鴉天狗カブトの朱雀にハアハア

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86今思いつくままに書いてみた断片ww
カブトと玄武、白虎、龍卍船を操る青龍の四神たちが、黒夜叉道鬼の配下たる黒夜叉四天王の3人、羅童、九頭鬼、闇入道と交戦していた頃…

山本勘助の娘、小百合になりすまして城に潜入していた四神の残る一人、朱雀は眠りについていた。
その彼女の寝所に一つの影がにじり寄ってきた。黒夜叉四天王の紅一点、夜叉姫が大蛇と化して忍び込んできたのである。
朱雀は、自分が眠っている傍まで近寄ってきた夜叉姫にまだ気付いた様子はなかった。
一瞬舌なめずりをした大蛇は大きく口を開け、深い眠りについたままの朱雀に襲い掛かった。
しかし。大蛇の体に貫かれた布団はからっぽだった。
朱雀がすんでのところで身を翻し脱出したのである。黒夜叉の気配に気付かないわけがなかったのだ。

布団から脱出した朱雀が刹那、宙を舞った。
つい直前まで眠っていた彼女は着物など着ているはずもなく、白い肌を淡い桃色の襦袢一枚だけが覆っていた。
その襦袢は、上は着物状になっているが、胸元があらわになっており袖のないものだった。
下は股を隠す一枚布だけで、肉付きの良い太ももがあらわになっていた。