新しい絵描き版が画像投稿もできるところなら、自分が描いたんじゃない画像、
いろいろうPできるよ。バーディとかじゃじゃ馬もある
>182
現役でサイトをやっている人なんかの絵だったら、それ不味くない?
半角板でもあるけど、基本的に投稿してくれた絵だけの方が、
一般サイトさんに迷惑を掛けないと思う。
勿論、借り直して再度投稿しなおすにしても、絵師さんたちが削除してくれといえば、
削除した方がいいと思うし、どこかに落ちていたとしても2ch絡みで迷惑掛ける可能性もあると思うよ。
>>176 なにげに活躍してる婦人警官だから、テロリストや不良、シャフト残党とか
いろんな連中に恨みを持たれているからな。拉致られても不思議じゃない
『ミンナノ唄』 の続きが読みたいです!
自分だけ?
ナツさんの「僕のさんご」の続きが読みたい!
自分だけ?
自分は独り祭りさんが読みたい・・・
もう書いてくれないかな
これは自分だけだと思うが、Rネタでさんごとあきらが絡むのを見てみたい。
さんごに横恋慕したあきら(オリジナル)がR(コピー)に敵わない悔しさから
Rのふりをしてさんごに近づき凌辱する、みたいな。
おタケさんと内海課長とかの気になる。
上海時代でも拉致られた時でも美味しくいただけるよ!
>>190 いやいや、自分もあきらとさんごの話は読んでみたいと思っていた。
さんごの気持ちに鈍感なR、さんごに惚れるあきら、二人の間で揺れるさんご。
みたいなのがいいなあ…
「僕のさんご」であきらとさんご考えてました。
時間ないので書けない…(汗)
>>193 読みたいっす!
いつまでも待ってまつ。
>>190,193
ハイ!ハイハイ!読みたいでっす!
今後のあ〜るのメンテナンスを条件に
さんごに結婚をせまる(?)科学者あきら…なんてーのを
考えたことがありますた
せまると言うより偽装結婚を提案 かな
あのお父さんを見ていたら科学者になろうとは思わないだろーけどw
sagarisugi
保守
ほしゅー
199 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 04:18:27 ID:tAv9AYKj
本国シフォン星では三人の夫がバーディーの帰宅と貞操帯を外して貰ってセクース
させてくれるのを待っているんだYO!
さみしいなあ
「あ〜る」のOAV久々に観たが
後半、轟天号でダッシュしてるときにさんごが
「ダメだよぉ…もう間に合わないよぉ」と泣き
べそかくシーン、トイレを我慢してると想像すると
可愛かった。
スレ違いで申し訳ないケド。
202 :
85:2006/12/08(金) 02:08:30 ID:tkcBSDQ8
前のSSの続きっぽい話書きたいけど
もしかしてもう誰もいないのかな?
いるよーノシ
wktkして待ってます
204 :
85:2006/12/08(金) 20:00:31 ID:ROTrzB54
銀色のイルミネーションが街を彩る12月。
煌びやかな夕暮れの中、キコキコと愛車轟天号を走らせるR・田中一郎がいた。
ペダルをこぐ脚はどこか重く、胸の中には漠然とした不安感と違和感があった。
「ごめん!今週ちょっと忙しいの」
毎週末のように泊まりに来ていた大戸島さんごが、この一ヶ月ぱったりと現れないのだ。平日仕事帰
りに春風高校光画部の部室を覗いてみても姿は見えない。夜、一人でご飯を食べる時の言い知れぬ寂寞
感は日増しに募っていった。今日は金曜日、時刻は6時。本来ならさんごの訪れを待ちわびつつ、ご飯
を炊いていた時間だ。しかし一昨日彼女から今週も逢えないとのメールがあった。Rは携帯電話が苦手
だった。電話機を耳元へ近づけるとめまいと耳鳴りがするため、使用しているのはメール機能のみだっ
た。さんごが来ないとなると真っ直ぐアパートに帰る気になれず、気が付くと習慣のように光画部の部
室にたどり着いていた。
「やあ」気の抜けた挨拶をしてみるが、室内に人の姿がない。
「おや、これが名高い冬休みというものでせうか…」その時暗幕が揺れた。
「Rくん?」聞きなれた椎子の声だった。
「やあ、椎ちゃん。今日は誰もいないのかと思いました」
「現役部員はみんな試験休みよ。でも惜しかったわね、ついさっきまでさんごがいたのよ」
「え、本当ですか?」Rがぴくりと反応する。
「残念だったわね。入れ違いになっちゃったのね。まあ、お茶でも飲んでいきなさいよ」
「やあ、これはかたじけないですねえ」Rが腰掛けると、椎子がお茶を差し出した。
「Rくん、最近さんごとはどう?」椎子が探るようにRの目を見つめる。Rは心中を見透かされたよ
うな気がして口篭もった。
「…どうって、別に」Rはさんごとの『関係』を口にしていいものか躊躇っていたが、椎子には凡そ
の見当がついていた。椎子はRの向かいに座って続ける。
「最近、さんご少し変じゃない?」Rにとってそれを問いたいのは自分であった。
「そう、ですね。でもあまり会っていないのでわかりません。椎ちゃんは何か知ってるんですか?」
Rは逆に尋ねてみる。椎子はしばらく自分のティーカップを弄んでいたが、やがて口を開いた。
「あのねRくん、…これはオフレコなんだけど…少し前に、さんごお見合いしたの」
「ぶっ!…みあ…ゲホゲホ!」Rは口に含んでいたお茶を一気に噴出すと激しくむせた。
「やっぱり知らなかったのね…」椎子はRの背中をさすりながら机の上を拭いた。
「あ、あの…その話…」Rはまだむせながらも身を乗り出した。
「一ヶ月くらい前のことなんだけどね」
「だ、だってさんごはまだ20歳じゃないですか」
「普通ならあの子はそんな話断るに決まってるんだけど…今回の話を持ってきた女の人ってのが、
さんごのお母さんの学生時代の先輩で、どうしても断りきれなかったんだって。だから一度だけ会っ
てお断りするつもりだったらしいんだけど、相手の人がさんごのことをすごく気に入っちゃって、
結婚を前提にお付き合いしたいってしつこいらしいの。さんごそれで随分悩んでるみたい」
Rはポカーンと口を開けて聞いていたがハッと我に返る。
「そ、そんな話一言断れば済む事じゃないですか。相手の人はどんな男なんですか?」
「それが…その事になると、さんごがあまり話さなくなっちゃうの。どうも断れない理由があるみた
いで」
「さんごは…その人が好きなんでしょうか?」Rの顔色は一段と薄くなっていた。
「ねえRくん、よく聞いて。相手の人は今大学生でエンジニアの勉強をしているんだって。来年から
アメリカ留学が決まってて、さんごを一緒に連れて行きたいって言ってるらしいの。この話がこのま
ま進むと、さんごアメリカに行っちゃうのよ」
「あ、亜米利加……」呆然と顔色を失うR。椎子はRの手を握った。
「あたしはさんごが相手の人を好きになったとは思えない。あの子何か隠してるのよ。さんご、明日
相手の人とデートするって、さっき暗い顔してた。あたし、悪いけど現場に行ってみようと思って」
「現場って?」
「デートの場所が仁和野公園なんだって」
「近所じゃないですか」
「だから、明日お昼に会うって言ってたから、せめてどんな人か見てみるわ」
「椎ちゃんは行かないでいい」
Rはお茶を一口飲むと椎子に告げた。
「僕が…」
「ふう…」 午後11時半、お風呂から上がったさんごはベッドに腰掛けため息をついた。
「あ、メールと着信…」ベッドの上に置いてあった携帯電話が小さく点滅している。
『明日が楽しみです。13時に仁和野公園で待ってます。晩御飯もご一緒しましょう(^^)』
「ああ…」さんごはベッドに身を投げ出す。頭が重い。そのまま着信履歴を調べる。ディスプレイには
『PM11:12 R・田中一郎』の文字があった。
「うそ…Rくんから着信あったんだ」すぐにかけなおそうとしたが、発信ボタンの上で指が止まる。
あんなに携帯電話が苦手なRからの着信。よほどの急用なのだろうか。さんごは携帯の電源をOFFに
して、コツンと額にあてた。
「ちゃんと…ちゃんと言わなきゃ」目を閉じ、引きずり込まれるような眠気に身を任せた。
翌日、さんごは待ち合わせの時間より若干早めに仁和野公園にいた。
「ふわぁ…」よく眠ったはずなのに目蓋が重い。
「大戸島さん!」振り返ると公園の入り口によく見慣れた笑顔があった。
「ごめんね、待たせちゃった?」
「ううん、今来たところだから…」慌てて作り笑いを浮かべる。
「嬉しいな2人で会ってもらえて」本当に嬉しそうな優しい眼差しを見るとたまらなく切なくなる。
(言わなきゃ…この人は悪い人じゃない。だからちゃんと話さなきゃ)さんごは唇を噛んで俯いた。
「迷惑、だった?」彼の眼差しが少し翳る。
「そんなことない!」さんごははっきりと言った。
「よかった…。それで、考えてくれた?渡米の件」
「あ、あのね、ごめんなさい!あたし、あたしあなたとは…一緒に行けない」言いながら、彼の顔を
見られなかった。彼の悲しむ顔は見たくない。
「大戸島さん…」
「ごめんなさい、あたし、好きな人が…」
「君が誰を好きか知ってるよ」
「えっ?」驚いて顔を上げる。
「でも、だからこそ考えてくれないか?僕にはあいつの代わりは務まると思うんだ」
「何言って…や、ちょっと!」彼の左手はさんごの両手を封じ、右手は頬を捕まえた。
「だめ、離して」彼は離さなかった。唇が触れる直前、
「無礼者!」 スコーン
彼の側頭部に『R』の文字の入った扇子が飛んできた。
「嫌がる女性になんてことして………ああっ!君は」現れたのはRだった。
「あ、あ〜るくん!!」目をみはるさんご。
「あ〜る?28号か!?」彼は側頭部を押さえながら振り返った。
異様な光景。さんごを挟んで両者同じ顔。オリジナルとコピー2度目の対面だった。
「あ〜るくん、どうしてここに…?」
「僕の頭脳にはGPS機能が付いてますから」
「うそ、椎ちゃんから何か聞いたのね?」
「お見合いの相手はあきらくんだったんですか。こりわびっくり」
「28号、僕はさんごさんが好きだ。初めて会った時から気になっていた」あきらはさんごの肩に手を
かけて言った。
「僕たちは人間同士だ。人間は人間と結ばれるべきなんだ」
「僕は、アンドロイドだけど…でも、えーと、さんごが好…えーと」Rは眉間に皺をよせ考え込んだ。
「28号、もし君がさんごさんを好きだと考えているならそれは錯覚だよ。父さんは君を僕そっくりに
造った。思考パターンもね。だから僕と好みの女性が被るのは当然だ。全てプログラム通りってわけ。
君自身の想いではない」
「あ、あう…」
さんごはあきらの腕を振り解き、彼の目の前に立った。
「あきらくん。もしお父さんがまた春風高校を占拠して世界征服を企てたら、あなたどうする?」
じっとあきらの瞳を見つめる。
「そりゃ、止めるさ。近所迷惑だし、世間体もあるからね」
「止められる?」更に、さんごは尋ねる。
「簡単だよ、母さんに出てきてもらえば。親父はあれで結構恐妻家だからね」
「そう。Rくんだったらね、簡単に止めようとは思わない。まず悩むの。大切なお父さん、大切な友達、
大切な兄弟、板挟みになって悩む人なの。それから、簡単にお母さんの手を借りようともしない。自力
で止めようとするわ。お母さんなんていないんだもん。ね、わかる?あきらくんとRくんはこんなに
違うの。Rくんは自身のオリジナルの人格を持ってるの」
「さんごさん、でも…」
「どちらがいいってわけじゃないわ。ただ、あたしはそんなRくんが好きなの」さんごはキュッとRの
腕を掴んだ。
Rは自分とそっくりなその瞳を見つめて言った。
「僕はこれからもさんごと一緒にいる。ずっとだ」
「……わかったよ、アンドロイドの気持ちがどんなものか知らないけど、今のところ僕は敵わないみた
いだ」あきらは観念したように呟いた。
「ごめんね、あきらくん」さんごはあきらのさっぱりしたような顔を見て、少しほっとした。
「あの、あきらくん。あたしちょっとお願いが…」立ち去ろうとするあきらをさんごは呼び止めた。
「母さんのことだろ?大丈夫、僕からちゃんと話しておくよ」あきらは背を向けたまま手ひらりと返
した。
「あ、ありがとう。ありがとうね!」
「やあ、それは一体何の話ですか?」一人、状況が飲み込めないRだった。
さんごはRと共にRのアパートに来た。実に一ヶ月ぶりである。2人は壁にもたれ並んで座っていた。
「Rくん…ごめんね、お見合いのこと話さなくて」ずっと黙っていたさんごがようやく口を開く。
「椎ちゃんから聞いた時はびっくりしましたよ」
「…………うん」
「好きだったですか?」
「え?」
「あきらくんのこと。少しは好きだったんですか?」
「そんなことない、別に嫌いじゃないけど」
「嫌いじゃないから断らなかったんですか?」
「ち、違う…そんなんじゃない」さんごは首を振った。
「昨日は僕、眠れませんでした。さんごが、いなくなるかもって考えたら」Rの左手はさんごの右手を
握った。
「さんごが…断らなかったのがショックでした。一ヶ月の間ずっとあきらくんと会ってたなんて」Rは
さんごの手を放さない。
「どうしてですか?僕とは会わずに、ずっとあきらくんと会ってた理由、教えて下さい」
「……Rくんが」さんごはなかなか口を開かなかったが、少しずつ喋り始めた。
「Rくんが壊れちゃっても、メンテナンスをしないって」
「え?ぼくがなんですか?」
「あきらくんとの縁談を断ったら、今後Rくんの身体に不調が起こってもメンテナンスをしないように
成原博士に言うって」
「あきらくんがそんな事を言ったんですか?」
「ううん、あきらくんのお母さん、成原博士の奥さんが…」
「え、キヨエさんが?」
「うん、あの人あたしのお母さんの学生時代の先輩でお見合いも断れなくって。でも息子の事になると
目の色が変わるっていうか…なんかすごくて」
「そうですか、お義母さんがね。僕がまだ成原万能工学研究所にいた頃はお世話になったものです。
…それで僕のメンテナンスが保障されたら、さんごはあきらくんと亜米利加に行ってしまったわけで
すか」
「………………」
「さんごは、それでいいんですか?僕や椎ちゃんや光画部のみんなに会えなくなっても…」
「だってRくんの身体のほうが大事だもん!Rくんが壊れちゃったら、あたし…」さんごは最後は
涙声でそう言った。Rはにこりと笑ってさんごの頭に掌を乗せる。
「そこはそれ、私もばかじゃありません。自分のメンテくらい自分で出来ます。僕は電気・機械関係
の仕事をしてるんですよ?昔から言うじゃありませんか」
「何?」
「もちはもち屋」
くすっとさんごは笑う。ようやく笑顔の戻ったさんごの頬をRはくいっと寄せる。
「あ〜るく…」さんごの言葉をRの唇が遮った。
「…んっ」
「こういうこと」
「え?」
「こういうことされました?あきらくんに」
「される直前にRくんが止めてくれたわ」
「やあ、寸止めですか。それはよかった」もう一度確かめるように唇を重ねる。
「でも……肩、触ってましたね」そう言うとRはさんごのセーターの中に手を入れ直接肩を掴んだ。
「あっ、あ〜るく…ひゃっ」
「ここは?」Rの掌はブラの上から小さな胸の膨らみを包んだ。
「ここ、触られてませんか?」
「触られてないわよ、あ、んんっ…ちょっ、Rくん!」さんごは身を捩るがRはさんごを畳の上に組み
臥す。
「僕、一ヶ月触ってない。もう禁断症状です」Rはさんごの腰に左手を回し右手でセーターを捲り上げ
た。静電気が走り一瞬2人の動きが止まる。
「ね、背中痛い。何か敷いて」さんごが苦笑しながらRを見上げる。
「あい」Rはそそくさとそばにあった座布団を持ってきて、さんごをそっと横たえた。
ゆっくりと舌を絡めあう2人。さんごのストッキングが畳と擦れる乾いた音が響く。Rはさんごの
首筋に顔を埋めうなじに舌を這わせる。右手の指が背中を探り、ブラのホックを確認した。
「やあ、久しぶりだ…」Rは嬉しそうに呟く。
「あれ…?」
しかし、動きがカクッと止まりシューーという音と共にへなへなとさんごの上に崩れ落ちた。
「Rくん、どうしたの?」
「お、お腹が空いた…」
「ええ?」
「昨日から…何も食べてないんです。昨日は混乱して全く食欲がなくて…それで今朝も…」
「あ、あははは…これじゃ何も出来ないよね?」
「う、動けなくなりました…」情けない声でRがうめく。
「よいしょっと」さんごはRの下から抜け出すとセーターを被った。
「しょーがないなぁ、今日はあたしがご飯炊いたげる♪」さんごはRを座布団の上にごろっと転がした。
「これからお米研ぐから少し我慢しててね?」さんごは腕まくりをしてお米を研ぎ始めた。
シャコシャコ シャコシャコ
「う〜ん、冬の水仕事は堪えるわねー」さんごは鼻歌を歌いながらリズミカルに手を動かす。
「………さんご」
「♪チャンス、シャッターチャンス、逃さないでね〜」
「ありがとう」
「……んん?何か言った?」さんご背を向けたまま炊飯器のスイッチを入れる。
「ねえ明日さ、ちょっと早起きして写真でも撮りに行かない?」エプロンを外しながら振り返る
さんごのセーターは後前だった。Rは空っぽの胃袋とは裏腹に、何だかとても満ち足りた気持ちで
「あい」と笑った。
クリスマスまであと2週間だった。
<<おわり>>
211 :
85:2006/12/09(土) 02:47:10 ID:JGNt3Gg5
エロなしですみませんでした。
失礼しまつ。m(__)m
212 :
85追加:2006/12/09(土) 02:49:52 ID:JGNt3Gg5
>>212 自分は192だけど、もうなんつーか、ありがとう!
後前のセーターに激しく萌えた。GJ!!
85さん、GJ!!
ナツさんの「僕のさんご」ワクテカ…
215 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 20:33:55 ID:PfBIw3Eq
期待age
216 :
85:2006/12/13(水) 19:54:46 ID:ozSMVMg5
レス、ありがとうございました。
「さやうならなんて云えないよ」の続き投下します。
連投申し訳ありません。
少し早いけどクリスマス物です。
12月23日土曜日。いつもなら前日からR・田中一郎のアパートで過ごしている大戸島さんごだったが
この日は自宅にいた。年末の仕事の立て込みでRのほうが都合をつけられなかったのである。しかし、
その代わりRから珍しく提案があった。
「23日の夕方、池袋に行きませんか?」
午後6時。今ごろRは仕事を終えた頃である。さんごも家を出る支度をしていた。6時半にRと池袋で
待ち合わせをしているのだ。
(Rくんと2人で外で待ち合わせるなんて、初めてかも)さんごの心は浮き立っていた。少し大人っぽい
黒のハイネックセーターにジーンズ、白いコートをはおり家を出た。
東武東上線を下りて池袋東口方面を目指す。メールでは、西武デパートの前にいるとあった。背伸びを
してきょろきょろと探す。人混みの中でも目立つRの姿はすぐに目に入った。
「Rく〜ん!」駆け寄るさんご。
「やあ」
「仕事お疲れ。何よ、その荷物?」Rは背中に大きなリュックを背負っていた。
「ええ、ちょっと…」
「轟天号は?」
「今日は電車で来ました」
「ふ〜ん。ところでどこ行くの?」2人は横断歩道を渡りサンシャイン方面へと歩きだした。
「行ってみたい所があるんですよ」Rは意味深に微笑んだ。
「何かのお店?」どうせならイルミネーションの綺麗な表参道なんかを歩きたいな、などと考えながら
Rの後について行くさんご。
「僕もよくわからないんですけどね、確かこっちのほう…」2人は繁華街の中に入って行った。
「ね、ねえRくん。この辺なんか怪しくない?変なお店いっぱいあるよ」さんごは怪訝そうな顔を
してRの袖を引っ張る。
「いえ、もう少し先のほう、もっと静かな所です」Rは構わず歩き続ける。
「この間僕、東急ハンズに行ったんですよ。新作カメラの材料買いに」
「それって塩ビパイプ?」
「そうそう。それで帰りに浅野くんと岸田くんに会いましてね、しばらくこのあたりをぶらぶらして
たんですよ」
「こ、こんなとこうろついてたのぉ?」
「そしたら面白そうな所を見つけましてね」Rは嬉しそうに続ける。
「浅野くんが、クリスマスには女の子をここに連れてくるのが一番だって言ってました」
(…な、なんかヤな予感)さんごは苦笑しながら訊いた。
「あ、怪しいお店じゃないよね…?」
「いえ、なんだかとっても素敵な建物でしたよ。あ、確かこっち、こっちです」繁華街か途切れ、途端に
人通りが少なくなる。薄暗い路地を進み、角を曲るとRはさんごの手を掴んだ。
「ここです、ここ!ね?素敵でしょう?」さんごの目に飛び込んできたのは『HOTEL シャルトル』
という看板と、下からライトアップされたお城のような建物だった。
「こ、ここって…」唖然として固まってしまったさんご。
「おや、知ってるんですか?ここ」
「バカバカ!ここラブホテルじゃない!!何考えてるのよ!」さんごはポカポカとRの頭を叩いた。
「へ?…ら、らぶほてる?」呆けた顔でさんごと看板を交互に見比べるR。
「そうですか、ここが名高いラブホテルでありましたか。ありがたやありがたや」
「何言ってんのよ!」さんごは手を合わせて拝むRの腕をつかみ、路を引き返そうとする。
「ちょ、ちょっと待って下さいよ。ここ、宿泊できるんでしょう?浅野くんがクリスマスは是非女の子
と泊まりたいって言ってましたよ」
「泊まるんならRくんのアパートだっていいじゃない!こんなとこ嫌!」
「でも、せっかくのクリスマス…」
「いいじゃない、アパート帰ってご飯炊こう?ここには炊飯器なんてないのよ」するとRは悪戯っぽく
ニヤリと笑った。
「ふっふっふ。これこの通りご飯の準備なら出来てます!」Rは担いでいたリュックから炊飯器と米
10sの袋を取り出し、得意そうに見せた。さんごは眩暈を感じ額を押さえ、もう一度看板を見てみる。
「いっ、一泊いちまんごせんえん〜!?こ、こんなに高いのぉ?ダメダメダメこんなとこ!帰るわよ!」
さんごはRの背中を押し駅へ戻ろうとするがRも引き下がらなかった。
「だ、大丈夫。僕、払いますから」
「ええっ?」
「ボーナスも出たことですし」
「貴重なボーナスをそんな事に遣うんじゃないっ!!」
「でも、僕泊まってみたい…」
「大体こんな所、部屋だって汚いに決まって…きゃっ」さんごは小さく叫ぶとRの腕を掴んで塀の中に
隠れた。
「どうしました?」
「い、今そこに浅野岸田コンビが歩いてたのよ。こんな所見られたら誤解されちゃう」
「誤解って、もう入ってるじゃないですか」
「え?」さんごはいつの間にかホテルの門をくぐっている事に気付いた。
「今外に出たら見つかっちゃいますよ?」
「うっ…」
「ね、さんごお願い」Rは上目遣いに懇願するような瞳でさんごを見つめた。さんごはついに根負け
して
「……わかったわよ。一度だけよ?」と折れた。2人はピカピカに磨かれた自動ドアの中へと入って
行った。
(こ、こういうとこって、チェックインとかどうするんだろ…)落ち着かない様子のさんご。
「ね、ねえRくんやっぱ帰ろう。その格好まずいよ。あたし達どうみても高校生のカップルだよ」
さんごは学生服のRを見て赤面する。
「でも、ほら」Rは受け付けカウンターを指差した。そこには紺のブレザーにチェックのスカート、
ダッフルコートを着た女の子と、同じ歳くらいの男の子がいた。
「あの人達も高校生ですよ、きっと」2人はエレベーターの中に消えていった。Rはカラコロとカウン
ターまで歩いて行き
「成人2人お願いします」と社員証を出した。
「バ、バカバカ!何やってんの!!」さんごは大慌てでRをカウンターからどけると
「と、泊まります。一泊」と早口に告げた。
「…もう、Rくんてば、恥ずかしかった」エレベーターの中でさんごはRを小突いた。手には『601』
と記してある部屋のキーを握っている。
「6階ですか、最上階ですね」Rは嬉しそうに言う。エレベーターは6階で止まり、2人は廊下に出た。
「601、ここね。…な、なんだかドキドキしない?」さんごはごくっと唾を飲み込み601号室の
ドアを開けた。
「わぁ…」照明を落とした室内には熱帯魚の泳ぐ水槽、そして天蓋付きのキングサイズの大きなベッド
があった。圧倒され、さんごはしばし言葉を失う。
「すごい、僕こんな部屋初めて見ました」Rも放心したように呟いた。
「すごいわね…大きなベッドにレースのカーテン…夜景が綺麗ねぇ」さんごは初めて遊園地に来た子供
のように興奮した声を上げた。
「こっちは何だろう、わあっ!見て見て広いお風呂!」
「やあ、僕ベッドなんて初めてですよ」しばらく2人ははしゃぎ続けた。
「では早速…」Rの声にさんごはドキッとして身構える。
「ご飯を炊かせていただきましょうか」ガクッとさんごはベッドに倒れ込んだ。
「あ、あたしおかず買ってないや」
「大丈夫、僕ふりかけ持ってきました」Rは懐からサッとのりたまを取り出した。
「こんなゴーカな部屋でふりかけご飯かぁ…」さんごは苦笑した。
ご飯を済ませ、お風呂から上がりガウンに着替えたさんごはベッドの身を硬くしていた。バスルーム
からはシャワーの音が聞こえる。Rが入っているのだ。
(あんなに広いお風呂だもん。本来なら2人で入るのよね…きっと)さんごは一人赤面した。水音が
止み、バスルームの戸が開く音がする。おずおずと振り向くと学生服の上からガウンをはおったRが
出てきた。
「…何よその格好」
「へ?これ着るんじゃないんですか?」
「もう…こっち来て」さんごは少しホッとしてRをベッドの上に誘った。Rがベッドの上に乗ると、
さんごは照明をもう一段暗くした。しんとした室内で見つめ合う2人。Rはさんごのガウンの帯を
解いた。はらりと布が分かれ、白い肌が現れる。
「なんかさ…初めて、するみたいじゃない?」さんごが囁くとRも
「何故でしょう…僕もそんな気がします」と答えた。
「さんご、今日なんか少し、いつもと違う。何だろう、顔、かな?」Rはよく見慣れたはずのさんご
の顔をじっと覗き込んだ。
「あ、あはっ、気付いた?あたし今日ちょっとお化粧してるの」さんごは照れくさそうに笑った。
「え?でもさっきお風呂入った…」
「Rくんがお風呂入ってる間に、またメイクしたの」中学生のような華奢な肢体。幼顔に薄化粧を乗せ
たさんごは、薄明かりの中で妖艶に映った。いつもとは違うその姿に手を出しかねているRの首に、さ
んごのほうから腕を回した。
「…んっ」薄く紅を引いた唇に初めて口付けるRは今までにない胸の高鳴りを感じていた。まとわりつ
いていたガウンを脱がせ、首筋に痕をつけながら優しく抱きしめる。さんごの肌は、こんなにも滑
らかだったろうか?ブラのホックを外し、幼い膨らみの先端をを悩ましげに口に含む。口の中で隆
起したそれを舌で弄ぶ。
「あっ…ん、んん…っ」さんごの鼻にかかった吐息のトーンが、いつもより高く聞こえる。堪らず、
ショーツに指をかけると、さんごの手がそれを制した。さんごはRの肩に掴まり身を起こす。
「…さんご?」上半身を起こしたさんごはRの両肩を押し、ゆっくりとベッドに沈めた。そ
のままガウンを脱がせ、詰襟を外した。
「な、何をするんですか…?」予想外のさんごの行動にRは戸惑っていたが
「しっ…静かに」さんごは囁くとRの上に覆い被さり静かに口付けた。
さんごは不器用な手つきでRの学生服のボタンを一つずつ外していった。学生服を脱がせるとワイシャ
ツのボタンも外した。現れたRの首筋をちゅっと吸って胸板に舌を這わせる。
「あぅ、あ、あの…さんご?」Rは今までにないさんごの行動に混乱した。しかしさんごの温かい舌が
身体を這い移動する度に、ぞくりとする快感を覚えていた。
「う、なんか僕…変です。あっ…」Rはさんごの舌の感触に酔いしれた。
カチャッという音でRは我に返った。さんごがRのベルトのバックルを外した音だった。
「え…?」さんごはそのままズボンのボタンとチャックを外した。
「さんご、あ、あの…何を?」Rは驚いて身体を起こそうとしたが、次の瞬間ビクッと背を反らせた。
今までに感じたことのない刺激を受けた。さんごの小さな舌が既に反り返っているRの剛直の先端
をチロッと舐めたのだ。
「あうっ!さ、さんご、ちょっと!」
「静かにして」さんごは筋をペロッと舐めてから、ゆっくりと口に含んだ。
「あっ…うぅっ…そ、そんな、口に入れるなんて…こ、これが名高い…」
「うるさい、黙って!」さんごは軽く歯を立てる。
「んんっ、あぁ」今までRはさんごに触れることが好きだった。楽しかった。さんごの白い肌、悩まし
い吐息、高い声などが好きだった。しかし今のこの状況は今までにないことだった。だからRは混乱した
が、止めて欲しいとは思わなかった。
下腹部からぴちゃぴちゃと水音が響く。さんごの不器用な舌が絡みつく。いつの間にかRはさんごの
頭を両手で掴み、押さえつけていた。さんごは首を上下に動かし、口を使って扱き始めた。
「ああっ!さんご、だめ…止まって!」さんごはようやく口を離した。つうっと唾液が糸を引く。
「イヤだった?こういうの」さんごは上目遣いにRを見上げた。
「…はぁ、はぁ、こ、壊れるかと思った」Rは汗を浮かべて息を荒くしていた。
「Rくん、こういうのキライ?」
「い、いや…なんていうか、こんなことさんごにさせて申し訳ない…」
「いいの」さんごはRの前髪を掻きあげて言った。
「1日早いけど、クリスマスプレゼント」
「さんご…」Rはさんごの頭を抱え、キスをした。
「今度は、僕の番ですよ」
Rはガバッと上体を起こすとさんごを押し倒した。
「Rく…」喋ろうとするさんごの口を唇で塞ぐ。小さな胸に噛り付くようにキスをして乳首を舌で転が
す。
「んあっ」さんごの身体がビクンと跳ねた。Rはさんごの両脚を抱き上げショーツを剥がす。
「やっ、見ないで!」
「おあいこですよ」うっすらとした茂みを指で分けると、中は卵の剥き身のようにつるりとしていた。
Rは躊躇いなく口をつけ、舌を差し入れた。
「やあぁっ!Rくん、やめてぇ」
「イヤですか…?」
「恥ずかしい」さんごは真っ赤になって顔を覆う。
「さんごだってしたじゃありませんか」Rはさんごの両膝を立てると再び口をつけ舌でかき回した。
くちゅくちゅという音が響き、さんごはRの唾液と自分の中から溢れ出る蜜とが溶け合う感触を
覚えた。
(口ってこんなに熱いんだ…)キスでは知らなかった口内の体温を局部で感じ、蜜は更に溢れた。
Rの舌は一旦離れてから今度は小さな肉芽を舐め上げた。
「あぁっ!」さんごは思わず悲鳴を上げた。
「さんごのここ、ぴくぴく動いてますよ」
「いや、そんな事言わないで」Rのざらりとした舌が何度も往復する。さんごの腰がベッドから離れて
少し浮き上がる。Rはその腰を手で支え舌を動かし続けた。
「やっ、イ…クかもっ」さんごが苦しそうにうめいた。Rは左手でさんごの右手を捕まえ、強く握った。
さんごがきつく握り返してきた。そのまま腰を上げ、ビクビクと痙攣して脱力した。Rはまだ口を離さ
ない。
「…あ…あ〜るくん…もういいよ、イッちゃった」Rはようやく顔を上げた。
「あっ、や、やだぁ」Rの顔はさんごから溢れた蜜で濡れていた。さんごは真っ赤になってティッシュで
Rの顔を拭いた。
「ご、ごめんねRくん」
「さんご、気持ち良かったですか?」
「…うん。ごめんね、一人でイッちゃって」さんごはシーツで顔を半分隠してそう言った。
「さんご、疲れました?」息の上がっているさんごをRは心配そうに覗き込む。
「ううん、へーき。ちょっとお水飲もうっと」さんごはガウンをはおり洗面所へ向かった。
「あ、僕も」さんごは水を入れたコップを2つベッドまで持ってきて、Rと2人で飲み干した。
「もう24日の午前1時ですね」Rはベッドサイドの液晶時計を見た。
「ね、まだ寝ない…でしょ?」さんごが悪戯っぽい瞳でRを見上げる。
「ん…」2人はそっと口付けた。
少し休憩をとった2人は再び、さんごを上にして重なり合った。さんごは今度は手で、半勃起状態の
それを握った。Rの口内に舌を差し入れながら軽く上下に扱いてみると、手の中で弾力を増し反り返っ
た。
「なんかさ、よく出来てるよね…」さんごは改めて呟いた。
「そりゃあもう…」Rは得意そうに頷いて胸にチュッと口付けた。
「あんっ」さんごが反射的に身体を反らせる。Rは下からさんごの割れ目に指を滑らせた。乳首を吸い
ながら指を優しく動かすと、ぬるりとした体液がRの指を濡らした。
「なんか…さんご、いつもより早く濡れてるよ…」
「んんっ、そんな事…」実際、さんごは普段よりも興奮を覚えていた。非日常的な空間で、自分のほう
が上位に立ってRを攻めていることが新鮮で楽しかった。
「ねぇ、もう入れさせて下さいよ」Rが甘えるように囁いた。
「うん、じゃあRくん上になって」
「このままで」Rはさんごの両手で腰を掴んだ。
「え?」
「このまま入れさせて下さい」
「や、やだよ、そんなの」
「だって下からのほうが、さんごがよく見える」
「だめだめっ!絶対ムリ」
「う〜ん…それでは」Rはさんごを抱きかかえるとそのままベッドの端に腰掛けた。
「きゃっ、何するの?」さんごは向かい合った姿勢でRに抱っこされる形になった。
「いいですか?動きますよ…」
「ええっ?…って、ちょっと…きゃっ!」Rはそのまま腰を動かし始めた。
「あっ…あっ…あん、あ〜るくんっ」さんごは下から突き上げられ声を上げた。2人が垂直になって
いるせいか、普段よりも密着感があった。さんごはRにしがみつかないと振り落とされかねないので、
Rの首にきつく腕を回した。同時にそのしなやかな両脚をRの腰に巻きつけていた。
「ああ…さんご…いつもよりも、きつい」Rはさんごの小さな胸の膨らみに顔を押し付けた。
「ダ、ダメだよぉ、こんなの。すごいよ、おかしくなっちゃう」さんごは突き上げられる度にビクビク
と痙攣した。Rは普段ならもっと優しく腰を使っていた。しかし、今夜は力強く攻め立てるような動き
だった。さんごは涙を滲ませた。
「…さんご、つらい?」Rはさんごを見上げて訊いた。
「だっ、大丈夫だけど…Rくん、激し過ぎッ…」さんごの中が一層熱く、締め付けてきた。Rの腰の動き
は一段と力強くなった。
「ああっ、僕、もうダメかもッ…さんご、ううっ」
「あ、あたしも…ッ」2人はきつく抱き合ったまま果て、しばらく肩で息をしていた。
RRRRRRRRRRRRRR……
まどろみの中、さんごは電話のベルを聞いた。続いて
「やあ、R・田中一郎くんだよ」という聞き慣れた声。ぼんやりと目を開ける。カーテンの隙間からは
既に朝陽が差し込んでいた。
「ここ…どこ…?」しばらくは脳が機能しない。
「は?チェックアウト?それは一体何の話ですか?」Rの声でハッと覚醒した。慌ててRから受話器を
ひったくる。
「ハイ…ハイ、あ、延長はしません。ハイわかりました」さんごは受話器を置いた。
「Rくん、もう朝10時だって。帰らなきゃ」手早く服を着て、ベッドの上を整えた。
部屋を出るとき、Rはちょっと残念そうに振り返る。
「また、来たいですねぇ」
「お金があったらね」
「じゃあ夏のボーナスまで待つんですか?」Rが情けない顔をしてぼやく。
「次は割カンでいいよ」さんごはRの背中を押して部屋から出た。
「さむ〜い。でもいい天気ねぇ」さんごは眩しそうに空を見上げた。
「ねぇRくん。お昼から光画部よね」
「へ?今日は日曜日じゃないですか。何かありましたっけ?」
「鳥坂さんのお誕生日会じゃない」
「やあ、そうでした。じゃあアパートに帰って新作カメラを取って来なくては。鳥坂さんを栄えある
被写体第一号にしませう」
「誕生日を命日にする気?」
「ぶっそうな事を言わないで下さいよ。今回こそ自信作なんですから」
「ハイハイ」さんごはRに腕を絡めた。
「ね、お正月も一緒にいようね?」さんごはRの肩に頭を押し付けた。
「もちろん。お父さんにも新年の報告ができますし」
「何それ?」
「とうとう僕もラブホテルに行…あうっ」さんごの拳が飛んだ。
二人の足元を風花が散っていた。
<<おわり>>
226 :
85:2006/12/14(木) 03:53:25 ID:3tzWWmo9
脱字とか凄いですね…すみません…。
お付き合い頂いた方、ありがとうございました。
しかし、なんて色気のないタイトルにしてしまったのか
禿しく自己嫌悪。
227 :
85:2006/12/14(木) 04:43:03 ID:3tzWWmo9
>>224 Rはさんごの両手で腰を掴んだ。⇒Rは両手でさんごの腰を掴んだ。
デス。すみません。
ぐっじょぶであ〜る
やっぱりR×さんごは良い
ありがとう ありがとう!
保守
久々に来てみたら、Rとさんごの人の新作ではないか!
ありがたやありがたや。一日早いクリスマスプレゼントだな。
積極的なさんご萌え。
今頃あ〜る君はさんごと池袋か…