作絵とか見たくてググッたけど
なかなか見つからない。
どなたかご存知でしたら、教えて頂けませんか?
193名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 19:58:34 ID:10Uzv0wG
>>192ドラマ系のサーチエンジンで探したら?
194名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 22:21:05 ID:7ngcCxAY
>190
ものスゴいい(・∀・)!!
それをこっそり見守る、カッパ様&ブタ様・・・なんてな。
195名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 00:35:26 ID:Iykqwjdg
三蔵を強引に犯していいよ悟空
196名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 06:26:25 ID:lxe8t012
>>193 dクス もいっかいやってみる
197名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 00:37:25 ID:WmO6pvo3
誰か書いてくれたのむよ
198名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 15:19:09 ID:+qDo9/bE
ウッキーー!!
おっしょさんとエロエロしたいよーー!!
199名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 20:39:38 ID:wk37XHMc
してくれ。是が非でも
20056:2006/04/17(月) 11:17:24 ID:VxAjZUEY
|〜ヽ ダレモイナイ…
|゚д゚ ) 投下スルナラ
|゚ソ  イマノウチ
  ♪
♪ _
  /〜ヽ エロロロン
((( ゚д゚ ))) エロロロン
 ゚し-J゚ エロエロ ロン


お久しぶりです。今回も脳内補填宜しくお願いします。
八戒視点です。エロ少ないのでご期待に副えるかどうか………
201キトキトの壺で56:2006/04/17(月) 11:19:45 ID:VxAjZUEY
「とっととせぬか!!猿に子豚に河童!!!」
お師匠さんの雄雄しい声が響き渡り、ボク達は後ずさりしながら叫んだ。
「「「 こんなのお師匠さんじゃなぁぁぁぁぁぁいっっ!!!!! 」」」


………・・・・・キトキトキトキトキトキトキトキトキト・・・・………


「………悟浄…八戒……悟空?………私は何を…?」
お師匠さんがいつもの柔和な顔に戻った。それを見てボク達三人はホッと胸をなでおろす。

そう、さっきまでのお師匠さんは別人だった。
キトキトの壺で歪んだ時空の作用によってそうなってしまっていたのだ。
もう一度、悟浄さんと時空を飛んで帰ってきたら、ちゃぁんと元に戻っていた。
「もぉぉぉ〜う!!びっくりさせないでよ!おっっしょさんってば!!!」
……結構楽しそうでしたけどね。悟空さんは。
「お疲れになったでしょう?隣に部屋を用意していますから、今日はお休み下さい。」
悟浄さん、そつなく段どってますけど、内心うろたえていたのをボクは見抜きましたよ。
「でも、良かったですねぇ。どうなる事かと思いましたよ。」
これは本音。ただでさえ恐いのが二人もいるのにお師匠さんまでああだと気が休まらないですよ。
「そうですか、では休みますが、今夜の伽はどなたでしょう?」
そうそう、やっぱりお師匠さんはこうでなきゃ………………って!!!!?????

「「「 伽ぃぃぃっ?! 」」」

ボク達は目を丸くしてお師匠さんを凝視した。
「ええ、三人一緒でもかまいませんが?」
したり顔で、ボク達を見渡す。うわ。また失敗しちゃったんだ。
元に戻ってないじゃないですかぁ〜。

………けど…“伽”って………。意、意味わかってんのかな?
どうみてもお師匠さんって、その…処女でしょ。

………………処女かぁ…。いいなぁ。美味しそうだなぁ…。

………………………な、なんか、このままでもいいかもしんない。
202キトキトの壺で56:2006/04/17(月) 11:20:54 ID:VxAjZUEY
「何考えてんだ?八戒?」
悟浄さんが横目でじろりと睨んできた。恐っ!自分だって助平のクセに!
「もっかい飛んで来い。八戒。」
下を向いて腕組みをしたまま、悟空さんが命令する。
あ、お師匠さんと目合わせらんないんだ。ぷぷっ。
「なんでボクなんですかぁ??もう、疲れちゃいましたよぉ〜!」
甘えた声で訴えるボクに、二人の怒号がとんだ。
「「 行って来い!八戒!! 」」
「はいっ!!」
わかりました。わかりましたよ。もう。これだからなぁ……と、???

キトキトキトキト…キトキ……… あれ?

「悟浄さん、これ、壺鳴りませんよ?」
どうも使いすぎてパワー不足らしい。
寄ってきた二人も振ったり叩いたりしたけど、ウンともスンともいわない。
「三人ともなんなんです?私は先程から躯が疼いて仕方がないのですが。」
うだるように上気した顔をして、お師匠さんはスルリと片袖を落とした。
「「うっわぁぁぁっぁっぁ!!!!!」」
慌てて二人が駆け寄って服を直す。
「ダメだって!おっしょさん!!ほら、腰紐巻いてっ!!!」
「いいですか?アナタは今、普通じゃないんです。とにかく落ち着いて。」
ぜぇぜぇと息を切らしながらたしなめる二人をよそに、お師匠さんは爆弾を落とした。
「三人が相手をしないのなら、私はちょっと町へ出てきます。では。」
そう言って、さっさと部屋を出て行ってしまいそうになる。
その様子に二人は目を合わせて頷くと、素早くお師匠さんを押さえ込み、後ろ手に縛り上げた。
「何をするのです!!ほどきなさい!」
「すみません。手荒な真似を。しかしこうでもしないと。……悟空。」
「ほいよ。ごめんね、おっしょさん。」
悟空さんはお師匠さんを肩に担いで、隣室に連れて行った。
え?なに?なにするんですか?

ちょっとドキドキしながら後から付いていくと、ベッドに縄で括り付けはじめた。
うそ!プ…プレイですか?
203キトキトの壺で56:2006/04/17(月) 11:22:29 ID:VxAjZUEY
 
「「では、おやすみなさい。」」

二人はお辞儀をして部屋をあとにする。チェッ。なーんだ、つまんないの。
「悟空!悟浄!!これを離しなさい!!許しませんよ!!!」
お師匠さんの声が隣室にまで聞こえてくる。
「ちょっと、可哀想じゃないですか?」
おずおずと言ってみると、寝支度をしながら二人は苦い顔で返事をした。
「……お前は、お師匠さんがどこの誰だかに犯られてもいいってのか?」
「しかもっ、自ら望んでっ!!!!うわぁぁぁぁ!!ありえねぇっ!!」
「じゃ、ボク達だったら問題ないんじゃないですか?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ボクの発言に部屋がシンとなって、その直後悟空さんの膝蹴りと悟浄さん肘鉄が飛んできた。
ま、マジで痛いんですけど!!!


夜が更けていった。

当然ボク達はまんじりともしないで闇に目を凝らしていた。
「あ………うぅん。……も…いやぁ、手……使えな…………あん。」
カタカタとベッドが鳴る音と、お師匠さんの悩ましげな声が隣室から聞こえてくる。
こ、これは………もしかして、オナ………
「だ――――――っっ!!!!!」
悟空さんが堪え切れなくなったようで、叫びながら立ち上がった。
「も、どうにかしてくれよ〜。あれはヤバイって!頭おかしくなりそうだよ!」
「落ち着け。青少年。………修行だ。」
半身を起こし腕組みをしてそう言う悟浄さんも、あきらかに貧乏ゆすりが激しくなってきている。
ボクだって………限界です!!!
でも、この二人の前でお師匠さんを“いただきます!”しちゃったら、間違いなく殺されますし。

その時、頭の中に声が響いた。56さんからの入れ知恵だった。そうか、なるほど。

「まぁ、何か食べて落ち着きましょうよ。ボク月餅持ってるんです。どうぞ。」
それもそうだとか言いながら、皆で月餅を口に運ぶ。
そのとたん、二人の動きがピタリと止まった。
実はこの月餅、くだんの食事からくすねたものだった。
そう、時を止める紅孩児の妖術がかかったあの食べ物だったのだ。ありがとう、56さん。
204キトキトの壺で56:2006/04/17(月) 11:23:17 ID:VxAjZUEY
いそいそと隣室へ向かう。そっと扉から覗くと、後ろ手に括られたままお師匠さんが喘いでいる。
太股を摺り寄せ腰をくねらせて、昂ぶる躯を持て余して鳴いていた。
乱れた法衣の合間から、薄紅にそまった透き通るような白い肌がチラチラと見え隠れする。
その退廃的な画に、ゴクリと唾を飲み込んだ。凄い。お師匠さんてこんなに色気があったんだ。
「………そこに、誰かいるのですか?…八戒?」
気配を読まれて、声を掛けられた。おずおずと中に入る。
近くに寄ると、白檀のような良い香りが漂っていて、お師匠さんの唇がぬらりと濡れているのが見て取れた。
これは………そうとうエロい画ですよ。いや、画じゃなくてナマっていうか実況っていうか。
「八戒。これを、解いて下さい。」
懇願する目がこれまた潤んでいて、小柄で童顔のお師匠さんにムラムラと萌えてくる。
「や…です。」
言うと同時に、お師匠さんの膝に両手をかけてグイとこじ開けた。
法衣の下には何も着けていなくて、M字になった脚の間がぱっくりと口を開いた。
「ああぁ!!」
淫らな行為をしていたくせに、ボクにそうされると羞恥で顔が赤らみ顔を横に背ける。
「……恥かしいんですか?でも、凄く………濡れていますよ。」
トロリとした蜜を垂らしているその壺に指を伸ばしてぐるりとなぞった。
「…ひやぁん!!」
ビクンと躯がしなって、壺口がヒクヒクと蠢く。
ゆっくり押し付けるようにその周りを数回指で這わせてから、筋に沿ってツゥと撫で下ろした。
「………やぁあん!」
鼻にかかった可愛らしい声が一際大きく響いた。ボクのちょっとした動きにも感じてしまうらしい。

なんか………凄い。この躯を、もっと、弄んでみたい。

上半身と手首は縄で括られていた。
肩に残っていた法衣を後に引き寄せる。法衣は縄の下で背中にクシャリと纏められ、前は白い肌に縄が直接食い込んだ。
胸の縄を上下にずらすと、ふるんと乳房が窮屈そうに現れた。
「や…縄は………解いて……」
「でも、感じているんでしょう?だって、セックスしたかったんですもんね?」
既に尖っている乳房の先をぎゅうぅと摘む。ふるふると躯が振るえ、壺の蜜の量が増した。
引っ張ったり捏ねたり爪を立てたりして遊んでみた。
205キトキトの壺で56:2006/04/17(月) 11:24:12 ID:VxAjZUEY
どんどん荒くなっていくお師匠さんの息に先導され乳輪を舐めまわして先を舌で転がしてみる。
甘い味がしたように思えて、美味しくてたまらなかった。
「ふ……ぁあ…あ………あぁん。ああぁん。」
舐めまわす度に熱くなって、声が切なくなっていく。
口に含んだまま、壺に手を伸ばす。そこはしとどに漏れていて、挿入を急かしているようだった。
もう一度、入り口を指でなぞる。すくって擦り付け、またすくっては擦り付ける。
突端のクリトリスの蕾を避けるようになぞり上げる。
口の中の小さなピンク色の玉を転がし続ける。もう一方の玉は左手でこね回す。
「はぁ、はぁ………はぁ、ぁ……もう…もう…来て………」
少し核心をずらしたボクの攻めに、もどかしそうに喘ぎ始めた。
「……嫌ですよ。もっと楽しませて下さい。脚、もっと広げて貰えませんか?」

蕩けるような顔をして息を吸い込むと、お師匠さんはボクの言葉に素直に従った。
紅い牡丹色をした貝の肉が、誘うようにヒクついている。綺麗だった。
「もう…挿れて……お願い………」
ボクのものは、とうに張り詰めていた。でも、まだこの楽しみを終わらせたくない。
両手で一枚一枚ひだを掻き分けて、舌を差し入れる。凹凸にある内壁をべろべろと嘗め回した。
長い舌を伸ばすと、敏感な蕾に行き着くことが出来る。舌先でソレをちょんとつついてみた。
「ひやぁぁっんっっ!!!」
お師匠さんの腰が跳ね上がり、顎が上がる。
ベッドに括りつけられているから反り返る事ができなくて、代わりに頭をプルプルと左右に振った。
真っ赤に染まった目と口の端から、透明の液がツーと流れ落ちている。
限りなく敏感になったお師匠さんの躯は、舐めたら喘ぎ、差し入れると震え、吸い付くと跳ね上がる。

……面白い。凄く。

ボクは夢中で舐め続けた。

「きあぁぁぁぁっぁぁ…ぁっ……ぁぁんっ………」
じゅうぅとクリトリスを唇でついばんですすると、お師匠さんの躯が硬直して痙攣した。
「そんなに、気持ちいいんですか?いやらしい躯ですね。」
ゆるりと弛緩していく太股を撫でながら顔を上げると、焦点のあってないお師匠さんの顔があった。
頬から湯気が立ち上っていて、少しすぼめた唇が悩ましくて、ボクは身震いした。
「そろそろ挿れましょうか………この中に…」
自分の服をずらして昂ぶったモノを出して、ヌルヌルになった中心にあてがう。
感触を楽しみたくて、じっとりと差し入れていく。
先が少し侵入した

その時だった。
206キトキトの壺で56:2006/04/17(月) 11:25:13 ID:VxAjZUEY
グラリ

周りの空気が揺れた。
この感じは、悟浄さんとキトキトの壺で飛んだ時のような……

やばい!!もしかして、妖術が解けかかっているのかも!



………………………………………・・・・・・・・・・殺されるっっ!!!!!




慌てて躯を引き離して、自分とお師匠さんの衣服を直す。
お師匠さんは呆けてしまっていて、なされるがままに横たわっていた。
ボクのモノは名残惜しそうに起立していたけど、無理矢理ズボンにねじ込んで部屋から飛び出した。

隣の部屋に戻ると、悟空さんと悟浄さんが月餅の欠片を持ったまま、固まっていた。
良かった。セ―――――――――――ッッフ!!!!!!!
時間が止まる前の格好で座り、月餅を片手にしばらく様子をみる事にした。

グラグラグラ  グラリ

「旨いじゃん、コレ。」
「……甘すぎるな。」
空間が揺れて、二人が動き出した。
「た、食べたら落ち着きますよね。ね?」
素知らぬ素振りで二人に話しかける。内心はバクバクしていた。
「ほ、ほら!お師匠さんも落ち着いて寝たみたいですよ。」
ボクの言葉に二人は隣室に耳をそばだてる。
「確かに。物音ひとつしないな。」
「でしょ?ボク達も寝ましょうよ!そうしましょう!!!」
促すボクを二人はじぃっと見回した。な、なんでしょうか?ボク何か変でしたか?
「なぁんか、おかしくねぇか?おめぇ。」
「え?え?何がです?」
「八戒。お前、なんか隠しているだろう?………吐け。」
「悟浄さんまで!!!止めてくださいよ!何もないですよぉ!!」
ヤバイヤバイ!バレたら、殺されるだけじゃ済みそうもないよぉぉっ!!
「いや、お前は小さな嘘をちょこちょこつくからな。舐めてんだよ、俺らを。」
「悟浄さん!!そんな事ないですって!!!!」
違います!舐めてたのはアナタ達じゃなくってお師匠さんです!!
「悟浄、俺、ちょっとおっしょさんの様子見て来るわ。」
「ああ、俺も行く。」
「ちょ、ちょっとお二人さん!!!!!」
うわぁぁっぁ!!絶体絶命です!
207キトキトの壺で56:2006/04/17(月) 11:27:19 ID:VxAjZUEY

………………・・・・・キトキトキトキト・・・

その時、部屋の隅で壺が鳴り出した。やった!助かったぁぁぁぁ!!!!!
「悟空さん!悟浄さん!!壺、直ったみたいですよ!すぐ飛びましょう!!
 お師匠さんのために今すぐ行きましょう!ほらほらほらっ!!!!!」
二人を抱え込むようにして有無を言わさず壺を振った。

………キトキトキトキトキトキトキト………

こうして、長い夜が明けた。
ボクは至福の楽しみを味わった代わりに二百年寿命が縮まった。

スヤスヤと無垢な寝顔で寝ているお師匠さんの縄を解き、ボクらはベットに寄り添って待っていた。
「う………うぅぅ〜ん。」
可愛い声でのびをして、お師匠さんが起き上がる。
ようやく元に戻ったみたいです。………お、覚えていませんよね?
「おはようございます。お師匠さん。」
「ぅおっはよっっ!!おっしょさんっ!!!」
「……………よぅござぃますぅ、お師匠さん。」
口々に朝の挨拶をする。お師匠さんは、ボク達をグルリと見渡して不愉快そうな顔をした。

「誰が、お師匠さんですか。………女王様とお呼びなさいっっ!!!!」

「「「 えええええええぇぇぇぇぇぇぇっっ?!!?!!! 」」」

ボク達はそろって仰け反った。
56さん、スレの皆さん、ボクはこれから一体どうしたらいいのでしょう??


  《 let's クンフー♪ 》

-----------------------------------------------------

以上です。では機会がありましたら、また。
ありがとうございました。
208名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 13:31:48 ID:SzBnY7II
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!

キタァァァ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ( ゚)ァ( )ァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ!!!

>>201-207 GJ!! エロエロ~~GJ!!!
209名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 00:38:43 ID:i2kUvoPr
>201-207
面白かった。お師匠さんが有り得なさすぎてワラタ
210名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 01:11:27 ID:lOhaqhB7
萌えて笑った!!!三蔵は有り得ないけど、3人のキャラがまんまでイイ!!

つか
>「いや、お前は小さな嘘をちょこちょこつくからな。舐めてんだよ、俺らを。」
このセリフ、公式インタビューで見た事あるような?
211名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 01:33:59 ID:lOhaqhB7
やっぱりあった。スペシャルトークで
ttp://wwwz.fujitv.co.jp/gokuu/sp_talk/q02_txt.html
21256:2006/04/18(火) 14:30:46 ID:IQVB0jRD
>208さん>209さん>210さん 感想ありがとう!!
>210さんアタリです。そこのHP読みました。

もっともっと色んな職人さんのSSを読みたいんで、本当にお願いします。
213名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 15:07:30 ID:g+EDPvhZ
もう来ないかとあきらめてたら…56さんお帰りなさいっ!
戻ってきてくれてうれしいよ〜待ってたんだよ〜&GJ〜!
エロエロ子豚くん×エロ可愛く悶えるお師匠さん…超萌え!
このカプをこんなにエロくできるなんて…尊敬もの。

>「三人ともなんなんです?私は先程から躯が疼いて仕方がないのですが。」
「三人が相手をしないのなら、私はちょっと町へ出てきます。では。」
参りました…お師匠さん。
3弟子の心(エロ)の葛藤(修行?)が目に浮かぶよう。

>「いや、お前は小さな嘘をちょこちょこつくからな。舐めてんだよ、俺らを。」
違います!舐めてたのはアナタ達じゃなくってお師匠さんです!!
うまい。エロ意。お見事。

またキトキトの壺で過去に戻ってエロ行為がバレた?子豚くんの身が心配…。
214名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 19:45:19 ID:Jyi/6D4N
エロカワお師匠さんイイヨイイヨー
ベッドに縛られ悶えられたら八戒じゃなくても我慢できねーよ
21556:2006/04/20(木) 13:31:42 ID:bjMVfbRl
140さん、まだいらっしゃいますか?
140さんネタを織り込んだssが浮かんだんですが、使ってもいいですか?

んで、エロ度低くなりそうなんですが、スレの皆さんそれでもいいでしょうか?

もし良かったら、書き始めますが。ご意見お願いします。
21656:2006/04/20(木) 13:33:17 ID:bjMVfbRl
140さんにメッセージ届けたいのでアゲさせて頂きますね。
217名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 13:39:17 ID:7UAmbyp3
>>212
他の人のSSも大歓迎だけど56さんのSSも大好きで
ツボなので定期的に書いてくれると嬉しいな…
218名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 13:48:17 ID:7UAmbyp3
>>215-216
56さんに遭遇…ちょっと嬉しい♪
>140さんの月の夢も想像力が膨らむSSで良かったです。
私は是非読んでみたいな、楽しみに待ってます。
219名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 22:24:23 ID:M/5O6BGA
>>215
56氏、待ってたぜ・・宜しく。
220名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 01:03:48 ID:Jhk2w2zq
俺も西遊記エロ読みたいぞーー!!!
22156:2006/04/21(金) 09:41:32 ID:Tk1cmE/n
>213さん>214さん
ありがとう。お礼遅れてごめんなさい。
レス読んでヤル気になったんだ。ありがとう。

>217さん>218さん>219さん>220さん
やってみた!定期的には無理だけど。
そう言ってくれたら素直に嬉しくなるよ。ありがとー

>140さん
とても綺麗で印象的なssだったので、勝手で申し訳ないのですが、使わせて頂きました。
返事を待たずに投下してしまう事、許してください。
またしばらく時間がとれないので…すみません。

>スレの皆さん
拙かったり、イメージと違う部分は脳内補填お願いします。
連投申し訳ない。
では、いきます。
222竜宮の学校で56:2006/04/21(金) 09:46:17 ID:Tk1cmE/n
時は、悟浄が見た月の夢から、ウッキー祭りにかけての出来事です。
------------------------------------------------------------------------

「センセ!センセ!沙センセィ!!!」
「………あ?」
「朝だよ!センセ徹夜してたの?見かけによらず熱心なんだね?」
「………………ん、ぅ〜まぁな。」

ここは、竜宮を見下ろす丘に立った竜宮第一高校。
俺は昨夜ここの理科準備室で一夜を明かした。
なんの事はない。先日キャバクラでお姉ちゃんをお持ち帰りしたのが金魚にバレて、締め出されたのだ。

「―で、なんでお前こんなに早いんだ?」
「え〜??センセ頼むよぉ。顧問でしょ?朝練だよ。ほら、送る会の!」
ああ、そういえばそうだったな。押し付けられたんだっけか。演劇部の。
「しかしお前は送られる側だったよな?なのに出るのか?」
「まね。人手足りないし、やりたかった役だからさ。
 センセェ見るくらいはちゃぁんと見なきゃダメだよ!なんたって、演目は『西遊記』!!」
「……くだらねぇな。」
「そんな事言わないの!猪先生の原作読みなよ!感動するんだから!」
……読まねぇよ。一生。
「んでさ、センセ。今日は何の日か分かってる?」
「あ?…卒業式の前々日で………送る会の前日、だな。」
「そうだけど、………ホワイトデーだよ!!!バレンタインのお返し期待しているからね!」
こいつは、苦手だ。赴任してきた時から何かと絡んでくる。
「菓子でいいのか?……じゃぁ、これをやろう。」
キャバクラで出されたチョコを三つ、ポケットから出して渡した。面倒くせぇ。
「!」
どこにでもある安物のチョコをそいつは手に乗せてじっと眺めて、おもむろに顔を上げた。
「あ、ありがとう!!!!!」
頬を真っ赤に染めて、満面の笑みを俺に投げかける。………バカか?
「大事に、大事に食べるよ!てか、もったいないか……ありがと!センセ大好き!!!大大大好き!!!!」

………………やっぱこいつ苦手だ。


キ――――ンコ―――ンカ―――ンコ―………
♪♪下校時刻になりました。残っている生徒は速やかに………

下校の音楽が、微妙に二日酔いの残る頭に響く。さて、帰るか。
………いや、どうしようか。
あれだけ会いたくてすぐにでも一緒に暮らしたかった金魚とようやく暮らせるようになったのに、
嬉しいはずなのに………どこか物足りない。
何かを捜すように、毎日どこかへ飲みに行ってしまう。
誰かを捜すように、金魚でない女を抱いてしまう。

めんどいな……。

俺は隅にあった毛布を引き出して、頭から被るとソファに寝転んだ。
毛布は埃くさくて汚かったが、そんなのは平気だった。
旅の野宿に比べたら、この準備室だって高級ホテルだ。
目を瞑ると、あの頃の風景が浮かんでくる。
焚き火と月光に照らされた高貴な方の姿が映し出される。
………いつもの事だ。
223竜宮の学校で56:2006/04/21(金) 09:47:35 ID:Tk1cmE/n


「センセ!やっぱりまだいた!!」
カン高い声が暗い部屋に響く。
ぼんやりと薄目を開けたが、毛布を取る気にはなれなかった。
「……下校時刻とっくに過ぎてるぞー。早く帰れ。」
「なんで最後の練習来てくれなかったの―?待ってたのに―!!」
人の話を聞かないヤツだ。うっとおしい。
「………もしかして具合悪いの?センセ大丈夫?」
足音が近づいてきたので、追い払うようにきつい口調で返事をした。
「なんでもねぇ。早く帰れ。フラフラしてると悪い奴に連れて行かれるぞ。」
足音が止まった。そうだ。そのまま引き返せ。お前は妙にカンに触るんだよ。
「……いいよ。連れてかれても。」
「…あ?」
なんだ?その反応は。なんかあったのか?………………いや、どうでもいいか。
「センセさぁー!!どんなタイプが好きなの?」
って、やっぱ訳わかんねぇし。なんだよこいつは。
「そうだな、大人の女かな。」
イライラしながら、とりあえず答える。
「大人の女って、胸がボーンで色っぽいってこと?」
「……そう。加えて背が高くてだな、声が低めで感情を表に出さなくて融通が利いて………」
「つまり、私と正反対って訳だ。」
あからさまにがっかりとした声で、そう呟く。
「………まぁ、そういう事だ。」
少し悪い気がしてきて、その話は打ち切ろうとした。
「具体的だね。それって奥さんの事?」
「………まぁ、そうだな。」
確かにそうだ。金魚はまさに大人のいい女だ。
「…かっっなわないなぁ〜……。私も大人になったらそうなれるかな?」
「どうかな……。大人になってもそういう奴は変わらないかもな。
 泣いたり喚いたり、そのくせやたら頑固で、なんでも一直線で突き進んで………」
言いかけて口を噤む。誰の事を言っているんだ、俺は。

暗闇に沈黙が続いた。
こいつの存在は邪魔くさかったが、いっこうに出て行く気配もないし、
かといって、俺から話しかける気にもなれなかった。
「………センセ…私ね……、卒業したら……………結婚、するの。」
ぽそりと呟いた。
「そうか。おめでとう。」
年若いうちの結婚は、妖怪の世界ではそう珍しい事でもない。
『だからなんだ』と、言いかけたが、それは人としてどうかとも思ったので、そう返事をした。
「おめでたくなんかないよっ!!全然知らない人だもん!!!」
ああ、こいつの家は結構な格式があったっけか。親の都合ってやつだな。
「………そんなもん、俺が知るか。自分でなんとかしろ。」
それだけ言い捨てて、毛布ごと背を向けた。

「………さい。」
毛布のすぐ上から声がした。
「あ?」
「センセ……抱いて…下さい。」
消え入るような声で、ふざけたセリフを吐いてくる。
「………話にならん。」
「い、一回だけでいいの!!絶対もうつきまとったりしないし!結婚だっておとなしくする!!」
「そういう問題じゃない。邪魔だ。帰れ。」
「お願い!初めての人はホントに好きになった人ってずっと祈ってたの!!このままじゃ嫌!
 センセが振り返ってくれるまでって思ってたけど、もう時間がないの!!!」
自分勝手な言い分を言い連ねて、叫ぶ。だから俺はお前が嫌いなんだ!!!!
224竜宮の学校で56:2006/04/21(金) 09:50:36 ID:Tk1cmE/n

「ふざけるな!俺を勝手に巻き込むな!!俺は、お前が嫌いなんだよっ!!!」
毛布をバサッと取り払って、思いっきり睨んでやった。

そして、俺は息を呑んだ。

薄暗い闇の中、満月の逆光に照らされてそいつは立っていた。
薄砂色の長い衣を身に纏い、金色に縁取られた冠を被って金の輪をつけた杓丈を持ったその姿は
………お師匠さんそのものだった。
「………お…」
口の中が一気に乾いて言葉が続かない。
「じゃあ、なんであの時助けてくれたの?手伝ってくれたの?
 演劇部つくりたくって一生懸命頑張ってて、でもみんなにバカにされて、
 ひとりで泣きながらポスター貼ってた時、なんで一緒にいてくれたの?
 センセ関係ないのに、なんでずっと一緒にいてくれたの?」
頭がグルグルと混乱する。泣きながら叫ぶその姿はずっと求め続けたその人、そのままだった。
「センセッ!!!!なんでよッッ!!!」
“センセ”という言葉に、かろうじてこいつはお師匠さんじゃないと自分に言い聞かせ続ける。
「あれは……気まぐれだ。ただの、おせっかいだ。誤解させて悪かったな。」
「誤解でもいい。私嬉しかったから、凄く優しい人だって……」
「それこそ誤解だ。俺はそんなに…」
目を逸らしたかった。だけど、逸らすことが出来ない。そうだ。こいつの顔は、あの人に似ているんだ。
「……優しいですよ。」
クラクラする。骨格が似ていると声も似ると聞いたことがあるが、これは、反則だ。
滂沱の涙を衣でコシコシ擦り取り、そいつは、眉を下げた笑顔を俺に向けた。
それから、泣き続けてかすれてしまった声で、言ってはならないセリフを言った。
「私は………だい好き…ですよぉ………」
心臓の音が早鐘のように鳴り、頭の芯に打ち響いた。
青い月の光が差し込んで、心の奥底に閉じ込めていた記憶が怒涛のように流れ出てくる。

あの時………

手を止めてしまった自分が誇らしくも………悔しかった。
後悔した。何故そのまま抱いてしまわなかったのかと、何度も何度も反芻した。
出来もしない、いや、決してしてはならない事を、夢のように何度も何度も追い求めた。
何度も、何度も何度も…焦がれて……………辛くて………
225竜宮の学校で56:2006/04/21(金) 09:51:43 ID:Tk1cmE/n

「………やめろ…」
「え?」
低く唸って、震える自分の手を見つめた。
昂ぶった気持ちが言葉と共に溢れてくるのを押さえる事が出来ない。
「やめろ!やめろやめろやめろやめろっ!!!!そんな姿で出て来るなッ!!!!!
 なんで今更出て来るんだよッ!!なんでそんな言葉を俺に………
 ――俺にっ、かけるんですかっっ?!」
訳も分からず喚き散らす。誰に向かって叫んでいるのか自分でも分からなくなる。
腹にたまった息を不規則に吐き、目をつむったままくしゃくしゃになった顔で天を仰ぐ。

泣きたかった。
あの人の名を呼びながら、あの人を想いながら、泣きたかった。

崩れるようにソファに座り込んだ俺に、柔らかい手が包み込むように伸びてきた。
戸惑うことなく唇を重ねてくる。
「………生意気な事をするな。」
「好き、だった……の?」
「何のことだ?」
忌々しさに、頬が歪む。この顔は、俺は、嫌いだ。
「…泣かないで………」
もう一度ゆっくりとキスをされる。
「泣いてねぇよ。」
こんな顔、見たくもねぇ。消えろ。消えちまえ。
思いながら唇を重ねる。そいつがしてきたようなものではなく、深くて絡みつくようなキス。
長い舌を伸ばして、柔らかい小さな舌に焦がれるように、交差しながら密着する。
頬張るように歯茎から喉の奥まで舐めとって、思うさま蹂躙する。
「………センセ……」
頬を染めて、トロリとした目で俺を見上げてくる。
「……きっと後悔するぞ。」
下唇をキュッとかんで、潤んだ大きな目を向けてコクリと頷く。
「お願い………します。………………沙…悟浄セン…」
「センセは、いい。沙もいらん。」
少し間をおいて、瞳を真っ直ぐにこちらに向けてきた。

「……抱いて、くれますか?………悟浄。」

226竜宮の学校で56:2006/04/21(金) 09:52:46 ID:Tk1cmE/n

たまらなかった。こいつに申し訳ない気持ちは既に飛んでいて、ただ抱きたかった。
掻き抱いて小さな体を持ち上げ、ソファに横たえた。
衣の重ねを一枚二枚と解いていく。月光に照らされた白い肌が覗くと、唇を落として吸い付いた。
「……ひゃ…。」
小さく声をあげて、躯が強張る。
細い首ごと顔を持ち上げて、頬に軽いキスをちりばめる。耳元までたどりついてゆっくりと囁いた。
「……心配…しなくていいから。」
俺の衣をつかむ手の震えが、少し緩む。もう一度、ソファに戻して首元に顔を埋めた。
「貴方を……怖がらせるまねはしませんから………」

そのまま吸い付きながら、首から肩に、鎖骨に、跡を残していく。
胸を押し上げるように包んで、その先を舌で押し付ける。
徐々に張っていく小さな粒を、周りからしごくように舐め上げていく。
「………ふ…はぁ…ぁ……」
艶めかしい声が頭上から流れてくる。
薄目でその吐息を感じて、俺の躯がじわりと熱を持っていくのがわかる。
背中から尻に撫で下ろして、下着の中に手を滑らせる。
邪魔な布をずらしながら、手を添えて、中指を曲げて潜りこませた。
「あ!」
乾いた窪みが驚くように、縮こまる。細くて柔らかい毛に包まれた小さな窪み。
傷つけないよう、その入り口をそっと下から上へさすっていく。
「ン!………ン、ンン!!」
茹った桃饅頭のような顔をしてこらえているその顔は、素直に可愛いと思った。
「脚……広げるぞ。」
膝を掴んで、躯を割り込ませる。中心に隠されてる左右張り付いた扉を少しずつ指で開いて、舌を差し入れる。
ピクリと跳ねる躯をやんわり腕で押し付けて、ゆるゆると舌を動かしていく。
「ふ………」
「声……出していいから。」
「…でも……恥かし………」
ぐっと深めにねじ込んで、内側から先に向かって強く舐め上げた。
「……やぁああん!」
思わず出してしまった声に自分で驚いて、更に赤くなりながら両手で口を塞ぐ。
その様子を片眉を上げて、眺める。きっと今俺は少し意地悪な顔をしているんだと思う。
「はは。」
「……意地悪だ。」
「そうだな。意地悪してるんだ。」
キスをする。愛おしむキスを。そのまま湿ってきた窪みに指を差し入れる。
じゅ…と音を立てて吸い込まれていく。口内の舌と膣内の指とが呼応するようにそれぞれの内壁を探る。
ふるふると躯が震えた。怖がっては、いない。熱を持った甘い痺れだ。
227竜宮の学校で56:2006/04/21(金) 09:54:56 ID:Tk1cmE/n
「………悟浄?」
「ん?」
「私……今ね………………幸せ…。」
ぽぅと上気した面持ちで、途切れ途切れに語りかける。
……あんたは知らないだろう。俺がどれだけそのセリフを聞きたかったか。
俺の胸の中で、俺だけを見つめて……
「……俺もですよ。」
腰を進めて、ぐっと押し込める。戻されるような弾力に抗いながら、少しずつ侵入する。
「……はっ……ぁ…タッ…」
「痛い…よな。痛いだろうけど………頑張れ。」
「……んんっ。」
結合した部分がキュウと締まって、ようやく奥まで到達した。
「……入ったぞ…」
「…ん。」
「力抜いて………」
「…ん。」
「だから抜けって。」
「…分か……んな………」
背中に手を回して繋がったまま持ち上げた。俺の肩に頭をもたれ掛けさせてから、しっかりと抱き締めた。
緊張した肢体に俺の熱が移っていくと共に、柔らかくなっていく。
「抜けたか?」
「………うん。」
「…いや、もう少しか……」
重なるように躯を横たえてから、半身を起こして片脚を持ち上げる。
「ここも……抜いたら楽だから。わかるか?ここだ。」
太股の内側をさすりながら、抽出を始める。
締まりながらも溢れてくる粘液にまみれて、抜き差しの動きが激しくなっていく。
ガクガクと躯が揺れて、切ない声を張り上げはじめた。
「あ!……ぁあん…あ………!!セン………ご、悟浄!」
「…いいよ。センセで。」
「センセ………好き!大好き!大大大好き!!!」
高い可愛らしい叫びに応える様に、ドクンと真ん中が大きく脈打って、灼けるように注ぎ込んだ。

汗が吹き出た額に手を当てて、上にそっと滑らせる。
金縁の帽子がポトリと落ちて、豊かな栗毛が波打った。
「ああ………俺もだ。困ったことにな。」


次の日、送る会の舞台では、三蔵役のそいつが駆けずり回っていた。
「……よく見ると、全然似てねぇよな。出来損ないだ、お師匠さんの。」
終幕の拍手の中、ちんちくりんの三蔵は、体育館の隅っこにいる俺を見つけて笑いかけた。
真っ直ぐなその笑顔は、それでもやはり、あの人を髣髴とさせた。
「どうか、お幸せに。………お師匠さん。」

その日の夜、俺は久方ぶりに八戒に手紙を書いた。


  《 let's クンフー♪ 》

------------------------------------------------------------
以上です。長いの読んでくれてありがとうございました。
228そして56の魂の叫び:2006/04/21(金) 09:56:41 ID:Tk1cmE/n
自分の脳内に無い妄想SSが、読みたいんです―――――!!!!!
お願いします〜〜っ!!!!!
229名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 11:44:37 ID:x32B7/6N
>>222-227
せつない…けどそれがイイ。
悟浄の師匠へのせつない強い想いが好き。
でもいつかは…成就して欲しいなとも思う。

56さんいつもGJ!です。
私の脳内妄想を遥かに超えるSSを読ませてもらい凄く幸せ♪
どなたか56さんの願いも叶えてあげて下さい、私もお願い。
230名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 21:46:11 ID:xUM7jqQg
>56GJ!
お師匠さん似の女子高生か・・夢のようだな
231名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 12:13:32 ID:02jxs4k7
迫られたら沙悟浄でなくても押し倒すな。
しかしここの西遊記スレは意外に良スレだ。
232名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 19:58:36 ID:H5xtLsNG
竜宮SSもすっごく良かったですよ〜>56さん。
そろそろまた56さんの書く悟空×お師匠さん
ラブエロSSが読みたくなっちゃいました。
できれば超ラブラブでちょっと強引なエロがいいな。
シチュエーションの希望はお風呂でとか
お師匠さんを筋斗雲に乗せどこかへ連れて行き屋外でとか。
いつでもいいのでまたお願いします。
233名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 17:44:37 ID:B9T0/ga1
おふろプレイ
野外羞恥プレイ
レイプぷれいがいい
234名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 20:50:40 ID:zkfusLD2
>232と>233に期待 ワクワクテカテカ
235名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 17:15:19 ID:UKkdkYiW
初めて来たけど西遊記エロイイジャン!!(*´д`*)ハァハァ 
236名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 17:06:12 ID:2sqmmV+x
沙悟浄→三蔵が多いようなのでたまには沙悟浄←三蔵もみたいんだな
237名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 19:29:19 ID:OTDFAtOd
みんなお師匠さん大好き!だけど
お師匠さんは誰が好きなのかな?
238三蔵奉仕:2006/04/26(水) 11:40:14 ID:9/CSrOFZ
お師匠さんの愛は皆に平等に奉仕…与えられます。
239名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 11:25:53 ID:OUWWOrT1
愛が不足してます、助けてくださいお師匠さん
240名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 16:18:10 ID:OvaynMtH
エロが不足してます、助けてください!職人さん&56さん。
241エロ悟空:2006/04/28(金) 23:12:55 ID:i/s0cOKC
おいらもエロエロしたいよーーーーーーーー!!!
242隠れエロ悟浄:2006/04/29(土) 11:44:03 ID:eTPEHPyZ
せめて夢の中だけでいいからエロくさせてくれ…
243名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 10:49:59 ID:XSjhRQpr
おお!ドラマおわってるのにこんなスレが(*´д`*)ハァハァ
244名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 22:34:06 ID:ke1Uqb9P
2話に出てきた妖泉大王と三姉妹のエロが見てみたい…
245名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 13:31:31 ID:eOi/YU3K
それより
悟空&悟浄&八戒が温泉三姉妹に誘惑されて戯れてる間に
妖泉大王が三蔵を連れ去り美味しくいただくエロ話がいい
246名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 17:10:22 ID:QskobWJ9
それエロくてイイ!! 私も読みた〜い。
247名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 17:54:38 ID:GjOVWmFT
248名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 19:59:50 ID:EOsFebk3
スタージンガーは此処ですか?
249名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 23:07:38 ID:Ml9tZKdW
>>245
妖泉×三蔵拉致監禁プレイ(*´д`*)ハァハァ

敵妖怪×三蔵・悟空・悟浄・八戒とか萌えそう
250名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 12:30:28 ID:73ASRywo
誰か書いてくれないかな…
251名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 09:47:00 ID:T1v95EdH
敵妖怪攻いいな・・・
誰か書いてください
252名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 11:39:07 ID:lTUVRgrf
混世魔王がエロさも迫力もあっていい
たとえば三蔵を攫って助けにきた悟浄の前で犯すとか
253名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 11:44:45 ID:begdtzHy
お前ら鬼畜だな





だが、そこが好きだ
254名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 12:16:24 ID:b766QLRl
お願い、56さんカムバーーーーーック!!プリーズ
255今は無理だよ56:2006/05/09(火) 14:50:25 ID:0J/rr235
お願い、職人さんプリーーーーーーーッズ!!!!!!!
256名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 17:13:41 ID:Pgo1F3XH
私も諦めきれずに待ってる…56さん
257名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:49:46 ID:tThyojAg
ドラマは見ていなかったんだが西遊記は子供の頃から大好きで、
なおかつ玄奘女の子ネタ好きだったのでちょと書いてみた。
あんまりエロにはならなかったが、保守がてら投下。
258名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:50:40 ID:tThyojAg
 速い風が上空を渡っていた。きれぎれに浮かぶ夜光雲が青い月光をさえぎって、草地に影を落として行き過ぎる


 芝の上にじかに端座する法師の背中。
 白っぽい装束が月光に映えて光を放っているように思えた。
 少し前に、眠れないだろうのか、ひとり起き出してゆく気配があったことはわかっていた。
横になったまま戻ってくるのを待っていたのだが、なかなか戻ってこないのでさすがに追っ
てきたのだ。
 青く冴える月の真下で法師はごくごく低く経を詠んでいた。
 ときおり手繰られる数珠がちりちりと鳴る。
 ふっくりとまろい曲線を描く瞼に、あのまなざしは今は隠れているだろう。武術に疎い法師
のことだ、おそらくこちらの気配は知られていない。何か唐突に、月光に照らされる端整な
あの顔を見たいと思った。
 低く低く流れる唄のような経。
 十歩も離れてはいないはずの、自分から法師までの距離がなぜかとてつもなく遠く思え
た。目に見えないぶん、信じられないほど厚く高い壁かあるいは対岸さえ見えない大河が
その間に横たわっているような気がした。
 風が伽羅の香りを運んでいる。
 古来より香はよこしまなものを退ける力があるとされてきた。
259名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:51:38 ID:tThyojAg
 自分が感じている妙な距離感は、懐の中にあるはずの伽羅の存在がそれ以上はまかり
ならぬと圧力をかけているのかもしれない。
 そう、忘れてはいけない。自分はヒトデナシなのだから。


 薄闇の中から涼しげな声に誰何されて、背すじがぞくぞくした。
 厳重に僧衣を着込み、肌が露出しているところといえば指と顔くらいしかなかったが、初
見ですでに妙な確信があった。なぜ尼姿ではなく僧姿なのか、と思ったくらいだ。
 男にしては優しげな顔も、線の細い体躯も、分厚い装束をまとったうえで若い学僧とでも
言ってしまえばそこそこだまくらかされる人間は多いだろう。だが自分はヒトではなく岩から
うまれた。陽の気がじかに彼をうみだした。だから親もなければ眷族もいない、ヒトデナシ
だ。
 陰の気からうまれたのならば人を襲い、場合によっては殺して回ることもあっただろうが、
陽の気からうまれてしまった以上そんな気分にはならない。うまいものを喰らい美酒を愉し
んだほうがよっぽど快い。
 なにかの拍子に腕へかけられた白い指のなんと華奢なことであったか。
 玄奘と名乗った娘がなぜ男のなりをして天竺なぞへ赴く旅に選ばれたのか、それが知り
たいと思った。
 おおかたの陰の妖が考えるような、殺してみたい、などという願望は夢にも抱いてはいな
い。
260名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:52:45 ID:tThyojAg
 ただ、あの白く柔らかそうな肌はどんな味がするのだろう、とはどこか遠い思考の片隅で
考えてはいた。
 暗くて狭い岩室のなかに突如あらわれた法師は、斉天大聖とさえ自称したヒトデナシのこ
の心を言い訳などできないほどに騒がせた。礼儀正しく温和な口調に、清楚としか表現しよ
うのない面差し。それでいて意外と負けん気が強かったり、一度こうと言い出したら滅多な
ことでは折れないほどに頑固なことを発見するのもまた新鮮だった。
 一度そうと知れば玄奘は驚くほどに可憐だった。
 最初から思考の片隅に芽生えていた、肌に触れてみたいという願望が渇望に変わるのは
所詮時間の問題だったのかもしれない。
 今ならそれができると、いっそ冷酷な気分で考える。
 無防備に背中を晒し読経に集中している今なら、口元をふさぎ芝に押さえこむなどため息
が出るほどに簡単だ。どうせ受け身の取り方だってわかっていない。背中から落としこむよ
うにしてやれば、勝手に呼吸困難になって抵抗することさえ難しいだろう。
 肥育させた肉か、あるいは神饌に値する美酒か。ろくに太陽にあてられていないはずの肌
がどれだけ甘いか、考えてみるだけでなんだか目の前がくらくらする。
 しかし、条件はこれ以上ないくらいこちらに傾いているというのに、いざ足を踏み出そうとし
ても芝に縫いつけられたように膝は重い。
261名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:53:50 ID:tThyojAg
 やはりどうあっても、うっとうしい金冠を授けるだけあって観世音菩薩はあちらの味方のよ
うだ。悟空は小さく歯噛みする。

 ふいに読経がやみ玄奘が肩ごしに振り返った。
 「悟空。いつからそこにいたのですか」
 さすがに、読経のほぼ最初のあたりからずっとここで足踏みしていました、などと言えるわ
けがなかった。
 「眠れないのですか」
 「まー……そんな所か」
 どうにも後味の悪い思いにがりがりと頭を掻きながらそんなことを言うと、玄奘は珍しいこ
ともあるのですねと微笑んだあとに、傍らの芝を軽く叩いた。 
 「こちらへおいでなさい。経を聞けば心も鎮まりましょう」
 鎮まるどころの騒ぎではなくなりそうな気がしたものの、当人が近うと言うのでありがたく
従うことにする。伽羅の呪縛は、今度は悟空の足を縫いとめることはなかった。
 さわさわと弱い風に吹かれながら玄奘はもういちど姿勢を正し、ゆっくりと瞑目する。
 ……勿体ない、とぼんやり考えた。
 柔らかくしなやかで、それでいて強いあのまなざしを隠してしまうなんて勿体ない、と思っ
たのだ。
 ちり、と数珠を手繰る音に気付いて視線を移した。すっくと背すじを伸ばし流れるように経
を紡ぎだした玄奘を目にいれる。
 青い月光の中に端座する玄奘は、僧か尼と表現するよりも、いつしか天界の桃園で見か
けた天女に近い気がした。唇へ紅を刷いているわけでも腕を飾る薄布があるわけでもなく、
それどころかなりは男だと言うのに、体の線を覆い隠す僧衣はあくまで清く、どこか泥くさく
もある人間の女の匂いのようなものを綺麗さっぱり消し去ってしまっていた。
262名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:55:25 ID:tThyojAg
 唐突に悟空は悟る。
 少し前に屠った妖怪の血の匂いにあてられたのだろうか。力にあかせて組み敷きたい、な
どと考えていたことに自分のことながら軽い驚きを覚えた。それは陰の妖が考えることで陽
の妖が考えることではない。
 力ずくで奪い殺し、血がしたたるまだ体温を残した肉を食むなど想像しただけで忌々しい。
獣と何の違いがある。妖にも矜持くらいはあるのだ。
 丸くふっくらとした唇が経を紡ぐ。
 誰にも晒したことはないであろう、誰も見たことはないであろうその僧衣の下の肌を自分だ
けのものにしたい。自分だけのものにしてみたい。その渇望はいまだ純然とした事実として
この腹の底でくすぶっている。
 だが腕力にあかせて手に入れる気は毛頭なかった。願わくば肌だけではなくその眼差しも、
揺らぐことのない魂までも手に入れたい。
 一心に経を紡ぐ玄奘の肩へ手を置く。少し力を入れたら簡単に握りつぶせそうなほどにそ
こは小さく薄かった。
 「悟空?」
 経を止められたのを諌めるでもなく、玄奘は不思議そうな顔をして見上げてくる。
 星の瞬きを映しこんだ瞳と視線が合う。……この程度の扮装でころりと騙されてしまう男な
ど、相当女を見る目がないに違いない。青さを残した果物の香気に似た清楚な色香をこれ
ほどたちのぼらせているというのに。
 「……悟空?」
 もう一度重ねて呟かれた声音を閉じこめるようにして口付ける。さすがに仰天したのだろう、
手の中にあった薄く小さな肩が跳ねあがり数珠をつかんだままの両手が首元を突っぱねる。
当然女の力であらがいきれるわけがあるはずもない。後ろに引ける上半身とは逆に僧衣の
腰を手前に引き寄せたら、やけにあっさりと均衡が崩れて意図せずとも玄奘を組み敷いた
ような体勢になった。
263名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:56:20 ID:tThyojAg
 距離をとろうと腕に力をこめるものの、どう逃げればいいのかわからないのだろう。息苦し
そうにきつく寄せられた眉、うっすらと涙がにじむ瞼、どれもこれもが愛おしい。
 舐めるようにして丹念に柔らかな唇を味わうとほのかに杏の味と芳香がした。
 「甘いな」
 ことさら自らの唇を舐めあげてみせたものの、耳まで真っ赤になった玄奘は声も出ないよ
うだ。男のなりをして周囲の目を欺こうと思うならば、衆道の真似などお断りだと大喝しなけ
ればならないというのに。
 「隠れて干杏食っただろ、お師匠さん」
 「かか隠れてなどいません、お腹がすいて目が覚めただけですっ」
 そういう問題ではないのだが、基本的に玄奘は嘘が下手すぎるのでそういうことにして
おく。
 「それに、朝起きたらちゃんと皆に話そうと」
 「黙っていてやろうか?」
 「……何をです」
 我ながら卑怯な手口だと思ったが、いまいち周囲の目を欺きおおせていると本気で思いこ
んでいるらしい玄奘にはこれくらいで丁度なのかもしれない、と悟空は他人ごとのように考
える。
 「お師匠さんが本当は女だっていう話」
 予想通り玄奘の頬から瞬く間に赤みが引いた。
 「悟空」
 「ただ、そのかわりに可能なかぎりお師匠さんが女だって事は知られないように協力して
もいい」
 「それで私を脅しているつもりですか、孫悟空」
 「脅すなんて物騒な話なんかしてねえよ。交換条件だ」
 訝しげに眉をひそめてみせるので、その交換条件を耳元で囁く。
264名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:57:13 ID:tThyojAg
 「……!!」
 途端に頬へ血の気が戻り、どこからどう見ても無理難題を押し付けられて困惑する女人
の顔で玄奘は視線をそらした。別にどうということはない、もう一度口付けさせてくれと言っ
ただけだ。
 悪い条件ではないはずだと思う。
 少なくともここで脱げとか抱かせろだとか、そういう条件よりは飲みやすいはずだ。だから
提案した。
 力にあかせて無理やり手に入れるだなんて無粋な真似は気に食わない。基本的に孫悟
空という猿妖は、荒っぽくはあるが踏みにじるような行為は好まず、どちらかといえば力で
従わせるというよりも大幅に快楽主義だった。
 「どうする?」
 「お前の目的は何なのですか」
 「別に、なにも。弟子入りした相手が僧のなりした尼だったってだけだ」
 少しの間があり、玄奘はなぜか諦めたようにため息をついた。
 「……約束ですよ。もし違えればお前は破門です」
 月光の光をうけた瞳は切れそうなほどに鋭い。
 「お前のその金冠も、」
 「わかってるって。斉天大聖の名にかけて誓ってやろうか」
 なぜ玄奘が僧のふりをしてまで天竺へ向かうことになったのか悟空は知らない。ただ、観
世音菩薩に玄奘が選ばれたという事実しか知らなかった。悟空が観世音菩薩から、石牢か
ら出られるかわりの条件として提示されたのは玄奘を天竺まで護衛し無事長安の都へ経典
を持ち帰らせること、という点のみだ。それ以外の事情など何一つとして知らない。
265名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:57:58 ID:tThyojAg
 それこそ男で、そこそこ頑強なやつなどどこにでもいそうなものを、と悟空は考える。
 それが、なぜ彼女でなければならなかったのだろう?
 「約束ですよ、悟空」
 頬へかかった吐息がまだ熱いと思うほど近いところで、どこか泣きだしそうな声で玄奘が
囁く。もしこのまま衝動にあかせて衣を引き裂いたりなんかしたら自分は本格的に畜生道
行きだな、と思いながら悟空はしろい頬へ指をかけた。
 うっすらと赤く染まった頬は柔らかく暖かい。
 息を詰めるようなくぐもった声が、玄奘の喉元のあたりから聞こえた。角度と深さを変えて、
満足するまで口付けを繰り返す。ほんの一瞬だけ逃れた濡れた唇を追うと切なげなため息
が漏れた。
 拒むように胸元へ置かれていたはずの手はいつのまにか、すがるように袖の端を握りしめ
ている。
 ゆっくりと精神的な酩酊がせりあがってきて目の前がくらくらした。
 いつしか夢中で、芝の上を絡みあうようにしてかき抱き合っていたことにさえ気付かなかっ
た。

 終
266名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 00:27:27 ID:+WR20tvn
GJ!! あんたはネ申だ!!
267名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 11:39:30 ID:fVavGi4F
>>258-265
凄いよ…悟空の隠された思いや欲望が
ひしひしと伝わってくる。
まだキスしかしてないのに凄く熱くて
それ以上の妄想を掻きたてられる…

>>257サマ GJ!!! 感情表現力に脱帽。
是非この続編も書いて欲しいです。
快楽主義者・悟空このままでは満足できないはず…
268名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 17:17:44 ID:4dIxGrfv

キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・*

>257 ウェルカム♪ようこそ、西遊記パロへ〜♪
269名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 17:19:29 ID:4dIxGrfv
>257
& GJ!続編キボン~~!!
270名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 21:30:08 ID:8NMFpvMT
交換条件エロ(*´Д`)ハァハァ
キスは手始め…このあとはどうするよ、悟空!!
  
271名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 18:07:35 ID:FTQVOP3f
>>257GJ。
>>270
交換条件で徐々にキス以上を求めていき
三蔵に快楽を教え込んでいく悟空がいい。
272257:2006/05/12(金) 23:20:08 ID:28UqUADy
忙しくて覗きに来られなくて、遅くなったけどレスありがとう。
またなんかネタできたら投下しにきます。
273名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 14:07:22 ID:PwSE24j+
(∩´∀`)∩ワー-イ!!
>257サン、待ってるヨ~~

+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・) ワクワク テカテカ
 (0゚つ旦O +
 と__)__) +
274名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 17:57:27 ID:TGr2O+bf
>257さん 続き読みたいよ〜!  (0゚・∀・)ワクテカッ!!
275名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 22:51:24 ID:NeCYKngk
禁忌な関係は萌えるw
もっとすごくエロエロなのも読みたい
276名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 09:51:41 ID:TOnCUxOY
エロが読みたいよーーーーー!!
щ(゚Д゚щ)カモォォォン age
277名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 13:25:25 ID:IHwk4NsK
DVDでも出れば盛り上がる希ガス

映画はまだかーエロ入れてくれ脚本家!
278名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 18:01:36 ID:ONFdbDYb
アノ脚本家さんじゃエロの期待値ゼロ…
ココの56さんや他の職人さんのが格上だよね。
映画はまだ先だし西遊記エロはココで補完するしかない。
時々でもいいから投下してくれるまで気長に待つとする。
279名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 01:03:52 ID:dlmlwMK7
子供にも人気があったみたいだし(ホントのところはどうなのかしらんけど)、映画でエロは
無理だろw
おとなしく職人さんの降臨を待つとしましょうや。
280名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 12:22:48 ID:EXzvwe4i
>>278
エロを除いてもここの書き手さんのお話のほうが
どきどきして世界観が広がって楽しいよね〜私も待ってる。
281名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 22:41:31 ID:q0WUFzDR
妖怪に襲われる陵辱エロも読みたい
282名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 23:01:28 ID:U2JFeOXp
>>265
情景が伝わってくるよ…色っぽい!どこから見ても色っぽい!!
283名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 00:19:45 ID:j0PZrQre
284名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 00:28:16 ID:ujMx24WU
そうそう、>265さんのssは色っぽいんだ!趣エロ?
285名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 00:42:14 ID:SmSx4fxR
穢れないエロと銘打とう。
こういう作品を漏れも書けるようになりたい
286名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 17:08:55 ID:krrvG1QJ
誰か「幻妖草子西遊記」の悟空×三蔵なんてやってくれんかなー。
ゲームのノベライズの奴。
自分はゲームやってないんだが、
「ゲームは投げたが小説は良かった」的な感想見掛けたこともあるくらいなんで、
普通にそこそこイケるんでないかと。

でもこの場合ラノベスレになるのかな。
ここで良いよね?
287名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 17:14:54 ID:bMHp9ZM/
>>1
288名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 17:51:01 ID:krrvG1QJ
あ、ドラマ限定か…失礼。
289名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 20:46:22 ID:PCBzrUPa
>>286
スレ違いだけどその小説は凄く好き。
三蔵オンナノコ設定だし…
290名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 21:36:23 ID:gwqZtt6U
そこらへんどうなんだろう?西遊記って色々あるからなぁ
職人さん増えるのは歓迎なんだが

ドラマだと、夏目雅子三蔵をエロるツワモノ職人さんはいませんかね
291名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 11:12:34 ID:MEYnY0el
三蔵なら夏目も深津も両方イケるよ
292名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 17:02:52 ID:R/7aGriZ
夏目三蔵はミテナカッタからしらないけどイイんじゃね?
小説とかはどうなんだろ。西遊記ならなんでもOKにするとそれこそ際限無く色々でてきそうだ
しなぁ。
293名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 22:22:13 ID:C1aGUHHk
できればキャラはドラマ版のほうが読みやすいけど
設定やシチュを原作小説などから引用するのはいいかも。
あとドラマ版は同じキャラでも個性が違うから面白いね。
香取悟空×深津三蔵のエロは可愛くて素直でラブラブな感じ。
堺悟空×夏目三蔵のエロは美女と野獣でアダルトな感じ。
294名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 00:32:41 ID:VniU365N
宮沢×本木 牧瀬×唐沢 が なかったことになってる。。。
295名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 19:53:42 ID:R28kztrD
そこまで広げなくてもいいや
西遊記映画も正式決定したな
296名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 22:11:47 ID:DKxJrqUm
それではエロ復活!希望保守しとくか
297名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 20:24:00 ID:QnoZ3xyA
そろそろエロパロ不足になってキタ…サイユウキエロ読みたいナ
誰か気楽に書いてくれないかな...〆(・ω・` )カキカキ
298短編・未遂ですが/悟×三 ◆.a2nfBdRuY :2006/05/27(土) 00:59:53 ID:36PnUgHC
万寿山福地 五荘観洞天 人参果の件――



一度は危ぶまれた霊根を再生させ、鎮元大仙の怒りを沈めたばかりか、人参果の持て成しまで受けた一行は、
その夜、満腹を伴ってぐっすりと眠っていた。気が立って眠れぬ三蔵と、小便に起きた悟空を置いて。

「 川流れのお師匠様、まぁだ、眠れないのか。」
「 ――悟空ですか。…その言い様は何です。」

ただ瓦礫のようなところに背凭れているだけでは寝苦しいのか、ときおり八戒の寝言が苦しげになり、悟浄はそれに
呼応するように歯軋りする。

「 お師匠様さァ。神経質過ぎるんだよ。なんつーかもっとこう、気楽にしたら?あんなの、人間の赤子に見えるだけで、人間の
赤子なわけじゃない。偉い仙人が食ってるんだ。お師匠様が食ったって何も罰なんかあたりゃしないよ。」
「 ――ふ、全く。悟空に言っても、解ってくれないでしょうね。今思い出してもあの実のあの様子は、ぞっとします。」
「 あ、何だよその、『私は繊細ですー』みたいな口振りは。」
「 その通りでしょう。まったく貴方は図太い。よく平気ですね、あんな…い、今にも泣き出しそうな。」

――まるで、黄河に産み落とされた己の姿のような…
そう考えて、三蔵は夜風に震えたのでなく肩を戦慄かせた。

「 この牙は、ホンモノだって裂いた事があるんだ。あんなまがい物平気だぜ。」
「 ――口を慎みなさい、悟空!」
「 お師匠様みたいな柔肌なら、一裂きだ…あんな果実より、ずっとずっと美味そうな… 」

ジャッ、と数珠を悟空の眼前に突き出す。悟空は一瞬ひるんだ後、ゆるりと嘲笑う。

「 ワッカ、絞めるのかよ。良いぜ。ドウゾ。」
「 …必要在りません。」

二人の間に、緊張の糸がピン、と張り詰める

「 そう余裕咬ましてると、本当に獲って食われちゃうかも知れないぜ。妖怪の目からみたお師匠様、他の人間なんざ比べ物に
ならないくらい、高貴な匂いがして、本当に美味そうなんだから、あらゆる意味でな。」
「 ――口が減りませんね。その口、金糸で縫いつけてやりましょうか。」

悟空から目を離した刹那、大きな掌が日頃経文を唱える形のいい唇を取り押さえ、一回り小さな肩に鍛えられた妖異の太い腕が絡みつく。

「 ほうら、お経は唱えられない。こうして抱きついてりゃ、お手手も合わせられないぜ。万事休すだ。」

無論、目に触れた経典すべてを暗記した三蔵のこと、法力も相俟って心中で唱えるだけで十分に効力を発揮したのが、
動揺に駆られ混乱に我を失っていては、なす術もなかった。

「 お師匠様。女のニオイってのはな、いくら線香の中で経唱えたり、布の一枚や二枚で押さえて隠してたって、解るんだぜ」

首の絹肌の丁度動脈辺りから、なんとも言えぬ咽返る様な甘い香りが悟空の鼻を掠める。それが興奮した女の香だと知っていて、
たまらずに、悟空は小振りな胸元辺りへと、布を割って指を滑り込ます。すると、ぞく、と三蔵の太股が震える。
震えは唇から指へ伝わり、いっそう化猿の渇望を後押しする。
紅色の唇が歯痒そうに噛み締められるのが文字通り手に取るようにわかるのが、総毛立つほど悦い。
割り行って其の侭、邪魔が入ることなくするすると掌は桃の如く軟な乳房へと至り、この上ない征服感は背筋を伝って脳髄を突く。
先端の堅くなったそこをきゅうと摘んでやると、塞いだ唇から、ひ、と声が漏れた。

「 ほら、また匂いが濃くなった。 」



299名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 11:30:22 ID:dm/Elonz
キタァァァ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ( ゚)ァ( )ァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ
イイトコデオワリナノ。。・゚・(ノД`)・゚・。。ゾクヘンキボンナノ。。
300名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 13:24:52 ID:bHLmzhQG
うわはぁぁぁぁぁ!!!すげー艶っぽいな!!!
> 柔肌なら、一裂きだ
あたりでなんか心臓飛び出ましたよ

先生!(=゜Д゜)ノ
Bまでしかいってないのになんでこんなにエロいんですかっ? 
301名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 13:40:46 ID:xQglmh8W
>>298 
GJ!悟空が強引で野性的なのがいいねぇ
男が女の匂いや香りに敏感で弱いのは本能的なものだな
302名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 22:34:20 ID:FUfF33zy
>298 
(*^ー゚)b GJ!!
野生児かつちょいと鬼畜な悟空に期待age!!(;´Д`)ハァハァ
 
303名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 12:21:32 ID:hXiMhdmV
>>298
悟空×三蔵
弟子と師匠
妖怪と人(ヒト)
 男と女の差や違いがエロティックで萌える。
>298さん、続編&新作待ってますよん。
304名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 22:53:11 ID:j5L9YXv8
続き待ってるぞ〜(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
305名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 13:32:22 ID:WrjCr2aI
>>298
新作キテタ!!!GJ!!!
続きないんですか?!すげぇ読みたいですよ!!!
306名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 12:33:10 ID:p7FcZkLY
>>298さん、私も続編楽しみに待ってます。
307名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 00:50:50 ID:TCdhD2Qh
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・) ワクワク テカテカ
 (0゚つ旦O +
 と__)__) +

308名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 00:14:58 ID:BRkuGOKX
妖怪に攫われ犯される三蔵・凛凛キボン!!
309名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 21:51:15 ID:GXBX6Pxc
淋しい…誰か来ないかな…
310名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 14:31:42 ID:FUmnEUT9
まだ待ってるよ保守
311名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 14:27:11 ID:X8t0F4u2
◆.a2nfBdRuYさま
>>298の続きが気になります
いつでもいいので待ってマス
312名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 23:36:18 ID:O8KSYVDO
戻って来ーーーーーーーい!!
31356:2006/06/25(日) 13:51:47 ID:1UsNQUmh
   ___。__
  / /  l ヽ\  !    ! l  ゚ ! l
 '⌒Y⌒Y⌒Y⌒゙  ! !     !
  /〜@|〜ヽ   ♪エロエロ降れ振れ♪
  (*‘-‘ 。・-・)     !    l !
  ゚し-J゚゚し-J゚、、、   、i,,   、i,,

お久しぶりです。エロ無し軽めのssですので、お気軽に読んでやって下さい。
314悟浄の苦悶で56:2006/06/25(日) 13:53:43 ID:1UsNQUmh
(いきなりsage忘れた。すまんかった。)

雪が降っていた。
薄暗い洞窟の中で薄目を開けたら、外は滾々と雪が降り積もっていた。

…温かい……

何故こんなに温かいんだろう?
雪に閉ざされた闇の中で、ボウッとした頭を抱えながら悟浄はまどろんでいた。
「目が醒めましたか?」
耳のすぐそばでお師匠さんの声がして、びくりとして振り返った。

ほのかに届く雪に反射した月明かりを頼りに目を凝らす。
目の前ににっこり微笑むお師匠さんの顔があった。
法衣で自分と俺を包み込み、躯を密着させて抱きかかえられていた。
そして、あろうことか二人とも腰巻ひとつ、ほぼ全裸の状態であった。

『ぅ…うあああああああああぁぁああっっっ!!!!』
思いがけない事態に叫ぼうとしたが、声が上手く出てこない。
パニックになり手足をばたつかせていると、お師匠さんの凛とした声が響いた。
「暴れてはいけません。また熱があがってしまいます。」
するりと手を首に回し俺を抱き締めて、子どもをあやす様に優しく諭した。
「悟浄、落ち着いて。私がいますから。」

無理ッ!!無理でしょうコレはっ!!!普通落ち着けないでしょう??!!!
どうしてまたこんな事になっているんですかッ!?お師匠さんっ!!!

口をパクパクさせながら、俺は頭の中の記憶を必死で整理していた。


たしか、夕刻の頃だった。
食料を調達しにいった馬鹿猿とボケ子豚がいつまでたっても帰ってきやがらないので、
お師匠さんと二人で捜しに出かけたのだった。
途中で雪が降ってきて、降り積もった雪に脚をとられたお師匠さんが崖に落ち、
それを庇いながら俺も一緒に落っこちて…
気を失ったお師匠さんをなんとかこの洞窟に運び込んだ…ような気がする。
315悟浄の苦悶で56:2006/06/25(日) 13:54:37 ID:1UsNQUmh
「私を助けてくれたのですね。気が付いた時には悟浄はすっかり冷え切ってしまってい

て…
 体を温めるには人肌が一番だと以前聞いていたものですから…。」
ああ、それでこうなっているのか。しかし……
「それ、誰に聞いたんです?」
まるで自分の声とは思えないしゃがれ声を搾り出して、尋ねる。
「八戒です。以前川に落ちた時に。」
「……これ、この温め方を八戒としたんですか?…………まさか他にもなにか……?」
俺の剣呑とした目つきに、お師匠さんはきょとんとしてこちらを見た。
「とても温まりましたよ?」
それから何かを思い出したように、笑いながら言った。
 「……ふふふ。ちょっと甘えてきましたけど。母上様を思い出したらしくて。」

あっっっのエロ豚ぁぁぁぁぁっ!!!!
てめぇの母ちゃんはイノシシだろうがっ!お師匠さんと何の共通項もねぇだろうがッッ

!!!
それはね、間違いなく騙されていますよ!お師匠さん!!

「……もしかして、間違っているのですか?」
不安そうに顔を覗き込まれる。
黒目がちな瞳とあらわになった華奢な肩が至近距離で目に入り、心臓が跳ね上がった。
平常心を取り戻そうと、顔を逸らして目をつむった。
「いえ、その通りです。お陰で俺も温まりました。もう大丈夫です。」
「でも、ずいぶん熱が出ていますし声もひどいですよ。」
確かに、頭はガンガンするし喉はひりひりと焼き付いている。皿も割れそうに痛い。
「……河童も風邪をひくんですね。どこが辛いですか?」
お師匠さんが額に手を当て、擦り寄ってきた。
法衣の下で胸と胸とが重なって、そのふくらみが形を変えるのが肌を通して伝わってき

た。
「皿と喉が少し…でも、もう大丈夫ですから。」
お願いですから、風邪の辛さよりも、お師匠さんとの接近戦の方がずっと辛いのを察し

て下さい。
「河童は、病気や怪我をどうやって治しているんですか?」
頬にかかる息や、暗闇でも浮かび上がる程の白い肌を意識すまいと、筋肉を固くして瞼

に力を込めた。
「舐めときゃ治るモンです。だからもう平気………」
ぶっきらぼうに言い放ち、体を逸らして起き上がろうとしたその瞬間、
………全身が総毛だった。

ぺろり
316悟浄の苦悶で56:2006/06/25(日) 13:55:29 ID:1UsNQUmh

「こうしたら、治るのですね?」
お師匠さん!今、今皿を……皿を、舐めましたか?
俺は全身が脱力して、へたり込んだ。
それは駄目です。……河童には駄目ですって!!
お師匠さんは、呆けた顔の俺を小首を傾げてしばらく眺め、もう一度頭に手を伸ばした



ぺろぺろぺろり

はにゃはにゃはにゃ〜〜

ぺろぺろ ぺろぺろ……

皿からの甘美な痺れが全身を駆け抜けていき、
そのうえ、目の前にある小ぶりな双丘が視神経を直撃する。
河童の世界において、この行為は……AV女優でも思わず恥らうご奉仕中のご奉仕なの

だ。
まずい。真剣におかしくなりそうだ。

「どうですか?少しは楽になりました?」
……逆です。お師匠さん。

声も出なくなった俺は、法衣の中で縮こまり身動きひとつ出来ずにいた。
お師匠さん、あなた、この状況で俺をサカらせてどーするんですか?
「え?え?駄目だったんですか?」
心配そうにオロオロしはじめたお師匠さんを横目に、俺はため息ともいえない息を吐い

た。
そうだよな。この人はただ単に、俺を治したい一心なんだよな。
俺達弟子のためなら、必死で頑張る人なんだよな。
固唾を呑んで見守るお師匠さんが可哀想になり、とりあえずOKサインを指でつくった


「楽になりましたから、すみませんが、少しひとりで寝かせてもらえませんか?」
お師匠さんはそれを見て、ホッとした笑顔になり法衣を俺の上にかけた。

危険だった。とにかくひと寝入りしよう………と、
お師匠さんは薄い肌衣の重ねを一枚羽織っているだけなのに気が付いた。
「お師匠さん、俺は大丈夫ですから法衣を纏って下さい。」
「いえ、悟浄の服はほとんど濡れているのですから。それを掛けておいて下さい。」
「ですからもう大丈夫なので……」
「いえ、駄目です。」
お師匠さんは頑として拒んだ。こうなると頑固なんだよな、この人は。

俺はため息をついて、お師匠さんに手招きをした。
317悟浄の苦悶で56:2006/06/25(日) 13:56:22 ID:1UsNQUmh
「こっち……入って下さい。」
「え?でもひとりでって…」
覚悟を決めてお師匠さんにお願いした。
「やっぱり二人の方が温かいです。頼みます。」
俺の“頼みます”の言葉に、お師匠さんはパッと笑顔になっていそいそと傍に寄ってき

た。
「わかりました。任せて下さい。」
ヤル気まんまんだ。

お願いですからいらない事はしないで下さいね。
河童の理性にも、限度ってものがあるんですから。

お師匠さんはスルリと法衣に収まると、肌衣を開いて俺をたもとに包むように抱き寄せ

た。

しかしこれは………キッツいなぁ…匂いが甘いなぁ……
小さいけど、これ、胸だよなぁ……密着してるよなぁ…

俺は今更ながら後悔した。

「ふふっ。」
ふいにお師匠さんが嬉しそうに笑い出した。
「どうかされたんですか?」
「いえ、私でも悟浄の役に立つことができるのですね。」
心底嬉しそうなその口調に、思わず眉が下がる。
「いつも助けて貰ってばかりで。」
………あなただから……助けてるんですよ。
「ほら、混生魔王の時も助けるつもりが結局助けられて。」
……あなたがいなかったら、今でも混生魔王の手先でしたよ。
「私がもっとしっかりしなければ。」
…あなたはどんな時でもしっかりと俺達を見てくれているじゃないですか。

お師匠さんは、ケホンと小さな咳をして、俺のちょうど肩の辺りで、祈るように瞳を閉

じた。
「私は…絶対にあなた達を守りたいんです。」
鎖骨に当たっている柔らかい唇が、そう言って動いた。

………………ッ!!!!

たまらなかった。今までこれほど俺の心に割って入ってきた人がいただろうか。
これほど、狂おしいほど、愛しいと思った人はいただろうか。
この人の言葉をこれ以上聞いたら、本当におかしくなってしまうんじゃないだろうか。

気が付いたら、俺は自信の唇でその口を塞いでいた。
318悟浄の苦悶で56:2006/06/25(日) 13:57:11 ID:1UsNQUmh
お師匠さんの躯がビクッと縮こまり、大きく開かれた目が、あきらかに驚きと拒絶を示

していた。
俺はすぐにその表情に気が付いた。が、止まらない。
薄く柔らかい唇がわなないた。
いや、止まりたくなかった。
左右に小刻みに振る肩を右手で固く抱き寄せて、後に逃げようとする頭を左手で押し戻

した。
抵抗する仕方を知らないその口内に舌を差し入れ、歯をこじ開けて、奥へと進入する。
見開かれた目は更に大きくなった。
歯茎を裏から徐々になぞり上げて、舌を絡めて舐めまわす。
抵抗する事すら忘れてしまう程の俺の攻撃に、お師匠さんは段々と、なされるがままに

なっていった。

口の中が灼けるようだ。
重ねた唇がぬらりとした感触になり、たまった唾液を吸い上げた。
固まった躯、放心した顔を薄目で確認すると、もう一度頬を両手で包んで、脱力したな

めらかな舌の上に自分の舌を重ねて奥へ滑らせる。
目をぎゅっと瞑ったお師匠さんが、少し口を広げたように思えて、俺を受け入れてくれ

たかのように感じる。

俺の事、好きですか?
弟子の一人としてでなく、俺を愛してくれますか?
どうか、俺の気持ちを受け取って下さい。こんなに好きで好きで好きで好きで……
本当に、アナタを愛しているんですよ。どうか………

ありったけの思いをぶつけながら、接吻を続ける。このまま離れたくなかった。―が、
「……ぷ…はぁっ!」
お師匠さんが苦しそうに息を吐いたので、仕方なく唇を離した。

暗闇でもわかるほど真っ赤になったお師匠さんが、じっと俺を見ている。
目をあわせたら、とたんに不安が襲ってきた。………叱られるだろうか………………?

「……驚きました。」
…ええ、そうでしょうね……………
「接吻かと思いました。」

319悟浄の苦悶で56:2006/06/25(日) 14:01:54 ID:1UsNQUmh







………………………………………  はい?



「あの……お師匠さん、接吻………というものをご存知です………?」
俺は、ようやく、とりあえず、言葉を紡いだ。
それを聞いて、赤くなった頬を両手で包んだお師匠さんが口を尖らせた。
「馬鹿にしないで下さい。それくらい知っていますよ。」
「………え〜…と、では、今のは?」
にっこり笑って、俺を見る。しかも目はちょっと輝いている。………なぜ?
「………流石ですね、悟浄。喉のいがらっぽいのが取れたような気がします。
 河童の舐めて治す効果は、絶大なのですね。」

頭の整理に、少し時間がかかった。

つまり………アレですか?今のは単なる治療行為だとおっしゃるんですか?

それでもまだ、お師匠さんの思考が理解できずに悩んでいると、
とどめの言葉が返ってきた。
「接吻というのは、愛し合った者達が唇を重ねあう事です。 
 今のと違いがわからないほど世間知らずではありません。」

………なるほど。お師匠さんにとって、舌を入れる接吻など接吻ではないと。
そのような接吻がある事は………ご存知でないと。
そういう事だと、受け取らせて頂いて……よろしいのでしょうか?
「ありがとう。また、悟浄に助けられましたね。
 今度は、私が癒してあげられるように、精進します。
 ―さ、もう寝て下さい。」
そのセリフに何も言う気力がなくなり、今度は俺が放心状態で、なされるがまま寝転ん

だ。

お師匠さん、あんた、天然にもほどがあります。
なら、アナタが腹や胸が痛いときに俺が隅々まで舐めまわしても、文句は言わないんで

すね?
もしも、俺が、あそこが痛いと言ったら舐めるんですね?

傍らには、先に寝込んでしまったお師匠さんが俺の胸に寄り添っていた。
ふんわりとしたあどけない寝顔だった。

………お師匠さんならやりかねない、と自分で哀れなつっこみを入れ、
俺は俺に同情しつつ、いつまでも暗い洞窟の天井を見つめていた。

《 ♪let's …

-----------------------------------------
以上です。時間的にここまででした。
もしも続きを書いてくれる人がいたとしたら、いかようにも使って遊んでやって下さい。
32056:2006/06/25(日) 14:09:33 ID:1UsNQUmh
いつもと違うPCのせいか、改行がおかしくなっている。
読み辛くて、すみませんでした。
321名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 14:01:42 ID:yD3o7VAh
諦め半分で久々に覗いてみたら…56さんが
キタワ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!!

>>314-319 GJGJ!!
天然お師匠さんの天然エロ?!攻撃に悶える悟浄がタマリマセン!!!
モウ最高に好みのSSです、56さんアリガトウ!!!
322名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 23:12:34 ID:1APQUxF3
56さんお帰りなさい!&GJ!!
悟浄の苦悶と天然師匠(*´д`*)ハァハァ 
32356:2006/06/27(火) 20:40:15 ID:VYxdurBj
ありがとう!
続きがニュルッと出て来たので、投下させて下さい。
324三蔵の困惑で56:2006/06/27(火) 20:42:03 ID:VYxdurBj
【ここから三蔵視点に変わります】

………困りました。

夜が明けかけた薄闇の洞窟の中で、私は戸惑っていた。
傍らには、熱にうなされた弟子が一人。
その横たえた躯の中心に、見たこともないモノがそそり立っていたのだ。
いや、そのモノ自体は知っている。
触れてはいけないと教えられた、男性の大事な排泄機能だ。

しかし、今、目の前にあるソレは、明らかに形状が違っていた。
腰巻からはみ出してしまうほど、大きく腫れあがって、
しかもその先からは、尿とは違う濁った半透明の液が一筋、流れ落ちていたのだ。

もしかして、風邪などではない何か重大な病気なのではなかろうか。
外はまた吹雪いてきていて、他の弟子を呼びに行く事など出来そうもない。
私が、なんとかしなければ………

おそるおそる、ソレに手を伸ばし包んでみた。
ソレは、熱くなった躯より、更に熱を持っていて、しかも異様に固かった。

やはり、おかしい!!!!!

確信を得た私は、躊躇しながらソレを持ち、先程聞いた河童の治療法を試してみる事にした。

ぺろり

苦いような甘いような妙な味のするものを、舐め取る。
意を決して、先から根元にかけて丹念に舐めていく。
裏側にピンと張った筋をほぐそうと上下に舐め、先の窪み沿ってぐるりと舌を這わせる。
先端の割れ目から、止めどなく溢れるその液をそっと吸い取る。

これ以上、悪くなりませんように…どうか、治まってくれますように……

そう願いながら、ひたすらソレを舐め続けた。―………がっ!!!

ムクムクムク…

お、大きくなってしまいました!!
325三蔵の困惑で56:2006/06/27(火) 20:42:50 ID:VYxdurBj
更にひどく腫れ、張り詰めた薄皮から血管が見えるほどになってしまったのだ。
舐め方がおかしかったのだろうか?
人間が舐めても、河童には効かないのだろうか?
どうしよう……私は、いったい、どうすれば………

ソレを両手で握ったままへたり込む。知らず涙が溢れてきた。

「な……何をしているんですかっ!!!!お師匠さん!!!!!!」
弟子の声にビクリと顔を上げる。
上半身を起こして、熱で真っ赤になった悟浄の驚いた顔がそこにあった。
「す、すみません!治そうと思って頑張って舐めたのですが、益々ひどくなってしまいました。」
泣くまいと思っていても、どうしてもうわずった涙声になってしまう。

ごめんなさい、悟浄。こんな情けない師匠で。

そんな私の様子を、悟浄は困惑顔でしばらく眺め、後ろ向きにパタンと倒れた。
「………それ、それじゃ、治りませんよ。」
天井を見たまま、呆れたような低い声を出した。
「やはり、なにかひどい病気なのですね!では、いったいどうすれば……!!」
泣いている場合ではない。私は、私の出来る事をしなければ。
涙を拭って、唇を結び、悟浄の顔を覗き見る。

「………なきゃ、治まりませんよ。」
悟浄はそっぽを向いたまま、消え入るような声でつぶやいた。
「なんですか!どうしたら治まるのですか?」
必死の呼びかけに、悟浄は躯を丸くして黙り込む。
「恥かしがっている場合ではないのですよ!教えて下さい!!」
「………っだ・か・ら!!!!」
バッと上半身を起こし私の顔をにらみつけ、苛ついたように大きな声で言いかけて、
………やはり黙り込んだ。
「……もう、いいです。放っておいて下さい。」
更に小さく丸くなり、眉間に皺を深く寄せたまま目を瞑る。

その様子に、自分が限りなく情けなくなり、また涙が幾筋も頬を伝う。
私は、病気の弟子を救うことすら出来ないのか。こんなにも無力で。
せめて、静かに寝かせてあげようと、嗚咽は漏らさぬよう背を向けて両手で口を塞いだ。
326三蔵の困惑で56:2006/06/27(火) 20:43:35 ID:VYxdurBj
ほどなくして益々吹雪はひどくなり、躯が冷えてきた。
その時、後から私を包み込むように悟浄がふわりと覆いかぶさってきた。
「………勘弁して下さい。泣かれるのも嫌ですが、辛い目にあわせるのはもっと嫌なんです。」
耳元で、ぽそりと呟かれる。
振り返ると、触れるほど近くに悟浄の瞳があった。思い詰めた目にドキリと心臓が鳴った。
「………私は………悟浄にそんな顔をさせる方が、もっと嫌です。」
赤くなった頬を隠すように、俯きながら答える。
「………挿れたら、治まります。」
「?入れる?………どこに?………あっ!!」
問う間もなく、太股に置かれた手がするりと腰巻の中に滑り込み、
その中心にあてがわれた。
「………ここ、です。」
その答えに、眉が寄った。思いもよらなかった驚きと恥かしさで、躯が一気に熱くなる。
「こ、ここ………ですか?で、でも、ここにそんな………」
ググッと、あてがわれた手の指が曲げられ、私の中に入ってきた。
「………んはっ!!」
躯が飛び上がる。このような所に指が入ってくるなど考えた事がなかった。
一本の指が、私の中を探るように蠢いている。
深く浅く、擦るように蠢いている。
反射的に足を閉じようとすると、後ろから抱えるようにして広げられ、
その根元を、両の手でヒダを掻き分けるようになぞられた。
入ってくる指が2本、3本と増え、中で曲がった指の節がゴリゴリとした違和感をもたらす。
下半身の奥がその動きに呼応して、じゅぅんと痺れた。
「や………やぁ………!!」
思わず腰を引くと、トンと後ろの悟浄に躯を支えられた。
「………ね?無理でしょう?」
悟浄は優しくそう言って、指を引き抜いた。

自分の不規則な息遣いと、力の入らない四肢が、たまらなく情けなくなる。
悟浄は座ったまま私を横に抱き変えて、困ったように、慈しむように、見下ろしている。
これでは、私の方が、病人のようではないか。
「いえ、どうにかして、入れてみせます!」
ぼおっと上気した躯に鞭打って、渾身の力を込めて悟浄を押し倒し、その上にまたがった。
指を入れられたあたりに、悟浄の病に侵されたソレをあてがい、思い切って腰を沈めていく。
ミシミシと穴が広がって、突っかかりながら中に刺さっていく。
「………いっ!!」
痛かった。でも、ここでひるむわけにはいかない。
瞼を固く閉ざして、痛みに耐えながらソレを入れていく。
327三蔵の困惑で56:2006/06/27(火) 20:44:36 ID:VYxdurBj
―と、悟浄が素早く躯を引き抜いて、私の頭を抱えたまま逆に押し倒してきた。

「……脚、広げて下さい。」
「………え?」
「いいから、広げて。」
固くなった躯をなんとか動かして、そろそろと脚を左右に開く。
あまりの恥かしさに、目の端にまたも涙がたまる。
でも、ここは悟浄の言う通りにしないと治らないと、ブルンと頭を振って覚悟を決めた。

「舐めたら、痛くなくなります。」
そう言って、悟浄はその穴に舌を差し入れた。
指とは違うぬるりとした感触に、腰がビクリと震えた。
上下に走る筋は、両手でめいっぱい広げられ内に外に舐め上げられる。
尖らせた舌が、下からなぞりながら上がってくるとその先端をつつく様に押してきた。
「ひ………ひぁあん!!」
体験したことのない痺れが、躯中駆け巡る。背中が仰け反り、口を閉じる事が出来ない。
「ふぁ…あ……ああっ………!」
深く差し入れられた舌と、その周りで捏ねるように押し付けられた指が私の感覚を無くしていく。
いや、その一点に感覚が集中していく。
脳天から足の先まで張り詰めた痺れが、躯をピクピクと痙攣させた。

ぐじゅりと穴から音がして、何かが流れ出た。
その異質さに、腕を使って上半身を起こして自分の下半身を見下ろす。
広げられた脚のまんなかにある悟浄の顔の周りに、粘性の水が滴っている。
「え?………ぁ……」
こみ上げる羞恥に、言葉が出て来ない。
上目遣いに私の顔を見た悟浄がソレをすくって割れ目に擦り付けて激しく揺すった。
「やぁ!あああああああああぁあああぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」
自分のものと思えないうわずった高い声を上げて、躯をくねらせる。
足の指がグゥッと広がって、跳ね上がる腰を押さえられたまま、私は叫び声を抑える事が出来なかった。

グチュリ

ひとしきり声を上げ続け、少し落ち着いたと思った………その時だった。

穴の中に、ソレが音を立てながら入ってきた。
328三蔵の困惑で56:2006/06/27(火) 20:45:58 ID:VYxdurBj
ぐずぐずと穴を押し広げながら、徐々に突き刺さっていく。
先程挑戦した時とはまた違う痛みが、そこから広がっていく。
穴が大きく伸縮をして、ソレを吸い上げようとしている様だった。
ぎゅうと締め付ける穴と、押し広げながら進入してくるソレがみっちりと絡み合っている。
「はぁっ………はぁっ……はぁっ………」
息をするのが精一杯で、目をどれだけ開いても霞がかかったように視界がぼんやりしている。

「ふわぁぁっ!!!!」
ふいに胸を揉みしだかれ、先端を摘まれると、穴がググゥと締まり、新たな刺激が加わった。
じゅぐ……と根元まで入り込んだソレは、中でもう一度拡張した。
「………じょ………ご……じょ…」
ようやく声を絞り出し、両手を天に向かって差し上げる。
記憶しているよりも大きな手の平が、指を絡めてきてくれる。
指も、手の平も、腕も、胸も、ぴったり重ね合わさったまま、唇を重ねる。
背中の岩の冷たさが分からないほど、躯が火照ってきて、夢中で舌を求め合った。

狭い穴に詰め込まれたソレが更に熱を帯び、ビクビクと暴れてだす。
悟浄は跳ね上がる私の躯を肩を押さえて固定すると、一旦ソレをずるりと抜いから、再び刺した。
また抜いて、またグサリと奥まで刺す。グジャッグチャッとした粘着した音を出しながら、
ねじ込むように、ゆっくりと何度もそれを繰り返した。
突き刺される度に、溶けるような腰が小刻みに震えだす。
その速度が徐々に上がっていくにつれ、震えはガクガクとした揺れに変わっていった。
「悟浄っっ!やっ!やめ………!!」
穴の内壁が擦れて、おかしくなりそうだった。
泣いているのか、叫んでいるのか、自分でもわからなかった。
「………やめませんっ!」
悟浄はそう言って、片足を肩にかけて躯の角度を変えて突き立て、更に奥にググッと押し込んだ。
「い…い……いやぁ………っっ!!!!」
訳が分からない昂ぶりに、躯が痙攣して目の前が真っ白になっていく。
「お師匠さん!こっち見て!俺を………俺を見て下さい!!!」
329三蔵の困惑で56:2006/06/27(火) 20:46:49 ID:VYxdurBj
返事は出来なかった。ただ、熱くなった唇をわななかせながら、
切なそうに眉をしかめ目を細めて私を見つめる悟浄の顔を目で追った。
「………っう……!!」
悟浄の声と共にビクンと一際大きく穴の中で震え、ソレがドクドクと脈打った。
「ぁぁああっ!!!!」
中に温かい何かが打ち付けられている。
躯中の筋肉という筋肉が張り詰められ、そのあとゆっくりと弛緩していった。

完全に力が抜け、クタリとなった私の躯を悟浄が支えて抱き寄せた。
お互いの汗が、躯の間で混ざり合い、
繋がったまま、いつまでも離そうとしなかった。



「………治まっていますね。」
「はい。お陰様で………。」
日が差してきた洞窟の中で、膝を突き合わせて正座した私達がいた。
「「………あのっ!!」」
同時に言って、同時に口を噤む。
「………悟浄………から、どうぞ。」
「いえ、どうぞ、お師匠さんから。」
気まずい沈黙が続く。思い切って聞いてみた。
「あれは………何の病だったのですか?」
悟浄の表情が硬くなり、目を瞑って考え込んだ。
「あれは………躯と、心の病です。」
顔を上げ、静かに言った。
「躯と………心?」
「そうです。ずっと繋がっていたいと思うほど愛している心が、躯を変化させたのです。」
「………なるほど………。
 それで、あのような形状をとっていた訳なのですね。」
悟浄は、その言葉に頷いて、私をじっと見つめた。
「………分かりました。時に悟浄、その悟浄が愛しているものとは何なのです?」

私の問いかけに、悟浄の目がスゥーと濁っていき、………ぱたりと倒れこんだ。

《 ♪let's クンフー♪ 》



以上です。では!
330名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 01:16:13 ID:P/BUlI9q
56さん、続編GJ!!
悟浄がようやく三蔵と・・(*´д`*)ハァハァ 
331名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 10:23:25 ID:1/Xby6Kt
>>324-329 
GJ!!!続きアリガトウ!!!
悟浄ノ願いがやっと叶ってヨカッタネ… 
お師匠サンの天然エロ治療?!…参りマシタ。
そりゃ悟浄ノ理性も吹っ飛びますよハイ。
お師匠サンの治療で悟浄の症状(エロ)がさらに
悪化してくのは間違いないネ…ガンバレ悟浄!お師匠サン。
332名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 22:55:31 ID:879IX35V
詐悟情
「あの…お師匠さん…アレがその…また悪化してしまいどうにも…」
三蔵奉仕
「わかりました…恥ずかしいですがあの治療を施せば治りますか?」
詐悟情
「ええ…それはもう…(ごめんお師匠さん、俺はもう止められない。)」
三蔵奉仕
「では悟浄…こちらへいらっしゃい。」そう言い素直に服を脱ぎ出す三蔵。
詐悟浄
「すまないお師匠さん…今宵は重症で一晩中かかりそうですが…お願いしますね。」
三蔵奉仕
「えっ…そんなに長く?私に務まるでしょうか…(不安顔。)」
詐悟浄
「大丈夫、力を抜いて私に身を任せてくれれば…では時間が惜しいので始めますね。」
三蔵奉仕
「ええ…あっ…待っ…て…んんっ……ご……じょう……」


傍らで気持ち良く眠りにつく悟浄。身体が火照ったまままだ眠れない三蔵。
三蔵
「ようやく治まったみたいですね…悟浄。あれ以上はもう無理かと思いました…はぁ
私もまだまだ…修行が足りません。」
333名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 21:48:55 ID:1BLMuMUW
ワロスw河童ぜんぜん元気じゃねーかよ
おれも毎晩重症なんで治療してくれ師匠!!
334名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 11:46:26 ID:J4WoKoWX
>>313
いや〜ん、ご無沙汰してたら新作が!
56さま、お釈迦さま、ありがたや。
気が向いたらいつでもお待ちしてますよ。
335名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 00:58:49 ID:tLE+HgTJ
ほす
336名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 19:54:54 ID:EWCkGPkc
大変だ!お師匠さんに熱愛疑惑浮上!どうするよ悟空!!
337名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 22:44:41 ID:bxwQ7YX0
おっしょさんを筋斗羽でかっさらいにいくぜ!!!



それから持ち帰ってお仕置きだ。
338名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 23:18:30 ID:3oiVzCD6
雲だよ
339名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 05:11:18 ID:G20IVs9h
しばらく来なかったら、何?この大作の数々は…
ありがたやありがたや♪
>>337
地味にワロタ。
340名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 15:09:10 ID:7DAN+uaG
>>337
お仕置き・・・・・プレイ?萌えるじゃねーか!!
341かなり:2006/07/23(日) 15:09:31 ID:PFzNGi5r
  _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 アナル!アナル!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J
  _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 アナル!アナル!
  (  ⊂彡
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   し ⌒J
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  ( ゚∀゚)彡 アナル!アナル!
  (  ⊂彡
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  ( ゚∀゚)彡 アナル!アナル!
  (  ⊂彡
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  ( ゚∀゚)彡 アナル!アナル!
  (  ⊂彡
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  ( ゚∀゚)彡 アナル!アナル!
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  ( ゚∀゚)彡 アナル!アナル!
  (  ⊂彡
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342名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 21:45:13 ID:mItcUeFh
そんなに好きなのか
そんじゃ後手に拘束し法衣を捲りあげ・・
343名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 15:15:43 ID:dCXDh45+
妖怪に犯してもらおうぜ!
344名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 15:06:55 ID:rc8zNb5p
三蔵さんが男設定なのはやだ。
345名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 23:32:31 ID:fIeDk9ts
だって三蔵様は男だよ?
346名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 12:08:00 ID:M6KUdCpc
女なら毎晩代わる代わる襲われちゃうぞ!
347名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 23:18:39 ID:iHoH9THG
逆に悟空が女だったらどうだろう、なんて思った。
348名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 00:31:31 ID:WN1e9R43
三蔵を好きになり告白するが
「私は仏に仕える身です」と振られる
悟浄や八戒に狙われるが必死に貞操を守る
三蔵を諦めきれずに夜這いする悟空

男と女が逆でも結果は同じだな
349名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 19:46:37 ID:j+VqG2Ek
お師匠さんに色仕掛けでせまる女悟空も面白いね。
350名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 17:16:03 ID:ShyVZYwZ
悟浄八戒も女になり三蔵凛々とからんでほしぃ
351名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 17:16:48 ID:ShyVZYwZ
5Page
352名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 13:53:38 ID:CWbvsrGY
ココハ。。。良スレじゃないか!
353名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 20:55:16 ID:FNy+suwh
新作待ってるぞ〜(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
354名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 21:40:25 ID:ugaZFxx7
このスレの住人には
宇能鴻一郎の「秘本 西遊記」か
筒井康隆の「魚覧観音記」
をお勧めする

両方ともセックルばっかで構成されてる
 
355名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 21:27:40 ID:6O3XwDkJ
誰と誰の交わり?
356名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 11:41:36 ID:qL/56xzu
エロ西遊記イイ(;´Д`)l \ァ l \ァ
357名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 00:03:51 ID:vETZK8IR
お師匠さん…
358名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 21:20:34 ID:LPo0m8uj
妖怪だけじゃなく弟子にも襲われるお師匠さん…
359名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 13:29:47 ID:OHEvxz52
敵妖怪ねw
ココじゃまだ襲われてないョ<敵妖怪エロ
360名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 03:18:58 ID:uykKEeGM
ミッチーか混世魔王に襲われてほすぃ…
361名無しさん@ピンキー :2006/08/28(月) 14:42:31 ID:jbt1RR5H
⊂ヽ ゚∀゚)ヽ   おっ      ( ゚∀゚) ミ   ぱい!
  `ヽ  ヽ' ))            γ 二つ つ
   ノ   ノ           {   (
  し' ⌒J            ヽ,_)ヽ,_)

   _                    _  て
⊂ヽ ゚∀゚)ヽ   おっ      ( ゚∀゚) そ   ぱ…
  `ヽ  ヽ' ))            γ 二つ つ
   ノ   ノ         Σ {   (
  し' ⌒J        グキ ヽ,_)ヽ,_)
  <⌒/ヽ-、___
/<_/____/
362名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 20:15:45 ID:DQ5ryZcq
質問だが

ココの三蔵法師はおっぱいあるのか?
363名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 09:22:42 ID:suBgv3h2
西遊記18禁漫画
「桃色西遊記」
駿河屋にて販売中。
364名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 10:12:26 ID:iEupZtq/
西遊記エロ小話待ち、保守。
365名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 20:03:00 ID:PsZlIpDo
職人さんへ リクしていいすか?
三蔵法師の入浴シーンありエロ話が読みたいデス
気が向いたらお願いします
366名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 17:05:29 ID:T6ivsoaW
俺からもお願いします
367名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 19:31:58 ID:NLgi2g4a
入浴シーンいいねえ
本編でなかったのが残念だったよ
368名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 16:02:26 ID:Mm/K75/V
職人カムバック!!
369名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 19:08:51 ID:D15voW3L
お師匠さんが悟空たちと出会う前のエピソードとか
面白そうじゃないですか?
370名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 20:08:20 ID:T5bIkGP1
さんぞーの1人旅じゃ妖怪に狙われ
間違いなく食われる(強姦)だろーな
371名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 20:21:20 ID:q8ssW+Ae
おまいらはゲイかい??
三蔵法師は役者は女性だけど、本来は元奘とゆう名の 男 で す よ
372西遊記マニア:2006/09/19(火) 17:43:47 ID:6zsiXEQE
自分的に三蔵さんは男でも女もいいと思う。
・・・・・個人的には男のほうがいいかな
373名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 18:54:45 ID:fvH0C8S8
三蔵はさらわれ襲われ犯されキャラだろ
俺はゲイじゃないんで男で想像しても萌えない
男の格好をしてるが中身は女シチュが萌えるよ
374西遊記マニア:2006/09/19(火) 23:03:49 ID:6zsiXEQE
ま、人それぞれってことで……
375名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 23:47:22 ID:zxM8aGJS
>>373
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ 法衣の中身は女体がイイ!
376名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 09:00:21 ID:LPc08+pq
>>374
801板に逝けば
377名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 23:16:20 ID:TfxxZnR0
いいじゃん、三蔵萌えなら男でも女でもさ
それよか職人さん来てくれー待ってるよん
378名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 21:50:33 ID:Tk6xEnuN
ちょっとでええから誰か書いてくれ〜〜〜
379名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 22:24:17 ID:ZkNYobSW
花果山で上見上げたら旅の尼さんがいてさ、法衣の中見ちゃったんだよ。
そんでその尼さんにいきなり見下げられて
「せ、責任とって弟子になってください・・・」
って言われちゃったんだ。俺は慌てちゃってさ
「・・え?は、はぁ・・・」
みたいに返してそのまま飛び去ろうとしたら
俺の鎧をチョコンと指で掴んでずっとついてくるのね。
そんでとうとう麓までついて来ちゃってさ
「はじめてですけど覚悟は出来てます・・・」
とか言うわけよ。
俺もう理性が吹っ飛んじゃって・・・

宿に入った途端、いきなり法衣の袷を
(省略されました。全てを読むには天竺からお経を持ち帰ってください)
380名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 19:32:16 ID:+dDLv12B
省略はないよ〜続き待ってるぞ!(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
381名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 21:41:59 ID:Y6iCF+Eo
>>379
省略の仕方にワロタw だが続き読むには相当時間かかりそうだぞそれorzヨミタイヨー
382名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 20:09:00 ID:/CaSHEGp
>>379   
   ◎
   ◎◎
  ◎◎◎
 ◎◎◎◎◎
◎◎◎◎◎◎◎◎ ←天竺のお経持ち帰ったヨ〜続きをたのむ。 
383名無しさん@ピンキー :2006/10/11(水) 11:50:30 ID:OhCkGeAY
間って待つ!
384名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 16:38:47 ID:qlDeXN8J
385名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 20:58:21 ID:zl+TMi1C
「三蔵法師よ、釈迦の元へゆくがよい」



あの声の言う声を信じ、私は仲間を連れ、旅をした。

しかし、なんともあっさりツイテシマッタ。
「三蔵よ、疲れただろう、まず、風呂に入ってきなさい」
「…?はい」
386名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 14:43:54 ID:xsEpygR3
>>379
イイトコデオワリナノ。。・゚・(ノД`)・゚・。。ゾクヘンキボンナノ。。

>>385
お風呂キタァァ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ( ゚)ァ( )ァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ
387名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 16:44:55 ID:gpkUX6cE
言われた通り、風呂場に行くと、甘い香りのする大きな湯船があった。
「そこに入りなさい」
「はい」
私がここにきたことを知ってるなら、…覗かれること…は
ないない。
そう自分に言い聞かせ、服を脱ぐ。


甘い香りの正体は中にはいっているものだった。
「杏仁豆腐?」
とろみのある、白っぽい液体。
そこに、足からゆっくりとつかる。


「気持良い」
でも…何か……体が熱ってきた。


「…実は、紹皇酒が入っている」
風呂に入っているさいに、いきなり声をかけられ驚く。


「その手は何だね?」
三蔵はどきりとした。
白く濁った液体だからこそ分からないが、先程から、熱る体が我慢できずに、自身を撫で回していた
顔を真っ赤にする三蔵
「そんなに待てないのなら、上がってきなさい」
388名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 17:19:48 ID:9dzmD5u9
待ってた甲斐があったよ。
387さんありがとう!
389へり~:2006/10/15(日) 18:18:53 ID:w4qvH6TU
続きplease (>Σ<)
390へり~:2006/10/15(日) 23:14:53 ID:w4qvH6TU
いつでもいいから誰か、カキコ ヨロシク
(゜∀゜♭)
( ♭ )
ゞ ヾ
391名無しさん@ピンキー :2006/10/17(火) 13:13:36 ID:1BK96GgX
神つづきよろ!
392名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 18:18:53 ID:UMw5Aoo+
これってみんな知ってるのかな?
http://temp200x.muvc.net/kaikan/novel/menu1.htm
残念ながら、もう長い事更新されてない。
393名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 19:57:49 ID:VUDl9gAy
>>387
偽天竺のエロ坊主?エロ偽釈迦か?三蔵危し!

+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・) ワクワク テカテカ
 (0゚つ旦O +
 と__)__) +
394名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 20:08:14 ID:8K6Ectbs
ヒャッホウ! ひゃっはー! ヒャッホウ! <(゜◆<)
< <|
⊂ ∪
395へり~:2006/10/18(水) 16:13:38 ID:veqCvj1+
うらら〜、うらら、
ウラウララ~♪
* (◇∀<)
〈 〈 |
⊂ ∪ *
ウラウラ、ウ~ラ~ラ~♪
(〇∀〇)゚
∪ ∪|
∪ ∪
396名無しさん@ピンキー :2006/10/19(木) 20:25:59 ID:r83caD+S
つづきまだ?
397名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 21:35:07 ID:g6VryqLI
三蔵は、顔を赤らめながらも、近くにあった衣装を着せられ、廊下を伝い、最奥の小さな部屋に吸い寄せられるように入っていった。

「三蔵、遅いぞ」
椅子に座っているのは、紛れもなく、普通の坊頭だった。
「あなたは誰なのです…?」
三蔵は問いつめた。

「そんなこと、今は関係ない…いいから来なさい」
「私はこんなことをする為にここに来たのではありません」
「……理由が欲しいのだな?浮気に……」
三蔵は目をそらした。
398へり~:2006/10/20(金) 18:02:48 ID:Ha9h4f4o
やったー!(゜∇゜)
カキコ サンクス。
引き続き、たのむ。
399名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 23:57:19 ID:A1dGyqq+
>>397
先生!エロいのヨロ〜!(=゜Д゜)ノ
400名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 19:12:45 ID:vEZakQkc
続き〜(^。^;)(^w^)お願い〜(>Σ<)(>Σ<)
401名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 19:31:06 ID:zifaVnHd
楽しみにしてるんでも少し長いとウレシイ...〆(・ω・` )カキカキ
402名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 20:27:51 ID:7SBOOfrD
「分かりやすい女だ……」
「…私は、浮気などもしていませんし、わ、分かりやすい女でもありません!!…」
「ほぅ……それは嘘ではないのだな?…」
「はい」
「嘘ではないのなら、ここへ来なさい」
坊主は、紅い水と青い水、そして黒い水が入ったコップがある机の前まで三蔵を呼んだ。
「これは何です?」
「お前が嘘吐きでなければ、この3つの水のうち選んだ水は忽ちお前にお前の欲するもの、全てを与えるだろう」
「嘘吐きだったらどうなるのですか?」
「……忽ち、お前の体は変化を遂げるだろう」



私は、紅い水を選んだ。
「飲みなさい」
「…」
「さぁ、早く」
「…分かりました」
返事はしたものの、手が進まない。


「そんなに飲めないのなら、私が飲ませてあげよう」
「はい?」
その坊主は、紅い水をとり、私に口付けた。
暖かい舌とともに甘い味のする水が体の中に入ってくる。
「…んっ……はぁっ…」
飲みきれなかった水が首筋を伝い下へ下へと降りていく。
「…あ、あなたはいきなり何をするのです!!」
私は怒鳴りつけた。
「私はあなたじゃなく、劉(りゅう)という坊主ですよ……」
もう一度怒鳴ってやろうと思った瞬間、体から力が抜けていった。
「馬鹿な女だ……」
403名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 20:37:39 ID:7SBOOfrD
私が気が付くと、何故か体に力が入らずに、全身に甘い痺れが広がっていた
「…んぁっ」
不意に声が洩れる。
下を見てみると、劉が私のそこを猫がミルクを舐めるように、……くちゅ…ちゅる…にゅちゃ、と音をたて下から上へとゆっくりと舐め上げていた。
腰から背中へと快感がはしる
「…んゃっ……ひゃあ…」
でも、違う。
私の体であって私の体じゃない気がする。
しかしそんなことを気にせずに下ではずっと舐めあげられていておかしくなりそうになる
404ははは:2006/10/22(日) 22:09:14 ID:QIvyxv9H
WOW!
萌える〜助けて〜萌えてしまう〜(°□°;)
405名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 23:35:52 ID:Mc9gXsYl
いいねぇ!続き楽しみにしてるよ(^^)
406名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 16:05:02 ID:wzL3FpmK
>>385
>>387
>>397
>>402-403
神!キタワ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!!
続マッテル*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!!
407へり~:2006/10/23(月) 19:04:48 ID:sBP3CP28
職人さんの力が発揮されようとしている…! 続き よろっっ!!
(-^〇^-) まってるぜぃ。
408名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 22:45:22 ID:KoOMukTU
続きぃ〜早く〜\(^ー^)/
409名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 23:36:11 ID:H1T/3SZy
続きマジでよろしくお願い致します!
410名無しさん@ピンキー :2006/10/26(木) 09:12:42 ID:NaoZ8hOP
ふかっちゃん(;´Д`)
411名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 17:19:57 ID:jEjW71K6
水が気にナル…どうなるんだ?

紅い水…全身に甘い痺れ 快感
青い水…
黒い水…
412名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 11:21:06 ID:0Tqwnphe
ハァハァ(´〇`*)""
続きよろっ。。。。
413名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 15:03:52 ID:Qu+nWZSX
>411
紅い水…赤イメージ→悟空と激しいせっくる
青い水…青イメージ→悟浄と濃厚せっくる
黒い水…黒→黄→八戒と女王様せっくる
414名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 22:50:10 ID:3P7/PWyQ
どの水を飲んでもエロ責めなのか・・
三蔵はMっぽいな
415サラ:2006/10/31(火) 09:02:01 ID:hFLenNHb
「…んっぁあ、ごく…ぅ」

私は、思わずそう声を上げた。
「……悟空?」
劉の顔が少し歪む。
「…あの猿のことか……?」
「…」
「……やっぱり黒を飲ませておくべきだったか?」
「…なんの、こと?」
「殺しておけばよかった、ということだ」
「……毒なの?」
「あぁ、速攻性のな。もともとお前は殺すつもりだったから」
「…殺してくれれば良かったのに…」

私は、身をすくませた。
殴られる。
そう思った。
しかし、劉は私を殴らなかった。
代わりに自分の胸を撫でた。
劉の体が白い光に包まれる。


眩しくて目を閉じると、劉の体が、変化していた。

悟空の体に。
「…な、んで?」
416名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 12:12:10 ID:3aZ18JC+
続編!!キタァァ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ( ゚)ァ( )ァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ

劉(りゅう)という坊主は何者?? 続き早く読みたい…
417名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 17:41:17 ID:bn2TDejk
続き希望!続き希望!\(☆o☆)/キャー
418名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 19:43:01 ID:lzBn4Xz4
あ・・・サラさんだ
419名無しさん@ピンキー :2006/10/31(火) 21:48:39 ID:v20M09lf
サラさんすごいすごすぎる・・・!ここでもあっちでも
大活躍だぁ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ
420サラ:2006/11/02(木) 19:00:42 ID:p78LjpWk
……あちらもご存じでしたか……
421名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 21:57:14 ID:vDiaUn71
サラさん、続きお願いします! !(b^ー°)
422名無しさん@ピンキー :2006/11/03(金) 03:11:29 ID:cve0nbEA
サラさんのファンです!ガンガって!
423サラ:2006/11/03(金) 15:07:57 ID:TPBOjx/5
「姿ぐらい自由に変えられるんだよ」
「…や、やだ……何で?……」
「…あなたが今、悟空って呼んだから、ささやかなプレゼント…です…私に抱かれたくないでしょう?」
「…」
「嫌がられるなら、あなたに愛されていたいから」
悟空の体と声でも、口調は劉のままだ。
太股を下から上にすーっと撫でられるだけで、既にドロドロに溶け出している私のそこは、更にゆっくりと流れだしたもので一杯になった。
それを指ですくいあげ、劉はそれを舐めとる
そして、既にそそり立ったものを私の中にゆっくりと進めた
「――ん、ひゃん、ぁぁあああああ!!」

私はそれだけでイッてしまった。
「…っそんなに締め付けないで下さい…」
「――無理ぃ…!!」
生理的な涙が頬を撫でる。
劉は、人より大きめのそれで、中を掻き回す。
「――奥に―当たる―んっ、はぁっ!」
更に奥まで突き入れる
私は、劉を抱き締めた。



劉は、私が感じる度に悲しそうな目をする



私はそこで意識を手放した


「……ここ、どこ?」
424名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 12:07:06 ID:HdYMVDyY
サラさんもっと・・・・・ 続きお願いm(__)m
425名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 22:30:36 ID:wgiWuFFi
サラさんGJ!!デモ、イイトコデオワリ。。。・゚・(ノД`)・゚・。。モットヨミタイナ。。。
426名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 14:38:19 ID:LNp8TJJT
続き〜 読みたい〜
(´#`)ヾ
カモ~ン カモ~ン
427サラ:2006/11/05(日) 15:15:30 ID:DNeQ8i1N
読んでくださっている心優しい皆様、遅れていて誠に申し訳ございません

今、あっちの書きたかったエロパロが終りましたが、まだ、実生活の仕事が沢山ありまして、こちらにアップするのにはもう少しかかりそうです。
こんな拙い文章なのに時間がかかって非常に恥ずかしいですが
orz
仕事が終り次第直ぐにカキコしたいと思います。
回数が多くなるとウザイでしょうが、読んで頂ければ幸いです。
後、こんなことを聞くのも変ですが、私一人では決めかねているので聞かせて下さい。
この話は、ハッピーエンドとアンハッピーエンドのどっちが読みたいですか?
どっちの話も出来てはいますが。


ご検討下さい
428サラさん応援団:2006/11/05(日) 19:02:55 ID:LNp8TJJT
サラさん、お仕事頑張ってください!(既に頑張って要るとは思いますが…)
待ってます。 私的にはハッピーエンドがいいのですが、アンハッピーエンドだとどうなるのか気になります…。
どちらも見てみたいものです(^_^;)
429名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 06:55:03 ID:ahWONVSv
二つとも
430名無しさん@ピンキー :2006/11/06(月) 09:54:26 ID:5EJCH6sD
どっちも興味あるね!でも無理はしないでね。
431名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 12:41:52 ID:VK2cfi6Y
>>427
できることならみなさんと同じく両方読みたいです。
でも無理ならまた別の話でもいいのでそこはお任せします。
サラさんのマイペースで良いので時々書いてくれると嬉しいナ。
432名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 23:48:10 ID:dZpPFoXy
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・) ワクワク エロエロ
 (0゚つ旦O +
 と__)__) +
433サラ:2006/11/11(土) 07:36:45 ID:9hUirqms
BAD END



「…痛っ…」
頭の上で、何かが擦れる、鈍いジャラッという音がした。
その音と共に、頭の上に固定された腕に激痛が走り、何も身に付けていない肩に、血が流れ落ちる
「…りゅう…?」
霞む視線の先に、さっきまで悟空の体だった男、劉が現れた
助けに来てくれたのだろうか?
手には鍵の束が握られている



「目は、覚めましたか?」
「…まぁ」
「そうですか、それは良かった」
劉は、顔に笑顔をともすと上の鍵に手をかけた

「え?」
気付いたときにはもう遅く、今までは多少の自由があった腕が、劉が鎖をきつくしたせいで、もうびくともしない
「どうしてなのですか?」
「本当はね、あなたのことを殺さなきゃいけないんですよ」
「…」
「でも、私にはあなたを殺せません。だから、あなたには、ここで生きて頂きます」
劉は、えくぼが愛らしい笑顔で私に微笑みかけた。




その笑顔の下にあるのは、優しさか、
もしくは、憎悪か

私は、近くの鉄格子をみた

遠くには、青空がみえる
434サラ:2006/11/11(土) 07:58:00 ID:9hUirqms
かつては(そんなに昔ではなかったか…)仲間と青空の下、自由に旅したのに


赤い太陽の下、笑顔で笑いあったのに


漆黒の闇の中、みんなで夢をみたのに


劉の肩を、私の涙が伝った




そのぼやけた視界の先に、見慣れた、愛しい者の持ち物がみえる



赤や黄色の、派手な衣装。
青や水色の、知的な衣装
黄色や茶の、陽気な衣装



そのどれもが、血に染まっている

ボロボロに破れ散っていた

近くには、私の鈴もある

悟空が握り締めている。私が置いてきてしまったんだろう
その鈴も、潰れてしまっている





あぁ、そうか。
みんな先に逝ったんだ
私を助けに来て、


この男に、殺されたんだ



今、私を抱いてるこの男に。

435サラ:2006/11/11(土) 19:53:45 ID:9hUirqms
一応バッドエンドverは終りました。
今読み返すと非常に読みにくい文章でしたね
すいません
…やはり2ch初心者は書き手になるべきではないようですね。
最近、やっと分かり始めました。


取り合えずハッピーエンドは書きます。
これからも書き続けていきたい思いはあるのですが、それについてはこれから考えてたいです

なんか今日はこんなテンションですみません

ハッピーエンド、というのは、三蔵一行にとって、なので、ハナシ的にはハッピーな内容ではないです
436名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 20:04:05 ID:EgMf0e1G
要はエロパロです。
気楽にいきましょう。
誰も文学的なもの求めてないと思いますよ。
楽しく楽しく。ね?
437名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 20:53:18 ID:IdctjZVE
>>385>>387>>397>>402-403
>>415>>423>>433-434 
サラさん、乙。

>>435
そんなこと全然ないよ、誰でも初めは初心者だし
サラさんの創作話のアイデア(三色の水)は面白いし
文章も惹きつけるものを持ってるから続きを読みたい
と思うんだよ。もっと気楽にこのスレで練習するつもり
でこれからも書いてほしいな。
438サラさん応援団:2006/11/11(土) 23:01:50 ID:Bgc1okBz
サラさんの書かれたBAD ENDのお話に
(ρ°∩°)(ρ_;)
サラさんの思っているほど 下手な文章じゃないですよ!
むしろ、アイデアも良いし、展開が綺麗に進んでいって凄いと思います。 これからもよろしくお願いします!
439名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 00:52:36 ID:R9vXUb+H
三蔵は永遠に犯され続けるのか…
440サラ:2006/11/12(日) 15:54:16 ID:d8FGGnfw
皆様、レスありがとうごさいます。
これからは、エロパロらしく自分の欲を満たすため、楽しんで書いていきたいな、と。
まさかこんなに素敵なレスを貰えるとは思っていなかったのでとても嬉しいです。

あちらのスレだけでなく、こっちのスレにも力を入れます!
優しい方々ばかりで幸せです。
ハッピーエンドもオリキャラには悲しい終りですが、読んでくだされば光栄です。
441名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 20:18:55 ID:FV/FeROb

ウレシイワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・*

サラさん、ウェルカム♪ようこそ西遊記パロへ〜これからもヨロシク♪
442名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 19:29:29 ID:nVTBgwPU
是非、 ハッピーエンドよろしくお願い致します!
443名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 20:05:46 ID:uQo0Rgho
>>440
ヤタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ !! サラさん、アリガトウ〜
西遊記キャラ大好きなんで気楽にエロエロしちゃって下さい!!

悪キャラ坊主(妖怪?)・劉も知的で恐ろしく冷酷かと思えば
三蔵に愛されたい??と人間ぽくもあり正体が気にナル。。。
444サラ:2006/11/15(水) 07:00:55 ID:DfHdVE7k
Happy End


「……ん…」
私が目を覚ますと、隣には先程まで私を抱いていた男、劉がいた
また、何かされるのだろうか……。
嫌だ。
触れられたくない。




劉が私にそっと手を伸ばした。
何も着ていない体に触れられるのか、不安になる。
だが、劉は私の体には触れなかった


劉は私の頬に触れ、優しくキスをした
「…ん…ゃぁ…ひゃ、」
今までの劉とは違う優しいキスに、思わず声が漏れた



劉が名残惜しそうに唇を離すと、悲しそうな目で私をみた
今日の劉は、何か違う

「あなたには今日で死んでもらわなくてはいけません」
「…」
やっぱり、殺されるのか…。
私は、おとなしく目を閉じた
「…でも、私はあなたを殺せない……。だから、あなたはここで死んだことになってます」

劉はもう一度私に手をのばし、ぎゅっと抱き締めた。

強く、強く。
「…もう少し、早く会いたかったです」
劉が、耳元で呟いた

私も、劉の肩を抱き締めた

肩が、震えていたから。
そういえば、劉が何歳で、(妖怪だとしたら何百歳か)どこ出身でとか、全然知らない。
たぶん、年は、私より十歳弱は下だろう。
そんなことを考えていると、視線の先に、ある人物がみえた
445名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 21:39:57 ID:HkmN4VKd
続きお願いします!
(●′∀`●)ヾ
待ってます。ワイワイ
446名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 21:46:13 ID:HkmN4VKd
サラさんのパロは他に何処の板にあるんですか??
すみません、こんな事を質問して…。
m(_ _)mm(_ _)m
447名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 17:38:38 ID:V0Bx1ISd
続き待ってるぞ〜(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
448名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 20:15:43 ID:WL1kU65K
ん?悟空が三蔵と坊主のお取り込み中を発見!?
449名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 21:48:36 ID:rzrmzaQG
アンフェアのエロパロにある
450446:2006/11/19(日) 10:10:14 ID:bESe+5su
449さん、ありがとうございます。
(^∀^)ノ(^∀^)ノ
451449:2006/11/19(日) 16:50:59 ID:RzdXxpFK
アンフェアスレどんな感じ?
452446:2006/11/19(日) 20:05:27 ID:bESe+5su
アンフェアスレ
早速見ました。 サラさん大活躍です。
かなり、興奮しますね…!(*´∀`*)ゝ
453名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 21:04:50 ID:mNk25e/2
サラさん西遊記エロパロでも興奮させて〜ハァハァ(´〇`*)
454サラさん応援団:2006/11/19(日) 23:22:04 ID:HPJtAjsh
アンフェア板もいい〜
他の職人さんいらないサラさんだけでいい〜
サラさん最高!!!
455名無しさん@ピンキー :2006/11/20(月) 17:04:37 ID:JDKvQoSy
>454お逝きなさい
456名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 17:16:12 ID:aA9TGVZP
逝ってらっしゃい。
(^∀^)ノ(^∀^)ノ
457サラ:2006/11/21(火) 20:51:47 ID:bCL9Kvze
皆様、遅くなってすみません。
遅くても今週中にはカキコできると思うのでもう暫く猶予(?)を下さい。
ネタは来るんですけど、時間があまりなくて。


違うスレにも行かれた方が予想外多くて驚きました。
私自身、至らない所だらけですが、これからもよろしくお願いします。
458名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 17:31:46 ID:67sItmn9
あげ
459名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 22:22:22 ID:qPDY/17i
>>457
ヨロシク、待ってるぜ!(b^ー°)
460サラ:2006/11/23(木) 16:07:20 ID:i+URrD8R
「…ごくぅっ」
私は、部屋の入り口にたっている悟空をみた。
多分、あれは本物だ。

たった数日前まで、私が世界で一番愛していた男。
やっと会えたのに、何故か素直に喜べない

それはきっと、私自身がこの続きを知っているから

捕まっている女を助けに来た男は、悪者を倒し、正義の味方になる



この部屋の独特の香りと、私の今の姿をみて、…気付いたのだろう。

劉は悲しそうに一度目を伏せると、また直ぐに私への愛撫を再開した
悟空は見るに耐えないのだろう。近くまで走ってきた



その瞬間、劉の顔が歪む。

既に見慣れた、目の大きな愛らしい顔が、痛みによって、色を変える。

私の素肌に、生暖かいものが広がる。
それにそっと手を伸ばした。
手には、真っ赤な血。頭では分かっている。

でも、信じたくない

その時、劉が耳元で囁いた。
「…愛がなかったわけでは、無いんですよ。寧ろ、…」

そこで、劉は口を閉じた。そして、私の腕の中の呼吸音が、そっと聞こえなくなる



正義の味方が悪者を倒したら、女を助けだしたら、物語はHappy End?
笑わせないでよ



でもこれが世の中の掟。
これ以上でも、これ以下でもいけない。
悪者と女は、決して結ばれない。
この後、正義の味方とうまく行く。
それで、全ておしまい。
「おっしょさん!……なんも、されなかったか?」
「…えぇ。何も嫌なことはされませんでしたよ」
私もそれを望んでいたから
461サラ:2006/11/23(木) 16:41:53 ID:i+URrD8R
一応、終りました
悟空好きの人には本当に申し訳ないです


ホントはもう少し長かったのですが、短くしてしまいました
話に支障はないとは思いますが。
最近、西遊記をみれないので、悟空などの口調が分からなくなってしまいました。すみません。

悟空や三蔵はもとのキャラや俳優さんがいるので書きやすいのですが、劉はもととなる俳優さんがいないため、イメージが掴めないまま書き進めました。
考えても俳優さんのキャラがわからなくて。誰なんでしょうね。劉

最後に、ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
ここで今更、蛇足ですが、劉について解説したいと思います。
(本当は本編に入れたかったのですが、)

私の考える劉は、人間の姿をした妖怪だと思います。でも三蔵を殺せなくて、自分が最後死ぬことも知っていた。
あ、でもここはオリキャラ板ではないのでこの辺で。

それと、リクなんかがあれば、不出来なものですが書きたいと思います。
(読んで下さる方がいれば、の話です)キャラの口調が全く分かりませんが、ね?
462名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 21:31:24 ID:bpgWf/r+
>>444>>460
GJ!(b^ー°)

正体不明の妖怪が三蔵を攫う展開が良かった。
次回作も楽しみにしてるよ。
463名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 21:46:39 ID:aCH4Ac0f
保守
464名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 17:21:02 ID:ySSi5YCf
保守
465名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 22:00:00 ID:hoLhGlJ6
>>461
サラさん、リクいいですか?>460の後日談が読みたいナ
監禁された精神&肉体的ショックがまだ残る三蔵を
悟空が抱こうとして拒否反応を起こすとか。
(悟空に化けた劉を思い出して)
劉と何かあったと嫉妬した悟空が三蔵を責めるとか。
ナド希望は適当でいいので内容はサラさんにお任せ。
お願いしまつ。
466サラ:2006/11/28(火) 18:12:03 ID:rQULR7p5
465さん
リク、了解しました。
今からupします。
話をあまり練る時間がないので分かりにくくなるかもしれませんが、
では、どうぞ
467サラ:2006/11/28(火) 18:57:03 ID:rQULR7p5
リクのあった話です


あの日から、一ヶ月。
一行は大きな町の旅館で落ち着いていた。
暫くの間は三蔵の為にもここで療養しよう。と三人で決めたのだ。

しかし、肝心の三蔵が三人の前に姿を表すことは滅多になかった。
傷付いているのだろう。…心も…体も。

「…なぁ」
一番三蔵への思いが強い悟空が食事の箸をとめた。
「…食べないんですか?」
「そうだぞ、悟空。…どうしたんだ?」
「…お前ら、おしょさんのこと心配じゃないのかよ?」
……直接、劉と三蔵の関係をしらない二人は、悟空ほど危機感がなかったのだろう。どこかのんびりとしていた。
「……心配っていえば心配だけどな」
「……悟空さん、なんか知っているんですか?」
八戒も悟空のぴりぴりとした空気に気付いたようだ。
「……前におっしょさんが捕まったとき、一人偉そうな坊主がいただろ……?」
「……人間みたいな奴か?」
悟空が黙って頷く。
目には普段とは違う、真剣な光が宿っていた。
「……助けに行ったとき、おっしょさん、……襲われてたんだ…」
途切れ途切れに聞こえる悟空の声には、救いきれなかったことに対する、ふがいなさが溢れていた。
自己嫌悪で一杯なのだろう。手で髪を掻き毟る動作も見える
「……襲われた、って…あの坊主にですか?…」
「…あぁ…」
「……」
空気がしん、と静まる。
「……なんとか、してやりたいんだ」
悟空は深く息を吸った。
「…どうするんですか?」
「…人の感情なんて、簡単に直せるのか?」
「……分かんねぇけど、あの坊主だって結局は妖怪だろ……おっしょさん、嫌だっただろうな」
悟空が一息おいた。

そして、意を決した

「…俺たちはおっしょさんを守ってやれなかったんだよ。……なまかなのに。……傷付いていくのを、防げなかったんだよ」
468名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 19:34:01 ID:TBuIIuen
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・) イイカンジ…♪ワクワク
 (0゚つ旦O +
 と__)__) +
469サラ:2006/11/29(水) 17:35:22 ID:XS0Z76XD
すいません。変なことききますが、「さごじょう」って漢字に直すとどうなるんですか?
無知ですいません
470名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 18:33:39 ID:kD1DgcFq
「沙悟浄」では…?
(‘o‘)ノ(‘o‘)ノ
471サラ:2006/11/30(木) 20:58:12 ID:f3Rr1X88
470様
ありがとうございます!
沙悟浄ですか。
使わせて頂きます。
472サラ:2006/12/01(金) 17:40:28 ID:AwlcCbzi
「……八戒、外でてるぞ」
悟浄は驚く八戒の手を掴み、外にでた。
「何するんですか?!まだ食事中ですよ!」
「……俺達が一緒にいたら……気まずいだろ」
「…」

悟空は、三蔵の部屋の扉をノックした。
「…おっしょさん?」
出来るだけ優しく呼び掛けた。
返事がない。
悟空は驚かせないように、ゆっくりと扉に手をかけた。


中には、三蔵の柔らかな寝息が響いていた。
「……寝てんのか?」
勿論、三蔵から返事が返ってくるわけもなく、悟空は三蔵のベッドに腰をかけた。


柔らかな寝顔にそっと手を伸ばした。


三蔵を起こしてしまうかもしれない…
そんな考えが頭をよぎったが、それはそれでいい。
だが、三蔵は目を覚まさなかった。
まだ、眠っている。
現実から逃れるように。
悟空は三蔵に伸ばした手にそっと力をこめ、キスをした。


顔を離すと、三蔵はゆっくりと目をさました。
「……悟空……ですか」
三蔵は、悟空からそっと目をそらした。
「…おっしょさん……俺らのこともっと頼ってくれよ……何でも相談してくれよ…」
悟空が三蔵の濁った目をみて呟く。
三蔵の目にはもう既に光はなかった。
それは…いつからだっただろう?
あの日から?
それとも、もっとずっと前から?

「…ありがとう…ございます」
三蔵の目にはもう悟空はうつっていなかった。
只、映るのは遥か遠くにいるであろう、あの男だけだった。
たった一度だけ関係をもち、たった一度だけ愛を告白してくれた、あの男。


「……」
三蔵の目から、また涙が伝った。
「…おっしょさん……」

473サラ:2006/12/04(月) 18:27:14 ID:/AdIU29O
悟空は、三蔵を優しく抱き寄せた。
「…」
何も話さず、ただ深く身を委ねている三蔵の眼には、何も写りこんではいないが。

光も闇も、どんなに美しい光景でさえ、今の彼女には塵と等しいのだ。



「…おっしょさん」
悟空は少し身を離すと、そっと唇を寄せ、自分の体重を三蔵にかけた。


二人はゆっくりとベッドに倒れた。


そのとき、三蔵の中で何かが重なった。


劉と……弟子でもある、悟空。
重なるはずのない存在なのに

三蔵の胸中など知らない悟空は、三蔵の胸に優しく触れた。
服の上から、強弱をつけて触り、その頂点を見つけ出す。

その頂点を優しく摘み、口に含むと、三蔵の着ている物を少しずつ、脱がせていった。


露にした、白く暖かい肌に直に触れる。
久しぶりの感覚に、悟空は酔う。……しかし三蔵には限界が近付いていた。

肉体的なものではなく、精神的なものだ。


眼の前で自分の体を撫で回しているのが、誰だか分からない。

悟空なのか、それとも悟空の姿をした、劉なのか…。

天使なのか、悪魔なのか。
正義なのか、悪なのか。
光なのか、闇なのか。
彼女には、もうなにも分からなくなっていた。
474サラ:2006/12/04(月) 18:37:52 ID:/AdIU29O
誰を愛していて、誰を憎んでいるのか。



考えることを止めた脳は、ゆっくりと叫び声を上げながら腐敗を始める。



悟空の体の下で三蔵は涙を溢しながら、大きな笑い声を上げた。
「……」



悟空には、どうすることも出来なかった。



全てが遅すぎたのだ。
悟空は、脱がせた三蔵の服をゆっくりと着せていった。
475サラ:2006/12/04(月) 18:41:33 ID:/AdIU29O
すいません。
こんなに遅いくせにかなりLvが低かったですね。
しかもかなり暗い話で。


476名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 23:27:10 ID:e0dyc7nP
サラさん GJ !!
今度は明るい方もよろしくお願いします
(・〇`°)。゜
477名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 01:05:24 ID:4ShdMFDU
職人さん自身がオリキャラ萌え過ぎてついて行けない
478名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 22:25:54 ID:LAXtdW/q
それは自由でいいが脱がせた服を着せるのは…onz
やっぱエロキボンなんで職人さん頼む!!

479名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 22:38:37 ID:jFr5f+Av
オリキャラ萎え
480名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 14:17:24 ID:8cs0YyLE
できたらオリキャラとりも知っているキャラがいいな。
いまいち萌えられないお・・・。
設定は文章は綺麗でいいんだけどね。
481名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 16:24:31 ID:s0c/UPnt
オリキャラに萎えるんじゃなくて、使命も仲間も棄てて
男に走る三蔵や、簡単に諦める悟空に萎えるんだよな…
キャラの性格を変えるのはいいけど、キャラの本質を
変えちゃイカンと思う。
482名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 17:04:58 ID:GHZU1Iy9
そろそろ俺の出番だ!!
西遊記が本気で好きじゃない奴は書くな!
483名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 21:38:23 ID:RNTLiMuv
サラさん どんまい。
(´∀`゜。)〉°
時にはこーゆー事あるさ。。
484名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 22:03:25 ID:++pFiOOv
↑絵文字付きのこういう痛い煽りは御本人っぽいが……

オリキャラ萌えで悟空も三蔵もどうでもいいっぽいのが伝わるんだよなぁ
世界観が好きなだけなのかな
485名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 23:06:59 ID:8cs0YyLE
もう誰がどのカキコしたとか興味ないから、またパロが読みたいよ。
誰でもいい。キボン!
486名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 08:47:15 ID:rHWck55m
短いレスなのにまともに書け無くてsageない人にオリキャラ萌えーも言われたくなかろうが……
>できたらオリキャラとりも
>設定は文章は綺麗でいいんだけどね。

つか、オリキャラ萌えはそれ相応のスレがあるからそちらの方が向いてる
悟空惨殺とか、三蔵悟空で三蔵のオリキャラ男の絡む憎しみ合いとか
エロパロでやることなんだろうか
487名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 09:22:39 ID:s7nB2hCL
そもそもあの書き手さんは西遊記萌えじゃないだろ?
一位も二位も全部アンフェアなんだろ
萌えないものを書いてるんだから適当で当然
488名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 11:08:01 ID:w4/fUgGc
482 :名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 17:04:58 ID:GHZU1Iy9
そろそろ俺の出番だ!!
西遊記が本気で好きじゃない奴は書くな!

サラ :2006/12/09(土) 17:10:18 ID:GHZU1Iy9
蓮見×安藤は可愛らしくて、魅力的で書こうと試みても、どうしてもギャグテイストになっちゃうんですけど、>249さんの話なら読んでみたいですね。
489名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 11:59:07 ID:ttvYlgwf
まあまあまあ。
それよりも、深津さんの、ほっほっは!intel@CMってかーわーいーいなー。
アレを三蔵衣装に脳内変換してる。

ほっ、ほはっ!
ほっほっはっ!
490名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 17:22:54 ID:W/bP1FRd
(´∀`゜)。〉
(´∀`゜)。〉
491名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 17:43:36 ID:Zk2WAu7E
>>488
ああ、サラさんて荒らしだったのか。通りで……
キャラ惨殺でオリキャラマンセーとか変だと思った

>>490
この痛い顔文字の人がすごいマンセーしてるから、こういうのが好きな人のスレかと思って敬遠してた
やっぱこれも自演ぽいなぁ
492名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 19:19:14 ID:mAzH0z8+
悟浄の漢字が分からないとか、
エロパロ書いてるくせに
知らないのかよと思って萎えた。
493名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 21:37:31 ID:W/bP1FRd
確かに西遊記ファンなら、漢字ぐらい知ってて当たり前だしね。
何か、おかしい。
494名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 22:50:38 ID:VD/YB2jk
荒れてみるとこのスレの住人が結構多いことが分かった・・・
けど、神光臨をひたすら待つ・・・・
495名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 02:19:34 ID:HSzPoPg5
バトルロワイヤルスレにもサラさんぽいSS投下されていた。
改行の仕方とか「」内の喘ぎ声が似ているから
もしやと思った。
いろいろなスレで活躍中のサラさんがんばって!
496名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 14:06:29 ID:4rpUsfn/
神来てくれ〜だれか!!
497名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 17:12:02 ID:cfXAStZP
>>495
>>488の自演や顔文字マンセーがうざいので、どうせサラ御本人だろうが
バトロワで惨殺が受けるからってここでやる事ないだろう。エロパロで。
しかもキャラよく知らないからって、あぼんしたり悪役にして
オリキャラ萌えって('A`)
パロスレ。エロパロスレ、ここ。
498名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 18:12:07 ID:M2fGTsFi
残念ながら、バトロワも応援もサラさんじゃないと思う。
サラさんって顔文字つかわんし。
499名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 18:28:11 ID:pKXMBRBJ
どのみち過剰なオリキャラ萌えも無闇なキャラあぼんもエロパロにゃ不要ってこった。
本人かどうかは関係ないし、偽者沸いて嫌なら本人が鳥つけて自衛すりゃいい。
俺らはまったり雑談しつつ神の投下か、誰かの自家発電を待つのみだ。
500名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 18:37:50 ID:neRWB+UZ
>>498
266 :サラ :2006/12/13(水) 18:09:52 ID:M2fGTsFi
投下待ってました!!連ドラやspではなかった新しいアンフェアでGJです!!!
次回作も楽しみです♪
501名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 21:30:23 ID:cfXAStZP
>>498
サラ、自演したいならIDくらい変えてやれよ>>500

もう、どんだけここを荒らしたいのかは判ったから、イタタ顔文字使って
別人きどって一人二役とかも、もう二度しないでくださいね低脳^^
502名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 13:08:25 ID:OknD55W0
もうやめませんか 1人の人をこんなに複数で叩かなくても・・
あまり続くと他の職人さんまでここに書く意志無くすかもよ。


503名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 14:00:16 ID:ZCX2N5Rh
ここは2ちゃんねる
504名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 15:16:02 ID:+X+mSguI
>>502
じゃあもう来なくていいですよ
サラマンセーしてるのもサラ擁護してるのもスレ荒らしてるのも
結局あなた一人ですから。サラさん。
マンセーアンフェアスレへ。オリキャラは文芸板かシチュスレへ。
虐殺はさくら板へでもどうぞ。
505名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 18:08:02 ID:UXDQ6dri
人は一人ぼっち
506名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 22:35:23 ID:eHy6RlPu
上を向いて歩こう。
507名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 23:57:45 ID:ALAJo2vS
涙がこぼれないように
508名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:12:36 ID:BCRry6FB
一人ぼっちの夜。
509名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:33:41 ID:T37d/L7B
おれは西遊記キャラのエロなら何でもいいよ
職人さんは外野に負けずまた書いてくれ
510名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:41:09 ID:MltFBPZy
ここはPINKちゃんねる
2ちゃんねるとは似て非なる場所
5111/1:2006/12/15(金) 01:31:25 ID:SdOyOY7b
窓枠に手をついた、おっしょさんの法衣は捲れ上がっている。
むっちりとした尻を突き出して、内股を摺り合わせ、
ゆらゆらと腰を動かしている姿は、まるで俺を誘っているようだった。
「……ん、悟浄」
薄紅の可愛らしい唇から、俺の名前が零れる。
「濡れていますね、おっしょさん」
蜜を滴らせている秘花の、花弁をそっと撫でてやると、
おっしょさんの体がひくりと震えた。
「んんっ、……わっ、私は、仏に仕える身だというのに……」
「弟子と淫蕩に耽って、ここをこんなに濡らしている、と?」
「い、言わないで……、ああっ」
割れ目の奥に指を差し込み、くるりとかき回すと、可愛らしい声が洩れた。
「声、出してもいいんですか?アイツら、起きますよ」
内襞をかき乱して擦り上げると、クチュクチュと水音が響く。
仏に仕える身だというのに、俺とこうして秘め事を繰り返し、
次第に快楽の虜になっていく背徳感が、おっしょさんを高ぶらせるようだった。
「んっ、ふ……、ぅん、んんっ」
声を押し殺し、淫靡に眉を寄せるおっしょさんの秘部は、
ヒクヒクとひくつきながら俺の指を締め付けている。
「……っ、あ、ごじょ…ぅ」
振り返り潤んだ瞳で俺を見る、おっしょさん。
その表情に、ムズムズと高ぶるのがわかる。
「もう、ですか?淫乱ですね」
「やぁ……、んっ、んんんっ」
おっしょさんの唇を手で塞いで、後ろから勢いよく貫くと、
鼻から抜けるようなくぐもった声が響いた。
仏に仕える身であるはずのおっしょさんを汚すのはいい。たまらない。
戸惑いながらも俺を受け入れるおっしょさんの、快楽に身を委ねる表情や、
言葉や体でなじられる度に見せる、被虐の期待に揺らめく瞳が、
もっと汚してくれと言っているようで……。
「んんっ、んっ、んっ、んんぅっ!」
「おっしょさんは、虐められるのが好きですね」
俺の手のひらを涎まみれにしながら、首を横に振るおっしょさんの中は、俺を締め付けてくる。
「今夜も、たくさん虐めてあげますね」
二人だけの秘密の夜は、まだ始まったばかり。
今夜もおっしょさんを、汚して、汚して、汚しまくってやる……。
512名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 01:32:41 ID:SdOyOY7b
終わり

あ、カップリング書くの忘れてた。
悟浄×三蔵でした。
513名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 05:47:32 ID:T37d/L7B
>>511
さっそくGJ!悟浄やるね
514名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 09:13:13 ID:BCRry6FB
続き見たい。
515名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 14:40:45 ID:1VeGdSj7
神光臨!!やったぁ〜!
516名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 04:27:11 ID:F8D9Fehw
黒いよ悟浄…ハァハァ(´〇`*)"" 続きおねがいしまつ>512サマ
517名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 14:55:37 ID:C7e2nbwm
痛顔文字コテ=サラはもういいよ
荒らさず消えてくれ
518名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 21:46:29 ID:+Q45l7xW
続き待っとるよ。
519sage:2006/12/20(水) 18:13:51 ID:ToEuzP7Z
最近、一気に寂れたな
520名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 06:01:29 ID:prolNSdl
荒らし職人が居たからじゃね?
521名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 03:09:42 ID:JR4l/6A5
もうすぐドラマ放送から1年だな・・
522名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 01:04:14 ID:j9wt0YVw
凛凛もよみたいな。
523名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 22:18:54 ID:qOpSQM70
メリークリスマス
524名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 22:28:30 ID:A/S5cYpe
ここにはサンタは来ないんだね。
嗚呼、神サンタさん、良い子にするから、SSを……
525名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 00:05:42 ID:yVCfo3Y7
年明けに七福神がくるよきっと・・!
526名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 02:23:39 ID:1Uvh2K0t
ここは中国古典の西遊記の方は駄目なの?
ドラマの西遊記専用?
527名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 09:12:12 ID:++bCjtxg
>>1 には「ドラマ化された西遊記」が限定されているが、 今の、このスレの状態では、 元々の西遊記も認めざる負えないのではないか??
528名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 09:27:34 ID:GOz+gS4Q
でもサラみたいなオリキャラ萌えの荒らしばっかりなってスレが荒れる予感
西遊記キャラは大体殺しといて、801キャラ特有のロン毛で顔がとがった三角で、
切長目の睫毛びしびしホモっぽいキャラ出てきて、三蔵襲うのを萌える腐オナニースレになりそう


間口広げるにしても、堺版、唐沢版、香取版の三ドラマ限定くらいにしといた方が無難だと思うけど
529名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 11:37:48 ID:1Uvh2K0t
腐が好きなのは中国古典の西遊記の方じゃなくて全員がイケメンの最遊記だと思うが
人語を解す豚と猿とついでに禿げた髭マッチョ(原典西遊記では悟浄は一応見た目人)を連れた三蔵一行に萌える腐なんていないだろう
530名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 13:49:53 ID:8ec0gmC5
これ…もう更新されないのかな。

http://temp200x.muvc.net/kaikan/novel/menu1.htm
531名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 15:19:47 ID:TXSwswr5
>>529
古典はサラみたいにどうせオリキャラ出してくるだろうし
それに自分で濡れ濡れのオナニー小説ばっかりになるのはいやだな
532名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 20:02:52 ID:cOtjSAfu
スレスト
533名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 11:00:19 ID:ZJfEBV7m
そんなあ・・・・・・!
534名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 18:13:53 ID:aA5JwGIc
西遊記映画化!!
これを機して誰かおねがい!
535名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 20:32:56 ID:ODhikPgO
内村悟浄女体化受け見たい!!
536名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 22:31:16 ID:2s29+qKE
誰か〜、 初投下してくれ。。
頼むー。
537名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 01:41:35 ID:bwOQIDSY
おっしょさん おっしょさん
538名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 18:56:52 ID:CvHk4tbX
ドラマ再放送見た。相変わらずおっしょさんは可愛かった!
539名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 15:09:50 ID:XeSi1jsR
おっしょさん可愛いなー

久々に来たらスレが廃れててびっくりしたよw
前は栄えてたのに・・・
540名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 15:35:33 ID:5Ep9hdkz
アンフェアスレから来た、西遊記キャラの名前すら知らない
801みたいなオリキャラ萌えの腐女子荒らしがずーっと居座ってて
そして誰も居なくなった
541名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 19:58:22 ID:pSjgf73b
いま再放送もしてることだし
新しい職人さんもどんどん来てや!

おっしょさん  おっしょさん
542名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 21:08:04 ID:P6Pe5tNO
おっしょさん や〜い
おっしょさ〜ん
何処にいるんだ〜い
543名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 09:07:52 ID:U1GNai6z

  _   ∩
(*゚∀゚)彡 おっしょさん!おっしょさん!
 ⊂彡

544名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 21:16:57 ID:E+NbRqQf
虚しい
545名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 19:14:36 ID:wIzQ+W59
               .|   |  | |   |    |  | |   |   |   || | |
               .|   |  | レ  |    |  | |   |  J   || | |
    ∩___∩    |   |  |     J    |  | |  し     || | |
    | ノ\   ,_ ヽ  .|   レ |      |  レ|       || J |
   /  ●゛  ● |   .J      し         |     |       ||   J
   | ∪  ( _●_) ミ             .|    し         J|
  彡、   |∪|   |              .J                レ
 /     ∩ノ ⊃  ヽ
 (  \ / _ノ |  |
  \  "  /  | |
   \ / ̄ ̄ ̄ /
546名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 18:08:50 ID:hFfa2Q4r
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllll/ ̄ヽlllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllll /    ヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
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;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|   .た  |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|    ら  |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、  ?  /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:. :. :. :. :. :. :. :. ‐‐--':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,.‐- 、 : : : :
                  廴ミノ
                 ///¨' 、
                 y':;:;:;:/⌒i!
                J:;:;:;:;};:;:/;},
      ;il||||li'       t`'---‐';:;:;:l
     ,.r'"''、,┘        7;:;:;:;:;:;:;:;「
    ノ4 (⌒i        .}:;:;:;:;:;:;;/
   /..,__彡{, |         `i:;:;:;:;:;}
   (  .ミi!} l、         .」:;:;:丿
  クュ二二`Lっ)        `==='
547名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 18:33:31 ID:eFTc9h2F
…今日、HDに入ってた西遊記を全話消した。
何故って…飽きたから
548名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 22:50:43 ID:t01I6X7Y
またサラが来た悪寒

こりないな
549名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 15:51:15 ID:F+FQYLxx
すっかり寂れたな・・ここ
550名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 21:16:33 ID:qgXg2ps3
キャラの名前知らないような惨殺オリキャラ萌え職人が来るまでは
良スレだった……アンフェアスレの思うツボだね
551名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 14:46:08 ID:SSaRS3W9
最初の頃の神職人や新手職人が現われるまでおれは待つ
西遊記エロが読みたいよーーーーー!!!
職人さんщ(゚Д゚щ)カモォォォン age
552名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 10:56:00 ID:cIGipAx6
以前の賑わいを・・!
553名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 13:54:14 ID:0ILjDsIp
映画!映画はまだか!!萌えの供給源が!
554名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 13:38:32 ID:8VCaj3a+
西遊記(×最遊記)萌え小説サイトどこかにないかな?
555名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 22:31:02 ID:JvZ/jvLp
そんな事より>>1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、東勝神洲傲来国の花果山水簾洞行ったんです。花果山水簾洞。
そしたらなんか猿がめちゃくちゃいっぱいで入れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、「祝・孫悟空天界へ招安(゚д゚)ウマー」、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、招安如きで普段来てない花果山水簾洞に来てんじゃねーよ、ボケが。
招安だよ、招安。
なんか親子連れとかもいるし。一家で花果山水簾洞か。おめでてーな。
よーしパパも身外身の法学んじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、招安の聖旨やるからその席空けろと。
花果山水簾洞ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
滝壺の向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。木っ端妖怪は、すっこんでろ。
で、やっと入れたかと思ったら、孫悟空の奴が、「俺は弼馬温になったぞゴルァ」、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、弼馬温なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、弼馬温、だ。
お前は本当に馬の世話をしたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、音の響きに騙されただけちゃうんかと。
西遊記通の俺から言わせてもらえば今、西遊記通の間での最新流行はやっぱり、
天界に反旗を翻す、これだね。
斉天大聖を勝手に名乗る。これが通の反旗の翻し方。
斉天大聖ってのはネーミングセンスが多めに入ってる。そん代わり仕事が少なめ。これ。
で、それに義兄弟にも大聖を勝手に名乗らせる。これ最強。
しかしこれを行うと次から天界にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、>>1は、天竺まで有難いお経でも取りに逝ってなさいってこった。
556名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 19:48:47 ID:0IeyGU+S
>>550
アンフェアスレでも好き放題やってくれてるよ。
アンフェアだってホントに好きなわけじゃないんじゃないかなぁ?
やっぱキャラ惨殺バッドエンドとかあったしさ・・・
自分専用オナニーパロばっかだもん。
557名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 17:50:23 ID:WI/W7csp
>>556
アンフェア自体よく知らないから知らなんだ
サラって真性の荒らしなんだな
あの痛い顔文字自演マンセーもセット?
こっちはサラのせいで完全にさびれますた。ひたすら神待ち
558名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 19:07:57 ID:8JQwA/9I
今こそ56!
559名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 18:10:30 ID:RbqlYGJI
>>557
もちろん顔文字自演もがっつり。
しかもこっちをこんなに廃れさせたくせに例のコテハンのままだよ?
職人気取りで誘い受けしては、別人のふりして好みのシチュリクとかしてるし。
あっちも完全に過疎スレ化。
560名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 22:29:46 ID:cTIT5rbW
56さんカムバーーーーーック!プリーーーーーズ!
561名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 23:06:13 ID:y7dNuoUE
>>559
そうか〜乙
アンフェアスレも自演糞コテ荒らしのせいで……
二つもスレさびれさせやがって死ねサラ

56氏もこんなサラオナニースレ見限っちゃったかな
562名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 12:53:26 ID:g1gxNMKS
…何か手違いがある様なのでカキコさせて下さい。

まず、謝ります。
すいませんでした。
そもそも、私、サラはアンフェアーのエロパロスレのサラさんとは違います。別人です
…正式に言えば、パクりです。
元々私はアンフェアースレをみていて、何か書きたくなり、偶々上がっていた西遊記スレで同じサラの名前を使ってカキコしました。
そのあと本物が来たのかは私には分かりませんが、オリキャラや殺人シーンを書いたのは私です。
すいませんでした。

563名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 13:31:08 ID:JjiAfEpx
( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚)
564名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 13:40:15 ID:DkYRV7Pp
それが真実だろうが自演野郎の最後っ屁だろうが二度とくるな>>562
565名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 14:05:08 ID:kKFgecLi
>>562
IDが一緒なのに別人も糞もないだろ
死ねよ
荒らし常習犯サラ
オナニー腐女子自演マンセーサラ

アンフェアスレの人、この一連のサラの自演荒らしコピペしてどうぞ
このスレクラッシャー荒らしが
566名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 14:15:28 ID:Qx5MOxJL
>>562
知能レベルが相当低そうな所まで一緒なんだから別人は無理があるよw


・幼稚な文章
・エロくもない壷ポエム
・オナニーオリキャラ腐女子風味
・既存キャラ惨殺
・自演顔文字マンセー&リク
・日本語不自由、スレでキャラ名訊く
・IDアンフェアスレと同じ
・痛い言い訳

大した別人だ
567名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 14:21:50 ID:IVINeOVP
アンフェアスレでの立場を何とかして守ろうとしたんだろうけど、完全に裏目だし。
内容サイテーでも我慢してスルーしてたのがあほらしくなったわ。

あっちにも二度と来ないでね。
568名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 14:45:19 ID:Qx5MOxJL
荒らしのテンプレ通りだよな

次は釣りでしたpgrでファビョりながらAAか改行埋めだろ
通報しとくか
569名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 19:17:03 ID:IVINeOVP
>>562
だいたいさ、「手違い」って・・・何が手違いなんだよ。
毎回投下する気持ち悪いパロも「てにをは」めちゃくちゃだし。
人様の前に出す文章だと思ってる?
エロパロだろうが何だろうが、他人に不快感与えるものはやめろ。
しかも職人気取りの自演なんて最低だよ、最低。
570名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 21:16:05 ID:YkABQeCm
ずっと傍観してたがさすがにこれは笑わずにはいられない
571名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 23:43:58 ID:ovwAHauo
ここはもう落ちるの待って次スレで神光臨待つのがよくない?
572名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 15:42:59 ID:gXp00eUp
なんだこのスレは・・・?
573名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 02:42:03 ID:usvsvLq5
神スレだったのにたった一人の荒らし職人のせいで56氏も来にくいだろうな
サラ以外の作品の保管庫とかあったら立て直しに賛成
574名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 15:47:48 ID:ZUZKVFTz
落としたらもう読めなくなる?

そうなら、神職人56さんの数々の良作をはじめ
140さん、257さん、298◆.a2nfBdRuYさんなど
良作はちゃんと保管してからにしてほしいナ。
575名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 17:47:05 ID:30Vqpyqf
576名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 18:00:24 ID:x3V66I1q
>>574 落ちたら良作の数々が読めなくなるか・・。
それは、保管庫に収めたほうがよさそうだ。
577名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 00:50:44 ID:NIaeXNIe
保管庫はここの管理人に頼めば収録してくれる事もあるが
このスレ女体化が多いから微妙
http://sslibrary.arings2.com/

独自の保管庫だと管理人の責任重大
立候補するやつがサラの可能性もある
サラ一人のせいで職人達が迷子だな
578名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 19:36:06 ID:0WHnFHCO
西遊記再放送録画してたのをやっと見て
このスレに来たら何やら荒れてて
とりあえず最初から何があったのかレスを読んでみたら…。
サラが来るまでは良作ばかりのいいスレじゃないか。
サラはもう来ないだろうしこのスレを続けるにしろ
新しく立て直すにしろまた盛り返すといいな。
579名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 02:11:06 ID:Be5PzMGp
>>578
ごめんよ新参の人
みんな荒らしたくない一心でサラの自演を見て見ぬふりしてたけど
結果たくさんの良職人を失って、今あとの祭状態

映画が来れば盛り返すかも
580名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 11:54:11 ID:AXcmUkw+
小五と穴とエロでは単なる変態だが
           穴
      小五  ( ゚д゚) エロ
       \/| y |\/

三つ合わされば最強の戦士へと変化する!

       ヘ丶ヽ
      ヽ\ヾヽソ
       ゞミ ゚д゚)  悟空
        (\/\/
581名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 22:13:54 ID:uPG8glSP
>>580
お前いいこと言うな
582名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 23:19:59 ID:4wpwD3dW
>>580超gj!!!!!!!
583名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 16:22:21 ID:egF0Y35a
>>580すばらしい!
584名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 22:00:32 ID:lfonpfwF
>>580
今一度、最強のエロ戦士へ変貌した悟空が見たい。

神よ、いつでも待っておりマス!
585名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 13:07:40 ID:BQm0DTPa
>>580
いいもの見た!
586名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 20:25:27 ID:cxTDTCue
悟空の前で三蔵を犯してほしい
587名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 19:13:32 ID:k0zklfJl
妖怪にさらわれて悟空たちの前で犯される三蔵の話を
友人に言ったらものっそいひかれた記憶がある
588名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 19:48:49 ID:k0zklfJl
ごめんsage入れ忘れた…

sagesage
589名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 09:50:44 ID:jWPVrPuH
悟空の緊固児は、避妊具みたいだな……。三蔵を襲わないように………。
590名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 14:11:04 ID:ImzurI2u
さんぞーとごくうのチョコプレイ
591名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 18:39:59 ID:LFGM6Hze
>>586
鬼畜だけど(・∀・)イイ!!
>>587
正直者め。・゚・(ノД`)・゚・。
>>589
ふむ、菩薩さまは深い(-_-)
>>590
(*´Д`)ハァハァ
592名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 19:43:06 ID:ifNgn6OL
>>2
失礼な奴だな!
593名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 00:54:01 ID:BaYh70tK
>>590
チョコがこの時代にあったら一番いいんだけど
たとえば
三蔵の口にチョコを入れて一緒にチョコがなくなるまで味わうとか
白いふとももにチョコたらして舐めるとか・・・・。
594名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 11:14:58 ID:bzm/H5B8
古代中国・・・蜂蜜なら有るだろうか
別作品のしかも801サイトだけど、蜂蜜を受けの乳首とかに垂らして舐め取るというのを昔見たなー
595名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 19:43:23 ID:57Rb3le0
AA多用してるのサラだろ……
なんでこのスレに粘着すんの
596名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 10:29:41 ID:z0Jb5P2c
悟空が拘束され、声を出せないが目が閉じられない状況になる。
その前でお師匠さんが敵の妖怪にヤラれればいいと思う…

成す術無しお師匠を見て泣き叫べ悟空!
597名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 12:11:42 ID:8A7Y7Oqc

敵妖怪たちの間に三蔵の性を喰らう(ようするにえっち)と
特別な能力がさずかり強くなるという噂が広まる、、、、、
行く先々で妖怪に狙われ攫われ強姦されそうになる三蔵!!!

>593-594
黒砂糖や蜂蜜みたいな甘味に「媚薬?」を混ぜたもの==チョコ
それを口にすると誰でも性欲が高まり感じやすくなる代物。
それを偶然に手にした悟空・悟浄・八戒、、、、、さてどうする??

598名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 22:47:06 ID:8NDJ7z1f
>>595「救命病棟24時」スレにもエロ無しSS落としてて
  一週間後ぐらいにGJって書いてるよね・・
599名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 00:46:55 ID:27fSzn0F
>>598
そんな事してんのかw
死ねばいいのにね粘着オナニー荒らし職人は

これだけ荒らしても痛いレスだからまだ居るのがすぐ解るな
600名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 16:08:34 ID:thMikMB+
>>598エロ少な目で割り込み投下。そしてGJはたぶん自演。
601名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 19:04:25 ID:Gjt4rlzj
サラネタ報告はいらないや
それよか誰かエロ書いてくれタノム!!!
602名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 23:15:44 ID:3cXuWXHD
>>601
おまえのせいで良スレだったのに職人が消えたんだろ
消えろサラ自演で擁護と誘い受すんなぼけ
厨AA使って溶け込もうとすんな居座るな氏ね
603名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 03:28:14 ID:EoBtGmt/
保守がてらに投下。

妖泉大王×三蔵。陵辱気味。苦手な方はスルーで。
6041/6:2007/02/21(水) 03:29:14 ID:EoBtGmt/
ゆるり、睫を震わせて目を開けた。
(……ここは?)
見覚えのない場所。当たりを見渡そうと体を起こす。
ジャランという音と共に、手首に鈍痛が走った。
どうやら寝台の上に寝かされていたようだ。手枷を填められている。
鎖は寝台の枕の方に向かって伸びており、頑丈に固定されていた。
「目が、覚めましたか?」
自分に話しかけられる声。どこか聞き覚えのある声だった。
「あなたは……?」
視線を泳がせて、声の主を探す。寝台の近くの椅子に腰をかけて、自分を見ていた。
「見覚えのある顔でしょう?三蔵法師。」
「……ッ!どうして、あなたがここに?確か、天界の牢に閉じ込められているはずでは……」
声の主の男は、三蔵を見てニヤリと笑った。
「抜け出したのですよ。あなたに今一度、お逢いしたくて」
ニィと口の端を上げる男の視線に、ぞくりと背筋が凍る。拘束されていては逃げ出す事もできない。
「手荒な真似をして申し訳ありません。あなたに、いつぞやの礼をしなければと思いましてね」
不気味な笑みを浮かべたまま、男は三蔵に近寄り、顎を掴んだ。
「……ッ、はなしなさ……」
「無駄な抵抗など、止しなさい。人間の、しかも女のあなたが、私にかないはしませんよ」
三蔵の表情がピシリと強張る。
「どうして、それを……」
男はじろじろと、三蔵の体を嘗め回すように見つめながら、口を開く。
「わかりますよ。あなたからは女の匂いが、プンプンとする」
三蔵が女である事は、身近にいる弟子達ですら知らない。
天竺に行け、と命を下した老師や天界の者、その上にいる釈迦だけが知っている事実だった。
「徳の高い僧を喰らうと永遠の命を授かると言いますが、その前に、あなたの躰を味わっておこうと思いましてね」
男は三蔵の法衣を裂いた。
「なっ、や、止めなさい!妖泉大王!止め……」
「無駄ですよ。あの温泉の街で世話になった借りを、今から返させていただくのだから」
ビリビリと音を立てて、法衣はいとも容易く引き裂かれてゆく。
破れた個所から、三蔵の絹のような白い肌が垣間見えた。
か細い肩。陶器のように白い喉元。引き裂かれた衣の隙間から覗く形のよい乳房。
まるで襲ってくれと言わんばかりに、その身を震わせている。
「ああ、やはりあなたは美しい」
6052/6:2007/02/21(水) 03:30:17 ID:EoBtGmt/
ほう、とため息をついて三蔵の躰を眺めた後、顎を掴んでいる手をするりと下ろした。
「ぃやっ、止めなさいッ!はなしなさっ……、んんぅ」
不意に乳房を掴まれ、抵抗をする三蔵の唇を奪い、口腔内を犯す。
逃げようとする舌を絡めとり、唾液を絡め、わざとくちゃくちゃと濡れた音を立ててやる。
男は強張る三蔵の体を無理矢理引き寄せ、ドサリと勢い良く押し倒した。
「さぁ、始めましょう。ああ、その怯えた目、たまりませんね」
男は三蔵の白く細い首の稜線に沿って、ねっとりと嘗め上げる。
耳の後ろまで舌を這わせたかと思うと、鎖骨まで下りまた戻して、
まるで三蔵の肌の味を確かめるように念入りに口をつけた。
「……やめっ、……ぅ」
舌を這わせながら、三蔵の手を手枷ごと寝台の枕元に縛り付ける。
脚をばたつかせ抵抗するものの、か弱い三蔵の力ではこの男には到底かなわない。
ましてや、相手は妖怪だ。かなうわけがない。
(このまま、犯されてしまうのか……。嫌だ、そんなのは)
できる限りの抵抗を試みてはいるつもりだが、男はびくともしない。
「無駄だと言っているでしょう」
「嫌っ!」
男は三蔵の膝をがっしりと掴んだ。
6063:2007/02/21(水) 03:32:25 ID:EoBtGmt/
そのまま左右に割開き、はだけた法衣から覗く三蔵の秘花をじっくりと眺める。
「ああ、ここも美しい……」
誰にも見せたことのない場所をじろじろと眺められ、三蔵の躰は恥ずかしさにカァと熱くなった。
白い肌がほんのりと朱に染まる。
「そんな、に、見ないで下さ……、あ、んぅ」
ねっとりとした視線に全身をくまなく眺められ、
羞恥に身を捩った三蔵の胸の先を、男は舌でとらえた。
生温かい舌の感触が乳首を這い、転がし、軽く吸われては、
三蔵の口から小さく吐息がもれていく。
「嫌っ、止しなさい!そんな……、あぁ」
ぐっと手に力を入れ抵抗しようにも、手首にはまっている枷のせいで、ガチリという音が鳴るのみ。
がっしりと押さえつけられている脚も、何ともできない。
今の三蔵になすすべはなかった。
(こんなの、嫌だ)
男の舌先に乳首を弄ばれ、こねまわされる。
舐られる度に、背筋にぞくぞくと何かが這いずり回る。
「……んっ」
カリッと甘噛みされ、思わず声がもれる。
「……いや、あ、……」
「暴れても無駄だと、わかったでしょう」
唇を離して、顔を覗き込む男を睨みつけた。男は視線を受け止めて、ニヤリと笑う。
「いいですねぇ、その顔。上気した肌に潤んだ瞳が」
睨んだところで、男は何も動じない。
「こんなことをして、何になるというのです?」
「何も。ただ私が楽しいだけですよ」
クスクスと笑みをもらす男。三蔵はそれを眺めるしかできない。
「あぁ、さっきので感じたのですね。濡れてきている」
秘花を眺め呟く男の言葉に、三蔵の顔が一層朱くなる。
「なっ!感じてなどない!見るなっ、……見ないで」
絡みつくような視線に、身を捩る。
躰の、ちょうど腹の奥あたりに小さな炎が灯ったように、熱くなり疼きだした。
「おや、蜜が溢れ出している。見られて感じるなんて、淫乱なお坊様だ」
そんな三蔵の様子を見ながら、男は楽しそうに目を細める。
くっ、と低く喉の奥を鳴らして、三蔵の秘花に舌を潜り込ませた。
「あっ、……ああ、やめっ」
舌から上に嘗め上げ、蜜をすくい、秘花の少し上の粒を口に含む。
刺激されぷっくりと立ったそれを、舌でひっかけるように剥き出し、
中にあるしこりをとらえて舌でぐりぐりと押しつぶした。
「ひっ、……ああっ」
今まで感じた事のない感覚に、三蔵は戸惑いを隠せない。
6074:2007/02/21(水) 03:33:32 ID:EoBtGmt/
腹に孕んだ熱がさらに増し、トロトロと溢れ出る蜜を抑える事ができない。
(これは何?私はこのまま、汚されてしまうの?)
口からもれだす吐息が、熱い。
唇からこぼれる鼻にかかったような声が、まるで自分のものではないようだった。
(嫌だ、そんなのは、嫌……)
ゆるり、腰を動かし逃れようとする。
その様子は、男から見れば艶を帯びていて、誘っているようにしか見えない。
「……嫌っ、あぁ、…すけて、……悟空悟浄八戒!」
思わず、弟子の名を叫んだ。
嫌だと首をふる。叫んだ瞬間、ボロボロと溢れ出る涙が頬を伝う。
(誰でもいいから、助けて…)
「無駄ですよ」
叫んだ三蔵に、男は冷たい視線を落とす。
目が合うと、ニィと口の端を上げ、三蔵のそばを離れた。
不気味な笑みをたたえたまま、寝台の奥にある布をバサリと開いた。
中を覗いた三蔵は愕然とする。
「……………ごくぅ」
姿を現したのは、三蔵の弟子。
猿ぐつわをはめられ、ぎちぎちに縛り付けられていた。
鼻息も荒く身を捩るが、拘束されている身は簡単には解けないらしい。
男は悟空に近寄り、咬まされている猿ぐつわを取った。
「てめぇっ!何しやがんだ!」
6085:2007/02/21(水) 03:36:29 ID:EoBtGmt/
「おい。そこの騒がしい猿」
「ァんだよ!?てめー、さっさとこれ解きやがれ!それ以上おっしょさんに何かしたら、ただじゃおかねーっ!」
悟空はギロリと男を睨み付ける。否、睨み付ける事しかできないでいる。
そんな悟空の様子を見て、男は心底楽しそうに笑む。
「今から三蔵が汚されていく様を、じっくりと見ているがいい」
口の端を歪ませながら言い放つ男に、三蔵の躰がピシリと強張った。
「止めろっ!おっしょさんを離せ!!それ以上、その人に触れるな!止めろおぉぉおおぉぉっ!!」
誤爆の叫びが、虚しくこだまする。
三蔵は身を固めたまま、恐怖に顔をひきつらせている。
男は、己の熱くそそり立った砌を引っ張り出し、三蔵の秘花にあてがった。
「……ひっ、や、やめ……、くぅっ」
ゆっくりと内壁を押し広げながら、中に入ってくる圧迫感と、
裂けてしまいそうな痛みに、三蔵の可憐な顔が歪む。
ぎゅっと瞑った目から、涙が溢れた。
(……汚されてしまった。悟空の目の前で、こんな……)
秘花から臀部にかけて伝い落ちる、紅く鮮やかな血が、純白の布を染め上げる。
「止めろ!止めろ!おっしょさん、ちくしょう!おっしょさああぁぁぁんっ!」
6096:2007/02/21(水) 03:37:12 ID:EoBtGmt/
三蔵を守りきれなかった悟空の目からも涙がこぼれ、虚しくぱたぱたと床を叩いた。
バタバタともがいても、どうすることもできない己の無力さに腹を立てながらも、
悟空は目の前の光景から目を離せないでいる。
「……く、ぅあっ、……い、たぃ、もっ、やめ……」
「はっ、あはははははっ、イイ!イイですよ、二人共!その表情、最高だ」
男は容赦なく三蔵の中を蹂躙した。
奥まで己を突き刺し、壁をえぐるように抜き差しを繰り返す。
また奥まで突き立てては、その度に涙をこぼす三蔵の顔を嬉し気にながめるのだった。
(汚れていく、私の躰が……)
男の荒々しい動きに、身を揺すられながら見た悟空の表情。絶望と憤りに満ちている。
うなだれ、それでも三蔵から目をそらさない。
「見るな!んっ、悟空……、ああっ、わ、私を見るなぁっ」
苦痛に顔を歪ませながら、三蔵は叫んだ。
最愛の弟子に今の自分の姿を見られたくない。辱められ、汚れる自分を。
「ぅあっ、……ぁ、ああっ、いたぃ……、あ?……あぁあんぅ」
「そろそろ痛いだけではないでしょう?ほら」
奥まで入ったところでぐるり、腰を回され、三蔵は痛みだけではない何かを感じた。
6107:2007/02/21(水) 03:38:42 ID:EoBtGmt/
熱いような、むずがゆいような。ヒクリ、中が蠢き始めている。
「……おっしょさん?」
「悟空、んんぅ、……見るな」
襞を擦り上げられ、三蔵の腰がゆるゆると動き始めた。
(汚されていく……。躰だけでなく、心も)
「ああ、……イイですよ、三蔵。もっと欲しいのですね。こんなに締め付けて……」
三蔵の中は、柔やわと男を締め付け始めていた。
奥へ、もっと奥へと貪欲に誘うように、ヒクヒクと蠢き細かい収縮を繰り返している。
(汚されていく私を見るな、悟空。こんな……)
「……っ、ああっ、はぁん、あんっ、……ぁあんっ」
高く鼻にかかる声が艶を帯始め、破瓜の痛みに快楽が混じり始めている。
中を突かれると同時に、両の乳首を抓るようにこね回されしこり立った。
中央に寄る眉が痛みのためだけでなく、上気した頬や荒くなっていく吐息が、快楽によるものだと告げているようだった。
「……おっしょ……さん?」
変わり始めた三蔵の表情を見て、悟空は自身の目を疑った。
破れた法衣の隙間から覗く白い肌が、ほんのりと朱に染まっている。
ツンと立つ乳首や、悟空から見てもわかる程ヒクヒクと男のモノを締め付けている秘部がやけに艶めかしい。
「ああっ、……やっ、んんっ、いやっ、いやぁっ」
うわ言のように繰り返す、嫌という言葉が、もっととねだっているように聞こえる。
「嫌?その割には、あなたのここはこんなに私を締め付けているではありませんか」
「あぁああっ、ああっ、やぁっ、んっ、やめなさっ」
ぐちゅっ、という音と共に奥まで貫かれ、三蔵の背が跳ねる。
(こんな汚されているのに……)
擦れ合う濡れた音と、肌がぶつかり合う音が響いた。
男が奥まで侵入しガクガクと躰を揺すられる快楽に、飲み込まれていく。
奥が疼いてしかたがない。三蔵の中は、更にきつく男を締め付けた。
「止めてもいいんですか?」
「…………え?」
男は動きを止め、ゆっくりと三蔵の中から己を引き抜いていく。
「……あぁ」
ズルリ、全てを引き抜いた後、三蔵の物欲しそうな顔を満足気に見下ろし、先端を秘花にあてがった。
上下に動かし入り口を擦って煽ってやると、秘花がヒクつく。
(……………欲しい。奥まで、アレが欲しい)
三蔵はゴクリと唾を飲み込む。うずうずと奥が疼いてたまらない。
さっきのように、蹂躙してほしい。
(見るな悟空。こんな……)
6118:2007/02/21(水) 03:41:02 ID:EoBtGmt/
視線を泳がせちらり、悟空を見る。
(汚されていながら快楽の虜になっていく私を、見ないでくれ)
堪えきれず、腰をゆらつかせる三蔵のたかがはずれた。
「………………っと」
「何ですか?聞こえませんねぇ。あの猿に聞こえる程、大きな声で言ってご覧なさい」
悟空の瞳が揺らぐ。瞳にたたえた絶望の色が、濃くなった。
「妖泉大王、お願いです。……さっきのあれを、もっと……。奥がっ、奥が疼いて……」
三蔵の言葉に、嘘だろ、と悟空が呟く。
みるみるうちに瞳から涙が溢れ出し、こぼれ落ちていく。
「いいですよ。あなたが満足するまで」
男はこれまでにない程、下卑た笑顔を浮かべ、再び三蔵の中に己を埋め込んだ。
「あぁああぁ、……それ、奥までっ、んんぅ、……あぁん」
陥落した三蔵は、快楽の渦へと巻き込まれていく。
幾度となく高みに登りつめ、躰をしならせた。
何度も何度も、ガクガクと躰を痙攣させて快楽を貪り、求める三蔵の姿を見て、
「……そだろ?おっしょさん、嘘だろっ!?嘘って言ってくれよっ!おっしょさんっ!!」
悟空の悲しい叫び声だけが、虚しくこだするのだった。
612名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 03:43:22 ID:EoBtGmt/
終わり。

6レスで終わると思ったけど、目測誤りました。読みづらかったらスイマセン。
再びスレが栄える事を心底、願ってます。
613名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 10:12:41 ID:h5jtqHw/
>>604-611
職人さんGJ!お疲れさまでした。
>>603>>612
待ってましたよ〜それに長文も大歓迎。
久しぶりに西遊記でドキドキできました。
また書いて下さいね。
614名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 10:54:56 ID:7KBC4Inm
悟空の、絶望して涙を流す姿に萌え。これでも、悟空×三蔵好きなんですけどね
ーー。こんどは悟空×三蔵のラブエロをよろしくお願いします!!
615名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 16:54:27 ID:aXCBni8Q
>612
乙!!悟空の目の前で犯されるシチュ萌えマシタ…
ピュアな三蔵は妖泉の淫妖術?で快楽の罠にオトサレタ…ト
悟×三ラブエロ…私も読みたいデス…
616名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 22:20:18 ID:/96zintO
GJ!!陵辱プレイいいっす
寝取られなとこも(*´Д`)ハァハァ
617名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 02:01:56 ID:dcPYc5RO
シチュに萌えた!ありがとう!!
618名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 10:02:06 ID:xVz+U2oC
凛凛の目の前でえっちしちゃう悟空とお師匠さんが見たい!!
で、悟空はそれに気づくんだけど、見せつけるように続けちゃったり……。
619名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 10:04:49 ID:xVz+U2oC
それイイっっ…………!!
620名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 10:05:46 ID:xVz+U2oC
凛凛の気持ちを知っててやっちゃう悟空。
621名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 11:27:33 ID:CV5gjtRI
そのまま3p突入でいいよ
つか、凛凛×三蔵が見たいっす
622名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 18:27:52 ID:OTkZ+q9P
悟浄と八戒とエロ老子に見せつけてやってくれ
623名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 23:12:12 ID:YAlzPJOK
いっそのこと全員参加でおk!!

ごくう×≪さんぞう≫×ごじょう3p
はっかい×≪りんりん≫×ろうし3p
624名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 09:36:50 ID:gVJMf02P
悟空は、お師匠さんの法衣脱がすの好きそうだな……。
625名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 12:32:38 ID:EnlwZfPb
法衣の中身ってどうなってるんだ?おれも興味あるな
626名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 19:23:32 ID:26unqXKr
>>611
妖泉大王はそのあと目の前の露天風呂へ三蔵を連れて行きそこでも・・・
627名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 19:48:31 ID:SGpva0oc
悟浄×金魚のツンデレ同士のエロ見たい
628名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 13:01:53 ID:rqxmRLMq
天竺に着く前に、別れを惜しんで激しく愛し合う悟空とお師匠さんが見たい!!
629名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 13:04:31 ID:rqxmRLMq
その時、悟空、お師匠さんに愛の告白。
630名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 13:19:56 ID:umud5FfS
エロとラブが混ざり合う良スレだな
631名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 13:55:19 ID:NiflIFnX
>>629
再会を約束して天竺入りした三蔵を待っていたのは…

99日間のエロ修行の末に三蔵自身がエロ御経と成すだった…
天竺のエロ僧たちの恰好の獲物となりエロ責め修行の日々が…
悟空たちは三蔵を助け出せるのか…
632名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 00:30:33 ID:J7jjvAwS
あいつらエロ僧だな
633名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 10:08:17 ID:72MTks3p
凛凛嫌い。つーかブスじゃん。
634名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 10:08:55 ID:72MTks3p
お師匠さんの可愛さを見習え!!
635名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 10:26:09 ID:72MTks3p
三蔵の衣は、プリーツスカートにしか見えません!!あの丈もなんとも言えな
い…。
そんで、悟空を誘惑して欲しいなあ……。
636名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 13:27:29 ID:iaRcQ/rz
>633-635
なりきりアンチか?わざとらしい
三蔵は誘惑するよなキャラじゃねーよ
637名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 14:10:35 ID:BxedKssA
サラかと思ってた自分は負け組orz

職人さん、また来てくれないかなぁ。
638名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 14:51:49 ID:UfZeh30O
せっかく職人さんも現れたことだしサ○のネタはもうやめない?
叩かれても本人は結構喜んでると思うよ・・
スルーが一番!
639名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 15:38:24 ID:WLVSUjcM
>>637
いやサラだろ
いまだ顔文字使ったりなりきり叩きしたり、よほど自分のオリキャラオナニー叩かれたのが許せなくて荒らしてんだろ
これからは荒らし=サラと思ってて間違いないよ
640名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 21:21:18 ID:lP9wXUdh
>>638
禿同。
貴重な職人さんが書き難くなるスレにならないよう
西遊記のエロ話で映画公開までマターリしたいよね。
641名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 22:14:01 ID:eWzutUml
原作にまで戻るが、羅刹女が子持ちだというのを初めて知った時は軽くビックリしました。
642名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 10:13:42 ID:kS+wESGM
>>638
うぜえ
伏せ字にしてるあたり自己擁護の臭いぷんぷん
いまだに居座って定期的に荒れるレス入れてるのにスルーしてて意味あんの?

サラが自己自演マンセーして喜ぶオナニースレにされるだけだろ
アンフェアスレと同じで
643名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 16:23:13 ID:nUBePCVP
サラさんが少し気の毒・・・゚・(ノД`)・゚・。
644名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 16:27:48 ID:h5BS/PN7
>>643
荒らしにさんづけで顔文字ねえ……
やっぱりニラニラするわ莫迦で
645名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 18:59:20 ID:eYyR8rr6
>>643
釣りじゃなきゃ、すごい釣られっぷりだな
646名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 14:05:44 ID:j/wgWjHR
釣り師のエサは絡み厨
釣り師の敵はスルー



どっちが神降臨しやすい?
647名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 21:38:40 ID:Dus54Mys
サラがここ荒らすの飽きるまではどのみち無理
648名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 09:47:52 ID:Zm8WnmIv
サラサラ言うヤシも同罪。
649名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 14:11:38 ID:HojXGYcL
>>648
しつこいよサラ氏ね
650名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 14:44:43 ID:HGBw5IpE
どっちも消えろーーー!!!(黄泉の国・悟空の叫び)



西遊記エロなら何でもいい、誰か投下してくれ!!!
651名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 00:36:49 ID:U5nlPVjd
なんか嫌な空気なので投下しますね。

凛々×三蔵。百合が苦手な方はスルーで。
6521:2007/03/06(火) 00:38:11 ID:U5nlPVjd
ちゃぷりという水音と共に、白濁した湯がゆらり揺れる。
全身が湯に包まれる温かさに深いため息を胸の奥から吐き出して、ゆっくりと体の力を抜いた。
肩までゆったりと浸かると心地よさのにまた、吐息がもれた。
ふぅと息を吐き出しながら目を瞑る。
先程までの賑やかな夕食を思い出して、ふふ、と笑みがこぼれた。
「これおいしぃですね〜、おっしょさん」
ブヒブヒと鼻を鳴らしながら美味しそうに料理を頬張る八戒や、
「あああっ!!八戒ばっかりずりぃぞ!この皿俺んだからなっ!!うんめぇ〜、なっ!おっしょさん」
と、物を口に運んでは幸せそうな顔をする悟空。
「全く、お前らはいつも騒がしいな」
目の前にきゅうりの沢山乗っかった大皿を置いて、ほうばる悟浄。
「ホント。いつもコイツらの面倒みてるなんて三蔵さんも大変ね」
たまには、と一緒に夕食を食べてくれた凛々まで。
みんなと食べる夕食があまりに楽しくて笑いが止まらなかった。
そして、そのみんなに隠し事をしている自分が少し苦しくなった。
この宿に露天風呂しかないと聞いた時は焦った。
「じゃあみんなで入ればいいじゃん」
と、弟子達は気楽に言う。けれど三蔵にそれはできない。
三蔵が女だからだ。
6532:2007/03/06(火) 00:38:55 ID:U5nlPVjd
水面に揺れる己の顔を見て、また、深くため息をついた。
自分が女であることを、弟子達には内緒にしている。
バレた所で問題はないと思うが、なんとなく言い出せないでいた。
厳しく険しい旅で、弟子の妖怪達に比べただでさえ非力な人間であるのに、
女だということが露見してますます弟子達に気を使わせるなんて事が、三蔵にできるわけがなかった。
だから弟子達が寝静まり、しんと静寂の音が響く夜更けに一人、体を温めにきたのだ。
今まで黙っていた。これからだって、誰にも知られる事はない……ハズだった。
「……誰かいますかー?」
ちゃぷ、と水音がした。誰か湯船の中に入ってきたらしい。
どきり、高鳴る胸を急いで手拭いで隠した。
「あ、三蔵さん……?」
「凛々さん……」
もうもうと立ち込める湯気の中に浮かんできたのは、長い手足としなやかな肢体を持った人。凛々だった。
凛々は、呆然と三蔵を見つめている。
「あ、すみません!私出ますね」
今なら、湯気でバレていないかも知れない。
焦って出ようと立ち上がった三蔵の腕を、凛々が掴んだ。
「待って」
どくん。心臓が跳ね上がる。
一生懸命隠していたのに。こんなにあっさりと露呈してしまったなんて。
6543:2007/03/06(火) 00:39:50 ID:U5nlPVjd
思いこそすれ、後の祭り。
凛々はにっこりと笑って、
「ゆっくり一緒に浸かりましょ」
と言った。
「……はい」
三蔵は素直にそれに従い、ちゃぷんと再び湯の中に浸かる。
凛々もその横に座って、ふぅーっと息を吐いた。
「いーいお湯」
「……そうですね」
「三蔵さんが女の人だなんて、知らなかったなぁ」
ふふ、と目を細める凛々と目が合った。
「すみません……」
凛々の言葉に俯いてしまう。何も言い返せない。
「ま、女同士。裸の付き合い、楽しみましょう」
にっこりと笑ってくれる凛々に、どこかホッとした。
「……何も、聞かないんですね」
「まぁ、ね。誰だって秘密の一つや二つ、あるわよ。あいつらにも黙っとくから、安心して」
優しい目をして笑う凛々も、最近までは物凄い秘密を抱えていた。
妖怪の国のお姫様。半妖の彼女は遠い目をして、昔に思いを馳せているようだった。
「いやー、でもビックリした」
「す、すみません」
そんなに謝らなくていいわよと言って、あははと笑い飛ばしてくれる凛々に、三蔵の心は少し軽くなった。
やはり、秘密を抱えていたいるのは苦しかったからだ。
バレてしまったのが凛々で、なんとなく良かったと思ったのだった。
6554:2007/03/06(火) 00:40:32 ID:U5nlPVjd
「三蔵さんは、好きな人とかいないの?」
ゆったりと湯に浸かり、とりとめのない話をした後、凛々に聞かれた。
とはいえ、自分は修行の身。
「そんなこと考えたこともありません」
答えると凛々は俯き少しせつなそうな顔をした後、小さく笑った。
くるり、こちらを向きおもむろに腕に触れる。
湯気で少し朱く色づいた肌が、美しい。
「ど、どうされたんですか?」
「いいなぁ、三蔵さん」
どぎまぎとしてしまいどもってしまう三蔵を見つめ、凛々はため息混じりに言う。
「綺麗な肌。上等な絹みたい。すべすべだし、真っ白でホント綺麗」
凛々の言葉を聞き、まるで年頃の娘同士の会話だと思った。
否、三蔵とて年頃の娘には変わりないのだが、修行に明け暮れそんなこと考えた事もなかった。
まして頭を丸めた自分に、綺麗と言われるようなものは何もない。
「わ、私なんかより凛々さんの方がよっぽど……」
これは三蔵の本心。すらりと伸びた長く美しい手足や、くびれた腰、豊満な乳房。
女の身の三蔵からみても、憧れるくらい綺麗だと思う。
「あら、ありがとう」
三蔵の言葉を受け止めて、凛々は少し照れたように笑う。
はにかんでいる雰囲気が可愛らしいと思った。
6565:2007/03/06(火) 00:41:20 ID:U5nlPVjd
「凛々さんはお綺麗ですよ」
にっこりと笑うと、凛々はますます朱くなる。
体が温まったからか、照れたからかわからないがその様子が微笑ましかった。
つい、口をついて笑みがこぼれてしまう。
「凛々さん、可愛い……」
くすくすと声をもらして笑うと、凛々はばつが悪そうに三蔵を見た。
「……ええい!」
「うひゃあぁっ!?」
不意に、三蔵の脇腹を凛々が撫で上げた。
「りりり、凛々さ、な、何を……」
突然の事に口をぱくぱくと開いたり閉じたりしている三蔵に、
「人をからかうからよ」
と悪戯っぽい笑みを浮かべて、したり顔で凛々は言う。
にぃっこりと口の端をあげて、三蔵の両肩に両肘をおいた。
吐息がかかるほど、顔が近づく。
「……あの、凛々さん?」
「三蔵さんって敏感なんだ。可愛い」
きっと、さっき可愛いと言った仕返しなのだと思った。
顔の近さに戸惑い、ドキドキと胸が高鳴る。かぁ、と頬が熱くなった。
「あの……?」
どぎまぎしている三蔵の表情を見て、愉快そうに笑う。
そのまま顔を近づけ、三蔵の耳の後ろに息を吹きかけた。
火照った体に吹きかけられた息が冷たく感じる。
6576:2007/03/06(火) 00:43:14 ID:U5nlPVjd
ぴくりと身震いをする三蔵の反応を楽しむように、凛々は何度も息をかけた。
「ちょ……、凛々さん!」
つつ、と再び脇腹を撫で上げられる。
触れるか触れないかくらいの距離が、むずむずとした感覚をもたらした。
「ホントに敏感なんだ。そんな可愛い反応されたら、もっとしたくなっちゃう」
薄く唇を耳の裏につけられ、三蔵の体がぴくりと跳ねた。
ぱしゃん、と湯が泳ぐ音が暗闇の静寂の中に響く。
ついついと撫で上げられる指先の感覚が、くすぐったい。
「かっ、からかわないで下さい」
凛々の体を押し退けようとする。
「三蔵さん、真っ赤になってる」
顔を覗き込んでくすくすと笑う凛々に、三蔵の頬はますます朱くなった。
薄紅色に染まる体が、やけに艶めかしく見える。
「か、体が温まっているだけです!」
ふいっと顔を背ける三蔵に、凛々は笑みを堪えきれない。
あははと大声で笑ったかと思うと、
「ごめんなさい。可愛くて、つい……」
と言った。
「からかわないで下さい」
「からかってなんかないわ。三蔵さん、白くて綺麗な肌だし、反応だって可愛いもの。襲いたくなっちゃう」
口の端を上げ、にっこりと笑う凛々にたじろぐ。
「おおお、襲うって何ですか!?」
6587:2007/03/06(火) 00:43:59 ID:U5nlPVjd
身じろぐ三蔵の動きに、ぱしゃりと湯が跳ねた。
凛々はするりと手を伸ばして、三蔵の胸に触れる。
「あ、ちょっ!凛々さっ」
普段はさらしで潰している胸を、むにむにと触らる。
小ぶりながら綺麗な形をしているそれを、凛々は容赦なく揉みしだいた。
「三蔵さんの胸って綺麗な形してるのね、柔らかいし」
慌てて何もできないでいる三蔵にかまわない。
むにゅむにゅと凛々の手の中で形を変えてゆく胸の先が、上向きにしこり立ってきていた。
抵抗しようにも相手は女性。乱暴するわけにはいかない。
どうもこうもできないでいる三蔵は、されるがままだ。
「……凛々さん、やめっ、……あぁっ」
凛々の指先が、胸の頂きを掠めた。
くすぐったいような感覚が走り、三蔵は思わず声をあげる。
「ここも、桃色でとても可愛いわね」
親指と人差し指で三蔵の乳首を摘み、コリコリと責め立てた。
三蔵は凛々の手首を掴み、心許ない抵抗しかできない。
「凛々さんっ、……んん、駄目です」
「駄目、じゃないでしょ?ほら」
凛々はこね回す手を止めない。
三蔵はかぁ、と頬を朱くして俯いてしまった。
図星だ。凛々の言うとおり、駄目ではない。
6598:2007/03/06(火) 00:44:45 ID:U5nlPVjd
むずがゆいようなくすぐったさが、やみつきになってきている。
触られている乳首と連動して、体の芯がきゅんきゅんと疼くのを感じた。
「……ぁ、はぁ」
乱れだした吐息を悟られまいと、ゆっくりと静かに息を吐く。
湯で温まったのとは別の熱さが、体の奥に灯るのを感じる。
胸の先を指で押しつぶされ弾かれると、ぴくり、体が跳ねた。
しだいに、ゆらゆらと腰が動き出す。胸を触られている筈なのに、体の中が疼いた。
「……んっ」
吐息と共に、鼻にかかったようなかすれた声がもれた。
体の力が抜けていく。抵抗する事など頭の中から消え始めた頃、凛々の片手が三蔵の脚の間に滑り込んだ。
「あっ!凛々さっ」
「濡れてきてる。感じてるんだ」
太ももを撫でた後、脚の付け根まで手を忍び込ませて、茂みの奥の割れ目を撫で上げた。
温泉の湯とは違う、ぬるついたものが指にまとわりつく。
「……んん、ぁ、り、凛々さんっ!……ああんっ」
三蔵の淡い茂みにある粒を、凛々の指が捕らえる。
ひくんと、一瞬三蔵の体が強張った。
指でひっかけるように剥き出され、指の腹で中のしこりを弄ばれると、
耐えきれず三蔵の口からすすり泣くような声がこぼれ始めた。
6609:2007/03/06(火) 00:45:57 ID:U5nlPVjd
目を瞑って快楽に身を任せようとしている三蔵の、腰がゆらゆらとゆらつく。
ぴくりと体が跳ねる度に、ぱしゃんと湯が揺らいだ。
「……駄目っ、です。んんっ」
「駄目?気持ちよさそうだけど」
爪を立てられてひっかけられると、ぴくぴくと体が震える。
薄く開いた唇から、ほろほろと嬌声がこぼれ落ちていく。
まるで自分の体じゃないように、体が言うことをきかない。体の中の疼きを止めることができない。
「ああっ、……んっ、ああんっ」
凛々は三蔵の体からこぼれ出す蜜を救いとり、肉粒に擦り付けた。
蜜でぬらぬらと滑る花びらを撫で上げ、撫で回したかと思うと、また肉粒を責め立てる。
力の抜けてきた三蔵の体を片手で支えて、片手では三蔵の秘部を弄んだ。
いじり回されて、三蔵は生まれて初めての感覚に戸惑いながら、身を任せている。
「……っ、凛々さんっ、……んんぅ、私、何だか変……、ぅ」
凛々の指のぬめりが、温泉の湯でない事はわかった。
それが自分の体から湧き出ているらしい事も、なんとなくわかる。
しかし自分の身を焦がす感覚が、三蔵にはわからない。
この疼きをもたらすものは、経典にも何もかかれていないからだ。
「ああっ、……あ、あぁ」
66110:2007/03/06(火) 00:47:06 ID:U5nlPVjd
ただ快楽に身を任せ、戸惑いながらも受け入れ始めている。
行為による熱か湯のせいか、全身を薄紅色に染め喘いでいる姿を、綺麗だと凛々は思った。
普段は清純でたおやかな空気に包まれているこの人の痴態を、もっと見たい。
もっと淫靡に乱れる姿を見てみたい、と思った。
「凛々、さっ、……もっ、やめっ」
「やめないわ」
乱れる三蔵の花びらをさらにかき乱し、肉粒に指を絡めていく。
ゆらゆらと揺らめき、時折ぱしゃりと音を立てる湯に紛れて、
抑えがちな三蔵の鼻に抜けるような艶がかった声が、何とも言えず卑猥だった。
「……ああっ、んっ、ああんっ」
誰にも見られた事も、触れられた事もない箇所をいじられ、かき乱されてゆく。
あられもない姿を見られていると言うのに、三蔵はこの行為に飲み込まれていく。
体の奥の疼きはさらに増し、中がきゅうきゅうと細かく収縮を繰り返しているのがわかった。
じんじんと熱く高ぶり、何かが湧き出てくるのを感じる。
「そろそろかしら」
「あっ、……あぁ、そろそ、ろ……?んんっ、な、何が……」
何かはわからないが、何かが迫って来ている。
ひくひくと疼く中の、間隔が狭くなってきている。
66211:2007/03/06(火) 00:47:50 ID:U5nlPVjd
三蔵の腰つきが、まるでもっととねだっているようだ。
「りんり……さっ、わた、わたしっ」
「いいわよ。力を抜いてそのまま身を任せて」
肉粒を擦り上げる凛々の指が、少し強くなった。
ああ、と嬌声をあげ、三蔵は凛々にしがみつく。
「あああっ、……きてしまう、何かっ、……ぁ、くるっ」
きゅ、と粒に爪を立てられ、三蔵の体がビクビクと痙攣した。
「んっ、……んんんんッ!」
ガクガクと跳ねる体で、凛々にしがみついた。
その様子を凛々は満足そうに見つめている。
三蔵の頭を少し撫でて、一度抱きしめた後、
「三蔵さん、可愛い……」
と呟いた。



「のぼせてしまったわね。ごめんなさい」
謝る凛々に三蔵はいえ、と小さな声で答えた。
「この事は二人だけの秘密ね。秘密、増えてしまったわね」
くすくすと笑う凛々に三蔵は、
「そうですね」
と答えるしかなかった。
「また一緒にお風呂で遊びましょうね」
にっこりと目を細めて笑う凛々の言葉に、三蔵は顔を真っ赤にしてこくりと頷くのだった。
こうして二人は共有する秘密が出来たわけだが、この乙女の秘密を、
乙女二人と、木陰でこっそりと鼻血を垂らしながら覗いていた、白いヒゲのじじぃだけが知っている。
663名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 00:52:23 ID:U5nlPVjd
終わり

>>621さん。
3Pではないけど、凛々×三蔵ネタ使わせてもらいました。ありがとうございました。

誰か書き手さんが戻ってきてくれたらいいなぁ。
664名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 05:18:58 ID:J0tTsntN
>>663
素敵な百合を有難う…
お師匠さん可愛いですな。GJでした
665名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 11:45:38 ID:BFGH0KAP
深津三蔵嫌い。私可愛いから見て下さい的な顔してんじゃん。
さっさと妖怪にでもレイプされればいいと思う。
悟空を思って泣き叫べばいい。
666名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 11:46:25 ID:BFGH0KAP
ハゲに百合……。笑える。
667名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 12:49:28 ID:MfRlX96x
>>652-662
百合キタァァァ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ( ゚)ァ( )ァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ

凛凛×三蔵おいしくいただきマシタ!!うらやましいぜエロジジィ!

668名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 16:42:01 ID:B3eTyT6z
>>663
お師匠さん可愛い杉!!GJ!!
ありがとうございました!
669名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 20:50:02 ID:zNVqYHcK
>>663
Gタイミング&GJでした。
凛々&三蔵キャラがドラマっぽくて好き。
八話で凛々が三蔵を守ったり手を取り合って
仲良くしてた2人を思い出した。
こっそり覗いてる老子の姿が目に浮ぶよう。
670名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 01:56:39 ID:rF+jQvSZ
>>663
GJ!! よかったよ!!
671621:2007/03/07(水) 02:00:58 ID:cEh2V4b6
>663
凛凛×三蔵リク感謝っす(*´Д`)ハァハァ
672名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 09:38:09 ID:vcB+feA3
お師匠さんを、無理矢理強引に力ずくで乱暴に奪う悟空が見たい……。
673名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 11:28:06 ID:Tmciu1hl
妖怪に操られて…とかいいね見たい
674名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 16:23:20 ID:196Q5HC5
老子×三蔵とかも見てみたい
675名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 18:00:20 ID:q9yCZelv
今コーエーから出てるSRPGの西遊記をやってるんだが
これのパロとかはないかね?
オリジナルキャラの女の子も可愛いし、三蔵は男版・女版ともドジっ子だし
金銀は双子幼女で、羅刹女はおねいさん系だし…。
676名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 18:21:32 ID:brYA8D23
>>1
自分もコーエー版は好きだがどうもここはドラマ限定らしいので。
虹サイト探したらいいとオモ
677名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 17:28:17 ID:Avxzjeuk
>672>673
記憶と理性を奪われ本能(500年分の性欲?)だけのワイルド悟空・・・イイ!!
678名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 11:33:02 ID:CEJIccjs
記憶や理性なくしても本能のまま三蔵を求めちゃう悟空がいい。
679名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 19:00:25 ID:CIGgFRDV
>>677
ワイルド悟空・・・イイ!! (・∀・)人(・∀・)ナカーマ
680名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 19:07:13 ID:7tAH9fvn
うざい顔文字はやめてくれ
681名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 11:49:07 ID:8hGSXagt
西遊記エロに関係ないレスはやめてくれ

職人さんは自由に気軽に書いてほしい
読み手は職人が書きやすいスレにしよう
苦手ならスルーして好みをリクすればいい
682名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 15:53:52 ID:xgwsSSN8
>>679-681
顔文字多用は荒らしサラだろ止めろと言われてるのにやめないからだろ
定期的に荒らしにくるなサラ
683名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 01:07:37 ID:4Uu9psvy
おまえも荒らしだよ
顔文字など誰でも使う
684名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 02:23:46 ID:Css8Oasf
おまえもって事はやっぱりサラ本人か
来るなボケ
アンフェアスレに戻ってオナニーしとけ
685名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 02:26:08 ID:MyO5i2wP
サラはそこまでして顔文字使いたいんだろう
686名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 20:57:49 ID:VNbQqoTc
サラじゃなくても>>677みたいな顔文字はあまり歓迎されない
それにサラが痛い顔文字多用してたのは事実だから疑われないためにも
顔文字の使用は控えた方がいいと思う
疑われてまで顔文字使いたい理由なんてないだろうし
687名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 21:14:06 ID:m3ljyKFb
勝手に仕切るなウザイよ 
おれに言わせりゃエロも書かず攻撃するやつよりエロ書きサラのがマシだね
688名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 22:37:55 ID:nlzHp7wS
本物のサラさん登場
689名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 22:49:18 ID:hgighJEU
>>687
サラのしたこと考えてみれば「サラの方がマシ」なんて言えないはず
大体厨房が必死こいて書いたようなサラの小説なんて
いくらエロが入ってようが全然萌えねーよ
本人乙

顔文字も全部禁止する必要はないと思うが
痛々しいのは控えた方が余計な争い生まずに済むと思う
690名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:20:55 ID:8voV+A9V
いい加減に皿話で荒らすのやめないか?
691名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 02:48:01 ID:mOEPD0hl
>>684
奴に腹を立てるのは分かるがアンフェアスレの人だって嫌な思いした事に変わりないと思うんだよね。
あっちの住人困らせる事言うのはどうなんだろうか。

>>690
すまん…また蒸し返して。
692名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 04:13:11 ID:kVldAktc
蒸し返すも何もサラが居座って定期的に荒れるレス(キャラ叩き顔文字多用厨書き込み687みたいな自己マンセー)やってるんだからどうしようもない
理由が判らない新参者は過去ログ良く読んで
このスレで荒らしレスしたIDのままコテ「サラ」でアンフェアスレに糞小説投下してる
疑われたくなけりゃ荒らしのサラの真似はするな厨

サラ>>687=>>690
693名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 07:15:25 ID:mOEPD0hl
>>692
すまん、新参じゃあないんだが…どれが自演なんだかまだあまり区別がつかないんだよ自分。もしかしたらスルーして忘れたい人もいるかもしれないし。
ただ一応あっちのスレも見て来たら迷惑してる感じだったからさ、あっちにまで火の粉が飛びかねない発言が少し気になっただけなんだ。
気分を害したなら謝るよ、悪かった。

サラさぁ、そんなに自己満したきゃ自分のサイトでも作りなよ。物好きな人がきっとかまってくれるから。被害被るのもあんただし。

……長々と偉そうな事ほざいた自分ウザス。吊ってくる。
694名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 08:49:14 ID:8voV+A9V
>>692
690だけどサラって何者なのか良く知らないし
はっきりいってサラって人のレスより
サラウザイって言ってるレスがやたら多くて嫌な感じ。
そうやって人を疑ってかかって何になるんだろう?
695名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 10:44:20 ID:olmey7ci
>>665>>666も皿でしょ
696名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 11:41:58 ID:GNybMw/q
みんなサラでいいよもう
これから、サラ、さら、皿、更、沙良、沙羅、、、禁句ね


職人さん、愛のあるエロパロが読みたいです。。。
697名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 14:21:40 ID:XddSJaaV
>>694-695
これがサラだろ
もっともな事言われ出したり本当の巣のアンフェアスレの事を書かれると
おまえがサラおまえがサラと仲間うちを始めさせるため煽りレスを入れる
ためしに>>694-695のエロパロ板ID抽出してみ

厨は釣られて荒らしの真似はするな
698名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 17:07:33 ID:F9pdKxj+
愛のレスを頼みます。
699名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 20:10:27 ID:RnkQOy6j
どうしたら荒らし職人は消えるんだろ
スレ立て直ししかないかな……
700名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 21:39:07 ID:8voV+A9V
>>697勘違い甚だしいよ
荒らし職人なんてもういないんじゃない?
701名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 19:49:01 ID:NOyTNI2I
>>700
サラを擁護してファビョる厨が「荒らし職人はもういないんじゃない?」だってさw
702名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 14:57:19 ID:WaxegTA3
映画クランクアップage

>>699
相手にも話題にもしなけりゃいい
703名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 14:59:58 ID:WaxegTA3
クランクアップ記念エロが読みたいなぁ
704名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 19:52:51 ID:qszIKiB1
おっしょさんの部屋へ忍び込もうとする八戒
705名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 22:18:21 ID:JdoyWga+
三蔵を夜這いする八戒のエロパロが上にあったっけ
職人はスゴイな

それで思いついたリクエスと
深〜く眠る三蔵の部屋へ夜這いをかけコソーリ悪戯する八戒
鋭い嗅覚で三蔵の声や匂いを嗅ぎつけ八戒を獲り押える悟空
苦し紛れに悟空も一緒にと誘われ・・つい誘惑に負ける悟空
興奮を隠せない悟空&八戒エロコンビの背後にクールな影が・・
2人の胸倉を掴み投げ倒す悟浄だが・・三蔵の裸体を見て固まる
それじゃ3人?仲良くと悪魔のささやき・・
気に向いたらお願いしまつ
706名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 10:39:05 ID:YmMSSDGE
なまか4p…イイネ
707名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 12:07:37 ID:lB9Okg/v
昼も夜も数珠繋ぎのエロナマカ
708四P期待:2007/03/16(金) 21:32:40 ID:w4fPYslV
天竺への道は過酷
夜は快楽が必要だ
709名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 22:47:04 ID:AeFiOwTK
>>707
数珠になるにはナマカが沢山必要だなw
710名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 23:35:35 ID:eoq7w9Oe
西遊記エロが不足してます…
職人さま…遊びにきてください。
711名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 02:36:16 ID:3ZzzDJxN
3/14に三蔵を白くコーティングしていくナマカ・・
712名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 16:44:30 ID:Nn88aDsW
そのあとどうするんだ?
713名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 16:10:11 ID:Bq6TivId
ぺロぺロする
714名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 21:37:12 ID:toORhW9I
夜のデザートにする
715名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 11:35:24 ID:J0AJmgC7
香取西遊記以外で、堺西遊記とか本木西遊記のエロが見たい!!
716名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 22:15:06 ID:HzjOdMlD
変換して読むとか?キャラが違うから無理か

堺西遊記…美女と野獣でアダルトな感じ?
本木西遊記…見たことないから想像できない
717名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 10:02:27 ID:RMo/2Uqc
本木西遊記では、悟空とお師匠様がキスしてたなぁ……。
しかも3回も…。
718名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 10:08:49 ID:RMo/2Uqc
胸触ってたし。
719名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 10:09:42 ID:RMo/2Uqc
悟空の動きがいやらしかった。
720名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 10:11:44 ID:RMo/2Uqc
レイプしてるように見えた…。
721名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 13:12:50 ID:sfSyqTqX
>>717
堺版にもキスシーンあったよ
三蔵が妖術で見えなくなった悟空の目にキスしてた
722名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 22:48:59 ID:MdCmu9nb
へぇそうなんだ〜
過去の西遊記も悟空と三蔵はラブカプなんだねぇ
香取版も見習ってこのスレみたくいちゃいちゃしてほしーなぁ
悟空×三蔵ラブエロがまた読みたくなったよ
職人さん来てくれないかなぁ
723名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 21:41:56 ID:kzzGzc3j
身も心も繋がる師弟愛が読みたい
724名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 21:57:52 ID:yDscddTE
さびしい
何でもいいから読みたいデス
725名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 22:26:30 ID:iq7XiPFS
西遊記ナマカがエロエロしてくれりゃいい
職人さんおねがい!
726名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 09:28:12 ID:riZS1FGd
こういうスレ最低。
727名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 16:12:09 ID:u+Evsfgi
そう言うなよ
とにかく職人さんが書きやすいスレにしよう!
気が向いたら気軽に書いて下さいよ
728名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 19:09:34 ID:fAzjy2Nk
サラ乙

こういうサラ最低
729名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 19:36:48 ID:kP5X3K2X
とにかく職人さん、お気軽に投下してください。
730名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 20:55:11 ID:vO0GOsbM
待ってますよ〜
731名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 22:39:00 ID:dPgYLjAU
誰かきてくれんかのう…
732名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 01:16:54 ID:kS4+DXkp
とりあえず三蔵をパイパンに…
733名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 10:39:57 ID:eMaBo2Z2
バイバンって何?
734名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 12:21:13 ID:/H9e9nyj
>>732
パイパン三蔵いいねぇ 頭を剃るついでに下も…
735名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 21:39:21 ID:ySQshgaJ
僧侶だしな、ってオイ。

自分じゃでできないから弟子が剃るのか?
736名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 09:14:02 ID:l+9UuN86
こういうスレ香取慎吾や深津絵里が見たらどう思うだろう……。
737名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 22:05:41 ID:DfGCsJ8g
香取は妄想オナニー
深津は2ちゃん恐怖症
738名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 22:25:16 ID:D4Vaa4qH
踊るパロでもヤラレまくってたなーすみれちゃん
739名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 09:26:42 ID:gXqolvCB
737←そんなわけないじゃん!!
740名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 11:28:22 ID:3Vo5HxcN
2人でエロパロプレイしちゃえ
741名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 15:02:44 ID:GTYSXN8/
ということで…
悟空×三蔵のラブラブエロ書いてほしいな〜
742名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 17:22:58 ID:5ifZUUlg
高熱でハァハァ言う三蔵を優しくエッチに看病するなまか。
743名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 17:01:32 ID:dP9BL0u2
熱が下がっても快感責めでハァハァする三蔵となまか
744名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 22:56:44 ID:0CUMMvjE
三蔵奉仕
孫娯喰
沙護情
猪発快

エロパロ読みたいよ
745名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 17:53:57 ID:HOmj/wtR
ボクもよみたい
746名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 22:13:53 ID:ewCWI5V1
>745
慎吾くんいらっしゃいwwwww
747名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 17:35:23 ID:farNRFmt
高熱でうなされるごくうを全身で看病する三蔵
748名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 23:58:18 ID:DEEX1V82
よけい熱があがっちまう!そうなるとさんぞーの身がキケン!
749名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 17:20:33 ID:Ik53MFKB
…誰もいないのかい?><超さびしいけど

職人さんが戻ってくるのを信じて保守するゾ!!
750名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 06:07:45 ID:vbjmmmR5
風邪ネタ素敵…!
というわけで書いてみました。
三蔵が風邪をひいて、悟空が看病しているという設定です。

初投下な上に途中までで、お見苦しい点だらけでしょうが…。


-------------------------------------


不快な、浮遊感にも似た感覚と共に三蔵は目が覚めた。
何か夢を見ていた気がするが、頭が霞がかったようにぼんやりとして、思い出せない。
うろうろと視線だけを彷徨わせると、自分を見下ろす悟空と目が合った。ベッドの隣、いすに腰掛けて
ずっと三蔵を看病してくれていたようだ。
「目ぇ覚めたか?」
(…悟空。)
名前を呼んだつもりだった。
しかし三蔵の喉はカラカラに渇き、うめき声のような音を出すだけに終わる。
ベッドに横たわったまま悟空を見上げるばかりの三蔵に、悟空はやれやれと言った風に肩をすくめたが、
すぐに真剣な顔をして言った。
「おっしょさん。調子が悪いなら、何で言ってくれなかったンだ。俺たち、なまかじゃねえのかよ。
急に倒れるから、俺は……心配したんだからな!」
悟空の言葉を聞きながら、三蔵は鈍る頭の隅でここ二、三日のことを思い出していた。
心配をかけまいとした無理をしたせいで、逆に大切な仲間を心配させる結果となってしまった。
熱はほとんど下がったものの、まだ体が重く、ベッドからろくに動くこともできない。
751悟空×三蔵 2:2007/05/30(水) 06:11:33 ID:vbjmmmR5
ただの風邪だと言っているが、心配した悟浄と八戒は薬草を探しに、未だ毎日遅くまで山に分け入って
いるようだ。
そして悟空。…あの荒くれ者が、食事も忘れて看病をしてくれている。
仲間からの気遣いに嬉しさが湧きあがると同時、申し訳なさと情けなさに、三蔵は目の奥が熱くなって
いくのを感じた。
ここで涙を見せればまたしても心配をかけてしまうと思い、必死にこらえるのだが、喉元から
せりあがるような熱はたちまちに三蔵を支配してしまう。
瞬きをした刹那、とうとう涙がこぼれた。透明な液体は音もなく目じりを伝い、枕に染みこんでいく。
「ああもう、泣くなよおっしょさん。おしょさんに泣かれると俺、どうしたらいいか分かんねえ」
悟空の大きく武骨な指が涙をすくいあげた。しかしその暖かさに、尚のこと涙があふれてきてしまう。
悟空の両手を使っても、指の間からぽろぽろと涙は零れ落ちていく。感情を制御することができず、
三蔵は困惑した。「すみません」と謝ろうとした三蔵の頬を、ぬるりと何かが撫ぜた。
「おっしょさんの涙、しょっぺえ」
びっくりして何も言えずにいる三蔵に構うことなく、悟空はべろりと頬を舐めあげた。唇にごく近い
部分を悟空の舌が行き来し、三蔵の心臓がドクドクと鳴り響いた。
たまらず目を閉じる。
752悟空×三蔵 3:2007/05/30(水) 06:13:44 ID:vbjmmmR5
「…ご、く、う…。」
掠れる声で何とか名前を呼んだ。重たく、持ち上げるのも億劫だった腕を伸ばす。大きな掌が三蔵の
手をそっと包みこみ、心臓はさらに激しく収縮を繰り返す。
「おっしょさん…。」
熱を帯びた声に瞼を上げようと思ったときにはもう、唇が重なっていた。涙で濡れてはいない唇を、
悟空の舌が舐めあげていく。舌が唇を這う感覚に、ゾクゾクと肌が粟立つ。
息苦しさからうすく開いた唇の間を縫うように、悟空の舌が三蔵の口内に侵入してきた。
「ふっ…は…。」
三蔵の逃げる舌を悟空の舌が追いかけ、捕まえ、絡み合う。三蔵の舌だけでなく、頬の内側や上顎、
歯列のひとつひとつをなぞるように悟空の舌はゆっくりと動いた。
唇が離れても、三蔵は潤んだ瞳を悟空に向けることしかできない。どうにか言葉を発しようと
開きかけた唇は、すぐにまた悟空に塞がれてしまう。
「いけませ、ん…。ごく、ぅ…風邪が、うつり、…ンッ」
三蔵の言葉を遮るように悟空の左手が動いた。掌でやわやわと胸を揉みしだかれ、三蔵は息を呑んだ。
右手は片手で器用に帯を解き、地肌に指をすべらせていく。
敏感になった肌が冷気に触れて、三蔵はびくりと体を震わせた。
「ご、悟空。何をするのです」
「おっしょさん、すげえ掠れ声」
「質問に、答えなさい」
「なあ、おっしょさん。気づいてた?」
753悟空×三蔵 4:2007/05/30(水) 06:16:26 ID:vbjmmmR5
顔の位置を下げながら悟空が尋ねる。
「何を…ひゃんっ!」
三蔵が唇を開いた瞬間、悟空は胸に顔を埋めた。長い舌で小さな頂にある飾りのようなそれを一舐め
すると、三蔵の口から悲鳴のような甲高い声がもれる。
自身でもそんな声が出たことに驚きと羞恥を感じたのだろう、三蔵はぱっと両手で口を覆った。その
顔はみるみる赤らんでいく。
悟空は唇を歪ませ、ニヤリと笑った。
「その声、めちゃくちゃ色っぽい」


-------------------------------------


―と、すみません。ここまでです。
初期の神々と比べると…こんな文章で本当に申し訳ない気持ちです。
書き込みも落ち着いているようなので、続きはのんびりと考えます。
754名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 15:32:06 ID:e7gP4m2V
>>750-753
久々のGJ!age
新しい書き手さんも大大大歓迎ですよ〜
続きもすごく読みたいし気楽に書いてね。
755名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 13:04:40 ID:ypyAMiPP
>753
GJ!! ウェルカム西遊記スレヘ!!
続きゼッタイ読みたいデス・・・のんびり待ってマス
756名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 18:44:48 ID:wtJJVPOM
復活キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!
悟空×三蔵ss待ってたよー続編楽しみ。
757悟空×三蔵 5:2007/06/01(金) 03:02:34 ID:aegPAimZ
750です。皆さん、ありがとうございます。優しい反応にほっとしました。
以下、>>750-753の続きです。


-------------------------------------


悟空の与えるすべてに、三蔵は自分がどろりと溶けていくかのような不思議な感覚を味わっていた。
もうやめてほしいと思う反面、足りない、とも思う。何が足りないのか、三蔵には分からない。
しかし体は無意識に腰を揺らし、膝を擦り合わせている。三蔵の体の奥で、不確かな熱が溢れていた。
「おっしょさん、どうした?」
三蔵の動きに気づいた悟空は、ニヤニヤと意地悪く微笑みながら問いかけた。しかし三蔵はうまく
この感覚を説明することができない。
否、説明することはできる。体の奥が燃えるように熱いことや、その熱が悟空の与えてくれる快感を
もっと必要としているらしいことを伝えるのは簡単だ。そして言葉は荒いが実のところ優しい彼が、
自分のためにきっと心を砕いてくれることも、容易に想像がついた。
「言わなきゃわかんねえよ?」
悟空の手によって、口を押さえていた三蔵の両手は左右に開かれた。
しかし三蔵の口はぱくぱくと開閉を繰り返すことしかできない。己の欲を口にすることに、背徳感と
羞恥心が湧き上がるせいだ。
悟空はそんな三蔵の反応をしばらく楽しそうに見つめていたが、ふいに三蔵の足に手をかけた。
悟空の行動を熱にうかされた体でぼんやり見つめるばかりの三蔵は、次の瞬間、突然の浮遊感に驚いた。
三蔵の足が、悟空の肩に担ぎ上げられている。
「ったく。おっしょさんは素直じゃねえなぁ〜。」
三蔵は力の入らないなりに抵抗を試みるが、難なく押さえ込まれてしまう。
758悟空×三蔵 6:2007/06/01(金) 03:05:47 ID:aegPAimZ
あらわになった内腿を悟空の指にツツ、と撫であげられると、三蔵の唇からは意図せず切なげなため息
が漏れた。
「ココ。」
言いながら悟空の指は内腿からするすると上っていく。中心に触れると、既に下着は湿っていた。
「濡れてる。」
カッと。三蔵の体中が燃えるように熱くなった。恥ずかしさでおかしくなりそうだ、と思った。
自分は仏に仕える身なのだ。何度言い聞かせても、そして何度悟空を止めようと思っても、三蔵はその
先に進むことができなかった。
おぼろげながら、三蔵は気づいているのだ。三蔵を辱めるようなことを囁く悟空の、その目がひどく
いとおしげに自分を見つめていることに。そしてその瞳に、三蔵自身がとろけるような喜びを感じて
いることに。
下着の上から、割れ目をなぞられる。それだけでも三蔵の体は小さく痙攣してしまう。
声を出すまいと引き結んだ唇は震え、きつく寄った眉間の皺と潤んだ瞳がどうにも劣情を誘う。
悟空はゴクリと喉を鳴らした。指が、下着をはぎとった。
「んっ!ご、ごくっ…やめ…っ!」
はぎとったそばから、悟空の指が挿し入れられる。指は襞をこすり、なぞる。三蔵の足がガクガク震え、
その拍子に片足が悟空の肩から滑り落ちた。しかし行為を止める気にはなれない。
指をいったん引き抜き、入り口のひだを丁寧にこする。顔を近づけ、足の間から覗き込むように三蔵を
見下ろした。
「なぁんでやめろとか言うかなぁ。気持ちいいだろ?
…なあ、おっしょさん。舐めていい?」
喋るたびに息が吹きかかる。目の前がチカチカするような刺激に三蔵は苦しんだ。
未知の感覚が空恐ろしく、いやいやと首を振る三蔵は、その動きすら悟空の欲情を煽ることに気づいて
いない。
ざらりとした舌がひだを掠め、三蔵は大きくのけぞった。
「っあぁ!」
もはや声を抑える余裕などない。細い手を懸命に伸ばして悟空の頭を引きはがそうとするが、小刻みに
震えるその両腕は、悟空の頭を抱きこむだけに終わった。
759悟空×三蔵 7:2007/06/01(金) 03:08:08 ID:aegPAimZ
舌を尖らせるようにして、悟空は三蔵の内部に入り込んだ。充血した襞をねっとりと舐め、
さらに奥へ。悟空の行動のひとつひとつ――それがどんなにささいなものであっても――が三蔵には
強すぎる刺激となってしまう。三蔵は、その刺激に溺れた。
悟空は夢でも見ているかのような気持ちでそんな三蔵を見つめていた。舌先が、三蔵の敏感な部分を
探して蠢く。三蔵はそのたびにあられもない声を上げ、欲望の火がともった瞳で悟空を見つめる。
いつも清廉としている高貴な人がこうして乱れる様は、脳を揺さぶられるような愉悦となって悟空の
欲を昂ぶらせた。それを施しているのが、そして見ているのが自分だけだと考えると、より一層欲は
悟空を飲み込んでいく。
やがて悟空の舌先が、隠れていた蕾を見つけた。
「ん、っふぁあ!」
途端、電流が突き抜けたかのような鋭い感覚が三蔵を襲った。三蔵は未知への恐怖よりも驚きが勝ち、
目をぱちぱちと見開いて悟空を見つめている。
「ご、悟空っ…はぁっ」
「はーい、おっしょさん。」
「いま、の、は…な、何です、っんん!喋っているとき、ン…に!手を動かすのはやめなさい!」
三蔵が言葉を紡いでいく間にも、悟空は指を伸ばして三蔵の胸の先端を弄っていた。指先でくすぐる
ように優しく撫ぜ、時折はじく。そうすると三蔵の内部はさらに潤い、とろりと蜜が溢れてくるのだ。
「今のはー…んー、そうだなあ。おっしょさんが、気持ちよくなったンだ。」
「気持ち、よく…?」
「そ。俺の舌に感じちゃったってこと。」
「なっ……!」
悟空の言葉に慌てて顔を上げる。そうすると、濡らした口元を拭ってもいない悟空と目が合った。
悟空の口を濡らしたものの正体に気づいてしまうと今更ながら自分達のしている行為が思い出され、
三蔵は一瞬で真っ赤になった。
首まで赤く染め上げて自分を見つめる三蔵がおかしくて、可愛くて、悟空は思わずククッと喉の奥で
笑う。
「もーっと気持ちよくしてやっからな。」
「えっ、ごく、ひゃ、ああああんっ!」
悟空の指が、ぐっしょりと濡れたそこに再び入り込む。舌により見つけられた敏感な部分を、指は容赦
なく攻め立てた。舌は相変わらず三蔵の内部をかき回すように這い回る。襞を舐め上げ、しゃぶり、
吸い上げる。
760悟空×三蔵 8:2007/06/01(金) 03:11:23 ID:aegPAimZ
あまりに強すぎる刺激に、三蔵の中で何かが弾けかけている。それが爆ぜてしまうのが、たまらなく
怖い。味わったことのない感覚に身を委ねてしまうのが、恐ろしい。
快楽の波にたゆたいながらも泣き出しそうな瞳で見上げてくる三蔵に、悟空は安心させるように囁いた。
「おっしょさん、怖くねえよ。俺がいるんだから。」
「ごくっう、はぁあ、んんっ!」
「だぁーいじょうぶ。おっしょさんは、俺のことだけ考えてりゃいいの。」
「ごくっ、ごくう、悟、空っ…。」
三蔵は悟空の名を呼び続けた。それに応えるように悟空の指の動きが速くなる。三蔵は濁流に飲まれる
のにも似た気持ちで、高みへと確実に近づいていった。しかし先ほどのような恐怖は、もうない。
「ご、くう、ああ、ごくっ」
「おっしょさん、可愛い。」
名を呼べば悟空の暖かな声が鼓膜を満たす。そのことに、心臓がズクン、と甘く疼く。それに安心し、
また勇気付けられ、三蔵は快楽の波に身を委ねた。
瞬間、腰がひきつり、背中が弓なりに反る。何かが体を駆け抜け、足の先までビクビクと痙攣した。
「んっ、ふぅっ、あぁぁぁぁあああ!」
悟空が指を引き抜くと、とろとろと蜜が足を伝い流れていく。熟れた果実を思わせるようなそこが、
なまめかしく収縮していた。悟空を呼ぶように。


「おっしょさん、あの…。」
入り口にぴたりと熱の塊が押し当てられる。昂りの先端がわずかに襞をこすり、それだけでも三蔵は
小さく息を吐いた。皮膚の下を、ぞくぞくと何かが蠢いているかのような、痺れるような。
半分気を失いかけていたが、その刺激でようやく目を開くことができた。まぶたを持ち上げると、どこ
か気まずそうな悟空がこちらを見下ろしている。
肩に担がれていた足は、すでに下ろされ、代わりに膝裏から抱えるように悟空の手に支えられていた。
「んっ…ごくぅ…。終わりました、か…?」
「いやぁ、えーっと。まだ始まってもねえんだけどね。」
「な、なんと…。そうなのですか……。」
761悟空×三蔵 9:2007/06/01(金) 03:14:39 ID:aegPAimZ
あれだけの刺激を受けたというのに、まだ始まってもいなかったとは。三蔵は驚き、目を瞠った。
しかし悟空は昂ぶりを押し当てたまま、それ以上腰を進めようとしない。
「あのさ、おっしょさん。……いいのか…?」
「い、今まで勝手に事を進めておきながら、どうしたのです」
「だってよ。…おっしょさん、まだ、体つらいだろ…?」
まさかそんなことを心配しているとは思わなかった。三蔵は大きな目をますます見開いて悟空を見つめ、
その彼は照れたように、視線を彷徨わせている。
今まで主導権を握っていた悟空と今の悟空があまりに違いすぎるので、三蔵は思わず微笑んでいた。
腕を伸ばす。悟空の首に、それは巻きついた。しなやかな腕は、汗をかいたためかしっとりと悟空の
首に吸い付くようだ。悟空は、惚けたように三蔵の動作を見つめていた。
三蔵が、顔を真っ赤にしながら、言いにくそうにぼそぼそと呟く。それはおそろしく小さな、文字通り
蚊の鳴くような声だったが、悟空の耳にははっきりと届いた。
「今更、何です。それなら最初からしなければ良いでしょう。
……わ、わたしは、悟空に、だ…抱かれ、たいのです。」
悟空は一瞬のあいだ、息をすることを忘れていた。三蔵は言うと真っ赤な顔を隠すようにふいとそっぽ
を向いてしまう。
その首筋に、一体いつ付けてしまったのだろう、無意識に付けてしまったらしい鬱血の痕が赤く残って
いた。
「すんげえ、痛いよ。」
「の、望むところですっ。」
「おっしょさん。」
「はい」
「……おっしょさんのこと、俺、めちゃくちゃ愛しちゃってる。」
悟空の言葉に少し驚いた顔を見せた後、三蔵は「何を今更」と静かに微笑んだのだった。


<終>


-------------------------------------


長文な上に最後まで書けなくてすみません…。力尽きました。
またここに神様方が戻ってきてくれることを祈ってます。
762名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 19:07:40 ID:DQfGpZbG
>>757-761
長文大歓迎乙!&GJ!!
やっぱり愛あるエロパロはいいね、エロかわいい。
再放送も始まりまた神もスレ住人も戻るといいなぁ
750さんも見捨てないでまた書いてくださいね。
763名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 11:05:02 ID:NSJ6r9s9
新神キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
悟空×三蔵風邪ネタリク、アリガトウ!!!
ラブエロラブな感じで良かった。。。
新作も待ってる。
764名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 22:49:57 ID:4ndqsxBW
>>761 
いや〜んコレカラが本…妄想しちゃうぞ(*´Д`)ハァハァ
猿と師匠は合意で繋がってるが河童と豚が帰り
その最中を見たら猿が寝込みを襲ってると思うだろーな
765名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 01:41:49 ID:rrpTYyUa
カッパとコブタも合流し看病という名の4p
766750:2007/06/04(月) 11:17:34 ID:pRLnQc2s
>皆さん
ありがとうございます。
まさか感想を頂けるとは思っていなかったので嬉しいです。
また機会があれば書き込ませてください。

>>764さん、>>765さん
ぜひそれを文にして下さいお願いします…!
767名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 19:31:53 ID:I/+1Vlu7
>>766
750さんの愛あるエロパロ好きだな〜
新作思い浮かんだらどんどん書いてくださいね、待ってるよ。
768名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 18:06:23 ID:wfwTQgfd
旅の間1人+3匹で毎晩寝てるんだろ?
そりゃ寝こみ襲われやられまくりだ三蔵ちゃん
769名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 20:50:13 ID:xo25EPVa
再放送みてびっくりした。
なんてエロパロ向きの萌えドラマなんだ・・。
設定からしてもう色々エロ過ぎますよ。
三蔵法師は自分の中で、実は女っていう設定で脳内決定してるし、
三蔵法師の肉を喰らうと永遠の命を授かる、っていう噂なんて、
「三蔵法師の肉を喰らえば」=「三蔵法師の肉体を犯せば」の隠語なんだと
自動的に脳内変換してますよ。
ミッチーなんて舌なめずりしてるし・・・。
純真で超非力なおなご一人+その他周りみんな屈強な妖怪(弟子含む)なんて
犯されまくりヤラレ放題だ・・・常識的に考えて。
おまけに周りの弟子はみんなお師匠様お師匠様って熱烈に慕ってるしさ・・。
毎夜一緒に宿泊してるしさ・・。
普通に三蔵総受けでめっちゃ萌える!!
>>41とか>>55とかめちゃめちゃ読みたい・・・
770名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 20:58:00 ID:WHntbKab
そうでもなきゃつらく長い旅なんぞやってられんがな(´・ω・`)
さんぞーは総受け、リンリンは飛び入り参加
771名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 03:05:23 ID:bTT/ao9t
偽三蔵一味登場!
セクシー三蔵…より、ココのエロ可愛三蔵がいいな
772名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 18:48:13 ID:LbWM2mmF
やっぱり美白最高だよ
773名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 17:21:58 ID:ns4vccRg
三蔵法師=色白美人じゃなければ萌えない
774名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 00:18:18 ID:Q0/M1M+V
凛々は盗みに入ったところを妖怪に捕らえられていた。
「痛い!離して!!」
「ずいぶん威勢のいい女だな!それに・・・なかなかの上玉だ・・・」
凛々は妖怪たちの舐めまわすような視線にさらされる。
「ん??この女どこかで・・・!!この女・・・となりの国の姫だ」
「どうりでイイ女なはずだ、まぁなんにせよお仕置きをしないとな」
妖怪たちは不気味な笑みをうかべる。
「なっ・・何をする気!?」
「わかるだろ?」
そういって胸を鷲掴みにする。
「いやっ!!やめて!」
「おおっ!やはりいい大きさだ」
「こっちもよさそうだ」
形の整った綺麗な尻にも手をかける。
「やめ!離せって言ってるでしょ!!」
彼女も激しく抵抗する。
「ずいぶん威勢がいい、そうこなくてはな面白くないですからね」
ビリリリッ!!
凛々のドレスの胸のあたりを引き裂くと形の整った乳房が露になり妖怪たちの視線を集める。
「み、見ないで!!」
「下着も付けていないなんて犯されても文句は言えませんぞ姫様」
妖怪たちは我先にと乳房に群がりしゃぶりつく。
「んっ!んんっ!」
「姫様は感度もなかなかのようですな」
「誰が・・感じて・・なん・・か・・ん!」
(だめよ・・・ここは・・・声を・・我慢しない・・・と)
「こっちはしっかり湿っているじゃないか?」
妖怪の指が秘所に侵入した。
グチュグチュ
「あああっ!」
「こっちのほうが好きなようだな・・・ほらほら」
「んっ!あっ!あっぁっ!」
(もう・・・だめぇ・・声が・・・出ちゃう・・・)
「あっ!あっ!!んっ!ダメェ!んっ!!!いやぁぁぁぁっ!!!」
「はぁ・・・はぁ・・・」
775名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 00:44:41 ID:Q0/M1M+V
「もうイキやがったぜこの淫乱女」
(こんなやつらにイカされるなんて・・)
「ずいぶん気持ちよかったようですな姫様?」
「そろそろ私たちのばんですな」
「えッ!?」
ズズッ・・・ズッズッ 妖怪のペニスが秘所貫いた、。
「だめぇぇぇ!いやっ!あっ!早くっ!抜いて!!」
妖怪はかまわずピストン運動を続ける。
「あっ!ああっ!んっ!んあああっ!!」
「おれも我慢できねぇ!」
凛々の口にペニスを挿しこむ
「んっ!んんっ!!」
「たまらねぇ・・・すぐにでも出してやれるぜ」
「じゃあおれはこっちの穴を頂こう」
「んぷ・・らめぇ!!・・これ以上・・・・・」
ズッ
「きっついな・・ん・・うっ・・しっ・・締まる!!」
ズッ!ズッ!ズッ!!
「うっ・・・出すぞ・・全員で・・出してやる!!」
「んんっ!そんなぁ!!んぷ!!いやぁぁぁぁっ!!」
ドクドクドク・・・
凛々の穴という穴から精液があふれだした。
数日後
以前の凛としたすがたはなくそこにあったのは妖怪たちのペニスを悦んで受け入れている
肉奴隷となった凛々の姿だった。


776名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 18:31:39 ID:tyfiHxkW
新たな神登場!!GJ!
今後の展開が気になる。凛々…
777名もなき戦士の人:2007/06/17(日) 00:21:17 ID:FL3SOmkr
おにゃのこ悟空と男の三蔵のネタ書いてるけど
需要はあるかな〜

TVドラマの設定じゃなくて
原題の西遊記に近い感じ(?)なんですが〜
778名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 00:53:51 ID:9DjkC6LY
ここは一応テレビドラマ化されたものを、という規定があるみたいです。
>>1参照)
でも個人的には読んでみたい…!!他の方達はどうでしょう?
779名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 12:41:50 ID:ljvgLWH+
>774
乙!…凛凛カワイソス。
>777-778
私も読みたいデス…
興味ない人はスルーしてもらってネ。
三蔵&悟空の中身が入れ替ったと
想像してもイイカモ。
780名もなき戦士の人:2007/06/17(日) 13:22:19 ID:FL3SOmkr
いちおう…そのネタにおける人物設定

孫悟空:かつて天界を騒がせて五行山に封印された斉天大聖(自称)。
花果山の岩より生まれた後に不老長生の術を学び、閻魔大王の死者帳簿から名前を消し去ることで寿命から解放され、
さらに蟠桃園(ばんとうえん)の神桃を食すことで不死身の肉体を手に入れた猿妖。
見た目は愛らしい猿少女であるが気性は激しく喧嘩っ早い。意外と姉御肌。あとロリ巨乳(これは外せない)。

三蔵法師:長安の化生寺において有名な高僧…であるはずなのだが、その実態は好色極まりないエロ坊主。
なぜか観音菩薩に見出され天竺へと教典を受け取るべく長い旅に出る。筋骨隆々で男臭い雰囲気を漂わせており、
多少の障害には動じない豪胆な性格。並外れた巨根の持ち主である。

やっぱりこのスレの雰囲気とは合わないかもしんない?
781名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 13:50:11 ID:R+EOJLBF
サラかもしれないがここはスレタイ通りドラマ派生スレなんで
他のオリキャラスレの方が問題ない思います
782名もなき戦士の人:2007/06/17(日) 15:47:15 ID:FL3SOmkr
お騒がせしてすいません。

上記の作品は女体化スレの方に投下してみました。
>781さんアドバイスありがとうございました〜
ちなみに僕はサラさんという人ではないです。
783名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 02:25:09 ID:kGxGIPiU
面白そうじゃんか
いま職人不足だし気軽に書いてくれ
784悟空×三蔵 1:2007/06/18(月) 03:45:42 ID:ER2vhHQ1
お久しぶりです、750です。
またしても悟空と三蔵で投下します。

苦手な方はスルーお願いします。




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悟空は鼻が利く。
それは彼が元々猿の王であったことや、さらに言えば妖怪であることも関係していた
のだろう。しかしそんな理由付けなど、今はどうでもいいことだ。
悟空は鼻が利く。だから、すぐ分かった。
「おっしょさん、アンタ……」
「それ以上言ってはなりません。悟空」
ぎりぎりと睨みつけてくる、このような三蔵の目を、初めて見た。
そしてそれだけに、自分の感じた疑惑が信憑性を増していく。
「私は、仏に仕える身。天竺へ行く事を使命とする、僧侶なのです」
自らに言い聞かせるように言うと、三蔵は固く目を閉じた。まるで悟空を思考の中から
締め出そうとするかのような行動に悟空は些か傷ついたが、すぐに食って掛かる。
悟浄なら三蔵の気持ちを察して見て見ぬ振りをし、八戒なら気持ちを察せずとも優しい
言葉をかけただろう。
しかし悟空は「悟空」なのだ。
そんな態度など、優しい言葉など、できるはずもないし、思いつきもしない。
ただ自分の思うまま、信じるままに、言葉を吐き出した。
「僧侶? ハッ、笑わせてくれるじゃねぇか、おっしょさん。
アンタそうやってずっと俺達を騙してたのか? 騙していけると思ったのか?」
「お黙りなさい、悟空。それ以上言ったら許しませんよ」
「じゃあ今すぐこのワッカを締め付けてみろよ! 俺が間違った事を言ってンならな!」
「悟空!」
ダンッと数珠が突きつけられる。しかしそんなもの、悟空は怖くも何ともない。
むしろ怖がっているのは三蔵の方だ。
数珠を握りしめた拳は、いっそ哀れなほどガタガタと震えていた。
悟空はその突き出された三蔵の手首を握りこみ、思い切り引き寄せた。
三蔵はふらつきながら悟空の胸に倒れこむ。慌てて体を離そうとするが、悟空の手が
それを許さない。抱きしめるように回された手は三蔵の肩をしっかりと掴んでいる。
それは決して痛くはないというのに、逃れられない。
ひどく熱い掌だと、どこか冷静な頭の内で三蔵は思った。
「どうした? 早くしろよ、おっしょさん」
「……ごくう……」
「出来ないのか? ああ、そうだよなァ!」
「っ!」
「だってアンタ僧侶なんかじゃねぇ! おっしょさんは、女だッ!」
悟空の鼻が告げている真実に、三蔵は目を背けるように俯いた。
785悟空×三蔵 2:2007/06/18(月) 03:46:35 ID:ER2vhHQ1
悟空の位置からわずかに見ることのできる白い頬が、震えている。恐怖か、不安か、
怒りか。様々な感情を心の内に留めておくことが出来ず、三蔵が震えている。
それを見つめていると、奇妙な充足感が悟空を満たした。そして同時に、恐ろしいほどの
罪悪感がじくじくと心臓を刺す。
こんな顔をさせたかったのでは、ない。
「……ごめん。おっしょさん」
「わた、……私、は……」
「うん、ごめん。ごめんね」
震える頬は完全に見えなくなった。三蔵が悟空の胸に、額を押し当てたからだ。
やがて小さな嗚咽が空気を揺らした。悟空の胸のあたりが、三蔵の涙でぐしゃぐしゃと
濡れていく。三蔵の熱い吐息がかかり、濡れたそこに冷たさは感じない。
三蔵の涙は何か……法力のようなものを、持つのだろうか。悟空は思った。三蔵の涙が
悟空の胸を濡らすたび、しゃくりあげる声が空気を湿らすたび、悟空の胸はきりきりと、
そして何故だか甘く――甘いとしか言えぬ、どろりとした質感を持って――疼いた。
「……わたし、は。……騙すつもり、など、なかったのです……」
「うん」
「私は、本当に、……本当の、僧侶に、なるつもりでした」
「うん」
普段の馬鹿がつくほどに生真面目な三蔵を見ていれば、そんなことはすぐに分かる。
三蔵は本当の僧侶になりたかったのだろう。経典を持ち帰るにふさわしい、清廉潔白な
玄奘三蔵に。
だが、世界は残酷だ。少なくとも三蔵にとって、世界は優しくなかった。
「おっしょさん、つらいか?」
「……分かりません」
只の女であったなら、悟空も気づかなかったかもしれない。焚き染められた伽羅の匂いに
騙されて、いつまでもぬるま湯のような師弟関係を続けていけたかもしれない。
しかし、三蔵は違った。
「分かりませんが……とても、苦しい」
三蔵は欲情していた。
悟空の鼻は痛いほどその匂いを嗅ぎ付けていた。
女のむせかえるような匂い。甘酸っぱく、雄の本能をどうにも刺激する、甘い香り。
頭がおかしくなりそうなほど強いその匂いを間近にして、悟空の本能がゆるりと鎌首を
もたげる。
「助けてください……悟空」
顔を上げた三蔵の、赤い唇が震えた。誘うように。
786悟空×三蔵 3:2007/06/18(月) 03:47:59 ID:ER2vhHQ1
その赤にむしゃぶりついた。三蔵が喉の奥で引き攣れたようなかすかな悲鳴を上げたが、
それを気に掛ける余裕もない。
荒々しく唇をこじあけ、中の舌を吸い上げる。柔らかなそれは触れただけで溶けていって
しまいそうなほど頼りなく、熱い。一舐めするごとに、悟空の体の奥で何かが咲く。
否、咲くという表現では温すぎる。溢れ、零れる。それこそ花弁が舞うように鮮やかに、
しかし椿の花がぽとりと落ちるのにも似て刹那的に。
血液が沸騰し、臓物がどろどろと溶けていく。そんな感覚を悟空は味わっていた。

角度を変え、何度も口腔内を貪りながら、床に引き倒す。
三蔵が息苦しさに喘いでいるのに気づくと一瞬は離れてやるが、すぐにまた喰らいついて
舌を舐る。
いつしか三蔵も悟空の舌を追いかけ、自ら絡めとっていた。
三蔵が舌を伸ばしてきたとき、悟空はひどく驚いた。それは三蔵が積極的であることに
対して、ではなく、自分の気持ちに対して。
三蔵の舌に絡めとられると、息ができなくなるような気がした。体全体が内側から震え、
音なき咆哮として悟空の心を軋ませた。
こんな感覚を、悟空は初めて知ったのだ。
勿論、口付けが初めてというわけではない。五百年の長い空白があるものの、孫悟空と
いう妖怪はなかなかに快楽主義者であり、妖怪の多くがそうであるように、好色であった。
しかしこんな、内から溢れるような感覚は、初めてである。
柔らかな舌先をつつき合い、ざらりとした表面を撫ぜ、舌の付け根をなぞる。
その度に薄い皮膚の下を何かがゾクゾクと這っていく。不快感ではない。ただ熱く、
そしてすぐに足らなくなる。
「んんっ、ふぅうう……」
三蔵の声。苦しさの中に見え隠れする、甘さ。それを見つけてしまうと、悟空はどうして
いいのか分からなくなった。
眩暈にも似ている。頭の芯がぐらぐらと傾き、心臓の音ばかりが耳の底でうるさく騒ぐ。
「おっしょさん、おっしょさん……俺、変だ」
「へ、ん……?」
「うん。すげぇ、変なんだ」
三蔵の潤んだ瞳が悟空を見上げる。透明な、まるでビー玉のようなそれに見つめられると
またしても眩暈に似た感覚が強くなった。
三蔵の掌――冷静に見てみると、それは一見して女のものと分かるような白く柔らかな
ものだった――が、悟空の頬に触れる。
輪郭を確かめるように撫ぜられ、悟空はくすぐったそうに目を細めた。
その掌を捕まえ、それにも口付ける。心臓は相変わらずうるさい。
「多分、俺は……俺は、おっしょさんのこと……すげぇ好きなんだ」
787悟空×三蔵 4:2007/06/18(月) 03:49:17 ID:ER2vhHQ1
悟空、と唇が形を作った。音はない。三蔵の表情を見るのが何故だか怖くて、悟空は
それから目を逸らすかのようにまた唇を塞ぐ。
床に倒したときに乱れたのか、はだけた法衣を左右に開く。日の当たらない体は不健康な
ほどに白く、艶かしい。
指先でなぞると、三蔵の体が隠しようもなく震えた。
「おっしょさん、怖い?」
「いいえ、その……怖いのでは、なくて……」
目を伏せたまま、三蔵は逡巡しているようだった。その目尻がぽってりと赤い。
何となく理由に想像がつくと、悟空は悪戯をした子供の表情でニヤリと笑んだ。そのまま
柔らかくなだらかな頂に指を這わせ、その先端を摘む。
「っ?! ふぁっ!」
途端にあられもない声を上げて真っ赤になった三蔵の耳元で、悟空は低く囁いた。
「おっしょさん、気持ちいいンだろ?」
「……!」
三蔵が息を呑む音がする。当たり、とまた意地悪く微笑んで、耳朶を甘噛みした。
柔らかい骨の形を舌でなぞり、奥に熱い息を吹き込む。そうすると、三蔵の女の匂いは
ますます強く、濃くなっていく。
「あっ、あっ、ああ、ごく、ごくぅ……」
感じたこともない刺激に翻弄される三蔵は愛らしく、また純真であるがゆえの色香がある。
汗でぬらりと光る肌がひどく淫靡に映り、悟空はたまらず噛み付いた。
「ひゃあっ!」
皮膚が音もなく裂け、白い肌に赤が滲む。
鈍い痛みは、しかし悟空がピチャピチャと傷を舐めることにより甘い疼きとなって三蔵を
苦しめた。
傷自体は本当に小さなものだが、かすかな血の匂いが悟空の神経を麻痺させる。
いっそのこと、この柔らかな肌を食い破ってやりたいと思い、その反面、暖かな毛布に
くるむかのように優しくしてやりたいとも思う。
矛盾した考えが悟空の体をぐるぐると苛み、しかし答えは出ない。
欲望が渦を巻き、悟空の体が熱を持つ。
はしたないほどに音を立てながら、悟空の舌は下腹部に降りていく。敏感なわき腹や臍に
まで悟空の舌は及び、その度に三蔵の体はビクビクと震えた。
太ももに舌を這わせると、女の匂いがいっそう強くなる。興奮は欲情を呼び、欲情が
衝動を生む。そして。
焦らすこともできず、悟空はひときわ女の匂いを発している場所、蜜を零しながら悟空を
誘うその場所へ、鼻面を押し当てた。
788悟空×三蔵 5:2007/06/18(月) 03:50:12 ID:ER2vhHQ1
「あぁああ!」
三蔵の唇から、ため息とも叫びともつかない声が漏れた。それは苦しげでありながら
悟空を急かすようで、悟空はその声がもっと聞きたくて舌を突き出した。
吐息で撫ぜると襞という襞がひくひくと震える。舌先で軽くつつくと、内からどろりと
蜜が溢れた。
それをすくい上げ、塗りつけるように陰核を舌全体で舐める。途端、三蔵の唇から、
悟空の欲していた声が零れ落ちる。
「はああっ、はっ、あ、ああ…!」
女の体のなかで、おそらく一番柔らかいのであろうその部分。火傷しそうなほど熱く、
そして溶けきったその部分を、悟空は無心で舐め続けた。
弾力のある肉芽を吸い上げ、襞を押しつぶし、内を侵す。
「ひあぁ、あっ、ご、く……」
三蔵は強すぎる快感から逃げるように腰を揺らめかせ、暴れる。しかし悟空の力に敵う
はずもなく、その行為は結果として悟空の舌を様々な場所へ這わせるだけであった。
膣内の奥、入り口の襞や敏感な肉芽。そのすべてを舌で舐られ、三蔵の体は跳ね上がり、
唇からは嬌声が止むことなく漏れた。
それは視覚、聴覚ともに悟空の本能を刺激し、悟空は目の前がチカチカするような愉悦を
味わっていた。

「おっしょさん、俺、ちょっと我慢できないかも……」
言いながら着物をくつろげると、そこからは充血し、痛いほど勃起した悟空の昂ぶりが
姿を現した。
三蔵は恥ずかしさからか視線をそれに合わそうとしない。
赤い顔をさらに染め、うろうろと視線を彷徨わせる三蔵が可愛らしく、悟空はからかう
ように唇を寄せた。少し唇を突き出すだけで触れ合いそうな距離まで顔を近づけ、ぶれた
視界のなか、三蔵を見つめる。
「おっしょさん、コレ見るの初めてなんだ?」
「あっ、あた、当たり前ですっ!」
「ふうん。今からね、コレがおっしょさんの中に入るの」
「あ、う……」
「そんで、中をグチャグチャに掻き回して、ガンガン突っ込んで、最後に……」
「も、もう言わなくていいです!」
三蔵は羞恥心に耐え切れず、顔を両手で隠してしまう。それがおかしくて、どうしようも
なく愛しくて、悟空は喉の奥で低く笑った。
「だぁーいじょうぶ。おっしょさん、こっち向いて?」
ちゅ、ちゅ、と触れるだけの口付けを指先に落とすと、やがて三蔵の両手がそろりと
開いた。
789悟空×三蔵 6:2007/06/18(月) 03:51:09 ID:ER2vhHQ1
真っ赤な顔にも口付けをひとつ。そして目で訴えかけると、三蔵は気まずそうに俯き、
小さく頷いた。
ぐちゅ、と濡れた音をたて、先端が三蔵の中にめり込んでいく。狭いその場所に無理矢理
押し入られる痛みに、三蔵は声にならない悲鳴を上げた。
「っ……う、う……!」
「おっしょさん、深呼吸して、しんこきゅー」
「で、できま、せ……」
苦しげに眉を顰める三蔵をあやすように悟空は唇を落とす。痛みを拡散させようと手を
伸ばし、三蔵の胸に再び触れた。
先端を捏ねるように指先で弄ると、じわじわと快感が襲ってくるらしい。切なげにため息を
ついた三蔵の、力が一瞬だけほどけた。
その隙を縫うように、一気に昂ぶりを押し込む。
「ああーっ!」
ガクン、と三蔵から力が抜けた。気絶したのかと悟空は一瞬あせったが、掌が悟空を
探すように持ち上がったのでほっと息をつく。
三蔵の手をかたく握り締め、愛おしむように口付ける。水の膜が張った三蔵の目は瞬き
ひとつで溢れてしまいそうであったが、三蔵はそっと微笑んだ。
許されている。そう思うと悟空は何故だか泣きたくなった。子が母に縋るように、三蔵の
胸に縋りついて泣き出してしまいたく、なった。
これ以上に穏やかで切なく、甘い感情を悟空は知らない。これだけしか、知りたくない。
ゆっくりと動き始めると、三蔵の唇からはまた吐息が漏れた。粘り気ある愛液が接合部を
しとどに濡らし、それが動きを早める。
叩くように腰を打ち付けると、三蔵は悲鳴のような嬌声を上げた。肉と肉がぶつかり合う
音が辺りに響き、激しい抽送に三蔵の内部がきゅうきゅうと締め付けてくる。
「ふああっ、あんっ、ん、んんっ!」
乱れた浅い呼吸の中、ふいに三蔵の内部が痙攣を起こしたかのように打ち震えた。
「あああっ、ああ、悟空っ、ごくっ、ひぃ!」
「くっ……おっしょさん、キツ……」
「やぁ、あ、ああ」
強い締め付けに耐え切れず、悟空は激しく腰を揺さぶる。強烈な一撃のごとく叩きつけた
その瞬間、三蔵の喉が仰け反った。
体全体がピンと糸を張ったかのように引き攣れ、内部がどろりと溶ける。
「きゃああっ!あ、ふ、ああー……っ!」
「……ッ!」
悟空は低く呻き、三蔵の内部に熱く滾る精を放った。
790悟空×三蔵 7:2007/06/18(月) 03:52:42 ID:ER2vhHQ1

「……悟空」
「わーかってる。忘れろって言うンでしょ?」
体を清め、きっちりと法衣を身に纏った三蔵は、いつもの清廉とした玄奘三蔵であった。
先ほどの事が夢であったのではないかと疑ってしまうほど、その表情、振る舞いからは
生々しい情欲の跡が消えている。
それが悟空にはどことなく残念でもあり、また安心でもあった。
三蔵への想いを自覚した今、きっとこれまでのような師弟関係ではいられない。それならば
いっそ破門してくれた方がいい。
三蔵を守るのは自分でありたかったが、この想いを貫き通せば、いつか三蔵の枷となる
かもしれない。
それだけは避けたかった。
「妖怪らしく滅法国に行ってもいいし、どっかの村で暮らしてもいい。とにかく、
おっしょさんに迷惑はかけねぇよ」
淀みなく喋り続けながらも、心はどんどん沈んでいく。せめて最後は笑って別れたい、
そう思って無理に唇を引き上げながら三蔵を見て……、悟空は、固まってしまった。
「なっ、何で泣いてんだよ、おっしょさん!」
「ご、く……」
「何何なに?! どうした?! まさか痛むのか?!」
「違……」
「じゃあ一体どうしたんだよ?!」
「……悟空」
頬に涙を筋をいくつも作りながら、三蔵は悟空を見つめた。
「……行かないでください、悟空。私は、……私は、貴方がいなければ……」
そう言って目を伏せる。零れた涙が、新しい道筋を作って落ちていく。
悟空は混乱した。三蔵が泣いている。それは自分の言葉のせいだ。自分が三蔵から離れると
言った、たったそれだけの言葉に、三蔵は子供のように泣いている。
「おっしょさん、泣かないでくれよ。俺、ホラ、期待しちゃうから」
「……いい、です」
「はっ?」
「仏に仕える身で、このような事を申すのは間違っていると、重々承知しています。
……しかし、私は、……私は、悟空のこと、を……」
三蔵の言葉を、最後まで待てなかった。
抱きしめた背中の薄さにまたも欲情が疼いたが、今はそれどころではない。
力任せに抱き込んでいるせいで三蔵は痛いかもしれないが、今の悟空には力の抜き方さえ
覚束ないのだった。
「……ごくう……」
「おっしょさん、アンタ馬鹿だ。大馬鹿だよ。俺みたいな妖怪好きになるなんて」
「そう……かもしれませんね……」
悟空が責めるように呟いても、三蔵はただ静かに笑うばかりだった。悟空はまたしても
泣きたくなってしまい、それを誤魔化すように瞳を閉じる。
世界一の馬鹿は、そんな三蔵に心底惚れている自分に違いないと、そう心の内で呟きながら。



<終>
791750:2007/06/18(月) 03:55:39 ID:ER2vhHQ1
以上です。
長文で読みにくかったら申し訳ないです…。

>777さん、ぜひまた作品が出来上がりましたら投下してください!
792名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 04:15:04 ID:6qY9W9mz
超GJ!!!
793名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 12:22:52 ID:bLHL2Q+h
>>784
素敵です。ありがとう。
794名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 17:21:48 ID:y9BMZKEs
>>784-790
GJ!!萌えた…三蔵も悟空も愛し愛され過ぎ。
>>781
長文大歓迎ですよ。
>750さんのSSはHなのにLOVE度が高くてイイ!!
悟空×三蔵の師弟愛…やっぱり好きだ。
795名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 17:42:01 ID:y9BMZKEs
追記
>>777
私も読みたかったな…ロリっ子悟空×男前三蔵。
あらかじめ作風を書いてくれたら判るし
西遊記キャラなら性格変更で遊ぶのも楽しそう。
また書いてね、待ってますよ。


796名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 19:15:19 ID:wFQa0L06
>>795
悪いが最遊記ネタやオリキャラネタはスレ違い
797名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 21:29:19 ID:+M/wFEIo
最初に書いてあるように
TVドラマの設定のみでパロをお願い致します…

>>750 さん
おいしく読ませていただきました!やっぱりラブいお話はいいですね!
798名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 02:15:05 ID:X5tLuXDg
>>782 呼んで見たいが女体化スレがみつからない。
799名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 02:23:53 ID:X5tLuXDg
あった。
800名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 18:43:33 ID:jpzzUy0a
誰もいなくて淋しいな…

何にも知らない三蔵に弟子達が快楽を教え込むようなエロパロが読みたい
神職人様、戻ってきておくれ!
801名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 22:00:33 ID:NYzg1qZN
映画はよ見たい!
新しい萌えを補充したいおwww

映画始またら神職人がたもどんどん萌えをはきだしておくれwww
802名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 00:37:58 ID:fJl2gQNM
>>800
猿/豚/河童→三者三様のエロテクで三蔵を説体してほすぃ
803名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 00:58:11 ID:ym2WNcXZ
>802
猿→がむしゃら
河童→優しい
豚→まさかの言葉攻め

だったりな
804名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 09:28:09 ID:kGyWfQy8
まさかの言葉攻め…吹いたwww
805名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 17:15:30 ID:BOHvDC9J
>802
 猿→絶倫〜タフで疲れ知らず
河童→テクニシャン〜アクメ上手
 豚→言葉攻め得意〜クンニ好き
806名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:31:44 ID:KOlvoh4w
偽三蔵に犯される豚とか読みたい
807名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 00:16:46 ID:I3A/KaBe
偽三蔵はイラネ。
おっしょさんだけでいいよ。
808名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 13:47:04 ID:eoLHWFG4
偽三蔵は萌えないな
それよか上スレにある時の国?で変貌した三蔵がエロくていい
809名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 14:41:04 ID:HbNU0iXF
56神〜〜帰ってきてくれ〜〜〜!!!!
810名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:07:48 ID:FV5rCDad
>>805
合体(3p)すりゃ完ぺキじゃないか!
おっしょさんとエロ天竺へGO!!やな
811名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 18:38:47 ID:kA/80EMU
>>810
いいなエロ天竺
「みんな仲良くするのが一番です。さあ、次の相手は誰ですか?」
「「「おっしょさ〜ん!!!」」」
812名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 12:40:22 ID:92n2NvR3
なまか4pを書くツワモノはおらんか?
813名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 11:09:22 ID:Yg5IxZUC
キモい
814名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 12:10:21 ID:puZBh9SF
>>811
みんななま(生)か

おっしょさん妊娠しちゃうな…
815名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 20:43:49 ID:oaAlOcL1
ファミマ
如意棒トルティーヤ
三蔵イッチ(サンドイッチ)

なんかエロス 
816名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 18:34:38 ID:fL/706/e
>>815
さんぞうイッチの具
ゴクウ(タマゴ)
ゴジョウ(バンバンジー)
ハッカイ(ハムカツ)
これをさんぞう食パンに挟んで食う…ヤバイ
817名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 09:36:46 ID:dbP5FfHF
映画ってどうなの?
818名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 07:59:02 ID:HZLTJxQ/
通りすがりですが夢を見たので内容を書いていきます。

妖怪に襲われていた女性を悟空が助ける。
妖怪の毒にやられてないか調べてあげると言って服脱がせて触りまくり。
こんな夢でした。 
819名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 11:10:28 ID:j9OFbGpP
悟空×沙悟浄
八戒×沙悟浄
三蔵×沙悟浄 読みたいw
820名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 19:25:43 ID:m9TRYzmv
>>817
どう考えても三蔵を女として扱ってた
三蔵×悟空
(八戒×悟浄)
ぽかった
821名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 03:11:50 ID:NeW6fmb1
映画がそんなにも悟×三ぽいなら見ようかな

ここって注意書きすれば多少のネタバレはOK?
822名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 15:31:04 ID:duYHklxI
映画観て来たー。悟空と三蔵の師弟愛が色濃く出てるシーンもあって
なかなかオイシかったよ。この二人贔屓な人は観て損はないとオモ

ところで801板の西遊記スレって落ちちゃいました…?
823名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 21:16:24 ID:3apHvb2a
27時間テレビage
824名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 21:18:05 ID:3apHvb2a
ageようと思ったのにsageてどうする!
825名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 21:20:22 ID:RjqcjolU
フジテレビなまか西遊記の華麗な歴史

1.全てにおいてあまりの酷さに中国で大ヒンシュク
http://www.daily.co.jp/gossip/2006/12/06/0000185079.shtml
ttp://henmi42.cocolog-nifty.com/yijianyeye/2007/04/post_506d.html
2.カンヌ国際映画祭の各部門から正式招待されず(落選)しかし10億かけて派手なパーティーを開催する暴挙
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/special/2006cannes/KFullNormal20060521086.html
http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/smap/1179639410/

3.ジャニーズ取り巻きのマスゴミ引き連れて、能登半島地震の被害地で売名(宣伝)行為
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070704-OHT1T00038.htm
4.台風4号で死者3人、けが70人超、29棟全半壊したにもかかわらず、台風の報道まで宣伝に利用
フジテレビ  新報道プレミアA 7月15日放送
ttp://zaraba.qp.land.to/up/src/1184505504876.jpg
http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20070716-227704.html

5.新潟県中越沖で大規模な地震(7人死亡、880人超が負傷、住宅被害は662棟)にもかかわらず
フジテレビは震災特番を行わず、香取の笑っていいともと悟空体操を流して宣伝
http://live23.2ch.net/test/read.cgi/livecx/1184550917/
http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/taisonojikan/index.html
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/07/18/07.html
6.大量の宣伝で史上最大461館で封切りされたが、351館で封切りで同日公開のポケモン新作に惨敗
http://www.cinemanavi.co.jp/info/last.html
http://yule.sohu.com/20070726/n251264938.shtml

7.7月28日はアジアカップ日韓戦、7月29日は参議院選挙で他局は特番に対し、フジは27時間丸ごと西遊記宣伝テレビ
http://www.fujitv.co.jp/27h/
8.ムービーウォーカーの満足度ランキングでランク外(ぴあの満足度ランキングは捏造?)
http://www.walkerplus.com/tokyo/latestmovie/ranking/
http://www.ritsumei.ac.jp/~hideytam/sfx/sfxv_content354.html
826名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 14:45:16 ID:PVSH76Tu
>>822
ひょうたんのなかで三蔵と悟空が2人っきり…
827名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 18:32:04 ID:WYw5Wojs
age
828名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 18:27:18 ID:+XaSwE3u
職人さん、もう来ないかなあ。
名作揃いのスレだからこのまま落ちるのは勿体ない
829名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 21:33:10 ID:ZPM3Hb6F
自分もひたすら職人さん待ちです
来てくれるといいな・・・
830名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 22:31:34 ID:GopJ80TU
ノシノシ(・∀・)マッテルヨ~

>>826
ソレモ瓢箪のナカに、お師匠サン監禁拘束状態…
ススンデソノ中に入る猿…確信犯ダナ
831名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 20:29:14 ID:tO5KJvcl
832名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:07:56 ID:gJLf6CQ9
おれならひょうたんのなかで監禁調教するがな
833名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 03:34:46 ID:IltEGK7w
暑くて眠れないこんな夜には悟浄×三蔵が読みたくなります
堺版本木版唐沢版全て悟空×三蔵萌えな自分が初めて嵌まりました
内村悟浄×深津三蔵
834名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 19:34:42 ID:8ERDYq0e
老子×三蔵読んでみたいな
おっしょさんの迦乳果ハァハァ
835名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 23:54:17 ID:pxeqjIB2
りんりんごくうみたい
836名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 01:12:27 ID:mnaZ2P6W
さあ、リクエストは揃ったぜ!
職人さんカモンw
837名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 01:52:51 ID:6nwoJRQl
待ってるワン(^O^)/~~
838名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 05:23:59 ID:J2iqC6rp
岩のような坊主であった
「あの山は絶対おもしろい!!」は、駄目か
839名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 01:58:34 ID:uIjFwu3m

         ____
         |    |
         | 西 |
         |    |
         | 遊 |
         |    |
         | 記  |
         |    |
      ,,,.   |   |.  ,'"';,
    、''゙゙;、).  |    |.  、''゙゙;、),、
     ゙''!リ'' i二二二二!゙''l!リ'''゙
     ‖  `i二二二!´ ‖
     昌 |: ̄ ̄ ̄ ̄:| 昌
    | ̄:|_|;;;l"二二゙゙l;;|_| ̄:|
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840名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 12:30:19 ID:TLea/8Uq
誰かも書いていたけど、
三臓(女で!)×凛凛
で百合かハードレズでお願いいたします。     きときとのツボの時、二人きりのシーンなどありましたが、なんかそれ以上のからみを期待しちゃつたんでーm(__)m
841名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 00:53:45 ID:M4qyg6cf
ボーイズラブ風に
三臓(男)×悟空     もイイネ!       花ざかりの〜西遊記みたく
842名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 00:29:35 ID:DsxIB3KE
悟空と国王のキスシーンにショックを受けたのは私だけ?
あれ、悟空の初キス??
お師匠さんとしてほしかった……、っていうか脳内変換してました
843名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 23:04:36 ID:MulluWbh
>>842
どんなふうに?教えて
844名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 01:10:09 ID:ih/ljQYD
Χ
845名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 16:11:25 ID:P7Mb6LY2
新作待ってるぞ〜(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
846名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 05:09:51 ID:KZHByKMy
お願い。新作
847名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 00:02:03 ID:/2ejeUKt
新作を、お願いします。過去アップされた、投稿は全部うまい、凄いです。
848名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 01:40:18 ID:nJwge40Q
            ,,,-‐''"~     ~゙ヽ、,,----、.,,,,_
         .,,r''~             ゙ヽ、   `ヽ、
        /                 ゙i,     `ヽ、
       /                   i,       ゙i,
~~'''''‐-= /                     i        ゙、
      i'             ;ヘ,     .:.::::i':::..       ゙,
      i                /./     .:.::::/.:.:.:..       i
       ノ                / /     .:::::::/:::.:.:.:.:.       i
    /            /./  .:.:.:.:.:.:/,;.:.:.:.:._____     (<ヽ!}
    /             i^ヾ'i:.:.:.:.:.::::::; '  .:.:.:;'、;:;:;;;;:;;゙i .  ゙iヽ\  ソイヤ!セイヤ!
  /              ..:....:.:゙、_ ゙:、:::::/  ,,,,,....-i'゙i;====ヨ    ,! \\  ソイヤ!セイヤ!
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 メ;;;;;;;i,           .:.:.:.:.:.:.:、  ゙'ー‐-、,,;---、ゞ ゙''''''i'/   /
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849悟×三+八:2007/09/12(水) 01:15:55 ID:LqT6r3rl
八戒は見た!な感じの悟空×三蔵を投下します。
苦手な方はスルーお願いします。
エロ少なめです。




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その異変に、最初に気づいたのは八戒だった。

天竺への旅は長く、険しい。昼間はひたすら天竺への道のりを縮め、また困っている人が
いればそれを解決するために奔走する日々。当然、夜は疲れてすぐ眠ってしまう。
それだから、八戒はふいに目が覚めたそのとき、てっきりもう朝なのだと思った。
宿代わりにした無人の寺――村人の話では長い間廃寺となっているらしい――の窓から
見える空は墨を刷いたように黒く、八戒は何だか損をしたような気持ちになって唇を尖らせる。
そこでようやく、喉がひどく渇いていることに気づいた。目が覚めた原因はこれらしい。
ため息まじりにふと視線をずらしたところで、八戒は「おや?」と動きを止めた。
隣の寝台が空いているのだ。
その奥では、悟浄がすやすやと気持ちよさそうな寝息をたてている。ということは。
「悟空さん……?」
ひとりごちながら手を寝台に添える。そこはすっかり冷たくなっており、悟空が寝台を
かなり前に離れたのであろうことを示していた。
どこへ行ったのだろう。
厠にしても、寝台がこのように冷えるまで長くかかるだろうか。無意識に耳をそばだてた
八戒の耳に、かすかな音が聞こえた……ような気がする。
近隣の村人の話では、化け物が出ると専らの噂であった廃寺だ。
まさか、三蔵を狙った新たな刺客と出くわし、戦っている最中ではないのか。
「そんな馬鹿な」という思いと「もしかしたら」が混じり合い、せめぎ合って、八戒は
やがて、そっと寝台を抜け出した。
悟浄を起こそうかと一瞬逡巡し、結局ひとりで部屋を出る。
何ごとも無かった場合、疲れている彼を起こすのは忍びない。
廊下に出ると月明かりがまぶしく、八戒は目を細めた。満月に近いいびつな円を描いて、
月が柔らかな光をそこかしこに落としている。
一応寝る部屋だけは簡単に掃除をしたのだが、廊下はかび臭く、一歩足を踏み出すたびに
小さな埃が宙を舞った。そのフワリというささやかな音さえ聞こえてきそうなほど、
世界はシンと静まり返っている。
先ほど聞こえたような気がした音は何だったのだろう。
やはりあれは気のせいで、悟空は長い厠なのだろうか。
八戒が諦めて踵を返しかけたその時、何かが八戒の耳に届いた。
ぎくりと足を止め、恐る恐る振り返る。
もう一度、今度ははっきりと聞こえた。人の声だ。同時に、小さく床が軋むような音もする。
八戒は耳をそばだて、音のする方へゆっくりと歩いて行った。
850悟×三+八 2:2007/09/12(水) 01:17:17 ID:LqT6r3rl
「……」
声は、何かを話しているようでもあったし、単なるうめき声のようでもあった。
一歩一歩慎重に足を進めながら、八戒はハタと気づく。
この先は、師匠である三蔵の部屋ではないか。
八戒の顔は月明かりの下、みるまに青くなった。指先から血の気がさっと引いていき、
背中を嫌な汗がツ、とつたう。
まさか、まさか自分たちが寝ている間に、師匠や悟空までもが恐ろしい妖怪の手に落ちた
のだとしたら……。
その恐ろしい考えを振り払うようにぶるぶると首を振り、八戒は小走りになりながら
三蔵の部屋へ急いだ。自分まで悟空たちの二の足を踏まぬよう、それでも慎重に音を殺して。
部屋の前に着くと、音はよりいっそう大きくなった。中からは三蔵のものと思われる
かすかな泣き声と、悟空の苦しそうな声が低く聞こえてくる。
ああ、やっぱり。
二人がどんな目に遭っているか。暗澹とした気持ちになりながら、しかし仲間を見捨てる
わけにはいかないと拳を握り締める。
悟空が負けたのだ。よほど手強い敵だろう。だが、せめて三蔵が逃げられるよう、隙を
作らなくては。
息を殺し、そっと扉を押し開いた八戒は、そこで文字通り、固まった。
「あっ、あ、ん……っ!」
「くっ……おっしょさ……力、抜けって……!」
「ふぁっ、む、むりですっ……ああっ!」
悟空が三蔵の上に馬乗りになり、あろうことか彼のいきり立った肉茎で三蔵の内部を
かき回している。
三蔵の法衣は肌蹴たまま脱がされてもおらず、白い法衣から時折のぞく素肌はそれより
白く、艶めかしい。
悟空の手が荒々しく三蔵の肌に纏わりつく法衣を左右に開けば、そこから柔らかそうな
乳房が顔をのぞかせた。行為のためか、薄桃色の先端は誘うようにツンと尖っている。
悟空がそこにむしゃぶりつくと、三蔵の体が弓なりにしなった。
悟空の肩に担ぎ上げられた足が悩ましげに小さく震え、高く足を上げられているせいで
八戒の位置からも窺い見ることができる三蔵の内部は、きゅうきゅうと収縮を繰り返して
いる。
赤く熟れたそこは悟空の男茎を飲み込むたびに蜜を垂らし、白い腿を濡らしていく。
あまりの衝撃的な映像に、八戒は口をあんぐりと開けたまま、ぴくりとも動けなかった。
盛り上がっている二人は覗かれているなど思いもせず、互いの体を貪りあっている。
限界まで引き抜かれた肉棒が、思い切り三蔵の中に叩きつけられる。
きっと襞という襞が打ち震え、熱く充血した肉塊を包んでいるのだ。そうしてどろりと
溶けきった内部は男茎に絡みつき……。
「やぁっ……はあぁあっ!」
甘い叫び声に八戒はハッと我に返った。
851悟×三+八 3:2007/09/12(水) 01:18:17 ID:LqT6r3rl
二人は先ほどまでの激しい動きを止め、ほとんど静止している。どうやら行為は終わりを
告げたらしい。
そう頭が理解した途端、八戒の体が動いた。
彼は固まったまま長い間停止していたせいでぎこちない筋肉を叱りつけ、必死に廊下を
走った。もちろん、行きと同じく音は殺して。
転がるように部屋に戻り、寝台に飛び込む。ガタガタと床が軋み、その音に悟浄が寝ぼけた
声を出した。
「んぁ? どーした? 八戒」
「いっいいいえええ?! 何にもぉ?!」
「そうか? あれ? 悟空は……」
「かかか厠ですよ厠! 悟空さんってばお腹壊しちゃって!!」
「ああ、そうか……」
言いながら悟浄の声は寝息と同化していき、最後には再び穏やかな寝息が部屋を満たす。
八戒はほっと息をつきながら布団を頭から被った。まだ心臓がドクドクと悲鳴を上げている。
もう今夜は寝られまい。覚悟を決めて、それでも瞼だけは閉じながら、八戒は明日の朝、
件の二人にどんな顔をして会えばよいのかと、そればかりを考えていた。



<終>
852名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 16:31:49 ID:uj0H9Gjo
>>849-851
待ってました〜GJ!! 
750さん?ですよね。アリガトウ〜!!
853名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 00:10:31 ID:9S3OnA9a
疲れてるのに三蔵の上だと元気な悟空ちゃん
…ひさびさに萌えました☆GJ!!
854名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 04:16:35 ID:OAB13V5+
ありがとうございました。あなたは神だ!
855名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 23:59:39 ID:9Zv29sAH
職人サマ、気が向いたら悟浄×師匠もオネガイシマス!!
856名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 03:46:45 ID:RQE2f8qp
>>849-851        ガールズラブ、ボーイズラブファン (自分は、同性愛者ではないが)の自分でも楽しめました。子弟愛サイコーですね。描写もうまい。オプション(番外編)でいいんで、下記のものも、たのみます。 悟空(男)×サン臓(男) 凛凛(女)×サン臓(女)
857名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 00:46:01 ID:q+QJOt4o
釣りかもしれないが、男×男は801の方へドゾー

悟浄×三蔵って需要ある割に少ない気がする。
というわけで、どうですか書き手さん方!
858名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 18:31:59 ID:FuayOcW9
>>856
俺は、西遊記事態の大ファン(原作も含めて)だから、自分の性に関係なく、色んなバージョンを楽しみたいと思う。
だから賛成。
いちいち他スレや板を探して読むよりまとめてくれた方がいい。
嫌な人は勿論いるだろうから、見なければいいだけの話だよ。
85956:2007/09/16(日) 13:38:45 ID:h9SgrjZk
こんにちは。
映画版の瓢箪に吸い込まれたお師匠さんを助けに行く場面です。
つじつまが合わない所は、エロ妄想で補って頂けたら幸いです。

陵辱嫌い、虫嫌いな人は、絶対読まないで下さい。
860瓢箪でひょっこり56:2007/09/16(日) 13:39:31 ID:h9SgrjZk
 
『おっしょさん!!』

俺は凛々達の手を借りて、何とか瓢箪に飛び込んだ。
そこは一面ミルク色の糸が絡まっていて、ところどころピンクやら水色やらに色付いていて、
正直気味が悪かった。
けど、そんなことはもとより承知だ。そいつらを引きちぎりながら名前を呼ぶ。

ちくしょう!姿が見えねぇ!!まさかもう溶かされちまったのか?!

『………や…、あ、ぁあうっっ…………ゃん………  』
―― ?!!!
おっしょさんの声だ!!どこから?この繭みてぇなやつの中からか?

『おっしょーーさん!!!!』

渾身の力を込めて繭を引きちぎる。
そいつらは手ごたえの無い柔らかさでほぐれていく。湿り気を含んだ綿のようだ。気色悪ぃ。
その繭の上の方からからおっしょさんの両の手が覗いた。
『おっしょさん!!!』
夢中でその下を掘り進む。おっしょさんの冠と、呆けた目をした顔が出てきた。
『………くぅ?』
『まってろ!すぐ出してやるからな!―――っの!!!』
纏わり付く糸を剥がしにかかる。左右に思いっきり引っ張るとぬめっとして伸びやがった。
それと同時に、おっしょさんの顔に赤みが広がった。
『やはぁぁぁん!!……や、…や…ふ……』
!!…???
痛がっている?……いや、この声は………
『や、あぁ!……ゃっ…ゃぁっ…ぁっ……ぁっ……ひんっ!!』
真っ赤な顔を俯かせ、両目の端から涙を滲ませながら喘いでいるおっしょさんにうろたえながら、必死で掘っていく。
吊り下げられるように伸びた両手の下から、細くて小さい肩が出てきた。
鎖骨をなぞるように張り付く綿を思いっきり、引き下げる。
ぷつぷつぷつ…
霞むような音を立てながら雲が晴れるようにおっしょさんの肌が現れた。
861瓢箪でひょっこり56:2007/09/16(日) 13:40:48 ID:h9SgrjZk
なんなんだ?これは。

ドクンと心臓が大きな音をたて、その雲をつかんだまま、俺は固まった。
上気した白い肌に、接吻の痕のような紅い印がいくつも鏤められていた。
首筋から滴る汗は肌蹴たまるい双丘を囲むように流れ、その頂には濃い桃色の粒がそそり立っていた。
それに名残惜しそうに絡みつく,白くよじれた複数の糸。
まるで意思を持っているかのように、キュウと締め上げ撫でまわし蠢いている。

『っ!!しっかりしろ!!!おっしょさん!!』
両手で頬を掴み、自分にも言い聞かせるように大きな声で叫ぶ。
『………く……ぅ…。私は…もうダメで…す…躯が、溶けて…しまって………』
『気のせいだ!!ちゃんとここに躯は有る!!』
叫びながら勢いで、片胸をグッと握ってしまう。
『ひぁっあっあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』
おっしょさんが細い首をクンとしならせて、切なそうに悶える。
頬にかかる息が熱い。…どんだけ感じやすくさせられてんだよ。
『っ!っくしょう!んやろうがッ!!!』
そのまま、手をまわしながら綿飴を絡めとるように忌々しい糸を引き剥がす。
『まってろ!おっしょさん、堪えてくれよ!』
祈るような気持ちで、その下の綿をちぎっていく。
その間も、おっしょさんの肌は小刻みに震え、上気どころか蒸発しそうに昂ぶっていく。

コイツが本体か……!

大きく広げられたおっしょさんの両足の中心で、赤黒い何かが蠢いていた。
おそらく、細長い……虫?
おそらく、とは、半分以上見えなかったからだ。
そいつはおっしょさんのナカに埋まっていたからだ。
それは、まさに人の陰茎くらいの太さでおっしょさんに突き刺さっていた。
はみだした先からはあの色が噴出し、獲物の躯を狙うようにゆらめいている。
上側には無数の小さなイボのような足がシャワシャワと波打ち、入り口の敏感な珠を弾き続け、
節のある体をモゾモゾと動かし、穴にこすり付けるようにしてなおも奥にねじり込もうと伸び縮みしている。
『は、はう、は……ぁあっ…!っあ!』
おっしょさんは四肢の動きを許されない躯に反して、虫の動きに合わせるようにその腹を波打たせ腰を回すようにもがいている。
いや、もがくというより、無意識で反応しているようだった。
ギチギチに押し込められた入り口は充血して、わずかな隙間から透明な液がぬらりと流れ出していた。
862瓢箪でひょっこり56:2007/09/16(日) 13:41:52 ID:h9SgrjZk

『うっ!!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁっぁあ!!!!!!』
大事な人と淫猥な虫との絡みを見せられた俺は、頭に血が上りその元凶に手を伸ばした。
掴むとにゅるんと手から逃れる。周りに粘膜をはっているようだ。

シャシャーーー!!!!!

その鳴き声にぎくりとしたのは、俺でなくおっしょさんだった。
目を細め、瞼をしばたかせながら下を覗き見る。
開かれた自分の足の中心で蠢く醜い虫が映ったのだろう。
『い、い、いぃやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』
今まで繭で隠れていた部分をはじめて目の当たりにしたのだろうから、仕方のない反応だ。
俺がガリッと爪をたててそいつを掴むと、嫌な声が腹の中から聞こえてきた。
構わずずるりと引き抜く。
『ご、悟空!これは?!これはいったい?!わ、わ、私は何を……!』
『いいから、心配すんな。ぜってーなんとかしてやるから!』
言いながら先が見えかけるところまで抜いたが、虫が踏ん張ってまだ中に潜り込んだ。
『っき!ひあぁっ!!』
おっしょさんの慄く声が響く。
更に爪をぎりりと立てながら引き抜くが、またすんでのところで戻られてしまう。
ズブリ、グシュリと、卑猥な粘着質の音を立てながらせめぎ合う。
『んン……ん〜………ん………………んっ!……んん……』
抜き差しの動きが激しくなるにつれて、感じやすくなったおっしょさんの躯が快感を強制しはじめた。
小刻みに時に激しく痙攣している。…ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!!
眉をしかめ、下唇を噛んだおっしょさんは頬から湯気を出し、涙を滲ませながら堪えている。
何度か繰り返しているうちに、今度はナカに入って抜かれないように体を膨らませはじめた。

『いやっ!やっ!いやぁ!ぬ、抜いて……お願い、抜いてっ下さ……!!』
『おっしょさん!!大丈夫!すぐに抜いてやるから!力抜いて!!』
真っ赤に充血したヒダがぎうぅとソレを締め付けて震えていた。
爪の先で何とか掴んでいたソレを、力任せに引き出そうとしたが、入り口は益々狭まるように痙攣してくる。

『おっしょさん!ごめん!』

どうしようもなくなった俺は、わななく唇に覆いかぶさった。
863瓢箪でひょっこり56:2007/09/16(日) 13:42:41 ID:h9SgrjZk
呆けた目が一瞬正気に戻り、見開かれる。
構わずに、舌を伸ばす。
余った左手でおっしょさんの目を覆い、俺も目を閉じて、蕩けて熱くなった舌を絡めとった。
柔けぇな。
不謹慎にもそんな事を考えながら、歯列をなぞり口内を撫で上げる。優しく、なるべく優しく。
『……ん…くう………』
ふぅとおっしょさんの躯から力が抜け、筋肉が緩くなった。
それを逃さず、口付けたまま、右手に力を込めて一気に引き出す。

シャーッッッッ!!!!!シャシャシャ!!!!

妙な鳴き声を上げてそいつが出てきたところでおっしょさんの躯から飛びのき、虫を抱え込んだ。
体中で締め上げてやると、ぴちぴちと苦しそうにもがいている。
『てめぇ、よくも!!!』
そのまま叩き付け、足で思いっきり踏み潰してやった。

足の下から黒い汁が滲み出てくる。
そうしてようやく拘束していた糸が緩み、おっしょさんはドサッと崩れ落ちた。

『………ご、くう?私は………?』
おっしょさんはほんの一時気を失ったが、すぐに目を開け躯を起こしてきた。
『ん?大丈夫?辛くない?』
頬をゆっくり包んで撫でる。剥ぎ取らていた法衣はもう着せてある。
『そろそろ、助けがくると思うんだけどなー。それまでちょっと待っててね。』
いつもと変わらない風を装ってニカッと笑うと、おっしょさんもホッとしたようだった。
『……私、躯溶けていませんよね?』
『うん。大丈夫、大丈夫。』
そう言われて、おそるそそる自分の躯を眺め、改めてホッとしたように手と膝をそろえて正座する。
『ひゃんっ!!!』
ぴょんっと、そのまま飛び上がった。
『ど、どうしたの?おっしょさん!』
正座を崩さずに、涙目になった顔を真っ赤に染めて俺を見上げた。
『………いる…!!!』
『は?ナニが?』
『その……まだ、ナカに…』
俺はサァッと青くなった。
864瓢箪でひょっこり56:2007/09/16(日) 13:43:30 ID:h9SgrjZk
とかげの尻尾みたいなもんか?周りの糸はもう動いていない。
『とれる?』
ゴクリと喉をならして訊くと、おっしょさんはきりりと眉を上げた。
『……やってみます。あちらを向いていてください。』
言われたとおりに、壁に向く。が、背中の音が気になる。
ゴソゴソと法衣を上げる音の後しばらくして、くちゅ…くちゅ……とした水音が響いてきた。

『ん……んん〜ん。』
苦戦しているみたいだった。
俺も、違う意味で苦戦していた。その声と音に雄の生理がこみ上げてきて、どうしようもなく情けなくなってくる。
『おっしょさん、そっちむいていい?』
『………っあ!!!は、はい!!』
慌てて法衣を直したような音を一応確認してから振り向く。
ぺたんと座ってふとももに両手をはさんだおっしょさんが、すがるように俺を見上げていた。
『………出ない。』
恥かしそうに耳まで真っ赤になりながら困っている。
『…出して。』
『え?だ、だから出ないから……』
『ちがう!こっちをこう!』
後ろから法衣をまくり上げ、尻を突き出すように四つん這いにさせ、下着を下ろした。
『ごっ!!!ごくっ!!ごくっ!!!』
『いーから、黙って。』
白く柔らかい尻を掴み、そっと開く。
濡れた蕾のまんなかに、ゆっくりと人差し指を差し込んだ。
『…んっ………!』
前に逃げようとする腰を掴んで引き戻し、更に深く潜らせていく。
探るようにぐるりと内壁をなぞると、呼応するようにキュウと締め付けてきた。
広げるように、つぷっつぷっと出し入れしていると、次第に尻がしっとりと汗を含んできた。
中指もこじ開けるように入れ、入り口から奥にかけて捜索していく。
撫でるとピクッと動くが、じっと堪えてなされるがままに素直に足を開く。
淫らでありながら可愛らしいその仕草に、よこしまな考えが湧き出てくるがそこは乗り切らねばいけなかった。
865瓢箪でひょっこり56:2007/09/16(日) 13:44:28 ID:h9SgrjZk
滴る液体が量を増し、探る指も増やしていく。
最奥の中指の先に何かが当たったが、にゅるりとして上手く掴めない。
掻き出すように、何度も奥を指で擦っていると耐え切れないようにナカが震えだした。
『……す、みませ………もう、ダメ………』
腕が崩れ、更に尻を付き上げた格好になると同時に、割れ目から液がしとどに流れきた。
………こぷんっ…
その液に混ざって、赤く細長いヒルのようなものが飛び出してきた。
『コイツか!』
すかさず踏み潰して振り向くと、荒い息のおっしょさんが泣きそうな顔で見上げていた。
『ま、まだいます〜。』
………マジかよ。
おっしょさんも堪えてるんだろうが、俺だって限界までこらえてんだよぉぉぉ。
しかし、こいつは流れ出してきたよな。…なら……
『わかった。ごめんね。もうちょっと堪えてくれる?』
今にもこぼれそうな涙を抑えて、おっしょさんはコクコクと頷いた。


力の抜けた四肢のおっしょさんを抱き抱えて仰向けに寝かせる。
股を広げると、おっしょさんはとっさに両手で隠してきたので、その手首を掴み股の間に顔を埋めた。
『な、何を、悟空!』
『いいから。俺に任せて。』
そのままで低くつぶやいて、舌を這わせる。
割れ目を下からなぞり上げ、内側のヒダを掻き分けるように舐めまわした。
『…………あ……?』
おっしょさんから戸惑うような声が漏れ、手の力が抜ける。
その隙に片足を肩に乗せて、蕾をさらけ出させる。
どうしようもなく茹で上がったおっしょさんを下から眺め、目の前の薄い茂みに喰らい付いた。
『ひぁぁん!』
長い舌を伸ばして差込みを繰り返す。
866瓢箪でひょっこり56:2007/09/16(日) 13:45:29 ID:h9SgrjZk
時折ちろちろと珠を転がすと、びくびくと腰が跳ね上がった。
下から法衣に腕をもぐりこませ、胸の先をこね回す。
『ふぁああん!……あっ!………あっ!…あん!』
暴れる腰を押さえつけながら、指でぎゅうと挟み、蕾の先の珠を吸い上げる。
じゅぅぅと、すするような音と、おっしょさんの嬌声が交じり合う。
『くぅ……くう………ごめんなさ………。』
上目遣いにおっしょさんの顔を見ると、ほろほろと涙していた。
その顔があまりにも艶めかしく煽情的だったので、俺は自分のモノをブチ込みたい衝動を抑えるのに必死だった。
代わりにありったけ舌を伸ばして、穴の中を攻め立てた。
『悟く…………私は……わた………あ、あぁぁあ!!!』
キンと躯が張り、一瞬固まってから、とぷっとぷっと液が流れ出してきた。
その中に、3匹のヒルのような端切れがうねうねと蠢いていた。

『きっともうすぐ助けが来るから………もう、いないよね?』
『はい………ご迷惑を………』
恥かしさからか、消え入るような声でおっしょさんが返事をする。
その時、はるか上空からするすると白いロープが降りてきた。

『よぉっしゃ!これだ!早く出ようぜ!ほら!!』
そう言って、俯いているおっしょさんをそのロープに掴まさせた。
ずれ落ちないように後ろから抱えるようにして、俺もロープを掴む。
『………くう…。』
『ん?何?おっしょさん』
『ありがとう………それと……すみませんでした。』
振り向かないままに、細い首が小さくつぶやいた。
『え?何?何?いーよもうそんなの。』
明るく応えると、小さな体が小さく震えた。
『私は、あなたにあんな事を言ったのに………あまつさえ、助けるためとはいえあんな………あんな汚いまねを…。』

?汚い?………ああ、そうか。おっしょさんは知らねぇのか。
867瓢箪でひょっこり56:2007/09/16(日) 13:54:46 ID:h9SgrjZk
『おっしょさん、あのね〜。確かにあの虫はキモかったけど、俺がやったのは、…ん〜……その…。』

カリカリと頭を掻きながら俯くと、目の前に綺麗なうなじと、それに続いて白い背中が法衣の隙間からチラリと見えた。
とたんに、さっきの肢体が脳裏に浮かんでくる。
反り返ったしなやかな背中、桃のように色付いた尻、手の中のやわやわとした感触までもがくっきりと蘇ってくる。
自分でも、息が荒く熱くなっていくのがわかり、俺はゴクッと喉を鳴らした。
『あれは……、汚くなんかないよ。』
後ろから、耳元でささやく。
『……でも…。』
『ホント。……じゃぁ、証拠に……入れていい?』
『え?何を………あっ!!』
返事を聞くより先に、法衣を巻くり上げ差し込んでいた。
もう、我慢が出来なかった。
後ろから、ずぶずぶと突き上げるように腰を進める。
驚いたおっしょさんは、爪先立ちでロープにしがみついている。
『ほんとはね、あれは……これは、気持ちがいいもんなんだよ。』
先程の余韻のおかげで、根元までぐずりと入れ込んだ俺は、その感覚に鳥肌を立てていた。
もっと、射れたい。
その想いが止まらなくて、腿を掴んで更に突き上げる。
『これが………気持ちが良い……と?』
ロープに引きちぎりそうなくらいしがみついて、おっしょさんが苦しそうに喘いだ。
『……よくない?』
俺のモノをくわえ込んでむき出しになった珠を、こね回す。
『ひぁっ!!ああっ!あっ!あぁぁぁっ!』
おっしょさんの腰が跳ねる。それを押さえつけながら珠をいじくり続ける。
『どう?気持ちよくなった?』
『あっ!や……!!』
パクパクと口を開き、それに呼応して膣の中がきゅうきゅうと締まっていった。
そのまま両腕を下から胸に移動させ、うなじに吸い付きながら思う存分もみしだいた。
『……気持ちよくなってきた?』
『………!!!』
『言葉にならないんなら、俺の名前を呼んでよ。』
 
そう言って、ずるっと抜いてから、勢いよく突き刺した。
868瓢箪でひょっこり56:2007/09/16(日) 13:57:30 ID:h9SgrjZk
『………くぅ……。』
『…何?おっしょさん?』
いたわっているのかいたぶっているのか、自分でもよく分からない声で返事をする。
抜いては差し、また抜いては差して、ねじ込むようにおっしょさんを蹂躙していく。
『………くぅ、………ごく……く…………くう……。』
『いい?俺は気持ちいいよ。……すげーきもちいい………おっしょさんは?』
ぐじゅぐじゅと淫猥な水音が激しさを増していく。
『い……いん!………いぃん!』
言葉にならない声が最高に色っぽくて、俺は夢中で躯を弄って攻め立てた。

助けのロープが上がる頃には、おっしょさんは気を失っていた。
その顔が、愛しくて可愛らしくて本当は離れたくなかった。

それにしても、あのロープがアレだったとはなっ!!
悪ぃな!じじぃ!!!
 
   《 let's クンフー♪ 》

-------------------------

異常…以上です。
「」が、『』になってしまったのは56もワケガワカリマセンと言っています。

スレ残してくれていた住人に感謝。               
869名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 17:42:54 ID:UMgk27S/
ごっ……56神!!!!!
お帰りなさい、そしてGJ!というかゴッド・ジョブ!
貴方の書くエロ可愛いおっしょさんに夢中だ
870名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 21:39:01 ID:qJnhRTpx
56ネ申!!!
お待ちしてました〜!(感涙)

はぁぁああ相変わらずGJですっ!
投下ありがとうございました。
871名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 11:59:42 ID:pwmH8JK+
>>859->>868
56神様*復活キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・*

帰ってきてくれた56さんに感謝&感激萌え。。。*・゚God Mracle Job゚・*

872名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 12:01:02 ID:pwmH8JK+
>>859-868
56神様*復活キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・*

帰ってきてくれた56さんに感謝&感激萌え。。。*・゚God Mracle Job゚・*
873名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 17:37:52 ID:vSZHMj4F
同一内容もしくは、同一
とみられる類似した内容
の連続書き込みは、荒ら
し行為とみなします。
ご遠慮下さい。
874名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 20:27:11 ID:TrOfNkw/
悟浄×三蔵に手助け、というかなんというか・・・ま、ちょっと知ったかぶりスマソ。

悟浄の首飾りの骸骨は全部前世の三蔵。
三蔵は天竺を目指す度に道半ばで悟浄に阻止されては美味しくいただかれてしまっていた
悟空を伴った旅でやっと悟浄を旅に連れ出せた。

「はい、三蔵法師」
「え? これを私に?」
「あなたはこれが好きだったでしょう」
「ええ、そうです。・・・でもどうして、それを・・・?」
「ふふ。どうしてでしょうね」
(覚えていないのですね。旅行くあなたを引き止め、最期まで添い遂げた私のことを)

更に言うと
悟浄は河童ではなく、カワイルカ(一説だけどね。いずれにせよ中国に河童はいない)
875名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 23:14:29 ID:qU/BktKe
遅ればせながら映画見て来て、萌えが再燃した
ので久しぶりに来てみました。
>>56神!相変わらずエロなのにラブな悟×三に
禿げ萌えました!
つられて思わず以前の作品も読み返しました。
今も泣けるわ笑えるわでキュンとなった...!
またぜひ書いてください。
876名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 01:28:28 ID:Ey3dB7iB
>>56
GJ!!!
堪能させてもらいました。お師匠さんかわいい!
ありがとうございます!

>>874
へぇ〜
前世で添い遂げたってのもすげートキメクけど

文字通り、前世で食べられたとか殺されたとか、
命のやりとりがあったっていうのに…エロさを感じます
877名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 13:17:41 ID:CQJwIkX3
>859-868
56さん、お帰りなさいませ。
あの映画の瓢箪シーンが56さん(神)の手にかかると
こんなにも素敵なエロ萌えラブシーンになるですね。
次にあの瓢箪シーンを見たらドキドキしてしまいそう。
56さんの引き出しの多さと萌え表現力に感服です。
またいつでもふらりと酔って書いて下さい。
待ってます。

>>874
三蔵にとって悟空が光なら悟浄は影だね。
でも運命人(じゃないけど)なのかも。
878名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 14:33:12 ID:uegjUdrS
>876
設定は面白いんだけど、切った刺したはもういいよ。
879名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:44:05 ID:vDkUkKfv
ドクロは愛の証
「これは三蔵が82歳のときので、こっちは59歳。あと少しで還暦だったのに風邪引き込んじゃってね、
あ、初めて出会ったときのはこれで、24歳。・・・手加減が良く分からなかったから、殺してしまったような
ものだね。この時はごめんね。
これ27歳。健康に暮らせるよう気をつけていたのに貧血の病気にかかって・・・代われるものなら代わって
やりたかったよ。でね、これが・・・・・・」

と、切々とドクロ解説する悟浄。困惑している三蔵。・・・なんて。
880名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 20:40:10 ID:iDME257/
萌え要素はあるなーと思うけど、グロ耐性ない人には
ちときついネタかもしらん>ドクロ

16日にやってた仲/間/由/紀/恵主演の夏/目/雅/子ドラマで
由/紀/恵タンが三蔵法師やってて個人的にテラ萌えた。
TBS、また西遊記作る気ないかなー由/紀/恵タン=三蔵で。
881名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 02:21:40 ID:LQ+1ScTd
ドクロ三蔵首飾りもある意味…究極愛だけど、
ここではラブ&エロが読みたい。
三蔵にはいつも優しく控え目な悟浄なので
たまにはクールでエロエロなのがみたい。
882名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 01:45:05 ID:Rd4LFucs
でも前世では添い遂げたとか転生する度出会ってる所とか、萌え要素は豊富な感じだね。
しかもいくらでもラブエロ取り入れられそうだし。自分では書けませんけどww
とにかく悟浄×三蔵は萌え
883名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 03:03:21 ID:mE+dHoFD
猿の性欲ってすごいらしいね
884名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 20:58:32 ID:66bPq1ZB
>>882
悟浄×三蔵、初萌えはドラマ九話の花ノ国。
三蔵が美人花の種を飲み倒れたあとに
悟浄が混世魔王に向って言った言葉ノ数々が
愛ノ告白に聞こえたしボロボロになって戦う
姿に萌えました。

九話エロパロ妄想…悟浄&三蔵だけがアノ場に残り
三蔵を守ろうと悟浄は独り戦うが魔王に倒される。
言う通りにしなければ悟浄を返して貰うと言われ
渡された種を自ら飲み発病してしまう三蔵。
魔王は悟浄に三蔵を救う方法が1つだけあると言い
それは……

みたいなエロ妄想を補完してくれる神や職人サマ…
いませんでしょうか??
885名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 23:25:26 ID:qxs4o4sS
まさか、魔王の目の前でお師匠さんを・・・
886名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 23:36:27 ID:s6iHJDra
アレか、男の(または妖怪の)精が特効薬ですというやつか!
視姦されて悶えるエロカワおっしょさんが目に浮かんだ俺は勝ち組
887名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:31:34 ID:Uz3xibhk
>>884
私もアレは凄い萌えたなあ。
歴代悟浄と比べても、内村悟浄は三蔵への想いの深さが明確に表現されてた気がする。
888名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 23:11:18 ID:E/+G9o4P
>>884
妄想いいよ
>>886
+何度もイカせなければ効力無しな
889名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 00:35:11 ID:SnW/WoEL
深津絵里
890名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 10:53:44 ID:60sdd6uB
悟浄と三蔵、共通して思うのは…



……泣かせたいキャラ
891名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 14:36:54 ID:q6VIOGZy
悟浄には泣かされたいです。
892名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 17:53:01 ID:PnMAEeaw
おっしょさん強姦モノを書いてくれる神はいませんか?
893名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 21:19:55 ID:aPw0FMae
>>890
泣かせるには魔王が悟浄を縛り上げて
目の前で三蔵を鬼畜に弄ぶ…叉は
悟浄に遣らせるよう仕向けるのもいい…
其れを悟空が見ればどうなるか…
894名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 02:24:09 ID:QZ0SrcOz
>56神、遅くなったが乙!
映画で瓢箪に吸い込まれる三蔵様がエロイと思ったが
あの中で触手責めに遭うとは恐れ入ったよ・・萌えた!また書いてくれ
>892
雑談たが強姦キャラ、金角銀角大王なんかどうだ?
895名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 18:43:27 ID:LEkhE6VW
魔王に負けず劣らず鬼畜な>>893
896名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 11:15:18 ID:Gl3/zx5y
深津 香取
897名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 23:00:50 ID:L7PH+0Cn
>>894
金銀角兄弟相手にしたら三蔵壊れちゃいそう…
898名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 02:28:59 ID:fLe3dFcd
壊れるのも見てみたい
899名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 19:23:36 ID:zYQIwN1h
おっしょさんは処女だからいい声で泣き叫ぶに違いないハァハァ
900名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 00:49:37 ID:Uin0HdwG
>>129-134
GJ!
凛凛のカラミを探してたんで激しく萌えた
901名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 14:41:20 ID:FxE5ntW0
>>897
そこがいい
3pがヤバけりゃ凛凛入れて4pでもいい 
902名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 00:02:57 ID:OxIiK8+S
残り100レス、よくここまできたなぁ〜

56神、他職人さん、リクに関係なく何でも書いてくれ
903名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 23:08:11 ID:L3d3+YoV
映画は終ったけどエロパロは読みたい
904名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 17:42:03 ID:Rx6ACF81
うむ。次スレどうしような
56神や他の神様たちがこれから時々でも来てくれるのなら、950あたりでたてるか
905名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 01:19:26 ID:wox0Z+DD
>>904
夜炉師苦たのむ
906名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 21:40:47 ID:h8RoH6EI
神さま職人さま何でも自由に書いて下され!
エロが読みたいよーーーーーーーーーー!!
907名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 00:02:59 ID:Z8WVyMJ4
わたしも読みたいです!
908名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 13:55:55 ID:pwC9fzc5
しかし映画も終わったことだしここらで綺麗に消えるのも手。
続編ドラマがでたらまた立ててもいいんじゃまいか。
な、56。
909自作自演で56:2007/10/11(木) 14:00:36 ID:pwC9fzc5
住人さんと職人さんにまかせる。
自分は物質的に新スレに逝けない。今までありがとなー。
910名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 00:43:37 ID:HslhPSN7
56神行かないで〜寂しいよ
911名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 19:48:27 ID:T8/JImYL
>>909
56神…数々ノ傑作ヲ有り難う!!
この残りスレでいいから最後に…(泣
一本でも書いてくれたら嬉しいなぁ 
912名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 00:39:17 ID:tS4vflpC
お師匠さんの法衣とロリ顔に萌えまくり
913名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 12:51:17 ID:gZWFk1th
妖怪に襲ってくれと言わんばかりだよなあ
ひょうたん触手にヤラれるのも萌えたぜ・・
ここは神&良作スレだ
914名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 19:25:02 ID:sq6yGa+O
リンリンちゃんは性的対象にならんのか?
915名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 20:28:14 ID:3Sa68VyG
なってるよ攻めも受けもある
凛々もいいが今時の普通の女っぽい
三蔵はシスター・聖女っぽいのがいい
916名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 19:23:50 ID:7qTlXb43
最後に西遊記エロ読みたいのう…
917名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 01:50:25 ID:zhAljgpd
お師匠様が足に怪我をして手当する悟空とか
918名無しさん@ピンキー
手当てだけじゃ終らんよ