FF総合エロパロスレ2

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フェニックスの塔、最上階――
人間の侵入をおよそ寄せ付けない、静寂なその場所はこれから始まろうとする
「儀式」にふさわしいものであった。

「しかし、あっけないものよのう。メリュジーヌ、まさかお主一人でかたづけてしまうとは、くっくっくっくっ・・・」
「うふふふ、この子達が『人間』である限り、私には敵わないということよ。
 いくら強くてもね・・・もっとも、この子達は今から『人間』ではなくなってしまうのよね。うふふふふ・・・」
 
「それで、アポカリョープス。今の術式の手順で間違いないのね?」
「ああ。では、次元城で『成果』を期待しておるぞ。」

別にアポカリョープスがいても儀式に問題は無かった。
むしろ、この手の術に長けたこの魔物がいたほうが間違いは無かった。
しかし、メリュジーヌはあらかじめ自分ひとりで行うことを告げていた。

「こんな素敵な時間、独り占めしたいに決まっているじゃない。」
メリュジーヌは、これから始めるであろう官能の刻に期待を膨らませながら
アポカリョープスを見送った。
272:2005/12/21(水) 06:20:31 ID:1iytMn0m
 
レナ、ファリス、クルル――

三人はすでにメリュジーヌによって洗脳状態にある。
自我は封印され、目の焦点はとうに定まっていない。
しかし、このままの状態でそのままモンスターに転生させるつもりは全く無い。
普段ならば、自我を封印させたまま転生させるし、その方が楽なのである。
だが、この美しい3人の光の戦士だけは、一度自我を回復させ
完全なる調教を経た上でモンスターに、自らの愛しい奴隷へと転生させることが
ふさわしいとメリュジーヌは考えた。
だからこそ、わざわざアポカリョープスの手を借りたのである。

今、三人はそれぞれ純白の円状の台座に横たわっている。
「さあ、三人とも目を覚ましなさい。」

「「「!?」」」

「ここは・・・」
「ねえさん?クルル?」
「!?」

「気がついたかしら?」

「な・・・?」「きゃあっ!」
三人はそれぞれ自らが何も身にまとっていないことに気がつく。
「てめえ、俺たちに何をした!?」
「あら、これからするのよ。ふふふ」
「バ、バッツは!?」

「大丈夫よ。彼なら私が思いきりかわいがってあげているから。
 あなたたちも、すぐに仲間に加えてあげるわ。」
「何を言っているの!?」
もちろん三人にその意味が分かるはずもない。
273:2005/12/21(水) 06:21:22 ID:1iytMn0m
「おいでなさい、バッツ。彼女たちにあなたの新しい姿を見せておあげなさい。」
「はい。メリュジーヌ様・・・」
扉の奥から、かつて光の戦士と呼ばれた人間、そして今は
メリュジーヌの従順な僕と化したモンスターが現れる。
「いい返事よ。かわいい子・・・・」
ご褒美かのごとく深い口付けを交わす。
「ありがとうございます・・・メリュジーヌ様・・・」
満ち足りた笑みで、礼を言うバッツ。
その目はまさに絶対なる女神に向けられたものであった。

「バッツ!?」
「ど、どうしたのバッツ!!」
「操られてるんだな!くそっ!!    ・・・なっ!?」
台座から飛び降り、飛びかかろうとしたしたファリス。
しかし、台座から発せられる光の壁にたやすくはじき返される。

「大丈夫?暴れたりしてはいけないわ。大事な体なんだから。うふふふ」
「くそっ!ここから出せ!!」
「おびえなくていいのよ。あなたたちもかわいがってあげるのだから。永遠にね・・・」

やがてメリュジーヌはバッツの体を愛撫し始める。
「ああ・・・」
バッツは恍惚の表情でひざまずき美しい肢体に頬ずりする。

「バッツ!!目を覚まして!!」
レナの悲痛な言葉が全く耳に入っていないのか、メリュジーヌの愛撫をバッツは楽しみ続ける。
たとえ耳に入っていたとしても忠実なる愛奴である彼にはなんら関係の無いことだが。
やがて、床に仰向けに倒れると起立したバッツの一部に
メリュジーヌはゆっくりと覆いかぶさっていく・・・

「やめて!!やめて!!やめてーーーーーーっ!!!」
「バッツ!!バッツ!!バッツーーーーー!!!」
274:2005/12/21(水) 06:23:26 ID:1iytMn0m
三人は絶望的な光景にただひたすらもがいた。
光の壁をたたきつけ、泣き叫び彼に訴えた。
「ふふふふ。三人ともこの子に気があったようね。
 ごめんなさい。今はもう私の『物』なの。」
屈辱的な言葉を前に、行為は続けられていく。
「あっ、ああっ、メリュジーヌ様・・・!!ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
「どうしたの?もっと動かしなさい。あなたの思うとおりにしていいのよ・・・あふぅ・・・」
「はい・・・ありがとうございます・・・ハァ・・・ハァ・・・」

いつしか三人は目を閉じ、耳をふさぎ、ただ涙するだけとなった。
バッツと繋がったまま、三人のその様子を確認すると、メリュジーヌは指先から光を放つ。
「うふふふ。もう心の方はガタガタね。じゃあ、次に行くわよ・・・」
不敵な笑みを浮かべた瞬間、
レナの目の前に、怪しい光沢を魅せる薄絹が
クルルには艶かしい芳香を漂わせる華が
そして、ファリスには官能的な動きを放つ蛇が現れた。
そのいずれもが絶望的な予兆を脳裏をかすめさせるに十分だった。

「なんなの?なんなのこれ・・・?」
クルルのその語尾には怯えがふくまれつつあった。
「さあ、おまえたち。この子達をすばらしい世界に導いてあげなさい。」
「「「!?」」」
まず薄絹がレナのつま先から絡み始め、その白い足にまとわりついていく。
そして、華のツタがクルルの成長し始めた体を這っていく。
ファリスの熟れた肢体にも、同様に紫色の蛇がからみついていく。

「あう!」「はああ!」「いやああ!」
275:2005/12/21(水) 06:25:48 ID:1iytMn0m

その一つ一つの動きが、三人に得体の知れない快感を与える。
「いいわよ・・・とてもいい表情・・・」
バッツとの行為を中断し、食い入るように目つめる。
薄絹がレナの全身に巻きつくと、それは優しく愛撫し始め、快感をさらに高めていく。
花の匂いはクルルの意識をおぼろげなものとし、より刺激を受けやすくしていく。
蛇の全身からあふれる粘膜がファリスの性感を強くしていく。
「あひいい!」「あふ、あふ、あふう」「ハア、ハア、ハア・・・」

「さあ、もっと自分を解き放ちなさい。快楽に身も心も捧げなさい・・・
 そのとき、あなたたちは生まれ変わるのよ・・・うふふふふふ」

「いやああ・・・そんな・・・あふ・・・」
レナの言葉とは裏腹に薄絹による愛撫はさらに激しく、乳房にまで及んできた。
  ぷるん なめるように双乳をゆさぶっていく。
「ああああぁぁぁっ!!」
「やだぁ・・・やだよう・・・ハア、ハア、ハア・・・」
いつしかファリスの秘部からの液と蛇のそれが混ざり始めた。
さらに蛇は舌でファリスの体をもてあそび始める。
「ひゃああっ!!」
クルルにいたっては意識が飛び始め、今や抵抗すら困難になってきている。
ツタは好きなようにクルルの肌を変形させていく。
「はあああああ・・・ はああああ・・・ あふうう・・・」

「ああ、もう少し。もう少しよ。」
よがり始めた三人の痴態に、両手を広げその時を待つメリュジーヌ。
抑えきれない衝動のためか、再びバッツとまぐわい始める。
そして、ついに三人の秘部へと侵入は開始された。
クチュ、クチュ・・・  クチャ、クチャ・・・  チャピ、チャピ・・・
276:2005/12/21(水) 06:28:02 ID:1iytMn0m
「ハア、ハア、ハア、バッツ・・・ねえさん・・・ごめんなさい・・・もう・・・もう私・・・」
「あふっ・・・バッツ・・・レナ・・・ あひいい・・・ 俺・・・俺・・・」
「ああん・・・ああああ・・・ バッツ・・・みんな・・・おじいちゃん・・・あああああ・・・」

とめどなく押し寄せ続ける快感。崩壊の時は迫りつつあった。
台座はの光が強まっていく。それは三人の心が溶けていくほどに強まっていった。
レナ、ファリス、クルル。理性のかすかな灯火が小さくゆらぎ
そして―――


「さあ、いらっしゃい!!」



それはまるで、メリュジーヌの言葉を合図にしたかのように―――
「「「ああああああああああ!!!!」」」

絶頂と同時に三人は光に包まれた。
決して後戻りできない世界へと誘う、まがまがしい光に。
三人の流していた屈辱、恐怖、後悔の涙はいつしか歓喜と至福の涙へと移り変わっていた。
それはまるで、今から生まれ変わる自分への祝福かのごとく・・・
身も心も、光の戦士としての力も、全てが光の中に溶け、
それぞれの媒介たちと融合していく。
やがて光は収縮し、台座の上にその形を現し始める。

一つは、紅の衣を身にまとい、麗しい肌を露出させ、薄絹を周囲に漂わせ、
それでいて品のある、ピンク色の髪の魔女。

一つは、下半身が紫色の大蛇と化し(そして、この下半身はいつでも人型に戻すことが出来る)
豊満な上半身をさらし、気高く美しい紫色の髪を備えた妖女。

一つは、色とりどりの花々に囲まれ、その身を宙に浮かべながら、
幼さとあどけなさを残した笑みをふりまく、金髪の少女。

それはこの世界から光の戦士が一人として消えうせた瞬間
同時に、三匹の美しき妖艶なモンスターが誕生した瞬間であった。
277:2005/12/21(水) 06:30:01 ID:1iytMn0m
「素敵よ・・・素敵な姿よ・・・三人とも・・・ さあ、おいでなさい・・・。」
三人の台座の光が消滅し、その身が開放される。
三人はゆっくりと、台座から降り始める。
目は先ほどまで洗脳されていたときとは異なり、焦点ははっきりとしている・・・
が、その眼の中の光は完全に消えうせていた。

「「「ご召還、ありがとうございます、メリュジーヌ様。」」」
整然と声を揃えて、従属の証となる言葉が発せられた。
満足げにメリュジーヌはレナの頬を、ファリスの髪を、クルルの頭をなでる。
もちろん、三人はうやうやしく礼をしたままだ。

「うふふふふ。さあバッツ、あなたにはそのうち一仕事してもらうことになったわ。
 その前に、もうちょっと私と楽しい時間を過ごしましょう・・・
 あなたたちは、お呼びがかかるまで他の子達と仲良くしていてね。」

「「「かしこまりました。」」」


上機嫌で立ち去るメリュジーヌとそれに付き従うバッツ。
そして、その場に取り残された三人。

「いいなあ・・・クルルもはやくバッツと・・・
 あ、もうクルルじゃなかった!これからは『チャムキュビア』って呼んでね二人とも!」
「わかったわ、チャムキュビア。私のことはレナじゃなくって『シェリー』よ
 いい?『コムサ・ベラ』姉さん?」
「わかったよ、シェリー」
何の迷いも無く、新しい自分を受け入れる三人。
「わたしたち・・・魔物になっちゃったね・・・」
クルル、いやチャムキュビアが照れくさそうに切り出す。
「うん。でも、もう世界のことなんか考えなくてもいいのよ。
 私たち自身が永遠の快楽を望んで受け入れたんですから。ふふふ。」
「ああ、メリュジーヌ様のためにがんばろうな。
 きっともっと気持ちいい快楽を教えてくれるさ。それにバッツの子供も・・・」
「あ、ずるい!チャムキュビアもーーー!」
「うふふふふ。じゃあ、これからもよろしくね。」
そうシェリーが言うと、三人はうつろな笑顔を見せ合い互いに淫美なキスを交わしていく。
そして、新しい体を重ねあい、まさぐりあい一つになっていくのであった。
「ん・・・あん・・・」「あふう  はああ・・・」「やん・・・きゃっ・・・」

『KYRRRRRRUUUUUUUUUU!!!!』
屋上で飛竜の雄たけびがむなしく虚空に響き渡る。
しかし、その声はもう三人の耳に伝わることはない。
278:2005/12/21(水) 06:32:15 ID:1iytMn0m

後日
かつて光の戦士と呼ばれていた四体の魔物は
次元の狭間へとその身を移された。
いずれもメリュジーヌ直属の部下、すなわち最上級の愛奴として・・・

メリュジーヌの日課である朝の沐浴。
三人の魔女はこれに付き従い身の回りの世話をしなければならない。
メリュジーヌの完璧な裸体が水の反射光に映え渡り、
その豊満かつたわわな乳房、ゆるやかラインを描く腰周り、しなやかな長く伸びた手足に滴り落ちる。
その一つ一つを丁寧にシュリーは愛情をこめて拭いていく。
「きれい・・・メリュジーヌ様・・・うっとりしちゃう・・・」
「いいなぁ、チャムキュビアもメリュジーヌ様みたいになりたい〜!」
「二人とも、ちゃんと手を動かせよ。」
ゆっくりと髪をとかしながら、コムサ・ベラがしかりつける。
「さあ、あなたたちも身を清めて・・・今日はお披露目の日なんだから。」

次元城王の間―――
「エクスデス様、ご覧くださいませ。我が調教の成果でございます。」
メリュジーヌは誇らしげに背後の三体の魔女によびつける。
「さあ、あなたたち、エクスデスへの謁見よ。失礼の無いように・・・」
すると、三人はしおらしくひざまずき、三つ指を立て深々と頭を下げ―――
シェリー「エクスデス様、今までの数々のご無礼をお許しください。」
コムサ・ベラ「これからは、我々一同絶対なる忠誠を誓います。」
チュムキュビア「なんなりとお申し付けください。」

「よい、面をあげるがいい。」
その言葉に、三人は安堵と悦楽の笑みを浮かべるだけであった。
そこには王女としての誇りも、光の戦士としての尊厳も存在しない。
あるのは奴隷としての完全なる従属心のみであった。
エクスデスも、殺してしまうより、この支配欲を楽しむことを優先し、メリュジーヌの提案を採用した。

ネクロフォビア「くっくっくっくっ、これがあの光の戦士か・・・無様だな・・・」
アパンダ「あのバッツとかいう小僧は、さっそくハリカルナッソスの相手をしてやがるようだぜ・・・けけけ」
そんな嘲笑をかける魔物たちに対しても、三人はただ媚びた笑みを返すのだった。
279FIN:2005/12/21(水) 06:33:46 ID:1iytMn0m
更に後日・・・・

「ああん・・・・バッツ!バッツ!あひっ・・・あん・・・」
「ハア・・・ハア・・・ハア・・・」
「お兄ちゃん、こっちにも〜こっちにもお願い〜」
「ずるいぞ・・・二人とも・・・あふっ・・・もっと、もっと欲しいよう・・・」
薄暗い部屋に置かれたベッドの上に絡み合う四人の男女。
バッツはシェリーの両胸から手を離すと、今度はコムサ・ベラの胸に顔をうずめ舌を這わせていく。
一方でその手はチュムキュビアの秘部をいじり始める。
手持ち無沙汰となったシェリーはバッツの秘部をくわえ、それを愛し始める。

そこは次元城の特別な一室
役割を終えた4人はそこに封印された。
時空魔法による特殊な結界が張り巡らされたその空間では、
年老いることも、空腹感を感じることも、精が果てることも無い。
ただひたすら半永久的にそこで快感をむさぼり、交わりあい、愛し合うのだ。

ムニ・・・ムニ・・・  「ああん・・・・ハア・・・ハア・・・」
クチュ・・・クチュ・・・ 「あひ・・・ひゃっ・・・気持ち・・・」
パンッ・・・パンッ・・パン・・・ 「あああーーーーっ!!あふ・・・あふ・・・バッツ〜〜!!」
何度も何度も絶頂を繰り返す。それでも尽きることの無い性欲があふれ出す。
4人の表情はまどろみ蕩けきっていた。

「ごめんなさい4人とも・・・モンスターの製造がうまくいかなくって・・・こうすることに・・・
 でもいいでしょう?そうしてみんなで永遠に幸せでいられるんですから・・・ うふふふふ」
メリュジーヌはそうつぶやくと部屋から立ち去った。
「お幸せに・・・」

終劇