246 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 11:31:16 ID:7g2TsguU
ノエルかレベッカで書いて
レオ×エイダを書いてみたい。ただ書けるか解らない。投下予告は明日までで。
もし明日俺がいなければ。
その時は誰か俺の遺志をついで欲しい…orz
メタトロン。
進んだ文明の結末たる存在。それがもたらすのは永遠の栄光、でなければ終末。それだけの力を持とうが、それは彼女にとって器に過ぎない。
戦闘に関するサポートAI。戦いの申し子。「人類」と言う大きな意志の為に自らを犠牲にするプログラム。
それを実行するために与えられた、大いなる力を持つ鎧。OFジェフティ。
「私の存在意義はそこにあります」
「君が心配なんだ。エイダ」
疑問は許されない。彼女の中に存在しない。もし彼女が人ならば。
「どうして?」
と尋ねる事が出来ただろう。しかし彼女は沈黙で応えるしか無かった。少年はその沈黙が、何を言いたいのか解る気がした。
「君を守るのに理由なんかいらないんだ。僕がジェフティのランナーなら、僕の好きにさせてくれるかい?」
「解りました。レオ」
守る為に生まれた自分が、守られていると言う感覚。彼女には新鮮で、人で言えば心地良いと言ったものだ。
彼女には人間に関するデータが存在していた。一般的な人間の生活習慣、生理行動、精神状態、etc…
彼女が理解出来ない人間のデータは、ここに照らし合わされる。
しかし今回理解出来なかったのは自分自身の事。
戦闘AIとして不適切な思考が働いている。それは何か。
彼女は思考する事が出来た。その思考のベクトルが、人間に近いモノとなっていた事には気付かずに。
最近、大概の不適切と思われる思考に関しては、ここに照らし合わせれば答えがでるようになっている。
今回の答えは。
人間が異性に抱く感情。
そもそも、自分の性も存在しない筈だが、最も近いとされた感情は。
「想い」
大抵の事に関してはランナーに聞く。しかし今回は聞くことを躊躇した。何故か聞いてはいけないと判断したからだ。特に、このランナーには。
私にはその意志があります。
それを確認したいのです。
当機の存在意義は既に殆どが薄れています。私が離れても特に問題は無いと判断します。
感謝します。ジェフティ。
火星ー居住区
凄い雪の中、僕は家に急ぐ。平和になったお陰で天候の調整も出来るようになったらしいけど…これじゃ寒すぎるよ。
「ハァ…」
バフラムと地球…ディンゴさんの戦いから数ヶ月、僕は何とか普通の暮らしを手に入れていた。
適当に収入があって、一人暮らし。軍の施設でテストパイロットて言うのは結局って感じだけど、実際に人を撃たないから戦時に比べればマシかな。あんまり戦いの準備みたいなのもしたくないけどね。
「うわっ…」
道路が固まってる。絶対これはやり過ぎだよ。住んでる街は結構にぎわってるけど、僕の家はどっちかって言うと郊外。軍の施設も近いから、徒歩で通ってる。
並んでる、暖かそうな灯りを尻目に僕は行く。この幸せそうな光を見ると、僕も少しだけ…戦った甲斐があったのかなって…
勿論…二度としたく無いけどね。
僕自身の幸せ?…今は考えて無いかな。ディンゴさん程…クスっ…手は早くないし、何故か僕は誘いも断っちゃうんだ。
打ち解けて離せるのは男の人ばっかり。エレナさんは…お姉さんって感じかな。
…まあ、一番話したいのはやっぱり…
「えーと、カード、どこ行ったかな?」
セキュリティの強そうなマンションを選んだんだけど、こういう時不便。まず入り口でロックを開けて、それから部屋に行って鍵を開けて。早く入りたいよ…
話したいのは…エイダかな。皆が聞いたら笑うかも知れないけど、破壊の為だけに生まれて来たなんて、悲しすぎる。だから守りたかった。
もしかしたら一番恋愛感情持ってるかな。異常者だよ。僕は。それでもきっとエイダが好きなんだろうな。
「寒い寒い…」
冷たい空気の中、急ぎ足で階段を登って行く。僕の部屋の前には風防が無いから、廊下にも雪が積もってるだろう。
登りきって、廊下を突き当たって、すぐ右。死角にある玄関。一番奥まった感じの所。
僕は最後の曲がり角を曲がった。けど。
「…」
…え?
「レ…ォ…」
膝を抱えて、体育座りで。エメラルドグリーンの長い髪。翡翠色の瞳。全身に纏っていたのは白い…ローブみたいな物。端から見たら怪しいかも知れない。
ただそれより気になるのは眼が虚ろなのと、白い肌の頬が赤くなっている事。
要するに…この子は誰で、何なのかを聞く前にしなきゃいけない事があるって事だ。
「ちょっと!どうしたんだい!?」
「…」
何を呟いているかも聞こえない。外からの雪は、この子の髪にも白い点を残している。耳が破れそうな寒さと、吹雪。
とにかく…
「ここに居ちゃいけない!上がってくれるかい?」
微かな、頷きらしきものを確認して僕は鍵を開ける。ヒーターは自動だったからリビングまで行けば暖かい筈だ。セーターを玄関から廊下に投げ捨て、彼女の所に戻る。
「立てるかい?」
「…」
既に眼も閉じかかっていた。この吹雪で体力を相当消耗していたみたいだ…危ない。
僕は彼女を雪の中から抱えあげて、部屋に駆け込んだ。
253 :
247:2007/03/17(土) 00:39:52 ID:VIbUFyrL
め、めげそうだった…弱音を吐いてすまんorz
完全に仕事は果たして無いが…もしかすると(ry
>>253 はいだらー!
続きを待ってるぜ。裸で。
>>252 ADAが脱ジェフティをしたわけか
続き楽しみにしとりますよ
>>252 「ごめんよ!」
額に手を当ててみる。熱い。雪のような白い肌には、辛そうな赤みが差していた。息の荒さからすると早く暖かな場所で休ませないといけない。
部屋の温もりで溶けた雪のせいで、彼女の服はびしょ濡れだ。出来れば着替えさせてあげたいけど…
「はぁ…はぁ」
息を聞きながらリビングを通り抜けた後、寝室までやっと辿り着く。僕の家で布団がちゃんと引かれているのはここだけだ。シーツは出来るだけ清潔にしてきたし、特に問題は無いだろう。
軽い体をゆっくり横たえた後、僕はすぐに看病の支度に入った。
その日から大体…二日位かな。簡単な医療キットと、メディカルコンピュータで医者を呼ぶ事も無いまま、彼女は小康状態に入った。
医療キット類は一人暮らしには必需品で、僕も時々使っている。少々高額でもメディカルコンピュータまで買ったのは、身よりが殆ど無いからだ。何より、自動で薬が処方され宅配されるのが嬉しい。
よって、彼女の看病は一人でやる事が出来た。バイタルチェック、呼吸の安定。それを確認して僕は今、ソファーに体を横たえている。
…疲れた…
彼女に対して何の疑問も抱かなかった…僕は相当お人好しだ。
プリントアウトしたカルテには、彼女の免疫力が少し弱い事が書いてあった。
成人女子…とりあえず見た目相応の免疫力は無いみたい。彼女に対して聞きたい事は沢山あるけど…
その時。
僕はカルテの特別項目の場所を見て、愕然とした。
「な…んだって」
「声帯二少々ノ損傷ガ見ラレマス。回復時期ハ不明」
改めてカルテを見直す。同時に昨日までの看病を思い出していく。
特に目立ったのは続く咳だ。あの喉元が荒い動きをしていたのを覚えている。本当は背中をさすってあげたかった位の、咳。
そのツケなのか、彼女の声を聞く事が…
カルテの端まで読むと、回復は必ずするみたいだった。
自分で…一安心する。
…そうして僕は、やっと一眠りする事にした。
「……」
まだくらくらする体を起こし、周りを見渡す。灯りの点いた天井、整えられたベッド。どれも自分が意識を失った場所と一致しない。最後に近づく人影を見て以来、記憶は無い。
「…!」
不快感を得る。どうやら大量の発汗のせいで、服が肌に張り付いているようだ。
もう一度見渡すと、近くのテーブルの上に男性用のジーンズとカッターシャツが置いてあった。よろめきながら体を動かし、それを手に取る。
「…」
カッターシャツのみで事は足りると判断し、今まで着ていたローブをフローリングの床に落とす。
シャツを着た後、自らの胸の膨らみと、露出し過ぎた感のある脚を少々疑問に思いながら、自らの姿を確認した。
上半身はやや隠れている。下半身も必要最低限は隠している。問題は無い。
鏡は始めて見た。
今までのデータ…記憶からすると自分は女性の姿だと言うことが解る。改めて胸部と性器を確認しようと思ったが…止めておいた。その必要は無いと判断した。
「…」
微かに覚えていた。最後に手に入れた場所のデータからすると、あの時自分と遭遇したのは高確率で…
声に出そうとしても出ない。漸く異変に気付く。それでも、何故か焦る必要は無いと思う。
この姿を手に入れた事。この姿で彼に会えた事。それだけで目的は果たせた様な物だ。それ以上の事など望むべくも無い。
無いはずだった。
レオ=ステンバック
私はあなたに、それだけしか望めないのでしょうか?
彼女に存在している鼓動が、大きくなった。
ADA…難しいorz
キャラ変わってしまったらスミマセン
続きはまた…(ry
>259
ベクターキャノン乱れ撃ちしたくなるくらいGJ!!!!
続きを全裸で待ってる。カリストの氷河の中で。
>>259 武器=テイパー
で闘いたくなるくらいにGJ!
有人型ラプターに乗って続きを待ってる。
全裸で。
>>259 荒野のLEV集めてベクターキャノン撃ちこみたくなるくらいGJ!
破壊寸前のLEVで続きを待つ。
もちろん全裸で。
>>259 壁際での掴み→ジャイアントスイングぐらいGJ!
ライフがりがり削られながら待つ。
無論全裸で。
>259
地雷地帯でゼロシフトしたくなるほどにGJ!
テイパーの落下地点にFマイン敷き詰めて待つ
靴下だけはいて
>>258 久しぶりにぐっすり眠れた気がするよ。彼女の看病につきっきりだったからね。ベッドの代わりにしたソファーの温かさが恋しいけど…
「ふわ…」
時計を見ると、いつもの起床時間。睡眠時間自体は短いんだろうけど、それでも僕は起きる。
今日は出勤日だ。久しぶりにカーテンを開けた。
「うわ…今日も寒そうだな…」
ベランダに積もっていた雪。今日も洗濯物は外に干せそうじゃないな。
朝ご飯の支度をする前に、一度彼女の様子を見に行こう。
「…」
部屋に入った時、じっと見つめられた。翡翠色の眼が、僕の眼を捉えてる。そんなに警戒はしてないみたいだけど…
「や、やぁ…」
「…」
彼女がベッドから上半身を起こした。着ているのは僕の…シャツ?テーブルには代わりに、綺麗に折り畳まれたローブが置かれていた。
「き、着替えたんだ?」
無表情のままコクリと首を振り、返事をする。そっか、まだ喉を痛めてるんだっけ。彼女も解ってるみたいで唇を開かない。聞きたい事は沢山あるけど、とりあえずは自己紹介だけ。
「えっと…僕はレオ=ステンバック。この部屋の家主で…」
彼女にこの部屋の場所、部屋の間取り、自由に使って良いこと、彼女の病状を説明する。
彼女はちょこちょこと、僕の言うことに毎回頷いていた。
「君に聞きたい事もあるんだけど、今から仕事なんだ。帰ってからにするよ」
時計を見て少し焦る。朝ご飯はちゃんと食べたいし。…そう言えば。
「何か食べるかい?」
ずっと医療キットの栄養剤投与だけだった事を思い出した。お腹は空いてる筈だし、ちょっとやつれてる気もする。
彼女は悩むような素振りを見せて、最後は首を縦に振った。僕は適当な献立を考えながら、キッチンに向かう。
結局作れたのは少し手の込んだ雑炊だけ。自炊を繰り返していると勝手に料理が上手くなったんだ。鶏肉、溶き卵、三つ葉を彩った物を完成させて、彼女に渡す事にした。
弱った。食器の扱いなど取り入れていなかった。生き物の体となった以上、栄養は外部から取らなければならない。食事は生物である事の絶対条件だ。なのに。
「…」
少し厚めの椀を手に持たせられ、呆然とする。中には食物らしい物が詰め込まれており、本能的に食欲をそそられるのだが、手を出せない。
「…」
「あの…食べたく…ないのかな?」
彼が、レオが残念そうな顔を見せた。彼の期待に応えられない。そう思うと声を出せない事をもどかしく思う。
この姿になって始めてわかる優しさに、一層思いを深めながら。
なんとかして応えたいが…
「む、無理に食べなくても良いんだ」
懸命に、様々な生物の食物摂取方法を思い出して見る。
…人間の物では無いが、嚥下能力の低下している自分に適した物があった。但しレオの協力が必要だ。
お椀…返されちゃった…ダメだったかな。仕方なく、トレーに載せて下げようとした時に、袖を引っ張られる。
「え?」
振り向くと、彼女の指が僕の唇に触れていた。彼女は順番に指の向きを変えて、何かを伝えようとする。
最初は僕の唇、次にお椀。最後に…彼女自身の唇。それを交互に指した後、窓の外を指した。
その先には、僕も時々見てた鳥の巣。春になると、雛鳥にお母さん鳥が餌をあげてたのを思い出す。
でも彼女は…何が言いたいんだろう?
「鳥?鶏肉が嫌なのかい?」
彼女は首を横に振る。お腹が空いている素振りは見せてるんだけど、自分から手をつける気配は無い。
もしかして食べさせてくれって事なのかな?でも、僕の唇を指した意味は?
鳥…雛鳥…
もうホントスミマセンorz趣味に走ってます
ADAを勝手に手の掛かる子に(ry
GJ! いいよいいよもっとやってくれ!
レオがどうなるのか凄い期待してるw
ちょwスプーンガン無視wwGJ!
今日はレオ仕事休みだなww
ハッピーエンドだといいんだけど……
レオにぶちんwww
いや無理だろw
完全に初対面の女の子だぞ
全く想像もつかんて
むしろすぐ意図を察するようなレオはエロすぎる
273 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 23:11:23 ID:N3gsSFV8
保守
274 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 10:39:28 ID:LVJR+TVh
GBA版のZOE2173テスタメント(タイトルがあってるか微妙)
のメビュースさんが捕まった際に実はより精神的に追い詰める為に凌辱されていた
って感じなシチュ希望このシリーズとしてはかなりマイナーなキャラだけど(´・ω・`)
所でGBA版のメンバーの話って他はZOEシリーズで出たりはしないよね?
こここここれはwktk!
まこと恐ろしいクオリティだな
ちょ、久し振りに来たらこんなにも萌えADAが!!
>>266 「ああ、食べさせて欲しいって事なのかい?」
「…」
相変わらずお椀は見てる…って事は食欲はあるのかな?この子にはお椀が熱くて食べづらいとか。
僕に何かお願いしてるのは間違いないみたいだし、食べさせてみよう。
一口分掬って、口元に。
「…」
…開けてくれない。けどお椀は見てる。これじゃ意志の疎通が出来ないよ。
…何か手段は…そう言えば。
それを思い出して僕は棚を漁る事にした。
「これ、使ってくれる?」
手渡したのは小さなデジタルボード。筆談用にも使える物。軍の研修で、間取りとかをメモするのに使ってたんだ。
ペンはホルダに付いてるし、すぐに消せる。これで彼女とも話せると思う。
「さあ、言ってごらん?」
彼女はボードを受け取って、ペンを使い始めた。
ここからは僕と彼女の会話録。
「嚥下能力が低下しています」
「嚥下?飲み込めないって事?」
「はい。さらにペースト状にする必要があります」
「…弱ったな。もっと煮込むとか、そういう事をしなきゃ…」
「調理の必要はありません」
「え?」
「あなたが嚥下を助けて下さい」
「…?」
「鳥類の一部が、自らの雛に行う事を、私に実行して下さい?」
「鳥類?だから巣を指してたのか…え?」
「今回の場合、単純に咀嚼した物を私に」
「それって…」
えぇぇぇ!
「ちょっと待って!僕と君は初対面だし…」
「初対面ではありませんが」
「初対面じゃない?一体どこで…」
「レオ、あなたは急いでたのでは?」
「なんで僕の名前を…って!」
時間は…いつもならもう出てる時間だ!聞きたい事が沢山あるのに、その時間を取る余裕は無い。
「レオ」
「うん?」
「空腹です。食事を欲しています。可能ならば補助をお願いします」
「う〜」
この子は本当にお腹が空いてる筈だ。見過ごせない。
でも時間が無い。
口移しって事だよね。心の準備が…出来てないよ…
「お願いします」
「えーと…えーと…」
「後ほど整理すれば良いでしょう」
「わ、わかった」
ノリで言っちゃった。とにかく後で考えよう。
一口分、レンゲで掬って口に含む。我ながら良い出来で、優しい卵の香りと新鮮な三つ葉の香りが心地いい。
飲み込みそうになるのをこらえて、咀嚼する。
彼女の唇は綺麗な色で、噤んでた。ここに僕の唇を当てるのは、勿体無い気がした。
それで…
数時間後
軍基地
「はぁ…」
「どうした?レオ」
「ん?…いや」
「今日はやけに遅かったな?」
「食べられてたんだ…雑炊じゃなくって、僕」
「はぁ?」
おはようのキス…じゃなくって、おはようの…なんだろ?今改めて考えた方が…辛いよ。
「おい、なんだ?今度はいきなり真っ赤になって?」
「残さず食べられちゃった…」
まだあの時の感触が残ってる。僕自身が食べられちゃったみたいな感じ。あの子誰だろ…
「おい皆聞け!レオに女が出来たってよ!」
「え!おい!」
「おまけにベッドの上じゃ下らしい!我らがエースも女の前じゃ
>>261-264みたいな状況だな!いや、それにも劣る!」
「勝手に決めるな!それと別次元の奴と比べるのはやめろ!OFのザコとLEVのポジションを入れ換えても実は違和感が無いことがバレるだろ!」
「お?じゃあ女は本当なのか?」
「うっ…」
結局、今日はこの話題で持ちきりだった…でもあの子誰だろ?…クスっ、エイダみたいな話し方だったな。
つづ…く?
時間掛かった上に短くてorz
くくくく口移しですかw
はいだらーッ!
エイダ、雑炊じゃなくてレオ食べちゃったのかよw
はいだらーッ!
続きとかで「性欲を持て余しています」とか言われた暁には地雷地帯にダイブして死ねるw
井戸の気配を感じる・・・・・・
と言うわけでシミルちゃんのお話きぼう
はいだらあああぁぁぁ!
GJ!続きあるのん?!
>>279 「はぁ…」
なんだろう。自分の部屋に帰るだけなのにドキドキする。やっぱりあの子が原因なのかなぁ…。ほったらかしにしちゃったけど、大分回復したみたいだし。もうちょっとしたら声も出るようになると思う。
仕事は早めに切り上げて来た。皆がからかってきたのもあるけど、一応、彼女は病み上がりだからね。
さあて、どうしてるかな?
「お帰りなさい」
「…ただい…ま?」
「回復は順調です」
「も、もう声が出るの?」
「声帯の痛みは殆どありません。会話は可能です」
「そ、そうなんだ」
ベッドから体を起こしながら、僕と話してくれた。本当に話し方がエイダそっくりだ。初対面じゃないって言うし…まずは今朝聞きそびれた事を聞かないと。
「レオ」
「うん?」
「私が何者か聞かないのですか」
「う〜ん、聞いてもいいのかい?」
「はい。但し、理解に時間がかかると思われます」
「わかった。時間を取るから、話していいよ」
「わかりました」
まさか彼女が僕の思っていた通りの存在だったなんて、想像もつかなかった。
僕の目の前の存在になるなんて、思わなかったんだ。
「じゃあ…やっぱり」
「はい。ジェフティは現在、一切の行動が不可となっています」
「…エイダ、まだ信じられない。君はどうやって生身の体を?」
「メタトロンの分子を元素レベルまで分解、その中に存在した人間に近いものを選別し、脳部分に私のデ…」
「…とにかく、生身なんだね」
「完全とは言えません。肌や髪の色に変色が出ているのはその為です」
「わかった。触れてみて解ったけど、今の君は人間に近い存在だと思う」
「ありがとうございます。レオ」
今までで一番人間みたいに変わったのは、エイダの意識(?)だと思うんだけどね。
でもなんでわざわざそんな姿になってまで、僕に会いに来たんだろ?
「それで、どうして僕に会いに来たの?」
「…理解不能です」
「…エイダがわからないんじゃ僕もわからないな」
「すみません」
「構わないよ。ここに居たって良いよ?」
エイダが理解不能と答える時は何かに影響されて、新しい感情が芽生えてる時だ。僕は別に生活に困らないし、部屋も狭い訳じゃない。
エイダが理解するまではこの部屋に居させても良いかな。
「エイダ」
「はい?」
「ここで僕と一緒に居ないかい?理解出来るまで、時間がかかると思うんだ」
「…」
「他にアテは?」
「ありません」
「じゃあ」
「わかりました。お願いします。レオ」
…僕の言葉の途中で言ったって事は、実は乗り気だったみたい。
よくわからないけど、エイダはエイダみたいだし、放って起きたくないんだ。
…誰よりも。
とにかく。
「じゃあよろしく。エイダ」
「はい」
「あ、それと…」
「なんですか」
「この後、食事は?」
「空腹です」
「…もしかして?」
「嚥下能力の回復は完全ではありません。レオ、補助をお願いします」
…食事、慣れないといけないのかな…
エイダには早く食器の使い方を教えてあげる事にしよう…
続く…?
今回もエロなしでスマンorz
親鳥プレイで十分エロいw
はいだらーッ!
>>279GJ。あと保守ついでにネタ投下
エイダのレオLOVEが強化された場合
ADA「ベクターキャノン、撃てます」
ディンゴ「発射!」
ADA「嫌です」
ディンゴ「……………」
ADA「撃てます、レオ」
レオ「発s「発射します」………え?」
ADA「ガントレットの使用を提案」
ディンゴ「頼む」
ADA「レオ、ガントレットの使用及びゼロシフト制御、弾道予測による敵弾回避、姿勢制御、機動等を私に任せる事を提案」
レオ「頼むよ、A…………え?それだと僕は何を……」
ADA「トリガーをお願いします」
レオ「でもそれだと動きが……」
ADA「私が貴方にあわせます」
ADA「時にレオ」
レオ「うん?」
ADA「ビックバイパーはどうでした?」
レオ「うん、いい機体だと思うよ。ただあのスペックのまま量産したら使いこなせる人は少ないだろうし、コストも問題外だね。
僕のビックバイパー零は特殊装備『オプション』があるけどあれもクセが強いし、かといって無いとオービタルフレームには………」
ADA「任務内容を更新、対象の破壊を最優先。ターゲット、LEV『ビックバイパー零』ベクターキャノンの使用を決定」
レオ「A………ADA?」
ADA「レオは楽にしていて下さい。私が全て実行します…いえ、殺らねばならないのです……」
レオ(ガクガクブルブル)
なんてヤンデレなADA....
キュンときた
セルヴィスage
293 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 12:58:44 ID:TIIXbcQN
保守
ヤンデレ気味だな
そんなエイダも可愛いなあ