「んっ……リダのここ、もうこんなになってるッ……」
「ひゃうぁっ! だ、だめだよぉ……トルデクやジョウゼンが起きちゃうっ……!」
マイアリーの細い指が、リダの陰部を布地ごしにつつく。
アーモンド形したエルフの瞳は、そこがすでに濡れそぼっていることを、巧みにスポットして
いた。
「ふふ……あの唐変木たちなら大丈夫よ。普段だって〈聞き耳〉に成功なんかしやしないんだか
ら……」
「ふぁぁんっ……で、でもぉ、モンスターにでもエンカウントしたら……っ……」
「ここは色欲の次元界(Plane of Lust)なのよ? エンカウントするモンスターったって、どう
せ色欲テンプレがついた触手モンスターなんだから、問題ないじゃない、ね?」
いいながら、マイアリーはハーフリング少女の未発達な胸元に、たくみに腕を差し入れた。
「ひゃうっっ! そ、そこだめっ……」
ぴん、と弓のように張ったリダの体がくたっ、と脱力し、色欲次元界特有の妙にベッドみたい
な形をしたくさむらに転がる。
「ふふ……小さいくせに、感度いいんだ、リダ……」
淫蕩な笑みを浮かべて、ウィザードは短く呪文を唱え、呪文要素ポーチから取り出したロー
ションと衣服の切れ端をまいた。たちまちのうちに魔法は完成し、頑健セーブに失敗したリダ
の衣服が、ねばねばしたローションにかわる。
「やぁっっ……だ、だめだよぉっ……こ、これ以上はぁっ……」
「ふふ、動くたんびに感じちゃうでしょう? でも、まだまだこれからよ?」
必死に裸身を隠そうとするリダを巧みに押さえ込み、マイアリーは耳元に熱い息を吹きかける。
羞恥と欲情は少女の体からACに対する回避ボーナスを奪い、からみつくエルフの肢体が肌ごし
に送り込んでくる快感は、意志セーブのDCをどんどん上昇させていた。
「こ、これ以上気持ちよくなっちゃったら、私、わたしおかしくなっちゃうよぉっ……お、おねが
い、マイアリーっ……」
「だぁめ」
リダの懇願は、ウィザードの欲望をあおりたてるにすぎなかった。
細い指が、Locate Clitoris(未訳)呪文に導かれて、リダ自身も触れたことのない陰核をつまみあ
げた。
「ひゃあうっ……しょ、そこりゃめぇっ……りゃめなのぉっ……!」
「じゃあ、こうするとどうかな?」
残酷に笑って、マイアリーはリダのクリトリスを包む包皮を剥き上げた。外気にはじめてさらけ
だされた性感の塊が、さっきまで+2スタデッド・レザーだったローションによってぬらぬらと光
り、快感のパルスをリダの脳髄めがけて送り込んでくる。
「ああっっ……ひ、いやあっ、おまたが、壊れちゃう、よぉっ……」
「ほんと……壊れて、真っ白な本気のラブジュース、流れてくるよ? ちっちゃいのに、いやらし
いのね、リダってば……」
「ふぁぁぁんっ……ふゆうっ……ひゃんっ……お豆、だめぇっ……」
マイアリーの言葉が聞こえているのかいないのか、リダはウィザードにしがみついて、びくびく
と快感に体を震わせている。
「そろそろいいかな」
自分自身も魔法ですぐに全裸になり、マイアリーはバックパックから一本のロッドを取り出した。
先端はひどく大きくふくらみ、子供の拳ほどもあるだろう。持ち手の部分の太さもゆうに4インチ
か5インチはありそうで、全長は実に15インチもあった。色は赤紫色で、ひどく淫猥にぬらぬら
と輝いている。
誰が知ろう、これこそはPower Word,Orgasm(未訳)を無制限に使うことができる、アーティファ
クトにも比肩しえる伝説のロッド・オブ・エクスタシーであった。
「ふふ……リダのこと、これでオンナにしてあげるね?」
「え?」
冷たいロッドが、秘口というより割れ目と言うべき、未成熟なヴァギナに押し当てられて、リダ
は少し正気に返った。
「だ、だめぇっ……! そ、そんなおっきなの入れたら裂けちゃう、こ、壊れちゃうよぉっ……」
「そうね、このロッドと来たら、リダの手よりおっきいもんね。でも、大丈夫よ」
マイアリーは自分の巨大な乳房をリダのひかえめな乳首に押しつけて刺激しながら、また新しい
呪文を唱えた。
よい香りのする、しかしひどく淫猥な液体が、ロッドの表面にわき上がる。これこそBaykdoyre`s
Ultimate Lubrication(未訳)、ハーフリングとオーガの情交さえ可能にする、マイアリーのような異
種族専門のブルー・メイジ待望の呪文であった。
「ほうら、入ってくよ?」
「ひっ……ひゃあっっ……やめてぇっ……そんな、壊れちゃう! オマンコ、壊れちゃうよぉっ……」
ぬらぬらと光る先端部が、リダの処女口を割り開き、押し広げていく。
苦痛の全ては魔法の愛液によって取り去られ、処女粘膜を異物によって刺激される快感だけが、
リダの体を支配していた。
「ふぁぁあっっ……、な、なにっ、これっ……お、おなか一杯になってるのに、とっても気持ちいいっ……」
「まだ先っぽだけよ? ほぅら、もっと奥まで入れてあげるね」
一気に5インチほど、マイアリーはロッドを奥へ押し進めた。
何かに一瞬当たる感触があって、すぐに抵抗がなくなる。
「あ☆ 破れちゃったね、処女膜」
「ひっ……ひどい、よぉっ……マイアリーっ……はじめて、なのにっ……!」
「そう言ってるくせに、腰は一人前に動いてるじゃない」
「……ええっ……!?」
気が付くと、リダの小さなヒップは、さらなる挿入を求めて小刻みに動き始めていた。
「覚えがいいのね、あたしうれしいわ」
そう言って、マイアリーはいよいよロッドの力を解放した。
「ひぁぁっっっ!? な、なにっ!? 中で、動いて、るよぉっ! あああああっっ……だ、太い
のが、太いのがおなかの、中でっ、すっごく、キモチイイ、のっ……! マイアリー、助けて、マ
イアリーっ!」
常人を発狂させてあまりあるエクスタシーを、ロッドが一気に送り込む。
「ああっっ……わ、私にも伝わってくるっ……! ロッドごしに、リダのオマンコの感覚、伝わっ
てくるよ……! 処女のくせにすっごい締め付けで、こぉんな太いロッドくわえこんじゃって……」
淫乱なエルフはロッドをピストン運動させながら、自分も快感にむせび泣いた。
「だ、だって、こんなおっきいの、入れられたらっ……ひゃあんっ……! さきっぽで、子宮の入
り口、ひっかいちゃやだっ……」
「リダのアソコ、イキっぱなしですっごくヒクヒクしてっ……! 粘膜が一つひとつ、からみつい
てくるっ……! ああんっ、もっと奥まで入れるねっ! 子宮そのまま、犯しちゃうっ!」
「あああっっ! そ、そんなことされたら、私、これなしじゃダメになっちゃうよぉ! も、もう
ダメなの、エッチのことしか考えられないのぉっ!」
「考えなくていいよっ! 私も、考えられないからっ! リダとこうして、ずうっとセックスするのっ!」
「あああああああああっっっ! マイアリーっっ!」
「リダぁっ!」
二人の裸身が絡み合い、くたっ、と脱力した。
マイアリーの手からロッドが転げ落ち、リダの顔が、ウィザードのやわらかな巨乳に埋まる。
「ね、マイアリー……」
「ふぁっ……なぁに?」
「す、きぃ……」
リダはそう言うと、深い眠りの淵に落ちていった。
その表情を満足げに長め、マイアリーはひとり呟く。
「さぁて、次はエンバーかな? あの娘、鍛えてるからきっといい声で鳴くわね……」
つづかない。
呪文出典:D20 Nymphology(Mangoose)