ICO・ワンダと巨像でエロパロ

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
登場人物が少ないのが難点ですが工夫次第で
それなりにエロ萌え要素はあるかと。
イコ×ヨルダとか、女王×イコとか、影×ヨルダとか
ワンダ×モノとか、ドルミン♂×モノとか、ドルミン♀×ワンダとか。

ワンダと巨像はICOの続編ではないですが
ICO→ワンダと巨像、と繋がりを持たせてもいいかと思います。
もちろん、その逆もありで(ワンダ→ICO)

基本的にノマカプ・百合で。
801は数字板でお願いします。
女体化や獣姦や擬人化は、需要があれば。

とりあえず正統カプなイコ×ヨルダ、ワンダ×モノをキボンヌ
2名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 09:30:13 ID:r0GLlwXX
>>1訂正
×(ワンダ→ICO)
○(ICO→ワンダ)
3名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 10:33:00 ID:wqMqkKs0
ワンダ×巨像の話でもいいのか?w
4名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 22:34:07 ID:cf3hpbPN
>>3


見てぇwwwwwwww
5名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 23:12:02 ID:mDhzbbXU
影×ヨルダをどうか是非…
6名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 00:58:44 ID:M1347ier
ワンダは青白く輝く巨像の“そこ”の上に四つん這いになると、
柔らかな毛に覆われた急所へと自らの凶器を深々と突き立てた。
7名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 15:46:27 ID:UxgG/tag
女王×ヨルダのような影×ヨルダを投下します。
短い話でエロ薄めの陵辱系で鬱ネタに近いんで
ダメな人はスルーしてください。
あと女王と影とヨルダの関係を激しく捏造してます…
8白と黒 1/4:2005/11/25(金) 15:47:44 ID:UxgG/tag
鳥籠の檻に閉じ込められて、どれほどの月日が経ったのだろう。
鉄格子から見える瓦礫の向こうの景色も見飽きてしまった。
声を出すことも忘れかけている。
時々、私は誰なのだろうと意識が混濁する。
力なく自分の手のひらを広げて見てみる。
私は確かにここに居て、確実に存在する物体であるのだと認識する。
けれど、何故私はここにいるのだろうとも思う。
どうして? 何のために?
そして思考を停止させる。それ以上考えてはいけない。
存在意義などあって無いようなものだと分かっている。だから考えても無駄なのだ。
鳥籠の中心で膝を抱え、ゆっくりと瞼を閉じる。眠り方だけは忘れてはいけない。
やがて、私の名を優しく呼ぶ声が聞こえてきた。
「……ヨルダ。私の可愛い娘……」
眠りを妨げるかのような囁きを私は無視する。だが、囁きは止まらない。
「ふふ……眠っている振りをして母を欺くつもりか?」
薄笑いで囁く母の声に観念して、私はゆっくりと目を開く。
目を開けても母の姿は何処にも見当たらない。けれど、囁く声は間近に聞こえた。
「相変わらず、返事をしてくれないのだね。母が嫌いか……」
私は何も言わない。無表情を崩さない。
好きとか嫌いとか、そういう感覚が思い出せないだけなのだ。
「母はお前が憎くてそこへ閉じ込めているのではないのだよ。それだけは分かってほしい」
何を言われても反応を返すことはない。何度もその理由は聞かされているから
ここから出してと頼むこともしない。頼んだところでその要求を母は受け入れない。
「王の座を継ぐ者はお前しかいないのだ。やがて、我らは完全となろう……。
 その時は近い。間もなく新たな贄が到着する。それまで耐えておくれ、愛しいヨルダ……」
9白と黒 2/4:2005/11/25(金) 15:48:42 ID:UxgG/tag
完全となるための贄。贄の数だけ、私が形成されていく。そして母が形成されていく。
贄が途切れないから最期は永遠に訪れない。老いることも死も許されない。
それを望んでいるのは母で、私は違う。
私は不完全で、今はまだ、限りなく透明に近い無力な存在。
それでも願うことは出来る。私の願いを聞いてくれる人も叶えてくれる人もいないけれど。
「ヨルダ……母はお前が必要なのだ。余計なことは考えなくていい。
 今は何も考えず、母に身を委ねていればいい……」
母に隠し事は出来ない。ひそかな願いですらも、母には筒抜けなのだ。
そして、その願いの欠片に触れた母は決まってとある事を私に仕向ける。
どんなに拒否しても、無力な私は『それ』を受け入れざるを得ない。

気が付けば、私を取り囲む黒の異形。伸ばされるたくさんの黒い手が
静かに白の私を横たえる。
黒の指先で撫でられると、奇妙な感覚に陥った。だけど嫌じゃない。むしろ心地良い。
ゆっくりと黒の愛撫は続き、不完全な思考が乱れていき、願いの欠片が薄れていく。
黒の彼らに目的は存在しない。ただ、母の命令に動かされているにすぎない。
私の気持ち良いと感じるところを、黒の彼らは熟知している。
私は彼らに犯されているのではなく、母に犯されているのだ。
だから私は黒の手を遮らない。嫌がれば、行為が荒々しくなるだけだから。
黒の手で胸元がはだけられ、尖りつつある粒が露わになった。
その敏感な粒を黒の指で捏ねられ、黒の舌で転がされて私は声にならない喘ぎをもらした。
やがて、黒の手は下半身へと向かい、白の脚を這い始める。
そろりそろりと触れられ、だんだんと私はもどかしさを覚え始める。
わざと焦らしているのだと分かっている。けれど決して自分から求めたりしない。
欲しがったり、望んだりすることが母の悦びに繋がることを私は知っている。
10白と黒 3/4:2005/11/25(金) 15:49:33 ID:UxgG/tag
私は欲求を抑え込んだ。何をされても反応しなければこの行為はすぐに終わるはずだ。
しかし、無反応を貫いたことは今まで一度も無かった。
私の卑しい身体の疼きを、母は気付いているのだ。
黒の手が私の下着を剥いで両足を開かせ、秘所をむき出しにさせる。
彼らの目がギラリと光り、その目を秘所に近づけてじっと見つめていた。
直接触れられなくとも、次第にその部分が熱を持ち、蜜液が滴ってくることに私は気付いた。
いつもの通りの反応―――母が悦ぶ反応をしてしまう自分に、私は唇をかみしめた。
所詮、私は母の器と思い知らされる瞬間であり、私が心の奥で絶望する瞬間、
黒の指が私を貫く。
私は忘れかけていた悲鳴を上げた。
変幻自在に形を変える黒の指は私の中を犯し、淫らな水音をたてる。
私は黒の拘束を解こうと身悶えて抵抗を試みた。
けれど彼らの、母の力に敵うはずもなく、私の身体は悦楽の波にさらわれてしまう。
望んではいけないのに、思考が欲望に染まっていく。
「ああ……可愛いヨルダ。私のヨルダ……」
耳元で囁く母の声に、私は無言の許しを乞う。だが黒の動きは止まらない。
指が内部を辱める度に蜜が飛沫を上げて黒の彼らに降りかかり、
私は断続する快感に震えていた。
黒の指はじわじわと、確実に私を快感の絶頂へと導いていった。
いやらしい声が出てしまう。聞かれたくない。せめて耳を塞ぎたい。
黒の彼らに非があるわけではないのに、彼らを恨めしく思ってしまう。
ならばいっそのこと、白の私を黒に染め替えてくれればいいのにと何度思ったことだろう。
けれど黒のそれは、白の私と決して相容れない。
少しずつ私の中へと侵食し、私に溶けてしまう前に跡形も無く消滅してしまう。
そして、私の白は輝きを増す。まるで黒が白を際立たせるかのように。
いや。やめて。お願い。もう許して。
私が……本当の私が消えてしまう。そして贄だったあなたも―――――。
小鳥の囀りのような声を上げて私は絶頂を迎え、それと共に黒の異形は霧散した。
11白と黒 4/4:2005/11/25(金) 15:50:05 ID:UxgG/tag
私は鳥籠の真ん中に座り込んで泣いた。
何故涙が出るのか、悲しいのか悔しいのかどうかもわからない。
母の囁きが聞こえなくなってから頭の中は真っ白で、何も考えられない。
ひとしきり泣き続けた後、私の意識は急激に遠のいた。
あの悲しい出来事が終わったら、私は深い眠りにつく。
そして目が覚めた時、私はまた何か大事なことを忘れてしまうのだろう。
意識が遠のく間際、遠くで馬の嘶きが聞こえたような気がした。
新しい贄が来たのだとは思いたくなかった。

おわり
12名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 18:24:22 ID:QSeoC5Rj
GJ!!!
13名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 22:02:09 ID:JEXhHDSM
GJ!神ありがとう!
嫌々でも無意識に快感を求めてしまうヨルダに萌え(;´Д`)ハァハァ
14名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 02:29:14 ID:J/S7iYgX
今ならアグロ(女性化・ショタ化どんとこい)×ワンダが旬ですぜ!
15名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 03:24:30 ID:0ULlmfOu
自分はワンダ×モノだな


あ、死姦は勘弁の方で
16名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 00:03:22 ID:EgoVbb+o
age
17名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 17:47:48 ID:RPxUBG2D
ワンダ×モノが読みたいんだが…

呪われしさだめによりいけにえになったモノに
エロいことをするエモンとかどうだろう?
経緯やら背景やら関係やら脳内設定になるが
18名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 19:13:20 ID:JvJxR7Sq
やはり、イコ×ヨルダもほしい
19名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 19:18:21 ID:p8OyVvhs
女王×イコ読んでみてええ
20名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 04:00:43 ID:l2+34Uu3
ワンダ×モノ、自分も読みたいですねぇ・・・

21名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 11:22:44 ID:0fgSqk4C
少し成長したイコ×ヨルダとか
これも脳内設定必須だが
22名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 15:31:21 ID:KwrbLKFl
 イコとヨルダは目の前の奇妙な剣を見つめていた。
 いや、それは剣と言うよりも柄だった。なにしろ刃がないのだから。
 とりあえず、なんにでも興味を示すイコがその柄を取り上げる。
 すると、突然それに短刀ほどの刃が生えた。ただの刃ではない。光がそのまま形になったような不思議な刃である。
 ヨルダも驚いてイコの手の中の剣を見つめている。
 興奮したイコが腕を振ると、ブォンと空を斬る音が聞こえた。
 ためしにいままで持っていた鉄製の剣にその光の剣を振り下ろす。
 驚くべきことに、光の剣はいともたやすくその剣を切り裂いてしまった。
 自分でやっておきながら、イコも呆然と二つになった剣の残骸を見下ろしている。
 ヨルダは怯えたように、その剣の光から目をそらした。
 一方、イコはヨルダとは対照的に嬉しそうな顔をしている。
 この不思議な剣があれば、今までよりももっとヨルダを守りやすくなるからだろう。
 興奮した様子でイコはヨルダの手を取って駆け出そうとした。
 しかし、いつもと違ってヨルダがついてこようとしない。
 彼女の様子を窺うと、なにかに驚いているようだ。
 またなにかあの妙な影が現れたのかと、ヨルダの視線を追う。
 なんとそこには、先ほどまでとは比べ物にならないほど大きくなった光の剣があったのだ。
 短刀どころか、どんな長剣よりも巨大で、一振りすれば部屋の半分は届く長さになっている。
 わけのわからぬ状況にイコが呆然としていると、ヨルダが悲鳴をあげた。
「ヤネ!」
 光の剣の変化に驚いているのかと思ったが、どうも違う。
 彼女の視線は剣ではなく少年自身を見つめている。
 イコがヨルダの視線をたどっていくと、自分の股間にたどり着いた。明らかにふくらんでいる。
 イコ十歳。初めての勃起であった。


 後の武蔵である。
23名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 15:54:22 ID:TI9dFN3g
ちょ続きキボンヌ
24名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 16:01:22 ID:1zCr52iA
ワロスw
マジでありそうだから困る
25名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 21:20:01 ID:dzAAQGv5
('Д`)
く|ゝ
/●\
ミテミロヨルダコレガオトコノヒカルケn‥
//(´・_・)ヤネッ!

夜だのAA知らない‥orz
26名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 22:21:54 ID:aT3YDA4Y
期待age
27名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 10:56:26 ID:kMIygE5C
イコヨルダって思いつかないなぁ
どちらもそういう知識がなさそうだし
28名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 16:44:47 ID:ihk8AZX/
巨像×ワンダ
29名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 16:57:33 ID:eWIWLomx
触手×ワンダ
30名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 17:26:12 ID:wV0q418p
 イコは目の前にあるものを見るのが初めてだった。
 黒く丸い妙な物体で、一本の縄がぴょろりと突き出ている。
 なんだろうと考え込んでいると、隣にいた少女がそれを指差し、次いで木で塞がれている扉を指差した。
 この奇妙な物体を使えばどうにかなる、と言っているらしいが、イコには少女が話す言葉がわからない。
 これまでの道中で、かろうじてわかったことは、ヨルダというのが彼女の名前らしいということだ。
 言葉が通じないのはこういうときにもどかしい。
「ヨルダ?」
 たずねたところで、彼にわかる答えが返ってくるわけではない。
 しかし、少女は必死にどうすれば良いかなんとか身振りで伝えようとしている。
 いままでも彼女がくれたヒント、というかジェスチャーが行き詰った逃避行をなんとかしてくれた。
 イコは必死で彼女の行動を理解しようとする。
 彼女は黒いものを指差し、さらに近くで燃えているたいまつを指差した。
 火を使えということだろうか。
 考えるよりも行動することでいままでなんとかなってきたのだから、とイコは手にした木の棒にたいまつから火を移し、ヨルダの元に帰ってきた。
 そして、じっとヨルダのジェスチャーを見守る。
 今度は火を指差し、球体から伸びている紐を指差した。
 どうすればいいのだろう? イコは考えながら、火を黒い球に近づけてみた。
「ヤネ」
 首を振って、そうではないとヨルダがイコに伝えようとする。ヨルダもイコに自分の意志が伝わらないのがもどかしそうである。
 イコはふらふらと棒を動かし、球をなぞるようにする。
 紐に火が触れた。すると、小さな火花を散らしながら紐が燃え出す。
「ヤネ!」
 慌てた様子でヨルダが叫んだ。後ずさりをしながら、怯えた様子でイコを引っ張り黒い玉から話そうとする。
 だが、イコのほうの力が強く、まるで動く様子がない。
 少年ははじめて見る物体の変化に興味津々で覗き込んでいる。
 そのうちに紐が燃え尽きて、球の中で火花が散ったと思った瞬間。
 轟音とともに衝撃が走り、ヨルダは吹き飛ばされてしまった。
 幸い、怪我はなかったので慌てて起き上がり、自分より爆心地に近かったイコの様子を窺いに駆け寄る。
 少年はすすで汚れていたものの傷一つない。
 あまりに頑丈な少年にあきれながらも、すぐに彼を抱き起こす。
 すると、爆発のせいで破けてしまったのだろう。イコの服がところどころ裂けている。
 すっと視線を動かし怪我がないか確認していると、少年のズボンが破けて肌が見え隠れしている。
 その裂け目のうちの一つは、燃えてしまったのか、少しだけ繊維が黒くこげてちりちりになっていた。
 ヨルダは汚れを取ろうと、それをひっぱった。
 するとイコの目が開く。
「あーっ!」
 イコは突然股間を襲った痛みに目を覚ましたのだ。


 どう見ても陰毛です。本当にありがとうございました。
31名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 17:42:31 ID:VNlHFgTA
ワロスw
なにこの大人の階段シリーズww
32名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 20:32:38 ID:OSmDXlVi
緊急保守
33名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 22:57:44 ID:7dCz9vZc
シチュとしてはソファでとかいいかもなぁ
…石だけど。
34名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 23:24:52 ID:ok+uDEot
>>33 今書いてる。しばし待て。
35名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 10:57:50 ID:t3r1oG8U
ワクテカして待ってマツ
36名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 22:03:37 ID:YjwynDUL
(*゚∀゚*)ワクワクドキドキ
37名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 19:55:20 ID:NUbMENnr
期待age
38 ◆1gCekNYzJg :2005/12/17(土) 14:32:47 ID:pR7yFmvR
33です。イコ×ヨルダソファーネタ、短い物ですが投下します。
ヨルダ穢しちまってゴメンよー。
「koikoi」
少年は少女を呼び寄せて、石のソファーに座らせました。
そして二人は疲れた身体を休ませる為に、眠りにつきました。


夜中に少年イコは目覚めました。
周りは真っ暗です。
石のソファーは暗くなると冷たくて、それに最近気が付いたのですが、
隣にこの言葉も通じない少女が居るとなぜか鼓動が激しくなり、
イコはよく眠れないのでした。
イコは少女が何者なのか、少し疑問に思いはじめていました。
そこでソファーの横に座って眠っている少女を観察してみることにしました。

白くて細くて、耳が大きくて人間とは違うような気もします。
角が無いので、イコのような生贄になる人種とも違うようです。
身体の中も見ようとイコは、少女のスカートを捲ってみました。
どうやらパンツは穿いてないようです。
ほんの少しだけ股に毛が生えているところと、ちんちんがないところが、
イコとは違います。
更に首までワンピースを引き上げると、少し膨らんだ胸がありました。
村の娘と比べると、雪のように白い透明な肌と恐ろしく細い手足でしたが、
他は普通の身体に見えました。

そこでイコは恐る恐る少女を指先で突付いて見ました。
もぞもぞと少女の身体は動きます。
うなじの匂いをかいでみました。
花のような良い匂いがします。

思い切ってイコは、スカートの中に首を突っ込みました。
その匂いは芳しく、生贄になる前に食べたお菓子のような甘い匂いです。
白い布がイコのヘルメットから出た髪をわさわさと撫でてくすぐります。
イコがもそもそと動くたびに、角が少女の身体をツゥー動きます。
悪戯な角の動きのせいで、少女は熱にうなされたように悶え、
吐く息は激しくなっていきます。
「daizyob?」
イコは少女の白いワンピースから出て尋ねました。
「a…u…n…bon,nsowa」
少女は何度も頷きながら、足をギュッと閉じたり開いたりしています。
その仕草は、柔らかく。
イコの心臓はさらに力強く、血液を全身にめぐらせます。
これからどうしたらいいものか、初めての体験にイコは頭を悩ませます。
ジッと少女を見つめながら、ヒントをくれないかなと思っていましたが、
彼女は顔を紅くしたまま、華奢な手足をふにゃふにゃと動かすばかりでした。

イコは角材を手にしました。
木で出来たその棒の角で少女を触ってみました。
彼女は恥ずかしそうながら満足そうに、その角材に抱きつきました。
座っている椅子は濡れています。
おねしょかなーとイコはもう一度、スカートをめくりました。
おしっこではないようです。
もっと粘度の高い液体のようです。
よくよく観察してみると、お尻の穴の他に筋の中にもう一つ穴がありました。
どうもその穴のとその上の突起のあたりから、液体は染み出ているようです。
「daizyob?」
イコは薄い色の毛の上に淫蜜が染み出す溝を撫でながら、少女に尋ねました。
「ina、inya…na…ya…a…」
少女は否定とおぼしき言葉を発していますが、激しく頷いています。
大丈夫なのか、大丈夫じゃないのか、これではイコには分りません。

イコはふと思いついて、角材でその穴を塞ぎました。
もっとも角材の先は、壁を何度も叩いて丸くなっていましたが。
どうも少女はこの穴に何かを入れて欲しいと願って居るようにも見えましたし、
また、ここからあの黒い人型が出て来るようにも思えました。

「inaa…a…a…a…a…aaaaAhn!!!!!!」
少女の顔が歪み、今まで聞いた事のない不思議な声が喉から出ています。
その姿はひどく妖しくて、まるでこの城に救う黒い影を彷彿とさせました。
いえ、影などではなく、もっと恐ろしく力のある何かのような……
「Oo-i!」
彼女が遠くいってしまうようで恐ろしく思い、イコは呼びかけました。
その声で、ようやく少女は目覚め、
イコのしている事を見て恥ずかしそうに急いでスカートを押さえました。

「ina…ina…」
彼女の銀色の睫毛は震えています。
そして、少女は角材を白い手に持ち、彼女の足の間からゆっくりと引き抜きました。
白い細い脚の間から血が出ていています。
「koikoi」
イコは手を差し伸べました。
少女はその手に自分の手を繋ぐと、首をかしげてイコの額をコツンと叩くと、
抱き付きました。
少女の小さな両手と短い髪の頭が震えています。
イコの心には、この美しい少女を汚してしまったというなんとも言えない罪悪感と、
彼女を手に入れたという征服感で満たされました。
その気持もまた、彼女――ヨルダ――への愛情の一つだと知るのは、
二人がもう少し大人になってからのことです……

イコは少女の手を引っ張って、もう一度ソファーに座らせました。
疲れきった少女と共に、石のソファーでもう一度眠りなおします。
うとうとと満足感を味わいながら、イコは今までの事が夢だったのか現実だったのか、
よく分らなくなりながら、深い深い眠りの底に落ちて行きました。


やがて真っ暗な夜が終わり、ゆっくりと世界は明るくなってきました。
今日もまた二人の城の出口を探す冒険が始まります。

おわり。


他の職人さん方の作品、楽しみにしてます。
42名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 00:02:28 ID:YNYR7B/t
ぐっじょです(*´Д`)bこれからはソファ座るたびにこの情景をバッチリ想像してしまいそう‥



棒だけでなくイコの(ry)
43名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 00:09:22 ID:nQ5tmnqt
GJ!・・・でもイコヘルメットなんて被ってたっけ?
44名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 17:40:07 ID:CuaT6U1C
多分頭に巻いてる布の見間違いかと
まぁ何にせよGJ!!
45 ◆1gCekNYzJg :2005/12/21(水) 19:11:22 ID:KyvH80Qo
感想サンクス。
>>43-44 ヘルメットじゃなかったのか!
今までずっと、布の部分を渕と見立てて、角をガードする為の
ヘルメットだと思ってゲームしてたよ・・・
ほんと、すまん。サンクス!
訂正。
白い布がイコのヘルメットから出た髪をわさわさと撫でてくすぐります。
→白い布がイコの黒い髪をわさわさと撫でてくすぐります。
他にもおかしい所あると思うけど読んでくれてありがとう。
46名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 08:26:53 ID:SugZLSd1
保守
47名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 17:55:26 ID:OtSK0QnF
このICOっていうゲームを語るスレとかってありますか?
48名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 18:09:27 ID:HTWq/eRn
ICOで2ch検索してみぃ
49名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 23:50:47 ID:KhD6xTRk
家ゲ攻略板にある
50名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 23:39:58 ID:I6vXQJ4f
語るならどっちかてーと家ゲのスレだろ
51名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 00:20:03 ID:fRykROT0
保守
52名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 22:46:17 ID:s5PvNtAf
保守がてらワンダ×モノキボン
53名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 23:07:12 ID:JqVHS8bv
あげ
54 ◆SoMyUBYlMA :2006/01/14(土) 11:11:40 ID:xeELmAGi
期待しているが元ネタが元ネタだからエロはキツイな…ここはじっと神を待つか
55名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 21:28:56 ID:DE3hF9Rn
発売当初にアグロが♀っつう話があったんだが……
どこから来た話だ?

長いたてがみからか
56名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 22:03:50 ID:nvigvrM2
巨像が女体化。モノを救うためには全員をイカせなければいけない。
ワンダはまだ幼い少女アグロを共にし、モノを救うため巨像(おんなのこ)を喰らう旅に出た……

な妄想をしたことがある。
それぞれに弱点(性感帯)があるから考えやすいしな。
57名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 23:01:15 ID:tErwC/o5
>>56
それを八体目に当てはめて妄想。

手足をくすぐる。
仰向けに倒れる。
お腹の辺りと胸の辺りに弱点

ムハー(゚∀゚)=3
58名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 23:30:05 ID:DE3hF9Rn
>>56
これか。


ワンダの楽しみ方

最初に落とすべきターゲットが伝えられます
合計16名の色んなおとなしい子から元気な子、身長の低い子から高い子、
それに毛の多い子から少ない子まで用意されているので毎回新鮮な気持ちでプレイができます
まずはターゲットがいるスポットを探しましょう。ターゲットの性格などが反映されてるので
それをヒントにしましょう。色んな場所での多種多様なプレイが楽しめます
中には火や動物を使ったかなりアブノーマルなプレイも……おたのしみに♪
ターゲットを発見してもあせって攻めてはいけません
まずはじっくり身体の色んな場所を観察しつつ攻めてみましょう
そして、その子が感じるポイントを発見したらそこを攻めまくりましょう
感度の悪い子には道具を色々と使ってみるのも手かもしれません
そのうちもっともだいじな部分がだらしなく晒されるはず…
あなたのもってる太くて長いのをそこの奥まで突っ込んでみましょう
あえぎ声をあげながらいやいやともだえまくりますが
何度も挿したり出したり繰り返すと潮を噴き始めます
こうなったらあと一歩でイかせることができます
59名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 12:36:48 ID:+E10fpUP
改めて考えると、



上田ってエロイ
60名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 13:12:04 ID:2gMqFVI/
>>55
こないだ出た攻略本のインタビューで♀って確定したねえ。
なんか今まで「公式で♂」ってワンダ関連スレでは書かれてたのはあれかな、
公式サイトでアグロの事「彼」とあるからかな。
61名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 13:25:44 ID:ZFU49z6A
今までハッキリと雌とは言ってなかったつってたしな
まぁ別にどっちであろうと構わないけど
つーか「アグロは脚が折れてしまって体重を支えきれず死んでしまうかもしれない」
って、可能性として言われただけなんだけど
上田の口から言われると何だかショックだorz
62名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 15:21:19 ID:zaeuC8kn
>>61
どっちでも構わないなんて!

ハレンチ!
63名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 06:47:23 ID:gd2wr90Q
え、つまりアグロはどちらでもいけるってこと?
64名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 00:34:37 ID:yJelHTqK
♪ウマ並みなのね〜
65名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 07:41:31 ID:Wx0fyBub
神降臨期待age
66名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 06:50:51 ID:5f2TTaSW
ドルミン擬人化で誰かおながい
67名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 15:34:02 ID:4F2zW7IQ
ダレモイナス…?
68名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 17:15:12 ID:PZlkYEcs
ノシ

ワンダ×モノキボン
69名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 03:17:33 ID:zDdmQFJ0
ノシ 2

自分もワンダ×モノキボンキボン。
ちょっと自分で書きかけてみたけど難しいわ_| ̄|○
ネ申(屮゚Д゚)屮 カモーン!!
70名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 09:46:11 ID:CweFK8W7
さっきICOクリアしました。最高だイコ(ノ´Дヾ)ウワァァァン!!
71名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 16:19:25 ID:AdHAA7BZ
ワンダ×モノの声が多い中で、空気読まずにワンダ×巨像投下。

巨像=ドルミンさんのエッセンスを体で封印してる巫女(シャーマン)
   (心の)処女が封印の鍵

みたいなのを妄想して一番最初の巨像(幼女)戦を書いてみた。
幼女なのは余り強くないのと、急所の位置的にフェラっぽいから。
ワンダが偉い鬼畜だったり、他の巨像戦だと状況的にし難かったり、
文章も稚拙だったりで色々と申し訳ないんだが折角なので(´・ω・`)
721/3:2006/02/08(水) 16:24:18 ID:AdHAA7BZ
 山を登って行く。
 道具一つ無く、山を登って行く。
 ろくに足場が無くとも、切り立った崖に落ち掛けようとも。
 ただ、ただ、その頂上を目指して、山を登って行く。

 何故と聞かれれば、答える理由は一つ。
 もう一度彼女に会うために、ヤらなければならないからだ。
 それが、ぼくとドルミンが交わした儀式だからだ。

 しばらくの時を掛けて、ぼくは山を登り切った。
 目の前に広がるのは周囲を岩の壁に囲まれたちょっとした広場。
 そして、神々しい気を発する一人の少女。

 それはまだ十も生きてない様な少女だった。
 茶色い肌に、同色の髪を短く揃えている。
 瞳の色は空の様に青く、穢れが無い。
 獣を模した仮面を額に被り、毛皮の衣を纏っている。
 右手には可愛らしい顔には似つかない、無骨な棍棒を握っていた。

 木陰に隠れるぼくの存在に気付いていないのだろうか。
 彼女は歌う様に声を上げながら、鳥達と戯れている。
 何と言っているのか、ぼくには解らない。
 でも、その様子は余りに無邪気で、そして余りに無防備で。
 これからヤる事を考えると、ぼくの気を重くさせた。

 だが、ヤるしかない。
 覚悟なら、この地に来る前から済ませてある。
 ぼくは、ばっと木陰から飛び出すと、勢い良く口笛を吹いた。
732/3:2006/02/08(水) 16:26:04 ID:AdHAA7BZ
「■■■■■?」
 突然の音に鳥達が飛び去って行く。
 少女も不思議そうに、ゆっくりと振り向こうとする。
 しかし遅い。
 ぼくは、少女の元へ一気に駆け寄ると、その左足を突いた。
 一族の男達に代々伝わる、剣が示した急所を。
「■■■■■!?」
 甲高い悲鳴を上げながら、少女はどっと膝を突いた。
 瞬間、毛皮の衣がふわりと捲り上がっり。
 果実の様にたわわな尻と。
 毛一つ生えていない綺麗な割れ目が露になった。
 ごくりと、生唾が滲み出たが、剣は違うと伝える。
 そこでは無い、と。ヤるべきはもっと上である、と。

 剣の思し召しのままに、ぼくは倒れた少女の頭を掴んだ。
「■■!?■■■!!」
 彼女は悲鳴を上げながら、ぶるんぶるんと頭を振るう。
 見た目にそぐわない力強さと必死さに、何度も手が解けそうになる。
 だが、決して離しはしない。
 ぼくは彼女に負けず劣らずの必死さで彼女の顔をぐいっとこちらに向けた。
「■■■■■!?」
 突然の事での一瞬の戸惑い。 
 そこに生まれた隙を、逃す手等何処にも無い。
 鞘に収めるが如く、あくまで自然に。
 ぼくは、ぼくの剣を、彼女の口の中に押し込んだ。

「■■■■■ーーーーーーー!!!!」
 くぐもった絶叫が大地に木霊し、岩を揺るがした。
 少女は先程以上に凄まじい力で、剣を抜こうと暴れまわる。
 見れば瞳の色は怒りで真っ赤に染まり、眼光鋭く睨んでいる。
 それでも、剣だけは決して抜けさせない。
 何度も抜けそうになるも、その度に彼女に突っ込んでゆく。
「■■、■■■、■■■■!!!!」
 何度も、何度も、何度も、何度も。
 喉を突き破らんとする様に、剣を抜けては突き、抜けては突く。

「■■■、■■、■■■、■■■……。」
 何時しか彼女の抵抗は少なくなっていた。
 息も絶え絶えで、ぼくの動きに合わせる様に顔を振っている。
 瞳の色も、怒りでは無く諦めを示す様に青くなっていた。
743/3:2006/02/08(水) 16:29:39 ID:AdHAA7BZ
 どうやらそろそろ潮時の様だ。
 ぼくは、一度剣を先の方まで引き抜くと、
「■■■……?」
 弱り切った彼女に、最後の一撃を突き込んだ。

「■■■■■……!!」
 ビクン、と少女の体が震え上がった。
 ぼくが離してやると、彼女はゆっくりと大地に倒れた。
 最早そこには何の力も感じられなかった。
 顔は青褪めた死人の如く、瞳は何も移す事なく左右に揺れている。

 やり遂げた。
 そう、ぼく自身疲労で倒れそうになるのを堪えながら。
 罪悪感の中のほんの少しの感慨に浸りながら物言わぬ少女の体を見た。
 その腹にすぅっと浮び上がる、青白く奇妙な形をした印。
 そこから音も無く現れた黒い蚯蚓に、抵抗する間も無くぼくは貫かれた。

 まるで誕生を喜ぶ赤子の様に容赦無く暴れ回る黒い奔流の中で。
 次の相手の前にトカゲの尻尾でもっと体力をつけなくては持たないな。
 等と考えながら、ぼくの意識は途切れた。

おわり。
今更だが、巨像ってどんなに突かれても抵抗し続けるんだったな。
描写的に違うが、それ以上に突っ込み所ありまくるので勘弁してくれorz
75名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 10:23:38 ID:Rm/XDZdY
GJでした!((*゚∀゚)=33ムホー
幼女ってのが個人的にツボだったり
76名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 15:34:55 ID:5ADYO4jy
ワンダネタキタコレ
ぼくの剣を幼女に突っ込むハァハァ
GJ乙!!
77名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 12:24:04 ID:MHzxMqNf
なんかキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
GJGJ!!ワンダネタをありがd!!
>>56を連想した。イイヨイイヨー。
他の巨像戦もまた気が向いたら書いてくれると嬉しい。
7871:2006/02/10(金) 14:38:27 ID:aNoipzu8
感謝サンクス。喜ばれたのなら何よりだ。

>>77
ミノ娘三姉妹とか、狛犬シスターズとか、
勝ったと思ったら下からスカートの中覗かれてたお嬢様系16体目とか、
俺キモスwwwな妄想してみたんだが、急所の位置が基本頭だから
皆フェラばっかりになりそう。と言うか16体とか無理だorz
79名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 15:34:46 ID:Ho/HHYO+
そこは急所の場所変更で無問題。16体目の場合は股間に矢を当てると
何故か光弾が飛んでくるらしいから、その辺をうまく利用すれば…
「何をなさるおつもり!? あっ…だめ…っ! そこに矢を当てないでっ…!」
文句を言いながら悶えるお嬢様系16体目
8071:2006/02/10(金) 18:08:57 ID:UPm0P7xr
>>79
そうだな。巨像のキャラを考慮してみるか。

で、その16体目いいな、おい!!
勿論その後は下からゆっくり嬲って朝まで生陵辱黒ワンダ、と。
81名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 11:17:25 ID:sJe50Sql
ヤバイ
巨像とシスプリがダブってきた
82名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 12:00:06 ID:iSUVvYYO
シスプリって
83名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 11:26:04 ID:8vy/EGaI
神降臨期待保守
84名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 06:47:19 ID:KsHCyHQa
ドルミン様降臨期待あげorz
85名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 03:51:30 ID:uE36qwCz
神来ないね保守orz
861/2 エロくない:2006/03/12(日) 03:29:29 ID:abreon2M
鳥さえ目覚める前の明け方に、モノは目が覚めた
不思議ともう一度目を閉じても眠りは訪れず、しばらく無音の暗闇で耳を澄ましていた
うっすらと白み始めた空が今日の始まりを知らせる
モノは静かに立ち上がると、自分の部屋を出る
確か今日は見張り台にワンダがいたはず
そう思って、露を乗せた草を踏みしめながら白い素足で見張り台を目指した
高い見晴らし台の真下から小さく名前を呼ぶも、返事は降ってこない
ちょっとドキドキしながら周りを見渡して、人がいないことを確認すると、簡単な作りのはしごを上り始める
高いところに上るのは久し振りだわと一人ごちながら、少し顔を覗かせると、ワンダが横になって寝てしまっていた
モノはくすりと笑って、ひょいと最後の数段を上りきる
白み始めた空の色を受けて、ワンダの顔が少し確かな輪郭を持つ
モノは、しょうがないなぁという風に微笑すると、ワンダの頬を指でつつく
「おーい起きろー」
そんな囁きにも目を覚まさないワンダを見つめガなら、モノは頬から唇へ指を走らせそこをなぞる
自分の肌とは違う感触に、不思議な感じを覚えた
しばらく見つめていたが、少しからだが震えるのを感じ、ワンダが風をひいたりしないだろうかと心配になって、今度は彼の肩を揺り動かす
それでも起きないワンダがおかしくて、もう一度くすりと笑ってしまう
穏やかな寝息をたてるワンダが妙に子供っぽく見えたのだ
そのまましばらくワンダを眺めていると、彼の股間が目に留まる
872/2 エロくない:2006/03/12(日) 03:30:21 ID:abreon2M
それを見てモノは少し赤くなる
明らかに普段と違う大きさを示すそこが目に入り、見てはいけないものを見てしまったような感覚に陥ってしまったのだ
意図的に見ないようにしていても、どうしてもそこに目が行くのを止められない
モノはその白い指を恐る恐る伸ばして、彼の太ももをなぞる。その動きはぎこちなく、触れるか触れないかの微妙な距離を保っていた
だんだんと指先がはっきりとワンダの筋肉の感触を感じ取るようになると、モノの指は長い時間をかけて彼の隆起へと辿り着く
自分には無い器官の感触におののきながら、それでもなおその違う感触が不思議でそこから指先が離れない
しばらく弄っていると、徐々にその大きさと硬さが増していくのをみて、モノは目を見張る
どうして膨らむのかモノには理由が分からず、それでもその部分に触れていると、ワンダが不意にうめき声をあげる
それは、本当に幽かな声だったけれど、モノは驚いてしまい、その緊張からつい思いっきりその敏感な部分に思いっきり指を立ててしまう
はっとして振り向くと、目が覚めたばかりで状況を把握できていないワンダと目が合う
ワンダはぱちくりと瞬きすると、モノをしっかりとその目に捉えて、ゆっくりと彼女の体を目で追う
それに気付いてなおモノは動けなかったが、ワンダは彼女の指が自分のそこをしっかりと触れているのを見つけて、驚きに目を開く
モノはその表情に気付くと、さっと手を引っ込めて立ち上がり、はしごへと向かった
その瞬間、ワンダに手を引かれてモノははっと立ち止まった
振り向くとワンダが、微笑を浮かべてモノを引く手に力をこめると、たやすく彼女をその胸に抱きとめた  おしまい
88名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 03:53:06 ID:NaTTO+Nj
>>87
エロいよ!GJ!
続きが見たいぜ
89続き1/2:2006/03/12(日) 09:04:39 ID:abreon2M
モノをその腕に抱きしめたところでワンダははっとした
眠っていた頭が、これは夢の続きではないことに気付いたのだ
驚くほど近くにモノの顔があることを知ると、ワンダの顔が急激に赤くなる
モノのほうも、ワンダの体の上でどうしていいのかわからず、またいつものワンダよりも大胆な行動に頭が一瞬真っ白になってしまい、抱きすくめられたまま動けない
二人の鼓動がお互いに聞こえるのでは?と思えるほどの距離と、早くなった鼓動に二人は緊張していた
お互いの顔は見えなかったけれど、そのことが逆に二人の感情を高めた
一番うろたえていたのはワンダのほうだった
彼は彼女の胸のやわらかな感触にどうしても股間に血が集まるのを止められず、そこが更に大きくなるのを彼女に知られるのではと恐れた
そして、モノのほうでも自分の太ももに感じる熱が、大きく熱くなるのを感じますます顔が赤くなる
お互いに顔を見合わせないままにしばらくの時間が流れると、モノがその熱に耐えられずに少し体をずらした
その動きで自分の隆起を擦られ、ワンダがその衝撃に小さくうめいた
モノははっとして、ごめんなさいと言いながらついそこに怪我があるかのように、自らの右手を添えてしまう
自分のしたことに気付いたモノが顔を上げると自分と、彼女の行動に驚くワンダの視線とぶつかる
お互い視線を絡めたまま動けない
ワンダは新たな感触にますますそこが熱くなるのを止められなかったし、モノのほうでも自らの片手に納まりきらない隆起にますます顔を赤くしただけだった
ワンダは何か言わなければ言わなければと考えていたが、血が上った頭では上手く考えられない
下半身と胸に感じる感触が彼の思考を塗りつぶしていく
モノの目は「どうしたら」という動揺を如実に表していたし、彼のほうでもどうしたらいいのかと混乱していた
モノが恥ずかしそうにもう一度ごめんなさいと言いながらそこから手をどけようとした
柔らかな指先が離れるのを感じて、ワンダは咄嗟に待って!と強く言い放ってしまった
自分の出した声の大きさに驚きながら、口からはさらに言葉が紡がれる
「もう少しこのまま…」
90続き2/2:2006/03/12(日) 09:05:42 ID:abreon2M
モノは離しかけた指をその隆起に恐る恐る戻すと、顔を真っ赤にしたワンダに「もっと強く」と促されて、触れる手に力をこめる
う、あぁ、というワンダの熱いうめきにモノはゆっくりと手を動かし、そこを弄る
ワンダが目を瞑りながら、熱い吐息をもらすのを耳元で感じながらモノはそのはっきりとした感触を求めた
ワンダが彼女の耳に口を寄せて、恐る恐る囁いた
「触っても…?」
モノは赤く染まった顔を伏せるとその言葉に、幽かに頷く
ワンダはそれを目の端に捕らえて優しく彼女の背中に手を伸ばした
彼女の華奢でなめらかな背中を撫で摩り、徐々に下へと降りていく
腰の辺りで一度止まるも、そのまま下へと大きな手は降りていき、そのやわらかな双丘の感触を楽しむように動く
モノが小さく声を上げる
二人の感情が徐々に飽和に達しようとしたとき、一番鳥が大きく一声鳴いた
その長く尾を引く声に二人ははっとなると、ワンダはその両手を彼女から離す
モノのほうも気がついたように体を起すと、ワンダにごめんなさいと囁いて立ち上がろうとした
「モノ…」
モノが振り向くとワンダの切なそうな顔に気付く
「モノ、僕は…」
モノは切なそうな顔をすると、それ以上言わないでと言うように、首を振る
それを見てワンダは口を閉ざし幽かに目を伏せたが、すぐに彼女の方を向いてもう一度名前を呼ぶ
「モノ、忘れないで」
そう言ってワンダは自分の唇を親指でなぞると、その指を彼女の唇に押し当てて、優しくそして力強くなぞった
モノの髪の毛が、白み始めた空の色を受けて、発光しているようにワンダには見えた
モノは目を見開いて切なそうな顔をすると、すっくと立ち上がって、簡単な作りのはしごを降りていった
おしまい
91名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 20:07:34 ID:9ft+0aBB
GJ!GJ!
十分エロいよドル民(´Д`;)
かなりハァハァしますた
92名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 21:49:14 ID:OgqtLIM3
>>90
gj!
二人の初々しさに萌えた。
93名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 02:10:25 ID:WNGWJhgK
>>90
GJ!!!
止めるタイミングがまたすばらしいね!
94名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 06:33:00 ID:8eqe38YE
ありがとう。初めて文章書いたから所々おかしなとこあって、駄目
かと思ってたよ。
二人は貞操観念強そうだっていうイメージから脱却できなくて、こ
んなヘタレな童貞君・処女の話になって、エロパロ板的にはつまら
ないだろうなぁって思ってた(;´Д`)謝謝
二人の初々しいところが表現できて良かった
95名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 09:53:18 ID:i5ucDKh1
ワンダ×モノキボンしたヤツです
 滅 茶 苦 茶 萌 え ま す た
ってか初めて書いた文章とは思えんなぁ…
96名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 11:12:09 ID:ilG2OwiX
ワンダ×モノキボン2号ノシ
知らない間にネ申降臨――――!!(・∀・)
すっごい萌えた…。2人の初々しさにドッチドチですた。
97名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 14:50:01 ID:8eqe38YE
じゃあ今度はイコ×ヨルダで書くね
ショートショートでしかもやっぱりあまりエロくない話になるケド…
98名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 22:10:19 ID:JMRd2gvi
期待して待ってるお
99名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 23:51:50 ID:8eqe38YE
石のソファの上で先にヨルダが目を覚ます
疲れているのはお互いに同じだけれど、彼女を守りながら剣を
片手に影のような黒い霧を倒さなければならない少年の方が余
計に体力を使うのだろう。
朝日に少しまぶしそうに顔をしかめているがイコは目を覚まさない
ヨルダはそんな少年をじっと見つめる
「******」
小さくイコに向かってささやく彼女の口元は優しさに満ちていた
起さないように静かに背もたれから起き上がると、朝日が少年の顔
に当たらないように目の前に立つ
そうやって静かな時間が流れると、暇をもてあましたヨルダが観察
を始める
そして、少年の前掛けの下、下肢の間ではっきりとその存在を誇示
している膨らみに少女が目をとめると、小首をかしげた
じっとそこを見つめながら、何かを考えている風だった彼女の目が
輝くと、予告なしに突然少年のずぼんの中に手を入り込む
突然のことに目覚めた少年が悲鳴を上げるけれど、少女は全く気に
しない。面白いものを見つけたかのように、イコの静止を無視して
底を握る
状況を把握できないイコだったけれど、自分の股間の状況だけはしっ
かりと把握できる。
目の前でもぞもぞと動く少女の腕に片手をかけて、もう一方の手で
そこを守ろうとするがポジショニングが悪い
蹂躙する彼女の指が敏感なところに触れる
「きゃーっやめて!そんなとこ触らないで!あっあっ駄目っ…イタっ
握らないで!そこは握るところじゃないから!握るのは手だけに…。
あはっくすぐったい。お願いだからヨルダ、もう放して!何してる
のさ!イタっ…あ、なんか変な感じ…。違う違う違う。お願いヨル
ダ。ほかはどうしてもいいけど、そこだけは!ぁあっ動かさないで
!やめてっやめ…―――」


「―――…ぁっ…―――」

「ヤネ!」
          イコ 初体験を強制的にさせられた13歳の夏―――

色々申し訳ない…orz 難しすぎた。ヨルダ×イコになってるし(ノДT)
100名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 07:24:16 ID:be2IjKbQ
ちょwwwこれは大人の階段シリーズか?
ともあれGJ乙!!!!!
最後のイコがテラワロスw
101名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 13:24:32 ID:w5+BamVw
>>86-90で萌えた後にいきなり大人の階段で吹いたww
102名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 15:27:29 ID:ClVidrmo
短いのに十分萌えました(*´・ω・`*)
103名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 22:51:34 ID:drP7kJZN
ホント申し訳ない
しっとりした物を書こうと思ったんだけど、どうしても手が
進まなくて…
この話にしたら、あっという間に書き上がった(;´Д`)
104名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 23:55:40 ID:h/1JTtxn
イイヨイイヨー
次回作も期待しているお
105名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 01:48:58 ID:TpiFiiCG
次なるドルミン様に期待age
106名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 11:08:47 ID:IbdgTId9
ほっしゅ!
107名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 23:31:32 ID:EmP8n4eb
神降臨期待保守
108名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 03:06:37 ID:jQKVx3XK
先日友人から借りたICOをようやくプレイしました。
イコとヨルダがあまりにも可愛いので、早速二人の名前で検索。
で、ここを発見。
折角なので久し振りにえっちぃ文章に挑戦してみようと思います。
109イコ×ヨル「プロローグ」:2006/04/08(土) 03:35:07 ID:jQKVx3XK
最初に手を繋いだときは、ただ無我夢中だった。
自分と同様、たった一人で狭い檻の中に閉じ込められていた少女。
彼女をどうしても助けたい。どうしても自由にしたい。
頭の中はそんな気持ちで一杯だった。

それから、どれだけ彼女の手を引いて歩いただろうか。
ふと、繋いだ掌から伝わる温もりに胸が高鳴るのを感じた。
振り返ればそこには少し年上の少女――ヨルダの顔があって、
視線がぶつかると、かっと顔が熱くなる。
その感覚をどう言い表せばいいのか分からなくて、イコは困惑した。
思えば人の手を握るのは、これが初めての経験だ。
角を生やして生まれた自分はずっと独りで、
他人とまともに触れ合ったこともない。
(だからきっと、緊張してるんだ……)
得体の知れない感覚を振り払うように、
イコは自分に言い聞かせた。

十三年という歳月を、人との関わりを持たず過ごしてきた
イコは、まだ知らなかった。
自分は「少年」で、ヨルダは「少女」であるという――
その、本当の意味を。
110名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 16:33:19 ID:EmkFpEwb
おぉ…新たな神光臨か?
期待しています
111イコ×ヨルその1「触れ合い(前編)」:2006/04/09(日) 04:45:59 ID:uoGDdwKH
「まいったなあ……」
ぼやきながら、イコは白い布の巻かれた頭を掻いた。
先に進む道が見付からない。
だがそんな状況とは裏腹に、イコの表情に緊迫感といったものは見られない。
ヨルダと城を歩き回るようになってからというもの、
そう珍しいことではなかったからだ。
こんな時イコは、ヨルダの言動をよく見るようにしていた。
言葉こそ通じないが、この城のことをよく知っているらしい彼女は、
身振り手振りでどこに仕掛けが隠されているのかを教えてくれる。
今回もヨルダに仕掛けの位置を教えてもらおうと振り返り、イコは愕然とした。
先程まですぐ後ろにいたはずのヨルダがいない。
慌てて辺りを見渡しながら、自分の迂闊さを呪う。
影達は常にヨルダを攫う隙を窺っているというのに、一時でも彼女から目を離すなんて。
「icokun,icokun」
うろたえる少年の耳に少女の声が届く。
視線を向けると、少し離れた所で無邪気に何かを指差す少女の姿が目に入った。
こちらの心配などどこ吹く風である。
安心した反面、肩透かしを食らって呆れるイコだったが、
不意にヨルダの頭上を見上げギョッとする。
老朽化している古城の壁にひびが入り、今にもヨルダの上に落ちてこようと揺れている。
「危ない!」
イコが夢中で駆け出すのと、限界を迎えた壁が崩れ落ちたのはほぼ同時だった。
いつものように手を引いている暇はない。
駆けてきた勢いそのままに、ヨルダに跳びつく。
視界が真っ暗になり、次いで石と石の凄まじい衝突音が耳朶を打った。
だがどうやら、ヨルダを救うことはできたらしい。
周りが静かになると、すぐ近くから彼女の心臓の鼓動が聞こえてきた。
彼女の身体の温もりを感じることもできる。
鼻をくすぐる芳しさを放つ、柔らかな身体――
それがあまりにも心地よくて、イコは思わず触れる指先に力を込めた。
「n......」
こぼれ出た甘い吐息に髪をくすぐられ顔を上げるイコ。
すると、濡れた瞳でこちらを見つめるヨルダと目が合った。
112イコ×ヨルその1「触れ合い(後編)」:2006/04/09(日) 04:46:31 ID:uoGDdwKH
心臓が跳ねる。
そしてようやく、彼は今の自分の姿を理解した。
押し倒された少女の腰に手を回し、その胸元に顔を埋める自分の姿を。
「ご、ごめん!」
とんでもなく悪いことをしたような気分になって、慌てて飛び退く。
何故だか知らないが、顔が火のように熱い。
見ればヨルダも同じようで、身を起こしながら頬を上気させ、困惑の表情を浮かべている。
そんな彼女の姿を見るのも気恥ずかしくて視線を逸らすと、飛び散った瓦礫が目に入った。
落ちているのは、ちょうど先程まで彼女が立っていた所だ。
まさに間一髪。
「あ、危ないところだったね……」
努めて平静を装いながら、イコは口を開いた。
正直その成果に自信はない。
「何かまだドキドキしてるよ」
言い訳がましいと自分でも思いながら、未知の感覚から逃げるようヨルダに話しかける。
すっかり動揺しているらしく、彼女に自分の言葉が通じないことも忘れていた。
「?」
「え、えーと……」
首を傾げる彼女に戸惑いながら、その手を取って自分の左胸に当てた。
「ほら、ドキドキしてる」
胸の鼓動が彼女にも伝わったのだろう。
ヨルダは静かに微笑むと、今度はイコの手を取り同様に彼女の左胸へと導く。
「え――」
抵抗する暇もなく、イコの手がヨルダの胸に触れる。
柔らかな感触を指先に感じ、静まりかけていた心臓が再び暴れだす。
聞こえてくるのが彼女の鼓動なのか、それとも自分の鼓動なのかさえわからない。
ただただその感触だけを感じてる内に、やがていたたまれない気持ちになってきたが、
添えられた彼女の手を振り払おうという考えは微塵も浮かばなかった。
彼女からこの手を離そうとするまで、この温もりを感じていたいと心から思う。
ヨルダがそっと手を離したのはそれからすぐのことだったが、
イコにはその時が悠久にも感じられた。

そして二人は後になってから気付く。
お互い、熱くなっていたのは顔や胸の内だけではなかった――ということに。
113名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 05:02:05 ID:uoGDdwKH
さっき一週目が終わったので、感動が残っている内に書いてしまいました。

イコ×ヨルは純愛路線以外ないと思ったので、やたら初々しい二人です。
でもエロパロなので、次回は一気にエッチな展開になります(全三話予定)
ちなみにヨルダの台詞は読む人には伝わるようローマ字になってます。
そうなると14行目の台詞を見た人が
「何でヨルダがイコの名前知ってんだよ!」
とか言いそうですが、ゲームやってると実際そう言ってるように
聞こえるのだから仕様がない。
誰かプレイ中にイコとヨルダが言う台詞の意味(もしくはそれを取り扱ったサイト)
を知ってたら教えてください。

それにしても眠い……外明るくなってきたし。
114名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 12:46:36 ID:lGgdpL2c
台詞の意味・・こんな感じでしょうか?
趣旨から外れていたらすみません。
ttp://www9.plala.or.jp/uo_za/ico/words.html

後編(中編?)楽しみにしてますよ〜ノシ
115名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 20:15:19 ID:ZJzHqUBO
>>113
gj、あと惜しい
ttp://auezget.at.infoseek.co.jp/icokotoba.html
ヨルダ語は基本は日本語をローマ字にしてから
単語毎に後ろから読むとそれっぽくなるらしい。
イコはそのままイコって呼んでるっぽい

それとローマ字じゃなくてカタカナ表記のほうが文が読みやすいと思う。
これは個人的な意見だから無視してくださってもかまいませんが
116名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 20:41:00 ID:PamYloF7
GJ!
続きが楽しみッス
117イコ×ヨルその2「初めての快感(前編)」:2006/04/10(月) 02:04:59 ID:RlVPIWGe
冷たい石のソファとは裏腹に、イコの体は溶岩のように火照っていた。
一体自分の体はどうしてしまったというのだろうか。
横を見れば、すぐ隣ではヨルダが静かな寝息を立てている。
その無垢な寝顔を目にすると、また体が熱くなるのを感じた。
二人で城の中を歩き回ったり、影達から彼女を守るために戦っている間は
そんなに気にならないというのに、二人でじっとしているとやたら落ち着かない。
ふと、股の間を見てみる。
動悸と共に膨らんだ物がズボンを押し上げ、その存在を主張している。
ただ大きくなっているだけではない。
試しに触ってみたら、そこはまるで角のように硬くなっていた。
やはり自分の体はどこかおかしいのだろうか。
不安と焦燥に駆られながら、再びヨルダへと視線を戻す。
今度は、その胸元へと。
襟元から覗く胸の膨らみに視線が釘付けになる。
同じ膨らみだというのに、自分の股間とはどこまでも違う。
柔らかくて、いい匂いのする彼女の胸。
それに触れたときの感触を思い出すと、より一層股間が膨れ上がるのを感じた。
思えばあれからだ。自分の体がこんな反応をするようになったのは。
だが悪い気はしなかった。
むしろそう自覚するほどに、再び彼女の体に触れたいという気持ちが強くなる。
(ちょっとだけ、触ってみようかな……)
そんな考えが頭をよぎる。
でも自分の方から胸に触ろうとしたら、彼女は嫌がらないだろうか。
今のイコにとって、影達よりも彼女に嫌われることの方が何倍も怖かった。
彼女に嫌われたら、自分はまた一人ぼっちになってしまう。
そうして躊躇っていると、不意にヨルダの体が傾いた。
ソファの背もたれを滑るようにして、彼女の体がイコに寄り添うように密着する。
ドクン――
イコの心臓が一際大きく鳴動した。
間近に迫ったヨルダの寝顔。
首筋にかかる彼女の寝息。
そして、腕に当たる柔らかな膨らみ。
もう我慢の限界だった。
118イコ×ヨルその2「初めての快感(中篇)」:2006/04/10(月) 02:05:34 ID:RlVPIWGe
「……………………」
彼女を起こさないよう息を殺し、彼女の胸に触れる。
柔らかでありながら、その手を押し返そうとする弾力。
イコは掌でそっと膨らみを包み込むと、その表面を優しく撫で回した。
「un――」
ヨルダの頬がわずかに赤みを帯び、その唇から吐息がこぼれ出る。
それでもイコは止まれない。
不思議な感触を持つヨルダの胸に、もう夢中になっていた。
撫でる指先にも徐々にと力が入っていき、いつの間にか呼吸も荒くなっている。
そのおかげで、ヨルダも同様に息を荒くしていることにまるで気付かない。
柔らかかった彼女の胸の一部だけが硬くなっていることだけは気付いて、
好奇心の任せるままに指先で押してみる。
「A……!」
小さな突起の感触と共に悲鳴にも似た声を聞き、イコは咄嗟にヨルダの顔を見やる。
耳まで真っ赤にしながら、ヨルダが戸惑いの表情でこちらを見ていた。
「あ、いや、これは、その……」
イコが慌てながらもヨルダの胸から手を離せないでいると、
彼女は恥ずかしそうに目を伏せる。
そして、ある一点を見据えたまま動かなくなった。
「?」
不思議に思って視線を辿ると、彼女は膨らんだ自分の股間を凝視している。
「ヨ、ヨルダ……」
あまりの恥ずかしさに今度はイコの方が固まった。
一方ヨルダは何を思ったのか、唐突に顔を上げ口を開く。
「watashimo sawattemite ii?」
上目遣いでこちらを見上げるヨルダに見惚れたイコが答えるより早く、
ヨルダの細い指先が彼の股間の膨らみへと伸びる。
「あ……」
突然触れられて、今度はイコが声を漏らした。
119イコ×ヨルその2「初めての快感(後編)」:2006/04/10(月) 02:40:46 ID:RlVPIWGe
イコがそうしたように、ヨルダもまたイコの体を優しく撫でる。
寒気にも似た、未知の感覚が背中を這い上がる。
戸惑いはあるが、それ以上にこの感覚に身を任せたいという誘惑がイコを支配する。
彼女がズボンの紐を緩め、中の物を取り出そうとしても抵抗はしなかった。
露わになったそれは、まさに角のようだった。
股の間に生えた肉の角に、ヨルダの指が添えられる。
角がビクリと脈打つと慌てて手を離したが、イコの顔をチラリと見てまたすぐに手を伸ばす。
壊れ物を扱うように優しく角を握るヨルダ。
彼女がその手で根元から先端へと撫で上げる度、イコが吐息を漏らす。
そして彼もまた、彼女の膨らみに触れていた手を動かし始めた。
空いている手で肩を抱き寄せ、より体を密着させる二人。
互いが手を動かし、互いに息を荒げる。
その内イコはヨルダの服の襟元から手を入れ、直に膨らみへと触れ撫で回す。
角はより一層その硬さを増し、それに呼応してヨルダの手の動きも速さを増していく。
張り合うように、その指先を胸の先端へと這わせるイコ。
硬くなった突起を弄られヨルダは一瞬手を止めるが、より激しく手の動きを再開する。
股間から背筋へと這い上がってくる感覚が、今にも耐え切れなくなりそうな程に強くなる。
暴走する理性に任せ、イコは指先に触れていた突起を強く摘んだ。
「Aa――!」
ヨルダが一際大きな声を上げ、上体を仰け反らせる。
と同時に、イコの角を握る手に力を込める――その時だった。
「うっ!」
ヨルダとは対照的に体を折り曲げるイコ。
その股間の角の先端から、白い液体が勢いよく迸った。
二人が驚きに目を丸くする先で、液は石畳へと落下した。
「……ふぅー」
しばらくして、イコは大きく息を吐いた。
全身から力が抜け、そのままヨルダの胸の中に倒れ込む。
「icokun......」
心地よい脱力感と、優しく自分を抱きしめてくれるヨルダの温もりが眠気を誘う。
トクン、トクン――
未だ早いリズムを刻んでいる彼女の胸の鼓動を聞きながら、まどろみにその身を委ねる。
そのまどろみの中で、ヨルダの足下が目に入った。
(あれ……?)
彼女のスカートの中から一筋の雫が、太腿を伝って足首へと流れている。
好奇心が僅かに顔を上げたが結局眠気には敵わず、イコは夢の中に落ちていった。

そして二人は知った。
男と女は違うものなのだと。
だがその違いは決して悲しいものではなく、むしろ喜ばしいものだった。
二人が知った、男女の違いが生み出す快感という感覚。
それには先があるということを、二人はまだ知らない。
120名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 02:41:47 ID:RlVPIWGe
>>114,115
情報ありがとうございました。
それを元に今回のヨルダの台詞は我流のヨルダ語っぽい
ものにしようかと思いましたが、「これを解読するのはめんどい!」
と思いボツにしました。
あとカタカナ表記もやってみたんですが、
読みやすくなった反面別の言語っぽさが消えてしまったため
結局元のローマ字表記にしました。

今日は早めにupできましたが、何か長くなってしまい恐縮です。
それにしても知識の無い二人のエッチを描写するのはムズイですね。
元々できるだけ遠回しに表現した方がいやらしく感じると思っているのですが、
直接的な表現が一切使えないのもキツい……
121名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 11:25:00 ID:xfzTqoki
GJ乙です!!!
やっぱりイコヨルダは大人の階段シリーズになるんだな。
こんなベタな純情エロを見たのは久しぶりだ。
だ が そ れ が い い ! !

続きを楽しみにしています。
122名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 14:21:06 ID:l8rh0AvV
ED後で絶対に二人ってあの無人島?みたいなところで生活するよね。
イコとヨルダが大人になってから子作りする話を誰か書いて欲しいヨ
123名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 16:44:21 ID:V+vHgVbl
無人島では生存本能が働いて云々・・・と言うが、本当なのか。
124名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 01:40:02 ID:AjMxRnqf
ども、現在イコ×ヨルで書かせてもらってる者です。
その3を書くにあたってイメージを膨らませようとイコ×ヨルの
えっちぃイラストを探していたのですが、見付からんもんですねえ。
どなたかそーゆーの描いてる絵師さんや扱ってるサイトを
ご存知でしたら教えてください。
125名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 06:56:44 ID:62DJJCkY
いろいろ検索してみたけど見つからなかったんで
取りあえず角煮のスレを張っておきます。
ここをチェックしていれば、いつかエロ絵がうpされると思われ。

ICO 2影目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1123906436/
126名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 08:47:16 ID:QBEgGEbo
保守
127名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 14:15:27 ID:/KmRUC/5
誰かおるか
128名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 14:25:47 ID:LCgUIDqi
いない
129名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 15:33:27 ID:6rQW0Fjj
>>127-128
自演かもしれんがレス時間見てワロス
130名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 20:14:42 ID:Y9dnewcU
>>129
そしてあんたもナイスタイミング。
131名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 20:17:40 ID:9Whg+Ao7
ラッキーセブンですな
132名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 22:39:49 ID:TM3evGuu
神降臨待ち
133名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 16:36:31 ID:YCoiAjmS
ラッキーセブンといえば昨日、アマゾンでワンダを見たら
ワンダの売り上げランキングが777位だった。
134名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 21:13:58 ID:KPxE6bnE
めでたいんだかめでたくないんだが
135名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 03:04:40 ID:ehNK5Yu8
ホッシュホッシュ
136名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 23:39:45 ID:29AMbUIr
保守
137名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 21:25:04 ID:W+f8R9q7
ほしゅ・・・とあげ
138名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 15:27:52 ID:kq0jVTCH
ドルミン様ってツンデレかな?
139名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 09:50:55 ID:RRa2q8Di
アグロ×ヨルダ
140名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 11:35:38 ID:taaxCZ0m
百合ですか
141名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 12:24:42 ID:8LISOKmE
>>139
どんな組み合わせよw
142名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 16:12:19 ID:SBp/RdRH
アグロ擬人化、そしてアグロとヨルダが姉妹設定とするなら
見た目は清楚なお嬢様風でロングの黒髪。
だが大胆かつ積極的な性格で、大人しい性格(と思われる)姉ヨルダを
ぐいぐい引っ張っていくタイプ…と、脳内妄想スマソ

これにイコと女王とワンダとモノが加わると、ありきたりなラブコメになりそうだ。
143名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 20:58:50 ID:BqEwuswH
女王×イコで
144名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 06:38:10 ID:jtjonhvu
保守ってワンダモノキボン
145名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 15:34:19 ID:oyejMtCM
保守
146名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 01:39:39 ID:1PgdA3Os
ワンダモノ読みたいナー保守
147名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 16:34:58 ID:tjNRLMD1
ヨルダ×箱
148名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 21:22:08 ID:c8Tgmizh
箱×トカゲ
149名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 11:45:39 ID:vMshWUK/
トカゲ×ワンダ
150名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 14:26:44 ID:4XhbVbVp
箱×トカゲとかもうわけわからんw
151名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 16:10:14 ID:+upjg4nf
そもそも箱ってww

そんな訳で
モノ×ワンダで
152名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 11:51:41 ID:qQT37lJ+
やっぱりキャラの背景がわからないから書きにくいのかな…
153名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 12:38:18 ID:yMX7+kfp
妄想、捏造し放題でもあるんだけどね。
ワンダとモノの関係もいく通りも考え付くし。
ただ自分には文才がない…orz
154名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 13:20:38 ID:GSGiFdxp
同じく
妄想力だったら誰にも負けんw
155名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 15:38:28 ID:SgAQtMs7
妄想内容をkwsk
156名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 14:50:24 ID:yJF7fG74
あまりにも痛過ぎでおしょすいワ〜
157名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 18:16:35 ID:jgIm4UEQ
そう恥ずかしがらんで…ほれほれ
158名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 15:29:33 ID:Je4KZsAv
詳しくは言えんが>>156-157を見て普通に妄想できてしまったorz
159名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 16:54:51 ID:8BCtC709
どんな妄想だよww
160名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 15:33:40 ID:GembStsJ
とりあえず>>157はエモンの台詞で妄想した。反省はしてない。
161名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 00:28:30 ID:ShZikcDL
エロン
162名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 16:49:05 ID:m5nFOMje
ホッシュホッシュ
163名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 06:38:35 ID:wHgA1WCr
最近ワンダと巨像ベストが出たとか。これを機に職人降臨しないかな。
164名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 15:31:55 ID:E0GSnCmS
アグロ保守
165名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 17:06:00 ID:ZTzsVEPp
ヨルダの鳩プレイきぼんぬ
166名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 19:27:05 ID:jNtNCC/D
アグロモノで頼む
167名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 06:43:33 ID:AugWszHm
期待age
168名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 00:52:51 ID:kjCSch3A
トカゲ保守
169イコ×ヨルダ(前編):2006/07/05(水) 22:09:21 ID:5yTDbnFp
こっそり投下します。(言葉はしゃべらせてません。動作とかで)


初夏の青い空が気持ち良くてヨルダは思い切り息を吸い込みました。
潮の香りをおみやげにイコがヨルダに駆け寄ってきます。
“おいで、おいで”
彼が手を振っています。
お日様のように明るい少年の笑顔にヨルダも顔をほころばせました。
砂を蹴って彼女はイコのもとへ走ります。
彼女がたどりつくと彼はヨルダの手をとって波打ち際まで走り出しました。
ぱしゃ
ヨルダはイコに水をかけられました。
ぱちぱちとヨルダは目を瞬きます。
彼のいたずらです。しょっぱい水がヨルダの淡い色の髪の毛から滴りました。
ヨルダもお返しに水をひっかけます。
しばらく二人は仲良く遊びはじめました。


夕日が海面を赤く照らしていました。
ヨルダは気づけば頭のてっぺんから服の裾までびっしょりです。
イコがもじもじとヨルダを見ています。
様子が変な彼をヨルダは首を傾け覗きこむと、彼はちょっぴり顔が赤いようです。
夕日が彼の顔を赤く染めているのでしょうか。
無邪気な少年がいつもとはちがってうつむいたり、突然あらぬ方向をみたり
してヨルダを不思議にさせます。
くしゅんっ
濡れた身体が冷えてヨルダはくしゃみをしました。
はっとしてイコがヨルダの手を握ります。
温かい手がじわじわとヨルダをあたためます。
そこでようやくヨルダは気づきました。彼女の薄い服は水を吸って彼女の
白い肌を透かしていました。うっすらと色づいた薄紅色の二つの蕾も布に
はりつきてちょうどイコの目の高さと同じくらいにあるではありませんか。
カァ…と頬が熱くなるのをヨルダは感じました。
イコを見ると彼はいつになく寡黙になりじっと彼女の薄紅色の蕾に
視線をとらわれていました。
恥ずかしくなってヨルダが身を捩ると彼は慌てて彼女の腕をはなしました。
ぬくもりが失われて少し寂しいような気がするのは気のせいだったのでしょうか…。
170イコ×ヨルダ(後編):2006/07/05(水) 22:23:09 ID:5yTDbnFp

ぱちぱちとたき火が燃えて火の粉を散らしていました。
彼は黙々と動いて服を乾かしたり魚をあぶったりしています。
ヨルダは彼がどこからか見つけてきたらしいぼろ布を身に巻きつけ火にあたっています。
いつもだったらたくさんおしゃべりしてたくさん笑うのにこの日はとても静かな夜でした。
会話が少ないといつもより早く眠気がくるようです。
ヨルダはいつのまにか眠ってしまっていたようです。
ふと眠りから目覚めるとイコがいません。
ヨルダが呼んでみても返事がありませんでした。
ひとりぼっちになったような気がして彼女は不安になって彼を探しに行きました。
ほどなくすると彼の背中を発見しました。こちらに背を向けてあぐらをかいて座っています。
ほっと安心してヨルダは息をつきました。
彼に近づいていきます。彼の呼吸する音が聞こえてきました。
イコはまだ気づいていません。
ヨルダは昼間の水をかけられたことを思い出しちょっとした悪戯を思いつきます。
そ〜…と近づきます。彼の腕が上下に動かされているのが背中ごしにわかりました。
何をしているのでしょう?
ヨルダはぽんっと彼の両肩を叩きました。
彼の背中が『びくりっ』と跳ねました。予想以上に驚かれヨルダもきょとんとした顔をします。
彼の固まった顔がヨルダを見上げました。
今までで見たことのないくらい大きく目を開き、ぱくぱくと口を開けたり閉じたりしています。
彼はなにかを握っているようです。
彼が隠そうとするよりも早くヨルダはそれをなにか確かめようと身を乗り出します。
彼女は首を傾げました。それは彼女にはよくわからないものでした。
イコの手のなかで赤く充血し、ふるふると粘液が零れ先っぽを濡らしています。
ヨルダはそれをみて産まれたばかりの雛鳥の頭を連想しました。
ちょんと指で先に触れてみるとびくんと震えてヨルダはなんとなく可愛いような
気がしました。
彼の前に回るとちゅ…と雛にするようにその『頭』にキスをしました。
イコの鋭く息を呑む音がして、ヨルダは顔をあげます。
しかし彼は止めようとも続けようともさせず固まったままでいます。
きっと彼が先までしていたように下から上にすりすりと優しくなでてあげました。
突然、それは彼女の指の中でビクビクと暴れだしました。
驚いて手を離すと、脈打ちながらそれは白いものを吐き出しました。
彼女が愛でていたものは彼自身から生えているものだったのです。


どのくらいそうしていたでしょう。
ふたりは長いことそのままでいました。
…やがてどちらからともなく手を握りました。
彼女の肩からぼろ布がするりと落とされました。
イコはヨルダの白い身体に黒い影を作っていきます。
あたたかな影に覆われヨルダは目をつぶりました。



 終わり  『あたたかな影』
171名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 22:52:14 ID:4G0vIIr0
GJ!ほのぼのしててかわいいでつ。
最近やっとICOクリアしたので、海岸に打ち上げられた2人のその後がこんな風にマターリしていたらいいなと思いますた。
172名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 23:46:30 ID:urxU9erm
>>171
それでは是非、二巡目もクリアしてください。
173名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 00:02:06 ID:snfOuKoO
>>171
ありがとうございます。
こいつら子供だしどう調理しようか悩みました。
最終的にごめんイコごめんヨルダ汚して…と思いながら書きましたw
174名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 12:03:04 ID:uD5deXKp
おぉ、何時の間にか職人さんが…
エロなのに何か和んだよw
乙&GJ
175名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 15:45:06 ID:yYUyoAme
GJ!!!!!
和み癒し系エロイイヨイイヨー
176名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 22:58:46 ID:WbkBibaB
16体の巨像と誰かの乱交キボンw
177名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 23:13:31 ID:VPb1sjX8
16体目はデカイからなぁ…13体目か?w
178名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 07:04:04 ID:l5+8eRAE
6体目とか…知識があるらしいし、ヒゲプレイとか
179名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 11:20:10 ID:yDBTwhqM
ヒゲプレイってなんだよw
180171:2006/07/17(月) 21:22:49 ID:bFvWfyvI
3連休だったので、2週目がんばってきますた!
影が初回プレイより強くなってるようで、跳ね橋苦労しました。
でも、苦労した分字幕のおまけやエフェクトのおまけ、スイカが嬉しかったでつ!
2週目プレイをすすめてくれてありがとうございました。>>172
181172:2006/07/17(月) 23:22:33 ID:IXZ7+OQe
そこはそれ、愛のライトセイバーで。
#って、跳ね橋ってその前だっけ? 後だっけ?
182171:2006/07/18(火) 00:48:32 ID:x0gEUEki
ライトセイバー前です。
何回もヨルダもって逝かれて画面にむかって平謝りですた。
183名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 15:47:21 ID:29x4mU2y
ヨルダが影にさらわれた時ハァハァしてしまう自分

「ヨルダはもらっていく。ハァハァ」
「イコくん! あ…んっ…! そ、そんな…だめ…っ」
「!! おまえらヨルダを離せ!」
「こ と わ る」「ニヤニヤ」「ちょ、俺にも触らせて」「俺漏れも」

どうみてもベタ展開です。ほんとうn(ry
184名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 21:55:01 ID:QTELZeQ2
ちょっ…それで書いてみれ(;゚∀゚)=3
…お願いします。
185名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 16:00:16 ID:LPC8E2xY
夜だは影の穴の中でどんなことをされるんだろう?
いけにえの影全員にやられまくっちゃうのかナ?
186名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 06:55:17 ID:7fgzZl0O
ヨルダ萌え保守
187名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 15:29:33 ID:aboIWtCu
保守ヤネ!
188名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 17:49:55 ID:nZc6rtS9
189名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 06:39:25 ID:bPY41M4r
ドルミン×女王
190名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 14:11:04 ID:kuU0hksV
ドルミン×エモン
191名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 21:42:53 ID:rCmHd+Q5
エモンxワンダ
192名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 16:46:14 ID:LRjR+axc
ワンダと巨根 アッー
193名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 15:31:31 ID:q0Q+Ki7I
ドルミン♀でワンダを誘惑とか。だが、どうみても鬱オチだな。
194名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 22:55:49 ID:YKoS0l+7
hosyu
195名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 08:08:41 ID:T6fIU3FL
職人降臨期待保守
196名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 23:37:38 ID:3ZGRUNTM
巨像×巨像
197名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 21:40:03 ID:TepASmpO
>>196
生意気な第6の巨像をシめてやるッ!

第16の巨像が見守る中、制裁は行われた。
既に第6の巨像の口には第3の巨像のサオがねじ込まれている。
「ミノ、コマしたれ」
第16の巨像がいうと、第1の巨像は腰巻の横から一物を取り出した。
ゆうに十丈はあろうかという巨大な業物に、第6の巨像はぶるっと震えた。
しかし、その恐怖とは裏腹に〜いや、第6の巨像にとってはその恐怖こそが
色欲を沸き立たせるものだったのかもしれないが〜第6の巨像の戦車砲の
ような小振りの一物は痛い程にそそり立っていた。
その「戦車砲」の皮を第2の巨像が唇でちゅるんと器用に剥く。
第2の巨像の口中に錆臭が広がる。
そして、第1の巨像の十丈竿が第6の巨像の菊門にねじり込まれていく・…
四体総体重700万トンを越えるド迫力の4Pファック。
まだ、幕が開いたにすぎない。
悦楽は、ここから始まる。夜はまだ終わらない…
198名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 02:35:26 ID:7lLHQ1lL
笑っていいんだかハァハァしていいんだか複雑な気分になった
199名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 07:37:39 ID:ej7xiXKM
錆臭で吹いたwwww

女…というかメスと思われる巨像っているんだろうか。
200名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 10:38:15 ID:28/8rM8A
やっぱジオングあたりじゃ
201名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 11:32:02 ID:e1wVFsob
スカートはいてるからか?w
202名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 14:05:44 ID:2BdPEiPl
ジオング指の動きもちょっとエロっぽい
203名無しさん@ピンキー
16体目がテクニシャンなお姉さまに見えてきた