KING of BANDITJING

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1名無しさん@ピンキー
探しても無かったんで一応作ってみました。
後は皆様ご自由に。(逃亡)
2名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 16:00:48 ID:vOsnd8e1
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が>>2ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!

.         ,:::-、       __     >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
    ,,r   〈:::::::::)    ィ::::::ヽ    >3 >>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
  〃   ,::::;r‐'´       ヽ::ノ     >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
  ,'::;'   /::/  __            >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
.  l:::l   l::::l /:::::)   ,:::::、  ji     >6 いまさら>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
  |::::ヽ j::::l、ゝ‐′  ゙:;;:ノ ,j:l     >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
  }:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;!     >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
.  {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/      >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
  ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/      >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
.   `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ       >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
        `ー-"
3名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 14:22:04 ID:plPBu7JY
プラカー?しかもきんの?
4名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 14:23:13 ID:plPBu7JY
ははははは、来た以上
>>2 を何とかせねば・・・・
5名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 14:24:29 ID:plPBu7JY
それにしてもこの漫画好きな方がいらっしゃったは!
嬉しいですなぁ!
お前がバーカ。
6名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 14:25:42 ID:plPBu7JY
誰がトロくさいじゃ!タコ?意味わかってんのか、タコ!
7名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 14:27:20 ID:plPBu7JY
ほう、俺はアンダーテイカーじゃ!
このまま何連勝行くのやら・・・・
ちなみにこの二人組んだら最強やろうな?
8名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 14:28:13 ID:plPBu7JY
知性?少なくともお前よりは数段知性は上やぞ?
9名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 14:29:01 ID:plPBu7JY
とりあえず俺はここの主じゃない。まぁわかるやろうけど・・・
10名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 14:29:59 ID:plPBu7JY
はぁ?こう見えても募金はしてるぞ!地道にな!馬鹿にするんじゃない!
11名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 14:32:00 ID:plPBu7JY
とりあえず、WWEを侮辱するな。悪いところもあるが俺は好きだ。


さて、一段落付いた。知ってる方、ここの主のためにも
知ってる方がいることを教えてあげよう!
12名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 20:03:00 ID:6nbx7qNq
懐かしいなぁ。ボンボンでやってた頃から読んでたよ、うん。
いや、ホントに懐かしい。
13名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 20:09:39 ID:plPBu7JY
>>12
ほほぉ、貴殿もですか?いやぁ人生で初めて感動した漫画がこれですよ!
ボンボンではもったいないくらいのいい漫画でしたよね?
14名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 22:18:37 ID:1pxl5jPy
面白いと思うけど、どういう組み合わせでエロパロだよ。
801ですらあるのかどうかわからん。ジンガールをひたすら犯り捨てとか?
15名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 22:26:38 ID:VA5V4SH4
やり捨てこそ男のロマン。ステラたん希望
16名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 22:33:28 ID:PhXK0ybo
カンパリ×ベネディクティンとかジェット27×アニゼットとかなら平和的に出来るんじゃね?

ヤり捨てならロゼかな
17名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 00:06:59 ID:ZzyU2MjG
シスターキルシュのお猫さんたちってどうよ?
ジンに会う前ならなんとかいけるんじゃね?
18名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 00:09:39 ID:ZzyU2MjG
ステアに再び会うシーンでいけませんか?これならラブ通るでしょ?
19名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 00:16:01 ID:bRKsnZ0s
当方、アニメ版しか知らんのだが、
ステアの全身タイツ? がひたすらエロくて、頭に焼き付いてるよ
悪役の三兄弟に輪姦されるステアとか・・・シチュ的に無理あるか
20名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 00:51:09 ID:ZzyU2MjG
>>19
いいねんけど、あのエロいステアたんをそんな風にしたくないなぁ・・・
21名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 00:57:33 ID:kTAUygih
ロゼがジンにキスした後、処女を盗まれる話とか、
ジンとキールが入れ替わって、キールがジンの姿で美女とやりたい放題する話とか思いついた。
けど、時間と力量が無いので書く予定はないw

来月からKidsStationでまた放送するらしいから、ちょっとは知名度も上がるかも。
22名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 00:59:32 ID:kTAUygih
ジン自体にあんまりエロいイメージがないから想像が沸かないんだよね……。
つか、女に興味なさそう。
23名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 01:13:31 ID:07LFL0BX
ジンは、ドキドキワクワク>>女、な感じだよなあ。
いっそジンガールがジンを恥じらいながら押し倒すとか、キール人間化とか。
21の入れ替わりは面白いので、自分も見てみたい。
24名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 01:23:41 ID:fQsG1bk8
仮面舞踏会、もとい仮面武闘会編の最後の方でキスのこと気にしてキールから目をそらしてたから興味は無いってことは無いと思う。
でもイザラの裸見ても無反応だったしな・・・分からん
25名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 01:37:51 ID:ZzyU2MjG
これはもう痴女プレイに持っていくしかないですなぁ・・・・
ステアとロゼはラブで行きたい!
26名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 20:57:12 ID:xBenOEz8
王ドロボウは己の欲望さえコントロールできるすげぇ人間だからな。


しかし裏を返せばどこまでも貪欲になれるということではないか?
27名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 21:30:13 ID:eekN+to9
まぁ、とりあえずリレーでもしません?
神様方がいらっしゃるご様子もありませんし。
28名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 02:14:43 ID:n7px5uMw
OK!!!
で、どんなリレーよ?
29名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 19:37:56 ID:O2je/5lz
どう?
30名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 23:18:17 ID:CuzmFf8z
じゃあ私の次に書き込んだ方がシチュエーションを決めるということで(笑)
31名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 23:44:20 ID:KBkd7H5j
じゃあ、キール擬人化で。
32名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 23:48:39 ID:ptVyU5IG
一度書いたヒロインは二度と出さないらしいが裏ではロゼ辺りには時々会いに行ってそうだからジン×ロゼキボン

…連載当初はロゼはあのまま付いて行くと思ったから…
33名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 15:56:19 ID:5Lzd5054
マジな話、ジンのエロシチュエーションが見たいね。
あのジンが?みたいなね。
相手役ははやはりステアたんで!!!!!
あの娘ほっすぃーーーー
34名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 20:17:17 ID:M8/MkmOf
ジン×かあちゃん見たい。
35名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 20:56:26 ID:5Lzd5054
かあちゃん・・・・・・
・・・・・・・それは・・・・・・ちょっと・・・・・・・・
36名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 23:26:29 ID:K8sc6oFz
今気付いたんですけど、ステアってジンより年上かも・・・
37名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 00:12:01 ID:oza3DEjk
>>36
一つか二つ年上の筈だよ確か。
お城に使えてるじい様が「弟君が生きてたらあのぐらい(ジンと同じ)」って言ってるし。
ま、双子だったのだとしたら話は別だが
38名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 00:35:36 ID:aSHzKe5b
>>37
読み返してみたんですけど、じいの発言を全て正確なものだとするとジンって11歳ですね・・・・・
39名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 01:03:13 ID:sd/XBZt4
王ドロボウの一巻(十一歳くらい)
最新刊(十九歳)
ってかんじ。
大人になったなぁ…ジンも、俺も。
40名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 15:50:32 ID:RCIsearV
時系列があるからね。ジンはかなり成長してる。
エルスールで17〜19くらいってのが確定したしな
41名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 00:06:43 ID:MXyyZ6x3
精神年齢は微妙ですね。
幼く見えたり老けて見えたり(笑)
まぁ、一番の謎は性欲の有無に関してですが。
42名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 00:10:59 ID:sQLMmIYD
どこかで処理しまくっている…というのは?
43名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 02:13:22 ID:kqnDn19p
ジンの父親って誰だ?ポスティーノ?
44名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 04:02:58 ID:lwr2X+x0
>>43
それは無い。
しかも誰かはまだ発表されてない。
45名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 20:13:40 ID:mnQoLt0U
単行本しか持ってないけど、母親は結局どうなってるんだっけ?
46名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 01:25:02 ID:Xp7nZ0zw
ジンは欲望さえ手足の様に操れるのだから処理さえ必要ないのだろう
47名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 02:36:27 ID:L6sBkJG7
ジンはそうかもしれんがジンガールはどうかな?
48名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 04:26:45 ID:h6B9zNQD
>>45
漫画よく読め。
死んでるんだよ。
49名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 11:22:04 ID:B3ZD2WRq
死んでるのはわかってるんだが、アニメでジンの持ってる水晶とか、ときどきわけわからんのだ。
50名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 20:08:01 ID:Qsml04bl
ジンは出生自体ゴルゴ並に謎が多い(幼少時のキールとの出会いはあったけど)

多分語られる事はないだろう
51名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 21:11:34 ID:L6sBkJG7
・ドロボウの都
・ブルーハワイの幽霊船
・時の都アドニス
・爆弾生物ポルヴァーラ
・不死の街リヴァイヴァ
・第七監獄セブンスヘブン
・アマルコルド
・ザザの仮面舞踏会
・JING on AIR
・色彩都市ポンピエ
・神脳都市のラスティネイル
・蒸発王と千年シチュウ
・赤い風車と恋愛税
・陽気な未亡人
・黒天鷲絨
52名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 23:02:55 ID:DaLJBX4w
あげ
53ステア一人語り:2006/02/07(火) 03:05:14 ID:Sq4dRzWU
アニメでしか知らないのですが、
勢いで投下してみます。

暗め&短いです。



ー今夜も一人ベッドに入り、
足先まで冷えた体を温めるように
ぎゅっと丸くなる。

私の中に鮮やかな印象を残した人のことを
考えない夜はない。
彼に会いたいと願い続けて私は18歳になった。
彼ももう大人になっていることだろう。

ーもう一度会いたい。
あの時のではなく、今の彼に、だ…


剣を持つこともなく
ドレスを着こなすようになった私を
彼はどんな目で見つめるかしら?
研ぎすまされたような
熱いようなあの目を思い出すだけで
身体が熱を帯びる。
私もあの頃の私ではないのだと
内側から思い知らされる。
年月を重ねてなお、心も身体も彼に奪われていることに
変わりはなくて
その事実は私を少しだけ戸惑わせる。

その苦しさから解放されるために
覚えたひそやかな遊びー



寝着に包まれた自身の胸のふくらみに
そっと手を伸ばしやんわりと揉む。
薄い生地一枚の距離がもどかしくて
それでいて焦らすように
ゆっくりとボタンを外す。
固く尖った先端はとても敏感になっていて
指先で触れるとひんやりした感触に
小さく声が出た。

そのまま指先で挟むようにこすりあげると
先程とは違った種類の声が出て、
顔が紅潮すると同時に気持ちが高ぶる。
54ステア一人語り:2006/02/07(火) 03:07:33 ID:Sq4dRzWU
そっと下の方に手を伸ばし、
下着の上から指でなぞってみる。

くちゅりと音がしてぬめりを感じる。

彼はどんなまなざしで私を見て
どんな声で私の名を囁き
どんな方法で私に吐息をつかせるのだろうー

想像して益々指先に熱がこもったようで
動きが早くなる。
「…ぁっ…んっ…」
声が抑えられない。
部屋の中には
くちゅくちゅといやらしい音が響いて
余計に私を興奮させる。
「ん…っ…ぁあっ……ああっ」


とろりとした蜜が溢れ出る花びらに
そっと指先を沈めると
甘い痺れが身体を満たした。

視界がぼやけ、上気した肌が湿り気を帯びる。
唇から漏れるのは吐息まじりの悲鳴。

こんなにも彼を思って
淫らになっている私に
目を閉じて見る夢でさえ会いに来ない。

心を奪われている悔しさと
顔を忘れてしまいそうな苦しさと
それでも忘れられない切なさで
いっぱいになる。

なんの慰めにもならないとわかっていて
夜毎繰り返される出来事。
求めるものはそこにないのに
私から零れる甘やかな雫は
私自身を飲み込んでしまいそうな
大きな流れとなる。


その大きな一瞬に向かって全てを解き放ったー
55ステア一人語り:2006/02/07(火) 03:09:54 ID:Sq4dRzWU

ーコンコン
「お呼びでございますか?」
「…いつものをお願い。」

数分後、ガチャガチャと音を立てながら
アンゴスチュランが持ってきたのは
よく冷やされたグラスと
ガラスのボトルが2本。

グラスにとろりとした液体が満たされ、
官能的な艶を匂わせた。
ボトルを眺めながらグラスに唇をつける。
冷たい感触が心地良い。

「…あの、お嬢様?」
呼びかけられて顔をあげると
真剣な瞳にぶつかった。

「なぜいつもこちらのお酒だけを
召し上がるのでしょうか?
ヴァームースの方には
お手をつけられてないようですが…」

「……ストレートで飲めるほど、
私強くないの。
でも…他のものは混ぜたくないのよ…」


「……失礼いたします。」


扉が閉まる前に小さなため息が聞こえたのは
気のせいかしら?



いつまでも続けられる
遊びじゃないことはわかっている。

でも、もう少しの間だけ手放さずにいたい。

お願い…

誰に祈るわけでもないのに
ずいぶんと切実に願った
自分がおかしくて
口元が微かにほころぶ。

この想いは私のもの
振り回されるのはごめんだ。

まるで制するかのように
笑みさえ浮かべて
グラスを一息に飲み干した。
56名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 19:20:09 ID:6i9AgGSD
>>53-55
GJ!
アンゴスチュランじゃなくてアンゴスチュラだけど。
ジンは何年もステアを放りっぱなしなのか…罪な男だなあ。
57名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 22:35:06 ID:bazy16gh
AGE
58名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 22:47:44 ID:bazy16gh
どうも、スレ主です。
53様、戦陣を切っていただき、有り難うございます。

さて、今更なのですが、ジン×ステア、書いてもよろしいでしょうか?
やめてほしいという方がいらっしゃれば止めますので、一応、聞いておきます。
59名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 22:54:37 ID:8ZaAyRVb
カマァァァン
60名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 22:02:15 ID:T0h06ahj
>>53-55
GJ!
>>58
書いて書いて
61名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 02:10:13 ID:OegZePVN
53です。
拙い文章を読んでいただきましてありがとうございます。
>>56
ご指摘ありがとうございます。
酒飲みとしても失格だ…orz

スレ主様のSS期待してます。
62名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 18:27:05 ID:AWkY3uhy
AGE
63名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 18:35:23 ID:22rTwzSK
個人的に陵辱系より甘い系がいいな。
ジンがジンガールをリードするみたいな。
ジンて何か経験豊富そうだし・・・。
64名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 20:28:13 ID:VuT/xWVP
そう言われりゃそんな気もするが
童貞といわれても全く違和感がねぇ
65名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 20:51:27 ID:s3o5A/MU
白JING…女の子に興味ない。童貞。
黒JING…ヤリステー。鬼畜。

この二本立てで、いいんじゃない?
別にどっちかに決める必要はないから、それ以外でも良いし。
彼の場合『最もセクシャルな行為は肉体ではなく精神の窃盗』
とでも思ってそうだが。
66ジン×ステア  プロローグ:2006/02/11(土) 23:36:56 ID:AWkY3uhy


・・・今年の仮面舞踏会も終わってしまった・・・

今年も私を誘う男は何人もいたが、私は断り続けた。

私は、何時まで彼らからの誘いを断り続けるのだろうか。

きっと私は何時までも断り続けるのだろう。

何故私は彼らの誘いを断り続けているのだろうか、と、自問する。

答えは簡単に出た。

踊るのは彼とだけと決めている・・・そう、あの日から・・・・・。
67ジン×ステア:2006/02/12(日) 01:03:57 ID:HsZ6if7q


・・・あの日・・・私は・・・背後からハンマーをまともにくらい、気を失い、母の部屋のベッドで横になっていた。

私が目を覚まし、辺りを見回すと、アンゴスチュラが何故か私の居る部屋に入ろうとしていた。

しかも、窓から。

私は、やはり驚いたのだろう、近くにあった本だの花瓶だのを彼に投げつけた。

しかし何故か、彼は謝りもせず、それどころか部屋から出てもいかず、私の目の前に来た。

次の瞬間、彼はマスクを外した。

・・・・・彼だった・・・・・。

そこにある顔はアンゴスチュラの顔ではなく、彼の顔だった。

そして彼は、私を黙らせるかのようにキスをした。

そして彼は、私から唇を離し、去ろうとした。

しかし、私は、何故か、思いがけないことを口走ってしまった。

「・・・ま・・・まってっ・・・・」

彼も驚いたらしく、足を止めた。

「・・・何時か・・・この武闘会が舞踏会にもどったとき・・・私と・・・踊っていただけませんか?」

彼は、幸か不幸か私に背を向けてはいたが立ち止まったまま聞いていてくれたようだ。

しかし、次の瞬間、彼は私の視界から消えた。


68ジン×ステア:2006/02/12(日) 01:05:18 ID:HsZ6if7q


そして、私が辺りを見回そうとする前に、彼は私の耳元で囁いた。

「ベッドの中でよければ今すぐにでも」

私は急いで振り返った。

そして、そこにあったのは・・・彼の顔と・・・2回目のキス・・・。

一回目もそうだったが、ほとんど無理矢理といっていいような、二回目のキス。

しかし、私はそれを、ごく自然に、受け止めた。

彼の舌が、私の口の中に入ってきた。

奇妙な感覚だ。

しかしイヤな感じはしない、というか、どちらかと言えば、気持ち良い。

そして私は、自然に、彼の舌に自分の舌を絡めていった。

彼と私の唾液が音を立てて混じり合う。

やがて、彼は唇を離し、おもむろに口を開いた。

「・・・先程のお誘いの御返事は・・・?」

私は内心、少し驚いた、この人はここまでしておいてまだそんなことを聞くのか、と・・・。

「・・・・・はい・・・・・」

・・・そういうと・・・彼は少し、微笑んだ・・・


69ジン×ステア:2006/02/12(日) 01:31:03 ID:97M/nwjV


そこから先は・・・あまり覚えていない。

覚えているのは・・・痛みと・・・快楽と・・・そして、彼が最後に言った一言・・・。

「また何時かマスカレードで」

・・・その言葉を信じて、私は、待ち続ける、何時までも、何時までも、彼の言葉を信じて。



             続く(あくまでも可能性)
70スレ主:2006/02/12(日) 01:32:33 ID:97M/nwjV

先に謝らせて頂きます。
申し訳御座いませんでした。
性行描写が無くなってしまったことについては完全な私の不注意です。
何時か、何時か必ず続編か何かの形をとりまして性行描写も書きますので、お許しください(土下座)
71名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 09:16:35 ID:IuG8Q/8e
>>70
GJ!!
72名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 14:58:49 ID:JCcYUjFo
この漫画、結構好きなんだが、あまりにも知名度が低いので残念・・・。
ジャンプ、マガジン、サンデー等の週刊誌や月刊誌に連載してほしかったものだ。
それだったら、結構知られていただろうに。
ってか、続編の「KING OF BANDIT JING」、発売するの遅すぎ!1年に1巻のペース・・・。
73名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 17:56:24 ID:IuG8Q/8e
作者が結構休むからな〜。
てか、もうKING OF BANDIT JINGって終わったの?
最新刊の終わり方が最終回っぽい終わり方だったし・・・。
74名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 07:30:25 ID:QgpiOY7t
終わってはいないけど、新連載(ジンじゃない話)が始まるらしいよ。
携帯なんでソース出せないけど、漫画板の熊倉スレに情報載ってたハズ
75名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 20:37:08 ID:hglEEK/m
常時あげ
76名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 23:28:50 ID:MWVP8BMq
>>74
それって、KING OF BANDIT JINGと同じく、マガジンZで連載予定?
77名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 23:41:35 ID:MWVP8BMq
っと!
>>76
はなかったことにしてくれ。普段、マガジンZ読んでないから変な質問しちまった・・・。
78名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 00:39:17 ID:X+06sBV8
常時あげ
79名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 23:27:38 ID:XvMFD4Ed
常時あげ
80名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 23:11:56 ID:teZdyDEi
常時あげ
81名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 19:55:22 ID:R/jc6s80
俺もあげ!
82名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 23:56:12 ID:srU1WW5V
53です。
ジン×ロゼ書いてみたので投下します。
83What was stolen?:2006/02/27(月) 00:01:54 ID:srU1WW5V
「…んっ……ふっ………んんっ……」

何?どうなってるの?アタシはいま自分がどんな状態か理解出来ていなかった。
幽霊船の話で持ちきりだったアタシの住む街を
救ってくれたアイツに惚れてキスを仕掛けたのはアタシ。
でもいまアタシがされているのは…絡みつくような深いキス…
その現実を理解するのに落ち着いて考えたいけどもう…だめ…考えらんない…

「……ふっ…ん…………んっ…っっ」

突然離れた唇
ぶつかったのはまっすぐすぎる瞳
漏れた吐息が恥ずかしくて目をそらした。

「仕掛けたのはアンタの方だぜ?」

ちょっとからかうようなアイツの声、自分の気持ちを見透かされ、何だか打ち負かされたような気分になってアタシは俯いたままだった。
不意に伸ばされたアイツの手がアタシの頬に触れた瞬間

「…普段、抑制してるものを解放したらどうなると思う?」

どういう意味か考える間もなく今度は耳元で

「アンタには責任取ってもらうぜ…」

囁く声が響き、首筋に熱い感触と全身に甘い痺れが広がった。



なすすべも無く気がつけば宿屋のベッドの上だったーなんて言うのは嘘で
アタシは自分の意志でついて来て、いまアイツの首に両腕を絡めている。


首筋から鎖骨、胸にかけて舌先が這わされていく。
肝心なところに触れてくれないもどかしさと欲望で鼓動が激しい。
ダメ、聞こえちゃうと自分を宥めようとしてもムダだった。
84What was stolen?:2006/02/27(月) 00:04:52 ID:BiMl/5LO
首筋を這っていた唇がふっと離れ

「すごいドキドキしてる」

耳元で囁いたかと思うと
その唇が胸の先端を捉えた。

「あああっ…」

やっと触れてもらえた嬉しさと舌先で転がされている感触に声が漏れる。
唇と舌先での愛撫を続けながらもう片方の手はわき腹をなぞり、
太腿の方へと滑り落ちていく。

指先が内腿を引っ掻くのを合図にしたかのように
唇がどんどん下に降りていく。

なんて器用に動くの…


すでにそこは十分過ぎるくらいに潤っていて、
ひくひくと何かを待っているようだった。
次の瞬間赤く潤みきった芽に甘い痺れが走る。

「…ひゃぁっん…いやっ…ん……ぁん………んっ……ぁぁあ」

きっと今すごくイヤラシい顔してる…と思ったら、眼があった。
目を逸らさずに蜜にまみれた自分の指先を口に含み、ゆっくりと舐めとっている。
その舌を這わせている顔がぞくぞくするほど官能的で、また蜜が溢れ出す。
恥ずかしさのあまり、膝を閉じると無言のまま大きくぐいっと開かされた。

くっぱりと大きく口を開け、だらしがないほど蜜を溢れ出させているそこを
じっと見つめ挑発的な視線を投げかける。
その状況にたまらず身体が震えだす。

かわいい、と呟いたような気がして即座に否定した。
絶対そんなこと言うタイプじゃないと思うから。
本当は何を言ったか聞き返したかったけれど残念ながら次の言葉は聞けなかった。

「あっ‥あああっやっ…っく…やんっ…だめぇ…ああん…あああっ……ああああっ」

ざらりと熱く柔らかい舌がアタシのナカを蠢いている。
お腹のあたりに感じる意外と軟らかい髪…恥ずかしくて気持ちよくて涙が滲んでくる。

「だめっ…あっ……ぃゃあ…ぁぁっ…ぁんっ……だめぇ…」
「…やめて欲しいの?」


笑みを含んだ声―意地悪な事を言う人だと思った。
世間的にはまだ少年と呼ばれるであろう年頃なのに、
アタシを抱いているのは憎たらしいほど冷静で余裕があって驚くほどの情熱を持っている一人の男の人だった。

「………や……やめ…ないで……」

「了解、お姫様」

もう、どこまでアタシをからかえば気が済むの?ふざけないで真剣に向き合って。
こんなに淫らになっている時だからこそムードを求めるのはアタシも女だから…
85What was stolen?:2006/02/27(月) 00:08:49 ID:BiMl/5LO
思考を中断させるかのようにどんどん攻めてくる、
これ以上されたらおかしくなりそう。
―くぷっ……濡れそぼった花に指がゆっくりと侵入してくる、慎重に進んでほぐすように蠢く。

ぴちゃ……くちゅ…くちゃ…部屋に響く淫らな音にアタシが溶かされていく―

「…痛くない?」

いたわるような優しい声に安心して首を振る。

「…………いい?」
今度はコクリと頷いた。

ゆっくり彼がナカに入ってくる。
一秒でも早く満たされたい気持ちと今まで経験したことのない痛みとで頭がおかしくなりそう。
気遣わしげな彼のまなざしを受け止め、大丈夫だからやめないでとお願いする。
―意を決したように彼はアタシの願いを聞き入れた。

しばらく動かないでくれているけど、やっぱり痛い、でもそれは望んで手に入れた甘過ぎる痛みだった。

「…動いても大丈夫だよ?」

自分の声じゃないみたいなか細く震えた声に少し驚いた。
その声を聞いて唇に軽いキスを落とすと、彼はゆっくりと動き始めアタシにその存在を主張する。
最初にあった余裕が消え、いま彼の顔に浮かんでいるのは何かに耐えているような表情だった。
時々漏れる吐息がアタシの肌を淡いピンクに染め上げていく

「ぁっ…あああっ……はぁっ」

「…くっ……」

重なる2人の息づかい、自分の内側を擦りあげられる感覚、
どんな時でも冷静だった彼が見せる初めての表情、視界がぼやけ、意識が飛びそうになる。

「あんっああぁ…はあっ…ねぇっ……んっ…お…かしっ…ふっ…いょ…」

「…っはぁ…何…が…」

「だめぇ…ヘンな…感じっなの…あああっ…おかしく…んっなっ…ちゃうぅ……」

「…おかしくなっちゃえよ」

耳元に流れこんだ一瞬の熱い感触。
切なげな表情にいつもの余裕の笑みを浮かべて彼はさっきよりも激しく動き出した。

「ああぁっあん…っはぁだめぇ…ぁあああ…ぃっ…いいっ気持ちいいよぉっ…」
「イけよ…っ…っく…オレも…もうっ…」

「あああっいいっ気持ちいいっ………っ…ジン…………!!」

「……………ゼ……っ……ロゼ…」


最後に小さくアタシの名前を呼んだ気がした…
86What was stolen?:2006/02/27(月) 00:12:33 ID:BiMl/5LO
目が覚めると眩しい光で部屋は満たされていた。
時計に目をやるともうお昼近く―何時間寝ていたのよ。
気だるい疲れが身体中に纏わりついているが、熟睡したせいか精神的にはすっきりしている。
部屋にアタシ以外の存在を感じない―やっぱりね居るわけないよね
―小さく呟いたら涙が零れた。

この街に留まるような人じゃないからアタシは好きになった
アタシを連れて行くような人じゃないからアタシは好きになった。


いくら自分に言い聞かせても涙が止まる気配はない。
一緒に過ごした時間がうれしくて、
これからの時間を共に過ごせないことが苦しくて涙が溢れた…



20分ほど泣き続けたところで…気づいてしまった。
アタシは警官でアイツはドロボウ―捕まえればいいのよ!
でもそれはいまじゃない、もっと大人になって会った瞬間アイツが惚れるくらいの女性になってからじゃなくちゃ。
「絶対取り返す」小さいけれど確かな決意はそれだけでアタシを元気にしてくれた。

身支度を調えようと服に手を伸ばしたら…
―トサッ
何か落ちた?
拾いあげてみるとコイン、共に過ごした時間の証。
泣きたくなかったのにまた勝手に涙が出てきて、悔しいから笑った。


アイツが残していったコインが確かな重みを持って掌に存在する。
「コイン1枚で騙されてやらないんだから覚悟しなさい!」
呟くと鈍く光ったような気がした―
87名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 01:35:04 ID:Jp389MPm
GJ!

このスレはまだ死んじゃいねぇっ!
88名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 09:09:17 ID:8Z9phfTt
超gjあげ
89名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 21:19:51 ID:BQwJckU1
まさかJINGスレが立ってるとは…いちばん難しいのはセリフ回しかもしれんね

>>83-86 GJ!
90名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 21:32:28 ID:qBsn380v
GJ! やっぱりロゼには待ち続けるよりも追っ掛けて欲しいね
91名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 00:39:40 ID:GQpDdLy3
ゴッジョブ!!
9253:2006/03/04(土) 00:18:04 ID:w1AaIPt7
お読みくださりありがとうございます。
もっとエロいものが書きたいと思うのですがなかなか…


次はジン×イザラを書いてみたいと思うのですが
需要はありますでしょうか?
93名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 23:43:21 ID:QI20VmAR
>>53
超GJ。やっぱロゼは待つ女じゃないモンね。
ジンイザの需要は超ありまそ。書いてぽ。
94名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 23:27:40 ID:bGVXJsJz
これって昔ボンボンでやってたんだっけ?
95名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 23:52:37 ID:ySu+qVCR
53です。
ジン×イザラ調子こいて投下します。
お目汚しスマソ
96Chocolate:2006/03/09(木) 23:58:38 ID:ySu+qVCR
古いけどよく磨き込まれたテーブル
グラスの中にはとびきり強いお酒
掠れた声の女性ヴォーカルが歌う
少し疲れたようなジャズが心地良く響いている。

大切な人の後ろ姿を刻みつけながら飲むのはほろ苦さが伴うものだ。

初めて私を揺さぶった男―男というよりはまだ幼さの残る少年というべきだろう
父を殺されたあの日から私にとって男は憎むか利用するかのどちらかだった。


恋なんてしたことなかった

恋なんてするものじゃないと思ってた

でも気づいた時にはすでに遅く、私は恋に落ちていた。



宿を取り新しく家族となったポルヴォーラを休ませ、一息いれたのはついさっき。
不自然に揺れる窓ガラスに警戒し銃口を向けた時、
音もなく窓が開かれするりと滑り込んで来たのは鮮やかな黄色の色彩だった。


嬉しいよりも訝しむ気持ちが強く、つい口調がキツくなる。
「……何をしてるの?」

「忘れ物」

「何?」

「…幾つもの涙の国を通り抜けた女の涙を盗みにね」

「え…?」

それだけ言うと彼は私の頬に唇を寄せ、目尻に溜まった涙を舐めとった。



息が止まるかと思った

こんなに優しくキスをされたのは初めてだったから
97Chocolate:2006/03/10(金) 00:09:31 ID:88F/M047
「…はぁっ…………ぁ……ああっ」

余裕なフリをしてるけど、本当は私も必死なの
心まで欲情するなんてこと今までなかったから

その必死さを押し隠して殊更淫らに振るまう。

「…んっ…もっと…もっと……」

「…もっと?…」

「もっと…いっぱい…めちゃくちゃにシて…」

頷くかわりに笑んだ彼の表情が私の身体をとろとろにした。
身体を入れ替え私を後ろから抱きしめると耳に熱い息を吹き込む。

片方の手は腰がぴったりと密着するように抱き寄せ、空いた手で私の胸を蹂躙する。
膨らみを柔らかく揉みし抱かれ、
人差し指と中指に挟まれた先端が痛いくらいに反応する。
ぴんと吃立したそこを擦りあげられ、淫らな私はさらに感じてしまう。

「腰が動いてるけど?…」

少し意地悪な彼の声が気持ちいい
腰を抱き寄せていた手がゆっくりと下に伸ばされ、濡れそぼったそこに軽く触れた。

「…まだ何もしてないのに」

私の目の前の指がぬめりを帯びて光っている。
喘ぎ声が漏れる唇にそっと優しく押し込まれた。

「…んっ…んむっ」
自分の味がする彼の指にちゅっちゅっと音を立つようにキスをし、
爪の間に舌を這わせ、ゆっくりと舐る。
耳元に感じる呼吸が荒くなる。
私の行為に興奮しているのかと思うとうれしかった。
唇から抜き取られた指が身体をなぞり、
さらに蜜が溢れ出した脚の間に入っていく。

「あんっ…あっ…はぁっ」

彼の指を飲み込むようにナカが蠢き、
くちくちいう水音がさらに興奮を高め、淫らな感情に火をつける。

「…私にもさせて…」

返事を聞く前にくるりと振り向き、柔らかく彼を押し倒した。
苦笑まじりの呟きが聞こえた気がしたが、
それを無視してゆっくりと唇を彼の身体に落としていく。

まだ発達途中だけれど少年の割にはしっかりとした胸板から熱い鼓動が感じられ、
細い中にも筋肉がついた二の腕が男らしさを感じさせた。
この胸が腕が逞しくなった時、
そこに抱かれているのは自分じゃないことを思うと少しだけ胸が痛む。
でもいまは目の前にある快楽を楽しみたい―

わざと焦らすようにそこを避けて唇を落としていく。
おへその下と内ももには丹念にじっとりと舌を這わせ、
一番触れて欲しいであろう部分には全く触れない。
98名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 00:14:44 ID:88F/M047
53です。
すいません、エラーが出てしまって
文章が抜け落ちてしまっている部分があるので
最初から投下し直します。

板を汚してしまい、スレ主様、皆様、本当に申し訳ありません。
99Chocolate:2006/03/10(金) 00:41:58 ID:88F/M047
古いけどよく磨き込まれたテーブル
グラスの中にはとびきり強いお酒
掠れた声の女性ヴォーカルが歌う
少し疲れたようなジャズが心地良く響いている。
大切な人の後ろ姿を刻みつけながら飲むのはほろ苦さが伴うものだ。
初めて私を揺さぶった男―男というよりはまだ幼さの残る少年というべきだろう
父を殺されたあの日から私にとって男は憎むか利用するかのどちらかだった。


恋なんてしたことなかった

恋なんてするものじゃないと思ってた

でも気づいた時にはすでに遅く、私は恋に落ちていた。



宿を取り新しく家族となったポルヴォーラを休ませ、一息いれたのはついさっき。
不自然に揺れる窓ガラスに警戒し銃口を向けた時、
音もなく窓が開かれするりと滑り込んで来たのは鮮やかな黄色の色彩だった。


嬉しいよりも訝しむ気持ちが強く、つい口調がキツくなる。
「……何をしてるの?」

「忘れ物」

「何?」

「…幾つもの涙の国を通り抜けた女の涙を盗みにね」

「え…?」

それだけ言うと彼は私の頬に唇を寄せ、目尻に溜まった涙を舐めとった。



息が止まるかと思った

こんなに優しくキスをされたのは初めてだったから
100Chocolate:2006/03/10(金) 00:43:58 ID:88F/M047
「……生意気ね」

心の震えを隠すように答えると

「…オレが男だってのはアンタもよく知ってると思うけど?」

片方の眉を上げてシニカルな物言い
悔しいけどその通りだわ
認めるかわりに唇にキスをした。


唇をはさみあうようなバタフライキスが
深く絡み合うキスに変わるのに時間はいらなかった。
歯列をなぞり唇を舐め舌を深く吸い合う

―まだ足りない

官能の波を捕まえるにはまだだった。


「…んっ……ジン…舌…っ出して…」

行儀よく出された舌に自分自身の舌を絡め、彼の耳を両手で塞ぐ


―ぴちゃ…ぴちゃ……淫らに絡み合う舌と頭の中に響く音が
より一層興奮を駆り立てていく

「……これが大人のキス」

そっと呟き彼を見ると、瞳の奥底に欲望が揺らめいていた。

離れた唇が一瞬にしてまた溶け合う。
喉の渇きを癒すかのように舌を絡め、
それはお互いの服を脱がせる間も変わりなく、
まるでキスをしなければ呼吸が出来ないかのように貪りあった。


「…んっ………ふっ……んっ…」

柔らかく吸いつくような愛撫にまつげが震える。
すんなりとした指先が私の胸の膨らみにたどり着いた時、堪えきれず声が漏れた。
101Chocolate:2006/03/10(金) 00:45:27 ID:88F/M047
「…はぁっ…………ぁ……ああっ」

余裕なフリをしてるけど、本当は私も必死なの
心まで欲情するなんてこと今までなかったから

その必死さを押し隠して殊更淫らに振るまう。

「…んっ…もっと…もっと……」

「…もっと?…」

「もっと…いっぱい…めちゃくちゃにシて…」

頷くかわりに笑んだ彼の表情が私の身体をとろとろにした。
身体を入れ替え私を後ろから抱きしめると耳に熱い息を吹き込む。

片方の手は腰がぴったりと密着するように抱き寄せ、
空いた手で私の胸を蹂躙する。
膨らみを柔らかく揉みし抱かれ、
人差し指と中指に挟まれた先端が痛いくらいに反応する。
ぴんと吃立したそこを擦りあげられ、淫らな私はさらに感じてしまう。

「腰が動いてるけど?…」

少し意地悪な彼の声が気持ちいい
腰を抱き寄せていた手がゆっくりと下に伸ばされ、濡れそぼったそこに軽く触れた。

「…まだ何もしてないのに」

私の目の前の指がぬめりを帯びて光っている。
喘ぎ声が漏れる唇にそっと優しく押し込まれた。

「…んっ…んむっ」
自分の味がする彼の指にちゅっちゅっと音を立つようにキスをし、
爪の間に舌を這わせ、ゆっくりと舐る。

耳元に感じる呼吸が少し荒くなる。
102Chocolate:2006/03/10(金) 00:46:23 ID:88F/M047
私の行為に興奮しているのかと思うとうれしかった。
唇から抜き取られた指が身体をなぞり、
さらに蜜が溢れ出した脚の間に入っていく。

「あんっ…あっ…はぁっ」

彼の指を飲み込むようにナカが蠢き、
くちくちいう水音がさらに興奮を高め、淫らな感情に火をつける。

「…私にもさせて…」

返事を聞く前にくるりと振り向き、柔らかく彼を押し倒した。

苦笑まじりの呟きが聞こえた気がしたが、
それを無視してゆっくりと唇を彼の身体に落としていく。

まだ発達途中だけれど少年の割にはしっかりとした胸板から熱い鼓動が感じられ、
細い中にも筋肉がついた二の腕が男らしさを感じさせた。

この胸が腕が逞しくなった時、
そこに抱かれているのは自分じゃないことを思うと少しだけ胸が痛む。

でもいまは目の前にある快楽を楽しみたい―


わざと焦らすようにそこを避けて唇を落としていく。
おへその下と内ももには丹念にじっとりと舌を這わせ、
一番触れて欲しいであろう部分には全く触れない。

103Chocolate:2006/03/10(金) 00:49:38 ID:88F/M047
「くっ…………っ…」

必死で堪えている彼の表情がたまらなく愛しい。
眉根を寄せじっと唇を噛み締めているのをみると
私のナカからまた甘い蜜がとろりと流れ出す。

彼を焦らすつもりが自分の欲望に押し流されて
硬く吃立したそれに手を伸ばし
先端から流れ出るものを全体にまぶすようにゆっくりとこね回す。

漏れ出る吐息が私の興奮をさらに駆り立ていく。

幹につっと舌を這わせ、ひっかかりの部分をちろちろと舐め上げる。

先程までの笑みはすでになく、
そこにあるのは痛みに耐えるかのような苦しげな表情だった。

「…いい顔ね」

「…………っ………っぁ…」

途切れ途切れの吐息が艶っぽい。
根元までくわえ舌で刺激しながら唇で柔らかく締めつけ、
そのまま上下に動かし、じっくりとなぶるように攻め立てる。

「…んっ…っはぁっ……そろそろイイかしら?」

質問の名を借りて強請っているようなものだった。
その証拠に返事を聞く前に腰の上に跨るように脚を広げる。
濡れそぼったそこを見せつけるように開くと欲望に濡れた瞳がきらりと光った。
熱くそそり立ったものに手を添え、ゆっくりと腰を沈める。

「あっ…ああぁ…はあっ」

欲しかったものを手に入れた快感で身体が満たされる。

―まるで欠けていたものが隙間なく埋められたみたい―
104Chocolate:2006/03/10(金) 00:51:26 ID:88F/M047
ゆっくりと大きくグラインドさせるように腰を動かすと
―ぬちゅ、ずちゅという音と唇から漏れる吐息と悲鳴が混ざり合って不思議な感じ。
こんなに甘く感じるものだったかしら?
男と肌を重ねることには慣れているけどこんな感情が湧いてくるのは初めてだった。
少し不安になって彼の瞳を見ると―笑ってる―次の瞬間、下から激しく突き上げられた。

「あああっ…あんっっっ…んっ」

「今は…オレのこと…だけ……見てろよ」

「……っはあっ…っん…や…やる…じゃな…い」

「言った…はずだ…けどっ…オレも男だって…」


ベッドの軋む音も荒い息遣いも堪えきれない喘ぎ声も―全てが愛しい―私はその夜、幾度となく絶頂に登りつめた―
105Chocolate:2006/03/10(金) 00:55:13 ID:88F/M047


「行くの?」

ゆっくりと立ちのぼる紫煙とともに彼に問いかける。

「ああ、相棒が待ってるからね」

―そう、と口に出したかどうかはわからない。


ふっと視界の端に映りこむ鮮やかな黄色。
目の前に差し出されてるのはチョコレート。

「あのこに渡せばいいのね」

部屋の隅でケージに入って眠るポルヴォーラに目を向けると
「うん、それもあるけど…」

そういうと彼は器用に銀紙を剥き、パキリと折った一欠片を私の口にゆっくりと押し込んだ。

「…古いことわざ知ってる?」

「…………?」

「チョコレートを食べている時に涙を流す人はいない」


それだけ言うと彼は来た時同様、窓の向こうへと消えた。




―そうね、その通りだわ。

でも、知ってる?
“女の心を溶かすには百の言葉よりチョコレート”って言葉もあるのよ。

口の中で絡み合う甘さとそれを引き立てるほろ苦さ

それをゆっくりと味わっている私の目に涙は無く、かわりに口元には微笑みが浮かんでいる。
106名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 12:14:31 ID:F+rEmKvm
ウヒョー神キターーー
gj!
107名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 14:48:06 ID:4tWdoURe
チョコレートサンgjデス。

話しは変わりますケド、スレ主サンのssの続き、書いてもよろしいですカ?
108名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 13:31:03 ID:yjmyJ8Xl
>>107
スレ主さんがどう思うかだな。
スレ主さんが続編を書くと言っている以上、それに手を加えるべきではないのではとも思うし。
でも書き手が増えるのはうれしい

109名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 17:14:11 ID:RN8qTG6Q
>>107
普通は他人に続きなんて書かれたくないと思うよ……。
110名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 02:43:25 ID:JhrPERCl
>>107
他人の続きは嫌だが、ステア関係なら見たいという矛盾
てか、ステアSSキボンヌ
111名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 23:27:54 ID:uUcUcsFa
ここ、何人くらいいるんだ?
112名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 16:02:51 ID:ma70qg8Q
さあ?この漫画はマイナーだから、そんなにいないと思うよ?
113te:2006/03/27(月) 13:12:16 ID:/CmcOgWo
age
114名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 00:46:32 ID:DtCyWmGC
age
115名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 15:42:16 ID:klPV/Kz2
今号のマガジンZ見た?
116名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 19:58:46 ID:kVlBq3C5
見てない。何かあったの?
117名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 22:12:13 ID:rhto1JQw
新連載のクイーン・アンド・アマレットだっけ。
アマレットは今までのジンガールを差し置いて一気に萌えナンバーワンに躍り出てしまったなぁ。
二人がジンと出会うことはあるんだろうか?
118名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 02:26:43 ID:CeT1YP0K
世界は同じらしいしな
119名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 14:00:50 ID:PHp0jZa9
そうなん?じゃあ立ち読みしてみようかな・・・?
120名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 15:48:19 ID:s5nT6U9I
結局スレ主のSSの続き書くってのはどうなったの?
121名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 22:14:44 ID:0AtEBb72
みんなの制止にあってやめたんジャマイカ?
スレ主も姿を見せないな
どうしたんだ?
122名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 01:08:04 ID:15UFfC0A
age
123 :2006/05/04(木) 10:15:25 ID:s4edRADr
>>1の一番に大事なことは>>2度と此処には来るなってこと。
>>3度の飯には事欠かないが>>4方を格子に囲まれて、
>>5分と置かずに見張りが来やがる、>>6でもないとこに来ちまったッ…
>>7監獄とは此処のこと。
124名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 18:29:56 ID:tAEoT1V8
125名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 22:56:10 ID:Ut7mgE4/
>>123
上手いっw
126名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 00:17:40 ID:0ZWzqiHv
ホシュ
127名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 02:35:08 ID:tgh+eXIE
age
128I stir jing:2006/06/08(木) 17:15:46 ID:6PjhwNMl
53です

ジン×ステア投下します

各話ごとに視点が変わります


Side-stir


今年もこの季節がやってきた
街中陽気になる仮面舞踏会
武闘会が内容を改めた今では
誰もが心を浮き立たせその日までを指折り数える

老若男女を問わずその期間は仕事をせずに歌い騒ぎ、飲み明かす
いつからか若者は、秘めた恋心を相手に伝える大切な日として
その日を待ちわびるようになった
青年は娘を誘い、娘は頬を染め頷く

窓辺に頬杖をつき街の様子を見ていたが、
だんだん気持ちが沈んできて思わずこぼした深い溜め息を
アンゴスチュラは見逃してくれなかった

「お嬢様どうされたんですか?
そんなに大きな溜め息をつかれると幸せが逃げますよ」

からかうような表情で私に問いかける
憎たらしい、だいたい言うことが古いのよ

でもその気安さに少しだけ救われる

「別に、なんてことないわよ」

「…今年も誰の誘いにものらないおつもりですか?」

聞こえないふりをして沈黙で答えた
ふぅっと溜め息をつきつつ、しわ寄せが僕に来て大変とかなんとか
ぶつぶつ言いながら部屋を出て行く

私だって誰とも踊らないわけじゃないのよ

でも…心に決めているのはただ一人

今年も現れないであろう人を心に浮かべる

思い出す影も薄れてきたわ

少し自嘲気味に笑った
129I stir jing:2006/06/08(木) 17:18:25 ID:6PjhwNMl

Side-jing


「じゃ、ここでしばしのお別れだなジン
お前みたいなヤローと過ごすより
オレ様にふさわしいレディと過ごすぜ」

それだけ言うと高らかに羽音を立てて飛び去っていった
そんな相棒の黒い影を見送りひっそりと溜め息を吐く
オレにだって逢いたい相手がいないわけじゃない

胸の内に住み続けている一人の少女の姿を改めて思い浮かべ、
彼女が住む街を目指す


職業柄休暇という概念がないオレ達だが、
キールからの提案で初めて“休み”というものを取ることにした

たまにはこういうのも悪くないだろう

殺伐とした印象の強かった街は人々の笑顔が溢れ、
独特の興奮と熱気に満ちている
酒場以外は全て店を閉め、
その酒場でさえオーナーも客も関係なく飲んで騒いでいるようだ
その喧騒に煩わしさはなく、
ある種の温かさと喜びを感じさせるものだった


これがこの街の本来の姿か
彼女もきっと笑顔で毎日を過ごしているだろう

舞踏会が始まるまではまだまだ時間がある
適当な木を見つけ腰を落ち着けた


心が躍っているのを感じる

逸る気持ちを抑えつつ街のざわめきを楽しみながら
やがて眠りに落ちていった
130I stir jing:2006/06/08(木) 17:21:05 ID:6PjhwNMl

Side-stir


先程から私の目の前に差し出される手を
微笑みと少しの煩わしさを持ってやんわりと拒絶する
毎年恒例だけどみんな本当に懲りない

人の多さに酔ったフリをして私は席を立ち、
自分の部屋の扉を目指す
これも毎年のこと

―パタンと扉が閉まると肩の力が抜ける
やっぱり今年も来なかった

…なんか私ホッとしてない?

そんなはずはないと否定したくて首を振る
でも…本当に目の前に現れたら、
どんな顔をしたらいいかわからない

灯りをつけようとロウソクに火を灯す

…?何か…見慣れないもの

驚きのあまりひゅっと息を吸い込んだ瞬間
温かい大きな手で口を塞がれた


「静かに」

ウソ、なんでいるの?

「そんな顔するなよ」

だって…だって…

「忍び込むのは得意だけど、アンタには見つかる確率高いな」

当たり前じゃない、ずっと待っていたもの

私が声をあげないことを悟ったのか、彼はゆっくりと手をはずした

会ったらどんな顔しよう、何て言おうとか色々考えていたけど
そんなことはどうでもよくて
本当に目の前に居ることが信じられなかった

「…本当…に…本物のジンなの?」

ふっと彼の表情が動いたかと思うと
唇が私のそれに重ねられた
131I stir jing:2006/06/08(木) 17:24:21 ID:6PjhwNMl

Side-jing


少し訝しむような警戒した口調が驚きを表している
眉根が寄せられ眼差しは真剣そのもの
ギリギリの表情をした彼女は
耐え難いほど魅力的でキスをせずにはいられなかった


「…前と同じだろ?」

わかんないと消え入りそうな声で答え
真っ赤になって俯いている
そんな表情を見せられたら
オレだって普通の男であることを
思い出させてやりたくなる
あごに手を添え、顔を上向かせる

かすかに舌が覗く唇は
ぷるりとした艶を帯びてひどく艶めかしい
唇を指でなぞりそのまま細い首筋を辿ると
微かに漏れる吐息が甘い音楽となって耳を刺激する

くちゅり、赤く色づいている耳に舌を差し込み
熱い息を吹きかけると更に赤みが増したようだ
柔らかい耳たぶを甘噛みし熱っぽく囁く

「思い出した?」

「…んっ…」

そんな抵抗はこれから始まる行為を
より深く味わうためのスパイスにしかならないことを
知っているのだろうか
柔らかく剥ぎ取るように身につけているものを脱がせると
豊かな胸がこぼれ落ちるように揺れた
先端はまるで誘っているかのように固くとがり
緊張のせいかふるふると震えている
愛おしいと思う感情と欲望のせめぎ合いで
セーブが効かなくなりそうだった
132I stir jing:2006/06/08(木) 17:30:17 ID:6PjhwNMl

Side-stir


見られている
そう思うだけで身体が熱い

「あんまり見ないで…」

私の訴えは退けられ大きな手で両手首を拘束される

「いやだと言ったら?」

恥ずかしいと言う私に
これからもっと凄いことするんだけどと答える彼

……そんなこと…そんなこと言われたら何も言えないじゃない

「顔真っ赤…ここも赤い」

唇が降りてきて私の胸をきつく吸っている
熱い痛みが走り、胸元に目をやると
赤い花びらが私の胸を彩っていた。

「…しばらく胸の開いたドレスは着れないね?」

どこか楽しそうに聞こえる声

「アクセサリーだと思えば平気よ」

かわいくない私、しかも震えてる
もっとなんか、こう慣れた感じで切り返したいのに…ムリ

頭の中は真っ白

彼はさっきよりも楽しげな表情を浮かべている

「へえ…じゃあもっと華やかにしなくちゃね」

彼は私の身体中に唇を落とし次々に花を咲かせていく
その度甘い疼きが奥底から湧き上がり、
切ない息苦しさが私の目から涙となって零れ落ちる。
私が泣いているのに気づくと
そっと目尻に溜まった雫を舐めとってくれた。


そんなに優しくされると勘違いしたくなるじゃない
133I stir jing:2006/06/08(木) 17:51:27 ID:6PjhwNMl

Side-jing


涙に彩られた大きな瞳にどんなに心を乱しているか彼女は知らない
雫を舐めとると満足そうな甘い吐息が零れる

重なり合う2人の身体
白い滑らかな肌を傷つけないように力を込めて抱きしめる

手に入れてはいけないものだから壊したくなる

感情と劣情の激しさで彼女を求め口内を犯す
絡み合う舌と呼吸の間に漏れる甘い喘ぎ
離れてもつっと伸びる銀色の糸を手繰り寄せるようにまた求め合う
最後に舌を一際深く入れ彼女の喉奥に
小さな錠剤を流し込んだ

「…何?」

「惚れ薬、目が覚めて最初に見た男を好きになる」

「そんな…の…」

言葉を言い終えることなくあっさり眠り込んでしまった彼女を
そっとベッドに横たえ、額に瞳に頬にキスを繰り返し
最後にもう一度だけ唇を重ねた

小さく別れの言葉を呟き、大きな扉に向かって歩き出す




「このまま置いていくなんてヒドいわ」
振り返ると彼女の大きな瞳にぶつかった
134I stir jing:2006/06/08(木) 17:57:28 ID:6PjhwNMl

Side-jing


「…薬が効かないのか?」

「私はこの街の領主の娘よ、弟が毒殺されてからは
私も少しずつ身体を毒に慣らす必要があったの
本当に役に立つのね」

まさか薬が効かないとはね

「……オレ以外に男はたくさんいるぜ」
「…知ってるわ」

オレより幸せにできる男がいるだろう

「アンタと一緒にこの街を守ってくれるヤツを選べよ」

「私、守ってもらわなくても腕には自信あるの」

気の強いところも相変わらずだ

「…大したプライドだな」

「わからない?意地とかプライドとか捨ててるから言ってるのよ
……私、貴方が好き」


ゆっくり彼女に手を伸ばし胸の内に強く抱きしめる

「後悔するなよ」

「ふふ…それだけは自信あるわ」


ああ、やっぱりこの女にはかなわない

これも惚れた弱みってやつか、キール?
135I stir jing:2006/06/08(木) 18:05:10 ID:6PjhwNMl

Side-stir


彼が服を脱ぐ度に心臓の音が大きくなる
腕自慢の男達の肉体は数多く見てきたけれど、
無駄のない筋肉に覆われた彼の身体は
目が奪われる程美しい

「何見てるの?」

「…キレイだなあって思って」

「おしゃべりは女の特権だな」

笑みを含んだ声が囁かれる
さっきとは違うお互いを慈しみ合うようなキス
柔らかい熱を帯びた唇が私の身体にその熱を分けていく
指がそっと胸をたどり赤く色づいた頂きを
刺激しながら柔らかく揉んでいく

部屋に響く甘すぎる声
耳の後ろも首筋も胸もお腹も上から順に舌が這わされ
その間中も敏感になった先端を擦りあげられる

「ああっ…っ…ん」

今度は爪先から足首へふくらはぎ、太ももと
私の身体を味わい尽くすようになぞる彼の舌に翻弄される

「ひゃん…っ…やん…だめぇっ…」

「…声ガマンしてる?」

「だって…恥ずかしいもの…」

コワいことはしないから安心してと
手の甲にキスをされ、また一つ心が溶けた
大きく私の脚を割広げ、付け根にゆっくりと舌を這わされると
一際大きく声が漏れ身体がびくりと跳ねる

「あんっあっ…やん…んっ」

どうしよう…気持ちいい…
初めて感じる刺激に溺れてしまいそうになる
136I stir jing:2006/06/08(木) 18:09:18 ID:6PjhwNMl

Side-jing


大粒の涙が零れ落ちてきそうなくらい潤んだ瞳
ほんのりと色づいた頬
官能の溜め息が漏れる唇

少女と女の間にいる彼女が見せる表情にどんどん嵌っていく
こんなに愛らしい顔をしていても脚の間はぐっしょりと濡れそぼり
指を滑らせるように往復させると身体がビクンと跳ね上がり
鼻にかかった甘い悲鳴があがる

「…気持ちいい?」

「ん…ふっ…き…気持ちいい…」

脚を思い切り広げてやり羞恥心を煽るように
滴り落ちる蜜に舌を伸ばす

花芽を刺激しながらゆっくり舐めると
蜜は途切れることなく溢れ出る


「あ…んっ…変に…なり…そ…」

息も絶え絶えに喘ぐ姿が艶めかしくて
己の欲望を抑え込むのに必死だった

今すぐにでも彼女が欲しいと思う反面
まだこの状態を楽しんでいたい
駆け引きは得意だか相手が自分とあっては勝算は見込めない

唾液で湿らせた指をゆっくりと泉の中心に沈めていく
彼女は初めて得る刺激に少し不安げに眉をひそめる

「痛い?」

「痛くない…けど…何かヘン…せり上がってくる感じ」

やはり緊張しているのだろう
しばらく黙っていると中の強張りが抜けていくのがわかる

そろそろいいかと目で聞くと
こくりと頷いた
137I stir jing:2006/06/08(木) 18:11:52 ID:6PjhwNMl

Side-stir


大丈夫と思ったけど嬉しい反面どこかコワい
相手が彼であってもやっぱりコワい
私の不安な気持ちを汲み取ったのか、大丈夫と囁く彼
ゆっくりと抱きしめてもらうと
緊張と恐れが少しずつ溶けていくのがわかる

大丈夫…この人に全てを任せよう

「ありがとう…もう…平気よ…だから……来て?」


恐る恐る気遣う様に私のナカに彼が入ってくる

「痛い?」

「っつ…大丈…夫…」

裂けるような痛みと初めて味わう苦しさで身体が軋む
色んな想いがないまぜになり細切れに唇からこぼれた

「っ…ぁ…気持…ち…い…い?」

「…っ…ああ…」

彼が気持ちよくなってくれてるのが嬉しくて涙がこぼれた
一瞬戸惑うような表情を浮かべた彼に首をふり
正しい気持ちを伝える

「じゃあ…幸せ…」

心配気な表情に微笑みが広がり
彼の指が私の涙を掬い取る

「ステア…愛してる…」

ゆっくりと動き始める彼の身体
さっきまでの焼けつくような痛みも苦しさも薄れて
やがて甘い痺れが身体中に広がっていく
愛してるという言葉と彼が伝える律動が私の身体に染み込んで
徐々に官能の波が押し寄せてくる
昂ぶる感情と途切れる声

言葉にできない想いが溢れる
138I stir jing:2006/06/08(木) 18:14:06 ID:6PjhwNMl

Side-jing


破瓜の痛みにより歪められた表情が徐々に和らいでいく
赤く染まる肌が上下に揺れ、唇から漏れる喘ぎ声が耳をくすぐる
自分自身もそろそろ限界を迎えようとしていた

華奢な腕がぎゅっとしがみついてきた瞬間
彼女の奥に全てを放った


「…うれしい、ジン…」

小さく呟いた彼女の声が胸の内に響いた







「よお、久しぶりだな
お前はどんな休日を過ごしてきたんだ?ジン」

その質問には答えずに歩き出す

「オレ様は素晴らしい美女達と刺激的なバカンスを楽しんだぜ!
朴念仁のお前にはムリな話しだけどな…ってオイ!ちょっと待てよ」

急いでオレの後を追いかけてくる黒い姿の相棒

「…一緒に歩くのはやっぱりお前か」

「何だよ、いまさら何言ってるんだ?
頭でも打ったのかよジン?」


何の約束をかわさないまま
別れてきた彼女を移り香の中に想う


「おい!何にやにやしてんだよ?」

「別に?…さあ、次のお宝を頂きに行くぜ」





泥棒を辞めるには世界は魅力に満ちている


まだまだ盗みは終わらない
139名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 00:50:58 ID:K0+C3beE
GJ!
久々にこのスレでSSみれた。
Thx!
140名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 21:25:59 ID:i9OSSzpU
GJ-!!!
たまにこのスレみててえがった
141名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 11:31:37 ID:jLyy/YDh
まだ数は少ないけど、とりあえず保管庫が欲しいところ
142名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 11:45:07 ID:NutmKuos
保管庫の前に落ちそうだな
143名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 14:15:42 ID:zY1VW7uy
落ちられては困るぜ
144名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 19:04:57 ID:6MJ4J46y
まったくだ。
145名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 21:07:58 ID:VVYAClzo
ジンガールってツンデレ多いな
146名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 09:37:34 ID:46Y5SNsB
保守
147名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 18:04:10 ID:LHZ48TZp
うわージンスレ発見して感動のあまり思わず読みあさってしまいました。
本当にマイナーなのがもったいない漫画だなと思う反面、あまり有名になってほしくないと思ってしまう。
まぁ悲しいことに有名にはならんだろうがw

期待をこめつつ保守
148名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 10:52:08 ID:IvROorqs
保守
149名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 02:46:02 ID:4lXEY0RE
保守あげ
150名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 23:37:24 ID:XlmnBEjw
151名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 08:31:41 ID:AfSDr8bo
152名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 09:55:16 ID:mMu8UT3j
153名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 15:51:08 ID:9e+PtbDj



154名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 01:07:19 ID:A384x5sN
ワロタw
155名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 00:26:30 ID:rNiWgevY
( ゚д゚)<残念だがそれは私のお稲荷さんだ
<|  |>
/ω\
156名無しさん@ピンキー
あげ