1 :
布教大天 ◆eEOz1bEpbU :
お!勃ちましたね。スレ立て乙です。
3 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 00:34:39 ID:Isyn/lH6
俺が3ならユージ×サヤ書いてくれる人がいる
4ならそれがサヤ×タマに早変わり
前に書き途中で機を逃してそのままになってたマルチーノ×グリンの完成版が一応あるけど、
需要あるかな。一応今日の深夜にでも落とせるけど。駄文覚悟ですが^^;
>1
乙であります!
>5
メイド需要はいつでもある!
じゃあ今日の深夜にでも。万に一人でも読んでくれる人がいたら嬉しいです。
午前1時は深夜じゃないのか…orz
まあ推敲してくれた方が読み手としても嬉しいし明日は休みだし
何時間でも待ってやるさこんちくショー
9 :
ラブラブブラリー教徒 ◆uwi/fWtAsA :2005/11/05(土) 03:17:00 ID:NsejE4Tl
〜日常の性活〜・マルチーノの日課
マルチーノには恋人がいる。ただし片思いである。
相手はマルチーノを知らない。知ることもできない。
マルチーノがその人を見たのはずいぶん昔にさかのぼる。
ある本で「眠れる城の王子様」と題した顔写真付きの記事を見かけたのだ。
読むとメモリア国の王子、グリンが自らの魔法の反動によって長き眠りについてしまったという。
マルチーノは幼心にその王子に興味を持った。是非お会いしたいと思った。
…一目惚れだった。
数年後、マルチーノは念願叶って城の侍女となった。
しかし、グリンはいまだ深い眠りの中。
そんなグリンをマルチーノは間近で見させてもらうことができた。
そのとき得体の知れない感情がマルチーノの胸のうちに湧き上がる。
(なんだろう…この気持ち…)
その後もマルチーノは献身的に城の業務に携わり、ある日こんな仕事を授かった。
「マルチーノ、今度からあなたがグリン様の身辺のお世話をすることになったわ。」
「ええ!?あたしがそんな大役を…あの、あたし、まだそんな…。」
「シュダンさんたちとも話したんだけど、マルチーノはとても真面目に働いてくれて、
そんなあなたなら安心してグリン様の身辺を任せられると思ったの。誇りに思って、マルチーノ。」
「は、はい…。では精一杯がんばります。」
格別困難な仕事でもない。ただ部屋を掃除してグリンの身体をきれいに拭いてやる。
それだけのことなのだが、マルチーノにとっては特別な仕事だった。
数日後の早朝、マルチーノはいよいよ初めての「お世話」の日を迎えることになった。
マルチーノの心を包むのは、敬意と、緊張と、誇りと、嬉しさ、 そして得体の知れぬあの感情…
いつもの癖でノックをして部屋に入ったマルチーノ。当然グリンはマルチーノが入ってきたことを知らない。
畏れ多くもマルチーノはグリンの側に寄り、顔をそっとのぞいてみた。
二人きりになるのはこれが初めてである。
その寝顔に、マルチーノはしばし時を忘れ、初めてその顔を見たときのことを思い出した。
(そうだ、もう11年ぐらい前だっけ…初めてお顔を拝見したの。)
全く変わらぬグリンのその寝顔に、マルチーノの心にも、あの時の熱い気持ちが鮮明によみがえってきた。
(あたし…グリン様に、どうしてこんな、恥ずかしいような気持ちを抱いちゃうんだろう…)
はっと我にかえったマルチーノ。教わったとおり部屋の掃除に手を着け、それは容易に終了した。
さて、もう一つの仕事は、グリンの身体のお手入れである。
そのためには、当然ながら、少々「失礼」をしなくてはならない。
先輩たちはそんなに気にしなくても良いと言った。
ただ、ウブなマルチーノにとってそれは気がかりでしょうがない。まして相手は…
(何を考えてるんだろう、あたしったら。)
マルチーノは雑念を振り払って、仕事に専念しようとした。
だが、相手はなんと言おうとマルチーノの初恋の人物である。どうしても意識してしまう。
とりあえず、グリンの手と顔をタオルで拭こうとした。
そっと、心の中で失礼しますなどと言いながら、なんとかそれは終えられた。
しかし仕事はきちんとしなければいけない。しなければ逆に失礼だとマルチーノは自分に言い聞かせた。
この大役を、マルチーノは必ずこなしてみせるつもりだった。そして少しでもグリンに貢献するつもりだった。
…だが、そんな立派なマルチーノの意志も、グリンの上着を脱がせていくうちに、
あの、心のうちから湧き上がる、熱く、邪な感情に徐々に冒されていった。
マルチーノはいけないことだと自覚しながらも、こう思ってしまった。
(あたし、グリン様のこと、好きなんだ…。グリン様のこと、もっと知りたい…。)
上半身裸のグリンの身体に手が触れるたびにマルチーノの心臓も高鳴り、
グリンの体温が伝わるたびにマルチーノの身体も熱くなる。
マルチーノは必死に自分を抑えようとした。
マルチーノは普段は極めて純情な娘で、自分がこんな気を持つなど夢にも思わなかったろう。
だからこそ、今この状況において、マルチーノは自身の感情を抑えきることができないのだ。
今の段階では、マルチーノは何もいけないことはしていない。
ただ言われた仕事を忠実にこなしているだけだ。
だがマルチーノは気が動転するあまり、とっさに部屋の扉の鍵をかけてしまった。
ちょっと安心した。もし誰かが突然部屋をのぞくことはない。
そして再びグリンの上半身を丁寧にタオルでぬぐってやった。
グリンは何もなかったかのように眠っている。 その様子をマルチーノはしっかりと確かめた。
そして拭き終わる。
この過程で、マルチーノの心境に明らかな変化が現れた。
一種の落ち着きにも似た、何か征服心にも似た満足感が生まれたのだ。
相手は眠っているのだ。何も知らないのだ。
これはもちろんマルチーノのグリンに対する個人的な、特別な感情に起因するものだ。
マルチーノの心にはまだ、王子であるグリンへの謙遜と忠信、そして自身の良心が存在した。
しかし、誰にも見られないという安心感は、同時にマルチーノの欲望を助長した。
そしてこの自問とそれに対する自身の答えによって、マルチーノの良心は完全に崩れ去ってしまうのだった。
(下も、やっぱり拭いて差し上げるべきかしら…。)
何事もなかったかのように眠り続けるグリンは、自分が今何をされているのか知る由もないだろう。
発情した淫乱な小娘に、弄ばれていることを。
(む、剥いてちゃんと綺麗にして差し上げなくては…!)
これは建前である。平静を装おうとするマルチーノの、ちょっとした言い訳である。本音はもちろん、
グリンを自分のものにしたいのだ。
初めて目にする、しかも初恋の人物のそれを、高まる心臓の鼓動を抑えながら、マルチーノは暴いた。
(お、思ったより柔らかい…。)
いろいろ触ってみて、探ってみて、それでも物足りないマルチーノは、顔をべったりくっつけて
しばしの恍惚状態に入る。
(どんな味がするのかしら…?)
そっと味見してみる。
幸せな一時…。
そのまま裏の筋をちるちると舐めあげてゆき、先端、続いて全体をすっぽりと口の中にしまいこんでしまう。
吸うようにグリンを味わい、舐めまわす。口の中で転がしてみる。
(おいしい…グリン様の味、美味しい…。もっと、欲しい…。この、ぷにぷにした感触が…いぃ…。)
くにくにぶにぶにとなぶっては吸い付く。身を乗り出し、鷲づかみにする。気分はもう、独り占めだ…
マルチーノはそのままグリンに乗りかかる。抱きついてみる。能天気な顔してすやすや眠るグリンの上で、
マルチーノは次の準備をする。
ためらうことなく上着をまくりあげ、胸の露出を許した。
今のマルチーノに羞恥心などない。あるのは、純粋な、そして邪な、性の欲望だけである。
頭の後ろに手を回し、グリンを自身の顔に引き寄せる。そして唇が接触する。
もう片方の腕ではグリンの胴を引き寄せ、胸が完全に溶け込んだ。
ゆっくりと身体をくねらせると、それに合わせてピンクの胸の先端がグリンに触れて円を描く。
軽い、ほのかでくすぐったい感触がマルチーノを悦ばす。
ぐっと押し付けると、マルチーノの弾力ある乳房がぐにっとおしつぶされ、
マルチーノを刺激しては再びその弾力で元に戻される。
視線はなめるように下からグリンを見つめ、グリンの口元へ近づく。そして、接触する。
そのまま下を脱ぎ始める。呼吸が速い。身体も熱くなってきた。
(あたし、あたしっ…!グリン様が欲しい…!!)
次の瞬間には全身すっかり無防備にされたグリン。さていよいよ本番だ。
部屋の空気がすうっとマルチーノの下半身にあたり冷たい。
再びゆっくりとグリンに乗りかかり、顔をのぞく。…眠ったままだ。
マルチーノはそのまま唇を寄せた。胸を密着させ、そして全身も。全てを奪い取るかのように…。
強く、強くグリンを抱きしめる。
マルチーノは自分の下腹部にある物の感触をしっかりと確かめる。そして後ろから手を回し、ぎゅっとにぎる。
身体を押し付ける。下腹部を押し付ける。早くも感覚の鋭くなったマルチーノの胸の先端部が
グリンに何度も押し付けられる。
マルチーノの欲望はますます強くなってゆく。
マルチーノは一度身体を起こし、グリンのひざ元に座る。
グリンは眠ったまま、何も知らず、身体には何の変化もない。
(誰も見ていない…グリン様と、してみたい…!)
平常時のそれを扱うのは容易ではないが、今のマルチーノにとっては関係ない。
(…グリン様、失礼します。)
マルチーノは無許可でグリンの貞節を奪った。
先端を自分の感覚器官へぐりぐりとこすりつけ、入り口へとあてがう。
グリンの棒には滑らかな液体が付着した。
マルチーノは準備のできていないグリンのそれを中へねじ込む。
そして体重を器用につかってできる限りまで奥へ押し込む。
長さは全然足りなかったが、十分だ。
マルチーノは幸せだった。
性の交渉というか、この場合は強姦とでも言うのだろうか、形はどうあれ、マルチーノは恋する男子と交わったのだ。
自然と身体が動く。本能だ。
マルチーノの局部はすぐさま熱い感覚を味わった。マルチーノの異常なまでの性欲というか、性癖は、
物理的な刺激の少なさを苦にすることなく、マルチーノの性欲を十分に満たした。
再び身体を密着させる。全身に汗が浮かぶ。何度も、何度も身体を擦り付ける。
右手でグリンのそれをつかみ、膣の内壁や、陰核といった性感帯に、いやそれだけではない。
もはや全身が性感帯と化したマルチーノは、グリンの棒を自身のひだや会陰部にも押し付け、感覚を享受する。
陰核から膣入口までの直線を先端にこすらせるのが気持ち良いようだ。
「グリン様…好きです…あぁ、愛して…います…。」
マルチーノの薄い陰毛には透明な液体が絡みつき、陰毛を伝ってグリンの身体に流れてゆく。
その愛液は滴となってグリンの上をすべり、シーツに点点と痕をつける。
部屋中にはいやらしい音がにじむ。
ときどき自分でも刺激してみる。
その右手で会陰のあたりを愛撫してみると、指に自分の精液がまとわりついた。
マルチーノはその指でグリンの頬をそっと撫でた。グリンの顔にマルチーノの愛液が付着する。
右手は何度もその場を行き来し、左手で強くグリンを自分の胸に引き寄せ、もちろん二人は交わったまま、
あふれる吐息がマルチーノの唇を通してグリンの体内に注がれる。
(えっ、えっ!なに…かしら…ぁ、いや!)
あるとき、マルチーノはふと違和感を覚えた。
不意に何かが詰まるような、そんな感覚だ。
マルチーノはちらっと後ろをのぞいてみた。いや、まさかそんなはずは…と。
見ると、なんとグリンのテンションがドルチルしているではないか。
マルチーノはあせった。なにより、グリンが目覚めたのではないかと疑ったからだ。
マルチーノは隠れる場所を探したかった。だが、そんな場所どこにもない。
いま、当の本人と交わっているのだから。
グリンの顔元にマルチーノは自身の顔をうずめた。…隠れたいと思う一心だった。
グリンの棒は刻々と勢いを増してゆく。その勢いはマルチーノの熱を帯びた局部を圧迫する。
「ふぁ、あ、あ、…くうぅ……!!」
マルチーノの頭の中は怒涛のごとく押し寄せる洪水に似て、もはや何が何かも分からない。
びくびく震えがとまらないマルチーノの体内を容赦なくその肉棒は掻き分け奥へ進んでゆく。
(ぐ、グリン様に知られてしまう、あぁ、どう…しよう、み、見られてしまう…!!)
そう思えば思うほど敏感な内壁は刺激され、証拠の液体がここぞとばかり溢れ出る。
こんなことをしているのを本人に知られては一巻の終わりである。
祈るしかない。皮肉にも孤独なマルチーノがすがれるものはグリンだけだった。
マルチーノは抱きついた。息を凝らした。体中の汗がグリンの身体へ流れ落ちてゆくのが怖かった。
どうにも動けない…。マルチーノはグリンに密着して、そっと、耳元で尋ねた。
「グリン…様…?グリン様?…」
「…」
返事がない。ただの朝勃ちのようだ。
もっとも生娘であるマルチーノがこの15歳男児の朝の生理現象について理解できるはずもないが、
呼びかけても応答がないのは、グリンの眠りが解けていない証拠である。
マルチーノは恐る恐るグリンに幾度か尋ねては、なんとなくではあるがこの現象を理解した。
ほっとしたのも束の間、マルチーノは恐るべき切り替えの速さで妙案を思いついた。すぐさま実行する。
(き、気持ち良いぃ…さ、さっきよりもずっと…!)
さてマルチーノはグリンの朝勃ちをいいことによりセックスを本格化させたわけだ。
まあそこそこの大きさになって行為には十分だ。
これでマルチーノは眠るグリンを前に「思う存分」愉しむことができる。
先ほどの遠慮は何処へやら、いや、ますますマルチーノは要領を得て活発化している。
マルチーノの小さな陰唇がグリンの先端を包み込むと、満たされた粘液がそれをなめるようにぬぐい、
容易に中へと進めると、今度は体重を使って奥まで挿しこみ、前後左右に激しく擦り付ける。
上下に振ればその拍子に隙間から断続的に透明な愛液が溢れ出て、グリンを伝い、シーツをびしょびしょに濡らす。
その液を指にまとわらせるとマルチーノはさらにマスタベーション行為を付け加えた。
肛門への指の挿入など、今のマルチーノには恐くもない。本能に導かれるがまま…
(もう…あたし、おかしく、ハァ、なってしま…い…そう…ぅぅう!!)
人間の4大性感帯である口唇、乳房、性器、肛門の全箇所を一度に攻めあげ、自身を極限の境地にまで
追いやるマルチーノ。
グリンを引き寄せる右手も、粘膜のマスターベーションに勤しむ左手も、休むことなくマルチーノに快楽を与え、
もうマルチーノを完全に破壊しようとしている。
マルチーノを止めるものは何もない。
「グリン様…あたしを、受け入れてください…。」
下腹部がはちきれそうな感覚をマルチーノは覚えた。
マルチーノは力を振り絞って、グリンの顔にまたがった。
そして惜しまず自分の性器を顔面に押し当てた。同時にグリンの棒を両手でしっかりと握る。
グリンの口元で、マルチーノはちょうど二人の粘膜の部分を合わせ、幾度かこすりつけた。
「あぁ、あぁっ、グリン様…グリン様ぁああああ!!!!」
…
マルチーノは自らの性欲を存分に解放できたようだ。
マルチーノはぺったりとグリンの股間に顔をうずめ、少し息を落ち着かせた。
そっと身体を動かすと、冷えた身体に生ぬるい液体がぬるっと触るのが分かる。
見ると、びっしょりのグリンの顔。心地良さそうに眠るグリンの顔全体にかけて、マルチーノのこぼした
やや白みがかった粘性のある液体が、滴るほどに付いていた。
マルチーノはそっと体を起こす。
マルチーノはグリンに受け入れてほしかった。
グリンの口に性器を押し当て、何度か横にこすってみた後、グリンの唇を指でこじあけ、
まだ体内にある精液をグリンに注いだ。
ぽたぽたと垂れる自身の精液を眺めていて、マルチーノはこう思った。
(あたし、まだいけそう…!!)
マルチーノの身体はすぐさま熱を取り戻した。
体勢を元に戻し、まだ起動中のグリンの棒を手にとる。
棒は、十分すぎるほどマルチーノの潤滑液になめられている。
マルチーノはためらわなかった。
先ほどの自分の指よりも太い物体を、精液の助けを借りて強引にアヌスに打ち込む。
仰向けになって、両足で姿勢を保ちながら、とにかく中へ進めたい。
その感覚はまた前とは異なるだろう。その、体内をかき回される感じが何よりたまらないのだ。
異物の挿入に怯える肛門と、それを楽しむマルチーノの欲望がぶつかり合い、マルチーノの精神をかき乱した。
根元まで挿入が完了する。前後に揺らし、要領はすぐさまつかんだ。
身体の肉がグリンの棒をしかと包み込み、柔らかさと締め付けの強さが同居する熱帯地域。
(おしりも…イイ…グリン様のが…あたしを、あたしの中を走っていく…!!)
運動の激しさはすぐに第1回戦のものに匹敵し、全身から汗は噴出し、両足でシーツを力いっぱいつかんで
ベッドを揺らしながら行為する。
陰毛はおろか、中の様子まであらわにし、天を仰いだマルチーノの陰部は、
同じくマルチーノの両手によって何度も激しく摩擦される。
充血した陰核からひだのある庭を通り、会陰に至るまで、この区間を指の全体を使って刺激すると、
となりの体腔を通う刺激とあいまって、瞬く間に滑りのいい汁が溢れ出す。
そして右手人差し指を陰核に、中指、薬指を使って膣内壁をこすりとる様式を取ると、
左手は手のひらと腕の部分で両胸をもみつぶす格好となり、姿勢が完成する。
天の神様に丸見えにならんばかりのあらわな姿もどこ吹く風。
「あっ、あっ、ぅふうんん…ぁああ、はぁ…気持…ち…いい…!!」
気分はグリンに犯されている。
胸も、膣も、肛門も、すべてグリンがまさぐっているという想像だ。
自分で攻めるのもいいが、攻められるのもいいようだ。
そのグリンが、胸を蹂躙し、乳首のしこりを弄び、同じく下半身のしこりをいじらしくなぶってゆく。
マルチーノは自分の乳房を揉みしごき、両側の肉の壁にグリンの棒を挟むがごとく手繰り寄せて、
気分はパイズリ状態だ。桜色の乳頭に指を当て、円を描くように刺激しつつ、
山の中央の棒を温かく包み込んで、グリンに「奉仕」をする。
グリンは激しくマルチーノの中を往来し、膣の中でも暴れまわる。
マルチーノを犯すグリンは何人も存在する。
あちこちからグリンの肉棒が迫ってきては、マルチーノにそれを押し当て、体内に侵入し、かき乱す。
(グリン様…もっと、もっと下さい…。)
そう願えばすぐさまグリンは大人数になり、口の中に忍び入り、散々マルチーノを汚していっては、
今度は敏感な性器をつつきまくる。
回りを囲まれ、全身を圧迫され、犯される。
想像は限界を超え、徹底的にマルチーノを破壊してゆく。
マルチーノが指だけではなく、すべての指を、そして拳までも膣内に挿入すれば、
無数のグリンの棒がマルチーノの入り口に押し寄せ、むりやり中へねじ入る。
どんなにマルチーノが激しくのた打ち回ろうと、グリンは容赦なく攻めつづけ、中の中まで侵入する。
「はめはめ…まんまんはめはめしてください!!」
無数のグリンがその時一斉にマルチーノ目掛け、マルチーノの体内まで、放水する。
こぼれ出んばかりの量の精液が噴射され、マルチーノはグリンの精子の中に飲み込まれてゆく。
そのプールの中で、マルチーノの夢は終末を迎えた。
震える全身を押さえつけ、その時には声すら出なかった。
噴き出す透明な液体をただただ必死に抑えた。
真夏の太陽の下で、全身に電流が走ったかのような強い衝撃がかけめぐり、
動けないマルチーノの意思とは関係無しに周期をもって潮が溢れ出す。
全身をぴんと伸ばしきり、足の指はベッドのシーツをつかんで、腰の辺りを上下させた。
そして辺りは水溜りのようになり、マルチーノはその海に沈んだ。
少しずつ視界がはっきりしてきた。カーテンの色がわかり、時計の静かな音が聞こえてきた。
マルチーノは少しずつ正気を取り戻した。
それとともに、マルチーノは自分のしたことがなんなのか、分かってきた。
いや、最初から分かっていた。これがいけないことだとは。だが、それを抑制することはマルチーノには不可能だった。
まだマルチーノの肛門にはグリンの肉棒が突き刺さっている。折りしもグリンのテンションは下降気味だった。
ずるずるとそれを引き出すと、マルチーノはベッドに手を置いて、ゆっくりと起き上がった。
やってしまったことはしょうがない。おろかなことをしてしまったのだから、償いをしなければいけないと考えた。
(…せめて、おきれいにして差し上げなくては…。汚してしまったのだから。)
マルチーノはお手入れ用のタオルを取り出した。
それで、グリンの顔から身体から、汚してしまったところ全てをタオルで綿密に拭きあげた。
ベッドのシーツやら何やらにも液体が飛び付いている。取り替えなくてはいけない。
自分の身体ももちろん拭きあげた。
そうすると、もはや何の証拠も残っていない。
残されたのは、裸の二人。
時計を見上げると、まだ一時間と少ししか経っていないではないか。格別おかしな点はない。
それにしても、やはり何も知るはずのない王子。
本当に、本当にばれてはいないだろうかとマルチーノは少し心の中で不安だったが、それはなさそうだ。
大分気持ちはもとのマルチーノに戻ってきたようだ。それはマルチーノ自身、安心した。
マルチーノがした事実はどうしても消えない。しかし、それを知るのはマルチーノただ一人だ。
そこは、マルチーノだけの世界なのだ。
服を着れば、時間をさかのぼった世界が待っている。
マルチーノはグリンに服を着せた。もちろん自分も。ベッドも整え、新しいシーツをひき、グリンに布団をかけた。
ついでに倒れていた部屋の置物を立て直し、掃除道具をまとめあげた。
この扉を開ければ、そこはいつもの世界。ただ、マルチーノは最後にしておきたかった。
もう一度、グリンの枕元に行き、こう言った。
「また、お世話にあがります。グリン様…。」
最後に軽く口付けをした。
城の一侍女として働く毎日。それはそれで充実していた。だが、本当のマルチーノの姿は、城の一角のある部屋の中で
のみ見ることができる。それを知るのはマルチーノだけ…。
それから半年ほどしてグリンは目を覚ます。それは城の皆と同様にマルチーノにとっても嬉しい出来事だったに違いない。
ただ、ある一つの日課がなくなってしまったことが、マルチーノには少しばかり心残りだった。
完
保存してあったFDがどっかにいって焦りました^^;
いろんな面で及第点に至らないと思いますが、読んでくださった方がいらしたら
ありがとうございます。
淫乱メイドGJ。
>返事がない。ただの朝勃ちのようだ。
くそ笑いましたw
GJ
もう即死回避したかな?
テンションがドルチルするって・・・
どんな動詞だよ。でもGJ
とにかくなにかきぼん
もうかなり末端だそろそろ神が降臨してもいい頃だ
神キボンヌ(*´Д`)
前スレ745の純愛キリノ×コジローまだー?
__ --―- 、
, r‐ ' ´ ヽ
/ ヽ
_ -―- 、 /_ , ` 、
=ニ二 _____ `ヽ、  ̄ ―- 、 l ` 、
`ヽ、 /:.:.:`:.ヽ..、`ヽ 、 `ヽ、 |! `!
`ヽ、 /:/:/:.:.:.:.:.:.:.:.冫:..、`ヽ 、 `ヽ、 人 l ―なうろーでぃんぐ―
`/:.:./:.:.:/:.:.:.:/l:.:.:.:/:.:.:.:.:.:冫..、 ` ヽ 、 `ヽ、 ', \ l
/:.:./:.:.:/:.:.:.:/ !:.:,イ:.:.:.:.:.:.;'!:.:.l:.:`lヽ..、 ` ヽ ヽ、', ヽ i
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ヽ!:.:.l:.:.l ヽ - ' ヽ __ ノ !:l:.:.:,':.:.:.:.ト:.:.l ` ー l ',` ー‐ ' / /
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rtニ二lヽ l ';! 冫、', lヽlィ' ヽ ヽ' ´ \ rェ-、
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ト--'、::; ' l ! Tニ/__」l_>`-‐' ', / / ` ゝ- l
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ヽ 入_. ー―-´- _ l t、:::::::::::::::::::ー:':::::::/ l /
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ヽ-- ニ=ー-- 、 _____ , -‐ ' ´
わざわざAA貼り付ける意味がわからん
アクアに座薬を入れるネタがそういや本スレで昔あったな。
ここのカラオケは3階建てで、建物のど真ん中に1階から3階までの吹き抜けがある。
2階の吹き抜けから1階を見下ろしていると、入り口の自動扉が開き、
高校の制服を着た少女が肩で息をしながら入ってくる。
しばらく、彼女は中腰で呼吸を整えると、携帯を取り出して電話をかけた。
と、俺の携帯の着メロが鳴る。しかし、そこかしこで音の鳴っている場所だから、
2階にいる俺の携帯の着メロに彼女は気づかない。
1,2,3。心の中でカウントしながら俺は階下の彼女を観察する。
こういう間が、人とのコミュニケーションでは重要な意味を持つことがある。
8,9,10と数え続けていると、携帯を耳に当てる彼女の顔がわずかに不安で曇る。
その変化を見届けて、カウント12で俺はようやくボタンを押す。
とたんに、彼女の顔は笑顔に変わる。
「明美、来たのか?」
「来たわよ……あんなメールだけじゃ許すわけないんだから」
携帯から聞こえる声は、とても不機嫌で苛ついている。
しかしはるか下に見える彼女の表情は、
まるで欲しがってた玩具を買ってもらった子供のように輝いている。
ホント女って生き物は生まれながらにして女優だな……
思わず心の中で舌を巻くが、こちらも声の調子を変えず答える。
「とりあえず、37番の部屋いるから急いで来いよ。
2人分で受付も済ませてるから、早くな。」
とだけ呟くと、突然携帯を切る。そして、
彼女が見上げても視界に入らないよう少し後退し回れ右して
そのまま37番の部屋へとゆっくりと歩いていく。急ぐ必要はない。
どうせ彼女は全力疾走で乱れた髪を化粧室で直すのに時間がかかるんだから。
結局彼女が部屋に来たのは俺が部屋に戻ってサンボマスターの歌を
2番まで歌い終わり間奏に入った後だった。
「遅かったな」
髪を整えた彼女は不満そうに答えた。
「ちょっと迷っただけ」
ふーんとさして関心なさそうに呟いて、そのまま歌を続ける。
が、突然彼女はリモコンを握って曲を止める。
「何だよ。まだサビあったのに」
俺が不満そうに呟くと、むーと短くうなって横に座った彼女が詰め寄る。
「さっきも言ったでしょ。あんなメールの一言で許すわけないんだから。
ちゃんと、あたしの前で謝ってよ」
彼女にしてはものすごく怒っているフリをしているのだろうが、
吹き抜けで彼女のほころぶ笑顔を見ている俺は、
彼女がもうすっかり自分のことを許しているのは判っている。
しかしまあ、ここは敢えて彼女の演技に乗っておこう。
「悪かった……だから、今日はここのカラオケでもう飯から何から全部おごるよ。
割引券山ほど持ってるから、何曲だって付き合ってやるし」
「本当?」
「ああ。だからその……許してくんねーかな、明美」
そう呟くと、少し頭を下げて上目遣いで呟く。
「うーんそっかー…じゃあ、まあ許してあげようかな……」
目をそらしながら、彼女……浅川明美は呟いた。
「許してくれるよな、な?じゃあ、仲直りの印だ」
そう言うや否や俺は明美の顎に手を伸ばし、顔の向きを自分の正面へ向けさせる。
と同時に一気に顔を近づけ、そのまま口付けをする。
唇同士が触れ合ったとたん、急な行為に驚いて明美は目を大きく見開く。
しかしその後口の中へ舌を差し入れそのまま歯茎や舌を舐めてやると、
わずかに目を細め負けじと俺の舌に自らの舌を絡め縺れさせることで必死に答える。
彼女もこういうことをするのは1度目ではない。
まだ慣れているとはいえないが、やり方は知っている。まあ、俺が教え込んだのだが。
両腕をお互いの後頭部に回し、少しでも唇が離れないようにして
貪りあうように舌を絡ませあう。ゆっくりと口を離すと、
透明な液が二人の間で橋を作る。
「……また、煙草吸ってた?」
「ああ。わりい、臭かったか?」
「うん、匂う。……でも、嫌いじゃない匂いかも……」
そう言うと、今度は明美のほうから顔を近づけてくる。
唇を噛み合うようにもう一度キスをする。
唾液を交換し合う中、俺は後頭部へ回していた手を少しづつ下降させる。
うなじ、首筋、背中、そして腰まで手を進めた時、
明美は唇を塞がれたまま目を見開いて
「うーんっ」
と必死に唸る。
ゆっくりと唇を離すと、
「ちょ……その先はダメだって……」
と抵抗する明美。しかし俺は下降する手を止めない。
「何でダメなんだ、この先は?」
「監視……カメラ……」
小さな声で天井を見上げながら呟く明美。
彼女の視線の先には、二人を写すレンズがあった。
それ以外にも部屋のあちこちに、計4台のカメラがあった。
しかし俺は明美の肌を揉みしだく手をとめず教えてやる。
「死角に行きゃ大丈夫」
「死角?」
「ここでバイトしてたことあるから知ってるけど、
どうしてもカメラに写らない空間があるんだよ」
そういうと、明美の腕を引っ張り、部屋の西側の壁際まで引っ張って行く。
「はい、ここで壁に手つけてお尻突き出す」
「え、……こんな所で?」
明美を壁向きに立たせ、後ろから両肩をがしっと掴み逃げられないようにする。
「こんな所だから気づかれないんだよ。ほら、早く尻こっちに向けろ」
「でも、ほら……体臭いし……」
「失礼だな。ちゃんと家出るとき洗ってきたぞ」
「や、そうじゃなくて……私、練習試合のあとそのまま来たし……」
顔を赤らめて伏目がちでそうつぶやく明美。
そこで俺は背中から明美の制服に鼻を押し当てくんくんとその匂いをかぎ始める。
とたんに体臭を嗅がれる恥ずかしさに身悶えしながら明美は悲鳴を上げる。
「やだっ、何してるの?」
鼻腔に広がる汗のしょっぱい匂いを堪能しながら、俺は当然のように答える。
「確かに臭いな……でも嫌いじゃない匂いかも、な」
俺の言葉に、明美の顔がさらに紅潮し、耳たぶまで朱に染まる。
髪の毛の匂いを嗅ぎながら、その耳たぶを俺はゆっくりと舐めあげた。
「ひぃやあぁ」
力の抜けた大きな声が漏れたので、俺は明美の小さな口を右手でふさぎ、
左手の人差し指を立てる。
そのまま、俺も明美も動きが止まる。
音の消えた部屋で、明美の荒い呼吸の音と隣室の客達が歌うオレンジレンジの曲が響く。
「な、幽かに聞こえるだろ、隣の奴らの声が。てことは、
あんまりお前が大きな声を出すと……聞こえてしまうかもな、隣に。
そうしたらまあ、覗きに来るかもなあ。まあ、一応扉の外からも死角だけどさ、
部屋間違えたふりして入って来たりとかする奴だっているかもな」
そう脅すと、口を押さえていた手を離す。
そしてまた明美の首筋を舐めあげても彼女は声を発さなくなった。
「いい子だ」
そう呟いて頭を撫でてやってから、俺は口と鼻を明美の背骨に沿って這わせながら
彼女のスカートの中へ両手を入れ、震える臀部にまとっているショーツを膝までずり下げる。
びくびくと体を振るわせる明美の肌の感触と匂いを制服越しに顔で堪能しながら、
彼女の肉穴の周りに指を這わせて優しく揉み解してやると
ふううぅという押し殺した声が漏れる。
しかし、明美は不安定な体勢で後ろに腰を突き出して
そのバランスを壁に着けた両手で保っているので、
口を手で塞ぐ事も出来ず声を出さないようにするのも一苦労なようだ。
そんな明美の口に後ろから左手を差し出す。
「舐めろ」
自分の臀部のすぐ上で発せられる俺の命令に従い、
明美は左後方を向きながら一心不乱に俺の指をしゃぶり始める。
声を出さぬよう何もせず耐えるより、
口を使って何かに集中していたほうが声を出さなくてすむのだろう。
爪の先から指の股まで丹念に舐め上げる明美。
指が十分唾液で濡れたのを確認してから今度は逆の指を差し出す。
すると、今度は右後方へ身をよじり俺の指を明美が舐め始める。
そしてついに、俺の顔が明美のスカートの上まで移動する。
薄い布地越しに発酵した乳製品のような匂いが漂ってくる。
「ここはまた、格別にいい臭さだな……」
あまりの恥ずかしさに、明美はぎゅっと目をつぶる。
「明美のここも、俺の指も準備は万端だな。じゃ、行くぞ」
そう呟くと、俺は人差し指をそのまま彼女の肉の洞窟へ侵入させる。
ふぅぅ、とまた切なそうな声が漏れる。
しかし、どれだけ明美が泣きわめこうが、俺は指の動きを緩める気はない。
そのまま指のスピードを速め、中指も加える。
そして膣口から垂れる愛液をくんくんと嗅ぎ、ぺろぺろと舐める。
それだけで、まるで狂ったかのように明美は腰をうごめかす。
しかし不安定な体勢のため、俺の攻めから逃れることは出来ない。
ついに膝のショーツのところまで愛液が垂れたのを確認し、
「もうそろそろかな」
と呟き、俺はジーパンのファスナーを下ろし猛り狂う俺自信を取り出す。
とその時、明美が掠れ声をあげる。
「だめえぇ……」
「おい、ここまで来てダメとか冗談はよせ」
「入れられたら……声……我慢できない……」
「……しょうがねえなあ」
俺はそう呟くと、明美のスカートの前半分をたくし上げる。
「ほら、これを噛め」
明美は言われたとおりおずおずと前屈するような体勢でその布地を口で噛む。
「こいつを噛み続けてれば、声を出すことはない。じゃ、入れるな」
後ろのスカートもたくし上げ、肉棒を明美の中へゆっくりとうずめてゆく。
それが深く沈んでゆくたびに、スカートで塞がっている明美の口から
柔らかい布地越しに吐息が漏れてゆく。
そしてついに俺は、陰茎を彼女の最奥まで沈めた。
もうそれだけで明美の腰はがくがくと震え立つ事もままならない様子だった。
上半身はきちんと衣服を身に着けているのに、
下半身のスカートは前も後もたくし上げられ丸出しの明美の姿は、
俺の中の射精感を早めるには十分すぎるほど卑猥で、
さらにその彼女の中はまるで蒸しタオルを何枚も重ねたように熱く湿り、
俺自身のものにひだ1枚1枚が生き物のように絡みつく。
あまり長時間耐えられない事を悟った俺は唇をかみ締めながら
挿入した後すぐさま腰を前後させ始める。
その前後して出入りする肉棒が前屈みで自らのスカートを噛む明美には丸見えで、
それが彼女の情欲を刺激するらしく肉壁が収縮し俺の肉棒の傘の部分をこれでもかと擦りあげる。
背骨や肉が溶け股間のさらに下へ流れ込んで噴き出てきそうになる感覚に俺は必死に耐える。
両手で押さえる明美の腰の角度を変えGスポットを貫くようにし、さらに突きの速度を上げる。
すると、Gスポットを貫かれためスカートを噛んでいた明美の口が開き、
「あっあぁぁぁああぁっ」
という泣きじゃくる赤ん坊のような嬌声が部屋中に響き始める。
壁についていた両手は少しづつずれ落ちてついには床に着き、
膝は力なく折れ跪きまるで動物のように四つん這いの体勢になる。
「イくぞ、明美っ、イクゾッ」
「出してっ、全部ッ、出してええぇぇっ」
二人の叫び声が重なった瞬間、俺の腰は痙攣して一瞬止まる。
そしてその後、内側で何かが通過してゆく感覚と
肉壁に限界まで搾り出される感覚が同時に俺の肉棒を襲う。
あまりの快感に一瞬俺の頭の中が真っ白になる。
弓なりの体勢で絶叫をあげた明美はそのまま床にうつ伏せで倒れ、動かなくなった。
二人の荒い呼吸と隣の部屋から幽かに聞こえる歌だけが部屋の中で聞こえる中、
突然扉の開く音がした。
「ウーロン茶とコーラお持ちしました…って蓮間?!!!!?
……ア、ごめんこれ36番だったマジ勘弁。
じゃあ、その、ごゆっくり」
そういってすぐに扉を閉めた元同僚の声を聞いて、
俺、蓮間亜季彦の頭はさらに真っ白になった。
(アーア、跡がきえてねー)
あれから数時間が経過し、家に帰って風呂に入って、俺は自室の鏡の前にいた。
鏡の中の無様な男の頬には、くっきりと赤い手形がついていた。
(ありゃ、本気で怒ってたかな……)
全く、せっかくのめでたい日だってのに、何でこうなるかね。
そう愚痴りながら、ベッドに腰掛けようとすると、携帯の着信音がする。
メールが一通届いていた。明美からだ。そこには、
『お誕生日おめでとう。でも亜季君のこと許さない。バカバカバカバカ』
とだけ書かれていた。
(こりゃ今度の喧嘩は長引きそうだな…)
そう心の中で呟いて、苦笑いを浮かべながら俺は部屋の電気を消した。
終わり
誕生日ネタなのに誕生日すぎてるし orz
後、「バカバカバカバカ」が書きたかっただけというのは秘密だ
読んでいただき、ありがとうございました
>>29じゃあMPティトォに変身する薬が座薬という設定で
いつでもいくらでも座薬が入れられるよう
アナルの特訓するアクアのSSをひとつお願いします
一瞬外山かとおもったw
・・・俺がやりたかったことをいとも簡単に・・・GJ
あ、キリ×コジはちょっと病気してたからもうちょい待って
長編ティリュ神様降臨希望。
長編ミカアク神様降臨希望。
>>23のファイルの80%近い作品を手がけた職人様のHPない?
ないよ
それにしても80ぱーせんとは凄いな
絵師が少なすぎってのもあるが
MPスレにはぶっちゃけ色んな絵師がいるけど
「こいつはちょっと…」って絵師がいない、満遍なくポワワできる
ティトォ×リュシカ分をガンガンで補充してきたので
久しぶりに続き投下します
体中を包む心地よくも気だるい感覚に浸りながらも、
リュシカは少し違和感を感じていた。
ティトォと一緒にベッドに入ってからもう数時間が過ぎていたが、
こう長い時間ティトォが自分の体を放っておくことなどなかったからだ。
一瞬も休むことなくまとわりつくように繰り返された愛撫が、
久しく行われない。それはとても異常なことなのだ。
涙や汗で掠れる視界でティトォを見ると、彼は両手で顔を塞ぎ
まるで凍りついたように動かない。
「ティ……」
舌も、唇も動かすのが億劫だ。
だがリュシカの声を聞くと、ティトォはすっと立ち上がりベッドから降りて
自らの服を着始めた。
「どう……したんですか……?」
「もう、やめよう」
目を見開き慌てて尋ねるリュシカ。
「何で……ですか?あたし何か怒らせるようなことしましたか?」
「今のでわかったのさ、僕がいかに罪深い人間かって事がね。
自分がいかにどす黒く、危険な人間だって事がよくわかったんだ」
「ティトォさんが……罪深い……?」
「そうさ。当たり前だろう。こんな風に交じわり合うのが初めての君でも分かるだろ?
普通の男はね、好きな女性の首を絞めたりしない。
クリトリスを摘んでフェラを強要したり、遺品に愛液をかけるような真似もしない。
そしてそれらのことが酷いことだと相手に分からないよう
思考や精神をコントロールすることもしない……」
薄寂しそうに笑うと、ティトォはまた衣服を着始める。
「でも、あたしは……きゃっ!?」
「リュシカ?!」
急いでベッドから降りようとしたリュシカは、足が縺れそのまま前のめりで倒れそうになり、
慌てたティトォに抱きかかえられる。
そのまま愛しい男の下半身へ抱きついたまま、リュシカは続けた。
「あたしは言いました。……壊されても……めちゃくちゃにされてもいいって……」
「そうだね……でもね、これ以上君を抱いていると……君より先に、僕が壊れそうなんだ」
「ティトォさんが……壊れる……?」
首を傾げて尋ねるリュシカ。
「そうさ。壊れるんだよ……いや、さっきもう壊れていたさ。君の首をこの手で絞めた瞬間に。
だから、もうダメなんだ…これ以上やれば、もう、僕はいつもの僕じゃなくなるんだ」
「それは、壊れているんじゃありません……」
笑みを浮かべ、リュシカはティトォを見上げる。
呆気にとられたティトォの顔を優しい目で見つめながらリュシカは続ける。
「だってそれは……きっとティトォさんの心の表に出ない一部だから。
だからそんな、あたしに対するティトォさんの酷いことも、
ティトォさんの心であることには変わりないって思うんです。
あたしはあんまり頭が良くないし、それにこういう事に詳しくないから
上手く言えないんですけど……、どんな人だって、こういうことをしている時は、
普通じゃないんですよ、多分」
「リュシカは怖くないのかい?首まで絞めるような男に自分の体を預けて」
気の抜けたような顔で見下ろすティトォに、リュシカが少し考え込む仕草をして答える。
「それは怖いですょ、もちろん。でもそれ以上に……嬉しいんです。
いつも理知的で冷静なティトォさんが、あたしと……その、こういう事をしている時は
今までの私と距離を置くティトォさんじゃく
本当のティトォさんのまま接してくれている気がするから」
リュシカは今まで知らなかった。
ティトォが心の中で性欲に対して激しく葛藤していることを。
射精した後の力の抜けた顔が、年頃の少年のように可愛いことを。
口ではもう止めようといいながら、その下半身の強張りはズボン越しでも分かるほど
熱く堅く猛るほどリュシカを求めている事を。
それらはティトォと繋がる事がなければ、知ることはなかっただろう。
「あたしはティトォさんのことをもっと知りたいんです。
この心と体を使って。……だから、ティトォさんがしたいように……して下さい。
それが私の望みでもあるんですから……」
しばしの沈黙の後、ティトォは静かにリュシカの体を抱きかかえ、ベッドの上へ移動させる。
「……僕も知りたくなったよ……君がどこまでいやらしいのか……」
「っそ、それはティトォさんが……」
「僕のせいか……でも、それだけじゃないだろう?
それは……君が強いからさ……」
「あたしが……強い?」
リュシカと同じようにベッドの上へ移動し、ズボンを脱ぎながらティトォは囁く。
「そうさ。君は強い。僕の常軌を逸した欲求を知ってもそれを受け止められるほど。
……だから怖くなる」
「ティトォさん……?」
もし弱いだけの少女ならば、ただ守るだけでよかったのに。
リュシカは確実にこの先の戦いで戦力になりうるだろうし、
自分に付いてこようとするだろう。
だが、果たして血にまみれ傷つく彼女を見て、自分は耐えられるだろうか。
そんな自問自答をしながら、リュシカの体の中へゆっくりと侵入を開始する。
「ふあああぁぁぁぁっ」
わずかに陰茎が進入し擦れる感覚だけでリュシカは軽くイってしまう。
そんなリュシカの耳元に口をつけ、ティトォがゆっくりと語り始める。
その右手にライターを握り締めながら。
「本当の僕を知りたいか……なら教えてあげるよ……リュシカの体へ、直にね」
ティトォの声と火打石を弾く音とともに、リュシカの体内に異常が起こる。
「嘘……大きく……?」
それは、不思議な感覚だった。リュシカの胎内に穿たれたティトォの肉棒が、
その中でしだに大きくなっていく。中のものが膨張する感覚に、
リュシカは悶えながら喚く。
「そんな……もう魔力はないって……言ってたのに……言ってたのにっ」
「そう、もうホワイトホワイトフレアは使えない。
だけどね。これはホワイトホワイトフレアを新たに使ったんじゃない。
逆にホワイトホワイトフレアを解除したのさ」
「そんなぁっ、あっ……」
長さも太さも1.5倍近くになり、その圧力にまたもや果てるリュシカ。
しかしティトォのそれはまだ膨張を止めない。
「僕のこいつにホワイトホワイトフレアがかかっていたのは
君がこいつを舐めたとき見たよね。
そしてホワイトホワイトフレアに血流を制御する力があるのっても確か話したよね。
もう分かっただろう?僕は最初から性器へと流れる血量をセーブして、
大きくなり過ぎないようにしていたのさ。初めての君が壊れないように、ね」
それは2倍近くになってから、巨大化を止める。
「っっあああぁぁっ」
そのあまりの大きと圧迫感にリュシカはまたもや限界を迎える。
「大丈夫かい?でももう僕は止まらない。自分でも止められない。
感じるかいリュシカ?これが本当の僕だ」
絶え絶えの呼吸で、リュシカはシーツを掴みながら呟いた。
「…………ティトォさん…………動いて…………」
「……いわれるまでもない……」
そう答えると、ティトォはゆっくりと動き始めた。
次からは、ついにティトォが全力を出してきます。後22回
ティリュ神様が降臨なされたー!
ティトォの苦悩や葛藤を余すことなく受け入れられるのは、
やはり女の体を持つリュシカだけですね!
激しくかつ優しいエロス、ご馳走になりました!
この展開になっても純愛には移行しないとは・・・
こわっGJ
52 :
名無し@ピンキー:2005/11/14(月) 13:05:09 ID:tf4gy/gl
2倍近く…
軽く20センチ超えてますよGJ
そろそろおっぱい系きぼん
とりあえずエロの手前までうpします
道場の真ん中で倒れている男の人が一人。
普通なら救急車か職員室に知らせに行くものだけど、
ここでの正しい反応は竹刀をもってくること。
「コジロー先生〜大丈夫スか?」
そういいつつ私は竹刀で倒れている顧問をつつく。
するとこの情けない顧問はゆっくり、少しプルプルしながら
こちらにむきなおした。
はにわかムンクの叫びみたいにガリガリになった顔がそこにはあった。
「キリノか〜・・・何かくれ〜・・・」
・・・やっぱり行き倒れか。
給料日前のいつもの光景。私が入部したときからずっとこんな感じ。
しかしどう消費すれば生活費を空にできるんだろう?
ギャンブルはしてなさそうなんだけどなあ。
「ハイハイ、あんた給料日前だもんね〜」
世間一般の剣道部員は自分の顧問の給料日を知ってるもんだろうか?
うちの部員は全員知ってるけどね。
まあ知ってるからこういうものも用意してあげれるってもんだけど。
「ハイ。あげる。」
私はカバンからハンカチで包んだ箱を取り出した。
その瞬間、寝転んでいたコジロー先生は猛烈な速度で跳ね起きた。目が猛獣のよ
うに光ってる。
「すまん、キリノ!!恩に着る!!!」
そう一言告げてコジロー先生は箱を回収し、
この世のものとは思えない速さで包みを開けた。
包みの中からでてきた銀色のお弁当箱を手慣れた手つきで開ける。
中身は色とりどりのおかずとおにぎりである。
「うおぉぉぉ!!」
器用にも叫びながらコジロー先生はそのお弁当を三十秒そこらで食べ尽くした。
しかも手掴みで。
もう見慣れたもんだ。
「いや〜助かった!すまんな〜いつもいつも。」
ほっぺたに米粒が光っている。
「いいっスよ〜。うち、お惣菜屋さんだし。」
余り物でもここまで喜んでもらえるとうれしい。
まあ、今日はもうちょっとうれしい理由、あるけどね。
「さあ!お腹もいっぱいになったでしょうし、一年生来るまでに準備しないと!
!」
新入生達は皆可愛くて気合い入るなぁ〜!(うざいのもいるけど)
そのなかでもタマちゃんはめちゃくちゃ可愛くてそのうえ強い!!
もう言うことないよ〜!!
「あぁそうだ。今日一年の連中、
課外授業でどっかの山に行ってるからこないぞ。」
「えぇ〜そうなんですか〜?ざんね〜ん」
でももうそんな時期かぁ。一年生も大変だ。
今頃タマちゃん達は自然探索満喫してるんだろうなぁ。
あ、それを聞いて私も思い出した。
「そういやサヤもこないよ。珍しく風邪引いたって。」
いつものように趣味が理由じゃないらしい。
いや、水泳にハマって風邪引いた可能性もあるかも。
「なんだよ〜久々に二人だけかよ。」
「まあまあブーたれないで。頑張りましょー!!」
よ〜しがんばるか!
と、気合いを入れたのだったが
「ところで、今日お前の親御さん病気か?」
と、コジロー先生が聞いてきた。
「い〜え、元気ハツラツでしたけど。なんでっスか?」
「いや、今日もらった弁当の卵焼きから多量の殻がでてきたからな。
調子悪いのかなと思って。」
何っ?あの食べ方で気付いたの?あは〜、感服するね。
「あっはっは。今日のお弁当、私が作ったんスよ〜。殻はすみませ〜ん。」
卵割った直後に手ぇ滑らせて、殻全部入っちゃったんだよね。
大きいのはあらかた取ったんだけど。
「お前が?何で?」
「そりゃ〜先生のことが好きだからっスよ。一男性として。」
「・・・は?」
まあびっくりするだろうなぁ、こんな事言ったら。
でもこれが私の性格なんだからしょうがない。
私は好きな人に好きというのをためらうということがいまひとつ理解できない。
友達からは信じられないとか言われたけど
なんか私には挨拶くらいの感覚なのだ。
何度か相手を困惑させてる。
でもまぁ仕方ないこと。
そんな私も先生のことが好きなのに代わりはない。
だからこそお惣菜の余りだけじゃなく、
喜んでもらえるように追加メニューを作ってあげたわけだ。緊張してミスったけ
ど。
「・・・お前、軽いなぁ・・・」
よく言われる台詞。日常的にもよく言われるけどね。
「性格だから今更どうしようもないですよ。」
「ま、俺もそんなお前、好きだけどな。」
「へ?」
なんですと?
「俺もお前が好きだよ。」
・・・ちょっと通じるところがあるとは思ってたけどこんな所でか・・・
「・・・先生も軽いっスねぇ」
「俺も性格だから今更どうしようもない。」
でも、それじゃあ・・・
「じゃあこのままラブラブカップルってことですか?」
「え、まあ・・・しかしまずいよなぁ。教え子に手ぇ出すのは・・・
下手すりゃ二人揃って学校からバイバイだも、むがっ!?」
なんか色々言っていた先生に私は飛び付いた。勢いで倒れた先生のうえに乗る。
そして強引にキス。
ほう、これがレモンの味ってヤツか。
私は先生の首の後ろに手を回した。
先生も私の頭に片手を回す。
私は自分が満足するまでその体勢でいた。
唇を離すと先生は苦笑いを浮かべていた。
「お前・・・こればれたらどうすんだよ。軽く地獄行きだぞ。」
「何言ってんですか。私は先生が行くところなら地獄だってついていきますよ。
ま、極楽のほうがいいですけどね。」
今更地獄が恐いわけないでしょ。
そう思った瞬間、私は強い力で引き寄せられた。
先生の顔がすぐ前にある。
「わっ!ちょ、先生!?」
「・・・本当に地獄でもついてくるか?」
そういう先生の顔は少し赤い。ひょっとして・・・
「・・・スケベ教師。」
「・・・悪いか?」
やっぱり・・・
「やっぱ嫌だよな、悪かっもごっ!?」
もう一回キスしてやった。ただし、さっきより激しく、溶けるくらい甘いヤツを
。
お互いの唇を吸いあい、口の中まで舐めあう。
頭がぼーっとしてきた。
唇を離すとお互いの唇からあふれた唾液が糸を引いた。
私はできるだけ色っぽい顔をしていった。
「極楽行き。お供します。」
ちょwww寸止め勘弁wwwwwwww
服だけ妙に立体的ね
規制解けたしサド×タマでも書こうと思う。
あれ?逆じゃね?
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい! サヤ!
⊂彡 おっぱい! サヤ!
ユージ×タマ投下。
注意点
タマキ処女なのでめちゃくちゃ痛がります。
オリキャラが出てきます。
以上の2点が許せぬ人は、スルーして下さい
小さな女の子が語りかけてくる。
「……丈………君?」
年は10歳ぐらいだろうか。
よく聞こえない。彼女の姿もよく見えない。でも、知っている子だ。
君は誰?そう問いかけたいのに、声が出ない。
「ご………。……せい………」
そういうと、その女の子は近づいてきて、俺の額に顔を近づける。
一点の曇りも無い硝子玉のような瞳に吸い込まれそうになって、
俺の体の動きが止まり、一瞬視界が何かに塞がれる。
そして……しばらくして、彼女は顔を遠ざける。
その口の端から、白い液体を零しながら。
そして耐え切れなくなったようにそれをごほっごほっと吐き出す。
そこで、いつも目が覚める。
それはちょっとした奇跡だった。
「いや、まさかユージ君が勝つとはね」
「うーん、県ベスト8の実力は伊達じゃないっことか」
キリノ先輩もサヤ先輩も驚いている。
いや、先輩たちだけじゃない。ミヤミヤも栄花君も先生も、
……そして俺と試合をして敗れたタマちゃんと、彼女に勝った俺自身も……。
「何で?タマちゃん!」
勝った後しばらく放心していた俺はようやく道場の掃除時間になって自分を取り戻し、叫んでしまった。
勝った……おそらく一分にも満たぬ勝率のはずなのに。
でもそれは起こった。納得できない形で。
その試合は、コジロー先生の能天気な一言でセッティングされた。
「タマとユージ、どっちが強いんだ?」
最初は、先輩たちが先生を
「だって先生に教わるよりタマちゃんに教わったほうがいいし」
とか言ってからかっていた。それで反論できない先生が、
「そんなこといっても、タマの強さは特別だからしかたねえだろうが」
などと情けない言い訳をし、そこからなぜか室江剣道部最強の人は誰だという話になった。
そこでどう考えても最強なタマちゃんと、中学のとき県大会で一応そこそこの成績を残した
俺のどちらかがおそらく最強だろうから、実際に試合をしてどちらが強いか試してみようという話になったのだ。
俺は全力を出し何処まで食い下がれるか……自分の実力を試すつもりでタマちゃんへ挑んだ。
たとえ自分の勝率が少ないと知っていても勝つつもりで。
しかし、いざ勝負をすると、ありえないことが起こってしまったのだ。
彼女の放った面への一撃はあまりにも遅く鈍く、
簡単にかわせてその後俺の繰り出す胴への一撃を簡単に彼女は食らった。
彼女が手を抜いてわざと負けたのだろうか?
でもそれはありえない、と思う。
子供のころ川添道場で何度も彼女が竹刀を振る姿を見ていたが、
たとえ相手がどんなに自分より弱かろうが加減はしてもわざと負けることはしなかった。
それになにより、負けたタマちゃん自身がショックを受けている。
……少なくともそう思えた。
「今日はちょっと、調子が悪かっただけ」
いつもの表情の薄い顔で彼女は答えた。
でも、そのわずかな仕草や口調の中に、彼女自身が納得しない何かがある。
幼馴染の俺にはそう思えた。
「じゃあ、あたしは帰ります」
そう呟くと、掃除を終わらせた彼女はすばやく女子更衣室へ消えてしまった。
「珍しいね、タマちゃんが具合悪いなんて」
「体調悪いのかしら……」
栄花君もミヤミヤも心配そうに話している。
そりゃそうだ。タマちゃんが剣道で戦う姿を見た者なら、
彼女が負けるなんて想像すらできないだろう。
「でも、少し体調が悪いぐらいじゃハンデにもならないよ。
どっちかというと俺のほうが体調悪いぐらいと思うし」
そういって俺は眠い目を擦る。
「そういえばユージ、近頃目の下の隈がひどいけど大丈夫?」
「うん……剣道部に入ってからよく眠れないんだ。なんだかわからないけど、ここの所同じ夢ばかり見て」
生欠伸をかみ殺し答えた。
小さな女の子が語りかけてくる。
「……丈夫………−ジ君?」
やはり年齢は10歳ぐらいだ。
まだよく聞こえない。彼女の姿もよく見えない。
でも少しずつ、夢を見るたびに鮮明になってゆく。
しかしまだ感覚器官が薄い膜に閉じ込められたかのように映像も音声もはっきりしない。
「ご……い。あ……せい………」
そういうと、その女の子はすっとした正しい姿勢で近づいてきて、背伸びして俺の額に顔を近づける。
一点の曇りも無い硝子玉のような瞳に吸い込まれそうになり
動くことのできない俺の視界が何かに塞がれ、俺の体の力が抜ける。
そして……しばらくして、彼女は顔を遠ざける。
その口の端から、白いねっとりとした液体を零しながら。
そしてしばらくして耐え切れなくなったようにそれをごほっごほっと吐き出す。
「…………い味」
「もうお前、家に帰れ。朝練どころじゃねーぞその顔」
武道館に入るなり顧問直々に帰れといわれた。
いや、確かに人相が悪くなってるのは自分でもわかってるけど……。
「……そんなにやばくなってますか、顔つき」
「なんつーかなあ、減量1ヶ月目のボクサーって顔だぞそれ。
しかも確実に絞るの失敗してるボクサーのつらだ。どうかしたのか?」
うーん、一応この人も先生だしなあ。夢の事話してみようか。
「なに、変な夢?……やらしい夢とかじゃねーよな?」
……やっぱり話すのやめようかな。
「やっぱり淫夢じゃねーか!」
ああ、やはり話したのは失敗だ。
うんざりして無言で更衣室へ入ろうとする俺に、後ろから慌てて先生が話しかけてくる。
「いや、だってそう考えるしかねーだろ」
「なにがですかどこがですか!全然いやらしい描写なんか無いじゃないですか」
「……でもよお、落ち着いて考えてみろ。
別にその夢見て苦しかったり怖かったりするわけじゃないだろ?」
「それは……そうですね」
「だから悪夢って奴じゃねーだろ」
まあ、たしかに。恐ろしくて飛び起きたりしたことは無いな。
「でそこにだ、一人の女の子が出てくると」
「でも、その……普通の小さな女の子ですよ?」
たとえばその、やらしい格好ではなかったし、……何より、小学生ぐらいの女の子だ。
そういった対象として見ることもでき無いほどに。
「そう。だからお前がそんなになってるんじゃねーか。
いいか、夢ってのは無意識に思っていることが表面に出てこようとして見ることがあるんだよ」
「それって……どういうことです?」
「つまりお前は、小学生の女の子に欲情しているんだよ、心の奥底で。
薄々気づきながら、理性がそれを止めようと葛藤して、夢を見た後にやたらと疲労しているんだよ」
そんな馬鹿な。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ人をロリコンみたいに」
「……お前も高校生ならわかるだろ。……その女の子の口から零れていた白い液体の正体が」
思わず思考が止まった。
俺が中学校時代所属していた剣道部の男子の先輩は個性的な人たちが多かった。
まあ室江校剣道部面々のキャラクターの濃さには負けるが。
そしてその先輩が卒業前に俺に押し付けて行ったものがある。
それが今俺の手の中にあるラベルの剥がれたビデオだ。
『ユージも中学3年生になるし、ちゃんとこういうの見て勉強しなきゃな』
そういって1年ちょっと前に無理矢理手渡されたビデオを自分の部屋でゆっくりとデッキへ入れる。
『被虐戦隊ドレープレイバー 〜ピンクレイバーの悲劇〜』
というタイトルが映し出された。
俺は早送りのボタンを押す。
きゅるきゅるとテープが早回しされる音がして早送りされる映像は、
どこかの特撮ヒーローに良く似たコスプレをした女の人が悪役に捕まり
少しずつ戦闘服を脱がされて肌を顕わにされてゆく様が映っていた。
そして彼女が悪の戦闘員二人に両肩を抑えられ、怪人の前で無理矢理マスクを剥がされる。
そこで、早送りを止める。
あれ、この人……。
仮面の下から出てきた顔を見て、あることに気づく。1年前見たときにはなんとも思わなかったが、
今改めて見るとその顔は誰かに似ている。
ちょっと眉が太くて長く、肩までかかる少し癖のある髪。
そして怪人に組み伏せられながらも、屈することなく見上げ睨み付ける凛々しい少年のような目。
この人、サヤ先輩に似てる……。
そう思った瞬間、とたんにユージにはそのコントのようなお芝居がとても生々しいものに思えてきた。
『私の命を奪いたいのならそうしなさい。だけど、私の仲間が必ずあなたを倒しに来るわ!』
うわ、なんか声までそっくりだ。なんていやな偶然。
しかも心なしか胸もサヤ先輩のように大きいような。
『ふはははは、残念だがそれは無い。これを見よ!』
と、怪人がマントをひらめかすと、後ろのモニターに橙色と青緑の戦闘スーツを半脱ぎにされた
二人の女性が捕まっている映像が映る。
マスクこそ脱がされていないが、その二人は壁に貼り付けにされ、その体を10数人の戦闘員にまさぐられている。
『いや!!』
『たすけてえええぇぇぇぇ』
そこでモニターはぷつんと切れる。
『オレンジ、シアンッ』
サ、じゃなくてピンクの悲鳴がこだまする。
『くっくっくっ、奴らの命はこのデバアーマー様が握っている』
『そ、そんなあ……』
『だがしかし、私も鬼ではない。もしお前が私の言うことを聞くのなら、奴らは自由にしてやろう』
『本当に!?』
『そうだ……お前がこの私にフェラチオをして高貴な私の精液を飲み干せばなあ』
『そ、そんな…………そんなこと…………できない…………』
唇を噛み、うつむくサヤ……じゃなくてピンク。ダメだ。もうサヤ先輩にしか見えない。
『ふふふ……ならば仕方ない』
そう言うと、デバアーマーはぱちっと指を鳴らす。
と、さっきのモニターにもう一度二人の姿が映り、その体に怪しげな振動する器具が迫る…。
『くくく、太さ10センチ、長さ30センチはある長物だ。こいつを突っ込んだら、
お前の仲間はどうなるかな』
自分たちの股間に殺人的な機械が押し当てられる感覚に女達は絶望の悲鳴を上げる。
『『いやああああっ』』
ぎゅっと目をつぶり、泣きそうな顔で呟くサヤ先輩。
『わかったわ、するから、してあげるから、早く止めて!』
『してあげる……?』
また、デバアーマーが指を鳴らす。
すると、「長物」を持った戦闘員たちがまた捕らわれの二人へ機械を押し付ける。
『待って、やります、します、させてください!』
その声を、楽しそうに聞くデバアーマー。
『では早速、私の『ファイヤーブレード』を舐めてもらおうかな……』
そういうと下半身の甲冑を外し、凶器を露出させるデバアーマー。
『くっ…………』
悔しそうに従うサヤ先輩には、もうさっきまでの凛々しさは無い。
潤む瞳で、ただただ目の前の肉棒を眺める。
そして、おずおずと舌を出すと、陰茎にゆっくりと舌を這わす。
まるで螺旋を描くように、桃色の肉の上をはいずるサヤ先輩の舌。
『くくっ……なかなかうまいではないか……だがぬるいなあ……もっと口全体を使え』
少し上目遣いで怪人の顔を脅えた様に見上げるサヤ先輩に対して余裕の顔で命じるデバアーマー。
ますます泣きだしそうな顔になりながらサヤはついに口全体で彼の物を含み、しごき始める。
顔全体を上下し、舌だけでなく口内の粘膜で快楽を供給するサヤ先輩。
しかし、わずかに眉を上げデバアーマーは激昂する。
『だめだだめだ。そんなものではまだまだ仲間たちは救えんぞ。おい、お前、手本を見せてやれ』
デバアーマーが命令すると、彼の背後からドレープレイバーに良く似た
赤と青の戦闘スーツを着た男達があらわれた。
『ふふふ、こいつはお前達の戦闘スーツを解析してわが組織が作り上げた陵辱戦隊ドレーブレイパーだ。
もちろんパワー、スピード、全ての面でお前らの戦闘スーツを上回る』
偽者登場か……王道だよなあ……。
『くっ、ふぁにを?』
『お前に直接舐め方や咥え方を教えてやる。行け、レッド!ブルー!』
命を受けたレッドレイパーは、サヤ先輩の下半身に飛び掛りマスクの下半分から覗く口でその下半身を舐め始める。
『ああぁっ、私には、咥えられる物なんてないぃっ』
『ふふふっ、ピンクよ。人は生まれる前に母胎にいる時はまだ性別がはっきりしない時期がある。
しかしある時期を過ぎると、胎児のある器官が男ならペニスに、女ならクリトリスになる』
レッドの舌が、サヤ先輩の陰核を舐め上げる。
『ひいいいぃぃぃいいっ』
上ずった声をあげて悶えるサヤ。
『だから、レッドのクリトリスを舐め上げるテクニックを模倣すればいいんだよ。
簡単な話だろう?さあレッド、お前の持つ技術できっちりねっちりねぶり方を教えてやれ』
『ああぁ、そんな、ダメ、口にふくんじゃ……』
『オヤオヤ、仲間を救うことより自分の快感をむさぼるほうが大事かね?正義の味方も唯のメスだな。
全くお口が留守になったじゃないか。しかたない』
そう呟くと、デバアーマーはサヤの口に自らのファイアーブレードをつき立てて
彼女の頭を掴み、腰を自ら突き立て始めた。
『いぁ…………ぐほっ…………げほっ…………ふああぁぁ…………』
口の中へ無理矢理肉棒を前後され、喉の奥や口の粘膜をめちゃくちゃに突かれるサヤ。
しかしその下半身はレッドの精密な舌の動きで攻められて、
背後からはその豊満な胸をムチャクチャに揉みまわされている。
苦しみと心地よさと痛みと戦慄き蛾全て同時に襲ってくるなかで、
サヤはわずかに背を反らし肉棒で邪魔されたくぐもった絶叫を上げる。
『さあゆくぞ、全部飲み干せっ』
デバアーマーが騒ぐと、彼の腰の動きが止まりサヤの口の中へ大量のアトミックを放つ。
それと同時に、肉の芽を攻めるレッドがその敏感な器官を舌で押しつぶし、
ブルーが両胸の乳首をすりつぶすように摘み上げる。
『ふうああぁぁぁぁっ…………ぅえほっげほっ苦いぃっあついっ』
絶頂へと押し上げられた体で精液を飲み干すことなどできず、
半開きになった口の橋から泡立った精液を零すサヤ。
確かに言われてみればそれは白くてねっとりとしていて、なんだか夢の中のあの液体に似ている気がする。
でも違う。っていうか違わなければ、自分は無意識で幼女を求めるロリコンということになる。
『いやーっだめえぇーっ』
『裂けちゃう、あそこが裂けちゃうっっ』
とたんにデバアーマーの後ろで巨大な機械に貫かれた女戦士二人の哀れな姿が浮かぶ。
『そんな……、デバアーマー……あなた約束を破ったわね……』
『ふはははは。私は飲み干せといったのだ。そんなに私の貴重な子種を口から零しておいて、
約束を守ったといえないな。行け、レッド、こいつらを性奴』ぷちっ
ユージは停止ボタンを押した。
「約束……?」
俺は何か約束したのを忘れている。そして、それを思い出さなきゃいけないはずなんだ。
俺の心身の疲労は、それを思い出せないことから来ている……焦燥?
でも……なんだろう。
俺はあの少女と何を約束したって言うんだろう。
小さな女の子が語りかけてくる。
「大丈夫…の…−ジ君?」
あたりの光景はセピア色で埋め尽くされて、色彩はわからない。
聞こえてくる音声は一定の高さの音で、抑揚が存在しない。
でもやはり、少しずつ鮮明になってきている。
「ご…さい。あ……せい……い目に」
そういうと、その女の子はすっとした正しい姿勢で近づいてきて、背伸びして俺の額に顔を近づける。
一点の曇りも無い硝子玉のような瞳に吸い込まれそうに……いや違う。
その目はわずかに、本当にわずかだが悲しみに曇っていた。俺にはそれがわかった。
俺の視界が何かに塞がれ、体の力が抜ける。
そして……しばらくして、彼女は顔を遠ざける。悲しげな瞳のまま。
その口の端から、白いねっとりとした液体を零しながら。
色彩は無くても、セピア色の濃淡からそれが白いと分かった。
そしてしばらくして耐え切れなくなったようにそれをごほっごほっと吐き出してから呟いた。
「…苦い味」
そこで、目が覚めた。
苦い味。確かに女の子はそう語っていた。
そして自然と、その言葉は昨日見たアダルトビデオの1シーンの台詞と重なる。
最悪だ……。
「大丈夫?ユージ君」
ピンクレイ…………じゃ無くて、サヤ先輩が心配そうにやつれた俺を見つめる。
結局あのビデオを一年ぶりに見た後、俺はそれを学校まで持ってきて焼却炉に捨てた。
……もちろんビデオテープが燃えないごみだってのは分かってる。
でも家のゴミ箱に捨てて家族に見られたくは無いし、
先輩に良く似た女優の出ているビデオをいつまでも持っているのはなんだか後ろ暗い気がして、
そして俺の中のモラルのようなものが壊れそうな気がして、
結局どうしていいのか分からなくなって学校に持ってきて捨てた。
でも、普通の健全な判断力を持つ人間ならこんなことしないよなぁ……。
「ええ、多分。……大丈夫じゃないと思います……」
「何だお前まだ淫夢見て……あ」
コジロー先生の余計な一言で楽しい武道館での昼食タイムが一気に凍りつく。
「じゃ、俺用事思い出したんで……」
空気を変えた本人はすぐ逃げる。あの人はいつもこうだ。
そして全員の視線が俺に集まる。
「……あの、違うんですよ。あの人が勝手に勘違いしてるだけで」
「ま、しょうがないよね、若いうちは結構あるよね、うんうん」
そのフォローだと俺がひっきりなしに淫夢見てるみたいじゃないですかキリノ先輩。
「うん……男の子なら普通?だよね……」
そういいながらサヤ先輩はすこーしずつ俺と距離を開け始めている。
「ねーミヤミヤ、インムってなに?」
「後で教えてあげるね、ダン君」
……教えるってどうやって?
「………………」
タマちゃんは……ボーとしてる。なんか俺に負けてからいつも心ここにあらずといった感じだ。
まあ、聞かれなくて良かったと思っておこう。
と、タマちゃんは突然俺の見ている前で手にしていたお弁当箱を落とす。
「あっ」
「……あ!」
俺とタマちゃんは二人同時に手を伸ばす。そして自然と二人の顔が近づく。
お互いの吐息が届くほどに。そして、俺の瞳にタマちゃんが映り、タマちゃんの瞳に俺が映る。
こんなに近い位置でお互いに見つめあったのは、あの時以来だ。
ああ、そうか。……あの少女はこんなに側にいたんだ。
「アテッ」
不意に、手に痛みを感じた。
それは、タマちゃんの持ってきたお弁当にあった、フランクフルトの串だった。
あまりにも突然に、素早く手を出したから、その串の先で偶然触れた俺の手の肉がえぐれている。
いい角度で刺さったようで、一気に床に赤い水たまりができる。
「あっ、大変!サヤは奥から救急箱を!
ミヤミヤと栄花君はとりあえず先生呼んできて!
あたしは床拭く物探してくるから!えーとタマちゃんは……ユージ君見てて!」
キリノ先輩の指示でみんながぱっと散る。
そして俺はタマちゃんと二人きりになった。
タマちゃんは俺の手を握ると、
その手の甲に描かれた赤い筋を、
ぺろりと舐めとった。
小さく
「ごめんね」
と呟きながら。
まるで体中の力が抜け落ちるような感覚の中で、俺は全てを思い出した。
『中田の傷、気持ち悪いよなー』
『なんかさ、カノウっていうんだぜ、あの膨れたところばい菌の死骸で一杯だってよ』
『うわ、きしょっ、バリアはろーぜ、バリアー』
タマちゃんが俺を万引き半から救ってくれて自分に向かって投げられた石を棒切れで弾き飛ばし、
それが俺の目の上に偶然命中して1週間経ったころ。
自分で言うのもなんだが小さな男の子に『怪我をしてるからじっとしなさい』と言い聞かせるのは難しく、
まだ幼かった俺もそれは例外ではなく目の上の視界を邪魔する大型のバンソコーを剥がして遊んだりしたせいで、
その怪我は化膿してそれこそお岩さんのように晴れ上がった。
そしてそんな異質な存在を放って置く事など多感な時期の小学生がするわけも無く、
俺はすぐ一時的なクラスのいじめの対象となった。
俺一人なら耐えれなかっただろう。そんなクラスの雰囲気に流されない友達もいてくれたのがありがたかった。
でも、クラスのいじめっ子グループはもう一人の子供をいじめの対象にしはじめた。
『あの中田の傷ってよー、川添がつけたらしーぜ』
『うわっ、まじかよ。ひでー事するなー川添』
『やべーな、川添もバリーアな』
そう、次の矛先はタマちゃんだった。
いま少しだけ大人になってあのときを振り返ってみると、そのころの俺は本当に子供で、
タマちゃんに、女の子に守ってもらった自分を少しかっこ悪いとか思っていた。
だから、タマちゃんに対してモヤモヤとした複雑な感情を抱くようになってしまった。
見栄、嫉妬、畏怖、脅威、憧憬、後悔。
子供の俺にそんな沸き上がる感情達をうまく処理できるはずが無く、
彼女がクラスで孤立している時も俺は少しも彼女の助けになろうとしなかった。
俺はあの時タマちゃんに助けてもらったのに。
そしてある日、目の上を腫らした俺は、彼女と二人っきりになった。
タマちゃんが語りかけてくる。
「大丈夫なの、ユ−ジ君?」
校庭の片隅。遠くに見えるのは鉄棒、ジャングルジム、滑り台。
「別に大丈夫だよ、心配してくれなくたって」
違う、言いたいのはそんな言葉じゃない。
そのときクラス内では、俺はタマちゃんのせいで被害をこうむった怪我人で、
タマちゃんは俺に怪我を与えた被害者という図式が出来上がっていた。
「ごめんなさい。あたしのせいでひどい目に」
そういうと、タマちゃんはすっとした正しい姿勢で近づいてきて、背伸びして俺の額に顔を近づける。
「……近づかないでよ」
せっかくもう苛められなくなったのに。今クラスで無視されてるタマちゃんと一緒にいたら、
また苛められる側にな手しまう……俺はそう思った。でもそんな自分を情けないと思うもう一人の自分がいる。
そんな二つの自分に挟まれ俺は動けなかった。俺の視界が何かに塞がれ、俺の体の力が抜ける。
いや抜けたのは力だけではない。何かが俺の体から排出されたのだ。
そして……しばらくして、彼女は顔を遠ざける。悲しげな瞳のまま。
その口の端から、白いねっとりとした液体を零しながら。
それは、俺の目の上の傷口に溜まった膿だった。
そしてしばらくして耐え切れなくなったようにそれをごほっごほっと吐き出してからタマちゃんは呟いた。
「…苦い味」
今から考えれば、それはとても不衛生で、正しい処置とはいえない。
口を使って体内の膿を取り出すなんて、あまりにも原始的だ。
でも、子供の俺でも分かった。タマちゃんが、俺の傷を癒したいという気持ちがどれほど強いのか。
そして膿を取り出すことで、子供社会の中でもう俺がのけものにされないようにするため、彼女はそれを吸ったのだ。
その、純粋で気高い気持ちが俺にはタマちゃんの行動でよく分かった。
自分が傷つけた男の子が少しでも苦しまないようにする。そんなヒーローのように気高い信念が。
それに比べて、俺はとても卑怯者だ。タマちゃんと同じ標的になることを恐れて、
彼女が苛められるときに、フォローも何もせずむしろ彼女に近づかれないよう、
仲間と思われないよう逃げて見ないフリをした。
俺は叫んだ。なんでか良く分かんなかったけど走った。
そしてそのまま教室まで着くと、タマちゃんの机の中に雑巾を入れているいじめグループの姿が見えたから、
1対5のケンカを始めた。そんでボコボコにされたけどそいつらもボコボコにして、先生に呼び出されて怒られた。
でも、けんかの原因が机の中に雑巾を入れようとしてたのを防ごうとしてたってのが判明したせいと、
今まであんまりいじめを快く思わなかったクラスメイトたちが口添えしてくれたおかげで
それからタマちゃんへのいじめはぴたりとやんだ。
そしていじめが止んでから俺は思ったんだ。
川添道場をやめようって。
「すいません、先生。わざわざ病院まで送ってもらって」
「まあ顧問だしな。とりあえず学校着いたし、教室に荷物取りに行って今日はすぐ帰れ」
俺は遠目に武道館入り口にタマちゃんの靴が入っているのを確認した。
「実は、先生に頼みがあるんですけど……武道館の鍵貸してくれませんか」
「はぁ?なんでだよ」
「実は……その、タマちゃんと話したいことがあるんです。できるなら二人っきりで」
「……いや、それはだめだろう、武道館にタマを監禁するつもりか?」
「そうじゃないんです。ていうか内側からは鍵閉まんないでしょうあそこ。
唯、落ち着いて二人だけで話がしたいんです。その後、鍵は返しますから」
「でもなあ、さすがに男子生徒と女子生徒を二人っきりってのはちょっとよお……」
俺は、渋る先生に耳打ちする。
「近頃タマちゃんが心ここにあらずな状態なのは知ってますよね。
このままだと、練習試合、……負けるかもしれませんよ」
ぴくっと体が動く。そしてため息。
「分かったよ、ほら鍵だ。話し合い終わったら、守衛室に持ってけ」
そう言ったあと、ちょうど校舎から出てきたキリノ先輩たちが俺らを見つける。
「あっユージくーん、手―だいじょーぶー?」
遠くの先輩たち4人に包帯で包まれた手を振り、俺は鍵を握ると武道館へ歩き出す。
そんな俺の背後から、先生が声をかける。
「ユージ、タマキの不調はお前の夢に関係あるのか?」
振り返り、黙って頷く。
「そうか。じゃあ、タマキの事よろしく頼むぞ」
先生が何かキリノ先輩達に説明する声を遠くに聞きながら、俺は武道館の扉を閉めた。
水音が聞こえる。……よりによってシャワー中か。
でもなあ、もしこのままシャワーが終わるのを待ってそのまま着替えさせたらタマちゃんは逃げてしまう。
そんな気がする。だから、シャワー室の外から呼びかける。
今言わなきゃダメなんだ。今ここで。
「タマちゃーん、聞こえるー?」
扉越し、シャワーの音、そして……彼女が抱えるトラウマ。
邪魔するものはいくらでもある。
でも、とりあえず呼びかけるのをやめないつもりだ。
しかし、予想に反し彼女はすぐに答えた。
シャワーの音が止まり、いきなり更衣室の扉が開く。
そこには、バスタオルを一枚巻いただけのタマちゃんがいた。
「え、ちょっと?」
驚く俺に近づき、手に巻かれた包帯を取って心配そうに見つめる。
あの、硝子玉のような瞳で。
「傷,深いの?」
「え、いや、そんな事は無いよ、うん、ほら全然大丈夫」
俺は動揺を隠すのに必死だ。ぶらぶら手を振って健全振りをアピールする。
「そう、よかった……」
やはり、タマちゃんは恐れている。それは、たぶん子供のときのあの体験のせいで。
「「ごごめめんんね、、タユマーちジゃ君ん!」」
いきなり、俺は謝る。タマちゃんと同じタイミングで。
お互いに顔を見合わせ、困惑する。
「「何どでうタしマてちユゃーんジが君謝が?」るの?」
また、ほぼ同時。
一泊呼吸をおいて、俺は人差し指を立ててタマちゃんに言葉を発さないよう
ジェスチャーで指示しながら尋ねる。
「どうして、タマちゃんが謝るの?俺はその……謝られる覚えないよ?
今日のことだって事故だし、その……小学生の時のあのことだって、
俺は全然怒ってなくて。むしろタマちゃんを傷つけたぐらいだし」
「嘘だよ……だって、ユージ君は怒ってたから、あたしと同じ道場通うの、いやになったんでしょ?
あたしが跳ね返した石で怪我させたから……」
「それは違うよ。道場をやめたのは、タマちゃんより……強くなりたかったからさ。
そう自分自身に誓ったんだ。自分自身と約束したんだ。
いつかタマちゃんより強くなり、タマちゃんを守れるようになるって。
だけど、同じ場所で同じように稽古をしてたら、タマちゃんより強くなれないんじゃないかって。
そう思って、川添道場をやめたんだ。……馬鹿だよね、同じ道場にいても強くなれたかもしれないのに。
でも、あの時は、タマちゃんの近くにいる資格が無い……うまく言いえないけど、そう思ってやめたんだ」
そう、あのころの卑怯で弱い俺にとってタマちゃんは眩し過ぎたのだ。
一から自分を鍛えなおしてから会いたかった。
たとえ学校や街中で出会うことがあっても、
剣道着を着たときは卑怯や軟弱ではない生まれ変わった自分で会いたかった。
だから、タマちゃんと同じ場所で練習することを拒んだ。……子供なりの意地だったんだ。
「そうだったん……だ……」
「うん。でも、まさかその事で、タマちゃんを俺が嫌ってるなんて
誤解させてるなんて思わなかった。その、なんていうか、……ごめん」
「別に、ユージ君は謝る必要ないよ。
それに最初にユージ君が別のことであたしに謝ってたけど、そっちの方もあたしにはぜんぜん検討つかない」
きょとんとした顔で、タマちゃんは尋ねる。
「忘れていたんだよ。あの怪我の後、ここが膿んだことも、それをタマちゃんが吸いだしてくれたことも。
それは俺の心の弱くて卑怯な部分につながる記憶だから、俺は忘れたんだ」
「いいよ、そんなこと。あたしもユージ君のどこに怪我を負わせたかなんて細かいこと忘れてたから」
俺はゆっくりと首を振る。
「それはないよ。ちゃんと憶えてたんだ。だから俺と勝負したあの日にタマちゃんは負けた」
だからあの日。タマちゃんの俺の面への一撃は、まるで別人のように遅く、鈍くなった。
俺の面への攻撃は、あの傷を思いださせるから。
「でももういいんだ。なぜなら、すっかり怪我は治ってるんだから」
そう言うと俺は前髪をあげ、ポケットに忍ばせていたお昼の残りのゆで卵を額の古傷へぶつける。
ゆで卵の殻はぱっかり割れた。
「ね?だからもう、タマちゃんが罪悪感を感じる必要は無いんだ」
そうタマちゃんに笑いかける。
しかし、俺はぎょっとする。タマちゃんの体がいきなり力をなくし崩れ落ちたから。
「どうしたのタマちゃん!」
驚く俺にタマちゃんはちょっと恥ずかしそうに笑って答える。
「うん、分かってた。ユージ君の傷が治ってたことも。分かってた。
……でもあたしは臆病になってた。ユージ君に竹刀を向けたあの瞬間に。
もしあのまま勝負したらユージ君が道場からいなくなった時みたいに、
またあたしの前からいなくなる想像ばかり沸いて。
そんなこと無いって頭では分かってるのに全然打ち込めなくなった」
わずかに、バスタオルがはだける。でももう俺は、目のやり場に困らない。
なぜなら、もうタマちゃんははだけたバスタオルを元に戻そうとしないから。
「ごめん、あたし変だね。……なんか、ユージ君に嫌われてないって分かったら、
なんか……体が震えてきちゃった」
でも、それは全然不思議なことでもおかしなことでもない。
タマちゃんが、俺の面に打ち込めなかったことも、
誤解が解けて、タマちゃんの体が震えることも。
俺も同じように、自分の脳が自分の意思を離れ記憶を捻じ曲げ、あの事実を忘れていたのだから。
ただ一人の人間に嫌われることを恐れて、本能は記憶の改ざんも、運動の制御も行う。
化膿のことを忘れていた俺の症状も、面に打ち込めなかったタマちゃんの症状もきっと根っこ一緒なんだ。
それはきっと、その人物に否定されるのを恐れるから。
その人のことが、何よりも大事だから。
だから俺達は今ここで、あることを確認した。
お互いがお互いを誰よりも必要にしているということを。
どちらからとも無くお互いに唇を重ねあう。
俺は舌を差し入れる。彼女はおずおずと舌を差し出し答える。
その仕草が、いつものどこか控えめな彼女の性格を現しているようで、俺の中の情欲を煽る。
二人の舌はやがてひとつの空間になった両者の口の中で、ヌラヌラともつれ合う。
そして俺は、そのまま彼女の体を床に敷いたバスタオルの上に押し倒しながらその胸の控えめな膨らみを揉みしだく。
彼女は痛いのか気持ちいいのか分からない、ああぁっという声を上げる。
いつもの彼女なら上げない音階の声に、俺の鼓膜から全身に熱い血流が流れ始める。
その血流が、俺の中のもっとも濃い体液の分泌を促す。
だが、まだ早い。
こんな時、頭の中にはあのビデオの映像が浮かぶ。
俺は、片腕をタマちゃんの下半身へと忍ばせる。そこは毛が一本も生えてなくて、
探索はあまりに容易だった。
そして俺は、タマちゃんのもっとも敏感な器官を一発で探し出し撫で上げる。
「ひやああぁぁぁぁあっ」
音階がさらに上がる。
中学の先輩に、礼を言うべきかな。
俺はそんなくだらないことを一瞬考えてしまったけど、
目を潤ませた頬を赤く染めたタマちゃんの顔を見てそんなくだらない考えは吹っ飛び、
とたんにどうやって彼女の肢体を味わいつくせるかだけを考えるようになる。
ダメだ,焦るな、焦るな!
心と体の連携が取れない。
ろくに濡れていない指で肉の芽をつまみあげる。
「ぁっっ………っっ」
音階が、人間の可聴域を超え、タマちゃんの視界から焦点が消える。
その小さな体のどこからそんな声が出るのか不思議なぐらい高く大きな声で喘ぐ。
「あぁぁぁぁっひあぁぁぁぁっっっ」
彼女の体はびくびくと痙攣して絶頂を迎える。
しかし、俺の体はさらに暴走する。
目の前のかけがいの無い少女を壊すために動き出す。
だめだ、もっと舌や指で愛撫しろ!
しかし肉体は、そんな心を裏切りあまりにもあっさりと彼女の純潔を奪う。
たけり狂った肉棒が、小さな少女の膣へと無理矢理侵入する。
「いいぃぃぃっ」
とたんに押し殺した悲鳴のような声が漏れる。
しかしそんな小さな今にも折れそうな体で痛みに耐える姿さえ、
まるで救いを求めるように見上げる瞳さえ今の俺には新たな欲望のエネルギーとなる。
その儚げな体は、まるで小学生の子を犯しているような錯覚を与える。
確かに俺は、ロリコンかも……。
もっと、もっと。俺の律動で何かを与えたい。たとえ与えるものが苦痛だとしても。
その中はあまりに狭く、まるで俺を押しつぶすかのように締め上げてきて、
気を抜けばすぐにでも発射するだろう。
「ユージ君っ……」
「ごめん、タマちゃんっ…。でも止まらない、止まれないんだ」
「ちがう、あたし……」
腰を打ち付けられるタマキは、喘ぎながらろくに喋れぬまま何かを訴えるように自らの左手を見る。
そこには、血痕がついていた。しかしそれは、破瓜の血ではなかった。
俺の腕の傷をタマキの左手が苦痛のあまり偶然えぐったのだ。
包帯は取れ、そこからはまた新しい鮮血が流れ出していた。
しかし、腰の動きを止めず俺は、なるべく優しげな口調でタマキに語りかける。
「いいんだ、俺はっ、初めてだから優しくしてやれない。
でも、タマキの、肉を裂かれる痛みを少しでも共有できるならっ!」
それを聞いて、苦痛に歪む彼女の顔が少し和らいだ気がした。
「……嬉しいっ」
「出すよ、出すぞ!」
吼えるとともに俺の下半身が爆ぜ、熱い濁流が少女の中に撃ち込まれた。
陰茎を通過する熱い流れと目の前で叫ぶタマキの姿で、
俺は下半身がタマキと溶けあうような甘美な快楽を味わった。
行為が終わった後、自分の左手を見た。
鮮血が流れ、傷が広がっている。
これは、化膿するかな。
すると横から、
「化膿したら、また吸い取ってあげるから……」
と言いながらタマちゃんが俺の血を舐め取った。
おまけ
「まあ、武道館には掃除道具もあるし、洗濯機もあるし。
大丈夫だとは思うけどな」
「先生、なんの話っすか?」
「うん、ああ、いや、独り言。ていうかあれだ、何でお前ついてくるわけ?」
キリノはワラって答える。
「いやー、なんかタマちゃん近頃調子悪いから、先生んちでタマちゃん元気付け作戦の作戦会議やろーかなーと」
「うーん、そうだなー、さっき焼却炉で拾ったこれなんかどうだ」
「えーただのビデオじゃないですか。それなにが映ってるんですか?」
「エーとな、ラベル剥がれてよく分からんけど、なんかブレードブレーバーって書かれてるっぽい」
「めちゃくちゃ怪しいんですけど……それってアダルトっぽくないですか。
ははーん、さてはあたしと二人っきりになるのをいいことに、変なのもの見せて……」
「いやいや、何でだよ。これはれっきとした特撮物だろ、確か」
「ああ、あのタマちゃんがファンの」
「そうさ、こいつを見てブレードブレーバーマニアになれば、タマとの共通の話題もできるだろう」
「なるほどーそれはいい作戦ですねー、ほんとにブレードブレーバーなら」
「しつこいなあ、お前自意識過剰だな。
もし変なビデオだったら好きなだけ俺を突いていいぞ」
次の日、コジローが全身打撲で学校を休んだのはいうまでも無い。
終わり
ユージ×タマキなのに途中の変なAVの描写にばかり力を入れてしまった。
エロも少なくてすいません。
読んでいただきありがとうございました。
テラGJ!!
サヤ絵欲しくなってきたw
乙〜
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!
⊂彡 おっぱい!
GJの後に定番の突っ込みターイム
ブレードブレ『イ』バーだよ
これって保管庫に過去ログ残さないんですか?
乙!そしてGJ!!
いい仕事してますねぇ。あらためて
(゚∀゚)ふんどしふんどし!!
ベッドの上で、ズボンを膝のあたりまで下げて、突っ伏して、お尻を突き出す格好のアクア。
シャツもめくり上げ、胸の乳首の周りにペタペタ聴診器みたいなのをつけて、
いざ、MPの変換実験。しかし、毒薬は座薬しかない!
「もっかい言うけど、見たら飴飲ませて爆破だからね!?いい!?」
「わ、わ、分かってるよ。すぐに済ますから…」とミカゼ。
「えーっと、白が1錠で青が3錠、ピンクが6錠…と。そ、それじゃアクア、
いいい入れるからな?」」
「とっととやる!!」
そーっと、ゆっくりアクアの脚の谷間に手をやって、目線は遠く天井に、
カプセルの先端をアクアの肌に当てて位置を確認。なれない手で場所を特定するミカゼ。
まず1錠。カプセルが穴にかっちりと固定されると、そのままずぶずぶと中へ。
半分くらい入れたところで、また出てきてしまう。
「アクア、力抜けって…。」
「分かってるってば!」
カプセルが押し当てられ、アクアの顔はますます赤面してゆく。
ぐーっとカプセルに力を入れると、アクアの肉の反発が薬を通じてミカゼに伝わる。
ようやく薬がほとんど入って、その確認にアクアの肛門周囲の肉の温かみがミカゼの手に一瞬伝わる。
ミカゼはやばいと思ってとっさに手を離し、アクアにお説教されないかびくびくしている。
「早く終わらしてよ!まだ9錠もあるんだかんね!!」
「ハイハイ。。すぐ済ませますとも…」
次の錠剤をアクアの中にまた入れる。
その時腕がアクアのお尻に触れて、柔らかい肉がふるふる震える。
2錠目。相変わらず小さな入り口に入れるもんだから、抵抗力がしかと伝わってくる。
ちょっとミカゼは力をこめてみた。するとこめすぎたのか、ついつい錠剤を指で押さえたまま、
アクアの肛門の中に指が入りかけてしまう。
ギロっとミカゼを睨むアクア。
「ああああすすすまんアクア、触ってないぞ…!あれ?うんそう…」としどろもどろなミカゼくん。
3錠目、4錠目、5錠目…詰めれば詰めるほど、アクアの小さなお尻の穴は逼迫され、
後ろから覗けば錠剤が見えてしまう。
6錠目、さらに7錠目…
「ん〜気持ち悪いよ〜早く終わらしてよミカゼー!!」
「嗚呼分かったわかった、あとちょっとの我慢な…」
8錠目
「んんんんもう入んない〜」
駄々をこねるかのようなアクア。
「あとちょっと、あとちょっと…」
冷や汗のにじんだミカゼの指先が、アクアの穴の入り口をかきわけ、
奥への進入口をなんとしても確保しようとする。
「よし、これで最後だぞアクア。」
相変わらずアクアの秘部に視線をやらぬよう天井を見つめながら穴探し。
入り口はかなりパンパンだが、無理やり挿入しなければ仕方がない。
が、最後の一個がなかなか入らない。仕方なくアクアの尻に近い腰の部分に片手を置いて、
そこを軸に思いっきり力をこめるミカゼ。
と、その刹那、勢い余った左手人差し指がズボーッっと中まで貫通してしまう。
「痛ッ!!このバカ!慎重にってあれほど言ったのに!!」
あわてて指を抜くミカゼ。
ミカゼはアクアにしかられることを覚悟したが、その時ようやく存在変換が始まり、
ミカゼくんは無事事なきを得たのでありました。
完。
(○゜ε^○) 座薬ネタやっちまったぜ。
こんなことをアクアさんはあと何回もやらねばならないそうです。
最後のほう急展開すぎたかな。まあいいや。
95 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 17:26:23 ID:7tKLHgNl
安藤のエロ画像きぼん
いやまずはサヤ
保管庫の方、見ておられるのならあっちへ乗っける時に
以下の部分の修正をお願いします。orz
71レス 22行目 ×蛾→○が
74レス 28行目 ×万引き半→○万引き犯
同レス 36行目 ×友達もいてくれたのが→○友達がいてくれたのも
75レス 22行目 ×な手しまう→○なってしまう
79レス 10行目 ×根っこ一緒→○根っこは一緒
81レス 25,30,31行目 ×ブレードブレーバー→○ブレードブレイバー
こちらも定番の自決
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
\/| y |)
>>92 つまりミカゼの前でケツ丸出しでMPティトォに変換したので
この後80……とか連想してしまったのでもう一度ターン(AA略
今更なんだが、正直マテパとBBは分けて欲しかった。
いくら土塚関連とはいえ作品は全くの別物だし、
一つのスレに他作品が混じってると、何かテンションが崩れるんだよな。
次回立てる時はBB名義で立てられないかな。
過疎らないかな?
前スレのマテパスレだった時から、終盤はバンブレが優勢だったしなあ。
バンブレ単独スレも立ってて並立状態だったのに、一つのスレでやって行くことを選んだ結果が現状なんだし。
正直、作者総合で問題ないと思うけどな。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!
⊂彡 おっぱい!
保管庫の人乙 保管庫の人乙 乙乙乙乙
アクアにマンモグラフィーかけたい。さぞ痛がるんだろうな。
絵師さんキリノ×安藤のレズとヘアーヌード描いてください
バカだな脱いでどうするんだ着てなきゃ
キリノが打った安藤の腕を「ごめんね。痛かった?」とぺろぺろ舐めながら指で責める
とかそういうので
>>105 俺はマッパでのレズと直立不動でのヘア出しがそそられる
あと舌を絡めて唾液を垂らしながら糸を引かせるディープとか;´Д`)
体操座りのマンちらがそそるぜ☆
絵師さんマダー!チンチン!!
(○゜ε^○) つ)'A`)
なにこの荒らし状態コテ
ああー確かにテンションおかしいな自分。最近後悔の連続だよ。
じゃれてるだけですょ
117 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 07:43:20 ID:GoLC8TOG
絵師さん期待age
118 :
身代わりと罰:2005/11/27(日) 12:29:03 ID:08tWgcnE
未だ感じたことの無い気だるさを感じながら、少女は覚醒する。
意識は泥のように重く粘り、まるで肉体が自分の物ではないかのようだ。
目覚めてから30秒、まず自分の体が何かで縛られていることに気づく。
手足が、体全体か動かない。
腕は後ろ手で縛られ、足はまるで分娩台の妊婦のように両側へ開かされ、足首が何かに縛られている。
そして40秒後、視界が何かで塞がれていることに気づく。
目は開いている。でも、何も見えない。
50秒後、体の下に柔らかい物が敷かれていることに気づく。
しかしやはり、自分のベッドのマットではないこと以外は分からない。
1分後、自分のいる空間に、何人かの人間がいることが分かる。
そこで、急激に頭部へ血液が流れ始める。
ここは自分の部屋ではなく、そして周りには知らない人間がいて、その上拘束されている。
この状態が異常であることに何かの力で弱まった脳がようやく気づく。
思い出そうとする。
体の動かぬ今それしかできないから。しかし、思考がうまくまとまらない。
なぜ、あたしはこんな状態に……。
いつものように家へ帰る道を歩いていて、背後から車の近づく音が聞こえ、
そしてまるで全身に火花が散るような痛みを覚えた後から、どうしても思い出せない。
いや、あの瞬間、意識を無理矢理途絶えさせたのではないだろうか。
今、あたしの周りでうごめく人たちが。
口を塞ぐものは無い。
一縷の望みにかけ、見えない集団に問いかける。
「すいません、誰かあたしの体を自由にしてください」
発された声は、出した本人が驚くほど震え、掠れていた。
心よりも、体のほうが危機を察しているのか。
そして、しばらくの沈黙。
そしてそれを破ったのは、次々と湧き上がる少女を囲む者達の嘲笑。
だれも、彼女の戒めを解く気は無いらしい。
そして、ようやく少女は理解した。
自分の身に今からなにが起こるのか。
そして、この状況から自分が助かる可能性がどれだけ低いのか。
彼女は……川添珠姫は、いやというほど理解した。
しかし、彼女は知らなかった。いや、彼女の周りで笑う男達も知らなかった。
身動きの取れない少女と、それを囲む陵辱者達を影から見張る第3者がいることを。
119 :
身代わりと罰:2005/11/27(日) 12:30:48 ID:08tWgcnE
口元に、何かが押し付けられる。そして鼻をつままれる。
押し付けられた物で口からうまく呼吸ができない。鼻からはもちろん無理だ。
どうすればいいのか考えようとするが、すぐに口から呼吸するしかないとわかる。
しかし、口元に感じるのは冷たい液体の感触。口元に瓶の口を押し付けられ、
呼吸ができず零しながらもムリヤリ何かを飲まされるタマキ。
正体不明の液体を嚥下するのは怖い。でも、飲まなければ呼吸できない。
何とか液体を飲み込み、そして彼女は怯える……いつのまにか自らの胸へ押し付けられた物の感触を感じ。
いや、胸だけではない。それは力づくで割り開かれた太ももの付け根…
もっともな神聖な、そして脆弱な女の部分へ、蠢動する何かがあてがわれる。
その機械的な振動は、少女の体を面白いように弾ませる。
まるで急所の上を、何十本も足を持つ蟲たちが這いずり回るようで。
むずがゆく、こそばゆく、みだされる。
「中学生?」
「いや、高校。ムロエだっけ?このブレザー。身長も体重も小学生クラスだけど」
「おお、燃えるじゃん」
「鬼畜だねー」
「薬効いた?」
「まだみてー。でもそろそろじゃね?」
胸の先端を、排泄器官の周囲を、舐めまわすように、触れるか触れないかの距離で。
機械仕掛けの蟲達が少女の上でダンスを踊る。
「……いやっ……」
汚される恐怖に、辱められる嫌悪に、内側から彼女を狂わせ始めた薬物に。
少女の体は震え、そしてソレの名前すら知らぬ身で快楽の頂点へと押しあげられる。
「……ぃゃゃぁぁぁぁぁっぁっ!!!」
「おーすげーイッた?」
「イった、イッた。初めてみてーだし」
「うおっ、マジで?めっけもんじゃん!初めてはどうでしたかー、…えーと」
「タマキちゃんだって、ほら生徒手帳」
「初めてで痛いけど、ごめんねー。俺らも仕事だし」
「趣味も半分だけどね」
その時、耳元で金属が合わさる「ジョキジョキ」という音を聞いてタマキは理解した。
自らのショーツが、ハサミによって切り取られたことを。
「……!っ」
恥ずかしさで顔が赤くなるタマキ。
しかしその後、自らの秘裂をなぞる指で今度は真っ青になる。
120 :
身代わりと罰:2005/11/27(日) 12:33:09 ID:08tWgcnE
と、突然タマキ以外の悲鳴が上がる。
「うぎゃーーーーあっっ、腕がーーーー」
「てめえ、誰だ!?」
タマキはヒーロー物に憧れてはいても、
自分が危機に陥った時に自分を助けてくれるような都合のいいヒーローが現実にいる、
と信じるほどロマンチストではなかった。
「うああああっっ、鼻がっ、鼻がっっ」
「やめ、ちょっと待てうげぶぅっっっ」
しかし、自分がもうどうしようもないほどのピンチに襲われている今、
助けに来た人がいる。この人はヒーローだろうか…薬で鈍った頭で
タマキはそんなことを考えていた。
「ぎぼえぇぇぇっ」
突然タマキの顔に生暖く鉄臭い液体が飛んでくる。
未だ視界がふさがれ見えないが……この感触と匂いは……血?
もしかしたらこの人は。
私を襲おうとした人達を打ち倒すこの人は。
正義の味方なんかじゃないのではないか。
そしてタマキの悪い想像は、見事に的中する。
121 :
一旦中断:2005/11/27(日) 12:35:36 ID:08tWgcnE
すんません、今回は短くてエロ少ないけどここまで
もちょっと続き書きますんでしばし待ってください
次回はガンガンタマちゃんを陵辱したいと思います
よし体操服によるきょぬー&ひんぬープレイ希望
てかここの過去スレに貼られたヤツだよ
125 :
123:2005/11/29(火) 15:56:51 ID:xTCmDn1V
ほんとだ
確認してなかった
すまん(´・ω・`)
_ ∩
( ゚∀゚)彡 サヤおっぱい!
⊂彡 サヤ おっぱい!
再うPキボン
画像とは一期一会、またどこかで会えるでしょうから
その時を楽しみにしてればいいんじゃないでしょうか
>>130 GJ!はじめて見た!
テラエロスw
おっきしたw
あまりにGJだぞカイザートさん
ここの住民でおっきしない奴はいない一枚だな。
(´・ω・`)何でサヤは無いの
サヤは健康的なエロが似合いそう。
タマちゃんがサドだというカキコが本スレにあったが、これ見て「手コキタマちゃん」が浮かんだ。
>>133 消えてる(´・ω・`)
流れに乗り遅れた哀れな仔羊に再うpを・・・
誰と言われてもあてはまりそうな絵だな
そういや絵板ってないの?
アレじゃなくて
そこまで大きいスレじゃないからな。
142 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 19:23:33 ID:W6jSlI3k
>>138 GJ!
コジロー×キリノの続きもきぼん
横尾弱・・・いや、タマちゃんが強すぎるのか。
>>138 _ ∩
( ゚∀゚)彡 乳首!
⊂彡 乳首!
さあ、新作きぼんだ
/ :::::::::::::::/::::::::l::::::l::l l::::l l:::l l::::::l l::::::l l::::::l::ヽ::::l:::l l l l
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/::::/::::::::::/::::::::/l:::/ l;l l::l l::l l:::l リ l:::l l:::::l:::::::l::::::ヽ , ゝ ´ /
/:::/:::::/::/::::::::/:::l:/--‐f‐ゞl:l l:l ヽt:lーーl:l‐ l:::::l::::::l:::::::::l ´ ./ 中
/::/:::::/:://::::::/l:::l/ _,,、_ l ll ll , - 、 .l:l::l:::::l:::::::::l / 出
/://:::/:://:::::/::l::::l__/ i \ l / ノl ヽ, l:リ:::::lf゙ヽ/ / し
l//:::/:://l::/:::l::::l ゙ l::::´:l l::::::::l l::::::::l l l / さ
/::/:::/:://:::::::::l::::l::::l ー―´ ー―‐ l:::::::l// \ .れ
/:::/::::/:://:::::::::/l:::l::::l /// / /// l:::::::l/ .| .た
/:::::/:::/:://:::::::::/:::l:::l::::l、 l:::::::l | .・
. /:::::/::::/:://::::::://:::::l:::l::::l゙r 、 ,-------、 / l::::::l | .・
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さあ、コジ×キリが今頃になってようやくちょっとUPされるから皆寄っといで
ん・・・ふぅ・・・ぅん・・・んぁ」
慣れないキスをするたびに、私の口から切ない声の交じった吐息があふれる。
口内では舌が絡み合い、唾液が交ざりあう音がいやらしく響いている。
その間、先生は私の胸を服ごしではあるが、しっかりと揉みしだいていた。
これからすることに比べれば序の口にすぎないことなのに、
私の顔は恐ろしいくらい熱くなっていた。
その熱は覚めない炎熱となって脳の理性を溶かしていく。
胸も直に触られているわけじゃないのに怪しい快感が芽生えだしている。
正直、恐かった。
先生が事をなしている間、私は目を閉じるしかなかった。
そんな目をなんとかうっすらと開ける。
「どうした?もう嫌になったか?」
目を開けたのに気付いたのか、先生が唇を放して聞いてきた。
その顔は笑っていたが、意地悪そうな目と声がくっついていた。
「じょ、冗談じゃないっすよ!まだ何にもしてないじゃないっすか!」
私は精一杯胸を張った。
しかし、胸を揉まれる感触でやや腰砕けになり、あまり意味をなしていない。
「そうか、じゃあもうちょっとレベル上げるぞ。」
そう言うと先生は私のYシャツの下から手をいれ、
器用にブラジャーのホックを外した。
そのまま直に乳首の先を摘まれる。
さらに先生は私の耳まで顔をもっていき、当然のように耳たぶをくわえた。
「ひゃあっ!?ちょっ、せんせぇっ・・・ふうぅ・・・んあぁ・・・」
生まれて初めての乳首をいじられ耳を舐められる感触に
私は背筋がゾクゾクした。
体が、ココロが、高ぶっていく。
「ふぁっ・・・はぁっ・・・あぁっ」
高ぶるペースに合わせてか、先生も愛撫のレベルを上げていく。
最初ただ摘んで指で転がすだけだった乳首も、
今は引っ張ったり弾いたりしてるし、
耳も耳たぶだけでなく、耳の穴を舐めたりしている。
「ふぅ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
この奇妙な感覚をどう言えばいいだろうか。
気持ち悪いような気持ちいいような。
恐いような尊いような。
やめてしまいたいような続けたいような。
しかし、そんな感覚が体を支配していく。
支配は連鎖し、気持ち良く、尊く、続けたい気持ちを増長していった。
そんなときに先生は手を止めた。
「あっ」
私は思わず声を出してしまった。
「あれ?名残惜しいのか?」
またも意地悪そうな目でこちらを見ながら先生が言った。
「えっ!?いやっ、そんなこと・・・」
さすがに恥ずかしいので否定しようとしたが
「そんなことありそうだな。」
うぅ・・・なんか釈然としない・・・
ならば・・・
「私ばかりやられてばっかじゃ悪いから私もして上げます!」
「えっ?わっ!?ちょ!?お前っ!!キリノ!!?」
動揺する先生をよそに私は先生のズボンのジッパーの前まで顔をもっていく。
すでになにやらパンパンになっている。
「うりゃっ」
そのままジッパーを下まで下ろした。
その瞬間、何かがすごい勢いで飛び出した。
「うわっ!・・・うわ〜っ・・・」
私は思わず目を丸くした。
私も下ネタ好きな友達とかから話には聞いていたけど・・・
何ていうかすごい・・・
なるほど松茸に見えなくはないなぁ。
「な、なんだよ・・・」
「いや、すごいなぁと。」それ以外になんて言えばいいんだろうか。
「おい、お前こんなことどこで覚えた?」
「秘密っスよ・・・」
そんなの言えるわけないじゃないっスか。
そんな会話をしながら私は先生のソレに手をのばした。
「これが・・・先生の・・・」
あの頭を支配していた何かが戻ってきたらしい。
私は両手でソレをつつみこんだ。
「うっ・・・」
かすかに聞こえた先生の声を私は聞き逃さなかった。
「せ〜んせい?気持ちいいんですかぁ?」
さっきまでの先生のような意地悪そうな目で、私は先生を見上げた。
そこにはバツの悪そうな先生の顔がある。
「えっ!?いやぁ・・・なんだ・・・え〜っと・・・」
何か悪いことがばれた子供のような顔をしながら先生は答えた。
結構可愛い。
「ふふっ。じゃあいきますよ・・・」
私は口を開いて先生のソレをくわえ込んだ。
「うぉっ!!」
くわえた瞬間、先生の腰が跳ね上がった。
「んっ・・・」
何これ・・・かたくてすごい熱い・・・しかも大きい・・・
でもそれ位興奮してくれてるのか・・・うれしいかも・・・
私はソレの先の割れ目に舌をのばした。
そのまま割れ目に尖らせた舌をすべらせる。
「くっ・・・」
ちょっと舐めただけで先生の下半身はびくびくと反応した。
何度か先を舐め続けた舌を
私はソレの裏の筋になっているところにそわせて上下させる。
舌にはたっぷり唾液を乗せた。
「ぴちゃ・・・ぴちょ・・・」
唾液のいやらしい音が響く。
「ふぅ・・・気持ち・・・いいっスかぁ・・・」
私は顔を上げて聞いた。
口からあふれた唾液が頬をつたって流れていった。
「ああ、びっくりしてる。いいぞ、キリノ。」
「そ、そうっスか?それじゃぁ次は・・・」
私はその筋にそって舌を下ろしていく。そして・・・
「かぷっ」
「うおぉっ!?」
私は目の前まできたソコを口に含んだ。
そしてそのまま口の中で吸い付く。
「ちゅぅ〜」
「うぉ・・・すげ・・・」
数回、口内でモゴモゴと動かした後、私の口はまたソレに戻った。
私はソレをくわえたまま顔を上下させた。
たまった唾液がじゅぶじゅぶと音を立てる。
「んぷっ・・・ふぅ・・・ちゅぷぷっ・・・」
口内で舌はソレ全体を包み込んだ。
「くぷぅ・・・うぅ・・・ちゅく・・・」
自分が触られているわけではないのに頭はどんどんぼーっとしていく。
「ぷはっ・・ちゅく・・くぷぷっ・・」
先生、気持ちいいかな・・・そうだといいな・・・
最初の釈然としない考えは消えていた。
今、頭のなかに残っているのは先生に喜んでもらいたいという気持ちだけ。
私は唾液をためて上下運動の速度を上げた。
「じゅっ、じゅぶっ、ぐぷっ、じゅるっ、ちゅぶっ」
舐め上げる音がいやらしく大きく響く。
「キ、キリノ・・・やばい・・・もう出るっ・・・」先生がうめきながら言った
。
出るって・・・出るんですか?
でも私は先生に喜んでもらいたい・・・
私は上下運動の速度をさらに上げた。舌もソレにしっかり絡ませる。
「じゅっ!、じゅぶっ!、じゅるっ!、ぐぷっ!」
「ぐっ・・・出っ、ダメだ!!」
先生がそう叫んだ直後、口のなかに熱い液体が一気に広がった。
「んぁっ!!」
驚いて口を放すと、ソレからあふれだした白い液体が顔中にかかった。
口の中に出された精液が口からあふれ、頬を伝った。
「いっぱいでましたね・・・」
私はほほ笑みながら見上げる。
どろどろになった顔でほほ笑んでいると思うと
自分でもエッチだなと思ってしまう。
「あぁ・・・お前上手すぎだぞ。びっくりした。」
先生が苦笑しながら言った。
喜んでいいのかな?
「じゃあ、俺からもいくぞ。」
そう言うと先生は、私の体を軽がると持ち上げて自分の膝の上に乗せた。
「えっ!?な、何するんですか!?」
いきなりのことに私はあせった。
そんな私の耳元で先生がつぶやいた。
「ちょっと核心に近いこと。」
その言葉が言いおわる前に先生の右手が私のスカートの中に滑り込んだ。
「ひゃあ!?ちょ、いやっ、せんせぇ!!」
私は思わず脚を閉じようとした。
しかし先生の手はそれより速くショーツの前まで手を伸ばした。
そのまま指をショーツの上から乗せる。
「ぁっ・・・」
触れられた感触に私は少し声を出した。
そんな私の耳元で先生がささやいた。
「恐がらなくていいから。力抜きな。」
優しく、安心する声だった。私は覚悟を決めた。
私はゆっくり脚を開いた。先生の手がさっきより少し中に入った。
「いくぞ。」
そう一言告げた直後に先生の指に力がかけられた。
「あぁっ・・・うぁあ・・・いやぁ」
体が触られる感覚に合わせてぴくんと反応する。
「うわぁっ・・・あうぅ・・・はぁっ・・・」
先生の指は私の敏感なトコロをぷにぷにと押し続ける。
そのたびに私の口からはいやらしい声が漏れ続けた。
「あはぁっ・・・ふあぁっ・・・あぁっ・・・ああぁっ・・・」
私があえいでいる間、先生の左手は私のYシャツのボタンを外していた。
ボタンは次々外され、いくらもかからないうちにYシャツははだけた。
さっきブラジャーを外したので、私の胸を隠すものはもうない。
「っ・・・せっ・・・せんせぇ・・・」
先生の左手はYシャツから私の胸にのびた。
手のひらは私の左胸を包んで、そのまま右手と同じリズムで揉みしだく。
「ああぁっ、うあぁっ、くぅっ、あはぁっ」
「どうだ、気持ちいいか?」
さっき私がした質問だ。
「はい・・・いいです・・・はぁっ・・・」
私は正直に答えた。嘘をついてもしかたないから。
「でもまだ気持ち良くできるんだ。みてな。」
そういうと、先生は右手を手前に動かした。そこにあるのは小さな突起・・・
先生の指はそのまま躊躇なくその突起をプニプニとさっきみたいにいじりはじめ
た。
「ひゃぁあっ!?す、すごいっ、すごいよぉ!」
触られた直後に私は目の奥を何かが走るのを感じた。「あぁっ!ぅぁっ!あはぁ
っ!いやぁ!」
私の秘部がくちゅくちゅと音をたててるのが聞こえる。
なぜそんな音がするかまでは頭が回らなかったけど。
「あんっ!んあっ!くふぅっ!ぁあっ!」
目の奥で何かが走る量が増えてきた。
それにともなって頭のなかで不定型な何があふれてくるような感覚がした。
何・・・これ・・・
ナニ・・・コレ・・・
「な、なにかくる!なっ!やっ!あぁっ!」
私がそう言った後、先生の指の速度が速くなった。
一気に頭のなかの何かが膨れ上がる。
「あぁっ!あはぁっ!ぅぁあっ!あはぁっ!」
頭の何かが爆発した。
「あ、く、あ、あああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
私は大声で叫んだ後、一気に力が抜けて先生にもたれかかった。
頭の中は空っぽになったみたいにすーっとしている。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
ついさっきまでは気付かなかったが、
一試合おわった後みたいに息があがっていた。
「どうだった?」
先生が私を軽く抱き締めながら聞いてきた。
「・・・スケベ教師・・・」
私は口からよだれが垂れてるのも気にせず答えた。
「・・・そんなところびしょびしょにしてるスケベ生徒に言われたくないな。」
「・・・ち、違いますよ!そんなスケベじゃないっすよ!!」
そうですよ!ここだって気付いたらびしょびしょだったんだから!!
さて・・・つづく
うぁぁぁぁ犯罪教師めぇぇぇぇぇぇ
いいよいいよ〜
うおおおおおGJ!!
巨大になった肉槍で、一気に少女を突き刺すティトォ。
あまりにも規格外なサイズの塊が体内を這いずる感覚にひと擦りも耐えられず、
あっけなく達するリュシカ。
「あひぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ビクンビクンと数回体を震わし、弾力のある乳房から汗を振りまきながら
ベッドへと沈みこむリュシカ。
しかし息をつく間もなく、彼女の陰核にすぐさまティトォの指が触れる。
「ひいいいいいぃぃぃぃっ」
まるで花瓶に活ける花を手折るかのような緩やかで柔らかい指の愛撫も、
何十回と絶頂を迎え続け敏感になったリュシカのそこには地獄の接触に他ならず、
あっという間に新たな絶頂へと上り詰めさせられるリュシカ。
眠るようにベッドへ体を埋めていたリュシカはまるで焼印を押し付けられた奴隷のように
悲鳴のような喘ぎ声を出して弱弱しく暴れる。
そんな痙攣するリュシカに突き立てたまま彼女を抱えあげ、
リュシカの体を自分と向き合うようにしてベッドの上に座らせるティトォ。
全身がびくびくと震え続け力の入らないリュシカはそれでも残り少ない力を振り絞って
しティトォの体へしな垂れかかる。
しかしそんな少女の体重移動すら計算のうちなのか、
膣と陰茎の角度が垂直になった刹那腰を突き上げるティトォ。
「ひぃはああぁぁぁぁっっあああぁぁぁぁ」
リュシカの体がこれ異常ないというほど開発されていたのと、二人の性器の角度が合わさったおかげで、
ティトォの巨大な男根は比較的スムーズにリュシカの中へ進入した。
最初の突き上げだけで軽く意識を溶かされたリュシカがその後の
膣壁を抉る感覚に耐えられるはずもなく、三日月のように反った背で
天井を向きながら、立て続けにイかされる。
「あああぁいいいああああああぁぁぁぁぁぁ」
リュシカの眉は悩ましげに歪み、口の端からは幼児のように涎をたらす。
しかし、ティトォの人外の攻めは緩まない。
もはや肉の詰まった袋のように手ごたえのないリュシカの腰へ左手を回し体を固定すると、
腰の動きを一旦止め右手を皮の中から顔をのぞかせる雛先へ近づかせ、一気に摘む。
「ふひひいいいいいいぃぃぃつっっっっっっっぅっっっ」
悪魔のような刺激に、リュシカの思考が破裂する。
しかしティトォはその指による責めを休めず、そのまま末梢神経の塊を
保護する皮をゆっくりと剥いてゆく。
「やっやああああぁっぁっぁぁぁあぁっっっぁぁぁぁっ、
ああああぁああああぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっっっ」
ティトォの左手で固定されたため腰を引いて逃げることもかなわず、あっという間に2回連続で達するリュシカ。
休む間を一瞬も与えず襲い続ける快楽に、崩壊寸前となったリュシカの心へ新たな、
しかし何度も感じた恐怖が沸き上がる。
快楽が、さらに高まっている。
つい先ほど……と言っても今の状態で時間の感覚などないに等しいが……
ティトォに、膣と肛門と尿道の3ヶ所を同時に攻められた時、リュシカはあられもなくイかされた。
しかし、そのときに比べ交互に膣と陰核をいじられている今のほうが、
より激しい悦楽を感じてしまっている。
1度に弄られる部位は少なくなっているにもかかわらずだ。
そんな風に奇妙な恐怖にとらわれるリュシカの秘唇を、巨大な笠が掻き分ける。
あまりに大きく硬いえらが柔肉を擦りあげながら体内を前後する快感に
発狂したかのようにリュシカは絶叫を上げる。
「おぉおきいぃぃぃ、おっきいいいいよおおおおぉおぉぉ」
叫ぶリュシカの体を更なる痙攣が襲う。
「ああああひひひいいいぃっ、ああああぁぁぁ、
うごいちゃいはあああぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」
またもやリュシカはイってしまった。意識は拡散して目の前が暗くなり、
体がまるで地面に沈み込むような感覚を感じながら力が抜けティトォへまた寄りかかる。
しかしすぐに、リュシカを新たな快楽が襲う。
剥いた皮と粘膜の境目の部分を、ティトォが丹念に円を描くようになぞり始める。
とたんに広がっていた意識がムリヤリ集約され、リュシカの筋肉は固まり、視界が黒から白へ反転する。
「あひいいいいいいいっっっっっっっ」
手から血の気が抜けるほど強くシーツを握りながら電流を流されたかのように体を震えさせるリュシカ。
しかしティトォは親指と人差し指で皮を剥いたまま中指による円運動を続ける。
むき出しの神経群から、壊滅的な快楽をリュシカに与え続けるために。
泣き叫びながら、少女は果てのない高みへと昇らされ続ける。
「うあああっアあっひああああああぁぁぁぁっっっっ」
そう、果てがないのだ。
膣内の絶頂による弛緩、暗転、沈降。
陰核の絶頂による硬直、閃光、浮遊。
膣と陰核の交互の絶頂は、果てなく強くなり続けている。
甘い果実に塩を振りかけて食べると甘さが引き立つように。
暗い場所で目を慣らしてから明るい場所へ出ると眩しさで目が眩むように。
ベクトルの違う二つの部位の相反する快楽は、その余韻からもう一方の快楽をより強いものへと変えるのだ。
陰核の絶頂の余韻で体が硬直しきっているときに膣内で感じると、
まるで体がジャムになったように力が抜けきってしまう。
膣内の快感の余韻で視界が黒くなっている時に陰核でイかされると、
まるで太陽を直視したかのように目の前が白一色になる。
陰核の悦楽の余韻で宙を浮くような浮遊感を感じているとき膣内で果てると、
まるで奈落の底へ沈みこむような感覚へ陥ってしまう。
そして、ティトォはリュシカが膣や陰核で感じるたびに、その快楽を少しづつ強めることで
絶頂の揺れ幅を段々と強めている。
まだ見たことの無い果てへ、リュシカをいざなう為。
「ああぁぁぁあぁぁ、えぐっちゃいあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
Gスポットを抉られて悶え狂い絶叫するリュシカ。
その顔は美しく歪み、泣き叫ぶ赤子のように無垢で、拷問で嬲られる魔女のように妖艶だった。
「あああああえぐるいあああああああぁぁぁぁっぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ
ぁぁぁぁぁぁぁぁ……………ぁぁぁぁ…………ぁぁぁ………
………………ぁぁぁ………………ぁぁ……………………っっああぁぁ
ぁぁああああっやぁぁぁあああぁぁそこコリコぃししちゃやあああぁぁぁっ」
Gスポットで果てたリュシカのクリトリスを絶頂後すぐにつまみ上げ、
粘土をこねるように2本の指でいじくり始めるティトォ。
唾液を飛ばしながら湿っぽくも甲高い悲鳴を小さな口から上げるリュシカ。
「あああぁああぁぁぁぁっ、だめええええぇぇぇっっつそこだめえええぇぇぇっっ」
しかし、そんな哀願もいまさら通じるわけもなく、またもや意識は飛んでしまう。
「ダメダメダメダメダメダメああああああああああああぁあっっぁぁぁっっぁぁぁっっっっっ」
しかし、ティトォはそのまま意識を飛ばしたままにはさせてくれない。
すぐに抱き合うようにしていたリュシカを左向きにさせ、ベッドへ押し倒す。
彼女の中へ自身を突き入れたまま。
圧倒的な質量の肉塊が胎内のひだを90度ねじるように巻き込む動きだけで、
リュシカは悪夢のような絶頂を感じてしまう。
「ふひぃぃぃ……」
しかし体力の限界に近いのか、もう大声を上げることはなかった。
しかしティトォはかまざずリュシカの左太ももを胸の前で天井に向かって抱え上げ、
横向きに寝た彼女に向かって、角度の変わったピストン運動を開始する。
中をえぐられる部分が変わり、リュシカは嬌声を上げさせられすぐに目の前を白一色へ染められる。
「ああああひいああああああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあああぁぁぁっぁぁぁ、
ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ、しぬううぅっ
しぬぅぅっしんぢゃうううううぅぅぅぅぅぅっ」
そしてその時リュシカの口から思わず死ぬという言葉が漏れた。
それは、ティトォの脳溢血の話を思い出したからではない。
もちろん、男を楽しませる睦言でもない。
本当にリュシカは、殺されると思ったのだ。
全身を巡る血の滾りは沸騰するかのように熱く、下半身を中心に襲う四肢の痙攣は止まらず、
度重なる咆哮のような喘ぎ声で呼吸すらままならない。
この、常軌を逸したティトォとの行為で本能が死を意識したからだ。
そんなパニックを起こしたリュシカを見つめながら、
ティトォは静かに、しかし熱のこもった声で呟いた。
「僕のために、死んでくれリュシカ」
「ティ…トォさ…のたえに………?」
まるで焦点の合わぬ目で見つめ返すリュシカ。
「そうさ、僕のために」
そういうと、すぐにリュシカのクリトリスを下から2本の指でつまみ上げ、
さおの部分をしごき始めるティトォ。
「あああぁっっっあああああぁぁぁっ、しぬ、だからしぬぅぅぅぅうっ、
いやああぁぁぁしんぢゃうううぅぅっぅぅぅうっぅ」
しかし、そんなリュシカの言葉を聞き止める事もなく
ティトォの指の動きと言葉は加速する。
「そうさ、君は今死ぬんだリュシカ、純情で何も知らず皆に優しい君は死ぬんだっ」
「あああああぁっっっっ、おねがいいやあああやめてやめて
しんぢゃうしんぢゃぅたすけてえええええぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっ」
口の端から泡を飛ばしながら絶頂を迎えるリュシカ。
しかしティトォの陰核への責めはますます激しくなる。
「そして君は生まれ変わるんだ。僕だけのリュシカに……」
「ティトォさんっだけのおっあたしにいいいいぃぃっ?」
喘ぎながら、快楽の波に飲まれながら、リュシカは答える。
その瞳に蕩けるような怪しい光をともしながら。
「そうさ、僕の声だけで濡れて、僕の指だけで感じて、僕のモノだけで果てる女に」
「ティオさんだふぇの……っ」
ティトォだけの。そのフレーズが、魔法のようにリュシカの心に染み渡る。
「そうさ。それともそんな女になるのはいやかい?」
押し寄せる絶頂感に翻弄されながらリュシカは叫んだ。
「っなりますっ、だから、だから、ころしてっ、
ティトォさんのモノであたしをころしてえええええぇぇぇぇっ」
絶叫を上げるとともに、リュシカの秘芯から鮮血のように温かな体液が飛び散った。
今回はここまでです。本編の二人がメチャクチャほのぼのしてたので
SSは少しハードにしました。後6回
ティトォとムリアの研究している期間の秘密のみだらな関係を希望
しません
ムリアとメルルシアとドル子さんの爆乳に押しつぶされて来い。
浮上
さあサヤのおっぱい展開だ
キリノとサヤの爆乳にだったら押しつぶされて死んでもいい
画 像 化 決 定
>>168 今号タマちゃんがその役負ってたな・・・お前エスパーか。
2005/12/16(金) 22:02:19
2005/12/16(金) 22:02:19
2005/12/16(金) 22:02:19
2005/12/16(金) 22:02:19
2005/12/16(金) 22:02:19
172 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 09:15:22 ID:dyYacOIk
wara
175 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 01:42:48 ID:MBiOd5xL
もう神は去ったのか
176 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 16:31:01 ID:r6GDxkTy
ほしゅ
誰か今までの画像の詰め合わせ持ってないかくれないか
ミカゼ×アクアで
無理矢理クリスマスネタのSS投下します
あの世界にクリスマスあるのーとか気にせず軽い気持ちで読んでください
「おねーちゃん、じゃーねー」
「ムームーマウスありがとー」
プレゼントを手に満面の笑顔で手を振る子供達に手を振り返し、
サンタの格好をしたアクアが、トナカイの被り物をしたミカゼの頭をたたいて命令する。
「ほんじゃ次いくよトナカイ」
「ヘイヘイ」
やる気の無い声でアクアをおんぶしたミカゼが返事をする。
ぼかーん。
突然ミカゼの頭部で小さな爆発が起こる。
「この世のどこにしゃべるトナカイがいるんだ馬鹿。子供の夢を壊すんじゃないよ」
真っ黒になった頭で口から煙を吐いてミカゼが反論する。
「トナカイ爆破するサンタの方が夢を壊すっつーの」
「なんか文句あるのかい…?」
そう言ってアクアはミカゼの鼻の穴に飴玉を詰め込む。
「ふぁんでもあひましぇん……」
ミカゼはただ従うしかなかった。
屋根から屋根へと跳躍しながらミカゼはぼやく。
「あーあ、魔方陣が始まるまでは町には帰らず修行に専念したかったのに」
それを聞いて背に乗るアクアは少し目を吊り上げる。
「何言ってんだい、きのこ食ってただけの癖に」
アクアが山に入ってミカゼを見つけたとき、ちょうどミカゼはいつものきのこタイムを満喫(?)していた。
「……好きで食ってたわけじゃないんだけどな……」
「くだらないこといってるとまた頭吹っ飛ばすよ。飴なら今日はどこにでもあるんだから」
メモリアのクリスマスでは、各家庭で飴細工を飾る風習がある。
屋根の上から辺りを見回すと、玄関に、門柱に、バルコニーに、さまざまな場所に飾られた
色とりどりの飴細工が幻想的な風景を作り出す。
「すごくきれいな眺めなんだが……」
(アクアを乗せて見ていると、まるで地雷原だな……)
「まったく、ぶつくさいってるんじゃないよ。リュシカやジルのおっさんは最初から協力的だったんだぞ」
それがイマイチ分からない。リュシカの方は分かる。
にこにこしながら子供達にプレゼントを配る姿が容易に想像できる。
しかし修行マニアのジールボーイがわざわざ時間を割いてまで
サンタやトナカイの格好をして子供達の相手をする姿はとても想像できない。
「……あんな顔のトナカイ見たら子供が泣くぞ……」
「ま、あのおっさんはこの前の30指暴走の時に町の人達が殺された現場へ駆けつけてたらしいからね。
今回手伝ってくれるのも、それが関係あるのかもね」
「………………………………」
メモリア政府は毎年クリスマスに怪我や病気で苦しんだり、親を失った幼い子供達へプレゼントを贈っている。
しかし今年は、贈呈するプレゼントの数が多くなりすぎてしまった。
それは、ヨマ一味の虐殺で不幸な子供が突然増えてしまったからだ。
プレゼントの数は確保できたが、それを配る人員が少々不足していた。
その話を聞いた時、アクアは即座に
「じゃあ私達が手伝ってあげるよ。近頃は切り裂き魔も出て物騒なんだろ?」
と提案したらしい。
「で、次の川沿いの通りを左に曲がったところにある……あの黄色いレンガ造りの建物だ」
地図を見るアクアに指示された建物の前へミカゼは着地する。
「ここはさっきみたいな病院か、それとも孤児院か?」
ミカゼの背から降りたアクアが答える。
「小学校の寄宿舎だよ、親のいない奨学生や親元を離れた留学生の子が暮らし……」
しかし、門の前でアクアは立ち止まり、喋るのをやめる。
普通ではない気配が、目前の建物の中から感じられたからだ。
「ミカゼ……」
注意を促すと、棒つきの飴を取り出す。
ミカゼも気配に気づいたのか、こくんと頷くと腰をかがめいつでも蹴りを放てる体勢で構える。
門から約十メートルの距離にある入り口のドアの裏に何かがいる。
と、突然四つ足の影が入り口から駆け出した。
(速いっ!)
その影は一瞬でアクアに近づき飛び掛ろうとするが、瞬時に繰り出した牽制の軽い蹴りと
目潰し程度に抑えた爆発を同時に喰らい後ろへ飛びのいた。
「くくくっ貴様らでは私は止められん」
威嚇するように大声を上げ、影はミカゼとアクアの中間を走りぬける。
速さと四つ足で走る体勢の低さで、アクアとミカゼはどちらもそれを捉えることができなかった。
「メルチナ……?」
まるで獣のように4本足で歯を剥き出しにしてうなる女は、どこか人間離れしてかつての面影を失っていたが、
二人から数メートル離れた場所でこちらを振り返り睨む彼女は確かにメルチナだった。
「ずいぶん獣じみた知り合いがいるじゃないかい?誰だいあいつは」
アクアはすぐにでもスパイシードロップを発射できるよう構えてミカゼに問う。
「女神の30指だよ……」
「じゃ、撃つね」
ミカゼの答えを聞くなり、容赦なくスパイシードロップを発射するアクア。
「ちょっ、ま」
ミカゼの静止が間に合うことなく、メルチナに爆撃が飛ぶ。
しかしメルチナはまるで猫のような身のこなしでそれをかわすと、足元の地面を隆起させそこから近くの塀へ飛び移り、
寄宿舎の向かい側にある建物の屋根へと飛び移ってそのまま闇へと消えた。
「追いなミカゼ。あたしの魔法じゃ町を壊しすぎる」
「分かった!!」
返事をするとすぐにミカゼはメルチナを追ってジャンプする。
「さてと……どういうことか説明してもらおうかね」
アクアは通りの暗闇を睨みつける。
その闇の中から、禍々しいオーラをまとった男が現れた。
「さて、どこから説明すればいいんですかね……」
薄笑いを浮かべながら、アダラパダは呟いた。
「あんまりふざけたことを言うなよ……魔方陣の出場資格がなくなるからね」
何も答えずつかつかとアクアの側へ歩いてくると、その脇を通り過ぎそのまま門をくぐるアダラバダ。
「……まあ大体想像できてるとは思いますが、今メルチナさんは正気じゃねーんですよ」
スパイシードロップの照準をアダラパダの背後にあわせ、彼の後について建物へともに入ってゆくアクア。
「もともとこのメモリアは魔法使いの国と呼ばれるほど過去多くの魔法使いを輩出しています。
ですから町のいたるところに彼らの遺物が存在する。正の遺物も、負の遺物も。
まあ、こんなことはこの国で長い時を過ごしたあなたにはいまさらな話でしょーが」
アクアとアダラパタは寄宿舎の地下へと侵入した。
途中青ざめた顔で歩いてくる寮母と思われる高齢の女性と出会ったが、
アクアが話しかけようとする前にアダラパダが極楽漣鞭で黙らせた。
「何してるんだいっ!」
とたんにアクアは憤怒の形相でアアラパダを非難する。
「しょうがねーでしょ?今はとにかく時間が惜しいんですよ。
余計なことで時間潰したくないんで」
連鞭が老女の魂を掴む間アクアが手出しできないのを分かっているのか、
余裕の笑みを浮かべてアダラパダは寮母を眠らせる。
寮監から注意されているのか、生徒達は自室から出てこないのが幸運だった。
騒ぎが大きくなっていない。今のうちにメルチナを狂わした原因を調べる必要がある。
「魔力の残りかすを感じる……どうやらここか……」
アダラパダが地下の一角の扉を蹴り倒すと、その部屋には濁った魔力が漂っていた。
そしてその部屋の片隅に、ぐったりとしてギターを握ったまま気を失い倒れた妙齢の美しい寮母がいた。
アクアが駆け寄り、脈拍や外傷の有無を確認する。
そのどちらにも異常が無いのを確認し、アクアは安堵の表情をうがべ今度は部屋の様子を調べる。
部屋の中央の石畳が1枚ぽっかり外され、その空間には何も無かった。
「なるほど……確かこの寄宿舎はどっかの没落した豪商の家を建て替えたもんだ。
……おそらく昔の家主が物珍しさに集めていた魔獣かなにかの封印があって、
そいつが今の管理人達に存在を知られぬまま眠り続け、
何かの拍子に封印が解かれ精気を吸うため人の体を借り暴れだした……そんなところかね」
「メモリアでは年に1,2回の割合でこういう事件が起こるらしいですね……
全く古臭くてしちめんどくさい町ですねぇ。……どうやらここにある大きなネズミの糞とかじられた木片を見る限り、
ネズミのやろーが偶然封印を解いてそいつが出てきたと。
……つまり、まずここでこの気絶した寮母さんに取り憑いた何かが、精気を蓄え今度はメルチナさんに取り付いた、と」
すると、うやうやしく礼をしながらアダラパダはアクアの方へお伺いを立てる。
「ちょっとだけこの人に話を聞きたいんですが、よろしいですか?
急いで情報を得ないと、こちらの仲間も、そちらの仲間もピンチに陥りそうなんで」
唇をかみ締めて、アクアは睨み上げながら答える。
「一度操った後、危害を加えず魔法を解くなら別にいいさ」
そんなアクアを楽しそうに見下ろしながら、アダラパダはケキャキャと笑う。
「では、早速やらせてもらいますよ。極楽連鞭!!!」
極楽連鞭が寮母の精神を支配し、失っていた意識を無理矢理覚醒させる。
その瞳にアダラパダの携帯のマークが浮かび上がった。
「では、あなたがここで体験したことを話してもらいましょうか……?」
「私が…物置に掃除用具を取りに行こうとした時…この部屋の前を通った時、この部屋から物音がして…
いつものように子供達が肝試しをしているとばかり思って扉を開けようとしたら…
いきなり背後から見たことの無いメガネをかけた娘さんが『開けるな』って叫びながらやってきて」
そこでアクアがアダラパダに問いかける。
「あのメルチナってのはここで何をしていたんだ?」
「別に僕は知りませんよ。いつも30指の皆さんの行動を把握しているわけじゃねーんで。
まあ、僕がたまたま邪悪なエネルギーに気がついたようにメルチナさんも偶然魔獣の気配に気づいて駆けつけたんでしょ。
なんせ僕らは平和を愛する女神様の使者ですからねぇ。ケキャキャキャキャ」
「ふん。虫唾が走るね」
そんなアクアの鋭い視線を受け流しながらアダラパダは呆れたようにため息を吐く。
「…しかしメルチナさんにも困ったものですね。正義感が強いのはいいがこんな一握りの土も無いところじゃ
どうにもならないことが分かっていただろーに。…で、その後あなたはどうしましたか?」
アダラパダはまた女に問いかける。
「突然見ず知らずの人に呼び止められてびっくりして…
でも、そのあと急に扉から突然ギターが出てきて…」
はっとして二人は彼女が持つギターに目をやるが、そのギターからはもう何も感じない。
「そしてそのギターから今度は煙のようなものが出てきて私の体をムリヤリ部屋の中へ引きずり込んで…
そしてその後部屋の中でその煙が私の体に染み込んできて…」
この時、初めてこの夜アダラパダの顔から笑みが消えた。
「染み込んで取り憑くタイプか。やっかいですねぇ」
彼はおもむろに携帯電話を取り出した。
そのころミカゼは、メルチナと格闘を繰り広げていた。
「くそーどうなっちまったんだメルチナの奴」
川原でメルチナのメテオンの肘うちを喰らったミカゼは困惑していた。
「このまま時間をかけてはまずいぞミカゼ。
おそらく娘に取り憑いているやつはあの娘の精気や魔力を吸い取りながら
少しづつ肉体、魔法の使い方も慣れてきている。
長期戦になればなるほどパワーもテクニックも上がっていく。
今のうちあの娘の肉体を痛めつけ動かなくさせるしかない」
「ってことはやっぱりメルチナには何か憑いているってことですか師匠?」
「うむ、おそらく私のような魔獣が憑いておる。
何度もお前があの娘と拳を交わすうちに確信が持てた。
といってもわしに比べればかなり挌下の魔物じゃがの」
「じゃあ、メルチナを傷つけず体から魔獣を引き剥がす方法とか知ってるんじゃないんですか!」
「無いな」
「そんな、師匠なら」
「わしだから無理だと分かるんじゃ。
あの娘に取り憑いておる者の憑き方はわしの憑き方とは全然違う」
そこで二人の押し問答に突然アダラパダが乱入する。
『もしもし、聞こえますか狐君?』
突然、ミカゼの頭にアダラパダの声が響く。
「な、何であんたが?」
おもわず身構えあたりを見渡すミカゼ。
『まあまあそう警戒しないで下さいよ。あ、あなたの頭に直接語りかけてるんで
耳を塞いだりしても全く意味無いんでそこんとこよろしく』
「で、何の用だよ!!」。
『君にやってほしいことがありましてね、
とりあえずなんとか彼女を止めてもらえないですかね。
このまま町で暴れられれば被害が出ますし』
「もうかなり出てるけどね」
メテオンのせいですっかり変わったあたりの光景を見ながらミカゼは呟いた。
『まあ、とりあえずできることなら無傷でメルチナさんを捕らえてくれませんかねぇ』
「そりゃ俺もできることならそうしたいけどよ」
『できますよ。難しいですが、方法が無いわけではないですよ』
「本当かっ?どうすりゃいいんだ?」
『まあとりあえず、メルチナさん犯してくれればいいだけなんで』
「よしっ、分かった」
より太くなったメテオンの腕の攻撃をかわし着地するミカゼ。
「………………………………………………………………
ええええええ、ってなんでそんなことする必要あるんだよ?!?!」
『まー落ち着きやがりなさい。そうですねえ、どこから説明すればいいか。
まあシャーマニズムって奴を1から説明するのも面倒なんで
掻い摘んで乱暴に話しますよ。
まず、今メルチナさんの体に何か別の魂が入り込んでそれが
メルチナさんの体を乗っ取っている。
これはまあ、なんとなく分かりやがりますよね』
そのメルチナは四つん這いになって猫のように威嚇しながら
「ふふふ、ついに人間達に復讐する時が…」
などと呟いている。ミカゼはメルチナとは1、2回しか会っていないがどう見てもこれは別人だ。
そう思わざるおえない。
『そしてそのメルチナさんに取り憑いてる奴は女性に取り憑くタイプなんですよ。
そしてそいつはある特定の条件を満たす女性にしか取り憑けない』
そういえばさっき寄宿舎の門で、こいつはアクアを狙った。
あれもアクアに取り憑こうとしてのことか?
『そう、そういう他人の体を乗っ取るタイプの精神体は
二つの取り憑き方によって分けられるんですよ。
まず最初は精神の無い物体に依り代として取り憑き、
それを身につけた者の精神を外から乗っ取るタイプ。
身につけると人が変わってしまう呪いの妖刀やら仮面なんて類はこれですかね。
そしてもうひとつは精神体自体が取り憑く者の精神の中に入り込み、
内側から乗っ取るタイプ。
そう、今まさにメルチナさんに取り憑いているそいつですよ。
この内側から乗っ取るタイプの精神体が取り憑ける条件はまず女であること。
そしてその女が処女であることの2つが条件なんです』
「処女にしか取り憑けない?なんでだ?」
『多くの国家、文化では巫女という職業につく女性は
処女で無ければなれないことが多いんですよ。
これは、一度男と関係を持った魂はもう人間の魂しか身ごもれなくなるからなんですよ。
まあ修行すれば処女であろうと性別が男であろうと霊を体へ下ろす事ができるようになるらしいですがね』
「じゃあ、俺がその、メルチナをアレすれば……」
『そうですね、メルチナさんの体からは出てくるでしょうね』
「ちょっと待てよ、メルチナの体から出たあとはどうなるんだ?」
『……まあ、他の女の方に取り憑くかと』
「それじゃ意味ねーじゃねーか!っていうかその新しく取り憑くたびにその、ナニしていかなきゃならないのかよ!!」
『まあ、こちらとしてはメルチナさんさえ無傷でもどればいいんでね。
外から取り憑くタイプなら依り代を破壊すればいいから楽なんですけどねぇ』
「楽なんですけどねぇ、じゃねーよ。大体本人の許可もな」
「甘いぞ、クソガキ」
突然、耳元でアダラパダ以外の声がした。
と、いきなり強烈な衝撃波がメルチナへ襲い、メルチナは吹き飛んだ。
「アクア!いつの間に」
「あんたがくだらない講釈を聞いている間にだよ。
ま、ここみたいな人のいない所ならあたしが少し本気出しても大丈夫だろうからね」
そういうと、アクアは倒れたメルチナに駄目押しのスパイシードロップを食らわせる。
「……おい、やりすぎじゃねーのか?」
「ふん、これぐらいで死ぬようじゃ魔方陣でも生き残れないし
30指にもなれていないさ。
それにあたしらが30指の都合に合わせる必要はないしね。
そうだろ、アダラパダ?」
しかし返事は無い。
「とに、勝手に話しかけてきて勝手にいなくなりやがった」
「ならこっちも勝手にやらせてもらうまでだ。
おいあんた、聞こえるだろう。もうその娘の体は使い物にならないよ。
そんなくたばりぞこないよりも、こっちにちょうどいい体があるよ。
中身の魔力の量も段違いさ」
そう誘いながら、アクアはメルチナへと近づいた。
「アクアっ、なにを」
ミカゼが叫ぶ間もなく、メルチナの体から煙状のオーラが立ち上がり、
アクアの体を包み込みそのまま染み込んだ。
「アクア……」
恐る恐るミカゼが語りかける。
「なに怯えてんだいミカゼ」
「アクアの……ままなのか?」
「とに、あたしの精神力を舐めんじゃないよ。
あんな小娘とは鍛錬の質も量も段違いなんだからね。
とはいえ、このままだとやばいね……畜生、
内側からあたしの魔力を吸い取り始、てる」
アクアの体がふらっと傾く。
「おい、大丈夫か?」
「今の所は、ね……このまま成長されればやばいけど……ミカゼ、
川向に鉄柵で囲まれた大きな屋敷が見えるだろう……
あたしを抱えて、鉄柵を飛び越えて館の中へ連れて行け。
今日は誰もいないはずだ、ノックはいらない」
「ああ、分かった」
ミカゼは頷くと、アクアを抱え川を飛び越えた。
館の中の寝室についてから、淡く頬を染めたアクアはベッドに
腰掛けてわずかに視線を落としながら言った。
「ミカゼ、今からあたしを抱け」
「?ああ、こうか」
そう軽く呟くとミカゼはアクアの体を抱きしめた。
そしてそのまま約3分が経過した。
「…………何をしている?」
「え?いや言われたとおりに抱きしめ」
ぼかーん。
爆発でミカゼは吹き飛ばされる。
「お前は馬鹿だ。本当に馬鹿だ」
「なんだってんだいきなり!おまえのいうとおりにしたじゃねーか!!」
「違う!!あたしが言った抱けというのは……つまり……
その……セ、セックスしろってことだっ!!
てか今までの話の流れから普通にそうなるだろ
女の口から何恥ずかしいこと言わせてんだお前は死ねっっ」
そう叫ぶとアクアは狂ったように飴玉を投げつけどんどん爆発させる。
そんな感じで3分近くアクアの飴玉爆発地獄を必死で避けきったミカゼは
肩で息をしながらアクアに問う。
「だけどよおっ……ここでお前の体から追い出したとしても……
すぐに煙になってどっかいっちまうんじゃないか……」
おなじく息を荒くしたアクアは答える。
「別に大丈夫だよ……ここは城にテロとかの異常があった時に
大臣や官僚達がテロリストから逃れて潜むために作られた場所だからね……
建物全体が簡単な対魔法使い用の結界で覆われている。
魔獣の類が何かに憑依せずここから出ることは不可能さ」
「他に方法はないんだな……」
「あればとっくにそれをしてるさ」
「……そのよう、セックスって言ってもよ……どこまでやりゃいいんだ?
たとえばその、最後までやらなくても、指でやるだけとか、口でやるだけとか……」
「全部に決まってるだろーが。最後までちゃんとやれ」
「分かったよ……」
ぼかーん。
「なんだよ、なんでだよっ、今度は何だよ!!」
吹っ飛ばされたミカゼは叫ぶ。
「あたしとやれるのになんだいそのテンションの低さはっ。
童貞のあんたが大魔法使いアクア様とやれるんだよっ!!
もっと心底嬉しそうにしな!!」
(童貞なのはその通りだけど自分だって処女じゃないか……)
と思ったがミカゼは口には出さなかった。
(でもまあしょうがない…腹くくるとしようか)
意を決し、アクアのサンタ衣装を脱がせようとするミカゼ。
ぼかーん。
「今度は何だーー?」
「うるさいっいきなり脱がせようとするやつがあるかい!!
……その……あたしが脱ぐから、あんたは後ろ向いてなっ……」
釈然とせぬまま言われたとおり後ろを向き、自分もトナカイの被り物を脱ぐミカゼ。
「アクア、お前もしかして照れて」
ぼかーん。
「すんません、黙ります」
後ろでぱさっぱさっというアクアの服を脱ぐ衣擦れの音が聞こえる。
その音を聞くたびに、ミカゼはその姿を想像してしまう。
(うう……でも、なんかその気になれないな……)
そりゃアクア本人が許可を出しているし、アクアはかわいいと思うが、
どうしてもミカゼはやる気になれない。たとえ実際には100年以上生きた存在とはいえ、
外見上は子供にしか見えないアクアとする事に抵抗があるのだ。
「……いいよ……」
アクアの許しが出たので、ミカゼはゆっくりと振り返る。
そこには、左腕で両胸を、右手で股間を隠しうつむきながら
ベッドの上にぺたんと座るアクアの姿があった。
(うっ……やべえ……)
その幼い裸体は、子供のそれに少女の柔らかな肉がわずかについただけで、
お世辞にも肉感的とはいえなかった。しかし、恥らうアクアの表情や
仕草は成熟した女のそれであり、そんな肉体と雰囲気のアンバランスさが
子供にしか見えない肢体を妖艶なものにしている。
アクアの姿が目に入った瞬間、ミカゼはアクアを押し倒したい衝動に駆られた。
しかしその少女のかたわらにおいてある大量の飴玉を見て、思いとどまった。
「……あのーそこにある飴玉、片付けてくれません?」
いつ爆発されるかわからない状況では押したおすどころではない。
「うるさいよっ……」
きっと顔を上げて叫ぶが、とたんにミカゼの裸(主に下半身)
が目に入り赤面して目を伏せるアクア。
「あんたが調子に乗った時に吹っ飛ばすためだよ!
あと痛くしてもぶっ飛ばすからね!!
ほら、いいから速くキスしな!!!
……少しぐらいなら、その、舌入れてもいいから……」
そういってベッドの上で目をつぶるアクア。その体はかすかに震えていた。
考えてみれば、100年以上生きているとはいえ、
彼女達は極力他人と干渉せず生きてきたのだ。
恋愛経験の乏しさは自分とそう変わらないのかもしれない。
ミカゼは震える少女に何か言葉をかけるべきかと思い、
少し考えたがいい言葉は何も思い浮かばなかったのでやめた。
そこでアクアの側へ行って同じように座り込んで、
緊張して冷たくなった体をそっと力強く抱きしめた。
すると、ミカゼの体の熱がアクアの体に伝わるっていくのとともに
アクアの震えが収まっていくのが感じられた。
そして、完全に震えが収まったのを見て、ミカゼは唇と唇を重ねた。
それは、ただ唇と唇が触れるだけだった。
舌を絡み合わせることも唇で噛み合うこともないごくシンプルな接吻。
しかしミカゼが口を離すと、
まるでアルコールを摂取したようにアクアの頬は赤く上気して、
その瞳はとろんとしていた。
「アクア、手ぇどけてくれる?」
ほうけているアクアに体を離したミカゼが話しかける。
「えっ…ああ……いいよ……」
アクアはようやくまだ自分が両手で胸と股を隠したままであることに気がついた。
しかしいいよと答えながら、アクアはなかなかその両腕を外そうとしない。
ぎこちない動きで、両腕を少し移動させて、しばらくしてその動きを止め。
そして数秒たってからまたその動きを最初から再開させる。
まるで亀の歩みのようにゆっくりな動き。
しかし、ミカゼはその両腕を無理矢理引き剥がそうとしなかった。
まるで刺すような視線で、恥らうアクアの肢体の隠された箇所を、
ジーと見つめ続けていた。そんなミカゼの視線を意識してか、
アクアは顔だけでなく体全体がはんなりと桜色に上気してきた。
「で、ここからどうすりゃいいんだ?」
ようやく両腕を脇にのけ、
全ての部分をさらしだしたアクアにミカゼが問いかける。
「そ、そんなの好きにすればいいだろう!」
「と言われても、ほら、俺って童貞だし。
百年生きてきた大魔法使い様にはとてもじゃないけど知識とかなわないし。
……ぜひともやりかたとか教えて欲しいなあ、と」
それは、ミカゼのちょっとした仕返しだった。
アクアは顔を真っ赤にしながら言った。
「……ま、まず胸を揉んで……」
「こうか?」
そーっと胸を手のひらで掴むミカゼ。
「あ…」
思わず声を上げるアクア。
「……今の痛かったか…?」
「……別、に」
「じゃあ、揉むぞ」
その部分は本の少ししか脂肪がなかったが、そこを揉み解すたびに
アクアの眉はまるで何かに耐えるかのように垂れ下がり、
呼吸は不自然なほど荒くなっていった。
「で、次はどうすればいいんだ?」
アクアと同じく荒くなった呼吸をアクアの耳に吹きかけるように尋ねるミカゼ。
「……あ?…ああ、……その、あたし、の、」
胸への刺激を感じていたアクアは、
より顔を赤く染めると殆ど聞き取れない声で言った。
「………股の……割れ………目を………
指で……ゆっくり………………なぞって…」
ミカゼは左手を何も生い茂っていないアクアの恥丘へ伸ばす。
すると、ミカゼの指の感覚神経がクチュッとした液体の感覚を捉えた。
そしてミカゼはその蜜の分泌される入り口に指をあてがうと、
そのままその細長いすぼまりを指で前後に擦り付けなぞり始めた。
「あっ、あぁ……」
その小さな背を反らし、涙目のまま甘美な喘ぎ声を部屋に響かせ始めたアクア。
「やっ、やあぁっ、やああぁぁっ」
時々軽くイっているのか、体をビクンと大きく震わせながら、アクアは甲高い悲鳴を上げる。
そんなアクアを見てミカゼの中の何かがどくんと脈打った。
普段は自分を苛めるアクアが。
威張ってばかりいるアクアが。
すぐに魔法で攻撃してくるアクアが。
自分の指で、声で、熱で。
悶え、喘いで、泣いている。
ミカゼは指を膣口から引き抜き、アクアをベッドへ押し倒す。
「アクア……次は?」
アクアの澱んだ視界がその瞬間だけわずかな羞恥で光るが、
その光もすぐに澱みの中へ消え殆ど聞こえない声で
いれて
とだけ呟いた。
「……分かった」
ミカゼも短く答えると、すぐにアクアの上から覆いかぶさり、
自らの肉棒をアクアの入り口へ押し付ける。
「いくぞ、アクア」
ゆっくりと、ミカゼの陰茎がかさの部分までアクアの胎内に埋まる。
そしてその後は、一気に腰を突き出してアクア純潔を貫いた。
「……い……」
耐えるように、アクアが小さな唸り声を上げる。
ミカゼは、キスをした時のようにアクアを強く優しく抱きしめる。
すると、アクアが泣き出しそうな顔のままミカゼを抱き返す。
その潤んだ瞳が、少しだけ笑ったようにミカゼには見えた。
アクアの中はあまりにも狭く、ミカゼのものを押しつぶすかのような圧力をミカゼは感じていた。
しかしそんな圧力の中前後に自らのものを動かして肉壁を掻き分ける感覚は想像を絶するほど心地よく、
もはやミカゼは腰の動きをとめることができない。
その激しい動きから生み出される鈍い痛みに、ついにアクアの目から涙がこぼれる。
しかしそんなアクアの痛がる姿も、ミカゼの目にはいつもと違う官能的な姿に映ってしまい、
ミカゼはぺろりと頬を伝う涙を舐め取るとますます腰の動きを加速させる。
そして、肉のかさを締め上げる何百枚もの肉のひだの感覚を感じながら、
ついにミカゼは限界に達した。
「うっ……」
短くうなり声を上げると、ミカゼはアクアの胎内に精液を何度も吐き出した。
射精してから5分ほど経った。
いまだ二人は裸のままで寄り添うようにしてベッドで寝転がっている。
室内では二人の荒い小さな呼吸以外の音がしなかったが、
ミカゼがその沈黙を破った。
「……魔獣は消えたのか?」
「……ああ、あたしの中にも屋敷の中にも気配は感じないね。
おそらくあたしの中からはじき出されたけど
取り憑くものがないから、そのまま霧散して掻き消えたみたいだね」
「そっか。なら良かった」
しばらく間を置いて、アクアが言った。
「最初に私は調子に乗るなって釘を刺したよね…?」
なんだか雰囲気が悪くなり、ミカゼが内心どきどきして答える。
「俺、なんか調子乗ってたっけ?」
「乗ってたよ。あたしに、『やり方教えろ』とかいって
やらしい言葉無理矢理言わせただろ」
ぼかーん……と来ると思ってミカゼは身構えていたが、
何も起こらなかった。
「別に、ゆるしてやってもいいぞ」
「え、本とか?」
再度顔を紅潮させてアクアははぼそぼそと呟いた。
「ああ。そのかわり、その、キスした時みたいに抱きしめてくれ…」
ミカゼは、言われたとおりにアクアを強く優しく抱きしめた。
「ミカゼ……あたしとの約束を守るまで、死ぬんじゃないよ……」
終わり
あとがき
クリスマスネタのはずなのにクリスマスの必然性が感じられません
さらにアクアが当社比150パーセント分ツンデレになっております
本当にありがとうございました
そのあとがきが無ければ100点だった
GJ
ツンデレじゃなければアクアじゃないのでその点はOKだが…
一瞬ミカゼ×メルチナもあるのかと思ったこの気持ちをどうしてくれる
ザコとは違うんだよザコとは
メルチナは攻略難易度が高いんだよ
(´・ω・`)ほしゅ
198 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 22:39:45 ID:k0bv9zfz
(´;ω;`)ほしゅ
>>179-192 乙です 面白かった
やっぱりミカゼとアクアは良いな。
約束のこと絡めてるのもツボだった いいよいいよー
誰か杉小路×清村書かないか?
書かないか
202 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 02:00:35 ID:0CAUaaWX
新着来て神が来たかという希望が打ち砕かれた件
>>121の続きまだー?
203 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 18:57:57 ID:u1C5SymW
「男はね、時には抑えられない衝動に駆られるときがあるんですよ」
発言のせいで夜も眠れません
お前は誰のどんな衝動を受け止めてきたのかと
コジキリ続きはまだですかー?
この人大人だ
ってことは原田副部長はまだ処女
キリノ部長は非処jyうわなにすんだやめqあwせdrftgyふじここlp;@
外山×キリノ(*´д`*)ハァハァ
>>206 本編でロクに会話もしてねえのによく妄想できるなw
本編での絡みが皆無だから
妄想しやすい
という話を聞いた事がある
ちなみにそのカポーだとどっちが攻めになんの?
キリノは男には受け女には攻め
なんとなく誘い受けの印象があるなあキリノは。
サヤには攻めまくりだよ
(攻め手)→(受け手) ⇔(互角)
キリノ→タマ
キリノ→サヤ
外山→キリノ
タマ→外山
サヤ⇔タマ
コジロー→タマ
コジロー→キリノ
コジロー→サヤ
〜〜〜〜〜〜〜〜
(異次元)
ミヤ→ダン
ダメですムラムラしてきました補給を要請します
コジロー最強じゃんww
エロパロ板保管庫の管理人様、更新作業中もしこのレスに目をつけてもらえたのなら、
>>179-192の以下の箇所の修正をお願いします
181レス11行目 ×アダラ「バ」ダ→○アダラ「パ」ダ
190レス最終行 ×そのまま「その」細長いすぼまりを→○そのまま細長いすぼまりを
191レス36行目 ×アクア純潔を→○アクア「の」純潔を
>>213 ユージ…
>>195 当初の予定じゃミカゼ×メルチナの後でミカゼ×アクアになる予定だったけど、
筆が遅くてクリスマス中にSSが完成しそうになかったんでミカゼ×メルチナ省きましたスマン
そのかわり、今からメルチナレイプ落とします
・メルチナがレイプされます。レイプ物がいやな人は読み飛ばして
・全体的に話が暗いです。
・一応
>>179-192の時間軸の別の場所で起きているお話なので未読の方はそちらを読んでから
こっちのSSを読んでください
「ジョネー、大丈夫―?」
心配そうに顔を覗き込む友人に手をパタパタと振りながら酔っ払ったジョネは答える。
「大丈夫よ、あたしがアルコールで前後不覚になったことないの知ってるでしょー?」
郊外のバーで一通り飲んだジョネとその友人は無人の駅前で叫ぶようにして話し合っている。
二人が酩酊状態であることを知らぬ人間が見れば、まるで喧嘩でもしているかのように見えるだろう。
「心配してるのは帰り道のことよー。結局終電乗り過ごしたじゃない。
あたしは近くにおばさんの家があるし明日仕事じゃないからいいけど、
こっから街中まで結構距離あるし途中全然人気がないとこ通るんだよ。
この前も変な魔法使いが街中で暴れてたばっかりだしあぶないんじゃないのー?」
「大丈夫よー?あたし結構逃げ足はやいからねー」
そう叫ぶと、上機嫌のジョネはけらけら笑いながらメモリア中心部へと続く道へ歩いていった。
右側は深い森で、左側は川原という線路伝いの一軒も民家のない暗い道を足早に歩くジョネ。
メモリア東区域 − すなわちまばらに民家のある場所まで後10分ほど、
という地点まで来てジョネのアルコールはかなり抜けていた。
するととたんに理性が戻り、そして恐怖が沸きあがって来る。
やっぱり、明日の仕事は休みにして親友の誘いに乗ればよかったのだろうか。
しかし、ぶんぶんと頭を振り彼女は家で待つ家族の顔を思い出す。
ジョネは若くして両親を失い、今では妹との二人暮しだ。
たとえその妹が自分で料理洗濯掃除と一通りの家事が出来るしっかり者であろうとも、
まだブラすらしていない少女を家に一人きりにして不安を抑える事など
オムツの取れないころから妹の母親代わりになって育ててきたジョネには無理な話だった。
女だけの家族はただでさえ犯罪者の標的にされやすい。
もし、あたしのいない間に変質者があたしの知り合いと嘘をついて尋ねてきたら。
もし、あたしのいない間に凶器を持った強盗が窓を壊して部屋へ侵入してきたら。
もし、あたしのいない間に悪い魔法使いの殺人鬼が……。
ダメだ、怖い想像ばかりしてしまう。
本とあの嫌な魔法使い達のせいだ。
彼らが暴れたせいで電車や線路は壊され、
復旧作業のために終電は早くなりこんな暗くて人気のない夜道を歩かねばならないし、
なにより、ジョネや妹の知り合いだって数人が事件に巻き込まれたのだ。
もっと楽しいことを考えよう。
そう思い直し、ジョネはある男のことを思い出す。
そういえば、あの男も魔法使いと名乗っていたっけ。
変なマントを着て、自ら勇者だとか女神の30指だとか謳ってナンパしてきたあの男。
正直あんまり頭が良さそうには見えなかったし、田舎者丸出しだったけど面白い人だった。
田舎者といえば今日電車で乗り合わせた狐のお面をかぶった少年もそうだった。
昼日中からあんなお面をかぶってうろうろきょろきょろしているから目立ってしょうがなかった。
彼の常識の斜め上を行くファッションセンスに、笑いをこらえるのに必死になったっけ。
そうだ、今度のクリスマスはあの男の子のお面のようなセンスの悪いものを買って、
一度妹をがっかりさせてから欲しがっていたムームーマウスをあげてみよう。
最初にがっかりした分、欲しかったものをもらった喜びが倍になるかも。
じゃあ早速、明日の仕事終わりに……
そこでジョネは背後に気配を感じた。
誰かの足音……?
今まで30分近く誰ともすれ違わなかったこの道で?
家ひとつないこの界隈で?
ジョネは歩くスピードを速める。
その速度に、背後の足跡が合わせて来る。
二人の距離は離れず、むしろ音から推測される距離は少しずつ縮まってゆく。
不安が恐怖へ、疑念が確信へ変わる。
もう、歩くことは止め、少し高いヒールの靴でなりふりかまわず走り出すジョネ。
背後の足音の鳴る間隔から、追跡者が走らず早歩きをしていることが分かった。
しかしその足音は遠ざかるどころか少しずつ近づいてゆく。
女性と男性(ジョネはこの時点で後ろの追跡者を男性と予想、そしてそれは当たっていた)の歩幅の差や、
自分の靴が走るのに向いていないという点を考慮しても、
走っている自分が早歩きの変質者から逃げられないというのは異常なことだった。
背後にいる彼は、足の長さが2メートル近くもある化け物のような歩幅の持ち主だとでも言うのだろうか?
そんなジョネの混乱をあざ笑うように気配は近づいてくる。
5メートル
靴は舗装されていない道の泥にまみれ、右足のヒールも半分折れたがジョネは走った。
4メートル
ジョネの頭の中に、魔法使いに殺された職場の先輩の顔が浮かぶ。
3メートル
あたしも殺されるのだろうか。
2メートル
ああ、でも、殺されるだけですむんだろうか。
1メートル
あたしは女で、追跡者は多分男で。
50センチ
そしてここは、人気のない場所で。
20センチ
ただ殺されるより、もっと惨くて酷い目に合わされるんじゃないのだろうか。
10センチ
あの小さな子を残したまま。
5センチ
あたしはここでこ
「捕まえたぜ……」
すぐ耳元で聞こえる蛇のようなねっとりとした陰湿な声に、
緊張の爆発したジョネが首をたたき折られた鶏のような悲鳴を上げる。
「いやああああああぁぁぁぁぁっっ」
その瞬間、ジョネの眼前の土くれが跳ね上がり、
メガネをかけた少女と鳥を頭に乗せた少女が同時に現われた。
と、その膨れ上がった土の塊がジョネの鼻先を掠め彼女の背後へ飛び追跡者にぶつかり、彼を吹き飛ばす。
そして鳥を乗せた少女は光を纏い、大人の女性に姿を変える。
ぷっつり解けた緊張の糸と、目の前で繰り広げられる人知を超えた光景に驚き、
座り込んだまま呆然として動けなくなるジョネ。
そんな彼女にメガネをかけた少女が力強い声で語りかける。
「あたし達は女神の30指だから、もう大丈夫です。ほら、早く逃げて!」
その声にはっとしてジョネは立ち上がり、
「ありがとう!」
と二人に大きな声で礼を言うとすぐにその場から逃げ去った。
「てめーら、なに人の邪魔してくれてるんだ……?」
吹き飛ばされた男……エイキは、二人の少女……メルチナとコモレビを凶悪な顔で睨んだ。
『それはこっちのセリフですよ』
対峙する3人の頭の中に声が響く。
「そうか、てめえ……アダラパダかっ…」
『全く、僕がどれだけの手間をかけて魔法陣開催までこぎつけたと思ってるんですか。
見張っといて正解でしたね。もうちょっとで婦女暴行なんてちんけな罪で
大事な出場枠をひとつ失うとこでした」
そこで、脳内に響く声が鼓膜を揺らして伝わるようになった。
極楽連鞭で操る巨鳥の背に乗ったアダラパダがその場に現われたからだ。
「はん。こんな夜道を一人で歩いてるような馬鹿女は犯されたって文句言え」
「あんたにはさあ、んなことよりも他に言うべきことがあるんじゃないのか?」
怒気の含んだ声で、メルチナがエイキをなじる。
「ああ?なんのことだ」
月が雲に隠れ光は消え4人の表情が不明瞭になる。
「あのボブリッツって奴はあんたの友達じゃなかったのか?
大事なツレが死んだらさあ、墓のひとつも作ってやるのが人間ってもんじゃないか?」
すると、突然エイキは狂ったように笑い出す。
「くっくっくっ、くっはっはぁーはっはっは、
馬鹿じゃねーのか。
あいつはただ単に盗んだり犯したり殺したりする時に使える便利な奴だから一緒にいただけだ。
……死んで肉の塊になれば、何の価値もねえよ」
何かを叫ぼうとするメルチナを制してアダラパダが拍手をした。
「なるほどなるほどそういう考え方もありますねぇ。
しかしその論法で行くと、魔法陣に出れなくなったあなたも何の価値もない事になる。
そうですよね?」
「ちっ…分かったぜ、自粛すりゃいーんだろーが。
せーぜーどっかの娼婦で出場資格を奪われない程度に遊んでおくぜ」
「ええ、そうしてもらえると助かりますよ、非常に」
ふん、と呟くとエイキはわずかにメルチナの方を睨んでから跳躍して闇夜へと消えた。
「あの野郎、本と最低だ……」
そう呟くと、メルチナはエイキのいた空間にはわずかな時でも居たくない、
と言わんばかりにつかつかと早足で町の中心部の方へと歩いていった。
「まってよメルチナちゃん……でも、あいつにボブリッツの墓作るようにお願いしといてよかったね。
エイキにお願いしてても、きっと鼻で笑われて終わりだったよね」
コモレビも、おたおたとメルチナの後を追い、アダラパダだけがその場に残った。
「しかし困りましたねぇ。アレじゃエイキの野郎はいつ爆発するか分かったもんじゃない」
すると雲に隠れていた月が消え、あたりを月光が照らし、
逃げ去るときジョネが落としたであろうおもちゃ屋の広告が目に入る。
【クリスマスプレゼントはぜひともクリーム駅前店へ!!ムームーマウス全バージョン大量入荷】
ふむーと考え込んでいたアダラパダは独り言を続ける。
「そうですねぇ、たまにはエイキさんにもプレゼントを上げるとしましょうか」
そして、今度は遠くを歩くメルチナの全身……そのむっちりとしたふとももから美しい腰のライン、
肉感的な肩と首のシルエットを舐めるように見つめながら、
「せっかくのクリスマスですから肉付きのいい七面鳥の丸焼き、でもね」
と呟くと、にやりと笑った。
そして時間は少し進み、クリスマスの夜。
アダラパダはアクアと接触し二人で寄宿舎の地下室へ侵入していた。
「染み込んで取り憑くタイプか。やっかいですねぇ」
アダラパダはおもむろに携帯電話を取り出した。
「もしもーし、エイキさんですか?メリークリスマス!!まあ、僕はクリスマスが嫌いですけどね」
『何の用だアダラパダ?』
極楽連鞭の力の解かれた寮母の様子を気遣うアクアを見下ろしながら、
不機嫌なエイキに現状を素早く説明するアダラパダ。
「……まあそういうわけで、メルチナさんの魂にどうやら封印されていた
魔獣の悪霊らしきものが取り憑いていると。で、それを取り除くには」
『あの女を犯せばいいんだろ?』
「おや、知っていましたか」
『……昔、酔狂な金持ちにその手の物を正規ではないルートで
集めて売り払う仕事をしていたことがあったんだよ』
「へー、そいつは話が早い」
少し大げさに驚いたが、アダラパダはエイキが過去そういうビジネスをしていたことなど
本当は知っていた。
『……俺の好きなようにヤってもいいんだな』
まるで舌なめずりをするのが聞こえるような下卑な声が響く。
「ええ、もちろん。ただしあまり傷つけないよううまくやってくださいよ。
弱らせたり動きを封じたりするのはあなたの得意分野ですからねぇ……宜しくお願いしますよ」
そう答えると、アダラパダは通信を切った。
「もしあの娘から魔獣を追い出したとして、その後はどうするんだい?
どうせすぐに町にいる他の人間に取り憑くぞ」
アクアが睨みながら問う。
「その時はまた新たに取り憑いた人をヤってもらうしかないですねぇ。
まあ心配しなくても、依り代を持たない魔獣なら取り憑いた魂から追い出されて新たに取り憑くまで
相当魔力を消費するんで、多くても20人、少なくて4,5人の犠牲
…といっても別に命とられるわけじゃないですが…で魔力が尽きて掻き消えますよ、多分ね」
「20人近くの人間を辱めるんだぞ!そんな事をしてバレットが許すと思うのか!!」
アダラパダは悲しそうな顔で…しかし唇の端はいつものように薄く笑っているので
どこか人を馬鹿にした表情で…申し訳なさそうにアクアを諭した。
「あなたの愛着があるこの町の人が不幸になるのはとても悲しく思い同情します。
しかしですねえ、だからといってこのまま魔法使いであるメルチナさんの体に人へ危害を加える気満々の
魔獣を取り憑かせたままでは更なる不幸、それこそ何百何千の死傷者を出すような
事態になる恐れがあるんじゃねーですか?だったらまだメルチナさんの肉体を扱えきれてない
今のうちに追い出し、取り憑かれてもあまり他へ被害が出ず魔力も搾り取られない
一般人の人へどんどん取り憑かせて消耗させたほうがいいんですよ」
「…………」
アクアは押し黙った。
アクアもわかってはいるのだ。
この事態は、もう誰かが貧乏くじを引かなければ終わらないようになっていることを。
(そしてあなたは、なんだかんだいいながらその貧乏くじを自ら引こうとするタイプの人間なんですよねぇ……)
そこで、アダラパダは駄目押しの一言を呟く。
「そうですねえ、後は狐君にもお願いしましょうかねぇ。
まあ、彼には魔獣に操られたメルチナさんを弱らせたり縛ったりといった器用なことは出来ないでしょうが、
魔獣がメルチナさんの精気を吸い取る邪魔ぐらいは出来るでしょう。
正義感の強い彼のことですから、一番被害が出ない方法だと説得すれば
命がけで協力しくれるでしょうねえ」
そういってもう一度携帯を取り出し、ミカゼと連絡を取ろうとした時、アクアが地下室を出て行くのを確認した。
「もしもし、聞こえますか狐君?」
ミカゼと通信をしながら、近くにいるメルチナの魂とも通信をつなげる。
さて、これで予定通りと……。
そう、今日この町で起きたことは、全てアダラパダのシナリオどおりだった。
アダラパダは、エイキがジョネに暴行未遂を起こしそうになった時に、
エイキがメルチナに対して深くて大きな歪んだ怒りを抱いたことを見抜いていた。
アダラパダが仕掛けなくても、いつかエイキはメルチナを陵辱しようとしていただろう。
エイキは陰湿で執念深い男だった。ならば、せめてその復讐をアダラパダがお膳立てし、
なんとか30指に走る亀裂やメルチナの心身のダメージを少なくしようという魂胆だった。
まずアダラパダは魔獣の封印された依り代を探した。
普通の人間なら到底探せないだろうが、極楽連鞭には魂を感知する能力があるので
アダラパダには簡単な仕事だった。また、ここがさまざまな遺物の眠る魔法都市であることも大きかった。
次に、その依り代の封印をネズミで事故を装い破壊した。もちろんネズミは魔法で操ってである。
後は人間に危害を加えそうな不穏な魂が街中で発生したので調べてくれと言えば、
30指内で比較的正義感の強いメルチナは罪のない市民を守るためそこへ駆けつけ、取り憑かれる。
そして、アダラパダが仕組んだこととばれにくいよう第3者であるミカゼとアクアを事件に絡ませる。
この二人が来ることは、メモリア城関係者に連鞭を使えばいいアダラパダとは違い
メルチナには予想しづらいハプニングであっただろうし、
アダラパダでも敵方のこの二人を操ることはまず出来ないと考えるだろう。
しかしアダラパダから言わせれば、熱血馬鹿のミカゼや安っぽい正義感を振り回しすぐ熱くなるアクアは
味方の五本の指より動きが読みやすい存在と言えた。
事実、この二人はアダラパダの読み通りの動きをしてくれた。
ミカゼ(とメルチナ)に『セックスをすれば魔獣を追い払える』
と言う講釈を一通り終わらせた後、ミカゼとメルチナのいる場所にアクアの魂が到達したのを
確認したアダラパダは、魂を通信状態にしたまま心を沈黙させる。
『とに、勝手に話しかけてきて勝手にいなくなりやがった』
ミカゼの心の声が届く。
『アクアの……ままなのか?』
『ああ、分かった』
ミカゼの心の声が2,3聞こえた後、ミカゼとアクアが移動するとともに魔獣の魂も一緒に移動し、
極楽連鞭では感知できない場所へ行き反応が消えた。おそらく魔法結界のある場所へ移動したのだろう。
そして、魔獣の支配から解放されたメルチナの心の声が届く。
『あたしは……助かったのか……いや、助けられたか……ぼろぼろだけど……』
その声が聞こえてからたっぷり一呼吸してからアダラパダは心の声を飛ばす。
「あーもしもし狐君?……ダメだ、返事できないぐらいやられちまいましたか?
しょーがねーですねー、今からそっちにエイキさんが行きますから、後は彼に任せてやってください」
『なっ……アダラパダ!あたしは大丈夫だって!!ねえアダラパダ』
しかしアダラパダは聞こえていない振りをする。
「まあ、エイキさんは多分君より女性の扱いに慣れてると思うんで、もうあなたは何もしなくていーですから」
『アダラパダ、アダラパダッ!!くそっ、憑かれてる間に魔力を殆ど吸われちゃったのか?』
「それでは、まあお気をつけて。ああ、後エイキさんはかなりのサディストなんで、
純真なあなたはメルチナさんが襲われてるところは見ないほうがいいですよ。それでは」
なおアダラパダの名を呼ぶメルチナの声を無視して通信を切り、
アダラパダはやれやれと零しながら寄宿舎を出る。
「全く、こんなくさい芝居をやらされるとはねぇ」
すると、遠くで屋根伝いに跳躍しながらメルチナのいると思われる川沿いへ急ぐエイキの姿を見た。
獲物を飲み込む前の蛇のように目を爛々と輝かせる彼の姿を見て、アダラパダは冷ややかに笑う。
「せっかく手間隙かけて作った料理なんですから骨までしゃぶってもらわないとねえ。
魔方陣が始まるまで婦女暴行をしようなんて思いが浮かばなくなるほど徹底的にヤりつくしてもらわないと」
そう呟くと、近くを歩いていた酔っ払いの魂を操る。
「あなたはあと3時間ほどビルの上で自殺してやるって騒いでなさい」
すると酔っ払いは疾風の速さで建物の屋上まで上がり、屋上のふちで半身を空中へ乗り出させて
大声で自殺してやると騒ぎ出した。
先ほどの魔獣に取り憑かれていたメルチナが行った破壊の跡に群がっていた野次馬達も、
その注意を酔っ払いの自殺志願者へと移してしまう。
「さて、これでお二人だけの時間が過ごせるでしょう。後はまあ、何杯でも飽きるまで
おかわりすることですねぇ」
そういってケキャキャキャキャと笑うと、アダラパダは夜の闇へと姿を消した。
「違う、あたしにはもう魔獣は憑いていない!!」
魔獣に精気や魔力を根こそぎ吸い取られスパイシードロップのダメージまで残るメルチナは、
逃げることが出来ず言葉でエイキを説得するしかなかった。
たとえ全世界に指名手配された極悪人が相手で、自分の話など通用しないと分かっていても。
そんな必死なメルチナに対してエイキはまるで手足のもがれた虫を見つめる子供のような
残酷で無邪気な笑顔を見せ、
「魔獣に取り憑かれてる奴は皆そういうんだよ。まあ、実際ヤってみりゃ分かるわな。
処女なら憑いてる、処女じゃなきゃ憑いてねえ」
その笑顔と言葉でメルチナは覚悟した。魔獣の存在に関係なく、この男は私を犯す気だ。
「メテオンッ!!」
最後の力を振り絞るようかのような土くれのミサイル。
しかし魔獣が先の戦いで辺りの良質の土壌をほとんど飛び道具にして放った後で、
さらに河川の近くで土が大量の水分を含んでいたためミサイルはエイキに届く前に空中で分解した。
ポケットに両手を入れたままニヤニヤ笑いながらメルチナに近づくエイキ。
メルチナはエイキに背を向け体を引きずるようにして逃げようとする。
しかし、その首にエイキの左足が巻きついた。
「てめえに見せるのは初めてだな。これが俺のマテリアルパズル妖老裸骨蛇だ」
にやりと笑い、メルチナの体をそのまま後ろ向きに力づくで倒し、
まるで首輪をつけた犬を引きずるようにずるずると自らの方へ引き寄せるエイキ。
「さあ、しつけの時間だぜ、このメス犬め」
体の自由が奪われたうえ獣のように地面を引きずられて、ついに大きな悲鳴を上げるメルチナ。
「いやだああああぁぁっ、やめろおおおおっっ」
しかしそんなメルチナの悲鳴は歪んだエイキを楽しませるだけだった。
地面の上で仰向けにされたメルチナの衣服の下に首へ巻きついていた
左足が襟元からするすると潜り込んでいく。
「ひぃっ、やっ」
両胸の頂の上を擦りつける様にして細長い左足が進入し、敏感な突起へむずがゆい刺激を与えながら
腰の上をすべるようにした今度は下半身を目指す。
「いやぁっ、いやあ」
肌の上をすべる蛇上の物体は確かに人間の皮膚であり、温かく、なまめかしい。
そしてそれは、ついにメルチナのショーツの中へ進入する。
こんな場所で。こんな男の。こんな肉塊に。
自らの初めてを奪われる。
「お母さん……」
悔し涙を浮かべながら、メルチナは思わず母を呼んだ。
すると、一瞬エイキの動きが止まる。
「母親、ねえ……」
その声にメルチナが拘束されながらも首の動きだけでエイキの顔を見ると、
その瞳のすさまじい憤怒の念に全身が凍りついた。
まるでエイキの全ての怒りが目に凝縮され噴き出したかのような暗く恐ろしい瞳で、
一瞬でメルチナの心が麻痺する。
エイキは口の筋肉だけで笑いながらメルチナを言葉で嬲る。
「お母さんに伝えとくんだな。私は足で処女を奪われましたって」
うねる淫蛇が、ぐねりと肉穴へ侵入する。
「痛い……っ」
メルチナの処女地はあっさりと猛る蛇に侵略され、蹂躙された。
「どうだ、腹ん中で蛇が這い回る感覚はよお?」
痛み以外に何を感じると言うのだ、とメルチナは思ったが口を開くことすらままならない。
そして蛇は、少女の胎内に毒を吐きだした。
まるでひだ一枚一枚に毒液を染み込ませるように、毒を流し込む作業は2分近くの長きにわたって行われた。
ずりゅり、と蛇は顔を出す。赤い血潮をその身に纏いながら。
もはやメルチナは泣くことすら忘れ、ただ呆然と闇夜を見つめるだけだった。
しかし、エイキはそんなメルチナの頬を彼女の血のついた左足でたたいて告げる。
「おい、今のはただの開通式だ。こっからが本番だぞ。
ちゃんとてめえの中で射精しないと魔獣は追い払えないからな」
「……何が魔獣よ……」
下腹部を襲う破瓜の激しい痛みに耐えるメルチナには、そう答えるのがやっとだった。
しかし、その痛みが突然消える。下半身の感覚が消失したのだ。
そしてその後には、まるで燃えるような熱さが下半身から広がっていく。
「これは……何……?」
「毒ってのはよお、何も溶かして絶命させるだけじゃない。
相手の神経を麻痺させ動きを止めたり、
痒みを与えて掻き毟らせて肉を露出させたり、
多幸感を与え無気力にさせたり。
そう、てめえの中に吐き出した毒は多幸感を与えるものさ」
そう教えると、蛇の体でショーツ越しにメルチナの肉穴の入り口を擦る。
「ひゃぁぁぁっ」
メルチナは、自分の発した声の甘さと高さに驚く。
「そんな……なんで」
「毒が回ってきたんだよ。さて、じゃあ本番といこうか。
他の男じゃ感じられなくなるぐらい、メチャクチャに感じさせてやるぜ」
そう呟くと、突然エイキの口から舌が伸びてくる。
そしてその舌がまるで糸のような細さになった。そしてそのままメルチナの下半身へ伸び、
ぷっくりと膨れた肉の突起にゆっくりとふれる。
「ぁあああああっ」
乳首を弄られる感覚の何倍もの強くて鋭い刺激が走り、
電気椅子で焼かれる死刑囚のようにメルチナの体が激しく震える。
そしてその間に左足は根元の辺りで胸の頂を擦りつつ先端でエイキ自身のズボンのジッパーを外す。
悶えるメルチナは、そこから赤黒い頭を持つ最後の蛇が出てくるのを確認した。
恐ろしい事に、その蛇も他の蛇たちのように太さや長さや形をある程度自在に変えられるらしく、
エイキ自身は全く動いていないのに最後の蛇は人間の器官にあるまじき動きでメルチナの下半身へとその首を伸ばし、
泉のごとく濡れそぼる渓谷へ近づいてゆく。
今までの悲しみさえ吹き飛ばすほどの快楽量に溺れるメルチナはまだ気付いていなかった。
足の蛇の先端が、いつの間にかどこかに姿を消していることを。
「ひいいいいいぃっ、抜いやぁぁっ」
突然の肛門への侵入者は、左足の蛇だった。
しかしその太さはまるで肛門の体積を入り口で測ったかのようなちょうどいい太さに変わり、
軽い圧迫感を与えるだけで決して粘膜や入り口に裂傷はつくらなかった。
足蛇が出入りするたびに、開放感と圧迫感が交互に襲い掛かりメルチナの脳を焼く。
ぶるぶると形のいい胸を震わし叫び続けるメルチナに、脈打つ蛇が最後の攻撃を加える。
ゆっくりと、うねるように鎌首を上げ膣内へボス蛇は侵入した。
「いやああぁぁ熱い、あついいいいいぅ」
その蛇を駆け巡る血流の熱か、肉体に染み込んだ淫毒の効果か、中へ出された精液の温度か。
メルチナは膣内に焼けるような熱さと、えもいわれぬ悦楽を感じ、絶頂を迎えた。
そして、全ての蛇が動き出す。
左足の腹と頭が乳首と肛門を、舌の紐蛇が雛先を、またぐらの棒蛇が肉穴を、
そしてそれら全ての蛇の体が全身の皮膚をずりずりと擦りあげる。
少女の周りは360度全ての方角が、体外も胎内も全ての空間が蛇で満たされていた。
メルチナは蛇と快楽の海で溺れながら東の空が白むまで喘ぎ声を上げ続けた。
そして時は流れ、魔方陣の第一試合。エイキはミカゼに敗れた。
敗退直後、まるで夢遊病者のように歩くエイキの前に一人の少女が立ちはだかる。
「敗れたってねえ、エイキ」
それはメルチナだった。
しかし、そんなメルチナの姿が目に入らないかのように、エイキは何も言わずフラフラと歩く。
「おい、何とか答えたらどうだい?」
メルチナは声を荒げて叫ぶ。
するとエイキは少しメルチナを見てから力なく笑い、呟いた。
「そうだな、俺にもまだかけらほどの価値はあったか。
狐のやつはこちらの攻撃を無効化する技を使う。
奴と対戦する時は、気をつけろよメルチナ」
そういって、エイキはまた呆けた表情に戻り、メルチナの横を抜け、
森の奥へと歩いていこうとした。
「これで俺は本当に無価値だ……」
そんなエイキを見て我慢できなくなったメルチナは叫んだ。
「エイキっ、あんた殺されるよ!!」
エイキは振り返らず、独り言のように呟いた。
「大丈夫、俺は誰にも殺されない……」
そんなエイキの背中を見つめながら、メルチナは混乱していた。
なぜあたしは自分を辱めた奴に話しかけたのだろう。
なぜあたしは自分を辱めた奴を助けるようとしたのだろう。
なぜあたしは自分を辱めた奴の負けた姿を見て涙を流しているのだろう。
その全てに答えが出そうにないので、メルチナは涙を拭いてその場を後にした。
エイキが自ら命を絶ったのは、それから2分後の出来事だった。
終わり
229 :
あとがき:2006/01/08(日) 16:49:14 ID:hRczuhDU
エイキは好きなキャラなんで無理矢理絡めさせました
紫大将えろくてよかったのに…
読んでいただきありがとうございました
乙ー
『紫大将』はホント、エロキモクて良かったよねw
乙。
乙
蛇エロい
てぃんてぃんおっきしたお
ここってエロ無きゃダメなん?
マロンか保管庫のリンクから来たのか?
ここの板名を100回ほど言ってみろ
まほらばスレとかは無しのも結構あるからスレ住民のニーズ次第じゃね
どんなの書くか言って意見聞くとか
236 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 20:17:13 ID:416IXO0Y
ほしゅー
237 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 19:08:09 ID:/i51cPas
絵師さんマダー(゚∀゚)
よし、なんか描くか
239 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 02:09:04 ID:Emhpmsz/
(゚∀゚)!
240 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 23:18:26 ID:ZemDE6go
( ^ω^)とらのあなメッセージペーパーサンプルのキリノにおっきしたお
ようやくコジ×キリ書けました。
何でこんなに時間かかったかって?そりゃめんどくさうわなにすんだdrftgyふじこlp;@
「冗談だよ、冗談。でもさっきまでのこと考えたら、お前結構エロいぞ。」
先生は私のよだれを指で拭きながら言った。
「うっ、そうかも・・・」
たしかにさっきまでエッチなことをしながら
気持ちいいだのすごいだのいってたんだから普通にみればかなりエッチだ・・・
「でもエロくても全然かまわないぞ。そのほうがこういうことしやすいしな。」
先生は笑顔でフォローしてくれた。まあ本音の可能性は大きいけどね。
「そう・・・っスか?」
私は少し自身なく言った。
「ああ。どんなでもお前ならな。」
先生は私の頭を撫でながら答えてくれた。
今まで聞いたことのないくらい教師らしい台詞。
「ふふっ、そういう台詞を皆の前で言えば皆慕ってくれるんじゃないっスか?」
「・・・皆の前で言えるか。お前だから言ったんだよ」
そういうと先生は私の頭を抱えてぎゅっと抱き締めてくれた。
先生の胸にあたった耳が先生の鼓動を感じる。
「・・・いますぐ続きするぞ。スケベだから。」
先生の声はささやくようだった。
「・・・はい。私もだから。」
私の声も負けないくらいささやくようだった。
「・・・服・・・どうするんスか?」
私はすでにクシャクシャになっているYシャツをつまんだ。
「恥ずかしいなら脱がなくてもいいけど・・・どうする?」
「・・・脱ぎます」
私はそういうなりボタンを外してあったYシャツを脱ぎ、
しわだらけのスカートごと少し湿ったショーツを下ろした。
今、私が身につけているのは靴下とリボンだけ。
もう私の恥ずかしいところを隠すものはない。
形のいい胸も、くびれた腰も、髪の毛と同じ色のうっすらと生えた毛も、
その奥にうっすらと見えるスジも、全部愛しい人に見られている・・・
「やっぱ・・・ちょっと恥ずかしいっスね。」
自分で脱ぐと言って脱いだものの、やっぱり恥ずかしい。
しかし脱いだら何かが吹っ切れた感じがした。
「次はどうするんですか?」
私の声は多少だがはっきりしていた。
「こっちきな。」
先生は私に向かって手招きした。
私は言われたとおりに先生のそばまでよっていく。
そのあいだ、先生は座ったまま私を待っていた。
「俺の腰をまたいで。」
「・・・はい。」
私は両手を先生の肩にそえて、先生の腰をまたいだ。
先生の顔が正面に見える。
私が腰をまたぐと、先生はズボンのジッパーを下ろした。
ズボンから出てきたソレはさっき舐めた時の大きさとほとんどかわらなかった。
いや、むしろ大きいかも・・・
「・・・やっちゃうんスね。」
さすがに少し不安になる。「ああ、まずは軽く腰を下ろしな。」
先生は片手を私の腰にあてた。もう片手はソレを支えていた。
「わ、わかりました。」
私は先生のソレを確認しながらそっと腰を下ろした。
先生がソレを私の入り口にあてがう。
それに合わせるように私は入り口の位置を調整した。
すぐに私達はふれあった。
「っ・・・」
先端が少し触れただけでもソレが熱いのがわかった。
私がちょっと動くだけで粘液がくちゅ・・・くちゅ・・・と鳴る。
「あたってますね・・・」
私は苦笑した。
「あたってるな・・・ここからだ・・・」
真剣な先生の声。普段ならありえない声。
「ゆっくり腰を下ろせ・・・」
「・・・はい。」
緊張で先生の肩にそえた手に力が入る。私はゆっくり腰を落とした。
不安ながらもゆっくりと、ゆっくりと・・・
先端が入り口に沈んでいく。
ずず・・・ずず・・・と音をたてているような気がした。
自分の中に自分じゃないものが入ってくる。違和感が体を這いずり回る。
「・・・くぅっ・・・つっ!」
違和感は唐突に痛みに代わった。
「い・・・痛い・・・」
引き裂かれるような痛み。
初めては痛いとは聞いていたけど、本当に痛いとは思わなかった。
「大丈夫か?」
先生が心配そうな声で聞いてくれた。
「・・・うん・・・大丈夫・・・っつぅ」
私はできるかぎりの笑顔で答えた。
みち・・・みち・・・と何かが入り口の奥ではぜる。
確かに痛いが我慢できないほどじゃない。
「うぅ・・・んあぁっ!!」
私は覚悟を決めて一気に腰を下ろした。
激痛が駆け抜けた。
私は先生にもたれかかった。息は荒くなっていた。
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ」
「よくがんばったな。えらいぞ。」
先生は私の頭を撫でながら誉めてくれた。
「私・・・今先生と一緒何スね。」
私は先生にもたれかかったままそうつぶやいた。
「ああ、でもまだ終わったわけじゃないぞ・・・」
先生が両手を私の腰に当てた。
「・・・ゆっくりいくぞ、キリノ。」
「・・・して・・・ください」
私がつぶやいた直後に先生の腰が上にせりあがった。
若干浅かったソレが奥まで入ってきた。
「あぁっ!!」
奥まで入ったソレは後退し、また奥まで入る。
熱く高ぶったソレはゆっくりと私を蹂躙していく。
「あぁ、んぁ、あうぅ!」
私は先生にぎゅっと抱きついたまま、自分でも信じられないくらい
エッチな声であえぎ続けた。
先生の腰の動く速度は少しずつ吊り上がっていく。
「きゃぁ、あぁ!あぁっ!」
「どうだ?キリノ。どんな感じだ?」
先生が私に尋ねてくる。
その間も腰の上下は続いていた。
「あぁっ!、すごいっ、熱いし、ひゃあっ!」
私は涙をにじませながらあえいだ。
もう、しがみついてあえぐしかできない気がした。
「じゃあ、ちょっと体勢を変えるぞ。」
そういうと先生は私の頭を抱えて、ゆっくりと床に下ろした。でも・・・
「お、おい、キリノ、手ぇ放してくんないか?」
私は寝かせられた後も手を放さなかった。だって・・・
「やっぱり・・・なんか不安だから・・・このままにさせて・・・」
いまや一つになっているのだけど、やっぱり不安。
手を放したら先生がいなくなってしまう気がしたから。
「ったく、しゃあねぇなぁ。でも、悪くないかもな。」
先生はそう告げて私の顔の横に手を突いた。
「いくぞ。」
私はかえるのように足を開いて先生を受け入れた。
さっきとは違う部分にもソレがあたる。
さらにスピードもあがっていた。
「あっ、あっ!んぁあ!は・・・んあぁっ!」
また頭の中にあの不定形なもやが満ちてきた。
「あっ・・・また、なんかくる!ナンカクルゥゥ!」たまらなくなって私はさけ
んだ。
「うぉ・・・俺も・・・きつくなってきた」
先生の言葉を今の私はもう聞くことができなかった。
いや、聞こえていたが、意味のあることには変換できなくなっていた。
不定形なもやはわたしの頭の中で暴走を続ける。
さっきの感じから自分の絶頂が近いことだけ考えることができた。
「あっ、あっ!ああっ!あん、も、だめ・・・ダメェェェェ!!」
また、何かが爆発した。
「はぁああっ、ぁぁぁあああああっ!!!!」
もやが頭の中を駆け巡り、意識とともに頭からでていった。
薄れていく意識の中で、私は自分の顔に熱い液体がかかるのを感じた。
「ハァ・・・ハァ・・・」
私は荒い息をしながら意識が戻っていくのをぼんやり
と感じていた。
うっすらと目を開けると目の前に先生がいた。
顔にかかった液体をすくってみるとどろどろとする。
そこではじめて私は顔にかかっているのが先生の精液だと理解した。
「いっぱい・・・れましたね・・・」
呂律が回らなくなっている。
「ああ、今ふいてやるよ。」
先生はそういうとティッシュで私の顔をふいてくれた。
「どうだった?初めては。」
先生はほっぺたをかきながらいった。
私はすぐ答えた。
「極楽・・・れしたよ。」
「そ、そうか?ははははは・・・」
「ふふふ・・・」
私達はお互い笑い合った。
さて、そんな私達の様子をみている5つの影がドアの後ろにあることに
私はまったく気付かなかった。
(うわわ〜・・・キリノと先生・・・やっちゃったよ・・・)
ドアの隙間から真っ赤な顔でサヤがささやいた。
実はサヤ、風邪で休んだのだが、一眠りしたら治ってしまい、
一応・・・と学校まで来てしまったのだ。
(うわぁ・・・)
その下で同じく顔を真っ赤にしているのはタマ、ユージ、ミヤミヤだ。
(ダンはミヤミヤの配慮で縛られている)
彼らも自然探索が順調に終わりすぎて、学校に帰ってきていたのだ
(キリノ先輩・・・すごい・・・)
ミヤミヤが口を押さえてつぶやいた。
ユージとタマは顔を見合わせ、微妙な表情を浮かべている。
(っていうか、こんな年であんなことするのって漫画だけだと思ってたよ・・・
)
サヤが目を丸くしていった。
(みんなもそう思わない?)
サヤは後輩トリオに同意を求めた。
しかし、返事はなく、3人は同時に目をそらした。
(え・・・?)
サヤは冷や汗とともにつぶやく。
さらに追い打ち。
「ねぇ〜ミヤミヤ〜解いてよ〜。こういうのはうちだけにしようよ〜。」
(・・・え゛!!?)
ドアの外が一瞬で凍り付いたが私と先生は気付かなかった
・・・まあミヤミヤとダンのSMプレイは書く気はありません。
気になるようでしたらだれか勝手に書いてください。私は知りません
KUSO乙
久々に来たー!!!
乙。
乙だーーー
>>
気になるようでしたらだれか勝手に書いてください
書 か せ て も ら お う
「ミヤミヤ、縄ほどいてよ〜」
「だめよダン君。いい子だから、もうちょっとじっとしててね」
そう呟くと、全裸で全身を縛られたダンの肉棒を
にっこりと笑いながら白濁の液で汚れた口に含むミヤミヤ。
その裏側をちろちろと舌で舐め、びくびくと身体を震わす
恋人の反応を幸福そうな顔で眺める。
「気持ちいい、ダン君?」
「気持ちいいよ、良すぎてまた出ちゃうよー」
「出していいのよ。……それがあたしの狙いなんだから」
そう呟くと、肉棒の上部の桃色の部分をぱくりと咥え込み、
口全体の粘膜と高速かつ繊細に動く舌で変幻自在にダンをねぶるミヤミヤ。
「ミヤミヤ、ダメだよ……」
額に汗をかきながら、下着姿で自らに奉仕する彼女を見下ろすダン。
そんなダンに上目遣いでウインクすると、ミヤミヤは顔全体を上下左右に
動かし始め、ダンの鈴口を強烈に吸い始めた。
「ダメだよ、だめだよ、ああ、でちゃうよ、
あっ」
小さく叫ぶと、ダンの背が少し震え、全身から力が抜けた。
目を細め口内の射精を受け止めたミヤミヤはその口をダンから引き抜くと、
ごくり
と音を立て愛しい男の体液を飲み干した。
そして数十秒してからミヤミヤはダンの後ろへと回り、その戒めを解く。
すると、いきなりダンはミヤミヤを押し倒す。
「ダン君……!?」
「酷いよミヤミヤ……縛ったまま5回も吸い出すなんて」
そのままショーツとブラジャーを剥ぎ取ると、
そのショーツの湿り気具合を確認してさらに怒る。
「俺が動けないのに、自分はこんなに楽しんでるんだもん」
するとミヤミヤはその豊満な両胸にダンの頭を埋めるように抱きしめ謝った。
「ごめんね、動けなくて辛かったのに……その分、あたしにどんなことしてもいいよ?」
「俺はミヤミヤと普通にHできればいいもん」
そういうとダンは手早くコンドームを装着する。
「じゃあいれて、今すぐいれて!!今日こそは絶対大丈夫だから」
「うん、じゃあいくよ」
そう言うと、ダンはまっすぐにミヤミヤの中へ挿入する。
その肉棒は5回の射精の後だというのに硬さも大きさも幾分も失われていなかった。
ダン根がずぶとずぶと侵入すると、とたんにミヤミヤのふっくらとした唇から艶やかな吐息が漏れる。
「あああ………」
ダンがミヤミヤのくびれたを手でがっちりと固定し腰を振り肉棒が動き擦れ始めると、
背を反らしたミヤミヤの口から漏れ出す吐息が嬌声へと変わる。
(そんな……あんなに出してあげたのに……なんでっ
まだこんなに激しいの……?あ……だめ…こんなんじゃまた)
可憐な少女は焦点の合わぬ目でうわ言のように悲鳴を上げる。
「ダメ、ダンくん、そんなにつよいと、だめえっっ」
「アレだけじらされて、やさしくなんてできないよっ」
もはやダンの腰の動きは「振る」というよりも「打ち付ける」動きに変わっていた。
パンパンとぶつかる肉と肉の衝撃は、
脂肪の乗った少女の肢体の上をまるで波紋のように伝わり揺さぶり、
ボリュームのあるお尻が、見るものの目を奪う太股が、美しい半円を描く両胸が
まるで連動するようにブルンブルンと震え、その表面に浮かび上がる汗を
まるで小雨のようにあたりに散らす。
口の端から精液と唾液の入り混じった液体をはきながら、
ミヤミヤの嬌声は悲鳴へと変わる。
「だめそんなあああもうだめそんなそんあああきもちいいよだめあああだめだめもうだめ
おねがいだめったらだえだめだえええそんなふかいつよいひもいいいああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ」
ダンに挿入されて1、2分もせぬうちにミヤミヤは激しい絶頂を迎え
ダンを絞め潰すような力で抱きついたまま大声で意味の無い絶叫をあげ意識を失った。
目を覚ました時、ダンは最中の時のようにミヤミヤの胸に顔を埋めていた。
そんなダンの頭を優しくなでおろしながら、
遠くに放置された中身に精液の無い使用済みコンドームを見て
ミヤミヤは幸せな気持ちを感じると同時にすまない気持ちでいっぱいになった。
「ごめんね、ダン君」
「何が、ミヤミヤ?」
ミヤミヤの謝罪にダンはきょとんとして顔を上げる。
「……また、あたし一人だけ気持ちよくなって」
そう、今までミヤミヤは数え切れないほどダンとHをしていたが、
最初のころの数回以降はいつもいつもミヤミヤだけがイった後気絶していた。
友達に聞いたところそれは異常なことで、
普通は男だけが気持ちよくなるものであんたは異常だ、とまでも言われた。
『彼氏きっとあんただけ気持ちよくなって気絶するから欲求不満になってるね』
その一言が、ミヤミヤの心に重くのしかかった。
「別にいーよ。最初に口でしてもらったし」
「でも、それって一方的だから……今度こそは、
ちゃんとダン君を気持ちよくさせたかったのに……」
「だったら、最初から縛ったりせずに二人でやれば良かったのに」
「でも、そうしたら結局あたし一人気絶しちゃうでしょ?
だから、最初にフェラでダン君を弱らせようと思って」
「……口でするだけなら別に縛る必要ないじゃんかよー」
するとミヤミヤは頬を染めフフと笑う。
「だって、普通にフェラしてたらダン君いつも途中で我慢できなくなって
あたしに襲い掛かってくるじゃない」
「だって、ミヤミヤのフェラしてる顔とっても可愛いもん。
我慢なんか出来ないよ」
「もう、ダン君ったら……」
「えへへ」
そう二人で笑い合うと、またダンは顔を双丘に埋めるようにしてミヤミヤに抱きついた。
そんなダンの頭をさすりながら、ミヤミヤは
(今度は最初に10回ぐらい抜いてあげないといけないかしら……)
などと考えていた。
しかしその後、ミヤミヤがいくら本番前に抜く回数を増やしても
本番中ミヤミヤが気絶するまでにダンが射精することは無かった。
最初に抜いてからすると精嚢が空っぽになり本番中射精しにくくなることを
ミヤミヤが友達に教えられたのは最初に抜く回数が50回になった頃で、
そのころにはダンの顔に死相が現れていたという。
終わり
257 :
後記:2006/01/22(日) 14:09:03 ID:r0vOgKFQ
徹夜明けかつハイスピードで描いたから勢いだけで描いた
情景描写とか全然無くても気にしないでくらはいおやすみー
なんて反射速度だ
そしてなんて見るのが遅かったんだ自分は
乙
マジでかかれちゃったー!!
テラ乙
立ちました乙
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::___\ _/::::::::::::::\ −
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::__\ | ─┤ゝーー  ̄ ̄)
::::::::::┌----- ___ ゝ\ |__(・)__| ゝ /
:::::::::::::| / ( ・)__/ ]--ヽ
:::::::::::::| / ゝ r- / // | 二|二
::::::::::::::| f-⌒ ./ ゝ | ┌┼┐
::::::::::::::| / __ ┐ |  ̄
---ヽ | | ┌- ̄ | | つ
-\ |. | | | | / / /
| ) レ | | _____ ヽ | ’ ’ ’
└-- | ├  ̄ \ ヽ | ___-‐'"¨~´ ̄`゙
---\ | . ! \\ ヽ
\ \ ! , ___,. '''' /
| \ \ ヽ,,,, ' |
\ \| \ , ヽ |
\/ \ ' ' , , _ '
' \ '' --- '"\____
\^--------ヽ
見事にずれてます
ミスったorz
とりあえず良SS乙
さあ2巻で悶々した誰か書いてくれ
外山と町戸メンバーの誰か(今のところ西山)のエロ無し構想中・・・
でも町戸は3年多いからなあ。
西ちゃんに期待。
でも相手はマゾ山か… いっそオリがいいと思う俺
ワガママだが書いておく。
原田にどツボ
コジ×キリとハラ×イシ(原田×石橋)の若妻プレイに期待
271 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 19:30:26 ID:mMYFDGwW
サヤのおっぱい下さい
( ・ 人 ・ )
つまりあれだなコジローの先輩が、5人に逆レイプされると
五人というと
五人というと
コジロー、ユージ、外山、岩佐、ノブちゃん
だな。
なんでダンを入れてやらない
心がエロを求めている
278 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 21:14:00 ID:JlWH/GZA
職人を待って保守るだけだ・・・・!
ほほう
280 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 16:03:43 ID:Jx3AIRBT
ほしゅ
282 :
身代わりと罰:2006/02/05(日) 20:24:32 ID:ENXT8DgH
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
その少女を一目見た時から惹かれてしまった。
彼女は最初の出会いを知らないだろう。
武道館で出会った時がお互い初見だと思っているだろう。
しかしそうではない。
もっと前から、自分は彼女を知っていた。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「だ……れ…………ですか……」
機械が生み出した快楽が残っているためだろうか、
さっき声をあげた時よりさらに小さく弱弱しい声で尋ねるタマキ。
「……………………………………………………………………………」
しかし、闖入者は何も答えず、タマキの周りをゆっくりと歩き回る足音だけが響く。
そして時折カチッとかガチャッとか何かの物体を弄る音が聞こえる。
「すみません…………あたしの体を自由にしてください…………」
一縷の望みに賭けてもう一度呼びかけるタマキ。
「……いやっ……」
突然、女性のくぐもった悲鳴が漏れる。
「……ぃゃゃぁぁぁぁぁっぁっ!!!」
「どうしたんですか!?」
あたし以外に捕らえられている人がいるのかと驚くタマキ。
しかしその声はタマキの良く知った人物だった。
その悲鳴の背後に、多くの男達の嘲笑が混じった。
「おーすげーイッた?」
どこかで聞いた声。
「イった、イッた。初めてみてーだし」
つい最近聞いた声。
「うおっ、マジで?めっけもんじゃん!初めてはどうでしたかー、…えーと」
そこまで聞いて、ようやく視界の塞がれたタマキも理解できた。
「タマキちゃんだって、ほら生徒手帳」
これは、今さっきの自分と、陵辱者たちのやり取り。
「初めてで痛いけど、ごめんねー。俺らも仕事だし」
そしてそれらが再生されているということは……録音?いや、録画!?
「趣味も半
そこで、ピッという音とともに再生は終わる。
……再生が終わったということは、新たに録画するということか……?
「……いやっ、やめて下さいっ!!」
上着ははだけさせられ、ショーツははさみで切り刻んで剥ぎ取られた状態。
自分が今半裸状態であることを思い出し、タマキは叫ぶ。
しかし、闖入者は何も応えない。
ただ黙ったまま、タマキのことを見下ろしていた。
283 :
身代わりと罰:2006/02/05(日) 20:25:32 ID:ENXT8DgH
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
自分の異常性に気付いたのは小学生高学年になる前からだろうか。
そしてその感情は誰かにぶつけるべき物ではないと知ったのは中学生になってからだ。
自分が思いを、いや、行為をぶつけた少女は心に大きな傷を受け、
加害者になった自分とその家族は逃げるように町を引っ越した。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
沈黙を破ったのは足音だった。
今度は周りを歩き回らず、ゆっくりとタマキのほうへ近づく。
縛られたままのタマキにはどうすることも出来ない。
ただ、恐怖と嫌悪に呼吸を荒げるだけだ。
そして、何かが顔に触れた。
「ひあっ?」
思わず引き攣った声をあげるタマキ。
しかしその顔に触れたのは柔らかな布の感触だった。
(ハンカチ?)
その柔らかい布は、タマキの顔についたままだった鉄臭い液体を丁寧に拭き取る。
(この人は……悪い人じゃないのかな……)
ハンカチは、滑るようにタマキの頬、鼻、唇の汚れを拭き取り、そのまま首筋へ移動する。
「あ……」
首筋を撫でるきめ細かい布の感触に思わず声が出た。
(別に……この人は普通なことをしているのに……)
それはまるで、さっき体中を機械でもてあそばれた時に発したような声だった。
そんな声を上げた事にショックを受けるタマキ。
血潮を浴びてから時間が経っていたため、顔についた赤黒い体液はタマキの白い肌を伝い
彼女のはだけたシャツから除く胸部をも汚していた。
その血痕を綺麗にしようとしてくれているのに、変な声を出してしまった。
しかし、そんなタマキの衝撃をあざ笑うように、ハンカチはさらに降下する。
「ふぁ……」
そこは、先ほど合成樹脂の振動がもたらした疼きの炎がいまだ消えぬ場所だった。
284 :
身代わりと罰:2006/02/05(日) 20:27:33 ID:ENXT8DgH
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
新しい町に来てからはもう誰も傷つけないように心をコントロールできた。
出来ると信じていた。
でも、それは思い込みだった。
理性で蓋をした欲望の中では確実に歪んだ愛が対象を求め始めていた。
そしてついに高校生なった時、欲望は獲物を見つけた。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
いたわるように胸の上をすりあげるハンカチの動きに、タマキの体はフルフルと戦慄きだす。
奥歯を噛み締め、必死に声を殺すタマキ。
無理矢理飲まされた薬物のせいで体中の感覚が暴走している。
控えめな胸の頂をハンカチが優しく包み込む。
「ぁあっ……」
思わず首を仰け反らせ、身体を震わせるタマキ。
その動きは、機械の生み出す振動に比べればあまりに遅くて緩やかなはずなのに。
あの時以上の甘い炎をタマキの胸へ発生させる。
(こんなことで……こんなエッチな声出したら……この人に、エッチな子と勘違いされちゃう……)
必死に耐えようして唇を噛み締めるタマキ。
しかしそんなタマキの耳元に、狂おしくなるほどこそばゆい吐息が吹きかけられる。
――――――――気持ちいいか?――――――――
というほとんど聞こえないほど小さな問いかけとともに。
その声は、タマキはどこかで聞いている気がした。
「いや、ちあぁっ!」
鳴きそうな声で否定しようとするタマキの声はすぐにかわいらしい喘ぎへと変わる。
ハンカチの上から2本の指が豆粒のよう肉の塊をそっと摘んだからだ。
あっという間に反抗しようとした精神が萎えさせられる。
そして、2本の指は、コリコリと桃色の健康的な乳首をいじり始める。
あくまでも甘く優しく柔らかく。
摘んで、捻って、捩って、引っ張って、押しつぶす。
経験値のないタマキにはもう耐えられるはずもない。
「ああっあ、あぁあ!?」
あられもない声を上げ始めたとしても誰も彼女を責められないだろう。
その声が責め手の血をたぎらせるほど艶やかでも仕方がないだろう。
胸をいじる手と逆の手が何処へ伸びているか想像できなくても仕方がないだろう。
手足を縛られ体を割り開かれた少女には、何の抵抗の術もないのだから。
「こじろー……せんせぃ……」
タマキは無意識に、思いを寄せる男の名を呟いた。
285 :
身代わりと罰:2006/02/05(日) 20:28:33 ID:ENXT8DgH
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
自分の歪んだ感情を周りに悟られるわけにはいかない。
表に出すわけにはいかない。
そうすれば中学生の時のように相手を不幸にさせる。
だから適度に発散させた。
同じ部内の、どうでもいい女子達に。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「いやあぁっ!?!!」
また、タマキの秘裂に何かが触れる。
「……ゅ……び………………」
誰かの人指し指の腹が、彼女の閉じたままの入り口に蓋をするようにして触れる。
そしてそのまま、ゆっくりと上下に移動を開始する。
「ひ……ぃあっ……やあああっ」
タマキの毛の生えぬ陰部とすべすべな肌は、その摩擦運動をスムーズに行わせてしまう。
閉じきった割れ目の上を、何度も何度も人差し指が往復する。
まるで木材をノコギリでひくように。
「いあ……いあぁ……ぃああぁぁぁっ」
そしてその場所から何かかが噴き出して来る。
ノコギリでひけばひく程ひいた場所からおがくずが出るように、
タマキのそこからはこんこんといやらしい液体があふれ出てきた。
「いやぁ……いやあ……いやいやいやああぁっ」
恐怖と緊張で堅くなった筋肉は、恐怖と緊張を超える快感で堅さが取れ始め、
やがてタマキの全身の血行はよくなりその全身は桜の花びらのような淡い桃色へ変わる。
そして血が通い始め柔らかさを取り戻した膣口は押し付けられる人差し指の力でわずかに窪み、
摩擦運動で擦れる肉の表面積が増加し、快感の強さはさらに高まる。
そして次々と湧き出る愛液が潤滑油の代わりとなり、指の速度はさらに上がる。
「いやいやだめえぇっ!!」
少女の血と肉と蜜と神経その全てが主であるタマキを裏切り、
自らの精神を高みへと昇らせる。
指が柔肉を穿ちながらしゅっしゅっと往復するたびに
今は出口となった入り口からまるで飛沫のように蜜が飛ぶ。
「いやいやいやいやいやあぁ―――――――――――――っ」
そして少女の心はもう一度白く染め上げられた。
286 :
身代わりと罰:2006/02/05(日) 20:29:28 ID:ENXT8DgH
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
発散の対象となったどうでもいい女子達は部をやめた。
しかし、そんなのは遊びだった。
もし自分が本当に好きな相手にこの欲求をぶつけたら。
相手も自分も壊れるだろう。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
グッタリと力なくうなだれ、荒く息を吐くタマキ。
(ま……た…………イか……された…………)
呆然と余韻を感じ呆けるタマキは気付いてない。
足音の主が、何かをごそごそと探し、そして取り出しているのを。
(このひとの…………声…………どこかで……聞いたような……)
そんなタマキの思考が、近づいてくる足音で中断される。
その足音とともに近づくブウンという振動音を聞いてタマキの全身が恐怖で固まる。
(また……あの機械……?)
近づいてきた気配がタマキの正面でしゃがみこむ。
ごくりと唾を飲み込み、身構えるようとするタマキ。
と言っても、両手両足を縛られているため何も出来ないのだが。
なにかが、額に触れる。
「ひゃっ!」
しかしそれは、とても暖かく柔らかかった。
(くち……びる?)
優しいキスが、タマキの顔を蹂躙する。
タマキは顔を振り接吻の嵐を振り切ろうとする。
突然目の前からブウンという空気が震える音が消えガガガっという音が発生する。
機械が床に置かれ、気体ではなく堅いコンクリートを振動させ始めたからだ。
そして自由になった両手が左右からしっかりとタマキの顔を固定する。
額を舐め、耳たぶを啄ばみ、口の端から垂れる涎を啜り上げ、その唇を奪おうとした時、
タマキははっとして叫んだ。
「やめて、口は、口にするのはやめてっ!!」
それはつい1週間前、いつもの武道館で、更衣室へ忘れ物を取りに行く時
タマキは始めて生のキスというものを見た。
顧問と部長の、知識のないタマキでも解る長く情熱的な愛し合う者同士のキス。
その光景はタマキが始めて他人の情事を眺めた物であり、
恋愛感情に鈍いタマキが顧問を好きだったと自覚させてくれた物であり、
同時にタマキの初恋が終わる風景でもあった。
それでも。たとえ初恋の相手にすでに恋人がいたとしても。
その唇を、誰とも知らない人物に奪われたくなかった。
287 :
身代わりと罰:2006/02/05(日) 20:30:57 ID:ENXT8DgH
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
限界は近かった。
どうでもいい女子を自らの性癖の捌け口としても、満たされなくなってきたのだ。
その他大勢では、手の届く距離にいる唯一無二の彼女の代わりにはもうならない。
そんな時に、まるで天からの贈り物のように、
彼女とよく似た雰囲気の少女が目の前に現れ差し出された。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
タマキの拒絶は受け入れられた。
唇へのキスは静止して、不思議な沈黙が辺りを包む。
ただ機械の振動音だけが響き渡る。
「ふ……」
静寂は、タマキの悶える声で破られる。
キスが降下した。
首筋を。鎖骨を。脇下を。腰骨を。乳房を。
全身が桜色になった少女の身体の触覚は熱暴走を起こし、破滅的な快楽信号を脳へと送り続ける。
もう、粘膜を擦る必要もないほどに出来上がった肢体で、それでも声を極力上げないよう耐えるタマキ。
そんな時、ふとキスが止まり変わりに指先で優しく腹を愛撫し始めながらあの小さな声が響く。
――――――――感じないふりしても無駄だよ――――――――
快楽でのたうつタマキにはその声を聞いても誰だかは分からない。
しかし声色ではなくその言葉を聞いてタマキは理解した。
出来なくなったキスの代わりに慈しむよう触れてくる指先を感じて納得した。
なぜ、自分を簡単に絶頂へと導けたのか。
なぜ、辱めながらも同時に優しく触れてくれるのか。
なぜ、やろうと思えば出来たのに無理矢理唇を奪わなかったのか。
なぜ、こんな状態でも純潔を奪われないのか。
「あなたは……女の人?」
タマキは不意に尋ねた。
沈黙が答えだった。
「なんで…………女の人が……こんな…………」
「何でだと思う?」
少女は始めてタマキに答えた。
「それはアタシが女の好きな変態だからさ」
288 :
身代わりと罰:2006/02/05(日) 20:33:45 ID:ENXT8DgH
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
なぜこんなことになったのだろう。こんなことをしているのだろう。
それは自分も知りたい。
自分の生まれた時から特殊な性癖を持っていたためか?
あの時彼女に一目惚れした時からか?
彼女と同じ部活に入った時からか?
彼女とよく似た雰囲気の川添珠姫に出会った時からか?
タマキが拉致されるのを偶然目撃した時からか?
そして拉致を目撃した時自分が携帯を持たず木刀を偶然持っていたためか?
拉致され縛られ怯える少女が彼女に瓜二つだったためか?
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ガガガっ、という振動音がブウンという音色に変わる。
それは、機械が床から持ち上げられたということ。
それがどういう風に使われるのか、タマキはさっき知った。知らされた。
「いや…………」
「いいね、その怯える雰囲気。無敵の剣道少女も、抵抗できない時はそんな感じになるんだ。
……なんかワクワクするね、犯してるって感じで」
やはり、この人をあたしは知ってる。そしてこの人もアタシを知ってる。融ける脳でタマキは確信する。
少女は機械をゆっくりとタマキの頬へ押し付ける。
それは、合成樹脂の球体が十個以上棒状に連なりネチャネチャした蠢動する物体だった。
「ふあぁ…………」
「……すごいよな、女って。上手くしてあげれば、経験のない子でも全身が性感帯になる。
まあ、女の悦びを知り尽くしてるアタシだから出来る芸当だけど」
そう言うと少女はその物体をタマキの肌に押し付けながら降下させる。
「さて、タマキちゃん。この機械、最初のものとは形状が違うよね。……何処がどう違う?」
まるで保育士が幼児に呼びかけるように少女はゆっくりとタマキへ語りかける。
「ああぁ……」
しかし、よがるタマキには応えられない。
とたんに、機械を持たぬ手がタマキの乳首を摘みあげた。
「やいやああぁぁっ」
目隠しの下から流れ落ちる涙を舐め上げ、少女は問う。
「どこが違う?ほら答えて、タマちゃん?」
また急所を摘む手に力が入ったのを感じてタマキは必死に答える。
「これはボールみたいなのがついていて、棒みたいになっていて……」
そこで、棒状の物体が下腹部で止まる。
「そう、これはさっきのとは違い『棒状』だ」
タマキはそこで気付き、顔色がこれ以上ないほど青ざめた。
289 :
身代わりと罰:2006/02/05(日) 20:35:38 ID:ENXT8DgH
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
アタシはずーっと彼女とこうしたかった。
彼女をこうしたかった。
出来るはずがないと分かりながら。
しかしその夢は今かなう。
彼女に良く似た身代わりを使って。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
室江高校でタマキがメガネをかけた姿を見た時から、
彼女の中の何かが壊れ始めていた。
そして恐ろしい偶然が重なり、彼女の前に無力なタマキは差し出される。
「小夏……」
横尾は呟きながら棒状の物体をタマキの性器の上へ移動させる。
「いやっ、いやっいや―――――――――」
タマキは生まれて今まで出したこともないような悲鳴を上げる。
しかし、横尾はにっと笑うと、遠慮なく棒状の物体を突き入れた。
「痛い!いたいっ!!いたぃぃーーーーーー!!!」
タマキはわずかに自由になる首を振り回し半狂乱になって叫ぶ。
もう、涙すら出ない。
しかし蠢く機械は生き物のようにタマキの穴へと侵入した。
「ふう。ローション山ほどたらしてもやっぱ初めては辛いね。
で、どう、お尻の穴とはいえ始めてを奪われた感覚は?」
「いやいやいやああぁぁ、ぬいてええええぇぇぇ」
その叫ぶタマキをぎゅっと抱きしめる横尾。
彼女の叫びが消えるまで、ただ抱きしめる。
ぐすっぐすっというしゃくりあげる声だけが響く。
少しだけ落ち着いたタマキが横尾に語りかける。
「なんで……なんでこんな……酷いことを……」
タマキの目隠しを取り、横尾は自嘲気味に笑いながらタマキの耳元で答える。
「そうさ。ひどいことを本当に好きな人には出来ないだろう!」
タマキの顔が悲しみと絶望で歪む。
「だからあたしで代用するんですか……」
そうさと横尾は短く答えた。
290 :
身代わりと罰:2006/02/05(日) 20:37:34 ID:ENXT8DgH
「さあ、最後にもう一度気持ちよくなろうか?」
「気持ちよくなんか……気持ちよくなんかない!!」
頭をぶんぶんと振って否定するタマキ。
しかしそんなタマキの震える腰をひと撫ですると、とたんに
「ひゃあぁっ」
と喘いで黙り込む。
まるでこのまま喘ぎ続けたら自分の負けだといわんばかりに、唇を噛み締め喘ぎを止めるタマキ。
そんなタマキを見て苦笑いを浮かべる横尾。
「耐えても無駄。我慢しても無駄。……同じ女だよ?
感じてないか、感じているかなんて一目で分かる……」
そう囁きかけると、タマキのお尻を優しく愛撫する。
「ふぅ……ひぃっ…………」
「もう、お尻の穴もほぐれてきただろ?まあ、気持ちいいと感じるかどうかは分からないけど。
でも、熱くて、戦慄いて、むずがゆくって仕方ないだろう?
そんな内側を外側から優しく撫でてあげれば…………」
「ひぃっあああっ、あっ、あああぁぁぁっ」
そのいやらしく表面を撫でさする指に悶え狂うタマキ。
しかしもちろんそこで横尾の責めは終わるわけもなく。
タマキのもっとも敏感な部分がついに標的となる。
先ほど責めた割れ目の上部にある肉の蕾にそっと触れる横尾。
「っ っ っ っ っ ! ! !」
声にならない声を上げ、タマキは悶絶する。
しかし、縛られ逃げることも抗うことも出来ぬタマキは、
ただただ声なき声を上げ続けるしかない。
ただの接触でそうなる少女を満足げに見下ろしながら、
横尾は少しずつその指を滑らせ始める。
「ぃぁぁぁぁああああああっっ!!!」
感覚神経の密集地帯は触れるだけでも尋常ではない快楽を与えるというのに。
横尾は知っていた。どんな速度で、どういう方向で、どれだけの圧力でそこを擦れば
女性を狂わせるかを熟知していた。
自分が女だから。そして女が好きだから。
切磋琢磨する機会も相手も十分に恵まれた。
そしてその待てる限りの技と知識を、タマキへとぶつける。
「ふあぁ、ひぃっ、いやあぁ、ああぁぁ、いやっ、いゃ、いやいあいやいあ」
少しづつ、だが確実に、タマキの呼吸が荒くなっていく。
今まで感じたことがないほど強い絶頂感に恐怖を覚え、
もはや耐えることすら忘れ汗を振りまきながら奇声のような喘ぎを上げる。
そんな風に怯えながら喘ぐ彼女を見て、横尾はいつもどこか控えめで節目がちな少女を重ね合わせる。
小夏……
呟きながら、陰核を摺り上げるスピードを上げる。
それが、止めとなった。
「いや、いやっいやいやいやああああああああぁぁぁぁぁっ――――――――――――――」
大きな声を上げ、タマキは絶頂へと登りつめ、
きらきらと輝く愛液を噴出させながらイった。
291 :
身代わりと罰:2006/02/05(日) 20:39:40 ID:ENXT8DgH
そこは、町外れにある廃ビルの十数階の空間だった。
あたりの壁はところどころ劣化したのか破壊していて、部屋と呼ぶより空間というほうが相応しい。
空間の中はいたるところに瓦礫や鉄パイプが散乱していて、混沌とした雰囲気に一役買っている。
横尾は夕日で顔を赤く染めながら、壁すらない空間の端っこで空中に足を突き出し腰掛けていた。
(このままほんの数センチ前に進むだけでアタシの体はぐしゃぐしゃになれるな)
そんなことを考えながら遠くの町なみを見下ろしていると、背後で誰かの気配がした。
「何でこんなことをしたんですか」
その問いには答えず、横尾は笑って答える。
「こっち来て座んない?すごく景色がきれいだ。まるでこの世の終わりみたいに。
ちょっと身を乗り出すだけで真下まで見える。まるで吸い込まれるみたいだよ……」
しかしそれには答えず、タマキはもう一度問う。
「なんで、こんな酷いこと……」
その声はたとえ荒げていなくても哀しみに満ち満ちているのがわかった。
ふぅとため息をつく横尾。
「同じ質問に何度も答えるのは好きでじゃないけど、しつこいから答えてあげるよ。
アタシは何年も好きな奴がいるけど、告白したらそいつの側にいれなくのが嫌であんたを
捌け口にしたんだ。彼女と雰囲気が似てれば、誰でも良かった。それだけ」
なんて最低な人間なんだろうねアタシは。
こんな自分が嫌で嫌でたまらなかった。
いつも回りの誰かを傷つけ、卑怯で臆病な自分。
けして報われない思いを抱え込んだ悲劇の人を気取っている自分。
何もがうんざりだ。
でも、それも終わる。あと数秒で。あと数センチで。
タマキはゆっくり横尾の後ろへ近づき、その背中に両手を触れる。
ああ、ようやく終われる。
これは罰だ。アタシを解放してくれる、アタシの望んだ罰。
夕日を見ながら、横尾はにっこりと笑った。
タマキの手に、わずかに力が込められた。
292 :
身代わりと罰:2006/02/05(日) 20:40:56 ID:ENXT8DgH
蒼ざめた顔で西山は夜の校庭を武道館へと向かっていた。
そんな彼女を背後から呼び止める声があった。
「西ちゃん先輩も来たんですか?」
後輩の声に、ビクッとした西山はそのまま襲い掛かるような勢いで
振り返り彼女の手を取った。
「浅山さん!!!!横たんがっ!!!横たんふがぁっ」
あまりの勢いに舌を噛む西山。
「先輩落ち着いて!!あと淺川淺川!!!!って舌から血でてるし!!!!!!」
しかし傷を負っても西山は言葉を続ける。
「横たんが……横たんが……」
目を潤ませて今にも泣きだしそうな西山を見て、淺川はごくりと唾を飲み込む。
(こんなに取り乱して……予想以上に横尾先輩の具合は悪いの……?)
取り乱す西山を見てその混乱が淺川にも伝染する。
「とにかく、武道館へ行きましょう!!」
そう叫ぶと、淺川は武道館へ駆け込む。
すると、玄関でうつむく原田の姿が目に入った。
「副部長!!」
「原ちゃん!!」
「……皆……」
泣きはらした原田の顔を見て、二人の顔が蒼ざめる。
「そんな嘘でしょ……」
「横たん……横たん……うわああああんん」
とたんに、西山が泣き崩れる。
それを見て、他の二人も涙が溢れ出す。
「横尾さん……」
「横尾先輩…………なんでっなんで」
3人の泣き声が、まるで地鳴りのように共鳴しあたりに響き渡る。
293 :
身代わりと罰:2006/02/05(日) 20:43:26 ID:ENXT8DgH
「うるせーぞてめーら。ゆっくり休めねーだろーが。こっちはふらふらだっての……」
武道館の中からたまらず横尾が顔を出して注意しようとする。
が、3人が錯乱状態で泣く異様な姿にぎょっとして固まる。
「大将!!何て冷たいことを!!!!先輩が死んじゃったのに!!!!」
「そうだよ横たん!!そんな酷いこというと横たんが浮かばれないよ!!!!」
もう、ムチャクチャだ。
唖然とする横尾の後ろから、安藤が顔を出す。
「きっとここまで思われていることを知って、横尾先輩もあの世で涙を流していますよ……」
その言葉を聞いて、3人がさらに激しく涙を流し始める。
ぴくぴくと青筋を立てながら横尾は安藤の胸ぐらを掴む。
「お前、何てあの二人に伝えた」
西山と淺川を顎でさして尋ねる。
「そりゃあもう、言葉どおりに。『大勢のレイプ犯に襲われそうな川添さんを助けるために戦った
横尾先輩が血まみれで武道館に寝っころがって先生と副部長が大さわぎ』って。
何か間違ってましたか?」
携帯にその時のメールを表示させ横尾に見せながら安藤は問う。
「間違っちゃいないけどよぉ。字面では。……ただ、色々修飾語が足りなくないか?」
血にまみれていたのは(タマキとの行為後に)仲間を連れて引き返して来た
レイプ犯達をタマキと一緒に鉄パイプや木刀でしばき返した時付いた返り血だし。
寝っころがっているというのも戦い(と行為の)の疲れが出て休んでいただけだし。
「大体『レイプ犯に勝った』って文章がなければこっちが負けて犯されたとも取られかねない文章じゃねーか」
すると、安藤はぽんと手を叩き
「ああ、確かに」
と呟いた。
(こいつ、ぜってーわざとだ)
「大体小夏も小夏だ。なんであたしが生きてるの知ってて泣いてんだよ」
そんな横尾の後ろからぬっと石橋が顔を出す。
「そりゃお前、副部長なら涙も出るぞ。このまま大会出れないままになるかもしれないんだからな」
「えっ、大会に出れなくなるってどういうことですか?!」
ようやくわれに返った浅川が素っ頓狂な声を出す。
294 :
身代わりと罰:2006/02/05(日) 20:46:31 ID:ENXT8DgH
頭をぽりぽり掻きながら横尾は呟く。
「過剰防衛って奴だ……」
「ええっ、でも相手はレイプ犯で複数だったんでしょ?いくらこっちに武術経験有りでも
普通正当防衛になりません?まさか大将何人か再起不能に……?」
「再起不能というか……不能に、だな」
思わず浅川は顔をしかめる。
西山は何のことか分からず首をかしげる。
「しかたねーだろー。相手は卑劣な犯罪者だぞ。こーいう奴から身を守るため武道があるんだろーが」
「まあ、一理あるわね」
泣き腫らした目のまま不能の意味が分からない西山は分かったふりをしてうなずいた。
「だろ佳恋!それをまあ、なんか知らんけど大事になっちゃって大変だよ。
さっきまで学校のお偉いさん達と30分近く話してもうくたくた」
「まだ終わりじゃねーぞ。これからすぐに警察だ」
石橋の言葉に、やれやれとため息を吐く横尾。
「でも、川添さんは無事だったの?!」
心配そうに問う西山の言葉に、はっとする横尾。
「……やだなあ、無事に決まってんだろ?なんせあの子の強さは練習試合で確認済みだろ?」
すると、それもそうだね、と晴れやかな顔で安心する町戸剣道部女子の面々。
しかし、横尾の作った笑顔と別にその心中は重く曇っていた。
そっと横尾の後ろに回した手を前に回し、その体を抱きしめるタマキ。
思わず横尾が叫ぶ。
「なんでそんな……優しくするんだ!!!アタシのこと……突き落としたくないのか!!!」
しかし、タマキは黙って首を振る。
「だってあたしも分かるんです。好きな人がいてもそれを告げられない気持ちが。
あたしの好きな人に……恋人がいるから」
はっとして振り返る横尾。
まるで泣くような顔で喋り始めるタマキ。
「あたしは1週間前に自分がその人を好きな事に気付いて……そして同時に恋が終わって。
たった1週間だったけど……それだけでもとても辛くて。
だからそんな想いに何年間も耐えてきたあなたを…………憎むことが出来ないんです」
「でもそれじゃあ……かわいそうだ。こんなことして……
アタシが警察に行って罰を受けても……そんなんじゃ全然償えない。
だってアタシはあんたの魂を…………殺したんだから……」
目からはらはらと涙を流す横尾。
人前で泣いたのは何年ぶりだろう。
そうだ。アタシは罰して欲しいかったんだ。
そんな横尾にタマキははっきりとした良く通る声で告げる。
「もちろん罰は受けてもらいます。……でもそれは、体を傷つけるとか、
警察に行く事とか……そんな罰ではありません」
295 :
身代わりと罰:2006/02/05(日) 20:50:38 ID:ENXT8DgH
「どうした、横尾?」
「ァ、いや、なんでもないっすよ」
「しかし、大将と川添さんがばったばったと男どもをなぎ倒す光景は見てみたかったなー」
「はは、つってもアタシはあの子の10分の1も活躍できなかったけどね。
つーか最初こそ不意をついてあの子助けられたけど、
その後仲間連れて帰ってきたレイプ犯どもを大方倒したのはあの子だからね」
しかも、行為でさんざん疲労した体でだ。
「アタシにはあの子が倒したレイプ犯の金的を潰して回るぐらいしか」
石橋が顔をしかめて静止する。
「それ以上はやめてくれ。その、男として聞くに堪えない」
「あはは、そいつはすいませんでした」
(つーか次々に金的潰していくおまえのほうがある意味活躍してるぞ)
「じゃ、そろそろ警察行くか。送ってくぞ横尾」
しかし横尾は親切な石橋に対しぺこりと一礼すると、
「すいません、小夏借ります。すぐ戻って来るんで」
といってきょとんとした原田の手をとり、そのまま武道館の外に出た。
すぐに背後から石橋の声がした。
「うおい、横尾!!それは警察行くより大事なことか?!!」
「ええもちろん!!とても大事な……約束があるんです」
「そうか。……じゃあ15分待つ。その間に、かっちり決めて来い」
そういって、石橋は駐車場の方に歩き出す。
(かっちり決めてこい……?あの人は、気付いている?)
目を丸くして師を見送る横尾の肩を、西山がぽんと叩く。
「あたしにはそういう自分から告げる勇気がないから……ちょっと羨ましい」
逆の肩を、安藤が叩く。
「まあ、別に勇気なんていらないんじゃないですかー?
そういうの認めてる国だって探せばないわけじゃないんですから」
考えてみれば。この多感な高校生活を千時間以上もともにしているんだ。
うまく隠していたなんて、自分の思い過ごしだったのか。
もしかしたら、浅川も……?
「じゃ、大将、明日尋問の様子聞かせてくださいねー。
いやーまさか警察に尋問される人が身内に出るなんて。
アイツに自慢してこよーっと」
そう呟くと、淺川はスキップしながら帰っていった。
うん、いつものただむかつく空気の読めない淺川だ。
てかアタシは別に尋問されないって!!聴取だって!!
多分……。
296 :
身代わりと罰:2006/02/05(日) 20:53:36 ID:ENXT8DgH
横尾はさめざめと泣いた後が頬に残る原田を体育感の裏に引っ張ってきた。
そして二人きりになったのを確認したところで、切り出した。
「悪いな小夏。その、なんつーか、大会出れなくなるかもしれなくて」
さすがに××××潰したのはちょっとやりすぎだったかな、と反省しながら横尾は謝った。
「……うーん、いいよそんなの」
「いいよってお前……」
横尾は、いや、部の皆は知っている。
原田がいかに努力してこの3年間剣道に打ち込んできたか。
そして副部長になってからは苦労して皆をまとめてきたことを。
だから、そんな原田が大会に出れない可能性があると聞けば
ああまで泣くのは自然なことと思われた。
「あれはね、大会の事に泣いたんじゃないの。
アタシがすごく嫌な女だから泣いたの」
「小夏が……?」
当惑する横尾。
「……横尾さんがね、血まみれであたしたちの前に現れたとき、
あたしはまず『なにか問題があったら部活が大会に出れなくなる』って思ったんだ。
でも、西山さんと淺川さんはまっさきに横尾さんのことを心配してた。
それが普通だよね。なのにあたし……だから、あまりにも自分が浅ましくて泣いちゃったんだ」
そう告白するとまた原田の目に涙がにじみ始める。
「わっこら馬鹿、泣くなって」
慌ててそう言うと原田の顔を両手で掴みぎゅーと左右に伸ばす横尾。
「ひょっと、横尾さん??!!」
「ああ、わりー」
急いで手を離す横尾。
むー、と小さくうなり頬をさすりながら涙目で横尾を見上げる原田。
「何するの」
「いやなんつーか、ほら、こっちもやりすぎたし、
結局アタシのせいで小夏に気苦労しょいこませた事に変わりないみたいだし、
だからアタシが笑わせてあげようかなーと」
かすかな静寂。それを破ったのは、原田の笑い声だった。
「ふふふ、変なの」
「そうだな、やっぱ小夏は笑ったほうが可愛い」
「ふふ、なんだか男の子におだてられてるみたい」
髪をかき上げながら笑う原田があまりにも愛しく、美しく感じられて。
横尾はその両肩をがっしりと掴む。
「横尾さん……?」
タマキの罰はシンプルだった。
「横尾さんの想いを、原田さんに告げてください」
それは優しくて、厳しくて、正しい罰だった。
多分この思いを告げれば、答えがNOであれ、万一YESであれ、
きっともうもとの二人の関係には戻れない。
だけど、これが一番自分に相応しい罰なのだ。きっと。
「ずいぶん遠回りしてきたけど、小夏に伝えたいことがあるんだ。
アタシは小夏のことが―――――――――――――――――――――――――――――」
終わり
ずいぶん間が空いてすいません。読んでいただきありがとうございました
実は投下に間が空いたのはSS真ん中で展開をどうするか迷ったからでして
で、もうひとつの展開というのが横ちんをふたなうわ何をするやめ(ry
298 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 21:16:24 ID:UxZXFAqO
超久しぶりにきたああああああああああGJJ
そして外山先輩疑ってごめんなさい
>>297 ちょおおおおおおまあぁぁぁあ
GJの嵐!
青春だな!
304 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 00:14:26 ID:koyLq0Lw
なんか長くて読む気ないけど、安藤が出てくるのはわかった
つまり>297の後大女と副部長は>299のような関係になるんですね?
すげえええぇぇぇ!
GJ!GJ!
>>297 横○ん、乙女だなw
悩む途中で少女漫画を模範解答にしようとして
なわけねーだろ!とか悶々としてそう
すっげぇ異色w
でもグッジョォォォオオオブщ(゚Д゚щ)!!!111
309 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:59:43 ID:fOv47q/9
星になった少年
さてそろそろ月×太陽か
311 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 21:21:35 ID:Zjs9iowD
そしてそろそろサヤがあってもいいと思うんだ
>>312 グロ注意
だってちぎれてるじゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwww
314 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 20:56:26 ID:MKRzwrMg
>>312 おっぱい最高GJだな
これでサヤ作品の気運も・・・
>>312 GJ!!!!!!!!1111
正直勃起しただろwww
>>312 GJすぎる!!!
残りは脳で具現化するぜ
n n
(ヨ ) ( E)
/ | | ヽ
\ \/( ゚д゚)/(゚д゚ )ヽ/ /
\(uu / uu)/
| ∧ /
_n n_
( ll )
(゚д゚ ) `/ /ヽ ( ゚д゚)
(  ̄ ̄___/ ヽ___ ̄ ̄ )
\ 丶 / /
_n n_
( l l )
\ \ ( ゚д゚ ) ( ゚д゚ ) / /
ヽ___ ̄ ̄ ) (  ̄ ̄___/
/ / \ \
誰のを挟んでるんだろうか
俺
゚ ゚
( д )
322 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 13:45:02 ID:P8zn96kz
>>312 いいこと考えたチョコ垂らしバージョ(ry
それは概出ですょ
よくやった、感動した
ありがたや〜
西山レイプ(?)SSを投下します。
レイプもの嫌いな人は避けてください。
ちなみに作中出てくる男キャラはバンブー原作者土塚理弘氏の
『清村くんと杉小路くんと』のキャラ二人ですが
バンブーファンには分からない人も多いと思うので簡単にキャラ紹介を
清村緒野
高校3年生
外見若いコジロー
突っ込み担当
教頭を百倍不死身にして万倍不幸にしたキャラ
杉小路高千穂
高校3年生
外見ユージ
ボケ担当
安藤を百倍ブラックにして万倍サディスティックにしたキャラ
それでは投下します
「ねぇ安藤さん、あたしどうすればいい?」
電話越しに問いかける西山の声は必死そのものだ。
「……とりあえず電話を切ってあたしを眠らせてもらえませんかーーー?
あたし朝方なんでいつも10時には寝てるんですよ」
電話越しに答える安藤の声は寝起きそのものだ。
「そんな、今電話繋がるのは安藤さんしかいないのよ!!!!
お願いだから助けてよ!!!!」
暗闇を早足で歩く西山は、背後に迫る男の足音を聞きながら安藤に助けを求めた。
「もしこんな暗い夜道で捕まったら、あたし、あたし……」
泣きそうな声で、しかし男を刺激せぬよう小声で呼びかける西山。
「そうですね、とりあえず西山先輩の説明を聞く限り
西山は暗い夜道で、草むらの上に押し倒された。
「いやあ―――――――」
不審者を刺激せぬよう、自分で絶望を認めぬよう漏らさずにいた叫び声がついに口から発せられる。
それが合図であったかのように、不審者は暴漢へと姿を変え、西山の首を締め上げる。
西山の抵抗は男の腕力の前では紙屑のようなものだった。
男にいいように体中をまさぐられる行為が、3年間の鍛錬などまるで無駄だったんだよといわれているようで、
苦痛や絶望以外の感情が胸にこみ上げ、西山の瞳に涙を誘う。
そんな西山の嘆きを知っているのか、胸をはだけさせた状態にした男は
満足そうな笑みを浮かべ西山を見下ろす。
「もっと泣けよ」
そう言い放つと、男はまるで握りつぶすような強さで西山の胸を揉みしだく。
一部も愛のない愛撫に少女はただ悲鳴を上げて身をよじる事しかできない。
まるで幼稚園児の粘土細工のようにむにむにと形をいびつに変える双丘の感覚を堪能した男は、
そのまま西山の腰を持ち上げ、スカートの中の下着を引きちぎり、仰向けの西山の身体をひっくり返す。
西山は泣き叫びながらまるで犬のように這いながら逃げようとするが、
男の手はがっちりと腰を掴み二人の距離は離れない。
さらに逃げようと這いずり回る事で西山の腰は僅かに浮き上がり、
まるで挿入されるのを待つかのようにちょうどいい高さになってしまう。
そして土を掻き分け前に進もうとする上半身の動きが、
まるで誘い込むように西山の下半身を左右上下に揺らしてしまう。
「おもしれえな。そんなに突っ込んで欲しいか?」
そう笑うと男は、何も準備のできていない西山の秘裂へとおのが欲望を一気に突き刺した。
「いや、いや、いや
アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」
見たいな事になるでしょうね」
と一息で喋る安藤。
「なんでそんな長いセリフが一呼吸でいえるの?あなた海女さん?
ていうかなんで人を不安にさせるようなこと言うのよーーーー!!!!」
「おい、何か前の女泣き始めたぞ」
電話のむこうの悪友に話しかける清村。
「多分、清村のこと変質者と思ってるんじゃない?」
「人聞きの悪い事いうなっつうの」
「相手はか弱い女性だろう?そんな子が背後からどう見ても不良としか思えない男に
何十分もつきまとわれたら、普通は泣きたくもなるさ」
「しかしよう、あの女も結構身長あるし、なんか竹刀ぽっい物抱えてるし。
足の速さからして運動部っぽいし。
いくら周りが暗くて民家がないとはいえ、そんな怯えるか?」
杉小路はやれやれとため息をつく。
「ほんと君はだめだめだな。いいか清村、君が考える以上に
女性は男の腕力を恐れ、男の持つ性的な欲求の強さを理解できないんだ。
……たとえばそうだな、もし君が夜道を一人で歩いていて、
背後から工藤が歩いてきたらどう思う。想像してごらん」
清村は目をつぶって暗い中背後から工藤が追ってくる様を想像する。
「こえーなおい」
「だろう。誰もいない場所で、工藤のように恐ろしい力を持って何を考えているか分からない人間が追ってくる。
今、前を歩く女の子が感じている恐怖は、それと同等、いや、はるかに超えるものだ」
「じゃあさ、やっぱ追いかけるのやめたほーがいいのかなあ」
「もちろんそれがいいと思うよ。……今日があの日でなければ」
「…そうだよな、あの日だもんな」
清村は、携帯を持つ手と反対の手で鞄の中にある物をぎゅっと握る。
「今日じゃなきゃ、意味がないか」
「とりあえず、今僕が向かってるから」
「おお、わりい。車があると助かるわ。しかしあの女マジで足はえーな」
「ははは、清村が遅いだけじゃない?運動部のくせにまじめに練習しなかったもんね」
「……誰のせーだ」
「西山先輩、あたしの義理チョコ食べてくれましたー?」
「それどころじゃないって!!なんかさ、電話で話してる声が聞こえる」
怯えながら、西山は安藤に報告する。
「はあ……なんて言ってます?」
「よく聞こえないけど、なんか車がどうとか……」
「ああ、それは拉致監禁輪姦されますね」
「なんでよなんでよどうしてよ!!!!」
「まず、携帯で連絡を取っているという事は犯人は複数です。
ご愁傷様です。一人ならまだ逃げ切れる可能性はあったんですけどねーー。
さらに車まで持ち出してきてるという事は、拉致る気満々です。
つまり
西山は膣内から流れ落ちる精液を感じ絶望していた。
一体何人に何回放たれたかは、人数、回数ともに二桁を超えた辺りから数えなくなった。
いくら涙を流しても行為が終わらないと知って、もはや涙を流す事すら放棄した。
しかし、男たちは諦観しきった少女から新たな叫びを上げさせるすべを心得ていた。
新たに場に入ってきた男の亀頭が、少女の肛門に侵入してきたのだ。
まるで人形のように動かなかった少女は、残酷な責め苦に飛び上がるようにして叫び始めた。
「イやあああーーーーーーーー、そこ、ちがああああ」
精液まみれの口から海凄生物の匂いを撒き散らしながら西山は絶叫する。
しかしそんな彼女を見て男たちは爆笑する。
端正な少女の顔が白濁の液で汚され、恐怖で歪むのがおかしくて仕方がないとでも言わんばかりに。
力のない不浄の穴に、赤黒い肉棒はずぶりとわけいってゆく。
それと同時に、本来の下の口にもう一本の肉棒がにゅぷりと入る。
「ちがっ、ちがっイやあ―――――――――――――――――――――――――――――――」
ふたつの陰茎が間にある肉をゴリゴリとこすりながら前後する。
まるでふたつの肉棒は同じ持ち主であるようにその動きを同調させ、
かと思えば相反させ、1本のときより快感と苦痛と恥辱を何乗にもして西山の身体に叩き込む。
ガラス細工のような少女の心がそれに耐えられるはずもなく。
「……あはっあははっあはははははははははははははははは
ははっははっはっははっはははっははっははっははっはははあははっは
はははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははは」
だってこの空間では壊れたほうが正常だから。
狂ったほうが生き残れるから。
焦点の合わぬ目で笑い出した少女を、男たちは同じく笑いながら見下ろす。
「ねえ、いれて、おちんぽいれて、いぱっいいれて、
かれんにいれて、あさまでいれて、よどおしいれて、
おくちにいれて、おしりもいれて、まえにもいれて、
おくまでいれて、ずぶずぶいれて、とにかくいれて、
どんどんいれて、しんでもいれて、しぬまでいれて、
いれていれていれていれていれていれていれていれていれていれて……」
涙を流しながら笑う少女の周りに男たちが群がりその全身を覆い隠す。
まるで獣の肢体に群がる軍隊蟻のように。
それから開放されるまでの1週間、少女は眠りながらもその腰の動きを止めなかったという。
みたいな事になるんでしょうね」
「だからなんでそんなセリフ一呼吸でいえるのよーーー!!!!
あなた団鬼六!?ていうかあたしもういやーーーーー」
精神的に極限まで追い詰められた西山はついに真後ろまで追いついていた清村を竹刀で滅多打ちにしはじめた。
「ちょ、待てって、おい、うぎゃあああああああああ」
十分後。
「本当にごめんなさい!」
謝る西山に、車で駆けつけた杉小路がまあまあとその肩を掴み顔を上げさせる。
「しょうがないよ、勘違いしても。こんな全身流血したヤツが何十分と後ろをついてきたんだもん」
「つい十分前までは怪我一つなかったんだがな。ていうか半分以上はお前の車に轢かれたせいだけどな」
全身から血を流す清村。
「とにかく、あんたに渡す物があるんだ」
そう呟くと、清村は鞄の中からチョコを取り出す。
「これ、あんたが落としただろ」
「あ、それ……」
「ああ、やっぱりそうか。…このキティちゃんのラッピング、手づくりだろ?
やっぱ今日中に渡しとかないと……」
「あたしが捨てようとしたやつです!!」
「えーーーーーーーーー!!??」
「どういうこと?」
「実は西山先輩、同性からもてるんですよ。でも西山先輩にはそういう趣味はないんです。
だけどヘタレだからもらう時に断れず、いつも人知れない場所でこっそり捨てるんです」
「で、その場面を遠くから見たどこかのおっちょこちょいが勘違いをした、と」
「おれの勘違いか……」
「ごめんなさい、こんな捨てるチョコのために大怪我させて」
「いや、別にあんたは悪くねーよ。怯えさせたの俺だし」
「じゃあこうしよう。西山さんは甘党の清村にその要らないチョコをプレゼントする。
清村は西山さんの廃棄しようとしていたチョコを食べてあげる。
これで、お互いにタメになる事をして、貸し借りなしとする」
「だしかにそれが一番丸く収まりそうですねー」
4人の意見は一致し、それで手を打つ事になった。
「じゃあ、これお願いします」
「ああ、じゃあもらうわ」
「……考えてみれば、ヘタレで勇気なしな西山先輩が誰かにチョコを渡すのって、これが初めてじゃありません?」
「言われてみればそうかも……って、何言ってるのよ」
「はは、青春だねえ……」
血を流しならチョコもらうのがどうして青春なんだ。
ていうかチョコ食って血がさらさらになったらますます出血するんじゃね?
しかしその疑問を口にするとますます話がもつれそうなので、
もらったチョコを一口で飲み込む清村。
その顔色が一気に変わる。
(そういえば、ドッキリで西山先輩と横尾先輩にあげた『いかチョコ』、
キティちゃんラッピングがしてあったような……ま、いっか)
安藤は男の断末魔の悲鳴を聞いた気がしたが、無視して携帯を切った。
終わり
336 :
後記:2006/02/14(火) 23:49:52 ID:Nb3CYRoz
読んでいただきありがとうございました
まにあうよう急いで書いたんで誤字脱字は気にしないでくらはい
乙GJ!!
そーいやちょうど去年か一昨年のバレンタインにリュシカの神絵が投下されてたな。
あれには萌死にかけた
Ζ!
てか、ワロタw
GJ!
ここってどの位で落ちんだろ。
少なくとも2週間は大丈夫
SSは長文になるので容量にも気をつけたほうがいい
343 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 01:56:08 ID:7Swq6qGm
保守
344 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 20:51:29 ID:ilcIseBf
サヤ編キボン保守
345 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 10:51:43 ID:aJwlKAMk
ほっしゅほっしゅ
;^ω^)
中々新作出ない今こうなったら俺が作品作るしか!
無理・・・・
>>346 手を抜いたように見えるものの
絵柄的には俺の理想系だったりする。
是非本気で描いたものを見せて欲しい。
普通にとてもイイ
351 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 00:08:58 ID:oVimY0Pk
SS渇望症が
>>350 普通にとてもイイ ってどういう言葉だよwwwwwwwwww
まぁ
>>346がわざと下手に描いてるように見せても
絵心があるからどうしても巧さがにじみ出るわけさ。
サヤ編バッチコーイ
俺にSS書きの能力があれば…('・ω・)
修行するんや
保守
何はともあれ保守
サヤSS途中まで投下します
相手は外山で無理矢理恋人関係捏造しました
一度押してから数分間無反応なインターホンに少女は焦りを感じ、
マンションの玄関のドアをどんどんと叩きながら中に向かって叫ぶ。
「外山君?いるでしょ?」
「いねーよ」
「答えてるじゃん!!」
めんどくさそうに外山が玄関の扉を開けると、扉の前にはサヤの姿があった。
「とりあえず泊めて」
外山の答えを聞くそぶりすら見せず、外山が一人暮らしなのを知っているサヤは
鞄を抱えたまま外山の家へ入っていった。
「……あたしが先にお風呂入っていい?って、聞いてる?」
ベッドの上で制服姿のまま枕を抱えながら問いかけるサヤには一瞥もくれず、
手元の携帯をいじりながら外山は
「勝手にしろ」
と気の無い声で答える。
「……いきなり夜中に彼女が尋ねてきたんだからさ、
もうちょっとなんか心配したりしてもいいんじゃない?」
ふん、と鼻で笑い冷ややかに外山は言い放つ。
「2年になってからろくに会ってもねーのに自分の困った時だけ恋人扱いか?」
「別に……外山君のことほっといたわけじゃないよ。
ただ、あたしは小説書く時間が欲しかっただけで」
少し目を伏せて必死に弁明するサヤの方には目もくれず、外山は携帯を無言でいじり続ける。
「ふんだ、いじけんぼ」
いつまでも自分の方を向かない外山に痺れを切らしたサヤは、ベッドの上からいきなり飛び降り、
床に置かれた自分の鞄や袋を開けたスナック菓子を蹴散らしながらタンスの前に移動し、
引き出しの中から外山のズボンとシャツをひったくるように取り出すと浴室の中へと消えた。
サヤのいなくなった部屋で
「散らかしやがって……」
といまいましげに呟く外山。
菓子の袋を持ち上げようとした瞬間、倒れたサヤの鞄が目に入る。
その開いた口から、原稿用紙が顔を覗かせていた。
「ふーーーー」
温かいお湯に全身を浸ける心地よさに思わず声を漏らしながら、サヤは自分の身の振り方を考えていた。
家を出てから、いや、家に帰れなくなってからもう4日経つ。
「もう、帰ろうかな……」
しかし、サヤは自分の部屋で驚愕の表情を浮かべていた弟を思い出した。
やっぱり駄目だ。
でも、いつまでも友達の家を渡り歩くわけには行かない。
キリノはいいと言っていたけど、さすがに4日連続で彼女のうちに泊まるのはなんだか気が重い。
いくら親の都合で一人暮らしとはいえ、外山だって迷惑だろう。
……迷惑だろうか。
同性の友達ならともかく、サヤは外山の(一応)彼女だ。
普通の高校生男子なら、親の監視のない空間で恋人と二人きりになれるのなら、
邪な期待を抱き多少は浮かれるものだろう。しかし。
サヤは、外山の無愛想な態度を思い出す。
「別にさあ、嬉しそうな顔をしろとは言わないけどさ……」
外山という男は彼女が自分のうちに来たからといって浮ついた態度になるような男ではないかもしれない。
というか自分が尋ねてきたからといって頬を染めたり、テンションが上がるような外山は想像できないし、
そんな外山を無理に思い描こうとするとなんだか不気味な気分になる。
それは分かっているし、そういうのを期待もしていない。
だけど。
「……もうちょっと、構ってくれてもいいじゃない」
浴槽に肩までつかりながら、独り呟くサヤ。
彼氏だと思っているのは自分のひとりよがりなのか。
それともあまりに会わないでいた期間が長すぎたのか。
サヤは頭をぶんぶんと振ってネガティブな想像を振り払いながら立ち上がった。
「そんじゃああたしはいつもみたいにソファーベッドで寝させてもら……」
男物のシャツとズボンを着込み髪を拭きながら部屋へと入ってきたサヤは、言葉を失いタオルを落とす。
外山が原稿用紙に目を通していたからだ。
「ちょっと、勝手に人のもの読まないでよ!!!」
思わず大声を出して非難するサヤ。
「あん?ああ、ちょっと3流エロ小説に目を通してるだけさ」
サヤへ嘲るような笑みを返し、外山はまた原稿用紙に視線を戻す。
「エロ小説じゃなくて、官能純愛小説よ!!!!」
必死になって原稿用紙へ手を伸ばすサヤ。
しかし女子では長身のサヤも180センチ近くある外山が高々と原稿用紙を掲げると、
到底届かず彼女の作品を取り戻す事が出来ない。
「俺にはエロと官能の違いがわからんな。
『いきなりクリトリスを剥きだしにされたあたしはコリコリと摘み上げられ快感に踊る』か。
こういうのが官能か?」
せせら笑いながら読み上げる外山に、
「本当に頭にきた!!!!」
と叫んで顔を真っ赤にしながら背を伸ばして原稿用紙を奪い取ろうとするサヤ。
しかし、爪先立ちになってバランスが悪くなった所に外山がタイミングよく手の平を突き出し彼女の胸を押す。
たまらず後ろへ倒れこむサヤ。ベッドへ沈み込むと同時に、
下着を纏わせていない大きな胸が、自由な分だけ大きく弾むのがシャツの上からでも手に取るように分かる。
「『あたしはヴァギナに深く打ち込まれた暖かいペニスの快感に、激しく心を震わせた』。
……お前進級してからこんなのずっと書いてたのか?」
あきれた声で尋ねる外山に、ベッドの上できっと見上げながらサヤは答える。
「そーよ。書いてたもん、ずっと。学校に来ないで家にこもってずっとね。
でも言っとくけど、本気であたしは書いてるんだからね!!笑ったりするのは失礼で……」
外山を見上げるサヤの声が止まる。
「……ああ、ほんと、笑うしかないよなぁ……」
口の端は笑っていても、その目は少しも笑っていない。
むしろ憎悪のような感情さえそこに読み取れてしまうほど、その目にぎらついた光が宿る。
「ろくすっぽ顔も見れねー理由が、『エロ小説書くにはまってました』だ。
俺の存在はエロ小説以下、か。泣けるぜ」
まるでプレッシャーをかけるように原稿用紙の束を握り締めたままサヤのいるベッドの上ににじり寄る外山。
気圧され座ったまま後ずさりながらも、必死に反論するサヤ。
「別に、あたしのしたいこととあんたの存在なんてどっちが大事か比べられるものじゃないでしょ?
それに、あたしは小説書くの本気出してやってるんだから、彼氏なら黙って応援してくれればいいじゃない」
すると近づいてくる外山の動きがぴたっと止まる。
(分かってくれた、のかな……)
そう思い、外山の顔を不安げに見上げるサヤ。
しかし、その顔を見て背筋を凍らせる。
身の毛もよだつ笑みを、外山が浮かべていたからだ。
心中の嗜虐を隠そうともせずに近づく外山に恐怖を感じ、
サヤは今までそんな顔をした外山に行われた数々の辱めを思い出す。
スカートの下に何も穿いてない状態で学校へ行かされたり、バイブを入れたまま授業を受けさせられたり、
映画館の暗がりで1時間近くもペッティングされたり、学校の部室やトイレでレイプのようにHをされたり。
サヤにそんな変態的行為を強いる時、いつも外山の顔には今のような残酷な笑みが浮かんでいた。
「そうだな、じゃあ協力してやるよ」
そう呟くと外山は、自らの身体でサヤの股をわり開くようにして彼女に近づく。
鼻先まで近づいたサディスティックな顔に怯えるサヤの両手を掴み上げると、万歳をさせ空中で交差させ、
自らの片方の腕で交差させた手首を両方とも掴んで上半身の動きを封じる。
そしてもう片方の腕をサヤの下半身へ近づける。
そして手際よくサヤのズボンのチャックを下ろすと、無遠慮にそのクリトリスを摘み上げる。
「いやあああぁぁぁっっ」
湧き上がる激しい痛みに、サヤは悲鳴を上げる。
「どーした、『いきなりクリトリスを剥きだしにされたあたしはコリコリと摘み上げられ快感に踊る』
んじゃねーのか?」
「や……おねがい、はなしっ」
ナミダ目で訴えるサヤに、蔑むように笑いかけながら外山は言い放つ。
「だから3流エロ小説なんだよてめーのは。自分で慰めるならまだしも、
いきなりこんなとこ加減の出来ねえ他人に摘まれて気持ちいいわけねーだろーが」
その声と共にクリトリスを襲う圧力がふっとなくなり、サヤはふぅと安堵のため息を吐く。
しかしそれと同時に外山の人差し指が軽くクリトリスを撫で上げる。
「ふああああぁぁぁ?」
力を抜いた後の優しい愛撫に、サヤはあられもない喘ぎを漏らす。
「他にもひどい点が一杯あるからよお、協力してやるよ。より官能的になるようにな」
サヤの陰核をねぶりながら、外山は楽しそうに哂った。
今回の投下はここまでです 続きはまた今度
GJ!!!
外山×サヤはなんだか容易に描写を想像できるな
待ちに待ったサヤ編キター
GJJ!
おっぱい!おっぱい!
なんかキテル━(゚∀゚)━!!
サヤの続き途中まで投下します
やれやれだ。
携帯で時間を確認した岩佐はため息を吐く。
(もう11時回ってるじゃねーか)
家でだらだらTVを見ていた岩佐は、メールで外山の家に呼び出されていた。
勝手を知った岩佐は、不良仲間の玄関の前に着くと、
いつものようにインターホンも鳴らさず扉を開ける。
「おーい外山、コンビニでビール買ってき……」
そこで岩佐は女物の靴を発見し言葉をとめる。
(誰だ……?)
この時、岩佐は引き返すべきだったかもしれない。
しかしあまり深く考えず岩佐は部屋へあがりこみ、リビングの扉を開ける。
(桑原……!?)
ベッドの上で顔を桜色に染め、両手を拘束されたまま座り込み肩で息する少女を見つけ岩佐は驚く。
そして彼女の前でその体を隠すよう屈みこんでいる外山を見て付き合いの長い
岩佐はすぐに何が行われているか理解する。
「お前さあ、こんな時に呼ぶなよ」
心底あきれ返った声で外山に呼びかける岩佐の声を聞き、
「えええぇ、や、岩佐君っ?!!」
ほうけていたサヤが一気に現実に引き戻され、叫び声を上げる。
「こんな時だから呼んだんだよ」
当たり前だろうが、と言わんばかりに悠然と答える外山。
「……とりあえず、借りてたビデオここに置いとくぞ。じゃな」
二人とも着衣のままで全裸ではないためまだ行為は始まったばかりだろうと予想し、
岩佐は自分の用件を片付けてとっとと帰ろうとした。
外山から彼の変態的な性癖の話は聞いていたし、
何より学校で時折外山に付き添われたサヤが不自然なほど顔を赤らめ
内股でふらふらと歩く姿を目撃していた岩佐にとっては、
自室で外山とサヤが絡み合う姿など大した刺激にもならなかった。
しかしこの日の外山の言動は、すれている岩佐の想像の斜め上を行く。
「 まあ待てよ。もうちょっとお前ここにいろ」
「……なんでだよ」
少し驚いた声で答える岩佐。
「まあそうびっくりした声を出すな。二人だけだと、多数決の時困るんだよ」
岩佐に顔を見られないよう俯いていたサヤはびくっと震えて外山を見返す。
「多数決って何よ!!!!」
「じきに解る」
「え、ちょっと、ひあああぁぁぁ、やあああっ」
岩佐の方からは外山が視界をふさいでサヤの全身は見えないが、
サヤのあえぎ声とくねる体で外山がサヤに愛撫を始めたのが解った。
(なにやってんだこいつ)
思わずぽかんとする岩佐と一瞬目のあったサヤは顔を火がついたように赤くして
「みないでっぁああぁっ」
と顔を左右に振りながら岩佐に哀願する。
そこで岩佐は理解した。
(ああ、オレに見せつけたいわけか)
一種の恥辱プレイ。
その『道具』 の役割をするために、観察者となるため岩佐は呼ばれたのだ。
……もっとも、『多数決』という言葉が、それだけではなさそうだと告げているが。
「わかったよ、じゃあちょっと椅子借りるな」
そうため息混じりに呟き観念すると、岩佐はコンビニの袋からビールを取り出す。
アルコールでも飲まなきゃ、やってられない。
しかしそのビールの缶を見たとたん、とろけた表情を浮かべたサヤが
知的な響きを少し取り戻した声で注意する。
「岩っ、佐くぅん……未……せぃ……ねんがぁ……おさけのん……じゃぁ……
だめ、だめだめだおしりめだめいやああぁぁ−−−−−−−−−−−−−−−−−」
そのわずかな知性が苦痛で塗りつぶされる。
「 『アナルで動く指のくすぐったい感触に、あたしは目の前を白く塗りつぶされた』
なんて書いてあるけどどうよ、奥の奥まで入れられた指の感覚は」
「…………………………ぬぃ……てぇ……………………っ」
菊座に異物を差し込まれる感覚に必死に耐えるサヤは、
岩佐へ顔を隠すのすら忘れ深く荒い呼吸をしながらのたうっている。
叫ぶことすらできず、時折顔をぴくっぴくっと痙攣させる様はまるでアルコール中毒にでもなったかのようだ。
(ケツに指入れられたやつに酒飲むなって注意されても、全然聞く気になれねーな)
などと考え事をしながら岩佐は椅子の上に座ったままビールをあおりながらその光景に見いっていた。
「ぁ………」
突然、外山がサヤをベッドの上にうつ伏せにして押し倒す。
「岩佐、引き出しの中にビニール紐あるから取り出して50センチぐらいの長さで切れ」
ここまできたら協力しない理由はない。それにアルコールが軽く回り始めた岩佐は、
なんだかんだ言ってこの二人の行為を、というより外山がどう嗜虐的な行為を
サヤに行っていくのか興味が沸いてきていた。
「はいよ」
はさみで切ったビニール紐を渡すと、外山は手際よくぐったりとなっているサヤの両腕を後ろ手で縛り上げる。
そして後ろからその両肩をつかみ上半身を持ち上げもう一度ベッドの上に座らせると、
彼女を岩佐の方へ向かして自分自身はサヤの影に隠れるように彼女の後ろへ回り込む。
「や………………」
自分の全身を正面から見つめる岩佐の視線に、サヤの肉体が恥辱に震える。
たとえまだ衣服を身につけていても、顔だけを見られるのと全身を見られるのでは恥ずかしさのレベルが違いすぎる。
「見ちゃ…………いや…………」
白のシャツとベージュのズボンはうっすらと汗をかいたサヤの肌に張り付きとても妖艶だった。
視姦で涙目になったサヤの背後から外山がぬっと手を伸ばしてシャツのボタンを外してゆく。
「や……や−−−−−−−−−−−−−−−−−−っ!!」
第3者の前で少しづつ肌を露出されるという無残な恥辱行為に、サヤは激しく体を振って抵抗する。
しかしそんなサヤの動きを封じるように、外山はその首筋に噛み付いた。
「つっ」
(おいおいおいおい、ひでえことするなあ)
心には思うが、消して口には出さない岩佐。そんな岩佐の目の前で二人の行為は続く。
ボタンを外され、はだけさせられたシャツの中に手を入れる外山。
いまだ衣服は完全に剥ぎ取られてはいないが、ちらちらと合間から見えるボリュームのある乳房の輪郭は
あまりにも刺激的で、見つめる岩佐はゴクリとのどを鳴らす。
そんな岩佐の好奇の視線を受け、ますますサヤの心は恥ずかしさで燃え上がるが、
首筋に刺さった歯の痛みがひどくなりそうで体をゆすることすら出来ない。
そんな苦痛にゆがんだサヤの表情を知ってかしらずか、外山の顔がゆっくりと首筋から離れる。
しかしそれは優しさからの行動ではなかった。
もう、外山の両の手の平は吸い付くようにすべすべの双丘を包み込み、
わずかに体をゆするぐらいでは外れることが出来ない状態になったからだ。
「ぁ………」
突然、外山がサヤをベッドの上にうつ伏せにして押し倒す。
「岩佐、引き出しの中にビニール紐あるから取り出して50センチぐらいの長さで切れ」
ここまできたら協力しない理由はない。それにアルコールが軽く回り始めた岩佐は、
なんだかんだ言ってこの二人の行為を、というより外山がどう嗜虐的な行為を
サヤに行っていくのか興味が沸いてきていた。
「はいよ」
はさみで切ったビニール紐を渡すと、外山は手際よくぐったりとなっているサヤの両腕を後ろ手で縛り上げる。
そして後ろからその両肩をつかみ上半身を持ち上げもう一度ベッドの上に座らせると、
彼女を岩佐の方へ向かして自分自身はサヤの影に隠れるように彼女の後ろへ回り込む。
「や………………」
自分の全身を正面から見つめる岩佐の視線に、サヤの肉体が恥辱に震える。
たとえまだ衣服を身につけていても、顔だけを見られるのと全身を見られるのでは恥ずかしさのレベルが違いすぎる。
「見ちゃ…………いや…………」
白のシャツとベージュのズボンはうっすらと汗をかいたサヤの肌に張り付きとても妖艶だった。
視姦で涙目になったサヤの背後から外山がぬっと手を伸ばしてシャツのボタンを外してゆく。
「や……や−−−−−−−−−−−−−−−−−−っ!!」
第3者の前で少しづつ肌を露出されるという無残な恥辱行為に、サヤは激しく体を振って抵抗する。
しかしそんなサヤの動きを封じるように、外山はその首筋に噛み付いた。
「つっ」
(おいおいおいおい、ひでえことするなあ)
心には思うが、消して口には出さない岩佐。そんな岩佐の目の前で二人の行為は続く。
ボタンを外され、はだけさせられたシャツの中に手を入れる外山。
いまだ衣服は完全に剥ぎ取られてはいないが、ちらちらと合間から見えるボリュームのある乳房の輪郭は
あまりにも刺激的で、見つめる岩佐はゴクリとのどを鳴らす。
そんな岩佐の好奇の視線を受け、ますますサヤの心は恥ずかしさで燃え上がるが、
首筋に刺さった歯の痛みがひどくなりそうで体をゆすることすら出来ない。
そんな苦痛にゆがんだサヤの表情を知ってかしらずか、外山の顔がゆっくりと首筋から離れる。
しかしそれは優しさからの行動ではなかった。
もう、外山の両の手の平は吸い付くようにすべすべの双丘を包み込み、
わずかに体をゆするぐらいでは外れることが出来ない状態になったからだ。
下半身は外山の両足で絡み挟まれ、両腕は紐で後ろ手に縛られる。
もはや、サヤに逃れるすべは残っていなかった。
手の平全体で乳房を捏ね回し、その反発力と潰れゆく感触の両方を楽しみながら、
外山の人差し指と中指が、丘の上の硬くなり始めた肉粒をしこり始める。
「いや……やめて…………」
その拒絶は直接触る外山に対してか、見つめ続ける岩佐に対してか。
サヤ本人すら相手の分からない哀願を、両者は聞き入れるはずもなく、
むしろ外山はその声を聞いて満足したように笑いより攻める手に力を入れ始める。
肉体の一部がまるで独立した軟体動物のようにむにむにと姿を変え、
その頂をつぶすかのような勢いでしこり始める指の力にサヤの声の喘ぎが恥じらいを上回り始める。
「……ああっ、いや、……いやっ、いやいやいやあぁ……」
視線を床に落とし、唇をかみ締め耐えるサヤ。
しかし閉じようとする口は開き始め、艶やかな声を部屋にこだまさせる。
もう、いやなんて言葉は誰も信じない。外山も、岩佐も、サヤ自身も。
そして自分で快楽を認めた瞬間、サヤの体の中で何かが急速に溜まり始める。
「いあ、いあ、いっ、いぅ」
その瞬間、外山はサヤの首筋を舐め上げる。
「ひぃっ」
新たな刺激に思わず顔を上げた先に、岩佐の視線があった。
まるでこの世のものではないものを見つめるような驚愕と、年頃の少年が持つ好色が混じった不思議な視線が。
二人の視線が交わり、サヤは自らの痴態を眺められていたことを再度認識させられる。
まるでスローモーションのように時間がゆっくりになったようにサヤは感じた。
その刹那、サヤの胸に限界量の圧力と快楽が走る。
「あ−−−−−−−」
柔肉をまるでゴムまりのように歪められ、肉粒を削り取るようにこすられながら、
サヤは大きく仰け反りびくびくと23回体を振るわせた後、後ろの外山のほうへ体重を預けた。
サヤの胸から手を離した外山はサヤの体から手を離し、原稿用紙をつまみあげて文章を読み上げる。
「『あたしは執拗に胸を弄り回され、その刺激だけではしたない声を上げ高みへと登りつめた』か。
これはありだな」
そう言って、今だはぁはぁと荒い呼吸をするサヤの耳元で囁きかける。
「実際おめーは胸だけでイったみたいだし、な」
やっちまいました…すいません今回はここまでです
(*´Д`)GJ!!!!!!
−=≡ _ _ ∩
−=≡ ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
−=≡ ⊂ ⊂彡
−=≡ ( ⌒)
−=≡ c し
−=≡ _ _ ∩
−=≡ ( ゚∀゚)彡 GJ!GJ!
−=≡ ⊂ ⊂彡
−=≡ ( ⌒)
−=≡ c し
エロス(*´д`*)ハァハァ
いやちょっと前からいるじゃん
今号「あいよー」のとこのキリノの持つ竹刀がなんかエロかったと言ってみる
ちょwwwww
胸wwwwwwwwww
>>382 うん、かわいいよ・・・・・・ただ胸がw
ここって絵はエロ限?スク水とかはだめなん?
雑食だからなんでもいい
レスHAEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・)
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
お前は自分のサイt(ry
何か描いてくれ
hoshsu
アクアの体のパーツで一番人気高いのはどの部分だろう?
やっぱ無い乳だろ
わき
ツインテのメビウス部分
うなじ
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
も、もっとかいて(*´Д`)ハァハァ
俺はロリコンじゃない俺はロリコンじゃない・・・
だが、なんだこの胸のときめきは
ない乳!ない乳!
誰もいらないようなのでアクアタンの生足は私がいただいていきますね^^。
残念それはドルチルの生足だ
今月のドルチルのなら本望だろう
絵師もっと来ないかしら(・∀・)wktk
生足よりもむしろその間に顔をうずめて(ry
今頃必死に足指パッチンに挑戦してる>402が目に浮かぶようだ
ああなごむ
アクア祭り開催?(`・ω・´)
>>407あ。やべ、脳汁こぼれそう(*´Д`)パッチンパッチン
415 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 11:57:36 ID:S6ZkN09o
みんなが足指パッチんにいそしんでるすきに秘部をおっぴろげたアクアはさらっていく
>>414 えっ
足指パッチンできたのか!?
アレはガシャロさんしかできない技だと思ってました。
d、八分勃ちした
というか参加してるのが一人だけだ・・・・
>>413の発言は描くということじゃなっかたのか・・・
すまん勘違いしてたorz
ノートに落書きしたら満足してしまった。なはなは
>>426 実力はあるが、驕りが過ぎるな。あまりにもひどい肉棒と外山だ。
>>428 いえいえ、おごってはいないです
ただうまく描けないのをごまかしてるだけなんですよ
毎日何枚も描いて練習してるんですが、今はまだこの程度でして、
もっと上手くなって出直してきます!(`・ω・´)>シャキーン
こいつぁヤクいぜ!
(*´Д`)GJ
さあアクアタンの生足にしごかれてくるか…。パッチンパッチン。
>>431 ヤヴァイ 神と呼ばせてください
よし俺様がリフォームしてやるぜ♪
お前らなんて神ですか
(*´д`*)ハァハァ(*´д`*)ハァハァ(*´д`*)ハァハァ
(*´Д`)ハァハァ次の絵はまだですか?
・・・・
あつかましい
大人しく待ってようぜ
441 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 22:31:21 ID:Ak1Mj5gX
ほしゅ
アクアって出番も実力も微妙だけど人気あるよな・・・
俺も好きだけどね
444 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 21:37:34 ID:RHVFaYyj
やっぱ1巻とかのが効くな
今のところ三人の中で一番内面晒け出しまくりだし
足のかかとの辺りに萌えたぞ!
>>446 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
アクア人気タカス
アクアクア言われてる脇で、コジキリのSS書いてました。
つまらないものですが、これも経験ということで投下してみます。
初夏の朝と鍵の開いた扉
それは初夏の心地よい風が吹く朝だった。
「ん〜。開いてるかなぁ……」
川添珠姫…タマキは、ちょっとした期待と不安を胸に部室である剣道場に到着した。
今は朝7時半。普段なら朝練のある時間だ。
けれども、今日は先生の都合で朝練はやらない…そう聞いていた。
なのに、朝っぱらから剣道場に来てしまったのにはワケがある。
「拾われて無ければいいなぁ…」
昨日の部活に来たときに財布を置き忘れてしまったからだ。
金額は大して入っているワケではないけれど、そのまま放置しておくというのが
彼女の性分に合わなかった。それに…
「あの財布には、今日発売のDVDの予約引換券が!!」
そう、絶対に回収しないわけにはいかない!
朝、職員室に行ってみたものの、顧問のコジロー先生の姿はなかった。
姿は無かったけれど、もう学校に来て、どこかほっつき歩いてるらしい。
部室のカギは先生が持っている。
先生の携帯にかけても出る気配が無い。
彼女は、実際に、部室に行ってみる他、部室の開閉を知る手段は無かった。
「着いた……!」
早速、入り口の引き戸に手をかけてみる…。
キシキシ……。
小さな音で、錆による軋みをあげながらも引き戸は開いた。
(鍵は掛かってない……!
良かったコジロー先生来てるんだ……
でも、勝手に入っちゃまずいよね。)
タマキは一口、スッと、息を吸い込むと、
(お邪魔します!!)
部室の中にいるであろう、顧問のコジローに向けて声を掛けた。
いや、掛けようとした。
しかし、声は出なかった。
部室の中から聞こえた異様な声が、彼女の発声を静止させたから……。
「んあぁ…っ!」
異質な声……けれど、その声の主には心当たりがあった。
「キリノ先輩だ…」
声の主は分かった。けれども、先輩のこんな声は聞いたことが無い。
ドキドキドキ…と更に心臓が高鳴るのがタマキ自身にも分かった。
「くふぅっ!」
ドクン!
また聞こえた!さっきよりも甲高い声。
何が先輩の身に起きているのか…頭の中を色々と想像が巡ったが、彼女の脳内からは、
それらしい答えがはじき出されることは無かった。その結果導き出された案は、
(行ってみるしかない!)
という安直なものだったが、それが最善の策だということは明白だった。
事態を把握できていないタマキは、おそるおそる部室に入っていく。
何か事件がおきているのかもしれない。気づかれないよう音を消して慎重に足を運ぶ。
「ひぃ!」
また声が聞こえた。声の出所は更衣室だ。
(そうだ、財布を忘れたのも更衣室だっけ…)
妙なことを思い出し、現実に引き戻される。そのお陰か少し冷静さを取り戻せたようだ。
3回の深呼吸で呼吸を整えると、わずかに開いた更衣室を覗き込む…。
「あぁ……いぃっ!いいよぉ!」
(!!!!)
取り戻したはずの冷静さが一気に掻き消された。
彼女が目にしたのは一糸まとわぬ姿で仰向けに寝そべる先輩とそれに覆いかぶさる顧問の姿。
ドクン ドクン ドクン
心臓の音がさっきよりも数倍大きな音に変わった。鼓動もどんどん早くなる。
「気持ちいぃよぉっ!コジロぉっ!」
「そっか、そいつは良かったな」
目の前で繰り広げられているのは、彼女自身が経験したことも、見たこともなかった事…。
それでも、二人が何をしているのかは分かった…。
二人の合わさった秘部。
紅潮しているキリノの頬。流れる汗。
じっとキリノを見つめるコジロー。
(これって、アレ……よね……)
朧な彼女の知識だったが、ばらばらになっていたピースが組み合わさり、
結論へと結びついていく……。
コジローは優しく腰を動かし、刺激をリズミカルに繰り出しながら、
キリノのたわわな乳房を揉みしだく。
そしてそのまま首筋に舌を這わしていく。
「ふぁぁっ…それ良いよぉ……」
キリノの顔がとろけそうな表情に顔に変わっていく。
コジローはそれを確認すると、ニヤリと笑い、胸を揉む手に力を込めた。
力を入れた手によってマシュマロのように変形している乳房。
そして、不意に固くなった乳首をつねる。
「ひゅぅうん! くああぁぁぁ!」
タマキは、また先輩の聞いたことの無い声を耳にした。
(ま、まさかコジロー先生とキリノ先輩が……あんな……こと…してるなんて…)
見ては行けないと理性が呼びかける。
しかし、それを好奇心が片っ端から上書きしていく。
釘付けになった目が離せない。
身体が一ミリも動かない。
二人の関係がそんなものだったなんて、予想だにしていなかった。
思考回路がエラーを出しつづけるタマキを他所に二人は行為を続ける。
「へへっ……気持ちいいか?」
「うん。すごい、気持ちいひ…」
「じゃあもっと気持ちよくするぞ」
「ひぁ?」
宣言するや否やコジローの腰の動きが早まる。
クチャクチャという結合部から聞こえてくる淫靡な音色が激しさを増す。
「あぁうっ! いっ、いきなり…。
は…激しすぎるぅ…激しすぎるよぉっ!」
苦悶と喜びの混じった声を上げるキリノ。
「もっと優し……」
その口を自らの口で塞ぎこむコジロー。
そのまま舌を絡み合わせていく。ディープキス。その間も腰の動きは緩めようとしない。
「ふあっ」
息苦しくなったキリノが大きく息を吸おうと唇を離すが、コジローはそれを許さない。
逃げる唇を捕らえ、また舌を絡ませる。
キリノは観念したのかそのままディープキスを続けた。
くちゃくちゃ…上と下の両方から擦れ合う音が響き出る。
二人は、1分以上念入りに互いの舌を味わうとようやくその唇を離した。
どちらの物かも分からない唾液が白い糸となって二人を結んでいた。
「あぁ、いいぞ、キリノ…もう出そうだ…」
「うん。あたしも…限界かも……」
「じゃあ、いくぞ!」
コジローは声を上げると、キリノの脇から背中に手を滑らせ抱きしめる。
それと同時にキリノもコジローの首を抱え込み、力をこめる。
キリノの豊満な胸がつぶれて弾け飛びそうなくらい……ギュッ……と。
二人がこれ以上ないほど密着し、互いを感じあう。
更に腰の動きが激しくなった。
結合部の音がより一層大きく、乱暴になる。
「はぁ…はぁ…」
「あぁっ! あぁっ! あああっ!」
「はぁ…はぁっ! はぁっ!」
「ああぁん! うあぁっ! あはあっ!」
掛け声にも悲鳴にも聞こえる声を上げて二人は行為に没頭する。
「んん! いいっ! いいよっ! そのまま…激しく……
んふ……。 うああああぁぁぁあっ!」
先に絶頂に達したのはキリノだった。
一際高い声を上げて果てると、コジローを抱えていた手がするりと抜け落ちた。
それを確認したコジローはキリノの膣内から自分のモノを引き抜くとキリノの胸にあてがう。
理解したキリノが胸に挟み込み、胸を圧迫させながら上下にしごき上げた。
コジローも相当高ぶっていたようで、ほんの数回、挟みながら上下しただけで
胸の谷間から白濁色の液体が勢い良く飛び散った。
「うはぁ…いっぱい出たね…」
顔にまで飛び散った精液を指で絡め取りながらキリノがささやいた。
「ん……まぁ、溜まってたからな…」
少し照れくさそうに返すコジロー。
それを見たキリノは嬉しそうに笑みを浮かべると精液の付いた指をペロリと舐める。
その姿は高校生に似つかわしくないほど妖艶に見えた。
「ねぇ……センセ…」
「どうした?」
「溜まってたんなら……もうちょっとイイでしょ?」
「ん〜。そりゃあまぁ…な。少しは…」
「じゃあ、決まりね。」
「オイオイ…。どうしたんだ今日に限って、そんなに積極的に…」
「だってさ……
お客さんが来てるからねぇ…」
(!!!)
気づかれてた!!
更衣室の中からこちらを見る先輩の姿。
目が合った。
逃げ出したかった。
それなのに、キリノの瞳が金縛りをかけたように足が動かなかった。
目ですら、そらせなかった。
「ふふっ…そこで見てないでさ……。こっちにお出でよ……
ねぇ……タマちゃん……」
更衣室の中の二人だけの世界…。そして、それを外から覗き込む一人だけの世界……。
2つの世界が1つに混じろうとしていた…。
つづく……
陳腐なシチュエーション、稚拙な文章で申し訳ない。
気力があればつづきを書きます…。
なんかキテル(゚Д゚)
朝早くからGJ!!!
>>446 アクアもいいがミカゼの表情になんともいえない味があって笑った
>>456 GJだ!ぜひとも続きを
ところで
>>426 貴様、自分の絵で抜けるというのか!!羨まし過ぎるぞ!!
・・・・・どうがんばっても自分の絵じゃ萌えない勃たない飛び出さない('A`)
・・・・?
すまない、ロスチャマダーのせいでおかしくなってるんだ
アクアのエロ画像だけで30超えたお( ^ω^)
SSも待ってる
ずっと待ってる
覗かないよ?堂々と見物してむしゃぶりつく(*´Д`)
ペニス落ち着けwww
いやマジで落ち着きな?
あ〜あペニス死亡フラグ勃っちゃったな
すまんすまん、暫くはコン!セプ!ション!!ニャンニャンしてるので大丈夫だ。
帰ってきた暁にはエセリアルの風を取り込んだ藍タンのエロ絵をうpしよう。
(*´Д`)し、縞パン!
>>473 こういうとこではマジでそういうの控えてくれないと過疎るかもしれないからやめてくれ
俺がアボンするだけでは済まない事だから
>>473 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
サヤ外山とコジローキリノの続き待ってる
いつまでも待ってる
478 :
451:2006/03/25(土) 10:20:17 ID:q+o07Wc2
コジキリの続き。
もはやコジキリじゃないけど、それはご愛嬌ということにしておいて。
479 :
451:2006/03/25(土) 10:21:10 ID:q+o07Wc2
初夏の朝と鍵の開いた扉 その2
キリノの声に誘われ、タマキはゆっくりと更衣室の扉を開いた。
「って、オイ!タマキ!いつからそこにいたんだよ!」
コジローが、一番取り乱していた。慌てて自分の脱ぎ捨てていた服で自分を隠す。
キリノも近くに置かれていたバスタオルをくるりと巻いて肌を隠した。
「その……。すみません……」
「いいのよ。タマちゃん。気にしなくて良いから…
だから、ちょっとお話しましょ。」
キリノの言葉にうなずくと、タマキはゆっくりと二人の方へ歩み寄っていた。
金縛りの次は催眠術だ。ぼんやりとした頭で近づいていく。
コジローが女々しくギャーギャーと声を上げていたが、雑音にすらならなかった。
「タマちゃん、ずっと見てたのね…」
「あ、すみません。そんなつもりじゃ…」
「本当に、いいのよ。少なくとも私は気にしてないし。
それより、ねぇ。
……なんで逃げなかったの?」
「え?」
いつものキリノの軽い口調だ。でも、今のタマキには重い尋問のように聞こえた。
「そ、それは…」
タマキは思わず顔を伏せた。
答えが出なかった。
出るはずも無かった。
今の今まで、ろくに頭が回っていない。
脳より先に身体が反応していたから。
まるで本能に導かれていたかのように。
「キリノ先輩に……呼ばれたから」
「じゃあ、それまでずっと残っていたのはなんで?」
「うっ!」
(見つかってたんだ…最初から……)
視線を脇にそらすタマキ。
その苦悶する姿を見てキリノは思わず笑みを漏らす。
いつもの明るいキリノの笑顔ではない。
獲物を見つけた蛇が舌なめずりしている……そんな冷酷な笑顔。
「ふふっ…興味あるの? タマちゃん」
「!?」
ビクッとタマキの身体が震える。
核心を突かれたようだった。
自分でも思っていなかったこと…。いや、脳の真髄には存在していたが、
理性や羞恥心で覆い隠されていた部分。それが一気に掘り起こされた。
顔を真っ赤にして硬直する。
その刹那…
ちゅっ……。
唇に何かが触れた。
柔らかいもの…。
それでいて程よい弾力があって…。
「もしかして…ファーストキスだった?」
それがキリノの唇だと気づくのに10秒はかかった。
タマキは、気づいてから両手でバッと唇を覆い隠す。
480 :
451:2006/03/25(土) 11:11:36 ID:0L/0sXFY
「ふふっ。ごめんね。でも、タマちゃんが可愛かったら…つい…ね。」
本当にこれがファーストキスだった。
いつか好きになった人とするもの…だけど、人を好きになるって何なんだろ?
恋愛感情にイマイチ実感がわかないまま15年間守り続けてきた唇。
それが一瞬で奪い取られた。
目にうっすらと涙が浮かぶ。
「おいキリノ…やりすぎなんじゃ……」
コジローの焦りが混じった声を無視して、キリノがタマキを抱きしめる。
キリノのふくよかな胸にうずまるタマキの顔。
「ふふっ…これでオアイコだよね?」
その一言にタマキの罪悪感がぶり返してくる。
さっきは「気にしてない」って言ってたけれど、本当は先輩も怒っているのかもしれない…。
だからきっとこんな意地悪をしてくるんだ…。
この事態は、覗き見てた自分への罰なんだ…。
そうやって状況を受け入れようとする。
「せっかくだから、もうちょっとお詫びしてあげるね。」
「えっ?」
「……タマちゃんを大人にしげあげる……」
その言葉の真意はすぐに理解できた。
タマキの心の中で葛藤が繰り広げられる。
受け入れるわけにはいかない………。
でも、私がさっきしてきたことを償うにはこれしかないのかもしれない……。
混乱していく頭とは裏腹に心臓はバクバクと大きな音を立てる。
抱きしめているキリノにもハッキリと伝わるくらい。
「はい……分かりました……」
小さくうなずいた。
これできっとキリノ先輩も許してくれるだろう。
でも、タマキ自身も分かっていた。
自分自身への戒めは建前に過ぎない…本当の自分を隠すための。
女の本能が照らし出す好奇心を正当化するための……。
キリノがタマキを抱きしめる手を離した。
そしてゆっくりとタマキの唇に自らの唇を合わせていく。
くちゅっ。
再び唇同士が触れあう。帰ってきた柔らかな感触…弾力…
「!!」
ふいにタマキの口内にぬるっとしたものが入り込んできた。
目を見開いてキリノの顔を凝視してしまう。
瞳を閉じて、舌の動きに専念するキリノの顔が目に入った。
キリノの舌。それは艶かしく蠢き、舌を粘膜を歯を歯茎を唾液を…全てを味わっていく。
とろけるような感覚がキリノの舌からタマキの口内へ、
そして神経を伝ってタマキの脳へと送り込まれていった。
481 :
451:2006/03/25(土) 11:12:28 ID:0L/0sXFY
くちゅ…ちゅっ…ちゅる…。
キリノはタマキの口を存分に味わいつくすと唇を離す。
タマキの口に広がるのは、キリノの唾液の味…そして、うっすらと生臭い匂い…。
「どうだった?」
「えっ…あぁ…」
急な質問にパニックになる。
「その…気持ちよかったです。」
「ファーストキスはレモンの味だったかね?」
「そのちょっと…生臭くて…」
「ふはははっ! そりゃあコジローの精子だね」
いつも部活で見ているキリノの笑いだった。
改めて自分の目の前にいる人物と、同じ部活の先輩が同一人物であることを確認する。
「じゃ、もうちょっと続けるよ…」
もう一度唇を重ねる。
思わずを目を閉じたが、すぐに感触は消え去った。
今度は触れただけの軽いキス。
少し物足りなさを覚えていたが、それに気を取られている間に制服のボタンの隙間から
キリノの左手が進入してくる。
「えっ? あっ?」
突然の不意打ちに身体が反応しない。
剣道の試合だったらこんなことはないのに!
直にタマキの肌に触れていく指先。
触られたところ全てが熱く火照っていく。魔法のようだ。
拒絶ができなかった。もっと触られていたい…。
482 :
451:2006/03/25(土) 11:13:26 ID:0L/0sXFY
タマキが指先の愛撫に気を取られている間に、キリノはもう片方の手で起用に
ブラウスのボタン、ブラジャーのホックを外していく。
ばらっ…。制服ははだけ、白くて綺麗な肌が露になる。
華奢だが、引き締まった身体も。そして小ぶりな胸も…。何もかもを曝け出す。
「あっ…」
それに気づいたタマキは、露出した胸を、必死に隠そうとする。
しかし、その両手のガードをかい潜り、キリノが舌で攻め立てる。
最初は首筋…。
「ふああぁ…」
さっきの愛撫とは段違いな感覚に声が漏れる。
思わず力が抜けた。
キリノは、その瞬間を見逃さない。
その瞬間に妨害していた腕をはねのけ、身体を引き寄せ、顔をタマキの胸に密着させる。
鎖骨の周りに舌をはわし、
「うはぁ…うん…」
次々に変わっていくタマキの反応を楽しむ。
そして、舌の位置を徐々に下げていき乳房に到着する。
「あぁ…そんなぁ…」
白く小ぶりな胸をチロチロと舐め続け、そのまま乳房についた突起を口に含む。
「ひゃんっ!」
含まれた突起に舌を絡めていく。
すぐに突起は固くなった。
固さを帯びた突起を更にねぶりまわす。
断続的に送られる刺激がタマキの脳を揺さぶる。
「くはぁ…うふぅっ!」
口からは言葉にならない吐息しか出てこない。
「うはぁ…はぁ…はぁっ!」
「ふふ…ほんとにカワイイ……」
突起から口を離すと、今度はもう片方の突起を攻撃する。
「ふあああぁ……」
眠気にも似た快楽の波が押し寄せてくる。
突起を口に含ませたまま、キリノはタマキのスカートに手を掛けた。
ホックを外し、器用に脱がす。
「えっ…」
下着一枚の下半身が開示される。
「いやっ…」
頭の片隅に仕舞いこんでいた羞恥心が戻ってきた。
再び腕で局部を隠そうとする。
「やっぱり、こ、これ以上は…やめ……ふぁあん!」
諌めようとするが乳首への攻めに声にならない。
キリノは口に乳首をくわえたまま、薄いブルーのパンティの上から手を差し入れる。
タマキの抵抗むなしく、快楽を生み出す魔の手は止められない。
あっという間に茂みの奥の割れ目にまで手が侵入してくる。
必死でその手を振り解こうとする。
「お願いします…もう…」
わずかに残った理性が嘆願する。
これ以上されたらどうなるか分からない。
ラストチャンスだ。
483 :
451:2006/03/25(土) 11:14:13 ID:0L/0sXFY
「そっか……駄目か…」
果敢に攻め続けていたキリノが、驚くほどあっさりと折れた。
秘部を弄ろうとしていた手が止まる。唇も胸から離れた。
良かった。分かってくれた…。
ホッとするのと同時に、消え行く感覚に名残惜しさを感じる。
それでも、やはり、陵辱から開放されたという安心感のほうが上回っていた。
「残念だね…。」
さっきまでのアグレッシブさが嘘のようにキリノが諦めた。
「……これから、タマちゃんに大人の魅力を教えてあげようとしてたんだけれどね」
ぴくっ…。
大人の魅力……。その言葉に少しばかり身体が反応した。
それをキリノが見逃すハズがない。
「そう、タマちゃんにいつか恋人が出来て、えっちなことをするかもしれない。
その時に相手も初めてだったらどうする?
タマちゃんがリードしてあげなきゃいけないんだよ。
女の子の初めては物凄く痛いから、相手に構うどころじゃないよ。
だから、タマちゃんが大人の立場になって手ほどきしてあげなきゃ。
なんてことを、あたしは言いたかったの。
そうね……。
例えば、タマちゃんの幼馴染のユージくん…」
ぴくっ……。
聞き覚えのある名前に身体がまたもや反応する。
小学校の頃からの幼馴染。
高校に入って部活も一緒になった、くされ縁とも言える友達の名に。
「ふふっ。
あの子もきっと、見た感じ童貞だね。
それにえっちなことには奥手っぽいし。あんまり知識も無さそう。
もし、タマちゃんが彼と付き合うことになってさ…。
えっちするとこまでいっちゃったら…どうする?
ユージくん……恥ずかしい思いをしちゃうかもよ。
それでもいいの?」
小さく首を横に振るタマキ。
「じゃあ…どうしようかな……」
「その………最後までお願いします……。」
思い切って発言したが、恥ずかしさのあまり声は萎縮していた。
「え? 何? 聞こえないよ。
ほら、しっかりと。」
白々しくキリノが聞き返す。
「最後までお願いします!!」
「そっか…タマちゃんがそこまで言うなら仕方ないね。
最後までやっちゃうか!」
にまーっ。
満面の笑みを浮かべるキリノ。
彼女の頭に思い浮かべたシナリオは、完璧に遂行されていた。
つづく……
484 :
451:2006/03/25(土) 11:15:27 ID:0L/0sXFY
という感じです。
投下に手間取ってしまって申し訳ない。
また、ちょこちょこ頑張りやす。
∩
( ゚∀゚)彡 ゆーりん!GJ!
⊂彡 ゆーりん!GJ!
キリノエロスGJ
キタ━(゚∀゚)━!!
488 :
451:2006/03/26(日) 11:38:18 ID:H1sAIR8G
コジキリタマ のつづき。
なんか中途半端な終わり方だったので、ちょこっと進展を。
489 :
451:2006/03/26(日) 11:40:02 ID:H1sAIR8G
初夏の朝と鍵の開いた扉 その3
幼馴染のユージの名前が出てきた時にタマキの心は揺さぶられた。
彼に恋心を抱いているとか、そういった次元には辿り着いてはいない。
小さい頃からの大切な友達の一人。
ただ、彼が依然として、「タマちゃん」という子供の頃からの呼び名を止めてくれないのは
ずっと気になっていた。
同い年なのに、自分がまだまだ子供扱いされていることへの不満。
向こうばかりが成長しているような疎外感。
どれだけ仲良く話していても、二人の間に壁を感じていた。少なくともタマキの方は。
(私が少しでも大人の魅力を身につけたら…少しは態度を変えてくれるのかな?)
「じゃあ、覚悟も決まったことだし。思い切って行っちゃおうか!」
「えっ?」
タマキが思いに馳せている間もキリノは隙を見せない。
同意を求めることなく、手を下着にかけると一気に引きおろす。
「えっ!あっ!」
自分で決心したこととはいえ、心の整理もまだ出来てない。
キリノの不意打ちに面食らってばかりだ。
うっすらとした濃さの恥毛が姿を見せる。
そして可愛らしい割れ目も…。
すかさず、その割れ目に手を伸ばすキリノ。
「あああぁっ!」
今まで一番の刺激が身体を突き抜けた。
割れ目の筋を指がこすっただけなのに…。
「ほんとに可愛い反応するね。
止められなくなっちゃうよ」
「うぁ……ふ……」
口が開きっぱなしになるタマキ。刺激に必死で耐えている。
数回割れ目に沿って指を往復させるうちに、半透明の液体が滲み出てきた。
「タマちゃん…濡れてきてる」
「えっ?」
キリノは、タマキの目の前に、濡れた指を持って行き見せ付ける。
タマキも自分自身の身体から分泌された液体ということが信じられず、まじまじと見つめてしまう。
「ふふっ…初めてなのに、こんなに濡らしちゃって…
タマちゃん、本当はえっちでしょ?」
「そ、そんなことは…」
「これくらい濡れてたら……」
ズプッ!キリノが人差し指をタマキの膣内に押し入れる。
「ひやぁいん!!」
またしても強烈な刺激が襲った。さっきよりも更に大きな刺激が。
次々と快感が塗り替えられる。
あまりの気持ちよさに思わず足が震えた。
ガクッと足先の力が抜けて仰向けに倒れる。
身体の全ての反射神経が麻痺してしまっていて、受身も取れず、頭から倒れこむ。
490 :
451:2006/03/26(日) 11:42:18 ID:H1sAIR8G
ドスン!
(痛っ………………くない…)
床に激突するはずの身体が宙に静止している。
タマキの身体を後ろから支えてくれていたのは、顧問のコジローだった。
「おっと…大丈夫か?
タマキ、少しは手加減してやれ」
「部活じゃタマちゃんに勝てませんからね〜。
これくらい、いいじゃないっすか〜。」
コジローは肩を抱いたまま、タマキを座らせる。
実に紳士的な対応だが、衣服は何も着けてない。
それを横目にしていたキリノがはしゃぐ。
「おっ!先生も勃ってるじゃないですか。
そんなこと言いながら、身体は正直ですよね」
「うるさい!」
タマキがちらりとコジローの股間に目をやると、さっき遠目から見ていた固いモノが、
手の届くほど近くにそそり立っていた。
「大丈夫か?タマキ?」
「あ、ありがとうございます………。
あの……。せ、先生…」
「どうした?」
うつろな表情でコジローの顔を見つめるタマキ。
次の瞬間、タマキ自身も予想だにしてなかった言葉が出た。
「先生も手伝ってください」
目が点になるコジロー。
「おっ…おい…何を言っているんだ…タマキ…。
おおおお、お前は俺の教え子じゃないか…」
「なんすか、あたしは教え子じゃないっていうのぉ?」
キリノのツッコミを無視して話を進める。
「先生一人だけ仲間はずれになっているのは…。
その…可哀相ですから」
「おい…そ、そんな同情…いらないぞっ!」
うろたえる顧問。その姿を見ながら、タマキはコジローの股間のモノに手を据えた。
「固い…」
「待った待った…!」
「待ったなしですよ!」
すっかり傍観者になってしまったキリノがビシッと言い放つ。
「それに先生が協力してくれないと、タマちゃんの苦労が水の泡ですよ!
せっかくここまで大人の女になるための修練をしていたってのに、
最後の最後で先生が手伝ってくれなかったら意味が無いじゃないですか!」
「そんな…今までは、純粋にお前が楽しんで………おわっ!」
コジローが反論出来なくなる。
タマキがぎこちない手つきでモノをしごき始めたから…。
「あはっ!タマちゃん、積極的ぃ!」
予想外のタマキの攻撃に、たじろぐコジロー。
だが、受けっぱなしというのは彼の性分に合わない。すかさず反撃に転じる。
タマキの背後から手を伸ばすと胸を鷲づかみにする。
「きゃっ!」
タマキも突然の反撃に驚く。
コジローは、その反応に満足したのか、小ぶりな胸をゆっくりとこねるように揉みしだいていく。
491 :
451:2006/03/26(日) 11:44:49 ID:H1sAIR8G
さっきの先輩の愛撫とは違って荒らっぽい。
だが、身体が慣れてきたのか、自然とそれを受け入れ快感へと変換していく。
「あふっ…」
甘い声が漏れた。
タマキ自身が、こんな声が出るなんて考えたこともなかった。
「イイ声出るなぁ…」
満足げな表情のコジロー。すっかりその気になっている。
タマキは、後ろに座るコジローの顔に目をやる。
「……ど、どうした?」
「先生…その……私………先輩みたいに大きく無いですから……」
少し申し訳なさそうに目を背ける。
「いや、そんなことないよ。可愛い胸だよ。
小さいほうが感度が高いって言うしな」
「ふん。どうせ、あたしの胸なんかでかいだけですよー。」
キリノが半分いじけながら、近寄ってくる。
そして、コジローのモノをしごき上げるタマキの手に自分の手を添えると、
「えいっ! タマちゃん、遠慮しないで!
もっと乱暴にやっちゃいなさい!」
上下するスピードを倍にした。
「お…おいっ!」
「あっ!」
タマキの指に包まれたコジローのモノの固さが更に増した。
(先生も、気持ちよくなってるんだ…)
タマキは、相手が教師だということも忘れ、一人の男性を満足させているというのが
少しばかり嬉しくなっていく。思わず微笑みが零れる。
だが、その喜びも束の間。
「ひゃっ!」
後ろ首に走る閃光。コジローが身体を密着させ、タマキの首に舌を這わしていた。
ぞくぞくぞく……。脳がまた震えていく。
微かに残る意識で、コジローのモノをしごき続けていく。
だが、その意識が一瞬にして消え去る。
「はぁあっ!」
秘部に走る新たな衝撃。
今まで外野だったキリノが、タマキへの攻撃を再開していた。
「タマちゃん…アソコも可愛いね……」
キリノは、タマキの手越しにコジローのモノをしごきつつ、タマキの割れ目に舌を這わす。
「ひやぁああっ!」
あまりの刺激にタマキの腰が跳ねあがる。コジローが背後からそれを押さえつけ、
羽交い絞めのような格好にする。
「ふふっ…本当に敏感ね…タマちゃん…。
おツユもどんどん出てきてる。」
キリノはとめどなく流れてくる愛液を舐めなが
ら、その舌先を膣内に滑り込ませる。
「ああぁっ!」
タマキの腰がまた揺れた。意識を置いて身体が飛んでいきそうだった。
それを先読みしていたのかコジローが、背後から抱きしめ、タマキの暴走を止めている。
492 :
451:2006/03/26(日) 11:47:49 ID:H1sAIR8G
「タマキ、気持ち良いか?」
「は、はひっ…気持ちい……いです……ふぁっ!」
返答するのが精一杯だった。
その間も、キリノの舌先が、膣内のひだを一枚一枚、蹂躙していく。
「ああぁああぁ…」
次々に送られてくる刺激…脳が刺激でいっぱいになる……。
(駄目……これ以上は……パンクしちゃう………)
タマキの脳から危険信号が発せられる。
だが、それを快感が押し戻してしまって身体が拒否してくれない。
「うぁあああ……はぁっ……あぁ……うあっ!」
脳が刺激でパンクしそうになる寸前。
キリノは舌を突然引き抜く。
「ひぁ?」
タマキは、起きている事態が理解できず、情けない声を出してしまう。
(何で……ここで!?)
そんなことが頭をよぎったと同時に、キリノが、割れ目の上部に隠れてた小さな突起に甘く歯を立てる。
ダムが決壊したように中断されていた刺激がタマキの頭に注ぎ込んだ。
「ふぁ…うあああああああああああああああああっ!!」
一層激しくタマキの身体が揺れ動く。
視界が白くホワイトアウトする。そして、脳が完全にショートした…。
「ふふっ…イっちゃったね。」
気絶寸前だった。辛うじて意識が残っていた。
だが、のぼせてしまった様にぼんやりして思考できない。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
荒い呼吸をしているうちに、少しずつ意識が戻ってきた。
「どうだった? タマちゃん?」
その刺激が絶頂であったことが、ようやく判断できた。
「は…はい…気持ち良かった…です」
「ふふっ…タマちゃん…本当に可愛い……
それに、初めてなのに、こんなにイっちゃうなんて、えっちだよ〜」
「わ、私が…ですか?」
必死で否定しようとしたが、思わず零れたよだれ、溢れ出している愛液、火照った身体……
あらゆる証拠が、それを許さなかった。
「じゃあ…次は…。
先生を気持ち良くさせちゃおう!」
「えっ?」
自分の快感で、すっかり忘れていたが、彼女の手はコジローのモノに添えられたままだった。
戸惑いを見せるタマキ。
だが、彼女には次に言うべき言葉は分かっている。
「先生、よろしくお願いします…」
つづく……
493 :
451:2006/03/26(日) 11:52:54 ID:H1sAIR8G
今回はここまでになってしまいました。
また中途半端な…。
でも、もうちょっとなんで頑張って書き続けます。
(*´Д`)GJ
コジローマジハーレム
GJ 大人になるタマキいいなあ(遠い目)
ところで、あぐり絵のアクア様と女神様、土塚絵のキリノで Can you 萌え?
あぐりアクアはガチ
単行本のおまけでいいから描いてくれない?
あぐりアクアか…。
アクア髪型のタマちゃんなら出てたけどなぁ。
あれは、よかったのぅ。
498 :
451:2006/03/26(日) 20:01:36 ID:+yjdzniO
とっとと続きを書いてきたよ。
コジタマだよー。
499 :
451:2006/03/26(日) 20:02:29 ID:+yjdzniO
初夏の朝と鍵の開いた扉 その4
「へへっ。すっかりその気ね、タマちゃんも…」
自分が創り上げたお膳立てに満足げなキリノ。
そうとも知らず受け入れていくタマキ。
なすがままのコジロー。
キリノはタマキをコジローと向かい合わせに座り直させる。
タマキの目の前にはいきり立ったコジローのモノがそびえ立っていた。
「ほら、これが先生のおちんちんだよ〜」
後ろから茶化すように、キリノが分かりきったことを説明する。
「これがね、擦れると気持ち良いんだよね…?」
「ん?あ、あぁ…」
キリノがコジローの背中から手を伸ばし、それを包むように握りこむと、上下させる。
「タマちゃんも擦り上げてみて…さっきみたいに」
タマキは、軽く頷くと、恐る恐る手を伸ばしてみる。
そして、キリノと交代し、さっきと同じように握りこんでみる。
ぴくっ…とそれが脈打った。
「あはっ、気持ち良いんだね、コジロー♪」
怪訝そうな顔をするタマキとは、対照的に嬉しそうなキリノ。
タマキは加減も分からず、それを激しく何度も上下させてみた。
「タマキ、ちょっと激しすぎるぞっ!」
「あ、す、すみません!」
慌ててその手を離す。
「へへっ。コジローくらいだったらね、平気だけどね。
ユージくんにはちょっとキツイかな?」
「あ、あの、そんなつもりじゃ…」
「あはっ。ゴメンゴメン。
でも、ほら先っぽを見てごらん」
キリノが示した亀頭の先にはうっすらと透明の液体が滲み出ていた。
「これがね…気持ちよかった時に出てくる液体。」
先生のような口調で説明をするキリノ。目の前にいる本当の教師よりよっぽど先生らしい。
「でね。こうやってね…」
キリノは先走りして出てきた液体をチロチロと舐めていく。
「ふわっ!」
思わずコジローが声を漏らす。
「先を舐めると気持ち良いみたいなんだよ〜。
まぁ、これもコジローの場合だけどね。
ほら、タマちゃんもやってみて」
「あ……はい。」
導かれた通りに実行するタマキ。
恐る恐る舌を伸ばし、近づけていく。
こんなに近くで男の人のモノを見たのは初めてだ。
「んわっ!」
舌先が亀頭の先に触れると、またコジローの情けない声を出す。
苦い味がした。
そのまま、さっきのキリノの姿を自分とダブらせながらチロチロと舐めてみる。
「ぉお…。いいぞ…タマキ。上手いじゃねぇか。」
(コジロー先生、気持ちいいのかな…)
思った以上の好感触に、ちょっと胸が高まった。
500 :
451:2006/03/26(日) 20:04:38 ID:+yjdzniO
「じゃあ、次はそのまま根元まで舌を這わしてみて…」
次の指示がキリノの口から発せられた。
舌を出したまま、コクンと頷くと、キャンディーを舐めていくように舌を這わしていく。
ぴくぴくっ!
またコジローのモノが反応した。コジロー自身も息が荒くなっている。
徐々に興奮しているようだ。
「じゃあ、そのまま根元を舐めててね」
タマキの顔の目の前に、にゅっとキリノが顔を見せた。
そして、口を軽く開くと、コジローのモノを咥えこむ。
「ちょっ…二人がかりかよっ!」
口ではそう言っているが、コジローも満更ではない。
普段では味わえない興奮、感触、気持ち良さ…。
「…あぁキリノ…いいぞ…」
タマキが舌を動かすその真上で、キリノの口内が怪しく蠢いていた。
そしてキリノが耳にかかった髪を掻き上げながら頭を上下させる。
ちゅぷちゅぷちゅ……。
卑猥な音を立て動くキリノ。
思わずタマキもそれに魅入ってしまう。
キリノの唇から唾液が漏れ、モノを伝い、タマキの舌を濡らす。
動きの止まったタマキを見ると、キリノはくちゃっと音を立てて唇を開放した。
「ほら、次はタマちゃんよ。あたしみたいにやってみて」
言われるがまま、舌を離すと、口を開く。
かぽっ。
目をつむり、思い切って口に含んだ。予想以上に大きかった。
後1cm太かったら入っていなかったかもしれない。
「タマちゃん、口も小っちゃいのね。可愛い〜」
キリノが、何度と無く使った「可愛い」という言葉を再び口にする。
「じゃあ、そのまま動かしてみて。」
キリノの命令に逆らうことなく、頭を動かす。
「歯は立てちゃ駄目よ。男の人のモノもデリケートだからね」
後になって苦い味が流れてきた。そして男性の匂い…。
キリノとディープキスした時に流れ来たあの匂いだ。
501 :
451:2006/03/26(日) 20:05:53 ID:+yjdzniO
(気持ちいいですか?)
口にモノを頬張ったまま視線をコジローに向ける。
「あぁ…気持ちいいぞ…」
タマキの心中を察したような返答が返ってきた。
咥えこんだモノを通じて、意思が伝わってるのかもしれない。
タマキは、嬉しくなって、自分なりに口内を動かしてみる。
舌を絡めて見たり、空気を抜いて圧迫してみたり、口先をすぼめてみたり…。
色々な技術を試してみる度にコジローが声を漏らす。
口の中でコジローのモノが奮えているのが分かった。
「タマキ……お前、上手すぎるぞ……。
それに、口が小さいから、絞まって…」
頭の上にコジローが手を乗せ、愛撫する。
小さい頃、父親に頭を撫でられた思い出が頭を掠めた。
どんどん胸の中で奉仕の喜びが膨らみ、行為に没頭していく。
「あぁ…すまん。タマキ…。もう出そうだ…」
(出る!?)
一瞬で我に返り、口を離そうとする。
しかし、さっきまで暖かく頭を撫でていたコジローの手が、
今度は鉄の枷となって頭を固定する。
ならば、これ以上刺激を与えまいと口の動きを止めるタマキ。
だが、コジローの欲望は止まらない。
座ったまま腰を動かし、タマキの口内をそして喉までを貪り食らう。
「うえっ!」
タマキが苦しそうな声を上げたがコジローの耳には届かない。
「イくぞ!!」
更に腰の動きが激しくなる。全てを諦め、目を閉じたとき………。
ぴしゅっ!
喉の奥に何かが飛び散った。1度…2度…3度…。
すぐにそれが何なのか…気がついた…
(……先生の……精液……どんな味…にお…)
「げほっ!げほっ!」
味や匂いよりも先に喉を刺激されたことによる生理的な嗚咽が出る。
コジローのモノがずるりと抜け落ち、同時に白い液体が漏れた。
唇から垂れ落ち、顎を汚し、更に鎖骨を、胸を汚していく。
502 :
451:2006/03/26(日) 20:06:49 ID:+yjdzniO
「す、すまん…タマキ…つい…」
「センセ、最悪〜っ!
ねぇ、タマちゃん大丈夫?」
優しく声を掛けてくるキリノ。キリッとした表情で返す。
「はい…大丈夫です!」
「タマちゃん、逞しい!
それに引き換え、自分の性欲も抑えられないとは、情けない」
「お前に言われたかねーよ!」
「でも、タマちゃん…頑張ったね…ふふっ」
ぺろっと、タマキの顔についた精液を舐め取るキリノ。
「へへっ。濃いね。
先生、さっき出したばかりなのに、こんなに濃い精子が出るなんて…。
初めてなのに…とっても上手。
やっぱり、えっちなのよね、タマちゃん」
「そ、そんな…」
ご褒美よ、と言わんばかりにキリノがタマキを抱きしめる。
「それに…ね。
先生もまだ興奮が収まってないみたい。」
キリノの視線の先には、まだ固さを維持しつづけるコジローのモノがあった。
「じゃあ行くよ。
いいよね…タマちゃん……」
タマキはコクン…と頷き、覚悟を決めた。
……つづく
503 :
451:2006/03/26(日) 20:09:50 ID:+yjdzniO
多分、次がラストになると思います。
もう一息だ。頑張るぞー。
>>495 あぐりアクアは実際出れば萌える確信があるが、ちょっと想像つかない
あぐり女神も萌えるかもしれない
土塚キリノは現時点でも悪くなし
連続来たああああああああああああああああああ
GJGJGJ
>あぐり女神も萌えるかもしれない
ちょっとお前それは本気でいっているのか
あのグリムリアおばさんをどう美化すれば…
土塚絵のキリノはキモかったお( ^ω^)
508 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 07:48:15 ID:SiQAZhbB
>>506 スベスベの実食ったってことにすれば大丈夫。
そういやバンブレには、まだおばさんキャラが出てきてないな
年長女性だったら、コジローの同僚の先生とか
回想の中だけだけどタマママとか、クリーチャーとか出てきたが
前者二人はまだ若いし、クリーチャーは別ベクトルだ
まぁ、すももの管理人みたいなおばちゃんが出てきても嫌だがね…
つサヤの母ちゃん
土塚VERのタマちゃんやキリノは、土塚キャラだと思って単体で見れば
そんなに悪くも無いけど、可愛らしい絵柄のあぐり女史の横に置かれていると
ひどく間抜けっ面に見えるから困る。
だがあぐりにダンディなブライクブロイドやキチGUYなヨマやバカを描かせて
インパクトが出るかというとまた別の話ではある。
適材適所こそ素晴らしいと言う事ですね
514 :
半田:2006/03/27(月) 23:33:22 ID:SiQAZhbB
俺、母親が14の時生まれたから。
なにこの流れ('A`)
517 :
451:2006/03/28(火) 19:50:01 ID:mJe8HRKp
流れを断ち切るように、SSのつづきを投下してみたり。
518 :
451:2006/03/28(火) 19:51:45 ID:mJe8HRKp
初夏の朝と鍵の開いた扉 その5
「じゃあ…行くぞ…」
タマキの目の前に座り込むコジロー。
軽く抱きしめながら、ゆっくりと身体を押し倒す。
「部室だから、こんなのしかないけど、まぁ、無いよりはマシだから。
ごめんねー。」
キリノが身体の下にバスタオルを数枚引いてくれた。その上に背を乗せる。
頭の下には、コジローが手を入れてくれた。後頭部を撫でるような形で。
「最初は痛いけどな…力を抜くんだぞ…」
コジローはそう囁くと、タマキの頬に軽くキスする。
ドッドッドッドッ……。
心臓がマラソンを完走したくらいの激しい運動をしている。
不安と期待が入り混じる。
ひた……。タマキの秘部に何か固いものが触れる。
そこは、先ほどのキリノの舌技で、十ニ分に湿っていた。
(いよいよなんだ……)
覚悟を決めたとはいえ、思わず身体がすくんでしまう。
「…っと、タマちゃん、リラックスよ。リラックス」
分かってはいるが、どうしても緊張で身体が強張ってしまう。
「えいっ!」
「あはぁっ!」
横からキリノが手を伸ばし、秘部に隠された突起を摘み上げた。
また、喘ぎ声が出てしまう。
「はぁあ…うあっ!」
キリノはそのまま刺激を与え続ける。
再び秘部の奥底から、愛液が漏れてくるのが分かった。
快感が、それ以外の感覚を奪い、力が入らなくなる……。
「あぁ!!」
突如、快感が痛みに変わった。
「ああああああああっ!」
今まで感じたことも無かった痛みに身体が軋みを上げる。
あまりの痛みに、体内のホルモンが狂わされたように、
唾液が次々と分泌され喉に絡まる。息苦しい。
「ああぁっ…けほっ!けほっ!」
悲鳴に近い声を出そうとするが、痛みのせいで思うように声が出ない。
それは間違いなく破瓜の痛みだった。
女性が一度は潜り抜ける痛み。
519 :
451:2006/03/28(火) 19:52:41 ID:mJe8HRKp
(痛い…痛いっ!)
痛みに震えるタマキをぎゅっと抱きしめるコジロー。
それに合わせて、コジローの腕を握り締めるタマキ。
握り締めるだけでは収まらず、更に爪を立ててしまう。
ずぶっと肉を切り裂く感覚があった。
痛み以外の感覚を取り戻し、やっと我に変える。
「大丈夫だ、タマキ!」
「はぁ…はぁ…」
徐々に痛みが和らいできた。正確には痛みに慣れてきた。
そして、徐々に状況が掴めてくる。
目の前にいるのが誰か。
自分が今、傷つけたのは何か。
そして、自分の中に入っている物が何か。
「せ、先生…ごめんなさい…」
男性らしい筋肉のついた腕からは血の筋が何本も垂れていた。
自分が仕出かした失態に、思わず目に涙がにじんでいく。
「ははっ!気にするな、これくらい。
オレは、教師だからな」
コジローがふふっと笑ってみせる。
タマキの目には、見慣れた男性がいつも以上に頼もしく映った。
「良くやったぞ。タマキも充分頑張った。
恥じることなんか無い」
言いながら、コジローはタマキから身体を離そうとする。
しかし、腕に感じる圧力に動きが止まった。
血の流れる腕を握り締める細い腕。
その細い腕はそのままコジローを手元に引き寄せた。
「…私は大丈夫です……。
だから……最後までしてください!」
「いや、だから、今ので充分……」
「違います!
先生の方も……その最後まで……してください」
「俺は…」
「私は大丈夫です!だから、先生が満足行くまでしてください!」
立て続けに弁を走らせ、コジローに反論の余地を与えない。
痛い…。痺れる…。血も止まらない…。
でも、自分の訴えに応えた人を傷つけただけで逃げてしまうのは、それ以上に我慢できなかった。
このままでは、彼女が持つ美徳…それが汚されるような気がした。
睨み付ける様に目をこらす。凛々しい瞳。
「……そうか。分かったよ、タマキ」
コジローはふっと小さく笑うと、タマキの頭を抱きかかえた。
「続けよう。
でも…。無理だと思ったらいつでも言っていいぞ。
俺のことを気遣う必要も、我慢することも無いからな」
髪をくしゃっと折り曲げるようにタマキの頭を撫でるコジロー。
「はい……。」
それに応えるようにタマキもコジローの背中に手を伸ばして抱きしめた。
520 :
451:2006/03/28(火) 19:53:50 ID:mJe8HRKp
「動くぞ…」
ゆっくりとコジローが腰を引く…。
「うぁ…」
コジローのモノが膣内から徐々に引き抜かれる。
「ふうっ…」
また新たな痛みが走る。
だが、大きく息を吸い込み、それに耐える。
膣内からモノが抜けきる直前、進行方向が変わり、またゆっくりと奥に侵入してくる。
「もっと力を抜いて!」
「うぐっ…」
痛みに呻く。
そして、一番奥まで達すると、再び膣内から滑り抜け出ていく。
それが何度も繰り返される。
「うぅ……うはぁ…はぁはぁ…うあっ…はっはっ……」
悲痛な声が止められない…。
だが、そのうちに痛みとは違った感覚が体内に侵入してくる。
「んあっ……はぁ…」
痺れるような感覚。
だが、痛みから起こる痺れではなく……もっと違う何かの感覚。
「はぁ…はぁ…」
少しずつ。少しずつではあるが、身体が楽になってくる。
「おっ?」
「タマちゃん…感じてきてるね」
キリノもコジローもタマキの様子が変わってきたことに気づいたようだ。
さっきまで苦痛に悶えていた顔に赤みが差し、目がうつろになっていく。
「ふぅ……あぁっ!」
あの感覚が戻ってきた。脳を覆い隠す官能的な感覚が。
「はぁっ…ふあぁっ!」
タマキの声が高くなる。
さっきまで膨らんでいた痛みが消えていく。
そして、痛みが消えた部分に次々と心地よさが補充されていく。
そのうち、タマキの頭は快感でいっぱいになってきた。
「はぁ…うあはっ! 先生……気持ち良くなってきました……」
「気持ち良く…? ははっ。やるじゃないか。
初めてで、そんなに気持ちよくなれるなんて、なかなか見所があるぞ!」
「へへっ…」
褒められたことが純粋に嬉しかった。
同時にその喜びようが、何となく照れくさくなってきた。
「先生……その……」
「どうした?」
「もう少し早く動いても……いいですよ……」
「大丈夫か?」
タマキは頭をコクリと下げて返答した。
(うん…)
コジローの瞳をじっと見つめるタマキ。
コジローも無言で頷き、返答する。
言葉の通り、徐々にコジローの腰の動きが早くなってきた……。
521 :
451:2006/03/28(火) 19:55:14 ID:mJe8HRKp
「はぁあっ! うあっ!」
それに合わせてタマキの声のボリュームも上がっていく。
コジローのモノが膣内の奥に達するたびに快感が身体を突き抜ける。
「ひゃぁあっ!」
一際高い声が漏れてしまった。
「大丈夫か?」
「はい……」
先生は優しい。こんな時にも気遣ってくれる…………。
「その……先生………・・しても…いいですか?」
「えっ? 何だ? 聞こえないぞ……」
余りにも優しくされすぎて、少し、先生を困らせたくなった。
聞き返すコジローに、敢えて言葉で応えない。
変わりに、行為で返事した。
ちゅっ……。
目をつぶって、コジローの唇を奪う。
(……キスしてもいいですか?)
面食らうコジロー。下半身の動きも思わず止まってしまう。
そのまま舌を入れてみた。
くちゅっ……。
さっき先輩にやられたことを思い出しながら舌で口内を撫でていく。
面食らったコジローも一瞬で状況を把握し、今度はタマキの舌を味わう。
くちゅっ…くちゅぅ…。
そのまま、コジローの舌がタマキの舌を押し戻し、そのままタマキの口の中を蹂躙し始める。
少し息苦しくなって唇を離した。
目を開くと、名残惜しそうな表情のコジローがいた。
「へへ……っ」
生まれて初めてしてみた、悪戯。
(受け入れてもらえたかな? 気に入ってもらえたかな?)
「おいおい…いいのか?」
「いいんです…。 先生は………嫌でしたか?」
「……いや…良かったよ。すごく良かった。」
嫌がる筈がない。そんなことは分かっていた。
分かりきった反応を見るのが楽しかった。
「じゃあ今度はこっちの番だな!」
ニヤッと歯を見せると、いきなりコジローの動きがスピードを増した。
「あぁぅっ!」
すっかり油断していた。頭が一気に白くなる。
コジローはタマキの声に一層興奮し、スピードを緩めない。
それどころか、段々と加速していく。
モノを突き立てるように激しく腰を振る。
「あはっ! はぁああっ!!」
痛みも不安もどこにも無かった。ただあるのは快感のみ。
522 :
451:2006/03/28(火) 19:57:02 ID:mJe8HRKp
「あぁ! いい…です! あはぁ!」
押し寄せられた快感が頭から漏れていく。
「あぁう! 気持ち……い…いですっ!! いいっ!」
頭の先から足の先までが全て快感で押しつぶされそうになる。
「ひあぁ! すごく…はぁっ! い…いっ!! ひゃぁっ!」
魂が抜け出るように、意識が少しずつ遠のいていく。
1本、また1本と身体と意識を結びつける鎖が切り離されていく。
「ああっ!」
「はぁああっ!」
「ひゃうああああっ!」
残りは後何本だろう? そんなことが頭をよぎるタマキ。
ふいに、身体がギュッと抱きしめられた。
「あぁっ!」
同時にコジローのモノが激しく突き刺さり、更に激しい快感が膣内から発せられる。
快感が一気に残りの鎖を切り裂いた。
「あああああああああああああっ!!」
身体を電気が走る。
キリノにクリトリスを刺激された時とは比べ物にならないほどの大きな波が身体に押し寄せてきた。
一際大きな絶頂。
意識が飛んで、気を失いそうになる。
(私…気絶する!)
そんな中、身体に感じる圧迫感。
それは、抱きしめているコジローの腕。
行くなっ!
そう言われているような気がした。
意思を失いそうなところをギリギリのところでふんばる。
「はぁっ…はぁっ…」
呼吸することすら忘れていた。慌てて酸素を吸い込む。
タマキの意識を確認すると、コジローはモノを膣内から抜き出した。
真っ赤に染まっている。
523 :
451:2006/03/28(火) 19:57:47 ID:mJe8HRKp
(私の血……)
血まみれで見た目は非常に痛々しい。
それに耐え切れず、タマキはコジローのモノに飛び込んだ。
口に咥えて、汚れを舐め取っていく。
「おいっ…タマ……」
コジローは制しようとして止める。
タマキの口は次々と快感を送り出していく。
先ほどコジローのモノを加えた時の激しさとは違った優しい労りをこめて。
「いいぞ…あぁ!」
コジローもただでさえ、タマキとの行為に高ぶっていたので、一気に快感が入り込んでいく。
「くっ!出るっ!」
コジローが慌てて腰を引く。
だが、今度は、さっきとは逆にタマキがコジローの腰を固定し逃がさない。
そのまま口と舌で刺激を与える。
「ああっ!」
ぴしゅっ!
さっきと同じようにタマキの口に液体が流れ込んできた。
今度はタマキ自身が吸い付いていく。
口の中に広がる血と愛液と精液の味。
こくっ…こくっ…。
それをちょっとずつ喉の奥に流し込んでいった。
「おいっ…大丈夫か?」
モノが口に入っているので、目で「大丈夫です」とサインを送る。
ちゅっちゅっ…。
モノの先に残っている精液まで飲み干すと、ようやくタマキは口からモノを抜いた。
「気持ち良かったですか?」
「あぁ…良かったよ。本当に。」
満足げな表情が浮かぶ。
「私も気持ちよかったです。」
身体にはまだ快感が残っていた。
抱きしめ合う二人。
突然タマキの背中に柔らかな感触が押し付けられた。
「タマちゃんすごい!
感動しちゃったあ!!」
大喜びのキリノだ。タマキをコジローから引き離すように抱きしめる。
「もうこれで立派な女だよ!」
「あ、ありがとうございます…」
引っぺがされたタマキがコジローをちらっと見上げると、やはりにこやかな笑顔の先生がそこにいた。
524 :
451:2006/03/28(火) 19:59:02 ID:mJe8HRKp
エピローグ
「あっ!やべっ!」
コジローが叫んだ。その視線の先には時計がある。
「職員朝会の時間だ!」
みんな一斉に時間を思い出す。急いで服を身に着けていく。
タマキはキリノから生理用のナプキンを貰ってあてがった。
タマキがもたもたしながら服を着ていると、コジローが猛スピードで更衣室から出て行こうとしていた。
急いで呼び止める。
「あの……!」
「どうしたの?タマちゃん?」
「その…」
「どうした?タマキ?」
「………
もし良かったら……また……お願いします」
顔から火が出そうだった。
目をあわすコジローとキリノ。
コジローが走るのをやめてゆっくりと近づいてくる。
コツン。
タマキの頭を軽くつついた。
「ありがとうな。
嬉しいよ。
でも、その言葉だけで充分だよ……」
(えっ!?)
予想にしてなかった答えが返ってきた。
「今日のことは忘れとけ。 俺も調子に乗っちまった。」
「でも……」
「どうしたの?コジロー!?」
今度はキリノが不思議そうな声を上げる
「お前はきっと、初めてのセックスの喜びで頭がいっぱいなんだ。
だから、まともな判断が出来てない。
………だから……次は好きな奴が出来てからにしろ……」
(好きな人……)
タマキの心が痛んだ。
「ま、まともだね…コジロー……」
キリノが恐る恐る答える。
「あぁ、俺は一応教師だからな。
たまにはまともなことを言うさ…。
だからな、俺は止めとけ。」
そう言い残すと、くるっと背を向け、部室を出て行った。
「先生……」
今度の呼びかけに、コジローは動じなかった。
タマキはしばらく身体が動かなかった。
気づいたときには涙が溢れていた。
キリノが後ろから優しく抱きこみ、その涙を拭き取っていた。
525 :
451:2006/03/28(火) 19:59:58 ID:mJe8HRKp
「よしっ! 頼んだぞタマキ!!
お前だけが頼りなんだ!」
「部長のあたしは無視ですか!」
いつもの日常が帰ってきた。
先生も先輩もいつも通り。タマキの態度もいつも通り。
あの事件の後、少しだけコジローの見る目が怖かったが、何の変化も無かった。
相変わらずユージの呼び方が変わるわけでもなかったが、気にならなかった。
むしろ、気にならなくなった辺りに自分自身の成長を感じる。
初夏が過ぎ、夏の暑い日ざしが照りつける。
校内の林からセミの鳴き声が聞こえる。
朝から暑い日が続く。
夏休みに入っても朝から練習だ。
もう初夏の朝の涼しさは残っていない。
今日もまた軋む扉に手を掛けた。
キシッ…。
その音を聞くたびに胸が疼く。
だが、もうあの事は忘れよう。
そう思いながら扉を開く。
そこには日常が待っている……。
「さようなら…私の初恋……」
完
GJ!!
おっきした
527 :
451:2006/03/28(火) 20:03:04 ID:mJe8HRKp
初めてのエロSSでした。
つまらない物に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
書いているうちに、当初の終わり方とどんどんずれてしまいました。
やっぱり最初から完成させた状態でアップしたほうが良かったですかね?
とりあえず、喜んでいただけたら幸いです。
528 :
451:2006/03/28(火) 20:04:21 ID:mJe8HRKp
せっかくなので、当初思い描いていたはずのエピローグもアップしときます。
529 :
451:2006/03/28(火) 20:04:53 ID:mJe8HRKp
エピローグ2
「あっ!やべっ!」
コジローが叫んだ。その視線の先には時計がある。
「職員朝会の時間だ!」
みんな一斉に時間を思い出す。急いで服を身に着けていく。
タマキはキリノから生理用のナプキンを貰ってあてがった。
タマキがもたもたしながら服を着ていると、コジローが猛スピードで更衣室から出て行こうとしていた。
急いで呼び止める。
「あの……!」
「どうしたの?タマちゃん?」
「その…」
「どうした?タマキ?」
「………
もし良かったら……また……お願いします」
顔から火が出そうだった。
目をあわすコジローとキリノ。
「おおおお俺は急いでるから…じゃあな!!」
返答も無く、慌ててコジローは部室を飛び出していった。
残されたキリノとタマキ。
「ふふっ…タマちゃん…えっちなんだから。
まぁ、コジローもえっちな教師だから、またヤってくれるかもね。
でも、あんな奴にたぶらかされちゃダメよ!」
「じゃあキリノ先輩は?」
「あたしは、別なの。
コジローを愛しているワケじゃないけど好きだし、えっちなことも好きだしね
たぶらかされてるわけじゃなくて、あたしの意思!
タマちゃんにはユージくんがいるでしょ?」
「や、彼は…そんなワケじゃ…」
「ふふっ。まぁ、先生はどうか知らないけど、あたしはタマちゃんが好きだし、
また、襲っちゃうかもね?」
キリノの目が光る。本気の目だ。
思わず後ずさってしまった。
「じゃあ…ま、行きますか。
あたしたちも遅刻しちゃうよ。」
「あ、はい!」
ドキドキドキ…。
タマキの胸はまだ高鳴っていた。
初めての悦びに。
「では、お先に失礼します!!」
急いで服を着ると、キリノを残してさっと教室に足を運んでいった。
(あれ? 何か忘れてるような気が……)
530 :
451:2006/03/28(火) 20:05:30 ID:mJe8HRKp
あっという間にタマキの姿が見えなくなる。
それを確認すると、キリノは更衣室のロッカーを開けた。
「ふふっ。タマちゃん可愛かったぁ!」
自分のロッカーではない。さっきまで可愛がっていた愛しい後輩・川添珠姫のロッカー。
目を向けた先には可愛いガマ口の財布が置いてある。
持ち主は…もちろんタマキだ。
「あたし、タマちゃんが財布落として帰ったの知ってたんだよね。
拾ってロッカーに入れておいたら、朝から取りに来るかな…と思ったら案の定。
それだけじゃつまらないから、コジローとヤってるところを見せて、どんな表情するかな?
ってイタズラしてみたら、予想以上だったわ〜。
ごめんね、タマちゃん…全部あたしが仕組んだことなの。
それにね…もう1つ謝らなきゃいけないことがあるの…。
ユージくんの童貞はあたしがいただいちゃったんだよね〜♪
あははっ。
次はどんなことしてタマちゃんと遊ぼうかなぁ…」
キリノの充実した高校生活はまだ始まったばかりだ。
おわり
531 :
451:2006/03/28(火) 20:08:10 ID:mJe8HRKp
こんな三流SS書きでした。
ご要望があれば、エピローグ2のユージ×キリノも書いてみる……かも……。
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
533 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 13:28:48 ID:UVcbXj/U
保守GJ
スレチだけど、川芝×清村ってのが読みたい(´・ω・`)
コミックス持ってない人間は忘れてそうなキャラだしなぁ
性格とかそういうのはプロフィールで補完されてるようなもんだし
なにいってんだ土塚史上2番目に萌えるキャラだというのに
「清村君と川芝さん」の話で、最後辺りの川芝さんが
「いい事した後は気持いいや」→いい事?→清村とほにゃらら→
ハァハァ→な展開があqwsでrfgtふじお
某所で話題になった安藤×杉小路の純愛も欲しいかも
よし、全部私が書いてやる!あと1日待ってくれ。
>>539 マジで信じた私のエロ魂をどうしてくれる
>>539 3月は32日までだ!期待してるぞ!
漏れのエロ魂もどうしてくれる_ト ̄|○
そういえばラブリーが何かを書いた(描いた)のを見たことがない
(`・ω・´)bエロでひとつ
543 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 23:40:21 ID:bX6nccxZ
( ´ω`)))))=〇)ω・´)・;:
(`・ω・´)何度でも
(`・ω・´)なんどでも!
(`・ω・´)な ん ど で も !最速してみせる!!
まぁウソなんですけどね
まあ全部ウソなんすけどね。
>>545時効です。
|ε^○)
|サッ
>>542前スレが立ったときに盛り上げようとして駄小説書いたことが何度かあるけど、
素人のあまりの駄文っぷりに自己悲観して今ではもう断筆しました。
>>546 そうか・・
あぁ自分にbolze級の画力があれば川芝さんとニャンニャン!コン!セプ!ション!!
アクアタンとギシギシアンアン描けるのになー
548 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 03:28:24 ID:PqOR+/Oa
サヤ編続き待ってる
いつまでも待ってる
そして数年の月日が流れた……
>>547 神レベルの作家の名前を出してくるということは
描く気が無いな貴様!
絡むな
552 :
ちらしずし:2006/04/02(日) 23:47:01 ID:V5mrVVQ+
我は女神グリムリ【アッー!】
>>540 >>541 エロ魂を奪われ空っぽになったお前たちにこの「杉小路×安藤」SSをやろう
ただし、ハードSMが苦手(具体的にはH中の刃物使用による流血描写あり)な者はスルーせよ
そっから最終的にペッティングどまりであんまエロくない
あと、
>>332〜
>>335の続きなので暇な者はそちらを読んでからこのSSに目を通すがよい
というか「杉小路×安藤」SSというより「杉小路VS安藤」という超屈折SSになってるけどそこら辺はご容赦を
553 :
SとS:2006/04/02(日) 23:48:01 ID:V5mrVVQ+
道路脇で停車している車があった。
車外から中の様子が分からないようにカーテンが引いてあり、そこにはわずかに空いた窓から外の様子を伺う三人の男女がいた。
運転席でハンドルを握るのは杉小路高千穂。
年齢の割りに低い身長とどこか人懐っこそうな笑顔のため、一見人畜無害の少年に思えるだろう。
しかし高校の制服に身を包みながら臆することなく血痕でまみれた車のハンドルを握る彼の周りには、どす黒いオーラが立ち上っている。
助手席に座るのは安藤優梨。
比較的小さな顔と大きな瞳は、彼女の顔を見る者にどこか子供めいた印章を与えるだろう。
しかし「ブラックマインドコントールマニュアル」と題された三角木馬が表紙の怪しい書籍を微笑みながら読む彼女の背後には、毒蛇のようなオーラが立ち昇っている。
後部座席に座るのは蓮間亜季彦。
他の二人に比べると少々ヤル気がない様子。
というかむしろ俺は何でこんなところにいるんだという顔でしかめっ面をしながら携帯をいじくっていた。
30分ほど前から、この三人は車から一定の距離を保った場所で立つある男を観察していた。
それはまるでヤンキーのようにしか見えないほど目つきの悪い少年、清村緒乃だった。
「あ、来たみたいだね西山さん」
うきうきとした声を発し、耳につけたiPodのイヤホンを外す杉小路。
しかしその声はやたらと高揚しているのに、どこか棘があった。
その声に、安藤も手元の本から待ち合わせをする清村の方へ視線を移す。
すると、妙におどおどした長身の女子高生が目に入る。
「じゃあ、そろそろですねー」
こちらも楽しそうに笑いながら、ポケットから携帯電話を取り出す安藤。
しかしそのにこやかな笑顔にも、わずかに険があった。
すると、携帯電話がすぐにドナドナの着信音を鳴らす。
目の前でおどおどしながら電柱の陰に隠れる女子高生、西山からの電話だった。
「安藤さん?なんかおかしいよ!あの人待ち合わせの30分前からいるんだけど?!」
「……えーと、なんだか話が飲み込めませんけど何のことですかー?」
すぐ近くで状況を見守りながらも、安藤は何も知らないような口調で西山に答える。
「あの人よあの人!ほら、あたしがバレンタインの夜にめった突きにしちゃった人。
今日、あたしがお詫びをするって言ってた人」
清村に見つからないよう物陰に隠れながら電話をする西山に、大げさな声を上げて安藤は答える。
「ああ、清村さんですか。えーと、確か西山先輩にもらった破壊的な味のする
いかチョコを噴出して御自分の制服が滅茶苦茶になった清村さん」
「って、あのチョコはあなたが」
「西山先輩に渡しました」
悪気が微塵も無い口調でけろりと答える安藤。
そのあまりにあっけらかんとした答えに思わず絶句する西山。
しかし安藤はその隙を逃さず、一気に畳み掛ける。
554 :
SとS:2006/04/02(日) 23:48:54 ID:V5mrVVQ+
「でも、それはそれ。最終的にあのチョコを清村さんに渡したのは西山先輩でしょ?
だいたい、西山先輩がもらったチョコをどっかで捨てようとするからそんな事になったんですよね?
その事に罪の意識を持ったからこそお詫びしたいと考えたんじゃないですか?」
「それは……そうだけど」
「おまけに、お詫びしたいとか言いながら他人に連絡役やら
お詫びの品の買い物とか全部させるから連絡の行き違いみたいなことになったんじゃないんですか?」
もっとも西山は気づいていないが、西山が直接清村と連絡できないように仕向けたのはすべて安藤の話術によるものだったが。
「だって……あんな目にあわせた人に、面と向かってどんなことを言えばいいかわらないもの……」
安藤は面白くて仕方が無いのか、必死に笑いをこらえながら演技のため息をつく。
「ちょっと待っててください、今待ち合わせ時間の確認します。確認できたら折り返して連絡しますから」
そういって、しばらく携帯電話の電源を切る安藤。
そして傍らで座る杉小路に大きな目をらんらんと輝かせながら合図を送る。
まるで、猫が飼い主に捕まえた獲物を自慢して見せ付けるように。
車外で顔を真っ青にさせて不安がる西山を眺めながら、杉小路は携帯電話の電源を入れる。
「やあ、清村、デートの様子はどうだい?」
「デートじゃねーよ!つーかお前の言ってた待ち合わせ時間正しいのか?いまだあの子影も形も見えねーぞ」
いらついた声で答える清村。無理も無い。彼はもう30分も待たされているのだから。
「はは、しょうがないよ。なんか向こうの安藤さんって後輩に聞いた話じゃ、
西山さんって全然男慣れしてない子らしいし。だから君に直接連絡せず僕を介して連絡を取り合ってるんだから」
「でもよー、お前30分も待たすのは男苦手とか抜きにして普通に失礼だろう?」
「じゃあ、もう帰るかい?お詫びの品々はもらえないけど。確かスイーツ系ショップALLゴチの練り歩きとクリームメロンパンだっけ?」
とたんに清村の口から涎が垂れる。
「タダのクリームメロンのパンじゃねえ……駅前のケーキ屋で1日30個限定生産のな……
しょうがねえ、もうしばらく待つ、か。……待った分後で腹いっぱい平らげてやる」
結局、甘いものの誘惑には勝てないらしい。
(単純な奴だ。……後でどんな目に合わされるかも知らず)
やり取りを聞いていた漆間は苦笑いを浮かべる。
杉小路が携帯を切った後、すぐにむぅ、と不満げに杉小路を眺めていた安藤が西山へと電話をかける。
「どうだった、安藤さん?」
「電話に出るの早いですねー。ええと、結論から言うとどうも待ち合わせ時間が間違ってたみたいです。
正確には午後6時、1時間ずれてましたね」
「ええっ、じゃああたし30分もあの人待たしてるの?!」
「まあ、間違えて伝えたあたしが言うのもなんですが、これも全て人づてに連絡してた西山先輩のせいですよ」
「そんな……」
顔を真っ青にする西山。
555 :
SとS:2006/04/02(日) 23:50:34 ID:V5mrVVQ+
「清村さんの様子はどうですか?怒ってるんですか?」
もちろん丸見えなのだが演技を続ける安藤。
「それが、少し前までは凄く不機嫌そうだったんだけど、ついさっき携帯で話してからはなんか涎たらし始めた」
物陰から恐る恐る清村を眺める西山。
「あー、それはエロイ妄想してる証拠ですね。ご愁傷様です」
「なんでよ、ていうかか又その話?」
「ええ、股の話です」
「うまい事言ってる場合じゃないわよ!」
(そんなにうまかねぇよ)
心の中で突っ込む漆間。
もちろん前の二人が怖くてそんなこと口には出せないが。
「っていうかなんかそんな話ばかりじゃない清村さんが絡むと」
やれやれと呆れたように呟く安藤。
「そりゃもう、清村さんは高校生男子ですよ?しかも待ち合わせの相手はいい感じな造形の西山先輩です。
やりたい盛りまっしぐらな年頃が欲望対象直球ど真ん中な相手と出会うんですよ。
しかもまあ、結構向こうの高校では暴れてた不良らしいですし」
「不良……」
「そりゃあもう悪いうわさばっかり聞きますよ。部活中顧問の教師を殴ったとか、
一人で10人近くの人たち相手に喧嘩して勝ったとか、自転車で高速すっ飛ばしてたとか、
意味もなく屋上から飛び降りるとか、ヘディングで飛行機撃墜したとか」
「それ後半悪いうわさのカテゴリーでくくっていいの?てか人間??」
「まあ、とにかくなんというかあたし達のものさしでは測れないとんでもない人だってことですよ。
バレンタインの日に拾ったチョコを先輩に届けようとしてたのも怪しいですね。
もしかしてエロイ報酬目当てに先輩のかばんからすったチョコを拾ったと偽っていたのかも」
「そ、そんな……」
動揺する西山に、いたぶるように追い討ちをかける安藤。
「さっきの電話で何かその悪そうなこと喋ってませんでしたか?」
「そういえば……『待った分後で腹いっぱい平らげてやる』とかなんとか」
「ああ、つまり西山先輩は平らげられちゃうわけですね腹いっぱい。
まあ1発、いや腹いっぱいだから何十発かもしれませんけど…それで不良の因縁がチャラになるなら安いかも知れませんねぇ」
「な……あたしには、全然安くないってば!!」
蚊の鳴くような悲鳴を上げ、後ずさりする西山。
556 :
SとS:2006/04/02(日) 23:52:18 ID:V5mrVVQ+
その瞬間、安藤の声が西山の撤退を止める。
「逃げるんですか」
しばしの沈黙。通りを流れる車の音だけが、窓越しに車内へ伝わる。
西山が、重々しく口を開く。
「そうね、ここで帰ってもしょうがないモンね」
「そうですよ。むしろこれ以上待たせたら切れてどんなことするか分からないですよ、清村さん。
サカった男子高校生なんて獣そのものですから。それこそ何十発じゃすまなくて何百発になるかも」
「……せっかく決心したんだから、あんまり脅かさないでよ……ああ、なんかトイレ行きたくなってきちゃった」
それこそ連れて行かれる仔牛のように、西山はとぼとぼと清村の方へ歩き出した。
「ごめんなさい、あたしの方から呼び出したのに、遅れちゃって……」
手提げかばんをぎゅっと胸に抱きしめながら、西山が頭を90度近く下げて清村に謝る。
そんな西山に対して、別になんでもないという風に答える清村。
「いや、俺もついさっき、1分前ぐらいに来たばかりだし」
「え……?」
もちろんそんなわけはない。西山自身が十分近く前から待ち合わせ場所にいる清村を物陰から見かけていたから。
しかし、見られていたことを知らない清村は待っていたそぶりをまったく見せず、少しも遅刻した西山をなじろうとしなかった。
(この人……見かけは怖そうだけど、案外、いい人、かも……)
そう考え、頭を上げた瞬間、西山の目は恐怖に凍る。
清村の視線を見てしまったからだ。
まるで飢えた獣のように欲望に染まり、自らの胸を凝視する清村の目を。
(この人……ヤル気だ!!!)
まるで視線から胸を守るように、西山は手提げかばんをさらに強く抱きしめる。
心の中で悲鳴をあげているのは西山だけではなかった。
(この女……何考えてやがる?そんな力で手提げかばんを抱きしめたら……
クリームメロンパンが潰れちまうだろうがあああああぁぁぁぁぁ、
その究極のスイーツを買うために、どれだけの甘党たちが早起きし、散っていったと思ってるんだ!!)
男性に対する恐怖を植え付けられた西山には甘党馬鹿の心の葛藤が分かるわけはない。
「おれが、さあ、かばん持ってあげるよ。うん、その、重いだろ」
そう言って、すっと手を伸ばす清村。西山の胸へと。
たとえ清村の目標がかばんの中のクリームメロンパンであろうと、
怯える西山にはタダの痴漢行為にしか思えない。
「いやあっ」
きびすを返し、逃げ出す西山。しかし、糖分を求める悪魔から逃れるすべもなく。
あっという間に清村に背後から肩をつかまれる。
少年のような涼しげな目元を恐怖に歪ませ、泣きそうになりながら西山は問う。
「そんなに……欲しいんですか?」
暴漢のような血走った目で、清村は答える」
「そのために来たんだよ、俺は!!!」
557 :
SとS:2006/04/02(日) 23:53:07 ID:V5mrVVQ+
「いやあああああああ」
叫ぶとともに、かばんを振り下ろす西山。遠心力の突いたかばんは、想像以上の破壊力で清村の頭頂部へ振り下ろされた。
「ぶえええええーーーーー!!!??」
血を吐きながら倒れる清村を杉小路は写メで撮りながらとどめのカータックルをかます。
「清村ーーーー、女の子に乱暴するなーーーーー」
バン
10メートルは吹っ飛ぶ清村。
「うげぼーーーーーーーーーーーーーー」
いつものように、清村は流血しながらぶっ倒れた。
558 :
SとS:2006/04/02(日) 23:53:56 ID:V5mrVVQ+
第1回清村と西山さんいじり選手権、と書いてある垂れ幕がかかった部屋で三人はウーロン茶で祝杯を挙げていた。
杉小路と安藤はベッドに腰掛け、漆間は勉強机のいすに座りながら。
まあ、祝っているのは杉小路と安藤だけだが。しかもその二人も、お互いににらみ合い、火花を散らしあいながらの祝杯だった。
杉小路はコップを高々と掲げ演説を始める。
「さて、今回の作戦だが、大成功と言ってもいいだろう。
最初に待ち合わせ時間をずらして二人に伝えるという仕掛けで清村は苛苛し、
それを見た西山さんは恐慌状態に。この時点でミッションはほとんど成功していた。
特に二人が待ち合わせ場所で出会ってからは我々が一度も電話でお互いを誘導することなく
二人は勝手にベストに近い至高のリアクションを取ってくれた。僕的には、80点をつけてもいいかもしれない」
それは、杉小路の部屋だった。垂れ幕以外には、勉強机と本棚とベッドしかない。
質素、というより殺風景といったほうが正しいだろう。
「特に杉小路さんによる清村さんへの巻き込みドリフト突っ込みはすばらしかったです。
まあ、せっかく車があるんだから、あれぐらいの突込みができて当たり前ですけど」
「いや、普通はあんな残虐行為できねーよ」
思わず突っ込む漆間。
「いや、安藤さんがやった脅迫にも近い西山さんへの揺さぶり、あれもかなり効いたよ。
普段側にいて弱味を掴みやすい人を追い詰めるなんて簡単な真似にあれだけ
じっくりゆっくり時間をかけて揺さぶるんだから相当な完璧主義者だよね安藤さんは。
……それともタダ単に自分の言葉攻めのセンスに自信がないからかな?なんて、そんなわけないよね」
「いえいえ、西山さんがテンパるのはいつもの事ですから時間をかけてねっちりやった方が効くんですよ。
まあ、ボキャブラリーのない杉小路さんには無理な話でしょうけど」
そう言って二人は見つめあい、お互いに穏やかでどす黒い笑みを顔に浮かべる。
と、その二人の視線がほぼ同時に漆間に向けられる。
おいおい、と心の中でため息をつく漆間。
しかし二人はそんな漆間を無視して、これまた同時に尋ねた。
「「どっちの勝ち?」」
バレンタインの日のあの惨劇で杉小路は悟った。
西山というキャラがいれば清村のリアクションがより趣深くなることを。
「うーむ、静と動のリアクションが相乗効果を生みより洗練されたリアクションを生む。
この現象をリアクションシナジーKSと名づけよう」
電話でのやり取りを聞いていた安藤も見抜いた。
清村というキャラがいれば西山のヘタレにさらなる磨きがかかることを。
「二人のヘタレが同時にヘタレあう事でヘタレの力が循環し、更なるヘタレの高みへむかう。
この現象をダブルヘタレスパイラルと命名します」
杉小路は西山を、安藤は清村を調べ始めようとし、そして発生するいじりキャラ同士の邂逅。
そして、お互いがいじられキャラ二人を独占したいと思っていることを見抜きあう。
そう、今日のあの一連の出来事は全て勝負だったのだ。
杉小路と安藤といういじりキャラによる、いじり選手権という真剣勝負。
559 :
SとS:2006/04/02(日) 23:54:43 ID:V5mrVVQ+
そしてその勝敗は、暇そうだというだけの理由で審判として連れてこられた漆間に託された。
「あー。西山さんだっけ?彼女を精神的に追い詰めたのが優梨ちゃんだし、
清村を最後轢いたのは杉小路だし。同点引き分けだろう」
(あの二人は本といい迷惑だろうが)
「適当だな漆間は」
「もうちょっと気合入れて採点してください」
その時、僅かに安藤が顔をしかめたの杉小路は見逃さなかった。
「……んなこと言われてもよう。俺いじり専門キャラじゃねーからわかんねーわ」
そういうと漆間はコップを机の上に置いて立ち上がる。
「だいたいさあ、てめーら自身が分かってんじゃねーか。
優梨ちゃんが西山さん錯乱させてた時杉小路は感心して小さくうなずいたし、
清村ゴリゴリ轢き潰してたとき優梨ちゃんうっすら笑ってたし。
俺に聞く必要なんかねーだろう?引き分け引き分け。
じゃ、俺はあれだ、バイトあるんで帰らせてもらうわ」
不満げにぶーぶー文句を垂れるブラックコンビを部屋に残し、漆間は部屋を出る。
部屋に残された二人は、玄関の閉まる音を遠くに聞いた後、どちらともなく黙りこくる。
少しの間があってから、杉小路はぼそっと呟く。
「すごかったねえ、全身血まみれの清村と」
同じようにぼそっと呟く安藤。
「血の気の引いた顔でパニクる西山さん……」
目をつぶり情景を思い出し、うっとりと至福の表情を浮かべる二人。
「……ほんとなんていうか、君を他人とは思えないよ。
まさかブラックマニュアルシリーズを全部集めてる子が同じ街にいるなんて」
安藤の顔を見つめながら杉小路は告げる。
自身の右手を彼女の左手に重ねながら。
「あたしもそう思ってたんです。本当、思考パターンといい趣味といい生きる目標といい……
まるで杉小路先輩は、あたしの分身のような人です。……だから余計むかつくんですよね」
杉小路の顔を大きな瞳で臆することなく見返し、安藤が思ったことをそのまま述べる。
重なった手の平を握り返しながら。
「そこまで同じなんだ。俺もむかつくんだよね、君の事……」
にっこりと笑う杉小路は、その唇を安藤の小さな唇に重ね、
わずかな時間だけ触れさせた後何事もなかったかのように離す。
560 :
SとS:2006/04/02(日) 23:55:31 ID:V5mrVVQ+
「あたしのこと、むかつくんですよね」
少しも動揺せず、安藤は尋ねる。
「むかつくから、力づくで従わせる」
同じように、呼吸すら乱さず杉小路は答える。
安藤の制服のボタンを、一つずつ外しながら。
「力づく?」
まるでその行為に恥じらいすら感じていないのか、少し小首を傾げただけの安藤は少しも動じていない。
「そう、力づく。だって僕はサディストだから」
ボタンを外し終わり制服をはだけさせた杉小路にも少しも力みがない。
それは異常な光景だった。人間がもっとも獣に近づく行為の準備が着々と進んでいるというのに、
その部屋の中には一片の焦りも昂ぶりも存在しない。
「それはまたイヤな一致ですね。あたしもサディストです」
少しも筋肉の轢きつりがないのに、威嚇するよう印章を与える笑みを見せながら安藤の手は自らの制服へ伸びる。
「だろうね。でもそれは困ったな。二人とも嗜虐主義者じゃどうにも収まりが悪い」
少し考えるような仕草で安藤の髪を撫で上げる杉小路。
「何で収まりが悪いんですか?」
わずかに杉小路を見上げながら、自らの制服の内ポケットに手を突っ込む安藤。
「セックスをする時、どっらがS役をするか困る」
「僕が君をどれだけいじめても、君は気持ちよくならないってことだろう?」
安藤のブラのを外すため腕を背後に回そうとした瞬間、
杉小路は手の平に冷たい金属の感覚を感じた。
「それは困りませんよ。だって」
何かかが裂ける感触。
「あたしとあなたじゃ流儀が違う」
561 :
SとS:2006/04/02(日) 23:58:04 ID:V5mrVVQ+
二人の間から赤い体液が零れ落ちる。
「なんてことを……」
目を見開く杉小路。
「ほんと、全然Sじゃない。口先だけですねー、杉小路先輩」
淡々とした口調でからかう安藤。
「ほんと、馬鹿みたいですよねぇ。
優しく手を握り合って、おままごとみたいなキスをして。
それで、力づくとか言いながら相手に刃物を使う隙すら与える」
血が。
赤い流れが。
安藤のはだけた白いブラウスの上を。
太ももの曲線を伝いながらベッドの上に。
「やめろ……血が……」
「反吐が出ますよ、そんな人があたしとほとんど同じ趣味、人格なんですから。
……性癖以外は」
胸ポケットから出された小型カッターの柄を杉小路に握らせながら安藤は笑う。
「あたしのSの流儀はあなたと違って、肉体ではなく精神を追い詰めることなんです。
そのためには、相手に刃物を握らせることも」
カッターの刃の先は、安藤の手の平に吸い込まれていた。
「自らの身体を切り裂かせることも厭わない」
杉小路は目を見開き血の流れ落ちる先を見続ける。
「何でこんな……ことを……」
「だってこうすれば、お優しくて紳士的な先輩の心をかきむしることができるでしょう?」
笑いながら、少し眉を歪め手の平を動かす。
傷口が広がり、赤い筋がさらに太くなる。
「年下の女の子だからちょっとでも甘い言葉をかければなんでもなるとでも思ったんですか?
本と、どうしようもないおばかさんですね」
少女を刺す。そんな異常事態に驚愕する杉小路の顔を見て、安藤はうっとりとため息をつくはずだった。
一人の男の心に拭い切れぬトラウマを刻み、後はいかようにもコントロールできるはずだった。
「……あーあ、せっかくのたぬたん枕カバーが血で汚れちゃった」
しかし、少年の顔は少しも揺らいでいなかった。
「……え?」
安藤が始めて動揺した声を上げる。
「1年中清村の血を見てる僕が、それぐらいで動揺すると思うのかい?」
「そんな……いつも車のような乗り物を使っているから、直接あたしを刺せば確実に動揺すると思ったのに……」
「刃物で清村を刺したことなんかない。でも自慢じゃないけど鈍器で流血させたことなら星の数ほどあるからね。
じゃあ、今度は僕の番だよ」
暴力的な行為があると思い、少し表情を硬くして身がまえる安藤。
562 :
SとS:2006/04/03(月) 00:00:01 ID:IhcNBtyv
しかし彼女の想像に反し、杉小路はとてもゆっくりとした動きで近づいた。
そして1拍置いてから、口元を安藤の耳元へ近づけ杉小路は囁く。
「優梨」
途端に、みるみる安藤の頬と耳たぶが朱に染まる。
(サディストは攻めることが多いから、一度責められる側に回ると意外と防御力ないことが多いけど)
少し顔が赤くなった安藤を見つめながら、楽しそうに笑う杉小路。
(この子もそういうタイプか)
「かわいいよ、優梨。とっても綺麗だ」
目を丸くして驚く安藤。
「なっ」
「あんまり言われたことないのか?こんなに綺麗なのに」
そう賛辞の言葉を浴びせながら、片手で器用にまだ発達段階であろう胸をあらわにする。
真っ白な柔肉の表面は汗が少し滲んでいた。
その表面を、まるで障子紙を破かぬような慎重さで円を描くようになぞる杉小路。
空いた方の柄を持つ手で、安藤の手に1センチほど刺さったカッターをゆっくりと抜き取る。
そしてそのカッターをはるか遠くへ投げ捨てた後、その手の平は両太ももの間にある薄い下着へと伸び、
その周辺の肌をさわさわとゆっくりと揉み始める。
「こんなの……サディズムじゃない……こんな、苦痛がないものが……」
あまりに優しい愛撫に、あえぎながら講義をする安藤。
「僕のサディストの流儀は、たった一つのシンプルなルールで成り立っている。
それは相手のされたらもっともいやなことをするということだけだよ、優梨」
「慣れ慣れっ……しく名前で……呼ばないで……」
「なんで?かわいい名前なのに、優梨」
「や、そんなことない」
「しかし変な話しだよねぇ。僕はサディスティックに君を責め、
君もそれを嫌がっているのに。
君があまりにも捻くれているからあべこべになってしまった。
名前で呼ぶなんて、ごく普通のことなのに。
そう、まるでマイナスにマイナスをかけるとプラスになるように」
563 :
SとS:2006/04/03(月) 00:00:44 ID:IhcNBtyv
「名前だけじゃなくて、声もかわいいけどね」
耳元へ、厚い湿った風を吹きつける。
「やああぁぁ、くすぐい、くすぐぃから」
そのとろけるような嬌声を満足げに聞く杉小路。
「声だけじゃない。胸もかわいい」
乳房の上でまるで触れるか触れないかの距離を保つ指先が、
けしって痛みを与えない加減の強さで桃色の頂を摘む。
「ふぃっ……」
「指もかわいい」
そういうと、血の滴る一指し指と中指を口で含み、
レロレロとその血を舐めとり始める。
「や、くすぐい、くすぐったっぃ」
「口もかわいい」
しゃぶりつくように、おままごとではないキスを浴びせる。
しかし、舌と歯の動きは離乳食を咀嚼する幼児の如く弱弱しく緩やかだった。
「ふぐ、うむぅ、うむむむむうぅぅぅん」
「……ここもかわいい」
うすくて、白い下着は分泌される愛液を良く吸い取っていた。
それは愛液のせいでピッタリと張り付き、とても淫靡で、
布の上からでもどこを攻めればいいか一目瞭然だった。
「優梨は全部、かわいいよ」
杉小路の指は確実にスリットを攻める。
決して強すぎないように布越しに、しかしたかだか女子高生ごときでは耐えられないほどの
快楽量を与えるように、その速度は速く、スリットの上を往復する回数は毎分3桁を優に越えた。
「いやぁああああぁぁぁぁぁ」
指の動きの速さと、安藤の嬌声の高さが比例する。
そんな安藤の耳元で
「愛してるよ、優梨」
と囁く。
そして、そのサディスティックな言葉が安藤の脳を焼く。
「あふあああああぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁぁっっ」
小さくくぐもった悲鳴。
それが、安藤の絶頂の合図だった。
「……何で最後までしないんですか?」
ベッドで横になり、下半身の疼きを感じながら安藤は尋ねた。
「言っただろ、僕は君のして欲しくないことをするって。
最後まではしないよ。その方が君が切なくなってくれるからね」
安藤の頭を優しくなでながら同時に包帯をその手に巻きつつ杉小路は答える。
「あたしの……完敗です」
終わり
564 :
あとがき:2006/04/03(月) 00:02:39 ID:IhcNBtyv
なんかマニアックなプレイになってすいません
読んでいただきありがとうございました
>>540と
>>541はこの後女神の30痴となって土塚作品のエロ妄想に一生を捧げてください
超長文乙
長編ティリュ神様は何処へ行かれたのだろう…
いつまでもお待ちしております(´・ω・`)
そして・・・・年号が変わり時代が平成でなくなったころ・・・
あの男は帰ってきた・・・!!
>>564 残念ながら清杉陣の名前を間違えまくっているためそのような団体には入れません
カクカクカクカク
でも名前は間違ってるぞ
>>534 暫く時間をくれ。実験的な意味合いを兼ねてやってみる
SS・・・かというと微妙だが、まぁがんばってみる。
此処ならブツをうpっている限りは何の文句もなかろうぜ。
まずは
>>534!!
手始めに貴様を!おっきさせてやるぜァーーーーーーー!!!
うpれば暴れていいってことは無いからな
?どんな曲解すればそういう話に?
件の事も頭からケツまで俺が悪いことになってる、まぁそれはいいとしても
元々俺の畑は創作板だったから、そっちをベースにするってことを
言ってるんだが。
レスに関係なく実績から釘を刺しただけだ
OK、消えるわ
川芝×清村期待して今からオッキしてたのに!
とりあえず
>>572は暴れてから注意すべきだったな
実績とかはおいといて
一瞬期待した俺等のエロ魂をどうしてくれる
言い分としては
>>574が正しいんだろうけど
これから気分を切り換えてなんかつくるぞってときに
上からそんなん言われればペニでなくともヤル気なくすわな。
つまり半田ということだ
つまりこれは「ペニに何か書いてもらうぐらいなら俺が書くぜ!」っていう
>574の意思表示だったんだよ!
さ〜て
>>574、もう後戻りできませ〜ん!!いったいどうするのか?
タマちゃんにムチでしばかれたいです
M山乙
583 :
まえがき:2006/04/09(日) 16:48:29 ID:jPw4muz0
そんなM山が大活躍する「サヤと官能小説」、
途中までだけど投下します
「しかしすげーな、マジで胸だけでイったのか?」
平静を装っているが、そう尋ねる岩佐の声は震えていた。
「そりゃこいつは驚くほど淫乱だからなぁ。
ブラジャーしてないと服と乳首がこすれて勉強もできないぐらいだからな」
「まじかよ」
「だれの……せいで……こんな風になったと思ってるのよ……」
何十時間と乳房を舐られ性感を開発されたことを思い出しながらサヤは反論する。
しかし、軽くとはいえ人前でイかされたためいつもの元気さはなく、
弱弱しく頬を赤らめながら半裸でうつむく姿は暴走する男の本能を刺激するだけだ。
「誰のせいかだって?それはお前が好き物だからだろ?
普通の女だったらどれだけ教え込んだって胸だけでイけるようにはならねえし、潮も吹けねえ」
「え、まじで?桑原潮吹いたことあるのかよ!?小便漏らしただけじゃねーの?」
驚きだけでなく、外山に対する尊敬の念すら抱く岩佐。
もしその話が本当なら、外山の性技もかなりのものだ。
どれだけ女の身体が淫らであろうと、凡庸な技術ではまず潮を吹かせることはできない。
「俺もそう考えて大抵こいつにトイレ行かしてからHやってたけど、
いつもベッドに染み作るんだよこの淫乱女は」
「そ……そんなに……吹い……出してないもん!」
ムキになって否定するサヤ。しかしその恥ずかしげな態度が
実際に何度か吹いた事があることを雄弁に物語っている。
「まあ、それは後で証明させてやるさ。
とりあえず今は、お前の小説の添削してやんなきゃな。
全く、俺も良くできた彼氏だ。そうだろう?」
「うう……」
胸元をはだけ、後ろからなおも胸や腰に愛撫を受け続けるサヤはもうか細い声で唸るしかない。
「じゃあ次はこの表現だな。おい、こいつをどう思う?」
放り投げられた原稿用紙の、赤いラインの引かれた文章を読み上げる岩佐。
「えーとなになに、『自ら膣内を捏ね回した少女のそこからは甘い蜜の香が立ち上った』……
ひょっとしてお前これ、ギャグかなんかか?」
思わず苦笑いがこぼれる。
「リリカルにもほどがあるだろ」
「別に……いいっあぁ」
視線をそらしながらそれでも反論しようとするサヤのズボンの中に外山の指が侵入する。
〈おいおい!俺の前でそこまでやんのかよ!)
びびる岩佐の前でサヤのズボンが内側の外山の手により怪しく蠢く。
「だめぇ……」
そんな押し殺した声など無視して、一通り『甘い蜜の香』がする場所を捏ね回す外山。
ズボンの中の指が動くたびにサヤの少し太めの眉は悩ましげに歪むが、
岩佐を意識してか快楽を否定するようにその表情はすこし強張っている。
そんなサヤの心中を察しながら、外山は言葉嬲りを続ける。
「おいおいどうした、いつもみたいに腰振ってサカッた犬みたいに喘がねーのか?」
「……っ!だれが、ぁ、あっぁぁ」
襲い来る快楽と第3者の目による羞恥の板ばさみとなったサヤはろくに言い返すことなどできず、
快楽におぼれる表情を岩佐に見られぬよう、顔を下へ向けるのが彼女にできるかすかな抵抗だった。
しばらく汗まみれの顔であえいでたサヤが、突然今までとは違う調子の鳴き声を上げる。
「ひぃぃぃっ、ほんとだめ、ほんとだめえぇぇっ」
富山の腕がさらに深くズボンの中へと潜り込むのが岩佐にも分かった。
ちょうど、指1本分ぐらい。
「入り口はいぃの、でも、中はだめえええぇぇぇ」
震えながら吼え続けるサヤ。もはや正気を半場失っているように見える。
手に持ったビールを飲み干すことすら忘れ、サヤの下半身から目の離せない岩佐。
しかし岩佐の期待まじりの妄想は裏切られ、サヤの声はすぐに弱まる。
サヤの体内から抜き出した指をズボンから取り出し、その指をサヤの鼻先に突きつける外山。
「これが『甘い蜜の香』がするのか、もう一度よーく匂ってみな」
「する……」
「ああ?」
「するもん!するんだもん !外山君にはそう匂わなくても、あたしにはそうなんだもん!!」
「ちっ、聞き分けの悪い馬鹿だ」
しかしそんな口ぶりとは裏腹にその顔に恐ろしい笑顔を浮かべる外山。
桑原は罠にはまった。岩佐はそう思った。
突然、外山はサヤの腰をがしっと掴み、持ち上げる。
度重なる羞恥と絶頂で精神も肉体も参っていたサヤは、あっさりとその導きに従いベッドの上で立ち上がる。
「まあ仕方ねえわな。『いきなりクリトリスを剥きだしにされコリコリと摘み上げられイきました』
とか『胸を弄り回され、その刺激だけでイきました』とかはてめえの身体で検証できるが、
匂い方や聞こえ方なんてのは感じ方しだいだ」
外山はサヤの背を押しベッドから二人で下りる。
そしてすこしずつ岩佐のほうへ近づいてくる。
そのことに気づいたサヤはいやいやと顔を振り力の入らない足で踏ん張ろうとするが、
途端に後ろから外山に耳たぶを傷つけられない程度にかじられ、抵抗する気力をなくす。
「そこら辺は表現の違いって奴だ。……まあ、こんな時のために岩佐を呼んだんだからな」
(俺……?)
結局、手を縛られシャツの前をはだけさせられ胸を丸出しにした状態のまま
涙目で岩佐の前へと歩かされていくサヤ。
そのあまりに扇情的な姿に、岩佐の下半身の一部に血液が集まってゆく。
「で、多数決というわけだ。二人だといつまでも結論は出ないが、3人なら別だ。多い方の表現に従えばいい。
岩佐、こいつの股から垂れてる涎が甘い蜜の匂いしてるかどうか」
ついに、岩佐の20センチ手前までサヤは押し出されてきた。
椅子に座った岩佐のまさに目と鼻の先に、同級生の少女の下半身があった。
そして、外山は彼女のズボンのジッパーの金具に手をかける。
サヤの体が、びくっと震える。
「最後の一票を入れるのはお前の仕事だ」
それはつまり―――――
「俺が匂うっていう事かよ!」
「そうだ」
外山は、ジッパーを下へとずらす。
いやらしい女の匂いがファスナーの隙間から漂い始めた。
「いや、いやっ、いやあぁぁっ」
平然と彼女の性器を外気に触れさせようとする外山にサヤが泣きそうな声で抗議の声を上げる。
しかしそんな絹を裂くような悲鳴も、ズボンの中に外山が手が差し込めば途端に甘い嬌声へと変わる。
「ぃやぁ……いやぁぁぁ……」
長く性感を開発されてきたサヤの体は、理性よりも欲望に従う。
たとえそれが他人同然の男の目の前であったとしても。
僅かな水音とともに何かが出入りする音が聞こえる。
そしてその音が強く大きくなれなるほど、漂い始めた匂いも比例して強くなる。
暗闇の中の蠢く手はまるで岩佐の視線からサヤの恥部を守るかのようでいて、
しかしサヤの他人には見せるべきではない表情を引き出すには十分なほど気持ちよくて、
理性と欲望と羞恥と快楽の激しい綱引きの中でサヤの肉体と精神はぐちゃぐちゃに歪み狂ってゆく。
「ひぃぁぁぁぁ、だめ、つまんじゃやーー」
突然に弱弱しかったサヤの様子が一変する。
たとえズボンの中の様子が見えなくても、何を摘まれてサヤが叫び声を上げたのか岩佐には分かった。
「だめ、だめえ、だめだめだめええぇぇ」
嫌がりながらも、けして嫌悪感だけで叫び声を上げているのではないということも。
「いや、でちゃう、ひとまえででひゃうよ、いやああぁぁ」
その声の中に、何度も絶頂を知った女の悦びが漂い始めたことにも岩佐は気づいていた。
「いやいやいやいやだめえええっっあぁぁっ………」
それまで小刻みに震えていたサヤの体が突然静止し、その反動に覆われるかのように一泊置いてから
その全身がひと際大きくわななく。
「あ………………………ぁ………ぁぁ………………」
真後ろの外山に体重を預けながら、力を失ってゆくサヤのズボンから指をゆっくりと抜き出し、
少女の温かな体液にまみれるそれを匂いながら岩佐に外山は促す。
「お前も匂えよ」
「……ぁあ……」
答える岩佐の声はわずかにかすれていた。
どうも間抜けなことに、しばらく口をあけたまま二人の変態的行為に見入っていたらしい。
(二人の……?違うな……)
岩佐は、ジッパーの5センチ前まで顔を近づける。
その様子を見て魂の抜けたようなっていたサヤに恥ずかしさが蘇り岩佐の行為から顔をそむけようとするが、
外山は液まみれの手でサヤのあごを掴み目をそむけさせないようにする。
そんな恥辱に顔を夕日のように赤くしたサヤの目の前で、岩佐は鼻を鳴らしながら雌の香を嗅いでいた。
(俺も立派な変態だ)
「チーズじゃねえの、これ。うん、賞味期限が1日過ぎたチーズの匂いだわこれ」
そういやつまみ勝ってくるの忘れたな、と思いながら岩佐は缶に入ったビールを全て飲み干した。
「ほお、俺とおんなじ感想だな。決定だ、
『自ら膣内を捏ね回した少女のそこからは腐りかけのチーズの香が立ち上った』……これだな」
(いや、チーズはもともと腐ってるだろう)
と思ったが、岩佐はあえて指摘しなかった。
肩で息をする長身の少女は、もう何も答えなかった。
彼女の体内から流れ出たのは体液だけでなく、心の中の矜持や人間性までもが流れ出ていたのだから。
そしてその流れ出て空いた場所に、燃えるような淫欲が獣性が生まれ、少女の心を支配し始めていた。
今回はここまでです
前戯だけですいません
次回はちゃんとエロくします
乙乙
もっともっとおっぱいいじってくださ(ry
GJ!!GJ!!GJ!!GJ!!
岩佐…付き合いのいい奴だ。マジで。
心からGJと言わせてもらう
・・・清村×川芝のSS(つД`)マダー・・・・・・?
さて
今日は何も言わずにコモレビと言えばわかってもらえると思う
人気投票をもし今からやったとしたら、コモレビの獲得数が激増したこと請け合いでしょうな。
(*´Д`)大人も子供もコモレビハァハァ
絶対誰かやると思ってたwwww
これがカラーになったら・・・!
男から魔力吸った場合、実はチンコ生えるらしいぞコモレビ
OK!
小モレビももちろんOK!
GJ!
>>594 アクアはいつも舐めたりしゃぶったり
口の中でコロコロしたりしてるからうまいだろうなあ
602 :
601:2006/04/14(金) 18:11:51 ID:sj+dSVTE
忘れてた
解凍パスはmp
コモレビキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
なんだか知らんがまたキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
乙GJ!
時代はコモレビ!
本誌が出てから僅か二日でこんな良作を作り上げた
>>604の技量に
驚きを隠せないぜ!
∧_∧
⊂(○゜ε°○;)
>>604でコモレビ祭りと聞いて駆けつけました
ヽ ⊂ )
(⌒) |
三 `J
職人さん方本当に仕事が速いです。GJ。
そういやグリン君は、せっかくの髪の長いきれいなお姉さんだったのに、コモレビに発情しなかったな。
1:守備範囲外だった
2:割り切るタイプ
3:ドS
612 :
451:2006/04/15(土) 10:30:39 ID:OP9g2N5M
いつぞやのSS書いてた者です。
コモレビ良いよね、コモレビ。
コモレビ祭りってことで、参加しやす。
613 :
451:2006/04/15(土) 10:33:07 ID:OP9g2N5M
少年と少女
メモリア魔法陣 第1段階 第6戦 勝者 グリン
「ふぅ……危なかった…」
グリンは額の汗をぬぐった。
苦戦の末の勝利だった。
体のあちこちに打撲の痕がある。
「帰ったらマルチーノに手当てしてもらお…」
彼をここまで苦しめたのは、ただ一人の少女だった。
「やりにくい相手だったな…」
その少女は目の前で気を失っている。女神の三十指の一人コモレビ。
散々傷つけられた相手だったが、憎しみは沸いてこなかった。
むしろ感謝している。
彼女との戦いの中で、自分自身の精神の弱さに気づき、戦う理由を決心できたから……。
「……やりすぎたかな?」
勝負とはいえ、相手は女の子だ。年齢も自分より下に違いない幼い子。
グリンは、幼い少女に攻撃したことは勿論、手を上げたことすらなかった。
不安が胸に浮上してくる。
「死んでないよな……」
強力な魔法をぶつけたとはいえ、戦った中で相手の耐久力などは把握していたので、
相手を殺すほどの攻撃ではない……それは感じていた。
でも万が一……。
気になってうつ伏せに倒れているコモレビを仰向けに返す。
スースー。
「良かった。呼吸してる…。」
ほっと胸を撫で下ろす。
だが、コモレビの身体は、傷だらけで痛々しい。
自分でやったこととはいえ、申し訳ない気持ちが頭をよぎる。
「そういえば……」
ふと、試合に行く前にマルチーノが持たせてくれた手当てのセットのことを思い出す。
「ちょっと手当てしてあげたほうがいいかな…」
突然沸いた親切心を胸に、救急箱の中から治療薬を取り出した。
治療液を塗りたくって、コモレビの身体を手当てしていく。
顔…肩…腕…手のひら…足先…膝…太もも………。
「太もも!?」
治療に夢中で気づかなかったが、コモレビのスカートをめくっているではないか。
誰も見ていないというのに思わず顔が紅潮する。
ドク…ドク…。
意識してしまった瞬間から、心臓の鼓動が早まった。
少女の肢体をまじまじと見つめたのは生まれて初めてのこと……。
グリンも王子とはいえ年頃の少年……女性の身体に興味が無いと言えば嘘になる。
「でも…治療しないとな…」
治療という言葉を吐いて、よぎる好奇心を捨て去ろうとする。
だが実際はその逆だ。好奇心が治療という言葉を利用して行為を進めようとしているだけにすぎない。
治療…と呪文のように何度も呟きながら、そのままスカートを捲り上げていく。
614 :
451:2006/04/15(土) 10:37:32 ID:OP9g2N5M
「!!!! ぶはぁーーーっ!」
思わずグリンが噴き出す。
「どどどど…どうして!?」
目の前の状況にうろたえるグリン。
「何で穿いてないんだよォー!!」
思わず叫んでしまった。
彼女の下半身には、普通は着けられているはずの下着の姿が影も形も無かった。
理由は簡単なことだった。
コモレビは相手のオーラを吸収し、一時的に大人の姿に変身する魔法使い。
下着などを着けていては、変身したときに邪魔になる。
冷静に考えれば分かる範疇だったが、焦るグリンには到底思いつかない。
「で、でも、治療しなきゃな…」
しばらくの間、迷ったが、治療という免罪符を口に、治療を再開することにした。
顔を背け、横目で見ながら、治療薬を塗っていく。
(……女の子の身体ってこんな風になってるんだ……)
綺麗な色の肌。
うっすらと生えた栗色の毛。
線のような割れ目のすじ。
できるだけ見ないように…と思いながらも視線は、初めて目にした女性の秘所に釘付けになっていた。
「ココ…は、良かった…傷は無いな…」
秘所に治療薬を塗りたくる事態は避けられた。
安堵の中で、微かに惜しむ心がひっかかる…。
ハッ…… ブンブンブン。
顔を振り、自分自身のやましい気持ちを戒める。
「じゃあ…次は…」
覚悟を決めて、更にスカートを捲る。
ローブのスタイルになっているコモレビの服は、上着もスカートも一体化している。
そのままスカートを捲くっていくと案の定、臀部・腹部・胸部が目に飛び込んできた。
やはりそこには下着など存在してない。
僅かにだけ膨らんだ幼い乳房が目に入ってくる。
「小っちゃいな…でも、この年ならこんなものなのかな…」
目を覚ます気配の無いコモレビに対し、だんだんと大胆になっていくグリン。
治療薬を塗ろうと、小さな膨らみに手を伸ばす。
柔らかい……。
それはほんの少しの膨らみだったが、しっかりとした弾力を備えていた。
こんなに柔らかい物なんだ……。
自分の胸板とは明らかに別物。
さっきまで肉弾戦で戦っていたとはいえ、肉体の造りそのものからして違っている。
自分が触れている人間が、幼くとも女性であることを改めて確認し、弾力を味わっていく。
揉みこむように治療薬を塗っていく。
615 :
451:2006/04/15(土) 10:40:49 ID:OP9g2N5M
さっきの恐怖の顔が嘘のようにコモレビが笑顔を覗かせた。
こんな可愛い笑い方できるんだ、この子……。
ドクン…。
グリンの心に今まで感じたことの無い感情が芽生える。
だが、それは、未知の感情であり、正体が何なのかさっぱり分からなかった。
グリンの慌てる様子が、愉快で仕方ないコモレビ…。
「あっ!」
突然グリンが叫んだ。
「ごめん。服脱がせちゃってたから。その…着ていいよ。」
思えば、下半身はローブが捲れあがって丸見えだ。
全裸に近い少女を気遣い、照れながら背中を向ける。
「もう良いなら、言って。そしたら振り向くから。」
「うん。分かった…。」
グリンの背後から衣服を身に着ける音がした。
ぎゅっと目を瞑る。
今すぐ振り返って一糸纏わぬ姿を見つめたい…そんな衝動に耐える。
「もう、いいよ。」
ほんの数秒だったが、グリンの中では何十分も経過しているような感覚だった。
「オッケー。」
にこやかに振り向いたグリン。だが、その笑みは一瞬にして凍りついた。
「どどどど…どうして!?」
目の前の状況にうろたえるグリン。
「何で全部脱いでるんだよォー!!」
服を着せたつもりが、コモレビはローブを全て脱ぎ捨てた姿になっていた。
コモレビはグリンの動揺に笑顔で返すと一言告げた。
「あたしも…グリン王子…あなたに興味があるんです。」
616 :
451:2006/04/15(土) 10:44:12 ID:OP9g2N5M
「ん?」
ふと、それまで一度も開くことの無かった少女の瞳が動いた。
だが、目の前の裸体に夢中になるグリンは気づかない。
少女は、気絶から立ち直った後の虚脱感もあり、自分に起きていることがまったく掴めず、動けなかった。
だが、自分の乳房に繰り返し訪れる刺激…それが彼女に状況を理解させた。
「うわああああ…」
「!!」
恐怖を帯びた悲鳴が木霊した。
グリンはやっと少女が気絶から立ち直っていることに気づいた。
「うわああああああああああ!」
「ま、ま、待って!! 俺の話を聞いてくんない?」
慌てて、説明をしようとするが、コモレビには通じない。
「あああ!! いやあああっ!!」
涙を浮かべ、後ずさりするコモレビ。
今にも逃げ出そうとする彼女を押さえつけた。
もちろん、自分の無実を証言するためだ。
だが、それがコモレビに更に恐怖を与える行為だということが分かっていない。
「頼む、俺の話を…」
「お願い……それだけは………それだけは………」
コモレビはメモリア魔法陣に臨んだ時から、死の覚悟は出来ていた。
だが、辱めへの覚悟は頭に無かった。
もちろん、そんなつもりはグリンには無いのだが……。
悲愴な表情を浮かべ、恐怖に震えるコモレビ。
「違うんだ!! 何もしてないから!!」
「うぅ……。うあぁ……うぅ、えっぐ」
少女の頬に大粒の涙が零れ出ていた。
「その……なんていうか……ゴメン。」
グリンはとっさに説明することが出来ず、一言謝った。
「うっ……ひっく……」
「ゴメン…本当に……」
「うわあ…………えっぐ」
だが、コモレビの耳には入っていないようだった。ただ嗚咽を繰り返す。
言葉がダメなら……せめて……。
次は、涙を拭おうとコモレビの頭を抱きかけるようにして、顔にシャツを押し付けた。
「うあ?」
自分の顔に押し付けられた暖かな感触。
Tシャツ越しに心臓の音が聞こえた。小刻みな鼓動。
それに触れ、コモレビは徐々に落ち着きを取り戻す。
「ごめん…そんなつもりじゃ無くて…ほら……怪我させたじゃんか、俺。
だから、治療してやろうと……」
617 :
451:2006/04/15(土) 10:45:10 ID:OP9g2N5M
くんくん…。
コモレビが鼻を鳴らした。
確かに自分の身体のあちこちからは治療薬の臭いが漂っている。
コモレビは、自分の早とちりである可能性を少しずつ受け入れていた。
「そう………なの?」
「ははははは…そうだよ…」
乾いた笑いだった。最初は確かにそうだった…でも、途中からは……。
「あたしは、てっきり、陵辱されるんじゃないかと……」
「ははは…そんなことないよ…」
乾いた笑いは続く。
「そうですよね……。
あなたが真っ直ぐで素直な人というのは戦いの中で分かっていましたから。」
「そっか、サンキュー。」
グリンはニヤッと歯を覗かせて笑顔を見せる。
どうやら理解してもらえたようで、ひと安心……。
「でも、本心じゃない……ですよね。」
「えっ!?」
思わず目を見開いてしまった。
自分の心が見透かされたことに思わず動揺する。
「どどどどどうして!?」
「それくらい、あたしにだって分かります。
どう思ったら、男性がココを固くするかくらい…。」
コモレビが視線をグリンの股間に向ける。ズボンの上からでも良く分かるほどそこは膨張していた。
「あ、こ、これは……。その……。」
かあっと頬が熱くなった。グリン自身からは見えないが、顔色も真っ赤だ。
「ふふっ。グリン王子も男の人なんですね。
あたしの身体に興味があったんですか?」
618 :
451:2006/04/15(土) 10:47:51 ID:OP9g2N5M
コモレビが笑顔を覗かせる。
この子、こんな可愛い笑顔ができるんだ……。
「あっ!」
突然グリンが叫んだ。
「ごめん。服脱がせちゃってたから。その…着ていいよ。」
思えば、下半身はローブが捲れあがって丸見えだ。
全裸に近い少女を気遣い、照れながら背中を向ける。
「もう良いなら、言って。そしたら振り向くから。」
「うん。分かった…。」
グリンの背後から衣服を身に着ける音がした。
ぎゅっと目を瞑る。
今すぐ振り返って一糸纏わぬ姿を見つめたい…そんな衝動に耐える。
「もう、いいよ。」
ほんの数秒だったが、グリンの中では何十分も経過しているような感覚だった。
「オッケー。」
にこやかに振り向いたグリン。だが、その笑みは一瞬にして凍りついた。
「どどどど…どうして!?」
目の前の状況にうろたえるグリン。
「何で全部脱いでるんだよォー!!」
服を着せたつもりが、コモレビはローブを全て脱ぎ捨てた姿になっていた。
コモレビはグリンの動揺に笑顔で返すと一言告げた。
「あたしも…グリン王子…あなたに興味があるんです。」
つづく
619 :
451:2006/04/15(土) 10:50:47 ID:OP9g2N5M
ミスりました。
615は飛ばして読んでください。
というか、ドウシヨウモナイデスネ。
吊ってきます。
続きは死後の世界から。
いや大丈夫。頑張ってクレ
グリン×コモレビにピィゲルが混ざる展開キボン
もちろんとるのは輪笑いだけなピィゲル
622 :
前書き:2006/04/15(土) 16:43:46 ID:sPHUUIhs
グリンのいかにも思春期な初々しさがいいやね
まぁ、主人公の名前間違えてたSS書きもここにいるしそれぐらいの
ミスは全然大丈夫ですよハハハ
5ヶ月ぶりにティトォ×リュシカ続き投下します
吼えた後に目を薄く閉じ、時折なにかに取り憑かれたかのように体をびくびく震わせるリュシカを見ながら、
ティトォは限界が近いことを改めて確認する。
いや、もうボーダーラインなどとっくに超えているのかもしれない。
もはやホワイトホワイトフレアによる回復の力は使えない。
今のティトォの魔力では、髪の毛1本を強化させるだけでも一苦労だ。
これ以上魔力が回復することなく行為を続ければ、肉体的な限界を迎えリュシカは死ぬ。
しかし。
これで最後になるのならば、取って置きのやり方でするまでだ、とティトォの中の獣が叫ぶ。
たとえお互いの気持ちを確かめ合ったとしても、
風雲急を告げる今の状況下ではこんな風に愛し合える機会なんてそう何度もないのだから。
この機会に、狂ったように壊す直前までしてしまいたい。
いや、むしろ……彼女の中の「自分に付いていきたい」 という気持ちの強さを知ったからこそ、
「自分の役に立ちたい」という気持ちに気づいたからこそ、そして何よりそんなリュシカに対する自分の気持ちに気づいたからこそ。
ここでリュシカを壊して2度と自分達に付いてこれなくした方が、自分達にとって幸せなのかもしれない。
もしこの先の戦いで百年前のような大破壊が起これば、その時自分は周りの人間を、リュシカを守る自信がない。
……誰かの手で壊されてしまうのならばいっそこの手で……。
ティトォは恋人の中へ突きたてたまま、リュシカの体をコマのように半回転させる。
「ひぃあああああぃぃぃいいいっ」
また、巨大な肉の杭が己の中でひだを巻き込む衝撃を感じ、
リュシカはもんどりうって浅い絶頂を迎えた。
何度も何度もただただ強制的に与えられる悪魔のような絶頂。
しかし、もうリュシカは虚しさや悲しさは感じなかった。
リュシカの手首ほどの太さになったティトォの陰茎はまさに隙間なくリュシカの体内で膨張し、
肉の筒と肉の傘の間をこれ以上はないというほど隙間なく触れ合っていて、
それがリュシカの心に強く深い充足感を与えていたのだ。
(……このままつながったところから……とけあって…………『一つ』になればいいのに……)
そんなことは不可能だし馬鹿馬鹿しい妄想だ。
しかし、自らの体内を内部から破壊させるほどの温度と質量で繋がりあっていて、
さらに人格や思想を破壊されかねないほどの快感を与え続けられていると、
そんな夢すら現実になるのではと思えてしまう。
「ティトォ…………さ……大丈夫……です……」
もはや限界をはるかに超えた体でも、かすむような意識の中でも、リュシカがつぶやくのはティトォの名前だった。
その言葉にティトォの動きが止まる。
「なにが大丈夫なんだい?」
リュシカは、僅かなティトォの愛撫の変化から、彼の中の心の迷いを第六感で感じ取った。
「ぁたしは……ぃなくならぁいですから……」
だからこそ大丈夫じゃないんだ。
どんな恐ろしい敵でも逃げ出すことなく自分たちに付いてくる。
自分のこんな狂気じみた行為すら最後まで受け止めようとする。
「君がただのか弱い女の子だったら良かったのに……」
「……今、なにかぃぃましっ、ふぁか……?」
リュシカは、唇を噛み締め痛みを感じながら絶頂感に堪える。
彼女も、この宴の終わりを、そしてこういう逢瀬の貴重さを肌で感じていたから、
無理矢理にでも快楽にあがなっていた。 この夜を、少しでも長く体験できるように。
しかし獣に従うティトォが、そんな反抗を許すはずもない。
ゆっくりと前傾姿勢をとり、その舌をリュシカの首筋に這わす。
そして右指が、彼女の菊門の入り口で皺を伸ばすような緩慢な動きでその周囲を撫でまわし始める。
もはや彼女の下半身は性器周辺はもとよりその臀部からへその当りまであらゆる箇所が汗やら愛液やらで滴り、
菊門の周囲も例外ではなく、ただ肌の上をなぞっていた指は
リュシカの体液で後ろの穴へ指を突き刺すのになんら問題がないほど濡れていた。
もちろん、問題があったとしても今のティトォは容赦しなかっただろうが。
まるで底なし沼にはまってゆくかのように、ティトォの右手の人差し指はズヌリと彼女の不浄の門へ沈んでゆく。
度重なるティトォの教育で挿入こそスムーズに行われるが、
彼女の下半身はすでに500パーセント状態になったティトォの肉棒が入っていたため、
今まで以上に下半身全体の肉が引き伸ばされ今までと同じ指の進入もこれまで以上の圧迫感を彼女に与える。
人差し指が根元まで一気に入った瞬間、リュシカはその顔を天井に向け
「あひぃいぃぃぃっっぅしろいやうしろいやいやいやあああああぁぁぁ指、ゆびいぃぃっっっっ」
と喚いて果てた。
しかし、もちろん休むことさえできない。
なぜなら、膣にも肛門にもいまだとてつもない体積の異物が入ったままだからだ。
そしてリュシカの最後の穴にあの鋭い感覚が走る。
たとえ何度経験しても毛ほども慣れることはないだろうと感じるほどの凶悪な刺激。
それは、ホワイトホワイトフレアで強化された毛髪が尿道を貫く感覚だった。
「ぃぁぁぁぁああああっっっっ!」
あまりに敏感な箇所への責めに、瞬く間に高みへと登りつめるリュシカ。
そして今、リュシカの下半身が全てティトォにより埋め尽くされる。
その全ての侵入者は、入り込んだだけでまったく動こうとしなかった。
ただ、粘膜に異物が触れているというだけでのたうつような快楽を感じるリュシカは、
びくびくと痙攣しながら全身の骨を砕かれたかのように力なくベッドにその肢体を沈めるだけだった。
と、そんなリュシカの口からとても小さな感極まった声が漏れる。
「ふはぁぁぁぁ………」
3つの異物が、ゆっくりと動き出したのだ。まるでカタツムリのような動きでゆっくりと。
あまりにゆっくりとした動きに比例して快楽の上昇スピードも遅い。
「いやぁ……いゃあ…………ぃやあ………………いゃぁ……………………
ぃやぁ…………………………ぃゃあ………………………………ぃゃぁ………………」
すぐにイくことはない。しかし、
そのスピードが遅いからこそリュシカには自分の中に快楽がたまる様が手に取るように分かる。
そして自らは腰を動かすこともできず、まさにティトォに全てを握られた状態だった。
それはまるで手足を縛られ、目の前で風船に空気を際限なく入れられていく様を眺めさせれるかのようだった。
いつか来る風船の破裂という終わりが来ることを分かりながら、それを止めることも遅らせることも、早めさせることもできない。
「ぃゃぁ……………………ぃゃぁ……………………ぃゃぁ…………ぃゃ…………
ぃゃ…………ぃゃ…………ぃゃ………ぃゃ………ぃゃっ……」
その「いや」が意識を白く激しく塗りつぶされることについてなのか、
早く絶頂を迎えることができないもどかしさに対してなのか、
この愛を確かめ合う行為に終わりが近づいていることについてなのか。
リュシカ自身にもそれは分からなかった。
そして、「いや」の間隔が狭まり、リュシカの音程があがる。
「ぃゃぁ……ぃゃぁぁ……ぃゃぁっ…ぃゃっ…ぃゃっ…ぃゃっ…ぃゃっ…
ぃゃっぃゃっぃゃぃゃぃゃいやぁぁっぁっぁぁぁあああああぁぁ…
ぁぁっ……ぁぁぁああぁっ…………ぁぁぁぁぁぁああぁっ……………」
シーツを手から血の気が抜けるほど掴みながらリュシカはまたイった。
そんなリュシカの体から指と毛髪を引き抜くティトォ。
「っっ……………」
そのこすれる刺激だけで、リュシカは休む間もなく軽い絶頂を迎える。
そんな彼女の後頭部を優しく撫でながら、
「おめでとうリュシカ。これで、99回目だ」
と告げるティトォ。
「あぁ……ぐぁ……ふぇすくぁ」
(なにが……ですか)
もはや、リュシカの声帯はまともに空気を震わせる事ができない。
舌と歯は気管から這い上がる気流を声に編成する事もできない。
それは言葉すら知らぬまま周囲の大人を口真似する乳幼児のようだった。
「君はもう僕が今夜言った言葉を忘れたのかい?」
それでもティトォは読み取れる。
瞳を、表情を、分泌液を。
百年もの間研鑽を積んだ彼の観察力にとって、ティトォだけの玩具と化した牝の体から心の内を読み取ることなど簡単すぎることだった。
「あれは君が3度目のアクメを迎えた後のことだったかな。『女性が百回絶頂を迎えればどうなるか僕は知りたい』と、
確かに君の前で言ったはずだ。……そしてさっき君が感じた絶頂がちょうど99回目だったんだよ」
まるで女の子が買ってもらった人形を大事にするかのように、
ティトォはもはやほとんど動かなくなったリュシカを抱き寄せながら若草色の髪を優しく撫でる。
「そしてこれが、これからするのが最後の1回だ。
もっと時間をかけて君に教え込んでいこうと思っていたのにね。
……まさか一晩の内に君が百回もイけるまで成長するとは思わなかったよ。
だからご褒美をあげよう。最後の1回は、がんばった君のリクエストを聞いてあげるよ。
穴も、体位も、回数も。どこにどんな風に何回してほしいのか。
全部君の望むままだ。さあ、どうして欲しい?」
愛する男からの問いかけに答えられないことがあまりにもどかしく、歯痒く感じ、少女は悔し涙で目を潤ませる。
そんなリュシカの様子を伺いながら、ティトォは諭すように話す。
「無理に喋ろうとしなくていいよ。今君は意識があるのが不思議なぐらい疲弊しているんだから。
君はただ、想像すればいいんだ。例えばそうだね、君は後ろから入れられるのが好き?……じゃないね。
じゃあ、前から正面を向いて入れられるのが好き?……みたいだねリュシカ」
もうリュシカの唇はもともに動かせない。
上の唇は。
「君の下の唇は、最後まで正直だね」
そう、『前から正面を向いて入れられるのが好き』というセリフを聞いたとたん、
リュシカの膣壁はティトォの肉棒をきゅっと締め上げたのだ。
そして痙攣するだけの上の唇の代わりとなるかのように雄弁になった下の唇からリクエストを聞き出すため、
ティトォの最後の言葉攻めが開始された。
627 :
あとがき:2006/04/15(土) 16:59:12 ID:sPHUUIhs
今回はここまで
後1回です。ようやくゴール見えてきたよお母さん
GJ!!
なんか活性化してきましたね。
では誰か蓮間×川芝を
それはペニをおせっかいが追い立てた段階で伝説に・・・
ペニ〜もどってこ〜い
よぶな
アクア 縞パン
リュシカ 綿パン
プリセラ エロ下着
マルチーノ ガーターエロ
リィ ガーターエロ
月丸 エロ下着
メルチナ エロ下着
舞ちゃん はいてない
コモレビ はいてない
て感じ?
アクア くまさんパンツorいちごパンツ
だろ?
636 :
451:2006/04/17(月) 11:49:18 ID:bOFcYmO1
みなさん、暖かいお言葉ありがとうございます。
泣けました。
グリコモちょこっとだけ書いたんで、投下してみるぜ!
637 :
451:2006/04/17(月) 11:50:03 ID:bOFcYmO1
少年と少女 その2
俺ってロリコンなのかな……?
何も身に纏っていない少女の姿に心臓の音がバクバクと鳴っていた。
思わず生唾を飲みこむ。
早くその肌に触れてみたい…。
その願いとは裏腹に、足は根をはったように動かなかった。
いや、足だけではない。身体全体が動かない。
石にでもなってしまったかのように。
「では、お邪魔しますね。」
コモレビの落ち着いた声。その言葉と同時にコモレビが歩む。
一歩一歩進むごとに二人の距離が縮んでいった。
2メートル……1メートル……50センチ……30センチ……。
やがて、二人の距離はゼロになる。
身動きひとつとれないグリンをコモレビがぎゅっと抱きしめた。
肌と肌が触れ合い、互いの鼓動が聞こえてくる。
「その……緊張してますか?」
「あはは、んなことないって。」
あからさまな強がり。
「そうですか、良かった。」
コモレビにも、強がる様子が手に取るように分かったが、敢えてグリンの口車に乗ってみせた。
「………」
少しの間沈黙が流れた。
静寂に包まれた中、二人の呼吸と鼓動の音だけが響いていた。
638 :
451:2006/04/17(月) 11:50:54 ID:bOFcYmO1
コモレビは一呼吸置くと、グリンのズボンに手をかける。
「お…おい…。」
「シャツは自分で脱いでくださいね…。
あたしじゃ脱がせられませんから……。」
「え? あ、ああ……」
ゆっくりとグリンのズボンのファスナーを下げるコモレビ。
グリンはそれを見て、慌ててTシャツを脱ぎ捨てる。
コモレビはズボンとパンツを一緒にして擦り下ろす。
固く、大きくなった肉棒が姿を見せた。
「大きいですね……」
そそり立った肉棒にそっと手をかける。
「え? そうかな?」
「えへ…」
コモレビは照れ笑いすると、その肉棒を軽く握り締め前後させた。
うわ……何だこれ…………すっげ…気持ちいい……。
かつて感じたことも無いような快感に思わず身震いする。
コモレビには、グリンの悶える表情が面白くて仕方ない。
肉棒を前後させるスピードを更に早くした。
「うはっ」
気持ち良さに思わず声が漏れた。
639 :
451:2006/04/17(月) 11:51:31 ID:bOFcYmO1
「気持ちいいんですね。 じゃあ……」
コモレビは、スッとしゃがみ込むと、その肉棒の先にそっとキスする。
「あっ…」
そして、グリンの顔を見つめながら、口に含んだ。
「ああっ!」
突然訪れた口内の粘膜の刺激に更に悶絶するグリン。
「ほれはほうれふは?(これはどうですか?)」
コモレビは口内の肉棒を舌で刺激しながら、唇を前後させる。
くちゅ…くちゅ…。
ああ……やっべ……気持ちよすぎる……。
体中の力が全て抜き取られている感じだった。
快感の波が次々に押し寄せてくる。
これほど甘い快感は産まれて初めての経験だ。
コモレビは、グリンの顔を覗き込み、その気持ちよさそうな表情に満足すると、
更に唇の動きを早めた。
「あ……ダメだ……これ以上は!!」
グリンが制止しようとするが、コモレビは動きをやめようとしない。
それどころか、肉棒の下についた袋に指を這わせ、更なる刺激を与えていく。
くちゅ…くちゅ…くちゅ。
「ホントに……これ以上は……」
押し寄せてくる快感。
「ダメだ……から……」
訴えがどんどんと力なくなっていく。
「………」
最後には、口をパクパクさせるだけになってしまった。
そんなグリンを見て、幼さと淫靡さを兼ね合わせた笑顔を見せるコモレビ。
口を動かしながら、舌を絡める。
くちゅくちゅくちゅ。
グリンの肉棒がビクッと震えた。
「あああッ!射精る!!」
「!!」
ドプッ!
グリンの肉棒がコモレビの口の中に精液を放った。
思わず口から肉棒を離すコモレビだったが、その勢いは止まらない。
ドプッドプッ!
逃げたコモレビの顔をも汚した。
「はあっ……はあっ……」
ひとしきり精液を放つと、グリンは我に返った。
大量の精液がコモレビの顔を伝っている。
そして、唇の端からも唾液と混ざった白い液体が零れていた。
「ゴメン……。あまりにも気持ちよくて……」
かがみこんでコモレビに謝罪する。
コモレビは口内の精液をコクンと飲み干す。
「そ、そんな…。飲まなくても!!」
「こちらこそゴメンナサイ……。
すごい量だったから……思わず引いちゃいました……」
640 :
451:2006/04/17(月) 11:52:34 ID:bOFcYmO1
「あ、救急箱にティッシュが入ってたっけ。
ティッシュ…ティッシュ……」
ティッシュを探すグリン。
その背中に暖かい物が押し付けられた。
「えっ?」
思わず振り向くグリン。
振り向いた唇に唇が押し当てられる。
柔らかな感触。
キス…………?
唇が触れ合うだけの軽い口付け。
「順番……逆になっちゃいました。」
先ほど自分の精液を放った口だというのに、ほのかに甘い香りがした。
「このままで……いいですか?」
コモレビは自分の顔についた精液を指でぬぐって綺麗にする。
グリンの肉棒はさっき射精したというのに固さは全く衰えていなかった。
グリンは、反射的に頷いた。
幼い顔に艶やかな表情。
思わず引き寄せ、抱きしめてしまっていた。
本能が身体を動かしていた。無言でコモレビを押し倒す。
「あっ……」
突然のグリンの行動に戸惑うコモレビ。
グリンには、性的な経験こそ無かったが、一人の男性として、それらしい知識は身につけている。
この続き……何をするのかは、分かっている。
いきりたった肉棒を手にコモレビの秘所に挿入しようとする。
確か…こうやって……。
だが、哀しきかな、生半可な知識のため、膣の場所が把握できておらず、思うように挿入出来ない。
……あれ?……あれ?
焦れば焦るほど上手くいかない。自分が情けなくなっていく。
「あたしに…任せてください……」
そう告げると、コモレビは、静かに目を閉じた。
「え? あっ!」
グリンの目の前でコモレビが姿を変えていく。
身長はグリンを追い越し、顔から幼さが抜け端正な顔立ちに変わる。
乳房もあっという間に膨らみ豊満な乳房に変わる。
ウエストのくびれもはっきりとした形状に。
「グリン王子…あなたの不安な心を吸収させてもらいました…。」
気づけば、さっきまでの不安・焦燥感・劣等感・悲愴感……そういった心の乱れが収まっている。
これが、「人間の負の感情を吸収して自身を成長した姿に変換する」彼女の魔法。
マテリアルパズル「オーライーター」。
641 :
451:2006/04/17(月) 11:56:16 ID:bOFcYmO1
つづく
……今回はここまでです。
勢いあまってコモレビをおねいさんにしてしまいました。
小コモレビが好きだった方ごめんなさい。
全然問題なし!
個人的な話をするとむしろ小で口、大で本番はかなり理想的な振り分け!
分かってるじゃねえかあんた!
>>641 乙
本スレ向きの話題かもしれないけど
>「グリン王子…あなたの不安な心を吸収させてもらいました…。」
>気づけば、さっきまでの不安・焦燥感・劣等感・悲愴感……そういった心の乱れが収まっている。
>これが、「人間の負の感情を吸収して自身を成長した姿に変換する」彼女の魔法。
>マテリアルパズル「オーライーター」。
これって仲間の士気高揚とか不安解消みたいな使い方も出来る
何気にサポート用の魔法だったりするかも
645 :
451:2006/04/18(火) 11:21:15 ID:pAizag3D
反響あって嬉しいです。
グリン×コモレビ がどうにか完成したので、投下します。
「勝手に魔法を使ってごめんなさい。
でも、成長した姿の方が、膣も広がって挿れやすいでしょうから……。
イヤでしたか?」
「あ……いや。
どっちも同じコモレビだから……。」
きょとんと見つめるコモレビ。
「あれ? 俺…変なこと言ったっけ?」
その顔に、逆に面食らう。
「だって………。
あたしの名前……呼んでくれたから……。」
「そういえば……。」
気づかなかった……。
ここまで行為を進めているというのに、その中で相手の名前すら呼んでない。
「本当に順番が滅茶苦茶なのね。」
「はは、ホントだ。」
二人そろってクスクスと笑う。
さっきまでの張り詰めた空気は、どこかに消え失せていた。
「ありがとう。 じゃあ、あたしがリードするから…」
成長した姿になったコモレビが、グリンの肉棒を軽く握る。
その感触だけで快感が生まれ、肉棒がビクンと震えた。
コモレビは、今にも暴れだしそうなそれを押さえつけ、膣にあてがう。
「んっ……」
肉棒が挿入口に触れると、コモレビも小さくあえぎ声を漏らした。
表情に艶っぽさが滲みでている。
コモレビも気持ちいいのかな………?
膣の入り口は肉棒の先からでも分かるほどしっとりと濡れていた。
「そのまま腰を突き出して…。」
「ああ…」
コモレビに言われるがままに腰を突き出す。
ぬるっ…という感触とともに肉棒が膣内に収められていく。
「ふああ…」
「んぅ……」
二人が同時に官能の吐息を漏らした。
うわァ……何だよコレ。さっきの口より数倍気持ちいい……。
ぬるぬるしてて……締まってて……。
挿入して間もないというのに、射精感を感じるほど激しい刺激が脳に入り込んできた。
これが擦れたら……どんだけ……気持ちいいんだろ……。
たまらず、肉棒を前後させてみる。
「はぁん!」
「うあっ!」
コモレビが甲高い声を上げた。
聞いたことの無い声と膣内の気持ちよさにグリンも思わず叫んでしまう。
やば……コレ……気持ちよすぎる………。
さっきの口も良かったけど……、それ以上だ……。
今にも射精してしまいそうな刺激が頭を巡る。
激しすぎる快感に動きを止めようとしたが、グリンの理性は、身体を押さえつけられない。
腰を前後させ、コモレビの膣内を貪る。
「ああ!」
コモレビもグリンの動きに感じているようだ。一際艶やかなあえぎ声を放つ。
「はぁ……コモレビ…。気持ち……いいの?」
「あん……うん……いいよ。グリン王子は?」
「俺も……すっげ……気持ちいい……」
グリンは更にコモレビを蹂躙しようと腰の動きを早める。
一気に脳内に快感が入り込んでくる。
「うああっ!」
グリンの脳が爆発する。
ダメだ……出るっ……。
「あああっ!」
唸るような声と同時に肉棒から大量の精液が暴発して膣内に流れ出る。
「あっ……」
コモレビもそれに気づいたようだった。
グリンは、ハッと我に返り、肉棒を引き抜こうとする。
しかし、コモレビがグリンをギュッと抱きしめ、その動きを封じ込めた。
「ああっ…」
膣内に溢れ返る精液。
最後の一滴まで、コモレビの中に放ち終えると、グリンはそのままコモレビに倒れんだ。
「はぁ…はぁ…」
大きく息を吸い込むうちに、冷静になっていく。
そして、自分のしでかした行為の重大性を認知する。
「あ……。その……。ごめん……気持ちよすぎて……我慢できな」
謝罪の言葉を放つグリンの口がコモレビの唇で塞がれた。
唇の間からコモレビの舌が入り込んでくる。
奥に逃げようとするグリンの舌を捕らえ弄ぶ。
「んぐっ…」
コモレビは、ディープキスを続けながら体勢を変え、グリンの上になる。
そして、グリンの口内の隅々まで舐め尽くすと、ようやくコモレビは唇を離した。
「グリン王子のだったら……あたしは平気だから……。」
「えっ?」
意味深な言葉だったが、その真意がつかめず思わず聞き返してしまった。
コモレビはそれに応えることなく、にこっと笑うと、グリンの肉棒が入ったままになっている秘所に手を当てた。
そこには、グリンの肉棒を伝って、精液と愛液の混合液が流れ出ていた。
「いっぱい……出たのね…」
「そりゃあ……すっげ…気持ちよかったから……」
「それにまだ……固い……」
コモレビの言葉の通り、グリンの肉棒は二度精を放ちながらも、固さを維持し続けている。
「今度は、あたしも最後まで……」
「うん……」
グリンはコモレビを抱きしめながら、上に乗ると、刺さった肉棒を前後させた。
再び快感が生じる。
だが、二度射精したこともあって、快感に耐性が備わっていた。
射精感に苦しむことなく、その快感を楽しむ。
「ふああっ」
コモレビの淫らなあえぎ声が木霊する。
コモレビも感じてる……。
その声が、またグリンを高揚させた。
そして、徐々に腰を動かす行為に夢中になっていく。
時には激しく、優しく……緩急を織り交ぜて、コモレビの膣内を味わい尽くす。
「ねぇ……。胸も…触って……。」
コモレビがグリンの手を取り、乳房に導く。
魔法を使う前は、ほんの少しの膨らみだったそこは、今でははちきれんばかりに膨張していた。
乳房を捏ねるように揉みしだき、それに付いている突起を口に含んでみる。
更に舌の上で転がす。
「あふぅ……イイよ…それ。」
ねぶるうちに、突起は固さを増してくる。
乳房に没頭しながらも、腰は動かし続けた。
「だめ……そんなに……されたら……。
あたし……。」
「あぁ…俺も気持ちいい……」
「あたし……もうイキそう……」
「うん、分かった。」
コモレビの言葉を確認すると、グリンは腰を動かすピッチを早めた。
「はああああっ……」
それに合わせてコモレビがよがり狂う。
「あはぁっ…ダメ…もうダメなの!!」
激しさを増す運動に、グリンにも昂ぶりが訪れる。
「あぁ…俺も……出そうだ。」
「はぁ……うん……」
コモレビの瞳が虚ろになっていく。口が開いたままになり、唾液が漏れる。
「あああああぅ! 来るっ!!!」
コモレビがグリンの身体をギュッと抱え込んだ。
「あああああああぁぁぁぁぁっ!」
そして、ビクビクっと身体を奮わせ、絶頂に達する。
同時に膣が急激に締まり、グリンの肉棒を一層激しく絞り込む。
「あああぁっ!!」
その刺激に耐えられず、グリンも精液をコモレビの中に放出した。
びゅくっびゅくっ。
三度目の射精。
それでいながら、勢いも量も衰えてはいなかった。
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
二人の荒い呼吸が混じる中、コモレビの身体が空気が抜けたように縮んでいく。
彼女の魔法が解けたようだ。
「気持ち……良かったですか?」
「ああ…………ホントに良かった……」
「ふふっ……嬉しい。あたしも凄く気持ちよかったです。
じゃあ……ソレ……抜いて下さい。」
気づけば、膣に収められたままの肉棒に強烈な圧迫感が押し寄せている。
コモレビの魔法が解け、彼女が幼い姿に戻ったのと同時に膣の大きさも小さくなっていた。
「…………」
「グリン王子?」
コモレビの要望に、無言になるグリン。
「グリン王子!?」
そして、問いかけるコモレビを抱き締めた。
「えっ!? グリン王子!?」
「ゴメン……。このまま……。もう一度……いいかな?」
「そ、そんな……。もう充分……。まだ満足できないんですか?」
「ああ……うん……。」
「そんな、これ以じょ…はぁぁぁっ!」
コモレビの言葉を遮り、腰を突き動かすグリン。
膣が狭まったために、先ほどよりも強い刺激を感じる。
「すっげ……締まってる……」
「はぁっん!だって、それは……小さくなってるから……ああぁぁっ!!」
コモレビを抱きしめたまま、肉棒を前後させていく。
「んはぁっ……そんなに……欲求が……」
「違うんだ!!」
グリンの動きが止まった。
「え?」
「コモレビ……だから……。コモレビだからなんだ…。」
「そんなことは………ありません。
それに……今のあたしじゃ胸も無いし…子供っぽい顔だし……」
「そんなこと関係ない!!さっきも言ったじゃんか!
どっちもコモレビだから!!」
「違います!グリン王…」
動くコモレビの唇を捕らえるグリンの唇。
舌を滑り込ませ、先ほどのコモレビのディープキスの仕返しとばかりに、口内を弄り尽していく。
ひとしきりコモレビの口内を貪ると、舌を戻し、軽くキスをして唇を離した。
「コモレビ、頼みがあるんだ……」
「頼み…?」
「王子はいらないから……グリン……って呼んでくれよ。」
「えっ?」
「お願いだから……。」
「そんな…王子は…王子で…」
「キミを……好きになったんだ……」
「ちょ、ちょっと、どういうこと?」
「だから……その通りだよ」
「何を…言って……。あなたはメモリア国の王子で……。
あたしは…それに敵対する女神の三十指で……。」
「いいんだよ。そんなこと関係あるもんか。
コモレビは、俺のこと……キライなのか?」
「そんなことは…………」
返答に困り、思わず黙り込んでしまうコモレビ。
だが沈黙はコモレビの甘美な声によって破られる。
「あぁぅっ」
グリンが腰のスライドを再開させていた。
「はぁぁっ……ダメぇぇ…………。
普段のあたしだと……キツすぎて……感じすぎるから…はぁぁんっ!」
「俺も、さっきより……キツくて…気持ちいいよ…」
「ダメ…ホントに…はぁっ!気持ち良過ぎる…」
「コモレビ……コモレビィいい!」
「はぁっ……グリン…おう……じ…」
「コモレビ!!……コモレビ!!」
「はぁああ…グリン……グリン!!」
「コモレビっ!好きだ!コモレビーーーーっ!」
「グリンっ!! ああっ! グリ…ンっ…」
呼んでいなかった分を取り戻すように、その名前を連呼するグリン。
コモレビもそれに答えるようにグリンの名を呼んでいた。
グリンは腰を動かしながら、小ぶりの胸を優しく揉んでいく。
「んはあっ」
指先で小さな乳首を摘み上げると、コモレビが更に可愛らしい吐息を漏らした。
「もう……ダメ……」
コモレビの顔が紅く染まり、絶頂が近いことを知らせる。
「俺も……イクよ……」
四度目の射精へ向け、グリンも叩きつけるように肉棒を差し込む。
「ひゃぁぁっ……はぁぁっ……」
何度となく軽い絶頂がコモレビの身体を突き抜けていた。
その度に、ただでさえ狭い膣内が更に圧迫される。
それがグリンを更なる高みに連れて行く。
「コモレビ……イクよ!!」
「うん……あたしもぉっ!」
グリンの身体がカッと熱くなる。
無意識のうちにコモレビを抱きしめ、唇を合わせていた。
「あふぅっ!」
グリンが、子宮に到達するほど深くまで差し入れる。
「グリン!!」「コモレビ!!」
お互いの名を叫んだ。それと同時に二人は絶頂に達した。
「あああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
コモレビは身体を痙攣したように奮わせ、グリンも小さな膣の中に四度目の精液を放っていた。
エピローグ
「……コモレビ……。やり過ぎちゃった?」
「ううん。平気。
それよりも……ありがとう。」
「え?」
思わぬ御礼に聞き返してしまうグリン。
「こんなあたしでも好きになってくれて……」
「ああ……」
「あたしも好きです。グリンおう……グリンが」
「はは、すげェじゃん、両想いだよ。
晴れて恋人同士ってわけだな。」
「それは…無理です。」
「えっ?何で!?」
「あたしは…女神様に仕える三十指。
女神様のために死ぬのが運命だから……」
「そんなこと関係ないじゃん!」
「でも、あたしは……」
「じゃあ、俺、決めた!」
「?」
「俺がその女神を倒して……コモレビに掛けられた呪縛を解いてやるよ!
ははは。元々、友達のために女神は倒すつもりだったんだけどな。
理由が1つ増えた。」
「そんなこと……」
「いいじゃんかよ。そしたら晴れて、コモレビを恋人にするから。」
「…………」
「だから、死んだりしないでくれよ。
俺も………絶対に女神を倒して帰ってくるから。」
「………うん……」
いつの間にかコモレビの頬に涙が伝っていた。
グリンは、それをシャツの袖で拭取る。
「はああ〜〜。そろそろ帰るかなー。
なかなか帰ってこないから、オヤジ達も心配してるだろーしなァ。」
岸から見える自分の住む城を見ながらつぶやく。
「あ………その………。ねぇ……グリン。」
ギュッとグリンのシャツの袖をつかむコモレビ。
「どした?」
「……もうちょっとだけ……二人でいたいです……。」
もじもじと訴えかけるコモレビ。
その姿がたまらなく愛しい。
「うん。いいよ………。」
コモレビの肩を引き寄せ、そっと腕を組んだ。
空には星空が輝いていた。
終わり
653 :
451:2006/04/18(火) 11:38:47 ID:3pntPl4X
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
本編とは関係ない別エピソードの1つとしてお考えください。
繋がらないですし、
この後、コモレビが殺害されでもしたら、いたたまれませんので。
654 :
451:2006/04/18(火) 11:44:39 ID:3pntPl4X
>>644 オーライーターはいろいろな使い道がありそう。
ただ、カイザートの死体にびびっているようじゃ、コモレビ本人の動揺が一番心配だけれども。
GJ!!
余裕で抜けた
俺の息子も大喜びだぜ!
コモレビは無事にグリンの子供を身ごもり王妃となりましたとさ
DGJ!!
>>654 大人の時はコモレビ主体、子供の時はグリン主体なので2つのシチュが楽しめていい
>>658 なんというか、誘ってる表情がいい
揉みがいのありそうな乳の描き方がさらにいい
姐さんエロい。GJ!!!
剣道×清杉に萌え。
GJ!
663 :
451:2006/04/20(木) 12:05:31 ID:fYyOIJyR
みなさん、感想どもです。
また何か妄想したら書きます。
>>601-602のやつの解凍パスってどこで使うの?普通に解凍しても中身すっからかんで出てきたから
解凍ソフトをもっと新しいものに変えろ
Lhaplusとか
いや、まさにそれなんだけど。
ダウンロードして放り込んだらどこで回答するか選択させられるだけなんだけど
色々ググって色々解凍ソフト試せ
外山×サヤ途中までだけど続き投下します
そのままいざなうように力の抜けたサヤをベッドに座らせ、またも原稿用紙に目を走らせる外山。
「問題は次だな」
(まだ次があるのかよ)
げっそりとした顔で岩佐が心の中で毒づく。
「『少女の泉からはピチャピチャと愛液の湧き出る音が響き渡る』。
このピチャピチャってのはどうだ?」
「いーじゃんピチャピチャ。俺はそれでいいと……」
しかし、岩佐の言葉はそこで止まる。
まるで刺し殺すかのような外山の視線に気づいたからだ。
「……あー、でもピチャピチャよりクチュクチュがいいかもな」
長い付き合いの岩佐はその視線にこめられた意思を肌で感じ、前言を撤回する。
すると外山はにやりと笑い、そいつは困ったと呟いた。
「俺はジュプジュプがいいんだ。
……こいつは想定外だな。3人とも票がばらばらだ」
話し合いでもするってのか?と疑問に思った岩佐は、まだこれが外山の演出と気づいていない。
「しょうがないな、4人目に聞くとするか」
「?おいおい、また誰か呼ぶのか?」
正直こんな時間呼んで来てくれる友達俺らにいないだろ、と思ったが空しくなるので岩佐は口にはしなかった。
「そんな必要はないだろ。別に『見て』もらうんじゃなくて、『聞いて』もらえばいいんだから」
岩佐は外山が取り出したものを見てようやくその趣向を理解した。
携帯電話を耳元に寄せる外山の顔はますます嗜虐の喜びに歪む。
そして、長い沈黙と携帯の呼び出し音が部屋を支配する。
相手がいつまでも出ないことに苛立ちを見せ始める外山。
新しいビールの蓋を開け成行きを見守る岩佐。
後ろの外山に体を預け肩で息をしただただ放心するサヤ。
3人はこの異常な空間と状況に飲まれ、一言も言葉を発さないまま3分が経過した。
「ひさしぶりだね、外山、君」
静かな部屋に響く声を聞いたとたん、サヤがびくりと体を揺らし怯える顔で背後の外山を振り返る。
―――嘘でしょう―――
とても小さな声だったが、確かにそう呟いたようだった。
「よう、出るのが遅いじゃねーか」
「……ごめんごめん、ちょっと今、その、食事中だったんだよ、あたし」
いつもより歯切れの悪い喋り方ではあるが、その声は3人が良く知る人物のものだった。
「なんだ、こんな夜中に飯か?太るぞ」
「あたしは、ちゃんと毎日部活でカロリー消費してるもん!
……新入生が4人も入部したのに、誰かさん達全然部活出てこないから……あたしやサヤの負担が増えてるんだからね」
「ダイエットになっていいじゃねーか、キリノ」
最後の1票を投じるのは、今電話のすぐ前で半裸になりながら顔を真っ青にしているサヤの親友だった。
「っていうかこんな、夜遅くに何の用?」
「夜遅くにわりーな。お前の親友の小説が駄作になるか名作になるかの瀬戸際なんだわ」
「小説……?あ、やっぱサヤ、外山君ち行ったんだ。もー心配したんだよ。
何も言わずあたしが買い物行ってる間に、出て行っちゃうんだもん。今サヤ近くにいる?」
外山はニヤニヤ笑いながら紐で両手を縛られ抵抗できないサヤの胸をその手の平で荒々しく揉む。
彼女はただ唇を噛み締め声を上げないようにするしかない。
電話の向こう側にいる親友に、その喘ぎ声が聞かれないように。
「……んなことより、聞きたいことがあるんだよ。しばらく黙ってこっちの音を聞いてくれ」
キリノにそう頼むと外山はサヤの股間の前に携帯電話を置いた。
動くことも、喋ることも禁じられているサヤは、泣きそうな目で携帯と外山の顔を交互に見る。
その外山の顔にいつもの蛇のような笑いが浮かんでいるのを見たとき、
サヤの目にわずかに残されていた希望の光が消える。
いつの間にか後ろから絡めとられるようにしてサヤの両足は外山の足でグラビアアイドルのように両開きにさせられていた。
絶頂の後しばらく呆けていたサヤはようやくその事実に気づくがもう遅い。
そしてズボンの開かれたファスナーの10センチ前に携帯電話が置かれたのだ。
その携帯電話が何の音を拾うためのものかは、岩佐にもサヤにも簡単に理解できた。
そして外山の左手がズボンの中へ侵入し泉の入り口へと触れる。
「ぁ……………………………………………ぃゃ……………………………………………」
その少女のか細い拒絶など受け入れられるはずもなく、
やがて電話の向こう側に聞こえるほどの大きな水音が少女の肉壷から漏れ始めた。
ズボンの生地の上に内側から浮かび上がる外山の手の陰影が次々と姿を変えていく。
そのたびに、ただ顔をいやいやと左右に振ることしかできないサヤの顔の角度が右へ左へ変わり、
苛められっ子の様にその瞳は涙で潤む。
「ぃゃ……………………………………………………………………
ぃゃぁ……………………………………………………………………
やあっっっ!!!」
外山の左手に目をつぶって耐えていたサヤは、突然右胸の頂を責める右手の感覚に完全に虚をつかれ、
大きな声を上げしまう。
「っっーーっ…………………………………………」
携帯電話の向こう側にいる親友が聞き耳を立てている今、
サヤは不意をついた右手のことを怒ることもできず、後ろを振り向いてすがるような表情で外山を見上げることしかできない。
そんなサヤに鼻で笑うような笑みを返し、外山はサヤの性感をさらに刺激するかのように右手で乳房を、左手で膣内をまさぐりまわし始める。
「どーよ、この音はどんな擬音で表現する?」
電話の向こうへの外山の問いかけに、キリノは答えない。
「おい、ちゃんと聞いてるのか?」
「あ、ごめん……なんか、お腹ものすごく空いててさ、ご飯食べな、がら電話してるから
聞いてなかっ、た。もう1回お願い」
「しょうがねえな。……じゃあ、もちょっと音を大きくしてやるか」
水音と小さな喘ぎ声が外山の左手の速さと強さに連動するように大きくなってゆく。
「ぃゃ…………………………………………
ぃゃぁ…………………………………………
ぃやぁ…………………………………………
ぃやあ…………………………………………
いやあ…………………………………………」
彼女の下肢から立ち上る異臭はもはやベッドから1メートル以上離れた場所にいる
岩佐の鼻腔すら刺激し始め、液体が掻き回される音も高く大きく響き渡る。
そして、官能を隠すことのできない声が2重に聞こえる。
……2重に聞こえる?
(あれ、なんでだ)
空耳や幻聴の類ではない。
確かにサヤの喘ぎ声に混じり、女が一人しかいないこの部屋でもう一人の喘ぎ声が聞こえてくるのだ。
(ああ、そういうことか……)
すぐに岩佐は納得する。
外山も気づいたのか、舌打ちをして携帯電話をにらんだ。
どうやら自分が趣味のため人を利用するのは好きだが、人に趣味で利用されるのは好きではないようだ。
もう一つのあえぎ声は、電話の向こうから聞こえてくる。
「キリノてめー何食ってるんだ?」
というかまあ、食事ですらないことをしているのだろう。
「別に……、ただ……、あんっだめぇ」
あんっじゃねーだろあんっじゃ。
「何が『だめ』なんだよ」
「……外山君、あんまり、サヤに、ひっ……
ひどぃこと、しちゃだめぇぇ、や、そこは……
あんまり、くちゅくちゅ、したら、こわれちゃうからあ……
だめだょ……先」
そこで、なにかの物でキリノの口が塞がれたのか、
突然キリノの声は途切れモゴモゴという音しかしなくなる。
なにやってんだこいつら……岩佐はあきれた。まあ俺らも大概だけど。
つーかうちの部、部内で関係持ちすぎだろ。
つまらなさそうに電話を切る外山。
どうやら彼が思い描いていた展開にはならなかったらしい。
「とりあえずクチュクチュでいいらしいぞ。
……しかしお前も友達に恵まれねーな。
キリノはお前の小説より『食事』のほうが大切みたいだったぜ」
……まあ、キリノの電話をしながらの『食事』も、
猥褻教師に無理やり強制させられていたんじゃないだろうかと岩佐は妄想する。
……もしそうだとしたら変態だらけの部活だなあおい。
なんだか馬鹿馬鹿しくなって、岩佐は缶に残ったビールを一気に飲み干した。
673 :
中断:2006/04/22(土) 17:59:02 ID:HmdwXx+m
今回はここまで。……次回こそはちゃんと本番させます、多分
, '" ヽ/|
i l/Vハハゝ
ヾ∩ ´ー`ノ 「うん、GJ!」
Lノ| ]Y[:|つ
|/VVN
∪∪
GJ!エロいっす!
そして猥褻教師、お前もか!!!
GJ!!GJ!!GJ!!
予想外の展開ですな。
その頃、タマちゃんもユージに弄ばれているのですね。
チンコ絵師さん知らんのか
>>676 このグッジョブ野郎め!
このカバーイラストで土塚とBBが初めて線でつながった。
闇よ煌け!ブラックブラックジャベリンズ!!
.............::::::::::::  ̄ ̄ ̄ ̄ `ヽ、_ _ _ ―=―
.......:::' ̄ ̄ ̄ ` - ―=―======== ―=―
())"⌒⌒ヽへ⌒(_)ヽ、 ::;;;:: ガッ 。 ―=―
l ノハノルハ)" `: \ ヽ(Д``:、::;;;:::;;;:: 。 。 ―=―
cリ ゚−゚ノリ 人 ´. ' ( .:`:、::;;; 。 。 ―=―
く )Y( _]つ .`:、` < `:、::;;;:::;;;:: 。 。 ―=―
ノ/ ノ| ´. ' ::;;;:: 。 ―=―
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(ll ゚ヮ゚ノll OK、飴ゲット。
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HOHOHOHO保守
うほっ!
>>684 ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
いや、なんでもない。すまない、忘れてくれ
ティトォ萌え
おまwwwwwwwwwwwwwwww
闘らないか?
>>684 「う〜、スケッチスケッチ」
いまスケッチを求めて全力疾走している僕はメモリア城に通うごく一般の魔法使い
強いて違うところをあげるとすれば、不老不死ってところかナ
名前はティトォ。
レス数が増えてたから期待しちまったじゃねーかwwwwwww
パン神のリュシカレイープとか見たい
リュシカはティトォさんじゃなきゃ嫌ーとか言ってんの
でも神だから逆らえないの
誰か書いてくれまいか
パン神は紳士過ぎる
>>694 前々から構想してるんだが文才無いから文にできん('・ω・)
パン神「君のクリームパンでボクのフランスパンをはさんでおくれ」
リュシカ「あたしのチョココロネにパン神様のクリームがぁ」
( ^ω^)ちなみにリュシカの胸のふっくらもちもちパンにはレーズンが置いてありますよ。
外山×サヤ+岩佐完成したんで落とします
徹夜で書いたんで作中のキャラのテンション高いけど気にせず読んでください
妙な間が部屋を包む。
岩佐は、ベッドの上で唇をわなわなと震わせ続けるサヤと二人きりになっていた。
部屋の主の外山といえば、何かを探しに物置のある廊下へ出て行ったままだ。
(どういう状況だよこれ……)
目の前で幾度もの絶頂に顔を真っ赤にしてうつむく少女と、それを眺める彼氏の友人である自分。
交わす言葉も思いつかず、岩佐はただただサヤの原稿用紙を読みながらビールを飲み続けた。
「岩佐君……帰って……」
外山が部屋を出てから10分近くたってからだろうか、
肉体を蝕む愉悦からようやく解放されてきたサヤが顔を背けたまま岩佐に話しかける。
「いや、俺も帰りたいのは山々だぜ、ビデオ持ってきたから用も済んだし。
でもまあ、今帰ったらお前ぶち切れたあいつにどんな最悪な事されるかわかんねーぞ」
「大丈夫だよ……だって、さっきより、今までされてたことより最悪なことなんてそう無いもの……」
(さっきまでのことが『最悪な事』ねぇ……)
外山がベッドの上から離れる時にサヤが発した「あ」という言葉と、
その表情を岩佐は思い出す。
その声、その顔には少しも安堵はなく、
むしろもう行為が終わるのかという悲哀ともっとして欲しいという欲望しかなかった。
しかしそんな発情しきった心も、発生源である外山が10分近くも離れ
他人に近い岩佐と二人きりで放置されることにより少しだけ羞恥心が戻ったのだろう。
だが心は戻ったとしても、体がいまだ発情中なのは遠くから見ていても手に取るように分る。
最後に携帯の前で外山に性器を弄り回された時のまま両足は大きく割り開いたままだし、
その顔は額から喉まで汗でびっしょりだし、呼吸もいまだ荒いままだ。
しかしサヤに何ができよう。
後ろ手で縛られたままでは自らを慰めることもできず
(もっとも岩佐のいる前ではそんなことをするわけは無いが)、
岩佐のいる前では廊下の外山にねだることさえ許されない。
放置プレイと羞恥プレイを兼ねた外山の仕掛けに、サヤはどこまでもはまってゆくしかない。
「俺から見たら、全然最悪な事をされてるようには見えねーな」
「……それ、どーゆーことよ……」
「おまえ自身が一番分ってんじゃねーの?」
(いや、むしろ、こいつは最悪な事をされるのを望んでるのかもしれねーな)
あの外山の彼女を半年以上もして、さらにHだって何度もしているようなのに
いまだ別れていないのだから、サヤは相当のMなのかもしれない。
サヤが何かを言おうとした瞬間、扉が開いて外山が入ってきた。
「当たり前だろうが、俺と岩佐のおかげでお前の小説はどんどん良くなってるんだぜ。
最悪もくそもないだろうが」
その右手に握られた機械を見た瞬間、サヤは悲鳴を上げた。
その機械は、小形の空気清浄機のような本体に一本の蛇腹が生えていて、
そしてその蛇腹の先端が、男性器の形を模している。
「それ、バイブかよ」
「そうだ。ネットで買ったが5桁はしたんだぜ」
岩佐も別にそう大人のおもちゃに詳しくは無いが、
しかしそれはなんとも異様ないでたちだった。外山が機械についているスイッチを入れると、
ズガガガガガッという腹に響くような重低音を巻きちらしながら先端が滅茶苦茶に震えた。
「じゃあ、最後の修正箇所だな。
『高みへと上った少女はまるで聖母のように安らかな笑顔をその顔に浮かべた』
こいつを突っ込まれてイッたお前がどんな顔するか、俺と岩佐に見せてくれよ」
笑いながら外山はベッドの上に登った。
がくがくと震えるサヤの体をさすりながら。
(なんというか、普通はブブブだよな)
岩佐は、ベッドの上に新聞紙を敷く外山を見ながら心の中で今まで見てきたAVのバイブを思い出す。
(だけどあれ、ズガガガガッだったな)
そう、まるで削岩機のような音だった。
(これ、マジでサヤ死ぬかもしれんね)
「いやっ、いや、絶対いやあっ」
怯えるサヤは両足をピッタリとくっつけ悲鳴を上げ続ける。
そんなサヤに構わず、ベッドの上に黙々と新聞紙を敷き続ける外山。
「その新聞紙には何の意味があるんだよ」
「……前にこれ突っ込んだ時にこいつ滅茶苦茶感じやがって人のベッドの上でくそ」
とたんに今までわめいていたサヤが後ろ向きに頭突きをして外山を黙らせようとする。
どうやらそれを入れられるのは一度目ではないらしい。
まあ、だからこそこの怯えようなのだろう。
しかし相手の見えない状況で放たれた頭突きはサヤの方がダメージが大きかったらしく、
後頭部の痛みで顔をしかめサヤは動きを止める。
その間にするりとサヤの体の下へ入り込む外山。
まるで外山の上に座り込むような形になったサヤの秘部はもう風前の灯だ。
「さて、それじゃあ始めようか」
「ほんと、漏らすよ?前みたいに漏らしちゃうよっ!?」
もうほとんど切れた声で外山へ最後の抵抗の言葉を投げかけるサヤ。
しかしそんな形ばかりの威圧的な態度が外山に通じるわけも無く。
「別にいーぜ?でもそんなもの見せられたら、岩佐もたまったもんじゃねーだろうな?」
(いや、もう今の状況でもたまったもんじゃねーって)
自分が人様の前で漏らしてはいけないものを漏らしたところを岩佐に見られる姿を想像したのか、
サヤは僅かに沈黙しその顔を青くしたり赤くしたりしていた。
そしてしばらくして外山のほうをチラッと振り向きながら、観念したようにサヤが呟く。
「……お願いだから、弱いのにして……強くされたら、あたしまた半日ぐらい動けなくなるから……」
両手でサヤのズボンの後ろをびりびりと破り、穴を作りながら外山は答える。
「俺だってお前のことを大事にしたいさ……」
その口調は本当にすまなさそうな声で、その顔に浮かんだえげつない笑顔との落差で岩佐は冷や汗をかいた。
「でもよう、しかたがねーよな。お前の小説をよくするためなんだからよ」
声のトーンが笑顔と同じぐらいひどくなくなった。
「俺も泣く泣く心を鬼にするぜ」
下肢の入り口に蛇腹の先端を押し当てられたサヤはビクンと体を震わし周りの筋肉に力を入れて進入を食い止める。
「おいおい、つまんない抵抗してんじゃねーよ」
外山は自由な左手でサヤの左胸を捏ね回し始める。
発育しきった美しい半円型の柔肉を、螺旋を描くように撫ぜ回し、
肌色と桃色の境を人差し指でくるくると刺激する。
その優しい愛撫に今まで性感を開発されてきたサヤはただただ生まれてくる快楽を受け入れ続けるしかない。
そして、肉体が求め始めるタイミングを外山は予測し、ひくつき始めた穴へ削岩機を一気に突き入れる。
「ああっっっっっっ」
まだそれは地獄の振動を開始していないというのに、挿入の動きだけでサヤは果てた。
しかしそれはまだ始まりに過ぎない。
サヤの左胸を揉む手を離し、外山は機械のスイッチへと手を伸ばす。
「……ぃったからぁ……」
半分舌を出しながら、悦楽にふけった顔を岩佐に隠そうとせずサヤは呟いた。
「……もう、ぃっちゃったから……もぅ……ゅうひて……」
馬鹿だなあ、と岩佐は思った。
サヤのおでこをよしよしと撫でながら、その手をまたスイッチに戻して外山は言った。
「許すわけ無いだろ」
あんな顔で、声で言われたら、俺でもスイッチを押す。
そう考える岩佐の前で、ズガガガガッという音とともにサヤの体が爆ぜた。
「あひいいぃぃぃっああああああいああああぁぁっ、
いやああっいやいやいあやああああっ
いあさくんに、いわはくんにみられちゃうよおおおおおぉぉぉぉっっっ」
よがり狂いながらサヤは叫んだ。
もう、彼女には食い入るように正面で見つめる岩佐は見えていないらしい。
「あひいいいいっふひいいいいいっっひやあああぁぁぁぁ
いくぅいくううういちゃうああああああああああああぁぁぁぁぁ」
そんなサヤの顔を見つめる外山の顔はなぜかとても穏やかに見えた。
しかし岩佐には、そんな外山の気持ちが分るような気がした。
「今のこいつはどんな風に見える」
ああ、そういえば小説の表現を考えるためって設定だったな。
最後までその演出に乗ってやるか。
上半身を発狂したかのように揺さぶるサヤの両胸はその質量を忘れたかのように
タプタプと滅茶苦茶に揺れ動き、青白い血管の浮かぶ白い肌を伝う汗はあたりに撒き散らされる。
(こりゃ、う○こもらしてもしかたねえな……)
「いくいくいっひゃういきゃあああああぁぁぁあぁぁぁっ
ぁ、あ、ああああぁぁああああいくいあかあああああ
いくもうらめあひあああああああぁぁぁぁぁっ」
口から涎を吐きながら、目から涙を流しながら何度も何度もサヤは果て続ける。
彼女に穿たれた機械が動きを止めるまで。
背後の男が満足するまで。
「『メス犬のような天使の顔で』ってのはどうだ?」
外山が、イき続ける彼女の頭を撫でながら岩佐に提案する。
たとえメス犬のような、などと付けながらも、『天使』ときたもんだ。
(結局最後はのろけかよ!!!!)
「それでいーんじゃねーの?」
心の底からどうでも良くなって岩佐は答えた。
岩佐の答えとともに、削岩機の音とサヤの絶叫は消えうせた。
「ああっいいよ、とやま君、ふごいはんじるっ」
「け、やっぱてめえはメス犬だなおい」
「……ちがうもん、あんなことずっといわあくんのまえで、させらえて、
ずっとひもちよくなるのっがまんさせられてじらされたからだもんっ!!」
(いや、最後の方全然我慢してなかったじゃねーかお前)
玄関で靴を履こうとしながら岩佐は毒づいた。
といっても急ピッチでビールを空けたからもう指先がふらふらでさっきから全然靴紐が結べないのだが。
そんなこんなでもたもたしているうちに、後ろのバカップルどもは第2ラウンドを始めやがった。
……いや、むしろ今まで岩佐の前でしていたのが前戯でこれからのが本番なのかもしれない。
「ふん、あんだけ喘いでおいていっちょ前に我慢してたとか言うのか?
さすが淫乱だ、我慢のレベルが違いすぎるぜこの変態」
パンパンと肉と肉がぶつかる音がし始め、たちまち上ずったサヤの声が聞こえ始めた。
「あひぃ、だっふぇ、ひさしぶいなのにあんなあああぁぁ
はずかしいことさせらえたら、だえだってええぇぇ」
「よく言うぜ、岩佐に見られて興奮してたんだろうがこの変態!!
お仕置きで今夜は一晩中突き殺してやる!!」
(……なんでアルコール入ってねーのにあんなハイテンションなんだよ。……ああ、俺がいたせいか)
岩佐という欲望を塞ぐ蓋が外れた後だから、あんなにハイテンションになっているのだろう。
「いいよ、いいよっいっぱいいっぱいいっぱいついてついてついて
いれていれぅぇいああええええぇぇぇぇっ」
「早速イったかこの犬やろーが、あんだけイってまだイきたらねーのかド変態め」
「へんたぃだからぁ、もっと、もーーーっとおしぉきっ、おひおきして、おしぉっ、
お、ぉあああああぁぁぁぁっ」
「は、入れてやるぜ犯してやるぜ、せいぜい朝まで叫んでなこの変態官能小説家!!!」
「ぁああああ、あひいいいいいいぃぃっいく、いくいくいきゅぅぅぅううううっっ」
「てめーと会ってねえ間一度も俺は抜いてねーからな、
数ヵ月分の特濃精子を全部出すぜこの超変態女め!!!!」
「だしてだしてこゆくえあつくてにがいのずぇんぶぜんぶだしてだしふぇだひてえええええぇぇぇぇえぇっっっ」
ついてけねーや、と言いながらも、どこか淋しそうな顔をして岩佐は外山の家を後にした。
「おれも彼女欲しいなあ……」
「……サヤ、元気?」
「……あんまり……」
電話の向こうから聞こえる親友の声に、どこかほっとした、しかし疲れきった声でサヤは答えた。
「あははは、外山君に苛められちゃったみたいだね」
「な、な、な、何言ってるのよ!!別にあいつとは会ってないってば!!!!」
「はいはい、そういうことにしときましょーか。でも、おかげで家に帰る決心がついたんじゃない?」
サヤはぎくりとして答える。
「……別に外山君とは会ってないけど、帰ることにはしました。……よくうちに帰る途中って分ったわね」
「そりゃもうサヤのパターンじゃん。
なんか家に帰れなくなって友達の家2、3日ぶらぶらして帰る決心するため外山君ち行くの」
「……だから、あいつには会ってないってば……ていうか、
なんか聞き捨てならないんだけどさ、あたしが『帰る決心するため外山君ち行く』 っていうの」
別にそこまで外山のことを頼りにしてるつもりの無いサヤは本当に心外だという口調で答えた。
すると、くすくすと笑いながらキリノは言った。
「でもさあ、外山君ち行って帰ったきた時サヤ凄いすっきりした顔してるじゃない。
まあ、何でか大抵目の下に大きなクマもできてるけど」
「それは……」
たしかに、その通りかもしれない。
昨日も……というより昨日から今日にかけてだけど……めっためたに……
それこそ朝までどころか昼までずーと、わけがわからなくなり記憶が混同するぐらいめっためたに、
夕方目が覚めたら口の中から足の指先まで全身精液の匂いがするまでヤってしまった今となっては、
家出した理由が小さな問題になったように感じられていた。
まあ、本当に家に帰ろうと思い立ったのは風呂上りのサヤに
「もう一晩泊まっていくか」
とあの機械を持ってあざ笑う外山を見たときだが。
悲鳴をあげ逃げるようにして外山の部屋を飛び出したサヤは、外山の部屋のベランダを見上げながら
「鬼畜っ!!」
と叫んで一目散に走ってサヤの家の前まで帰ってきたのだ。
「まあ、結局家に帰るんなら一件落着って感じであたしは言うこと無いんだけどね。
じゃ、あんまり家族心配させたらだめだよー」
そう喋るとキリノは電話を切った。
「心配か……」
そう呟き、サヤは自らの家を見上げる。
「下手したら、家族の縁切られてるかもしれないんだけどね……」
あの日、サヤは自分の部屋で書きかけの官能小説の前で固まるかずひこを見た。
その後、サヤは小説をかばんに入れ逃げるようにして家を出たのだ。
(ねーちゃんみそこなったよ)
(あんたをそんな子に育てた覚えは無いよ)
そんな家族の幻の罵倒が聞こえてくる。
家に帰ろうとした決意が鈍ったその瞬間、昨夜外山と交わしたやり取りを思い出す。
(お前進級してからこんなのずっと書いてたのか?)
(そーよ。書いてたもん、ずっと。でも言っとくけど、本気であたしは書いてるんだからね!)
そう、本気で書いてたんだあたしは。そのことはだれよりも自分自身が知っている。
深呼吸して、サヤは両手で自らの頬をぱちんと音がする強さで打つ。
涙目になりながら、しかし決意したまなざしでサヤは玄関へと踏み込んだ。
「何やってんだいこの子は、ゲーム機壊されたぐらいで家出して!!」
「あたしは、……?」
本気であの小説書いてるんだから、と続けようとしたサヤの言葉が詰まる。
「ゴメンよねーちゃん、俺、足元見ずに部屋入っちゃって……」
そう言ってすまなさそうに首をすぼめる弟の手には、サヤがお店で並んで買った新型の携帯ゲーム機が握られていた。
その液晶画面は上下とも見事にひび割れていた。
「かずひこが謝る必要は無いよ。こんなもの床に置いてた鞘子が悪いんだから」
そんな風にいつものようにわいわいと騒いでいる家族の前で、
気の抜けたサヤは尻もちをついていた。
終わり
おまけ
サヤは家族が寝入った後自室でビデオデッキに岩佐が持ってきていたテープを入れた。
「これでも見て勉強しとけ」
と外山に渡されたものだ。
衛星放送のアダルトチャンネルを録画したらしいその映像は、まさにサヤの度肝を抜くものだった。
『百人抜き伝説』と名づけられたその内容は、
タイトルの通り百人の男性を射精へと導く女優の超セックスが映し出されていた。
(もはやこれってドキュメントなんじゃ……)
手で、胸で、口で、お尻で。前から、後ろから、座りながら、跨りながら。
一人と、二人と、五人と、二桁の男たちと。
あらゆる方法で次々と男たちを絶頂へと導いてゆく女優の姿に、
サヤは深い感動を受けインスピレーションを刺激させられる。
「あいつに感謝しなきゃ……」
今なら書ける。ミューズが降りてきた。
「すごい、凄いものが書ける!!いける!!」
と、画面が乱れて映像が変わる。
どうやら、別の番組を重ね撮りしていたらしい。
ぬいぐるみの鳥が出てきて、ナレーションのお姉さんが語り始めた。
〜ぶんちょうのぶーちゃん〜
ぶーちゃんのお誕生日の巻き。
今日はぶーちゃんのお誕生日。
でも、ぶーちゃんはあまり楽しくありません。
なぜならインコのイーちゃんが、
ぶーちゃんの大好きなクレヨンをぶーちゃんに何も言わず勝手に使ったからです。
18色のいろんな色のクレヨン。
赤青黄色、白黒緑、水色桃色紫色、橙黄緑こげ茶色、茶色灰色すみれ色、銀色金色ねずみ色。
とっても綺麗なクレヨンで、使うのがもったいなかったぶーちゃんは、いつまでも使わずに
大事に大事にとっていたのです。なのにそれを一番の友達のイーちゃんに勝手に使われて、
ぶーちゃんはとっても悲しくてどんなプレゼントをもらっても嬉しくありません。
「ぶーちゃん、君の大好きなシュークリームだよ」
「ぶーちゃん、前から欲しがってたけん玉だよ」
ぶーちゃんのお父さんやお母さん、友達たちがプレゼントを持ち寄っても、ぶーちゃんは全然笑いません。
そんな時イーちゃんがプレゼントの箱を持ってぶーちゃんの前に現れました!
「ごめんよぶーちゃん、このプレゼントを受け取ってよ」
それはぶーちゃんとイーちゃんが楽しそうに笑っている一枚の絵でした。
18色のクレヨンで描かれていたその絵には、
『ぶーちゃん、いつまでもイーちゃんの友達でいてね』と書かれていました。
「ごめんねぶーちゃん、ぶーちゃんにあげるプレゼントだから
ぶーちゃんの好きなクレヨンで描いたほうがいいと思ったんだ。
それにお誕生日プレゼントだから、ぶーちゃんに秘密にしてた方がいいと思ったんだ。
大事なクレヨン、勝手に使ってごめん」
謝るイーちゃんに、ぶーちゃんは首を振ってプレゼントを受け取りました。
「もう謝らなくていいよ、だってクレヨンなんかよりもっと大切なプレゼントをもらったんだもん」
そう答えるぶーちゃんの顔は、イーちゃんの描いた絵のような笑顔でした。
その笑顔を見たら、イーちゃんもぶーちゃんのお父さんもお母さんも友達もみーんな笑顔になりました。
おしまい
次回は、いーちゃんとお別れ!?の巻きだよ
「面白い……ていうかウルっときた……」
幼児向けの番組だけど、それでも面白い。
その心温まる脚本と、お姉さんの柔らかな語り口で、サヤは心の中の汚れたものが消え、童心に返ったような気分になっていた。
そう、心の中の汚れたものというか、さっきまであったあれが……。
「あんたのせいで小説のインスピレーションがどっかに行ったじゃないのさ!!!!
どうしてくれるのよーーーーーーー!!!!」
「……何の話だ?」
携帯電話の向こうでまくしたてるサヤの剣幕に、重ね撮りしていたことなどすっかり忘れた外山はたじろぐ事しかできなかった。
おまけ終わり
これで外山×サヤは終わりです。
少し長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました
後、保管庫の方もいつもいつもお疲れ様です。
更新ありがとうございます。
, '" ヽ/|
i l/Vハハゝ
ヾ∩ ´ー`ノ 「うん、GJ!」
Lノ| ]Y[:|つ
|/VVN
∪∪
乙GJ!!
清杉ネタまで読めておなかいっぱい。
GJ!!
|ケーツ振るなら
|_∧いまのうち
|∀`)
|⊂ )
ケーツ♪ケーツ♪
プリプリ〜ィ♪
∧_∧
( ´∀`)
、/, つ
(( (_(_, ) ))
しし'
プリ♪プリ♪
Λ_Λ
(´∀` )
⊂ ,\
(( ( ,_)_) ))
∪ ∪
プ〜リ♪プリ♪
∧_∧
( ´∀`)
/, つ
(( (_(_, ) ))
しし'
.............::::::::::::  ̄ ̄ ̄ ̄ `ヽ、_ _ _ ―=―
.......:::' ̄ ̄ ̄ ` - ―=―======== ―=―
())"⌒⌒ヽへ⌒(_)ヽ、 ::;;;:: ガッ 。 ―=―
l ノハノルハ)" `: \ ヽ(Д``:、::;;;:::;;;:: 。 。 ―=―
cリ ゚−゚ノリ 人 ´. ' ( .:`:、::;;;←
>>713 。 。 ―=―
く )Y( _]つ .`:、` < `:、::;;;:::;;;:: 。 。 ―=―
ノ/ ノ| ´. ' ::;;;:: 。 ―=―
∪ ∪ ......::::::、___ ,. - ―=―======== ―=―
............:::::....:::::____ ,.-'"  ̄  ̄  ̄ ―=―
無言なのがナイス
メルチナああああああああああああああああああ!!!!
指ペロペロおおおおおおおおおおあああああああ!!!!
フェラ→手コキ→ぶっかけ→あははこんなにこんなにたくさんでちゃったね☆
俺のIDがMP
ガンガン今月号のカミッツの扉絵見てみ。
魔剣に「1/Nのゆらぎ」って書いてあってめちゃくちゃびびった。
エロパロ板で言うようなことじゃないな
どうでもいいけどピィゲルとコモレビが入るまで
プルえもんとメルチナが二人っきりで13棟にいたんだね。
プルえもんは子供好きの紳士だから問題は起きない
>子供好き
危険じゃん
いや待て、論理がすりかわってる!
726 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 22:01:14 ID:3A4/OMdW
>>720 え?マテパにカミッツ出てくんの!?
ところで最近土塚の描く女の子の絵が可愛くなってるような…。
一行目と二行目どっちか知ってないと両方知りえないような…
つい最近本誌見始めたけど今月は見てなくて単行本もまだ全部は集めてないんじゃね?
729 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 01:26:33 ID:/a/VaARS
川添玉木。
トイレに入りスカートとパンティをずり下ろす。
そして発育の悪い胸に手を当て、少しずつ手に力をこめ、刺激を与えていき。
その後手のひらで胸の突起をころがし、つまみ上げる。
「ふ…うぅ」
短い吐息を漏らした後、右手は恥毛の薄い秘部へと伸びる。
ワレメを指でなぞるように触り、そして少しだけ指の先をそこへもぐり込ませ、指を上下させる。
その刺激によって固く突起したクリトリスに指をかけ、思い切りつまみ上げる。
「・・・・・・ッ!」
ビクンッと体が痙攣し、少しの間動きが止まる。
その後、指の間をクモの巣のように糸引く自分の愛液を、紅潮した顔で見つめる。
速まった心臓の鼓動と呼吸を抑え、カラカラとトイレットペーパーを取り、自分の愛液にまみれた
手と秘部をふき取り、元通りスカートを履き、トイレから出て行った。
―――そんな内容のビデオテープが、僕。中田勇次に送られてきた
>玉木
おい
竹刀→竹内よりは大丈夫!
朝起きたら、
ついにやる気になって指導に力が入ってきたが
相変わらず金欠のコジローに弁当をもってきてあげているキリノと
それを見て自分もなにかするべきだと思ったタマちゃんが
タマちゃんの指導のため部員だけでなく自身まで鍛えなおしているせいで疲労困憊のコジローをねぎらうという名目で
何故かミヤ指導のもとコジローに対してS的行動を実践していく電波が降りてきていた月曜日
>>708 ちょっと亀レスだけどGJ!!なんか外山が好きになったよ。
意外と一途っぽかったりなぜか幼児番組録画してたりして、
外山のイメージ変わっちゃったじゃないかw
最近何かリュシカに性欲をもてあます
誰にでもいいからリュシカがレイープされるの読みたいおー
神待ちage
ああ…誰か武道館の女子更衣室とシャワー室を有効活用してくれないかな…
原作ではいつまでもスルーされ続けるだろうから…
, '" ヽ/|
i l/Vハハゝ
ヾ∩ ´ー`ノ 「GJ!」
Lノ| ]Y[:|つ
|/VVN
∪∪
>>737 GJ!!!!!!!!
グッジョブじゃないぞ!!!!
グレートジョブだ!!!!!!!!!!!!
(*´Д`)た、たまらん!
ポーズがいろいろと妄想を喚起するね GJ
>>738 なんか手が触ろうとしているように……
>>743 両方くださあああああああああああああい!!
>>743 見逃したぁぁぁぁ!!
再うpしちくり〜
そういや塗り方変わったんだね
ぐ、グリーンだとォ!!??
755 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 01:29:08 ID:5qnuCQHE
太ももでかっ!
だがそれがいいの!
流れを読まずにアダ月キボンヌとか逝ってみる
>>757 アダさんは鞭を使ったエロ妄想が色々できそうだからいつか
書いてみようと思っている ……いつかね
主人公の名前を間違えて投下したのもいい思い出です
グリンの設定間違えてたのもいい思い出です
SSはただ長くすればエロくなるもんでもないんだと学べたのもいい経験です
というわけで大長編SS、ティトォ×リュシカのラスト投下します
すっーーごく暇な人は保管庫で最初から読み返してみましょう
彼女の『前から正面を向いて入れてほしい』というリクエストに答えるため、
リュシカを背後から犬のよう貫いていたティトォはリュシカの両太股を掴んで、
彼女の体内を貫いたまま彼女の華奢な体をゆっくりと半回転させ始める。
今回は回転の動きだけで彼女が達することのないよう細心の注意を払いながら
ゆっくりと、ゆっくりとした動きで彼女の体を回転させる。
しかしリュシカを90度回転させその淫靡な横顔がベッドに埋もれた時、
彼女の体の痙攣がことさら大きくなるのをティトォは感じ取った。
(このままではリュシカはイってしまうな)
そう感じたティトォは彼女の白い太股に爪を立て、
痛みで無理矢理彼女の性感の高揚を押し止める。
「駄目だろうリュシカ。せっかく僕が君のリクエストに答えてあげようというのに、
その前に勝手に果てるなんて許されると思っているのかい?」
涙が零れ落ちるほど潤んだ片目でリュシカがティトォを見上げるのは、
ただ爪を立てられた痛みだけではなかった。
その顔にまとわりついた彼女の髪の毛を払いながら、
ティトォは彼女自身では動かすこともできなくなった右腕の指を掴み、
彼女の赤い唇の中の白い歯の間へ導く。
「噛んで、自分の痛みで快楽に耐えるんだ。
せっかくの百回目の絶頂を、こんな緩い快楽で味わいたくはないだろう?」
リュシカはわずかにあごへ力をいれ自らの指へかすかな傷みを与える。
強いもの、弱いもの、幸せなもの、恥ずかしいもの、満たされるもの、焦らされるもの。
ありとあらゆる絶頂を九十九回も叩き込まれてきたため、
リュシカはもはや自らの意識の存在すらおぼろげになってきていた。
しかしそれでも消滅寸前の自我は自分がもう
わずかな絶頂にも耐えられないことを感じ取っていた。
もし今の衰弱しきった体で一度でもイけば、確実に意識を飛ばされてしまうだろう。
百度目の、この夜最後の絶頂を軽いもので終わらせたくはない。
女としての本能が肉体の限界を上回り、
リュシカは最後の力を振り絞って己の指を噛みしめ続ける。
「じゃあ、入れられるのはどこの穴がいい?お尻、それとも前の方?」
リュシカの下の口の壁がきゅっと陰茎を締めあげ、その問いに答える。
「……ふーん、やっぱり前の方か。なら、このままでいいね」
そんな風にいやらしい言葉を浴びせかけるティトォの額に汗が流れる。
自らの下でリュシカの体が半回転すれば、彼女の正面が自らの視界に入ってくる。
女の快楽で融けきった瞳が、
白い肌が赤く火照り青白い静脈が浮き上がった乳房が、
まるで膣口のようにぷっくり紅く腫れ上がり震える唇が、
その中で細い指を噛み締め涎が糸を引く口が見えてくる。
そんな艶めいた少女を見下ろしながら自らの分身で彼女の肉洞の熱と収縮、
蠕動を感じ取っているのだ。
限界が近いのは、リュシカだけではない。
しかし彼も、唇を噛み締めながらせり上がって来る感情に耐える。
腰の奥に溜まってくる体液の放出したいという欲求を押さえ込む。
これが、この行為が最後であることは、
リュシカだけでなくもちろんティトォも理解していた。
だからこそ、血が出るのではないかというほど唇を噛み締め、
襲い来る射精感に抗う。
そして、ついにリュシカの体が完全にティトォの正面を向き、
二人は抱き合うような姿勢でお互いを見つめ合う。
一人は獣のような荒々しい目で見下ろし、
一人はしかられた子供のように泣きはらした目で見上げる。
今までのティトォならばすかさず彼女の体の戦慄く腰や鎖骨、
痛いぐらいに存在を主張する胸の頂を間断なく愛撫しただろうが、
今の臨界点ギリギリの女体へ刺激を与えればあっという間に果ててしまうのが
目に見えている。太股に添えられていたティトォの指は、
名残惜しそうに指を前後させながらリュシカの左右に置かれシーツを掴む。
「じゃあ、どれだけ突いて欲しい?もう疲れてるみたいだし少しだけ?
それともいっぱいいっぱいして欲しい?」
もちろん、リュシカの肉体は後者に反応する。
自分の胎内がより多く突いて欲しいとねだるのを感じ、
リュシカは恥ずかしさでさらに目を潤ませ僅かに顔を背けようとする。
しかし体力の尽きた今のリュシカには顔を少し傾けるのが精一杯だった。
そんなリュシカの目を正面から視線で射抜きながら、
ティトォはその浅ましさをなじる。
「……ふうん、欲張りだね。俺はもうこんなに疲れてるのにまだいっぱい
動いて欲しいんだ?なら、たーんと突いてあげるよ。気の済むまで感じればいいさ」
そして、ティトォはリュシカの中で最後の抽出運動を開始する。
まず、自らの肉塊をリュシカの入り口近くまで引き抜く。
それだけで、彼女の口からは湿り気のある甘いため息が漏れるが、
リュシカは指を噛みながら、体を震わせながら意識が白く塗り潰されるのを何とか防ぐ。
ティトォは、そんなリュシカを熱のこもった目で見下ろしながら少しずつ腰を突き出してゆく。
リュシカが、ティトォ自身が絶頂を迎えぬよう細心の注意を払いながら、少しずつ、少しずつ。
彼女の熱く柔らかい壁をぐりぐりと擦り上げながら、
目を細めるリュシカを見下ろしながらティトォも暖かい湿ったため息を漏らす。
たとえ彼女自身の体力は限界でも、若い肉壁はまるで精液を搾り出すかのように
ぎゅうぎゅうにティトォを締め上げ、何度も射精したティトォの先端をたちまち先走らせる。
しかしここまで来て一気に終わらせてなるものかと、
ティトォは懸命にこらえながらゆっくりと進入する。
そして笠が、リュシカの最奥へ到達する。
と、そこでティトォはまるで腰を回すようにぐるりと円を描く。
そのため先端がこれまたゆっくりとした動きで腰に連動して円運動を始める。
ふぁ……………………………………………………
またもや今まで感じたことのない新たな愉悦が彼女へ襲い掛かり、
もはや人に聞き取れる声を発せなくなった喉が、
蝙蝠にしか聞こえないほどわずかな声量の喘ぎ声を上げさせる。
(これは……………………なに…………………………?)
今までとはさらに異なる種の快感にリュシカは混乱する。
円運動をかすかな振動に変えながらティトォは満足そうに笑う。
「今までは、君の体の外側しか攻めてなかったけど、最後だから内側を攻めてみたのさ」
(内なら……………………今まで……………………だって……………………)
「膣の中は口の中や鼻の穴といっしょさ。
いつも空気に触れていないだけで体の内側とはいえない。
子宮の入り口を動かすことで、いっしょに君の内臓を掻き回しているんだよ」
説明しながら、ティトォの腰はさらに上下左右に振りまわす動きに変わる。
ぁ……………………ぁぁ……………………
それとともに、ティトォの顔に余裕が戻る。
新しい今までにない快楽に、リュシカの膣内は新たな反応を示し、
最奥を責められ易くなるようにその戒めを緩め始めたのだ。
それがティトォの肉棒の膣内でのさらなる3次元的な動きを可能にし、
回転、振動、上下、左右、前後といった動作を巧みに組み合わせ始めるティトォ。
ぁひぃ……………………くはぁ…………………………………………
肉棒が自らの子宮の先端を軸にして内臓をぐらぐらと掻き乱す感覚に、
リュシカの体全体が粘り気のある汗を流し、その呼吸が濃密な雌の香りを発し始める。
そんなリュシカを楽しそうに観察しながら、ティトォは言葉でさらに彼女を嬲る。
「すごいよリュシカ。普通は子宮の入り口なんてそうとう開発しないと感じないのに。
……普通の人なら内側で感じた場合……失神することすらあるんだよ。
一晩のうちに九十九回も果てた君なら、ただの失神ではすまないかもね」
リュシカの頬を撫でながら、ティトォは呟いた。
「君は本当にいやらしくて、最高に素敵だ」
ゆっくりと噛んでいた指がリュシカの口から離れていく。
しかしもうティトォはそれを咎めない。
「ぁ…………………………………………ひぁ…………………………………………」
擦れた声がリュシカの口から漏れ始める。
もう出ないと思っていた喘ぎ声が、想像を超える快楽で再生される。
リュシカの内臓を、精神を揺り動かしながら腰の動きは加速する。
決してその先端の狙いを内臓の先から外すことなく。
もはや一握りの力も残されていないと思っていたリュシカの体は
燃え尽きる前のろうそくのように今また激しく活動を始める。
いや、始めさせられる。
「ひはぁ……………………ぃゃぁ……………………ゃめて……………………」
はらわたを捏ね繰り回される感覚は、この夜感じたどんな物よりも強く深く重く。
今までの感覚など、児戯に等しかった。
そう思わせるほど新たな快楽は容赦なくリュシカを追い詰めていく。
今までの連続絶頂などただのおふざけにに過ぎなかったといわれても今のリュシカなら納得できるだろう。
そんな比較ができる思考が働いていたら、の話ではあるが。
「あひっ……………………あっ、ああぁーーーーーーーーーーーーっ」
口の端からは涎を流し、指の先から乳房の上まで全身をがたがたと震わせながら
少女は最後であり最上最大最高の昂ぶりへと引きずられていく。
その精神はもはや分離し視界は白い靄がかかりその耳は幻覚の音で満たされ発狂状態になる。
「ゃあああああぁぁ……………………しぬっしぬしぬしぬしぬとめてやめて
ひああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
それでもまだリュシカの臓腑を混ぜあわせるように陰茎は動き続け
まだ果ての見えない快楽の上昇に彼女はただただ獣の叫びを響かせ続けるしかなかった。
「ふああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ
だめだめだめだめだめだめえええええぇえぇぇぇぇっっっっっっっっっっっっ」
そしてティトォの腰の動きが最高速まであっがた後、
リュシカは全身が融けるような絶頂を感じながらその身を弓なりに曲げ
肺の中の酸素が破裂するような悲鳴を上げた。
「イくううううううううううううぅぅぅぅぅぅーーーーーーっっっっっ」
ばたりとシーツにその身を沈め、リュシカは煮えたぎるように熱い精液が顔や胸に降りかかるのを
どこか遠くに感じながらゆっくりと失神した。
頭がボーとしている。
体がとてもだるい。
胸やお腹の皮膚で感じるシーツの感覚が、
何か膜一枚を通して感じるかのように現実感を伴わない。
(……あれ、なんであたしは裸なんだろう……)
自らの地肌を触りながらリュシカは昨晩のことを思い出す。
(ああ……あたしはティトォさんと……
……!!!!)
そこでようやく彼女は本当の意味で覚醒する。
「あまり動かない方がいいよ。急に動くと体によくない」
声のするほうを見るとそこにはもう服を着込んだティトォが
ベッドに腰かけながらリュシカを見下ろしていた。
体内時計というのものは毎日規則正しい生活を
続ければ続けるほど鍛えられていくが、
パン屋を営んでいたリュシカもかなり正確な体内時計を持っているらしく、
あれほどの激しい夜の後でも普段と同じ時間に目を覚ました。
思わず顔を真っ赤にし、リュシカは頭からシーツをかぶりその裸体をティトォから隠す。
「ティ、ティ、ティトォさん!いたんですかっ?!」
「そりゃ、いるよ。それよりも、大丈夫かい?昨日は少し無茶をさせたから」
その声にリュシカがそーっと顔を出すと、ティトォがリュシカの顔を覗き込んでいるのが見えた。
「……少し……だなんて物じゃないです!!ほんとあたし……
怖かったし……苦しかったし……恥ずかしかったし……」
「気持ちよかったし?」
囁きながら、ティトォはシーツを持ち上げる。
そこには、リュシカが残した大きな染みがいたるところにあった。
「……そ……それは……そうです……けど」
「……それを認めていいのかい?昨日も言ったけど、
俺は自分の中にはとんでもない量の欲望が積もっている。
思春期の少年が抱く欲望が百年分溜まった、怪物のような肉欲がね。
もし君が拒まなければ、俺はもっともっととんでもないことを君にしていく」
感情の伴わない声と表情で、ティトォはリュシカに話しかける。
まるで何かを試すかのように。
試しているのがリュシカの反応なのか、それとも彼自身の心なのかは
いまだ赤面しているリュシカには窺い知ることもできないが。
「それが……ティトォさんの望むことなら……いくらでもあたしは受け入れます。
あ、で、でも、誰かに見せつけるとか、外でそういうことをするとかは絶対に無理ですけど」
「……そういえば鏡を使った時にそんな事言ってたね……悪いことしたな」
頭をぽりぽりと掻きながら、ティトォはばつが悪そうに呟いた。
「ティトォさん?」
「まあ、過ぎ去ったことは仕方ない……か」
「え、え、なんのことですか?」
しかしティトォはその問いに答えず、リュシカに近づきその髪を掻き上げ呟いた。
「『誰かに見せつけるか、外でするのは嫌だ』ということは、
それ以外のことならいくらでも受け入れる、ということだね?」
「え……その、そういうことに……なっちゃいますね……」
リュシカの言葉を受け、ティトォはにっこりと笑った。
「今度は一晩に200回イけるか試してみようか?」
その提案を聴いて、リュシカはまたもや失神した。
頭はまだボーとしているし、体のだるさも取れてない。
ティトォのホワイトホワイトフレアの処置により、痛みは感じなかった。
が、……とても人には言えないような場所に、異物感を感じる。
これは仕方がないのだろう。
リュシカは少し内股ぎみにふらふらと廊下を急ぎながら昨晩のことを思い出して赤面していた。
(早く部屋に帰らないと……メイドさんに朝帰りがばれるかも)
あれからどれだけ気を失っていたかは分らないが、
2回目に目を覚ました時には
『かなり体力を失っているみたいだから、君のパンと俺が薬を飲むために持ってきた水を口にしておくといい。
PS.新しいパンは、とてもおいしかったよ』
という書置きを残してティトォはもう部屋にいなかった。
廊下で何人か給仕の人間とすれ違い、空がすっかり明るくなっているのを見ると
2回目の気絶から2、3時間は経っているのは間違いないだろう。
すると、すれ違うメイドの一人が近づいてきてリュシカに声を掛けた。
「リュシカさん、どうされてたんですか?先ほどベッドメイクでお部屋に伺ったら、
部屋にはいないし寝た後もなかったので心配してたのですが……」
それは見知ったメイドのリィだった。
彼女と顔を合わせたとたん、またもや赤面するリュシカ。
なにせ、昨晩のティトォとの初体験の後押しをしたのが
目の前のリィの性行為を偶然覗き見たからだった。
リュシカは騎上位になりながら艶めかしい喘ぎ声を上げていたメイドの姿を思い出し、
思わずもじもじしてしまう。
すると、とたんにリィはリュシカの耳元まで目鼻立ちのすっきりとした整った顔を近づける。
「あまり、体調が優れないようですが……」
「ええ、そ、そんな感じです」
さっきまで彼女の色っぽい半裸姿を思い出していたリュシカは耳まで赤くして息を呑む。
「リュシカさん……失礼ですが、昨晩は、誰か男性と過ごされましたか?」
耳元でほとんど聞こえない声で投げかけられた問いに、リュシカは小さな叫び声を上げる。
「ええっな、なっ、なんで……」
部屋にいなかったことから推測されたのか?
それともまだお風呂に入っていないので、匂いで気づかれたのか?
そこでリュシカはさっきのティトォとのやり取りを思い出す。
――――あ、で、でも、誰かに見せつけるとか、外でそういうことをするとかは絶対に無理ですけど――――
――――……そういえば鏡を使った時にそんな事言ってたね……悪いことしたな――――
――――ティトォさん?――――
――――まあ、過ぎ去ったことは仕方ない……か――――
……もしかしたら、自分が彼女を覗き見たように彼女もあの後自分達を覗き見ていたのか……。
そしてそのことにティトォのテクニックに翻弄され続けていたリュシカだけが気づかなかったのか……。
あんな、今までの人生の恥ずかしかったことTop100を全て塗り替えるような行為を全て見られていたとしたら……。
顔中に火がついたようになりながらリュシカはしどろもどろにリィに尋ねる。
「その、あの、も、も、もしかして見…………」
リィは、にっこりと微笑んで小さな声で答えた。
「そのような内股の姿勢をされていれば……女なら誰でも気づいてしまいます」
リュシカはその言葉を聞いたとたん、顔をさらに真っ赤にしながら
教師に注意された生徒のように姿勢を正す。
その様子を見てくすくすと笑った後、リィは歩き出しながら振り向いてリュシカに言った。
「今日は部屋でご本でも読んでゆっくりされるといいと思います。
今から体調を崩されたパンナケトルさんの部屋へ行かないといけませんので、
その後お体にいいハーブ茶を見繕ってお部屋に窺わさせてもらいますわ」
そして彼女は額まで紅くなったリュシカを残して廊下の角へと消えていった。
「ようリュシ」
「きゃあ!」
相手まではばれはしなかったが、昨晩の秘め事自体がばれ
動揺していたリュシカは背後からの呼びかけに叫び声を上げた。
「いきなり悲鳴はないじゃんか、って痛!!」
ぽかりと王子の頭に拳骨を落しながら、教育係はしかりつける。
「何女の子にいたずらしてんだこの馬鹿王子が」
「いや、誤解だって!!俺はただ呼びかけただけだよ。なあリュシカ」
リュシカが振り向くと、そこにはグリンとハワードがいた。
「どっちにしろいきなり背後から大声で呼びかけるようなやつが悪いんだよ。
ちったあ気を使え」
「あ、お、おはようございます」
「おはよーリュシカ。朝早くから元気だなー」
生あくびを噛み締めながらあいさつをするグリンの脇を掴み、
ハワードも手短にあいさつをする。
「おはようさん。じゃあ、さっさと行くぞ」
するとすぐさま表情を苦くしてグリンが抗議した。
「なんだよ、少しぐらい友達と談笑ぐらいさせてくれよ。大体今日は
朝のトレーニング担当のパンナ休みだからゆっくりしてもいいじゃんかよー」
「だから代わりに俺が来たんだろーが」
苦虫を噛み潰したような顔で答えるハワード。
「でさあリュシカ、さっきなんかリィとひそひそ話してたけど、
あれって恋話かなんか?」
コイバナ、というのがあながち間違いではない指摘だったため、
慌てながら誤魔化そうとするリュシカ。
「いえ、そのあの……ええと、なんかパンナケトルさんの体調が悪いとか何とか」
「ふーん、やっぱ恋話かーー」
「いえ、その違いますょ」
「別にコイバナだろうがなんだろうがどうでもいいじゃねーか」
そういう話に興味はないのか、パンナはそっけなく呟く。
「いやでもよう、なんかパンナとリィって怪しくねーか?」
「ぇ……そう……ですか……?」
パンナとリィの関係を見てしまったリュシカは思わず言葉を詰まらせる。
「別に怪しかろうがどうでもいーだろうが。体調悪いのは本当だしよ」
めんどくさそうにパンナがぼやく。
どうやらパンナの代わりにトレーニングに出ることになったので
あまり機嫌がよくないようだ。
「しかしパンナも大変だよなー。ケツが痛いから休むって。
あの年で痔なんて、将来苦しむぞ」
「……別にあいつの場合は痔じゃないんだけどな……」
少し遠い目をしながらリィの消えた角を見つめながらハワードが意味ありげに呟いた。
「でもよー、やっぱあの二人怪しくね?」
「だーかーらー、お前は女子学生か!!何でそんな恋愛やらコイバナに拘ってんだよ!!
リュシカさん困ってんじゃねーか」
「だってよー。俺あんま恋話を同姓の友達とした経験ないから憧れなんだよ。
『俺の好きな奴の名前言うからお前も言えよ、絶対言えよ』みたいなやり取り」
「ティトォさんとすりゃいいだろうが」
「だってよー、ティトォに話したらアクアやプリセラといっしょの体だからばれちまうんだよ。
あの2人『そういうのはすぐに告白しないと』とか言」
「あーーーーーっ」
――――あ、で、でも、誰かに見せつけるとか、外でそういうことをするとかは絶対に無理ですけど――――
――――まあ、過ぎ去ったことは仕方ない……か――――
そこで突然リュシカが大声を上げたため、グリンとハワードはぎょっとして彼女の方を見た。
「グ、グ、グーリンさん!」
「いやなんか緑色になってるぞ俺の名前?」
「そ、そ、その、もしかして、ティトォさんって普段見たことや聞いたこと
アクアさんやプリセラさんに……」
「まあ大抵伝わってるぞ。ってか知らなかったのか?」
「わ、わ……忘れてましたーーーー」
そう叫ぶと顔の血液が蒸発するのではと思うほど真っ赤な顔でリュシカは
涙目になりながら走り去っていった。
「……俺、なんか変なこと言った?」
「いや、別に」
残された男2人は呆然と彼女を見送った。
「こんな、こんな恥ずかしいことってないよーーーーーーー」
自分の部屋で布団をかぶって恥ずかしさのあまり涙ぐむリュシカはまだ知らない。
自分の体全体の性感帯にかけられたホワイトホワイトフレアの副作用で、
やがて人前で、太陽の下で性行為に及ぶことに抵抗できなくなるほど
自らの体が淫らになっていくのを。
ティトォの回復能力と性の知識と欲求、
アクアの青姦だろうがSMだろうがなんでもさせる攻撃的な性格、
そしてプリセラの超人的な体力による神速の腰使いといった
それら全てをそなえたMPティトォにメッタメタに……
それこそ廃人にならなかったのが不思議なぐらい徹底的に犯しつくされるのを。
昨晩塗り替えられたばかりの人生の恥ずかしかったことTop100の全てが
あっという間にTop1000以下になるような、
羞恥と色欲と陵辱にまみれた生活がその身に起こっていくことをリュシカはまだ知る由もなかった。
終わり
あとがき
とりあえず終了した後の自分への突っ込み 長いよ
こんな長いSS(矛盾してるな)、最初から最後まで読んだ人がいたらお疲れ様です。
読んでいただきありがとうございました。マシで
GJ!!!!!!!!!1
最初から最期まで大ファンです。
本当に大好き。
大作完結!
GJ!乙!
GーーーJーーー!!
乙でした。
なんかktkr
GJ!
つるぺただったら完璧だった!
何を言う!これぐらいがちょうどいいんじゃまいか。GJ!
おおおおGJ!なんか表情がいい!
>>781 GGGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
羞恥プレイ!羞恥プレイ!GJ!
, '" ヽ/|
i l/Vハハゝ
ヾ∩ ´ー`ノ 「GJ!」
Lノ| ]Y[:|つ
|/VVN
∪∪
GJ!そりゃ目の前でこんなことされたらシャルも驚くわ
タマちゃんのエロ無し純情恋物語きぼん
相手は?
ユージでしょ
悲恋も悪くない
コジロー相手なら悲恋かな
ステキな男の人…と思ったら横尾様(生物学上女)というオチ
プリセラ物が無さ過ぎるでありんす
一回見てみたい
プリセラは想像しにくいんだよたぶん
前スレのアクアに調教されるリュシカの話の続きマダー?
797 :
451:2006/06/26(月) 14:21:33 ID:h2kdoNin
ニーズがあんのかなぁ…。
と思いつつ、途中まで書いていたプリセラ姐さんSSをお試しに投下してみます。
思いっきり途中までですが、反響があれば最後まで書こうかなぁ。
アルカナ大陸はずれの小さな村。
他の大陸へと飛び立つ飛行機に乗る旅人達の拠点として賑わっていたのも昔のこと。
華やかな町へと旅人達の拠点は移り行き、すっかり寂れてしまっている。
だが、今日は珍しく3人の旅人が訪れた。
メモリア大陸を目指す3人組。1人の男と2人の女。
久々の客人に宿の主人は大歓迎して、店の一番良い部屋を2部屋用意してくれた。
「ラッキーでしたね、プリセラさん。」
「ホントホント。」
「単にお金が無いから安い宿を探していただけなんて口が裂けても言えないよなぁ」
「言ってるって、ミカゼ!」
「しかも、一番安い部屋の代金で一番良い部屋を使わせてもらえるなんて、本当にラッキーですょ」
「ベッドだってフカフカだぜーっ! すぐに寝れそうだ……ぐぅ…」
「もう寝てるんですか!! ここあたしとプリセラさんの部屋なのに〜」
「旅の疲れがでたのかしら?
まったくしょうがないねぇ…あっちの部屋は、ベッドが1つしかないんだっけ。
じゃあ……あたしがミカゼの部屋で寝るかなぁ。」
「え? そんな、悪いです!! プリセラさんこそこっちの部屋で寝てください!!」
「ちょっと、リュシカ、私を獣と同じ部屋で寝させる気?」
「いや、そういうわけじゃ……。け、け、けもの!?」
「そうそう、男なんてみんな獣なんだから。」
「やっぱり………。ミカゼさん、あの顔からして獣だと思ってたんです。
男の人の正体はみんなあんな顔なんですね…。
分かりました。あたしはミカゼさんの扱いには慣れてますから、任せてください!!」
「いや、そういうわけじゃ……。あ、まぁ、いいや。
あたしも疲れたし、さっさと寝ちゃお……。」
一人眠るミカゼと、一人意気込むリュシカをよそにプリセラは部屋を後にした。
799 :
451:2006/06/26(月) 14:27:50 ID:h2kdoNin
201号室 プリセラの部屋
「あぁ………はぁっ……くはぁ…」
甘い吐息が部屋に響く。
くちゅっくちゅっ……。
粘性のある液体が擦れる音がする。
「はふっはふっ……」
女性が一人、ベッドの上で身悶えていた。
左の手を自らの豊かな乳房に。右の手を自らの秘所にあてがって。
左手に備わった細く白いその指先は、形を歪めるほど乳房を揉みしだき。
右手に備わった起用に動くその指先は、膣を貪るように何度も激しく出入りを繰り返していた。
「はぁ……っ」
ひときわ艶やかな声が漏れる。
乳首をキリキリとつまみ上げ、指の挿入を繰り返す。
「ん…んん……」
徐々にオルガズムの波が押し寄せてきた。
乳房にあてがっていた左手を秘所に導き、クリトリスを摘み上げる。
「んああっ…あぁぁあっ!」
指は出入りと同時に膣内をかき回すように蠢く。
「くふぅ……」
押し寄せる快楽に耐えるように、つま先がピンと伸びる。
「んんんんんんんっ……くはぁぁっっっっ!!!」
声が部屋から漏れないように押さえながら、その細い身体は激しく痙攣させていた。
訪れた絶頂。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
肩で息を切らして酸素を体内に取り入れようとするが、頭がぼんやりとする。
まだ身体の中には絶頂に達したときの心地よさが残っている。
「久々に……ひとりエッチなんかしちゃった……。
ちょっと溜まってたかな?」
最近、宿に泊まっても、ずっとリュシカと同室だったことを思い出す。
限られた旅費では、3人で3部屋を借りる余裕など無かった。
プリセラなりに自粛していたのだ。
「ふぅっ」
プリセラは乱れていた衣服を着なおすと、深呼吸を一度して、再びベッドに潜り込んだ。
「………………………」
目を瞑って眠りにつこうとするが、身体の芯にしこりのような物を感じてなかなか寝付けなかった。
(物足りない………?)
さきほど自慰行為を終えたばかりだというのに、身体の火照りが冷め切らない。
(久々だったから、まだ満足がいってないんだろうか……?)
今まで、一度で収まらないほど自分の欲求不満が溜まっていたことなど一度も無かった。
自分の局部を下着越しに触れてみる。
しゅん……とまだそこは湿っていた。
800 :
451:2006/06/26(月) 14:30:17 ID:h2kdoNin
もう一度……。
そう思いブラウスのボタンを全て外し、ブラジャーのホックを外す…。
パジャマのズボンとパンティをずらそうと手をかけようとした時、
ギシィ。
「!!」
廊下の床が軋む音がした。思わず触れていた手を引っ込める。
ひた……ひた……。
素足で廊下を歩く足音。
スリッパも履いてない……そんな風習の持ち主なのはミカゼしかいないね。
トイレかな…。
プリセラは色々と考えながら、ミカゼに行為を悟られまいと息を潜め、通り過ぎるのを待った。
何しろ、部屋の中は膣から流れ出た愛液の匂いで充満している。
部屋に入られたら、自慰行為をしていたことなんて、バレバレだ。
もしかすると、ドアの向こうにまで匂いが漏れているかもしれない。
だが、プリセラの懸念をよそに、ミカゼは何の疑いも無くプリセラの部屋の前を通り過ごしていく。
ふぅ……。
一息つこうとしたとき、
「ねぇ、ミカゼ!」
(えっ!?)
どこからかミカゼを呼ぶ声がした。
通り過ぎたはずのミカゼの足音が戻ってくる。
「ちょっと、こっち来てよ!」
(駄目……来ないで!!)
「ん? どうかしたのか?」
ミカゼの足跡が201号室の前まで辿り着くと、ピタリと止まった。
「ねぇ。入ってきてよ。鍵は開いてるから…。」
「え? そうなの? 無用心だなぁ…。」
(ちょっと……なんで!? 何で私の部屋に!?)
「じゃあ入るよ…」
「うん。いいわ。」
カチャッとドアが開く。
そのとき、今までミカゼを呼んでいた声が自分の物だと気づいた。
溢れ出す欲求が身体を支配し、無意識に男性を呼び込んでいた。
「んあっ……。何?この匂い」
ドアを開けるなり、ミカゼの敏感な鼻が愛液の匂いを嗅ぎ取った。
「あ、こ、これは……。」
プリセラが言い訳を考えようとしている間に、部屋の照明が灯される。
「あ…」
プリセラの頭の中が真っ白になる。
気づいたときには、呆然としながら、衣服がはだけ、胸が露になった姿をミカゼに晒していた。
ミカゼは、目を点にしながら、その豊満な乳房やくびれたウエストをマジマジと見つめていたが、やがて正気に返る。
「ご、ごめん……。」
ミカゼは慌てて視線を地面に逸らしたが、プリセラの頭は羞恥心でいっぱいになり、衣服を着直すことすら忘れていた。
武道の達人とは思えないほどの動揺があった。
少年の目には、一体私はどう移ったのだろう?
軽い女だと思われただろうか? 変な女だと思われただろうか?
軽蔑されただろうか? 一緒に旅をする気が失せてしまったのではないか?
慌ててシーツを頭から羽織り、悩みこんだ。
頭が混乱していた。
涙が出そうだった。
801 :
451:2006/06/26(月) 14:31:03 ID:h2kdoNin
ごくっ……。
シーツの向こうからミカゼの喉が鳴る音が耳に聴こえてきた。
どうやらまだ部屋にいるらしい。
「軽蔑した?」
吐き捨てるように呟いた。
「プリセラ…気にしないで……」
優しい言葉。
自分の人生の2割も生きていないこの少年に慰められるなんて思いもしなかった。
「変態だと思ったでしょ?」
「そんなことない……」
シーツが剥がされる。
目の前にミカゼの顔があった。
「そんなことないよ……。だって……俺も……。」
プリセラはふと気づいた。
ミカゼの息が少し荒くなっていることに。顔も紅潮している。
離れているというのに、心臓の音が聴こえてきそうだ。
「俺も……我慢できなくて……。」
「えっ?」
ミカゼの手が伸びたかと思うと、プリセラの豊かな胸を掴み、握り締めていた。
「ふあぁっ!!」
いきなり乳房に刺激が加わり、思わず喘ぎ声が漏れる。
ミカゼの手の中で乳房は次々と形を変えていく。
「ミ、ミカゼ! そ、そんなに強く……しちゃ…あぁっ…」
乳房が歪むたびに快感が脳に滑り込んでくる。
それと同時に先ほどの自慰行為で昂ぶっていた火照りが舞い戻ってきた。
「お、お願い…もっと優しく……。」
プリセラの嘆願はかなわず、ミカゼの行為は止まらない。
激しく乳房を揉みながら、その先端の突起に舌を這わした。
「ああぁっ!」
部屋から漏れることも厭わずに喘いだ。
すぐに固くなった乳首をしゃぶるように嘗め尽くし、また吸盤のように乳房に吸い付く。
色が赤くなるほど乳房を吸うと、先端を軽く噛む。
「ちょっと……良すぎ…んあああっ…」
絶え間ない刺激に身体が、びくっと痙攣する。乳房への刺激だけで軽く達してしまった。
思わずミカゼの腕を抱きしめる。
すると、ようやくミカゼの手が乳房から離れた。
「はぁ……はぁ……」
「ごめん……」
ミカゼも少し冷静さを取り戻したようで、申し訳なさそうな顔をする。
「でも……どうしても我慢できなくって…」
「今ので満足したの?」
「え?」
「胸を揉んだだけで充分だったの?」
「いや……そうじゃあ……」
ミカゼのズボンに目を向けると、そこははちきれんばかりに膨れ上がっていた。
プリセラは、それにゆっくりと手を伸ばす。
「あ…」
ズボンを下ろすと、固くそそり立ったミカゼの分身が姿を現した。
プリセラは、おもむろにそれを握り締める。
「すごく固い……」
「あぁ……っ」
今度は、ミカゼが可愛らしい女の子のような恥じらいある声を漏らした。
「まだ足りないのね……。 私も……なんだ……」
ミカゼの分身を軽く扱きながら、秘所に手を充てる。
そこは、自慰行為をしていた時のようにぐっしょりと濡れている。
もう、欲求に耐えることなどできそうもなかった。
プリセラは、やがて、ミカゼの分身に顔を近づけると、口で含み込み、味わうように舌を這わした。
舌を亀頭の先からくびれの裏まで丹念に舐めていく。
「うわっ……」
そして、口内でミカゼを喜ばせながらも、火照りを収めようと片手は秘所をまさぐる。
口からも、秘所からも、くちゅくちゅと音が鳴り響く。
「そんなにされたら……」
「んん?」
ミカゼが突然腰を引いて、プリセラの口から分身を引き抜いた。
「ああぁ!」
それと同時にミカゼの分身から白濁液が飛び散る。
ぴしゅっ!
二度、三度と分身は震え、その度におびただしい量の精液を撒き散らす。
大量に飛び散った精液はプリセラの顔を髪を汚していった。
「あ。ご、ごめん……」
ミカゼの謝罪に答えることなく、顔についた精液を指で絡め取るとそれを口に含んだ。
「ん……濃くて……美味しい……」
久々の男性の味に火照りが更に増していく。
「お願い……私のも……」
気づいたときには、ミカゼの顔の前にびっしょりと濡れそぼった秘所を押し付けていた。
つづく
やはりおっぱいは最高ですねGJ
GJ!!!
姐さんのSSがこんないいとは思わなんだ
てかこれ見た目がj(ry
珍しいカップリングだな
だが言い換えると最近ご無沙汰な未亡人ととうぶな青年という素敵な組み合わせ
グッジョブジョブ
ここですかさずプリセラ絵キボン
806 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 14:40:23 ID:RYnrjoDc
GJ!
性欲を持て余した
GJです!
ス○ーク、すぐに次のSSが投稿されるのを祈るんだ!
大佐、物資(スレ容量)が足りない!
早く次スレをたてないとプリ姐のSSが読めないぞ!
…ちなみに俺は無理でした
先の長い話だが5指目は
【マテリアル・パズル】土塚総合 〜指目【BAMBOO BLADE】
みたいに作者名じゃなく題名全部入れる方向に専念してみてはどうだろうか
何か埋めネタでもやるか
読みたいSS、見たい絵それぞれキャラ名でとか
SS:キリノに攻められるサヤ
絵:サヤおっぱい(着衣揉み)
SS:攻められる横尾
絵:おっぱい
SS:攻められるタマちゃん
絵:攻められるタマちゃん
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.●| メ 几 |●
● | 木又 | ●
●. | 。 。 | ●
●. | | ●
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500KBですよ
816 :
sage:2006/07/02(日) 00:18:34 ID:CgaJAvjg
まだ499KBなんだが
文 原田調教
絵 室江剣道部4人のレズ乱交
俺も揉みてEEEEEEEEEEEE
マジでやってそうだw
>>819 それをこっそり見ていたタマが自分も一人でやってみるも
出来ないことに気づいて悲しい顔を想像してハァハァ
絵も堪能させてもらってとにかくGJ!