【衛藤】魔法陣グルグルのエロパロ2【ヒロユキ】

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1名無しさん@ピンキー
魔法陣グルグルのエロ小説を書こう!
常時SS書きさんを募集しています。

前スレ
【衛藤】魔法陣グルグルのエロパロ【ヒロユキ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1068724409/

保管庫
ttp://uraguruguru.h.fc2.com/

おやくそく
・21歳未満は立ち入り禁止
・sage進行推奨
・他の全年齢のグルグルスレでは、このスレの話題をむやみに持ち込まないようにしてください。

読み手さんへ
・作品リクエストはスレの流れを読みつつ行おう。
・作品の感想を書いてくれると書き手さんははきっと喜びます。
・書き手さんを叩くと他の書き手さんも作品を投下しにくい状況になります。
作品に対する批判は程々に、書き手叩きはなるべくやめたげて。

書き手さんへ
・投下前に一度は推敲を。
・感想が少なくても凹まない。


次スレはスレの流れを見て立てましょう。
2名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 16:54:37 ID:l3psUPa/
前スレがdat落ちしていたので慌てて立てました。
24時間経たないうちに落ちてかなりショック
3名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 17:26:04 ID:sc/0ys1e
>>1乙。

まあ980超えたら仕方が無いわな。
4名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 20:53:24 ID:+dXk9gnr
>1GJ!

トマって原作ではあまり女性と絡んでないんだなとふと思った。
5名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 22:37:36 ID:c9sWoGHG
>>1乙です(´・ω・`)ノ旦
落ちたのか!!(口゚‖)
前スレに良作あったのに…orz
6名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 22:56:22 ID:cggt/ZmE
保管庫という魔法があるじゃないか。
7名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 23:12:39 ID:l3psUPa/
>>5
敢えて1レス目には載せなかった
保管庫を置いておきますね

ttp://s1.artemisweb.jp/sslibrary/
8名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 02:42:40 ID:d2k5S3Mz
この板って即死判定あったっけ?
9名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 03:14:08 ID:tMKaITul
乙乙。
トマは確かにあまり女の子に縁なさそうだな。
10名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 09:04:04 ID:gR000j6G
>>7d
でもオイラはケータイからアクセスしてるからコピペ出来ないんだ…(´・ω・`)
11名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 22:20:16 ID:8tHCcI3Y
>>1

dat落ちって、
この板って何日くらい放置したら落ちるもんかね?
12名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 09:31:17 ID:o8LN8/TX
>>1
13名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 16:56:28 ID:OBwzsVnz
とりあえずageる
14名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 17:12:37 ID:xDJskEnW
昨日1月19日(のど自慢の日)誕生日はこの方!
1736年 J・ワット(数学者。蒸気機関改良)
1798年 A・コント(仏哲学者。三段階の法則)
1807年 R・E・リー(南北戦争南軍司令官)
1809年 エドガー・A・ポー(江戸川乱歩のパクリ。リアルロリ妹ヲタ)
1838年 ウィル・アントニオ・ツェペリ(波紋マスター)
1839年 ポール・セザンヌ(仏引きこもり画家)
1863年 W・ゾンバルト(独経済社会学者)
1909年 ハンス・ホッター(独オペラ歌手)
1909年 水原茂(三原に勝てず)
1919年 J・R・ロビンソン(黒人初メジャーリーガー)
1920年 J・P・デ・クエヤル(秘露国連事務総長)
1931年 明石康(国連職員。創価?)
1935年 柴田翔(芥川賞作家)
1935年 生田正治(郵政公社総裁)
1943年 J・ジョプリン(米ブルース歌手)
1945年 佐高信(経済評論家。日本企業批判。社民党応援団)
1954年 松任谷(荒井)由実(呉田軽穂)(紅白初出場)
1957年 柴門ふみ(弘兼憲史室。超恋愛漫画家)
1959年 竹本泉(少女漫画家。猫好き男。あんみつ姫)
1960年 新安保条約調印(対中国軍事同盟?)
1963年 松重豊(低音俳優)
1965年 相沢正輝(アニメ声優)
1967年 ねこぢる(〜1998)(猫漫画家。自殺)
1969年 川井郁子(ヴァイオリニスト女優)
1970年 ウド鈴木(柔道初段。熟女好き)
1970年 五味岡たまき(おニャン子脱退)
1971年 丸川珠代(小宮悦子後継者?)
1972年 中川家礼二(ツッコミ担当。鉄ヲタ)
1973年 木村郁美(TBSアナ。帰国子女)
1974年 川本真琴(早口自作自演歌手)
1977年 Cocco(沖縄ゴミ拾い歌手。絵本作家)
1980年 J・A・L・バトン(ホンダ残留)
1982年 J・L・スウィーティン(女優。フルハウスステファニー)
1982年 張韶涵(台湾歌手)
1983年 宇多田ヒカル(ヒッキー。ネタバレゲーマー)
1984年 加藤未央(週刊朝日グラビアアイドル)
1985年 石川梨華(モー娘。第四期。美勇伝リーダー)
1986年 牧野由依(ピアノ奏者。ツバサ・クロニクル)
1997年 松原葵(直球型後輩格闘少女)
1998年 安達妙子(東北弁家庭的ヒロイン)
2038年 2038年問題(C言語欠陥)
生年不明 衛藤(ニノチカ)ヒロユキ(DJ NICK-Q)(作曲家ファッショニスト。荒川弘の先生。本当に人前苦手なのか?)
生年不明 佐久間純子(松本保典室。アニメ声優)
15名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 18:04:02 ID:hlLxy/Dt
誰かゲイルとエナお願いします
16名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 14:35:31 ID:LBDaliO8
保守
17名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 19:09:56 ID:YR7dr2ah
>>1

ひろゆきぃ・・・
18名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 22:51:55 ID:9jiBz6y2
ヒロユキがニケに下した 使命はククリだけの勇者様
19名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 18:23:41 ID:gzPWUrK+
>>18
お前が言っていることは、当たり前のことではないのか?
漫画家がストーリーから、構成や、絵を描いていくんじゃないか。
だから、そのようなことは言わなくてよい!!!
下手隠しの厨房め!!!!
20名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 20:16:12 ID:bbMytzMz
>19
お前は何を守りたくて必死になってるんだい?
21名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 22:57:03 ID:mXBLhnBY
>>18おまえw
どっからどうみてもそれは平●堅のポ●プ●ターじゃねぇかwww
2218です:2006/01/24(火) 20:03:25 ID:Hfw6Kgsn
特に守りたくはないですが・・
>>20
23名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 11:08:40 ID:N4hz7zOy
このスレにいる人達に質問
グルグルのエロ同人って持ってる?
持ってる場合は何冊くらいあるもんかな?
24名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 08:24:56 ID:d5k5WFBV
>>23俺が知ってるのは三冊。でも他にもあるんじゃね?多分。
25名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 11:42:43 ID:ikNGKYbw
でもグルグルのエロ同人サイトは見たことないなあ
見たことある人いる?
26名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 14:56:43 ID:02hXLhgq
エロ同人サイトって?
同人を通販してるサイトか
それともエロCGを晒してるサイト?
前者は知らんが後者は探せば見つかる。

そういやちょっと前にグルグルのエロ同人
丸々1冊アップされてるサイトがあったなぁ。
…もう消えてたけど。
27名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 07:42:06 ID:7DAoiVCA
某同人サークルのレポでグルグルのえちぃ本を出してるサークルが2つあったとか書いてあった様な・・・。内容は知らんが。
28名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 09:16:22 ID:DtB6ngqI
数えてみた。
集めに集めてその数合計23、
我ながら圧巻。
質とか内容に差はあるものの
やっぱりニケククはいいね。
心があらわれる。
29名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 19:47:06 ID:7DAoiVCA
>>28
お前神すぎ。w

いいなあ・・・。(´・ω・`)
30名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 21:00:22 ID:gR0syGko
>>26
よく見つかったね…
漏れは探しても見つかりませんでしたとさ
31名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 02:20:39 ID:hc3g6A98
>>28
そんなにあるのか…(´Д`*)
32名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 01:24:32 ID:vaQPUCHx
同人の話もいいけどSSも読みたいよ
職人さん降臨してくれないかなぁ
33名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 17:21:04 ID:xti+hTPH
秋葉凪樹がグルグルのエロ描いてた時はビビッた。
あといくたたかのんのもビビッたw
34名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 19:21:29 ID:qni89nOL
新貝田鉄也郎やにゃんこMICも描いていたな
35名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 22:31:30 ID:mBHhHIZg
カセギたんネタ きぼんぬage
36名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 23:27:40 ID:fcZk5pLX
ここって画像貼るのは御法度?
37名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 00:29:11 ID:jYye4Se+
↑むしろ歓迎。

作品が投下されるまでの繋ぎにヨロ
38名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 00:59:24 ID:/XiDmwby
そうか。

多分どっかで既出だったとは思うんだけど、こういうの見つけたもんで。
ttp://vista.x0.to/img/vi24242.jpg
39名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 03:46:35 ID:10D/1m95
「おーい、ククリさん、ちょいと話があるんだけど」
「はーい、どしたの勇者様」
「頭上にギップル、大きな声じゃあ言えないもんで、ちょっとお耳を貸ーして」
「うんうんなになに?」
「(ゴニョゴニョ)いやいやどうにも、股間の勇者2号が元気でねー」
「ぎくーり」
「元気なのは良いことだ、うん、実に良い。オレもまだまだ若いしね。」
「あせあせ、確か昨日も一昨日もその前の日も元気満点だった気が…」
「しかしだね、いささか元気が良すぎてね、このままじゃ眠れそうにないんだわ」
「あぁ、この流れってもしかして……」
「そこでだね、オレは思いついたね。名案だ。」
「あのー、その、勇者様の…があたってる」
「あててんだよ。で、誰かが2号を構ってくれればさすがに疲れ果てるはず。」
「ふぁあっ!やあぁ、ぱんつの中に手が、手がぁ」
「三つあみ黒ローブぷにぷにほっぺのおにゃのこに構われたいと申してる。指名入ったぞ、ククリさん。」
「うぅー、やっぱりこういう事に…」
「嫌?」
「うーうん、勇者様も2号君もいつも優しくて…あのその、気持ちも良くてあたし大好き」
「なら結構、好かれてると知ったら勇者2号も尚更元気に」
「じゃ、じゃあお布団敷くね…。今日こそ大きな声ださないように頑張る!」
40名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 21:07:39 ID:ugwdWAuk
ギップリャ!!!
41名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 01:37:10 ID:XWc8EGMw
保守代わりに画像貼り付け

ttp://vista.x0.to/img/vi25301.jpg
42名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 14:35:23 ID:99WYiNFE
   __
  /     \   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ′||||||||||||||||||< ゆ、ゆーしゃさまぁー
 |(|||(×  ×)ノ   \________
 ヽ|||、  ▽ ノノ\○
  ( |ヽ ̄∨ |   ゝ
 (|  \   |/┌∧┐ フラフラ…
⊂ニニニ○ ニニ<@>     フラフラ…
 W┬‐┬┬‐┬W└∨┘
  (___)(___)
43名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 19:03:48 ID:jDLOcrFm
ホシュ
44名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 20:24:37 ID:3wEHzFU0
上げろよ。

それはそうと、6巻のメタルさんのところでククリがパンチラしてるからよく見てみるべし。
45名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 21:46:24 ID:SEsm9cAd
マジか!パンチラと言ったら8か9のアラハビカ前のトマの発明品で転ぶククリだな…
46名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 14:15:53 ID:VGD849WI
15巻でモロ見えしてなかったっけ?
47名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 20:07:08 ID:mtiasDib
死ねぇいアベックども!穢れたバレンタインデーをブチ壊すため、しっとマスク参上!!
                      /し, /    _>.
                     / { \レ/,二^ニ′,ハ 
                     |'>`ー',' ヽ._,ノ ヽ|
                     |^ー'⌒l^へ〜っ_と',!  
      __             ! u'  |      /
  /´ ̄       `!             ヽ  |   u'  , イ
  |  `にこ匸'_ノ            |\_!__.. -'/ /|
  ノ u  {                 _.. -―| :{   ,/ /   \
. / l   | __  / ̄ ̄`>'´   ノ'    ´ {、    \    
/ |/     {'´    `ヽ. " ̄\ U `ヽ.    __,,.. -‐丶 u  ヽ  
| / ヾ、..  }      u' 〉、    }    `ー''´  /´ ̄ `ヽ '" ̄\
! :}  )「` ノ、     ノ l\"´_,,ニ=-― <´  ヽ{  ノ(   `、  |
l   、_,/j `ー一''"   },  ノ ,  '''''""  \   ヽ ⌒ヾ      v  |
ヽ   _         /   } {. { l ┌n‐く  ヽ/ ``\        ノ
  `¨´    `¨¨¨¨´ ̄`{ 0  `'^┴'ー┘|ヾ    }、 u'   `  --‐r'′
>1 男がしっとに燃えるとき しっとマスクを呼ぶ合図
>2 素顔は誰だか知らないが しっとの心を仮面に隠し
>3 しっとパワーに炸裂だ!しっとビームはアベック倒し!しっとファイヤーはアベック焦がす
>4 行くぞ我らのしっとマスク もてない男の希望の戦士
>5 しっとマスクはしっとの王者
>6 男がしっとに叫ぶとき しっとマスクはやってくる
>7 素顔は誰だか知らないが しっとの心を仮面に隠し
>8 しっとパワーが全開だ!しっとパンチでアベック倒し!しっとビームでアベック壊す
>9 行くぞ我らのしっとマスク もてない男のしっとの味方
>10 しっとマスクはしっとの王者 愛と正義としっとの味方
>11-1000 しっとマスクはしっとの王者 しっとの王者 しっとの王者
48名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 20:16:58 ID:oK3yrT2l
>>46
モロですか
49名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 22:33:21 ID:6ZHyWlve
のこぎり山突入前のお尻ビジョンで数日抜いたのも今ではいい思い出です
50名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 17:37:57 ID:KyNr+O28
バレンタインも裸足で逃げ出すくらい
甘々なでラブラブなものを書こうかなとか思ってるんだけど
具体的なビジョンが閃かなくて困っている。
何か良いアイディア無いかな。

ちなみにニケククリもの。
51名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 18:21:35 ID:0S8extGN
ククリの大好物チョコレート。
でもニケは食べなかった。

プラナノにチョコのなる木を作ってもらっていたなぁ。
52名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 23:53:35 ID:KyNr+O28
チョコレートネタね、なるほど。


時はバレンタインデー、世間のご多望に漏れず
手作りチョコレートを愛しの勇者様にプレゼントしようとするんだけど
そこはチョコ好きククリさん。
製作途中で味見をしすぎて、いざ完成してみればその数はごくごく僅か。

すっかり落ち込んでしまう訳だけど
それをもらったニケは怒ることも呆れることもなく
”ククリらしくて良いじゃないか”と笑って許し
あまつさえ”分けっこしようか”とまずチョコを自分の口に含み
口移し、舌でチョコをククリの方へ流し込む。

そんな感じでディープキスしながら良い雰囲気になっていって
その時ククリのポケットにチョコチューブが入ってるのを見つけたニケは
チューブでククリの裸にお絵かきしてはそれを舐め取って愛撫を行い
その行為についつい体が敏感に反応してしまうククリ。

ニケもニケの方で高まってきて
”オレのパラソルチョコを舐めてくれよ”といきり立ったモノを
ククリの目の前に誇示して、ククリも素直に舐めぺろ。

で、とうとう合体。
チョコを食べ過ぎたのでいっぱい動いてカロリー消費。
とても激しくギシギシアンアン。
最後に中田氏して”勇者様のホワイトチョコがあたしの中に…”でエンド


こんなん思いついた。
53名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 06:58:00 ID:WiEmt9g9
いいじゃないか。そのシチュだけでおっきしたぞ。
ただし、チョコを二人で口の中で、ってのは前にもあったような希ガスが。
でもまた違う感じになると期待。wktk
54名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 07:02:03 ID:WiEmt9g9
あ、口の中で、って所だけ、って事な。
55名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 07:56:22 ID:GDJ7vQLv
流れ裁ち切り。
12巻のワンチンシーンでまたもやククリパンチラ。
このパターン、6巻のメタルさんでもあったから他にもあるかも。
56名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 13:48:04 ID:Fpgr5iMu
エロパロ板というSSがメインの板において
誰かが作品を投下しようかという時に
その流れを断ち切ってまでパンチラの話を持ってくる
その思考が理解できない

その程度の話なら他のスレでもできるだろうに
というか発見した事をいちいち報告しなくてもいいよ
空気と流れ読もうね

それと>>52
期待している
57名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 01:26:15 ID:Uo4R5FNQ
保守
58名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 20:14:46 ID:FpGHHsF9
人が(ry
59名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 17:37:41 ID:8hYJNJD1
保守しよっと

そういや同人でククリがニケに対して敬語使ってると萎えるよね
原作見てないのかよって思う
60名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 21:05:51 ID:rheNxSa8
>>59
ククリがニケのことを普通に「ニケ」って言ってたやつもあったぞ
61名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 22:01:50 ID:NcZJaGk5
キャラをろくに見ないで描く同人誌は大抵そんなもんっしょ。
62名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 09:49:38 ID:7UywUIPs
>>59
俺は好きだぞ。ククリっぽさが出てて。
63名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 10:54:59 ID:xXXDeEPj
ニケ・・・くん
64名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 23:03:53 ID:0RVye/9T
保守ついでに自分の書いた絵でもうpしようとおもたら
誰だかわからないほどになった・・・
はじめて絵の方面で衛藤ヒロユキを尊敬したよ・・・
一応貼り付け
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader1/index.php?dlpas_id=0000085772
65名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 23:21:03 ID:3tj576Qn
パスが違います
66名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 00:38:38 ID:J7sa1qXB
>>64
ほんとだ、パス違ってて見えない…めっちゃ見たいのにな〜

ニケククエロ同人誌あるなんて初めて聞いた。
欲しい…
67名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 20:18:12 ID:TIYsSba9
>>66
そんなきみに特別に・・・

ttp://vegetation.o0o0.jp/pochi/upload.html
↑の9927 パスはguru
68名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 21:17:09 ID:/Idb3qyR
もってるやつだた
69名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 22:52:00 ID:TAm/eT3D
ホシュ
70名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 12:37:29 ID:R+2lyzLa
あsげろよ
71名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 11:06:57 ID:S2cUAVGq
過疎ってるねぇ
72名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 00:20:52 ID:azMxDKYF
>>67さん
ど どうやったらいいんですか??
せっかく言ってもらったのに申し訳ない…orz
73名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 00:45:51 ID:azMxDKYF
夜は更け、鈴虫が鳴く声がする。
外がぼんやりと明るい…―今夜は満月か。

―もう秋になるのか…―


そんなことを考えながらふんどし魔人を見つめている。
何だか眠れないぞ…

横で寝息を立てる少女。
…よく、そんなにすやすやと眠れるよなぁ。

(横に男がいるっていうのになぁ)


そんなことばかり考えて、眠れないのだ。
ふと横に目をやると、向こう向いて寝てるククリの姿。


…最近気になっていることがある。
ククリの周りへの態度。

俺に対してのククリの態度は、いつもとそう変わらない。
いつも後ろにいて、離れればついてくるんだもんな。
それは別にいいけどさ…。
74名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 00:46:44 ID:azMxDKYF
(ククリって誰にでも優しいよな)


俺だけにじゃない。
他のどんな男にも、優しい接し方…
誰に対してもあの笑顔。

笑顔なのはいいけど。

………。
……可愛いし。

けど、この間のレイドへのあの笑顔はないんじゃねーの?

(ククリにとって俺と他の男とは、何が違うんだろう)


…ん?

何考えてるんだ?

なんだ、この気持ちは。
確かにククリは俺の横で今、寝息を立てている。
俺の傍にいる。
…いるけど…。


(まさかヤキモチ…)


いや、そんなはず…。
何で俺がヤキモチやくんだよ。
だって、俺とククリは別に…

…別に何でもないもんな。
75名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 00:49:14 ID:azMxDKYF
72です。
あのー、つたないですが、小説続けるかも?
良かったら、みてやってください。
ところで、
ttp://vegetation.o0o0.jp/pochi/upload.html
 ↑の9927 パスはguru
↑これはもう消えてしまったのかな…ショボーン…
76名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 22:09:33 ID:VzaArA5S
神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!
77名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 23:23:47 ID:nqs+drwg
>>72さん
消えてるのならまたうpしようか?
7872:2006/03/21(火) 02:02:59 ID:lbVVxCE8
77さん>うpお願いします!!!(><)
7972:2006/03/21(火) 02:10:48 ID:lbVVxCE8


「う…ん」 

ごろん。


!!!!
ドキ…


「……ぅん…」



寝言か…。
ククリは寝返りを打ち、こっちを向いた。
幸せそうな顔してるな…何の夢見てんだろ。

「ククリ…」

何だか胸が苦しいな。
俺、なんかおかしくなっちまったのかな―…



「――レ…イドぉ…」

80名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 14:05:24 ID:iZjKbp9d
ニケ「これは展開が気になりますなぁ」
81名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 14:17:39 ID:iZjKbp9d
っというわけで再うp
http://vegetarianism.o0o0.jp/pochi/upload.html
のshichi5719.zip パスはguru
8272:2006/03/24(金) 00:29:15 ID:JKE/i9/S
81さん>
せっかくうpしてもらったのに…いつでも
「単位時間あたりの転送量が制限を越えました」
ウワァァァァン!!
空いてる時間とかあるんでしょうか。諦めないぞ。
8372:2006/03/24(金) 00:46:17 ID:JKE/i9/S

「勇者様、どうしたの?」

「!!……いっ、いや…」


勇者様どうしたのかなぁ。
何だか最近ヘン。
ククリが声をかけても、何かギクシャクしてる。
ククリ、怒らせるようなことしたのかなぁ…。


「勇者様…どうしたの?」
「なっ何が?」

ぎくり…と足を止める勇者様。
やっぱり何か…ヘン。

「勇者様ぁ…ククリ、何かした?
 最近あんまり…しゃべってくれないね…」

自分で言ってなんだか寂しくなってきた。

「い、いやっ別に!何でもないよ…」

…ウソだ。何でもないわけない。
勇者様は何かあったらすぐ態度に出るんだから!
頭をかきながら、居づらそうにしてるもん…

「…………」

「ほ、ほんとに何でもないったら…
 あっ、ほらククリ、都が見えてきたぞ!なっ!」

すごい話を逸らそうとしてるのがわかる。
都なんてずっと前から見えてたのに。
8472:2006/03/24(金) 00:47:00 ID:JKE/i9/S


「…………」

ククリ、さっきからずっと黙ったままだな。
さっき、めちゃくちゃ適当なこと言ってたから…それがいけなかったのか。

ククリはずっと俺の後ろについて歩いてる。
もう、10分はだんまり…
ああ、気まずいな。

…だけど……―

(1週間前のあの夢が引っかかって…)

とにかく、気にくわない。
夢の中で俺以外の奴の名前呼ぶなんて。
だけど気にくわない、なんて言えるもんか。

ましてや…夢だぞ。


でもククリがどんな夢を見ていたのか気になる。
苦しそうに、ククリがレイドの名前呼んでた。
その表情は少し安心してるようにも見えて…―

レイドは敵なのにな。
この間の戦闘でも、「仲良くしよう」だなんて。
仲良くなんか出来るもんか。
ククリらしいけど…
そんなに他の奴に優しくされたら…


…………。
いや、別に…関係ないことだよな。
最近一日中こんなこと考えてる。
こんなこと考えてる場合じゃないってのに、全く…

85名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 19:28:05 ID:ncxCQo4u
とても気になるので保守


ageてマズかったらゴメソ
86名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 19:44:50 ID:WIzndbf5
この板って下から圧縮されるんだっけ?
8772:2006/03/25(土) 02:00:31 ID:s1gTeQHR


何だかよくわからないうちに都に着いちゃった。
それにしても、すごい人、人、人…
色んな人が歌を歌ったり、商売していたり。
騒がしい街だなぁ…でも楽しそう。

勇者様と一緒だから、もっと楽しい!

…はずだったのに。

「…………」

「…………」

さっきからずっと無言。

ククリも悪いの。
ううん、黙り込んだのはククリの方。
でも、勇者様が話を逸らすから何だか怖くって…
何を考えてるのか、全くわからないから。

うーん、ククリだって何考えてるかわからないかも。
そこはお互い様。

でも、ずっとこのままじゃあヤダから。
勇気を振り絞って、もういちど…。


「…勇者、様?」
8872:2006/03/25(土) 02:01:15 ID:s1gTeQHR


「えっ?!」

ふいをつかれた俺はまたも足がもつれそうになる。
ククリからは、もうしゃべってくれないかなぁなんて思ってたから…。

周りはこんなに騒がしいのに、俺らは全くのだんまりで。
そろそろ、声をかけようかな、やめようかな、でもなぁ〜
…なんて思ってたら、ククリの方から話しかけてきた。

「ど、どうしたんだ?」

「…う、うーぅん何でも、無い」

ククリはそういって少し下を向いた。
何だか寂しそうな顔してる。

「な…何だよ?」
気の利いたことは言えない、俺…。

「あの、ほんとに、何でもないのっ…」
「何でもないことないだろ、その、声かけといてさ」

俺も一体どうしたいんだ。
うまく喋れない自分が…情けない。

「〜〜っだって…勇者様、さっきから黙ってるから…」
「ククリの方こそ……黙ってるじゃないか…」
「そうだけど…だって、勇者様が…」
「お、俺が悪いのかよ…」

…とか何とか言いながら、ククリとは逆の方向を向いてしまった。
何をムキになってるのやら…何なんだこの展開は。
そして、何やら嫌な予感。
…というより、背中に感じる冷たい空気…―

「…っ勇者様の…ばか」

8972:2006/03/25(土) 02:04:49 ID:s1gTeQHR
未だにエロに突入する気配なくてスマソ…
前置き長くなるかもorz
90名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 19:20:46 ID:um4iJot0
いや、頑張れ。
個人的に萌え系の流れのほうが好みだから、しっかりやってくれ。
9172:2006/03/27(月) 19:46:54 ID:TH1YyG6k
90さん>
ありがとうございます!
続き投下…そしてまだエロに入らずorz
9272:2006/03/27(月) 19:47:30 ID:TH1YyG6k

「あっ、待てよ!」

勇者様なんて知らない!
勇気を出して喋りかけたのに。
これじゃ、ククリが全部悪いみたいじゃない。

…それでいいもん、ククリが全部悪いんだ。
勇者様にククリの気持ちなんてわからない。
いっつも、わかってくれないもん…。

…ククリの気持ちなんて。

「おい、待てって…」


勇者様の声を無視してどんどん歩いていく。
周りは騒がしい人たちばかり。
最初は楽しそうだなって思ったけど…
自分の気持ちが落ち込んでいるせいか、何だかうるさいな…

周りには可愛い雑貨屋さんや、お洋服屋さんがたくさん。
ククリも、こんなの着たいな。
お金があったら、毎日でも服を買えたい。
ククリだって…おしゃれをしたい。

それで、勇者様に「可愛い」って言われたい。
でも、勇者様はククリのことなんて…


……ううん、勇者様なんて。
だいっ嫌い…

9372:2006/03/27(月) 19:48:10 ID:TH1YyG6k


「…もういいよ、とにかく俺はこの宿で泊まるから。
 ククリはどっか、他…探せよ」

「えっ…」

むしゃくしゃしてるのがわかる。
ククリがあんまりにも俺を無視するもんだから、頭にきたんだ。
そっちがそう出るなら、俺だって。
…いつまでも優しくなんか…出来ないんだからな。

いつも一緒に行動して、一緒の所に泊まって。
俺達はずっとずーっとそうしてきた。

だけど…今日は別々に行動してみよう。
変な意地がそう思わせる。

「…勇者様、一緒の宿じゃ駄目…なの?」

ククリは今にも泣きそうな顔してる。
…………。
俺も一緒の宿に泊まりたい。
けど…

「一緒の宿じゃなきゃいけない理由なんて…ねーじゃん」

ばかなことを言ってしまう。

「…………」
「…………」

長い沈黙が続く。
そして、段々と後悔の念が俺を襲う。
…しまった、絶対言い過ぎたぞ。

どうにか、元には戻せないかな?!
しかし、結構酷いこと言ったからなー…
でも、このままじゃどうにもならんし…

色んな考えが頭の中をぐるぐると回っている。
しかし言葉にしようにも、考えもまとまらず…―
悪循環とはこのことだ。

…とにかく、同じことは繰り返しちゃいけないよな。
「…あ…あのさ、ククリ…」
9472:2006/03/27(月) 19:49:12 ID:TH1YyG6k

「…ククリ、あっちにする」

耐え切れなかった。

「…へっ?」

「…あっちの宿にする。勇者様はここでしょ。
 ククリ、あそこに泊まるから。じゃぁ…」

そういって、別の宿へと走る。
とにかくここから逃げ出したい…

「あっ、ク、ククリ!」

勇者様の声が少しずつ小さくなる。
人ごみにまぎれて、すぐにわからなくなった。
とにかく、今日は別々に…
…………


今日だけなのかな。

「ねぇ勇者様…」

お目当ての宿をめいっぱい通り過ぎた、森の前で足を止めた。

「勇者様、ククリのこと…嫌いになったん、だよね…」

自分で言ってて、涙が出てくる。
いっぱい出てくる。
止まらない。

「ククリのこと、嫌いになった、から…喋ってくれなかった。
 宿も、別々に…するん…だ」

自分に言い聞かせてみる。
信じたくない現実を。
もしかしたらもう勇者様と旅できないかもしれない。
勇者様がククリのこと嫌いになったら、もう会えないかも。
このままだったら絶対そうなっちゃう…―

(そうなったらグルグルも…もういらない…)


「っく…ククリは…勇者様のこと、ひっく…
 ……好きなのにぃ…ひっく」

わかっていることを自分で何度も何度も繰り返しながら、
一時間は、そこで泣いていた。
9572:2006/03/28(火) 01:31:24 ID:vbE/kHii

探せど探せど見つからない。
さっきククリが泊まるっていってた宿にはいなかったし…
近辺の宿にもククリはおろか、少女すら泊まってないらしい。

段々辺りが暗くなってきたな…
夕方の街。
さっきまでの騒がしさはどこへやら、
家に帰っていく人がちらほら見える位だ。

「はぁ〜…」

さっきから何度ため息をついたことか。

…ああ、本当に後悔してる。
あんなこと言うんじゃなかった。
あんな態度…取るんじゃなかったぜ。

今までククリと喧嘩という喧嘩をしたことがないから、
初めての大喧嘩?で、全くどうしていいかわからない。

元々こういうの苦手なんだよなぁ。
まぁ、俺が悪いんだけどさ…。

…………

しかし本当にどこにもいない。
さっきから同じ所をぐるぐると回っている。
でもそれでも見つからない。

(一体どこいっちまったんだ…)


怒って帰ってしまったのか。
…といっても、どこへ?
帰るところもないのに。

空は更に暗くなっていくばかりだ。
9672:2006/03/28(火) 01:32:02 ID:vbE/kHii

勇者様が泊まってる宿からずいぶん離れた所にきた。
小さな小さな宿屋さんだけど、優しそうなおばあちゃんがいて…。
気に入ったので、泊まってみることに。

「おじょうちゃん、一人でこんな所まで来たのかい?」
「えっ、あ、あの…はい」

おばあちゃんはコポコポと暖かい紅茶を入れてくれてる。
…ジミナ村のおばあちゃんと大違い。

「こんな所に一人で来るなんて、何か探し物かね?」

「あ、あのっ、可愛い雑貨屋さんがいっぱいあるって友達に聞いて、
 そ…それで一度来てみたくて、…あのぅ…」

「はぁ、そうかいそうかい。でも一人旅は危ないよ。
 この辺でも、絶対に安全とは言えなくなってしまったからねぇ…。
 おじょうちゃんも、買い物が終わったらお母さんに迎えにきてもらいね」

おばあちゃんはニコニコしてそう言った。
…ククリが魔法使いなんて言えないもんね…。

「おばあちゃんの紅茶…美味しいな。ありがとう」
「いぃえ」

今、勇者様がいたら…。

勇者様がいたら、おばあちゃんの言葉一言一言にも
突っ込みを入れたりして。
…ククリがそれをなだめたりして。
勇者様…。

ククリの中に勇者様だけの場所がある。
何にしても、いっつも勇者様のことが頭に浮かぶ。


―いつだってククリの中には勇者様がいたの…―


「…おばあちゃん、ご馳走様。お風呂…入るね」
「はいはい、どうぞ」

ボロボロのパジャマを抱えて、さっき案内してくれたお風呂場に入る。
おばあちゃんに、泣き顔見られたくないもん。

…だめ。
…やっぱり…好き。

好きだよ…勇者様ぁ。
97名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 18:53:25 ID:hRu9cAJY
。・゚・(ノД`)・゚・。なんか泣けてきた

早いとこ仲直りしてほすぃ
98名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 19:25:27 ID:tFC24SEh
なかなか、いい話の進み方だよな
すんごくジーンと来る・・・
9972:2006/03/28(火) 23:20:13 ID:vbE/kHii
>97さん、98さん
おおっ感想ありがとうございます!
少しずつうpしていくのでちょっとやるせない気分になるかも
しれませんが(?)気長にお付き合いして貰えたら幸いデス…
10072:2006/03/28(火) 23:20:48 ID:vbE/kHii


「よっこいせっ…」

ようやく固いベッドに腰掛ける。
もう2時間は歩き回って…足が棒のようだ。

ようやく空いている宿を見つけたので、とりあえず落ち着くことにした。
…さっき行こうと思ってた宿はククリを探してる間に満員になってたからな…。

「はぁ…」

結局ククリは見つからなかった。
に、してもこの街は広すぎて探すには困難すぎる。
途中で諦めたくはないが、仕方が無い。


…本当にどこにいっちまったんだ。

ベッドに寝転がって、茶色い天井を眺める。
茶色い…―ククリの髪の色みたいだ。

あいつ、三つ編みも可愛いけど、風呂上りの髪型も可愛いよな。
その状態でアクセサリーなんて付けたら…まるでお姫様かも。

そういえば、この前泊まった宿から出てきたククリ…
ふわふわの髪の毛で、ひらひらレースのパジャマ着てた。
安い宿にしては、置いてる服が可愛かったな。
…ククリ、喜んでたっけ。

あの時…ククリには言ってなかったけど、ちょっと目のやり場がなかった。
胸元がやけに開いてるパジャマで、胸の谷間が少し…

…やっぱり、胸大きくなったんじゃねーかな、最初に比べたら。
別に、特別触った事もないけど。
あのメケメケローブじゃわからないが…
ちょっと露出してる服着るとすぐわかる。

…うん、ちょっと、でかくなったよな。

毎晩、ギップルのテントで寝てる間にそんなことを考えていたり。
…少し、エッチなことを想像してしまったり。
横に女の子がいるから?

…それとも、ククリがいるから?

10172:2006/03/28(火) 23:22:09 ID:vbE/kHii


「…………っ!」

俺はぶんぶんと顔を振った。

本当に俺は、一体何を考えているんだろう。
どうしても、今考えていたこと…認めたくはないんだ。

何故そう思うんだろう。
…わからない。

でも…
俺が必要とされているのかも、今はわからない。

ククリが本当に必要としているのは…
…………


”――レ…イドぉ…”


一週間前聞いたククリの声。
この声は、一生忘れられないかもしれないな…―

茶色い天井にククリの姿ばかりが映し出される。
そこにいるククリは俺に向かって笑顔でいてくれる。

いつも俺の後ろに付いて歩いて。
怒っても、次の瞬間にはニコニコしていて。
俺がばかなこと言っても…ククリは許してくれる。
これからも…

…いや。
これからは一体どうなってしまうんだろう。
こうやって喧嘩をしても、明日には笑っていられるんだろうか。

俺達は…まだ、一緒に旅していけるんだろうか。


10272:2006/03/28(火) 23:25:10 ID:vbE/kHii
『勇者様…あのね』
『ん?なんだ?ククリ』

『あ、あのね、ずっと…』
『ずっと?』

『う、ううん、何でもない』
『何だよ、途中でやめるなよ〜』

『う、うん…たいしたことじゃないの』
『なんだ、腹減ったのか?それとも、歩き疲れたか?
 別にここで休憩してもいいぞ』

『う、ううん。大丈夫…』
『そうか?なら良いけど…おっ、あんな所に薬草発見!』
『勇者様ぁ…』

『うん?』
『あの、あのねぇ…ずっと一緒に…旅、しようねっ』

『…えっ、あ、うん、その…うん』
『薬草、いっぱい摘んでギップルちゃんに預けとこっか』
『そ、そうだなっ。…よし、たくさん貰っていくか』

『…えへへっ』
『ど、どうしたんだよ?』

『えへへ、何でもなーい』
『そっ、そうか…』
10372:2006/03/28(火) 23:25:54 ID:vbE/kHii

…………
あの後もククリはずっと笑ってた。
えーと…あれはいつだっけな。
…あれ、何でだ。…思い出せない。

ずっとずっと前のことだったのか。
それとも、最近の出来事だったのか。

こんな時になって、こんなことが思い出される。

…俺が悪いんだ。
最近ずっと、ククリにそっけない態度取ってた。
本当はそんなことしたくなかった。
けど…どうしたらいいかわからなかったんだ。

出来るなら戻りたい。
そんなことを言えたような時に戻りたい。
その度にギップルに邪魔をされたっていいから…
痒くなるような恥ずかしさだって、我慢するからさ…

こんなに自分のことを嫌いになったことは、今までない。
俺はずっと、自分のことしか考えていなかったような気がする。
きっと今までの天罰が下ったんだ。
本当ばかだよな、俺も…―


…………
それにしても…
…さっきから、妙な胸騒ぎがする。
何なんだこの感じは。

とてつもなく、嫌な感じ…。
吐き気さえするような気持ちだ。
外はさっきから小雨が…


いや、段々雨は強くなっていってる。
雨に打たれて揺れる木。
必死で雨宿りしている野良犬。
水浸しになっていく地面。

まるで、モンスターが出る時のような。
…いや、それ以上の…―


「―ククリ…っ」
104名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 23:36:36 ID:ZJp2x3cx
名作の予感
10572:2006/03/29(水) 00:10:31 ID:JaffWadU

お風呂、大好き。
お風呂上がりは、もっと好き。

だって、一日の汚れをすっきり流してさっぱりするから。
お風呂に入っただけで、気持ちがリフレッシュ出来るから。
…お風呂から出たあと、勇者様と…喋れる時間があるから。

でも今日は違う。
一緒なのは、体がキレイになっただけ。
気持ちも変わらない。
勇者様も…いない。

涙のあとをごまかすために、長い間お風呂に入ってたから少しのぼせちゃった。
ここのお宿は部屋が4つしかないみたい。

おばあちゃんに案内されて、一番前の部屋に入った。


「はぁ…」

少し小さなベッドに横になる。
外は小雨が降っている。
しとしとと音が聞こえるけれど、あまり心地よくない。

(ククリのココロの中みたい…)

そう思ったら、雨が少しずつ強くなってきた。
そんなに降ったら…寂しくなってきちゃう。


ふっと周りを見渡してみる。
小さなスタンド。
勇者様のバンダナの色。

…勇者様の…色。
10672:2006/03/29(水) 00:12:08 ID:JaffWadU

いつからだろう、こんなに勇者様のこと好きになったのは。
ずっとずっと前から、勇者様のことは好きだった。
でも、その気持ちは何となくぼんやりしてた気もする。

だけど…その気持ちが段々とハッキリしてきたの。
何をしてても勇者様の隣にいたくて、
どんな時でも勇者様のことを考えて、
ずっと、ドキドキしてた。


…一度、勇者様に、『ずっと一緒に旅しようね』って言ったことがある。
随分前のことだけど、勇者様は照れながら、うんって言ってくれた。

その時はそれが幸せで幸せで、ずーっと余韻に浸ってた。
何回もそれを思い出して、時々一人で顔を赤らめたり…
今でも…思い出したら、ドキドキする。

勇者様は…覚えてないだろうなぁ。


一緒にいる時間が長ければ長い程、気持ちが強くなったと思う。
だけど、ククリの性格上…好きなんてとっても言えない。

もし、勇者様に好きっていって、勇者様がククリのこと嫌だったら…
そう考えただけで怖くて、ずっと逃げてきてしまった。

でも…―もう、わかってしまったのかな。
勇者様の気持ち。
わかりたくない。
だけどわからなくちゃいけない。
逃げちゃ駄目なんだから…
10772:2006/03/29(水) 00:12:41 ID:JaffWadU

「ククリは…勇者様のことが好きで、その勇者様とずっと一緒に
 旅をしてこれて…幸せ、だったんだから…」

今まで本当に幸せだったんだもん。
旅をしてきて、辛いこともたくさんあったけど…本当に幸せだった。
それなのに、勇者様とずっと一緒にいたいだなんて、ゼイタクなんだ。


「勇者様…」

ククリ、”勇者様”を卒業しなきゃいけないのかな。

「勇者様は…どう、思う?」

この一週間の間に考えていた嫌な予感。

「もう…だめなんだね…」

それが…当たってしまった。


もう泣かないでおこうって思ったのに。
せっかくお風呂入ったのに。
顔が、ぐちゃぐちゃになっちゃう。

「ひっく…っく…」

勇者様…―


キィィ…

その時、後ろのドアが開く音がした。

(ドキッ…)
胸が高鳴った。
もしかして…

「…………」

無言でそこにいるみたい。
…おばあちゃんじゃ、ない。

一瞬期待が胸を横切る。
もしかして…!

自分が泣いていることも忘れて、振り返った。
108名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 00:37:53 ID:cO0oXR6l
久しぶりに来たら名作が…
もう現時点で100付けたい俺ガイル
エロ抜きでも全然良い…続き待つぜ ノシ
10972:2006/03/29(水) 01:14:23 ID:JaffWadU

「久しぶりじゃないか、ピンクボム」

「レ、レイド!」

そこにいたのは、期待していた人じゃなく…レイド。
それに、クロコが3人…

「”勇者様”と喧嘩して、一人で泣き寝入りしてたって感じだな」
「!!な、何で知ってるの…」

「フッ…お前らが都に着く前に、森の中で歩いてたお前らの後ろ姿を
 徘徊中のクロコが見つけたんだ。で、後を追ったって訳さ」
「…………っ」

全然気が付かなかった。
その時はその時で精一杯だったから…―


「あっ…お、おばあちゃん、おばあちゃんは!?」
「安心しろ。俺は優しいからな…少し眠って貰ってるだけだ。
 明日になったら今日のことは忘れてるさ」
「ど…どうして、こんなこと…」
「フッ、知りたいか?」

レイドが部屋の中に少しずつ入ってくる。
クロコも同じようにゾロゾロと…
どうしよう、どうしたら…―

どうしたらいいの、勇者様ぁ…
11072:2006/03/29(水) 01:15:15 ID:JaffWadU
「今、”勇者様”と喧嘩してるんだろう。良い機会だと思ってね」

レイドは近くにある机にもたれかかって髪の毛をいじっている。
どうしよう、こんなとこでグルグルは使えない…

「今が良いチャンスだと思うがね。どうだ、仲間にならないか?
 役立たずの勇者と一緒にいたところでどうにもならない―」
「ゆ、勇者様は、役立たずなんかじゃないもんっ!」
「ほぅ、それではピンクボムは”勇者様”の役に立ってるとでも?」
「!!」

…そんなこと…わからない。

「お互いがお互いの力を求め合ってこそのパーティだ。
 ピンクボムの気さえ変われば、俺達は良いパーティになれると思うがね…」
「そっそんなの、絶対に嫌!」
「ぜ、絶対に…」

「おいっ、口が過ぎるぞ、レイド様に対して!」
クロコが口を挟む。
そんなこと…聞いてられない。
レイドとなんて…嫌。
勇者様じゃなきゃだめ、なの。

…もし、もう勇者様と旅が出来なくても。
ククリは…勇者様とだけ、旅をしたいんだからっ…!

「フ、フン…。まぁ、最初っから承諾してくれるとは思ってないさ。
 だが、こっちにはこっちの考えがあってここまで来てるんだ」
「えっ…」

レイドがそう言った瞬間、クロコが変な粉を振り掛けてきた。
その粉はククリの周りだけを覆って…

「!!けほっ、けほっ…」
「これは今考えていることと逆の考え方になる効果のある魔法の薬だ。
 効果は一日と持たないが、こっちの手にかかれば…―」

「レッ、レイド様!」
「何だ?」
「すっすいません!これは”神様”の薬でしたっ!
 間違って持ってきてしまったようであります!」
「な、何ぃ!?何の効果があるんだ”神様”の薬って…!」
「えーと…そ、”その効果は神のみぞ知る”…」
「何だとぉ!?ま、まずい!何が起こるんだ!」
11172:2006/03/29(水) 01:15:57 ID:JaffWadU

何だか、目の前がふわふわしてる。
やわらかくって、あったかくって…
何だろうこの気持ち。気持ちいーい…

だけど、それに加えて何か変なキモチ。
ククリおかしくなっちゃったのかな…変なの…
体が熱くなってきちゃった。

「大体、お前が間違ったんじゃないか!」
「いいや、お前が最終確認したんだぞ、俺じゃない!」

クロコ同士で何か言い合いしてる。
そこで喋ってるのに、遠くで喋ってるみたいに聞こえる。

「え〜いうるさいっ!!とにかく、今回は退散だ!
 いいか、ピンクボム覚えておけ!次こそは…―」
「…レイドぉ」
「つ…次こそ、は…」
「ねぇ、何か…変、なの」

どうしよう、とめられない。
頭はふわふわしてるけど、体が熱くって…。
あれっ、やだ。
やだぁ…こんなキモチ。
やだ…けど…


「クッ、クロコ、とにかく、お前らは先に帰って報告しとけっ」
「ええっ、レイド様、でもどうやって帰るんですか?」
「どうにかして帰る!と、とにかく、早く帰れ!命令だ!」
「はっ、はいっ!!」

クロコ達が足早に帰っていく。
その足音は遠のいていった。
11272:2006/03/29(水) 01:18:02 ID:JaffWadU
>104さん、108さん
ありがとうございます!感想は本当ありがたい…
これからも頑張るのでよろしくお願いしまつ。
11372:2006/03/29(水) 01:18:52 ID:JaffWadU

「…レ、レイド、あの…ククリ…」
「ピンクボム…」

レイドはククリの顔をじっと見つめている。
さっきからククリはベッドの上に座ったまま。

…ココロの中がぐちゃぐちゃにかき回されている気分。
勇者様が好き。勇者様に会いたい。
…なのに、体が変。

すごく、すっごく…
えっちなキモチに…―

(勇者様じゃなくても、いい?)

ううん、そんなことないよ…!
ククリは勇者様が好きなの。勇者様じゃなきゃ嫌だもん。
だけど、体がゆうこと聞かない。
じーっと、レイドの顔を見続けている。
レイドが段々、近づいてくる。

「…い、嫌…」
「何が…嫌なんだ。そんな顔しておいて」
「う……」
「神様の薬か…なるほど。確かに何が起こるかわからないが…
 今回ばっかりは、面白い効果が出たようだ」

レイドが、ククリの肩を強引につかむ。
やだ…やっぱり嫌だ。
嫌だって気持ちはあるのに、どうしても動けない。

「ピンクボム、お前を勇者から奪える時が来たみたいだな…―」
114名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 21:21:30 ID:R1xqVF0j
(;´Д`) ハァーン!
11572:2006/03/30(木) 01:00:00 ID:Xs13EYv5

ピカッ
ゴロゴロ…

うわっ、雷まで鳴ってきたぞ…
雨に打たれてめちゃくちゃ寒いし、こりゃあ絶対風邪引くな。

泊まっている宿からはかなり離れた所まできた。
というか、さっきいた場所ってどこだっけ。
広すぎて帰り道がわからんかも…―


でも、胸騒ぎが止まらない。
嫌な緊張が続いている。
とにかく…
ククリに会わないと駄目だ。

…駄目なんだ。
本当は、ずっと前からわかってたはずだったのに。
ずっとずっと目をそむけてきた。
やっぱり俺はククリのことを…―


嫌われてもいい。
もう嫌われてるかもしれないけど。
それでも自分の気持ちを伝えなきゃいけないって思った。
伝えなきゃ、駄目だ…。

さっきから知らない場所を闇雲に走っている。
どこの家や宿も電気が消えて、真っ暗だ。
その上この雨じゃなぁ…
11672:2006/03/30(木) 01:00:39 ID:Xs13EYv5

「―いてっ!」

その時、小さな石につまずいて転んだ。

「っ……はぁ…」

…………
何やってんだよ俺は…
何でこの雨の中、こんなドロドロになって走ってんだ。

何だか急にむなしくなって、その場にしゃがみ込む。
ククリ…

「はぁ…ククリ…」

『ずっと一緒に…旅、しようねっ』

「…………」

ずっと…一緒に。
俺だって、旅してぇよ。
あの時、言っとけば良かった。
俺も…ククリと一緒にいたい、って―

「ククリに…会いたい」
11772:2006/03/30(木) 01:01:15 ID:Xs13EYv5

…ん?

ぼんやりと、光が見える。
あの家、まだ誰か起きてんのかな。

俺は重い腰を上げると、その光に向かって歩き始めた。
だいぶ先なのに、やたら目につく光。
―窓の光か?

とにかく、ここでこんなことをしてても仕方が無い。
この街について聞けることがあるなら聞いてみようか…
何の手がかりもなく走ってるよりマシだろう。

体の感覚があんまりない。
指先は凍るように寒い。
秋の雨は寒いもんなんだな…
傘を持っていこうなんて、必死すぎて考えてなかった。


その家に近づくにつれ、そこが家ではないことがわかってきた。

―宿屋か?
やけに小規模だが、家の前に小さな看板が立ててある。
目の前まで来てはっきりわかった。

「宿屋か…少しくらいこの街のこともわかるだろ」

その時気が付いた。
玄関が少し、開いていることに。

(もう夜中なのに…無用心もいいとこだな)
11872:2006/03/30(木) 01:01:48 ID:Xs13EYv5

木製のドアをあけると、中は暖かい。
はぁー…生き返る。

「ちょっと、入りますよー」

返事はない。

「…変な宿屋だな…
 ……ってうおっ!?」

そこにはおばあさんが机に伏せて寝ていた。
び、びっくりした…

「お、おーい、こんな所で寝ちゃあ…
 …つーか管理人がこんな所で寝てていいのかよ」

おばあさんは結構気持ちよさそうにすやすやと眠っている。
俺、明らかに侵入者だよな。
まぁ、いいか。…盗賊だしな。

に、しても街のことを聞こうと思っていたのに…これじゃあ無理だ。
仕方ない、少し休ませてもらうか。
近くの椅子に腰掛ける。
…しまった、体がびちゃびちゃだ。
いかん、椅子が汚れ…―
11972:2006/03/30(木) 01:03:21 ID:Xs13EYv5

ガタンッ!

「えっ!?」

奥の部屋からなにやら音がした。
「な、何の音だ…」

誰か泊まってる人がいるのか。
奥に進もうと廊下を覗き込んでみる。
手前に、少しドアが開いて光が漏れている部屋があった。
ここから聞こえたのか…

耳を澄ますと、何やら声が聞こえてくる。
1人…いや、2人か?
小さな声で喋りあっているようで、よく聞こえない。

うーん…もう誰でもいいや。
とにかくこの街の情報さえ聞き出せれば。
いきなりこんな奴が入ってきたらびっくりするだろうが…

…まぁ、隣に泊まってたってことで。
何とかわかって貰えるだろう。
俺は意を決して半開きのドアを開けた。

キィ…
「あのー、すいません、隣の部屋に…――」


次の瞬間、俺が目にしたのは。
120名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 07:50:52 ID:fryznhiM
キタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
121名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 10:32:27 ID:xiX3opPY
萎える・・・
いや、小説の出来じゃなくて展開の話ね。
122名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 11:40:33 ID:08Gv5JIQ
おれはこの展開は好きだが
12372:2006/03/31(金) 01:47:12 ID:Yjad18kU

―駄目。

やっぱり…駄目だよぉ…。
勇者様じゃなきゃ…

「ピンクボム…―」

レイドはククリの肩を強くつかんだまま、少しずつ顔を近づけて…―
―やだ、こんなのってない。
レイドとキスなんて…したくない。
だけど、あと少し、あと少しでレイドの…



「…―勇者…様ぁっ…!」
「!!」


ククリが勇者様の名前を呼んだ瞬間、レイドが手を離した。

「…勇者、勇者って…っ、一体あいつのどこがいいんだ!?
 あんな奴より…俺の方が…」

ぼうっとする。
レイドが部屋の中を歩き回っている。
大声上げて色々喋ってるみたいだけど、よくわからない。
頭の中は勇者様でいっぱいで…

「ゆ…うしゃ、様…」

ただ呼びたい。勇者様のこと。
勇者様はずっと、ククリの勇者様でいて欲しい。
やっぱり一緒に旅したい。
ずっと、ずぅっと…これからも…

「ククリは…勇者様が…好き、なの」
12472:2006/03/31(金) 01:47:50 ID:Yjad18kU

「目を覚ませ、ピンクボム!」

ガタンッ!

レイドが椅子を蹴り上げた。
そして、またつかつかとククリに近づいてくる。

どうして、こんなことになってるんだろう…
何で、こんなところにレイドと2人でいるの?
ふらふらする頭で一生懸命考える。

「ピンクボム、お前は気が付いてないだけだ。お前は勇者に憧れていて、
 あいつが勇者勇者って周りから言われたことから、”勇者”様を好きになった」

「…そ…んなこと、ない…」
違う、ククリは…

「でもあいつは勇者なんかじゃない。俺達闇魔法に対しての敵なんだ…―」
「きゃっ…」

急に、強く押し倒される。
手首を強く握られて、痛い…

「や…だよぉ…」
「思い知らせてやる。俺の方が、余程良いってことをな」
12572:2006/03/31(金) 01:48:29 ID:Yjad18kU

ねぇ…勇者様。
レイドにこんなことされたら、ククリ勇者様のこと忘れられるかなぁ。
もし忘れられるんだったら…忘れた方がいい?
もし、勇者様がそういうなら、ククリ…


ああ、勇者様に…後で謝ろう。

ククリがした失敗たくさん。
ククリのせいでかけた迷惑たくさん。
勇者様にいっぱい助けてもらったことも。
…そして最後まで勇者様に迷惑たくさんかけてしまったこと。

謝ろう…―

『役立たずの魔法使いでごめんね。』

何故か、そんなことが脳裏によぎった。
…レイドが顔を近づけてくる。

(…さよなら、勇者様)

ぎゅっと、目をつぶった。



キィ…
「あのー、すいません、隣の部屋に…――」
12672:2006/03/31(金) 02:26:24 ID:Yjad18kU

信じられない光景だった。

そこにしたのは俺が探し回っていた相手…ククリ。
そして…

そして、レイドの姿。
二人とも、驚いて固まっている。
俺も…
目を向けたはいいが、逸らすことが出来ない。

「……―」

自分で顔が真っ青になっているのがわかる。
頭の中がこんがらがって、何も考えられない…

「ゆ…ぅ…しゃ、様ぁ」
ククリの息遣いが荒い。
ただ、信じられないような顔つきで俺を見つめている。

「…何しに来た?」

レイドが俺に尋ねる。
…何しにって。そりゃあ…―

…何も答えられない。
ククリがパジャマでベッドに寝ていて。
レイドがその上に覆いかぶさっていて。
依然レイドはククリの手を強く握っている。

「フッ、どういう状況か、見たらわかるだろう。
 お前の出る幕はない。さっさと帰るんだな」

「や…ぁ、待ってぇ…勇者様ぁっ…」

ククリはそういいながらも、ベッドから起きようとしない。
俺は、ようやく目の前に起きていることを理解出来たようだ。

1週間前のククリの夢の中にいたのはレイドだった。
これまで俺は何も認めたくなくて、ずっと目をそむけてきた。

…だけど、これで何もかもがハッキリとしたんだ。
12772:2006/03/31(金) 02:27:00 ID:Yjad18kU

帰ろう。
俺はここにいるべきじゃない。

パニックになりそうな頭で、何とかドアを閉めて外に出ようとした。

「待っ…てぇ…、お願い…」

ククリの声、俺もう聞けなくなるのかな。
そう思ったら少し、足を止めてしまった。

…そうだ。

「ククリ…」
俺は背を向けたまま、まだベッドに寝ているであろうククリに話しかけた。

「レイドのことは…好きになってもいい。
 だけど…ギリの手下にだけは…なるな」

ククリはみんなの光でなければいけない。
ククリがグルグルをギリの為に使うようなことがあったら、この世界はお仕舞いだ。

こんな状況だってのに、何故かこれだけはいわなくちゃって…思った。
ククリがそばにいなくても。
ククリがレイドを…好きだとしても。

俺にとって、ククリは天使であって欲しいんだ…―

「じゃあな、ククリ」
12872:2006/03/31(金) 02:28:26 ID:Yjad18kU

そこに勇者様がいた。
頭はうまく働かないけど、
体はほとんど動かないけど、
勇者様だけはハッキリ目にうつっている。

「ゆ…ぅ…しゃ、様ぁ」

搾り出すように声を出した。

勇者様、あのね、これは…違うの。
これはね、ククリが望んだんじゃないよ。
レイドがね、急に入ってきて…
そして、変な粉を振り掛けられたの。

だからククリ、体が動かないんだよ。
思うように喋ることもできない。
勇者様、わかって…

勇者様がククリのこと嫌いでも。
ククリは勇者様のことが好きだったの。
レイドじゃないよ。
勇者様が好きなの…

誤解だけはしないで、お願いだから…

なのに、思うように言葉が出ない。出せない。
こんな状況でお別れなんて、寂しすぎるよぉ…―

「ククリ…」
勇者様はククリに背を向けたまま…

「レイドのことは…好きになってもいい。
 だけど…ギリの手下にだけは…なるな」

違う!そうじゃない…!

「…………っ!」
悔しくて…涙が出てくる。

これから先、もう喋れなくなってもいい。
ククリ、言葉をなくしてもいいよ。
だから今一言だけ喋らせて。

『勇者様が好き』って…―



「じゃあな、ククリ」
12972:2006/03/31(金) 02:43:11 ID:Yjad18kU
(訂正)126の3行目、「そこにしたのは」→「そこにいたのは」
の間違いでした(;´Д`)  おみぐるしい点失礼しましたorz
130名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 11:44:34 ID:ofcUfh2O
良 い か ら 続 き を 見 せ て 下 さ いorz
13172:2006/03/32(土) 02:22:27 ID:at2gM1Ew

バリッ…
パリーンッ!

「レイド様!まだこんな所にいたでしかっ!!」

「げっ…チ、チクリ魔!…と、カヤ…」

レイドはとっさにククリの手を離した。
窓ガラスを破って入ってきたのはチクリ魔とカヤの姿。
突然の出来事に、ビックリする他ない。

「レイド様…一体どこへいったのかと探しておりました。
 あまり勝手に行動されては困りますな…」
「いっ、いや、しかし…」

コワイ顔に威圧されてたじたじになるレイド。
ククリは、まだ…起きられない。
どうしよう、こんな状態でグルグル使えないのに…―
もし攻撃なんてされたら…!

「さぁ、レイド様帰るでし!こんな所で道草食ってる場合じゃないでしよ!」
チクリ魔は少し慌てた様子でレイドをせかす。

「レイド様、例の計画はお忘れですかな?今は一旦引き下がる必要があるかと。
 …一体いつまでそこにおられるおつもりで」

「〜〜〜っ……ああ、確かに…」

レイドがようやく、ククリの近くから離れた。
レイドはしぶしぶ、といった感じで窓から外へ出て行く。

「グルグル使いと勇者、あいにく今回は私達も忙しいんだ。
 お前達の相手をしている暇がないのでね。
 せいぜいそれまでに、腕を上げておくことだな」
「〜〜くっそぉ、ピンクボム!…覚えておけよっ」

小雨の降る中、レイド達はさっさと帰っていった。
窓ガラスの破片が所々に落ちていて、痛々しい。

「…………」
「…………」

この状況は…一体、何なの?
ククリもわからない。
勇者様も…多分、よくわかってない。

急にチクリ魔とカヤがレイドを連れて行った。
…攻撃もなにも、せずに。
ククリは動けなかったのに。

例の計画って何なのかな…―

だけど、その前に…
13272:2006/03/32(土) 02:23:27 ID:at2gM1Ew

急に部屋の中が静かになって、俺は呆然とした。
何だったんだ、今のは。
ただ、破られた窓ガラスの向こうに小雨が…


…いや、問題はそんなことじゃない。
とにかく、目の前に横たわっているククリ。
俺にとって、カヤやチクリ魔が出てきたことは問題ではなかった。
目の前にいるククリ…

「…………」

未だ状況を把握出来てないのかもしれない。
俺は一体、これからどう動いたらいいんだ。
ククリがレイドと一緒にいたから部屋を出ようと思ったんだ。
レイドが去っていった今、俺がここを出る理由は…無くなった。

だからといって、ここにいるのもどうなんだろう。
さっきはククリに会いたくて仕方なかった。

…だけど今は…


「勇者…様っ…」
「!…………」

声に反応してククリの方を向く。
ククリはとても苦しそうに俺を見つめていた。

…………
…そして、何かに違和感を感じていることに気づく。
涙を流しながら、俺を見て…
だけど…おかしい。

「…ク…ククリ。起きられない、のか…?」

ククリはずっと仰向けになったまま、俺の方を向いている。
明らかに起きられないように、見える。
13372:2006/03/32(土) 02:25:33 ID:at2gM1Ew

「勇者、様ぁっ…ククリ…」
ようやく、体を起こそうとするククリ。
しかしうまくいかないようで、俺の方へ寝転がることがやっとのようだ。

「はぁっ…はぁ…勇者様ぁ…来て…」
「………で、でも」

こんなときに…こんなことを考えるのはいけないかもしれないが。
やたらと…色っぽい。
ククリがすごくいやらしくみえる。
いつものククリと…違う。

「お…ねがい…。勇者…様っ」
とても苦しそうにしている。

「ク、ククリ…―」
その時、はっとした。

「も、もしかして、毒か!?」
もし毒なら、すぐに治療しなくちゃいけない。
さっきから苦しそうにしてたのは、もしかしたら毒のせいで…―

俺、ククリが苦しい時になんてばかなこと考えてんだろ。
…くそっ、本当に情けない。

「待ってろククリ、今薬探して来るからなっ!」

宿屋だったら、どっかに救急箱くらい…
13472:2006/03/32(土) 02:26:04 ID:at2gM1Ew

「違うのっ…待って!」

精一杯大きな声出したつもり。
これ以上大きな声なんて、出ないくらいの。
でもかすれて、勇者様に届いたのかもよくわからない。

段々頭のふらふらするのが強くなってきてる気がする。
さっきまではそんなことなかったのに。
もっと、もっと…熱いの…―

「毒、なんか…じゃ…」
「えっ…」

勇者様はククリの方を見て立ち止まった。

「あ…の、毒じゃ、ないのっ……」

―ううん、わかんない。
もしかしたら毒かもしれない。
ククリこのまま死んじゃうかもしれないけど。
でも…

「もう…どこも、行かない、で…勇者…様ぁ…」

ククリの気持ちがまだハッキリしていて、伝えられる間に。
勇者様に伝えたい。
ククリの…この気持ち。

「…ククリ、俺は…―。ククリは…その、さっきレイド、と…」

勇者様…どうしてそんな寂しそうな顔するの?
レイドとは、何にもしてない。
どうしたらわかってもらえる?
ククリは、ククリはね…
13572:2006/03/32(土) 02:26:41 ID:at2gM1Ew

ククリはレイドと、キス…したんだろうか。
ククリはこの宿屋のものであろう、ボロボロのパジャマを着てる。
だから、変なことはしてない、はず。

…むしろ、今から、だったのかもしれないけど。

でも…

「ククリ、はね…」

「え…?」

ギクッとする。
ククリの口から出る言葉がレイドのことだとしたら…

「ククリ、ね…―」
「ごめんククリ、俺聞きたくないよ」

「――え…っ」

さっき逃げちゃ駄目だって思った所なのに。
駄目だ…どうしても、逃げてしまう。
レイドの名前なんて、もう聞きたくないんだ。
もう…聞きたくない。

(夢の中だけで、勘弁してくれよ…)

ごめんククリ…俺には勇気がない。
勇者なんて…失格だよな。

「駄目…?ククリ、は…言う権利もない…の?」

ごめんククリ。
本当に…―ごめん。

「じゃぁ…っ…ククリ…ゆ…うしゃ様のこと」

そうだ、毒だったらどうするんだ。
薬を…探さないとな。

「まだ好きでも…いぃ…?」
13672:2006/03/32(土) 02:27:15 ID:at2gM1Ew

変なの…全然怖くない。
何の見返りもいらないの。
ただ伝えたかった。
勇者様に、好き、って。

「ねぇ、まだ、好きでもいい?まだいっぱい好き、だもん…
 勇者様とね、一緒にいられなくても…好きでいたい」

勇者様は外に出ようとしてた足を、また止めてくれたみたい。

あれ、変なの。
さっきまで、思うように喋れなかったのに。
スラスラ言えちゃうの。
それに、すっごく恥ずかしいこと。
普段のククリなら、絶対に言えないことなのに…

体も少し楽になったような…
あっ、起き上がれそう。

少し辛いけど、ベッドの上に座ることは出来た。

「勇者様…あのね、ククリ、ずっと伝えたかったことがあったの。
 勇者様は気づいてたかなぁ、ククリの気持ち…」

「………―」

唖然としてる勇者様。
その勇者様の目をしっかり見て言える。

「ククリ、勇者様のことが好き」

…ん。

…あれ、急に涙がこぼれおちた。
どうして、かな。
悲しくなんて、ちっともないのに。
悲しくなんて…

「……ク…クク、リ…」

胸がすっごく熱い。
伝えることって、すごく辛いことだと思ってた。
だけど…本当は幸せなこと、だったんだ。

そう思えるから、涙が出るのかなぁ。
涙って…悲しい時だけに出るものじゃないもんね。

まだまだ伝えたい。
まだまだまだまだ…―

まだ足りないよ。

「本当はね、ずっと一緒に旅したいし、ずっと勇者様の傍にいたい。
 これからもずっと、ギリを倒したとしても、それから先もね、…――」
13772:2006/03/32(土) 02:37:20 ID:at2gM1Ew
130さん>
ありがとうございます(^^)
続きはまたうpします(´Д`)
138名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 12:19:51 ID:4CxGMh44
途中までみたときまた原作の展開を無視したひどい小説か、と思ったが
今は期待の一つしかない。頑張ってくれ。
139名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 21:48:11 ID:LL5T5Pd3
まぁ原作にも外伝は本編のどこに入るかわからないのがあるけどな。
140名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 03:02:14 ID:79HAtcsW
それぞグルグルクォリティー
さぁゆっくり待つか(´ω`)
141名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 03:20:54 ID:Er44u9+g
こんな時間に眠れなくなったじゃないかw
いやーこのスレ見つけてよかった
14272:2006/04/03(月) 00:40:33 ID:W5kqV9Xr
たくさん感想ありがとうございます!!
よし、更に頑張りますw
そしてようやくエロに突入。長かった…スマソorz
14372:2006/04/03(月) 00:41:10 ID:W5kqV9Xr

「それから先もね、…――!あ…っ…」

「ククリ、レイドに…キス、されたのか!?」

気がついたら俺はククリの目の前にいた。
そしてベッドに足をかけたまま、ククリの両手を強引に掴む。

「ゆ、勇者…様…ぁ、あう…」
「お願いだ、正直に言って欲しいんだ」

今まで感じたことのない胸の苦しみ。
心臓がバクバクいっていて、破裂しそうだ。
…嫌な感じじゃない。

だけど、苦しい。
今まで俺が感じてきたこと、本当にばかだなって思ってる。

自分ひとりで全て解釈してククリを困らせただろうし、
勘違いばっかりして酷いこと言って悲しませただろうし、
自分の気持ちを抑えつけてばかりで…

そんなことをしたのが、苦しい。

そして…
そして、ククリの本当の気持ちを知って。

「勇者様ぁ、ククリ…何もされてないよ。本当だよ」
「本当…に?」

その時、安堵の気持ちと共に、別の感情が俺を襲う。

「うん…本当に、勇者様…――んぅ」
14472:2006/04/03(月) 00:41:43 ID:W5kqV9Xr

唇の、どくどくという脈を感じる。
…生暖かい。
目の前には大好きな勇者様の顔。
これは、ククリだけの唇じゃなくて…―

「…ん……―んっ」

ビクン…

思わず体が跳ねてしまう。
勇者様の舌が、ククリの唇を割って入ってきた。
ちゅぷ、ぴちゃ、っていやらしい音が聞こえる。

とろけそう…勇者様…

唇を離したら、唾液がつぅっと目の前に引いてるのが見える。
それが切れるまで、ぼんやりと眺めていた。

「これでククリのファーストキスは、俺のモンだよな」
「ゆ…ゆぅ…しゃ様…〜〜」

…嬉しいなんてものじゃない。
何て表現したらいいのかな、この気持ち。
だって、信じられない。

(―勇者様はククリのこと、嫌いなんじゃなかったの…?)

そう聞きたい気持ちもある。
だけど、今はもう…そんなことよりも、目の前を信じたい。

「ククリ、耳まで真っ赤になってるよ」
「ぁふっ!…ひぁあ…っ」

そういいながらククリの耳たぶを舐める勇者様。
反射的に、勇者様にしがみついてしまう。
勇者様…すっごくいやらしい。

「ぁあん…ん、は…ぁ」

だけどククリも、すごくいやらしい気持ち。
勇者様はゆっくりゆっくり、ククリをベッドへ押し倒していく。
ククリもなされるまま、勇者様に押し倒される。
もう何にも、怖くない――


勇者様が耳元で囁いた。

「…エッチ、しよっか」
14572:2006/04/03(月) 02:05:06 ID:W5kqV9Xr

「………う、ん…」

ククリは目をつぶりながら頷いた。
でも体は…しっかり俺にしがみついている。

「本当にいいんだな、ククリ。始めたら…
 …始めたら、ククリがやめてっていっても、やめないぞ」
「うん…やめない、で…」

こんなククリの姿を見られるなんて…

俺は焦る気持ちを抑えながら、割れた窓のカーテンを閉めた。
外の雨は弱くなって、またしとしとと小さな音を奏でている。

さっきは、嫌な音だと思ったのにな。
今は俺達を盛り上げてくれるBGMとも思えるんだから、おかしなもんだな…
…しかし、自分で思ってて恥ずかしくなるようなセリフだ。

「ククリ、ずっと…思ってたことがあるんだ」
「ん…なぁに?勇者様ぁ…」

「俺、ククリのことずっと好きだった」
「―ゆ、勇者様…」

これは…
最高に、照れくさい。
思っているよりも口に出してわかるこの恥ずかしさ。
そしてククリが恥ずかしがっているのを見て、更に照れくさい。

だけど、恥ずかしさよりも今は言いたい気持ちが強い。

ククリのパジャマのボタンを、ひとつずつ外していく。
上下繋がっているパジャマ。
ククリには前のパジャマの方が、似合うと思うけど。
でもまぁ、今から裸になるんだから、一緒か。
14672:2006/04/03(月) 02:05:57 ID:W5kqV9Xr

「勇者様、ずっとって、いつから…?」
「そうだなぁ、ククリの胸が大きくなってきた時位からかな」

「…やだっ、勇者様のえっち……―あっ」
俺は一気にパジャマを剥ぎ取った。

ぷるん、とククリの可愛い胸が揺れる。
あとククリが身にまとっているのは、パンツだけ。

「ククリ…すごい、すごい可愛い」
「ゆ…勇者様ぁ…だめ、ククリ…」

と、すぐにククリは胸を隠した。

「ククリ、もう隠すのはナシだぞ」
「や、やん…だめ、勇者様ぁ…」
俺はすぐにククリの手を退けようとした。
が、しかし、ククリはだめ、と見せてくれようとしない。

「ククリ、どうしたんだよ?」
「だ、だっ…てぇ、ククリの胸…」
ククリは自信がなさそうに、顔をそむけた。

「…胸?すごく可愛いよ、ククリ」
「だって、ククリの胸は…小さいの。
 …勇者様は大きな胸が好き…でしょ?」

…心配してんだ、ククリは。
俺が大きな胸がいいって思って。
でも…

「ククリ、心配すんなよ。ククリの胸大きくなったじゃん」
「そ、そんなことぉ…」
「そんなこと、あるんだよ。じゃあ確かめさせて、ほら…」
「あっ、だめぇ…」
14772:2006/04/03(月) 02:06:39 ID:W5kqV9Xr

俺は強引にククリの両手を掴んだ。
ククリの可愛い胸が跳ねる。

「ゆ、ゆう…あ、あふ、あっ…!」
「すごい、柔らかくて気持ちいい…ククリのおっぱい」

少し成長したククリの胸は、少し固さは残るものの触り心地は良い。
ククリの首筋を舐めながら、優しく優しく揉んでいく。
最初は力強く俺の手を握っていたククリも、
今は気持ち良さそうにもだえている。

「ゆ、勇者様ぁ、あっ…あ!」

…―キレイなピンク色だなぁ。
そんなことを思いながら、その突起を口に含む。
「――ぁ、はぁっ!」

ちゅく、ちゅ…―
いやらしい音が部屋に響く。
ククリは更に声をあげながら、体をよじった。

「あ、あっ、はぁっ…あ、あぅ、気持ちい、勇者様ぁ…っあ」
「ん、ふぅ…ククリ、気持ち良い…?」

―何だか嬉しくなってきた。
ククリが感じてる…俺の、愛撫で。
片手はククリの胸の先を転がし、もう片手はククリの長い毛をいじって。

「ククリ、俺三つ編みのククリも好きだけど、髪をといたククリも好きだよ…」
「ひぁんっ、あ、ん、あうぅ…」

ククリが返事できないの知ってて、わざと話しかけた。
…ああ、何か、すげえ意地悪してぇな。
14872:2006/04/03(月) 02:07:20 ID:W5kqV9Xr

「あっ…あ…――ん」
俺はすっと、ククリの胸から手を離した。
そしてククリの上にまたがって、ククリの腕をつかみながら
じっとククリの体を観察する。

「はぁ、は……ん、勇者、様…?」
「ん?ククリ、何?」
「う…ん、…あの…」

ちょっと困ったような顔をして、俺を上目づかいで見つめるククリ。
もっと、もっと意地悪をしたくなる。

「う〜…、や…だぁっ」
「何が、嫌だって?」

「やっ……と、途中で…止めちゃいやぁ…」
「じゃあククリ…もっとして欲しい?」
「んっ…勇者様の、意地悪ぅ…」
ククリの恥ずかしそうな顔がまた、堪らない。

「そうだよ、俺は意地悪だよ。でも、ククリは
 こんな意地悪なヤツが好きなんだよな〜」
「やぁ…もぉっ……ククリ、我慢できない、よぉ…」

まぁ、そろそろこの辺で許してあげよう。
俺ももう、ククリの体を見ていたら我慢できなくなってきた。

「そっか、じゃあどうして欲しいの?言ってごらん」
「う、う…ん、あの、勇者様ぁ、ココ…―」
149名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 21:06:16 ID:0AMkPE93
エロパロスレ始まって以来の超大作
150名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 21:18:12 ID:uRlG/laN
まったくだ、俺的には別にエロいらないな〜っとも思う
エロ部分も期待してるんで頑張ってくださいw

なんか胸にきてるよ・・・この話
151名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 01:29:44 ID:zzK4bpLl
保管庫の「りせっと」も超大作
多々お忙しいことと存じますが、何卒続きの投下をお願い致します…orz
152名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 02:23:22 ID:LrBNaCCW
>>151
「りせっと」なるものが見つからないテンプレの保管所でいいのか?
153名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 02:24:01 ID:LrBNaCCW
あーごめん見つかった、スレ汚してスマン
154名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 13:07:15 ID:zzK4bpLl
さがってるからあげるな
155名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 13:09:47 ID:zzK4bpLl
ってあげて無いし
俺もスレ汚しスマソ…青とうがらし食べてくる
156名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 14:55:29 ID:6TasgOVq
>>152
「りせっと」はここ↓
ttp://s1.artemisweb.jp/sslibrary/
15772:2006/04/06(木) 00:25:24 ID:yfhLFph6
大変遅れました…orz
続き投下しま(*´Д`)
15872:2006/04/06(木) 00:26:29 ID:yfhLFph6

自分でも信じられない。
自分がすごく、すっごくいやらしい…

勇者様に見つめられて、体がうずうずってする。
もっと、もっと…勇者様に見て欲しい。

さっきクロコに薬を振りかけられてから、ずっといやらしい気持ち、だったけど。
あの薬は変な気持ちになる薬だったのかなぁ…

「あの、勇者様ぁ、ココ…―触って、欲しい…」

パンツのとこを自分で指差す。
恥ずかしいけど、でも、でも…欲しいよぉ。

「じゃ…パンツ、脱がなきゃな」
「…あっ」

勇者様はククリのパンツをすっと抜いた。
…全部、脱いじゃった。

「ゆ、勇者様ぁっ、電気…」
「ん?」

「や、やだぁ…全部見えちゃう…電気、消してっ…」
「…駄目、全部見たいから」

勇者様はククリの言うことを全く聞かずに、足を広げようとしてる。
勇者様、顔がニヤニヤしてる。えっち…

少し抵抗したけど、自分でして欲しいって言ったんだから…と思って
すぐに観念しちゃった。

「…ククリ、すげぇ…濡れてる―」
「勇者、様っ…そ、そんなに、だ…―んっ」
15972:2006/04/06(木) 00:28:13 ID:yfhLFph6

…に、二回目。
二回目の…キス。

「んっ…ふぅ、ん…んん…―」
どうしてかな…
キスされたら、もっといやらしい気持ちになる。
言いたいこともあったような気がするけど、どうでもよくなっちゃう。

ヌチュ…
「!!ふぁっ…!」
キスに夢中になってる間に、勇者様があそこを…

「ククリ…こんなになってるよ」
「や、やだぁっ…」
勇者様はわざと触っていた手をククリの目の前に突き出す。
勇者様の指にはいっぱい、いっぱいいやらしい液が糸を引いてる。

「そんなもの、見せ…―っ、ひあぁっ…!」
「…ククリの中…暖かい」

指が、指が…入ってる。
勇者様の指がククリの中をかき回してる音が聞こえて…

「クチュ、クチュって、こんないやらしい音本当にするんだな〜」
「あっ、あっ…や、やぁぁ…」
勇者様はいじわるっぽく笑うと、指を抜いて顔をそこに近づけようとした。

「あ!!だ、駄目、勇者様!」
「え、何で?」

「だ、だ、だって…そこは…その…き、汚いから…」
「汚くねぇよ、ククリのだもん」

「…ク、ククリのも、汚いのっ…」
「まぁまぁ良いから、とにかくごろーんってなりなさい」

…勇者様になだめられて、足を開いたままもう一回寝転ぶ。
ククリのそこを、少し広げるようにして見てる勇者様…

こんなに恥ずかしいのに…やっぱり、欲しいよぉ。
きっと勇者様、ククリのことえっちな子だって思ってるよね…
16072:2006/04/06(木) 00:29:30 ID:yfhLFph6

「ククリはここが良いのかな〜」
―ぺろっ。

「!!!」

勇者様の声が聞こえると同時に、むず痒いような快感が襲う。
「―ぃ、ふああぁっ!!」
「…気持ちよさそうだね、ここの突起」

ククリの一番気持ち良いトコを、勇者様の舌が優しく這う。

「―あっ、あっ、やぁ!あんっ、ひぁんっ!」
こんな大きな声出したら、きっと誰かに聞こえちゃう…
だけど、おさえられない。
駄目、おかしくなっちゃいそう。
気持ちいいよぉっ…―

「…ん、ククリ、可愛い」
勇者様は更にいやらしく、ククリのそれを舐め回す。
あ、もう、もう…

「あっ、い、いっ…―あああぁ!!」

―急に頭が真っ白になる。
今まで味わったことのない快感。
本当に気持ちよすぎて、体がまだびくびくしてる。

いっちゃったんだ…。
勇者様の前で、いっちゃった。
16172:2006/04/06(木) 00:30:13 ID:yfhLFph6

「――ぁっ…。はぁ、は…ぁ」
「なんだ、ククリもういっちゃったのか?」

「ん、ぅん…だ、だってぇ」
「少ししかしてないのに…ククリって感じやすいんだ」
勇者様、すごくうれしそう。
もぉ、いじわる…。

その時気がついた。
ククリはまっ裸。
勇者様は…まだちゃんと服を着てるってこと。

「〜〜勇者様、ククリだけ裸なんて、恥ずかしい…」
「なんだククリ、そんなに早く見たいの?俺のモノが」

「あっ、ち、違うのっ!だって、だってククリだけがぁ…」
「はいはい。言い訳しなくて良いってば、見たいんだろ、ククリ」
勇者様は、見たいです、って言って欲しそう。

「ん〜〜っ、…だって、…ん、そ、そのぉ…」
でも…正直言って、欲しい。
いやらしい気持ちがとまんなくって、勇者様のが欲しいんだもん…
ククリ、こんなこと言うのおかしいのかなぁ…

「…ん、う…ん、勇者様の…見たい…」
「ほら、やっぱり。大丈夫、焦らなくても逃げないからさ」

…何だか、勇者様にうまく言いくるめられているような。
さっきからククリが恥ずかしいばっかり。
勇者様にも、恥ずかしい気持ちになって貰いたいなぁ…
なんて思ったりして。

色々考えてるうちに、勇者様はびしゃびしゃに濡れてる服をほとんど脱いで
あとはトランクスだけになっていた。

…ん、あれ?
そういえば勇者様、どうしてそんなにびしょ濡れだったのかなぁ…
16272:2006/04/06(木) 01:45:35 ID:yfhLFph6
続きはまた投下します!遅筆でスマソ(;´Д`)
16372:2006/04/07(金) 02:19:53 ID:157YIA+2

ククリは仰向けになりながら俺を見てぼーっとしている。
相当気持ち良かったのか、目がうつろだ。

「―勇者様ぁ…」
「ん、ど、どした?」

ぼんやりした目で俺を見つめるククリ。
…ククリって、こんなに可愛かったっけ。
さっきまでの会いたかった気持ちも便乗してるのかもしれないけど、
本当にククリが可愛くて仕方が無い。

でも…いじめたくなるんだよなぁ。

「あのね、そのぉ…勇者様、のをね…」
そこまで言いかけて、ふいと横を向いてもじもじしている。

「もう入れて欲しいのか?焦んなよ〜、逃げないってば」
「ち、違うのぉ…入れるんじゃなくて…」
そういってククリがむくっと起き上がった。

「…勇者様、ククリのしてくれたから…勇者様のも…」
「―えっ、ククリ…―あ」

そういって、俺のモノをトランクス越しになでるククリ。
ククリが、こんなことするなんて…
俺の顔をじっと見つめながら、そこをさすっている。

…やばい、そんなことされたら…。

ククリはすぐさま俺のトランクスをおろした。
16472:2006/04/07(金) 02:20:55 ID:157YIA+2

「!!」
俺のモノが、自分でも恥ずかしくなるくらい勢いよく飛び出してしまった。
ククリのちょうど目の前に…

「――きゃっ…」

…どうやら、びっくりしてるらしい。
目を見開いて、俺のモノに目が釘付け状態になっている。
しかも、何だか困ったような顔。

もしかして…

「―ク、ククリ…あのー…」
「勇者様ぁ…」
「もしかして、思ってたより小さかった、とか?」
そうだったのなら、ショックは大きい…

「えっ!…違うよぉ、そ…その、こんな…」
「こんな…?」

「――…こんな、太くて…大きいモノなんだなぁって…。
 そのぉ…もし、ククリの中に入らなかったら…ゴメンね、勇者様」
「ク、ククリ…」

えもいわれぬ感情がこみ上げてくる。
ククリ、そんなことを考えてくれてるなんて…

しかも、俺のを大きいって。
あっ、やべぇ、今ニヤニヤしたらばかみたいだ。

「ゆ、勇者様の…、ビクビク、って動いてる…」
「―早く、ククリに触って欲しくて…仕方ないからだよ」
でも…今触られたら、すぐに出てしまいそうな気も。

「う…ん、勇者様ぁ…―ん…ちゅ」

ククリはそういって、俺のモノの根元をもった…
…―と思ったら、おもむろにモノの先っぽの方を舐め始めた。
16572:2006/04/07(金) 02:21:49 ID:157YIA+2

「ク、ククリ!は、はうっ…」

思いがけないククリの行動に驚くと同時に、想像以上の快感にもだえてしまった。
ククリは俺の顔を確かめるように、上を向きながら舌を這わせている。

「ゆ、ゆーひゃ様ぁ、んふぅ…き、気持ちひぃ?」
「やっ、やべーよククリ、あ…」

ククリが這わせる舌の、ピチャピチャという音が更に快感に繋がっていく。
ひざをついてでも、座っていられない程の…

「ぁ…むぅ」
更にククリが、追い討ちをかけるように俺のモノを口に含んだ。

「――あ!あっ、ち、ちょっ……はぁっ!」
思わずククリの頭を抑えてしまう。
「ん、んぅ、ん〜〜」
ククリの口が俺のモノでいっぱいになっているらしく、ククリは少し苦しそうだ。
ただ、それでもククリはやめようとはしない。

「――!!あっ、マ、マジで、ちょいタンマっ…」
いきなり波が襲ってきて、あわててククリの頭を離した。

「んぅ、ぷはぁ…―ん…勇者様ぁ、気持ちよく…なかった?」
「ば、ばかっ…そんなこと…。すげぇ気持ち良かったんだ。
 …だから、もう出そうでさ」

ククリはきょとんとした顔をしてる。
そして何気に物憂げな様子。

「出しても、良かったのにぃ…」
「いや、駄目なんだ。最初はこん中に入れてから出さなくちゃ…」
「―あっ!」

そういって、ククリの中を再びかき回す。
さっきより、もっともっと濡れてるようだ。
16672:2006/04/07(金) 02:22:30 ID:157YIA+2

「―ククリ、俺の舐めててこんなになったの?」
「あっ、ん…だってぇ…あっ、や、やぁっ」

くちゅくちゅと更にかき回していく。
さっきより、中が少し広がったような…―

「…入れちゃおっか、ククリ」
「あっ…ぅ…うん、入れて、欲しい…」

ククリは再び仰向けになって、恥ずかしそうに足を広げた。
…少し、モノ欲しそうな顔をしてる。
俺はククリの上に覆いかぶさるようにして、ククリを見下ろす。
今から…遂に…

「遂に、入れるのか…」
思わず声に出してしまった。

「う、うん…?勇者様…?」
「いや、ククリの中に入るんだなぁと思ったらさ…」

何だか変な気分だ。
ついさっきまではこんなことになるとも思っていなかったのだから。
あんなに絶望していたのがまるで嘘だったかのように思える。

「…勇者様ぁ…ク、ククリも…何か、緊張する」
「そ、そうだよな。初めてだもんな…」
「…ぅん、でも…」
「…でも?」

ククリは顔を赤くしながらも、微笑を浮かべてる。
ん…何かおかしいこと言ったかな。

「ど、どうした?何か、おかしかった?」
「う、うぅんっ…そのぉ…初めてが、勇者様で…嬉しくって」
そういってククリは更に顔を赤らめた。
やばい、そんなこと言われたら…
16772:2006/04/07(金) 02:24:36 ID:157YIA+2

「…お、俺だって、嬉しいよ。ククリ…」
「―あっ…!」

ククリのそこに俺のモノをあてがった。
もう、早く入りたくて仕方が無い。
ククリの腰に手を添えて入れる準備をすると、
ククリもその手を握り返してきた。

「ククリ…入れるぞ」
「あ…っ…うん、勇者、様ぁ…」

俺の手を握るククリの手がぎゅっと、強くなる。
…ここで、あってるよな…?

「ふ、ふぁっ…あ…!」

少し強く、押し付けてみた。
既に必要以上に濡れているククリのそこは、
当てているだけでも俺のモノをくすぐってくる。
しかもなかなか滑ってうまく入らないおかげで、
更に侵入を試みようとする度にこすれて、気持ちいい…―

「ク、ククリ、何か俺…もう、気持ちいい…」
「あぁん…勇者様ぁっ、中まで…お願い…」

まだ先の方も入ってない。
…もっと、もっと押し付けなきゃいけないのか…
俺は更に強く、一気にククリのそこに押し付けた。
―途端、ククリが一変して表情を険しくした。

「―――っ!!あぁっ!勇者様っ痛い、痛いっ!!」
「…えっ、ククリ、でも、ま…まだ入ってないけど…」
「だ、駄目っ!お願い、やめてぇ!!」

ククリがあまりにも顔をしかめるものだから、慌ててやめる。
ククリは泣きそうな顔をしてあそこをおさえた。
急に叫ばれて、ちょっとビックリした…
16872:2006/04/07(金) 02:25:51 ID:157YIA+2

「ご、ごめんククリ…そんな、痛かった?」
「ゆ…勇者様ぁ、ごめんなさい…こんな、痛いなんて…っ」

相当痛かったのだろう。
目がなみだ目になっている。
そんなに、痛いもんなのか…ちょっとナメてたかなぁ。

「…ククリ、そんな痛いんだったら…やめよっか…?」
「だ、駄目っ!!」
即座に言い返された。

「で、でも、ククリ…本当耐えられないような顔してたぞ?」
「だけどっ…待って、もう一度して…欲しいの。お願い勇者様…」

ククリもそんなに痛いとは思ってなかったんだろうな。
もう一度して欲しいとは言いながら、少し体が抵抗してるように思える。

「…そ、そか?じゃあとりあえず、もう一回…―」
もう一度、強くククリの中へ侵入を試みた。

「―あああっ!!ゆ、ゆうっ…」
必死に俺の手を掴んでもがいてる。
やっぱ、めちゃくちゃ痛いんじゃ…

「ク、ククリ、まだ、入ってないからさ…もう少し強く、入れるぞ?」
「うっ…うぅ、……う、うん…っ」
一応返事はしてるけど、俺の手に向かってはめちゃくちゃ抵抗してる気が。
何か、可哀想になってきたぞ…

とりあえず、ククリが頷くうちはしてみよう。
ククリの反応を見ながら、更に強く押し付けていく。

「〜〜〜痛ぁっ、痛い、痛いっ!!勇者様ぁ!駄目ぇ、痛いよぉ!!」
「ク、ククリっ…」
16972:2006/04/07(金) 02:26:27 ID:157YIA+2

ククリは涙を流しながら、ばんばんと俺の体を叩く。
だっ、駄目だこりゃあ…―

まだ先の方が少し入ったか入ってないか、くらいだけど…
とにかく、今は押し付けりゃ入るってもんでもないらしい。
すぐさま、俺のモノをククリの体から離す。

「―はぁ、はぁっ……はぁ…。―う…うぅ、勇者様ぁ…」
ククリは涙をぽろぽろ流している。
すごい申し訳ない気持ちになってきた。

「ククリ…ん、ごめんな、やっぱ痛いよな…」
「違うのっ、勇者様ぁ…ごめんなさい、ククリ…大丈夫だって思ってたけど、
 やっぱり…駄目だったの…。だから…悲しくってっ…」

俺に気を遣ってんのかな。
ククリは謝る必要なんて…ないのに。

「なぁ…そんな、気にすんなよ。俺、気にしてないよ」
「ん、でも…さっきはするって言ってたのに…
 それに、勇者様とひとつに…なりたかったのにぃ…」
「ククリ…」

そんなことで泣いて。
本当…可愛いヤツだなぁ…
そりゃ俺だって、残念だけどさ。
でも…
17072:2006/04/07(金) 02:27:35 ID:157YIA+2

「ククリ、これから…少しずつ慣らして行こう?」
「…えっ?」

勇者様…少しずつ?
って、ことは…勇者様ぁ…

「…ククリ?もう、したくない?」
「―やっ、ち、違うのぉっ…そうじゃなくて…」

そうじゃなくって…これから、これから先…
勇者様と、ラブラブ…?

自分で考えてて、顔が火照ってきてしまった。

「ククリぃ、何考えてんだ?いやらしいこと考えてたんだろ〜」
「!!ち、違うもん…」
「嘘ばっかり。…はは」
「も、もう!そんな笑わないでぇ…」

そういういやらしいことじゃ、ないんだからっ。
でも、勇者様がすぐに真顔に戻る。

「いや、今笑ったのはさ、その…」
「え…?」
「その、楽しみがまだ残ってんだなーって」
「…?」

…うん?
どういうこと?勇者様…

「楽しみ…?」
「そう!ククリの中に初めて入るっていう未体験の楽しみがね。
 だから今日俺達できなくったって、未来が楽しみじゃん」
「ゆ、勇者、様…」

真剣なのか、いやらしいのか、よくわかんないけど…―
でも、勇者様がそう思ってくれるなら、ククリ…

「だからさ、ククリ。これからもよろしく…」
「んっ…」

―勇者様が、ちゅ、って。

軽く、唇を合わせるだけのキスだけど。
すごく安心出来るキスだった。
勇者様なら、何だって幸せになっちゃう。
不思議だなぁ…。

これから先も、勇者様…

「…―よろしくね、勇者様」
17172:2006/04/07(金) 02:28:51 ID:157YIA+2

この騒がしい都を抜けることにした。

ここにきて、俺はゴロゴロしてばかり。
ククリはお気に入りの雑貨を買ってばかり。
ようやく、このままではいけないことに気づいた俺達。
それに気づくまで…実に1週間。


「―ククリ、準備出来たか?」

騒がしい都は俺達が来る前と何も変わっていない。

「あっ…もうちょっと待って、勇者様っ」

だけど、確実に変わったものがある。

「おーい、あんまり時間無いぜ〜」

こんな平凡なやり取りが、今までは平凡なままで終わっていたのに。

「はぁい、すぐ行きまぁーす!」

ククリと喋ること。
ククリがそこにいるってこと。

「やれやれ、聞いてんだかなぁ…」

…それだけで、幸せなんだ。


やっと用意が終わったククリと共に、歩き出していく。
俺達の新しい度のスタートだ。
17272:2006/04/07(金) 02:29:40 ID:157YIA+2

勇者様を待たせてる!

でも、これも、これも片付けなきゃ…
昨日のうちに片付けておこうと思ったのにぃ。
雑貨、買いすぎちゃったなぁ。

「おーい、あんまり時間無いぜ〜」

大好きな勇者様の声が聞こえる。

「はぁい、すぐ行きまぁーす!」

張り切って返事をした。
楽しい。
楽しい…

昔はすっごく不安だったのに…
今は、何も怖くないよ。
絶対、勇者様が守ってくれるんだから…―

勇者様がいるトコまで急いでパタパタと走った。
とても、新鮮な気持ち。

これからも勇者様はククリと一緒に旅してくれる。
ククリのこと、守ってくれるの。
これからはこんなこと、自信満々で言えちゃうんだから!
17372:2006/04/07(金) 02:31:12 ID:157YIA+2

「――あ」

何故かふっと、いつだったか、少し前に見た夢を思い出す。

レイドと勇者様が出てきて、二人が戦っていた。
その時何故か勇者様が負けそうで。
でもククリは捕らわれてて、グルグルを使えなくって。
レイドが勇者様に倒されそうになった時、

『―レイド!やめて、お願い!』

って、ククリが叫んでいたこと。
その声に反応したレイドを、勇者様がキラキラでやっつけてたんだよね。

―なんで、急にこんなこと思い出したんだろう?

「ククリ?どうした?」
勇者様がククリの顔を覗き込んだ。

「えっ、あ、ううん。何でもなぁい!」
考え事してたら、いつの間にか下向いちゃってたんだ。

「―えへへっ」
「ん?…ククリ?」

思わずニコニコしてしまう。
だって…

「勇者様は強いもん。誰にも負けないんだから!」
「え!?あ、ああ、当たり前だ、俺は勇者だからなっ!」
「うん、勇者様、その調子っ!」

…だって、あの時ククリがレイドの名前を呼んでいなくても…
勇者様はきっと、レイドに勝っていた。
…きっと。

きっと、勇者様はククリのために勝ったよ。

「…ね、勇者様っ?」
「何だよ〜、ニコニコしちゃってさ」

―これからも、勇者様と幸せな旅が出来ますように…―

そう願いながら、新しい旅への一歩を踏み出した。
17472:2006/04/07(金) 02:42:54 ID:157YIA+2



(END)

―はい、皆さん駄文にお付き合い下さいましてありがとうございました!

ただ、171の「新しい度のスタート」、度じゃなくて旅だしorz
最後の最後で誤字…やってしまったなぁ。
個人的にエロは入れたかったんですが、何か本当に、前おっしゃってた
ようになくても良かったのかも、と(^^;)
ただそれじゃあエロパロじゃないだろ…ということで入れてみました。
いかがでしたでしょうか。いやー難しいですね。
皆さんの暖かい感想は本当に励みになりましたよ。
書いててとても楽しかったです。
考えがまとまればまた書いてみたいと思ってます。
少し間は開くかもしれないけども(;´Д`)
175名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 10:03:05 ID:kNzGcZ3F
うおっ!尻すぼみだ・・・。
エロ小説としては最後まで無いし、萌え小説としてはエロが余分だし・・・。
とはいえ、こんな不満が言えるのも小説の基本的出来が良かったからこそ。
感動をありがとう。俺も何か書いてみたくなりました。
176名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 14:41:12 ID:sz6zo3w+
お疲れ様でした。
二人それぞれの心理描写が良かったです。
177名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 18:01:33 ID:fJoVW00O
乙カレー
178名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 00:02:34 ID:PWM4Gh/6
こんなに素晴らしい文章を書くなんて、僕にはとてもできない。
179名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 01:32:01 ID:vjMiJJDi
GJ!!
180名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 14:53:55 ID:r7RcaRTK
>>174
ところで、この作品のタイトルは?
18172:2006/04/09(日) 23:47:59 ID:8IQ7MQeR
すいません、しばらく見る機会がなくてお返事遅れましたorz
皆さん暖かい感想ありがとうございます^^
今度もし書くときがあるなら、もっと完成度の高いものを
目指してみたいと思います。
>180さん
タイトル…そうですねー
「ホントのココロ」
とでも、名づけておきます(*´Д`) あぁ恥ずかし。
182名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 21:04:41 ID:k50EtKIC
いっきに過疎ちゃった
183名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 00:31:11 ID:zTYdzWop
ヒロヒロ新連載age
184名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 09:49:34 ID:gB/dGt4Y
今みた
結構良い作品だと思うよ!続きとはいかないまでももっと書いて欲しいな
話は変わるがグルグルって基本的にニケ×ククリが多いよな。
まぁマンガ的にそうなるのは必須だしククリギガンテラモエスな俺にはむしろその方が嬉しいが
185名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 15:53:53 ID:mEPX3X5U
ってかニケ×ククリじゃないと腹が立つな。
186名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 16:44:05 ID:er3pCtNT
ニケもいらん
18772:2006/04/14(金) 02:16:14 ID:FtP4M4mP
>183さん
衛星ウサギテレビ(仮)
ですね!!!
早く終わらなきゃいいけど(;´Д`)

今ネタ考案中…184さん、頑張ります!
188名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 22:40:38 ID:477OBH3z
保守あげ
189名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 17:20:31 ID:PzSukKJs
保守
190名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 16:07:59 ID:ublE6zBX
実は手元にグルグルのSSがあるんだが・・・投下しようか迷ってる。
前スレからずっとROMで来て、今日始めてカキコしたんだが・・・。
以前あったよな?SS投稿して散々叩かれた奴。あんなことにはなりたくないので
どうしようか迷ってるんだが・・・どうしたらいい?
191名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 16:24:10 ID:RL/Fpkl1
以前叩かれていたのは
作品の出来よりも
勝手に次スレたてたり、sageなかったり等
態度によるものが大きい

ちゃんと読み物として成り立っている作品なら
滅多に批判はされないよ
192名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 19:45:25 ID:yYYT6yQC
>>190
このスレは君のSSを待っている
193名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 21:49:00 ID:NsB/08PU
>>190
>>191に追記。
あと自分で作品の描く時の苦労や言い訳を長ったらしくウダウダ語るのはあまりよろしくない。
かもしれない。俺の意見。
194名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 23:09:49 ID:SzLezRt+
どうしても不安ならSS書きの控え室で
投下するときの態度とか訊いてみるといいよ。
たぶんそれなりに答えは返ってくると思う。

19572:2006/04/18(火) 03:04:07 ID:kz9NmzgG
190さん
お待ちしています!^^
楽しみにしていまーす。
196名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 14:54:56 ID:f0AQTCeN
なるほど。分かった。
とりあえずまだ未完成なんで、完成次第投下しようと思う。
それまで待ってくれ。
197名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 16:02:46 ID:f0AQTCeN
とりあえず冒頭部分だけでも投下しようと思う。
駄文でスマソ。
設定は最終話から1ヵ月後。一部勝手な設定とか入ってるけどご勘弁を。


魔王ギリを封印し、天界へやってきてから早くも一月が経とうとしている。
ニケとククリは、相変わらずのんびりとした生活を送っていた。

「ふぁ〜ぁ・・・天界もいいトコロなんだけど、逆に何も無さ過ぎてつまんないなぁ・・・。」
「そうね・・・あたしもパパやママに会えたのは嬉しいけど、おばあちゃんの家の方が楽しかったなー。」

天界というのは、実に平和なところである。住んでいる人も温厚な人ばかりで、争いごとなど
ニケとククリがこちらへ来てから一度も起こったことがない。
しかし、地上で魔物達と来る日も来る日も戦っていた2人にとっては、いろんな意味でつまらない場所であった。

「つまらなさ過ぎて・・・平和ボケになっちゃうな。」
「ほんと。」

と、その時。ニケの顔に何か冷たいものが落ちてきた。

「ん?何だ・・・?」
「あ、勇者様・・じゃなくてニケくん・・・」
「別にその呼び方、慣れないんなら「勇者様」のままでもいいよ。で何?」
「見て、あの黒い雲・・・。」

ククリの指差す先には、今にも雷が落ちてきそうな黒い雷雲が。

「こりゃあまずい・・・ククリ、雨が降り出す前に家に帰ろう!」
「うん!」

2人は雨が本格的に降り出す前に家へ帰ろうと、家路をひた走った。
198名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 16:03:38 ID:f0AQTCeN
「ふう・・・なんとか間に合ったな。」
「よかったぁ・・・服が濡れちゃうかと思った・・・。」

何とか雨が降り出す前に家へ戻れた2人。その直後、雨は本降りになった。

「あと少し遅かったらどうなっていたことか・・・。」
「もう、勇者様ったら大袈裟ね。」
「ははは・・・。」

2人はリビングに向かい、そこにあるソファに腰掛けた。

「雨が降るとは思わなかったなぁ・・・今から何する?ククリ?」
「そうねぇ・・・お裁縫の続きでもしようかしら。」
「裁縫・・・?ククリ、そんなことするの?」
「うん、こっちに来てからたまにお母さんに教えてもらってるの。」
「そうなんだ。知らなかったなぁ・・・。」

ククリはこっちに来てから、ククリの母に裁縫を習っている。
何せ地上では唯一のグルグル使いとしてニケと一緒に冒険をしてきたのだから、
裁縫などする暇はなかった。しかし、今は戦いがあるわけでもなく、
特に何もすることが無いので裁縫を教えてもらっているというわけだ。

「ところで何作ってるの?」
「それは・・・ヒミツ。」
「何でだよ・・・教えてくれたっていいじゃないか。」
「そのうち分かるようになるよ。」
「そう?つまんないなぁ・・・。」
「ごめんなさい。」

で、当のニケは何をしているのかと言うと、ククリの父に付き添って農作業をしている。
まだこちらに来て一ヶ月ということもあり、慣れない作業はつらいものだが、来た当初に
比べれば格段に仕事は出来るようになっている。

と、奥の部屋からククリの母が走ってきた。

「ククリ、大変よ。あなたのお部屋が雨漏りしてるわ。」
「うそ!大変!」

ククリはソファからぴょんと飛び起き、自分の部屋へ走る。それにニケも付いていく。
199190:2006/04/18(火) 16:07:43 ID:f0AQTCeN
雨漏りはなんとククリのベッドの上からしている。ベッドは既にびしょ濡れだ。

「あーあ、どうしよう?これじゃあ寝られないよぉ・・・。」

ククリが悲しげで、少し泣きそうな声で言う。
あとから追いついたニケも、その雨漏りの大きさには唖然とした。

「これは派手に雨漏りしてるなぁ・・・おばさん、修理とか出来ないの?」
「どうかしら?村の大工さんは最近仕事が詰まってるそうだし、うちに来てもらえるのはだいぶ先かもね・・・。」
「おじさんはこういう修理とかはできないんですか?」
「あの人は大工仕事が全然できないのよ。」
「そうですか・・・。」

しばらくの沈黙の後、ニケはふと気づいた。

「それじゃあククリはどうするんです?ここじゃあ寝られないだろうし・・・。」
「そうねぇ・・・部屋は空いてないし・・・。」
「あ、あたし・・・勇者様の部屋で寝たいな・・・。」
「・・・え?」

ニケはこの発言にビックリしたのか、言葉が暫く出なかった。

「いいかも知れないわね。ニケくんの部屋は広いし、2人ぐらい寝れるわね。」
「いや、その、僕は困らないんですが・・・その・・・。」

しかし、良く考えてみればククリと寝るなんて普通のことであった。
地上ではギップルテントの中で2人仲良く寝ていたわけだし、宿屋でも2人一緒の部屋になることも多かった。

「そうか・・・オレって結構ククリと一緒に寝たりすること多かったんだな・・・。」
「ニケくん、それでいいかしら?」
「あ、はい。大丈夫です・・・。」

「また勇者様とお話が出来るし・・・嬉しいな。」
「そ、そう・・・?」

ニケは少し慌てたが、気を取り直して布団をニケの部屋に運ぶ手伝いをしに、ククリの母と押入れへ向かった。



冒頭はこんな感じです。
これからちょっと出かけますので、近いうちに続きを投下します。お楽しみに。

これから190って名乗ります。よろしく。
200名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 20:35:52 ID:roVixnhy
ヤベwモロツボ入ったwwww続き期待する俺ザンギwww
201190:2006/04/18(火) 22:59:08 ID:PRz76fXR
今手元にある文の続きを投下します。

「ククリ、窮屈かもしれないけど暫くはこれで我慢してね。雨漏りは早いうちに直してもらうから。」
「うん、分かった。」
「じゃあ、私は夕飯の準備があるから、あとはよろしくね。」
「はぁ〜い。」

ククリの母が去った後、ニケがククリに話しかけた。

「とんだ災難だなぁ。ククリ。」
「ホント。どうしようかと思っちゃった。」
「あ、あのさぁ・・・こうやって2人一緒の部屋で寝るのって・・・久しぶりだな。」
「そうね・・・。まだギリを封印しちゃう前は勇者様と一緒に寝ることが多かったわね。」
「だよなぁ・・・。」
「どうしたの、勇者様?何か気になることでもあるの?」
「いや、特にないんだけどね・・・その・・・久しぶりだな、って。」
「・・・変な勇者様。」

そうこうしているうちに夕飯の時間がやってきた。しかし夕飯になってもニケの様子は相変わらず変だ。
妙にそわそわしている。ククリはうすうす気づいていたのだが、ここ数日ニケの様子がおかしい。
何でもないのに戸惑ったり、ククリのことになると顔を赤らめて急に黙りこんでしまったり・・・
明らかに普段のニケとは違うと、ククリは感じていた。

(勇者様・・・本当に大丈夫かなぁ・・・何かあったのかしら?)


ニケはさっさとご飯を平らげると、部屋に戻っていった。
その後を追うようにククリも部屋へ向かう。

ニケはベッドの上で大の字になって寝転んでいた。

「勇者様〜・・・何かあったの?」
「いや、別にどうってことないんだけど・・・」
「お願い!何があったのかはっきり教えて!」

ニケは起き上がり、理由を説明した。

「いや、そのね・・・えーと・・・・・・」

が、はっきりと理由を説明しようとしない。
202190:2006/04/18(火) 23:00:03 ID:PRz76fXR
「何があったの?」

ククリが問い詰める。

「その・・・・・・気になって・・・仕方ないんだ。」
「何が?」
「えーと・・・その・・・」

ニケはまた口ごもってしまった。

「何が気になるの?教えてよ!」
「何でそんなに聞きたがるんだよ?」

ニケが少し怒ったような口調で問い返す。

「それは・・・その・・・勇者様の・・・そんなに悩んでる勇者様を・・・見たくないから・・・。」
「あ・・・。」

少し間が空き、ニケが言った。

「最近・・・ククリが・・・ククリの事が・・・気になって仕方ないんだ・・・。」
「え・・・ど、どういうこと?」
「だからさぁ・・・ククリの事が気になってるんだ・・・最近ずっと。」

意外な答えに、ククリは動揺した。

(勇者様がククリを気にしてる・・・?どういうこと?あたし、何かしたかしら?)

「その・・・多分、な・・・オレ・・・ククリが・・・好きなんだ。」
「・・・え?」
「だからさぁ・・・ククリが好きだから・・・ずっと・・・気になっちゃうんだと思うんだ。」

久しぶりに聞いた、ニケからの「好き」という言葉。
初めて「好き」と言ってもらったのは、「恋するハート」の魔法陣の中。
しかしそれ以降は言ってもらったことが無かった。
お互いの距離が近づいたせいか、「好き」とか「嫌い」とかあまり気にしなくなっていた。
しかし、さっきの一言で急速にククリのニケに対する想いは再び燃え上がった。
203190:2006/04/18(火) 23:00:50 ID:PRz76fXR
「ホントに・・・ホントに・・・ククリの事、好き?」

ククリの声が震えている。嬉しいのか、びっくりしているのか。
ニケはゆっくりと答えを返す。

「もちろん・・・オレは・・・ククリが・・・好きだよ。」
「ホントに・・・?ホントに好きなの・・・?」
「・・・嘘言ってどうするんだよ。」

ククリはポロリと涙をこぼした。

「おいおい、泣くなよ・・・。」

ニケがククリを慰める。しかし慰められれば慰められるほどその涙の数は増えてしまう。

「だって・・・だって・・・勇者様が・・・ククリを・・・「好き」って・・・言ってくれたんだもん・・・。」
「・・・ごめんな。ククリの気持ちに気づけなくて・・・。」
「・・・いいの・・・勇者様が・・・ククリのそばにいてくれたら・・・。」

暫くすると、ククリは泣き止んだ。でも泣いていたせいか、嗚咽がなかなか止まらない。

「・・・大丈夫?」

ニケが心配そうに尋ねる。

「・・・うん。・・・ごめんね勇者様・・・突然泣いちゃって・・・」
「いいんだよ・・・ククリの気持ちに・・・気づけなかったオレが悪いんだから・・・。」

「勇者・・・様?」

ふとククリがニケに話しかけた。

「何?ククリ・・・。」
「勇者様は・・・ククリが・・・好きなんだよね?」
「あ、ああ・・・。」

と、不意に意外な質問がニケに浴びせられた。

「勇者様は・・・ククリが・・・欲しい?」
「・・・・・・は?」

ニケは何のことだか見当も付かなかった。


ここまでが現時点で出来ているSSです。続きはゆっくり書いていこうと思います。
こんな駄文ですが読んでいただきありがとうございます。
20472:2006/04/18(火) 23:43:31 ID:kz9NmzgG
うっうわわわわぁぁ〜〜〜きたぁ!
マジでいい感じです!
めちゃくちゃ新鮮でいいなぁ…
続き楽しみにしています^^
205名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 01:33:36 ID:jSYghmfT
内容は何かラブラブでいいんだが、最初に『勇者様→ニケくん』って直したのに、以降は勇者様のままなのは何か意図があるのか?
内容は好きだ。wktk
206190:2006/04/19(水) 17:47:20 ID:fkI1Nac/
いや、特に意味は無いです。
まあ感じとしては
・一旦は「ニケくん」と呼ぶようになった。
・しかし「勇者様」の呼び方が定着しているせいか、なかなか慣れない。
・ニケから了解を得たので、また「勇者様」と呼んでいる。

とまあこんな感じと思っていただければ。続きは早いうちに投下します。
お待たせして申し訳ないです(汗
207名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 20:08:19 ID:gTQAkgfZ
いやぁ〜すばらしいですなぁ〜!(←なぜかキタキタ調)
208名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 23:36:59 ID:VElozIuo


ニケ♥♥ククリ♥♥ニケ♥♥ククリ♥♥ニケ♥♥ククリ♥♥ニケ♥♥ククリ♥♥
ニケ♥♥ククリ♥♥ニケ♥♥ククリ♥♥ニケ♥♥ククリ♥♥ニケ♥♥ククリ♥♥


ニケ♥♥ククリ♥♥ニケ♥♥ククリ♥♥ニケ♥♥ククリ♥♥ニケ♥♥ククリ♥♥
ニケ♥♥ククリ♥♥ニケ♥♥ククリ♥♥ニケ♥♥ククリ♥♥ニケ♥♥ククリ♥♥

209190:2006/04/20(木) 00:06:20 ID:2qraoMxc
が、すぐにその言葉が何を意味しているのか理解した。
しかし、いきなりそんな言葉が出てくるものとは思ってもいなかったのでニケも動揺している。
ここはひとつとぼけてみようと、ニケは口を開いた。

「あ・・・あー、ククリをお嫁さんにね・・・うん、欲しいよ。」
「ち、違うよ・・・その・・・あの・・・」

ククリの困った顔もまた可愛い。ニケも悪いと分かっていながらさらにとぼけてみる。

「じゃあ・・・何?」
「それは・・・えーと・・・・・・」
「・・・何?よく聞こえないんだけど・・・。」
「・・・えっち。」

ククリが「きゃっ」と言い、赤くなって顔を手で覆う。

「ごめん・・・実は何のことか分かってたんだ。」
「もう・・・勇者様のいじわる・・・。」

と、向こうの方からククリの母の声が聞こえてきた。

「ニケくん!ククリ!お風呂が沸いたから入りなさい!」
「あ、はーい!・・・あの、ククリ。」
「・・・なぁに?」
「この続きは・・・風呂上がってからでいい?」
「うん。その方がいい・・・。」
「じゃあオレ先に風呂入っていいかな?」
「いいよ。」
210190:2006/04/20(木) 00:08:37 ID:TTgUTLMo

ククリの了解を得て、先に風呂へ入る。
風呂の窓は風でガタガタと揺れ、雨が窓に叩きつけられている。
どうやら夕方の雨は嵐になったようだ。
そんな中、湯船に浸かりながらニケはふと、ククリの事が頭に浮かんだ。

(しかし・・・なんでオレはククリの事「好き」とか思わなかったんだろ・・・
 ククリって良く見ればものすごく可愛いのに・・・なんでだろ?)

しかし今ニケはそのククリから「自分をもらって欲しい」と言われている。
なんとも複雑な気持ちだ。

さっさと風呂から上がり、ククリを呼びにいく。

「ククリー。風呂上がったから次どうぞ。」
「あ、うん。」

部屋に戻ってみるとククリはあの特徴的な三つ編みを解いていた。勿論風呂に入って
髪を洗うからだろう。

「ククリのその髪型・・・可愛いな。」

ふとそんな言葉が口からこぼれた。

「やだ・・・そんなぁ・・・。」

ククリは恥ずかしがって、風呂の方へ駆けていった。
タオルで顔を拭きながら、ベッドに腰掛ける。

(今晩はどうなるんだろ・・・。)

不安と期待が入り混じった、夜の始まりである。

こんな感じのペースで1日1回ぐらい投下していきたいと思います。
少々筆の運びが遅い私ですが、気長に待ってくださいまし。
211名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 13:53:31 ID:C9vMc0vm
>>209-210
オレ的には、エッチする前は風呂には入らん方が
いいと思うんだが・・・・。
21272:2006/04/20(木) 21:49:35 ID:GTCFCQjt
気長に待ちまつ(*´Д`) ワクワク
213名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 21:57:05 ID:HuB8C4Dy
イイヨイイヨー
214名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 22:30:08 ID:dKLK2ctG
ツヅキマダデスカー
215190:2006/04/21(金) 23:39:12 ID:EdPtowxf
>>211
ご希望通りにならなくてすいません。
では続きをゆっくり投下していきます。

眠たくなったので、布団をかぶって横になる。
しばらくボーッとしていると、カチャリと風呂のドアが開く音がした。
そしてパタパタとスリッパの足音がしてきた。ククリだ。

ニケも体を起こしてククリを待つ。

ガラリと部屋の引き戸が開く。

「お待たせ・・・待った?」
「いや、このくらいどうってこと無いよ。」

風呂から戻ってきたばかりのククリ。片手には櫛、もう片手にはバスタオル。
勿論髪は編んでいない。

「髪の毛・・・そんなに長くて大変じゃない?」

ニケが不思議そうに聞く。

「ううん。たいしたこと無いよ。」
「そっか・・・。」

髪を櫛で梳きながらタオルで拭く仕草が可愛く感じられる。
もはやニケの目に映るククリの仕草全てが可愛く思えるまでになっていた。

「でさぁ・・・ど、どうする?」
「あ、あのね・・・ククリ、勇者様のお布団で寝たいな・・・。」
「・・・あ、ああ。構わないけど・・・。」

ニケの入っている布団の横からククリが入ってくる。
ふわっ、とククリの髪が揺れたかと思うと、なんとも言えない匂いが漂ってきた。

「ククリって・・・いい匂いがするよなぁ。香水でも付けてるの?」
「え?香水なんて・・・付けてないけど・・・。」

心なしかククリの顔が赤くなっているように見える。風呂上がりだから火照っているのか、
それとも照れているのか分からない。けど可愛い。

「じ、じゃあ・・・あのさぁ・・・初めは・・・その・・・キス・・・から・・・」
「・・・うん。」

普段からエッチなニケだが、今回ばかりは緊張する。何せ普段のそれとは比べ物にならないことを
今から経験しようとしているのだから。

216190:2006/04/21(金) 23:59:50 ID:EdPtowxf
優しくククリの顔を両手で触る。プニプニしていて気持ちいい。ククリもキスをし易いようにと、
体をこちらへ向けてくれる。ククリの吐息まで分かる様になってきた。かなり荒い。
当然だがククリも緊張しているのだろう。

「じゃあ・・・行く・・・よ?」
「・・・うん。」

顔を近づけ、唇を重ねる。

(キスって・・・こういう物なんだ・・・ククリの唇、柔らかいなぁ・・・。)

下手なキスだが、キスの感じはしっかり分かった。
次にゆっくりと舌を入れてみる。つるんとした感触が心地よい。

「ゆ、ゆーひゃひゃま〜、ほれはため・・・(ゆ、勇者様〜、それはだめ・・・)」

口はしっかり抵抗しているのだが、体は正直だ。何の抵抗も無くニケの舌を受け入れる。
ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷんと舌の絡む音がする。何ともいやらしい音だ。

キスはこれぐらいと、ニケは自分の舌をククリの口から出す。お互いの唾液が糸を引いた。

「はぁ・・・キスって・・・こういうものなのか・・。」
「・・・ククリも・・・なんか・・・気持ちよかった・・・。」

ゆっくりとベッドに横たわる2人。とりあえず最初の難関を突破した、という感じだ。

「ククリ・・・。」
「なあに・・・?」

ククリをこちらに向かせると、ゆっくりとパジャマのボタンを外していく。
途中やけに柔らかい感触を感じたが、恐らく胸だろう。

パジャマのボタンを完全に外し、服を脱がす。
白く可愛い上半身が姿を見せる。

「やだ・・・勇者様、そんなにじっくり見ないで・・・。」
「いや・・・その、分かってるんだけど・・・目が勝手に・・・。」

胸は意外と大きい。つん、と突いてみると改めてその柔らかさが感じられた。

「やぁん・・・。」

ククリが甘い声を漏らす。

「へぇ・・・ククリの胸ってこんなのなんだ・・・。」

早速揉んでみる。むにゅむにゅとした感触が病み付きになりそうだ。

「あ、やぁん、だめ・・・あっ、だめぇ、そんなに揉んじゃ・・・あぁん・・・」
「しーっ・・・お父さんとかお母さんにばれちゃうだろ・・・?」
「でも・・・我慢できないよぉ・・・。」
「じゃあ・・・できるだけでいいから・・・声は出さないでね。」
「・・・うん、頑張る・・・。」

今日はこのぐらいにしておきます。
どうも肝心な部分に来ると文が下手になってしまう・・・。
21772:2006/04/22(土) 01:20:56 ID:6QTfH3MR
う…初々すぃ(**´Д`) ドキドキ
218名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 09:46:48 ID:xt0Xj/gS
超期待
219名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 21:34:35 ID:c34ljDVo
何かこう、、、『はじめてのえっち』って感じが出まくってるな。
素晴らしくいい。うん、実にいい。
220190:2006/04/23(日) 00:00:39 ID:wE+QQVF9
まり変な声を出すとククリの親に怪しまれるので程ほどにし、次はズボンに手を掛ける。
ズボンの裾を掴んでズボンを引っ張る。案外簡単に脱げた。
と、そこには白いパンツ1枚だけのククリがいた。

ニケはその光景に思わず、いや完全に見入ってしまった。

「やだ・・・そんなにじっくり見ないでよぅ・・・」

ククリの顔は紅潮し、恥ずかしがっているのをはっきり分からせてくれる。

「でも・・・こんな機会・・・あんまりないし・・・。」
「うぅ・・・でも・・・」

そうこうしているうちに、ニケはあるところへ目が行った。そう、股間だ。
良く見ると、じわりと濡れているように見える。

「ククリ・・・おしっこでも・・・漏らしちゃった?」
「ううん・・・漏らしてなんかないよ・・・なんで?」
「その・・・マタが・・・」
「え・・・?」

ククリは何がなんだか分からないので、自分の股間に手を当ててみる。

ぴちょり。

確かに股間は濡れている。しかしおしっこを漏らした覚えは無い。

「えぇ・・・なんで・・・?なんで・・・こんなに・・・濡れちゃってるの・・・?」
「あ、あのさあ、ちょっと聞いたことがある話なんだけど・・・。」
「なあに・・・?」

ニケはとりあえず落ち着き、説明を始めた。

「その・・・えっちって・・・オレの・・・な?」
「うん・・・。」
「オレの・・・モノを・・ククリの中に・・・入れるわけだろ?」
「・・・そうだけど・・・?」
「だからその・・・今ククリのそこが・・・濡れてるのは・・・」
「・・・濡れてるのは?」

「要は・・・その・・・滑りをよくするための液・・・みたいな・・・。」
221190:2006/04/23(日) 00:01:59 ID:nK89agbC
ニケもうまく説明できないのか、話がこんがらがってきている。

「滑りって・・・?」
「えーと・・・つまり・・・オレのモノを・・・ククリの中に・・・入れるときに・・・
 入りやすくするための・・・液って感じ・・・かな?」

「・・・そうなんだ・・・。でも・・・なんでククリが知らないうちに・・・そういうお汁が・・・でちゃうの?」

一通り説明は出来たものの、さらに質問が浴びせられる。

「気持ちよくなったら・・・勝手にでてきちゃうんだ・・・。」
「へぇ・・・知らなかったなぁ・・・。」

ククリも納得したのか、感心した。

「ところで・・・勇者様はどこで・・・そういうことを・・・教えてもらうの?」
「そ、それはその・・・まあ、いろいろと。」
「・・・ふぅん。」

これがエッチな本を読んで覚えた知識とはククリに言えない。
何とかごまかすことができ、とりあえずニケはホッとした。

「じゃあ続き・・・しよっか。」

ククリは何も言わず、こくりと首を縦に振った。

残ったパンツに手が伸びる。ククリの顔に目をやると、目をグッと閉じてなにやら我慢している。
当たり前だが恥ずかしいのだろう。例え最愛の人、ニケといえど自分のパンツを彼に脱がせてもらうのは。

パンツの横を持ち、ゆっくりと下に下げる。しかし手が強張ってあまり動かない。
何せククリの秘所を初めてまともに見るわけだから、緊張するはずだ。

それでも思い切ってパンツをずらす。するとそこには可愛い縦筋が現れた。
ククリの足を上げ、パンツを抜き取る。そこには全裸のククリがいた。

いつもにこやかでカワイイククリだが、ここまでに身体も可愛いとは思ってもいなかった。
それなりに大きな胸に、太ってはいないものの柔らかそうなお腹。決してスタイルがいいとは言えないが、
そのふっくらとした身体にニケは再び見入ってしまった。

「もう・・・勇者様ったら・・・本当にえっちなんだから・・・。」

呆れたような、そして少し怒ったような声でニケに言う。

「ごめん・・・でも・・・ホントに可愛いよ・・・。」

「そんなぁ・・・・・・本当?」
「・・・もちろん。で・・・」
「・・・何?」
「そこ・・・触って・・・いいかな?」

ニケはククリの股間を指差す。

「・・・いいよ。」
222190:2006/04/23(日) 00:04:46 ID:wE+QQVF9
今日はこの辺で止めておきます。
遅筆で期待されている皆さんには申し訳ありません。
ゆっくりと待っていてください。
223名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 20:32:30 ID:KYepFUTG
wktk
224名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 23:35:23 ID:imk7/eY2
なんてところで止めやがる
俺のこの興奮を何処で発散しろと・・・

GJ
225名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 00:07:12 ID:slF6apeM
ああああ( ゚∀゚)=3
ニケククっぽくてすごくイイ
2人の初エチはまさにこうだと思っていた…ありがとう
おとなしく続き待ってます
22672:2006/04/25(火) 01:09:44 ID:OU599obi
ワクワク(*´Д`)
227190:2006/04/25(火) 23:23:56 ID:3DdGWyBA
暫く間が空いてしまいました。
では投下。

ゆっくりとククリの縦筋に手の平をあてがう。

「あんっ・・・。」

いきなりククリの体がまるで痺れたかのように2、3度跳ねた。

「お、おい・・・どうしたんだよ?」

ニケは驚き、慌てて手を離す。手はしっとりと濡れていた。

「・・・なんか・・・変な感じ・・・。」
「そ、そう・・・?」

ククリが落ち着いたのを見計らって、もう一度秘所に手の平をあてがう。

「あっ・・・。」

前ほどではないが、ピクリとククリの体が震えた感じがした。

改めて触ってみると、ククリの秘所は熱く、脈を打っている。
そこだけが別の生き物のような感覚だ。

暫く触っていると、じわりと何か染み出てくる感覚がする。
多分あの液が染み出しているのだろう。

ゆっくりと縦筋に指を沿わすようにして手を動かす。
プニプニとしているが、それだけではなく全く未知の感触だ。

「あっ・・・ああん・・・はぁぁ・・・」

ククリの体が小刻みにピクピクと震え、小さな声で喘ぐ。さぞかし気持ちいいのだろう。

「ど、どう・・・?」
「・・・気持ちいいよぉ・・・ひゃぁ・・・」

ふとニケは、ククリの秘所にコリコリした部分があることに気づく。

「ククリ・・・ここ何だろ?」
「・・・え・・・何・・・?」

ニケは先ほどコリコリとした感触がした所を触ってみる。

「ほら、こ」
「ひゃあん・・・っ!」

ニケの台詞が言い終わる前にククリが物凄い喘ぎ声を上げた。
228190:2006/04/25(火) 23:25:43 ID:3DdGWyBA
「あ・・・ごめん・・・痛かった?」
「・・・ううん・・・そこ・・・すっごく・・・気持ちいい・・・。」
「そ、そうなんだ・・・。」

ニケはさっきの声がククリの両親に聞こえていないか心配だった。
耳を澄ませてみると

「あなた、私は先に寝ますよ。」
「ん・・・?おお、もうこんな時間か。では私も寝よう。」

ククリの両親が寝ようとしているようだ。
しかし油断は出来ない。ベッドに入ってすぐに眠りに入れるわけではないので、
もしかすると気づかれるかもしれない。仮に眠りに入っていても、あまりに
大きな声を出してはククリの両親が起きてしまう可能性も十分にある。

今回の初体験は、そういうリスク、いやスリルが大きい初体験でもあった。

ガタン、とククリの両親の寝室のドアが閉まる音がする。
こちらもドアを閉めているので、ある程度の防音は出来るだろう。
ニケはふう、とため息をついた。

落ち着いたところで再びコリコリしているところを触ってみる。

「ひゃあ・・・あんっ、ああん・・・気持ち・・・いいよぉ・・・!」
「そ、そう・・・?」

ククリの喘ぎ声に乗じて、ニケの秘所を触る手の動きもだんだん激しくなる。

「あっ、あっ、だめぇ・・・あっ、や、やぁっ・・・ああん・・・!」

どんどん激しくなる喘ぎ声。そして二ケの手の動き。

と、急にククリがビクビクと痙攣したように跳ねた。さっきより遥かに激しく痙攣しているようだ。

「だ、大丈夫かよ・・・。」

「はぁ、はぁ、はぁ・・・」

ククリは息を切らしている。そして顔もやけに火照っている。

「はぁ、はぁ・・・なんか・・・ココが・・・ジンジンする・・・。」

自らの秘所を手で押えて言う。
229190:2006/04/25(火) 23:27:24 ID:3DdGWyBA
「ジンジンするの?」
「うん・・・でも気持ちいい・・・。」

ニケは直感した。そう、ククリは「イッて」しまったのだ(正しくは「イカせた」だが)。
しかし、ニケの興奮も最高潮に達しかけている。

「じゃあさ・・・しようか。」
「・・・うん。」

そう、遂に「本番」だ。

ククリをオムツを変えるときの様な体制にして、秘所にモノを入れやすくする。
良く見れば秘所がテラテラと艶美に光っている。

そこを舌先で舐めてみる。

「にゃぁん・・・ああん・・・」
「気持ちいい?」
「・・・もちろん・・・。」

舐めるのも程ほどにし、いつの間にかいきり立っているモノをククリの秘所にあてがう。

「あ、あのさぁ・・・痛かったら・・・言ってね。」
「・・・うん。分かった・・・。」

ククリはまるで赤ちゃんのように手を握り、身構える。瞳は少し潤んでいるように見えた。
ニケもククリの腰に片手を沿え、自分のモノをもう片手に持ち、秘所の入口に当てる。

「・・・行くよ。」

ククリはこくりと頷き、返事をした。


ここで今日は終わります。
続きは後日投下しますので、それまでしばしお待ちをノシ
230名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 22:48:14 ID:orfYgAEV
「もちろん」てwww

初めてなんだから「やだぁ…聞かないでよぅ」とかの言い回しのほうがいいかも
なんかそこだけ不自然
しかし萌えるぜGJ!!
231190:2006/04/27(木) 00:39:02 ID:pdGDKnxX
>>230
ごめんなさい。そこの所はそのほうがいいかもしれませんね。
今日は疲れているのでレスのみにさせてもらいます。
明日は続きを載せようと思うのでご期待ください。
23272:2006/04/28(金) 00:59:57 ID:uEbZIjdl
期待しています(*´Д`)ドキドキ
233名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 19:29:30 ID:BHD64jTr
おいおい…こんなところにいつの間にか神がいやがる…
続き待ってるぜ
234190:2006/04/29(土) 23:58:35 ID:T/Ov2pPS
だいぶ間が空いてしまいました。すいません。
良いネタが思いつかなかったもので・・・。では続き投下します。

ゆっくりと腰に力を入れ、モノをククリの中へ入れる。
ズズズッと、奥へ入っていく感じがする。

「・・・どう?痛い?」
「ううん・・・意外と・・・痛くない・・・」
「そっか・・・良かった。」

ゆっくりとニケのモノはさらに奥へ奥へと突き進んでいく。

「くぅぅ・・・結構・・・気持ちいいなぁ・・・。」
「うん・・・ククリも・・・気持ちいい・・・。」

と、ニケは自分のモノの先が何か薄い膜に当たったような感じがした。
直後、その膜を突き破ったような感じがした。

「いだだだだ・・・!」
「ご、ごめん・・・!」

ククリが痛みのあまり奇声を発した。これにはニケもびっくりした。

「・・・いたいよう・・・。」
「ご、ごめん・・・大丈夫?痛かった?」

ククリの瞳からは今にも涙が溢れそうだ。

「・・・すっごく痛かった・・・。でも・・・今は平気。」
「良かった・・・びっくりした・・・。」
「心配掛けて・・・ごめんなさい、勇者様。」
「いいんだよ・・・。そんなに謝らなくたって。」
「うん・・・じゃあ・・・続けて・・・。」
「・・・分かった。」

返事をすると再び腰に力を入れる。まだまだ奥に入りそうだ。

「あ、ああっ・・・ゃあん・・・はぁん・・・。」

ニケのモノが奥へ入っていくに連れ、ククリの喘ぎは激しくなる。

「やぁん・・・もっとぉ・・・もっと・・奥に入れてぇ・・・あはぁん・・・。」

とても初めてとは思えない喘ぎ方だ。ニケも少し驚いている。

「そ、そんなに・・・気持ちいい?」
「・・・うん・・・はぁぁん・・・。」

「あの・・・これ以上・・・入んないんだけど・・・。」

もうニケのモノは根元までズッポリとククリの中に入っている。
235190:2006/04/30(日) 00:00:09 ID:T/Ov2pPS
「えー・・・もう・・・入らないの・・・?」
「・・・うん。もう根元まで・・・入っちゃったし。」
「じゃあ・・・突いてくれる・・・?」

返事もせずにニケは腰を振り始める。

「ゃあっ・・・すごい・・・すごいよぉ・・・あはぁ・・・」
「ど、どうだ・・・気持ち・・・いいだろ?」

ニケも正直、ここまで気持ちいいものだとは思っていなかった。
しかし今、これまでに味わったことの無い快感に浸っている。

こんなに気持ちいいことがあっていいのだろうか。

ニケはそう思った。

結合部は濡れに濡れており、クチュクチュといやらしい音を立てる。
ククリの快感と恥ずかしさに満ちた顔もまた可愛く、興奮してしまう。

「すげぇ・・・こんなに・・・気持ちいいなんて・・・。」
「・・・ククリも・・・こんなの・・・初めて・・・あぁん・・・」

お互いの鼓動がシンクロしていく。
今までククリは「旅のパートナーであり、自分の好きな女の子」でしかなかった。
でも今晩、ククリはニケにとって「かけがえのない大切な人」に変わった。
それはククリも同じだ。

一生ククリと一緒に暮らしたい。

前々からニケが密かに思っていた夢である。
それが今、実現できそうな所まで来ている。

お互いの息が荒くなってきた。フィニッシュは近い。

「ククリぃ・・・はぁ、はぁ・・・出そうだ・・・中に出しちゃって・・・いいかな・・・」
「・・・いいよ・・・あんっ・・・いっぱい・・・出してね・・・あはぁ・・・」

ニケは最後とばかりに力を入れて腰を振る。
ククリもニケの興奮を高めるかのごとく激しく喘ぐ。

これだけ大きな声を出してククリの両親が起きてこないのが不思議だ。

我慢の限界に達したニケが、思い切りククリを突き上げる。
と同時に、ククリの中へ精液が流し込まれる。

ビクン、ビクン。

ニケがククリの中に精液を流し込むたびに体が震える。

ひと段落着くと、ニケは自分のモノをククリの中から抜き出す。
にゅるっ、とした感じがたまらない。

ククリの秘所から精液が溢れ出てくる。
236190:2006/04/30(日) 00:02:57 ID:T/Ov2pPS



「はぁ、はぁ、はぁ・・・」

お互いまだ息が荒い。快感のあまりか、力がしっかり入らない。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・っ、ククリ・・・どう・・・だった?」
「はぁ、はぁ・・・すっごく・・・気持ちよかった・・・。」

2人とも落ち着いたところで、ニケが話を切り出す。

「あのさぁククリ・・・ちょっと話があるんだけど・・・。」
「なぁに・・・?」

「オレたち・・・こういうことを・・・した訳だよな・・・。」
「・・・うん、まあ・・・そうね。」

「だからですね・・・その・・・この責任を取って・・・その・・・。」
「・・・もう、勇者様ったら急にかしこまっちゃって・・・何・・・?」

「いや、だからその・・・あの・・・オレと・・・えーと・・・」
「・・・?」

「今すぐじゃなくていいから・・・将来・・・け、けっ・・・結婚・・・してほしいっていうのか・・・その・・・。」
「・・・えっ!」

この時代、結婚を制限するものは何一つ無い。ニケやククリもそう幼いわけではないし、
今すぐ結婚したところで至って問題は無い。

「・・・だめ?」

237190:2006/04/30(日) 00:03:48 ID:5vYO2hF7
思い切って言ってしまったが、後々ククリの返事がどうなるのか分からない、という不安が生じた。
たとえククリがニケのことを好きであろうと、OKの返事がもらえるかどうかは分からない。
もしかすると断られるかもしれない。そういう不安にニケは襲われていた。

「勇者様・・・」
「・・・ん?」

「その言葉・・・ずっと待ってた・・・。」

「つまり・・・その・・・OKって・・・こと?」
「・・・当たり前じゃない・・・。」

ククリの瞳から涙がこぼれる。

「うれしい・・・うれしいよぉ・・・。」

最初はすすり泣き程度だったが、次第に号泣になっていく。

「やっと・・・やっと勇者様が・・・結婚してくれるって・・・言ってくれたぁ・・・」
「・・・オレも・・・うれしいよ・・・」

「最初は・・・断られるかと・・・思っちゃった・・・。」

ニケの目からも涙がこぼれる。

「やっと・・・やっとククリと・・・一緒になれるんだな・・・。」
「・・・そうね・・・ずっと・・・待ってたんだから・・・。」




2人とも泣き止むと、まずは服を着直す。
流石にだんだん寒くなってきているこの季節、裸では寝られない。
知らぬ間に嵐は去り、外は満天の星空である。

そして2人同じ布団に入り、枕を並べて寄り添いながら、ゆっくりと眠りについた。



とりあえずまだ続きます。Hシーンは終わりましたがとりあえずご期待ください。
238190:2006/04/30(日) 23:03:43 ID:6hg9mROR
お待たせしました。これで完結です。

次の日、天界には雪が降った。今年初めての雪だ。
農作業に出ていたニケが戻ってくると、部屋からククリが飛び出してきた。

「あ、勇者様!」
「ん?何?」
「これ、勇者様のために作ったの。」

差し出されたのは暖かそうなセーター。ちょっと下手な出来だが、着る分には問題ない。

「へー、ククリはこんなの作れるんだ。ありがとう。」
「どういたしまして。」

ニケは農作業で汚れた服を着替えると、さっきククリにもらったセーターを着てみる。

「結構かっこいいじゃん。」
「そう?よかったぁ・・・。」

ククリも一安心する。

「あのさあ、ククリ・・・。」
「何?勇者様?」

「こんなの作ってもらっちゃって悪いから・・今晩も・・・その・・・しない?」
「・・・いいよ。」
「いやー・・・昨日の晩してから・・・どうも病みつきになっちゃったみたいで・・・。」
「・・・もう、勇者様は本当にえっちなんだから・・・。」

そう言いながらも受け入れるククリもククリである。
さて、今晩はどうなるのやら・・・。

(完)
239190:2006/04/30(日) 23:17:53 ID:6hg9mROR
とりあえず完結させました。こんな駄文を最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

最後に、投下してから気づいた誤っている部分を訂正する正誤表を
載せておきます。

>>220
 冒頭部分
 「まり変な声を出すと〜」の所
 最初の「あ」が抜けているので訂正→「あまり変な声を出すと〜」

>>221
 中盤より少し下
 「いつもにこやかでカワイイククリだが〜」の所
 「可愛い」がカタカナになってしまっているので訂正→「いつもにこやかで可愛いククリだが〜」

>>229
ほぼ終盤
 「気持ちいい?」
 「・・・もちろん・・・。」
 の「・・・もちろん・・・」のところ
 >>230の方が仰られている通りなんかおかしいので以下のように訂正
 「やだぁ…聞かないでよぉ・・・」
 「ごめんごめん・・・。」(この一文は付け足し)

とまあこんな所が間違っていますので訂正します。
ちゃんと校正すればよかった・・・。

もし将来SS保管庫にこの文が入るようなことがありましたら、
以上の部分を訂正して保管していただければ幸いです。
240名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 13:17:42 ID:wx9SX9u/
長編乙!萌えさせていただきますた(´Д`*)
また書きに来てくれ
241名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 23:06:46 ID:qHtCL39L
GJ!!!
マジ萌えた!ありがとう!!!
242名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 10:55:13 ID:l9zfp/X8
いやーGJ!
最高だね!よくこんなSSが書けるもんだ!
190氏の次回作に期待www

このスレもだいぶ過疎ったな・・・。
190氏のSSも終わったし・・・。
気長に次のSSを待つか。
243名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 18:23:56 ID:ekF3qM3e
ジュジュトマ希望・・
244名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 12:32:03 ID:RQip9zBG
レイククって需要ある?
245名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 14:39:28 ID:BkdX2hcx
ありまくりんぐ
246名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 22:44:41 ID:AdWei2D3
>>244
まあレイククは結構需要あるんじゃないの?人にもよるけど。
こういう書き込みをしていると言うことはSSをお持ちか?
247名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 04:22:20 ID:1n3I7k5r
レイクク大好きだ(´Д`*)投下お願いします
248名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 23:21:55 ID:qNeCdYAg
レイククマダー?(AA略
249名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 10:03:05 ID:lB7TOvde
来ないのかねーレイクク(´・д・`)ショポン
250名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 16:38:16 ID:LaZlaXYp
190天才 ちなみに補守
251190:2006/05/14(日) 20:25:25 ID:+ygTYW6W
暫くご無沙汰でした。

いやはや、こんなに褒めて頂いて嬉しい限りです。
早く私も次のSSが出ないかと待ちわびていますが・・・。
まだかな?
252名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 21:03:37 ID:MWC3chDw
保守 190さんGJ! 次回作待ってます
253名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 19:20:09 ID:+4noCWEg
190氏期待age
254名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 06:14:39 ID:Q29NhzDo
携帯の待ち受けにしたお( ^ω^)http://p.pita.st/?yaxpzaku
255190:2006/05/19(金) 16:17:36 ID:Q7i0vBeq
いやはや、ご期待いただきありがとうございます。

しかしながら、現在ネタが乏しくなっています。
何でしたら、ネタを教えていただければ・・・と思います。
256名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 16:43:47 ID:Y6a/Lkjn
>>254
詳細希望って言われたいんだろ?
いい加減そう言う書き込み止めろよ。



詳細希望。
257名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 18:51:43 ID:iJFoEEMh
>>254
その同人誌もってるお
258名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 18:58:34 ID:1qHlM7Zf
>>257
詳細希望
259名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 14:30:53 ID:WAP5U0y3
しょうがないなぁ
懐漫板にも飛び火してるようだからうpしてあげよう

ttp://vegetarianism.o0o0.jp/pochi/upload.html
の7752 Passはguruguru
260名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 14:36:43 ID:LqnqD1k1
>>259
d!
ここで同人うpして貰えるとは思わなんだ。
261名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 16:47:12 ID:3Jvs4Foe
>>259
良ければほかのロダにおいてもらえんかな、セキュリティがかかっててどうもうまく行かない
262名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 17:03:59 ID:Yrjf+0Az
>>261ここではどう?
ttp://www.fileup.org/fup84450.zip.html
パス:adoba-gu
263名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 22:29:39 ID:3Jvs4Foe
>>262
激しくありがと
264190:2006/05/23(火) 19:30:32 ID:ko1KTtJR
age
265名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:09:40 ID:fEL4G13j
エロまったく無し、駄文雑文ですが箸休め程度に読んでみてください(;´∀`)では投下します
266名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:10:22 ID:fEL4G13j
「勇者様のバカぁ!!」
バシン!という音と共にニケは尻餅をつく。
ククリは軽蔑な視線をニケに向けて、
「もう顔も見たくない!」と叫ぶとそのまま走っていった。
「お…おい!ククリ!!どこ行くんだよ!」
ニケは何度も連呼したが、ククリは後ろを振り返らずにニケの視界から姿を消した。
「…なんだよ。そこまで怒ることねぇじゃん」
ぼそっと呟くとニケは近くにあった小石を思いっきり蹴飛ばした。
今まで何度もククリとはケンカしてきたが今回のケンカほどバカらしいものはない。
原因はと言うと…それは昨日の夜にさかのぼる。
……

「じゃあククリもう寝るね。おやすみぃ勇者様」
「お、おう!おやすみ!良い夢みろよ!」
疲れていたのかククリは布団に入って数分で眠りについた。忍び足で近づいてみるとスヤスヤと寝息をたてている。
(こいつ…寝顔も可愛いな……って感心してる場合じゃない…!)
ニケはククリが寝ついたことを確認すると布団の下からエロ本を取り出す。
(ったく女の子との2人旅はなにかと不便だな)
ニケは心の中でボヤくと左手でページを開き右手はパンツの中に(ry
「…勇者様?」
「!!!!!」
「なにやって……きゃあああああああ!!!」
267名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:11:09 ID:fEL4G13j
そう…寝たはずのククリが起きてしまったのだ。どうやらニケは自分でも気づかないうちに物音をたてていたようだ。その場はなんとか丸く収めたが問題は翌日の朝だ。
……

朝起きてからククリとは気まづい空気が流れている。(…やばい。なんか喋らなきゃ)
布団をたたんでいるククリにニケは恐る恐る口を開く。
「なぁ…昨日のことなんだけど…」
「え?なんのこと??」
(こいつ…はぐらかす気かよ…)
「…だから、その…」
「言いたいことあるならハッキリ言って!」
「…怒るなよ」
「怒ってないわよ!」
(やっぱ怒ってるじゃんか…まぁそりゃそうだよな。しかたない。ここは一発本音をガツンと言うか)
「…コホン。いいかククリ。男ってのはエッチな生きもので時に我慢できなくなるときがあるんだよ!」
ククリの視線が痛い。
「ゴホッゴホ!…まぁ早い話がククリじゃ物足りないっていうか欲情できないっていうか…だからエロ本で…」
「ちょっと…それどういうことよ…」
ニケが喋り終わるまえにククリはその口を開き、そしてニケは強烈なビンタをされて今に至る。
268名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:12:59 ID:fEL4G13j
「あいつ…どこ行ったんだよ…」
ニケはほっぺたをさすりながらククリが走っていった方向へ歩きだした。
……

ククリを捜し始めてから数十分たっただろうか。前方に小さなパン屋が見えてきた。そこのパン屋はなぜか凄い人だかりで行列ができている。不思議に思ったニケは行列の最後尾の人に訳を聞いた。
「あの……ここのパンってそんなにおいしいんですか?」
「ん?君知らないのかい?ここのクロワッサンを好きな人に食べさせると恋が生まれるって評判なんだ」
「え!?」
「その噂が広まって以来ここの行列は途絶えたことがなくてね。君も好きな女の子がいるなら食べさせてはどうだい?」
(好きな女の子………いや違う!あいつはただの旅のパートナーであって好きとかそんなんじゃ…)
1人で頭を悩ませていると突然並んでいた客がみんな帰りだした。
ニケは頭をかしげながら店内に入っていくと店員のおばさんは『本日売り切れ』の札を出してすまなそうに言う。
「ごめんね…今日の分は全部売れちゃったのよ」
それを聞いたニケは「そうですか…」とため息まじりに返事をする。
269名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:13:48 ID:fEL4G13j
「若いくせにずいぶん元気ないわねぇ…彼女とケンカした?」
おばさんがニヤニヤしながら聞いてくる。ニケは何も答えられない。
「どうやら図星みたいだね。よかったら詳しく聞かせてくれないか?今日はもう店も閉めるし。さ、こっちへおいで」
「ち、ちょっとおばさん!オレもう帰…」
……

結局おばさんのパワーに負かされたニケは昨日の一部始終を全て話した。
「そっかそっか…それじゃまだ彼女とはケンカ中なんだ」
「はい。彼女じゃないけど…」
ニケはおばさんに出してもらったコーヒーをすすりながら話す。
「ククリちゃんはニケ君のことがよっぽど好きなんだねぇ」
「ぶっ!!」
予期せぬおばさんの言葉にニケは飲んでいたコーヒーを全て吐き出した。
「お、おばさん急に何言いだすんだよ!」
「いい?ニケ君。女の子はね…好きな男の子がエッチな本とかを見てるのが嫌いなの」
「…え?」
「好きな男の子には自分だけ見ていてほしいものなのよ」
「…」
「ニケ君だってホントは自分の気持ちに気づいてるはずよ」
「オレの…気持ち…」
270名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:15:19 ID:fEL4G13j
おばさんは「よっこらせ」と席をたつと一度店内の奥へ行き数分後、片手に袋を持って戻ってきた。
「サービスだよ?」
おばさんはニンマリと微笑むと袋をニケに差し出した。中には1つのクロワッサンが入っている。
「ただね…ニケ君」
ニケはおばさんに視線を戻す。
「このクロワッサンは形が悪くて商品にできなかった出来損ないなの」
「え?」
「だからこのままコレをククリちゃんに食べさせても恋は芽生えないわ…」
「…」
「でも…確かにこのクロワッサンは出来損ないだけど、だからこそニケ君次第で色々な形に変化するわ」
「…オレ次第で?」
「真っ白で一途な…そんな純粋の気持ちなら…必ず愛に届く」
おばさんは訳の分からないことを呟くと店のシャッターを閉めた。
(なんかよく分かんないけど…サンキュ。おばさん)
ニケはシャッターに一礼すると袋をカバンに入れて歩きだした。
271名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:16:16 ID:fEL4G13j
それからニケは数時間外を走り回した。が…ククリは見つからない。空を見上げると辺り一面オレンジ色に染められ、夕日がとてもキレイだ。
「ククリ…」
ニケの頭の中には様々な思考が駆け巡る。
ククリは本当に見つかるのだろうか。
このままククリとは会えないんじゃないか。
覚束ない足取りで歩いていると公園が見えてきた。ニケは俯きながらその公園に入る。その瞬間、ニケは立ち止まった。
ブランコには見慣れた女の子が座っていた。…ククリだ。
「…勇者様?」
ククリはニケに気づくと戸惑いながらも口を開く。
「ククリ……ここにいたのか」
ニケは呟くように言うとブランコに座る。
「…」
「…」
互いに目を合わさず、長い沈黙が続く。その空気を壊したのはククリだった。
「ククリを捜しにきてくれたの?」
「…当たり前だろ。お前はオレと一緒に旅しているパートナーなんだから」
「そっか…」
「でも…それと同時に1人の女の子としても大切だから」
「…え?」
ニケは一度、間をあけると話を続ける。
「オレさ、ククリと離れてみて分かったんだ。今までククリはただのパートナーでそばにいるのが当たり前だと思ってた…」
「…」
272名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:17:00 ID:fEL4G13j
「だけどこうしてククリと離れてみてようやく気づいたよ。オレ…お前のこと好きなんだ!」
ニケは顔を赤らめて地面を見つめながら言う。
「…おそい」
「…え?」
「あたしなんてずっと前から自分の気持ちに気づいてた!」
「ククリ…」
ククリに視線をむけると目が潤んでいた。その大きな目からは今にも涙が零れ落ちそうだ。
またもやククリとニケの間に沈黙が流れる。そのとき、ニケのお腹がグーッと鳴った。
「悪ぃ…今朝から何も食べてなかったから」
ニケはカバンの中にクロワッサンが入っていたことに気がつき、さっそく取り出すとそれを見たククリが
「私にも半分ちょうだい」と言いだした。
「いいでしょ?ククリもお腹すいてるからさ」
ククリはパンを半分ちぎって食べてしまった。それを飲み込むと、
「ごちそうさま」
と呟いて涙をふくと、ようやく笑顔になる。
「知ってるんだよ。そのパンの秘密。食べると恋しちゃうんでしょ?ここら辺じゃ有名な噂だからね」
いたずらっぽく笑うククリにニケは、
「知ってたんだ。あのパン屋…そんなに有名だったのか」
としか言えない。
「そのせいなのかな?」
ククリが突然言いだした。「なんだかとても勇者様のことが大好き」
ククリはスッと顔を寄せ、触れるようにニケのほっぺたにキスをした。
273名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:20:39 ID:fEL4G13j
以上です。スレ汚し失礼しました(´∀`)
274名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 01:04:36 ID:bjcGqs8C
うはwwwGJ!!!
めちゃ和んだ(´∀`*)
ニケに萌えた
275名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 01:08:33 ID:yy2ECDXA
ええ話やなあ(π0π)
276名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 17:10:45 ID:aJ29fKFV
>>259


>>273
神パート2
277名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 19:47:20 ID:w/mTnKDd
最近神が多くて困る
278265:2006/05/25(木) 00:29:25 ID:35c6niJo
レスありがとうございます。次はエロ挑戦してみますねw
279名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:06:53 ID:mqe+hquK
こ、こんなところに、グルグルがあるなんて。
なんか、懐かしい。
280名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:49:28 ID:ouW+nmtM
ようこそ
281名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 14:15:45 ID:CZGB6xQe
懐かしすぎてDVD-BOXまとめて買って来ました。今見てます。
282名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 19:52:26 ID:H7dMKf24
>>281 Good Job!
283名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 03:57:12 ID:0TtDeuqI
単行本、読み直してた。
なんか、ほのぼの、こそばゆいかんじが、いい。
ドラクエ3の頃なんだよな、始まったの。
当時消防6年辺りだったか…
284名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 15:10:19 ID:wl/z8dLF
当時はこれと家なき子をメインに見てたと思う。
懐かしすぎる。。
285名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 17:16:18 ID:Ia8YvkKS
ククリが亡くなってからもう1年。
ククリは今もオレを見守ってくれているのかな?
君は、オレの生まれて初めて出来た彼女だった。
すごく嬉しくて、幸せだったなぁ。
突然、白血病だって医者に宣告されてから、ククリは病室で日に日に弱っていった。
「病院ってひまねぇ」って笑う君を見て、オレはいつも泣いていたんだ。
ククリの為に、オレの小汚いノートパソコンをあげたら、君はすごく喜んでくれたよね。
ネットをするようになったククリがいつも見ていたサイト、それが「2チャンネル」だった。
ある日ククリはいつものように、笑いながら言った。
「ほら、見て今日も285ゲット出来たよ。」
「あまりパソコンばっかいじってると身体に障るよ」
なんてオレが注意すると、
「ごめんねえ。 でもね、これ見てよ。 
ほら、この284のひと、285げっとぉ!なんて言っちゃってさぁ、ふふ」
オレは黙っていた。ククリがすごく楽しそうで、オレは何も言えなかった。
「ほらみて、この286のひと、変な絵文字使ってくやしぃ〜!だって。
かわいいねえ。 ふふ。」 
オレはまだ黙っていた。笑うククリを見て、どうしようもなく悲しくなった。
「憶えててくれるかなあ」 ククリがふと言った。
「…この286のひと、私がいなくなっても、あの時変な奴に285をとられたんだよなー
なんて、憶えててくれないかなあ……無理かな……憶えてて、ほしいなぁ……」

それから数ヶ月後、ククリは家族とオレに見守れながら息を引き取った。

ククリはもうこの世に居ない、なのにオレは今F5を連続でクリックしている。
ククリの事を、286のひとが忘れないように、いつまでも、いつまでも忘れないように。

天国にいるククリと一緒に、今ここに刻み込む 

        285 ゲ ッ ト
286名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 18:09:33 ID:2ElT8Mzq
なんだこりゃw
287190:2006/05/30(火) 00:15:27 ID:VQWvNuNQ
>>285
何者ですかね?

保守ageしようと思ったが形ageしたことになっているので断念
288名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 00:48:28 ID:Bm4C09fs
>>287
きっとニケの夢落ちな外伝だよ。
289名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 12:35:39 ID:S2s+NbUj
んで、朝起きて隣で眠ってるククリに安心してテックル開始なSSを頼みたいのだが・・・
290名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 21:04:48 ID:2Kz1kTxL
いまのところ作者さんは190氏とクロワッサンの人ぐらいだよなぁ
29172:2006/05/31(水) 03:08:29 ID:xdpyVjzk
久しぶりにここにきました!
いやー素敵なSSが投下されてますね。
いきなりですが、新しいネタを思いついたので投下させていただきます^^
ただし前のとはうってかわってかなりボケなネタorz
暇つぶしにでも読んで貰えたら幸いです。

>>289
全然希望と違うSSでスマソorz
29272:2006/05/31(水) 03:11:25 ID:xdpyVjzk

「ふあーぁ…」

あー。

あくびがとまらん…


こじんまりとした丘でしばしの休息中。
に、しても暇だな。

「トマ、まだ終わらないのか?」
「すみません勇者さん、もう少し時間がかかりそうです」

トマの愛用の武器や装備(と、いってもガラクタなのだが)
がいくつも故障していたらしく、修理するためにここ2日は何もしていない俺達。

修理といいながら、いつの間にか研究に入ってるじゃねーか!
どうしてもやってしまいたいことがあるからというから待ってんだけど、
このままじゃ全然先に進めないぞ。
そろそろどっかの村のうまい食事でも食いたいところなんだが…

んー、まぁいいか。たまにはゆっくり…


「…ん?」
と、トマの近くに一つの双眼鏡が転がっているのを見つけた。

なんだ、トマこんなもんも作れるのか。
まぁ、それほど冒険の役に立つとは思わんがね。
29372:2006/05/31(水) 03:12:11 ID:xdpyVjzk
「どれどれ…」

景色のよく見えそうな所まで行き、双眼鏡を覗き込む。

―ん?
何だこりゃ。
「本当に双眼鏡か?大きさ変わらないぞこれ…」

覗き込んだレンズ越しに見えるのは、レンズを通す前と
全く同じ風景。
…つまり、拡大もされなければ、縮小もされていない。
ふちの入っていないめがねと一緒じゃねーか。

「これもつぶれてんのか?全く、トマはガラクタばっかり…―」

「勇者様ー!」

と、現れたのはククリ。
走って俺の所までやってきた。

「どうしたの?」
「ん、いやーちょっと…風景でも眺めようかなーなんて思ってね」
「そっかぁ、眺め良いもんね、ココ。わぁ〜すっごく綺麗〜!」

ククリはキラキラした眼差しで遠くに目をやっている。

「ああ、でも…」
「えっ?でも?」
「この双眼鏡さ、レンズが――」

と、言って、レンズ越しにククリを見た。
29472:2006/05/31(水) 03:12:53 ID:xdpyVjzk
…と。

「―――!!!」

そこに見えたのは、素っ裸な姿のククリ。

「!!?…ぶっ…」
思いっきり鼻血を噴いてしまった。

「!!ゆっ…勇者様??!どうしたの!?」
「うっ、うぐ…」

な、なな…何だ今のはっ!?

「大丈夫!?勇者様ぁ!」
「あ、あ…ああ…」

双眼鏡を外して見てみると、そこにはちゃんと服を着たククリが。
何なんだ、どういうことだ?

………

…………

…まさか。


「ク、ククリ…少し、目をつぶってくれないか」
「…えっ…?あの、…う…うん…」

ククリは少し戸惑っているようだったが、すぐに目をつぶった。
ククリがちゃんと目をつぶったことを確かめてから、そろそろと双眼鏡で見直す。
29572:2006/05/31(水) 03:13:22 ID:xdpyVjzk

「――っ!!!」

双眼鏡越しに見たククリは、またもや…素っ裸だった。
こ、こ…これは…!

「ゆ、勇者、様…?」
「ク、ククリ…いいぞ、もうちょっとそのままでいてくれ」

すっ…すげぇ。
ククリの体は思った以上に綺麗で、胸も結構膨らんでいる。
このローブの下にこんな良い物が隠されていたなんて…!
鼻血が流れるのを感じながらもやめられない。

「…ん、あの…勇者様、いつ―」
「ぜ、絶対目を開けるなよ!絶対だぞ!!」
「!は、はい…」

「勇者さーん、ククリさーん!」

ぎくぅ。
遠くからトマが走ってくる。
俺はソッコーで双眼鏡を隠した。

「あのーククリさん、ご飯がふいてますよ」
「あっ…やだぁ、いっけなーい!
 ご飯作ってるの忘れてたぁ!」
29672:2006/05/31(水) 03:14:32 ID:xdpyVjzk
ククリはそういってぱたぱたとテントの方へ走っていってしまった。
俺はというと、ぼけーっとしてるトマを睨み付け…

「ゆ、勇者さん、どうしました?」
「…トマ、お前一人でこんな良い物を…」
「えっ??」

こんなガラクタ集めてたのもそのせいなんじゃないか?
そう思えると全てが疑わしい。
…まぁ、トマも男だということだな。

―しかし、こんなもの持ってるなら俺にだって貸してくれても
バチはあたらんだろうに。

「なぁトマ、これ少し…貸してくれよっ…」
隠していた双眼鏡を出して、小声で頼み込む。

「えっ、まぁ、いいですけど…」
お、意外と普通に引き受けたな。

「いいんだな!?」
「え?ええ…でもそれは…」
「よっしゃあ!!―ほんじゃあ、しばらく借りるぞっ!
 …あとでな、むっつりトマくん♪」

「勇者さん、むっつりって一体…―あ」

トマの言葉を最後まで聞かずに、テントの方へと足を急がせた。
これさえあればこれからの旅は万々歳だ!
29772:2006/05/31(水) 03:25:11 ID:xdpyVjzk
続きます。今日はここまで^^
298名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 11:58:09 ID:gTXoVfLM
>>285
ちょwおま
コピペ改変するならもっとコピペ元を選べよwww

>>72
続きwktk
29972:2006/06/01(木) 03:14:26 ID:s+a18JUP
続き投下します。
>>298
ありがとうございます^^
30072:2006/06/01(木) 03:15:01 ID:s+a18JUP
トン、カン、トン…

トマくんが色んなモノを修理してる音。
朝から晩まで、ずーっと頑張ってるみたい。

あたし達がここに来て2日が経った。
勇者様は少し退屈そうだったなぁ。

…ククリは全然構わないんだけどナ。
だって。
勇者様と一緒にのんびりしてる時間が…好きなんだもん。
だから正直、トマくんが修理するためにここに留まった時嬉しかった。

旅することって、別にいつも何かを目指してなくてもいいよね。

「トマくん、まだ寝ないの?」
「いやー、あと少しで完成しそうなんですけどね」

…トマくんのそのセリフ、何度聞いただろ?

「そっかぁ、じゃあククリ先に寝るね。
 無理しないでね!おやすみなさーい」

修理に必死になってるトマくんに声をかけて、テントに入った。

「…あ、勇者様…もう寝ちゃったんだ」

勇者様は先に寝息を立てていた。
気持ちよさそうにすやすや眠ってる。

―ちょっと、ガッカリ。
少しお話したかったのにな。
30172:2006/06/01(木) 03:17:36 ID:s+a18JUP
「…………」

それにしても…

―お昼のは、何だったんだろ。

『ク、ククリ…少し、目をつぶってくれないか』

思い出したらドキッとする。
勇者様が真剣な眼差しで、ククリに…

もしかしたら…

もしかしたら、キス?

…って、ちょっと期待しちゃった。
ぎゅっと目をつぶって…でも勇者様が近づいてくる気配はなくて…

別に良いムードとか、そんなんじゃなかったけど。
トマくんが来なかったら、どうなってたのかなぁ…


「…うーん…」

「!」

ドキッ…
その時、勇者様が寝返りをうった。
こっちを向いて…

「―ククリぃ」

「えっ!…あ、あのっ…ゆ 勇者様っ?」

勇者様、ククリの考えてたこと、わかった?
どっ…どうしよう…
30272:2006/06/01(木) 03:18:16 ID:s+a18JUP

「―………」

と、すぐにまた勇者様の寝息が聞こえてくる。
ね、寝言?

…ククリの考えてたことわかる、なんて…
そんなはずないのに。
ああ〜びっくりしたぁ。

…勇者様。
夢の中に、ククリが出てきたのかな。
だったら、嬉しいな…

どんな夢見てるんだろう?
夢の中のククリは、勇者様とどんな風に過ごしてるのかな。
いつもククリが見るような、甘い夢だったらいいのに…
なんて。


「…あっ、これ、さっきの」

その時、勇者様の頭の上辺りにお昼の双眼鏡を見つけた。
そういえば勇者様、この双眼鏡のこと何か言いかけてなかったっけ。

でもトマくんの作ったものなんだから、きっとよく見えるんだろうな〜。

勇者様が起きないように、そっと双眼鏡を手に取った。
―普通の双眼鏡。

確か、遠い先の物が大きく見えるんだよね。
テントのすき間から、外が綺麗に見えるのかな?
双眼鏡を覗き込んでみる。
30372:2006/06/01(木) 03:18:49 ID:s+a18JUP

「…あれ?」

どうしてかな。何も変わらない。
遠くもなければ近くもなくって。


『この双眼鏡さ、レンズが――』

ふと、勇者様の言葉を思い出す。
もしかして、レンズが壊れちゃってるのかな?

「なぁんだ、遠くの景色が見えたら素敵だったのになあ」

でも何だか、レンズ越しに見える世界は普通の世界と違うみたいにも見える。

いつものギップルちゃんのテント。
いつもの魔法陣の杖。
いつもの勇者様。

レンズ越しに見える姿は何だか違うように…―

いつもの勇者様?

「きゃっ!!…ゆっ、勇者さまぁ!?」

顔が真っ赤になる。
ビックリして思わず双眼鏡を目から外した。

「…あれっ…勇者様?あれっ」

ちゃんと服、着てる??
今何だか勇者様が何も着てなかったような…
な、何考えてんだろ、あたし。

変なの…そんなはずないのに。
お昼のことで頭が混乱してるのかな。
30472:2006/06/01(木) 03:19:26 ID:s+a18JUP

…ん。
待って、もしかして…

もう一度双眼鏡を覗き込んだ。
今度は、自分自身の体を覗き込む。

「……これ!!」

そこには…服を着てるはずのククリの体が透けて見えた。
まるで、何も着てないかのように。

これって…素っ裸、じゃない!

「―これって…、双眼鏡じゃなくて…服が透けて見える道具なの…!?」

………

…もう一度勇者様の言葉を思い出す。


『ク、ククリ…少し、目をつぶってくれないか』

さっきとは打って変わって、
勇者様の顔が鼻血を出したスケベにしか見えなく―

「〜〜〜っそーゆーことぉ…だったのねっ…!」

勇者様は相変わらず、よだれを垂らしながら
気持ちよさそうに寝てる。

「…ぅーん…ククリぃ、ぃいぞ…も、ちょっと…むにゃ」


すぅ〜〜〜…っ
「 ゆ・う・しゃ…さまぁぁあ〜〜〜〜〜っっ!!!!!」
30572:2006/06/01(木) 03:20:48 ID:s+a18JUP

今日は以上です。続きできたら投下しまつ^^
306名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 05:06:00 ID:zGEgEwYB
>>305
乙!!
しかし、なんつー場面でつづきになるかなw
307名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 14:22:01 ID:Y9lpoArl
こ…これは良い……
続きにwktk( ・∀・)
308名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 00:06:34 ID:9pFaFrhP
すっぽんぽん
309名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 00:44:21 ID:wkAlApKc
ネタが浮かぶ…うおおおお!
310名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 00:56:38 ID:uBpSW15D
>>309にwktk
31172:2006/06/02(金) 03:11:13 ID:s53WezDO
>>306,>>307
ありがとうございます!
しかし今回もまたエロまでの道筋が長いなorz
続きいきます( ・∀・)=3
31272:2006/06/02(金) 03:12:23 ID:s53WezDO


「いっ…いってえ〜〜〜!」

耳がキンキンする。
良い夢見てたのに…頭がガンガンするぞ。

「…ん?」
隣には、すごい形相で俺を見つめるククリの姿が。
と、同時に半泣きだ。

「勇者様っ…」
「?ククリ…?どうしたん―」

と、ククリの手の中に見えたのは…
あの、双眼鏡。

「――げげっ!!!」
一気に血の気が引いた。

「勇者様っ!!お昼これで、ククリの体見てたんでしょっ!!
 目つぶってなんて言って、これで見てたんでしょ!!!」
「あーっ!いっ、いやぁっ、それは、そのぉ〜〜…」

マジで怒っている。やっ…やべー…!

「そうなんでしょっ!!っククリ…わかってるんだから……」
ククリは急に泣き顔になってきた。

「あ!だからそのっ!〜だ、だってさぁ…」
「…………」
31372:2006/06/02(金) 03:13:26 ID:s53WezDO

しばしの沈黙。
ククリはずっと下を向いている。
こ、これはまずい。
ひじょーにまずいぞ。

確かにこれは俺が悪い。
どう考えたって、俺が悪い!
とにかく謝るべきだ。

…うん、そうだ。

「ク、ククリ、俺が悪かっ……」
「勇者様のドスケベ!!エッチ!!!」

ククリが俺の言葉を遮って、急に大きな声をあげた。

「そっ、そうだ!確かに俺はドスケベで、エッチで…」
認めて、どうする…。

「勇者様なんて大っ嫌い!!
 もう、…もう一緒に旅するの…やめるっ…!!」

「…えぇっ…!?」

ガガガ―――ン……

そっ、そんなバカな!
…しかも、こんなアホなことで!?
31472:2006/06/02(金) 03:14:19 ID:s53WezDO

「まっ、待てよ、落ち着けククリ!」
「落ち着いてるもん!もうヤダッ!!」
「ぜ、全然落ち着いてないじゃないか!
 お、俺が悪かったよ、ごめんって!」
思わずククリの肩をつかむ。

「やだっ、離して、離してよぉ!!」

バタバタと俺から離れようと、必死だ。

くそっ、このままじゃらちがあかん!
こうなったら…

「ククリ!!」
「いやっ…」
31572:2006/06/02(金) 03:18:04 ID:s53WezDO

「〜〜んっ!!」

えっ。

「〜〜……ん、…」

びくん。
思わず、体が跳ねた。
目をつぶらずにはいられなかった。

そしてゆっくり、勇者様の顔が遠のく。

「ぅ…………」
顔が真っ赤になる。
恥ずかしくって、下を向いて…
勇者、様ぁ。

「…はぁ、ようやく黙ってくれたな」
「―――えっ」

「ククリ、少しくらい俺の話聞いてくれよ…」
「だ、だ、だって、…っ……ぁ!」

急に、強く抱きしめられた。
もう何も考えられない。
体が強張って、手が動かない…

「…嫌だった?俺とキスしたの」
「そっ!…そんな、こ…とぉ…」
31672:2006/06/02(金) 03:18:38 ID:s53WezDO

キスした。
その言葉を聞いただけでも恥ずかしい。
どっくんどっくんって、心臓の音が。
―止まらないよぉ。

「だってさ、ククリの体…すげー綺麗だったから…」
「そっ…!」

そういえば、勇者様に体、じろじろ見られたんだった!
…恥ずかしい。

「普通に見せてっていっても、見せてくれないだろ?」
「あっ、当たり前!…じゃないっ」

も、もう!
やっぱり勇者様、エッチなんだから…

「…ばかぁっ…」

でも、ククリの体、綺麗だって…
正直いって、自分の体には全然自信がない。
胸も小さいし、足も太いし。

…そんなククリの体を綺麗って。
何かすごく複雑な気持ちなんだけど。

でも…何かもう怒る気がなくなってしまった。
それよりも恥ずかしくって…
それに、勇者様の胸の中にいられるのが嬉しいような恥ずかしいような…
ふわふわした気持ちになってしまう。
31772:2006/06/02(金) 03:20:53 ID:s53WezDO
>>309
wktk(*´Д`)

今日は以上です^^
318名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 15:14:34 ID:9pFaFrhP
>>317
  ____,,... -‐ _ニ-=''7 。. +
_二--‐‐='''"  |/. .* ☆
  |:::: ●) ●)| +★ キタワァ !!
ー-\,.ヘ  ∀/ノ

>>309
              γ゙ β゙ヽ       ||                       ||    γ゙ β゙ヽ
              /γ'''´ ̄`)      ||/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\       ||    /γ'''´ ̄`)
             ゙ゞ-r´ ̄ヽ~      ||     新作     \       ||    ゙ゞ-r´ ̄ヽ~
               / '´  ``ヽ     ||             ヽ    ..||     / '´  ``ヽ
               /,_( ◎ ◎)_    ||::ヽ ''"~~ ,,  ,,~~"''  |     ||     /,_( ◎ ◎)_
    クル━( ̄ ̄ ̄ ̄//// ''⌒)/// ̄ ̄ ||::):::ヽ<● )   ヽ( ●> |)   ∬|| ̄ ̄ ̄//// ''⌒)/// ̄ ̄ ̄)━ !!!!!
        \::::::      ;;:‐--‐l   ../||ヽ:::::   " Jヽ     ...|   riii= || ::::::      ;;:‐--‐l     /
           \:::::::::::   \ ̄ ノ  / .||:::::::::::::. /ヽ二フヽ   ノ 「 ノ ||| \:::::::::::   \ ̄ ノ    /
            〉::::::::::::    ̄   〈   ||             ⌒\/ /   ||   〉::::::::::::    ̄   〈
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           /::     __,,、、-‐‐-、,_...   ヽ .||( 二\           `'  ̄ ̄|| /::     __,,、、-‐‐-、,_...   ヽ
           ゝ-‐゙゙``       ヽ;:‐-゙ ||~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ||| ゝ-‐゙゙``         ヽ;:‐-゙
319名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 20:56:46 ID:3oODXZnF








さぁ! 盛 り 上 が っ て ま い り ま し た !!
32072:2006/06/03(土) 01:22:01 ID:oXb+BiQH
今回遅筆でスマソ…orz
少しですが投下します!
32172:2006/06/03(土) 01:22:33 ID:oXb+BiQH

…と、思った途端、勇者様はククリから体を離しちゃった。
もう少し…抱きしめて、くれたらいいのに…

それに、キスしたなんて思ったら…
勇者様の顔、まともに見られないよぉ。

「な…なぁ、ククリ?」
「…えっ?な…なぁに…?」

「あ、あのさぁ…」

勇者様は何かすごく言いづらそうにしてる。
顔を見てないからわかんないけど、何となく、わかる。

「レンズ越し…じゃ、なくて…さ」
「えっ…」

勇者様が何を言おうとしてるのか、すぐにわかった。

「ちゃんと、見てみたいな。ククリの体…」
「ゆ、ゆう…勇者様っ…!」
「トマも外にいるし…大丈夫だよ」

勇者様の体が、また少し近づいてきた。
しっかり肩をつかまれてる。
32272:2006/06/03(土) 01:23:17 ID:oXb+BiQH

「ええっ!あ、あのぅ…そっそういう問題じゃなくってぇ…」

体を見る、ということは、つまり…
つまり…?

「ゆ、勇者様っ…だ、だめだよぉ…!」
「…何で?俺じゃだめってこと?ククリ…」

ふいに顔をあげた。
勇者様の顔、冗談言えないくらい真面目な顔をしてる。
どうしよう…
だって、まだ…
デートもしたことないのに。

…じゃ、なくって!
まだ…ククリ達がそんな関係になるのは…
もっと…ククリの胸が…

「―きゃぁ!」

―ドスン。
と、色々考えてる間に、勇者様に押し倒されてしまった。

「!…あっ…」
ククリの首筋に勇者様の頭が。
勇者様の吐息がかかって、思わず声を出してしまう。
32372:2006/06/03(土) 01:23:51 ID:oXb+BiQH

「やっ…だ、だめだよっ、ククリ、まだっ…」
「…ククリ、俺とこんなことするの、嫌?」

勇者様の息遣いが荒い。

今からククリ、裸になるの?
そんなこと考えたら、体の奥が熱くなってきた。

「ゆ…勇者様ぁ、ククリ、すごく恥ずかしいもん…だから…」
「何言ってんだよ、大丈夫だよククリ、…それに」

な、何が大丈夫なの。
そ、それに…?

「ごめん、俺もう我慢出来ないんだ」
「そっ…!そんな…ぁ、―ん」

また、キス。
あ…勇者様ぁ…

「ん!!」

ぴちゃ、ちゅ…
今度は、舌が入ってきた。
勇者様の舌がククリの舌を舐めるたび、
エッチな音が聞こえる。
32472:2006/06/03(土) 01:25:16 ID:oXb+BiQH

「ん、んっ…んぅ〜〜〜」

んぅ…もうだめ。
もう何も考えられなくて、勇者様のされるがままになってる。
何だか、もう…何されてもいいかも…勇者様なら…

あ!
あっ…やだ、なんか…
今、あそこから…じゅんって。

キスしただけで…濡れちゃった。
勇者様が知ったら、ククリのことエッチって思うかな…

でも、だって…
唇がすごく敏感になってるんだもん。
どうしよう…おかしくなっちゃいそうだよぉ。
勇者様ぁ…

「っ…はぁ、はぁ…。あっ…やん!」
ようやく唇が離れたと思ったら、勇者様の右手がククリの胸の上に。
そして揉みほぐすように…

「あっ…ぃや…勇者様ぁ…」
「…ククリの胸ってさっ…結構…膨らんでるよな」
「きゃっ…!」

下から一気に服を脱がされた。

「や!やだっ!急に、そんなっ…」
すぐに反射的に、胸を隠した。

「ククリ、ちゃんと見せて」
「ゆ、勇者様ぁ…恥ずかしいよぉっ…!」
ほんとに、ほんとに恥ずかしい!
男の人に裸なんて見せたことないんだもん!
でも勇者様は構わず、ククリの手を退けようとする。

…勇者様がいきなりこんなことするなんて。
勇者様はエッチだけど、でも…
いつもはこんな強引なことする人じゃないのに。
どうしちゃったの?勇者様…
325名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 01:31:16 ID:A8SgTPPH
日刊GJ!!
あんた神だよ!
326名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 03:26:56 ID:bnaUpNzS
72氏乙ですぞー。
グルグルにちゃんとなってるところがまたまた乙ですぞー
327名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 07:53:37 ID:oLo149dH
ヤヴァイ、現段階でおっきした(*´Д`)
32872:2006/06/04(日) 04:10:46 ID:Z3k82t2Q
ありがとうございます!
ところで、254あたりで話題になっていた
同人誌を、またロダにうpしてもらえることってできませんか?
254あたりの時は忙しくてここ見てませんでしたorz
もしここ見てる人で、できる人がいたらでいいのでキボンヌ(;´Д`)
32972:2006/06/04(日) 04:13:19 ID:Z3k82t2Q

何かもう、すっげぇ興奮してる。
自分自身でもう、止めることなんて出来ない。
…ククリが、嫌って言っても、多分…

「なぁククリ、じゃあちょっと見るだけ。ちょっと見るだけだからさ…」
もちろん、それだけで終わらせる気はないが…

「ち、ちょっとでも……だ…だめぇ」
「じゃあ、じゃあ…一生のお願い!…な?」
もちろん、一生のお願いにするつもりもない。

「…そ、そんなこといって…”これがホントの一生のお願い”、
 とかって後から言うんでしょ…?」

ぎっくぅ。
…何故バレる。

「そ、そんなことないって!マジでマジで、本当に!」
「…………」

俺の顔をじっと見つめる目が、全く信用していない。
…確かに、今の俺はかなりうさんくさいだろうな…

…よし。
33072:2006/06/04(日) 04:13:52 ID:Z3k82t2Q

「…はぁ、そっか、ククリ」
俺はわざと大きなため息をついた。

「わかったよ、やめるよ」
更に、ククリから即座に離れる。

「ゆ、勇者様…?」
ククリは何やら心配そうな表情。
さっき脱がせたローブをバスタオルみたいに体に巻いて。

俺はククリの顔を見ないようにして、後ろ向きに座った。

「わかったよ、ククリの気持ちが…」
「えっ、ク、ククリの気持ち…?」

俺は思いっきり落胆しているような声で続けた。

「ククリは俺のことが嫌いだったんだな…」
「―え、ええっ!?」

顔が見えなくても、かなり焦ってる感じはつかめる。

「だから、俺ともう旅なんかしたくないって、言ったんだろ」
「あっ、あれは!…〜〜あれはぁ…そうじゃなくってっ…」

「だから…俺とエッチすんのも、嫌なんだろ。わかってるよ…」
「ゆ、勇者様!ククリっ…そ、そんなこと……」

「もう何も言わないでくれ!」
「……っ!」
33172:2006/06/04(日) 04:14:39 ID:Z3k82t2Q

…………。

………………。

お互いに喋らない時間が続く。

…そして…

「っく…ひっく…っぅ…」

ククリのすすり泣く声が。

「…ゅうしゃ…様ぁ…ひっく…ククリ…」
「何も言うなって、言っただろ…」

「…やだぁ!…っく…ひっく…ククリは…勇者様のことっ…
 嫌いなんかじゃっ…っく…ない、もん…」
「…無理すんなよ」
「っ無理じゃないもん!!」

ククリの大声に反応して、つい後ろを振り返ってしまった。
顔をぐしゃぐしゃにして泣いてる。

「勇者様は、ククリが、ククリが…っ…どれだけ勇者様のこと、
 考えてるか、わかんないからっ…だからそんなこと…」
「…じゃ、じゃあ、どれだけ考えてんだよ?俺のこと…」

と、ククリははっとした様子で泣き止んだ。
自分の言ったことを今、理解したらしい。

「…ク、ククリは!ククリは…その、ゆ…勇者様のこと…」
ククリの段々声が小さくなっていく。

「ま、まいにち、ずっと…ぁ、ぁの…」
そして恥ずかしいのか、どんどんうつむいていく。
33272:2006/06/04(日) 04:15:25 ID:Z3k82t2Q

…イマだ!

「ククリ…ごめん、俺…ムキになっちゃってさ」
そして、すぐにククリの方に近づいていく。

「ゆ、勇者様ぁっ…ぅ、ぅうん、ククリ…だ、大丈夫…」
「いや、ごめん。俺…ククリに嫌われたんだって思ったらさ、
 …怖くなったんだ」

ククリはちょっと驚いた表情で俺の顔を見上げた。
俺は更に続ける。 

「それにやっぱ…ククリに断られたのかと思ったら…
 それが、ショックでたまらなかった」
「…勇者様……」

ククリは下を向いて何か考えている様子。
俺はその間に、テントのすき間からトマが相変わらず
修理を続けているかさりげなく確認。
……オッケー。

「…ご…ごめんなさい…勇者様。勇者様の気持ち、全然
 考えてなかったの。ククリ、自分のことばっかり…」
「―いいよ、そんなこと。ククリが嫌なら…しょうがないもんな…」

ここは少し物憂げに。

「あっ!…ぁの!」

ククリは少し焦ったように続けた。

「あの、ク、ククリ…ゅ…勇者さま…なら、…ぇっと…」
「お、俺なら…?」

相変わらず、下を向いたままで。
33372:2006/06/04(日) 04:15:58 ID:Z3k82t2Q

「…ぇ、ぇっとぉ〜〜」
「…………」

ごくり…

「…ぇ…ぇっち…しても…ぃ、ぃぃょ」


ま、待ってました!

「で、でもっ!ククリ、わ、わかんないの!あの、
 ぇ…ぇっちとか、よく…よくわかんないのっ…」

恥ずかしかったのか、間髪いれず喋り続けるククリ。
ククリがエッチについてわからんとかいうのは、全然問題ではない。
…つうか、俺もようわからん。

「だ、大丈夫、ゆっくり、ゆっくりするからさ…」
「ぅ、…ぅんっ…」

何をゆっくりするのかもわからないが。

でも、よくククリをここまで言わせられたよな。
…急がば回れとは、よく言ったもんだ。
ククリを泣かせてしまったのは、想定外だったけども。

しかし、もちろん誰でも良いって訳ではない。
昼間にククリの体を見て、ククリだからこそ興味を持ったというか…
普段の姿を知っているからこそ、こんな姿も見てみたい。

それに実際、ククリの恥ずかしがってる姿は、俺は前から好きなんだ。
そんな姿が見たくて、ついイジワルしてしまう。
33472:2006/06/04(日) 04:16:32 ID:Z3k82t2Q

…………。
…俺は小学生か。

そんなことを考えながら、ククリをもう一度、今度はゆっくり
俺のかけ布団の上に寝かせる。
上にはもう一枚、ククリのかけ布団をかけて見えないように。

「…ゆ…勇者様ぁ…トマくん、来ないかなぁ?だ、大丈夫かなぁ…?」
「大丈夫大丈夫、さっき確認したら、まだ夢中になって修理してたよ」

「えっ…確認って?いつの間に…?」
「…へっ?あ、あのー、まぁ、ちょこっとね。ほ、ほんと、さっきな」

じゃあ、大丈夫かなぁ…?
ククリは小声でそうつぶやいたあと、これから始まることに緊張しているのか、
どこを見ていいのかわからない様子でいた。

…うーん。

どうしたらいいんだ?
状況をここまで持ってきといて何だが、何からすりゃいいんだろう?

エロ本とかを見てても、実際にどうやったら良いかとかは
なかなか理解しにくいものがある。
とりあえず、まず、胸とか触ったら良いんだろうか…

さっきの勢いはどこへやら、これからちゃんとするのかと思うと、
なかなか緊張してしまう。
それと同時に、ククリの恥ずかしがってる顔と
体をローブで隠すしぐさは、なかなか興奮させてくれるもので…
33572:2006/06/04(日) 04:18:25 ID:Z3k82t2Q

今日は以上です!
何故もこんなにエロまでの道が 遅 い  の  か orz
次くらいから入ります。
遅くて申し訳ない(つД`)
336名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 10:36:01 ID:1DFVggGs
もうね、毎日楽しみにしてますよ(*´Д`)
337名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 13:41:25 ID:Te/Uj166
>>328
再うp

ttp://vegetarianism.o0o0.jp/pochi/upload.html
の8424 Passはguruguru
338名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 14:21:50 ID:lme7muGi
エロさ最高潮〜〜!
339名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 14:28:13 ID:ark/ULoC
>>337
ありがとう
もっとない?(;´Д`)ハァハァ
340名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 20:00:27 ID:6d0XQ8xe
見逃した…orz
341名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 23:05:55 ID:n/Ay73rp
闇鍋とはまたマニアックな!
34272:2006/06/05(月) 03:43:32 ID:ZgcD2+PT
>>336 サンクス! やっと、ようやくエロに入ります。
>>337 おお、神よ!ありがとうございます!!
   前半漫画のような激しいのもなかなか…イイ(*´Д`) ハァハァ
   コウハンハタイヘン萎エテシマイマスタorz ん〜やっぱニケククが一番かな。

では続き投下〜
34372:2006/06/05(月) 03:45:38 ID:ZgcD2+PT

「ククリ、とりあえずさぁ…」
「と、とりあえず…?」

「―そのローブを手放してくれないとな?」
「あっ、う、うん…そぉね…ぅん」

勇者様に言われてようやく、ローブをしっかり掴んでることに気づいた。
でもこれを取ったら…パンツだけになっちゃう。
お昼に、勇者様にじろじろ見られちゃってるのに、やっぱりいざ
見られるとなると…―

するり。

「―あっ」
と、色々考えてるうちに勇者様がローブを取っちゃった。

「―きゃあっ…」
「おっ、隠すなよ〜」

勇者様の手がククリの両手を押さえる。
は…恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい〜〜!

「ク、ククリ…やっぱ綺麗だよ」
「やっ、恥ずかしいよっ…」

勇者様のセリフで、更に恥ずかしい。

「で…ククリ」
「……?」

「その…どうして欲しい?言ってみて」
「…えぇ!?」
34472:2006/06/05(月) 03:46:09 ID:ZgcD2+PT

ど、どうして欲しい、なんて!

どうしよう…わかんない。
エッチする時って、女の子がして欲しいことを言うものなの?
そうなのかどうかさえ、わかんない…

「そ、そ、そんなこと…ククリ…わ、わかんない…」
「…そっか。わからないかぁ…」

勇者様はククリの体を見つめて、何か考えてるみたい。
この状況だけでもたまらなく恥ずかしいのに、
どうして欲しいかなんて…もしあったって、絶対言えないよぉ。

「ゆ、勇者…様、あのっ…そんなに…見ない…で?」

そういった直後、勇者様の右手がククリの手を離す。
反射的に手が胸を隠そうとする。
―でも、勇者様の手の方が早かった。

「―っひゃあ!」
ビックリしたのと同時に、変な感覚が…
ゆ、勇者様の手が…触った。
ククリの胸。

「ぃやっ、エ、エッチ!」
「なっ、何言ってんだよ。…エッチなことしなきゃ、始まらないじゃないか」

…うう、でもぉ。
いくら勇者様でも、体を触られるのにはちょっと抵抗がある。
キスは…憧れてたから良いんだけど、おもむろに触られるのって、何か変で…
34572:2006/06/05(月) 03:46:48 ID:ZgcD2+PT

「そ…そうだけどぉ…―あ、や、やだっ、揉んじゃ!…あっ」
「…ぅわ、こんな柔らかいんだ…ククリの胸って。な、何かすげぇー」
「や、やぁ…ん」

勇者様は、うわぁ、とか、へぇ、とか言いながら、右手だけだったのを
両手で触り始めた。

「ク、ククリ、どう?何か…感じたりすんの?」
「あっ、…はぁ、あん…何か変な感じ…なの」

「…そ、そうなんだ?俺は触り心地が良くて気持ち良いけど…
 あ、じゃあ…ここは?」
「あっ…!」

てっぺんの尖ったトコを、いきなり摘ままれた。

「あっ、あっ…だめぇ!あぁんっ」
「こ、ここ、やっぱ気持ち良いんだ。へぇ〜…」

思わず体がよじれてしまう。
どうしよう、どうしよう…!
気持ちいいのと、怖い感じとが両方襲ってくるような…―

「―あっ、ぁ…―ひぁ!?」

ぴちゃ、ちゅ…
いやらしい音と共に、快感が押し寄せる。
突然、その先っぽを舐めあげられた。
34672:2006/06/05(月) 03:47:47 ID:ZgcD2+PT

「んっあぁ!あふぅっ…!」
「はぁ、ククリ…ん、指と、口ですんの、どっちが良い?」

ククリの胸から手を離して、勇者様が聞く。
そんな恥ずかしいこと…

「あぅぅ…そ、そんなこと、聞かないでぇ…」
「いいだろ、答えてくれたって。
 …ククリには気持ちよくなって貰わなきゃさぁ…」

「い、いいよぉ…ククリは、気持ちよくならなくっても…
 恥ずかしいんだもん…」
「バカ、ちゃんと感じてくれないと困るんだよ。
 ……じゃなきゃ、俺が下手みたいじゃないかっ」
「え…?」

下手…って、どういうこと?
エッチするのに、上手とか、下手とかって、そんなのあるのかな。

「あの、ククリは別に…そんなこと、気にしないよ??」
「俺が気にするんだよっ。それに、やっぱり、さぁ…
 すっ…好きな子には、俺の手で気持ちよくなってもらいたいんだ」


―えっ。

勇者様、今、何て―

「そ、それに!」

勇者様は前のセリフをかき消すように続けた。

「ククリのココが濡れてくれなきゃ、入れられないから」
「ひゃっ!」

勇者様の手がククリのあそこの部分をパンツ越しに触った。

「だ、だめっ…そこだけは…きゃぅっ!」
「あっ、でも…もう結構濡れてるかも…じっとりしてる。
 パンツの上からでもわかるんだなぁ〜」
34772:2006/06/05(月) 03:49:46 ID:ZgcD2+PT

パンツの上からでもわかる位に…?
やだっ、そんなに濡れてるの?
全然気づかなかった。
でも、だって…さっき、…気持ち良かったんだもん。

勇者様がふいに、ククリのそこから手を離した。

「ゆ、勇者様?」
「ん、何?」

「あのぉ…さっきのセリフ、も一回…言って、欲しぃ」
「え!さ、さっきのセリフ…って?」

夢にまで見たセリフ。
勇者様の…愛の、セリフ。
突然すぎて、何だか勿体無かったんだもん。
もう一度…ちゃんと聞きたいよ。

「だっ、だからぁ、さっき…感じるとか感じないとか、ククリ
 気にしないよーって、ゆった後に、勇者様がぁ…」
「え、えーっと…な、何だっけなぁ?
 ―あ、ああ、『パンツの上からでもわかるんだなぁ』、か」

「ち、違うよぉ!それじゃなくってぇ…」
「あれ、違った?…じゃあ、『ククリのココが濡れてくれなきゃ〜』」

「もぉ、違うったらぁ!そ、そぉじゃなくて…その…いっこ前の、…セリフ」
「お、俺、何か言ったっけ?わ、忘れちまったなぁ〜!ハハハ…」

んもう、勇者様!
恥ずかしそうに頭かいてるけど、今日は許してあげない!
ちゃんと、勇者様のセリフ聞くまでは…
34872:2006/06/05(月) 03:55:25 ID:ZgcD2+PT
今日は以上です。また出来たら投下します!
349名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 14:52:36 ID:VOi2SQ7w
GJ!!!最後まで楽しみにしてるよ!あと芸能人板でhttp://p.pita.st/?u2kzjfgqがククリに似てるって話になってるんだがどうよ
350名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 19:54:28 ID:Ne8Neqs+
なんつーか・・・・・ビミョーだな
似てるっちゃあ似てる、似てないっちゃあ似てないw
日本人に当てはめるのって難しいの鴨
351名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 23:31:40 ID:R5IK+3dE
もうちょっと顔の輪郭を丸くしないと。
続きwktk
352名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 23:36:58 ID:PQwffLT6
>>348
サ・イ・コ・ウ!

>>349
う〜ん・・・>>350に同意。
35372:2006/06/06(火) 00:48:35 ID:u+7+E0bG
>>349 350に同じく。
ただ言われてみればわかるような気も…
しないでもないようなそんなこともないような…

みなさんありがとうございます!
では投下(´Д`)
35472:2006/06/06(火) 00:51:04 ID:u+7+E0bG

「もう、だめ!勇者様、ちゃんと―」
「と、ところで、ククリのパンツの中はどうなってんのかなぁ〜」

急にパンツの中に手を入れられた。

「―きゃんっ!!」
「わ、す、すげぇ濡れてるじゃん…」

―クチュ、クチュ…
ククリが濡れてる所を、勇者様の指がなぞる。

「あ、あっ、あっ…ゆっ勇者…さまぁっ、はぁん!
 ずるい、よぉ…ひぁあっ」
「ち、ちょっとよく見せてよ」

「―あ!」

ククリが声をあげた時にはもう遅く、
パンツを太ももの辺りまで脱がされていた。

「きゃ、だ、だめ!見ないで、見ないでっ!」

慌ててその部分を手で覆う。

「い、いいだろ、この中に入れるんだし…」
「やぁっ、でも!ち、ちゃんと見ないでぇ!」

「じゃあ、ククリはどこに入れるのか…暗闇でわかるか?」
「そ…それは、わ、わかんないけどっ…」

「―だろ?じゃあ、ちゃんと見なきゃ。さ、ククリ…」
「〜〜うぅ…」
35572:2006/06/06(火) 00:51:49 ID:u+7+E0bG

確かに、ちゃんと見なきゃ、中に入れられないのかなぁ…?
そう思ったら、仕方なくも思えてきた。
でも、こんなトコ勇者様に見られるなんて…!

「ねぇ、勇者様ぁっ…見るの、ちょっとだけにして…お願い」
「わかったよ。どこに入れるのかわかったらやめるよ」

もしちゃんとじっくり見られたら、多分恥ずかしくて死んじゃう。
胸を見られるだけでもすっごく恥ずかしいかったのに…

「じゃあ、ククリ…力を抜いて」
「…ん、うん…」

完全にパンツを脱がされ、足が開かれていく。
そして、ククリの一番恥ずかしい部分が…

「…うおぉ、な、何かすっげぇいやらしい…」
「やだぁっ、もぉ!そんなこと言わないでっ…
 恥ずかしくって、死んじゃいそうなんだからぁ…!」

もう、涙で出てくるくらい、恥ずかしい!

「ご、ごめんって、泣くなよ〜」
「だってぇ……ねぇ、もう…いいでしょ?」

「ま、まだよく見てねえよ。…もうちょっとだけ」
「うぅ〜…は、早くしてね…」

ククリのおしっこするとことか…
いやらしい毛が少し、生えてるとことか…
勇者様がじっくり、見てる。

…やっぱりちゃんとじっくり、見てるじゃない!
ああもぅ、早く終わってぇ〜!
35672:2006/06/06(火) 00:53:44 ID:u+7+E0bG

「こ、この辺かな?」
「あっ!あぅ、あんっ…」

また、勇者様の指がククリの濡れてるとこをまさぐる。
いやらしい音が、すぐ耳の傍で聞こえる気がするくらい、
大きな音で聞こえる。

「あ、ここっぽい…」
「―あぁん!」

と、勇者様の指が入ったような、変な感覚がした。
中に、ククリの中に…勇者様の指が…!

「はぁっ、やんっ!だめ、あっ、あっ…」
「ク、ククリぃ…中、熱いよ…」

グチュ、クチュって、勇者様が中をかき回す度に音がする。

「ん…ここは?腫れてるけど…」
「―ふぁあ!!」

勇者様がククリの中から指を出した途端、
体が震えるような快感が体中を走った。

「あん、あっ!あふ、あっ、あぅっ!」
「そっか、…はぁ、はぁ、ここが…クリトリスか…」

恥ずかしいとか、恥ずかしくないとか。
そんなこと、もうどうでも良くなってしまうくらい気持ち良い。

どうしよう、すっごく感じちゃう。
気持ち良いの、勇者様の指がぁ…
35772:2006/06/06(火) 00:54:30 ID:u+7+E0bG

「ク、ククリ?いきそうだったら…言って」
「あんっ、あうぅ、ククリ、―ふぁ!あっ、だめ、だめぇぇ!」

「い、いきそうなのか?」
「あっ、わ、わかんない、あう、わかんないけどっ、あっ、あっ…
 あああっ…!勇者様ぁあ!」

次の瞬間、体中に電気が走ったようになって…―

わけがわからないくらい、気持ちよくなって、そしておさまった。


…………

………すごい。

…エッチなことって、気持ち良いんだ。
だから、男の子は好きなのかなぁ…

何だか、ぼやーっとそんなことが頭に浮かぶ。

「ククリ…ちゃんと、いけた?」
「えっ…?なぁに……?」

勇者様がククリの顔を覗き込んでる。
あれ、いつから見てたんだろう?
ク、ククリ、変な顔してなかったかな。

「だからさ、ちゃんと…いったか?」
「いった、って、なぁに…?」
35872:2006/06/06(火) 00:55:24 ID:u+7+E0bG

「何だ、ククリ…知らないのか?うーん…じゃあククリはさっき、
 すごい気持ちよくなった?」
「えっ……う、う…ん、なった、かも…」

「その、すっげぇ気持ちよくなることをいくっていうんだよ」
「そ、そぉなんだぁ…」

じゃあ、ククリは”いった”っていうのを体験したんだ。
でも、本当にすっごく気持ち良かった。
すごい波に、襲われた感じで…

「こうやって気持ちよくなるために、濡れたりするんだってさ。
 このねばっこい液はココのためにあんだよ、…多分」
「へぇ〜…」

今まで、エッチなことを聞いたりドキドキしたりすると、
さっきキスした時みたいにあそこが濡れることがあった。

何となく濡れることがエッチなことなんだなぁってことくらいは、わかる。
変なことを考えた時だけ出てくるんだもん…
それに、少しねばっこいし、何かエッチ。

でも、その出てきたものはいつも気持ち悪くてすぐに拭いてたんだけど、
…そっかぁ、そのためにあるんだぁ。

「ククリはこんなに気持ちよくなったの、初めてなのか。
 …ふ〜ん、じゃあ俺が教えてあげたのか、そっか〜」

…勇者様は何だか嬉しそう。
35972:2006/06/06(火) 01:00:42 ID:u+7+E0bG
少ないですが今日はここまででシツレイシマス( ・∀・)
360名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 02:03:50 ID:p+4XfrpT
72氏、乙。
あぁ、もう、つづきが…
てぃむぽ握りしめてまってまつ。
361名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 11:04:26 ID:4GY5j2N+
もうここ最近、毎晩のおかずにしちゃいます(*´Д`)=з
36272:2006/06/07(水) 00:01:08 ID:ljO4Qyaj
自分的にはエロさを出すのが難しく、足りないかと感じているんですが
少しでもハァハァ(*´Д`)してもらえると書いてるかいがあるという
ものですな(´ー`) うれしか。
>>360,>>361,感謝感謝。

今日は昨日より多めに投下できそうなカンジです。
363名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 00:04:11 ID:zHY0ijXV
>>72氏、支援sage
36472:2006/06/07(水) 00:12:14 ID:ljO4Qyaj

「ゆ、勇者様?じゃあ…勇者様は…気持ちよくなったこと、あるの?」
「え、あ、ああ、うん。一応ね」

えっ…?
て、いうことは…

…………

勇者様…!

「じゃあ…じゃあ、勇者様!ククリ以外の子とも、こんなことしたことあるの!?」
「〜バ、バカッ!あ、あるわけないだろ、そんなこと!」

「だって、じゃあ…何でそんなこと知ってるのよぉ!
 勇者様、ほんとはククリ以外とっ…!」

やだやだ!
勇者様が、他の子とこんなことするなんてっ!

「な、何言ってんだよ!あ、あのなぁ〜、別に…そのぉ、
 そういうことは…ひ、一人でも出来るんだよ」
「えっ…一人…でも?」

勇者様は、すごく恥ずかしそうな、複雑な顔をしてる。

「?よくわかんない…」
「だっ…だからさ、一人でも、…き、気持ちよくしようと、
 思えばだね…。ク、ククリはしたこと、ないかもしれないけど…」

…………。
一人で、気持ちよく。
少し想像して、…すぐに赤面。
36572:2006/06/07(水) 00:13:00 ID:ljO4Qyaj

…やだ!
もしかして、ククリ…変なこと聞いちゃった…!?

「〜ご、ごめんなさい!勘違いしちゃって…ええと、ええと」
「い、いや、別に。それよりもさ、ククリ…」

良かった、この話はそらせるみたいで。

「うん…?」
「そろそろ入れたいんだけど…」

あっ。
そっか、入れるんだよね…。
―でも、一体どうやって?
どんな風に?

「ぇ、えっと…ククリ、どうしたらいいの…?」
「そうだなー…じゃ、とりあえず足開いてよ」

「えぇ、ど、どうして?」
「え、どうしてって…足、開かなきゃ入れられない…と思う」

「そうなんだ…??」
「ん〜、多分ね。で、俺が上から覆いかぶさって、さぁ…」

勇者様はまたククリの足を開いて、その上から…
なんか、変なカッコ。

―ドキ。
勇者様の顔が近い…
36672:2006/06/07(水) 00:13:42 ID:ljO4Qyaj

と、勇者様はふいに起き上がると、ズボンを下ろし始めた。

「…きゃっ」

思わず、顔を覆ってしまう。
そっか、エッチするってことは…
ゆ、ゆ、勇者様の…
勇者様のを…

「そ、そんなに恥ずかしがられたら、俺も…は、恥ずかしいだろ?」
「…だ、だってぇ……きゃ!」

今度はトランクスを。
反射的に、目を閉じてしまう。

やだ、ククリ達…本当に本当に、エッチなことしてるんだ…
そういえばククリは裸になっちゃったけど、
勇者様はまだちゃんと服を着てたんだっけ。

…トランクスを脱ぎ捨てたような、音がした。

「あのぉ…勇者様…?もぉ…目開けていい?」
「べ、別に目をつぶれとは言ってないんだが…」

…そうだけど。

おそるおそる、目をあけてみる。
36772:2006/06/07(水) 00:14:31 ID:ljO4Qyaj

「!!やんっ…」

な、何か、すごいのが見えたような。
想像してたより、大きい…??
一瞬だけ見て、またすぐに顔を手で覆い隠してしまう。

「だ、だから、そういうリアクションをするなって…」
「だって、ゆ、勇者様…」

「あのさぁ、…ど、どう思った?ククリ」
「えっ、あの…どうって…?」

「だから、でかさとか…」
「えっとぉ〜……」

直接、ちゃんと見るのは恥ずかしい。
顔を覆い隠している手のすき間から、少し垣間見てみる。
…それも片目で。

「…っわぁ!…すごぅい」
「…………」

な、なんか…上向いてる。
それに思ってたより、全然太い。

「ど、どぉしよう勇者様…入るかなぁ」
「…あの〜ククリ、その見方やめてくれないか?」

「えっ?」
「そんな手のすき間からじろじろ見られたら…
 まるで俺が変態みたいじゃないか」

「あっ…そ、そぉね…」
36872:2006/06/07(水) 00:15:06 ID:ljO4Qyaj

でも、いきなり見たらビックリしちゃうかもって思って。
実際、ビックリするくらい、想像以上のものがそこにあった。

「ゆ、勇者様ぁ…ククリ、こんな大きいって思ってなかった…」
「えっ!?そ、そんなでかくないと思うけど…」

だからすぐに入っちゃうのかなって思ってたけど、
ククリ…甘かったみたい。


「じ、じゃ、じゃあ、とにかく、入れるぞ?」
「…ハ、ハイ」

勇者様のものが、ククリのあそこに当たった。
…多分、その、入れるとこに。

「勇者さ…―っ」

言いかけた途端、激しい痛み。

「いっ、いや!痛いっ!痛いよ勇者様ぁっ…!」
「ク、ククリっ…少し我慢して…」

勇者様は、ククリのそこにねじ込むようにして押し付ける。
―もうわけわかんないくらい、痛い…!
泣きたくなくても、涙が出てくる。

「ひっく、勇者様ぁっ、っく、ぃ痛いよぉ〜!」
「も、もうちょっと…もうちょっとだからっ、はぁ、はぁ」

「いっ…ぃやぁあ!!」
36972:2006/06/07(水) 00:15:56 ID:ljO4Qyaj

ズブブ…!
もう耐えられない痛みにまで達して、体を退けようとした瞬間。
あそこの奥で、すごく熱いものを感じた。

「っはぁ、はぁ…ク、ククリ、入ったよ…」
「っく…ぅ、勇者…さまぁ……全部、入ったの…?」

あそこがジンジンして、よくわからない。
でも、中では、どっくんどっくんと、何かが震えている感じもする。

「―うん、…なっなぁ、動かしていい?」
「…えっ、動かすの?な、なんでぇ?」

―入れるだけでも痛いのに。
動かしたりなんかしたら…絶対痛いじゃない!

「だ、だってさぁ…はぁ、すげぇ…気持ちいいから」
「勇者様は、気持ちいぃの…?うぅ…ククリは痛いのにぃ…」

「―悪いっもうちょっと我慢してくれ!」
「…ひぃっ!?」

勇者様はククリの言ったことを最後まで聞かないで、
あそこに叩きつけるように、出したり、入れたりし始めた。

「ひぁ、いっ痛い!勇者さまっ…ひあぁ!」
「はぁ、はぁ…ク、ククリ〜、うぅっ」
37072:2006/06/07(水) 00:16:45 ID:ljO4Qyaj

ぱんっ、ぱんっ…

「ゆ、勇者様ぁっ!あっ、あぅ!」

ずっぷ、ずちゅ…

あそこで…勇者様が打ち付ける音とか、こすれ合う音とか。
何だか外に聞こえるんじゃないかって思うくらい、大きな音で鳴り響く。

…すごくいやらしい音。

「ふあぁっ、あぁん、あっ…」

痛いだけじゃなくって、変な感覚になってきた。
―気持ちいい、感じ?

「―ひぁ!ゆっ…勇者様ぁあっ」

勇者様が腰を動かすのが更に激しくなってきた。
すごい勢いで、中まで突かれる。

「はぁんっ、そんな速くしたらぁ!あっ、あふぅっ」
「ククリっ!おっ…俺、も、…もう出そうっ…!」

その時、急に意識が飛びそうなくらいの快感に襲われた。

「ゆぅ…っ勇者様ぁあ…ああぁん!」
「―う、うあぁ!!」

ビクンッ、ビクン…
奥で、熱いものがじわっとひろがるような、何かを感じた。

―それが何かは、よくわからなかったけれど。
嫌な感じじゃ、ないよ…

ああ…勇者さまぁ。
…ククリ、ククリね、勇者様のこと…
37172:2006/06/07(水) 00:20:01 ID:ljO4Qyaj
>>363 ありがとうございます!
では、今日の投下はここまでです。
372名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 01:04:54 ID:TMLfKL9W
ククリちゃんご懐妊〜につながる?
373名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 12:41:13 ID:zHY0ijXV
ベルが鳴り目が覚めて チェックするエロイスレッド
初々しいニケククが 今日も来てるし やったー

待っている人たちが 繰り返しレスをする
止まらない グッジョブの嵐

ハァハァ止まらない 準備はオーケー
ハァハァ止まらない てぃむぽスタンバイ

久々にゆっくりと 読んでみるエロイSS
読んでくと ニケククの"初めて"を感じる良作だ

続きをワクテカして みんなが待ってる
止まらない グッジョブの嵐

ハァハァ止まらない 準備はオーケー
ハァハァ止まらない てぃむぽスタンバイ

日刊の神様が エロイSS投下
止まらない グッジョブの嵐

ハァハァ止まらない 準備はオーケー
ハァハァ止まらない てぃむぽスタンバイ

ハァハァ止まらない 準備はオーケー
ハァハァ止まらない てぃむぽスタンバイ

ハァハァ止まらない 発電開始
ハァハァ止まらない 主砲発射
374名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 19:48:38 ID:TEVlDCxL
72氏GJにつき同人誌投下
ttp://vegetarianism.o0o0.jp/pochi/upload.html
の8560 Passはguru
375名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 20:03:53 ID:+uWPytmQ
>>374 ぎぷりゃは朝まで自慰で湿ったふんどし締めていなければならなかったわけですな
あの状態ではテント解除させてもらえないだろうし
勇者様の小さいテントはあったわけですが
376名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 20:21:27 ID:dRnKXt6b
http://homepage3.nifty.com/catfood/up/src/up7103.jpg

誰かこの同人誌持ってるやついる?
いないようならうpしようか?
377名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 21:00:00 ID:TMLfKL9W
>>376
もってない。よろ。
ククリが悪魔になった時のか。
378名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 23:33:31 ID:JPqrfzGB
携帯見れなすウッ…(´;ω;`)
379名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 00:06:13 ID:d1+UkpH4
神職人がいたり同人うp神がいたり、このスレテラスゴス

>>376
すごく・・・欲しいです。

ちなみに、何か無いかと必死に探したら、これだけなら見つかったんですが、
やっぱ、みなさんお持ちですか?

http://aploda.net/dl.php?dlpas_mode=0&dlpas_file=upload20000016679.jpg&dlpas_ps=guruguru
380名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 00:09:50 ID:Za+6/lCc
僕が変わった路線でひとつ。

ニケとククリはもうすでにSEXを始めようとしていた。
ククリのオマンコはいつもよりじんわりと濡れていた。
ニケのテクが上手と言うわけでもククリが人一倍感じやすいからでもない。
ククリの胎内では丸く光るモノが姿を現していた。
ククリの卵子だった。つまり今日はククリの排卵日なのだ。
そこにニケの元気な精子が入ってきたら妊娠間違いなしだろう。
381名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 00:25:37 ID:Za+6/lCc
「ククリ、入れるぞ。」「うん。」
ニケのペニスがいつもより硬さを増していた。
何せ2週間も溜め込んだままなので興奮もペニスの
硬さに拍車をかけていた。
ニケのタマの中では数え切れないほどの精子が自分たちの出番を
待っていた。
ズブズブズブっ!ニケのペニスがククリのオマンコの根元まで入った。
ニケははじめは腰をゆっくり動かしていたが、
自分が無意識のうちに高速ピストンにシフトしていた。
まるで自分のタマのなかにいる精子たちにせかされるように。
382名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 00:35:38 ID:Za+6/lCc
「ククリっ!オレもうでる!......うっ!ううっ!」
「ああん、勇者様ぁ〜!」
どぴゅっどぴゅっどぴゅっどぴゅっ!!
ニケは2週間分の精子をククリの膣内におくりこんだ。
ニケもククリもあまりの激しさで疲れて
お互い裸のままで眠りについた。
383名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 00:42:05 ID:+w3c2y4d
>>374
他のうpロダにageてもらえへんやろか
384名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 00:50:07 ID:Za+6/lCc
一方、ククリの中に大量に入りこんだ
ニケの元気な精子たちは猛スピードで子宮の中を
泳いでいた。
そしてククリの卵子を見つけると
一斉に卵子の周りに群がった。
しばらくすると一匹の精子が卵子のなかに入り込んだ。
これで受精が完了した。しばらくして
ニケとククリの愛の結晶はククリの幼い子宮内膜に張り付いた。
これでククリの妊娠が決定した。
そんなことも知らずにニケとククリは元気に旅を続けていた。
ククリは自分が妊娠してることにきづいたらどんな反応をするのだろうか。

以上です、駄文げ失礼しました。
385名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 01:22:16 ID:DEyEPxq7
はぁ〜サッパリサッパリ
386名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 01:46:19 ID:XeK1UJti
ここが同人誌うpスレにでもなったらかなわんので

>>380の批評を。

評価を下すなら残念ながら”頑張りましょう”の出来。

中1レベルの英訳した文体がまず問題。
もう少し滑らかに日本語を使うように努力してみよう。

そして単語、懐妊したことを書きたかったんだろうけど
それしても卵子だの排卵日だの子宮内膜だの言葉が文にそぐわない。
保健の教科書じゃないのだからもう少し何か別の言葉で代用した方が良い。

後は文と文の間が唐突過ぎてうまいつなぎが欲しいもんだけど
これは慣れ。
他の作品を見てどう違和感なく繋げているか勉強してごらん。
387名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 01:55:12 ID:SjQV20Pn
>>384
なにはともあれ、投下乙!
38872:2006/06/08(木) 04:23:55 ID:6Yi7e61W
>>374 ありがとうございます!やっぱニケククはイイ…(*´Д`)=з

同人誌うpスレになるのは困りますが、しかし
>>376 と て も 気 に な り ま す 。
良いシチュだ(;´Д`)ドキドキ 持ってないので是非うpよろ。。

>>380 投下乙乙!また挑戦がんがって

終わりまではまだ少しあるのでもうしばしのお付き合いを。
…もう朝かorz
38972:2006/06/08(木) 04:28:38 ID:6Yi7e61W

「はぁ、はぁ、はぁ…ククリ、良かったよ…」
「勇者様ぁ…―あっ」

ゆっくり、ククリの中から俺自身を引き抜く。
ああ、エッチってこんなに良いものだったのか。

「…すきっ、勇者様」

はぁ…マジで、やばいくらい気持ち良かった…。


…………。

……………。

―――ぅえ?

「え、い、今っ…何て?」
「んっ、ん〜ん、…な、何でもなぁい」

ククリがそんなこと言うなんて。
…聞き間違いか?

…いや。
確かに、今小さい声で”すき”って言った。
多分、―いや、絶対言った!

「ばか、何でもないわけないだろ!…つか、ちゃんと聞こえてたってば」
「やだっ…もぉ、じゃあ聞かないでよぉ…」

「な、もう一回言ってくれよ〜」
「だっ…だめぇ〜〜!もう言わない!」
39072:2006/06/08(木) 04:29:17 ID:6Yi7e61W

ククリは顔を赤くして、俺の顔を見ないように目をつぶってる。

…くぅ〜、そんな顔されると俺のイジワル魂が燃えるんだよなぁ。
もっともっと、赤くしてやれっ。

「…なぁ、ククリ」
「もぉ、言わないったらぁっ…」

「好きだよ」
「…ぇ」

どっかん。
…なんて効果音はしないが、そんな音が聞こえるかと思う程のククリの表情。
まぁ、こんなに真っ赤になっちゃって。

「ゆ、ゆ、勇者さまぁ〜〜っ…」
「ん?どうしたんだよ」

「べっ、別にぃ…あのぉ、う、うぅん…」

恥ずかしそうに俺の胸に潜り込む。
ククリの顔がめちゃくちゃ熱い。
期待通りのリアクションをしてくれるから、まったく面白いもんだ。

「なぁ、俺ククリのこと…好きだよ」

思いっきり耳元で囁いてやった。

「!!」

ぼぉっ。
今の音は本当に聞こえたんじゃないか?
39172:2006/06/08(木) 04:29:54 ID:6Yi7e61W

「や、や、やだぁっ…もう、か、からかわないでぇっ!」
「何言ってんだよククリ、誰がからかってるって?」

「ゆ、勇者様がぁ〜」
「俺は真剣に言ってるんじゃないか!失礼な!」

とは言っても、こんなに顔がニヤけてたら…やっぱだめか。
でも、ふざけてても効果はあるらしい。

「愛してるよ、ククリぃ〜」
「〜〜〜!!」

ちゅどぉーん。
…いや、そんな音はしない。


しかし、そんなことを何度も繰り返してるうちに

Σばっこぉ―――ん!!

…とククリにしばかれてしまったので、その遊びはやむなく終了となった。

そして間もなく、トマの足音が聞こえた俺たちは慌てて寝床を整え、
何とかトマにバレることなくその場をやりすごした。

トマは結局、一晩中テントを往復しながら修理に励んでいたようだ…
39272:2006/06/08(木) 04:31:22 ID:6Yi7e61W

―そして、次の日。

「〜あぁ、よく寝たぁ…」

テントのすき間からもれる朝日がまぶしい。

起きると横にはククリの姿が。
昨日あんなことをしたとは思えないくらい、安らかにすやすやと眠ってる。

トマ…はいない。
まーだやってんのか?あいつは。

「…〜んん」

と、その時。
ククリのお目覚めだ。

「ククリ、―はよぉ」
「あ、勇者様、おは…――あっ!」

途端に顔を赤くして、うつむいた。

「…お、おは…おは、よぉ…」

昨日のことを、思い出したんだろう。

「なぁ、ククリ?」
「…ん、な、なぁに…?」

「昨日のこと、トマには内緒な」
「う、うんっ」

「―こんなこと、してることも内緒だぞ」
「―えっ?…んぅ」

軽く、唇にキス。

「ゆっ、ゆぅ、勇者さまぁあ〜」
「…ん、じゃあちょっと外出てくるわ」

俺も明るい場所でククリの顔を直視出来るほど冷静ではいられない…
照れ隠しも兼ねて、トマを探しにいく。
39372:2006/06/08(木) 04:34:23 ID:6Yi7e61W
まだ続きがありますw
今日はここまで…
394名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 08:54:10 ID:DEyEPxq7
苫にバレちゃって3p(ry
395名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 23:31:38 ID:SzXB3IvZ
はぁ〜キタキタ、神がキタ〜
キタキタキタキタキタキタk…
396名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 23:44:20 ID:SjQV20Pn
頭上のギップルカワイソスw
39772:2006/06/08(木) 23:57:56 ID:6Yi7e61W
ではラストスパートいきますw
398名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 23:58:30 ID:DEyEPxq7
支援sage
俺のティムポがダイコンランしてま(ry
39972:2006/06/08(木) 23:58:34 ID:6Yi7e61W

「よ〜し出来たぞ!」
「…ん?」

近くの湖の側から、トマの声が。

「おーい、トマぁ」
「あっ、勇者さん!すいません遅くなってしまって…
 ようやく完成したんですよ、見て下さいこれ!」

トマの手や足元にはガラクタ…
…いや、工夫の凝らした道具が大量に置いてあった。

「よくこんなに作ったよなー。…最初は修理するとか言ってたのに、
 途中から色んなもん作り始めてただろ」
「いやー…はは、申し訳ないです。次々とアイデアが湧いてしまって…」

「いや、まぁいいけどさ…」
「勇者さん、まずこれなんですが…」

トマは一つ一つのアイテムの説明をし始めた。
…目が輝いている。
まぁ聞いてやるとするか。

「で、ですね…こっちは火薬を…」
「ほお。…って、うぉ!?」

ふと足元に目をやると、あの双眼鏡があった。

「えっ!?ど、どうしました?勇者さん」
「トマお前、これいつの間に!」

昨日は確かに俺とククリの寝床付近にあったはず…!
40072:2006/06/08(木) 23:59:54 ID:6Yi7e61W

「あー、いや、それなんですが、昨日勇者さん達が寝てる間に
 修理したんですよ」
「し、修理?って、ことは…」

…あれで不完全だったのか。
あれで不完全だった、ということは…

「も、もっとすごいのが見えるのか!?」
「え?ええ、まぁ…多分」

トマは頭をかきながら困ったような顔をしている。
もっとすごいのって、裸以上ってことか?
ど、どんなのが見えるんだ!?

「あれ、珍しいですね。あんな所に人が…」
「〜〜人だとぉ!?お、女か?」

「…え?さ、さぁー、ちょっと近づいてみないと…」
「トマっ、行くぞ!」

「えっ、あ、勇者さん!?」

トマと双眼鏡を引き連れて森の木陰で休む人影に近づく。
少し遠いが…女と見た!
なかなかナイスバディな姉ちゃん二人。

―よぉっしゃあ!!

「勇者さん、その双眼鏡で―」
「ま、待て!俺が先に見てみる!」

「は、はぁ…」

木の陰からそーっと双眼鏡でのぞいてみる。
―さぁ、どんなすごいものが見えるんだ!?
40172:2006/06/09(金) 00:00:54 ID:6Yi7e61W

「…………」
「勇者さん、どうです?」

「……トマ、これ…」
「なかなかよく見えるでしょう!」

…手が震えてきた。

「ああ、すげぇクッキリ見えるよ。服の生地から、服の細かなシワから、
 姉ちゃんの厚化粧まで…」
「そうでしょう!いやーこれで、遠くの風景もさぞかしよく見えることでしょうね!
 それは普通の双眼鏡の3倍もの倍率でですね…」

「ほぉ、3倍もの。……〜〜って、おい!!!」
「え、どっ…どうしたんです?」

「全然透けねーじゃねぇか!!これじゃ普通の双眼鏡だよ!どうなってんだ一体!?」
「す、透けるって何のことです?それに勇者さん!
 これは普通の双眼鏡じゃなくて、倍率のみならず高性能な―」

「何のことです、だって!?とぼけるなよっ!これは服が透けて見える…」

と言いかけて、はっとした。
…〜もしかして、コイツ。

「お、お前…修理する前にこれで人を見たことあんのか?」
「え?…いえ、壊れた時に倍率が1倍になってたんで、これは故障だと思ったんです。
 そこから人はもちろん、風景も一度もレンズを通して見てはいないですけど…」
40272:2006/06/09(金) 00:01:31 ID:nkUHvKwX

…………。

…と、いうことはだ。

この双眼鏡は元々は高性能な双眼鏡だった。
でも、壊れた拍子に何かが狂い、服が透けて見える双眼鏡になった。

―つまり、服が透けて見えてた時っていうのは、
たまたま”壊れて”ああなっただけってことか!?

「そ、それがどうかしましたか?」
「〜トマ!それを見てりゃあ良かったものをぉ!
 そしたら絶対直そうなんて思わなかったぞ!あぁ勿体ねぇ〜…」

「なっ何の話です?―あのねぇ勇者さん、この双眼鏡は〜」
「うっ、うるせえ!くそぉ〜あの姉ちゃんの裸が見そびれちまったじゃ―」

「―勇者様」


―ぎくぅりっ。

………。

背後に、ひんやりとした空気を感じる…

がっしゃん。
パリン…
思わず、手を滑らせて双眼鏡を落とした。
40372:2006/06/09(金) 00:02:15 ID:6Yi7e61W

「〜〜ああ!な、なんてことを、勇者さん!」

トマの声など、聞こえない。

「ははっ、ク、ククリ…どっ、どーし…!」
振り返って、思わず体が固まった。
…殺意を感じる。

「…勇者様の…」
…じり。

「〜〜ぁはは…」
…じり。

い、位置について。

よーい…
〜〜ドン!

「〜〜〜勇者様の、バカっ!大バカぁ〜〜っ!!!」
「ひぃい!ご、ご、ごめんってぇ!!」

「勇者様のエッチ、バカ、スケベっ!!あ〜ん!」

怒りながら、半泣きになりながら追いかけてくる。
て、手には魔法陣の杖がぁ!

「お、落ち着けククリーっ!!殺さないでくれぇー!」
「バカバカバカっ!だいっ嫌ぁい!!」
40472:2006/06/09(金) 00:03:01 ID:6Yi7e61W

その双眼鏡で二度と服が透けて見えることは
なかったという。

…そしてここにも泣いてる人物が一人。
その服透けの効果を知らずに、双眼鏡を直した少年である。

その足元には、苦労して修理したあの双眼鏡のレンズが、
バラバラに砕け散っていた。

「あぁ〜っ、もう、せっかく修理したのに〜!
 また一から作り直しだ…しくしく…」

一番被害を被ったのは、おそらくこの少年であろう。
…いや、それとも世界一クサイセリフを半ば強制的に聞かされていた、
ふんどし魔人か。

「ギップゥゥリャアァァァ!!!」

バッシャァァァン…

この精霊の奇妙な掛け声と同時に、
一人の魔法使いによって勇者が湖に突き落とされた。

「どえぇ!うおあ、死ぬ〜!たっ、助けてぐで…ブクブク」
「バカっ、バカっ!勇者様のバカぁ!」

ばしっ、ばしっ。

その魔法使いの杖が「バカ」という言葉のたびに、
勇者を陸と湖との死の往復運動に陥らせたことは言うまでもない…


(END)
40572:2006/06/09(金) 00:10:45 ID:nkUHvKwX


…最後エロとか関係なくてスマソorz 

オチを載せておきたかったもんで…
これで完結です。最後まで読んでくれた人ありがとう&お疲れさん!
感想レス等もありがとうございました^^
406名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 00:20:45 ID:PulWumry
>>405
エロスとほのぼのなオチをありがとう。
世界中のグッジョブを!
407名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 00:26:43 ID:YnWcWCLi
72氏
いやーーーーー乙です。
オチが、また、らしいですな。
グルグルのふいんきryがしっかりでてるのにエロ。
いい仕事してますなぁ〜
408名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 00:31:55 ID:S8b4pjvE
あなた大好きchu!(^3^)-☆
409265:2006/06/09(金) 02:13:06 ID:IBO3HH87
乙です!すごい萌えたwこの良い流れを断ち切らないためにも自分も投下します。変態路線で申し訳ないですが(;´∀`)
410265:2006/06/09(金) 02:14:08 ID:IBO3HH87
「はぁ…」
ニケは大きなタメ息をつくと部屋の時計を見る。
時刻は深夜の2時。
(おかしいな…。今日はなかなか眠れないや)
窓の外を見ると大雨が降りしきっていて雷がゴロゴロと鳴っている。
(みんな元気にしてるかな…)
 
ギリを封印してから少しの歳月が流れ、ニケは今ククリの家でお世話になっている。ククリの両親はとても優しくて大好きなククリも傍にいる。
何不自由ない毎日を送っているニケだが穏やかすぎて刺激の無い生活に少々嫌気がさしているのもまた事実であった。
「…ダメだ。寝れない」
完全に目がさめたニケは真っ暗な部屋でひたすら天井を見つめながら冒険の日々を思い返していた。
そのとき、コンコンとドアを叩く音がした。
「…?」
不審に思ったニケは部屋の電気をつけて恐る恐るドアを開ける。そこには今にも泣きそうなククリが立っていた。
「ククリ…こんな時間にどうしたんだよ」
「ごめんなさい…怖い夢みちゃって…」
よほど怖かったのだろうか。ククリは顔を俯かせながら小声で話す。
411265:2006/06/09(金) 02:15:05 ID:IBO3HH87
「はは〜ん。つまり1人で寝るのが怖いと?」
ニケは意地悪そうな笑顔で問いかけるとククリはモジモジしながら小さくうなずく。
「ま、いいや。オレも眠れそうにないし。ちょっと部屋で話そっか」
「…うん!」
ククリはようやく笑顔になるとドアを閉めソファーに座る。
 
それから2人は旅の思い出を語り合い、気づけば時刻が3時になるまでその話は弾んだ。
「…のどかわいた」
ククリがボソッと呟く。
「まぁ1時間も喋ればのどもかわくよな。じゃあオレちょっとトイレ行ってくるからククリ冷蔵庫から何か持ってこれば?」
「うん。そうする。ニケ君は何がいい?」
「ん…じゃオレはジュースで」
そう答えるとニケとククリはククリの両親を起こさぬよう忍び足で部屋を出ていく。
412265:2006/06/09(金) 02:15:55 ID:IBO3HH87
「ふぅ」
ニケは用をたすと部屋に戻る。すでにククリは戻っていてジュースを飲み始めていた。
「しっかしスゲー雨だな。なぁククリ」
「…」
「そうだ!明日アラハビカ行こうよ。トマやジュジュに会いにさ!」
「…」
ニケが話しかけるもククリから応答がない。
「おい。人の話聞いてんのかよ」
ククリに視線を移すとトロンとした目で顔がニヤニヤしてて息が…酒臭い!
「お、おい!ククリ!」
「うぁい?なに?ゆうひゃしゃま」
よく見るとククリの横には空になった缶カクテルが2、3もころがっている。
こいつ…ジュースとカクテル勘違いして持ってきたのか…
「ククリ!お前これ酒だぞ酒!」
「へ?こぇ、おしゃけ?らって おぃひぃよ?」
ククリはもはやホロ酔いのレベルじゃない。
(まずいな…明日の朝おばさんに絶対怒られる)
「とりあえず酔い冷まそう。さ、ククリ立つぞ」
「へ?あらひ、よはらへらいよぉ」
見事な酔っ払いだ。まさかここまでククリが酒グセ悪いとは…
413265:2006/06/09(金) 02:16:40 ID:IBO3HH87
ククリを立ち上がらせようと抱えて持ち上げたがククリはそのままストンと尻餅をついてしまう。
困ったな…
ドキっ!!!
ふとククリの胸元を見るとパジャマが捲れて、おっぱいが丸見えになっている。本人は酒が回って全然気がついてない様子だ。
ごくり…
「おひっこ…」
え?
「おひっこぉ〜」
「あぁおしっこね。早くトイレ行ってこいよ」
「らっこひへ」
あ?
「だ、だっこ…?」
ククリがうなずく。
「ば、ばか!やだよ!1人で行けって!!」
「らってあゆけら〜い」
ったくこのバカ娘!
ニケは後ろからククリを抱え、もう一度立ち上がらせようとしたが…重い。
こいつ…そんなに体重なかったと思うけど…
「あふん…」
ククリが艶めかしい声をだす。
ん…?
なんか感触がいいなと思ったらオレの両手はククリの両胸を鷲掴みしていた。
「あ、あわわわわ!!」
慌てて両手を離すニケ。再びククリはドスンと尻餅をつく。
414265:2006/06/09(金) 02:17:28 ID:IBO3HH87
「あぁん…まにあわらぃ〜」
ククリはなんとか自力で移動しようとして四つんばいになる。
ニケのアングルからはちょうどククリのお尻が突き出されている。
「ち、ちょ…ククリ…」
しかし、ククリの挑発は止まらない。
「あふぅ…らめえぇ…」
そう呟いたククリのパジャマの股間の部分に染みが広がったと思うと、一滴の雫が床にこぼれ落ちた。

415265:2006/06/09(金) 02:18:32 ID:IBO3HH87
いちおう続きますw書けたら投下するんで。ではノシ
416名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 02:31:09 ID:YnWcWCLi
うは♪
今日は、なんだか大漁。
265氏、乙でっす。
417名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 02:36:23 ID:X8iQrxO1
乙です
418名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 09:11:56 ID:VaGIVGqB
神連続キタ〜!!
419名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 09:53:25 ID:XED7GRxk
最高級の料理がフルコースで来ますた(*´Д`)

もうGJとかじゃ形容出来ねぇ、ハァハァハァハァハァハァウッ(ry
420265:2006/06/09(金) 11:56:38 ID:IBO3HH87
授業ヒマなんで投下しますwここから話が濃くなっていくので変態系ダメな方はスルーしてください(´∀`)
421265:2006/06/09(金) 11:57:23 ID:IBO3HH87
「わあああああぁ!!まてまて!!」
ニケは勢い良く部屋を飛び出すと、お風呂場に駆け込み洗面器を持ってきた。
「ここ!ここでしろ!床汚すな!」
「やらぁ…はるかひぃよぉ…」
そうは言うものの、ククリは四つんばいから起き上がると膝をついたままパジャマのスボンの両脇に手をかけ、パンツを膝までおろした。
「れったいみらひれ」
おそらく絶対見ないでと言いたいのだろう。
そのままククリはひょいと膝をあげ洗面器の上にしゃがみこむと、
「みらひれ…うぅ…あああぁ…」
という呟きとともに、勢いよく洗面器にしぶきが上がる。
ニケはすでに頭がクラクラ、いやグラングランだ。
(見ちゃいけない…。でもおしっこ溢れさせたら……そ、そうだ!これはスケベ心なんかじゃない!ちゃんとした……ええい!この際なんでもいいや)
ニケはククリの後ろから前に回る。
422265:2006/06/09(金) 11:58:30 ID:IBO3HH87
「やらぁ…みひゃやらぁ……」
そう言いながらククリは放尿からの解放感と羞恥心に満ち溢れた表情で尚も放尿を続ける。
「バカ。見てないよ。大丈夫だから」
何が大丈夫なのか自分でも分からないが、この際そんなことはどうでもいい。
「みへらいよれ…らいひょうふよれ…」
うわ言のように繰り返すククリは恥ずかしげにうつむき、上目遣いの視線はニケを見ているがまったく集点が定まっておらず、頬は赤く染まり息はハァハァと荒い。
そしてニケが視線を落とせば…
真っ白な太ももと、その付け根には1本の柔らかそうな亀裂が走っていて、その亀裂からはわずかにぴょこんと顔を出した桃色の壁、そしてようやく勢いが衰えてきた1本の放物線。
気がつけばニケはしゃがみこんで洗面器に放尿するククリの前で四つんばいになり、ほぼククリの股間を直視している姿勢をとっている。
423265:2006/06/09(金) 11:59:44 ID:IBO3HH87
「大丈夫だからね…見てないよ…」
なにが大丈夫なもんか!
放尿が終わるとククリはそのまま尻餅をつき両手を後ろについて大きくため息をした。
こ…これはまさしくM字開脚!!!
しかも膝には濡れたパンツが引っかかり、ククリの1番恥ずかしい部分が完全に晒されている。
(あぁ…もう何で酔っ払った女の子ってこうも可愛いんだ(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア)
ニケは再びククリに視線を戻すがククリは相変わらずM字開脚をしたままトロンとした目でニケを見つめている。
ニケはもはやギンギンだった。
「あふぅ〜きもひいぃ〜〜〜」
ククリは恐らく自分がどんな格好をしているのかも分かっていないのだろう。しかも放尿を終えた安堵感からか笑みさえも浮かべている。
ニケはまずククリの尿がなみなみと次がれた洗面器を洗面所へと持っていく。
(…なんか流すのもったいないな。取っておくか)
ニケが部屋に戻るとククリは大の字になって寝転がっていた。
424265:2006/06/09(金) 12:01:55 ID:IBO3HH87
また書けたら夜にでも投下しますね。ではでは
425名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 13:47:51 ID:m+RAPRQP
>>384
まあ、確かに駄文「げ」すね。(笑)
でも、ククリ妊娠ネタは初めてでは。
ククリの反応も知りたいが。
ニケのリアクションも知りたいです。
僕が384の代わりに書いてみるっす!
426名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 14:01:59 ID:m+RAPRQP
「勇者様、あのぉ-。}
「どした?ククリ」
「実はね...........できちゃった。」
「えっ、何が?」
{.........................赤ちゃん!」
「............え〜っ!まじで。}
「うん、ずっと整理来てないし、ここしばらく
吐き気がするし、多分間違いないと思うの。」
さて、このあとのニケの反応は?
各自考えて書き込んで話を続けてください。
427名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 14:55:52 ID:4Adips9f
             /l
    ___       〉 〉           /l
    ヽ ゙i_       〉 __ヽ,_    r‐'" ノ
     l、__ `l_,.-'く く_コ `'l ,ヘ、,ヘノ  l~
       l  /ー-、ヽ─‐'"/.__\ /
       `/l ̄V''ーv l_ し'"V   / ヽ
         | l、__/   ゙、__/   l
          |       rニヽ,       |
        |     lニニニl      /
         \           /
            `ーァ---──'''"ヽ,
           / / l,  i ヽ ` \
           /            ,.-、
         lニ‐-- .,,__,. -‐‐-、_ノ /
          `ー- .,,_,,. -‐‐--‐'"
428名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 15:10:15 ID:VaGIVGqB
エロさ最高潮〜!

って付けといてよ>>427
429名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 03:53:57 ID:lZhcfS7G
ギップリャッッ!!
430名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 04:40:55 ID:aZG8tEPK
キタキタ踊りの後継者は、やっぱミグなんだろーか?
431名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 05:04:04 ID:GAqbtwQ4
オヤジがいなくなったので正調の物をキタキタ旅籠の女将、ミグの母ちゃんあたりから
学んだと思う。 非公開なのは当然として・・・
432名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 07:24:15 ID:/J4eutsK
キタの町って女の子はミグだけなんだろ。
町中の男を相手にしなきゃいかんな。
433名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 08:19:35 ID:/GSLO0FX
また新たなネタが誕生しますた(*´Д`)
434名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 17:17:44 ID:rkTpgL1j
ハ ァ ハ ァ
435名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 23:24:11 ID:mL8kZBgE
ワッハッハッ よく来たな勇者よ!
オレ様の強力な(  )を見て思いきり(  )た後は(  )も(  )(  )を味わうがよい!
このオレ様がお前らの(  )を(  )つくしてくれるわ!!

カッコ内にエロワードを入れてみてください。
カセギタンハァハァ…
436名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 23:40:23 ID:Ky83Njgr
ワッハッハッ よく来たな勇者よ!
オレ様の強力な(ボケ)を見て思いきり(引い)た後は(貴様等)も(アルツハイマー病の)(恐怖)を味わうがよい!
このオレ様がお前らの(股間)を(あ)つくしてくれるわ!!
437名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 23:50:12 ID:8/+CDNYu
>>435
ワッハッハッ よく来たな勇者よ!
オレ様の強力な(反り返り)を見て思いきり(興奮し)た後は(貴様)も(雑魚モンスターと)(乱交)を味わうがよい!
このオレ様がお前らの(精液)を(絞り)つくしてくれるわ!!


自分でも無理があると思った。
438名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 00:03:02 ID:/J4eutsK
カセギに犯されるククリ
439名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 01:45:09 ID:DzvWRfsJ
カセキに犯されるククリ
440名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 05:01:35 ID:CYzP0C4e
>>438,439
「もう、知らない!!スケベ!!」
トカゲのしっぽLv3!!!!
441名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 08:09:44 ID:BRjV8/D1
ククリクリクリクリトリs(ry
442名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 14:25:17 ID:WBsaKU27
カセギに犯されるククリやカセキに犯されるククリを妄想しながら、
ククリクリクリクリトリs(ryと呟きつつ、自家発電に精を出す勇者様
443名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 16:42:34 ID:biW4e9X/
ククリを犯りたいっしゅ
444名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 19:47:05 ID:xsWec80/
                  ┌∧┐
                  <@>
             ――  └∨┘
           /      \ || / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   M       ′|||||||||||||||||||||< とかげのしっぽ!
   (X)     | (|||   ( l ( ||  \_______
    (X)(X)(X)(X) ll、    C)||
  M      (X)|⌒ ̄ ̄ ̄ ̄ |◯                     ≡≡≡≡≡
  (X)    (X) |        |◯___                ≡ >>441   ≡
   (X)(X)   |   ー―― ´ ||/ヽ  \ / <≡≡≡≡≡≡≡ >>438-439 ≡
         |       |  ||   ヽ /ヽ            ≡  >>443  ≡
         (        | ||    ヽ  |             ≡≡≡≡
          ` ー―┬ ´ )|     ヽ |
              (_/∪ ____ヽ /
                 \       /
                    ̄ ̄ ̄ ̄
445名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 21:40:23 ID:EGyUdj6A
>>435
ワッハッハッ よく来たな勇者よ!
オレ様の強力な(肉棒)を見て思いきり(興奮)た後は(男)も(喘ぐ)(浣腸)を味わうがよい!
このオレ様がお前らの(ケツ穴)を(掘り)つくしてくれるわ!!

その前にゴールドたん受けきぼんぬ。
446名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 23:13:35 ID:ddq/vMok
>>445
ワッハッハッ よく来たな勇者よ!
オレ様の強力な(腰の振り)を見て思いきり(勃起し)た後は(貴様)も(カセギと共に)(俺の肛門)を味わうがよい!
このオレ様がお前らの(精液)を(絞り)つくしてくれるわ!!

受けなんだか攻めなんだか……。
447名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 21:00:19 ID:AI3tm6ya
ワッハッハッ よく来たな勇者よ!
オレ様の強力な(ブツ)を見て思いきり(驚愕し)た後は(お前)も(ブツを見せ)(恥ずかしさ)を味わうがよい!
このオレ様がお前らの(自信)を(奪い)つくしてくれるわ!!
448名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 09:43:51 ID:LjxJV5yB
ワッハッハッ よく来たな勇者よ!
オレ様の強力な(ウニョラー!!)を見て思いきり(トッピロキー!!)した後は(モッチョレー!!)も(キロキロー!!)(オッペケペー!!)を味わうがよい!
このオレ様がお前らの(キタキター!!)を(へんですたい!!)しつくしてくれるわ!!
449名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 13:38:45 ID:zUo7E07x
もけもけさ〜
450名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 20:56:55 ID:hnTx2PKL
かっこわるい・・・
451名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 21:14:40 ID:Fwbr/S9I
(やっぱり台本は必要だな  )
                 ○。
                   ゜(´・ω・`)
452名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 22:01:42 ID:aqXWX+O0
何じゃこりゃー!!
誰がそんなもん掘りつくすか!!
453名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 04:51:01 ID:vFgmdlnf
>>452 キタキタおやじのへそ
454名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 01:15:54 ID:qRyzaBqI
ジュジュがケベスベスの魔法くらってオナニーする漫画もってるひといませんか?
455名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 01:25:52 ID:Og6TQ5cq
18禁版ケベスベスに期待
456名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 17:27:14 ID:c1VByx/G
誰かヴィヴィアンネタをお願いしまつ。
457名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 22:35:31 ID:SL7qv+fs
僕は、クルジェちゃん!
458名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 18:50:33 ID:9zFZjU/o
作者いなくなって糞スレ化してきたな
459名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 21:56:39 ID:MRIY5JXu
はっはっはっ わたしを呼びましたかな?
460名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 20:15:24 ID:88IjoHwh
いや、呼んでいない
461名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 23:56:41 ID:TjNEWTsg
はっはっはっ またそんなご冗談をっ
462名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 01:01:59 ID:gRIZ84lM
携帯からでもいいか?


「勇者さま、…えっと、その…」
「何だよククリ。いつものおまえらしくないな」
「あのねっ、ク、ククリ、…ゆゆゆ勇者さまの、あ、あ、赤ちゃんがほしいのっっ!!」
「!!?」
「…………だめ…?」
「…」
「…」
「……ククリ…」
「…勇者さま……」
463名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 01:16:39 ID:vXtoaSSH
「ちょwwwっていきなりかよ!!ww」
「? 勇者さま?」
「ククリーー!!」

ゆうしゃ はククリ をおしたおした!

「キャーッ!?何するのーッ!」
「だって、赤ちゃん、ほしいんだろ?」
「勇者さまのエッチーーー!!!」
「ククリが言い出したんだろ〜」

ゆうしゃ はククリ の股をまさぐり出した!
464名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 11:08:15 ID:2brgT/lO
・・・続ききぼんでございます。
465名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 14:26:15 ID:pscTcvRh
書きかけのSSの 先ばかり気にしてる俺
毎日通うこのスレで一人 ワクテカして待ってる
伝えられない気持ちを 職人に届けたい
スレッド見つめ 煙草をふかして F5キーを何度もタイプ

無言でディスプレイ 一心に見つめ
続きが来てない寂しさを 必死にこらえ
住人の書き込みもない 悲しさをやる気に変えて
とにかくもう dat落ちだけはさせたくない
このスレの行方が気になっても 何も出来ず震える
日曜の昼……

何となく外を走り出す 明日という日に向かって
もう何も考えられない
このまま待ち続けると 決め込んだこの瞬間
続きを求め続けた 日曜の昼
466265:2006/06/25(日) 23:24:57 ID:v3oxqQki
W杯みててサボってましたが>423からの続きを投下しますw
467265:2006/06/25(日) 23:25:52 ID:v3oxqQki
ニケの心臓が凄まじいビートを刻む。ニケはククリの傍でしゃがみこむと耳元で呟く。
「ククリた〜ん、おねむでしゅか〜??」
ニケの声はすでに上擦っている。
「うはぁ…しゅごいきもひいぃ…」
そかそか。よしよし。
「じゃあ風邪ひいちゃいけないからベットでおねんねしような」
「やらぁ…もっとゆうひゃしゃまとおしゃべりしゅる〜」
おまい、こんな酔った状態でマトモに喋れるわけないだろ!
「そかそか。じゃあここでおしゅわりしような」
「ふぁ〜い」
ニケはククリの脇に手をいれるとズルズルと引きずりながらククリをベットまで運んだ。
ククリの胸に手が触れても、もう狼狽することはなかった。
ニケはククリをベットの上に座らせる。
「あちゅい…」
「…え?」
「パジャマぬぎぬぎしゅる〜」
「そ、そ、そうだね。あちゅいときは服をぬぬ脱ぎ脱ぎしるんられ」
自分でも何を言ってるのかわからない。ニケは一度深く深呼吸をして冷静さを取り戻す。
468265:2006/06/25(日) 23:26:51 ID:v3oxqQki
なるほど。部屋は暖房が効いていて、しかも酒を飲んだんだから暑いのは当然だ。これは好都合。
ククリはゆっくりとパジャマの上のボタンに手をのばす。
ごくっ…
ひとつ…
ふたつ…
みっつ…
よっつ…

…あれ?
ククリの手は四つ目のボタンに手をかけて動かなくなった。
ま、まさか…正気に戻ったんじゃ…!!!?
恐る恐るククリを覗き込むと、その円らな目は閉ざされていた。
「…ククリ?」
返事はない。
「ク〜ク〜リ??」

ククリたん爆眠キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
震えた。今からこの美少女はオレのものなんだ。
ククリが旅のパートナーだったことも忘れ、ニケの頭の中の理性と思考回路は完全に吹っ飛んだ。
ニケはククリを寝かせるとパジャマの残りのボタンを全て外した。
雪のように真っ白で、きめ細やかな肌。
決して大きくはないが美乳な胸。
ニケはククリの前髪をゆっくりとかき上げて、もう一度改めてククリを見る。
かすかに笑みを浮かべながらスースーと寝息をたてているククリ…
かわいすぎる…!
469265:2006/06/25(日) 23:27:59 ID:v3oxqQki
今日はここまでです。続き浮かんだらまた来ますね
470465:2006/06/26(月) 23:08:18 ID:+uLyZw4m
キタキタ!キタキタ!!キーーターー!!

>>265氏ウェルコネ!!
正座して待ってます!!
471265:2006/06/27(火) 00:22:26 ID:T5upEIig
>470バロスwww明日(今日)投下する予定なんで。読んでくれてサンキュです(´∀`)
472名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 19:15:05 ID:Be6s8ci7
>>470
キタキタおやぢキターーーー
>>265
ちむぽにぎりしめ、まってまつ。
473265:2006/06/27(火) 21:35:03 ID:T5upEIig
ニケはククリの頬に手をあて、それを下にゆっくり移動させる。
首筋…肩…胸…
まだ膨らみはじめて間もない胸は寝転がるとほとんどその存在を主張できず、辛うじて双丘のラインを描きだしていた。
どきどきどき…
ニケの手が震えて止まらない。まさかククリの裸にこんなスチュエーションで触れることになるとは…
その禁断の体験をまえにニケは些か躊躇していた。
(ククリ…いくよ…)
ニケは心の中でソッと呟くと、いよいよその胸に手をのばした。
まわりの皮膚より僅かに色の濃い小さな乳輪、そしてその中央には可愛らしい乳首。
触れてみると、この世のものとは思えないほどの柔らかさ…。
乳頭のあたりをまさぐると乳輪の部分が僅かに固くなっていて、それを優しく掴むと
「んっ…」と小さくククリが声を上げた。
今度はそれに口唇を近づける。
この年ごろの少女特有な香りなのか、甘酸っぱく、ミルクのような心地いい香りがニケの鼻を刺激する。
それにくちづけて、唇と舌で愛撫する。
ニケはすでに指1本でも触れたら爆発しそうなほどギンギンになっていた。
474265:2006/06/27(火) 21:36:41 ID:T5upEIig
乳輪から一旦離れ、ベット横に立ってククリを見下ろす。
ククリは左を頭、右を足にして横たわっている。
どきどきどき…
はぁ、はぁ、はぁ…
ククリは気持ち良さそうに寝息をたてているが、その格好は…
パジャマの上を左右にはだけ、そこからは膨らみはじめた可愛いおっぱいが晒され、パジャマの下は膝まで下げられて、おしっこで濡れたパンツが股間を隠している…
ニケは震えながらククリのパンツに手をかける。
ク、ククリぃ…
え、えっと…パンツ…とっちゃおっ…かなぁ…
い、いいよね…?
ユクーリと…パンツを…下げちゃった…
うわわわああああああぁぁぁ!!!!!
475265:2006/06/27(火) 21:39:50 ID:T5upEIig
じれったい展開ですみません…(;´∀`)ではではまた来ます
476名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 14:31:39 ID:NK5D0Ahl
>>265
wktk!!
477190:2006/06/28(水) 23:25:19 ID:iAixgi5V
>>265
ハァハァ(;´∀`)凄い展開・・・期待してます!
478265:2006/06/29(木) 01:47:11 ID:WF6qpQsi
レスありがとうございます。では投下w
479265:2006/06/29(木) 01:48:29 ID:WF6qpQsi
ク、ククリって…股の間が広いんだね…
はぁはぁ…
足を閉じても太股が合わさらないよ…
そ、そのせいで…恥ずかしいところが…ま、丸見えなんですが…
はぁはぁはぁ…
ククリの両足は揃えられている。普通ならYの字を描き、ぴったりと閉じられるはずの太股は股間部で合わさることはなく、下腹部から始まるワレメちゃんは何にも隠されず、おしりのほうまでその美しい曲線を描いてる。
そのワレメちゃんが始まる辺りからは僅かに産毛が濃くなり、いよいよ大人への準備が始まったといったところか。
ワレメちゃんの肉づきはそんなに厚くなく、おしりに向かうその真ん中あたりで隠しきれなくなった桃色の襞が僅かに覗いている。
そこに顔を近づけると、かすかにククリのおしっこの香りがした。
480265:2006/06/29(木) 01:49:25 ID:WF6qpQsi
い、いっ…いたずらしちゃおっ…かなぁ…
で、で、でもね…オレはなにも悪くない…んだよ…
ククリが勝手にオレの部屋きたんだし…
勝手に酒のんで勝手に酔っぱらって…
それで勝手におしっこして勝手にパジャマ脱いで(最終的に脱がしたのはオレだけどw)
んで勝手にベットで寝ちゃって勝手にエッチなワレメちゃんしてて…
勝手に…勝手に…(ry
オレは…ククリが…ククリが大好きなんだよおおおぉ!!!!!
だ…だから、もうちょっと、よく見せてね…ね…
よ、よし…じゃあ、もうちょい足広げてみよっか…
大丈夫だからね…うん…
まず…ひ、左足から…
もう少し…
…うおっ…おおぉ…!
つ、次ひ右足…
うわ…あああぁ!!!
ニケはベットに上がり、ククリの両足の間に正座した。
すっ…すごいアングルだっ!!!
ニケは再びククリのワレメちゃんに顔を近づけると指を添えてみた。
や…柔らけぇ…
すべすべしてる…
指先をワレメちゃんに押し当てる。
ぷにっ
ゆ、指が潜りこんじゃった…!
じ、じゃあ…今度は人差し指と中指で、ぶ、ぶ、Vサインしてみよっか!
せーの……うわあああぁぁ!!!
ク、ククリのまんまん…凄く小さい…!
481265:2006/06/29(木) 01:50:48 ID:WF6qpQsi
ククリの性器はまさに幼女そのものだった。2本の指で広げられた大陰唇の内側に変色は見られず、あらわになった小陰唇はまるで1枚の葉っぱを半分に折りたたんだような形で閉じられ、桃色より少し赤みがかかっていた。
ニケはもう少しよく見ようと試みたが両足が邪魔でうまく見えない。
よーし…こうなったら…
ニケはククリの両足をくの字に曲げると、左右に開いた。
ちょうどククリの両足は<>の形になっている。
こ、こ、これで…ククリのまんまんをジックリ見れる…!!
ニケは三度ククリの股間に顔を近づけ、震える手で小陰茎を開いた。
 
ハァ━━━━━━━━━━━;´Д`━━━━━━ンンンン!!!!!
こ、これがククリの1番恥ずかしいところ!!
おまめちゃんとか全然見えない!!!
で、ここがおしっこが出る穴なんだね!!!
んで…んで…ここが…ここがっ!!!オレのおちんちんが入る穴なんだねっ!!!!
 
ハァ━━━━━━━━━━━;´Д`━━━━━━ンンンン!!!!!
そ、そんなことよりおまめちゃんを探さねば…!
ニケはエロ本で得た知識をフル活用する。
えっと…確かこの辺!この辺の皮を…上に剥ぐと…
 
ハァハァ……ハァ━━━━━━━━━━━;´Д`━━━━━━ンンンン!!!!!
482265:2006/06/29(木) 01:51:58 ID:WF6qpQsi
恥ずかしそうに顔をだしたククリのクリトリスにニケは思わずむしゃぶりついてしまった。
クリを下から上に舐め上げると「んっ…」とククリは呻いて僅かに眉間に皺をよせる。
ククリ…かわいいよ…ククリ…
ニケはククリの性器に夢中になりながら我慢できなくなったのか、ズボンとトランクスを脱ぎ捨てた。
が……その時、まったく思いもしない出来事が起こった。
ククリがむくっと起き上がったのだ。半開きのククリの目と目が合ったニケは背中から氷水を浴びたように硬直し、動けない。
パジャマをはだけ胸は丸出し、パンツは脱がされて性器を晒しているククリ。
下半身丸裸で、ククリの股間にむかって四つんばいになってるニケ。
どう考えても言い逃れできるスチュエーションじゃないな…
ニケの頭をよぎった物…
『死』
その言葉だった。
483265:2006/06/29(木) 01:53:58 ID:WF6qpQsi
今日はこの辺で!また明日か明後日の夜にきますwではではおやすみなさいノシ
484名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 04:47:28 ID:ZHOYmc+P
>>265
ちょwwwwwwww
なんつー所でwwwwww
続くかなw
485名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 20:15:23 ID:SsvT8PdZ
こなぁぁぁぁぁぁぁあああ(ry

もうオイラもギンギンですたい(*´Д`)
486パヨラッシュ:2006/07/01(土) 02:32:38 ID:t2E5pS6J
265改めパヨラッシュです。レス番だと微妙なんで、これからはパヨラッシュでwでは投下
487パヨラッシュ:2006/07/01(土) 02:33:33 ID:t2E5pS6J
「あ…あの…」
ニケは必死に弁解しようと恐る恐る口を開く。
「ち、違うんだククリ。これは…」
返事がない。どうもククリの様子がおかしい。
「ク、ククリ…?」
やはり返事はない。
やがて半開きだったククリの目は閉ざされ、ベットの横になって何事もなかったかのようにスヤスヤと眠りについた。
ニケは静かにククリに近づくと耳元でささやいた。
「おはようございますククリさん…。朝ですよ…」
返事はない。


びっくりしたああああぁ!!!!!おまい酒癖悪いくせに寝相まで悪いのかよwwwwwwwwwww!!!!!
完全に萎えきっていたニケの下半身は再びムクムクと勢いを取り戻した。
さて…じゃあククリたんにいたずら再開しますか。
ニケはベットに上がり、ククリに添い寝する。
ククリの顔を見つめながら右手で全身を撫で回す。
頬…首筋…胸…乳首…おなか…おへそ…
ク…ク、ククリたん…きれいだよぅ…
まるでお人形さんみたいだ…
腰もくびれきっててないし、おしりだって大きくない…
おとなじゃないけど、こどもでもない…
ああああああぁもう我慢できないいいいいぃ!!!!!
488パヨラッシュ:2006/07/01(土) 02:34:27 ID:t2E5pS6J
ニケは右手でククリの左胸を愛撫しだすと口で右胸を愛撫する。
舌や指で刺激するたびにククリの眉間がゆがみ、無意識のうちにいやいやしながら口からは「あっ…」「ん…」と息がもれる。
ニケはククリの腰あたりにまたがって膝をつくと、両手で左右の胸を揉みまわす。
ククリは唇を半開きにし、はっ、はっ、はっ、と息を荒げ、頬はだんだん紅潮してきた。
ククリたんもキモチいいんだね…
勇者様も、とぉぉぉっってもキモチいいよおおぉぉぉ!!!!!
ふと視線をククリの股間に移すと、そこは溢れんばかりの大洪水だった。
どうやら胸への刺激によって愛液を分泌してしまったようだ。
おそらく生まれて初めての刺激による分泌…。
ニケはそれを指ですくうとククリのワレメちゃんにぬるぬるを広げる。
ククリはさらに苦しそうに、はぁ…はあぁ…と呼吸を荒げる。
も、も、もう、い、い、いいよね…?じ、じゃあ…そろそろ…い、いれちゃおっかかかかかか…
…そ、そうだ。その前にちゃんと練習しなきゃね…

489パヨラッシュ:2006/07/01(土) 02:35:21 ID:t2E5pS6J
ニケは左手で小陰唇を広げると右手の中指をククリの膣口に指を突き立てた。
ユクーリ…ユクーリ…ユクーリと…
きっ…きつい…!!!
辛うじて第1間接まで入ったが、まるで指に輪ゴムでも巻きつけられているような感触だ。
ククリの表情をうかがうと先ほどの「苦しそう」とはまた別の「苦しそう」な表情をしている。
痛いのか…
指を出したり入れたり捻ったりしているうちに、なんとか第2間接まで入ることができた。
ふぅ…後はなんとかなるだろう…と力を入れた瞬間、指が、つるん!と根元まで入ってしまった。
「あんっ!」
いきなりすぎる刺激にククリが大きな声をだす。
ゆ、指が…ククリたんの体の中に…は、入っちゃった…
…ち、ちょっと、う、う、動かしてみるか…
「…あっ!あっ!あんっ!!」
ククリはさっきとは比べものにならないくらい激しく反応する。
「んっ!んっ!んあっ………あぁ…ん…」
部屋中に甘ったるい臭いといやらしい指の音、ククリの喘ぎ声が響きわたる。
それがニケの中でシンクロした瞬間、急に射精感が高まってきた。
…や、やばぃ。……限界かも。
ちょ、ちょ…まだ挿入してな…ああ…ああああぁぁでるううぅぅぅ!!!!!
490パヨラッシュ:2006/07/01(土) 02:36:11 ID:t2E5pS6J
ニケは右手の中指をククリに突きさしたまま、左手で自分の肉棒をにぎり、ククリめがけて爆発してしまった。
凄まじい勢いで放出されたニケの精液はククリの胸、おなか、へその付近まで着弾し、ローションプレイのようになってしまった。
はぁ、はぁ、はぁ…
ま、まさか挿入するまえに爆発するなんて……ふ、不覚…。
そ、それにしても凄い姿だ…
ザーメンまみれのククリ……
ハァ━━━━━━━━━━━;´Д`━━━━━━ンンンン!!!!!
ちょ…ハァハァしてる場合じゃないwふかなきゃww
ええっと…ティッシュじゃダメだよな…。捨ててもいいタオルでふきふきしよう…。
ふきふきふき…
全身をキレイにふきふきしたあと、もう1度イチャイチャしたかったが、あまり連続して刺激すると起きる可能性がある…。
ここは我慢だ…!!
ニケは起こさぬよう慎重にククリに失禁パンツを穿かせ、パジャマを着させていく。
ここからなんだよ!ここから!!
491パヨラッシュ:2006/07/01(土) 02:37:24 ID:t2E5pS6J
着せ終わったあとニケは洗面所に行き、ククリが失禁したときにおしっこを入れさせた洗面器からコップ1杯分の尿を持ってくる。
まさに検尿状態だ。
そしてそれを…
寝ているククリの股間に…ちょろちょろちょろ…
無論パジャマも濡れ、シーツも濡れてしまった。
そう…まさにここに、おねしょをしてしまったククリたんが出来上がったのだ!!!
あとは朝がきてククリたんが起き上がるのを待つだけなのだ!!!
あぁ…起きたときのククリの反応が楽しみだwwwww


気がつくとニケはカーペットの上に眠ってしまっていた。ベットでは今まさにククリが目を覚ましたようだ。
492パヨラッシュ:2006/07/01(土) 02:40:16 ID:t2E5pS6J
とりあえず今日の分はここまで、と。ではではノシ
493名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 02:42:08 ID:xqTzIdSu
リアルで見てた(;´Д`)ハァハァ
494パヨラッシュ:2006/07/01(土) 15:46:03 ID:t2E5pS6J
一気に投下しますお
495パヨラッシュ:2006/07/01(土) 15:47:05 ID:t2E5pS6J
「ッ……頭いたぁ…」
そうだろwそうだろw
「おはよぉククリ。すげぇよく眠ってたな」
「…」
「どうした?」
「…」
「おい、ククリ」
「な、なんでもないよっ!なんでもないって!!何でこっち見てるの?!」
「なに怒ってんだよ。どうしたって聞いただけなのに…」
「…」
ベットから起きようとしたククリは、そのままベットに座りこんで掛け布団に包まってしまった。
ふふ…さて、これからどうやって追い詰めていこうか…
「あのさ…」
ククリが急に口を開く。
「ん?」
「昨日の夜って…何してた?」
「おぉ、大変だったんだそ。ククリが勝手に酒飲んじゃってさ」
「お酒…?ククリが飲んだの…?」
「うん。缶カクテルのやつね」
「あぁ!あれってお酒だったんだ…」
「そのあと酔っぱらっちゃって、おしゃべりもそこそこに寝ちゃったもんな」
「そうなんだ…」
ククリは眉間にしわを寄せて、頭をとんとん叩いている。
どうやら初めて飲んだ酒で二日酔いのようだ。

496パヨラッシュ:2006/07/01(土) 15:47:49 ID:t2E5pS6J
ニケは心の中で一人ほくそ笑む。
さて…そろそろイジメてあげますか!
「それよかさ。早く着替えちゃえよ。アラハビカ行くぞ」
「…え?」
「え?じゃなくて」
「う…うん。…でも…今日は家でゆっくりしてたいなぁ…」
「それならいいけど、とにかく着替えろよ」
「う、うん。じゃあ出て行って」
「別に出て行かなくてもいいだろ。後ろ向いてるからさ」
「ううん…でも…」
「布団干すからさ。早くしてよ」
「ええぇ?!布団干すの?!」
「…なんでそんな驚いてんだよ。今日天気良いじゃんか」
「でも!でも…でもでもでもっ…」
「ククリ…なんかお前変じゃない??」
「ないないないっ!なんでよっ?!」
焦ってる焦ってるwwwwwwwwいよいよ詰めに入りますよwwwwwwwwwwww
「…じゃあ早くどいてよ。着替えるのは後でいいからさ」
「あ、あのさ…ニケ君。えっと…」
「なんだよ?」
「うん…あの…実はね………」
「はぁ?まだなんかあるの?!」
「実は……その…」
497パヨラッシュ:2006/07/01(土) 15:50:22 ID:t2E5pS6J
ククリの顔がゆがむ。
「…ぐすっ……うぇっ………うぇっ…」
ククリはとうとう泣きべそをかき出してしまった。
ニケはククリの泣きべその真意を十二分に理解しながら芝居を続ける。
「お、おい。どうしたんだよ急に…」
ククリはそれに答えず、黙って首を横にふる。
「ククリ…黙ってちゃわからないってば…」
ククリは両手で顔を覆いながらつぶやく。
「だって…ニケ君笑うもん…」
「…笑わないって」
「笑うもん!」
「笑うかどうかは言わなきゃ分からないだろ」
「…」
ククリは顔を上げて観念したように両手を膝の上に揃え、パジャマを握り締めながら小さく言う。
「ククリね…その…寝てるときに…」
「寝てるときに?」
「………おしっこ……」
「おしっこ?」
ククリは再び顔を両手で覆ってしまう。
しかたない。助け船をだすか。
「もしかして…もらしちゃったとか??」
「いやああああああああぁぁぁ!!!!!」
ククリは激しく首を横にふる。
498パヨラッシュ:2006/07/01(土) 15:51:31 ID:t2E5pS6J
「ごめんなさい!ごめんなさい!!」
「うむむぅ……そっかぁ……」
ニケはわざと考え込むフリをしてククリの様子をうかがう。
「まぁ…あれだけ酒を飲んで一度もトイレに行かなかったら…しかたないかもなぁ…」
ククリの表情がゆるむ。
「………ゆるして…くれる?」
「しちゃったもんはしかたないじゃん。さ、早く布団干そう」
そう言うとニケはククリが包まっている掛け布団に手をかける。
「いやあああああぁぁぁ!!!見ないでえええぇぇ!!!!!」
ククリは必死に布団の濡れた部分を隠す。
ニケに背中を向けたので、おしりがこっちを向いてるのだが…そのパジャマの股間の部分が…染みになって……
ククリ…おまいはシラフでもオレを挑発するんだね……
「そんなことしてちゃ布団干せないよ。ほら、恥ずかしがらないで」
「ク、ククリが干すから!!!」
「でも…」
「いいの!ククリがやるから!!」
ククリは強引にニケを押し退けると布団を抱えて部屋を出ていった。


ハァハァ……ハァ━━━━━━━━━━━;´Д`━━━━━━ンンンン!!!!!
まさかククリたんをイジメるのがここまで楽しいとは!!!!!
さて…次はどんなイタズラをしようか……www
 
 おわり
499パヨラッシュ:2006/07/01(土) 15:53:42 ID:t2E5pS6J
以上で完結ですwいやぁエロは難しい…。
読んでくださった方々、ありがとうございました(´∀`)
500名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 17:38:28 ID:owDFCvsJ
GJ

∠⌒ヾ\ `ll  ___
         / ̄    _∠=二 ∠_
        彡       /i ヘ     _ゝ
       |/|"       |       \  
         |/                | 
          |/|        /   ┌\|  
           | | |/|__/〉彡ノ/イ        
            | | \|ヽ  | /   |        
           ,-|〈.__  Y __〉|‐、       
          |.;〈 └- ゚`六´゚ -┘ 〉6|     
| ̄ ̄7⌒/ ̄ ゝ|ヽ ,.-‐‐´ー`ー- 、/|ノ ̄ ̄ヽ⌒ヾ ̄| ̄ ̄| ̄
|  /  /     /  | l 「二二二二|  | |  ヾ、  |  |  |   |
|  |  |   ,,/  |  |      |   |     ヾ、  |  |  |   |
|  |  |        l  |] ⌒⌒ 「|  /       |  |  |   |
|  \ \    | \ !、二二二! / ,|    / /   |   |
| / \ \   !、  \___/  /  / / \  |   |
501名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 18:58:21 ID:sU9cU4TT
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ァ━━━━━━━━━━━;´Д`━━━━━━ンンンン!!!!!
502名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 20:45:54 ID:4voe2Omw
リコの花を装備してたら処女膜も一回だけ守られるのかな…
503名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 22:44:14 ID:nc880nO6
ククリが亡くなってからもう1年。
ククリは今もオレを見守ってくれているのかな?
君は、オレの生まれて初めて出来た彼女だった。
すごく嬉しくて、幸せだったなぁ。
突然、白血病だって医者に宣告されてから、ククリは病室で日に日に弱っていった。
「病院ってひまねぇ」って笑う君を見て、オレはいつも泣いていたんだ。
ククリの為に、オレの小汚いノートパソコンをあげたら、君はすごく喜んでくれたよね。
ネットをするようになったククリがいつも見ていたサイト、それが「2チャンネル」だった。
ある日ククリはいつものように、笑いながら言った。
「ほら、見て今日も481ゲット出来たよ。」
「あまりパソコンばっかいじってると身体に障るよ」
なんてオレが注意すると、
「ごめんねえ。 でもね、これ見てよ。 
ほら、この482のひと、481げっとぉ!なんて言っちゃってさぁ、ふふ」
オレは黙っていた。ククリがすごく楽しそうで、オレは何も言えなかった。
「ほらみて、この482のひと、変な絵文字使ってくやしぃ〜!だって。
かわいいねえ。 ふふ。」 
オレはまだ黙っていた。笑うククリを見て、どうしようもなく悲しくなった。
「憶えててくれるかなあ」 ククリがふと言った。
「…この482のひと、私がいなくなっても、あの時変な奴に481をとられたんだよなー
なんて、憶えててくれないかなあ……無理かな……憶えてて、ほしいなぁ……」

それから数ヶ月後、ククリは家族とオレに見守れながら息を引き取った。

ククリはもうこの世に居ない、なのにオレは今F5を連続でクリックしている。
ククリの事を、482のひとが忘れないように、いつまでも、いつまでも忘れないように。

天国にいるククリと一緒に、今ここに刻み込む 

        481 ゲ ッ ト
504名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 01:15:13 ID:LYY0y4FQ
>>503にレス番ぐらい変えるよなと思いつつ、
パヨラッシュ氏にダイナマイトグッジョブ!
505名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 16:57:58 ID:WN4ZTNqZ
酔ったククリがおもらししたあたりで超勃起した。
なんか今度からククリをそーゆう目で見そうww
506名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 10:52:46 ID:2vVz9Qad
……作者たん
50772:2006/07/11(火) 01:35:18 ID:ifilu/Yr
お久しぶりです。
なかなか書き込み減少してますなorz
ここまだ人いますか?
508名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 06:51:04 ID:YYxT7Gk+
いますお〜!!
509名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 14:18:41 ID:hklyavJJ
作者様ぁ
510名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 17:54:15 ID:sdpLLR9Y
作者様→衛藤ピロユキ
SS書き→職人様
トマ→永遠の名脇役
511名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 05:37:38 ID:hZbBrIuF
トマxジュジュきぼん!!
512名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 00:33:11 ID:OAH2nWsY
保管個みれないショボーン(´・ω・`)
513名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 02:09:15 ID:bkR/4xDE
闇のお姉さん×おかしら キボン!
514名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 02:43:58 ID:vNf6KQ01
プードルの正体が気になる今日この頃
515職人様:2006/07/13(木) 21:34:06 ID:OAH2nWsY
( ^ω^)呼んだ?
516名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 04:05:17 ID:Mqj3Kwb/
>>515
呼んだ呼んだ。
さぁ書け。
締め切りはとうにすぎてるぞ。
原稿、原稿くださいなぁぁぁぁぁ。
517名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 17:30:50 ID:pPuv8E2p
カセギ×タテジワ。
518名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 20:54:10 ID:qPZLjXPU
ウホッ
519名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 15:21:41 ID:jO5BN1Xi
スレ違い覚悟で
「がじぇっと」のえろぱろをキボンしてみる。
同じ衛藤ヒロユキだからいいでしょー(´∀`)
520名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 11:18:04 ID:iWOqK1F8
厨房の頃、ククリは最高で友達もみんなファン、イベントが始まる前、グッズ購入者にサインしてくれるんだけど
オレは一番安い500円の色紙さえも買えなかった。500円だよ!500円!
友達はタオルとかTシャツとか買ってんのに、オレは母親がくれたジュース代200円しか持ってなかった
友達がワイワイ騒ぐ中で、一人蚊帳の外・・・楽しい日なのに、悔しくて涙が溢れそうになった
それを見かねた友達が、オレをククリの横にまで連れて行き
「すいません!ククリちゃん!コイツに握手してあげてもらえませんか?」
オレはびっくりして、ククリは笑いながら握手をしてくれた
「サインもしてあげるよ」
ククリはペンを握って笑った
「何も買ってないし、いいです!握手だけでいいです!」
「いいから、いいから」
「本当にいいんです!買った人に不公平ですから!」
今思えば、つまらないことに異常に意地を張った自分が笑えるけど
あの時は、金の無い恥ずかしさと憐れみの優しさと思うと嫌だった
というか、オレ自身が荒んでたんだと思う
「そっかぁ…じゃあ、背中出してみて」
無理矢理押さえ込まれ、シャツをまくり上げられた
  『パチン!!』
背中が火傷したような痛さに思わず声が出た
「今日の記念に!忘れないでね!」
そこにはさっきまでの笑顔ではなく、真剣な目のククリが居た
「はい・・・ありがとうございます」
オレも友達も、オレが生意気だから怒ったんだと思った。家に帰って鏡を見ると、手の跡が真っ赤に残ってた
次の日に学校に行ったらヒーローだったけど、3日は痛くて風呂にはいるのもキツかったなぁ・・・

でも、今ならこう思えるんです
ククリはオレの背中を叩いたんじゃなくて
押してくれたんじゃないかって
貧乏で卑屈な俺の心を壊してくれたんじゃないのかなと
勝手な解釈ですみませんが、そう思っています

さようなら、そしてありがとう…心優しい魔法使い
521名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 12:39:49 ID:L0ZrTgF/
ククリちゃんは優しいよ

闇のお姉さんはツンデレかも
522名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 20:24:10 ID:QUkpLVWw
ツンデレ(;´Д`)ハァハァノヽァ
523名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 18:29:26 ID:gCkGObrw
ククリのおもらしって萌えるなぁ。
本編で1回ぐらいそういうシーンがあって欲しかった
524名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 19:37:39 ID:RWeP2J8G
お漏らしはキモかったがおねしょはかわいかった。
同人サイト。より
525名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 12:50:27 ID:W5IVyalX
526名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 20:34:36 ID:q9+yTlr+
>>525
かわええ…(;´Д`)
527ニケ:2006/07/23(日) 23:36:46 ID:E3YsiqRD
オレの命はククリを守るためにある。
たぶん、ずっと昔から…
528ギップル:2006/07/25(火) 00:07:25 ID:FKEXVFUU











クサさ最高潮
529名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 01:32:03 ID:1prsaOrV
『くーちゃん…』
「え?…ジュジュちゃん?え、なに?え?や、ちょっ…」
ジュジュちゃんの眼が逝ってるぅ…なんでトランス状態?
っていうか、なんで、ククリの服を脱がそうとしてるのーーーーーー?


530名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 11:30:20 ID:m9rbVqQw
レズっコだったわけだな
531名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 19:36:21 ID:8W1po6wp
ローブ 泥だらけじゃない。 尻もちついたからパンツも。
私の貸してあげるから、お風呂で洗ってね。

その間洗濯してあげるから・・・


ニヤソ・・
532じゅじゅ:2006/07/26(水) 21:16:44 ID:fSRX1e6H
子供っぽく汚れたクーちゃんのローブ洗えるの!
まあ本番の方は洗濯機だけどね。泥汚れは手洗いするの。

あは、泥汚れじゃないのもある・・・くんくん

クーちゃん幼くってかわいい!
533じゅじゅ:2006/07/27(木) 05:11:01 ID:btOBQjei
パンツはこっそりコレクションしちゃお はあと
わたしも今かぼちゃだしサイズ同じだからばれないね。

ジュジュちゃん引き出しの自分の新品ぱんつと予洗いしたローヴを洗濯層の中に
入れ、スイッチを入れた。 かわいい服と新品のぱんつを脱衣所に用意した。
ククリそうとも知らずお風呂にはいっている。

534じゅじゅ:2006/07/27(木) 19:24:03 ID:btOBQjei
さて、私も裸になってクーちゃんとお風呂はいろ。
頭のてっぺん手が届かないから洗いっこするの。

【2.3等身漫画のお約束だった】
535名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 19:41:03 ID:IsqcPJbw
じゅじゅって名前からしてやらしいね
536じゅじゅ:2006/07/28(金) 19:41:12 ID:9XxaUMrc
クーちゃん 頭きれいに洗えていないよ。 まだ地肌に砂残っているし。
これ、ジュジュのお気に入りのシャンプーなの。 大丈夫。シャンプーハットしなくても目にしみないよ。
(大きなメンタマは不便であるなぁ)
ちょっと頭近づけてね。 洗ってあげる。
え、ジュジュのも・・・ 後でお願いするね。
537名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 06:01:59 ID:lxOq5Jsz
823: 2006/07/28 20:10:29 ??? [sage]
レイド名言集
「悪いけど、 オレに女の涙は通じないから」
「天下取りますよ。光も闇も含めて」
「憧れの人は親父」
「俺はカヤのように魔法で炎を使ったりしない。なぜなら今のオレは既に炎に包まれているからな」
「確かにオレのキャラは癒し系じゃないし近寄りがたいかもしれない」
「今、魔界って壁をガリガリ削り取ってる所」
「俺をそこらの悪魔だと思って舐めないで欲しい」
「俺とピンクボムの奏を世界に広げたい」
「ブスはシャシャんなよ(笑)」
「あいつが勇者なら俺は神だな」
「グルグルなんて関係無い。狙いはピンクボムだ」
「NO PINK-BOMB NO LIFE」
「リアル魂」
「魔界のプリンス、レイドはマジやばくてリアル」
「人種や肌の色の壁は越えた」
「私生活も超リアルで超ハード」
「人間から見たら違う世界の生き物だと思われるかもしれないけど オレもただの男だから…ただの人間だから…」
「今はまだガキでいたい」
「オレが革命を起こす」
「ガキの頃よくボブマーリー聞いてたよ。」
「ガキの頃周りの奴らはポップな歌謡曲聴いてたけど俺はロックやヒップホップの本物聞いてた」
「親父はリスペクトしてる。死んだ次の日俺一晩中泣いてた」
「俺達は魔界で生きてきた だから悪魔魂を見せる。」
「平和最高」
「悪魔最高」
「リスペクトof俺」
「SEXしようぜ」
「甘い話には、興味無い」
538名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 19:01:20 ID:6rsCOnUk
ちょwww
尾塩先生wwwwww
539じゅじゅ:2006/07/29(土) 20:35:21 ID:OW6fP2K2
クーちゃん きれいになったよ。
砂でジャリジャリになっていたから、思いの外時間かかっちゃったね。
クーちゃん まだ蒙古斑残っているぅ かわぃぃ

【ククリは蒙古斑の意味判っていない】
540名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:25:41 ID:gsGnufBG
>>537
「リスペクトof俺」

ヘルカイザーwwwww
541雄獣厨:2006/07/30(日) 17:42:29 ID:+ULTJtZc
書いてコピペしていいっすか?
542名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 18:14:21 ID:gNzvHTFq
初心者?
SSを投下するなら、予め書き溜めておいてからそれをコピペして書き込むのが常識。
543名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 18:40:18 ID:msi/twPm
537
軽く元ネタが分かって爆笑
544じゅじゅ:2006/07/30(日) 20:01:29 ID:JN0U6wRi
気に入ったら着て帰ってもいいよ。
(3巻の人形に着せるような洋服である)
ニケ君居ないし、今日はジュジュの部屋でゆっくりして行ってね。
え、洗濯物。 もう干しているから夕方には乾くよ。
クーちゃんってほんとうに肌やわらかいね。

この後、ジュジュに散々遊ばれてしまったのはいうまでもない。
ククリは、すりかえられたパンツとローブを手に、あんた誰と杖に
言われそうな格好で後刻、勇者の元に帰ったのだった。
545雄獣厨:2006/07/31(月) 08:20:30 ID:FeyC05UQ
>542 あんがとございます。ではWPから投下させていただきやす。
546雄獣厨:2006/07/31(月) 08:44:39 ID:FeyC05UQ
「う〜〜…腹減った…」

今夜食を探して全力疾走している俺はノコギリ山に住むごく一般的なモンスター 。
強いて違うところをあげるとすれば他のモンスターよりってことかナー。名前はライライ。
そんなわけで見張り交替の帰りにある厨房にやって来たのだ。
ふと見ると昇降口に一匹の巨大なモンスターが立っていた。
ウホッ!いいモンスター…ハッ
そう思っていると突然そのモンスターは俺の見ている目の前でアーマーをはずしはじめたのだ…!
ガシャ…

「やらないか」

そういえばこの山はモンスターのボスがいることで有名なところだった。
イイモンスターに弱い俺は誘われるままホイホイと厨房について行っちゃったのだ。
彼―――― ちょっと獣っぽいノコギリ山のボスでカセギゴールドと名乗った。
自炊もやりなれているらしく厨房にはいるなり俺は素裸にむかれてしまった。

「よかったのかホイホイついてきて。俺は地位だってかまわないで食っちまう魔物なんだぜ」
「こんなこと初めてだけどいいんです…俺…ボスみたいな人好きですから…」
「うれしいこと言ってくれるじゃないの。それじゃあとことんよろこばせてやるからな」

言葉どおりに彼はすばらしいテクニシャンだった。
俺はというと性器に与えられる快感の波に身をふるわせてもだえていた。
しかしその時、予期せぬ出来事が…

「うっ…」
「ん?もうかい?意外に早いんだな」
「ち、違う、さっきから腹が減ってたんです。厨房に来たのもそのためで…」
「そうか…」
547雄獣厨:2006/07/31(月) 08:45:43 ID:FeyC05UQ
「いいこと思いついた。お前、俺のブツをしゃぶれ」
「えーっ!? イチモツですかぁ?」
「男は度胸!何でもためしてみるのさ。きっといい体験になるぜ。ほら、遠慮しないでしゃぶってみろよ」

彼はそういうと素肌にまとったアーマーを脱ぎ捨て強力なイチモツを俺の前につきだした。
自分の弱みを刺激させるなんてなんて人だろう…
しかし、彼の硬く起ちあがったブツを見ているうちにそんな変態じみたことをためしてみたい欲望が…

「それじゃ…触れます…」

ツンツン…

「く、銜えました…」
「あぁ…次は舌だ」

レロ、クチュ、チュッチュ… ビクッドクンドクン… ゴク…

「いいぞ。胃に液がどんどん吸い取られていくのがわかるよ」
「くうっ!気持ちいい…」

この初めての体験は、女の子の誘拐だけでは知ることの無かった快感を俺にもたらした。
あまりに激しい快感に、精液を飲みきると同時に俺の腹はすっかり膨れてしまった。

「この分だと相当腹が減ってたみたいだな。ブツん中がカラカラだぜ」
「ハッ…ハッ…」
「どうしたい」
「あんまり気持ちよくて…こんなことしたの初めてだから…」
548雄獣厨:2006/07/31(月) 08:48:42 ID:FeyC05UQ
「だろうな、俺も初めてだよ。ところで俺の背中をみてくれ。こいつをどう思う?」
「すごく…弱いです…」
「弱いのはいいからさ。このままじゃおさまりがつかないんだよな」
「あっ…」

スッ

「こんどは俺の番だろ?」
「あぁっ!!」
「いいぞ…硬くなって蜜が垂れてやがる…!」
「出…出る…」
「なんだァ?今飲んだばかりなのにもう出るってのか?食欲旺盛なんだな」
「ちっ ちがう…!!」
「なにイ?今度はタマゴ?お前、俺をペンギンとまちがえてんじゃねぇのか!?」
「しーましェーン!!」
「しょうがねぇなあ。いいよ、いいよ。 俺が銜えててやるからこのまま流産しちまえ。
血まみれでやりまくるのもいいかもしれないしな!」
「えーっ!?」

──と
こんなわけで俺の初めての山での体験は悲壮なる前世な結果に終わったのでした… 。



〜あとがき〜
何か後半いい加減だな…まぁ反省しようと思っても誰かが修正すると思われますね(笑
このやらないかネタは「頼々辺」と展示してくださると幸いです。
他のバージョンも考えてあるので(ぇ
549名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 16:18:37 ID:xi2fIFJ6
age
550名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 18:34:50 ID:GJn76F5J
パヨラッシュ待ち
551名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 13:23:53 ID:W1gXtFo5
ttp://kukuri.nikeya.com/cgi-bin/data/IMG_023920.jpg
ぷよぷよククリたんはめっちゃかわいいが、ニケっちょは非常にヤラシイぞ。
552名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 19:56:17 ID:6x+2uM+o
天使待ち〜

おれにも文才があれば・・・。
同人誌投下だけが取り得
553名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 15:33:49 ID:+5SX/NLS
同人をうpするんだ。そしたら投下する
554名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 12:43:59 ID:WvSPCX3s
レイククとジュジュニケ 需要・・ない?
555名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 13:39:16 ID:dsfFHsvc
>>554
とりあえずジュジュニケはある
556名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 17:00:47 ID:bXvpeEEN
>>554
レイククもある
557名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 01:45:54 ID:WwUVGiV5
レイドだとククリは絶対自分の意志ではなさそうなんで、苦手でし。

カシラを巡る三角関係とかキボン。
558名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 13:58:02 ID:oEGHyxIj
需要はある。
供給がないんだ。
559パヨラッシュ:2006/08/07(月) 18:55:11 ID:NOCj0MBB
( ^ω^)久しぶりに書きたくなってきたお
560名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 21:01:39 ID:dcYrOO1s
キタ━━(゚∀゚)━━!!
書いてくださいお願いします
561パヨラッシュ:2006/08/08(火) 13:03:24 ID:Uw7l1ng/
>560ちょ…そんな…(;´∀`)
とりあえず浮かんだら投下しますお
562名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 14:14:33 ID:Z3PFOXlb
>561
vip的なノリは止めたほうがいい。
それとsageをちゃんとしなさい。
563名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 19:11:16 ID:jYo71QlV
564名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 20:53:14 ID:FP92viGM
間に合わなかった
565名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 23:03:40 ID:MLVWhC93
俺もだorz
携帯でうpの存在は知っていたというのに・・・
566名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 01:35:21 ID:m4waAX5A
>563 もう一回お願いしまorz
567566:2006/08/12(土) 01:36:30 ID:m4waAX5A
あげてしまった・・・激しくスマソ
568563:2006/08/13(日) 10:46:39 ID:stiXdwxV
再うpしようとおもったんだがいつもうpに使ってるカサマツさんが使えないようなので
だれかいいロダ教えて
569名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 16:46:12 ID:aiZ18BJp
正直>>563-568のようなやり取りがこの先も繰り返されるなら
同人や絵のうpは半虹のスレを再建してそっちでやってもらいたいな。
570名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 17:31:57 ID:2GGXPyMz
前スレのレイドとチクリ魔のやつは最強だったな
571名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 21:02:04 ID:cHeaxhQg
保守しとくか
572名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 03:00:09 ID:Wvu458XQ
保守し奉り候
573名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 21:43:29 ID:Fv32vppC
ライクク。
574名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 12:03:01 ID:caFDvQF6
このスレ見て、懐かしくなってグルグル一巻から見てるんだか、ライライがミグとククリさらった時ミグがキタキタ親父掴むじゃん?
だけ102ページに親父がいねぇwwwww
575名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 15:28:56 ID:MgYD6BkY


Microsoft Windows95/98/2000/XP日本語版専用


                
■ アンダルシアの猫 Vol.2 -貧乳美少(幼)女凌辱篇- (移植版)



               http://home3.highway.ne.jp/ranta/v7.htm
           
                        
576名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 15:55:37 ID:VO/6I/bU
ククリたんおもらしハァハァ
577名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 22:27:58 ID:rCB5jfQF
パヨラッシュさんの作風すごい好きだったのに…空気よめない糞名無しのせいで来なくなっちゃったじゃないか
578名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 23:43:06 ID:ZnYlYAtf
あの程度のことでへそを曲げてモチベーション無くすようなら
来なくて結構。書きあぐねてるだけならじっくり待たせてもらうだけ
579名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 09:29:04 ID:0zcUpWbA
確かにそれは禿同
だけどあんな発言する馬鹿は氏ね
580名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 12:18:43 ID:BKWiGRdG
まぁまぁお前ら。オレ達はあくまで読み手なんだから作者さんの悪口はやめようぜ。
パヨラッシュさんだって普通に良い人なんだし
581名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 17:45:25 ID:AAA+RphM
職人を大事にしようって意見に異存は無いし、読み手の側が
自分に出来ない事を時間と手間隙かけてしてくれる職人を
リスペクトするのも当然だと思うが>>562はまだ正論の範囲内だろ。

作品を誹謗中傷しているわけじゃないし、まして職人に悪口を言っているわけでもない。
郷に入っては郷に従えと言っただけで空気読めない糞名無し呼ばわりして
そのせいで職人が去ったとは、いくらなんでも言い過ぎ。
たとえ本当に去ったとしても潔く見送ってやれよ。
そのあたりもちょっと醜く追い縋りすぎだと思うぞ。
信者の行き過ぎた職人擁護は、無用の反発を生んでいくだけだからな。

>>579-580
一応このスレはsage推奨なんでな。
醜態さらしあげる真似してくれるなよ。
582名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 21:16:33 ID:BKWiGRdG
善人ぶるなよ。結局この類のスレは作者がいなきゃ何の意味もねーんだ。
正論書いたところでどうにもならねーよ
583名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 23:19:31 ID:AAA+RphM
お前は俺を善人ぶっている偽善者というのに、
俺にはお前が悪人ぶっている偽悪者に見える。
584名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 23:29:56 ID:3R0cAEw2
>>581
とりあえずIDが綺麗。そして同意。
585名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 04:34:00 ID:Pq0aQHr5
ぽまいらいいから黙れ
どう見ても作者さんが投下しにくい空気です。本当にありがとうございました。
586名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 14:32:30 ID:zpMDgQIh
まったくだ。見てて痛いよお前ら。作者たん戻ってきて
587名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 22:56:01 ID:9Y0OgXZD
というか>>562は態度が上から目線すぎるとは思うけどね。
言ってることには同意するけど書き手がいなきゃ成立しないんだし
あの書き方で作者が消えたって思う人がいてもおかしいとは思わん。
真実は知らんがw
588名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 23:15:22 ID:UzRYHIu8
>>1からして書き手マンセーの媚媚推奨なスレと明言してるようなもんだから・・・
589名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 10:04:36 ID:h1qVx4gO
いや書き手マンセーしなきゃダメだろ。
作者さんは時間を省いて書いてくれてるんだから
590名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 10:09:57 ID:1Y4LmXi0
職人は我々のために書いているのではない。自分のために書いているんだ。
我々が感謝すべきなのは発表の場をここにしてくれたという一点だけ。
591名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 12:00:27 ID:h1qVx4gO
>590いや少なくても自分のためには書いてないだろw仮に自分のために書いてたとしても何の為に書くんだよ
592名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 17:38:39 ID:yra7eRyU
おまえは何もわかっちゃいないな。
>>590はこの板の真理なんだよ。

元々エロパロSSなんてものは己の内から溢れ出す熱いリビドーの結晶なんだぜ。
最も解りやすい言い方をすれば職人の公開オナヌーって事だ。

おまえだってエロパロ板にいる以上オナヌーくらいするんだろ?
おまえは何の為にオナヌーするんだ?って尋ねているようなもんだぜ。
やりたいからやる。それだけだろ。他に理由なんてないんだ。

そりゃ住人にちやほやされたいというだけでSSを書く奴もいるがな。
593名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 19:35:22 ID:bWg87tVa
ぽまいらいいから黙れ
どう見ても作者さんが投下しにくい空気です。本当にありがとうございました。
おとなしく保守しろね

じゃ。早速 ほしゅ
594名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 22:42:23 ID:PdyJMs3c
戦士「チンコを強くしてくれ!」
ゴチンコ「修行は半年はかかるぞ」
戦士「もっと早く出来ないのか?」
ゴチンコ「1ヶ月コースもある」
戦士「そ、それにしてくれ!」

ゴチンコ「ただし精子は尻からでる」

戦士「みっちり半年でおねがいします」
595名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 23:27:47 ID:OK+9Wn6v
いいんだよ。こういうブレーンストーミングはたまにやらなきゃ、バカになっちゃう
596名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 12:08:24 ID:nNGXIeig
>>594
GJ!!ワロタ(°∀°)
597名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 18:49:53 ID:CoFU3XH1
>>557
>カシラを巡る三角関係とかキボン。

右に同じ
598名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 23:12:47 ID:bhY//RzY
>>595
ブレーンストーミングとは言わんだろうw
599名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 12:45:39 ID:C0iNSsG2
【景気付けになりきりからここにテンプレ置いておきますね】

         (_,,_⌒)
    (⌒_,,_⌒)(゚皿゚=)
   ( =゚皿゚=)/  i
___(_つ/ ̄ ̄/ i |_
    \/FMV/ ヽ⊃

ノノノ_、_
(# ゚∋゚)    (_,,_⌒)  
/. (⌒_,,_⌒)(゚皿゚=;)Σ
| Y ( =゚皿゚=)/  i
___(_つ/ ̄ ̄/ i |_
    \/FMV/ ヽ⊃

    \\\
      (⌒\  ノノノ_、_  
     '^ヽ \ ヽヽ(# ゚∋゚)
   ノ  リノ  (mJ     ⌒\
  ノノ "ノ ノノ  ノ ∩副隊/ /
 ('"´    (  | .|(⌒ ⌒)
     /\丿 | (  ; )  
   (___へ_ノ ゝ__ノ   

御意。
               ,;⌒⌒i.
        ノノノノ⌒ヽ (   ;;;;;)   ______
       (゚∈゚ )  ミ)     ,,:;;;)  |         |
    '^ヽ /⌒\/(   ) ヽ| |/ |;,ノ  |        |
  ノ  リノ( ミ  (⌒ ⌒) | /  .,i  |______|
ノノ "ノ ノノ ノ   /     | | ,,i; ,, . ,;⌒‖
('"´   (    ヽ ,,,丶, | |,,,;.    ;i,  ‖ヽ
     ∠     ゝ ..   ,,   ´ヽ (,,  ‖丿.,,,
       ///   ,,   ,,  .. ´ヽ  ‖,,, ..,
      `ヾ ヽミ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶,.ヽ ‖、,,
600名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 04:49:49 ID:FFQvM5Sd
タテジワw
601名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 17:13:16 ID:VnU1NXgB
御意。ageとくべし。
         (_,,_ ⌒)
    (⌒_,,_⌒)(゚皿゚= )流石だな、同志よ。
   ( =゚皿゚=)/    ⌒i
   /    \    | |
  /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/  FMV  / .| .|____
    \/____/ (u ⊃
602名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 20:44:55 ID:IVT0ySg9
ジュジュトマ希望
603雄獣厨:2006/09/09(土) 21:32:18 ID:e3HXWOAZ
ちょっとした小ネタです。(笑)

それは魔王ギリが封印されてから数ヵ月後の話だった。
ニケ達を始めとするアラハビカの住人達はつかの間の平穏な生活を取り戻していた。
ある日アラハビカの中心街のバザールではとあるトカゲの一郎と称される商人は
なかなか客が来ないからと退屈しながらため息をついていた。が、その時彼に声が掛けられた。
「御免」
「ん、いらっしゃい。なんか用か?」
彼に声を掛けたのは3人のタテジワネズミだった。客として訪れたのだろうか。
「御意。我らは『えっちなほん』というものを探索している」
「はぁ?お前もそうゆう趣味だったのか?」
商人は彼らの問答に唖然する
「否。カヤ様からの使いにて調達して参った」
「購入するが我ら、カヤ様からの任務なり」
無表情で直情的な問答を放つ3人に商人は少々たどたどしい口調で対応する。
兵士の任務とはいえこいつら何も感じないのだろうか?と思いつつもカウンターの席を外れた
「あ、ああ分かった。じゃあちょっとこっちについてきてくれ」
商人はタテジワネズミ達を別の部屋へ連れ込み、扉の表に関係者以外立ち入り禁止と書かれた
プレートを掛け、誰もいないのを確認しつつ自らも部屋に入り扉を閉めた。
604名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 04:40:41 ID:Fgvtu/cJ
>>603
トカゲの一郎、、、いたいた、そんな奴。
コミックどこいったかな…



で?都築は?
605名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 15:46:15 ID:xvgOx+Nv
「勇者様 だめぇ! そんなとこ舐めちゃやだ!
 そこはおしっこするところだよ、きたないよぉ!」

ククリは泣きながら言ったが、














ニケは便器を舐め続けた
606名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 17:28:43 ID:D9UAMC5j
ちょwwwww

とかげの一郎は技の名前かなんかじゃなかったかwwwww
607名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 18:13:47 ID:szCe4G9P
>>1

> 魔法陣グルグルのエロ小説を書こう!
> 常時SS書きさんを募集しています。

> 前スレ
> 【衛藤】魔法陣グルグルのエロパロ【ヒロユキ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1068724409/

> 保管庫
ttp://uraguruguru.h.fc2.com/

> おやくそく
> ・21歳未満は立ち入り禁止
> ・sage進行推奨
> ・他の全年齢のグルグルスレでは、このスレの話題をむやみに持ち込まないようにしてください。

> 読み手さんへ
> ・作品リクエストはスレの流れを読みつつ行おう。
> ・作品の感想を書いてくれると書き手さんははきっと喜びます。
> ・書き手さんを叩くと他の書き手さんも作品を投下しにくい状況になります。
> 作品に対する批判は程々に、書き手叩きはなるべくやめたげて。

> 書き手さんへ
> ・投下前に一度は推敲を。
> ・感想が少なくても凹まない。


> 次スレはスレの流れを見て立てましょう。
608名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 21:40:17 ID:gpwgiV/p
保管庫あぼん?
609名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 16:45:14 ID:ghrdLk7v
ザムディンされたんだろ
610名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 17:11:33 ID:do5Xl7S2
クソスレになっちゃったな。誰のせいだか
611名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 04:44:37 ID:hfX9oL08
ククリの野外露出モノって需要あります?
あったら書いてみようかと・・・
612名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 02:37:29 ID:n3iuvQUT
>>611
とーりあえず、逝ってみよう、やってみよう。
613611:2006/09/24(日) 04:31:26 ID:cEpp9qCb
じゃ、近いうちに時間できたら推敲して投下します。
614名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 04:16:11 ID:6ch+IyhM
>>613
御意。
615611:2006/09/27(水) 02:29:37 ID:rOYm/PT7
 昼下がりの青い空。
その下に広がる森の中の小さな泉で水浴びをする三つ編の少女。
パシャパシャと水を浴びる音が、静かな森の中に小さく響く。

 水浴びに夢中のその少女は、
近くの茂みに潜む黒い影には気づいていない・・・

「はぁ・・はぁ・・ピンクボム・・・」
太陽の陽射しにまぶしく反射する水に滴るククリの体は
まだ未発達とはいえレイドの心を串刺しにするには十分だ。
水をそっと手で救い何口も飲む姿がなんとも愛らしい
 少し離れたところに無造作にあるククリの服を見つける。
何も考えずに、そっとそれらを拾い上げる。
「これが、ピンクボムの香り・・・」
 鼻に含んだパンツはレイドに淫らなククリの姿を連想させる。

 ザバッと泉のほうから音がする、
岸に両手をつき、よじ登るように片足を池の淵にかける。
ちらりと見えた薄赤いアソコが、いやらしい妄想を更にかきたてる。
 体の水を軽く払い、髪の毛をギュッとしぼる。
そしてこちらに近づいてくるククリ。
ピンクボムが全裸で近づいてくるなんて夢のようだ・・・

 ハッと我に帰るレイド。まずい、このままじゃ見つかる。
やばい、どうしよう。あっそうだワープ魔法だ。
小さい声で早口に呪文を唱え、
茂みの葉を数枚散らし、さっと魔界へ消えるレイド。

パンツと黒いローブを手にしたまま───────
616611:2006/09/27(水) 02:33:03 ID:rOYm/PT7
 5日も野宿して来た町なのに
着いたのが遅くて、風呂なしの汚い宿屋しかとれなかった。
次の日に他の宿屋を回っても、
水があまり出ない土地柄のせいか風呂付の宿屋は高いところばかり。
勇者様はもう2、3日戦闘してお金稼げばいいじゃんって言うけど
も〜ぜったい我慢できない。
 でも、町に来る途中で見つけた泉に行って水浴びもできたし
もうそろそろ帰ろうかな。

  そうして服を脱いだ茂み入っていくが、
「えっ、あれ、 ・・なんで?」
そこにはあるはずのものが無い。
あるのは体を拭くためにもってきた細いタオルと靴だけ。
 必死に周りを探すが、レイドが持ち去った
ローブとパンツは当然見つかるはずも無い。

 「・・・どうしよう。・・・いや・・・」
 この辺りはモンスターも弱いから杖も置いてきてしまった。
水浴びに行くなんて恥ずかしくて勇者様にも言っていない。
ギップルは法事で風の谷に帰っている。
 誰にも見られていないのに、さっきまで普通に全裸でいられたのに。
今は顔を赤らめ胸と股間を手で隠さずにいられない。
 「いや・・・恥ずかしい」
 
 秘所を隠しながら、タオルと靴の前で涙目になる。
無防備な姿の自分が恥ずかしくそして不安だ。
617611:2006/09/27(水) 02:41:56 ID:rOYm/PT7
 続きはまた次回です。
たぶん週2回か1回のペースでのカキコになりそうです。
618名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 15:13:28 ID:fBBKZ/v/
乙〜
619611:2006/09/30(土) 01:45:11 ID:jtR6NEb2
(・・・とりあえず町に戻らないと)
 濡れた体を拭き、髪を編みなおし靴を履く。
(なんか・・・すごくエッチな感じ)
泉の水面に写る全裸に靴だけの姿は、ククリの顔を赤くさせる。

 森の中からそっと顔を出し、キョロキョロと道を見回し、
誰もいないことを確認して恐る恐る、道に出る。
右手で胸を、左手に掴んだタオルで股間を隠しながら小走りで町を目指す。
まだ未発達な小ぶりなお尻が細かく揺れる。



 来るときに通ったつり橋にさしかかる。
秘所を手で隠したまま渡ろうとするが、風が強く落ちそうになる。
(ここだけだから、ここを渡るときだけだから!)
 タオルを肩にかけ、両手でつり橋のロープを掴む。
膨らみかけの小さな胸と、発毛していないワレメが白昼にさらされる。

 「キャッ!あっ、ダメ!」
 つり橋もあと少しの所で突然いたずらな風が吹く。
肩にかけたタオルがふわりと浮き、悲鳴もむなしく、谷底に消えていく。
もう体を隠せるものは何も残っていない。
620611:2006/09/30(土) 01:54:33 ID:jtR6NEb2
 町までの道のりが来たときよりも長く感じられる。
 ようやく半分ぐらいまで来ただろうか。
恥じらいには幾分慣れてきたが、頭がなんだかボーっとする。
胸を隠すための右手は、無意識に左の乳首をさする。
そして股間を隠す左手は、必要以上の力でワレメを握る。
(なんか・・・気持ちいい・・・)


(・・・おしっこ、したくなっちゃった)
 ふだん野宿の時にし慣れているとはいえ
全裸でするのは、なんだか恥ずかしい。
 茂みに隠れしゃがみ、そっと股を開く

「ガサササッ・・・ガサッ!ガサッ!」
目の前の茂みが揺れる。
「いやっ、何・・・」
恐怖のあまり足がすくみ、股を開いたまましりもちを付く。
621名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:41:00 ID:NdKvL7eU
神 降 臨
622190:2006/10/03(火) 23:36:42 ID:FXaJYVh2
お久しぶりです。
このスレの存在を忘れておりました(笑

久しぶりに神が降臨されてますね。
今後の展開に期待・・・w
623611:2006/10/07(土) 06:03:45 ID:8QFyEeeX
いえいえ神だなんて恐れ多いですι

1週間空いてしまいましたが、投下します。
624611:2006/10/07(土) 06:05:37 ID:8QFyEeeX
 顔を出したのは動物型の小さいモンスター

──────それはギリ軍の通信用モンスター
 
 モニターには脅えた表情で頬を赤らめ、開脚したままのククリが写る。
茂みの影になり白い体がぼんやりとしか見えないのが、逆に艶かしい。
(ふっ・・・小生意気な体をしやがって)
 盗ってきたパンツでそっと膨れた肉棒を包む。

 ホッとしたのだろうか、しりもちを付いたまま放尿を始めてしまう。
勢いのいい放物線が木漏れ日にあたりキラキラと輝く。
その先端は小さな川を作り、じわりと土を湿らせていく。
やがて勢いも弱まり、パクパクと尿道口が動くのが見える。
(金魚の口みたいだな・・・)
肉棒をこする手が速まる。

 近くの葉を一枚ちぎり、そっとあそこをぬぐう。
サッと風が吹き、揺れる木漏れ日がククリのあそこを一瞬照らす。
きれいな鮭肉色だ。
「・・・ふ、んん・・・・・うっっ!」
 放たれた白い液体が、ククリのパンツを汚す。
625611:2006/10/07(土) 06:08:29 ID:8QFyEeeX
 お尻に付いた土を払う。
茂みから顔を出し、誰もいないことを確認して道に出ようとしたその時、
(はっ、んうっ!)
丈の長い草の先がククリの股間を悪戯に撫ぜ、一時体の自由を奪う。

 ようやく遠くに町が見え始める。
だがククリの歩みは速くなるどころか、少し前かがみになりよたよたとし始める。
(・・・止まらない)
 本来股間を隠すはずだった左手は、草に撫ぜられた
小さな突起を細かく弄りつづけ、右手の指はつまむように乳首をこすり続ける。
 
 おもむろに後ろを振り返る。
(誰もいない・・)
胸を隠していた右手を下ろし、股間の濡れた部分をまさぐり始める。
ハァハァと荒くなる吐息の中に、クチュクチュといやらしい音が響く。
白い太ももに一筋の滴が伝う。
626名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 01:07:25 ID:fwz6MGak
>>625
押さえてる手が逆じゃまいか?
でもGJ
627名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 23:56:16 ID:v83XmTr7
age
628名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 00:36:11 ID:r49y3vCt
神キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
629611:2006/10/13(金) 05:10:40 ID:UrcAqhi7
>>626
 それ悩んだんだけど、だからといって
全裸のときにどっちの手で隠す?なんて女性に聞けないし

 では投下します。
630611:2006/10/13(金) 05:23:15 ID:UrcAqhi7
 ボーっとした頭をふと上げると、
町の門からこちらに向かってくる旅人が見える。
フラフラと森の茂みの中に隠れ、木を背にして腰を下ろす。

(見つかったらどうしよう・・・)
道から隠れた場所までは7メートルほど。
見つからないためにもっと奥に行くこともできるのだが、
火照った体がこの場所以外を選ぼうとしない。

(見つかったら・・・)
そう思えば思うほど、体が敏感になる。
思いとは裏腹に、いやらしい音と喘ぎが森の中に響く。

(ハァ、ハァ、んっ!・・・ハァ、んーっ!)
ザッ、ザッと足音が近づいてくる。
見つからないように声を押し殺すことが興奮を更なる高みに押し上げてしまう。

 旅人の持つ荷物がきしむ音さえ聞こえ始める。
(・・・ああっ・・・ダメ、聞こえちゃう・・・でも)
わがままな肉体はそのことを望んでいるかのように、
言うことを聞いてくれない。

 隠れている場所の真後ろの道に足音が達した時、
(ふぅぅ、ん、んんっ、ふんんんんっっ!・・・)
同時に達してしまうククリ。
 何事も無かったかのように足音が遠ざかっていく。

 緊張していた体から力が抜け、息を切らしながらドサッと木の根元に横たわる。
余韻に十分浸ったのだろうか、呼吸も落ち着くと
トロッとしていた瞳に瞼が覆い被さる。
股間の周りをそのままに汚した姿で寝息をたてはじめてしまった。
631名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 20:50:23 ID:di8otzn6
ドキドキ
632名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 10:21:42 ID:4kKDZYSu
フッ!
633名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 02:25:34 ID:zcmVGVb3
文の構成といいエロ模写といい、ひどいなこりゃ。
634611:2006/10/16(月) 07:39:03 ID:Zqs/iCM3
 うまく時間がとれれば、明日のうちに
いっきに最後まで書いて推敲できそうです。

では、投下します。
635611:2006/10/16(月) 07:41:27 ID:Zqs/iCM3
 草木のざわめきにふと目が覚める。
空は日が沈みかけ赤く染まってしまっている。
さっきまでのことが嘘だったかのようにアソコが乾いている。
 
 あと数十歩のところで道脇の森は終わり、あとは草原。
四角く壁で囲まれたその町に入るには
見張りの兵士がいる門からしか入ることはできない。
もちろんあたりに身を隠すものは、何ひとつ無い。
 無駄とは知りながら、丈の長い葉を一枚ちぎり
ふんどしのように股間にあてがってみる。
葉を離し、ハァーとためいきをつきしゃがみこんでしまう。
(どうしたらいいんだろ・・・)


(・・ククリ)
 ふと自分の名前をよばれたような気がする。
だが今は見つからずに帰ることで頭がいっぱいだ。

(・・ククリー)
 確かに自分の名前を呼ばれたような気がする。
立ち上がり、道の方に目を向けると
金髪の少年がこちらに向かってくる姿が見える。
「おーいっ、ククリー!」

(勇者様だ!・・・でも)
見せられない。見られたくない。恥ずかしい。
だが何故か勇者様に見られることを望んでいるような気もする。
さっきまでの感覚がよみがえる。

(見つけて・・・もらおうかな・・・でもやっぱり恥ずかしい!)
そう思っているうちにあろうことかニケは
こちらに背を向け、町のほうに歩き始めている。

(あっ、ダメ〜〜〜っ!・・・今行かないと!)
勇気をふりしぼり、体が見えないように身をかがめ道に近づく。
636611:2006/10/16(月) 07:44:43 ID:Zqs/iCM3
「おじさーん、三つ編の女の子見なかった?」
「ああ、黒いローブの娘だね。
 その娘なら昼過ぎに森の方に歩いていったよ。」
「そうですか。ありがとうございまーす!」
 空が赤くなり始めてもククリは宿屋に帰ってこない。
町中を探し回っているうちにあたりは夕方に。
まさかと思い見張りの兵士に聞いてみたら・・・。
 杖も持たずに外に出るなんて危険すぎる。  心配だ。

「おーいっ。ククリーっ!どこだー!」
さっきから叫び続けるが、何もかえってこない。
(もしかしたらもう帰ってるのかな)
そう思い町に戻ろうとしたその時、
不自然に森の方からガサガサと音がする。
「ゆう・・・しゃ・・さま」
か細い声がすると同時に、木の幹の横からヒョイと顔が出る。ククリだ。
「勇者さまぁ〜。こ、ここにいるよ〜」
「なんだよククリ〜、心配したんだぞぉ。じゃ帰ろう」
「えっ、それはちょっと・・・」
「何言ってんだよ、早く行くぞ!」
そういってニケは歩いてククリに近づいていく。
637名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 20:45:24 ID:RqcOfr4S
投下中に申し訳ない。レイド×ジュジュとかは需要ナシ?
638名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 21:56:43 ID:RqcOfr4S
人いないし投下しちゃいます。


ギリ様がいなくなった今、魔族がどうなったか、なんて考える人はあまりいないだろう。トランプでもチェスでも、親玉が倒れればゲーム終了。その手下の行方なんか、勝手に消えるものだとすら思われているに違いない。

しかし、残念ながら俺たちは消えなかった。
そりゃそうだ。俺たちは魔王ギリが生み出した存在とかではない。ちゃんとこの世に生を受けて生まれてきた生き物なんだ。
俺からしてみれば、父親(と呼べるかどうかはわからないが)が封印されてしまった、ただそれだけで、魔力には多大なる影響が出たが、意外に健康面とか精神的にはなんら変わりなかったりする。
チクリ魔もタテジワも、あのカヤでさえも、みんなそんな感じだ。
魔力がないから、カヤはただの顔の怖いじいさんになり、クロコはただの黒子になり、そして俺は、ただの少年になった。


ピンクボムとラッキースターは、ギリ様を封印した後どこかへ消えた。
俺からしてみれば、なぜあいつらの方が消えなければいけなかったのかがわからない。
本来なら、俺たちの方が消えて然るべき存在なのでは-…

639638:2006/10/16(月) 21:58:30 ID:RqcOfr4S

アラハビカ。
ここは不思議な場所だ。

行き場を無くした俺たち落ちこぼれ魔族でも、拒絶する者がいなかった。

(というか…)

ギリ様が倒したあの日、絶望していた俺の頭によぎったのは、この街のことだった。
この街に、呼ばれたんだろな。
あまりに居心地が良すぎて、そんな事まで考えてしまう。

(あ〜あ…平和ボケしてんな、俺。)


そんな訳で、魔族は滅びずに、こっそりとこのアラハビカで暮らしている。
正直、もう世界を乗っ取るとか考えてる奴はいない。ここでの暮らしが心地よい。
その証拠に、カヤは毎日珍しいクワガタやカブトムシを集めるのに精を出しているし、チクリ魔は個人スタジオをオープンさせて結構商売繁盛してるらしい。他のやつらもすっかり順応して、一住人となっている。

(俺だけだな…)

こんなに喪失感タップリになっているのは、本当に俺だけだ。
でもそれは、父親を失ったことよりはむしろ、もう一つ…



(ピンクボム…)

お前のいない世界は、すっかり色を失い、俺を奈落の便器の中へと突き落とした。我ながらクサい考えだが、お前がいなくなった今、それが突き刺さるように痛い。
640638:2006/10/16(月) 22:00:09 ID:RqcOfr4S

…だからだ。
何かを失った人間は、何かで隙間を埋めなければ前に進めない。
だから俺は今、きっと教会の前に立っている。
だって、ピンクボムが消えたのは、俺たちのせいなのだから…
神に、懺悔するんだ。

俺は顔を伏せ、マントを頭からすっぽり被り教会の扉を開けた。
思ったより明るい室内。マントを被っててよくわからないが、たぶん今ここにいるのは俺一人だ。
赤い絨毯の上を奥まで歩く。少し変わったデザインの十字架がそびえ立っていた。
(これは…プラトー教か)
中立を貫く宗教。アラハビカにはこの上なくお似合いだ。
そっと十字架に触り跪く。

「俺を許してくれ、ピンクボム…俺たちのせいで、お前はこの世からいなくなった…」

世界はこんなに喜びで満ちているのに。

「わかってるじゃないの、アンタ。」
「!?」

俺の懺悔に、返事が…

「だ、誰かいるのか?」

辺りを見回した。すると、いつの間にか、俺のすこし後ろに人がいる。綺麗な金髪のストレートヘア。そして、プラトーの法衣を纏うその姿は、まるで天使のようだったのだが…
641638:2006/10/16(月) 22:01:40 ID:RqcOfr4S

「アンタ、もしかして…」
すっぽんぽん。
と思った瞬間俺は蹴り潰され十字架にめり込んでいた。
「殺す、やっぱり殺す」
「悪かった!だからもう止めて、マジで死ぬ!死ぬ!」
結構本気の仕置きをくらった。こいつ、人の心が読めるのか?
まぁ、読めても不思議ではない。彼女はたしか、ルナー…
「アンタ、クサい魔族よね」
「なんつー覚えられ方なんだ…」
まぁでも一応、覚えてはいたのか。
「冗談よ、レイド」「!」
顔を見上げると、ニヤリと笑う彼女と目が合った。

「名前…覚えてたのか…」
「当たり前でしょ、あんだけちょっかいかけてきたんだもの。忘れるわけないじゃない」

…まだ、笑ってる。まるで昔の友達と話してるように、楽しそうな口調。

(ああ、なんか、)ホッとするな。

俺一人だけ、世界から忘れられてるつもりでいたけど。
大切なもの、無くした気でいたけど、それは、コイツらだって一緒だったんだ…。

「悲しくないのか?どうして、俺たちを受け入れてくれる…?」
うなだれたまま、いつの間にか聞いていた。


「ん〜…、クーちゃんとニケくんは、それを望んでると思うから。」
642638:2006/10/16(月) 22:03:39 ID:RqcOfr4S

「…どういう事?」
「例えば、君と仲良くなる事。」
そう言って、彼女は俺の手をぎゅっと握った。
「みんなケンカしないで、仲良くしよう、ってクーちゃんが言ってる」
俺はドキドキした。まるでこの子を通して、ピンクボムが語りかけてきてるみたいで…
「…天使?」
「まさか。あたしは中立の立場のルナー。」
「でも、天使だ。」
気付くと、俺は泣いてた。しかも、彼女を抱きしめて。
そんな俺の頭を、よしよし、となだめるように彼女は撫でている。怒りもせず、優しく。
「君も辛かったんだね、あたしと一緒…あたしもクーちゃん、大好きだもの…」「う…俺…」
「でも大丈夫、クーちゃんはアナスタシアに旅立っただけだから。レイドが会いたいと強く思うなら、また会えると思うわ」
「俺が、魔族でもか…?」
「仲良く遊ぼう、って言われたの、忘れてないよね?」

あぁ、そんなこともあったっけ…


ピンクボムは、実はちゃんと俺にも愛を注いでくれてたんだ。
今になって気付くんだから、本当おせーや、俺。


643638:2006/10/16(月) 22:05:33 ID:RqcOfr4S

あぁ、誰かにむちゃくちゃ愛されたい。
「きゃっ…」
ルナーの少女を押し倒し、きつくきつく抱きしめる。
寂しいだけの最低男だ。そんなのわかってるけど、こんな気分、一人じゃ抱えきれない。
不思議と彼女…たしか名前はジュジュ、と言ったっけ…も抵抗しない。
「レイド」
「…何?」
「…かみさまが、見てるよ?」
「…仲良くなったね?って?」
冗談混じりで言うと、バカ、とつぶやいて彼女は俺にキスをした。

かみさま、ごめんなさい。
全然懺悔になってないけど、この子を抱かせて下さい。

キスは軽く触れた後、お互いを確かめ合うように、深く沈んでいった。時々甘い息が漏れ、その度俺は目の前の少女が愛しく、きつく抱きしめて体をすり寄せた。

ステンドグラスから射す午後の光が、金色の髪に輪を作る。
俺は彼女の服を優しく脱がせる。真っ白な肌に桃色の乳首。
それほど大きくはない乳房が、逆に神秘的でくらくらした。
照れてるからか、白い肌がうっすらと火照るのが余計にいやらしい。
「ジュジュ、綺麗だよ、本当に天使みたい」
「やめてよ、もう…」
644638:2006/10/16(月) 22:07:46 ID:RqcOfr4S

俺は綺麗な彼女の髪を優しく撫でた。撫でながら、キスを繰り返し、優しく、ときには強く抱きしめた。
優しく、切ない繰り返しだった。
そっと乳首を口に含んで転がすと、さらに顔を真っ赤にして、
「あ、ぁ…」
と遠慮がちに喘ぐ。顔は気持ち良さそうにしてるのがバレバレだ。
「気持ち良い?」
つい意地悪したくなるくらい、可愛い。正直、ジュジュがこんなに可愛い反応をするとは、意外なのも手伝って余計に興奮する。
普段つんとして無表情な顔が、気持ち良さに上気して、涙が零れ落ちそうで…。
(ヤベ…マジ我慢できねぇ…)
俺は自分も服を脱いだ。
キラキラとした光の中、一糸纏わぬ俺たちは、何よりも弱々しく愚か者。
愚か者の俺の、一番愚かな欲望は、光の中、ある意味堂々と反り立って、彼女の目の前に姿を見せた。
「入れても、いいのか…?」
こんな俺の、こんな情けないものを、包んでくれるのか?

返事は、首を縦にひと振り。

タガが外れた。


誰かの事、こんな風にむちゃくちゃ愛したかったんだ。
645638:2006/10/16(月) 22:09:45 ID:RqcOfr4S

彼女のそこが、すっかり濡れているのを確認して、俺は自分のものをあてがった。
「うっ…」
正直、先が触れ、すべる感触だけで気持ち良い。それはジュジュも同じみたいで、息がどんどん上がってきている。
「ん…んぅ…レイ…ド…」
徐々に、侵入させていく。初めて一つになるとは思えない位、彼女と俺は相性が良いみたいで、動かさないでいても気持ち良かった。
「痛くない?」
「ん…平気…ぁ」
「動かすぜ?」
「…少し、乱暴にしても良いよ。」
規則正しいリズムで突き上げる。さっきのセリフで理性も何もかも吹っ飛んでしまった俺は、自分でも驚くくらい、激しく腰を振っていた。
「あ、あぁ、んっ、ああぁん…あ、れ、」
「うっ、はぁ、はぁ…」
打ち付ける音が教会中に響く。繋がりあったところから漏れる卑猥な水音も、同様…。
(あぁっ、イキそう…)
俺は快感のまたその先を目指し、ピストンのスピードを上げた。
「あぁぁん!レイド…レイド、い、イク…!」
「はぁ…っぅん、おれも…あっ!!」
「あぁぁっ!!」
646638:2006/10/16(月) 22:11:36 ID:RqcOfr4S

夢を見てるのだろうか。
俺は懺悔を出来たんだろうか…
ピンクボム…


気がつくと、俺はあらわな格好のまま、ジュジュの胸の中で眠っていたみたいだ。
「やっと気がついたの?君をひとりにできないから、ついていてあげたのよ」
「ん…ありがと。」
もぞもぞと起き上がり、服を着た。彼女にも着せてやった。なんだかもう、いつもの彼女に戻ったって感じ。

「あたしもね、救われたの、君に」
突然、彼女は語り出した。
「ギリがいなくなって、クーちゃんもニケくんもいなくなって、全部夢みたいだったの、今までのこと」
「…」
「でもね、ある日この街で君を見つけた」
「…当たり前だろ。おとぎ話みたいに、魔王が死ねば下っ端も死ぬなんて、ありえないよ」
すると、彼女はにこりと笑った。
「なら、クーちゃんにもきっと、また会えるよね…いなくなったと思ったレイドに会えたんだもの」
「あぁ、そうだな。ピンクボムはきっと、また俺たちに会いに来るよ」
「いっしょにあそぼ、って言ってね」
「…早く、来るといいな…」
647638:2006/10/16(月) 22:13:46 ID:RqcOfr4S

…ま、それから何日か後、ピンクボムが本当にこのアラハビカに遊びに来るのは、また別の話。


アラハビカ。
そういえばここも、グルグルなんだっけな。
魔族も人間も一緒に楽しく暮らす、平和の劇場。ピンクボムはきっと、いや、ミグミグ族は、みんなで仲良くしたかったんだ。
そして願わば、それが劇でなく、本物になるように…


安心しな、ピンクボム。
俺たち、結構上手くやってるぜ。
相変わらずカヤは虫取りばっかだし、チクリ魔は使えねぇしタテジワは堅っ苦しいけど、楽しくやってるぜ。
今なら、人間と手をつないで平和を守るってのも、悪くないなって思う。


だから、今度は会いに来てくれよ。ラッキースターも連れてきて。

一緒に、手をつないで遊ぼう。な?



おわり☆
648名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 23:08:41 ID:ZYrWoI+T
なんだか名作ラッシュキタ─wwヘ√レvv─(゚∀゚)─wwヘ√レvv─ !!!
649名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 23:34:59 ID:Cv4MT0AN
イイ!
650638:2006/10/17(火) 07:26:50 ID:wbV9n/u3
こんな拙いSSに感想頂けて嬉しいです。
こういうの書くのも初めてだったんで、これから頑張って勉強します。


なんかあんまエロくなくてゴメン
651611:2006/10/17(火) 09:50:33 ID:zxPmIoPa
>>638
 いえいえ、お気になさらずに。

 ようやく最後まで書けたので一気にいきます。
652611:2006/10/17(火) 09:51:08 ID:zxPmIoPa
「えっ、えっ、その・・」
どんどん勇者様がこっちに向かってくる
5メートル、4メートル、3メートル・・・
(見えちゃうっ!)
「あっダメッ!やっぱり来ないで〜!」
木の後ろにサッと隠れ、身を小さくする。

「何言ってんだよ〜・・・・・
 ぶっ!な、な、な、な、なんで、は、は、裸!」
 そこにはニケに対して横向きにしゃがみ込み
腕で胸を隠しながら顔をそむけるククリの姿。
西日があたり体が淡いオレンジ色をしている。
やわらかい体が、よりいっそうやわらかそうに見える。

「水浴びしてたら・・・なくなっちゃったの」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
なんとも言えない沈黙が続いた後、
フワッと体に何かがかぶさる。久しぶりの布の感触だ。
「それ、着なよ。」
 そっと振り向くと、上半身裸で後ろ向きに立つニケの姿。

「ありがとう。勇者様。」
653611:2006/10/17(火) 09:51:42 ID:zxPmIoPa
(見えそうだけど、仕方ないよね)
 ニケの上着は、ククリより少し大きいとはいえ
ぎりぎり前と後ろが隠れるほどの丈しかない。
少しでもかがんだらお尻が丸見えだ。

「勇者様、町に帰ろう。」
ククリの方を振り返ると、ちょっと恥ずかしそうに
服の裾を両手で股間の前で押さえている。
「ククリ、前押さえもじもじしてるとかえって不自然だぞ。
 目立つと裸だってばれちゃうんじゃないか?」
「でも、見えちゃったら恥ずかしいし・・・」
「大丈夫だって。堂々としてる方が自然だから。
 ククリだって町ですれ違う人そんなに気にして見てないだろ。」
「・・・それもそうかな。」
そっと手を離し、胸の前で軽く腕を組む。
(あっ、やっぱり見えちゃうかも)
だがそんなスリルに楽しむ自分がいるような気もする。
「よーし、じゃ町に帰るぞ!」
「あっ、イヤッ!」
瞬間、風で上着の裾が少し膨らみ、急いでそれをおさえる。
「・・・見た?」
「ぜぜぜ全然見えてないって、じゃ、か、帰るぞ!」
言い終わる間も無くククリに背を向け、町に向かって歩き出す。

(ククリ、生えてないんだ)
654611:2006/10/17(火) 09:52:19 ID:zxPmIoPa
 こんな格好で帰ると二人の姿を覚えている門兵に
ククリが全裸だとばれてしまう。
そこでとりあえず草原を迂回することにした半裸の二人。

 ククリのすねが草で切れてしまうといけないから、
そう言ったニケが先に草を踏み分け前へ進み、後からククリが付いていく。
その位置関係が、羞恥の中にある快感を知ってしまった
ククリにいけないことをさせてしまう。

(ちょっとなら、ばれないよね・・・)
 歩きながらそっと上着の前の裾を両手で掴み上げ、ワレメを露出させる。
もちろんニケは気づくはずも無く前へ進んでいく。

(もうちょっと上げても、ばれないよね・・・)
 今度は裾の両脇の方を掴み、腰の辺りまで引き上げる。
下半身丸出しになったククリに、もちろんニケは気がつかない。
そんな状況と高揚する胸が行為をエスカレートさせてしまう。

(なんか・・・変態みたい)
 裾を掴んだ両手をゆっくり首の下までたくしあげる。
大好きな人の、たった2メートルほど後ろで、
大事なところを全てをさらけ出している自分。
見られたら、というスリルと快感が股間をじんわりと湿らせる。

「そうだ、ククリ。」
突然足をとめ、こちらを振り返ろうとするニケ。
ハッと快感から現実に引き戻され、裾を素早く下ろす。
「ん、ククリ今なんかやってた?」
「えっ、あの、その、・・・ほら、こうやって扇いでたの。」
 そういって、裾を前後にパサパサ揺らす。
「あっ、そうなの。・・・えーと何言おうとしてたんだっけ・・・
 まいっか。思い出したらでいいや。」
655611:2006/10/17(火) 09:53:03 ID:zxPmIoPa
 町を囲む壁の前にようやくたどりつく。
日は沈み、あたりはもう薄暗くなり始めている。

「よし、あそこから入ろう。」
ニケが指差すところを見ると、
少しだけ壁が低くなっているところが見える。
近付いてみると2メートル無いほどの高さだ。

「勇者様、どうやって登るの?」
「まずオレがククリを持ち上げて中に入れるだろ。
 その後オレは壁をよじ登って中に入るんだよ。
 じゃ、さっそくいこうか。」
ククリの後ろに回り込むニケ。
「お尻、見ないでね。絶対目開けないで!」
裾の後ろを押さえながら懇願するククリ。
「わかってるって、見ないから。じゃあいくぞ。」

 そんなククリの言いつけを守るわけもなく
すねに両手を回しククリをグイッと持ち上げる。
薄暗い中、裾の下から白いお尻が下のほうだけチラチラと見える。
「どうだ、向こうに人いないか?」
「うん、いないよ。」
「よし、今のうちだ!」
ククリのう〜んと力む声が聞こえるが、
「ああ、ダメ。勇者様もうちょっと上げて」
「もうこれ以上無理だって。・・・そうだ。よいしょっと。」
両すねをかかえていた腕を、ククリの左足一本に持ち替える。
「これで右足を壁の上にかければ登れるだろ。」
「えっ、でも・・・足を開くのはちょっと」
「誰も見てないから大丈夫だって。速くっ!」
656611:2006/10/17(火) 09:53:55 ID:zxPmIoPa
 ニケの声にせかされるように右足を壁にかける。
同時に服の裾はめくり上がり、下半身があらわになる。
股間の辺りにある穴全てがニケの視界に入り込む。
(・・・ちょっと濡れてるみたい)

 壁を越えた二人は宿屋に向けて歩き出す。
空には星が出始め、家の灯が無いとあたりは真っ暗だ。

 ようやく町の中に入れたククリにまた新たな危機が訪れる。
(やだ・・・したくなってきちゃった)
さっき壁をよじ登るときに力んだせいか、便意を催してしまう。
(でももう少しで宿屋だし)
だが、そんな安堵な心を思いもよらぬニケの言葉が打ち砕く。

「あっそうだ、さっき言おうとしたことなんだけど」
「えっ、何?」
「ほら、ククリ風呂が無い宿屋はイヤっていってたじゃん。
 だから別にもっといいトコとったんだ。」
「その宿屋ってどこ?」
「もうちょっと先のほう。歩いて5分くらいかなぁ。」
(・・・あと5分だけ我慢かぁ・・・)

 夜の町にはすれ違う人はほとんどいない。
だが見つかったらということはもはやどうでもよくなり、
今は漏らさずに宿屋に到達することしか考えられなくなっている。
速く行きたい気持ちはやまやまだが、走ると漏れそうだ。
冷や汗が背筋を伝わる。 
 あと5分が長い。
657611:2006/10/17(火) 09:54:37 ID:zxPmIoPa
 もはやペンギンのようにしか歩けなくなるククリ。
「あれが今日泊まるとこなんだ。」
大きな道をひとつはさんだところに大きな
いかにもよさそうな建物が目に写る。
(あっ、そうだ。まだ、おっぱい見てないよなぁ〜)
 今まで見てきたククリの裸体が、ニケに良からぬことを思いつかせる。
「それで、こんなこと言うのもなんだけど・・・
 ちょっとだけでいいからさ、上着返してくれない?」

 ククリの顔がパッと赤くなる。
「えっ、なんで、ちょっと待ってよ〜」
「ほらいい宿屋だし上を着てないと失礼だろ。
 それにすぐ服とってくるから、ここに隠れてれば見つかんないし。」
家と家との80センチぐらいの間を指差すニケ。
速くトイレに行くためには脱ぐしかなさそうだが、
町中で全裸になる羞恥がそれをためらわさせる。
「え〜・・・でも〜・・・」
「じゃ、見つからないおまじないしてあげるから。両手を前に出して。」
言われるがまま、両手を差し出す。
「そうそう、そのまま頭を腕の間に入れて・・・えいっ!」
「えっ・・・・・」
素早く上着の襟を両手で掴み、スポッと服を引き抜く。
何が起こったか分からず一瞬そのままの姿勢で固まるククリ。
裸体が街灯に照らし出され、小さく立った乳首が見える。
「じゃあ、すぐ着るものとってくるから。」
「キャーッッッ!・・あ〜〜ん、勇者様のバカ〜。」
サッと秘所を両手で隠し、仕方なく暗い隙間に入っていく。
658611:2006/10/17(火) 09:55:52 ID:zxPmIoPa
(ああっ・・・もう・・・)
 今のやり取りで変なところに力が入ったせいか、
お尻の穴から顔を出しそうになってしまう。
もう動くことすらままならない。

(あっ、イヤッ!・・・でも、無理、出ちゃう〜!)
 観念してしまうククリ。
隙間の少し奥の方に行き、入り口の方を向き中腰になる。お尻を後ろに突き出す。
両手を両側の壁に付き、さっきまでの我慢がなんだったのか、
といわんばかりに力む。足がプルプルと震える。

 ミチミチという音に続きドサッ、ドサッと後ろに落ちるものの音が聞こえる。
一緒に前からチョロチョロと出たものは足元に小さい水溜りを作る。
側に落ちている木片を拾い、その端でこそぐようにお尻の穴を拭う。
(・・・しちゃった。町の中で、裸でしちゃった。)
 一陣の風が前からふきこみ、汗ばんだククリの体を冷やす。
その風と、我慢からの開放感、そして全裸でしたということに
不思議な快感を感じてしまう。

「ウゥゥゥゥ・・。ワンッ!ワンワンッ!」
その快感の余韻に浸る間も無く、けたたましい犬の鳴き声がする。
さっきの風で臭いが届いてしまったのだろうか、
後ろを振り向くと、路地に犬のシルエットが見える。
それと同時にバタンッと扉が開く音。人が出てくる足音がする。

(見つかる!)
もう大事な部分を隠すことなんて頭の中にはない。
あわてて、入ってきた方に両手を振って駆け出す。
隙間を抜け路地に出る瞬間、ドンッとぶつかる。
人の感触だ。後ろに倒れたまま秘所を隠し恐怖から目をつむる。
(もう・・・ダメ・・・)
659611:2006/10/17(火) 10:22:15 ID:zxPmIoPa
「イテテテ・・・。なんだよククリー。」
聞き覚えのある声にそっと目を開けると、そこには尻餅をついたニケがいる。
もちろん手にはククリの予備の服を持っている。
「あっ、・・・良かった〜。」
「ぶつかっといて良かったはないじゃんよ〜」
「他の人かと思ったの。ごめんね、勇者様。」

 予備の服を身に付け宿屋に帰る。
お互いに食事を済ませ、ククリの次に内風呂に入るニケ。
(今日のこの流れ、この雰囲気なら今夜はエッチなことができるかも!)
と念入りに体を洗い、いさんで戻ってみるものの
部屋のベッドでは疲れて土のように眠る髪を解いたククリ。
「さすがに今日はやめとこうかな。」
そうつぶやいて、隣のベッドに入る。いずれできることを夢見て。

 翌朝、コンコンと部屋の扉をノックする音で二人とも目が覚める。
返事をすると、宿屋の従業員が黒いローブを手に持ち入ってくる。
なんでも昨日森に行った三つ編の少女を見たという人が、
偶然ローブを拾い、宿屋を周ってククリを探して届けに来たというのだ。
「じゃあ、その人にお礼を言わないと。」
「それが急いでいるとかでもう帰られてしまいました。」
「そうなんですか・・・ちなみにどんな人だったんですか?」
「ええ、見た感じはニケ様と同じ年頃で・・・あっ髪飾りをしてましたよ。」

 従業員が礼儀正しく部屋から出て行く、
「パンツはかえってこなかったなぁ」
「でもいいの、このローブは代わりが無いから」
黒いローブを抱きしめながら嬉しそうにククリが微笑む。
「じゃ、朝飯でも食いに行こうか。先に行ってるから。」
そういって着替え終わったニケが部屋の扉をバタッと閉める。
660611:2006/10/17(火) 10:23:54 ID:zxPmIoPa
 寝巻きを脱ぎ、そっとベッドに置く。
メケメケのローブを手に取り着ようとするが、
(あっそうだ。いいこと思いついちゃった。)
ローブを横に置き、パンツに手をかけそっと脱ぎ捨てる。
窓から入ってくる朝日が心地よく裸のククリにあたる。
 
 ふと、部屋にある大きな鏡に自分の姿が映っていることに気づく。
(うん、このなんだか恥ずかしくていけない感じ)
下には何も付けずに、黒いローブだけを身につける。
胸が高鳴りポッと体の一部が温かくなる感じがする
髪を三つ編みにして靴を履き、朝食をとりに部屋を出ていく。

 こうして魔王を倒すこと以外にも、新しく目的を見つけた
エッチな勇者といけない魔法使いの旅は続いていくのであった。


                          ―完―
661611:2006/10/17(火) 10:29:36 ID:zxPmIoPa
 最後まで読んでくださった方々、
つたない文章に付き合っていただき、どうもありがとうございました。

スレの勢いが落ちていたので、ちょっとづつの投下にしましたが
仮に次回があったら、今回みたいに3週間もかけずに
全部書き上げてから投下するようにします。
662名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 16:32:50 ID:UXRWsEYU
快感に目覚めてしまったククリがなんとも◎!次回ぜひニケとククのすごいのお願いします。
663名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 16:35:22 ID:UXRWsEYU
sage忘れた(´Д`)
664名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 19:21:27 ID:GpTT7CbZ
GGGGGJJJJJでした。また期待してます^^
665名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 21:46:14 ID:wbV9n/u3
GッッッJ!!


次回は是非とも本番を…期待して待ってます(`・ω・´)
666名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 20:12:22 ID:AlBF1MjJ
667611:2006/10/28(土) 09:36:04 ID:9gkfGlmN
>>662-665 
お褒めの言葉ありがとうございます。
野外露出ってマニアックなものと思っていたので
正直これほど反響があるとは・・・

 次回書くことができるのなら、野外露出+本番で頑張ってみます。
668名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 19:53:01 ID:J/EWd9C1
期待してますヽ(´∇`)ノ
669名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 01:57:13 ID:p80/xMY7
>>667
ワクワク
670名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 11:08:17 ID:1kFuFnoR
保守あげ
671名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 23:19:23 ID:xhIOrOQP
>>667
つーか野外露出なんて原作で見飽きてるわけだが・・・・


・・・・・・・え?アドバーグじゃなくて女キャラ?それじゃwktkだ!!!!
672名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 00:23:08 ID:2PlkXQjs
ここは敢えて
キタキタ×くくりギボン
673名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 01:24:47 ID:2E/qP4BR
キタキタ×オババの大人の世界
674名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 05:11:01 ID:QHailRWO
ねこ額草原で概出
675名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 18:55:14 ID:xosOGKsB
ミグのSS書きたいけど資料不足…orz

どういう成り立ちでミグは『カーさん』と呼ぶようになったのか
誰か情報きぼんぬ。
676名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 04:01:49 ID:AtY2hb04
今日はジュジュの誕生日らしいが。
677名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 02:16:16 ID:E2ecF0U6
引越しやらなにやらでコミックを紛失したが、今日全巻セットを買ってきた

やっぱりいいわーこれ
678名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 23:01:27 ID:Wsr6mTPH
エロ以外は本スレでやれよ
679名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 12:50:39 ID:RWt6A3nU
ちょっとあげますよ

レイド×ちくり魔がみたい
680名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 19:55:11 ID:GGGmyom/
レイチクサイトは最近更新していないな。
681名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 22:45:36 ID:DrS6bHPL
保守
682名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 04:23:37 ID:MqOM2RfX
>>667に期待age
683名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 15:52:35 ID:YcvbO4z4

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。    
ニケとククリが合体したとき、ふとんの中で充満した  
ふたりの体臭がみっくすしたときのニオイを嗅ぎたい・・・・。  
                  
                          
685雄獣厨:2006/12/08(金) 22:06:28 ID:XtQzBwZS
カーミグ書きたいけど資料不足orz
誰か答えきぼん。
686名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 00:23:21 ID:Rvs0/42x
保守
687名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 00:15:30 ID:has8/pYv
穢れたクリスマスをブチ壊すため、もてない男たちの希望、しっとマスク参上!
                      /し, /    _>.
                     / { \レ/,二^ニ′,ハ
                     |'>`ー',' ヽ._,ノ ヽ|
                     |^ー'⌒l^へ〜っ_と',
      __             ! u'  |      /
  /´ ̄       `!             ヽ  |   u'  , イ
  |  `にこ匸'_ノ            |\_!__.. -'/ /|
  ノ u  {                 _.. -―| :{   ,/ /   \      
. / l   | __  / ̄ ̄`>'´   ノ'    ´ {、    \     
/ |/     {'´    `ヽ. " ̄\ U `ヽ.    __,,.. -‐丶 u  ヽ      
| / ヾ、..  }      u' 〉、    }    `ー''´  /´ ̄ `ヽ '" ̄\
! :}  )「` ノ、     ノ l\"´_,,ニ=-― <´  ヽ{  ノ(   `、  |
l   、_,/j `ー一''"   },  ノ ,  '''''""  \   ヽ ⌒ヾ      v  | 
ヽ   _         /   } {. { l ┌n‐く  ヽ/ ``\        ノ
  `¨´    `¨¨¨¨´ ̄`{ 0  `'^┴'ー┘|ヾ    }、 u'   `  --‐r'′
>>1 男がしっとに燃えるとき
>>2 しっとマスクを呼ぶ合図
>>3 素顔は誰だか知らないが
>>4 しっとの心を仮面に隠し
>>5 しっとパワーに炸裂だ!
>>6 しっとビームでアベック倒し!
>>7 しっとガイヤーはアベック焦がす!
>>8 行くぞ我らのしっとマスク
>>9 もてない男の希望の戦士
>>10 しっとマスクはしっとの王者
688名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 11:57:51 ID:4uBgYdzM
うるさい!ロックマンをなめるな!
689名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 13:44:48 ID:Lkkg5k/P
ティウンティウンティウン
690名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 01:11:40 ID:Kbt9MzUT
捕手
691あ名:2006/12/28(木) 17:07:04 ID:Vvu1epzR
このスレを発見して、得ろ小説というものを初めて書いて見たくなりました。
これはアニメ「ドキドキ伝説魔法陣グルグル」のその後の話です。
かなり自分勝手にその後の展開を妄想して書いているので、
原作コミックと違いや矛盾が物凄く多いと思いますがご容赦ください。
692あ名:2006/12/28(木) 17:08:10 ID:Vvu1epzR
どうしてだろう、胸がドキドキする。
今日、ギップルのテントの中で一緒に寝ているのは、ククリじゃなくてジュジュだった。

ジュジュとニケの二人だけのパーティーというのは
考えてみれば今回が初めてだ。

ククリはミグミグ族のハートの修行中。
トマは人間界と魔界の境界領域を流れる「魔界の風」を発見し、
そこから超強力な魔力を得る、画期的な魔法アイテムの研究中だ。

やたらストーリーに参加したがるキタキタおやじは、
ジュジュの猛烈な反対にあい、無理やり置いてきた。

そんなこんなで今回の、樹海の塔・攻略パーティーは
ニケとジュジュの二人になったのだ。

もともと、今回はそれほど危険な旅ではない。
樹海は、魔物やモンスターを寄せ付けない古代人の結界で守られているし、
目的の塔は、神の聖域で、魔物はおろかニケすら立ち入れないジュジュの独壇場だ。
要するにニケは、樹海の塔に着くまでジュジュを守る役なのだ。
693あ名:2006/12/28(木) 17:09:27 ID:Vvu1epzR
ジュジュは隣で穏やかな寝息をたてて眠っている。
しかしニケは眠れない。
二人きりに慣れたククリと違い、ジュジュと二人だと妙に女の子として意識してしまう。

ククリとは違う意味で、ジュジュはとびきり可愛い女の子だ。
誰も人の立ち入らない樹海の、狭いテント中で、ジュジュと二人きり。
しかもそのジュジュは無防備にも、二人の腕が密着するほどニケに寄り添って寝ている。
その腕を通してジュジュの柔らかい肌の感触と体温が伝わってくる。
彼女の愛らしい寝息が、ニケの耳のすぐそばで聞こえる。
これではニケが劣情をおこしてしまっても誰が彼を責められようか。

ニケは、ジュジュと悪魔ケベスベスの戦いのことを思い出していた。
あの時ジュジュは、着ていた服を一枚脱いだら全裸だった。
どうしてだろう? 
ルナーはパンツをはかないものなのだろうか。
ということは、もしかして今も?
ジュジュの法衣の下は、パンツをはいていない?
彼女は今、熟睡している。
少しくらい法衣の裾をめくってもバレないだろう。
ニケはムックリ起き上がると、ジュジュの足の下でランプの火をともした。
694あ名:2006/12/28(木) 17:10:11 ID:Vvu1epzR
ジュジュの「そこ」を見るのは、あっけないほど簡単だった。
法衣の裾を胸の近くまでずり上げると、おヘソから下は何も身に着けていない
あられもない姿がそこにあった。

ケベスベスの戦いで全裸になった時は、あまりエッチな感じがしなかったのに、
淡いランプに照らされたジュジュの裸の下半身は妙に艶かしく見えた。
クッキリした一本の深い陰裂が、お尻側の闇の中へ消えていくのが見える。
もっとよく、その部分を見たい。
その誘惑に勝てなくなったニケは、ジュジュの太股を両手で広げ、
広がった両足の間にランプを置いた。

陰裂はお尻の真下までつながっており、両足を広げたことによって
一本のすじに閉じきれない部分が少しだけ口を開いて粘膜を見せていた。
ニケは誘われるようにその陰部を、両手の指で広げてみた。

にちっ、と音がしてジュジュの陰部が簡単に、その粘膜が許す限界くらいまで広がった。
神聖な神の子であるルナーの、おしっこの穴から膣の穴まで全てが見えてしまっている。
その卑猥な光景に我慢ができなくなったニケは、広がった陰部全体を、下から上へ舐め上げた。
ジュジュの汗と体臭とわずかなおしっこの香りがする味が、口の中に広がる。
神聖なルナーでも、おしっこの匂いがする意外さに、ニケは思わずジュジュの顔を見た。
695あ名:2006/12/28(木) 17:11:02 ID:Vvu1epzR
その瞬間、ニケの表情が固まった。
ジュジュと目があったからだ。
ずっと眠っているものとばかり思っていたジュジュは、すでに目を覚ましており、
心の中すべてを見透かすような目でニケを見て、ニヤーッと笑っていたのだ。

「クーちゃんに言いつけちゃおー」
ジュジュの言葉に、慌てて言い訳の言葉を探そうとするが、そんな言葉などあるわけがない。
あわてふためくニケの様子をじっと見つめていたジュジュは、表情をやわらげた。

「ウソよ。ニケ君とクーちゃんの仲を裂くようなことを、私が望むわけないじゃない」
そう言うと、ジュジュは目を閉じた。
ニケは固まったままジュジュの顔を見続けた。
(えっ? 目を閉じたって事は、まさか続けてもOKってことか?)
ニケの頭の中に、非常に都合のいい考えが浮かび上がる。

しばらくの時をおいて、やがてジュジュはおだやかな寝息をたてはじめた。
(眠ってるー!?)
そう、ジュジュは下半身丸裸で、しかも開脚までさせられたあられもない姿で、
信じられないことに、やすらかな表情で再び眠ってしまったのだ。
696あ名:2006/12/28(木) 17:11:55 ID:Vvu1epzR
(何を考えてるんだ、この娘はー!??)
ニケの前で、陰部丸出しのまま、おだやかに寝息を立てているジュジュを前にして
ニケは心の中で叫んだ。
いつも何を考えているのか分からない女の子だと、日ごろから思っていたが、
この時ほど強くそう実感させられたことはない。

もうニケがジュジュにイタズラをしないと信じて眠ってしまったのだろうか?
神の子の考えることはニケには分からない。
いずれにしても、さすがにこれ以上イタズラを続けるわけにはいかないだろう。
ニケがそう決心したとき、ジュジュが寝返りをうって横になった。

ジュジュは裸のお尻をニケのほうに突き出す形になり、色っぽいことこの上ない。
たちまちニケの決心が崩れそうになる。
(ダメだダメだ! せっかく大ピンチの俺をジュジュが許してくれた(?)のに、
これ以上ジュジュを裏切るようなマネはできない)
ニケは自分にそう言い聞かせた。

よく考えてみれば、まかり間違ってニケが、神聖なルナーの処女を奪ってしまったら
プラトー教の信者たちに袋叩きにあうだけでは済まされないだろう。
そう、ニケがジュジュの乙女を奪う選択肢など、もともとありはしないのだ。
697あ名:2006/12/28(木) 17:13:41 ID:Vvu1epzR
ニケは自分にそう言い聞かせるが、ジュジュの艶かしいお尻を見ているうちに
別の解法を導き出してしまう。

ジュジュの処女は奪えないが、後ろの穴ならどうだろう?
こちらなら証拠も残らないし、入れてしまってもジュジュの処女性は保たれる(はずだ)。

ニケは震える手で、ジュジュのお尻の割れ目を少しだけ広げてみた。
小さな可愛らしいすぼまりが顔を出した。
こんなに小さな穴では、何度も拡張処置を施さねば入らないのではないか?
いや、毎日○○○を排泄している穴なのだから、それほど拡張の必要ないかもしれない・・・

再び怪しい思考に移りかけたニケだが、かろうじて自制心を取り戻して、
ジュジュのお尻から手を離した。
いずれにしても、ジュジュが何を考えているか分からない現状で手を出すわけにはいかない。
明日、今晩のことをジュジュがどう思っているのか、ちゃんと聞いてみよう。
それでジュジュが、少しもニケに気がないようなら、あきらめればいい。

ニケはジュジュの服を元通りに戻すと、ジュジュから離れてテントの隅で寝ることにした。
先ほどまでのようにジュジュの体温が感じられるほど近くで寝ていたら、ニケはとても
今夜眠れる自信がなかったからだ。
698あ名:2006/12/28(木) 17:14:28 ID:Vvu1epzR
今日はここまでです。
もし希望があれば続きを書きたいと思います。
ただ、最近アクセス規制にまきこまれやすいので、投下が遅れる可能性もあります。
699名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 20:11:54 ID:sWbkQhDE
神降臨
続きよろ
700名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 00:38:43 ID:W0H2afqD
ジュジュ萌え(;´Д`)
701あ名:2006/12/29(金) 20:25:00 ID:qXKPVlYZ
「いつまで寝ているつもりよ。早くおきなさい」
ジュジュの声にせかされるようにニケは目を覚ました。

「何、もう朝?」
「朝はとっくに過ぎてるわよ。いったい昨日いつまで起きてたのよ」
ジュジュに言われて、ニケは昨夜のことを思い出した。
とたんに汗がふき出し、顔が赤くなってしまう。

「い、いや・・・オレもあの後すぐ寝たよ・・・本当、まじで!」
すぐ寝たというのはウソなのだが、あの後も延々とエッチなイタズラを続けていたと
ジュジュに誤解されるのだけは避けたかった。

「今日中には樹海の塔に到着する予定なんだから、すぐ出発するわよ」
ジュジュは昨夜のことなど気にした様子もなく、出発の準備を進めている。
ニケはあっけにとられたように、その様子を見つめていた。
702あ名:2006/12/29(金) 20:25:54 ID:qXKPVlYZ
そんなわけで、樹海の塔・攻略の旅2日目であった。
森の中の一本道を、まっすぐ北へ向かって歩く二人。
ジュジュの護衛役というわけで、ニケが先頭を歩く。

それにしても・・・と、ニケはたびたびジュジュのほうを振り返って様子を見る。
ジュジュは昨夜のことをどう思っているのだろうか?
見たところジュジュに、かわった様子はない。
まったく何とも思われてないのだとしたら、それはそれで少し悲しいような・・・

「あ、あのさあ、ジュジュ。昨日のことなんだけどさ、ジュジュはどう思ってるの?」
「昨日のこと?」
あっさり聞き返されてしまう。

「ほら、昨日の夜、ジュジュが眠っている間に・・・オレがジュジュに・・・その・・・
エッチなイタズラしてるのバレちゃったじゃん。やっぱり、びっくりさせちゃったよね?」
思い切ってたずねてみる。
「あら、ニケ君がスケベなのは昨日に始まったことじゃないでしょう。驚くことじゃないわ」

「いや、そうじゃなくて・・・」
ジュジュの考えていることを聞き出すのは難しい。
703あ名:2006/12/29(金) 20:26:53 ID:qXKPVlYZ
「あの後、どうしてまたすぐに眠っちゃったの?
 あの状態で眠ったら、オレにもっと凄いイタズラされるかも、とか思わなかったの?」
我ながら変態的な質問だな、と思いながらも、聞かずにはいられなかった。

「それは・・・・・・考えつかなかったわね」
「・・・」
(普通はそれを一番考えるだろ、女の子なら!)
ニケは心の中で突っ込みを入れた。
やっぱりジュジュの考えはよく分からない。
だが、少なくともジュジュに怒ってる様子が感じられないのは、ニケにとっては救いだった。

しかしそうなると、ますますジュジュが何を考えているのか気になってくる。
「あ、あのさジュジュ。・・・ジュジュはオレのこと、どう思ってるの?」
ニケの質問は、いよいよ核心に迫ってきた。
「そうね・・・・・・男の子の中では、ニケ君が一番好きかもしれないわ」
(おおお!思いっきり脈ありじゃないか!)
ニケは感激した。
「女の子も入れたら、クーちゃんが一番好きだけど」
ジュジュが、あやしい回答を付け足す。
このへんがまた、ジュジュの考えの分からないところだ。
704あ名:2006/12/29(金) 20:27:33 ID:qXKPVlYZ
だが、ジュジュが世界で一番好きな男性が自分なのだと分かった今、
ニケはどんどん調子のいいスケベな妄想をふくらませてしまう。

「ジュジュは好きな男に、気持ち良いことされたら、嬉しいと思う?」
調子に乗ったニケの口から出たのは、思い切りスケベな質問だった。
だがその真意がジュジュに伝わるかどうかは非常に疑問であったが。

「?・・・嬉しいと思うわ。なぜ?」
やはりジュジュに真意は伝わっていなかった。
「じゃあさ、きのうの夜、オレにアソコを舐められたとき、気持ちいいと思った?」
ニケはズケズケと言う。こんな質問、普通の女の子にしたら張り倒されるだろう。

「気持ちいいというより、あれは・・・・・・ちょっとドキドキしたわね」
(おおお!これまた脈あり!)
ニケは心の中でガッツポーズした。

「じゃ、じゃあさ、もっとドキドキして気持ちよくなること、オレとしない?」
ニケの質問は完全にスケベモードに入っていた。
「気持ちよくなることって、どんなこと」
「こんなこと!」
705あ名:2006/12/29(金) 20:28:55 ID:qXKPVlYZ
ニケは盗賊の速ワザで、ジュジュのスカートの下から手を入れると、
ジュジュの大事な部分の秘粘膜に指をすべり込ませた。

「あっ」
ジュジュは突然秘所を弄られて一瞬驚いたように立ち止まったが、拒否する気配はなかった。
(ああ、パンツをはいてない女の子って、なんて便利なんだろう! プラトー教ばんざい!)

ニケは神に感謝しながら、ジュジュの秘粘膜の中の指を動かし始めた。
「んんっ」
おそってきた刺激に、ジュジュは腰を少し落として、可愛い声を漏らした。

(感じてる! ルナーでも、ちゃんと感じるんだなあ!)
ニケは初めてジュジュを制したような気持ちになって感動した。
自然に顔がニヤケてきてしまう。

自分が優位に立ったと思うと、今までジュジュに翻弄されていた分、
色々とイジワルをしてみたくなってきた。
706あ名:2006/12/29(金) 20:35:47 ID:qXKPVlYZ
あ名です。唐突な中断のしかたですみません。

>>699-700
応援ありがとうございます。
初めて「神」認定されて、嬉しくて舞い上がってしまいました。

苦情でも要望でも良いので、なにかアドバイスをくれたら嬉しいです。
それでは今日はこのへんで。
707名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 23:33:31 ID:8oXQv+CF
GJ!
708名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 12:47:16 ID:VRUYXv/V
>>706
今のままでも十分いいと思いますおw
続き楽しみにしてまふ
709名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 13:28:57 ID:ZZw6OxsK
キタ━━━━━(・∀・)━━━━━!!!!!がんがれ
710あ名:2006/12/30(土) 17:23:23 ID:GoClbFtr
「あ・・・・・・んっ!・・・」
ジュジュの敏感な粘膜を、ニケが指でいじくりまわすと
ジュジュの口から面白いように声が漏れ出した。

声だけでなく、ジュジュのあそこからヌルヌルの液も出てきて
ニケの指の動きをさらに滑らかにしていった。
目もトロンとしてきている。
もう、ジュジュが感じているのは明白だった。

そう分かると、ニケはそれをジュジュの口から言わせて見たくなった。
「ジュジュ、今どんな気持ちがする?」
ジュジュの粘膜をいじりながら質問する。

「ん・・・なんか・・・・・・おかあさんの気持ち?」
微妙にボケた返答がジュジュの口から出る。
いくらなんでもそれは気が早すぎではないだろうか。

「じゃあさ、ジュジュはオレにこうされて、気持ちいい? 気持ちよくない?」
ニケはジュジュの回答を2択にしぼった。
かなりイジワルな質問だ。
711あ名:2006/12/30(土) 17:24:07 ID:GoClbFtr
「気持ちいい・・・」
ジュジュは、心なしかウットリと答えた。
(やったー!!)
ついにジュジュの口から目的の言葉を言わせることに成功した。

「じゃあここも気持ちいいよね」
調子に乗って、ニケは探り当てた粘膜穴に指を突き入れた。
すでに愛液でトロトロのそこに、指はヌルリと入り込んだ。
熱い穴粘膜が指を締め付けてくる。
「うんんっ・・・!」
入り込んできた指の刺激に、ジュジュはまともに返答もできず声をあげる。

「ジュジュはもう生理あるの? ないの?」
ニケは再び二択攻撃で質問した。
「・・・セイリ?なに?」
しかし今度の二択攻撃はあえなく失敗に終わった。
ルナーは基本的な性教育も受けないのだろうか?

「この穴から血がいっぱい出たことないの?」
膣穴に入れた指をクニクニと動かしてみせて、ニケは聞いた。
712あ名:2006/12/30(土) 17:25:28 ID:GoClbFtr
「んんっ・・・・・・ないわ、そんなこと」
(よし、中出しオッケー?)
ニケは勝手な想像を思い描く。

だがしかし、重要な疑問がニケには残されていた。
「あのさ、ジュジュが処女を失ったら、ルナーの力が無くなるとか
減るとかいうことはない? あるいは、ルナーをやめさせられるとか・・・」
これはニケにとっても切実な問題であった。

「ショジョ?・・・」
(ダメだこりゃ・・・ジュジュに性の知識は一つもない!)
これでは やはり、ニケの『モノ』を挿入するのは、やめておいたほうが良さそうである。

だがそれくらいのことで、ニケのスケベパワーは衰えたりしない。
ジュジュに挿入した指を、さらに胎内の奥深くへと進めていき、穴全体を愛撫してやった。

「あんん・・・!」
ジュジュはさらなる快楽を感じて声をあげた。
「ジュジュはもっと気持ちいいコトを続けたい? それとも、もうやめる?」
またまたイジワルな2択だった。
713あ名:2006/12/30(土) 17:26:34 ID:GoClbFtr
「・・・やめておいたほうがいいわ」
ジュジュの意外な返答に、ニケは思わずジュジュの顔を見た。
「予感がするの。そこでニケ君と楽しみ続けたら、いつか必ず二人に破滅が訪れる」
ジュジュの瞳が、かすかに金色に光っている。
まさかルナーの予知能力の発動?!
ニケは『破滅』という言葉に背筋をゾッとさせた。

ジュジュは何も知らない少女とはワケがちがう。
性の知識は無くても、全てを見通すルナーの力を持ったジュジュは、
いたずらにエッチをする相手としては手ごわいのかもしれない。

しかしそれでもニケは、ひるまなかった。
「じゃあこっちの穴はどうかな?」
ニケは、ジュジュの胎内から引き抜いた指を、ジュジュのお尻の穴にニュルリと滑り込ませた。
「んあっ・・・」
別の新しい刺激にジュジュは小さく声をあげた。
「こっちの穴でも、その『破滅の予感』はする?」
ニケはジュジュのお尻の穴を指でぐにぐに刺激してみせながら質問した。
「それは・・・しないけど・・・」
ジュジュの答えに、ニケはニヤリと笑った。
714あ名:2006/12/30(土) 17:27:33 ID:GoClbFtr
あ名です。だんだんストーリーの変態度が増していきますが
皆さんは大丈夫かな〜、なんて心配しています。
このまま煩悩のおもむくまま書き進めていいのやら・・・

>>708アドバイスありがとうございます!
>>707-709みなさん応援ありがとうございます!

それでは今日はこのへんで失礼します。
715名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:55:38 ID:VRUYXv/V
漏れは変態度上がっても大丈夫ですよ
今回のもよかったしw
期待してます(`・ω・)b
716名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 22:16:34 ID:+B92pU6x
どこかに保管庫を復活させてくれる勇者はいないものか・・・
717名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 23:40:29 ID:i5uTu6OE
あがれあがれ
718名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 00:28:46 ID:R7NGghom
超GJ!
719あ名:2006/12/31(日) 15:39:41 ID:7/cHjfJr
「ん・・・・・・んっ・・・」
ジュジュは、前の穴の直接的な快楽とは違う、お尻の穴のウズウズとした感覚に戸惑っていた。

ただ、戸惑っていたのはニケも同じだった。
ジュジュのお尻の穴の入り口部分はキツく指を締めつけているが、
その先はフワフワでニュルニュルの直腸粘膜の世界だった。
あまりに直腸粘膜がやわらかすぎて、穴がどちらの方向に続いているのか分からない。

ニケはいろんな方向に指を突き進めてみるが、
そのどれもがニュルニュルの粘膜壁に行くてをはばまれた。

そして、ニケの指が粘膜を突くたびに、ジュジュに異様な感覚を与え、声を漏らさせる。
それを何度か繰り返して、ようやく穴の続く方向を見つけた。
ずにゅにゅーっと一気に指を奥へ進めていく。

「ああっ・・・」
指が根元まで、ジュジュのお尻の穴におさまった。
ニケは入り込んだ指の感触を楽しむ。
指の根元はキツくしまり、その先は熱くて極上にやわらかい肉粘膜の世界だった。
720あ名:2006/12/31(日) 15:40:22 ID:7/cHjfJr
あまりにもジュジュの腸肉がやわらかいので、根元まで突っ込んだ指を
どの方向にも、自由にかたむけることができた。
面白くなったニケは調子にのって、お尻に根元まで入った指を
思いきり中でグルグルと、かき回してやった。

「んんっ・・・んっ・・・んあっ!」
ジュジュは、お尻の穴の奥を容赦なくかき回されるゾクゾクとした感覚に
腰をくねらせて声をあげた。
「ジュジュ、こうやってお尻の穴をかき回されて、どんな感じがする?」
ニケが意地悪く質問した。

「なんか・・・ヘンな・・・感じ・・・・・・あっだめっうんこでそう」
「ウ○コ? お尻の中はカラッポだぜ? そんなの出ないから大丈夫だよ」
ニケが指を動かす刺激のせいで、ジュジュの体が直腸内に大便があると錯覚して、
便意を感じているようだった。

ニケは、そんなことはかまわずに指を動かし続けた。
360度いろんな方向に指を動かすうちに、大体ジュジュの
おなかの中の構造がわかってきた。
薄い直腸壁ごしに、いろいろな内臓の感触が指先に伝わってくる。
721あ名:2006/12/31(日) 15:41:03 ID:7/cHjfJr
しかし医学的な知識の無いニケには、指先に感じる臓器が
それぞれ何であるのかを知ることはできなかった。

ジュジュの子宮や産道はどのあたりだろうと、おヘソ側に指をかたむけて
グニグニと指を動かしていると、ジュジュが突然すわりこんだ。
「もうだめっ、ほんとうにうんこでそうっ!」
ジュジュは突然オシッコ座りをして、いきみ始めた。

「おいおいジュジュここでするつもりか?! だからウ○コなんて無いって・・・おわっ!」
ジュジュが、いきみ始めたとたん、今までやわらかくてフニフニだった直腸粘膜が
突然一致団結したかのように、ニケの指を体外に押し出し始めた。

「うわっ、指が!」
根元まで入っていた指が、みるみるうちにジュジュのお尻から押し出されていった。
(ああ、ウ○コってこういうふうに押し出されてくるんだ・・・)
ニケは指全体でウ○コの出る仕組みの神秘を感じて、感心したように心の中でつぶやいた。

しかも、そのウ○コが出る仕組みを教えてくれているのは、神聖な神の子であるルナーの
ジュジュであるというところが、また妙におかしい。
722あ名:2006/12/31(日) 15:41:44 ID:7/cHjfJr
ニケの指が完全に出た後も、ジュジュはしばらく、いきんでいたが、
ジュジュのお尻から便が出る様子はなかった。

「ほら、言ったじゃん、ジュジュ。ウ○コなんて無いって」
ニケは、ようやくいきむのをあきらめたジュジュに向かって言った。

(それにしても・・・)
と、ニケは、あらためてジュジュのかっこうを見て気づいた。
ジュジュのオシッコ座りポーズの姿は、なかなかエッチで扇情的だった。
ニケはたまらず、左手でジュジュの陰部をまさぐり、右手の人差し指をお尻の穴に入れた。
「あんっ・・・」
ジュジュは、ニケの同時攻撃にたまらず声をあげた。

ニケは、ジュジュのお尻に奥まで入れた指を、グーッと前のほうへ押したおし、
ゴム風船のような感触の臓器をさぐり当てた。
そう、それはジュジュの膀胱であった。
ニケは左手の指でワレメを広げ、ジュジュのおしっこの穴が丸見えになるようにした。

せっかくジュジュが、おしっこ座りのポーズを披露しているのだから、
ジュジュがこのかっこうで、おしっこを出すところを見てみたい。
723あ名:2006/12/31(日) 15:42:22 ID:7/cHjfJr
ニケはそう思って、ジュジュには少々かわいそうだが、お尻に入れた指が触れている
ゴム風船のような感触のジュジュの膀胱を、指で思いっきり押しつぶしてみた。

「あっ!」
ジュジュが叫ぶと同時に、おしっこがジョジョーッと勢いよく飛び出した。
左手の指でワレメを広げているので、穴からおしっこが出るところが良く見える。
「ご、ごめんなさい、何故か急に出ちゃったの・・・」
ジュジュがそう言ってニケにあやまった。
どうやら、おしっこがでたのはニケのせいだと気づいていないようだ。

「いーよいーよ、せっかくだから全部出してスッキリしちゃおう!」
ニケはそう言いながら、ジュジュのお尻に入れた指を、かき回したり、出し入れした。
その指の動きにあわせて、ジュジュのおしっこの穴からでる尿の勢いが
弱まったり強まったりする様子が見ていて面白い。

ジュジュが全てを出しつくすと、ニケはジュジュを立たせて草でワレメをふいてやった。

「さあ、出すものは出したし、樹海の塔への旅を続けよう!
 ・・・ただし、ジュジュのお尻を少しずつ拡張しながら!」
ニケは、そう高らかに宣言した。
724あ名:2006/12/31(日) 15:43:35 ID:7/cHjfJr
あ名です。みなさん、ちゃんとついて来れてますか〜?
ついて来てる、という猛者がいましたら言ってください。続きを書きますから。

今年の書き込みはこれでお終いです。
リクがあれば来年も続きます。(元旦は休むかもしれませんが)

それではみなさん、よいお年を。
725名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 20:59:43 ID:8aWNSjy7
内容はすごくいいのですが、ジュジュには「う○こ」じゃなくて「う○ち」と言ってもらいたいです。
個人的な意見ですいません、ほかの人の意見も聞きたいです。
726ジュジュ:2007/01/01(月) 20:31:29 ID:dZh8U5MN

「総スカン」
727あ名:2007/01/02(火) 13:55:19 ID:4iCzhsQJ
「お尻を拡張?」
ジュジュがポカンとした顔になった。

「そう、愛し合う2人がすることを、ジュジュのお尻でできるように、
お尻の穴を柔軟に広がるようにするんだ」
ニケはそう言いつつ、さっきまでジュジュのお尻に入っていた指を見ると、
ヌルヌルだった指がもう乾燥していることに気づいた。

さっき、ジュジュのワレメを草で拭いた時に、一緒にニケの指のヌルヌルも
とれてしまったようだ。
まあ唾でも付けときゃいいか、とニケは指をなめようとして、慌てて指を止めた。

さっきまで、お尻の穴に入っていた指である。
さすがに、なめるのはためらわれた。
ニケは試しに指のニオイをかいでみた。

てっきりウ○コのニオイがすると思っていたその指は、
ウ○コよりはずっと穏やかなニオイがした。

それはジュジュの腸粘液のニオイだったのだが、さすがのニケもそこまでの知識はない。
728あ名:2007/01/02(火) 13:56:06 ID:4iCzhsQJ
しばらく考えたニケは、左手のひらをジュジュのほうにつきだした。

「ジュジュ、指を濡らすのに必要だから、この手のひらの上に、よだれをたらして」
ニケに言われて、ジュジュは最初は少し疑問そうな顔をしたが、やがて素直に従って
ニケの手のひらに、よだれを少しだけたらした。

「もっといっぱいだよ」
ニケの催促に、ジュジュはしばらく口をモゴモゴさせてから、再びニケの手のひらに
よだれをたらした。
今度は大量のよだれがジュジュの口から垂れ落ちた。

ニケが予想した以上に、手のひらいっぱいに溜まったジュジュのよだれを見て、
ちょっともったいない気がしたニケは、口で少しジュジュのよだれを吸ってみた。

あたたかくトロリとしたジュジュのよだれの味が、ニケの口の中にひろがる。
ニケはジュジュのよだれを味わいながら、残りのよだれを人差し指の上にたらした。

ニケはジュジュの後ろからスカートの中に手を入れ、よだれのたっぷりついた指を
ジュジュのお尻の穴にズルリと差し込んだ。
729あ名:2007/01/02(火) 13:56:45 ID:4iCzhsQJ
「んんっ・・・」
その刺激でジュジュが少し声をあげる。

ニケは挿入した指でジュジュのお尻の穴をコネながら、ジュジュの背をたたいた。
「よーし、このまま歩いて樹海の塔まで行くぞ!」
「えっ?」
ジュジュは少し驚いたような顔でニケを振り返った。

「ほら、ジュジュは今日中に塔まで行くって言ってただろ? キリキリ歩こう!」
ニケがジュジュの背を押すと、ジュジュは戸惑いながらも、ようやく歩き出した。
しかしお尻の中でクネるニケの指が気になって、何度もニケのほうを振り返った。

「いいか?今は人差し指だけだけど、慣れてきたら指を一本ずつ増やしていくからな。
 指3本が簡単に出し入れできるようになるまで、ジュジュのお尻の穴をほぐすから」
ニケはお気楽な口調で言って、ジュジュの斜め後ろについて一緒に歩いた。

ニケの指がジュジュのお尻に入っているので、後ろから見ると、
ジュジュの法衣がめくれて、ジュジュお尻が丸見えである。
こんな姿で道を歩けるのも、ここが人の立ち寄らない樹海だからだった。
730あ名:2007/01/02(火) 13:57:22 ID:4iCzhsQJ
しかしジュジュはお尻の中でクネまわるニケの指が気になって、歩くことに集中できない。
ニケはのん気に鼻歌を歌いながら歩いている。
ニケにとっては、女の子のお尻をイタズラしながら旅ができるのは実に楽しかった。

数十分ほど歩くと、だんだんジュジュはお尻をもじもじさせ始め、息が荒くなってきた。
ニケに執拗にお尻の穴をこねくり回され続けているうちに、
ジュジュはお尻で快楽を感じ始めるようになってしまったようだ。

ニケはそんなジュジュの様子を見てにやりと笑った。

「ジュジュはオナニーとかしたことないの?」
ニケがジュジュのお尻にいれた指をくねらせながら質問する。

「おなにー?・・・」
やはりジュジュはその言葉を知らないようだ。

ニケはお尻に人差し指を入れてる右手の、薬指と小指でジュジュの陰部を触った。

「ほら、ココを自分でいじって気持ちよくすることだよ」
そう言ってジュジュの陰核のあたりを指でコネまわす。
731あ名:2007/01/02(火) 13:58:35 ID:4iCzhsQJ
「ああ・・・んっ・・・」
突然陰部をおそった強い刺激にジュジュは声をあげた。
ジュジュのお尻の穴がキュンと閉まるのがニケの指に感じられた。

「ジュジュだって女の子なんだから一度くらいはあるんだろ?」
ニケの薬指がジュジュの陰核を見つけ、陰核包皮の上からヌルヌルと撫で回した。

「んあっ・・・小さいころ・・・あったような気がするけど・・・
 まわりの人たちから強く止められて・・・それから・・・したことはないわ」
ジュジュは陰核へのダイレクトな刺激に声を途切れ途切れにさせながら答えた。

『まわりの人たち』ということは、ジュジュはプラトー教の神官や信者たちがいる前で
どうどうとオナったということだろうか。

そりゃルナーが、人前で堂々とオナり始めたら、周囲の者たちは慌てて必死に止めるだろう。
ニケは想像したら笑えてきた。
いかにもジュジュらしいというか・・・。

当のジュジュは、いっそうお尻をモジモジさせ始めた。
さっきのクリ攻撃で、お尻の穴の感度も上がったらしい。
732あ名:2007/01/02(火) 13:59:44 ID:4iCzhsQJ
「こうやってお尻の穴を指でかき回されて、ジュジュは気持ちいい?気持ちよくない?」
ニケはイジワルな2択の質問をする。

「気持ちいい・・・」
ジュジュは少しウットリとした顔で答えた。
これなら、ジュジュとのお尻でのセックスも、うまくいくだろう。
「ジュジュ、セックスって言ってごらん?」
ニケが、ジュジュのお尻に入れた指をグニグニ動かしながら言った。

「せっくす?」
「そう、これからオレたちがジュジュのお尻でしようとしていることだよ。
指なんかより、ずっと気持ちいいんだぜ?」
ニケは指をクネクネさせながら言った。
「そうなの?」
ジュジュがドキドキしたような表情でうつむき加減にたずね返す。

「ああ。でもそのためには、もっとお尻を広げなきゃな。次は指2本いってみよう!」
そう、慎重にやらないと、アナルセックスでジュジュを痔にでもさせてしまったら
証拠が残ってしまう。
ニケとの冒険の後、ジュジュが痔になって帰ってきたら怪しまれること間違い無しだろう。
733あ名:2007/01/02(火) 14:00:27 ID:4iCzhsQJ
あ名です。変態街道まっしぐらです。
もはや、ついてきてない人のほうが、はるかに多いでしょうか。

>>725
貴重なご意見ありがとうございます。
そうですね、今度ジュジュがこの言葉を使うときがあったら「うん○」と
書くことにしましょう。読み方は読者にまかせるということで。

>>716
このご意見のほうが多いのでしょうね。
安心してください、どうしても嫌なときは「もう続けないでほしい」と
はっきり書いてくれれば、続けるのをやめます。
私だって鬼じゃありませんから。

それでは今日はこの辺で。
734あ名:2007/01/02(火) 14:12:37 ID:4iCzhsQJ
誤・・・>>716
正・・・>>726
誤爆失礼しました。
735名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 07:46:45 ID:M4ym3WIt
ここまできたら最後まで書いて欲しい
736あ名:2007/01/03(水) 20:28:10 ID:z6H2u1e5
ずるっ、とジュジュのお尻から指を引き抜いたニケは、今度は人差し指と中指の2本を
ジュジュのワレメにこすりつけて愛液で2本の指をヌルヌルにした。

そして一気に指2本をジュジュのお尻の穴に突っ込んだ。

「んあっ・・・」
ジュジュはいきなり2倍の太さのものを奥まで突っ込まれて声をあげた。

「ほらジュジュ、足を止めないで。歩いて歩いて」
ニケが、お尻の刺激に立ち止まりそうになるジュジュの背中を押して歩かせる。

指2本だと1本のときより、お尻の締め付けは強くなったが、指の自由度は増した。
バタ足のように指2本を交互に動かしたり、お尻の中でVの字に指を広げてみたり、
並んだ指2本を右回り左回りに回転させてみたりと、バリエーションが増える。

攻め方が変わるたびに、ジュジュのお尻での感じ方も変わるのか、
指の動きが変わるたびにジュジュが悩ましげな声を漏らした。

それにしても、指2本のほうが格段にお尻の中で指を動かしやすい。
737あ名:2007/01/03(水) 20:29:33 ID:z6H2u1e5
同じお尻の中をかき回す行為でも、指1本の時よりも指2本のほうが
何倍も力強くかき回すことができた。

しかし、何倍も力強くお尻の中をかき回されるジュジュのほうはたまらない。
指1本の時ですら激しくかき回されると、その刺激で、我慢できないほどの
便意が生じたというのに、その何倍も強くかき回されるのである。
ジュジュは再び強い便意にさいなまれることになった。

そうとは知らず、ニケは面白がってジュジュのお尻の中を思いっきりかき回した。
周囲の内臓ごとジュジュのおなかの中を豪快にかき回す感じだ。

「ああっ、だめっ、もう出そう」
たまらずジュジュが中腰になって、いきみはじめた。
ニケの2本の指がムリムリと押し出され始める。

「あっ、こら、いきむなっていってるだろ!」
ニケは、直腸が運動して指を押し出そうとしている最中のお尻の中へ、
指を力づくでつっこみ返してやった。
「んあああっ!」
いきんで出そうとしているところへ逆に突っ込み返されてジュジュは声をあげた。
738あ名:2007/01/03(水) 20:30:31 ID:z6H2u1e5
「ほら立ち止まらない、歩く歩く!」
ニケはジュジュのお尻の中をかき回しながら言った。

しかしさすがに、足を震わせて便意を我慢しながら歩く
ジュジュを見ていると、かわいそうになってくる。
そこでニケはやり方をかえた。

「よし、じゃあ、こうやって指をゆっくり引き抜いていくと
 ウ○コ出してるみたいで気持ちいいだろ?」

「んんっ・・・うん」
指2本をお尻からズルズルと引き抜かれる感触の、ゾワゾワする排泄の快感に
ジュジュは声を漏らして、うなずいた。

そうやって、指をゆっくり引き抜いては入れ、引き抜いては入れるを繰り返して
樹海の中を歩いていく。

数十分も繰り返していると、ジュジュのお尻の中に変化があらわれ始めた。
お尻に入れたニケの指先に、かたい粘土のような固まりが触れるようになったのだ。
739あ名:2007/01/03(水) 20:31:33 ID:z6H2u1e5
(もしやこれは、ジュジュのウ○コ?)
そう、ニケの指での擬似排泄の刺激で、本物のウ○コが降りてきてしまったのだ。

ニケはジュジュのお尻から指を引き抜いて、指のニオイをかいでみる。
今度こそ間違いなく、ウ○コのニオイがした。
ニケが歩みを止める。

「ジュジュ、ちょっとここに立って、お尻を突き出してみて」
「えっ?・・・う、うん」
ジュジュがニケのほうにお尻を付き出した。

ニケは左右の手の人差し指を1本づつ、ジュジュのお尻の穴につっこむと、
力を込めてジュジュのお尻の穴を左右に広げてみた。

「ああっ、そんなに広げないで!」
ジュジュのお尻の穴が左右にポッカリと広がり、お尻の穴の中が丸見えになった。

穴をのぞきこむと、赤ピンク色の肉の洞窟が奥まで続いているのが見える。
その洞窟の奥に、太いバナナのような形のウ○コの先端が見えた。
太さはニケの指2本分よりも太い。
740あ名:2007/01/03(水) 20:32:30 ID:z6H2u1e5
それなら・・・と、ニケは指3本を三角に並べてジュジュのお尻にあてがう。

「こんどは指3本をいれるからな」
ニケはそう言うと、指3本をジュジュの愛液でヌメらせて、お尻の穴につっこんだ。

指3本だとお尻のしめつけはかなり強くなったが、
自由に出し入れできるくらいの余裕はあった。

指を根元まで突っ込むと、ジュジュのウ○コの固まりが指先に触れた。
ニケは3本の指でジュジュのウ○コの固まりをいじってみる。
あたたかくて固い粘土のような感触だ。

(ああ、これが女の子の、生まれる前のウ○コの感触かあ・・・)
ニケは感慨深げに心の中でつぶやいた。

「よしジュジュ、お尻に入ってる指3本を、ウ○コするみたいに
 いきんで出してみろ」
ニケの指3本はジュジュのウ○コの太さである。
再び便意の込み上げてきたジュジュは、言われるまでもなく、いきみはじめた。
741あ名:2007/01/03(水) 20:33:38 ID:z6H2u1e5
ジュジュがいきみはじめたとたん、ニケの指が、ジュジュのウ○コごと
押し出され始めた。

ジュジュにとってニケの指3本を出すのは、ウ○コを出すのと同じ感覚である。
ニケの指を出した後に続いてウ○コが出はじめても、ジュジュは気づかなかった。

ニケは、5cmほどジュジュのウ○コが出たところで、3本の指でウ○コを止めて
それ以上出ないようにした。

やっぱりルナーでもウ○コするんだなーと、ニケはジュジュのウ○コを間近から
興味深深に観察する。

それからジュジュのウ○コを指3本で思いっきり押し込んだ。
ニケの指3本が根元までジュジュのお尻の穴につっこまれた。

「うんんっ・・・」
ウ○コが逆流していくような感覚に、ジュジュが思わず声を漏らす。

「よしジュジュ、もう一度いきんで!」
ニケの合図で、ジュジュが再びいきみはじめる。
742あ名:2007/01/03(水) 20:34:30 ID:z6H2u1e5
ニケの3本の指が出た後、またジュジュのウ○コが姿をあらわした。
今度は指で止めないで、ジュジュにウ○コを全部出させてやった。
全長15cmくらいの固いウ○コは、ニケの左手の平で受け止められた。

ニケはすばやく、ジュジュのウ○コを森の中へ投げ捨てた。
ジュジュは自分がウ○コを出したことに気づいていない。

ニケはまた指3本をジュジュのお尻の穴につっこむと、ジュジュの背を押して
ジュジュを再び歩かせた。

歩きながらニケは指3本を、お尻の中で横一列に並べて、右回転、左回転に回した。
「んんんっ・・・」
お尻の穴全体を回転させられるような感覚に、ジュジュが声を漏らした。

立ち止まりかけたジュジュの背を押して、さらに歩かせる。

十分ほど歩いた所で、ようやく目的の塔が見えてきた。
これだけお尻の穴が ほぐれればもう十分だろう、とニケはお尻から指を抜いた。

樹海の塔を目の前にして、いよいよニケは自分のいきり立ったペニスを出した。
743あ名:2007/01/03(水) 20:42:12 ID:z6H2u1e5
あ名です。ついに変態度がMAXに到達しました。
もう何も言葉はいらないでしょう。

>>735応援ありがとうございます。もはや最後の読者かもですね。

明日は忙しいので休むかもしれません。
それでは今日はこの辺で失礼します。
744名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 18:21:18 ID:l/o6vTb1
219 名前: 清き一票@名無しさん 投稿日: 2007/01/04(木) 04:45:41 ID:uce16LQ5

         ____
       /      \    
      /  ─    ─\   
    /    ⌒  ⌒  \  ttp://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex12450.jpg
    |       ,ノ(、_, )ヽ    |            
     \      -=ニ=-   /        
     /ヽ、--ー、__,-‐´ \─/    
    / >   ヽ▼●▼<\  ||ー、.   
   / ヽ、   \ i |。| |/  ヽ (ニ、`ヽ. 
  .l   ヽ     l |。| | r-、y `ニ  ノ \
  l     |    |ー─ |  ̄ l   `~ヽ_ノ
745あ名:2007/01/05(金) 11:21:34 ID:oBz2HsWR
「ジュジュのお尻の準備はできたから、早速2人の愛の儀式を行なおうぜ」
神聖な神の塔の目の前で、神聖な神の子ルナーとアナルセックスというのも良いかもしれない。
「愛の儀式?」
ジュジュが聞き返す。
「さっき教えたセックスってやつだよ。ジュジュ、ちょっと四つんばいになってくれないか」
ニケの言葉に、ジュジュが背後位のポーズをとる。

ニケはジュジュの法衣をめくりあげてお尻を丸出しにすると、既に先走りの液で濡れた肉棒を
ジュジュのお尻の穴に押し当てて、力を込めて押し進めた。

「うわっ・・・」
今まで経験したことのない太さのものが、お尻に侵入しかけて、ジュジュが声をあげた。
ジュジュのお尻の穴がキュンと閉まる。
ニケの肉棒は押し出されてしまった。

「ジュジュ、お尻の力を抜いて!」
ニケが再び侵入を試みる。

「わっ・・・」
亀頭が入りかけると、再びジュジュのお尻の穴がキュンと閉まって、肉棒を押し出す。
746あ名:2007/01/05(金) 11:22:59 ID:oBz2HsWR
「そうだ、ジュジュ、ウ○コするみたいに、いきんでみろ。そうすればお尻の穴が開くから」
「う、うん・・・んんんっ」
いきんだジュジュの弛緩したお尻の穴に再び亀頭をあてがって押し付ける。

「うっ・・・」
しかし亀頭が入りかけると、ジュジュが驚いてお尻をキュンと閉めてしまう。
なかなかイジワルな穴だった。

よーし、それなら嫌でも いきみっぱなしになるようにしてやろう。
ニケは、ニケ屋で売れ残った商品、特製ニチジク浣腸をとりだした。
ハート型のニチジクの実を模した浣腸容器である。

特製、とはいっても、中身はただのグリセリン液であった。
この浣腸液の刺激で、ジュジュを『いきみっぱなし』の状態にしようというわけだ。

ニケはジュジュのお尻の穴に、ほんの少しだけ浣腸液を注入した。
別にウ○コさせるのが目的ではないので、大量の薬液は必要ない。

ニケは浣腸液を注入したジュジュのお尻の穴に指を入れ、中をかき混ぜた。
そしてジュジュの直腸のヒダヒダ1枚1枚に、丁寧に薬液を指ですりこんでいく。
747あ名:2007/01/05(金) 11:24:02 ID:oBz2HsWR
さすがのジュジュも、これには耐えられず、ニケに言われずとも激しくいきみ始めた。
ニケは、強くいきんで弛緩しきったジュジュのお尻の穴に亀頭を押し込んだ。

ニュルリ。
今度は簡単にニケの亀頭が、ジュジュのお尻の穴に入った。
しかし、その先の直腸は、ジュジュが強くいきんで、物を押し出そうとしているので
直腸がキツくしまっている。

だが、ニケはこの半日ずっとジュジュのお尻の中をいじくり回していただけあって、
もうジュジュのお尻の中の構造は、アラハビカの町の中よりも詳しく知り尽くしている。

ジュジュの直腸が続いている方向へ向けて、肉棒を容赦なく力づくで押し込んだ、
ムリムリムリッ!
「んあああーっ!」
強くいきんで物を必死で押し出そうとしている直腸に、
逆に太い肉棒をつっこみ返されて、ジュジュが声をあげた。

薬液の作用と、直腸を満たす太い肉棒の刺激で、ジュジュを強烈な便意が襲う。
「うんんんんっ!」
ジュジュが激しくいきんで、ニケの肉棒を押し出す。
748あ名:2007/01/05(金) 11:25:49 ID:oBz2HsWR
ニケは亀頭が出る寸前に、また肉棒をつっこみ返した。
「んあああ!」
ジュジュが再び声を上げて、またニケの肉棒を押し出す。
それをまたニケが、つっこみ返す。

ジュジュの体を、激しい便意と、排泄の快感が交互に襲ってくる。
ニケも、キツく閉まった直腸を無理やり広げていく感じが快感だった。

ジュジュの直腸のしめつけを、さらに強くするために、肉棒の横から
ニチジク浣腸の管をジュジュのお尻の穴に挿入し、薬液を全部注入した。
ジュジュの直腸内に注入された大量の浣腸液を、ニケの肉棒で激しくシェイクする。

「うああっ、うん○がっ! うん○がーっ!」
激烈な便意がジュジュを襲い、もう、いきみっぱなしの状態になった。

「おおおっ! しまるーっ!」
ニケのペニスを、ジュジュの直腸が激しく締め付け、押し出そうとする。

ニケはその強烈な締め付けの中で、激しくピストン運動を繰り返す。
激しいピストン運動は、さらに激しい便意をジュジュに与え、便意増大のスパイラルとなった。
749あ名:2007/01/05(金) 11:26:54 ID:oBz2HsWR
もうジュジュのいきみは止まらない状態だ。
直腸の締め付けがものすごい。

ニケは左手の指で、ジュジュの陰核包皮をむき広げ、
むき出しになったクリトリスを直接指で愛撫した。

「あんんっ!」
一番敏感な部分を指で刺激され、ジュジュの腰が跳ね上がった。
ニケはジュジュの直腸内でピストン運動を繰り返しながら、むき出しのクリを刺激し続けた。

「ああああああー!」
強烈な快感がジュジュを襲い続け、お尻の激しい便意も徐々に快感に置き換わっていく。
全てが快楽の中に飲み込まれていった。

ニケも今までにない激しい快楽に腰を振り続けた。
気持ちよすぎてピストン運動が止まらない。

やがてジュジュは全身を痙攣させたかと思うと、全身の力が抜けたように上半身がくずおれた。
どうやらイッてしまったらしい。
750あ名:2007/01/05(金) 11:27:43 ID:oBz2HsWR
ジュジュの上半身が地面に密接している為、ジュジュのお尻だけがツンと上を向いた形となり、
ニケの肉棒はジュジュの背中方向をダイレクトに突く形となった。

肉棒を奥まで突き入れるたびに、ニケの亀頭が、直腸壁ごしにジュジュの背骨をこする。
ニケの亀頭が内側から背骨をこするコリコリ感がたまらない。
ニケはピストン運動にラストスパートをかけた。

「うっ・・・出るっ」
ニケは射精寸前の肉棒をジュジュのお尻の穴から引き抜くと、両手でジュジュの陰部を開き、
ニケの亀頭をジュジュの膣穴に押し当てて思いっきり射精した。
大量の精液がジュジュの膣穴の中に注がれていった。

全てを出し尽くしたニケは、ポケットからビー玉を取り出すと、
ジュジュの膣穴に押し当てていた亀頭をどけると同時にビー玉を
膣穴に押し込み、精液が漏れ出ないように栓をした。

さらに中指を根元まで挿入して、ビー玉を膣穴の奥の奥まで押し込んだ。
「あああんっ」
その刺激にジュジュが甘い声を漏らす。
これで半日は、ジュジュの膣奥と子宮内をニケの大量の精液が満たし続けることになるだろう。
751あ名:2007/01/05(金) 11:28:33 ID:oBz2HsWR
【エピローグ】

ジュジュとニケは、樹海の塔の最上階までたどりついた。
意外にも塔自身に結界はなく、神聖なルナーではないニケも入ることができた。

最上階の部屋の奥には、目的の「結界石」が飾られていた。
この広大な樹海にモンスターを寄せ付けない結界を張っている力の源だ。

ジュジュが結界石を手にすると、石とジュジュの力が共鳴してジュジュの体が光を発した。
「あ・・・来る・・・来る・・・」
ジュジュが金色に変化した瞳でつぶやく。

「えっ、来るって何が?」
ニケが真顔でたずねた。

「・・・うん○が」
ズシャアアッ。
ニケが盛大にコケた。
 
 
752あ名:2007/01/05(金) 11:29:46 ID:oBz2HsWR
ぷりぷりぷりっ・・・ぶぽっ!!

神聖な神の塔の最上階で、神聖な神の子のルナーが脱糞している。

「もう、ニケ君が悪いのよ。あの時、浣腸なんて使うから・・・」

「でも本当にこんな神聖な場所でウ○コなんかしていいのかよ?」
そう尋ねるニケも、ジュジュの前で、床に這いつくばって
ジュジュのスカトロショー見物を満喫している。

「しょうがないでしょ。間に合わなかったんだから」
排便ついでに放尿までしてから、ジュジュは立ち上がった。

「ほらニケ君、いつまで床に這いつくばってるの。任務は完了したんだからもう帰るわよ」
そう言って部屋を出て行くジュジュ。
慌ててニケもそれに続く。

そうして神聖なる神の塔に残されたのは、ジュジュの大量のウ○コだけであった・・・

【おしまい】
753あ名:2007/01/05(金) 11:31:33 ID:oBz2HsWR
あ名です。最後まで汚いネタでごめんなさい。
これで今回のSSは完結です。

変態ネタで書きたいことは全て書いてしまったので、もし次に書く機会があったとしたら、
今度は変態・スカトロ一切無しの得ろ小説を書いてみたいと思います。

ちなみに私がジュジュの処女を奪わなかった理由は、私が痛いの苦手だからです。
他人の注射も正視できない私に、激痛の処女喪失シーンなんて、とても書けません。
だから今後もし書くとしたら、魔法や薬で痛みを無くしてからの処女喪失とかになるかも?

それではみなさん、このたびはありがとうございました。そしてごめんなさい。
754名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 15:10:40 ID:VgYtQ0fL
このスレ読んでたらSS書きたくなりました。グルグル最高!
とりあえずセリフだけの話つくっちゃったけど,投下して良いかな??
755あ名:2007/01/05(金) 15:28:13 ID:oBz2HsWR
>>754
ぜひ投下してください!
756ククリルク:2007/01/05(金) 16:17:08 ID:VgYtQ0fL
エンディング後のお話

ククリ「ニケ君,今日もアラハビカに行こうよ!」
ニケ「えっ,またかよ〜もう5日も連続で行ってるじゃん。毎日行けるんだし,今日位はこっちでゆっくり……ハッΣ(゚Д゚)」
ククリ「(ω・`*)ショボーン

ニケ「いざッ,アラハビカへっ!!」
ククリ「わーいっw」

アラハビカ到着

ニケ「よっこらしょっと…ほら,ククリ,掴まれよ(´∀`)ノ"」
ククリ「う,うん,ありがとう…ヾ(д゚*)ギュッ」
757ククイルク:2007/01/05(金) 16:19:57 ID:VgYtQ0fL
ニケ「で,今日はどうするんだ?」
ククリ「うん,あのね,レイドと遊ぶの(*゚ω゚)」
ニケ「あ〜…(´∀`)

(´∀`)…

(´∀`)…

(´∀`)…れいど?


レイド「ふっ…久しぶりだなラッキースター」
ニケ「っておわぁあ〜っ!!レイド!!おまえギリの手下じゃなかったのか?!」
レイド「たしかにそんな時期もあった…しかしピンクボムのグルグルが鎖の呪縛から俺を解き放ち自由の鳥にしてくれたのさ…(`∀´*)+」
758ククリルク:2007/01/05(金) 16:21:55 ID:VgYtQ0fL
ニケ「相変わらずクサイやつだ…」
ククリ「レイドお久しぶり〜突然メールが来てびっくりしたよ〜」
レイド「ピンクボム…会いたかった…(手の甲にキッス)」
ククリ「…………(゚Д゚*)ポカーン」
ニケ「!!!!!!なにやってんだオメーは!!!!《゚Д゚メ》ゴラァァァァァァァァァァァァァア!!!」
レイド「実をいうとお前達二人を呼び出したのは…ラッキースター!!!お前と勝負するためだ!!!」
ニケ「またかよ」
レイド「つべこべいうな!受けるのか,受けないのか?!」
ニケ「まぁ,暇つぶしにはちょうどいいし,受けて立つぜ!」
ククリ「でも二人とも,暴力はやめてね。せっかく平和になったんだから(* ^ω^*)

レイド「安心しろピンクボム,その辺はちゃんと考えてある」
ククリ「良かったw」
レイド「今回の勝負は…名付けて,【どっちがメロメロポワ〜ンにさせちゃうかな??勝負】だッ!!!」


ニケ&ククリ「……(コキン和歌集)」
759ククリルク:2007/01/05(金) 16:23:49 ID:VgYtQ0fL
続きは明日投下しますノシ
760あ名:2007/01/05(金) 17:02:00 ID:oBz2HsWR
>>759
エッチシーンはまだおあずけですか〜
楽しみに待ってます。
761名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 01:10:32 ID:FSLjs/u8
あ名さん変態ネタGJ!!
762あ名:2007/01/06(土) 13:59:53 ID:sqvALo3W
>>761
ありがとうございます。
その一言で努力がむくわれます〜
763ククリルク:2007/01/06(土) 21:23:20 ID:Bqq1aNg3
レイド「な,なんだその反応はっ!」

ニケ「ダサいとこも変わってないな(´_ゝ`)」
レイド「こ,これだから人間は嫌いだ!!」
ククリ「今はあなたも人間よ」
ニケ「たしかに」
レイド「…ルールを説明しよう!!」
ニケ「無視かよ」


【どっちがメロメロポワ〜ンにさせちゃうかな??勝負】

・ニケとレイドが,それぞれ1回ククリに甘〜いセリフを囁く
・ククリをよりメロメロポワ〜ンにさせた方が勝ち

ハァーサッパリサッパリ〜

ニケ「理解不能」
ククリ「なにこれ〜」
ニケ「つまらない!もっと色をつけろ!!!!」
レイド「それなら…」


764ククリルク:2007/01/06(土) 21:24:35 ID:Bqq1aNg3
【どっちがメロメロポワ〜ンにさせちゃうかな??勝負】

・ニケとレイドが,それぞれ1回ククリに甘〜いセリフを囁く
・ククリをよりメロメロポワ〜ンにさせた方が勝ち

・勝者にはククリのエッチな踊りショー


ニケ「は じ め よ う か」
ククリ「こんなのいや〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
ニケ「まぁまぁ,気が向いたらでいいからさ」
ククリ「絶対やらないからねっ」

ニケ(おいレイド!!)
レイド(ケベスベスから魔法を習ってある!)
ニケ(GJ!!)


作戦タイム

ニケ(う〜ん…………なんか,いざとなると思い付かん!……しかもあらたまっていうとなると恥ずかしの剣だよこりゃ………いや,エッチな踊りの為だ!なにを恥ずかしがることがあろうか!!!!)
レイド(とうとうピンクボムのハート(と体)を手に入れるときがきた!!!この勝負,俺が負けることはないっ!何たって………)

765ククリルク:2007/01/06(土) 21:26:27 ID:Bqq1aNg3
すみませんが勝負内容は割愛します。もうどっちが勝つかは目に見えてますからねwっていうかククリがニケを好きな時点でこの勝負やるだけ(ry

そんなこんなでレイドの「エロかっこいいポーズ」もむなしく,見事ニケが勝負を勝ちとったのでした。

ククリ「ククリ…幸せ…(*´ω`*)ポワーン」
ニケ「さぁレイド…約束は守ってもらうぞ!」
レイド「くそっ…約束は約束だからな…はぁ!!(例の魔法をかける)……………覚えてろ〜〜〜〜ヾ(`д´)ノウワアァン」

ククリ「………」
ニケ「(あれ?)クッ…ククリ…??」
ククリ「ニケ…くん…ククリ……なんか変なの…」
ニケ「だ,大丈夫か?」
ククリ「胸とか…おしりとか……むずむずする……触って?ニケ君……」
ニケ「よろこんで!!!(*゚∀゚)=3ハァハァ
766ククリルク:2007/01/06(土) 21:32:49 ID:Bqq1aNg3
今日はここまでです。
エロシーンはちゃんと小説風に書きます(´∀`)

>>あ名さん
エロお待たせして申し訳ないです〜(´Д`;)
767あ名:2007/01/06(土) 21:53:02 ID:sqvALo3W
>>766
「エロシーンだけは小説風」という所に 漢 を感じました。
768名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 00:03:11 ID:2UcPyeEZ
>>754
GJ!!
769ククリルク:2007/01/08(月) 02:59:01 ID:OjbYZHzw
なんだかシリアスになっちゃいました…
とりあえず投下!
770ククリルク:2007/01/08(月) 02:59:59 ID:OjbYZHzw
大きな瞳をとろんとさせ,顔を赤らめながらククリはそっとに囁いた。
「……触って?…ニケ君……」
「よろこんで!!!」
即答したものの,ニケはすぐには動けずにいた。いまだにククリが今どんな状態なのかはっきりしていなかったからだ。それに加えて,魔法に頼ってククリとその一線を越えるのは―――…。ちょっぴり純な気持ちが,その高ぶる本能を押し止めていた。

が,しかし。


771ククリルク:2007/01/08(月) 03:03:56 ID:OjbYZHzw
「ニケ君…お願ぁい……」
と,ククリがニケの胸に擦り寄ってきたのだ。
ククリの甘い香りがニケの鼻孔をくすぐるや否や,ニケの心の内はすっかり「漢」で満たされてしまった。
「…ククリ!」
思わずぎゅっと抱きしめるニケ。彼は,ククリの身体があまりにもやわらかくて,その抱き心地にの良さに驚いてしまった。
「女の子のからだって,やわらかいんだな〜…」
ニケはそう言って,栗色の髪をそっと撫でた。ククリはニケの胸でもじもじしながら,小さく,甘いため息を漏らした。
772ククリルク:2007/01/08(月) 03:06:58 ID:OjbYZHzw
>>767
やっぱエロシーンは気合いがはいります(*´ω`)

>>768
サンクスです!
773名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 13:39:21 ID:zaKdXr76
774名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 04:42:30 ID:pYuZ9syB
保守
775名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 13:24:53 ID:zD4QcYqZ
このフラッシュはやっぱり既出?
ttp://blue.ribbon.to/~mymini/kukuri.html
776名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 01:19:48 ID:PYIfmKrH
保守あげ
777あ名:2007/01/29(月) 21:53:29 ID:ItdsyTe7
「ククリ5さい、はじめてのおなにー」
って需要あります?
778名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 22:00:12 ID:Q3TOI3Je
5さいなんてお漏らしで十分だろう
779あ名:2007/01/29(月) 22:17:47 ID:ItdsyTe7
>>778
そうかもですね(汗
ちょっと聞いてみただけです。
気にしないでください。
780名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 00:29:48 ID:8YGVoqg9
>>777
ノシ
781名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 11:54:46 ID:+YtZebSe
>>777
バカ!あるに決まってるだろ!
782あ名:2007/01/30(火) 13:51:25 ID:Udfm3ODu
>>780-781
複数の需要があると見なして、SSを開始します。
とりあえず、できている分だけ投下します。
783あ名:2007/01/30(火) 13:54:18 ID:Udfm3ODu
「ククリ5さい、はじめてのおなにー」

それはある日、魔法おばばのいない、ククリの留守番の時に起きた。
好奇心旺盛なククリ(5歳)は、魔法おばばの言いつけにそむき、
勝手に書棚から魔法の本を取り出して、無用心に本を開いていた。

ボボン!
ククリが何冊目かの本を開いたところで、本から悪魔が飛び出した。
出てきた悪魔は「淫魔」。
乙女を淫乱の泥沼に引きずり込む悪魔である。

『おいおい、お前のエロスのイメージは、ピンクのウサギさんかよ!』
登場早々、淫魔は自分の具現化された体をマジマジと見て、ため息をついた。
『まあ、こんなお子様じゃしょうがないけどな・・・』
本からピンクのウサギが飛び出して、おおはしゃぎしているククリを見ながら言った。

『だぁが! 呼び出されたからには、お前を淫乱な幼女に変えて見せるぜ!』
「わぁい、うさぎさんが、しゃべった。いいこ、いいこ、ねー」
『だぁっ! 頭をナデナデするなっ! 俺は悪魔だっ!』
淫魔はククリの手をのがれて、手近の机の上にかけのぼった。
784あ名:2007/01/30(火) 13:56:32 ID:Udfm3ODu
ククリがピンクのウサギを追ってイスによじのぼり、机の上を見渡した時、
トンと音を立てて、ククリの目の前に桃色のコップが置かれた。
『ほら、それは強力な媚薬がタップリ入った、甘いあま〜いジュースだよ』
机の上の淫魔がニヤリと笑って言った。
「あまいじゅーす?! うさぎさん、ありがとぉ!」
ククリは何の警戒心もなく、両手でコップを持ってジュースをコクコクと飲み始めた。

「おいしー! うさぎさん、おかわり!」
ククリが無邪気にコップを差し出す。
『おかわりなんてあるかーっ! そんだけ飲めば効果は十分だ!』
淫魔は机によじのぼってくるククリから逃げるように大きくジャンプして
本棚の上に飛び乗った。

そしてククリがよじのぼった机に魔法をかけ、大きなハート型のベッドに変えてやる。
『それじゃあ、お前の恥ずかしい姿を、ここからじっくりと観察させてもらうぜ〜』
ククリはハート型のベッドの真ん中でしばらくポカンとしていたが、媚薬が効いてきたのか
しだいに頬を赤らめはじめた。
「ククリ、なんか、へんなきぶんだよぉ・・・」
ククリの口の端から、よだれがたれる。
切ないような、人恋しいような、初めての感情がククリの心に芽生えた。
785あ名:2007/01/30(火) 17:47:42 ID:Udfm3ODu
ククリは何かに耐えるように親指をかんで、体をくねらせた。
そして指をくわえたまま、ポフッとベッドに身をあずけて横になる。
「なんだか、からだがさみしいよぉー。・・・おばあちゃん」
ほてった顔で天井を見上げる。

身体の芯が熱い。でも、どうすればいいのか、ククリにはわからない。
人肌が恋しい。
せつなくて、さみしくて、ククリは自分の体を抱きしめた。
それでも何かが満たされず、幼い瞳からは涙がこぼれてしまう。
チューチューと指を吸い、体を丸くして、ククリは目をとじた。そして・・・
「くーくー・・・」

『寝るなぁぁぁーーーっっ!』
ウサギがククリの股間にケリをいれた。
「ひゃん!?」
ククリがポッとほてった顔で目を開けた。
『お前はオナニーも知らないのか?ここだよ!ここを弄って気持ちよくするんだ』
ピンクのウサギは足でククリのワレメの辺りに、必殺・電気ドリルの技をくらわした。
「あああんっ・・・!」
ククリが、初めて感じたような幼いあえぎ声を漏らした。
786あ名:2007/01/30(火) 17:56:09 ID:Udfm3ODu
あ名です。とりあえず今日はここまでです。
何かアドバイスか苦情があったら遠慮なく言ってください。
それではまた〜。
787名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 18:40:30 ID:8YGVoqg9
乙ですー
788名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 18:44:39 ID:z1RLuxL2
>>778
それはそれで個人的には見たい・・・。
別に5歳じゃなくてもいいけど
789名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 20:01:37 ID:jxqSuMGK
オモラシもキボン濡
790あ名:2007/01/31(水) 12:44:13 ID:GWj+wyo2
『ほら、気持ちいい場所はわかっただろ。後は本能のおもむくまま自分でやってみろよ』
ウサギの姿の淫魔がそう言うと、再び本棚の上に飛び乗って、観戦モードに入った。
「うさぎしゃーん・・・」
強い媚薬の影響か、ろれつの回らなくなった声でククリが呼んだ。
しかしピンクのウサギは、本棚の上でニヤリと笑うだけで、もう下りてはこない。

ククリは快感の余韻が残る股間に手を伸ばした。
そのままローブの上から、自分のオマタをギュッと握り締めてみる。
「んんっ・・・」
ジーンとした熱い快感がククリの股間に発生し、自然とお尻が突き出すような格好になった。
握り締めている手をパッと開くと快感が途切れ、オマタが再び快楽を求めて熱く疼き出す。
たまらずに、ククリはまた股間をグーッと握り締める。
「んんうぅっ!」強い快楽がククリを襲い、幼いあえぎ声が口から漏れる。

ククリは股間に回した手でグーとパーを繰り返し、快楽と、熱い疼きを交互に味わい始めた。
強い媚薬の効果もあってか、手の動きが止まらない。
そうして10分ほどの時が経過し、ククリは・・・

・・・相変わらずグーとパーだけを繰り返していた。
『それだけかよっ!』しびれを切らしたウサギが叫んだ。
791あ名:2007/01/31(水) 14:36:56 ID:GWj+wyo2
『もっと足をガバァッ!と開いて、派手にグチュグチュ、ズボズボできないのかお前は!』
淫魔はククリに演技指導をするが、ククリはポカンとして聞いているだけである。
『媚薬の量が足りないのか?・・・。ホレ、もっと飲んでみろ』
淫魔のウサギはククリの上半身を起こさせて、媚薬ジュースをさらに飲ませる。
「うさぎしゃんのじゅーす、おいちー」
与えられたジュースを飲み干したククリが、完全にろれつの回らない言葉で言った。

もはや成人女性に与える場合でも、ありえない量の媚薬が、5歳のククリの中におさまった。
「からだが、あついよぉ・・・おまたが、じんじんしゅるー」
ククリがベッドに突っ伏して身をくねらせ始めた。
『さあて、今度こそお前の、乱れに乱れた恥ずかしい姿を見物してやるぜ!』
ピンクのウサギは本棚の上に飛び乗って、ククリを見下ろすと、ニヤリと笑った。
ククリは自分のオマタに手をのばすと・・・

・・・再びグーパーを再開しだした。
『それしかできんのかお前わーっ!!』
ウサギのツッコミのドリルチョップが、ククリのお尻のワレメにヒットした。
「ひゃうんっ!」ククリのお尻がピクンと跳ねた。
『しょうがない、お前にはエロ知識が無いようだから、成長した未来のお前が
 男とエッチしている場面を、特別大サービスで見せてやる。よぉく見とけ!』
792あ名:2007/01/31(水) 15:32:14 ID:GWj+wyo2
部屋の壁の一面が未来を映し出すスクリーンに変わり、10年後のククリと、勇者のニケが
情事を交わしている場面が映し出された。
《ああーん、勇者様ぁ〜、いいよぅ〜・・・》
スクリーンの向こうで、10年後のククリが、勇者様と呼ばれる人とセッ○スをしている。

「ふぇ? ゆうしゃしゃま?」
ククリが【勇者様】という言葉に反応して、スクリーンのほうを見つめた。
勇者様といえば、いつも魔法オババが言っている、ククリを迎えに来てくれる人のことだ。

《ククリの中も・・・ハア、ハア、最高に気持ちいいよ!》
【勇者様】が、未来のククリの股の間で激しいピストン運動を繰り返している。
《ククリも、いいのぉ〜・・・すごくいいのぉ〜!》
【勇者様】のピストン運動にあわせて、ククリも身をよじって快感に耐えている。

「しゅ、しゅごい。ククリのオマタに、あんなものが出たり入ったりしてるぅ・・・」
ククリはスクリーンの向こうの未来の自分を見つめながら、自分のローブをまくり上げ、
パンツの中に手を入れて指をゴソゴソと動かし始めた。
そして幼い小さな指が、目的の穴を探し出し、にゅるりと指を穴に滑り込ませた。
ククリは息を荒げながら、スクリーンの向こうのピストン運動に合わせて
自分の指をワレメの穴に出し入れし始めた。淫魔のウサギが、ニヤリと笑った。
793あ名:2007/01/31(水) 15:40:57 ID:GWj+wyo2
あ名です。今日はここまでにします。

>>787さん、ありがとう。
>>789さん、了解しました。やっぱりオモラシもあったほうが盛り上がるかもですね。

それではまた、アドバイスでも苦情でも受け付けますので〜。
794雄獣厨:2007/01/31(水) 19:44:22 ID:MNqKcLQv
>790-793
うさぎさんってイチゴですかぁ?ハァハァ…
私も早く書きたいのでワクテカして続き待ちです!
795名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:24:39 ID:3+m/R6jV
>>793
GJ!
ニケ出てきたとこで萌えた
796あ名:2007/02/01(木) 17:41:55 ID:jekTlvXt
『フフフ、ようやくまともにオナりだしたか』
自分の指を【勇者様】の肉棒に見立てて膣穴に出し入れするククリを、ウサギが見下ろす。

しかし、それで満足するウサギではない。
ウサギはあくまでも淫魔だ。淫魔は乙女を淫乱の底なし沼に引きずり込む悪魔。
ただのオナニー幼女を作るだけで終われるわけが無い。
人生が狂うくらいに淫乱になってもらわないと、淫魔の仕事とはいえないだろう。

だがそのためには、最低でもイくことを知ってもらう必要がある。
ククリの様子を見る限りでは、あんなに単調な指の注挿ではイくまでには至らないだろう。
『さて、どうしたものかな』
ククリはくいいるようにスクリーンの向こうの情事を見ながら、膣穴に挿入した指を動かしている。
「ゆうしゃしゃまぁ・・・ククリにもしてぇ・・・気持ちいいことしてぇ・・・」
ククリがオナりながら、うわごとのようにつぶやく。

『そうか、その手があったか。よし、あの勇者とやらをここに召還してやろう』
淫魔のウサギが魔力を開放すると、スクリーンが消え、変わりに先ほどまで未来のククリを
悦ばせていたニケが、部屋の中に姿をあらわした。
「な、なんだ? 急に周りの景色が変わった? ・・・それにククリが、ちっちゃくなってる?!」
ニケが混乱して叫んだ。
797あ名:2007/02/01(木) 17:44:36 ID:jekTlvXt
『勇者よ、元の世界に戻りたければ、その小さいククリをイかせてやりな!』
ウサギが本棚の上からニケに命令した。

「なんだ? お前はミグミグ劇場に出てきたウサギにそっくりだが・・・
 もしかしてここは、ククリが作り出したミグミグ劇場の中なのか?」
ミグミグ劇場に出てきたウサギも、淫魔のウサギも、ククリのイメージが実体化したものだから
両者のウサギの姿が似ていても不思議はないかもしれない。

『何を言ってるのかよく分からないが、そのククリをイかせないと元の世界には戻れないぜ』
「こんなちっちゃな子供のククリを、イかせるだって!? そんなこと・・・」
さすがのニケにも、5歳児の姿のククリに手を出すのは、少し罪悪感を感じる。
『何言ってるんだ、さっきまであんなにククリを悦ばせてたじゃないか』
ウサギが笑う。
「ゆうしゃしゃまぁ・・・ククリに、きもちいいことしてぇー・・・」
ククリが頬を赤らめて両手を差し出してくる。

勇者は頭を殴られたようなショックを受けた。
「そうか、オレはまた同じ過ちを犯すところだった。ちっちゃくなっても、あくまでもククリなんだ。
 悪魔になることも、ちっちゃくなることも、ミグミグ族にとってはあたり前の自己表現なんだ。
 ごめんよククリ。いま気持ちよくしてやるからな・・・」
798あ名:2007/02/01(木) 17:49:56 ID:jekTlvXt
ニケはククリの差し出す両手を受け止めると、あつい口づけをしてやる。
こんなちっちゃな5歳の幼女とディープキスをするのは初めてだが、味は確かにククリだった。
ただ、幼いぶん唾液のとろみが違う。

長い長いキスが終わったあと、ニケはようやくククリの下半身に目を移した。
「じゃあククリ、パンツをおろすからな・・・」
ニケは優しく言って、ククリのローブをめくると、ゆっくりパンツを脱がせる。
ククリの無毛のワレメとパンツの間に淫靡な粘液が糸を引いた。
「ふふ、ちっちゃくなっても、ここはちゃんとククリなんだな。もうびちょびちょだぞ?」
パンツを完全に脱がせたあと、ククリのワレメを両手で広げて中身をなめてやる。

「ああぁんぅー・・・ゆうしゃしゃまー・・・きもちいぃ・・・」
ククリが身をのけぞらせながら快感の言葉を出す。
ニケはククリの感じるポイントを熟知しているから、なめられるククリのほうは、たまらない。
なれた手つきで、ニケはククリのワレメの穴に小指をさし入れた。
「うわっ、さすがに穴が浅いな」
ニケの小指が半分しか入らないほど、膣が浅い。
「ここから、もっと奥にいけるかな?」
ククリの子宮口を探り当てたニケの小指が、ずにゅうぅっとククリの小さな子宮内に入り込む。
「はぁううん!」普通なら痛がるだろうが、強力な媚薬が効いているククリは快感の声を漏らした。
799あ名:2007/02/01(木) 17:52:30 ID:jekTlvXt
ニケは子宮内に入り込んだ小指をクニュクニュと動かして、ククリの幼い子宮の中を探索しながら、
もう片方の手の指でククリの陰核包皮をめくり上げて、舌でクリトリスを愛撫した。

「はあぁぁん!ゆうしゃしゃまぁ!ゆうしゃしゃま〜!ククリ、おかしくなっちゃう・・・!」
大量の媚薬の作用も手伝い、快感の絶頂に達したククリが叫ぶ。

イくかな? とニケが思った時、ククリのオマタが激しくケイレンし、ワレメから勢いよく
おしっこが噴き出した。
「わっ! ククリ!」
ニケがあわててククリの尿を、口で受け止める。
ククリはお漏らしをしながら、全身をケイレンさせ続けた。
すでにククリの意識は無く、完全にイってしまったようである。

ククリがすべてを出し終えたところで、ニケはようやくワレメから口を離した。
すべてを飲みほした後も、口の中はククリのおしっこの味でいっぱいだったが、
愛くるしいククリの出したものだから、気にはならなかった。
ククリのほうは、オマタをだらしなく広げたまま、いまだ小きざみにケイレンを続けている。

『はい、そこまで。ご苦労だったな。もう用は済んだから、お前は帰してやろう』
淫魔が片手を振ると、未来から来たニケは、声の主を振り返る間もなく、部屋から姿を消した。
800あ名:2007/02/01(木) 17:54:33 ID:jekTlvXt
淫魔のウサギが改めてククリほうを見ると、早くも復活したククリが、オマタに手を伸ばして
指でワレメをクチュクチュさせていた。
「ゆうしゃさまぁ、だいすきー・・・あんんっ・・・」
ククリがワレメをいじりながら、うわごとのようにつぶやいた。
ミグミグ族にとって、男の子にイかされるということは、生涯の伴侶が決定したことに等しい。
ククリの、ニケへの無条件の「勇者様好き好き状態」は、この瞬間に誕生したのだ。

『ほう、いい具合に淫乱になってきたようだな』
ウサギが手をたたいて言った。
「いいの・・・」
『そうだろう? もっともっと激しくいじれば、さらに気持ちよくなれるぜ?』
ウサギがさらに淫乱の深遠へいざなうように、ククリに耳打ちする。

「ちがうの・・・いいの・・・もういいの。うさぎさんはククリにもういっぱいイイこと
 おしえてくれたから、こんどはククリが、うさぎさんを、まもってあげる」
『はぁ?何言ってんだ?さっきの絶頂で、おまえ頭イカレたんじゃないのか?』
ウサギが、いぶかしげにククリの顔をのぞきこんだ。

「ちがうの・・・もうすぐ、おばあちゃんが、かえってくるから。そうしたら、うさぎさん
 せっかくでてきたのに、またおばあちゃんにフウインされちゃうから、まもってあげるの」
801あ名:2007/02/01(木) 17:57:14 ID:jekTlvXt
『なんだと?! あのババアが? まだこれからがお楽しみだってーのによ!』
ウサギがチッと舌打ちした。

「だから・・・これからもうさぎさんと、たのしめるように・・・ククリのなかで
 これからずっと、いっしょにくらそうね。そうすればフウインされなくてすむから」

『何言ってんだ、俺は悪魔だぞ! 人間と一緒になんていられるか』
ウサギはククリの言葉を跳ね付けるように言った。

「だいじょうぶ。ククリも、ちょっとあくまだから・・・きっといっしょになれるよ」

『ナニ?お前が悪魔だと?』
淫魔は驚いて、ククリの心を覗いてみた。

ククリの心の中には、天使と悪魔の女の子がいた。
悪魔の女の子が、淫魔に一緒に行こうと手を差し伸べてくる。その横では天使の女の子が
全てを包み込む優しさで淫魔を迎え入れようとほほえみかけていた。

『お、お前は何者だ!?俺は淫魔だぞ!乙女を快楽の奈落に引きずりこむ悪魔だぞ!』
802あ名:2007/02/01(木) 18:00:33 ID:jekTlvXt
「だから、ククリといっしょになって、これからもきもちいいこと、おしえてほしいの。
 おばあちゃんのいないときに、こっそりとね。うふふ・・・」
ククリが淫魔に微笑みかけた。

さっきまでウサギの姿に具現化していた淫魔は、既に形を失い、かげろうのようになっている。
ククリは形を失った淫魔の影を、いとおしむように抱きしめて、胸の中に入れてしまった。

・・・そしてククリとウサギは合体し、ククリの心の中に、バニーガールククリが誕生した。



-----天使と悪魔の女の子、くるっと回って、闇のウサギがアッカンベー-----



・・・こうして淫魔を取り込んでしまったククリ。

この時からククリは、おばあちゃんのいないときに、
こっそりとオナニーを楽しむようになったのだった。
【おしまい】
803あ名:2007/02/01(木) 18:03:22 ID:jekTlvXt
あ名です。これで今回のSSは完結です。

>>795
ありがとうございます。
ニケ、今回は本当に出てきちゃいました。
萌えていただければ幸いです。

>>794
ありがとうございます。
イチゴについては、ちょっと分かりません(すみません)
794さんも書かれるんですか!
それでは楽しみに待ってます!
804名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 19:37:12 ID:UJLCO8jS
GJ!
イッたサインがオモラシとはククリもやるのう。
805名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 19:55:09 ID:K3fDknW/
オモラシというか放尿というか・・・その辺は好みの問題か。
純粋な(?)お漏らしものも見てみたいと思ったりしてるが、少数派だろうな・・・
806名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 20:18:13 ID:Ead4tjK8
>>805
ここにいるぞ
807名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 16:50:30 ID:OgVDYmDs
もうここくらいしか頼めるところがない
http://msaimoe.2-d.jp/m02/でコードを取得して
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/vote/1170422574/l50で
<<ジュジュ・クー・シュナムル@魔法陣グルグル>>
<<プラナノ@魔法陣グルグル>>に投票してくれ

もう投票してたらスマン
スレ汚しスマソ
808名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 17:06:04 ID:X3SOCHdN
>>807
ここだけじゃなくてほかにも頼めるスレなんていくらでもあるや〜ん

809名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 23:07:07 ID:9kXuivYd
>>805
純粋なお漏らしものだと、エロパロになるのかな・・
810名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 01:11:43 ID:y9Cint3/
>>809
俺が認めるんで書いてくださいませんか
811名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 06:13:03 ID:T1ct9NaN
>>803
GJ!上手いなあ!
ウサギのキャラとかオチとか実にグルグルっぽくて最高です。
812名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 17:04:54 ID:XEhOOyqy
>>809
たまに他スレでも見かける(しかも結構好評)からありでいいんじゃない?
我慢シーン長めを希望。
813名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 20:39:54 ID:C18ZVWmS
過活動膀胱でおもらしをしてしまうククリたん
814あ名:2007/02/07(水) 21:41:43 ID:RMFFYsXG
勇者さま、ゆうしゃさま
ククリすごく、おしっこしたいの・・・
でも今は、ダンジョンの中で戦闘中・・・
走るだけで、おなかに響くの・・・
もうがまんできないよ、どうしよう!
とにかく描こう、魔方陣
ふるえる足で、まほうじん
やっぱり失敗しちゃったよ〜
これで戦闘も、長引いちゃう!
もう絶体がまんなんて、むりだよう〜
そのとき敵が、ククリのおなかに当たってきた
しゅるしゅる、目の前まっ白に
しゅわしゅわ、もう止まらない
ゆうしゃさまククリを見ないでお願い!
「ククリ大丈夫か!」なんてこっち見てる
足の下に水たまり、もうぜんぶ見られちゃった
ゆうしゃ様かけよってくる、イヤこないでぇー
ぱんつと足と地面から、突然おしっこ消えちゃった
ゆうしゃさまが水の剣、ダメそんなの使わないで!
ククリゆうしゃさまに、おしっこ全部盗まれちゃった・・・
815あ名:2007/02/07(水) 21:43:56 ID:RMFFYsXG
だれも書かないので、ポエム風に書いてみました。
短くてゴメン〜
816名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 21:59:16 ID:SaDuMk99
>>814 だがぱんつにはレモン色のリングが残った。
>>815 乙彼
817雄獣厨:2007/02/11(日) 21:22:25 ID:VUWXggBW
>あ名
すっげーワラタ。
次回作も期待してますw


ふぅ、やっと完成(?)しました。
では早速投下させていただきます!
818雄獣厨:2007/02/11(日) 21:26:40 ID:VUWXggBW
『我らの生きる道』

この世界に魔族と人間が存在し、時には共存し時には対立しあう者も数多い。
世界のどこかで自分とそっくりな人物が三人いるというのは定かではない。
例えばある地で間抜の勇者と世間知らずな魔法使いのカップルが
外見などが違おうともどこかが一致しているはずである。
自信過剰、ヘタレ、臭いセリフ、天然ボケ…そのうち一つが一致しているはず。
それは魔族の世界でも例外ではない。


「明日こそ勇者を倒すのだ!いいな!?」
「「御意!!」」
いつもの様にとあるエリアのギリ軍のボスが部下に喝を入れ怒鳴りつける。
ボスの部下の軍団はタテジワネズミ、クロコの2種族がいた。
両方とも勇者を初めとする人間を見つけ襲っては倒され、まして倒されなくともボスの判断でしくじったと部下を次々処刑し、
日に日に部下の数が減り続けており僚友の密度はいずれも寂れていく毎日だった。


ある昼過ぎ、雑用係のタテジワネズミ達は布で床に染み付いた
血痕を磨きながらこそこそと雑談をしていた。
「同志よ、日々我らの仲間が減り続けている」
「いかにも御意。ボスとてあまりにも非道着まわりなし」
「何時我の番が訪れるかわかるまい」
「笑止。ゆえこそに今の時間に死力を尽くすべし」
「御意」

「こらこらぁ〜!口より手を動かせ〜!!」
「ぎょ、御意〜〜!!」
両手に書類を担いだ上司がタテジワの頭を足でぐりぐりと乗せた。
819雄獣厨:2007/02/11(日) 21:28:43 ID:VUWXggBW
その深夜、先程のタテジワは見張り番として基地の入り口へ立っていた。
その両脇には昼間とは別の同志が立ちすくんでおり、暇と睡魔で欠伸をしていた。
「こ、この睡魔はかくも我の眼前をくらまし…」
「笑止、辛抱せよ。さもなくば我らがボスの制裁により我が血肉粉骨になろう」
同種族にフォローしたその時だった。 ザシュッと金属音と共に鈍い音が基地の入り口から響いた。
その音に驚いたのか、まどろみ始めた同志は突然覚醒する。
今日の夕方、人間を倒せなかったと仲間が戻ってきて、ボス又は上官に監禁された同志だった。
その仲間がまた一人、死刑にされてしまったのだ。
「殺されたな」
「また一人犠牲になった」
しかし自分もいつボスの餌食になるかわからない。手足も失い生き損しようとも
今はボスの命令に従わなければならない。そう思うだけで震えと寒気が走る。

交代の時間が来ると、タテジワはすぐに寮の寝室へ向かった。あと6時間もすれば自分の番が来る。
交差通路を曲がり自分達の部屋があるはず…と、突然体が弾き飛ばされ一瞬何が起こったか分からなかった。
「しょ、しょうし…」
「あ、ご、ごめんなさいっ、こっち急いでたもんで…」
「わ、我こそ面目ない」
タテジワはヒリヒリと痛み出す鼻の頭を抑えながら眼前をこらした。
同じ基地で働いているクロコだった。上体を起こして正座を崩している状態である。
床にはバットやタンポン、包帯が散らばっていた。相手の方も何かしら急いでいたらしく
互いに曲がり角を曲がる際タイミングよく衝突したのだ。
クロコは散らばったものをすぐに拾い集めバットに乗せる。
それを見てタテジワもおあいこだと手伝おうと思って包帯に手を伸ばした。
同時にクロコの手も包帯が伸び、二人の手に触れた。
「あ」
「え…」
クロコは思わず手を引く。その間にタテジワは包帯を拾いバットに乗せる。
「あ、あの、ありがとう。ごめんなさいね。私も急いでたから…」
クロコは目礼しながらそう言いすくりと立ち上がり、タテジワの来た道の反対側へと走り去って行った。
その後もタテジワはぼーっと彼の姿を見つめていた。
甲高い悲鳴、男らしくない声と言葉遣い、そして微妙に張っている胸… もしかしてあやつは雌なのか?
確かにタテジワにはそう見えたが、おそらく疲れているのだと自分に言い聞かせ今は部屋に戻り布団に潜り込んだ。
820雄獣厨:2007/02/11(日) 21:30:04 ID:VUWXggBW
翌朝の八時頃、タテジワは上司が定めた分担に従い食堂の皿洗いをしていた。
流し台からの覗き窓からはまた、処刑台に連れられる同志の姿が目に映った。
通り道の死角で姿が見えなくなるまで手を休めぼーっと見送ってた。当然、握力を怠り皿を落とし割れる音にすら気づかない。
次の後頭部から何かがぶつかったような衝撃で我に返った。上司の拳骨が降ってきたのだ。
「こら何してる!!割れちまっただろうが、お前ぇもあいつらみたいになりたいのか?」
「ひぇぇ、す、すみません!!」
タテジワは割れた皿をすぐにゴミ箱に捨てた。
その後も様々な仕事を課され包丁で指を切り、足が縺れて皿をひっくり返してしまうなどから上司の鉄拳の雨が絶えなかった。

そうこう雑事をしているうちに昼過ぎの二時半頃にようやく少しばかりの休息の時間、タテジワは基地外れの一本大樹の丘に来ていた。
暇さえあれば一人でここに来て休息を得るのが彼の日課である。ここは誰も来ない自分だけの秘密の場所。
できるなら同志にも教えてこの心地を分かち合いたいところだが、本来タテジワネズミは集団で行動することが多い上
同士の話はすぐに身近の同志達に広がってしまい、うっかり一人が秘密を口滑らせたことで敵に漏らしてしまうことが起こりかねない。
故に今は我だけの安息の地…極力癒せるうちに癒しておかねば…上司に打たれた瘤をさすりながらごろりと仰向けになりため息をつく。
太陽に照らされそよ風を受けながらタテジワは己に問う。
「我は、なにゆえこの地に存ずるのか?いかなる為に勇者へと向かう?」
「皆、お金が欲しいのよ」
「資金…我が近くの戦友を失ってまで金を得ようというか」
「だって私達って種族的に位が低いじゃない。上司に反抗したって返り討ちされるだけだわ」
「これも運命か」
「でも私はこのままでいいって思ってない」
「笑止。我こそもこのまま下僕のまま上司に引きずられるままには………ん?」
今更返ってこないはずの返事が帰ってくることにタテジワは気づいた。 今ここは我一人であるはず、一体何奴?
後ろの木陰からガサガサを音がして上体を起こし首を伸ばしつつ木の陰を除いた。
クロコだった。そいつは大樹に背をもたれながら花輪を編んでいた。
もしや昨晩鉢合わせになったクロコだ…。
タテジワは他種族の見分けのつき方が不得意だったがすぐあいつだと分かった。
クロコにしては、こんな女々しい質などみたことがないからだ。
「また会ったね。昨日はどうも」
クロコは微笑みながら振り向いた。
「汝、メスなのか?」
ふと先に脳裏に浮かんだ疑問をタテジワは問う。
「ええ、そうよ」
クロコは何もなかったように答えた。いきなりこんなことを聞くのは失敬と思いつつも
やはり!と心で叫んだ。雌のクロコなど見たことがないからだ。
821雄獣厨:2007/02/11(日) 21:31:10 ID:VUWXggBW
すいません、今日はここまでです。
何かおかしいことあったら指摘お願いします。
822名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 10:57:42 ID:8LvlLwPq
確かに性別あるとすれば黒コくらいか…?意外w
823名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 03:27:23 ID:0ThdsXFo
                          ,. -――- 、    誰かがしっとに狂うとき! しっとマスクを呼ぶ合図!!
                      /し, /    _>.     チョコを貰えない男たちの為に!レッツハルマゲドン!!
                     / { \レ/,二^ニ′,ハ    
                     |'>`ー',' ヽ._,ノ ヽ|    >>1男がしっとに燃えるとき
                     |^ー'⌒l^へ〜っ_と',!   >>2しっとマスクを呼ぶ合図
      __             ! u'  |      /     >>3素顔は誰だか知らないが
  /´ ̄       `!             ヽ  |   u'  , イ       >>4しっとの心を仮面に隠し
  |  `にこ匸'_ノ            |\_!__.. -'/ /|      >>5しっとパワーに炸裂だ!
  ノ u  {                 _.. -―| :{   ,/ /   \     >>6しっとビームはアベック倒し!
. / l   | __  / ̄ ̄`>'´   ノ'    ´ {、    \    >>7しっとファイアーはアベック焦がす!
/ |/     {'´    `ヽ. " ̄\ U `ヽ.    __,,.. -‐丶 u  ヽ     >>8行くぞ我らのしっとマスク
| / ヾ、..  }      u' 〉、    }    `ー''´  /´ ̄ `ヽ '" ̄\  >>9もてない男の希望の戦士
! :}  )「` ノ、     ノ l\"´_,,ニ=-― <´  ヽ{  ノ(   `、  |   >>10-1000しっとマスクはしっとの王者
824雄獣厨:2007/02/16(金) 07:43:04 ID:aDqCxd+R
しばらく二人は日溜りの下、寄り添ってぼんやりと黙っていた。
「貴方は、よくここにくるの?」
「御意。暇さえあれば我はこの地に訪れん」
「私もなの。でも、貴方がいるなんて全然気づかなかった」
「しからば何故容易く我の他言に口を挟んだ?」
「ホントはね、貴方よりずっと前からここに来たと思うの」
知らず知らずに二人の会話ははずんでいった。普段タテジワ同士の会話ならば、
戦略マニアの如く重苦しい口調と空気、そして何より薄い内容。
ただですら会議のようで盛り上がらない会話が、
他の種族と話しているとこれも新鮮でありけりと、面白くなってきた。
と、何かを思い出したようにタテジワは立ち上がった。
「む…我はじきに任務再開の時間だ。戻らねば隊長に如何なる処分を下さるか知るまい」
「あ、待って!ねぇ!」
クロコは声をかけた。
「今度時間が合うときここに来ない?だってほら、こうして偶然に会って話したのも運命だしさ」
タテジワは運命という単語にぴくりと反応した。
運命…我らはギリ軍としてギリ軍のボスに忠誠を誓い人間と尋常に戦い死力を尽くす。
しかし、失敗を重ねた者や未熟者は片っ端から処分される。
我ら魔族も人間も神が与えてくださった生を受け今この地に侍る。
いくら位が高くとも、それを粗末に扱う者に慕っていること運命には心なしか間違っていると思う。
そんな思考を抱きながらタテジワは振り向いて口を開いた。
「御意。ならば何時頃がよいか?」
二人は互いに空白のスケジュールを教え、またその時ここでに二人の時間を過ごすことを約束した。


それから数ヶ月、二人はそれぞれの雑事をこなしながら自分達の空き時間を探した。
あの丘で二人、それぞれの軍事で起こったこと、愚痴、文句、上司への悪口などを
吐いて叫んでは知らないうちに二人は不思議な感情が芽生えた。
タテジワもクロコも毎日それが楽しみで、上司からの苦情や罰などの苦しみも打ち消してしまうくらいだ。
「最近あいつ変わり者の形跡あり」
「一体何があったのだ?」
「…笑止」

「おーい姐さん、さいきん浮かれてるけどどうしたっすか?」
「え、う、ううん何でもないの」
「へんなの、最近太ったとか?」
825雄獣厨:2007/02/16(金) 07:45:25 ID:aDqCxd+R
だがそんな日は長くは続かない。ある日とうとうタテジワはボスの命令で勇者を倒しに行かなければならなくなったのだ。
こんな落ちこぼれの下っ端魔物が勇者を倒せるわけがない。そうなればどっちみち自分の命はもう長くはないはずである。
前夜、誰もいない踊り場でクロコに事情を話す。
「そうなんだ…でも、貴方にもいつかこの時が来るのは分かってた」
「所詮我らは魔族の下僕の下僕。いやがおう上司にとって奴隷の如く道具のような存在だ」
「せめて一緒に行けたらいいのに…」
「否。お前は戦うように命は下されていない。勝手な行動で連帯的に死刑になりかねん」
「そうね…わかった。でも、こうして話できるのも最後かもしれないから…」
クロコはタテジワの胸板に額をうずめた。その反動で彼もバランスを崩し少しよろけた。
「我がどこにいようと、お前は心の支えだ」
彼女の仕草に答えるように、頭に手を当てささやく。
その自分の言葉にも何故か頬が赤くなり、妙に胸が緊張してしまう。
「さて、明日は早番ゆえ就寝せり。遅刻さればその場で殺される」
「ちょっと待って」
部屋に戻ろうとするタテジワにクロコは差し止めた。
「これ、私だと思って持ってて…遠くに行っても…」
クロコは自分のマントの内側の小物入れから片方のみのピアスを差し出した。
色は光沢のかかった黒色で直径一ミリ程の黒真珠製だった。
「…これは?」
「ここに入る前に買ったやつなの。片方は失くしちゃったんだけど、高かったからちょっともったいなくてね」
タテジワは彼女のピアスをつまみあげるように受け取りズボンのポケットにしまった。
「かたじけない。もし我が生きているばこの新品の装飾品を手にしていたであろう」
「ありがとう、じゃあ明日見送るから…」
「御意。同志よ、命あったらまた会おう」
そう言って二人は踊り場を後にした。その晩中クロコは布団の中で彼のことを考えていた。
彼がいなくなると思うと何故だか切なくなって涙が流れ枕を濡らした。
その頃、どこかの風の精霊が、一匹の魔物によるセリフに悶えいたという。
826名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 08:16:25 ID:dOvFxlZ4
やっぱククリとかジュジュとかの人キャラほうがいいな
あ名さん ジュジュの粗相話きぼー
827雄獣厨:2007/02/19(月) 10:26:42 ID:+BvLaKef
そして翌朝、タテジワは部隊とともに集合し上司が喝を入れるように宣誓していた。
その中タテジワはまだ余睡があるのかぼーっとしていて演説はあまり耳に入っていなかった。
その様子が隣の同志が気づき、彼の服を引っぱり覚醒させた。危ない危ないと思いながらタテジワは慌てて姿勢を正す。
昨夜クロコにいきなり抱きつかれたときから、自分でも理解できない気持ちが気になってあまり寝付けなかったようだ。
さりげなく上司から視線を外すと、ふと基地庭の草むしりをしているクロコ達が見えた。
その中の一人が彼の様子に気づいたのか小さく手を振った。そいつはまさしく例の昨夜の彼女だった。
相槌を打つようにサインブロックの如くタテジワも遠くにいるクロコを視線に目立たないように口をにやりと歪めながら親指を立てる。
長い演説が終わると、タテジワを含める部隊は颯爽基地を後にしてどこかへ旅立った。

「またいつか…会えるよね…」
そう呟きながら部隊の後姿が見えなくなるまでクロコは静かに見送った。
その背後から誰かが肩を叩いた。振り返ると別の雄クロコが人差し指で彼女の頬を押す。
「アネさーん、やっぱりそうゆうことだったっすねぇ?」
「え、ええとな、何のことかしら?」
クロコは自分と同じ種族の後輩から慌てて後ずさりする。
「最近アネさんの様子がおかしいと思って昨日からつけてたっすよ。まさかあんなネズミに恋とはねぇ」
「ちょ…やめてよ!そんなんじゃないって!!」
クロコは赤面しつつ後輩に否定する。
「まぁどちらにしろあいつらもあと僅かの命っす。いやぁ下っ端はつらいねぇ」
「もうっ!!」
後輩クロコは彼女を茶化すようにわざと言葉を選んだ。雌クロコは照れ隠しに毟った草を投げつけながら彼を追い回す。
「でもねアネさん」
後輩が続けた。
「運命がそのまま続くようにしない手がないってわけじゃないっすよ」
「え?」
後輩は彼女の耳元で小さくささやく
「ちょっとしたルートを知れば、ここの牢を脱出することは簡単っす」
「どういうこと?」
「おれっち、この基地の隅々まで知ってるっすよ。裏道から工事中のところまでね」
後輩クロコはふふんと自慢げに続けた。
「どう?アネさん、今日の昼休みおれっちと部屋で付き合ってくれたら手段を教えてやれるけどなぁ」
後輩の交換条件でクロコは少し悩んだ。この子のお願いって何だろう、もしかしたら痛いことなのかな。
でもこのままではもう彼、タテジワに会えないかもしれない。
いつものようにここと離れた丘で話ができなくなるかもしれない、
仕事場でも隣り合って顔合わせて挨拶も交わしたりできなくなる…
そう思っただけで、クロコは切なさと恐怖で何としてでも彼を助けたくなった。末に後輩の条件を飲むことにした。
「わかったわ」
「よっしゃ!じゃ、昼に部屋で…」
「で、どんなことするの?」
「それはその時がくるまで秘密っす。簡単に教えちゃうと驚かせなくなっておもしろくないっすからね」
「…お願い聞いたら教えてくれるのね?」
「もちろん、約束っす!」
その言葉を胸に、クロコはその時間が来るまで雑業を続けた。
828雄獣厨:2007/02/19(月) 10:28:04 ID:+BvLaKef
そして昼頃、クロコは彼の言われた通り部屋にもどった。
彼女がいる部屋は、複数人数用で部下達はその部屋を供用している。
その傍らのベッドの上に後輩は座って待っていた。
「あ、アネさん来ましたね?おれっちもあまり時間がないんで協力してくださいよ?」
「え、ええ。で、何するの?」
「まぁ、ちょっとこっちに来て座ってくだせぇ」
クロコは彼の言うとおり一緒のベッドに座った。
「じゃあ、ちょっと目をつぶって」
「え、こ、こう?」
彼女を目を閉じた。そして体に何かが圧し掛かる感じがした時、自分の口に何かがへばり付く。
「んうっ!?」
驚いてクロコは目を開くと眼前にドアップの後輩の顔があった。
彼は彼女の口を占領し中を舌でかき回す。
「んっ…むっ!!」
クロコには驚きと困惑のあまり抵抗することもできず後輩の行動を素直に受けることしかできなかった。
しばらくその場には湿ったモノが絡み離れまた絡まると淫らな音だけが流れ続けた
「ちょ、何を…」
最初は困惑のみだった彼女の表情は次第に軽い苦痛にもみえる恍惚を徐々に示すように変化しつつあった。
瞳に大きく写る後輩クロコの顔がふと遠くへと離れていった
「さぁアネさん、この続きをおれっちとする気にはなりましたかい?」
「付き合うってこういうことだったの…」
「だってアネさん、今まで彼氏なんて作ったことなかったでしょ。模範練習」
「そう…でも何か違う気が…」
そういいながらも彼に自分のマントは脱がされ黒い素肌が露になった。
「いやぁ、いい胸してますねアネさん。まずはここをやさしくねぇ」
「あ…」
後輩はクロコの胸元から腹にかけて愛撫する。思わずその感覚にクロコは声を漏らした。
「そんでこうしてあーして…」
「きゃっ、何するのよ…んぁぁ…」
後輩の手は休まず彼女の発達した乳房を揉みしたぎ、刺激を与えていく。
最初は困惑していたクロコも刺激されるにつれ、自分が自分でなくなってしまいそうな感覚に陥っていた。
829雄獣厨:2007/02/19(月) 10:29:47 ID:+BvLaKef
「な、なんか…ヘン…」
「アネさん、こうゆうの始めてっすか?」
羞恥に体が火照りながらも彼女はこくこくと頷いた。
「そりゃちょうどいい。これはほんの序の口っす」
「…えぇ?」
後輩クロコは意地悪っぽくにやついて彼女の太股を開かせる。その真正面には彼女の陰割があった。
「きゃっ!?」
「メインディッシュはここっすよ」
「メイン…」
「ここを口でちゅうーって、ベロ突っ込ませたり、アネさんにとってこの世とは思えないくらいの心地っす。
もちろんここの形が違っても気持ちいいっすけどね」
彼はそっと顔近づけ、彼女のそこに舌を触れようとしたその時だった。
ドタドタと部屋の外で物音がした。その音はこの部屋のドアに近づいてくる。
「?!」
「やばっ、早く着て!」
彼はがばっと彼女のそこに触れる直前、上体を起こしそばにあった彼女のマントを投げ渡す。
彼女も気まずい雰囲気を悟りすぐにマントを着た。
着終わったと同時に、部屋のドアが開いた。他の雄クロコ達が入ってきたのだ。
「はぁはぁ…あ、そこにいたのか」
「や、やぁクロコにクロコ」
「すぐに着てくれって上司が言ってたんだ。お前達の手を借りたいんだよ」
さっきの行為が悟られていないかと、二人は顔を見合わせあった。
「あ、そうか…じゃあおれっち後で行くわ。お前達先に行ってて」
彼はそう言うと先ほどのクロコ達は部屋を後にして走り去っていった。
言ったことを確認すると、後輩は彼女に一枚の紙を渡した。
「じゃあ、そういうことっすから。方法と地図はここに書いてあるっす」
「え、ええありがとう…」
「それ見つからないように気をつけてチェックするっすよ?じゃ、お先っす」
そう言い残し後輩クロコは同僚を追うように部屋を飛び出した。
彼女も今渡された紙を広げ流すように読むと、静かに懐にしまい
誰もいなくなったクロコ専用の部屋を後にし3人の跡を走った。
830雄獣厨:2007/02/23(金) 21:35:30 ID:Lq8pz3RQ
同時刻、タテジワ隊はその頃、見知らぬ森で彷徨っていた。
上官の指示で少数人の班に分かれ、今は3人グループでフィールドを偵察することになっている。
その場、上官からの目が届かなければ行き先の自由を縛られないので逃げるなりすることは可能だが、
彼らの上空には常にダークアイという監視用モンスターが行為を見張っているため不穏な行為はできない。
期間以内で人間を見つけ倒さねば、亡き同志と同じ運命を辿ることとなることを
拒否しつつも彼らは歩き続け、獲物を探す。
「重々無謀なる任務をつけるとは不届き千万」
「いかにも御意」
「……」
「どの道我らとて残り僅かの命。資金を使い果たす煩悩あり」
「同志よ、この近くにメケメケの雄叫びを耳する去来せぬか?」
「……」
「否。上に我らは魔族。人間どもに相手せる資格なき者」
「笑止、もしかすると中に我ら魔族に心を開く人間がおるまい?」
「……」
いつになく彼ららしい内容が単純で重苦しい口調だが、これでも彼ら独自の愚痴である。
しかし、その内の1人は沈黙の連続。あのクロコに心を解き放たれたタテジワだった。
「…同志よ、何故黙っている?」
「……」
その様子に彼の同僚であるタテジワが気付き問う。しかし、返事がない。
831雄獣厨:2007/02/23(金) 21:38:15 ID:Lq8pz3RQ
その様子に彼の同僚であるタテジワが気付き問う。しかし、返事がない。
「同志よ」
「……」
「同志ってば!」
「……っ?」
急な言葉遣いの変化からか、やっと彼は返事に気付き振り向いた。
「同志よ、何やら最近奇怪な態度の疑惑あり。何があった?」
「…………しょ、笑止」
彼はそう言って事実を拒否した。しかし、同僚達にはそのおどついた様子がはっきりしている。
「我らはどの道逝く者。死す前に可能であれば協力せぬことはあるまい」
「いかにも御意。我の思考腺に『きっかけで伝説に残るかもしれない』という思考が去来せり」
ずいずいと二人そろって一人の同志に近づいてくる。
「実は…」
タテジワは同志達にいままでのことをさらけ出した。監視に聞かれぬように注意を払いながら。
事情を聞いた同志はしばらく黙って台詞の案を練る。
「承知せり。同志の気持ちしかと我らの手で叶わせよう」
「誠か同志よ? しかしそのような安易に…」
「笑止。我らはこれまで幾度なく苦労を分かち合ってきた者」
「我の脳裏に『困ったときはお互い様。死ぬなら最期ぐらいすごいことをかませ!』という天の声去来せり」
「……同志よ、かたじけない」
仲間の応援にタテジワは嬉しさを躊躇った。
「さぁさぁ、恋愛に満ちた同志をせめて死力をつくされよ」
「おー!!」
「ど、同志よ、我は別にそのような関係では…!!」
それとともに“恋愛”という言葉に今まで生きてて味わったことのない羞恥心を覚え、
常に気難しい性格の種族の一人である彼はついムキになり反論した。他の二人は道を先走っている。
832名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 13:43:30 ID:R52uWJWK
ここで魔法陣グルグル関連商品のCM入ります
ttp://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Ink/4185/list/dgrugru/dgrugru.html
833名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 23:58:41 ID:znpiOB/k
age
834雄獣厨:2007/03/09(金) 21:43:35 ID:o2kkPeR6
その夜、一日の仕事を終えたクロコは部屋のベットで横になっていた。
今頃彼、タテジワはどうしているのだろうか…それと
昼間後輩の最後に仕掛けたことが気にかかっていて中々寝付けない。
ここを口で、舌で…そんな言葉が脳裏から出てきた。
隣周りにいる他のクロコ達が寝静まったところを狙い、布団の中で手探りで自分の股間に手が伸びる。
「…!!」
触ったからといって、特にどうと言うわけでもないが
指が敏感な所に触れると、思わず腰を引いてしまう。
クロコは戸惑いを覚えた、だがそれ以上に自分が何を考えているのか分からなかった
どうしていいのか分からない…何だか体が熱い…
「……」
どうしたんだろう…、こんな事は初めてだ…何だか…ヘンな気分…、頭の中がもやもやする…
なぜか触っても触り足りなく、いくら触っても気持ちがおさまらない…
色んな事が頭の中を駆け巡る人には言えないとてもはずかしい事を
クロコは布団にもぐったまま、自分のそこをいじり続けていた。
「ん…んん…」
何だか…触り方を変えると、違う感覚がやってくる…
何と言うんだろう…くすぐったいような…気持ちのいいような…
「んん…くっ……」
指でなぞるだけでなく、そこのくぼみに指を抜き差しをしてみると、味わったことのない感覚に酔いしれる。
だんだん手を動かす速さを大きくしていく
…すごくなんか気持ちいい、すごく……動かすたびに、腰足の痙攣が止まらない。そして…
「はぁっ…あっ…!」
足の間から生暖かくぬるぬるしたようなものが伝わるのが感じた。
あまりの感覚に、私は思わず体を仰け反らせてしまった。
「はあ…はあ…はあ…っ…。」
それと同時に体の力がどんどん抜けていく
一瞬の出来事だった、今の感覚は何だったのか…このぬるぬるは何なのか…
自分の頭の中がぼんやりしている間に、訳もなく急に睡魔が襲い、クロコはその晩眠った。
835名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:53:55 ID:YtjnCwrY
にけとくくりのりあるえっち

「ククリー、なぁもうそろそろいいよな」
「えーっまだ生理終わってないんだけど」

「でも5日目だろ?大丈夫だって」
「だめっおりものが血でにごってるんだから!今日はだめ!」

「だめっていったって、おれがもうだめ!我慢できない!」
「きゃ!も〜今回は待ってくれるっていったのに!」

〜中略〜

「ねぇ、下はあんまり見ないで…」
「いーじゃん、別に。気持ちよくしてあげるからさ」

「だめ〜、もう入れようよ…」
「いーからちょっと…」
836名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:58:23 ID:YtjnCwrY

「ん、口の中に何か」
「なに?」

「ククリのあそこ、てぃっしゅついてた」
「だ、だってさっきトイレいったからー!」

「あ、やっぱ血でちょっとにごってる」
「もーいや、入れるなら早く入れてよー」

〜中略〜

「うー、ククリ…」
「勇者様、あん」

「なーククリもうちょっとあそこ、キュってしてよ」
「え?締まってない??」

「いや、そんなことないけど、力いれてよ。そっちの方が気持ち良いもん」
「う、うーん…こんなかんじ?」

「あ!そうそう…そのまま締め付けてて!」
「が、がんばる…」

〜中略〜
837名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 01:04:51 ID:YtjnCwrY
「ねぇー勇者様、ククリのがばがばになったのかなぁ」
「そーだな、やりすぎたかな?」

「やだよー!そんなの…」
「うそうそ。でもバックからの方がいいな。締まるし」

「そーう?」
「うん、なんか。角度的にも。」

「でもククリ、てぃっしゅはとっとけよー」
「もー、だって!シャワーあびたいっていったのに
だめっていったの勇者様よ!」

「だって、早くやりたかったもん」
「もーばか…。生理の時も最初は待ってくれてたのに…」

「っていうかさー、生理中なんだしゴムつけなくていいじゃん」
「だめ!生理中だって妊娠するかもしれないんだよ」

「堅いなぁククリは」
「だって、万が一のことがあったらどうする?」

「万に一つだろ。ないよ。」
「あるの!」

「じゃーいつ生でいれさせてくれんの?」
「えー…(子供作る時があったら)」
838名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 01:10:39 ID:YtjnCwrY
「まーいいや。今日は寝よう」
「えーもう寝ちゃうの?やだ…」

「なんで?もっとやりたい?ほんとエロいよなーククリって」
「違うー!(最近終わった後抱きしめてくれないなぁ)」

「生理中って興奮するんだろ?いいよ、もう一回しようか」
「もー違う、嫌ー!誰から聞いたのそんなこと」

「え、なんとなく…どっかで(エロ本で)」
「ククリは気分が悪くなっちゃうの。だからほんとはやだ…」

「ちぇー、もりさがるなぁ」
「もー。どうでもいいから早くパンツはいてよ!!」

「めんどくせー。はかせて。ククリ」
「シーツかぶって寝てろ!!」

以上
全く萌えないふたりのやりとりでした
839名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 14:25:03 ID:cEX23vSU
海外サイト(ってかイタリー??)ダケド、グルグル関連の画像や曲(イタリア語orz)DLできた
ttp://www.gurugurugame.altervista.org/game.php
840名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 21:33:14 ID:h2Ndgk2R
>>818-834で泣いた
841名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 18:06:15 ID:hbLrnMGx
初心に帰るため読み直してみたがやはり4巻辺りのエロさは秀逸だな
842名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 23:34:05 ID:/ohSvphf
全編通して結構エロいぜ?
直接のもあればほんのり香る程度のものまで
843雄獣厨:2007/03/28(水) 10:38:31 ID:JtZ4p645
かなり間空けてすいません。とりあえず区切りのいいところまでは投下します!(謝

>>840
感想ありがとうございます。最後は何とかエロになりそうなので。
844雄獣厨:2007/03/28(水) 10:42:37 ID:JtZ4p645
それから2日後の夕方、クロコが厨房の皿洗いをしているところ、覗き窓から怒鳴り声が響き、
前後に付く上司の間に傷だらけで手錠をかけられたタテジワの数人が歩いているのが見えた。
「こらっ!しっかり歩け!!」
一瞬、その内の一人が横目で彼女を見つめていたようにも見えた。彼はそこにいたのだ。
これから彼らは勇者を含む人間に敗れたことを報いにして、その身の命の炎を消される運命に佇んでいる。
しかし、クロコはその時を待っていた。今夜彼を助けるため考えを練っていたのだ。
死んじゃだめよ、待ってて、今助けにいくからね…!!心の中で自分に誓った。

その日の深夜、クロコは寝静まった廊下を静かに駆けていた。
以前、後輩がくれたメモに書いてあることを頼りにマップを記憶し、タテジワの元へ進んでいく。
彼は処刑されるまでに頃合まで牢屋に入れられるため、しばらく時間ができるはず。
メモの通りあらかじめ基地の近くの草原に生えていたネムリソウを採取し、
彼が捕まっているはずの牢屋を前に壁に張り付き除いてみた。
上司が牢の外で数名の死刑囚を見張っていた。
タイミングを見計らってネムリソウを嗅がせて眠らせ、その隙に彼を抜け出させるという寸法だ。
見張り番もボスに長年こき使われ、疲れているのかこくりこくりと首を縦にゆらしていた。
「よし、今だ!」
クロコは小さく叫びネムリソウにマッチの火を点け、牢の部屋へ放り投げた。
草は緑色の煙を立ちながら、ちりちりと燃える。
「うわっ!!なっ、なんだっ!?」
「こ、この匂いは…げほっげほっ……」
すると見張りや牢の中の囚人は煙にむせながら、次々ばたばたと倒れた。
しばらくして部屋からの寝息が聞こえるとクロコは見張りの腰についている鍵をくすね
牢屋の鍵を開け、タテジワネズミ達の部屋へと侵入した。しかし…
「えっと…あ、ど、どうしよう。全員じゃバレちゃうしなあ…」
一つ問題が。今のクロコの観察力では自分の知っているタテジワの顔が
他のタテジワネズミと見分けが付かないのだ。自分はクロコであり他のクロコ達なら見分けが付くのだが…。
ふと一人のタテジワに目移りすると、一瞬光るものが目に映った。
気のせいかと思い視線を少し動かすとやはり同じ場所に小さな輝きが再び映った。
まさかと胸で呟きつつその場を近づき顔に穴が開くように見つめる。
そのタテジワは右耳にピアスを着けていた。そのピアスは小さな黒真珠でできている。
その周りにがびついた体毛に赤黒い塊もこびりついていた。
おそらく彼は耳たぶに穴を開けたことがなく、強引に空け装着したのだろう。
最後に彼と踊り場で話した時に手渡したピアスがまさしく自分のものであると確信すると、
クロコはすぐにネムリソウで熟睡している目当てである一人のタテジワを背負い牢屋を後にする。
もちろん、檻の扉は空けたままにした。見張りが目が覚めるまで後から
少しでも多くの死刑囚が早いものからいつでも抜け出せるようにするためだ。
845雄獣厨:2007/03/28(水) 10:46:41 ID:JtZ4p645
次にクロコは裏出口に向かった。マップに書いてあったことの記憶を掻き出して
通ったこともないルートを進み出口へ近づく。と、出口直前で人影が見えた。
クロコは心臓が飛び出しそうになり足を止め、物陰へ隠れた。
まずい…バレた?ここで一緒に捕まるの…ごめん、失敗しちゃった…
その時彼女に声が小さく降りかかった。
「アネさん」
クロコはおそるおそる音源にふりむく。もう一人のクロコの顔があった。
さっきの人影はあの後輩クロコが彼女らを見迎えるために待ち潜んでいたのである。
「え?」
「へへー、ちょっと物音がしたんでまさかと思ってやしてなー。ほう、これが例の彼っすか」
「べ、別にそんなんじゃ…」
「隠さんでもだいじょうぶって」
「ほんとにもう!」
クロコ同士のやり取りをしているうちに、背中から低いうなり声が聞こえた。
タテジワが目覚ましたのだ。
「あ」
「んー…今日は我が命日、さらばだクロコよ……ってあれ!?」
「ネムリソウの効果が切れたようっすね」
気づけばタテジワは二人のクロコと共に見知らぬエントランスにいた。
「く、クロコか?しかし何ゆえ…」
「しっ、話は後っすよ。さ、アネさん」
音量をおさえるべくタテジワの口を塞ぐ後輩。
「ええ、色々ありがとう。元気でね」
「ああ、アネさんも達者で幸せになってくだせぇ……」
言い終わる刹那、後輩クロコの視線ががくりと外れたような気がした。
「そうはいかんな」
視線の上から声がしたと同時に上に視線を振り向くと、後輩の背後に上官モンスターの姿があった。
「警報が鳴って駆けつけたんだが、お前達か」
上官の右手の前の後輩クロコ、腹部からは剣の先がマントを裂いて腹を貫通していた。
「クロコ!!?」
「…!?」
「さぁ、こいつの用になりたくなければ大人しく捕まってもらおうか」
クロコとタテジワは拒絶なる光景を目のあたりにし、足が竦みあがる。
もちろん事情を詳しく知らないタテジワにとってはなおさらのことである。
後輩クロコは息を絶え絶えにしながらも口を開く。
「あ、アネ…さん……おれっちのことは……いいから…は、早く…にげ……」
「黙れ!!」
上官は右手の剣を横振り、串刺しになっているクロコを一気に引き裂いた。
「がはぁっ!!」
倒れ伏した彼の黒い体はしゅうしゅうと煙を立て消え、オレンジ色のマントのみとなった。
「さぁ、こっちに来い!!…っておろ?」
たった今命の炎が消えたクロコを構っていた内に二人は忽然と姿を消していた。
846雄獣厨:2007/03/28(水) 10:49:09 ID:JtZ4p645
その頃クロコはタテジワと共に基地を極力離れるために平原を全力で駆け抜けていた。
「はぁっはぁっ…友よ、一体どういう風の吹き回し…」
タテジワは息を切らし走りながら彼女に問う。
「今の見て分かったでしょう?貴方を助けに来たの!」
「他の同志はどうするのだ?」
「大丈夫。チャンスを伺わせて逃げられるようにしてあるから」
「……御意」
彼女にはまだ何か策があるのだろうと今は黙って信じた。

しばらく走りぬけ、二人はとある坂上の崖っぷちまで足を休めた。
走った後を振り返ってみると夜で光がないのか、何も見えない。
耳に入るのは滝の落ちる音だけだ。安堵を悟ると、二人は腰を下ろし息を整える。
「はぁはぁ…… だいじょうぶタテジワ…?」
「ぎょ、御意……」
「ここまでくればもう大丈夫かな…」
「…されど、我が思うにそう簡易に諦める兵士ではないという思考あり」
その休息のつかの間だった。暗闇の中から物陰が近づいてくる。
基地で後輩クロコを切り捨てたあの上官の一味だ。タテジワの勘は当たっていた。
「当たりだ。よく経験をつんでいるな」
上官の周りには数匹のダークアイが構えている。
「ボスへの忠誠はここへ来るときから誓っているはずだ。地から去る者は反逆者とみなす」
その言葉にクロコは反論する。
「副隊!おかしいと思わないんですか?」
「何?」
「ボスであろうとものが、落第者を殺したり、こき使ったり差別したりして…私達足軽はペットじゃありません!」
「うるさい、上官に逆らうか!!その口引き裂いてやる!ゆけダークアイ!!」
上司の指令にダークアイは隊列を換えタテジワ達を睨む。
「構えてタテジワ!」
「ぎょ、御意」
クロコは左手の指先を鋭い鉤爪に変化させ、タテジワはその辺に落ちている手頃な木の枝を拾い戦闘で槍を振るう時と同様に構える。
847雄獣厨:2007/03/28(水) 10:53:33 ID:JtZ4p645
「ふん、無駄な抵抗を…」
「笑止!」
タテジワが棒を振るい一匹のダークアイを突いた。ダメージを受けたダークアイはへろへろと地に伏した。
2匹目のダークアイの反撃。一斉に一つ目からビームが発射される。
「ぎょっ!?」
タテジワは時々転びながらもうまい具合に避ける。
「お前は中々見込みのある戦力だと思ったが…残念だ」
「ふ、副隊、いくら何でもこれは…」
「当然の報いだ。素直に失敗を償えばよいものを」
話しかけられ気を緩めた隙にまたビームが放たれた。その光線はタテジワに命中した。
「ぐあっ!!」
幸い彼の腕は掠めた程度で済んだ。当たったところから煙が立ち獣毛が剥げ皮膚が焼け爛れている。
罪悪感、屈辱、苦痛、恐怖が混じりタテジワは震えながら棒を握り直す。
「どうした、観念したのか」
上司の声に負けじと、痛みに耐えつつ連射されるビームを必死にかわしながらまたもう一匹のダークアイに立ち向かう。
飛びついて棒とビームが一斉同時に出た。まさに相打ちである。
棒で突かれたダークアイは突き飛ばされ地面に舞い落ち、タテジワは腰辺りにビームを触れ、着地に失敗しながら転ぶ。
「うっ…!」
光線で焼かれた箇所押さえながら彼は棒に寄りかかり立ち上がった。
打たれた所からは服と獣毛が焼かれ抑えてる指の間から赤い液体のような物が付いてかすかに煙が立つ。
「ん? おい、もう一人はどこにいった?」
上官の言葉にん?そういえばと思いながら辺りを見渡すとクロコの姿がない。
まさか、この後ろの滝に落ちたのか…?と考えたくもない予想をしていた刹那。
ザシュザシュ…!! 余所見をしたまま物を引っかく音が耳に入る。
タテジワは首を元に戻す。ふとみるとダークアイの数匹が着地して伸びていた。
その傍にクロコは膝まつき鉤爪を元の手の形に戻した。
空上高くジャンプしダークアイを引き裂いたのはクロコである。
「残ったのは貴方一人だけです…」
「くっ…」
もう目の前のダークアイは全て片付いた。その一部始終を見た上官は後ずさりをする。
848雄獣厨:2007/03/28(水) 10:55:10 ID:JtZ4p645
「おのれ…、そこで待ってろ!すぐに応援を呼ぶからな!!」
そう言い残し上官は二人の前を去った。
「はぁはぁ…やった…?」
疲労と安堵感でクロコは腰をつく。
「否。このまま基地に帰って報告する気だ。この基地が近くでは逃げる時間も間に合うまいしもっと数が多いことだろう」
後ろにある崖を目にしながらタテジワが口を開いた。
「友よ。このままではいつかやられる。方法はただ一つ、この滝を飛ぶことだ」
「そんな!こんな激流じゃ助からないわよ!!」
「逃げ道はなく副隊は我らを見逃すつもりもない。汝はそんなに臆病な性質ではないはず」
「でも……」
「このままではいずれやられる。早く心を決せよ。過去の同志とともに運命を歩む気か?」
それもそうだ。運命を受け入れようとした彼は自ら救いを求めていないのに
こうした騒ぎが起こった原点はクロコが始めたことだ。
もっとも先ほど上官の手によって命を絶った後輩のアドバイスによるものだが。 
ここで死ねば全てが無駄になってしまう。クロコは決心してタテジワに従うことにした。
「…わかった。それしか方法はないかもね」
「…御意」
タテジワは暗闇の彼方の森に視線を向けた。
「もし我らが生き延び離ればなれになってしまったらあの大樹に戻り再会しよう」
「…うん。いつもの二人だけのあの丘…」
「さて行くぞ」
「ええ」
二人は呼吸を整え手を握りながら、崖へ飛び込んだ。急降下の末、滝の壷へと沈んでいく。
生き延びたらまたあの丘でたっぷりの時間でたっぷりの話ができることを祈りながら…。
849名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 03:51:17 ID:46WZTUwc
そろそろあげ
850雄獣厨:2007/04/06(金) 22:17:07 ID:3GCRkJBD
流されてどんなに時間が経ったのだろうか。
全身に締め付けられるような冷気、ひりひりと疼く火傷、息が詰まるような圧迫感、
そして前面顔面に凸凹して押さえつけられる感触…
段々呼吸が苦しくなり思わず背を反り曲げる。
「っはぁっ…!! うっげほっがほ…」
水面から起き上がったのはタテジワだった。
喉奥に入った冷水に咽る。顔から滴る水を拭い目をこすった。
自分では全く検討のつかない河原に這いていた。
「ここは一体…」
水を吸い重くなった衣類を見につけながら河原の上を立つ。
「友よ!! いずこだ!!?」
濃い水しぶきの霧の中、彼女の名を叫ぶ。
ふと見ると霧の向うから橙色の布のような物が水面に浮いていた。
ひりつくケガを堪えながらそこに駆寄る。仰向けに倒れていたクロコだった。
彼女は上半身は陸地に置いており、着水しているのは下半身のみである。
「しっかりしろっ、おい!」
びしょ濡れの彼女を揺すりながら呼びかける。
我を忘れて小難しい言葉遣いを気にすることも間もならない。
「ん…う…かはぁっ…っ!」
口から水を溢れ吐き出しながらクロコは意識を取り戻した。
「はぁっはぁっはぁ…こ、ここは…」
「分からん…されど共に無事で何よりである」
タテジワは彼女の生存が確かと思うと胸を撫で下ろした。
「どっか休めるところないかな…」
クロコは呟いた。この激流から生き延びる確立は低かったとしても
追っ手がつけられていないるとも言いきれない。そうなればこのままじっとしているのは危険だ。
二人は方を貸し合って岸へ渡った。しかし体重を支えているのはクロコの方である。
タテジワはさっきの戦いで傷を負い、まともに歩けないのである。
時間をかけ足を引きずるように歩き続けた末に、祠のようなものを見つけそこへ入りしばらく休むことにした。
「はぁはぁ…大丈夫?」
「御意…」
彼も額に汗が浮き出ている。無事に到着したと思いクロコが彼をそっと手放すとタテジワはどっと尻餅をつく。
「ほ、ほんとに大丈夫!!?」
彼女は駆け寄り顔色の様子を覗く。
「わ、我の身にかくも擽りの如く冷気と怠惰感が駆け巡れたり……」
あまりにもタテジワの顔色が悪く辛そうなのでクロコは彼の額に触れてみる。
熱い。微熱がある。傷口から細菌が侵入したのか、それとも冷水で体が冷えたのか、
どちらにしろ彼を少しでも楽にしなくてはと、クロコはマントの内側の小物入れを探り保温が出来そうなものを手探りした。
851雄獣厨:2007/04/06(金) 22:23:31 ID:3GCRkJBD
その間に隣から金属音がした。ちらりと横目でみると、タテジワはアーマーを外しだし、下に着ているシャツも脱ぎ水気を絞っていた。
石床に水滴がポタポタと落ちる。その雫は少しクロコの膝にもかかる。
「あ…、脱いじゃって寒くない?」
「笑止。濡れたまま寝入るば余計に体力を消耗せり」
「…そう」
「御意。兵士の知恵なり」
そう言い壁に手をかけ足をふら付かせながら手頃な突起にシャツを引っ掛ける。アーマーはその場に置いたままだ。
「あ、あった…けどちょっと湿ってるけど…」
クロコが小物入れから取り出したのは包帯、火種、塗り薬などの簡単な救急用具だった。
「ほう、用意がよいな」
「えへへ、軍医とかやってるから…」
そういいながらクロコもマントを脱ぎだした。
「お、おい同志よそんなところで!」
予想もつかない展開にタテジワはギョッとした。
こんなところで直々に女性の脱衣が至近距離で目にしてしまうのは生まれて初めてだ。
「だって、濡れたまま休んだら余計疲れるって今言ったじゃない。それに誰もいないし」
恥らうように自分の湿ったマントで胸を隠しながら答える。
顔をそらしつつちらちらと彼女の姿を横目で見、よい体をしているなと思いつつ
タテジワは微熱で頭がぼんやりしながらも彼女の持ち合わせと度胸に驚き感心する。
しばらく落ち着いて、上半身裸の彼の腕が気になるクロコ。
「傷、ちょっとみせて…?」
「こ、これしきの傷など…」
タテジワはそっぽを向き腕の傷を余った手で隠した。
「だめ。傷からバイキンが入ってる可能性があるのよ。その発熱だってその原因かもしれないわ」
彼女の説得力にしぶしぶ火傷して剥げている腕を伸ばす。
「組織にウミができちゃうじゃない。ちょっと待って、今薬を…」
「う…ぐっ」
彼女に薬を塗られ触れる都度に痛みだす傷に耐えるタテジワ。
まずは先に目に入った腕の傷に薬を塗り包帯で巻くクロコ。
「他にはない?」
「そ、その…足が」
「足?」
彼が訴えた足に視線を移す。ズボンは腰から内側まで焼け破れており下着まで貫通していることに違いない。
「ちょっと下ろちゃっていいかな?」
彼女が尋ねるとタテジワはぎょっとした。こんなところで秘所を含む下半身を露にするとは流石にしたことがない。
それがだんだん恥ずかしくなってきたが…
852雄獣厨:2007/04/06(金) 22:28:03 ID:3GCRkJBD
「……許可す」
タテジワは顔をそらしながらおずおず承諾し終えないうちにクロコはゆっくり彼のベルトを外し下着と一緒に下ろしていく。
下半身が腰から露になっていき、ビームで受けた傷は腰から内太ももまでラインを描くように負っていた。
そのライン端の下腹部には他の毛皮より少し長い毛皮とその真下に鼠色の獣毛に覆われた弛緩している雄のモノがあった。
一つダメージを受ける箇所を間違えれば、女性には理解できない激痛にタテジワは悶絶していたことだろう。
「えっ」
「む、ど、どうした?」
「い、いえ、何でもない…」
クロコはふといつぞや自分の後輩のことを思い出した。そう、以前快楽というものを教えられること…
そしてここが一番メインな所だと…後輩の手でやる前に自分の手でしたところ…
そこがそことない快感を味わうところ… しかし自分のモノとは何か形が違うような気がする…
自分は穴… 彼は突起…… もしかして… …はっ、いけない、私なに考えてたんだろ。
気にはかかるが今はそんな変なことを考えてる場合じゃないと言い聞かせ
とりあえず塗っとけとクロコは彼の足の傷に薬を塗りたくる。
「がっ…ぐっ……っ、さるば、もうちと軽めに…してくれるば有難い……」
「あ、ごめん」
塗られてまたタテジワも痛みに反応し体を痙攣させる。
共に股関節にまで指が近づく都度、腰の奥から甘い電流のようなものが流れてくるのを感じた。
続いて包帯を巻く作業にうつり、塗ったところを覆うようにぐるぐると太ももから足の付け根にかけて巻きつける。
「……っ」
タテジワがまた反応し体をぴくりと動かす。
「あ、ごめん、痛む?」
「否。痛感ではない…」
毛が焼かれ地肌がむき出しになっているためか包帯の肌触りが妙に心地よく
巻かれる都度に引いている包帯が知らず知らずにタテジワのそこに当たってしまうのだ。
故にそこはさっきよりも大きく膨れ充血し脈を打ち先端に突起のような赤い肉色が顔を出している。
「……」
その様子をクロコは足腰に巻き終えピンで止めながら先ほどから彼のそこが気にかかり横目で観察している。
どうしてだろう… あの時と同じように… 感じてるの… すごく… 何かひくひくして… 気持ち悪いような可愛いような…
気になる気持ちを抑えきれずピンを止めるふりをして余った手で彼のそこに手を伸ばす。
触ったからといって、特にどうと言うわけでもないはずと軽い気持ちで。
指が敏感な所に触れると、タテジワは思わず腰を引いてしまう。
「…ん…」
二人は戸惑いを覚えた、だがそれ以上にお互いが何を考えているのか分からなかった。
どうしていいのか分からない…何だか互い体が熱い…互いに妙に可憐に見えて…クロコの脳裏にまたあの時のことが甦った。
皆が寝静まった夜、後輩が最後にやり過ごしたこと、気にかかって自分で自分のそこを弄っていたこと。
そこを弄り続けると妙な感覚に溺れてしまうこと……性別による形が違っても感覚は同じなのを悟る。
クロコは無性にタテジワのそこをしつこく弄り続ける。
853雄獣厨:2007/04/06(金) 22:30:56 ID:3GCRkJBD
「うっ… 同志よ、何を…あぁっ…!!」
指で筋をなぞり握り擦り、口にくわえ吸い付き舌を動かすと、どんどん硬さを増していく。
タテジワは腰をびくびく痙攣させながら、この世とない快感に蝕まれていた。
男女二人のみの状況でどぎまぎしていた様子から、おそらく彼もこんなことは経験したことがないようだ。
その様子を見ながらクロコも知らず知らずに余った手で自ら自分の秘所にも愛撫、抜き差ししている。
とても人には伝えがたい感覚、恐怖、廉恥が二人の脳に交じり合う。
「はぁ…はぁ…っ ん…ぐぅ…」
「あっ…はぅっ…!!ど、同志…」
祠の中でピチャピチャと淫らな音が響き二人とも顔が羞恥に赤くなり呼吸も荒くなる。
といっても、クロコは肌黒のためあまり目立たず、タテジワの方は獣毛で覆われて地肌が隠れてるため
見ただけでは分からないが、自分自身らの熱る全身から互いにそうなのだろうと気付いた。
クロコはタテジワの全身を自分の鏡位置に覆いかぶさるように乗っかる。
タテジワには彼女の水滴の摩擦でべとついた肌の感触、クロコには彼の少し湿った毛皮の感触、互いの体温、鼓動が伝わり感じあう。
「んっぅ…」
「ぎょっ…ぃ」
そして互いのものを接触し、クロコは自分のそこをタテジワの完全に硬直したものを入れてみようと試みる。
「くっ…よ、よせ同志っ… そのようなもの入るわけが…」
「い、いや…」
タテジワの制止を押し切り彼女は首を横に降り、尖った先から少しずつ入れていく。
「…んっ」
「あぁ…あ…」
「ご、ごめん…ね… あまりにも…よくて…」
「………致し方ない……」
これではキリがないと思ったタテジワはクロコのすることに答えてやろうかと思い勢いよく腰を前に突き出す。
「ああっ!!」
「うっ!!」
「……はぁっはぁ…」
「す、すまない… 痛むか?」
力加減を間違ってしまったのか、突然悲鳴をあげたクロコに伺う。
「ご、ごめん…だいじょうぶ…。 大きいからびっくりした…だけ…」
これしきのもので大と言うば我の仲間のは……
彼女の言葉にタテジワはふと昔の同志達と入浴していたことを思い出したがタテジワは言わないことにした。
それにしても何故自分達はいつの間にこんなことをやっているのだろうと
疑問を浮かべつつも知らず知らずに腰を動かし飢えを体温と快感で施す。
「あ… う……」
タテジワは体の奥から何かが熱を持ちこみ上げてくるのが感じた。
腰骨が砕けそうになるというのに、腰の振りが止まらない。快感が二人の理性を狂わせていく。
「うっ…はぁっはぁ…」
「んぁぁっ…っ!!」
やがて二人の快楽は頂点に達しタテジワは硬く背を反らした刹那、彼女の中で彼の生温かい粘液がどくどくと脈を打ちながら入ってくる。
クロコも彼に乗っかったまま上体を伏せ果てた。
敷かれているタテジワの内太股からは練乳のような体液が股を伝い石床に垂れ落ちる。
「はぁっはぁ…っ…」
興奮が冷めた倦怠感。 襲い掛かってくる睡魔。 二人の意識は暗い場所へと沈んでいった。
854雄獣厨:2007/04/06(金) 22:42:41 ID:3GCRkJBD
気付くと洞窟の出口から小鳥の鳴き声と朝焼けの光が差し込んでいる。
無意識に閉じていた目を開く。瞼は重くやや視覚がぼやけているようだ。
味わったことのない快感と水温による体力消耗により昨夜の営みが終わった後
すぐに気絶しながら寝入ってしまったようだ。
「友よ、おい」
最初に目覚めたタテジワは自分の上に乗っかっているクロコを揺すり起こそうとした。
その際、昨夜から刺さったままの自分のそこが音との振動で微動する。
それに反応したのか、夢心地でクロコも微小に眉間を歪めたが、夢から覚める気配がない。
しばらくしたらどうせ起きるだろうとタテジワは彼女のそこから引き抜き自分の隣に移させた。
自分のそこは水飴の如く糸を引き、体液で日光がぎらぎらと反射していた。
敵襲はいないか確認しながらタテジワは祠の外へ出た。
そことない快晴の空の太陽の光が彼の視界を眩ませる。
安全を確信するとタテジワは生まれたときのままの姿で自分達の流れ着いた河原に入り
クロコが施してくれた体に巻きついている包帯を外し始めた。
包帯で隠された戦いの跡の体毛は禿げていたままだったが傷口はすっかり塞がり腫れも引っ込んでいた。
薬と血液で汚れた包帯を水に浸し、自らの体を擦り汚れを落とす。
初春の冷水が体中を伝い、冷たさが足に痺れと傷が痛みを襲うが基地で日夜こき使われる苦しみに比べれば大したことはない。
「うう、ちめたっさむっ…」
水濡れた全裸全身が北のそよ風を受け、思わず自分らしくない口を滑らす。
さりげなく横目をすると人影が立っていた。眠っているはずのクロコだった。
彼女は自分のマントで前の胸からしたを隠しながら立っていた。
クロコは何時から自分の一部始終を見ていたのかタテジワは驚いて思わず包帯を持った両手で股間を隠す。
両手はそのまま、彼女のもとへ近づき岸に上がった。
「友よ、いつ目覚めた?」
「い、今だけど…」
クロコは顔を背けながら目線を彼をちらちらと目移りしている。
昨夜の営みにより異性との付き合いに羞恥心が芽生えたのだろうか。
そうなれば誰もいない二人だけの空間とはいえ表でこの格好では流石にまずい。
タテジワの頬が羞恥に赤くなる。獣毛に素肌を覆われているもののクロコには分かった。
クロコはやや自分より身長の高い彼に抱きついてささやく。持っていたマントははらりと地に落ちた。
「タテジワ…」
「う…」
タテジワの肋骨辺りに柔らかなものが当たるのが感じた。クロコの小さく膨らんだ胸である。
「お、おい…友よ」
「ううん、何でもない」
二人はそのままじっと抱きついたままだった。
855雄獣厨:2007/04/06(金) 22:46:11 ID:3GCRkJBD
しばらくして二人は祠に戻り各々着替え、これからどうするか二人きり話し合う。
「さて、どうしたものかな」
「えっと…どうしよう…基地だって私達の家だしね…」
「基地か…」
「…あ、ごめん。私のわがままでここまで…」
タテジワは基地にいたときに一緒にいた同志達の顔が思い浮かぶ。
「否。汝は我のために…」
「……」
「我が同志も言っていた。何があろうとも我々は味方だと」
彼のフォローでクロコは反省と後悔とともに黙ったままだった。
「友よ」
タテジワが口を開く。
「戻っても斬り捨てられ我らは行く宛なし。かくなる上は宛てもなき放浪せざるおえぬ」
「……」
「友よ。元はといえば汝が起したことだ。それなりの覚悟はできてあるまい?」
クロコは静かにうなずいて承諾した。確かにタテジワの運命を変えたのは自分だからだ。
この先昨夜の危険な戦闘によりも危険なことが起きることが
二人一緒なら何でも乗り越えられるとクロコは信じていた。
「分かってる。あんな奴からやっと逃げ出せたんだもん。それに…」
「それに…何だ?」
「あの子の犠牲は無駄にしない。二人一緒にどこかで幸せを探すの!」
「…御意」
タテジワはふっと微笑み、クロコは浮かれ気味で静かにはしゃいでいる。
祠の石床に残った温もりを後にして、二人は大快晴の日の下新たな旅道を彷徨いながら歩みだした。
856雄獣厨:2007/04/06(金) 22:50:19 ID:3GCRkJBD

後書き。

これで第一部は一応完結ってことで。
実は可能であれば後編の2部3部とかもやるかもしれません。
ネタバレすると最終的には約束の地でボスとネズミが
相打ちになる結果ですがその前がアイデア不足です。
なにかアイデアやこうしたほうがいい考えが
あったら指摘おねがいします。 最後に…私って邪道?
857名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 22:55:37 ID:Y6mFvvh1
hosyu
858名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 02:27:03 ID:CAfH3/AL
【キタキタおやじは力をためている!】
859名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 23:18:58 ID:M+glCyQp
>>856
久しぶりに来た 投下乙
邪道というより感想に困る
860名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 17:37:08 ID:aobWur/p
保守
861名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 23:54:05 ID:pC3tk8sl
保守するくらいなら雑談を振るとかしてくれ。

これは、しがない書き手としての意見だが、書き手は雑談の中から
スレの需要やSSに使えるネタを拾ったり投下のタイミングを窺ったりするから
こんな葬式みたいな空気では反応が望めなかったり気まずかったりするせいで
どうしても投下し難いというか、ブレーキをかけてしまう。
そういう職人は案外多いから、保守するだけでは状況は変わらないぞ。


俺も何かネタがあれば振りたいところだが、残念ながら何も思いつかんかった。
862名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 18:36:48 ID:3yOmComG
ミグたんのチンチンを入れるための穴ぼこは
もう完成しているのだろうか・・・(;´Д`)ハァハァ
863雄獣厨:2007/05/01(火) 21:11:33 ID:aJ+x8gUr
んー、続きのネタも思いつかないし過疎して職人さんがいないみたいなので。
前レスで打ち切ってしまった奴を投下。
864雄獣厨:2007/05/01(火) 21:16:21 ID:aJ+x8gUr
それは魔王ギリが封印されてから数ヵ月後の話だった。
ニケ達を始めとするアラハビカの住人達はつかの間の平穏な生活を取り戻していた。
ある日アラハビカの中心街のバザールではとあるトカゲの一郎と称される商人は
なかなか客が来ないからと退屈しながらため息をついていた。が、その時彼に声が掛けられた。

「御免」
「ん、いらっしゃい。なんか用か?」

彼に声を掛けたのは3人のタテジワネズミだった。客として訪れたのだろうか。

「御意。我らは『えっちなほん』というものを探索している」
「はぁ?お前もそうゆう趣味だったのか?」

商人は彼らの問答に唖然する

「否。カヤ様からの使いにて調達して参った」
「購入するが我ら、カヤ様からの任務なり」

無表情で直情的な問答を放つ3人に商人は少々たどたどしい口調で対応する。
兵士の任務とはいえこいつら何も感じないのだろうか?と思いつつもカウンターの席を外れた

「あ、ああ分かった。じゃあちょっとこっちについてきてくれ」

商人はタテジワネズミ達を別の部屋へ連れ込み、扉の表に関係者以外立ち入り禁止と書かれた
プレートを掛け、誰もいないのを確認しつつ自らも部屋に入り扉のノブに触れた。
865雄獣厨:2007/05/01(火) 21:19:14 ID:aJ+x8gUr
「あ、タテジワでし!」

それと同時に店のオープンエリアから4人の姿を発見したチクリ魔とサーチアイが現れた。
商人はギョッとする。

「これはチクリ魔様」

それに対しタテジワ達は彼女に敬礼する。

「こんな小さい店で何やってるでしか」

敬礼するような声で恥じらいもなくチクリ魔の質問に答える。

「我々は任務遂行中です」
「えっちなほん購入せり」
「御意!」
「へぇ〜あんた達も見かけによらずそんなことに興味があったでしか!!タテジワの趣味がまたひとつ判明したでし」

それを聞いて早速チクリノートに書き込む彼女にトカゲの一郎はやれやれと言った表情でタテジワネズミ達の代わりに答えた。

「こいつらがそんな奴に見えるかい?カヤとかいう魔族に頼まれて来たんだとよ」
「そうだったんでしか。まぁ考えてみればタテジワに限ってそれはねぇ」
「笑止」

チクリノートに書き込んだことを消しゴムで訂正するチクリ魔。
今の所彼女が判明しているのは、あのスケベな勇者のニケと
グルグル使いに気のあるレイドだけぐらいだと思っていたチクリ魔は少しホッとした。
866雄獣厨:2007/05/01(火) 21:21:17 ID:aJ+x8gUr
「タテジワは分かってないみたいだし、あんた選んでやるでし」
「ああわかったよ、子供は帰った帰った。……さーて、何がいいかなぁ…」

チクリ魔はサーチアイに乗っかり基地へ帰り、金庫の下にあった一冊の本を取り出す。
表紙を見るとかなり独特の雰囲気を醸し出していた。タテジワネズミ達は首を傾げながらそれを見詰めていた。

「まぁ、お前さんらの年なら見ても悪くはないと思うがな」

トカゲの一郎はそそくさと本を紙袋に入れる。
タテジワネズミの1人はカヤから貰った代金を手渡すと紙袋を受け取った。


そしてその夕方、アラハビカの中の住宅地にある元ギリ軍基地。
タテジワネズミ達は各々の装備を外しエプロンを着、夕食の支度をしていた。
今食卓にいるのはチクリ魔ひとり。レイドは今朝から魔学に没頭しており、
カヤはアラハビカ近所の仔魔物を集めて魔法を教えるのが日課であった。
チクリ魔はサラダのトマトを頬張りながら今2人何しているのか監視してこいと
送り出したサーチアイの帰りを待っていた。

「ギリ様が封印されてから数ヶ月レイド様は何をしておられるか」
「笑止。レイド様ならば次の手を考えて頂けよう」
「それにしてもカヤ様はなにゆえに子供の魔物に魔法を伝授するようになったのか」
「いかにも御意。どうせなら我らの方が有能であろうに」
「カヤ様とて無力な子供を贔屓するとは笑止千万」
867雄獣厨:2007/05/01(火) 21:22:47 ID:aJ+x8gUr
3人の薄っぺらで独りよがりな内容のつぶやきに腹立ちつつもチクリ魔は夕食を済ませ書斎で今日の情報の整理を始めた。
それから一時間後。

「チクリ魔様、前部屋の清掃終わりました」
「ん?あー、ご苦労でし」

タテジワネズミの一人はチクリ魔に報告するために書斎へやってきた。
チクリ魔はちょうどその時に情報の整理を終えたところだ。
互いの仕事が終わり、片付けをしている最中にタテジワネズミはチクリ魔に質問した。

「チクリ魔様、『ふぇらちお』とは何ですか?」
「!!!?」

突然のことに驚きを隠せないチクリ魔は口の前に人差し指を当てて静かにするように促した。
廊下に顔を出して誰もいないことを確認すると急いで全ての扉を閉めた。
ホッと胸を撫で下ろす彼女にタテジワネズミは疑問符を浮かべる。

「それ、どこから知ったでしか!?」
「さっきのカヤ様の本に書いてありました」
(やっぱり…)

静かに答えた。

「あ、あの、か、カヤ様に訊けばいい答えが返ってくると思うでしよ…?」
「カヤ様はいませんし、レイド様も『忙しいから邪魔するな』と、だったら情報通のチクリ魔様なら知ってるかもしれないと思いました」
868雄獣厨:2007/05/01(火) 21:24:15 ID:aJ+x8gUr
確かにチクリ魔はギリ軍の情報収集役として働いていたので、もちろんそんな意味は知っていた。
しかし羞恥により中々言い出せない。

「えーと…だからその。アレを、口で…するんでし」

あまり説明したくないのが本心だったが、手ぶりを付けて極力言葉を使わずに教える。
だがタテジワネズミはなかなか理解ができなかった。
そして追い討ちをかけるように続けて彼は思いもしない事を言ってきた。

「うまく説明できないのなら、どうかやってみてくださいネズ」
「へ?!」

いくら誰も居ないとは言え、いきなりそんな事を言ってくるのは余程任務に飢えている哀れな人だなあと思った。
だが、チクリ魔自身も冬場はタテジワが眠っているベットにこっそり侵入して獣毛に包まれた生足に挟まって眠ることがよくあった。
その際布団の中で妙に薄い布の中にある柔らかいものが頬や頭に当たる感触の記憶が甦ると何故か胸が熱くなる。
彼女はゆっくりと聞き返した。

「どうか伝授を!」
「本当に・・・いいんでしか?」
「御意!」

チクリ魔はタテジワネズミの正面で立ち、彼の下腹部に顔を近づける。
ローブを捲り下着を引き降ろす。確かにそこには彼の性器があった。

「え…っ」

いつも堅苦しい表情のタテジワネズミの頬が紅潮し、おもわず声を上げる。
869雄獣厨:2007/05/01(火) 21:25:55 ID:aJ+x8gUr
(タテジワのってこんな……)

普段は見ることの出来ないそれに少し驚いた。
痛くしないように優しく指で握り軽く扱いて、裏筋を軽く舌で行き来する。

「くっ…!」

無論人にしたことは無いが、思っていたよりも反応を示していて安心感とはまた『別のもの』が浮かんでくる。
タテジワの赤く硬く顔を出したそれを口の奥に入れ、完全に口に含む。そして大きな音を立てて吸い上げた。
棒付きキャンディを食べるように口内全体で舐めてゆく。自慰行為すらしたことのない彼にとっては十分すぎるほどであった。

「ふお…ぉッ!…はう…ぁ」

彼に似合わない女々しい喘ぎ声といつイきそうか分からない様子を見ると、自分の体もつい反応してしまいそうだ。
その想いを振り切って愛撫へと集中する。さっきよりも丁寧に先端から根元へと移動させる。
時々強く吸い上げ先端を締め付け時折上目でタテジワネズミの様子を覗う。
羞恥と快感に頬を赤くして必死に耐えているのを確認するとまた愛撫を続けた。

「ふぁ…んくっ…、ち、チクリ魔様…ひあぁぁッ……!?」

小刻みに震えていた体が硬く反り、タテジワネズミからチクリ魔の口の中へと注ぎ込まれる。
それを残さず飲み込もうとしたが、勢いが強くて少しだけ口の周りに飛び散った。

「はぁっはぁっ…」
「わかったでしか?こうゆうのを『フェラチオ』って言うんでし」

タテジワネズミは快楽から全身の力が抜け、へなへなと腰を落とす。
飲み込みきれなかった雫を指で拭って口で舐る。その時だった。
870雄獣厨:2007/05/01(火) 21:28:13 ID:aJ+x8gUr
タテジワネズミの中の何かが途切れ、息を切らしながらタテジワネズミはチクリ魔へと詰め寄る。
彼女を床に押し倒し、ワンピースの下へ貌を入れる。

「きゃぁ!?な、何するでしか!!」

タテジワネズミは催眠術にかかったような貌を見せながらチクリ魔に言い聞かせた。

「伝授のお礼です。この感覚、チクリ魔様も味わえば…淡雪の如し……」
「や、やめるでし!」

チクリ魔は身をよじり逃れようとするが、タテジワネズミの体重に押しつぶされて中々身動きができない。
その間も彼女の下着がタテジワネズミの前歯に引っかかりゆっくりと取り払われていく感覚をチクリ魔はただ見詰めていた。
自分でも顔が熱くなっているのが分かる。タテジワネズミの荒い吐息が彼女の性器に触れる。
既に少し濡れてしまっている割れ目に触られると小さな体が跳ねる。

「あっ、あたいにそんなことして… ただで済むと思ってる…でしか…」

タテジワの顔が近づきペロペロと舐め始める。ピチャピチャと音がするのが妙によく聞こえてくる。

「やっ…それは『フェラチオ』じゃ…は…ぁん」

発情してしまった人獣は耳に入っておらず、本能的に夢中になって秘部を舐め続ける。
ぎこちなさが返ってチクリ魔の興奮を誘っている。
ただ舐めるだけでは飽き足らず、前歯で甘く噛んで豆を刺激し舌を奥へと入れてくる。
その大胆な行動に彼女の内に秘めていた感情が溢れだす。
871雄獣厨:2007/05/01(火) 21:29:14 ID:aJ+x8gUr
「あっ、やっ…あんたにそんなことされると…あたい……」

舐めるのを止め、今度は吸い上げる。これまでなかった快感に身を振るえさせた。
タテジワネズミに喰われ込まれそうになりながら喘ぐ。
そんな自分が今ここの部屋にはいないサーチアイに監視されているを想像すると顔から火が出そうなほど恥ずかしくなる。
情報収集役である自分がこんな廉恥な情報を作り、上司に知られたらチクリ魔自身のイメージが台無しになること間違いないであろう。
しかしあえてそのことは忘れて今は貴重なこの時間を精一杯過ごそうと思った。

暫く時は流れ―そして、無情にもその時間はここまでとなった。

「ち、チクリ魔様…」
「はぁはぁ……タテジワ…」

顔を赤くさせながら名前を呼ぶ。
そして快楽から消耗した体力を振り絞って上体を起こし
しゃがんでいる彼の唇を奪った。

生まれて初めての発情が冷めてきた彼にもそれが何か分かった。チクリ魔は唇を離し小さくささやいた。

「このことは、二人だけの極秘情報でしよ」
「御意」

満天の笑みを見せると、タテジワネズミも普段誰にも見せない微笑を見せてくれた。
暖かい雰囲気が二人を祝福するように包み込んだ。
これは二人しか知らないある夕闇のひと時である。
872名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 07:54:21 ID:1//LPQUL
純愛系のニケXククリがみたい
873ギップル:2007/05/04(金) 13:28:46 ID:d9xMeN/l
く・クサッ
874名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 13:41:53 ID:gsIvIrak
雄獣氏の作品はモンスターを頭の中で擬人化して
読むものなの?
875名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 14:33:02 ID:eI2/Zruh
>>871
今回は一片の文句無くGJ!エロ部分もそうだけど相手とのやり取りが好きだ
876名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 18:29:42 ID:EQM5sdTH
チクリ魔可愛いよチクリ魔
しかし珍しい組み合わせを書く職人様だw
877名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 21:30:55 ID:cDtzwwKo
こういう特殊なカップリングの場合は特に思うが
初回の投下前にカップリング表記なんかの注意書きが一言ほしいな。

例えばククリの相手はニケやレイドまでなら許せるが
グルグルの秘密を探るためにカヤに捕まってお約束のあれこれされちゃうような
特殊系のSSなんかは俺は是非とも読みたいが逆に絶対に嫌だという人もいるかもしれない。

苦手なカップリングやシチュエーションを事前に知ってスルーできるように
ちょっとした配慮を入れた方がスレの平穏のためにもいいと思う。
878名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 12:21:17 ID:EZeB0NHC
チクリ魔の相手って誰か決まってたっけ?
879名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 23:57:19 ID:o9A0ttiE
レイドで書いてた人が居たな
880名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:20:54 ID:zUCkUf8r
原作のレイドは最後までさっぱり妖精が憑いてたとしか思えないな。
何をやらせても結果はさっぱりだったし。

ニケも「勇者ああああ」にされたりギリ封印をキタキタ親父に持って行かれてさっぱりだったから
レイドはライバルキャラらしく最後までニケと張り合っていた事になるのか。
881名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 14:39:49 ID:LO6/E/TJ


>>!!?  
この状況すごくねー・・・!?  ↓        
     
http://blog.livedoor.jp/genkimaru2007/           


ぜひ、リアルにアニメで見てみたいもんだな。     
             
882名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 22:47:56 ID:S2pLGfU4
やっぱりニケククだよなぁ。
安易に想像できるし。ギリ倒したあとなら特に
883名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 23:45:46 ID:kDmo7IGy
>>882
ワンパターンすぎるよ
それに同意のHってあまりエロくない
やっぱりレイ(ry
884名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 09:31:41 ID:FmARBZIY
世界が平和になった後も暇つぶし的に世界を旅していたニケとククリ(年月が経ち今は15歳)
あるとき村の男達に嫌気がさし女・子供だけの村を作ろうとしている人たちと出会う。
妙にニケに優しい村の女達。それもそのはず大人の男がいないこの村の女達はみんな欲求不満なのだ。
あの手この手でニケを誘惑してくる村人達に浮気性のニケは鼻の下のびっぱなし。
村作りのお手伝いをするというもっともらしい理由をつけられ村を出ることもできず
焦ったククリはニケを狙っていない村の子供達(12〜14歳)に相談する。
耳年増な子供達の入れ知恵でククリは少々過激な方法でニケを振り向かせようとして
最終的には逆レイプする。

なんつー話だとおもしろいと思うんだけど俺が書くのは無理。
誰か時間のある人がいたら書いて欲しい。
885名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 13:07:06 ID:oPk2ejHF
原作でもギリ倒した後も一応旅はしてるんだよね?
16巻の感じでは
はじめまして-これからもっと旅ができるね-みたいな感じのと
最後のページからもニケククリジュジュトマで旅してるのが分かる、ククリ杖持ってないし。
886名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 13:13:15 ID:m6o6ApoZ
>>884
オチはキタキタおやじ乱舞か
887ギップル:2007/05/27(日) 14:17:22 ID:MHr1ufC5
杖持っていなくてもあちこちに魔法陣描きたい放題。
疲れたらヨンヨンで寝ているうちに目的地へ
888名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 15:28:02 ID:huSLpeY/
ケベスベスw
889名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 16:55:39 ID:sEzcrV7i
ケベスベスっているじゃん。
アレさ、ああいうのもどこかの異界とかで生まれてるわけだよね。
そう、ケベスベスの村。
多分そんなにでっかい村じゃないんだろうけどさ、一応家とか集会所があるの。
んで、ケベスベスの戦略会議とかもあるわけだ。
ケベスベスの村人が集まってさ皆、魔術でどんな風に躍らせるのか話し合ったりするのかな?
提案した奴は「腰の動きを強調することでよりエッチな動きが・・・」とか解説したり。
で、話は前後するけど、ケベスベス村にも村長はいると思うんだよね。
ケベスベス村村長。
彼は踊りを見ることで英気を養ってるんだろうね。
そして毎朝彼のプランとかそういうのに従ってケベスベスが新魔術を作り出すの。
彼の号令一過、ありとあらゆる女の子に魔術がかけられるの。
壮観だろうね。
ケベスベス村村長はその時何を考えてるのかな?
そんなこと考えてたらさ、なんだか自分がちっぽけな存在に思えてきたわけよ。
まあ、ククリのエッチな踊りが見られればそれでいいんだけどね。
890名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 19:31:46 ID:oPk2ejHF
>>887
もうグルグルは使えない=ヨンヨン召還不可
891名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 16:53:19 ID:ex7k06lm
そろそろネ申来ないかな?
892名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 19:38:32 ID:bLgfbcgp
織れ的にはレイプよりも同意のHの方が萌える
893名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 19:51:36 ID:ex7k06lm
>>892
同意。受けキャラがククリだったらニケじゃなきゃ絶対いや。

保管庫見れないーorz
894名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 23:29:58 ID:YHXWjw5v
895名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 00:08:11 ID:2REBNtAQ
夜の生活なんか想像して楽しいか
896名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 21:57:49 ID:fAN8mAfV
楽しいだろw
897名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 22:55:25 ID:e2pBxoLW
898名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 17:08:38 ID:kRH/Qcq5
>>897
thx!
今日こそSS職人来訪祈願!
899名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 14:25:17 ID:j4TF4VsZ
定期age
900名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 18:29:14 ID:gn/8VeA7
もう誰も居ないのかな・・・・・・
901名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 12:24:52 ID:qfdr3Cxs
ノシ
902611:2007/06/04(月) 14:00:20 ID:BuumkB0l
>>900
いることはいますよ〜
昨年野外露出ものを書いた611です。
頭の中では出来上がってるんだけど
なんか書く気がしなくって…
903名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 14:18:07 ID:qfdr3Cxs
俺はおとといここ見つけて400レスまでで二晩お世話になった
今日の夜残りの500レスにお世話になるつもりだw
904名無しさん@ファイナルファイト系:2007/06/04(月) 16:29:04 ID:xGotpv8r
611の好きだぁ。頑張ってください。
気長に待ってますんで。
905名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 22:58:06 ID:xGotpv8r
今頃903はお世話になってるんだろうか
906名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 22:53:42 ID:I6IMnK6n
前スレのレイド×チクリ魔ってのを読みたいんだが
907名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 22:13:34 ID:tEO42vvw
レイプ
908名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 22:54:22 ID:t8Vpx/ah
みんな保管庫見れるの?
何で見れないんだろ
909名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 00:12:01 ID:I7MlLew3
保管庫みれねええええええええええええええ  
910名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 22:43:42 ID:z7ynIgVi
一日もはやく611のやる気が出ることを祈ってage
911名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 02:18:09 ID:Aoks6Thy
>>1の保管庫は管理人さんの放置が過ぎて
消えてしまったものと思われ

【2chエロパロ板SS保管庫】
ttp://sslibrary.gozaru.jp/
ある程度だったらここで読める
912名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 23:36:27 ID:ihqDXeYN
d
913名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 00:24:53 ID:SXpH6rv0
夜の闇にも似た暗い部屋を、一本の蝋燭の灯火がゆらゆらと映し出す。
そこには、一人の少女に群がる男、男、男…
無残に破られた、淡い桃色のローブからは、まだ発達しきっていない小さな双丘は、刺激を受け、ツンと張り、少女の激しい腰の動きに合わせ小刻みに揺れていた。

……弄ばれている、否、これはキタの町の存続に関わる大事な役目

少女ミグは、ただ必死に男達の精を一身に受け止めていた。
「あっ、あっ…やぁぁ!」
馬乗りの形で、ミグは男根を必死でくわえていた。
じゅぷ、じゅぷと快感の刺激から分泌された愛液と男根からのカウパーが混ざり、淫隈な音を室内に響かせる。
「はぁっ、はぁっ、ミグちゃん、で、出るっ!」
「やぁん…か、亀さんの頭が膨らんで…」
男性の亀頭は、絶頂を迎え、勢い良くミグの中にその精を注ぎ込む
「んあああ!」
ミグはびくん!と身体を仰け反らせると自身もその秘部から透明の液体をピュッと弾かせた。
「中出しと一緒に潮を吹くなんて、エロすぎるよ!ミグちゃん!」
ミグの顔の側で自身をしごいていた2人の男性も、恍惚としたミグの顔を白濁液で汚した。
「あっ…ひっ、あ…」
絶頂の余韻か、ミグはまだ陰毛一本生えていないその下半身を時折びくびくと痙攣させ、ピュッと愛液を吐き出していた
(なんで…こんなことになったんだっけ…)
914名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 00:44:09 ID:SXpH6rv0
キタの町にあるキタキタ踊りは、かつては美しい女性達が踊る伝統的な踊りであった。
しかしそれを商売として扱ったことが祟り、アルバーグ村長の代以降、キタの町には女の子が全く生まれてこなくなった

ミグは、そんな中ようやく生まれた女の子である、しかし既にキタの町は深刻な問題を抱えていた。
町の女性達はもう殆どが出産が可能な年齢を過ぎ、生まれてきた子供もその殆どが男の子だったため、このままでは子孫は途絶えてしまう。
他の町からも、何人か女性を誘致したが、魔王ギリの復活以来、それも難しくなった。

そして、村長は苦渋の決断を選択することになる…

ミグに子を産ませる


その計画は、ニケとククリが去り、トマが魔技師として旅に出てすぐに実行された。


ミグはその日のよる、睡眠薬入りのスープを飲まされ、地下室へ運ばれた。
「パパ…?何も見えないよ…」
鎖で腕を繋がれ、目を隠され、ミグは恐怖した

やがて厚い手が、つう…っとミグの胸を撫で、乳房の先で止まる
「やっ…」
何が何だかわからないまま、服の上から胸をいじられる
「やだ、おっぱい…触らないで」
ぴくっと胸の先が反応したのが自分でもわかる
次第に先端は熱を帯びはじめ、ミグは熱い吐息を吐きはじめた。
「やぁ…ん、なんで、頭がボーっとして、きもちいいの…?」
915名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 00:53:50 ID:SXpH6rv0
胸ね愛撫が終わったかと思うと、今度は一気に胸の辺りを破られた
未発達の小さな胸が露わになる、すると男はすかさず片方の胸にしゃぶりついた
「ひゃっ!?」
突然の刺激にミグは戸惑う、男は桃色の乳首を円を描くようにして舐め回すと、力強く、吸引した。
「あぁぁ!や、そんなの赤ちゃんみたいだよぅ…私まだおっぱい出ないよ…」
せれでも男は吸うことを止めず、吸い尽くした
「はぁ、はぁ、はぁ」
脱力したミグはその場でうなだれる、不意に目隠しと鎖が外される

周りの大人達は、皆知っている人ばかりだった
ミグの父親である村長もその場にいた
「っえぐ…パパひどいよ、こんなことするなんて」
「すまんミグ、しかしキタの町のためなんじゃ、我慢してくれ」
村長はうつむきながら振り返ると、こう言った

「立派な子を『たくさん』産んでくれよ」
916名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 01:03:13 ID:SXpH6rv0
それから、町の男達に囲まれて、自分の大切な純潔を失うのに、時間はかからなかった。



それから10ヶ月後、ミグは第一子を出産した、可愛い女の子であった、しかしこれで終わりではなかった。


「あんっあんっ、んんああ!」
彼女はまた、命を宿していた、今度は2人も
そして、彼女はいつしか快楽の虜になり誰の子でも産む身体と化していた。
「はぁぁん!ミグまたイク!子宮の赤ちゃんに精子届いちゃう!イク!イク!イクぅぅっ!」
突いていた男は絞るように雄叫びを上げ、熱い精をぶちまける。
膨らんだミグのお腹は大きく痺れ、その恍惚とした顔、焦点の合わない眼…


彼女は望むべくして母となった、そしてこれからも続いていく…
917名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 01:07:52 ID:SXpH6rv0
やべぇ、誤字多かったです、やっぱり携帯からじゃ駄目ですね、自重します


では
918913 ◆ElryIf1BQM :2007/06/12(火) 09:34:57 ID:SXpH6rv0
調子がいいのでお昼頃にアニメ版ジュジュの夜這いもの書きます

誰か見てくれると信じて保守
919名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 18:37:09 ID:hMZUuGL/
>>918
(・∀・)まだあ? チンチン☆
920名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 20:10:51 ID:CfLmJcXa
ケベスベスー
921917 ◆ElryIf1BQM :2007/06/13(水) 00:27:45 ID:ZDpCYVKP
シュギ村でのギリの襲撃を退けたニケとククリは、未だに旅に出ることなくただダラダラと毎日を過ごしていた。

一方、2つの腕輪を使いモンスターを撃退したジュジュも今は元の生活に戻り、ルナーとしての役目を果たす毎日だった

…ジュジュには、最近悩みができた。
いつものお祈りにも集中できず、父や他の神官の言葉にもどこか上の空だったりした。

…ニケの存在である。
今まで、ルナーとして大事に扱われてきたジュジュにとって、ニケは初めての同年代の異性であった。
自分には無い明るさ、そしておちゃらけていてもどこか勇気をくれる力強い声、時折見せてくれた真剣な横顔なんて見た時には、ジュジュの胸はどきんとした。

(いいなぁ…)
一度2人を見送った時、ジュジュは心の底で思った。
いつか私も、あんな風に旅がしてみたい…
もちろんその時は、彼と一緒に…と
「…ダメね」
あまりにも雑念が篭もりすぎ、ジュジュは祈ることを辞めた。
922917 ◆ElryIf1BQM :2007/06/13(水) 00:40:04 ID:ZDpCYVKP
廊下を歩いていると、あの元気な声が聞こえてきた。
「おーい、ククリぃ!こっちこっち〜」
そこには、市場へ向かうニケ達の姿があった
(まだ居たんだ)
見送った後、てっきり旅立ったものだと思っていたジュジュにとって嬉しい驚きだった。

やがてニケはククリと共に市場の人混みの中に消えていった。
「ちぇ…」
こんなとき、ククリちゃんがたまらなく羨ましく思え、同時に嫉妬してしまう。
方や憧れの人と旅をして、方やただ眺めるしか出来ない…
(最低…っ!)
自分の立場がこれほど嫌になる時は無かった。
嫉妬してしまう自分への嫌悪感、自分もあそこに居たいという願望
そして、それを許さないルナーという立場…

いっぺんに色んな想いが胸を潰し、ジュジュは誰も居ない窓側で、涙を流した。
たまらなくなって、自分の部屋に駆け込んだ
923名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:29:30 ID:1k/EGxzw
祭りだワッショイ
924名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 13:42:41 ID:bPf4S3bW
GOOD JOB! 久しぶりに覗いたんだが良い職人が来てるようで何より
しっかりと描かれたエロさ可愛さが堪りません
925名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 18:33:13 ID:9Xspev8D
保守やはー
926名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 14:07:45 ID:/r0Rh9Do
定期保守AGE
927917 ◆ElryIf1BQM :2007/06/17(日) 00:51:47 ID:SEQTuPee
部屋に鍵をかけ、ベットに飛び込む
しばらく、悶々とした気持ちだったが、ふとさっきのニケの声が頭の中でリフレインする。

すると、脳内に鮮明に映し出されるニケの姿…
一緒に戦った時の魔物に達向かうシーンも呼び覚さまされる。

「ニケ君…」
なぜこんなにドキドキするんだろう、きっと、これが恋なのね…
ジュジュは、次第に身体の芯が熱くなるのを感じた

身体はわかっていた

スルリと、下着を脱ぐ
「…濡れてる」
まだ生えていないその場所に、つーっと指を走らせる
「ん…んっ!」
程よい刺激が、ジュジュの全身を快感とした走る。
「ぅ…ニケ君、ニケくぅん…」
空いた手で幼い胸を愛撫する、やがて乳首は突起し充血して熱を帯びはじめる
ジュジュは無我夢中に、摘み、こねくり回し、引っ張った
快楽の波は止まらず、我慢できなくなった秘部を開く
「お、おしっこでちゃう!ニケ君見て、ジュジュおしっこしながらイクのっ!」
ブリッジのような体制から、指で勢いよく開かれた秘部からは、水鉄砲の如き勢いで黄金水が噴き出した。
強烈な刺激から、何度も痙攣し、残った黄金水を全て吐き出す。

秘部からは、透明で粘着性のある液体がいやらしく糸を引いていた
「ひっ、はっ、はぁっ、」
ブルルっと最後に痙攣したあと、ジュジュはグッタリとその場に倒れた
「寂しいよ…ニケ君」
928名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 00:19:58 ID:bVBHjUY8
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +
 と__)__) +

929名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 17:54:42 ID:I+AqK/5i
保守保守
930名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 20:29:20 ID:YAGsArvZ
GJすぎる
931名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 20:06:40 ID:ndyWFWZL
グルグルの同人とか探したけどなかなか無いな。
持ってる人とか居るのかな?
932名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 20:53:53 ID:mKmhbsA0
半分ハガレン半分グルグルのなら持ってる
R指定本じゃねーけど
933名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 18:15:41 ID:L5uufUPq
誰かあげてくれないかな
これは我侭だな。すまない、忘れてくれ。
934名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 20:23:39 ID:iOaNm0al
テンプレにsage推奨とあるスレをわざわざ他人に頼んでまで
頻繁にageようとする意味が分からん。
レス数980もしくは容量が480KBに達して保守しやすくするためにageる
というならまだ理解できるんだが。

だからといってsageてくれ、と言うつもりもないけどな。
935名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 14:32:43 ID:yDRi0JWa
まぁまぁ、そうカッカせずに。
936名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 19:30:43 ID:yDRi0JWa
ってか>>933のいうあげてくれは同人誌うpしてくれってことだろw
連レススマソ
937934:2007/06/22(金) 22:16:59 ID:fVjY964B
メ欄ageであげてくれって書いてたし最近よく上がってたから、
てっきり頻繁にageないと保守にならないと思ってる初心者かな、と思った。
実際頻繁にageて保守とかやってる奴もいるから本気で惑わされた。
それと同一人物かは分からないけど。


そうか。うpしてくれの方のあげてくれだったのか。勘違いしてすまんね。
自分の天然さに絶望するわ。
938名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 22:34:33 ID:2BuODSnx
1ページだけでいいなら、うp
ttp://magical.site.ne.jp/futaba/original/src/1182519129647.jpg
939名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 19:58:23 ID:eY5tmymh
>>938
とりあえずGJ!
940名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 00:10:09 ID:kABdUrcp
GJ GJ GJ
ちょっと抜いてくる
941名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 00:48:44 ID:bnr7vXv3
もっとみたいよ_ト ̄|○
942名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 22:14:02 ID:kABdUrcp
自重しろw

俺も見たいが
943名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 15:58:54 ID:uWmRt7Os
こんにちは、こうゆう掲示板に書き込むのは初めてで、
右も左も分からないで書き込んでいる愚かなものです。
なので、皆さんにどんなことを言われようと覚悟の上で書込みをしました。
それで、早速で、申し訳ないのですが、
http://ame.dip.jp/log/mangal/050305124308a.html
あめぞうアプロダ:同人誌保存スレ
というところに魔方陣グルグル "ラブラブ伝説魔法陣ぐるぐる"
の一冊分のっていたのですが8ページだけ変な4コマで、見れません
どなたかその画像をのせていただけませんか?
初めてで、でしゃばってすみません。
よろしくお願いします。
944名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 21:27:09 ID:yfSILfPb
目欄にsageを入れようか

祭りじゃ!祭りを楽しめ!
945917 ◆ElryIf1BQM :2007/06/25(月) 22:51:19 ID:hnFAi+M6
書きたいけどモチベーションが上がらんとです…
946雄獣厨:2007/06/25(月) 23:31:36 ID:dIqS+RYn
>>944
何祭りですか?
947名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 17:42:07 ID:Yrs28Oro
結局何祭りだったんだろうな。あれは
948名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 16:53:22 ID:yEEYkhlo
作者のモチベーションが上がらないうちは同人誌でも投下しとけばいいんじゃ
949名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:51:19 ID:ybXkgDfB
神作者か同人誌投下主現れる時
950名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 17:48:54 ID:vpgmHzyS
信じるものをアナスタシアへ

投下神マダー?
951名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 21:27:50 ID:Uj65XtbP
952雄獣厨:2007/06/29(金) 23:50:35 ID:60PFEuhP
魔法チンブルブルか。
前ページの獣姦ネタの方が萌えだった。
953名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 20:52:42 ID:uXZYUqK6
色々あるんだな。今頃探しても全然見つからない
954名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 14:23:40 ID:KtpC3s9h
こういう同人誌うpで作者様のモチベーションは上がってるのだろうか?
とりあえずもう一枚
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader1/index.php?file_id=0000230245.jpg
955名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 18:08:22 ID:24/owxb0
956名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 18:11:08 ID:24/owxb0
あ、ちなみにpassはguru2ね
957名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 20:22:39 ID:oRwRnfye
>955-956 乙。
958名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 23:18:01 ID:aZMS2Qzi
乙乙!
959名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 16:09:44 ID:OtLQ/hTu
このまま同人誌うpスレにならないことをいのりながら・・・

もう一枚
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader1/index.php?file_id=0000230563.jpg
960名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 20:01:10 ID:S2jA4n5d
乙です。
同人うpでもしないとスレ停止しちゃうからな……
961名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:13:13 ID:GQxub1Dd
だって話題がないんだもの。
というか、そろそろ次スレについての話が出てきてもいい頃合いじゃないか?
950越えてるし


個人的には、このままグルグルオンリーっぽいスレタイを継承していくより
【グルグル】衛藤ヒロユキ総合【ウサギテレビ】
みたいに分かりやすい形で窓口を拡げてみるのもいいと思うんだが
962名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:41:33 ID:+QLK4Sib
俺は今までみたいに「魔法陣グルグル」でスレタイ検索できるのがいいな。
1人でも多く来てくれるように・・・
963名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 17:34:28 ID:f9/6nFmn
だんだんヤケになってきたw

ttp://www.uploda.net/cgi/uploader1/index.php?file_id=0000231088.jpg
↑3人の名前言えるかな?
964名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 19:52:04 ID:uhYCpCo3
イルクたん ミグたん ジュジュたん
965名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 22:20:43 ID:uc2X3x+G
ククリルクとかトリコの話とか童話的な話作りがうまいよね
966名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 00:16:34 ID:FnmSNOA0
884の逆レイプネタは斬新で良いと思うんだが
967名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 15:13:56 ID:v8NPP8L3
もうこのスレでのSS投下は望めないのか…?

それでもあおるように、ミグちゃんに中出し↓
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader1/index.php?file_id=0000231294.jpg
968名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 20:26:23 ID:nwtWQ98j
投下主乙乙
次スレに期待か……
969名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 13:21:19 ID:h+ztat5X
あおるぞあおるぞ

ジュジュに口内射精
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader1/index.php?file_id=0000232227.jpg
970名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:29:50 ID:JTLmzOdC
>>969
これいいな。この人が書くククリが見たい
971名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 00:48:21 ID:1pIHnSvw
ケベスベス期待
972名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 00:58:10 ID:IYuvZr8+
次スレはどうする?

それと保管庫も。
973名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 12:04:24 ID:dkaDK45p
974名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 15:00:56 ID:YVTR6ka0
>>972
エロパロ保管庫にお願いする?
975名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 14:25:18 ID:pEHFYiN+
もう978か……
次スレも良SSが投稿されますように。
976名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 14:26:20 ID:pEHFYiN+
975だった
以降は同人誌投下スレとしてお使いください
977名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 21:27:38 ID:woykyyGP
>>975
次スレあるのか?
978名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 03:59:43 ID:+LzDdfqd
まだない。
というか今スレ分の収蔵依頼や次スレのスレタイの話もどうするか決まってない。

最低でも次スレ立てられる目処がついてから埋めてほしいもんだが。
979名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 18:42:01 ID:L5rgtjSJ
スレタイは現状維持で良いんじゃ
980名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 23:28:07 ID:Ptc07rLA
【魔法陣グルグル】衛藤ヒロユキ総合【第3章】

とかどうだろう?
今の職人も住人も少ない現状を考えると維持より打開したいとは思うけど
981名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 21:46:46 ID:P4D00WT8
保守。
次スレはどうしたらいいんだろう
982名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 10:54:09 ID:8PdUq60p
>>981
無理に立てる必要なし
そろそろ潮時だろ
終了でいいよ
983名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 11:39:26 ID:EBG9WHto
>>982
悲しいこと言うなよ……
984名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 17:06:45 ID:1EYR8l0C
そうこうしているうちに終わりに近づいていく・・・・
985名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 19:52:39 ID:v78W5r+2
立った。

【魔法陣グルグル】衛藤ヒロユキ総合【第3章】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1184410292/l50
986名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:26:16 ID:Ej6W0z9w
987名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 03:40:56 ID:1vG6IPbT
>>985
ここはさっさと埋めてしまおう。
9883行だけエロSS:2007/07/15(日) 13:02:44 ID:rVwgoiTz
ジュジュのマン穴とお尻の穴に指を2本ずつ入れて
グニグニと中をかき回してやった。
ジュジュはたまらず、おしっこを漏らしてしまった。
989名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 13:07:56 ID:CwVYBKXg
埋め干し大名
990名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:05:03 ID:1MUw/xHP
埋めるっシュ
991名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 18:55:31 ID:AHNt6X2s
     ヘ     ヘ
    / \__/ \
   /          ヽ
   | ⊂●⊃  ⊂●⊃ |▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
   | 三   ○   三 |
   \__(__人__ノ___/EXTACT >   <10>  
     /  /   / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
992雄獣厨:2007/07/16(月) 22:25:03 ID:VljoKQfZ
なんだかんだでついに終盤に来てしまった
           (_,,_ (⌒)
      (⌒_,,_⌒)(゚皿゚= )   トークもないのに流石だな同志よ
     ( =゚皿゚=)/(   ⌒ヽ
    /⌒  y/ ̄ ̄ ̄ ̄/|
  __  (ニつ/ マジコン / | |____
      \/      / (u⊃
993雄獣厨:2007/07/16(月) 22:26:11 ID:VljoKQfZ
誰か我ら魔族を主人公にした職人は来るまいか
           (_,,_ (⌒)
      (⌒_,,_⌒)(゚皿゚= )   所詮我らは下級魔物、しいて言うばレイククが王道なり
     ( =゚皿゚=)/(   ⌒ヽ
    /⌒  y/ ̄ ̄ ̄ ̄/|
  __  (ニつ/ マジコン / | |____
      \/      / (u⊃
994雄獣厨:2007/07/16(月) 22:27:39 ID:VljoKQfZ
同志よ、このスレのログに我々を登場させて頂いた職人なんぞ一人二人はいよう?
           (⌒)_,,_ )
      (⌒_,,_⌒)( =゚皿゚)=3   笑止、今AAを貼り付けている一名のみではないか
     ( =゚皿゚=)/(   ⌒ヽ
    /⌒  y/ ̄ ̄ ̄ ̄/|
  __  (ニつ/ マジコン / | |____
      \/      / (u⊃
995雄獣厨:2007/07/16(月) 22:29:03 ID:VljoKQfZ
同志よ、今のは傷ついたぞ…
           (⌒)_,,_ )
      (⌒)_,) (; =゚皿゚)  …我のせいか?
     (  =゚皿)/(   ⌒ヽ
    /⌒  y/ ̄ ̄ ̄ ̄/|
  __  (ニつ/ マジコン / | |____
      \/      / (u⊃
996雄獣厨:2007/07/16(月) 22:31:22 ID:VljoKQfZ
                   r===================
                      ||   長年溜まりに溜まったレイド様への想い、同志に解き放ってくれるわ!
   ___________||r――――――――――
                  ..||\r──―/⌒⌒⌒\ヾ─
           / ̄ ̄ ̄ ̄/ ||\ ::::::::::::::::ノ/     ヾ
     ___ _/ マジコン  /  ||  \ ::::::::::::::: / /     ヾ
    |\  \/____/\ .||   \  :::::::::::: 〃 ひっ ぐはっ、ふぁ…あっ ぁん……
   /\.\          \    .\ ::::::::::::::::::::::ノ 〃 同士とてチクリ魔様と交わってたであろうに…
 /   \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|      \\:::::::::::::::::::
 乂    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\       \.\:::::::::::::
   \  /.             \
     (__________ノ
997雄獣厨

                   r====(⌒_,,_⌒)=======
                      || ζ( =゚皿゚=)(⌒_,,_⌒)
   ___________||r- ー∩^ヽ   ヽ(゚皿゚= )
                  ..||\ ノ⌒⌒⌒O⌒ と^ヽ~
           / ̄ ̄ ̄ ̄/ ||\ /::::::::::::::::::::::::::⌒⌒
     ___ _/  マジコン /  ||  \ / ::::::::::::::::::::::::::::::::
    |\  \/____/\ .||   \ /ノ ::::::::::::::: チクリ魔様とレイド様ならば…
   /\.\          \     .\ /::::::::::::::::::::::::: 同志はいずれを取る?
 /   \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|      \\/::::::::::::::::::::::::
 乂    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\       \.\:::::::::::::
   \  /.             \
     (__________ン