762 :
サイトー素子:2006/07/05(水) 23:50:42 ID:xbQ9TWba
「少佐、筋トレどころじゃない。こんな遊びはバトーでやってくれ」
「お前、せっかく私が来てやったのに」
目を両手で覆われた俺は目の前が真っ暗になった。
そして吐息を額にかけられ、俺の肩に乗ったまま前屈みになって鼻を舐められた。
やがて、少佐は
「喰い殺すぞぉサイトー」
と叫び更に体を密着させてきた。
そして、鼻を齧られた俺は、彼女を振り落とそうとしたが、勢いあまって
両肩と背後から跨いでいる少佐ごと後ろのベッドに倒れこんでしまった。
「うわ、サイトー何をするんだ」
太ももが両頬に沈んで少佐の股座に俺は頭を密着させたままダウンした。
首が、痺れて、動けん
「サイトー…お前、汗びっしょりだな…ん…では、休憩…」
――遊ぶんじゃねえよ
この酔っ払い
「おい、起きろよ…少佐」
首の痺れに悩まされながら起きて、振り返ると彼女は寝ていた。
自分のドッグタグが少佐の胸元にかかっている。いつのまにか盗まれたらしい。
下着姿とはいえ、大股開きで両手をだらしなく広げ、眠りこけている。
「なんだよ、色気のない様だな」
だが、局部を包む下着の片方の紐が解けかけており、少々、目のやり場には困る。
それにしても、夜討ちの様に、大胆な格好で来られたものの、
この女が何を考えてここに来たのかは不明だ。
763 :
サイトー素子:2006/07/05(水) 23:52:40 ID:xbQ9TWba
だが、その時通信が…
(サイトーさん♪)
タチコマだ
(サイトーさん、サイトーさん!少佐は?)
(何だ、緊急か?)
(僕、いつまで待機してたらいいんですか?)
(どこにいるんだ)
(サイトーさんの真上です)
(……!)
よく見ると、光学迷彩のタチコマが一機、部屋の天井に張り付いていた。
(なんでいるんだ。ここは俺の部屋だ!)
(少佐がサイトーさんの好みを調べたいというから僕、後学のために連行されました。
ついでに少佐をポッドに入れて配送しました。
下着姿で外にはでられなかったとのことで)
(こんな露出の激しい格好で何が好みだ…酒飲んで、下らんことおもいついたんだろう)
(でもぉ、僕だって「Mとは何か」という任務に興味あったし!)
(酔っ払いには従わん主張もしろ!プライベートの詮索につきあうんじゃねえ、
撃ち殺しちまうぞ)
(それにしてもサイトーさん、心拍数がずっと高いけど大丈夫ですか?)
(………)
(なんだか、血流がすごいですよ)
(…………)
(その汗、大丈夫ですか?)
(ああ、ほっとけ)
(でも困ったなあ、僕いつになったら仕事開始なんだろう)
(仕事って何だ?)
(オオーーーーーーーーーーーーッ!コ、コレはっ!)
ふかしていた煙草を俺は落としそうになった。
タチコマが歓心したように、歓声をあげて納得しているのだ。
(経験値があがるぞぉー、スゴイぃ!)
(いきなりなんだ?)
(それ、セックスのあとの煙草プフォーって、やつですね!
サイトーさん、でもセックスしてないから事前プフォーっですか?
そんなんアリですかぁ)
(くだらん知識を…)
(おかしいな、人間はマニュアルどうりにセックスしないんだ…)
(……)
764 :
サイトー素子:2006/07/05(水) 23:56:00 ID:xbQ9TWba
(うーん、やはり何事も例外はあるってことかな。
それとも、例外的にMはセックスする前に煙草プフォーなんですか?)
(もう、帰れ…)
(駄目ですよ。僕だって少佐に言い渡された任務があるんですし)
俺は枕元に隠していた銃を持ち出し、タチコマに威嚇した。
(ヒエー、怖いです、サイトーさん!僕だって任務果たさなくちゃいけないのに!)
(夜中に人の部屋にあがりこんで何が任務だ、明日はオフなんだよ。
貴様の出る幕はねえ!)
(あー、ひっどいなぁ、人間ってすぐ怒るんだから。なんでサイトーさんが怒るのぉ?)
(まだいたか)
(少佐といるこの映像、バトーさんに送ろうかな)
(…待て)
(ハーイ、待ちます)
二本目の煙草を灰皿に潰して、俺はタチコマに尋ねた。
(…で、任務ってなんだ?)
(少佐、寝てるし、まあいいや。ハイ、コレです♪)
紙きれに手書きの字…
二種類のミミズののたくったような文字が書き連ねてあった。
(くるたんさんと少佐の字です。まず1番、Mとは何か…あ、これはボクに
向かって簡易説明した時のメモで関係ないから省略です)
以下、タチコマへの指令がつらつらと、書き連ねてあった。
酔っ払って書いたのだろうが、あまりに汚い字で俺には解読不能だった。
(で、要点として、僕が実際サポートするのは、これを手渡すことです!♪)
(ほお、どうするんだ、それ…)
(人間って変ですね、こんなスケスケのうっすいパンツなんて機能としては
体に悪いと思うんですが)
女モノの下着なんか俺に手渡すな…
(で、どうしろと?)
(ええと、こっちがブラジャーで、こっちがパンツです。着替えさせてください)
(………)
(それから少佐の命令を聞いて奉仕してください。
それができたらくるたんさんに少佐をお送りして僕は任務完了です)
(…………)
765 :
サイトー素子:2006/07/05(水) 23:59:38 ID:xbQ9TWba
(あ、どこ行くんですかサイトーさん!)
(くだらんから、シャワー浴びて表で一杯ひっかけてくる)
(そおぉんなぁ、少佐が寝ちゃったから起こしてなんとかしてくださいよぉ)
俺はシャワーを浴び、深呼吸しながら気を引き締めていった。
浴室から出ると、タチコマはまだいた。
眠りこけている少佐の横で、グラスや酒を用意している。
(タチコマ、一応聞くが、何してるんだ?)
(あ、サイトーさん、少佐が酒、酒ってうなるもんですから用意してるんですよお)
ため息が…こぼれた。
夢の中でも飲み足りないのかよ、この女は…
寒かろうとかぶせてやったベッドのカバーも上着も少佐の
寝相のおかげでシーツに到るまで皺がよっている。
まったく…
(おい、タチコマ)
(ハイ!やる気になりましたか?サイトーさん!)
「うぅん、サイトー…酒、よこせ」
(続く、また次にでも)
ワロスwww
早く、続き!!
エロワロスwww
おもしろい!!
煙草プフォーのところで吹いてしまった。
続き楽しみにしてます。
サイトーがMつーのは基本設定になってるなww
でもそれがいい。
ワロスwwwwwwwwwww
ネ申だなww
サイトーかわいw
煙草プフォー超吹いたwww
早く!早く続きを!!
しょっぱなのサイトーに笑いタチコマとの会話に茶吹いた
776 :
サイトー素子:2006/07/14(金) 01:35:45 ID:wXNJlRMA
>>765の続き サイトー素子
少佐に酒を注いだグラスを手渡したタチコマは、俺に向かってこう伝えた。
(あの、少佐が朦朧としているのでボク、さっき、推測で手渡したんですが)
(何がだ)
(サイトーさんは、やっぱり、その…刃物なんですか?
生身だったら危険じゃないでしょうか)
何の話かさっぱりわからねえ
こいつは俺をどう認識してやがるんだ。
それに追い討ちをかけるようにまた、言ってくる。
(だから道具ですよ、サイトーさんは縄とか鞭とかが好きなんですか?それともロウ――)
(もう、黙ってろ)
話に収集がつかなくなった苛立ちで、俺は部屋を出て行こうとドアに手をかけたが、
その時…体が硬直したような金縛りにあった。
―――何だ、手が動かねえ…この感覚はまさか!
「逃がさんぞ…サイトー……」
「少佐、俺にハッキングするな!」
「まあ、聞け…ん、しかし…よく効く酒だな…薄めても体内プラントで
なかなか消費されんとは、タチコマ、おかわり…もってこい」
「了解しました。でも少佐、いくら新造酒濃縮剤とはいえ、
酒量が通常の致死量200倍でも平気だなんて驚きです」
「サイトーの家の酒は口直しに丁度いいわね、やっぱり普通のお酒が一番」
「いい加減にしろよ、てめえら」
はしゃぐタチコマに睨みを返した俺に、少佐がナイフを投げてきた。
耳すれすれのところで逸れて、刃先が壁に突き刺さる。
777 :
サイトー素子:2006/07/14(金) 01:37:44 ID:wXNJlRMA
次いで、行動解除となった俺は、緩やかな動きを取り戻して
少佐のほうをかろうじて向くが、彼女は俺に向かって歩み寄りながらこう言ってきた。
「サイトー、私は今からお前とセックスをしようと思う」
「よせよ、部下いびりなんて」
「自前のランジェリーだぞ、気に食わんのか?」
「真顔で言われてもな…」
「お前とだったら、実際の接触のほうがよかろうと判断したのだ」
「…情緒ねえな」
考えるだけ無駄だがな
「それも、そうね…あんたが目合わしてくれないのは困るわね」
そのまま、寄ってきた少佐は立ち尽くす俺の目の前で、下着の乱れを正した。
違法まがいの酒から正気にもどりかけたのか、
少しはそのあたりの羞恥心が芽生えたのには感謝するが…
まともに纏っていても、露出の高い下着姿であるのは変わりなかったので、
あまり意味がない。
続いた会話にも、変わらず情緒の欠片もねえ
もっとも、この女にそんなものは、はなから俺も必要とは思わなかったが
「じつは先日、私はバトーと電通でセックスをしている最中、
バトーの脳内活性領域を解析しようとハッキングをかけた」
「…すげえ性癖だな」
「想像上の産物をどう再現しているのか見たかったという単純な興味でやったんだ。
そして…そこで知りえたバトーのセックスに対する執念ともいえるようなエネルギー
賦活化は1週間にわたる戦闘、作戦においてのパフォーマンスを全体的に向上させていた」
何を言わんとするのか、あらかた俺は想像しかけてしまった。
「肉体的に何ら接触していないというのに、やっていると想像しただけで、
バトーの脳があれほど未知の世界に溢れていようとは思わなかった。
そこで、私はあの現象を俗物的な言い回しだが、セックスによる戦闘能力向上効果と評価した」
少佐が諾々と話しているので俺は無言になりかけた。
だが、意識下で、止めにかかるタイミングを忘れずにはいられなかった。
778 :
サイトー素子:2006/07/14(金) 01:42:39 ID:wXNJlRMA
「つまりだ、バトーはセックスで戦闘能力があがるらしい」
「やめろ、少佐。それ以上言うな」
俺をあいつのカテゴリーに照らし合わせるな
「だが、バトーの現象は一個体の結果にすぎん定性的な表現型だ。
しかも、あいつは殆ど全てがサイボーグ、私と何かの相乗効果が加わっただけ
なのかもしれんという線も捨てきれない」
俺は片手で煙たがるしぐさを返した。
だが、少佐は肉迫した勢いで言い寄ってくる
紺の前髪が揺れて、俺の鼻に当たるほど近づかれる。
酒混じりではあったが、甘い匂いと豊満な胸が俺に対して向けられてくる。
「そこでだ、サイトー!」
「少佐、俺は生身だし、あんたらのような趣味も持ち合わせていない」
電通での嗜癖なんかねえよ
「あら、…みくびらないでよ…私はこうして、お前の所にきたんだから」
少佐のしなやかな指が、俺の首に絡んでくる。
まずい
さっきから、妙な感じではめられているように動きがとれねえ
「少佐、これ…ハッキングか?」
「どうかしら。生の体…相手にするのに、私なりに考えてきたんだから、それにね…」
何かを言いかけた彼女は、俺の首に両手を回して、
覗き込むような角度でいたずらに見つめてきた。
視界の淵にいるタチコマは、実況を言語化して送ってくる。
(ハッキングにナイフ投げ!
そして性の議論…総じてサイトーさんが魅了されている!)
違えよ
(コレがいわゆる、前戯とかいうやつですかっ!
予想外の展開でボク、情報処理が追いつきません)
「サイトー、キスして…」
779 :
サイトー素子:2006/07/14(金) 01:45:52 ID:wXNJlRMA
多分、ハッキングなんてかかってねえよ
さからえないだけだ
目、あわせたら最後じゃねえか
誘うような仕草で、甘い声をして唇を近づけてくる少佐の背中に、
次第に俺は手を回してしまう。
ハッキングのせいだと自分で思い込んだが、
(少佐、ボク今のこの映像を皆と共有して議論したいです!)
「ああ、かまわんぞ、勝手に送」
なんとか、我に帰った俺は少佐の口を両手で塞いだ。
「はにを、ふる、ふぁイトぉー…っ」
「冗談じゃねえよ、少佐、ばらまかせるな。興ざめだ」
タチコマの行動と俺に対する認識要素を撤回させろと、
しばらく少佐ともみあいになった。
だが、不意に相手の柔らかい部分に手が触れて当たり、
「ああぁん…っ!」
胸を掴んでしまった拍子に出た少佐の声で、
幾分力の抜けた隙の俺に向かって…余裕で彼女は飛びついてきた。
飛び込まれた勢いで、俺は後ろのクローゼットで頭と背中を打つ。
背中ごしに板にひびがはいったのを知りつつ、切迫してくる彼女の重みに耐え切れず、
俺はようやく女の顔にまともに目をあわした。
「ねえ、キスして…」
「なんて女だ…あんたは」
「ようやく目を、合わせてくれたわね」
この暴力的な振る舞いに、俺はいささか抗議した。
開ききっていったクローゼットの中の服がばらばらと
重なり落ちた先へ、…全身義体の女ともども俺は背中から倒れこんだ。
次いで、舌先の重なり合いをそのまま続けてしまった。
「ん、…サイトー」
「少、佐…」
熱い少佐の舌と口の中で絡み合った。
待ちわびたようなキスや少佐のくぐもった声に、俺も勢いを増していき、
口腔内でせめぎあう。
780 :
サイトー素子:2006/07/14(金) 01:50:26 ID:wXNJlRMA
少佐を抱きとめ、意外と両手の中に納まるその腰の細さを知りながら、
息もつけない口付けともいえぬ舌の舐めあいからようやく離れ…
「少佐、タチコマを下がらせろよ…」
「なあに、見られてたらできないってワケ?」
いまひとつ譲れなかった状況だけは、主張をやめなかった。
「フリークスみたいなやつらの餌食はごめんだな。
こんなんじゃ、戦闘能力向上には貢献できねえ」
「真実を追究したがる者は二つもいらないっていうのね…まあいいわ」
くすくすと笑いながら、彼女はタチコマを表で待機させる指示を下した。
渋々出て行ったタチコマを確認した頃、
「まるで、子供をおっぱらったみたいな状況ね」
現実味のない台詞を言い残して、ベッドの上に移動した少佐は酒を飲ませろと命令する。
グラスを渡そうとする俺に、彼女は小さく微笑した。
「いやよ、そんなの」
ベッドに腰掛けている少佐の横で、受け取ろうとしない杯を、
俺が代わりに飲んで彼女の口へと運んでいく。
ぬるぬるとしたゆるやかな液があふれて伝い、
飲み干せない分量の酒は少佐の胸や腹部をつたって濡らし、垂れていく。
二度、同じ行為のキスも続けば、少佐の体に伝う酒はふき取ら
なければならないほどに湿っていった。
潤んだ体に通る酒量の色は、薄暗い明かりですら輝いていた。
だが、矜持をくじくような矛先をそこで俺は向けられる。
「舐めろ…サイトー」
全身がゾッとするような命令が俺の頭に響いた。
次で、終わる。
イイヨイイヨー!!!!
続きを楽しみにしている!
多分皆同意見だろうとは思うが、ナイフ投げで魅了されるサイトーが萌えキャラだ。
自覚のないMていいな!
>>次で、終わる。
ってのが「サイトーの次の行動で結末が決まってしまう」事かと思った。
【サイトー!そいつをよこせッー!の由来】
反政府軍に扮したサイトーが少佐の部隊と追突
↓
「私の部下になれ」 「なれば命を助けていただけるんですね」などの
会話を経て全裸に。
↓
指でアナルをほじくられ、「汚い穴だわね」などと罵られる
↓
オペ子のフェラチオで「アッー アッー!」と悶える
↓
少佐に局部を見せながら2人のオペ子に尻の穴を見せる。「気持ちいい!」と悶えながら
男性自身を勃起させる。このあと、オペ子の一人がコンドームをつけ、サイトーに背後から
挿入。「アッ、アッ、アッ、アッ!」とサイトーは勃起させながら声をあげる。
↓
少佐も加わり4Pが始まる。ヤラれるばかりだったサイトーが一転、攻勢に出て、
少佐を下にして犯し始める。小刻みに腰を振りながら、「アッー、アッー、イク!」
と叫んで、サイトーも少佐の腹に勢い良く射精。
あとケツに棒差し込んで 3回まわって「ワン」と吠えたらしい。
786 :
サイトー素子:2006/07/16(日) 10:04:06 ID:p9cIWsuQ
>>780続き。今回で終わりです。(ちょっと長くてすいません)
――挿入話、真夜中の機械たち
タチコマ1「少佐もサイトーさんも自閉モードで質問できないからボク達で検証するしかないよ」
タチコマ2「二人で寝るから朝まで待ってろって言ってたけど、睡眠に入ってあれで終わりなの?」
タチコマ3「部屋のどこをスキャンしても木馬も鎖もなかったんだろ?」
タチコマ4「なんだよー。使えないな、そのファイル。ボーマ君間違えて渡したんじゃない?」
タチコマ5「イシカワさんはぼくらにはこれで十分だって笑ってたけど」
タチコマ6「結局、何がセックスだったのさ。資料にでてる男女はただ
『セックスすごかったね♪』って言って裸でタバコ吸ってるだけだよ」
タチコマ7「何がすごかったんだろ?ボーマ君がボソボソ言ってた『男の人と女の人の
大事な所をくっつけるんだ』ってやつの再現は?ぼくらはそれが見たかったんじゃないか」
タツコマ8「ボクが類推するに、口と口のくっつけっこじゃない?」
タチコマ9「そうなの?」
タチコマ8「だって、あれで終わったんでしょ」
タチコマ1「そうかあ…ファイルの中の男女も必ず少佐とサイトーさんのしてた
口のくっつけあいをどこかでしているね」
タチコマ3「この鞭持った女の人なんて、男の人へ“ごほうびにキスしてあげる”って言ってるし」
タチコマ7「口が男女の貴重なセックス領域だったのかあ。少佐が無駄口たたくなって
よく言うのはそのせい?何かのもったないメタファー?」
タチコマ5「待てよ皆、結論はまだ早くないか?重要な部分が抜けてるぞ」
タチコマ4「そうだよ、ボーマ君のつぶやいた『ばらまきたいものがあるから女の人に
ばらまくんだ』って何のこと。何をばらまくのさ」
787 :
サイトー素子:2006/07/16(日) 10:05:42 ID:p9cIWsuQ
タチコマ2「ウィルスとか」
タチコマ9「ええ〜、そりゃすごいなぁ」
タチコマ5「おかしくない?じゃあトグサ君、毎日奥さんや子供の写真にキスして
ウィルスばらまいてるの?」
タチコマ7「奥さんと子供にトグサウィルス注入?なんじゃそりゃ」
タチコマ3「トグサ君、毎日写真とセックスしてるってこと?対象が子供にもおよぶもんなの?」
タチコマ9「見境ないね〜それ」
タチコマ1「ちょっと待ってよ。なんかコンピューターウィルスは違うと思うよ」
タチコマ6「まあ待て、ボクらの資料を整理すると…
男の人にありとあらゆる痛めつけ行為をした女の人のSM前戯という名前の映像と、
ベッドにもぐっている男女がでてきたところから始まる『せっくす、すごかったね』と
言い煙草プフォーする映像、そしてどちらにも見られる共通の、唇に対する接着行為」
タチコマ8「その中のどこに『男の人と女の人の大事な所をくっつける』と
『ばらまく』っていうのがあるんだろう」
タチコマ5「ねえねえ、ボク今思いついたんだけど。唇で何かをばらまけるもんなの?」
タチコマ2「せいぜい唾液でしょ、糸とか吐く虫いるけどさ」
タチコマ1「もしかして、何かを媒介することができるものが存在するのでは?」
タチコマ4「わかった!お酒だよ」
タチコマ9「どゆこと?」
タチコマ4「少佐はしきりに酒よこせって言ってたじゃないか!」
タチコマ9「サイトーさんのお酒が欲しかったってこと?」
タチコマ3「特定の男の人のお酒を欲しがったっていう意味?」
788 :
サイトー素子:2006/07/16(日) 10:07:00 ID:p9cIWsuQ
タチコマ5「なるほど!しかも、くるたんさんの家にいる時ですら、少佐は何らかの
濃縮したお酒を自ら飲み干すほど飢えていたというわけで」
タチコマ7「あちゃー、そういうことかァー」
タチコマ1「ボクがお酒渡してもまだ、飲み足りないって言ってたのはサイトーさんのお酒が欲しかったからなんだ」
タチコマ6「つまりセックスとは、関心があるけど痛めつけてしまう特定の男の人に対して、
女の人が唇でお酒を欲しがるためにするSM行為ということかぁ」
タチコマ一同「プロト君、どう思う?」
プロト「えっと、……」
789 :
サイトー素子:2006/07/16(日) 10:08:05 ID:p9cIWsuQ
――転じて、サイトーの部屋
―――唯一、残ってる右手も、冷たいのには慣れたがな。特に今のこの指が
「何よ。黙っちゃって…」
右手で少佐の額の髪を梳くと、意外に面差しが嬉しそうに見えた。
光のせいか?
「別に、なんでもねえよ」
一瞬でも、何を俺は期待したんだろう。
この女がいつも、嘲るような笑みを浮かべるのは見慣れたはずだったが…
俺は少佐を、そのまま自然に組み敷いた。
そして、望み通りに遊ばれてやる。
さからえないだけの理由と思い込んで…
横倒しに、眺めた豊満な胸に指を当てていく。
流れる水滴に這わせた指の跡で舌を進めると、彼女はほんの少し揺れ動いた。
「ん、…あっ…」
感覚器官が細かな所まで生きている印だ。
この体が酒の杯なら、俺が今舐めてるものは、誰もが、なかなか拝める代物じゃない。
何しろ抜群の才覚と運動神経を持つ、屈指の義体使いの持ち主が、
吸わせてくれる肌の味なのだから―――
そう思えば転がされる甲斐もあるかと、自身に皮肉る。
取り払った布に隠れていた乳首が染まって、徐々に起き上がってくる。
「サイトー、…ァッ!」
その感触を舌で得ると、彼女は俺の両肩を撫でてきた。
790 :
サイトー素子:2006/07/16(日) 10:25:35 ID:p9cIWsuQ
「いいかげん、返せよ…」
「何、を…はあ…ぁ」
「首にかけてる俺のそれ…」
いつのまにか俺の首から盗んだドッグタグだ。少佐の首にかかってる。
「あらぁ、怒ってるの?ふふ…ン」
「勝手に盗るな」
「ちょうだいっ…」
物欲しそうに、片手につまんだ少佐は歯でそれを齧っていた。
「おい…――――!」
一瞬、喉に唾が流れ込んだ。
齧るその舌先が、唾液を含んで滑らかに揺らしているのが、まざまざと見える。
骨のない、軟体動物のような赤い舌が襞のように雫をたらしている。
「…やらねえよ」
そんな少佐の顔を見て、俺はかえって真面目に答えてしまう。
「欲しいわ…」
「しつこいぞ」
「前も、同じこと、…っ……聞いたわねえ」
俺が触った部分から、体はびくびくと細やかに揺れるくせに、
彼女は嬉しそうに取り上げたものを口で転がして遊んでいる。
ジャムのついた瓶の蓋でもしゃぶるかのようなしぐさをする。
その様子が、視界としては何かの本能を俺にあまりにたきつけてくるので、
どうしようもなくなり、
俺は思わず、自分の生身の指の先を少佐の口元に及ばせた。
「なあに、くれるの…?」
「やらねえよ…絶対」
わざわざ、残された生身の手の方…
しかも、商売道具の右手の指を運んだのに意図はなかった。
むしろ必然のように動いた。
俺が引き金を引く指を、少佐は齧っていたドッグタグを放して、代わりに唇で甘く噛む。
彼女の唾液と歯の宛がう音…いやらしく、淫らだ。
ひとつ、またひとつと…あの滑らかな舌に濡れる。
噛み千切られるかもしれないその感覚が、ゾクゾクした。
791 :
サイト-素子:2006/07/16(日) 10:27:32 ID:p9cIWsuQ
この女と最初に寝た時は、左目も左腕も動きが思うように取れなかった頃で、
ぎこちの悪い思いを抱えてすごした夜だった。
加えて、俺はさほど相手を心底、溺れるほど抱くこともなかった。
金を払って、その場で買う。
そんなことしか繰り返していなかったせいで、
どんな娼婦や場末の女にも愛情の欠片も注げなかった。
時々、面倒くさいほど向こうが愛情をよこせと言ってくるのがいたが、
適当に抱くだけ抱いて放ったらかして、逆に罵られるほどだったと思う。
スコープ越しに敵を見て、引いてきた引き金を操るその指に何のためらいも、
罪悪感も持たなかったようなものと同じだ。
なのに、この冷えた指先が少佐の口と舌で熱くなっているのに…
ただ、それだけのことなのに、体の芯から武者震いのような何かがこみ上げてくる。
「ん、…サイ、トー…」
左腕に力を入れて乗り出し、少佐の顔を覗き込んだ。
長い睫と湿った額…
あの瞬間だ。
俺を見る、まばたきひとつしないその表情…
どうやって殺そうかと、お互い探りあった唯一の記憶を思い出す。
この瞬間が、俺の人生では得られなかった最高の熱さを引き起こしてくれる。
彼女の口元から指をゆっくり出して、その名残を埋めるように俺は少佐と唇を重ねた。
もしかしたら、こっち側だけが踊らされているだけなのかもしれない。
過去の記憶でぬかるみに足を突っ込んで抜けられないでいる自身を見て、
少佐は嘲笑しているかもしれない。
命の代わりに獲得した、物珍しいエピソードに踊らされているだけだと自分でも考えた。
少佐の腕が俺の首にぴったりと回りつき、俺らは蹂躙しあうような口付けに及ぶ。
獣じみた交わりだ。
滑らかな繋ぎ合いと、淫猥な唾液の音があふれだす。
息遣いも荒くなり、ようやくお互いを放すと、
「そうね、久しぶりね…お前とこうするの」
少佐は紅潮した頬で俺に答えた。
792 :
サイト-素子:2006/07/16(日) 10:29:31 ID:p9cIWsuQ
俺は、そこで改めて全部脱いで、少佐の上に押し倒すような勢いで愛撫を始めた。
濡れた胸、首、うなじに…脱がした全裸の女の柔らかい肌が俺の中で声をあげる。
きゅっと乳首をつまむと少佐が身をよじる女の仕草をする。
「あぅ、あん…あ…っ」
義体から染み出る少佐の汗とアルコールの匂いが混じる。
舐めろと言われた範囲もとっくに超えて、俺は少佐の両脚の奥に舌を運ぶ。
「あ、ふぅ…んあ、ん…」
酸いた汁を引き出してから、少佐が温めた俺の指先が中をよじる。
生きた、俺の指が彼女の内部にぬるぬるとはまる。
「そこ、あ…サ、イトー…はっ…ぁ…アッ…もっと、ゆっくり…しろ」
「なんだよ、生娘ぶりやがって…」
「あ、…あ、イイッ…」
俺は性急に求めてる。
捨てた女も、撃ち殺してきた見知らぬ相手達にも、食いつなぐ為に頼っていた雇い主にも…
関わった人間の誰にも降り注ぐこともなかった、俺を構成するゴーストという
得体の知れない胸騒ぎの高鳴りで、この女を求めてる。
俺が俺でなくなったら、いつでも殺しにこいっていうほど挑み、
どこかでそれが女への狂想心として訴えている。
戦いたいのでもなく、鎖に繋いで飼い殺しにするなと訴えているのでもない。
更に、もっと、ぞくぞくするような思いをさせろと叫び、求め
魂の歓びを、お前と一緒にすごさせろと戦慄いている。
どこまでも、原型をとどめない…えも知れぬ獰猛な本能が存在しているらしい。
「早く、…あっ…もう、…溢れ、て…中に来い、サ…イトー…」
躊躇いもなく欲しいまま、少佐が見つめる状態の中、俺は自身を繋げていった。
「いい、ぞ…ああ…っ!」
「少、佐…」
ベッドが強く揺れる。
内部に溶け込んだ俺の一部が、貪欲に動いていった。
持ち上げた張りのいい女の両脚が、汗ばんで滑りそうなほど俺らは振れた。
骨の芯までとろける感触で、俺は締まりのいい彼女の内襞になだれ込む。
イメージに思い返す、さっきの少佐の舌使いや赤い色、俺を悦ばせる甘美な声…
どれもが脳天をえぐるほどに心地いい。
793 :
サイト-素子:2006/07/16(日) 10:30:44 ID:p9cIWsuQ
「もっと、奥に…アァン!」
言われるまでもない。
大きな乳房が震え、求め合う激しさが益々、募っていく。
義体と交わる行為が、これほど美味いと思ったのは初めてだ。
恍惚となった頂点を極めて、声も体も悦に浸る少佐を前に俺は一度のぼせ上がった。
「あ、ぅ…サイトー…今度は、私を上にしろっ!」
「ああ…」
時間が過ぎて、次の波に到達しようと行ったのは、少佐を跨がせて俺の膝に乗せた形だった。
少佐は艶やかに、そして激しく腰を使って俺をぞくぞくさせる。
「はあん、ああっ!」
俺も、絶妙なまでの深さではまっちまって、
けだもののような猛々しさで夢中になる。
「少佐、…少、佐」
目前で揺れる大きな果実のような彼女の胸に、顔を埋めたまま達していった。
どうにもたまっていた願望をぶつけあうような印象を残すという
熱烈なセックスをして、ずっと俺らは盛っていった。
何度も抱き合い、求め合い、嬲ったり…息が切れるほどいろんな形で肌を重ねた。
794 :
サイト-素子:2006/07/16(日) 10:32:24 ID:p9cIWsuQ
あれから呆れるほど、お互いの体で遊んだ後、長い夜も半ばを過ぎていったのを
意識しだしたことから、ようやく俺らは落ち着いた。
相変わらず俺のドッグタグを自分の首にぶらさげたままの少佐が、
指先でそれを転がしながら見つめていた。
そして、後ろに座る俺の胸にもたれかかっていた。
じっと、それを見つめながら彼女はつぶやく。
「―――俺が俺でなくなったら…か」
「あ?」
「言うようになったじゃない。…ふふ、ちゃんと殺しにいってあげるわよ」
「…俺にハッキングするなっていってるだろ」
「指がつめたくならないように、部下に気を配ってるだけよ」
「人が寝てるのを、夜中にたたき起こしてよく言うぜ」
左手に持っていた灰皿に灰を落として、
忌々しげに吸い出す俺の顔を見るため、斜めに振り向いた彼女は声をだして笑う。
持たれている俺の背中の枕に振動が伝わるほどだ。
「笑うなって」
「私がタチコマ連れてるもんだから、何か大事だと思って、
言うこと聞いてたあんたのおかしな姿ったらねえ」
「あいつに余計なこと教えてんじゃねえよ」
「あれって絶対、何かのプレイだと思いこんでるわ。あの子達、議論好きだもの」
「記憶、ふるいにかけて消しちまえ」
「さあ、どうしようかしらね」
体重をかけてもたれかかってきた少佐の肩に、一度手を置いた俺は
そのまま片手をまわして彼女を引き寄せた。
お互い沈黙のままだが、こういう事後の馴れ合いは、
実に久しぶりの感触だったのを思い出す。
近くにある、少佐の髪の香りが甘い。
少佐は、嫌がる風でもなく俺の体に柔らかい背中の肌をそのままじっと預けてきた。
自分には存在しない、俺の心臓の音を聞くように、目を閉じて耳を傾けていた。
だが、尋ねるべきことがある。
灰皿にまた灰を落とした俺はそのまま、吸う前に声をだしてしまう。
「何しにきたんだよ、結局…」
「好みが調べたかっただけよ」
「嘘つけ」
「まあ…ほんとは、確認しにきただけ」
「………」
795 :
サイト-素子:2006/07/16(日) 10:39:45 ID:p9cIWsuQ
咥えたまま煙を吐き出した俺の煙草を、少佐は指でかすめとって自分で吸う。
「私の言う事をちゃんときいてくれる男がいるかどうかをね…」
「一人はいるじゃねえか、9課に長いつきあいなのが」
「あれは別…」
「あいつ、落ち込むぜ」
「大丈夫よ」
煙を吹いた彼女は、左手に抱えた俺の灰皿に灰を置として、苦いと言い放った。
次に、吸い口を俺の口に差し込んで戻すと、俺の顔をしばらく片手で触っていた。
左の目の調子が悪くはないのを確認すると、ドッグタグに視線を落としてそっと呟く。
「ねえ…やっぱりこれ、くれない?」
相も変わらず、また言ってくる。
あの、ただの金属片には俺なりのこだわりがあるのでやれんと言ったが、
「じゃあ、条件付きで貰うわ」
しれっと、そう述べていた。
「うん、そうするわ。それがいい…」
「勝手に何言ってんだよ。そろそろ返せよ」
「いいじゃない、別に」
「一方的に決めんじゃねえ」
「お前が死んだら私が貰う」
「…………」
「だったらいいでしょ?」
「…さあな」
「どうなのよ?」
遠くを見るふりで俺は苦いと言われた煙をふかした。
死ぬまでには考えとくさ、と心の中でひとつだけ唱えると…
少佐は、聞こえたような顔で笑みを浮かべていた。
「一杯、飲みたいわね」
そう言った少佐と一緒にいたその夜、俺は少々酒量が増えた。
796 :
サイト-素子:2006/07/16(日) 10:44:12 ID:p9cIWsuQ
―――朝
「帰るわよ、待たせたわね」
「少佐ぁ、お酒もらえましたか?」
「酒?ああ、あれから飲んではいたけど」
「良かったですねえ!下着もちゃんと手渡したのに着替えてるし」
「まあね」
後日、
「イシカワ…、ボーマはタチコマに質問されて何を渡したんだ?」
「マイブームの断片らしい。別に、本番は張ってねえって」
「ちゃんとした知識を、教えてあげたほうがいいのかしら、あの子達に…」
「ああ?AIには必要ねえだろ」
「何かにつけ、からかわれてるトグサの巻き添えは気の毒ね」
終わり
(最初にあがりすぎた。ほんとすんません。。)
>>796 前にもサイトー書いた人?
そうなら、嬉しい。サイトーを書かせたら、このスレであんたの右に出る職人はいない。
間違いなく神職人だ。また、書いてくれ。
>>797そーゆー褒め方はカドが立つばかりか左に出ようとする者まで出現するのでやめれ。
久々に2nd14話見直したくなった。 神超GJ!
「2ちゃんねるは回転しそのモーメントにあたる「時間」に従って進行している・・・・・
より存在する為
より安定を求め・・・・・複雑多様化しつつ 時にはそれを捨てる*・・・・・
(*たとえば板削除とか。)
スレが複雑化しつつDAT落ちする機能を持ち
閲覧者が毎日代謝し入れ替わりつつ老化するのも
新スレを建てる時に大量の経験情報を追いやってテンプレだけを残すのも
周期的に板やスレが荒れるのも
皆システムの硬化・・・・・破局に対する防御機能だ・・・・・」
「荒らしや厨房を肯定する考え方だわ」
「君が「善悪」について語るとは・・・・・そのような細部は本題ではないが―――
2ちゃんねる的に言うと管理者側が荒らし・厨房を一掃しない理由がここにある
2ちゃんねるの住人は祭りという言葉でリスクを肯定している・・・・・
もしレスが1001以上続いたら?
住人が入れ替わらずに知識や経験を積み重ねたら?
いずれの場合も身動きできなくなって破局するだろう・・・・・」
>>796 神超GJ━━━━━!!!!!!!!!!
また書いてくれ!!!!!!!!
>>796 素晴らしかったです
キャラが生き生きしてるの本当にすてき
803 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 00:01:52 ID:eDkFmXF/
あげるか…
職人サンマダー?
805 :
バト素:2006/08/01(火) 17:07:19 ID:ydhvHeL7
仕事前のバトーから
(ハァハァ、ハァハァ、も、もとこぉ〜・・・ハアハア、いい乳だっ)
素子:(もう、バトー、変な電通よこさないで)
「ようしトグサぁ、タチコマ!犯人確保行くぞお〜!」
「はいはい、旦那」
現場のバトー
「お前あっちから回り込め、撃たれるなよトグサ」
「了解」
(ハァハァハァハァハア、すげえ、もとこの中すっげぇ)
追うバトー
「そっちに逃げたぞ、旦那」
「まかせろ!今日の俺は一味違うぜ」
(い、いいかあぁ?感じるかあ、もおっとこおぉ〜ハァハァハファ〜ッ!!!)
「ふう〜、今日の仕事もたいしたことなかったぜ」
「旦那の蹴りすげえ、さすがだな」
素子:(よし、逮捕したな。終了!)
(あ、切、切るな、ハァハァハァ、もぉ、もぉっとぉっこぉ〜もっとしようぜえっ!!)
タチコマ:(少佐の命令で、一日相手してたの実は僕です・・・ごめんね、バトーさん)
「よくやった、トグサ、タチコマ!次も頼むわよ」 終
>805
この手の一発ギャグが決まると最高だよね〜。
タチコマ、GJ!!!
IDが攻殻っぽいかもてst
すまん全然だったorz
ネタスレより
タチコマ「少佐、おはようございまーす。昨日の合コンどうでした?」
少佐 「ああ、本庁婦警との合コンか。楽しかったぞ」
タチコマ「少佐、留守番した者には、おみやげをもらうという権利が発生するのでは?」
少佐 「なんだ?みやげが欲しいのか?」
タチコマ「そうでーーーす♪」
少佐 「みやげ話ならいくらでもしてやるぞ。ほら、繋げ」
タチコマ「はーーーい♪・・・およ・・うぉおおおおおーーーーすごーーい!!!
経験値が上がりそう〜〜これが、百合というヤツですね」
少佐 「気が済んだか?うん?タチコマ?フリーズしてる・・・知らないっと」
少佐が去った後、柱の影からバトーさんが現れた。
バトー 「おい、タチコマ。目ェ覚ませや」
タチコマ「うぅん・・・バトーさぁん・・・言われた通りにみやげ話もらいましたぁ」
バトー 「よし!すぐに、俺と並列化しろ!」
タチコマ「えぇーーーっ!最初から、そのつもりで!」
バトー 「あたりまえだろ?俺が有線させろって言ったって、少佐がしてくれる訳がねえ」
タチコマ「バトーさん・・・せこい・・・」
バトー 「早く、繋げ!」
バトーは、無理やりタチコマに有線しようとした。
ブチッツ!!!
タチコマのケーブルは、いきなり現れたボーマの電脳に繋がった。
バトー 「うおおおーーーなんだ、いきなり!!!」
タチコマ「ぼーまくん?なんでェ〜?」
ボーマ 「ウホッ、ウホッ!!!スゲエェェエエエーーーもとこおぉおおおおーーー!!!」
バトー 「ボーマっ!!!テメェ、ゆるさねェ〜〜その記憶をこっちによこせ!!!」
バトーとボーマは、タチコマのケーブルを争って殴り合いを始めた。
タチコマ「バトーさあぁん!ぼーまくぅうん!ヤメテェ〜〜」
そこへ、サイトーが現れた。
サイトーは、しばらく二人の殴り合いを見ていたが、落ちているケーブルを拾ってタチコマに有線した。
サイトー「うっ!素子!・・・萌え・・・」
3回転送すると発症するウイルスとか持ってそうだなw