【シティーハンター】北条司作品エロパロpart2【エンジェルハート】
2 :
スレ立て乙です:2005/12/14(水) 14:48:39 ID:o3NqR+qE
おついち&GJ!
4 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 17:28:33 ID:dkijHJ7R
新スレ、フォォォォォォォォーーーーーーーーー!!!!!
5 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 18:13:33 ID:rvTYT/IJ
神職人さん達又投下よろ
>1
乙カレー
>1
作品UP&すれたて乙!
ここって、すれたて1ケタの頃って落ちやすいの?
>>1 乙.次回作も是非に希望。
一日レス程度で30前後あれば即死回避、と聞きました。伝聞だけど。
10 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 22:39:25 ID:3pMsiFx9
支援あげ
11 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 22:40:54 ID:hnIMiA1V
同じくあげ
12 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 22:44:20 ID:2vVclXpk
>>9 ありがとう。30必要なのか。。。ハードル高いのね。
>>1
乙!1さんの次回SS希望です。
1さん 乙です。
萌え死ぬかとおもったw
ほしゅ
保守なのさ
保守。
ほしゅほしゅ
保守りまーす
>>1さん よかったら又おながいします。
保守がてら、質問。
北条大先生の自選イラスト集、リョウ香のハァハァ絵はあり?
保守がてら。紅い弾丸の続きもずっと楽しみに待ってます。
おいらも。弾丸さん!待ってます。
>>22 ありありーw
見たいよみたいよ!!是非にっ是非見せておくれ!!!
?
>25
最新イラスト集、CHエロエロってこと?
エロ萌えはグラコ嬢だけの悪寒だが。
25が22の意味取り間違えただけだと思う
イラスト集は過去未収録の中心らしいからAHものが多いのでは
今の絵にはあまり萌えないので、新作あったとしても興味ない…
>27
>25が>22の意味をちゃんと読んでないような…。
他スレでイラスト集はグラコが多い、と書いてあったぞ。
リロードしてなかったスマソ
保守がてらちょっくら投下してみます。
がーっと書いたので変な表現には目をつぶってください。
と前もって言っときます〜。
今回の仕事は香の同級生、絵梨子さんがデザイナーを務める水着ショーのモデルをしながら彼女をガードすること。
ー水着ショー当日。
俺は気がつくと、更衣室の外に放り出されていた。
そうそう。女子更衣室にお着替えのお手伝いをすべく潜入したものの香の特大ハンマーで追い出されたんだっけ。
いやいやいや。もっこりちゃん達の生着替えですよ?こんな事で諦める俺じゃぁない。
再度更衣室に潜り込むと、絵梨子さん達が騒いでいた。
「なんですってぇ!?香がいないって!?」
ショーのトリを飾るはずな香がトイレに行ったまま戻らないらしい。?・・・どこほっつき歩いてるんだあいつ。
んまぁ、絵梨子さんが香の代わりにモデルとして出るって言ってるしまぁいいかぁ・・・。
ボクちんは絵梨子さんの着替えのお手伝いでも〜。
――――――ズオオオオンッ!!!
・・・着替える絵梨子さんの肩に手をかけた途端、香特製ハンマーを食らった・・・。
な、なんで絵梨子さんが香のハンマーを・・・グホッ
「香が護身用に持たせてくれたのよっ!そんな事より香!香しらないっ?」
いや、俺 香のハンマー食らってのびてたし。
「もうっ!予備の水着であたしがショーに出るからっ!
でも出来れば香に出て欲しいのよっ!早く探してきて!」
美人の頼みごとには弱い俺・・・。しゃあない。行きますか。
キター(・∀・)
会場内を香の姿を探す。
あいつ、自分が男だとやっと気づいて男子トイレにでもいるんじゃねーの?
なんてふざけて男子トイレを覗くと、ファッションショーには縁遠そうな男が二人。
俺の気配に気づかないまま、何かを競ってジャンケンをしていた。
「俺がっ!俺が脱がすっ!!!」
「いや、俺がっ!俺が脱がすんだってばっ!!」
やな予感・・・。覗き込めばトイレの中に座らされた香。・・・やっぱり。
どうやらこの男たちは、香をどちらが水着を脱がすかで競っていたらしい。
・・・なんと悪趣味な。しかしま、目的は水着なのだろう・・・たぶん。
どこかムカツク感情には気づかないふりをして、二人の男をのした。
このくらい雑魚を倒す事なんて造作もないもんでね。
香は個室の中にぐったりと眠らされていた。
ちっ・・・。クロロホルムを嗅がされて眠ってまったってわけか。
手の甲で頬をパシパシと叩いて意識を取り戻そうとするものの、香は目を覚まさない。
思いっきり吸い込んだのか・・・。ドジなやつ。ほんとにコイツは俺のパートナーか?
呆れて香を眺めると、なんだか妙な感情に捕らわれた。
際どい水着を身にまとい、スラリとした肢体を体を投げ出し、あどけない顔で眠る香。
普段より数段キッチリとした化粧。グロスで艶やかに光る唇。
後ろでのびている二人の気持がわからないでもなくなった。
そうなんだよ。こいつ・・・実は綺麗なんだよな。
考えてはいけない思考が頭の中をめぐり始める。
―ちょっとだけ悪戯しちまうか。
――いや、いかんだろ。
―でもこんだけ眠ってるんだから、ちょっとくらい。
――いやいかんってば。相手は香だぜ?
己の中の天使と悪魔の戦い。どうやら天使が勝ったようだ。
・・・頭の中では。
頭でついた結論を他所に、体は悪魔が勝ったらしく勝手に香に触れたいと、手を伸ばしている。
うおおお!やばいって!!起きたらどうすんだよ!・・・でもどうしても手をとめる事が出来ない。
今ばかりは自分の節操の無さを恨む。
そっと香の頬に触れる。吸い付くような瑞々しい肌に天使の思考が吹き飛んだ。
濡れた唇を指で撫でる。この手で香を抱き寄せる。
「なあ、起きろよ。起きないと犯っちまうぞコラ。」
俺の最後の理性には香は何の反応も起こさず、虚しく言葉だけがトイレに響いた。
いいんだな。確認とったからな。こんな簡単に眠らされちまうお前がいかんのだからな。
反応のない香を相手に一人で一通り悶々として、思い切って力なく眠る香を抱き寄せて唇を重ねる。
んあーやわらけー唇・・・。
あれ。コイツとキスすんの初めてか。
女を普段見せない香。
いや、違う。女として見ないようにしていた香。
消し飛んだはずの天使が遥か遠くで囁く。
――やめとけって。今のうちにやめとけばバレねーから。
でもさ、ほら。こいつって家族みたいなもんだし。親友からの預かりもんだし。
手を出すわけにもいかないじゃん?これからだってそうしなきゃいかんのよ。
だからさ。こんな事でもないと俺、香に触るチャンスないじゃん?
意味のわからない考えを逡巡しながら、手は勝手にゆっくりと、香の体を這う。
しっとりと吸い付くような肌・・・。んー辛抱ならん。
形のいい胸を揉みしだく。指が溶け込むような柔らかさ。
手のひらで包みこむように円を描くと、頂の突起が硬くなるのを感じる。
体勢を変え、光沢のある水着の生地の上から突起に吸い付く。
・・・僅かに香の体が仰け反った。
っ!? 眠ってる・・・よな。
寝息を確認し、突起に唇をよせ、まさぐる手を下ろしていく。
手触りよく、すべりのいい水着の生地。生地のしたにある香の柔らかな感触を感じる。
どうするか・・・。やめるなら今だ。しかし・・・実のところ、手が止まらんのだな。
気づかれない事を願いながら脚をゆっくりと開く。
力なく放り出された脚の間にしゃがみ込み、太ももに唇を寄せる。
唇を上昇させ、脚の中心の香りを吸い込む。むう。・・・あまったるい女の匂い。
たまらず水着の上から食い込んだ筋を指でなで上げる。
―ビクンッ
・・・へぇ。眠らされていても反応すんのな。
これ以上刺激したら起きるんじゃないだろうかと不安が頭をよぎる。
やめるか・・・。いや。もうちょっと。もう少しだけなら大丈夫だろ。
起きてしまうかもしれないスリルを快感ととらえた、俺の悪戯はとどまる事をしらない。
そっと水着をずらして初めて拝む香のそこに目を釘付けにした。
淡くピンク色のそこ。控えめな茂みをなでて、中心へと指を這わす。
つぶらなクリトリスの包皮を剥いて指で弾くように刺激すると、電撃に打たれたように香の体が跳ねた。
目を閉じたまま、熱い吐息を吐く香。
・・・。や、やばい。すげー、楽しい・・・。
こらえきれずにクリトリスに唇をよせその突起を甘噛みして、舌を這わせ、蜜壷からしたたる蜜を手で掬う。
指に纏わりつくヌラリと光る蜜をクリトリスになすりつけリズムをとって円を描いて刺激する。
充分に弄くって待ちきれないとばかりに蜜をたらすそこに舌をあてがう。
ひくつくそこに指もねじ込んだ。
・・・む。 ・・・あれ?・・・きつっ・・・。
・・・そうか。
コイツ・・・処女なんだっけ。
ずっと俺に傍に張り付いていたこの女は、男の影を少しも感じさせたことがない。
そう。香の愛情が俺に注がれていることも俺は充分に判りきっていた。
俺だって誰かにこいつをやるなんて嫌だ。
そんな女を、いくらなんでも知らない間に処女喪失させるのは可哀想すぎる。
さすがに・・・今犯っちまったらやばいよな・・・。
そうさな。処女は・・・。いつか俺がもらう事にする。だから今はここで我慢しといてやる。
・・・俺ってばジェントル。
・・・。
香の姿を眺めながら、いそいそと水着を元に戻しつつ納得のいかないもう一人の自分に気づいた。
言うまでもない。不平たらたらの俺のもっこし。
散々香の痴態を眺めた俺の分身は、はちきれんばかり。
このまま終るのはあまりにも辛いと俺に訴えかけている・・・。
悪戯の佳境。下半身に欲望に支配された考えはまとまった。
・・・詰まるところ・・・処女を奪わなければいいってことだよな?
ならやるこた一つだ。
ジッパーをおろし、肉杭を取り出して割れ目にそってあてがう。
だらしなく開いた脚を閉じ、またがって脚で固定してゆっくりと前後する。
行為に似たそれは、ヌメリつくぬるま湯が纏わりついて、俺の怒張を一層のものにした。
擦り付けるように俺自身でクリトリスを刺激してやると、眠っているはずの香の蜜壷からは蜜が溢れ出る。
すごい勢いだ・・・。香特製マンスープと名付けよう・・・v
香の手をとり、指を口に含む。一本一本丁寧に舐りながら腰を前後する。
胸に顔をうずめて、水着の上からコーヒー豆の様に硬く反り立つ突起を口に含む。
水着の胸元をずらし、白桃のような胸にむしゃぶりつく。
ー起こしてはいけない。だが、このスリルがたまらない。
この状況に酔った俺は、気づかれてはいけない事を忘れ快感に身震いした。
香の体を胸に抱き、己を叩きつけ、自分の絶頂が近いことを知る。
慌てて脚の間から肉棒を抜き、水着を纏ったままの香の腹に白濁の液体を吐き出した。
秘密の悪戯を終えて、香の水着を軽く調えてから抱きあげ会場へと急ぎ、
ステージ上にいた絵梨子さんを敵の銃撃から守った。
敵に逃げられるという醜態さらして、あまりスマートとは言えなかったが。
まぁ、絵梨子さんはステージの成功を喜んでいるので今のところこれで一応、よしとする。
――――その日の夜のこと。
リビングのソファでコーヒーを飲む俺に香が不安気に話しかけてくる。
「今日・・・の事なんだけど。あたしトイレでさ・・・なんかされてた?」
・・・い?ばれたか?
いや。まだわからん。それに、ばれたら殺される。冷静に、冷静に落ち着いてしゃべるんだ。
「あー。特に?なんか変った事あったのか?」
よっしゃ。今の言い方普通っぽかった。
「・・・別に。・・・ただね。おなかに何か変な汁ついてたからさ。」
ブッ・・・。しまった。そうか俺、腹に出したんだった。そりゃ異変に気づかないわけない。
きっとあの暴漢にやられたと思ってんだな。そわそわと落ち着かない様子の香が少し哀れになった。
ーしかし俺の秘密の悪戯を明かすわけにはいかない。
「へー・・・。涎でもたらしてたんじゃねーの?おまえ口元ゆるいから〜。」
「し、しつれいなっ!!!!」
俺の言葉に怒ったらしい香にハンマーを食らう。
痛いけど・・・た、助かった・・・。
薄れいく意識の中で呟いた。
―そのずっと後の話。
香と結ばれた俺がこの秘密の悪戯を口を滑らせ、半殺しの目にあったのは言うまでもない。
―fin―
>>31タン
スケベ遼さん、GJ!天使より悪魔が強いのが気持いいです。
是非また書いて下さい〜。
本物初夜で口滑らせる遼も見たい。
素股キタァァァァァァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)ァァ( ゚)ァァ( )ァァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ
ページをめくる間にこんなエロスな出来事があったとは…!
グッジョーーーブ!
やべぇ!コミクス読み直してくるYO!
マンスープ…たまらん
いやぁぁん! 31さん、GJ!!
えろくてよかったよ!
GJ…!
愛あるエロ、(*´Д`)イイ…
45 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 09:10:57 ID:2hWLD1sS
わーん萌え萌え!GJ!
46 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 19:56:58 ID:qV4om/Ve
あふんwwwwww
僚エローーーい!!!
これに味をしめて、その後もちょくちょく香の身体でオナってたに違いない(; ・`д・´)
>47
クロロホルムがどの部屋にも1瓶置いてありそうだね。
ヤな家だな
GJ!
今から27巻を読み直してモエを補完せねば!!
>>31 エロい!そしてメタワロタww
ずるずると悪魔に流される僚にGJ。香特製マンスープのネーミングセンスにニヤリ。
必死でジャンケンしてる暴漢も、なんかカワイイと思ってしまった。
言い訳する僚の地の文のうろたえっぷりと台詞の平静さのギャップが好きだー。役者だのうー。
スレ立て乙と早速投下ありがとうございますー。またご来日希望です〜。とにかくGJ!!
52 :
キャッツアイ:2005/12/19(月) 01:00:19 ID:NbnlQW+j
需要が無いのは分かっているのですが、好きなので・・・
神谷×浅谷
プレイボーイの俺様としては、処女てヤツは重いと思ってたのよ。
だから、そういうのは極力避けてきたわけ。
その気になれば、瞳を口説き落とすのだって簡単だと思ってたさ。
だけど、俊夫のバカがまだ手を出していないと知って、ご遠慮申し上げたわけ。
ホント、処女て重いのよ。
ところがさ、何をどう間違ったか処女を頂くどころかファーストキスを頂いてしまった。
その上に、何処でどう狂ったか・・・見合いまでぶっ潰してしまった。
しかも、プロポーズしてしまったらしい・・・身に覚えがないんだが、確かに言ってしまった気がする。
プロポーズじゃ無かったんだが・・・
恐ろしい事に俺の行動は彼女の親に気に入られ、
周りの友人達には感心され、
あれよあれよというまに婚約成立!
逃げられない状況
三十路近いクソマジメなキャリアウーマンは、何処までもクソマジメだった。
「結婚までは処女でいたいの」
・・・そんな目をキラキラさせる表情がつい・・・カワイイなんて思ってしまって、
結局結婚してしまった。
そして俺は、後悔・・・・どころか、最大の喜びを見つけてしまった!
三十路近いクソマジメなキャリアウーマンは、何処までもクソマジメだった。
そう、エッチ方面は最大級に疎かった
無知だった
何も知らなかった
浅谷が三十路近いクソマジメなキャリアウーマンで良かった!
俺は、毎日がパラダイスだ!
「裸でエプロンで迎えてくれると嬉しいな」
なーんて言うと、その日は必ず裸でエプロン姿で玄関先に迎えに来てくれる。
顔を真っ赤に染めながら、俯いて「あなたお帰りなさい」
しかも、メガネ姿だぜ!
リアル萌えだぜ!萌え!
「ただいま、光子。お帰りなさいの挨拶は?」
浅谷は、そのまま跪いて俺のファスナーを下ろして咥えてくれる
フェラの仕方も、俺が教えたとおりに素直にやってくれる。
充分やる気になった俺は、浅谷を玄関の壁に立たせたまま突き上げる。
もう、俺のを咥えるだけで濡れ濡れになってるソコはスムーズに俺を受け入れる。
「あんっあぁん・・・」
片足を肩に担いだスタイルでは、浅谷は俺にしがみつくしかなくなって、
より深く俺を吸い込む
「気持ち良いか?光子」
「き、気持ち良いっ・・・の・・・」
もう、そういう言葉も知らなかったから、俺が一杯教えた。
あのマジメで堅物な浅谷の口から、卑猥な言葉が一杯出てくる
もうこのギャップがたまらない
すっかり俺は浅谷に夢中だ
いっぱいいっぱいいろんな事を教えたい
「・・・愛してるよ、光子」
「・・・私もよ、真人」
確かにいろんなものを失った
自由も怪盗という仕事も
でも、そんなもの失っても彼女を手に入れたのが大きい
昔の俺からは考えられないけれど・・・
53 :
キャッツアイ:2005/12/19(月) 01:02:05 ID:NbnlQW+j
初めて書きました。
お目汚しですみません。
神谷×浅谷が連載当時から大好きだったんです。
初登場の頃から、子の二人がくっつかないかなーと思って見てました
神谷×浅谷!!
このカプ好きでしたー。
メガネ姿の裸えぷろん。。。は、鼻血が。みつこさんは、Hの時は乱れそうだ…。
GJGJ!また書いてくださいー。良スレに感謝。
神谷×浅っ谷くん、GJ!
ケコーンしても浅谷呼ばわり…萌え
GJ
短いのにエロくて萌えた…
朝からいいもの見させてもらいました。
d
58 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 08:16:45 ID:ZNO9t+wg
このカプ知らないんだけど萌えた
キャッツ読んでくるノシ
うおおおおおっ!!!良スレじゃっ!
キャッツ読みなおさにゃw
もしかして
>>31さん=
>>1さん?
このところずっといいもん見させてもらってます。
職人さん達に感謝。・゚・(ノ∀`)・゚・。
でもひとつだけお願い。
×ベット
○ベッド
いいところで、「ベット」と書かれるとそこで一瞬引っかかってしまうんだ…
今後も期待してますんで、よろしく。
61 :
31:2005/12/19(月) 17:07:11 ID:b/73E/YM
>>52さん
GJ!!!キャッツ読みたくなった!!!
マジメキャラっていいですよね。萌える・・・w
>>39-48>>50>>51 レスありがとうございます。
トイレで水着姿で眠る香があまりにも無防備で妄想してしまいますた。
>>59 あれ。わかりましたか?でへ。
>>60 ごめんなさい…気をつけます…orz
>>31=61さん
遼の悪魔キャラGJ!是非また続きを!
>>52さん
真面目メガネッ子に萌え!
浅谷さんって、俊(遼似)と瞳タンと△関係でなかった?(うる覚え)
質問
神谷と朝谷って原作でもカプールになるの?
お見合いぶっ壊すのは公式設定?
この小説メチャツボなんだ…
>63
お見合いぶっ壊しは公式設定というか、そういう話がある。
最初瞳と俊を取り合う関係だったが、だんだん神谷を気にするようになる。
最終的には公認カップル状態で、愛妻弁当で神谷が死にかけていた。
各々方、前スレがまだ埋まっていませんぜ
>>64 トン
何その禿萌えカプ
漫画喫茶行ってくる。
67 :
キャッツアイ:2005/12/20(火) 00:14:42 ID:GahHFWWd
みなさん、拙い作品にお声かけありがとうございます。
凄く嬉しいです
キャッツ好きの方もいらして、嬉しい限りです。
図に乗っちゃって、また書かせてもらいます。
浅谷×神谷1
玄関先で一戦を交えた俺は、そのままの体制で2ラウンド目に突入しようとした。
「あん、ダーメ」
浅谷は上気した頬のままで、俺を人差し指で制した。
「真人ったら、ダメよ」
「何で〜、俺、光子さんともっとしたいのに〜」
「もう、悪い子ねぇ」
ぐふふふふ、この言い方も俺が教えたんだよな〜
浅谷の外見からして、女教師て感じ。
浅谷の外見はクソマジメだから、もう何をやらせてもハマッちゃうんだよねー
あぁ、俺ってば世界一の幸せ者〜
「先に、夕飯を食べて。貴方の為に腕によりをかけたのよ」
・・・・・・・・・・・・・・・
68 :
キャッツアイ:2005/12/20(火) 00:15:51 ID:GahHFWWd
浅谷×神谷2
現実に引き戻された
め、飯食えだって!
あ、浅谷の作った飯を食えだとっ!
超ド級の味覚音痴の浅谷の飯を食えだとーーーーーーっ!
「り、料理したの?」
「えぇ、普段忙しくてお料理できないでしょ。今日は非番だったから、1日かけて作ったの」
「な、何を?もしかして・・・得意料理?」
「えぇ、子羊のエストラゴン風味よ」
俺は失神しかけた
あの料理!
娘をこよなく愛する父親でさえ逃げ出した恐ろしい料理!
それを再び、この俺が食うのか!
「さ、早く〜」
俺は、浅谷に引っ張られキッチンへ
目の前には毒々しい姿の子羊のドラゴン風味が・・・
「暖めなおすわね」
子羊のエストランク風味は冷めてても暖かくても同じだ・・・
「真人、はいあーん」
裸にエプロンのままの浅谷
色っぽい
色っぽいけど、子羊のエストラトラは最悪の匂いがするぞ
恐る恐る開いた口の中に、子羊のエンストが入る
プッシュー
あまりの味に俺の脳波はエンスト状態
思考が回る、色っぽい姿の浅谷がゆがんで見える
「はい、もう一口あーん」
裸でエプロンの浅谷が色っぽい鬼に見える
俺の全身は麻痺状態だ
胃が、胃が胃が溶ける〜!
「さあ、もっと食べて」
あぁ・・・浅谷が色っぽい鬼、つーか女王様に見える〜
俺の口の中に入ってくるのは子羊のエスエム風味だったんだー
おぉっ!これは食事の姿をしたSMだったんだ
『さあ、さっさとお食べ!(さあ、一杯食べてね)』
浅谷の言葉が脳内変換される。
浅谷が女王様だー
『あぁ、女王様〜』
全身が痺れる〜
いずれ浅谷には女王様をしてもらおうと思ってたけど、
日常生活に、こんなSMがあったんだー
どーしよ、俺、何だか気持ち良くなってきたかも・・・
『おいしいとお言い!(ねぇ、おいしい?)』
『女王様〜おいしゅうございます〜』
『うれしいか、もっとエサを食え(嬉しいわ、もっと食べてね)』
一口食べるごとに全身に痺れにも似た快感が・・・
あはははは・・・痺れるぅ〜
・・・て、全身痺れちゃってるぅ・・・
俺、もうダメー
俺はとうとうイッちゃった・・・
「きゃー真人!しっかりしてー!」
浅谷の叫び声を遠くに聞きながら、
これはこれで凄く幸せかも〜と思っていた
69 :
キャッツアイ:2005/12/20(火) 00:17:25 ID:GahHFWWd
>キャッツアイさま
GJ!
激ワラタ
キャッツは詳しく知らないんだけど、面白いw
浅谷ってハマーンの声だよね。脳内変換して読んだwww
…。
…なぁ、真人ってだれだ?
>73
神谷の名前。
浅谷は光子で、ゲランの「MITUKO」を愛用してる。
キャッツもういい
キャッツのss初めて読んだ。面白いw
たまにはCH以外もいいね
キャッツ自体は好きだけど
文体が書き手の鼻息が聞こえてきそうで萎える。
なあ、前スレ埋めようよ
埋まった
埋まったね
読みたくないカップリングは華麗にスルーが基本じゃないんか?
せっかく職人さん来てくれてんのに
だな。萎えとか言い出すと他の職人さんも投下しづらくなるし。
>キャッツアイ作者さん
適当なところで行をあけたりすればもちっと読み易くなるかな〜と思った。
テンポが性急というか…
ネタ自体は悪くない。頑張れ(・∀・)
キャッツさん大好き
又待ってるよ
前スレ994さん続き待ってるよ!
エロ美樹萌えww
20日にDVDボックス届いて、取りあえずセイラのやつと
シンデレラのやつ見たんだけどやっぱエロいね
散々既出だけどあのままエチする流れになってたらどうするつもりだったんだ>シンデレラ
>86
Hして帰宅後、香タンもじもじ、冴羽は知らん顔で、香タンを蛇の如くヲチる。
>86
正体ばらさずにいたしたら、カオリン的には「リョウのヤツ、知らない女を抱くなんて…」とダーク入りそうだが。
>86
漏れもとりあえず、その2つと記憶喪失みたが
シンデレラのホテルもエロくてびっくりしたが、
そのあと2人で1つのジュースをのむシーンに、
何故かわからんが激しく照れたよ。…(*´д`)アハァ…
エチしたらどっちもダーク入りそうだな
リョウはいつから香だって分かってたんだろか
自分は最初から香だと気づいてたんじゃないかと思ってるが
>89
>2人で1つのジュースをのむシーン
同じくw
今だったら深夜放送になるんだろうけど当時よく放送できたな
最初から気づいてるとオモタ。
出会ってすぐの一日デートのつもりで〜の台詞のとこらへんでの
リョウの顔の変化が気になったよ。香だとわかってそう?
アニメは見てて恥ずかしくなるシーンがありすぎ( ゚д゚)。
92 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 00:42:26 ID:DNnrJ/VD
93 :
前スレ994:2005/12/24(土) 02:16:58 ID:ynn3A1vL
海坊主×美樹 ではなく、
美樹×海坊主を…。
「うふっ。ファルコン…あなた、その体に似合わず可愛いペニペニしてるわ」
「や…やめろ 美樹!こんな事 おま うあぁ!」
対シロクマ用の麻酔銃を撃たれた海坊主。
さすがの屈強な彼も、獣用の薬には勝てず、四肢にチカラは入らない。
巧みな美樹の指技・舌技に、低い声でうめく海坊主。
麻酔のためにだらしなくひらいた口元から、涎がしたたりおちる。
「う・・・ふ、うぅ…っ んぐ…ッ!」
美樹のすこしざらついた舌が、海坊主の包皮と肉棒の隙間をねぶっていく。
すこし塩辛い粘液をにじませた尿道口をほじっていく。
まさか、こんな事をされるなどと思っていなかった海坊主は恥辱に涙を濡らしていた。
94 :
前スレ994:2005/12/24(土) 02:17:19 ID:ynn3A1vL
美樹。ああ、美樹。
まるで父親になったかのように、そっと守り続けてきた美樹。
いつまでも少女だと思っていた。目に映るのとは違うが、俺の中ではあの時の美樹のままだと思っていたのに。
…体をよじろうにも動かない。しかし、美樹から加えられる快感だけは麻酔の効果も無くダイレクトに伝わる。
「ショック?…そりゃショックよね、でもねファルコン。私だっていつまでも少女のままじゃないのよ…?」
思っていたことを見透かされ、びくりとする。
「ふふ、でも安心して。私は処女よ。今まで守り通して来たんだもの、結婚するまで処女を突き通すわ…。」
とがらせた美樹の舌先と、唇に似た尿道口が糸で繋がる。
隙間を無理矢理こじ開けるような動きに、快感と共に痛みが走る。
95 :
前スレ994:2005/12/24(土) 02:17:42 ID:ynn3A1vL
女盛りと言われる30代にもうすぐ差し掛かろうとしている美樹。自分はそんな俗世間とは無関係だと思っていたが、女の本能、熟れる体を押さえることが彼女にはどうしても出来なかった。
「やめ…やめろ、美樹。駄目だ…ッ!もっと、自分を大切にするんだ…俺なんかじゃなくて…」
「嫌よファルコン!私は…あの時から!あの時から、あなたと結婚するって決めていたの…!あなたじゃないと駄目なのよファルコン!」
証拠を見せるわ、と言い、美樹はスカートと下着をゆっくりと脱いでいく。まるで、洋ピンの女優の用に腰をくねりながら。
そう、美樹は彼の前で脱ぐという行為にも快感を覚えていた。サングラスの奥の視線が間違いなく自分に注いでいる。そう思うだけで体の奥からあふれ出す蜜を押さえる事は出来ないのだ。
「ほら見て…」
海坊主の上にまたがり、ゆっくりと両足を開く美樹。下着は愛液でぐっしょりと濡れ、秘貝の形がはっきりと見て取れる。
96 :
前スレ994:2005/12/24(土) 02:17:58 ID:ynn3A1vL
驚きと興奮。海坊主は美樹の股間から視線をそらすことが出来ない。
「うふ、知ってるわ…ファルコン。あなたは今まで女性を抱いたことがない…。初めてみるでしょ?可愛いペニペニ、またガキゴキに勃起してるわ」
華奢な指が海坊主の肉棒をなぞる。半分被った皮を、めくったりもどしたり。
処女である美樹。その彼女は衛兵の時からずっと、不意に訪れる肉体のうずきを自分で慰めるとき後ろの穴を使っていた。それが彼女なりの「貞操」だったのだ。
「フライングだけどいいよね?だってこれ、セックスじゃないから…」
下着をはいたまま、股ぐりを大きくずらす。
ねとついた粘液を垂れ流す男性器に、己の肛門をあてがい、体をくねらせて粘液を塗り込む。敏感な亀頭は、美樹の後穴の伸縮をはっきりと感じることが出来た。
「いくわ、ファルコン…!…ッ ひぎぃ…い…ッ!」
ずぷずぷと腰を下ろす美樹。1分もしないうちに、根本までずっぷりと刺さる海坊主の男根。
「はぁ…!さすがに大きい…っ!でも…っいい!はじめてファルコンとひとつになれた…!」
97 :
前スレ994:2005/12/24(土) 02:18:24 ID:ynn3A1vL
猫のように背筋を伸ばす美樹。そのまま軽く震えると、お互いの胸を付けるように海坊主の体に覆い被さって、子供のように乳首を吸い出す。
「う ぁあ! やめ…ッ! だめだそこは!頼む…ッ!」
舌がコリコリと往復する度に、だらしなく涎を垂らしながら叫ぶ海坊主。
「うそ。だって、おっぱいコリコリ勃ってるよ。ファルコンの良いトコみっけたわ」
ちゅうと音を立てて激しく吸うと、その度に挿入した男根がビクリと跳ねる。それを美樹は肛門でダイレクトに感じている。
「駄目なんだ!本当に…ッ!お おい美樹!」
「うーそ。信じないから…。信じない、For ever…!」
指でぎゅぅと強くつまむ。その瞬間、海坊主は甲高い嬌声を上げて美樹の腸内にすべてを解き放した。
98 :
前スレ994:2005/12/24(土) 02:20:43 ID:ynn3A1vL
終わりです。キモくてごめんなさい…。
>994
乙です。あの夫婦はすごいセックスをしそうだ。
また書いてね
>994
GJGJGJ!!!!!
美樹×海坊主はやっぱり変態チックだなw
またぜひ!書いてください!
>93
美樹x海 激しいス。
二人の余りある体力なら、香も中に入れてやって。
美樹のズレた貞操観オモシロス
ミキ30才近く、海坊主さんって何才?
二人とも初体験。
謎だらけ。
104 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 00:01:02 ID:50nW6JvY
キャッツアイ神谷、全く覚えてない。アニメにも出てた主要キャストなんだよね。
瞳と同じ顔でメガネかけてる浅谷さんは記憶にあるけど。
105 :
盗聴FM :2005/12/27(火) 04:17:19 ID:6xTwG9lW
単発ですが。投下してみまつ。
============================
ある晩の事。
あたりは喧騒を忘れ、静まりかえった深夜。
一人明かりを抑えた部屋でバーボンを片手に、機材チェックのため何の気なしに
受信機のチャンネルを香の部屋に合わせ耳を澄ませた。
本人には知らせていないが、随分と前から万が一の危険に備えて
香の部屋と衣類には盗聴器を仕掛けてあるのだ。
するとどうだろう。香の部屋は寝息とは違う息苦しさを訴えるような声で包まれている。
(…ん?なんだ?)
状況を把握するために、寝巻きのボタンに仕掛けた盗聴器に
チャンネルを合わせると飛び込んで来た音に耳を疑った。
――ヌチャ…
(…!?…)
ヌメリのある水分を叩く音。それは僅かな音ながらも香の行為を物語っている。
( …か、香がオナってんのか!?)
その事実は困惑を覚えたが、思えば香も既に20代半ば。
女としての肉体は熟成している。そういった事が無い方が不自然といえばそうだった。
とは言え、やはり性に疎そうな香とその行為が俺の頭の中では結びつかないでいる。
俺の困惑を構うことなく、絶え間なく耳には香の熱い吐息と淫靡な水音が響いていた。
衣擦れの音から、寝巻きを着たまま指を忍ばせ行為している事が伺える。
控えめな水音からは、行為を恥じながら指の進みを止められないでいる香の姿を想像させる。
一つ屋根の下でこっそりと行われている行為を盗み聞ぎし、その様子を妄想するのは
そこらのグラビアやAVを見るより、よほど興奮を感じるものだった。
『…んっ …はぁっ…』
堪え切れなかったかのように発せられる香のくぐもった声が耳を痺れさせる。
俺自身も吐息に誘われるように、隆起して開放を訴える肉棒をジーンズから取り出し、
ヘッドホンから聞こえてくる吐息にあわせて巨砲と化した己自身を包み込んだ手で上下する。
『…やっ…りょっ…!』
(おっ?俺がおかずかよ…)
名を呼んだのを合図にするかのように、クチといやらしい音が音量をあげた。
俺も今までに香をネタにこいた事がないと言えば嘘になる。
しかし。逆に俺が香のネタになっている事は考えた事も無かった。
たった今、香が俺に抱かれている事を想像し淫らな行為をし、それを俺が盗聴して香の乱れた姿を想像している。
その言葉に出来ないほどの興奮に、海綿体に大量の血が流れ込んで肥大し
自らの手はおのずと力を増し、未だ誰も臨んだ事のないであろう香のそこを再現しようとする。
―――…クチュっ…クチヌチュっ…
『…っ…!んっ…くっ!』
しばらくすると香が絶頂を迎えた事をへッドホンの向こうから厭らしい音と嬌声が知らせていた。
それを追いかけるように俺も一身に自慰にふけり、一人青臭い液体を吐き出した。
(しかしなんだな。自分で抜かないで夜這いかけりゃよかったんかな…。)
少しばかり後悔した後、機材チェックを日課にすることを密かに決めたのであった。
>105
GJ!!
この次は夜這いをかけることを切に願う。
>104
アニメに神谷は出てなかったとおも。
>105
GJ!
108 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 13:41:36 ID:EXfaUjZ0
話戻るが、シンデレラっていつのシリーズの何話目の話?
109 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 19:28:42 ID:/DLqsWPa
シティーハンターに出てくる女性キャラのスリーサイズを誰か知りませんか?
>105
不条理・不毛な二人、GJ!
翌朝は何事もなく、普通に朝ご飯を向かい合って食べるのね。
>俺も今までに香をネタにこいた事がないと言えば嘘になる。
ココ!!香をおかずにする遼も書いて〜。
>108
アニメ版の話なら91
113 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 11:53:11 ID:8T2PPcLf
>107
ありがとう。
>105
GJ! リョウのオナって想像つきまへん。妙なところでストイックそうなので。
>105
GJ!
115 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 02:02:10 ID:gP59gsUR
>>105 GJGJGJ!!
なんか、このじれったさがいやらしいです!!夜這いをあえて、かけないのが!
でも、かけてホスィ(*´д`*)
DVD見て初めて、101話見た
あの後、キスした時についた口紅つけっぱなリョウが散々からかわれる図とか、想像して一人萌え。
文才なくて書けませんが(´・ω・`)
116 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 02:03:14 ID:CyxtbT5Y
101話ってセイラ?
117 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 02:07:03 ID:gP59gsUR
セイラです!
夜這いってな、ゴカーンだぞ…
と素に戻ってみる
勘違いしてる人多いみたいだけど、それ違うよ。
夜這いにもルールがあって、男女双方の了解が必要。
同じように誤解した外人が夜女性のトコに忍び込んで痴漢で逮捕されたって話あるし。
僚は勘違いしている人の1人だと思われ…
そうか、香が逐一ハンマー浴びせるのはただのヤキモチじゃなくて、
もし夜這いが成功しちゃうと遼が逮捕されるからなのか
北条漫画3大美女の一人紫苑タンの話が2スレ目の途中まで一つも出てないのはどういうことだ
ていうかファミコンは対象外?
想定外
>122
紫苑ネタで投下すれば紫苑萌えもやってくるのでは?
前スレって読めないの?
126 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 22:55:47 ID:U+KVQq4O
>127
表示されたぞ
つ●
前スレも名作揃いだ
読んどけ
130 :
125:2006/01/04(水) 22:17:57 ID:cqAQjpU2
日を改めてやり直したら表示された。
今から読む。ありがとね。
誰もいないようなのでリクでもしてしまおうか。
冴子が鬼畜僚にレイープものが読みたいんだ。
神様職人様。お願いします。
それもうリョウが別人やん
攻守逆か和姦ならわからんでもないけど
それとも鬼畜リョウを冴子がレイプすんの?
リョウと冴子のセックルは激しそうだな。神がおられるなら読んでみたい
シティハンターVSゴノレゴ13の強さ比較みたいなスレ読んでたら
香がゴノレゴにレイプされてCH敗北とかいうレスが何個かあった。
軽く想像してみて、なんかすごく救いのない鬼畜展開だなぁ…
と思いつつも、若干の萌えを感じた。鬱でも滑稽でもあるんだけど。
135 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 16:24:30 ID:3msNBWUp
ゴルゴ香
萎えるってか笑える
でも香殺されちゃうんだろ―な
136 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 17:27:49 ID:ntB/DlnH
冴子がチンピラに凌辱される…でハァハァ
>>131 鬼畜僚ってどの程度の鬼畜っぷりを望んでる?
138 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 18:10:21 ID:4OGQOXQs
冴子がリョウにレイープがええなぁ…。
オモチャの国へようこそ☆みたいなw
AHの冴子は年齢的に焦ってるから有り得なくもない
140 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 21:00:04 ID:3msNBWUp
僚冴子って前スレに無かったっけ?切ない系の。
前スレを立てた者です。
すっかり立て逃げになってまいましたが、気付けば2が出来てた!
スゲー嬉しいです。神よありがとう。今から過去ログ見て来ます。
シティーハンターって読み返すと事件そのものより
日常生活に萌えるね。
洗濯物は一緒に洗ってるのかなーとか。
タオルは共用なのだろうか。とか。
部屋の中に観葉植物が多いのも気になる。
殺し屋の部屋に観葉植物。
香の趣味なんだろうか、とか。
日常生活を絡めたエロ結構好き。
全裸リョウの盛り上がった股間を見ても動じない香タンモエ
泡で隠れてたけどさ…
リョウと香(中身は中国娘)ハァハァもあり?
え、中身が…?
まぁ何でも書きたいもの書けばいいと思う
中国娘って香瑩のこと?
香の記憶の中の「リョウと香のハァハァ」を中国娘が夢で体験ってことじゃね?
148 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 16:18:35 ID:S2XWU37p
それって何か虚しくないか?アシャン
149 :
131:2006/01/09(月) 16:42:05 ID:tUD0YQRk
アシャンそれをネタにオナるんだろうな。
すごく虚しい…。
>>137 そりゃもうスゴイ鬼畜っぷりでお願いしたい。
エンジェルダストのリハビリ中とかって設定にすれば…
あ、撩のもっこりはエンジェルダストの後遺症だったりして。
日本に来る前にエンジェルダストのリハビリは終わってるはず
マリーの話し方だと、アメリカに渡る前にリハビリ終わらせてるみたいだしな。
152 :
131:2006/01/09(月) 17:18:39 ID:tUD0YQRk
あれ?教授の下でリハビリしてたんじゃなかったっけ?
記憶違いスマン。コミクス読み直してくる。
153 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 21:44:23 ID:2TgJsdvi
教授は部隊の医者をやってたから、日本とは限らないのでは?
俊夫をレイプする冴子
ADってフラッシュバックないんだろうか。
フラッシュバック中のちょい鬼畜リョウが香を襲う…とか。
いいね〜ケモノ僚
俺はぁスーパーマンだバコバコ
朝までバコバコ。いいねえ
159 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 00:18:54 ID:ZCxwqTF7
>>155 のシチュにハァハァ(*´д`*)
あと個人的に気になるんだが、槇村兄貴×冴子はありか?
好きなんだが
ありあり。槇兄と冴子カポーは地味に好きだ。幸せになってほしかったなぁ。
槇兄は死なない設定で、冴子との幸せで激しいセックルを読みたいな。
職人さん来なくなっちゃったね。
冴子のアナル
俊×瞳って無いな…
このスレ立て人さんの
もっと読みたいな
167 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 21:54:39 ID:m03w0Prm
そんな俺がどうして香を抱くことになったのか?今考えてみると自分でもよく分からない。
あの日、俺は珍しく飲んでいなくて香はのんでいた。
香は飲んでいたからだろうか、俺に「どうして自分をだかないのか?」と聞いてきた。自分に魅力がないからか?他に思う人がいるのか?
そうじゃない。そうじゃないんだ。俺はお前のことが大切で、大事で、好きで、好きすぎてどうにかなるくらい愛している。お前のいない生活なんて考えられない。頭で考えるより先に身体が香を欲していた。
俺は酔っている香の顎をつかんで深くキスをした。
香と直にキスをするのはこれが初めてだった。
「気持ちいい」 これが俺の素直な感想だった。
俺は初めてキスをした少年みたいに香の唇に、そして身体に溺れていった。
俺は自分で言うのもなんだが、こっちの方はかなり経験豊富だ。
対して香の方は全くの初心者で俺が香を焦らして、焦らして、自分から求めて
くるくらいにするつもりだった。
「ん…ふぁ…っ」香の口の中に舌をいれると声が漏れてきた。
俺は香の声にますます興奮し、香の口の中を隅々まで味わった。
香は初心者だからだろううか、時折苦しそうに空気を求めて口を離そうとしたが
俺は香のその行為すら許さないくらいに香の口を塞いだ。
一通り香の唇を味わってから離れると香は恨めしそうに俺の顔をにらんできた。
「かわいい」 俺はさっきから香のすべてがかわいくて、欲しくて気が
狂いそうになっていたから、もちろんその香の仕草は俺を煽るだけとなった。
168 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 22:05:18 ID:m03w0Prm
あれー?最初の文章がとんでました。本当は
ベタベタな文章ですが勇気を出して書いてみました。
気に入らなければ飛ばしてくださいね。
「どちらさまですか?」
何日か久振りに目を覚ました香は俺に向かって信じられない言葉を発した。
俺が香に「好きだ」と言ってから一ヶ月はすぎていた。
香に自分の気持ちを伝えたからといって俺たちの生活は何もかわらなかった。
いや、俺が変えたくなかったんだ。
俺は香の事が、大切で、大切で、大切すぎてこの関係を壊したくなかったんだ。
実際、香はこんな俺の事をよく好きでいてくれると思っている。
お前が思うよりも俺はお前の事をとても大事に思っているんだ。お前を
他の女の様に、欲望に任せて抱きたくはないんだ。
169 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 22:15:39 ID:m03w0Prm
もう止まらなかった。香の俺を見上げる瞳が少し潤んで、大きな目の端に涙を
ためていた。俺はその溜まった涙を舌で救い上げると、香の全身に舌を這わして
いった。そういう行為自体が初めての香は、最初は嫌がるそぶりを見せはしたが
だんだんと俺に身体を預ける様にしていった。
170 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 23:00:29 ID:/re7fcpp
(*´Д`)ハァハァ
萌え〜
スバラシイ!
すまん
>「どちらさまですか?」
>何日か久振りに目を覚ました香は俺に向かって信じられない言葉を発した。
がよくわからん
>172
漏れもそこ以降から理解不能。
中間が飛んでるのかな?
174 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 00:59:52 ID:uoQ9mRxS
これからエロに入っていく予定です。あんまりエロくはないと思いますけど。
難しいです。
読み進んで行けばわかる予定?かな
俺は足にほとんど力が入らない状態の香を、お姫様抱っこで部屋まで
連れて行った。自分のベッドに香をそっとおろし、その行為を再開させた。
俺は香の耳朶を軽く噛みながら着ている服を脱がし始めた。ブラウスのボタンを
外し、スカートも脱がして下着一枚だけにすると、香は下着姿が恥ずかしい
のか全身をピンク色に染めながら少し潤んだ目で俺を見あげた。
香のそんな姿に俺の理性は完全に飛んでいたが、そんなそぶりを香に気づかれ
ない様にブラジャーを外した。思ったよりも香の胸は大きくて、俺はその
豊かな胸に指を滑らせていった。
「あ…っ、は…ん…」 香は感じるのか、くすぐったいのかよく分からない
ような声を出し始めた。
俺は香のそんな声をもっと聞きたくて、左手で胸を弄びながら右の乳首を口に
含んだ。感じてきているのか、香の声は段々と湿り気をおびたものへと
変わって行った。そんな香の様子にすっかり気をよくした俺はその行為を
エスカレートさせていった。
「ちょ…っ、僚!」恥ずかしさからか、香は非難の声を俺に向けた。
俺はそんな香の声に気づかないふりをしながら(気づいていてもやめる
つもりは全くなかったのだが)右手を香の秘所に這わせていった。
俺の指が香の秘所に到達すると、そこはすごくぬかるんでいて
くちゅくちゅという音が聞こえた。「もうこんなに濡れているぞ
胸だけで感じちゃった?香ちゃん」 耳元で俺は意地悪く囁き
香自身が出した蜜で濡れた指を舐めてみた。
そんな俺の行動に香はは全身を赤く染めた。
「汚いじゃない!」香は俺の顔を少し睨みながらそう聞いてきた。
「お前の身体に汚いとこなんてないよ」 俺はそんなこっぱずかしい
台詞を香の耳元で言っていた。香は真顔でそう伝えた俺がおかしかった
のか、少し笑っていた。笑うことで少し緊張が解けたところで俺は
行為を進めて行った。
表面を軽く指で弄り、蜜でぬかるんだ秘所の奥へと少しづつ指を
いれていった。最初に入れたときは少し眉を顰めた香だったが、
根気よく中をほぐしていくと奥から新たに蜜が零れてきた。
その助けもあり、俺は入れる指を2本に増やした。
「きゃあ…っ、んん、だめ…っ」香は言葉にならない言葉を
吐きながら快感を感じてきたみたいだった。中に入っている指を少し
曲げて内壁を軽くひっかく様に触ってやると、今までにない声と
共に香の身体が大きく反り返った。
176 :
:2006/01/14(土) 01:46:08 ID:gvbl5D76
(*´Д`)ハァハァ
つ、続きを…どうか続きをプリーズ!!
「見つけた。」そのときの俺の顔は多分宝物を見つけた子供の様に
輝いていただろう。
「僚、もうやぁ…っ、だめ、だ…って」香が段々と絶頂へと向かって
行った。ダメと言われれば余計にしたくなるのが人と言う物だ。
俺は香が弱いであろうそこを集中的に攻めてみた。
舌を香の秘所の一番深いところまで差し入れ、赤く充血している芽を
指で軽くはさんでやる。最初は軽くそして優しく、力の強弱を付けながら
芽をいじっていた指を舌と同じところにはわせてやると、「ん…っ、
ふぁ…あ…あ…」抑えようとしても抑えきれない声が唇から漏れている。
「きゃぁ…っ、もうだめ、やぁぁっ、僚っ……」俺の背中にしがみつき、
一際甲高い声を出しながら香は初めての絶頂を迎えた。
初めての快感に全身を震わせながら荒い息を吐く香を見ていると香を
焦らしているつもりだったが、いつの間にか俺自身が限界に来ていた。
少し落ち着いてきた香に軽くキスをして、俺はいつになく真剣な顔で
香を見るとただ一言「いれるぞ」とだけつぶやいた。俺の言葉に顔を
真っ赤にしながら「僚、愛しているよ。」と言ってくれた。
「俺もだ、香。」心の中でつぶやきながら俺は自身を香の中に埋めて
いった。
178 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 02:37:56 ID:uoQ9mRxS
「つ…っ」香に大きな目から涙がこぼれた。いくら十分にほぐしたと
はいえ、処女の香に俺のはきついようだ。
「はぁ…っ、僚、好き。大好き。」息をするのも苦しそうにとぎれとぎれに
発する香の言葉を聞き、俺は吸い寄せられるかの様に口付けていた。
最初は軽く触れながら、徐々に舌を絡ませていく。香の方も少し慣れて
きたのか、俺の舌に十分のそれを絡ませてきた。拙い動きではあるが、
俺は香から与えられるその感触を楽しんだ。
だが、経験値が低い香の舌の動きに満足できなくなってきた俺は香の
舌を音をたてながら軽く噛み、歯列をなぞり、唾液を流し込んだ。
息継ぎをすることすら許さないようなキスに香は苦しいのか、俺の
背中をドンドンと叩いてきた。
ー夢中になりすぎたようだ。ー 少しだけ反省しながら今度は
優しく香の首筋にキスをして、所有の証を付けた。
香の息が整ったのを見届け、俺はゆっくりと腰を動かし始めた。
くちゅくちゅと結合部分から香の蜜があふれ出てくる。滑りが
良くなってきたので俺はさっきよりも激しく動かしてみた。
「…あっ…ああっ…んっ、僚っ、僚っ……っ」香の唇から声が漏れる。
普段の香からは絶対に聞けない、香の声だ。その声にさそわれる様に
俺はよりいっそう激しく動かした。香の中は温かくて、柔らかくて、とても
気持ちがいい。もうヤバい。俺自身そう感じていた。
俺は香の腰を持ち上げ、奥まで突いていった。
「ん…っ、ふぁ…っああ…っ、」俺は香の胸を舌先で嬲り、充血して
膨らんだ芽に指をそえ、無我夢中で腰を激しく動かし続けた。
香の締め付けが一層きつくなり、大きな嬌声があがった。と、同時に
香は身体を痙攣させながら意識を手放した。
「く……っ」 俺は香が意識を手放すのとほぼ同時に、香の中に
自分の欲望を吐き出した。
今まで何人もの女を抱いてきたが、心の底から気持ちいいと思えたのは
今日が初めてだ。
香、ありがとう。こんな俺を好きでいてくれて、愛してくれてありがとう。
俺はお前が思うよりもずっとお前の事を愛している。
お前がおもうよりずっとお前の事が大切で、大事に思う。
香がいるから俺は人として生きていけるのだから。
香が俺に与えてくれる以上の物を俺はお前に与えよう。
香、お前がいないとおれはきっと生きてはいけないだろう。
167タンは書きながらウpしてるようだけど
一度最後まで書いたのを読み直して修正していけば
纏まった文章になるとオモ
>>178 王道コンビで、いいもの読ませて貰いました。
ちょっと
>>167-168までの繋ぎがよく分からないけど・・・
読んでいてドキドキさせられた。GJ
まだまだ続きがあるのかな?
ガンガレ!!
>>167さん
萌えですよ(*´Д`)
続きを読ませてくださいませ!!!
そしてちょっと投下しようかと思います。
ちょっと前に話題に上がってたAD後遺症ものなので軽く鬼畜ものです。
苦手なお方はスルーを…おねがいします…
窓から差し込む日差しに目を細めた。
香の姿を見ないが、漂う昼飯の匂いが安心させてくれた。
こうしてウダウダと昼飯を待つ。
いつもと変らない昼だ。
つけっぱなしにしていたテレビからS国の情勢が垂れ流されている。
相変わらず世界の何処かでは必ず戦争が起きている。
よく懲りもせず続けられるもんだ。半ば呆れて画面を眺めた。
画面から流れるのは負傷した兵士の姿。
爆撃を受けたらしく、画面がノイズに包まれ砂煙の中に人影を見る。
何か、その場面に思考のピースを奪われた気がした。
胸に広がる不安がキーワードを並べ始める。
負傷。
兵士。
人影。
殺し合い。
―コロセ。
一瞬、世界が暗転した感覚に驚き、新聞に視線を戻した。
…何を読んでいたんだっけか。
活字を懸命に目で追うが記事が頭に入ってこない。
何か違和感を感じて、部屋の中を見回した。
コーヒーの湯気が立ち上るのを眺めているうちに視界がぼやけてくる。
何か自分の中にノイズを感じる。
フィルターを通したかのように部屋の中が遠くに感じる。
おかしい。こんなにも普通の日が。遠い。
残っている感覚にすがった。
日差しが暖かい。
あたたかい。
アタタカイ?
ココハドコダ?
ここは家だ。俺の家。
どうしたんだ?何かがおかしい。
自分が消える気がする。息苦しい。
そうだ、香。香と話せばこのおかしな感覚は消えるはずだ。
香、香。
カオリ?
「撩、昼ご飯できたわよ!?」
女の声に驚いて振り返った。
部屋の入り口に女が立っている。
長身、短髪、不機嫌そうな声。
そうだ。香、香の声、姿。俺の…。
…俺の…何だ…?
「どうしたの?顔色悪いわよ。」
声が、声が。
懐かしく暖かく愛しい。
お願いだ。何かがおかしいんだ。俺を、取り戻してくれ。
女に向けて力無く手を伸ばすと女は心配そうに駆け寄ってくる。
「ちょっと撩!?風邪でも引いたの?」
(違う。風邪なんかじゃない。)
言葉が、空気として流れ出て空虚となる。
触れた手を引き寄せて抱きしめた。
女が危険だ。本能が告げるが体が言う事を聞かない。
女の髪の匂いを鼻腔一杯に吸い込む。
そうだこれは香。香。香。
女じゃない。香だ。
忘れたくない。
離したくない。
殺したくない。
殺したくない?
コロシタクナイ?
ダレヲ?
カオリ?
ダレダ?
細い首に手をかける。
こんなにも細い首だ。ほんの少し力を入れれば――。
「撩?」
殺そうとしている俺に、なんの疑いも持たない目で誰かの名を呼ぶ。
綺麗だ。綺麗な目だ。…腹立たしい。
怯えた目が見たい。
この女が泣き叫ぶのが見たい。
手に力を込める。
「…!!!りょ?!」
No la mate!!!!!!!!!
女の声に反応したかのように自分の中で叫び声が上がる。
殺してはいけないと自分が叫ぶ。手に力が入らないでいる。
ナゼ?
手に力が入らない事に苛立ち、一気に襟首からシャツを引き裂いた。
怯えたように体を固くする姿。堪らない。腹が立つ。悲しい。
ソファに女の体を投げつけると己の肉体に力が湧き上がるのに自ら恐怖した。
「どうしたっていうの!撩なの?」
怯える女を眺めて、酷い仕打ちをされ可哀想だな、と思う。
可哀想ってなんだ?そんな感情は知らない。ムカツク。
考えが纏まらないのはこの女のせいだ。
この女が俺をかき乱しているんだ。混乱の原因はこの女だ。
女に近寄る。
後ずさる女を力ずくで押さえ、タンクトップを引き裂いて布切れとなったそれで腕を縛る。
「やめて!!離して!!」
こんな状態でも強い目をする人間を見たことがない。
いつだって死を恐れ懇願し怯える視線が俺には注がれてきた。
この目をずっと見ていたい。
不思議な感情。
声が、この女の声が聞きたくて堪らない。
ごめんなさい。
ここまで投下しといて続きが辻褄合わなくなるところ発見…。
修正しないと駄目っぽいので続きはもう少し後になりそうです。
殴らないでください…ね?
_, ,_ パーン
( ・д・)<早よ書いて!
⊂彡☆))Д´)←187のシト
ウソです気長に待ってますかなり萌えシチュですよろしくです
189 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 09:43:05 ID:EpB394XS
(・∀・)イイ!!
(・∀・)イイ!!
(・∀・)イイ!!
続きお待ちしてま
明日1月15日(警視庁設立の日。アダルトの日)誕生日はこの方!
1622年 モリエール(古典劇三大作家)
1809年 P・J・プルードン(仏独学社会主義者)
1881年 石原純(理論物理学者。自由律歌人)
1892年 西条八十(作詞家。青い山脈)
1908年 エドワード・テラー(〜2003)(水爆の父)
1918年 G・アブドゥンナーセル(埃大統領)
1923年 李登輝(岩里政男)(親日台湾総統。男塾ファン)
1923年 M・L・キングJr.(牧師。おまいらに夢はあるか?)
1930年 新珠三千代(〜2001)(演技派女優)
1937年 河野洋平(親中派議長)
1941年 高橋元太郎(うっかり八兵衛。アニソン歌手)
1943年 樹木希林(悠木千帆)(個性派女優。希心会信者)
1945年 落合恵子(文化放送アナ。レモンちゃん)
1947年 さとう一声(テレ朝アナ)
1948年 宮本悦朗(内山田洋とクール・ファイブ禿担当)
1948年 岡和男(アニメ声優。キング・ザ・100t様)
1950年 森田芳光(フィルマイズ映画監督)
1953年 西久保瑞穂(利彦)(タツノコ四天王)
1955年 田中真弓(森本浩行室。説明不要)
1956年 ミキ(藤村美樹)(キャンデーズ)
1956年 ジョアン・カルロス(J最強監督)
1957年 石井聰亙(映画監督)
1958年 宮崎緑(NHKキャスター)
1962年 石原良純(気象予報士)
1962年 町田康(町蔵)(ナンセンス小説家)
1968年 清水香織(佐々木主浩前室)
1969年 MC BOSE(ポンキッキーズ進行役。ゲーマー)
1973年 松下美智子(ネイリスト)
1974年 西川弘剛(GRAPEVINEギタリスト)
1978年 山崎バニラ(雅美)(活動弁士声優。二代目ジャイ子)
1985年 屋宜由佳(y'z factory)
1985年 美樹(伊集院隼人養女&妻。喫茶キャッツ・アイ経営。ロリ?)
1993年 鎌田篤(子役俳優)
1993年 釧路沖地震(死者2名)
2000年 G・T・アレクサンドロス17世(ダガー)(自閉症お荷物召喚士)
191 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 15:43:29 ID:bjjrX+JQ
お待ちしてます!!
(・ω・)ノめちゃ楽しみ。
午後の仕事頑張っちゃうぞー
167ではありませんが。
>167からのストーリーは要するに>168→>167→>169で以降順番どおり。
エロのあとで香が数日意識をなくして目が覚めたら記憶喪失
なのだと推測した。
言われんでもわかってるって人にはスマソ。
とりあえず続きお待ちしております。
衝動のまま小さな布きれを纏った胸に食いついた。
とけいりそうな柔らかい感触に驚き、女の顔を見上げる。
歯を食いしばり、目から雫を溢れさせ小さく震えている。
その雫を舌で掬って味わうと、少し塩辛かった。旨い。
「ね、冗談はやめて?」
優しい声が溢れる口を味わう。歯列を舌でなぞって女の舌を吸い上げる。
息ぐるしそうな顔を眺めて、心の底から楽しい感情がわき上がる。
それと同時に熱く猛り狂う自分の体の一部に気づいていた。
髪を鷲掴みして引っ張り喉元に食らいついたままタイトスカートの中に手を忍ばせる。
「りょおっ!!!?いやぁああ!!」
女の悲鳴に身が硬くなった。
なんだってこの女はこんなにも俺を不機嫌にさせるんだ。
腹立たしさに身をまかせ強引にスカートの中の布切れを引き裂く。
嗚咽がうるさいのでもう一度口で口を塞ぐ。
口腔を舐り舌を吸い上げると、鉄の味が口中に広がった。
噛み付かれたらしい。何故か痛みを感じない。噛み返してやる。
女が足を硬く閉じるのでイラついて布切れでテーブルの脚に縛りつけた。
腰に捲り上げられたままのスカートを纏い、手を縛られ足を広げられあられもない姿を見せる女。
体勢を変え足にむしゃぶりつく。程よくついた肉の感触を確かめるように。
「う、嘘でしょ?やめ…何があったっていうの?」
「う、嘘でしょ?やめ…何があったっていうの?」
この声が聞こえるたびに体が硬くなるのは何故だ。
自分の中で叫び声が聞こえる。何を叫んでいるのかは分からない。
でも聞きたいんだ。声が。声が。
太ももの付け根まで唇が到達するとむせ返るような女の甘い香に脳髄が痺れた。
足をバタつかせ抵抗する女の芽芯に吸い付くと、女は叫び体をよじらせた。
液体があふれ出るそこに手をねじ込む。
グチと音を立てて侵入を拒むが構わず続けた。
両手を伸ばし胸を荒く胸を掴むと女は悲鳴をあげた。
堪らなく楽しい。悲しい。
怒張した己自身をあてがい一気に貫くと女はガクガクと振るえ悲鳴をあげた。
気持がいい。
ああ、俺はこれを求めていたのか。
「撩!撩!撩!撩!撩!お願い…!こ んなのや…!!」
女はひとしきり叫ぶと糸が切れたように静かになった。
なんだよ。黙るなよ。声聞かせろよ。
胸に噛み付いて柔らかさを確認する。耳を当てて鼓動を聞きながら腰を打ち付ける。
溢れる液体を手で掬って女の体に擦り付けて自らの興奮を煽る。
俺は反応も起こさなくなった女の中に何度も液体を吐き、何度も何度も何度も女を犯し続けた。
長くなりそうなので今日は一旦ここで終ります。
このままじゃカオリンも撩も可哀想なので幸せにしてあげたいなぁ。
>>188さん
あう。愛の鞭ですね…。
なのに終らす事出来ませんでした…。ごめんなさい。
あ、殴んないでください。
>>189さん
鬼畜僚さんが書きたかったんですけどね。
なんか難しいですよ。困りました。
>>191さん
頑張ってください^^
ってもう仕事終ってるか。
書いてからうpしてほしい
197 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 05:36:57 ID:GD7mVMTS
167の続きです。説明ありがとうございました。
分かりづらかったみたいでご迷惑かけました。
一応速攻エロです。文章とかぐちゃぐちゃになっていて読み辛いかも…
難しいです。素敵な文章を書ける人を本当に尊敬しました。
「僚…っ、もうダメだよ。あ、あ…っ」
「まだだ、全然足りない。」
俺はそう答えると香の蜜壷の中に大きくなった自身を差し込んだ。
さっきまで俺の指と舌で散々嬲られていた為か、香の秘所からはシーツに
零れるくらい大量に蜜が湧き出ている。
「あっ、あっ…は…んっ、んんーっ」香の声に我慢ができなくて、俺は
奥まで腰を推し進めた。香は時折苦しそうに眉をひそめるが、その顔も
俺をますます煽っていくだけだった。俺は香の一番感じるポイントを
見つけては、その場所をゆっくりと攻めていった。
「あ…っ、僚、もうイッ…ちゃ…んんー」
その声を聞くと同時に俺は香の中を激しく激しく攻め立てた。
二人が繋がった所からはどんどん蜜があふれ出し、香は俺をきつく締め付けた。
俺は香の腰をつかみ、高く持ち上げると激しく腰を動かして与えてくれる快感に
酔いしれていった。香はもう身体に力が入らないらしく、俺に揺すられる
ままになっていた。
「ああ…っ、はっんんーっ」香が一際高い嬌声をあげ、俺の背中にしがみつき
ながら身体を震わせると同時に身体に熱いものがこみ上げてきた。
「く…っ」俺はそのまま香の中に己の激情を注ぎ込んだ。
香を見ると途中で意識を失ったらしく、目を閉じたままだった。
ーやりすぎたかなー 俺はまだ目を覚まそうとしない香の顔に優しくキスを
した。壊れ物を扱うかのような優しいキスを…
198 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 05:38:37 ID:GD7mVMTS
初めて香を抱いてから一ヶ月がたとうとしていた。あの夜以来俺は香を
何回も抱いた。朝・昼・晩、寝室ではもちろん、キッチンでもリビングでも
風呂でも所かまわず気を失うまで抱いた。初めの頃は俺のあまりの
変わりように戸惑っていた香だったが、最近は諦めて大人しく応えるように
なってきた。
当たり前だ。8年間ずっと抱くのを我慢していた女をやっと抱けたんだ。
これでも足りないくらいだ。俺は香をもう離すことなどできない。
香も俺から離れることはないだろう。これから先ずっと二人で生きていこう。
お互いが死ぬまで。
一応最後までは考えてるんでけど、中々文章にできない…
もっとエロエロな文を書きたいのに、中途半端になってしまう。
精進します。
その日、俺は珍しく香と一緒に伝言板を見に来ていた。
今日も依頼がなかったらしく、香は段々と不機嫌な顔にかわっていった。
香の怒りの矛先が自分に向けられてはかなわないので、俺はそっと香から
離れようとしていた。そんな俺の行動に気が付いた香は、ハンマーを
振り回しながら俺の後を追いかけてきた。
いつもと同じ日常が繰り返されていた。
香は俺を追い掛け回すのを諦めたのか、、回れ右をしてその場を立ち去ろうと
した。香が帰ろうとしたその時、目のまで子供が車道に飛び出すのを見つけ
子供を助けようと車道に飛び出していった。
かおりーーっっ
香は俺の目の前で空中に舞った。
それから先の事は自分自身あまり覚えていなかった。
俺は自分でも驚くくらいに動揺していた。落ち着いて周りを見渡すと、
たくさんのコードで繋がれた香の身体がベッドに横たわっていた。
血の気のない紙の様に白い顔をしながら…
テキストに纏めてからうpした方がいいと思われ。
ぐちゃぐちゃになって読みにくいと思うのなら推敲してみたら?
正直もう何がなにやら。
やばい!長くなりそうな予感…
なるべく短く早く終わらせるんで、もう少しだけ付き合って
やってください。
短く早く終わらせるつもりでも、一旦テキストにまとめた方がいいと思うよ。
あと、sageのgとeの間にスペース入れて上げてるのはわざと?
それ以前にsage全角になってるし半年ロムを推奨したい次第('A`)
・レスなのかSSなのか紛らわしいのでタイトル付けることを推奨
・短い作品なら全部書き上げてから投下したほうがいい
(全3回中の1回目なら“1/3”と明記するとか)
・コメントとSSは別のレスにするか、コメントいらない
以上、心に留めてみてはもらえまいか。
206 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 19:35:09 ID:SPxRXLUj
ADハァハァ
続き楽しみに待ってる
タイトルは「推奨」っていうより「絶対」につけて欲しい・・・
別に「無題」でも構わないので。
タイトルは無いと困るな。
その上速攻エロですなんて言われてもなー。
ここまであれだと何か計画的なものを感じるぞ・・・?
あとAD萌えだ。メタツボだ!
職人さん雰囲気悪いが投下してくれ…。
楽しみに待ってるぞ!!!
>>208 > タイトルは無いと困るな。
> その上速攻エロですなんて言われてもなー。
> ここまであれだと何か計画的なものを感じるぞ・・・?
>
> あとAD萌えだ。メタツボだ!
> 職人さん雰囲気悪いが投下してくれ…。
> 楽しみに待ってるぞ!!!
>>200 これからの香が気になる・・・投下待ってます
別にアゲても大丈夫なんだろうけど…sageは半角でないと意味ないぞ。
211 :
195:2006/01/16(月) 06:58:10 ID:pY27+qfs
これで終わりにします。
スレ汚し失礼いたしました。
>195
終わらないで〜!!
213 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 10:49:41 ID:z8z/MG9j
>>195 ちょっ…続
かおりんどーなんだよ!
又気が向いたら続き書いてね。
>>195 終わらなくてもいいってば〜!
みんな読みたがってるじゃないかああああ
タイトル付けて、一気に投下してくれさえすればいいだけだよ、頑張れ!
>>214 ADの人はタイトル付けてるじゃん
どのレスがどの話か混乱するから要タイトルなんでしょ?
皆文句つけてたのは167宛なんじゃ?
216 :
214:2006/01/16(月) 16:30:14 ID:1ocuonjj
>>215 そうだった。何が何やら、混乱してた。
スマソ
というわけで195
戻って来て。 お願いします。
219 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 14:14:37 ID:mP4xqr6r
現在投下してくださる職人さんのどっちも 続き読みたいよぅ(;д;)
午後からの仕事頑張りますから!お願いします
藻前が仕事をしようがしまいがどうでもいい
ADどんの続きが気になる・・・
シテハンのDVDを見てて思った。
最終的に依頼人がリョウに惚れて自分をパートナーにしろと迫ってEDに突入するケースが多いが、その後の展開がいつも気になる。
誰か書いて欲しい!頼んます!
******************************
いつの間にか眠っていたらしい。
不快感に魘されて目を覚ますと暗闇に包まれたリビングに驚いた。
いつもと違う状況に不安を感じ、鈍痛が響く頭を起こす。
―――――――――――!!!!!!
事態が飲み込めないまま声にならない叫びを上げる。
うつぶせに寝ていた俺の下敷きになっている人間を正視できないでいる。
これは悪夢か!!!!!
そうだ悪い夢を見ているんだ!!!
でなければ、こんな事があるはずが無い―――。
現実を受け入れられない俺の突きつけられたのは、腕を縛られ一糸纏わぬ姿で転がっている香だった。
乱れた髪
泣き濡らした頬
唇の端からは血が滲み
首筋に全身に散る紅い痕
窓からこぼれ入る街の明かりに照らされる白い肢体
ソファに床に広がる白濁の液体に混じりあった血液――――
全てが地の底に堕ち行く音が聞こえる。
―――――――――――――これを俺がしたというのか!!!!!
呼吸を忘れ香を抱きしめる。
慌てふためいて鼓動を確認し縛られた腕を開放すると
手首についた赤黒い痕を見つけただただ叫んだ。
「りょ…」
苦しげな表情を浮かべ、目を閉じたまま俺を呼ぶ。
おそるおそる肌に触れると、体液であろうべたついた感触に黒い世界に放りいれられた。
撩が姿を消した。
悪夢の一日を境に。
アパートにはただ静寂の時が流れた。
あの日、気づくとあたしは柔らかな寝床に眠らされていた。
体の痛みにベッドに縛り付けられ、いくら撩の名を叫べど彼が部屋を訪れることは無かった。
涙をどれだけ流したかわからない。
撩の名をどれだけ叫んだかわからない。
軋む体を引きずり撩の部屋へに入ると匂いだけ残して何も無い空間が広がっていた。
体の傷が癒えていくにつれて、現実が分からなくなる。
ただ途方にくれる日々―。
毎日、普段どおり二人分の食事を用意した。
食卓に皿を並べ帰宅を知らす声を待ちそして片付ける。
同じ事を何度も繰り返しても、数週間の時が流れても撩が帰る事は無かった。
いつになっても覚める事の無い悪夢を恨んだ。
今日もまた、一人夕日が落ちるのを眺めて帰りを待つ。
時が過ぎても撩の戻らない日々が、悪夢を現実として知らしめる。
だけどもあたしには、どうしてもあたしの知っている撩と悪夢の中の撩とが繋がらないでいた。
瞼に焼きついた撩の悲しい目。
手を伸ばした時の助けを求める目。
首に手をかけた時の苦しそうな目。
切れ切れになった記憶のパーツが過去の記憶に繋がる。
海原との闘いで見たミック―
――――A N G E L D A S T ?
狂気の薬の名が浮かび上がる。
どうして今になってこんな事が思い出されるのだろう。
撩はずっと昔に克服しているはずなのに何故…?
海原…撩を育ててくれた人。
撩にエンジェルダストを投与し洗脳して狂わせた人。
狂気に飲み込まれ撩の手で暴走の終焉を願った人。
悲しみと愛情と狂気の目をした人。
海原の瞳と悪夢の中で見せた撩の瞳が重なり合う。
――――そういう事なの…?
答えが纏まらないままアパートを飛び出して車を走らせた。
エンジェルダストが関係しているなら、あそこにいるかもしれない―。
「撩ならおらんよ。」
開口一番、客間へ通されたあたしに教授は告げた。
あたしの質問を見透かしたような答えだった。
居ないとしても居場所は知っている。そして何かを知っているはず。
「いいえ、それもありますが…。今日はエンジェルダストの件でここに来ました。」
「エンジェルダスト…?はて、今更香さんが知るような事は無いと思うが…。」
「…撩はエンジェルダストのリハビリ後、後遺症は残らなかったと聞いています。
でも、心理的には…。その…フラッシュバックのような事は起こりえるのでしょうか。」
教授は、あたしの言葉に驚きを隠さず困惑した様子で考え込んだ。
それは推測を確信に変えるのには充分だった。
「…そうか、わかっていたのか。 …ならば…撩の決断もわかってはやれんのかね?」
「無理です。」
「もし、今後も同じ事が起こったとしたら…。香さん、あんたはどうするんじゃ?」
「あたしが…受け止めます。」
「あんたにヤツの暴走を止める事はできないと思うが。」
「暴走を止めるのが、目的では無いんです。」
「撩が…何よりも恐怖する事は、お前さんを自らの手で傷つける事だとしても…かね?」
「彼が恐怖からいつも救ってくれたように、私もするまでです。」
自分の言葉が突き刺さる。
あたしはいつだって撩に救われて生きてきたのに。
彼の胸奥底に住んだ痛みには気づかないふりをして傍にいた。
頭のどこかで苦しさに声を上げない完璧な人間を押し付けて生きてきた。
教授はため息を吐き、あたしの言葉に頷いて説明を始める。
フラッシュバックは蓄積された心理的要因によって起こり、
エンジェルダストによって洗脳されていた状態と精神が錯乱してしまう事。
一度錯乱状態に陥ると、人の認識すら出来なくなる事。
引き金が、何であるのかは分からない事。
「お前さんを殺す事もあるかもしれん―。」
「撩は…あたしを殺せません。」
あたしの決意が変らない事を知ると、教授は無言のままのそりと立ち上がって後をついてくるよう促した。
研究室の奥を通り地下へ続く階段を下りる。
薄暗い廊下の先に鉄で拵えられた頑丈な扉の前で立ち止まると振り返り言った。
「行きなさい。あいつはこの中におる。」
ADの人キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ッ !!!
ありがとう!ありがとう!待ってたよ!
そしてGJ!続きを…続きをおながいします…!!
短くてごめんなさい、今日はここまでです。
続きを書く意思表示の代わりにと思いまして。
実は一度書いていたものをあぼんしてしまいました;;
今必死に書き直しています。
私も混乱していたようです。お騒がせして申し訳ありませんでした。
エロ無いですが…これからエロエロになるので。少々お待ちくださいませ。
ADの人ありがとう!!GJ!GJ!
嬉しかったよー! 再降臨まってます!
投下乙です!AD萌える
ダストの綴りはdust…かな?
続き待ってます
ADの人、待ってたよ!
鬼畜だけじゃないんだな。やるなコノヤロー
続き楽しみにしてます。
231 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 20:05:42 ID:qQeGqzpo
(TдT)ヨカッタヨー!!
GJGJGJ!
続き楽しみにしてます!ADの方頑張って下さい!
ADのはエロ無しでも萌えるな。
続きも頑張ってくれ
>>225 文章に引き込まれるな。続きも楽しみに待ってます
ADの人、戻ってきてくれてうれしいです!
続き楽しみです。
明かりのない部屋に静かに足を踏み入れると、
飾り気のないパイプベッドの上に撩は腰掛けていた。
暗闇に隠されて表情は見えないものの、あたしだと気づいらしく
狭く湿り気の多い部屋の空気が張り詰める。
「なぜ…来た?」
「はぁ!?来るに決まってるじゃない。あたしはあんたのパートナーよ?」
出来るだけ普段どおりに、精一杯胸を張って答える。
撩の返答は無く、沈黙に耐えられなくなってマシンガンのように喋りたてた。
「あんたってほら、欠食児童みたいに凄い量食べるからあたしが毎日そりゃもう凄い量
作ってやんなきゃいけないし部屋だって放っておくと戦争が起こったみたいに
散らかしまくるし洗濯物も脱ぎっぱなしでいつまでたっても洗濯かごにもいれないから
放っておいたら毎日おんなじもの着てそうだしそれよりなにより
あたしが世のもっこり美女をあんたの魔の手から守らなきゃいけないし!あと、それと…!」
「…性欲処理機でもあるし… だろ?」
あたしの言葉を遮って、撩の低く乾いた言葉が部屋に響く。
言葉に悪夢が呼び覚まされて足元が揺らぐけど悟られてはいけない。
「違うわ。それは撩が一番わかってるはず。」
「…出て行け。二度と顔を見せるな。」
撩が、撩が泣いている。表情は見えなくてもわかる。
何も考えられなくなって駆け寄って抱きついた。
手を振り解かれたかと思うと、力任せに肩を掴まれベッドに押し倒される。
獣が獲物を食らうようにジリジリと迫ってくるのに、
恐怖よりも先に久しぶりに見る撩の顔が嬉しかった。
「これが最後の忠告だ…また…犯すぞ?」
「犯せばいいじゃない!!!!」
咄嗟に口から吐かれた言葉に、撩はビクと体を揺らし硬直する。
――――ほら。あんたはあたしを自分から傷つける事なんて出来ない。
あたしの肩を押さえたまま動けないでいる撩に、ゆっくりと首に手を回し唇を重ねる。
撩は眼を見開いたまま困惑の表情を浮かべている。
「自分で…何をしてんのかわかっているのか?」
「わかっているわ…。…撩が苦しんでる事だって…」
「…わかってんならなんで俺を追い詰める…!!!」
「こんな所に閉じこもってればあたしを傷つける事がないとでも思ってんの!!!?」
声を荒げる撩に食いつくように叫んだ。
あたしの知っている撩は、いつも冷静で、こんな風に取り乱しているのを見たことが無い。
両手で撩の顔を捕まえて、絶望に包まれた瞳を覗き込む。
「大丈夫よ。あたしは傷つけられたとしてもあなたから逃げたりしない。」
再度、慣れないキスをする。
恐る恐る舌を伸ばしいれると、熱い体温に驚いた。
ギッとベッドが軋み、体に撩の重みがのしかかる。
「頼むよ…俺を困らせないでくれ…」
力一杯抱きしめられたかと思うと、耳元に顔をうずめて囁かれた。
その力ない声に、堪らなく苦しくなって消え入りそうな撩を抱きしめる。
傷つけているのはあたしだね。ごめんね。撩。
あたしは、決意すらすれど助ける術をしらない。
これはただの意地なのかもしれない。
「…最初にね。好きになったのは声だったの…。
香――――って不機嫌な声で呼ばれると凄く嬉くて。
だから、これからも呼び続けて?香、って。」
「香…」
そうだ、あたしの恐怖は撩がいない日常―。
少しくらい怖くったって構わない。
―――きっとあたしも狂ってる。
――――どんなに痛くても。
――――――撩無しに生きていけない。
髪に、耳に、頬に唇を滑らせる。
たどたどしく髪を梳いて額に口づける。
困ったような眼で見つめられて、あたしは涙を流さないではいられない。
「おまえってやつは…」
途端、あたしは食べられていた。
息もつけないようなキス。
ライオンに食べられてるみたい。って頭のどっかで考えた。
何所かにいってしまいそうで撩にしがみつくと、シャツの中に冷たい指が滑り込んできて、
背中にくすぐったさと、微弱電流みたいなのがザワザワと走る。
ブラの上から、大きな手が胸を包み込んで息が詰まる。
「逃げるなら今だぞ…?」
「…逃げないってば。」
撩は、あたしの言葉にイラついたように、強引にブラを引きおろして首筋に舌を這わせる。
吸い付かれて、舐められて、撩の頭が下がっていく。
きゅ、と乳首を摘まれたと思うと、もう一つの手でシャツを捲り上げられる。
強引な手つきは、この間よりずっと優しい。
怖いけど。
撩に触られて。嬉しい。
お腹に唇が寄せられて、背中をなぞられる。
くすぐったさに体が勝手に捩れる。
拒絶に取られるのが嫌で、体が動くのを自分で制御しようとするけど眉間に力が入るだけで困る。
「 ん…っ! 」
分厚い両手に、円を描くように胸を撫で上げられて抓られて。
…よくわかんないけど声がでた。
それを合図にでもしたように、獣みたいな撩が胸に貪りつく。
舐めあげられて、軽く噛まれて。背筋を指がなぞって。
あたしは、おかしくなる。
「なぁ。逃げろってば。」
胸の上に顎を置き、無表情に低い声で言う。
…ムカツク。
なんだか非常にムカツク。
ムカつきのあまり、撩の両肩をむんずと掴んで突っぱねた。
あたしが逃げ出すんだと思ったらしく安堵の表情を浮かべた撩に、また、ムカツク。
ムカつき過ぎて今度はあたしが、ベッドに撩を押さえ込んだ。
スカートが捲くりあがるのも気にしないで腰の上にまたがって動きを封じる。
自分でシャツを脱ぎ捨てて、鍛えられた大きな肩をあたしの両手で押さえつける。
目をまん丸にしてあっけにとられている撩に、唇を重ねる。
頬にキスする、首筋に軽く噛み付く。
Tシャツを捲くりあげたいけれど、両手を離したら逃げられそうで。
抵抗もしない腕を掴んで脱ぎ捨てたシャツで縛りあげた。
「―――おまえ馬鹿かっ!!!!?」
なんか怒られてるけど。知らない。
無視してTシャツを捲り上げて、さっきまで撩にされたようにする。
お腹に唇を寄せて、背中に手を滑らす。
厚い胸板に顔を埋めてキスの嵐を降らす。
盛り上がっている物体がショーツの上から、あたる。
その硬い感触に驚いたけど、あたしでこうなってくれているって実感できて。
嬉しかった。
体を後方にずらして、そこを触る。
ジーンズのボタンに手をかけて苦しそうなそこを開放する。
どうやって触ったらいいか分からなくて、とりあえず手で包み込んでそこにキスする。
初めて間近で見る、撩のに戸惑う。
人間の体の一部にこんな黒くて硬いものがあるなんて、不思議。
舌を尖らせてチロ、と舐めて見るとピクンと反応して。
なんだか凄く面白くってチロチロと舐める。
するといつの間にか、撩はシャツの拘束から抜け出ていてガシ。と肩を掴まれていた。
「…わ かったからっ!!!やめろ!!」
「 や…! 」
抵抗の声の途中で、あたしは行為の中断をさせられる。
体を起こした撩に軽々と手を取られる。食べられる。
ライオンみたいなキス。
「…後悔してもしらないからな。」
耳元で囁かれて、息が耳にかかって。
頭の中が熱で支配される。後悔なんて、しない。
今度は優しくベッドに寝かされて、全身に口付けされる。
初めて快感を理解したあたしは頭が痺れて、もう。どうしょうもない。
いつも眺めていた指先が、あたしの体をなぞる。
太ももを包まれたと思うと膝を持って脚を広げさせられる。
ショーツの上から筋をなぞられて体に勝手にビクと電流が走る。
指が滑り込んだ途端に、中心を擦りあげられる。
左手は胸に。もう片手は中心に。唇はあたしの口を満たしていく。
唇が、体が、満たされていくのが怖い。
撩が下がっていって熱い生き物がクチュと厭らしい音を立てる。
「 んっ…あぁっ ひゃっ!!」
声があがる度に、刺激を強くされる。
太い指があたしを、埋め尽くして、
ぬるま湯に溺れたような感覚に陥って、空気を求めてシーツにしがみついた。
「ごめんな…。」
遠くで撩の声がする。
あたしは、もう、どうなっているのかわからない。
ただ、ただ切ない。
満たされて過ぎて、自分が何所にいるのかもわからない。
「…っ!お願いりょ…!!!!」
溶けてしまう感覚に恐怖して、撩を求めた。
空気の代わりに唇を求めて、唾液を注がれる。
腰をズッと引かれたかと思うと、大きな塊があたしを引き裂かれる。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い――――――!!!!
―――嬉しい。
撩の作る波と風が堪らなく嬉しい。
痛みは繋がっている喜びと撩が其処いる事を確認させてくれて嬉しい。
「香っ…!!香っ…!!香…!!」
切なげな声で名を呼ばれて揺らされて満たされて、快感の階段を駆け上がった。
終ってしまっても、離れてしまうのが怖くて
何度もお互いを求め合った。力尽きるまで。
…どれだけの時間が過ぎたのだろう。
暗闇に包まれているこの部屋は、時間を知る事が出来ない。
隣に横たわって眠る撩を眺めて涙が溢れた。
きっと、ずっと眠れない日を過ごしていたんだろう。
―撩の狂気。
――あたしの傲慢。
体をいくら重ねても、答えが出ることは無かった。
でも、あたしは愚鈍な事に正気の撩に抱かれてやっと気づいた。
撩もまたあたし無しに生きられないんだ。と。
きっとあたし達はこれからも、
傷つけあいながら傷の舐めあいをして生きてく。
それだけは確かなのだと。
******************************
あれから数日が過ぎ、一人でアパートに戻ったあたしは
今日も暖かな食事を用意して帰りを待つ。
ずっと待ちわびていた、部屋の扉が開く音が聞こえて、
音がする方へ駆け寄った。
―――おかえり。撩
― fin ―
乙!
これから読む〜
GJ!!!
ウマー・゚・(ノД`)・゚・ 雪の日に嬉しい話をありがとうADタソ!!!
大感謝!
うおおおおお!キタワァ…゚・*:.。キラ .。.:*・゜゚*・キラ゜゚・*:.。..。・゜・(ノД`)・゜・。. .。.:*・゜゚・キララ*:.。. .。.
鼻血出そう!!最高!GJGJGJ!ADの人ありがとう〜!
先日あなたをハタいた者ですが…本当にすんませんでした!
_______ _______ ______
〈 ドモッ、スミマセン....。 〈 スミマセンスミマセン...。 〈 コノトオリデス!
∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(´Д`;)ヾ (´Д`;) ヾ
∨) (八 ) (´Д`;)、
(( 〈〈 ノノZ乙
最高でしたよゥ。ご飯杯はいけます。
>ADのしと
GJ!!!
なんか涙出たよ・・・。ありがとう!!!
>ADタン
すばらしかったです!あなたは、ネ申!!!
是非是非また投下してください!
247 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 22:00:32 ID:01SPlPzD
良かったよ!ありが〜
>240
スーパーGJ!お疲れ様。
最後のおかえりの台詞、感動でした。
249 :
ADの人:2006/01/22(日) 15:43:30 ID:5l9VO1z0
レスありがとうございます。
綴り間違いや誤字があって冷や汗かいてます。orz
また書いたら投下させてくださいね。
お付き合いありがとうございました。
>249
本当にお疲れ様でした。
素敵なSSが読めてうれしかったです。是非また、投下してください。
>>249 GJ! GJ!
読ませてもらいました。なんか泣けるよ…
やっぱりこの二人は好きだ。
「angel/night」を思い出させるカオリンの心理描写が
特に壷りました。
最初に好きになったのは声、って所。
萌えた。
次の作品投下、心から待っております。
>>249 完結ありがとう。
カオリン、一人でアパートに戻ったんだね。切ない。
遼が決心して帰ってくれて良かったです。
ANGELNIGHTキター!
歌からませるとは…泣かす気か!!wGJ!
ホシュ
ADさん、スーパーGJ!良かったら又書いて下さい。
愚問ですが、カオリン初Hの相手がAD撩だったのでしょうか?
萌えるけど、初めてがアレではトラウマになりそうだな。
ほんと愚問だなw
255
ちゃんと読めよ。
258 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 14:48:46 ID:RLtll8Qs
初めてでそんなに反応したら怖いでしょう。
はじめて・・・?
?
261 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 21:40:20 ID:Ddb1CzvK
遅ればせながらGJ
頑張って就活できそうw
test
投下してみます。
撩×香で、ノーマルで淡白ですが、初めての設定なので、
香さんが痛がっています……。
色々無理のあるところはスミマセン。
1.
「ちょっと撩ってば、いつまで寝てるの?いい加減起きなさい!」
相変わらずうるせー同居人が、枕元まで来てぎゃんぎゃん怒鳴っているのを、
日頃の鍛錬の成果(狸寝入りとも言う)でやりすごし、俺は昼過ぎまで惰眠をむさぼった。
ねみーんだよ、昨日は朝帰りだったんだから。
一体何軒ハシゴしたっけ?ちっ、行った店すらおぼえちゃいねえ。
俺はだるい体をベッドから引き剥がすように起こした。
部屋の中はしんとしている。別に不思議ではない。
まだはっきりと目が覚めない俺の耳元で、香が、
「あたし、出かけるからね。絵理子と会って来る。夕飯も一緒に食べてくるかも」
と言ったのはついさっきのことだ。バタンと玄関のドアが閉まる音を聞いて、
これでぐっすり眠れると思ったが、……不思議なもんだよな、
一人になって部屋の中がしんとすると、なんだか落ち着かなくて目が開いてしまう。
あいつがいると掃除だ洗濯だって、安らかな睡眠の邪魔ばかりされるんだが……
洗面所へ行って顔を洗い、腹が減っているのに気づいた。
ダイニングのテーブルの上には、昼食が載せられたままだ。
さすがに目玉焼きはすっかり冷たくなっているし、サラダは微妙にくたっとなっているが、
それでもテーブルに用意された食事は心を和ませる。
”誰か”の存在を感じることが出来るから。
……なんて、言わねえけどな、あいつには。
その日はいつも通りの(だらだらとした)一日だった。
メシを食ってから、食後のコーヒーをキャッツで飲む。
海坊主をからかって、美樹ちゃんに叱られて、追い出されるようにそこを出ると、
足は自然にアパートの方向へ向いた。いつもならこれからナンパタイムなわけだが、
なんだか今日は気がのらない。気がのらないのを無理にすることでもないから
(だって趣味だし)、今日はやめやめ。コンビニに寄って雑誌とタバコを補充すると、
俺はそのままアパートに戻り、あとはゴロゴロして過ごす。
とりたてて変わったことのない一日。
……変わったことのない普通の一日、で終わるはずだった。
2.
また時計を見る。ほとんど5分おきに時間を確認している自分に気づいて、
俺は苦笑する。何をそんなに苛ついている?まだ10時過ぎだ。深夜という時間じゃない。
あいつだってガキじゃあるまいし、別に心配するようなことはないだろう。
絵理子さんと会うと言って出かけたんだし……
そう思っているそばから、視線が時計へさまよう。22:13。
愛想のないデジタル時計の表示はきっちりと、俺のわけのわからない苛立ちを映し出す。
このままだと1分ごとに時計を見るはめになりそうだ。
いつものように飲みにでも出ればいいんだが、今日はそういう気になれない。
ま、気分直しにタバコでも買って来ますか。
玄関のドアを開けると、意外に冷たい風が体に当たる。昼間は初夏らしく暑かったのに。
――あいつ、どんな格好で出かけたんだっけ。
寝ぼけ眼で見送った、香の後ろ姿。着ていた服を思い出そうとしてみる。
たしか半袖だったような……。寒い思い、してねーかな、なんて思って我ながら苦笑。
おかーさんじゃねーんだからさ。……槙村なら、そんな心配までしただろうが。
ポケットをさぐって部屋の鍵を取り出す。ドアに鍵を掛けようとして、
俺は何気なく下の道を見下ろした。普段から車の多い道ではない。
目に入る通行人もせいぜい数人、ドリンクの自販機だけが煌々と光って、存在を主張している。
と、そこに一台の車。左からゆっくりと走って来て、部屋の前の廊下から見下ろす俺の目の下を、
10メートルほど過ぎてから、ソフトに止まった。エンジン音が心地いい。
こんな裏通りにはそぐわないような高級車だ。はっきりいって場所の雰囲気からは浮いている。
「……香?」
俺は口の中で呟いた。向こう側の助手席から降りたのは、間違いなく香だ。
見覚えのある白のブラウスにシンプルなタイトスカート。
軽い微笑を唇に浮かべ、楽しげな足取りで手前に回り、
運転して来た奴と一言二言言葉を交わしている。……あれは、絵理子さんじゃない。
運転席の窓から見える腕は、あきらかに男のものだ。あいつ、誰だ。
俺が見ているのも知らず、香はまだ男と話している。ちらりと見える横顔は笑顔。
なぜか腹の底がじり、と焦げる。その時。
香が運転席の窓から顔をつっこんだ。窓枠にかけられていた男の腕が、
自然にあいつの首の後ろに回され――引き寄せる。そのまま、何秒間かの静止状態。
――キス?
殴られたような衝撃が頭の中に直接響いた。見ている俺と、見られている香と、
そして男の腕だけが俺の意識の中で浮き上がる。
目を逸らすことも閉じることも出来ない。体が動かない。
何秒そうやっていたのか。エンジン音に我に返ると車は走り出すところだった。
見えなくなる寸前のところでナンバーに目を向ける。品川。74……3……。
最後の一文字を読む前に、車は左折して姿を消した。
香は去っていった車を見送って立ち尽くしている。
車が消えても、じっとそこに佇んで――名残を惜しんでいるのか。
それでもやがて踵を返すと、キスの余韻を味わうような、
ゆっくりとした足取りでアパートへ近づいて来た。
近づくにつれて聞こえ始めた、かたかたというヒールの音が、どうしようもなく耳障りだ。
――香。
アパートの廊下。帰って来たあいつは、部屋の前に立ち尽くす俺の姿を見て、
まるでメデューサにでも出くわしたように凍りついた。
3.
どうしよう。――どうしたらいいの?
角を曲がろうとする車のブレーキランプが濃い赤になるのを、あたしはぼんやりと見送った。
今起こったことを、脳みそが理解するのを拒否している。心臓が暴れている。気持ち悪い。
泣きたいけど、泣いてしまったら立ち上がれなくなりそうで、あたしはじっとしている。
心を溢れさせないために。
たかがキス、と笑い飛ばすべきなのだろうか。
もうとっくに大人なんだから――年齢的には、あたしも。
普通の女の人ならキスの一つや二つ、冗談で済むのかもしれない。……でもあたしは。
高山さんは嫌な人じゃなかった。絵理子と二人で夕食をとっている店で偶然会った、
絵理子の取引先の社長。感じの良い顔をした、魅力的で、マナーを心得た人だった。
「すごく大事な取引先なの。ごめんね」
話の流れで同席することになって、あとで絵理子はそっと謝ってくれたけど、
あたしは笑って首を振った。本当に、全然気にならなかった。
少し年上で、話題も豊富。全然生活の重なることのない、
そんな人と話をする機会は今まであまりなかったから。
あたしの世界は狭い――すぐそばにいる友達は皆、多かれ少なかれ、裏の世界と繋がっている。
それが嫌なわけじゃないけど、高山さんがわかりやすく話してくれる業界の話は、新鮮だった。
会話のはずむ、楽しい食事。
だから、会ったばかりの彼の車で送ってもらうことにも躊躇はなかった。
それなのに別れ際、あんな風にキスされるなんて。
唇に当たった、柔らかなもの。それが何なのか、に気づくまで鈍いあたしはしばらくかかり――
気づいた後は体が固まって、何も出来なかった。高山さんは唇を離して低く
「また会えますか?」と囁いたけど、それに返事も出来ない。
あたしの様子を見て、彼は困ったように笑い「ごめん」と言って解放してくれた。
多分はっきりとした拒絶が顔に書いてあったのだろう。
彼にそれほど悪気があったとは思わない。だけど、でも。
――あたしがキスしたいと思う人は、この世でたった一人だったのに。
そう思うと、また心が暴れだした。誰かにすがりたい思いに駆られる。誰か。
撩――は問題外。今あいつの顔を見たら、あたしはもう、どうしていいかわからなくなる。
絵理子……も駄目。こんな話をしたら、きっと自分が引き合わせたせいだと気に病んでしまう。
それに大事な取引先って言っていたもの。こんなことを打ち明けて、
高山さんとの間を気まずくさせるわけにはいかない。
美樹さん。ようやく一人、話を聞いてもらえそうな人の顔が浮かび、
それだけであたしは足から力が抜けるような、安堵の思いに満たされた。
美樹さんなら、こんな話――きっと笑い飛ばして、元気づけてくれる。
これから思い切り部屋で泣いて、そして美樹さんに電話しよう。
少し遅いけど、あのご夫婦は夜型だし……。今は10時過ぎ。
撩が夜遊びから帰って来るまで、多分2時間以上はある。
撩の顔を見る頃までには、きっと気分も落ち着いているはず。
あたしはショルダーバッグを必要以上に力を入れて抱え込むと、
努力して体の向きを変え、アパートへと歩き出した。大きなショックは体に来る。
ぎくしゃくとしか動けない。足が震えて階段を昇るのも少し怖い、
手すりに掴まってゆっくりと足を運ぶ。
撩――
階段を昇りきったそこに。あたしは、いるはずのない人が立ち尽くしているのを見た。
いつもこの時間には、どこかの飲み屋で女の人のお尻を追っかけているはずの人。
どうしてこんな日に限って。……もしかして、さっきのこと――。
「香……」
呼びかけられたあたしの名前。その声はとても低く濁っていて、
毎日聞いているあいつの声とは似ても似つかない。そしてこっちを見る、その目。
怖い。
今まで――撩が”片付けて来た”相手は、自分に向けられた銃口を見つめながら
きっとこんな恐怖に震えたのだろう。今の撩の目はまるで、
視線だけで相手の息の根を止められそうなほど、殺気に満ちている。
こんな目で見られたことがないあたしは、一歩も動けずその場に立ち尽くした。
撩が、今まで会ったこともない男の人に見えた。
4.
「やっ。……痛いよ、撩!」
手首をつかまれて部屋に引きずりこまれた。
ばたんと大きな音を立てて玄関のドアを締めると、撩はあたしを乱暴にそのドアに押しつける。
手首はしっかりと頭の横に固定され、ぴくりとも動かない。
撩の目が殺気を帯びたまま、あたしの顔を覗きこむ。
「……誰だよ、今の男」
「……」
何も言えなかった。高山さんの名を言ったが最後、
撩が……彼をどんな目に合わせるかわからないと思ったから。
そんな危ないものが今の撩の目にはある。
「彼氏か?」
唇をゆがめて、そんなことを言う。あたしは無言で思いっきり首を振る。
そんなはずがないこと、撩だってわかっているはずなのに。
「じゃあ誰だよ。……キスまでする相手だろ?」
「っ……」
口惜しくて。それ以上に悲しくて、あたしは唇を噛む。
今の自分の姿が、とても――惨めなものに思えた。
キスをしたかったのは、撩。あなたとなのに。
一緒に暮らして来た長い長い間、いつもそう思ってた。
キス、したい。抱きしめられたい。――抱かれたい。
でもそれを素直に表すことは出来なかった、言葉でも、態度でも。
だってあいつはあたしのことを、兄貴からの大事な預かりもので――
妹のような存在だと思っているから。
いいよね、とあたしは毎日繰り返し自分に言い聞かせる。
好きな男といつも一緒にいられるだけで。たとえ女として見てもらえなくても、
撩の一番近くにいるのは……少なくとも今は、あたし。それだけでも幸せだよね。
危ない仕事を終えた撩が無事に帰って来るのが、あたしと暮らす家なら、
他のことはそれほど大したことじゃない。でも。
「まさか、金の関係か?」
へらへら嗤いながら――でも目は全然笑わずに。撩はそんなことを言う。
それを耳にした時、あたしの中で何かの糸がぷつりと切れた。
怒りで顔が赤くなったのが自分でもわかった。
「……離してよっ!」
手首を掴んだ撩の手を振り放そうと渾身の力を振り絞る。
だけど当然、あたしの力なんかじゃ撩には全然かなわない。
ドアに縫い付けられた手は、ほんのわずか位置を変えただけ。
無理だとわかってるけど、あいつから逃れるために夢中で身をよじる。
ミュールを履いた足が……はずみであいつの向こう脛を蹴った。
「いてっ」
撩は口許の笑みを消し、目には怒りが籠った。暴れるあたしを体全体で抑えようとする。
鍛え上げられた筋肉質の体が密着する。
撩の匂い。
そんな場合じゃないのに、撩の匂いがあたしの嗅覚を刺激する。
煙草の匂いとかすかな汗が混じった匂い。熱い体。ぴったりとまとわりつかれて、
あたしの体にもその熱が移る。このままじゃこの熱に溶かされてしまう。――逃げなきゃ。
「やめ……苦しい。撩」
ドアとあいつの体に挟まれて、息をするのも苦しい。声が出なくて、かすれたような声になる。
あいつはあたしの顔を舐めまわすように見ると、どうしてか、ゆっくりと顔を近づけて来る。
まるで、キスをしようというように。あたしは息を呑み、思わず目を閉じる。
「……」
何秒か経っても何も起こらなかった。恐る恐る目を開けると、
また冷たい笑みを浮かべた撩がじっとあたしを見下ろしている。
そしてわざとらしく耳元に口を寄せると、こんな言葉を囁いた。
「しねえよ、キスなんて。どこの馬の骨ともわからねえ男と、間接キスになっちまうじゃねーか」
270 :
迂闊:2006/01/29(日) 01:15:57 ID:ZUAEb66P
5.
俺は何をしようとしているんだろう。
自分でやっていることなのに、頭の半分は疑問文で埋め尽くされている。
香が誰とキスしようと、つきあおうと――俺がこんな風に責める権利はこれっぽっちもない。
俺はこいつの恋人じゃない。単なる保護者だ。これだけ一緒に暮らして来て、
手を出してないのも、いつかしっかりした男にこいつを任せるため。
裏の世界の住人ではない、しっかりした男に。香は日向が似合う女だ。
一生、裏の世界に縛り付けておくのは惨すぎる。
それなのに今。俺の手はこいつの手首を握り締め、離そうとはしない。
目が獣の目になって、逃がすものか、と言っているのが自分でもわかる。――どうしてだ。
「まさか、金の関係か?」
ひどい言葉を投げつける。真っ当な彼氏が出来たのなら、むしろ祝福すべきだというのに。
どうしてそんなにこいつを傷つけたいのか。
香は侮辱されて黙っている女ではない。侮蔑の言葉が火をつけたように、
燃える目で俺を睨みつける。視線がからみ合う。ああ、駄目だ。頭の半分はわかっているのに、
俺のもう半分は、この生意気な獲物をゆっくりと味わうつもりになっている――
「……離してよっ!」
香が暴れだす。これでも力の限り、なのだろう。それを難なく押さえ込んで――
我慢できずに、体をこいつの体に押し付ける。柔らかい女の体。甘い匂いがする。
女だ。
体の感触でこいつの形を確かめながら、俺は黒い思いがじわじわと
全身を侵してくるのを感じていた。考えないようにしていた。こいつは女。
そこは絶対に見てはいけない、白いベールで厳重に隠した聖域だった。
それなのに俺は今、そのベールを自ら乱暴に剥ぎ取りかけている。
理性が、何の役にも立たないものとして、頭の片隅で小さくからからと鳴っている。
聖域が、聖域でなくなろうとしている。
「……苦しい、撩」
香のかすれた声が俺をそそる。紅い唇がわずかに開いて、誘っている。
それを見下ろし、唇を落とそうとして思いとどまった。耳元でわざと、冷たく囁く。
「しねえよ、キスなんて。どこの馬の骨ともわからねえ男と、間接キスになっちまうじゃねーか」
お互いの目の中を覗きこむ。やがて香の目からはぽろりと涙が溢れた。
その涙は――ラスト・ストロー。
6.
香の体を、左肩に乱暴に担ぎ上げる。片方の靴が脱げ、床にぶつかって甲高い音を立てる。
もう片方も無造作に脱がすと、同じ音を立てて床に転がる。
香が持っていたショルダーバッグは、とうの昔に足元に落ちていた。
蓋が外れて、ごちゃごちゃした中身が見えている。
「やだっ!何するの」
暴れる香の足を右腕で押さえつける。左腕は腰に回して体を固定した。
硬直した太ももが左の胸にあたって、こいつの緊張を伝えてくる。
背中で逆さまになりかけている上半身を何とか起こそうとして、
懸命に俺の背中に腕をつっぱらせているが、それだけでは逃げ出せない。
「撩!」
「静かにしてろ。暴れると怪我するぞ」
思ってもみないほど低い声が出た。気を呑まれたように香は黙り、
俺は悲鳴に邪魔されることなく、ずかずかと進んで行く。
俺の部屋のドアを脚で開けると、昼に起きたままの乱れたベッドに香を放り投げた。
「っ……」
加減はしたつもりだが、背中を軽く打ったらしい。痛みに顔をしかめている。
何をする隙も、何を言う暇も与えず、俺は香にのしかかった。
目を見開いた、”信じられない”という顔が目の前にある。
恐怖のあまりなのか、こいつの体は凍ったように硬い。
獣のような、奪うためだけのキス。
襲い掛かった唇に、やわなこいつの唇はもちろん太刀打ち出来ない。簡単に舌の侵入を許す。
俺は欲望の赴くままに激しく蹂躙する。舌をからめ、吸い上げ、どこもかしこも舐める。
唾液が混じりあう。
「んっ……んっ、んんっ」
口を塞がれた香が抗議の声を上げる。俺の二の腕にかけられた手に力が入り、顔が苦痛に歪む。
駄目だ。逃さねえ。
心の中でそう呟きながら、俺は角度を変えて、何度も何度も舌を入れては深く貪った。
心のどこかで、お前の姿は醜く飢えた獣のようだ、と何かが嗤う。
そうだ。俺は飢えていた。
何年も何年も、飢えたまま――腹を空かせて彷徨っていた。
手を伸ばせばあっという間に捕まえられるはずの、獲物の姿をすぐそばで目で追いつつ、
それでも痩せ我慢して、空きっ腹を抱えてきたんだ。
「んん……ん……」
声が頼りなくなり、急に香の体が溶けた。力が抜けてしまったのだろう、
さっきまで硬かった体はぐったりとしている。俺の二の腕を握り締めていた手も、
今は力が抜け、だらりと垂れていた。――俺は唇を離した。
はあはあと喘ぐ香の息が耳を心地よくくすぐる。
「……相手の男のこと、言う気になったか?」
左手で肩を押さえつけ、右手で顎に手をかけると俺はそう囁いた。
目を閉じていた香はちらりと一瞬だけ俺を見て、すぐにまた目をつぶる。
顔を背けようとしたのを、俺は許さなかった。
「何処で会った?」
「……」
「言わないのか?」
香はきつく目を閉じている。目じりに涙が溜まっていた。小さく開いた口の、まだ息は整わない。
俺の舌が、今度は耳元に向かう。
「あ……んっ」
頭を押さえつけて、唇で右の耳たぶを愛撫する。香の体がぶるっと一瞬震えた。
身をよじって逃げ出そうとするが、逃すはずはない。舌を尖らせ、
わざといやらしく音をたてて耳の複雑な形をなぞる。香の口が何が言いたげに動くが、
何も聞こえない。声をあげるのをこらえているらしい。
「何とか言えよ。あいつとは、いつからだ?」
「……初めて……よ。初対面だわ」
「初対面?」
「……あっ……」
指で不意打ちに左の耳を撫でると、期待通り声が上がった。……まだ全然足りないが。
これからたっぷり、余裕のない声で啼かせてやる。
「……合コンにでも行ったのか?」
「……どこに……行くかは……出かける時に言ったじゃない」
「ああ、聞いた。絵理子さんに会うって言ってたな。じゃ、なんで男の車で送られてくるんだよ」
「……」
「答えろよ」
耳から唇を離し、首筋に埋めた。あちこちに口づけて甘さを味わう。
強く吸い上げると、香は小さく悲鳴をあげ、そこには薄紅い華が咲いた。
ブラウスの一番上のボタンに手をかける。それを外すと、
香が「だめ」と慌てて俺の手を止めようとする。その慌てぶりが気に入らない。
「なんで?まさか痕でもつけられて来たわけじゃないだろうな」
「あと……?」
男に組み敷かれたこんな体勢なのに、きょとんとした表情の香はあどけない。
「キスマークだよ」
「……!そんなはずないじゃない!」
羞恥と怒りで真っ赤になった顔を見て、俺は心の底から安堵する。
香は、こんな場面で演技が出来る奴じゃないから。こいつの肌に触れた奴は多分、
――まだいないんだろう。
ボタン二つ目。薄いピンクの下着がちらりと覗く。
普段、服に隠されて日に焼けることもない、真っ白な肌が目を射る。
三つ目と四つ目のボタンは弾き飛ばすように外した。ブラジャーを無理矢理押し上げる。
「やぁっ……」
ブラウスを大きくはだけると、香は体をひねって、露わになった肌を隠そうとする。
肩を掴んでそれを許さず、俺は品定めをするように体を見下ろした。
白くて丸い、豊かな胸が荒い呼吸と共に上下している。
そこからくびれたウェストのラインが――たまらない。俺は身を伏せ、
胸板をすりつけて双丘の柔らかさを味わう。そして体をずらし、胸の頂のほの紅い実に口づけた。
ひとまず中断します。
長くてすみません。
(・∀・)イイヨイイヨー
投下お疲れちゃんです。
粗茶ですがつ旦~~
>273
GJ! 香の涙がlast straw って何かいいね。
らくだの背骨を叩き折るアレか……
リョウ外国育ちの設定も思い出せてナイス
続き楽しみにしてます。
…どこかで読んだ気がするのだが
がー
いらんこと言うな
続きプリーズ 萌える。
俺もどこかで読んだ気がする・・・
デジャヴ?
似たようなシチュのは何回か読んだことあるな…ごめん
でも萌えるし続きも期待してる
間接キスの言葉で、アニメのクリスマスネタのサンタの付け髭を思い出した
あれ香の唇にはついてなかったみたいだから、正確には間接キスじゃないけど
泣けるよ!神!!泣いてるよ!!!
GJ!GJ!
続きまってまつ。
>280
アニメのサンタの付け髭は萌えた!
続き待ってまつ〜
うわ〜!萌える!!!
是非続きを!!
284 :
迂闊な人。:2006/01/29(日) 19:49:45 ID:ZUAEb66P
コメントを下さったみなさん、ありがとう。
後半、ますます新味が↓(汗)。
でも一応残りをupさせてもらいますね。
7.
――撩の行動が理解できなかった。
手ひどいからかいの言葉を投げつけて来たかと思うと、真剣な目であたしの顔を覗き込んだり、
キスしようとしたり、しないって言ったり。――体を荷物のように持ち上げられた時は、
半分本気で家の外に放り出されるんじゃないかと思ったほど。
あたしは怖くて混乱していて、周りが見えていなかった。気づいた時は、撩のベッドの上。
放り投げられるようにベッドに落とされて、ぶつかった背中が痛い。
どうして、と叫ぼうと思った途端、あいつが飛び掛って来た。まるで飢えた肉食獣のように。
そしてそのまま――喰われてしまう。
キスなんかしないって言ったのに。
撩の舌は口の中を我が物顔に動き回り、舌を絡めとる。唾液を注ぎ込み、激しく吸い上げる。
あたしの中にあるものを、全て吸い取ろうとしている。
体の中身全部、脳みそも奪われてしまったようで、
だんだん何もわからなくなっていく。――これが、キス?
撩は目を開ける気力さえ残してくれない。あたしは、知らないうちに喘ぎ声をあげていた。
「相手の男のこと、言う気になったか?」
いつの間に解放されていたのだろう。唇が離れ、呼吸が楽になっていることも意識の外だった。
撩が何か言ってることだけはわかるけど、言葉が意味を成さない。わからない、何も。
「あっ……」
突然、電気が走ったように体が震えた。耳。大きく耳に響くぴちゃぴちゃという音は、
撩が――あたしの耳を舐めている音。彼の舌がねっとりと往復するたびに、
体の半分が不思議なほど震えてしまう。
「あいつとは、いつからだ?」
あいつ?あいつって誰のことだろう。そう、多分さっきまで会っていた男の人。
なんて人だっけ……たしか、高山……。今日会ったばかりの。
「……初めて……よ。初対面だわ」
何とかそう言って、頭が少しはっきりする。あの人の、名前も関係も撩に言ってはいけない。
言ったら何か禍々しいことが起こる。絵理子にも迷惑がかかる。
「合コンにでも行ったのか?」
合コンなんて。あんたじゃあるまいし。そう言って鼻で嗤ってやりたかったけど、
撩の指が反対の耳まで撫で始めていて、軽口を叩く余裕がない。
「どこに……行くかは……出かける時に言ったじゃない」
「じゃ、なんで男の車で送られてくるんだよ」
答えられない。今のあたしは何も考えられない。自分の全身を走っていく、
撩の舌と指が生み出す波に耐えるのに精一杯だった。
286 :
迂闊 撩×香:2006/01/29(日) 19:52:32 ID:ZUAEb66P
撩の唇が首筋に移った。あたしは何とか逃げ出そうともがく。
もがくのを逆に利用して、撩の唇は首筋の全部を彷徨う。
鎖骨の辺りを強く吸われ、あたしは痛みに小さく叫んだ。
ブラウスが引っ張られる感覚に目を開ければ、撩の指がボタンにかかっている。
「だめっ」
服を脱がされる――裸を見られる。そんな恥ずかしいこと、無理。
反射的に手が動き、撩の手を押さえようとする。
「なんで?まさか、あとでもつけられて来たわけじゃないだろうな」
あとをつけられる?突然そんなことを言われ、あたしは驚いて目を見開いた。
今日の外出中、そんな気配はなかった。だいたいどうしてあたしに尾行がつくのか……
「キスマークだよ」
意味を完全に取り違えていたことに赤くなり、
次に言われたことの内容を理解してもっと赤くなった。
この男、あたしを何だと思ってるの?誰とでも……寝るような、軽い女だと?
「やぁっ……」
撩の指が全部のボタンを外し終わるまであっという間だった。
あたしは自分の上半身が、撩の目に隠すところなくさらされているのに気づいて身をよじる。
恥ずかしくて、体まで赤くなる。
あいつの唇がそっと降りて来て、胸の頂きに――触れる。
「……ああっ……!」
びくりと大きくのけぞってしまう。
さっきまでの耳への刺激とは、比べものにならないくらいの波が全身に走った。
これが、快感?波は壁にぶつかると、反射をするように戻って来て、なかなか消えてくれない。
眩暈がする。力が抜けていく。
「あっ……あぁ……んんっ」
撩の唇は胸から離れず、舌がそれをちろちろと愛撫する。
左胸には撩の右手が忍び寄り、頂を強く摘む。快感と痛みに、あたしは呻く。
「初めてのわりには、いい声で啼くな、お前」
「……や……っ」
「それとも初めてじゃないのか?」
撩は身を起こして、両手を使ってあたしの胸をもみしだく。
――めちゃくちゃに。痛いくらいに。
そしてまた頂に口をつけ、今度は軽く歯を立てる。
我慢できずにあたしが漏らす声を愉しんでいるらしい。
朦朧としかけた目を開けて撩の顔を見ると、口許には意地悪な笑みが浮かんでいた。
8.
香の体は思っていたよりずっと滑らかで、柔らかかった。
こうやって胸を思い通りに撫で回していると、手に吸い付くような感触。
手のひらで触っているだけで頭が痺れてくるほど気持ちがいいなんて、どんないやらしい体なんだよ。
ブラウスを引き剥がし、窮屈そうなブラジャーも取り去る。腰に手を回して――
タイトスカートのホックを外そうとすると、やっぱり香は抵抗する。
口と右手でまた胸を責めて、抵抗を封じる。香の手がシーツを握り締め、何本ものしわを作った。
薄い布で出来たスカートを奪う。ストッキングなしの生足がすらりと優美に伸びている。
身につけているのはあとはもう、淡いピンクのショーツだけだ。
「や……やだ、撩……」
消え入りそうに呟く香。俺を見上げるその目には、悲しみと抗議の涙。
――もう無理だ、止まらない。俺はもう、止めることなんか出来ない。
盛り上がった胸と。へその横と。脇腹と。念入りに痕をつける。こんなもの、自己満足でしかない。
痕は数日で消えるし、ましてそれで心まで縛ることは不可能だ。だが今だけは。
俺のものだ。
痕をつけるたびにこいつは小さく悲鳴をあげる。
腰骨のあたりが……特に弱いらしく、舌を這わせると体を大きくくねらせた。
押さえつけて執拗にそこを責めると、嬌声が上がり目尻に涙が滲む。……煽られる。
舌先を尖らせて涙を舐め取った。
「そんな声を出すと、その辺を歩いている通行人にも聞こえるぜ」
「……っ」
羞恥からか、顔が苦痛に歪む。たまらずにキスをする。
さっきよりはずっと優しく――入念に、ねっとりと。
ひそめていた香の眉が開かれ、苦痛の色は徐々に薄くなっていく。
奴の腕がおずおずと俺の首に回される。俺は右手をそっと――動かした。ショーツの中。体の中心へ。
「んんんっ!」
口が塞がれている香は、そんな声を上げてびくびくと体を揺らした。目を見開く。
俺の手から、唇から逃れようと必死に身をよじらせるが、俺の舌はこいつのそれを逃さない。
うってかわって激しく貪る。同時に指も遠慮なく動いて、熱いそこを愛撫する。
香の体と声は期待通りに応える。俺は指の動きを止めないまま、唇を離してにやりと笑った。
「ずいぶん濡れてるな、香」
「あっ……ああっ……やんっ、やっ」
「気持ちいいか?」
「……りょ……あああっ!」
そこをなぞっていた指が足の付け根の芽に辿りつく。
切羽詰った声をあげると同時に、香の体全体がぱっと色づく。
色っぽい姿に見とれて、もっと乱れた香を見たくなる。
芽を少し乱暴に擦りあげて、体が痙攣するのを愉しんだ。
「ああっ!いや……りょう、りょう……ゆるし……て」
「……何を許すんだ?他の男とキスしたこと?」
「ちが……もう、離して……」
「やだね。……お前だって気持ちいいだろ?」
「やあっ……」
口では拒絶して涙を流す香とは裏腹に、下のそこからは蜜が溢れでている。
指を一本入れてみると、――きつい。誰も触れたことのない場所。
「ほぐさねえと、入らないよな……」
香の耳に入るように呟きつつ、出し入れを繰り返す。あえぎ声は途切れず、俺を煽る。
自分が啼かせている女の声は最高の媚薬だ。ましてこれほど……惚れた女の。――すっと指を抜く。
「りょう……」
上気した香はぼうっとした目で俺を見る。自分が今どうなっているのか、わからないという顔だ。
それでも休息を与えられた体は、ほっとしたように大きな呼吸を繰り返す。
俺はベッドから降り、視線を香の顔に固定したまま、ゆっくりとシャツを脱いだ。Tシャツも。
上半身裸になった俺を見て、香は息を呑み、顔を背ける。
上半身だけなら、こいつも俺の体、見慣れているはずなんだが。
全てを脱ぎ捨てて、再びのしかかると――服越しに感じた時とは比べものにならないほど、
香の肌は気持ちがいい。俺は一気に余裕を失くした。
乱暴にショーツをおろし、足から引き抜き、床に投げつける。
香の叫びに耳も貸さず、膝に手をかけ左右に割り開いて、そこにあるものをじっと見つめる。
濡れたそこはひくひくと動いて誘っている。たまらねえ。
俺は食いつくように顔を埋めた。甘い女の匂い。舌を伸ばして蜜を舐め取る。
柔らかな花びらが小刻みに震えている。尖らせた舌をそこに埋め、思うがまま滅茶苦茶にかき回すと、
香の腰が大きく跳ねた。
「……あっ!……りょう……ああぁっ」
香の手が伸び、俺の髪をかき回す。目だけを上げて表情を見ると、ぴんと尖った胸の先端と、
のけぞった顎のきれいなラインが見えた。俺は少し体勢を変えて、右手を胸の尖った実に伸ばす。
こりこりと摘んで、舌は相変わらず花びらと芽をしつこく責める。
髪をかき回す手の動きで、香が追い詰められていくさまが、手に取るようにわかった。
「やっ……や、…………もう……だめっ。……あぁっ!」
芽を甘噛みすると同時に、香の全身が硬直した。それでも俺は愛撫を止めない。
香の体は硬直の後、ゆるやかに弛緩していった。俺の髪から、手がぱたりと離れる。
「……香?」
声をかけても返事はない。にやりと笑いながら、俺は体を起こして香の表情を確かめる。
無防備に小さく口を開けて、奴は気を失っていた。
9.
「起きろよ」
耳元でそんな声が聞こえると同時に、武骨な手があたしの……中に入っているのに気づく。
反射的にその手を押さえようとしたけれど、指が中で動く方が早かった。
体が勝手にびくびくと動いてしまう。撩はあたしの表情をさぐるようにじっと見下ろしている。
「……んっ、りょ……」
意識を失くしてたのは、どのくらいだったのだろう。高熱に浮かされたような頭では、
自分の身に起こったことと、今起こりつつあることを結びつけるのに時間がかかる。
今、あたしは撩に……抱かれている。
それが嬉しいのか、それとも悲しいことなのか、わからない。
ずっと……抱かれたかったのは本当。でも、それはこんな風じゃなく。
怒りから始まる抱かれ方じゃなく――。嬉しさと悲しみが交じり合わずに、
ちょうど半分ずつ積み上げられて、心に詰まっている。
撩の指はどんどん奥まで入って来た。指を曲げて、中のあちこちを探る。
くちゅくちゅという音。あたしの体の音。恥ずかしい。
「聞こえるか?これ」
わざと――音がするように、撩はあたしの中をかき回す。
「あっ……や……めて」
「んなわけにいくか。これからだ。……指、増やすぞ」
言うなり、あたしの中にまた何かが入って来た。思わず悲鳴が洩れる。
撩はちょっと眉を寄せて、でも何も言わない。かき回す指の動きが、少し優しくなった。
「んんっ……あ……」
「さっき、どうだった?」
「……な……に?」
「”いった”だろ?」
「……え?……んっ」
体を駆け巡る快感に耐えるために閉じていた目を薄く開けて、あたしは撩の顔を見た。
何を訊かれているかわからない。撩は苦笑を浮かべると、指を抜いて、ゆっくりと顔を近づけて来た。
肩を抱かれる。これが、三度目のキス。
三度目のキスはそれまでで一番優しかった。撩の舌は静かに優しく、あたしの舌をからめとった。
あたしも――勇気を出して、ほんの少し舌を差し出してみる。
撩の片頬に薄い笑みが浮かんだのがわかった。
「あん……」
胸も。今まで一番、優しい触り方。
左胸の上を、肩から降りて来た撩の手が大きく丸を描くように動き、
頂をゆるやかに刺激する。先が尖るにつれて、そこから広がる快感が深くなる。気持ち、いい。
快感にとらわれたあたしは、撩の手が胸から下の方へ伸ばされたのに気がつかなかった。
10.
「力抜いてろよ」
撩は静かにそう言うと覆いかぶさり、またあたしの唇をふさいだ。
何の反応も出来ないうちに、撩の手が足を掴んで大きく広げる。
あまりにいやらしい姿勢をとらされていることに気づいて、
あたしは足を押さえている大きな手を外そうと手を伸ばす。その時、撩の体が沈んだ。
「!……んんっ!んんんんっ!……んんっ!」
――身を裂かれるような痛み。あたしの中心に熱い、火のように熱いものが入って来る。
痛い。痛い。痛みで体が焼き尽くされてしまいそう。撩はしっかり目を閉じて、
何も聞こえないような顔をして、暴れるあたしの体を、その大きな体で押さえつけている。
どんなに暴れてもその力は緩まず、むしろじわじわと苦痛を与えたいように侵入する。
駄目。もう駄目。……もう、壊れてしまう。
逃げ出せず。悲鳴さえあげられず。激痛で涙が後から後から流れる。
それでも、撩は目を開けない。唇で悲鳴を封じて、あたしの奥へ奥へともぐりこんで来る。
永遠に終わらないような苦痛。
すがるものを捜していたあたしの手が、撩の二の腕に辿り着いた。思わず――爪を立てる。
他にどうしようもなくて、どこに逃げるあてもなくて、爪を立てる。
「んっ……んっ……」
あたしの喉からすすり泣きが洩れる。撩の動きが止まる。
でも目を開けて、あたしを見てはくれない。それが悲しくて――涙で何も見えなくなる。
その時、ふと頬に温かいものが触れた。
撩の手。
口づけたまま、目をつぶったまま、撩の右手は涙でべたべたのあたしの頬を撫でてくれる。
優しく。全身の痛みに何もわからなくなっている中で、それだけが信じられる確かなもの。
あたしはその手に両手ですがった。何でも包み込める大きな手。
撩の舌が、あたしの口の中を甘く彷徨い始める。さっきより少し激しい動き。
しびれたような快感が生まれて、あたしは悲鳴ではなく、甘い快楽の声をあげた。
それを合図としたように、撩はまた動き出す。じりじりと。――そっと。
あたしは喉の奥で悲鳴をこらえた。
「……香。もう少しだけ……我慢してくれ」
ほんの少し荒くなった息。罪の赦しを乞うように、撩は言った。
あたしは――まるで水の中を漂っているよう。苦痛に体力を奪われて、半分気を失いかけている。
繋がったまま力の抜けたあたしの体を、撩はしっかり抱きなおした。
あたしたちはお互いに汗びっしょりになっていて――こうやってぴったりと体を重ねていると、
どちらの汗も混ざりあってしまう。撩の髪も汗を含んで重い。きっとあたしもそうなんだろう。
もう声も嗄れている。返事の代わりに、あたしは笑ってみせた。
多分すごく弱々しい笑みだったんだと思う。撩の目に詫びるような、憐れむような色が浮かんだから。
いいの。憐れまなくて。あたしも、ずっと抱かれたかったんだから。
本当の奥まで体を繋いで――そしてわかったような気がした。
自分の気持ちも、そして撩の気持ちも。
うまく言えないけど、……あたしは撩がほんとに好きだっていうこと、
撩もあたしを好きでいてくれること、
二人でいることがすごく当たり前で自然で……そうでなければならないってこと。
今までずっと不安だったことが、嘘のように消えてしまった。
撩の熱い、体。それが全部の証拠。撩の温もりがありさえすれば、どんなことがあっても大丈夫。
あたしはまだ息を弾ませながら、そっと手を伸ばして撩の髪を撫でた。真っ黒の髪。愛しい男。
……大好きだよ。
視線が絡み合う。撩の目はまだ、さっきと同じ色であたしを見つめている。そんな風に見ないで。
「……すまん」
うなだれるようにして、撩が耳元で囁く。どうして謝るの?と訊こうとして――
「っ!いやっ、……ああああっ!」
奥まで繋がっていた体。ふいに撩の腰が勢いよく引かれると、
それがまたあたしの中に激しく押し入って来る。また引かれ、貫かれる。
「ああっ……ああっ……」
貪る律動が繰り返され、体を裂かれる痛みは限界を超す。
激情を叩きつけるように、撩の欲望はあたしを貫く。骨まで砕く肉食獣の。
……視界が赤く染まる。そこまでしか、あたしは覚えていない。
11.
――香。
左腕を枕に貸して、俺は隣で眠る女の顔をつくづくと見る。
たった一晩で、少しやつれてしまったようだ。顔色が蒼白い。
それは部屋のライトのせいなのかもしれないが。
ひどいことをした、と思う。有無を言わせず奪ってしまった。
苦しそうな悲鳴を聞いても止められなかった。初めてなのに、最後までさせて――
俺の欲望のためだけに、何度も何度も貫いた。俺自身が達するまで。
激痛に歪む顔が目に残っている。途中で香は意識を飛ばし、俺はそれでも離さなかった。
こいつの中で果てたかった。
すまん。
言葉で謝ることに意味はあるのか。いくら言葉で謝っても、
俺がやったことは香を表の世界の幸せから遠ざけることだ。奪ってはいけなかった。
――だが、今更言っても、遅い。
後悔と、……それから自分勝手な喜びが、心の中で二つの独楽のように回っている。
どちらが長く回り続けるのか、今の俺には判断がつかない。
抱いてはいけないとわかっていた女。でも、心の底ではずっと、抱きたかった女。
香。半開きになった唇を、そっと人差し指でなぞってみる。柔らかい。
この唇の感触の記憶が、体の奥にまた小さな火をつける。
さっきまでの喘ぎ声が、泣き顔が、脳裡に浮かんでどうしようもなく切ない。
香が身じろぎをする。――気がついたのか。長い睫毛が揺れるのを、ぼんやりと見守った。
「――撩?」
さすがに疲労の色は濃いが、俺を見る目はいつもと同じまっすぐな視線。
目が合って、俺は――目を逸らしてしまう。逃した視線の先には、
半開きのカーテンの隙間から見える、明るさを帯び始めた夜明けの空。
「撩……」
甘い香の囁き。それになんと応えればいいのか、情けないことに俺は全くわからなかった。
体を起こして煙草を探すふりをする。
「……香」
見下ろした香の顔には、心細げな表情があった。
「俺は……」
今、俺が言葉で言えることは、謝罪か言い訳しかない。それに気づいて狼狽する。
寝た男に、開口一番に謝られるなんて、どんな女であろうと惨めすぎる。
しかし香は俺の狼狽を見抜いているようだった。痛みをこらえるような顔で笑いかける。
俺の表情を吟味するように、少し間を置いてから口を開く。
喘ぎ疲れたせいなのか、かすれた声。色っぽい。
「ねえ、……すっごくすっごく真剣な質問」
そのわりに口調は「なぞなぞでもしよっか?」とでもいうような、のんびりとした、
無邪気な明るいものだった。
「……どうして、撩はあたしを抱いたの?」
また、まっすぐな瞳が俺を見る。この視線は外せない。
外したら――きっと香に、一生の傷を負わせることになる。
俺は答えなければいけない。このシンプルで、まっすぐな質問に。
どうしてって。そんなの決まっている。
欲しかったからだ。
どれほど押し込めても、消そうとしても、どうにも出来ないほど心の底から――欲しかったから。
何年も同じ家で暮らして、そしてこれからも、死ぬまでそうやって生きたいと、
……許されない願いだとわかっていながらそれを願ってしまうほど、愛しいから。
だが、それをこいつに言ったら――もう。
掛け布団から覗く、香の白い、裸の肩。俺と正対して横向きになっていた香の体を、
そっと肩を押して仰向けにする。仰向けになった香の体に重みをかけないように、
肘をついて上半身だけで覆いかぶさる。顔と顔の距離は15センチ。視線は繋がったままだ。
香の目が答えを待っている。俺は大きく息を吸った。
――そして、少しぎこちなく、からかうような笑顔を浮かべて告げる。
「……おまじないだ」
「おまじない?」
思いがけない返事に、香の目がくるんと丸くなる。その頬に唇を寄せた。耳元で囁く。
「死ぬまで一緒にいられるように、っておまじないだ」
そっとキスをする。出来る限り優しく。
おまじないというよりは、むしろ呪いかもしれないが。
一生こいつを俺という男に縛り付ける、鎖になるのかもしれないが。
どうしても、俺はこいつを離せない。もっと良いものになるはずだった香の人生を、
俺の我儘で変えてしまう罪を負うとしても。
香の腕が。羽根のように優しく俺を抱きしめる。唇を離すと香は恥ずかしそうに笑って言った。
「……あたしも呪文なら知ってる。一つだけだけど」
瞳が躍っている。さっきまで蒼白く見えた顔色が嘘のようだ。
香は俺の肩に手をかけ、引き寄せてそっと囁いた。
「――”撩、大好き”」
言い終わってから、恥ずかしそうに俺の肩に顔を埋める。肩に頬の温もりを感じる。耳がほの紅い。
――その後、また熱くなってきた俺自身をなだめるのに、
俺は朝まで必死の苦労しなければならなかった。
隣では香が、こっちの葛藤も知らずに無防備にぐっすりと眠っている……
12.
後日。
どうしても撩がむくれるので、絶対に彼に危害を加えないという条件で、
高山さんにキスされてしまった経緯を説明した。
……うん。今となれば馬鹿馬鹿しいっていうか。あたしが馬鹿だったなってことなんだけど。
あの時、車を降りてから、運転席側に回って、送ってもらったお礼を言って。
そしたら、こう訊かれたの。
「この道って、そこのことかな?」
カーナビを指さしながら言われたもんだから、あたしはついつい……画面を見るために、
身を乗り出した――というか、窓から顔をつっこんじゃったのよね。
そうしたら、ほんとにすぐそばに高山さんの顔があって……。
それを聞いて、撩が怒ること。
「アホか、おめーは!それってお前から迫ったのと同じじゃねーか!」
「え……だって、ほんとに画面見えなかったんだもん……」
「半径30センチに入って来た女に手を出さない男なんていないんだ!」
「……紳士なら……そんなことない……かもよ?」
紳士だったら余計有り得ん、と撩は自信満々に断言する。どうしてかっていうと、
紳士は女性に恥をかかせない→女性の誘いを断ったりしない、って理由らしいんだけど。
でもこういうことに関してのあいつの意見はねえ……。
だいたい、半径30センチどころか、手当り次第だし。(で、いつも撃沈だけど。)
それはともかく、キスの件はあいつにとっても……まあ、それなりに腹立たしかったらしい。
責任はあたしにある、と決め付けて、……あいつは罰ゲームを考えた。それは。
”10回、香からキスのおねだりをすること”
……整合性があるようなないような……。撩の考えることもなんか子供っぽいのよねー。
撩はいつの間にか”ソノ雰囲気”を作っちゃうの上手だけど、あたしはそういう技能がない。
しょーがないから、いつも真正面から「キスして」って言っちゃう。あいつは大抵吹き出す。
そして、その後ほぼ100%、ベッドに運ばれてしまう……。問答無用。否応なく。
だから、忙しい時を避けるとか、色々タイミングを見計らうのが難しい。
でも最近、罰ゲーム、残りの回数が減っていかないような気がしてるのよね。
前回もその前も「あと3回な」って言われた記憶が。
……ま、いいけどね。誤魔化されてても。
じゃないとおねだりなんて、恥ずかしくてなかなか出来ないし。
いいけど。うん。
「香。腹減った」
キッチンをのぞいた撩が、不機嫌なコーヒーに小さなスプーン一杯分だけ、
甘えのミルクを混ぜたような声で空腹を訴える。
「今日の夕めし、何」
「えーと今日はね、コロッケ」
「ん」
「鰤の照り焼き」
「ああ」
「野菜炒め……と、ほうれんそうのおひたし。以上」
「ふーん。デザートは?」
「え?だって撩、甘いもの好きじゃないでしょ?」
真顔でそう返して、あたしははっと気づく。撩の顔に、人のわるそーな笑いが浮かんでいる。
もうそれだけで、奴の言いたいことがわかってしまった。
「いいよな?」
「……」
いいよなって言われても……返事に困るんですけど。
「ふふん。……はーやくごはんがたっべたっいなー」
あたしが顔を赤くしたのを確認すると、撩は妙な節回しで歌いつつキッチンから出て行った。
あたしは――真っ赤になったまま、茹で上げたジャガイモをつぶすことに専念しようとする。
えーと、と、とにかく夕食が先だ。その後のことは……後で考えよう。――うん。
以上です。終わりが終わりっぽくないので、
<終>っていれるべきでした。
新味がない、という指摘はほんとにその通りです。
でも意識して、とか、悪意をもって(?)余所から持って来たつもりはないので、
大目に見ていただけるとありがたいです……
ラスト・ストローで外国育ちの……というコメントは、
自分が全く考えていなかったので、新鮮でした。
もっと暗いままで終わると思っていたのに、
最後がものすごく甘くなってしまったので、自分でもびっくり。なぜだ。
……しかしものすごく長いですね。ゴメンナサイ。
お邪魔しました。ありがとうございました。
迂闊さん ぐっとじょぶー
この後も甘々エロエロな話が読みたいでーす。
>>295タン
GJ!
カオリン「あとをつける」の勘違いと
呪文が超カワユイ。
迂闊さんGJGJ!!
すごく萌えました〜!お疲れ様でした。
また投下してくださいね。
待ってます。
迂濶の人GJ!!
別に新鮮味がないとか責める気はなかったんだ…ごめんよ
嫉妬も美味しかったけど後半幸せそうで可愛くて激萌えでした
あとをつける、でちょっと和んだw
投下乙&ありがとう
呪文かぁ…………タイムリィィィ
(冗談です迂闊タンGJ!
本編では見られないような甘い小説だな
これはこれで作品になるね、いい話だった
>>迂闊さん
凄く良かったよ!香もリョウも。
読んでで微笑ましかったです。
迂闊さん、萌え作品投下、ありがとう!
タイトル、こういう意味だったのですね。
遼の「紳士」の解釈が原作風味でいい感じだわ。
西九条さら
>>迂闊さん
面白かった!
たまにRUNNING TO HORIZONの歌詞がフィーチャーされてるのがにくいね。
306 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 22:34:52 ID:8VLD3O7i
兄xかおりってアリですか?
近親相姦ぽいからキモ悪がられるですかね。
王道カプ以外は風当たり強いみたいだけど
ブツさえよければ萌える
がんがれ
このスレ見つけて、CH単行本を読み直しました。
く〜〜〜、やっぱり僚と香かぽーっていいなぁ。
AHで早々に香が殺されちゃったから、AHは全く読んでいませんし、
AHネタの話、ここでは出てこないですね。
CH、10巻まで読みましたが、9巻「思い出の渚」の最後の話、
香が僚に「そんなこと言ってると慰めてあげないぞ。
今夜は二人っきりなんだから」と言うと、僚が香の肩に手をかけようとして・・・
お邪魔が入っちゃうんですが、もし、そのお邪魔がなかったらーって
話が読んでみたいです。
あれはいいものだ
14巻の「それとも俺と一発する?つまりほんとの恋人になるか?」
も好きだ
はぐらかされちゃうけどね
>>兄×香 熱烈希望
血が繋がってないし別に近親相姦ってわけでもないし・・・・
昨今近親相姦エロ漫画が少女誌でうけているなー
>>310 精神的近親相姦に思われるみたい<兄×香
一番拒絶反応が多いぽ。
CHノベライズで「兄が香を女としてみてる」って、リョウの指摘だけで
ブーイングの嵐だから。長年家族として暮らした相手とって、タブーなのでは?
>>306 ここではアリなのでは?
自分、ピンクの過去の香×槙村も萌えたし。
サイトでは読めないようなブツが見られるのが、ここの良いトコロ〜
ただし、精神的なのは嫌だな。
兄の性格が原作からかけ離れてたパラレルのがイイ
で、香は好きなのは遼だけど。ってのがmy萌えポイント
べつに冬ソナやらママレードっぽくてもいいじゃん
それは好みだとおもう
むしろ原作キャラ無視の方が嫌だな
シティーハンターでやる意味ないじゃん
まあこれも好みだけど
パラレルでも遼と香ってだけで萌えるんだよ。(AHは別ね。)
カエルんとこが良い例。
指摘しようかどうか2時間も迷ったのか・・・
ご苦労
別人だボケ。
お前のレスを不快に思った人間が一人では無いってこった。
まぁまぁマラーリでおながいしまつよ
>>312 兄の性格、原作のままで、香x槇村が精神的絆で
香は遼とは一過性みたいなの考えてた。
男兄弟がいる人にはキモいか...スマン
320 :
312:2006/02/04(土) 16:11:36 ID:zXJ/OC+m
>>319 いやいや、自分の萌えを言ってみただけなので、
人それぞれだから、需要はあるのでは?
書いて下され。
ちなみに男兄弟はいないから、その辺はわからんです、ハイ。
注意書き書いてから本文に入ればいいじゃまいか?
嫌いな人はスルーすればOK。
迂闊の人
ちょっと遅ればせながら。
GJ!!
嫉妬僚は好きだ。
後日談が甘甘で可愛い。甘甘ラブラブな二人に萌え。
またぜひラブラブ話投下してくだちい。
しかしそういう事態になると僚は意地悪な場合が多いね。
萌える…。
323 :
ぴんきー:2006/02/04(土) 23:26:33 ID:e7Vwq546
いいなぁ。
理想な感じで凄く好き。
また是非読ませて頂きたいです。
ドラマCDのミックと香の絡みがなんか微妙にエロい雰囲気だった…
精神的に追い詰められた香がリョウを襲ってしまえばいいのに
>>324 わかるw
夜這いシーンがカットされてなかったらもっと面白かったのにな
なあ…
なんでカットしちゃうんだろうなぁ、夜這いシーン
もったいない
>>320 男兄弟いるけど、兄妹ネタに抵抗なくて、槇香もカモン。
スレ違いだけど、毒にも薬にもならない、某連載漫画が義父x娘萌えになった時
大ブーイングの嵐で、かつてないほどのレスがついてたよ。
世間の禁断ネタへの顰蹙度高いね、当たり前だけど。
>>328 スレ違いですが。のだめ連載雑誌に掲載のマイナー漫画。
義父と娘の結婚を、母(元妻)と妹(義父の本当の子)が応援という
DQN展開に、キモー抗議殺到でした。
「僕妹」は大当たりしたけど、禁断ネタは難しいね。
AHが禁断突入しないこと祈るよ。
恋風ってアヌメも近親相姦ネタで
実況できんもー☆連発されてたなあ
>>329 細かい事だけど、義父と娘って法律上は結婚出来ないんだよな。
この間紳助の番組でやってた。うちも母再婚なんで、聞いただけでキモイわ…。
ホッシュ
近親よりはズーレの方がイイ。
出来ればソフト路線でおながいしまつ。
冴子×泪
こう、大人の女二人の百合百合しいのがいいねえ。
ペニバンとか出てこない、しっとりしたやつ。
同級生、絵梨子×香 でリョウ乱入希望
冴子×香で槙村乱入希望
普通に僚と香のラブラブベッドシーンに萌え
もしくはラブラブ生活に萌え
さらに、僚と香の心理が交互に書かれてると、さらに萌え。
遼香の初キス初エチ萌え。
AHの初キスは香が可哀想すぎる・・・
同意。
AH1巻の方のプロポーズも香からって
お前はどこまでチキンなのかと小一時間だった
女運び屋の依頼人(名前忘れた)×香、に悶々とするリョウ。
ズーレではないが…
ミックの夜這い成功、超絶テクに翻弄されハンマーも出せない香。
壁の向こう側で悶々と聞き耳を立てる僚…
我慢できなくなり乱入とか妄想した
ミック初志貫徹もいいかも…
ごめん逝ってくるわ
やっぱり香の処女は僚にお願いしたいなぁ。
それで僚によって香の体は開拓されてて・・・
その後にミックの夜這いで、>345タソの展開。
そして僚もまぐわって3人で・・・
>346
既に開拓した香タンが夜這いされてるのに
聞き耳を立てる僚…
かなーり変態度高くないでしょうか?!
3P見たいねぇ。
今日はバレンタインだよ〜。
ティラミスにはちみつがかかってるくらい甘いお話、
特に僚と香のお話、お待ちしてます。
>350
ああ〜、そうだわ。何か足りないと思ってたら、
ティラミスには、あんことはちみつをたっぷりかけないと
激甘にはならないんですね。ありがとうございました。
僚と香って甘甘が似合わないカップールって感じがする。
原作もくっつきそうでくっつかずに、リセットされてたし。
香が永遠バージンになりませんように。
エロはないけど、普段から結構バカップルみたいに見える…
子供の頃アニメ見てた時は普通に恋人だと思ってた。
昔はあの関係がカッコイイとか思ってたんだけど、
最近原作読んでみたら何もかっこよくなかったな。
アホで可愛かったけど。
原作では女の華の19才から27才まで一緒に暮らして、キス未遂。
お友達以上になり得ないつー。
ソフトボイルドファンタジーなのか、カオリン干物物語なのか、どっち?
>>354 香ってCH終了時は24歳くらいじゃなかった?
途中で歳食わなくなってるとどっかで読んだ気がしたけど
最後の方の話でリョウに24歳はお肌の曲がり角とか言われてたな〜。
と思って読み返したら、ちょうどティラミスにあんこつけてハチミツかけるとこだった。
ずっと手錠で繋がってたはずなのに、次の日に香の服が変わってる不思議。
作者がよくやってたっていうイタズラなのか単純ミスなのかどっちなんだろう。
とりあえず一晩の間に何かあったんだなってことにして妄想しとく。
香の親友の江梨子が警察に手錠かけられてたとき、
リョウがベルトに仕込んであったナイフで手錠の鍵はずしてあげてたよね。
香と手錠で繋がったときもそれで解除できなかったのかな?
それとも本当は外せるのに、わざとそのままにしておいたとか
いつもと違うベルトをしてたんだYo!
どすこ〜い
おお!
IDがもう一個で 3298!アニメ版CHの僚の車だ。
そういえば先日、すれ違ったミニが赤で天井(?)が白、
ナンバーが 1919で、原作CHねーと思った。
でもここは、新宿からは遠く離れた山の中。ちょっとむなしかった。
>>359 IDオメw
自分も見たことあるよ>赤ミニ
ナンバーが1919か3298だった希ガス
もしかしたら同じやつかも?
CHファンだ!!と思ったんだけど叫ぶわけにもいかず
あ、そうか…
どっちかが手錠外してないと着替えられないんだ
袖がぬけない
マテ
漏れも昨日見たぞ赤ミニ
しかもご丁寧に3298ナソバーのやつ
携帯で思わず撮ったけど、うpとかしたらヤバいかね?
ふつーヤバイだろ
>>362 もしやハ王子?
私もそこで見たんだけど
うpはまずいと思うよ
3298ナンバーはMINI好きもよく取るナンバーだよ
>>
357
うぉーそのネタでシコシコ作ってたのにーーーー
だめじゃーーーーん
お蔵入り ケテーイ orz
他のネタ考えよう・・・
>>366 どんなのでもいいから、読みたいっす。
お蔵入りなんてさせないで〜。
>357
トイレで用をたすついでに、小型ナイフも一緒に捨てたとか?
370 :
366:2006/02/18(土) 00:49:00 ID:19whcAhm
>>367 >>369 先週から書き始めて…まだ終わりが… 遅!!!!!
忙しくって…暇を見つけて深夜にシコシコやってます。
とりあえず声援有難うございます。
早く発表できるよう
が ん が り ま す!!!!
つーかもう寝ます。(書けよ!)
いちいちうるせーな。
サクッと投下してくれ
>>370 待ってます、気が向いたらおながい。
>>356 CHアニメは香24才、原作は27才、
AHは28才でバージンアボン?女として、あんまりの扱いだ。
ミックと香の話です。ナシかと思い、書かないつもりだったのですが、
いや、アリかも?という書き込みがちょこちょこあったのでupしてみます。
ミックが大変利己的な人になっています。好きな方すみません。
全体的に後味が悪いような気も……
なにしろ長書きなので、長いのはほんとにすみません。
ゆるゆると暇をつぶしていただけると助かります。
3回にわける予定ですが、連投?などでひっかかると変わるかもしれません。
迂闊にコメントを下さった方、ありがとうございました。
1.
グレイの濃淡で統一された部屋は、格式のあるホテルにふさわしく、
ソファやテーブル、壁の絵にいたるまで、落ち着いた歓迎の雰囲気を醸し出していた。
白い百合が飾られた花瓶の色は明るいロイヤルブルー。
清らかな花の匂いが、こじんまりとしたスイートに満ちている。
「あ……」
消えいるような女の声。
ソファには男が、ゆったりと腰掛けている。心からくつろいでいるように、
口許には微笑があった。ネクタイは外していたが、白いシャツのボタンは
きちんと首までとめられている。長身であることは座ったままでもわかった。
洗ったように濡れた金髪が、男の顔を柔らかく縁取る。
――男は、裸の女を膝に乗せ、その胸と太腿を背後から優しく撫で続けている。
「……降参はまだ?」
ぐったりとした女の耳に甘い声で囁く。仰向けになって目をつぶり、
男に体を預けていた女がその声にびくりとして、体を強張らせる。
力なく首を振り――目から新しい涙が溢れる。
「そんなに我慢したって、長引くだけだよ」
溜息混じりに、しかしどことなく愉しげな様子で、男は再び女に囁いた。
そのまま唇で耳朶を甘噛みする。小さく呻いて女が顔を背けると、そのせいで
白い首筋を男の目の前にさらすことになった。男は笑って、そこに舌を這わせる。
「や……」
「まだ足りない?」
男は両手を滑らかに動かした。左手で胸の頂を摘み、もう片方の手は足の付け根に這わせる。
女の芽を転がし、指先で的確に快感の場所を探り出す。女の喘ぎがそれを教える。
「ああっ……あ……んっ」
「脚、もう少し開いて……」
女の脚は、テーブルの上にしどけなく投げ出されていた。男の手でそれをさらに広げられる。
体内に侵入する指を感じて、女の声が急に高くなった。そこは今まで散々嬲られた証拠に、
たっぷりの蜜をあふれさせている。男の指が中をかき回した。
くちゅくちゅという淫靡な音が部屋に響く。
「やっ、あ……あああっ!」
切羽詰った女の叫び。だがその様子を注意深く見守っていた男は、にやりと嗤うと
唐突に指の動きを止めた。そのまま引き抜く。女の腰がなにかをねだるように切なげに揺れる。
「……ミ……ク」
「いきたい?ちゃんと言えたらいかせてあげるよ。”抱いて欲しい”ってね」
今夜――数え切れないほど。達する寸前まで引き上げられ、そして放り出されることを
繰り返して来た女の体は、赤く上気してぶるぶると震える。男は唇に軽くキスをした。
女の口から動物のような呻き声が洩れる。
「どうする?」
男の嗤いはだんだん深くなっていった。メフィストフェレスの微笑。
狙いを定められた獲物はもう、逃げられない。
2.
――そのおよそ1時間前。時計が20:00の表示に変わった瞬間。
忙しなく二度、玄関のチャイムが鳴った。音だけでなぜか不吉な感じがして、
”どなたですか”と訊く香の声は妙に硬くなっていた。
「カオリ?俺だよ。……開けて」
「――ミック?」
いつもの軽やかな、甘い声ではない。今にも倒れそうなミックのかすれ声に、
香は慌てて玄関の鍵を回した。細く開けられたドアの隙間からのぞく、金色の髪。
「ミック!どうしたの、こんなに」
12月の雨は氷のように冷たい。ミックは頭から水を被ったようなひどい姿だった。
毛先から滴り落ちる雫。厚手の黒いコートも、着ているのが重そうなまでに湿って見える。
それに何より、彼の顔色は信じられないほど真っ青だった。目だけが光って香を見返す。
「早く入って!今タオル」
「いいんだ、カオリ。それより頼みがある」
ドアを広く開けてから、タオルを取ってこようと背を向けかけた香の腕を、
濡れたミックの手がつかんで引き止める。――冷たい。死人のような冷たさ。
香は思わず息を呑んだが、ミックはその様子に気づかず早口で問いかけた。
「会って欲しい人がいるんだ。今すぐ一緒に来てくれないか」
「あたしに?誰?」
「ごめん。今は言えない。――急がないと間に合わないんだ」
「……会うのはいいけど、ミック、とにかくお風呂に入って。このままじゃ風邪ひくわ」
香の返事を聞いて、ミックの眉は、苛立ったようにひそめられた。いつもの彼らしくもない。
「心配してくれるのはありがたいが、そんな暇はないんだよ。カオリ」
ミックの目には必死の懇願と苛立ちが浮かんでいる。一刻を争う事態らしい。
どんな事情かはわからないけれど。彼がそう言うなら行ってあげなければ。
香は心のどこかで迷いつつも、頷いた。
「1分だけ待って。支度してくる」
「そのままでいい。車だし、何も必要ないから」
「でも……ほんと、すぐ」
そう呟いて、逃げるように奥へ走る香の背中に、諦めたようなミックの声が追いかけて来た。
「30秒で……頼むよ」
香は全速力で部屋に飛び込んだ。財布を鷲づかみにし、それだけをショルダーバッグへ放り込む。
手近にあったバスタオル、壁にかけてあったダウンジャケットを順番に腕にかけたところで、
ふと思いついてそれを放り出し、テーブルの上をかき回す。鉛筆を見つけ、
メモ紙のきれっぱしに、走り書きで撩宛ての伝言を書く。
<出かけます ミックとだから心配しないで>
一旦玄関まで行って、とりあえずミックにバスタオルを放り投げ、
それから彼女はリビングに戻る。メモを目立つところに置いてヒーターの電源を消し、
テレビを消し、電気を消す。指さし確認。よし。完璧。
玄関へ戻ると、頭に被ったバスタオルの隙間から、ミックがあるかなきかに薄く笑った。
「42秒。上出来だね。――さ、行こう」
3.
車の中ではほとんど会話がなかった。
「――どこにいるの?その人」
「黙って。どこかで聞かれているかもしれないから。着いてから話すよ」
盗聴を警戒しているのか。ミックは玄関で喋っていた時よりも苛立っていた。
どこで。誰が聴いているのか。そもそも相手は誰なのか。
何もわからない香は、息をつめてその横顔を見守る。
「ああ、驚くといけないから、これは先に言っておくけどね――」
10分ほど雨の街の中を走った後、たった一度、信号待ちの時にミックが口を開いた。
「俺、刺されてるんだ。左腕を二ヶ所」
「え……?」
「大したことないけどね。手当ても済んでるし、傷も大きくは残らないと思う」
どうでもいいことのように、むしろつまらなそうにミックは言った。
――刺された、なんて。一体誰に?
問いは声になる前に拒絶される。
運転をしているミックの横顔には 時折深い影が差していた。
もっと走るかという香の予想を裏切って、車は間もなく大通りから右折した。
この先に連絡する道はない。丘を囲んで、大きな袋小路のような地形になっている。
ここで、香にも目的地の見当がついた。きっと向かっているのはWホテル。
丘の上にある、雰囲気のいいホテルだ。そこをミックが時々利用していることは
仲間うちの皆が知っている。自宅から車で15分、ミックが泊まるのは
たいていは恋人のかずえと大喧嘩をした時。
でも、今からそこに行くのだとすると――香は自分の服が気になる。
小さいけれど、格式のあるホテルだったはず。こんな普段着のジーンズで行くのは気がひける。
香はちらりとミックの横顔を見た。苛々しているのはさっきと同じ。
服のことなど、言いだせる雰囲気ではない。
――どんな事情があるんだろう。
車は雨の中を静かに走る。変に静かすぎるような気がして、香は窓の外の景色に目をやる。
水滴がついたガラス越しの町は、何だか作り物めいていて落ち着かない――
4.
「ここで待ってて」
ミックは香をロビーに座らせると、レセプションへ向かう。
9時前。街中と違い、ちょっと奥まった場所にあるこのホテルは、この時間には
もうチェックインのピークは過ぎている。ロビーにほとんど人がおらず、
香はこの場にそぐわない自分の格好を考えてほっとする。
ミックを待った時間は短かった。戻って来た彼は手に鍵を持っている。
「ロビーで会うんじゃないの?」
「……いや。人目につくわけにはいかないからね。部屋を取ったんだよ」
「相手は?もう来てる?」
「まだみたいだ」
二人はエレベーターに乗り込み、ミックが最上階のボタンを押した。箱はすうっと動き出す。
普段の態度からは考えられないような、重たい沈黙。
「ミック、体は大丈夫?」
沈黙が嫌で――香は無理に声を明るくして問いかけた。ミックが軽く目をみはる。
「え?」
「さっきあんなに濡れてたから。あの……怪我も。具合悪くない?」
ミックは疲れたように笑った。
「ああ、大丈夫。……さっきカオリがバスタオル貸してくれたからね。もうだいぶ乾いたよ」
「お部屋に着いたら、急いでシャワー浴びちゃったら?誰かが来たらとりあえず
待っててもらうから。あ、でも怪我してると……シャワーは無理かな……」
「シャワー……ね。魅力的な提案だけど、多分駄目だな。そんな時間はない」
ミックは目を閉じて、壁にもたれた。本当に疲れているようで、
声をかけた方がいいのか、そっとしておいてあげた方がいいのか香は迷う。
すると、目をつぶったままの彼が突然言った。
「カオリ。俺を刺したのが誰か、想像つく?」
「えっ。あたしの知ってる人なの……?」
意外な問いかけに、香の声は裏返ってしまう。ミックが目を開けて微笑する。
――その時、エレベーターの扉が開いた。
ミックは口許に笑いを残したまま、先に立って降りて行った。長い足で進む彼の後を
小走りに追いかけながら、香は、脳裡に浮かんで来た人の顔に動揺する。
まさかと思う。でも。……撩?
香は声をひそめて、ミックの背中に訊いた。
「誰なの。教えて」
ミックは答えず、廊下の一番奥の部屋のドアまで進んだ。
カードキーを差し込むと、ドアを開ける。押し込むようにして彼女を中へと導きながら、
この上なく愉しいことを囁くような、そんな声音で彼は答えた。
「――カズエ」
5.
ミックは愉しげな――まるで惚気てでもいるかのような微笑を浮かべている。
刺された人間の態度ではない。だいたいどうしてかずえがミックを刺すのか。
「冗談……よね?」
香はミックの腕をひっぱって、正面から彼の顔を覗きこむ。
部屋はそれほど広くはないが、スイートになっているようだ。
視界の端にグレイのソファとテーブルが映る。
ミックは顔を背けて、香の強い視線を避けようとしていた。はぐらかすように言う。
「ジョークとは言えないね。ま、ある意味ではcomedyかもしれないけど。
――カオリ、ジャケットをもらおう」
香の上着を受け取り、ミックはそれをハンガーにかけた。
それから自分のコートとジャケットを脱ぐ。ジャケットを脱いだミックの、
ワイシャツがひどく湿っているのを見て、香は目を見開く。
どうしてこんなに……水の中にでも飛び込んだのか、何時間も雨にうたれていたのか。
質問はいくつも浮かんだ。あまりにありすぎて、どれから訊くべきか迷う。
何秒かが、お互いを見つめるだけで過ぎていく。
しばらく経って、香が用心深く口を開いた。
「……刺された事情を、聞いていい?」
その慎重な言い方が面白かったのか、ミックが微笑む。
しかしそこにはどろりと濁った何かが混ざっているようだった。
「シンプルな話さ。……カズエの限界が来たんだよ」
「限界って……何の?」
「カオリ」
ゆっくり近づいて来るミックの姿には、普段は感じたことのない威圧感があった。
香は思わず一歩退き、すぐ背後の壁にそれ以上の後退を阻まれる。
目の前に立った長身の男は、ふわりと腕を広げて。そのまま香を軽く抱きしめる。
子供が母親にすがるように。たった一つの支えのように。雨の匂いが濃く漂う。
「ミック……?」
「ねえ、カオリ。もしリョウが――君と暮らして、毎日君を抱いていて、大好きだと言っていて。
それでも心の奥で本当に愛してるのはサエコさんだとしたら、我慢できる?」
「まさか。絶対嫌よ」
耳許でささやかれた突拍子もない問いに反射的に返答した後で、香はその質問を反芻する。
――そんなの、絶対に嫌。考えただけで身震いするほど嫌。
そんな想像をさせたミックに、香は一瞬敵意さえ抱いた。男の腕から抜け出そうともがく。
しかしどうやっても振り払えない。力が入ってないように思える腕なのに。
「カズエは我慢強かった。ほとんど最初から気づいていて、それでも今まで我慢したんだから」
腕の中で暴れる女を意に介していないように、ミックは呟き続けた。
「ミック……ミックは別な人を……?」
「今日、言われたよ。……あいつは全身で叫んでた」
そう言った声には、やはり微笑が含まれていた。その顔を香は凝視する。
目の奥を覗き込んで初めて、香はその微笑の意味がわかったような気がした。
苦しい時に笑う人もいるのだ。
苦しければ苦しいほど。それを隠すために笑う種類の人間がいる。
それは――そう、撩も同じ。そして多分ミックも。
「いい加減に自分を見てくれ、と。……マキムラカオリ、ではなく」
「え……?」
不意に、腕に力がこもった。それまでのすがるような抱擁とは違う、男の強い力。
呼吸が出来ないほど、骨が折れるのではないかと思うほど。のけぞらされた背中が痛い。
「……ミック!」
「もう限界、なんだ……」
香の肩に顔を埋めて、彼は呟く。もしかしたら顔は今でも微笑を浮かべて
いるのかもしれないけれど、声はまるで――泣いているようだった。
6.
ミックの唇が。女の首筋をとらえようとする。
息がかかったところから広がる甘い痺れを無視しようと努力しながら、香は必死の思いでもがく。
「やっ……やめて……!」
親友だと思っていた男に抱きすくめられて、動けない。
そんな今の状況は、これまで香が遭遇してきたどんな事態よりも怖かった。
渾身の力で押しのけようとしても、ミックの体はびくともしない。
逆に香は、クローゼットの扉に押し付けられて、ますます自由を奪われる。
「ミック、ミック、嘘ついたの?会わせたい人って嘘?」
「……嘘。君をここへ連れて来るための」
「そんな……っ」
「他にどうしようもなかった。……なんて言い方、卑怯だね」
彼は歌うように言うと、その手が香の頬を両方から優しく包み込んだ。
顔が近づいて来て。唇と唇が触れ合う。冷たい――唇。凍りつくような。
「んんっ!」
男の舌が香の口の中にするりと入り込む。逃げようとしても引きもどされる。
歯を食いしばろうとしても、男の手が上顎と下顎の間を抑えていて閉じられない。
舌が絡みあって、――男は香の口の中を、長い時間をかけて丹念に味わう。
「か、かずえさん……は?こ……んなことしてる場合じゃないでしょ!」
ようやく解放されて、荒い呼吸を繰り返しながら香は叫んだ。その目から涙が溢れる。
「カズエは教授に預けた。今頃は睡眠薬で眠ってるはずだ。……興奮がひどくてね。
それに……もう、二度と彼女には会わないよ」
ミックはまた微笑した。
「え?」
「もう限界。修復不可能ってことさ。――俺は日本を離れる。多分ここには戻って来ない」
「かずえさんはどうなるのよ!」
「俺がそばにいたってどうせ何も出来ない」
勝手な。あまりも勝手な男の言い草に、香は今の自分の状況も忘れて、かっとする。
そんな風に突き放すなんて酷すぎる。恋人だっていうのに!
ばしっ。
高い音をたてて目の前のミックの頬が鳴ったのを、香は他人事のように聞いた。
自分の手が痺れたように痛いのも、目の前のこととは結びつかなかった。
男の左頬はあっという間に赤くなる。
「……いい一発だね」
頬をなでながら彼はにやりと嗤った。その嗤いは今まで見せていたものとは微妙に違う。
――怖い。香の背筋が震えた。
「俺だって何も努力をしなかったわけじゃない」
ミックの声は、今までとはうってかわって低くなった。
「彼女を幸せにしてやりたかった。今だって好きで、愛しい。あいつのためなら、
どんなことでもしてやりたい」
「だったら!」
香は叫ぶ。だったら今まで通り、幸せに暮らしていけばいいのに。こんな――
おかしなことをしないで、今まで通り。
「でもね、カオリ。……心だけは、どうにもならないんだよ」
小さな子供に大事なことを教えるように。ミックはゆっくりと言った。
380 :
leave:2006/02/20(月) 22:29:17 ID:QVW/dlF/
一回目終了します。
字ばかり並んでいて読みにくそうなんですけど、
もう少し細かく分けた方がいいですか?
初めてリアルタイムで読みました!
GJです!
私は読めます。続きを楽しみにしてます。
私も読めますよ。続きは今日なのかしら?
ネ申キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!
GJ!読みにくいなんてことはないですよ、このままで大丈夫です
続き待ってます!乙でした!
384 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 23:06:33 ID:KqAxNobj
私も楽しみにしています。どきどきしながら読んでいます。
ごめんなさい、わすれちゃいました
「リョウ×香」前提の「ミック×香」大好きです。
凄く嬉しいです!!続き楽しみにしています。
>>386さんが良いこと言った!
「リョウ×香」前提の「ミック×香」、自分も支持します!
ミックよ、思いっきりやっちゃって下さい。
神、素晴らしいです。
ここでの「待て」はキツイっす(泣)。
続き期待しています。
>>366さん読ませますね〜引き込まれました。
続き楽しみにしてます。
ん?366さんと373さんは別人か?間違えてたらごめん
390 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 16:08:03 ID:1yCWO2ky
すっごいドキドキした、思わず引き込まれたという点ではリョウ×香より上かもしれん。
確かに386さんのリョウ×香前提のミック×香なのがより一層の緊張感と期待を盛り上げてくれてるんだろうなあ。
いやあ、続き超楽しみっす。是非よろしくお願いします。
みなを悶え死なせてくださいw
ん?
「リョウ×香」前提の「ミック×香」、ではないんじゃない?
私はどっちでもいいよ、迂闊の人上手いな。
楽しみにしてます。
昨夜のうちに続きはうpされなかったんだね。
寝ちゃってよかったかもw
でも後味が悪いってことは、誰かが不幸になっちゃうのかな。
それも気になるな〜。続きが気になるけど、
ちょっと怖いような気がする。
お待ちしてます!
393 :
leave:2006/02/22(水) 00:03:52 ID:hK84mc3v
leaveです。
コメントを下さった方、質問に答えて下さった方、ありがとうございました。
では形式を変えずにupします。
危機感を覚えて少々内容を書き足して来ました。(汗)
しかし書き足したら、3回目とのバランスが崩れた……
事前に言い訳はカコワルイですが、ぜひゆるゆると読んでください。
期待は失望の母。
>>388さん
ちなみに別人です。
>>391さん
おそらく「撩と恋人関係が成立している前提の」という意味だと
思いますが。……あれ?
今読み直したら、leave1回目では恋人関係が成立している
はっきりとした記述がない??
最初書いていた冒頭にはあったんですが、書き直す過程で消えてました。
今気づきました。(汗)
「恋人関係は成立している」と考えて下さい。
7.
ミックはしなやかに動いた。力ずくではない、優雅な強奪。
「いやっ……!」
セーターの裾から忍び込んで来た手が、香の背筋をすっと撫で上げる。
敏感な背中に走る快感に一瞬目を閉じると、その隙に唇を奪われる。
口の中を、我が物顔で滑らかに動き回る舌に翻弄され、逃れようとする腕の力が抜ける。
そこを狙ってミックの長い、繊細な指が豊かな胸に辿り着き、
すでに尖りきってかたくなった先端を二本の指できゅっとつねる。
あ、と声を上げて思わず身をよじると、それを見ていたミックが満足そうに息を吐いた。
「感じた?敏感だね。毎晩撩が抱いてるんだから、当然か」
「離して!」
撩の名前を聞いて、香の顔は紅潮した。今、こんな風にミックの腕に抱かれている自分。
この姿を撩に見られたら、と思うとそれだけで居ても立ってもいられなくなる。
「撩に見せてやりたいよ」
「ミック……!」
「俺がこれまで、どんな思いでいたか。奴に少しでも味わってもらいたいからね」
ミックはそう言うと、暗い目つきになった。セーターの下で彼の両手が性急に動く。
暴れる香の体を抱き寄せて、閉じ込めて、肌をまさぐる。それを何度も繰り返されて、
抵抗する体力が少しずつ奪われていく。逃げられない。どんなに暴れても。
ミックは――蜘蛛の巣のようなしなやかさで、香を逃さない。
残忍な獣はわざと獲物を力尽きる寸前まで走らせる。そして動けなくなったところで、
獲物の瞳に浮かぶ恐怖の色を楽しみながら、止めをさすためにゆっくりと近づいていく。
8.
「あっ……ああっ。だ……め……」
ミックは跪き、女の片脚を肩にかけて、その脚の間に顔を埋めていた。
壁に押し付けられた香は、何一つ身を覆うものもなく、全てを男の目にさらしている。
脱がされた服は抜け殻のように、二人の周りに無残に散らばっていた。
尖らせたミックの舌が、その部分をゆっくりと往復する。味わうように。試すように。
芽を甘噛みし、蜜壷の奥まで舌を差し込む。それに合わせてひくひくと蠢く女の部分。
床についた香の脚が細かく震えはじめていた。片脚だけで立っているのがつらいのか、
――それとも絶頂が近いのか。ミックは顔を上げて、眉を寄せて呻く香の
苦しそうな表情を確かめる。白い体が赤く色づいて男を愉しませる。
「いきそう?」
「っ……」
「ここは?」
男の指が蜜が溢れる場所を撫で上げる。
「あんっ……」
「こんなに歓んでくれて、嬉しいよ……」
慈しみさえ感じさせる表情で、ミックは指を動かし続ける。敏感な芽を撫で、弾き、摘む。
香の体が快感に耐えられずに、左右に大きく揺れ始める。
逃れたくても逃れられない。罠にかかった小動物の憐れな抵抗。
「あっ……んんっ、あああっ!」
押さえつけられていた香の手が動いて、逆にミックの手にしがみつく。
体の中心で生まれた快感が今にも全身に広がろうとする、その瞬間。
ミックはふと笑って、突然指を離した。そして肩にかけていた脚を外し、立ち上がる。
「……ミ……ミック……」
何が起こったのかわからない、という目で、香はミックの顔を見上げる。
力が抜けて倒れこむ香の体をふわりと受け止め、ミックは愉しそうに囁いた。
「そう簡単にはいかせてあげないよ」
「え……?」
「”俺が欲しい”ってねだるまではね」
それを聞いて、香は信じられないように目を見開く。
「……そんな……そんなこと……」
「言えない?」
「だって、あたしは……撩が……撩の、あんっ」
ミックが柔らかな乳房を、ぎゅっと乱暴に握り締める。
「撩の名前は禁止だ。さ……おいで。今度はソファで可愛がってあげる」
――延々と繰り返される残酷な愛撫。長い指が全身を彷徨い、全ての快感を探りだそうとする。
達することも休むことも許されず、高くなる声。熱い吐息。痙攣する体。
逃れようと身をよじっても、執拗な指は彼女をますます敏感にさせていく。
男の思いのままに啼かされ続け、苦痛と快感が交錯する女の表情を、
ミックはこの場にはふさわしくないような、幸福な微笑を浮かべて見つめる――
9.
「――どうする?まだ我慢する?」
何度も寸前まで責め上げられて震える体は、揺すぶられても揺すぶられたまま、力なく揺れる。
香の閉じた目からは、涙が途切れることなく溢れている。
「カオリ……」
ミックが身を伏せて、香の白い喉許にそっとキスをした。
なめらかな肌に――触れずにはいられないように手を滑らせる。
早くこの体を……自分のものにしたい。生涯でおそらく、たった一度だけの。
今夜だけしか手に入らない幸福。
香の唇が。かわいそうなほど震えている。重そうに瞼を開けてミックを見つめると
声にならない声が彼を呼んだ。男は口許に耳を寄せる。
「……抱い……て」
途切れ途切れに香が言う。嗚咽が、部屋の隅に飾られた花瓶の白い百合を微かに揺らす。
ミックはひっそりと笑って、再び喉許にキスをした。そして――女の体を抱え上げ、
奥のドアの向こう、ベッドルームへ運ぶ。ダブルベッドにそっと降ろすと、
数歩戻ってベッドルームのドアを閉めた。スタンドの明かりしかない部屋は急に暗くなる。
香は腕で顔を隠して体を小さく折り曲げ、その光に艶かしく震えている。
ミックはワイシャツのボタンを外し始めた。彼の手もわずかに震えていた。
「ああっ!……あ……いやっ」
胸の頂に口づけたあと、ミックは女の体に自分自身を沈めていった。
包み込むような、暖かな海。頭の奥まで痺れるような快感が男の全身を駆け巡る。
「カオリ……」
自分の腕の中に香がいることが信じられない。
ミックは体の下で大きく悶え、喘ぐ香を抱きしめた。
「あっ…ああっ……あっ……あああ!」
中をじっくり味わいたくても、体が勝手に貪ってしまう。二、三度奥まで突いただけで、
それまで散々嬲られてきた香は、あっけないほど簡単に達してしまった。
力尽きてシーツに沈もうとする女の頼りない体。それでもミックは動きを止めない。
時に深く、あるいは浅く、不規則に。香の中を抉るようにかき回す。
懸命に首を振って快感から逃れようとする女を、男は体でおさえつける。
「やっ、だめっ……だめっ……んんっ」
声を上げる唇をふさぐ。休むことなく責め上げる男の動きに、女の体は再び追い詰められ、
細かく痙攣を始める。かすれたミックの声が香の耳に囁く。
「欲しい。最後まで。何一つ……あいつには残さない」
「いやぁっ……!」
喘ぎに絶望が滲みはじめる。終わりなく繰り返される硬直と弛緩――。
「……お…ねが……い……。もう…だめ……」
何度達した後だろう。朦朧とした目で、香はミックを見る。自分の上で動く男が
誰なのか、もうわかってはいないような目だ。とろりとした表情が、また男を煽る。
ミックは物も言わず、女の体を掬い上げて反転させた。うつ伏せになった腰を
手で持ち上げると、背後から思い切り貫く。
「っ!……」
香には、もう悲鳴を上げる気力もない。ぐったりとした体は、男の手で激しく揺らされる。
溺れてしまわないようシーツにしがみつくことだけが、香に出来た全てだった。
「う……」
男のかすかな呻きが香の耳元をかすめる。奥まで突き上げる性急な体の動き。
「……あっ!……」
小さな、しかし鋭い声を香があげた。背中が震え弓なりに反り返る。
艶やかな白い百合の。その清らかな花びらの曲線。――花が散る。
「カオリ……!」
崩れおちるその体をしっかりと抱きしめながら。
ミックもまた目を閉じて、全身を満たす幸福な快感に震えた。
10.
”……a dream come true.”
独り言なのか。遠くを見つめながら、口の中でミックは呟く。
彼の腕の中では、香がまだ整わない息のまま目をつぶり、仰向けになって横たわっている。
今、その目には何があるのか。彼は見たいと思った。
「……カオリ。こっちを見て」
香は気だるく首を振ると、顔を背けた。ミックの左手がそれを追いかけて
伸ばされる。押しのけようとした香の手が、ミックの二の腕に当たった。
「……っつ!」
大きな声ではなかったが、香を驚かせるには充分だった。はっとして顔を向けると、
二の腕に巻かれた包帯が目に入った。きつくしっかりと巻かれてはいる。だが……
「血……にじんでる……」
思わずそんな言葉が出る。手でその部分に触れると、わずかに湿っているようだ。
「……大丈夫なの?」
「濡れた服を着ていたせいだよ。平気。痛くも何ともない」
さっき痛みに声をあげたことを忘れたように、ミックは答えた。そして微笑む。
「ようやく俺を見てくれたね」
ミックは相手の目を覗き込んだ。しかしそこにあったのは――恐れ。悲しみ。怒り。
心の底で微かに期待していたものはどこにもなかった。
ミックは香の頭を抱え込むようにして抱きしめる。諦めたのか、香は避けようとはしない。
「……カオリ。俺と一緒に行かないか」
しばらくの沈黙の後。ミックの口はためらいがちに言葉をこぼした。
「……どこへ?」
「どこでも。カオリの好きなところだったら。ヨーロッパでもアメリカでも」
「……あたしが新宿を離れると思う?」
挑むような強い調子で香は反問する。予期していたのか、ミックは薄く笑っただけだった。
「撩と一緒にいたいわけだ」
「……そうよ」
「でも、大丈夫かな」
「何が?」
「俺が君を抱いたこと」
その事実を思い出させるように、ミックは香の額と頬にキスを落とし、胸の紅い実を摘む。
んっ、と女の口から小さな声が洩れる。
「あいつは嫉妬深いだろ?――俺に抱かれた君のことを赦すかな」
香はきつい目で、ミックを正面から睨みつける。しかし目の奥には気弱な光が見え隠れする。
「抱いて、と言ったのはカオリだしね」
「だってあれは!」
「いいんだよ。自分は何も悪くないって、カオリが心から言えるなら。……それを撩に
信じさせることが出来るならね」
香はうそぶく男の顔を唇を噛んで見ていたが、口に出したのは別のことだった。
「……本当に出て行くつもりなの?……かずえさん……はどうなるの?」
恋人の名前が耳に入った途端、ミックの顔に痛みが走る。
「……カズエにとっては、俺がいなくなった方がいいんだよ」
「かずえさんの気持ちは――」
「それにもし、俺が残ったらさ。必ず撩と殺し合いになる……よ」
ミックが香の言葉を遮る。
「それも面白いかな。……カオリは生き残った方のもの」
「――そんなこと、冗談でも言うのはやめて」
香は力なく目を閉じる。ミックは暗い目で笑った。不自然に長い含み笑い。
11.
そこに――突然、くぐもった電子音が聞こえて来る。
「……1時半か。思ってたより早いな」
ミックはサイドテーブルの上の腕時計に手を伸ばし、時間を確認すると、体を起こす。
広い裸の背中から目をそらして、香は訊いた。
「何、今の音……?」
「嫉妬深い男が帰宅した音」
「撩が?」
「昔は呑みに行ったら必ず朝まで、だったけどね。最近は……君のせいかな」
一旦ベッドから降りて寝室から出て行ったミックは、すぐに戻って来て再び香にのしかかる。
香は身を硬くしたが、ミックは彼女の首筋に顔を埋め、優しく抱きしめただけだった。
――時が止まる数秒。重なり合う体はお互いの刻印になる。
「もう行くよ」
「ミック……」
「あいつも凄腕だからね。本気で君を捜し始めたら、ここへ辿りつくのは難しいことじゃない。
……カオリ、最後にキスを」
深く、長いキス。残りなく全てをさらおうとするようなミックの舌。――香は抵抗をしなかった。
ミックが名残惜しげに体を離した時、香の視界の端にミックの右手が映った。
何か白い物を持っている。なんだろうと思った瞬間、それで鼻と口をふさがれた。
すうっと意識が遠くなる。
「悪いけどちょっとの間、眠っててもらうよ。姿をくらますには少し時間が必要なんだ」
「ミ……」
「……サヨナラ、カオリ」
最後に香の目に映ったのは、どこまでも寂しげなミックの淡い瞳だった。
399 :
leave:2006/02/22(水) 00:15:31 ID:fh8Jv2p6
2回目終了です。
多分明日で終わります。
GJGJGJGJGJGJGJ!!!!!!
素晴らしい!!!
次回は嫉妬に狂うリョウが見られるのかな?
ぜひぜひ正座してお待ちしています!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!
GJ!!!!!!
初めてリアルタイムで読ませてもらいました。
すんばらしい!!
続き楽しみにしてます!
うお〜〜〜〜!!待ってました!!!
張ってた甲斐があったよ!
明日ですか???楽しみにしてます。
勝手な想像→香とミックが絡んでるときに、僚が入ってきて
乱入しちゃうかと思ってました。そうかー、僚の嫉妬まで
考えてなかったなー。
>264〜の迂闊さんですよね。
情景描写、感情描写にヤられてしまいます。
特に感情やしゃべり方は、私の中での原作の雰囲気を壊さないので、
本当に普通に入ることができます。続きも別の話も期待してます。
403 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 00:34:49 ID:SkWrrBjX
うおおおお、ありがとうございまする〜!
前回以上に更にドキドキしてしまった。
「リョウ×香」前提はまだ二人が結ばれてなくてお互いに惹かれあってる時点でも
当てはまるかなと思ってたけど、
そうすると香の体が開発されてないからその点で物足りないし、
とにかくGJです!
いやあ、ありがたい。
最終回もワクテカしながらパソコンの前で正座してずっと待ってますw
GJ!
続き期待しております!
ぐうううううっじょおおおおおおおぶ!
神、素晴らしすぎます。
私の最高の萌え設定!エロいし切ない関係だ。
エロ切ないよ!最高です!!
最終回、期待しています。
迂闊の人でleave様。
GJ!GJ!GJ!!
エロス、モエス!!
原作でミックがいつのまにか、かずえさんとデキていたのが
若干納得いかないままだったので
この設定はツボ入りまくりです。素晴らしい!
素直にミックを心配してついてくる香がすごく「らしい」です。
この次は嫉妬に狂うリョウが見られるのでしょうか。
wktkして待っております。
シテハンで切な萌えさせてくれてありがとう〜!
407 :
leave:2006/02/22(水) 23:42:37 ID:fh8Jv2p6
leaveです。
読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
2回目に合わせて3回目も書き足してみたんですが、
やっぱりバランスが崩れた……orz
事前に言い訳はカコワルイ(ry
正座して待っててくださった方、( ^^) _旦~~
12.
――夢だったら良かった。
サイドテーブルの明かりが照らす部屋は整然と飾られ、自分の部屋とも
撩の部屋とも、似ても似つかない。
今ここにいることが、どんな行為の結果なのか。ぼんやりと視線を中空に
彷徨わせたまま、香は記憶が勝手に再生されるのを感じる。
嫌だ。思い出したくない。
寝返りをうって体を丸める。全身が軋むようで、それがますます心を追い詰めた。
自分の体に残る、ミックと過ごした濃密な時間の痕跡。
香の口から嗚咽が洩れ始めた。
頬をシーツに押し付けて涙を吸わせても、後から後から溢れて来る。
しかしいくら泣いても、それで事態が変わるはずのないことは、自分が一番知っていた。
あたしは、負けてしまった。
ミックの与える快楽に。苦痛よりも苦しい。けれども甘い。重い鎖のような快楽。
思い出すとそれだけで体が震えてしまう。香は自分の体を抱きしめる。
ミックの唇。ミックの指。抱きしめた強い腕と、自分を貫いたミックの……
この記憶は消えないだろう、と香は恐怖に似た思いで考える。
不用意に一滴混じってしまった黒い絵の具が、もう取り戻せないのと同じ。
――ああ、こんなことしている場合じゃない。早く帰らなきゃ。
もう3時になろうとしている。撩ももしかして、心配してくれているかもしれないし。
愛する男を思い出して、心臓が噛まれたようにきりっと痛んだ。
次にかずえの顔が浮かぶ。今にも泣き出しそうな顔をしている。
――あたし、これから先どんな顔で会えばいいんだろう。
ミックをこのまま行かせてしまっていいんだろうか。
「あ……」
ベッドから降りようと、かけられていたシーツをめくって香は呻いた。
脚の間。体液の痕がはっきりと残っている。目の前に罪を突きつけられる。
香はのろのろと立ち上がった。足元がふらつく。ベッドルームのドアを開けると、
ライトの明るさに眩暈がした。香は眩しさに目を細めて部屋の中を見回す。
グレイのソファを見て、体の奥に甘い疼きが走った。
入り口の床に放りだされていたはずの香の服は、ソファの上に置かれている。
財布しか入っていないバッグも。携帯……そうか、置いてきちゃったんだ。
持って来てたら、ひょっとしてこんなことにはならなかったかもしれないのに。
テーブルの上に何かが載っている。近づくと、それはホテルのマークの入った便箋だった。
”Adios." Mick Angel
たった一言の別れの言葉と、名前のサイン――。便箋の白さが寂しさを際立たせる。
香は長い、複雑な思いが詰まった溜息をつくと、ふらふらとバスルームへ向かった。
何もかもを洗い流したい。それが不可能なことを知りつつ、香はドアノブに手を伸ばす。
その時突然、入り口のドアを乱暴に叩く音が部屋に響き渡った。
13.
心臓をぎゅっとつかまれたように驚いて、香はびくりと手を止める。
あの音。それが誰なのかはわかっていた。今、あんな風にドアを叩く――
そんなことが出来るのは、この世でたった一人だけ。
香は洗面所に入り、バスローブを見つけると、それを素早く身にまとう。
その間もノックの音は続いている。ますます強く。苛立ったように。
「――はい。どなたですか」
ドナタデスカ。つい数時間前、自宅の玄関で同じ質問をしたことを思い出す。
あの時まで時間が戻れば。
「俺だ。開けろ」
「……撩」
撩の声が耳に入った途端、香の体から力が抜けてしまった。ドアにもたれて喘ぐ。
すぐそばにいてくれることが嬉しかった。でも――こんな姿を見られてしまったら。
一瞬待っても、ドアが開く気配がないことに苛立ったのか、撩は、
「早くしろ。――開けないと鍵を撃つぞ」
硬い声で脅すように言う。香は逡巡し、だが他に方法もなく、カチリとドアの鍵を開けた。
お互いを凝視する視線は、ぶつかると同時に弾ける。
視線に押されるように後ずさり、目をそらしたのは香の方。
撩の視線は、香の――寝乱れた茶色の髪と、まだ涙で濡れている頬、
そして無惨に汚れた脚を素早く往復する。無表情なまま。尋ねる声にも感情がこもっていない。
「――あいつはどこに行った?」
「……わからない。出て行ったわ」
「いつだ?」
いつだったろう?香は思い出せなかった。体の中から湧く震えを押し隠して、平静を装う。
「撩が家に帰った頃。――何かの受信音がしてた」
ミックはきっと細工を仕掛けていたのだろう。鍵を開けると、あるいは電源を入れると
反応するような何か。玄関で一人で待っていたことからすると、ドアの可能性が高い。
「とすると1時半頃か。……それまでお前は、奴とお楽しみだったってわけだ」
「……」
「3時間?4時間くらい?……存分に楽しんだんだろうな。その様子じゃ」
「だってっ……」
「だって、じゃねえよ!」
撩の態度が豹変した。目をぎらりと光らせると大股に二歩でお互いの間を詰める。
大きな手が香の腕をつかんだ。そのまま彼女を引きずって行く。
14.
この部屋のバスルームはホテルには珍しく、日本式だった。
脱衣所と洗い場がついていて、一般的な家庭風呂の二倍くらいの広さがある。
大きな窓の向こうには、華やかでどこか冷たい夜景。
脱衣所の隅の、使った形跡のあるバスタオルが目に入り、
香はぼんやりと(腕の包帯は濡れなかっただろうか)と考える。
「こんな好き勝手、されやがって……」
撩は吐き捨て、香を射抜くように見据えつつ、自分の服を脱ぎ始める。
見慣れた筋肉質の体が現れてくる。立ち尽くす香の脚は震えた。
それが怯えからなのか。それとも――期待からなのか。あまり考えたくはなかった。
裸になった撩は香の正面に立つ。彼女のローブのベルトを難なく解くと、
引き剥がすようにそれを脱がせる。男の目にさらされる白い体。
これから何が起こるのか。それを考えて、香は思わず目を閉じてしまった。
睫毛にまで震えが伝わる。撩の太い腕が体にきつく巻きつく。
「――来い」
土砂降りの雨のように叩きつける熱いシャワー。男の体はそれよりもっと熱い。
息が出来ないほど強い力で抱きしめ、他の男の痕を消すように、手が全身を撫で回す。
その性急な、激しい腕の動きが――悲しくて、愛しい。
「あ……んっ」
女の首筋が強く吸われる。痛みに眉がひそめられる。きっと真っ赤な痕になるだろう。
でも――いい、と香は心で呟いた。それが撩の心を鎮めるなら。いくつ痕をつけられても。
それが聞こえたように、撩は目を閉じたままの香の顔を、激情を湛えた目で一瞬見つめた。
唇が。唇を襲う。
男の頭を抱こうとした香の腕が、途中で力尽きたようにだらりと下がった。
それに苛立ったのか、撩は女の胸に顔を埋めて、その尖った先端に軽く歯を立てる。
小さく悲鳴を上げて跳ねる体を、男は強い腕で押さえつけた。表情を確かめつつ、
舌と唇で双丘を交互に責める。
「……りょうっ……」
切ない女の声に、男の顔が痛みをこらえるように歪む。背後から香を抱きかかえると、
撩は右手の指を、女の熱い部分にぐい、と押し込んだ。
「ああんっ!」
それだけで香の腰は砕けそうになる。ちくしょう、と口惜しそうに呟く声がした。
指が念入りに香のそこを探る。何かの痕跡を確かめるように。
「そんな声を聞かせたのか、あいつに?」
「あっ……んっ……」
「そんな顔で!……」
男の両手が盛り上がった胸を鷲づかみし、乱暴に揉みあげる。
その痛みに耐えながら香は小さく叫んだ。
「お願い、……めちゃくちゃに……抱いてっ……」
「……っ!」
撩の顔が紅潮する。香の体を離し、正面から向き合う形で壁に押し付ける。
左手で香の右脚を持ち上げ大きく脚を開かせると、撩はためらうことなく彼自身で香を貫いた。
柔らかく絡みつく体をきつく抱いて思い切り揺らす。
まるで壊してしまおうとでもするように、香を責めたてて、悲鳴をあげさせる。
「や……りょ…あっ……あっ!」
香の喘ぎは撩の熱を高めた。息を吸うひまもないほど激しく、奥まで突き上げる。
のけぞる女の体。目の前に突き出された丸い、柔らかな胸の先で色づく実を口に含む。
舌で夢中で転がし、香を大きく悶えさせる。
「――りょう!」
普段は。香はこんな時、こんな風に名前を呼ばない。はじらって消え入りそうに囁くだけだ。
でも今日は――撩も香も、ためらいもなく激しくお互いを貪り続ける。
取り戻せない何かを捜すように。
15.
「――ほら、見ろよ。窓」
いかされたばかりで、香の意識は朦朧としている。香の脚はまだ抱え上げられていて、
二人は繋がったままだ。撩は自分の胸にもたれていた女の顔を窓の方へ向けた。
ぼんやりと目を上げた香は、そこに見えたものから反射的に目をそらす。
「いやっ……」
暗い窓に映る明るい室内。大きな窓は鏡のように正直に、自分たちの痴態を映し出している。
「いやらしいな、お前。あんなに脚を開いて。……見えるか?俺たちが繋がっているのが」
羞恥をあおるように、ことさらに猥らに囁いて、撩は腕の中の女を揺すりあげる。
香は力なく首をふり、顔を背けようとする。息をつめて嬌声を必死でこらえる。
突然撩は繋がりを解いた。崩れそうになる香を抱き寄せ、背後から抱える。
窓際へ運び、体を折って窓ガラスに手をつかせた。
香が大人しく従うと、撩は手で女の腰を引きよせる。
「あっ……」
再び、撩が香に中に入って来る。背後から貫かれた体は、
香の疲れた腕では支えきれずに窓に押し付けられる。
「目をそらすな。俺たちをちゃんと見てろ」
強い口調で命じ、撩は律動を繰り返しながら、右手で敏感な芽を愛撫し始めた。
香の呻き声とびくびくとした痙攣を楽しむように、撩は暗い笑みを零す。
「香。――お前は俺のものだ」
「んんっ……ああぁ……」
「お前を抱くのは俺だけだ!」
「ああっ!……あっ…」
香の白い背中に、撩の唇がまた一つ紅く痕をつける。香の喘ぎと、繋がった部分から聞こえる
くちゅくちゅという音が二人の耳に入る音の全てだ。世界がここだけになる。
獣。こんな風に貪りあって、それに我を忘れているあたしたちは獣。
撩はライオンのようにあたしを喰らい尽くす。骨まで喰われて、血の一滴まで
舐め取られて、撩の一部になる。そんな幸福。喰われる獲物の幸福。
その快感に全身を委ねてしまおうとした瞬間――頭の中を、しなやかな獣の影が走る。
黒豹のような。どこまでもしなやかに、優雅に疾走する黒い獣。
その目は寂しげな淡い色。
「りょう!……りょう!」
急に香が身を震わせて叫んだ。怖い夢から覚めた子供のように。
手が、前に回された撩の腕にすがりつく。その力の強さに撩は驚いた。
「お願い!」
香の言葉はそれだけだったが、撩は香が言いたいことを正確に理解した。
のしかかっていた女の体を起こし、座った自分の膝に、向かい合わせに抱き寄せる。
すぐに香の腕が男の首に巻きついた。安心したような吐息がその口から洩れる。
「怖かったのか?」
香は顔を肩に埋め、こくこくと頷く。撩は複雑な笑みを浮かべると、胸に手を這わせた。
その動きは優しい。また香の息が熱くなる。
女の腰を持ち上げ、熱い自分自身の上に――落とす。香が甘い悲鳴を上げる。
繰り返すたび香のそこが撩を締めつけ、彼もまた快感に飲み込まれそうになる。
耳にかかる熱い息。目尻に滲む涙が光る。必死で首にしがみつく女が愛しい。
――だがこいつは。この体は、ついさっきまで――。
撩の中を快感よりも激しい痛みが走った。ぎりっと音がするほど歯を食いしばり、
香の腰をつかんで滅茶苦茶に揺すり上げる。――この女は俺だけのもの。
他の男に抱かれることなど、もう二度と赦さない。
もし俺だけのものにならないのなら。
「……壊してしまいてえよ」
唸るような呟きは、叫び続ける香には聞こえなかった。
撩の腕の中で思いのままに揺すぶられ、香は泣きながら叫び続ける。
もうどうなってもいい。おかしくなってしまってもいい。
快感が欲しかった。奥まで。溶けるまで。全てを忘れるまで。
「あっ、……あああっ!」
大きな波が近づいて来る。溺れる。溺れたい。りょう。
――忘れさせてなんかあげないよ。
暗く囁く黒い獣の声をどこかで感じながら、香は波にさらわれ、意識を失った。
16.
紫色に変わり始めた空。さっきまで我が物顔に輝いていた街の光が、少しずつ淡くなっていく。
二人は湯船で体を重ねて、無言のまま窓の外を見ていた。
撩の手は、無意識のうちに香のなめらかな腿をなでている。
香がぽつりと問いかける。
「……アディオスって……スペイン語?」
「……なんだ、いきなり」
「ミックの置手紙に……そう書いてあったの」
「……」
撩は腕の中の香を抱きなおす。
「ミック、もう戻って来ないって言ってた……」
「今、あいつの話は止せ」
撩の低い声に香は口をつぐむ。その体がわずかに強張ったのを感じ、
彼は香の顎をぐい、と引き寄せてキスをする。
自分の舌に珍しく積極的に応える香に、撩の心の奥が軋む。
――この変化はあいつのせいだ。
埋み火が再びちろちろと燃え始める。だんだん深く、激しくなっていく口づけに
香の息遣いもまた荒くなる。しばらく貪ってようやく唇を離すと、潤んだ目が撩を見返した。
「ごめんなさい……」
ほとんど声にならないほど微かな息で、香は言った。撩はじっとその目を見つめ、
長い沈黙の後、冷たい声で静かに反問する。
「……何がだ?」
その問いに答える言葉を香は持たない。悲しく、訴えるような目で撩を一瞥し、
顔を背けておずおずと体をもたせかける。今、二人の間に言葉で言えることは何もない。
体だけが、ただ触れ合う。
妙に朱い、冬の夜明け。
「雨、止んでたんだね……」
「そうだな……」
言葉は意味のない空虚な音の羅列。
光の海だった窓の外の風景が、徐々に白っぽい現実感を取り戻す。
その現実に戻れるだろうか――あたしたちは。おれたちは。
浴室に朝の最初の光が広がる。
<終>
以上です。みんな不幸……
ところで皆さん!
「窓」のところは大嘘です。普通湯気で曇ります。
でもここは書きたかったところなので、
「きっとホテル側が超強力曇り防止剤を塗ってくれていたはず」と
いうことで……
他にも色々ありますが、なるべく気づかないようにしてください。
自分も気づかない(ry
おつきあいありがとうございました。
ぉぉ
たまたま接続したら投下されてた〜
MAWな自分も萌え〜
(MはもっぱらMikeですが、この場合Mickで…)
リアルタイムでキター!
投稿乙です。
大変楽しく読ませていただきました!
ミック逃げてええええーーー
乙でした。萌えました。
本当に素晴らしかったです!GJ!!!
萌えましたよ〜!!!
久々の神作品、存分に楽しませて頂きました!
しばらくして見たら最後まで書いてあったー
窓が結露しなかったのは、
?@室内湿度が下がっていたのか(風呂場?だからないか)
?A室内側に調湿材を採用していたか(ALC板とかかな・あ・でも風呂場?だからないか)
?B二重サッシでさらに室内側に気密性を高くしていたか(あ・でも風呂場?ならやっぱり無理に近いポ)
?C防湿層を適切に設けるとか断熱材の室内側だっけ(あ・でもやっぱり風呂場?は…)
のどれかでしょうね〜(結局どれも無理に近い…金かかる…)
そんなホテル金かかってるな〜
ホテルだから気密、断熱、遮音に金かけても窓表面結露までわ…
つーかGJ!!!!
あー自分もはよかかなー
うだうだ
うぉ文字化けてる…orz
1.2.3.4に○囲んで文字打ったのに…
>420
機種依存だからねー。
それはともかくleaveの人超GJ!!
香がぬっ殺されなくて良かたよ(´д⊂正直心配した。
dream come"s" true だとオモ- (・∀・)
前にここにあった廃墟でのミック完遂篇みたいな感じでモエー
あれ中途半端だったからスッキリしたyo ! vvv
この場合状況的にと、
Mickは根っからの米人と仮定すると、
One dream've come true じゃないかなー
aってこの場合あんまりよくないかなーとoneにしてみますた
もしくは、もっとくだけてJust come true かなー
その後香とラブラブなら
It always comes as a surprise.
になっちゃうのかねー
それは撩であってほしいけどー
Adiosって書いてあるしね〜なんかイミシン〜XD
でもAdiosくらい日本人でもわかるわなー
xxxが書いてあったら、未練たらたらだなーちょい萌え〜
I gotta be goneてかんじ?もしくはI'm goneか?
(根っからの米人と仮定)
(知人にプエルトリカンがいたのかなー?)
(アメリカ南部出身かなー?)
うだうだ
とにかく
GJすぎる!!!
ネ申だ!!!
416さんは別人ですた
ほんとアホorz
Finally, my dream has come true....
leaveの人GJ!!
ミック×かずえも好きなので色々切なかったけど
面白かったです、お疲れ様&萌えをありがとう
職人以外のコテはウザいぞ
>428
あー自分もはよかかなーうだうだ
と言ってるので励まして欲しいんだと思われるw
430 :
sage:2006/02/23(木) 19:04:19 ID:Dc461hT6
leaveの人、乙でした。
ドキドキハラハラで読ませて貰いました。
何かこの後ガすごく気になります。
ホント、ミック超逃げて〜、って感じw
このままでは僚も終わらなさそうだし。
色々想像が膨らみます。GJ! ゴチになりました。
またの作品投下、お待ちしております。
申し訳ない…orz
leaveさん(迂闊さん)すごく良かったです。
切ないの大好き!!!なので、萌えました〜。
次回も是非是非!お願いします。
GJ!です。ありがとうございました
leaveの人、GJ!
体と心がウラハラ萌え〜。
正直、この後のミックとリョウの続きがきになる。
でもこの話はこれで完成されているから、余韻を楽しむことにします。
素晴らしい作品をありがとうございました。
>415.419.423.366
むしろコテ化して欲しい
ウザいから弾くわ
415さん まってるからゼヒゼヒうpしてください。
なーんて言うか
誘受けウザ。
関連レスで十分、文才無い事わかってるから、書かなくていいよ。
>>414 いっきに読みました。超GJ!
暗くて切れそうなミックに萌え! 香連れてleaveかと思たよ。
最後の、香タンが撩に謝るところのやり取りが切ない。
ここから先の2人の空気が気になります。
迂闊の人の僚は素直ですね。
何考えてるのかわからない僚が好きなのですが、これはこれで
スッキリしていて良いですね。
こんな時に落ち着いていられても困るしね。
アツくなった僚良いです。
>その快感に全身を委ねてしまおうとした瞬間――頭の中を、しなやかな獣の影が走る。
の所とか、
>「ごめんなさい……」
>「……何がだ?」
の所などがすごくうまいと思います。
切ないけど無理に救わないラストでとても納得がいきました。
また何か思いついたら書いてね!!
438 :
leave:2006/02/25(土) 20:30:26 ID:OzeAQry4
読んでくださった皆さん、コメントを下さった皆さん、
ありがとうございました。
>>422 おおうーっ!……間違った。
ここは間違っちゃいけないところですね。
……実は、upする直前までsはついてたんですが、
あれ?と思って、辞書をひいて、ひいた上で間違った選択をした……
英語が分かる方にお伺いしたいのですが、
わたしが言いたかったのは、一般的真理としての
「夢はかなう」という内容だったんです。
(「夢がかなった」といいたかったわけではなく)
ただ、dreams come trueにすると、複数形の部分が気に入らなかった。
「夢はかなう」に”人生でたった一つくらいの夢はかなうものだ”という
ニュアンスを(あくまでニュアンスのみ)漂わせたい時は、
どう言うのがベストだったでしょう。
aはちょっと違うよなー、という気もしたし、
oneも考えないわけではなかったのですが、
oneだと、強調しすぎる気がして。
439 :
leave:2006/02/25(土) 20:46:25 ID:OzeAQry4
>>417さん
>>430さん
内容を地で説明するのってカコワルイ……のですが、
この撩はミックを追いません。絶対に戻って来て欲しくないと
思っているでしょう。それを、ミックもわかっているはずです。
>>433さん
>>436さん
実は、この続きにフォローは全く(笑)ありません。
みんな可哀想なので(この後全員不幸なままです)、
この話はここだけのパラレルということに……
>>437さん
どうもキャラクターがみんな純情になります。
アマイ奴らなんですね。アツいところはちょっと無理しました……
長々と余計なことを書いてすみません。
もう語らないつもりでいますが、
英語の部分、お考えのある方がいらっしゃったらよろしくお願いします。
読んでくださってありがとうございました。
>leaveの中の人
one of my dreams〜とかどうでしょう。呟くにはちょい野暮いかな。
また気が向いたら幸せな話書いてくださいね。
>>438 直訳ちゃうけど、"I made it"、 "I've done it"とか、呟きそうだな<雨人
leaveタンのいう、『一般的真理としての「夢はかなう」』のニュアンスがよく判らんけど
受動態なら、"My dream is realized"
能動態なら、"I've achieved my goal" "I've reached my dream"とか?
てーかdreamってこういうとき使うにはすごい陳腐な
単語に思える
迂闊さんが決めたのだから
アレコレゴチャゴチャ言うの(・へ・)ヨクナイ!
そうだ!
ウプしてくれなくなったらどうしる!!
GJ!是非、また投下おながいでつ。
【裏leave】
カオリン危険日。ミックも撩も付ける余裕なし。
446 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 14:43:28 ID:u7nubdjn
leaveたん、GJ!
ミック、あっぱれ!作戦勝ち
ミックがずぶ濡れだった理由妄想してます。
leaveさん
One dream've come true は 夢はかなった って意味じゃないんすけど…。
まぁいいや
夢はかなう ですか
えー
That's the way dream comes.
もしくわ
It's only thing as a little prayer.
ちょっとMickにしてはかわいいかも…
dream よりprayer に近いのかなと思いました。
あ・違ったらごめんなさい。読解力なくて。
読解力付く得る前に
スレ読む力持とうね(ハァト
えへ(ハァト
忠告ありがトン(ハァト
なにこの厨ホイホイ
みんな神萌え物がUPされて
舞い上がってるんだよ
452 :
leave:2006/02/26(日) 23:43:20 ID:+Pr7+DNj
皆さん、色々考えてくださってありがとう。参考にします。
やっぱりわがままを言ってはいけませんね。
外人が出て来る話は書かないということで解決を。
色々コメントいただくので、ついつい返事をしたくなるんですけど、
ここは禁欲的に立ち去る(笑)
どうもありがとうございました。
イヤー
またミック出してほしいです。
次は3pキボンw
Leaveさん自作お待ちしてます。
すばらしい萌えだから、みんな色々コメント出したくなるの。
少し荒れてもleaveさん(・ε・)キニシナイ!!でね
leaveさん本当すばらしかったです!
何回も読んでしまいますよ〜〜〜
いろいろゴチャゴチャいってる人いますが、気にしないでくださいネ。
また是非投下してください
いや〜別に荒らすつもりは…
「英語が分かる方に…」とあったんで…(私今頃気付いたんで)
ご参考になればと…
なんか皆さん英語に奮闘してたみたいだったんで…
次回作楽しみにしてます〜〜XD
とにかくleaveさんは原作に近い精神設定で、しかもとても萌えで、
とても尊敬!!!読んでるととても勉強になります!
原作だってちょくちょく出てくる外国人キャラが流暢に日本語で話すんだから、
日本語でガンガン行って下さい!!
XD…
XDってなに?
:-) ←こんな風に顔が横になってる顔文字では
>>453 ミック×香×遼って…
それは、遼の合意のもとなら、無茶苦茶嫌なキャラだ orz
どっちかつーと、自分は飼い犬に手を噛まれた遼の方が好みだw
全くのパラレルなら3p見たいけど 原作で男二人の3pなんてまっぴらって
本人が言ってるくらいだからな〜
書庫の3pに無茶苦茶萌えたのだが
だめか・・・orz
自脳内の妄想だけに留めておきます。
>>460 ならば冴子×遼×香で!
個人的にはすごく読みたいぞ。
漏れも書庫の3p萌えの一人だ。
男2に女1にキマットルやないか!
香タソが二人から攻められるのがたまりません!
男1女2のは読む気がしないにゃ〜
マリィー編ラスト、香はフニャもこが好きなのかとかいう発言はミック交えた3Pへの布石
>463
書庫の3pって、途中ENDのやつ?
撩×香で、ミックは見てる人って設定のだよね。
463じゃないが
ちがうよー
悲しき旅立ち〜 のヤツ
ちょい淫乱カオリンにテラ萌えス。
あありがとう
タイトル知りたかったんだ
穴の分担役割が知りたいス
いきなり次回予告ってサイトで 撩 香 ミック
と入力したらこんなのが出てきました。
やっと二人の愛を確かめ合った撩と香…
しかしそれを引き裂かんとするミック
二人の愛はいったいどうなるのか!?
次回『ちょっとまってよ!?どらOもんと香の四次元ポケット対決!!』
…愛のともし火は永遠
びびりました。
とゆーわけでその後何度かやってみたらフツーのが出てきました。
ホ
>>469 leaveさんの欲望忠実ミックも良いけど、王子系ミックも見たい。(どこでも道化役だし)
リョウにフラレたカオリンを紳士的に慰めてる内に、間違ってハァハァで、ハッピーエンド。
遼は孤高でプライド高き男だから、内心メラメラでもクールに二人を祝福…。
原作読むと、嫉妬を表すタイプに思えないので。
>>470 せつねぇーーー!でも(・∀・)イイ!!
つうかその状況じゃ僚に嫉妬する権利ないがな
フる意味がわからないし
>>472 スマセン。
自分がかっこつけて女を(男女関係より家族を選んで)突き放しても
「逃した魚は大きい」という心理。
この場合、僚に嫉妬つうか、損した気持ないですか?
ミック×香物を書いてるところはポツポツある。
一応隠しているところ 茶屋
隠してないところ 旧93
二つともカオリストな自分には萌えます。
f(ry にも隠しであるな
>>474 茶屋のミック×香今でもありますか?
裏みてなかった…OTL
茶屋ってどこっすか?
旧93って?
無知無知ですんません。orz
>477
半年ROMれ
このテの隠語は半年ROMったところでわかるようになるとは思わんがまぁ検索頑張れ
私もいきなり次回予告やってみた
突然声が出なくなった香。
そんな事にもかかわらず香を「一生愛し続ける」と誓う遼。
そんな2人の愛に嫉妬するミック。
次回「奇跡の瞬間!蘇るあの声!!」 香「あなたがいたから…」
(*´∀`*)らぶ
>481
へぇ。遼とミックの役、交換した方がらしくない?
気障台詞はアメリカン男の方が似合う希ガス。
「半年ROMれ」って言いたい奴多いな〜どこでも
馬鹿orそれが言いたい初心者だな。
とにかく過去ログ見ればわかるんで。頑張れ。
それでもわからんときは救済する。
>481
やってみた。何度やっても、撩×ミックになる orz
ついに撩の過去が暴かれる…ミックとの関係は!
それを聞いた香の反応は…
次号「暴かれる撩の過去…乱れる三角関係」
ワシもヤッてみた。
夜のオフィス…香の声がかすかに漏れる…。
「だめよ撩…。ここは会社なんだから…」
ためらう香を撩は強引に押さえ込む。
それを机の影から見ていたミックはカメラのフラッシュをたいてしまって…?
次回「会社で腹踊りは禁止なのか!?」
……旨すぎる。
487 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 01:58:31 ID:V0ybXxAN
>>475 知らなかったあそこ裏あるのか!
大好きなんだ、探してくるよ。トン
面白そうだったんで俺もやってみた。
方向音痴なリョウ、地図が読めない香、大仏のミック。
この3人の天竺への旅はどうなってしまうのか?
新番組「極楽浄土と民隠し」第1話は「ミックはキリスト教!?」
・・・orz
なんだおい楽しそうだな。俺もやろっと。
囚われた香、媚薬を飲まされ淫乱女に…。
救出した遼とミック、深夜香の誘惑に攻防戦!
どちらが手を出す!?どちらが守る!?
次回「3人一緒で構わないのに・・・」
>>489 おいしすぎる展開(*´д`*) ハァハァ
救出の前に何かされたのかどうかが気になる。
清純な香もいいけど、淫乱なのも見たいな。
>>489 ついでにSS書いてください。
手を出す=ミック、守る=遼で。
いきなり次回予告、面白いなー。
冬の山荘で起きた密室殺人。リョウの目の前で増えて行く犠牲者。
恐怖におびえる恋人の香。そして怪しい言動のミック……。
果たして、リョウはこの事件の謎を解く事ができるのか?
そして、香とミックの秘められた関係とは……?
木曜サスペンス劇場『蒼い涙〜悲しみのミック』お楽しみに!
なんか、普通にどっかのサイトでUPされてそう。
いきなり次回予告、 おもろかった。
納豆の隠されたパワーを「ある○る大辞典」で知った遼。
最近血糖値が高い香と密かに便秘に悩むミックにその情報を伝えた。
そして、今日のお昼にみんなで納豆御飯を食べることになり、仲良く近所のスーパーに向かった。
が、しかし無情にも2パックしか納豆は残っていなかったのだ!!
次回「ねばりすぎた友情」御期待ください。
納豆プレイはか…
それはちょっと趣味性が高いな…
やってみた
撩は香を愛していた。誰よりも誰よりも…。
そんなある日、香が同性であることが判明!!
落ち込んでいた撩を励ましたのはミック。
しかし、ミックにはある企みがあった。その企みとは…!!
次回、感動の最終回!!
「撩の出した結論とは?そして選んだ道は…」
乞うご期待!!
801かよ・・・('A`)
>>496 きめええええ!
サブいぼ立った。どうしてくれよう
やってみた
禁断の愛とは言え、槇兄は香と愛し合っていた…。
ある日の夜、一緒にいるところを撩に見られてしまった。
撩は、以前から気になっていた香に「夜を一緒に過ごしてくれればバラさない」と言う…。
香は撩と共に危険な夜を過ごしてしまうのか?!
槇兄はどうするのか?!
次週乞うご期待!!!
生々しい…
やってみた
「足がかゆい・・・」という香。それをなだめる遼。しかし香は耐え切れず、
東京中を大暴れしてしまう。次回「水虫とミック」
もういっちょ。シリアス調より、ギャグのが面白いな。
ついに「遼」は「香」をオフ会に誘った。
でも「遼」は「香」が親友ミックのハンドルである事を知らない。
果たして、二人は出会ってしまうのか?
衝撃の次回「ミックはネカマ!?」
次からちゃんと予告通りの内容もつけてからうpしる
チラ裏以下だ
旧93・・過去ログ&難民見れるだけみたけどわからない
見習い?さんの裏???(´・ω・`)
誰か教えてください
>>502 分からないのならそのままスルーしとけば?
教えてちゃん参上w
誰か教えてくださいって言ってますよ、
そこの親切なひとw
>>504 それもそうだなー
なんか探すのもあきたし
>>503 コメントあんがと(`・ω・´) bビシッ!!
>502
管理人の名がヨーグルトの名前みたいなところですよ。
チャットでお友達にならないとサイト見れないんじゃなかったっけ?
>>506 おおお、よろしこ。お時間ある時におながいしまつ。
香を愛してしまった撩…
その事を知ったミックは、香を自分のものにする為、無理矢理香を押し倒してしまった。
どうする!!撩!!
続きはミック廃墟編で。
前提全くなしの香×ミックが読みたい漏れは少数派?
香のほうが積極的なやつ。
2人のキャラのままでそれが成り立つと思えん漏れは想像力低い?
撩に振られた、と思い込む前提とかがあればあるいわ?
ってレベルかな
あるいわ
っていうのがお前のレベルだな
前提無いんでしょ?想像できません('A`)
>>512 同士。余裕で萌えられる。てか萌えてた。
香はミック位分かりやすい愛情表現する奴の方が合うと思う。
ミックは香が全般的にツボなんだと思う。
ドロドロしてないラブコメミック香は良いと思うよ
否ドロドロしてるのも好きなんだが
能天気なラブコメカポーも合うと思うんだ
あの人だって香以外にはストレートな表現するのになあ
なんでかなあ
>>517 ある朝、香が見たものは…
一糸纏わぬ姿でベッドで寄り添って眠るリョウと冴子。
突然知った真実・大人の関係。
初恋への終止符。
”偶然”訪れたミックが香の傷を優しく慰める…。
傷つき混乱した香は、ミックに全てを委ねる!?
次回「目的は手段を正当化する」 新たな、恋のはじまり…か。
その後明るくラブコメに突入、かも orz
パートナーだから一緒にイクのは当然だとかなんとか言いながらまただましたのね!!ひっどぉ〜い!!
このスレ保管庫ないのか。
つくってくれ
>>517 leaveさんとこのミックが限界まで我慢せずに
香と出会ってすぐにデート・初キスでもすれば交際経験ゼロの
香はメロメロ・ラブラブになるかも。
僚は時々ミック香の新居に遊びに来るお友達に降格。
新宿秘密書庫さんが更新してくれればいいけどなー
自分もブログでまとめようかと思ったけど、難民もピンクも知らない
純真なファンがみちゃいそうだから、迷ってる。
HTMLにするのはメンドクサイシ・・・
書庫ってリスなんだろ?
書庫ってリスなのか…。
言われてみればセンスやデザインがこの上無くリスだな…
色んなスレが荒れそうなのでwリス以外の人に管理してホスィ
アシャンx撩の二次(エロエロ)ってあるの?
いや、自分は全然見たくないから、ないことを願ってるけど、
これだけ売れてるから、ロリファンサイトにはあるんだよねぇ。
いや、アシャンって全然ロリキャラじゃないから…
今時の萌えヲタは北条作品自体に興味がないと思う
書庫ってリスなのか?
書庫出来たばかりのときリスのカキコがあったが・・・
自作自演?
書庫さんのデザインは読みやすさを第一に考えているのではあるまいか?
リスは絵描きにしては、サイトのデの字もないなwww
どうみてもリスじゃないでそ
本当にありがry
本人?
どこを見たらわかるのさっ
おまいらの目は節穴か
書庫はあれでそつなく見やすいサイトになってるぞ
そういわれれば、そうだった
自分も指摘していたのに・・・orz
>>530 ロリな可愛さもなければ、大人のしっとりした魅力もない。
アシャン中途半端過ぎ。
アシャンに情愛注ぐ冴羽さん、渡辺淳一先生の小説になりそうだ。
男の願望丸出し。。。究極のエロ小説。
AH設定だとリョウと香で患者×ナースプレイができる
CHでもコスプレしてたけど
540 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 17:25:44 ID:9JyAXbtH
患者×ナースプレイより撩お医者さんごっこの方が見たいっす。
香のハンマー落ちしか思い浮かばないんだが…
パラレルなら5、6才差で学生パラレルとか見たい
中学生香×大学生僚とかな幼なじみパラレルとかも
お医者さんごっこいいなぁ。
学生リョウが家庭教師バイトで香に手取り足取りとかもええな〜
ベタなネタのパラレル読んでみたい。
最高
544 :
初心者:2006/03/13(月) 03:48:58 ID:bJxL7pzb
書いちゃってイイカナ…?
545 :
初心者:2006/03/13(月) 04:03:02 ID:bJxL7pzb
天気のいい午後香りは買い物に出かけてご機嫌で帰ってきた。
「ただいまっ」
(誰もいないか。僚のやつ、どこ行ってるのかな?)
ガタッ、カタカタ
「ん…?僚?」
香りは音のしたほうへ目をむける。僚の部屋からだ。
ガチャ
「僚いるのー?いたならおかえりく…」
ドアを開けながらしゃべっていた香りは思わず口をつぐんだ。
そこにいたのはベッドの上で絡み合っている僚と知らない女だった。
ベッドはギシギシ音をたてて二人は激しく上下している
>544
機種依存文字は使わない(特にケータイの絵文字)
無駄な改行を入れない
でくれれば書いちゃってもいいよ
つーか鼻血ですかあなたはw
>544
なんか萌える・・・・!
早く続きを!(*´Д`*)
関係ない他スレの伏字持ち込むなよ
>>544 萌え。カオリン、”目には目を、歯には歯を”?
550 :
名無し:2006/03/13(月) 08:28:59 ID:li4xWHia
シティーハンターに出てくる野上唯香の3サイズ教えて。
>>548 関係なくないじゃん 年寄りはすぐこれだ
ホレ
つCa
552 :
初心者:2006/03/14(火) 00:43:44 ID:CrUVGtez
553 :
初心者:2006/03/14(火) 00:52:23 ID:CrUVGtez
16日くらいに投下しますね(゜∀゜)
この板で言うのは珍しくないが、このスレで言うのは珍しい。
ここは21禁ですよね?
555 :
初心者:2006/03/14(火) 01:05:22 ID:CrUVGtez
ピンチ…!
消えますノシ
ふと思ふ。
紅い弾丸さんとこの香、息あるんだろうか。急激な運動とショックで、心臓停止かも。
それか、モデル彼氏とリョウと修羅場…で、流血騒動。
初心者さん消えなくていいのに
がんばってオクレ
559 :
初心者:2006/03/14(火) 22:25:55 ID:CrUVGtez
成年ではあるんだけど21ではない('Д')
分かってるなら来ちゃだめだろ
例え言い訳の為でもw
>559
失せろアホタレ
>>559 スマソ、リア厨かせいぜいでリア工だとオモてたので指摘したよ。
(・∀・)カエレ!!
誕生日までまってるよwww
>>525 自分遼×香マンセーなんだけど
>僚は時々ミック香の新居に遊びに来るお友達に降格。
想像したらまぬけでモエタ。
干してある香の下着や寝室に反応する遼・・・
>>564 @新婚エンジェルミック・香家にて
ミック「毎晩、人の家で寛ぐなよ(怒)」
リョウ「いーじゃん、俺たち兄弟みたいなもんだから、固いこと言うな」
(#これで飯代浮くんだなw)
@新婚エンジェルミック・香家にて
ミック「毎晩、人の家で寛ぐなよ(怒)」
リョウ「いーじゃん、俺たち兄弟みたいなもんだから、固いこと言うな」
(毎晩じゃまして、初夜妨害してやる!!)
の方が萌える。
>俺たち兄弟みたいなもんだから
ってソッチの兄弟だとミックが勘違いして、嫉妬とかでもヨシw
>>565 *ミック香夫婦初夜翌日*
リョウ「ビデオ、10分に編集しといたぞ。祝いにやるよ。」
ミック「と、盗撮かよ、変態野郎。」
リョウ「お前の動き性急だな。香には右側から攻めて…ゆっくりと…左へ…」
ミック「香とキスしたこともない奴に、そんなこと分るかよ。」
リョウ「5年も同居すれば、体の癖なんて、AからZまでお見通しさ。
俺が今夜手本見せてやるよ。今のままなら香は一生満足しないぞ。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥だ。
香、目隠しさせりゃバレナイって。まぁ見てなさい♪」
ミック「…(そうなのか?)じゃ、オネガイシマス…」
リョウ(…こいつ、バカ!)
で、香嬢は誰が好きなのかい?
何その激烈なIDのカコヨサ
といった漏れももう少しで便所だなー
少なくともあなぐらむではあるな
こんな所でウンを使い果たしてしまったtherefore寝る
>>541 >パラレルなら5、6才差で学生パラレルとか見たい
>中学生香×大学生僚とかな幼なじみパラレルとかも
も、もえる〜!
読みてぇ!
スレ立て乙。
>>574 学生パラレルいいね。
ロリ風「仔猫ちゃん」より、「男の子・香君」でお願いします。
かっこいい
少年・香なら萌え。
CHでも、ボーイッシュでサッパリした初期の香の方が好きだ。
髪型はオバサンぽかったけどw
580 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 23:06:51 ID:M5TrH1MF
やっぱ嫉妬ものが一番かと
職人様が降り立たなくなって早一ヶ月ですな。
まったり萌え話してたら、又来てくれるさ
>580
でも、原作路線なら、撩って嫉妬とは無縁だよね。
「来るモノ拒まず、去るモノ追わず」、
「追われると逃げ出す」。
新宿の種馬というあだ名の割には、エロパロに向かないキャラ。
原作でもヤキモチはやいてるし、香がいなくなりそうになったら焦ってるよ。
ミックとのW夜這いにおけるあの一連の行動はあからさまに嫉妬だろw
586 :
sage:2006/03/21(火) 06:47:59 ID:zdhOxtXk
もっとアグレッシブに嫉妬してほしいわけだが
sageの欄を間違えた。
スマソ
黙って壁から弾丸発射するのは相当アグレッシブな嫉妬だと思うがねw
死ぬてww
>>584 香がいなくなりそうになったら焦ってるよ
それってどのへんの話?
>>584 そんなシーンあったけか。
池上さん(ズラの父親)が強烈キャラで香に猛接近・プロポーズしてたら、
バージンロードで…花嫁の父親(兄)代わりで、香の横で付き添い、
頭の上をトンボが飛ぶが、「まぁ、いいか」と呟くリョウさんになりそ orz
カタギの人間となら、からかうことがあっても邪魔はしない感じでなかった?
男装の依頼人の時とかでもそんな感じだったような・・・・。
>>585 妬いてたけどトラップはヤケクソになった勢いでうっかり発動させただけっぽくね?
あれはわざとだったのかな
僚はギリギリまで成り行きを見守るタイプだと思われ。
目の前で夜這いでもされない限りは何もしない。
(しかしどんな顔して暴発wさせたのか見てみたかった。直接描かないのは巧い)
あと香の実姉が登場したのに名乗らせないってナカナカの策士(無意識だろうけど)。
あの話って結構ターニングポイントだったと思う。
>>583 自分も僚は嫉妬剥き出しとかしないと思ってる派。
するとしても、
>>593で言ってるみたいに暴発で偶然装って
邪魔したり、せいぜい気になって跡つけたり様子見るぐらいだと。
おおっぴらに嫉妬したいけど、理性が邪魔してるんじゃ?
なんか特殊訓練受けてんじゃないっけ?
自分の感情コントロールなんて朝飯前なんじゃないか
かと言って嫉妬僚が嫌いではない。
むしろ見てみたい。
>>578 >少年・香なら萌え。
>CHでも、ボーイッシュでサッパリした初期の香の方が好きだ。
>髪型はオバサンぽかったけどw
ナカーマ
(´∀`)人(´∀`)
>>594 >自分の感情コントロールなんて朝飯前
ロボット遼…。
嫉妬シチュでも自己規制で気付かずに、(この気持の高揚は何だろう)って
首捻ってたりするのか。
>594
ライン超えるまではそれこそ嫉妬<ポーカーフェイスだろうけど
一度タガが外れたら物凄い嫉妬深そう。それこそよくSSであるように。
なんかこうモノを殆ど持ってない分手に入れたら執着激しそうというか。
>>594 理性よりプライドが邪魔してそうな気もする。
>>597 うん。いざとなったらすごいと思う。
ライン超えた僚、読みてぇ!
ギリギリまで我慢→爆発、豹変
甘甘じゃなくてむしろもうめっちゃ怖いの読みたし。
>>598 プライドもそうだし
あとは嫉妬とか意思表示することによって自由がなくなる、縛られるのをものすごく恐れている
結局僚の縛られる事への恐怖で延々寸止めでラブコメが続いてたんだよね
まあ寸止めしなきゃ連載も終っちゃうけどね
萌え話の中すみません。
ミック×カオリです。嫌いな方はスルーしてください。(激短です)
夢中になって彼女の体をまさぐる。
「おねがい、跡つけないで・・・」
うわずる声で懇願する彼女にキスで答える。
やっと手に入れたキミを
あいつにバレテ手放す気はないから・・・
「・・・わかってるよ。ただし、キミの中にオレを残して行くよ」
そう耳元でささやくと、一層深く自分をカオリの中に沈めた。
激しくグラインドすると、彼女の足が、絡み付いてくる。
「ふぁっ……、ああっ、いい……あん、気持ちい……」
了解のシルシ。
でも、言葉で聞きたい。淫らなことばを、オレを乞う言葉を、そして許しを。
彼女の喘ぎが短くなり、首に絡んでいた手が外れてシーツを握りしめた。
中がキュッと締まった瞬間。ピタリと静止する。
われながら、絶妙のタイミングにニヤリと笑みがこぼれる。
至福の瞬間を直前で奪われた、彼女は大きく見開いた目から涙を流した。
「っミック・・・おねがい。 意地悪しないで、あなたを
あなたがほしいぃの おねがいっ
あなたを私の中に、残してイって……もうっもうっ…だめなの」
催促するように、腰とオレを咥えたままの膣がなめまかしく動く。
それにオレは堪えきれなくなって動きを再開する。
カオリが短く息をついて、ただ揺すられるままに、香も追い立てられる。
それでも満足できなくて、カオリの身体を対面座位の形に掴みあげる。。
自らの体重で深く貫かれたカオリは、激しい歓喜の声を上げて大きく仰け反る。
「ひぃぃぃっ!!、あああっ!!」
腕の力だけでミックの身体を上下に動かし、激しく自分のモノで香を貫く。
髪と乳房が同じように上下に揺れ、あまりに激しい快感にカオリは仰け反って喘ぐ。
「ああっ!!、ひゃうっ・・!、スゴイっ!、は、激し過ぎるっ・・・・!!」
「跡を残す代わりに、ココにも跡が残るぐらい激しくしないとね。カオリ」
「だっ だめもうイクっ イッちゃう…」
カオリに合わせる為に、勢いよく引いて最奥を穿ちまり、約束どおり
彼女の中に自分を放った。
この二人で得た快感の後に何が待ち受けるのだろう……
end
>>602さん
GJ。この背徳の快感の後に何があるのか知りたい…ぜひ。
>>599さんのいうように、僚の逆鱗に触れて、メチャ怖く豹変してくれるとよろしいかと。
>600
モノになりたくないからモノにしないって本気で惚れてる女からすれば最低だよなー。
香が離れて行きそうになったら切れてカラダだけ繋ぐとかやりそう。
もちろん奥底に愛はあるんだけど言ってやらない。そんな男激しく嫌だ。
>602
GJ。なんか色々広がりそうなシチュですね。
香とりあえず初じゃなさそうだけど誰の手で(ryとかバレた後とか。
>>604 撩に好意的に解釈
・女に縛られたくない=一人の女の人生まで責任取りたくない
・香は死んだ友人の妹=無責任なこと出来ない
結論:絶対に香とは身体の関係は絶対持たない→永久に清い二人
一応、筋は通ってますな。
>>605 んーまあリョウは意外に真面目で古風な考えをしているとも言えるけどさー
作者もリョウは臆病みたいな事言ってたから真面目で臆病ってことでいいのかな
リョウ、古風とは対極でないの?
その気ないのに、優しい言葉をかけたらド素の香タンは勘違いするよー。
地獄のグダグダ同居を続ける香タンには、
『煮え切らない男と別れるべきか?相談スレ』をおすすめしまつ。
その気とはヤル気?
少年誌だからねぇ。
愛情は銀狐に香が狙われたとき教授宅にて教授が撩に言った通りだと思われ…
その後AH(パラレルだけど)までにもっこり関係になってないような…
プロポーズにしどろもどろ あげく香に言わせる
結婚衣装で記念撮影のとき香事故る
そんな撩と香だから
→永遠に清い二人
自分もそれに一票。だからこのスレがあるんだなぁと…。
CH最終回、ミックの「リョウがもっこりもしてない女を死なせるもんか」って台詞に
おめーらまだもっこりしてなかったのかよと突っ込んでしまった。
前エピソードから結構時間が経過してそうだったから、勝手に済ませたと思ってますた。
>>608 リョウ、逆プロポーズだったのか、最悪だな。
しかも、香、バージンのまま昇天とは。。。
婚約指輪も渡さないで、中国娘にあげたらしいね(原作未読なので伝聞ですが)
冴子妹に、「俺は卑怯者さ(フッ)」って自嘲してたけど、なんとも嫌な男だw
AHで一緒に住んでるにも関わらずわざわざ公園にリョウを呼び出して
話したいことがあると言った香
ご懐妊だと思ったんだが
明らかに話したいことが写真撮影の件じゃないっぽかったし
病院の帰りに呼び出したと思えばいい
明日は僚の誕生日。
甘甘なのをお願いしまつ。
>>609 撩って、奥手ってわけでもないし
実はモッコリしない人?
614 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 08:44:39 ID:os3J7U/j
>614
香限定でオクテなんじゃまいか。
香と逢う前はのべつ幕無し手当たり次第ヤリたい放題っぽい。
香と同居始めてからは香に阻止されてナンパくらいしかしてなかったけど。
冴羽は、素人処女には手を出さない主義なんだよ。間違って、結婚迫られでもしたら困る。
「男って、そういうものですわ」
そんな化石女、今時いるか?
今時いねー
CHって昔の感覚なんじゃ。
お色気冴子姉さんですらバージンですから。
5年以上同棲した女に手を出さない男、ここ的には
”チキン”、”脈なし”、”ツンデレ”・・・どう解釈?
脈なしが一瞬、種なしに見えた
フツー的には“脈なし”説が濃いが。
ここ的にはやっぱ、“チキン”だろうよ?
同じくチキンに一票。
というか5年間何もないまま同棲続けるってシチュ有り得ないよな。
なんていうかもうファンタジー。お前らは妖精か?と問い詰めたい。
『恋愛にしても撩ほど臆病でまじめでシャイなヤツはいないんじゃないかと思いますよ』
って作者が言ってたらしい。チキンとツンデレの複合技?
作者のコメントほど、アテにならんモンはねぇ。
遼は香がOKサインを出さなければ手を出さないって感じかな?
心底惚れている香だからこそ拒否られるのが怖い、そういう雰囲気になるのを待ってる。
しかし、香は鈍い上に恋愛経験がないからなかなかかそういったことにならない。
だが、遼とて男だ。求める女がすぐ側にいるのに手が出せないのは辛い。
その鬱憤を晴らすために、もしくは溜まりまくった想いを消化するために毎夜キャバなどにいって美人のおねぇちゃんにちょっかいをかけている。
相手に香の面影を求めながら…。
そして、たまに香のたくましさを求めてオカマバーのお兄tyあqwせdrftgyふじこ
>>625 「そこまでわかってるあんたにぜひ萌え話を書いて欲しい」に一票!!
元ネタは知らんがファルコンに萌えた。イイ!
所詮漫画だからね〜
元々撩がスケベーなのも連載始め渋すぎて人気なかったから
主役の性格を明るくしようってことで
あんな性格になったんだすぃ
もっこり も当時の担当編集者が考えたし
元がねずみだからねぇ(矛盾してる)
>>622 妖精リョウと愉快な仲間達…
リョウは”チキン”として、香は”鈍感娘” or ”図太い香具師”?
24才で放置プレイは堪らなく可哀想。毎晩、リョウが夜遊びしてるのを
涙堪えて待ってるけど、いざとなるとハンマーでお迎えって、香は ”マゾ”?
セスナで部屋ぶっこわれ
一緒に寝ることになったとき
撩は「身の危険を感じてるのはこっちの方だ」と思ってるけど。
香は顔が赤いしドキドキしてる。
この温度差はなんだ?
それとも撩の得意のポーカーフェイス?
でも麗香と寝ようかってときに香「ダメー!!」猛反対。
その後どーゆー経緯であのシーンになったのか気になる。
以前一緒のベッドで寝ることになったときとあまりにも違うから。(望遠鏡少女のとき)
べつにベッドに寝なくてもいいのに・・・っていつも思ってた。
お客用のふとんがあるんだしー
一晩くらい床で寝て身体壊すほどヤワじゃあるまいに、とかね。
ファンタジーですから。
そう思わなければ、冴羽氏の香への態度や言葉は酷すぎる(特にアニメ)
あれで逃げ出さない香は相当逞しいね。
635 :
625:2006/03/31(金) 16:31:03 ID:Pega314S
>>626 清き一票っというか、萌え話が読みたいなんてレスが付くとは思わなかったヨ。
実はここに来たのは初めての、ただの通りすがりの者だったりしたんだが…。
CHは原作・アニメは遥か昔に見てた、AHもアニメ・漫画喫茶でパラ見程度、
そんなにわかファンだけど、
ちっとなんか綴ってくらぁ〜。
ただし遅筆な上に、ここウン年文章なんか書いてないから、戯言ほざいてた奴がいたなってことを念頭に置いとくれ。
んじゃ、ノシ
636 :
626:2006/03/31(金) 18:31:38 ID:pBkh8JFV
>>635 おぉ、すげ〜っ!!言ってみて良かったー!
首長〜くして待ってるよ〜!!
がんばってね〜
>>635 よろしく。にわかでも、AHを読めるとは凄いよ。
ぶっちゃけ、AHを読むと創作意欲失せる気がする。
作者自らの究極の虹創作で、誰よりも弾けた展開だからな。
ところで、ここのスレの保管庫はいる?
>2は違うっぽいが。
需要があれば作ろうかと思っているんだが。
>>639 おおぉ、神様、ぜひぜひ、お願いします!
お願いします。
ブログはやめてね・・・
あと、ココも難民知らない人もいるので検索よけお願いします。
〉〉639たのんます
part1が過去ログ倉庫入ってて見れないので是非!
644 :
639:2006/04/04(火) 00:26:08 ID:hX3ExXh7
645 :
639:2006/04/04(火) 01:17:25 ID:hX3ExXh7
利用規約を読み直したら、忍者はアダルト系は不可だった。
アダルトOKな無料のところをを探してくる。
みんながんがれ 超がんがれ
>>645さん
お疲れさんどす。
移行作業手間じゃないといいけど…
648 :
639:2006/04/04(火) 22:25:53 ID:hX3ExXh7
乙です。ナイス保管庫超見やすい。
>>648 乙。
見やすかった。かなりいい。テンプレートって便利だね。
>>648さん
GJ!シンプルで見やい。名作の数々読めて嬉しいす。
>>648 見やすくてかなりいい!
GJ! これからもよろしく。
THX!
前スレ読めて良かった・・・(つд⊂)感動した。
655 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 13:39:25 ID:PLSKzxn1
>648さん
自分も前スレ読めてなかったので読めて嬉しいっす。
どもありがと〜!
>>648 GJ!
かなり見やすくていいです!!
前スレの赤い弾丸ってまだ完結してないんだよね?
職人さん、もうあきらめちゃったのかな・・・(´・ω・`)
続き読みてぇーー!!
勝手に完結してるとオモテタヨ!!!
>>657 同じく。
あの修羅場Hの後、香は自宅の撩ベットで目覚めて、落ち着いて
普通H突入に、100,000レッドブレット!
弾丸さん続きお待ちしています。。。。
このスレ素敵杉。
また神たちが降臨するのを心待ちにしてるよ。
とことん鬼畜でダーティーで屈折してて根暗なリョウ好き。
とことんかっこよくて優しいリョウも好き。
ミックのほうがイイナア…
>>601 同意。ミックの方が理想の男要素がある。
リョウは、女の成長を妨げる(女をダメにする)男。そこが魅力かもしれんけどねW
リョウは精神的童貞。
リョウからうだうだしてるとこを引いて
エレガントさを足したらミック?
リョウには香ちゃんがハジメテの女なわけですね。
でもミックも香以前に本気で惚れてた女っていたのか?
成長は妨げないかも…。リョウに火がついたら。
そーなるとカオリンねーさんは最終的に肉奴?
以上勝手な妄想ですた…。orz
>>619 マジかよ…勿体無い。
できたらどの辺に書いてあったか教えて欲しい。
亀スマソ。
>663
リョウって、柵ある関係が嫌いなんだよ。
いつでも、何処でも、誰とでも(年齢・容姿基準さえクリアすれば)
香がただの依頼人で、槇兄の妹じゃなければ、即OKでは?
>>666 小説版だと冴子は槇村とやってたっぽいよ
未読だけど、小説版って、槇村兄は香タンが好きという設定らしいけど
身体は冴子タンのモノだったのか…
>>669 冴子に調教される快感に捕らわれながら心は香を思ってる槇兄を想像した
槇兄と香、年齢差10才だっけ?
僚よりは年齢差少ないけど、ちょいロリ。
ロリというのは、年齢差をいうのではなく、女性の年齢を指していう。
香が小学生のころにハアハアしてたんならともかく、原作の年齢じゃ
ロリとは言わないと、無粋な突っ込み
>672
香中学生x警官兄なら、ちょっとロリかなと想ったのですが
ロリの基準って人それぞれだね。
自分は中学生はロリとは思わんな。
うーん、自分もロリと聞いたら小学生くらいだと思うけど
でも警官×中学生(しかも義兄妹)って十分アレでソレだよな。
自分はロリってなんか引きます…。
正直熟するまで待てと思う。
ランドセル背負ってるガキにアレコレ出来る奴ぁ論外。
最近の5、6年生は色っぽいゾ。
っていうか、ロリは大人っぽい子じゃなくて、子供っぽいのが好きなんだろ?
熟したらきっと萌えないんだよ、たぶん・・・
論外なのはもちろんだがな。
>675-676
自分は、幼ない頃からの思慕、義兄×香の精神愛なら萌え〜だけど、
やっぱロリロリでNGですかね?
肉体を伴わない家族愛に近い関係なら、撩も蚊帳の外で、嫉妬しようもないけど。
今の流れは、小学生にハアハアしたたら犯罪だが
成熟するまで待ったらOKってこととだよね。
小さい頃からの思慕が育っていく精神愛なら、
ぜんぜんOKなんでないの。
最初から義妹ってわかって育ててるからね。
まあそれこそおしめ替えてやってずっと成長過程を見てる子に
欲情出来るかってったらおいらはノーサンキューだが。
ハッだから精神愛か。
男女間の愛になったのかはわからんけど、
兄たんにとっては一番大事な存在だった気がするね。
>>681 香って赤ちゃんの頃から貰わて、兄ちゃんオシメも替えてたのか。
昭和の時代とはいえ、紙オムツだよね?
槙村父が亡くなったのって、兄が高校生の頃なら、兄が育てるもの?
香は養育院行きじゃないの?(時系列うろ覚えだ)
赤ん坊(多分1歳くらい)で刑事槇父が連れて帰ってきたわけで
槇母が既にいなかったから当然槇ちゃんがほぼ全面的に面倒見ただろう。
おしめにミルクに離乳食その他もろもろ。大変だったろうなー。
兄+父のような気持ちにはなりそうだけど惚れたハレたにはならなそう。
>683
槇父が死んだのがいつかわかんないけど経済的に何とかなれば施設入れなくてもいいんじゃん?
少なくとも入れなきゃいけないという法はなし。
えっ 香が槙村家に入ってきたときは既に槙母は亡くなってたの?
そんな設定何時出たの?
AH?
うんにゃ、それはありえない
漏れが思うに多分香ちゃんは特別養子だろうから
親になる方は夫婦者というのが要件の一つなのさ
(しかしこれだと子供は嫡出扱いなのよね……
どうやって彼女が自分は養子と知ったのかが謎になっちゃうんだケド)
>>686 高校入試に住民票が必要だったからじゃなかったっけ?
昔は住民票に長女とか養子の表示があったような気ガス
688 :
686:2006/04/15(土) 13:10:01 ID:mlcF/a1B
気になって確認したんだが
特別養子制度って昭和63年施行だから香ちゃんのケースは当てはまらない
間違えてゴメン、忘れて下さい……orz
689 :
684:2006/04/15(土) 15:46:48 ID:XgJCNEl9
え、ゴメン槇母既に鬼籍の人かと思ってたよ。
少なくともあの父が連れ帰ったシーンで描写がないのは鬼籍かリコーンか…。
ごめんいい加減なこと書いたかも。
でも槇家っていつからかはわかんないけど父子家庭じゃなかった?
>679
自分は小さいガキに全く萌えません。かわいいなーと思っても、ハァハァできません。orz
あと我が物顔の女子高生はノーサンキューです。
結局自分と年が近い人が楽だなと…。
顔は気付は童顔さんとばかりと交際してたから これはもしやロリなのかも?
>684
んじゃ、香が兄に極度のブラコン・限りなく愛情に近い気持を抱くも
兄に相手にされず、玉砕。で、冴に慰めて貰う。
>640
もしやターゲットゾーン18-30才、イニシャル、RSさん?
父子家庭だとは思うけど。
女でが無くてはさすがに赤子はひきとらんだろう。
カオリンを引き取った頃は槙村アニキの祖父が
居たんじゃないかと妄想しとったよ
>693
爺ちゃんに育てられたのか、妙に古風だ。教授とも仲良さそうだしな。
赤ちゃん香にミルク飲ませておしめ替えて育てたのは、
小学生の秀幸ちゃんか<「赤ちゃんと僕」
小学生な秀幸×赤ちゃん香・・・・・・テラモエス(*´Д`*)
かおと秀ちゃん
こんなエロスに程遠い展開嫌です
とりあえず投下を待つ。かもーん。
>699
待ってるより自分で書いた方が早いんじゃね?
15才のアシャンと40才のリョウのプラトニックラブって、萌え?
>>701 萎え。シュガーボーイとリョウなら萌え。
>>701 AH最初の頃の自暴自棄になったリョウが泣きながらアシャンを犯した挙句に殺し、
抉り出した香の心臓を胸に当て、自分の胸ごと撃って自殺する話なら考えたことがある。
(・∀・)イイ
様な気もするが、そんな冴羽萌えるんだか引くんだか正直分からんw
が、もしかしたら号泣するかもしれん…
アシャンを犯す時点で萎え
犯す必要無し
それを言ったらここはエロパロ板なんだからさ…
撩がアシャンと香を間違えたり、錯覚で抱いたら嫌だな
とか、実はアシャン本人にいつの間にか惚れたりして。
惚れてたら…うーん…想像できん…そうなったらなったで普通に読むだろうけど。
やっぱり香じゃないとダメなんじゃないかな?
例えば香が双子でもリョウは香しか愛さないと思う。
とゆーかそうあってほしい。勝手な願望。
同じく。香専用でないリョウなんかイヤだ。
>>704 そのシチュはちょっと泣けるけど、アシャンを犯すリョウはキモイ。
リョウ×アシャン、萌えないがエロパロ板なのでアリだとは思う。
リョウ×香以外も色々読んでみたいし。
信宏のこと忘れないでやって下さい…
>712
リョウ公認のミックxかおりってどう?
チキン・リョウが自分では出来ないからミックに依頼して疑似体験。
スレ違いだけどAHにはミックでてこないんかね。
AHがマンネリ化したらミック登場もあるのでは?
パラレルだから、香の元夫とか、冴子妹の婚約者とか、何でもありでございましょう。
717 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 00:45:53 ID:x1TSWgOc
>>712 それ良いね。
俺は香がリョウ以外の誰かとヤルのはOK。
でもリョウが香以外の誰かとヤルのはNG。
われながら狭い了見だな。
喪男が「自分は浮気してもいいけど女の浮気は許さん」って
妄想言ってるのと同じだな。
>>717 反対だな。
香が他っつってもミックか槇兄にされちゃう(自発的はダメ)のはOKだけど、
遼が他とやっちゃうのは読みたくない。
やっぱ一番の萌えポイントは少しSな冴羽氏とMな香ちゃん・・・
>>719 717タンとの違いが分らない。
香の相手といっても、実質ミックか兄か北尾さん、
他には無理だけど、海坊主か、海原、浦上さん…男性キャラが薄いわ。
少女漫画ちっくに、撩と瓜二つの容姿で、誠実で一途で浮気なし
香を女性扱いして愛情を言葉と態度で示す人…(それなら撩本人よりいいかw)
ちょいS僚
ちょいM香
読みてーーーーー
漏れは香が遼のことで悩む姿が一番萌え
>722
わかる!
あー、やっぱり香はリョウが好きなんだなって感じで萌える。
ちょいMリョウ
ちょいS香
ありえねーーーー
何があってもMなリョウだけは勘弁。
頑張ってちょいSになろうとするも結局リョウにKOされる香なら読みたい。
リョウって、原作では1日40人のお相手してたんだよね。
その情熱を香一人に傾けて欲しい。
香は命ある限りリョウのもっこりを受止める筈なので。
香になら、すまきにされて吊り下げられても、トラップ地獄で焦げてもいいリョウはちょっぴりMだと思う。
何で私の攻撃はかわせるのに香さんのハンマーは避けられないの?って
誰かに突っ込まれてたよなぁ
誰だっけ、何巻の何のエピソードだっけ……
>726
いいねそれ。
萌える。
>729 巻は思い出せないけど美樹のペイント弾の話だったハズ
>727
40人分ひとりに注ぎ込んだらどう考えても死ねます。
カオリン逃ーげーてー
超絶倫リョウちゃんにぐったりする香。
テラモエス!!!(*´д`*)
>732
大丈夫、香はやれば出来る子。
海坊主から見ると香はリョウにとって愛するものって
見えてたらしいけど(18巻くらいから?)
一体どのような点でそう思っていたのかなーと思う。
読者には見えないところでラブなシーンでもあったのかと気になる。
まあ展開上リョウに行動させるわけにはいかないから
海坊主さんに代弁させたのかな。
マリィーさんのときもやたら確信をもってリョウの気持ちを語る海ちゃん。
僚と海はデキてるから気持ちが分かりあえるのですよ
じゃあ、香タンは美樹姉と百合関係に…
もっこりしたい時だけは香のトラップもハンマーも
サクサクかわす僚。
ハンマーかわしたのは銀狐に香が狙われて 撩がデートに行ったときだけじゃなかった?
CH続編では香のトラップとハンマーが
かわされる回数が増えます。
CH続編とはAHのことッスか?
無知....orz
でも一回シちゃったらあんまりハンマーもトラップも仕掛けない気がしないでもない。
ていうかそんな隙もないくらいのべつまくなしヤリたいほうだ(ry
>>738 でもさ、冴羽って香に対してはマゾっぽいし、香も昼間のハンマー以外は
マゾだから、二人なかなか到達しそうにない。
きっかけは、、、何がいいんだろうね。
なんかもうせざるを得ない状況に
追い込まれるとか
香がなにかやばい薬を打たれちゃって、もだえちゃってもだえちゃって
ヤラナイと死ぬ、みたいな展開はいかが?
撩も救命のために仕方なく、と言いながら美味しくいただきま〜す。
香レイープ未遂されて助かるんだけど
二人ともわけわかんなくなって
とりあえずするとか
香レイープ未遂
↓
動揺して泣きじゃくる香
↓
同じく、動揺して慰めるリョウ
↓
ずるずると〜ってのはどうだ (笑
751 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 23:34:44 ID:SYiFOgic
遼ホモにレイープ未遂
↓
動揺して泣きじゃくる遼
↓
同じく、動揺して慰める香
↓
ずるずると〜ってのはどうだ
ごめん。
>751
それだ!
北条先生も思いつかない斬新な展開。
これはいい新宿鮫ですねw
自分は
>>750にズッキンドッキン☆。
>>751 リョウちゃんは少年の頃から戦地にいたからそりゃもう
やられまくってて慣れてるのではw?
>>748 バスタードのシーン・ハリ解毒シーンみたいだな。
毒が!→吸い出してやる→解毒剤としてアレから出る液を飲め→あああーっ!
バスタード知らないので、ぐぐったけど、エロエロそうだな。
そんな過酷な状況でしかHに至らないとは、後々トラウマになりそう。
毎回香タンに毒盛ったり。。。
そりゃもう10代の時は同僚・上司にモテて
大変だった……
僚談
ウホッ
>>750 モエー!モエー!
壊れたように泣き続ける香を抱きしめながら、ついその柔らかさに
撩の唇が滑ってしまい、途端に脱力したように静かになる香。
落ち着いた様子にホッとした途端、火がついてしまう撩。
香も、レイープ魔がもたらしたおぞましさとは違うその感触に、段々と…みたいな。
あぁぁ、CHイイ!久々に点火された気分(;´д`)ハァハァ
>>750 水をさして悪いがそんなSSもうあるから…。
そんなこといってあきらめてたら新しい萌えは生まれないんだ!!ウワーン
最近職人さん来ないね
こうなったらみんな各々書こう!
というわけで書こうと思うんだが…AHの影響で萎えてばかりだ…ウワーン
つGyao
僚っ
あたしたちもっこりしてばっかりで
このまま無事に年を越せると思ってるの!?
家計の為にも次の依頼は必ず受けます。
いいわね!?
みたいな一線を越えてもたくましい
香タンがみたいです。
贅沢を言えば続編で
MacだからGyaoみれんのグスン
男の依頼受けるから やらせろ みたいな撩も見たいね
>>766 それだけではぬるいな。
男の依頼(ボディーガード)受けるから香は期間中、ネコ耳・シッポ付きでお留守番。
その姿のまま依頼人とリョウを迎え入れ、更に依頼人の前でおかえりなさいの
濃厚チュウを強要する。
>>767 更に依頼人の前でやられまくり なんてのはどうでしょう?
>768
リョウの前で依頼人にやられまくり の方が萌えたりする
依頼人殺されちゃうってw
「依頼人にバレちゃ…あっ!やぁっ…」
(「もうバレてるって」)
(「もう覗いてますって」)
みたいのが(・∀・)イイ!!
神が光臨するまでの間、暇つぶしにでもどうぞ
僚×香です
文字書きではないのでおかしなところはスルーでお願いします
「香ちゃんのお見合い」
それは突然やってきた
「香〜!一生の最初で最後で一度きりの私のお願い聞いて!!!」
絵梨子が突然事務所にやってきて申し訳なさそうに両手を胸の前で合わせて懇願してきた
「ちょっと絵梨子、一体どうしたのよ」
香はいつになく困ってる絵梨子にあわてた。
その騒ぎに僚も何事かと顔を出したくらいだ。
「実は…うちのクライアントの社長が…」
絵里子の話では、社長の弟の息子が40代目前にもなるのに女性と一度もつきあったことがなく、
このままじゃ結婚もできず独身を貫きそうで心配しているらしい。
誰かお見合いの相手になってくれないかとあたり構わず頼み込んでるという。
「もちろん断ったんだけどね…でも何度も懇願されるともう断りづらくて。
とりあえず一度は女性を紹介したという実績があればなんとかなるのよ。
すごく勝手なお願いだと思ってる、でも他に頼める人がいないのよ、香」
そのクライアントはとても大事なお得意様だそうだ。
仕事関係の女の子を下手に紹介して断る事態になったらまずいし、全く仕事に関係ない
女性の知り合いは大体既婚らしい。独身で、断っても角が立たず、そこそこ紹介できる女性…
ってことで白羽の矢が立ったのが香だった。
「ホント勝手だと思ってる…ダメなら仕方ないけど…」
そんなふうに親友にお願いされて、断れる香ちゃんではない。
「絵里子まかせて!私で役に立つか分からないけど会うだけで絵里子のメンツが立つなら」
「ありがとう〜!香!今度何でも奢るから!!」
そんなわけで、人生初めてのお見合いはこんなきっかけでやってきたのだった。
「ところで何着てけばいいのかな。やっぱジーンズはまずいよね、これじゃラフすぎるし…」
一人ファッションショーを部屋で繰り広げる香を陰でのぞいている一人のスナイパー。
その名はシティーハンター冴羽僚。
その筋では有名な凄腕の男。
「俺くらいになるとのぞき位では気配は感じさせないぜ」
凄腕の男は自慢にもならない特技を同居人相手に繰り広げていた。
「しっかし…仕方なく引き受けたって言う割りにノリノリじゃねーか香のやつ…」
なんだか面白くない。ひっじょーに面白くない。
別に香のことなんて何とも思ってないぞ。
そうだ、アレだ、親友の預かり物だから心配してるだけだ。
なあ?槇村よ。そうだよな。そうだと言ってくれ…
「ちょっとなにブツブツ言ってるのよ」
「うわあ!」
「うわあって…失礼ね」
突然後ろから現れた香に心底驚いた。それよりも驚いたのは…
「ね、僚。こんなんでどうかなあ」
そう見せられた香の姿は長年一緒に住んでる俺でもどきっとするものだった。
薄黄色の春めいたカットソーは形のいいバストを包み込みデコルテラインを美しく見せている。
スカートは膝丈のマーメイドラインで細いウエストとそこからヒップにかけて
綺麗な曲線をみごとに描いていた。
一言で言えば清楚なお嬢さん。
きちっとメイクしてアクセサリーでもつければもう完璧だ。
「ちょっと、なんか言ってよ。やっぱりおかしいかな?」
無言でぽかんと口をあけたままの俺に香が心配そうに聞いてきた。
「ま、別にどーでもいーんじゃねーのー?」
「もー役に立たないなあ」
俺の胸の奥で、黒いもやもやが広がるのが分かった。
面白くない
面白くない
「ずいぶんと乗り気じゃないの?香ちゃん。もしかして真剣だったり?
お見合いでもない限り相手にしてくれる男いないもんなー頑張んないとねえ」
「なんですって!?」
ああ、今俺はひどいことを言っている。
心にもないことを言っている。
分かっているけど、残酷な言葉で香を傷つけたい衝動が止まらない。
「せーぜー頑張って。ま、結婚できた暁にはちゃんと祝ってやるからよ」
ずきんと胸の奥で亀裂が走った。
自分で言った言葉に自分で傷ついているのが分かった。
香の顔が見れない。
香がどんな顔をして聞いているのか分からない。
「もういいわよ」
てっきりハンマーが飛んでくるかと思ったが、香はあっさり部屋に戻っていった。
…残されたのは激しい後悔。
「なにやっとんだ俺…」
深く重いため息を長く吐き出した。
吐き出したところで胸の奥のもやもやは晴れない。
嫉妬からきた感情だと分かっていたが認めたくなかった。
子供じみた毒を吐いたところでどうしようもないことも分かっている。
香は家族みたいなものだから。
女としてみてはいけない存在なんだ。
そう思い込んできた。
だからこのお見合いが成功したっていいじゃないか。
祝福できるぞ。
なんたって大事な預かり物を幸せにしてくれる男の元へ送り出すんだからな…
「やべ」
あ、なんか泣きそうだ俺
やばい
胸の黒いもやもやはいっそう広がって俺を侵食していった
あれ以来、僚と顔を合わせないまま、お見合い当日になってしまった。
通された和室は眺めのいい庭に面していて格好のお見合い部屋だ。
「分かっていたけどさ」
僚が私を女として見てないことくらい。
いずれ私を表の世界の男性と結婚させて元の生活に戻したいと思ってることも。
だけど悲しかった。
言われたくなかった言葉を突きつけられて泣き出さない自信がなかった。
だから何も言いかえすこともできなかった。
お見合いだって頼まれてやること知ってるくせに
本当にするわけじゃないのに
「あーもー!知らない!僚なんてもう知らない」
考えてるうちにムカムカしてきたので思考を中断することにした。
こうなったら真剣にお見合いしてやる!
そう意気込んでるとそっと障子が開いて男性が入ってきた。
「遅くなってすみませんでした」
目の前のお見合いの相手はとても人のよさそうな落ち着きのある男性だった。
40代前で女性と付き合ったことがない、といううす暗いイメージはない。
年齢も実年齢よりは若く見えるし、ちょっと不器用な感じに好感を持った。
「初めまして、大谷と申します」
「あ、わ、私、槇村香といいます」
お見合いは思ったより楽しかった。
「すみません、伯父がムリにセッティングして。
でも牧村さんみたいな若くて綺麗な女性が来るなんて思ってなくて緊張してます」
「そんなことないですよ。私お見合い初めてで、私も緊張してます」
大谷さんはとても気遣いの出来る人で空気が柔らかい。
感情でひどい言葉をぶつける僚とは大違いだ。
「職場は男性ばかりで、気がついたら独身を貫いてたという感じで…」
大谷さんは仕事の話や趣味なんかを面白く話してくれた。
その真摯な姿はいっつも女を追いかけてる僚とはえらい違いだ。
はずんだはずの会話
だけど
気がつけば、ずっと、僚のことを考えていた…
「なに楽しそうに談笑してんだよ香のやつ」
そんなこと言える立場にないのは重々承知だが、愚痴らずにはいられない
大きな庭に面した部屋を遠くのビルからのぞくなんて凄腕スナイパーにとっては朝飯前
結局気になってのぞき行為をはたらいていた。
「…思ったよりも普通の相手だな。まさか香マジで付き合ったりしないよな」
香は自覚がないかもしれないが、年上の大人の男性に弱い。
きっとブラコンからきてるのだろう。
自分を包んでくれる包容力のある男性に好意を持ってしまう。
今すぐあの部屋に乗り込んで邪魔したい
邪魔して、香を連れ帰りたい
「あーもー俺重症だわ」
情けなく肩を落としつつファインダーをのぞく
「今日帰ってくるよな…」
僚のたくましい妄想がはてしなく羽ばたいてあらぬ方向へシュミレーションしていた
「香、戻って来い。だめだそんなはしたない!」
望遠鏡をのぞきつつブツブツ言ってる姿は完全に情けない男の姿だった
「ただいまー」
日も落ちた頃、帰宅した香は玄関を開けると部屋が真っ暗な事に気がついた
「あれ、僚出かけたのかな…どうせ飲みにでも歩いてるんだろうーな」
まったくもう、と一人文句を言いつつリビングのドアを開けようとした時、背後で気配を感じた。
「っ」
香は気配を感じた途端、ふっと意識を手放した…
「んっ…あれここどこ…」
香は意識を取り戻しながら、薄暗い部屋のソファで寝かされていたのに気がついた。
見覚えのある天井…自宅のリビングだ
「やっと起きたか香」
斜め上から聞き覚えのある声が降ってくる。
僚だった。
「あれ、僚。私、どうしてたんだっけ…」
くらくらする頭をむりやり覚醒しようとするが上手く働かない。
何してたんだっけ?
そう、そうだ。お見合いして帰ってきて、リビングの電気を点けようと思ったら…
「思い出したか?お見合い、ずいぶん楽しかったみたいだけど」
そう言った僚の声は硬く無機質でなんだか怖い
感情がないような声
「上手くいったのか?」
そう言いつつ僚は香の上にのしかかってきた。
「なあ、香。どうだったんだ?」
僚はゆっくりと手を伸ばして、首筋に触れ、顔を近づけてきた
「りょ、僚?」
僚は何も言わず、ゆっくりと唇を触れさせた
最初は触れるだけ、そして薄く口を開きねっとりと探るように舌をかきわけた
「ん…」
キスは長く、長く、冷たい声とは裏腹にひどく優しいものだった。
「あいつと結婚する気になったのか?」
僚は、機械的な冷淡な声で聞いてきた
でも私をみつめる目はなんだかひどく傷ついて見えるのは気のせい?
そのギャップに香は混乱した
お見合い前には、けしかけるようなことを言っていたのに
いずれ表の世界に帰すつもりのくせに
なのにどうしてそんなに悲しそうな顔をしているの?
僚がわからない
「…僚は私に堅気の男性と結婚してほしいんじゃないの?」
「ああ、そうだ」
僚は即答した
「だけど」
獰猛な動物が獲物を狩るような動作で指を香の顔の輪郭にそって滑らせた
「誰にも渡さない」
そう言うと手をカットソーの裾から差し入れ背中をなで、ブラのホックを外した
直接触れられる僚の手の温度に香はざわつく感覚を覚える
「お前には迷惑な話だけどな」
「…りょ…」
迷惑なんかじゃない、私は僚がずっと…
そう言おうと紡いだ言葉は声にならなかった
僚が大きな手のひらで香の胸をもみ、太い指先で器用に胸の先端を弄んだ
「あっ、ん、りょ…」
そして片方の手は香のふとももへとすべらせて、何度もなでていた
香は沸騰しそうな意識をつなぎとめようとするが僚の熱っぽい目で見られると
なんにも考えられない
「俺はお前に幸せになって欲しいんだ」
ふとももをなでていた手はいつのまにか香の足の間へと移動し、香の敏感なところを探していた
「んんっ」
香の敏感なところは僚の指で掻き分けられすっかり湿り気を帯びていた
僚は香のショーツを脱がし自分も服を脱いだ
「お前を幸せにはできないけれど、俺はお前を手放せないんだ」
そういうと僚は香へと自分をあてがい一気に貫いた
「あああっ」
香はその衝撃に眩暈がした
痛い、痛い感覚
けれど
僚の悲しそうな目はずっとそのままだ
「りょう…」
香は自分の手を僚の顔へとやった
「かおり…」
「ばかね、僚。私の幸せは私が決めることよ」
「ん」
「私は僚の傍にいられたら、それで幸せなんだから」
「かおり」
僚は弱く笑うと、つながったまま香を揺すって長く暗い夜へ溶け込んでいった
779 :
香ちゃんのお見合い7:2006/05/01(月) 16:28:01 ID:SLkZW76C
目が覚めるともう外は白み始めていた
「もー朝かよ。無理させちゃったな」
延々つきあわされてぐったりしている香の寝顔を見てちょっと反省した
僚の気配に香も起きたようだ
「りょう…?」
「あ、おはよう香」
なんとも気恥ずかしくて目が合わせられない
香も同じだったようで
「今日の掲示板、僚が見に行ってよね。私動けないから」
と言ってゆるく笑ったのだった
1週間後ー
絵梨子が鼻息荒く興奮して事務所へやってきた
「ちょっと香!すっごい向こうが乗り気でまた会いたいって言ってるんだけどどう!?」
「え、いやどうって言われても…」
「向こうは資産家よーいやーまいったなー香のよさに気づいちゃったなんて。私も鼻が高いわ」
「いやちょっと絵梨子、これ会うだけだったよね?」
「うん。だけど一応お見合いだし、2人がその気になるのは止められないし」
「いや私その気になんてなってないし」
「つーかクライアントがすんごい喜んじゃって、また会ってほしいってー。
もちろん香の意思は尊重するけどさー。どう?そんなに悪い人じゃないでしょ?」
「いや、だから」
「ねえ冴羽さんどう思う?」
急に絵梨子に話を振られた僚は
「んー?まあ香の好きなようにすればー?」
と興味なさそうにコーヒーを飲んでいるだけだ
「だって、香。も一度会うだけ会ってみようよ」
「だけど」
と僚は新聞から目を離さずに続けた
「香は俺の世話で忙しいから、だ、め」
いたずらっぽく香にだけ分かる笑みを浮かべたのだった
おしまい
780 :
772:2006/05/01(月) 16:29:25 ID:SLkZW76C
ageてしまいましたごめんなさい
ついでにエロくもなくてすいません orz
いいじゃないですか。
甘いじゃないですか。
可愛いじゃないですか。
GJ!!!!!!!!
萌えました
よかったよー
ggggg GJ〜
>>772さん GJ!
チキン撩がかわえぇ。
>香は俺の世話で忙しい
に萌えでした。
投下乙です
かわいいな〜
「だめだそんなはしたない」に笑った
遼がかわいい!!
ご苦労様でした。そしてありがとう。
そして次なるエロを
>>772 GJ!!!!
香を幸せにはできないけど離したくないってのがすごいリョウらしい!
GJ!!
こんなにさくっとエロが書けるなんてすげーまじすげー
そしておもしろいぞぉーーーーーーーーーーーーーーー
「香は俺の世話で忙しいから、だ、め」 がヨカッタ。
>772
GJ!!情けない男が可愛いらしい。
弱気なわりに、香に薬物投下で萌え〜
gyaoの30話、腕に抱き付いたりと、なかなかにラブってて良かったな。
この頃の香は遼に対してさばさばしてて、二人のやり取りもテンポよくイイ感じ。
セイラ、シンデレラ以外のお薦めある?
どこかで武藤さん云々が良いって読んだ気がするけど、それってどんな話?
>>791 ウエディングの話が萌えるよ。遼の新郎姿と香の花嫁姿に劇萌え。
あと、香記憶喪失話。遼の告白があります。
銀狐もそこそこ萌え
てか萌えならやっぱ原作後期
たかだか風邪につきっきりで看病しちゃう
香タン萌え
>>793 後期は萌え所も多いけど重いしなんか取ってつけた感がするんだよな
こういう風に感じる人は少ないかな?
791じゃないけど軽いノリの2人が萌える
初期の短編の頃が一番萌えた漏れは多分少数派
>>759 萌えー。
香の裏稼業危機管理って、男女容姿で、服・髪型のセンス悪いから危険防止。
いざ犯られても、僚が助けるから大丈夫という信頼感で成立ってるのか。
(レィープ未遂事件なんてあったら2人ともお互いのこと思いやった上、
悲観して別れてしまいそう)
萌えとはちょっと違うけど、男装美女の回の殺し屋と香のやりとりがツボだった。
香の周りの人間って香に甘い奴ばっかだから、ああやってSっぽい態度で扱われてるのは面白い。
クロイツ隊の時も思ったけど、敵に捕まって生意気な口を利く香たんは可愛いな。何かされちまえ。
>798
確かに!
そして遼は香たんの生意気なクチきき気に入ってそう・・・
りょおたんは気の強い女が好きそう。
本来S気質だけど、かおたんに関しては潜在的Mなのが萌え。
家庭円満の秘訣ではないですか。育った環境故だろうけど。
>>798 男装美女の回読み返して気づいたけど
香がリョウに柏木さん(男装依頼人)がお風呂にいるので
石鹸もってってあげてっていってる時照れてる香をみて
ボソッと「だから男はいやなんだ」っていってるけど
香ちゃんが依頼人にドキドキするのがイヤだから
男の依頼人はイヤだったの?ねえねえ( *´∀`)σ
>800
香は僚に対してはドSだけど、本質はMだから…
2人とも言い出せなくて永遠ループ。
繋ぎの役はミックにお願い。
ミックを都合良く使うのは止めて欲しい
絵梨子も。
教授とかずえはどうなんだ?
>803
かと言ってオリキャラとか出したらそれはそれで
叩くんだろ?
>806
言えてるW
ミックと絵梨子使うの禁止。
レイープ未遂などの事件なども禁止で
日常生活、ふたりのみでエチ―に至るの
読みたい。
相当な大長編になるね。
もういっそ普通の恋愛小説みたいでもよい。
濃密な。
809 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 01:23:00 ID:zMqTPQCz
>808
楽しみに待ってるぞ!
>>808 >日常生活、ふたりのみでエチ―大長編恋愛小説
それでいて、CHの設定を活かすってハードル高そうだなぁ。
関係ないけど、レイカ・カスミって二次登場率低いね。キャラ立ってないから?
私的にはかずえタンより好きだけど。
突然ですが、upさせていただきます。
単に撩と香がベタベタしている話です。
ストーリーなし、テンポ悪しですが、
時間つぶしになれば幸いです。
1.
金曜の夜。
完全自由業であるこの家の住人にとって、基本的に曜日の感覚などないのだが、
世間様に漂う”明日は休日”というのんびりした空気はこの家にもわずかに影響を与えていた。
いつもの日ならとっくに飲みに行っているはずの撩は、今夜は珍しく家にいて、
リビングのソファに長々と寝そべっている。手には愛読の雑誌。もちろん表紙では金髪の女性が
扇情的なポーズで微笑んでいる。視線を雑誌のページに向けたまま、撩は同じ部屋にいる
もう一人の人物の名を呼んだ。
「なあ、香」
「……んー?」
生返事。撩はちらりとそちらを見る。
香は真剣にテレビ画面に見入っていた。金曜日、この時間帯のドラマの主役は
最近お気に入りになったらしいイケメン俳優だ。
相手の気のない返事にもかかわらず、撩は淡々とした調子で言葉を続ける。
何でもない世間話をするように。
「――なあ、たまには誘ってみねえ?」
ようやく香の顔がテレビから離れて彼の方を向く。
「んー、ごめん、よく聞いてなかった。何て言ったの」
「たまにはお前から誘ってみねえか?」
ごくごく真面目な顔で撩は繰り返す。香が戸惑った表情を浮かべた。
「誘うってどこに?」
「どこにじゃなくて。目的語なしで”誘う”って言ったら、決まってるだろ」
「……って、そんな真剣な顔で突然何を言ってるのよ!」
「真剣に言ってるんだが」
意味を理解して、途端に赤面した香と、相変わらず真面目な顔を保ったままの撩は見つめあう。
微妙な空気が流れた。
「お前、今まで一度も俺を求めたことないだろ?」
「あ、あるわけないじゃない、そんなこと!」
「……不安なんだよなあ」
寝転んだまま、撩はわずかに香から顔を背けた。滅多に見せたことのない憂いを帯びた横顔。
「な、何が?」
「いつも俺だけがお前を欲しがって、さ。お前はイヤイヤながら応えてるだけじゃないかって」
「そ……そ……そんなこと、ないよ……」
それを口に出すのにも相当葛藤があったらしい。香の頬はますます紅潮していく。
しかし普段の撩であれば、そんな彼女をここぞとばかりからかい出すはずなのに、
そんな様子も見せない。表情も口調も沈んだままだ。
いつもと違う撩の態度に気づいて、香は心配そうな顔になった。
「そんなことない、か……」
撩は呟く。口許に寂しげな微笑が浮かぶ。信じられないというように。
「ほんとよ」
少し慌てて、強い口調で香は言う。ドラマのことは完全に忘れたらしい。
彼女は立ってテーブルを回り、ソファの撩のとなりまで来て、
床の上にすとんと腰を下ろした。気遣わしげな眼差しでじっと撩を見つめる。
――ほんと、憐れな子羊ちゃんだよなあ。
表面は沈んだ様子を演じ、しかし腹の中では罠に近づいて来る獲物に舌なめずりをしつつ、
撩はしみじみと心の中で呟いた。ちょっと目が利く人間であれば、まず騙されないような演技に
ころりとひっかかる奴。――まったくもう、本当にこの子羊ちゃんは。
「ごめんね。……気づかなくて」
戸惑いつつも小さな声で謝る香は、撩の行動を全く疑ってないらしい。
そのことに悪賢い狼もさすがに後ろめたさを感じる。……が、それ以上にこれからのお遊びが
楽しみで、今更「嘘だ」と打ち消す気にはならなかった。芝居は続行である。
「……誘ってくれよ」
すぐそばにある体に手を回すこともなく、撩は言った。香の目をまっすぐに見て、
どこか甘えるような低い囁き。――こういう声に香は弱い。おそらく逆らえないはずだ。
「さ……誘うって……」
「体でさ。その気にさせてくれ」
もちろん彼の方はすでに充分その気になっているのだが。しかし香は今の状況に
すっかり慌ててしまっていて、相手を冷静に見ようとする余裕もない。
撩はわざと目を閉じた。何の手助けもなく、香がどんな行動に出るか。
香はしばらく迷っているようだった。目を閉じていてさえ、困惑がひしひしと伝わって来る。
だが――やがて撩の唇に、そっと柔らかい唇が訪れる。
「んっ……」
自分で仕掛けたのにもかかわらず、香の喉から小さな喘ぎが洩れた。
香の舌はためらいがちに撩の唇を割ってぎこちなく口の中をさまよい、舌を絡ませようとする。
だが撩は、ただなされるがまま、その小さな舌の感触を味わう。まだまだ我慢。
こんな入り口で堕ちてしまえば、遊びをしかけた意味がない。
反応してくれないことが辛いのだろう。香の舌の動きは段々大胆になっていった。
拙いながらも舌であちこちを探り、男の舌を何とか応えさせようとする。
その必死さが愉しく、撩は内心で微笑した。
あー、極楽。
えらくほのぼのした――なんだか場違いな幸福に彼がしみじみ浸っていると、
香は唇を合わせたまま、横たわる撩の上にのしかかり、体をぴったりと重ねてきた。
意外に積極的な行動に、撩は軽く不意を突かれる。胸板に押し付けられる豊かな胸の感触が快い。
だがまだ余裕をなくす段階ではない。まだ大丈夫。抱きしめたいのも我慢する。
「りょう……」
長いキスだった。だが唇を離した香は悲しげだ。荒くなった呼吸を整えつつ、
少し涙の滲んだ目で撩を見下ろす。恨み言が口をついた。
「どうして応えてくれないの?」
――お前のそんな泣き顔が見たいからだよ。
とは言わずに、撩は出来る限り優しく言った。
「気持ちよかったからだよ」
「……ほんと?」
「ああ。ずっとこうしていたいって思うほど、な」
「良かった」
香がほっとしたように笑った。しかし間髪入れずに撩は釘を刺す。
「まだ”その気”にはなってないけど」
たしかに撩の”それ”はまだおとなしいままだった。実は彼の意識的努力によるものだが、
香にはそんなことはわからない。撩の挑発に、口惜しそうに軽く唇を噛む。
彼女はしばらく思いを巡らすように目を伏せていたが、やがてあっさりと撩の体の上から降りた。
「なんだよ。もう終わりか?」
猫をかぶっていたのも忘れて、撩はついいつもの口調で文句を言ってしまう。
しかし香は首を降り、リモコンを取り上げてテレビを消すと、
立ったまま撩を見下ろして、挑むように言った。
「ね。――お風呂場、行こ」
2.
後ろからついて行く撩の顔には、獲物を前にした狼のにやにや笑いが浮かんでいる。
しかし先を行く香にはその顔は見えない。香の足取りには場違いなほどの決意がこもっている。
まるで今から決闘でもしに行くようだった。
二人が脱衣所に入ると、撩はいつものように彼女を抱え込み、着ている服を脱がそうとする。
「や……違うの」
半袖の薄いブラウスの中に無造作に入り込んだ撩の手を、服の上から香が押さえた。
「あん?」
「あたしが撩の服、脱がせてあげる」
「……へえ」
撩はすでに演技をすっかり忘れている。人の悪い笑顔を香に向けた。
「じゃ、お手並み拝見」
言葉では威勢がよくても、香の顔は真っ赤に染まっている。撩の白いシャツの裾を引っ張る手も
恐る恐るだ。それでも――柔らかな手が侵入しそっと脇腹を撫でた時、撩は一瞬息をつめた。
それに気づいた香の口許が嬉しそうに――そしてわずかに得意げに緩んだ。何だか癪に障る。
「ちょっと待て」
撩は動こうとする香の手を留めた。先ほどとはまるっきり逆の構図。
香が不思議そうに撩を見上げる。
「お前はどうするんだ?」
「何が?」
「服。シャワー浴びるなら脱ぐよなあ」
「……そ、そうね」
「じゃ、先に脱いでくれよ。俺の前で」
思いがけない要求に香は絶句する。ほぼ毎日、数え切れないほど、”そういう関係”に
なって来たが、いつも脱がされてばかりでそういえば自分で脱いだことはない。
脱がされるのももちろん恥ずかしいが――自分で脱ぐのにはまた違った恥ずかしさがある。
しかも撩の目の前で。
「って、そんな」
「簡単だろ?」
「っ……」
撩は体を離し、一歩引いてすでに見物の姿勢だ。にやにや笑いで香を挑発する。
顔を赤らめつつ、香は自分のブラウスのボタンに指をかけた。本人は全く気づいていないだろうが、
ためらいがちなその指の動きがどこか淫靡だ。レースに縁取られた下着が徐々に露わになる。
ゆっくりとブラウスを脱ぎ、デニムのミニスカートも床に落とす。
下着だけになった無防備な香の姿が、撩をそそる。頼りなげに視線を向けるその表情も。
――狙ってやっているわけじゃないところが、こいつの怖いところだ。
こんな顔を見せたら、大抵の男は勘違いするぞ。
「それから?」
撩はからかう調子で促す。それに押されるように、香の両手はおずおずと背中に回され、
ブラジャーのホックを外した。ふるりと揺れて豊かな白い胸が現れる。
男の視線のせいなのか、その頂にある紅い実はすでに美味しそうに尖っていた。
香は目を伏せている。撩は襲いかかりたくなるのをぐっと堪えた。
自分で仕掛けた遊びなのに、体の奥に焦りと熱がじわじわと広がって来る。でも、まだだ。
舐めるように見つめる撩の視線を背中で遮ろうとするように、香は体を深く折って
足から下着を引き抜く。身を起こし、艶やかな裸を撩の前にさらした香は、
さっきまでの見せかけの強気も失い、消え入りそうな風情。
「……これでいい?」
声はかすれていた。撩は無言で頷くと、腕を伸ばして女の体を引き寄せる。
いつもよりも高く感じる彼女の体温。しかし撩の手はそれを味わうことをせずに、
大人しく引き下がった。あっさりと手を引かれ、香が小さな、切なげな息をもらす。
「じゃ、再開してくれ」
香が再び撩のシャツに手をかけた。彼女のむき出しになった胸が目の前でなまめかしく揺れる。
その眺めを楽しむ微笑が、撩の口許に浮かんだ。
3.
シャワーの湯はぬるく、体の表面を流れ落ちていく。
「……」
まだ”遊び”は続いていた。いつもは香が悲鳴をあげるまで激しく全身を愛撫する撩が、
今日はただ立ち尽くしたまま、何もしようとはしない。
香はそんな撩に戸惑う。首にすがりついて懸命にキスをしても、撩のたくましい腕は
抱きしめてもくれない。香は不安でたまらなくなっていた。
「ね……撩。どうしたらいいの。どうしたら気持ちいいの?」
目を閉じていた撩は、見下ろした香の涙目を見て、薄く笑った。
「馬鹿だな。泣くなよ」
「だって……」
「触ってくれよ。どこもかしこも全部」
言われて香は撩の体をおずおずと探る。首筋から肩。腕。胸から腹筋。筋肉の引き締まった体。
――いつもこの体がどんな風に自分を責めるかを思い出して、香の奥がうずいた。
「あ……」
思わず甘い声が出る。それを聞き逃す撩ではない。
「何もしてないのに感じてるのか?」
「ちがっ……」
突然、撩の腕が体にまきついて来た。耳元で熱く「違わないだろ」と囁かれる。
それだけでもう香は抵抗が出来ない。脚から力が抜けて、崩れそうになってしまう。
「まだ、だめだ。手を動かして」
強く抱きしめられたまま、香は懸命に撩の体を撫で回す。傷痕だらけの背中。腰。
それより下へ進むのはためらわれる。
――撩は自分の腕の中の香の感触を存分に味わっていた。彼女が腕を動かすたびに、
その体の凹凸が撩を刺激する。そして体に感じる柔らかな手。余裕がなくなってくる。
本当はまだまだ焦らしてやろうと思っていたのに。
撩は香の体越しに手を伸ばし、シャワーを止めた。
「これも触って」
”それ”はいつの間にか大きく、固くなっていた。ちらりと視線を下腹部に向けた香は
赤くなり、懇願するような声で抗う。
「……で、でも……」
「怖くないさ。これは香のお友達。……いつも仲良くしてるだろ?」
「ばかっ」
「触ってくれ」
普段は何も要求しない撩が――それは単に自分がやりたいことを勝手にやっている
だけなのだが――珍しく言葉で頼むことに、香は逆らえない。
男の胸に顔を埋めた。恥ずかしくて視線を合わせられない。
そして、ぎくしゃくと手を”それ”に添える。そっと握ると、
「う……」
撩の口から微かなうめき声がもれた。そのことに勇気を得て、香は頬を相手に押し当てたまま
目をつぶって手を動かす。先端をつまむようにすると、撩の体がびくりと震えた。
撩の息がわずかに荒くなる。その息を耳元に感じる香の呼吸も。
香は手を動かし続けた。どうすれば良いのかわからぬまま、文字通り、手探りの状態で。
時折、撩の体が緊張する。多分感じてくれているのだろう。香は夢中で”それ”を撫で回す。
バスルームの中で、二人の抑えた息遣いだけが響く。緊張と、密やかな快感の時間。
「……ここまでかな」
撩は快感を堪えるために大きく息を吐きながら、”それ”に添えられた香の手をとった。
二人の視線が合う。相手の目にはっきりと欲望の色を見て、撩はにやりとわらった。
「言えよ」
「な……何を?」
「今一番言いたいこと。あるだろ」
香は目を逸らす。撩は顎に指をかけ、逃げ出せないようにしてその目を覗き込む。
「……欲しいの……」
聞こえないほどの小さな声で香は言った。甘い吐息。
「何が欲しい?」
「……撩」
「俺の何?」
「いやっ!……」
そこまで言わせてみたい気もするが。今回はこの辺にしておこう。目的は達したことだし。
撩は返事の替わりに軽いキスをした。
「――やるよ。たっぷりな」
撩の笑いは、口が耳まで裂けて、毛むくじゃらの耳が今にもピンと現れそうな、
悪い狼のものだった。
4.
「……や……あ、あっ!」
今まで堪えていた分、撩の動きは性急だった。キスから始まり、段々と中心へ向かう
いつもの愛撫と違い、彼の指は始めから香の中に侵入した。するりと入り込む撩の指に、
熱い蜜が絡みつく。撩はその指で中をさぐりながら、
「……うわ。すごい濡れてるぞ、お前。そんなに感じてたのか?」
耳元で揶揄の言葉を囁く。耳が弱い彼女は、うごめく指とその囁きに悶える。
「言わない……でっ」
喘ぎを奪うように撩の唇が香のそれに襲いかかる。舌が絡みつき、全てを舐め回す。
唾液が混じりあい、激しく吸われる。さっきの、香が仕掛けたキスの時の
撩の舌が小波一つ立っていない静かな入り江なら、今の撩は嵐の海だ。
大暴風雨の襲来に、香はあっけなく足元をすくわれる。
「んんっ!んっ!」
口内の全ては撩の舌に犯され、撩の太い指が体の奥を襲う。
二箇所の激しい責めに耐えられず、香は撩の厚い胸板を叩き、
必死で助けを求める。しかし結果は暴風雨がその勢いを増しただけだった。
小船は、溺れそうになりつつ、その嵐を全身で受け止めるしかない。
息さえも出来ない。――怖いほど激しい、男の動き。
「……挿れるぞ」
唇を離し指をすっと抜いて、撩は言った。彼の息も荒い。もっと荒い息にさせられた香は、
撩にしがみつくだけで精一杯だ。小さく首を振って拒絶する。
「……なんで?」
「少し……休ませて……。あんた、激しすぎ……」
「そんな香ちゃん。こんなの序の口だろう?――俺が、毎晩鍛えてるんだしさ」
ぐったりと自分に体を預けている香の左足を、撩は無造作に持ち上げる。
「俺、もう限界」
密着したこの体勢では逃げ場がない。香が抵抗するより早く体が開かれ、
撩が猛々しく押し入って来る。
「――あああっ!」
深く、奥まで貫かれ、香が大きく仰け反る。撩の腕がその背中に回り、
体を押さえ込んで、二、三度激しく突き上げる。
「やぁっ……やっ、りょう!……」
香は叫び、その体がびくびくと震えた。撩のものを締めつける。
男の眉は快感を堪えるように少し寄ったが、相変わらず口には嗜虐的な微笑が浮かび
――女の痴態を楽しんでいる。
「……いい顔」
「あっ……あんっ!」
「いやらしい女に、なったな」
「やだっ!……」
聞きたくない、というように香の頭が激しく振られる。男の腕を掴んでいる手に力がこもる。
暴れる香に、撩は低く囁いた。――もっといやらしくなれよ。俺のために、さ。
「他の誰も……こんなお前を知らねえんだからな……」
ミックも。冴子も。美樹ちゃんも。海坊主も。……槙村も。
相手に、というより自分に言い聞かせるような呟きだった。ほんの少し男の力が緩む。
撩の動きは中をじっくり味わうような、ゆるやかなものになった。
「うっ……あ、あっ…りょう……んっ」
香の目からは涙がぽろぽろと零れている。息がうまくつけずに、肩が大きく上下している。
「何で泣くんだ。悲しいのか?」
「わ、かんないっ……」
体の奥で撩自身を感じるたびに。切なくて、涙が出て来る。いつもそうだけど今日は特別切ない。
「激しくしすぎた?いやだったか?」
一瞬動きを止め、からかいと心配が混じった甘い声で撩は囁き、顔を覗きこむ。
香は顔を背け、首を振った。ぎゅっと相手にしがみつく。
「……そんなことない……」
「そうか」
撩は笑い、また女をゆるやかに責める動きを始める。甘い喘ぎがバスルームの壁に染みこむ。
濃密な快感がこの小さな空間に満ちる。
「そろそろいくか?」
ようやく撩がそう訊いてくれる。今日の男はいつにもまして意地悪だった。
何度「もう駄目」と囁いても、まだだ、と言っていかせてくれない。
涙目で「お願い」と言っても、「だめ」とわらい、さらに啼かされる。
長い間責められ続け、喘ぎ疲れた香の声はかすれていた。
「い……かせてっ……」
必死で頷くと撩の動きが激しくなった。奥まで突き上げられて、香はどうしようもない
快感に身をくねらせる。撩はその様をじっと見ていた。淫蕩な微笑を浮かべつつ。
この女の体はどんなことでも知っている。どこが感じるのか。どうして欲しいのか。
どんな風に愛されるのが好きか。――そう思えるのが彼の幸福。
「あっ……あああっ……!」
香の体が震え、硬直する。撩は目を閉じ、柔らかな白い体を強く抱きしめた。
5.
お互いの荒い呼吸に聴き入る。二人はしばらく無言だった。
脱力した香は重くなった。撩は床に座り、その体を向かい合わせに抱き込む。
「……どうだった?」
「……」
香は男の肩にもたせかけた頭を、一つ頷かせて返事にした。まだ口が利けないらしい。
撩の手が女の体をそっと辿る。深く繋がったままの部分がお互いを微妙に刺激しあっている。
撩の親指が胸のふくらみの先端に触れると、香の体がぴくりと跳ねた。
「ほんと、敏感な体」
「やっ……りょう、まだ、待って……」
どちらにしようか。このまま休ませず、続けてしまおうか。それともほんの少し休息を与えるか。
まだ夜は長い。撩は大人しく、胸をなぞっていた手を背中に回した。
子供をあやすように優しく揺する。だが撩の口から出た言葉は香を揶揄するものだった。
「お前のこんな格好を、他の連中が見たらどう思うかな」
「やだっ……」
「驚くだろうな。表情も声も……すごくいやらしいぞ」
「……やめて……」
いたたまれないように香は呻き、撩の首に顔を押し付ける。
しかし彼女の女の部分は裏腹に男を締めつけた。思った通りの反応に、撩は薄くわらう。
女の腰に腕を回す。
「あ、んっ」
「なあ……動いていいか?俺もいきたい」
甘えるような言い方。喘ぎつつ、香は答える。
「い……いよ……。動いて」
そう言った途端、撩は香の腰を高く持ち上げ手を離した。自重で深く貫かれ、香は悲鳴をあげる。
しかし撩は許さない。何度も何度も執拗に、そして性急にそれを繰り返す。
「あっ…やっ……ああっ……!」
「う……」
その時、二人の耳にかすかな物音が届いた。リビングで鳴っている、のどかな――電話。
「りょ、りょう……で……でんわっ……」
何度も貫かれながら、息も絶え絶えに香が必死で訴える。
「聞こえ、ねえ」
「りょ……」
「今、これが、止められる、状態、か?」
怒ったように言う撩は息を弾ませ、香の体を腕の力だけで激しく上下させている。
彼の中から熱いものが今にも溢れようとする。男の眉がぎゅっと寄せられた。
香の喘ぎには啜り泣きが混じり、全身がほの赤く染まる。何もない。この快楽から逃れる方法は。
撩は自分の奥底からの欲望のままに香を奪う。電話の音はいつの間にか途切れていた。
「香っ……!」
「りょうっ……!いやぁっ!」
男の体内から迸ったものは、熱く激しく香の中を満たした。痺れるような快感に
二人の体が同時に痙攣する。
奈落に堕ちていくような、天へと引き上げられるような、快楽のひととき。
やがて香はくたりと体を男に預けた。顔を覗きこんでもぴくりともしない。
撩は息を整えつつ、半開きになった香の口に唇を押しつけた。意識を失った女の、力ない唇。
甘くて柔らかいそれに、彼は自分の舌を滑らせる。何度も何度も。甘く酔わせる極上の酒。
それでも彼女は気を失ったままだ。撩は香の目が覚めることを怖れるように、その唇を貪り続けた。
一旦切ります。
モタモタした話ですみません。
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─┘ │ | 丿__
 ̄ ̄ ノ l ノ
' ア
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!
リアルタイムです。ぜんぜんモタモタしてないです。
のどかな電話、でもやめられない・・・萌え萌えです。
香から誘わせて、楽しむ僚。ホント、悪魔ですなw
何なんですかこの嵐のような萌えは!?
狼男リョウ、萌え萌えです。
>813さん、GJ&サンクス。
コレ、求めていたそのものですよ・・・
緊迫感、僚のイジワル、Sっぷりに萌え萌え。
>813さん
GJ!!(゚▽゚)「これは香のお友達」ってのにも、萌えた〜。
モタモタなんてしていませんよ。続き楽しみにしています。
キター!!!神キター!!!
萌え死ぬ
萌え殺される(*´д`*)ハアハア
ちょ、まじで続き待ってます
もう萌え過ぎて瀕死ですよ。
トドメ、トドメ刺して(;´д`*)
神キテタ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!
激しくイイ!!
2Rもあるんだね! wktk
は、早く続きを(*´Д`*)ハァハァハァハァ
よいわぁ〜
GJ。騙すリョウと騙されてる香に萌え。
これぞ!って感じ! GJ!
あと、遅レスだけど
>>772もすごく良かった。
嫉妬深い上に身勝手だが、冴羽はそこがいい。
読んで下さってどうもありがとうございます。
すみません、後半は方向が変わって、ほのぼのオバカ系統になります。
最後は緊迫感のカケラもなく終わります。
不評だった便利屋も出て来るし(笑)。
期待した方向じゃないかもしれないけど、出来ればご了承下さい。
6.
撩の部屋。香は部屋の隅にひっそりと立ってベッドを見下ろしている。
ベッドの上では、男と女が激しく絡み合っていた。部屋に満ちる獣のにおい。
香は半ば呆然とその姿を見つめた。
男は撩だった。筋肉質の逞しい長身が女の上に覆いかぶさり、その白い体を貪っている。
「あっ……あっ……」
女の口から甘い嬌声が洩れる。撩はその胸に顔を埋め、先端を執拗に責めていた。
唇で軽く挟みこみ、舌をチロチロと動かす。その刺激に女の全身が震える。
撩の手がもう片方の胸のふくらみに伸ばされ、いやらしい動きで念入りに揉みしだく。
指が、すでに尖りきった乳首に触れた。
「ああ!」
驚くほどの激しさで女が反応した。必死にもがくように首を振り、男の腕から何とか
逃げ出そうとする。もちろん逃す撩ではない。肩を押さえつけ、乳首を何度も摘まみながら、
目をきつく閉じて喘ぐ女の顔を見下ろす。
――撩の顔に甘い微笑が浮かんでいるのを、香は不思議なものを見る思いで見つめた。
こんな表情、今まで見たことがない。すごく優しい――心底愛しいものを見守るような。
香の胸の奥で、切なさが零れる。
撩は体を下へとずらした。女の脚をぐいと左右に押し広げ、その中心の濡れた部分に顔を埋める。
ねっとりと嬲る男の舌。蜜を舐めとる淫猥な音。
嬌声が次第に高くなり、それを聞いた撩は、ますます激しくそこを責めたて追い詰めていく。
突然、一番感じる芽を甘噛みされて、女の体が弾かれたように仰け反った。
「やぁっ!……ああっ!」
水から引き上げられた魚のように、腰がびくびくと大きく跳ねる。
しかし男はたくましい腕で太腿を押さえつけ、女が楽になることを許さなかった。
苦痛にも見える女の表情。――しかし苦痛ではない証拠に、花びらからは蜜が溢れ出ている。
7.
あたし。本当にいやらしくなってしまった。
香は、目の前の光景から視線を外すことが出来ずに立ち尽くす。
男の体の下で身をくねらせ、啼かされ続ける女は――香だった。
絡み合う自分たちを、彼女は部屋の片隅から別人の目で見つめている。
(いやらしい女になったな……)
昨晩、撩が耳元で囁いた声が甦る。香はその声を追い払うため、頭を左右に振ろうとしたが、
体はぴくりとも動かなかった。
(表情も声も……すごくいやらしい)
そんなことを言われるのは嫌なのに。でも撩の声を聞いているだけで、
体の奥が熱くなってくる。その気に……させられてしまう。
ベッドの上の撩は、ぐったりとした香の体を起こした。呼吸が落ち着くのも待たずに、
背後から腕の中に抱え込む。力の抜けた脚を思い切り開かせ、右手を無防備な付け根に忍ばせる。
ひとさし指と中指が、蜜で濡れた秘密の部分を探り、そして――奥へ沈んだ。
「やっ!やあぁんっ……!」
女の。涙交じりの切羽詰った叫び。それでも二本の指は容赦なくそこを苛む。
昨晩の――今朝の明け方まで続いた執拗な愛撫。それがどれだけ甘美なものだったかを
思い出して、香は体の奥がうずいた。延々と責められて、逃れようもなくて、
苦しくて、でも――いやというほど刻み込まれる、深い快楽。
香の背後で、撩は嗜虐的な笑みを浮かべている。この表情はいつもと同じ。
彼女を責めることが、楽しくて楽しくて仕方がないというような顔。
撩の唇が香の白い首筋を辿る。左手が胸のふくらみを持ち上げるように包み込み、
その先端をくりくりと摘まむ。香の口からは、もう喘ぎ声しか聞こえない。
涙と汗で濡れた頬が光り、男の指の動きに合わせて悶えるその姿は――
淫ら、としか言いようがなかった。
目を逸らしたい。しかしそれが出来ない。香はぼんやりと二人の痴態を見つめ続ける。
その時――香は背後に立つ人の気配に気づいた。いつからいたのかはわからない。
これが現実なら、香の後ろはすぐ部屋の壁で、誰が立つ隙間もないはずなのだが。
(え……?)
背後の人物からは、懐かしい雰囲気が感じられる。この人のことは――きっとよく知っている。
いつも。会いたくて会いたくてたまらない人。
(香……)
柔らかく呼びかける懐かしい声。香は必死で振り向こうとした。
それなのに、目以外の部分が金縛りにでもあったように動かない。
声は寂しげだった。男の愛撫にこれほど乱れる、淫らな彼女を責めているように。
香は何か言おうとする。しかし言葉が見つからない。何の言い訳も出来ない。
だってあたしは、もう撩のものだから。
彼女の思惟を読み取ったかのように。背後の気配がすっと遠くなる。
優しくて寂しい、微笑の欠片を残して。
(待って!)
香は叫ぶ。だが気配はどんどん消えかかる。胸に痛みを感じる。――もう取り戻せない。
――ごめん。ごめんなさい。
赦しを乞う言葉が口から零れたのはどうしてなのか。自分自身でもわからないことに
戸惑いつつ、香は泣きながら呟き続ける。やがて気配は完全に消えた。
8.
「……あ」
「目、覚めたか?」
香は重い瞼を開けた。明るい日差しがまぶしい。布団を干すのには絶好の天気のはず。
しかし体はひたすら重かった。重力が二倍になっているように感じる。……撩のせいだ。
「って、あんたっ……何をしてるのよっ……」
感覚を少しずつ取り戻して来るに従って、香は今の自分の状況を把握し、瞬時に真っ赤になる。
腕枕はいい。体をしっかり引き寄せられて、抱きすくめられているのもいつものことだ。
だが……朝っぱらから、撩の右手がどこに伸ばされているのかというと……
「香ちゃんにいいお目覚めを、と思ってさ」
にやにやしながら撩は言う。男の指が、香の敏感な芽を撫で、弄んでいる。
「あんっ、やめっ……いい、お目覚めっ……じゃないっ!」
「またあ。ちょっと触っただけでもう濡れてるぜ」
「んっ。……撩ってっ……なんでそんなに……」
際限がないの?と香は真剣に訊きたい。今朝だって寝かせてもらえたのは、
少なくとも四時は過ぎていたはずだ。窓が少し明るくなっていたから。
もしかしたら五時近かったかもしれない。
そして……時計を見ると、今は八時過ぎ。あんなに長くて、激しくて、体力を使わせられたのに、
与えられたのはたった四時間の睡眠。そして今もまたこんな風に……
「なんせ種馬だしなあ」
まるで他人事のように撩はうそぶく。それから、少し真顔になって言った。
「何の夢見てたんだ?」
「え?」
「泣いてたぞ。うなされてた」
そう言われれば、何か重たい夢を見ていたような気がする。香は記憶を探り、
その内容をおぼろげに思い出すと、妙に頑なな表情になった。
「……何でもない」
「何でもないことないだろ。寝言で、ごめんって」
「……」
「黙秘?」
頑固に口を開く様子を見せぬ香を見て、撩はちょっと考えたようだった。
しかしすぐににやりと笑うと、香の腰に手をかけ、体ごと、ぐい、と引き寄せた。
横たわった二人が向かいあう形になる。
「きゃああっ!」
完全に不意を突かれる。香は全く心の準備が――出来ていなかった。
撩の手で彼女の脚が素早く持ち上げられ、すでに猛っている彼のものが、香の中に突き入れられる。
「……んっ……あっ」
「言えよ」
「あんたって……信じられないっ……!」
「……言わないと挿れたまま寝ちまうぞ」
言った途端に目を閉じてわざとらしく狸寝入りを始める。微妙に香の体を揺すりつつ。
激しい刺激ではないが、これをずっと続けられたら、きっと参ってしまう。
「ちょ……やめ……りょうっ!」
「言ったらやめてやってもいい」
「もうっ、忘れたわよっ!こんな……ことされて」
「嘘つき」
撩の揺すり方が少し激しくなった。だが香は歯を食いしばるようにして何も答えない。
あの夢は。誰にも言えない。自分にさえ認めない、密かな奥底のものだから。
揺すられ続ける香はきつく目を閉じ、撩の二の腕を力任せに掴む。
この男もたまには少し痛い目にあえばいいのだ。いや、是非あわせたい。
だが、撩は全くこたえた様子もなかった。
「言わないとなあ……」
「もうっ……やっ!……」
「最後までしちまうぜ?」
突然体勢を変え、撩が彼女の上にのしかかってくる。わずかな手加減もなく奥深くまで
男の熱い自身を潜りこませる。――香の体は貫かれる快感に硬直した。
「ああっ……りょうっ」
「素直に言わないからだ」
「……言っても……する癖にっ……」
「多分な」
男は真顔になり、本格的に律動を始める。
朝の光の中。ベッドという檻の上で、香はまた撩の与える快楽に引きずり込まれて行った。
9.
結局、男が鎮まったのは、それから三時間近く後のこと。
香はまだ自分が何とか生きていることに内心でこっそり感謝を捧げる。撩の相手をするのは、
おそらく3000メートル級の山を駆け足で往復するくらいの体力がいる。
生きてて良かった。
「ねえ……どうして今日は、こんなにシツコイの?」
腕枕をされた香は、至近距離にある撩の目を見ながら心底呆れた声で尋ねる。
今日はというか、昨日からずっと。基本的に淡白とは全く縁のない男だが、
今回は程度を超してしつこい。一体正味何時間……それを数えるのはあまりに恐ろしい。
「んー。珍しく香が誘ってくれたから。ついついはりきっちまった」
「はりきりすぎ……。いくら何でも節度ってものが」
これほどされてしまうのなら、もう二度と自分からは誘うまい。香は固く心に誓った。
「節度ねえ。まあ、俺の辞書にはないな」
「……あのね」
「お前のことならいくらでも食えるし」
「あたしっ、食べ物じゃない!」
男の、まさに人を食ったような言い方が口惜しくて、香は撩の腕の中でもがく。
それを難なく押さえつけながら、彼は薄く笑った。
「まあ似たようなもんだろ」
「何で。どこがよ」
「食わないと死んじまう」
「……っ」
さらりと言われて、香の頬が赤くなる。それを見て撩はくすりと笑うと、優しく言った。
「疲れただろ。……ゆっくり寝ろ。掲示板は俺が見てくるから」
「ん……」
途端に、香に睡魔が襲ってくる。一分後にはもう軽い寝息が聞こえて来た。
撩はその安らかな寝顔を長い間、見つめ続けていた。
10.
体が重い。あれから夢も見ずにぐっすりと眠ったとはいえ、たった数時間の睡眠では
まだ体力の回復は不可能らしい。すでに体感重力は五倍になっている。
しかし生きるためにはそろそろ何か食べなければ。撩じゃないけど――さっきの言葉が
耳に甦り、香は赤くなる――食べないと、人間は死んでしまうのだ。
普段であれば、もう夕飯の支度を始める時刻。さすがに香もすっかり空腹になっていた。
鼾をかいて熟睡しつつも、撩は香の体をしっかりと抱きしめている。妙に幼く見える寝顔。
香はそっと鼻にキスをした。
重たく絡みつく腕を何とか外して起き上がり、手近にあった彼のシャツを
素肌に羽織って、香は音を立てないよう部屋を出る。
リビングに足を踏み入れた時、彼女の口から呟きが洩れた。
「あ、しまった」
部屋の電気がつけっぱなしだ。慌てて手を伸ばし、スイッチを消す。
電気代がまずい。ただでさえ生活が苦しいのに。
時間的にどうかと悩みつつカーテンを開け――その時香は、重大なことに気づく。
この部屋の窓は、向かいに住む住人から丸見えなのだ――。
電話の留守録が点滅している。
<――リビングのライトがついたまま。そして電話には出ない。
……ってことはお取り込みの最中ってことかな?>
笑みを含んだミックの声が再生される。
<リョウに少し急ぎの用事があるんだ。手が空いたら電話をくれないか?
今晩は……無理だろうから、明日の午前中くらいに。え?……>
しばらく声が遠ざかる。電話の向こうで、何か笑いあっているらしい声が微かに聞こえる。
<……カズエは、午前中でも無理だろうって言ってる。――じゃ、ディナーでも賭ける?
昼前までに電話が来たら俺の勝ち、そうでなければ君の勝ちだ>
くすくすくす。恋人たちの楽しげな笑い。
<……聞こえたか?リョウ。カズエを勝たせたいからって、ずるはなしだぜ。じゃ、よろしく>
時刻は前夜の23:02。再生が終わっても、香はその場に固まっている。
――賭けをしているミックたちは、きっと何度もこの部屋の窓を確認しただろう。
そして彼らが見るのはいつまでも消えない部屋の電気と、閉まったままのカーテン。
しかももう五時過ぎ。一体どんな想像をされていることか。
「いやあんっ!!」
顔を真っ赤にした香は、一声叫ぶとリビングを飛び出した。
次の瞬間、撩の部屋から、どかんどかんという大音響と、
焦りまくった「いや、待て、香、どうした」という彼の声が聞こえる。
――やがて「うぎゅっ」という断末魔の呻き。
男の生死はさだかではない。
終了
リアルタイム読みしました。
ナイスなトドメをありがとう神様(*´д`)ハァハァ
タイトル何のことかと思ったらそういうことか!!
リアルタイムキター!GJです
香の恥ずかしがる姿が超イイ!
可愛いです!
(*´д`)ハァハァ 萌えをありがとう神!
以上です。
長くてすみませんです。
ありがとうございました。
こいつら大好きだー
神様、あなたも大好きだー!
心の底からありがとう!
僚が狼、香がかわいい子羊ちゃん、私にとっては一番萌える設定です。
813さん!いいもの読ませてくれてありがとう!
前半は萌え死に、後半はシリアス(?)ながらも、オチには
しっかり笑わせてもらいました。
夢に出てきた香の背後の人物は、槇兄だったのかな・・・
>842 レスみて確認しちゃった。ミック目線だね。
>844
アリガトウ!!
2人の絡みを見てる香の夢シーン、エロいわ。
懐かしい雰囲気の人への想いも萌えでした。
僚にバレたら波乱ありそうですね。
タイトルといい、構成といいクオリティ高け〜!!
心理描写が丁寧で引き込まれます。
嘘のつけない香たんはミックの追及をかわせないだろうなあ。
萌。
んー
カオリンに対するリョウの攻めはもはやABUSEの域に入っているような気がするのだが
誰も助けないんだろうか?
>>844 GJ!!!!
GWの締めにすばらしいものを見せて頂いた!!
ありがとう!!
萌え死にました!!
おお。゚+.(・∀・)゚+.゚イイ!!ッス!
面白かったッス!
お疲れ様でした!
萌えな時間をありがとう!
ありがとー!
楽しかった〜満足した〜(^▽^*)/
槙兄とおもわれる存在の描写がさらりとしていたところも超良かった!
CH保管庫管理人さん
すばやい仕事乙であります。
854 :
観察:2006/05/08(月) 22:11:21 ID:tytQTeqb
感想を下さったみなさん、ありがとうございました。
後半、やらしさが足りないのではないかと心配でした(汗)。
背後霊はもう少し何とかしたかったのですが、
直すとなるとかなり時間がかかりそうだったのでそのまま。
この話を書いたのは、このエピソードのせいなのだが……
そのわりに扱いがいまいちです。
>>845さん
愛の告白ですね(照)←違(ry
こちらこそありがとう。
>>848さん
多分口ではあまり言われないじゃないでしょうか?
でも、向かいに住んでいる人たちが全員ニヤニヤしてそうですが……
その方がイヤかもしれませんねー。言い訳も出来ず。
>>849さん
本人気づいてませんが、香さんも超人ですから多分大丈夫(笑)。
自分で書いててなんですが、なぜあの状況で普通に喋れるのかと……
きっとかなり撩に鍛えられてますねー。
ではそろそろ消えます。
読んでくださったみなさん、ありがとうございました。
>>844 GJ!!!!
>>849 自分は香に対してはSの冴羽氏が好きだ。
香は体力あるし鈍感ぽいので、ABUSEというより, Pleasureじゃないの?
856 :
観察:2006/05/08(月) 22:14:06 ID:tytQTeqb
CH保管庫管理人さん、
遅ればせながら作成・管理ありがとうございます。
観察さん、また何かネタが浮かびましたら
いつでもお待ちしていますので!!
GJでした。ありがとう。もう何回も読んじゃってます。
>854 観察san
ありがとう。
背後霊エピ、清らかで密かな想いが冴羽氏にばれて
かおりんが攻められるとこ、見たかった。
>858
うーんバレるのもおいしいが、
バレないのもいいと思う。
つうかバレたらもう真剣に修羅場じゃ。
香が「いやあんっ!!」って言うのはちょっと興ざめしてしまったけど。
「いやあんっ!」て言う香もまたカワユスじゃよ
>>859 修羅場になるんだろうか。
精神的繋がりなら、責めるわけにもいかず
悶々としそうだ。
863 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 01:18:32 ID:UgbhV+xg
期待age
?
?
某漫画へのオマージュで、僚の死後、僚の心臓を移植した美少年を
香が育てる設定って萌え?
心臓からもっこりしてそうで嫌だな
心臓ばかりに精力があってもなぁ……
ところで戸籍なくてもドナー登録って出来るもんのかな
ドナーカード持ってればOKじゃなかったけ?
あれってコンビニとかに普通にあるだろ?
>867
リョウの煩悩と若い肉体が合体したら、1000人斬り。
香タンは苦労するだろう。
リョウは心臓の中で黙って見てるんだろうか?
真っ先にやられるのは香だな
リョウさんのAD直後って、壮絶なエッチしまくりだったんだろうな。
原作では、香タンとは清い関係で手も出さなかったが、
薬投入でもしない限り、一生妖精のまま…だべ。
姦った後くびり殺す系のな。
で多分相手は男だと思う。
ミックタン、僚にライバル心と憬れとコンプレックスを併せ持ってるからこそ、
僚のパートナー香に惹かれたんだよね?
いっそうのこと、3人で暮らして、3人でCHやって欲しい。
組合せは気分次第でw
>>875 香たん大変そうだがそれイイ。
昼も夜もお世話続き。
はぁ〜・・いいなぁ・・・・漏れも香タンになりたい・・・・
海坊主になってリョウやカオリをからかいたい
美樹さんになってお節介やいてみたい。
>>876 月・水・金・土、撩の相手
火・木、ミックの相手
日、安息日という香タン配分でどうでしょ。。
日曜日は3(ピー)で。
おまいらカオリンを殺す気ですかw
ヒリヒリしまつ・・・
漏れは濡れてきたぞw
体力維持のためにも冴羽家の食卓は、精力つくメニューばかり。
誰か三人でCH・同居不思議小説を書いてくだされ。
三人なのになぜかうまく行っている。
カオリン逆ハーレム小説?
でもそんなハーレム嫌だよね…
両手に花じゃなくて
両手に………何?
サオ
ダイレクト過ぎだろw
889 :
伊集院 隼人:2006/05/21(日) 15:59:17 ID:nbXRWO7U
はしたない・・・
>>886 美樹「香サン、最近ミックも冴羽アパートに越してきて一緒に
シティハンターの仕事してるって本当?
貴方達、上手くやってるの?」
香 「それが上手くいってるの。吃驚するほど。
二人とも何かを賭けて、依頼金を競いあってるから。
先週、ミックの収入は7桁で、撩の方は今週8桁だったのよ。
嘘みたいだけど、二人とも熱心に仕事してるみたい。」
美樹「そうなの…余程、大事なモノ賭けてるのね・・・・・。
でも、収入増えたわりには、香サン、痩せたみたい。
仕事し過ぎで睡眠不足?」
香 「その反対。寝過ぎだわ。
毎晩7時には寝て、翌朝7時まで眼も覚めずに深く寝てるのに、
身体は重いし、筋肉痛で節々が痛いの。
嫌だなぁ。年齢のせいかしら。」
美樹「・・・・・
えっと、それは、多分・・・・・。
あ、もしよかったら、これ、試しに使ってみて。
パワーUPすると思うわ。」
香 「ありがとう。でも、これ、何かしら?」
美樹「ファルコン愛用品なの。冴羽さんとミックには絶対秘密にしてね。」
(ファルコンが南米からこっそり取寄せてる秘蔵の
『マカ』だけど、香サンの健康には変えられないわね)
続きはあるのかしら ドキドキ
激しくエロのが読みたい
かずえの立場ねー!
しかし気付かない香もどうかと思うぞ。
二人…一体どんな技を…
何か飲まされて眠らされてるってことか……?
それとも、反応なしじゃ盛り上がらないから
最中には乱れさせておいて、その後で記憶操作紛いのことを……
リョウとミックが盛った薬+美樹に貰ったマカの副作用で
淫乱カオリンになる話キボン
マカをくれるのが美樹でなくかずえだったら
カオリンは何かの薬物の実験台にされているっぽいな
避妊具の研究開発のモニターを依頼される話きぼん
マカ飲んだことある人このスレにいるとは思わないけど、
どんな味なんじゃろう。中年に人気らしいね。
マカ飲んだことある人はいるかどうかはしらないけど
中年は確実にいるな
899 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 13:28:35 ID:rfac5cDG
エンジェル・ハートで何かネタないすっか?
さげ
>899
そもそも擬似父娘の感覚が不可解。僚が中国娘と親子ごっこで
大ハシャギだけど、一発やろうという下心は全くないんすかね?
そのロジックなら、香のことも妹扱いで、純粋に家族ごっこ?
これ20代の女性を勘違いさせるには、気の毒な程、不明瞭な定義と思う…
(一人っ子のせいか、他人を妹扱いするって感覚が理解不能だ)。
見込みないなら、きっぱり、拒否れって言いたい。
899はそんな議論を求めてきたんじゃないと思うw
だいたい香については原作中で気があるようなことを
何度も仄めかしてるじゃん。
香に気がある僚
904 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 23:03:35 ID:hZN3mfpa
>>901 香に気があって(女性として惚れていて)、
その香の「娘」だからこそ
阿香との擬似父娘関係を成立させられるんじゃないの?
まあ、惚れてた死んだ女房が「娘」だって言い張るんだからねえ・・・
しかしこう語っててもしみったれた設定だと思うよ・・・
ほんとの親と暮らせよ
うむ。確かに本当の親と暮らして万々歳。
終わらせようと思えば4話くらいで終わるな。
あしゃんよきもいからどっかいけ心臓おいて
>909
つまり香の心臓に死んでくれということでつね
>>905 擬似親子って不健全だけど。。。
恋人の擬似娘(10代!)と暮らして、愛でるって、男の浪漫だとさ。
ウッディアレンとベトナムから引取った10代の養女の婚姻関係に似てる。
若い娘にインスパイアされて、男も若々しくなり仕事も波に乗る、らしいよ。
そんな作者の自己満らしきものをあれだけ愛されたキャラ使ってやるのは明らかに冒涜。
ファンを踏んづけてるとしか言い様がない。
全くの新キャラでやったら少なくとも現状には至ってないんじゃね?
新キャラ使った方が良かっただろうが冒涜とまでは思わないな。
むしろやるならやるでもっと突っ走って欲しかった。
>>890 暇つぶしに勝手に書いてみました。エロくないし、リョウは相変わらずだし、誰か続き書いて〜
冴羽アパート食卓
香「なんだかよくわかんないけど 美樹さんのくれたものだし大丈夫よね」
撩「おまえ何のんでんだよ?」
香「ああちょっとね」
ミック「Doin' Kaori? ....I guess this is it?...Oh! you wanted to have me,too. C'mon!」(外国人の脈略のない納得)
撩「You dope.Give it up. I never lose a game, so she is my one.You gotta just lookin' wistfully.」
ミック「ほ〜 それ香の前で日本語で言ったら考えてやるよ」
撩「うぐ…どっちにしろ今回もお前の負けなんだよ!とっととかずえ君のところへ帰れ!」
香「ちょっと?何話してんのよ?!」
ミック「それはね〜撩はカオリのことが...」
撩「わぁぁぁぁーーーーーーーーやめろ!!な、なんでもない アハハ」
ひぇ、ミック、香とのプレー、かずえタンに容認されてるのか。
(リョウもミックもゲーマーだから容赦なさそう、毎晩応対してる香の体力も馬なみ)
あーかずえさんはなんでミックが居座るのか知らないってことで書いてたけど
これだと容認したみたいっすね。
テキトーすぎてつっこみどころ満載........orz
>916
気にスンな
僚かわええ
>>890 >>914 つまり僚は連戦連勝で、寝てる香に色々やってんのかな? 僚告白くらいしろよ…。
>917
同意
可愛いリョウ、ってピンク板では貴重かも
レンタル用DVDは出ないんかい?
31歳にもなって恥ずかしいのですが、
どなたか>914サンの英会話を和訳してくださいまし・・・
(ミック)
カオリ、何してんの?
・・・ひょっとしてこれが例の「マカ」か?
・・・そうか、オレにも食われたいんだねカオリ。ばっちこいだ。
(リョウ)
アホが。あきらめれ。カオリはオレのもんだ。指くわえてみてろ。
34才にもなってはずかしいが訳してみた
ここで話題になった、「いきなり次回予告」閉鎖されちゃったね。残念。
925 :
921:2006/05/26(金) 21:35:42 ID:D4sZ/Zbm
ID:rr/Ad5vGサン、ご親切にありがとうございました。
ワタクシでよければいくらでももっこりしてください。
926 :
914:2006/05/26(金) 22:23:07 ID:rxPn+QC5
>>921さんごめんなさい訳のせなくて
>>922さん訳イイかんじですよ!!「ばっちこいだ」笑った。有難うございます!
えーと冴羽さんには日本語に訳すると くさーい こと言って貰いました。
"one" 日本語に訳するのがむずかすぃ。「唯一のもの」「ずっと探してた自分の半分」「自分自身」みたいなかんじですか。
mineだと違う意味になったりすんでいきなりほのぼのになっちゃうから...loveはカオリさんヒアリングできそうだし...
ただ単に自分が日本語の愛の言葉?を書くのが恥ずかしいだけなだけ.....orz
>>914 (エロナシでスミマセン)
香 「二人とも楽しそうだね。私だけ、蚊帳の外って感じ」
ミック(いや、思いきり、中心にいるんだが。。。)
「カオリ、ディナー作ったから機嫌直して食べて」
香 「わぁ、ありがとう。。。レバニラ炒めと鰻…(うわ、くどそう)
ごめんなさい。とっても美味しいんだけど、食欲なくって。
何か変。身体が熱くって、燃え盛ってるの。
身体の中でマグマが吹出してる。どうしよう。。。」
遼 「おい、ミック、お前、アレ、入れすぎたんじゃ。
致死量越えたらどうすんだよ(怒)。」
香 (洋服脱ぎながら)
「二人ともまとめて面倒見るわ、かかってらっしゃい!」
ミック・遼「・・・・・・・・・・・・・・・」
もういいよ
まじりたい
香の意識がないうちにアレコレって話じゃなかったか?
セイラ?
>899
冴羽遼に北条司が憑依。
中国娘に愛情抱くも、親としての責任を優先させる
ストイックな自分自身に萌え〜
リョウが父親業に萌えるぐらいなら、
いっそアシャンと夫婦スィーパーになって活躍する方が健全な希ガス。
アシャンってもう18才過ぎて、リョウのターゲット年齢だし。
北条司って妹いるのかな?
CHの香の設定自体が実妹萌えが発端だったりして orz
北条司って高校生ぐらいの娘がいるよね。
AHの香の設定自体が実娘萌えが発端だったりして orz
北条スレっていちいち登場人物と作者を重ね合わせて
わざわざ萎えたがる人多くね?
>>935 だったりしても何も、最初からそれがFAでしたが
何か?
やっぱ北条はキモイな。
AHのせいで、香はミックとのカップルの方がハァハァだと思えてきたよ。
940 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 23:09:13 ID:9YOku5Ty
今週のコミックパンチ、冴子と楊が喧嘩してた。
楊がリョウと寝たということをいいふらして、冴子がもっこりするのは私1人にしろ
とキレていた。
俺よくわからんのだが、冴子はいつからリョウが好きなの?
>940
本スレで聞けよ('A`)
ここは新スレたったの?
AHが依頼という設定のCHファンサイトみて そうあってほしいと思った。
まだ立ってない
でもマターリ進行だから970辺りで立てても大丈夫かも
>944
間男になるミックはあり得ないけど。
ミックに取られて、闘争心から間男になる撩、いいかも。
(一緒に住んでても手を出さないのに、他人に取られたら取り返すって、嫌な男w)
ミックは単にリョウを出し抜きたいだけなので間男ポジションがふさわしいのでは
カオリをまんまと手にいれてしまってから当惑するミックが見たい
947 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 18:55:23 ID:JogmcQzr
どうせ、香が死ぬ設定なら、ミックと香、リョウとかずえさんのカップルというのが
あってもよかったな。
かずえ、いらネ
香ンはおばけ嫌いだけど
自分がおばけになっちゃったね
>946
リョウに見放されて、ミックにも捨てられるなんて女として、可哀想すぎ。
間男エンジェルと意外にも上手くいって、リョウも歯軋りの展開の方が萌え。
一番好きな人よりも二番目に好きな人の方が冷静で上手くいく、つーか、
やっぱり、好き好き光線出してくれる男の方が良い。
え〜、でも一番好きな人がまだ側にいたら、そうは思えないだろう。
だめになって離れてたらそうかもしれんがな。
リョウが香に惚れたのは、あんな過去にもあんな仕事にもあんな性癖にも嫌悪を示さず、
ましてや香に対するあまりに酷い扱いにもめげず、
健気に一途に自分を想ってくれる女だったからだろ。
ミックもその健気さや一途さ、強さに対して「本気で惚れた」んだと思われ。
ならば、ミックに転んだ時点で香は一途な女ではなくなり、
リョウにとってもミックにとっても特別な存在ではなくなってしまうと思う。
>952
健気といえばいいけど、香タンは僚にとって都合のいい女ってことカモ...orz
ミックは、ライバル僚のパートナーだから、惹かれたのでは?
僚は一人の女性に縛られるのが苦手だから、香タンは、槇兄同等に僚には
血の繋がらない兄として、慕った方が精神的に安定して幸せじゃろう。
一途な女だから好きになる男って、身勝手で嫌だなー
女が一途で誠実な男が好きってのは、まだいいけど、その逆は許しがたいわ。
955 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 22:53:26 ID:YQkuwt/D
さっきAH買ってきたけど槇村兄ってジェネラルに殺されたんじゃなかったっけ
CHよく覚えてないんだけどそんな記憶だったきがす、情報不足でスマソ誰か繊細教えてくしあ
>>955 それをpinkで聞く理由がわからん。
AH本スレ行けよ。
957 :
sage:2006/06/06(火) 23:25:32 ID:YQkuwt/D
>>956 そんな返信いらねーんだよ、気になってなえてんだこっちは
まあなんだ、sageくらい使えるようになってから来なさい
ほんとに使えないと思ってたのか・・・・
>957,959
実際使えてないし
捨て台詞を吐く前に目の前の便利な箱を使え
>960
ケータイから書き込んでる人かもしれないぞww
>961
ケータイからだってググれるだろ
964 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 08:49:59 ID:7cVm3Tox
そろそろ、言い争いを
や め な い か
955クンは、なんの予備知識もなくAHを読み始めたのね。
今ごろそんな人がまだいるなんて素直に驚き。
そっかな、AH、知らない人は知らないのでは?マンガ卒業した社会人も多かろう。
関係ないけど、ミックが香さんに真面目に蕩けるキスする話が読みたい。
955クンはジェネラルとか言っちゃってる時点でCHもアニメしか知らない人だとオモ
こっちのスレは埋めたほうが良いのでしょうか。
スレ埋め記念にエロ話だれか投下ヨロ
ミックって、なんでスィーパーになったの?
マフィアとかそういう家柄だったの?
新93タンはもう書いてくれないのかな…
待ってるんだけど…
1さんも書かないのかな…。
974 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 21:19:30 ID:EX+soqD7
埋めないか
うほっ
梅
ume
埋め支援
umeume
980 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 09:55:32 ID:UkJsKuF7
書こうかな…
↑ よし パパと約束だ。
わくわく
うめ
ミスター梅スケベ