晴れ曇作品エロパロスレ2

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1名無しさん@ピンキー
『犬と猫』製作、晴れ曇シリーズのキャラをネタに、
エロ妄想・萌え談義、およびエロパロ小説創作等を行うスレです。

公式サイト『犬と猫』
ttp://konatu.main.jp/
犬と猫総合スレ7
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1139293205/l50
【純愛】晴れ曇2次創作ゲーム制作会議1.5【陵辱】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erodoujin/1139845779/
(これまでに投下されたSS)2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/
(過去スレ)レミュオールの錬金術師/晴れ曇作品エロパロスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1084380912/
2名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 13:03:37 ID:HA32itzu
3名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 20:18:26 ID:i9YcdoT1
>>1
4御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/19(日) 14:49:14 ID:llNXER7q
>>1
スレ立て乙です。
新スレ一番乗りってことで、さっそく投下します。イヴチェリシェのソフトエロですが、お口に合えば嬉しいです。
5チェリシェの遊び ◆0fY7xtBIQU :2006/02/19(日) 14:50:00 ID:llNXER7q

 慌ててしまうようなときこそ、落ち着いて冷静に対処しないといけない。ひとまず経緯と状況を把握しよう。チェリシェはおまじないのように高鳴る胸へ「落ち着いてっ……どきどき」と言い聞かせる。
 まず憧れの(それと同時に片思いの)先輩をお茶に誘った。向こうにしてみれば後輩との軽いコミュニケーションだろうけど、自分として少ない勇気を振り絞ったデートのお誘いだった。
そして先輩は快く承諾してくれたので、自室に招き入れた。こうして二人でお茶を飲んで楽しくお話をしていた。
 たしか、ぼーと先輩の顔を眺めていた。ちゃんと会話はしていたけれど、整った顔立ちに見とれていたのだ。
 ――そうしたら、先輩の顔が急接近して来て、その次に見たのは天井を背景にした先輩だった。
「あのあの、イヴ先輩っ……?」
「こういうこと、望んでいたんでしょ?」
「え、ええ?」
 こういうこと――いくつかの行為を思いつき、チェリシェの顔はぼっと火がついたように赤くなった。実際には経験したことのない行為だが、憧れの行為として得ていた知識。
「オ、オロオロ……」
「図星? 正直に言ったら?」
 イヴはチェリシェの腕を万歳させるように持ち上げ、がっちりと拘束した。イヴは平均的な女性の腕力しか持ち合わせていないだろうが、平均より小柄なチェリシェは抵抗できず動けなくなった。
6チェリシェの遊び ◆0fY7xtBIQU :2006/02/19(日) 14:50:49 ID:llNXER7q

完全に固めたチェリシェの唇は、憧れの先輩に奪った。
「んっ!? んんー、んっ……」
 驚愕、驚愕。とにかく驚愕だけが押し寄せていた。だが、抵抗はしなかった。もちろん、憧れの先輩、片思いの君だからである。
(気持ち、いいっ……)
 イヴのキスは、ずいぶんと経験が重なっているような、濃厚で、それなのに馴染みの良いものだった。
 舌が何度も捕らえられ、がこね合った。イヴの抜けるような吐息がほおをくすぐり、心がじとりと濡れるようだった。
 イヴが唇から離れると、でろりと唾液の糸が引いていた。それが唇へ落下し濡れていくと、ああ本当にキスを――と自覚させられ、鼓動はどんどんと高くなっていった。
「せ、んぱい……」
「あらあら、物欲しそうな顔しちゃって。もっとしてほしいの?」
「あぅ……」
 これも図星。けれど恥ずかしくてとても自分の口からは言えなかった。
 そんなチェリシェを察してか、イヴは両手での拘束を左手だけに切り替え、空いた右手でチェリシェの頬に触れた。
「ぁっ……」
 まるで王子が姫に求愛をするような仕草。優しさがびりびりと伝わってきた。
「どうしてほしい?」
 先ほどからの、似たような質問。あれだけ守っていた理性は、キスによってぱりんと崩れていた。
「先輩に、愛してほしい、です……」
「はい、よく言えました」
 イヴは再びキスをした。右手はチェリシェの服にかかり、少しずつ脱がせていく。
「あの、先輩……部屋、暗くして下さい……」
 チェリシェの言葉に、部屋は少しずつ暗くなっていった――
・・・・・・・
・・・・・
・・・
7チェリシェの遊び ◆0fY7xtBIQU :2006/02/19(日) 14:52:03 ID:llNXER7q

・・・
 ・・・・・
 ・・・・・・・
「ん、んん、ふっ……」
 暗い部屋で、1人の少女がベッドの中でもぞもぞと鳴いていた。
 うつ伏せになり、両手で股付近を押さえ、固く目を閉じて想像を膨らませている。
「先輩……私、私……あぁぁぁぁぁぁっ」
 びくり。大きな震えと、そのあとに小さな震えが数度。少女は体内の器官がびくびくと震える様を感じていた。
「はぁ、はぁ……ふぅぅぅぅ」
 チェリシェは起き上がり、乱してしまった服を正して明かりをつける。
 ああ、また1人で……慰めてしまった。しかも、片思いの相手とはいえ同性で。
 自己嫌悪。それもこれも、さっさと振り向いてくれないあの人が悪い。チェリシェは相手を落とす方法を目まぐるしく考え始めた。
8御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/19(日) 14:53:31 ID:llNXER7q
チェリシェは夜な夜なイヴのこと考えてオナニーしてるんだろうなぁと考えていたら思いついた作品です。
新スレ早々ぬるいエロですが、たまにはこのぐらいの可愛いのもあっていいんじゃなかろうか・・・と自己弁護。
9名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 17:26:12 ID:LN+EK5ns
(*´д`) GJ
10御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/21(火) 14:06:13 ID:0vX6SCJX
 あまり人いないなぁ・・・見てる人挙手ー ノシ
 現在、前スレの埋め立てのときに「イヴが一人で水色の塔に行って奴隷になっちゃう」というレスに感銘を受け、
ブラックオーク×イヴを執筆中です。まだシナリオの依頼も来ていないので、書けるうちに書き溜めておきますね。
11名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 14:19:52 ID:UAiKKKia
>>10
メチャクチャ見てますよ、定期購読チェック対象ですよ
例え好みと違うキャラのSSであっても、御腐人氏のSSは私個人から見ればどれも読ませるものばかりで
どうにも期待がやまないのが困りものです

オークの奴隷になっちゃうんですか?それは大変ですねイヴタソ(*´д`*)ハァハァ
12前スレ975:2006/02/21(火) 15:01:07 ID:0bfV7riO
おお、まさか自分のレスがきっかけでSSが拝めるとは。
感無量でつ。
イヴでオナニーするチェリシェたんもイイ!
13名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 20:16:25 ID:vxCHhsuc
>>10


是非シオシバ、シオルヴェを…
14御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/21(火) 21:43:11 ID:qfWekt9z
シオルヴェは水道をプレイしている限り、なかなかシチュ作りが難しい……
シバシオなら、

つ【ttp://gohugohu.at.webry.info/

全年齢なら私のブログにありますよ。どう見ても宣伝です、本当に(略)

さて、>>10で言っていたオーク×イヴが自分でも驚くような速さで完成。
けれど一身上の都合で今回はド鬼畜にするため、もう少しお待ちくださいね。
15ハヤミ ◆fitbTTLMJM :2006/02/22(水) 02:03:22 ID:NvT1P2wo

なんか最近寝不足ハヤミです。ジェリー×シオ書くとか言って、スケジュールの合間に書こうとしてました
ウッヘッヘ、余裕だzeとか思っていましたら全然書けませんでしたorz。エロがまだ25%?しか書けてません。
今日急いで、前フリだけ書いてみました(そんな時間があったならエロwo書けyoと言われそうですが下で言い訳)
寝不足からくる頭痛の中書いたので文法から、日本語から話の展開から何から何までネジがずれてます
あくまで前フリですよ。エロはないです
ttp://hayami883.web.fc2.com/shioje.html  どうみても宣(ry
後日前フリを修正とともに、スレの方にエロうpしますので、前フリだけでも読んでみて下さい
最近日本語書いてないので凄く目をつぶってくださると嬉しいな(弁解はよせ)
16名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 02:26:30 ID:3v8ZP4dr
>>14
テ ラ 萌 エ ス

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ツンシオ!デレシオ!
 ⊂彡
17御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/22(水) 12:00:55 ID:XfKyWlMq
遅くなりました、さっそくオーク×イヴ投下します。
>>ハヤミ氏
おお、ジェリシオですか。楽しみにしていますね。
>>16
水道の見る限り、シバに対するシオはツンデレ。となると、シオ→シバのツンデレSSを書くのは俺のジャスティス
18御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/22(水) 12:01:46 ID:XfKyWlMq
 イヴがシオと共に水色の塔へ昇り初めて十数日。こうしてマメに付き合うようになったのは、もちろん理由があってのことだった。
 本来イヴは冒険などには毛ほどの興味もなく、そこらの男と合コンなどをしているほうがよっぽど楽しいのだが、図書館にあった一冊の本がそんなイヴを変えた。
『カルヴァーンは世界でも有数の富豪であり、同時に古代遺産などのコレクターでもあった』。つまり、水色の塔には主人のカルヴァーンが残した遺物が残っている……かもしれない、と考えた。
 古代遺産と言えば……正直想像もつかないが、おそらく色々と便利な物などがあるだろう。そう、例えば惚れ薬、とか。
 たいていのことは薬物を使用すればどうにかなる。きっとお目当ての彼を落とすのも容易だろう。もちろんそんな薬物に頼らずとも、持ち前の美貌と知性と性格さえあれば落とすぐらいも簡単なことだが、まあ念のため、である。
 冒険を始めたころは筋肉痛や極度の緊張による疲労で毎日へとへとになっていたが、今ではモンスナイフの扱いもそこそこ手馴れてきたし、魔法だって唱えることができるようになった。一人前、までは行かないにしても、半人前程度にはなっただろう。
 このぐらいなら一人で行っても大丈夫だろう。もちろん惚れ薬の探索である。シオと一緒では早々古代遺産の捜索ばかりしていられないし、それに知られたくない。あくまで虎視眈々と狙う、というスタイルなのだ。
「そぉれにしても、いつ来ても居心地が悪いってゆーか……」
 ぶつぶつと言いながらも、イヴはしっかりと部屋の隅々まで丹念に調べている。錆びたコインがあったので、皮袋の中へ入れておく。
19イヴの逃走経路 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/22(水) 12:03:09 ID:XfKyWlMq
 こうした捜索は今回を含んでまだ数回。惚れ薬はもちろんのこと、古代遺産に及ぶような代物はまだお目にかかっていない。来る日も来る日も錆びたコインに木の枝。錆びたコインは磨けばいいが、木の枝は何の役にも立たない。
 そろそろ手足や体に疲労が溜まってきていた。皮袋も錆びたコインでいっぱいになっている。今日も収穫のないまま終わりそうだ。
「あーあ、嫌になっちゃ――」
 言葉の途中で、イヴはモンスナイフを取り出してきりっと構えた。最近感じることができるようになった魔物の気配――何であろうと、油断はしてはいけない。
 部屋のちょうど影になっているところから出て来たのは、一言で表せば『筋肉だるま』だった。
高くない身長に隆々とした筋肉、イヴの腰ぐらいの太さはあるかもしれない腕や脚に、大木のような胸囲。『獣』という単語が似合う不細工な顔と、手に持つごつごつとした棍棒が威圧感を放っていた。
「な、なによぉ、これぇ……」
 シオと二人で来ていたときに出会った魔物は、小さいキノコや赤や青のぬるぬるとした物。せいぜい子供のようなゴブリン程度。それなのに今日は、まるで次元の違う怪物が目の前にいる。
 たしか、オーク。詳しくはブラックオーク。知性は高くないが、筋力はそこらのヤツらと比べれば郡を抜いている。また、異種族を区別できる程度の理解力はある。本から得た知識がイヴの中を駆け巡る。
ぎろり。オークの視線にイヴは震え上がった。
「か、かくごしなさぃよぉ……」
20イヴの逃走経路 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/22(水) 12:03:51 ID:XfKyWlMq
 みっともないぐらい声が震えている。これだけ震えていては、逃げ出しても足がもつれて転んでしまうかもしれない。少しでも手負いにしてから逃げる算段を立てよう。
 だがあんな棍棒の射程範囲内に斬り込む自信はない。では、ちょこまかと動き回って魔法を当てるしか……
 イヴはわずかに後ろへ下がり、簡単な呪文を唱えて数粒の炎を投げつけた。火の属性の魔法では初級のものだが、まずはこれで様子見。相手の技量ぐらいはわかるはず。
 オークは棍棒を振りかぶり、上半身をめいいっぱい使って大振りした。炎は風圧と棍棒にぶつかってすべて消えてしまった。
まるで通用していない。最悪。考えうる限り最悪の事態だった。イヴはモンスナイフを構えたまま、じりじりと間合いをとる。唇は知っている魔法の中で一番強力なものを唱えている。
 オークが薪を割るように棍棒を振り上げた。マズイ――と判断した瞬間、体は思いっきり跳躍していた。たたらを踏んで着地し、次にイヴが見たものは、つい先ほどまで立っていたところがぼこりとえぐられている光景だった。
 イヴは魔法を唱えることをやめない。しかし心の中では、オークと自分との大きな差への深い絶望と、たった一人で探索した自分への憤りを感じていた。
 だが、ようやく魔法は完成した。イヴは強い意志を保ち、それをオークへ放った。ゴム製のボールを壁にぶつけたような音が響いた。けれどそれだけだった。オークは直撃した箇所を少し撫でた程度で、ゆっくりとイヴへ接近してくる。
「あぅ、ああ、あっ……」
 おそらく逃げられない。肉体も精神も敗北を認めている。次の棍棒の一撃は避けられないだろう。確実に訪れる、死――
21イヴの逃走経路 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/22(水) 12:04:42 ID:XfKyWlMq
「あ、あは、あはははっ」
 イヴは笑った。自我が崩壊したのか、それとも何か意図するものがあるのか。オークはこの急変した態度に、やや興味深そうに見入った。
「えへへ、実は、私、オークさんと、仲良くなり、たいんですよーっ」
 モンスナイフを投げ捨て、敵意がないことを示す。勤めて明るく振舞っているが、言葉は途切れ途切れで紡がれている。
 もちろん嘘。少しでも生存確率を上げる演技であるが、意思疎通ができているのか危うい。だが死になくない。そんな強い思いがイヴを行動へ奮い立たせていた。
「ほらほら、その証拠に……こんなことだって、できるんですよっ」
 イヴは惜しげもなく、着ている服を脱ぎ始めた。そして下着も外し、魔物がひしめく水色の塔で全裸となって、オークの前に立った。
 オーソドックスだが色仕掛けと呼ばれる手法。相手がオスという確信もなく、異種族相手にこの魅力的な裸体が通じるかはわからない。これぐらいの賭けは仕方ないだろう。
 相手は人間とは違う。かぼちゃの前で裸になっているのと変わりない……自分自身へ言い聞かせ、じっと耐える。
「…………」
 オークは棍棒を落とした。イヴの中に喜びが一気に膨れ上がった。だが接近は止まらない。膨れた喜びはずるずると萎み、逆に恐怖が膨れ始める。
 歩幅にして一歩半。その距離でオークは止まり、なんとそこに座った。イヴは何が何だかわからない――と判断しようとした瞬間、オークの腕によって引き寄せられていた。
「いたっ……このぉ」
 いきなりだったので地面に膝を打ってしまった。それに顔面をごつごつとした脚の筋肉にぶつけた。
22イヴの逃走経路 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/22(水) 12:05:27 ID:XfKyWlMq
 オークの行為が、単なる痛覚を生むだけならよかった。
「ひぃぃっ……」
 イヴは真横にあったモノ――股間からにょきりと屹立している肉棒に、息を詰まらせた。
 こいつ、興奮している……異種族の裸体で性的な何かを感じ取っている。狙い通りにはなったが、いざ目の前に訪れれば驚愕と恐怖しかなかった。
 ほぼ真上からオークの鋭い目つきが降ってくる。ここで逆らったりしたら、その太い腕と大きな手で首の骨が折られる可能性がある。なら――
「あはっ、大きい、ですねっ」
 人間のモノと比べれば一回り程大きいが、これぐらいなら大人の玩具にありそう……場違いな感想を抱いていた。
 イヴは両手で包み込むようにモノに触れ、ゆっくりと上下に動かす。オスの匂いがむんむんと舞っている。それだけで気がおかしくなりそうだった。
 何度か動かしているうちに、先端からねとりと透明な汁が出ていた。ここいらは人間と造りが同じだった。
「じゃ、あ、次はお口で、しますね」
 まだ体中の筋肉が張っている。つまり、警戒しているのだ。こんな状態では逃げる素振りは見せられない。まだ、続けないといけない。
 イヴは少しためらったが、それでもオークのモノへキスをした。それも何度も何度も、求愛するようにキスの雨を降らす。
 キスの次は舌。唇を肉の柱に押し付けてちろちろと舌を使って舐め始める。
「うっ、きつ……」
 精液の臭いか、または別の臭いか。つんとした臭いがイヴの鼻につく。それでも愛撫を止めない。何度も舐めた舌が味覚障害に陥ったように、びりびりと麻痺しているように感じられた。
23イヴの逃走経路 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/22(水) 12:06:17 ID:XfKyWlMq
 イヴは体を起こし、オークのモノを先端から咥え込んだ。太いがそれでも無理ではない。しかし人間のモノよりは長いため、根元までは届かなかった。
「んふ、んん……」
 咥えたまま、口内を占めるモノを舌でべろべろと舐め、竿を両手でごしごしと摩る。すでに唾液でべとべととなっているため、ちょうどよく潤滑する。
「ぐぅ、ぅ」
 オークが疼いた。異種族の愛撫を受けて快楽を感じているのだ。イヴは『このまま欲望をぶちまけさせてしまおう』と考えた。このモンスターの精力はわからないが、人間と同じで一発放てば多少は治まるかもしれない、と考えた。
「ぷは、気持ちいいですか? ……イヴ、がんばりますね」
 えづきを我慢し、さらに奥まで突っ込んだ。じゅぼじゅぼと出し入れし、手の動きも早める。
「ぐ、ぁがああぁ」
 びくり。オークの体、モノが震えたような気がした。イヴはモノを口から出し、ラストスパートと言わんばかりに手を動かした。そして、そのときは訪れた。
「きゃっ、ぅわ……っ」
 オークのモノから、まるで噴水のような精液が飛び出した。イヴはシャワーを浴びるように、その精液が全身へ浴びた。
 先ほどより濃いオスの臭い。そして、体に悪そうな熱と片栗粉を水で溶かしたようにどろどろとした粘度。何もかもが人間と違い、イヴは軽い目まいを感じた。
「えへ、へ……もう、気がすみました、かぁ……?」
 腕や体についた精液を拭うように床に捨てる。これだけ排出すればさすがに満足しているだろう。
24イヴの逃走経路 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/22(水) 12:06:47 ID:XfKyWlMq
 ぎろり。また、あの目。しかし、心なしか鋭さはマシになっているような気がした。イヴに希望の光が差した――ようにも見えたが。
「い、いつつつつつっ!」
 イヴはオークの強靭な腕で肩を捕まれた。「マズイ、死亡フラグ……!」と考えたが、それはすぐに払拭された。
 イヴの股の下に、今だ衰えのないオークのそそり立つモノ。まるで絹の布地に、今まさに突き刺さろうとしている毒針のようだった。
ああそうか。イヴは直感した。
『この魔物は、私と交尾を望んでいるのだ』
「う、うくっ……う……」
 イヴの目からは少しずつ涙がこぼれていった。そして程なくして、すすり泣きとなった。オークは不思議そうに(あくまでイヴの主観だが)こちらを眺めている。
「もう、いいわっ」
 まだ体にまとわりついていた精液を手のひらに集めて、それを自らの秘所に塗りたくった。
即席とは言え、相手の精液をローションに代用。これだけで孕んでしまいそうだったが、『使い物にならなくなる』恐れがなくなった。
 妙な決心があった。ここで交尾を恐れ暴れて殺されるぐらいなら、どんなことにも耐え切って生き延びてみせる……!
「ほらっ、早く入れなさいよ!」
 両手を使って秘所を広げる。オークはようやく下品な笑みを浮かべたあと、イヴを降ろしていった。
「うあ、あ、あ、入る、入、るぅぅぅぅっ」
25イヴの逃走経路 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/22(水) 12:07:57 ID:XfKyWlMq
 ずぼりと先端が刺さった。もちろんそこでは止まらず、ゆっくりと押し刺さっていく。
「うあ、うあ、ああああああああああっ!」
 入った、入った! 子宮の入り口に先端が押し当たり、すべては入らないまでもしっかりと肉棒を咥え込んでいる。
 犯されている。街では男たちの憧れの華である天才の私が、こんな知性もルックスも社会的地位などすべてにおいて最底辺の魔物に!
「くっ……こ、のぉ……」
 唯一できる抵抗。しかし、泣きじゃくった顔で睨んだ顔はさぞかし被虐心を刺激したことだろう。
 オークはイヴの肩を掴んだまま、上下上下と動かした。今までの性交では聞いたことのないような液体の音と、オークの口から漏れる喘ぎと吐息で脳がぐらぐらとした。
「うく、いた、いたっい……はやく、イきなさい、よ……」
 不本意ながら、イヴは下半身に意識を集中させて膣に力を込めて締め上げた。オークの喘ぎは大きくなり、口からはだらだらと唾液が漏れ出す。
「ぐぅっ、ぐぅぅぅっ」
 低いうめきと共に、オークの動きが止まった。イヴはひやりと寒気を感じた。
「――あひぃ!」
 来た。やはり、来た。イヴの膣内が、あのおぞましい粘液で満たされ始めた。入りきらなくなった精液は泡を生み出して結合部から漏れ出し、ぼとぼとと下へ落下した。
「ぐっ……イヴは、もっといい男と付き合えるのに……こんな、こんな獣、に」
 オークが手を離した。バランスを崩して地面に落ち、イヴは背中を痛めた。だがそれ以上に、秘所から花弁をどろどろと伝う精液の感触と温度に、鳥肌が立った。
 オークは立ち上がって、イヴの腰に腕を回して、捕縛した。じたばたと暴れてみたが、太い腕は少しも動かなかった。
 ずんずんとオークは歩き始める。転がったモンスナイフと、脱ぎ捨てた衣服。そしてばら撒かれた精液が遠ざかっていく。
 おそらく、住処へ連れて行くのだろう……イヴは、これからの自分の役割を理解し始め、オークにも聞こえるような声を上げて泣いた。そして心の中では、少しずつ脱出の決意が揺らいでいた。
26御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/22(水) 12:09:46 ID:XfKyWlMq
 そんなわけでオークイヴ物でした。今回は趣向を凝らして、モンスターががりがり攻め続けるのではなく、
不本意ながらもイヴがモンスターを満足させる、というめずらしい構成でやってみました。
27ハヤミ ◆fitbTTLMJM :2006/02/22(水) 18:19:46 ID:+WWaZroq
御腐人氏(*´д`)b GJ!!

さて、自分も投下。水色のED2を知らない人には、ネタバレなネタです。

シオ「…わ…わかったよ…フィル君に…言ってくる…」
イヴ「あらそう…イヴは別に応援なんかしてないけどね」
シオ「うん…ごめんね…色々迷惑かけちゃったみたいで…」
イヴ「本当大迷惑よ。謝罪よ。賠償よ。反省しなさいよ。自分の歴史を。生き方を。在り方を」
シオ「うん…でも…」
イヴ「なによ?」
シオ「イヴちゃんも考えてあげてね…本当にイヴちゃんを好きな人のこと…近くにいると思うよ…」
イヴ「………………リッちゃん」


ごめんなさい、どう見ても個人的な趣味です。本当にありg(ry
とりあえずこんなこと考えた馬鹿者は挙手(´・ω・`)ノシ  アレ、ボクヒトリダケ?
28ハヤミ ◆fitbTTLMJM :2006/02/22(水) 18:32:44 ID:+WWaZroq
連投しますよ、と(どうでもいいけど、さっき持ち株エラーしまんたよ)。
ジェリーシオできましたので投下!!
前フリは http://hayami883.web.fc2.com/shioje.html より(エロくないよ)
これを読んでいる方が状況が分かり……易いかも? 伏線は一カ所だけ!!○○の2文字!!
29ジェリーランド:2006/02/22(水) 18:33:50 ID:+WWaZroq
 シオがジェリーランドに閉じこめられてから既に十数分が経とうとしていた。
 脚はジェリーで固められ、手も体の前で枷のようにされている。
 腰から背中、背中から肩に上ったグリーンジェリーがもにもにと顔に当たるのを感じる。
 シオも一端の冒険者だから、長時間経ち続けることなど容易いことだ。
 しかし、脚を微塵も動かせないで拘束されているとなると話は別だ。
 適度な時間に体を動かさねば筋肉が凝り固まるように、シオの脚も既にギチギチとなっていた。
 脚の疲労が激しい。おまけに、周りのジェリー達が何時襲ってくるか分からない緊張感とで、精神も大分疲弊している。
 あまりの辛さに気を失いたいと何度思ったことか。
 だが天井から滴る粘液と頬をつつくジェリーに邪魔され、それも許されない。
 その時、背中全体に、どん、と何かがぶつかるのを感じた。
 ジェリーだ。それもかなり大きな。シオは半ば混沌と化していた意識の中そう思った。
 唯一の出口を己が巨体で防いでいた、メタルジェリーキングが動き出したのだった。
 シオの踵から後頭部に至るまで、ジェリーキングは吸い付くようにひっついた。
 滴りのおかげでひったりと体についた服ごしに、メタルジェリー独特の、金属のような冷ややかさを感じる。
 突如、シオは体に浮遊感を覚えた。いや、感じではない、体は事実浮いている。
 脚をバタバタ動かすも、体を拘束されながら持ち上げられてはどうしようもない。
 脚を、動かす?
 シオは視界の端に自分の足を見た。気づけば、ブーツをからめとっていたブルージェリー共が離れているではないか。
 両手もジェリーが真ん中から分かれ、手を包み込むのは変わらないが、いくらか自由になった。
 だが、事態は一向に良くはならない。
 ジェリーキングは、なんとシオを持ち上げたまま壁に向かって猛突進をし始めたのだ。
 潰される! シオはとっさに目をつぶった。
 ……。
 …………。
 ………………。
 シオは目をつぶったまま、体が反転するのを感じた。だが、捻り殺される訳でもないようだ。
 恐る恐る目を開けると、右前方に眩しい光源を見た。どうも出口前から部屋の隅に移動させられたらしい。
 ジェリーキングはゆっくりとシオの足を地面に戻す。そして、シオの背中から離れていく。
 ひたり、と両足の裏がグリーンジェリーの絨毯に吸い付く。靴下越しというのがまだ救いか。
 脚を拘束する物は無くなったが、今度は両手が壁に括り付けられた。
 両の手を横に広げた格好で、腰を落とすことも許されない。
 背中に壁が当たる。ゴツゴツとした壁が痛い。
30ジェリーランド:2006/02/22(水) 18:36:04 ID:+WWaZroq
 本来、物事の始まりとは、なんの伏線も、説明もなく、唐突に訪れるものだ。

 背中からジェリーキングが離れたのはいい。だが、肩に登り詰めていたグリーンジェリーはまだ残っていた。
 何やら、ぶじゅるりという鳴き声なのか何かの器官の音なのかを発したかと思うと、突然ブラウスの襟元からシオの服の中に潜り込んだ。
 シオは何が何だか分からなかったが、胸元でもにゅもにゅとジェリーが蠢くのは確かだった。
 まるで∞の文字でも描くかのように、ジェリーはぬったりと胸の周りを這い回る。
 それが脇の近くや谷間を通るたび、気持ち悪くもくすぐったい感覚になる。
 いくら下着の上からとはいえ、粘液を分泌しながらそんな所をゆっくり丹念に蠢動されるのは、直に触られるよりも卑猥な感じがする。
 そのグリーンジェリーの行動をどう見たのか、シオの周りに再び集まりだしたジェリー共は何を思ったのか。
 ある者は壁を這い上がり、あるものは天井から糸を垂らして滑り落つ蜘蛛の如く、シオの体へと近付いてくる。
 そして大半の者は、シオの脚を伝って体を上る。
 ブーツによって守られていた膝下部分のオーバーニーも、一斉に登り詰めるジェリー群に一瞬で嬲られた。
 上りながらふくらはぎや太股に吸い付く奴、口など無いはずなのに甘噛みする奴までいた。
 何よりシオが嫌だったのは、ジェリー共が狙っているのはどうも上半身のようだが、彼らがそこに辿り着くまでに、自分の、下着越しに、お尻や、大事なところに触れてくることだった。
 シオは自慰などしたことがない。自分でも、ほとんど触れることなどないそこを、こんな卑猥な生き物に、いとも簡単に!!
 シオは悔しかった。遊び半分、いや、それ以下の気持ちで――ジェリーにそんなものがあるかさえ怪しい――、女性の大切な部分を触られたのだ。こんな屈辱があるだろうか。
 では、遊び半分以上の、本能という名の高尚なる獣欲の元で触れられたら良いのか? などという問いは今のシオでは考えも付かないだろう。
 上半身で蠢くジェリー共の数はいくつだろうか。十数匹になるか。
 服の上からでも、もぞもぞと蠢蠢するジェリーの動きが分かる程、シオの服ははちきれんばかりだった。
 抗おうとしても両腕を動かすことはできない。
 ある者はへそを丹念に這い、ある者は二の腕にひとり、と吸い付き、またある者は脇腹を噛む。
 だが、圧倒的なのは胸を這いずる者と、腋の下を丹念に舐め回す者だった。
 それでも服の中に入りきれないジェリーはいる。そいつらはシオの脚や腕をぬめっている。
 始めは気持ち悪くもくすぐったい、程度に考えていたシオも、微妙に、だが次第に、体が変化していることに気づいた。
 くすぐったさより、妙な心地がする。蕾が徐々に開花するように、刺激も徐々に強くなっている気がした。いや、むしろ刺激がもっと欲しいと強く願う気持ちが、芽生えている。
 シオは時々電流でも走るかのようにピクピクと体を震わす。
 自分の吐息もなんだか熱を帯びてきている気がする。
 うなじから背筋へと這う奴がいる。違う、そこじゃない。今通り過ぎたもう少し上の方を、そう、そこをもっと、強くこすって欲しい。
 シオはいつしか、なにかを求めていた。
 その気持ちを知ってか知らずか、胸を下着越しでは飽きたらず、その中に進入する者が現れた。
 しにゅしにゅ、と乳頭をこすられたり甘噛みされたりする度、シオの口から甘く切ない声が出る。
 大きさは私ほどじゃないけど、柔らかさではあなたの方が上ね、とイヴに言われた自慢の胸も、ジェリーにとってはただの餌食でしかない。
 ジェリーはその行為にも飽きたか、ついにはシオの胸を揉みしだく。
 マシュマロのような柔らかさと、餅のような弾力を持つ胸は、絶妙な強弱で潰されたり吸われたりする。
 シオはますます、口から漏れる声を抑えることが出来ず、それどころか体を弓形に反らした。
 そのせいで、服の中にギチギチに詰まっていたジェリーも反発した。
 そしてシオが体を最大に反らしたところで、衣服は音を立てずに裂けた。いや、溶けたのだ。
 ジェリーの粘液は服の繊維をもろくするとでも言うのか、いままで粘液を滴らせていたのはその為だったというのか。
 理屈はどうあれ、シオは生まれたままの姿になった。
31ジェリーランド:2006/02/22(水) 18:38:36 ID:+WWaZroq
 堪らず悲鳴をあげるも、ジェリーの愛撫は止まるはずもない。
 乱雑のような責めは、要所要所のツボを的確についている。
 シオは、何かが体の中で弾けそうになるのを感じた。まるで、海の中に放り込まれたような、そんな感覚になりつつあった。
 そんな時、目の前ジェリーキングがシオの眼前に再び迫っていた。
 何をされるのか、シオは分からなかったし、目の前にそびえるモノが、まさか屹立した男性器に酷似した物だとは思いも寄らなかった。
 シオは漏れる喘ぎと、熱い吐息を堪えるので精一杯だった。
 こうしている間にも、体を這い回るジェリーの逡巡は際限なく続く。
 ヒクヒクと体は震えているも、例え裸だろうと、ジェリーに恥ずかしさは感じない。否、感じてなるものか。シオはそう思った。
 だが、気持ちとは裏腹に耳まで真っ赤に染め、恥辱の表情を浮かべる少女。
 嗚呼、汚れとは、汚されるとはどのようなことか知らない無垢なる魂のなんと哀れで健気なことか。
 子供はキスすると生まれると信じている少女は、まさかジェリーの生殖器官がどのような役割を果たすか知るはずもない。
 いや、セックスとはどのようなものかも知るまい。いくら都会に住もうとも、性絡みの話をイヴから聞かされる度に顔を真っ赤にしてうつむいてしまうシオだ。
 内容も覚えていない。それが不幸なことに、絶望を少女はまだ感じてはいない。
 ただ恥辱の念があるだけだ。もし年相応の知識があったら、シオは気を失っていただろう。その方が、幸せであったと言うに。
 ズイ、ズイ、とシオに躙り寄って、ビキビキとした肉棒をシオの腹にあてがうジェリーキング。
 冷たいと思っていたメタルジェリーキングのソレが熱くてシオは驚いたが、気持ちが悪いということだけを感じていた。
 ずにゅずにゅと上下に何度も何度もこすりつける。
 ジェリーキングは、ぼふぅぼふぅと蒸気の様な音をならしている。悪魔の鼻息なのか、シオは脚がガクガク震えるのを感じた。
 それは本能か、蹂躙されるということを感じ取ったシオの雌の野生がそうさせるのか。
 ジェリーキングはぶるんっとしならせて、シオの腹からモノを離す。
 そして、モノは、今度はシオの太股にこすりつけられた。
 シオはよくそこをイヴにくすぐられる。聞けば、そこを触られるとシオの顔がふにゃっとなって可愛いからだ、と言う。
 今も、シオは顔がそうなっているかは分からない。
 だが、嫌悪感と、なにか切なさと気持ちよさが同居しているような、耐えられない気持ちを感じ始めた。
 さっき感じて、波のように退いてしまった弾けるような感覚がまた押し寄せてきた。
 気づけばシオは、
「ふゃ……ふああ…………」
 と、いつしか声を出してしまった。
 もう、ジェリーに何をされようと構わないと思うようになってきた。
 どうすればこの状況を打開できるかなんてどうでもいい、立っているのは辛いが、くすぐったさだって気持ちよくなってきた。
 ジェリーは、殺すつもりはないようだし、胸とかお尻とか触られるのはもうどうでもいいや。
 ああ、よだれがだらしなくあごに流れてる。でも、それをすすってくれるジェリーがいるから、それもいい。
 耳、ダメ、くすぐったいよ。そこ噛んでいいのはイヴちゃんだけだってのに、はうぅ。
 あはぁ、腋の下、くすぐったいってば。あ、おっぱい、イヤ。もっと、優しくして。
 赤ちゃんにおっぱいあげるのってこんな、感じ……ひゃん! ちょ、ちょっと、強すぎるよお。
「あ、なに、も……もぅ、頭がぼ〜っとしてきた。う、ぅくぅ」
 メタルジェリーキングは、できあいを感じてか、太股をさするのをやめた。
 するとどうだろう、シオは、そのモノを寂しげに見つめるではないか。まるで、純粋な気持ちでねだる、少女の瞳で。
 シオは、いつしか自分の花弁を潤していた。太股を滴るのはジェリーの粘液でなく、自分の壺から流れる蜜だったとは。
 そして、モノはそのふとももの付け根に向かう。そう、少女を貫かんと……。
32ジェリーランド:2006/02/22(水) 18:40:16 ID:+WWaZroq
「消えな、腐れ外道」
 シオはまどろむ意識の片隅で男の声を聞くと同時に、じゅうっと何かの焦げるような、鼻につく匂いを感じた。
 そしてあっという間にジェリーキングは泡と湯気を立て、そのまま蒸発してしまった。
 そしてその蒸気の後ろに、シオはその男の姿を見た。よくは見えないが、よく知っているあの人に似ている。あの人とは、誰か思い出せない。
 男は辺り一面に次々に魔除けの聖水をまいている。
 王の消滅により、ジェリー達は蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
 それでも逃げ遅れたジェリー達は聖水を浴び、断末魔の叫びのような音とともに蒸発していく。
 ものの1分足らずで、部屋はシオと男、そしてシオの体を這い回る数匹のジェリーだけになった。
 男はやれやれ、といった風にシオに近付いて、残りの聖水を頭からまとめて浴びせた。
 かけられた聖水が、こびりつくジェリー達を全て浄化し、それでようやくシオは魔物から解放された。
 男は倒れそうになるシオを抱きとめ、優しく抱きしめた。
 シオは、その時初めて父以外の男性に抱きしめられた。厚い胸板と、暖かい抱擁。父に似ているが、それとはまた違う温かさ。
 薄れる意識の中、シオは男にお礼の言葉を精一杯言おうとしたが、口を動かすことができなかった。
 頬に、何か冷たいものが滴った。ジェリーのとは違い、なにか悲しみに満ちている滴が。
 男はしきりに何かを言おうとしているようだったが、シオは男の顔を見ることも、その声を聞くこともなく、気を失った。


 気づくとシオはベッドで寝ていた。それも、海猫亭の自分の部屋ではなく見知らぬ部屋のベッドで。
 シオは記憶の糸を必死に辿るも、何も思い出せなかった。落石と爆発の罠に同時に巻き込まれたあたりは覚えているのだが……。
 こうなったいきさつは後で思い出すとして、それよりもここは一体どこだろうか。
 とりあえず上半身を起こすと、その時はじめてシオは男物のワイシャツを着ていることに気づいた。
 恥ずかしさのあまり、慌ててはだけた胸元を隠して周りを見るも、部屋には誰もいない。
 とその時、部屋の隅にあるコートスタンドに、見慣れた紅いロングコートがかかっているのを見た。

 続く
33ハヤミ ◆fitbTTLMJM :2006/02/22(水) 18:46:28 ID:+WWaZroq
あ、トリップ消えてらw
と言う訳で、シバシオ編開始です。そうなのです、実はこれはシバシオの壮大なる前フリでした。
御腐人さんよりも先に、これが俺のジャスティス。発動!!
ていうか、本当空気読んでねえ……。
日本語勉強し直した頃、皆が忘れた頃に続きが投下できたらいいなぁ。
なんて思うハヤミでした。
34御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/23(木) 00:18:12 ID:bZk6cWh+
なんと、前フリだったとは・・・期待してますよん。
35名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 08:17:13 ID:veMRihJa
シバシオギャ━━━━━━*´д`*━━━━━━ン!!!!
36名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 14:49:52 ID:78fdbqrg
お二方GJ!!
個人的にはイヴたんのその後が気になる。
37A ◆G.Jo4hrQXg :2006/02/23(木) 14:54:51 ID:RLKkgP59
>>26
やはり上手い。シオ一点派の俺だが、思わず気移りしそうになった。
違和感無く流れ込む表現力自在な文章に、絵以上に説得力のあるドラマを、鮮明に脳裏に映し出したのは俺だけだろうか。
感想は山ほどあるが、どうにも言葉に尽くせない。俺ごときが感想を述べる事すら無礼とも思う。
ただ、この興奮は「シオの使用済みマクラを貰ったフィル君以上」と断言させていただく。
ひたすら食い入るように読ませてもらった。GJッ!

>>33
投稿が続いてしまったばかりに、比較するような感想になりかねないので、今回は言葉を控えさせていただくが、
今後もハヤミ氏の創作には期待している、とだけ言わせていただきたい。
38御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/24(金) 01:04:20 ID:Wd/ItVJy
 エロパロでない作品は投下しない・・・

 ttp://gohugohu.at.webry.info/200602/article_35.html

 けれどブログのほうにうpしてシバシオSSを投下。それが俺のジャスティス
 やや遅れを取りましたが俺のジャスティス発動。
39ハヤミ ◆fitbTTLMJM :2006/02/24(金) 01:26:46 ID:m6UK0RbG
フィル受けのショタレイープもの(攻めは女。まぁシバでもいいけどさ)って需要あるかなぁ……?
40名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 02:33:24 ID:Nzvou9ji
ショタとか801の趣味はないけど、
イヴとかヤヨイちゃんが我慢できずに襲い掛かっちゃうのなら、
その女キャラには萌える。
41ハヤミ ◆fitbTTLMJM :2006/02/25(土) 04:55:06 ID:x1S3VHsr
スキンシップ・シオの場合
「わ〜、ちっちゃくて可愛い〜♪」
 シオはその場にかがみこんで、そう言った。
「ぅ、そ、そう、そうだね。……シオから先にどうぞ」
 俺は妙な興奮の余り、思ってもいないことを口にした。
「またまたフィル君ったら、強がり言っちゃって。じゃあ……、本当に、私からでいいの?」
 本当は俺だって触れたい。
 だけど俺の方からしたら、シオに嫌われるんじゃないかって、そいいう気持ちの方が強かった。
「俺は、男だよ。れ、れでえファースト。女性優先だ、だよ」
 慣れない状況と言葉に、声が裏返る。
「そう? やっぱりどうしようかな。でも、フィル君がそう言うなら……」
 シオは時々上目づかいで俺を見るもんだから、胸がもっとドキドキしてきた。
「じゃあ、僭越ながら、私から……するよ?」
 シオも緊張してるのか、少し声が震えている。
 だけどこういう時でもお姉さんぶってか、シオはためらわず一気に手を伸ばした。
 そして、
「あ、凄い、あったかい……」
 そんなことを言った。 シオは、やっぱり慣れないらしく、少し撫でては反応を見るのを繰り返していたけど、すぐに持ち前の順応性のおかげか、
「あ……、もしかして、ここをこうすると気持いいのかな?」
 なんて事を言いながら、仔猫でも可愛いがる様に優しく頭を撫でだす。
 俺は堪らず、
「う、あうぅ……」
 と、声を漏らす。
「あはは、フィル君。可愛い声だねぇ」
可愛いのは、笑顔のシオだ。
 でも今の俺は、そう言える程冷静じゃなかった。
「なら、これはどうだ♪」
シオはそう言って、今度は口の下を微細な指遣いで撫でる。
「シ、シオ。俺、やっぱりもうガマンできないよ」
「え〜、フィル君はやすぎだよ〜。まだ私触ったばっかりだよ?」
 シオはわざと意地悪な口調で言う。
「で、でも俺も、俺も触りたいんだ」
 それでもシオは、
「だって、女性優先って言ったのはフィル君だよ。もう少しガマンして。触るのはそれから」
シオは話ながらも手の動きは止めない。
「シ、シオ!? どこ触ってるのさ!?」
 なんとシオは、お尻に手を伸ばし、ゆっくりゆっくりさすりだした。
42ハヤミ ◆fitbTTLMJM :2006/02/25(土) 04:57:00 ID:2ONEDOHS
「え〜、変かなぁ?だってシータはこうすると、ふにゃ〜って悦ぶんだよぉ。そう、丁度今のフィル君みたいに」
「な、お、俺は悦んで……」
俺は恥ずかしさのあまり、言葉に詰まってしまった。
あ、なんだか凄く変な気持ちになってきた。切ないような、それでいて甘く心地よい気持ちに。
「シ、シオばっかり……ずるいよ。俺にも……」
「フィル君は男の子なんでしょ?私、男の子はガマン強い方が好きだなぁ〜」
そ、そんなこと言われても……。
シオはまるで見せつけるように、オーバーな仕草でさする。小悪魔の様な、天使の笑みで。
 あまつさえ頬擦りまで始めた。
 シオの柔らかい頬が、ふにゅふにゅと形を変える。
 それ所か、鼻をこすりつけたりして顔全体でじゃれだす。
 そんなことをされた俺は、もうガマンできなかった。
込み上げる衝動はもう抑えきれなかった。
「シオ、ごめん。俺、もう我慢できない!!」
「え、ちょっとフィ、フィル君!?」
俺は叫んだ。
 シオは突然の事に驚いたようだが、俺は我慢できなかったんだ。
 俺は、そのまま欲望を放出した。
「シオ、ごめん。どうしても、我慢できなくて」
 爆発した気持ちというのは、こんなにも快感なのか。俺は初めての感覚に酔いしれた。
「もうフィル君たら、せっかちなんだから。もう少し待っててくれても良かったのに」
シオはまだ物足りないと言った風に、顔と手に残る余韻にひたりつつ、ふくれっ面をしている。
「ごめんね、シオ。この償いはキチンとするから」
俺はシオに謝りつつ、独特の匂いだけど慣れればこれも良いものだな、なんて考えていた。
「もう、じゃあ後でお昼ご飯おごってよね」
「わ、分かったよ」
財布は少しピンチだけど、シオの機嫌がそれで直るなら安いかな。
「だけど、その前にもう一度触らせてよね。フィル君の仔犬」
43ハヤミ ◆fitbTTLMJM :2006/02/25(土) 05:05:47 ID:Mnp0h9/V
え〜、前回はエロス不足だったので今回はエロ路線まっしぐらです
猫っつうか犬まっしぐらだけど(笑えない)
どうだろう? 夜中に書いたから何がエロくて何がエロくないか分からなくなってきました
とりあえず、前に宣言したショタレイープ物ではありません。あしからず
ショタ物は、晴れ曇Nの仕事の邪教討伐で返り討ちでレイープ!ってのを考えたのですが、シオの方が需要ありそうですね
ショタはどっかおいといて、ヤヨイタソとクリ坊主が仲違いする話書こうかなぁ?(ォィマテ
44御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/02/26(日) 02:22:38 ID:JodEpcuc
 鬼畜系が多い中、心洗われる作品だ……それに比べて鬼畜ばかりの俺ってヤツはorz
 そういえばヤヨイ絡みの話って少ないですね。やはしあの口調がハードルを上げているのかな・・・
 
45屑星 ◆5TUM.SuG0o :2006/02/26(日) 16:48:27 ID:3hT9XFTU
屑星です……まだ作品が書きあがらんのに
良さげな新作導入部が浮かんでくるとです!!

てなわけで、妄想のかけら置いていきます。

1:シバの便利屋に注文ミスから『××石(無論架空のオリジナルアイテムですが)』が大量に届く。
  この石はある一定温度を感じると振動する特性があり、冒険者等が
  温泉を探す際に投げ込んで温度の目安に使う…くらいの用途しかないのだが
  これをバイブ、若しくはローターとして女性キャラたちに売りつけていくことで
  誤発注の損失を埋めようと、シバは行動を開始する……。

2:ある日シバに呼び止められ、バイトを持ちかけられるフィル。
  暇をもてあまし、金はもてあましていないフィルは1も2もなく引き受けた…が
  シバに無理やり女装させられ、連れて行かれた先は開店したばかりの女性向け衣類の販売店。
  1日だけ…と諦めて、偽名で店員をやると決めたフィルのもとに
  幸か不幸か女性キャラ達が次々とやってくる。
  時に、勝負下着を試着したティコに感想を求められ、時にシオのスリーサイズを計測する!
  夢か現か幻か!?この女性の園の一日を、フィルは無事乗り切れるのか!?

ネタは悪くないと思うんですが、いかんせん手がアシュラマンじゃないので回りません。
モニターの前で見いてるだけの人とか、誰か試しに書いて見ませんか?
千里の道も一歩から、このスレの明日を担うのは君たちだ!!…とかいってる場合じゃないですね。

時間かかるけど、今書いてるのはいつか投下するんで気長に待ってください。
上の1、2は諸兄の妄想補完力で昇華してくださると助かりますw
あー、埋もれさせるのはアレだし、今の書き上げたら忘れそうだし……
吐き出せてすっきりしました!――コレで書く速度が上がればいいなぁw
46名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 21:08:29 ID:7jH1aNjd
>>45
いい妄想キタ(゚∀゚)
特に1。屑星氏待ってます
47雪もぐら ◆cm43JlRZhA :2006/02/26(日) 23:26:58 ID:JCT3xtR7
久々にSS書いてます。出来次第投下いたします。

ジャンル:シオ鬼畜(触手モノ)

最初のあたりシリアスっぽくなってますw
触手に該当する魔物が見つからないため、
既存の魔物に勝手な設定加えちゃいます。
48A ◆G.Jo4hrQXg :2006/02/26(日) 23:42:20 ID:Kve3g/tI
>>47
触手キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
いやもう鬼畜大好きなんで、ブッ壊すほどシュートしてください。
本当に壊れちゃってもレミュオールの魔女が復活してくれるから大丈夫です、たぶん。
49hayami ◆fitbTTLMJM :2006/03/01(水) 12:19:25 ID:yh7TQLdT
何故かSSを書かずに絵を描いてみたハヤミです
ラフの猟奇絵ですが、絵自体のレベルは低いです
あとシオは難しいです。全然似ませんでした、違うキャラですorz ごめんなさい
A氏の画力の10分の1でいいから欲しいモのです
http://hayami883.web.fc2.com/siodd.jpg  sioddをsiodにするとアホ毛が消えます
個人的には今のほにゃっとした絵より、レミュ金時代のスレンダーなシオタソが好きです
もうちょっと練習してから出直してきます
50雪もぐら ◆cm43JlRZhA :2006/03/01(水) 13:09:03 ID:UnlRD2Dr
>>49
GJ!!後ろにいるのはイエティですかね?

よ〜し、張り切ってSS投下しちゃいます。
51仄暗い部屋1 ◆cm43JlRZhA :2006/03/01(水) 13:10:00 ID:UnlRD2Dr
 ここは、水色の塔の最も上層部にあたる階。
 おそらく、140階あたりだろう。禍々しい瘴気が充満していて、
 普通の冒険者ならまず近づくことすらできない。
 瘴気は時には邪悪な霧と化し、容赦なく冒険者の足を鈍らせる。
 
「……っはぁ、はあっ……!!」
 部屋の一角にある階段から、一人の少女――シオが駆け下りてきた。
「はぁ……はぁっ……もうっ、冗談じゃ……ないわっ!」
 激しい息切れ、傷だらけの体、ボロボロの装備を見れば、
 彼女が上から命からがら撤退してきた様子がうかがえる。

「ふう、ここまで来れば……」
 シオは階段のそばの壁によりかかり、一息ついた。
 本来ならここで癒しの構えで回復したいところなのだが、
 精神力が底をついていた。


――思えば、今回の探索は散々だった。

 130階台の魔物には一人でも楽勝だった。
 だから140階台の魔物にも勝てると踏んでいた。
 少しでも上に行こうと、あえて仲間は連れて行かなかった。
 足手まといというわけではない。ただ自分の力を試したかっただけだ。

 しかし、現実は違った。
 140階台の魔物は次元が違っていた。
 Gキング、カオスヴァーン、フェニックスなどの強敵がたむろしていたのだ。
 癒しの構えが追いつかず、ほぼ防戦一方だった。
 「こんな時に仲間がいれば……」とも思ったが、
 助けてくれる仲間は連れてきていなかった。
 カオスヴァーン3体とフェニックス3体に囲まれ、逃げてくるのが
 やっとだった。
52仄暗い部屋2 ◆cm43JlRZhA :2006/03/01(水) 13:10:34 ID:UnlRD2Dr
「くっ……!」
 シオは壁に怒りをぶつけた。
 負けた悔しさだけではない。自分は仲間の力が必要としていたことを
 自覚できなかった自分の非力さへの嘆きでもあった。
「そういえば、フィル君やルヴェルさん、ヘルシンキさん……ううん、みんなも
 私のこと心配してくれてたな……」
 急にみんなの言葉が浮かんでくる。
(シオ、無理しないでね)
(全く、お主は怖いもの知らずというか……)
(シオ殿は女性ゆえ、無理は禁物ですぞ)
 最初は差別されているとも思ったが、どの言葉も
 自分を気遣ってくれている上での言葉だと気付いた。

「……バカみたい。私……」
 自嘲し、涙がこぼれる。
 仲間の本当の想いに気付いてやれなかった。
 自分は本当は守ってもらってばかりだと悟った。

「……よし!いつまでもウジウジしてられないし、さっさと出ようっと」
 突然立ち上がり、歩き始めた。
(強くならなくちゃ……『みんなが心配しているより強くなる』のではなく、
 『みんなが心配しないくらい強くなる』ようにならなくちゃ!)
 シオの瞳には強い決意が表れていた。
 その時、背後で何かうごめいたようだが、シオは気がつかなかった。
53仄暗い部屋3 ◆cm43JlRZhA :2006/03/01(水) 13:11:17 ID:UnlRD2Dr
「さ〜て、出口はどこかなぁ……」
 だいぶ階を下り、脱出の扉がある階にたどり着いたシオ。
 あとは扉さえ見つかれば外に出られる。
「お腹すいたなぁ……」
 手持ちの食糧はない。精神力・体力ともに尽きかけ、限界が近い。
(街に帰ったらとりあえずゴハン食べよ。あ、久々にアイト君と遊ぼうかな。
 ギルドポイントも溜まってるし、何と交換しようかな……)
 などと考えていると、突然――

「グルルルルル……」
(――っ!!最悪……)
 現れたのはタタカウケモノの群れ。犬と熊のような風貌で、
 見た目通り凶暴な魔物だ。数にして、3匹。
 だがシオにとって勝てない相手ではない。むしろ往路では
 バサバサと倒してきた。だが今の状態ではなんとか……といったところだろう。
「……かかってきなさい!!」
 果敢に剣を構える。すかさず相手も臨戦態勢に入り、両者に緊張が走る。

……ズルッ……ズルッ……

「!!」
 突然妙な音がしたと思うと、相手の呼吸が止まり、体が硬直した。
 そして今さっきまで殺意に満ちた眼が恐怖に変わり、
 まるで蜘蛛の子を散らすように一目散に逃げていった。

……ズルッ……ズルッ……

「何?この音……」
 まるで何かを引きずるような音。音の主は確実にシオの背後にいる。
 振り返ってはいけない。それほどのプレッシャーを放っている。
 なぜさっきまで気づかなかったのか。
「くっ……」
 プレッシャーに打ち勝とうと一気に体を返して後ろを向く。
「!!……何よ……これ……?」
 シオは驚愕した。目の前にいるのはさっきのとはちがうタタカウケモノ。
 だがとてつもなく巨大で、全身の至る所から不釣合いな触手が生えている。
 触手は大小さまざまで赤く、イソギンチャクのようにうねっている。
 足の部分の触手が地面と擦れて、ズルリと不快な音を鳴らす。
 魔物というよりは化物と表したほうがしっくりくる。
「気持ち……悪っ……」
 シオはあとずさろうとするが、足がうまく動かない。
「!あれは……!?」
54仄暗い部屋4 ◆cm43JlRZhA :2006/03/01(水) 13:11:58 ID:UnlRD2Dr
 タタカウケモノの腹になにか付いてるのにシオは気づいた。
「マザー……レイ?」
 タタカウケモノの腹には一つの巨大な黒い眼があった。
 マザーレイは、巨大な眼を持つ幽体のような魔物で、
 詳しい正体は知られていない。
 タタカウケモノ自身の目には何の生気も感じられない。
「コイツが魔物に乗り移ってるのね……」
 いや、正確には寄生しているといった方が正しい。
 とすれば、全身に生えている触手もコイツの影響で……?
 いずれにしろ、放っておく事はできない。
「闘るしかないようね……」
 プレッシャーに押されながらも剣を構える。
 タタカウケモノは動く気配がない。
(来ないのなら……こっちから!!)
「やあああぁぁっ!!」
 一気に飛び掛かり、触手の少ない胴をマザーレイもろとも狙う。

――!!

「なっ――!?」
 シオが剣を振り下ろす瞬間、いきなりマザーレイの眼が光り、
 ドバァッと大量の触手が胴から飛び出した。
「うっ……!」
 シオが怯んだ隙を逃さず、大量の触手はシオの腕を絡めとり、
 地面に叩きつける。
「きゃあっ!!……痛ぅ……――!?」
 カランと乾いた音を立てて剣が落ちる。
 化物はなおも攻撃を休めず、触手を絡めたままシオを軽々と吊り上げる。
 もはや何の抵抗もできないシオに向かって次々と触手が伸びていく。
「い、嫌ぁぁ……」
 ついに首に触手が絡みつき、少しずつ締めつけていく。
「ぐっ……やめ……いやぁ……」
 触手にはウナギのようなヌメリがあり、肌と触れるほどに気持ち悪さを増す。
 シオは今にも途切れそうな意識の中で必死にもがく。
 意味の無い事だとは思っていたが。
(うっ……もう、ダメ……かも……ゴメンね……みんな…………
 ゴメ……ンね……フィル…………く……)
 そこまででシオの意識は途切れた。

 タタカウケモノ、いや化物は、シオが動かなくなったのを確かめるように
 触手を這わせ、動かないと感じたのか、腕以外の触手を外し、
 引きずるようにしてシオを奥の部屋へと連れ込んでいった。
55仄暗い部屋5 ◆cm43JlRZhA :2006/03/01(水) 13:12:28 ID:UnlRD2Dr
「うっ、うぐっ、うう……」
 光の無い暗闇の部屋の中でシオの意識が戻る。
 目が開いてるのか閉じてるのか分からないほど暗い。
 自分の声ともいえない声が反響しているだけで、他に音は聞こえない。
(……何なの……一体……?)
 体に力が入らず、言いたい事が口に出せない。一体自分は――

 ガラガラッ!!

 風のいたずらか偶然か、壁のほんの一部分が崩れ落ちた。
 その隙間から漏れてくる光は、部屋の状況を知るのに十分だった。
「!!……い、嫌あああぁぁぁっっ!!」
 シオは悲痛な悲鳴を上げる。
 目の前にいるのはもはやタタカウケモノとしての原型はなく、
 中央に大きな目のある触手の塊と化していた。
 無数の蛇のような触手が自分の下半身に巻きつき、
 柔肌のあらゆるところに潜り込んでグネグネと蠢いている。
「うっ、うぐぅぅぅっ!!ああっ……」
 ひときわ太い触手が下着との間から入り込み、中をかき回す。
 既に気絶している間に入り込んだらしく、シオの中でいくらか
 粘液を吐き散らしていた。
「だ、だめえぇ……これいじょ、ひぐううぅぅっ!!」
 少女の悲痛な叫びは化物に伝わるはずもなく、さらに触手を潜り込ませていく。
 行き止まりのような膜に達したところで、一瞬触手の動きが止まったように見えたが、
 次の瞬間、シオの中で激しく暴れだした。
「んんんん、あひぃぃぃっっ!!」
 芋虫のように凹凸のある触手が内壁を激しく擦っている。
 触手の表面はザラザラしていて、内壁の突起を何度も刺激する。
 そっちの経験が全く無いシオにとって、到底耐えられるものではなかった。
「あああぁぁぁっっ!!ひぃやああぁぁぁ!!……!!……」
 一瞬魂が抜けるような感覚だった。
 シオは体を痙攣させ、力が抜けていくような気がした。
 もはや指一本動かすことさえできず、声だけの出る人形となっていた。

 近くに人がいれば助けてくれるのだろうか……いや、見られるのが恥ずかしい。
 そもそも水色の塔に入るだけでも少ないのに、130階といったクラスに
 上れる冒険者なんて、シオを除けば指を折るくらいしかいないハズだ。
 しかもここは隠し部屋のようで、見つけることも困難そうだ。
56仄暗い部屋6 ◆cm43JlRZhA :2006/03/01(水) 13:13:05 ID:UnlRD2Dr
(私に……力があれば……こんなヤツ……)
 悔しい。睨みつけようとするが、顔の筋肉まで弛緩して、表情がうまく作れない。
 どうやらこの化物の粘液には軽い麻酔作用と催淫作用があるらしい。
 シオの中は自らの液と粘液が混じりあい、ドロドロに溢れている。
 ただ虚ろな目のまま、終わるまでいいようにされるままだ。
「!?な、何?……ひいいぃぃぃ!!」
 一度休んでいた触手がまた激しく暴れ始める。
 今度はシオの中にある膜を集中的に攻めていく。
「い、痛い、よおぉぉ!!」
 触手が力をこめて膜にめり込むたび、シオのなかでミリミリと軋む音が響く。
「ひっ、いぎっ、ぎぃぃぃぃぃっっ!!いあああぁっ!!」
 ついに触手はシオの膜を貫き、消えない刻印を刻み込んだ。
「いぎっ、うっ、うえぇ、ん……」
 その刻印の重みを背負ったシオは、顔を歪ませて嗚咽を漏らす。
 太股からは愛液と粘液に混じって赤いものがにじみ出てくるのが、
 まぎれもなく刻印の証拠だった。
(なんで……こんなヤツに……畜生…………畜生!!)
 言いようのない悔しさと羞恥心の混ざり合った感情が頭を巡る。
 そして――
(ごめんね……フィル君……)
 頭の中に一人の少年が浮かぶ。
 無意識に浮かんだのは、シオにとってこの少年が最も大切な存在だったのかも
 知れない。そして、初めてを許すことができる人だからかも知れない。
 シオの頬に涙がつうと伝う。

 しかし、シオの大切なものを奪った化物は無情にシオを弄び続ける。
「!!……いぎっ!!ああああっっ、ぐうぅぅっ!!」
 貫きながらもなお触手はシオの中で暴れ続ける。
 さっきよりもさらに深く、より激しく――
 もう何回昇天しただろうか……催淫液の影響で愛液が止まらない。
 それどころか平衡感覚すら消え失せている。
 指一本でも動かすほどの力すらも――
 触手は前の穴だけでは飽き足らず、後ろにも触手を伸ばす。
「……!!ダメッ!!そこは……あ、あふ……」
 シオの懇願など受け入れず、触手は穴の周りをサワサワと這い回り、
 ついに先端から入ってきた。
「ぎいいっ、うあああっっ!!痛い、痛いってばあ!!」
 深く入るごとに触手は太さを増し、比例して痛みも増す。
 先端は直腸内でビチビチとはね回り、腸壁に当たって刺激を繰り返す。
 一通り暴れると、またあの粘液を吐き出す。
「うああぁぁっ、あ、熱……い……」
 無理やり入った異物にさらに異物を撒き散らされ、シオの体は限界状態だった。
 前にも後ろにも触手を詰め込まれ、攻められ、暴れられていた。
 ブルブルと腰を震わせ、シオは何度も絶頂を迎えていた。
57仄暗い部屋7 ◆cm43JlRZhA :2006/03/01(水) 13:13:39 ID:UnlRD2Dr
 さらに極細の触手が何本にも枝分かれし、野太い触手に貫かれた周辺を
 丹念に探っていく。
 一本は前の穴の突起を探り当て、器用に包皮をはがし、中身を
 むき出しにしていく。
「ああっ、そこ、くふううぅぅっ!!」
 最も敏感な一部分を触手はつまむように締め付ける。
「あひっっ!!ひっ、ひゃめえぇぇ……」
 痛みに近い快感が走り、シオは体をくねらせる。
 それでもまだ余っている触手は、弄る穴を探すべく、執拗に探っていく。
 性器を這い回り、触手の一つが小さな穴を探り当てる。
「ひぃっ!!そ、そこは……」
 排泄のための小さな尿道口。不浄で密やかなるその穴さえも、
 触手の先端は見逃さなかった。
「動いてる……そこは……入らな……その、その穴は……」
 触手の先端が触れたかと思うと、管状の触手が一気に流れ込んできた。
「きゃあああぁぁぁぁ!!あぎぃぃぃぃっ!!」
 針金のように細く伸びた触手は、ズルリと音をたてて膀胱にまで達する。
「いやああぁぁっ、う、動いてるうぅぅっ!!きゃあああぁぁぁぁ!!」
 尿道を締める横紋筋を押し開いた触手は、膀胱の中で暴れまわる。
 内壁に何度も触れ、激しい痛みとともに何かがこみ上げてくる。
「ああっ、もう……出ちゃうっ!!出ちゃうよおおぉぉぉぉ!!」
 次の瞬間、シオの股間から熱い湯気が立ち上がった。
「ああああっ!!……あ、ああぁ……」
 それは強制的に催された失禁行為だった。触手を尿道につき立てたまま、
 シオの太股から黄色い液体が流れ落ち、周囲に小さな水溜りを作る。
 それでもなお触手は膀胱の感触を楽しむように、何度も刺激していた。
「ひあぁっ、も……う、ダ……メ……………」
 体も心もズタズタにされたシオは、もう意識を保つことさえ難しかった。
 ただ心の中が悔しさや悲しさでいっぱいで、耐えられなかった。
(強く……ならなくちゃ……)
 その一念がシオの意識を保っているようだった。
(ツヨク・・・・・・ナラナクチャ・・・・・・)
 心の中で何度も繰り返す。
(ツヨク・・・・・・ナラ・・・・・・ナク・・・・・・チャ・・・・・・)
 これまでのショックからか、シオの意識がまた途切れる。

「…………ん……」
 シオは目を覚ます。目の前には、もう化物はいない。
 遊び尽くして行ってしまったのだろうか……
「う……ぐ……」
 動けない。あれだけボロボロにされたから当然だろうか。
「くっ……」
 さっきのことが嫌でも脳裏に浮かぶ。焼きついているだけで
 決して忘れる事を許されない。それが、屈辱――

 誰にも知られることはない。
 誰にも知られたくもない。

 何事も無かったように振舞いたい。
 ただそれだけ……
58仄暗い部屋8 ◆cm43JlRZhA :2006/03/01(水) 13:14:48 ID:UnlRD2Dr
――ギルド寮

「シオ……どうしたんだろう……」
 寮の一部屋では、ギルドの少年、フィルが心配そうな顔つきでいる。
 一人でも大丈夫といって単身水色の塔に行ったまま、戻ってこない。
 やっぱり無理やりでもいいから付いて行った方が良かったかもしれない。
 外は既に夜。シオが水色の塔に行ってから8時間は経っている。
「やっぱり、探しにいこう!」
 フィルは装備を整えて、単身水色の塔に行く準備をする。
 と、その時――

 コンコン

 軽いノックの音が響く。
「はーい」
「フィル君……」
「シ、シオ!?」
 突然の来訪者はシオだった。
「ちょっと、どうしたの!?こんな時間に……」
「うん……ちょっと、話がしたくて……ダメ……かな?」
「ううん、いいよ。上がって」
「……ありがと」
 フィルはお茶を入れながら疑問に思った。
(こんな時間にシオが訪ねてくるなんて……珍しいな)
 その後は二人で単なる雑談をしたのだが、フィルには
 どうも彼女に違和感を感じていた。
 おかしい……いつもの彼女じゃない。
 いつもの明るさと違い、なんだか今日は見せかけの明るさに見える。
 まるで、何かを隠しているかのように……
 意を決して、彼女に尋ねる。
「シオ……何か……隠して……ないかな?」
「…………」
 急に彼女の顔が曇る。
「何かあったら、相談に乗るよ……それで……来たんでしょ?」
「…………」
「…………」
「……ちぇっ、やっぱりフィル君には……嘘つけないや」
 ばつの悪そうな顔をしたシオの頬を、涙が伝う。
「ちょっ、シオ!?どうしたの!?」
 慌てて駆け寄るフィル。明らかに動揺している。
 拭っても涙は止まらない。
「う、えぐぅっ、フィル、君……えっぐ……」
「シ、シオ、落ち着いて!」
「うえぇ……ヒック……助け……て……」
「……シオ?」
「助けて……フィル君……」
 少女は悲痛な叫びを上げ、少年に泣きついた。
59あとがき ◆cm43JlRZhA :2006/03/01(水) 13:17:14 ID:UnlRD2Dr
はい、というわけでシオ触手モノでした〜。
鬼畜SSは初の試みもあり、慣れないことがいっぱいでしたがねw
全体としてみるとやっぱり自分の中ではストーリー重視でエロはイマイチでしょうか……
A氏の期待に添えるかといろいろやってみたり、
ハヤミ氏や名無しの方とメッセで話したものを入れてみたり、結構いじりまわした感があります。
ちなみに最初の20行目〜32行目あたりは散歩道での自分の体験談ですがw

次回作はシオフィルで激甘な純愛書こうかと。
ていうかこの作品を第一部とすると次回作は第二部になるというか……

ブログにも書きましたが、私は今週の土日あたりからしばらく、スレの方に書き込めない
という状況が続く事になります。申し訳ありません。
でも閲覧はしています。ご心配なくw
60A ◆G.Jo4hrQXg :2006/03/01(水) 15:58:04 ID:Hl6089lr
>>49
そりゃ私だってハヤミ氏の文章力が欲しいと思いますよ。
しかし私にそれなりの文章力があったら、それなりの画力になってたでしょうね(^^;
ともあれ、ハヤミ氏の描いた絵は私にとってイメージの参考になりましたよ。
強い女の子がボロボロにされてるのは堪りませんなぁグェアッハハハ!


>>59
         / ̄ ̄ ̄フ\               _       ノ^) 。゚+.゚+.゚
       // ̄フ /   \            .//\     ./ /
      //  ∠/  ___\___  __//   \   / (____
    // ̄ ̄ ̄フ /_ .//_  //_  /      \./ (_(__)
   // ̄フ / ̄////////////         |  (_(__)
 /∠_/./ ./∠///∠///∠//        _、_  ( (_(__)
∠___,,,__/ .∠__/∠__/∠__/       (  ,_ノ`) ( (_(___)
\    \ \/ ̄ ̄ ̄フ\ \ \_ \  _   /⌒`   ´ 人___ソ
  \    \ \フ / ̄\ \ .//\  //\ / 人 l  彡ノ     \
   \ _  \//___\/∠_  //   < Y ヽ ヽ (.       \
    //\///_  //_  ///     入├'"    ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   //  //.////////∠/      ヽ-i ヽ__  ヽ
 /∠_//./∠///∠// .\\       `リノ ヽ |\  ヽ
∠____/.∠__/∠__/∠フ\.\\      c;_,;....ノ ヾノヽ__ノ

…俺も久々に触手絵を描く時が来たか。そう思った。
61A ◆G.Jo4hrQXg :2006/03/01(水) 17:49:42 ID:Hl6089lr
ソッコーで描いてみますた。例のごとく1日掲載という事で。
ttp://www.journey-k.com/~yamikata-k/013.jpg

下描き無しのPC直描き。はい、手抜き満載ですね。
着色してそのままゲームCGに使って、ますます手抜きしましょうね。
62名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 18:54:53 ID:Vyreic0N
>>59
こんな救い様のない話をもっとみたいと思う俺は
人間失格ですかね?
>>61
手抜き!?
このクオリティのCGが使われているゲームなら
シェアでも買いますよ。
63ハヤミ ◆fitbTTLMJM :2006/03/01(水) 19:29:44 ID:7SDnzNh5
>>62
あれ、私書き込みしたっけ? ナカーマ(*・∀・)人(・∀・*)

>>59
>>61
お二人方GJ!! Good Job!!ではない、God Job!!!!
自分も創作意欲が煮えたぎってきました
さて、私は鬼畜と純愛、どちらを書こうかなぁ
64御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/03/01(水) 23:40:40 ID:Mfq1TBgI
うおおおお! お二人様GJ!
やはし強い戦士みたいなおなごをいたぶるのはいいなぁ。ハァハァ。あれれ? 上にナカーマがいるや。
こちらもあまりいたぶられていないヤヨイちゃんの鬼畜をカキカキ。テンション上がってキター!
65雪もぐら ◆cm43JlRZhA :2006/03/02(木) 15:57:21 ID:ti0IFdjW
>>61
いただきました。もうGJです!!
本当は服つきのままヤられてるシチュだったのですが、
そこは私の文章不足ということでorz

>着色してそのままゲームCGに使って、
ということは、このSSをそのままゲームのシナリオに盛り込んでしまえば無問題
という愚かな事を考えた自分がいます。

>>62-64
あれ?ナカーマがたくさん……
66A ◆G.Jo4hrQXg :2006/03/02(木) 16:05:30 ID:UbiT9kgy
>>65
面倒だから服は描かなかった。だから手抜きなんだって。
67屑星 ◆5TUM.SuG0o :2006/03/06(月) 17:55:57 ID:nsB4CQt2
>46
だ、だから自分はシオフィルすらまだ書きあがってないんですってb――――

「――で、どうだい?勿論、分け前はちゃんと払うし……悪い話じゃないだろ?」
にやりと笑う視線の先には、ベッドに体を投げ出したティコがいた。
グラマラスな体の表面はうっすらと汗ばみ、何時もはクールなその顔も、快楽に緩んでいる。
「んふっ…そうね、こんなにイイモノ……皆知らないのは不幸よね…その話、乗るわ。」
熱い吐息と共に了承を零した唇に軽くキスをする。
「……ご馳走様…じゃないな――まいどあり。」

――― ―――― ――――

「あんっ!!こ…これ……っ!?本当に……んんぅっ!!」
実際の振動はそれ程でもない――――膣から広がる快感に、シオの足は震えているのだ。
「あら?疑うなんて…快楽と言う本能に打ち勝つ精神力――古代の冒険者たちも
 それを手に入れるためにこういう修行をしたそうよ?…『強くなる為に』――ね。」
もっともらしい嘘を吐きつつ、下着を穿かせるが……直ぐに湿り気を帯びてくる。
『――以外に、淫乱な娘なのね。』と思うも、口に出すのはまずい。
「あの……っ!!…これで…どうすれば…―――」
「特別なことはしなくていいのよ?そうねぇ…フィル君と買い物でもしてくれば?
 そう…『いつも通り』でいいのよ。いつも通り、いいわね。」
そういいつつ蜜を吸い、色合いの濃くなった――シオの秘裂の辺りをそっと撫でる。
「んな…っ!ああ!!……くぅ……。」
期せずして、嬌声を上げてしまう。
その反応を楽しむと今度はグリグリと肉芽をこねる。
「…返事が無いわね?」
「うああぁっ!!は、はいぃっ!!わか…りました…っ!!」 
「…そう、いい娘ね。――――さぁ、出かけてらっしゃい。」
「ふぁ……は…い……。」
シオの瞳に何時もの聡明な光はなく、快楽の淀みが広がっていった。


って、書く自分がヤダ orz
>>46さん、あとは妄想補完か自分で書いて下さいなw
さて、息抜きにガ板ポルナレフスレに行くか……(´・ω・`)
っていうか、ポルスレ行ったり、こういうのついつい書いちゃうから本命が書き上がんないんだよね(´・ω:;.:...
68名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 18:30:07 ID:IJanOI1W
GJ!
てか相変わらず過疎ってるね。
やっぱ犬と猫のゲームは低年齢層のファンが多いからかな…
69御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/03/06(月) 19:08:43 ID:7MQYJ3ou
ゆっくりとですがヤヨイ鬼畜執筆中でつ。ニンジンとか突っ込むような話でも需要あります?
書きたいネタとしては、
・チェリシェその辺のちんぴらにゴウカーン(複数プレイは苦手……)
・屑星氏の構想2(長編になりそう)
どうも奇抜にdだシナリオが思いつかないので意欲が燃えあがらない……でも、ヤヨイは近いうちに投下しますね。
70A ◆G.Jo4hrQXg :2006/03/06(月) 20:13:06 ID:SjnHqiE9
>>67
GJ。良い妄想をありがとう。
ttp://www.journey-k.com/~yamikata-k/018.jpg

諸君、私は意外と淫乱なシオが好きだ。
涙目で命令に従うシオが好きだ。
舌たらずな敬語で、いやらしい言葉を言わされるシオが好きだ。
タガが外れると自分から、獣のように腰を振るシオが好きだ。
諸君、私は淫乱なシオが大好きだ。
71A ◆G.Jo4hrQXg :2006/03/07(火) 04:59:49 ID:I/UWzU44
>御腐人氏
ヤヨイSS、楽しみにしてます。描けたら描かせていただきたいです。
72彼女の野菜 ◆0fY7xtBIQU :2006/03/07(火) 08:51:50 ID:0y7GNCem

 最近イシュワルドで暴行魔が現れるらしい。ヤヨイは暗くなり始めた空を見上げたとき、回覧板に書かれていた注意を思い出した。
 内容を掻い摘んで理解したところ――女性だけを集中的に狙って暴行を働く輩がいる、とのこと。ヤヨイはそういった知識があまりないので、暴行魔とは通りすがりにこん棒か何かでぶん殴って逃げる、ぐらいのことしか想像できなかった。
(うう、都会は怖いところッス……)
 急いで家に帰ろう。けれど農具をほったらかしにしておくわけにはいかない。人としてどうかとも思うし、地中で眠る野菜たちにも悪い。
 畑と倉庫兼休憩場所の小屋を何度か往復し、片付けが終わるころにはとっぷりと夜が訪れていた。それでも月明かりがあるので、若干は恐さも和らいでいる……気がした。
(ふぅ、終わったッスね)
 やれやれと言わんばかりに腰を伸ばし、小屋から出る。するとそこに、ヤヨイよりも少し背の高い黒ずくめの男がいた。
「だ、誰ッスかっ!?」
「驚かせてすまない。私はこういう者だ」
 どこか威厳が漂う口調。男がローブの中からちらりと見せたのは、イシュワルドの警備兵が持っているような紋章。持っていたような紋章。イマイチ覚えがない。
 なるほど、警備兵なのか。ヤヨイは不安は一気に安心へ変えた。そういえば、教会に通う生真面目な人もこんな格好をしている。不気味に見えるのは暗さのせいだろう。
 戦う術のないヤヨイにとって、男の出現によって強力な護衛ができたように感じた。

73彼女の野菜 ◆0fY7xtBIQU :2006/03/07(火) 08:52:31 ID:0y7GNCem
「ご苦労様ッス。こんな遅くにどうしたッスか?」
「それはこちらが言いたいよ。今は特別警備体制中でね。うろうろしている女性の保護をして回っているんだよ」
 回覧板で書かれるぐらいだ、国も手を打つだろう。そんな感想と、自分が保護される対象だということに気づき、ヤヨイは改めてノロノロとしていた自分を恥じた。
「……申し訳ないッス……」
「いや、これも仕事のうちさ。さ、家まで送ろう」
「どうもッス!」
 これで一安心。足取りも軽く意気揚揚と歩き出す。男はそんなヤヨイに少し遅れる形で着いて行く。
「しかし精が出るね。野菜作り好きなのかい?」
「好きッス!」
 だが――ヤヨイは気づかない。
 ヤヨイが元気よく腕を右左右左と突き出すすぐ後ろで、男がローブの中から薄汚れた布っきれを出す。
 ヤヨイが今日の夕食をどうしようかと考えるすぐ後ろで、男が腕を広げてヤヨイとの距離を詰めていく。
 ヤヨイがクリックのことを思い出していたとき――男は跳躍した。
「んん! っぅ……!」
 背中に強い衝撃が走ると共に、ぐいっと引き寄せられた。胸部が痛いぐらいに抑えられ、骨が音を立てているような錯覚を感じた。
74彼女の野菜 ◆0fY7xtBIQU :2006/03/07(火) 08:54:05 ID:0y7GNCem
 だがそれ以上に、顔半分を埋め尽くす布の刺激臭に鼻がどうにかなりそうだった。鼻が曲がる、を通り越して機能障害を起こしてしまいそうだ。
(この臭い……とても嫌な感じッス……)
 ヤヨイは薄くなる意識の中で、処理し切れないほど思考を馳せた。警備兵が何でこんなことをするのだろう。いつになったら離してくれるのだろうか。なぜこんな警備兵がいるのだろう。
 いくつも項目が出るものの、意識が混濁してまともな考えを確立することができなくなっている。それでも、ヤヨイは『この警備兵こそが暴行魔』という結論を出すことなく意識を失っていった。
 男はぐったりと崩れかかるヤヨイをずるずると引きずり、近くの小屋へまで運んだ。造りはボロくてベッドの一つもない。そこらのござを足で蹴飛ばし、転がったところにヤヨイを寝かせた。
 横になったまま、まったく動かない。か細いが呼吸はしっかりとしている。状態で言えば『昏睡』に近いように見られた。男はそんなヤヨイに馬乗りとなり、ナイフを取り出した。
 男にとってこの瞬間がたまらなく興奮し、昂ぶり、美味だった。警備兵を装い接近して安心しきったところを背後から襲い、こうして無抵抗な女の体の上に乗る。完全な支配、独占、勝利。そして、犯罪。
「大丈夫だよぉ……肌に傷つけるなんてこと、しないからさぁ」
 今のヤヨイが返事をするはずがない。もちろん男も知っている。これは自分を興奮させるための呪文のようなもので、そこから男の異常性が垣間見られた。
 鋭い刃で、首元からじりじりとヤヨイの服を切りだした。口約通りに傷つけることはなく、衣服だけが縦に裂ける。
75彼女の野菜 ◆0fY7xtBIQU :2006/03/07(火) 08:55:17 ID:0y7GNCem
 控えめな胸、肌白いが健康的な肌。色気はないが、まだ少女独特の儚さと純粋さが備わった体がそこにあった。
 裂け目に手をかけ、左右に引っ張り一気に剥ぎ取った。細いが農作業でそこそこに鍛えられた腕に、ほっそりとして引き締まった脚。ヤヨイは下着を残して、そのスレンダーな裸体を晒した。
 男はナイフを置き、ヤヨイに抱きついた。
「あぁぁ、柔らかい……それに、いい香りだ」
 耳をべろりと舐め、胸をもそもそと撫でる。無抵抗なヤヨイは、たしかに体温はあるが人形のような冷たさも感じられた。だが男はそんな人形に対して押さえ切れない欲望を高めていた。
 再びナイフを手にして、男は最後の抵抗だった下着をぷつりと切る。これでナイフの出番は終わり。懐に戻して、次の女性を待つことになる。
まだ誰にも見られていなかったヤヨイの秘所が男の目に映る。破瓜の血を知らないそこに、頭がクラクラとなっていた。
「綺麗だねぇ……さっそく突っ込んであげるよぉ」
 秘所に指を置く。まだ性感が未開拓で、しかも寝ているヤヨイの秘所は少しの湿り気もない。弄ったとしても、相当時間がかかるだろう。
 男はポケットからビンを出し、その中身の液体を手に受けて秘所に塗りたくった。アヌスから薄い陰毛まで、液体の厚みが感じられるぐらいまで丹念に塗り伸ばす。
 次に水あめのように指に絡めて膣内に伸ばす。まだ入り口が窮屈で一本が限界だったが処女ということがわかった。無理をせず、一歩の指をぐりぐりと回すように膜をほぐす。
 処女は丁重に扱わないといけない。膜を破る楽しみは、屹立した欲望で味わなければならいからだ。
76彼女の野菜 ◆0fY7xtBIQU :2006/03/07(火) 08:56:17 ID:0y7GNCem
 指を出し入れできるぐらいなり、男は己の性器に液体を塗った。何度も何度もいきり立つ欲望に撫で、べとべとにする。。
 男はヤヨイの脚を開き、正常位の体位を取った。ヤヨイは誰にもしたことのない、はしたない格好で男を迎える。それも自分の意思でなく、眠らされて。
「さぁ……『初めて』を頂くよ」
 男が欲望の刃を突き刺した。そこはいくらほぐれているとは言え狭く、男を拒絶する。
 しかし、ぐいぐいと刃を押して先端を埋めた。ぎりりと締め付けられ痛覚が走る。ヤヨイは、何も示さない。
「あぁぁぁぁぁぁぁ。痛いけど……気持ちいいよぉ」
 ずるずると刃を埋め込んでいく。その結合部からはちろりと赤い筋が零れていた。膜が破れた。それでも、ヤヨイは静かに男を受け入れる。何も、知らないまま。
 男の欲望は根元まで刺さった。寝ている女性特有の、膣内の妙にひんやりとした感覚と入り口の溶かされそうな温度が絡み付く。
男は体を倒してヤヨイと密着した。
「これでキミとの距離はゼロになったね……今から、ボクを刻み込んであげるよ」
 大きく腰を引き、刺す。その衝撃でヤヨイの体が大きく揺れる。本来なら皮膚が張り裂けそうなほどの痛みを感じているところだが、今のヤヨイは春の野原で昼寝をしているような、安らかな顔をしていた。
「ふぅ、ふっ……はぁ、はぁっ、はぁっ」
 男の息が荒くなっていく。腰の動きもどんどんと大きくなり、じゅるじゅると水の音が響き渡る。ヤヨイの体が本能的に体を守ろうと粘液を分泌し始めていた。
粘液とビンの中の液体が快楽を駆り立てる温度に達し、男の性感を痛く刺激する。
「ああああ、イく、イくからねぇぇぇぇぇぇぇっ」
77彼女の野菜 ◆0fY7xtBIQU :2006/03/07(火) 08:57:19 ID:0y7GNCem
 男の体はがくがくと震え、最奥まで突き刺し――熱い欲望を吐き散らした。数分前まで男を知らない無垢な体が、今では知らぬ男の精液を膣内に受け止めていた。
 数度動いてすべて絞り出し、男はゆっくりと抜いた。じゅるじゅるといくつもの液体が混ざり合ったものが漏れ出す。
 さて、と。静かに眠るヤヨイを前に、男は考える。このまま終えてとんずらするのがいつもの手口、だが。今回は少し違う。
この女は、今までと違って気丈な気がする。口調で判断するに。「〜ッス」なんて使う女はそうそういない。
 そうなると、アシがつく可能性も出てくる。それは困る。目を覚ましたときにより強い絶望を植え付けなければならない。そう思い立ち、ビンに残っている液体を指で中指にすくう。
 ねとりと半ゼリー状の液体をまとう中指をヤヨイの秘所――の下、アヌスに突きつける。そこはぴっちりと閉じ、何びとたりとも侵入を許さない。
 男は小さな思いやりでそこを傷つけないように、中指をぐいぐいと押し込んでいく。硬く閉じたそこは、最初こそ拒んでいたものの、徐々に開かれていく。
 ずぽり。中指が第一間接まで押し込まれた。ここまでするとあとは楽だった。中指はずるずると第二間接、そして根元まで咥え込んだ。
 数度スライドさせ、直腸に液体を塗る。男の欲望はこれからの行為を考えただけで波打つほどに硬さを戻していた。液体とヤヨイの粘液、精液でどろどろにコーディングされている欲望を、ヤヨイのアヌスに押し当てる。
 押す。が、入らない。しかし、男はそんな抵抗を許さない。狙いがずれないように固定する。
78彼女の野菜 ◆0fY7xtBIQU :2006/03/07(火) 08:58:21 ID:0y7GNCem
「ふっ……ん……!」
 一気に、突いた。ぐぼりと先端が突き刺さり、アヌスは大きく開かれた。メリメリと何かが破れるような感触。括約筋が断絶されたのかもしれない。
 秘所以上の締め付け。だがその痛みも男には気持ちがよいだけだった。直腸が欲望に絡みつき、射精感を引き上げる。
 二度目の射精もあって、男は先ほどよりも激しい腰つきで打ち立てる。そしてほどなくして、欲望が込み上げてきた。
 このまま直腸に叩き出してやってもいい。が、それでは芸がない気もする。男はぎりぎりのところでじゅるりと引き抜き、秘所へ戻した。
「くふ、うっ……っ!」
 先端を入れた瞬間、精液が飛び出した。射精したまま奥へ刺し、子宮に浴びせるように出した。
「はぁっ……はぁっ……」
 まだ欲望が突き刺さしたまま、額に滲む汗を拭いながら近くのある物に手を伸ばす。
 人参。ちょうど男の欲望ほどの大きさの物を選び、手に取る。この女が作った人参だろうか。
 栓を抜くからには、新しい栓が必要になる。すっかり力のない欲望を引き抜くと共にその人参を入れた。
 土がついたままだったので、膣内に傷がついてしまったかもしれない。そんなことを気にせず、ぐいぐいと突っ込む。まるでヤヨイから人参が生えているようで滑稽に見えた。
「ふ……ふふふ、くくくっ」
 これまで数人の女性を犯してきたが、ここまで屈服させた女はいなかった。こんな幼い顔の女を、前も後ろも、ずたずたに犯してやった!
 処女だった女を、知らぬ間にその儚い華を散らせてやった。
 通常なら一生扱うことのない穴を、開拓することなく貫き壊してやった。
 希望に溢れていただろう女は今や、大好きな野菜に貫かれている。
 男は欲望の汚れをヤヨイの服の切れ端でふき取り、その場から逃げ出した。それでも、ぼろぼろにされた少女は安らかな表情で眠っていた。
79御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/03/07(火) 09:01:09 ID:0y7GNCem
つーことでヤヨイ鬼畜でした。
昏睡レイプは昔から表現したかった一つであり、非常によい体験ができたと思います
・・・が、これだと男の声しか書けないのねorz しかも女の子の抵抗っぷりもそこまで書き込めない。
んで、鬼畜具合がつかみにくかったのでそこそこ鬼畜にエスカレート。ううむ、いい勉強になりました。
そういえばヤヨイの18禁てほとんど見ませんね。
80A ◆G.Jo4hrQXg :2006/03/08(水) 08:30:29 ID:mPXwI3ng
>>79
御腐人さんのSSを生きる糧にしてるッス。
ただでさえエロにし難い晴れ曇キャラでも
特に難しそうなヤヨイネタができるなんて流石ッス。
しかもしっかり鬼畜してるところが、やっぱ職人ッスね!

でも、何故か見てはいけないものを見てしまった気もするッス…。
81御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/03/08(水) 10:50:46 ID:hpmP9+Yx
ちょっとやりすぎました。今回はめずらしく反省しています。
「御腐人は無視ッス!」と言われて壁に塗り込まれて来ます。
82A ◆G.Jo4hrQXg :2006/03/08(水) 15:21:20 ID:mPXwI3ng
>>81
いや拙者は御腐人殿のSSが好きでござる。
キャラの特徴をハッキリ掴んで壊すこともなく、
さらに「キャラ愛」などでヌルい陵辱に終始しない徹底ぶり、これぞ職人。
尊敬してるでござる。

ttp://www.journey-k.com/~yamikata-k/022.jpg
なまじ手にとるように表情が掴める緻密な描写だけに、
悔やまれるのは絵にしたくても上手く描けない拙者の不甲斐なさよ。
83御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/03/09(木) 01:01:43 ID:VaIk9Vcj
>>82
おお、おおお。激しく萌えるけど、ヤヨイたんカワイソス。でも萌える。
ああ、俺ってヤツは・・・orz
84名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 01:06:23 ID:yw7Zn4wN
>>82
久々に塗りも入ってる!GJ!
けど漏れには刺激が強すぎたらしい・・orz
85A ◆G.Jo4hrQXg :2006/03/09(木) 01:18:42 ID:WJIa1sNF
ああヤヨイたん、起きたら何を思うのかな・・・
「痛いッス!」かな。それとも「何で人参が入ってるッスか?!」かな・・・
数分間状況が掴めないだろうな。
人参抜いた時に全てを理解するんだろうな・・・
痛みなんて忘れるぐらいに気持ちが溢れてしまうんだろうな・・・

ああヤヨイたん、カワイソス・・・でも萌える。orz
86名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 16:13:35 ID:GznktGFa
こっちはとうぶん何も投下されないだろうなぁ
87名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 16:14:17 ID:GznktGFa
上げちまった・・・
スマソ
88名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 16:32:42 ID:meI2bw9U
>>86
最近SSが投下されたばかりで何言ってるの?
書き手の新たな創作意欲を刺激するために、君はどんな努力をしているの?

前も居たけど、口開けて上から餌降ってくるのを待つばかり
自分で流れを作る努力もせず「なんだこの流れ、俺はSS読みたいんだ('A`)」・・良い身分ですね
89名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 17:41:31 ID:H+X0ntr+
>>86
何か書いて欲しいシチュでも言ってみたらどうだ?
90A ◆G.Jo4hrQXg :2006/03/10(金) 18:46:01 ID:cw+10KY4
うん、「こうゆうシチュ書いてください」って
丁寧にお願いすれば快く書いてくれる神もおられると思いますよ。
91名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 18:44:05 ID:W19/3yJE
レスをコテハンつけたままでされるとちょっと困るな。
92名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 23:44:23 ID:akiTBJeW
ルヴェル女体化で鬼畜エロ
93名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 00:32:49 ID:ZY51yOz9
春だなぁ・・
94名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 14:23:54 ID:2qrL1qsj
花粉がとんでますなぁ・・・
95名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 11:12:33 ID:MJqUvK28
実はMなのに自らの才能と美貌ゆえ満足できるご主人様が見つからず
こうされたいという自らの願望をルヴェルにぶつけ自らを慰めてるティコ
こんなのが思いついたんだけど需要ある?

あとルヴェルを独占したいがためにヤヨイ調教とか
ルヴェルの目の前でヤヨイとクリックを交わらせるとか。
描いていて思ったんだがどんだけルヴェルすきなんだ俺。
96御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/03/15(水) 12:59:13 ID:q3lgP1dL
>>95
是非。
97名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 14:09:28 ID:pdEj4SuM
>>ルヴェルを独占したいがためにヤヨイ調教
ハアハア
9895:2006/03/16(木) 06:59:16 ID:zBcrPBsI
ティコMって嫌悪感ある人いるかと思ってたけどそうでもなさそう?
遅筆だからまったり書いて来ます。ノシ
99名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 23:07:19 ID:Y8t87KzT
>実はMなのに自らの才能と美貌ゆえ満足できるご主人様が見つからず
>こうされたいという自らの願望をルヴェルにぶつけ自らを慰めてるティコ
それすごく良いな。がんばって欲しい
100屑星 ◆5TUM.SuG0o :2006/03/23(木) 10:41:23 ID:pxtfpzCQ
本命が全然進まなくなっちゃったよ。

でも保守。
101名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 20:22:09 ID:Sf8qEpf4
hosyu
102名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 23:56:43 ID:vD0Y31hx
ほしゅ?
103名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 14:52:56 ID:brjUEGkC
保守しとかんと圧縮がくるぞ!
104保守郎:2006/04/20(木) 22:02:38 ID:4dTKR+W1
保守
105名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 23:34:14 ID:uo0OS0T4
ほしゅ
106名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 15:48:14 ID:4YtcWWwY
職人さんたちどこいったの?行き詰ってるの?
107屑星 ◆5TUM.SuG0o :2006/04/29(土) 20:35:13 ID:GVpgXoqz
詰まってるよ。
人生も作品もorz
オチと終盤の流れが浮かばない…。
108名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 21:21:43 ID:t6v9wZHt
頑張ってください、そんな時は気分転換ですよ!
109名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 23:06:53 ID:4fjCHskw
待ってるからガンガレ神よ
110屑星 ◆5TUM.SuG0o :2006/04/30(日) 15:58:17 ID:mniMCndW
え〜?
自分は神じゃないですよ(´・ω・`)
いや、ちゃんと作品は書き上げますけどね。
111シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:33:48 ID:QOZ09L49

「はい、到着」
「……うぐっ、いたっ、い……」
 到着そうそう、俺はシオの背中を突き飛ばして床に倒した。
 ここは先ほどのエアポケット同様、隠れ家候補の1つとして目をつけた空き家だ。
それなりの敷地面積に家の装飾具合、庭の広さ、残された家具。どれもこれも一線を超えている。どうやら懐の重いヤツが住んでいたようだ。
しかも出て行って日が浅いのか汚れが少ない。今すぐにでも住めそうだ。
「な、なによっ……変なことしたら、大声出してやるんだからっ!」
「残念なことに、ちょっとやそっと出した程度じゃ聞こえない。ここはそういう土地だ」
 それでもぎゃあぎゃあ言いそうだったので、ナイフをちらつかせて黙らせる。
 表情こそ恐怖で凍りついているが、それでも気丈に鋭い視線で俺を見据えている。
 ふむ、たしかに強気な女を腕力でねじ伏せるのは心地よい。俺はレイプ魔じゃないが、そんな鬼畜共の気持ちがちょいと理解できそうだ。
「シオ……だな?」
「…………」
 答えない。それどころか震える体と瞳は反抗する意思さえ見える。
112シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:34:48 ID:QOZ09L49

「お前さ、自分の立場わかってる?」
「誰がっ……誰があんたなんかに!」
 殺気……には程遠いが、気迫が生まれる。それでも恐怖の割合が大きいが、それでもよくない傾向だ。
 気丈なヤツ。こいつは頭で理解しているのに、その頭が反抗しようとしている。贔屓目に見ても長生きできるタイプじゃないな。
 教えないといけない。敗北とはどういうことか。男は女をどんな目でしか見ていないか。
 ナイフを収め、シオの両手首をつかむ。体が強ばりつかんだ腕から緊張が伝わるようだった。
「ひゃっ……!」
俺はそれを堪え、そのまま床に押しつける。馬乗りになり万歳のポーズで拘束する。
表情が恐怖を染み込んでいく。シオは少しずつ理解を始めている。それでも必死で恐怖を振り払おうとしているのだろうが、心の隅っこには徐々に蓄積されていく。
ぐっぐっと俺の手が動かされる。どうやら全力で振りほどこうとしているらしいが、さすがに男女の力の差は大きい。
「本当にわかっていないらしいな」
 シオを拘束する手を1本にまとめ、片手で拘束した。さすがに押さえるのはやや厳しいが、その分自由になった手で控えめな胸をつかむ。

113シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:35:41 ID:QOZ09L49
「いっ、いたっ!」
「着痩せするタイプか? 思ったより大きいじゃないか」
 もっとぺちゃんこだと思っていたが……服や下着を差し引いても嬉しいサイズはある。
 少し力を抜き、さわさわと撫でる。ただこれでは服の下に隠れる下着が邪魔をして、ごつごつと硬い感触しか味わえない。
 そこで左右から握るように揉むと、硬さの中の確かな柔らかさを味わえる。
 俺はふにふにと感触を楽しむ。硬い表面に、柔らかい中身。
「や、やめろ、やめて!」
 両手にこもる力はもちろん、両足をばたばたと動かし抵抗を見せる。が、そんな程度だとどれだけやっても俺を止めることはできない。
 わずかに、確実に――俺の執拗な責めがシオを征服していく。俺にもむくむくと性欲が高まっていく。
 胸への責めを一旦やめて、シオの腰の巻かれている布を剥ぎ取る。そしてそこに隠れていたボタンをぷちぷちと外していく。服を剥いでしまえば大人しくなるだろう。
 女の服はボタンの付き方が違うが、手先が器用な俺には問題ない。
114シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:36:21 ID:QOZ09L49
「離して、離してっ! いやぁぁぁぁぁぁっ!」
腕の力と足の動きが増していく。錯乱気味な声が俺の耳に飛び込む。その抵抗は懸命だが、実は自分を追い詰めているにすぎない。
無駄に動けば動くほど力尽きるのも時間の問題になっていく。抵抗する力は逃げ出す力として温存しておくのが定石だというのに。
ゆっくりと上着を横に押し広げ、胸のリボンを解き、中の服をずるりと捲る。シオの白い肌と胸を守る薄い水色の下着が俺を出迎えた。
「いや、いやぁ……離して……」
このころには力を使い果たしてぐったりとしていた。動きの精密さは失われ、なにがしたいのかわからないぐらいだ。
 外気に触れた肌は、ずかに汗ばんでいる。しっとりとした肌は、俺の性欲をじくじく刺激していく。
 舐め回したい。変態じみた欲求が俺をねだる。
「泥臭い仕事しているわりにはいい肌してるじゃねぇか」
 俺はシオの肌に顔を埋めた。温かい、湿気た肌が俺の顔を包み込んでくれるようだ。
 鼻に空気を吸い込む。シオから発せられる、ほんのりとした汗の匂いと温めたミルクのような香り。
115シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:37:16 ID:QOZ09L49
 まだ淫靡な香りを一片にも持たない少女が所有している体臭、色気。ロリコンでもないのに頭がふらふらとしてきた。
 シオの胸が見たいの欲求が俺を急かす。手を背中に回して、下着のホックにツメで掻いた。
「や、それは、だめ、だめぇっ!」
 俺がしようとしていることに気づき、シオは両肩に力を入れているのか、手が背中と床に挟まれてしまう。
 だがツメはすでにホックを捕らえていた。圧迫感に耐えながらがりっと引っかけて弾いた。
「あっ、あ……」
 アンダーバストへの締めつけが突如緩まり、シオは驚愕に似た声を上げた。俺は背中から手を抜いて、ぺろりと下着を上にずらした。
 シオの胸が俺の目に映りこんだ。ちょうど俺の手に収まってくれるほどの大きさ、まだ若くて崩れ、垂れのない張り、そして桃色の突起。
 まさしくお椀のような形。俺好みの、潰しがいがありそうな、胸。期待を裏切らない女だ。俺のために――男のためにいるような女、体、心。
 誰もが憧れと共に性的な視線で見つめる女。俺はその女を独占し、その体を白色で汚し、その心に侵略しようとしている。
116シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:38:00 ID:QOZ09L49
 俺は他の誰よりもシオの至近距離にいる。数時間前では考えもできないことだ!
 たまらずその宝石のような胸に顔を埋めて、直に揉んだ。下着の硬さがない、純正な胸の柔らかさが手の平を占める。
 右胸は手で、左胸は頬でぐりぐりとねじるように弾力を味わう。
「ふぅ、う、や、やだぁ……触んないでぇ……」
 初めての体験による困惑、くすぐったいのか気持ちいいのか理解できない困惑、そして俺への怯え。そんな感情が入り混じった口調だった。
「感じているのか?」
「そんなわけ、ないでしょ……!」
「ふぅん。まんざらでもなさそうだけど」
「ふ、ぁあん!」
 俺はツメを立てて硬さを帯び始めた突起を引っ掻いた。するとシオは確実な快感を得た声で叫んだ。
「なんだ、感じてるじゃないか」
「感じて、ない!」
 ……うぜぇぐらい強情なヤツだ。
「調子こいてんじゃねぇよガキ」
117シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:38:35 ID:QOZ09L49
多少の苛立ちを感じた。俺には徹底的にシオを屈服させ、敗北感を与え、強者とは誰なのかを教え込む必要があるらしい。
 左胸から顔を離し、眼前にある突起を口に含み、べろべろとしゃぶった。
「そん、そんなとこっ……!」
 やや塩っぽい汗の味と、感じるはずのないミルクの味。もちろん吸っても母乳は出ないが、どこか心が落ち着く。
 ……いかん、俺はシオを襲っているんだ。和んだ気分を蹴散らすように突起を歯で挟み、ぎりりと力を込めた。
シオ「いっ! いたっ、ああっ!」
 噛み切ってやろうか。そんな目で睨みつけるが、痛みに耐えて顔を振るシオは気づかない。
 そんなシオに俺は興奮を隠しきれない。かりかりと掻いていただけの右胸の突起を、親指と人差し指ですり潰すように握る。
「あっ――あ゛っ――」
 魔物の攻撃には耐えたことのある体も、一部分だけを狙った責めには堪えるのだろう。シオの口の端から唾液の筋がとろんと零れている。
 その瞳は焦点があいまいだ。崩壊はまだ遠いだろうが、これ以上飛んでもらっては俺が楽しめない。
118シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:39:36 ID:QOZ09L49
「ア――がっはっ」
 意識をこちらに引き戻させるために、俺は右胸を鷲づかみにした。
「多少は立場ってもんを理解できたか?」
 シオは黙ってふるふると首を振るが、その表情からは反抗の意思が抜けつつあり、少しずつ理解を示してきている。
剣のない剣士、女ともなればこのような仕打ちがやって来る。いい勉強になっただろう。
「お、っと……」
 すっかり興奮して忘れかけていた。シオを揺するネタを作らないといけない。
「少し離れるが逃げるなよ。俺のナイフの射的距離は30メートルだ。逃げられると思うなよ」
 シオの拘束を解く。けれどナイフを取り出し、刃先を向けて言う。
 本当は15メートルそこそこが限界だが、それだとダッシュで逃げられかねない。見栄はこんなところで必要だ。
 じりじりと後ずさりながら、手荷物へ向かう。シオはこちらを睨むだけで逃げる素振りを見せない。
 手荷物からカメラを取り出し、小走りで戻る。
119シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:40:27 ID:QOZ09L49
「いい子だ。俺のことが待ち遠しかったか?」
 シオは無言のまま手に持つカメラを見つめている。まあ返事は期待していない。むしろ、このカメラでこれからのことを悟ってほしかった。
 俺は馬乗りにはならず、シオの足元に座り、そのむっちりとした肉づきの脚をつかんだ。
 途端に脚に力が入る。それは、俺とこのカメラがどのようなことをするか、ちゃんとわかってくれている証拠だ。
「脚、開けよ」
 片手で応戦するものの、さすがに敵わない。見た目じゃわからないがなかなかいい筋肉をしている。
 カメラを置き今度は両手でつかむ。そして一息ついて押し広げる。
「やぁっ! 見ないで、見ないでぇ!」
 無理やり開かれ、スカートがひらりと舞ったそこは――同色でそろえられた下着が、俺を歓迎してくれた。
 女の下着なんぞ、それほどめずらしいはずでもないのに……なんだこの童貞が女の着替えを覗いたときのような胸の鼓動は。
俺が、こんな小娘に……こんな小娘の下着程度で……ここまでクるとは。
 身を乗り出し、シオの股の中に移動する。さらに脚を持ち上げM字のまま固定してやった。これで手を離しても、俺が邪魔して閉じることができなくなった。
120シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:40:59 ID:QOZ09L49

「この、このっ、このぉっ!」
 自由になっている手で、俺を殴りたいのか制したいのか、ぶんぶんと空を切る。その目は今にも涙が零れそうなほど潤んでいた。
「くく、タイトル『街のアイドル御開帳』てところだな」
 ネーミングセンスのなさに脱帽しながら、俺はカメラを手にしてファインダーを覗く。
 屈辱と、絶望と、恐怖に歪む顔。はだけた胸と肌。そして下品に開かれた脚、男を誘うポーズ。俺はそれをファインダーで縛り――
 パチリ。
 シオとの強烈な接点ができた瞬間だった。
 パチリ、パチリパチリパチリ。
 理性を失ったようにシャッターを押した。何度も何度もシオを収めていく。
「どうだい? 撮影会の感想は?」
「殺してやる……ぜったい、殺してやる……!」
 物騒なことを言ってくれる。が、ここまで強くいられるシオの精神に驚かされた。
「楽しみに待っているよ」
 一旦ファインダーから離れ、踏み潰されないようにカメラを真後ろに隠す。
 両手の指をわきわきと動かし、俺はシオの下着に触れる。

121シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:41:43 ID:QOZ09L49
「へ、変態っ! やめろ、やめろ、やめろおおおおお!」
 シオは俺の手をつかみ、脚のじたばたと動かして抵抗する。
 ここまでされるとさすがに脱がすことは難しい。仮に脱がせてもまた脚が閉まってしまう。
 しかたない。手を一旦離し――
 ひゅんっ。
「……え?」
 急に涼しくなった下半身に驚きを隠せないでいる。
 ナイフを取り出し、下着をすぱっと切り、戻す。さすがに見えないでいただろう。
「え、ええ!?」
 ようやく理解できたようだが、抵抗も忘れている。その間に俺はシオの秘所を――
 ……と?
 ほうほう、これはこれは。
「くくく、シオちゃぁぁん」
 俺は身を乗り出して、ちょうどシオの顔を上から覗き込むようにした。馬乗り、というよりは女性を押し倒す姿に近い。
「な、なによぉ……?」
「くくく、ふふふっ……」
 ニタニタと笑う俺を奇異な目で見ている。だが、俺は笑みを堪え切れない。
122シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:42:14 ID:QOZ09L49
「お前、すげぇマゾなんだな」
 俺はシオの秘所に触れ――その液体の感触を指先で感じつつ、くりくりと形に添って楕円を描く。
「ひっ、さわ、さわったぁ……!」
「そりゃあ触るさ。それよりも……」
 くにくに、すりすりと動かし、わざと液体が跳ねる音を強調させる。
「ほうら、こんなに濡らしてるじゃないか」
「そん、そんなっ……!」
「そんな、じゃないよ。ほらっ」
「あっ! あ、つ、あつ、あつぅっ!」
 秘所に咲く花の芽を撫で、押し、揉み潰す。高温の感覚にシオの表情がとろとろと溶け出していく。
「あぅ、あ、あ゛あ゛あ゛あ゛…………」
 足と声を震わせ、唾液を垂らし、言い逃れのできない快楽を感じている。
 そうだ、この行為をちゃんと理解するんだ、体でも、心でも。
 ……さて、と。もっと指でほぐしてもいいんだが……まったく慣れていないところをいただくほうが俺としては好きだ。
 シオから手を離し、俺はズボンをカチャカチャと緩める。そして、すでに屹立している欲望を取り出し、濡れそぼった蜜壷の入り口に押し当てた。
123シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:43:04 ID:QOZ09L49

「ひぃっ、ひぃぃぃぃっ!」
 体は小刻みに、声はがたがたと。シオは俺と、俺の欲望を恐れている。
 けれど恐れるだけ。ただそれだけしか、できない。俺を止めることはできない。
「さあ、覚えておくんだよ……俺が初めての男だってことをな!」
 ぐぼり。
 下半身に力を込め、欲望の先端を埋めた。
「は、ははははい、はいって、る、はい、てるっ……!」
 シオは抵抗すら忘れ――ぼろぼろと流れる涙を隠すように、両手で顔を押さえていた。
「まだ先っぽだけじゃないか。『挿入』てのはこう――」
 ず、い。
「はい、はいっ、はいる、はいるっ、はいるはいるはいるはいるはいる――!」
 どんな声もどんな抵抗も、俺を昂ぶらせることしかできない。止まらない、もちろん止まらない。
ず、ず、ず。
来た。着いた。
シオの処女性、純潔性の象徴。俺の先端が、それに触れている。
さあ……
いただくよ。
124シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:43:52 ID:QOZ09L49

「―――――!」
 俺はさらに進み……薄い膜を破った。ぶちり、という感覚が俺と、おそらくシオにも響き――この場から穢れの知らない少女は消えた。
 少し引くと、そこには俺の硬い欲望と、粘液同士が触れ合うことで白濁とした液体と、鮮やかな血。
 忘れないうちに、俺はシオとの接合部をカメラに収めた。この被写体は今この瞬間しかない、お宝なのだ。
 何枚か撮り終えた俺は、最後の責め、そして俺自身に溜まった欲を放出するため、シオの腰をつかんだ。
「さあ、仕上げだ……!」
 俺はがすがすとシオをついた。シオの口からは悲鳴だか、泣き声だか、よくわからない言葉が紡がれている。
 さすがは、処女。締めつけがキツすぎる……気持ちいいは気持ちいいが、『痛い』という感覚が大きい。
 それでも――街のアイドルを、この俺が汚して、泣かせて、犯している。それだけで身震いするほどぞくぞくと心が唸ってくれる。
「う、俺も、そろそろ……!」
「……! 中、中はやめてぇぇぇぇっ!」
 いやいやと首を振りかぶって、抵抗の意思を見せる。
 ……うぅ、もう、イきそうだ……!
125シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:44:55 ID:QOZ09L49

「くっ、イく、イク、ぞ!」
 俺はシオの肉の圧力を感じながら、そのまま体内さえも犯してやった。
「ひっ! 出てる! なにか出てるううううううううう!」
 勢いよく放出し、すべて出し切ってからぞりぞりと削るようにゆっくりと動き、まだ尿道にも残る欲を絞りだした。
「出て、でてっ……あ、ああか、あか、ちゃん、がぁ……」
 ひさしぶりに女を抱いたものだから、少し腰が震えている。シオの上に寝転がりたくもあったが、まだ仕事は残っている。
 ふらふらとする体にどうにか渇を入れ、俺はカメラを使用した。
 下半身丸出しのシオ、血の粘液でまみれた接合部、そして精神まで負かされたようは表情と精液まみれの下半身。写真のうんちくには興味はないが、なかなかよい流れだろう。
 シオは、と……意識はあるが力なく寝転がり天井を見つめている。目もどこを見ているかわからない。
126シオの写真導入 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:45:43 ID:QOZ09L49

 まだ硬いが欲望をズボンに収めて、ふらつく足取りでわざわざシオの真横に移動する。
「傷ついているところ悪いけど、聞いてくれないかな?」
 シオからの返事は待たない。俺はつらつらと続けることにした。
「これで俺とお前の関係は理解できたと思う。そこで提案があるんだ
俺の呼び出し、命令は最優先すること
特に場所の指定がない場合はここで待ち合わせをしよう
お前は第一に俺に尽くさなければならない
この提案を守れなかったら……写真はどうなるかわかるよね?」
 俺は優しく、なるべくシオが楽に思える提案をした。
 小さくだが……シオは確かにうなずいてくれた。
127御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/05/01(月) 22:47:42 ID:QOZ09L49
諸事情でボツになったゲームの導入部です。
まあこれからシオちゃんがズタズタに犯されていく話、というわけです。
A氏作のジェリー叩きとともに読んだらおもしろい・・・かもしれませんね。
これから数度にわけて、ボツになったえちぃSSを投下していきますね。

128名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 17:44:53 ID:35W1x+8w
保守
129名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 19:24:03 ID:NR3Ic8Ra
保守。

ネタはあるのですが、なかなか文字にできません。
130名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 15:20:54 ID:RGOTfaH7
保守
131名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 20:31:20 ID:QshpJlea
保守
132名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 22:29:40 ID:xsdgMjxd
うむ、見事な過疎だ。
133名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 05:51:29 ID:JfUPo2G4
なんとかせねば、とは思っておるのですが。
134名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 13:35:12 ID:x0xg4Qv+
足切回避
135名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 00:50:17 ID:RQ7X1c5/
ネタ無いから保守がてらに、おまいらのベストカップリングは?
136名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 17:41:17 ID:iv+3YZ9I
フィル×シオ
137名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 17:58:24 ID:AWGkH4Dn
シオ×フィル
138名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 00:38:07 ID:wu9vGMPI
イヴ×フィル
139名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 23:35:34 ID:MRjOPBxp
公式の一位
140名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 16:04:25 ID:yYB3qyni
>>136>>137はどこが違うんだ?
141名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 21:35:54 ID:Fm6OOQCi
君はまだ腐女子のルールを知らない
142名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 23:57:34 ID:uQRNjcJM
まあ、具体的に言うとどっちが責め側に回るかの違いだな
143名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 00:16:31 ID:bKJp/H2N
じゃあシオ×フィルで。お姉さんぶってもらいたい。
144名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 18:35:25 ID:Mb01ixoA
包茎童貞のフィルをシオが(ry
145名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 20:13:24 ID:GlkQvw5t
仮性
146名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 21:28:34 ID:Mc0DZBwQ
シオが
147名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 01:30:34 ID:cKw1UtER
フィルの家で
148屑星 ◆5TUM.SuG0o :2006/06/18(日) 13:45:02 ID:sTzWCajy
>>140

>>136 フィル×シオ

「シオ……大丈夫だから、俺に任せて……。」
「でも……私、怖―――っやぁあん!そんなトコ舐めちゃ……ッ!!」

>>137 シオ×フィル

「へぇー……フィル君のおちんちんって、こんななんだぁ……。」
「ちょ……っ!!シオ、そんなにされたら俺……っ!!」
「へ?うわ…っ!?うぅ〜、口に入っちゃった……。ケド、これって…フィル君の味?ふふっ♪」

と言う感じであってますかね?>>141
149名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 13:49:50 ID:n86Qu48x
>>148
流れを無視したそんなお前が好き。
150屑星 ◆5TUM.SuG0o :2006/06/18(日) 16:06:40 ID:Za24Q7IK
>>149
止めてくださいよ、人が見てますから…とか言ってみる。

晴れ雲系SS2つ、他所のスレで面白そうな題材だと書き始めたSS3つ……
全部中途半端で止まってる……浮気なんかするモンじゃないねorz
151名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 21:37:41 ID:8QSOb1TZ
てか完成させろw
152屑星 ◆5TUM.SuG0o :2006/06/21(水) 14:04:11 ID:hIsD4X2Q
解ってるけど……職人さん達がひとりも来ないってアレだよなぁ……。
自分は自分のペースでやるから安心汁。
昨日もちゃんと書いてたぞ、別スレの新しいネタでorz
153名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 12:57:15 ID:YZ8aqqNI
気長に待つからがんがれ。

ところでシオ×フィルって意外なほど少ないね。
154名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 23:22:11 ID:IXYOpoyN
ルヴェルは童貞なのだろうか。
155名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 15:06:26 ID:315pKepI
絶対やられてるよ、ティコに。
156名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 16:04:00 ID:ErVbXtGX
夜は肉の字が追加されます
157名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 08:55:01 ID:YBkTN7rk
浮上
158名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 16:14:50 ID:3LAtJKhD
保守します。

自分はティコ×ルヴェルが好き。
159名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 16:54:53 ID:xKpvipY1
保守。
いつまでも待つさ。
160名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 16:06:25 ID:kJUoDsR3
>>159
同志よ
161保守郎:2006/08/03(木) 00:17:38 ID:15e7K02L
保守
162名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 17:25:48 ID:3tcOz8MW
hosyu
163名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 06:26:26 ID:ZGisyktY
保守ですじゃ
164名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 16:35:54 ID:ZCG9Du1y
フリゲ最萌 本日シオ
ttp://hurige.hp.infoseek.co.jp/

みんな!
早めに投票しよう!!
165名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 21:49:12 ID:w7e0y1A5
[壁]゚∀゚)つ保守
166名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 03:41:05 ID:A0OfHpFf
さびしいなあ。
167名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 18:26:32 ID:DnDZllnm
そうだなあ…だが待ち続ける
168アナザーサイド ◆0fY7xtBIQU :2006/09/24(日) 11:08:37 ID:yGePensv

 少年にしてみれば、そこそこ熟練したギルド員にとってはした金でも大金であった。
 ドブ掃除、市民広場のトイレ掃除、ペンキ塗り……家の手伝いとほどんど変わらない依頼をいくつも受け、少しずつ金をかき集め、ようやく4桁中程まで貯めることができた。
 血液にも似たその金をポケットに詰め込み、ある店の前にいた。たった数十分を買うために。
 店に入ると、無愛想な店員が出迎えた。
「何番?」
 顔写真と、その端に書かれた番号。それから選べ、という意味だ。別に選ぶ気はない、目当ての娘はとっくに決まっている。ただ何番か知らないだけで。
「……6番」
 トレードマークとも言える青色の髪を捜し、言った。その写真は似合わないきりっとした表情で、それでも持ち前の純粋さが見え隠れしている。
「6番、ね……『磯の間』で待ってて」
 部屋の名前を言うだけで案内もないまま、店員は引っ込んだ。まあこんな若造、金にならないのは当然、愛想が悪いのはしかたのないことだろう。
 汚い壁に貼りついた、下手な見取り図を頼りに部屋に向かった。そこは狭くて少し異臭のする、毒々しいピンク色の照明で満ちた部屋。
 少年は待った。この日のために欲望の自己処理を何日も我慢し、量を生産していた。
 それが、あと少しで、野望と呼ぶには小さすぎる願いが叶う。まだ相手も来ていないのに、己の分身はきりきりと主張し始めていた。
 入ってきたトビラとは別の、向かいにあるトビラが開いた。
 ……来た。
169アナザーサイド ◆0fY7xtBIQU :2006/09/24(日) 11:09:07 ID:yGePensv

「いらっしゃいませぇ」
 彼女は布に近い服を身にまとっていた。ここでの彼女の位置付けがすぐわかる衣装だった。
「シ……ど、どうも」
 つい、彼女の本名を言ってしまいそうになった。が、ぐっと押し殺した。
「ええと、短い時間ですが、よろしくお願いします」
 どうせマニュアル通りだろう。適当に聞き流した。
「どうぞ、こっちへ」
 彼女は、ベッドと呼ぶにはあまりに質素すぎる、板に厚手の布を敷いた床に少年を招いた。少年は文句一つ言わず、そこに腰掛けた。
「当店は『本番』を除いた、どんなプレイでも体験することができます。いかがしましょうか?」
「……とにかく、気持ちよくしてください」
「あは、ドーテーさんですか?」
 少年の前に中腰になり、静かにズボンのチャックに触れた。そして自分が取り出すのと大差なく、怒張している欲望が取り出された。
「硬い……失礼します」
 間を置き、彼女は欲望にそっとキスをした。
「う、はぁ……」
 彼女はいたるところにキスをして、欲望の感度を高めた。ただ唇を押し当てるだけのキス。それだけなのに、どんどんと感度が上昇していく。

170アナザーサイド ◆0fY7xtBIQU :2006/09/24(日) 11:09:57 ID:yGePensv

 どれだけ、この妄想を考えただろうか。薄汚い精液を、彼女の体内に流し込む。ああ、まだ興奮できそうだ。
「あ、あー……」
 彼女は口を離し、開けて見せた。でろりとした白い液体と微量な透明の液体。二つの液体がミックスされている。
 やや量の多い精液を、舌で絡めている。これも料金の内なのだろう。ピンク色の舌が精液と絡まり、何とも言えない淫靡さを見せている。
「! うあああっ!」
 精液を喉に流し込むことなく――また欲望を咥え込んだ。先ほどと違い、別の液体も潤滑油となり、激しすぎる粘度と温度が包み込む。
「ん、んぐっ」
 じゅる、じゅるっ。欲望が痛いぐらい吸い込まれ、液体をすすっている。
 じゅば。口から開放された欲望は、ほんのりと白かった。
「お掃除フェラならぬ、汚しフェラでしたっ」
 気持ち良すぎた。フェラの技術はもちろんのこと、この『汚しフェラ』とやらは彼女を奴隷にしている感覚を与えてくる。
「こういうの毎度してるの?」
「気に入ったお客さんにだけですよ。普段はすぐに吐き出します」
 社交辞令かもしれないのに、それだけでまた硬さが戻ってきた。
「わ、もう硬くなってる……じゃ、次は横になってください」
 言われるがままに横になると、彼女はズボンに手をかけて脱がそうとした。
「な、何を!?」
「んー、『本番』。ちょっと興奮しちゃいました」
 あっという間に下半身が裸になった。そして、布の服を捲くるとそこはすぐに彼女の性器があった。

171アナザーサイド ◆0fY7xtBIQU :2006/09/24(日) 11:10:28 ID:yGePensv

「もう濡れてますよー」
 指で秘所を押し広げ、天井に向かっている欲望を入り口に着けた。
「あ、あ、はい、る……!」
「ふふ、ドーテーさん、いただきまーす」
 じゅぼり。彼女が少年を食べた。
「は、はぁぁぁぁぁぁっ」
「んん、おおきっ……動き、ます……!」
 股を大きめに広げ、彼女はやや斜めに動き始めた。
 さっきのフェラとはまた違った快楽。いや、彼女を犯しているという事実が、快楽を増していっている。
「はあ、あぁんっ。おきゃくさん、おおきぃっ……!」
 どんどんと彼女の理性が剥がれ落ちている。股の欲望だけでは足りないのか、手は胸に伸び、ぎゅうぎゅうと揉みほぐしている。
 少年の理性もほとんどなかった。初めての体験、彼女との性交。それらすべてが、少年の肉欲を満たしていく。
 そして、少年は落ちた。言ってはならない、それを言った。
「シ……シオ、さん……あああああ!」

172アナザーサイド ◆0fY7xtBIQU :2006/09/24(日) 11:11:10 ID:yGePensv

 ――シオには、イシュワルドという街は大きすぎた。
 剣一本で生きていく。そう決意してやってきたイシュワルド。しかし実際は……女剣士では立ち向かえない魔物が多すぎた。山から下りてきたイノシシを退治するのとはわけが違った。
 しかし登録した魔物討伐のギルドの解約には大金が必要だった。誰かに頼るわけにもいかない、こうしているうちにも船で知り合った年下の男の子は立派にギルドの依頼を請け負っていく。
「もう、だめ……」
 そう口から吐き出すころ、シオは今働いているこの店のトビラを開いていた。
 そこでは、体さえ差し出せば金が手に入った。命がけの魔物討伐とは違う。ほんの少し我慢すれば良いだけだった。実家に帰るだけの資金を稼ぐための、苦肉の策だった。
 だが……男性の体臭だけで秘所が濡れてしまうようになるころ、もうこの『天職』から離れることができないと、知ってしまった。

「いいよ、イっていいよぉ……シオの、シオのここにたくさんだしてぇっ!」
「あ、ああああああっっっ!」
 とどめの一撃とも言える、シオの膣の締めによって二度目の射精がシオの膣内で行われた。
 ドクドクと、下の口から精液が体内へ流し込まれる。
「う、ふっ、ふぅぅ」
 シオは笑った。膣内の少年の欲望は、硬さを失っていなかった。
 まだ楽しめる。まだ、気持ちよくしてくれる。もっと精液がほしかった。

「さぁ……次はどこに射精しましょうか?」
173御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/09/24(日) 11:11:50 ID:yGePensv
ちょろっと書いてみた。
夜のおかずの一品に加わってもらえれば幸い。
174名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 11:25:45 ID:QDa0dboh
あげ
175名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 13:17:24 ID:Tr3laRs+
上げられるまで新作投下に気づかなんだ・・・。
176名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 20:27:55 ID:gcotmSwM
GJです!

さーて、自分も早いところ投下できるといいが。
177名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 23:13:29 ID:8C3bngXk
GJ!モエタ
178名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 22:21:43 ID:rUT9Q8Or
壁]゚∀゚)つ保守
179名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 00:44:27 ID:uPBu2QD7
浮上
180名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 02:03:46 ID:qqe+wPiw
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181名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 06:28:42 ID:C6CPACBC
本家更新age

TOP絵カワユス
イラコンの001のシオでも鼻血フイタ。
182名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 09:19:48 ID:YJFLvSC5
ところで質問なんだが、ものすご腐っぽいSS書いたらこのスレで歓迎される?
フィルにいたずらされるルヴェルとか。
男のSS書きで腐向けにチャレンジする時点ですげー怒られそうな気もするが。
 
普通にいつも通り書いたら
嫉妬にかられたイヴがシオをいぢめるようなシチュになる。
183名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 09:31:23 ID:b0JK9JsO
注意書きがあればいいんでね?俺はそういう趣味ないんで読まないけど。
184名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 02:10:35 ID:VQ6EZFp2
>>182
俺も腐趣味はないが、後者は大歓迎だ。
185名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 03:59:14 ID:qDMKCE45
初。
ルヴェル好きな発射台の俺が

ルヴェイブの遊びチックな絡みとか、
ティコ様の薬でルヴェル女体化
→戻るための薬の材料採取中に見知らぬ野郎にリンカーン。


とか言う大砲発射したら
読むヤツいる?
186名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 09:15:22 ID:zOG6D2sF
読むよ
187名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 14:34:25 ID:V5AmXc98
読みます
188御腐人 ◆0fY7xtBIQU :2006/11/12(日) 20:29:19 ID:IB3I9j+M
その砲弾、是非受け止めさせて頂きます。
189名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 23:39:37 ID:p/ijIPzj
例え肢体が粉々になろうともっ
190名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 17:25:45 ID:Mw1VWqtf
保守!
191名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 17:26:34 ID:Mw1VWqtf
って上げるつもりだったが上げてなかった
192名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 10:36:26 ID:b3apimVm
いちおう保守
193名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 21:25:49 ID:xq6PZry8
今年も残り20日を過ぎちゃったな……

だが待つぜ。
194名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 19:45:34 ID:Em1j4MoJ
おおおい!
公式きてるぞ!!
195名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 04:05:45 ID:iX7tHkWr
マジダ
196名無しさん@ピンキー
今回はイヴが主役か…待ってた。
この機会にイヴっていうキャラをもっと掘り下げてほしいぜ。
エロパロのネタにできそうだな。