巨乳お嬢様

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1名無しさん@ピンキー
を肴に話作って
2名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 23:54:21 ID:TgXKQaJb
>>1
わたくしの為に死んで頂戴♥
3名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 01:17:07 ID:Xzfe1NPq
age
4名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 14:07:07 ID:Iljj3Vqq
この魅力的なスレタイになぜ誰も飛びつかないのか
5名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 15:54:41 ID:g36Sj0JF
ちょっと来て見た。
でもお嬢様は巨乳より、控えめが良いんでもって、入れると凄い締め付けってのが萌かも
でも巨乳も捨てがたくなった。

巨乳お嬢様!!!!!!!!!!
http://www.pic-navi.com/ちなみにここのサイトの一番下位にある掲示板に「おっぱい特集があってる」
6名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 03:15:00 ID:3rQv23IR
個人的には萌TOP3に入るわな

さらにドSだとストライクゾーンの真ん中なんだが
7名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 19:15:05 ID:JbL/fspU
8名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 01:58:02 ID:vEhYdIei
保守
9名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 02:31:07 ID:AMGEY592
保守
10名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 02:15:28 ID:rd6tuxLz
あげ
11名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 13:31:31 ID:9hjwMSeo
保守
12名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 07:51:34 ID:c7BNyysc
13名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 03:12:56 ID:Z41TohuO

14名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 00:56:00 ID:pMwiVVpu
なんで誰もかかねえんだ。
巨乳お嬢様なんて最高じゃねえか?
それでもって大人しめの処女だ。これだけは譲れん。
15名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 00:39:56 ID:4wCam3Y+
おとなしめの巨乳お嬢様が、幼なじみのドSな巨乳お嬢様に襲われる話ならなんとかなるが……。
16名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 14:44:56 ID:TGW126zd
なんとかしてくれ
17名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 23:00:03 ID:4wCam3Y+
やっぱやめとく
18名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 00:33:33 ID:eUXKbzOq
じゃ最初から書くなよ
19名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 01:04:54 ID:h7HWVEOE
>>14
大人しめで処女の巨乳お嬢様は、やはり黒髪ストレートなのか?
20名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 21:47:41 ID:FCOHDkhw
いや、金髪の縦ロールでしょ。
21名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 17:17:24 ID:Pqd3sMy2
22名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 01:55:29 ID:IKYbYxvP
金髪縦ロールなのに大人しめで巨乳なお嬢様ってすごくいやらしいなぁ
酷いことをしたい
23名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 01:13:47 ID:iTyRCkvn
今にも落ちそうだ
24名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 01:33:34 ID:XuhWtENc
落とすのは惜しいが……。
25名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 01:05:19 ID:voxTBVQ+
お嬢さまに酷い事をしたい
26名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 18:46:08 ID:XWxrcukH
お嬢様…
27名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 01:56:23 ID:QPmHXFha
お嬢様に踏まれたい
28名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 01:58:00 ID:pBtdY+1f
お嬢様に蹴られたい
29名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 15:42:48 ID:kzNM2iS6
お嬢様を虐待したい
30名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 16:25:55 ID:c5eg/eeC
お嬢様を接待したい
31名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 08:47:27 ID:d3U111oz
お嬢様かわいいよお嬢様
32名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 01:20:28 ID:dlz4nkOJ
巨乳お嬢様に恥をかかせたい
33名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 01:25:21 ID:dlz4nkOJ
自分でなんか書くよ……。
34名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 16:34:08 ID:X+XTy3/7
>>33 たのみしにしてる。よろ。
35名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 02:08:21 ID:ZKc5VjAr
お嬢様に不埒な行為をはたらきたい
36名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 01:43:15 ID:4oNLqwhm
お嬢様をだまして旧体育倉庫に連れ込みたい
37名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 00:17:49 ID:BLJ1wDQE
お嬢様というと女子校に通ってるのしか想像できなかったりする
38名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 17:50:58 ID:02ixaTDz
39名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 20:16:16 ID:02ixaTDz
40名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 01:07:02 ID:/wWUAIPD
普段家事などしないお嬢様の手料理をごちそうになりあまりの不味さに吐きそうになりたい
41名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 15:23:40 ID:wDCVvfbi
失礼な!
42名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 01:42:24 ID:sRWAU9jG
お嬢様ラブ
43名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 12:27:19 ID:wy97DMwS
お嬢様
44名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 17:50:00 ID:Aoz/pmK7
45名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 22:16:04 ID:Qxvbvzcr
巨乳お嬢様陵辱もの(優しく気高いお嬢様の弱みにつけ込む系)を目指してSSを書いていたら寒々しいギャグSSになってしまった。
俺にはこのジャンルは無理ぽ……。
46 ◆1gCekNYzJg :2006/04/29(土) 04:51:31 ID:1W3GA+Dd
>>45 うぉお読みて〜

保守がてらに投下。続きまだなので2回に分けて投下です。
鬱注意。
47 ◆1gCekNYzJg :2006/04/29(土) 04:53:28 ID:1W3GA+Dd
都内の高級住宅地の大きなお屋敷の大広間の、先祖の肖像画の下に
沢山のプレゼントが置かれていく。
その部屋の窓際に、一人たたずんでいる少女がいた。
青のサテンのリボンで黒髪を後ろで結び、淡い水色の胸が大きく開いた
膝丈のシンプルなドレスが大変良く似合っている。
彼女の名前は打田 紫乃。
父は大手鉄鋼会社の社長、祖父は代議士、代々議員や経済会の役員を
務めてあげてきた打田家の長女だ。

今宵は、彼女の弟であり、打田の跡取り息子である、守の15歳の誕生
パーティーがで行われていた。
「おめでとう。守さん」
「おめでとう」
身内だけとは言え、40人以上の人々が、集い談笑している。

「紫乃さんも大きくなりましたね」
「17歳になりましたわ、おばさま」
彼女はにこやかに叔母に答えた。
銀のフォークを白い指で繊細に使いこなし、鴨肉のソテーを一口食べる。

「紫乃さん。辺美也さんが気分が悪くて、2階の客間で
お休みになっているの。これ持っていってくださる?」
紫乃の母親が向こうからやってきてそう言った。
手には水の入ったグラスと頭痛薬のお盆を持っている。
「お母様……でも……」
――そういうことは使用人の方にお任せなさっては。
紫乃はその言葉を胸に飲み込んだ。
使用人の人達も今日はパーティーの準備が大変だったろうし、
大人たちの集いは夜遅くまで続くのだろう。
それにストレートに自分の感情を表現することは、
下品な事だと日頃から紫乃は教育されていた。
「わかりましたわ。お母様」
そう言って、紫乃は階段を昇って行った。

「私あの方は少し苦手だわ」
誰もいない廊下で紫乃は独り言をついた。
辺美也は、紫乃の母方のはとこに当たる。
紫乃とは同い年の18才で、現在は同じ学校の男子部の同級生である。
頭は良く、紫乃は女子部の辺美也は男子部のそれぞれ1番になったこともある。
顔もまあ悪くはない。ただ、質実剛健という彼女の家訓とは逆に、辺美也の家は
成金趣味っぽく、辺美也の父親の義光などは総金歯にしている。
なんにしても、華やかな家系なのであった。
482 ◆1gCekNYzJg :2006/04/29(土) 04:53:58 ID:1W3GA+Dd
コンコンコン
「辺美也さん。お薬をお持ちいたしましたわ」
紫乃が客間の扉を開けると、メイドが黒いワンピースの胸元を開けて
膝ま付き、辺美也がそれを愛撫していた。
「し、失礼……薬はここにおいておきます」
紫乃は慌てて床にお盆を置いて、扉を閉めようとした。

「何を言ってるんだ。君を待っていたんだよ」
辺美也はメイドの服を着せると、紫乃の白い手を引っ張った。
泣きながら駆けて出て行くメイドを冷たい目で見ながら、辺美也は
ドアのロックを閉めて、顔を近づけた。
「な、何をなさるの」
「聞いてないのかい?ははは。そりゃ言いにくいわな。
お前は、借金の担保になっていたこの家と当面の資金、
それにあんたんとこのジジイの票で俺に買われたんだよっ」
「う、嘘!」
「嘘じゃないさ。今日ここに集まってる親戚連中やお前の親も、
みんなグルだ。それが証拠にもうすぐ音楽がかかって、
誰もこの部屋には来やしない」

紫乃の顔に辺美也の薄い唇が近づいてくる。
舌が強引に入っていて、口の中を無茶苦茶に舐めまわされる。
それと同時にワルツが下の階から流れてきた。
「んん。た、助けてー!」
紫乃は辺美也の強引な唇を突き放して、思いっきり叫んだ。
しかし辺美也の言うとおり、誰も来なかった。
「冗談は、およしになって……」
後ろ手でドアの鉤を開けようとしたが、紫乃は恐怖と、初めてのキスで
身体の力が抜けて、上手く鍵がつかめなかった。
辺美也は、にやっと笑うと、両胸をドレスの上から揉みしだきだす。
ドレスに何度も皺をつくりながら、まるい大きな胸が、金の指輪を
嵌めた日に焼けた手で、回される。

「や、やめて……およしになって……これ以上したら、舌噛んで死にますわ!」
「ほう。それじゃしょうがない」
辺美也は、下ろしてだらしなく履いているズボンのポケットから、
大判のハンカチを取り出し、猿轡をほどこした。
さらに耳元に顔を近づけて、囁やく。
「今日、弟の誕生日だろ?お前あいつが路頭にくれてもいいのか?
俺はどうなったっていいけどな」
その一言で紫乃はおとなしくうつむいた。
――弟の、家のため……我慢しなくては
ハンカチをギュッと噛み締め、いやらしく胸を揉む辺美也の手から、視線をそらす。
「しっかし、おまえ胸超デカイな」
紫乃は耳まで真っ赤にした。
493 ◆1gCekNYzJg :2006/04/29(土) 04:56:22 ID:1W3GA+Dd
そのまま、紫乃はソファーに運ばれ、後ろからドレスのファスナーが外された。

ドレスのトップと白いブラが下に降ろされて、大きな白い胸を後ろから
わしづかみにされる。
同時に、もう片方の辺美也の腕は、淡い水色の中に伸び、
少し太めの紫乃の太ももを触るか触らないかの微妙な指使いで扇情していく。
右の乳首を指でくりくりと摘まれ、さらに次は左の乳首を摘まれる。
「む……む。ん」
背中から首筋にかけて、何度もキスが落とされる。
「もう感じてやがるのか!おとなしそうな女のくせに、エロいな」
「……むぅ……んんっ」
紫乃の白い身体が否定するように左右に激しく揺れる。
辺美也の指先で面白そうに弄られているピンク色の乳首は、彼女の気持とは
関係なく屹立している。
それにショーツの中も、気持悪いほどにぬれていた。
「そんなに否定しても、ここ、びしょ濡れだぜ!」
辺美也もそれに気が付くと、太い中指を紫乃白いショーツの脇から差し入れた。


髪を結んでいた青いリボンが解けて、紅い絨毯の上に落ちる。
そしてその襞の内側と、乳首を うなじから首筋に口付けを落としていく。
中指の指が紫乃の膣に入れられた。
とても狭いそこの肉壁は、男の中指を拒否している。
「!!んん――」
紫乃は痛みに思わず声が出てしまった。
「紫乃はまだ処女か!当たり前か、そりゃ打田家で最高値段の商品だもんな。
かわいそうに、もう同級生はみんな経験者なのになぁ。こりゃいい。ははは。たのしみだ」
辺美也は、そう言って指を取り出し、、周りの柔らかな肉芽と襞を触わる。
ぞぞっと悪寒に似たような感覚が背中に走しり、紫乃は思わず震えた。


「これなーんだ?」
辺美也は鞄から細いバイブを取り出す。
紫乃は首を振った。
男がスイッチを入れると、下品な蛍光ピンクで、ブイ〜ン、ブイ〜ンと下品に運動をし始める。

「処女には、まずこれで感覚を掴ませるっていうのが俺の流儀だ」
びしょびしょになっている紫乃の敏感な周辺にそれを押し当てる。
ウェストだけドレスを纏った紫乃の身体が、大きな胸を揺らして必死に逃げようとするが、
男の手は非情にも肩を掴んで無理やりそれを花弁に押し当てる。
そしてそれを強引に花の奥に押しやっていった。
「むが、む…ん、ん、」
無理に入ったそれは、まだ何も知らない紫乃のあそこをゆっくりと刺激する。
――い、いやぁ。ち、力が抜けてしまうわ……
抵抗できないと思うと紫乃は思わず泣いてしまった。
50 ◆1gCekNYzJg :2006/04/29(土) 04:57:09 ID:1W3GA+Dd
残りは連休明けに書きます。では。
51名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 08:53:23 ID:ou6IZsH/
もうちょっと文章を練らんと、、、
52名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 00:09:27 ID:EV0Dk2QF
SSキター。
連休楽しみにしてます。
53名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 01:33:23 ID:dwe/pZHg
お嬢さまと踊りたい
54名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 14:32:42 ID:m7uZGkxV
お嬢様と不埒なことしたい
55名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 01:24:39 ID:p48UN4MP
お嬢様の巨乳をいじめたい
56名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 19:37:14 ID:EOsFebk3
おお、いいねえ
お嬢様のオマンコのディティール詳細にキボン
57名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 15:59:17 ID:TyMlPVdS
ほしゅ
5846 ◆1gCekNYzJg :2006/05/08(月) 23:16:45 ID:f3LE4rZV
>>51 ごめんね。おりじなるかくの2回目だから、ごめんね。
というわけで続き。

紫乃の白い肉体は魚のように痙攣する。
「さあ、そろそろ口の布は、外してもいいだろう」
「はぁああん〜。ゃ、や、や。ぁ、ぁ、ぁ、ぁあ」
辺美也が猿轡を外すと、紫乃の悩ましい声が部屋に小さく響き渡った。
彼女の声は、名前のように紫色のような高音だ。
その声とびちゃびちゃと音を立てているモーター音が恥ずかしく、紫乃の身体は
更に赤くなった。
下の階では、弟の誕生日の集まりが開かれている。紫乃は、両手でシーツを掴んだ。
秘所に入れられた異物は、彼女を快楽へと導く。

そんな紫乃を見て辺美也はケータイを取り出して、紫乃に見せた。
「なあ?知ってるか?最近のケータイって動画もとれるんだぜ」
「………っ!」
抵抗しようとする女の手首をベッドに押し当てて、両脚を掴んで、顔に携帯を近づけていく。
「お嬢様のお身体訪問の時間です〜」
「ぃやぁっ!……消してぇ……」
紫乃は抵抗しようと手を伸ばしたが、下半身に差し入れられた振動で力が抜けていて、
直ぐに辺美也に押さえつけられてしまった。
――ああ、もう恥ずかしい。死んでしまいたい。
そんな紫乃を逆撫でするように、辺美也は携帯で、恥ずかしい場所に近づける。
「天下一品のお嬢様が、バイブで欲情していまーす。17歳、処女でした。
可愛いい顔してますが、あそこは超感じてます」
「いやぁ……ゃん!お、よしになぁああってぇ!」
「やめてといいつつ、このいやらしい巨乳はなんでしょうか?Fカップはありますね!
これは絶対自分で毎晩揉んでますねー!な、なんていやらしいお嬢様なんでしょうか!」
いやらしく揉みしだいている男の手の平からは、白い胸がむちむちとはみ出している。
「ああん!そ、そぉんな……あ……ことぉ、し、してない、ん!」
「言い訳するなんて、生意気ですね!こうしてやりましょうー!」
辺美也はローターのスイッチを最大限にして、バイブレーションを小刻みにあげていく。
その振動で、二つのピンク色の乳首のついた、大きな白い胸と、腹に少しだけついた
白い肉も小刻みにゆれる。
「背中も色っぽいですねー」
辺美也は実況しながら指先で背中をなぞる。
「……はぁ……っ……」
更に携帯と指先は脚と割れ目の方にズームしていく。

「すこしふとめの太もも、そしてバイブを入れられた場所でーす。
綺麗なピンク色で狭そうです!そして、すごい汁です!」
「ぁ、や、ぃや……」
髪と同じ艶やかな黒い毛が生い茂る丘をなで、襞を手で強引にこじ開けて、
さらに下品な蛍光ピンク色のバイブの入った中まで、丹念に撮っていく。

狭い花弁は振動に合わせていやらしくふるふると震えて、羞恥で多量の蜜が溢れだしている。
5946 ◆1gCekNYzJg :2006/05/08(月) 23:17:15 ID:f3LE4rZV
紫乃の身体を舐めるように一通り撮り終わると、辺美也は停止ボタンを押して、
携帯電話を鞄の中しまい、今度はズボンと下着をおろし、男根を紫乃に見せた。
――いや!怖いわ……
それはとても入りきれない程大きく、別の生物のように生生しくビクビクと動いている。
しかも膣に入れられた異物が、紫乃の身体に、どこに落ちていくかわからない
初めて快楽を絶えず送り続けている。
その初めての感覚も、快楽というよりは恐怖に思えた。
激しく落ちる恐怖に絶えているところに、大きい黒光りする男の一物が近づけられ、
薄く開いていた口に入れられる。
小さな唇から差し入れられたそれは、舌で舐められ膨張していき、頬まで達する。
すぐに口内では狭くなった。
びゅるん、っとまるで単体の生き物のように辺美也の男根は紫乃の口の中から出される。
「ッあん!」
同時に激しい感覚を与えていたバイブも抜かれた。


バイブが抜かれ一息もつかぬうちに、充血した花弁と芯にそれはあてがえられた。
びゅるびゅると巨大な亀の頭が左右に揺れる。
「ふひゃぁあ!……いやぁああ!そ、それだけはぁ……」
「ここまで大きくなってるのに、やめるわけないだろ」
「お、お願い……」
「もっと、嘆願したら考えてもいいかなぁ?」
辺美也は紫乃を煽るように笑うと、じゅぶじゅぶと亀頭を花の中で何度かぐるぐるとまわす。
「お、お願い、いたします、ん。あ、辺美也、さ、ま……」
「どうしようかなぁ?」
「ぁあん。本当に……お願い……おやめになって」
「ああ、いつもは真面目な女がこんなに嫌がってる顔は最高だ。
やっぱり、処女をいただきまーす」
「!ぃっ……いっ……いやぁあああ!」

じゅっぶっ

紫乃の膣の中程で止まっていた男根は力づくで奥まで入れられた。
破瓜の痛みが、
「……ぃい、いたぃ……」
「ひゃぁ、紫乃の身体、きもっちいい!」
男は女の経験は考慮せず、激しく身体を揺さぶる。
「いぁ、あ……」
「こういうのってイソギンチャクっていうの?お前超えろ〜い身体だなあ、さっいこぉ!」
6046 ◆1gCekNYzJg :2006/05/08(月) 23:17:59 ID:f3LE4rZV
「……っ!……んっ!!」
辺美也はもう既に何度も性行為をしているのだろう。
紫乃の身体は次第に大きな快楽に落ちていく。
更に奥に奥に大きくなっていく男根。
「ああん、もうだめぇ。私をめちゃくちゃにしてぇ」
紫乃は、両親にこの成金のはとこに売られたことと、それに、何度も何度も押し寄せる
肉体的な快感と痛みと羞恥とに、頭が真っ白になって叫んだ。
「よし今日からお前は俺の性奴隷だ。もっと気持ちよくしてやるぞ」
辺美也の男根は力強く最奥で一度止め、乳首をしゃぶり、上下に幾度となく激しく突かれる。
紫乃の出し入れされている入り口はそれを咥え、びちゃびちゃと音を出している。

「ぁ、あ、あ、ん、ん、ん、うぅん……」
大きくなりつづける男根が紫乃の中にリズミカルに押し入れられる。
そして膣の肉壁は蠢き、辺美也の敏感な皮膚を吸い付ける。
どんどんとそのリズムは早くなっていく。

辺美也に限界が来た。
「いくぞぉ!」
そう言って、男根を外に出す。
「きゃぁうん!!」
紫乃の中で膨張した辺美也の男根からは、白い粘液は紫乃の顔に吐き出された。
黒い髪にも、白い精液が飛び散る。
それを眺めると満足そうに、辺美也は服を着た。
女は大きな胸もあらわ、全裸のままで放置されている。

紫乃はもう瞳に力もなくその姿を眺め人差し指で掬いぺちゃぺちゃと舐めるのであった。

――鬱だ氏のう……


終。
61名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:54:02 ID:YDbO4mdC
(´・ω・`)
62名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 15:47:44 ID:U7ukAvKG
シャッキーン(`・ω・´)
63名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 12:27:22 ID:GibzoYCL
下手糞晒しage
64名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 02:35:16 ID:JJFJYW5h
(´・ω・`)
65名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 10:09:26 ID:crbaFkF9
次回作に期待しております。
66名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 20:57:58 ID:w1LE9QLE
糞レス晒しage
>>63
>>63
>>63
>>63
>>63
>>63
>>63
>>63
>>63
>>63
67名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 15:36:01 ID:y+r0E/WA
オチでワロタ。でもGJ
68名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 23:01:36 ID:UZKxAp+k
別に悪くないな。
てかヨカタヨ。
69名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 00:43:47 ID:szQeuifR
見事トップバッターをつとめてくれた!GJ!!
70名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 00:48:49 ID:SnIuLdZY
hosyu
71名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 23:29:31 ID:6sMtzrSI
このスレ見てる人いる?
いるならSS考えるけど。
72名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 23:31:11 ID:6sMtzrSI
age忘れた
73名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 00:04:01 ID:dKlHmGhd
http://2ch.               ∀ 
http://2ch.                ゚∀゚ 
http://2ch.               (゚∀゚) 
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74名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 03:35:28 ID:OpP/hova
>>71
wktk
75名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:44:41 ID:IjYvJFHA
76名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 10:45:55 ID:DBF8hRmZ
 ち、俺としたことがこんなイイタイトルを見逃していたとはな。
要望があるなら神速戦法でSS作成に入ろう。と思います。
ただうちのお嬢様は気が強い上に少々トウがたっていらっしゃるがそれでもよろしければ。
77名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 12:28:58 ID:2nNRgsnq
ヴァヴァアイラネ
78名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 13:33:26 ID:IC1mQ6Sr
身も蓋もないことを言うな
79名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 01:58:46 ID:aqw+NNnj
>>77
まあまあ
>>76
待ってます〜
8076:2006/06/07(水) 03:04:58 ID:j37NwxQF
>77
 ヴァヴァアのつもりは全然無い

 ちょっと流れ見ますね。住人の方が三人って事も無いだろうし
81名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 08:54:46 ID:NssnN+jx
むしろヴァヴァアきぼんw
30くらいまでならそれはそれでいいお
82名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 22:21:34 ID:NjbemR4S
30以上で箱入りすぎて未だ処女キボン
83名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 02:22:45 ID:mgj9HgGL
そんなヴァヴァアを奪いたい
84名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 17:32:03 ID:xGpbI5NX
神が降臨する前に圧縮されることだけは避けたい…。
85名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 21:13:52 ID:2r7zmd5m
age
86名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 17:06:09 ID:wZlLwc0w
誰か書いて
87名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 21:46:33 ID:bOpQ+PQF
よしまかせろ。
でもちょっと待ってくれ。
88名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 01:31:33 ID:w4YPFxC0
wktk
89名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 19:37:25 ID:vhDlgz6F
待ってる・・・!私、ずっとパンツ脱いで待ってるから!!
90名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 06:05:31 ID:3jwrYmfE
そろそろ俺の出番かな?
逝くくらいなら駄作でも投下したほうが良かろう。
SS作成に入ります。
91名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 06:16:50 ID:fVK5Tks1
>>90
wktk
92名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 06:13:34 ID:mtmMiz3m
捕手
931/6:2006/07/16(日) 14:29:49 ID:jJDq84QL
 保守がわりのSS投下!


 天童美紅(てんどう・みく)の朝は、祖父と二人っきりの朝食で始まる。三十メートル
はあろうかという長大なテーブルに並べられた数々の料理。専属料理長がサフォーク(羊)
やフォアグラ、オマールなど厳選された一流の食材を使い、腕によりをかけて作った代物
だ。優雅にフォークを操り、一口。絶品といっていい味わいに彼女は至福のため息を漏ら
した。
 テーブルに均等に並んだ高価な銀製燭台が美紅の姿を淡く照らし出す。
 流れるようなストレートの黒髪を背中まで伸ばした美しい少女だった。知性的な光を灯
した大きな瞳。十七歳という年齢に似合わない豊かな胸は、高校の制服に包まれていても
はっきりと見て取れる。
 祖父と歓談しながら朝食を終え、美紅は席から立ち上がった。
「行ってまいりますわね、おじいさま」
「うむ、気をつけてな」
鷹揚にうなずく祖父に一礼し、美紅はダイニングを出ていく。
「いってらっしゃいませ」
 玄関まで続く通路の両端に数十人の使用人が並び、美紅に向かっていっせいに頭を下げ
る。まるで王族の姫君に対するような最敬礼。その中心を、美紅は気品漂う笑顔のまま歩
いていく。
 美紅は私立聖カトレア学院に通う二年生だ。登下校には、天童家お抱えの運転手がリム
ジンで送迎していた。リムジンの後部座席はまるでホテルの一室を思わせる豪華な内装だ
った。
「あら、今日は三上(みかみ)さんじゃありませんのね」
 いつもと違う運転手の顔に美紅は怪訝な顔をした。三上とはこの車の専属運転手の名前
だ。もう十年近く彼女の登下校の送迎役を務めている。

942/6:2006/07/16(日) 14:30:28 ID:jJDq84QL

「三上は風邪をこじらせまして、代わりに私が」
 中年の運転手がぼそぼそとした声で言った。
「まあ、風邪を……心配ですわね」
 美紅は形のよい眉をひそめた。
 リムジンが走り出す。車内を流れているのは、彼女のお気に入りのクラシック音楽『ブ
ラームスの交響曲・第一番』だ。複雑で奥の深い味わいを持った旋律が耳に心地よい。
 と、美紅は外の景色を見ていて違和感を覚えた。
「どこを走っていますのかしら。いつもと道が違いますわよ」
「実はこちらのほうが近道でして」
 こともなげに話す中年運転手。
「近道なんてあるのですか? ……まあ、お任せしますわ」
 運転手が違えば、運転ルートもそれぞれ違うのだろうか、と美紅は深く考えなかった。
だがリムジンは学校とは逆方向へと走っていく。やがて人気のない林の前で停車した。美
紅はさすがに様子がおかしいことに気づき、声を荒げた。
「どういうつもりですの。こんなところで車を止めるなんて」
 中年の運転手は無言だ。運転席から出ると、外からドアを開けて後部座席に乗り込んで
きた。美紅の表情が恐怖に引きつった。あわてて携帯電話を取り出し、屋敷に連絡を取ろ
うとする。
「だ、誰か、来て……んっ!」
 中年男がすばやい動作で美紅の携帯電話を叩き落とした。そのまま彼女にのしかかり、
両腕を抑え込んで抵抗を封じる。
「騒ぐなよ。騒ぐと、せっかくのきれいな顔が一生台なしになるぜ」
 右手で彼女の動きを封じ込めつつ、左手でナイフを抜く。彼女は恐怖で身動きができな
かった。心臓が早鐘のように波打っている。
「悪いな、お嬢様。これも仕事でね」
「し、仕事……?」

953/6:2006/07/16(日) 14:31:29 ID:jJDq84QL

「天童家みたいな巨大財閥ともなると、敵も多いんだよ。どちらがより多くの利益を上げ
るか……金儲けってのは戦争と同じでね。相手の上に立つためならどんな手だって使う。
 で、彼らが天童財閥に攻勢をかけるときに、一番狙い目となるのが──」
「わ、わたくしだというのですか」
「一人娘のあんたを滅茶苦茶にして、その写真を屋敷に送りつける。財閥同士の闘争にゃ
よくあることさ」
「ひ、ひどい……」
「苦労したんだぜ。三上ってジジイの運転手なら、いまごろ東京湾の底に沈んでる。あん
たの家は身元の確かな運転手しか雇わないからな。俺の依頼主が偽造の身分証から、三上
の拉致までいろいろと手を尽くしてくれたんだ」
 男の話の内容に美紅は眼前が真っ暗になるような恐怖を覚えていた。目的のためには手
段を選ばない──きっと、目の前の男はそんな裏の世界の住人なのだろう。今までの人生
で触れたことのない、社会の『闇』の匂い……。
「俺も金が要るんでね。ま、貧乏人の気持ちなんてお嬢様には分からないかもしれないが
ね」
「で、では、わたくしが代わりに払いますわ。あなたのような下賎な男には一生かかって
も拝めないような大金を用意いたします。だから離しなさい!」
「下賎な男、ねえ。──あんまり舐めるなよ」
 男の手が美紅の制服に伸び、上衣を乱暴に引き裂いた。
「きゃあっ」
 たわわなバストが露出し、淫らに揺れた。
「お、お金なら払いますから、乱暴なことはしないで……」
「わかってねえなあ。金なら依頼主から前金で貰っちまったんだよ。いまさら契約違反は
できねえ」
「そ、そんな……」
 美紅は全身から血の気が引いていくのを感じた。何を言ってもこの男は収まらない。助
けを呼ぶこともできない。このまま犯されてしまう……

964/6:2006/07/16(日) 14:32:36 ID:jJDq84QL

「男は初めてだな?」
 男がにやりと笑ってたずねた。美紅は悔しげに唇をかんだ。
「聞いてんだから答えろよ。バージンなんだろ?」
「バ……バージン、ですわ」
「やっぱりな。箱入り娘だから処女に間違いないとは思ってたけどよ」
 男は大喜びで彼女の服を剥ぎとり始めた。美紅は絶望的な気持ちのまま抵抗もできない。
あっというまに全裸にされてしまった。
 豊かな乳房に滑らかなカーブを描く腰。十七歳という年齢とは裏腹に、すでに成熟した
女体だった。それでいて抜けるように白い肌が、まだどんな男にも触れさせていない処女
性を感じさせる。
「お、お願い、許してください……」
 なぜ、こんな下賎な男に許しをこわななければならないのだろう。理不尽な怒りに胸を
焦がしながらも、美紅は懇願した。彼女は一般庶民とは違う。日本でも有数の財閥に生ま
れた一人娘なのだ。その辺りの女子高生のように、軽々しく純潔を捨てることなどできは
しない。
 美紅の処女性へのこだわりは、同世代の少女の比ではなかった。
「駄目駄目。俺も仕事だっていっただろ。さ、記念すべきロストバージンといくか」
「嫌あ。それだけはやめてくださいっ……」
 美紅は後部座席の隅まで後ずさり、処女を守ろうと必死で抵抗する。男はあっさりと間
合いを詰めると、彼女を力づくで押さえ付けた。強引に両脚を開かされ、男の腰が割り込
んでくる。張り詰めた怒張が肉の中心を捕らえ、ねち、と先端が触れた。
「お嬢様のアソコに生でブチこんでやる。いくぜ」
 たくましい男根が膣の入り口を押し広げ、ずぶっと侵入してきた。
「あう……!」
 美紅は上品な眉をひそめ、全身をこわばらせた。
「お、おやめなさい……それ以上は許しませんよ!」
 体の最奥に向けて、熱く硬い肉刀がぐいっ、ぐいっ、とねじ込まれていく。

975/6:2006/07/16(日) 14:33:50 ID:jJDq84QL


「あっ、駄目ぇ!」
 生まれて初めて味わう鋭い刺激だった。汚らしい肉の楔が、まだどんな男の侵入も許し
ていない膣にジリジリと潜りこんでいく。みち、と体の奥にある膜が乱暴に突き破られた。
男の分身が根元まで彼女の肉孔に埋め込まれたのだ。
「あぁぁっ……」
「どうだい、男を受け入れた感触は」
「あなたのような下賎な男が、わたくしの初めての相手だなんて……!」
 股間の異物感は強烈なものだった。美紅はしばらくの間身じろぎひとつせず、自分の胎
内に埋め込まれたものの感触を味わっていた。まるで悪夢を見ているようだった。
 高貴な血筋である自分が、こんな男に純潔を奪われてしまうなんて……
「そろそろ動くぜ。そらっ」
 男は猛然と上下運動を開始した。
「くっ……うっ……」
 膣の中のヒダヒダをこすりあげられる強烈な摩擦感に、美紅は目を閉じてうめく。男は
グラインドで膣をかきまわしながら、美紅の豊かなバストを鷲掴みにした。張りのある乳
房に指が食い込み、みっちりと中身がつまった肉球をこね回す。
 男は少しずつ体を持ち上げ、座位の態勢を取った。美紅をきつく抱き締めると、花のよ
うな唇をむさぼるように吸う。
「んぐっ……」
 抵抗はしたが、しょせん男の力には抗えない。じきに唇から力を抜き、相手のなすがま
まになった。唇を上下に割られ、ぬめぬめとした舌が美紅の口内に侵入した。
 男は白い女体をがっしりと抱きしめたまま、がくんがくんと膣を突き上げた。激しい動
きに合わせ、ボリュームのある双丘が揺れ動く。
 いつしか、その部分は淫らな音を立てていた。自分がまるでポルノ小説のヒロインのよ
うに、犯されながら感じていることを悟り、美紅は愕然となった。

986/6:2006/07/16(日) 14:34:35 ID:jJDq84QL

「すげえ、グチョグチョだぜ。感じてきたのか? こうなると一般庶民もお嬢様も違いは
ねえな。男に突っ込まれて喘ぐ、ただの牝豚だ」
「そ、そんな、違いますわ……ああっ、あうっ!」
 だが現実に、処女を貫かれたばかりの肉孔からはとめどなく愛液が分泌されている。
 じゅく、じゅく、とリズミカルで正確な往復が、確実に美紅の官能を刺激していく。
「だ、駄目……イク。イッてしまいます……!
 あなたのような貧乏人にこのわたくしがイカされてしまうなんて……!」
 唇から甘い声が漏れるのを止められない。美紅は湧き上がる快楽を否定するように、長
い黒髪をふりたくった。
「くっ、俺ももうイキそうだぜ、お嬢様よ。濃いのをぶちまけてやるから、上品なオマ○
コでしっかりと受け止めろよ」
 男は根元まで押し込むと、美紅の胎内におびただしい量の精液を放出した。
「あ、熱っ……イクうぅぅぅぅぅっ!」
 美紅はエクスタシーの叫びを上げて、彼の体の上に倒れかかった。胎内におさまりきら
なかった精液が逆流し、膣の縁からドロリとこぼれ落ちる。生まれて初めての絶頂間にわ
ななきながら、美紅は意識が遠のいていくのを感じた。

99名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 16:48:23 ID:Gm1igl+b
あ、あら?終わり?
……ぬ、ぬう。もうちょい設定よりエロを長めにお願いしたかったアル……
100名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 21:01:14 ID:35wNmNdo
30メートルは長すぎるw
101名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 19:24:39 ID:HeTkTxcH
何か活気無いな……分割で早めに投下開始しましょうか?
102名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 20:43:52 ID:0Jr1wga8
>>101
期待してます。ぜひ!!
103駄文作家:2006/07/18(火) 09:20:59 ID:DStNsTCb
SS投下開始します。甘めですんで嫌いな方はコテでスルーして下さい。

 ばさ、と身体をベッドに投げ出す。ブーツも脱がずに、乗馬服のままでだ。
「……お嬢様、はしたないですよ」
 キリヒト・ローレンツは軽く眼鏡を押さえながら書き物をする手を止めて言った。
「うるさいわねキリヒト、私は大ッ嫌いなの、形式とか礼儀とか。知ってるでしょ?」
「知っていてもそれを容認するかどうかは別です。あとそれは俺のベッドなんですけど」
「だから何よ?ああそうですか、キリヒト様は自分のベッドに雇い主の娘が寝転ぶのも良しとしないんで」
「わかりましたわーかーりました、俺の負けです……全く、今度は何があったんですか」
 軽く頭を振りながら立ち上がり、傍らのポットから飲み物を注ぎながらキリヒトはお嬢様──ヨーコ・シュタインベルスを見る。
 いかに主人の寵愛を受けているとは言え、キリヒトは使用人の一人に過ぎない。そんな彼の部屋に来てベッドに身を投げ出すなど、ヨーコもあるまじき事をするものだが──
 それは最早この館では日常茶飯事であり、キリヒトくらいしかヨーコの手綱を握れないという事で黙認されている。同じ日本人の血を引くからか、不思議と二人は馬が合うのだ。
「それがね、……なにコレキリヒト、シロップ?」
「冷やしあめ、です。俺達の故郷である日本での飲み物の一つらしいですよ」
「……キリヒトは良いな。私はニホンに行ったことも無いわ」
 豪快に冷やしあめを飲み干し、そのコップを弄びながらヨーコは呟く。
「それで?何があったんです?」
「あのカールよカール、しつこいったら!!何が『僕は間違いなく君を幸せに出来る自信がある』よ、あんたに幸せにしてもらう義理も道理もこっちにゃ無いのよッ!!」
「お嬢様お嬢様、怒鳴らないで下さいってば。それこそカール様にまで聞こえますよ」
「様なんてつけないで良いわよッ!!大体なんなのかしらあのぼてぼての身体に趣味の悪い服、それで気取り屋!!馬にも乗れないのよアイツ!!」
「俺も乗れませんよ、馬」
「あんたはそもそもこっちの人間じゃないでしょう!!」
 憤りがおさまらないのか、がぁーと叫びながら枕をぼすぼす殴りまくる。そんなヨーコを見ながらキリヒトは苦笑した。
104駄文作家:2006/07/18(火) 09:22:14 ID:DStNsTCb
「あによ、笑ったわね」
「いえいえすいません、唯……いつ見ても、お嬢様だなぁ、と」
「何よそれ。どーせあたしはヤマトナデシコじゃないわ」
「ああ、そんな生き物はとっくに伝説の中にしか存在しませんからお気になさらず」
 棚から分厚い本を取り出しながらキリヒトは再び机に向かう。
「む。何よキリヒト、私の相手してよ」
「話なら聞きますよ。書き物をしながらでも構わないでしょ?」
「誠意が無いッ!!だいたいあんたねぇ、アタシのことお嬢様お嬢様言いながらお嬢様だなんて一度も思ってないでしょっ!!」
「そんなことはありませんよ。そんな我が儘なところなんて実にお嬢様らしい」
「こ・の・お・と・こ・は〜!!」
 ベッドから跳ね起きると、ヨーコはキリヒトの首に腕を巻きつけてギリギリと締め上げる。その苦しさより、後頭部に感じる柔らかさのほうがキリヒトを慌てさせる。
「ちょ、ちょっと、くるし、苦しいですよお嬢様っ!!」
「うるさいっ、観念して私に付き合いなさいっ!!」
「わか、わかりましたから首、首から腕外してください!!」
 必死で抵抗してどうにかキリヒトはヨーコを振りほどく。
「全く、もう……どうしろって言うんです?」
「そうね、デートしましょ?こんなに良いお天気なんですもの、お出かけしなきゃ損よ」
「はぁ。一体どこへ」
「それくらい貴方が考えなさいよ!!男がエスコートなさい!!」
「わかりましたから、まさかその格好で行くわけじゃないでしょ?」
 そう言われてヨーコは自らの服装をもう一度見直す。乗馬服をキッチリと着込んだままである。
「……確かにそうね」
 そう言いながら、皮の上着をばさりと脱ぐ。瞬間──抑えられていた豊満な胸がぼわん、と弾む。丸で漫画のように。
「……お嬢様、前にも言いましたけど。若い男の前であんまり無防備なコトをしないほうがいいですよ」
 顔を軽く赤くして、キリヒトがそっぽを向きながら言う。
「貴方の前くらいしかリラックス出来ないのよ?いいじゃない」
「言う事は大量にありますが、とりあえず二つ。俺自身若い男で、お嬢様はいつだってリラックスしてます」
「何をう!?」
 再びじゃれつこうとするヨーコをキリヒトは必死に制した。先程、皮ジャケットに包まれている状態ですらのあの感触、今の状態なら流石に理性がもたない。
「ちょっ、お嬢様!!出かけるんでしょ!?早くしないとそれこそまたカール様がいらっしゃいますよ!?」
 ぶーぶー言いながらもヨーコはやっと退出し、キリヒトは深く息を吐いた。
「………俺だって、正常に男なんですよ、お嬢様……」
 ヨーコと話しているのは楽しい。あの爛漫な性格に触れるとこちらまで明るくなる。しかし、同時にそれは煩悩と理性とのせめぎ合いでもある。
「本当、……このままじゃいつか押し倒すな、俺」
 そうなる前に、ここを出るか別の人間を見つけるべきなのだろう。キリヒトはそう理解はしている。だが同時にこの甘美な地獄を謳歌しているのも事実だ。
「全く、思ったより俺も惰弱だな」
 呟き、クローゼットの扉を開ける。この館に着て最初に贈られた皮のジャケットに袖を通しながら、早くも扉の向こうから聞こえるヨーコの声に彼は失笑した。
105駄文作家:2006/07/18(火) 09:23:05 ID:DStNsTCb
「最低。アンタ本当に腐ってるわ」
 半泣きで恨みがましくキリヒトを見ながらヨーコが言う。当のキリヒトはどこ吹く風でカプチーノを啜っていた。
「あた、あたしがああいうのが凄く苦手だって知ってるでしょ!!」
「あれ、そうでしたっけ」
 すっとぼけて見せる彼の手には先日封切られたばかりの映画のパンフレットがあった。タイトルは『掴めぬ光』。タイトルではわからないが、バリバリのホラー映画である。
「もう、どうしてくれるのよ……今夜からまた眠れないわ」
「はは。それにしても凄かったですねえ、あのシーン」
「もう、本当によしてってば!!」
 街角のオープン・カフェで二人は軽くお茶を飲んでいた。涼しい顔のキリヒトとは対照的に、この世の全てを憎むような視線でヨーコはシナモンティーを飲む。
「さて、じゃあお詫びがてらこの後は美味しいものを御馳走しますよ」
 にこ、と笑顔でキリヒトは言う。……本当、見ていて飽きないくらいころころ表情が変わるお嬢様だ。今泣いたカラスがもう笑った、と言ったらまた怒られるのだろうが。
「それって、あれよね?スシ、よね!?」
「ええ。華ノ道の大将、復帰なされたそうですから。旦那様に電話して来ますね」
 キリヒトはそう言うと軽く席を外した。携帯電話だというのに、いちいち場所を変えて電話するあたり、妙に律儀な男である。
「おぉ!?ミス・ヨーコじゃないか!?」
 凄まじく嫌な予感がヨーコを貫く。声のしたほうを振り返れば、そこには真っ赤なシャツを着た(!)カール・ライムタイザーがいた。
(神様、運命の神様……本気で糞喰らえ、だわ)
 心の中でとんでもない事を呟きながらも表情には微塵も出さずにヨーコは応対した。
「あらミスター・ライムタイザー、奇遇ですね」
「ヨーコ、そんな他人行儀な呼び方はよしてくれといつも言っているだろう?親しみを込めてファーストネームで」
「ミスター・ライムタイザー、申し訳ありませんが連れがおりますので」
「おお、何とシャイな……連れ?」
「どうも、ライムタイザー様」
 戻ってきたキリヒトが頭を下げる。彼を見るや、カールの表情が見る間に不機嫌になる。
「何だ、また貴様か日本人もどき。一体どういうつもりか知らんがな、身分相応という言葉だけは忘れんようにしたほうが良いぞ」
「御忠告、痛み入ります」
「さあキリヒト、行くわよ。まだ買い物は済んでないわ」
 先程までとは違い、あくまで主人と使用人としてヨーコは振舞う。そうでもしなければこの目の前の馬鹿が何を言い出すか知れたものではないからだ。
「宜しければ御一緒させていただけませんか、ミス・ヨーコ?」
 これが漫画ならば、笑顔の上に怒りマークが貼り付けられていたであろう。そう思うくらいヨーコは(表面上は)穏やかに取り繕った。
「お気遣い有難う御座います、ミスター・ライムタイザー。でも私用の品ばかりですから」
「おお、そうですか、でしたらば明日の夜にディナーなど如何です?良い鴨が手に入りましてね」
「申し訳ありません、即答は致しかねますわ、ミスター。さ、行くわよ、キリヒト」
「はい、お嬢様」
 キリヒトも済ました顔でその場を後にする。後には憤怒の形相を浮かべたカールが一人残された。
106駄文作家:2006/07/18(火) 09:23:45 ID:DStNsTCb
「何なのよ何なのよ何だってのよあの男はぁぁぁぁ!!ああもう本当、頼むから今日消えてくれないかしら、いえ今すぐ!!この世から!!」
「はは、お嬢様は本当に嫌いですね、カール様が」
「アレを好きになれって!?冗談、さっきの映画のほうがまだ……」
 そこまで口にして思い出してしまったのか、急に口をつぐむ。車に乗り込むやヨーコは鬱憤を晴らすかのごとくぎゃーぎゃー騒ぎ立てていた。
「ああもうっ、思い出しちゃった……本当に最悪よっ!!」
「まぁまぁ。カール様だって悪気があるわけじゃないでしょう、単純にお嬢様が好きなんですよ。アプローチがスマートとは言いかねますけど」
「私は単純にあいつが大嫌いなの!!」
 キリヒトは苦笑する。過去にここまで報われない恋愛があっただろうか。カールに同じ男性として少しだけ同情する。
「キリヒトは?貴方はどうなのよ」
「私ですか?勿論、お嬢様の事は好きですよ」
「あらそう。ありがと」
 さらり、とかわすキリヒトの言葉にヨーコはぶぅたれる。しかし一方のキリヒトはといえば内心の動揺を悟られないようにするので必死だった。

「……勿論好きですよ、か。なにが勿論なんだか」
 久しぶりの日本食を楽しんで帰宅して机に向かいながら、キリヒトは一人ごちた。眼鏡を外して軽く眉間を摘む。
 はっきり言おう。一目惚れだ。半年前にこの館を訪れて最初に会った日から、そして彼女と過ごす時間が長くなればなるほどどんどんと惚れていく。
「……身分相応、ね。理解してますよ、ライムタイザー卿」
 そう。自分はこの館においてもらっている身だ。まかり間違ってもそこの一人娘であるヨーコによこしまな感情など抱いてはならないだろう。結局──
「ハ。馬鹿馬鹿しい」
 ヨーコはいずれ、身分にあった恋人なりを見つけてそこへ嫁いでいくだろう。もしくは婿を取る形になるのだろうか。どちらにしても自分には関われない世界だ。
「……ふん」
 禁煙をしているはずだったが、どうにもやるせなくなり彼は机の引き出しから灰皿と煙草を取り出した。紫煙を胸いっぱいに吸い込み、もやもやを煙と一緒に吐き出す。
「全く、……ああいかんいかん、いかんな。雑念を払わんと」
 ぴしゃり、と頬を叩いたその瞬間だった。コンコン、と部屋の扉が叩かれたのは。

「はい、……お嬢様」
 わかっている。こんな時間に扉を叩く人間など他にはいないからだ。
「入って良い?キリヒト」
「ええ、あ、ちょ、ちょっと待ってください」
 慌てて煙草と灰皿を机の引き出しに叩き込んで香水を振ると彼は扉を開けた。
「ごめんねこんな遅くに」
「いえ、どうしました?」
「飲むわよ」

 たっぷり三秒はキリヒトは固まった。
107駄文作家:2006/07/18(火) 09:24:41 ID:DStNsTCb
「……は?」
「飲もうって言ってるの。眠れないのよ、誰かさんのせいで」
「……あー、はぁ……まぁ、その」
「ニホンシュ、だっけ?あれを開けましょうよ。グラスは持って来てるわ」
「ええ、はぁ、その……仕方ないですね、わかりました」
 そう言いながらもキリヒトの心臓はさっきからばくばく言っている。薄い夜着の上からカーディガンを羽織っただけのヨーコの姿は、とんでもないダメージをキリヒトに与えていた。
(……本当、俺って紳士だよな……)
 今すぐベッドに押し倒したくなる雑念を必死で振り払うと彼は棚から瓶を取り出した。徳利が無いので、直接瓶から注ぐことになるがまあ気にもしないだろう。
「それそれ。ライスから出来てるのよね?」
「ええ、コレはそうです……ね。純米酒です」
「ジュンマイシュ?」
「麦や芋、蕎麦から作るお酒もありますし。まあソレは焼酎っていってまた別ですよ」
 言いながらグラスをテーブルの上に並べる。
「さて、それじゃ……乾杯、と行こうじゃないの」
 ヨーコは微笑んで軽くグラスを上げる。……その拍子に豊かな胸元が揺れ、キリヒトは当然の如くそれを見逃していなかったがさも何も無かったかのように振舞った。

「キリヒト……あんた何なのよ……」
 一升瓶を半分開け、へべれけになったヨーコとは対照的にキリヒトはくいくいと杯を重ねていた。最初こそ負けてなるものかとついていったヨーコだったが、圧倒的なザル加減に今や完全に突っ伏している。
「言いませんでしたっけ?俺、家系で酒には滅法強いんです。まだ半分も酔ってません」
「うぅぅー……可愛くない……」
「可愛さを売りにしてませんから」
 すまして返答しているものの、実は脚を組んだ内側で彼の逸物は随分とハッスルしていた。何せ自分の惚れた女性が目の前であられもない格好で酔い潰れているのだ。先程からたわわな胸がテーブルに押し付けられるようになっており、嫌が応にも目を引く。
(……落ち着け、落ち着け。大丈夫、バレないバレない)
 軽く呼吸を整えるとキリヒトの息子は少し落ち着いてくれたようだった。それを確認するとすっ、とキリヒトは立ち上がる。
「?らによぉ、トイレぇ?」
「今夜はここまでにしましょう、お嬢様。もうお休みになられたほうが良い」
「……ぅー……ここまで酔っちゃうなんてね……」
 ふらふら、とヨーコが立ち上がる。と、バランスを崩し──
「危ないッ!!」
 咄嗟にキリヒトは飛び出したが、彼も酒が入っている上に股間の逸物を押さえたりしていたものでバランスを崩す。結果、キリヒトはヨーコを抱きしめるような形で床に転がっていた。
108駄文作家:2006/07/18(火) 09:25:35 ID:DStNsTCb
 どっくん。
 どっくんどっくんどっくん。
 自分の心臓の音が物凄い。不味い、凄く不味い。必死で押し止めてきた感情が渦を巻いている。自分の腕の中の柔らかさが物凄い誘惑になる。
 首筋に感じる吐息が悩ましい。胸元で感じる柔らかさが惑わせる。
「ね、キリヒト」
 囁く声が、スクブスのそれに聞こえる。
「は……い」
「私、酔っ払ってるよね」
「そう、ですね」
「だからさ、……酔った勢いで、なら、仕方無いよね」
「……!!」
「その、……さっきから、当たってるし」
 ヨーコのふくらはぎには硬いモノがあたる質感。キリヒトの首筋から耳朶にかけて襲う声に混じる欲情。
「……俺、下手っすよ」
「ん。いいよ」
 そう聞いた瞬間、キリヒトは己の抑えに抑えた欲望を解放した。

「んッ……んん……」
 歯茎も、歯も、その裏も、舌も、およそ舌を這わせられるところ全てをキリヒトの舌が蹂躙する。常にヨーコを立てて一歩引いてきたキリヒトとは思えぬ、粗野で攻撃的な口付け。
「きり、ひとっ……んッ」
 ヨーコは切なげに身をよじる。先程からキリヒトの手が胸に添えられている。しかし、──その刺激はとても弱い。触れている程度だ。
「駄目ですよ、お嬢様。俺は随分我慢してきたんだ、せめて可愛いトコをたっぷり見せて下さい」
 眼鏡の奥で微笑む目に、隠しようも無いサディズムを感じる。
「が、我慢って、アンタが勝手にっ……ん、んゥっ」
「どうしたんです?そんなに可愛らしく、切なそうな声を出して?はしたないですよ、お嬢様?」
 キリヒトは残酷に、そして甘美にヨーコを誘う。己が欲望を、思うがままに口に出せ、と。
「ちょ、キリ……ひと、ずるいっ……そっちだって、シたかったんでしょぉっ……」
「ええ。そうですね、俺はこういう風にしたかったんです」
 相変わらず微笑を湛えながら、キスのみは暴力的なまでに激しく、それ以外は何もせずにただ手を這わす。
「どうしました?お嬢様」
「く、くそッ、あんた本当に良い性格してるわねっ!!」
「それほどでも」
 暫くむー、とすねて見せるが、キリヒトの胸にぽふ、と頭を乗っけるとヨーコはついに口に出す。
「命令です、……その、わた、私をめちゃくちゃになさいっ」
「命令じゃ仕方ありませんね」
 くすくす笑いながら、キリヒトはひょいとヨーコを抱えるとベッドへと運んだ。
109駄文作家:2006/07/18(火) 09:26:20 ID:DStNsTCb
「あ、……や、そ、そンなトコ、あっ」
 夜着の下をキリヒトの手が動く。とても豊かな双丘をもみしだき、その頂点を爪弾き、押し潰し、しごく。同時に耳元を、首筋を、そして脇の下を舌が這う。
「汗、かいてますね、お嬢様」
 かぁっ、と顔を真っ赤にするヨーコを相変わらずにこにこと見つめるキリヒト。唇を再び重ねると、更に強い愛撫を再開する。
「ん、ンんっ、あ、ああッ、や、きり、ひとっ、むね、ばっかりっ……」
「でも、気持ち良いんでしょう?」
 乳首を触られるたびにぴくんぴくんと身体が震える。完全に上気した頬、虚ろな瞳、そして──それでも尚、求める。
「だめ、キリヒト、お願……いッ、止めてっ……」
「どうしてです?気持ち良いんでしょう?イッちゃいそうだからですか?」
 そう、未だ性器には触れてもいないのに──ヨーコは既に、軽い絶頂を迎えつつある。再び顔面を真っ赤にすると、ヨーコはどうにか頷く。
「イッちゃってイイですよ、お嬢様。何度もイッて見せて下さい。俺、お嬢様がイくとこ、何度でも見たいです」
 耳元でそう囁きながら、夜着の前をはだけ、ぷっくりと膨らんだ乳首をついに彼は舌で嘗め回し、吸い上げる。
「や、やぁッ、駄目、だめだよきりひとぉッ、それ、駄目……あ、あ、ああッ!!」
 指で触られているだけでも充分過ぎるほど感じていたのに、突然冷たい空気に晒され、次の瞬間には熱くねっとりとした質感が襲う。
 その刺激に為す術無く、ヨーコはキリヒトに抱きつくようにして達した。

「はぁ、はぁっ、……き、キリヒトの馬鹿っ」
「可愛いですよ、お嬢様。凄く可愛いです。もっともっと可愛いトコを見せて下さい」
 キリヒトはそう囁くとついにショーツの中に手を入れた。
「や、ん……ッ」
 軽く身をよじるが、ソレは拒否を意味しない。あくまでも、恥じらいによるもの。
「もう、こんなにビショビショにしてるんですか、お嬢様?ぬるぬるですね」
「そ、そういうコトを何で言うかなぁっ!!」
「恥ずかしそうにしてるお嬢様が大変可愛らしいもので」
「あ、あんたって本当に最低っ!!」
「男はベッドの上じゃ大概最悪なものです」
 胸を吸い、指で入り口だけを掻き回す。抱きしめるようにシながら、今度は背後に回って豊かな胸を思う様揉みしだく。ヨーコは唯、痴態を晒すことしか出来ない。
「きり、ひとッ……あんたばっかり、ずるい……」
 痛いくらいに硬く隆起した股間を撫でさすりながら、ヨーコが囁く。
「わた、私だってもう裸なんだし、アンタも裸になりなさいよ……」
「俺の裸、見たいんですか?」
 くすくすと笑いながらキリヒトは言う。またしても真っ赤になりながらも、ヨーコは頭を縦に振る。
「わかりました。じゃあお嬢様も脱いで下さい、全部」
 そう言うと、キリヒトはぱっぱと着ているものを脱ぎ捨て始める。
「ぜ、全部って、私もう下着しか無いんだけど」
「だから、下着を脱いで下さいよ。それとも俺に脱がせ」
「脱げばいいんでしょ脱げばぁっ!!」
 言葉の途中で傍らの枕を投げつけると、ヨーコはするするとショーツを脚から抜いた。恥ずかしそうに、ぺたん、とベッドの上で座る。
「……な、何よ、今更じろじろと」
「いや、本当にえろい身体してるなーと。良く俺も今まで理性が持ったもんです」
「あーもーッ!!……あ、アンタも意外と良い身体してるのね」
「これでも一応、カラテのブラックベルト持ちなもんで」
 眼鏡を外し、着衣を脱ぎ捨てたキリヒトの身体は、確かに普段机に向かい本を読んでいる姿からは想像できない、引き締まった肉体だった。決してマッチョでは無いが、無駄な贅肉がついていない。
110駄文作家:2006/07/18(火) 09:26:57 ID:DStNsTCb
「キリヒト、……ベッドの上に寝て」
「え?あ、や、それは流石に。良いんですって、そんなコトまでしなくたって」
「私がしたいの。良いから早く横になって」
 流石にあれだけ苛めておいて、自分は相手の要求を聞かないわけにもいかない。キリヒトは裸のまま、ベッドの上に仰向けに寝た。
「ふふ、ヒトのこと言える?さきっぽからちょっと出てるじゃない」
 ゆっくりと右手でキリヒトの逸物をヨーコは撫でる。そしてそのまま、舌と唇を這わす。
「ッ、く……」
 先程までとは違い、キリヒトの眉が一気に寄る。
「あは。キリヒト、責められるの弱いんだ」
 そのまま、ぺちゃぺちゃと舌が這う。歯を食いしばり、シーツを握り締めながらキリヒトは必死でその感覚に声を漏らすまいと耐える。
「気持ち良い?キリヒト」
「は、い……凄く、気持ち、良い、です……お嬢様……」
「ヒクヒクいってるよ、キリヒトの……ん、んむっ」
 陰茎を完全に口の中に納めると、ヨーコの頭が己の股間で上下し始める。性器で感じる快感と、視覚に突き刺さる光景。
「お嬢様、す、凄く気持ち良いです……ッ、く、ゥあ、……ッあ」
 全身がぶるぶると震える。今すぐにも果ててしまいたいが、それだけは出来ない。流石に幾らなんでも、それは不味い。
「キリヒト、そんなに気持ちよくなってくれてるんだ……じゃ、もっとシテあげるね」
 舌先が、唇が、口腔内の感覚が、それこそ物凄い勢いでキリヒトを絶頂へと押しやる。どうにか今は我慢しているが、このままでは放つのも時間の問題だ。
「お、嬢さまッ、駄目、です、俺、そろそろ出ちまうッ、も、止め……」
「だぁめ。私のイくところ見たじゃない?私にも、キリヒトのイくところ見せて」
 手で擦りながら舌が這う。全身の感覚がすべて股間に集まるかのような感覚。やばい、これは完全に──!!
「お、お嬢様、駄目だ、い、くッ……!!」
 びゅるり、と先端から吹き出した白濁はそのままびゅる、びゅるとヨーコの顔面を汚していく。荒い息をつきながらも、キリヒトはその光景に興奮していた。
「あ──、キリヒト、イッちゃった……凄い、出てるね……」
 汚れた顔面を拭おうともせず、ぼんやりと放心するヨーコ。そのヨーコの唇を、ベッドに押し倒しながら思い切り吸う。
「ん、ん……ン……、わた、私の口、さっきまでしゃぶってたから……汚いよ?」
「怒りますよ。そんなわけないでしょう」
「ん、……ありがと……んッ……」
 深い、そして濃厚なキス。互いの顔が汗と精液で汚れるのも構わず、動物のように貪る。互いにたちまちのうちに準備が整った。
「お嬢様、その……、良い、ですか?」
「馬鹿。……今更、だよ。来て、キリヒト」
 ぎゅ、と抱きしめるようにしながら、二人はもう一度キスを交わした。

111駄文作家:2006/07/18(火) 09:27:39 ID:DStNsTCb
「ふ、ぁあ……あああああッ……ン、ぁあッ!!」
 ぬるり、にゅるりとキリヒトがヨーコの中に侵入する。お互いに潤みきった性器は、原始の昔から決められたようにぴったりとその形状を一致させようとする。
「き……もち……イイっ……お嬢様、の中……凄ぇ……イイですっ……」
「あた、しも……ッ、あ、や、ちょ、キリヒトっ……」
 もぞもぞ、と。蠢く、と言ったほうがいい程度に、キリヒトが動き始める。だがその刺激だけでも、今の二人には充分すぎるほどの快感を連れてくる。
「凄い……熱くて……ぬるぬるで……気持ちいいです……」
「あ、あッ、ああッ、そこ、そこ駄目、そこ凄いっ……は、ぁ、あッ……」
 徐々に、徐々に。キリヒトの腰が激しく動き出す。ぶるぶると震える大きな胸を鷲掴み、腰を強く、激しく突き入れる。
「き、りひ、とぉッ、あ、ああ、ンあっ、あああ……あ!!」
「はぁっ、はぁっ、はあッ……!!」
 言葉が、言葉にならなくなる。獣のように、快楽を追い求めて、腰を振り、乳をこね回し、唇を貪る。ベッドの上にいるのは、最早唯の動物だ。
「あ、ああぅ、イイ、イイよぉっ、きりひと、キリヒトぉっ、ああ、ぉあぅッ、ん、んんッ……!!き、気持ちイイ、よ、すごいッ、はげし……ふ、ふぁぁ!!」
「お嬢様、ちょっと失礼しますよ……」
「え、何……や、やぁ、こ、こんなの恥ずかしい……ぃぁあッ」
 繋がったまま、キリヒトが背後に回る。そのまま、背後から覆いかぶさるようにして、両手で乳房を掴んで激しくストロークを繰り返す。
「こ、こんなの、恥ずかしいッ、あ、ああ、きりひと、キリヒトぉっ」
「凄く可愛いです、お嬢様、凄い……く、ゥっ……」
 互いに、互いの限界が近いことを知り、ヨーこの求めに応じ、再び二人は抱き合う形で求め合う。
「あ、らめ、らめっ、も、もう、もうッ……!!」
「お、れもッ、もう、限界ですッ、だ、出しますよっ、お嬢様……!!」
「よ、ヨーコって呼んで、きりひと……ぉ!!」
「よ、ヨー……コっ……く、ぅあ!!」
 どくん、どくんと激しい鼓動を性器同士で感じながら、二人は汗だくになった身体を抱きしめながらどう、とベッドに倒れた。

「……すけべ。胸ばっかりいじって」
「散々感じてたくせに、今更何を」
 済ました顔で煙草をふかす。もう今更、何を気取る事も無い。
「あんた、煙草なんて吸うのね」
「時々。でも嫌なら消します」
「良いわよ別に。……はぁーあ、シちゃったね」
「……そーですね」
 仮にも、である。仮にも食客の身でありながら、そこの主人の一人娘と関係を持ってしまったのだ。これはもしかしたら最悪の可能性も出てくる。
「……秘密にしようか」
「嫌です。俺はもう我慢したくないです」
 ヨーコの髪の毛を撫でながら、キリヒトは真面目な声で言う。
「……馬鹿。でも、ま、良いわ。アンタとだったら、どこへでも行ってあげる」
 くすぐったそうにしながらも、ヨーコはキリヒトの胸に顔を埋めて囁いた。

 後日、意を決した二人の告白を「何を今更」と当の主人が返答し、二人の杞憂をヨーコは暴れ回って発散させるのだが、それはまた別のお話。
112駄文作家:2006/07/18(火) 09:28:16 ID:DStNsTCb
以上です。感想批評などありましたら容赦なくいただきたく思います。
では名無しに戻ります。
113名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 23:27:15 ID:5vXYGwHd
とても面白い!!
ツンデレいいね!!
114名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 01:59:40 ID:Yu8mHI4b
後日談きぼんぬ
115名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 08:02:05 ID:l2bxgbfX
こういう鬱展開が無いツンデレラブ米は読んでいて幸せな気分になりますな。
続編よろしく!
116名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 09:47:59 ID:EonNMVoe
yawaraka
117駄文作家:2006/07/19(水) 15:15:08 ID:EeG+wFzR
楽しんで頂けたようで嬉しい限りです。
続編を希望して下さる意見がありましたし、遠くないうちに投下させて頂きたく思います。
キリヒトとヨーコを可愛がってやって下さい。
では再び名無しに戻ります。ジェーーット!!
118名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 19:25:27 ID:Iska6KNu
相変わらず自分語りと馴れ合いが止められぬようだな
如何にも自己顕示欲の強い貴様のやりそうなことだよ
119名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 22:17:11 ID:EeG+wFzR
もしかしたら他人の勘違いかもしれないですけど、初投下なのにその意見、コテも使って無いのに探し回って下さりありがとうございます。
120名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 22:25:33 ID:luxqkzwV
426 名無しさん@ピンキー sage 2006/07/19(水) 22:13:57 ID:EeG+wFzR
馴れ合いと自分語りが止められぬ自己顕示欲の塊と言われた。
以前から知ってるみたいだがそのスレには初めて投下したんだけどね。
ある意味ストーカーチックだ……
まあ、嵐だよな。完全に。しかし俺は気にしない事にしたが、ただでさえ過疎気味のスレを完全破壊したいのだろうか。

何が「俺は気にしない事にした」なんだか
>ただでさえ過疎気味のスレを完全破壊したいのだろうか。
主従スレに統合で問題なしですが何か?
121駄文作家:2006/07/19(水) 22:44:36 ID:EeG+wFzR
悪かった。
ごめんね。
122名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 23:24:52 ID:pUQE3yBe
驚いた、この板に駄文さんを知らない初心者が混じってるよw
オマケに何でも知ったような口をきいてるぜ
123名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 07:13:06 ID:hnzm3SpB
 || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
 || ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
 || ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
 || ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。     .||
 ||  ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。              .||
 || ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。          .||
 ||  荒らしにエサを与えないで下さい。        Λ_Λ シャキーン       ..||
 || ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて  \<Ф♯Ф> 頭のおかしい人は相手しない。
 ||  ゴミが溜まったら削除が一番です。      \⊂⊂ |  これキホン。     .||
 ||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧____ | ̄ ̄ ̄ ̄|_______||
      (  ∧ ∧__ (   ∧ ∧__(   ∧ ∧      ̄ ̄ ̄ ̄
    〜(_(  ∧ ∧_ (  ∧ ∧_ (  ∧ ∧  は〜い、先生。
      〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)
        〜(___ノ  〜(___ノ   〜(___ノ
124名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:24:44 ID:bC3Y+B34
>>112
GJ!萌えました。続編wktk!

125名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 12:39:40 ID:dIcc1Sdq
カール君カワイソス。
ところで、お嬢様初めてじゃないみたいだな・・・・








ショボーン
126名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 21:25:56 ID:9DXv68f0
>>125
外国のお嬢様だからな。多分14歳くらいには経験済みなんじゃね?
そこは自分で脳内補完だ!
初めては家庭教師かピアノの先生だな。
興味本位にやっちゃいましたーって感じかな?

>>117
落ち込んでる125が可哀想だから、番外編でも気が向いたら書いてくれな。
とか言って、自分が読みたいだけだったりして……
127お嬢:2006/07/23(日) 02:38:12 ID:Th6zYGK4
キリヒト×ヨーコSS作者です、以後このスレではこのコテで。投下時のみですが。

ヨーコの初体験及び番外編は出来れば書きたいですね。今は続編書いてるんで、待ってて頂けると恐越至極。

一時期、不注意から荒れてしまいすいませんでした。

では。来週末までには投下するつもりです。
128名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 03:51:32 ID:cythzpC7
だから不必要な自分語りするなって忠告されてるだろうが
そんなにチヤホヤされたいのか、この作家先生は
129名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 04:03:08 ID:6qX9c20m
>127
ヨーコお嬢さまがかわゆかったであります。GJ!
番外編楽しみにしてます。てゆーか続編も。


>128
まあまあ、そう噛み付きなさんなって。
気に入らなかったらスルー
面白かったら絶賛

それでいいじゃない
130名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 07:19:10 ID:rZc73j+d
・・・・・やっぱり経験済みですか(しょぼーん)
激しい乗馬で処女膜がなくなっているだけかとも考えてたのですが。

最も、少年時代のキリヒトが内気な少女だったヨーコを・・・・
と、一縷の望みをかけています。
131名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 10:31:49 ID:gHBCiYt4
>>127
おお!初体験、番外編希望言ってみるもんだな。やったぜ!
wktkして待ってるよ〜ん。

>>130
まあ、そう落ち込むな。
開通済みの方がいい声出してくれるから、萌えないか?
自分はツボなんだけどな〜。
痛がる女の子にあーんなことやこーんなことやそーんなこと(脳内補完)
はちょっと無理だろ?可哀想で自分はできんよ。いくらSSでも。

ヘタレでごめん……orz
132名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 11:32:34 ID:OZCCh7Tl
>>130
いやマテまだ最後の砦として経験相手が♀という可能性があ(ry
133名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 12:36:59 ID:rZc73j+d
そーいや、どことは言わないが欧州の名門女子寄宿舎では
結構、上級生が下級生に同性愛を仕込むことが伝統になってると
聞いたことがある。

向こうの喪男の寂しい妄想かもしれんが。
134名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 14:58:27 ID:HP5YG4+8
>>133
そういう小説は読んだことがある。
お嬢様は純潔が条件の設定の話で、上級生に無理やり散々同性愛を仕込まれた女の子
(既に破瓜済み)が結婚相手にばれるのを恐れて、レイプされたように装って(ry
いやー、禁断の花園は萌えますな。
135名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 16:40:11 ID:UKimUpbu
まあ、日本でも某幼年学校とかで上級生が下級生に仕込むなんてのはよくあったことだし。
136名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 18:00:57 ID:5wNN32xy
膜と言えば以前何かで見た一人Hで膜を破っちゃってそれを恥ずかしそうに告白する
一途でエロ可愛いお嬢様に萌えた…何で見たのかすらもう思い出せないがorz
137名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 22:36:37 ID:vLzJpcHm
同性同士で張り形でも使ったということで…
138名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 12:07:28 ID:N69LQlbP
舌と指と唇で・・・・
何も知らない上流階級の娘が、無垢な身体のまま
開発の限りを尽くされるのです。

そして、美しく貞淑な淫乱娘に・・・・

帝政ローマ時代の貴族の奥方はこんなんだったそうだな。
139名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 15:02:08 ID:QLBQzleH
帝政ローマ時代の貴族の奥方ね〜。
女性は体毛を全て剃るのが、その頃のたしなみなんだよな。
前に読んだ本の中でカエサルの奥方が他の民族の長にさらわれて
全裸にされて、そのことを笑いものにされながら陵辱の限りを尽く
されるってのがあったけど、体毛が少しずつ元に戻っていく描写とか、
かなりエロかった。
140名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 18:29:47 ID:VbvjnAbx
ところで、皆の中ではヨーコとキリヒトの年齢っていくつくらい?
141名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 19:22:25 ID:0cxwVOa7
自分の脳内では二人の年齢差は10歳前後。
今まで手を出せなかったのは、お嬢様っていうのもあるけど、
やっぱり年齢差がネックになっていたかな〜と勝手に思った。
ってことで、今現在ヨーコは18以上かな?
142お嬢:2006/07/27(木) 08:05:36 ID:4lZaBFby
SS投下開始します。前作の続編でまたも甘め。嫌いな人はコテでスルーして下さい。

「は?」
 ゴードン・シュタインベルス──現シュタインベルス家当主であり、決してプロレスラーでは無い。例えその顔が地獄の羅刹より怖く肉体が鋼の如きソレでもだ──は食事の手を止めて二人に向き直った。
「え、えーと、そのですね、ですから、僕はお嬢様を、その、愛している、と」
 普段の冷静沈着はどこへやら。びっしりと汗をかきながらキリヒト・ローレンツは必死で言葉を紡ぐ。傍らでは物凄く不安そうな顔をするヨーコ・ローレンツの姿。
 先日、なし崩し的にとは言え二人は関係を持ってしまい、互いの気持ちを確かめ合った。食客という立場であるキリヒトはまがりなりにも主人の娘に手をつけた事になる。
 加えてゴードン卿は娘を溺愛しており、更にこの外見。骨の一つや二つ、いや首をもがれたとて誰が不思議に思うであろうか。
「フー……」
 ゆっくりと息を吐き出すゴードン卿。ぴりぴりとした緊張感が朝の食堂に張り詰め──

「何を今更言っとるんだ、お前等」

 無かった。
「……は」
「結婚の申し込みかさもなくば子供でも出来たかと思っておれば。そんな事に気づいてないのはあのライムタイザーの馬鹿息子くらいだろう」
「……あの」
「というか、わざわざ改めて言いに来るという事は、何だ今まで手をつけてなかったのかキリヒト。お前も存外甲斐性が無いな」
「お、お、お父様ッ!!」
「やー、親の欲目を差し引いてもそこそこモテると思ってたんだがなぁ。見た目もそれ程悪く無いし、あぁそうか性格か、確かにこのじゃじゃ馬は」
 そこまで聞いて真っ赤になったヨーコが父に襲い掛かるのをキリヒトは必死で制する事になった。
143お嬢:2006/07/27(木) 08:07:03 ID:4lZaBFby
「あああああああああああああ!!何なの、何なのよぉぉぉ!!お父様があんな風に思ってたなんて、ていうかあんなノリのヒトだったかしら!?」
 キリヒトのベッドの上で相変わらず暴れまわるヨーコを見ながらキリヒトは苦笑していた。確かに、大幅に予想外の展開ではあった。数十分前、何度も深呼吸しながらこの部屋を出たのが馬鹿馬鹿しく思える。
「フフ、確かに意外な展開でした」
「あんたねえ、どうしてそうクールなのかしら。一度これ以上無いほどうろたえさせて見たいもんだわ」
「そうですか?さっきの俺はそれなりの醜態をさらしてたと思いますよ、何せガチガチに緊張してた状態から自分の好きな人を羽交い絞めする流れなんて普通は有り得ません」
「嫌味?嫌味なのかしらそれはアンタ」
 むっすー、とした目つきでヨーコがキリヒトを睨む。さぁ、どうでしょうねと笑いながら彼は傍らのポットから冷えたお茶を注いで渡す。
「む?グリーン・ティーって冷やしてもいいの?」
「ええ、本来お湯で淹れるものですけど、それを冷やしたものもあるんですよ。というか、日本じゃ紅茶でも緑茶でもコーヒーでも冷やして売ってます」
「へぇ……あ、悪く無いわね。……日本か、行って見たいな」
 日本人の血を受け継ぎながらも日本には行ったことが無いヨーコは最近良くその言葉を口にする。恐らくは同じような境遇──キリヒトもハーフだ──のキリヒトから日本の話を最近良く聞いているからだろう。
「ね、キリヒト。お父様、明後日から出張なんだって?」
「ええ、そうですね。お手伝いの方も殆どの方がお休みを貰うみたいですよ」
「ふぅん、そっか……」
 グラスを手の中で弄びながらヨーコはキリヒトをジっと見つめる。……この眼をしている時は大概が『かまって』のサインだ。今日も作業ははかどりそうに無いな、と苦笑しながらキリヒトは手に取りかけた本を本棚に押し戻した。
「お嬢様、こういうのはどうでしょう」
「ん?」
「本館のほうは旦那様とお嬢様がメインで使っていらっしゃいますが、旦那様は出張でお手伝いの方も殆どいらっしゃらなくなります。こちらでしたら俺一人いれば充分です」
「ふむふむ」
「ですので、その、……旦那様が出張から戻ってくるまでは、こっちで過ごしませんか?よろしれば、ですけど」
 ぼぅん、と音をたてるかのように一瞬でヨーコの顔面が真っ赤になる。
「え、えと、その、それはー……とっても、いいんじゃ、ない、かな」
「決まりですね。じゃあ、お召し物や必要なものを一旦こちらにうつしましょうか」
「あ、あのね、キリヒト、それならね」
「?はい」
「ど、どっか二人で行くのも悪く無いんじゃないかなー、なんて……」
 落ち着き無く視線を彷徨わせながらヨーコがおずおずと述べる。今度はキリヒトが盛大に顔面を赤く染める番だった。
「そ、そうですね、ええ、それにしましょう、それです、ハイ」
 不必要に眼鏡を押し上げながらキリヒトはどうにかそう言った。……異様に空気が甘く重い。お日様がさんさんと照っていなければ、今すぐにでもキリヒトはヨーコにルパンダイブを敢行していたであろう。

144お嬢:2006/07/27(木) 08:07:58 ID:4lZaBFby
 カーステレオからは軽快なスカが流れる。キリヒトが運転するジープは後ろにスーツケースやら木箱やらをぎっしりと搭載して森林の中を走っていた。
「良かったわ、別荘が空いてて!!このシーズン、一つ間違えば誰かに貸していたもの」
 満面の笑みでヨーコははしゃぐ。先程から後部座席でブーブーと携帯電話が着信を告げているが、それが某カール・ライムタイザー(26歳独身、ヨーコに百戦百敗中)からの着信と知るやヨーコは放り投げて見なかった事にしている。
「よろしいんですか?一応ライムタイザー卿はお父上の取引先ですよ」
「ライムタイザー卿は、ね。あの馬鹿には丸で、全く、欠片も関係が無いわ」
「……はは」
 苦笑しながらハンドルを切る。つくづくカールには気の毒な話だ。
「あによ、あんたアイツが私に言い寄っても構わないって言うの?」
「好意を示すのはまぁ、個人の勝手でしょうから」
「じゃあ何、アイツと私がデートしても良いんだ!?」
「良いわけないでしょう。っていうかですね、お嬢様がカール様とデートする光景はなかなか想像に苦しみます」
「あーもー、そーゆー問題じゃ無いのよッ!!この馬鹿っ、えろ眼鏡っ、サディストっ!!」
「何か身に覚えも無い事も言われてますが、ええとですね、俺だって男だから恥ずかしいんですよ……もう言いませんよ」
「ん」
「……ヤです。お嬢様は俺の傍にいて下さい。……ぐわー恥ずかしい、コレで良いですか満足ですかー!!」
 顔面を真っ赤にしながら半ばやけのように言ったキリヒトの言葉にヨーコは満足したようで肩に頭をぽふ、と載せると携帯電話の電源を切った。

「……おおう、これはこれは」
 湖畔の別荘にジープを止めたキリヒトは思わずそう呟いた。空模様が段々と怪しくなってきている。おまけにどこかで見たようなトーテムポールまで立っている。確実にここらへんは旦那様──ゴードンの趣味であろう。
「?何よ、何がそんなに『これはこれは』なの?」
 きょとん、とするヨーコにこれ以上無いほど爽やかな笑顔でキリヒトは荷物を降ろしながら説明を始める。
「お嬢様、『十三日の金曜日』は知ってますか?」
「え?ああ、ナイチンゲールが死んだ日ね」
「その豆知識はともかく、俺が言ってるのは映画のほうです」
「あのホッケーマスクを被った殺人鬼がチェーンソー片手に迫ってくる奴?」
「チェーンソーはそんなに使ってませんけどね、まぁともかく、アレの一作目を見たことあります?」
「あるわけないでしょ。私はああいうの苦手だって言ってるじゃない」
「アレの一作目って、ジェイソンが誰だかわからないんです」
「は?」
 ぴたり、とヨーコの動きが止まる。そう、もっと早めに気づくべきだったのだ。キリヒトのあの表情は──
「その舞台がまさに『湖畔の別荘』でですね、ここと殆ど一緒なんです。犯人もわからないままに惨劇は繰り返されてですね」
「ちょ、や、やめなさいってば!!アンタ本当に趣味悪いわよ!!」
「ジェイソン、つまり殺人鬼がわからないまま湖畔のロッジで登場人物は恐怖に慄いてがたがたと震える夜を──」
「やーっ、やだっていってるじゃないのッ!!あーもーッ、キリヒトの馬鹿ぁ!!」
「そうそう他の映画でですね」
「止めてよッ、本気で怒るわよッ!!」
 恐怖と怒りがまぜこぜになってキリヒトの背中をぼこぼこと殴るヨーコをひょい、とキリヒトは抱きしめる。
「え、ちょ……」
「大丈夫ですよ、お嬢様。例えジェイソンだろうがフレディだろうが、俺が守りますから」
「……さっきの百倍恥ずかしいこと言ってるわよ」
「えー、それでですねー」
 この抱きしめが耳を塞がせないロックである、とヨーコが気づいたときには既にたっぷりと『湖畔の惨劇』についての恐怖を叩き込まれた後であった。
145お嬢:2006/07/27(木) 08:08:55 ID:4lZaBFby
 じゅぅじゅぅと肉の焼ける音。外は既に雨が降り出しているため、キリヒトは予定を変更して夕食の支度に入っていた。
「あー、お嬢様、俺が悪かったですって。怖がるお嬢様が可愛くてつい調子に乗りすぎました」
 同じキッチンの中でむくれてそっぽを向いているヨーコに苦笑しながらキリヒトは謝る。むくれていながらもびびってしまって、ヨーコはキッチンから離れることも出来ないのだ。
「ほら、機嫌直して下さいよ。折角二人きりなんですから」
「それを台無しにしたその口が言うかなぁッ……ん……」
 怒鳴り始めたヨーコの唇をキリヒトの唇がふさぐ。
「……ずるい」
「ええ、俺はどうせサディストのエロ眼鏡ですからー。ついでにお嬢様が大好きです」「ついでとか言う奴があるかぁッ!!」
「はは、ほらほらご飯にしましょう、肉が焼けすぎちゃいますから」
 よしよし、とあやしてキリヒトは鼻唄混じりに料理を皿に載せ始めた。

「……明日も雨降るって?」
「いえ、明日は大丈夫みたいですよ」
 食後にワインを飲みながらラジオに耳を傾けていた二人は外の雨を見ながら言った。
「良かったですね、明日はきっと泳げますよ。俺もお嬢様の水着姿を見れるのは楽しみです」
「……あんた、今日は本当に恥ずかしい台詞を言うわね」
「お屋敷と違って誰に聞かれる心配も無いですからね」
 頭を撫でながらキリヒトはワインをかたむける。と──電気がふっ、と消えた。
「!!ちょ、ちょっと何、何なのッ!!」
「ああ、電球が切れただけですよ、そんなに怯えないで下さいってば。ほらほらお嬢様、そんなにしがみつかなくても平気です」
「だ、だって物凄く怖かったのよ、今!!ちょ、キリヒト、どこ行く気なのよっ!!」
「いや、電球替えないと」
「ちょ、もうちょっと待ってよっ!!ね、お願いだから」
「電球替えれば怖くないですよ?」
「あ、あんた笑ってるわね、絶対笑ってるでしょ!!」
「いえいえそんな、怖がるお嬢様が可愛くてしかたないなーとしか」
 にやにやと笑いながらもキリヒトはぎゅ、とヨーコを抱きしめる。
「ほら、落ち着きますか?だいじょーぶ。だいじょーぶですから」
「ん……って、ねぇ、キリヒト、ちょっと……」
 半泣きでぎゅ、と抱きついたヨーコは下腹部の違和感に顔を赤くする。
「えーと、その、ですね。お嬢様のおっきな胸がさっきから押し付けられてまして、そうすると俺の倅はいう事を聞いてくれないんです」
「ナニが倅よっ、あーもー、このケダモノっ」
「……へぇ」
 薄闇に目が慣れてきたヨーコの眼前で、キリヒトの眼鏡が光を反射したかのように見えた。
「じゃあ、ケダモノらしくしちゃってもいいですか、お嬢様?実は俺、さっきから我慢してるんですよ、ひたすら」
「え?え?」
「あ、もう駄目。今の一瞬怯えた顔で完全に堤防決壊です、お嬢様。すいません、今からお嬢様のこと徹底的に苛めちゃいますね」
 言うや、キリヒトはヨーコをベッドに押し倒しながら唇を奪った。
146お嬢:2006/07/27(木) 08:09:37 ID:4lZaBFby
「ん、ん、ちょ、きりひ……んん、んっ」
 突然の事に目を白黒させているヨーコの口の中にキリヒトの舌が侵入する。そのままヨーコの舌を絡めとると互いの唾液を混ぜ合わせるように何度も舐る。
 右手は既に服の上からヨーコの豊かな胸をこね回す。身じろぎも許さぬように巧みに身体を重ねて自由を奪う。
「ん、は、ぷは……キリヒト、強引だよ……」
「ヤですか?嫌なら止めます」
 や、ヤじゃないけど、と顔を赤くしながら言うヨーコの唇を再びキリヒトが奪う。何度絡めても足りない、と徹底的に舌が舌を蹂躙する。月明りの薄ぼんやりとした空間で、男は女を犯す。
「ね、き、キリヒト、ふ、普通にキスして……」
 ヨーコの哀願を聞き入れ、舌を絡めぬキスを降らす。唇に、首筋に、頬に。次第に熱く、そして荒く、熱を帯びる呼吸。はぁはぁという呼吸音が互いの媚薬となる。
「お嬢様、凄い可愛いです」
「キリヒト、……ん……」
 キスをされながら徐々に服を脱がされていく。胸元のボタンを外され、じょじょに肌が外気に晒される。既に薄く汗をかいて上下する肌にキリヒトは舌と手を這わす。
「や、きり……ひと、ぉ、それ……っ、何かヘン……」
 下着の上からでも固くなっているのがわかるほどに隆起した乳首にも胸にも触れず、それ以外を入念に愛撫する。期待していた刺激が与えられず、それ以外の感じたことの無い感覚に身をよじる。
「お嬢様、ココも弱いですよね」
「や、ぁ、そンなトコ……あ、あっ!!」
 脇の下にも舌を這わす。耳の裏を舐め、耳たぶを甘噛みする。キリヒトにしがみついて何かに耐えようとするヨーコに容赦なく快感を叩き込む。
「もうこんなに硬くしてたんですね、お嬢様。気持ち良いですか?」
「や、ン……そんなん、言わないでよっ……」
 爪弾き、潰し、弄り、揉み解す。欲情に染まった男の前では乳首は玩具のようなものだ。形を変え、硬度を増し、互いの興奮を増加させていく。
「ん……」
 キリヒトが乳首を軽く咥えると、それだけでヨーコの顎がのけぞる。そのまま頂点をちろちろと舌が撫でると、ヨーコは身体をびくん、びくんと痙攣させる。
「イキそうなんですよね、お嬢様。凄く気持ち良いんですよね?もうイッちゃいそうなんですよね……」
「は、ぁ、や、やっ、きりひ、と、ソレ、それ、そこ弱っ……」
「でも、駄目です。今日は苛めるって決めましたから。イキたくてもなかなかイカせてあげませんよ」
 刺激を中断すると、残酷にキリヒトはヨーコに微笑みかける。
「ちょ、そん、な……や、あンっ!!」
 上り詰めかかったところで中断されたところで、ジーンズの内側に手が入り込み、今度は内股を撫で回される。先程までの刺激とは違い、むず痒いような快感がヨーコの身体を走り抜ける。
「ああ、もう下着の上からでもわかるくらいに熱いですよ、お嬢様。ほら、入り口だってトロトロにしちゃっている」
「や、や、やッ、それ、そこ、ふ、ぁ……ッ、あ、ああッ」
 既に蜜を大量に吐き出して潤うそこを何度も何度も、薄い布ごしに撫で回す。それでも、決してイカせる事は無い。何度も達しそうになっては別の快感を与えられ、ヨーコはキリヒトにしがみつく。
「き、キリヒト、お願い、意地悪しないで……」
「凄い可愛いですよ、お嬢様。でも、おねだりは自分からして下さいね、でないと俺達下々の者はどうしたらいいかわからないんですから」
「う、そつきっ……お願、い……イカ、せてっ……」
 顔を朱に染め、目尻に涙を浮かべながらヨーコは哀願する。
「イキたいんですか、お嬢様?もう、たまらないんですか?」
「そ、そう、そうなの、お願い、イカせて……あ、ああ、ん!!」
 ソレを口にさせて尚、キリヒトの責めはそれからたっぷり五分は続いた。己の腕の中で曝け出す、愛しい人の痴態が余りにも可愛らしくて。
「良く我慢しましたね、お嬢様。いいです、イカせてあげますね……」
 ぬるり、とキリヒトの指がようやくヨーコの中に侵入を開始する。
「ん、あ、は……ぁ!!」
 そのまま背後に回り、胸を滅茶苦茶に揉みながら耳たぶを噛む。そのまま中の指で内壁を擦り、入り口を親指で引っかく。
「あ、あ、あ、きりひと、キリヒト、イク、イくよ、駄目、だめぇっ……!!」
 耐えに耐えた末の絶頂感に、最後は言葉も無くヨーコは身体を震わせながら達した。
147お嬢:2006/07/27(木) 08:10:16 ID:4lZaBFby
「はぁ、はぁ、はぁっ……ちょ、ちょっと、キリヒト、待って、休ませ……」
「駄目です、もっともっと可愛いトコ見せて下さい、お嬢様」
 たったいま達したばかりで荒く息をつくヨーコを、今度は容赦の無い愛撫が襲う。二つの大きな胸を揉まれながら乳首を吸われ、膣を指に掻き回される。すすり泣くような声を上げながらヨーコは哀願する。
「ふ、ふぁ、ふああッ、おね、お願いっ、きり……ひ……とぉ、や、ヤ……んッ!!」
「今、もっともっと気持ちよくしてあげますね、お嬢様」
 ゆっくりと、ゆっくりと。撫で回すようにしながらキリヒトの指がヨーコの陰核の包皮を剥いていく。その感覚にヨーコは身悶えするが、キリヒトは自らの身体でその動きすら許さない。
「や、や、だめ、らめ、イ、いい、いいッ、気持ちいッ、駄目、らめ、きりひと、それ、駄目、そこ……ぉぉッ!!」
「気持ち良いんですね、お嬢様?イキそうなんですね、お嬢様?また、イッちゃいそうなんですね?」
 言葉で嬲りながら、キリヒトはヨーコを二回目の高みへと容赦なく連れて行く。身体の細かい震えが一瞬止まり──
「ぁ、あ、ああああッっっ………」
 ヨーコは再び絶頂に身をよじった。

「はぁ、はぁ、はぁ、………へん、たいっ」
 荒く息をつき、目尻に涙を浮かべながらヨーコは悪態をつく。そんなヨーコを見てにっこりと微笑むとキリヒトは、
「あれ、知りませんでした?」
 とけろりと答えた。
「でもお嬢様もそれなりですよ、こんなにやらしい身体してますし」
「かん、けいないでしょぉっ……」
「俺もそろそろ我慢の限界なんで……、ちょっと、乱暴に今日はしちゃいますね」
「え、ちょ、やッ……」
 背後から抱きすくめられ、そのままいきなり挿入される。普段のキリヒトとは違い、荒々しく、己が欲求をぶつけるかのごとき乱暴な交わり方だ。
「や、そ、いき、なり……ふむ、ゥっ」
 抗議の声を上げかけた口に指が入れられ言葉を封じられる。そのまま、後ろから抱きかかえられるようにしながら座位で上へと突き上げられる。
「ンんっ、んんんッ、ふ、ゥうんッ!!」
「凄く可愛いです、お嬢様。ココもこんなに硬くしてる」
「んンんんッ!!」
 挿れられたまま指でクリトリスを撫で回される。その間も突き上げは休む事無く続く。むせび泣くヨーコを、キリヒトは徹底して犯す。
「ふむゥっ、んむぅッ、ふう……ゥんッ、んンんッ!!」
「物凄くやらしい顔してますよ、お嬢様。気持ち良いんですか、そんなにイイですか?」
「んんンンッ……ん、ンぅっ……ん、むゥっ!!」
 指が口を犯す。肉棒が膣を犯す。手が胸を犯し、陰核を犯す。キリヒトというケダモノに徹底して犯しつくされる。
「まだ、ですよ。まだイカないで下さいね、お嬢様」
 そう言うとキリヒトは唾液でてらてらと光る指を口から抜く。そして荒い息をつくヨーコを──
「え、ちょ、や、やだッ、こ、これ恥ずかしッ……」
「駄目です。今日はもう徹底してお嬢様を辱めます。他に誰がいるわけでも無いんですから」
 そのまま腕をつかみ、後ろから激しく突き始める。
「あ、やぁッ、ンあッ、やッ、あン、ああッ、ああ……あッ!!」
 ぱんぱんという肉と肉のぶつかる音。ぶるぶると震える胸を鷲掴み、更に激しく腰を打ち付ける。最初こそ突っ張っていたヨーコの肘がガクガクと震え、くず折れ、そして今やだらしなく頭をシーツに押し付ける。
「や、ぁあッ、あッ、ンんっ、あんッ、あっ、あっ、ああッ、きりひとッ、きりひと……!!」
「凄く可愛いです、お嬢様、凄く……駄目だ、もう出る、い、イキますよお嬢様ッ……!!」
「あ、あっ、ああ………あッ!!」
 どく、どくと後ろから注がれる精液の脈動。きゅ、きゅと伸縮を繰り返す膣の鼓動。互いを感じながら、二人は果てた。
148お嬢:2006/07/27(木) 08:11:39 ID:4lZaBFby
「変態、ケダモノ、馬鹿、えろ眼鏡っ」
 かれこれ二十分は続いているだろうか。さすがに一方的に苛めすぎたようで、顔面を真っ赤にしながらヨーコはキリヒトを責め続けている。
「いや本当、調子に乗りすぎました。これもお嬢様があんまり可愛いからで」
「うるさい、何でもそういえば誤魔化せると思ったら大間違いよ!!本当に信じられない、この鬼畜っ!!」
「鬼畜は幾らなんでも。いや、すいませんって。今度はもう徹底的に優しくしますから」
「ば、馬鹿っ!!すけべっ!!」
 じたばたと暴れるヨーコをひょい、と抱きしめて髪を撫でる。
「本当に、大好きですよ、お嬢様」
「……うー……釈然としない……」
 むくれながらもこてん、とキリヒトの胸に頭を預ける。結局二人はそのままそのソファーで寝てしまい、盛大に風邪を引いてバカンスは台無しになるのだが、それはまた別のお話。

以上です。ご要望いただいた番外編は現在鋭意構想中です。
感想批評などございましたら容赦無くお願い致します。
では名無しに戻ります。
149名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 14:39:49 ID:Wz0n5fx7
GJじゃないか…
150名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 15:07:08 ID:sXq1jk/b
そして、屋敷へ帰る頃には外見は今まで通りだが、実質
心も肢体キリヒト以外では駄目になっているヨーコさん・・・・
GJです!
やっぱり、鬱展開が無いラブラブHって良いですね。
151名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 21:00:20 ID:TznmMOsz
GJ!ヨーコが可愛くて萌えました。
番外編もwktkで待ってるよ!
152名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 00:13:54 ID:Ui2UiLoS
ラブラブはいいねぇ…GJ!
153名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 00:56:44 ID:R3FL/iLn
人がいねえな……
154名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 00:58:20 ID:R3FL/iLn
人がいねえな……
155名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 01:53:51 ID:IfEyADk0
いるよ
156名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 02:45:12 ID:FTGiFI2N
いるよ
157名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 14:37:03 ID:SIAD/0iE
いるよ
158名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 15:38:43 ID:NR/aOb6z
いるよ
159名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 16:22:52 ID:B/JuodOU
160名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 16:25:28 ID:B/JuodOU
161名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 16:29:18 ID:B/JuodOU


162名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 16:46:57 ID:c+SRyWds
久弥がいねぇな・・・・・・
163名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 05:13:34 ID:UXxplEeF
何を突然権田ルバ
164名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 22:36:04 ID:lMY9526/
で、キリヒトは婿養子になるんですかな?
結婚!以前に婚約発表段階で色々と騒動が起こるでしょうなぁ・・・・・
上流階級の娘だし、密かに憧れている男の二十人や三十人は・・・・
特に!あの胸は捨てがたい!と。
ところで、キリヒトさんもそれなりに良いとこの出なんですか?
165名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 22:46:05 ID:pO6h3QaM
キリヒトはきっとキリジュツ使いなんですよ。
カラテのブラックベルトというのは嘘でw
166名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 23:36:27 ID:RLKApvuw
日本から伝わった武術「バリツ」を使うのです
167名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 11:02:14 ID:ZNv4F7SY
それなんてホームズ?
168名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 04:19:28 ID:g5Rcl0k/
キリヒト君がヨーコさんにやさしく意地悪する話をプリーズ。
例えるなら、昼間はお嬢様と使用人としての振る舞いから
キリヒト君の身体はヨーコさんの思うがまま、でもヨーコさんの心は密かにキリヒト君だけのもの。
・・・が、夜に二人っきりになると逆になる、みたいな。
169名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 10:38:03 ID:EmP9jdY7
むしろ真昼間にこっそり無線式バイブで調教とかな!
170名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 17:34:55 ID:qZ+Vpuqo
スカートの時にパンツをはかさないで
お散歩はあるかも!

ちなみに、これをリアル彼女にやらせると別れるときの理由の一つになります・・・
171名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 17:36:45 ID:EmP9jdY7
>170
イベント会場にて彼女に無線バイブつけた状態で売り子やらせましたが何か?
172名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 06:49:05 ID:ydsg7NNp
>>171
慰謝料の準備をしておいた方がいい。
173お嬢:2006/08/05(土) 09:27:26 ID:X8om3T2H
えー、キリヒトとヨーコを可愛がってくださって有り難うございます。
キリヒトが何者なのか、とかヨーコを苛めてくれ、とかご要望には出来る限り答えたく思ってます。
今暫くお待ちを。
ただ、バイブ調教とバリツは無理です、すんません。
174名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 17:18:36 ID:ydsg7NNp
つぎのシチュにパイズリをきぼんぬしてもよかとですか?
175名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 19:02:33 ID:bkWMO36/
何度もオナニーしちゃいました。女にとっては本当に嬉しい感じの文章。
176名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 17:00:24 ID:WkUMNyT+
そういや他の職人さんってこのスレにはいないのかな?
一人だけだとスレの私物化とか騒ぐ奴が出て来る気がするんだが。
177名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 17:17:33 ID:JkBk4TGj
>176

私物化だろうとなんだろうと
え ろ で 萌 え れ れ ば そ れ で い い ! !
178名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 18:28:13 ID:HwZ7s44g
>>176
よし、そういうことなら。
スレッドストッパーとして名高い俺が、見事スレストするようなSSを(ry
179名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 00:31:32 ID:NQUeevMi
巨乳お嬢様陵辱に、洗濯ばさみは不可欠だよな!
180名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 00:44:44 ID:XATQvet6
>>179
どこの国のしきたりだソレ。
181名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 01:20:14 ID:NQUeevMi
エロマンガ帝國 陵辱公爵領内 長期調教地方 巨乳市の風習であります。
182名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 01:37:32 ID:XATQvet6
どーでもいいけどsageてね。
183名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 22:05:20 ID:mDNzFCNv
>>181
乳ピアス派と反目があるんだな<洗濯ばさみ派
184お嬢:2006/08/10(木) 11:31:45 ID:Tqox3F2+
ぬわー、キリヒトとヨーコの続編が四回書いて四回破棄です。
すいませんが住人の皆様のお力を拝借したいのですが……
・日本編
・いつものお屋敷、少し喧嘩編
・ヨーコの友人来襲編

だとどれが良いでしょうか?
……難産だ……最近同じキャラで小説書く事なんて無かったから……
185名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 12:13:40 ID:GyjfNZMo
無難に・日本編で。
186名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 19:10:42 ID:LVQer7nZ
ヨーコの友人来襲編か日本編でお願いします。
187名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 00:24:43 ID:C90avq4n
>184
ちょい喧嘩編がいいですー
188名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 13:47:40 ID:DubH3ZMO
県下変がいい
189名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 15:23:15 ID:K686h21n
あの横恋慕男はもう出演しないのですか?
190名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 01:14:31 ID:iG9+B3yu
年上の巨乳お嬢様を年下の少年が調教するのが読みたいですな。
犬好きの少年が、潜在願望を持つお嬢様をしつけるとか、お嬢様が遊びで始めて
離れられなくなるとか
191お嬢:2006/08/17(木) 08:32:44 ID:m+Jy939a
>>185-189
うわ、有り難うございます。難産ですが気長に待って頂けると有り難いです。
ていうか、カールに再登場要請があるとは……
192名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 02:33:59 ID:75Kf5btO
ああいう、(凶悪だったり、悪人だったりしない)三枚目はこういった話に必須だと思います。
193名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 03:27:02 ID:1iWp7Jdk
「巨乳お嬢様VS爆乳下町看板娘」という題名だけを思いついてしまった・・・・
よろしければ、皆さんで設定を考えていただけるかしら(お嬢様が下々に言う言葉遣いで読んでくれ)
194名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 13:06:46 ID:XmmG6rNj
某チャンピオンな感じなタイトルだが……お嬢様の幼馴染みが没落して下町に、んで看板娘とイイ感じに。そこへお嬢様がやって来る、みたいなんだろうか?
195名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 13:58:43 ID:oGyDZed6
なぜか同じ学校に通う巨乳お嬢様と爆乳下町娘が主人公をめぐってあの手この手のエロラブコメじゃないか?
196名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 15:26:31 ID:i7m1fhXk
庶民派で、お気に入りの定食屋に通うそこそこ金持ちの主人公
それを自分に気があるからだと思ってる看板娘
看板娘に気があるから通ってるんだと勘違いしてやきもきする幼なじみのお嬢

ありがちか…
197名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 20:29:06 ID:FwjS7nxF
>>193
無敵看板娘しか思いつかん。
198名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 22:27:40 ID:lrfXGV6d
巨乳お嬢様が会長を務める財閥が、爆乳下町看板娘が暮らす下町を開発するために
地上げするとか…
んで、それを阻止するために二人が対決。
いまどき地上げはないか?
199名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:27:49 ID:OesctNc8
このスレの趣旨から考えれば地上げなどという言葉が何故出て来るか判らん

乳比べ勝負という言葉が何故出てこない!
校庭十周してこい!
200名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 10:08:17 ID:FJIfmufH
>>199
あくまでも勝負のきっかけですよ。
201名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 12:52:02 ID:bFxvNe77
これで巨乳お嬢様がほんわか系天然で爆乳下町娘がお嫁さんにしたい娘だったら・・・・萌えるな。
しかし、お互いについている影の親衛隊たるストーカー軍団が血で血を洗う闘争を繰り広げていたりする。
202名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 13:19:30 ID:nwNv0h4n
お嬢様と娘さんはお友達で、ほのぼのお茶やご飯しているのに、自称親衛隊どもはバトってるのか・・・w

お風呂で繰り広げられるお乳もみ合いっことかを連中は全部見逃すわけだw
203名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 07:12:23 ID:3oI8VQTw
誰もが羨む美爆乳の持ち主で容姿端麗育ちも完璧なお嬢様だが
初恋の人であり、婚約者でもある男性が重度の「オケツ魔神」であるため
最近、乳が縮む程に悩んでいるらしい・・・
204名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 11:01:01 ID:nJaVUQqu
 ××県の創星大学付属高校は、県内屈指の名門私立校としてその名を知られる。男女共
学の進学校で歴史も古い。世間のイメージも「裕福な家庭の学生が多い」ことで定着して
いる。私――稲葉 岬もそんな創星大付属の生徒だった。
 稲葉家といえば、県内でその名を知らぬ者はない。歴史と伝統のある名家ということに
なっていて、遠く鎌倉の時代から――っと、そんなことはどうでもいいか。
 とにかく私の稲葉家は、創星大付属に通うような生徒の間でも、一目置かれるような事
業家なのだ。関連企業を中心にかなりの票田を握っていて、政治家ですら頭が上がらない。
そんな一族が稲葉家で、その本流・本家の一人娘が私だった。
 そしてその私は今――校舎の片隅で背徳的な行為に臨んでいる。
「くっ…ふぅ……は…」
 微かなその声は、音を小さく抑えるために殺している結果だ。しかし、口の端からどう
しても喘ぎが漏れ出す。ここは学校なのだ、大きな声を出すわけにはいかない。
 耐え切れずにこぼしてしまうような声は途絶されない。学校生活の気だるさを解消する
には、想定できない非日常が最適だと思う。そのためにセックスは有効な手段だった。
「はぅ…ああっ……く、ん…」
 繰り返すが、創星大付属はそこそこの金持ちでなければ入れない。裕福な家庭で育った
お坊ちゃんお嬢ちゃんたちは、一般的にしつけも厳しく、温厚で性格もおとなしい。
「性」にまつわる話などとてもできない男女もいるくらいだ。
 そんな連中にとって、名門・稲葉家のご令嬢が学内でセックスに興じているなど……そ
れだけで信じ難いことだろう。
「もう…駄目……あっ、あぁっ!」
 だが、それ以上に驚くに違いないのは、今こうして悶えているのは――男のほうだとい
うこと。私は男の性器を下の口にくわえ、冷たい表情で男を見下ろしているだけなのだ。
「う、あ…ああっ! ふぅっ…!」
 さらに声を殺しながら、男が体を硬直させて目を閉じる。直後に私の膣の中で、男から
生えた柱がぴくんぴくんと震えた。
「ふふふ……出しちゃったのね? くふふふ……早いわね、ボク?」
 体を倒して耳元で甘く囁く。荒い息を吐きながら、男はハの字に眉を歪ませた。きっと
それは屈辱的な言葉だったのだろう。
 まあ、それも無理はない。騎乗位で跨りながら、私は何もしていない。ただ座っていた
だけだ。それだけなのにこの男は射精した。つまり自分が早漏であると自覚せざるを得な
いのだから。それに対しては私はもう余裕綽々。動じる気配すらなかったのだから、どち
らが優位なのかは明白である。
 そう。私、稲葉 岬は――淫乱なのだ。自分がSであることもとうに自覚している。
 男を性戯で弄んでは、サディズムの渇きを癒す――それが私だった。
205名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 20:57:45 ID:taJA6vO0
淫乱お嬢様もいいなぁ。GJ&続きキボンヌです。
206名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 13:19:15 ID:v1mizsSh
俺も続ききぼん
207名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 16:18:00 ID:B3X+URoL
このスレ、レズはあり?
208名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 16:32:08 ID:2k86/val
アリ。
209名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 16:50:45 ID:3ea13vEe
一族で一番の巨乳なのだが、相対的にささやかなお胸の
姉や従姉たちに「いやらしい身体して」と苛められているお嬢様。
そんな日々にオーダーメイドでないと収まらないサイズのお胸を痛めていたが
お見合いで一目惚れした未来の旦那様と結婚が内定し、婚家に行儀見習いに
いくことに。
しかし、向こうの一族は将来の義理の母も義理の姉も妹たちも全員爆乳。
所詮、巨乳の自分の胸がささやかに見える程。
そして、彼も大きな胸が好みな様子。
「もっと大きくならないかしら・・・・」
実家で言ったら貧乳の姉が激怒しそうな独り言を呟く彼女の明日はどっちだ!
210名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 16:54:48 ID:4JxIoAi9
つ 淫乱END
211名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 23:16:05 ID:pVp9ku9E
つ[義理の母や姉妹達とのレズEND]
212名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 23:52:21 ID:vQQIfuZo
つ【胸を大きくするために若い執事に胸を開発されるエンド】
213名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 03:23:42 ID:T1cI3mVE
つ【自慰に明け暮れおもちゃの虜END】
214名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 06:45:59 ID:oOCY0T88
つ【大好きな未来の旦那様とラブラブ乳エッチEND】
215名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 21:57:35 ID:MJeVAv+6
お嬢様学校に通っているが、もみごこちが良いのかクラスメートに
毎日挨拶代わりに乳をもまれるお嬢様。
感じやすいが我慢しているが最近耳をかんだり首筋に唇を這わす娘も出てきて
色々大変である。
216名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 00:06:15 ID:LwDY5Kvu
>>215
好きな設定だ……。
217名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 14:09:54 ID:AoLGnj47
むにっ。ふにふに。
「おはよ〜♪今日も柔らかいねぇ♪」
「ちょっと!いつも勝手に人の胸を触らないでくださいまし!」
「いいじゃんさぁ。へるもんじゃなし。それにもまれればかえって大きくなるっていうじゃん♪」
「もうこれ以上大きくならなくても結構です!」
「あー!それって大きいから言える暴言だー!くやしー!」
私の怒りも暖簾に腕押し。
今日も能天気なクラスメートに挨拶とともに胸をもみしだかれる。
むにむにむにむに。
根元から先端に向かって丁寧に搾り出すかのようにもみしだかれる。
人差し指でこするかのように先端の敏感な部分を二重の布越しに刺激される。
どんどんきもちいいという感覚が旨から脳に流れ込んできて体をとろけさせてゆく。
熱い吐息とともにはしたない声が漏れそうになる。
(こういうことばかり上手になって・・・!)
「ん〜?顔が赤くなってきてるね?感じてるの〜?」
「そっ・・・そんなことありませ・・・ちょっと!どこ触ってらっしゃるのですか!」
制服のすそから侵入した手が直接むねに触れた。
「ふふふふふ〜先っぽ硬くなってるね?」
きゅいっ。
思わず洩れそうになる声を下唇をかんでこらえる
「我慢は体に毒だよぉ?」
ふーっ。
耳に息を吹き込まれる。
思わず体をすくめる。
「ふふふふふふふふ・・・」
首筋に舌が這う。
いつもならくすぐったいだけなのに今は気持ち良い。
体が発情させられているせいだろうか。
「ほらほら〜。気持ち良いならちゃんと言わなきゃぁ。」
「だ・・・誰がそんなはしたないことを!」
「もう・・・ツンデレだなぁ。素直にならないとつまんない」
するっと体を離される。
「あ・・・」
思わず声が漏れる。
「んふふふふ〜もっとして欲しかったのかな?」
「そ・・・そんなことありません!」
「続きして欲しかったらまたいってね〜♪」
して欲しいといわなくても毎日してくるくせに。

【続きません】
218名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 14:12:43 ID:Lc/MHiC7
つづかないのかよw






てか続けてお願い
219名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 16:08:04 ID:Q4dyFwcG
俺からも頼みます
220名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 20:38:43 ID:7zNXrpHv
俺は215だが、是非とも続けて欲しいぞ。


も〜、焦らすのが好きなんだから
そんなことばかりやってると嫌いになっちゃうぞ!
(つきあい始めて一ヶ月くらいの同級生の女の娘の口調で読んでくれ)
221名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 21:33:00 ID:YuW+dsOC
俺は217だがついかっとなって仕事中に書いてしまった。
今では反省している。
続きは思いつかないので誰か書いてくれ
222ケース2:2006/09/01(金) 14:42:48 ID:zBSBRiv/
「フム。」
いきなり背後から服の中に手を突っ込まれた。
私のおっぱいの根元から重量を確かめるかのようにたぷたぷと掌の上で震わせている。
「ブラをつけていてもこのサイズだとかなり柔らかいんだな。」
「ちょ・・・どこを触ってらっしるんですか!!」
「胸。」
冷静な、感情のあまりこもっていない声。
「そうではなくて!何で私の胸をもみしだいているんですか!」
「大きいから。」
簡潔だ。理由になってないけど。
「答えになってません!いい加減手を離してくださいまし!」
「嫌。」
たぷたぷたぷ。カップの中で踊る私の胸。
ブラの刺繍で乳首がこすれ、むずがゆいような感覚を伝えてくる。
「そ・・・そんなに触りたいならご自分のを触れば良いじゃ無いですか!」
「こんなに大きくない。」
「だからって勝手に・・・くっ」
きゅいっ。いきなり半立ちの乳首をブラ越しにつままれる。
くりくりくりくり。そのままつまむように転がされる。
敏感な部分をつままれた感触とレースの刺激。シルクのすべすべした肌触り。
これらが一体となって体を発情させてゆく。
「実力行使。」
「嫌・・・ちょっと・・・」
ふにふに。きゅっ。
乳房全体を柔らかくするかのように根元から先端へかけてゆっくりともみしだかれる。
先端まで到達したら軽く乳首をひねり、再び根元へ。
「乳首立ってる。」
「そ・・・そんなことありませ・・・んぁっ!」
反論しようとしたところ、乳首を乳房に埋め込むかのように強く押され、
そのままぐりぐりされる。痛みときもちよさが混ざった感覚。思わず声が出てしまった。
「うそつきは良くない。」
むにむに。ぐにぐに。乳房全体がこねられてゆく。
激しくもみしだかれたためすでに乳房がブラのカップからこぼれてしまっている。
シルクのブラよりも荒い制服の繊維の感触が乳首を摩擦で刺激しいている。
もうはしたない声を出さないようにこらえることで精一杯。
「感じてる?」
「・・・・・・・・・!」
反論したい。でも口を開くとはしたない声がこぼれそう。悔しいけど下唇をかんでこらえる。
「エッチな顔になってる。」
(あなたがそうさせてるんです!)
そう反論したい。させて欲しい。だんだん胸をいじる手の動きが激しくなってきた。
5本の指で乳房をわし掴みにされたり、先端を高速で指ではじかれたり。もう好き放題にされている。
そのたびにもれそうになるはしたない声を指を噛んでこらえる。
もうショーツはぬるぬるになっているだろう。さっきからぬるぬるした感触になってる。太ももにも何かが伝う感触。
(あぁ・・・あふれちゃったんだ。後でティッシュで拭かないと・・・。)
「腰動いてる。」
誰か何か言ってるような気がするけど脳まで届かない。
今私が感じるのは乳房から与えられる快感とだんだん腰の辺りから熱いのがせり上がってくる様な感覚。
ぎゅっとつぶった目に白い光りが見える。
(イク・・・いっちゃう・・・!おっぱい揉まれただけでいっちゃう!)
あと少しで絶頂を迎えそう。そのとき。
ガラガラガラ。
「HR始めるから席につけー。」
さっきまで執拗に刺激していた手が制服から引き抜かれ去ってゆく。
(後・・・少しでしたのに・・・HR・・・もう少し遅かったら・・・)
いきそこなったからだの疼きをこらえながら今日の始まりを迎えた。
(後で・・・トイレいこう・・・)

【今度こそ続かない】
223名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 16:55:31 ID:n2mweSqI
やっぱり続けてくれた
大好き

(上記の同級生の彼女が日記に書いた文章として読んでくれ)
224名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 23:49:15 ID:DMf0zojz
>>222
wktk
225名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 01:13:50 ID:MST+ctoC
>>204の続きです。


 はあはあと激しい呼気で呻く男を尻目に、私はペニスを膣から抜いた。手早く乱れた着
衣を整える――と言ってもブラを直してショーツをはき直すくらいだが。もっとも、この
子は私のバストに手を伸ばす余裕もなく果てたのだけど。
 私は立ち上がり、未だ横たわったままの男を上から見下ろす。虚ろな目で私を見上げる
男と視線が合ったところで――私はくすりと笑う。
「うふふふ…大したことないのね、あなたって。こんなんじゃ女を満足させるなんて、到
底できないわよ?」
 今の今まで童貞だった男には刺激が強すぎる台詞だろうか。悔しそうにその顔が歪んだ
隙にしゃがみ込み、私は彼の唇を奪った。軽く触れる程度のキスだが、その先に私は――
男にとって挑発的な、そして例えようもなく魅惑的な台詞を続ける。
「ふふふ…私に抱かれたくなったらいらっしゃい。いつでも可愛がってあげる……」
 瞬間的にとろんとした瞳を作って囁く。その視線に動揺する男に、もう情けはかけない。
 くるりと踵を返し、私はそのまま振り返りもせず、薄暗い教室を後にした。

(今日の男、薄かったなあ)
 童貞では無理もない――とは思わない。私にとってはいつものことだからだ。経験の有
無はさほど関係ない。私を満足させられる男なんて滅多にいない。
 だからといって、決して私が絶頂の快感を知らないわけではない。むしろ性の快感など
とっくに知り尽くしている。私のテクニックや膣の中に男が耐えられないのだ。
 無論、私をオルガスムスに導いてくれる男も稀にいるが――そんな彼らも私が一度攻め
に転じれば、あっという間に果ててしまう。まるで私の性戯にイカせるための解式が組み
込まれているのかと思ってしまうほど、男は面白いように私の掌の上で絶頂に達する。
 実際、私がイカせられなかった男はいないし、いるとも思えない。いや、それどころか
私は「男なんてみんな早漏!」とすら思っている。
 男は攻められるのに滅法弱い。セックスは種の繁栄が最大の目的だから、元々男が射精
するためにあるようなものだ。だから先の認識はあながち間違いじゃないと思う。イカな
かったらオスは子孫を残せないのだから。
 それにどんなに否定されても、女との遍歴に甲羅を経た男だろうが、今まで女の中でイ
ッたことがないという遅漏の男だろうが、私の前では誰も数分と持たないのだ。調子に乗
った小娘の思い上がりとは断じ切れまい。
226名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 01:15:59 ID:MST+ctoC
 専属の運転士さんが静かに車の速度を落とした。ぼんやりと淫らなことを考えているう
ちに家に着いたらしい。私は車から降りると運転士さんに一礼し、エントランスの大仰な
扉を開けた。
 何十人もの使用人が絨毯の左右に並び、一斉に「お帰りなさいませ、お嬢様」――なん
て頭を下げるようなことはない。いくら稲葉家といえども、そこまで浮き世離れはしてい
ない。
 それどころか、洋館然とした自宅は閑散としている。実際、この家に住んでいるのは私
の家族と住み込みの使用人のみ。その他の職員や使用人は夕方に帰宅してしまうので、館
内の人口密度はかなり低い。全然使わない部屋もあるし、普段歩き回るエリアもかなり限
られている。使用頻度の高い場所だけを集めたら、それこそ一般の家庭の面積と同じくら
いじゃなかろうか――などと思うこともある。
「ただいまー」
 特に誰かに聞こえるように言ったわけではない。返事などは特に期待していないし、幼
い頃からの習慣のようなものだ。この家で返事が戻ってくることなど稀なのだから。
「あ――お帰りなさい、岬お嬢様」
 上から女性の声がした。珍しく返事があったものだ、などと思いながら視線を向ける。
2階から張り出した屋内テラスに一人の女が立っている。彼女はそこから、私をたおやか
な笑みで見下ろしていた。
「ただいま、由貴さん。いつもお疲れ様です」
「岬様こそお疲れ様です。今、そちらに参りますね」
 由貴さんはパタパタとスリッパの音を立てながら、小走りに階段を駆け降りてくる。
 塚原由貴――それが彼女の本名だ。この屋敷に住み込みで働いている稲葉家の使用人で
ある。私の両親どちらの趣味か知らないが、彼女はいつもメイド服を着て働いている。
 由貴さんは掛け値なしの美人だと思う。長い睫毛に縁取られた切れ長の瞳、形の良い輪
郭、艶のある顔立ち、緩くウェーブをかけたロングヘアも実によく似合い……多くの女性
の手本になりそうな容姿をしている。常に艶然とした微笑みは、私と同年代の娘には見ら
れない魅力を――つまり、大人の雰囲気を漂わせている。
 大人なのは勿論、その肉体もだ。メイド服の内側にある肢体には、例えようもない性的
な魅力が隠されていることを……私は知っている。
「鞄、お持ちしますね」
 階段を降りてきた由貴さんに創星大付属指定のバッグを渡す。二人並んでまた階段を上
がり、私の部屋へと向かった。
227名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 01:18:01 ID:MST+ctoC
 私も彼女もモデル並みに背が高い。互いに身長は170cmちょうどだから、並ぶとすぐ真
横に彼女の顔がある。以前は由貴さんのほうが高かったけど、いつの間にか私が追いつい
てしまった。
 視線を少し落とせば――そこには豊かな膨らみがある。メイド服なんて肌の露出度が低
いから目立たないが、由貴さんの乳房は日本人の平均などはるかに上回る実りがある。腰
だって細いし、ヒップラインだって女性らしい丸みが非常に魅力的だ。幼い頃の私には、
由貴さんが理想の女であり、目標だった。
 由貴さんの塚原家は、稲葉家とはちょっと特殊な関係にある。何でも昔から稲葉家に仕
える一族だったとか何とか。由貴さんもその伝統に従って、今もこうして稲葉家で働いて
いるという。
 そんなものがこの21世紀、平成の世に生きているなんて時代錯誤もいいところだと思
うけど、事業家として成功している稲葉家とは、誰もが築いてきた関係を失いたくない。
諸々の思惑も重なって、この奇妙な関係は未だに続いているそうだ。
 由貴さんは5年前、私が中学1年の秋、稲葉家に雇われた。主に私の身の回りの世話を
するように命じられているという。家政婦兼教育係――というところだ。
 由貴さん本人が塚原と稲葉の伝統をどう思っているのかは分からない。しかし、私と彼
女の関係は非常に良好だ。少なくとも私に不満はないし、彼女が私のそばに仕えてくれる
ことは実にありがたい。何かと多忙な両親は家に不在がちで、その間、私の面倒を見てく
れたのは由貴さんだった。今では彼女のいない生活なんて考えられない。
「ねえ……由貴さん」
「なんでしょう?」
 私は由貴さんの隣に並び――彼女の肩に頭を預けるようにしなだれかかった。
「今日の男、すっごく早くてさ……全然物足りないの」
 由貴さんは優しく微笑み、私を軽く抱き止めてくれる。
「また男遊びですか? 岬お嬢様の中でしたら、男があっさり果てたとしても恥ではない
でしょう。相手を早漏と嘲笑うのは酷かも知れませんわよ」
「でもさ……由貴さん、このままじゃ私、体が夜鳴きしちゃうわ」
 ふっと由貴さんが軽く溜め息をつく。私は瞳を潤ませて彼女の返事を待つ。
「それでは今夜、夜伽にうかがいますね……」
 そこまで話したところで、私と由貴さんは目を合わせ、互いにくすりと笑う。
 そう――今では彼女のいない生活など考えられないのだ……。

228名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 01:20:16 ID:MST+ctoC
>>205-206
レスどうもです。あんまりエロくなくてごめんなさい。
仕事が休みの日にしか書けないし、筆も遅いけど頑張ります。
229名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 05:39:10 ID:lFz7ONF4
淫乱お嬢様、男に容赦なしだな……
次は由貴さんとのレズ編?
続き楽しみにしてます。
230名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 14:30:36 ID:dj17WARN
GJすぎる……
それにしても童貞男カワイソス
231名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 07:08:56 ID:zS+EfYP/
GJ!
ところで岬お嬢様の容姿ってどんな感じなんだろ。
由貴さんがロングヘアだから、対抗してショートボブ、あるいは
ポニーテールとか?

232名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 21:39:31 ID:GnvhYyUx
インランお嬢様がツボでつ
233名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 19:38:36 ID:E0M5JqFg
ところで、キリヒトとヨーコの続編はまだですかな?
234名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 22:31:11 ID:xoot3hiD
期待上げー
235名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 00:03:22 ID:NhKEa7v7
毎日学校でセクハラされる巨乳お嬢様がいい!
だが、問題はその学校が私立小学校で、巨乳お嬢様が
担任教師ということだ。
子供達に毎日スカートめくりされたり、ボインタッチされたり・・・・

まぁ、ボインタッチは保育園の巨乳保母さんは全員やられるそうだ。
おっぱいが恋しい年頃(男女を問わず)なので。
ちなみに、オトコは何歳になってもおっぱいが恋しい生き物である!
236名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 21:41:55 ID:PpYXvDQT
マチコ先生かね?
237名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:43:23 ID:Bg82ol0n
>>225-227の続きです。


 蛇口を捻ると、熱い水滴がざぁっと降り注いでくる。
 一日の汗をシャワーで洗い流しながら、私は岬様と出会った頃を思い出していた。


 ……彼女が13歳になってから2ヵ月後、季節は秋だった。
 私と初めて出会ったとき、既に彼女は処女ではなかった。
 それ自体にさほどの驚きはない。私とて初体験は14歳、わずか1年の違いしかない。
お互いかなり進んでいたほうだとは思うし、驚きはしたが「信じられない」というほどの
思いはなかった。
 正直なことを言えば、お嬢様の容姿であれば――男が寄ってくるのはむしろ当然だろう。
 まだ「年端も行かぬ」などと形容される年齢でありながら、13歳とは思えない容姿の
成熟が感じられ、何歳か年上に見える。恐らくその雰囲気だけで心を高鳴らせる者も少な
くあるまい。
 幼さから着実に脱却しつつある顔は美しさを日に日に増していく。澄んだ瞳に涼しげな
目元は、すぐに程よい切れ長の釣り目となって異性を魅了するだろう。
 しっとりと艶やかな髪は、溜め息が出そうな烏の濡れ羽色。ウェーブをかけた私とは対
照的に、癖のない真っ直ぐなストレートが背の中ほどまで伸びている。
 見た目にも柔らかそうで、肌理の細かい滑らかな、そして透き通るように白い肌もまた、
「良家のお嬢様」には似つかわしかった。
 しかし、それでいて――清楚だとか可憐だとか、そんな陳腐な白い魅力は表層に過ぎな
いのだ。まるで欲望を掻き立て、本能的に異性を惹き付けてしまうような暗い色。それが
稲葉 岬の持つ本当の魅力なのだ。
 その視点で見れば彼女は突出している。透き通る美声ではなく、ねっとりと湿りを含み、
心の奥底に沈殿して残るような声。常に薄く涙を浮かべたかのように潤んだ双眸は、見つ
められるだけで惑乱する男もいるだろう。
 鮮血のように赤い唇にも強烈な誘引力がある。意図したわけでもないのに、常に自信と
余裕の微笑を浮かべているように映り、見る者に底知れなさを感じ取らせてしまう。
 年齢の割には身体の発達も早い。成長期に差し掛かり、同年代の女子はようやく胸が膨
らみ始め、やっとブラジャーを着け始めた頃であろうに――岬様の伸びやかな肢体では、
乳房の成長もそのずっと前から進んでいた。
 その頃、既にEカップ……学年で一番の巨乳と言われていたという。
 これでは男を惹きつけないほうがおかしいのだ。既に処女でなかったとして、それほど
驚くこともあるまい。深窓のご令嬢が余りに刺激的な魅力を持っていることは、驚きに値
するとは思うけれど。


 改めて言うが彼女は13歳でそうだったのだ。18歳を迎える今、更にあの方は着実に
進歩している。変わらないのは髪形くらいのもので、心身ともにずっと大人になった。
 男を魅了するために生まれたのか――彼女に接しながらそう思ったことも、もう一度や
二度ではない。それでいて稲葉家の跡継ぎになるのがもう決まっている。
 どこからどう見ても、完璧としか言いようのない女が、私のすぐそばにいる。
 そうなると、こんな言葉が自然と口を突いて出てしまう。
「生まれついての女王、か……」
 熱い湯に打たれながら、これまでも幾度となく口にしたその言葉。心にちくりと突き刺
さり、決して抜けないそれは私の小さな嫉妬心。嫉妬だと自覚すればするほど、私は心の
痛みを煽り立てられてしまう。
 シャワールームの壁を拳で叩く。行き場のない感情を鬱積させながら、私は呻くことし
かできない。
「お嬢様を育てたのは私なのに……!」
238名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:45:24 ID:Bg82ol0n
 稲葉家で働くようになったのは、私が22歳のとき。
 それから5年にわたり、私はお嬢様に仕えている。彼女の身の回りの世話をし、時には
教育もする――というのが私の仕事だ。一番の側近であることには違いない。
 しかし、身の回りの世話はともかく、実態を知る者が「教育」などと聞けば失笑するか、
顔をしかめるかのどちらかだろう。
 稲葉家を継ぐ帝王学や礼儀作法は別に教える人がいる。勉強ならばお嬢様は創星大付属
に通っているし、いずれは大学に進むだろう。何の問題もない。
 では、私は何を教育しているのか。
 結論から答えてしまえば、それは「セックスのやり方」だった。


 ……勿論、「性教育」という意味ではない。
 私が教えているのは、もっと具体的な――セックスで気持ちよくなるためのテクニック
である。快楽の追求のために、実際にどのようなことをすればいいのか。私はセックスに
関連する知識や、実践的な性戯をお嬢様に教えていった。
 セックスのみならず、性にまつわる知識は様々に教えた。私自身の経験なども含め、恋
愛や性に関わることは私が教育していった。それには美容の知識も含まれたし、若さと美
しさを保つための手段、栄養や睡眠の必要性、あるいは男とはどういうものか、どうすれ
ば上手く扱えるのか――といったことまでも。
 お嬢様は私によく懐いてくれた。だから素直に私の言うことは聞いてくれたし、経験済
みなのもこの教育にはむしろ好都合だった。下手な耳年増にならずに済むし、セックスを
経験する中で私の教えを実感として受け入れることができたからだ。
 そうして私は全幅の信頼を寄せられ――ただならぬ関係を築くに至った。そうなるのに
それほど時間はかからなかった。
 稲葉で働くようになってわずか数ヶ月。寒い冬のある日、私とお嬢様は同じ寝床に身を
委ねた。お嬢様は私にされるがまま、特に抵抗もなく私の愛撫を受け入れた。
 岬お嬢様が「女の悦び」を知ったのは、その夜のことだ。彼女のエクスタシーを花開か
せたのは私だった。
 男とのそれまでの経験では、「イクって感覚がどういうものか分からない。だから、あ
れがイッたってことなのかな?」などと思っていたという。そんな疑問を持つこと自体が
既に「イッたことのない証拠」なのだが、岬様は初心にも知らなかったのだ。
 そんな話も聞いていたからこそ、私は夜を迎えるのが楽しみで仕方がなかった。
 私の指先の動き1つで幾度も体をくねらせ、舌先の愛撫に堪らず喘ぎ声を上げ、快感に
身を浸らせる岬様の姿は官能的で美しかった。彼女が私の手で「初めての頂点」に導かれ
た瞬間は、お互いにとって忘れられない一瞬である。
 私たちは何度も体を重ねた。岬お嬢様も一番多く肌を合わせた相手は私だろう。性に奔
放な彼女であっても、同じ家に住んでいる私との関係はどうしても増える。
 私が彼女にオルガスムスを約束できるテクの持ち主ということも影響していただろう。
 私の指や舌の戯れにどれほど抗おうと、お嬢様は結局、絶頂に至らしめられていたのだ。
今夜のように甘えられれば、私はそれに応えて岬様を抱いたものだった。


 だが彼女は飲み込みが早かった――早すぎるのだ。
 1を教えれば10を知る。まさにそんなことわざのように、私の想像を超える勢いで
様々なテクをマスターしていった。
 私自身、相手を満足させるのに苦労したことはほとんどない。自分の技巧にそれくらい
の自信は持っている。
 しかしお嬢様は……そこに至る段階が実に早かった。15歳になる頃にはもう、その領
域に達していたのだ。私がまだ教えていないことも男とのセックスで実践し、射精に至ら
しめ、自分のものにしていっている。性への好奇心も貪欲だったのだ。
 そうしてお嬢様は赤裸々に、卓越した性の技で思い通りに男をイカせた体験を私に語る。
 彼女の瞳に冷たく淫蕩なサディズムが満ち始めたのは、ちょうどその頃だった。
 より深い快感のためのSM――という話もしていたが、その頃にはもう、私の教えるこ
となどなくなっていたかもしれない。
 岬様はもう、私の教えよりも、実体験から理解していた。
 男のM性を刺激して、より倒錯的な快感を男に与えられるということを。
 お嬢様のお気に入りは、強制的な射精と早漏に対する言葉攻め。「女より劣っているこ
とに対する羞恥」を相手の男に呼び起こさせ、背徳的な快感をもたらし、自分も楽しむ方
法を覚えていたのだ。
 ……そう、それは女王が目覚めた瞬間であったかもしれない。
239名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:47:50 ID:Bg82ol0n

 今日も今日とて、恐らくお嬢様はその巧みなテクで男を翻弄したのだろう。いつものよ
うに罵倒に等しい言葉攻めで、容赦なく男の早漏ぶりを嘲笑い、彼らも気づかぬM性を引
きずり出そうとしたに違いない。
 お嬢様の技巧であっさり男が果てさせられたとしても、私は決して恥ではないと思う。
 岬お嬢様を幾度となく抱いた最中、膣に指を入れて愛撫したが――あの反応は尋常なも
のではない。
 指全体に絡み付いてくるような膣襞の蠢動と、まるで挿入物を奥に引き込むかのような
うねり、本人が悦を感じるほどにきゅうっと強く締め付ける内部の肉……今まで私が抱い
てきた女にはなかった反応だった。
 恐らく名器と呼ばれる膣の持ち主なのだ、お嬢様は。彼女から聞く男たちの反応も、知
れば知るほどその確信に近くなる。
 それに私が教えたテクが複合されれば――男は我慢できなくて当然である。
 岬様の中も、私が授けた性戯も、そんな生易しいものではないからだ。


 だからこそ――
(悔しい……!)
 どん、と私は再びシャワールームの壁を叩く。
 私は2種類の嫉妬を抱えていた。
 1つは――お嬢様の師は私なのに、弟子のあの方が私を超えるのが悔しくて堪らない。
(ずるいよ、岬お嬢様……!)
 あの方を育てたのは私なのに、私のコピーであるはずなのに、なのにどうして私の先を
行くのだろう? コピーがオリジナルを超えるなんてあり得ないのに!
 18歳を迎えたあの方は、すべてにおいて私を上回っている。モデル並みと褒められる
背の高さはもう私に匹敵するし、その顔も確実に美女の歩みを進めている。豊満なバスト
はもう私よりも大きく実り、乳房の完璧な造形美には思わず見惚れてしまうほど。ほっそ
りとしたウエストは、私以上のくびれをはっきりと体の線に描いている。上向きで形の良
いヒップからとんでもなく長い美脚へと繋がる曲線のラインは、誰が見ても魅了されるほ
ど官能に満ちた色彩を帯びている。
 私とて他人が羨むだけの肉体の持ち主と自負しているが、お嬢様にはかなわない。
 私がそうなるようにあの方を育てたのだし、お嬢様が完璧な美女になっていくのは喜ぶ
べきはずなのに……師が己を超えていく弟子に嫉妬しているのだ。
 勿論、あの方が称えられるのは私の誇りでもある。あの方への賛美は育てた私への賛美
でもある。私の教育の正しさを証明することにもなるからだ。
 だが、それでも――いや、だからこそ、私は嫉妬するのだ。コピーが何故オリジナルを
超えるのだ、と。


 そして2つ目は――歪んだ懊悩としか言いようがない。
(岬様を育てたのは私なのに……私なのに、私だけがお嬢様の膣を味わえない……!)
 悔しくて仕方がなかった。私が男であれば、あるいは私に男根があれば――などと願っ
てしまう薄暗さを消せないでいる。
 男たちがあの名器でどれだけの快感を得ているのか、私は知りたい。どれだけ気持ちい
いのか味わってみたい……。
 男の快感など女の悦びに比べたら大したことがないという話は知っている。女の私には
永遠に分からないことだが、きっとそれは真実だと思う。
 それでも「自分が男であれば」との願いが、心にこびりついている。
 私が知らないのはもうお嬢様の中だけなのだ。閨での指や舌、喘ぎ声、仕草……それら
はもう知り尽くしている。
 なのに――男ならばすぐにでも味わうことができ、最高の夜を約束するお嬢様の膣の快
感を、女だからってだけで永劫に実感できないなんて――あんまりじゃないか。
 あれだけの女に育ててあげたのに、私が女だからご褒美がないなんて……悔しい!
240名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:50:00 ID:Bg82ol0n
 私は今一度、シャワールームの壁を叩く。
 どん――という衝撃と共に、今度はずきんとした痛みが両手の拳と、心に走る。
 お嬢様が私を超えていくこと。そしてこの私を差し置いて、男だけがお嬢様のすべてを
知り尽くす権利を持つこと。この2つが私の嫉妬の源泉だった。
(嫌な女だ、私は……)
 壁に肩を預け、私は物憂い溜め息を漏らす。
 シャワーからは絶え間なく熱い湯が噴き出し続け、私の体を洗い流している。
 どうせなら、こんな私の性根も一緒に流し去ってくれればいいのに……。
 先ほどとは別の意味を込め――私はもう一度、壁を叩くのだった。


 長いバスタイムを終え、私は浴室から脱衣所に出た。岬様も今頃はシャワーを浴びてい
る頃だろう。ふう、と息を吐き、濡れた体をバスタオルで拭き取った。
 何も身につけぬまま、そばの三面鏡を覗き込む。そこに映るのは無論、全裸の私だ。
(誰にも負けてない……よね)
 改めて確認するかのように、私は心でつぶやいた。
 比較対象がお嬢様だからいけないのかもしれない。その辺にいる木っ端な女ごときには、
決して真似できぬスタイルの女が、鏡の中にいる。
 お嬢様には美容の知識も教えている。私が模範を示さねば説得力がない。私が岬様を教
育することで、同時に私自身も磨かれているという側面は確かにあった。
 20代後半を迎えた今も10代の頃とまったく変わらないサイズを維持しているし、む
しろ実年齢より若く見られることが多い。私の服を内側から持ち上げているFカップの膨
らみに視線を釘付けにしてしまう男は後を断たないし、性の手練手管だってそんな彼らを
造作もなく掌で転がせる。経験を積むにつれて上達している実感もあるくらいだ。10代
というだけで持て囃されているような、有象無象の小娘には絶対に醸し出せない色香を漂
わせている自信もある。
 誰にも負けているはずがないのに――あの生まれついての女王を前にすると、私はどう
しても敗北感を募らせてしまうのだった。


 ドライヤーで髪を乾かし、丁寧にブローして緩いウェーブを整えていく。熱いシャワー
の火照りが冷めたところで、私は夜伽へと向かう準備を始めた。
 下着はブラジャー、ショーツとも上品なレースの黒に揃え、ガーターベルト用のストッ
キングに脚を包んだ。乳房を際立たせるために膨らみを内側に寄せ、深く切れ込んだ谷間
を強調するようにブラを着ける。
 ショーツを脚に通して引き上げ、鏡でランジェリー姿をチェックする――うん、これな
らとてもセクシーだ。ほっとした笑みが自然と浮かんだ。
 時計は夜の11時を指している。私は下着の上にバスローブだけを羽織って部屋を出た。
 廊下を照らすのは明るさを抑えた薄暗い電灯のみ。私は足音を殺して岬お嬢様の寝室へ
向かい――コンコンと2回、ドアをノックする。
「はい、どなたですか?」
「私です、由貴です。お嬢様、今夜の夜伽に参りました」
「待ってましたよ、由貴さん。開いてるから入ってきて……」

241名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:53:04 ID:Bg82ol0n
前回レスくれた方、どうもです。
10日に一度くらいは投下したいと思ってます。
242名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:16:27 ID:4D5nh4PW
一番槍GJ!

お嬢様とメイドさん、仲良し主従かと思ってたら意外にフクザツ……
243名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 06:25:22 ID:nVCMKhmc
うわ、やらしい・・・
244名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 10:08:38 ID:et8wBWD0
つ[フタナリ化]
245名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 19:41:34 ID:LFPkwl1n
生まれつきフタナリならともかく後天的にフタナリになったりしたら人外娘だお
246名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 20:29:10 ID:aK8z7jUJ
お嬢様に性技をコーチするメイドさん萌え
247名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 21:35:28 ID:8SDpPxfg
そのコーチする様子をじっくり読みたくなった。
248246:2006/09/13(水) 00:19:17 ID:5vuAfmEz
>>247

〜岬と由貴、マンツーマンでの性戯特訓が始まる〜
由貴「男をイカせるためには、一に締め付け、二に締め付け。三、四がなくて、五に締め付け!」
岬 「ゆ、由貴さん、キャラ変わってない……?」
由貴「一発小ネタだからいいんです、このキャラでっ」
岬 「そ、そう?」
由貴「締め付けを鍛えるために、まずはオナニーだけをやります。徹底的に」
岬 「どうすればいいの」
──由貴から岬に手渡されたのは黒光りする器具。
岬 「これは──」
由貴「バイブ二万本です」
岬 「ふっ、二万で足りるのかしら?」
由貴「な、なにーっ」
……そう、それは岬が女王に目覚めた瞬間であったかもしれない。

こうですか? わかりません!
249名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 03:40:49 ID:0NJShfUf
巨乳お嬢様と、可愛い小学生の男の子(爺やの孫)が
仲良くする話もよいですな

あくまでも道徳的な意味での仲良くですぞ!
250名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 07:52:40 ID:TfXNYCSa
>>248
バイブ二万本って……スラムダンクかよw
251名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 23:15:30 ID:ynLsxrFn
こうしてお嬢様は全国の強豪にも通用する締め付けを身につけたのですた
252名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 00:47:27 ID:A4Dyu6oW
・・・・当家のお嬢様が温泉芸者の真似事を!と嘆く爺やとかおそば付きとかが居そうだ
253名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 01:51:44 ID:E0NHtn08
>252
そしてお嬢様の締め付けの実験体にされると
254名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 21:29:09 ID:AhAtsTjB
由貴「バイブを制するものがオナニーを制す!」
255名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 03:07:13 ID:tNMxN1Qn
単純に、大きすぎる胸が恥ずかしいお嬢様と、レズっ気のある
親友の話でも良いのでは?
256名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 12:40:59 ID:AIRFnKzZ
>>237-240の続きです。

 小さく息を吐いてノブを回す。抵抗もなく開かれたドアの奥は、電灯も消されていて薄
暗かった。部屋の奥、天蓋のついたお嬢様のベッドの脇で、赤い光のライトがほのかに輝
いている。
 すぐに甘い香りが鼻をついた。南国の花を思わせる香り。フローラルだがどこか艶かし
い匂いだった。
「待ってましたよ……」
 光で伸ばされた影が、私の足元で動いた。その影の主が立ち上がった。
 ドアとは反対側のソファに腰を下ろし、私が来るのを待っていたのだ。
「お待たせいたしました、お嬢様」
 淡くて赤い光に照らされた岬様に軽く会釈する。彼女は唇の端を持ち上げ、いつものよ
うに微笑を浮かべていた。
「イランイランよ」
 ベッド脇の赤いライトを指差しながら、お嬢様が告げた。
「……そうでしたか」
 それで私は悟った。部屋に香りが漂っているのはアロマテラピーのため。ということは、
ベッド脇で赤い光を放っているのはアロマライトなのだろう。今回、岬お嬢様はイランイ
ランのオイルを使ったのだ。
 イランイランの香りには様々な効果がある。ホルモンバランスを整える、気分の高揚・
鎮静、乾燥肌・脂肌の改善、血圧の降下、ストレスや緊張の解放などがその例だ。
 だが、この香りの持つ効果で一番有名なのは――「催淫」だろう。
 東南アジアでは結婚初夜の夫婦のベッドにイランイランを撒いておく、という習慣が残
っている国もある。古くから性的な興奮を盛り上げる効果があると知られていたのだろう。
現在でも性的刺激剤として使われることもあるという。
「お嬢様、今日は随分と飢えてるんですね」
「だって由貴さん、夜まで待たせるんだもん。私、今日はすぐにしたかったのに」
「うふふふ……自分で満足させれば良かったじゃないですか?」
 赤い光に照らされながら、私はお嬢様に近づいた。薄暗くてよく見えなかったが、これ
で今の姿がはっきりと私の視界に浮かび上がる。
 岬様が着ていたのは――薄紫色のブラジャーとショーツだけだった。ブラのカップとシ
ョーツの局部以外は、裏の肌が透けて見えるほど薄いレースに彩られていて、高級感と悩
ましい官能を醸し出していた。
 下着の上下以外には何も身につけていない。ソファの上にバスローブが無造作に脱ぎ捨
てられていた。
「アハハ……待ちくたびれて」
 私の視線を辿り、お嬢様は楽しげに笑う。
「アロマで体が熱くなっちゃって……脱いだら少しは涼しくなるかなって思って」
 私は微笑むとお嬢様の肩を抱き、肌を寄せ合いながらベッドに向かった。
257名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 12:43:00 ID:AIRFnKzZ
 天蓋付きのベッドは見るからに高級品だった。こんなの童話に出てくるお姫様の世界で
しか見られないものだと思っていた。
 天蓋を覆い隠した布のドレープはゆったりとフレームから溢れている。そのフレームの
支柱は細かい薔薇の彫刻に彩られていて、カーテンがその支柱と支柱を結ぶようにベッド
を囲んでいる。寝床の面積も複数で寝ることを想定したような大型サイズで、枕元にはア
ロマライトが置かれていた。しかも床面はウォーターベッドなのだから恐れ入る。
 ベッドのそばで止まり、お嬢様の体を正面に向けさせて下着姿の肢体をじっくり観察す
る。男好きのする体がアロマライトの淡い赤に染まり、より官能的に映る。
 数歳ほど年上に見える大人っぽさも変わらぬまま、美しい容姿には更に磨きがかかった。
「絶世の美女」なる言葉をあてても、誰も違和感など覚えまい。
 あどけなさが薄れた顔立ちは誰よりも美しく、危険だと分かっていても覗き込まずには
いられない妖艶さを湛えるようになっていた。切れ長の瞳は予想通りに「程よい釣り目」
へと進化し、形の良い唇が常に織り成す自信と余裕の微笑みは、その艶然さからどこか他
人を見下したような冷笑に変貌を遂げている。
 豊かな乳房は今やGカップにまで成長を続け、ブラから溢れそうなほどだ。2つの膨ら
みはその境目に深い谷間を作り出し、性的な魅力をより強調させている。気がついたら
「学年で一番の巨乳」は「学校で一番の巨乳」へと変わっていたという。
 今では彼女を見て、白の魅力を持ち出す者も少数派だろう。岬お嬢様は自分の肉体と容
姿が途方もない武器になることをもう熟知している。そこから生まれる自信が、あの冷た
くもあだめいた微笑を浮かべさせているのだ。やはり彼女の本質は毒持つ花の美しさ、男
を惑わす霧の魅力だろう。
「はぁ……何度見ても惚れ惚れします」
 この言葉に嘘偽りは一切ない。岬様は本当に素晴らしい身体をしていると思う――そう、
この私でさえも嫉妬してしまうほどにだ。
「由貴さん……」
 私の視線に戸惑うように、お嬢様は小さくつぶやいた。甘い戯れの予感に潤んだ瞳には
しかし、揺るぎない自信の色合いが潜んでいることを、私は知っている。
「どう? 私の完璧なスタイルは?」――そう、そんな尊大な自信だ。
 ええ、完璧ですとも、お嬢様。そうでなければ私が指導した意味がない……!
258名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 12:45:31 ID:AIRFnKzZ

 私はお嬢様をおもむろに抱き締め、真っ赤な唇を自分のそれと重ねた。
 湿りを帯びた2つの口が優しく触れ合い、甘く切ない求めの合図を送り合う。
 どのくらいキスをしていたのだろうか――気がついたら私も岬様も同時に、舌先でお互
いの唇を割って入ろうとしていた。
 当然、境界で私と彼女の舌は重なり合う。柔らかくてぬめりのある舌で相手のものを絡
めとり、情熱的でいやらしい欲望を混ぜ合わせる。まるで唾液を交換し合うかのような熱
き舌の抱擁は飽きることがない。
「はぅ……ん…」
「ん……あ、ん…」
 私とお嬢様が切れ切れに甘い吐息を漏らした。頭がぼうっとして体温の上がる感覚が
徐々に押し寄せ、身体の深奥に火をつけて燃え上がらせようとする。
「はう……」と溜め息を漏らして、お嬢様が私から唇をもぎ離す。糸のように伸びた唾液
がアロマライトに照らされ、銀と赤にきらめく艶かしい橋を唇にかけた。
 岬様は体から力が抜けたかのように私に寄りかかり、熱い息を乱れさせる。私が肩を抱
いて正対させ、人差し指で胸元をツンと押すと――彼女は抵抗もなく、糸の切れた人形の
ように後ろへと倒れこむ。
 ばさ……とベッドが鳴った。無防備な下着姿で横たわり、私を見上げる一人の女がそこ
にいた。瞳だけは期待に満ちて爛々と輝いている。私を誘うように腕を無造作に投げ出し、
体を巧みに捩じらせて、魅惑的な女のボディラインを描いてみせていた。
 私は彼女の期待に応えるため、そのまま岬様へ覆い被さるようにベッドへと体を沈ませ、
ぎゅっと抱き締めた。布団と人肌の柔らかな感触が伝わってくる。
 そのまま二人でベッドの上を転がりながら、何度もキスを交わした。軽く唇を重ねたか
と思えば、お互いの口内深くに舌を侵入させ、柔らかな粘膜での刺激に酔う。
 舌を絡め合う度にお嬢様の身体からは力が抜け、次第に私が彼女を組み敷くような姿勢
になっていく。恍惚とした表情を浮かべながら、岬様は淫らな目付きで私の愛撫を待って
いた。
「由貴さぁん……」
 鼻にかかった甘えの声を出し、両腕を伸ばして私の首に絡めてくるお嬢様を抱き締めな
がら身を起こさせる。部屋に漂うイランイランの香りが情欲を増していき、頬を赤く染め
たお嬢様は、性感帯への愛撫なくして感じ始めているようだった。
「ふふふ……もう気持ち良くなってます? お嬢様…」
259名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 12:48:26 ID:AIRFnKzZ

 その言葉に岬様はピクッと震えた。私に抱きついて肩におとがいを乗せているから顔は
見えないが、私にはその表情が手に取るように分かる。
 図星を指された動揺と恥じらいで、顔を紅潮させているに違いないのだ。淫乱な欲望を
見抜かれ、快感への欲求と羞恥の間で解放を求めている。
(それも……演技なんでしょう?)
 恥じらう演技をしたほうが男も喜ぶから――と私が教えた。男はどう言い繕おうとも、
女の恥ずかしがる姿を見たくて仕方のない生き物なのだ。だから恥ずかしがっているよう
に振る舞いなさい、それが演技でもいいのだからと。
 しかし岬様の場合、演技なのかどうかも判別し辛くなっていた。高い吸収力で私の教え
を理解した彼女は、演技すらも普段の仕草の1つであるかのように身体に染み込ませたか
らだ。今では本人も演技なのか、それとも自分の真の反応なのか分からなくなっているの
ではなかろうか。勿論、こうなっては男などに見抜けようはずもない。
 私はぎゅっとお嬢様を抱き締め、すーっと指先を背中に這わせる。
「あっ、あっ……うぅん…」
 背中をさすられるだけで小さく喘ぐお嬢様の吐息からは、既に身体に火がついているこ
とを読み取れた。私は指を背の肌で泳がせ、ブラジャーのホックに届いたところでその動
きをピタリと止める。
 お嬢様はまた、ピクッと震わせ――身体を硬くして、次の瞬間に備える。
 私は彼女を抱き締めていたもう片方の手も横に添え、無造作にホックを外した。
 小さな音と共にストラップが緩む。乳房を覆う肌着もこれで用を成さない。
 私は右手でブラのカップの上から乳房を包むように触れる。お嬢様が誇る豊かな胸の膨
らみは、掌に収まり切るようなものではなかった。
「ん……」
 目を伏せてお嬢様は喘いだ。私はその声を聞きながら、両肩にまだ残ったままの肩紐を
左手でずらし――右手でブラの上から乳房を撫でるのを止め、手を離す。
 ぱさ、とお嬢様の膝の上にブラが落ちた。もう彼女のバストを隠すものは何もない。
「……きれい」
 私は溜め息をついて、そうつぶやいた。
260名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 12:50:32 ID:AIRFnKzZ

 私が思わず溜め息をついてしまうほど、お嬢様の乳房は美しい。
 あれほど豊かなボリュームでありながら垂れることを知らない。薄桃色の乳首を中心に
ツンッと上向きで、膨らみが前面に突出している。にもかかわらず、下垂するような気配
はまったく感じられなかった。
 敏感な突起と膨らみが左右に離れるようなこともなく、しっかりと正面を向いている。
バストの大きさに対し、乳首を囲むきれいな薄桃色の円はかなり小さくすぼまっていた。
その自己主張は控えめで、巨乳にありがちな「大きすぎる乳輪」の醜さは微塵も感じられ
ない。小さく突き出た乳首には、性を問わずに吸い付きたくなるような淫らさがあった。
 鎖骨の真ん中の窪みと2つの乳首を結ぶ線がきれいな正三角形を描いている。Gカップ
という豊満さもさることながら、乳房の黄金比を満たす理想的な造形の美しさに、圧倒的
な存在感が煽られているのだ。
「あん……」
 私は手を伸ばし、たわわに実った乳房に触れた。ゆっくりと優しく、円を描くように揉
むとお嬢様はすぐに喘ぎ声を上げる。
「ん…は、ぁ……」
 乳房の膨らみを軽く握るように揉む。豊かなバストは私の手の中で好きに形を変え、
様々に姿を変える。柔らかさと同時に、揉みしだく者の指を押し返すような弾力に満ちて
いた。張りがあってみっしりと「詰まっている」感覚は、いつまでも揉んでいたいという
気持ちにさせられる。
 ……この方にブラジャーなど必要ない。胸の形を整えるのが目的ならば、岬様には無用
の長物だ。既に非の打ち所のない形の良さがあるのだから。
 何故ブラを着けるかと問えば、もうそれは「将来垂れるのを抑えるため」としか答えよ
うがないのではないか。岬お嬢様がそこまで意識しているとは考えにくいが、そば仕えの
私にはそのように感じられてしまう。
「由貴さん……あぁん、んぅ、はっ……」
 顔を赤く染めながら、お嬢様は私の愛撫に感じていた。甘い吐息を喘ぎ声と共に漏らし、
快感の度にピクンと震え、扇情的な反応を曝け出す。
「くす……岬様、可愛い……」
 お嬢様の耳元で囁きながら、私は乳房の先端にある鋭敏な突起を指先でくにくにと撫で
る。既に硬く勃起していた乳首からの快感は、お嬢様に更なる喘ぎを生み出した。
「ああっ…! はっ、うぅ……ああん! 由貴さん…!」
「うふふふ……物足りなかったんですよね? 男と遊んでからずっと興奮しっ放しだった
んじゃないですか?」
261名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 12:52:39 ID:AIRFnKzZ

 軽い言葉攻めを混ぜながら、指先で乳首を転がす。身体をくねらせながらお嬢様は悶え、
更なる愛撫を求めていた。
 私は両方の膨らみを執拗に揉みしだく。指の間に乳首を挟み、不規則なリズムで強弱を
つけながら攻め立てると、恍惚とした表情を浮かべて快感に酔い痴れ、一層激しい嬌声を
上げるのだった。
「あ、くっ、んふぅ…気持ちいいよ、由貴、さぁん……ああんっ…!」
 もう聞き慣れた喘ぎ声ではある。岬様とはもう、数え切れないほど身体を重ねているの
だから。どうすれば彼女かが感じるか、一番知っているのは私なのだ……!
「んっ……んむぅっ!」
 お嬢様が喘ぎを紡ぐその唇を、私の唇がふさいだ。勢い余って彼女と私はベッドの上に
体を倒して重なり合う。その間も胸への細かな愛撫は怠らず、岬様の快感を増幅させる。
唇を割って舌を岬様の口内に入り込ませ、深く濃厚に舌を絡め合わせると、たちまちのう
ちに彼女の体温が上がっていくのを感じ取れた。
「はあっ、はぁっ……」
 唇をそっと離すと、唾液がまた淫蕩に糸を引いた。息を荒げて呼吸を乱れさせる岬お嬢
様を見下ろしながら、私はバスローブの合わせ目を開き、腕を袖から抜いて脱ぎ捨てる。
 その内側から現れるのは、黒いレースの下着と、同じ色のガーター・ストッキングのみ
に包まれた私の肢体だ。
 お嬢様は私の下着姿を見上げると、瞳をまた虚ろに潤ませた。甘えるような、媚びるよ
うな、焦点の合っていないとろんとした淫蕩な瞳だ。
「由貴さん……いつ見ても素敵ね…」
 きっとお嬢様は心の底からそう思ってくれているのだろう。彼女は私の体に惚れ込んで
いるし、誰が見ても情欲をそそるスタイルだという自信は私にもある。
 以前はそうお嬢様に賞賛されるのは嬉しかったし、稲葉家のご令嬢が「私は由貴さんに
なりたい」などと、私を目標にしてくれるのも誇らしかった。
 だが、お嬢様が私に比肩するようになってから、そして私を超えてからは――暗く醜い
嫉妬の感情が、私の心で支配的になりつつあった。
(ええ、お嬢様。あなたほどではありませんけどね……!)
 決して態度には出さないし、岬お嬢様がそんな私の胸の内を知るはずもない。知られた
としたら、もうお嬢様に仕えることはできないだろう。私がきっと耐えられない。
 今まで私はお嬢様以外の女とも関係を持ってきた。だが彼女らとの性行為で「男であれ
ば良かった」とか「中に挿入してみたい」とか……そこまで倒錯した欲望を抱いたことは
ない。つまり岬お嬢様だからこそ、私は思い悩んでいることになる。
 その事実もまた、私の薄暗さを強烈にかきむしるのだ。
(私に嫉妬させ、そんなあり得ない願望まで抱かせてしまうほど、あなたの身体のほうが
素敵なんですよ……!)
262名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 12:54:55 ID:AIRFnKzZ

 敗北感と悔しさに奥歯をぎっと噛み締めそうになるのを抑え込み、私は努めていつもの
表情を浮かべる。例え嫉妬や倒錯した願いがあろうと、お嬢様と寝るのは私にとっても大
きな楽しみなのだから。
 私は岬様を抱き締め、頬にキスをする。そこを始点として舌を顔の輪郭に這わせつつ、
次第に下へと伝っていく。
 首筋に舌を触れさせ細かく舐めながら、胸もやわやわと揉み続ける。
「はぁん…ふう……あん…気持ちいいよぅ、感じるぅっ……」
 お嬢様が喘ぐに任せ、私は首筋から下方へと舌を這わせていく。あごから鎖骨へ下り、
胸元をゆっくりと通り過ぎ、胸の膨らみを上り……その頂点にある敏感な乳首に触れた途
端、岬様の甘ったるい声が跳ね上がる。
「ああああっ! はあぁ、んんん…あぁんっ!」
 舌先が這い回っているうちから、最終的な目標は乳首だとお嬢様も分かっていただろう。
分かっているが故に、快感の意識と期待が胸の先に集中する。ましてやお嬢様は日中に弄
んだ男がどうしようもない早漏だったから、欲求不満を募らせていたのだ。身体のほうが
電流のような快楽を待ち望んでいたのだから、この反応は当然かもしれない。
 私は乳首を口に含んだまま、舌先で激しく転がした。同時にもう片方の手で反対側の突
起を摘み、指先でねぶるようにしつこく攻め立てる……。
「あぁぁああんっ……! そ、それいいっ!」
 ぎゅっと目を閉じ、顔を仰け反らせて岬様は激しく喘いだ。悦楽を身体で受け止めなが
ら、更なる快感を求めている。その顔は例えようもなく淫靡で美しく、人の欲望を奮い立
たせる。瞬きの時すらも惜しいと思えるほど、あなたの悶えを一瞬たりとも見逃したくな
いという気持ちにさせる。
 ああ、岬お嬢様……なんて淫乱で素敵な女なんですか、あなたは!

 バストへの愛撫を止めず、お嬢様が喘ぐ姿を楽しみながら――それは私の「作品」をテ
ストすることでもある――私は下半身へと手を伸ばしていった。すぐショーツの端に手が
かかる。
 お嬢様は一瞬だけ身体を強張らせたが、彼女ももうすっかり手馴れたもので、私の意図
をすぐに悟る。物欲しそうないやらしい笑みを浮かべながら、岬様は全裸にしようとする
私に協力するために腰を浮かせ、ショーツを脱がしやすくしてくれた。
 長い脚を通して、肌を隠す面積の少ない薄紫の下着をベッドの端に放る。これで岬様の
身体は衣服という拘束から解放されたことになる。
 再び互いの唇を重ね、私たちは淫らに舌を絡ませ合う。
 イランイランの甘い香りが、私たちを更に酔わせ、求め合わせているのだった。
263名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 13:00:33 ID:AIRFnKzZ
今回はここまでです。次は2、3週間かかるかも。
264名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 15:48:24 ID:YekLdaGW
次もよろしくお願いします
ワクテカ
265名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 18:59:24 ID:1Y7zy5iF
うおー
いいところで「続く」か

ワクテカしつつ待ってます
266名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 10:05:36 ID:hutWi4eO
相変わらず上手くてエロいなあ……
俺も某スレで書き手をやってるけど、表現力のある人がうらやますぃ
続き楽しみにしてます
267名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 00:41:11 ID:5iHyQ2QM
学校の行事で何泊かの研修旅行に行ったお嬢様だが
配送ミスで下着類が届かず、級友たちは近所の店で購入したが
お嬢様のお胸を包むオーダーメイドの特注サイズが一般店にあるはずもなく・・・

やむを得ず、ノーブラで過ごしているが男子生徒や教師、そして近隣の住人達の
視線が気になる乙女盛り真っ最中。
幼なじみで譜代の使用人である同級生の男の子が、空手部主将で弱気を助け強きを挫く
温厚で謹厳実直な良いオトコだが見た目はヤクザ。

お嬢様の方が彼にべったりで、彼の「無言の視線」はお嬢様を何重にも護ってきたが
彼も思春期の男の子
「あんまりベタベタすんなよ・・・」と言いつつ、寝不足の瞳がクスリでもやってるように見えてくる近隣研修。

田舎のチンピラがお嬢様に目をつけたようだが、本能レベルで手を出せないことを理解させている。
268名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 11:08:19 ID:a4um9De2
>267
そこでさらしを巻いてあげるのですよ。



配送会社のミスで荷物が一切ホテルに届いていない。
他のみんなは市販品で代用できるのだが彼女の場合ブラは特注の
オーダーメイドサイズなので市販品では代用が出来ないそうだ。
ならばここは古式ゆかしくさらしで代用することにした。
昔の女性はこれで乳房を押さえていたということだし一日ぐらいなら大丈夫だろう。

「あの・・・お願いしますね?」
目の前で上半身の衣服を脱いでゆく。
流石に正面ではなく背中側だが。
白い肌にほっそりとした首筋。
背中側からでもちらちらと見える乳房のふくらみ。
ちらちらと見たくなる誘惑をこらえ、目をそらしつつさらしを巻いてゆく。
「んっ・・・きついです・・・おっぱい潰れちゃいそうです・・・もう少し緩めてください・・・」
「あ・・・すまん」
時折触れるふかふかした感触。そのたびにもっと触れたいと思う心を理性で押さえつける。
ゆっくり可能な限りその柔肌に触れないようにしてさらしを巻いてゆく。
そのごつごつした手に白く柔らかい手が重ねられ。
乳房にいざなわれた。
掌いっぱいに広がるしっとりとしていて柔らかいマシュマロの手触り。人肌よりちょっとひんやりしている。
掌を重ねたまま俺の掌越しに自分で自分の胸をもむように彼女がその細い指先をうごめかす。
うごめくたびに指が沈みそうな柔らかさとそれでいてこっちの指を押し返すような弾力も兼ね備えた
乳肉の感触を伝えてくる。
「あの・・・私の胸見てどう思いました?触りたいって・・・思っていただけました?」


【END OF TEXT】
269名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 21:27:16 ID:/8gr7cUm
wktk
270名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 17:50:49 ID:gRfIaJw1
>>267の長編を!
でも、陰からマモルもこの系統の話なんだよな
271名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 18:00:23 ID:YZm/qSmw
>270
君に任せる。がんばって書いてくれ
272名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 03:14:06 ID:77TzIc47
なんかこのスレにインスパイアされて
外部だけど書いてもた。外部ですまそ。
http://suzukao.blog68.fc2.com/
思わずブログまで立ち上げちゃったよorz

あ、べつに宣伝じゃないんで。
気を悪くしたらスマンソ。
273名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 03:22:42 ID:t8ee/C/u
わたしの胸大きすぎますか?悩んでます・・・
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/tanka/1159429432
274名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 09:12:59 ID:WwCIo40M
275名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 23:21:36 ID:HNL6NVl5
>>272
GJ!
でもブログをこっちにコピペしてほしかった
276名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 21:08:59 ID:ar0otaSX
漏れはラブラブエッチの方が良いなぁ・・・
277名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 22:39:25 ID:eYyWnaVD
>>272
>巨乳隷嬢
何故だろう……このタイトルからSM展開しか予想できないorz
278名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 23:31:58 ID:K0s6xhYm
キリヒトとヨーコの続きは?
279名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 08:31:56 ID:v7mJn0XZ
漏れも待っています・・・
280名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 10:51:51 ID:BzgChM9T
>>277
結構面白かったけど・・・
エロゲにそんなのあったね
281名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 10:56:25 ID:kwwn+CqX
>268のスルーっぷりがカワイソスwwwwwww

>278
私も待ってる ノ
282名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 15:06:11 ID:1f66tuol
>>276
同意。特に強気なお嬢様と弱気な男幼馴染(執事でも)とのラブラブ話が読みたい。
283名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 16:29:27 ID:Sa/D1vVH
別に無視はしとらんぞ!>>268
ただ、お嬢様とお付きの侍女にしか見えないだけで。

やっぱ、彼氏(兼幼なじみ、兼執事の息子)は中身がいい男にして善人でも
「見た目はヤクザで何人か殺してそう」に見えなければな
(当然、腕っ節は強く成績も良い・・・・が、見た目がなぁ)
284名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 17:23:37 ID:oXUfm9kK
>>280
むしろAVのタイトルじゃ?<巨乳隷嬢
285名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 01:45:46 ID:9sJh7gXs
なんにせよ続きキボンニ!
巨乳隷嬢
286名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 08:28:56 ID:FtxAVKdx
騙しリンクや広告の少ない優良アダルトサイトリンク集
http://1st.geocities.jp/ryooyu1015
287名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 02:25:21 ID:awv13kas
半島有事一歩手前なのに巨乳のお嬢様SSは投下されない・・・・
投下は無いまでもせめて地下核実験くらいは・・・
288名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 00:03:52 ID:xcDbivlm
普通のの少年が年上のお嬢様と(ry
289名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 02:59:00 ID:RgDExFw3
巨乳>お嬢様なのか
巨乳≒お嬢様なのか
どちらだ?
290名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 21:19:13 ID:QYGQUnm0
>>289
ヘンなものを挟むんじゃない。
挟むなら(ry
291名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 21:36:31 ID:ZM4eeur4
>>289
個人的には前者かな…難しいところではあるが。
292名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 21:37:52 ID:BvC/cMNy
藤原紀香 オパーイ揺れまくり可変速ループ編集
http://www.stickam.jp/editMediaComment.do?method=load&mId=174066823
293名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 22:24:44 ID:DPx29btf
スレから多少ずれるが、個人的な経験から言わせて貰うと
巨乳の箱入り娘に電気あんまをかけると中々面白い。
Gカップが揺れまくり悶絶するのを見るのは快感だった・・・・

あとで、土下座して謝ったけど
294名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 22:31:20 ID:bMFBTzkH
ワッフルワッフル
295名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 17:18:46 ID:EAyWsPZp
思いっきり着やせするけど脱いだら凄いお嬢様
296名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 21:01:43 ID:BhWygHJJ
十二単とまでは言わないまでも、ムチャクチャ豪奢な服をいつも着てるから、
サッパリスタイルが判らないけど、脱いだら凄いお嬢様
297名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 23:17:44 ID:fXmnUqOo
最初はエロを書こうとした。








――失敗した。
2981/4 ◆DppZDahiPc :2006/10/17(火) 23:18:25 ID:fXmnUqOo
 十代前まで遡れば、さる名門家の血筋だと分かる豊日家の、次女芳香は今年で
花も恥じらう17歳。
 本来ならば、色恋に身も心も燃え上がっていてもおかしくはない年頃だ。
 だがしかし、彼女には重責がある。
 次女とはいえ名家の女。
 易くその花を散らすことも、咲かすことすら赦されない。
 彼女の恋はただ一度、父が連れてきた男に向けなければならない。
 それが、名家の女というものだ。

 ――だが、そんな言葉で諭されても、彼女の若い肉体は情欲を持て余す。
 今日も彼女は一人自分を慰めていた。

「う…っ……ぁ…………は……あん………ぁあっ……」
 風呂上がりの火照った身体を火種に、彼女は自分という炎を燃やす。
 栗色の薄毛に覆われた秘所に、細長い指が食い込み、淫猥なダンスを踊る。
 溢れてくる欲をそのまま、彼女は身を狂わせる。
 長い黒髪が、ほんのりと赤くなった肢体に絡みつく。
 ベッドで乱れる彼女は卑猥だが、それ以上に――美しい。
 新雪のような滑らかな肌は敏感で、直ぐに色を写してしまう。
 無駄な肉のついていない肢体は、無二のバランスだ。
 指先までしなやかな長い四肢。
 安産型の尻。
 くびれた腰。
 なにより対の乳房はボリュームがある。片方だけでも、小さな子供の頭ほどの
大きさもある。二つ合わせれば、大の男の頭すらその合間に挟みこめるだろう。
 ただ大きいだけではない、自重にも負けない程の張りがあり、その弾力はまる
でマシュマロのようである。
 ツンとした乳首は大きすぎず、使われていないためか、まだウブな色をしてい
る。
 男ならば一度は抱いてみたいと思わせる、その存在は。彼女の身のうねりにあ
わせ、たゆったゆっと震える。
 ――しかし。
 そんなことは彼女という存在にとって、些細な添え物でしかない。
 芳香という女を見た者は、その顔に心を奪われる。
 大人の女として十分な魅力を備えていながら、少女の色を失っていない、狭間
の顔つき。
 少女が女へと育っていくその狭間。
 女になり少女を失っていくその狭間。
 その僅かな狭間は、少年に大人の女への憧れを、男が少女に抱く夢を、まった
く同じように抱かせる。
 もう十七、結婚できる年齢だというのに、父が彼女に見合いを持ってこない理
由とも勘ぐれるほど。
2992/4 ◆DppZDahiPc :2006/10/17(火) 23:20:13 ID:fXmnUqOo
 熱を帯びた視線は室内を彷徨う。
 鳥を飼い殺すための鳥かご、そんな言葉を思い浮かばせる室内だ。
 父が買い与えた物以外なにもない部屋。
 テレビも電話もオーディオも、ラジオすらなく、与えられているのは古びた本
ばかり。
 その本も、秘め事など連想させない、幼い内容ばかり。
 彼女が乱れぬよう、世にいる女どものようにならないよう、父は彼女にソレが
知られぬよう努力した。――だが、子供は時として大人の考えを凌駕する。
 初めは偶然だった。
 飼っていた犬が、そこへ鼻を押しつけてじゃれてきたことだった。
 自分でも触ってみた、それがいつの間にか習慣になっていた、
 学校。お稽古事。父の随伴。それ以外の時間を、彼女はその行為にやつした。
 その行為をしている時だけが、心が安まる。
 だから、――油断していた。
 言い訳のしようもなかった。
 まさか、鍵をかけわすれるなど……

「…………え」
 視線を彷徨させた先に人がいた。目があった。それでもその人は、動かず彼女
を見続けていた。
 彼女の方が早く、事態に対応できた。
「……ノックしなさいと、言わなかった?」
 彼女は身を起こすと、バスタオルを掴んで身体を隠した。
 侵入者はようやく、はっとして、逃げようとした。その背中へ声をかけた。
「ユウ、こちらへ来なさい、話があります」
 その言葉にユウと呼ばれた小さな背が動きを止める。
「来ないと、おしおきしますよ」
「……はい」
 侵入者は招かれ、部屋に入る。
 ユウ、彼女の世話係の息子である十歳の少年は、主である芳香の言葉に従う。

 芳香はユウに鍵を締めさせ、ベッドの横、自分の前に立たせた。
 芳香はバスタオルで身体の前を隠したまま、ユウに向き合った。
「ユウ、貴方はしてはならないことをしたの、分かっている?」
 ユウは怒られているからか顔を赤くしていた、震える唇で答えた。
「……ノックをしないで、芳香さまのお部屋の扉を開けてしまいました」
 芳香は頷くと、バスタオルを片手で支え、もう片方の手をユウの頭においた。
 ユウが叩かれると思って、身体を竦ませた。芳香はくすりと微笑む。
「そうね。貴方には、姉弟のように接してかまわないと言ったけど。女性の部屋
に入るときは、ちゃんとノックをすること、できる?」
 最後は砕けた口調で言うと、ユウは元気よく。
「はいっ」と答えた。
3003/4 ◆DppZDahiPc :2006/10/17(火) 23:22:02 ID:fXmnUqOo
 芳香は思わず苦笑し。
「もう、調子がいいのね」
 そう言うと、七歳年の離れた少年の手を引き、無造作に抱きしめてやった。
 ユウは楽しそうに笑った。

 芳香の世話係を勤める片岡夫妻の一人息子であるユウは、将来的には豊日家の
使用人になるが。それ以前に、芳香にとっては赤ん坊の頃から見てきた、本当の
弟のような存在だ。
 歳の離れた姉と遊ぶ機会のなかった芳香は、その分七歳下のユウを可愛がり、
暇をみつければ遊んでやるし、勉強もみる。
 芳香にとっては実の姉や学校の友だちよりも大切な存在だ。

 芳香はユウを膝の上に乗せて、だっこしてやりながら、くすぐったそうにする
ユウに訊いた。
「そう言えば、何か用事があったんじゃないの?」
 優しく訊いてやると、ユウはズボンのポケットから、何かを取り出し、芳香に
握らせた。
 なんだろう? 芳香は見ると、それは紙切れ――いや、安っぽく上手いとはい
えないが、一生懸命さが伝わってくる栞だ。
 青い地紙に、切り絵で金色の流れ星が描かれた栞。
「学校で作ったんだ」
 ユウが自信満々に言う、その態度が愛おしかった。
「へー、上手」
「…………あげる」
「え?」
 ユウは繰り返した。
「これ、芳香さまにあげる」
 その言葉に、芳香は目を丸くした。
「……私に?」
 腕の中の少年は、芳香に身体を寄せてきて同じことを言った。
「芳香さまのために作ったんだ」
「いいの?」
「うんっ」
 ユウは力強く頷いた。
 芳香は顔中が笑みが拡がっていくのを止められなかった。
「うーーっ」
「――だから」
 何か言おうとしたユウに喋らせず、そのままベッドに倒れ、強く強く抱きしめ
た。
「うっ、くるしいよ、はなしてよ芳香さま」
「芳香『おねーちゃん』と呼びなさい、ユウッ」
 ユウを抱きしめたままベッドの上をごろごろ転がり――落ちる。
「いたっ」
「きゃっ」
 それでようやく芳香の上になった少年は、芳香を踏まないようにしてベッドに
逃げ。
「芳香さまのだきつき魔っ」
「だから『おねーちゃん』て呼んでよ、ユウ」
 芳香が身体を起こすと、バスタオルが落ち、二つのおおきな果実がぷるっと震
えた。弟のようなユウの前だからか、芳香は隠そうともしない。
 ユウは真っ赤になった顔で。
「だって、お父さんが『さま』って呼ばなかったら、芳香さまと会わせないって
言うんだもん」
 なるほどと芳香は思った。
3014/4f ◆DppZDahiPc :2006/10/17(火) 23:23:22 ID:fXmnUqOo
 ユウの父も、ユウと同じように生まれてこの方、豊日家に仕えてきた忠臣だ。
芳香に対し、芳香が強いたとしても、上も下もない言葉を使うのは忠臣としての
理性が許せないのであろう。
 しかし、ユウにはそんなことは関係ないと、芳香は思う。
「なら、みんなの前では芳香さまって呼んで。二人きりの時は芳香おねーちゃん
て呼びなさい」
「……なんで、そんなことにこだわるのかな」
「いいから、いいから」
 ユウは芳香が言うから仕方なくといった様子で、ぼそっとつぶやいた。
「…………芳香おねーちゃん」
 芳香の顔は父がみたら叱られるほどに緩み、再びユウに抱きつこうとした――
その機先をユウが制した。
「そういえば、芳香さまは――」
「だからおねーちゃんて」
「さっきなにをやってたの?」
 抱きつこうとした芳香は、そのままの形で固まった。
 ぱさっとバスタオルが絨毯の上に落ちた。

   ※※※

「――いい」
 芳香はユウをベッドの上に正座をさせて、自分もユウに向き合って正座した。
「このことは他言無用よ」
「……たごんむよー?」
「誰にもいっちゃだめってこと」
「うん」
「絶対よ」
「うん」
「言ったら怒るからね」
「うん、わかったよ」
 芳香はこほんと咳をすると。
「あれはね、体操なの」
「……たいそう?」
「そう、体操。ダイエット体操なの、健康にいいの、嘘じゃないわ」
 ユウは基本的に芳香の言葉を疑ったりはしないが、今日に限っては、妙に疑り
深かった。
「でも、苦しそうだったよ。うんうん唸ってなかった?」
 芳香は、
「辛くないと体操じゃないの、楽な体操なんて意味ないわ。そう思うよね、ユウも」
「え、でも――」
「思うよね」
 ユウは年齢のわりに、賢かった。
 ここで思わないなどと言えば、一生トラウマになりそうなことをされると、肩
を掴む芳香の握力から理解した。
「うん」ユウは頷いた。
 芳香はふぅといきを吐くとベッドに倒れ込んだ。
 やれやれ、これでなんとか誤魔化せたと思っていると――
「あれ? 芳香さま、おまんこ濡れてるよ、おもらししたの?」


――さて、どう誤魔化そう?
302名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 23:45:17 ID:Fr4WSHGd
名門の家でおまんこはどうかと思うが
GJです
303名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 02:55:52 ID:t0KiCjfx
・・・・GJ!
やっぱり、お嬢様には微エロが相応しい
304名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 02:35:21 ID:0oNj2JFl
>>302
「ほと」とか?
自分で言ってて意味はよく分からんが。

兎に角GJ!!

時に質問、
巨乳天然幼馴染お嬢って設定のはどうかな?
口に物を詰め込み杉かもしれんが。
305名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 15:26:34 ID:daCX+9Ph
>>301
GJ!
ってか、続きを!
306名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 09:37:39 ID:Z9Tanpav
岬お嬢様シリーズの続きを待ち続けている俺ガイル
307名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 20:14:35 ID:iEU3+Xxi
>>301
3〜5年後、肉体関係を持ってしまう展開を希望。
308名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 23:28:55 ID:OJHBWF5I
>>301
続きが見たい展開ですね。
ショタとお嬢様は胸にグッと来る……
309名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 00:49:57 ID:nOxj00OC
いっしょにお風呂に入ってるんだろうなぁ・・・・
(当然、周りに隠れて)
3101/3 ◆DppZDahiPc :2006/10/22(日) 14:43:54 ID:W3YW1Kz8
 父が海外へ出かけている間は、芳香にとっては僅かに気が休まる。
 父が嫌いなわけではない。
 ただ、父の前に立つとどうしようもなく緊張してしまうし、父の目があると思
うと息が詰まりそうになる。
 だから父が海外へ行く度、少しばかり喜んでしまう。
 ただ、喜びの理由はそれだけではない。

 父がいる間は、あまり屋敷内で一緒にいられないユウと、一緒にいられる。そ
れが喜びの真の理由だったりする。
 父がいない間は使用人たちと食事を共にし、花嫁修業と皿洗いを手伝わせても
らうし、洗濯だって自分の手だ。
 こういった、普通の女の子がしているようなことですら、父は芳香にはさせて
くれないし。
 こうして、ユウと一緒にお風呂に入ることすら、許されない。
 だから、芳香はもとよりユウもはしゃいでいた。

 屋敷の大きさに比べ質素な浴室は、それでも八畳ほどもあり、壁も床も檜で出
来ていた。
 壁の一面は硝子張りになっており、足下に広がる街が見渡せた。夜になると夜
景が綺麗だと、芳香は気に入っている。
 大人が五人入ってもまだまだ余裕な浴槽に、二つの人影が沈んでいた。
 かれこれ十五秒。
 ぷくぷく浮き上がってくる水泡が、一定さを失い、乱れてくる。
 単純な勝負だった。
 負けた方が勝った方の背中を流す。
 ただそれだけの勝負だが。
 理由も方法も簡単なため、あっさりと勝負は白熱していた。
 お湯の中で相手が先にギブアップするよう、つついたり、つねったりして二十
秒経過。
 ユウの右手が、芳香の頬をつつく。
 芳香は両手でユウの頬を引っ張ったりつねったり。
 ぶは。
 大きな水泡がユウの口からあふれる。
 ――負ける。
 とっさに思ったユウは、それまで隠していた左手で、水の中で揺らめく芳香の
乳房を掴んだ。
 突然のことに芳香は驚き、息を全て吐いてしまう。
 こうして、勝負はあっさりと決まった。


「おっぱいに触ってはダメと、最初の時に言ったでしょ」
「えー? そうだったっけ?」
 そしらぬ顔でとぼけるユウに、芳香はじとっとした目を向けた。
 ――本当はおぼえていた。
 最初の勝負の時、悔し紛れに思い切り掴んで以来、そこが芳香の弱点だと知っ
ていたが。勝負にまけたくないあまり、掴んでしまった。
 しかし、ユウは勝負は終わったとばかりに浴槽からでると。鏡の前に座椅子を
置いて座った。
3112/3 ◆DppZDahiPc :2006/10/22(日) 14:44:55 ID:W3YW1Kz8
 芳香はまだ怒ったフリをしながらも、内心ではまだまだ子供なユウが微笑まし
く、愛おしかった。
 濡れた髪をタオルでまとめ。
 芳香はユウの後ろに座った。
 手桶で浴槽の湯を汲み、洗面器の中に入れる。
 シャワー嫌いの父は、浴室にシャワーを造るなんて考えないため、こうした手
間がかかる。
 体洗い用スポンジを湯で湿らせ、軽く絞り、ボディソープをかけて泡立たせる。
「じゃあ、背中丸めて、ユウ」
 そういうと、小さな背中は言われた通りにする。
 芳香は、幼い背中が傷つかないよう、慎重に手を動かした。
 上の方から順に手を動かし、泡だらけにして擦っていく。
 腕を伸ばさせ、腕まで洗うと、手桶で湯を汲み泡を流してやった。
「よし、いいわよ」
 綺麗になった小さな背中を、ぺちんと叩いて紅葉をつくってやると。
「あいたっ!? ――なっ、なにするのっ」
 芳香はくすくす笑いながら、驚くユウの手にスポンジを渡し、ユウに背を向け
た。
「まったく、笑いごとじゃないよ……」
 ぶつぶつと呟くユウには悪いが、芳香は楽しくて仕方なかった。
 家柄のせいで、取り巻きはできても友達はできない芳香にとって。
 この小さな友人との一時は、いつも楽しくて仕方なかった。

 まだぶつぶつ文句を言っていながらも、ユウは未発達な弱い力を精一杯に使っ
て、一生懸命に大好きな芳香さまの背中をこすり始めた。
 芳香の背中は、七歳年下のユウにはまだまだ広い、上から下までスポンジを滑
らせるだけでも大変だ。
「上手ね、ユウは」
 そう芳香さまが言ってくれると、ユウはとてもうれしくなるが。
 先ほどされたことを思い出して、ちょっとしたイタズラ心が働く。
 自然に手を動かしていき――
「え――きゃっ!?」
 泡だらけの手で、芳香の乳房を掴んだ。
 深い考えではなかった。
 叩かれた仕返しに、芳香の弱点と思わしき乳房を掴んだ。
 ただそれだけだったのだが。
「ん――?」
 こうして掴んでみると、なかなかどうして柔らかくて弾力があって、まるで大
きなマシュマロに触ってるみたいだとユウは思い。三分の一も包み込めてない小
さな手で、ふにふにと芳香の乳房をもむ。
「やわらかーい、なんでー」
「こ、こら。やめなさい」
「えーっ」
 ユウが嫌そうな声をあげると、芳香はくねくねと体を悶えさせながらも。
「い、言うことをきいて、おねがいだから」
3123/3f ◆DppZDahiPc :2006/10/22(日) 14:45:59 ID:W3YW1Kz8
 悲痛な声をあげた。
「あとちょっとだけ、さわらせてー」
 ユウは無邪気にいいながら。湯に浸かっていたため火照った肉球を、くにくに、
ふにふにともみ続ける。
 そうしていると、ユウはふと思い出した。
 確かここからは赤ちゃんが飲むおっぱいがでるのだ。
 芳香さまはまだお母さんではないが、だけどこんなにおっきいのだから、もし
かしたら出るのかもしれない。
 よし、飲み口を探そう。確か真ん中辺りにあるはず。
 ユウの手が意志をもって動き始める。


 芳香は、ユウが胸を揉み始めたことに。なにより、ユウのイタズラに抵抗でき
ないでいる自分に戸惑った。
 体格差や腕力差を考えれば、芳香がユウに抵抗できないわけはない。
 しかし、芳香は口ではやめなさいと言いながら、身体は抵抗できない。
 ――なぜだろう?
 答えは簡単なことだ。
 七歳も下の、弟のような少年に、良いように乳房を、身体を弄ばれることに自
分が悦んでいると気がついてしまった。
 ――まさか。
 芳香は首を振って否定する、長い髪がタオルの中で揺れる。

 ……その瞬間。

 ユウの手が、遂に“飲み口”の所在を突き止めた。
 親指と人差し指で押し潰してしまった。
「ユッ――!!!?」
 強烈な刺激が迸り、芳香の背を大きく反り返らせた。
 その反応に、ユウは驚き、座っていた座椅子から滑り落ちる。
 荒く息する芳香をみて、ユウは何かまずいけとをしてしまったのではと、何時
でも逃げ出せるように腰を浮かせた。
 立ち上がり、そろそろと芳香の前に回る。
 反り返ったかと思ったら、俯いたままになっている芳香の顔をのぞき込むと―
―がばっと抱き絞められた。
「う、うわぁっ」
 いつにない強烈な締め付けは、火照った身体から発する熱さで、いつも以上に
息苦しい。さっきは柔らかくて気持ちよかった乳房も、今ではいつもと同じよう
に、絞殺兵器の一部だ。まともに息ができない。
「……ぐ、ぐぅじいよ………ほかさま…」
「触ったらダメだって、教えたよね? ユウ」
「……そうだっけ? ――うああっ」
「教えたよね? ユウ」
「……………………あい」
 ようやく解放されたユウは、くたっと芳香に身を預けた。
 その様子を見ながら、芳香は先ほど頭によぎった考えを忘れることにした。
 ユウはまだこんなにも小さいのだから、と。


〜END
313籠城戦 ◆DppZDahiPc :2006/10/22(日) 14:52:22 ID:W3YW1Kz8
※投下前に書くはずだったこと※

>>301の繋がってない続き。
・やっぱり本番なし。
・コテハンも付けてみました。由来は、その、俺の現状が…………

最後になりますが、多数のレスサンクスです。
励みになります。
314名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 19:16:50 ID:eb2uFlVI
GJ!
うらやましい小僧だな・・・
315名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 20:21:34 ID:Z8LBtjmx
>>313
GJ!!
本番も期待してるぜ!
316名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 20:25:57 ID:SrTsN7/n
GJ!
やべーすさまじく良いっすわ!
317名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 21:50:55 ID:ob4aWZlM
>>313
本番!本番!

まぁ、それはそれとしてGJ!
318名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 00:46:11 ID:Z8R+1hqS
本番に行く前に小僧の無邪気さと、子供特有のしつこさで
徐々に開発されていくお嬢様希望!
・・・そして、ついに自分で慰めても逝けなくなった肢体をもてあましたお嬢さまは!
319名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 02:06:27 ID:MeI3t30X
子供ならではの悪どさも欲しい
320名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 09:13:54 ID:ECE9+Hc1
お嬢様は留守なのかな・・・・
321名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 17:54:51 ID:alzXUGdo
美紅の続き読みたいな・・・
322名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 19:26:50 ID:tU+N5oJd
ミサキーヌの続き読みたいな……
323名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 21:28:03 ID:z4vVBHV5
毎日クラスメートの女の娘にセクハラ・開発されるお嬢様の続きを・・・
324名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 23:35:53 ID:YwDeJJZc
お嬢様どうしで開発をしあっこして、時々休み時間後に
満ち足りたお顔で保健室のベッドに突っ伏していたりする。
325名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 11:17:06 ID:FbzuF68p
お嬢様が余韻に浸っておられるせいか
最近、投稿がありませんなぁ・・・
326名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 21:00:01 ID:klrNDjQc
キリヒトとヨーコの物語はどちらへ?
あんなラブラブ物語を読まされ、一億回分萌殺されました。
ゴードン卿の反応前後は特に個人的にドツボ。
続編、番外編があるなら是非読みたいものです。
327名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 10:16:21 ID:Hkbl3n7o
悪ガキ二人と、遊んでいる最中身動き出来ない状態になってしまって
両生乳首を優しく・激しく吸われて快感に悶絶するお嬢様が見たいですな
328お嬢:2006/11/17(金) 03:51:17 ID:YsSazw3l
すっげー申し訳ありません。以前にキリヒトとヨーコの話を投下させて頂いたものです。
色々ありましたがどうにか色々片付いた気がしました。

ほったらかしにしといたにも関わらず未だに待って下さっている方のレスに狂喜して同時に凄まじく謝罪の気持ちです。
で、ここの現在の住人の方々にお伺いしたいのですが……
1:うるせえゴタゴタ言わずにサッサと続きを書け。カス。
2:今更そんな古臭え話を蒸し返さず新しいので書けこのボンクラ。
3:お前の居場所はもう無ぇ。一生反省してろ。屑。
のどれなのでしょーか……
329名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 04:01:24 ID:45NHehkk
好きにしろ。
330名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 06:58:00 ID:qD5j4K1l
4.おっぱおは良い物だ
331名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 07:50:11 ID:m9l6xNlQ
>>328

続きでも番外編でもメタ話でもその他の話でもいいので、
いいおっぱいが出てくるなら何でもいいからよろしく。
332名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 08:53:45 ID:nHD9xmSJ
>>328
もちろん1です。続きを楽しみに待ってます。頑張って書いて下さいね。
333名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 10:03:46 ID:fyy3c1lU
5:お嬢様追加で3P
334名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 16:17:05 ID:qugdpn2l
1です
335名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 19:56:16 ID:2DBMgn0h
>>328
もち1です
そんな汚い表現しなくてもいーじゃん
生温かい目で見守りますヨワタクシハ
336名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 22:05:47 ID:t0GJoqms
1ですが、書いてくださるならそんなこと・・・
337名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 22:19:38 ID:hyiXhTF8
>>328
1さーん!!
338名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 22:31:46 ID:xNRm7XZV
328の母です。
この度(以下略
339名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 23:29:16 ID:iHjNRURm
いちいち住人の反応をうかがうな。
340名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 09:52:16 ID:jub0ApMt
漏れは>>310-312の、芳香お嬢様の話も待っているのだがな
作者さん、投下お願いします・・・
341直後じゃない続き1/4  ◆DppZDahiPc :2006/11/18(土) 14:19:54 ID:qyncS11n
 芳香の父は仕事の都合、海外へ出向かねばならないことが多く。したがって、
父娘が家に揃っていることは少なく、世間一般のような親子関係はない。
 歳の離れた姉とは、仲が良かったが。嫁いでからというもの、姉は海外に定住
してしまい、なかなか会うことは叶わない。
 家に仕えている使用人たちは、よくしてくれるが。それはそれ。まだ十代の少
女は、否応なく、肉親との情を求めてしまう。
 故にか、
 家に住み込みで仕える夫妻の子であるユウへは、まるで実の弟へ向けるような
愛情を持っている。
 今も。遊び疲れて、芳香の部屋でそのまま眠ってしまったユウへ、温かい視線
を向けながら。ユウが家から持ってきたボードゲームを、片づけていた。
 ユウはうつらうつらと船を漕ぎながらも、座ったまま眠ってしまっている。
 もう十一時、まだ幼い少年にとっては十分遅い時間だ。
 仕方ないこととはいえ。この後、一緒にお風呂にはいる気でいた芳香は、少し
ばかり残念な結果だ。
 ボードゲームを片づけ終え、芳香はわずかに思案した。
 どうやれば、ユウを起こさずにベッドへ運べるかしら。と。
 しかし妙案は浮かばず、普通に抱き上げるのが上策だと結論した。
 膝の下へ手を入れ、抱えるようにわきからわきへと腕をまわす。
 自分でも非力なことが分かっている芳香は、くっと歯を食いしばり、持ち上げ
ようとしたが――
「……あら?」
 まだまだ軽いユウの身体は、簡単に持ち上がり。拍子抜けしてしまった。
 芳香はくすりと微笑むと、その小さな身体を強く抱きしめたくなったが、起こ
しては悪いと自粛した。
 最近は随分と背が伸びたように感じていたが、まだまだ小さなユウ。
 今はこうして抱き上げることができるが、いつかはそれもかなわなくなる。
 ……いつかは、
 そのことを考えると、芳香は悲しくなる。
 父の付き合いで、友人ということになっている人。
 クラスメイト。
 そういった人々と別れることを考えても、こうまで悲しくはならない。
 たった一人の本当の友だち――小さなユウが、もし自分の前から消えたら。
 それは遠くない日の出来事かもしれない。
 ユウに外で遊ぶ友人ができて、寄りつかなくなるかもしれない。
 使用人の一族だからといって、ユウも使用人になるとは限らない。
342直後じゃない続き2/4  ◆DppZDahiPc :2006/11/18(土) 14:20:47 ID:qyncS11n
 まだ遠い――遠いと信じたい未来、ユウに恋人ができた時。
 ユウは芳香から離れてしまうかもしれない。
 今みたいに一緒にいてくれなくなる。
 いくら心の中で否定しても、いずれその日は来てしまう。
 ユウとずっと一緒にはいられない。
 そう考えると、芳香の心には暗雲が立ちこめる。
 暗い思考に囚われ、立ちっぱなしになっていた芳香の腕の中で、ユウが身じろ
ぎし。
「……うぅ……なんでいちばっかりでるんだよぉ……」
 小さくうめいた。
 そのうめきが、止まっていた芳香の時間を動かし、芳香は小さく首を振った。
 いつかのことなんて考えていても仕方ない。
 ユウはまだ十歳。その日が来るまで何年もある、それまでユウは私のものなん
だから……。
「ん……あれぇ? ……」
「あ、ごめんなさい。起こしてしまったわね」
「………いま、なんじぃ…?」
「もう十一時よ」
 芳香がそういってやると、ユウはむにゃむにゃとうめき。
「おやすみなさぁぃ……」
 といって。
「…………」
 再び眠ってしまった。
 芳香は困ったように微笑み、ユウをベッドに寝かせた。
 ユウをベッドに寝かせると、芳香はシャワーを浴び、ユウとお揃いのパジャマ
を着なおした。
 父から与えられる寝間着は、見栄えはいいが。布地が少なく、スースーして寝
冷えするし。一度ユウから、
「おにんぎょうさんみたいでかわいいね」
 といわれてからというもの。何故か恥ずかしくなって、ユウの前では着られな
くなってしまった。
 部屋へ戻ると、ベッドの上のユウは毛布をはねのけ、大の字になっていた。
 芳香は室温を調整し、ユウの隣に寝た、小さな身体を抱きしめて。


   ※※※


 ――数時間後。
 ユウは寝苦しさを感じ、目を覚ました。
「……ああ」
 なんで寝苦しいのかと思えば、ユウは納得した。抱きつき魔の芳香さまが、ま
た自分のことをぬいぐるみにしていたのだ。
 一人の男であると自負するユウとしては、この扱いは、なんともふがいなく。
照れくさい。
 ぼくだってもう十歳なのだ、だっこされて喜ぶようなトシではないのだ。――
というのが、ユウの言い分であるが。
 いくら言っても、芳香さまは聞いてくれないため、最近はあきらめている。
 それにしても寝苦しい。
343直後じゃない続き3/4  ◆DppZDahiPc :2006/11/18(土) 14:22:17 ID:qyncS11n
 まるでマシュマロに口をおさえられてるようだとユウは思った。
 暗闇に目が馴れてくると、ぼんやりとだが、ユウは自分が置かれている状況を
知った。
 芳香がユウをあまりに強く抱きしめるあまり、ユウの顔は芳香のたわわな乳房
に埋まっていたのだ。
 ユウは抜け出ようともぞもぞ動くが、うまくいかない。
 なんとか、息ができるだけのスペースを確保する頃には、完全に目が冴えてし
まっていた。
 もう一度寝ようとしたが、寝られない。
 羊でも数えようかと考えたが、そんなことをしても寝られそうにはない。
 考えていると、退屈を持て余すユウの目に、ある物が映った。
 いや、しかし。
 それに触れてはならないと、芳香さまは言ったではないか。
 ……しかし、芳香さまは寝ている…………。


   ※※※


 芳香は、不意に目を覚ました。
 もう起きる時間かと目を薄ぼんやり開けても、室内は暗闇。
 大きな音が鳴った気配もない。
 何故目覚めたのだろう?
 ――考えるまでもなかった。
(う、ウソ……なにをしているの? ……ユウ)
 寝ていたはずのユウの小さな手が、芳香の大きな乳房に挑んでいた。
 芳香の手にすら余る大きさの乳房を、ユウの小さな手がくにゅくにゅと揉む。
 くすぐったいような、気持ちいいような。
 しかし、そんなことを思っている場合ではない。ユウを叱らなくては。
 ……しかし、
「――ン」
 ユウの小さな手を拒むことは、芳香には難しかった。
 ユウを頭ごなしに叱って嫌われたくない。ただの子供のイタズラじゃないか、
と芳香は自分に言い聞かせる。
 イタズラでも、ユウが自分を求めてくれている。それが、今の芳香には嬉しか
った。――という気持ちは押し隠して、芳香はユウのしたいようにさせた。
 しかし、ユウの手は離れ。驚くべき行動に出た。
 パジャマのボタンを外し始めたのだ。
(な、なにをする気……)
 芳香は止めようかと思ったが、しかし、ユウが――芳香は口にもできないよう
な行為を知っているわけはない。ユウはまだ十歳なのだ。
 けれど、自分が自慰をおぼえたのは何時の頃だったろう?
 ……ユウが知っていてもおかしくはない。
 しかしユウに限って……
 
 芳香が渦巻く思考に囚われている間に、ユウがなにをしようとしているかは判
明した。
 ユウが乳首に吸いついてきたのだ。
344直後じゃない続き4/4f  ◆DppZDahiPc :2006/11/18(土) 14:24:15 ID:qyncS11n
 思わず出そうになった声を圧し殺す。
 心臓が停止したかのようなショックを、芳香は感じた。
 まさか――
 そんな――
 ユウに限って――
 しかし。
 ユウは強く強く芳香の乳首を吸い、離さない。なにを考えているのか、コロコ
ロと舌先で弄ばれる。
「あれー、おかしいなぁ?」
 吸いつく水音に紛れ、ユウが小さく呟いた。
 なにがおかしいんだろう?
 まさか、私が声をださないから、気持ちよくないのか。おかしいなぁと、そう
いうことだろうか。芳香は混乱した頭で考えるが。
 心臓が、バクッ、バクッと繰り返して大きく跳ねる音が邪魔で、マトモに考え
られない。
 なにをされているのか、考え違わないように、感じようとして思考があやふや
になる。
 ユウが乳首に吸いついている、その事実が、吸いつき以上に芳香を興奮させた。
 ユウが私の乳首を吸っている、赤ちゃんみたいに、強く…強く……。
 赤ん坊がお乳をくれる母親を、無条件に愛するように、ユウが愛してくれてい
るようで、嬉しくて。その嬉しさが気恥ずかしく、なによりいやらしいもののよ
うに思えた。
 下腹部に疼きを感じた。
 声を出したい。
 ユウの小さな身体を抱きしめたい。
 ――結ばれたい。
 ユウだって、私を求めているのだ……ならば、問題はないはず……。
「うーん」
 しかし、芳香の期待は、裏切られた。
「おっぱいでないや」
 言うやユウは口を離してしまい、腕からすり抜け、部屋からでていってしまっ
た。
 芳香は、ふと思い出した。
 以前にもユウは、芳香の乳首を求めたことがあった。
 それは芳香が考えるような意味ではなく、ただ、母乳が出るんではないかとい
う、興味。ただそれだけだったのだ。
 芳香は、気が抜けたように仰向けになった。
 窓から差し込む月光に、乳頭がてらてらと輝いていた。



――了
345籠城戦 ◆DppZDahiPc :2006/11/18(土) 14:28:10 ID:qyncS11n
というわけで書いてみたが、どうだろう。
まあ保守がてらってことで。


あと、俺個人保管庫。
tp://mbsp.jp/edit.php?x-up-destcharset=17
携帯サイトだけど、pcでもみれるはず。
ではまたいつか、そう遠くない日に。
346名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 14:36:02 ID:qyncS11n
――と、忘れてた。
このスレへの投下分は、サイト内
[悪戯場]→[短編]→[タイトル:嬢×ショタ]
だす。
347名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 15:29:05 ID:ZHxVi4vE
GJ!
348名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 15:35:44 ID:jub0ApMt
乙!
でも、PCじゃ見れないようだ。
すまないが、続編はこちらに投下していただけないだろうか?
巨乳お嬢様ものとしてストレートな出来なので続編が楽しみで仕方が無い。
どうか語り続けて欲しい。
349名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 16:07:33 ID:qyncS11n
>>348
もの凄く、ばかな、間違いをしていたことにきづいた。
さっき貼ったのは編集用アドレスだったorz

tp://mbsp.jp/Rionwing/
350お嬢:2006/11/19(日) 10:48:51 ID:I8I5lufO
有難うございます、あとお気を悪くした人すんません。いきなり「復活しました投下します」も失礼かなと思ったのです。
後俺の母親が最近ネットにマジでハマりだしたんで母ネタは勘弁して下さい。心臓に悪い。

何かベラボーに上手い人達が多くてちょいと気遅れてますが早めに書き上げます。
351名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 11:21:11 ID:oGaKPN96
この調子で岬お嬢様を書いてた人も復活してくれないかな……
352名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 13:34:15 ID:A2ythcOl
>>345
ユウが色んなことを知ってしまう日を楽しみにしているぞ
353名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 06:37:01 ID:msdcukEP
巨乳でツンデレなお嬢様VS巨乳で天然なお嬢様
354名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 08:09:50 ID:iqQuqAQA
>>353
百合なのかハーレムなのか
355名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 15:19:54 ID:syUwTD/B
巨乳お嬢様VS下町看板爆乳娘はどうした?
356名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 16:27:46 ID:UiBmtCcN
[email protected]
エロ画像ほしいんですが…
いっぱい送って下さい^^
357名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 00:30:49 ID:/9F9VuKN
百合はアカンの?
358籠城戦 ◆DppZDahiPc :2006/11/26(日) 18:03:08 ID:47qWdgzw
今回は、ちょっと毛色が違ってます。

<注意>
・今回投下分も“また”エロなし。

<1/4>
 芳香の父は、祖父が遺した会社があったとはいえ、それはとても小さい物だっ
た。会社を現在の位置にまで興したのは、一重に芳香の父の実力であり、今は亡
き芳香の母の実家のおかげである。
 故に、旧式然とした風潮をまだ色濃く遺す、財界では。芳香の父は、
『成り上がり者』
『玉の輿に乗った“幸運”な男』
 どちらも真実であるから、芳香の父はゆったりとした笑みで受け止めるだろう。
 ただ、彼にはもう一つの名がある。
『疫病神』
 芳香は聞かされていないし、父は教えないだろう、蔑称。
 成り上がるために、仕方なく――と、父は言い訳しないだろう。――侵してき
た犯罪の崖際で踏みとどまるような行為。
 決して娘には伝えないであろう、回想するだけで吐き気が催される悪行。
 それは、芳香の耳には入らずとも、芳香を苦しめる。
 財界の子息が集まる私立校という檻の中に、芳香は噂という鎖と楔に囚われた、
ちっぽけな存在にすぎない。


 昼食を終えた昼休み、芳香は図書室に居た。
 お嬢様学校の時間割は、時代に反するように、ゆったりと作られていて。昼食
後、三十分程度の休憩を挟む。
359始まりの終わり(前)2/4 ◆DppZDahiPc :2006/11/26(日) 18:04:34 ID:47qWdgzw
 その時間、芳香は毎日図書室に籠もっていた。
 本棚に挟まれた一角が、彼女の小さな領地だ。
 芳香は小学校高学年の頃から、こうして図書室に通い詰めている。その時既に
教室に彼女の場所はなかった。
 幼い頃から、芳香は休み時間いつも一人だった。
 誰も話しかけてこなかったし。話の輪に加わろうとしたら、その輪は直ぐに解
ける。芳香は、クラスメイトに話しかけて、談笑した後。そのクラスメイトが、
芳香に話しかけられたことを、嫌そうに友達へ話していたのを最後に。芳香側か
らクラスメイトへ話しかけることはなかった。
 外から転入生が来て、たまに友達になれても、遅かれ早かれ離れていってしま
う。
 この十七年間、芳香はあの幼い友人以外、友達を持ったことはなかった。
 だから、最初、それは自分への言葉ではないと思った。
 クスクスと笑う声が聞こえ、柳眉の間に皺が寄る。
 声は続いた。
「豊日さん、無視しないでよ」
「――え?」
 芳香は呼ばれてたのだと、ようやく気づいて顔をあげると、そこに一人の少女
が立っていた。
 芳香と同じ制服に身を包んだ、どことなく立ち姿がスッと伸びやかな少女。
 髪は長くなく、そうと云われなければ、美少年だと見間違えかねない容姿。そ
の両眼が帯びる、意志のような物に、芳香は押された。
 その手には、一冊の本が握られていた。
 芳香が戸惑っていると、少女はひらひらと本を振り。
「コレ、棚に戻したいんだけど。ちょっと退いてくれない?」
 本の角で指したのは、ちょうど芳香が背にしていた本棚だった。
「――あ、ごめんなさい」
 芳香が慌てて立ち上がると、少女は
「悪いね」
 涼やかな声でいって、本を棚に戻し、その隣の本を掴んだ。そこが動物関係の
本が収まっている棚であることを、芳香は知っている。
「ありがと」
 少女は立ち去ろうとし――立ち止まった。
「あのさ」
 振り返って芳香に訊く。
「こんなところで読んでたら、目、悪くするよ」
 両側を本棚で囲われたスペースを照らすのは、天井に固定された一本の蛍光灯、
その淡い光だけだった。
「あ、うん。……それは分かっています。でも、ここが好きなんです」
 それは、どうしようもない現実から逃避した芳香の、たった一つのオアシスと
言える場所。
 芳香は小さく情けない笑みをこぼした。
360始まりの終わり(前)3/4 ◆DppZDahiPc :2006/11/26(日) 18:05:28 ID:47qWdgzw
「ふぅん」
 少女は唸ったっきり、何か思案している様子だった。
 芳香はどぎまぎしながら、少女の反応を待った。
 少女は何事か考えたあと、結論したらしく、頷くと。
「椅子は?」
 ぶっきらぼうに芳香に訊いた。
 芳香は慌て、
「ごめんなさい、持ってきます」
 パイプ椅子を取りに走ろうとした、その腕を掴まれた。
 声を小さくあげて、芳香は振り返る。
「いいよ、自分で取ってくるから」
 苦笑しながら少女は言い。
「豊日さんの分も持ってきた方がいい?」
 芳香はいつもここでは、絨毯の上に直で座っていた。芳香がそういうと、少女
は笑い。
「なら、私も」
 と言って、腰を落とした。
 芳香は僅かに逡巡したあと、少女から少し離れた位置に座った。
 ちらっと見ると、少女は既に本を読み始めていた。
 芳香は、中が見えていると言うべきか迷い。そのまま言えずに、昼休みが終わ
った。
 その日は少女の名前が聞けずに終わった。


 翌日も少女は現れ、
「熱心だね」
 と笑った。

「――てことがあったの。……聞いてる? ユウ」
「聞いてるよー」
 屋敷のバスルームで、芳香に頭を洗ってもらっているユウは、適当な返事を返
してよこした
 芳香は弟のようなユウの反応に、少し不満を覚え。自然、シャンプーで髪を洗
う動きも激しさをます。
「いたたっ、痛いよっ」
「あら、ごめんなさい」
 それにしても、と。芳香は小さな悩みを頭に浮かべたが、今日も明確な答えは
得られない――。
 ――あの少女は誰なんだろう?
 少女は芳香の名前を知っていたが、芳香は少女の顔に覚えがなかった。
 同じ制服を着ているのだから、同じ学校の人間だと考えて良い。けれど、それ
ならば。なぜ話しかけてきたのだろう?
 他のみんなは、教科書を忘れた隣の席のクラスメイトでさえ、芳香には頼ろう
としないのだ。
 それをあんなに自然に話しかけてくるとは――?
「いたっ、いっ――ッ!! ……けが、毛が抜けたよ。抜かな――イダッ!!?」
 幼い悲鳴がバスルームをつんざいた。
   ***

 名前が聞けないまま、一週間が過ぎた。
 不思議と、あの少女とは図書室以外では遭わなかった。
 タイミングは少なく。
 芳香は訊こうとして、いつも訊けない。
 少女は今日も芳香の小さな領地を訪れていた、珍しく、芳香の方が遅くなった。
「や、また来たね」
361始まりの終わり(前)4/4f ◆DppZDahiPc :2006/11/26(日) 18:06:56 ID:47qWdgzw
 我が物顔で言う様は、しっくりきていて違和感はない。
 芳香は曖昧に頷き、座ろうとして、やめた。
「……どうしたの?」
 少女の狐のような瞳が、芳香を捕らえる。
 芳香は、少し困ったような顔で。
「あの、」
「ん? なになに?」
「えぇと……今日は早いね」
 またタイミングを逃した自分を呪いたくなりながら、芳香は絨毯に腰を下ろし
た。あまり人が踏み込んで来ない領地の芝は、ふかっとまだ起毛していて、座る
には気持ちいい。
 少女は乾燥した笑いを浮かべ。
「……実をいえば、さぼった」
 芳香は、少女の言葉の意味が理解できなかった。それに気づいて、少女が補足
する。
「授業を受けなかったってこと」
 あっさりと独白された内容に、芳香は自らの耳を疑った。
 まるで異世界の言語を聞いたかのように、芳香は動きを止め、頭の中で少女の
言葉を理解しようとするが。根が真面目すぎる芳香には、何度考えても分からな
かった。
 芳香は首を素早く巡らせ、本棚以外に誰も見ていないことを確認してから。
「なんで、そんなことをしたの?」
 極小さな声でそう訊いた。
 少女は掠れた笑いをこぼした。
「別にいいじゃない、みんなしてるんだしさ」
 芳香の胸に“みんな”という言葉が突き刺さったが、少女は気づかず。
「それに、授業受けてるのってヒマじゃない。ねぇ?」
「……そうかな」
 芳香は曖昧な顔をした。
「そうだって」
 少女はまるで、芳香がユウに手をやかされた時のような表
情で微笑し。芳香の手を掴んだ。少女の手は、優しく、暖かだった。
 芳香は驚き/困惑/不安が入り混じり、その上から、嬉しさの香辛料をかけた
ような複雑な表情を浮かべ。少女をみた。
 少女は変わらぬ笑みの中に、親しみをたっぷりと、隠そうともせず。
「私たち、友達じゃない」
 それが当然のように言った。
 芳香は顔を更に複雑にして、まるで砂糖菓子のように脆くなった感情を、抑え
きれないように。唇が震えた。
「…………え?」
 短いたった一呼吸を吐くだけのために、長い時間を必要とした。
 少女は、“聞こえなかったフリ”をした芳香のために、繰り返した。
「私たち友達でしょ? ――芳香」
 ――湿った砂糖菓子は、どうしようもなく、た易く。
 少女は笑った。
「なんで泣くのさ」

 ――それが私と彼女が友達になった瞬間だ。
362籠城戦 ◆DppZDahiPc :2006/11/26(日) 18:10:04 ID:47qWdgzw
全三回予定。
ユウと芳香の「はじまり」を描いて、年内には完結予定。
363名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 11:11:48 ID:Ts4vhNB6
をををををををををを!
期待して裸で待ちます!wktkwktk
364名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 00:59:09 ID:LaTujILr
続きに期待
365名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 01:06:58 ID:Y4291TdX
>>323
続きがかけないorz
続けないこと前提に書いたので・・・
366名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 14:48:24 ID:Ts+iX9Ab
このスレだけは落としてはいかんな
367(中)1/4 ◆DppZDahiPc :2006/12/03(日) 10:05:56 ID:+P0gE/RK
遅くなりましたが、>>361からの続きです。
なんだか駆け足です。


 ――有を与えられた無は、決して無へは還えらない。
 ゼロに1を与え、1とする。これが無に有を与えるということだ。
 しかし、
 1から1を引いてゼロとしても、それは無ではない。
 そのゼロは、かつて1があった場所。
 無である、真なるゼロは汚れなき黄金。
 ならば。有を奪われた私は、――


   ※※※

「うららぁ? 変な名前ー」
「こっ、こら、駄目よ。人の名前を変なんて言ったら」
「アハハ、いいよ、気にしなくて。馴れてるからさ」
 そう言って鈴村 麗(スズムラ ウララ)は、親しき友人である芳香を宥め、
小さい新たな友人の言葉を許した。
 見た目通り――というべきか。
 女性的な線を損なわず、どことなく好青年然とした雰囲気を纏う麗を、一言で
形容するならば。
 まず美少年という言葉が浮かぶが、しかし、それは彼女の薄く日に焼けた健康
的な表面をなぞっただけに過ぎない。
 芳香はこの三週間、同じ時を共有して、彼女に別な側面を感じていた。
 麗という少女を言葉で表すならば、
 ――月の光のよう。
 だと感じていた。
 月光は、陽光と比べれば弱々しい。
 だが、そこには毅然とした強さがある。
368(中)2/4 ◆DppZDahiPc :2006/12/03(日) 10:06:43 ID:+P0gE/RK
 闇に呑まれず、中天で瞬き。闇の中を進む者の足下を照らし、助ける。
 芳香は自らの置かれた闇の中へ、手を差し伸べてくれた麗を、そのような存在
だと想っていた。
 学校に友達がなく、孤独であった芳香へ、手を差し伸べてくれた麗。――芳香
は幾百、幾千……いや、月を囲む星と同じ数の言葉をもってして、この友人へ感
謝を伝えたかった。
 だから、麗が芳香の家を訪れたいと言った時も。
 父が海外へ行く日を選び、執事たちへ根回しを済ませて、友人を歓迎した。
 家の内外、庭に咲く花がどこにあるかまで、芳香自ら案内し。少女二人のため、
出された料理はささやかであったが、麗を驚かし、
「凄いものね」
 と感心させた。
 その後、ようやく芳香の私室へ案内された。
 もしかすれば、麗がこの日、一番驚いたのは、この時かもしれない。
 芳香は少し頬を赤らめた。
「な…………えぇと………すごい…綺麗好きなのね」
 麗は驚いたことを誤魔化すように言った。
 芳香は首を横に振り、俯いた。麗が驚いた理由を、ハッキリ理解していたから
だ。
 豊日家の令嬢である芳香の部屋には、在るべきはずの私物は数少ない。
 私室なのに、私物が少ない。
 あるのは、生活に必要な家具と衣服、教科書類だけ。ぬいぐるみもテレビも、
パソコンもない。
「父のね、教育方針なの」
 と芳香は、弁解するような口調で、短くいった。
「……驚いたよね」
「そりゃ、まあ」
 麗は肯定したが。芳香が考えていたような反応――冷笑/哀れみ/憐憫、その
どれも見せず。俯き、強ばった芳香の手を掴むと、唯一の窓まで歩み。
 窓に填められた鉄格子を指さし。
「過保護なのはなんとなくわかったけど、ここまでしてるとちょっと笑えるかも」
 言いながら、鉄格子を掴んでガタガタと揺らしたり、窓の外を見たりと、麗は
落ち着きなく動いた。
 その様子は子供っぽく、見ている芳香も気が抜けた。何もない部屋を見られて、
どう想われるかと思ったが、麗はそんなことは気にしないでくれるみたいだ。
「ねぇ、あれ、誰?」
「え……?」
「ほら、あの小さい子」
 窓の下から、ユウが手を振っていた。


「でも、めずらしいなぁ」
 ユウは公園でサッカーをしてきた帰りで、お腹が減っていたのだろう。芳香が
麗へお茶受けとして出したお菓子を、もぐもぐ食べながら。
「芳香さまが友達連れてくるなんて」
369(中)3/4 ◆DppZDahiPc :2006/12/03(日) 10:08:12 ID:+P0gE/RK
「口の中に物を入れて話したら駄目だって、何回言えば分かるの」
 芳香はそう言いながら、ユウがぽろぽろと口からこぼすお菓子の欠片を拾い、
食べ終わると口元を拭ってやった。
 麗は半ば呆れたように、その様子を見ながら。
「そうなの?」
 と芳香へ聞いた。
 人前だから恥ずかしいと逃げるユウを、芳香は小脇に抱えたまま、きょとんと
した表情を浮かべ。――直ぐに色が失われた。
「それは、その……」
 “友達がいなかったから”……そのたった一言を芳香は言えない。
 エスカレーター式に昇っていける学園、小さな庭の中に十余年もいながら、友
達の一人も作ることもできない。人付き合いが悪い、性格が暗い、麗――初めて
できた友達にそうは思われたくなかった。
 だから、言えない。
 言えば距離を置かれる、嫌われる……それはイヤだ。
 この沈黙も、答えと捉えられかねないと、理解しながらも。芳香は巧い取り繕
いはないかと、頭の中で捜査する。
 しかし、………………見つからない。
 もとより口の立つ方ではないし、嘘をつくことも不得手。混乱した頭では尚更
だ。
 困窮極まり、芳香は、それでもヘタクソな言い訳をしようとした
 ――その直前。
「あっ――!」
 麗が短く声をあげた。
 ユウの前に置いてあったコップに、芳香の肘が触れ、倒れ、
芳香の膝の上に落ちた。
 コップに半分ほど残っていたオレンジジュースが、こぼれ、満遍なく芳香のス
カートを汚した。
「大丈夫?」
 麗がおそるおそる聞く。
 芳香は「ええ」と答えながらも、コップをテーブルに置き、ひどく静かに立ち
上がると。麗へ小さく頭を下げ。
「ごめんなさい、着替えてきます」

 ――しかし、トラブルはこれだけで終わらなかった。

   ※※※

 週明けの図書室、昼休みになると芳香はいつものように現れ、先客がいること
に、ほっとした。
「やあ、また来たね」
 麗は、『図解科学よく分かる 深海魚の生態』という本から顔を上げ、にやっ
と口端を曲げて言った。
 しかし、芳香の顔は晴れず。座らずに、頭を下げた。
「この前はごめんなさい」
「いやいや〜……なんか謝るようなことされたかな」
 芳香は静かにうなづいた。
「そうだったかな。それより座らないの?」
 麗はぽんぽん叩いて自らの隣を示し。それでも、まごまごしている芳香の手を
掴み、引き寄せた。
「えっ」
370(中)4/4 ◆DppZDahiPc :2006/12/03(日) 10:09:17 ID:+P0gE/RK
 思い切り引き寄せられた芳香は、短く悲鳴をあげて、麗の上へと落ちた。
「……つぅ」
 自ら引き寄せておきながら、麗はその衝撃に呻き。
 芳香は落ちたことを謝ろうとして、言葉が出てこなかった。
 無造作なまでに、麗の腕が芳香を抱きしめていた。
「………な、なにを…」
「――はい。よし」
 ぽんぽんと背中を二度叩かれ、解放されたは、それでも困惑顔の芳香に。麗は
くすりと笑いかけ。
「そんなに謝らなくてもいいっての。友達なんでしょ? 私ら」
「それは……でも」
「でも、なにさ?」
「………まさかユウがあんな子だとは思ってなかったから…」
「ああ」
 何かを思い出したのか、麗はくくっと苦笑し。
「なに謝ってるのかと思ったら。あんなの、子供のイタズラじゃない。胸触った
り、スカートめくりなんてさ。むしろ好かれてんだって思ったくらいよ」
「……そういうもの?」
 麗は頷いた。
「ま、胸がないとか、ほんとは男じゃないの? とか抜かされた時には殴ろうか
と思ったけどね」
「あの子、そんなこと言ったの?」
「うん。――ま、別にいいけどさ。確かに芳香と比べたらないし」
「そ、そんなことないわ」
「だからいいって」
 麗は小さく苦笑し。
「また、遊びに行っていい」
 訊いた。
 芳香は少し驚き、おずおずと、小さく――しかし、しっかりと頷いた。
「よし。……あ、そうだ。今度は芳香のお父様に逢わせてくれない?」
「――え?」
 麗は微笑み、友人にいった。
「だって、会ってみたいじゃない。日本で一番大きな会社の社長さんなんてさ。
だから、――だめ、かな?」


   ※※※

 嬉しいのに、
 喜ぶべきことなのに、
 ……なぜだろう。
 あの人が、友達ができてから、変だ。
 何かが――何かが、変わったような気がする。
 どことは言えないけれど、なにがとは言えないけど、何かが変なのだ。


「え――、なにか言った? ユウ」
「……ううん、なんにもいってないよ」
「そう」
 芳香さまは変わっていない、
「芳香さま」
「……なあに?」
「手、つないで」
「どうしたの甘えて」
 芳香さまは変わっていない、こんなにやさしい――でも……
「そういえば、麗がまた来てくれるそうよ。来たら、謝らないとね」
「…………うん」
 ……なぜだろう。
 やさしいし、大切にしてくれるし、一緒にいてくれる……でも。――違う。
 ぼくは――――
371籠城戦 ◆DppZDahiPc :2006/12/03(日) 10:13:25 ID:+P0gE/RK
あと、一回で終わる予定ですが。
もしかしたら一回増えるかもしれないなぁ、とか考えてます。
しかし、いつもながら――がやけに多いわぁ。
372名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 16:36:08 ID:g6aAZ8sw
GJ!!頑張れ。
373名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 16:57:57 ID:mPav2meJ
GJ!期待します
374名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 23:03:45 ID:xMq+3HWx
期待待ち
375名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 16:11:27 ID:867TrDB0
ヨーコとキリヒトの人待ち保守
376お嬢:2006/12/11(月) 17:08:44 ID:X8jmAl6V
>>375
や、篭城戦氏の作品の途中で投下は控えておるのです。
あと一回か二回との事ですし、自分も楽しみにしておりますです。
377名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 13:12:59 ID:xFt3OVE1
ホシュ
378籠城戦 ◆DppZDahiPc :2006/12/14(木) 23:59:12 ID:SAep0z3h
書き上げました。
いやぁ、あっはっはっはっ。
書きたい物を書きました、自分では満足してますが。
今回のことで分かったことがあります。
俺に長編は無理だ。

今回の反省を生かして。
いつか、最初から最後までエロいのを書いてみたいです。


では投下(全11レス前後)
379後編01/11 ◆DppZDahiPc :2006/12/15(金) 00:01:58 ID:SAep0z3h
 寝ていた。
 昼食をとった後、真っ直ぐに図書室を訪れた芳香を待っていたのは。
「……すごいわね」
 気持ちよさそうに午睡する、麗の寝顔。
 ぶ厚い動物図鑑に背を預け、わずかに胸を上下させるほかは、まったく動くこ
となく。熟睡している。
 芳香は起こしては悪いと、静かに麗の隣へ腰を下ろした。
 来る途中、本棚から抜き出してきた、飛行機関係の本をめくる。
 芳香自身は、飛行機への興味は薄いのだが、ユウが好きなのである。飛行機や
車、動かすことのできる機械――のりものが。
 ただ、のりものならば、なんでも良いわけではないらしく。速いのりもの、車
やバイク、モーターボート、とりわけ飛行機が好きなようで。
 ユウ一人で造ったというプラモデルを、数個見せてもらっては、それがどんな
飛行機なのかを延々と説明されるのだが。
 言われても、よく分からず、ただ曖昧に返事をすれば。
『もう、ちゃんと聞いてるっ?』
 と怒られるため。
 話についていくには、前知識が必要。
 そのためこうして、予習をしているわけだ。
 だが、カタカナや英数字で書かれた専門語の羅列を見て、本の選択を間違った
ことを理解した。
 そもそも小学生相手なのだ、そんなに踏み込んだ知識はなくてもいい。と芳香
は考え、本を替えてこようと立ち上がろうとした――が。
「……え?」
 制服の袖に、わずかな力を感じた。
 いつもならば気づかないような、ほんのわずかな力。
 寝ている麗に気遣って、静かに動いていなければ、気づかず立ち上がっていた
だろう。
 麗の手が袖を掴んでいた。
 どうしたのだろうと麗を見たが、まだ、すやすやと眠っている。
 芳香は浮かしかけた腰を下ろし、再び本をめくり始めた。
 ――暇つぶしくらいにはなるよね。
 そう考え、読み始めようとした直前、麗が身体をもぞもぞと動かし。芳香の目
に、それが露わになった。


 不自然な体勢で寝ていたせいか、体のあちこちが痛んだ。
 麗は猫のように身体を伸ばしながら、あくびを一つした。
 ――何分寝ていただろう?
 今の麗にとって時間は貴重品だ。一分のロスすら、惜しく思える。気を抜いて
眠ってしまったなど、本来ならば、あってはならないことだ。
「……あら。おはよう」
 耳元で突然話しかけられ、麗は間の抜けた声を漏らし、ねぼけたままの視線を
動かす。
380後編02/11 ◆DppZDahiPc :2006/12/15(金) 00:03:56 ID:SAep0z3h
「ああ、おはよ。芳香」
「うん」
 芳香は紫陽花のように微笑み、うなづいた。
「まだ、次の授業までは時間があるから。もう少し寝ていていたら?」
「ん――いや、大丈夫。芳香の顔見たら、目が覚めた」
 そういって、麗は子供のように笑った。
 芳香は片眉をわずかに動かし。
「……どういう意味?」
 と麗に問う。
 麗はへへっと笑い。
「さっあねぇ。ところでさ、決まった?」
「…………え?」
「芳香のお父様に会わせてくれる日のこと、決まった?」
 麗が言い直して、芳香はようやく理解し、頷いた。
「再来週の日曜日……でも、貴女がどんな期待をしているのか分からないけれど。
娘の私から見ても、父は……その、人好きが激しいから……」
 それが芳香の心がかりだった。
 父が優しくないわけではないし、父親として不足だとは言わないが。それでも
母が死んでからというもの、父は気難しい顔をしてばかり、微笑む顔すら喪って
しまったかのようだ。
 そんな父と、麗を会わせるのは、二週間前の今から緊張の糸が芳香を絞めつけ
てくる。
「別に、芳香のお父様と、友達になるつもりじゃないんだしさ。挨拶したいだけ
だから、そんな心配しなくていいって」
 あっけらかんとして麗は言った。
「………でも…」
 だが、芳香の顔は晴れない。
「麗がそういうのなら、……いいけれど」


   ※※※

 
 使用人の子であるユウにも、暇な時には仕事が与えられる。
 仕事といっても、両親の手伝いであるが。
 今日は庭での落ち葉拾いが、彼に与えられた仕事だ。
 子供用という物がないため、自らの背よりも長い竹箒を使い。落ち葉を掻き集
めては、ゴミ袋に詰めていく。
 実に単純で、地味な作業だ。
「………はぁ…」
 ユウの口から重たいため息がこぼれた。
 なんでこんなに、この庭は広いのだろうか。
 見渡してみて暗鬱な気持ちが差し込む。
 腕時計を見る――十時三十分。
 落ち葉拾いを始めたのが、九時頃だから、もう一時間半もやっていることにな
る。
 どうりで、とユウは想った。
 今日中に終わらせれば、お小遣いが貰える。それでプラモデルを買うつもりで
いた。
 だから張り切って、一心不乱にやっていたのだが……
「……もお、だめだぁ」
 バタッと地面に倒れ込む。
 背中に感じる冷たい土の感触が気持ちよかった。
 服を汚したことで、母さんに怒られると考えて、寒気がした。
381後編03/11 ◆DppZDahiPc :2006/12/15(金) 00:06:28 ID:dATqNYrk
 ……でも、いいや。
 少し休もうかと考えていると、顔に影がかかった。
「………あれ…?」
「よっ、ちびっこ。元気してた?」
 聞き覚えのある声だった。
 視線を走らせる。
 口の部分にフリルが装飾された靴下/白すぎない健康的な脚/外へと広がる膝
丈スカート、視線はその中へ吸い込まれ――
「あれ?」
 と疑問を覚えた。
 この屋敷内、スカートをはくのは、芳香くらいだ。ユウの母親はいつもパンツ
ルックだし、他の女性使用人たちも年齢のためかスカートはあまりはかない。
 華美な装飾を嫌い、ただ実務を優先する芳香の父らしくはある。
 だから、覗き込んだスカートの中、穿いている下着が白でないことに、ユウは
違和感を覚えた。
 お風呂にはいる前――衣服を脱ぐさい、芳香が穿いている下着は常に白だ。
 一度気になって、ユウが芳香に訊いたところ。
『お父様がね、買ってきてくださるから。それを穿いているだけよ。
 …………それよりも、ユウ。人の下着の色なんかいちいち憶えてなくていいか
らね』
『あれー、芳香さまー、顔赤いよ、風邪ひいたの?』
『――っ!? お、大人をからかわないのっ』
 ということらしい。
 しかし、見えている下着の色は――赤だ。
「あれれ?」
「こらっ、挨拶が先っしょ」
 膝が曲がり、スカートに喰われる――もとい、頭の横に一人の少女が座りこみ。
 ゴツっ、と頭を叩かれた。
「うぅ〜〜、おはよぉ、変な名前のお姉さ――」
 ガスッ
 鈍い音がした。
 ゴロゴロと転げまわるユウを見ながら、麗はまったくとため息を吐いた。
「失礼なガキだな。貶すんじゃなくてさ、誉めなさいって。ウソでもいいからさ。
そういう、細かい気遣いが、女の子を喜ばせるもんだよ」
 ぴたりとユウの動きが止まった。
 ――喜ばせる?
 ユウは勢いよく身体を起こし、麗を見つめた。
「あ、あのさっ、訊きたいことがあるんだっ!」
「…………はぁ?」

   ※※※
382後編04/11 ◆DppZDahiPc :2006/12/15(金) 00:09:59 ID:dATqNYrk
「ごめん、遅れた」
 芳香の顔を見るなり、麗は笑って謝った。
「……いえ」
 芳香は、門をくぐってから三十分しても麗が、玄関に着かないから、迷ったの
かと思ったが。どうやら違ったようで、安心した。
「それで、芳香のお父様は?」
「それが、仕事が入ったみたいで出かけて今はいないの。――でも、お昼には一
旦帰ってくるそうよ」
「そっか、大変だね、大企業の社長さんは」
 感心したような、気が抜けたような声で、麗は呟いた。
 芳香は、小さく苦笑を浮かべると、頷いた。
「少し……喜んでいたわ」
「――へ?」
「私が、その、……初めて、友達を連れてくるからって」
 気恥ずかしげにいう芳香。
 麗は当惑したような表情を浮かべていたが、口端に笑みを浮かべ。
「それなら、いいけどさ」
 暗い声で呟いた。
 芳香が、そのことに気を取られる前に、麗は言葉を接いだ。
「そうだ。持ってきたよ、これ」
 言って。手にした紙袋から、全国チェーンのおもちゃ屋のロゴが入った冊子を
取り出し、芳香に渡した。
 渡された芳香は、目を輝かせ、顔をどうしようもなく弛ませて。
「ありがとう」
 と言った。
 麗は頷き。
「ついでに、本屋でプラモデルとかの雑誌も何冊か買ってきたよ」
「本当?」
「ウソ言ってどうするのさ。それより、部屋行って読もう。ここで読んでたら、
あのちびっこに気づかれるよ」
「あ、うん。そうね」
 二週間後に控えたユウの誕生日。
 それを祝うため、芳香はユウに何かプレゼントを買ってあげることにした。
 これまではケーキを自作していたが、今年はケーキとプレゼントの二つを渡す
ことにしたのだ。
 理由は、簡単である。
 去年までの芳香は、外出する機会は少なく、してもおもちゃ屋に寄る暇などな
かった。――それは今年も変わらない。
 しかし、一つ変わったことがある。
 麗だ。
 麗に、ユウが好みそうな物が載った本やチラシを、持ってきてもらい。麗に頼
んで買ってきてもらうという、計画である。
 一時間ほどの協議の結果、芳香の目から見て格好いいプラモデルを幾つか選び、
芳香は深々と頭を下げて、麗に調達を頼んだ。
 その時、ちょうどよく部屋の扉が叩かれ。
「お嬢様」
「はい」
「旦那様が帰られました」
「……分かりました」
 芳香の父が帰ってきた。
383後編05/11 ◆DppZDahiPc :2006/12/15(金) 00:11:55 ID:dATqNYrk
 時間は仕事で忙殺され、本来割けないはずの時間を割いてまで、昼食を共にし
てくれる父に芳香は感謝した。
 嫌いではないし、幼い頃は大好きだったが。母が死んで以来、父は仕事に精力
を注ぎ、まともに口を聞く機会は少なくなった今となっては。苦手意識が芽生え
ていたが、今日ばかりは心から感謝していた。
 席に座らず、窓から庭を眺めている麗は、緊張しているのか。しきりに体を揺
らし、何度も腰を掻いた。
 いつもは冷静な彼女らしくないと、芳香は思ったが。自らも緊張しているため、
笑えない。
 父と昼食を共にするのは、数ヶ月ぶりだった。
 父と会話しなければならない。
 嫌な汗が背を伝う。

 ガチャリ。

 堅い金属の音が、二人きりの室内に響いた。
 反射的に、芳香は顔を上げ、椅子から立ち上がった。
 麗は躯を震わせ、しかし、ゆっくりと振り返った。手は腰を掻いている。
 重々しく扉が開かれる。
 少女は、唾を呑み込んだ。――自らの緊張を、失せるために。
「すまない、遅れた」
 鉄を、何者にも砕けぬ鋼鉄を音にしたような声が、髄に響く。
「――さあ、始めよう。片岡、持ってきてくれ」
「只今」 ユウの面影を持つ、豊日家に仕えて三十余年の使用人は。芳香たちには一時し
か姿を見せず、立ち去った。
 芳香の父――勇は、ちらりとだけ芳香へ視線を向け、直ぐに移した。麗をまっ
すぐに見据える。
「初めまして、と言った方がいいのかね? 鈴村麗さん」
 その口元には、――微笑。
 芳香は目を疑った。
 父に、あの堅物の父が微笑を浮かべるなど、信じられなかった。
 麗も負けていない。
「――お久しぶりです」
「最早、隠す気はない、か」
 勇はほうと唸った。
「三度目でいいのかね?」
「四度目――いえ、今日で五度目です」 そうか、と勇は頷く。

 ――いったい、二人は何を話しているの?
 状況に対し、付いていけてない芳香は、呻くことすらできないでいる。
 ただ、二人の間には、芳香と父の間にすらない、親しげな空気が流れているよ
うに芳香には思えた。

「――で、今日はなんの用事で来たのだ?」
「お食事を、共に」


   ※※※
384後編06/11 ◆DppZDahiPc :2006/12/15(金) 00:13:43 ID:dATqNYrk
 父と娘とその友人での昼食は、とても華やかなものだった。
 芳香は珍しくよく話し、食事中、箸を休めることはあっても、会話を途切れさ
せることはなかった。――何かを畏れるように。
 畏れ、
 恐れ、
 それが何処より来る物か、芳香にすら解らなかった。
 ただ、怖い。
 麗は芳香の言葉によく相槌を打ち、聞き、時には混ぜっ返して場を賑わせた。
 勇は、微笑でそれを眺めた。
 とても、とても――とても。
 とても、穏やかな時間がすぎた。
 終われば、瞬き一つで回想しえる時間にしか感じなかった。
 だから――
「言い遺すことはありますか?」
 麗が脈絡なく、そう云った時、穏やかな時間が大切な物に思えた。
 麗は微かな笑みすら浮かべてそういった。
 勇は、首を横に振った。
 それは諦めでも/呆れでも/妥協でも/悲観でも/許可でもない――拒否。
「それは、君の方だ、鈴村の娘」
「……貴方が助けを呼ぶより速く、終わる」
「何を言って――」
 芳香が耐えきれず、声をあげた。
 それは、銃声によって、かき消された。

 耳が痛くなる轟音。
        ――が、重なる。
 驚いて目を瞑った芳香が、再び目を開いた時、見たのは。
「…………ぃ……いや……」
 平然と立つ父の威様。
 スーツとシャツが破れ、着込んでいた、防弾チョッキが破れた隙間から見えた。
「悪いが、まだ死ねないのでな」
「……ああ、そう」
 麗は口端を釣り上げ、笑った。
 その右肩は、赤く染まっていく。
 麗の背後の壁が焦げ、穿たれていた。
「じゃあさ、こういうのは?」
 麗は笑っていた。声をあげず、笑っていた。
 その左手に持った銃口が、呆然としたまま動けないでいる芳香に向く。
「死んでよ、社長さん。じゃないとさ死なすから、お宅の娘さん」
 ――意味が、分からなかった。
 麗は笑う。
「安心して、芳香。芳香の為なら、あんたのお父様は死んでくれるからさ」
「…な……なにを…いってるの?」
「そんなの後々」
 麗の右肩から流れる血は、その量を増していく。銃口が小刻みに震えていた。
「う、麗……怪我の手当しないと」
 状況についていけず、混乱した芳香は、そうとしかいえなかった。
「その必要はない、ここで、始末する」
 勇は立ち上がり、麗へと歩み寄っていく。
 麗は、足をひきずるように、後退する。
385後編07/11 ◆DppZDahiPc :2006/12/15(金) 00:15:46 ID:dATqNYrk
「動くな。――動いたら死なすって言ってんだろッ!」
「それができるなら、もうしているはずだ。違うかね」
 勇は無造作に麗の足を撃った――靴が削れた。
「――ッッ!」
 麗の顔が歪む。銃弾は、靴を削っただけだ。
 勇は更に一歩進む、銃口が麗の胸に向けられる。
「死ぬ前に、手引きした者をいえ。あの学校の制服は、そうたやすく手に入らな
いはずだ」
「コスプレショップで売ってたよ。写真撮らせてやったら、半額で売ってくれた」
「どうやって、あの学校のセキュリティを破った」
「制服着てりゃ、疑う奴はいないから、簡単だったよ」
「その銃は」
「本体だけで十万――結構安いよね」
「高いな。その銃なら、五万で手に入る」
「ああ、クソ。五万も損した――ま、いいや」
 背中に窓が触れた、バルコニーへと繋がる窓に。
「それより、知ってる? 撃つタイミングをさ、逃したら、もう撃てないって」
 鍵を予め開けておいた窓に背中を押しつけ開き、バルコニーへと出た。
「待て」
 麗はバルコニーの柵の上に登り――
「待って、ここ、三か――」
 芳香が悲鳴を上げる。
 その直後には、麗の姿は消えていた。「片岡ッ!!!」
 勇が叫ぶや、扉が開かれる。
 部屋の前で待機していた使用人たちが流れこむ。
「賊が逃げた、探し出して始末しろ」
「ハッ」
 それだけを言い遺して、使用人たちは散っていった。
 芳香のよく知るその人たちは、手に手に銃やナイフを持っていた。

 ――なぜ。
 その想いしか浮かばない。
 ――なんで、こんなことに。
 芳香は、その理由を知っているだろう男を見た。


   ※※※


 彼にはもう一つの名がある。
『疫病神』
 芳香は聞かされていないし、父は教えないだろう、蔑称。
 成り上がるために、仕方なく――と、父は言い訳しないだろう。――侵してき
た犯罪の崖際で踏みとどまるような行為。
 決して娘には伝えないであろう、回想するだけで吐き気が催される悪行。
 ――その一つを、父は娘に打ち明けた。
 成し上がる為に人を蹴落とした。
 成し上がる度に人を蹴落とした。
 彼の後ろには怨嵯/怨恨/厭悪/嫌悪/憎悪が渦巻き、敵愾心を産み、敵意す
ら公然と抱かせた。
 それら総てを――穿ち砕いた。
 ……反感は妬みに、
 敵意は虚勢に…………
386後編08/11 ◆DppZDahiPc :2006/12/15(金) 00:17:34 ID:dATqNYrk
 鈴村清盛、その男もまた、勇に敵対した一人だった。
 勇が婿入りした豊日家ですら及ばぬ、財力と政治力を持った家の跡取り。
 生粋の絶対者。
 麗の父。
 豊日勇の贄となった者。
 互いが互いを喰い合い、潰しあった結果。
 立っていたのは、勇の方であった。
 清盛は総ての財を奪われ、力を失い――自らの命を断った。
 芳香が小学校にはいったばかりのことだ。
 そのことを、芳香は知らなかった……。
 知らなかったことは、罪だ。
 芳香は考え続ける。
 私はただの籠の中の鳥だ。
 芳香は思い続ける。
 自らの私利私欲のため、他者を犠牲にした父を憎んだ/憎悪した/敵意を抱い
た………………しかし。
 ならば、あの人の娘である私は。私には罪はないというのか?
 麗の父を贄に、麗が復讐に走るほどの憎しみを贄に、様々な怨恨を贄にして創
り出された檻の中。ただ何もしてこなかった私に、なんの罪もないというのか?
「…………っ!?」
 銃声。
 自らの部屋に閉じこもった芳香のにまで、庭で続く銃声が届く。
 銃声。銃声。銃声。銃声銃声銃声銃声銃声銃勢銃声銃声銃斉銃声銃声銃声銃声
「――もうやめてっ」
 芳香は声を荒げ、泣き叫いた。
 初めてできた友人は、芳香を利用するため、近づいたにすぎない。芳香の父を
殺す為、近づいたにすぎない。
 だが、しかし。
 父には殺されるだけの、麗には殺すだけの理由がある。
 自らの父を殺された麗が、殺した男を憎むのも無理はない。
 だが、芳香にとっても父は掛け替えのない存在。
 殺されて良い――などとはいえない。
 それに。
 麗は芳香を利用した、それだけだ。
 けれど、芳香には麗が憎めなかった。

『私たち友達でしょ? ――芳香』

 麗の言葉は、総て演技だったのかもしれない。
 それでも、それでも、芳香には真実だ。麗と友達として過ごした時間、それは
真実だ。
 ――銃声。
 芳香は涙を流した。
 何もできなかった/麗に何もしてやれなかった/麗の抱く想いに気づけなかっ
た/何もしようとしなかった/何も知ろうとしなかった。
 芳香の大きな瞳から、どうしようもなく感情が溢れる。
 感情としか言えぬ、強く激しく、総てを内包しながら純然とした1でしかない
感情が、ただ溢れた。
 ――小さな足音は、聞こえなかった。
「あれっ? なんで泣いてるの、芳香さまっ!」
 ユウ――。
387後編09/11 ◆DppZDahiPc :2006/12/15(金) 00:18:14 ID:dATqNYrk
   ※※※

 視界が涙でぼやけている。
 そこにいるはずのユウが見えない、私はやっきになって目を擦る。
 でも、擦っても擦っても、涙は途切れてくれない。
「どうしたの――あっ、どっかケガしたの? たいへんだっ、バンソーコー貼ら
ないと」
 ユウの声はとても近くに聞こえるというのに、眼は定まってくれず、ユウが見
えない。
 それでも、私は
「違うの、これは」
 言い訳をしようとした。
 ――なんの?
 分からない。
「芳香さま?」
 ……いや、分かっている。分かっているのに、私は目を背けようとしただけだ。
 何もしてこなかった自分から、
 何をしようとすらしない自分から、
 それでは駄目だ、駄目だと、私の奥底にある何かが叫んでいた。
「違うの、これは……違うの」
「……ちがう?」
 それはとても小さく、悲しくなるほど弱い。
 いくら、ユウ相手にお姉さんぶっても。所詮私なんて……
「これは、痛いから泣いてるわけじゃ――」
 冥い、名状し難き感情の触手が私を絡めとり、言葉が失せる。
 痛いから、泣いているわけではない――ならばこの涙は、なに?
 痛い。
 とても痛い。
 心が、痛い。
「芳香さま」
 声、さきほどよりも近く。
「動かないでね」
 更に、近く。
「元気がでるおまじない、してあげるから、泣かないで芳香さま。ぼくまで、泣
きたくなるから」
 視界はグシャグシャに歪み、喉はしゃっくりを繰り返す。
 だから、何をされたのか、一瞬理解できなかった。
 羽毛のような軽やかさ、そのため、何をされたのか、一瞬分からなかった。
 永遠とも言える長い時間が訪れた。
 崩壊する私の中で、ただ私を抱懐してくれる優しい温もり、小さなユウ。
 無限時間、そのひらめきのような刹那で。
 私の心の奥底に蟠る、感情が激発する。
 微かな触れ合いが解かれる。
「元気でた?」
 エヘヘと照れたように笑うユウの声が聞こえた。
「……うん」
 私はわずかに顎を傾けた。
「よかった」
「ユウは優しいのね」
 ぽつりと口から言葉が漏れていた。
 照れたようにユウが笑う、涙で滲んでいた視界が、開けてくる。
 ユウが笑っている。
 友達すら作れず。友達ができても相手の気持ちすら理解できない。
 そんな私に、ユウは優しくしてくれる。
 唇に、ユウの感触がまだ遺っていた。
388後編10/11 ◆DppZDahiPc :2006/12/15(金) 00:20:59 ID:dATqNYrk
「もう一度……元気を分けて欲しいの」
「いいよ」
 再び触れ合う唇と唇。
 ユウの小さな顔が、とても近い。
 ときめきがない――と言えば嘘になる。
 だけど、今は、こうしていると、気持ちが落ち着いた。
 頭が、白く染まり、明瞭になる。

 ユウがいる。
 父は私を閉じこめて、何も知らさせない。まるで、私を孤独にさせたいかのよ
うに――でも、ユウがいる。
 麗は私を利用しただけだった、私には友達がいない――でも、ユウがいる。
「わわっ!?」
 知らず、その小さな体を抱きしめていた。けっして逃がさぬようにと、拘束す
る、強く強く。
 ――けして、逃さぬように。
「く、くるしいよっ、芳香さまっ」
「ごめん……」
「謝らなくていいよ――って、なんで更につよ――………うきゅぅ…」
「ユウ、ずっと側にいてね。……ずっと」
「…………ふぇ?」
 呟いた言葉が、現実になるというなら、何度でも呟く。
「ユウ、私のこと、嫌わないで」
 願えば叶うというのなら、何度でも願う。
 ――だから。
「ユウは、私のことを好きでいて」
 心の奥底に眠る勇気に灯を点し、私は言う。
「ユウのことが好きなの」
 ユウは驚かず/わめかず/嘆かず。まるでそれが当然のことのように、私に微
笑んでくれた。
「なにいってるのさ」
 幼い、ようやく十一歳になろうかという、あどけない声は、私よりも強い。
 羽の柔らかさを持ち、鉄の堅さを持つ――羽金の心の持ち主は、私の背中へ手
をまわし。
「ぼくは芳香さまが好きだよ、ずっと好きだよ。だから、泣かないでよ」
「……うん」
 私は、まだ何もできない/できそうにもない/できそうにもない自分を赦して
しまえるほどに甘い。
 父のように、揺るがない強さはない。
 麗のような、強い執着や目的もない。
 ユウのように、誰かを包める優しさもない。
 ――何もない。

 いや。
 ある。
 一つだけ、一つだけある。
 心の奥底に眠る勇気、小さな灯火。
「芳香さま、苦しいからちょっと弛めて、芳香さま」
「……さまは要らないから、お姉ちゃんて呼んでくれなくていいから、ユウ――
ううん。悠希。私のことは、芳香って呼んで」
 仕えるべき主/姉――そのどちらでもない、対等な存在として。
「お願い、悠希」
 ユウ/悠希は困ったように笑い、そして――
389後編11/11f ◆DppZDahiPc :2006/12/15(金) 00:22:55 ID:dATqNYrk
「芳香」
 恥ずかしそうに、呼んだ。
 私にはまだ、ユウキがある。
 ――今はただ、それだけで、満ちる。


   ※※※


 ――喜ばせる?
 ユウは勢いよく身体を起こし、麗を見つめた。
「あ、あのさっ、訊きたいことがあるんだっ!」
「…………はぁ?」
「芳香さまをよろこばせたいんだけどさ、どうしたらいいと思う」
「……よく分かんないけど、そういうのは自分で考えた方がいいんじゃ――」
「だめなんだっ」
 ユウは突如として、声を荒げた。
「ぼく、バカだから。芳香さまがよろこんでくれそうなこと、わかんないんだ。
だから、いっしょに考えてよ。お願いだから」
 まくし立てるユウに、麗は驚き――直ぐに感づく。
「あんた、もしかして……」
 少年は、顔を赤くして、俯いた。
 麗はその様子を見て、軽やかに微笑んだ。
「ならさ、元気がでるおまじない教えてあげようか?」
「――えっ」
「落ち込んだ芳香が、一発で元気になるおまじないをさ」



  〜fin


390名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:45:02 ID:3Zr82rUc
んー…
なんとも言えん…


GJ!!
391名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 14:13:19 ID:hzhL1CX1
GJ!!
麗が可哀相...
392名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 16:09:42 ID:/MzrISwA
保守
393名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 16:16:34 ID:R782pZdd
待っとました!
394名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 22:07:00 ID:87X8RIDJ
とりあえず、名門女子校に入学したヤクザの娘に友達が出来にくいような話ですな
395名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 23:31:54 ID:4vOC86i4
お疲れです。
父を含めて、キャラの名前でどっかの魔法家族思い出しましたw
396名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 15:20:00 ID:S9bqNIS1
俺は今も岬お嬢様の続きを待ってる
397evolution1/4 ◆DppZDahiPc :2006/12/23(土) 16:25:24 ID:nTsEO+OM
 ――それは、いつものように、二人でお風呂に入っている時のことだった。


 芳香は、湯船につかり、ユウが体を洗い終えるのを待っていた。
 この前、ユウに胸を揉まれてからというもの。芳香の方から洗いっこしようと
は持ちかけれずにいた。
 また、胸を揉まれるかもしれない、そう考えると。怖いものがあった。
 嫌ではなく、怖い。恐れていた。
 もし、またユウに胸を揉まれたら、今度は受け入れてしまうかもしれない。
 もう、仕方ないわねと、触れることを許してしまうかもしれない。
 それだけなら、まだいい。
 お風呂の中で揉まれるのは、まあ、仕方ない。

 けれど。
 部屋にいる時、
 庭を散歩する時、
 いっしょに寝る時、
 ユウが胸をもむのが当然で、自然なことになってしまったら…………
 そう考えると恐ろしかった。
 そんなユウが怖いのでも、そうなるのが怖いのでもない。
 ――ならば、何が怖いのか?
 芳香が恐れているのは、自ら。
 自分自身が抱く、妄想が怖かった。
 ユウは十歳、まだ下の毛すら生えていない、芳香より二周りも小さい。ただの
子供だ。
 得意な教科は体育や図工で、苦手な教科はそれ以外。毎朝ランドセルを背負い
小学校へ通っているような、子供だ。
 確かに胸を揉まれたし吸われた、自慰をみられたこともあった――だが。
 それもこれも、まだユウが子供だからなのだ。子供だから、純粋な興味だけで
突拍子もないことをする。前に、
『どうして芳香さまには、ちんちんがないの?』
 と訊かれた時には困ったが、子供だ。
 男と女の違いを説明したが、ちんぷんかんぷんな顔をした程度に子供なのだ。
 芳香の顔が、湯船に長く浸かっているためか、赤くなっていた。
 そんな子供相手に、いくら妄想とはいえ。
 胸を揉まれるのが自然な関係になったら――などと考える自分が怖かった。
 これでは、まるで、十歳のユウに欲情して

「――いたっ」
 ユウの小さな悲鳴に、芳香は明後日に飛んでいっていた意識を取り戻す。顔は
真っ赤だ。
 ユウがまだ十歳で、そんなユウ相手にいろいろ考えるのは、怖くて、少し……
……愉しい。
 そんな芳香の考えを知らないユウは。洗い場に置かれた、座椅子に腰掛け、前
屈みになって、自らの下腹部をジッと見つめていた。
 その顔が芳香をみた。
「大変だ、はがれたっ」
398evolution2/4 ◆DppZDahiPc :2006/12/23(土) 16:26:48 ID:nTsEO+OM
 一瞬、ユウがなにを言っているのか理解できなかったが。そんな芳香の様子に
気づいたユウは、親切にも、芳香の前に『はがれた』それを突き出した。
 浴槽は洗い場より低い造りになっており。
 浴槽内に座っている芳香の目線と、
 立ち上がったユウが芳香の前に突き出したソレのついている場所と、
 その二つの高さは、全く同じだった。
「…………」
 お風呂に入った時何度となく見たが。こんなに近くで見たのは、初めてだった。
 小さなユウのちいさなおちんちんが、目の前にあった。
 肌と地続きな皮。剥がれた場所を見せるため、剥き出た先端はピンク色。その
ちいさな棒の下には、芳香の指二本より小さな袋がついている。
「……――っ!!!!?」
 芳香の瞳が見開かれる。
 ユウはううと呻きながら、
「いたいよぉ、芳香さまぁ」
 と言ったが、芳香には聞こえていなかった。
 芳香は、ただ、短く悲鳴をあげた。


   ※※※


「……ええ。ええ、そうよ。そう。だから、はい、心配しないで……それじゃあ」
 内線電話の受話器を置くと、芳香はふぅと息を吐いた。
 風呂場で悲鳴をあげた芳香を心配して、電話を入れた片岡を誤魔化すのは苦労
した。流石、オムツを替えてもらったこともある相手だ。
 芳香が嘘をついたのは見抜いたが、心配はないと判断してくれた。
 芳香は、実の父以上に理解してくれる片岡に感謝し。その息子へちらりと視線
を移した。
「で、どういうこと? 何がはがれたの?」
「……うん」
 うなだれたユウは、今にも泣きそうな声で説明しはじめた。

   ※※※

 要領を得ないユウの説明をまとめると。
 身体を洗っている途中、おちんちんを洗い始めた時に、手が滑って皮の一部が
剥がれた――ということらしい。
 芳香が、いまいち理解できないでいると。ユウは、実際に見せた。
 亀の頭のような先端に、頭同様首の部分があるのだが。その円周上にぴったり
と皮がふっついている。
 間近で見せられた芳香は、なるほどと想った。
 剥がれたと思わしき部分は、血こそ出ていないものの、少し赤くなっている。
「今も痛いの?」
「ううん、今はだいじょうぶ。だけど、はがれた時は、すっごくいたかった」
「……そうなんだ」
 涙目で訴えるユウに、芳香まだ暗くなる。
399evolution3/4 ◆DppZDahiPc :2006/12/23(土) 16:28:06 ID:nTsEO+OM
「……片岡――あなたのお父様に相談した方がいいのかしら」
 芳香がぽつりと呟くと、ユウは力なく首を振った。
「パパに相談してもいみないよ、だって、パパはお医者さんじゃないんだから」
「それは……」
 と、芳香はユウの下腹部を注視する。
 剥がれた隣の部分も、今にも剥がれそうだ。
「そうだけど、どうにかしないと……」
 しかし、芳香に妙案はない。
 ユウが言う。
「そうだ」
「なあに?」
「芳香さまがはがしてよ」
「…………え?」
 子供の考えは唐突で、いつも突拍子もない。
「一気に全部はがしたら、次は痛くないでしょ」
「それは……」
 ユウの提案はこういうことだ。
 はがれた瞬間は痛くても、直ぐに痛くなくなる。だから、一気にはがしてしま
えばいい。
 しかし、それをやる勇気は、自分にはない。
 だから、
「芳香さまがやって」
「私が? そういうことなら、あなたのお父様に……」
「やだよっ。パパにヤられたら、とっても痛そうだからやだよ」
「……でも」
 もし万が一、失敗して、ひどいことになったら……
 芳香が二の足を踏むのもかまわず、ユウは
「芳香さまにやってほしいんだ。芳香さまになら、どんなことされても我慢でき
るから」
 芳香は、頷いた。
 ユウが自分を頼ってくれるのが嬉しかった。


   ※※※


 洗い場に直接座る芳香の、太ももの上に乗ったユウは、両足をそれぞれ芳香の
脚の外に置き、大きく開脚している。
 見下ろせば、芳香の位置からは、ソレが丸見えだ。
 芳香はユウの小さなソレに手をかける、ふにゃっとした感触に、思わず生唾を
飲み込む。
 ユウは怯えるように、頭を芳香の胸の谷間に埋めて、その瞬間を待つ。
「いいわね、ユウ」
 ユウのソレを握る芳香が、ユウの覚悟を確かめる。
 ユウは無言で頷いた。
 その瞬間が、訪れた。
「う、うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「あ、あら? あら。ご、ごめんねユウ。失敗したから、もう一回」


 皮が剥けきるのに、三回の苦痛がユウを襲った。


   ※※※


「うう……だいっきらい――いたた……芳香さ――いたたた……」
 亡者の呻きみたいな声をあげながらも、ユウはひしっと芳香に抱きつき。涙を
隠すように、何度も何度も芳香の胸で目元を拭った。
 芳香は困り、ただユウの背中を撫ぜた。
400evolution4/4 ◆DppZDahiPc :2006/12/23(土) 16:31:07 ID:nTsEO+OM
「いたいよ、芳香さま」
「……ごめんなさい」
「なんで、痛くしたのさ」
「ユウ、それは誤解――」
「二回も失敗して」「うう……それは……ごめんなさい」
「……いたいよ」
 ユウが泣き止むまで、芳香はそうし続けてやった。
   ※※※
 話はまだ終わらない。
 全部はがしたユウのおちんちんは、芳香から見ても痛ましげに見えた。
 何か治療をしなければと想ったが、なにをすれば……
「そうだ」ユウは言った。
「ツバ付けたら治りが早くなるってきーたことあるよ」
「ツバ? ……よだれのこと?」
 ユウは頷いた。
 芳香は、しばし悩んだ。人間のよだれに、そんな効果があるとは聞いたことが
ない。
 しかし、ユウが
「小梅ちゃんに聞いたんだから、本当だよっ」
 と強硬に言うものだから、芳香は指に涎をつけ、痕を拭いたが、ユウは痛いま
まだし、効果はなさそうだった。
「……うーん」
 唸る芳香に、ユウは、
「よだれの量が足りないんだよ、だから、なめて」
「え?」
「なめたら、よだれいっぱい付けれるから、きっと」
「でも、」
 ユウのとはいえ、ソレを口に含むのは抵抗があった。
 ソレは尿がでる場所なのだ。
「うがいすれば大丈夫だよっ」
「そうかしら……」
 それでも迷う芳香に、ユウは――傷ついた。
 だっこされている腕の中から逃れ、立ち上がる。
「ど、どうしたの、ユウ」
 ユウはひどく悲しげな顔で笑い。
「芳香さまはぼくのこと嫌いなんだ……だから……だから……」
 今にも泣きそうだ。
 芳香は、
「ま、待ってユウ」
 ユウを呼び止めた。
「任せておきなさい、この芳香おねーちゃんに」
 それがどんな行為であろうと、ユウに嫌われるよりはましだ。
   ※※※
 ――1週間後。
 ユウを洗い場の上に寝させると。
 芳香はその横に座り、背を丸めて、右手で掴んだユウの小さなソレを、赤い舌
で触れた。
 苦い味がした。
 まず、汚れと思わしき付着物を舌先で拭い取っていく。
「……うあ」
 ユウが短く、呻いた。
 痕に舌先で触れ、なぞるようにする。
 ユウが悶えるが、芳香は心を鬼にして、ぱくっと口に含んだ。
 そうした方が、涎をつけやすいとこの一週間で学んだ。
 口に含み、舌先で拭いながら、芳香ふと想った。
 ユウのソレを早く治すために、この一週間朝晩とこうしているが、いつになっ
たら治るのだろう――と。
401籠城戦 ◆DppZDahiPc :2006/12/23(土) 16:35:54 ID:nTsEO+OM
たいしたエロもなく終わったことを反省した、
エロパロ板に来て何書いてたんだ俺は。

というわけで、繋がってない続き。
芳香が暢気なことから、時系列的には前回より以前。
ではまた、いずれ。
402名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 14:30:10 ID:+v5NjFdV
保守
403名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 15:13:18 ID:pljRa8r1
岬お嬢様(´・ω・`)
404名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 17:26:17 ID:UHCuch5M
>>396 >>403
マジで申し訳ない。パソコンが壊れてしもうたのよorz
今は漫画喫茶から書き込んでる。
春先までには新しいパソコンを買いたいのだが、
金のことだけにちょいと流動的なのです。
もうしばらくお待ちください……。
405名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 01:54:57 ID:F9bepBqQ
>404
頑張れ。
いつまでも俺は待ってるぜ。おまいさんの極上のSSをな!


>401
エロイ。お前はエロ星人かッ!
続きを早く書けっ!いや、書いてくださいお願いします
406名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:24:41 ID:04JJuyTP
こんがきゃ〜
・・・うう、うらやましい

ちくしょ〜
407名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:41:58 ID:VZWjTH2y
ショタものいらね
408名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 05:31:06 ID:hHxexf+J
ヨーコとキリヒトの人待ち
409名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 09:02:11 ID:/nqJ0Mbj
お姉さんに剥いてもらうばかりか、お口でアフターケアだとッ!

そういえば、皮を全部剥いちゃったら亀頭が取れちゃうんじゃないかと不安になった事無い?
410名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 11:20:36 ID:Sks8HxyU
小振りの鏡餅を胸に二つあてて
「お嬢様」とやって、無言で怒りの制裁を加えられる


悪ガキが多分一人・・・
411名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 22:53:40 ID:/3k80oEp
保守
412名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 13:03:00 ID:sxEsVN8S
ほっしゅ
413名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 23:05:01 ID:j8t3DE9U
お嬢様は巨乳なんだが、下働きの下女の方が
更に巨乳で美少女なので、色々と苛めてしまうお嬢様。
414名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 02:32:34 ID:jwTdTrnP
そのネタいただいてもいいカナ?
415名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 23:59:29 ID:rAtEk7Iu
どーぞどーぞ
ご自由に

投下をお待ちしています
416名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 16:00:51 ID:wM39C9nF
性的に無知な巨乳お嬢様が
使用人のような下賤の輩に開発されるような話キボン。
417名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 23:01:45 ID:WpXyvW5e
お嬢様にお仕えしたい
418名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 21:36:07 ID:LwCQ2T5X
田舎から出てきた、肉感的だが性的に初心なメイドが
双子のお嬢様に、その豊満な乳房を同時に吸われて
快感にわななく様子とか。
419名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 05:28:33 ID:xu/aH2CX
あれ?2ちゃん閉鎖とか聞いてたからああもうココも潰れるなーとか思ってたけど……
え?ガセ?
420名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 20:04:04 ID:BFQ+tnGB
キリヒトとヨーコの復活を期待しつつ保守
421名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 17:44:09 ID:F8x+wq8d
>>420 同意!
422名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 18:10:34 ID:btfN1Ey/
サクラは絶対にいません。断言します。
http://550909.com/?f5787804
http://www.happymail.co.jp/?af2094782

423名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 21:06:46 ID:P5By6I5M
サクラちゃんがいないならアクセスしません^ ^
424名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:51:30 ID:4GuICwnL
天からトルテの佐倉さんがいないならなおさらだ^^
425名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 17:36:21 ID:l9WDyJkf
もう倍賞千恵子もトシだしねえ
426名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 18:19:53 ID:1fhw75rC
保守
427名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 22:38:18 ID:wCPdHe5h
sageて保守
428名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 03:48:47 ID:jApgxv18
巨乳のお嬢様が帰って来られるまで、スレの整頓と清掃を欠かさないのが
我々の役目であるわけでして
429名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 05:16:53 ID:EgJYSYdn
保守
430お嬢:2007/02/04(日) 21:18:17 ID:wtIhAJnK
キリヒト×ヨーコ作者です。
仕事関係でゴタゴタしてて投下出来ませんでした。
本当にすんません。
短編ネタなら携帯から投下させて頂きますが……エロは難しいけど……

エロは引越したてなんで落ち着いてからで勘弁して下さいッ
431名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 21:20:27 ID:WZfAz/ya
>>430
じゃあのんびり全裸で投下を待たせて頂きます。
432名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 22:04:21 ID:zYI0z4bV
待つことにはなれています。
433名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 22:20:11 ID:wrrp2t8B
エロと言えば・・・

巨乳パフェって
巨乳お嬢様がニーソだけでテーブルに寝ててあんなとこやこんなとこニクリームが乗ってて「ど…どうぞ」なヤツ。
主にお胸の上にデコレートされていたり、お腹に生クリームで文字が書かれていたり・・・
で、出されたら綺麗に残さずに舐めるのがマナー
私は、その後で「皿」ごとお持ち帰りするけど。
泣いて嫌がる「皿」を、綺麗に舐めて空になった状態で店の正面玄関から
手をつかんで出て行く時など、中々楽しい。
特に、零落したお嬢様が「皿」だったときとか。

434名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 21:45:54 ID:tLAVD5ww
>>430
いつまでも待ちますので、
ごゆっくりどうぞー
435名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 21:24:42 ID:4ujoQdyu
436名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 20:28:01 ID:OgcX8sLy
.+  ゚  ・ + .
  ゚∧_∧∧  ゚
  (*´(=  )ほチュ
   l っと  ヽ
   と__(__(^)(^)
437名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 21:32:15 ID:FSmoAJD4
こんなお嬢様を・・・・
http://www.nicovideo.jp/watch?v=utnjni0b6w4OA
438名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 23:16:59 ID:+x2MV8cr
芳香様とユウのおはなしマダー?
439名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 23:40:48 ID:Yl0xx6mQ
>>438
>>349のサイト。
440名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 07:58:50 ID:ttl8QFvn
>>439  thx. もうショタ編終わったのかー。
441名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 23:57:33 ID:ikckqTz7
保守
442名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 03:20:46 ID:qC1b5tbj
圧縮回避保守
443名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 14:38:52 ID:u68AnRe6
非エロはこのスレの対象外でつか?
444キリヒトとヨーコの人が来てくれないorz:2007/02/24(土) 16:14:01 ID:QQkrf1Wg
>>443
щ(゚Д゚щ)カモォォォォォォォォォォォォォォォン
445名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 21:14:00 ID:ynYla8CC
微エロもオッケーですよ!
446名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 21:37:30 ID:swWh8O4S
非エロ≠微エロ
とはいえ、萌えがあればщ(゚Д゚щ)カモーン
447名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 13:13:41 ID:Wax4sipV
>>443に期待щ(゚Д゚щ)カモーン
448443:2007/02/25(日) 23:33:35 ID:UnajI158
では、非エロな上に短いですが投下します。
うまく落とせなかったので、最後が強引……(´・ω・`)
449露西亜系金髪ロリ巨乳お嬢様:2007/02/25(日) 23:34:44 ID:UnajI158


 自由とは何か?
 誰かからそんな質問をされたとしたら、神宮隼人はこう答えるであろう。
 たまの休みの日、昼過ぎまで惰眠を貪る人間が居ても良い。
 自由とは、そう言う事だ――と。

「で……そんな俺のささやかな幸せの時を奪おうとしてるのは、一体どこのどいつだ?」
 ノックの音と、ドアの向こうで彼の名を呼ぶ声。
 執拗に繰り返されるそれらに、耐え切れず隼人は目を醒ました。
『神宮隼人、いるのでしょう? いつまでも眠っていないでここを開けなさい、神宮隼人!!』
「あいつか……今から着替える。ちょっと待ってろ!」
 まるで頭痛を堪えるかのようにこめかみを揉み解しながら隼人は寝巻きを着替え、玄関へと向かった。

『神宮隼人! いつまでぐずぐずしているのです?』
「はいはい、今開けるよ――っと!」
 執拗に繰り返されるノックに対する恨みの意味も込め、やや乱暴にドアを開ける。
 瞬間、ドアが何か柔らかい物にぶつかった音と、そして小さな呻き声の様なものが洩れた。
「やば――平気か?」
 ちょっと反省しながら、ドアの向こうにいる人物に声をかける。と、そこに居たのは――

「いえ、問題ありません」
 ノックのし過ぎで赤くなった手で、ぶつかって赤くなった鼻を押さえながら気丈にそう言うメイド服の長身の女性と、
「まったく、いつまで私を待たせるつもりですの?」
 細身に似合わぬ豊かな胸を強調するかの様に腕を組み、隼人を見下ろすようにして見上げる金髪の小柄なお嬢様。

「相変わらず、君は色々な意味で非常識だな。ソレーナ=アレクセーエヴナ=シュルツカヤ」
「あら、私のどこか非常識ですの?」
 まるでわかっていない表情で、お嬢様――ソレーナが隼人に尋ねる。
 どうやら彼女にとって、朝っぱらから大声で叫んだり、手が痛くなるほどにノックをメイドにやらせる、というのは常識であるらしい。
「君も大変だな、ヒルデガルト」
「いいえ隼人様、御心配なく。これもメイドの務めです」
 こちらもまるで気にしていない様子のメイドの言葉に、隼人は無言で肩を竦めた。

「――で、今日は一体何の用だ、ソレーナ=アレクセーエヴナ。まさか用も無しに、折角の人の休日を邪魔しに来たんじゃないだろうな?」
「あら、婚約者に逢いに来る、と言うのはそれだけで立派な用事だと思いますけど?」
 ソレーナの口にした婚約者、と言う言葉に隼人の片眉がぴくりと動く。
 だが隼人が反論の言葉を口にするより早く、ソレーナは言葉を続け、
「冗談ですわ。用ならちゃんとありますの。今日は日曜日。しかも、絵に描いた様な素晴らしい快晴。
――と言うわけで、神宮隼人。これから私をどこか楽しいところへ連れて行きなさい!」
「寝言は寝て言え。じゃあな」
 即座に言い捨て、ドアを閉じようとする隼人。だがドアが閉まりきるより早く、その隙間に足が挟まれる。
「ヒルデ、ナイスですわ♪」
 忠義なメイドが自らの足を以って、ドアが閉まるのを防いだのだ。
 はっきり言って、隼人から見ても物凄い痛そうだった。
「……君も本当に大変だな。ヒルデガルト=シュミット」
「いえ、私はお嬢様に仕えるメイドですから」
450露西亜系金髪ロリ巨乳お嬢様:2007/02/25(日) 23:35:53 ID:UnajI158
 隼人は観念する事にした。
 これ以上問答を続ければ、自分やソレーナはともかく、この忠義なメイドが色々と大変だ。
「はいはい俺の負けだ、ソレーナ=アレクセーエヴナ。
君の強引さと君のメイドの忠誠心には本当に頭が下がる。それで、一体どこに行きたいんだ?」
 隼人の問いに、ソレーナはつんと澄ました表情で、
「さあ? それは貴方が決める事ですわ、神宮隼人。どうぞ、私が喜びそうな場所へと連れて行って下さい」
 そんなソレーナの言葉に、思わず隼人は天を仰ぎ、しかし一度首を振ると、
「お前な――いや、わかった。部屋の中に俺の予備のジャンパーがある。とりあえず、それを着て待ってろ。俺は単車を出してくる」
「ジャンパー?」
「単車に乗るなら、君のその格好は寒すぎる。それに、単車の排気を浴びたら、君の自慢の長い金髪があっという間に傷むぞ」
「――わかりましたわ」

 隼人と入れ代わりにソレーナが隼人の部屋へと入っていく。だが彼女のメイド、ヒルデは何故か主人の後を追いかけない。
「どうした?」
「隼人様、一体どちらにお出かけするつもりで?」
「ちょっと行った所の水族館で今、北極海の生き物展をやってるんだ。あれなら、お嬢様のお眼鏡にもかなうだろうさ」
 その言葉を聞いた瞬間、ヒルデがふっと微笑を浮かべる。
「ふふ。やはり、隼人様はお嬢様の事を大事に思っていらっしゃるのですね」
「何故そうなる」
 憮然とした隼人の言葉に、しかしヒルデは一層笑みを濃くし、
「だって、お嬢様が今日こちらに来る前から、わざわざお嬢様が好きそうなイベントについて、下調べなさっていたのでしょう?」
「別に。最近、俺が北極海の魚介類の生態に興味を持っただけだ。――クリオネとか」
「はい。それでは、そう言う事にしておきましょう」
「……勝手にしてくれ」
 憮然とした表情のままその横を通り過ぎ、しかし隼人は彼女の方へ振り返り、
「――ところで、君は付いて来ないのか?」
「デートなのでしょう? なら、私の出る幕はございませんよ。
お嬢様の事――よろしくお願いいたします」
「……あいよ」
 一礼するメイドに、隼人は歩き出しながら手を振って応えた。

# # #

「何と言うか……シュールな光景だな」
「あ、貴方がそうしろと言ったのでしょうっ!」
 隼人が裏の車庫からアパートの入り口に単車を転がして来たのとほぼ同時、ソレーナの方もジャンパーを着てその場にやって来ていた。
 長く多いその金色の髪を、どうにかこうにかして服の背中に押し込んでいるせいで、その姿は酷く滑稽だ。
 元々は隼人のジャンパーである為、サイズはかなり大きめのはずなのだが……
 背中に髪の毛を詰めている上、彼女の豊かな胸の所為で、微妙に膨らんで見える。
 袖のあたりはかなり余っているあたりがまた萌えポイントだ。
 とは言え、彼女の様な長い髪の持ち主が単車に乗る際は、そうでもしないと髪の毛が排ガスで傷むし、何よりタイヤに巻き込んだりして危険である。
「安全の為だ。我慢しろ、ソレーナ=アレクセーエヴナ」
「ええ、わかっていますっ」
 まるでハムスターの様に頬を膨らませ、ソレーナがタンデムシートに腰掛ける。
 ちなみに横座り。危険なので良い子は真似しちゃいけません。
「じゃあ、行って来ますわ、ヒルデ」
「はい、お嬢様。楽しんできてください」
451露西亜系金髪ロリ巨乳お嬢様:2007/02/25(日) 23:36:30 ID:UnajI158

「ヴィクターの運転するいつもの車も良いけど……こういうのも、悪くはありませんわね」
「何か言ったか?」
「いいえ、何でもっ!」
 二人の乗る単車は既に高速に乗っていた。
 隼人が単車の免許を取ったのは高校時代(学校側には無許可)であり、また彼は既に成人している為、高速での二人乗りも合法である。
 慣れているのか、その運転に危なげなところは少しもない。

 ソレーナは始めは恐くてたまらなかったが、体に感じる風と移り変わる景色、そして何より愛する人の背中を感じられる、と言うのはなかなか悪くないと思った。
「神宮隼人、もっと飛ばせませんの?」
「二人乗りで無茶をする気はないね。それに、俺は安全運転を重視する男なんだ。日本で二番目くらいに」
 叫んでもなかなか会話ができないので、ヘルメットをぶつけるようにして囁き合う。
「ちなみに、一番は誰ですの、それ?」
「今度、DVDを貸そう。ソレーナ=アレクセーエヴナ。あれは名作だ。一度は見ておけ」
「……???」
 と、高速道が今までの地上から、高架部分へと差し掛かる。
「風が強くなってきたな。ソレーナ=アレクセーエヴナ、もっとしっかり掴まっておけ。でないと飛ばされるぞ」
 隼人にそう言われ、しかしこれ以上体を密着させる事に僅かな躊躇いを覚えるソレーナ。
「その……動きにくくありませんの?」
「君が風に煽られて体勢を崩した方が、俺にとってはより面倒だ。変な遠慮はするな」
「仕方ありませんわね。あくまで安全の為ですから、他意は無いですわよ? 勘違いしないで下さいね、神宮隼人」
 言って、より体を密着させる。
 安全のためのヘルメットが、今は真っ赤になった顔を隠してくれるのがありがたかった。

 風を切る感触も、くっついた体の頼もしさも、どちらも彼と出逢うまでは知らなかったものだ。
 以前の彼女は、本当に世間知らずのお嬢様だった。それが変わったのは、やはり、神宮隼人と出逢ってからだ。
 口を開けばつい憎まれ口を叩いてしまうが――ある意味、彼女とずっと一緒のメイド、ヒルデガルトと同じくらい、あるいはそれ以上に――彼女は隼人を頼りにしていた。
「ねぇ、隼人。私は――」
「前から思ってたんだがな、ソレーナ=アレクセーエヴナ」
 ほぼ同時に言葉が発され、慌ててソレーナは続く言葉を飲み込んだ。

 まさか、彼も同じ思いだったのだろうか?
 考えてみれば、婚約者同士になったとは言え、それは当事者抜きで親たちが決めたことだ。
 彼自身の口から、はっきりとその事について感想を聞いた事は一度も無い。
 それどころか朝のように、婚約の事を口に出すと、彼はいつも不機嫌そうな顔をする。
 けれど、まさか本当は――

「貴方から話しなさい、神宮隼人」
 先ほどとは別な意味で速くなる鼓動を抑えながら、ソレーナは言う。
 不安を押し殺すように、彼に回した腕にぎゅっと力を入れながら。
 促され、隼人は僅かに言葉を選びながら――
「君は、細いし背が低いくせに、胸はでかいよな。何喰ったらそうなるんだ? やっぱ遺伝――おい、危ないぞ
運転中に暴れ――こら、洒落にならんぞ、ソレーナ=アレクセーエヴナっ!?」
「煩い煩い煩いっ、何ですか貴方はっ! 人が真面目にときめいているときにもうっ! 信じられないっ!! 朴念仁!! 唐変木!!!」
「ソレーナ=アレクセーエヴナ。君はロシア人の癖に、やけに変わった日本語を知っているんだな――待て、本気でまずい。
ちょっと落ち着け、ソレーナ! このままじゃ本当に――」

# # #

「肝心なところで素直になれない。本当にお二人とも、似た物同士ですね」
 高速道路上空を飛ぶヘリの中で、そんな呟きを漏らすメイドさんの姿があったそうな。
 どっとはらい。
452露西亜系金髪ロリ巨乳お嬢様:2007/02/25(日) 23:38:43 ID:UnajI158
IDがうなじ……?
もっと精進して、次はエロくなるよう頑張ろうと思います
では、お目汚し失礼致しました
453名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 00:19:16 ID:5zxUcZ/X
GJだぜ
この二人がいつかエロ展開になるのを期待しちゃうぜ
454名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 07:29:35 ID:WxrUeE4y
wktkだぜ
455名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 10:08:08 ID:cLbLu9zT
GJ!!
最後のメイドさんにワロタwwwwww
456名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 10:36:39 ID:TEPY6w5v
ヘリwww
457名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 23:59:09 ID:VSdc/9i3
バイクに色々こだわる漏れとしては突っ込みたいネタが二、三有るが、黙っておこう。
なぜならば!GJであるからである!!
合わせて言うならば!!続きにwktk!!!
458名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 02:00:15 ID:n5nqWjgR
>>457
大人の対応GJであります。
459名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 03:42:28 ID:VXfNLki6
とりあえず某都市シリーズの某二番目の人っぽい口調だ。
460名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 20:19:12 ID:1NTyGCyb
とりあえず某都市シリーズの、二番目が口癖の人っぽい口調だ。
461名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 01:12:51 ID:gTgjT3Xa
盗作なのか?
462名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 19:38:30 ID:gRlxs720
お嬢様はお留守ですか?
463名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 16:08:32 ID:L0COkG0C
ほしゅあげ
464名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 18:03:51 ID:M/GUqkKd
保守
465名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 17:23:33 ID:IzhtJdkM
新作投下祈願age
466 ◆DppZDahiPc :2007/03/18(日) 20:54:49 ID:gEZhmy0a
色々黒い物が溜まっていたのか、書き始めたら30レス分近くになっていたんで

tp://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0488.txt

導入がえらい長いから、エロだけ読みたいって人は四分の三くらいすっ飛ばしてください。
もしPASS必要とされたら、sageっといてください。
467 ◆DppZDahiPc :2007/03/18(日) 21:02:30 ID:gEZhmy0a
ああ、書き忘れた。

タイトル:嬢×鬱
内容
鬱青年が鬱になった理由と、お嬢の一途っぷりを描いた、酷い鬱小説。
468名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 09:06:46 ID:ybtXVFbA
長いという事、欝、つまり暗いという事。
この二つの属性が読むのを躊躇わせていたが、やっぱり気になったので読ませてもらった。
一言GJである。
庶民の中でも底辺に位置する男と箱入りお嬢様の恋、感動した!

でも確かにこの長さはここにゃ書けねぇよな
469名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 23:22:55 ID:Gq8BZV21
自演ぽいレスだ・・・
470名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 09:06:22 ID:uQmdWI/w
だが作品はGJだ
というか誰も書かなきゃ過疎るから遠慮無くスレに落とせ
471名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 23:42:46 ID:5Rz9rR2P
ウブカタ的な疾走感のある文体が心地いいな。量はあるんだけど苦にならずにスラスラと入ってくわ。
472名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 07:41:04 ID:f1nz9fb9
他スレでも見かけるが、わざわざロダに上げるのは、むしろ誘い受けっぽく見えてしまうので、やめた方がいいと思う
ここはそういうものを投下する板なのだから、長かろうが遠慮する必要はないかと
473名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 10:14:13 ID:vsXlhp5A
>>472
まぁそのとおりではあるが、全部ひっくるめて書いてくれる人の判断に任せたいな。
書いて投下する人にとっていろんなプレッシャーがあるし。
466のみたいな新作巨乳お嬢様が読めるんなら、おれはどんな形でもいいよ。
474 ◆DppZDahiPc :2007/03/24(土) 22:23:40 ID:ndCO0zFT
ロダに上げたのは、俺がちょっと規制中だったりして、pcから書き込みできない状態で。
携帯にメールで送って、落とす手法もあるにはあるが長さが邪魔をし。
連載にすればよかったのかもしれないが、エロにいたるまで長く。
故に、ロダに上げて、そのURLを貼り付けようとか安易なことを考えたためだったりするんだが。
これからは軽挙はやめることにするわ、すまんかった。


というわけで、保守がてら投下。
本番なし、全8レス、明るめな話。
475銭湯でのぼせながら考えた小ネタ ◆DppZDahiPc :2007/03/24(土) 22:25:49 ID:ndCO0zFT
 夏、今は夏だ。
 例年にない猛暑、ガンガンに照りつける日差しの下、俺たちは走っている。
 といっても、好きで走っているわけではない。
 当たり前だ、こちとら小学生の頃から高校に入っても、体育の授業じゃ『がんばりましょう』を付けられ続けている身。運動神経なんざないし、そもそも必死こいてなにかするってのが嫌いな性分だ。
 成績表の評価が下がるのがどうした、受験に体育関係あんのか。
 かー、ぺっ。ぺっ、ぺっ
 てなもんだ。

 そんな俺が、何故走っているのかといえば――
「遅いよっ」
 ――こいつのせいだ。
「うるせぇえ。好きで遅いわけじゃねぇ」
「そんな口聞く暇あるなら、走りなさい。大体、キミって子は……」
 俺の10メートルは先で、体操着にブルマという出で立ちのキ○○○が、俺に向かって何か言っていたが。
 紳士的に無視し、黙ってその3歩手前で立ち止まった。
「休憩にしよう」
 素晴らしい俺の提案に、ソイツは応える。
「まだ予定の半分よ。そんなんで休もうなんて、キミは深窓のお嬢様かっての」
 そういって、スパンと俺の頭を引っ叩くと。
「ほら、行くよ」
 そういって、身勝手に走り出す。
 俺はその背中を眺め……走り出した。
 また叩かれたら溜まったもんじゃねぇしな。
 ……つうか、俺に何か言う前に、テメエの格好に疑問を抱かないものだろうか?
 日曜日の公道、ブルマの女が走る。
 なにか、ビデオの撮影だと思われてないといいが。


 そもそもだ。
 なんで俺が走ることとなったか、それはアイツとの関係を説明したほうが早く済むし、分かりやすいだろう。
 俺とアイツ/如月歌鈴(きさらぎ・かりん)は、高校で同じクラスなのだが。
 俺が休んだ日に、体育祭実行委員を決める投票が有り。誰か――クラスの連中を問い詰めても犯人は分からずじまい――に推薦された俺は、めでたく不幸にも満票で委員に任命された。
 そして、アイツ、如月の奴も。
 しかし、如月の奴はなにを勘違いしているのか。
『委員なら、マラソンで、去年みたいにビリから数えたほうが早いみたいな順位になったらダメだから。走るわよ』
 このアマ……。
 ドス黒いオーラを撒き散らしながらも走る健気な俺。
 ホント、なんで走ってんだろ。嗚呼、面倒くせぇ。
「危ないっ!!」
 ――あ?
476銭湯でのぼせながら考えた小ネタ ◆DppZDahiPc :2007/03/24(土) 22:27:58 ID:ndCO0zFT
 キキ―――――ッッ!!
「危ねぇぞ、死にてぇのかっ!」
 罵声を残して走り去っていくトラックの姿が、腕の隙間から見えた。
 俺が事態を理解したのは
「……っう」
 というアイツの呻き声を聞き、間近にあるその顔を見たあと。
 どうやら…
 ぼけっとしていた俺が、車に轢かれそうになり、そこを歌鈴が助けてくれたみたいだった。
「おい」
 車が走り去っても動かない歌鈴、心配になり声をかける――返事はない。
 ウソだろ?
「おい、返事しろ。返事。おい、……ええと。つうかクソ重たいからさっさと退け、何でもいいから動け、なんか言え」

    ブチッ

 そんな音が、聞こえたような気がする。おそらく気のせいだろうが。
 俺の声に応えてくれたのか、歌鈴は無言で立ち上がり――
「良かった、怪我は――――ぐぎゃっ!?」
 俺の……大切な部分が踏みつけられた。


***


 脚を擦りむいていた歌鈴を、近くの公園まで連れて行き、水のみ場で簡単に洗ってやる。
 近所のお母さんやお子様たちの視線が痛く、洗い終わる頃には何故かお母さんやお子様たちはいなくなっていた。
 ……いや、確かに珍しい光景だけどさ。なにも逃げなくても。
 俺は車を呼んで、直ぐ帰るように言ったが、歌鈴は
「血も出ていなかったし、もう少し休んでからにしよう」
 といった。
 けれど歌鈴の顔は青ざめていて、早く病院に行かないといけないんじゃないだろうか?
 俺は戦々恐々とした。
 それは歌鈴が、日本で30番目くらいの金持ちの娘だからということもあるし。
 傷物にしちまった責任もあるし。
 なにより、歌鈴の弱気な顔が、見ていて辛かった。
 だから
「いいから、」
 病院へ、と言おうとした俺の言葉に重なり、歌鈴が言った。
「胸が痛い」
「……あ? なんだって?」
 歌鈴は体操着越しに自らの胸に、むにっと触れると。
「ズキズキする」
 子供みたいな伝え方をしてくる。
 しかし
477銭湯でのぼせながら考えた小ネタ ◆DppZDahiPc :2007/03/24(土) 22:30:06 ID:ndCO0zFT
「それって、まずくねぇか」
「……ここは、肋骨かな…よくわからない」
 言葉もなかった。
 まずい、明らかにまずい。早く救急車を呼ばないと。
 なのに
「ねえ、少し、いい?」
 歌鈴の奴はおかしなことを言った。
「触って確かめてくれない、かな?」


    なんだって?


 おかしい、明らかにこれはおかしい。なんだこの状況。
 後5年は天国にいけなさそうな婆さん、俺がなにか悪いことしたでしょうか?
 なんで、こんなことに……

 公園の公衆トイレ、その個室。人1人はいるだけでも狭いスペースに、俺と歌鈴はいた。
 密着して。
「……で、どこだって?」
 俺は、できるだけ緊張を隠して言った。
 壁に背を押し付けて立つ、俺の前に立ち背中を預けてくる歌鈴は、
「胸の下、かな? よくわからない」
 なんていう。
「触って確かめてよ。キミのせいで怪我したんだから」
「……それは、そうだけどさ。でも、いいのかよ?」
「なにさ」
「その……触っても」
 少しの沈黙の後、歌鈴は言った。
「ダメだったら言わないよ」
 早く病院へ行けという、俺の懇願にも。せめてどこが痛いか分からないとと、よく考えれば意味の分からない歌鈴の主張に俺はやむを得ず賛同し。
 だから、俺はここにいる……でも、なぁ。
「早くして」
 痛みのせいか、濡れ、震える声が俺に懇願する。
 甘い、女の子の香りが鼻腔をくすぐる。
 薄い布地越しに、彼女の体温を感じる。
 ――そう、彼女。コイツは、歌鈴は、今更確認するまでもなく、女。それも結構美人な部類に入り、身体付きはうちの妹と比べるまでもなく女らしい。
 というか、歌鈴が触れと言っている場所は胸……
 俺はそこに在るものを確認して、喉を鳴らしてしまった。
 歌鈴はお嬢様だが、上の姉さんたちに反発しているようで、そのせいかガサツっぽくもあるし。俺なんかより、よっぽど体育会系。
 だから、忘れそうになる。
 でも、歌鈴の胸に並ぶ二つの釣鐘に、コイツは女だと思い知らされる。
 ちょっとしたスイカほどもある――といっても、過言ではなく、大きい。
478銭湯でのぼせながら考えた小ネタ ◆DppZDahiPc :2007/03/24(土) 22:32:13 ID:ndCO0zFT
 そんな歌鈴が、体操着一枚で走るものだから、並走するといやおうなくそれが目に入り。
 視ない様にするため、走りを加減していたのだが。
 まさか、
 まさか、こんなことになるとは……
「早く、痛いよ」
 その言葉に俺は覚悟を決めた。
 そう、これはいやらしい行為ではない。あくまで触診的な何か。そう、全然いやらしくないんだ。
「うし、んじゃ、触るからな」
「うん、触って」
 俺は腕を伸ばし、彼女を抱くようなポーズを取ると、体操着の上から彼女の胸を掴んだ。
 むにゅううと、指が食い込むのが分かるが、直ぐに停まる。ぼりゅうむから、勝手にふにゃふにゃした柔らかさだと考えていたが、そんなことはなかった。
 食い込んでくる指を押し返すような弾力。
 少し揉むだけで――
「ちょっ、こらっ、違うって」
 至福の一時は一瞬で終わった。
 歌鈴は怪我人とは思えないスピードで、俺の腕から逃げると。
「そこは、まだ早いって――じゃなくて、そこじゃないよっ」
「え?」
 揉んだこと?
「胸の下が痛いのよっ」
 バチン
 俺のほっぺがいい音を鳴らした。
「しろっつうからしたのに、なんで叩かれないと……」
 ブツブツ言う俺を
「まったく」
 の一言で片付けると、彼女は。
「じゃ、じゃあ、教えてあげるから、ちゃんと触ってね」
 トイレの反対側の壁に背を預けると、俺を睨みつけ、言った。
「揉むときは揉むって――」
「言えば、揉んでいいのか?」
「――っ。誰もそんなこといってない」

 本日3発目、絶好調に叩かれてます、俺。

「いいっ、ここ、ここなんだからねっ」
 歌鈴はそういうと、体操着の前をたくしあげ、白い肌を露出させ。自分で巨きな胸を掴み上げ、疑惑の場所を晒した――が。
 赤くなってもいない。
 しかし、彼女がここだというのだから、ここなのだろう。
 視て分からないということも在るため、俺は
「触るぞ」
 言うや、胸のやわ肉に触れないようにしながら、胸の下をぐりぐりと親指でマッサージするようにして揉んだが
「違うみたい。もう少し、上みたい」
479銭湯でのぼせながら考えた小ネタ ◆DppZDahiPc :2007/03/24(土) 22:34:21 ID:ndCO0zFT
 といった。
「なら、後は自分で確認しろ」
 名残惜しみつつ、手を離すと。
 さっきは胸を軽く揉んだだけで怒った歌鈴が
「こ、怖いから、キミが確認してよ。キミのせいで怪我したんだからねっ」
「いや、そりゃそうだけど。でも、そうなると、胸揉むことになるぞ」
 歌鈴は顔を真っ赤にしながら。
「せ、責任とりなさいよっ!」
 ……間違っても親に聞かれたら拙いセリフを、歌鈴は叫んだ。
 俺は
「分かった、分かったから。怒鳴るなよ」
 申し出を受けることにした。

 着衣した状態だというのに、歌鈴は起用にブラジャーを外して見せると。
 息苦しかったのか、息を吐いた。
「なんか、それお茶碗にできそうだな」
 俺のフレンチなジョークに
「バカじゃないの?」
 辛らつな突っ込みを返しつつ、
「脱ぐのは恥ずかしいから、この中に手、入れて」
 歌鈴は言った。
 俺は頷き、手を伸ばす。
 這うようにして、体操服の中を進み――触れる。
「ひゃんっ」
 弾力のある餅肉に。
「じゃあ、下からいくな」
「う、うん」
 俺は胸を掴み、指を食い込ませ、食い込ませ。ぐりぐりと親指で押した。
「ぅぅ」
「痛いのか?」
「ううん、くすぐったい」
「……まぎらわしい声を出すな」
 言いながらも、俺は胸周辺のマッサージを続けたが、痛い場所はないらしい。
 となると、後は……
 先ほどのことから、俺は胸本体にはできるだけ触れないようにしていた。というか、ここはこの二つの肉球がクッションになって、無事だと勝手に考えていた
 しかし、どうやら、患部はその二つの富士山にあるらしい。
 俺が真剣に悩んでいると
「キミがマッサージしてくれたからかな、痛みがなくなってきたよ」
 歌鈴が楽しそうに言った。
 随分気楽なもんだ。こっちはお前の胸揉むか揉まないかで、真剣に悩んでるというのに。
 すると、まるで俺の心を読んでいるかのように、歌鈴が言った。
「あ、あのさ」
「なんだよ」
「胸も、……おっぱいも、マッサージ、して、くれない、かな?」
 なんだって?
480銭湯でのぼせながら考えた小ネタ ◆DppZDahiPc :2007/03/24(土) 22:36:24 ID:ndCO0zFT
「さっきは触るなってお前が」
「いった、いったけどさ。でも、気持ちいいんだもんっ」
「だーーーっ。だから、紛らわしいこというな」
「で、でもさ。キミがマッサージしてくれたおかげで、痛みがなくなったんだよ。だから……ねえ、してよ。お願いだからさ」
 俺は、悩んだ。



 ――と、いうのはウソで。
 できるだけ、格好がつくタイミングを見計らって、俺は言った。
「仕方ないな」
 やや、面倒くさそうに。内心ガッツポーズを連発しつつ。
「ありがと」
 歌鈴が蕩けた声で礼を言った。
 俺は内心にやけながら、歌鈴の胸を掴んだ。
「どこら辺したらいい?」
「んー……ぜんぶ」
「りょうっかい」
 俺は手と肉球が馴染むようにゆっくりと手を動かす、くすぐるような動きで、焦らすように。
「ここか?」
 と時折、痛みを聞く振りをして、声をかけながら。
 歌鈴は、震える声で
「んっ、ちがう」
 と健気にも返す。
 そんなことを少しの間繰り返し、乳房の全てに触れてから、乳首をつまんだ。
「ひゃうっ!?」
 バカみたいな声をあげる歌鈴に、思わず笑みがこぼれる?
「どうした? 痛いのか? 痛い場所が分かったんなら病院へ――」
「ううん」
 歌鈴は慌てた様子で否定した。
「違う、違うよ」
「じゃあ、ここはもう」
「あっ、でも、なんかそこらへんみたい」
 なんだそれ。
 そう思いながらも。
「そうか」
 と頷き。
 彼女の乳首を、爪先で玩ぶ。
 ひっぱったり、つねったり。
 そんな単純な行為に、彼女は悦び、嬌声上げる。
「だめ、ちが、そんなんじゃ、痛いの、全然わかんないよっ」
 大きな胸の癖に、――いや、だからか? 先端の乳首が弱いらしい。
 そんなことを教えられれば、そこを攻めるしかない。
 俺は、段々のってきて。体操服を更にたくしあげた。
「み、視たらだめっ」
481銭湯でのぼせながら考えた小ネタ ◆DppZDahiPc :2007/03/24(土) 22:38:50 ID:ndCO0zFT
 それは、まるで確かに西瓜のような大きさだった。
 これまで服越しで対面してきた令嬢が、俺の前に姿を現した。
 その歓喜に打ち震えながらも、俺は
「え、ちょっと、なにするの? ……ダメだよ、ダメだって、汗かいて汚いから。ねえ、聞いて――――っっ!!」
 彼女の乳首を吸った。まるで子供のように強く、ただ強く。
 それだけで彼女は言葉を見失った。
「や、やぁ……」
 彼女の乳首は堅く、少し大きく感じた。胸の大きさに比例しているのだろう、ソレを、俺は舌で玩び、歯で弄ぶ。
「かむのは、噛むのはだめっ――――いたいよ、いや、そんな強く…ぅぅ、少しは人のことを――ひゃんっ!」
 楽しい、悦しい、愉しい。
 なんだろう、一家に一台欲しくなるこの楽しさ。
 そんなに気持ちいいのか、彼女は口先でしか反論せず、抵抗はせず。ただ、喘ぎ続けているばかり。
 そんな彼女の悲鳴が、俺の嗜虐心に火を付ける、燃え猛る。
 揉み、揺さぶり、潰し、噛み、揉み、はみ、握り、吸い――自分でもなにをしているのか分からないほど、乳攻めに変化をくわえ、彼女を弄ぶ。
 背中を壁に押し付け、ガクガクと震える歌鈴。
 嗚呼、なんといとおしいことだろう。
 嗚呼、なんて虐めたくなることだろう。
 俺は片手を胸から外すと、彼女の閉じられた下腹部へと――

 こんこん

 トイレのドアがノックされた。
 邪魔され、怒りそうになった俺の耳に聞こえたのは。
「おトイレしたいの」
 という幼女の声。
 俺は、彼女を見。
 彼女は、俺を見。
 どちらからともなく、身体を離した。

482銭湯でのぼせながら考えた小ネタ ◆DppZDahiPc :2007/03/24(土) 22:41:00 ID:ndCO0zFT
 俺たちは幼女にトイレを譲ると、二人きりのマラソンを再開した。
「なあ、歌鈴」
 夏、今は夏だ。
 例年にない猛暑、ガンガンに照りつける日差しの下、俺たちは走っている。
 といっても、好きで走っているわけではない。
 当たり前だ、こちとら小学生の頃から高校に入っても、体育の授業じゃ『がんばりましょう』を付けられ続けている身。運動神経なんざないし、そもそも必死こいてなにかするってのが嫌いな性分だ。
 成績表の評価が下がるのがどうした、受験に体育関係あんのか。
 かー、ぺっ。ぺっ、ぺっ
 てなもんだ。
 だから、余計な練習なんてもっての他だ…………でも。
「来週も、いや、体育祭終わっても一緒に走らないか」
「――え?」
「お前がよければ、だけどさ」
 もの凄く照れくさかったので、加速した。彼女の答えが聞こえぬように。
 でも、俺には、聞こえないはずの彼女の答えが聞こえた。

 彼女の答えは



おしまい
483名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 22:44:49 ID:JFCfciNa
ギャグが笑えません!
484名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 23:22:53 ID:BOgIC33d
>>482
なんかさわやかな感じがしてよかったっす、
本番がないのがかえってよかったのかな。
485名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:07:56 ID:Urz5akO7
素晴らしい またぐらがいきりたつ
ただ、文章はもっと淡々と書いてくれたほうが好きだ。
今のままでは出来の悪いライトノベルでも読んでいる気がしてしまう。
486名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 21:23:50 ID:fHzD9TGe
とりあえず

  続編お願いしますと、前レス氏も申しております
487名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 20:17:50 ID:pjqIfV97
保守
488名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 00:16:06 ID:3CD9Z2HZ
その大きすぎるお胸が恥ずかしいのを、
持ち前の気の強さで虚勢を張っていたら
すっかり、じゃじゃ馬扱いされるようになって
好きな幼なじみの男の子にも、恋愛対象と見られていないかも・・・と
時々、彼に彼女が出来てさよならされる夢を見て泣いてるお嬢様とか。
489名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 01:51:11 ID:ZaI+zeQq
おとなしめ巨乳お嬢様が10歳くらい離れた兄とイチャエロする話

が読みたいです・・・
490名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 16:45:39 ID:zjTr6YEQ
保守
491名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 05:10:27 ID:rR9/EYbA
お嬢様の巨きなお胸が羨ましいやらねたましいやらで
毎晩、「マッサージ」と称してこねくり回すのを日課としている
ささやかな胸のメイドさん。

・・・でも、メイドさんも美人度ならお嬢様に負けていないので
おとなしいお嬢様も嫌とは言えず、だんだんと毎晩の「マッサージ」が
待ち遠しくなり始めて・・・・
492籠城戦 ◆DppZDahiPc :2007/04/10(火) 01:21:42 ID:NygeBguv
なんかこの一週間なにも書いてないことに気づいた。
取り合えず、酔っ払いながらPCに向かった。

なんか、出来た。
保守が寺に投下してみる。


全7レス。本番なしというか百合。
493無題/題無し/特に意味なし:2007/04/10(火) 01:24:55 ID:NygeBguv
 夜。
 月も出ず、星も光らぬ曇り空。
 小学生の頃に、父に買ってもらった机とセットの椅子に座り、空を眺めながら。一人、少女はため息をついた。肩を掴み、腕を回しながら。
 その動きだけをみると、まるで三十を越した生活疲れした女かのような動きだが。
 少女は今年でようやく十四。そうした動作はまだまだ似合わない年頃。
 極め細やかな肌は、まるでシルクのような手触りで。艶やかな、と表現するには、些か色気は足りないものの。その肌の美しさは、まるで作り物のようだ。
 その肌は、今は微かに上気し、ほんのり桜色に染まっている。風呂上り。
 それも、最近クラスメイトから手軽にダイエットするなら、食事制限よりも半身浴の方が良いと聞き。
 実行に移しているため、この一時間半程、浴槽に浸かりっ放しだったのだ。
 窓辺にいるのは、多少のぼせたので、身体を冷やすためである。
 長い黒髪も、暑苦しいという理由で、大きく一房にまとめられ、馬の尾のように垂れ下げている。
 明日の予習をしようかと、取り出した教科書は団扇代わりに。
 寝巻き代わりに着ている空色のスパッツと。ツーサイズ大きい、白地に英字で取り立て意味のない英語のプリントされたTシャツ。
 だぶだぶのTシャツの胸元をずりさげ、はためかせる。
 その光景は、この部屋に他に誰もいないからできる動きだ。
 そうでなければ――他に人がいれば、こんなことはできないだろう。
 何故なら、はためかす度に、年齢の割りに育ち過ぎた乳房が大きく露出し。
 視るものがいれば、こぼれてしまうのではと、余計な心配をしてしまうほどその動きは大げさだ。
 それだけ暑いということであるが、流石に自室とはいえ全裸で過ごすような度胸は彼女にはない。
 ……いや、一度したことはあった。
 しかし運悪く、父親に見つかってしまい。半時間の説教と。一週間のあいだ父娘間に、奇妙な緊張感が生じた。
 後に、父は娘に
「しかし、大きくなったなぁ」
 と、感心した旨を伝えてしまい。
 一ヶ月の冷戦状態へと移行してしまった。
 けれど、実際、少女の胸は、少女と言うには憚られるような豊かさだった。
 小学生の頃にはそんなに大きいとは、自身感じていなかった。
 変化は中学生になってから訪れた。
 ただ走るだけでも、揺れに対応できず胸の付け根に痛みが走り。
 一ヶ月前の下着が着けられなくなり。
 身体測定の度にクラスメイトたちがどよめき、いつのまにかどれだけ成長するか、賭ける者まで現れる始末。
 両親に連れられて、パーティーに出ると、大人たちの視線が少女の豊かだが発展途上の乳房に遠慮なく向けられる。
 それを理解しているのか、いないのか――おそらく前者であろう――母は、胸元が大きく開いたドレスを少女のためにオーダーメイドした。
 少女の体格で着られるようなドレスには、そうした淫靡なものがなかったためである。

494無題/題無し/特に意味なし:2007/04/10(火) 01:27:13 ID:NygeBguv
 殆ど乳頭に引っ掛かっているだけ、といったドレスは、黒いシースルー地に蔦が這い回るようなデザイン。
 その下に、超ミニの肌と同じ色のドレスを着ているのだが。
 傍目にはどうみたってそれは、シースルードレスだけを着せられているだけのように見えて。
 鏡で自分の姿を見た少女は、卒倒しかけた。
 蔦模様で乳輪や乳首が隠れるようなデザインのせいか、それ以外の部分は、黒い網目模様越しに丸見えにしか見えない。
 少女は、泣いて懇願しようと想ったが。
 他ならぬ母――おそらく、永劫無限、肉体言語による語り合いをもってしても妥協してもらえぬであろう相手。
 少女は仕方なく、そのドレスを受け入れ、三時間もの間羞恥の際に立たされ続けた。
 しかし、そのおかげで――というのもアレであるが――父の会社は以前より大きくなってきている……らしい。
 らしいというのは、少女は話に聞くだけで、実際の経営状況などさっぱり分からないからだが。
 真実。少女の父の会社は伸びていた、それこそ少女の胸の成長に比例するが如く。
 魅力的であり、そうした面で役にたつ胸ではあったが。
 持ち主である少女にとっては、悩みのタネである。
 魅力的――ということは、それだけ他人の視線や好奇をひきつけるということであり。
 なにより、その肉体的負担は判り易い形で少女を悩ませている。
 肩こりである。
 中学にはいってからずっととはいえ、その豊かな胸が在る事に慣れる事などあるわけもなく。
 この二年というもの、少女は肩こりで悩まされ続けていた。
 しかし、それも、耐えられる程度ではあった。
 だが、ここ二週間ほど、テスト勉強で机に向かいっぱなしだったためか。その痛みが、最大級の波に乗ってきていた。
 少女は自分で自分の肩を叩いたり、揉んだりしながら、やりすごそうとしたが――うまくいかない。
 半身浴している間も、胸を着けている方が楽なのだが、それでは半身浴にならないため我慢して、そのウエイトに耐えていた。
 少女は重たい胸を、とりあえず机の上に乗せ――息を吐いた、が。ずっとこうしているわけにもいかない。
 どうしたものかと唸っていると。
「失礼します。お夜食を御持ちしました」
 部屋の外から声が聞こえた。
 そういえば、と少女は思い出した。お腹が減ったから、夜食に何か軽いものを頼んでいたことを。
 最近、お腹が少しばかり、ぷにっとしているが。
 それとこれとは、無関係だ。食べることを我慢するストレスで、太るくらいなら、食べて太った方がましだ。
 妙なところで男気溢れる少女である。
 しかし、つい数分前のことを忘れていたとなると、その痛みは深刻だ。
 時間、約束をついつい失念してしまうほど、痛みに意識がいってしまっている。
 勉強に集中できないのも、痛みのせいだと想われる。
495無題/題無し/特に意味なし:2007/04/10(火) 01:29:23 ID:NygeBguv
 部屋に入ってきた、古式ゆかしいメイド服の女は一礼した後。
「なにをしているんですか」
 少し、気安い口調で声をかけてきた。
 少女の姉のような年齢のメイドには、少女も気を許し。多少の越権くらいは目を瞑るようになっていた。
 その証明として、メイドが運んできたトレイの上には二人分の夜食が乗っていた。
 トレイを机の上に置くと、気まずそうに笑う少女へ、メイドは言った。
「折角いい形してるんですから。そんなポーズしていると、潰れてしまいますよ」
 言われて
「うん、それは、そうなんだけどさ」
 何時の間にやらつっぷしていた頭を上げ、肩を竦めた。ズキンと肩が痛んだ。
「重たくて。桜さんに分けてあげたいよ、ほんと」
 桜/メイドは目を細めると。
「自慢ですか」
 にっこり笑った。
 少女はにっこり微笑み返すと。
「うん、自慢」
 二人の間に、僅かに嫌な笑いが流れたのも束の間。少女は、はぁとため息をついた。
「ってのは冗談だけどさ。ほんと、重くて嫌になる、肩こってすっごい痛いし」
 メイドはできるだけ自分の胸を視界にいれないようにしながら、(この際、彼女の胸が視界にはいるような立派なものでないのは、敢えて説明は省く)言った。
「しっぷ貰ってきましょうか? 一時しのぎですが、楽になりますよ」
「うー、でもさ、あの臭い嫌いなんだよね。なんか年寄り臭くて」
「そんなこといってるくらいの余裕があるなら、大丈夫ですね」
 とは言いながらも、メイドは妹のような少女/仕える家人/夏樹の背後に廻ると。
 言われるまでもなく、肩を揉んでやった。
 夏樹の肩は、まるで岩のように硬くなっていた。
「う〜〜、きもちぃぃ」
 蕩けた声を出しながら、夏樹は桜が持って来た夜食に手を付けた。
 今日は肉まんだ。
「あ、こら、一人で食べない」
「はいはい、ちゃんと桜さんにもあげますよーだ」
 そう言って夏樹は、もう一つの肉まんを掴むと、頭上に振り上げ。大体の位置に固定した。
「はい、あーん」
 そう言われ
「まったくもう」
 と言いながらも、桜は夏樹の手に握られた肉まんにかぶりついた。


***


496無題/題無し/特に意味なし:2007/04/10(火) 01:31:09 ID:NygeBguv
 肉まんを載せてきたトレイと食器を片付けると、メイドは湿布を持って帰ってきた。
「えー、要らないって」
「だーめ、これ以上痛い思いしたくないでしょう?」
「それは、……そうだけど」
「なら、抵抗するな――ってね」
 しかし、夏樹は心底嫌そうな顔をして、桜を見上げる。
 確かに、この年頃の少女ならば、こうした臭いが身体につくのを嫌がるのは理解できるが。
 それで、身体を壊されては、元も子もない。
 だから、心を鬼にして、貼ろうと決めた、が。
「そうだっ」
 突然、少女は声を上げた。
「どうしたの?」
「この痛みはさ、胸からきてるんだから、胸を揉めばいいんだよ」
 夏樹は自信満々にそう叫んだ。
 ……
 …………
 通夜のような沈痛な面持ちで妹のような主を見つめて、桜は言った。
「前々から胸に栄養取られてるとは思ってたけど……まさかここまでとは……」
「えー、駄目かな?」
 桜はこめかみを人差し指で押さえながら、できるだけ言葉を噛み砕いて言った。
「だって、肩こりはその胸の重さからきてるんでしょう? なら、揉んだ所で、どうしようもないじゃない」
「……そうかな」
 一瞬自信を失いかけるが、流石そこは○○、直ぐに立ち直ると。
「試してみないと分からないよ」
 そう言って、桜へ胸を突き出した。
 桜は半笑いの顔で、硬直した。
「……私が揉むの?」
「うん」
「うんじゃなくて、なんで……」
 言おうと思った言葉は、しかし、満面の笑みの前に敗北する。○○には勝てない、といったところだ。
 桜は、はぁとため息をはくと。
「じゃあ少しだけね」
 といって、椅子に座る夏樹へ手を伸ばした。
「お願いね」
 そうはいっても、胸を揉んだ経験などなく――というか、あるわけもなく。
 どうやって揉んだものかと、悩んだ末。
 正面から、掴んだ。
「うわ」
 思わず、声を上げてしまった。
「どうしたの?」
「……い、いえ。なんでもないわ」
 桜は誤魔化した。
 まさか、胸が思った以上の弾力で驚いたなどと言えるわけもなく。
497無題/題無し/特に意味なし:2007/04/10(火) 01:33:12 ID:NygeBguv
 できるだけ、平静を装って、胸を揉む――というより、掴む。
 胸が大きすぎて、正面からでは掴むことはできても、胸を手の中へ収めることなど出来なかった。
 だから、前半分だけ、もにゅもにゅと揉んでいると、突然夏樹が笑い出した。
「そ、それじゃ、くすぐったいよ」
「そうなの?」
 よく分からない。
 ならどうしたらいいのだろうか?
 桜が困っていると、夏樹は言った。
「後ろからの方が揉みやすくない、かな?」
「あ、ああ、そうね。そうしましょう」
 桜は手を離すと、足早に夏樹の後方へと廻った。
 見下ろして、改めてあることに気づく。
 だぶだぶのTシャツから覗く、乳白色の盛り上がりと深い谷間。
 桜は、何故かごくりと喉を鳴らしてしまった。
 それに気づかれないように、手を伸ばし、下から押さえるように掴む。
 再び、声を上げそうになる――が、堪える。
 今度の驚きは、その重さだ。
 重たいというだけでなく、その感触はずっしりとしていて、手に馴染み、ダイレクトに重さと詰っている感触を教えてくる。
 揉むどころではない、支えるのだけでも、大変な重さだ。
 しかし、手の動きを止めていては、またどんな注文をつけられるか分からないので、手を動かす。
 ゆっくりと、わざとではなく。重さにはまだ馴染めぬ手には、そうとしか動かしようがなかった。
 手を動かすたび、胸は形状を適合させ、形を変える。
 それが、少し愉しくて――しかし、直ぐに思い直す。自分はなにをしているのだろう、と。
 そう、自らを戒めなければならぬほど、お嬢様の胸弄りは愉しかった。
 もともと、胸が大きい子に憧れていた。
 胸を大きくしたくて、そうした器具も買ったし、インチキ体操もやった。牛乳だって毎日飲んでいる。
 しかし、それでもぺったんこなままの自らの胸に深い絶望と。まだ十四なのに、随分豊かな夏樹へ、どうしようもないほどの羨望。
 もう望みはない――そう知りながらも、憧れてしまう胸に触れているからかも知れない。桜の理想系に触れているからかもしれない。
 なにより、妹のような主の胸を揉んでいるという、異常で或いは冗句なシチュエーションに興奮しているのかもしれない。
 とにかく、桜の手は次第にエスカレートしていった。
 夏樹の豊か過ぎる胸は、Tシャツの襟からこぼれ落とされそうなほど、揉まれる。
 桜はそれでも平静を装うが、手の動きはどこまでも正直だ。貪欲なまでに、夏樹の胸を揉み潰す。
 揉み、二つの胸を擦り合わせるようにしたり、思い切り引っ張ったり。
 明らかに当初の目的を忘れていたが、夏樹は悲鳴も上げず、健気にも耐えた。

498無題/題無し/特に意味なし:2007/04/10(火) 01:35:22 ID:NygeBguv
「ほんと、おおきいぃなあ」
 ぶつぶつと、桜は呟く。心の声が、自然と唇からこぼれてしまっていた。
「なんでこんなに大きいんだろう」
 ぶつぶつに合わせて、手の動きは次第にエスカレート。
 もはや、マッサージなどではなく、性交の際でもこんな激しくは揉まないだろうとばかりに桜は揉む。
「いいなあ、おおきいなあ」
 先ほど、健気に、といったが。それは、訂正しよう。
 夏樹は大人しく耐えている。
 以前から、気づいてはいたことだった。桜が胸にコンプレックスを抱いていることは。
 最初に気づいたのは、夏樹が洗濯に出したブラを、こっそりと桜が服の上からあてがっているのを視たことだ。
 それも一度ではない、何度も。
 その度に、桜は重いため息をついたり、舌打ちしたり。
 それに、夏樹が着替えるときに居合わせると、まるで呪い殺さんばかりに睨んでくるのに気づいたからである。
 だからといって、桜は仕事には手を抜かず。しっかりとメイドとして、働いてくれている。
 だから、忘れていた。
 桜が夏樹の胸を羨望し、自らの胸も大きくならないかと渇望し、しかしそうはならない事実と現実に絶望しているということを。
 だから、こうしてまるで、憎しみを叩きつけるように揉まれるのは、自業自得だ。自分の責任だ。気の済むまでもませてやろう。
 ――しかし。
 夏樹は、自らの体内に、脳内に、胎内に、不思議な昂ぶりを感じた。
 それが、なにかは、夏樹にはよく解らなかったが――それでも、それが『とてもいいこと』なのは理解できた。
 何故なら、風呂からあがってから大分経っているのに、身体が焼ける様に熱いから。
 何故なら、耳に聞こえるのが、桜のぶつぶつと吐息、そして自らの吐息のみという透き通った感覚の中。
 それだけが、とても激しい。
 胸を揉まれているだけ――それだけなのに、気持ちよかった。
 これまで、夏樹は胸を揉むという行為は、揉む側が一方的に気持ちいいのだと考えていた。
 そうではなかった。
 揉まれる側、も、気持ちいいのだ。
 よくも悪くも、肉体的に乱暴されたことなどなく、父親にぶたれたことだってない夏樹にとって、ここまで乱暴されるのは初めてで。
 それも、言えば下着の着替えだってしてくれる、あの優しい桜が、である。
 夏樹は、桜のしたいように、させた。それはもう、マッサージなんかではなかった。


 しかし、愉しい時間とは、唐突に終わる。



499無題/台無し/特に意味なし:2007/04/10(火) 01:38:34 ID:NygeBguv
 桜は興奮し常軌を逸した頭で、手をTシャツの中へ入れ、直に胸を掴んだ。
 熱を帯びた乳房は、汗をかき、しっとり湿り気をまとう。
 吸い付くような肌の感触、暖かな乳房。衣服という枷が解かれ、その手の動きは更に激しくなり。
 夏樹は思わず
「は……ンン……ふぁ、あああっ」
 声を上げた。
 ――と、突然、手の動きが静止した、硬直した。
 むにっと弾力のある柔らかい肉を掴んだまま、手が動きを止めた。
 しばらくして
「えー、と」
 桜が呻き、手が離れ、身体が離れ。
 夏樹の正面へ廻った桜は、床に膝を付き、頭を付け、土下座すると。
「す、すみませんっ。調子に乗りましたっ」
 謝った。
 服もよれよれの夏樹は、どう答えたものか、考えに考え。
「な、なんのことかしら」
 白々しくもいった。
「マッサージしてくれただけじゃない、気にしないで」
 だから、と。
「明日もお願いね」
 顔をゆでだこみたいにしてそういうご主人様に、桜は
「はい」
 と答えた。
 
 
 
「明日からは、生で揉んでいいですか?」
「……少し、なら、ね」


おしまい
500名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 01:43:04 ID:OqYYtKV/
乙&GJ

最初の投下の直後にチェックするとは俺はどんだけ運が良いのか
501名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 04:29:11 ID:hPnLMkRA
GJ!!
続くならこのまま百合路線を突っ走ってほしい
502籠城戦 ◆DppZDahiPc :2007/04/11(水) 21:25:31 ID:slD7N2ca
ふ、ふんっ、別にリクに答えようとか全然思ってないんだからっ。

というわけで書いてみた。
いつも以上に文章が散々なことになったが、細かいことは気にしない。

全7レス/また乳揉むだけ

というわけで投下。
503無題/台無し/特に意味なし/二代目:2007/04/11(水) 21:28:07 ID:slD7N2ca
 夜である。
 木崎夏樹の室に、密やかに声が透る。
「……こう、ですか?」
 戸惑いと迷い、恥じらいのような感情を潜めず、メイド服の女――睦月桜が顔を赤らめ、主たる少女へ問う。
 身体と身体を密着させ、絡ませ、その手を這わせて、五歳年下の少女へ問う。
 少女/この室の主/桜の主――木崎夏樹は、桜の手に、自らの手を重ねた。
 二人の手は、夏樹の胸の上。
 重ねられたことにより、桜の手は夏樹の豊かな乳房に押し付けられる。
「そうじゃなくて……」
 言いながら、少女は女へレクチャーする。――胸の揉みかたを。
 たっぷりとした柔肉を、下から持ち上げるようにして、揉む。
「こうよ」
 手と手、指と指を絡ませ、触らせ方を指導するが。
「こ、こうですか?」
 桜の指はギコチなく、まるでブリキの玩具のよう。
 触り方も、夏樹の望むような激しさはなく、恐る恐る。
「――――――っ」
 腹は立つが、罷り間違っても
『もっと激しくなさいっ!』
 などと怒れるような度胸はなく。言えない程度の羞恥心は在る。
 それに、桜が遠慮しているのは。最初の夜に、激しくし過ぎた反動だろう。
 しかし夏樹が望んでいるのは、あの夜のような激しさだった。
 

***

 
 問題が発生したのは、一週間後の夜のこと。
 朝起き、着替えている最中のことだ。
「……え?」
 夏樹は少女である、十四歳の。だから、というわけではないが、無論下着は着ける。
 当然だ、着けなければ、年齢に見合わぬその豊かな乳房が服の中で勝手気ままに暴れてしまう。
 擦れて痛いという理由もあるが。なにより、まだ十四歳の少女にとって、性的な意味で人の視線を惹きつけてしまうのは、喜ばしくないことだった。
 だから、拘束具としてブラジャーは着ける。
 その朝も、いつものように着けようとしていたのだ――が。
「き、きつい……」
 そのブラジャーは、つい最近買ったばかりの物。――なのに、サイズが合わなくなってきている?
 はらり
 ブラジャーが落ちた。
「……うそでしょ」

504無題/台無し/特に意味なし/二代目:2007/04/11(水) 21:30:11 ID:slD7N2ca
「へーソレハタイヘンデスネー」
「な、なによ、人が真剣に相談してるのに!」
「でも、ねぇ……」
 クラスメイトにして、無二の親友である、火浦雪は夏樹の胸を見――自分の胸を見て。
 はぁと、溜息をついた。
「わたしには自慢にしか聞こえないんだけど」
「別に自慢じゃあ」
 夏樹は雪の胸を見て。
「ごめん、気に触ったなら謝る」
 かちん――そんな擬音が聞こえてくるようだった。
 雪は満面の――眼だけ笑っていない笑みで夏樹を見やると。
「うわあ、すっごいむかつくんですけどぉ」
 といって、夏樹の胸を鷲づかみにした。
「――いたっ!!」
「なにさなにさなにさ」
 言いながら、唸りながら、あるいはお経のように唱えながら。雪はぐにぐにと夏樹の胸を揉み潰す。
「いたたたたたたたたたた、止めて、やめて、ヤメテーっ」
 未だに成長期の乳房は、それだけ痛みに敏感で、もげそうだ。
 悲鳴をあげる夏樹に、雪は不意に手を止めた。
 痛いのから解放されて喜ぶべきかもしれないが、あまりに突然のため、本気で怒らせてしまったのかと、夏樹は心配した。
 だが、そうでなかったようで、雪はこんなことを言った。
「揉んだら、またおっきくなるもんね」
「――え、そうなの?」
 

***
 
 ――そうらしい。
 ほかのクラスメイトたちにも訊いた結果。
 揉めば大きくなるらしく、それ以上でかくしてどうするんだ、という言葉を全員から貰った。
 夏樹はそのことを深刻に考え。
「というわけで、今日から胸のマッサージやめます」
 部屋に来た桜へそういうと。
「そうですか……」
 桜はほっとしたように息を吐いた。
「だから、来てもらって悪いけど。今日は、もうあがっていいから、お休み」
「はい、失礼します。お嬢様」
 そう言って退室していく年上メイドの後姿を、見送らず、夏樹は机に向かった。
 今日英語教師から与えられた課題は、今日中に終わるか、微妙な量だった。
 だから――桜の髪から、桜の花弁があしらわれた髪留めが落ちたのに気づくのに、半時刻も掛かった。
 三分の一も課題は終わっていなかったが、一休みしようと。気分転換がてら、髪留めを返しに、桜の室に向かったのだが。
505無題/台無し/特に意味なし/二代目:2007/04/11(水) 21:32:17 ID:slD7N2ca
「……ん……これだけすれば……大きくなるかな」
 微かに開いていた扉の隙間からそんな声が聞こえ。
 夏樹はなんだろうと、隙間から桜の室を覗き込んだ。
 すると――
「お風呂あがりのほうが、効果あるかしら」
 ベッドに腰掛けて、桜が自分の胸を揉んでいた。
(な、ななな、なにしてるのーーっ!?)
 いつも冷静な桜にあるまじき、奇妙な行動であった。
 少なくとも、夏樹の識る桜がしそうにない奇行だ。
 独り言をブツブツいいながら、自分の胸を揉むなどと。
「ふふ…ふ………ふふふふ、おおきくなあれぇ」
 しかも、胸に向かって話しかけている!
 なんだろう、どうしたというのだろう。
 まさか、今日胸を揉ませてあげなかったから? ……ええー、そんなことはない。……ない、はず。
 そうだったとしても、今ココで
『そんなに胸が揉みたいなら、私の胸を揉んで!』
 などと言いながら入っていったら、おそらく二歩も三歩も、路を踏み外してしまうような気がする――いやさ、絶対。
 だが、見なかったことにするのも出来そうにない。出来るわけがない。
 しかし、入っていくのも――
 どうしたらいいのだろうか?
 と、そんなことを夏樹が悩んでいると――夏樹の顔に影が落ちた。
「なっ。お嬢、様」
「……あ」
 部屋から出て行こうとした、桜が、そこに立っていた。
 
***
 
 覗き見ていたことを、正直に伝えると、桜は顔を真っ赤にして。
「誰にも言わないでくださいね」
 そう言った。
「あ、うん、それはまあ……でもさ、なんで胸揉んでたの?」
 と、訊いてから、夏樹はしまったと思った。
 ただ単に、自慰行為をしていた」だけだとしたら――
「あ、いや、答えたくないならいいけど」
 だが、その予想は違っていた。
「それは、ですね。聞いてくださいますか」
 桜は夏樹の手に、自らの手を重ね、詰め寄る。
「あ、うん」
 勢いに呑まれて頷く夏樹。
「ありがとうございます」
 桜は一度頭を下げると、濡れた声で話し始めた。
「私の胸は、お嬢様と比べるまでも無く、小さい……というよりも、ないに、等しいんですよ……
ですから、その、お嬢様と同じくらい――とまではいかなくとも、人並みの胸が欲しいと、常常考えていたんです」
506無題/台無し/特に意味なし/二代目:2007/04/11(水) 21:34:40 ID:slD7N2ca
 桜の告白は、とても切実なものだった。
「でも、ないもの強請りはよくなくて……でも、お嬢様のお胸を揉ませていただいていた間――こういうと、おかしく感じられるかもしれませんが。
 大きな胸への憧れが、強くなっていたんです。
 お嬢様みたいな胸があったら、どれだけ幸せだろうか、と。
 そりゃあ、胸が大きいだけで、幸せになれるとは思っていません。でも、胸の大きさで、それだけ人生の選択肢は変化していたと思うんです。
 別に、今の生活が嫌だっていうわけじゃないんです。
 でも、素敵な男性と知り合っても、こんな胸の小さい、地味な女に惹かれるか? ――と、訊かれれば、みんなノウと答えると思うんです。
 だって、男性って、みんな、お嬢様みたいなお胸の方が好みに決まっています。
 だから――というわけじゃないですが。
 大きな胸が欲しくて、少しでも大きくしたくて、大きくなるように揉んでいたんです」
 桜の告白に、夏樹は言葉もなかった。
 確かに、胸だけで選ぶような男は少ないとか、むしろ胸の小さいほうが好みな者もいるとか。
 大体、胸だけが人生じゃないとか。
 幾つか言いたいこともあったが――だが、桜の人生観に干渉できるほど、夏樹は大層な人間ではない。
 だが、夏樹が六歳の頃から、この家に仕えていてくれた桜へ、なにかしてやりいたいのも事実。
 夏樹にできること、
「分かったわ」
 それは
「任せておきなさい」
「――え?」
「揉んであげる」
 それは主からの施しであり、情であり――なにより、女同士の友情だった。
 しかし、友情とは時に誤解される物。
「い、いや、いいですよ」
 顔を引きつらせて断る桜。
 夏樹は目元を濡らす光るものを拭いながら、
「遠慮しなくていいのよ、さあっ!」
「ひっ――」
 逃げようとする桜を、夏樹は羽交い絞め。メイド服の丈夫な拵えの生地越しに
「や、やめて――」
 桜の胸を掴んだ――のだが
「え?」
 桜の乳房――というより、胸板は。桜の慣れしたんだ、自らの乳房と違い、本当に全くなかった。
「だからやめてっていったのに」
 半泣きになりながらいう桜。
 夏樹は不思議そうに桜の胸を撫で回し、撫で回し――沈黙した。
 胸が、ない。
 これは、一体…………
 まさか!
507無題/台無し/特に意味なし/二代目:2007/04/11(水) 21:36:54 ID:slD7N2ca
「アナタ、男! ……な、わけないわよねぇ」
「わあ、死にさらせぇ」
「――ン? 何か言いました?」
「いいえぇ、なにもぉ」
「……それなら良いけど」
 しかし、実際問題。
「なんで、胸ないの?」
「私に訊かれても」
「そりゃそっか……」
 夏樹は桜の胸を撫で撫でしながら、あることを思いついた。
「ねえ、服を脱がしていい?」
「――え゛」
「上だけでいいの」
「嫌ですよ」
「いいからいいから」
 言いながら、夏樹は桜の着けているエプロンを外した。
「や、止めてください。人を呼びますよ」
 その言葉に、夏樹はとっても素敵な微笑で。
「呼べる物なら呼んでください…………その後、どうなってもしりませんけど」
 と、主従関係の悪用或いは濫用とも言うべき、殺し文句を呟いた。
 嗚呼、この娘が私の主でなければっ!
 桜は呻き声をあげながら、されるがままに服を剥かれた。


 実際、桜の胸はあった。
 それは胸というより、突起ともいうべき小ささと尖り方だった。
「もう、いいですか」
 呟くような声で、桜は言うが。
「もう少し」
 夏樹は顔を近づけて、桜の胸を見た。
 乳首があるのは変わらない、つっつくと柔らかい、でも
「ブラジャーする意味あるの?」
 と、訊きたくなるような小ささだ。
 夏樹はマジマジと、桜の胸と睨めっこした後。
「よし」
 というと、再び桜の胸に触れた。
「まだ触る気ですか」
 桜の悲鳴に、夏樹は友情を嵩にきた笑みで答えた。
「私だって貴女のこと、考えてやっているのよ」
 それなら、放っておいてくれ。――思ったが、いえないのが、主従関係の苦しい所だ。
「それに、私、貴女の胸、可愛くて好きかも」
「――へ?」
 桜の胸を撫で回しながら、夏樹は言った。
「こう慎ましやかで、抑え目なところなんか、桜さんそのままよね。」
「は、はぁ、そうですか」
508無題/台無し/特に意味なし/二代目:2007/04/11(水) 21:39:03 ID:slD7N2ca
「私、桜さんみたいになりたいって思ってるんだ。優しくて、冷静で、ヤマトナデシコって感じで。だから、この綺麗な胸も大好き」
 その言葉に、桜はしばし呆然とした。
 私の胸が、綺麗……?
 始めて言われた言葉だった。
 これまで付き合ってきた男には、チッと舌打ちされるような胸を、この少女は、私の主は、綺麗、と……。
 呆然とする桜へ、再びの衝撃。
 突然、夏樹が
「だからさ、私のファーストキスあげるから。桜さんも、そんなに卑屈にならないでよ」
 桜の胸にキスをした。
 それは、ほんの五秒にも満たない時間。でも、永遠にも感じられた。
 お嬢様の唇が、私の胸に?
 呆然とするしかなかった、なにが起きているのか理解できなかった。
「じゃあ、揉むね」
 そういってお嬢様が、桜の微乳――もとい、美乳を撫で回すように、優しくマッサージする。
「おおきくなあれ、おおきくなあれ」
 なんて謡いながら。
 それはなんのいやらしさも、卑猥さもない、スキンシップ。……でも、何故か、桜の胸は高ぶった。
 どうしようもなく、鼓動した。どくんどくん。
「桜さん、緊張してるのかな? すっごい、心臓、バクバクしてるよ」
 そんなことを言われては、もう――。
 俯いて――それでも足りない――両手で顔を隠して、この名状し難い感情の坩堝から視線を逸らす。
 駄目だ、ダメだ、だめだ。こんなことを思っては駄目だ。
 私と、お嬢様は主従関係で、五歳も歳が離れてて、女同士で――とにかく、こんなことを思ったら駄目だ、駄目なんだ。

 ――――――――――――――――でも。

 想いは停まらない、留められない、止める気などないかのように暴走する。
 それでも、一線を、お嬢様を押し倒さずにいられるのは理性かプロ根性か、或いは――本当に好きだから……?
 本当に好きだから、お嬢様の傷つく顔が見たくない。
 お嬢様からの信頼を裏切りたくない。
 お嬢様の傍に長くい続けるためには、一線を踏み越えるより、今の関係のほうがいい、そんな打算?
 いや、もしやお嬢様と汚らしい仕女と言う関係性を崩したくないから?
 ――分からない。
 でも、でも、でも。
「ありがとうございます」
 胸を揉まれながら、微笑んで桜は言った。
 感情は――押さえ込んで、桜は言う。
「ですが、今日はもう遅いので、もうお部屋に戻ってください」
509無題/台無し/特に意味なし/二代目:2007/04/11(水) 21:45:04 ID:slD7N2ca
 汚らしい自分が、欲望のままの自分が、お嬢様のさせたいようにさせろと言う――無視する。
「あ、そう? そうね」
 お嬢様はそういうと、あっさり手を引っ込めた。
 それが残念で、少しだけ安心した。
 それでようやく理解する、自分にはまだ、一線を踏み越える度胸なんかないのだと
「それじゃあ、また明日。貴女も早く寝るのよ」
「はい、お嬢様」

 ――寝れるだろうか?
 桜は自嘲気味にそう想った。


 お し ま い
 
 

 
書いていて疑問に思ったこと
・桜が何歳から、メイドしていたのか?
(5歳差、夏樹が6歳の頃から勤めていた=明らかに犯罪です)

510名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 02:46:23 ID:0KPXzlsN


先祖代々メイドだったとかそんな感じでどうですか?
511名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 18:42:03 ID:CO2Mx2Fz
「ひゃっひゃっひゃっここか?ここが感じるのか?」
そういって男は秋菜のクリトリスをぐりぐりと揉みこむ。
「あうっ・・あうっ・・!!」
いやらしい弱点を突かれては甘い声が漏れ体はいやらしくくねってしまう、
どうしようもなく感じてしまうのだ。
「普段は清楚なお嬢様かと思ってたけど、こんなスケベ女だとは思わなかったよ」
「違うっ・・・違うっ!!」
「はっはっはっ、なにが違うんだよ、それそれ」
グリグリ・・グリグリ・・
「あうっ・・んぁぁぁん!!」
いやらしい快感に腰はくねり視界はピンクに滲む。
脳をわしづかみにされているような快感を感じてしまっていた。
男達に四肢を押さえつけられ乳房は乳首を刺激されながら荒々しくもまれ淫核は絶妙の力加減で揉みこまれる。
女の弱点を擦られるたびに卑猥な快感が女の体に激しく波打つのだ。

単発投下ですごめん
512名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 20:11:12 ID:0KPXzlsN
巨乳である必要が無い感じだな
貧乳でも通りそうだ
513名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 01:07:25 ID:rpyOosEt
住み込みの使用人の二卵性双生児の小学生の男の子達と
最近暮らす事になった、内気・華奢・でもって美爆乳なお嬢様が
その男の子たちに、両側から腕を軽く押さえつけられて(本気で暴れれば振りほどける)
両乳首をそれぞれ、吸われたりしゃぶられたりして快感にその肢体を戦慄かせるとか。
514名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 01:12:44 ID:ZzzT3OrZ
男二人はなんか気持ち悪いな。
515名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 01:19:43 ID:gDDVtyc+
小学生ならOK
516名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 01:36:43 ID:lL0Dbat3
高2までならおk
517名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 01:41:38 ID:rpyOosEt
やんちゃとおとなしい可愛い小学4.5年くらいの
二次性徴が来ていない可愛い男の子たちと考えているのだがな。

ちなみに、お嬢様は黒髪ロング。
518名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 01:42:55 ID:gDDVtyc+
>>517
カモン!
待ってるぜ!!!
519名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 01:49:29 ID:rpyOosEt
すまん
明日も仕事で書く暇がないんだ
誰でも、好きに使ってくれ
520籠城戦 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 13:08:31 ID:j7orGX+Y
>>510
そうしようかとも考えたが、俺のジミ○ー・クリケ○トが
「被ってね?」
とよく分からないことを言ったので、ちょい方向性を変えてみた。

 
と、いうわけで。
全17レス
どうみても主役が貧乳メイドになったので、方向矯正しようと付け足した最後の5レス分。
おそらく、後一回で完結です。
521 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 13:10:44 ID:j7orGX+Y
 カテイの話をしよう。
 私の家庭は雪の降る山村にあり、私は七番目の妹であり、私は父の二番目の妻の唯一の
子供。
 小さかった私は、兄弟たちに虐められ、嬲られていた。
 それは母よりも順列の低い、父の妻たちが子供たちに言い、させていたことだとは知っていた。
 母は病弱で、子供は一人きり。
 母が死ねば、順列が一つ繰り上がる。ソレを狙っているのは見え見えだった。
 それに他の妻たちが、私を狙うのには理由があった。
 私は父から、成長したら妻になれと言われていた。
 あの頃は、その言葉の意味を理解できなかったが、嬉しかった。
 もう面影しか思い出せない母も、喜んでいたような気がする。
 私は父と母の愛を享け。
 私は五人の妻と二十四人の兄弟からの憎悪を受けて育った。

 カテイの話をしよう。
 私が木崎家で働くようになった過程、それは父が過去に犯した犯罪が起因となった。
 父は余人が介在できない、自らが住むためだけの国を造るために、個人としては扱いきれない額の脱税をし。
 そこで暮す上で、自らの面倒を見させる女を七人誘拐した――それが妻たち、だ。
 父は王国を造った、他人に侵されぬ自分のためだけの。
 それが露見したのは、私が十歳の頃。
 父の王国に、ニホンケイサツと名乗る組織が侵略してきて、父を逮捕していった。
 母はその時既に死んでいて、私は兄弟の手により納屋に閉じ込められていた。
 順列の低い妻たちと、その子供たちは、直ぐに保護され。どこかへ運ばれた。
 彼らの、その後のことを聞かないが――そもそもの興味がないので、どうでもいい話だ。
 私はニホンケイサツたちが、何かを探し廻っている音を聴きながら、父が来てくれるのを待った。
 父が捕まったことすら知らずに。
 そうして、何時間経過したのだろうか?
 時間はわからないが。それでも、一つだけ覚えている。
 彼は満月を背にして、私の前に現れた。
『……こんなことに付き合わせやがって、鈴村のヤツめ――ン?』
 眼が合った、合ってしまった。
『まだこんな所に居たのか。安心していいよ、僕らは君たちへ危害を加えるつもりはないからさ。ほら、おいでっても、来ないよな』
 そう言って、彼は私の方へと歩いてくる。
 土くれでできた床を踏みしめながら、一歩ずつ。
 私は逃げることも抵抗することもできず、ただ震えるばかり。
 彼は至近にくると、
『おや』
 と嬉しそうな声を出した。
『君は男の子か』
 あの時の私は兄弟たちに髪を切られ、まるで少年のようだった。
 だから勘違いしたのかも知れない。
『駄目だろ、男の子が震えてたら。ほら、勇気を出して』
522 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 13:12:52 ID:j7orGX+Y
 そういって、私の唇に唇を重ねた。
 触れるだけだった――それでも、私は驚いた。なにをされたのか理解できなかった。
『ついてるんだろう?』
 彼はそう言いながら、パジャマのズボンに手を差し入れ、下腹部に手を這わせ。股間を弄った。
 くつくつと笑いながら。
 しかし
『……ない』
 私は男の子のようではあったが、れっきとした女であり。彼が望んでいるようなものはなかった。
 彼は私のズボンを脱がすと、呻いた。
『なんだ、女か』
 ――と。

 その翌日、引き取り先のない私のことを彼が、あの方が引き取るといい。
 それから、私は木崎家で働くこととなった。小さな少女の遊び相手として。


***


 木崎家が横浜にあるのは、幾つかの理由が存在するが。その中でもっとも重大で、重要なのは木崎家の現当主である木崎史樹が、この街が好きだからだったりする。
 史樹が生まれ育った街に比べ、この街は暖かく、雪も積もらず、いつでも海が見られる。
 子供みたいな理由だが、史樹にとっては重要な仕事への活力だ。
 ならば、他の理由はというと。
 ――妻の生まれ故郷だから。
 という恐妻家の一面だったり。
 ――東京には息子が住んでいるから、同じ東京の土は踏みたくないから。
 という、息子を毛嫌いしている一面もある。
 そう、史樹は息子である木崎春樹のことが嫌いだ。大嫌いだ。できれば半径一万二千kmには居て欲しくはないのだが。
 残念なことに春樹は有能で、認めたくないがその実績は史樹を勝っている。
 細々とした会社を、一流の企業にまで引き上げたのは、一重に春樹の能力、その成果だ。
 今も、息子が支社長を務める東京支社がメインで会社を育てているのに対し。
 本社であるはずの横浜では、大したことはしていない。現状維持で精一杯なのが実状だ。
 そのことについて、春樹は
『物は造るより、保つ方が難しい。父さんが背を護っていて下さるから、僕たちが無茶できるというものなんですよ』
 と、言っている。おそらく本心だろう。
 あの告白以来、春樹は史樹へ嘘をついたことはなく、史樹が問いさえすれば。どのような機密でさえ、詳らかに明らかにする。
 春樹の周りで、史樹を廃して、春樹を社長に就任させるという動きがある――と。
 正直に告白された時には笑うしかなかった。
 仕事の場において、史樹は春樹を誰よりも信頼している。
 だが
 プライベートの場においては、史樹は息子である春樹の傍に居たくなかった。
523 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 13:14:55 ID:j7orGX+Y
 春樹は有能であり、性格も悪くはない。
 だが、どんな優秀なものにでも弱点は在る。
 そう、木崎春樹には重大な弱点が存在した。
 それは――性癖

***

 木崎夏樹の休日の朝は遅い。
 平日は学校のせいで早起きしなければならないのだから、たまの休日くらい、眠っていても良いじゃない――というのが彼女の言い分。
 両親は良い意味でも悪い意味でも、放任主義な所がある。
 それは一人娘が可愛くて、ついつい言いなりになってしまう結果であり。一人娘に独自的な判断力を養わせるためでも在る。
 故に、休日は遅くまで寝て、身体を休めるのが娘の判断ならば。それを身勝手に、ああだこうだとは言ってこない。
 それは、夏樹へそういうことを言う相手がほかにいるからかもしれない。
 夏樹には六歳の頃から、面倒を見てくれているメイドがいる。
 睦月桜。
 夏樹より五歳年上の年若いメイドは、夏樹の姉のように、夏樹の面倒を見てくれるし。一々小言もいってくれる。
 彼女がいるから、両親は夏樹へ細々としたことを言わずとも良かった。
 夏樹も桜にはよく懐いて、実の姉のように慕っている。
 だが、休日の朝においては、桜は夏樹の敵である。
『いいですか。そんなに寝ていたいなら、夜早くに寝ればいいんです。そうすればゆっくり寝られますし、なにより身体も健やかなに育ちます。
遅くまで寝るなとはいいません、ですが早く寝る習慣をつけてください』
 朝っぱらから、こんなことを言われるのである。たまったものではない。
 だから、休日とはいえ、いつもより長く寝られると言うことは余りない。
 大体、いつもより一時間程度睡眠時間が増えるくらいだ。
 だから、この日も口煩い桜に起こされるのだとばかり思っていたのだが……
 
「……んぅ?」
 目蓋に光を感じ、夏樹は薄ぼんやりと目蓋を重々しく開いたが。それは、呻き声と共に、再び閉じられた。
 ベッドに仰向けになり寝そべる彼女に、朝のゆるい陽光が注がれている。
 室内を覗けるような位置に、高層マンションの類がないため、カーテンは閉めていない。
 バルコニーへと直結している、大きな窓はまるで硝子などないかのように透明だ。
 薄く眼を開き、空を見る。
 快晴。
 雲ひとつない青空。
 まるで空に青い蓋がされているような、圧迫感を感じさせるほどの、蒼。
(今、何時だろう?)
 目覚まし時計は鳴っていないし、桜も来てない所をみると、どうやら早く起きすぎてしまったようだ。
 枕元に置いてある携帯電話を取り、開く。
 ピンク色の携帯はぽろんと効果音を鳴らした。
524 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 13:17:08 ID:j7orGX+Y
 現在の時刻は、朝七時三十七分。
 平日なら既に朝食を食べている時間だ。だが今日は休日であり、いつもより何もかも一時間後ろ倒し。
 それでも
「……ふぇ?」
 夏樹は変な声を出して、変だなぁと思った。
 夏樹は平日ならば六時半、休日ならば七時半に起こされる。本当なら、もう起こされてていい時間のはずだ。
 桜が時間を忘れているのだろうか?
 ――いや、それはない。桜が時間を間違えるようなことはしない。
 桜が優しさを出して、まだ起こさないようにしたのだろうか?
 ――いや、考えられない。そんな優しさもどきの甘やかしなんて、してくれるわけがない。
 ならば――なんだろうか?
 そうこう考えている内に、時刻は既に七時四十分。もうそろそろ来ていいはずだ。
「……来ない。どうしたんだろう」
 呟いてみて、夏樹はハッとあることを思い出した。
「まさか」
 最近、夏樹は桜の胸を揉むようになった。桜の胸を大きくするためにだ。
 桜からは「しないでください」「もういいですから」と、拒否されているが、それはそれ。
 結果として胸が大きくなれば、桜だって赦してくれるはずだ。
 それに、これは桜のことを思ってしていることであり。
 なんら、不純な動機などこれっぽちもないからいいのだ。
 ……だが、まあ、確かに。
 桜の悲鳴だとか、恥らう顔だとか、抵抗しようにも手をあげるわけにはいかないジレンマから無抵抗な桜とか。
 そういうのも見たいからやっていることではあるのだが。まあ副次的な物であり、決してこちらがメインではない。
 ただ最近、桜があまりに枕元でガミガミ言うものだから。

『いいですかっ。そもそも、起きられないと言うのは、起きる気がないということ。
確かに充分な睡眠は必要です。しかし、きっちりとした気持ちの切り替えや、スケジュールの管理はそれ以上に重要なのです。
それは、貴女が木崎家のお嬢様だからということではなく。一個人として、必要なスキルなんです。
分かりますか』
『わかったから、もうあっちいってぇ……』
『いいえ、分かっていません。いえ、分かろうはずがありません』
 断固として言い切る桜に、なら訊かないでよ、と夏樹は思ったが。言えば言ったで、百倍になって返ってくるのが解っていたので、沈黙。
 お布団を被って、現実逃避しようとすると。
『まだ寝る気ですか』
 またガミガミ。
 いい加減やになった夏樹は、しかしある作戦を思いついた。
 それは
525 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 13:19:17 ID:j7orGX+Y
『ごほんっ、げほんっ、ぐふぅっ』
『解らないでしょ――お嬢様?』
『頭が、ガンガンして。げほっげほっ。身体が熱いよう』
 どう考えても、仮病にしか見えないその演技を。しかし、桜は信用した。
『え、風邪ですか? それならそれで、何故もっと早くいってくださらないのです』
 そう言いながら、熱を診るためか、額に手を伸ばしてくる――その手を掴んだ。
『――え?』
 驚く桜。その隙を狙い、引き寄せ、ベッドの上に倒れさせる。
 しかし上手くいかず、桜は床に倒れた。
 夏樹は桜が体勢を整える前にと、掛け布団を被せた。
『な、なにを――!!』
 悲鳴を上げる桜。
 夏樹は自らも掛け布団の中に潜り込むと、桜に抱きつき、細身の体を弄った。
『なさるんですかっ!?』
『煩いから、仕返し』
 そうとだけ言うと、夏樹は馴れた手つきで桜のメイド服を剥ぎ取っていき。朝っぱらから、桜の胸の成長促進を手伝った。
『や、やめてください』
 掛け布団が跳ね飛ばされ、もつれ合った二人の肢体が、陽光の下、露になる。
 どうやったものか、桜は既に下着姿で夏樹に組み伏されていた。
 夏樹は桜のパンツに手をかけ、耳元で囁く。悪魔の嘲弄。
『これから休日は、寝る時間二時間アップね』
『ちょ、朝食を食べないつもりですか』
 こんな時にでも、桜は夏樹の身体を心配していた。
 そんな桜が嬉しくて、ついつい虐める手が弱まりそうだったが、夏樹は気を入れなおし、繰り返した。
『いいじゃない、桜さんだって休んでられる時間増えるんだし』
『ですが――や、やめてっ』
 夏樹の手が、パンツをずりさげようとすると、桜は悲鳴をあげた。
 くす、くす、笑いながら、夏樹は桜の耳にキスをし、呟いた。
『いいんだよ、拒否しても。わたし、桜さんの綺麗なところ、ぜんぶ見たいもん』
 甘い香りがした。
 桜は香水をつけないから、おそらく桜の体臭だろう。
 鼻腔をくすぐるその匂いに、背筋がぞわぞわする。
 興奮し、上気していく夏樹。それに対して、桜は、ふうと一つ息を吐くと。
『……お嬢様』
 冷えた声でいった。
『脱がしたければ、どうぞ脱がしてください。ですが、その場合、私はこの家から出て行きますがよろしいですね』
『え、ええっ、なんで』
 慌てたのが失敗だった。
 その夏樹の声を聞いて、桜は直ぐにいつもの桜に戻っていた。
『決まっています。私はお嬢様を、人様を脅迫するような娘に育てた覚えはない、なのにそう育ってしまっているお嬢様への責任が在ります。
お嬢様を卑怯者に育ててしまった責任が』
『そんなの』
526 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 13:21:27 ID:j7orGX+Y
『嗚呼』
 桜はわざとらしく目元を拭うと。
『身よりも学歴もない私は、身体を売って生きるしかないでしょう。ですが、お嬢様はそんなことはお気になさらないでください。
私が汚い男たちに、一万や二万で買われ、慰みものにされたとしても。それはお嬢様のせいではなく。
お嬢様を良い子に育てられなかった、私の責任なのですから』
『……むぅ』
 卑怯なのはどっちだ、と思いながらも、夏樹は降参した。
 
 といったことをしてしまったことがあった。
 それ以来、起こす時には、桜は異常な警戒で夏樹を起こすようになった。
 もしかすれば、今日も覚えていないだけで。寝ぼけ眼で似たようなことをしてしまったのかもしれない。
「……どうしよう」
 そうだとしたらマズイ。
 昨日の晩も、何か忙しく走り回って、部屋へ来てくれなかった桜を廊下で捕まえ。
 嫌がる桜の胸を揉んだりもしていた。
 夏樹としては、純粋な好意の表現なのだが、桜にはいまいち通じない。
 桜はお硬過ぎるのだ。
 そうだと思いながらも、自分の非が分からない夏樹ではない。
 嫌がるのを無理矢理するのはいけないし。
 まだ女同士だからいいものの、夏樹が男であったならば、ただの権力をかざしたセクハラだ。
 桜から向けられる好意に、最低の行為で返している。
 それは分かっている、理解している――でも。
 どんな手段でもいいから、桜の気が惹きたい。
 怒った顔でもいいから、桜に自分だけを見ていて欲しい。
 だから、駄目だとわかりながらも、してはいけないことだと理解しながらも、その境界をあっさり乗り越えてしまう。
 この気持ちはなんなのだろう?
 そう悩めるほど桜は少女ではなく。その気持ちを切捨てられるほど、桜は大人ではなかった。
 ――この気持ちは、
「あは……はははは」
 夏樹は、気づくと自嘲していた。
 自分はなんて身勝手なんだろうか。
 こんな気持ちに浸っている時間があるなら、桜に謝ったほうがマシだ。
「よし」
 勢いよく身体を起こし、そのままベッドから降りる。
 桜を探して、昨日のことを謝ろう。
 きっちりとした気持ちの切り替えは重要――そう桜も言っていた。
 パジャマの上から、ピンク色のカーディガンを羽織ると。足取りも力強く部屋から出ようと扉に手をかけ、開く。
「――え?」
527 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 13:23:34 ID:j7orGX+Y
***

 時間は、遡ること十五分前。
 夏樹を起こしにきた桜は、そこで予想外の人物に遭遇した。
「……若旦那様」
「やあ」
 木崎春樹 
 木崎家の長男であり、木崎電気の東京支社長――そして、夏樹をこの家に連れてきた者。
 あの当時、桜は十歳、春樹は二十二歳。八年強の付き合いであり。
 ――現在継続中な、桜の初恋の相手。
 春樹は廊下の壁に背を預け、影のように立っていた。
 背広を脱ぐと、桜に投げた。
「アイロンかけといてくれ」
「あ、はい」
 こともなげに受け取る桜に、春樹は僅かに唇を尖らせたが、直ぐに微笑むと。
「半年ぶりか、久しぶりだな」
「……七ヶ月と、十三日ぶりです」
 桜は呟いた。
「ム? そんなにか」
「はい」
「そうか……おいで」
「……はい」
 招かれるがままに、桜は春樹の前に立つ。
 直視してはならないというように、桜は俯くが。春樹の堅い指先が、桜の顎を持ち上げる。
 伏せていた目が、春樹と交差する。
「嫌うなよ」
「……嫌ってません」
「そうか」
 くいっと顎を引き寄せられ、そのまま、キスしていた。
 突然のことに――いや、その行いに抵抗する意思などないかのように、春樹の舌先が口唇を割り、侵入する。
 桜は目蓋を閉じた。
 歯列をノックすると直ぐに、開かれ。舌と舌とが触れ合い、絡めとられる。
 情熱的なものではない、親が娘の頭を撫でる時のような愛撫。
 気づいた時には終わっているほどの、短い触れ合い。
 それでも桜は嬉しかった。
 まだこれくらいはしてもらえる程度に、春樹に嫌われていないことが。
 春樹の恋愛対象に自分は入っていない、これからもそれはないだろう。それでも春樹のことが好きだ。
 それは、父と母以外に初めて自分に優しくしてくれた相手だから、ということもあるし。
 なにより、外の世界に連れだしてくれた人だから。
 桜は春樹のことを、敬愛している。誰よりも、深く、深く、自分よりも。
「飴でも舐めてたのか」
「――え?」
「口の中が甘かった」
528 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 13:25:41 ID:j7orGX+Y
「そうですか?」
「ああ、あんまり甘い物ばっかり食ってると太るぜ」
 そういえば、今朝飲んだ珈琲に砂糖を入れすぎたかもしれない。
 気をつけないと。
「ああ、そういえば、俺が舐めてるんだった」
 といって、舌先に赤い飴を乗せ、ちらっと見せる。
 その段階で、ようやくからかわれたことに気づいた。
 春樹は口の中で飴を転がしながら、桜の頭を撫でた。
「元気にしてたか?」
「はい」
「ならいいが、あんまり無理するなよ。休みもらってるか」
「はい、私は大丈夫です。それよりも、若旦那様の方が……」
 桜の知る限り、春樹はニホン各地の支社・工場を廻り、世界で市場の拡大を図り。まるで睡眠が取れていないはずなのだ。
 だが
「やりたくてやってることだから、心配するな」
 と笑うのみ。
 そんな春樹のことが好きだし、春樹の笑顔をなによりも愛しているが。
 その笑みは、桜が作り出したものではない。
 春樹の笑みが真実、向けられている先は常に、別。
「それにしても、なんでそんな格好してるんだ」
「――へ? ああ、これは」
 春樹は桜のスカートを掴み、引き上げる。
 ストッキングを履いた脚が露になり、更に太ももまで露になりそうになって、スカートを押さえた。
「な、なにを――!?」
 有り得ないと知りながらも、まさかと、桜の脳裏にほんの少し期待が過ぎり。
 ――否定される。
「こんなもの履かなくとも、僕が渡したのがあるだろう? まさか、捨てたのか?」
 以前に、桜は春樹から燕尾服を渡されていた。
 メイド服よりもこっちのほうが似合うから、と。
「いえ、旦那様が、こちらを着なさいと言われましたので」
 実直な言葉。
 今、桜が従うべきは、家を出ている春樹ではなく、この家の主である史樹だ。
 しかし、桜を拾った身としては、それが面白くないのか。嫌なふうに唇を尖らせて、意地悪なことをいってしまう。。
「へえ、僕より父さんを選ぶわけか」
「――そんなことは在り得ません」
 断言する桜。
 春樹は視線を斜め上に向け、聞き流す。
「どうだかなあ。君も美人になってきたからなぁ、父さんだって放って置かない」
「そうだとしても、」
「そうなのか、そうか、残念だ。桜を拾ってきたのは、父の手篭めにさせるつもりではなかったんだけどな」
 その言葉に、桜は一瞬、我を忘れた。
「起こり得ませんっ!」
529 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 13:27:56 ID:j7orGX+Y
 常に冷静を保ち、大声など出さない桜の叫び。
 だが、春樹は口端を歪め。
「へえ、なんでそう言い切れるのかな」
「それは、」
 桜は顔が熱くなるのを感じながらも。
「若旦那様の、貴方を愛しているからです」
 言った。
 力み過ぎているからか、うっすらと涙が浮かんだ眼で、桜は春樹を見上げる。
 春樹は苦笑していた。
「まったく。頑固だね、君も」
「……申し訳ありません」
「いや、謝らなくてもいい――というか、謝るべきは僕だな。君の気持ちに気づいておきながら、放置している。
せめて嫌われる努力をすべき、かな?」
「構いません」
 桜は、微笑んで見せた。
「それよりも、やはり、あちらの服を着たほうがよろしいでしょうか?」
「いや――その判断は君に任せる。……というのも、なんだか媚びてるな」
 桜は首を左右に振った。
「いえ、まだ可能性があるのだと、救われた気持ちになります」
「そうかい。なら、媚ついでに」
 呟くように言うと、春樹は桜を抱きしめた。
「女の子の中では、君が一番好きなのは事実だ。だからこそ、こうすることもできる」
「――え?」
 突然、春樹の手に別な意思が宿る。
 メイド服の上から、平らな胸が弄られ、スカートの中に手を差し込まれ太ももを掴まれる。
 再びのキス、先程より強引で。その分熱意の篭った、愛撫。
 位置が入れ替わり、壁に押し付けられる。
「触ってごらん」
 キスの合間に、春樹は呟いた。
 意味が理解できなかったが、それを春樹は見て取り、桜の手を掴むと、自身の股間に桜の手を押し付けた。
 その感触にハッとし、顔を赤らめたものの。
「……駄目、なんですね。私じゃ」
 布地越しのそれは柔らかいまま。
「君だから、というわけでもないのは知ってるだろう? だから落ち込むな」
 そう言って、涙を流す桜を慰めるように口付けした。
 その瞬間、扉が開かれた。
 桜は気づかず、春樹のみが振り返る。
 そこに立っていたのは
「お兄様?」
「……夏樹、か」
 高校生の妹、まだまだあどけなく、子供っぽい顔つきの。それでいて、身体付きは母にけして劣らぬ見事さの。
 春樹は、桜の胸に触れたまま、微笑むと。
530サルさん規制入った、↓携帯 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 13:42:02 ID:rbahBsY9
「久しぶりだな、元気だったか?」
 何事もないといった様子でそういった。
 しかし
「――――――っ」
 夏樹の表情が見る見る内に変化していく。
 顔が、紅く染まっていく。それは、怒り。
「な、な、何をしているんですか」
「何って、なあ?」
 春樹は桜に振ると、桜は、こくり、小さく頷いた。
 それが答だった。
 夏樹の顔が、歪む。
 裏切られた気分だった。
 何に、とはいえない。
 兄のことも、
 桜のことも、
 二人の関係についても――詳しく知っていたとはいえない。
 二人は大人で、子供な夏樹では気づけないことなど幾らでも在る。
 桜が夏樹の胸を羨んでいたことも、大きな胸が欲しいことも知らなかった。無論、二人がこんなことをする仲だとは、思ってもみなかった。
 ここは廊下だ、そんな場所でするなんて、まるで犬畜生と同じではないか。恥を知れ。
 そう思いながらも、羨ましいと思ってしまう。
 そしてそれは、重油となり、憎悪へ更なる火を注ぐ。
 微笑む兄に近づき、歩み寄り、夏樹は
「恥を知りなさい」
 兄の頬を叩いた。
 そのまま、踵を返し、部屋へ戻ってしまった。
 廊下に、がちゃり、硬質な音が響いた。


***


 その夜、桜は夏樹に呼び出された。
 夏樹は朝起きてから一食も取っておらず、いつもは良い子の見本のような夏樹だけに、使用人たちは心配したが、どうすることもできないでいた。
 頼りの旦那様に奥様は、春樹が来るのをどこからか察知して雲隠れしていた。
 春樹も昼前には帰ってしまい。
 静まり返った屋敷の中、使用人たちは夏樹の室の前を通る度に声をかけたが、返事はなかった。
 そこへ、桜独りだけを呼び出したとはいえ、堅く鎖された扉が開かれることに使用人たちは喜び。
 寝むれずにいた料理長は大急ぎで腕を振るった。
 丸一日断食していた胃のことを考え。おかゆとうどん、好きな方を食べられるように、両方用意した。
 桜はお盆にそれらと、桜が好んで飲むジュースのペットボトルと食器を載せて夏樹の部屋へ向かった。
 こんこん、桜は短くノックすると。
「……入って」
531 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 13:46:41 ID:rbahBsY9
 くぐもった声が扉の向こうから聞こえてきた。
「失礼します」
 
 夏樹は電気も点けず、ベッドに腰掛けていた。
 パジャマのまま、ということは朝から着替えていないと言うことだろうか。
 しかし、夏樹は元気そうだったので、桜は僅かに安心した。
「お嬢様、夕食は二種類用意させていただきました。おかゆとうどんのどちらをお食べになられますか」
「いらない」
 きっぱりと夏樹は拒否した。
「ですが、それではお体を悪くしてしまいます」
「いらない、まだ欲しくないの」
 頑として聞こうとしない夏樹に、桜は困ったように息を吐き。
「では、ここに置いておきますね」
 机の上に盆を置いた。
「だから、要らないって言ってるじゃない。もう――ま、いいけど。それより、わたしが呼んだ理由、分かってるよね」
「……はい」
 今朝のことについて、だ。
「いつから? 桜さんてお兄様が拾ってきたんだよね、てことは最初から?」
 桜が拾われてきたことは、夏樹も詳しい経緯こそ知らない物の、聞いていた。
「……いえ。ああして、手をお出しになられたのは、今日が初めてです」
「そう……」
 夏樹は納得した様子ではなかったが、桜からはこれ以上の言葉は引き出せないと思ったのか追求せず。方向を変更した
「ねえ、なんで抵抗しなかったの? うちのメイドで、お兄様に拾ってきてもらったからって、あんなことされて泣き寝入りしてたら駄目だよ」
 わたしは桜さんの味方――ということを再認識させるための言葉、アピール。
 しかし桜は、うんとも答えず、何故か頬を赤らめた。
「いい、次あんなことされたら、ちゃんと悲鳴を上げるのよ。そうしたら、わたしが助けたげるから」
 言いながらも、桜の様子のおかしさに夏樹は気づいた。
 何故、桜は曖昧な返事しか返さないのだろう?
 好きでもない男から、あんなことをされれば、誰だって嫌なんじゃないのだろうか?
 なら、こうして助けになると言っているわたしへは、もう少し明るい表情を見せてくれていいはずなのに。
 そこで、不意に気づく――いや、気づいていたが、見ないでいた事実が首をもたげて来る。
「まさか、桜さんて、お兄様のこと……」
 それ以上は発音できなかった。
 それ以上発音して、認めることは夏樹にはできなかった。
 ――しかし
「……はい」
 短く、桜は答え、頷いた。
 それだけで充分だった。
 夏樹の中で、幾万の言葉が囁く。なんで?
532 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 13:51:14 ID:rbahBsY9
 どうして? わたしじゃなくてお兄様なの?
 それは疑問であり悲しみであり、怒りを篭めた嘆き、その困惑。
 どうしたらいいか、どんな表情を取ればいいか分からない。
 ――取り乱す?
 そんなことをして、桜を困らせたくない。
 ――怒る?
 道理がない、桜は夏樹のものではないのだから。
 ――お兄様の悪い所を教えて、幻滅させる?
 そんなことをしては、こちらが幻滅されてしまう。
 ――好きだということを伝える?
 それは……できない、その勇気はない。断られたときのことを考えると、言えるわけもない。
 そんなことで、今の関係を壊したくはない。
 だから、夏樹に選べる選択肢は、一つしかなかった。
「頑張ってね、桜さん」
 夏樹は笑い、桜の手を取ってそういった。
「わたし応援してるから」
「……お嬢様」
 桜の表情も緩やかに綻ぶ――そう、これでよかったのだ。これで……
「桜さんが私のお姉さんになってくれるなら、こんなに嬉しいこともないもん。だから、頑張ってね、桜さん」
 ――――反吐が出る。
「はい、お嬢様」
 わずかに涙ぐんで、桜は答えた。
 その涙は、とてもとても綺麗で。そんな桜はそれ以上に綺麗だった。
 夏樹は、そんな桜さんを見ながら、心の中で呟いていた。
 口でいう言葉と、正反対の言葉を……
 夏樹はそんな自分を嫌うように、表面で笑うと。
「お腹空いちゃったな」
「では、夕食にしましょう。おかゆとおうどんのどちらを食べます?」
 唇に指をあて、夏樹はうーんと一つ唸ってから。
「じゃあ、桜さん」
 
 
Apartend→Bpart
533 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 13:57:24 ID:rbahBsY9
 それは人の聴覚では捉え切れないほどの、微細な機会音。
 しかし、それは確かに起動し、確実に動いている。
 それはこの部屋だけに、五つ兄弟が仕込まれ、その部屋の住人を監視している。
 そして彼らが集積した情報は、即座に彼らの主である、一人の少女の下へと向かうようになっていた。

***

 虚しいことだとは理解している。
 こんなことをしたところで、現実にはなんら影響がないことも――でも。
<彼>の手が、ベッドの上に仰向けに寝ている桜の限りなく平面に近い乳房を舐る。
 小さくて、どうしようもなく貧弱な胸を。
 だが、<彼>にとって胸はさしたる価値もないものだ。
 それでも、ここに触れると桜が恥ずかしがるのを理解しているからか、執拗なまでに触れ。
 乳首の周囲だけぷっくらと肉のついた、僅かな乳房を摘み上げ。
 くすくすと笑う。
『お前の胸は好きだよ、女らしくなくて』
 幻聴(こえ)が聞こえた。
 現実のものではない。虚構、空想、妄想、頭の中でのみ響く声。幻聴(こえ)。
 自らが夢想した声に、桜は顔を羞恥で染めあげた。
 両手が開いているならば、顔を覆いたいほど恥ずかしかった。
 しかし桜の手は、今ここにはない。
 桜の手は――『彼の手』になっているから。
 『彼の手』は桜の乳房を摘み、身体のラインをなぞるように這いつくまわる。
 その指先が触れるたびに、敏感な部分に触るたび、桜は呻き声を漏らす。
「……っぁ…――ぅんっ……んん………」
 それが自分の手で、自分の意思の下で触れているだけのはずなのに、その動きに感じてしまう。
 まるで、手だけが別の意思をもっているかのようで。しかし、桜の頭の中では、確かにそれは『春樹の手』なのだ。
 桜の意思とは異なる、独自意思を持つ手。
 桜はメイド服を脱ぎ、下着を外し、裸にされる。
 股間をみて、『彼』が残念そうにため息をつくのがわかった。
 桜は泣きそうになりながらも、『彼』に奉仕するため、彼から労ってもらうため、絨毯に膝をついた。
 生身の膝に絨毯はこちょばしく、しかし直ぐに馴染んでしまう柔らかさ。
534 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 14:17:55 ID:rbahBsY9
 ここがせめてフローリングの床ならよかった、桜は不意にそんなことを思い。しかし、その理由が自身でもよく分からなかった。
 膝を着くのに、どうして堅い床のほうがいいのだろう?
 その答えは『彼』が――桜の、一歩離れた所から俯瞰している桜自身が答えた。
 どうして堅い床がいいのか? それは、痛みがあるから。
 そう、こうして頬を絨毯に擦り付けても痛くはない。
 だが絨毯ならば、その分痛みがある。
 別に痛くされるのが、好きというわけではない――はず。
 それなのに痛みを求めてしまう、現実的な感触を求めてしまう。
 どんなに妄想しても、これは桜の一人遊びに過ぎない。
 どんなに空想しても、桜の手は春樹の手にはなってくれない。
 どうにも惨めで、情けなくて。敬愛している春樹を、こんな浅ましい妄想に利用している自分に腹が立つ。
 だから、もう二度としないように、痛くする。
 絨毯を頬で擦り上げる。摩擦でジーンと頬が痛熱くなる。
 桜は小振りな尻を突き上げ、脚を僅かに開く。誰にも見せられないようなポーズ、春樹に見せたいポーズ。
 外気に余り触れることのない桜の股間は、それでも洗っているのに僅かに匂う。
 鼻につくその臭いを、桜は恥ずかしく思い。しかし、その牝丸出しな臭いに、興奮が昂ぶりもした。
 おそらく彼はこの臭いを嗅いだだけで萎えてしまうだろう。
 彼が桜に男の格好をさせようとしたのも、女性的なものを嫌っているから。
 桜が傍に居られるのは、一重に桜が女性的な特徴をあまり持たないからであり。桜を女として好いているわけではない。
 春樹が桜にそんな感情を持ってくれることはないだろう。
 春樹がこうしてくれるのは、あくまで暇潰し。ただの遊び。自慰するより、多少増しだから、というだけだ
 だが、それでもいいと、桜は思った。
 どんな形でもいい、彼に愛されるのなら、それでいい。
「ふ……ふふふ……」
 自分の妄想の惨めさに、泣きたくなる。
 妄想の中でくらい、なんで幸せを願えないのだろう?
 なんで彼と普通の男女として結ばれることを、考えられないのだろう。
 そんな自嘲を振り切るように、桜は指をしゃぶる。彼の桜では勃ってくれない陰茎を夢想して、ペッティングする。
 ぴちゃ、ぴちゃ、じゅりゅ、ちゅっ。
 もう片方の手は、桜の女の部分に触れていた。
535 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 14:19:51 ID:rbahBsY9
 熱をもったそこは、どうしようもなく求めていた。
 だが、桜はそこへは指をいれず。小指の爪の先端ほどの大きさのクリトリスに触れ、中指の指先で潰すようにして擦る。
 だが、その快楽は、虚しい。
 気持ちいい、確かに気持ちよく。背骨の周囲が泡立つような感覚を享ける。
 ――でも、それだけ。
 覚えた最初の内は、一晩中触れていて、翌日の仕事に影響を残すようなことをしてしまったが。
 それは少女の内だけ。
 いつの間にか大人になっていた身体は、そんなものでは満足できず、未知の感触。願っても得られないそれを欲してしまう。
「春樹様の、……おちんちん」
 一度でいい、たった一度でいいのに叶わない願い。
 どんな状況、どんな場所、どれだけ強引でも構わなかった。
 春樹と深く繋がりあいたい、その瞬間、他の誰よりも春樹の愛を享けられるのだから、それでいい。
 それでいいのに――春樹は、女の、桜のそこには興味を示してくれない。
 春樹が興味を示してくれるのは、むしろ、後ろ。
 桜は唾液で湿った指先で、堅く鎖された肛門を開き。春樹の陰茎に比べ、遥かに貧弱な自らの指先を押し込む。 「――っぅ……う……」
 本来入るはずのない場所に侵入してくる指に、虫歯のようなジンジンとした内側の痛みが広がる。
 深く、深く呼吸して、リラックスしようとするも。痛みに緊張してしまい。その緊張が更なる痛みへ置換される。
 指を縊り絞め殺すような肛門の締め付けに負けず、桜は人指し指で肛門を拓いていく。
 第二間接ほどまで差し込むと、大分動かしにくくなり、そこで一旦侵入を止め。指を折り曲げた。
「くぅぅ……」
 大きく開かれるような感覚。
 三日間溜まっていたものを排泄する時でも、こんなには拓かれないと思ってしまうくらい。
 上下からの圧迫に、指が折れそうな錯覚すら覚える。
 短く切られた爪が、それでも食い込み、痛みをあげる。
 爪先で、こり、こりと擦りどこが一番いいか確かめる。
 背側より、やはり内側の方が気持ちいい。
「……っ……ぅぅん…ぁ……」
 のた打ち回らせるように指を動かす、指は蛇になったように、桜の肛門内で這い回り、桜を刺激する。
 しかし、それでは物足りない。
 アクセントが欲しい。
536 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 14:21:09 ID:rbahBsY9
「――ひっ!?」
 更に一本、指を挿入した。
 右手の中指と人差し指は仲良く、肛門に飲み込まれ。互いに互いの落ちつく位置を探させようとしたが、上手くいかない。
 二倍の太さ、拡がりになった肛門は、先ほど以上の痛みをあげ。菊の花が僅かに充血する。
 指に与えられる締め付けも半端なく、痛みから逃れるために、ずらすだけで切り裂く様な痛みが走る。
 桜は、絨毯を噛み。肛門の痛みを忘れるために、顔を強く強く絨毯に擦り付けた。
 リップクリームは剥がれおち、唾液とともに絨毯を穢す。
『おいおい、メイドのくせに家の物を汚すなよ』
 声(げんちょう)が聞こえた。
 それは、確かな質感を持って聞こえた、幻想の声。
 桜へ強制力のある、絶対遵守の言葉。
「はいぃ」
 桜は呻きとも喘ぎともつかない声をあげ、舌で涎を拭こうとするが。
 舌に触れる絨毯の感触に、唾液が分泌されてしまい、汚れは更に広がってしまう。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
 桜は必死で泣いて謝りながら、絨毯を拭く。
 舌が痛い。
 涙が零れていた、ぽろぽろと。
 空想の中でリアリティを与えられた春樹は、そんなことに夢中になって、涙を流す桜に腹を立て。『早くしないか、それとももう一本入れないと、できないとでもいうのか? ん?』
 春樹の指が、もう一本挿入しようと、菊の皺を一本一本なぞる。
 繊細な触れ方も、充血し興奮した患部には、飽和させるのに充分な刺激。
「ごめんなさい、ごめんなさい。もう入れないでぇっ!」
 嬉しいのに、喜ぶべきことなのに。
 これ以上肛門に指を入れられては、肛門が裂けてしまうのではないかという恐怖が、桜を泣き叫ばせる。
 桜の啼き声に、春樹は腹がたったのか尻を叩くと。
『聞き分けのない、豚、だな。仕方ない、躾けてやるよ』
 そう言って、指がもう一本――
「いやぁっ! ――っっ!!?」
 左手の中指が侵入してくる。
 指と指が押し合いへしあいながら、桜の肛門を広げていく。
 桜は絨毯を拭くこともできず、ただ歯を食いしばって堪えた、痛みを。
 膝を立てていることすら辛い、だが強張った体は、体勢を帰ることすら出来ず。されるがまま。
 そして、左手と右手の指が、左右に肛門を押し拡ろげ始めた。
「――――――っ!!」
 声すらあげられない。
 強引に拡げられていく肛門は、包丁で切ったときのような痛みをあげ。それは、不思議と快楽に思えた。
537 ◆DppZDahiPc :2007/04/15(日) 14:23:21 ID:rbahBsY9
 背筋を貫くような痛み、その後に残る感触が気持ちよかった。
 強い強い痛みは、弄るようなクリトリスの刺激より、遥かに桜の肢体を悦ばせ。桜の脳を蕩けさせた。
 ぽたり、
 桜の女の部分から、涎が零れ落ちた。
 桜は痛みを与えるために、自らの肛門をかき回し、深く深く指を入れ、肛門の肉壁を、指先で刺激しては、ないた。
 静かに空気が漏れる音がし、波が訪れた。
 力の篭っていた下腹部、それを身体が勘違いし、その波は――

***

 冥い室内に、くすり、くすり、くすり、と笑い声が漏れていた。
 電灯もつけず、その室にある光源は一つ、パソコンの画面のみ。
 その画面には、五つのアングルから、独りの女を映した映像が流れていた。
 笑い声は、その女へ向けてのものだった。
「桜さん、だらしないなぁ」
 笑い声の主――夏樹は、自分のクリトリスを弄りながら。画面に映る女――桜を嘲笑する。
 いや、正確に言えば。
 ある目的により、桜の部屋に監視カメラをしかけた夏樹は、桜が自慰するのをみながら、それをオカズにして自慰していた。
 桜の姿態は、ティーンズ向けの漫画にあるような綺麗なオナニーではなく、とても汚らしく、浅ましいもの。
 しかし、その姿こそが桜の一番美しい姿だった。
 欲望そのままに指を動かし、欲情そのままに喘ぎ啼き、情欲そのままに自慰に耽る。  その姿は、とても昼間の桜と同一人物とは思えぬほど狂っていて可愛らしくて女の子で。
 夏樹は、この桜が欲しいと思った。
 目の前でオナニーさせたいと想った。
 桜の火照った体を抱きしめ、嬲りたいと想った――しかし女同士の身では、責めることも容易ではない。
 道具が要る。
 なにか、なんでもいい、桜を喘がせれるなら、どんな高価な物でもいい、道具がいる。
 桜の綺麗な淫靡の身体を、男に触れさせてはならない。
 どんな手段を使ってでも、
「だから、」



つづく
538名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 20:55:01 ID:5AzqoJCp
ワッフルワッフル続きwktk
539名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 22:15:16 ID:Ievq1CwB
お嬢様のほうが攻めになるのか?
540名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 23:25:38 ID:uaqE/Jcj
メイドさんは巨乳になりたかったんだよな?
でもメイドさんが貧乳だからお兄様は相手してくれてるのか。
541籠城戦 ◆DppZDahiPc :2007/04/17(火) 20:47:20 ID:FO6AKEIw
ウザいかもしらんが、一応報告。
最初書き出した時には、ホモ兄様の存在なんて頭になかったため。
前二回と前回で矛盾する点が出てきたので、微修正してサイトの方にのっけなおした。
 
取り合えず5月25日までにはケリつけようと思ってる。
542名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 21:28:14 ID:IeYf5hbJ
実にウザイです
543名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 00:30:29 ID:MbgQt0V9
サイトってどこやねん。
544名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 00:45:47 ID:R/oqy5LU
宣伝w
545名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 06:34:44 ID:OhItrHJT
もう来なくていいよ
546名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 09:15:01 ID:Vsvd7Vw+
このスレの住人ならヤスイリオスケのお嬢様特攻は
とっくに読んでいるだろうな
547名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 20:32:42 ID:Ff/v6StU
近況報告イラネ
548名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 20:50:31 ID:Q1KsTZee
つーか、実際問題あんたの駄文面白く無いから、いらない。
スレが汚れるから、出てけ。二度と来るな。
お前が書いた汚いもんで、このスレの半分以上が埋まっちまったのが糞ムカツク。
 
 

というわけで、SSまだぁ?

ああ、でも、テメェのはもう要らないからな。勘違いすんなよ。
549名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 21:04:49 ID:OhItrHJT
だな。
正直>>538も自演としか思えないわ
マジでウザいからマジでスレに書き込むな
550名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 21:04:56 ID:6kcvLI6D
岬お嬢様の人・・・
551名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 22:09:48 ID:0XxhSNjT
変なのが湧いてるが、籠城戦には気にせず好きなように書いて欲しい。
芳香様とユウの話は個人的に気に入ってたし。
ただ、このスレに投下する以上は「巨乳お嬢様」を対象とするエロ話を中心にして欲しいとは思う。
今のシリーズは貧乳使用人に傾きすぎだし、芳香様のも殺し屋関連はここに投下する意義を感じなかった。
むしろ何故犬に舐められちゃう奴はサイトのみ?
552名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 22:44:42 ID:MRDwhxD4
百合より男女が見たい、と言ってみる。
553名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 23:04:10 ID:OhItrHJT
>>551
自演乙w
その糞サイトに引きこもってろww
554名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 23:53:15 ID:NDARTuxO
>>553
とっくに管理スレ報告済みでホスト名同一ってことバレてるって知ってる?^^
555名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 20:55:50 ID:uPfLBJYC
>>537のつづきは作者にしか決められないことだが、
内容によっては修羅場スレとかの黒い話を好む場所に移動した方がいいかもな。
556名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 01:03:05 ID:HEiK0vWR
ん? ニー速野郎今度はここに来てんのか?

ほのぼの百合展開かと思いきや意外な方向に進んでるな
今後黒くなるなら、投下前に一言宣言頼んます
557名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 05:32:18 ID:u8GfTRg9
サイト宣伝はいらない
貧乳もいらない
煩い外野は尚いらない
必要なのは巨乳お嬢様のお話だけだ
558名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 07:31:19 ID:aAKj0T5e
おまえがいらない
559名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 20:22:58 ID:lOv6oHc0
一番いらない>>558
560名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 12:47:29 ID:+VNsk159
巨乳お嬢様といえばメイドガイのなえかも考えてみれば巨乳お嬢様だな
561名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 12:52:13 ID:hQ5ReZCz
って言うかこのスレもう要らないだろ?
ネタで言うと巨乳お嬢スレ以外でも構わないようなやつばかりだし
562名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 13:27:13 ID:q5HW8zeh
つまんね
563名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 00:15:43 ID:FSXpqL78
>>546
超遅レスだけど読んだ。
自分の中で一つの理想形を見つけた気がした。
564名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 01:17:43 ID:njymcz/s
圧縮回避保守
565名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 00:15:47 ID:vruiVgXu
巨乳のお嬢様かー。
書きたいかも。
ちょっと内気な感じの子をイメージ中。
566名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 01:42:41 ID:85R5MkDA
wktk
567名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:00:35 ID:vruiVgXu
読み返したけど、ここ厳しいなあ。
でも書いてみました。
主従関係だけど、巨乳メインなのでこちらに投下してみますね。
568名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:01:07 ID:vruiVgXu
だらだら長い長編です。ごめんなさい。
569名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:01:56 ID:vruiVgXu
この屋敷に戻るのは、6年ぶりだ。
大学を出た後、花を求めて世界を転々として来た。
というと聞こえはいいが、実際には大半をジャングルや乾燥地帯を右往左往していたようなものだ。
自分がこの家に戻る事になったのは、ある程度各国の生産者や研究者と契約が結べた事と、もう一つ。
執事見習いになるためだった。

自分はこの屋敷の執事の息子として生まれ、息子のいない主からはわが子のように可愛がられた。
でなければ、この6年のように自分の裁量で動く事などできなかったように思う。
その主から、館へ帰ってくるよう手紙が届いたのは、2ヶ月前のこと。
後継者として長女美花様を指名し、いずれそのほとんどの事業を継がせる事。
そのために自分のサポートが必要だと言う事。
紫のジャカランダが咲き誇る南アフリカの小さな郵便局で、自分は6年前の美花お嬢様を思い浮かべた。
幼い頃から頭の回転が早く、品があるのに、ときとして悪戯好きで…。
母親譲りの涼やかな目元が印象的だった。
美花様はあと半年で16歳になる。自分のことなど、もう忘れてしまっているかも知れないな…。
570名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:03:10 ID:vruiVgXu
屋敷に到着して、主に挨拶と6年間の報告を済ませてから、キッチンへ向かった。
なつかしい香りがしたからだ。
あまいアーモンドタルトが焼き上がる香り。
「戻ったよ。」
そう背中に声をかけると、オーブンの前の女性が振り返った。
自分と同じ年で、ずっと屋敷で働いている、マリアナ。
「お帰りなさい。今日戻ると言う事は、みんなから聞いてたわ。早かったのね。」
そう言ってにっこり笑うと、既に焼き上がったタルトを切り分けた。
「花美様が今日はこれを食べたいとおっしゃって…あなたの分も焼いてあるのよ。あなたと花美様は、このお菓子が大好きですものね。」
あたたかなアーモンドタルトは少し柔らかく、香ばしい香りが口に広がった。
「これから花美様のお部屋にお持ちするんだけど、あなたも行くでしょ?」
マリアナがウィンクしてみせた。
「マリアナと一緒だと行きやすいかな。」
「きっとびっくりするわ、お互いにね。あなた、ずいぶん男らしくなった感じがするわ。」
「大きくなったんだろうなあ…花美様。」
「えぇ、とっても…。すっかりキレイになられたわよ。」
そういうと、マリアナはくくっと笑った。
「あんなにちょっかい出して怒らせていたけど、あなた、惚れちゃうかもよ?」
「そんなに?楽しみだな。もしあまり変わってなかったら、マリアナの負けな。」
帰ってきて早々に笑われたので、軽く賭をしてみる事にした。
「いいわ。私が負けたら、次の休みに私を自由に使ってくれていいわ。」
「よし。まだ部屋をどうするか決めてないんだ。手伝えよ。」
マリアナとの賭も手伝って、少しドキドキしながら花美様の部屋へ向かった。
571名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:04:03 ID:vruiVgXu
通常、男の使用人が1人で部屋へ行く事は禁止されている。
マリアナの後ろを歩きながら、俺は懐かしい廊下を見回した。
花美様の部屋は、3階の一番奥。花美様が望む南北に貫いた部屋はここしかないため、家族とは少し離れた部屋にいる。
マリアナがノックして名を告げると、しばらくしてから中からドアが開いた。
「お嬢様。タルトをお持ちしました。」
「入って。」
静かな声がそう言ってからドアが大きく開き、花美様が姿を現した。
「お嬢様、如月をお連れしました。」
「ありがとうマリアナ…。…如月……。久しぶり…ですわね…。」
「お久しぶりです、お嬢様。本日戻りました。6年ぶりです。」
「ふたりとも、入って。」
花美様は伏目がちな上に、目を逸らすように部屋の奥へ入ってしまった。
俺はその…あまりの花美様の成長ぶりに言葉を失ってしまった。
マリアナがとなりで笑いをこらえているのがわかる。
6年ぶりに見る花美様は、身長も伸びて髪もストレートロング、美しい目元、そして…はしたないながらも一瞬の内に、俺の目には豊かにふくらむ胸元が焼き付いた。
マリアナは手際よく紅茶をいれると、こう切り出した。
「花美様。今までは私がお嬢様のお世話をさせていただいておりましたが、これからは如月が私の上でお嬢様にお仕えする事になります。如月は世界中を旅して来ましたから、いろいろなことを学ぶにはとても役にたつと思いますので、使ってあげてくださいね。」
「マリアナ。6年も経っているのよ。いきなりは…」
「あら、そんなご心配。お嬢様と如月は、よく森まで遊びに出かけられていたではありませんか…。すぐ元通りになれますわ。」
「そんなこともあったわね…」
小さな声で花美様がつぶやく。
花美様は、自分がいない間に性格まで変わられたようだ。
以前はまるで男勝りのような言動だったのに、今の花美様はすこしうつむき加減で、マリアナと話す時ですら頬を赤らめている。
6年は思ったより長かったんだな…。タルトを上品に口へ運ぶ花美様を見ながら、そんなことを思った。
572名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:05:28 ID:vruiVgXu
「どうだった?」
休憩室へ戻ると、マリアナが悪戯っぽく聞いて来た。
「変わられたでしょう、花美様。」
「そうだな…。なんというかこう…内気と言うか。」
「あぁ、そっちね…。お嬢様、4年前にちょっとしたトラブルがあって…」
マリアナは、4年前の夏の話をし始めた。
船旅で一緒になった財閥の御曹子とお嬢様が仲良さそうになった事、それを両家共に喜んだ事。
しかしそれが長く続かず、その原因が御曹子が無理矢理にお嬢様に関係を迫った事だったと、船旅の間に知れ渡ってしまった事。
お前の胸に触りたかっただけだと捨て台詞をいわれたこと。
それ以来、ほとんど若い男性とは話をしたがらないということ。
なかなかの重い話に、俺は聞く事しかできなかった。
「男なら、その御曹子の気持ちがわかるのかもね」
マリアナは俺が共犯かのように視線を向ける。
「まぁ…なんだろうな。俺は強引ってのが苦手だからな…。よくわからないよ」
「ちがうわよ、カラダとか、そういうこと。」
「だから俺は動物じゃないって。」
「動物じゃない俺でも、あのボディには目が釘付けじゃない?」
「マリアナ。たしかに俺は賭には負けたけど、お前はさっきから何なの?」
「あのね、その御曹子、あなたに似てたのよ…。背格好とか、顔も。」
私が心配なのは、そこなの。といって、マリアナは俺の頬にキスをした。
「お嬢様と、仲良くなれるのか、その逆か。あなたのお仕事、責任重大なのよ…。私では、傷を癒す事ができていないように思うの。」
マリアナの髪を撫でながら、俺はこの難題をどう乗り切るか考えはじめた。
573名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:07:07 ID:vruiVgXu
マリアナのアドバイスもあって、ようやく1人でも部屋へ入る事が許されたのは、それから5ヶ月経った頃だった。
やっと目を見て話すようになってくれたり、俺だけを連れて外出する事も多くなって来た。
以前はかなりの割合でマリアナを連れて行ったそうだ。
花美様は内気な性格もあってか、いけばなの仕事で外へ出たり人前で挨拶をする事が苦手で、屋敷へ戻ると目にも明らかに疲労が溜まってしまう。
気丈な性格だけは相変わらずで、1人で部屋へ戻ると言い張ったものの、今日はソファへ座ったきり、眠りこんでしまった。
まだ冷える時期なので、俺はメイドを呼びにキッチンへ向かったものの、時刻はもう深夜。
頼みのマリアナは休日だとかで不在。
いたのはメイド長のトヨだった。トヨはもう80を超えた超ベテランで、さすがに花美様を抱える体力はない。
「トヨさん、お嬢様が居間で眠り混んでしまって…運びたいので手伝ってください。」
俺がメイドを呼びに言ったのは、女手がないと後で何を言われるかわからないからだ。
トヨが花美様に毛布をかけ、俺が花美様を抱え上げた。
その時、すっかり眠ってしまっている花美様の胸が俺の胸元に触れた。
その弾力に、俺は一瞬立ちくらみのような感覚を覚えた。
柔らかくてあたたかくて…
やばい。俺は使用人なのに…。
574名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:07:54 ID:vruiVgXu
トヨがドアをあけてようやく花美様をベッドに横たえた。
俺が廊下に出ている間、トヨが着替えをさせ、少ししてから出て来た。
「お嬢様がお前さんを呼んでるよ。あとは頼みます。」
そう言ってトヨは長い廊下を戻って行った。
俺はノックしてから部屋へ入った。
「失礼します花美様」
「さっきここへ来る途中で目が覚めたわ。運んでくれてありがとう」
「こちらこそ失礼しました。今日はマリアナが不在でしたので…」
「マリアナの時はあんな所で眠らないわ。」
「今日はお疲れだったのでしょう。」
「あなたでも、私くらいは持ち上げられるだろうと思って気を緩めてしまって…」
「もう今日はおやすみください。明日は予定を入れていませんから、朝もゆっくりできます。」
「そうね、そうさせてもらうわ。」
「明かりを消しますね。私も失礼します。」
そういって俺は花美様の近くの小さな常夜灯をつけるためにベッドへ進んだ。
パチと軽く音を立てて、淡いオレンジ色の明かりが灯る。
部屋を広く照らす明かりを落とすと、広い部屋はすぅっと闇に包まれる。
「…如月。」
「はい。明かりをおつけしますか?」
「そのままで聞いて欲しいの。」
花美様の声はいつものとおり静かだ。
「…はい。」
「いまから聞く事を、誰にも秘密にできるって、約束して」
575名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:09:04 ID:vruiVgXu
「わかりました。命に代えても。」
目が暗闇になれないまま、声がする方へ答える。
「さっき、私の身体を抱えた時、何を考えていた?」
突然どうしたと言うのだろうとは思ったものの、何を聞きたいのかが大方予想できた。
「花美様が目を覚まさないか、緊張しておりました。」
「…それだけ…?………私の胸が触れたでしょう。」
あのとき既に目が覚めていたとはわからなかった。眠ったフリをしていたとでも言うのだろうか。
「申し訳ありませんでした…花美様。」
「謝って欲しいのではないの…。」
「いいえ、大変不快な思いを…」
「ちがうわ。」
言い出そうとした所を遮られる。
「執事としてではなく、男として答えて欲しいの。」
「花美様…?」
とっさに、この屋敷に帰ってきた日、マリアナが話したあの事件のことを思い出した。
「こんな事を聞けるのはお父様でもない、あなたの父上でもない。あなたしかいないわ。」
「…はい……」
「その…、男性はいつも女性に触れたいと思っているものなの?」
576名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:10:02 ID:vruiVgXu

「……お恥ずかしいのですが、私を含めて大抵の男性なら、好きな女性ができれば自ずと一番近くにいたいと願うものだと思います。」
「そう…。」
「ただ、願いが強過ぎてうまく行かない事はあると思いますが…」
「私に好意を寄せるもののほとんどは、この身体と家が目当だと思うの。」
淡々と、花美様が話を続ける。
「そんな…そんな者からは私が必ずお守りします。」
「如月はどうなの。」
とうとう来た。分かっていながらも、答えを用意する余裕はなかった。
「如月は…私の胸を見て、なんとも思わないの?その、あの…もっと触れたいとか…」
最後の方は消え入るような声だ。
「それも、執事として答えるわけにはいきませんか」
「当然だわ。私は如月個人に聞いているの。」
「ですが、私がこうして花美様にお仕えできるのも、私が執事だからです。この職にある限りは、そのような考えを持つわけにはまいりません。お嬢様は眩しいくらいにお綺麗です。それは誰もが認める事です。近くにいるものとして、誇らしく思っています。」
「如月は、男じゃないのね」
「そうです。」
「じゃあ、もし私がマリアナだったら、なんて言うの?」
「使用人のことなど…」
「そうやって私から距離を置くのはやめて。」
突然語気が強くなった。
577名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:12:01 ID:vruiVgXu
「あなたはこの6年間、私を守ってはくれなかったわ。誕生日もクリスマスもカードだけで!一番恐い思いをした時だって、あなたは……!
私がそんな思いをした事すら、知らないんでしょう……」
花美様はそこまで一気にまくしたてると、啜り泣きはじめた。
ここへ戻ってきて、花美様が泣くのは初めてだ。
「マリアナだったら、私がマリアナだったら、如月は私を抱くの?」
涙まじりにとんでもない事を聞いてくる。
「花美様…私は確かにマリアナと同じ年で、仲もいいですが…彼女に対してそのような感情はありません。彼女の顔かたちや体格は関係ありま
せん。マリアナも同じだと思いますよ。お互いよりも、花美様への気持ちの方がずっと大きいんですから。」
俺はなんとか話を起動修正しようと必死になった。
なのに、なかなか難しい。
「花美様、もうおやすみになってください。随分お疲れのはずです。花美様が眠られるまで、私はそばにおりますから…。」
ベッドへ近寄ると、淡い光のなかでごしごしと涙を拭く花美様と目があった。
「如月…。私、あなたが好きだったわ。ずっと。でも如月が帰ってきて、本当は恐かった。6年の間に私は変わってしまったし、私が思って
きたあなたも、もう変わっているんじゃないかと思って。でも、あなたは昔と変わらなかった。今も、如月のことは好きだわ。でも…あなたは執事なのよね」
「そうです、花美様。私は花美様に仕える執事、使用人です。」
「私、今の自分が嫌いだわ。あなたにお嬢様と言われる立場も、こんな、こんな大きな胸も…いらない…」
578名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:13:57 ID:vruiVgXu
淡い光の中で、仰向けになっても崩れずやわらかに揺れる胸は、やはり本人が気にするように、すこし大きかった。俺も執事として修行が足りないので、つい一瞬目が行ってしまう。
少なくともFくらいはある。マリアナがCだとか言っていたので、間違いないくらいだ。
それにしても、お嬢様に告白されて、しかも部屋にふたりきり、こんな近くにいるのに…
執事って、困った立場だ。
財閥の御曹子の立場の方がよっぽど楽だ。そして、あの御曹子の気持ちも…わかるのかも知れない。
「花美様、そんなことをおっしゃらないでください。私は、そのままの花美様が好きです。綺麗で、優しい、いろいろ悩まれる事もあるとは思いますが、そんな姿さえ本当にお綺麗です。ウソではありませんよ。」
「如月、言い過ぎよ…」
泣きながら花美様が笑いはじめる。
何を思ったのか、花美様は頭から布団をかぶって潜ってしまった。
「如月。手を貸して。」
ベッドの中から細い手が伸びる。」
言われるままに手を重ねると、そのまま中へ引っ張られた。
すぐにずっしりとあたたかいものに手を押し付けられた。
花美様が、自分で俺の手を押しあてている…。
頭の中が真っ白になりそうなのをなんとか引き止め、手を引っ込めようとした。
「花美様!お止めください……!」
なんつー試練だ。花美様…今更ですけど俺も男なんです…。
「如月…ウソでもいいの。好きって言ってほしいの…。こんな胸でもいいって。わたし、言ってもらえたら自信が持てるかも知れないから…胸張って歩けるかも知れないから…おねがい…」
579名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:15:28 ID:vruiVgXu
あの御曹子野郎がお嬢様をこんなふうにしたのかと思うと、とてつもない怒りが沸いてくる。
大体、これほどのものをコンプレックスに感じてしまうなんて。
そして、女の子って繊細なんだとつくづく思う。
「花美様、失礼します。そして、許してください…!」
俺はもう、こうするしかわからなかった。
薄い布団の上から、花美様の上に覆いかぶさるように抱き締めた。
それからは無言のまま、花美様の呼吸だけを聞いていた。
花美様は何も言わず、身を固くする事もなく、そのままの姿勢で俺に抱き締められていた。
しばらく時間がたった後、花美様はようやく布団から顔を出した。
「如月。」
「はい、花美様…お許しください…」
俺の顔が情けなかったのかどうだったかはわからないが、花美様は俺の身体に手を回して一度ぎゅっと抱き締めて来た。
「他の人はいやだったの…。最初はあなたに似ていると思っても、すぐにあなたとは全然違うってわかってしまう…」
「花美様…」
「さまはとって欲しいわ…あの、ここでは…花美と…呼んでくれない…かしら…。」
そういいながら俺の胸に顔を埋めてくる。
「いいんですか…?私は執事なんですよ…」
「いいわ…大丈夫よ…。それにあなた、今日はもう休日でしょう。執事じゃないわ…」
「それは…」
「いいの。このままでいて頂戴…」
あまい溜息が首筋にかかる。俺は、俺の身体がすっかり男になっている事を止められなかった。
「花美様…」
「花美と呼んで…」
580名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:16:52 ID:vruiVgXu
「……花美…私も…男なんです。」
「よかったわ…執事じゃなくて…」
そういうと、花美様は再度俺の身体にぎゅっと抱きつく。
「あの人の時は、恐くて仕方がなかった…なのに、今は嬉しいわ……」
脚を絡ませながら、きっと俺の固くなったそこを感じているのだろう。
こうも密着すると、もう隠しようがない。
「あなただからなのね…きっと。如月、私を…もっと強く抱いて…」
理性を吹っ飛ばすそんなセリフを耳元で囁かれて、修行の足りない俺はあっというまに溺れそうになる。
花美様は俺のシャツのボタンを外し、ズボンにまで手をのばして行く。
「如月…私ってはしたないわね…」
俺は花美様にさせてしまった事に漸く気づき、その唇に自分の唇を重ねた。
柔らかくて小さな唇。
唇を離すと、俺は自分の来ているもの全てを脱いだ。
ここで拒否されても、それはそれでいいと思った。
ほの暗い部屋で、目の前に晒される男の身体を、わずか怯えるように見上げる姿に、罪悪感を感じずにはいられない。
ところが、手をのばしたのは彼女の方からだった。
「私を同じにして…」
互いの身体に向き合い、俺の手は薄い夜着を慎重に剥いでいく。
ところどころで、彼女の身体がぴくん、と反応する。
やがて最後の小さな布に手をかけると、溜息に似たような声が漏れた。
そのまま身体を横たえ、恥ずかしそうに身を捩る身体に布団を掛けた。
ふたりの体温が、一気に上昇したような気分になっていく。
「変な感じがするわ…如月……」
うわ言のように俺の名を呼ぶ。
やわやわと胸を両手で包み、産毛を撫でるようにすると、彼女が小さく喘いだ。
581名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:18:08 ID:vruiVgXu
「恥ずかしいわ…とても…」
小さな茂みに自分のそれが触れると、顔を背けて目を瞑る。
もしかして、と中指を茂みに進入させると、びくん、と腰が大きく動いた。
「ひゃあっ……」
指にまとわり付く粘液と声に、俺は耐えられなくなる。
もう、限界だった。
先程から胸が大きくふくらんでいるのがわかる。吐息も、そしてここも濡れて…
間違いなく彼女は…
「いいですか」
「如月……来て。」
俺は自分のものをその茂みの奥へスライドさせた。
ぴと、とそこが先端を包み込む。
柔らかくて、熱い。
「ああっ…!」
すぐに壁に突き当たる。花美様は…確か以前に御曹子に処女を奪われたはず。
なのに…この感触は…
582名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:20:09 ID:vruiVgXu
「きて、如月…わたし、ここからは初めてだけど、大丈夫だから…」
マリアナはそこまで知らなかったのだろうか。
俺はすっかりその御曹子にヤられてしまったと思っていたのに…
「みんな…私が生娘ではないと思っているから…いいの…如月にあげられるの、うれしいわ……」
そう言って俺の腰を自分側へ引き寄せた。
俺のものが、ずぶずぶと杭を打ち込むように入っていく。
行く手をわずかに阻んだものも、固く押し込まれる進入物に抗えない。
さすがに中はきつくて、彼女も痛そうにしたままだ。
胸への愛撫はそのまま続けているので、時折痛みの声に嬌声が混じる。
その度に締め付けが更にきつくなり、俺はその心地よさに呻いてしまう。
「如月……動いて、いいわ…よ…」
痛そうなのに、健気にそんな事を言ってくる。
「まだ…そんなことは…」
俺は繋がる部分のすこし上へ指を滑らせた。
小さな丸い膨らみに指をのせると、そのまま軽く押しながらゆっくり円を描いた。
「ひゃああ……ッん!!」
今までになく大きな声で彼女が仰け反る。
声に構わず2、3度指を動かすと、ぬるりと新しい蜜が感じられた。
熱く溢れる蜜のおかげで、俺は漸くすこし腰を動かす気になった。
「痛かったら、言ってください…いつでも、やめますから。」
「如月…やめないで、絶対にやめないで…」
そうは言っても、ゆっくりとスライドしただけで、苦痛に顔が歪む。
胸の快感と、少し上をかき回される快感に、進入するものからの苦痛…
583名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:20:59 ID:vruiVgXu
「花美…もうすぐだから…」
正反対のような感覚に、彼女の額に、胸の谷間に汗が浮かぶ。
その谷間の汗を舐めながら、俺は乳房を両頬に押しあてた。
愛撫で大きくなった胸は、柔らかくて、痛い。
俺はもう、それが近い事を我慢しなくてもいいと思った。
痛いから止まらないんであろう、溢れる蜜を掻き取るように、腰を大きくグラインドさせ、そこから自身を引き抜いた。
そして、指で彼女の柔肉を押し開き、一番感じていたその小さな突起目がけて、白いものを放った。
自分でも驚くくらい、ドクドクとその突起を歪ませながら、そこを汚していく。
「ひゃぁぁッ……き…さらぎ……っ!いやぁぁっ……あんッ!!」
茂みをかき分けられ、熱いものがビュルビュルと浴びせられる感触に、彼女は悶えた。
ふたりの息遣いが、ほの暗い部屋に響く。

「花美…さま…」
「如月…ありがとう…好きよ。」
「乱暴にしてすみません…」
「はやく、馴れたいわ…如月の身体に。」
俺は自分のそこを脱いだ服で拭き、横たわる彼女を後ろから抱き締めた。
「花美様…俺は、幸せものです」
ずっしりと重い胸をすくいながら、首筋に小さなキスを落とす。
「大好きです、花美様…再会してからずっと、いけないと思って過ごして来ました…」
「如月…」
「もう少し、気持ちよくして差し上げますね」
俺は、さっき自分で汚した所へ潜り込んだ。
584名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:22:33 ID:vruiVgXu
「きっ…如月…っ!!」
たまらず声が上がる。
シャツでそこを拭ってから、舌先で吸い上げた。
「ああっっ…!!や…ぃや…ッ!ああんっ!!」
すぐに下からとろとろの蜜があふれてくる。
指でそれを絡め取り、突起に塗り付けていく。
「や…っ!やめて如月…っ!ああっ!…ッ!!」
再度舌で突起を包むように刺激すると、激しく腰がバウンドし、彼女が嬌声をあげた。
がくん、と一瞬力を失ったところを、蜜を舌で舐め取っていく。
「お、おかしくなっちゃう…きさらぎっ……!!」
とくとくと流れ出る蜜がなかなか止まらない。
「ああんっっ……!」
そこを音を立ててじゅる、と吸い込むと、彼女は痙攣したように身体を震わせて、だらりと力を失った。
「きさらぎの、えっち……」
寝言のように一言言うと、そのまま彼女は寝息を立てはじめた。
俺もその姿に安心して、ようやく深い眠りに落ちていった。
この後のことなど何も考えずに…
585名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:23:56 ID:vruiVgXu
おしまいです。
校正せずに投下してすみません。勢いで書きました。
586名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:43:43 ID:P5AtlW4P
お嬢様最高

GJでした!
587名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:44:45 ID:UQ1zxI01
>>585
GJ!
うまく言えんが、俺は好き。
588名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 00:13:22 ID:545HDSbW
>586,587
早速ありがとう、いい薬です。

これで今晩も眠れます…。
589名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 22:17:41 ID:AP5zTlXp
執事とお嬢様って関係が好きだ。

590名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 23:07:19 ID:I3b+X5Dn
今さっきこの板巡りをしていたら、ハヤテのごとくというアニメがあるそうで…。
しかもメイドがマリアさんだとか…or2
591名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 20:53:31 ID:tFnHtT4o
>>590
そのアニメとこのスレは正反対の存在だから気にしなくて良い。
592名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 04:08:09 ID:w63qf/9U
お嬢様の年齢も重要なんだな。
小学6年生でEカップとか、
もしくは、十代半ばでガイバー(規格外)サイズであるとか。

ところで、諸兄は正山小種という漫画家をしっているかね?
かなり昔に、このねたで抜けるマンガを描いてたが
まだ本にはなっていないのだな。
もってる人いますか?
593名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 11:09:31 ID:0UmK/LWO
>>もしくは、十代半ばでガイバー(規格外)サイズであるとか。
降臨者>>592乙。そんなギ○・ス×ッシャー放ちそうな御嬢様は(ry
594名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 11:58:54 ID:oq6JKwT7
平凡な庶民の娘である高校生の深町晶子は、ふとしたことから手に入れた
「強殖下着」に取り込まれることにより、圧倒的な美爆乳を誇る体型と様々な”技”を
身につけてしまう。
しかし、それは元々その「強殖下着」を保持していた秘密お嬢様結社との望まない闘争の
始まりだった・・・・・

と、言う話がレモンピープルが廃刊になっていなければ描かれていたかもね
作者、あそこで描いてたし。
595名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 19:41:40 ID:UMtBAUlz
そこまで狂った設定ならむしろ読んでみたい
596名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 21:25:17 ID:XBGjiMcu
お前ら十六夜の花嫁の体験版やると幸せになれるよ
597名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 20:27:08 ID:dHErxTD5
それよりも電撃文庫から出てる『れでぃ×ばと』だな。
ここに出てくるお嬢様方は本当に巨乳お嬢様な上、下手するとここに乗ってても違和感無いエロコメw
598名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 22:25:41 ID:1oayka7o
もうちょいちょっとkwsk
オカズになりますか?
599名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 23:19:48 ID:tyDOfkzk
きょぬーお嬢様は出てくるが、テクスト上での乳への言及はさほど多くない
挿絵で何故か服の下から乳首が浮いてるから、まあ好きな人はどうぞって所か
600名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 20:39:30 ID:tL/nTZBW
>>598
なる。
絵師はむにゅう先生ttp://munyu.neko.ne.jp/archives/2007_5_4_11.html
作者は上月司先生。スロースターターで、最新刊である三巻から面白くなってきた。
601名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 14:48:50 ID:Q1k9ySA6
>>598
スレあるんだから、そっちに行った方が早い。

れでぃ×ばと(上月司)でエロパロなスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1169213400/
602名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 22:59:50 ID:npnQl3i1
保守age
603名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 10:34:14 ID:XYXwn+yV
細身で胸もお尻も豊満で美しくて面差しも可愛らしいお嬢様。
性格も穏やかでとても優しいのだが、
彼女の父親は、
殺人を含む悪事で財を成し、使用人を虐待する、極悪人だった。
罪悪感に苛まれるお嬢様は、
腹癒せに彼女を輪姦しようとする、被害者や使用人の男達に、
自らその肉体を捧げ、泣きながら、奴隷として懸命に奉仕するのであった。

・・ベタ過ぎ?
604名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 13:36:44 ID:kmvWX3ZQ
お嬢が奴隷になるのはイマイチ…まあ好みの問題だが
605名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 17:57:09 ID:6SozAKZa
あの手の階級では、娘というのは戦略商品な訳で。
んでもって、そこまでなりふり構わない手段で成り上がった父親が
娘に手を出した使用人のことを知ったりしたら・・・・

本人、生きたまま生皮を剥がされるとか
とりあえず、家族をそいつの前で解体して臓器を売り飛ばすとか
歳の離れた弟妹をスナッフポルノに出演させるのを目の前でやるとか。

ただではすますまい。
606名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:21:55 ID:tJVoHVPt
償いとして被害者の肉親の復讐に協力する内に恋仲になり、全てを失った
父親の前で「お父様ごめんなさい」と言いつつエッチを見せつけ絶望させ
復讐の最後の仕上げにする…ベタ具合が進行しました既に手遅れです(ry
607名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 21:08:32 ID:rAMk9CBg
ここって書き手も読み手も鬱展開を好む人の方が多いな
608名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 21:30:12 ID:6SozAKZa
ここで、キリヒトとヨーコの続編ですよ!
609名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 22:11:51 ID:+OoatKEt
俺もキリヒトとヨーコの続編希望
610名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 18:03:39 ID:ZzCTlOQD
>605氏
猟奇スレをお勧めする。
いや、嫌味とかじゃないよ、俺も猟奇スレ住人でもあるので。
只、これ以上のスレ違いはまずかろうと。
あちらにネタとか投下してもらえるといいなあとも思う。
611名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 19:26:33 ID:K2gJmv/q
俺は清純で性もしらないようなお嬢様が
使用人の欲望に晒されるのって好きだけどな。

美と酬の対比がそそる。
612名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 21:57:59 ID:qu+oqCqq
庭師か。庭師なのか!
613名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 22:13:13 ID:8IxdFmBa
>>608-609
ナカーマ
614名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 22:13:20 ID:7woVfsd6
いや、馬屋番!
これは譲れない!!
615名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 22:53:04 ID:qu+oqCqq
そうか……。
よし、ならば俺は庭師、君は馬屋番となって、
きょぬーお嬢さまの姉妹をいただこうじゃないか。
花や草木を愛するおっとりした性格のお姉さまのほうは俺が頂いてゆく。
君には気性の激しい癖馬をも乗りこなしてしまう、ちょっと性格きつめの妹を任せよう。
616名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 02:16:13 ID:5NkXFE23
学園ものはどう?
館のお嬢様、みたいなシチュの方がみんなの好みにあうのかな?
617名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 02:23:52 ID:8FRTw0VH
執事もしくは父親の腹心的部下
618名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 12:23:48 ID:LPstHmUO
復讐とか言うより、純粋に欲望の目を向ける方が好みだなぁ。
現代物なら庭師、中世物なら馬屋番。

不細工とか、老人中年の方が背徳感あって燃える。
619名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 00:06:56 ID:QDfBi0Kw
親の側近の息子だろうやはり
620名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 23:51:55 ID:U/AmmEcO
>>619
あまゆみの奴で何かなかったっけそれ
621名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 15:27:22 ID:pqBIxh4w
>>620
[あまゆみ] 香憐ちゃんと榊くん
の事を言っているらしいのは判った
622名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 23:28:02 ID:FzPvl5hU
上のネタみたいに、巨乳お嬢様が危機に陥って
無体な輩に純潔を散らされそうになったときに
やって来るのが爆乳お嬢様だろ!

日本の伝統から考えて!

主に、マジンガーZ(テレビ版)最終回から始まった伝統であるが・・・
623名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 23:34:32 ID:39B01JTZ
合体変形式超乳お嬢様とかな。
624名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 00:16:47 ID:uVEaE3ic
百合の匂い
625名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 00:53:40 ID:m2cuWVn6
望むところだ
626名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 01:59:15 ID:cnmN+byN
マジンガーZの最終回でピンチに陥ったZを
いきなり現れたグレートマジンガーが救ったような話ですな。
627名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 21:54:19 ID:QDhO+0t0
百合ものでいいなら書きたいな。
あまりえろえろえろ〜んなのは書けないが。
628名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 00:43:25 ID:poAIznPg
話が進むにつれてガラリと路線が変わる変化球SSじゃなければ薄エロでもいいっす
629名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 20:05:25 ID:VUoKy3Fc
多種多様な巨乳お嬢様をみたいのだ
630名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 01:42:09 ID:oYjDSAqB
よっしゃ、がんばる〜。
気分を出すため、いまから庭師の修行しながら
百合っ子なきょぬーお嬢様の生活を観察してくる!
631名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 21:09:20 ID:oVnH5NIt
いつ書き上がるんだw
632名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 03:56:45 ID:JAhwOqSL
しかしやはりツンデレor高飛車金髪ウェーブお嬢が王道だと思うんだ
633名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 09:53:02 ID:JLybCOQx
おほほ笑いで登場だな。
634名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 22:54:44 ID:E7avS+v6
ヨーコって分類で言えばそれだったような・・・・
635名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 22:58:46 ID:mB//gJmj
どんな性格だろうと、巨乳に対してコンプレックスを持ってなきゃ
「巨乳お嬢」と言えん様な。
636名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 02:54:47 ID:2N3LNRa6
んなーこたない
637名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 11:33:55 ID:cpOCZ8jj
爆乳を誇らしく揺らして歩むお嬢様も良いもんだ
638名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:05:35 ID:4pXdEV7K
爆乳じゃダメだ
639名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 21:48:35 ID:LJOuoJKa
自分の身体が武器になるのを自覚している淫乱お嬢様も
このスレには投下されましたな。未完のままだったけど。
640名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 00:58:16 ID:J6VjqRhY
というわけで岬お嬢様木盆ぬ
641名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 06:07:24 ID:G7SDJLh4
>>635
巨乳がハァハァする理由は、ビルトイン羞恥責めアイテムという面が
強いと俺も思ってるな。お嬢様系なら特にだ。
容姿や教養や礼儀作法を全て隙なく清楚に固めてても、胸の巨大さだけで
下卑た男どもの淫らな視線から永遠に逃れられない悲しい運命とゆう・・
642名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 21:13:54 ID:mpy3o6Vt
保守
643名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 16:34:49 ID:vVlC4SCD
げんざいせーさくちゅー。完成したら投下しにきます。
644名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 19:28:30 ID:0eFwVJJq
期待アゲ
645名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 19:36:20 ID:Hi9cK/I5
646名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 17:19:46 ID:RKQEcEku
どの作品がよいか
1 清楚な巨乳お嬢様がヤンキーにワゴン車レイプで処女喪失
2 高慢な巨乳お嬢様が庭師に犬のように這わされ処女穴を散らされる
3 才媛の巨乳お嬢様が父の政敵が雇ったヤクザに事務所で真珠入り輪姦
4 利発な巨乳お嬢様が家庭教師のアパートで大人になるための初体験
5 勝気な巨乳お嬢様が柔道の試合で貞操を賭けるが破れ青畳の上でレイプ
647名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 17:26:31 ID:XxonyP1n
648名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 17:58:34 ID:Hl1Ki3JK
4、と言いたいとこだが罠っぽいのが気になる
649名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 18:53:02 ID:59THsM4/
4

お嬢様レイプっていうのは何か良心が痛むって言うか…ねぇ?
650名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 20:05:11 ID:xLO7b+I2
ここは6番目の選択を選ぼうか
651名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:12:03 ID:5NnQ7w3V
6.委員長な巨乳お嬢様が同級生のオタクな男の子とケンカした後、告白して初体験
652名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:13:55 ID:HtLj4VC+
6 温厚な巨乳お嬢様が身分が下の男の子に惚れ込み自分の部屋に引き込んで逆レイプ
653名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 21:24:00 ID:xc9D4nAH
プロット……
「只今、北京市街で、軍と警察が戦闘状態となっています。多数の死傷者が出ている模様です」
オリンピックを目前に控えた中国で、突然内戦が起こった。
中国に進出していた企業の工場は、蜂起した民衆、軍の手で次々と破壊されていった。
五輪で大儲けするはずだった企業は次々と倒産した。
そして、ヒロインの父親の会社も倒産して、一文無しになってしまった……
両親は自殺、生きるために身を落としていくヒロイン。
売られた先は、両親を裏切って自殺に追い込んだ中国人の屋敷だった……。

というところで、うまくまとまらず、やめた。
654名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 23:25:15 ID:p5FmziPq
>>653
そもそもオマイはベタな設定を元に嫌中ネタ書きたいだけと違うのかと(ry
655名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 01:21:23 ID:YTb/VlH+
残留孤児みたいだな。
656653:2007/06/25(月) 07:21:24 ID:eG093aZe
>>654
ご明察。フフフ……
657名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 18:04:34 ID:6iwYPxGY
>>653
うん、死ね。
658名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 03:41:49 ID:mvG4G8+V
清楚な巨乳お嬢様が避暑地の別荘で使用人達に嬲られる
659名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 12:09:19 ID:4e+MiuU4
その使用人が全員同世代の美少女なら可ですな
660名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 01:18:56 ID:nVZE/1ah
>659
よし、そのネタもらた! 数日間まっててネ!


ん? 勝手に貰っていいのかな……。
661名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 19:59:14 ID:8sXEw9Xs
百合はイラネ
662名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 21:37:22 ID:9jjQbfnr
甘いのキボンヌ
663名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:40:05 ID:htY9lqrW
百合はだめなのか。
ざんねんだ……。
664名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:48:27 ID:tgjNFlZL
>>656
福田乙
やっとこれで復権のチャンスが巡ってきたねw
665名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 02:50:34 ID:ZDj7s5Bz
>>663
俺が許す。
俺が百合を許してやる。
だから書いてくれ。
666名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 00:26:44 ID:paZsYd3v
福田w
667名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 23:39:06 ID:72JlrWct
ほしゅ
668名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 00:03:39 ID:5q81iAFJ
お嬢様は避暑でお出かけ中なのですな
669名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:00:25 ID:+wuNVoBW
>>646s
個人的には5頼む、勝負に負けて犯されるのスレが落ちて鬱になってるんだ
670名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 11:09:29 ID:5Bt+iTuO
巨乳お嬢のレイプが読みたい。できれば処女。
671名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:02:18 ID:qXSOnG2O
ここにきてキリヒトとヨーコの続編機盆
672名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 10:45:22 ID:E0GFSZN6
>>671
同意
673名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:24:58 ID:8k3VZOLq
>>671
同意
674名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:37:19 ID:o8yNC2cU
>>671
同意
675名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 02:12:22 ID:cPFyqmNL
イラネ
676名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 08:16:15 ID:vH/IQEAn
ヨーコはちょっとキャラが……。
677名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:57:33 ID:z+uzycx0
>>671
禿同
678名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 01:40:31 ID:WqXT7LFp
レイープイラネ
679名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 03:11:20 ID:2XK9Ivs+
純愛イラネ
680名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 09:09:54 ID:rSDfybG+
すなわち愛情の希薄な和姦マンセー
681名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 12:57:24 ID:iaZjwCn+
それってセフレってこと?
682名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 13:00:23 ID:xNke6cPQ
逆転ホームラン!

逆レイプなら>>678-679が両方納得できるんじゃね?
683名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 13:09:37 ID:um+hI0if
>>682
天才
684名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 00:51:52 ID:4N+AX9kO
>>682
よし、それでいつ投下してくれるんだ?
685名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:35:01 ID:Gm515jp5
とりあえず、上げとく
686名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 13:32:44 ID:Z1WRkD+E
保守
687名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 23:00:53 ID:Y7wyolNV
このスレやばいか?
688名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 23:20:51 ID:pT3tetOl
百合はいらんだのキリヒトとヨーコきぼんだのとばかり言ってたら新規の職人は来ないよ
689名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 00:49:43 ID:PeIWnONQ
じゃあお題だけ残してくか
690名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 15:00:36 ID:n7nzsX+h
神光臨待
691名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 04:30:53 ID:UReFhcYC
このスレも寂れましたなぁ・・・
692名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 23:14:28 ID:nZnodK1r
希望を捨てるな
693名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 00:40:25 ID:8lakfveC
信じるものは
694名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 18:24:39 ID:1ppy85W/


バタン!という豪快な音と共に部屋の扉を開けてやってきたお嬢様。
長く美しいウェーブのかかった金髪の髪をいじりながら、優雅に、そして圧倒的な上からの目線でこちらへ颯爽とやってくる。
最近貴族の方々の中で流行っているらしい、アクセサリーのついたドレスを着こなしているお嬢様。

あぁ…お嬢様…あなたはなんと…

「…あーら…いたのね、このクズ。あんたみたいなゴミが私の近くをうろちょろしないでくれるかしら?」

なんと哀れというか。いや、むしろいつものそんな精一杯の照れ隠しはとても可愛らしいと思います。

お嬢様は顔を真っ赤にし、その満面の笑みのまま続けます。

「まぁいいわ!今日はとてもいい気分だから、ち、近くにいたってい、いいわよ?」

なんとありがたいことか。しかし…今日はメイドのサラと買い物の約束がある。

「ありがたいお言葉ですが、今日は今より用事がありますので」

「はい?もう一度いってごらんなさい」
怒ってらっしゃいますね。さっきとは質の異なる笑みを見せています。しかし怯むわけには参りません。そして私は…

「   」
自由に言葉を入れておくr
695名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 02:28:50 ID:7VlYgHQs
続きキボン!
696名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 23:54:15 ID:jxoTvnTS
保守
697名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 23:23:54 ID:4vz+ZfTv
巨乳なお嬢さま…
698名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 12:27:57 ID:u0QUrOYJ
喪前ら、電撃文庫の「れでぃ×ばと」嫁
699名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 00:50:48 ID:9rTUkr8l
>>698
甘いな、セルニア嬢はとっくに捕捉済みだぜ
700名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 22:41:25 ID:EVTm1Xs4
ほす
701名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 00:47:20 ID:lYxWimbi
ダレカオランカネー^(・д・。)(。・д・)^キョロキョロ
702名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 23:00:48 ID:wB07n3he
>>701
Now,I'm here.
703名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 07:34:53 ID:ayHyI3H7
>>701
I'm here.
704名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 10:24:12 ID:lx8NHbp8
>>694の続きはまだか!
705名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 00:52:28 ID:UcxEzTGO
>>699 駄目姉も。
706名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 00:42:21 ID:0mqVB/hr
707名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 03:55:40 ID:sgR9OKZA
18禁じゃないじゃないか、宣伝乙
708名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 19:38:59 ID:eaQRQrlq
>706
あ、持ってる
絵がエロいです
709名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 22:23:09 ID:BG6QLocf
710名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 21:15:22 ID:4cWolU4d
なんかシチュは思い浮かばないでもないけど、巨乳の必要性がない。
書く前からお蔵ですね。
711名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 02:27:09 ID:M1KJ8S1x
今まで10代くらいの歳の子が多かったけど
もうちょっと上の年齢の女性でもスレタイ通りなら可?
712名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 04:11:10 ID:FqHkHQJB
お嬢様ならOKじゃね?
713名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 19:11:10 ID:CtGlH58L
大学卒業まで(現役合格 留年無し)ならお嬢様だと思う。
・・・院まで行くと、ちと辛い
714名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 19:33:02 ID:4KgM7F9J
28歳お嬢様と老執事とかどうよ
715名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 20:58:13 ID:k8fNDYIS
>>713
細かすぎww
716名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 22:38:20 ID:dn8g4SM6
>>714
お嬢様はピンクのロールス・ロイスに乗ってて、
運転手は元凄腕金庫破りの老執事なワケ?
それとも某退魔機関の長であるお嬢様と極細鋼糸使いの老執事とか?
717名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 23:47:04 ID:7nUW9WZV
>>716
前者はどこぞの世界レスキュー組織と知り合いなのか
718名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 07:48:49 ID:1P99776x
きょぬ~ なのか?

ひんぬ~ ならスレチ。
719名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 23:38:01 ID:lkX4Vzlo
メイド喫茶に行けば三十女でも「お嬢さま」と呼びかけてくれるぞ。
リアルで微妙な年齢の相手には「奥様」と呼ぶか「お嬢様」と言うか迷うので
「お客様」が使えないと色々困る。
日本語の「レディ」表現は「奥様」「姫」「刀自」・・・・等、細分化されてるからなぁ
720名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 23:39:37 ID:uhGVj/vv
ひんぬーお嬢様は三千院家のそれでお腹いっぱいです
721名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 00:07:37 ID:tzqiHNFl
>>717
あのシリーズ観たいのにどこのレンタルビデオ屋にも置いてないんだよ。
その次の金ピカ連中はかろうじて見つけたのに。
722名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 10:26:14 ID:KoZKZQkf
>>719
×メイド喫茶
○執事喫茶
では?
723sage:2007/09/17(月) 12:06:54 ID:MBTaAn2j
保守
724名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 13:26:06 ID:47zXuaKq
ほしゅ
725名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 00:12:41 ID:dXSUunwr
ほしゅ
726名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 02:31:48 ID:YxO1LUMz
おいおい、お嬢様は新学期が始まって忙しいのか?
俺たちストーカー軍団はお嬢様成分が足りなくて爆発寸前だぜ!
727名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 14:18:22 ID:JG6B+bSH
通報しますた。
728名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:14:31 ID:ECafLogN
新学期がどうかは知らんが寂れてるのは事実だな。
多分アレだろ、意外と難しいんじゃねーのか、この縛り。
そもそもお嬢様の定義がすっげーめんどくさそうだしな。
729名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 01:16:18 ID:l03AxFWR
お嬢様言葉ならとりあえずおkじゃね
730名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 13:38:14 ID:13gQ/swW
何か一つでもお嬢様要素を持ってればOKでしょ。巨乳にしたって別に爆乳や
魔乳や奇乳じゃなくても、微乳とか貧乳とか虚乳じゃなければ構わないと(ry
731名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 23:37:26 ID:hIpNjXKQ
声が風音とか
732名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 21:44:01 ID:dXhTBmVi
>>731
何?誰それ?
733名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 22:11:14 ID:u8N4Jso0
声優
734名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 22:20:25 ID:dXhTBmVi
声優で定義するのかよ。
俺は良くしらないけど、お嬢様声ってのがあるのか……
735名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 22:44:51 ID:VGMv/Ml8
ここじゃ大して知名度も無いみたいだしな
736名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 00:54:08 ID:8ehwpzft
エロゲ声優だし
737名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 08:43:37 ID:RBsmSGSa
調べてみた→風音

イヤ、こんなん知らない人の方が多いんじゃねぇの?
それともコレって皆知ってるの?
そもそも声優自体知らない人は知らないだろうに、更にエロゲ声優って……
そんでそれがジャンル要素って……
後、サンプルボイス聞いたけどお嬢様声なのか?コレが?
俺にはわからん世界だったよ……
738名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 11:58:40 ID:/Dav5GGe
声は脳内変換でokじゃね?
739名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 22:11:46 ID:O0rrWvRu
おりゃ、SSの投稿を希望する<声よりも
740名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 03:56:13 ID:smCB2GhV
それでも保守
741名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 23:20:34 ID:NFFvNB1a
巨乳って、具体的にはどの辺りから巨乳になるんだろう?
cm? それともカップサイズ?
742名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 23:25:57 ID:Zw8pcBHl
基本的にはカップのほうだと思われ
バスト100センチだがウェストも100センチとかいうお嬢さまはどうかと
743名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 01:05:12 ID:mSVBDwnj
女性はサイズではない・・・ラインだ。
744741:2007/10/08(月) 09:12:46 ID:lnPlECC0
書こうと思ってるんだが、「巨乳」と言う縛りが結構重い。
現役女子中学生(あ、ひょっとして犯罪?)なお嬢様にしようと思うんだが、流石にこの年齢で巨乳はないよなぁと。
見た目のバランス的にも。

他が細いので相対的に胸が大きく感じられる、というシチュでもオッケーかな?
745名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 09:20:09 ID:eAo161Cg
胸が大きいのに理由が要るのかい?
746名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 10:08:02 ID:4Fw7zRDN
その年代で巨乳なら良いのでは?
中学生でEカップなら十分巨乳だとおもう。
747名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 11:37:40 ID:8nM8E2ol
巨乳小学生スレもあるんだ、何もおかしくない
748名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 11:47:47 ID:SaoLX4WP
>>746
Eは大人でも十分では?
一応Fからだっけ、巨乳は。
749名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 11:56:07 ID:X8qCUlUr
庭師に拘束レイプで処女喪失させられるお嬢様希望
750名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 23:54:35 ID:tqd+lAq3
イラネ
751名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 20:24:44 ID:h3b8Qo5g
>>744
主従スレとか、気の強い娘スレとか、別のスレにするのも手だよ
752名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 20:52:25 ID:h3b8Qo5g
>>744
てか、そのまんまなスレもあったね
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178961024/
753名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 00:45:58 ID:Df1SoDLK
>>744
なんにせよ、投下先決まったら教えておくれ
754744:2007/10/10(水) 20:48:05 ID:RbNPO2Vc
色々考えたけどやっぱりここに投下する事にしました。
保守がてら、まずはプロローグを先行お試し版っぽく。
755ドS眼鏡っ娘ロリ巨乳お嬢様 お試し版:2007/10/10(水) 20:53:13 ID:RbNPO2Vc
 彩珠新都心よりわずかに北西。
 高級住宅街の中心にその邸宅がある。
 航空機開発や宇宙開発において、世界でも有数の技術力を誇る大企業、KATIの会長宅だ。

 JR新都心駅がまるまる収まりそうな、その広い敷地内を全力疾走する執事が一人。
 歳の頃は二十代半ばか。背は高く、ごつくは無いものの全体的に引き締まった体つきをしながら、しかし身に纏っている雰囲気はどこか頼りない。
 例えるなら、雨の日にこちらを見上げる、段ボールの中の子犬だ。
 そんな、どことなく犬チックな青年は、広い庭を駆け抜け、絨毯の敷かれた階段を数段抜かしで駆け登り、彼の主人のいる部屋へと急ぐ。
 部屋の手前、約1.2m程で音を立てぬよう、さらに絨毯を痛めぬよう器用に急停止。
 呼吸を整え、小さく扉をノックする。

「お呼びでございますか、お嬢様」
「――入りなさい」

 扉越しに聞こえるのは、まるで硝子で出来た鈴を鳴らしたかのような、涼やかな声。

「失礼致します」

 一礼し、扉を開ける。
 豪奢な造りのその部屋に居たのは、まるでケルトの神話から抜け出て来たかのような、美しい一人の少女。

 肩甲骨のあたりまで伸ばされた、癖の無い白金色の髪。
 銀縁ナイロールフレームの眼鏡の下の眼は、まるで紫水晶の如く輝く紫。
 リリアン女学院に並ぶ歴史と伝統を持つ学園、ルーシア学園の、濃い青とAラインのシルエットが特徴的な制服が、まるで彼女のためにデザインされたのではと思えるほどに似合っている。

 そして何より、圧倒的なのはAラインの制服によってさらに強調されている彼女の胸だ。
 他の全てが妖精のように細身なのに対し、その胸は不釣り合いなほどに大きく、そして形良く美しい。

 フランチェスカ=神代。
 KATI会長、神代桜羅とアイルランド人の母親の間に生まれたハーフであり、ルーシア学園に通う女子中学生。
 そして青年――ジョンが仕えている主人である。


「……遅い」

 ジョンの顔を見るなり、フランは不機嫌そうに言った。

「遅い遅い遅い遅いっ! ジョン。私が貴方を呼んでから、一体どれだけの時間が経ったと思っているんですか?」

 そう言って、卓上のハンドベルと砂時計を指さす。
 小さな砂時計の砂は、既に完全に落ちきっていた。

「『お嬢様が呼べば、例えどんな所に居てもすぐに駆けつけます』いつか、そう言って大見得を切ったのは一体何処の何方だったのでしょうか?」
「あ、それは――」

 困った様にジョンが頬を掻く。
 確かに、ちょっと前にそんな事を言った気がする。
 とは言えこの屋敷は広い。そんな広い屋敷の片隅から、わずか五分という素晴らしい早さで彼女のもとにやってきたジョンの方が驚異なのだ。
 いや、それ以前にそんな遠くに居ながら、彼女の鳴らすハンドベルの音を聞き分けたことの方が奇跡か。

 だが、フランはジョンのそんな献身など気にも止めない。

「主人に対する大言壮語。これは充分、万死に値しますよね?」

 眼鏡を外し、ハンドベルや砂時計の隣に置く。
 眼鏡越しの時は穏和に見えた顔立ちは、裸眼になると驚くほどに鋭く、きつい。

「とりあえず――。そこの床に仰向けになりなさい」

 サディスティックな笑みを浮かべる彼女に、逆らうことなど出来るはずも無かった。
756名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 21:22:40 ID:D7dzbAUi
wktk
757名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 00:59:59 ID:EQXtIBLD
ハヤテかと思ったら774氏かい・・・(笑)
758名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 23:33:21 ID:hm6sZY9g
保守
759名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 01:19:23 ID:btGB6tS1
俺の愛した岬お嬢様はどこへ
760名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 01:34:06 ID:wDvyltxN
>>263の「2、3週間」が、まさか1年以上に化けてしまうとはorz
俺も続き読みたいわ。職人さんまだ見てたら書いて欲しいんだが。
761名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 01:43:24 ID:jk33AGoG
そんな事いってるから新規が来ない
762名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 01:44:06 ID:wujjKn9R
お嬢様なら新規だろうが古株だろうが何でも良いのです
763名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 10:10:56 ID:3X0vEjES
キリヒト&ヨーコの続きも読みたいなぁ…。
764名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 15:48:56 ID:xV+PCZqI
310 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2007/10/21(日) 10:58:32 ID:gne+voLL0
俺のおふくろが孫(俺の娘)に食べさせようと食後のデザートを買ってきた
そのデザートの名称を子供たちに聞かれたおふくろはそれを教えた
喜んだ娘はハイになってその名を連呼

「わーい!ワッフルワッフル!」

思わずコーヒー吹いた

765名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 00:45:18 ID:hgFX4+Wd
新規の職人も募集中ですぜ
766名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 00:39:35 ID:bJfc8owG
新規のきょぬーお嬢さまも募集しています
767名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 01:50:39 ID:w88LkDoM
妄想だけでもいいから募集
768名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 23:13:41 ID:NzLG07UT
キリヒト&ヨーコ
769名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 11:42:40 ID:PLJffVZi
お嬢分が不足しててヤバいです
770名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 18:09:58 ID:3LI8EskE
華道かなんかやってる家の和服お嬢様は胸が大きくて着物の着付けに
手間がかかるのが悩みの種。学校でそのことをぼやくと貧乳がコンプレックスの友人に
「それは自慢か?自慢なのか〜」と胸を揉まれる。そしてそれを見て前かがみになる野郎ども。
771名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 18:49:49 ID:KxmzrEom
何代か前に入った西洋の血が色濃く出てしまい
和服を淑やかに着るには多少、無理の出る体型に・・・・とか
772名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 22:14:04 ID:4yY4eyTN
もうそろそろ巨乳飢え。誰か…
773名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 22:47:03 ID:L4A5bjKZ
去った職人にでもリクエストすればよかろ
774名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 00:25:34 ID:M5Y0hbZv
くっ…あと少しなんだ…あと少しで!!!!
775名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 02:16:27 ID:/zJXnhza
「……」

 さて、どうしたものだろう。
 目の前の女性は、つい先日まで召使として仕えていたはずの人であり。
 旦那様と文字通り骨肉の死闘を繰り広げ、奥方の調停でようやく決着をつけ、めでたく結ばれた愛しい人であり。
 そして…………そして。

「…あ、あまり…見ないで、くださる…?」

 自問自答を繰り返す。確かこの愛しのお嬢様は、ようやく一緒に初夜を迎えたこのお嬢様は、小さい胸がコンプレックスだったはずだ。
 だのに、それなのにだ。
 上着の向こうにはあの可愛らしい膨らみが…などと思っていたのだが、まず見えたのは幾重にも巻かれた包帯の白であり、そしてぽかんと
する自分の視線を受けつつ、この方は真赤になりながらしゅるしゅるとそれを紐解いていったのである。

「…なあ、それ……」
「し、仕方ないではありませんかっ…こうしないと、…その…」

 その向こうから顔を出したのは、それはもうたわわに実った果実であったのである。

「い、いやらしい目で…見られるんですもの……」

 普段なかなか強気な口調を保つこのお嬢様、首筋まで朱に染めて視線をそらしている。
 なるほど、さすがにこのサイズだと街行く男性の視線を集めること請け合いだ。もともとが人形のような顔立ちなだけあって、世のカップル
の4割くらいを崩壊に追い込んでもさほど不思議ではないだろうその存在だが、これがおそらくもう2割ほど増えることだろう。
 と、ちょっと気になって聞いてみる。すると、こう返ってきた。

「俺はいいの?」
「あ、貴方は別ですっ! …あ」

 …嬉しいことを言ってくれる。

「い、今のはその、こ、言葉のあ、あ、あ、あやというっ」
「ま、大体そういう意味ってことでOK?」
「う、ううっ…ばかぁ…」



(省略されました…全てを読むにはここをクリックしてください)
776名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 03:00:26 ID:CZpWsXY6
先生! クリックしても続きが表示されません!
777名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 03:10:21 ID:5jZoqrNK
>>775
ブラクラ 踏むなよ
778名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 03:53:26 ID:9Zd1xkxh
すいません、マウスが壊れそうなんですが
779名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 07:06:25 ID:4rg/cSis
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡
780名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 19:12:47 ID:DivGZmWN
ここで省略する貴方は鬼です!

・・・・ゴメンナサイ
781名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 21:40:49 ID:/zJXnhza
 とまれ、それはそれとしておっぱいだ。
 そろそろと手を伸ばす。一応女性経験皆無という訳ではないので、逸る気持ちを抑える位には余裕があった。…正直に言うと、結構厳しいのだけれども。

「…あ……ぁ………」
「…まだ触ってもないんですけど」
「っ、〜〜〜〜っ!」

 手がゆっくり近づくのを見てなにやら声を出したお嬢様、そう指摘すると真っ赤になって恨めしそうにこちらを睨んでくる。

「……」

 何と言うか。あれだ。
 男は皆すべからく、加虐と征服に多かれ少なかれ喜びを持つという、あれだ。好きな女の子ならなおさらである。小さな頃初恋の女の子に悪戯して困らせて、気を引こうとしたことは誰にでもあるだろう?
 つまりだ。このお嬢様、見事に俺のハートにどストライクな仕草をしてくださったわけでして。
 と言う訳でもう辛抱たまら無くなってきたわけだ。理性は残っているが、それも結構レッドゾーン。

「ひゃっ!」

 不意打ちを敢行。乳肉を堪能するよりも前に、先に桜色の突起を摘まんでやる。
 胸の下から伸びていた手が急に進路を変えたためか、ぴくんと跳ね上がる顎の上、小さく開かれた口からは驚きの声も混じっていた。

「くひゅっ…な、何…これっ…」
「乳首ですが何か。…というか、自分で触ったこと、ないの?」
「そ、そんな、自分でなんて、破廉恥な事っ」

 (´・ω・)ん?

「……ひょっとして、さ。お嬢、イッたこと、ない?」
「いっ…た? 何処へですか?」

 息が少々荒くなったお嬢様、呼吸のたびに上下する胸を前に、俺は自分の目が点になるのがはっきりわかった。

「……一人でこういうこと、したことないのか?」
「一人でって、そんな……ひあっ!」

 たゆたゆと揺れるおっぱいに手をつけながら考える。ということはあれだ。その、自慰、したことないのか。
 どういうことだ。初めてということは本人から聞いていた、ならば丸きり知識が無いということではあるまい。それともひょっとして、一人で気持ち良くなれるということだけ知らなかったりするのか。

「きゃ…あっ……はぁ…!」

 本当に豊かな果実、しかし感触はゴム毬みたいに弾力がある。押し込めば指は埋まり、力を抜くと押し返してくる。
 力を入れるたびに快感の吐息が漏れ、引くとどこかほっとしたような、しかし切なそうな視線を混ぜて、自分の胸を揉む指を見つめてくるのだ。

「ふぅっ……んん、……、あ、の…」
「ん」
「さ、さっ…きのも、………いっ、しょに」
「…?」
「でっ、ですから、そのっ……ち、ちくびもっ……」

 …切なそうにそんなことを言うな。
 たまらんではありませんか。

「お嬢、ちょっとこっち」
「何を…ゃっ、う、後ろからなんて…」
「こっちの方が触りやすいし。…あと、ちょっと教えたるから。一人でするやり方」

 弄ってやる以外の選択肢があろうか、いやあるまい。いじめ的な意味で。
 胸の中にすっぽりと埋まる身体を抱きよせる。背面座位の格好になって、俺は後ろから手を伸ばした。

(省略されました。保守的な意味で)
782名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 21:54:22 ID:DivGZmWN
このスレの人間は政治的にはともかく
このシチュエーション的には革新であります!

続編お願いします
783名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 00:38:06 ID:ipl7qsZq
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 続き!続き!
 ⊂彡
784名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 02:32:30 ID:U4TdVPVL
続きwktk
785名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 02:21:36 ID:gcLPgR0M
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡

……間違えた。ある意味間違えてないが。

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 続き!続き!
 ⊂彡
786781:2007/11/19(月) 10:33:34 ID:aKeGX+/q
手慰みに書いてたけど、意外に気に入ったのでちょっと書きためてみます。待っててけろ。
787名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 16:26:36 ID:U0pbSVX2
なんか、変なデンパが北


今日も何時もと同じ様に、午前五時に鳴り出す目覚ましを、三分以上も前に余裕で止められる
タイミングで、きっちり目覚めたはずだった。

しかし、今朝はどちらかと言うと股間の異常な気持ち良さのお陰で、爽やかに(?)覚醒。
 
(あー、最近忙しくて『抜く』タイミングが無かったからなぁ。
 ま、何はともあれさっさと処理して……)
 
寝ぼけ眼のまま、伸ばした右手がいきなり掴んでしまったのは、『ふにゅり』と柔らかくも
暴力的質量と脅威的弾力性を併せ持つ、真っ白いナニカ。

(……あ?) 

枕元の眼鏡をかけて、まじまじと足元方面を注視してみたら、お生まれになられてから約16年間
一日も休まずに御仕えさせていただいている御堂 綾花(みどう あやか)様が、俺の両足の間に
一糸纏わぬお姿で女の子座りしつつ、元気に朝立ってる俺のナニをその豊かすぎる双乳で熱心に
擦り上げながら真っ赤な顔して、もじもじ太ももを擦り合わせていらっしゃった。

「……あっ、あの……。千早(ちはや)様、お早うございます……」
「……ココで、何をしていらっしゃるのですか? 綾花 様。
それと、単に貴方の執事である私の事は『千早』と呼び捨てるように
 常々、何度も、丁重に、アレほどしつこく、お願いしてあるはずなのですが?」
「……あっ、あのねっ。私の酷い肩こりの元の『おっぱい』を、少し小さくしたいな……って思って」
「……ほう?」
「雅之(まさゆき)お兄様に御相談してみましたら、『オマエのおっぱいが必要以上にデカイのは
多分、女性ホルモンが過剰すぎるんだろう』って、教えていただけましたの」
「……で?」
「『女性ホルモンを、男性ホルモンで中和すりゃ良いんだから、千早に頼め』っておっしゃって……。
 具体的にどうすれば良いのかも、懇切丁寧に」
「……綾花 様。取りあえず言っておきますが、私のソレから出てくる『白濁液』を貴方様のお胸に
 塗り込められましても、絶っっっ対、小さくはなりませんよっ!!!」
「……えっ!?」
788名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 18:50:01 ID:l1SW1Aur
続きwktk
789名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 19:10:48 ID:hYiffK0Z
お間抜けお嬢様話続編希望!
790781 ◆jqqVtH9DHQ :2007/11/19(月) 21:26:49 ID:lFtexw++
 今は亡き親父殿、御袋様。
 閻魔様の面接はうまく切り抜けられたでしょうか。まあ善良なあなた達のことだ、特にそこまで心配はしている
訳ではありませんが念のため。
 でも別に最後の審判を受けなくても、この世に天国はあったようです。最近それを知りました。

「こう、ですか? …ふぁ…た、確かに、じん、じんって…」
「む、やっぱりまだ胸の方がイイか。じゃ」
「きゃっ! で、ですからそんな、いきなりっ…ぁ、ぁ…」

 これを至福と言わずしてなんと言おうか。好きな人のたわわな果実を後ろから揉みつつ、気持ち良さに戸惑う彼
女に保健体育の実習(性的な意味で)という、この誰もが羨むシチュエーションを!

「お嬢。もっとこう、大きく揺らしてみ」
「え…? …ひゃんっ! な、何、いまっ…んあ、ぁ、や、やだぁ…」

 純粋無垢な愛しのお嬢様、なんだか疑問に思われているようだが、知識が無いためか割りと素直に言うことを聞
いてくれる。実際気持ちいいのかもしれない、女の子座りになってしきりにシーツに腰を擦り付けていらっしゃる。
 スカートを押さえているため両手は足の間に挟まれている。後ろからなのでよく顔が見えないのがあれだが、
でも時折振り返って見せるその瞳は、未知の感覚への不安と期待に濡れていた。
 気分は、そう。白雪姫に毒リンゴ持ってきた魔女に近いかもしれない。その毒は実をいうと、大変いやらしい
ものであったりするのだが。

「うぅ…何でこんなに、詳しいんですか…」

 プライドの高いお嬢のことだ。完璧に主導権を奪われたのが悔しいのか、火照った顔に恨みの視線を乗せて振り
返ってくる。
 別に詳しくなどありません。あなたが知らなさすぎるだけなのです。

「世間ではまあ、一応常識の範囲内。経験の差もあるけど」
「…他の女の子で、練習したんでしょう」
「まあ、うん…こ、こういうことするのは、お嬢が最後だから、許しておくれ」

 そんなことを言うのは何とも照れ臭さのキワミだが、本心だしそこは甲斐性。言わねばなるまい。

「わ、わかり…ました、仕方ありませんねっ」
「ん…ん。追及がなくて安心」

 うつ向く顔が真っ赤になるのが分かる。あっち向いてるお嬢も、声からして明らかに嬉し恥ずかしである。
791781 ◆jqqVtH9DHQ :2007/11/19(月) 21:27:48 ID:lFtexw++
「…そ、れで、次は…?」

 そこに気をよくしたのか、これまた素直に続きを聞いてくる。
 気持ちよさへの期待、あと恥ずかしさ。そんな表情に頭が湯立ちそうになるのを、ケダモノになるのはまだ早い
と必死で押さえ込む。
 でももう少し触ったり揉んだりキスしたりしたいかな、ということで、とんとんと自分の太ももを叩き、俺は言った。

「乗って」
「え…は、はい…」
「や、今度はこっち向いたまま」
「こう、ですか…?」
「そう。そのまま、動いてみ」

 少し膝を立ててやる。
 すると、そこにお嬢が跨がってきた。おずおずと、ゆっくり腰を下ろし、もうまるで意味を無くしたくしゃくし
ゃのスカートの中、純白の清楚な下着が、黒い執事服の上に着陸する。
 布越しに明らかに水気を帯びており、しかもそこだけ熱病に冒されたように熱い。その感覚に理性が焼ききられ
そうになるのを必死に堪え、今はまだ保健体育せねばなるまいと言葉を紡ぐ。

「は、はぁ…はっ……あ、は……い、いい、ですっ…!」
「一人でしたくなったら、こういうふうに…って、聞いて…ないし」
「あ、あっ…な、何、ですか? 何か、間違って…んぅっ」
「や、大…丈夫。気に入ってくれて、何より」

 すると、お嬢はゆっくり、そして小刻みに、しかし暫くすると慣れてきたのか少しずつ大きく、腰を揺らしはじ
めた。四つん這いに近くなった下から、それでも垂れることのない若々しい胸を揉んで差し上げる。
 …白状しよう。
 可愛いです。めっちゃエロ可愛いです。
 だって、考えてもみて欲しい。
 俺の大好きなお嬢様が、俺におっぱい揉まれて感じてて、発情しきった表情でお尻を擦り付けて喘いでるんで
すよ? しかも俺の足に。

「べ、つに、気に入って、なんかっ」
「一人でしたかったら、枕とか使うといい。直接触るのは…おっぱいの方がよさそうだし」
「ふやっ、で、ですから、いきなりは駄目と何度もっ」
「お嬢、やーらかい。…ん」
「なっ、そんな、赤ん坊みたいに…やぁっ、す、吸っちゃ…駄目ぇ…!」

 俺、あとどれだけ我慢できるだろうか…



あと一回くらいでお終いですが。
まだ人がいたのがわかって嬉しかったです。
792名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 21:44:34 ID:l1SW1Aur
>>781の続きですね。GJ!
793名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 01:08:53 ID:9JXlnxSG
おぉ、乳なる神よ……
794787:2007/11/20(火) 20:50:03 ID:hqlBIqB7
変なデンパ・R


今日こそは普段通りに、午前五時に鳴り出す目覚ましを、余裕で黙らせる筈だったのだが。

しかし結局、今朝も昨日以上の快感によって、爽やかに(?)覚醒させられてしまった。
 
(あー、糞っ!!! 昨晩、頑張って五回も抜いたのに、このザマかっ!!!
 ……もういっその事、俺の方こそ女性ホルモンの投与を……)
 
寝ぼけ眼のまま、伸ばした右手がいきなり掴んでしまったのは、『さらさら』と滑らかに
指の間をすり抜けながら、ぞくぞくするような感触を沸き起こして、しなやかに流れる手触り。

(……あ?) 

枕元の眼鏡をかけて、まじまじと足元方面を注視してみたら、明日が満十六歳のお誕生日で
今まさにほころぶ寸前の愛らしくも気高い薄紅の薔薇のように美しき我が御主人、綾花 様が
ぶっかぶかのドレスシャツをはだけたお姿で、元気に朝立ってる俺のナニ本体を豊か過ぎる
双乳で優しく擦り上げつつ、カウパーが滲み出した天頂をうっとり舐め回していらっしゃった。

「……お早うございます、綾花 様……。お忙しい所、真に恐縮ですが、少々宜しいでしょうか?」
「……はっ、はひょ……。ふぃはも ひゃふぁ、ほはひょふほひゃもはふ……」
「口の中にモノを入れたままお喋りになるのは、真に淑女らしからぬ行いですよ、綾花 様。
 それよりも、コレは、いったいどなたから教え込まれてしまった『要らん知恵』なのですか?」
(ちゅぽ!!!)「……あっ、あのねっ。私、制服の胸の部分が又かなりきつくなってしまったの」
「……ほう?」 
「それで、スレンダーな体格が凛々しくも華麗な雪乃(ゆきの)お義姉様に御相談してみましたら
『私が常日頃、雅之相手に実践させられている女性ホルモンの中和方法』を、微に入り細に入り」
「……で?」
「『毎日、起き抜け三回&眠るまで四回』千早さ……まお手製の『白濁液』を一滴も残さずに
 総て飲み干す事を一ヶ月以上……」
「……綾花 様。取りあえず言っておきますが、私は『お猿さん』ではありませんので、貴方様の
 お胸が小さくなる以前に、間違いなく腎虚で死にますっ!!!」
「……えっ!?」
795名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 21:51:20 ID:MYQp+n1g
お猿さんではないから「朝4回、夕方3回」に変えても
だまされない、と言いたいわけだな。



GJ !!
796名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 23:09:21 ID:z5rRP0+S
やべえ吹いたw
GJ!!
797名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 23:20:29 ID:i2qQZIFC
朝三暮四の故事か。
798名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 23:49:51 ID:ArnfUG8w
神光臨に感謝
799787:2007/11/22(木) 16:19:22 ID:P2bMXlPh
変なデンパ・F


明朝こそは、ほぼ16年間『勝利』し続けていた午前五時直前の目覚まし時計との決闘を
三日振りに再開出来る様、それなりの策を弄したつもりだった。

しかし今回、俺に口移しされたナニカによって、股間が熱く滾り始めたのは日付が変わる頃。
 
(あー、窓を巨大本棚で、扉をくそ重いワードローブで態々塞いだのに
 使用人の部屋にまでこっそり『隠し通路』なんか繋げとくなよ、ど阿呆っ!!!)

どす黒い欲望で濁り霞んだ瞳に映るのは、一方的な力の差で押し倒され、手荒く組み敷かれて
引き毟られた衣類から覗く柔肌を喰い尽される様な辱めを与え続けられながらも、なお嬉しげに
微笑んでいる一人の少女。

(……あ?) 

つい先ほどまでの16年間、恐らく彼女自身ですら、ろくに触れた事なぞ無いであろう秘所を
俺の手が暴き立て、俺の指が潤ませて、俺のモノが抉り破った時、流れる涙を拭おうともせず
綾花 様はその華奢な足を俺の腰にしっかり絡ませて、強く強くしがみついて来た。

「……あっ、あの、千早 様っ。私、今日、無事、十六歳に、なりましたぁ……っ!!!」
「そう、ですね。本当におめでとうございます、綾花 様」
「あり……がとう、ございま……すぅ、千早 様ぁ。……私っ、ずっと以前に、美月(みつき)
 お母様にっ、教えていただいていた『大きすぎるおっぱいを小さくする方法』を、やっと
 実践出来る年齢になれたんで……す……っ、あぁっ!!!」
「……ほう?」
「それ……でぇっ、先ほどの、お薬はっ……、御堂 家にぃ、古くから伝えられているぅ……
 必ずっ、子を、成せるお薬ぃ、でぇっ……」
「……で?」
「あ……、あっ、あぁぁ……、貴方が好きですっ!!! 世界で一番、貴方を愛しておりますっ!!!
 わたっ、私にぃ、貴方を、貴方の子種を下さいっ。私を孕ませてぇっ、お願い、千早っ!!!」
「……綾花。取りあえず言っとくが、赤ん坊に吸われて『小さくなる』のは、ほとんど妊娠中に
 でっかくなってしまったのが、『元に戻るだけ』だから。
 ……後、あの雅之と義兄弟になるのだけは、死んでもお断りだっ!!!」


「……そっちかいっ!!!」

警備室の巨大モニター群の前で、スレンダー体型の嫁を背後から激しく突き上げ攻め抜いている
出歯亀の冷静なツッコミが、子作り入門者な馬鹿ップルの耳に届く機会は、多分、永遠に、無い。




「……そうですね。双子ならば、両胸に偏りが出にくいかと……。綾花、まだまだ往けますよね!?」
「ふぁい、ちはや しゃまぁ……。がんばり……ま……あっ、ソコ、だめぇっ! しぬっ、しにましゅ!!
 ……あぁん、わらくしっ、しんでしまいましゅーーーっ!!!」
800名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 21:03:56 ID:ElAcwrdb
さすがに空回り気味と思われ。
読み手に配慮を。
801名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 21:43:05 ID:kvavSjSf
いやぁ 漏れは満足しましたぞ!
また、なんか書いてくだされ
802名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 22:37:12 ID:WgeDKz7z
>>799
GJ!
803名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 01:19:00 ID:B3ZTwKJq
最後までハイテンション吹いたwwww
GJ!!
804名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 03:55:41 ID:6+dhFzd0
>799
Sugeeeeee!!!

こういうの待ってた!
GJ
805名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 02:37:57 ID:H9IAb7j8
いろいろ笑えるな。
806名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:16:10 ID:G2gya/9Q
圧縮回避保守
807名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 09:36:53 ID:lsVCi15l
巨乳お嬢様が、近所に住む小学生の悪がきタチに
性的いたずらをされまくる話とかが読みたいな
808名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 20:48:23 ID:OjoIgRRI
>>807
それイイ!!

無邪気な男の子に巨乳もみもみされて、
でもしっかり怒れなくって
気持ちよくなっちゃっうお嬢様
809名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 21:53:26 ID:sQ/p+iTq
悪がきは無邪気じゃないだろw
810名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 00:31:45 ID:GK+V5g07
スカートめくりは無邪気だろう。
πタッチまでならいたずらだろう。
揉むのはわざとだw
811名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 07:42:37 ID:eX8Z6MEa
計画を建てて、仲間たちと人気の無い場所につれってって
押し倒して服を脱がして揉んだり吸ったり・・・・写真を撮って
「お姉ちゃんが言うことを聞いてくれないとネットに流しちゃうよ」

こんなことを考えていたことが漏れにもありました・・・・
812名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 14:08:20 ID:pgmyF5NQ
813名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:56:12 ID:xwsrFYHN
小学校の図書館が主なターゲット臭いのに絶対に置いてもらえないタイトルw
814名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 18:54:33 ID:QKE6/MoZ
ワロタwww
いつ頃出版されたやつだ?
815名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 19:16:37 ID:f2PvjpJq
>>814
 初 版:S49.09.20
 昭和49年=1974年

 33年前ですな
816名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 21:04:31 ID:+UuJxf1k
内容を勝手に妄想して誰か書いてくれ!
817名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 22:04:07 ID:stwAYir4
そんなお嬢様見たくねーよ!
818名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 22:32:16 ID:+UuJxf1k
クラスの女王様がいるじゃないか!
819名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 23:34:04 ID:QKE6/MoZ
>>815
情報サンクス。古いんだね

てな訳で書いてみた。


―真夜中の大豪邸、窓ガラスから出入りする不審な人影が―。

「お嬢様!!こんな夜中にどこに行かれるのですか!?」
「(ちっ、見つかったか)
じい、見逃してくれ!!助けを求めている者がいるんだ!!」
セーター服の彼女は、軽い身のこなしで、2階の窓から外へ飛び出す。
しゅたっと着地すると、豊かな胸がぷるんと上下に揺れる。

「夜明けまでには戻ってくる!心配するな!!」
「お嬢様っ!!」

じいの声を振り切り、彼女は走り出した。
820名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:50:06 ID:lr2l1QUe
―町外れの倉庫―。
小学生と見られる少年が3人、縄で縛られている。
回りにはコワモテの男が数人いる。
「放してよ!!」
「誰にも言わないって約束するから!」
「家に帰りたいよ…」
少年たちは口々に声を上げる。
「うるせぇ!!お前等を帰す訳には行かないんだよ!!
家に帰ったら、麻薬取り引きのことをサツに垂れ込むんだろ!?アァッ!?」
顔を3人に近付け、大声で凄む。
「うわああぁん!!」
「まだ死にたくないよぅ!!誰か助けてー!!」
少年たちは怯えて泣き叫ぶ。

「たまたま見ちまったのが運の尽きだ…
まぁ、せいぜいわめくんだな。
大声だしても、こんな寂れた場所、誰も来ねえがな。ハハハハハ!!」

その時…
(ガタンッ)
「!!!」
「外から物音が!!」
「誰だ!!」
821名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:56:08 ID:lr2l1QUe
下っ端が扉を開けると、そこにはセーター服の少女が仰向けに倒れていた。
「!! 兄貴!女の子が倒れています!!」
「何ぃ!?何でこんなところに?まぁいい。中に運んでこい。」
「へ、へぇ…」

男は少女の胸元に目を向ける。かなりの巨乳だ。
セーター服の裾は胸の膨らみによって持ち上がり、ヘソがちらりと見えている。
思わず胸に触れようと手を伸ばす―。

「おい!!何もたもたしてんだ。早くしろ!!」
「すっ、すんません!!」
男は少女の上半身を持ち上げ、足を引きずって中へ運んでいく。

コンクリートの床に少女を横たえると、男たちはその胸を凝視する。
「すげぇな。十代でこれだろ。」
「柔らかそうすっね…あ〜揉みしだきてぇ!」
目をぎんぎんにさせながら、下っ端達が興奮した声を上げる。

「…待て、オレが最初に味見してからだ。その後に回してやるよ。」
リーダーと見られる男が、少女の身体を起こす。
後ろから抱き抱えるように座らせると、セーター服のスカーフを外す。
ナイフを取り出すと、白いブラジャーが丸見えになるくらい切り込みを入れた。

「すごい迫力だな…」
3人の少年を含め、その場にいる男達は皆、少女の胸に釘付けになる。

「…これも、邪魔だな。服は着たままの方が好みだ。残しとくか」
男はナイフで、ブラジャーの中央に切り込みを入れる。
そして器用に紐などを切り、セーター服を着せたままブラジャーを引き抜いた。
胸元にぴったりとまとわりつく服には、胸の頂きが浮き上がる。
若いからか、ブラジャーを外してもその巨乳は垂れることはなく、ピンとハリがある。
822名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:58:10 ID:lr2l1QUe
ごくっ…
男はつばを飲み込み、後ろから前に手を回す。
服ごしに下から支え持つようにして、胸を揉みはじめた。
指を胸に食い込ませ、上に持ち上げるように揉みしだく。
男の手の中で柔らかい胸が形を変えていく。

切り裂いた服の隙間からは、はみ出た胸が盛大に覗く。
見えそうで見えない乳首が想像を掻き立てた。

「…あ、兄貴ぃ、早く脱がしてくださいよぅ」
「そうっすよ、早くやっちゃって下さいって…」
下っ端たちは股間の物を大きくし、兄貴が終えるのを心待ちにしている。
少年達も、身体を熱くしてこの様子に見入っていた。
「……あせるなよ。いや、それにしてもいい乳だな。
ずっと揉んでいたくなる…」

男は親指と人差し指で乳首を刺激してやる。
すると、今まで反応のなかった少女の身体がビクンと動いた。
「おっ…乳首に感じてるのか…いやらしい女だな。
じゃあ、舐めてやるよ…」
男は少女を床に寝かせ、顔を胸に近付けた。
823名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 01:34:21 ID:lr2l1QUe
その時―。
(ガッ!!)少女の足が男の股間を蹴り上げる。

「うがああぁ!!な、何しやがる!?」
男は股間を押さえ、床をのたうち回った。

「…あんたこそ何してるの。あ〜あ、服切っちゃって、勿体ない。
ブラだってなかなかサイズないし高いんだから。」
少女は立ち上がると、男の腹を思いっきり蹴った。
その時にも胸がぶるんと揺れ、乳首が見えそうになる。
男は意識を失い、ぴたりと動かなくなった。

「ナイフなんて危ない物使うプレイ、お断り。」
そして視線を、大きくなった股間を抑える下っ端達に向ける。
「お、お前、一体何なんだ?!」
「あら、お兄さん方…手で抑えてるところ、どうしたの…?」
「な、何言ってんだ。こんなのどうでもいいだろう…」
「へぇ…私のここ見て、大変なことになってるんじゃない?」

少女は服の切り込みを更に大きく裂き、胸をより大胆に露出する。
そして胸に両手を置くと、ゆっくりと揉みしだき出す。
「ねえ、触ってみたいんじゃない…?」
胸を揉みながら、男達に歩み寄る。

「……触らせてくれるのか…?」
「えぇ、さっきので私…すごい濡れてるの…
我慢できない…あなた達の、早く入れて?
さっきの男は、ナイフとか使うからイヤだったの…」
近くまで近付いた少女は胸から自分の手を離し、
腕でギュッと寄せて男達に見せつける。
男達は警戒することを忘れ、胸に手を伸ばした。

「…って、そんなことさせる訳ないだ・ろっ!!!」
少女は男達の足を払って床に転がすと、足で腹を踏み付ける。
男達はうぐっと呻き声を上げ、動かなくなった。
「全く…男ってボインに弱いんだから。」
824名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 02:27:47 ID:lr2l1QUe
その後、少年達の縄を解いた少女は、風のように去っていく。
すぐに警察が到着して、少年達は無事に保護された。

少年達は警察から事情聴取を受け、少女のことを話すが、信じてもらえない。
「いやあ〜、犯人の方も言ってたけど、それは夢じゃないかな?」
「そんなことないよ!
おっぱいの大きいお姉さんが、僕らを助けてくれたんだ!!」

警察官は頭から信じようとしない。
「ん〜、切られた下着も見つからないし、
女の子一人で大の男を何人も倒すなんて無理だよ。」
「もうっ!信じてよ!!」

「…じゃあ一応聞くけど、どんな顔してた?」
「………。」
胸ばかりが印象に残り、顔を覚えていない。
「ほら、やっぱりね。
他の子も犯人もみんな覚えてないんだよ。
もうお終いにしよう。今日はどうもありがとうね!」
(本当にいたのに…。)


少年は昨日の仲間達と一緒に、とぼとぼと家路につく。
「…何で信じてくれないんだろうな……」
「うん、あんなリアルに覚えてるのに。」
「…オレ、昨日の思い出すとたっちまうよ…
すごかったな、あの胸…たまらないぜ!!」
少年の一人が興奮した声を上げる。
「…う、うん。僕も。それにかっこよかったよね。帰る時の、あのキメ台詞!!」

「「「ボインでごめんなすって!!!」」」
3人が声を合わせて声を張り上げる。


すれ違おうとしていた女子学生がびくっと跳ね上がる。
3人の方をちらりと見ると、早足で去っていく。
(うわ〜、びっくりした。まさか昨日の子たちに会うなんて。
でも、気付かれなかったみたい。)
制服を切られたため、私服登校をしている少女は、ほっと胸をなで下ろす。

そして昨日の出来事を思い出す。
(それにしても、昨日の男に揉まれるのは感じたな…
声ださないようにするの必死だったし。
パンツも本当にびしょびしょになっちゃった…)
少女は愛撫による快感を思い出し、恍惚とした表情になる。
(まったく…家はじいがうるさいし、
学校もやたら伝統だ格式だ、ってしつこいし、刺激が足りない!!
自力で、どこか別のところで補充しなきゃね…)


そして少女は今日も、刺激を求めて事件に飛び込む。
現場に残されるのは、その豊かな胸の残像と、キメ台詞のみ。
彼女の正体を知る者は、誰もいない―。


おわり
825名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 02:50:17 ID:w5rAWUkL
>824
お前は超アホだなw


GJ!
826名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 05:47:13 ID:kcxoiIqQ
あまりの爽快さに朝から禿げワロタwww
シリーズものでおながいします
827名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 10:09:32 ID:kGs8OSkE
アホなはずがなんというさわやかな読後感wwww
828名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 19:06:52 ID:yjOyBcOR
これの中核読者層が現在50代かと思うと
日本の萌え・エロ文化の層の厚さは決して中国韓国に
負けることは無いとおもうのであります(笑)

・・・誰か、正月に親父さんの実家に行ったとき
物置をあさってみてくれ!
もしかしたらあるかもしれんぞ!(笑)
829819:2007/12/13(木) 21:46:13 ID:lr2l1QUe
dクス!アホは最高級の褒め言葉として受け止めます。

何かネタが浮かんだ方がいたら、続編を頼む!
では、これにて失敬。
アホでごめんなすって!!
830名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 04:08:22 ID:hWqKwl9o
これはなんという良作wwwwww
831名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 20:55:58 ID:KRchncfh
オナペット妄想チャット ttp://2shotchat1.artemisweb.jp/1/onapet/

2ショット制で無料です。
832名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 02:00:48 ID:pRZ8cUPZ
はぁ?お前なに言ってんの?キャラ板でやってろよ
833名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 13:50:44 ID:Fa5eEJ+z
グッジョブなんだけど

セーター服

セーラー服

の間違いは萎える
834名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 03:15:13 ID:BiioCaZ7
お嬢分が足らない
835名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 18:26:32 ID:7xMOYb5q
このスレの保管庫って存在してるのでしょうか?
836名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 09:04:53 ID:hZ79JOfP
よし!
君が造って管理汁!
837名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 18:03:11 ID:bMt/TGgU
とりあえず、お嬢様ものなんだけど
詳細知ってる人いますか?
http://data.tumblr.com/LfuOfXB5w36b0xzoNfwQkHaD_500.jpg
838名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 18:09:39 ID:bMt/TGgU
ついでにこれも
お嬢様だし巨乳でもあるでしょ?
http://data.tumblr.com/LfuOfXB5w2fjggc4xKun8D3u_500.jpg
839名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 19:02:20 ID:2v2laTU1
半角板池!
840名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 22:46:57 ID:rvjSTs/2
>>837
誰が教えるものか!ご令嬢の過剰な愛情っていうタイトルだなんて誰が教えるものか!
841名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 21:42:55 ID:RctDYhhV
サンクス!
単行本を探してみます
842名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 21:17:06 ID:36WP65tW
中年はまだ単行本出てないんじゃなかったっけ?
843名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 01:32:31 ID:7oxnTa6Z
だな
かなり好きなんだが
ポプリで真ん中より前に乗ったことがほとんど無いという可哀想な人だ
844名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:31:51 ID:aOo2sxg5
保守age
845名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 22:44:48 ID:6JhylOfk
>>838は誰も知らんみたいですねぇ・・・
846名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 02:01:06 ID:t0zPcpNA
>>791の続きを期待してやまない
もっとツンデレお嬢と鈍感執事の掛け合いを!
847名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 02:39:57 ID:pe/YFzpC
お嬢様の相手は執事じゃないとダメ?
848名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 03:18:41 ID:MeXPi9iF
幼馴染でも可
849名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 03:46:24 ID:pe/YFzpC
幼馴染か執事オンリー?
850名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 04:01:19 ID:MeXPi9iF
同級生でも可
851名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 14:35:45 ID:/9ysZKLo
許嫁というのもあるな。
852名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 22:14:23 ID:s2OO4naC
百合もアリ
853781じゃなく775だった ◆jqqVtH9DHQ :2008/01/07(月) 00:07:35 ID:gkSDxDHj
「やっ、やぁ、やだ、な、何か、きてっ…は、はあぁ…ッ!!」

 あ。

「あーっ! あ、あ…っは、あ―――ッ!!」

 そうこうしている間に、何やらお嬢が、その。
 達してしまったらしいです。

「…………う、」

 うめくしか出来ない。
 上り詰める直前にしがみついてきた手足が、びくり、びくりと震えて緊張と弛緩を伝える。
 合わせてお嬢の小さな唇も、はっ、はっと熱い息を、声を漏らしている。
 こんな力が何処にと思うほど強烈に挟み込まれた右足のズボンに、灼熱の液体が、おもらしをして
しまったかのように染み広がる。しかし失禁した臭いは無く、つまり――

「…お嬢、好きだ」
「は…ん、…んん…っ…」

 官能の証に、自分の体で感じてくれた事実に、もうたまらなく愛しさが込み上げてきて。
 俺はまだ絶頂の余韻も冷め遣らぬ、震えるお嬢様の唇を奪った。

「…ば、か」
「ん」

 唇を離したお嬢様の顔は、汗で髪が貼りついていた。
 手で払ってやると、いつもの端正な顔が、紅潮した状態でそこにあった。目は潤み、唇は濡れ。
 もう。
 何とも、煽情的。

「どう?」
「…すご…かた、です」
「ん、満足………でもない、けど」

 股間を見る。執事服の向こう側、我が息子はもう元気を通り越してズボンの中で暴れまくっていた。

「じゃ……じゃあ…」

 ぽふ。そんな音を残して、胸元に自分の頭を預けて。
 抱きしめてやると抱き返してきて、見つめると視線を返してきて。
 …そしてお嬢様は、こう言った。
854781じゃなく775だった ◆jqqVtH9DHQ :2008/01/07(月) 00:09:38 ID:gkSDxDHj
「い、いっぱい、していいです…から…わたくしで、鎮めて下さい」

 上目づかいに、林檎みたいに真っ赤っ赤に頬を染めて。
 おずおずと、切れ切れに、ものっそい恥ずかしそうに。

 …キタ。

 これはキタ。

 理性と欲望の、熾烈な戦い。最後まで決死の抵抗を続けていた理性軍の、全力で振られる白い旗を、
見たような気がした。

「わ、わ、わたくしは、しなくても構いませんのよ? で、でも、貴方が望むなら…ひゃんっ…な…何するのよぉっ……」

 簡単に言えば、プッツン来てしまったのである。


〜以下、音声のみでお楽しみ下さい〜


「あーっ、あ、ああッ!!」
「っあ…大丈夫か…?」
「あ、あぁ、は…こ、こんなのっ、き、きもちいっ…は、あぁぁッ!!」
「…痛くないの?」
「はっ、はいっ、でも…中が、しびれて…あ、ぁ、ぁっ」
「ん。動くよ」
「動くって…ひゃ、ああっ! こ、こすれてッ、や、やあ、あんっ!!」


「騎乗位、大丈夫? 気持ちいい?」
「…おくに、当たって…んあっ、い、いやっ、腰、止まりませんっ…」
「…壮観。おっぱい揺れてるし」
「み、見ない、でっ…ばかぁっ……」
「ん。ここ触って」
「っ……きゃっ! い、ま、何か…」
「乳首といいクリトリスといい、お嬢は出っ張ってるとこが弱いらしい。おっぱいも良さそうだけど」
「そんな、ことっ」
「お嬢、そんなに締めると直ぐ出る。……、まだ一回目だからいいけど」
「やっ、やだ、おっぱいぎゅってしちゃやだぁ…!」


「あーッ! あーッ! あーッ!」
「ん…っく、出そう…」
「あ、ああ! き、きもちい! あああきもちいっ!!」
「お嬢…愛してる、っ…く!」
「あッ、んああ! す、すきっ、すきっ! だいすきっ! あ、ああ、あああ……ッ!!」


………。


「…お嬢、初めてなのに…すごかった」
「……るさい」
「お嬢も、結構絶倫?」
「う、うるさい、すけべ、けだものっ!!」

 力が入らないらしく、枕でぽこぽこと叩いてくるお嬢様だった。
 でも幸せ。そんな夜でした。

855775 ◆jqqVtH9DHQ :2008/01/07(月) 00:12:42 ID:gkSDxDHj
人がいないので燃料代わりになればと思ったのであります。


まとめ

>>775
>>781
>>790-791
>>853-854
の順です。では他の職人の降臨も願いつつ…
856名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 02:19:43 ID:W5wov5sl
GJ!!!
857名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 04:39:21 ID:Fow3ahhF
GJ!
嫉妬で殺意が沸いてくるくらいの甘々テキストでした(ぉ
858名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 14:01:01 ID:zObnLpEH
だ、駄目だ…死んでしまう…w
859名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 00:58:20 ID:FF0CVhMU
お嬢様分が、足りない
860名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 10:25:12 ID:YJWu59/G
このスレに未来があると信じたい。
861名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 23:07:18 ID:zvKgH+Do
今更だがGJ
862名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 10:46:56 ID:Dbampmwq
保守
863名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 00:29:15 ID:yMeNc8pb
お嬢様も巨乳も今は冬眠中なのかいな?
864名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 02:12:53 ID:37uL4Bws
「ボインでごめんなすって」の続編はまだですか?

   

  
865名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 15:42:48 ID:APwCTZz4
誰かおかずをくれ・・
866名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 00:16:34 ID:wq5fZzuM
>>838
>>845
これって、姫倶楽部の霧風っぽいよな。
某所の抱き枕の原画も書いたことあるし、
霧風が大空寺の漫画を書いても不思議じゃない。
ていうか、むしろあり得る。
あそこは、君のぞ本出した実績あるし。

867名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 00:47:48 ID:OC+fnsNg
868名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 23:48:11 ID:D2k5P34n
869名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 00:53:03 ID:PSA3+H4z
HO
870名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 00:55:41 ID:wMg8TCVp
高笑いとともに登場したお嬢様の乳をいきなりつかみたい
871名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 13:07:29 ID:yejAHkM7
このスレって2次創作はダメなんだっけか?
872名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 18:07:38 ID:7J8O6hrL
(´Д⊂グスン
なんでもいいから巨乳お嬢様

でもフルネーム出されると萎えるかも、、
下の名前だけで分かったり分からなかったりレベルがいいな
873名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 22:59:35 ID:wMg8TCVp
なんでもいいのかょ
874名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 05:07:35 ID:MX/vON2a
875名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 05:48:46 ID:YbrnzErS
リエモン
876名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 22:03:31 ID:ehqjH7fK
877名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 16:05:36 ID:jK/bD3IH
878名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 20:45:42 ID:NPYLFLsY
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
879名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 00:21:07 ID:4f7ICeQy

ワンクリ詐欺業者、氏ね!
880名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 01:11:26 ID:pAPQ6/qP
酷いマルチだよな
881名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 21:43:46 ID:XBWPb/B8
保守
882名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 05:29:17 ID:lXdyDIAq
れでい×ばとやっと読んだ
実に楽しいな
883名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 12:59:46 ID:B62KSuKj
キャラが単純能天気なだけでなくて
色々”暗黒”を抱えているしな
884名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 22:40:44 ID:yGLDiFiA
保守
885名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 03:01:53 ID:jB2eXvV8
886名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 03:12:04 ID:rkuUBT6+
887名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 18:50:22 ID:/SMPjRRN
888名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 00:46:45 ID:MwmhuhQz
889名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 03:30:32 ID:OSlhFMxh
保守
890名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 03:48:51 ID:m6NPZzu/
保守
891名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 20:25:41 ID:cgTZK+xZ
>>1->>1000
愛してる
892名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 23:17:34 ID:qRNX5Caq
一万年と二千年前から
893名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 00:55:07 ID:ShFuZM8M
愛してる
894名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 01:12:32 ID:2+5v/2aH
八千年過ぎた頃から
895名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 07:27:31 ID:AX38edCg
もっと恋しくなった
896名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 07:47:53 ID:QhqKEx0j
阻止
897名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 04:27:23 ID:/yJyJ+zB
阻止できてないのがくやしいのうwwwwwww
898名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 03:31:34 ID:oMfOv6Nt
保守
899名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 01:27:10 ID:nhiNGCYM
SS書きさんたちが撤退したのが痛いよな
誰ぞラノベでデビューとかしてくれたんなら
納得いくけど
900名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 02:41:06 ID:2v2VKtR6
保守
901名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 23:05:30 ID:LPqk9y3X
保守
902名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 04:07:43 ID:WKXiMWRU
新スレが立てば投下すると、お嬢様に誓います。
903名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 17:00:59 ID:2r8Mkelm
一億と二千年たっても
904名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 00:25:08 ID:JScKwH2n
おっぱい
905名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 04:20:28 ID:b/eQbEkS
hosyu
906名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 16:00:54 ID:XJZST/Pr
保守じゃお
907名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 16:22:56 ID:+DiVsPFr
hosyu
908名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 15:47:45 ID:0H0plSbJ
909名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 11:02:09 ID:j/0y+3EB
910名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 19:43:54 ID:JR2WZekn
吹いたw
911名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 12:14:06 ID:5lfHmTHt
912名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 14:51:33 ID:xwikWEZW
>>909
ちょwこれはww
913名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 02:28:17 ID:T1YBYHi9
914名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 19:01:47 ID:BMAOAiKg
今月の富士見ファンタジア文庫に、色々楽しみな巨乳お嬢様(中三)が出ていたな。
姉が名門女子校中等部の生徒会長をやっていて、弟(双子)は市井の中学で
優等生をやっていたのだが、事情があって入れ替わった・・・と、言う話。

あのお嬢様の乳はよかった!

餌付けで虜にした下級生のおにゃの娘も可愛いけどね
915名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 19:11:48 ID:UK7gzEsf
>>914
なんてタイトル?
916名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 19:24:52 ID:BMAOAiKg
917名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 21:01:36 ID:x/JqA7u6
918名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 17:29:51 ID:5nfCwAAD
919名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 04:38:47 ID:blItTF3y
>>916読んだ人居る?
920名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:32:15 ID:yrfLVUHo
自分のあまりにも大きい胸をコンプレックスに思っているような、性格控えめのお嬢様はいかが?
921名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 00:01:37 ID:XfTOmr5n
いますぐ、俺にください
922名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 00:36:03 ID:P7SeWJ8k
その乳をうらやむ貧乳でドSなお嬢様に虐待されるとかいいな
923名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 03:13:53 ID:oC/u5dXX
「あの、この胸を引っ込める方法を教えていただけませんか?」
「男の私に聞かれましても……」
みたいなコメディチックなノリも良さげ
924名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 21:10:14 ID:1W2VUsbG
虐待いいですな
925名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 02:50:54 ID:NqIYwtQf
じゃあ、この路線でいってみるかな。
期待せずお待ちください。
926名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 19:45:08 ID:P9RMtYuw
虐待らめぇ
927名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 00:34:21 ID:dsMjcx62
かわいがり
928名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 16:51:49 ID:tlKBpox3
虐待はヤメロ
929名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 06:48:41 ID:PSh+t7yb
930名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 10:05:46 ID:BSty9AJx
女子校の中だって、お嬢様の身体を狙う狼はわんさかいるんだろうなー
「友達同士なら胸を触るくらい普通なんだよ」
「友達同士ならキスくらい普通なんだよ」
「友達同士なら裸でいるくらい(ry」
「友達同士ならおっぱい吸うくらい(ry」
「友達同士ならおm(ry」

「そうなんですか?まあお互い女の子だし・・・」とか言ってるうちに物凄い勢いで開発されていくんだよ
卒業する頃には淫乱巨乳お嬢の一丁上がり
931名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 00:26:35 ID:eu4QUUNH
なにその何処ぞの部隊長みたいなの。
932名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 01:16:00 ID:yEFGY5NV

KWSK!
933名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 22:57:19 ID:OpiMzUIx
>>931
kwsk
俺の歪んだリビドーそのものな存在が実在するのか
934名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 10:59:29 ID:+C9GFgyD
俺の持ってるエロマンガで、義理の兄妹が「兄妹ならこれくらい普通だよね?」で結局最後までヤるのがあった
935名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 00:57:16 ID:dTsiJJmK
>>931
俺の頭に浮かんだ部隊長は開発「する側」だから違うな
936名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 15:27:53 ID:OFOsoTAx
ho
937名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 14:23:32 ID:G7G3EMPr
ホ! 巨乳でお嬢様だっての!
938名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 14:46:46 ID:iYFFILGz
何でテンザンが居るんだよwwwwww
939名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 16:01:20 ID:r0VDlgkt
千歌音とかおんの巨乳画像を観察しよう 神無月の巫女 京四郎と永遠の空
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2148512
940名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 00:23:36 ID:3VWW4Q/e
そういえばシャイン王女もラトゥーニもバインバインになるんだろうか・・・。
941名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 03:19:38 ID:ACRz5g8E
で、結局>>930って何なの?
942SS保管人:2008/05/21(水) 18:19:33 ID:95lS2LLa
2chエロパロ板SS保管庫
http://red.ribbon.to/~eroparo/


スレ住人の皆様、このスレに投稿されたSSを当方の保管庫に収蔵させて貰っても宜しいでしょうか?

943名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:14:20 ID:kQIu6F+y

   (\      _ __      (\   _ __     へ|\ へ     √ ̄| 、-─────ヽ
   | |_〜、  レ' レ'      | |  レ' レ'    .( |\)| |/~|  ノ ,__√  ー――――,/
へ_,/    ノ   ,へ   ノ⌒ ̄  ̄ ̄ヽ <~~ヽ  | |   | |∠  | |__       //
\_  ー ̄_,ー~'  )  '´ ̄⌒フ |⌒ヽ ヽ `J  | |( ̄  _) |     )     //
  フ ! (~~_,,,,/ノ/      ノ  |   ) )     | | フ  ヽ、 ノ √| |     / ⌒ ̄ ̄ヽ
  | |   ̄    '´       | ./   / ノ     | |( ノ| |`、) i ノ  | |    `' ̄ ̄~~ヽ )
  ノ |  /(           ノ /   ノ /      | | .  し'  ノ ノ   | |    / ̄ニ、  / ノ
 / /  | 〜-,,,__     / ノ   ノ/       | |___∠-".   | |   ( ヽ_|,,ノ /
(_ノ   〜ー、、__)   `'´    '´       (____)     し'    \___ノ
944名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:32:07 ID:fiR5DQE0
942さんにSSの保管をお願いしませんか?
945名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:36:41 ID:kQIu6F+y
   (\      _ __      (\   _ __     へ|\ へ     √ ̄| 、-─────ヽ
   | |_〜、  レ' レ'      | |  レ' レ'    .( |\)| |/~|  ノ ,__√  ー――――,/
へ_,/    ノ   ,へ   ノ⌒ ̄  ̄ ̄ヽ <~~ヽ  | |   | |∠  | |__       //
\_  ー ̄_,ー~'  )  '´ ̄⌒フ |⌒ヽ ヽ `J  | |( ̄  _) |     )     //
  フ ! (~~_,,,,/ノ/      ノ  |   ) )     | | フ  ヽ、 ノ √| |     / ⌒ ̄ ̄ヽ
  | |   ̄    '´       | ./   / ノ     | |( ノ| |`、) i ノ  | |    `' ̄ ̄~~ヽ )
  ノ |  /(           ノ /   ノ /      | | .  し'  ノ ノ   | |    / ̄ニ、  / ノ
 / /  | 〜-,,,__     / ノ   ノ/       | |___∠-".   | |   ( ヽ_|,,ノ /
(_ノ   〜ー、、__)   `'´    '´       (____)     し'    \___ノ
946名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:48:26 ID:nYuBOMXx
>>945
てめぇww

お願いしたいです、と個人的には思うけどどうだろ。
947名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:50:41 ID:aJaZ2Elv
丸一日待ってみて、反対意見が出てこなければおk、ってとこですかねー
948名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:59:07 ID:/BPM2Tiz
書かれたものはやっぱり残って欲しいので保管お願いします
949名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 02:43:52 ID:wi61V2wH
>>942
是非お願いします
950名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 04:04:43 ID:0IHCDDCK
ホ!頼んだっての!
951名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 10:14:58 ID:uEQAwJke
鳥も付けない奴は信用できん!
952名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 18:38:34 ID:eYABhiJ5
どうぞどうぞ
953名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 00:10:06 ID:H+Kf4vzd
>>942
いいですとも!
むしろお願いしますぜし。
954名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 18:09:58 ID:BVBgqnsF
ホ!いいんじゃねぇの!?保管庫のおっさんよぉ!
955名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 22:25:09 ID:JkFvXSEW
トリップくらい付けような >保管庫の親父
956SS保管人:2008/05/24(土) 02:00:41 ID:5xMv//dE
問題無さそうなので「オリジナル、シチュエーション系の部屋」の15号室に収蔵させて貰いました。
957名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 02:03:40 ID:Yh6DN7UJ
すばらしいスルー
958名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 02:50:50 ID:T/Bt80lj
テンザンの多いスレはここですか?
959名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 09:10:02 ID:y9uR2Wn8
次スレどうする?
960名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 11:01:00 ID:YXpfiyxf
>>944が凄まじくツンデレな件。
961名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 11:41:49 ID:yx+iVD+I
>>959
たわわに
962名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:51:06 ID:y9uR2Wn8
>>961
把握
963名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 00:43:02 ID:lqaGM65f
964名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 00:50:48 ID:bmEsOE6G
ホ!テンザンが増殖中だっての!
965名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 01:32:07 ID:jMW8B2sV
>>964
???「ここはお前が来る所じゃない!出て行けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
966名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 23:33:05 ID:ORKBE72U
967名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:15:23 ID:d8kcAsqD
>>956
感謝感激!
968名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:17:18 ID:X9niWJvK
お嬢分が足りない
969名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 20:30:31 ID:t33Eixvd
>>961-962
何の事?
次スレ無いみたいだけど・・・
970名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 01:09:22 ID:g2+KSeiA
ほにゅん
971名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 21:00:30 ID:PqwWv7Ca
ほにゅほにゅ
972名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 23:02:20 ID:ss8eY7Y/
ええい早く落として次スレ立てるぞ!
973名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 01:29:29 ID:ktSzxHcq
ってかテンプレとかって決まってんの?
974名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 08:32:13 ID:LYTJJKEL
巨乳お嬢様を落とすスレと聞いて
975名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 10:18:50 ID:iVjFqTxb
>>973
無いでしょ
976名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 20:47:07 ID:g+Oga4Lk
結構、神SSが投下されたスレなんだけどなんでここまで寂れたのかな?
977名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 21:13:31 ID:09qyRxMT
そらまあ「巨乳」と「お嬢様」の両方の属性を満たさなきゃいけないんだから
他のシチュ系スレに比べて難易度は二倍だしな。
978名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 21:58:08 ID:kiD/SmqH
こにゃん
979名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 10:28:06 ID:TFQ+e3VF
生め
980名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 06:33:58 ID:1xQOl8dU
スレの起死回生を願って巨乳お嬢様

【爆乳】百合娘なのにエロボディ姫宮千歌音の巨乳画像集 神無月の巫女
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3858306
981名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 23:56:40 ID:3uJclKzT
お嬢様スレと合併していいんじゃね?
982名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 15:49:04 ID:da1XP6n1
類似スレがあまり多くてもしょうがないしね
983名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 16:03:17 ID:lI5AhY0l

984名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 16:36:04 ID:2txid4ia
>>981
同意
とりあえず合併して、また職人さんが必要だと思ったときに立てればいい
985名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 17:58:32 ID:LU/njfVg
次スレ立てたところで即死しかねないし、綺麗に終わっとこうさ
986名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 20:59:10 ID:+f2Zo6Aw
ところでお嬢様スレってどこ?
987名無しさん@ピンキー
主従スレのことでは?