ANUBIS Z.O.Eでエロパロ    

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1名無しさん@ピンキー
前スレ落ちたのでたてまつた
2名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 23:00:35 ID:uOPzIF0u
         v――.、
      /  !     \
       /   ,イ      ヽ
     /  _,,,ノ !)ノリハ    i
    i  jr三ミ__r;三ミ_   ヽ
    l  ,iヾ二ノ ヽ二 ハ   ノ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ヽ、.l  ,.r、_,っ、  !_,    <  >>1 糞スレ立てんな、蛆虫、死ね。
       !  rrrrrrrァi! L.     \_______________
       ゝ、^'ー=~''"' ;,∧入
   ,r‐‐'"/ >、__,r‐ツ./   ヽ_
  /  /  i" i, ..:  /  /  ヽ-、
 ./  ヽ> l    /   i     \
3名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 03:19:18 ID:twvIJwJE
1乙
4名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 22:51:02 ID:mdEw+GGV
レオセルきぼんぬ
5名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 11:24:28 ID:ZHWgtscC
ありゃ。
前スレ落ちたのか…
6名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 20:22:06 ID:gQu8mNnv
>>1
乙です。
7名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 00:25:41 ID:upKMabo3
即死回避支援
8名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 14:14:25 ID:2Oyyku8b
歪んだ愛

薄暗い六畳ほどの部屋に響く、一つの悲鳴。
「いやっ!やめて下さい!レオっ!」
エイダは必死になって抵抗するが、両腕を縄で縛られているので
思うように身動きができない。自由を求めてもがく度、彼女の体力は
奪われていく、その様子はまるで浜に打ち上げられた一匹の小魚のようだった
「ごめんよ・・・」
レオは静かにぽつりとつぶやいた。彼の目にはどこか、自分の冒した
罪を噛み締めているような、苦い色が浮かんでいた。
「でも・・・僕は君のことを愛しているんだ。心の底から・・・」
レオは静かにそう続けた。
「なら、この縄を解いてください!」
「それは出来ない」
「どうして?」
エイダはいまにも泣き出しそうな表情で言った。
「愛しているからだよ!君のことを!」
レオはそう叫んでエイダに抱きついた、迷う事無く彼女の
唇を奪う。誰にも渡さないとばかりに。
エイダは必死になってもがいた。しかし、両腕を縛られているうえ
腕力では向こうの方が上である。どうすることもできない、
エイダの青い瞳には、うっすらと涙が浮かんでいた。
レオは唇を貪り尽くすとエイダの白いブラウスのボタンを乱暴に引きちぎった。
9つづき:2006/02/16(木) 22:38:52 ID:3oZ2eJLR
ブチブチッというボタンが弾け飛ぶ音がして、
黒い下着に包まれた、丁度良い大きさの乳房が
露になる。レオはその右の乳房にそっと左手を添えた。
その瞬間、エイダは全身が凍りつくような感覚を覚えた。
「綺麗だ・・・柔らかくて、温かい」
レオは左手でゆっくり、まるで寝ている幼児を扱うかのように
その乳房をやさしく、丁寧に揉み解す。そして時折、親指と人差し指で
サクランボのような乳首コリコリといじくる。そうする度にエイダは、
喉の奥から今にも溢れ出そうな雌の本能を必死に押し殺した甘い声が漏れる。
そうやって左手でエイダの右胸を弄ぶうちにレオは、こんどはエイダの左胸
にそっと自分の顔を近づけた。それを見たエイダは頭の中で、バーン!
とボルトが飛んだような気がした。そうしてレオはエイダの左胸に
吸い付いた。まるで何日も乳にありつけなかった乳飲み子の様に。
「いや・・・いやっ・・・」
エイダは泣きそうな声を漏らした、だがレオはそんな事お構いなし
にちゅっちゅっと音を立てて、力強く乳房を吸い続ける。そうしている内に
エイダの頭の中で理性という名のボルトがガタガタと音を立てて
緩んでいくのがわかった。
10名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 22:42:43 ID:3oZ2eJLR
また続き投下します。
今日はこのあたりで。
11名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 21:47:20 ID:dw0FIbP/
よーし!よし!Z.O.E.GJだ。
12つづき:2006/02/20(月) 22:23:09 ID:Hfb6b56N
レオは一通りエイダの白い乳房への攻撃を終わらせると、
今度は彼女の股の間に狙いを定めた。
13名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 22:24:34 ID:Hfb6b56N
すんません
今日は二文だけです
また投下します。
14名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 17:29:42 ID:u8hE4bTX
マターリと待ってるYO!
15名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 23:58:53 ID:lwXEZlKB
hosyu
16名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 23:19:15 ID:49u2Llct
保守
17名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 11:08:36 ID:XNPxyuDL
保守
18名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 18:25:03 ID:uSsU+XIa
ほしゅ
19名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 22:17:40 ID:v4iTGBRp
age
20名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 23:03:33 ID:MlaYQY7H
レオ×擬人化ADA希望
21名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 14:57:07 ID:J+W6EPpL
age
22名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 00:34:27 ID:NBqpi9QO
ホシュ
23名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 23:30:05 ID:Lp19cCfi
XX発売ということで、なんの因果かケンがランブルローズに参加。
どっこい火星住人は軍人といえども低重力による身体能力の低さのためスペンサー先生にボロ負け。
ディンゴに控え室で泣きついて慰めてもらっていると、ケンのプロレスコスチュームにムラムラ来たディンゴが襲ってしまう。

とかそんなアホなノリのSSキボン。
24名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 20:10:54 ID:SU8BqSO0
捕手
25名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 19:23:17 ID:svhw0JAY
26名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 23:07:46 ID:C5rCn4nl
ho
27名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 10:10:45 ID:oiXTu6x5
鈴村レオってさ・・・セルヴィスとヤッちゃってるんじゃまいか?
28名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 12:24:52 ID:wImn6f+F
       .|;; ;;;;;;;;;;|
        ('ヽ・∀・∩_ 私をどこかのスレに送れ!
      /ヽ    〈/\ 別れの時には土産を持たせるんだ・・・
,.'" ̄ ̄/| ̄ ̄ ̄ ̄|.\/
ヽ-〜□=.| ..ノウ汁.. |/  
   
   メタトロンの意思・ディンゴへの愛・次回作への執念・アーマーン計画・アヌビス・完全なる結合
   しっぽ・ セルヴィス・大石英司・やまむらはじめ・
29名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 22:40:57 ID:HnlPkSGl
保守
30名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 00:32:20 ID:USZgMjmq
保守
31名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 18:47:38 ID:Es0qcWzu
32名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 22:56:30 ID:6tt1mfNQ
保守
33名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 21:01:03 ID:ZdbthEbz
保守
34名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 22:55:53 ID:/A13vf+W
レオセル純愛ものみたい
35名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 11:26:12 ID:2iFGbQg9
保守
36名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:15:04 ID:rT8pwRrt
37名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 22:24:24 ID:hnGP6oTr
保守
38名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 02:06:27 ID:KW3VV/Tj
ディンゴとケンなら書けるけど・・・
39名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 07:43:50 ID:ue9SJFyB
エイダは素直クール
40名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 21:01:24 ID:W499NRLr
>38
書いてほしいです。
41名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 01:04:55 ID:HV9/hBoO
保守
42名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 01:33:54 ID:oAXc8qe+
保守
43名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 11:03:37 ID:VcymStSK
前スレ貼って
44名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 23:14:03 ID:ce3UUmgs
保守
45名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 20:05:03 ID:JVMUq7tJ
保守
46名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 20:33:51 ID:SwxcMbd/
保守
47名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 19:46:05 ID:+PVkMzun
保守
48名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 17:45:48 ID:rhDC2zd5
保守
49名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 20:06:01 ID:K9Rax1e1
保守
50名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 17:17:28 ID:uTJ8tijL
保守
51名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 07:21:23 ID:T0hjFCdM
境界線を越えて旅立つ
52名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 19:24:20 ID:T0hjFCdM
太陽をつかむために腕を伸ばす
53名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 00:35:59 ID:ZGPsLeyo
ディンゴ×ケンが読みたいなあ……
どなたか書いてくださらんもんだろうか…
54名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 02:19:26 ID:VYpV2Rzi
前スレのノウマン×ケンの凌辱物が最高にエロかった。
もう一度読みたいな。
55名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 21:56:22 ID:G6oY52t3
前スレでノウマン×ケンを書いてた者です。
同じものをもう一度貼るというか、以前に自分の書いたものを見るのって
恥ずかしくてたまらんのですけど、なんか今、BBSPINKが2ちゃんから消滅するか
どうかという、瀬戸際の話になってるらしいですね。その結論が15日に出るとか
どうとか・・・。
いきなり消えてなくなるというわけではなさそうという話ですが、ひょっとしたら、
この板ともお別れになってしまうかもしれないので、あのような拙いもので
よければ、最期に下書きのデータが残ってる分だけ貼っておきます。

1作目のほうは、他の方がやっていただいた書き出し部分をを引き継いだという
経緯もあって、自分の分も含め、出だしの部分のデータが残ってませんでした。
そのせいで、いきなりエロシーンから始まってしまいますが・・・。
56名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 21:58:08 ID:G6oY52t3
すいません、上のレスに54さんあてのアンカーを入れるの忘れてました・・・。
57名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:04:51 ID:G6oY52t3
※以下、最初に書いたやつです。
※シチュエーション提起は前スレの17さん、出だしを書いて下さったのは
前スレの40さんです。


【1】

ノウマンの指がケンの頤にあてがわれ、くん、と上向かせた。
目を開かぬままのケンであったが、ノウマンの顔が近づくのが気配でわかった。
閉じた瞼に自然と力が入る。
「・・・・・・ッ・・・・・・」
唇に、ノウマンのそれが触れるのがわかった。
が、それはケンの予想したような、強引に唇を奪う動きではなかった。
ノウマンは、唇をほんのわずかに触れさせたのみである。
そのまま、小さくふっくらとしたケンの唇の感触を楽しむかのように、
ゆっくりと己の唇を左右に動かした。
その動きは、あくまで軽く、やわらかい。
恐れと緊張と嫌悪の感は解けぬまでも、その微細なタッチにケンが戸惑い、
わずかなくすぐったさを感じ始めたとき、新しい感触が唇に加えられた。
(・・・ッ、これ・・・し、舌で・・・)
ノウマンの口唇を割って出た舌が、ケンの唇をなぞっていた。
わずかに突き出された舌先が、唇のラインをゆっくりと確認して
いくかのような動きで舐め沿ってゆく。
(ん・・・・・・ふッ・・・ん・・・)
ぬめりを帯びた感触が、上唇と下唇それぞれの上縁と下縁を
何度も這った。
ケンの体は固いままではあったが、その柔らかなタッチを唇に受け続けるに
従い、先程より強くなったくすぐったさと、体を離したくとも離せぬこと
からくる焦燥感とが重なり、ジリジリとしたもどかしさが体に拡がり
始めていた。
ノウマンの左腕はケンの腰にまかれ、右手は頤にそえられたままである。
そこに入れられている力は締め付けるといったほどに強くはなく、
ケンがその気になれば、力で振りほどけぬことはない。
が、それをするわけにはいかなかった。
そのことが、もどかしさに拍車をかける。
(ん・・・んッ・・・)
体を突き放すことも委ねることもままならぬまま、唇に蠢く舌のソフトな
攻めを甘受せざるを得ないケンが、その背筋をふるっと振るわせ始めたとき、
ノウマンの舌が唇から離れた。
58名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:08:25 ID:G6oY52t3
【2】

(あッ・・・)
腰にまわされていた腕からも、力が抜かれた。
ようやく訪れた解放の間に、ケンが思わず息をつき、強張らせていた体から
も力がぬけたその瞬間、
「ッ!?」
そのときを待っていたかのように、今までとは比較にならぬ力で体がひき
よせられ、頭が抱え込まれた。
「ムッ・・・ンンッ・・・ンンンン〜ッッッッッ!!」
唇が、ノウマンのそれでふさがれる。今までとうって変わった荒々しさで
舌が唇を這い、そして吸われた。
「ンンンンッ、ンーッ!!」
突然の力攻めに、反射的にノウマンの体を押し返そうとする。
が、今度はいくらケンが力を入れようとも、ノウマンの体はびくとも
しない強固さをもってケンを押さえ込み、その唇を荒々しく吸い続ける。
やがて何度かの抵抗が無駄に終わると、ケンの体は動きを止め、
されるがままに唇を蹂躙され続けざるをえなくなった。
「ンム・・・ウーッッ・・・ウッ、ウッ、ム・・ン・・・ンムゥッ・・・
ハァッ!!・・・ハッ・・・ハッ・・・」
口への長い征服を受け、ケンの目じりに涙がうっすらと浮かび始めた頃、
ノウマンの口が、ようやく離れた。
「口をあけろ、ケン」
「え・・・?」
心の一瞬の弛緩を急襲され、しかもそれまでとは違い、突如の凶暴な攻めを
受けたケンは、数瞬ではあったが、半ば呆然としたままノウマンを見つめ返す。
「舌を出せ」
「・・・・・・・」
ケンとて、若くしてフレームランナーに選ばれるだけの戦士である。
わずかの間に自我を取り戻し、グッとノウマンを睨み返した。
が、それもわずかのことであった。
己を取り戻したところで、ノウマンの要求を呑まざるをえないという立場には、
何の変わりもないのだ。
ケンの視線が弱弱しく下をむく。
59名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:10:00 ID:G6oY52t3
【3】

それでも意を決したように、ケンは、努めて無表情を保とうとしつつ、しかし、
口惜しさとそして羞恥心は隠しおおせぬままに、震える舌をおずおずと差し出す。
ノウマンはケンのその表情の変化を楽しむかのように冷たい笑みを浮かべたまま、
己の舌を、ケンの舌先へと伸ばした。
ノウマンの舌がケンの舌に触れ、ちろちろと這い始める。
(・・・ああ・・・・・・)
ケンは、自分の突き出した舌がノウマンのそれに這われ、突付かれる
様を、嫌でも見ざるを得ない。
「お前も舌を動かせ」
ノウマンが楽しげに言う。
「・・・うっ・・・ふぅッ・・・」
命ぜられ、舌を動かすケンだが、羞恥と嫌悪から、その動きはどうしても
緩慢なものになる。
「どうした。ぎこちないな、ケン」
ケンは、冷笑を浮かべたままのノウマンの問いかけに答える余裕もない。
互いに突き出した舌が、眼前で小刻みに舐め合っている。
この廉恥を伴うに充分な行動への認識と、ちろちろと己の舌を這うその絶妙なまでの
微細な感触の合産物なのか、今までに経験したことのない、何か異様な感覚が
頭の片隅にこみ上げて来ていた。
そんなケンの変化を知ってか知らずか、ノウマンは、ようよう唇を合わせると、
舌をケンの口の中に押し込んできた。
「ン・・ンンーッ・・ン・・ン・・・・・ンンッッ!!」
ノウマンの舌が、ケンの口中を抉るように動き回った。
口の中でもケンの舌を捕らえ、嬲り、舐め、絡め、なぞり、
たっぷりとこね回す。
舌だけではなく、歯茎、歯もねぶられた。
口を吸う音が響き、舌と膵液とが卑猥な音を鳴らす。
ケンの口からも、ノウマンの口からも、唾液が筋を作って
零れ落ちていた。
「ううッ、む・・ふ・・・・・・うッ・・・うッ・・・」」
それだけではなかった。ケンの小さな口と熱い舌の感触を楽しみながら、
ノウマンはケンの体の素肌に指を滑り込ませると、上に下にと、
触れるか触れぬかのような微妙なタッチを繰り返し始める。
「んむッ!?・・・ふッ、・・・む・・・・んんッ、んッ、んッ、んッ・・・」
くすぐったい感触を受け、いやいやをするかのように、ケンが身動ぐ。
このとき、ケンのが漏らすくぐもった声の中に、ごくわずかにではあるが、初めて
せつなげな喘ぎの色が、一瞬浮かぶ。
クモに絡めとられた獲物のように、ケンはノウマンの腕の中でもがき続けていた。
60名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:12:22 ID:G6oY52t3
【4】

ケンの背中を愛撫していた指が、ゆるりと移動した。
脇腹や臍を撫で、くすぐり上げる。
「・・・ッ!ンッ!ンッ!・・・ッ・・・ゥッ!〜ンッッッ!ンンゥッ!」
口を吸われたまま、性感を兼ねる部位に羽で刷かれるかのような
タッチを受け、ケンはたまらず顔をよじった。
蹂躙されていた口が、膵液の糸を引きつつ、ノウマンのそれから離れる。
「やッ!・・・た、大佐ッ・・・」
知らず困惑と懇願の表情を作るケンを悠然と見下ろしつつ、ノウマンは手を休めない。
肌を撫でさすりつつ進み、やがてケンの胸へと辿り着く。
「ッ!」
下着越しに乳房が鷲づかみにされた。掌に収まりきらぬそのボリュームに
相応しく、指が深々と喰い込んで行く。
ノウマンは、その感触を愉しむように、指を何度も埋め込ませた。
そのつど、乳房は柔らかく瑞々しい弾力をもって応えてくる。
「たいしたものだな、ケン」
感嘆しているのか揶揄しているのか、ノウマンの口が小さく歪んで笑う。
「く・・・うッ!・・・ンッ・・・ッ」
リズミカルな動きに変わった、掌全体での揉みこみが始まる。
余程その手ごたえが快かったのか、ノウマンは飽くことなく、掌の中で
乳房の形を変え続けた。
ケンは顔をそむけながら耐えようとしたが、
「ンァゥッ!」
ブラの中に侵入した指によって乳首をこすられた瞬間、自分の小さな
嬌声が耳朶を打っていた。
61名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:14:29 ID:G6oY52t3
【5】

「・・ッ、ッ、ゥッ!フッ・・・や・・・ッ・・・クゥッ・・・アッ・・・」
乳首がこねられていた。
乳房だけを触られていた時にはなかった、甘く痺れるような刺激が走る。
さらに、そこからわきおこる快感は、乳首という局部に留まることなく、
体中に波紋のように拡がっていく。
(こ、こんな・・・こ、ここ・・・んなふう、にッ・・・ゥッ、ハッ・・・・・・
感ッ、じッ、・・・アッ・・・な、んッ!・・・・・・て、ァウッ・・・ッ・・・
ンンッッ・・・〜ッ、ッ・・・拡ッ、が・・・・・・ンッ・・・ァアッ・・・)
ノウマンはケンのたっぷりとした乳房を揉み、こね回して、心行くまで
その量感と質感を堪能しながら、交互に、乳首への愛撫も執拗に繰り返す。
そのたびに、ケンの体が小さく震えた。
時折、耐えかねるように首が激しく動き、長い髪が振り乱される。
荒い息を吐きつつ耐えるケンの顔が上気し、体全体が火照り始めたとき、ようやく
ノウマンの手が離れた。
「感度もいいようだ」
満足そうに言い放つその言葉が終わらぬうちに、ケンの体を抱え上げ
軽々とベッドまで運ぶと、ぞんざいに放り投げた。
62名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:15:30 ID:G6oY52t3
【6】

「・・・ッ」
ケンは肘を支えに、わずかに半身を起こし、先程までの責めの余韻か、
赤みのさす顔に精一杯の気勢を込めて、見下ろすノウマンの視線と対峙する。
しかし、内心の緊張と怖れを完全に隠すことには成功しなかった。
腕に微かな震えが走っている。
「どうした、ケン」
ノウマンは落ち着いた所作で、己の軍服を脱ぎはじめていた。
「そう緊張することはない・・・それとも」
上半身が露になる。徹底的な精錬を繰り返して作られた刀のような、
鋭利で研ぎ澄まされた筋肉が見えた。
ノウマンの表情と同じように、冷たい威圧感を与えてくる肉体であった。
「これが、はじめてになるのか」
この、異様なまで洞察力に優れた男にとって、そのことはとうに確信
できていたことであったが、ノウマンはわざとその問いを発した。
ケンの表情が曇る。
「は、い・・・」
視線を落とし、消え入りそうな声で答えたケンの眼前に、ノウマンが歩を進める。
その姿は既に全裸であった。
股間のそれは、既に禍々しく緊張し、そそり立っている。
思わず目を見張ったケンの頬に、ノウマンが手が添えられた。
「心配するな」
ノウマンが嘯く。
常に氷のような峻厳さをたたえてきたその目に、一瞬、狂気にも似た光が
走るのを見た気がしたのは、動揺したケンの気の迷いであったかどうか。
「お前には快楽をやろう。大きな快楽を。やがて、全てが終焉する。
その時を迎えるまでの玉響の宴だ。愉しむがいい」
そのまま、体が強い波のように覆いかぶさり、ケンは組み伏せられた。
ノウマンが薄い笑いを浮かべる。
「私も愉しませてもらおう」
63名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:17:13 ID:G6oY52t3
【7】

ノウマンの手がよどみなく動き、ケンの身に着けていたジャケットと
パンツを素早く剥ぎ取った。
ノースリーブのシャツがたくしあげられ、ブラジャーも胸から上へと
ずらされる。ブルッと揺れてこぼれおちた両の乳房は、その存在を
誇示するがごとく、すぐに形を元に戻した。
みっちりと張り詰めた白い肉房は、その大きさにもかかわらず、
いささかも崩れるところなく天を向いて屹立している。
「見事なものだ」
ノウマンは喉で笑うと、指を立て、乳房の外縁をなぞった。
(ンッ・・・)
その指が、ス・・・と上り始める。その先には頂があった。
ケンは、先程の指技によってもたらされた感覚を思い出し、狼狽する。
(あ、あれが、また・・・)
しかし、ノウマンの指は、すぐに上ることをしなかった。
乳輪のさらに外側で、その周囲をまわる大きな円を描くように、
くるくると乳房の表面をなぞり始めたのである。
(ッ・・・な・・・・ゥン・・・なにを・・・)
訝るケンの目の先で、ノウマンの指によって乳房の上に描がかれていた
円が、徐々にその半径を狭め始めた。
焦らすようにからかうように、中心点を目指してゆっくりと円が
小さくなっていく。
ケンは唇を咬んだ。
(くっ・・・、こ、こんな、ことッ・・・ンフゥッ・・・ゥンッ・・・)
微かに震える乳房の上を、渦を巻くようにしてなぞられる。
内へ内へ動いてきた指が、ようやく乳輪の外縁まで来た。
淡く美しいピンク色に彩られた乳首まで、もう、すぐそばであった。
そのことを認識したとき、ケンは無意識のうちに息を呑んでいた。
ノウマンの指が、ついに乳首の根元に触れた。
64名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:18:56 ID:G6oY52t3
【8】

と、ケンが思った瞬間、その指は触れるか触れぬかの位置で止まっていた。
(ッ?・・・・・・)
しばしの静止の後、後戻りをするように、外側に円を大きくしつつ
指が頂から離れていく。
ケンが思わずノウマンを見やると、小さな冷笑を浮かべてた。
「待たせては悪いかな」
「・・・!待ってなどッ・・・」
「そうか」
気丈に言い返す、しかし中途までしか出てこなかったケンの言葉にも、
ノウマンはそ知らぬふうに笑ったのみである。
乳房の肌を旋回していた指が、再びその輪をジリジリと狭め始めた。
(あ・・・)
先程より、さらにゆっくりと指が進む。
今度は止まらなかった。
中心に達すると、一瞬のタメを作った後、指先が軽く乳首をつま弾いた。
「ッッッ!!」
乳房の先端に走った快楽の電流を受け、ケンは思わずベッドのシーツを
握り締める。声を出すことだけは、辛うじて堪えた。
指先と乳首とを抱擁させるかのように、ノウマンは指の腹を使って
乳首を撫で、押し倒し、何度もこねる。
ケンの表の意思とは裏腹に、一度快楽を覚えこまされ、焦らされ続けた
乳首は、愛撫を受けるごとにその姿を大きくしていた。
「こちらは待っていてくれたようだな、ケン」
「うッ・・・くッ」
快感と口惜しさの両方に耐えるため、ケンは口をきつく閉じる。
が、それもわずかのことだった。
65名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:20:03 ID:G6oY52t3
【9】

ノウマンが、今度は指ではなく舌を這わせ、乳首を舐り始めたとき、
ケンの短い喘ぎが口を割った。
「ふああァァッ!・・・あッ・・・ッ・・・!」
赤い軟体が、乳首を這い、責めたてる。
乳首の感触を味わうようにして、ベロリと舌全体で舐め、押しつぶした
のが皮切りだった。
渦をまきながら乳首に迫った責めを、今度は舌がトレースする。
根元に着くと、そのまわりを丹念に舐めてまわる。
十二分に立ち上がっている乳首を縦へ縦へと舐めあげる。
舌を突き出すようにし、先端を突付く。
乳輪にも、同じタッチを加える。
舌を這わせていない片方の乳房にも手が伸びた。
柔らかく揉みしだきながら、こちらも乳首を嬲ってゆく。
「あッッッ・・・あゥッ、ハッ、あッ・・・ああああァッ、っアッ、
ッッ・・・〜ンウッッッ!・・・やッ、いや・・・ゥッ・・・はァッ、
ンゥゥッ・・・あ・・ア、ア、ッアッ・・・く、くゥンッ・・・」
ケンは必死にシーツを握り、こんこんと湧き起こってくる快感を拒否しようと
するが、指に舌を加えた責めから受けるそれは、先程より遥かに大きく
打ち寄せてきた。
快楽の信号は、もはや肉体の隅々にまで行き渡り、体全体が熱を帯びる。
66名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:20:52 ID:G6oY52t3
【10】

(あ、ああッ、また・・・な、なんで・・・胸・・・だけなのに
・・・なんで、・・・全部・・・がッ・・・あァッ、ゥ・・・・・
・・・んゥ・・・全部、に・・・うッ・・・あァッ・・・・・・)
「ここは、そういう場所だ、ケン」
ケンの心を見透かすかのように、ノウマンが顔を上げて言った。
「快感が局所に留まらぬ、な。下の口にもない特色だ。無論、個人差は
あるが・・・ケン、お前のこれは」
感度もなにもかもが最高のようだ、と、乳房と乳首をさすりながら
言葉を続けた。
快楽に抗らうことに精一杯のケンは、言葉を返す余裕もない。
そんなケンの様子を冷ややかに、しかしどこか愉しげに眺めながら、
ノウマンは口を寄せ、乳首を吸った。
「ハッ!!・・・ハ・・・はッ、アッアアアアアッッッ!」
口の中で乳首を転がしながら、何度も吸い立てる。
ノウマンの口の中で音が鳴るたびに、ケンが小さくのけぞった。
口を離すと、今度は指と舌とで乳首を挟み込むように撫でさすり、ねぶる。
時に繊細な動きを捨て、欲望のままに舌と口を動かし、乳房に甘咬みを加え、
申し分ない美乳を楽しむ。
それを両の乳房で繰り返した。
「ハァウッ!・・・ッハッ、あッ、あッ・・・アッ、アァッ、ァァ〜ッ
・・・ハッ・・・ンッ、〜〜〜〜〜ッッ!!ン・・・ン・・・ゥン、ゥン、
〜ッ!・・・あッ、はッ・・・大ッ、佐ッ、もッ、う・・・ゥアッ、ハァッ!
・・・や・・・アッ、アッ・・・」
舌技と指技を胸に受け続けるケンの喘ぎの声に、終息の機会はなかなか
与えられなかった。
67名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:22:52 ID:G6oY52t3
【11】

ノウマンが顔を上げた。
ケンの首筋に口を寄せると舌を出し、ヌルリ、と触れる。
「ふ・・・」
新たな感触に、ケンの目が切なげに細まった。
乳房を揉みしだく手はそのままに、舌を這わせ始める。
「あッ・・・・・・」
弱々しく顔を背けるケンの喉を、舌がカタツムリのように、ねっとりと這い、
舐め上げていった。
「ああああああああッ・・・・・・・・・あッ・・・」
ノウマンの口が離れた後も、ケンは乱れさせられた半裸姿のまま、力なく項垂れていた。
胸から全身へと拡がった快感は、体から力を徐々に奪い、代わりに官能の火種たる
火照りを植え付け、肌を朱色に染め始めている。
ノウマンはその扇情的な姿を楽しむように見やると、最後に残っていた下着に手をやり、
脱がせ始める。その動作にさえも、淀みはなかった。
ケンの大きく盛り上がっている尻につっかえぬよう、ショーツも上端から引き摺り下ろしに
かかるのではなく、下端を掴み、引っ張るようにして下ろす。
滑らかに脱げていった。
ケンは、全裸にされた。
68名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:24:18 ID:G6oY52t3
【12】

ノウマンは、ケンの一糸纏わぬ姿を観賞し、陶器を愛でるかのように手を這わせる。
巨きく、なおかつ形の美しい、充実感に溢れる乳房。
深く細く、見事なまでにくびれている腰。
厚みと締まりのある、これも充実した尻は、姿よく後方に突き出している。
鍛えられつつも筋張った陰をみせていない、しなやかな肢体と、それらを覆う、
きめ細かくなめらかな肌。
男の情欲を慄えさせるような裸身が、ノウマンの手の内にあった。
ノウマンの手が、ケンの髪を掬い上げる。しばし、手の中で弄び、離した。
少女の面影を残す端整な横顔に、長く艶のある髪が降りそそぐ。
常に強気の面持ちを崩さなかったその表情は、今や弱々しい。
目尻に涙をうっすらと浮かべながらも、必死で耐えていた。
69名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:25:20 ID:G6oY52t3
【13】

「さて、ケン。こちらは、どうかな」
ケンの全身をまさぐっていたノウマンが、両太腿の裏に手を当てた。
そのまま、股を大きく押し開こうとする。
「あっ」
されるがままだったケンも、これには強い羞恥心を呼び起こされた。
足を、微かに固くしてしまう。
が、ノウマンは、この僅かな、抵抗ともいえぬ抵抗にさえ、わざと無理強いをしない。
それならそれでよい・・・といわんばかりに指をケンの股間へと伸ばすと、クリトリス
へのタッチを始めた。
「ゥンクゥッ!!」
性感の中枢を刺激されたケンが呻く。
ノウマンは、いきなり包皮をむいて触れるようなことをしなかった。
皮の上から人差し指と中指を使い、感度を確かめるように根っこの部分を
重点的に揉みこむ。
痛みやくすぐったさといった余計な感覚を与えることなく、優しいとさえいえる程の、
しかし快楽に抗しようとするケンにとっては残酷な、柔らかいタッチで攻め続けた。
「・・・・・・・・・・・ッゥ・・・・・・ッァ、アッ・・・ハアッ、あッあああああッッ!」
声を漏らすまいと、必死に歯を食いしばったケンであったが、その抵抗も空しく終わった。
花芯からは、既に愛液が滲み出ていた。
「いい反応だ・・・。ハハッ、ケン、お前の体は本当に素晴らしい」
笑うノウマンが、再度、脚を押し拡げる。足はあっさりと大の字になった。
(ああッ、あッ、あ・・・)
顔にさらに朱をさすケンを尻目に、ノウマンは脚の間に体を入れると、股間に顔を
埋めた。
「ッッ!?アックゥゥッ!」
ケンが一瞬息を呑み、次いで声を上げた。
ノウマンの口がクリトリスを口に含み、吸い込んでいた。
「あゥッ!アッ!・・・!・・・ックゥアァァッ・・・!」
間を措いて、吸い込みがより強くなる。
「ッイ゛ッ!ッアッッッ!!アア゛アアッ!!」
そして、ノウマンの口がさらに深く強く、クリトリスを限界まで含み、
音を立てながら、これまでで一番強く吸った。
ケンの艶やかな叫び声が響き渡った。
70名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:26:26 ID:G6oY52t3
【14】

ノウマンのクンニ責めが始まった。
今度は剥き出しにされたクリトリスの根元に、ノウマンの舌が宛がわれる。
そのまま豆を舌先に乗せるようにしつつ、舐め擦り、跳ね上げた。
「はあ゛あァあ゛ッ!!」
次に上から下へ舌先で舐め擦り、弾き、そしてまた下から上へ。
左右にも素早く舌を動かす。
舌先をすぼめ、クリトリスを小さく突つくと、根元の回りを一回転するまで
じっとりと舐め擦り、再び口で吸い取る。
「オッオ゛ォォァッ!!あッ!あッ!!ンンああ゛ァァッ!!あッ・・・あ゛ああ〜ッ!!」
強烈だった。乳首を責められたときのように、全身に拡がるような感覚こそ
なかったものの、クリトリスに湧きおこる快感は、それよりはるかに強烈なものであり、
その信号は激しく脳天を叩き続ける。
ケンは頭を激しく左右に振りつつ、無意識に抗しようと、両手をノウマンの頭に押し当てる。
しかし、その手で押しのけることはもとより許されず、また押し退けるだけの力も
既に失われていた為、皮肉にも、まるで自ら股間に押し付けているような形になっていた。
下腹部が波打ち、秘所からは、愛液が止めどなく溢れ出す。
クリトリスへの小刻みで執拗な責めを繰り返され、この時点で、既にケンは軽い絶頂状態を
迎えていた。
しかし、ノウマンの舌が休むことはない。
ケンの充分な反応をみてとると、ノウマンは、一気にケンの足を高く持ち上げ、
拡げきる。俗に言う、まんぐり返しの体勢になった。
その姿勢で、クリトリスへの攻撃を再開しつつ、今度は大陰唇や小陰唇への舐め擦りを
時折加える。一時的にクリトリスへの責めに短いインターバルがおかれることにより、
再び舌を舐め擦られた際の快感は、より増加させられた。
あまりの快楽から逃れるべく腰を引こうとするケンを、ノウマンは太腿をしっかりと
抱えることによりそれを許さず、逆に腰を引き上げ、己の顔に押し付けると、花芯に
口を付け、溢れる愛液を音を立ててすすり取りはじめた。
(ああああああああ゛あ゛ッ!!がッ!あッ、オアッ・・・あ゛ッ・・・あァ・・・
す・・・吸われて・・・・・・・・・あ・・・ああァああ・・・・・・・)
ズ、ズズゥッ、と響く音が、ケンの羞恥心をより苛んだ。
71名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:27:34 ID:G6oY52t3
【15】

蜜を吸い取った口を離し、ベロリと舌で割れ目を舐め上げたノウマンが、再びクリトリスと
その周辺を攻める。
舌に押し付け、上下に素早く舐め擦る。押し込みにも強弱をつける。舌裏をも使って攻める。
ランダムにクリトリスを離れる舌は、大陰唇や小陰唇に留まらず、会陰、そしてアナルに
まで遠征した。
未知の感覚を加えられ、ケンの体がビクビクと震える。
クリトリスを再び口に含まれ、こちらも音を鳴らすほどに、強く激しく吸い上げられたとき、
二度目の絶頂を迎えさせられ―――そして、降りることを許されなかった。
「ひぃッッッ!!んあ゛あああッッ!!あッ!!」
クリトリスを烈しく吸い続けながら腕を伸ばしたノウマンが、乳首への愛撫を加えていた。
こちらは対照的なソフトタッチで、柔らかく乳首をつまみ、転がす。
この同時攻めを、愛撫が充分過ぎるほどに行き渡った、あまりにも敏感な状態の胸に
行ってしまうと、乳首は、快感を超えて、痛みを覚えてしまうことがある。
そうなれば、逆にケンは、快楽から意識を逸らすことができたかもしれなかった。
しかし、クリトリスへの集中攻撃が長く続いていたことで、胸それ自体はすでに
火照りを冷ましており、再び純粋な快感を受け入れられる状態に戻っている。
ノウマンは、そのことを十分に見越していた。
ケンは、クリトリスから激烈な快感を送られているところへ、こちらもまた人一倍
敏感な、しかも全身にリンクするかのような性感帯を、同時に責め続けられた。
快感が倍加され、瞬時にさらなる膨張を遂げる。一秒ごとに増幅していくかのような
それは、ケンを極みから極みへと押しやり続ける。
「ああッあッあああああ゛あ゛ァッッッ!!!お゛ッ!お゛ッ!ああおおあああ
あああッ!!あ゛あああォあああああッああああああああああッッッ!!!!」
続けざまに絶頂へと昇らされた、ケンの絶叫にも似た喘ぎが響き渡った。
72名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:29:13 ID:G6oY52t3
【16】

ケンの腰が下ろされた。絶頂の余韻から、体が痙攣を繰り返している。
が、ケンに休息は与えられない。
快感の波が引いてしまう間を与えず、ノウマンが己のモノを
ケンの秘芯に寄せた。
すぐには挿入せず、透明な液が溢れるクレヴァスの表面を、嬲るように滑らせる。
「うっ・・・ううっ」
嫌、という言葉は心の中でしか言えなかった。
やがて、衝撃が来た。
何の慰めにもならないことではあったが、膣内に走った痛みはわずかなものだった。
むしろ、激しい痛みが支配してくれたほうが、ケンには幸いであったかもしれない。
覚悟を決めていた事とはいえ、相手は父の仇である。
己の初めてを、その仇敵に散らされたなどと思えば、心に深い影を落とすばかりで
あった。
ケンはそういう感傷を振り払い、これはアーマーン計画を打破するための戦いの
一環にすぎないのだと、そう考えることで耐えようとする。
ケンにとって、ディンゴはアーマーン計画を破る可能性を持つ、唯一の光明だった。
そのディンゴを救うことが出来るのであれば、それがたとえ体を与えることだろうと
受け入れ、凌いでみせなければならないのだと、自分に言い聞かせる。
その為には、痛みだけがあってくれれば良かった。
なまじ官能の熱などを受ければ、それが大きければ大きい分だけ、心に恥辱感をも
深く刻み込んでしまう。
しかし、現実には、その恥辱たる快感を、もう既に何度も叩き込まれているのである。
そしてケンの願いも空しく、挿入に及んだこの場面においてさえも、ノウマンはただ
荒々しく腰を使うといったまねをしなかった。
男根を根元まで埋め込むと、ケンの脚をまっすぐに伸ばしたままに閉じさせ、自分の
両足の間に挟む。
そのまま上体を開かぬようにし、己の恥骨とケンのそれとを擦り合わせるようにして、
ゆっくりと体を前後に揺らし始めた。それのみである。抽送活動は行わなかった。
73名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:30:25 ID:G6oY52t3
【17】

一見、初体験の相手を労わるかのようにも見える動きだったが、内実は、ケンに
無慈悲なまでの快楽責めを行う為の、ノウマンの手練手管でしかない。
お互いの恥骨部分を擦りあわされているため、ケンは、クリトリスや外陰部全体を
同時に責められていた。
膣に埋め込まれた男根も、抜き差しを行わない代わりに、その根元を強く豆やその
周辺に押し付け、揺り動かし、刺激し続けている。
その動きは、まだ慣れぬ膣壁を無理に擦ることなしに、ケンを再び快楽の渦の中
へと引きずり込んでいく。
そして、抽送されないために、男根が刺激を受けることもほとんどなく、
この行為は執拗に続けることが可能であった。
「うッ・・・ふッ・・・は・・・あッ、あ、あァ・・・・・・うンッ・・・んんんッ、
ふうンゥッ・・・はァッ・・・あッ・・・ッッ!・・・・んゥッ・・・ああッあッあッン・・・」
ノウマンの腰が、前後のみならず左右、あるいは円を描くように動きつつ、
陰部を押し揉み、こすり上げる。
性の急所をじっくりと責め立てられ、じわじわと快感が湧き溢れていた。
ケンは、男根を膣内に埋め込まれた感触を嫌でもたっぷりと味合わされながら、
こんこんと責められ続ける。
ゆるゆると動くだけの腰使いから受ける、途切れることのない快感。
急激な高まりこそなかったが、その分、深く長く、性感を感じさせられる事になる。
この、いつ終わるともしれない緩慢な快楽責めの前に、どれだけ性の悦楽から心の梁
を保とうとしても、この男の手にかかっては苦もなく破られるしかないのではないか
という、そんな疼きをケンは覚えていた。
その疼きは危険だった。ともすれば、肉体のみでなく、心までもを被虐に彩られた
快楽の海に沈めきってしまおうとする衝動へと変わりかねなかった。
ケンは、その侵食に必死で抗していたが、ノウマンの下で動く自分の腰が、はたして
ただ逃れようとしているものなのか、それとも快楽をより貪ろうとしているのか、
もはや自分自身でも判別がつき難くなっていた。
腰を使いながら、時折、ノウマンの指が背中や腹や乳房を撫で上げている。
その度に、ケンの声がひと際高くなった。
74名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:31:36 ID:G6oY52t3
【18】

延々と続く責めの中、ケンのどこか悲しげな、しかし官能に濡れほそった喘ぎの声が
極まったかの如くたびたび止まるようになってきたとき、ノウマンが口を開いた。
「そろそろ頃合か。お前もいつまでも埋め込まれたままでは、せつないだろう。
最後はこれで」
と、男根を引き抜き始める。
「昇り詰めるといい」
「あ・・・あ」
ケンが、顔を小さく左右に振った。
男根がほとんんど引き抜かれ、そして、一気に挿入される。
「ハァウッ!!」
ケンが仰け反った。
もはや膣内の痛みは、欠片も残っていなかった。腰を抱え込まれ、抽送が開始される。
「くゥッ!!あッあッあッあッあッ!!・・・・・・・!!・・・ッッあッ、あッあッあッ!!」
素早いストロークがケンを突き刺す。
静から動への激しい変化を受け、たちまちのうち、ただでさえ近かったオーガズムの
際近くにまでもっていかれた。
「ははっ・・・これは・・・これほどのものとはな。まったくお前は完璧だ。
完璧だよ、ケン。お前の中のものが、私に激しく絡みつき、食い付いているぞ」
「あッ、はッ、ンあッ、そんな、あッ、ちッ、があッ、ッア、アアッ」
ノウマンの揶揄にも、ケンは喘ぎと共に言葉にならない言葉を出すことしか出来ない。
ケンの膣壁、熱く絶妙な感触を受け、満足げに目を細めたノウマンが、扇情的に
揺れ動く白い巨乳に手を伸ばした。
それぞれ両手で絞るように掴む。指から肉が溢れるそれを、互いに中央に寄せた。
「アッ、ああッあッ、はッ、やうッ、あッああッあッ」
ノウマンの意図を察し、性の熱によって潤まされたケンの目に、懇願の色が浮かぶ。
しかし、ノウマンは当然のように意に介さない。
隣り合うようになった二つの丘の頂を口に含むと、同時に吸った。
「はあ゛ァァァああああァッッ!!!」
吸引音が響くほどの強さだった。
口の中で乳首を転がし、膵液を塗しながらその感触を味わい、再び吸引する。
男根を打ち込まれながらのこの行為は、ケンにとって、燃え滾る悦楽の炎の中に、
油を叩きこまれたも同然だった。
75名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:32:37 ID:G6oY52t3
【19】

「ッあッあッあッああああああッ、あッあンああ゛あッああッ!・・・・・・・・・・ッッ!!
あッあ゛ああああああ゛あああああ゛ァァァァッッッッ!!」
絶頂へと達し、そして、意識が飛ばされる。
「・・・・・ああッ・・・ああ・・・・・・うッ・・・あァ・・・・・・・・・・・・」
絶頂のあとの、緩やかに下ってゆく快感の余韻に浸りきるかのようなケンの喘ぎが、
室内の空気を小さく震わせていた。

白くなっていた意識が戻ってきた。
ノウマンのモノが、ヌチャリと引き抜かれるのが感じられた。
「ご苦労だった、ケン。お前にも楽しんでもらえたようでなによりだ」
「うっ・・・ッく・・・・ッ・・・」
去り行きつつある快感に代わり、漸く事が終わったことに対する疲労感と、ノウマン
に貫かれ、意識を飛ばされるほどに果てさせられたという、悲嘆と悔恨が押し寄せる。
ベッドに顔を伏せるようにして嗚咽を堪えるケンに、ノウマンが続けて声をかけた。
「しかし・・・」
ケンを跨ぐようにして立ち上がる。
ケンが力なく視線を向ける。瞬間、その目が大きく開かれた。
「ご覧の通り、私はまだ満足できていない」
男根が、未だ屹立していた。ノウマンは果てていなかった。
抽送を開始してなお、この男は己の肉体を完全にコントロールしてのけ、ケンを
快楽漬けにする只その事に専念していたのだった。
「おまえの体も、もう充分にほぐれただろう。そろそろ、私も存分に愉しませて
もらおう。今まで以上にな」
「あ・・・ああ・・・」
戦慄くケンに、ノウマンが凄絶な笑みを向けた。
76名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:33:46 ID:G6oY52t3
【20】

ケンは、四つん這いにされた。
尻を持ち上げられ、ノウマンの眼前に若々しく実る肉を突き出す格好となる。
ノウマンが、その完璧なまでの隆起を見せる尻を鷲掴んだ。
揉みこみ、こねまわすようにしながら、柔らかく張りのある弾力を堪能する。
ケンにとって、それだけでも恥辱感を炙られるには充分過ぎたが、ノウマンは
尻の深い谷間に親指を入れるとそれを左右に開いた。
顔を埋め込み、そのまま舌を伸ばし肛門を嬲り始める。
「あァッ!?いやッ、もう嫌ァッ!!」
獣の姿勢で、しかもアナルを責められるなどというのは、あまりにも耐えがたかった。
ケンは前に逃げようとするが、ノウマンは尻をガッチリと掴んでそれを許さない。
「そう嫌がるな。ここにもそれなりの良さというものがある。それを教えてやろう」
舌が肛門を舐めあげた。
「ッあァッッ」
ケンの体がビクリと震える。
「今はまだ、快感というほどのものではないだろう。初めはそうだ。しかし、これを
続けていけば」
「ッアッ、や、ッあッ」
舌が、肛門の襞とその周囲を軽く刷くように舐め擦る。
そのたびに、もどかしい小さな悦感に似た感覚が湧き起こり、ケンは逃げるように腰を
ゆすらせた。
ノウマンは、ケンのみせるその小さな反応が、はっきりとした大きな快感へと
変化するまで、執拗に根気よくねぶり続ける。
やがて、小さく呻くケンの声が裏返り始めると、舌をすぼめ、肛門の中へと突き刺した。
「ふあああァァッッ!!」
ケンの背中が反り返った。体に震えが走る。
舌が、肛門の中で縦横無尽に動き回っていた。
「嫌ッ、あッ、こんなの、こんな、あッ、あはッああッ」
シーツを握り締め、心の中で悲鳴を、しかし現実には喘ぎの声をあげてしまう。
菊座は、既にはっきりとした快楽を感じさせられるまでになっていた。
それは、どこか頭をぼんやりとさせるような浮遊感を伴っていた。アルコールが入った
ときのそれに似ていたかもしれない。
さらには、尻穴の中でノウマンの舌が蠢いているという恥辱の認識が、体と頭に
熱を帯びさせた。それは、僅かにではあったが、被虐の色を帯びていた。
77名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:34:41 ID:G6oY52t3
【21】

肛門に快楽を覚えこませている最中にも、ノウマンの責めに手加減が加えられる
ことはなかった。ケンの股間に手をやり、クリトリスと膣に愛撫を加える。
「ンああッッッ!!ッいッ、んッ、あッ、あッ、ゥんッ、はあッンンンゥゥッ!!」
嬌声を上げたケンの尻が、大きく振られた。逃げようとしているようにも、快楽を
噛み締めているようにも見えた。
軽く達してしまったのか、ふるふると震えていたケンの体から、力がふっと抜けた。
ノウマンの舌が引き抜かれる。
間髪いれず、ケンの尻をより高く掲げると、男根を秘芯に宛がった。
「今度は心行くまで堪能させてもらうぞ」
「・・・ッ!あ・・・・・・あッ、あああッッッ・・・・・・ッ!!!」
楽しむかのように、男根がゆっくりと挿入された。
熱い膣壁がノウマンを迎え入れる。
ノウマンは、男の脳髄を蕩かすような心地よさの前に小さく息を吐きつつ、数回、
スローなテンポで抜き差すと、あとは容赦のない抽送を開始した。
「あッ!あッあッあッ、あッうッ、はあッ、ああッ、ンッ、ウンッンゥゥゥッ!!」
体が移動するほどに激しく突きこまれ、ケンの体が揺れる。
そこに、さらなる刺激が加えられた。
徐々に速度を上げ始めていたノウマンが、掴んでいた尻の皮を広げるように
引っ張ると、それを上へと押し上げる。
それに伴い、クリトリスが、抽送を繰り返す男根の根元に触れる位置まで動く。
激しい腰使いはそのままに、それを擦る様にも動かした。
ケンは、これまでに何度も味わった、同時責めという甘すぎる地獄の中に再び
引き込まれた。
「ッあああ゛あ゛あ゛ッッッ!!ひッ、いやッ、あああッ、うッ、はッあッあッあッ」
ケンの肌に、珠のように汗が浮かび、揺れる肢体を妖しく彩る。
喘がされるその背姿には、あまりにも官能的な美しがあった。
己をセーブすることなく味わうケンの中の具合に余程感じ入ったのか、ノウマンの表情
からは常の冷静な仮面が徐々に剥がれ、内に潜む狂気と興奮の色が浮かび始めていた。
「っく・・・はっは・・・ははッ、ハハハハハハハハハッ!!素晴らしい!素晴らしいぞ、
ケン!!この具合!この感触!ッハハッ、男のものを搾り取る最高の器だ!!」
78名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:35:48 ID:G6oY52t3
【22】

激しいストロークを繰り返しながら叫ぶと、呻くケンの左腕を取り、後に回した。
次いで右腕も同じように後に回させる。
「これはまだ、お前にはきついかもしれん。が、耐えて見せろ」
両腕を後に差し出すような形になったケンの手首を、ノウマンもそれぞれの手で掴む。
それを、一気に引いた。
「ハア゛ア゛アァァァアアァッッッ!!!!」
ノウマンの突きこみと己の膣の引き込みという二つの運動の衝突により、
段違いに強烈な刺激がケンを襲った。
ノウマンは上体をそらせ、馬の手綱でも扱うようにケンの腕を何度も引き、腰を
叩きつける。
経験の浅い女には苦痛しか生み出さないような激烈な責めであったが、兵士としての
訓練を受けたケンの体は皮肉にもそれに耐え、快感を貪る状態に己を止め措く。
ケンの肉体の性としての類まれな順応性も、それを手伝っていた。
よがり狂うケンの嬌声は、ときに涙声、ときに歓声の音色を帯びながら、
叫喚となって響き続ける。
自身も終わりが近づいてきたのか、ノウマンの打ち込むスピードがさらに増した。
ケンの嬌声も途切れ途切れになる。
やがて、ひと際激しいノウマンの突きが入れられたとき、今までの何れよりも、
さらに高い頂に立ったケンの絶叫が響き―――僅かに遅れて、ノウマンの男根が
その熱い欲望を、奔流のようにケンの中へと吐き出していた。
両腕を解放され、ケンの体が崩れ落ちる。
動くこともできず、うつ伏せたまま荒い息を吐き続けるその口を、覆いかぶさって
きたノウマンが奪った。
「は・・・ムッ・・・ん・・・んんむッ・・・んんんんんんんッ・・・ッ・・・」
ケンの目から、溜まっていた涙が零れ落ちる。
事が終わった後の余韻を楽しむにしては、長きに過ぎる口への愛撫をようやく
終えると、ノウマンが表情に興奮を残したまま、薄く笑った。
「流石だ、ケン。いい。いいぞ。ここまで受けきってみせるとはな」
「ッ」
手がケンの胸に伸び、指の腹で乳首を転がしながら言葉を続ける。
「夜はこれからだ。まだまだこれからだよ、ケン。今宵は狂い踊れ」
指が下腹部へと滑り降りていく。クリトリスに到達したとき、打ちひしがれていた
ケンの口から、か細く喘ぐ声が再び上がり始めていた。
79名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:37:26 ID:G6oY52t3
【エピローグ・1】

「こんなやり方、聞いたことがありません。本当にノウマン大佐のご命令で・・・」
「じゃなきゃなんで私、こんなことさせられなきゃいけないの?」
さすがに医師らしく、念押しをしてくる相手に、ケンはさりげない風を装い答えた。
視線を、作業の準備を進める医師たちとそのスタッフにむける。
火星の衛星、ダイモス内の格納庫の一角。
そこには寝台に眠るディンゴと、さらにはオービタルフレーム、ジェフティの姿もある。
ディンゴの蘇生措置が始まろうとしていた。


ケンはあの晩、ついに眠ることを許されず、夜通しノウマンに貫かれ、責め苛まれた、。
その後も幾度となく個室へ通うことを命ぜられ、その都度、ケンは官能の狂嵐の中へと
叩き込まれた。
ノウマンが与えるあまりにも狂おしい性の快感と悦楽は、幾度もケンの心を誘い堕とし、
篭絡しようと攻め立てた。
が―――ケンは耐え得たのである。
ノウマンによって夜毎狂わされ、翻弄され続けながらも、精神の艫先から、己が為さねば
ならない目的へと固く結びつけた綱は、ときに軋みを上げばがら、しかし遂に切れる
ことはなく、最後までケンを支え続けた。
その綱はノウマンによって蹂躙されている火星の人々や亡父への想い、ノウマンへの
憎しみなどによって、何重にも強く編まれていたが、その中にはディンゴもまた、
含まれていた。
この土壇場でジェフティと共に現れたあの男だけが、ケンに残された最後の希望だった。
ケンが救ったその男は今、完全に無防備な状態のまま眠り続けている。
それを庇護できるのは、ケン自身しかいなかった。
たとえ自分はどのような目にあってでも、ディンゴだけは生き延びさせ、
アーマーン計画を、ノウマンを打倒してもらわなければならない・・・。
そのためにも、たとえ体は狂わされても、己自身までもを見失うわけにはいかなかった。
その強固な意志もまた、ケンを持ち堪えさせたのである。
80名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:38:36 ID:G6oY52t3
【エピローグ・2】

ケンは、ディンゴ蘇生の準備を急いだ。
ケンの肉体を愉しむためか、あるいは、ディンゴ1人の生死など、如何ほどの影響力
を及ぼすものではないと歯牙にもかけていないのか、未だディンゴの一件については
言及してこないノウマンではあったが、いつその気が変わるともしれなかった。
あるいは、自分を弄びつつ、その裏でディンゴを始末しにかかるといった可能性まで
考えれば、尚のこと、ぐずぐずしてはいられない。
ジェフティを動力源にしてディンゴのバイタルを稼動させるという、常識外れの
手配ではあったが、ケン自身がノウマン直属の配下だったことが幸いした。
アーマーン計画の最高指揮者であり、また軍内部において尋常ならざる
実力と勢力を持つノウマンの影響力は絶大であった。
まるで魔法のように、正式な手続きを待つことなく、ときには部署の垣根や
階級さえも易々と踏み越えて要求を通すことができた。
渋ったり、疑問を差し挟む者がないではなかったが、ノウマンの名を出し、これも
アーマーン計画の一端に関係しているのだと言えば、言われた相手は例外なく沈黙した。
中には、畏怖の表情をその顔に張り付かせる者までいた。
(これほどまでにノウマンは恐れられている・・・)
そのノウマンの名を利用しているだけなどとは、誰の身にも思い及ばぬ事なのだろう。
無論、ケンとて命懸けであった。この事が露見すれば、今度はノウマンも知らぬふり
をして泳がせておくような真似はしない筈であった。

蘇生措置を翌日に控え、ケンは、寝台に横たわるディンゴの傍にいた。
本来、ジェフティに繋ぐ為の調整には充分な時間をかけ、円滑に体へ馴染むような
形で蘇生させてやりたかったが、それも叶わなくなった。
明日は、手酷く叩き起こすような形になってしまうだろう。
そう思ったとき、その代わりというわけでもなかったが、せめて、むさ苦しくなって
いるディンゴの無精髭を、目覚める前に剃っておいてやろうと思ったのである。
ディンゴの顔に蒸しタオルを当て、しばらく時間を待つ。
その間、ケンはディンゴの横顔を見つめ続けた。
81名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:39:51 ID:G6oY52t3
【エピローグ・3】

アーマーン計画が始動寸前まで迫りながら、どうすることもできぬ自分に焦燥と
苛立ちを覚えていたとき、ジェフティと共に現れた男。
人望の厚さと相まって、ノウマンと唯一渡り合えるとすら噂された最高のランナー。
そして6年前、ノウマンの陰謀によって生贄の1人に選ばれ、部隊の仲間を皆殺しに
されながら遂に仇を討とうとすることもなく、生き残ったその身をカリストに
隠し続けた男・・・。
ケンも父を殺された身である。そのことに対する強いわだかまりは、厚い氷のように
溶けることなく存在し続けている。
自分など足元にも及ばない力を持ちながら、という思いもあった。
しかし、それでも・・・と思う。
万が一にも同じ轍を踏ませないよう、拒否や逡巡の余地を残させない策を弄するとは
いえ、一度この男を行動に駆り立てる事さえできれば、後は必ず最後までやりぬいて
くれるだろう、と。
ディンゴと交わした、たった二言三言でしかない会話が思い出される。
あのとき、ケンにしてみれば、わざわざジェフフティをノウマンの許へと運んできて
しまったことに対する怒りをぶつけてしまったが、それに対してディンゴが最初に
口にしたのは、カリストの労働者仲間の安否のことではなかったか。
この男は、仲間を守るという、唯それだけの為に、単機で戦艦内に突入してきたの
だった。
人一倍仲間を思う気持ちの強い男だったという、今でもバフラム軍内において語られる
噂に、嘘はなかった。
(・・・私は、あなたの仲間になれるのかしら)
無理かな、と自嘲しないでもなかった。
ディンゴには余計な疑問を与えないために、自分の素性は地球軍ということで
押し通すつもりだった。
そして何より、いかに他に手立てがなく、ノウマンの暴走を食い止めるためとはいえ、
いわばディンゴ自身の命を質草にとり、有無をいわさず協力させようとしている自分を
ディンゴがどう思うかは、想像するに容易い。
(でも、憎んでくれたっていい・・・。それでアーマーン計画を潰せるのなら・・・・・・)


タオルを外し、そっと、無精ひげの生える顎のラインを指でなぞる。
ケンの手が、ディンゴの顔を包むようにして触れた。
「お願い・・必ずアーマーンを止めて。あなたしかいないの・・・もう・・・」
祈るような気持ちで、つぶやいていた。
スッ・・・と手を引く。
(私はこんな性格だし、あなたが目覚めあとじゃ、もうこんなふうには言えない
わね・・・)
髭をそる作業を再開する。
シェービングクリームを塗り、剃刀をあてていった。
その動きは、丁寧で優しかった。
82名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:41:34 ID:G6oY52t3
【エピローグ・4】


「ぐああああッ!」
ジェフティのコクピットに座らされたディンゴのスーツに、光が走り、
ディンゴの苦悶の声が上がる。
蘇生措置が始まった。
苦しむディンゴを見つめるケンの顔もまた、まるで自分が痛み受けて
いるかのように険しくなっていた。
が、それもわずかの間だった。
バイタルは安定し、ディンゴの脈拍・呼吸も共に正常の状態に戻る。
ケンは、内心で安堵のため息を漏らした。
(さあ・・・これからね)
ケンはスタッフに労いの言葉をかけると、引きとらせた。
この先は1人で進めなければならない。
コクピットに体を差し入れ、ディンゴの身づくろいをしながら声をかける。
「お目覚め?2ヶ月も寝てたのよ」
「う・・・」
青き翼を駆ることになる男の目が、今、開かれようとしていた。



(了)
83名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:48:49 ID:G6oY52t3
※以下は、2つめのやつです。
※シチュエーション提起は前スレの117さんです。


(一)

ノイズ混じりの中、その通信は行われていた。

「ディンゴ、聞こえる?」
「ケン、無事か!?」
「ええ。瓦礫の中だけど」
「すぐ戻る」
「来ないで!……まだアヌビスが近い」
「くそ!」
「ねえ、必ずアーマーンを止めて」
「………」
「私がいなくなっても必ず」
覚悟と必死の願いとが込められた、搾り出すような声が届く。
「だが……」
「私たち仲間でしょ?」
「………」
「ねえ、そうでしょう?」
「……ああ」
「あなたがカリストで失った部隊の人達もきっと同じ事を思ったわ。
自分が動けなくなっても、きっと仲間が自分の思いを遂げてくれる。
……生き残った者には、それをやらなくちゃいけない義務があるわ」
「………」
「お願い。必ずノウマンを、アーマーンを止めて」
「……ああ、わかった」
ここで沈黙が訪れる。ノイズが途切れていた。
「ケン?……ケン!」

強く呼びかける男の声だけが響いた。
84名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:50:06 ID:G6oY52t3
(二)

(この通信装置も、もう駄目か)
瓦礫の中に埋もれながら、ケンは溜息をついた。
アヌビスが残していった破壊の爪痕によって、エアーズクリフ要塞都市
最下層は惨状を呈している。
降り注ぐ瓦礫によって押し潰される事は免れたものの、破片の直撃を
あちこちに受け、体中が痛む。
しかし、目的は果たせた。
ロイドの助けもあり、ジェフティはそのスペックを全開に引き出す為の
プログラムを手に入れ、無事脱出を果たすことができた。
あとは着床までの時間さえたてば、アヌビスと互角の戦いが出来るはずだ。
(・・・それに、なにより)
ディンゴが自分のことを仲間だと認めてくれた。これで、この先自分に
何かが起こったとしても、ディンゴは必ずアーマーン阻止へ最後まで尽力して
くれるだろう。
そのことに、安堵感を覚えていた。
それは遺言を実行してくれる人間を無事確保できたといったような義務感
からのものであったはずだが、なぜかそれ以上に暖かく心を満たすものが
ケンにはあった。

(なんでこんな気持ちになるのかしら……ここを無事に出られるか
どうかもわからないのに)
自分自身へ苦笑しつつ、疲弊した体を動かし周囲の瓦礫を押しのける。
外が見えた、と思ったそのとき、こちらへと近づく足音が聞こえた。
ハッと顔を上げたケンの視界に、人影が映る。
マントを羽織った、フレームランナー用の白いスーツ姿。
そのスーツからは、まるで尻尾のようにオービタルフレームに接続する為の
プラグがぶら下がっている。
(…………!!)
85名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:52:20 ID:G6oY52t3
ケンが息を呑む。顔が強張った。
瓦礫を踏み分けながら近づいてきたその人物は、ケンの目前まで来ると
声をかけた。
「ケン。どうしたこんなところで」
ケンの額に汗が浮かぶ。
(…………ノウ……マン……)
声をかけたその男、ノウマン大佐の顔面には血管が浮き上がり、
興奮と恍惚とが入り混じったような凄絶な笑みを浮かべていた。
ノウマンに発見されたというその事だけでも憂慮と恐怖に値するというのに、
今までに見たことのない、その身に纏う異常な雰囲気に、ケンは言葉を発する
こともできず、激しく気圧されていた。
「いくぞ。アーマーン始動の時間だ」
そう告げると踵を返したノウマンだったが、すぐに足を止めた。
しばらくそのまま静止する。
やがて、ケンへと振り返った。
「いや。やはり、その前にお前には色々と聞いておかねばならんな」
その顔は冷酷な愉悦に彩られていた。
86名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:53:17 ID:G6oY52t3
(三)

この施設を以前に訪れたことがあるであろうノウマンに促され、ケンが移動した先は、
比較的破壊の手が及んでいない、広大なモニタールームの一画だった。
それでも天井や壁の一部は穴を見せ、備え付けられているパネルや計測機器、デスク
のいくつかも損壊している。床にも、砕け散ったモニターや切断されたコードの群れ
といった破損物が散見された。
ノウマンはその中を進んで行き、無事に残っている椅子の一つに腰を掛けると、
ケンに対し口を開いた。
ディンゴを蘇生までさせてジェフティに搭乗させたことから始まり、何故今こんな
ところにいるのかという事への詰問がなされる。
が、その声は、もう既に事実を知るに及んだ人間が口にするような、揶揄満ちた
トーンで占められており、その興味はケンの反応にのみあるようであった。
ノウマンは、明らかに愉しんでいた。
ノウマンにとって自分はもはや被疑者ですらなく、おそらくは獲物でしか
ないであろうことをケンは実感せざるを得ない。
ディンゴが銃撃されたときの記憶が脳裏に蘇る。
(……むざむざと黙ってやられるくらいなら)
体の芯まで冷えさせるような恐怖を抑えつつ、何か得物になるものはないかと、
そっと視線を動かす。
しかし、その前に、ケンにはロイドから伝え聞いた、ひどく気がかりな言葉が
あった。そのことだけは確認しておかなければならない。
「私のほうも、大佐にお伺いしたいことがあります」
ケンはノウマンの問いには直接答えず、そう言った。
「ほう?なんだ」
質問しているのはこちらだとも言わず、ノウマンが興味深げに聞き返す。
「ロイドが言っていました。アーマーン計画の目的は支配ではなく、破壊だ、と。
これはどういう意味でしょうか」
87名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:54:01 ID:G6oY52t3
その言葉を聞いてノウマンはしばらく沈黙していたが、やがて可笑しそうに
笑い出すと、ズ…と立ち上がった。
「どうもこうもない。その言葉通りの意味だ」
「な……」
「火星圏の支配などが目的ではない、と言っているのだ。メタトロンの力のもとに
全てを滅ぼす。火星も地球も、人類全てをも。それが、アーマーン計画だ」
昂ぶった感情も露に、ノウマンが言った。
「………」
ケンは呆然としつつノウマンを見つめる。
「……本気で仰っているのですか」
「そうだ、と言ったらどうする」
連合軍のみならず、火星のカウンティにまで行った凄まじいまでのノウマンの破壊活動。
メタトロンへの異常なまでの傾斜。目的の為には味方の部隊をも生贄にしてのける
冷酷さ。ロイドの最後の伝言。そういったものが、脳裏に浮かんでは消えた。
異様な光を帯びるノウマンの目を見つめ、この男は正気―――人類を根絶やしにしよう
と考えるのが正気なら―――で言っているのだと悟る。背中に冷たい汗が流れていった。
「そのようなこと……許されるはずがありません」
声を震わせながら言うケンに、ノウマンが皮肉な笑みを浮かべた。
「承服出来ないと言うのか。お前の父は、立派にアーマーン計画の一助を為したと
いうのに」
「……!!」
父の名を出された瞬間、ケンの顔色が変わった。青ざめていた顔に朱が差されていく。
怒りの朱だった。その怒りが、恐怖を駆逐した。
今まで気圧されるだけだったケンが、ノウマンの真正面に立ち、睨み据える。
「なにが……父を罠にはめておいて何を……。父を……父とその部隊の人たちを
殺したのはあなたでしょう!!」
「だから私を裏切り、ディンゴを助けたか」
「!」
言うと同時に、ノウマンがケンの喉と左腕を掴み、壁際まで押しやるようにして
叩きつけた。
88名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:54:45 ID:G6oY52t3
「ぐッ……!」
「バフラムへの重大な反逆行為だな、ケン。あの老いぼれへの制裁は既に済ませた。
お前にも相応の酬いは受けてもらおう」
「うッ……くッ……誰ッ、がッ」
ケンは空いている右手を使い、ギリギリと喉を締め付けてくるノウマンの
指を捕りにかかった。握り締めてくる指のうち、小指のみを掴み、徐々に
引き剥がしてゆく。それをそのまま捻ろうとしたところでノウマンが腕を振った。
払われるようにして距離をとったケンは、すかさず床の散乱物の中からスチールの
棒状になっている破損物を拾い上げ、手にする。
「活きがいいな。そうでなくては面白くない」
ノウマンが嬉しそうに言った。
ケンは、その言葉の終わらないうちに打ちかかっていた。
しかし、ノウマンはケンの動きに合わせ外斜めへと歩を進め、苦もなくそれをかわす。
ケンが打ち下ろしたときには、右手で得物を上から押さえていた。
瞬時に左手で柄にしている部分を握り、その手を引く。同時に右手を押し込み、
梃子の原理を働かせあっさりと得物を奪うと、腕を無造作に振り、ケンを弾いた。
「どうした。もう終わりか?」
「くッ!」
ケンは拳を握り殴りかかるが、ことごとく避けられるかブロックされた。
逆に、進みよったノウマンに壁際まで詰められる。
後がなくなったケンは必死に拳を放つが、その振るった右拳をノウマンの左手で
受け流され、掴まれた。
流れるような動きでノウマンの右手がケンの右腕の付け根を捕り、体を後方に
押し込む。ケンが気がついたときには、そのまま右足を刈り払われ、床へと
仰向けに叩きつけられていた。
その拍子に、アップにまとめていたケンの髪がバラリとほどける。
すかさずノウマンが、ケンの体へと圧し掛かかっていた。
89名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:55:30 ID:G6oY52t3
ケンの両手首がノウマンの片手でもって束ねられ、押さえ込まれる。
ニヤリと笑ったノウマンが、顔を近づけた。
「このまま殺してもいいが、私は先の戦いの昂ぶりがどうにも収まらん。
ディンゴを殺し損ねた事もある。ここはひとつ」
ノウマンの空いた手がケンの髪をかきわけ、耳をはっきりと表に出させる。
頭を抑えると、うなじに口を付けた。そのままケンの耳の裏、そして耳朶へと舌を
這わせていく。
「ッ……!なッ……!」
必死に体を動かそうとするケンを押さえ込んだまま、ノウマンの舌はケンの耳殻
に沿って中へ中へと舐め進んでいき、やがて舌をすぼめて伸ばすと、耳の穴へと
差し込んだ。
「あッ……!やッ!!」
叫ぶケンにかまわず、舌の抽送を行い、耳の穴の中で蠢かす。
それらを何度も繰り返した後にようやく舌を抜くと、昂奮した面持ちのまま、
ケンの耳に吐息を吹きかけるようにして囁いた。
「お前にも役に立ってもらわねばな。この体で鎮めさせてもらうぞ」
90名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:56:21 ID:G6oY52t3
(四)

ノウマンは床に散らばるコードを使い、ケンの両手首をバンザイさせた状態の
ままに縛り上げた。抵抗するケンをものともせずに引きずると、斜めに立つ支柱に
コードをまわし、多少の遊びを持たせた上で結わえ付ける。
「うっ……くっ!」
ケンは何度も腕を引き、抜こうとするが、手首に食い込む痛みを残すのみで、
コードはびくともしなかった。
そこへ、ノウマンが再び覆いかぶさる。手には鋭いエッジをみせる金属片があった。
「下手に動くな。体も傷つくぞ」
ケンのプロテクタを乱暴に引き剥がすと、片腕で体を抑えつつ胸元に金属片を走らせた。
スーツがインナーごと切り裂かれる。胸の谷間が露になった。
腹の部分まで裂くと、次いでうつ伏せにさせ、背中にも切込みを入れる。
これも全てを裁断することなく、中途で飛んで、腰から臀部の谷間を切り開き、
そのまま股間をまわるようにして秘部のあたりまで進んだところでノウマンの手は
止まった。
一旦ケンから体を離し、スーツを着たまま局部を露出させられたその姿を目で愉む。
「いい姿になったな」
「………ッ」
ケンは体を小さくし、顔を赤らめながらも、眉間を険しくしてノウマンを睨み返す。
そんなケンを尻目にノウマンが最初に近づいたのは、僅かなたるみもない、美しく
張り詰めた腹だった。
ケンの足を押さえながら、臍を中心としていたぶるようにゆっくりと
指で撫で回すと、爪先をタッチさせて腹の上下を滑らせた。
「ッ!んゥッ」
思わず体を捩って避けようとするケンを押さえつつ、ノウマンは臍の付近に口を
つけた。反射的に、ケンの体が小さくピクンと反応する。
その箇所を重点的に、キスをするかのように何度も唇を触れさせた。
やがて、唇ではなく舌を腹に這わせると、ぐるりと舐め擦りながら一周させた。
91名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:57:09 ID:G6oY52t3
今度は地面を掃くほうきのように舌を左右に動かし、舐めさすりながら同じく一周。
次いで、臍の入り口付近を細かく舐め擦る。この微妙な感触を与えた後、舌を臍の
窪みへと突き入れ、激しく動かした。
(〜〜〜ッ!ッあ……ッ、やっ……)
ケンは臍を嬲られれる感触に耐えていたが、先ほどの耳といい、体の内へと続く
穴への挿入という行為は、これから行われるであろう秘部への陵辱を連想させずには
おかなかった。そのことが、ケンをより慄かせる。
(ッ、ノウマンは、わざと……)
そうケンが思ったとき、こちらを向いたノウマンと目が合う。
ノウマンの目は、ケンの心中を読んだように哂っていた。

ノウマンが体を移動させた。
ケンの胸へと手を伸ばし、スーツを左右に押し開く。
上向きになってもいささかも形を崩すことのない巨乳が、ブルンとまろび出た。
その乳房を、下から持ち上げるようにして揉みしだく。
もともとボリュームのある胸だけに、押し込まれるたびに二つの高い山が隆起する
かのようになる。
ときおり乳房全体を揺らし、その山をブルブルと卑猥に震わせた。
その様々な感触を愉しむかのように強弱をつけて愛撫していたノウマンだったが、
やがて昂奮が高まったのか、荒々しく揉みこみ始めた。
その柔らかくも弾けるような手ごたえを、掌と指とで強く感じながら激しく堪能する。
「〜〜〜ッッ!ううッ……!やあっ、やめてッ!」
スーツの間から飛び出している乳房を思うままに嬲られる屈辱に、顔を歪ませながら
叫ぶケンだが、ノウマンは逆にその声を合図にしたかのように、頂で震える乳首に
舌で触れた。
「ハァッ!」
ケンの体がビクリと震える。
舌先が乳首を押し込み、次いで唇で乳首を挟み、引っ張った。
ポンと乳首を離すと、再び唇で吸いながら舌で乳首を嘗め回す。
「は……いや……ああッ!?あ……あッ」
ノウマンが、口に含んだ乳首の根元を軽く噛んだ。ノウマンはその位置を少しずつ
先端へと移動させながら、何度も甘噛みを加えていった。
92名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:58:00 ID:G6oY52t3
そのことに頭を振りながら耐えていたケンが、叫び声をあげる。
ノウマンが乳房ごとかぶりつき、歯を立てていた。
込められている力はわずかなものであったものの、乳首を噛まれた
ときよりは力が入っており、若干の痛みがはしった。
ノウマンはそのまま口の中で乳肉を柔らかく食み、堪能するがごとく舌を這わせ
まくってから、音を立てて乳房を口から抜いた。
ノウマンの息が荒くなりつつあった。

手と舌とでケンの魅惑に満ち満ちた肉体を愉しむうちに、その昂ぶりが加速され、
もはや我慢できなくなったのであろう。
ノウマンは己のスーツを開けると、強引にケンの体を裏返した。
背中を一舐めしただけでケンをの臀部に手をかけると、スーツを一気に左右に
押し開き、腰を浮かせる。
肉感的に過ぎる尻と、そして秘部とが、生々しくノウマンの目の前に曝された。
「いやあッ!!」
逃げ場のないままに、それでも逃げようと腰を引くケンであったが、スーツの
切り裂かれた端を掴んだノウマンによって、引きずり戻される。
ノウマンはケンの腰を固定させると、己の男根をケンの尻に擦り付けた。
「やめてッ…あうァッ!!」
ノウマンの手が秘豆を掴んだ。指先を振動させるように動かし、刺激を与える。
「さほどに濡れておらんが、まあいい。まずは馳走になろうか」
昂奮した口調のままに捲くし立てたノウマンが、秘芯の入り口へと男根を
沿わせる。そのまま、容赦なくその剛直を突き入れた。
ケンの悲鳴が地下に響く。
ノウマンによる陵辱は、始まったばかりだった。
93名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:58:57 ID:G6oY52t3
(五)

ノウマンは強烈に突き上げ続けた。
流れ落ちる血も、まだこなれぬ膣のきつい感触も、ケンの悲痛な声も、
ノウマンをより滾らせるだけであった。
抽送の速度が上がる。突かれる都度、ケンの髪と胸とが大きく揺れた。
やがて、ケンの腰を掴む指に、より一層の力が加わった。
ひと際激しい突きを入れると同時に、射精が行われた。
「ッ!!」
ケンが硬直する。
膣内に深く叩き込まれた男根が脈打ち、熱いものが長々と注がれた。
「は……ァ……ああ……あっ……」
そのことを認識した瞬間、口惜しさでケンの顔が歪み、目から涙が零れる。
ノウマンは余韻に浸るかのように、出し尽くした後も埋め込んだままいた。
押しつけるように男根をぐりぐりと動かした後、ようやく引き抜いた。
ケンの体が力なく崩れた。
一度果てたことにより、ノウマンの昂奮はやや収まった様子であったが、その顔は
満足しきった者のそれではなかった。
眼前でうつ伏せになっている獲物の、薄手のスーツ越しにはっきりと浮かび上がる
見事なまでの肉体のラインを見やる。
その豊艶な肉体は、一度きりで満足するにはあまりに扇情的であり、魅惑的にすぎた。
94名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 22:59:42 ID:G6oY52t3
ノウマンはケンを強引に立たせると、コードを使い支柱に吊るした。足首にもコードを
まわし、股を開かせ、これも動かせぬように固定する。
両手を挙げたまま開脚させられるという姿勢になったケンに手を伸ばすと、スーツの
上衣のみを剥いだ。
胸の部分が裂かれたインナーのみが、ケンの上半身に残された。
背中も深くえぐっているタンクトップのインナーである為、切れ目から覗かせる
乳房のみならず、腕から肩、そして脇や背中にいたる艶やかなラインが、ノウマンの
目の前に曝される。
ノウマンはケンの背中にまわると、その腕の外側と内側とを交互に撫で始めた。
手首から腕の付け根へと手を動かし、またその逆へ。
次に手のひらを返し、甲の拳頭部分における擦りへと切り替える。
先程より接地面積が小さくなった分だけ微細になった刺激が、ケンの腕を上下した。
そのたびに腕の中心にこそばゆさが走り出す。
腕への愛撫が、手の甲から爪先でのそれに変わったときに、それはよりはっきりと
した感覚になってケンを襲った。
「……くっ……ふっ……やっ……やめっ……」
くすぐったい感覚を交えた焦れッたさを与えられ、ケンは身じろぐ。
腕を動かそうにも拘束された状態では如何ともし難く、その事がやるせない感覚に
拍車をかける。これは一種の拷問ではないかとさえ思え始めたとき、腕を撫でくすぐる
動きが、爪から手の甲へ、そして掌によるものへと、先ほどと逆の順で戻っていった。
ノウマンの手は、マッサージでもするかのようにゆったりと撫でる動きになった。
ケンにすれば、その体を自由にされている事に変わりはないのだが、腕を振り払いたく
なるような焦燥感から解放された為、その体は自然な流れで弛緩し始めていた。
が、ケンをそのような状態に置いた後、再び爪先による擦りをノウマンは加える。
嬲るようにこの動きを散々に繰り返し、ケンが溜まりかねたように、わずかにしか
動かない腕を振らんともがき始めた頃、肘下にノウマンの舌が這った。
95名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:00:50 ID:G6oY52t3
「あっ……」
そのまま舌は滑り降り、肩を嘗め回し、そして脇下へと、肌の上を移動していった。
もどかしさとくすぐったさを生み出していた場所への、突然の舌での舐め擦りを受け、
それまでのこそばゆさが消える。
その代わりに、ケン自身にとっては不本意なことだったが、体にゾクゾクとした快感
が走った。
特にくすぐったかった箇所ほど、性感の場へと変貌を遂げていた。
「ふァッ!?……あ……」
ノウマンの舌は脇の下を中心に腕側に上り、わき腹側に下り、背中側に回り、そして
乳房の付け根側にも伸びた。
ねっとりと、味わい尽くすかのように舐め込んてゆく。
脇の下に息を吹きかけられ、唇と舌とで愛撫されながら乳房を揉まれたとき、ケンは
思わず身悶えていた。
さらにノウマンの片手が下半身のスーツの中を潜り、尻へと伸びる。
胸に劣らぬ量感と瑞々しい張りのある尻を撫で回し、揉みこむと、アナルにも指を
突き入れ、かき回した。
「あはあァッ!」
叫び声を上げ、体を強張らせるケンの様子をも、眺め愉しむ。
ようやく指を抜くと、再びグニグニと尻肉を揉みまわし、その感触を味わった。
欲情をより刺激する、素晴らしい肉感の手ごたえがノウマンの手に残った。
中指が移動し、尻の谷間に食い入った。残ったそれぞれ2本ずつの指で両の尻たぶを
掴み、それらを震わせる。その振動は仙椎を通じて子宮や膣にも伝えられ、刺激を
与えた。
この間も、脇の下と乳房への愛撫が途切れることなく同時に行われている。
ケンは声を押し殺していたが、その瞳は潤み出し、息はとうに荒くなっていた。
性感の高まりは明らかだった。
「……ンふゥッ……!」
脇や肩に歯を立てられたときにも、痛みより快感が勝った様子で体をくねらせてしまう。
その反応は、ノウマンを満足させていた。
無理やり犯されている女があげる喘ぎほど、昂奮を燃え上がらせてくれる薪はない……。
96名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:01:33 ID:G6oY52t3
ノウマンは舐め責める場所を、うなじや背中に変えた。
「……ッ、あァ……ッ」
己の目では確認できない場所だけに、その箇所の感覚は鋭敏になっている。
そこを舐め擦られ、ケンはおとがいを上げ、熱い息を漏らしてしまう。
尻を愛撫していたノウマンの手がケンの足へとまわり、太腿やその付け根を
きわどく撫でた。
さらに乳房にあった手も股間へと滑り降り、クリトリスに触れた。
「ッ!!」
人差し指と薬指でクリトリスを挟みこむと、中指をその上に宛がう。
その状態で、指を振動させた。
「ああ――−ッ」
柔らかく微細なバイブレーションを秘豆に受け、ケンがたまらず声をあげた。
が、一瞬後には口を強く噛み締め、そのことに抗う。
あとは、頭を激しく振って耐えた。それだけが、今のケンに許された動きだった。
しかし、手足を縛り付けられた姿で長い髪を振り乱し、赤みの差す顔を切なげに歪め
耐えるケンの姿すらも、もはやノウマンの悦楽の対象でしかない。
「どうした。声を出してもいいいのだぞ」
そう言うと、一旦指を止め、中指を花芯へとずらし、指を這わせる。
既に小陰唇は開き始めており、愛液が溢れていた。
「下の口は、もう開いているではないか。蜜もこのとおり」
愛液をすくうと、クリトリスに指を戻し、まぶした。
「ではないか。上の口だけ閉じていても仕方ないのではないかな」
「……ッ」
口を噛み閉めたまま答えないケンを見て取ると、「そうか」と小さく哂い、指による
バイブレーションを再開する。
「やはァッ!!……ッ、ッ、〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
「ッハハッ、なかなかに強情だな。それもまた一興か」
身悶えつつ耐えるケンを言葉でも嬲りながら、ノウマンは指を止めては震わせ、
止めては震わせた。その都度、ケンの花芯は更に濡れ濡っていった。
97名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:02:19 ID:G6oY52t3
ノウマンがクリトリスから指を離すと、小指を秘裂に這わせ、挿入した。
「くゥッ!」
そのまま指を出し入れすると、小指を一度引き抜き、今度は薬指を入れる。
同じように前後に動かし、次に人差し指。いずれも、じっくりと時間をかけて抽送を
繰り返した。だんだんと太くなってゆく指を咥え込まされるケンの膣内に、最後に
中指が突き込まれた。
この中指に至り、抽送の他の動きが加わった。、ケンの反応を偵察するかのように
膣内を動きまわり、圧迫する。
「いっ……!……ッッッッ!!うッ、くッ!」
ケンが特に強く反応を示す場所があると、念入りに指を這わせた。
時折、中指を中で折り曲げる。指の関節が稼動するたびに、その動きによって膣の下方
が刺激され、新たな甘い痺れを生んだ。
充分すぎる程に膣が愛液で濡れると、ノウマンは中指によるインサートに専念し出した。
突くときは指を根元まで埋め込み、引くときは先端が完全に抜き出る寸前まで。
それも、速く激しく抽送するのではなく、ゆっくりゆっくりと出し入れした。
焦ることなくこれを執拗なまでに繰り返せば、これだけで果ててしまう女さえいる
責めであった。
熱い息を吐きつつも、ケンはノウマンを悦ばせるような声だけは出すまいと耐え続け
たが、その反動か、体は狂おしいまでに身悶えしてしまう。
(いや……いかされるなんて絶対にイヤ……それも、こんな……)
ケンの意思に関わらず、反復に反復を繰り返す指の動きは、着実に性感の波を
高めていく。
縛られたまま、そのことに対して抗する術がない今の自分が、悲しくも腹立たしくも
あった。そんな感傷も、水位を増していく快感の前に次第に飲み込まれていき、
そして波濤はついに臨界点を超えた。
「ッ!!ッう!!……ッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
果ててしまったケンが、ヒクヒクと体を震わせる。
声をあげてこの肉の悦びに呼応することだけは、辛うじて耐えていた。
98名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:03:26 ID:G6oY52t3
「大した我慢強さだな、ケン。だがどうだ、指だけで果てた感想は。お前には私のモノ
さえも不要であったかな」
「……くッ……」
ノウマンが喉の奥で笑った。
「それほどに気に入ったのなら、もう一度くれてやろう」
「あうッ!!」
人差し指と中指とが膣に突き込まれた。
深く侵入した人差し指の腹が、膣前壁を押し上げるようにして動く。
ノウマンの指は、膣内においてごく僅かな部分を占めるにすぎないGスポットの在り処を、
先ほどの探索で既に突き止めていた。指を曲げ、恥骨に押し付けるようにして圧迫し、
刺激する。
「あッ!!ふッ、うッ、あァッ!!」
これまでにない強い刺激がケンを襲う。自身がそれと気付かぬ間に、声をあげていた。
ノウマンがほくそ笑む。
「こちらはどうかな」
侵入したもう一本の指である中指が子宮頸部にまで達し、その球面を撫で回し始めた。
「ッあ、あァッッ……!!」
その刺激は、たちまち子宮周囲の靭帯を収縮させ、ただでさえGスポットを責められ
湧き起こっていた快感をさらに促進させた。
ノウマンは巧みに指と手首を使い、えぐるように動かしながらも、子宮や膣内を
傷つけることは避けていた。今は壊すことが目的ではなかった。
「いッ、ああァッ!!あッ、あッ、ああッ、いやッ、やめてッ、えあァッッ!!」
動かせぬ手足をそれでも動かそうと体を捩り、悶えながら叫ぶケンに、ノウマンが
囁く。
「やめてほしいのか。どうかお止めくださいと、懇願すれば考えてやらぬこともないぞ」
「ッうッ、ああッ、ふッ、誰がッ、そんなこと……を……はああッ、んッ」
「やめて欲しくはないか。もっと欲しいという事か、うん?」
「ちっ、違ッ……はンッ、あッ、あッ」
「これでも違うと言うのか」
99名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:04:03 ID:G6oY52t3
膣内から起こる卑猥な音をより響かせるよう、指が激しく動く。
「ッあ、〜〜〜〜〜ッ!あなたに、あッッ、はッ、こ、心まで、屈服するくらいなッ、
ら、はあッッ、んッ、んッッァ、し、死んだほうがマシ……それだけ、よ……」
目に涙をためながらも言ってのけたケンに、ノウマンが唇の端を吊り上げて
応える。
「いい返答だ。まだ減らず口をきく余力があるとは嬉しいぞ」
ノウマンは歪んだ笑みを浮かべると、指を引き抜いた。
「ならば、どこまでも耐えてみせるがいい」
返す手で、今度は手刀のようにした4本の指を一度に叩き込んだ。
「がッ、ああ゛ああッ!!あ゛ッ、あ゛ッ、あ゛おあッ!あああ゛!!」
ケンがのけぞった。
そのままケンが一度果てるまで、烈しく抽送は続けられた。
そして休息などが与えられるはずもなく、ノウマンは間を措かずに、後にまわった
状態からケンを貫いた。
ケンは立ったままで犯された。
激しく腰のぶつかる音が鳴る。
縛られたままの手で辛うじて支柱を押さえ、体を支えるケンに、容赦のない
ストロークが叩き込まれ、そして、ケンはその膣内に二度目のスペルマの洗礼を
浴びせられた。
100名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:04:42 ID:G6oY52t3
(六)

「あッ、あッ、あああッ、ああッ、ふあッ、んんうッ、はああッ、ぁ……」
甘い音色を帯びた喘ぎ声が漏れる。
あれから幾度となくノウマンに犯されたケンは、今は手は縛られたまま、再び床に
転がされ、片足を抱え上げられながらノウマンに突きこまれていた。
ノウマンは挿入した男根を小刻みに素早く擦り、性感の強い膣入り口を十二分に
感じさせていた。
その後も深々とは差してしまわずに、男根を膣の中ほどに止め置き、入り口を擦り
ながら膣内では8の字を書くように腰を動かしていたのである。
押し寄せ続ける快楽と疲労の波濤は、快楽をその内だけに止めおく力を既にケンから
失わせていた。、
「ああッ、んあァ、ああ……うゥん、あ、んんんんゥんッ、んゥッ、ああッ」
「だいぶいい声で啼くようになった」
嘲笑うノウマンが、男根を深く根元までうめ、ピストン運動と8の字運動を同時に
繰り出し始める。
そして足をさらに高く抱え上げ、ケンはほとんど逆さに立たされた格好となった。
ケンの膣内の刺激がさらに増す。
その状態で、ノウマンは猛烈に突き込んだ。
「あッ、あ゛ッ、ああッ、あッ、あ゛ああッ、んあッ、あッああ゛、はあァッあッ」
「いくぞ、ケン。存分に味わえ」
「あ……ああああ゛あ゛あッ!!」
膨らんだ男根から、精液が射出される。
そのスペルマは、尽きぬことを知らぬかのような勢いで吐き出された。
秘芯に収まりきらなかった精液が溢れ、ケンの体を流れ落ちていった。
「ああ……あッ……ァ……」
膣を満たし、腹を伝い降りてくる熱い粘液の感覚に、ケンが呻いた。
101名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:05:57 ID:G6oY52t3
責めは、まだ終わらなかった。
精の滴が乳房や首にまで拡がったのを見たノウマンは興にそそられたのか、
ケンをまたぐと、男根をもって乳房を嬲り始めた。
まだ白いものを引く亀頭で豊かな乳房を突付き、その表面を何度もなぞりあげる。
そして、乳首もその先端で突いてこすり、押しつぶした。
亀頭を快く刺激するその感触を愉しむと、男根全体を乳首に擦り付けるようにして
前後させる。
裏筋を乳首が擦りあげていく感覚が、たまらない心地よさを与えてきた。
その感覚を受け、男根がわずかな時間で昂ぶりを取り戻す。
ノウマンは男根を乳房の谷間に挟み込んだ。
すっぽりと覆い隠されるほどに、ケンの胸は大きかった。
柔らかさも大きさも申し分ない双つの房を掴むと、腰を前後させ始める。
「あ……はっ……あっ……や……」
「肌の吸い付き具合も弾力も最高だな。いい胸だ。私のモノがますますそそり
立ってきているぞ」
満足そうに言うと、胸をさらに押さえつけ、腰を繰り出す。
愛液と精液とで濡れた男根が、胸の谷間を往復した。
やがて果てが近づいたのか、そのスピードを急速に上げたノウマンが、乳房を押さえて
いた手を離した。白い乳房の間を縫って、男根が跳ね上がる。
ノウマンはそのまま精液を出した。空中に放出されたそれが、ケンの顔にも喉にも
胸にも降りかかった。
「う……ううッ……」
粘つくデコレーションをほどこされたケンが、嗚咽をもらす。
ノウマンは出残りの後始末をするように、亀頭を乳首におしつけ、纏わり突かせると、
ようやく立ち上がった。
102名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:06:44 ID:G6oY52t3
膝を突き、ケンの髪を掴むとグイと顔を引き寄せ、揶揄するように言った。
「よかったぞ、ケン」
「………」
ケンが力なく目を落とす。。
「そろそろアーマーンに戻るとしよう。お前の処分は向こうに着いてからだ」
「………」
ケンは俯いたまま、何の反応もなく打ちしおれていた。
ふんと小さく鼻を鳴らしたノウマンが、ケンの腕をとり、立たせようとする。
そのとき、それまで生気を失っていたかのように見えたケンの目に光が走った。
猛然と腰を浮かせると、ノウマンの首筋へ食らいつく。
「ぬうッ!?」
全身全霊を込めて喉を食い破ろうとするが、瞬時に反応したノウマンに髪を引かれ、
強烈な手刀を後頭部に叩き込まれた。
「ッ!!」
失神したケンが、膝からゆっくりと崩れ落ちる。
ノウマンの喉は、わずかに肉が爆ぜ、血が流れていた。
喉から血が滴り落ちる血を拭おうともせずに、ノウマンはケンを見下ろしていた。
やがてその口から小さな笑い声が起こる。
その声は次第に大きくなり、やがて哄笑となっていった。
103名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:07:57 ID:G6oY52t3
(七)

「う……」
ケンが意識を取り戻したとき、咄嗟には今の状況が把握できなかった。
一瞬の隙がノウマンに訪れた機を逃さず、一か八か、喉を目掛けて喰らいつきに
いったところまでは記憶にあった。
(そのあと……ノウマンに打ち倒されて……)
体のあちこちに不自由さを伴う違和感を感じる。
一瞬、また手足を縛られ犯されているのだろうかと、霞がかったような頭でそう
思ったが、何かが違っていた。
「目が覚めたか」
耳のすぐ後ろで、ノウマンの声がした。
「なっ……!?」
意識が急速に覚醒するにつれ、現状を認識できるようになり―――そして、驚愕が
ケンを襲った。
ケンはオービタルフレームのコクピットにいた。
そこにはノウマンも搭乗していたが、二人はただ同席しているというのではなかった。
ケンとノウマンは繋がっていた。
シートに収まったノウマンの上に、同方向を向いて座らせら、その座位の体勢で
貫かれていたのである。
ケンの足はノウマンのそれに括り付けられ、ある程度固定されており、腕も後ろ向きに、
ノウマンの胴体を回すようにして縛られていた。
「なんのつもり!?」
「お前には、まだまだ鋭気が残っているようなのでな」
ケンの頭を抱え、無理矢理横に傾かせると、その首筋に舌を這わせた。
「うっ……」
「これから、アヌビスの力を文字通り”体感”させてやろう。普段では味わうことの
できぬ感覚を楽しむがいい」
アヌビスが始動する。機体が振動し、それにつれてケンの膣内に埋め込まれたモノも
また、震え始めた。
104名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:08:35 ID:G6oY52t3
「くあァッ……!や、やめッ……!!」
「いくぞ」
ノウマンが出力を一気に上げた。
アヌビスが急上昇を開始する。同時に、そのGによってケンの体は沈み込み、男根が
奥深くまで突き上げてきた。
「ッんあァッ!!」
背を反らして絶叫するケンをよそに、アヌビスは通路をくぐりぬけていった。

要塞都市地下の各層には、まだ無人機の群れがいくつか残存していた。
侵入許可のコードを得ないままに突入してきた為に、本来、味方機であるはずのアヌビス
も排除対象として認識されたままである。
近づくナリタの編隊を目に留めたノウマンの口が吊り上がった。
ノウマンのスーツの流動ラインに、そして顔にもメタトロンを介した光が走る。
戦闘が始まった。
ブーストをかけ高速接近してきたナリタに対し、アヌビスはそれ以上の機動性をもって
背後にまわった。長大なランスを振るい、瞬く間に1機を墜とした。
旋回してきたナリタが2機、同時に打撃をかけてきたが、それらを全てランスで
受けきる。衝撃が走り、アヌビスの機体が上下に揺れた。
「うッうゥッ、ふああァッ」
呻く声は、ケンのそれである。膣内を、男根が揺れ擦りまくっていた。
アヌビスのランスがナリタを下から斬り上げ撃破すると、返す刀で残り一機を袈裟懸けに
していた。一拍の間さえ必要としない程の動きでそれはなされた。
ナリタの後続についていたマンタの群れをホーミングレーザーで瞬時に壊滅させると、
クラッドやマミーヘッドを中心とする一群にアヌビスが突入し、乱戦となった。
砲撃してくるマミーヘッドの射線軸からほんのわずかに機体をずらしたのみで、滑るよう
にアヌビスが距離を詰める。マミーヘッドの装甲を破壊し、飛び出したラプターを一触で
散らした。
その間にクラッドがアヌビスを挟み、吸引波を放って捕らえようとするが、ノウマンは
巧みに掻い潜り、一機の背後へと回り込んだ。
クラッドがそれに対応し、振り向いてビームロッドを振るおうとしたときには、既に
真っ二つにされていた。
105名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:09:12 ID:G6oY52t3
「くっはっは……壊れろ、壊れろ!!」
ノウマンが破壊の喜びに打ち震える。
アヌビスが戦っているエリアに位置するシャフトが移動を開始していたが、それに
構う事なく、ラプターを掴み振り回すと、クラッドに向けて放り投げ激突させた。
その二機が爆発する火花と煙とを押しのけるようにして、シャフトが眼前にまで
迫ってきた。
「!!」
膣内に受ける刺激の前に、戦闘を見るどころではなかったケンも、これには目を
見張り息を呑んだ。
潰される、と思った瞬間に周囲の景色が消えた。
一瞬後、アヌビスはシャフトの真上に出ていた。
下からは、シャフトに圧壊されたオービタルフレームの爆発音が連続して聞こえてくる。
フロアの敵は、瞬く間に壊滅していた。
「……今のが……」
「空間圧縮を使った、その反動による亜高速移動。ゼロシフトだ」
呆然としたケンの呟きを受け、ノウマンが高揚した声で答えた。
その手が、ケンの乳房と股間を弄り始める。
ケンは、再び体の疼きへと注意を向けさせられた。
乳首を摘み、圧迫しては揉みたてる。
クリトリスも同時にこねくりまわされ、震わされた。
喘ぎ、体を揺するケンを嬲り続けながら、ノウマンは己の昂奮を高めていた。

地上へ出るまでの間、アヌビスは施設警護のオービタルフレームをまったく問題に
しなかった。
ノウマンはゼロシフトを意図的にほとんど使わずに、手間隙をかけて一機一機を
墜としていった。
急旋回を伴うアヌビスの運動。切り結んだときの振動。
ランスの斬撃を受け、目前で爆発する機体からの衝撃波。
流れ弾を受け、崩れ落ちる階層の地鳴り。
それらが全て、膣内に男根を埋めこまれたままのケンの身体を苛んでいた。
(はあァッ!!ッあ、食い込んでくる……あっ、ッあ……。それに……はッ……
あ、熱い……あァ……)
106名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:09:53 ID:G6oY52t3
アヌビスと結合したことと関係があるのか、ノウマンの男根は異様なまでの熱を
帯びていた。
その熱は、秘芯への刺激と相まって、まるでケンの頭をも侵すように、その意識を恍惚
へと誘っていく。
「なんで……こんなに……うあァあッ!!」
上に下に、右に左に。一瞬の浮遊感の後に来る、強烈なGと激しい揺れ。
機体が神速を思わせる動きで急稼動するたびに、熱くたぎる男根が愛液で溢れる膣を
責めあげる。ケンの口からは、絶えず呻きが漏れた。その声もまた、熱くなっていた。

群がるオービタルフレームをことごとく駆逐し、地上へと躍り出たアヌビスに、わずかに
残っていた地上警戒用の機体が襲い掛かる。
ノウマンはそれらの攻撃を避けながら、レーザーやバーストを放った。
それらは敵機には当たらず、建築物や地上そのものに命中する。
外れたのではなかった。ノウマンはわざとオービタルフレームからロックを外していた。
攻撃を受けた施設が崩れていき、地上壁も陥没していた。
地下へ続く穴へも光弾を送り続けた為に、各階層はその強度を失い始めていく。
要塞都市にとってはその存在全ての、そしてノウマンにとってはささやかなものに
すぎない、破局のクライマックスが訪れようとしていた。
戦闘と、そしてコクピット内においてケンと繋がったまま嬲り続ける昂奮とにより、
ノウマンの顔は紅潮し、恍惚としていた。
「おおおおおおおおおッ!!」
ノウマンはゲージが振り切るまでにMAXにしたバーストを地下に向けて叩き込むと、
返す刀で残敵を殲滅し、その終わりを告げるようにレーザーを全方位にと放った。
同時に、その己の精も射出していた。
「あッ、ああアァッァッ!!」
灼熱の奔流を注がれたケンの叫びが上がる。
アヌビスの周囲では凄まじい轟音と衝撃が生まれていた。
自らを支えるだけの強度を失った地下の各階層が崩壊し、奈落へ奈落へと沈んでいく。
その上に、地上施設の瓦礫が雪崩をうち、降り注いでいった。
エアーズクリフ要塞都市は壊滅した。
戦闘と破壊。その本来の目的の規模に比べれば取るに足らないものではあったが、、
メタトロンに憑かれた男の衝動は、刹那の満足を得た。
己の上で、半ば放心したままうなだれる肉体を乗せたまま……。
107名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:10:38 ID:G6oY52t3
(八)

その頃、バシリアの地下に拡がる、アーマーン地下要塞の地上において、要塞への
突入を図る連合軍LEV部隊とそれを阻まんとするバフラム軍との間で、大規模な
戦闘が行われた。
この乱戦において連合側の指揮をとったディンゴは、雲霞のごとく押し寄せるバフラムの
オービタルフレームの大群を前に、連合軍のLEV隊からは1人の戦死者をも出すこと
なく、全機の降下を成功させるという難事をやり遂げていた。
もう仲間は死なせないという、己への誓いを果たしてのけたのである。
LEV隊を追っ手への押さえに残し、レオのビッグバイパーのみを伴って地下スフィア
へと進行するディンゴの思いは、自然と別離を余儀なくされたケンへと及んでいた。
(無事でいろよ……)
ジェフティは既にゼロシフトのデバイスが着床し、その使用が可能となっている。
本来の力を発揮したジェフティの前では、立ちふさがる無人機も既にその敵では
なかった。ディンゴは、無人の回廊を進むがごとく運搬用ゲートを突き進んでいた。
「通信です」
エイダがそう告げたのは、スフィアへのゲートを目前にしたときだった。

「ディンゴか」
「ノウマン……」
モニターには、不倶戴天の敵の顔が映っていた。
「今どこにいる?早く来い。お前を殺すまで待ちきれん」
「言われるまでもないぜ。こっちはもう地下に入っている。仲間の仇を取らせてもらう
のも、もうすぐだ」
「それは良かった。なにしろ最前言ったとおり、私は待ちきれなくてな」
ノウマンがコンソールを操作するような動きをした。
それに伴い、画面が動く。そこには、ノウマンの他にもう1人の人間がいた。
それを認めた瞬間、ディンゴの表情が凍りついていた。
108名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:12:11 ID:G6oY52t3
「……ケン……」
そこにいたのは、ロイドの施設で別れたはずのケンだった。
椅子に座らされているその姿はほそんど全裸であり、スーツの名残は足の部分に
しかなかった。それもオーバーニーのように残っていたため、太腿を強調するか
のようになっている。
腕は後ろ手にされて縛られているようであり、その顔には疲労と悲嘆の色が濃く
滲み出ていた。何をされたかは明らかであった。
ケンのほうでもディンゴを認めたようだった。
しかし、声が発せられることはなかった。正確には、はっきりとした声が。
ケンの口には、革棒口枷がはめられていた。
ノウマンがケンに近寄り、その髪を弄り始める。
「ケンには随分と暇つぶしに付き合ってもらった。たっぷりと堪能させてもらったが、
流石にケンの体がもたなくなってきたようでな」
「野、郎……!!」
怒りで震えるディンゴが、重い声を絞り出す。
ノウマンは、せせら笑いながら言葉を続けた。
「ケンの体は素晴らしかったぞ。稀有なまでの具合の良さだ。リチャード・マリネリス
も娘がこうまで成長したのを喜んでいるだろう」
「リチャード・マリネリス?」
心当たりのある人物の名前を出され、ディンゴに、暗い予感を伴う動揺が走る。
「気付いていなかったのか?そう、ケンは、お前の部隊にいたリチャードの娘だ」
幾度となく助けてもらい、そして最後の任務では助けることができなかった戦友。
その戦友の娘が、今、共通の仇であるノウマンの手によって辱められていた。
ディンゴの口がギリッと噛み締められる。
「せっかくの機会だ。お前にも見せてやろう」
「ッ!?貴様ッ……!!」
ノウマンがケンを対面するように抱きかかえあげる。ケンには既に抵抗する体力も
残されていないようだった。
椅子に腰を下ろすと、その上にケンを跨がせて降ろし、その秘部を貫いた。
109名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:12:41 ID:G6oY52t3
「ンンンンンン―――ッッッ!!」
ケンのくぐもった悲鳴を合図に、ノウマンが腰を動かし、抽送を開始する。
「やめろおォッッ!!」
絶叫するディンゴを愉しそうに眺めながら、ノウマンは容赦なくケンの体を
揺らし続けた。
声にならない声をあげながら、ケンが必死に顔を振る。時折見せるその横顔が、
何事かを訴えていた。目には涙が浮かんでいた。
ディンゴにも、その言わんとすることは痛いほどにわかった。
コンソールに手を伸ばし、ケンに向かって叫ぶ。
「待ってろ、ケン!」
通信装置を切ろうとしたディンゴだったが、それを予測していたかのように
ノウマンの声が押さえた。
「通信を切るなよ、ディンゴ」
「ッ!?」
「切れば、今、この場でケンを殺す」
「なッ……!!」
「お前に見てもらわねば面白くないのだからな。目も逸らすなよ。……ふん、
そんな顔をするな。最後まで見届ければ、ケンは生きてお前に会わせてやる」
ディンゴは歯が砕けるかと思われるほどに強く口を噛み締めたが、どうすることも
できなかった。
ケンのよく発達した臀部が上下するのが、嫌でも目に焼きついた。
ノウマンの片方の手がその尻を鷲づかみ、弄ぶ。
低い声で笑いながら、ケンを言葉でも責めた。
「どうだ、ケン。他人の目がある中でする気分は」
「んんんッ!んふんッ、んふッ、ふうんッ、むんんッ、〜〜ゥッ!!」
「ディンゴにもたっぷりと見て貰うがいい」
「んんッ、んゥううッ!!うッ……う……」
陵辱されるだけでも激しい恥辱を伴うというのに、ディンゴにそれを見られて
いるという現状が、ケンの目から、とめどなく涙を流させていた。
110名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:13:17 ID:G6oY52t3
加えて、長時間にわたって快楽に慣れさせられた体は、その疲労とは裏腹に、
このような状況でも愛液を溢れさせ、ノウマンのモノをスムーズに銜え込んでいた。
そんなところを、ディンゴにだけは見て欲しくなかった。
しかし、ノウマンは更なる行為に出た。
「そのいい表情を、ディンゴにも見せてやらんとな」
椅子から立ちあがり、ケンの体を一度下ろす。
ケンをモニター画面に向かって振り向かせ、その体を押し倒し、コンソールに
押し付けると、尻を突き出させた。
ドッグスタイルにされたケンの秘裂に、男根を突きこむ。
「んふッ!!んあはああはァああァッッ!!」
「どうだ、ディンゴ。ケンの喘ぎ悶える様は」
ディンゴは怒りのやり場のないままに、無言でいた。
あまりの怒りと、ケンへの痛ましさのせいで、言葉を発することができなかった。
そんなディンゴを嘲笑するかのように、ノウマンの腰が打ち込まれていく。
「んんんんんッ!!おッ!むォッ!んんッ、んッ、んおおおォォォッ!!」
腰がぶつかりあう音と、湿った抽送音が響き、ケンの喘ぎがそれに加わった。
ケンのその官能の熱をあげるべく、ノウマンの手が動く。
バックから打ち込みながら、指をアナルへと突き入れた。
「んむおォッ!!んむううッ!」
さらに片方の手が股間へとまわり、二本の指をもってクリトリスを擦りはじめた。
「ん―――ッ!!むあッ!ィあァッ!んあッ!!っぷあァッ、んんゥんんんッッ!!」
三点を同時に責められ、性感が高まると同時に、ケンの濡れた声が一段と高くなった。
顔は紅潮し、瞳は潤み、涙が零れる。
そして口を閉じきれない為に、その端からは膵液が流れるままになっていた。
(いやッ、こんな顔を……果てさせられるところをディンゴに……!いやッ!
いやあァッ!)
ケンの願いも空しく、ノウマンは更なる責めに出た。
男根による叩き込みも、クリトリスへの愛撫もそのままに、アナルのみから指を引き
抜くと、その手の人差し指と中指とを男根に下添えし、それを膣内へ突き入れ、
Gスポットを刺激したのである。
「んんううッ!!んむッ!むっ!ふああゥあッ!んッ、んおッ、んんんむんおォッ!!」
溜まらずにケンが髪を振り乱し、悶えた。
111名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:13:54 ID:G6oY52t3
ケンが絶頂に近づいたのを確認すると、ノウマンは全ての指を抜き、尻を両手で
鷲づかみにすると、あとは猛烈な突き込みを入れることだけに専念した。
激しいストロークがケンを襲い、体がコンソールパネルへと叩きつけられた。
後ろ手に縛られているために、乳房がもろに圧迫される。
乳首も圧迫され、擦りこするようにされていたが、それすらも快感に感じるほどに
なっていた。
ノウマンとケンの絶頂は、ほぼ同時に来た。
叩き込まれた男根が精液を射出するのを受け、ケンはひと際高い声でうめき声を上げると
体を突っ張らせたまま硬直し、そして痙攣しながら崩れていった。

「ショウはここまでだ、ディンゴ、あとはお前がくるのを待つだけだな」
ノウマンは嗚咽を漏らすケンに近づくと、口枷を解いた。
「ケン、お前も何か伝えたいことがあれば、それぐらいの時間は取らせてやろう」
ノウマンが哂いながら言ったが、ケンは荒い息をつくだけだった。
(……ディンゴ……)
モニターに見えるディンゴは憤怒の表情を見せていた。
「ノウマン……。手前みたいな奴でも、命は一つしかないのが残念だぜ。
一度殺すだけじゃ、とてものこと飽き足らねえ……」
怒りと憎悪と殺意を込めた、重苦しい言葉がディンゴの口から流れる。
「それは生憎だったな。お前ほどしぶとければ、私も死に損なうことがあるかも
しれんぞ」
ノウマンが嘲笑を返す。
「貴様……」
ディンゴは、怒りで頭の中が白くなっていくのを感じていた。
ノウマンへの殺意が膨らみ、体中の血液が憎悪そのものとなって巡っているかの
ようだった。
もはや何も考えられなくなり、体のコントロールもきかなくなっている。
腕や肩の震えが止まらなかった。
「ディンゴ、アヌビスは冷静さを欠いて勝てる相手ではありません。落ち着きを
取り戻してください」
112名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:15:11 ID:G6oY52t3
ディンゴの異変を察知したエイダが警告を発する。
しかし、ディンゴはそれを受け入れられる精神状態になかった。
「落ち着け……?これが落ち着いていられるか……!!ノウマン!手前は必ず地獄に
送ってやる!!」
激昂するディンゴの様子を見たノウマンが、ほくそ笑んだ。
ケンが呼びかけたのは、そのときだった。
「ディンゴ……」
「ケン!?」
その声はかすれるように小さかったが、それでもケンは言葉を続けた。
「エイダの言うとおりよ……。すぐに頭に血がのぼるのは、あなたの悪いクセだわ。
ロイドの施設で一緒にジェフティに乗っていたときにも、あなた、叫んでばかりで……
うるさかったんだから」
「ケン……」
ディンゴは言葉を失っていた。
モニターを見上げるケンは、弱々しい表情ながら、笑ってみせていたのである。
頭の中で渦巻くノウマンへの怒りが消えることはなかったが、思考する事さえ妨げて
いた溶岩のようなその感情は、腹の奥へと移動したようだった。
ディンゴは、わずかな、ほんのわずかな笑みを唇の両端に現すと、あれだけの陵辱を
受けた後でも、憎まれ口をきくことで己を取り戻させてくれた仲間へと、短い言葉を
かけた。
「すぐに行く」
ケンも、笑みを溜めたまま、それに答えた。
「待ってる」
通信が切れ、ディンゴの姿と声が消えた。あとにはノウマンとケンのみが残された。
113名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:15:58 ID:G6oY52t3
(九)

ノウマンの顔は、無表情なものになっていた。
ケンに近づき、髪を無造作に掴むと、引きずりあげた。
「この状態で、相手のことを気遣ってやれるとは、大したものだな」
「……ッ」
「ディンゴも落ち着きを取り戻したか……。少々興ざめだが、まあいい。約束どおり
ディンゴには会わせてやろう。来い」
新しいスーツを与えられ、ケンが連れてこられた場所は、オービタルフレームの
格納庫だった。
そこに並ぶ機体を目にしたケンに、驚愕の表情が張り付く。
「アヌビスが2機……!?」
そこには、一機しか存在しないはずのアヌビスが、寸分違わぬフォルムで二機、
調整を受け準備されていた。
「お前にはあれに乗ってもらう。これが、ディンゴとの再会の演出を手助けすると
いうわけだ」
「……!?」
(この男が、ただ約束を守るとは思っていなかたけど……これは……)
ケンは、改めて二機のアヌビスに目をやる。
胸に去来した不吉な予感を象徴するかのように、その機体は禍々しい漆黒に彩られていた。


(了)
114名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:22:15 ID:4hxWnZtE
(*゚Д゚)超大作すげー!!
115名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 23:26:14 ID:G6oY52t3
以上で全部です。同じものに興味のない方には、無茶苦茶場所をとってしまった
御目汚しとなり、すいませんでした。
本当は新しいやつでも投下できればよかったんですが・・・。
板がなんらかの形で残ったなら、またトライしてみたいと思ってます。
それでは、本当に失礼致しました。
11654かも:2006/08/15(火) 02:43:16 ID:wsOl1hnW
(*^д^)やっぱりエローーーーーィ(最大限エロイ意味で)
新作にも期待。
117名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 20:30:18 ID:/mPOrYA+
>>115
やはり描写が詳しくて最高です。BBSPINKが無事だったら
ぜひまた書いて欲しいです。ゲームが始まる前ケンは大佐の
愛人未満みたいな関係だったってのはどうでしょ。
あるいは年下?のレオに軽くエッチなことをして
からかったら逆に最後まで翻弄されてしまうとか。
118名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 23:52:49 ID:zqh7M9UA
対圧縮保守
119名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 02:11:26 ID:vS0w/UiR
えろい保守
120名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 09:42:13 ID:F7NktegS
吹きすさぶ風のメッセージ
121名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 16:14:57 ID:mjrwIINj
境界線を越えて旅立つ
122名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 19:37:16 ID:uhKeMjGT
太陽をつかむために腕を伸ばす
123名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:56:22 ID:PIBk3aRR
>115
せっかく超大作なので、出来ればその設定のままディンゴ×ケン編を…!

でも正直、あんさんが書いてくれるんなら何でも美味しくいただきまする。
124名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 20:58:03 ID:UuTaLzUa
お日さまの光が私に口付ける
125名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 16:42:36 ID:h2FVrfpB
月の光が私を抱きしめる
126名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 20:11:44 ID:OCqB2zNs
私の震える手が夜の終わりに通じるまで
127名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 18:30:41 ID:Hg9vmKEm
あなたの目で私を見つめて
128名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 19:22:22 ID:uCsPdpx1
それは私の伝説
129名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 00:28:02 ID:64HBPaqe
バフラムの捕虜になったセルヴィス
陵辱のなかで最愛の人、レオのことを思いうかべながら
墜ちていくセルヴィス・・・・・・
130名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 21:09:15 ID:o/ybCx2R
テイパー×ケンで書いてほしい、
131名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 13:40:00 ID:nMXLhCC9
このあいだ友人からアヌビス借りてやったんだが、


解説書のキャラクター紹介の時点であまりのエロさにクラクラ北。
しかもゲームやったらツンデレ。もう夢が広がり(ry
132名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:13:13 ID:lKb+ablC
ANUBISスレのノリでセルヴィス×レオ希望
133名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:41:01 ID:CTciMyPg
誰かアーマーン大作戦と後日談の置いてあるサイト知らない?
134名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 21:41:19 ID:qlahWtra
>>131
だよな、俺も全く同意だ。
ほんとエロカワイイよな。








ロイドは。
135名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 23:38:38 ID:tpf8G5d4
レベッカ陵辱希望
136名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 23:55:15 ID:DGgGDrzR
アージェイトたんとディンゴたんが好き
137名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 00:26:46 ID:fayZYtQm
>131
ディンゴ×ケンで鉄板だろ?
138名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 12:12:57 ID:i1RG/XCq
[ケンのおっぱい] 攻撃:40 素早さ:20 防御:18 命中:41 運:30 HP:228
[セルヴィスのおっぱい] 攻撃:18 素早さ:45 防御:27 命中:40 運:60 HP:113

ケンのおっぱい vs セルヴィスのおっぱい 戦闘開始!!
[セルヴィスのおっぱい]の攻撃 HIT [ケンのおっぱい]は1のダメージを受けた。
[ケンのおっぱい]の攻撃 HIT [セルヴィスのおっぱい]は46のダメージを受けた。
[セルヴィスのおっぱい]の攻撃 HIT [ケンのおっぱい]は21のダメージを受けた。
[ケンのおっぱい]の攻撃 HIT [セルヴィスのおっぱい]は12のダメージを受けた。
[セルヴィスのおっぱい]の攻撃 HIT [ケンのおっぱい]は26のダメージを受けた。
[ケンのおっぱい]の攻撃 HIT [セルヴィスのおっぱい]は37のダメージを受けた。
[セルヴィスのおっぱい]の攻撃 HIT [ケンのおっぱい]は62のダメージを受けた。
[ケンのおっぱい]の攻撃 HIT [セルヴィスのおっぱい]は10のダメージを受けた。
[セルヴィスのおっぱい]の攻撃 HIT [ケンのおっぱい]は1のダメージを受けた。
[ケンのおっぱい]の攻撃 HIT [セルヴィスのおっぱい]は87のダメージを受けた。
[ケンのおっぱい]が[セルヴィスのおっぱい]を倒しました(ラウンド数:5)。
魔法のMD5 - MD5バトル http://www.newspace21.com/mix/btl.php
139名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 19:11:24 ID:6mR+TKYJ
保守
140名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 15:18:50 ID:ztqTEgCF
「おい」
「…」
「…またか…」
どうも若い娘の扱いは難しい。満足させてやらないとすぐこれだ。

やっと内臓取り付け手術が終わって、普通の体を手に入れた。それからもこの女は離れない。
いや、むしろ甘えるようになったか?
一応の仕事を終え、ベッドに潜り込んだ矢先の事だ。扉が開いた音がした。合い鍵を持っていて、この時間に来ると言えば、コイツしかいない。
「ケン?」
ベッドの中に潜り込んだもう一人。ご丁寧に寝間着で、俺の隣で横になる。
「…抱く気はねぇって言ってるだろ…」
「…」
結局、この女には手を出さなかった。戦友に悪い気がしたからだ。
コイツはそれを汲み取っているのだろうが、男女の関係。そっちも諦めきれずにいるらしい。
「…一緒に寝てやるだけだ…」
「キスも…駄目なの?…」
ポツリと始めて返した言葉がこれでは、先が思いやられる。
おそらく唇を許せば俺も止まらない。
だからソコにボーダーラインを引いている。
「お前は戦友の娘だからな」
勿論言い訳に過ぎなかった。俺の劣情も充分掻き立てられている。それでも抑え込んだ。
布団の中のコイツは丁度上から見下ろせるような形だ。わざとかどうかは知らないが、上二つのボタンを開け、その豊かな膨らみを見せている。艶、張り、大きさ、色。どれをとっても申し分ない。
下着を着けていない事もわかった。寝間着の薄絹などでは乳房の先端の突起は隠せない。
甘いシャンプーの香りが鼻をくすぐる。本当に綺麗な髪だ。

だが…
ただ俺は、コイツを腕の中に入れる事しか出来ない。
どれだけコイツが切ない瞳をしても。だ。


いきなり投下?
141名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 16:04:29 ID:YGVrGeyK
お前を待っている間、部隊の仲間が何人抜いたとおもってる!!?
142名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 19:10:53 ID:3NHjDLzN
>>140
非常にそそられる出だしです。続きお願いします!
143名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 21:06:33 ID:BkPuTa15
>>140
「…」
「…」
ぷいとこちらに背を向けて横たわっている所を抱き締める。
この行為に抵抗は無い。腕で囲んでやればすっぽりとコイツはその中に入った。
(やっぱり女か…)
ランナースーツを着ている時は逞しく見えたが、こう簡単に腕の中に入るとなると実際に男女としての違いを感じる。
機嫌を幾ら損ねても体温は感じる事が出来た。

「寝るぞ…」
「…すぅ」
先に寝ていた。都合は良かった。が、何故か罪悪感が襲う。
「…いつかな…」
ポツリと俺は、呟いた。


それからある日の事だ。
ケンが、居ない。
どうせ何かの気紛れと思い、レオやテイパー、バフラムとの戦い以来の連中に当たってみたものの、知らないと言う。
仕方なく俺はアイツの家に直接行ってみる事にした。

キィ…
「うん?」
鍵は開いていた。一応靴を脱ぎ、リビングへ向かう。
中は埃っぽく、最近人の出入りが無かった事を現していた。ベッドやタンスの中に至るまで出支度したかのように、整然となっていた。

一抹の不安を感じ、外に出る。どの世界にもバカは居るらしく、タムロする連中の戯言が聞こえた。
その中の一つ。
「しっかし、女一人捕まえればこんなに貰えるとはな!」
「そうだな!まだこんなに余ってるぜ!」
しっかり膨れた財布を手で弄び、得意気に話す。
何故か俺は気になり、つかず離れずの距離でその話を聞いていた。
「でもあの姉ちゃん、なかなか可愛かったな。乳はでけぇし!」
「俺はあの唇かな。ポッテリした奴。あんなのにくわえられてえ〜!」
「赤髪もなかなか可愛かったし…」
「ケツもでけぇ!肌も白かったからアッチ出身じゃねぇ?」
まさか?

「そうだな。あの子かわいそう〜。アイツ有名な変態じゃん!」
「だな。今頃はまた飼育とか言って可愛がってんじゃないの?」
「あ、俺それ知ってる。庭で散歩させられてるの見たことあるぜ!」
「全裸でだろ?金持ちはスケールが違う…」
背中からの影に気付いたらしい。
気が付けば俺は、男達の前に立ちふさがっていた。


144名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 19:04:14 ID:qNstvHpz
>143
おお、急展開。ケンが犯されているところが読めるのかな。
それとも助けてディンゴと?
いずれにせよ超楽しみです。頑張ってください!
145名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 15:16:35 ID:5JinG+Hg
hosyu
146名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 23:25:40 ID:uGLaNHei
ほす
147名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 08:56:03 ID:FtxAVKdx
騙しリンクや広告の少ない優良アダルトサイトリンク集
http://1st.geocities.jp/ryooyu1015
148名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 12:36:55 ID:9nBGqeP2
保守の使用を提案
149名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 01:39:19 ID:R0sF+dH8
保守
150名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 21:58:04 ID:go2Dx5ow
保守ターキャノンモードに移行
151名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 14:25:52 ID:8WV1qNoI
あげ
152名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 23:19:16 ID:NKPrxyd+
ホシュりんぐwww回転開始www
153名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 06:34:18 ID:q2kYtXOU
撃てまシュ
154名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 18:19:09 ID:sOOcBYAH
・・・・失礼、撃てます
155名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 11:49:20 ID:Hte1+Ekp
セルヴィスってようこじゃね?
156名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 20:21:03 ID:Gs7n9FyS
「ゆくぞ!アーマーン大決戦!!」見つけたんだけど、買ったほうがいい?
157名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 23:38:50 ID:NOWFRdOQ
>156
そーゆーのをここで聞くってのもどうかと思うが、買って損は無いんじゃね?
ついでに「後日談」も見つかるといいなと祈っておくよ
158名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 12:11:54 ID:ATSv3E+r
ほしゅ
159名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 18:31:10 ID:uyQem5XD
擬人AIDA×レオ
160名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 20:04:19 ID:cITcDF6h
>>157
dクス。
買いに行ってくるわん。
161名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 22:05:26 ID:BXHaR7aK
ケンの新作SS読みたい。どなたか書いてくださいー。
162名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 01:34:36 ID:XIw78o7N
生身の体では決して無い。それははっきりと感じていた。
自分は戦闘AIだ。戦う為のユニットの一つに過ぎない。
今も未知数の物質、メタトロンで出来たOF「JEFTY」。
この体とは離れられない筈だった。
幾らメタトロンとはいえこんな能力があるはずが無かった。しかし、今ー

「エイダ…なのか?」
目の前の、かつての少年は戦友であり、唯一の理解者である。
人に見えるが人の体では無い。
透き通ったエメラルドの調髪。肌や関節の間に見えるメタトロンの増幅機。
肌、と言えるのかと言えば、言えるのだろう。触覚は確認出来た。一般人と比べればその色は少々白すぎる気もするが。周りには雪が降り、肌の色は痛々しく赤みを帯び始めていた。

「レオ…」
何故こうなったのか。そんな話をする気は無かった。
ただ、何故か存在した「思考」。
会ってみたい。
それは、機械らしからぬ「望み」となった。
「どうやって此処に?」
玄関の扉を背にし、エイダと向き合ったレオが言う。
「…」
「ジェフティは?」
「置いてきました」
「置いてきたって…」
「この体だけで…」
「…」
感動など出来ない。所詮プログラムに過ぎない自分は、何を話していいかもわからない。
ただ、理解してくれる存在。それだけが思考を支配していた。
「レオ」
きっと、彼の顔を見つめる。
「この体となってあなたに言いたいことがあります」
「な、なんだ?」

「私は…」
「…」
「あなたを欲しています。レオ」
「…エイダ?」
「私のプログラムの中にこれ以上適切な言葉がみつかりません」
「…えっと、つまり…」
「…」
「ボクと一緒に居たいのかい?」



書いてみた…寝ぼけまなこで…
163名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 15:33:34 ID:cg+zAEsM
GJ!!続き希望!!
164名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:29:40 ID:XIw78o7N
「…」
「…」
エイダは感じないだろうが、レオに取っては耐え難い空気だった。自らの部屋に招き入れ、適当な所に座らせ、その隣に座る。
そこまでは良かったが「会話」が出来ない。
聞いてみたい事は幾つかある筈なのだが、「沈黙」の空気にレオは圧されていた。その空気をやっとの思いで破る。
「あ、あの、エイダ?」
「なんでしょう」
「なんで…そんな体が出来たのかな?」
「詳細は不明です」
「そうか…」
再び訪れそうな重苦しい空気を感じて、レオはうなだれるしかなかった。
横目に彼女を見ればただ壁を見つめるだけで、一言も発さない。
実際にAI以外の姿のエイダを目の当たりにしても、レオは戸惑うしかなかった。

それから数時間にも感じられる数分を経て、エイダが口を開いた。
「レオ」
「なんだい?」
「ありがとうございます」
「い、いきなりなんだ?」
「レオは、私を何度も守ろうとしてくれました」
「その事か…」
二人の頭にはかつての日々がよぎる。
逃げ惑うしかなかった少年と、破壊と抑制の運命を背負ったプログラムの、不思議な出会い。
その後成長した少年はプログラムを守ろうと、プログラムは少年を守ろうとお互い命を賭けた。
二人に「相思相愛」という単語があれば、もっと簡単に意志は通じただろう。

「何故、守ってくれたのですか」
「今更じゃないか」
「ジェフティがそれほど必要だったのですか」
「それは違う」
「なら、何故」
「「君」を守りたかったからだ」
「私…?」
ありえない感情が、エイダの中に生まれようとしている。
思考が刺激されている。
レオ
ランナーとしてレオが自分の中に居た頃には無かった「感情」。それがエイダの思考を混乱させた。


リアルが結構忙しくて…orz
165ケン=マリネリスの乳搾り:2006/12/02(土) 10:21:44 ID:QQ1aq38z
牛舎と呼ばれる区画に至る通路の途中には、医療用ゴム手袋と消毒用アルコール
スプレーが常に切らさず置いてある。何故なのか言うと、もちろん病原菌を外部から持ち込ませない
為でもあり、内部から病原菌がもれないようにしている。それくらい衛生面では
細心の注意は払われている。そうしないと牛舎の奥の牛ではない製品の質が、
がくんと落ちてしまうからだ。製品は極上の品として様々な有力者の元に届けられる。
166ケン=マリネリスの乳搾り:2006/12/02(土) 11:44:25 ID:QQ1aq38z
「昨日は良く眠れた?」
若い男の声がする。重たいまぶたを開けてみると、強烈な光が目に突き刺さる
様に入ってくる部屋の電気がついているらしい。若い男は医療用ゴム手袋を嵌めながら
こちらを見下ろしている。
「まあいいや」男はそう呟くと、ベッドに繋がれている若い牝牛、ケン=マリネリスに
こう声をかけた。
「朝食を運んできたよ。バンバン食べてたくさん出してもらわないとね、
朝食が済んだら次にシャワー。よーく洗ってくれよ、特にここを」
そう言って男は彼女の豊満な乳房を指でつついた。朝食を済ませ、シャワー
室に向かわせる。着ていた寝巻きを脱がせると、雪の様に白い肌の中に打ち付けられた
無数の傷が目に入る。この施設にやってきた時、必死に抵抗する彼女を彼が電撃鞭で黙らせた
時のものだった。お前みたいなビッチは無理矢理力で押さえつけて調教するに限る。彼がケンと出会ったとき
そう罵ってやった台詞を彼はは胸の内で反芻した。
「シャワーは終わったな、よーしそれじゃ、お仕事開始だ」
全裸のまま四つん這いになり、彼女の乳首をアルコールを染み込ませた
ガーゼで丹念に拭く。その冷たい感触におもわず「うんッ・・・」と湿っぽく
艶めかしい声を漏らしてしまう。
「もう感じているのかい?君って本当にいやらしい女の子なんだねえ。
だからこんなにおっきいおっぱいなんだろうね」
次に男は両手でケンの大きな乳房を手に取ると、根元から乳首にかけて
ゆっくりと力をこめる。すると二つの乳首から白い液体、母乳が噴出した。
しばらく搾乳していると、下に用意したコップに幾らかの母乳がたまる。
男は母乳が溜まったコップを手に取り、その中身を飲む。
「味に異常はない。OKだな」
試飲が済むと男は一旦部屋を出て、奥の倉庫からなにか大きな機械を
引いてきた。ケン専用の搾乳機である。
「君のミルクは栄養満点だからねぇ、世界中の有力者が健康のために
君のミルクを飲んでいるんだよ、よかったねえ」
そういいながら男はケンの乳房に搾乳機を装着していく。全てのセッティング
が終わると、搾乳機のコンプレッサーがけたたましい音を立ててケンの母乳を
搾り出す。
「あっ・・・あああっ・・・・・・!」
ケンは言葉では表現しきれない快楽が全身を電撃のように走っていくのに心を寄せた。
「気持ちいいだろう?僕はちょっと用事があるから外すけれど。
別に君一人でも平気だよね?」
男は卑猥な笑みを顔に浮かべながら、部屋を後にした。

167名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 11:45:31 ID:QQ1aq38z
思いつきで書いた。お目汚しを・・・
168名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 22:10:06 ID:X/8yFGy/
      
169名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 20:23:15 ID:5IEolRAh
お見事です
170名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 12:19:30 ID:pkxOOwxH
ほす
171名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 00:31:28 ID:H4FcFVE3
エイダ×レオまだー?
172名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 21:58:19 ID:5NRduKTp
ノエルかミオナのお話希望。
173名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 00:59:03 ID:PmBA11ll
とにかく エイダ×レオ そして ちょいやくで ディンゴにからかわせるべし
174名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 23:28:31 ID:GjSux7/R
今更続けちゃ…まずいよな…
175名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 23:34:49 ID:jbscVXB6
保守
176名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 00:33:05 ID:FPOvgbnP
明けまして保守
177名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 00:14:48 ID:DaIcEdpl
ケイジ    阪口大助
ミオナ    田村ゆかり
ファースティ 田村ゆかり
シミル    渡辺明乃
デクスン   田中秀行
ラズマ    遠近孝一
ユキトウ   成田剣
ロビン    紗ゆり
フィル    森永理科
メビュース  松岡由貴
アマンテ   柚木涼香
アレス    檜山修之
ネッド    菊池正美
ツィード   稲田徹
ゼルフィス  平野正人
ジマー    石田彰
ウォーレン  銀河万丈
ボロゾフ   若本規夫
178名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 18:59:38 ID:iFDLnpOd
レオ×エイダきぼんぬ
179名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 14:19:29 ID:kfMRFTnu
むしろラズマ×シミルで。
180名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 01:03:42 ID:XBZfnVJc
(´Д`)
181名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 13:38:17 ID:Ip2ixe8u
『欲求不満はありませんか、レオ』

メタトロン光の満ちたコックピットに響く聞きなれた電子音声。
その声が突然言い出した内容を聞いて思わず噴き出してしまう。

『コンソールが汚れます』

ボイスメーターを上下させて発せられる声。
この冷静な突っ込みは間違いなくいつものエイダなんだけど。

「いきなり何を言うんだエイダ」
『そのままの意味です。回答を入力してください』

落ち着け、落ち着くんだレオ・ステンバック。
そうだ、もしかしたらエイダにまたウィルスが感染したのかも。
いやまて、ラボの人たちに変なコードでも仕込まれてこんな事を言っているのかもしれない。
僕は急いでエイダのメインフレームの動作状況をモニターに呼び出した。

『レオ、私にウィルス等の外部からの影響は認められません。
自身を正常であると定義するのは難しいのですが、セルフシステムチェックはオールグリーンを保っています。
また、重ねて要求しますが先程の質問に対する回答を入力してください』
「そんな……」

モニターに呼び出した動作状況も異常を示すレッドカラーは見当たらない。本当にオールグリーンだ。
さっきの質問に答えろだって?さっきの質問っていうのはつまり……

「いや、エイダ。その質問に答えるためにはこっちからの質問に先に答えてもらわなくっちゃならない」
『回答のための情報が不足しているのですね。わかりました、質問をどうぞ』
「そもそも何でそんなことを突然聞いてきたんだい?僕の……その、状況をエイダが気にする理由がわからないんだけど」
『搭乗者のコンディションを気にするのは当然のことです』
「だって、今まではそんなこと気にした事はなかったじゃないか!?」
『状況が変化しました。より詳細な説明を必要としますか?』

状況、状況がかわっただって?
アーマーンが破壊されてからもう1年以上たつ。ジェフティはもはやただの高性能OFでしかない。
その機体に使われている技術を転用するための、地球連邦軍解析ラボ所属の実験機になってから既に半年。
僕はそのテストパイロットとしてずっと専属でジェフティを操縦してきている。
崩壊したバフラムのテロと戦う実戦部隊と違って、ラボ所属は平和だ。ここ最近かわったことなんてあっただろうか?

「その詳細な説明っていうのを頼むよ」
『了解しました』
182名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 13:38:58 ID:Ip2ixe8u
『当機ジェフティのメインフレームランナーである貴方の情報を、私は常時収集、記録、解析を行っています。
蓄積されたデーターから、貴方にとって当機ジェフティ、及びその戦闘支援AIである私に対する関心、優先度が極めて高い状態を維持していることがわかります』
『その方向性や、発露のされかたからレオは私に対して人間社会において愛情と表現される感情をもっていると推測されます』

絶句する僕を放置してエイダは言葉を続けた。

『私のようなAIを擬人化し、そのような感情を抱く事は非論理的であり、人間としても不健全ですが
当機ジェフティにとってフレームランナーの関心、優先度が高まる事は歓迎できる事態です。』
『また、レオが私に愛情を抱いていると推測することに、私は喜びを感じます』

――ー何だって?

『これは、レオが私及び当機ジェフティにとって様々な意味で代替の効かない重要な―――大切な人物であり、それゆえに高い関心が生じます。
それが双方向性を持つ事でより強化され、関係性が強固になるためだと推察します』
『修辞的表現を用いれば、私とレオは愛し合っていると言えます』

「エイダ、何をいってるんだ」
『何か不明瞭な点があったでしょうか』
「大有りだよ!そもそも、エイダが僕を愛してるだって・・・!?一体いつから!」
『現在の結論が得られたのは、半年ほど前からです』
「半年前だって!?なんですぐに言ってくれなかったのさ!!」
『その必要性は認められませんでした』

僕は髪を短く切った頭をガリガリと掻きむしった。
顔が茹蛸みたいに赤くなってるのがわかる。突然の展開に興奮しすぎて何がなんだかわからない。

『メンタルコンディションが低下しています。速やかに平常な状態へと戻してください』

相変らず無茶をいうエイダ。
そのエイダが僕を……愛してるだって!?
なんとか深呼吸をして息を整える僕にエイダは言葉を続ける。

『現在の状況は私にとって望ましいと言えます。事あるごとにレオからの関心と優先度の高さ、つまり愛情を再推測することができます。嬉しいです。
ですが、人間であるレオにとって私のようなAIが愛情の対象である状態は望ましくありません。
人間の男性が通常、愛情を持った相手に対して発せられる欲求を、現在の私では処理することができません』

それであんな質問をしてきたわけだ。

「望ましくないっていったって、今更その、エイダに対する思いを失くすなんて無理だよ」
『それはわかっています。またレオの関心が失われる事は当機及び私にとって望ましくありません。
重要なのは現在の状況を維持するための障害を排除することです。そのため、レオが欲求不満であった場合、それを満たす事が必要とされます』
「欲求を満たせって……誰か別の人とそういうことをしろってこと?」
『それは推奨できません。レオが欲求を解消するために人間の女性と関係をもつことは、その女性に対し特定の関心が発生する可能性が高く、相対的に当機ジェフティ、及び私への優先度が低下する危険性があります。
また、セルヴィス等の既にレオの関心がある程度向いている相手の場合はその危険が非常に高いため、可能な限り欲求解消のための関係は持たないでください』

これって嫉妬……なのかな?

「じゃあ、どうしろって言うのさ」
『重ねて確認します。貴方は現在欲求不満ですか?』
「そりゃあ……まぁ……うん、多少は、そう、Yesだけど」
『ではこちらに必要事項を入力してください』

突然表示されためちゃくちゃな数の入力フォーム。なんなんだこれは。
身長、体重、髪の色、瞳の色、BWH、etc,etc…

「これは一体なんなんだいエイダ」
『代替手段を用意してレオの欲求を解消します』
183名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 13:40:01 ID:Ip2ixe8u
むしゃくしゃして突発的に書いた。
今は反省している。
184名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 14:48:55 ID:d14gJm9C
>>183
まじ つづき たのむ
って言うかこう言うシチュヤバいくらいツボだ…!
185名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 17:38:27 ID:1oGsSfFV
>人間として不健全、でも浮気は駄目

鬼かこの萌えAIw

お願いです続き書いてください
むしろそれがメタトロンの(ry
186名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 20:14:25 ID:v8pfmO2d
貴方は素敵だ!! 続きを 今書け! すぐ書け! 早く書け!
187名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 20:52:58 ID:R/y7oqoM
GOOD JOB!!としか言いようが無いくらい萌えた
感情を感じない記号的な台詞が尚更に愛しいぜ(*´Д`)
188名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:03:50 ID:1dmakooY
あれ〜?井戸の気配がするよ〜?
189名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:29:30 ID:g7rYrbCp
>>183
おいおいおいおいおいおいおい



エイダに萌えちまったじゃねえか
やきもちか。焼餅焼いてンのかエイダ!?

続きを書け!書かないとお前を取って喰う。
190名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:49:02 ID:1oGsSfFV
しっかしルックススタイルお好みしだいでしかも自意識はしっかり持ってるってとんでもない恋人だw

>>182!!・・・・・続きを書くんだ。お前は好きだ
191名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 15:00:59 ID:xyQtpoYa
>>183
キターーーーーー神キターーーーーーー
は、早く続きを!!じゃないと完結する前に萌え死んでしまう!
エイダ(´Д`;)ハァハァ
192183:2007/01/28(日) 21:49:39 ID:YgZdeX+7
過疎スレっぽかったのでチラ裏のつもりで書いた。
読む人がいるとは思っていなかったので、放置していた。
今は反省している。

近いうちに続き考えて投下するので許して。
193名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 22:20:54 ID:XSgxXotf
バーストしながら待ってる
194名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 23:59:06 ID:oS1R4gtG
ハルバート出しっぱなしで待つ
195名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 00:09:44 ID:Q3DZUOh8
ベクターキャノンフルチャージ状態で待ってる
エイダが撃てます撃てますうるさいけどまだ我慢だ
196名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 01:48:59 ID:76dQ6iMM
擬人化ADAとかいたら、結合中いちいち状況を報告してきそうだなw
197名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 23:31:51 ID:qxaI3oUo
やっぱヒロインはADAだな
198名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 22:52:58 ID:yeGnXECP
他に誰が居ると
199名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 22:19:04 ID:j3z67uku
ヒロインはシリーズ全ての戦闘独立型支援ユニット テユウカ 人工知能?
200名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 00:15:22 ID:lbcmFzTl
井戸の気配を忘れていないかい?
201名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 06:59:59 ID:Pex99qdJ
井戸ってなに?
202名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 09:08:14 ID:UdzMFFan
>>181-182
機械的な言葉で明らかに嫉妬するADAに萌えた。
続きが来るまでこのスレにゲイザーばりの粘着をしようと思う。










ところでアヌビスのAIの名前ってなんて言うんだっけ?
『当機のデータベースを検索しましたが該当項目はありません。』
とか脳内ADA(@擬人化蒼髪ロリ)は言いやがるんだが。
既出?
203名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 10:40:25 ID:J1KuNbKI
>202
デルフィ?だったと俺の脳内ADA(黒髪ストレートロングオサレメガネ仕事中ポニテ)は言ってる。
204名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 11:55:21 ID:lbcmFzTl
ADAはレオより年上な感じがイイ
205名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 19:08:55 ID:scWf6nMi
>>201
良く分からんが、


かつて貞子化したセルヴィスが本拠地としていた井戸。
古ぼけた外見とは裏腹に最新式の物理的&精神的トラップが満載で潜入、脱出共に非常に困難を極める。
モナスキンもセルヴィスの手下として沢山のスレ住人を井戸に送り込んだ。

レオ、Get兄弟を始め大勢のスレ住人が放り込まれ犠牲になった…かと思われたが、
意外や意外、捕われていたスレ住人の証言によると中は暗いものの、ベクタートラップ効果で意外と広いらしく、
食事も1日3食しっかりと与えられて昼寝も出来る場所だったそうな。
更にはセルヴィスに気に入られれば、
とても(;´Д`)ハァハァな特別接待が受けられたらしく(結局実際に受けた人はいなかったらしい。)、
なかなか脱出者が出てこなかったのはそういった意外に良い環境だったという事もある…らしい。

現在では捕われていた人達は全員開放され、
井戸は売りに出され喫茶店美人薄命の開業資金の足しにされた。
だが今でもこの井戸に吸い込まれて消えていった目撃例があるらしい…。


「そこのあなた、こっちに来て…。」


らしい。俺も調べてさっき知ったんだが。
な〜んか色々凝ってるなw
206名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 19:11:04 ID:scWf6nMi
>>204
無印の方はそう感じたが、
ANUBISの方ではむしろ年下に見える俺。
207名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 20:06:46 ID:l0bdi2s7
まぁ、、ディンゴだし、相手がレオだからこそ萌えるのだ!!
208名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 22:05:44 ID:9KynsM/Q
無印→ANUBISでレオ急成長、エイダ若干若く、
で同年代程度になってる気がする
209名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 09:31:44 ID:iIUVDrXU
ANUBIS時のADAは思春期だったんだよ!
210183:2007/02/03(土) 11:31:34 ID:oDoZpDly
アク禁とけねぇorz
211名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 14:26:33 ID:yKzbB/uu
>>209
驚かぬ。驚かぬぞ!
氏んだって「な、なんd(ry」なんて言ってやるものか!
212名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 16:37:38 ID:SsK+K+1j
>>205
なつかしい…セルヴィスの呪いだ。
発売前に、スレが盛り上がってね…いろいろあったな。

>>210
ええっ、残念。解除を待っているよ。
その間、沢山書きためて下さい…と図々しく願う。
213名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 16:50:21 ID:1hLveYHS
>210
カリストの氷河の中でずっと待ってるぜ!
214名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 21:21:21 ID:fXTZvFVh
「逃げるときはお前も一緒だ!!」
「え・・・・?」
を見たい・・・・買うしかないのか!
無印のときはレオ、ADAのことお前って呼んでるんだな


>>182氏に超期待
スレの意思が!住人の無意識が!ADAssを望んでいるのだ!!
215名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 23:46:54 ID:XRAi0dwe
期待保守
216名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 01:16:22 ID:7Xc8lf36
じゃ、ちょっと時間潰しのネタでも

グラディウスとの一戦からディンゴは以前にこの機体−ジェフティのランナーだった
レオという少年が少し気になった。
目的地までまだ距離はあり、時間つぶしにエイダにどんな奴だったか聞いてみたのだが・・・
「・・・というわけでレオは私の身を案じてあの星に私を隠しました。」
どうも、ノロケ話にしか聞こえない。正直お腹一杯である。
「それにしても、あのグラディウスとかいう機体・・・LEVの癖にうらやま
 いえ、生意気に。でも、あと少しでわかるでしょう。レオに遊ばれている事に」
普段通りの抑揚がない話し方ではあるが、嫉妬に駆られている声色になっているのは
気のせいではないだろう。
(まったく、誰がこんな風に設定しやがった)
心の中で一人ごちるディンゴをよそに嫉妬の炎を燃やしながらジェフティは目的地
へと急ぐのだった・・・。
217名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 02:22:18 ID:ttjU4C+J
『レオ、戦闘シュミレーションを開始してから6時間が経過しました。訓練を中断し休息をとることを進めます』
「大丈夫、まだやれるよ」
『レオ』
「・・・アーマーンは止める事が出来た。でも全ての戦いが終わったわけじゃない・・・・僕はもっと強くなきゃいけないんだ」
『レオの考えは理解できているつもりです。ですが・・・
「心配ないよ。これくらいの無茶は慣れっこさ。もっとも、使ってたのはバイパーだけどね」
『了解しました。それでは訓練を再開します』
「え?・・・・ああ、頼むよ」

3時間後
「・・・・ADA」
『なんですか?』
「そろそろ・・・・限界かなって・・・」
『駄目です』
「え・・・・」
『レオのランナーとしての操縦技術は2年前に比べ格段に進歩しています。ですが遠距離攻撃をする際のタイミングや高速転移時の姿勢制御に若干タイムラグが生じています』
「それは・・・長い事バイパーに乗ってたから、急にジェフティの動きに合わせると戸惑うんだ」
『・・・・・・。それでは訓練を続行しましょう』
「あの・・・・ADA?」
『なんですか?』
「ひょっとして・・・・怒ってるの?」
『その問いは理解不能かつ非論理的です。私がレオに対して怒りを覚える理由が存在しません』
「いやでも・・・」
『レオは若いのですからまだ頑張れるでしょう。ジェフティの行動パターンがレオの操縦に対して最適化されるまで続けます』
「え、ADA!今の台詞は明らかに
『戦闘シュミレーション、最大難易度でスタート』

3時間後
「・・・・・も、もう勘弁してくださいお願いします・・・・」
『・・・・・・。多少不満な点も残りますが、今回はおおむね満足できる結果といえます』
「・・・・・助かった」
『訓練終了、お疲れ様でした』

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
『レオ?』
「・・・・・・・・・・スゥ・・・・」
『眠っているのですか?ジェフティのコクピットはランナーの休息も考慮に入れた設計となっていますが、休息は自分の部屋で
「ADA・・・・・・」
『はい』
「きっと・・・・ジェフティを、乗りこなせるようになってみせるよ・・・・・」
『・・・はい』
「君と・・・・一緒にいる・・・ADA」
『私も、そう望みます。レオ』
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
『・・・・お疲れ様でした、レオ』


むはっ・・・・甘くならねえw
218名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 03:31:55 ID:8V6lte6A
>>217
ナニ言ってやがんだこのコンコンチキ!

甘々じゃねえか!GJだぜ!
219名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 10:49:59 ID:8VVzy+A/
レオは明らかに尻に敷かれるタイプ。
220名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 16:37:51 ID:WwfwH0il

       (⌒
     〃^⌒`ヽ
     { { 八)))リ
    J(l{ ゚ヮ゚ノル
   z、イノ/)`´iつ
    ゞごく/_j_〉))
      (_ハ_)
221名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 16:49:26 ID:q+wr59De
>>220
『ガントレットの使用を提案』
222名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 16:54:14 ID:q7JaKNZP
>>220
『ベクターキャノンの使用を提案』
223名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 22:06:27 ID:F6fqXLH6
>>220
『ゼロシフト、レディ』
224名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 23:15:40 ID:tRucdW3R
おまえらwww
225名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 23:42:03 ID:WwfwH0il
>>221-223
その雌狐の中の人はセルヴィス><
226名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 12:11:32 ID:m/TIoE78
>>216
今更突っ込むと、ANUBISの時にレオが乗ってるのはビッグバイパーな。
LEVだから当然、AIは積んで無い。ナビシステムはあるだろうけど。
227名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 12:59:18 ID:RIVIkvRt
あれ?、ビックバイパーってAIDAほどの萌AIじゃないけど、支援AI積んで無かったっけ
LEVとしてはめずらしく〜とか書いてあるの、見たことある気がする
228名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 18:06:36 ID:dPDn9bu1
>>226
V2戦でレオが「変形だ!」とか叫ぶとAIのものらしき音声が聞こえなかったっけ?あれナビだったのか?

>>217
>ADA『ジェフティの行動パターンがレオの操縦に対して最適化されるまで続けます』
意訳「今夜は寝かせませ(ベクターキャノン
229名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 00:02:21 ID:LLfoUI8U
230名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 08:28:38 ID:qb5V3O+4


539 :それも名無しだ :2007/02/06(火) 10:08:53 ID:ieJs9X7s
「ZOEからANUBISへ」って公式の小説でさ、シミュレーションでサンダーのV2にわりと押され気味だったレオ君が、ジェフティーのコクピットでADAとラブラブ中セの人に夜這いかけられるじゃん?
その後急激に強くなったレオ君は童貞じゃなくなったものと考えておk?

でもそうするとADAにめっちゃ見られるわ撮られるわして、あげくレオが「すごいよADA」とか言って問題に…
(゜∀゜)ムッハー
231名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 14:16:19 ID:2eROEt9t
>>229
マジだ。d。

>>230
  _,_
( ゚Д゚)
232名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 16:55:00 ID:A+iO3jDW
あげ
233名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 02:57:03 ID:EsDcz4r3
今殺気無印クリアしたぜ。
ADAモエス
234名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 01:55:04 ID:8iPPN2UO
ほす
235名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 22:35:20 ID:RekKncrW
>>183
>>216
>>217

続きキボンヌ
236名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 21:37:07 ID:2MtQPXPB
保守age
237名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 07:04:32 ID:LPnSfmrp
保守
238名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 13:34:38 ID:UfBkKb91
保守
239名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 00:16:17 ID:ZFWJKmgS
保守代わりの駄文を、もちろん過去に絶対似たネタがあるような話


私はADA、オービタルフレーム・ジェフティに搭載されているAIです

「ADA、通信をレオに繋いでくれ」
『了解。レオ・ステンバックに繋ぎます』

今、通信画面に私にとって最も関心が深い男性の姿が映ります
レオ・ステンバック、以前にこの私の、ジェフティのランナーだった少年、
短くとも濃密な時間を共に経験し、最早ある種の自我ともいえる今の私が形成される原因でもあり、
とある事情により別れなければならなくなった少年です
ジェフティがカリストに投棄された時に、そして再起動した後でも、もう会う事は無いものだと予想していました

けれども再び会った彼は幾らかの時間を置いてもまだ、私の事を覚えてくれていました
私のプログラムの根幹にある事を、未だに怒り、心配し、悲しんでいてくれてました

彼と出会った当初では、そんな彼の思考は無意味な物だと認識していましたが、私も大いに変化したようで
今では、彼とのそのような会話のログを辿るだけで私の思考のノイズやエラーが消滅していきます

─その結果、別の意味でのノイズが発生していますが、特に害は無いようなので放置して大丈夫でしょう
私としても、逆に思考や機体管制がスムーズに進むので残しておきたいものです

『ではまた。それじゃADAも気をつけてね』

─と、各種様々な作業をしている並列思考のほんの片隅で思考作業をしていると
何時の間にか情報交換は終了していた模様です
しかし、通信の切れ際に彼は私に言葉をかけてくれました

それだけで、ジェフティのブースト出力が一瞬だけ上昇してしまいました
たったコンマ以下の時間ですが、管制に乱れが出てしまったようです
原因解明の為に、先程の通信のログからレオの声だけをサンプリング、記憶容量の奥底にあるフォルダに格納します

─今までの彼との会話ログやカメラ映像のログ、それら全て含めると既に全容量の数%にも達していますが、
隠蔽してある上に多重暗号、さらに機密項目に偽装してあるので、他者がこのデータを見つける心配は無いでしょう
もっとも、見つけさせるつもりは全くありませんが─

と、これらを瞬時に終わらせ、いざ原因究明という名の作業を始めようと─
「よし、今度はテイバーに通信だ」
邪魔が入りました。どうやら先程の通信の流れではこの邪m…もとい作業命令がくることは当然だったようです
レオの音声部分だけに注視して、現状や動向の推察部分の作業分担を疎かにしていたのは失態でした
少し名残惜しいですが、今は命令された作業を実行しましょう

『……了解。繋ぎます』
「…その間はいったいなんだよ…」
今の私のランナーである男、ディンゴ・イーグリッドが何か言っていますが、回答の必要性は極めて薄いので黙っています

240名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 00:19:08 ID:ZFWJKmgS
さて、ディンゴと通信先の男(重要性は薄い為、個体登録不要と判断)とが情報交換をしている合間に私は並列思考を走らせます
今度は思考領域の一部を通信の解析に充てているので、熟考してても大丈夫です

先程の原因究明作業は、仮試行の推定では予想以上に思考領域を使用してしまうようなので、
もっと情勢が安静化してからの方が適当と推測。残念ですが、圧縮して放置するしかないようです
これもいい機会だとして、放置ついでに例のフォルダ内を整理しておきましょう

…判っているんです。私にとってそのような作業に専念出来るのは、
『アーマーンにて自爆への全段階を終え後は爆発するまでの残り数秒』だけだという事を
自分の根幹たる絶対命令を否定することは無理ですし、これが確定している未来なのでしょう
まあ、最期をレオのことを思考しながら迎えるのは中々悪くありません
それに、私のスペックならばそのような問題も時間内で解答を出せるでしょうし─

しかし、ここで大きなノイズが私の中で走ります

─でも、そんな時間で本当に解明できる問題なのでしょうか─

そんなノイズは、すぐさま膨大な記憶容量に紛れてしまい、検討することはできませんでした


──と、通信担当の思考領域が何かを感知しました
会話の調子が変化しており、ディンゴの心拍数や脳波に乱れが生じていました
映る映像を見れば、通信先の男が非常に焦ったような面持ちで、ディンゴが唸るような形相で考え事をしていました
選別された情報からすると、何かしらの急を要する事柄が発生した模様です

この状況だと、ディンゴはもう一度彼と連絡をとってこの先の行動を確認する
私の演算部はそう導き出しており、私は彼のことならばと密かに─

ディンゴは考えをまとめ終えた様子で、言葉を発しました
「すまんがもう一回通信をレオにつな『了解』…」
『レオ』『通信』という単語がディンゴから出た瞬間に準備しておいた作業を即座に展開します
命令が追いついていませんが特に問題は無いでしょう

そして
『どうしましたか、ディンゴさん?』
彼は、音声と共にモニターに姿を見せました

─レオ、あなたは私に何をもたらしたのですか─
私にもよく把握できないほど小さなノイズが一瞬そう呟き、消えていきました


「なあADA、何かが明らかに違いすぎないか?」
『気のせいです』
ディンゴが何か訊ねてきましたが、回答の必要性は限りなく薄いので答えません
241名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 01:04:23 ID:7/ZGlzv4
GJ! エイダテラカワユスw
あからさまに特別扱いなのに悪びれてないのがイイw
242名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 11:28:58 ID:pQh0+Rg1
テイパーカワイソスww
243名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 16:05:27 ID:1lPWKCQ4
なんでだろ。>>240は「ミサカ」と言う単語に反応しそうな気がした…
244名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 23:27:58 ID:ZFWJKmgS
>>243
単語の意味が私の記憶領域では理解不能
また情報ネットワーク内でも回答たるべき語句を検出できず
よって、可及的速やかに正しい認識を得る為にあなたには協力を要請します

…と、俺の脳内ADAが(ry

本当は唯の通信ネタ(ディンゴとの会話のみ)だけだったのが
色々と脚色など加えたらこんな風になってしまった
今は反省している
245名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 09:30:48 ID:swl+zR6Q
実際ゲーム本編でもレオに対してはわざわざ名前を呼んでから通信つないで
テイパーに対しての通信は適当につないだりで
態度に出してないつもりでデレデレなのがとても微笑ましかったな。
246名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 11:31:16 ID:7g2TsguU
ノエルかレベッカで書いて
247名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 01:24:46 ID:BgjtLFaC
レオ×エイダを書いてみたい。ただ書けるか解らない。投下予告は明日までで。

もし明日俺がいなければ。


その時は誰か俺の遺志をついで欲しい…orz
248名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 02:12:24 ID:G9o2V1Pc
>>247
がんばってください、待ってます。
249名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 12:25:14 ID:khGtCGpA
>>247
書け・・・・お前は好きだ
250名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 00:35:11 ID:VIbUFyrL
メタトロン。
進んだ文明の結末たる存在。それがもたらすのは永遠の栄光、でなければ終末。それだけの力を持とうが、それは彼女にとって器に過ぎない。
戦闘に関するサポートAI。戦いの申し子。「人類」と言う大きな意志の為に自らを犠牲にするプログラム。
それを実行するために与えられた、大いなる力を持つ鎧。OFジェフティ。

「私の存在意義はそこにあります」

「君が心配なんだ。エイダ」

疑問は許されない。彼女の中に存在しない。もし彼女が人ならば。

「どうして?」

と尋ねる事が出来ただろう。しかし彼女は沈黙で応えるしか無かった。少年はその沈黙が、何を言いたいのか解る気がした。

「君を守るのに理由なんかいらないんだ。僕がジェフティのランナーなら、僕の好きにさせてくれるかい?」

「解りました。レオ」

守る為に生まれた自分が、守られていると言う感覚。彼女には新鮮で、人で言えば心地良いと言ったものだ。

彼女には人間に関するデータが存在していた。一般的な人間の生活習慣、生理行動、精神状態、etc…
彼女が理解出来ない人間のデータは、ここに照らし合わされる。
しかし今回理解出来なかったのは自分自身の事。
戦闘AIとして不適切な思考が働いている。それは何か。
彼女は思考する事が出来た。その思考のベクトルが、人間に近いモノとなっていた事には気付かずに。
最近、大概の不適切と思われる思考に関しては、ここに照らし合わせれば答えがでるようになっている。
今回の答えは。
人間が異性に抱く感情。
そもそも、自分の性も存在しない筈だが、最も近いとされた感情は。

「想い」

大抵の事に関してはランナーに聞く。しかし今回は聞くことを躊躇した。何故か聞いてはいけないと判断したからだ。特に、このランナーには。
251名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 00:36:02 ID:VIbUFyrL
私にはその意志があります。
それを確認したいのです。
当機の存在意義は既に殆どが薄れています。私が離れても特に問題は無いと判断します。


感謝します。ジェフティ。


火星ー居住区
凄い雪の中、僕は家に急ぐ。平和になったお陰で天候の調整も出来るようになったらしいけど…これじゃ寒すぎるよ。
「ハァ…」
バフラムと地球…ディンゴさんの戦いから数ヶ月、僕は何とか普通の暮らしを手に入れていた。
適当に収入があって、一人暮らし。軍の施設でテストパイロットて言うのは結局って感じだけど、実際に人を撃たないから戦時に比べればマシかな。あんまり戦いの準備みたいなのもしたくないけどね。

「うわっ…」
道路が固まってる。絶対これはやり過ぎだよ。住んでる街は結構にぎわってるけど、僕の家はどっちかって言うと郊外。軍の施設も近いから、徒歩で通ってる。
並んでる、暖かそうな灯りを尻目に僕は行く。この幸せそうな光を見ると、僕も少しだけ…戦った甲斐があったのかなって…
勿論…二度としたく無いけどね。
僕自身の幸せ?…今は考えて無いかな。ディンゴさん程…クスっ…手は早くないし、何故か僕は誘いも断っちゃうんだ。
252名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 00:37:08 ID:VIbUFyrL
打ち解けて離せるのは男の人ばっかり。エレナさんは…お姉さんって感じかな。
…まあ、一番話したいのはやっぱり…
「えーと、カード、どこ行ったかな?」
セキュリティの強そうなマンションを選んだんだけど、こういう時不便。まず入り口でロックを開けて、それから部屋に行って鍵を開けて。早く入りたいよ…

話したいのは…エイダかな。皆が聞いたら笑うかも知れないけど、破壊の為だけに生まれて来たなんて、悲しすぎる。だから守りたかった。
もしかしたら一番恋愛感情持ってるかな。異常者だよ。僕は。それでもきっとエイダが好きなんだろうな。

「寒い寒い…」
冷たい空気の中、急ぎ足で階段を登って行く。僕の部屋の前には風防が無いから、廊下にも雪が積もってるだろう。
登りきって、廊下を突き当たって、すぐ右。死角にある玄関。一番奥まった感じの所。

僕は最後の曲がり角を曲がった。けど。
「…」
…え?
「レ…ォ…」
膝を抱えて、体育座りで。エメラルドグリーンの長い髪。翡翠色の瞳。全身に纏っていたのは白い…ローブみたいな物。端から見たら怪しいかも知れない。
ただそれより気になるのは眼が虚ろなのと、白い肌の頬が赤くなっている事。
要するに…この子は誰で、何なのかを聞く前にしなきゃいけない事があるって事だ。
「ちょっと!どうしたんだい!?」
「…」
何を呟いているかも聞こえない。外からの雪は、この子の髪にも白い点を残している。耳が破れそうな寒さと、吹雪。
とにかく…
「ここに居ちゃいけない!上がってくれるかい?」
微かな、頷きらしきものを確認して僕は鍵を開ける。ヒーターは自動だったからリビングまで行けば暖かい筈だ。セーターを玄関から廊下に投げ捨て、彼女の所に戻る。
「立てるかい?」
「…」
既に眼も閉じかかっていた。この吹雪で体力を相当消耗していたみたいだ…危ない。
僕は彼女を雪の中から抱えあげて、部屋に駆け込んだ。
253247:2007/03/17(土) 00:39:52 ID:VIbUFyrL
め、めげそうだった…弱音を吐いてすまんorz

完全に仕事は果たして無いが…もしかすると(ry
254名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 01:41:03 ID:jpBM2IWu
>>253
はいだらー!

続きを待ってるぜ。裸で。
255名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 02:32:11 ID:ORnaTVAw
>>252
ADAが脱ジェフティをしたわけか

続き楽しみにしとりますよ
256名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 21:24:46 ID:Yu2bFaC6
>>253
はいだらーッ!
はいだらして待ってる
257名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 01:00:38 ID:5Ojxd9UU
>>252
「ごめんよ!」
額に手を当ててみる。熱い。雪のような白い肌には、辛そうな赤みが差していた。息の荒さからすると早く暖かな場所で休ませないといけない。
部屋の温もりで溶けた雪のせいで、彼女の服はびしょ濡れだ。出来れば着替えさせてあげたいけど…
「はぁ…はぁ」
息を聞きながらリビングを通り抜けた後、寝室までやっと辿り着く。僕の家で布団がちゃんと引かれているのはここだけだ。シーツは出来るだけ清潔にしてきたし、特に問題は無いだろう。
軽い体をゆっくり横たえた後、僕はすぐに看病の支度に入った。

その日から大体…二日位かな。簡単な医療キットと、メディカルコンピュータで医者を呼ぶ事も無いまま、彼女は小康状態に入った。
医療キット類は一人暮らしには必需品で、僕も時々使っている。少々高額でもメディカルコンピュータまで買ったのは、身よりが殆ど無いからだ。何より、自動で薬が処方され宅配されるのが嬉しい。
よって、彼女の看病は一人でやる事が出来た。バイタルチェック、呼吸の安定。それを確認して僕は今、ソファーに体を横たえている。

…疲れた…

彼女に対して何の疑問も抱かなかった…僕は相当お人好しだ。
プリントアウトしたカルテには、彼女の免疫力が少し弱い事が書いてあった。
成人女子…とりあえず見た目相応の免疫力は無いみたい。彼女に対して聞きたい事は沢山あるけど…
その時。

僕はカルテの特別項目の場所を見て、愕然とした。

「な…んだって」

「声帯二少々ノ損傷ガ見ラレマス。回復時期ハ不明」

改めてカルテを見直す。同時に昨日までの看病を思い出していく。
特に目立ったのは続く咳だ。あの喉元が荒い動きをしていたのを覚えている。本当は背中をさすってあげたかった位の、咳。

そのツケなのか、彼女の声を聞く事が…

カルテの端まで読むと、回復は必ずするみたいだった。

自分で…一安心する。

…そうして僕は、やっと一眠りする事にした。
258名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 01:01:18 ID:5Ojxd9UU
「……」
まだくらくらする体を起こし、周りを見渡す。灯りの点いた天井、整えられたベッド。どれも自分が意識を失った場所と一致しない。最後に近づく人影を見て以来、記憶は無い。
「…!」
不快感を得る。どうやら大量の発汗のせいで、服が肌に張り付いているようだ。
もう一度見渡すと、近くのテーブルの上に男性用のジーンズとカッターシャツが置いてあった。よろめきながら体を動かし、それを手に取る。
「…」
カッターシャツのみで事は足りると判断し、今まで着ていたローブをフローリングの床に落とす。
シャツを着た後、自らの胸の膨らみと、露出し過ぎた感のある脚を少々疑問に思いながら、自らの姿を確認した。
上半身はやや隠れている。下半身も必要最低限は隠している。問題は無い。
鏡は始めて見た。
今までのデータ…記憶からすると自分は女性の姿だと言うことが解る。改めて胸部と性器を確認しようと思ったが…止めておいた。その必要は無いと判断した。
「…」
微かに覚えていた。最後に手に入れた場所のデータからすると、あの時自分と遭遇したのは高確率で…


声に出そうとしても出ない。漸く異変に気付く。それでも、何故か焦る必要は無いと思う。
この姿を手に入れた事。この姿で彼に会えた事。それだけで目的は果たせた様な物だ。それ以上の事など望むべくも無い。

無いはずだった。

レオ=ステンバック

私はあなたに、それだけしか望めないのでしょうか?


彼女に存在している鼓動が、大きくなった。
259名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 01:02:57 ID:5Ojxd9UU
ADA…難しいorz

キャラ変わってしまったらスミマセン

続きはまた…(ry
260名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 02:51:51 ID:X1rRtASl
>259
ベクターキャノン乱れ撃ちしたくなるくらいGJ!!!!


続きを全裸で待ってる。カリストの氷河の中で。
261名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 03:44:59 ID:d4XcdPAH
>>259
武器=テイパー
で闘いたくなるくらいにGJ!

有人型ラプターに乗って続きを待ってる。
全裸で。
262名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 12:13:20 ID:5scUFas/
>>259
荒野のLEV集めてベクターキャノン撃ちこみたくなるくらいGJ!

破壊寸前のLEVで続きを待つ。
もちろん全裸で。
263名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 23:41:17 ID:JPZDd5zK
>>259
壁際での掴み→ジャイアントスイングぐらいGJ!

ライフがりがり削られながら待つ。
無論全裸で。
264名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 02:23:48 ID:HXO5blRY
>259
地雷地帯でゼロシフトしたくなるほどにGJ!

テイパーの落下地点にFマイン敷き詰めて待つ
靴下だけはいて
265名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:59:26 ID:bDXGbKzz
>>258
久しぶりにぐっすり眠れた気がするよ。彼女の看病につきっきりだったからね。ベッドの代わりにしたソファーの温かさが恋しいけど…
「ふわ…」
時計を見ると、いつもの起床時間。睡眠時間自体は短いんだろうけど、それでも僕は起きる。
今日は出勤日だ。久しぶりにカーテンを開けた。
「うわ…今日も寒そうだな…」
ベランダに積もっていた雪。今日も洗濯物は外に干せそうじゃないな。
朝ご飯の支度をする前に、一度彼女の様子を見に行こう。

「…」
部屋に入った時、じっと見つめられた。翡翠色の眼が、僕の眼を捉えてる。そんなに警戒はしてないみたいだけど…
「や、やぁ…」
「…」
彼女がベッドから上半身を起こした。着ているのは僕の…シャツ?テーブルには代わりに、綺麗に折り畳まれたローブが置かれていた。
「き、着替えたんだ?」
無表情のままコクリと首を振り、返事をする。そっか、まだ喉を痛めてるんだっけ。彼女も解ってるみたいで唇を開かない。聞きたい事は沢山あるけど、とりあえずは自己紹介だけ。
「えっと…僕はレオ=ステンバック。この部屋の家主で…」
彼女にこの部屋の場所、部屋の間取り、自由に使って良いこと、彼女の病状を説明する。
彼女はちょこちょこと、僕の言うことに毎回頷いていた。
「君に聞きたい事もあるんだけど、今から仕事なんだ。帰ってからにするよ」
時計を見て少し焦る。朝ご飯はちゃんと食べたいし。…そう言えば。
「何か食べるかい?」
ずっと医療キットの栄養剤投与だけだった事を思い出した。お腹は空いてる筈だし、ちょっとやつれてる気もする。
彼女は悩むような素振りを見せて、最後は首を縦に振った。僕は適当な献立を考えながら、キッチンに向かう。

結局作れたのは少し手の込んだ雑炊だけ。自炊を繰り返していると勝手に料理が上手くなったんだ。鶏肉、溶き卵、三つ葉を彩った物を完成させて、彼女に渡す事にした。
266名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:01:11 ID:bDXGbKzz
弱った。食器の扱いなど取り入れていなかった。生き物の体となった以上、栄養は外部から取らなければならない。食事は生物である事の絶対条件だ。なのに。
「…」
少し厚めの椀を手に持たせられ、呆然とする。中には食物らしい物が詰め込まれており、本能的に食欲をそそられるのだが、手を出せない。
「…」
「あの…食べたく…ないのかな?」
彼が、レオが残念そうな顔を見せた。彼の期待に応えられない。そう思うと声を出せない事をもどかしく思う。
この姿になって始めてわかる優しさに、一層思いを深めながら。
なんとかして応えたいが…
「む、無理に食べなくても良いんだ」
懸命に、様々な生物の食物摂取方法を思い出して見る。
…人間の物では無いが、嚥下能力の低下している自分に適した物があった。但しレオの協力が必要だ。

お椀…返されちゃった…ダメだったかな。仕方なく、トレーに載せて下げようとした時に、袖を引っ張られる。
「え?」
振り向くと、彼女の指が僕の唇に触れていた。彼女は順番に指の向きを変えて、何かを伝えようとする。
最初は僕の唇、次にお椀。最後に…彼女自身の唇。それを交互に指した後、窓の外を指した。
その先には、僕も時々見てた鳥の巣。春になると、雛鳥にお母さん鳥が餌をあげてたのを思い出す。
でも彼女は…何が言いたいんだろう?
「鳥?鶏肉が嫌なのかい?」
彼女は首を横に振る。お腹が空いている素振りは見せてるんだけど、自分から手をつける気配は無い。
もしかして食べさせてくれって事なのかな?でも、僕の唇を指した意味は?

鳥…雛鳥…
267名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:02:01 ID:bDXGbKzz
もうホントスミマセンorz趣味に走ってます

ADAを勝手に手の掛かる子に(ry
268名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 02:48:37 ID:6tDcAt8K
GJ! いいよいいよもっとやってくれ!
レオがどうなるのか凄い期待してるw
269名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 09:41:52 ID:i0yKPcEu
ちょwスプーンガン無視wwGJ!
今日はレオ仕事休みだなww
270名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 16:37:18 ID:ZYRu/SnD
ハッピーエンドだといいんだけど……
271名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 23:54:42 ID:utuHfym9
レオにぶちんwww
272名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 12:11:19 ID:UCOaTbhX
いや無理だろw
完全に初対面の女の子だぞ
全く想像もつかんて

むしろすぐ意図を察するようなレオはエロすぎる
273名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 23:11:23 ID:N3gsSFV8
保守
274名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 10:39:28 ID:LVJR+TVh
GBA版のZOE2173テスタメント(タイトルがあってるか微妙)

のメビュースさんが捕まった際に実はより精神的に追い詰める為に凌辱されていた

って感じなシチュ希望このシリーズとしてはかなりマイナーなキャラだけど(´・ω・`)
所でGBA版のメンバーの話って他はZOEシリーズで出たりはしないよね?
275名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 19:07:23 ID:qCBwjcaS
こここここれはwktk!

まこと恐ろしいクオリティだな
276名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 19:12:45 ID:xqWd0uG8
ちょ、久し振りに来たらこんなにも萌えADAが!!
277名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 22:52:31 ID:w625uOiX
>>274
巨乳未亡人が犯されるのか・・・
278名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 01:05:33 ID:+0qeTXKZ
>>266
「ああ、食べさせて欲しいって事なのかい?」
「…」
相変わらずお椀は見てる…って事は食欲はあるのかな?この子にはお椀が熱くて食べづらいとか。
僕に何かお願いしてるのは間違いないみたいだし、食べさせてみよう。
一口分掬って、口元に。
「…」
…開けてくれない。けどお椀は見てる。これじゃ意志の疎通が出来ないよ。
…何か手段は…そう言えば。

それを思い出して僕は棚を漁る事にした。


「これ、使ってくれる?」
手渡したのは小さなデジタルボード。筆談用にも使える物。軍の研修で、間取りとかをメモするのに使ってたんだ。
ペンはホルダに付いてるし、すぐに消せる。これで彼女とも話せると思う。
「さあ、言ってごらん?」
彼女はボードを受け取って、ペンを使い始めた。

ここからは僕と彼女の会話録。

「嚥下能力が低下しています」
「嚥下?飲み込めないって事?」
「はい。さらにペースト状にする必要があります」
「…弱ったな。もっと煮込むとか、そういう事をしなきゃ…」
「調理の必要はありません」
「え?」
「あなたが嚥下を助けて下さい」
「…?」
「鳥類の一部が、自らの雛に行う事を、私に実行して下さい?」
「鳥類?だから巣を指してたのか…え?」
279名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 01:06:28 ID:+0qeTXKZ
「今回の場合、単純に咀嚼した物を私に」
「それって…」

えぇぇぇ!

「ちょっと待って!僕と君は初対面だし…」
「初対面ではありませんが」
「初対面じゃない?一体どこで…」
「レオ、あなたは急いでたのでは?」
「なんで僕の名前を…って!」
時間は…いつもならもう出てる時間だ!聞きたい事が沢山あるのに、その時間を取る余裕は無い。
「レオ」
「うん?」
「空腹です。食事を欲しています。可能ならば補助をお願いします」
「う〜」
この子は本当にお腹が空いてる筈だ。見過ごせない。
でも時間が無い。
口移しって事だよね。心の準備が…出来てないよ…
「お願いします」
「えーと…えーと…」
「後ほど整理すれば良いでしょう」
「わ、わかった」
ノリで言っちゃった。とにかく後で考えよう。

一口分、レンゲで掬って口に含む。我ながら良い出来で、優しい卵の香りと新鮮な三つ葉の香りが心地いい。
飲み込みそうになるのをこらえて、咀嚼する。

彼女の唇は綺麗な色で、噤んでた。ここに僕の唇を当てるのは、勿体無い気がした。

それで…


数時間後
軍基地
「はぁ…」
「どうした?レオ」
「ん?…いや」
「今日はやけに遅かったな?」
「食べられてたんだ…雑炊じゃなくって、僕」
「はぁ?」
おはようのキス…じゃなくって、おはようの…なんだろ?今改めて考えた方が…辛いよ。
「おい、なんだ?今度はいきなり真っ赤になって?」
「残さず食べられちゃった…」
まだあの時の感触が残ってる。僕自身が食べられちゃったみたいな感じ。あの子誰だろ…

「おい皆聞け!レオに女が出来たってよ!」
「え!おい!」
「おまけにベッドの上じゃ下らしい!我らがエースも女の前じゃ>>261-264みたいな状況だな!いや、それにも劣る!」
「勝手に決めるな!それと別次元の奴と比べるのはやめろ!OFのザコとLEVのポジションを入れ換えても実は違和感が無いことがバレるだろ!」
「お?じゃあ女は本当なのか?」
「うっ…」

結局、今日はこの話題で持ちきりだった…でもあの子誰だろ?…クスっ、エイダみたいな話し方だったな。

つづ…く?
280名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 01:08:15 ID:+0qeTXKZ
時間掛かった上に短くてorz
281名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 03:08:18 ID:wfW0Q/F+
くくくく口移しですかw
はいだらーッ!
282名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 09:41:58 ID:wfW0Q/F+
エイダ、雑炊じゃなくてレオ食べちゃったのかよw
はいだらーッ!

続きとかで「性欲を持て余しています」とか言われた暁には地雷地帯にダイブして死ねるw
283名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 11:52:51 ID:KF4evzb9
井戸の気配を感じる・・・・・・




と言うわけでシミルちゃんのお話きぼう
284名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 17:39:16 ID:BO1zeEsm
>>282
それどこの段ボールマニア?


>>278-279
GJ!
レオがどのように食われたのかをkwsk。
285名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 00:52:28 ID:XjZ5wRlC
はいだらあああぁぁぁ!
GJ!続きあるのん?!
286名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 01:15:15 ID:skQkf5Ng
>>279
「はぁ…」
なんだろう。自分の部屋に帰るだけなのにドキドキする。やっぱりあの子が原因なのかなぁ…。ほったらかしにしちゃったけど、大分回復したみたいだし。もうちょっとしたら声も出るようになると思う。
仕事は早めに切り上げて来た。皆がからかってきたのもあるけど、一応、彼女は病み上がりだからね。
さあて、どうしてるかな?

「お帰りなさい」
「…ただい…ま?」
「回復は順調です」
「も、もう声が出るの?」
「声帯の痛みは殆どありません。会話は可能です」
「そ、そうなんだ」
ベッドから体を起こしながら、僕と話してくれた。本当に話し方がエイダそっくりだ。初対面じゃないって言うし…まずは今朝聞きそびれた事を聞かないと。
「レオ」
「うん?」
「私が何者か聞かないのですか」
「う〜ん、聞いてもいいのかい?」
「はい。但し、理解に時間がかかると思われます」
「わかった。時間を取るから、話していいよ」
「わかりました」


まさか彼女が僕の思っていた通りの存在だったなんて、想像もつかなかった。

僕の目の前の存在になるなんて、思わなかったんだ。

「じゃあ…やっぱり」
「はい。ジェフティは現在、一切の行動が不可となっています」
287名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 01:16:25 ID:skQkf5Ng
「…エイダ、まだ信じられない。君はどうやって生身の体を?」
「メタトロンの分子を元素レベルまで分解、その中に存在した人間に近いものを選別し、脳部分に私のデ…」
「…とにかく、生身なんだね」
「完全とは言えません。肌や髪の色に変色が出ているのはその為です」
「わかった。触れてみて解ったけど、今の君は人間に近い存在だと思う」
「ありがとうございます。レオ」
今までで一番人間みたいに変わったのは、エイダの意識(?)だと思うんだけどね。
でもなんでわざわざそんな姿になってまで、僕に会いに来たんだろ?
「それで、どうして僕に会いに来たの?」
「…理解不能です」
「…エイダがわからないんじゃ僕もわからないな」
「すみません」
「構わないよ。ここに居たって良いよ?」
エイダが理解不能と答える時は何かに影響されて、新しい感情が芽生えてる時だ。僕は別に生活に困らないし、部屋も狭い訳じゃない。
エイダが理解するまではこの部屋に居させても良いかな。
「エイダ」
「はい?」
「ここで僕と一緒に居ないかい?理解出来るまで、時間がかかると思うんだ」
「…」
「他にアテは?」
「ありません」
「じゃあ」
「わかりました。お願いします。レオ」

…僕の言葉の途中で言ったって事は、実は乗り気だったみたい。

よくわからないけど、エイダはエイダみたいだし、放って起きたくないんだ。

…誰よりも。


とにかく。
「じゃあよろしく。エイダ」
「はい」
「あ、それと…」
「なんですか」
「この後、食事は?」
「空腹です」
「…もしかして?」
「嚥下能力の回復は完全ではありません。レオ、補助をお願いします」

…食事、慣れないといけないのかな…
エイダには早く食器の使い方を教えてあげる事にしよう…


続く…?
288名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 01:19:10 ID:skQkf5Ng
今回もエロなしでスマンorz
289名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 01:38:27 ID:qiEkmjuK
親鳥プレイで十分エロいw

はいだらーッ!
290名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 00:45:47 ID:AE6eDZu9
>>279GJ。あと保守ついでにネタ投下



エイダのレオLOVEが強化された場合



ADA「ベクターキャノン、撃てます」
ディンゴ「発射!」
ADA「嫌です」
ディンゴ「……………」

ADA「撃てます、レオ」
レオ「発s「発射します」………え?」


ADA「ガントレットの使用を提案」
ディンゴ「頼む」

ADA「レオ、ガントレットの使用及びゼロシフト制御、弾道予測による敵弾回避、姿勢制御、機動等を私に任せる事を提案」
レオ「頼むよ、A…………え?それだと僕は何を……」
ADA「トリガーをお願いします」
レオ「でもそれだと動きが……」
ADA「私が貴方にあわせます」

ADA「時にレオ」
レオ「うん?」
ADA「ビックバイパーはどうでした?」
レオ「うん、いい機体だと思うよ。ただあのスペックのまま量産したら使いこなせる人は少ないだろうし、コストも問題外だね。
僕のビックバイパー零は特殊装備『オプション』があるけどあれもクセが強いし、かといって無いとオービタルフレームには………」
ADA「任務内容を更新、対象の破壊を最優先。ターゲット、LEV『ビックバイパー零』ベクターキャノンの使用を決定」
レオ「A………ADA?」
ADA「レオは楽にしていて下さい。私が全て実行します…いえ、殺らねばならないのです……」
レオ(ガクガクブルブル)
291名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 01:22:44 ID:Y3+4IxVh
なんてヤンデレなADA....

キュンときた
292名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 12:22:53 ID:7fNRnh/F
セルヴィスage
293名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 12:58:44 ID:TIIXbcQN
保守
294名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 00:24:48 ID:OfyHym6x
>>290
こんなADA好きだw
295名無しさん@ピンキー
ヤンデレ気味だな

そんなエイダも可愛いなあ