1週間で次スレか…
しかも1000じゃなくて容量の問題で。
これは5が良ゲーだったってことなのかな。
流れを読まずにエロなし王子×ビッキー投下しまーす。
ソルファレナを奪還し、太陽の紋章の化身などを倒してから数日後の深夜、
セラス湖の城の一室で、僕、ファルーシュはベッドに横になっていた。
ここ数日、無事にすべてが終わったことを祝して。ということでパーティーが開かれているのだが、さすがに疲れてくる。
だから一足先に休もうと思い、リオンと別れて自室に戻ってきて横になった、というわけ。
「すべて終わったよ。父さん、母さん・・・。いや、これでやっと始まり、なのかもしないね。」
失ったものはたくさんあり、どれも大きかったけれども、それでも平穏は取り戻せた。最後の肉親である妹のリムスレーアを取り返すことはできた。
これから彼女は女王として、大変な仕事をこなしていかなければならないだろう。そして僕は彼女の盾になることを選んだ。
「あー、大変そうだなあ、これからも。まあ、なんとかなるだろう。これまでもなんとかなったんだしね。」
と、どこか楽観的にこれからのことを考えていたらコンッ、コン。と、部屋のドアがノックされる音を聞いた。
こんな時間に誰だろうか?少しだるいがベッドから起き上がりドアを開けにいった。
「はい?どちら様?」と言いながらドアを開けるとそこにはこのセラス湖の城からあっちこっち行くときにとてもお世話になった少女、ビッキーが立っていた。
「どうしたの?こんな時間に。」
「パーティーで姿が見えないから、具合でも悪くなったのかなー。と思って見に来たの〜。」
屈託のない笑顔。今思うと、この笑顔に癒されてきたのかもなぁ。と思う。
彼女が仲間に入ってからほとんど一緒に行動していたような気がする。
これといって理由があったわけではないのだが、たまに撃ってくれる連続魔法が強かったから。
それでずっと一緒に行動していた。あとムードメーカーだったから。彼女が入ればどんなときでも和んでいた気がする。
「心配してくれたんだ。どうもありがとう。少し疲れただけだから心配しないで。」
こちらも笑顔で返してみる。彼女がいると自然に笑える、気がする。
すると彼女は少し顔をしかめて、
「無理は駄目だよぉ〜。王子さまはまだまだこれからが大変なんだからね〜。」
「うん、わかってる。大丈夫だよ、大丈夫。」
「そう?それならいいんだけどね〜。 あ、そうだ、ちょっとお邪魔してもいいかなぁ〜?」
「え?別にかまわないけど、どうしたの?」
「少しお話したいだけー。」
しかし、サーパラやらで調べてみると801メインのHPの方が多いなあ。
女体化とかもそれなりにはあるが、やっぱリメインは男同士か・・・
650 :
648 2:2006/03/19(日) 09:12:32 ID:q5f4Ovg8
こんな夜遅くに女の子が男の子に訪ねてくる。というのはなんというか、如何わしい気がしてしょうがない。
カイルあたりに見つかると、からかわれそうだな。と思いつつ、部屋に明かりをともし、ビッキーを中に招き入れた。
「まあ、掛けて。お茶煎れるから少し待っててね。」
「あ、いいよういいよう。お茶なんて、そんな気を使ってもらわなくてもいいよう。」
「あ・・・、そう。じゃあ、煎れないね。それでお話したいって言っていたけど、どうしたの?」
何もわざわざこんな時間に話、だなんて。いつも彼女はこの時間にはもう幸せそうに夢の中へ旅たっているはずなのだが・・・。
「そうそう、お話しよう!・・・私、瞬きの紋章を宿しているでしょ〜?それで私てばドジだから、たまに失敗しちゃうんだぁ・・・。」
「瞬きの紋章っていうのはテレポートできるあれのことだよね?」
「うんそうそう!あれのことだよ〜。それで、たまに失敗しちゃって過去とか未来とかに飛んじゃうの!
今回この争いごとが起こっている最中に、あの遺跡のところへ、しかも王子さまたちの目の前に飛んでこれたのも
偶然中の偶然、奇跡みたいなものだったんだよ〜。」
「つまり、あそこへいきなり現れたのは、別の時代にいた君が瞬きの紋章を使って失敗してそれでたまたま。ってことなんだね。」
「うん、そう!それで、今度またいつ失敗してどこかへ行っちゃうかわからないから、後悔する前に気持ちを伝えておこうと思ってね!
王子さま!好きです、大好きです!」
「そうなんだ好きなんだね。え・・・?好き?ええええぇえぇええぇぇぇ!?!?」
今、この娘なんて言った?好き?えぇっと、ビッキーが僕のことをだよね?
話跳躍しすぎだろ・・・。でも彼女の一生懸命さもわかる。早口で言い切ってゼーハーゼハーしている彼女の様子を見れば、
がんばって、勇気を振り絞って言ってくれたのだろう。
「うん・・・。やっぱ駄目だよね?リオンさんやミアキスさんがいるのに・・・。」
「え・・・、いや、リオンやミアキスと付き合っているわけではないし。
それにその、面と向かって真剣な気持ちで好きって言われたことがないから、ごめんね、
なんか、すごく動揺しちゃって。うれしいよ。とっても。」
651 :
648 3:2006/03/19(日) 09:15:50 ID:q5f4Ovg8
実際はどうなのだろうか。僕は彼女のことをどう見ていた?
最初会ったときは変な子だなぁ。って思っていたけど、
一緒に行動させていた理由はただ単に連続魔法が強いから、ムードメーカーだったから。だけじゃない気がする。
僕は彼女に惹かれていたのかもなあ。
冷静になって考えてみると、思いあたる節はある。
一度無意識のうちに彼女の姿を目で追っていたことがあったらしく、
ミアキスに「さっきからずっとビッキーちゃんを見てますけどビッキーちゃんに気があるんですかぁ。リオンちゃんが可哀想ですぅ。」
などと言われたことがあった。あの時は、軽く流しておいたが・・・。
あぁ、なるほど。彼女に惹かれていたんだ。
一度目で追っていたぐらいで理由付けするのは少しむちゃくちゃかもしれないけれども、
これから彼女と過ごしていくうちにはっきりと自分の気持ちに気づくことができるだろう。
「うん、僕も好きだよ、ビッキー。」
「え?ほんと?やったー。」
ブイっとこっちに笑いながらやってくる彼女の姿が可愛くて、
僕は机ごしに座っている彼女の顔に自分の顔を持っていき、
キスをした。ただ触れ合うだけのものだったが、今はこれで十分だ。
これから先にいくにはもう少し時間が必要。
顔を離して、彼女の顔を見てみると、まるで熟したトマトのように真っ赤になっている。
ビッキーはガタンッ!と勢いよく立ち上がり、
「そ、それじゃ!お、おおおおやすみね!!王子さま!」と言って部屋を出て行こうとした。
「うん、おやすみ。それと王子さまじゃなくてファルーシュでいいよ?」
「おおおやすみなさい、ファ、ファルーシュ、さん。」
そういうと彼女は部屋を飛び出していった。
それからソルファレナの城に戻り数日間、彼女と日向ぼっこしたり、なんだかんだしてすごして、
といったものの女王護衛の訓練とかあったからあんまり時間はなかったけれども、
楽しい時間をすごせた。
「たとえ過去や未来、どこに行ったとしても、絶対にファルーシュさんのことを忘れないよ〜。」
こんなようなことを言われた次の日から、ビッキーの姿は見えなくなった。
リオンやミアキス、その他の城にいた者たちはみんな驚いていたが、僕だけは事情を知っていた。
テレポートを失敗してしまったのだろう。
そしてまたどこか遠い過去か未来に行ってしまったのだ。
彼女が消えた理由は誰にも教えてあげる気にはなれなかった。
だってこれは二人だけの時を越えた秘密なのだから。
END
終わった。駄目だエロもなければオチもねえ。
ゼラセ様、一思いに空からアクシズ、いや隕石を降らせて消滅させてくだせぇ・・・。
ほのぼのエロ無しもたまには良いんじゃない?
一応エロスレだから、エロがまったく投下されないってんじゃあ困るかもしれないけど、
今は結構勢いあるしね。
私はこういうのも好きですよ。GJ!
>>649 もっと幻水の男性向けエロも増えて欲しいですよね。
5で少しは増えると良いんだけど
…って、3の時も4の時も言った気がするw
>>632 何をしているのです!早く起きなs(ry
おーう、GJですよ
にしてもゼラセ様せかすなぁ
そんなゼラセ様も可愛くていいじゃないか
なんだかんだ言って、
ゼラセ様が一番エロいな。
>>649 まぁ、もともと801は多いしね。
でも、今回は男女カプ萌えするひとも増えると思うよ。まだ、発売されて間もない方だしね。
しかしこのスレ消費といい、質の高さといい、やっぱり5の人気の高さを物語ってるよな……。
職人や住人の愛を感じられて嬉し。
ミアキスがかわいいからです。
リオンのほっぺがぷにぷにだからです。
ゲッシュ兄貴の笑顔が素敵だからです。
キャザリーが謎めいていてとても魅力的だからです。
王子の衣装がエロカワイイからです。
フレイルの切れ長の目がとても色っぽいからです。
ゼラセ様のエロは流石に無いんだな
サイアリーズの胸を強調した格好はもとより、歩き方がエロいからです。
やばいくらいに王子×リオンに萌えた。
オボロ仲間にならなかったんで現在最初からやり直し。
ベストEDクリアしたらがんがって王子×リオンを投下します。
667 :
627:2006/03/19(日) 15:08:56 ID:4D6KVcs1
おはようございます
リューグ×ミアキスの続きを投下させてもらいま↓
抱きかかえられていた体がベッドに降ろされると、すぐにリューグの体が覆い被さってきた。
首筋に口づけながら薄い寝間着の隙間から手を差し入れるとすぐに柔らかな膨らみに行き当たる。
緊張で身を固くしてしまっているミアキスを宥めるように、優しくキスをしながら形の良い胸をやわやわと揉みし抱く。
「ぁ…はあ…なんだかくすぐったいですぅ…」
熱のこもった瞳。この先の行為を恐れていても体の奥底で情欲の炎が灯り始めているのが自分でもわかった。
胸の先端をつままれてびくり、と面白いように体がはねる。
「ん…ふぁ」
既に固くなっているそれに気付かれるのが恥ずかしくてミアキスは身を捩る。
いつの間にか衣服は取り払われ窓からの月明かりが白い肌を照らし出していた。
「綺麗だ…」
「あ…あんまり見ないでくださいぃ」
羞恥に頬を染め、潤んだ瞳で抗議してもそれは逆効果というもの。
嗜虐心を煽られもっといじめてみたくなってしまう。
胸の先端を口に含み舌先で転がしてやるとミアキスは切なげに声を漏らした。
リューグはそのまま片方の手を下腹部の方にへと滑らせる。
薄い恥毛におおわれた入り口をゆっくりと指でなぞる。
「…ん…あぅ…そ、そこは」
弱い刺激にも反応してしっとりと潤んだ秘裂からクチュといやらしい水音がなるのが嫌でも聞こえてしまう。
はしたない、そう思う心とは裏腹に体はより強い刺激を求めて熱くなる。
「!ふっあぁ…いた…!」
ふいに秘裂をなぞっていた指の内の一本がミアキスの中へと差し込まれた。
かすかな痛みに身を固くする。経験のないこの体は指の一本すら拒んでしまう。
「少し我慢してくれ、慣らさないと後でお前が辛い。」
こくりと頷いて、浅く呼吸を繰り返し息を整える。
ぐちぐちと音を立てて中を刺激すると悲鳴とも嬌声ともつかぬ声を上げ
差し込まれた指によってもたらされる痛みと未だ知らぬ快楽の狭間でミアキスは小さく悶えた。
痛い、指一本で情けないとは思うが痛いものは痛い。こんな事ならどこかで済ましておくべきだったななどと余裕のない頭で考える。
処女は面倒くさい、と誰かが言っていたのを聞いたことがあるが
なるほどその通りだとミアキスは思った。
それでも解され少しずつ潤みを増してゆく中に二本目の指が挿入される。
「ひっあぁ!」
一気に倍になった質量に内壁が圧迫される。苦しげに喘ぎ涙を滲ませているミアキスの瞳にそっとリューグはキスを落とした。
二本の指に中を蹂躙されグチュグチュとよりいっそう水音が大きくなる
頬はうっすらと上気し、ミアキスは痛み以外の感覚が芽生え始めるのを感じていた。
自分からキスをねだり薄く開いた唇に舌が差し込まれ絡ませ合う。
「む…うん……ぁふ」
激しい口づけの間にも内壁をひっかくように刺激され慣れぬ体がびくびくとはねた。
「うあ…う、あぁっ」
目を固く閉じ小さな快楽をやり過ごす。
呼吸を整える間もなく刺激は次々へと送られてくる。もう耐えきれないとばかりにミアキスの瞳から涙がこぼれ落ちた。
ふいに指が引き抜かる。
急に圧迫感が無くなりミアキスは体から力が抜けるのを感じた。
弛緩し息を荒くしているミアキスの耳にリューグが囁く
「いいか…?」
肯定するかわりに瞳を伏せ小さくミアキスは頷いた。
大きく開かせられた足の間にリューグが割って入ってくる。
「あ!…や、やっぱりちょっと待ってくださいぃ!」
「あ?」
突然の制止に困惑しているリューグをよそにミアキスは言葉を続ける。
「その………私ばっかりしてもらって悪いですぅ!私にも…リューグちゃんを気持ちよくさせて下さい!」
恥ずかしそうにそう告げるミアキスにリューグは少し面食らった。
ダメ、ですかぁ?と上目遣いで見つめられて断れる理由がどこにあろうか。
予想していなかっただけに驚いたが嬉しい事には変わりはない。
「わかった」
「はい、あまり上手には出来ないと思いますけどぉ…大目にみてくださいね」
体勢を変え、今度はミアキスが上になる。
恐る恐るリューグのモノに手を伸ばす。それは既に熱を持ち固くなっていた。
大きい…予想していたよりもそれはずっと大きくて、こんなものが本当に入るんだろうかと不安になる。
しばらく逡巡してからミアキスは決心して握った手を上下にゆっくりと動かした。
先端から出る先走りの液がミアキスの白い手のひらを汚していく。
心なしか先ほどより大きさが増しているリューグ自身に躊躇いがちに唇をよせると
一気に口の中へくわえ込んだ。
「く…」
低く呻くような快楽の声
ミアキスは手を動かしながら舌先を使ってリューグ自身をなめ上げる。
「あむ…ちゅぷ……はぁ」
小さな口一杯に先走りの苦みが広がる。
ぴちゃぴちゃと卑猥な音が響いてミアキスの羞恥と欲情を加速させる。
「う…んむう…はぁ…りゅ、リューグちゃん…気持ちいいですかぁ…はぁっ」
「っく…あ、あぁ」
快感に顔を歪ませながらミアキスの頭を撫でてやるとさらさらとした髪が指から滑り落ちた。
ミアキスはリューグをさらに追い立てようと口に含んだまま激しく上下に頭を振る。
「んーっ…はむ、ちゅ…じゅぷ…はあぁ…んむう!」
「ミアキスっ…!もういい!!」
急に制止されミアキスは不安げに顔を上げる。
「やっぱり…気持ちよくないですかぁ」
「ち、ちがう!」
慌てたようにリューグは言う。
もう一度ミアキスをベッドに押し倒すと
「最初はこっちの方でお前を感じたいんだ…」
言って潤みきった下の口をするりとなぞる。
「…今度こそ、いいか?」
顔を真っ赤にしてミアキスは頷いた。先ほどの行為の最中にも渇くどころか待ちかまえていたかの様に秘裂は濡れそぼっている。
熱い固まりが入り口に押し当てられた。
「力…抜いていろよ」
そう告げて、リューグは一気にミアキスを貫いた。
「いっ!!あああぁ!……う…いたぁい」
みちみちと肉が裂けるようなイヤな音がして指とは比べ物にならないくらい大きなものが割り込んでくる。
痛みと圧迫感に苦しくて涙がこぼれた。
リューグは陸に打ち上げられた魚のように呼吸を荒くして痛みに耐えようとするミアキスの背中を優しく撫で、落ち着くまで待ってやる。
「も…もう大丈夫ですからぁ……動いてくださぃ」
とても大丈夫なようには見えない、言おうとするリューグの唇をミアキスが塞ぐ。
「お願い…ですからぁ…っ!」
わかった、静かに呟いてリューグはゆっくりと、自身を抽送させる。
「うっ…あう!」
内壁は異物を押しだそうと蠢く、しかしそれも男を悦ばせる快感になってしまう。
奥を抉るように深く突き上げられミアキスはリューグの背中に爪を立てた。
体が、熱い。先ほどまでの痛みの他に快楽の炎が灯り始めるのが自分でもわかる。
熱い猛りが内壁を擦り上げ滑ったそこからグチュグチュと音がもれた。
「ひっあああ!!…りゅ、リューグちゃん…あっ…すき!すきぃ」
熱に浮かされうわごとの様にそう繰り返すミアキスを追い立てるように荒々しく中を蹂躙する。
「くっ…ミアキス!」
逃がさないとばかりに内壁がリューグ自身を締め付け奧へと誘おうと蠢く。
「うあっ!うあああ!!!」
ぐい、とより一層深く最奧を抉られてミアキスの体が痙攣した。
「く、ふ…」
ミアキスは体の中が熱い滴りで満たされていくのを感じながら、意識を手放した。
674 :
627:2006/03/19(日) 15:19:13 ID:4D6KVcs1
おすまい
エロは難しいす
エロに頭を悩ませすぎてオチが無くなったと言えようorz
そうか…ミアキスと言えばリムかリオンか王子くらいしかいないと思ってたけど、
竜馬騎兵の連中も中々いいかもしれませんね。
GJ!
描写が上手いから凄いエロく感じたです。
私は語彙が貧弱でなもので、描写が薄っぺらになっちまうんですよねぇ。
正直、尊敬しますわ。
エロが難しいのは激しく同意。
エロ無しの話を描きまくりたいくらい。
リュミアキター!!GJ!リアルタイムに容易に出会えるこの繁盛っぷりギガモエスww
熱血担当のリューグは、今までにない包容力を感じさせる野郎ですよね。
リヒャルト×ローレライ何か画策しつつ、のんびりと堪能させていただきましょう。
677 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 16:06:58 ID:PhIir2tG
リオン死亡旅立ちED後の王子が旅先で遭難したはずのスバルと・・・
こういうのもアリだな。
しかし、エロが書けない。
エロなしラブなしなら、名倉さんとサギリの話をかけないことも無いんだが。
ここでフェリド×アルシュタートを推してみる
アルシュタート、激しくエロいんだけどな
679 :
制裁:2006/03/19(日) 16:36:56 ID:jRrF26Ag
「……許可する」
己の全てを支配する、そのひとの凛とした声が
いつものようにマティアスの耳朶を打つ。
イザベル様を侮辱した、この痴れ者に罰を。
徹底的な制裁を加え無力化した後に、相応しい場所へ投棄するという処分を。
生ける断罪の女神にその身を捧げたマティアスにとって、
それは幾度となく繰り返されてきた義務の履行に過ぎない。
だが、今彼の体を突き動かしているのは
ただの冷たい執行機械としての役割意識を超えた、見知らぬドス黒い衝動だった。
なぜだろうか。
痴れ者の頭髪を鷲掴んで地面に引きずり倒しながら、マティアスの中の冷めた一部分が
そんな疑問をふと浮かび上がらせる。
乱れた紅い前髪の下から自分を見上げてくる痴れ者の、慈悲を請うような眼差しのせいなのか。
痴れ者の右手が無様に地を這い、取り落とした剣を探るのを見て取り、
マティアスは容赦なくその手首を踏みにじった。
冷たい鋼鉄のグリーブが、しなやかな肉の下にある骨を踏み砕く感触。
痴れ者は頭を仰け反らせて甲高い悲鳴をあげる。
屠殺される寸前の豚のように。羽根をもがれてまだ死にきれぬ蝶がそうするように、
泥にまみれた全身を醜く痙攣させ、長く白い両足を激しくバタつかせながら。
680 :
制裁:2006/03/19(日) 16:37:29 ID:jRrF26Ag
足をあげて自由にしてやると、痴れ者はこちらに背を向けて、必死に地面を這いずり始めた。
上半身を這いつくばらせたままで、膝を立て高く持ち上げられた尻が、露出した瑞々しい両の太ももが、
痴れ者の前進につれて恥知らずにも左右に激しく振りたくられマティアスを幻惑する。
汗ばみ、太陽の光を受けて淫らがましく輝くその両足の狭間に
容赦なく槍の穂先を叩き込もうとして、マティアスはふと思いなおした。
――鎧がジャマだ。
なおも見苦しくあがき続ける痴れ者の傍らに膝をつき、マティアスは
左手で痴れ者の後頭部を掴み、力任せに地面に叩きつけてその動きを止めた。
細い裸の背中の上を滑らせた右手の指を、肉感的な尻のふくらみを限界まで露出させている腰当ての縁にかける。
痴れ者の両足が引き裂かれ、白い肌に赤い血の筋が刻まれるのにも構わず
力任せに引きちぎり投げ捨てる。
絶叫があがった。
もはや隠すものとてなく、白日のもとに曝け出された痴れ者の下半身は
これまでの抵抗とは全く異なる種類の必死さで激しく暴れはじめた。
股間にもぐりこませた指で繊毛に覆われた肉丘の頂を探り、柔らかくほころんだ裂け目の両側を軽く引っかいてやると
しっとりと濡れた左右の太ももがマティアスの手首をギュッと挟みこんで、
地面に押し付けられたままの痴れ者の唇が、くぐもった拒絶の声をあげる。
――やめろ。やめろマティアス……!!
やめられるワケがない。マティアスは、薄い笑みを浮かべながら
伸ばした中指を、必死に食い締められた秘裂に根元までもぐりこませ、
ろくに濡れてもいないちいさな空洞の内壁を、無茶苦茶にかき回し始めた。
681 :
制裁:2006/03/19(日) 16:38:29 ID:jRrF26Ag
痴れ者の痙攣が、一層激しくなる。
背後で、誰かが彼を呼んだ。マティアスは無視した。
もっと声が聞きたい。淫らな姿で男を誘い、神聖たるべき主の栄光を傷つけたこの痴れ者の
後悔と絶望に満ち満ちた悲鳴を。
衝動の赴くままに、マティアスは左手で掴んだ獲物の髪を力任せに引き上げ、
たまらず身を起こした痴れ者の上半身を、背後からがっちりと抱きしめた。
恥ずべき肉の最奥に突き刺さり蹂躙する指先から少しでも逃れようと、
膝立ちの姿勢になり上体を伸び上がらせた痴れ者の頭は、丁度マティアスの顔と同じ高さにあった。
甘やかに鼻腔をくすぐる、獲物の髪と肌と汗の匂いを存分に堪能しながら
マティアスは女の肩に顎をのせ、その朱唇からとぎれとぎれに漏れる苦痛の声に耳を傾ける。
指先で掻き分け続けた痴れ者の肉襞が、じわじわとその潤いを増し
やがて淫らな水音とともに、肉丘を覆うマティアスの手のひらに、腕に、
隠しようもない夥しい量の樹液を滴らせ始めるに及んで
おしつけた頬の滑らかな感触を直に伝わってくる痴れ者の吐息にも、明らかな快楽の徴が見え始めた。
682 :
制裁:2006/03/19(日) 16:40:24 ID:jRrF26Ag
――もう待てない。
マティアスは、女の裸の尻の下から濡れそぼった右手を引き抜くなり
自力では身を支えられないほど乱れきった女の体を、再び地面に投げ出させた。
もはや抵抗する気力すらないらしい痴れ者が、無事な左の手でノロノロと股間を庇おうとするのを
力任せに払いのけ、うつ伏せになった相手の肩に手をかけ仰向けになるようグルリと回転させた。
激しい呼吸に合わせて上下する胸当ての隙間に両手をかけて左右に引く。
金属のちぎれる音とともに、胸当ては下の着衣ごとたわいもなく引きちぎられ
一切の拘束を失った輝く両の乳房と、その先端に色づく薄桃色の乳首が
欲望に濁ったマティアスの両目の前に、隠すものとてなく鮮やかに舞い踊った。
「……これは制裁だ」
言葉もなく、荒い息をつきながら自分を見上げてくる痴れ者に
マティアスは愉悦に満ち満ちた断罪の言葉を投げかけた。
隠しようもなく、自分の顔を彩っているであろう嗜虐の色を
窮屈な下穿きの中で、欲望の徴を見せて痛いほど膨らんだ肉の槍を自覚しながら
痴れ者の恐怖と期待に歪んだ端正な頬を撫で、汗と泥にまみれてへばりついた紅い髪をかきわけ、
マティアスは、黒い情動のありったけをこめて、その名を呼ぶ。
「イザベル……!!あなたの全てを、今ここで奪いつくす……!!」
誰にも渡しはしない。生身の人間として、一人の女としての、ほんの僅かな表情ですら許すことはできない。
至高の支配者、己の唯一の存在意義として崇めたその名を呼ぶマティアスの意思は
果てしない憎悪にも似た、赤黒く燃え盛る業火に満たされていた。
(続く…)
続くッ…続くのですか!?いいところでッ!!
GJ!テラウマス……(´Д`;)
今容量が489kb。
次スレの事もそろそろ考えた方がいいかも。
まとめなんですが、正直あっぷあっぷです。神様方輝きすぎ。愛してる。
嬉しい悲鳴なんですが、収録が追いつかないし、慌ててるんで
リンクやコピーのミスが続いてます。本当に申し訳ない。
おかしなところがあったらメールフォームからでも教えてください。
当分、土日祝日しかスレチェックや作業ができないので、dat落ちでログを取りそびれるかも。
たまに肉に噛ませていただけるとありがたいです。
あとファイルやリンクの管理がえらい事になってるので、単発コテで複数発表されてる方で
まとめちゃって構わない方は、メールフォームでどれがどなたか教えていただけませんか?
(勿論、こっそりやっていきたい方はそのままで結構です)
gdgdすみません。
>>684 お疲れ様です!
では、次スレ立てましょうかね。
お風呂、酒、薬、傷、指南…ありとあらゆるネタが思い浮かぶのに…
くそう、くそうっ…何でこいつらこんなに書きやすいんだ!
>>679氏
圧倒的な筆力に脱毛…もとい脱帽。
黒マティアスカッコイイじゃねーの・・・!続きが気になります。GJ!
>>684 管理人さんいつも乙です!保管庫大変見やすく見させていただいてます。
689 :
ほっけ:2006/03/19(日) 21:02:06 ID:XHNt56Zi
埋めに投下します。
ファレナの空に浮かぶ太陽は、誰しもに熱と光を届けている。
国中に刻まれた傷は結託した国民たちの手で癒され行き、
現女王リムスレーア・ファレナスと新たに発足した議会との連携で、
数年前のゴドウィン家とファルーシュ・ファレナス率いる軍勢との内乱で乱れた国も、
太陽に祝福されたファレナ女王国―――フェイタス河に抱かれた気高く美しい国として、
平和な姿を作りつつある…。
―――――。
不安を払拭するためか、痛みを和らげ合うためか、
否、もっと単純に、愛を与え合う、という、とりとめのない関係でもいい。
互いに、愛しいと素直に思えるのなら、その関係を形容する名など要らない。
対になる紋章を宿した互いの手を重ねあい、唇を重ねあった。
最初は何時だったろうか。
そもそも、互いを異性として意識しはじめたのは何時から?
護衛と、王族。 その身分の垣根を、夜の間だけ取り払うことを覚えたのは。
破瓜を終え、痛みと快楽を覚えたのは…何時だったろう。
時折でもいい、ただどうしようもなく互いを欲しくなる時があり、
それは偶然か、それとも、通じ合う感情が引き起こす、連鎖した衝動か…わからないが。
どちらともなく求め合い、決して無駄ではない時間を、絵の具が混ざり合うように過ごしていた。
ファルーシュはリオンの顔の横に手をついて、ゆっくりとベッドに手を沈ませた。
解いた長い髪は垂れ、二人を閉じ込めるように視界を銀の檻でふさぐ。
阻む衣を全て脱いで、肌を重ねることに、未だ互いに恥じらいは抜けず、
視線もあわせることは出来ないが、それは、声を発すればすぐ届く距離に互いが居るから、だろう。
「……王子…」
深い色の瞳が、ファルーシュを捉えた。
「その………」
もじもじと肩を動かし、桃色に染めた丸い頬を隠すこともなく。
潤んだ瞳を再び逸らし、リオンは言葉を探す。
「…うん、…何?」
顔を見るだけで恥ずかしいというのに、視線をそらしても己の髪の毛、
そして下ろせば彼女の、幼さを残す白い肢体。
結局はリオンの顔を眺めるに留まってしまい、どうしようもないので凝視するファルーシュ。
不器用で、言葉も上手く運べない。それでも彼等が今味わっているのは、幸せだった。
「…明日、…ですね」
「うん…全部、終わらせるよ。またそこから、はじめるために」
ファレナがはじまった地、アストワル山脈の遺跡。
少数の残党を連れ、封印されていた太陽の紋章を持ち去ったマルスカールがその身を潜め、
最後の悪あがきか、恐ろしい決断か―――ともあれ、この内乱の幕を下ろす為の
付けねばならぬ決着が待つ地へと、向かわねばならない。
聖地ルナスに開いた遺跡。
ファルーシュの手に宿る黎明の紋章と、リオンの手に宿る黄昏の紋章が導いた…道。
「絶対……生きて帰ろう」
「…はい」
リオンのわき腹には、完治はしたが傷痕がしっかりと残っている。
互いに視線を潜り抜け、「傷一つない」なんてお世辞にも言える体ではないが、
そこだけは、消えることのない程深く傷が刻まれている。
しかし、リオンもファルーシュも、互いの体温を感じることが出来る。生きているのだ。
そしてこれからも、この温もりを交換していきたいと。
思ったからこそ、最後の戦いへ赴く前に、確かめあっておく。
この身を覆う不安を打ち消して、己を、皆を信じる為に。
「…で、その…いいかな?」
「…あ、あの…は、はいっ。王子が望まれるなら…」
「ぼく、だけ?」
「…わ、私も…です、けど」
「…うん」
「っは……あぅ…あっ…」
交わりは、慣れぬもの。
否、自分たちがそうなだけだろうか。
受け入れる際の痛みは消えど、未だに、おびえた子供のようにファルーシュの身体に縋るリオンと、
応えるように抱きしめて、少しでも長く、彼女を感じていようと、繋がっていたいと、堪えるファルーシュ。
子供じみた―――かわいいものなのかもしれない。
「んんっ…王子、…王子ぃ、っ」
強くなく、ゆっくりと、深く優しくに、交わりは解けかけ、また繋がった。
「リオン、っ……」
ファルーシュの長い髪が落ちシーツに広がり、リオンの黒髪を混ざる。
常に結う互いのそれが、解けて乱れる、唯一無二の時間。
互いに、夜を明けるのを拒むよう、上質なベッドを、きしり、きしりと細く鳴らす。
粘っこい音、生物的な生々しさを絶え間なく聞きながら、
弱弱しい吐息を、口付けで絡ませあいながら。
「ぁ…あぁっ! …は、ぅ…」
「んっ…、ぅ……ふ…」
互いに達して、幾ら濡れようと、火が冷めやらぬ限り、互いに腕を絡め、抱きついた。
名前も、愛の言葉も、終わらぬかと思うばかり。
その声を、いつまでも覚えていようと、
その手を、離さないで重ねて、貪り合った。
信じていた。
リオンはずっと、ファルーシュといられるということを。
そしてファルーシュもまた。
約束ではなかったそれに、果たすも、裏切りも…なかった。
愛しい時は、その腕の中を離れていく。花が季節とともに散り、風にとけていくように。
共に過ごした甘く幸せで無二だと思っていた時も。
いつしか―――
―――夏椿の白い花が咲いていた。
青々と茂る濃緑の草原をゆっくりと踏みしめて、開けた場所に出た
女王騎士長の衣を纏った青年が、セラス湖のほとりに跪き、膝元に花束を置く。
優美な装飾の施された長巻に、堂々とした、ファレナの守護者たる者に許された衣。
それを見るだけで、誰かをすぐに知らせるような、威風堂々―――そんな雰囲気を持つ姿。
太陽の輝きを受け、きらきらと輝く湖面を眺めると、彼は穏やかに目を細めた。
「…リムの成人の儀が済んだんだ。
凄く綺麗に…立派になったよ。今なら、父さんの気持ちがわかるな。
今のリムに婿を迎えるなんて…ってね。兄馬鹿すぎるか」
誰に言うでもなく、湖に溶かすように、臨時女王騎士長―――ファルーシュは告げた。
その声は、彼女に向けていた声より大分低くなってしまったし、
身長も伸びて、頬もこけてきた。
それでも、彼女なら、きっと自分を見つけてくれるだろう。声でも、目でも、姿でも。
「ミアキスは、結婚する気ないみたいだ。リムの傍にいたい、って。
暇があればぼーっと空を見上げてチーズケーキを食べてて、上の空。
リムに誰かさんに似てるね、って言ったら怒られたんだよな。
『ミアキスにそんなことを言いでもしたら、いくら兄上でも許さぬぞ!』って。
理由を知ってるんだろうけど…ちょっと寂しいかな。リムが成長したってことなんだろうけど。
勿論、ミアキスも元気だよ?」
笑ってみせると、柔らかく風が吹いた。湖面がほんの少しだけ揺らぎ、音が立つ。
「ゲオルグは、今はグラスランドに居るみたいなんだ。テイラーさんがそんな情報持ってきてね。
でもリムが口止めして、ぼくとリムしか知らない。
…きっと今でも、あんな風に堂々としてるんだろうね。父さんとは違う、憧れがあった。
流石にそうそう流れていこうとは思えないけど、あんな風に受け入れる強さが欲しい、ってさ。
少しでも、ぼくはゲオルグに近づけたかなぁ」
まぶしい梅雨明けの夏の日差し。
左手で顔に照りつける光をさえぎって、太陽を見上げる。目を伏せて、太陽をどうにか見ようと試みる。
「……リオン…」
この左手に、あの紅い輝きを持つ紋章はない。
下ろしている右手に、蒼い輝きを持つ紋章はない。
ファレナを守護する太陽の紋章に付き従い、今も太陽宮で輝いている。
…そして、彼女は―――この雄大なセラス湖で、眠っているのだ。
「みんなで笑おうって言う願いは、叶えられなかったけど…。
だから、リムたちの…ファレナの全ての輝きを、ぼくは護っていくから。
護りかたは、リオンがぼくを護ってくれたことで、教えてくれていたようなものだからね」
目を閉じて、優しい闇の中、思い出を呼び起こした。
何時も自分を護ってくれていた微笑みが、今の自分を作り出してくれた。
「…本当に、ありがとう……頑張るから」
彼女に直接言うことの出来なった礼と、決意を、言葉として示して。
「……おやすみ」
穏やかに、安らかに、星を抱く者、運命を導く者に抱かれた命の祝福を願ってから。
敬礼を向ける。
「大河の如き慈愛と、太陽の如き威光を…あまねく示さんが為に」
目を閉じて、踵を返し―――
『大河の如き慈愛と、太陽の如き威光をあまねく示さんが為に!』
翻した背中に聞こえた、柔らかな音。驚いたように目を見開いて振り向く。
さらりと風が流れて、頬に心地よい感触が触れる―――ファルーシュは微笑みを浮かべて、
懐かしい声を耳に留めて…歩き出した。
平和の姿を作りつつあるファレナは、一種の革命を為したことになる。
その語り継がれる歴史に名は記されずとも、
ファルーシュの胸にはいつまでも、リオンが花のような微笑を浮かべていた。
重ねあった手の温かさも、混ざり合わせた声の響きも、いつまでもセラス湖に抱かれて…。
黎明と黄昏にまもられた太陽が、今日も、きらきらとセラス湖を輝かせていた。
最初ベストエンドじゃないほうを見たときは
( Д ) ゜ ゜ でした。
ゲオルグと二人で旅立ったけど、戻ってきた王子には女王騎士長をやってほしい。
さりげにゲオミアなんか入れてごめんなさいしつつ。
次スレでは、幸せな王子とリオンを書こう。