510 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 15:48:11 ID:39c1pBxh
do玄人
>>ド素人(ド玄人?)さん
VGJ(Very Good Job)! 最高です!
コレでヒナギクとナギの攻略率は何%でしょーか?
てか、こんだけ中出し率が高いと、そろそろ誰か当たりそうだ(ォィ
513 :
ド素人:2006/01/23(月) 00:26:43 ID:B7MDggow
503の続き
「さて、次はお嬢様の番ですね。」
ハヤテはナギの方へ振り向く。
「その前に僕の綺麗にしてくれませんか?」
ヒナギクの愛液と自分の精液で汚れた肉棒をナギの顔面に突き出すようにする。
ナギは黙ったままハヤテの肉棒を咥える。
「んっ、ヒナギクの味がする・・・それにハヤテのも・・・」
そして、ナギが肉棒を綺麗にすると、
「もう、いいですよ。では、そろそろお嬢様にもあげましょうか」
そして、正面から普通にナギを貫く。
「ああぁ、ハヤテのが・・・入ってくる・・・・ああん」
「どうですか、さっきまで欲しかったものが中に入った気分は?」
「いい!いいの、ひやぁああ、もっと・・・もっと突いて!」
「ヒナギクさんと言い、お嬢様と言い本当に淫乱ですね」
「あふっ、あっ、ハ、ハヤテは淫乱な私の事、好きか?」
「もちろん」
「なら別に私は淫乱でもいい!ハヤテが私を好きになってくれるのなら別に何でもいい!」
(女性にこんな事を言われて興奮しないはずがないでしょう)
ハヤテが興奮してるのが肉棒にも伝わり、さらに巨大化する。
「ふああ!?まだ、大きくなるのか?・・・・私の中が壊れちゃう・・・」
「壊れることなんてありませんよ」
ハヤテは速度を上げていく。
「あっ、あああ、だめぇ、もう、イク。イッちゃう・・・」
「僕もイキますよ」
「イクゥウウウウウ〜〜!」
ビュウク!ビュルルル!
「あああぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ハ、ハヤテのが、たくさん出てる・・・」
ハヤテがナギの秘部から抜くと、膨大な量のせいで、ナギの中に納まらず、外に零れていく。
(う〜ん。2回目なのに・・・・量が・・・・)
514 :
ド素人:2006/01/23(月) 00:28:50 ID:B7MDggow
「んっ・・・・」
気絶していたヒナギクが目を覚ましたようだ。
「あっ、ヒナギクさんお目覚めですか?」
「うん・・・・・」
「では、もう1R生きましょうか、お嬢様を含めて?」
「えっ?」
・・・・・・・・・・・。
ナギとヒナギクは、並んで下半身をハヤテに向け、腰をクネクネさせていた。
秘部からはさきほど出したものが、垂れていた。
「では、どちらからこれを差し上げましょうか?」
ハヤテがそう言うと、
「主人である私が先だろうが」
とナギが言う。一方ヒナギクの方を見てみると、
「ハヤテ君の逞しいオチ○チ○ヒナの中に頂戴・・・」
と、羞恥心の欠片もなくどうどうとオネダリをする。
それを見てハヤテは
「ヒナギクさんの方がオネダリが上手ですね」
そして、ヒナギクを貫くと
「ふあああっ!また、入ってきた・・・ハヤテ君のがヒナの中に・・・」
ヒナギクは心底嬉しそうに声を上げる。
そしてヒナギクを突きまくりながらナギの方を見て、
「お嬢様もオネダリしないと上げませんよ」
とハヤテが言ったら、
「私にもハヤテの入れて・・・そして滅茶苦茶にして・・・」
「良く言えました(パチパチ)」
ハヤテはヒナギクから己の物を抜きナギの中に突っ込む。
「ああっ!す、すごい・・・・んっ・・」
ナギとヒナギクは顔を近づけお互いに舌を絡め始める。
「んっ・・・あっ・・・」
ピストンの激しさのせいで時々顔が離れるが、それでもお互いは舌を絡めようとする。
「ちゅるる・・・ちゅぱ・・・あっ・・・ぷちゅ・・・」
ハヤテは何度も二人の中を交互に貫いていく。
三人の絶頂感は確実に高まっていき、
「そろそろ出しますよ!」
ハヤテが声高らかに宣言すると、
『私の中にだしてぇ〜』
二人は同時に叫ぶ。
そして何度か二人の中を堪能すると、
「あっ、だめぇ・・・もうイク」
「私もだ・・・・・」
「僕も・・・・」
そして三人同時に絶頂を迎え、ハヤテは精液のシャワーを二人に浴びせた。
金髪とピンクの髪は白く染まったいった。
515 :
ド素人:2006/01/23(月) 00:29:25 ID:B7MDggow
・・・・・・・・。
「どうでした、お嬢様、三人でやるのは?」
ヒナギクとハヤテはナギを見つめる。
ナギは照れくさそうに、
「む・・・・まぁ・・・三人でやるのも悪くはないな・・・・・・」
「お嬢様のお気に召してよかったです」
そして、三人はその場を後に・・・・・・
「ちょ!ハヤテ君、これどうすんのよ?」
「へっ?」
そうその場はハヤテが白く汚した体育館倉庫であった。
結局三人で証拠隠滅のための掃除をして、そのせいで体育館倉庫を出たのは夜中ごろだった。
続く! 現在のナギの攻略(調教)率85%(?)andヒナギクの攻略率95%(?)
あんた・・・神だよ・・・
うはっwwマジGJ!!
ド素人氏、てゆーかw素人じゃなく玄人wド玄人氏だよ!あんたwwGJ!!最高!!
GJ!
ヒナギク95%…。ギリギリだなw
522 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 06:41:04 ID:iIQoSsNw
田代
523 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 17:09:53 ID:tswpYisR
保守
524 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 18:20:23 ID:Wyf3FM3l
新婚のおヨメさんのマリアさんお願いします!!
その日…昨日のダンジョンで傷ついた僕を、マリアさんが看病してくれていたのです。
「今日だけは私が新婚さんのおヨメさんみたいに…やさしく看病してあげますから」
そんな大胆なマリアさんの発言に僕、綾崎ハヤテは今もの凄くドキドキしています。
そしてその心臓の高鳴りはしばらく止みそうにありません、だって…
「はい、ハヤテ君…口を開けて下さいね」
「は、はい…んぐっ」
口の中に流し込まれる温かな流動の食べ物…おいしい…
だけど僕の心臓の高鳴りが続くのは別の原因があったからです、だって…
「では、もう一口…んっ…フゥーフゥー…んぐっ」
マリアさんは、お粥をすくい手頃に冷ますと、自分の口に入れます…そして少し噛み砕いて…
「んっ…どうぞ…」
その口を…顔を近づけて僕の口に重ねました、少し開いた口同士の間でマリアさんが先程に噛み砕いた
食べ物が僕の口に流し込まれてゆきます、そのマリアさんの唾液が混じったのを僕は飲み込んでいくのです。
口移しで食べさせてくれるなんて…凄く感激です!
「さぁ、食事の次はお風呂で汗を拭き取りましょうか?」
カッポーン…
ゴシゴシ…ふきふき…
お風呂で僕の体を洗ってくれるマリアさん…もちろんタオルで隠してるとはいえ、二人は裸同士です。
今は背中を洗ってもらっていまして、あぁ…なんて気持ちがいいのだろう。
「どうです?傷に染みませんか?」
「いえ、大丈夫ですよ…マリアさんが優しく拭いてくれてるから…」
「それは、よかった…こっちでも拭けるものなんですね」
「えっ?」
どういう意味なんだろ…と思っていると、僕の左右にマリアさんの手が見えています!
あれあれ?この背中の感触…今も拭いてもらってますよね、なんで手が見えているのだろ??
「ま、マリアさん…あの…」
「ふふ、どうですか…胸の膨らみの弾力…タオル越しですが感じてます?」
「ええっ!?」
こ…この背中の感触、いやに柔らかで弾力ある心地いい感じだな〜って思っていたけど、
これって、マリアさんのおっぱいの感触だったのか!?
そ…そういえば感じる…タオルが一枚挟まれてるけど、そんな中で小さな突起が当たっているのに…
硬くなった乳首の感触も微かにだけど感じれる…
「んっ…ちょっと好奇心的にやってみたのですけども…これ私も少し感じちゃうかも…」
「は、はは…」
「ふふ、それじゃぁ…空いた手で前も綺麗にしてあげますからね」
そう言って後ろからもっと手を伸ばしてくる…あのそんなに密着されたら背中にもっとおっぱいの感触が
伝わってくるのですけど〜〜〜!それに手の向かう先って!
「ここ…ちゃんと綺麗にしませんとね」
「ひゃぅっ!そ…そこは…あっ!」
マリアさんの指先が触れてる…僕の股間の…
「あら…少し硬くなってますね、ハヤテくんの可愛らしいおちんちん…」
僕の顔のすぐ横に、マリアさんの顔があって…その小さな口が囁く度に、吐息が僕の頬に当たってる…
「あらら、顔…凄く赤くなってますよ、息も荒くなってるし…感じちゃいましたか?」
「そ、それは…にゃっ!あぁっ!!」
指先が僕の敏感な部分を摩ってる、軽く握って先端をまわすように弄られてます!
柔らかな指腹で敏感な先っぽに触れ弄りながら、徐々にそこを被らせてる皮を脱がせてもいました…
「そうそう、今日のハヤテ君は少し皮被りの設定ですよ〜」
そして今度は細い指先が入ってきます、その皮の内側に…
「はぁはぁ…そんな、皮の中に…内側まで指が…んくっ!」
「ここもちゃんと洗わないと…ほら溜まってるじゃないですか、カスが…」
皮と肉が密着してる場所についてるカスを、ゆっくり優しく爪先を使い取り除いていく…
その間にも敏感なそこに指先が当たって淫靡な刺激を与えてきてる…
「はぁ…ふわぁ…あぁ…」
「あら?もしかして…出そうですか?」
「あの…その、はい…」
恥ずかしいけども、僕は正直にこたえてました、だって…マリアさんの悪戯するような指つかいに、
早くも射精感が高まっていってるのを感じていたからです。
「そうですか…では、普通に洗いましょうか」
「えっ!そ、そんな…」
「その疲労した体で出されたら、もっと体力を奪ってしまいますからね〜」
「そんなぁぁ…」
結局、僕は切ない…やるせない体のまま、浴場を出て部屋に戻されたのです。
すると…次にマリアさんは!
「あ…あの…出したら駄目って言ってませんでしたか?…んくっ!」
「そうですよ〜出してはいけませんからね…んんっ!」
「なら…どうしてこんな…あぁ!!」
ジュプッ…チュパァ…
部屋に…僕が寝かされてるマリアさんの部屋で卑猥な音が鳴り響いてる、それは僕とマリアさんが繋がっている
箇所からの弾ける水音でした。
「んはぁ…先程ので房中術というのを思い出しましたので…」
「それって…んくっ、あの…セックスで健康になるアレ?」
「はい、ただし…男性は出してはいけないのが条件ですけど」
そ、それって…生殺しじゃないですかぁ!!
ただでさえ、さっきのでイけなかったのに…こんな本番までさせてもらって出せないなんてぇ!
「はぁ…あぁっ!ハヤテくんのいいです…あぁ…気持ちいい…」
「マリアさんの膣内も…凄く締まって絡まって気持ちいいですよ…にゃふぅ…」
「良かった…でも出しちゃぁいけませんよ〜、出したらお仕置きですので」
「うぅ…!!」
正直、マリアさんの意見をお構いなしに、このまま出してしまいたかった。
それ程に僕の中では高まっていたのです、そう…噴火寸前の大火山なんだ。
でも…
「させません、えいっ!」
ジュプゥゥゥ…
「ひゃぅっ!!あぁ…また」
止めちゃうのですよ、そして一旦抜くのですマリアさんは…射精しかける寸前のタイミングで回避する、
そして頃を見てまた繋がって動いて快楽を楽しみます。
怪我人の僕ですので、今は主導権の全てをマリアさんに握られてます、当然にベッドの上で騎乗位です。
この姿勢だと、どうにもなりませんでした…
「お…お願いします…マリアさん、僕…このままじゃぁ変になっちゃいそうで…あぁ!」
「もう十分に変じゃありませんか、幽霊とか巨大ロボとか」
「だからそれは、本当に…ああぁぁ!!」
またイキかける、でも咄嗟にマリアさんは回避させていきます。
「い…意地悪…」
「これもハヤテ君の為ですよ…泣いても駄目ですから、それに涙目のハヤテ君…可愛いですし」
やっぱり意地悪だぁ!あぁ…平行世界の僕よ、どうかそっちの世界ではマリアさんを徹底的に苛めて下さい、
僕の分まで…あぁ、でもやっぱりイキたいですってばぁ!
「マ、マリアさんは…いいのですか?このままイケなくても…」
「私なら問題ありませんよ、だって…あぁっ!あぁぁぁ!!!」
するとマリアさんの身体が細かく痙攣し身を反らせます、もしかして…
「あはぁ…私はイっても問題ありませんので」
「そんなあぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!」
こんな時…こんな時こそ…
追い込まれた僕の中で、徐々にイメージが形作られていく…
「あらっ、ハヤテ君?」
「出したい…」
「えっ?」
「マリアさんの…中に出したいんだ!!」
ドゥッ!!
その時、僕は…またあの力を発揮してしまったのです!
「えっ!?ちょ…えぇ!!」
瞬時に上に乗っていたマリアさんの体を一気に強引に逆にベッドに叩きつけて、有無を言わせる隙も無く、
被さるように上に乗って体を重ねます!そして…噴火寸前のその強固になった肉棒を突っ込ませました!
「ハヤ…あぁぁ!!!」
そしてそのまま一気に奥まで挿入させ…出しました!
ドブゥウゥゥッ!!
「あっ…熱っ!!!」
ドクドクドクゥゥゥッ!!!
「嘘っ…こんなぁぁぁ!!!」
マリアさんに膣内射精したのです、それも疾風のごとく!
「はぁはぁ…やった…あれ?」
射精し一気に解放気分に快くしたのも束の間、ふいに全身の力が
抜け落ちていくような…って
ズキィィィィ!!
「…!!!?」
そして全身に激しい痛みが走りました…あれ?
「で、ですから言いましたのに!む〜」
どうやらその…傷ついた僕の体に、とどめをさしてしまったみたい…
何だか気が遠く…
『は〜い、一名様ご案内〜〜』
あの悪霊神父の声が聞こえる…いや行きたくないってばぁ!!
数ヶ月後…
「ハヤテく〜〜〜ん…これの何処が必殺技ですか!」
「あ、あれぇ…」
あの時、マリアさんに炸裂したのはどうやら必殺技じゃなかったみたいでした…
「これはその…必生技?」
「む〜まったくもう!許しませんからね!」
その後、大きく膨らんだお腹を晒すマリアさんに、お仕置きをうけ、
僕はまたアチラにいきかけたのは…言うまでもありませんよね、あはは
【おわり】
529 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 19:23:15 ID:aRsHgzj6
ROCO氏GJ!
まさに疾風のごとく作品を書き上げましたね!
サンデー超でハヤテがタイムトラベルしなかったっけ?
平行世界がある世界観で過去にタイムスリップってどうなるの?
>>528 す、素晴らしい!!
GJです〜!!
思うに、マリアさんが他のヒロイン※と一線を画しているのは一人ハヤテ
に惚れていない(恋愛対象として見ていない)とこだろうなぁ。だからおい
しいわけだが。
※接点が少ない・ドロップアウトした女性キャラは除外しています。
ROCO氏GJっ!
しかしハヤテの命中率高いなーw
>>530 本スレ逝け。
咲夜さん
俺たちは二割の方なのかもな。
作者があんな設定をしてくれるおかげで妄想が膨らみ、そしてROCO氏のような神が降臨するんだから。
なにはともあれGJ
今週号にマリアさんのパソティラがあったな
ハヤテキュンのヘソチラもな
537 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 02:32:26 ID:Is0iMdfI
ROCO氏 GJ!GJ!!
>>530 「ハヤテが時間移動して過去に干渉する」ということまで組み込まれてるのがあの世界の正しい歴史なわけで。
マリヤさんは受け可攻め可のリバ仕様だから素敵です
541 :
ド素人:2006/01/26(木) 23:39:47 ID:1RXwVkEl
今週のサンデーのハヤテで284Pの2コマ目のハヤテのセリフが18禁だと感じるのは置いといて、
ヒナギク×ハヤテ(エロなし)を投下します。
ヒナギクがおかしいかもしれませんが気にしないで読んでくだされば光栄です。
542 :
ド素人:2006/01/26(木) 23:43:48 ID:1RXwVkEl
「二人きりのお勉強会(1日目)」
「はぁ〜・・・・」
その女の子は自分のベットで横になりながらため息を吐いていた。
「私って魅力ないのかな〜」
そう言って再び
「はぁ〜〜〜」
ため息を吐く。
その女の子の名は 桂 ヒナギク。
高校1年にして生徒会長をやるという大物である。
そして頭脳明晰、成績優秀、容姿端麗さらに性格もよい完璧な女の子である。
「・・・・どうしてあの人は私の事・・・・」
あの人というのは、白凰学院のライバル校の剣道部の主将。
・・・・・・・
じ ゃ な く て !
ヒナギクの友達のナギお嬢様の執事 通称借金1億5千6万の男、綾崎ハヤテである
ヒナギクは他人に言ったことはないが、結構自分の容姿に自身を持っていた。
その証拠にヒナギク本人は知らないが、
白凰学院にはヒナギクファンクラブが存在していた。(学園の男子の75%が所属していると言われる)
だが、綾崎ハヤテと言う男はヒナギクをそういう目で見てないらしい。
そう彼は【 キング・オブ・鈍感! 】だからだ。
証拠に スパッツも見た。ちらっと胸も見た。抱きつかれもした。二人きりにもなった。良い雰囲気にもなった。
……のだが、彼がヒナギクに対して恋愛感情を持った様子はない。
普通の男だったら、もうメロメロなはずなのに・・・。
「ああ、もう!!」
考えているうちに苛立ってきたのか、心の中のもやもやを込めてクマのぬいぐるみに思わず怒りをぶつける。
そしてクマのぬいぐるみの腹部に穴が開く。
「これはもう、あれしかないわ!」
あれとは・・・・・・
二人きりで同じ部屋で一泊すること!
さすがに鈍感王ハヤテでもこのシュチュエーションになれば、変な気を起こしたくもなるだろう。
「でも、そんな美味しい状況が簡単にできるはずもないか・・・・」
と言って布団の中に入る。
しかし、そんな美味しい状況が出来てしまうチャンスがやって来る事を彼女はまだ知らなかった・・・・。
543 :
ド素人:2006/01/26(木) 23:45:21 ID:1RXwVkEl
そう、それは突然舞い降りてきたチャンスだった。
「ヒナギクさんにしか、お願いできないことがあるんですが・・・」
ヒナギクが恋している少年、綾崎ハヤテがいきなりそう話を切り出してきた。
「もう、生徒会室には生徒会のメンバーじゃないと入れないって言ってるでしょう」
素直じゃない彼女はそう言う。だが、内心
(私にしかお願いできないことって・・・・)
思わず想像で暴走しかけるのを必死に抑えながら、ハヤテの次の言葉を待っていると、
「勉強を教えてください!」
「へっ?」
ヒナギクのバックから ガラガラドガシャーン!と効果音が鳴る。
「私にしかお願いできないことってそれ?」
「そうです。」
内心すごく残念に思いながら
「とりあえず、事情を説明して頂戴」
「もうすぐ、学年末試験があるじゃないですか」
「そうね」
「桂先生から聞いたんですが、この学校は編入した生徒や飛び級した生徒は、成績が悪いと、厳しい処分が下るって聞いたんですよ」
(お姉ちゃん・・・・また適当なことを・・・・・・)
「大丈夫よ、それぐ・・・・・・」
ピキーン!!(ロ○サガの技を閃いた時の豆電球)
(そうだ!)
ヒナギクは咳払いし、
「いえ・・・・かなり厳しいわ。下手したら退学なんて事も・・・・・」
「ええっ!そんなにも厳しいのですか?」
「そうよ」
ハヤテは首をガクッとさせる。
「ヒナギクさん」
ハヤテは瞳を燃やしてヒナギクの瞳を見つめる
「何かしら?」
「さっき言った事考えてくれませんか?」
「いいわよ」
「ほ、本当ですか?助かります!」
「じゃぁ、今週の土日私の家に来て」
「えっ?ここじゃぁだめなんですか?」
「だめよ。泊り込みでやるぐらいのやる気がなくてどうするの?ナギを心配させる気!」
「そうか・・・・」
ヒナギクは絶妙な所でハヤテの主の名前を出す。すると
「そうですよね・・・・。なら、泊り込みで教えてください」
(やった!!ありがとう、学年末試験。ビバ!学年末試験!)
そして、ハヤテがヒナギクの家に一泊二日することがここに決定された。
544 :
ド素人:2006/01/26(木) 23:48:35 ID:1RXwVkEl
ヒナギクは家に帰る途中、
(ハヤテ君を家に泊まらせる事には持ち込めたけど、
よく考えたら、義母さんとかいるんだった。はぁ〜無理はできないなぁ〜)
そう言って、家の扉を開け、部屋に行こうとすると
「ヒナちゃん。」
「ん?どうしたの義母さん?」
なぜか嬉しそうな顔をしている義母さん。
「聞いて。今日商店街の福引やったらすごいの!何だと思う?」
「1等賞当てたとか?」
ヒナギクは適当に言う。
「そうなの!それで今週の土日、義母さんと、義父さん、旅行に行くから」
「へっ?」
「この旅行券今週の土日までが期限なのよ。
だから留守番お願いね。急だけどごめんね。」
それってつまり・・・・・・・・・・・・・・・
完 全 に ハヤテ君 と 二人っきり!! ザザーン!!(バックでは荒波が起きています)
(な、な、なんてチャンスなの・・・・・これは・・・)
「ヒナちゃん?ヒナ?」
ヒナギクの顔の前で手を振る義母さん。
「あ、うん。義母さん達は存分に旅行楽しんできてね♪」
一方ハヤテは・・・・・・
「マリアさん今週の土日休み貰えませんか?」
「う〜ん。特になにもないからいいですけど、なんかあるのですか?」
「はい。それは・・・・・・」
そしてハヤテは事情をマリアに説明した。
「なるほど」
(桂さん家に一泊するって意味分かってるのでしょうか、ハヤテ君?)
マリアが考え込んでいると、
「・・・マリアさん?」
「はい?」
「いえ、今すごい考えているように見えましたから」
「ナギにはどう言っときましょうか?」
(まぁ、言ったら150%反対されると思うけど・・・)
「それなんですが・・・・ヒナギクさん曰く
『執事が主を心配させてはだめでしょ?だから修行するとか適当な言い訳をしなさい』
と、言われたんで、お嬢様には修行の旅に数日出ると言っといてください」
ハヤテはヒナギクの助言を親切に受け取っていた。
マリアはそれを見て、
(なんと声をかければ・・・・まぁハヤテ君ですし、家族の方もいらっしゃると思いますし・・・)
と言うことで、マリアは放置することにして、
「分かりました。ナギにはハヤテ君は修行の旅に数日出たと言っておきます。」
「ありがとうございます」
545 :
ド素人:2006/01/26(木) 23:49:19 ID:1RXwVkEl
ヒナギクサイドに話を戻して・・・・
「そうだ!お姉ちゃんが帰ってこないようにしないと・・・・」
さっそく携帯を取り出し、姉の番号にかけた。
十数回のコールの後に、姉は電話に出た。
「あ、お姉ちゃん?」
『どうしたの?ヒナ、まさか私からお金を借りたいんじゃ・・・・』
「な訳無いでしょ!それどころがお姉ちゃんの私への借金増えてんのよ!分かってる?」
『・・・んじゃ何?』
「それは・・・・・今週の土日、家に帰ってきちゃダメよ」
『何で』
「何でって・・・・・ダメなものはダメなの!」
『諭吉一枚!!』
「?」
「諭吉さん一枚くれたら考えてあげるわよ」
あまりの姉の滅茶苦茶さに危うく携帯を握りつぶしそうになるのを堪えて
「分かったわ」
『はっ?』
「分かったって言ってんのよ。」
雪路からしてみては適当に言ったのだが、
『OK!商談成立ね!じゃあね、ヒナ!』
プツッ。
「よし、これでとりあえず、最悪の敵は消せたわ」
一方雪路は・・・・・
「怪しい・・・怪しいとしか言いようが無い。何かあるわね」
ヒナギクのこの行動が逆に雪路の好奇心に火を付けたのであった。
546 :
ド素人:2006/01/26(木) 23:50:25 ID:1RXwVkEl
土曜日の朝
ヒナギクは両親達を玄関から見送ると、鏡とにらめっこを始めた。
そして、運命の時間が来た。
ピンポーン!
ヒナギクは急いで玄関に向かい、どきどきしながらドアを開けると、
「おはようございます。ヒナギクさん」
ヒナギクの思い人ハヤテがいた。
(夢じゃ・・・・ないよね)
ヒナギクは自分の頬を軽くつねったりする。
(痛い・・・・やっぱり夢じゃない)
「あの・・・ヒナギクさん?」
「へっ?」
そう、今彼女がした行動は全てハヤテに見られていた。
「何見てんのよぉ!」
バシーーン!!
と何処からか取り出してきたか分からないが、竹刀でハヤテを殴る
「痛いです。ヒナギクさん。」
「ふん。」
ハヤテとしてはなぜ殴られたか皆目検討もつかなかった。
ヒナギクは家の中に入っていく。ハヤテもそれについて行き、
「お邪魔しまーす」
しかし、ヒナギク以外人がいる気配がしない事にハヤテは、
「あの、ヒナギクさん?」
「んっ?どうしたのハヤテ君?」
「聞くの失礼かもしれませんが、ご両親は?」
「旅行に行ってるわよ」
「そうですか・・・・てっえええ!?」
ハヤテは驚きの声を上げる。
「何、そんな驚きの声上げてるの?」
「いや・・・・」
(ヒナギクさん、いくらなんでも無防備すぎるのでは・・・・
それとも僕は男として見られてないのだろうか・・・女みたいな顔って言われることもあるし・・・)
ヒナギクはハヤテを見上げるように見て、
「変な気でも起こそうと考えてるのかしら?」
「そんな気は全くありませんよ!」
「どうかしら」
(そんな強く否定しなくてもいいじゃない・・・・)
そしてヒナギクの部屋に着く。
ハヤテは部屋に入るとキョロキョロと部屋を見回す。
「へぇ〜、やっぱり綺麗ですね」
「そう、普通じゃない?」
「いえいえ、お嬢様の部屋何か・・・・すごい時は足場がないですから、まぁマリアさんや僕が掃除するから
そんな事滅多にありませんけど」
「まぁ、あの子は自分から絶対掃除しそうにないもんね」
「ははは、そうですね・・・・・・・・・」
「このままじゃ雑談会になりそうだし、勉強会を始めますか?」
「はい、そうですね」
そして教科書を開き、勉強を始める。
547 :
ド素人:2006/01/26(木) 23:51:47 ID:1RXwVkEl
・・・・・・・・・。
そしてあっという間にお昼の時間になる。
「あっ、もうこんな時間か・・・・ならとりあえず、お昼にするから休憩ね」
ヒナギクは部屋から出て行く。
「あ〜〜疲れた。こんな勉強したのは久ぶ・・・・・いや・・・初めてか・・・
しかし、ヒナギクさんは教えるの上手だなぁ、なんか、この調子で行けば
学年末試験も乗り越えれそうな気がしてきた」
一方台所にいるヒナギクは
「久しぶりだなぁ〜、ここまで料理に力を入れるのは」
そしてヒナギクは調理を始めた。
そして、
「はい。どうぞ」
ヒナギクの料理を見て、
「うわぁ・・・・・美味しそうですね。では、いただきます」
ハヤテが料理を口に運ぶのを見つめるヒナギク。そしてハヤテの口に入る。
もぐもぐ・・・・・ごくん
「どう?」
「美味い!すごいですね。ヒナギクさん。これぐらい美味しかったらいいお嫁さんになれますよ」
「!?」
ヒナギクの頭に『お嫁さん』という言葉がエコーで流れる。
そして、ボンと効果音が鳴りそうなぐらい、その瞬間ヒナギクの顔は真っ赤になる。
しかし、ハヤテはそれに気付かずに料理を口に運んでいく。
ヒナギクは手が震えていて、料理を食べることが出来なかった。
「あれ?ヒナギクさん、全然食べてないし、顔も赤くなってますよ?
・・・・・もしかして体調が悪いのですか?」
そうハヤテが聞くと、
「えっ?・・いや特に調子は悪くないの。ただ思ったより食べ方があれだなっと思っただけよ。」
「そうですか?」
「ええ、そうよ」
誤魔化すヒナギク。そして、ランチタイムは終了し、再び教科書と向き合う二人。
・・・・1時間
・・・・・・・・2時間
・・・・・・・・・・・・・・3時間
時間はあっという間に過ぎていく。
「はい。とりあえず休憩!」
ヒナギクがそう言うと、ハヤテは後ろに倒れて、
「あ〜、やっと休憩かぁ〜」
「ハヤテ君はあまり勉強好きじゃなさそうね」
「まぁ・・・そうですね」
そして他愛も無い雑談をする。
休憩時間が終わると、再び教科書とファイティングする。
548 :
ド素人:2006/01/26(木) 23:54:54 ID:1RXwVkEl
・・・・・・・・・。
カァー、カァー!
夕方になり、そして、辺りが闇に包まれた頃に夕食の時間がやってくる。
「あれ、もうこんな時間ですか?」
「あっ、本当ね。なら夕食にしようか」
「なら、僕も手伝いし・・・・」
「いや、いいわよ。ハヤテ君は『お客様』なんだし」
『お客様』を強調するヒナギク。
(そうか・・・ここでは僕執事じゃないのか・・・今更だけど・・・)
ハヤテは客間で待つことにする。
そして・・・・・
「これ・・・・二人分です・・・・よね?」
「そ、そうね(ちょっと頑張りすぎちゃったわ)」
そうそこには膨大な量の料理があった。原因はヒナギクが力を入れすぎたせいだろう。
「まぁ、食べれるだけ食べましょう」
「そうですね」
食べ始める二人。そして軽い雑談が始まる。
「ハヤテ君はいつも誰と食べてるの?」
「朝食はマリアさんと二人で、昼は・・・・・・・」
とヒナギクは自分の好きな人と長く話したいのか次々ハヤテに聞いてくる。
「あの・・・・どうしたんですか?」
「えっ、何が?」
「いや、さっきから質問ばっかりされてる様な・・・・」
「そ、そう?ただ執事どんなのかなぁ〜と思っただけよ」
そう言っているが実際の質問内容は、ハヤテ関係:執事:その他=6:3:1ぐらいの割合だったりするのだが。
ディナータイムも終了し、二人はまた部屋に戻り戦いを始める。
549 :
ド素人:2006/01/26(木) 23:56:03 ID:1RXwVkEl
しばらくすると、
ドタドタドタ!ガチャン!
「ヒナ〜飲み物持ってきたわよ」
「お姉ちゃん!何でここに?」
「少し忘れ物を取りにね・・・・ニヤリ。綾崎君こんばんわ〜」
「お邪魔してます」
「どう、勉強の調子はどうですかな?」
そう言いながら、オレンジジュースが入ったコップを二つ置く。
「えっ?まぁ・・・・ぼちぼちです」
「そうかい、そうかい。おっとこれ以上いると危険だから、じゃねぇ〜♪」
雪路は嵐の様に現れそして去っていった。
「何だったのでしょうか?」
「さぁ?」
と、ヒナギクは適当に反応しながら、内心
(後で・・・・・・殺す!!)
なんて考えてたり。
「まぁ、ちょうど喉渇いてたし、飲もうかな」
そしてヒナギクはオレンジジュースに口をつける。ハヤテも飲もうとすると
(・・・・・・・・お酒?)
長年のバイト経験上からこのオレンジジュースは酒と5:5の割合だと気付く。
ハヤテはヒナギクを見る。
(ヒナギクさんはお酒に強いのでしょうか?まぁ姉が姉なだけに強いのだろう)
ハヤテがそう決め付け、飲んだ。しかし、後でこの事を後悔することになる。
550 :
ド素人:2006/01/26(木) 23:57:24 ID:1RXwVkEl
これはなんなのでしょうか?夢それとも幻?
そう、そこには大量の開けられた酒瓶があり、
「ヒャヤテく〜ん?」
と呂律がはっきりしておらず、顔を真っ赤にしたヒナギクがいた。なおかつ服は乱れている。
「ヒナギクさん、これ以上は飲まないほうが・・・大分酔っていますよ?」
「らにを言っれるの。わひゃひはひぃとふともよれてないわよ。」
もう何を言ってるか分からなかった。
「あら?ヒャヤテくんのきぃれてるわよ」
そしてハヤテのコップに酒を注ぐヒナギク。
ハヤテも強く言えない人間なので、
「あっ、どうも」
と流されてしまう。
(これはもう勉強はできそうにないな・・・・・しかし、ヒナギクさんがここまで酒癖が悪いとは)
「ヒャヤテくん、わひゃひねぇ、ヒャヤテくんの事好きなのよぉ・・・」
「そうですか・・・・」
(また僕をからかう気ですね。そうはいきませんよ)
ハヤテは前科を思い出し、ヒナギクの告白をあっさり流す。
「むっ、その目、しぃんじぃてないわれぇ?」
するとヒナギクは千鳥足でハヤテに近づいていく。そしてハヤテに顔を近づける。
「その手は僕にはもう聞きませんよ」
と言いながら、顔を赤らめるハヤテ。
だがハヤテの予想を180度裏切った事が起きた。
ハヤテはヒナギクにいきなり押し倒され、
「ちょっ、ヒナギ・・・!?」
ヒナギクに唇を奪われていた。
ファーストキスはレモンの味何と言う言葉があるが、このキスは酒臭かった。
だがヒナギクの唇の柔らかさを知るには十分ぐらいなキスだった。
「ヒナギクさん・・・」
「わかはてくへた(分かってくれた)?わひゃひのきもひぃ(私の気持ち)?」
ハヤテは何をして、何を言えばいいだろうか分からなかった。
ただ、自分の心臓が10kmを全力で走ったぐらい心臓がバグバグしてるのは感じられた。
そして二人は見つめ合ったまま、もう一度キスを・・・・・・
バタン!!
ヒナギクが倒れた。
「あれっ?ヒナギクさん?」
「ぐ〜〜〜〜」
「・・・・・・・・」
急に倒れて眠ってしまった。
ハヤテはヒナギクが完全に寝ているのを確認すると・・・・・・
「あれれれ?」
どうやらハヤテも酒が体に回って来たのかヒナギクの上に倒れこんでしまい、意識がブラックアウトしてしまう。
二人は抱き合ったような感じで眠ることに成ってしまった。
続く・・・・・かな?
551 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 00:00:47 ID:0HesjTtm
GJ!
久しぶりにヒナギクに萌えた。
ド素人氏GJ!
…しかしハヤテがヒナギクの胸見たことなんてあったっけ?
あんた最高だ!
王道、だがそれがいい
_、_
( ,_ノ` ) n
 ̄ \ ( E) ド素人さん Good job!!
フ /ヽ ヽ_//
ハヤテ×ナギかナギ×ハヤテきぼんぬ
557 :
117(´_ゝ`):2006/01/27(金) 05:05:45 ID:Wjjq1YOm
エロ無しやけど、ええ話しやw萌えてしもーたやないかww
ホンマにド素人氏、いやド玄人氏、GJ!!
ヒナギク可愛いよヒナギク!!
ワタル×サキで純愛モノきぼんぬ