838 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:33 ID:mAsqW8j6
(
>>837のつづき)
勿論、サザエは処女だ。だからその「膜」が破られるのも初めて。
いくら相手が優しいマスオとはいえ、契りを結ぶ代償として破爪の痛みには耐えねばならなかった。
「サ、サザエさん!?」
ふと、マスオの行為がとまった。性欲よりサザエの体が心配になったのだ。
サザエは涙をこらえつつ、肩を震わせ、痛みに耐えていた。
「いいの、続けて・・・、後悔したくないの、マスオさんに捧げたいの!!」
「サザエさん・・・」
マスオは続けた。サザエの耐えを無駄にしたくなかったからだ。
「う、あああぁぁ!!」
サザエの秘所から愛液と、血が流れ始めた。マスオが初めての相手と指し示す“純潔の証”だ。
サザエはマスオに処女を捧げた。と同時に、マスオの童貞もサザエによって喪失した。
二人が身体的に「男」と「女」になった瞬間だ。二人は互いの生殖器が一つになった状態にいる。
「サ、サザエさん、僕・・・」
「マスオさん、やったね、一つになれたね・・・」
二人は、再び熱く深く口付けをする。そして体を上下に動かした。
「ううっ、うっ、うっ!!」
完全に二人は、獣の様な行為に我を忘れていた。
そして、マスオのシンボルには、男の生殖行為としては当然の現象が起こっていた。
「うぁ、ああ、サ、サザエさん、僕・・・、僕!!」
サザエも、マスオがどういう状態にいるのか、勘が働いた。だが敢えて、そのままマスオにしがみついていた。
839 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:34 ID:mAsqW8j6
(
>>838のつづき)
「マスオさん、お願い、出して!! 中に出して!! 妊娠してもいいの!! アイドルは引退して、貴方と結婚して子供を生むから!!」
「うわぁぁぁぁ!!」
どくっどくっどくっ!!!
「あああぁ、ああああぁぁーっっ!!」
マスオの大量の精液が、サザエの膣内に注ぎ込まれた。
マスオは全てを出し切った快感で顔がほころび、サザエも全てを受け入れた充足感で笑みを浮かべていた。
そして二人は同時に、果てた。
この行為で、マスオの子種がサザエの中に宿ったかもしれない。
だが今は、そんなことよりも結ばれた瞬間のことで、二人は幸せの絶頂にいた。
そして。二人はシャワーを浴びた。暫し沈黙していた二人だが、マスオが重い口を開けた。
「ねぇサザエさん・・・」
「・・・何?」
「僕・・・その、中に、出しちゃったけど・・・」
天才のマスオは、その行為が医学的にどのような結果を招くのか、予想がつくのだ。
サザエは悪戯っぽく笑って、そして答えた。
「そうねぇ・・・、私のお腹にマスオさんの子供が宿ったかもね」
「・・・」
硬直したマスオを前に、サザエが続けた。
「そして、私の名前は“フグ田サザエ”になって、男の子が生まれたら“太羅”、女の子が生まれたら“育裸”って名付けて、幸せに暮らしたいな・・・」
「・・・」
中学生なのに父親になってしまう恐怖に、マスオは愕然としていた。
840 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:35 ID:mAsqW8j6
(
>>839のつづき)
だが、サザエはくすっと笑うと、お湯で濡れた体をバスタオルで拭き始めた。
「安心して、マスオさん。今日は安全日だったから・・・。でもね、このことがバレて芸能界でやっていけなくなったら、その時はお願いね!!」
マスオはふと我に帰った。
もしかしてサザエは、アイドルを引退して幸せになるため、自分とこのような事をしたのだろうか?
だが、それでもいい。自分と結ばれてサザエが幸せになるのなら本望だし、それまではサザエはアイドルとして輝き続けよう。
そして王を決める争いが終った後でも、共に行き続けるパートナーがいる・・・、それはマスオにとっても、サザエにとっても、幸せなことだ。
「あ、マスオさん、もうすぐ10時よ! ワカメ達と合流しなきゃ」
「ああ!」
二人はいかがわしいホテルの裏口から出て、一路駅へと突っ走った。そしてマスコミをまいたワカメ&カツオと合流した。
・・・こうして、4人のなが〜いデートは終った。だけど、マスオとサザエの絆は、まだ始まったばかりだ。
マスオとサザエの先には、いかなる運命が待ち受けているのか。それは、また後の話・・・
(了)
840 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:35 ID:mAsqW8j6
(
>>839のつづき)
だが、サザエはくすっと笑うと、お湯で濡れた体をバスタオルで拭き始めた。
「安心して、マスオさん。今日は安全日だったから・・・。でもね、このことがバレて芸能界でやっていけなくなったら、その時はお願いね!!」
マスオはふと我に帰った。
もしかしてサザエは、アイドルを引退して幸せになるため、自分とこのような事をしたのだろうか?
だが、それでもいい。自分と結ばれてサザエが幸せになるのなら本望だし、それまではサザエはアイドルとして輝き続けよう。
そして王を決める争いが終った後でも、共に行き続けるパートナーがいる・・・、それはマスオにとっても、サザエにとっても、幸せなことだ。
「あ、マスオさん、もうすぐ10時よ! ワカメ達と合流しなきゃ」
「ああ!」
二人はいかがわしいホテルの裏口から出て、一路駅へと突っ走った。そしてマスコミをまいたワカメ&カツオと合流した。
・・・こうして、4人のなが〜いデートは終った。だけど、マスオとサザエの絆は、まだ始まったばかりだ。
マスオとサザエの先には、いかなる運命が待ち受けているのか。それは、また後の話・・・
(了)
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
842 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 22:48 ID:CtkvTmz4
(;´Д`)・・・・名乗るなよ。
おまいさんは長文のほうでキャラが固まっちまってるんだから。
エロは書き手の素性が見えてしまうと萎える。
844 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 23:22 ID:cblSnz4Z
しかも、つまらない…。自ら荒らしたがってるようにしか見えないが?
846 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 23:57 ID:X15NiFc5
なんでここが長文の人の『謹慎場所』にされなイカンわけ?
日陰的なところだからですか?侮辱です。帰って下さい。
849 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:36 ID:ADxFHFK0
しかし…アイドル引退はいいんだが、まだ中学生相手に結婚を言い出すてのは…
子供生まれてから更に3年経たんと無理やン(;´Д`)
いきなり子供の名前を決めようとしてたり、安全日だからOK(当てにならない)とか
サザエにDQN発言連発させるのがアカン。
なんつーか、書き手がアレだとキャラまで聡明さが…
850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
頼むから長文の人は本スレから出ないでください隔離されてください(;´Д`)人
それかせめて名無しで投稿してくれ・・・つーか作品もいまいちだったけど・・・。
長文書きも糞ならSSの出来も糞だな。
自サイト作ってそこでオナニーSSでも投稿してろ時代遅れの糞オヤジ。
850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
頼むから長文の人は本スレから出ないでください隔離されてください(;´Д`)人
それかせめて名無しで投稿してくれ・・・つーか作品もいまいちだったけど・・・。
長文書きも糞ならSSの出来も糞だな。
自サイト作ってそこでオナニーSSでも投稿してろ時代遅れの糞オヤジ。
850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
頼むから長文の人は本スレから出ないでください隔離されてください(;´Д`)人
それかせめて名無しで投稿してくれ・・・つーか作品もいまいちだったけど・・・。
長文書きも糞ならSSの出来も糞だな。
自サイト作ってそこでオナニーSSでも投稿してろ時代遅れの糞オヤジ。
834 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:25 ID:60ftsM5y
(
>>833のつづき)
「マスオさん・・・」
サザエは目を閉じ、唇の先を尖がらせた。それが何を意味するのか。“男”のマスオは既にわかっていた。
だけどアイドルと・・・、あまりの空前絶後の状態にマスオの脳裏はパニック寸前であった。
「サ、サザエさん、僕・・・」
「マスオさん、本当に私が好きなら、私を“普通の女”と認めて」
サザエは瞳を閉じたまま、叫んだ。既にサザエは、覚悟を決めているようだ。
「サザエさん・・・、ちょ、ちょっとだけだよ・・・」
初めての事に意を決したマスオ。
そのマスオは、震わせながらサザエの口に近づき、寸での所で目を閉じ、そして自分の唇をサザエのそれに触れさせた。
だがサザエは顔を更に近づけ、キスを濃厚にした。
「う・・・」
マスオはサザエの余りの積極性に戸惑いつつ、口付けを続けた。
サザエの事が、いとおしく感じられたから・・・。
いつしか二人の気持ちは、完全に連動していたのだ。
「ふぅーっ」
「ハァハァ」
やがて二人の口が離れ、荒い息とともに、眼が開かれた。
そしてほぼ同時に、二人は抱き合っていた。
「私・・・、マスオさんの“彼女”になりたい」
「え・・・」
サザエはわざとベッドの上に仰向けに倒れた。ちょうどマスオが彼女に覆い被さる様な状態だ。
そう・・・、マスオが自分と“契り”を結び易い姿勢になったのだ。
そしてそのマスオは、サザエの豊満な胸に顔が埋まる様な姿勢になっていた。
「う、うわ、サザエさん、や、やばいよ、いくらなんでも!!」
マスオはあがいた。だがサザエの両腕は、シッカリとマスオの後頭部を掴んでいた。
「確かにやばいかも・・・、でも、でも、」
サザエの瞳は、相変わらずマスオのそれを見つめている。
「今、この時を逃したら、私はマスオさんの“彼女”でいられなくなるかも・・・」
マスオはその眼差しを見て、暴れるのをやめてしまった。
835 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:29 ID:mAsqW8j6
(
>>834のつづき)
未成年者がこんなトコでこういうことをするのは、まさに禁忌行為だ。
だが、そのためにサザエを悲しみのドン底に叩き落していいものか・・・? マスオはその点が気になってしまったのだ。
「ねぇ、マスオさん、生まれたままの姿になって」
「・・・」
マスオの脳が、真っ白になった。
「私、生まれたままの姿で、好きな人と一つになりたい」
サザエは仰向けになったまま、服を脱ぎ始めた。
マスオはそのサザエの、余りにも大胆かつ一途な行為に、理性が吹き飛んでいた。
「サ、サザエさん・・・」
勢いというものだろうか。
二人は、次々服を脱ぎ始めた。
サザエが下着姿になった。ブラもパンツも清潔な白だ。
その美しい異性の刺激的な姿に、マスオは鼻血の出る勢いに耐えていた。
一方、マスオもトランクス一枚となった。
サザエは意外とシッカリとしたマスオの筋肉に、興味を示していた。
男というものを良く知らなかったのだろう。とにかく眼差しがものめずらしそうだ。
そしてサザエは、ブラをとった。やや豊満な胸は、ちょっと恥ずかしげなのか、両腕で隠したままだ。
マスオは、その様子を見入ってしまっていた。何せ、成長した女性の着替えといえば、母のそれしか実体験が無い。
それだけに、乳房を露わにせんばかりの女性、しかも現役アイドルの磯野サザエの肢体だけに、まさに夢幻の如き光景だった。
だが・・・これは現実だ。
830 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:19 ID:60ftsM5y
「サザエさん! こっちだ、早く!!」
「え、ええ、マスオさん!」
日曜の夜8時頃。桜新町遊園地近くの商店街で、フグ田マスオが女の子の手を引っ張りながら逃走していた。
「マスオ、どうするのだ!?」
「とにかくどこかに隠れなきゃ!!」
二人の許にはパートナーのカツオとワカメがいた。
とにかく暗闇の中を四人が必死に逃げていた。
何故か? それは四人をとある一団が追ってるからだ。
“磯野サザエが逃げたぞ!”“追え、追うんだ!”“サザエの熱愛現場をスクープするんだ!”
そう。超人気アイドル・磯野サザエのプライベートを追う芸能レポーター関係者だ。
この日、サザエとワカメは密かにマスオ&カツオと桜新町遊園地でデートをしていた。
途中タッグバトル等のトラブルはあったが、午後は楽しい一時を過ごした。
しかし帰路につく途中、サザエがサングラスを落っことしてしまい、勘の鋭い幼女がそれを見て大声で叫んでしまったのだ。
“あっ、いそのさざえだ!!”
しかも運が悪いことに、そこには別のスクープにと芸能レポーター数人も帰路につこうとしていたのだ。
辛うじて四人は彼らのフレームにおさまることなく暗闇の商店街に紛れ込んだのだが、食いついたら放さないピラニアまがいの連中だ、今尚執拗に追っているのだ。
何せ清純派で、なおかつ生まれて彼氏イナイ歴をリアルで続けている事で有名な磯野サザエの“デート現場”であるのだ。マスコミが食らいつかない筈が無い。
そして四人は遂に、行き止まりにぶつかってしまった。
「行き止まりなのだ!!」
「もうどうするの、カツオ!!」
愕然とするマスオとサザエの前で、カツオとワカメが慌てふためいた。
「仕方ないわ、マスオさん!」
サザエは朱色の魔本を手にした。
「ああ、仕方ねえ」
マスオも魔本を手にした。もしここで捕まったら、醜聞以上に魔本の機密性が保てないと瞬時に計算したのだ。
831 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:20 ID:60ftsM5y
(
>>830のつづき)
「マ・セシルド!!」
サザエの叫びでワカメは第3の術を放った。この巨大な盾は追跡者達の前に立ちはだかり、彼らを弾き返した。
“うわっ!”“いたた!”“何だこの壁は!?”と、向こうで追跡者達の悲鳴が轟いた。
一方、その逆方向の前方ではマスオが叫んだ。
「ザケル!!」
カツオの口から第1の呪文の電撃が放たれた。するとそれは、眼前のブロック塀を吹き飛ばした。
「やったわ!」
「よし、今だ!」
見事なチームワークで突破口を作った四人は、そのまま逃げていく。そして、ちょいといかがわしいホテルに目が止まった。
「ウヌ、あそこに逃げ込むのだ!!」
そこがどんな場所か知らないカツオが叫んだ。
だがそこがどんな場所か熟知しているサザエは赤面、そしてマスオは激怒した。
「バカ、あそこがどんな場所かわかってるのか!?」
だが、また追跡者達が追ってくる気配がした。ワカメは、ふと時計を見た。
「マスオ、サザエ、ジタバタしてる時じゃないわ! ここは私とカツオが囮になって逃げるから、マスオとサザエはここに隠れてて。そして10時になったら、とにかく駅前で集合よ。わかった!?」
ワカメの必死さに、マスオとサザエは頷いてしまった。
「カツオ、いい、とにかく逃げて、あいつらをまくのよ!!」
ワカメはカツオの手を強引に引っ張ってつっぱしり始めた。
「ウ、ウヌ、とにかくマスオ、隠れておるのだぞ!!」
引っ張られたカツオの姿が遠くになる。
“子供二人を見つけたぞ!!”“磯野サザエと男の姿はどこだ!?”“とにかく先に子供を捕まえよう!! あいつらからサザエと男の居場所を聞きだすんだ!!”
そして暫くして、レポーター達は、いかがわしいホテルに隠れた二人に気付かず、カツオとワカメの後を追っていた・・・。
832 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:22 ID:60ftsM5y
(
>>831のつづき)
「ふう。ひとまずはまいたか」
何とか年齢を詐称し、一部屋借りることに成功したマスオがベッドに腰掛けて一息ついた。
その隣には、サザエも腰掛けた。
「ごめんね、マスオさん。折角のデートなのに・・・」
「仕方ないさ。サザエさんの立場上、覚悟していたことだから・・・」
ちょっと表情が暗かったサザエに、マスオが励ますように言った。
だがサザエは俯いたままだ。
「ねぇ、マスオさん・・・」
「え? 何?」
「私・・・、芸能界、引退しようと思うの」
「え・・・?」
マスオはイキナリの一言に愕然としてしまった。
「だってそうじゃない! 私は皆に夢に与えるために、この仕事を一生懸命やってきたわ! でも、普通の女の子みたいにデートもできない!」
「・・・」
「折角作った休みも、こんな事になるなんて・・・、ワカメだけじゃなく、カツオ君やマスオさんにまで迷惑かけて・・・、もう、もうこんな辛い事に耐えられない!!」
セキを切ったかの様にサザエは叫び、顔を両手で覆ってしまった。
肩も震えている。
足元には瞳からの雫が静かに落ちた。
“純真な女性の涙”とは余り縁の無い生活をしてきたマスオは、困惑してしまっていた。
だがここは、彼女を、サザエを悲しみから救ってやりたい。そんな気分で一杯になってしまっていた。
「さ、サザエさん、落ち着いて、そりゃ辛いこともあるさ、だけど、」
マスオはサザエの正面に回って叫んだ。
「だけど僕は、そんな頑張ってるサザエさんだからこそ、応援しているんだ」
サザエの肩の震えが、止まった。
833 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:24 ID:60ftsM5y
(
>>832のつづき)
「僕は・・・、僕は・・・」
マスオは幾分か躊躇した後、覚悟を決めた表情で声を飛ばした。
「そんなサザエさんが、好きだ!!」
サザエは、おそるおそる手を下げ、顔を露わにした。
「マスオさん、それって・・・」
マスオは、ゴクリと息を飲んだ。勢いで言ってしまった。だけど、確かに本音だった。
「マスオさん、その“好き”って、私がアイドルだから? それとも、普通の女の子だから?」
サザエは、じっとマスオの目を見つめていた。その瞳は、まさに純真な娘の眼差し、そのものだった。
それを前にマスオは、本音をぶつけるしかなかった。
「ふ、普通の女の子だからだ!!」
それを聞いたサザエは、再び目を閉じ、清い涙を露わにした。
「嬉しい・・・、マスオさんにそう言って貰って嬉しい・・・、魔本を持って闘う辛さを知ってるマスオさんからそういって貰うと・・・」
サザエの涙は、嬉しさの余りのものだ・・・、マスオはそれを知ってホッとした反面、かなり重大な言葉を放ってしまった事に、少し不安になってしまった。
(アイドルに告白して、その気にさせてしまった・・・)
マスオの本音だ。だが、サザエが好きだという気持ちに、ウソは無かった。
暫しの沈黙。
だが均衡を、サザエが破った。
「キスって・・・、どうやるのかな?」
「え・・・えぇっ!?」
マスオは突然の言葉に驚愕した。
だがサザエの瞳は真剣だ。まさに一途な生娘、そのものだ。
リアルで彼氏イナイ歴のサザエ。そんなサザエにとって、初めての白馬の王子様は、まさにマスオだったのだ。
そしてヒッキーだったマスオに彼女はいない。花沢は・・・アレは親分みたいなもんだし。
そんな二人の今の瞬間。初めて互いを「異性」と意識した瞬間だった。
836 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:30 ID:mAsqW8j6
(
>>835のつづき)
「マスオさん・・・、一緒に、なりましょう」
「あ、ああ・・・」
二人は同時に、下半身につけていた下着を、脱いだ。
『!!』
二人は、互いの生まれたままの姿に硬直した。
何せ、互いに同じ年ごろの異性の一糸纏わぬ姿を初めて見たのだ。驚天動地の心境だろう。
マスオはサザエの豊満な胸と、その先端の美しい桃色の乳首、そして自分とは違う秘所に目を奪われていた。
逆にサザエは、自分には無く、初めてリアルで見るマスオの男としてのシンボルに、衝撃を受けていた。
(これが、女の子の体なんだ・・・)
(男の子のあそこって、そうなってたの・・・)
二人は暫し立ち尽くし、そして、自ずと歩み寄った。
(僕は・・・僕は・・・)
(私は・・・私は・・・)
(サザエさんが・・・サザエさんが・・・)
(マスオさんが・・・マスオさんが・・・)
『ほしい!!』
再び、マスオがサザエの上に覆いかぶさった。
「あっ!!」
マスオは男の本能に正直に、サザエの両胸を揉みしだいた。
自分には無い、女性の特徴をあらわすもの。
それを思いのままもみしだくのは、男として当然の行為だった。
「あっああ、あ!!」
サザエが、痛みと快感を同時に味わうかのような叫びを上げた。
相手のイヤらしい行為。だけど、その相手は自分を認める大切な人。
その人の行為に、妙な快感が押し寄せてきたのだ。
「ひゃう!!」
サザエが胸をみやると、マスオが左の乳首を口に含んでいた。
その姿は、まさに母親の乳を吸う赤ん坊の様だ。
やはりこれも、マスオの男としての本能だ。かつて赤ん坊の頃、母と同じ様な行為をしていたマスオ。
女に甘える行為を象徴した愛し方だ。
837 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:31 ID:mAsqW8j6
(
>>836のつづき)
「うっぅう・・・!!」
マスオの頬が赤らんでいく。大切な人によって快楽が押し寄せてくる。この女としての悦びは、アイドルのままでは決して得られないものだ。
やがてマスオの顔は、自身の股間へと下がっていった。
「あ・・・」
サザエはその事に気付いてハッとした。快感の余り、“濡れた”ことに気付いたのだ。
「マスオさん、ちょっとまって、そこ、汚いから・・・」
だが今のマスオには、無問題であった。男の本能には、そういう配慮は通じない。
「キレイだ、キレイだよ、サザエさん!!」
マスオは一寸強引にサザエの両脚を広げ、彼女の秘所を露にした。そしてそこにも、自分の顔を埋め、秘所を吸い始めた。
「あああああ、ああーーっ!!」
更に強まるマスオからの快感。自分の大切な所に、愛しの王子様が求めてきている。
(もう、何を捧げてもいい・・・)
サザエの決意は揺ぎ無いものとなった。
「ねぇ、マスオさん・・・」
「何?」
マスオがふと手を止めると、顔を上げているサザエの瞳を見た。
「私の大切なものを、貴方に捧げたいの。お願い」
頭のいいマスオは、それの言葉に直感した。女にとって大切なものとは何か。そして捧げるものとはなにか。
医学的には、知っていた。実践は皆無だが・・・。
「あ、ああ・・・」
マスオは、もうサザエがいとしくてたまらなくなっていた。そして、アナコンダのように太く硬くなっていた自分の“モノ”を掴み、彼女の秘所にあてがった。
「ぐうっ!!」
「あっああ、ああぁーー!!」
マスオのうめきから間髪入れて、サザエが叫んだ。
838 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:33 ID:mAsqW8j6
(
>>837のつづき)
勿論、サザエは処女だ。だからその「膜」が破られるのも初めて。
いくら相手が優しいマスオとはいえ、契りを結ぶ代償として破爪の痛みには耐えねばならなかった。
「サ、サザエさん!?」
ふと、マスオの行為がとまった。性欲よりサザエの体が心配になったのだ。
サザエは涙をこらえつつ、肩を震わせ、痛みに耐えていた。
「いいの、続けて・・・、後悔したくないの、マスオさんに捧げたいの!!」
「サザエさん・・・」
マスオは続けた。サザエの耐えを無駄にしたくなかったからだ。
「う、あああぁぁ!!」
サザエの秘所から愛液と、血が流れ始めた。マスオが初めての相手と指し示す“純潔の証”だ。
サザエはマスオに処女を捧げた。と同時に、マスオの童貞もサザエによって喪失した。
二人が身体的に「男」と「女」になった瞬間だ。二人は互いの生殖器が一つになった状態にいる。
「サ、サザエさん、僕・・・」
「マスオさん、やったね、一つになれたね・・・」
二人は、再び熱く深く口付けをする。そして体を上下に動かした。
「ううっ、うっ、うっ!!」
完全に二人は、獣の様な行為に我を忘れていた。
そして、マスオのシンボルには、男の生殖行為としては当然の現象が起こっていた。
「うぁ、ああ、サ、サザエさん、僕・・・、僕!!」
サザエも、マスオがどういう状態にいるのか、勘が働いた。だが敢えて、そのままマスオにしがみついていた。
839 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:34 ID:mAsqW8j6
(
>>838のつづき)
「マスオさん、お願い、出して!! 中に出して!! 妊娠してもいいの!! アイドルは引退して、貴方と結婚して子供を生むから!!」
「うわぁぁぁぁ!!」
どくっどくっどくっ!!!
「あああぁ、ああああぁぁーっっ!!」
マスオの大量の精液が、サザエの膣内に注ぎ込まれた。
マスオは全てを出し切った快感で顔がほころび、サザエも全てを受け入れた充足感で笑みを浮かべていた。
そして二人は同時に、果てた。
この行為で、マスオの子種がサザエの中に宿ったかもしれない。
だが今は、そんなことよりも結ばれた瞬間のことで、二人は幸せの絶頂にいた。
そして。二人はシャワーを浴びた。暫し沈黙していた二人だが、マスオが重い口を開けた。
「ねぇサザエさん・・・」
「・・・何?」
「僕・・・その、中に、出しちゃったけど・・・」
天才のマスオは、その行為が医学的にどのような結果を招くのか、予想がつくのだ。
サザエは悪戯っぽく笑って、そして答えた。
「そうねぇ・・・、私のお腹にマスオさんの子供が宿ったかもね」
「・・・」
硬直したマスオを前に、サザエが続けた。
「そして、私の名前は“フグ田サザエ”になって、男の子が生まれたら“太羅”、女の子が生まれたら“育裸”って名付けて、幸せに暮らしたいな・・・」
「・・・」
中学生なのに父親になってしまう恐怖に、マスオは愕然としていた。
840 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:35 ID:mAsqW8j6
(
>>839のつづき)
だが、サザエはくすっと笑うと、お湯で濡れた体をバスタオルで拭き始めた。
「安心して、マスオさん。今日は安全日だったから・・・。でもね、このことがバレて芸能界でやっていけなくなったら、その時はお願いね!!」
マスオはふと我に帰った。
もしかしてサザエは、アイドルを引退して幸せになるため、自分とこのような事をしたのだろうか?
だが、それでもいい。自分と結ばれてサザエが幸せになるのなら本望だし、それまではサザエはアイドルとして輝き続けよう。
そして王を決める争いが終った後でも、共に行き続けるパートナーがいる・・・、それはマスオにとっても、サザエにとっても、幸せなことだ。
「あ、マスオさん、もうすぐ10時よ! ワカメ達と合流しなきゃ」
「ああ!」
二人はいかがわしいホテルの裏口から出て、一路駅へと突っ走った。そしてマスコミをまいたワカメ&カツオと合流した。
・・・こうして、4人のなが〜いデートは終った。だけど、マスオとサザエの絆は、まだ始まったばかりだ。
マスオとサザエの先には、いかなる運命が待ち受けているのか。それは、また後の話・・・
(了)
840 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:35 ID:mAsqW8j6
(
>>839のつづき)
だが、サザエはくすっと笑うと、お湯で濡れた体をバスタオルで拭き始めた。
「安心して、マスオさん。今日は安全日だったから・・・。でもね、このことがバレて芸能界でやっていけなくなったら、その時はお願いね!!」
マスオはふと我に帰った。
もしかしてサザエは、アイドルを引退して幸せになるため、自分とこのような事をしたのだろうか?
だが、それでもいい。自分と結ばれてサザエが幸せになるのなら本望だし、それまではサザエはアイドルとして輝き続けよう。
そして王を決める争いが終った後でも、共に行き続けるパートナーがいる・・・、それはマスオにとっても、サザエにとっても、幸せなことだ。
「あ、マスオさん、もうすぐ10時よ! ワカメ達と合流しなきゃ」
「ああ!」
二人はいかがわしいホテルの裏口から出て、一路駅へと突っ走った。そしてマスコミをまいたワカメ&カツオと合流した。
・・・こうして、4人のなが〜いデートは終った。だけど、マスオとサザエの絆は、まだ始まったばかりだ。
マスオとサザエの先には、いかなる運命が待ち受けているのか。それは、また後の話・・・
(了)
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
842 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 22:48 ID:CtkvTmz4
(;´Д`)・・・・名乗るなよ。
おまいさんは長文のほうでキャラが固まっちまってるんだから。
エロは書き手の素性が見えてしまうと萎える。
844 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 23:22 ID:cblSnz4Z
しかも、つまらない…。自ら荒らしたがってるようにしか見えないが?
846 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 23:57 ID:X15NiFc5
なんでここが長文の人の『謹慎場所』にされなイカンわけ?
日陰的なところだからですか?侮辱です。帰って下さい。
849 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:36 ID:ADxFHFK0
しかし…アイドル引退はいいんだが、まだ中学生相手に結婚を言い出すてのは…
子供生まれてから更に3年経たんと無理やン(;´Д`)
いきなり子供の名前を決めようとしてたり、安全日だからOK(当てにならない)とか
サザエにDQN発言連発させるのがアカン。
なんつーか、書き手がアレだとキャラまで聡明さが…
850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
頼むから長文の人は本スレから出ないでください隔離されてください(;´Д`)人
それかせめて名無しで投稿してくれ・・・つーか作品もいまいちだったけど・・・。
長文書きも糞ならSSの出来も糞だな。
自サイト作ってそこでオナニーSSでも投稿してろ時代遅れの糞オヤジ。
850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
頼むから長文の人は本スレから出ないでください隔離されてください(;´Д`)人
それかせめて名無しで投稿してくれ・・・つーか作品もいまいちだったけど・・・。
長文書きも糞ならSSの出来も糞だな。
自サイト作ってそこでオナニーSSでも投稿してろ時代遅れの糞オヤジ。
850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
頼むから長文の人は本スレから出ないでください隔離されてください(;´Д`)人
それかせめて名無しで投稿してくれ・・・つーか作品もいまいちだったけど・・・。
長文書きも糞ならSSの出来も糞だな。
自サイト作ってそこでオナニーSSでも投稿してろ時代遅れの糞オヤジ。
いい加減にしろよ糞野郎!死ね!
830 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:19 ID:60ftsM5y
「サザエさん! こっちだ、早く!!」
「え、ええ、マスオさん!」
日曜の夜8時頃。桜新町遊園地近くの商店街で、フグ田マスオが女の子の手を引っ張りながら逃走していた。
「マスオ、どうするのだ!?」
「とにかくどこかに隠れなきゃ!!」
二人の許にはパートナーのカツオとワカメがいた。
とにかく暗闇の中を四人が必死に逃げていた。
何故か? それは四人をとある一団が追ってるからだ。
“磯野サザエが逃げたぞ!”“追え、追うんだ!”“サザエの熱愛現場をスクープするんだ!”
そう。超人気アイドル・磯野サザエのプライベートを追う芸能レポーター関係者だ。
この日、サザエとワカメは密かにマスオ&カツオと桜新町遊園地でデートをしていた。
途中タッグバトル等のトラブルはあったが、午後は楽しい一時を過ごした。
しかし帰路につく途中、サザエがサングラスを落っことしてしまい、勘の鋭い幼女がそれを見て大声で叫んでしまったのだ。
“あっ、いそのさざえだ!!”
しかも運が悪いことに、そこには別のスクープにと芸能レポーター数人も帰路につこうとしていたのだ。
辛うじて四人は彼らのフレームにおさまることなく暗闇の商店街に紛れ込んだのだが、食いついたら放さないピラニアまがいの連中だ、今尚執拗に追っているのだ。
何せ清純派で、なおかつ生まれて彼氏イナイ歴をリアルで続けている事で有名な磯野サザエの“デート現場”であるのだ。マスコミが食らいつかない筈が無い。
そして四人は遂に、行き止まりにぶつかってしまった。
「行き止まりなのだ!!」
「もうどうするの、カツオ!!」
愕然とするマスオとサザエの前で、カツオとワカメが慌てふためいた。
「仕方ないわ、マスオさん!」
サザエは朱色の魔本を手にした。
「ああ、仕方ねえ」
マスオも魔本を手にした。もしここで捕まったら、醜聞以上に魔本の機密性が保てないと瞬時に計算したのだ。
831 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:20 ID:60ftsM5y
(
>>830のつづき)
「マ・セシルド!!」
サザエの叫びでワカメは第3の術を放った。この巨大な盾は追跡者達の前に立ちはだかり、彼らを弾き返した。
“うわっ!”“いたた!”“何だこの壁は!?”と、向こうで追跡者達の悲鳴が轟いた。
一方、その逆方向の前方ではマスオが叫んだ。
「ザケル!!」
カツオの口から第1の呪文の電撃が放たれた。するとそれは、眼前のブロック塀を吹き飛ばした。
「やったわ!」
「よし、今だ!」
見事なチームワークで突破口を作った四人は、そのまま逃げていく。そして、ちょいといかがわしいホテルに目が止まった。
「ウヌ、あそこに逃げ込むのだ!!」
そこがどんな場所か知らないカツオが叫んだ。
だがそこがどんな場所か熟知しているサザエは赤面、そしてマスオは激怒した。
「バカ、あそこがどんな場所かわかってるのか!?」
だが、また追跡者達が追ってくる気配がした。ワカメは、ふと時計を見た。
「マスオ、サザエ、ジタバタしてる時じゃないわ! ここは私とカツオが囮になって逃げるから、マスオとサザエはここに隠れてて。そして10時になったら、とにかく駅前で集合よ。わかった!?」
ワカメの必死さに、マスオとサザエは頷いてしまった。
「カツオ、いい、とにかく逃げて、あいつらをまくのよ!!」
ワカメはカツオの手を強引に引っ張ってつっぱしり始めた。
「ウ、ウヌ、とにかくマスオ、隠れておるのだぞ!!」
引っ張られたカツオの姿が遠くになる。
“子供二人を見つけたぞ!!”“磯野サザエと男の姿はどこだ!?”“とにかく先に子供を捕まえよう!! あいつらからサザエと男の居場所を聞きだすんだ!!”
そして暫くして、レポーター達は、いかがわしいホテルに隠れた二人に気付かず、カツオとワカメの後を追っていた・・・。
832 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:22 ID:60ftsM5y
(
>>831のつづき)
「ふう。ひとまずはまいたか」
何とか年齢を詐称し、一部屋借りることに成功したマスオがベッドに腰掛けて一息ついた。
その隣には、サザエも腰掛けた。
「ごめんね、マスオさん。折角のデートなのに・・・」
「仕方ないさ。サザエさんの立場上、覚悟していたことだから・・・」
ちょっと表情が暗かったサザエに、マスオが励ますように言った。
だがサザエは俯いたままだ。
「ねぇ、マスオさん・・・」
「え? 何?」
「私・・・、芸能界、引退しようと思うの」
「え・・・?」
マスオはイキナリの一言に愕然としてしまった。
「だってそうじゃない! 私は皆に夢に与えるために、この仕事を一生懸命やってきたわ! でも、普通の女の子みたいにデートもできない!」
「・・・」
「折角作った休みも、こんな事になるなんて・・・、ワカメだけじゃなく、カツオ君やマスオさんにまで迷惑かけて・・・、もう、もうこんな辛い事に耐えられない!!」
セキを切ったかの様にサザエは叫び、顔を両手で覆ってしまった。
肩も震えている。
足元には瞳からの雫が静かに落ちた。
“純真な女性の涙”とは余り縁の無い生活をしてきたマスオは、困惑してしまっていた。
だがここは、彼女を、サザエを悲しみから救ってやりたい。そんな気分で一杯になってしまっていた。
「さ、サザエさん、落ち着いて、そりゃ辛いこともあるさ、だけど、」
マスオはサザエの正面に回って叫んだ。
「だけど僕は、そんな頑張ってるサザエさんだからこそ、応援しているんだ」
サザエの肩の震えが、止まった。
833 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:24 ID:60ftsM5y
(
>>832のつづき)
「僕は・・・、僕は・・・」
マスオは幾分か躊躇した後、覚悟を決めた表情で声を飛ばした。
「そんなサザエさんが、好きだ!!」
サザエは、おそるおそる手を下げ、顔を露わにした。
「マスオさん、それって・・・」
マスオは、ゴクリと息を飲んだ。勢いで言ってしまった。だけど、確かに本音だった。
「マスオさん、その“好き”って、私がアイドルだから? それとも、普通の女の子だから?」
サザエは、じっとマスオの目を見つめていた。その瞳は、まさに純真な娘の眼差し、そのものだった。
それを前にマスオは、本音をぶつけるしかなかった。
「ふ、普通の女の子だからだ!!」
それを聞いたサザエは、再び目を閉じ、清い涙を露わにした。
「嬉しい・・・、マスオさんにそう言って貰って嬉しい・・・、魔本を持って闘う辛さを知ってるマスオさんからそういって貰うと・・・」
サザエの涙は、嬉しさの余りのものだ・・・、マスオはそれを知ってホッとした反面、かなり重大な言葉を放ってしまった事に、少し不安になってしまった。
(アイドルに告白して、その気にさせてしまった・・・)
マスオの本音だ。だが、サザエが好きだという気持ちに、ウソは無かった。
暫しの沈黙。
だが均衡を、サザエが破った。
「キスって・・・、どうやるのかな?」
「え・・・えぇっ!?」
マスオは突然の言葉に驚愕した。
だがサザエの瞳は真剣だ。まさに一途な生娘、そのものだ。
リアルで彼氏イナイ歴のサザエ。そんなサザエにとって、初めての白馬の王子様は、まさにマスオだったのだ。
そしてヒッキーだったマスオに彼女はいない。花沢は・・・アレは親分みたいなもんだし。
そんな二人の今の瞬間。初めて互いを「異性」と意識した瞬間だった。
834 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:25 ID:60ftsM5y
(
>>833のつづき)
「マスオさん・・・」
サザエは目を閉じ、唇の先を尖がらせた。それが何を意味するのか。“男”のマスオは既にわかっていた。
だけどアイドルと・・・、あまりの空前絶後の状態にマスオの脳裏はパニック寸前であった。
「サ、サザエさん、僕・・・」
「マスオさん、本当に私が好きなら、私を“普通の女”と認めて」
サザエは瞳を閉じたまま、叫んだ。既にサザエは、覚悟を決めているようだ。
「サザエさん・・・、ちょ、ちょっとだけだよ・・・」
初めての事に意を決したマスオ。
そのマスオは、震わせながらサザエの口に近づき、寸での所で目を閉じ、そして自分の唇をサザエのそれに触れさせた。
だがサザエは顔を更に近づけ、キスを濃厚にした。
「う・・・」
マスオはサザエの余りの積極性に戸惑いつつ、口付けを続けた。
サザエの事が、いとおしく感じられたから・・・。
いつしか二人の気持ちは、完全に連動していたのだ。
「ふぅーっ」
「ハァハァ」
やがて二人の口が離れ、荒い息とともに、眼が開かれた。
そしてほぼ同時に、二人は抱き合っていた。
「私・・・、マスオさんの“彼女”になりたい」
「え・・・」
サザエはわざとベッドの上に仰向けに倒れた。ちょうどマスオが彼女に覆い被さる様な状態だ。
そう・・・、マスオが自分と“契り”を結び易い姿勢になったのだ。
そしてそのマスオは、サザエの豊満な胸に顔が埋まる様な姿勢になっていた。
「う、うわ、サザエさん、や、やばいよ、いくらなんでも!!」
マスオはあがいた。だがサザエの両腕は、シッカリとマスオの後頭部を掴んでいた。
「確かにやばいかも・・・、でも、でも、」
サザエの瞳は、相変わらずマスオのそれを見つめている。
「今、この時を逃したら、私はマスオさんの“彼女”でいられなくなるかも・・・」
マスオはその眼差しを見て、暴れるのをやめてしまった。
835 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:29 ID:mAsqW8j6
(
>>834のつづき)
未成年者がこんなトコでこういうことをするのは、まさに禁忌行為だ。
だが、そのためにサザエを悲しみのドン底に叩き落していいものか・・・? マスオはその点が気になってしまったのだ。
「ねぇ、マスオさん、生まれたままの姿になって」
「・・・」
マスオの脳が、真っ白になった。
「私、生まれたままの姿で、好きな人と一つになりたい」
サザエは仰向けになったまま、服を脱ぎ始めた。
マスオはそのサザエの、余りにも大胆かつ一途な行為に、理性が吹き飛んでいた。
「サ、サザエさん・・・」
勢いというものだろうか。
二人は、次々服を脱ぎ始めた。
サザエが下着姿になった。ブラもパンツも清潔な白だ。
その美しい異性の刺激的な姿に、マスオは鼻血の出る勢いに耐えていた。
一方、マスオもトランクス一枚となった。
サザエは意外とシッカリとしたマスオの筋肉に、興味を示していた。
男というものを良く知らなかったのだろう。とにかく眼差しがものめずらしそうだ。
そしてサザエは、ブラをとった。やや豊満な胸は、ちょっと恥ずかしげなのか、両腕で隠したままだ。
マスオは、その様子を見入ってしまっていた。何せ、成長した女性の着替えといえば、母のそれしか実体験が無い。
それだけに、乳房を露わにせんばかりの女性、しかも現役アイドルの磯野サザエの肢体だけに、まさに夢幻の如き光景だった。
だが・・・これは現実だ。
836 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:30 ID:mAsqW8j6
(
>>835のつづき)
「マスオさん・・・、一緒に、なりましょう」
「あ、ああ・・・」
二人は同時に、下半身につけていた下着を、脱いだ。
『!!』
二人は、互いの生まれたままの姿に硬直した。
何せ、互いに同じ年ごろの異性の一糸纏わぬ姿を初めて見たのだ。驚天動地の心境だろう。
マスオはサザエの豊満な胸と、その先端の美しい桃色の乳首、そして自分とは違う秘所に目を奪われていた。
逆にサザエは、自分には無く、初めてリアルで見るマスオの男としてのシンボルに、衝撃を受けていた。
(これが、女の子の体なんだ・・・)
(男の子のあそこって、そうなってたの・・・)
二人は暫し立ち尽くし、そして、自ずと歩み寄った。
(僕は・・・僕は・・・)
(私は・・・私は・・・)
(サザエさんが・・・サザエさんが・・・)
(マスオさんが・・・マスオさんが・・・)
『ほしい!!』
再び、マスオがサザエの上に覆いかぶさった。
「あっ!!」
マスオは男の本能に正直に、サザエの両胸を揉みしだいた。
自分には無い、女性の特徴をあらわすもの。
それを思いのままもみしだくのは、男として当然の行為だった。
「あっああ、あ!!」
サザエが、痛みと快感を同時に味わうかのような叫びを上げた。
相手のイヤらしい行為。だけど、その相手は自分を認める大切な人。
その人の行為に、妙な快感が押し寄せてきたのだ。
「ひゃう!!」
サザエが胸をみやると、マスオが左の乳首を口に含んでいた。
その姿は、まさに母親の乳を吸う赤ん坊の様だ。
やはりこれも、マスオの男としての本能だ。かつて赤ん坊の頃、母と同じ様な行為をしていたマスオ。
女に甘える行為を象徴した愛し方だ。
837 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:31 ID:mAsqW8j6
(
>>836のつづき)
「うっぅう・・・!!」
マスオの頬が赤らんでいく。大切な人によって快楽が押し寄せてくる。この女としての悦びは、アイドルのままでは決して得られないものだ。
やがてマスオの顔は、自身の股間へと下がっていった。
「あ・・・」
サザエはその事に気付いてハッとした。快感の余り、“濡れた”ことに気付いたのだ。
「マスオさん、ちょっとまって、そこ、汚いから・・・」
だが今のマスオには、無問題であった。男の本能には、そういう配慮は通じない。
「キレイだ、キレイだよ、サザエさん!!」
マスオは一寸強引にサザエの両脚を広げ、彼女の秘所を露にした。そしてそこにも、自分の顔を埋め、秘所を吸い始めた。
「あああああ、ああーーっ!!」
更に強まるマスオからの快感。自分の大切な所に、愛しの王子様が求めてきている。
(もう、何を捧げてもいい・・・)
サザエの決意は揺ぎ無いものとなった。
「ねぇ、マスオさん・・・」
「何?」
マスオがふと手を止めると、顔を上げているサザエの瞳を見た。
「私の大切なものを、貴方に捧げたいの。お願い」
頭のいいマスオは、それの言葉に直感した。女にとって大切なものとは何か。そして捧げるものとはなにか。
医学的には、知っていた。実践は皆無だが・・・。
「あ、ああ・・・」
マスオは、もうサザエがいとしくてたまらなくなっていた。そして、アナコンダのように太く硬くなっていた自分の“モノ”を掴み、彼女の秘所にあてがった。
「ぐうっ!!」
「あっああ、ああぁーー!!」
マスオのうめきから間髪入れて、サザエが叫んだ。
838 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:33 ID:mAsqW8j6
(
>>837のつづき)
勿論、サザエは処女だ。だからその「膜」が破られるのも初めて。
いくら相手が優しいマスオとはいえ、契りを結ぶ代償として破爪の痛みには耐えねばならなかった。
「サ、サザエさん!?」
ふと、マスオの行為がとまった。性欲よりサザエの体が心配になったのだ。
サザエは涙をこらえつつ、肩を震わせ、痛みに耐えていた。
「いいの、続けて・・・、後悔したくないの、マスオさんに捧げたいの!!」
「サザエさん・・・」
マスオは続けた。サザエの耐えを無駄にしたくなかったからだ。
「う、あああぁぁ!!」
サザエの秘所から愛液と、血が流れ始めた。マスオが初めての相手と指し示す“純潔の証”だ。
サザエはマスオに処女を捧げた。と同時に、マスオの童貞もサザエによって喪失した。
二人が身体的に「男」と「女」になった瞬間だ。二人は互いの生殖器が一つになった状態にいる。
「サ、サザエさん、僕・・・」
「マスオさん、やったね、一つになれたね・・・」
二人は、再び熱く深く口付けをする。そして体を上下に動かした。
「ううっ、うっ、うっ!!」
完全に二人は、獣の様な行為に我を忘れていた。
そして、マスオのシンボルには、男の生殖行為としては当然の現象が起こっていた。
「うぁ、ああ、サ、サザエさん、僕・・・、僕!!」
サザエも、マスオがどういう状態にいるのか、勘が働いた。だが敢えて、そのままマスオにしがみついていた。
839 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:34 ID:mAsqW8j6
(
>>838のつづき)
「マスオさん、お願い、出して!! 中に出して!! 妊娠してもいいの!! アイドルは引退して、貴方と結婚して子供を生むから!!」
「うわぁぁぁぁ!!」
どくっどくっどくっ!!!
「あああぁ、ああああぁぁーっっ!!」
マスオの大量の精液が、サザエの膣内に注ぎ込まれた。
マスオは全てを出し切った快感で顔がほころび、サザエも全てを受け入れた充足感で笑みを浮かべていた。
そして二人は同時に、果てた。
この行為で、マスオの子種がサザエの中に宿ったかもしれない。
だが今は、そんなことよりも結ばれた瞬間のことで、二人は幸せの絶頂にいた。
そして。二人はシャワーを浴びた。暫し沈黙していた二人だが、マスオが重い口を開けた。
「ねぇサザエさん・・・」
「・・・何?」
「僕・・・その、中に、出しちゃったけど・・・」
天才のマスオは、その行為が医学的にどのような結果を招くのか、予想がつくのだ。
サザエは悪戯っぽく笑って、そして答えた。
「そうねぇ・・・、私のお腹にマスオさんの子供が宿ったかもね」
「・・・」
硬直したマスオを前に、サザエが続けた。
「そして、私の名前は“フグ田サザエ”になって、男の子が生まれたら“太羅”、女の子が生まれたら“育裸”って名付けて、幸せに暮らしたいな・・・」
「・・・」
中学生なのに父親になってしまう恐怖に、マスオは愕然としていた。
840 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:35 ID:mAsqW8j6
(
>>839のつづき)
だが、サザエはくすっと笑うと、お湯で濡れた体をバスタオルで拭き始めた。
「安心して、マスオさん。今日は安全日だったから・・・。でもね、このことがバレて芸能界でやっていけなくなったら、その時はお願いね!!」
マスオはふと我に帰った。
もしかしてサザエは、アイドルを引退して幸せになるため、自分とこのような事をしたのだろうか?
だが、それでもいい。自分と結ばれてサザエが幸せになるのなら本望だし、それまではサザエはアイドルとして輝き続けよう。
そして王を決める争いが終った後でも、共に行き続けるパートナーがいる・・・、それはマスオにとっても、サザエにとっても、幸せなことだ。
「あ、マスオさん、もうすぐ10時よ! ワカメ達と合流しなきゃ」
「ああ!」
二人はいかがわしいホテルの裏口から出て、一路駅へと突っ走った。そしてマスコミをまいたワカメ&カツオと合流した。
・・・こうして、4人のなが〜いデートは終った。だけど、マスオとサザエの絆は、まだ始まったばかりだ。
マスオとサザエの先には、いかなる運命が待ち受けているのか。それは、また後の話・・・
(了)
840 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:35 ID:mAsqW8j6
(
>>839のつづき)
だが、サザエはくすっと笑うと、お湯で濡れた体をバスタオルで拭き始めた。
「安心して、マスオさん。今日は安全日だったから・・・。でもね、このことがバレて芸能界でやっていけなくなったら、その時はお願いね!!」
マスオはふと我に帰った。
もしかしてサザエは、アイドルを引退して幸せになるため、自分とこのような事をしたのだろうか?
だが、それでもいい。自分と結ばれてサザエが幸せになるのなら本望だし、それまではサザエはアイドルとして輝き続けよう。
そして王を決める争いが終った後でも、共に行き続けるパートナーがいる・・・、それはマスオにとっても、サザエにとっても、幸せなことだ。
「あ、マスオさん、もうすぐ10時よ! ワカメ達と合流しなきゃ」
「ああ!」
二人はいかがわしいホテルの裏口から出て、一路駅へと突っ走った。そしてマスコミをまいたワカメ&カツオと合流した。
・・・こうして、4人のなが〜いデートは終った。だけど、マスオとサザエの絆は、まだ始まったばかりだ。
マスオとサザエの先には、いかなる運命が待ち受けているのか。それは、また後の話・・・
(了)
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
842 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 22:48 ID:CtkvTmz4
(;´Д`)・・・・名乗るなよ。
おまいさんは長文のほうでキャラが固まっちまってるんだから。
エロは書き手の素性が見えてしまうと萎える。
844 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 23:22 ID:cblSnz4Z
しかも、つまらない…。自ら荒らしたがってるようにしか見えないが?
846 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 23:57 ID:X15NiFc5
なんでここが長文の人の『謹慎場所』にされなイカンわけ?
日陰的なところだからですか?侮辱です。帰って下さい。
849 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:36 ID:ADxFHFK0
しかし…アイドル引退はいいんだが、まだ中学生相手に結婚を言い出すてのは…
子供生まれてから更に3年経たんと無理やン(;´Д`)
いきなり子供の名前を決めようとしてたり、安全日だからOK(当てにならない)とか
サザエにDQN発言連発させるのがアカン。
なんつーか、書き手がアレだとキャラまで聡明さが…
850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
頼むから長文の人は本スレから出ないでください隔離されてください(;´Д`)人
それかせめて名無しで投稿してくれ・・・つーか作品もいまいちだったけど・・・。
長文書きも糞ならSSの出来も糞だな。
自サイト作ってそこでオナニーSSでも投稿してろ時代遅れの糞オヤジ。
850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
頼むから長文の人は本スレから出ないでください隔離されてください(;´Д`)人
それかせめて名無しで投稿してくれ・・・つーか作品もいまいちだったけど・・・。
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850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
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830 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:19 ID:60ftsM5y
「サザエさん! こっちだ、早く!!」
「え、ええ、マスオさん!」
日曜の夜8時頃。桜新町遊園地近くの商店街で、フグ田マスオが女の子の手を引っ張りながら逃走していた。
「マスオ、どうするのだ!?」
「とにかくどこかに隠れなきゃ!!」
二人の許にはパートナーのカツオとワカメがいた。
とにかく暗闇の中を四人が必死に逃げていた。
何故か? それは四人をとある一団が追ってるからだ。
“磯野サザエが逃げたぞ!”“追え、追うんだ!”“サザエの熱愛現場をスクープするんだ!”
そう。超人気アイドル・磯野サザエのプライベートを追う芸能レポーター関係者だ。
この日、サザエとワカメは密かにマスオ&カツオと桜新町遊園地でデートをしていた。
途中タッグバトル等のトラブルはあったが、午後は楽しい一時を過ごした。
しかし帰路につく途中、サザエがサングラスを落っことしてしまい、勘の鋭い幼女がそれを見て大声で叫んでしまったのだ。
“あっ、いそのさざえだ!!”
しかも運が悪いことに、そこには別のスクープにと芸能レポーター数人も帰路につこうとしていたのだ。
辛うじて四人は彼らのフレームにおさまることなく暗闇の商店街に紛れ込んだのだが、食いついたら放さないピラニアまがいの連中だ、今尚執拗に追っているのだ。
何せ清純派で、なおかつ生まれて彼氏イナイ歴をリアルで続けている事で有名な磯野サザエの“デート現場”であるのだ。マスコミが食らいつかない筈が無い。
そして四人は遂に、行き止まりにぶつかってしまった。
「行き止まりなのだ!!」
「もうどうするの、カツオ!!」
愕然とするマスオとサザエの前で、カツオとワカメが慌てふためいた。
「仕方ないわ、マスオさん!」
サザエは朱色の魔本を手にした。
「ああ、仕方ねえ」
マスオも魔本を手にした。もしここで捕まったら、醜聞以上に魔本の機密性が保てないと瞬時に計算したのだ。
831 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:20 ID:60ftsM5y
(
>>830のつづき)
「マ・セシルド!!」
サザエの叫びでワカメは第3の術を放った。この巨大な盾は追跡者達の前に立ちはだかり、彼らを弾き返した。
“うわっ!”“いたた!”“何だこの壁は!?”と、向こうで追跡者達の悲鳴が轟いた。
一方、その逆方向の前方ではマスオが叫んだ。
「ザケル!!」
カツオの口から第1の呪文の電撃が放たれた。するとそれは、眼前のブロック塀を吹き飛ばした。
「やったわ!」
「よし、今だ!」
見事なチームワークで突破口を作った四人は、そのまま逃げていく。そして、ちょいといかがわしいホテルに目が止まった。
「ウヌ、あそこに逃げ込むのだ!!」
そこがどんな場所か知らないカツオが叫んだ。
だがそこがどんな場所か熟知しているサザエは赤面、そしてマスオは激怒した。
「バカ、あそこがどんな場所かわかってるのか!?」
だが、また追跡者達が追ってくる気配がした。ワカメは、ふと時計を見た。
「マスオ、サザエ、ジタバタしてる時じゃないわ! ここは私とカツオが囮になって逃げるから、マスオとサザエはここに隠れてて。そして10時になったら、とにかく駅前で集合よ。わかった!?」
ワカメの必死さに、マスオとサザエは頷いてしまった。
「カツオ、いい、とにかく逃げて、あいつらをまくのよ!!」
ワカメはカツオの手を強引に引っ張ってつっぱしり始めた。
「ウ、ウヌ、とにかくマスオ、隠れておるのだぞ!!」
引っ張られたカツオの姿が遠くになる。
“子供二人を見つけたぞ!!”“磯野サザエと男の姿はどこだ!?”“とにかく先に子供を捕まえよう!! あいつらからサザエと男の居場所を聞きだすんだ!!”
そして暫くして、レポーター達は、いかがわしいホテルに隠れた二人に気付かず、カツオとワカメの後を追っていた・・・。
832 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:22 ID:60ftsM5y
(
>>831のつづき)
「ふう。ひとまずはまいたか」
何とか年齢を詐称し、一部屋借りることに成功したマスオがベッドに腰掛けて一息ついた。
その隣には、サザエも腰掛けた。
「ごめんね、マスオさん。折角のデートなのに・・・」
「仕方ないさ。サザエさんの立場上、覚悟していたことだから・・・」
ちょっと表情が暗かったサザエに、マスオが励ますように言った。
だがサザエは俯いたままだ。
「ねぇ、マスオさん・・・」
「え? 何?」
「私・・・、芸能界、引退しようと思うの」
「え・・・?」
マスオはイキナリの一言に愕然としてしまった。
「だってそうじゃない! 私は皆に夢に与えるために、この仕事を一生懸命やってきたわ! でも、普通の女の子みたいにデートもできない!」
「・・・」
「折角作った休みも、こんな事になるなんて・・・、ワカメだけじゃなく、カツオ君やマスオさんにまで迷惑かけて・・・、もう、もうこんな辛い事に耐えられない!!」
セキを切ったかの様にサザエは叫び、顔を両手で覆ってしまった。
肩も震えている。
足元には瞳からの雫が静かに落ちた。
“純真な女性の涙”とは余り縁の無い生活をしてきたマスオは、困惑してしまっていた。
だがここは、彼女を、サザエを悲しみから救ってやりたい。そんな気分で一杯になってしまっていた。
「さ、サザエさん、落ち着いて、そりゃ辛いこともあるさ、だけど、」
マスオはサザエの正面に回って叫んだ。
「だけど僕は、そんな頑張ってるサザエさんだからこそ、応援しているんだ」
サザエの肩の震えが、止まった。
833 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:24 ID:60ftsM5y
(
>>832のつづき)
「僕は・・・、僕は・・・」
マスオは幾分か躊躇した後、覚悟を決めた表情で声を飛ばした。
「そんなサザエさんが、好きだ!!」
サザエは、おそるおそる手を下げ、顔を露わにした。
「マスオさん、それって・・・」
マスオは、ゴクリと息を飲んだ。勢いで言ってしまった。だけど、確かに本音だった。
「マスオさん、その“好き”って、私がアイドルだから? それとも、普通の女の子だから?」
サザエは、じっとマスオの目を見つめていた。その瞳は、まさに純真な娘の眼差し、そのものだった。
それを前にマスオは、本音をぶつけるしかなかった。
「ふ、普通の女の子だからだ!!」
それを聞いたサザエは、再び目を閉じ、清い涙を露わにした。
「嬉しい・・・、マスオさんにそう言って貰って嬉しい・・・、魔本を持って闘う辛さを知ってるマスオさんからそういって貰うと・・・」
サザエの涙は、嬉しさの余りのものだ・・・、マスオはそれを知ってホッとした反面、かなり重大な言葉を放ってしまった事に、少し不安になってしまった。
(アイドルに告白して、その気にさせてしまった・・・)
マスオの本音だ。だが、サザエが好きだという気持ちに、ウソは無かった。
暫しの沈黙。
だが均衡を、サザエが破った。
「キスって・・・、どうやるのかな?」
「え・・・えぇっ!?」
マスオは突然の言葉に驚愕した。
だがサザエの瞳は真剣だ。まさに一途な生娘、そのものだ。
リアルで彼氏イナイ歴のサザエ。そんなサザエにとって、初めての白馬の王子様は、まさにマスオだったのだ。
そしてヒッキーだったマスオに彼女はいない。花沢は・・・アレは親分みたいなもんだし。
そんな二人の今の瞬間。初めて互いを「異性」と意識した瞬間だった。
834 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:25 ID:60ftsM5y
(
>>833のつづき)
「マスオさん・・・」
サザエは目を閉じ、唇の先を尖がらせた。それが何を意味するのか。“男”のマスオは既にわかっていた。
だけどアイドルと・・・、あまりの空前絶後の状態にマスオの脳裏はパニック寸前であった。
「サ、サザエさん、僕・・・」
「マスオさん、本当に私が好きなら、私を“普通の女”と認めて」
サザエは瞳を閉じたまま、叫んだ。既にサザエは、覚悟を決めているようだ。
「サザエさん・・・、ちょ、ちょっとだけだよ・・・」
初めての事に意を決したマスオ。
そのマスオは、震わせながらサザエの口に近づき、寸での所で目を閉じ、そして自分の唇をサザエのそれに触れさせた。
だがサザエは顔を更に近づけ、キスを濃厚にした。
「う・・・」
マスオはサザエの余りの積極性に戸惑いつつ、口付けを続けた。
サザエの事が、いとおしく感じられたから・・・。
いつしか二人の気持ちは、完全に連動していたのだ。
「ふぅーっ」
「ハァハァ」
やがて二人の口が離れ、荒い息とともに、眼が開かれた。
そしてほぼ同時に、二人は抱き合っていた。
「私・・・、マスオさんの“彼女”になりたい」
「え・・・」
サザエはわざとベッドの上に仰向けに倒れた。ちょうどマスオが彼女に覆い被さる様な状態だ。
そう・・・、マスオが自分と“契り”を結び易い姿勢になったのだ。
そしてそのマスオは、サザエの豊満な胸に顔が埋まる様な姿勢になっていた。
「う、うわ、サザエさん、や、やばいよ、いくらなんでも!!」
マスオはあがいた。だがサザエの両腕は、シッカリとマスオの後頭部を掴んでいた。
「確かにやばいかも・・・、でも、でも、」
サザエの瞳は、相変わらずマスオのそれを見つめている。
「今、この時を逃したら、私はマスオさんの“彼女”でいられなくなるかも・・・」
マスオはその眼差しを見て、暴れるのをやめてしまった。
835 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:29 ID:mAsqW8j6
(
>>834のつづき)
未成年者がこんなトコでこういうことをするのは、まさに禁忌行為だ。
だが、そのためにサザエを悲しみのドン底に叩き落していいものか・・・? マスオはその点が気になってしまったのだ。
「ねぇ、マスオさん、生まれたままの姿になって」
「・・・」
マスオの脳が、真っ白になった。
「私、生まれたままの姿で、好きな人と一つになりたい」
サザエは仰向けになったまま、服を脱ぎ始めた。
マスオはそのサザエの、余りにも大胆かつ一途な行為に、理性が吹き飛んでいた。
「サ、サザエさん・・・」
勢いというものだろうか。
二人は、次々服を脱ぎ始めた。
サザエが下着姿になった。ブラもパンツも清潔な白だ。
その美しい異性の刺激的な姿に、マスオは鼻血の出る勢いに耐えていた。
一方、マスオもトランクス一枚となった。
サザエは意外とシッカリとしたマスオの筋肉に、興味を示していた。
男というものを良く知らなかったのだろう。とにかく眼差しがものめずらしそうだ。
そしてサザエは、ブラをとった。やや豊満な胸は、ちょっと恥ずかしげなのか、両腕で隠したままだ。
マスオは、その様子を見入ってしまっていた。何せ、成長した女性の着替えといえば、母のそれしか実体験が無い。
それだけに、乳房を露わにせんばかりの女性、しかも現役アイドルの磯野サザエの肢体だけに、まさに夢幻の如き光景だった。
だが・・・これは現実だ。
836 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:30 ID:mAsqW8j6
(
>>835のつづき)
「マスオさん・・・、一緒に、なりましょう」
「あ、ああ・・・」
二人は同時に、下半身につけていた下着を、脱いだ。
『!!』
二人は、互いの生まれたままの姿に硬直した。
何せ、互いに同じ年ごろの異性の一糸纏わぬ姿を初めて見たのだ。驚天動地の心境だろう。
マスオはサザエの豊満な胸と、その先端の美しい桃色の乳首、そして自分とは違う秘所に目を奪われていた。
逆にサザエは、自分には無く、初めてリアルで見るマスオの男としてのシンボルに、衝撃を受けていた。
(これが、女の子の体なんだ・・・)
(男の子のあそこって、そうなってたの・・・)
二人は暫し立ち尽くし、そして、自ずと歩み寄った。
(僕は・・・僕は・・・)
(私は・・・私は・・・)
(サザエさんが・・・サザエさんが・・・)
(マスオさんが・・・マスオさんが・・・)
『ほしい!!』
再び、マスオがサザエの上に覆いかぶさった。
「あっ!!」
マスオは男の本能に正直に、サザエの両胸を揉みしだいた。
自分には無い、女性の特徴をあらわすもの。
それを思いのままもみしだくのは、男として当然の行為だった。
「あっああ、あ!!」
サザエが、痛みと快感を同時に味わうかのような叫びを上げた。
相手のイヤらしい行為。だけど、その相手は自分を認める大切な人。
その人の行為に、妙な快感が押し寄せてきたのだ。
「ひゃう!!」
サザエが胸をみやると、マスオが左の乳首を口に含んでいた。
その姿は、まさに母親の乳を吸う赤ん坊の様だ。
やはりこれも、マスオの男としての本能だ。かつて赤ん坊の頃、母と同じ様な行為をしていたマスオ。
女に甘える行為を象徴した愛し方だ。
837 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:31 ID:mAsqW8j6
(
>>836のつづき)
「うっぅう・・・!!」
マスオの頬が赤らんでいく。大切な人によって快楽が押し寄せてくる。この女としての悦びは、アイドルのままでは決して得られないものだ。
やがてマスオの顔は、自身の股間へと下がっていった。
「あ・・・」
サザエはその事に気付いてハッとした。快感の余り、“濡れた”ことに気付いたのだ。
「マスオさん、ちょっとまって、そこ、汚いから・・・」
だが今のマスオには、無問題であった。男の本能には、そういう配慮は通じない。
「キレイだ、キレイだよ、サザエさん!!」
マスオは一寸強引にサザエの両脚を広げ、彼女の秘所を露にした。そしてそこにも、自分の顔を埋め、秘所を吸い始めた。
「あああああ、ああーーっ!!」
更に強まるマスオからの快感。自分の大切な所に、愛しの王子様が求めてきている。
(もう、何を捧げてもいい・・・)
サザエの決意は揺ぎ無いものとなった。
「ねぇ、マスオさん・・・」
「何?」
マスオがふと手を止めると、顔を上げているサザエの瞳を見た。
「私の大切なものを、貴方に捧げたいの。お願い」
頭のいいマスオは、それの言葉に直感した。女にとって大切なものとは何か。そして捧げるものとはなにか。
医学的には、知っていた。実践は皆無だが・・・。
「あ、ああ・・・」
マスオは、もうサザエがいとしくてたまらなくなっていた。そして、アナコンダのように太く硬くなっていた自分の“モノ”を掴み、彼女の秘所にあてがった。
「ぐうっ!!」
「あっああ、ああぁーー!!」
マスオのうめきから間髪入れて、サザエが叫んだ。
838 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:33 ID:mAsqW8j6
(
>>837のつづき)
勿論、サザエは処女だ。だからその「膜」が破られるのも初めて。
いくら相手が優しいマスオとはいえ、契りを結ぶ代償として破爪の痛みには耐えねばならなかった。
「サ、サザエさん!?」
ふと、マスオの行為がとまった。性欲よりサザエの体が心配になったのだ。
サザエは涙をこらえつつ、肩を震わせ、痛みに耐えていた。
「いいの、続けて・・・、後悔したくないの、マスオさんに捧げたいの!!」
「サザエさん・・・」
マスオは続けた。サザエの耐えを無駄にしたくなかったからだ。
「う、あああぁぁ!!」
サザエの秘所から愛液と、血が流れ始めた。マスオが初めての相手と指し示す“純潔の証”だ。
サザエはマスオに処女を捧げた。と同時に、マスオの童貞もサザエによって喪失した。
二人が身体的に「男」と「女」になった瞬間だ。二人は互いの生殖器が一つになった状態にいる。
「サ、サザエさん、僕・・・」
「マスオさん、やったね、一つになれたね・・・」
二人は、再び熱く深く口付けをする。そして体を上下に動かした。
「ううっ、うっ、うっ!!」
完全に二人は、獣の様な行為に我を忘れていた。
そして、マスオのシンボルには、男の生殖行為としては当然の現象が起こっていた。
「うぁ、ああ、サ、サザエさん、僕・・・、僕!!」
サザエも、マスオがどういう状態にいるのか、勘が働いた。だが敢えて、そのままマスオにしがみついていた。
839 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:34 ID:mAsqW8j6
(
>>838のつづき)
「マスオさん、お願い、出して!! 中に出して!! 妊娠してもいいの!! アイドルは引退して、貴方と結婚して子供を生むから!!」
「うわぁぁぁぁ!!」
どくっどくっどくっ!!!
「あああぁ、ああああぁぁーっっ!!」
マスオの大量の精液が、サザエの膣内に注ぎ込まれた。
マスオは全てを出し切った快感で顔がほころび、サザエも全てを受け入れた充足感で笑みを浮かべていた。
そして二人は同時に、果てた。
この行為で、マスオの子種がサザエの中に宿ったかもしれない。
だが今は、そんなことよりも結ばれた瞬間のことで、二人は幸せの絶頂にいた。
そして。二人はシャワーを浴びた。暫し沈黙していた二人だが、マスオが重い口を開けた。
「ねぇサザエさん・・・」
「・・・何?」
「僕・・・その、中に、出しちゃったけど・・・」
天才のマスオは、その行為が医学的にどのような結果を招くのか、予想がつくのだ。
サザエは悪戯っぽく笑って、そして答えた。
「そうねぇ・・・、私のお腹にマスオさんの子供が宿ったかもね」
「・・・」
硬直したマスオを前に、サザエが続けた。
「そして、私の名前は“フグ田サザエ”になって、男の子が生まれたら“太羅”、女の子が生まれたら“育裸”って名付けて、幸せに暮らしたいな・・・」
「・・・」
中学生なのに父親になってしまう恐怖に、マスオは愕然としていた。
840 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:35 ID:mAsqW8j6
(
>>839のつづき)
だが、サザエはくすっと笑うと、お湯で濡れた体をバスタオルで拭き始めた。
「安心して、マスオさん。今日は安全日だったから・・・。でもね、このことがバレて芸能界でやっていけなくなったら、その時はお願いね!!」
マスオはふと我に帰った。
もしかしてサザエは、アイドルを引退して幸せになるため、自分とこのような事をしたのだろうか?
だが、それでもいい。自分と結ばれてサザエが幸せになるのなら本望だし、それまではサザエはアイドルとして輝き続けよう。
そして王を決める争いが終った後でも、共に行き続けるパートナーがいる・・・、それはマスオにとっても、サザエにとっても、幸せなことだ。
「あ、マスオさん、もうすぐ10時よ! ワカメ達と合流しなきゃ」
「ああ!」
二人はいかがわしいホテルの裏口から出て、一路駅へと突っ走った。そしてマスコミをまいたワカメ&カツオと合流した。
・・・こうして、4人のなが〜いデートは終った。だけど、マスオとサザエの絆は、まだ始まったばかりだ。
マスオとサザエの先には、いかなる運命が待ち受けているのか。それは、また後の話・・・
(了)
840 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:35 ID:mAsqW8j6
(
>>839のつづき)
だが、サザエはくすっと笑うと、お湯で濡れた体をバスタオルで拭き始めた。
「安心して、マスオさん。今日は安全日だったから・・・。でもね、このことがバレて芸能界でやっていけなくなったら、その時はお願いね!!」
マスオはふと我に帰った。
もしかしてサザエは、アイドルを引退して幸せになるため、自分とこのような事をしたのだろうか?
だが、それでもいい。自分と結ばれてサザエが幸せになるのなら本望だし、それまではサザエはアイドルとして輝き続けよう。
そして王を決める争いが終った後でも、共に行き続けるパートナーがいる・・・、それはマスオにとっても、サザエにとっても、幸せなことだ。
「あ、マスオさん、もうすぐ10時よ! ワカメ達と合流しなきゃ」
「ああ!」
二人はいかがわしいホテルの裏口から出て、一路駅へと突っ走った。そしてマスコミをまいたワカメ&カツオと合流した。
・・・こうして、4人のなが〜いデートは終った。だけど、マスオとサザエの絆は、まだ始まったばかりだ。
マスオとサザエの先には、いかなる運命が待ち受けているのか。それは、また後の話・・・
(了)
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
842 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 22:48 ID:CtkvTmz4
(;´Д`)・・・・名乗るなよ。
おまいさんは長文のほうでキャラが固まっちまってるんだから。
エロは書き手の素性が見えてしまうと萎える。
844 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 23:22 ID:cblSnz4Z
しかも、つまらない…。自ら荒らしたがってるようにしか見えないが?
846 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 23:57 ID:X15NiFc5
なんでここが長文の人の『謹慎場所』にされなイカンわけ?
日陰的なところだからですか?侮辱です。帰って下さい。
849 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:36 ID:ADxFHFK0
しかし…アイドル引退はいいんだが、まだ中学生相手に結婚を言い出すてのは…
子供生まれてから更に3年経たんと無理やン(;´Д`)
いきなり子供の名前を決めようとしてたり、安全日だからOK(当てにならない)とか
サザエにDQN発言連発させるのがアカン。
なんつーか、書き手がアレだとキャラまで聡明さが…
850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
頼むから長文の人は本スレから出ないでください隔離されてください(;´Д`)人
それかせめて名無しで投稿してくれ・・・つーか作品もいまいちだったけど・・・。
長文書きも糞ならSSの出来も糞だな。
自サイト作ってそこでオナニーSSでも投稿してろ時代遅れの糞オヤジ。
850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
頼むから長文の人は本スレから出ないでください隔離されてください(;´Д`)人
それかせめて名無しで投稿してくれ・・・つーか作品もいまいちだったけど・・・。
長文書きも糞ならSSの出来も糞だな。
自サイト作ってそこでオナニーSSでも投稿してろ時代遅れの糞オヤジ。
850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
頼むから長文の人は本スレから出ないでください隔離されてください(;´Д`)人
それかせめて名無しで投稿してくれ・・・つーか作品もいまいちだったけど・・・。
長文書きも糞ならSSの出来も糞だな。
自サイト作ってそこでオナニーSSでも投稿してろ時代遅れの糞オヤジ。
830 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:19 ID:60ftsM5y
「サザエさん! こっちだ、早く!!」
「え、ええ、マスオさん!」
日曜の夜8時頃。桜新町遊園地近くの商店街で、フグ田マスオが女の子の手を引っ張りながら逃走していた。
「マスオ、どうするのだ!?」
「とにかくどこかに隠れなきゃ!!」
二人の許にはパートナーのカツオとワカメがいた。
とにかく暗闇の中を四人が必死に逃げていた。
何故か? それは四人をとある一団が追ってるからだ。
“磯野サザエが逃げたぞ!”“追え、追うんだ!”“サザエの熱愛現場をスクープするんだ!”
そう。超人気アイドル・磯野サザエのプライベートを追う芸能レポーター関係者だ。
この日、サザエとワカメは密かにマスオ&カツオと桜新町遊園地でデートをしていた。
途中タッグバトル等のトラブルはあったが、午後は楽しい一時を過ごした。
しかし帰路につく途中、サザエがサングラスを落っことしてしまい、勘の鋭い幼女がそれを見て大声で叫んでしまったのだ。
“あっ、いそのさざえだ!!”
しかも運が悪いことに、そこには別のスクープにと芸能レポーター数人も帰路につこうとしていたのだ。
辛うじて四人は彼らのフレームにおさまることなく暗闇の商店街に紛れ込んだのだが、食いついたら放さないピラニアまがいの連中だ、今尚執拗に追っているのだ。
何せ清純派で、なおかつ生まれて彼氏イナイ歴をリアルで続けている事で有名な磯野サザエの“デート現場”であるのだ。マスコミが食らいつかない筈が無い。
そして四人は遂に、行き止まりにぶつかってしまった。
「行き止まりなのだ!!」
「もうどうするの、カツオ!!」
愕然とするマスオとサザエの前で、カツオとワカメが慌てふためいた。
「仕方ないわ、マスオさん!」
サザエは朱色の魔本を手にした。
「ああ、仕方ねえ」
マスオも魔本を手にした。もしここで捕まったら、醜聞以上に魔本の機密性が保てないと瞬時に計算したのだ。
831 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:20 ID:60ftsM5y
(
>>830のつづき)
「マ・セシルド!!」
サザエの叫びでワカメは第3の術を放った。この巨大な盾は追跡者達の前に立ちはだかり、彼らを弾き返した。
“うわっ!”“いたた!”“何だこの壁は!?”と、向こうで追跡者達の悲鳴が轟いた。
一方、その逆方向の前方ではマスオが叫んだ。
「ザケル!!」
カツオの口から第1の呪文の電撃が放たれた。するとそれは、眼前のブロック塀を吹き飛ばした。
「やったわ!」
「よし、今だ!」
見事なチームワークで突破口を作った四人は、そのまま逃げていく。そして、ちょいといかがわしいホテルに目が止まった。
「ウヌ、あそこに逃げ込むのだ!!」
そこがどんな場所か知らないカツオが叫んだ。
だがそこがどんな場所か熟知しているサザエは赤面、そしてマスオは激怒した。
「バカ、あそこがどんな場所かわかってるのか!?」
だが、また追跡者達が追ってくる気配がした。ワカメは、ふと時計を見た。
「マスオ、サザエ、ジタバタしてる時じゃないわ! ここは私とカツオが囮になって逃げるから、マスオとサザエはここに隠れてて。そして10時になったら、とにかく駅前で集合よ。わかった!?」
ワカメの必死さに、マスオとサザエは頷いてしまった。
「カツオ、いい、とにかく逃げて、あいつらをまくのよ!!」
ワカメはカツオの手を強引に引っ張ってつっぱしり始めた。
「ウ、ウヌ、とにかくマスオ、隠れておるのだぞ!!」
引っ張られたカツオの姿が遠くになる。
“子供二人を見つけたぞ!!”“磯野サザエと男の姿はどこだ!?”“とにかく先に子供を捕まえよう!! あいつらからサザエと男の居場所を聞きだすんだ!!”
そして暫くして、レポーター達は、いかがわしいホテルに隠れた二人に気付かず、カツオとワカメの後を追っていた・・・。
832 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:22 ID:60ftsM5y
(
>>831のつづき)
「ふう。ひとまずはまいたか」
何とか年齢を詐称し、一部屋借りることに成功したマスオがベッドに腰掛けて一息ついた。
その隣には、サザエも腰掛けた。
「ごめんね、マスオさん。折角のデートなのに・・・」
「仕方ないさ。サザエさんの立場上、覚悟していたことだから・・・」
ちょっと表情が暗かったサザエに、マスオが励ますように言った。
だがサザエは俯いたままだ。
「ねぇ、マスオさん・・・」
「え? 何?」
「私・・・、芸能界、引退しようと思うの」
「え・・・?」
マスオはイキナリの一言に愕然としてしまった。
「だってそうじゃない! 私は皆に夢に与えるために、この仕事を一生懸命やってきたわ! でも、普通の女の子みたいにデートもできない!」
「・・・」
「折角作った休みも、こんな事になるなんて・・・、ワカメだけじゃなく、カツオ君やマスオさんにまで迷惑かけて・・・、もう、もうこんな辛い事に耐えられない!!」
セキを切ったかの様にサザエは叫び、顔を両手で覆ってしまった。
肩も震えている。
足元には瞳からの雫が静かに落ちた。
“純真な女性の涙”とは余り縁の無い生活をしてきたマスオは、困惑してしまっていた。
だがここは、彼女を、サザエを悲しみから救ってやりたい。そんな気分で一杯になってしまっていた。
「さ、サザエさん、落ち着いて、そりゃ辛いこともあるさ、だけど、」
マスオはサザエの正面に回って叫んだ。
「だけど僕は、そんな頑張ってるサザエさんだからこそ、応援しているんだ」
サザエの肩の震えが、止まった。
833 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:24 ID:60ftsM5y
(
>>832のつづき)
「僕は・・・、僕は・・・」
マスオは幾分か躊躇した後、覚悟を決めた表情で声を飛ばした。
「そんなサザエさんが、好きだ!!」
サザエは、おそるおそる手を下げ、顔を露わにした。
「マスオさん、それって・・・」
マスオは、ゴクリと息を飲んだ。勢いで言ってしまった。だけど、確かに本音だった。
「マスオさん、その“好き”って、私がアイドルだから? それとも、普通の女の子だから?」
サザエは、じっとマスオの目を見つめていた。その瞳は、まさに純真な娘の眼差し、そのものだった。
それを前にマスオは、本音をぶつけるしかなかった。
「ふ、普通の女の子だからだ!!」
それを聞いたサザエは、再び目を閉じ、清い涙を露わにした。
「嬉しい・・・、マスオさんにそう言って貰って嬉しい・・・、魔本を持って闘う辛さを知ってるマスオさんからそういって貰うと・・・」
サザエの涙は、嬉しさの余りのものだ・・・、マスオはそれを知ってホッとした反面、かなり重大な言葉を放ってしまった事に、少し不安になってしまった。
(アイドルに告白して、その気にさせてしまった・・・)
マスオの本音だ。だが、サザエが好きだという気持ちに、ウソは無かった。
暫しの沈黙。
だが均衡を、サザエが破った。
「キスって・・・、どうやるのかな?」
「え・・・えぇっ!?」
マスオは突然の言葉に驚愕した。
だがサザエの瞳は真剣だ。まさに一途な生娘、そのものだ。
リアルで彼氏イナイ歴のサザエ。そんなサザエにとって、初めての白馬の王子様は、まさにマスオだったのだ。
そしてヒッキーだったマスオに彼女はいない。花沢は・・・アレは親分みたいなもんだし。
そんな二人の今の瞬間。初めて互いを「異性」と意識した瞬間だった。
834 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:25 ID:60ftsM5y
(
>>833のつづき)
「マスオさん・・・」
サザエは目を閉じ、唇の先を尖がらせた。それが何を意味するのか。“男”のマスオは既にわかっていた。
だけどアイドルと・・・、あまりの空前絶後の状態にマスオの脳裏はパニック寸前であった。
「サ、サザエさん、僕・・・」
「マスオさん、本当に私が好きなら、私を“普通の女”と認めて」
サザエは瞳を閉じたまま、叫んだ。既にサザエは、覚悟を決めているようだ。
「サザエさん・・・、ちょ、ちょっとだけだよ・・・」
初めての事に意を決したマスオ。
そのマスオは、震わせながらサザエの口に近づき、寸での所で目を閉じ、そして自分の唇をサザエのそれに触れさせた。
だがサザエは顔を更に近づけ、キスを濃厚にした。
「う・・・」
マスオはサザエの余りの積極性に戸惑いつつ、口付けを続けた。
サザエの事が、いとおしく感じられたから・・・。
いつしか二人の気持ちは、完全に連動していたのだ。
「ふぅーっ」
「ハァハァ」
やがて二人の口が離れ、荒い息とともに、眼が開かれた。
そしてほぼ同時に、二人は抱き合っていた。
「私・・・、マスオさんの“彼女”になりたい」
「え・・・」
サザエはわざとベッドの上に仰向けに倒れた。ちょうどマスオが彼女に覆い被さる様な状態だ。
そう・・・、マスオが自分と“契り”を結び易い姿勢になったのだ。
そしてそのマスオは、サザエの豊満な胸に顔が埋まる様な姿勢になっていた。
「う、うわ、サザエさん、や、やばいよ、いくらなんでも!!」
マスオはあがいた。だがサザエの両腕は、シッカリとマスオの後頭部を掴んでいた。
「確かにやばいかも・・・、でも、でも、」
サザエの瞳は、相変わらずマスオのそれを見つめている。
「今、この時を逃したら、私はマスオさんの“彼女”でいられなくなるかも・・・」
マスオはその眼差しを見て、暴れるのをやめてしまった。
835 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:29 ID:mAsqW8j6
(
>>834のつづき)
未成年者がこんなトコでこういうことをするのは、まさに禁忌行為だ。
だが、そのためにサザエを悲しみのドン底に叩き落していいものか・・・? マスオはその点が気になってしまったのだ。
「ねぇ、マスオさん、生まれたままの姿になって」
「・・・」
マスオの脳が、真っ白になった。
「私、生まれたままの姿で、好きな人と一つになりたい」
サザエは仰向けになったまま、服を脱ぎ始めた。
マスオはそのサザエの、余りにも大胆かつ一途な行為に、理性が吹き飛んでいた。
「サ、サザエさん・・・」
勢いというものだろうか。
二人は、次々服を脱ぎ始めた。
サザエが下着姿になった。ブラもパンツも清潔な白だ。
その美しい異性の刺激的な姿に、マスオは鼻血の出る勢いに耐えていた。
一方、マスオもトランクス一枚となった。
サザエは意外とシッカリとしたマスオの筋肉に、興味を示していた。
男というものを良く知らなかったのだろう。とにかく眼差しがものめずらしそうだ。
そしてサザエは、ブラをとった。やや豊満な胸は、ちょっと恥ずかしげなのか、両腕で隠したままだ。
マスオは、その様子を見入ってしまっていた。何せ、成長した女性の着替えといえば、母のそれしか実体験が無い。
それだけに、乳房を露わにせんばかりの女性、しかも現役アイドルの磯野サザエの肢体だけに、まさに夢幻の如き光景だった。
だが・・・これは現実だ。
836 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:30 ID:mAsqW8j6
(
>>835のつづき)
「マスオさん・・・、一緒に、なりましょう」
「あ、ああ・・・」
二人は同時に、下半身につけていた下着を、脱いだ。
『!!』
二人は、互いの生まれたままの姿に硬直した。
何せ、互いに同じ年ごろの異性の一糸纏わぬ姿を初めて見たのだ。驚天動地の心境だろう。
マスオはサザエの豊満な胸と、その先端の美しい桃色の乳首、そして自分とは違う秘所に目を奪われていた。
逆にサザエは、自分には無く、初めてリアルで見るマスオの男としてのシンボルに、衝撃を受けていた。
(これが、女の子の体なんだ・・・)
(男の子のあそこって、そうなってたの・・・)
二人は暫し立ち尽くし、そして、自ずと歩み寄った。
(僕は・・・僕は・・・)
(私は・・・私は・・・)
(サザエさんが・・・サザエさんが・・・)
(マスオさんが・・・マスオさんが・・・)
『ほしい!!』
再び、マスオがサザエの上に覆いかぶさった。
「あっ!!」
マスオは男の本能に正直に、サザエの両胸を揉みしだいた。
自分には無い、女性の特徴をあらわすもの。
それを思いのままもみしだくのは、男として当然の行為だった。
「あっああ、あ!!」
サザエが、痛みと快感を同時に味わうかのような叫びを上げた。
相手のイヤらしい行為。だけど、その相手は自分を認める大切な人。
その人の行為に、妙な快感が押し寄せてきたのだ。
「ひゃう!!」
サザエが胸をみやると、マスオが左の乳首を口に含んでいた。
その姿は、まさに母親の乳を吸う赤ん坊の様だ。
やはりこれも、マスオの男としての本能だ。かつて赤ん坊の頃、母と同じ様な行為をしていたマスオ。
女に甘える行為を象徴した愛し方だ。
837 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:31 ID:mAsqW8j6
(
>>836のつづき)
「うっぅう・・・!!」
マスオの頬が赤らんでいく。大切な人によって快楽が押し寄せてくる。この女としての悦びは、アイドルのままでは決して得られないものだ。
やがてマスオの顔は、自身の股間へと下がっていった。
「あ・・・」
サザエはその事に気付いてハッとした。快感の余り、“濡れた”ことに気付いたのだ。
「マスオさん、ちょっとまって、そこ、汚いから・・・」
だが今のマスオには、無問題であった。男の本能には、そういう配慮は通じない。
「キレイだ、キレイだよ、サザエさん!!」
マスオは一寸強引にサザエの両脚を広げ、彼女の秘所を露にした。そしてそこにも、自分の顔を埋め、秘所を吸い始めた。
「あああああ、ああーーっ!!」
更に強まるマスオからの快感。自分の大切な所に、愛しの王子様が求めてきている。
(もう、何を捧げてもいい・・・)
サザエの決意は揺ぎ無いものとなった。
「ねぇ、マスオさん・・・」
「何?」
マスオがふと手を止めると、顔を上げているサザエの瞳を見た。
「私の大切なものを、貴方に捧げたいの。お願い」
頭のいいマスオは、それの言葉に直感した。女にとって大切なものとは何か。そして捧げるものとはなにか。
医学的には、知っていた。実践は皆無だが・・・。
「あ、ああ・・・」
マスオは、もうサザエがいとしくてたまらなくなっていた。そして、アナコンダのように太く硬くなっていた自分の“モノ”を掴み、彼女の秘所にあてがった。
「ぐうっ!!」
「あっああ、ああぁーー!!」
マスオのうめきから間髪入れて、サザエが叫んだ。
838 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:33 ID:mAsqW8j6
(
>>837のつづき)
勿論、サザエは処女だ。だからその「膜」が破られるのも初めて。
いくら相手が優しいマスオとはいえ、契りを結ぶ代償として破爪の痛みには耐えねばならなかった。
「サ、サザエさん!?」
ふと、マスオの行為がとまった。性欲よりサザエの体が心配になったのだ。
サザエは涙をこらえつつ、肩を震わせ、痛みに耐えていた。
「いいの、続けて・・・、後悔したくないの、マスオさんに捧げたいの!!」
「サザエさん・・・」
マスオは続けた。サザエの耐えを無駄にしたくなかったからだ。
「う、あああぁぁ!!」
サザエの秘所から愛液と、血が流れ始めた。マスオが初めての相手と指し示す“純潔の証”だ。
サザエはマスオに処女を捧げた。と同時に、マスオの童貞もサザエによって喪失した。
二人が身体的に「男」と「女」になった瞬間だ。二人は互いの生殖器が一つになった状態にいる。
「サ、サザエさん、僕・・・」
「マスオさん、やったね、一つになれたね・・・」
二人は、再び熱く深く口付けをする。そして体を上下に動かした。
「ううっ、うっ、うっ!!」
完全に二人は、獣の様な行為に我を忘れていた。
そして、マスオのシンボルには、男の生殖行為としては当然の現象が起こっていた。
「うぁ、ああ、サ、サザエさん、僕・・・、僕!!」
サザエも、マスオがどういう状態にいるのか、勘が働いた。だが敢えて、そのままマスオにしがみついていた。
839 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:34 ID:mAsqW8j6
(
>>838のつづき)
「マスオさん、お願い、出して!! 中に出して!! 妊娠してもいいの!! アイドルは引退して、貴方と結婚して子供を生むから!!」
「うわぁぁぁぁ!!」
どくっどくっどくっ!!!
「あああぁ、ああああぁぁーっっ!!」
マスオの大量の精液が、サザエの膣内に注ぎ込まれた。
マスオは全てを出し切った快感で顔がほころび、サザエも全てを受け入れた充足感で笑みを浮かべていた。
そして二人は同時に、果てた。
この行為で、マスオの子種がサザエの中に宿ったかもしれない。
だが今は、そんなことよりも結ばれた瞬間のことで、二人は幸せの絶頂にいた。
そして。二人はシャワーを浴びた。暫し沈黙していた二人だが、マスオが重い口を開けた。
「ねぇサザエさん・・・」
「・・・何?」
「僕・・・その、中に、出しちゃったけど・・・」
天才のマスオは、その行為が医学的にどのような結果を招くのか、予想がつくのだ。
サザエは悪戯っぽく笑って、そして答えた。
「そうねぇ・・・、私のお腹にマスオさんの子供が宿ったかもね」
「・・・」
硬直したマスオを前に、サザエが続けた。
「そして、私の名前は“フグ田サザエ”になって、男の子が生まれたら“太羅”、女の子が生まれたら“育裸”って名付けて、幸せに暮らしたいな・・・」
「・・・」
中学生なのに父親になってしまう恐怖に、マスオは愕然としていた。
840 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:35 ID:mAsqW8j6
(
>>839のつづき)
だが、サザエはくすっと笑うと、お湯で濡れた体をバスタオルで拭き始めた。
「安心して、マスオさん。今日は安全日だったから・・・。でもね、このことがバレて芸能界でやっていけなくなったら、その時はお願いね!!」
マスオはふと我に帰った。
もしかしてサザエは、アイドルを引退して幸せになるため、自分とこのような事をしたのだろうか?
だが、それでもいい。自分と結ばれてサザエが幸せになるのなら本望だし、それまではサザエはアイドルとして輝き続けよう。
そして王を決める争いが終った後でも、共に行き続けるパートナーがいる・・・、それはマスオにとっても、サザエにとっても、幸せなことだ。
「あ、マスオさん、もうすぐ10時よ! ワカメ達と合流しなきゃ」
「ああ!」
二人はいかがわしいホテルの裏口から出て、一路駅へと突っ走った。そしてマスコミをまいたワカメ&カツオと合流した。
・・・こうして、4人のなが〜いデートは終った。だけど、マスオとサザエの絆は、まだ始まったばかりだ。
マスオとサザエの先には、いかなる運命が待ち受けているのか。それは、また後の話・・・
(了)
840 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:35 ID:mAsqW8j6
(
>>839のつづき)
だが、サザエはくすっと笑うと、お湯で濡れた体をバスタオルで拭き始めた。
「安心して、マスオさん。今日は安全日だったから・・・。でもね、このことがバレて芸能界でやっていけなくなったら、その時はお願いね!!」
マスオはふと我に帰った。
もしかしてサザエは、アイドルを引退して幸せになるため、自分とこのような事をしたのだろうか?
だが、それでもいい。自分と結ばれてサザエが幸せになるのなら本望だし、それまではサザエはアイドルとして輝き続けよう。
そして王を決める争いが終った後でも、共に行き続けるパートナーがいる・・・、それはマスオにとっても、サザエにとっても、幸せなことだ。
「あ、マスオさん、もうすぐ10時よ! ワカメ達と合流しなきゃ」
「ああ!」
二人はいかがわしいホテルの裏口から出て、一路駅へと突っ走った。そしてマスコミをまいたワカメ&カツオと合流した。
・・・こうして、4人のなが〜いデートは終った。だけど、マスオとサザエの絆は、まだ始まったばかりだ。
マスオとサザエの先には、いかなる運命が待ち受けているのか。それは、また後の話・・・
(了)
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
842 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 22:48 ID:CtkvTmz4
(;´Д`)・・・・名乗るなよ。
おまいさんは長文のほうでキャラが固まっちまってるんだから。
エロは書き手の素性が見えてしまうと萎える。
844 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 23:22 ID:cblSnz4Z
しかも、つまらない…。自ら荒らしたがってるようにしか見えないが?
846 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 23:57 ID:X15NiFc5
なんでここが長文の人の『謹慎場所』にされなイカンわけ?
日陰的なところだからですか?侮辱です。帰って下さい。
849 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:36 ID:ADxFHFK0
しかし…アイドル引退はいいんだが、まだ中学生相手に結婚を言い出すてのは…
子供生まれてから更に3年経たんと無理やン(;´Д`)
いきなり子供の名前を決めようとしてたり、安全日だからOK(当てにならない)とか
サザエにDQN発言連発させるのがアカン。
なんつーか、書き手がアレだとキャラまで聡明さが…
850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
頼むから長文の人は本スレから出ないでください隔離されてください(;´Д`)人
それかせめて名無しで投稿してくれ・・・つーか作品もいまいちだったけど・・・。
長文書きも糞ならSSの出来も糞だな。
自サイト作ってそこでオナニーSSでも投稿してろ時代遅れの糞オヤジ。
850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
頼むから長文の人は本スレから出ないでください隔離されてください(;´Д`)人
それかせめて名無しで投稿してくれ・・・つーか作品もいまいちだったけど・・・。
長文書きも糞ならSSの出来も糞だな。
自サイト作ってそこでオナニーSSでも投稿してろ時代遅れの糞オヤジ。
850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
頼むから長文の人は本スレから出ないでください隔離されてください(;´Д`)人
それかせめて名無しで投稿してくれ・・・つーか作品もいまいちだったけど・・・。
長文書きも糞ならSSの出来も糞だな。
自サイト作ってそこでオナニーSSでも投稿してろ時代遅れの糞オヤジ。
830 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:19 ID:60ftsM5y
「サザエさん! こっちだ、早く!!」
「え、ええ、マスオさん!」
日曜の夜8時頃。桜新町遊園地近くの商店街で、フグ田マスオが女の子の手を引っ張りながら逃走していた。
「マスオ、どうするのだ!?」
「とにかくどこかに隠れなきゃ!!」
二人の許にはパートナーのカツオとワカメがいた。
とにかく暗闇の中を四人が必死に逃げていた。
何故か? それは四人をとある一団が追ってるからだ。
“磯野サザエが逃げたぞ!”“追え、追うんだ!”“サザエの熱愛現場をスクープするんだ!”
そう。超人気アイドル・磯野サザエのプライベートを追う芸能レポーター関係者だ。
この日、サザエとワカメは密かにマスオ&カツオと桜新町遊園地でデートをしていた。
途中タッグバトル等のトラブルはあったが、午後は楽しい一時を過ごした。
しかし帰路につく途中、サザエがサングラスを落っことしてしまい、勘の鋭い幼女がそれを見て大声で叫んでしまったのだ。
“あっ、いそのさざえだ!!”
しかも運が悪いことに、そこには別のスクープにと芸能レポーター数人も帰路につこうとしていたのだ。
辛うじて四人は彼らのフレームにおさまることなく暗闇の商店街に紛れ込んだのだが、食いついたら放さないピラニアまがいの連中だ、今尚執拗に追っているのだ。
何せ清純派で、なおかつ生まれて彼氏イナイ歴をリアルで続けている事で有名な磯野サザエの“デート現場”であるのだ。マスコミが食らいつかない筈が無い。
そして四人は遂に、行き止まりにぶつかってしまった。
「行き止まりなのだ!!」
「もうどうするの、カツオ!!」
愕然とするマスオとサザエの前で、カツオとワカメが慌てふためいた。
「仕方ないわ、マスオさん!」
サザエは朱色の魔本を手にした。
「ああ、仕方ねえ」
マスオも魔本を手にした。もしここで捕まったら、醜聞以上に魔本の機密性が保てないと瞬時に計算したのだ。
831 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:20 ID:60ftsM5y
(
>>830のつづき)
「マ・セシルド!!」
サザエの叫びでワカメは第3の術を放った。この巨大な盾は追跡者達の前に立ちはだかり、彼らを弾き返した。
“うわっ!”“いたた!”“何だこの壁は!?”と、向こうで追跡者達の悲鳴が轟いた。
一方、その逆方向の前方ではマスオが叫んだ。
「ザケル!!」
カツオの口から第1の呪文の電撃が放たれた。するとそれは、眼前のブロック塀を吹き飛ばした。
「やったわ!」
「よし、今だ!」
見事なチームワークで突破口を作った四人は、そのまま逃げていく。そして、ちょいといかがわしいホテルに目が止まった。
「ウヌ、あそこに逃げ込むのだ!!」
そこがどんな場所か知らないカツオが叫んだ。
だがそこがどんな場所か熟知しているサザエは赤面、そしてマスオは激怒した。
「バカ、あそこがどんな場所かわかってるのか!?」
だが、また追跡者達が追ってくる気配がした。ワカメは、ふと時計を見た。
「マスオ、サザエ、ジタバタしてる時じゃないわ! ここは私とカツオが囮になって逃げるから、マスオとサザエはここに隠れてて。そして10時になったら、とにかく駅前で集合よ。わかった!?」
ワカメの必死さに、マスオとサザエは頷いてしまった。
「カツオ、いい、とにかく逃げて、あいつらをまくのよ!!」
ワカメはカツオの手を強引に引っ張ってつっぱしり始めた。
「ウ、ウヌ、とにかくマスオ、隠れておるのだぞ!!」
引っ張られたカツオの姿が遠くになる。
“子供二人を見つけたぞ!!”“磯野サザエと男の姿はどこだ!?”“とにかく先に子供を捕まえよう!! あいつらからサザエと男の居場所を聞きだすんだ!!”
そして暫くして、レポーター達は、いかがわしいホテルに隠れた二人に気付かず、カツオとワカメの後を追っていた・・・。
832 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:22 ID:60ftsM5y
(
>>831のつづき)
「ふう。ひとまずはまいたか」
何とか年齢を詐称し、一部屋借りることに成功したマスオがベッドに腰掛けて一息ついた。
その隣には、サザエも腰掛けた。
「ごめんね、マスオさん。折角のデートなのに・・・」
「仕方ないさ。サザエさんの立場上、覚悟していたことだから・・・」
ちょっと表情が暗かったサザエに、マスオが励ますように言った。
だがサザエは俯いたままだ。
「ねぇ、マスオさん・・・」
「え? 何?」
「私・・・、芸能界、引退しようと思うの」
「え・・・?」
マスオはイキナリの一言に愕然としてしまった。
「だってそうじゃない! 私は皆に夢に与えるために、この仕事を一生懸命やってきたわ! でも、普通の女の子みたいにデートもできない!」
「・・・」
「折角作った休みも、こんな事になるなんて・・・、ワカメだけじゃなく、カツオ君やマスオさんにまで迷惑かけて・・・、もう、もうこんな辛い事に耐えられない!!」
セキを切ったかの様にサザエは叫び、顔を両手で覆ってしまった。
肩も震えている。
足元には瞳からの雫が静かに落ちた。
“純真な女性の涙”とは余り縁の無い生活をしてきたマスオは、困惑してしまっていた。
だがここは、彼女を、サザエを悲しみから救ってやりたい。そんな気分で一杯になってしまっていた。
「さ、サザエさん、落ち着いて、そりゃ辛いこともあるさ、だけど、」
マスオはサザエの正面に回って叫んだ。
「だけど僕は、そんな頑張ってるサザエさんだからこそ、応援しているんだ」
サザエの肩の震えが、止まった。
833 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:24 ID:60ftsM5y
(
>>832のつづき)
「僕は・・・、僕は・・・」
マスオは幾分か躊躇した後、覚悟を決めた表情で声を飛ばした。
「そんなサザエさんが、好きだ!!」
サザエは、おそるおそる手を下げ、顔を露わにした。
「マスオさん、それって・・・」
マスオは、ゴクリと息を飲んだ。勢いで言ってしまった。だけど、確かに本音だった。
「マスオさん、その“好き”って、私がアイドルだから? それとも、普通の女の子だから?」
サザエは、じっとマスオの目を見つめていた。その瞳は、まさに純真な娘の眼差し、そのものだった。
それを前にマスオは、本音をぶつけるしかなかった。
「ふ、普通の女の子だからだ!!」
それを聞いたサザエは、再び目を閉じ、清い涙を露わにした。
「嬉しい・・・、マスオさんにそう言って貰って嬉しい・・・、魔本を持って闘う辛さを知ってるマスオさんからそういって貰うと・・・」
サザエの涙は、嬉しさの余りのものだ・・・、マスオはそれを知ってホッとした反面、かなり重大な言葉を放ってしまった事に、少し不安になってしまった。
(アイドルに告白して、その気にさせてしまった・・・)
マスオの本音だ。だが、サザエが好きだという気持ちに、ウソは無かった。
暫しの沈黙。
だが均衡を、サザエが破った。
「キスって・・・、どうやるのかな?」
「え・・・えぇっ!?」
マスオは突然の言葉に驚愕した。
だがサザエの瞳は真剣だ。まさに一途な生娘、そのものだ。
リアルで彼氏イナイ歴のサザエ。そんなサザエにとって、初めての白馬の王子様は、まさにマスオだったのだ。
そしてヒッキーだったマスオに彼女はいない。花沢は・・・アレは親分みたいなもんだし。
そんな二人の今の瞬間。初めて互いを「異性」と意識した瞬間だった。
834 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:25 ID:60ftsM5y
(
>>833のつづき)
「マスオさん・・・」
サザエは目を閉じ、唇の先を尖がらせた。それが何を意味するのか。“男”のマスオは既にわかっていた。
だけどアイドルと・・・、あまりの空前絶後の状態にマスオの脳裏はパニック寸前であった。
「サ、サザエさん、僕・・・」
「マスオさん、本当に私が好きなら、私を“普通の女”と認めて」
サザエは瞳を閉じたまま、叫んだ。既にサザエは、覚悟を決めているようだ。
「サザエさん・・・、ちょ、ちょっとだけだよ・・・」
初めての事に意を決したマスオ。
そのマスオは、震わせながらサザエの口に近づき、寸での所で目を閉じ、そして自分の唇をサザエのそれに触れさせた。
だがサザエは顔を更に近づけ、キスを濃厚にした。
「う・・・」
マスオはサザエの余りの積極性に戸惑いつつ、口付けを続けた。
サザエの事が、いとおしく感じられたから・・・。
いつしか二人の気持ちは、完全に連動していたのだ。
「ふぅーっ」
「ハァハァ」
やがて二人の口が離れ、荒い息とともに、眼が開かれた。
そしてほぼ同時に、二人は抱き合っていた。
「私・・・、マスオさんの“彼女”になりたい」
「え・・・」
サザエはわざとベッドの上に仰向けに倒れた。ちょうどマスオが彼女に覆い被さる様な状態だ。
そう・・・、マスオが自分と“契り”を結び易い姿勢になったのだ。
そしてそのマスオは、サザエの豊満な胸に顔が埋まる様な姿勢になっていた。
「う、うわ、サザエさん、や、やばいよ、いくらなんでも!!」
マスオはあがいた。だがサザエの両腕は、シッカリとマスオの後頭部を掴んでいた。
「確かにやばいかも・・・、でも、でも、」
サザエの瞳は、相変わらずマスオのそれを見つめている。
「今、この時を逃したら、私はマスオさんの“彼女”でいられなくなるかも・・・」
マスオはその眼差しを見て、暴れるのをやめてしまった。
835 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:29 ID:mAsqW8j6
(
>>834のつづき)
未成年者がこんなトコでこういうことをするのは、まさに禁忌行為だ。
だが、そのためにサザエを悲しみのドン底に叩き落していいものか・・・? マスオはその点が気になってしまったのだ。
「ねぇ、マスオさん、生まれたままの姿になって」
「・・・」
マスオの脳が、真っ白になった。
「私、生まれたままの姿で、好きな人と一つになりたい」
サザエは仰向けになったまま、服を脱ぎ始めた。
マスオはそのサザエの、余りにも大胆かつ一途な行為に、理性が吹き飛んでいた。
「サ、サザエさん・・・」
勢いというものだろうか。
二人は、次々服を脱ぎ始めた。
サザエが下着姿になった。ブラもパンツも清潔な白だ。
その美しい異性の刺激的な姿に、マスオは鼻血の出る勢いに耐えていた。
一方、マスオもトランクス一枚となった。
サザエは意外とシッカリとしたマスオの筋肉に、興味を示していた。
男というものを良く知らなかったのだろう。とにかく眼差しがものめずらしそうだ。
そしてサザエは、ブラをとった。やや豊満な胸は、ちょっと恥ずかしげなのか、両腕で隠したままだ。
マスオは、その様子を見入ってしまっていた。何せ、成長した女性の着替えといえば、母のそれしか実体験が無い。
それだけに、乳房を露わにせんばかりの女性、しかも現役アイドルの磯野サザエの肢体だけに、まさに夢幻の如き光景だった。
だが・・・これは現実だ。
836 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:30 ID:mAsqW8j6
(
>>835のつづき)
「マスオさん・・・、一緒に、なりましょう」
「あ、ああ・・・」
二人は同時に、下半身につけていた下着を、脱いだ。
『!!』
二人は、互いの生まれたままの姿に硬直した。
何せ、互いに同じ年ごろの異性の一糸纏わぬ姿を初めて見たのだ。驚天動地の心境だろう。
マスオはサザエの豊満な胸と、その先端の美しい桃色の乳首、そして自分とは違う秘所に目を奪われていた。
逆にサザエは、自分には無く、初めてリアルで見るマスオの男としてのシンボルに、衝撃を受けていた。
(これが、女の子の体なんだ・・・)
(男の子のあそこって、そうなってたの・・・)
二人は暫し立ち尽くし、そして、自ずと歩み寄った。
(僕は・・・僕は・・・)
(私は・・・私は・・・)
(サザエさんが・・・サザエさんが・・・)
(マスオさんが・・・マスオさんが・・・)
『ほしい!!』
再び、マスオがサザエの上に覆いかぶさった。
「あっ!!」
マスオは男の本能に正直に、サザエの両胸を揉みしだいた。
自分には無い、女性の特徴をあらわすもの。
それを思いのままもみしだくのは、男として当然の行為だった。
「あっああ、あ!!」
サザエが、痛みと快感を同時に味わうかのような叫びを上げた。
相手のイヤらしい行為。だけど、その相手は自分を認める大切な人。
その人の行為に、妙な快感が押し寄せてきたのだ。
「ひゃう!!」
サザエが胸をみやると、マスオが左の乳首を口に含んでいた。
その姿は、まさに母親の乳を吸う赤ん坊の様だ。
やはりこれも、マスオの男としての本能だ。かつて赤ん坊の頃、母と同じ様な行為をしていたマスオ。
女に甘える行為を象徴した愛し方だ。
837 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:31 ID:mAsqW8j6
(
>>836のつづき)
「うっぅう・・・!!」
マスオの頬が赤らんでいく。大切な人によって快楽が押し寄せてくる。この女としての悦びは、アイドルのままでは決して得られないものだ。
やがてマスオの顔は、自身の股間へと下がっていった。
「あ・・・」
サザエはその事に気付いてハッとした。快感の余り、“濡れた”ことに気付いたのだ。
「マスオさん、ちょっとまって、そこ、汚いから・・・」
だが今のマスオには、無問題であった。男の本能には、そういう配慮は通じない。
「キレイだ、キレイだよ、サザエさん!!」
マスオは一寸強引にサザエの両脚を広げ、彼女の秘所を露にした。そしてそこにも、自分の顔を埋め、秘所を吸い始めた。
「あああああ、ああーーっ!!」
更に強まるマスオからの快感。自分の大切な所に、愛しの王子様が求めてきている。
(もう、何を捧げてもいい・・・)
サザエの決意は揺ぎ無いものとなった。
「ねぇ、マスオさん・・・」
「何?」
マスオがふと手を止めると、顔を上げているサザエの瞳を見た。
「私の大切なものを、貴方に捧げたいの。お願い」
頭のいいマスオは、それの言葉に直感した。女にとって大切なものとは何か。そして捧げるものとはなにか。
医学的には、知っていた。実践は皆無だが・・・。
「あ、ああ・・・」
マスオは、もうサザエがいとしくてたまらなくなっていた。そして、アナコンダのように太く硬くなっていた自分の“モノ”を掴み、彼女の秘所にあてがった。
「ぐうっ!!」
「あっああ、ああぁーー!!」
マスオのうめきから間髪入れて、サザエが叫んだ。
838 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:33 ID:mAsqW8j6
(
>>837のつづき)
勿論、サザエは処女だ。だからその「膜」が破られるのも初めて。
いくら相手が優しいマスオとはいえ、契りを結ぶ代償として破爪の痛みには耐えねばならなかった。
「サ、サザエさん!?」
ふと、マスオの行為がとまった。性欲よりサザエの体が心配になったのだ。
サザエは涙をこらえつつ、肩を震わせ、痛みに耐えていた。
「いいの、続けて・・・、後悔したくないの、マスオさんに捧げたいの!!」
「サザエさん・・・」
マスオは続けた。サザエの耐えを無駄にしたくなかったからだ。
「う、あああぁぁ!!」
サザエの秘所から愛液と、血が流れ始めた。マスオが初めての相手と指し示す“純潔の証”だ。
サザエはマスオに処女を捧げた。と同時に、マスオの童貞もサザエによって喪失した。
二人が身体的に「男」と「女」になった瞬間だ。二人は互いの生殖器が一つになった状態にいる。
「サ、サザエさん、僕・・・」
「マスオさん、やったね、一つになれたね・・・」
二人は、再び熱く深く口付けをする。そして体を上下に動かした。
「ううっ、うっ、うっ!!」
完全に二人は、獣の様な行為に我を忘れていた。
そして、マスオのシンボルには、男の生殖行為としては当然の現象が起こっていた。
「うぁ、ああ、サ、サザエさん、僕・・・、僕!!」
サザエも、マスオがどういう状態にいるのか、勘が働いた。だが敢えて、そのままマスオにしがみついていた。
839 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:34 ID:mAsqW8j6
(
>>838のつづき)
「マスオさん、お願い、出して!! 中に出して!! 妊娠してもいいの!! アイドルは引退して、貴方と結婚して子供を生むから!!」
「うわぁぁぁぁ!!」
どくっどくっどくっ!!!
「あああぁ、ああああぁぁーっっ!!」
マスオの大量の精液が、サザエの膣内に注ぎ込まれた。
マスオは全てを出し切った快感で顔がほころび、サザエも全てを受け入れた充足感で笑みを浮かべていた。
そして二人は同時に、果てた。
この行為で、マスオの子種がサザエの中に宿ったかもしれない。
だが今は、そんなことよりも結ばれた瞬間のことで、二人は幸せの絶頂にいた。
そして。二人はシャワーを浴びた。暫し沈黙していた二人だが、マスオが重い口を開けた。
「ねぇサザエさん・・・」
「・・・何?」
「僕・・・その、中に、出しちゃったけど・・・」
天才のマスオは、その行為が医学的にどのような結果を招くのか、予想がつくのだ。
サザエは悪戯っぽく笑って、そして答えた。
「そうねぇ・・・、私のお腹にマスオさんの子供が宿ったかもね」
「・・・」
硬直したマスオを前に、サザエが続けた。
「そして、私の名前は“フグ田サザエ”になって、男の子が生まれたら“太羅”、女の子が生まれたら“育裸”って名付けて、幸せに暮らしたいな・・・」
「・・・」
中学生なのに父親になってしまう恐怖に、マスオは愕然としていた。
840 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:35 ID:mAsqW8j6
(
>>839のつづき)
だが、サザエはくすっと笑うと、お湯で濡れた体をバスタオルで拭き始めた。
「安心して、マスオさん。今日は安全日だったから・・・。でもね、このことがバレて芸能界でやっていけなくなったら、その時はお願いね!!」
マスオはふと我に帰った。
もしかしてサザエは、アイドルを引退して幸せになるため、自分とこのような事をしたのだろうか?
だが、それでもいい。自分と結ばれてサザエが幸せになるのなら本望だし、それまではサザエはアイドルとして輝き続けよう。
そして王を決める争いが終った後でも、共に行き続けるパートナーがいる・・・、それはマスオにとっても、サザエにとっても、幸せなことだ。
「あ、マスオさん、もうすぐ10時よ! ワカメ達と合流しなきゃ」
「ああ!」
二人はいかがわしいホテルの裏口から出て、一路駅へと突っ走った。そしてマスコミをまいたワカメ&カツオと合流した。
・・・こうして、4人のなが〜いデートは終った。だけど、マスオとサザエの絆は、まだ始まったばかりだ。
マスオとサザエの先には、いかなる運命が待ち受けているのか。それは、また後の話・・・
(了)
840 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:35 ID:mAsqW8j6
(
>>839のつづき)
だが、サザエはくすっと笑うと、お湯で濡れた体をバスタオルで拭き始めた。
「安心して、マスオさん。今日は安全日だったから・・・。でもね、このことがバレて芸能界でやっていけなくなったら、その時はお願いね!!」
マスオはふと我に帰った。
もしかしてサザエは、アイドルを引退して幸せになるため、自分とこのような事をしたのだろうか?
だが、それでもいい。自分と結ばれてサザエが幸せになるのなら本望だし、それまではサザエはアイドルとして輝き続けよう。
そして王を決める争いが終った後でも、共に行き続けるパートナーがいる・・・、それはマスオにとっても、サザエにとっても、幸せなことだ。
「あ、マスオさん、もうすぐ10時よ! ワカメ達と合流しなきゃ」
「ああ!」
二人はいかがわしいホテルの裏口から出て、一路駅へと突っ走った。そしてマスコミをまいたワカメ&カツオと合流した。
・・・こうして、4人のなが〜いデートは終った。だけど、マスオとサザエの絆は、まだ始まったばかりだ。
マスオとサザエの先には、いかなる運命が待ち受けているのか。それは、また後の話・・・
(了)
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
830 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:19 ID:60ftsM5y
「サザエさん! こっちだ、早く!!」
「え、ええ、マスオさん!」
日曜の夜8時頃。桜新町遊園地近くの商店街で、フグ田マスオが女の子の手を引っ張りながら逃走していた。
「マスオ、どうするのだ!?」
「とにかくどこかに隠れなきゃ!!」
二人の許にはパートナーのカツオとワカメがいた。
とにかく暗闇の中を四人が必死に逃げていた。
何故か? それは四人をとある一団が追ってるからだ。
“磯野サザエが逃げたぞ!”“追え、追うんだ!”“サザエの熱愛現場をスクープするんだ!”
そう。超人気アイドル・磯野サザエのプライベートを追う芸能レポーター関係者だ。
この日、サザエとワカメは密かにマスオ&カツオと桜新町遊園地でデートをしていた。
途中タッグバトル等のトラブルはあったが、午後は楽しい一時を過ごした。
しかし帰路につく途中、サザエがサングラスを落っことしてしまい、勘の鋭い幼女がそれを見て大声で叫んでしまったのだ。
“あっ、いそのさざえだ!!”
しかも運が悪いことに、そこには別のスクープにと芸能レポーター数人も帰路につこうとしていたのだ。
辛うじて四人は彼らのフレームにおさまることなく暗闇の商店街に紛れ込んだのだが、食いついたら放さないピラニアまがいの連中だ、今尚執拗に追っているのだ。
何せ清純派で、なおかつ生まれて彼氏イナイ歴をリアルで続けている事で有名な磯野サザエの“デート現場”であるのだ。マスコミが食らいつかない筈が無い。
そして四人は遂に、行き止まりにぶつかってしまった。
「行き止まりなのだ!!」
「もうどうするの、カツオ!!」
愕然とするマスオとサザエの前で、カツオとワカメが慌てふためいた。
「仕方ないわ、マスオさん!」
サザエは朱色の魔本を手にした。
「ああ、仕方ねえ」
マスオも魔本を手にした。もしここで捕まったら、醜聞以上に魔本の機密性が保てないと瞬時に計算したのだ。
831 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:20 ID:60ftsM5y
(
>>830のつづき)
「マ・セシルド!!」
サザエの叫びでワカメは第3の術を放った。この巨大な盾は追跡者達の前に立ちはだかり、彼らを弾き返した。
“うわっ!”“いたた!”“何だこの壁は!?”と、向こうで追跡者達の悲鳴が轟いた。
一方、その逆方向の前方ではマスオが叫んだ。
「ザケル!!」
カツオの口から第1の呪文の電撃が放たれた。するとそれは、眼前のブロック塀を吹き飛ばした。
「やったわ!」
「よし、今だ!」
見事なチームワークで突破口を作った四人は、そのまま逃げていく。そして、ちょいといかがわしいホテルに目が止まった。
「ウヌ、あそこに逃げ込むのだ!!」
そこがどんな場所か知らないカツオが叫んだ。
だがそこがどんな場所か熟知しているサザエは赤面、そしてマスオは激怒した。
「バカ、あそこがどんな場所かわかってるのか!?」
だが、また追跡者達が追ってくる気配がした。ワカメは、ふと時計を見た。
「マスオ、サザエ、ジタバタしてる時じゃないわ! ここは私とカツオが囮になって逃げるから、マスオとサザエはここに隠れてて。そして10時になったら、とにかく駅前で集合よ。わかった!?」
ワカメの必死さに、マスオとサザエは頷いてしまった。
「カツオ、いい、とにかく逃げて、あいつらをまくのよ!!」
ワカメはカツオの手を強引に引っ張ってつっぱしり始めた。
「ウ、ウヌ、とにかくマスオ、隠れておるのだぞ!!」
引っ張られたカツオの姿が遠くになる。
“子供二人を見つけたぞ!!”“磯野サザエと男の姿はどこだ!?”“とにかく先に子供を捕まえよう!! あいつらからサザエと男の居場所を聞きだすんだ!!”
そして暫くして、レポーター達は、いかがわしいホテルに隠れた二人に気付かず、カツオとワカメの後を追っていた・・・。
832 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:22 ID:60ftsM5y
(
>>831のつづき)
「ふう。ひとまずはまいたか」
何とか年齢を詐称し、一部屋借りることに成功したマスオがベッドに腰掛けて一息ついた。
その隣には、サザエも腰掛けた。
「ごめんね、マスオさん。折角のデートなのに・・・」
「仕方ないさ。サザエさんの立場上、覚悟していたことだから・・・」
ちょっと表情が暗かったサザエに、マスオが励ますように言った。
だがサザエは俯いたままだ。
「ねぇ、マスオさん・・・」
「え? 何?」
「私・・・、芸能界、引退しようと思うの」
「え・・・?」
マスオはイキナリの一言に愕然としてしまった。
「だってそうじゃない! 私は皆に夢に与えるために、この仕事を一生懸命やってきたわ! でも、普通の女の子みたいにデートもできない!」
「・・・」
「折角作った休みも、こんな事になるなんて・・・、ワカメだけじゃなく、カツオ君やマスオさんにまで迷惑かけて・・・、もう、もうこんな辛い事に耐えられない!!」
セキを切ったかの様にサザエは叫び、顔を両手で覆ってしまった。
肩も震えている。
足元には瞳からの雫が静かに落ちた。
“純真な女性の涙”とは余り縁の無い生活をしてきたマスオは、困惑してしまっていた。
だがここは、彼女を、サザエを悲しみから救ってやりたい。そんな気分で一杯になってしまっていた。
「さ、サザエさん、落ち着いて、そりゃ辛いこともあるさ、だけど、」
マスオはサザエの正面に回って叫んだ。
「だけど僕は、そんな頑張ってるサザエさんだからこそ、応援しているんだ」
サザエの肩の震えが、止まった。
833 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:24 ID:60ftsM5y
(
>>832のつづき)
「僕は・・・、僕は・・・」
マスオは幾分か躊躇した後、覚悟を決めた表情で声を飛ばした。
「そんなサザエさんが、好きだ!!」
サザエは、おそるおそる手を下げ、顔を露わにした。
「マスオさん、それって・・・」
マスオは、ゴクリと息を飲んだ。勢いで言ってしまった。だけど、確かに本音だった。
「マスオさん、その“好き”って、私がアイドルだから? それとも、普通の女の子だから?」
サザエは、じっとマスオの目を見つめていた。その瞳は、まさに純真な娘の眼差し、そのものだった。
それを前にマスオは、本音をぶつけるしかなかった。
「ふ、普通の女の子だからだ!!」
それを聞いたサザエは、再び目を閉じ、清い涙を露わにした。
「嬉しい・・・、マスオさんにそう言って貰って嬉しい・・・、魔本を持って闘う辛さを知ってるマスオさんからそういって貰うと・・・」
サザエの涙は、嬉しさの余りのものだ・・・、マスオはそれを知ってホッとした反面、かなり重大な言葉を放ってしまった事に、少し不安になってしまった。
(アイドルに告白して、その気にさせてしまった・・・)
マスオの本音だ。だが、サザエが好きだという気持ちに、ウソは無かった。
暫しの沈黙。
だが均衡を、サザエが破った。
「キスって・・・、どうやるのかな?」
「え・・・えぇっ!?」
マスオは突然の言葉に驚愕した。
だがサザエの瞳は真剣だ。まさに一途な生娘、そのものだ。
リアルで彼氏イナイ歴のサザエ。そんなサザエにとって、初めての白馬の王子様は、まさにマスオだったのだ。
そしてヒッキーだったマスオに彼女はいない。花沢は・・・アレは親分みたいなもんだし。
そんな二人の今の瞬間。初めて互いを「異性」と意識した瞬間だった。
834 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:25 ID:60ftsM5y
(
>>833のつづき)
「マスオさん・・・」
サザエは目を閉じ、唇の先を尖がらせた。それが何を意味するのか。“男”のマスオは既にわかっていた。
だけどアイドルと・・・、あまりの空前絶後の状態にマスオの脳裏はパニック寸前であった。
「サ、サザエさん、僕・・・」
「マスオさん、本当に私が好きなら、私を“普通の女”と認めて」
サザエは瞳を閉じたまま、叫んだ。既にサザエは、覚悟を決めているようだ。
「サザエさん・・・、ちょ、ちょっとだけだよ・・・」
初めての事に意を決したマスオ。
そのマスオは、震わせながらサザエの口に近づき、寸での所で目を閉じ、そして自分の唇をサザエのそれに触れさせた。
だがサザエは顔を更に近づけ、キスを濃厚にした。
「う・・・」
マスオはサザエの余りの積極性に戸惑いつつ、口付けを続けた。
サザエの事が、いとおしく感じられたから・・・。
いつしか二人の気持ちは、完全に連動していたのだ。
「ふぅーっ」
「ハァハァ」
やがて二人の口が離れ、荒い息とともに、眼が開かれた。
そしてほぼ同時に、二人は抱き合っていた。
「私・・・、マスオさんの“彼女”になりたい」
「え・・・」
サザエはわざとベッドの上に仰向けに倒れた。ちょうどマスオが彼女に覆い被さる様な状態だ。
そう・・・、マスオが自分と“契り”を結び易い姿勢になったのだ。
そしてそのマスオは、サザエの豊満な胸に顔が埋まる様な姿勢になっていた。
「う、うわ、サザエさん、や、やばいよ、いくらなんでも!!」
マスオはあがいた。だがサザエの両腕は、シッカリとマスオの後頭部を掴んでいた。
「確かにやばいかも・・・、でも、でも、」
サザエの瞳は、相変わらずマスオのそれを見つめている。
「今、この時を逃したら、私はマスオさんの“彼女”でいられなくなるかも・・・」
マスオはその眼差しを見て、暴れるのをやめてしまった。
835 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:29 ID:mAsqW8j6
(
>>834のつづき)
未成年者がこんなトコでこういうことをするのは、まさに禁忌行為だ。
だが、そのためにサザエを悲しみのドン底に叩き落していいものか・・・? マスオはその点が気になってしまったのだ。
「ねぇ、マスオさん、生まれたままの姿になって」
「・・・」
マスオの脳が、真っ白になった。
「私、生まれたままの姿で、好きな人と一つになりたい」
サザエは仰向けになったまま、服を脱ぎ始めた。
マスオはそのサザエの、余りにも大胆かつ一途な行為に、理性が吹き飛んでいた。
「サ、サザエさん・・・」
勢いというものだろうか。
二人は、次々服を脱ぎ始めた。
サザエが下着姿になった。ブラもパンツも清潔な白だ。
その美しい異性の刺激的な姿に、マスオは鼻血の出る勢いに耐えていた。
一方、マスオもトランクス一枚となった。
サザエは意外とシッカリとしたマスオの筋肉に、興味を示していた。
男というものを良く知らなかったのだろう。とにかく眼差しがものめずらしそうだ。
そしてサザエは、ブラをとった。やや豊満な胸は、ちょっと恥ずかしげなのか、両腕で隠したままだ。
マスオは、その様子を見入ってしまっていた。何せ、成長した女性の着替えといえば、母のそれしか実体験が無い。
それだけに、乳房を露わにせんばかりの女性、しかも現役アイドルの磯野サザエの肢体だけに、まさに夢幻の如き光景だった。
だが・・・これは現実だ。
836 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:30 ID:mAsqW8j6
(
>>835のつづき)
「マスオさん・・・、一緒に、なりましょう」
「あ、ああ・・・」
二人は同時に、下半身につけていた下着を、脱いだ。
『!!』
二人は、互いの生まれたままの姿に硬直した。
何せ、互いに同じ年ごろの異性の一糸纏わぬ姿を初めて見たのだ。驚天動地の心境だろう。
マスオはサザエの豊満な胸と、その先端の美しい桃色の乳首、そして自分とは違う秘所に目を奪われていた。
逆にサザエは、自分には無く、初めてリアルで見るマスオの男としてのシンボルに、衝撃を受けていた。
(これが、女の子の体なんだ・・・)
(男の子のあそこって、そうなってたの・・・)
二人は暫し立ち尽くし、そして、自ずと歩み寄った。
(僕は・・・僕は・・・)
(私は・・・私は・・・)
(サザエさんが・・・サザエさんが・・・)
(マスオさんが・・・マスオさんが・・・)
『ほしい!!』
再び、マスオがサザエの上に覆いかぶさった。
「あっ!!」
マスオは男の本能に正直に、サザエの両胸を揉みしだいた。
自分には無い、女性の特徴をあらわすもの。
それを思いのままもみしだくのは、男として当然の行為だった。
「あっああ、あ!!」
サザエが、痛みと快感を同時に味わうかのような叫びを上げた。
相手のイヤらしい行為。だけど、その相手は自分を認める大切な人。
その人の行為に、妙な快感が押し寄せてきたのだ。
「ひゃう!!」
サザエが胸をみやると、マスオが左の乳首を口に含んでいた。
その姿は、まさに母親の乳を吸う赤ん坊の様だ。
やはりこれも、マスオの男としての本能だ。かつて赤ん坊の頃、母と同じ様な行為をしていたマスオ。
女に甘える行為を象徴した愛し方だ。
837 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:31 ID:mAsqW8j6
(
>>836のつづき)
「うっぅう・・・!!」
マスオの頬が赤らんでいく。大切な人によって快楽が押し寄せてくる。この女としての悦びは、アイドルのままでは決して得られないものだ。
やがてマスオの顔は、自身の股間へと下がっていった。
「あ・・・」
サザエはその事に気付いてハッとした。快感の余り、“濡れた”ことに気付いたのだ。
「マスオさん、ちょっとまって、そこ、汚いから・・・」
だが今のマスオには、無問題であった。男の本能には、そういう配慮は通じない。
「キレイだ、キレイだよ、サザエさん!!」
マスオは一寸強引にサザエの両脚を広げ、彼女の秘所を露にした。そしてそこにも、自分の顔を埋め、秘所を吸い始めた。
「あああああ、ああーーっ!!」
更に強まるマスオからの快感。自分の大切な所に、愛しの王子様が求めてきている。
(もう、何を捧げてもいい・・・)
サザエの決意は揺ぎ無いものとなった。
「ねぇ、マスオさん・・・」
「何?」
マスオがふと手を止めると、顔を上げているサザエの瞳を見た。
「私の大切なものを、貴方に捧げたいの。お願い」
頭のいいマスオは、それの言葉に直感した。女にとって大切なものとは何か。そして捧げるものとはなにか。
医学的には、知っていた。実践は皆無だが・・・。
「あ、ああ・・・」
マスオは、もうサザエがいとしくてたまらなくなっていた。そして、アナコンダのように太く硬くなっていた自分の“モノ”を掴み、彼女の秘所にあてがった。
「ぐうっ!!」
「あっああ、ああぁーー!!」
マスオのうめきから間髪入れて、サザエが叫んだ。
838 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:33 ID:mAsqW8j6
(
>>837のつづき)
勿論、サザエは処女だ。だからその「膜」が破られるのも初めて。
いくら相手が優しいマスオとはいえ、契りを結ぶ代償として破爪の痛みには耐えねばならなかった。
「サ、サザエさん!?」
ふと、マスオの行為がとまった。性欲よりサザエの体が心配になったのだ。
サザエは涙をこらえつつ、肩を震わせ、痛みに耐えていた。
「いいの、続けて・・・、後悔したくないの、マスオさんに捧げたいの!!」
「サザエさん・・・」
マスオは続けた。サザエの耐えを無駄にしたくなかったからだ。
「う、あああぁぁ!!」
サザエの秘所から愛液と、血が流れ始めた。マスオが初めての相手と指し示す“純潔の証”だ。
サザエはマスオに処女を捧げた。と同時に、マスオの童貞もサザエによって喪失した。
二人が身体的に「男」と「女」になった瞬間だ。二人は互いの生殖器が一つになった状態にいる。
「サ、サザエさん、僕・・・」
「マスオさん、やったね、一つになれたね・・・」
二人は、再び熱く深く口付けをする。そして体を上下に動かした。
「ううっ、うっ、うっ!!」
完全に二人は、獣の様な行為に我を忘れていた。
そして、マスオのシンボルには、男の生殖行為としては当然の現象が起こっていた。
「うぁ、ああ、サ、サザエさん、僕・・・、僕!!」
サザエも、マスオがどういう状態にいるのか、勘が働いた。だが敢えて、そのままマスオにしがみついていた。
839 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:34 ID:mAsqW8j6
(
>>838のつづき)
「マスオさん、お願い、出して!! 中に出して!! 妊娠してもいいの!! アイドルは引退して、貴方と結婚して子供を生むから!!」
「うわぁぁぁぁ!!」
どくっどくっどくっ!!!
「あああぁ、ああああぁぁーっっ!!」
マスオの大量の精液が、サザエの膣内に注ぎ込まれた。
マスオは全てを出し切った快感で顔がほころび、サザエも全てを受け入れた充足感で笑みを浮かべていた。
そして二人は同時に、果てた。
この行為で、マスオの子種がサザエの中に宿ったかもしれない。
だが今は、そんなことよりも結ばれた瞬間のことで、二人は幸せの絶頂にいた。
そして。二人はシャワーを浴びた。暫し沈黙していた二人だが、マスオが重い口を開けた。
「ねぇサザエさん・・・」
「・・・何?」
「僕・・・その、中に、出しちゃったけど・・・」
天才のマスオは、その行為が医学的にどのような結果を招くのか、予想がつくのだ。
サザエは悪戯っぽく笑って、そして答えた。
「そうねぇ・・・、私のお腹にマスオさんの子供が宿ったかもね」
「・・・」
硬直したマスオを前に、サザエが続けた。
「そして、私の名前は“フグ田サザエ”になって、男の子が生まれたら“太羅”、女の子が生まれたら“育裸”って名付けて、幸せに暮らしたいな・・・」
「・・・」
中学生なのに父親になってしまう恐怖に、マスオは愕然としていた。
830 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:19 ID:60ftsM5y
「サザエさん! こっちだ、早く!!」
「え、ええ、マスオさん!」
日曜の夜8時頃。桜新町遊園地近くの商店街で、フグ田マスオが女の子の手を引っ張りながら逃走していた。
「マスオ、どうするのだ!?」
「とにかくどこかに隠れなきゃ!!」
二人の許にはパートナーのカツオとワカメがいた。
とにかく暗闇の中を四人が必死に逃げていた。
何故か? それは四人をとある一団が追ってるからだ。
“磯野サザエが逃げたぞ!”“追え、追うんだ!”“サザエの熱愛現場をスクープするんだ!”
そう。超人気アイドル・磯野サザエのプライベートを追う芸能レポーター関係者だ。
この日、サザエとワカメは密かにマスオ&カツオと桜新町遊園地でデートをしていた。
途中タッグバトル等のトラブルはあったが、午後は楽しい一時を過ごした。
しかし帰路につく途中、サザエがサングラスを落っことしてしまい、勘の鋭い幼女がそれを見て大声で叫んでしまったのだ。
“あっ、いそのさざえだ!!”
しかも運が悪いことに、そこには別のスクープにと芸能レポーター数人も帰路につこうとしていたのだ。
辛うじて四人は彼らのフレームにおさまることなく暗闇の商店街に紛れ込んだのだが、食いついたら放さないピラニアまがいの連中だ、今尚執拗に追っているのだ。
何せ清純派で、なおかつ生まれて彼氏イナイ歴をリアルで続けている事で有名な磯野サザエの“デート現場”であるのだ。マスコミが食らいつかない筈が無い。
そして四人は遂に、行き止まりにぶつかってしまった。
「行き止まりなのだ!!」
「もうどうするの、カツオ!!」
愕然とするマスオとサザエの前で、カツオとワカメが慌てふためいた。
「仕方ないわ、マスオさん!」
サザエは朱色の魔本を手にした。
「ああ、仕方ねえ」
マスオも魔本を手にした。もしここで捕まったら、醜聞以上に魔本の機密性が保てないと瞬時に計算したのだ。
831 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:20 ID:60ftsM5y
(
>>830のつづき)
「マ・セシルド!!」
サザエの叫びでワカメは第3の術を放った。この巨大な盾は追跡者達の前に立ちはだかり、彼らを弾き返した。
“うわっ!”“いたた!”“何だこの壁は!?”と、向こうで追跡者達の悲鳴が轟いた。
一方、その逆方向の前方ではマスオが叫んだ。
「ザケル!!」
カツオの口から第1の呪文の電撃が放たれた。するとそれは、眼前のブロック塀を吹き飛ばした。
「やったわ!」
「よし、今だ!」
見事なチームワークで突破口を作った四人は、そのまま逃げていく。そして、ちょいといかがわしいホテルに目が止まった。
「ウヌ、あそこに逃げ込むのだ!!」
そこがどんな場所か知らないカツオが叫んだ。
だがそこがどんな場所か熟知しているサザエは赤面、そしてマスオは激怒した。
「バカ、あそこがどんな場所かわかってるのか!?」
だが、また追跡者達が追ってくる気配がした。ワカメは、ふと時計を見た。
「マスオ、サザエ、ジタバタしてる時じゃないわ! ここは私とカツオが囮になって逃げるから、マスオとサザエはここに隠れてて。そして10時になったら、とにかく駅前で集合よ。わかった!?」
ワカメの必死さに、マスオとサザエは頷いてしまった。
「カツオ、いい、とにかく逃げて、あいつらをまくのよ!!」
ワカメはカツオの手を強引に引っ張ってつっぱしり始めた。
「ウ、ウヌ、とにかくマスオ、隠れておるのだぞ!!」
引っ張られたカツオの姿が遠くになる。
“子供二人を見つけたぞ!!”“磯野サザエと男の姿はどこだ!?”“とにかく先に子供を捕まえよう!! あいつらからサザエと男の居場所を聞きだすんだ!!”
そして暫くして、レポーター達は、いかがわしいホテルに隠れた二人に気付かず、カツオとワカメの後を追っていた・・・。
832 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:22 ID:60ftsM5y
(
>>831のつづき)
「ふう。ひとまずはまいたか」
何とか年齢を詐称し、一部屋借りることに成功したマスオがベッドに腰掛けて一息ついた。
その隣には、サザエも腰掛けた。
「ごめんね、マスオさん。折角のデートなのに・・・」
「仕方ないさ。サザエさんの立場上、覚悟していたことだから・・・」
ちょっと表情が暗かったサザエに、マスオが励ますように言った。
だがサザエは俯いたままだ。
「ねぇ、マスオさん・・・」
「え? 何?」
「私・・・、芸能界、引退しようと思うの」
「え・・・?」
マスオはイキナリの一言に愕然としてしまった。
「だってそうじゃない! 私は皆に夢に与えるために、この仕事を一生懸命やってきたわ! でも、普通の女の子みたいにデートもできない!」
「・・・」
「折角作った休みも、こんな事になるなんて・・・、ワカメだけじゃなく、カツオ君やマスオさんにまで迷惑かけて・・・、もう、もうこんな辛い事に耐えられない!!」
セキを切ったかの様にサザエは叫び、顔を両手で覆ってしまった。
肩も震えている。
足元には瞳からの雫が静かに落ちた。
“純真な女性の涙”とは余り縁の無い生活をしてきたマスオは、困惑してしまっていた。
だがここは、彼女を、サザエを悲しみから救ってやりたい。そんな気分で一杯になってしまっていた。
「さ、サザエさん、落ち着いて、そりゃ辛いこともあるさ、だけど、」
マスオはサザエの正面に回って叫んだ。
「だけど僕は、そんな頑張ってるサザエさんだからこそ、応援しているんだ」
サザエの肩の震えが、止まった。
833 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:24 ID:60ftsM5y
(
>>832のつづき)
「僕は・・・、僕は・・・」
マスオは幾分か躊躇した後、覚悟を決めた表情で声を飛ばした。
「そんなサザエさんが、好きだ!!」
サザエは、おそるおそる手を下げ、顔を露わにした。
「マスオさん、それって・・・」
マスオは、ゴクリと息を飲んだ。勢いで言ってしまった。だけど、確かに本音だった。
「マスオさん、その“好き”って、私がアイドルだから? それとも、普通の女の子だから?」
サザエは、じっとマスオの目を見つめていた。その瞳は、まさに純真な娘の眼差し、そのものだった。
それを前にマスオは、本音をぶつけるしかなかった。
「ふ、普通の女の子だからだ!!」
それを聞いたサザエは、再び目を閉じ、清い涙を露わにした。
「嬉しい・・・、マスオさんにそう言って貰って嬉しい・・・、魔本を持って闘う辛さを知ってるマスオさんからそういって貰うと・・・」
サザエの涙は、嬉しさの余りのものだ・・・、マスオはそれを知ってホッとした反面、かなり重大な言葉を放ってしまった事に、少し不安になってしまった。
(アイドルに告白して、その気にさせてしまった・・・)
マスオの本音だ。だが、サザエが好きだという気持ちに、ウソは無かった。
暫しの沈黙。
だが均衡を、サザエが破った。
「キスって・・・、どうやるのかな?」
「え・・・えぇっ!?」
マスオは突然の言葉に驚愕した。
だがサザエの瞳は真剣だ。まさに一途な生娘、そのものだ。
リアルで彼氏イナイ歴のサザエ。そんなサザエにとって、初めての白馬の王子様は、まさにマスオだったのだ。
そしてヒッキーだったマスオに彼女はいない。花沢は・・・アレは親分みたいなもんだし。
そんな二人の今の瞬間。初めて互いを「異性」と意識した瞬間だった。
834 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:25 ID:60ftsM5y
(
>>833のつづき)
「マスオさん・・・」
サザエは目を閉じ、唇の先を尖がらせた。それが何を意味するのか。“男”のマスオは既にわかっていた。
だけどアイドルと・・・、あまりの空前絶後の状態にマスオの脳裏はパニック寸前であった。
「サ、サザエさん、僕・・・」
「マスオさん、本当に私が好きなら、私を“普通の女”と認めて」
サザエは瞳を閉じたまま、叫んだ。既にサザエは、覚悟を決めているようだ。
「サザエさん・・・、ちょ、ちょっとだけだよ・・・」
初めての事に意を決したマスオ。
そのマスオは、震わせながらサザエの口に近づき、寸での所で目を閉じ、そして自分の唇をサザエのそれに触れさせた。
だがサザエは顔を更に近づけ、キスを濃厚にした。
「う・・・」
マスオはサザエの余りの積極性に戸惑いつつ、口付けを続けた。
サザエの事が、いとおしく感じられたから・・・。
いつしか二人の気持ちは、完全に連動していたのだ。
「ふぅーっ」
「ハァハァ」
やがて二人の口が離れ、荒い息とともに、眼が開かれた。
そしてほぼ同時に、二人は抱き合っていた。
「私・・・、マスオさんの“彼女”になりたい」
「え・・・」
サザエはわざとベッドの上に仰向けに倒れた。ちょうどマスオが彼女に覆い被さる様な状態だ。
そう・・・、マスオが自分と“契り”を結び易い姿勢になったのだ。
そしてそのマスオは、サザエの豊満な胸に顔が埋まる様な姿勢になっていた。
「う、うわ、サザエさん、や、やばいよ、いくらなんでも!!」
マスオはあがいた。だがサザエの両腕は、シッカリとマスオの後頭部を掴んでいた。
「確かにやばいかも・・・、でも、でも、」
サザエの瞳は、相変わらずマスオのそれを見つめている。
「今、この時を逃したら、私はマスオさんの“彼女”でいられなくなるかも・・・」
マスオはその眼差しを見て、暴れるのをやめてしまった。
835 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:29 ID:mAsqW8j6
(
>>834のつづき)
未成年者がこんなトコでこういうことをするのは、まさに禁忌行為だ。
だが、そのためにサザエを悲しみのドン底に叩き落していいものか・・・? マスオはその点が気になってしまったのだ。
「ねぇ、マスオさん、生まれたままの姿になって」
「・・・」
マスオの脳が、真っ白になった。
「私、生まれたままの姿で、好きな人と一つになりたい」
サザエは仰向けになったまま、服を脱ぎ始めた。
マスオはそのサザエの、余りにも大胆かつ一途な行為に、理性が吹き飛んでいた。
「サ、サザエさん・・・」
勢いというものだろうか。
二人は、次々服を脱ぎ始めた。
サザエが下着姿になった。ブラもパンツも清潔な白だ。
その美しい異性の刺激的な姿に、マスオは鼻血の出る勢いに耐えていた。
一方、マスオもトランクス一枚となった。
サザエは意外とシッカリとしたマスオの筋肉に、興味を示していた。
男というものを良く知らなかったのだろう。とにかく眼差しがものめずらしそうだ。
そしてサザエは、ブラをとった。やや豊満な胸は、ちょっと恥ずかしげなのか、両腕で隠したままだ。
マスオは、その様子を見入ってしまっていた。何せ、成長した女性の着替えといえば、母のそれしか実体験が無い。
それだけに、乳房を露わにせんばかりの女性、しかも現役アイドルの磯野サザエの肢体だけに、まさに夢幻の如き光景だった。
だが・・・これは現実だ。
836 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:30 ID:mAsqW8j6
(
>>835のつづき)
「マスオさん・・・、一緒に、なりましょう」
「あ、ああ・・・」
二人は同時に、下半身につけていた下着を、脱いだ。
『!!』
二人は、互いの生まれたままの姿に硬直した。
何せ、互いに同じ年ごろの異性の一糸纏わぬ姿を初めて見たのだ。驚天動地の心境だろう。
マスオはサザエの豊満な胸と、その先端の美しい桃色の乳首、そして自分とは違う秘所に目を奪われていた。
逆にサザエは、自分には無く、初めてリアルで見るマスオの男としてのシンボルに、衝撃を受けていた。
(これが、女の子の体なんだ・・・)
(男の子のあそこって、そうなってたの・・・)
二人は暫し立ち尽くし、そして、自ずと歩み寄った。
(僕は・・・僕は・・・)
(私は・・・私は・・・)
(サザエさんが・・・サザエさんが・・・)
(マスオさんが・・・マスオさんが・・・)
『ほしい!!』
再び、マスオがサザエの上に覆いかぶさった。
「あっ!!」
マスオは男の本能に正直に、サザエの両胸を揉みしだいた。
自分には無い、女性の特徴をあらわすもの。
それを思いのままもみしだくのは、男として当然の行為だった。
「あっああ、あ!!」
サザエが、痛みと快感を同時に味わうかのような叫びを上げた。
相手のイヤらしい行為。だけど、その相手は自分を認める大切な人。
その人の行為に、妙な快感が押し寄せてきたのだ。
「ひゃう!!」
サザエが胸をみやると、マスオが左の乳首を口に含んでいた。
その姿は、まさに母親の乳を吸う赤ん坊の様だ。
やはりこれも、マスオの男としての本能だ。かつて赤ん坊の頃、母と同じ様な行為をしていたマスオ。
女に甘える行為を象徴した愛し方だ。
837 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:31 ID:mAsqW8j6
(
>>836のつづき)
「うっぅう・・・!!」
マスオの頬が赤らんでいく。大切な人によって快楽が押し寄せてくる。この女としての悦びは、アイドルのままでは決して得られないものだ。
やがてマスオの顔は、自身の股間へと下がっていった。
「あ・・・」
サザエはその事に気付いてハッとした。快感の余り、“濡れた”ことに気付いたのだ。
「マスオさん、ちょっとまって、そこ、汚いから・・・」
だが今のマスオには、無問題であった。男の本能には、そういう配慮は通じない。
「キレイだ、キレイだよ、サザエさん!!」
マスオは一寸強引にサザエの両脚を広げ、彼女の秘所を露にした。そしてそこにも、自分の顔を埋め、秘所を吸い始めた。
「あああああ、ああーーっ!!」
更に強まるマスオからの快感。自分の大切な所に、愛しの王子様が求めてきている。
(もう、何を捧げてもいい・・・)
サザエの決意は揺ぎ無いものとなった。
「ねぇ、マスオさん・・・」
「何?」
マスオがふと手を止めると、顔を上げているサザエの瞳を見た。
「私の大切なものを、貴方に捧げたいの。お願い」
頭のいいマスオは、それの言葉に直感した。女にとって大切なものとは何か。そして捧げるものとはなにか。
医学的には、知っていた。実践は皆無だが・・・。
「あ、ああ・・・」
マスオは、もうサザエがいとしくてたまらなくなっていた。そして、アナコンダのように太く硬くなっていた自分の“モノ”を掴み、彼女の秘所にあてがった。
「ぐうっ!!」
「あっああ、ああぁーー!!」
マスオのうめきから間髪入れて、サザエが叫んだ。
838 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:33 ID:mAsqW8j6
(
>>837のつづき)
勿論、サザエは処女だ。だからその「膜」が破られるのも初めて。
いくら相手が優しいマスオとはいえ、契りを結ぶ代償として破爪の痛みには耐えねばならなかった。
「サ、サザエさん!?」
ふと、マスオの行為がとまった。性欲よりサザエの体が心配になったのだ。
サザエは涙をこらえつつ、肩を震わせ、痛みに耐えていた。
「いいの、続けて・・・、後悔したくないの、マスオさんに捧げたいの!!」
「サザエさん・・・」
マスオは続けた。サザエの耐えを無駄にしたくなかったからだ。
「う、あああぁぁ!!」
サザエの秘所から愛液と、血が流れ始めた。マスオが初めての相手と指し示す“純潔の証”だ。
サザエはマスオに処女を捧げた。と同時に、マスオの童貞もサザエによって喪失した。
二人が身体的に「男」と「女」になった瞬間だ。二人は互いの生殖器が一つになった状態にいる。
「サ、サザエさん、僕・・・」
「マスオさん、やったね、一つになれたね・・・」
二人は、再び熱く深く口付けをする。そして体を上下に動かした。
「ううっ、うっ、うっ!!」
完全に二人は、獣の様な行為に我を忘れていた。
そして、マスオのシンボルには、男の生殖行為としては当然の現象が起こっていた。
「うぁ、ああ、サ、サザエさん、僕・・・、僕!!」
サザエも、マスオがどういう状態にいるのか、勘が働いた。だが敢えて、そのままマスオにしがみついていた。
839 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:34 ID:mAsqW8j6
(
>>838のつづき)
「マスオさん、お願い、出して!! 中に出して!! 妊娠してもいいの!! アイドルは引退して、貴方と結婚して子供を生むから!!」
「うわぁぁぁぁ!!」
どくっどくっどくっ!!!
「あああぁ、ああああぁぁーっっ!!」
マスオの大量の精液が、サザエの膣内に注ぎ込まれた。
マスオは全てを出し切った快感で顔がほころび、サザエも全てを受け入れた充足感で笑みを浮かべていた。
そして二人は同時に、果てた。
この行為で、マスオの子種がサザエの中に宿ったかもしれない。
だが今は、そんなことよりも結ばれた瞬間のことで、二人は幸せの絶頂にいた。
そして。二人はシャワーを浴びた。暫し沈黙していた二人だが、マスオが重い口を開けた。
「ねぇサザエさん・・・」
「・・・何?」
「僕・・・その、中に、出しちゃったけど・・・」
天才のマスオは、その行為が医学的にどのような結果を招くのか、予想がつくのだ。
サザエは悪戯っぽく笑って、そして答えた。
「そうねぇ・・・、私のお腹にマスオさんの子供が宿ったかもね」
「・・・」
硬直したマスオを前に、サザエが続けた。
「そして、私の名前は“フグ田サザエ”になって、男の子が生まれたら“太羅”、女の子が生まれたら“育裸”って名付けて、幸せに暮らしたいな・・・」
「・・・」
中学生なのに父親になってしまう恐怖に、マスオは愕然としていた。
840 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:35 ID:mAsqW8j6
(
>>839のつづき)
だが、サザエはくすっと笑うと、お湯で濡れた体をバスタオルで拭き始めた。
「安心して、マスオさん。今日は安全日だったから・・・。でもね、このことがバレて芸能界でやっていけなくなったら、その時はお願いね!!」
マスオはふと我に帰った。
もしかしてサザエは、アイドルを引退して幸せになるため、自分とこのような事をしたのだろうか?
だが、それでもいい。自分と結ばれてサザエが幸せになるのなら本望だし、それまではサザエはアイドルとして輝き続けよう。
そして王を決める争いが終った後でも、共に行き続けるパートナーがいる・・・、それはマスオにとっても、サザエにとっても、幸せなことだ。
「あ、マスオさん、もうすぐ10時よ! ワカメ達と合流しなきゃ」
「ああ!」
二人はいかがわしいホテルの裏口から出て、一路駅へと突っ走った。そしてマスコミをまいたワカメ&カツオと合流した。
・・・こうして、4人のなが〜いデートは終った。だけど、マスオとサザエの絆は、まだ始まったばかりだ。
マスオとサザエの先には、いかなる運命が待ち受けているのか。それは、また後の話・・・
(了)
840 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:35 ID:mAsqW8j6
(
>>839のつづき)
だが、サザエはくすっと笑うと、お湯で濡れた体をバスタオルで拭き始めた。
「安心して、マスオさん。今日は安全日だったから・・・。でもね、このことがバレて芸能界でやっていけなくなったら、その時はお願いね!!」
マスオはふと我に帰った。
もしかしてサザエは、アイドルを引退して幸せになるため、自分とこのような事をしたのだろうか?
だが、それでもいい。自分と結ばれてサザエが幸せになるのなら本望だし、それまではサザエはアイドルとして輝き続けよう。
そして王を決める争いが終った後でも、共に行き続けるパートナーがいる・・・、それはマスオにとっても、サザエにとっても、幸せなことだ。
「あ、マスオさん、もうすぐ10時よ! ワカメ達と合流しなきゃ」
「ああ!」
二人はいかがわしいホテルの裏口から出て、一路駅へと突っ走った。そしてマスコミをまいたワカメ&カツオと合流した。
・・・こうして、4人のなが〜いデートは終った。だけど、マスオとサザエの絆は、まだ始まったばかりだ。
マスオとサザエの先には、いかなる運命が待ち受けているのか。それは、また後の話・・・
(了)
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
841 名前: ◆WNCTZRfj36 :04/01/06 22:39 ID:mAsqW8j6
・・・どうも。アニメ板の本スレの長文オヤジです。
突然ですが、今日から1月11日までここに出張いたします。
>>830-840まで手土産を投下しましたので、お目通しいただけましたら幸いです。
それでは。
842 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 22:48 ID:CtkvTmz4
(;´Д`)・・・・名乗るなよ。
おまいさんは長文のほうでキャラが固まっちまってるんだから。
エロは書き手の素性が見えてしまうと萎える。
844 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 23:22 ID:cblSnz4Z
しかも、つまらない…。自ら荒らしたがってるようにしか見えないが?
846 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 23:57 ID:X15NiFc5
なんでここが長文の人の『謹慎場所』にされなイカンわけ?
日陰的なところだからですか?侮辱です。帰って下さい。
849 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:36 ID:ADxFHFK0
しかし…アイドル引退はいいんだが、まだ中学生相手に結婚を言い出すてのは…
子供生まれてから更に3年経たんと無理やン(;´Д`)
いきなり子供の名前を決めようとしてたり、安全日だからOK(当てにならない)とか
サザエにDQN発言連発させるのがアカン。
なんつーか、書き手がアレだとキャラまで聡明さが…
850 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 00:51 ID:KtEjy4E3
頼むから長文の人は本スレから出ないでください隔離されてください(;´Д`)人
それかせめて名無しで投稿してくれ・・・つーか作品もいまいちだったけど・・・。
長文書きも糞ならSSの出来も糞だな。
自サイト作ってそこでオナニーSSでも投稿してろ時代遅れの糞オヤジ。