テイルズのエロネタないんかね?21

このエントリーをはてなブックマークに追加
229あぼーん
あぼーん
230名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 19:41:17 ID:sLBEHs82
本スレ?
231名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 22:38:54 ID:RL8DE74P
荒らしが削除されたんなら埋めないと(議論以外の話題で)
次スレも流れないよう、たまにはageに行こう
232名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 05:10:42 ID:M1zRg6e2
>>230
前スレ

てか、新スレの方も相変わらずウイルス厨が常駐してるな。
233*アスタリスク ◆s7ALlj6djA :2006/03/32(土) 01:04:16 ID:lsaGW7wW
お久しぶりです、*アスタリスクです。新作が書けましたので、投下させていただきます。

L⇒セネクロ

題⇒「これからも」
234名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 01:05:14 ID:soZG1eqp
ワクワク
235*アスタリスク ◆s7ALlj6djA :2006/03/32(土) 01:05:15 ID:lsaGW7wW
…いつからだった?俺がお前に惹かれ始めたのは…。お前の…その白い肌も、黒い髪も、綺麗な瞳も。全部…全部、独り占めしたくて。
「ふ…っ、んぅ……ぁ…」
厭だとか、欲しいとか、懇願してくる表情も…声すらも俺だけの物にしたくて仕方が無い。
「クロエ…」
「っ……ばか…者…」
深く口付けた後、顔を真っ赤にして、俺を上目使いで睨んでくる。…ほら、逆効果だって解ってる癖に。
「…止まんねーよ、馬鹿」
「ん…ッ!」
首元に顔を埋め、唇で少しだけ強く啄む。雪みたいに白い肌に、紅い小さな痕を残す。
236*アスタリスク ◆s7ALlj6djA :2006/03/32(土) 01:06:14 ID:lsaGW7wW
「綺麗に紅く残るモンだな………お前の肌、白いもんな…」
「ひぁ…ッ!!」
舌で首筋をなぞれば、身体をびくつかせる。
「可愛い…クロエ…」
「っふ…ゃ、あ…」
耳元でわざと息を掛ける様に囁けば、身体を小さく震わせた。…幾度こうしていても、足りない。俺が知らない事が、こいつにはまだ残っている気がして。
「…クロエ…」
「クーリッジ…?……ぁ、んっ…」
片手で服を脱がせ、もう片方の手で身体を引き寄せた。胸の突起を舌先で転がせば、長い睫を震わせ、甘い声を漏らす。
「は、ぁ……っん、ゃ…ぁ…も、ゃめ…ぇ…ッ」
237*アスタリスク ◆s7ALlj6djA :2006/03/32(土) 01:07:03 ID:lsaGW7wW
“やめろ”なんて言う癖に、ちっとも抵抗してこない。
「…何?止めて欲しい…?」
「んッ……ちが…」
クロエは身体をよじらせ、首を横に振る。
「……もっとシてほしい…?」
「…ん……っ…」
俺の問いに答える代わりに、小さく震える身体を擦り寄せてきた。…目に涙を浮かべ、じっと俺を見つめる。
「…恐いか?」
「…そんなこと、ないっ……嬉しい…」
先刻よりも強く首を横に振り、弱く微笑んだ。俺はそんなクロエの額に軽くキスをした。
「っ…」
「…おかしくなりそうだ…」
滑らかな肌を撫でながら、少しだけ苦笑い。
238*アスタリスク ◆s7ALlj6djA :2006/03/32(土) 01:08:00 ID:lsaGW7wW
こいつが……クロエが…やたら俺に突っ掛かってくるのが、初めは苛立って仕方なかった。でも…少しだけ見せる弱いところがあって、そのうちに“クロエの事が知りたい”と思い始めた。
「…クロエ」
「ぁ、クーリッジ……ひゃッ!!」
ツ…と、秘部を刺激すれば愛液が溢れ出てくる。
「やっ、あぅ…んんッ…!」
…いや、初めからもう…惹かれていたのかも知れない。何時の間にか…クロエは、愛しい存在だったのかも知れない。
「っは…!!ぁ、ん…ゃ…あ…──ッ!!」
愛撫を進めるうち、クロエは達した。指に零れる愛液を絡めとり、指先に塗り付ける。
239*アスタリスク ◆s7ALlj6djA :2006/03/32(土) 01:09:03 ID:lsaGW7wW
「っ…!!」
指で軽く入口を探れば、俺の指をくわえ込んでいく。
「……何もしてないのに奥まで入る…」
「はぁ……っ、い…言うな…ぁ…ッ」
笑いを含みながら言う俺を、クロエは睨む。しっかり感じてる癖に…そんな真っ赤に頬染めて、どっからどう見ても卑猥な格好で凄まれても…ちっとも迫力無いんだけど。
「はいはい…ごめんなさい」
「んッ……そ、れは…反省してないだろぅ……ひぁっ!?」
軽くキスをした後。ソコに俺の陰茎をあてがうと、クロエの身体がピクンと跳ねた。
「ク…クーリッジ…?」
240*アスタリスク ◆s7ALlj6djA :2006/03/32(土) 01:09:53 ID:lsaGW7wW
クロエは心配そうに俺を見上げる。目にはうっすら涙を浮かべ、頬を上気させながら。
「…大丈夫だから…な?」
「ぁ…──きゃうッ!!」
グッ、と押し込める様に中に侵入する。俺のを慣らしていないにも関わらず、すんなり奥まで入った。
「っぁ…は、ぁっ…」
「っ…」
奥を突けば、クロエの内壁は、俺の陰茎をきつく締め付ける。何度も何度も…擦りつける度に、クロエの甘い声が部屋に響く。
「んっ…クー…リッジ………セネル…っ!!」
「クロエ…っ!!」
名前を呼ばれ、身体が熱く疼く。
「ぁ、あっ…や、ぁぁあっ!!」
「──っ!!」
241*アスタリスク ◆s7ALlj6djA :2006/03/32(土) 01:10:38 ID:lsaGW7wW
お互いの身体が硬直した、かと思えば…途端、同時に達する。
「っ…はぁ……クロエ、大丈夫か…?」
「ん、ぅ…大丈夫じゃ…ないっ…」
汗だくの顔を拭ってやりながら聞くと、クロエは弱々しくも俺を恨めしそうに睨んできた。
「…もう知らないっ…」
クロエはシーツを被って、俺とは反対側を向いた。……拗ねたか。
「…ごめん…」
「…嫌だ、許さない」
「…ごめん…」
「…駄目」
「…ごめん…」
「……」
俺が謝っても、クロエは断固機嫌を直さない。俺はとうとう参ってしまった。
「…ごめんってば…本当、悪かったよ…」
頭を掻きながらうなだれる。
242*アスタリスク ◆s7ALlj6djA :2006/03/32(土) 01:11:17 ID:lsaGW7wW
「……明日、動けなかったら…守ってくれる?」
俺に背を向けたまま。クロエはぽつりと呟く。
「…うん。守るから、機嫌直せよ…クロエ…」
流れる黒髪を抄きながら、俺は言う。すると、クロエは振り向いた。
「…約束、だからな?」
「…あぁ…約束だ」
…何よりも、誰よりも。想う気持ちが一番でありたいから。きっと俺は、今までも、これからも…クロエを愛する。

END
243*アスタリスク ◆s7ALlj6djA :2006/03/32(土) 01:12:20 ID:lsaGW7wW
…終わりです。感想等頂けると幸いです。

最近過疎&荒れてるなぁ…
244名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 02:09:13 ID:6FNjuiIF
>>243
サクサクしてかなり読みやすかった。
245名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 12:47:48 ID:4Oeai3y4
>>243
GJ!非常に読みやすくて良い
246名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 01:44:56 ID:oMAOjpB3
>>243
乙&GJ
247名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 06:53:55 ID:6ySVIbH7
>>243
うん、マジで読みやすくテンポいい。
そのおかげかなんとなく和んだ。
GJです。また、よろしくお願いします。
248名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 09:01:36 ID:LuEGiLcO
最近はVN形式のを読みやすいというのか、なるほど。
249名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 21:26:52 ID:faxjpjWz
という訳で、>>248の次作に期待
250名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 22:09:12 ID:IPR56O+j
ふと思ったんだが、職人は皆男なんだろうか?女が書いていたりするのかと、たまに思う。
そんな漏れは神待ち
251名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 22:21:21 ID:5EGR/Eh+
エロSS書きの男女比率は半々位じゃないの?

と女のエロSS書きの私が言ってみる。
252名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 22:37:02 ID:v5lLvxXJ
私も女です。これからもガンガンSS投下します
253名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 00:17:49 ID:gaqP1RLB
>>252
ガンガンお願いします。
254名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 13:51:57 ID:CD59D3/U
うほ、>>252がエロ小説書いてる姿想像しただけでチンコおったちんぐ
255名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 16:41:00 ID:YlnunmWz
私はAセクシャる
最近、意欲が沸かなくて書いてねー
256あぼーん:あぼーん
あぼーん
257名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 12:56:04 ID:Mp4taDPU
>>256
悪質なので通報しました。
新スレにもこのスレにも二度と来ないで下さい!
258名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 21:04:15 ID:PqJtL/31
女性優位見たいな

調子に乗らないで!とルークを調教するティアとか
華麗に童貞なガイ様を逆レイプするアニスとか
アニスに騙されてアッシュにいろいろする暴走ナタリアとか
重傷ジェイドに本懐を遂げるネビリム先生とか
攫ったイオンに求愛行動をとってみるアリエッタとか
髭を正座させるリグレット教官とか
259名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 23:25:09 ID:nRPOwbgE
あぁ。ティア攻めは良いよな
260名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 00:19:34 ID:44aAzsDl
>>258
お 前 は 俺 の 完 全 同 位 体 か !?

夏の新刊のネタ…まさしくぴったりっていうか不思議なぐらいにその通りのネタだったんだが。
ちょ、このスレ今日初めて見て目に付いたレスとネタかぶりって自分想像力なさすぎだろOTL
と言うわけでどこぞでそんな本見たら笑ってやってくれ。
261名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 00:28:49 ID:9NXfJXud
>髭を正座させるリグレット教官とか

ちょwwwこれマジで見た過ぎるwwww
262名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 00:41:08 ID:VAYWoJlV
暴走ナタリア…見たい、書きたい、読んでみたい

話は変わりますが投下に参りました。
前スレでガイナタ書いて途中で頓挫したものです
尋常じゃない量(wordで23ページも使った…)なのでスレ埋めにはなると思います。

ガイ×ナタリア:カースロットによる陵辱モノです。
263復讐1:2006/04/09(日) 00:41:48 ID:VAYWoJlV
「まったく、どうなってんだよ、このカースロットってのは…。」
グランコクマへと向かう途中で寄った宿屋、夜も遅くにガイは自分の部屋で自身の左肩
に刻まれた赤い痣を苦い表情で見続けていた。カースロットという呪いの痣、イオンによ
ると術者であるシンクから離れてさえいれば効果は無いらしい。しかし呪いの二次作用か
なにかなのか体に掛かる冷たい重圧、自身の体調の鈍りをガイはひしひしと感じ取ってい
た。思うように動かない体は戦闘でも迷惑をかけてばかりいた。
「……頼むよ。あと少しなんだ。みんなに迷惑をかけたくないんだ…。」
痣を強く押さえつける。イオンにも術の解除は出来るらしい。だが明日にはテオルの森に
入る。厳しい旅になることを考えれば、イオンに無理をさせたくはない。自分が少し耐え
ればいい、テオルさえ越えればすぐにグランコクマだ。そこでイオンの様子を見て解除し
てもらえば大丈夫だ。自分に強くきつく言い聞かせる。
264復讐2:2006/04/09(日) 00:42:25 ID:VAYWoJlV
そんな彼の悲痛な姿を記憶を介して窓の外、遠方から嘲笑う人影があった。術をかけた
張本人、シンクだ。
「ハハハッ。無理は良くないよ、ガルディオスのご子息様。」
カースロットの力によりガイの記憶はシンクに流れこみ、シンクの頭の中に蓄積されてい
た。ガイの過去もファブレ家にいる目的もヴァンとのつながりも全てがシンクに理解され
ていた。
「辛かったんだろうね、ガイ。苦しかったんだろうね。
 いいんだよ、もっと素直になって。自由に生きなよ。」
大切なものを全て奪ったファブレ家への復讐、しかし復讐の矛先であるルークを許しつつ
ある自分、往き場を失ったこの憎しみをどうしたらいいのか、悩み苦しめられ続けるガイ
への冷たい侮蔑の微笑み。
「ならさぁ…。アンタも奪えばいいじゃない、あいつの大切なものをさ。
 手伝ってあげるよ、ガイ。今のアンタには到底出来もしないだろうし。」
カースロットのもうひとつ力、それは対象の理性を奪うこと。獣のようにその目的のため
だけに動くことのできる活力を与えることが出来るのだ。
「女に触ることが出来ないんじゃこんな復讐の仕方を考えたことはなかったんだろうけど、
ボクは優しいから手を貸してあげるよ。せいぜい楽しむといいよ♪」
仮面の奥の瞳は麗しき偽りの姫君を見つめていた。
265復讐3:2006/04/09(日) 00:43:03 ID:VAYWoJlV
 今夜はあまりにもツキが悪かった。アニスは警護のためにイオンと同室だが連日の疲れ
で二人とも早めに就寝している。ガイと同室のルークはティアとジェイドに音素学を学び
に行ったまま、まだ部屋には帰ってきていない。例えシンクによるガイへのカースロット
の操作で音素が乱れようとテイアにもジェイドにも音素の扱いに未熟なルークの起こした
ものだと受け流されてしまう。つまり今ガイに異変があろうとも気づけるものは彼女しか
いないのだ。
「さぁ、ガイ…アンタのずっと待ち望んでいた復讐の始まりだ。一緒に楽しもう。」
シンクは目を閉じカースロットを解放させる。理性という楔が緩やかに外れ始めた。
「・・・くっ、・・・な、んだ? これ・・・。」
ガイは床に倒れこむ。強烈な頭痛、乱れる五感、この感覚は以前にも感じたことがある。
そう感じた直後、ガイの意識に濃い霧が、野生を解き放つ媚薬が撒かれた。
266復讐4:2006/04/09(日) 00:43:37 ID:VAYWoJlV
(なにが…、起こったんだ? 俺はどうなっているんだ…?)
ガイは宿屋の廊下をゆらりゆらりと進んでいた。呼吸は荒く、声が出ない。視界はぼや
け、廊下が歪んで見えるのに足だけはゆったりとだが確実にまっすぐに進んでいるのがわ
かる。そして耳からは静まった夜とは思えないほどの不気味な声が、酷く澱んだ自分の声
が流れてくる。
(……ナタリア・L・K・ランバルディア…。
 ルークの婚約者…、アッシュの大事な…。)
足が止まった。目はまだ上手く機能しない。目の前には扉、自分とルークの部屋と同じツ
インの部屋の扉が眼前にある。
(…勝手に体が動いてる? それに、ここは?)
ルームナンバーから見て自分の部屋から2,3室しか動いていない。どうやら仲間の部屋
のようだ。
(…でもどうして…。)
そんなことを考えるガイの意識とは別に右手がゆっくりとドアに握りこぶしを近づける。
コン…コンッ
不規則なリズムで鳴らされたノックにドアの奥から声が帰ってくる。
「ティア? 今開けますわ」
(…ナタリア? ここは二人の部屋か…。)
ロックを開く音がし、ドアが開かれる。視界には寝巻き姿のナタリアらしき人物の姿が映
し出された。
267復讐5:2006/04/09(日) 00:44:12 ID:VAYWoJlV
「あら? ガイ、なにか用ですの?」
カチューシャを外し寝巻きに着替えたナタリアの姿、まだ乾ききっていないブロンドの
髪、上気した瑞々しい白い肌、質素な寝巻き姿から垣間見える華奢な体躯、自分を直視す
る純粋な緑の瞳、湯上りの体からは石鹸の香、ナタリアから発するもの全てをガイの感覚
が狂ったように瞬時に集めとる。瞳孔はナタリアの全貌をはっきりと捉え、嗅覚はナタリ
アの芳しい香に酔い始めた。そしてだんだんと自分の体が熱くなってきていることにガイ
は気づく。
(…おかしい。…こんな近くに女性がいたら体が拒むはずなのに…。)
いつもなら女性に近づいただけで体は硬直してしまうはずなのに、今のガイの体は逆に熱
く猛り、興奮してきている。
「ガイ?」
何も話さないガイを不思議に思いナタリアが話しかけてきた。
(ナタリア! 離れ…)
自分の体の異常からガイは今の自分は危険と感じ、ナタリアに懸命に声をかけようとする。
「…ナタリア、相手も確認しないでドアを開けるのは危険だ。
 俺でよかったもののこのあたりなら不審者がでてもおかしくはない。
 今度からは気を付けたほうがいい。」
出てきた言葉は平然としたものでいつもどおりのガイの言葉だった。
(!?)
「…わかりましたわ。今度は気をつけます。」
いきなり注意されたことに少し不機嫌にナタリアは答えた。旅には慣れたとはいえまだま
だナタリアは常識が欠けているところがある。
「で、何の御用?」
「いや、ルークもティアもジェイドのとこだし、
ナタリアも暇してるかと思って、少し話でもしようかと来たんだけどいいかな?」
「ええ、私も退屈していたところですの。どうぞ、お入りになって。」
すらすらと会話が進むのをガイの意識が唖然と見ている。
(…どうなってるんだよ。これ…俺じゃない?)
268復讐6:2006/04/09(日) 00:45:05 ID:VAYWoJlV
「ハハハッ♪ バカなお姫様。簡単に部屋にいれるなんて頭悪いんじゃないの?」
ガイを何の疑問もなく部屋に招き入れるナタリアの様子をガイの目を通じて見ていたシン
クが歪んだ笑みを見せる。
「さぁ、もう少し待っていなよ、ガイ。すぐに楽しませてあげるからね♪」

「えぇっと…、そうですわ! お茶を入れてまいりますわ。
 そこに腰掛けていてくださいな。」
ドアに施錠することも忘れて懸命に自分をもてなそうとバタバタと部屋を駆けるナタリア。
(ヤバイよ…。どうなってんだよ…。)
ガイの手はドアに鍵をかけ、足はお茶を入れようとティーポッドと奮戦しているナタリア
のほうへと歩みだした。ナタリアはティーセット一式との格闘でガイの接近にはまだ気づ
いていない。
「…えっと、たしか…。あっ、ガイ! お茶の入れ方ってたしかコレでよろし…」
ガバッ
ナタリアの華奢な体をガイは強く抱きしめた。
269復讐7:2006/04/09(日) 00:45:52 ID:VAYWoJlV
(―――っ!!)
「なっ!? ガっ、ガイ!?」
突然のことに驚くナタリア。同じようにガイの意識も混乱している
(なんで、なんで触れるんだ!?)
「ガイ! んっ、やめなさいっ! はなし、放しなさいぃ!!」
自分に触れることが出来ないはずのガイが今、自分を抱きしめている。ガイの思いがけな
い行動にナタリアは混乱しながらも望んでいない強引な抱擁に必死に拒絶の声をあげる。
(放さ・・・ないと。でも…。柔らかい…あたたかい…いい匂い…。)
彼女に触れることで直に伝わってくる感触がガイに残された理性をじわじわと削り取って
いく。ガイの呼吸は段々と激しくなり、興奮し昂ぶり始めた体は腕の中でじたばたと暴れ
る己の主人の婚約者を決して放そうとはしない。むしろより強い力でナタリアの体を抱き
しめる。
(…もっと触れたい…。もっと触りたい…。これが女の…ナタリアの体…。)
270復讐8:2006/04/09(日) 00:46:25 ID:VAYWoJlV
「もうそろそろいい頃合かな? じゃ、あとは二人で楽しむんだね。
 邪魔者は退散してじっくりとアンタの復讐を見物させてもらうよ。」
シンクは眼を閉じ、新たな譜術を施す。ガイを操っていた譜紋を解き、あとはガイの本能
による行動のみにさせるというもの。ガイの体は異性に触れることにもう何の抵抗も生じ
ない、罪悪感も背徳感も投げ捨てて目の前の少女を思いのままに蹂躙できる力を手に入れ
たのだ。
「はぁ・・・はぁ・・・。」
シンクから解放されたガイは今まで満たされることのなかった性への欲望と復讐という怨
望を目の前の少女に重ねる。ガイの抑えてきた邪な想いがガイの体をさらに昂ぶらせる。
「やめなさい! 放しなさい!! いい加減に!!」
これ以上大きな声を出されたらさすがに部屋の外にも漏れる。だがガイの意識はそんな
ことどうでもよかった。ガイにはもうナタリアを辱めることにしか頭は機能しなくなって
いた。
(離す? 止める? 君は今まで嫌がる俺に何度触れようとしてきた!?
 何度俺を笑い、何度俺を苦しめた!?
敵国キムラスカの王女、ルークの婚約者、アッシュの想い人…。
ルークもアッシュもナタリアも怨敵・ファブレの血縁…。
君の体には俺から全てを奪った奴等の血が流れている…。
…のせいで…お前等のせいで…
お前等のせいで俺はずっと苦しめられているのに
お前等はのうのうと暮らしている!
奪ってやる!! お前等から全て! 全部を!!)
271復讐9:2006/04/09(日) 00:48:24 ID:VAYWoJlV
ナタリアの体を左手で引き込み自分の体に密着させる。強引な抱擁に拒否の表情をし続けるナタリアの顔を右手で自分の顔の方へ無理矢理引き寄せる。
(…まずはその唇からだ。)
「嫌っ! い、やぁっ! ガイ! やめなさ、いぃ… んぐっ!? んん、んーっ!」
ナタリアが何をされるのか気づいたときにはもう手遅れだった。ガイは一方的で強引な口
付けをナタリアの唇に何度も刻みつける。
(これがナタリアの唇…コレが口付け、接吻…)
「んぁ… んん、やぁっ…」
初めて味わう接吻という行為にガイの高揚は止まらない。何度も何度もナタリアの唇をた
だ貪欲に求め続ける。唇に吸い付き、ナタリアから呼吸も、悲鳴も、抵抗する権利さえも
奪い取るかのように略奪していく。
初めての口付けをこんな形で力づくに奪うガイにナタリアはなんとか抗おうとするも、
力ではガイに敵うはずも無く、なんの状況の打開にもなりえなかった。目の前の状況を受
け入れたくないと必死に閉じた瞼の端から涙が零れてくる。
「はぁ、んんっ! んんーっ!! や、めなさ…いぃ…」
自分の前にいるガイはいつもの優しいガイではない。暴力的で餌に喰らいつく飢えた獣
のよう。力づくに押さえつけてくる男という獣にナタリアは恐怖し、拒む声は萎縮し、さ
っきまで抵抗を続けてきた力も徐々に弱まってきている。
一方のガイはいつも強気でいたナタリアが、今の自分に怯え抵抗できなくなってきてい
ることに興奮を覚える。抱きしめられた体勢からナタリアが怯え一歩下がり離れようとす
るたび、ガイはそれ以上に一歩踏み込み体を寄せてくる。そうして体は密着したまま、着
実に壁際へと追い込まれていった。
272復讐10:2006/04/09(日) 00:49:58 ID:VAYWoJlV
ドンッ
「はぁ、はぁ…」
もうナタリアに逃げ道はない。前にはガイの姿をした野獣が荒い呼吸をしながら右手で
頭を、左手で身体をしっかり押さえつけている。後ろには冷たい壁が背中に触れ、ナタリ
アの退路を完全に塞いでいた。ガイからの一方的な口付けでナタリアの呼吸は絶え絶えで、
乱暴にガイに振り回されたことで体は疲労し熱を帯び、恐怖から零れた涙が頬に流れた跡
を残し、唇の端からはどちらのものともわからない唾液の糸が垂れていた。残された力で
必死に細い両腕でガイを押し返そうとするも昂ぶったガイの硬い体には何の効果もなかっ
た。
「……はぁ……はぁっ…。 ぅん、ガイ、お願い…もう、やめ、て……。」
ナタリアは呼吸を落ち着かせ、ようやく小さいながらも懇願の声を発したが、ガイにはそ
んな言葉はもう聞こえていない。
273復讐11:2006/04/09(日) 00:50:30 ID:VAYWoJlV
(…次はその肢体だ……。)
ガイはもうナタリアの顔など見ていない、声など聞こえていない。その艶かしい身体しか
ガイの血走った眼には映っていない。汗ばみ、上気したことで桜色に色づいたナタリアの
肢体が呼吸を落ち着かせようと上下している。ガイは頭を抑えていた右手をナタリアの小
さな背中を伝わせ臀部へと持っていく。背中を這うガイの手に反応し、ナタリアの身体に
電気が流れる。
「はあぁっ!?」
硬直するナタリアを無視しガイの右手は寝巻き越しにナタリアの臀部をもみ始める。柔
らかなナタリアの形のいい臀部を手のひらが、ガイの五指が右往左往に触りたてる。
「はぁ、あぁ! んん、ぅん・・・ふあぁっ!」
ガイの手、指の動きに反応し、ナタリアの体からは嬌声が上がってしまう。
「ぅん! はあっ・・・。 ん、んん・・・ふああぁぁっ!」
必死に喘ぎ声を押し殺そうと耐えるナタリアの苦しげな顔をようやくガイは視界に捉えた。
しかし、自分の胸の中で自分の弄りに合わせて鳴く弱々しいナタリアの姿をガイは酷く濁
った笑みで見つめていた。
(ハハハ。そうか、こうすれば女は鳴くのか!?
いいぞ、ナタリア! もっと鳴くんだ! もっとだ!
 君はもう俺だけのものだ! 俺のためだけに鳴くんだ!)
ファブレ家の婚約者のために守り続けてきた純潔を奪い、その身体にたっぷりと男という
生き物の恐ろしさを刻み付ける。ナタリアに自分と同じ異性へのトラウマを植えつけ、自
分はナタリアの処女を味わい尽くす。怨望と性欲を同時に叶えるという最低な復讐方法を
ガイは思いつき、その名案に下賎な笑いが止まらなくなる。
274復讐12:2006/04/09(日) 00:51:13 ID:VAYWoJlV
「うわ〜っ 伯爵様ってばいい趣味してるよ。
 お姫様もこんなヤツに純潔を奪われるなんて同情するよ。」
ガイの視点で様子を伺っていたシンクはケラケラと笑いながら心にも無い言葉を淡々と
吐き出した。ガイは知らない、本当に玩具を手に入れたのはこのシンクだということに。
今は自由に動くことを許されているだけで、いずれまたシンクに利用されることを。
「でもね、ガイ。君のその復讐は間違っているんだよ。」
シンクは知っている、この復讐は絶対に完遂できないことを。
「そう簡単に叶えたら面白くないだろ?
 せっかく過去も傷も苦しみも持ってるんだからもっと苦しみなよ。」

「はぁっ! くぅ・・・ぅん、ひぅ、ひゃぁっ!!・・・やぁっ!」
ガイの手は執拗にナタリアの臀部を責め立てる。寝巻きのズボンをずり下ろし、直接ナ
タリアの肌に触れる。ガイの無骨な指がその肌理細かな肌をなぞるたび、必死に声を押し
殺そうとこらえるナタリアだが、身体を他人に弄られる不快な感触に耐えられず虚しくも
本人の意思を無視して喘ぎ声が出てしまう。そんな自分にナタリアは羞恥し、うつむき体
を震わせる。その反応がガイの苛虐心を昂ぶらせる。
尻肉を一通り撫で回したガイの手はナタリアの下着をめくり、指を滑り込ませ、ナタリ
アの身体の未開の部分へ侵入していく。その新たなガイの挙動にナタリアの身体は激しい
反応を見せる。触ったことも触られたこともない部位に今、ガイの指が近づいてくる。何
をされるのかわからない恐怖、指が少し進むたびにナタリアの背中に電気が走り身体が痙
攣と震えを繰り返す。
「やっ、いやっ!」
(ここまできて止めたらもったいないだろ。さぁ、いい声で鳴くんだ、ナタリア。)
臀部の最深部、菊門へとガイの指は到達する。指で撫ぜるように触れれば、悲痛な喘ぎ声
とともにナタリアの反応は激しく震えは小刻みなものとなった。ガイは菊門を中心にナタ
リアの臀部を撫で回す。
「ふぁっ!?・・・はぁっ! ぃやぁ!・・・やめ・・・っ!・・・。」
望みどおりに苦しげに鳴いてくれるナタリアにガイは褒美に一指をアナルに挿入してみせ
る。無理矢理濡れてもいないアナルをこじ開けられ、身体の中に異物を挿入され、体はそ
の不快感、恐怖感、屈辱感から奥底から本能的な悲鳴を上げようとする。だが、ガイの手
が声の出口を封じ、吐き出せない苦痛がナタリアを苦しませる。
「んんーーーっ!?」
(ダメだろ、ナタリア。大声出したらルークたちに聞こえちまうだろ?
 まだまだこれからなんだ。君もまだこれでしまいにしたくないだろ?)
ガイにされるがまま、もうナタリアに自由などありはしなかった。
(コレは仕置きだ。)
「んんっ!?」
挿入された指が蠢き、中を掻き回され、ナタリアの身体に電撃が走る。
「んうっ!・・・うあぅっ!・・・ふあぁああぁっ!!」
異物が中で暴れたことに反応し、震え縮こまっていた身体はピンッと反り、俯いていた顔
が天井へ仰がれる。潤んだ瞳にガイの顔が映る。ガイは自分を嘲笑していた。
275復讐13:2006/04/09(日) 00:52:07 ID:VAYWoJlV
ガイの執拗な臀部への愛撫が終わり、ようやくナタリアはガイの腕の中から体を開放さ
れる。
「…はぁ、はぁ…んっ。」
だがナタリアにはもう逃げるだけの体力も叫びをあげるだけの気力も残されていない。壁
によりかかり、ふらつく両足でなんとか自立を維持している。
(上着は邪魔だな…。)
ガイは両手をナタリアの上着の襟元に手をかけ、その挙動に眼を追わせるナタリアなど歯
牙にもかけず力任せに一気に上着を横に引き裂いた。
「きゃあっ!」
ビリィッ
引き千切られた布きれやボタンが床に撒き散り、目の前で見せられたガイの暴行に怯え、
ナタリアの息が止まる。ガイの荒い呼吸だけが部屋に響く不気味な静寂の中、震えながら
もナタリアは呼吸を整え、露わになった素肌を隠そうと懸命に体に鞭打つ。
乱れた美しい金髪、自分の挙動に怯えた瞳、濡れた唇、縮こまり震えを隠せない華奢な
肢体、露わになった肌を隠そうと覆う細い腕と隙間から見える華やかな下着に赤く色付い
た肌、ズボンがずり下ろされたことで現れた美しい脚線美、眼に映る艶やかなナタリアの
姿がガイに更なる肉欲を募らせる。
(綺麗だよ、ナタリア。さぁもっと楽しませてくれよ)

ナタリアの涙で濡れた瞳にガイの不気味な笑顔が映る。そこに自分が脅えている姿にガ
イは喜んで笑っているのだと気づく。ガイは獣ではなかった。獣なら自分の欲望のまま、
最初に服を破り無理矢理にでも自分を辱めただろう。今のガイは悪魔なのだ。自分が苦し
む姿、怯える姿に興奮し、次はどう自分を辱めようかと今、考えをめぐらしている。目の
前にいるのはいつもの優しいガイではないのだ。この眼前の存在にこれ以上酷いことをさ
れるということを想像しただけで身体はがくがくと震え出す。逃げようとしても雄という
生き物の恐ろしさを叩き込まれた身体はいうことを聞いてくれない。何も出来ない絶望感
から枯れたと思った涙腺から涙が再び溢れてきた。
276復讐14:2006/04/09(日) 00:52:50 ID:VAYWoJlV
壁に寄りかかり震えるだけとなったナタリアに再びガイは接近する。
(さぁ。たっぷりと味あわせてくれよ、ナタリア。)
右腕で覆い隠されたナタリアの胸元を見つめながらガイは一歩一歩足を進めた。
「いやっ…、来ないで…。」
ナタリアが精一杯の拒絶の声を上げるもガイには聞こえていない。今のガイにはナタリア
の悲痛の声は欲情をただ燃え上がらすだけだ。胸元を抑えていた右手はガイの左手によっ
て容易に持ち上げられ、胸元を露わにさせられる。すぐさま左手で隠そうとするもガイの
右手のほうが速く、ナタリアの左の乳房はガイの手に包み込まれた。
「んんっ、やっ、止めなさい! ガイぃ!」
渾身の拒絶を示すもガイは止めるはずもなかった。下着越しに揉むというよりも握るよう
に潰されるナタリアの左の胸、今までの愛撫で火照ったナタリアの身体はそんな暴力的な
愛撫にも敏感に反応してしまう。
「ふあっ!・・・ ぃやあ! やぁっ・・・だっ、めぇ!」
(柔らかい…、気持ちいい…。いい体に育ったな、ナタリア…。)
下着と胸の隙間に手を押し込み、直接ナタリアの胸を揉みしごく。柔らかな肉感と伝わる
肌の熱さ。直に掴まれることでナタリアの嬌声はさらに悲痛なものとなる。
「いやっ・・・いやぁ!・・・あぁ・・・はああぁっ!」
(本当、大人の肢体になって…。俺はうれしいよ、ナタリア。)
直接触る充足感に浸り、十年近く一緒だった幼馴染の身体の成長に喜ぶガイ。背中にガイ
の手が回り、両胸を守っていた防壁がはずされる。紐が解かれ、しゅるりと下着が床に落
ちる。抗えないナタリアはその光景をなすすべも無く見つめるしかなかった。
277復讐14:2006/04/09(日) 00:53:49 ID:VAYWoJlV
どうしてガイは自分に触れられるのだろう、どうしてこんな酷いことをするのだろう、
どうして笑顔で自分を辱めることが出来るのだろう。苦痛に耐えようする意識の中、そん
な疑問が浮かんでくる。ガイは女性に触れられない。女性が近づいただけで怯え、触れら
れたら体が発作的に拒否してしまう。今まで、そのガイの弱点を面白がって茶化したりも
していた。けれどコーラル城の一件でそれが辛い過去の傷跡だと知り、触れないように傷
つけないようにしてきたつもりだ。それでも今まで何度も傷つけてしまっていたことへの
仕返しなのだろうか。なら、いくらでも謝るから、いくらでも償うから、こんなことはも
うやめて欲しい。離して欲しい。こんな復讐のしかたは酷すぎる。
主従関係から離れ、一緒に旅し、改めて彼を見つめることが出来た。豊富な知識やたく
ましさは勿論のこと、分け隔ての無い優しさ、穏やかな物腰、些細な気配りの出来るその
性格、世間知らずですぐに感情的になり周りが見えなくなってしまう自分には見習うとこ
ろも多かった。従者というよりも紳士のような彼の姿に、自分に兄がいたらきっとこんな
感じなのだろうと思いもした。そんな彼を慕う気持ちを裏切るように今、ガイは自分を下
賎に嘲笑っている。これは悪い夢なのだ、目の前の存在はガイではないのだときつく自分
に思い込ませる。自分に何の抵抗も無く触れられ、笑顔で蹂躙を繰り返す眼前の存在をガ
イだと認めたくない。あの優しいガイを信じたい。心の端にそんな思いを残し、この陵辱
が終わることを祈った。
278復讐16:2006/04/09(日) 00:55:05 ID:VAYWoJlV
うつむき震え続ける小さな愛玩人形に言葉をガイは掛ける。
「……ナタリア…。」
微かに聞こえた久しぶりに聞くガイの声にナタリアは一筋の希望を得る。もしガイの奇行
に何か原因があるのなら、話が出来るのなら意志の疎通が出来るならガイを止めることが
出来るかも知れない。うつむいた顔をあげ、ガイに必死に訴えようと声をかける。
「ガイ! 私の声が!」
「ああ、聞こえているよ。もっと…もっと苦しげに切なそうに鳴いてくれ。
 俺はもっと満たされたいんだ。」
割って入ってきた声は絶望的なものだった。自分を嘲笑った表情で優しげに冷たい言葉を
ガイは返した。
「……ガイ…っ。」
「そうだ。そんな顔で苦しそうに頼むよ。」
彼には何も届かない。絶望するしかないナタリアをよそに晒された両胸をガイが掴みかか
る。衣服から開放され、ありのままの姿となった胸は思いのほか大きくガイの手を十二分
に満たしてくれる。掌の中心に感じる硬い双丘の頂を擦るように撫ぜれば、ナタリアの嬌
声が面白いほど良くあがる。
「んあぁ・・・はあぁ! ああぁ・・・ふああぁっ!」
更なる痛みを与えようとガイの両手が柔らかな胸を引っ張れるだけ引っ張り、押し潰せる
だけ押し潰し、握りつぶせるだけ握りつぶす。
「つっ・・・い、痛いぃ・・・んあぁっ・・・やあぁ!」
「…痛いかい? 苦しいかい? ナタリア。
 俺は…ずっと耐えてきたんだ、君が俺を面白がって触れてくるのを。」
ナタリアの胸を弄りながらガイの独白が始まる。
「いやっ!・・・だめぇ・・・はぁ、あぁ!・・・。」
「そんなふうに嫌がる俺に君はどうしていた?
 面白がって笑っていただろ? 茶化していただろ?」
「はぁ、はぁ・・・んんっ!・・・。」
「使用人だからと、君のほうが偉いからと何も仕返しされないと何度も何度も…
 俺は…本当は…俺は!」
「んあぁっ、やあぁ・・・はあぁ!」
「…聞いてないのか?」
喘いでばかりいるナタリアの姿に手を止める。
「・・・ぅん・・・くうっ・・・はぁ、はぁ。」
胸から来る痛みに意識が奪われガイの声など聞こえているはずも無かった。
「聞けよ!!」
いうことを聞かない玩具に苛立ち、怒鳴り声とともにひときわ強く乳房を握りつぶす。
「―――ッ!!」
激痛に声にならない悲痛な叫びがあがる。

279復讐17:2006/04/09(日) 00:55:48 ID:VAYWoJlV
「ん? 今、なにか聞こえなかったか?」
凄惨な陵辱が行われているナタリアの部屋から少し離れた別室、ジェイドの部屋で目を
閉じ集中していたルークがアッシュからの呼びかけとは違う、わずかに聞こえたなにかに
反応する。
「集中しなさいって言ってるでしょ。別に何も聞こえなかったわよ。」
今夜はなかなか音素の操作に上達しないルークにジェイドからアドバイスしてもらおうと
部屋まできたのに一向にその成果が表れない。苛立つティアが冷たく答える。
「まったく…ここまで集中力が無いとは…。ティアも苦労するはずですね。」
ジェイドからも冷たい答えが返ってくる。貴重な時間を潰して付き合っているのにこう無
駄に浪費されるとさすがにその才能の無さに呆れてくる。二人の冷たい視線がルークに突
き刺さってくる。
「だぁー! もぉー! 悪かったよ! ご・め・ん・な・さ・い!
つうか腹が減って集中できねぇんだよ!
なぁ〜、ティア〜腹減ったよ〜。なんか夜食作ってくれよ〜。
おにぎりでもいいからさぁ〜。」
子供のように懇願するルークにティアが重い腰を上げる。
「…はぁ、わかったわ。
 でもこれで本当に集中して終わりにさせて。ここ数日、全然先に進まないんだから。」
「やた! ティア先生〜ありがと〜♪」
自室に食材を取りに行こうと立ち上がるティアにジェイドが声をかける。
「あぁ、ティア。
三人分ぐらいのライスなら私のバッグにも入っていますからそれを使ってください。」
「三人分って…大佐と私の分もですか?」
「えぇ、私も苛々していたらお腹が空きました。
 夜食を摂ると太るといいますが背に腹は代えられません。
 苛々しっぱなしでおなかペコペコのティアももちろん食べるのでしょう?」
「い・り・ま・せ・ん!」

280復讐18:2006/04/09(日) 00:56:28 ID:VAYWoJlV
ドサッ
胸から手を離すと激痛に気を失ったナタリアの体は床に崩れ落ちた。
(やりすぎたか…。でも俺の話を聞かない君が悪いんだよ、ナタリア。)
倒れた体が息を返し、苦しそうに嗚咽しているのがわかる。眼下で苦しむナタリアの姿に
何の罪悪感も抱かない。ただ人形が少し壊れただけ、その程度にしか感じていない。横に
なったナタリアの体を抱え、ベッドに連れてゆく。ベッドに沈んだ体を仰向かせ、その肌
を隠す残りの衣服を剥ぎ取っていく。ナタリアは抵抗しようと手足をバタつかせるが、邪
魔なので片手で両腕の細い手首を掴み頭上で交差させ、両脚の間に膝を挟み脚を開かせる。
「ぃや、いや、いやぁ・・・。」
眼前に裸体に剥かれたナタリアの姿、今までの蹂躙で身体は疲れ果てているものの暴力的
な愛撫に反応し股間はぐっしょりと濡れている。薄い陰毛の先、露わになった秘部に見と
れながらその光景にはち切れそうな反応を示す己の性器を開放するためにベルトに手を掛
ける。取り出された赤黒く膨張したグロテスクなペニスの姿にナタリアの顔が引き攣る。
麻痺したように動かなくなったナタリアの体の上に覆いかぶさり、そのまま秘裂へと亀頭
を当てる。
「んあぁっ!?」
敏感になった陰唇は触れただけでも感じてしまうようだ。深く腰を沈め挿入を開始する。
281復讐19:2006/04/09(日) 00:57:03 ID:VAYWoJlV
「くぅ、んあぁぁっ! ひぅっ、っあぁっ・・・。い、いたいぃ・・・。」
膣は焼けそうなほど熱くきつく、狭くなかなか奥へと進まない。濡れているだけで開拓さ
れていない秘所には痛みのほうが勝って伝わるのだろう。貫かれていく痛みに苦しむナタ
リアの顔を見つめながら強引な挿入を続ける。
「ひぅ、かはっ・・・っあ! いゃ・・・やぁ!」
きつい肉道も挿入を繰り返すたびに切り開かれ、徐々にペニスを受け入れ始めてきた。悲
鳴は上がり続けているが、秘苑からは大量の愛液が零れている。熱い蜜は肉と肉とを絡ま
せる潤滑油となり滑らかな挿入を促していく。
「くあぁっ! んぁああぁぁっ!」
ピストンを繰り返していくとその進路が阻まれた。それは肉とは違う感触、ナタリアの処
女膜、ようやく到達した純潔の証。
(これで、これで果たされる!)
「はぁ、はぁ…。…行くぞ、ナタリア!」
喘ぐのに必死なナタリアに声をかけ、一気に腰を突き下ろす。
「んくぅっ、んあぁああぁぁっ!」
醜い悲鳴を上げ、貫かれたナタリアの体が爆ぜる。
「・・・ぁ、かっ、・・・」
破瓜した痛みに引き攣った体から陰茎を引くと、愛液とそれに混ざった赤い血が絡み付い
ていた。ナタリアを穢した満足感、達成感に酔い浸りながらもその先にある開通した膣道
の果て、子宮口へとペニスを向かわせる。押し込むように腰を叩きつけ、ナタリアを犯し
ていく。