小饂飩小説13
そんなことを考えていると、監督から備品の買い出しを頼まれた。今日はまだ部活が終わる
まで時間があるし、部室の鍵当番もあたしの仕事だから、すぐに支度をしてでかけることに
した。財布を取りに部室に戻り、ジャージは脱がずにブラだけ外した。最近また胸が成長し
たみたいで、ブラがキツイし、脇に擦れて痛い。ついでに近くのファッションセンターの下
着コーナーにでも寄って、いいのがあったら買ってこよう。
あたしはロッカーにブラを入れて、胸のあたりの何となく無防備な感じに不安と感動を感じ
つつ、学校を出た。